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【R-18】Mシチュスレの引用スレ
1 :
名無しさん@狐板
:2020/01/19(日) 00:15:29 ID:bMTYbG3g
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当スレは某R-18スレの長文レス、SS、スレ主以外のAA・支援AAを投稿する場所です
それ以外での使用はお控えください
1033 :
名無しさん@狐板
:2025/10/13(月) 11:31:10 ID:i8yNsUHl
女権国家ss人外に領土の様に扱われその扱いをめぐる火種となった男の災難女神達の場合編
このSSは現在本スレで連載中の女権国家の二次創作SSです以下の注意点があります。
>>779
から
>>788
の話と深くつながっています。また
>>693
から
>>698
の話や
>>838
から
>>845
の話とは強くつながっています。特に
>>872
>>877
の話の続き物の続編です。
@ネプテューヌシリーズの様々なキャラクターが横島ヒロインとして出てきます。
A横島ヒロインズと横島を取り合うヒロイン達がかなり激しい嫌悪を横島ヒロインズに向ける描写があります。あくまでも作中のキャラが嫌っているので会って、作者が嫌っているわけではありません。
B同じく作中で横島ヒロインズと敵対している女性陣が原作女権国家での横島ヒロインズの行動を疑う様な発言をしますが作者はそこまで疑ってないところまで言及しています。
C前に予告したようなイフエンド複数エンドにはなりませんでした。その代わりもしかしたら複数の死者がどちらかの陣営に出かねない、と言う描写を入れた感じになります。
D繋がっている前作品のキャラで全く出てこない者や名前しか出てこない者も多数います。
EFGOの鬼一法眼が名前だけ登場します。
Fスカサハの行動理念にかなり独自解釈が入っています。
G以前に書いた話の続編であり、その際にスレ主さんの作品である『邪な騎士と横島と騎士』の影響が強く出ており、ヴィヴィオの配下に四騎士がなっており横島ヒロインになってます。
Hネプテューヌから出てきている女神達がギャグ漫画の駄目神モードになっている描写もあります。
I今回の話は男の取り合いと言うより女権国家の女性の良識派と悪辣派などが、共有する男性の扱いを許容できない場合に起こるのでは?と思ったいさかいを元に想像して書いています。
J横島ヒロイン達の価値観にかなり独自解釈が入っています。もしかしたら過保護に回らないヒロインが過保護になってたりするかもしれません
K
>>682
の雄々しき獅子の祝福と言う独自設定が使われる場面があります。
L死者は出ないけど割と殺伐とした雰囲気もあります。
大鳳は女権国家に滞在している自らの自室で、女権国家の楯無から送られてきた。報告書と向かい合っていた。
これは王国と女権国家が『この件に限っては』無条件に協力し合うという約束を彼女が守って送ってきたのだ。この報告書が贈られてくる敬意は去年のクリスマスに間で遡る。
去年のクリスマス騒動ゲームの中の悪役が大量に出現し、暴れまわるという事件からそれなり以上の時間が経った。
一時期は本気で調査を実行していたが、時間が経つごとに徐々に警戒は緩まり、
王国と女権国家はこの件に関してだけは協力体制を敷くという約束だけは有効なままかつての対決状態に今は戻っている。 そんなある日、大鳳は女権国家との戦いを三週間も休めるかもしれない状態になっていた。
正確に言えば、女権国家の防諜組織や公的機関を警戒しなくてもよい状態というべきか。
楯無たちの方からあのクリスマスの異常事態を巻き起こした存在が暗躍していた時のような霊気の乱れが女権国家の各地で感じ取ることができたので停戦したいと言われたのだ。
女権国家との戦いではややこちらが不利となっていた状態で立て直す状態が欲しかったミクが了承し不干渉となったが、停戦した方がこちらの利益が大きいというのもあるのだろうが、
一番はクリスマスの夜に異常事態を引き起こした相手をミクも相当警戒しているのが理由の一つだろう。
事実本当になにを望みなにを目的としたかわからないただ女権国家中に災害を起こし、死者や取り返しのつかない被害だけは出さなかった物の、それでも軽くはない損害を与えた謎の存在。
ゲームを媒介とした異常現象に関わるものだ。今は王国側にやや有利に働いたことしかないが、いつ逆に王国を蝕んでくるかわからない。
「『今のところは』僕達にとってやや有利になる様に動いていたけど、もしかしたらこっちの完全な敵になる可能性もあるしなぁ」
去年事件解決の為に走り回りゲームの中に吸い込まれ、その時は味方だったが、ゲームの世界の強制力に逆らえなくなっていた狂三とスカサハに犯されぬいた。
その際に二人のもたらす快楽に負けて二人がどうにか抗っていたのを砕く言葉『滅茶苦茶にしてぇ!』と言ってしまい、二人の理性を切ってしまったのだ。
去年の四惑二人からの凌辱(半分は不可抗力)とつい最近受けた逆レイプを思い出して大鳳は自分の分身が勃起しているのに気づき頭を振った。
大鳳が今頭を抱えている問題は色々とあるが、一番重い問題は、あのクリスマスの夜にやらかした謎のサンタ=藤丸立香がまた何かをやろうとしているとのことだ。
彼女自身も相当な能力を持っていたが、一番厄介なのは彼女の背後にいるであろう、別の時間軸のまどか王女の体を乗っ取っていた女神だ。あの女神の介入があったからこそあんな大惨事が起ったと言える。
楯無たちが相当に頑張って計画を防ごうと動いているのはどう見ても演技ではなかった。
だからこそ女権国家と協力する可能性は限りなく低いと言える。だが今回あの女神の行動が王国に損害を与えないものだという保証はない。
「でも現状僕達にできることはほとんどないんだよなぁ」
大鳳が頭を抱えているのは女権国家内での捜査に関しては自分たちよりはるかにはかどるであろう楯無たちですら、一切情報がつかめていないということだ。そしてもう一つの悩みは、
無事に戻ってくる可能性が高いとはいえ、こういうオカルトの事件の際の切り札である横島が離れていることだ。
事件はあの女神達への対策の為に恐らくは三週間から二月くらいの同盟に近い停戦の約束が交わされた昼のことだった。
ミクと楯無が調印を交わすのを見届けた後、森で修練をしていた。霊気を感じ取る訓練と、女権国家に来てから磨きがかかった横島のゲリラ戦法を吸収するためだ。
大鳳は海の近くの森を横島が指定してきたことで海の神や精霊の力を借りるか、海の霊気を使う類の技を習得したのかもしれないと警戒しながら挑んだ結果、最初に罠を張られて、海とは関係のない猛攻を受けていた。
横島が奇襲を成功させたにも関わらず、互角に戦えている辺り、大鳳の技量の高さがうかがえている。
横島の霊波刀を模擬刀で受け鍔迫り合い押し切る形で引き離した大鳳は彼に言葉をかけた。これは馬鹿正直な返答を期待しているわけではない。
あたりに霊力で起動させられる仕掛けなどはないか、警戒を解かずに話しかけることで横島の様子を観察するためだ。
「忠夫、色んな戦法を覚えたんだね。それで海の近くを選んだのは他にも理由があるからなんでしょう?」
その問いに横島はあっさりと即答した。
「そんなわけないやろ。女権国家の海と言ったらエロエロな水着美女だらけの光景が広がっとるから、終わったら見ようと思っただけだ」
はぐらかした答えかもしれないが、言葉の内容は本心だと悟り、大鳳の中に呆れと感嘆の念が沸いてくる。あんな目にあいまくってなおそんな感情を持つ余裕があるとは。
一瞬だが精神的な脱力を仕掛けた彼は、直ぐに神経を張りなおした。この脱力の最中に横島が何かをしてきているかもしれない。そう考えた彼の思考は即座に断ち切られた。
不意に横島が不意打ちを受けて気絶させられたためだ。一瞬で警戒を固め剣を構えるとそこには水着姿のスカサハがいた。その姿を見て大鳳の内心の警戒心が一気に下がる。
休戦協定や同盟を破るのは彼女は嫌いだ。それに遅れて気づいたが彼女には害意はない。スカサハ大鳳と横島の様子を見て、強さを求める者には助言をする癖を出していった。
「この男は、悪意や害意を感じない類の奇襲には弱いな。察しの通り今回は停戦の約束を破る気はない。だがこの男を少し借りていくぞ」
「なんのために。もしかして捜査に必要だからですか?」
「まあ、有用ではあるし多少は効率が上がるだろうが、それなら同盟に近い停戦をしている以上は普通に正規の手続きで借り受ける。そうだな、強いて理由を挙げるなら」
ここまで言ってスカサハは横島を片腕で担いだあと、少しバツが悪そうに言った。
「駄馬を死ぬ気で走らせるための人参と言ったところか。今回の事件をどうにかできそうなものがこの者と縁があったのでな。きちんと王国にこの者が必要な事態になったら即座に返却するし、
停戦の約束を決してたがえる気もないから安心しろ。上が盟約を破れと言ってきたら、相手が誰であろうと本気で槍を振るってでも無事に返すことを我が名に懸けて約束しよう」
そういって横島を担いで歩いていくスカサハが去っていくのを見ながら、大鳳は横島を救助する方法を考えていたが、その必要がないと思わせられたのはスカサハが意図せず漏らした愚痴めいた一言の独り言だった。
「あのバカ弟子共が。短期間とはいえ同盟中の勢力の人員にあまり恥をさらさなければ良いが」
本当に今回は四惑ではなく、個人的理由=醜態をさらした、あるいはさらしている弟子を鍛えなおす以外の意図はないのだろう。そして何か思い当たったように振り返った彼女は公人の顔になっていた。その顔で彼女は言う。
1034 :
名無しさん@狐板
:2025/10/13(月) 11:33:13 ID:i8yNsUHl
「今回私が鍛えなおそうとしているバカ弟子共はお前たちも警戒している存在に対して対策するのが主な仕事だ。 お前達とは共闘することになる可能性は高いが敵対する可能性は低い。」
断言しない辺りが言葉の真実味を重くさせてくる。彼女がそういって横島を片腕で担ぎ去っていくと、大鳳は水着腰の彼女の尻を見て分身が反応し始めた。警戒心が下がった結果自制心が落ちてしまったのだ。
その日ミクに連絡すると、スカサハはそういう約束は破らないから横島が無事に帰ってこないという事態になる可能性はほとんどないだろうと返してきた。横島の周りの女性達にも報告したが、
彼女たちは身を案じるというよりは横島としばらくは会えなくなることを愚痴る様な様子になっていた。彼女達もスカサハと一度共闘したことで彼女の人柄や能力がわかっていた為か嘘は言ってないとわかったのだろう。
そしてその日の夜に大鳳は狂三とスカサハに夜這いを受けた。その日が過ぎたら放棄する予定だった海辺の隠れ家で寝ていた夜分身を包む激しすぎる快楽で、
目を開けると自分がスカサハに騎乗位で犯されていることに気づいた。スカサハが悪戯が成功したような目で笑いながら痙攣しかできない彼に向けて言う。
「休戦協定中とはいえ、油断しすぎだな。並みの諜報員なら無理だろうが私達が本気になれば、余倍できる程度に警戒や対策が下がっていたぞ」
彼女が一度腰をひねると大鳳の分身から大量の射精が起こり彼は快楽で動くことすらできない状態になった。声すら出せず困惑の目を浮かべる彼にスカサハは笑いながら答える。
「昼間に私の尻を凝視していただろう。お前の視姦のせいで体がうずいたのだ。責任を取れ。とはいっても安心しろ。休戦協定中だ。お前を壊したりはせん」
「こ、壊れないって保証はどこに」
言い終わる前にスカサハが膣に力を入れて彼の射精を許さない状態を作り、彼の手を取り乳房をしばし揉ませ菜から言う。
「大分前に私達にゲームの世界に吸い込まれた時、私と狂三の二人がかりに犯されたが、それでも横島の奴が大丈夫だと確信するまでは、性欲を抑えきっていたではないか。あのゲームの仲と同じ程度の快楽なら後遺症が残らん」
スカサハ気の流れなどもオカルト方面と武道両方の方面から察する。多分彼女の見立ては間違ってないのだろう。快楽のあまり泣きそうな大鳳の表情を見て、スカサハはわざとらしく間違った結論を口に出した。
「ふむ。そういえばお前が淫らな目で見ていたのは乳房ではなく、臀部だったな。注文を間違えていたか」
そういって彼女は乳房から手を離させると自分の尻を鷲掴みにさせて、彼に抱き着き乳房も胸板に押し付けると射精を許す様に僅かに膣を緩めた。
「アヒー!」
叫んだまま彼が射精しぐったりとするとスカサハは言う。
「少しやり過ぎたが。だが私は甘やかす快楽は他と比べると下手だ。だが安心しろ。それもできるプロも呼んでおいたぞ」
スカサハの言葉が終ると、狂三が瞬間移動の様に現れた。赤と黒の彼女の妖艶さを引き立てる水着に身を包みながら大鳳の顎に手を当てると彼の唇を奪った。舌を絡められて、繋がったスカサハの中に大量の射精をすると、狂三が言う。
「スカサハばかりが貴方の視線を独り占めしては、いささか悔しいので仕立ててまいりましたわぁ」
スカサハが彼から離れると後ろから羽交い絞めにするように彼の手の動きを封じ、その手で彼の分身をしごき始める。
「狂三の頼みでな。魅せられる時間が短いから印象に残るようにしてほしいそうだ」
狂三が舞う様な動きで彼に水着姿をアピールしてくると、彼は釘付けになったように視線が動かない状態が続く。スカサハは射精が起きる一歩手前で彼の分身を手で嫐っていたが、
狂三の乳房の強調したポーズの後で尻を強調された時に彼の分身が限界を迎えた。その瞬間、射精をスカサハとは違うものに封じられ驚くと女子高生の様な雰囲気の狂三の文体が彼の分身の先を締めている。
彼女は清楚な白い水着を見せながら狂三と代わり言う。
「スカサハの水着ばかり印象に残るのは嫌だから短い時間で、印象に残る様に努力をしてみわしたわ」
そういうと彼女が本体な狂三と位置を変えて、狂三と同じようなアピールをしてきた。スカサハが彼の拘束を解くと狂三が彼の分身を飲み込み、女子高生の様な雰囲気の分身体が、彼の顔に座り言う。
「公に意識が切り替わっていた時と私的な状態の違いはあれど、今回貴方が一番強く視姦したのはスカサハの臀部。ならわたくし達も対抗させていただきますわぁ」
顔には分体の臀部が押し付けられ、腕はスカサハに取られて狂三の本体の尻を力強く握らされる。狂三が快楽が強すぎて射精できない状態を解除すると彼は信じられない程の射精を起こした。
不意に狂三の分体が離れると彼の視界がクリアになり、スカサハと二人の狂三が彼の表情を眺め欲情の目を向けてくる。
「ああ、本当にかわいらしい表情ですわぁ。休戦中じゃないのが惜し過ぎますわぁ」
「休戦中でなければ、ここまで簡単に侵入させてくれんし、体を重ねるのも無理だったと思うぞ」
スカサハはうっとりとした狂三よりは多少は冷静な様子に見える。前回のゲームの世界に吸い込まれてからは精神修行をかなりしたという情報を掴んだが嘘ではない様だ。
同盟中に足で纏いになったことに思うところがあったのだろう。狂三が分身を解除して耳元に甘い言葉をささやきながら彼の分身を手で嫐り、スカサハも一緒に彼を犯しながら、ふと気になった疑問を口にした。
「大鳳去年のクリスマス、共闘を約束しながら足を引っ張ることしかできなかったあの事件の時のことだが」
「はぁい」
完全に逝ってしまった目になっている大鳳の様子を見て、今はこちらを有利にするような情報を聞き出すのはやめようと二人は思った。休戦協定が結ばれている以上はだめだ。
そう決めつつ、狂三と位置を代わり分身を加えこむと、射精したばかりで敏感な分身が狂三の膣と異なるスカサハの膣で包まれ震えて即座に射精を起こす。雷に打たれたように痙攣する大鳳を抱きしめながらスカサハは質問の続きを口にする。
「私たちはお前を嫐り始めて一時間か二時間くらい経ってからゲームの中での意識が覚醒したが、お前は最初からだったのだろう。その間に私達にどんなことをされていた?」
「ゲームの中に入った時点で、精力剤と痺れ薬が飲まされていた状態でしたぁ。それで狂三さんが最初に僕の分身を騎乗して飲み込んでぇ。最初は射精ができない様に強すぎる快楽を与えてきてぇ」
「こういう感じですか?」
狂三が再びスカサハと代わり、彼の分身を飲み込み同じことを再現しながらいう。
「それでぇ射精しか考えられなくなった後に射精させてぇ」
それから3分ほどたってから狂三が大鳳に同じことをして、射精させた後、続きを促すと、大鳳は質問に答えることしかできない状態になったまま狂三に答えた。
「狂三さんの膣に慣れ切った僕の分身をスカサハさんが『狂三の膣に慣れた後にこれは刺激が異なり効くだろうって言っていきなり一番奥まで飲み込んで。凄い力で僕を抱きしめて乳房を押しつぶしてぇ!』
最後が叫び声になったのはスカサハが言い終わる前に同じことをしたためだ。彼はしばらく射精の快感で悶え暴れたがしばらくするとぐったりとしてそのまま彼女に身を委ねた。
質問に答え続けようとする彼の唇とスカサハがキスでふさぎ舌を絡めて射精を再びさせると顔を話した後、狂三の方を向かせ、彼女がキスできるように動いた。
狂三の口づけにより余計に射精の量が増えている彼にスカサハは言う。
「もう答えなくていいぞ。大体わかった。ゲームの中の私たちは、大体私達と同じ思考と行動をしていた様だ。もうどう嫐られた聞くまでもない」
「ええ。モモイ達のゲームがパラレルワールドを映し出しているのか。それともあのクリスマスの夜に騒動を起こした存在が凄いのか、それは分かりませんけど」
そういって狂三はスカサハと位置を変えて再び大鳳の分身を内部に入れて言う。
「ゲームの中の私達しか知らない経験があるのはずるいと思うので同じことをさせてもらいますわぁ」
それから二時間が経った後、大鳳はひどすぎる拷問受けたようなあるいは、セクレーションを使われたと勘違いされかねない程の脱力しきった表情になっていた。狂三はもう少し嫐ったらやめようと決めた様子で大鳳に聞いた。
「今宵はありがとうございましたわぁ。それで大鳳くん何か望みはありましたら口にしてくれませんか? 公人として聞けないようなこと以外なら素敵な時間のお礼に聞いてあげますわよ」
楽しんでいる狂三だがスカサハは少し突っ込みたくなった。今の大鳳は本音しか言えない状態だ。
仮に私人として「聞けないで」はなく「聞きづらい」頼みが来たらどうする気なのだろうか。彼女の矜持上公人としては問題ない頼みを口にされたら、
私人としてはどれだけ嫌でも聞かざるを得ないだろう。そんなことをこの場で大鳳が口にする可能性は低いとは思う。だが可能性はゼロではないのだ。普段の彼なら思いついても性格上、
公的利益がなければ狂三に意地悪するとは思えない。そして今の彼は思いつくだけの頭もなくなっている。だが万が一の可能性もあるのだ。そうなったらどうする気だ?と思ったが、言葉を口にするのはやめた。
もう言ってしまった後だし、私人として困ることになってもそれは想い人を嫐り尽くすことができて有頂天になり口が軽くなった彼女の自業自得だ。スカサハの考えを他所に大鳳は息も絶え絶えに言葉を口にした。
「狂三さん、伊良子さんが狂三さんを怒らせるようなことしても。あまりひどいことしないであげてぇ!」
狂三の顔が驚きで固まった、大鳳と伊良子はそれなりに付き合いがあるのは知っていたが、こういう状態で真っ先に思いつくほど仲良くなっていたとは思わなかったらしい。
「そこまで言う程仲がよろしいんですか?」
1035 :
名無しさん@狐板
:2025/10/13(月) 11:36:29 ID:i8yNsUHl
狂三の問いに大鳳は快楽で頭が壊れているからこそ正直に伊良子との交流について話し始める。
大鳳の話を聞き終えると狂三はバカ息子だと思っていた息子の意外な良い面を知って驚いている母親のような表情になっていった。
伊良子は未遂とはいえ、猫殺しをやりかけて狂三の怒りを買い、その後も狂三にされた制裁を根に持ちやり返そうとし続けてきた。恐
らく女権国家男子の中では狂三の好感度が一番低いだろう。だが狂三としては一番好感度が低い相手でも自分の子であるし、愛していない訳でもない。
むしろ猫殺し未遂がなければ、弱すぎて情けないと思う女権国家男子の中では彼の評価は上澄みだ。伊良子は強い上に有能で根性もある。
そして男でありながら狂三の魔性めいた色香も引き継いでいる。だが狂三の前では彼は猫殺しの制裁を恨んで毎度返り討ちにあっているバカに過ぎない。
だが大鳳から聞いた話だと、大鳳に凄く親切にしている上に、自分に責任のないことで苦しんでいる社会的弱者に対しては無償の善意を見せてその有能さで大勢救ったりもしている様だ。
特に大鳳は自分と同じく女を大量に惹き付けてしまうのでかなり助けてもらったらしい。恐らくは自分に責任のないこと(異常に女性を引きつける)のせいで苦しむ彼を放っておけなかったのだろう。
伊良子自身も異常に処世術が上手くなるまでは、大鳳と同じ悩みを抱えていたこともあるのだろうが。
さらに大鳳が続けて話したことで分かったが、伊良子は横島や大鳳が善良な社会的弱者を救う戦いに赴く際には何度も助けてくれたらしい。
前から伊良子は自分に落ち度がないことで苦しむ弱者(主に女権国家の男性、一応はそれ以外の社会的弱者も含まれる)には優しいことは知っていたが、
そういった者達を救うためには命すら賭ける無償の善意を見せる程だったとは思わなかった。狂三が好きではない息子ではあっても多少は誇らしい、嬉しいと思う気持ちを覚えているのがスカサハにも一目でわかる。
そこまで考えた後、スカサハの頭に心配半分、面白半分の疑問がもたげてくる。伊良子は狂三への嫌がらせなら何でもやる様なところがある。
仮に本気で頭にくるような暴言を吐かれたり、猫殺しとかをやられても公的に国家反逆等をしなければ相当制裁を制限されてしまうことになるだろう。狂三は少し考えた後で大鳳に言葉を返した。
「わかりましたわぁ。『わたくしは』は『現在の大鳳くんがひどいことだと認識するようなこと』は伊良子には致しませんわぁ。でも伊良子が制裁されても仕方がないと思う様な事をしているのは大鳳くんも見ていますわよね?」
「は、はい。まったく制裁するな、なんてさすがに言えません」
その言葉に狂三は満足そうに頷いて答えた。
「伊良子の心を解きほぐしたり更生させられそうな彼を想う女性達に色々仕込んだりしてますけど、これは大鳳くんに取ってひどいことだと思いますか」
そういって狂三は完全に頭が飛んでしまう様な膣の動きをさせ始め、腰を動かさず大鳳を完全に蕩けさせた。今の大鳳ならともかく理性が残っている状態で恥ずかしい性交をさせられながらこれをされたら、
大量の射精が起こり恥辱地獄だ。男なら下手をすればトラウマものだろう。
「気持ち良いですぅ。全然ひどいことじゃありません」
「それでは、伊良子を気に入っている胸の豊かな女性にこれを教えてさせるのはどうでしょうか」
狂三が分身し乳房で彼の顔を包みながら、もう一人は彼の分身を挟みながら言う。彼女は乳房だけで射精させることを何度かした後で、今度は彼の分身の先端をなめて追い打ちをかけ始めた。
「あ、ああ」
その後も伊良子を狙う女性に仕込んで良いかの確認を取りながらその技を大鳳に味会わせつくし、半ば意識を失いかけている彼に言う。
「『わたくしは』しませんけど、伊良子を想う女性達はいささか嗜虐親が強いので、ビデオに撮ったり、さらし者にしたりしてしまうかもしれませんわぁ。でもさすがに壊れたりはしないでしょうけど」
割とえげつない方法で約束に反しない範囲で伊良子をいびる手段を作っているが、スカサハには狂三の中から今大鳳と交わした約束により、伊良子にして良い制裁方法が一気に激減したのがわかる。
狂三にしても悪意のない相手との約束それも自分の方から言い出したことを破るのは彼女の矜持が許さないのだろう。
大鳳との性行為を終えた後、狂三と共にスカサハは自らの道場に戻った。普段なら狂三はスカサハに抱かせろと迫られ過ぎるのであまり立ち寄らないが、
今回は自分も欲望に負けて醜態をさらした去年のクリスマス事件絡みの人材を訓練していると聞き、興味を持った様だ。
「それであの横島くんが人参になる駄馬ってどんな娘たちですのぉ」
「ああ。一応は味方に近い立ち位置に来てくれるが、味方ではない。あの事件絡み以外では、どこまで女権国家の為に働いてくれるかはわからん。
今回の私は四惑の一人というより、バカ弟子たちの師匠として動いている面の方が強い。一応は師匠として一度免許皆伝を与えた以上は、叩き直した方がよいと思ったのでな」
堕落した弟子を殺すではなく叩き直すという辺り、スカサハは大分丸くなったようだ。恐らくはスカサハが叩き直すと言った弟子たちは駄目弟子ではあっても性根は善良なのだろう。
「そうなのですか」
「ああ。一人は鈍りはしたが、駄馬呼ばわりはいささか酷かもしれん。だが他の二人はな……」
スカサハが弟子の醜態を思い出したのか軽い頭痛を覚えている様子を見せた。だがそれも一瞬のことで彼女は直ぐに一流の教導者の顔に戻って言う。
「そろそろ駄馬たちも人参の味を覚えたころだろう。食わせるのをやめて鼻先に縄でつるすときだ」
「そうなのですか」
スカサハが道場の二回にある寝室の戸を開けると、一目で女権国家らしい性行為をしたのだろうとわかる様子で倒れている横島と、
シャワーを浴びて服を着て整った格好をした美女と二人の美少女達がいた。彼女たちは一目で女神だとわかる。
特に仮の姿での勤め先で異世界の女神ネプテューヌと接している狂三には、彼女たちはネプテューヌと同種の異世界の女神だと感じ取れた。
緑色の服に身を包み美しい金色の髪をした美女彼女が一番年上かつ、一番男が好む豊満な体をしている。彼女は狂三を見ると頭を下げて挨拶をしてきた。
「貴方が狂三様ですね。わたくしはベールと言います。かつてネプテューヌと敵対しておりこの世界に限ってはまたその関係に戻るかもしれない女神です」
そういいながら彼女はスカサハに対して凄く良い笑顔を向けた。一目でわかったが彼女たちは良くも悪くも相当親しい様だ。
「スカサハ様今まで影で二度と戻りたくない地獄の修行場の鬼婆師匠とか言ってごめんなさい」
そこまで言うと、彼女は気絶気味な横島を抱きしめて言う。
「こんなに素晴らしいプレゼントを初日に下さるなんて。やる気満々ですわ」
そしてその後に少しゴシックドレスめいた白い服に身を包んだ茶色の髪をした少女もスカサハに頭を下げると言葉をかける。
「師匠、本当にありがとう。私も鬼婆とかルウィー(彼女が治めているらしい異世界の大陸らしい)のブログで書いていてごめんなさい」
二人の発言にスカサハが深刻ではない程度の怒りを覚えているのが狂三にはわかった。スカサハはそれをおくびにも出さずに視線で白い少女に狂三への挨拶を促すと彼女も狂三に頭を下げて言う。
「私はブラン。ネプテューヌと同じ世界の出身の女神で、女権国家で起きたゲームの世界からモンスターが出現した件について調べるためにここに来たの」
スカサハに対するよりは礼儀正しい口調で話すあたり、狂三に対しては外様と思っているのがうかがえる。ゲームの世界からモンスターが出た件についてと言った時は、
彼女だけでなく他の二人も確かに空気が変わっていた。どうやら彼女たちにとって『ゲームの世界が何らかの要因で誰かに危害を加える』というのは地雷らしい。
狂三も分け合って仮の姿で、ゲーム会社に勤めており、彼女たちと同種の女神であるネプテューヌと接しているからわかるが、あの事件の後のネプテューヌも今の彼女達と同じ反応だった。
ネプテューヌの場合は横島や覚悟済みでゲームの世界に飲み込まれた人物については、一緒に攻略して救出を楽しむ感じだが
、一般人にまで被害を与えかねない現象に関しては本当に徹底的に原因を究明して取り除こうとしている様だ。多分だが彼女たちが女権国家に対して協力的な態度なのもあの現象をどうにかしようという感情が強いのだろう。
そして最後は黒い髪にツインテールの黒と白の少しだけゴシックドレスに似た動きやすそうな服に身を包んだ横島と同年連くらいに見える美少女が頭を下げてきた。彼女もベール程ではないが、豊満で男に好まれやすそうな体をしている。
「初めましてノワールです。ここの二人と同じくネプテューヌと同じく、異世界の四つの大陸の一つラスティションの守護女神です」
狂三は一目見て彼女は他の二人よりは強い正確に言えば、衰えの度合いが小さいと感じた。
狂三の内心を読み取ったのかスカサハが言う。
「ノワールの奴は日常でも真面目だからな。他の二人よりは衰えの度合いが小さかったのだ。一応この者達との関係を軽く話すと、
最終的にネプテューヌと和解する前に一時的な休戦協定を結んだ時があり、その時のネプテューヌが力をつけるためにこの世界に訪れ急速に力を付けたのを見て、この世界に強くなれる何かがあると感じたこいつらがここきた」
その時彼女たちを見かけて指導したのがスカサハだったらしい。
「ネプテューヌとは当時は今より険悪だったが休戦協定中だったから私の弟子になった時は会うこともなく、順調に修業して皆伝を与えた」
そこまで言った後スカサハはこめかみを抑えた。
「だが数百年ぶりにあった弟子たちが皆伝どころか中伝さえ危ういところまで堕ちているとはな。ノワールは国の運営を始めとした仕事を真面目にやっていた結果だが、バカ弟子二人は何だ」
スカサハがベールの方を見て言う。
「女神の地位に胡坐書いてニート化してゲーム廃人になって腕が落ちただと。女神業をなめているのか?」
「い、いえ美貌と武力の最低限の維持と、一応過去に反省したので国民が変な方向に行かない様に最低限は目を光らせて神官たちともよく話していますわ」
1036 :
名無しさん@狐板
:2025/10/13(月) 11:39:28 ID:i8yNsUHl
スカサハが目だけが笑ってない恐ろしい笑顔でベールに言う。
「まあ、確かに悪い国にはなっていなかったが、それでも鍛錬をないがしろにしてまで統治するならもっともっと良い国になっていたのではないか。
とにかくお前を叩き直し甲斐がありすぎると思わせる情報が出てき過ぎて、怒りを通り越して楽しみになってきているレベルだ」
怯んだ様子のベールから目をそらすとブランに向けてスカサハが言う。
「お前も売れない小説に熱を入れ過ぎてコミケに嵌り過ぎて落ちるとかなにを考えているのだ」
売れない小説の下りでブランが切れた。
「うるせー! 鍛錬をさぼったのも異常事態が起きないっていう、確かな情報があったからであって、ちゃんと国民がやばいなら、真面目にやってるつーの! 腕が落ちたのはともかく人の趣味をばかにするんじゃねぇ!」
口調があれたのを見て、あれが怒った時や身内とみなした相手への口調なのだろう。狂三はその様子を見てスカサハにはそれなり以上に気を許しているのだなと感じた。
「売れていようがいまいが、鍛錬をさぼった上に国民にも迷惑まではいってないようだが、それでも、もう少ししっかりしてほしいという声があふれているのが情けなさすぎる。
一度皆伝を与えたのが汚点になってしまうからもう一度前以上の地獄を見せてやろう」
彼女たちはダメ統治者であっても、国民には好かれているらしい。そして国民の暮らしを困窮させるほどダメではないみたいだ。だからこそスカサハも怒って叩き直すとは言っても、見限るほどではないのだろう。
怒るブランをスカサハが槍で軽くたたくと彼女は痛みで蹲った。その彼女にスカサハ呆れた声で言う。
「皆伝を与えたころのお前ならこの程度あっさりかわしていたぞ。あとノワール」
「は、はい。何でしょうか師匠」
「お前は比較的まともな理由で腕が鈍ったようだが、視野が狭すぎる。他が堕落しても『最低限義務を果たしているから』と放置したり、友となると甘くなりすぎる。他が堕落していなければ同盟者として仕事を投げて、
鍛錬をできた時期もあったのではないか?」
「そうかもしれません」
少し考えてから、答えたノワールの様子を見ると、スカサハの言うとおりにしていても、そうなっていなかった可能性もあるのだろう。
「他の二人よりはましとはいえ、お前も共通して愚行を犯していたぞ。外れる可能性が殆どない予言で安全が保障されていたとはいえ、鍛錬を減らし、さび付きおって。
ちゃんと内政とかをやる時間に当てただけ、このバカ弟子二人よりはましだが。お前たちの一番の仕事は罪なき弱者を護る為に戦うことだろう」
「申し訳ありません師匠」
殊勝な態度のノワールと他所にベールとブランは少し不満気だ。
「不公平ですわ。ノワールだって、かなりコスプレ趣味に傾倒していたのに」
「そうだそうだ」
二人の言葉にスカサハは呆れた声で答えた。
「内政等は真面目にやっていたノワールとお前たちは比べられんだろう。私も最近の武術に関すること以外のだらしない生活を想えばあまり強くは言えんが」
そう答えた後で、スカサハは言う。
「とりあえず狂三の勤めているゲーム会社と同じような現象をお前たちもある程度は起こせるのだな?」
「ええ。多分できますわ」
ベールは即答しつつ、少しだけ驚いている様な様子も見せている。
「ゲームの女神である私達ならともかく、ネプテューヌと関わる前からああいう現象を起こしていたのは凄いですわね。彼女達」
ベールの言葉を他所にノワールとブランも似たような反応だ。三人の様子に頷きなあらスカサハが横島を担ぐと三人が驚いた顔になった。
「あの〜、もしかして忠夫さんをここに置いておいてくれるんじゃないんでしょうか?」
ベールの言葉にスカサハは少し意地悪い笑みで答えた。
「それも考えたが、何しろ私は鬼婆だからな。やはりお前たちが自力で鍛錬して、この者を手に入れられるようになるまで鍛えることにした」
狂三は内心で、『最初からそうする気だったでしょうに』と突っ込んだが、口には出さない。他所の師弟関係に口を出すのはどうかと思うからだ。狂三の内心を他所にスカサハが槍を構えるという。
「さて人参の味は覚えたな駄馬ども(ノワールは除く) 私に僅かでもかすらせることができたら、横島の奴を向こうに返すのは三日後にしてやろう。
お前たちは堕落した、というより、昔教えを受けに来たときは女神としての使命感が高まっていた時期だったのだろう。それを通常状態だと勘違いした私の落ち度を清算しよう」
スカサハの評価は正しい。基本的にネプテューヌも含めてノワール以外の彼女たちは善性は強いが、罪なき『弱者に危機が迫っている時や』『女神として聞いてあげねばだめだという願いをかけられた時』などを除けばダメ人間ならぬ駄女神な面も強い。
前にスカサハに弟子入りした時は使命感があふれている有事の時だったのだろう。
その言葉を聞いた瞬間女権国家の影響を受けた彼女たちの目の色が変わった。殺す気の目になった彼女たちを見てスカサハが笑う。
「それで良い。ここで少しでも遠慮する様なら。『今のお前達』ではどうやっても私を殺せんとわからせていたところだ」
彼女たちの連携は速かった。一時的にだがかつてスカサハから皆伝を授けられた時の状態に気を張り体を無理やり戻したことが狂三にもわかる。 ベールがスカサハの正面に立ち槍を構えノワールが片手剣を抜き、
ブランはハンマーを構えて援護の態勢に入る。
ノワールとベールは絶えずスカサハにプレッシャーをかけている形で打ち込むふりをしながら一定の距離を保ち、ベールが主に槍を振るいスカサハと打ち合っている。
その槍のぶつかり合う音を聞きながら狂三はスカサハの機嫌が悪いことを理解する。死に物狂いで無理をしても皆伝を授けた時止まりであることが、癇に障っているのだろう。
ベールがさらに限界を超えて引き絞られた矢のような一撃をスカサハにはなった瞬間、僅かにスカサハの機嫌が直った。少しだが限界を超えたためだ。
そしてそれに合わせたように見事に気配を消したベールとブランが不意打ちをスカサハに仕掛ける。二人の一撃は僅かに全盛期には及ばないがそれでも気配の遮断は完璧だった。
にもかかわらずスカサハはベールの一撃を槍でそらして、ノワールの方にぶつけると、ブランのハンマーをかわして彼女を一撃で気絶させた。
ノワールがどうにかベールの槍を受けて手に走った衝撃を殺し切った頃には踵を返したスカサハが二人をなぎ倒していた。
倒れながら疑問を浮かべる三人にスカサハは言う。
「なぜ読まれたのか気になったか? 当たり前だ。昔私が皆伝を授けたころと同じレベルなら、どう動くかわかるし。何より動きを読めるのはベールの方だけではない。
ベールの槍を見ていれば連携しているお前たちがどうしかけてくるかなどすぐわかる。 他の流派ならまだしも、私が皆伝を許してから進歩してない弟子だ。当然だろう」
結局スカサハに一撃も当てられなかったか彼女たちは未熟を認めて、横島を今夜直ぐ返すことを了承した。ことが終った後にスカサハが言う。
「時に狂三、明日お前は借りの姿で勤めているゲーム会社の勤務日だったな」
狂三は横島が表向きの顔で勤めているゲーム制作会社に仮の姿で勤めている。最も正社員ではなく歴史アドバイザーおよびオカルト現象対処担当なので、
必要な時だけ出勤する感じになっているが。その際に割と横島から私的な恩などができていたりして去年のクリスマスの時も借りを作ってしまった。
「その通りですわぁ」
「それじゃあ今気絶している横島の奴をゲーム会社に届けてやってくれ。明日は勤務だと言っていたのでな」
「わかりましたわぁ」
横島は意外と運も強いと狂三は思った。丁度彼女たちはゲーム関連に深く根付く女神でもあるから、正当な理由なくゲーム創作の妨害はできないのだ。
ちょうど拉致されて明日解放されやすい状況がある辺り、英雄めいた運がある気がする。多分スカサハは万が一自分に一撃でもかすらせたのなら、
横島が自分の帰る場所をここだと認識させたりする気だったのだろう。そうしたら、期間が来たら無事に彼が帰れるように自分も監視を手伝わされたのだろうか?
狂三が横島を睡眠室に入れて戻ってみるとスカサハは鍛錬だけではなく、去年の異常事態が起きたことに対する見解を三人に聞いていた。狂三も彼女たちからこの話を聞くために戻ってきたような節がある。
とはいえあまり期待はしていない。ネプテューヌは横島の味方だが、それでもゲームが一に危害を加えそうな事件が起きた時は本気でこちらに協力してきてくれていたし、彼女達との能力はさほど差があるようには見えない。
正確に言えば、なまっているのを叩き直し始めたのが若干早いネプテューヌの方が彼女達より今は有能だ。
やはりスカサハと狂三の予想通り、彼女達もネプテューヌが理解した以上のことは分からなかったようだ。彼女たちの見解を聞き終えた後でスカサハが言う。
「やはり、お前達も無理か。もっともかつてより強くなっていても結果は一緒だったかもしれんがな」
「ああ。すまねぇ師匠」
ベールだけでなく他の二人も申し訳なさそうだ。ゲームに深くかかわる女神としてこの事件をどうにかできないのは忸怩たる思いが強い様だ。少し空気が湿っぽくなった所でスカサハが不意に思いついた様に声を上げた。
「時にお前達、横島の奴を人参代わりにお前たちに与えたが(この時の彼女たちはスカサハの弟子ではあっても女権国家人でもないし、女権国家の公的機関にも所属していない)どの様に嫐ったのだ?」
それを聞くとノワールが照れて顔を真っ赤にしながら答えた。
「し、師匠鍛錬に必要な事だからこその問いかけなのかもしれませんけど、聞いた方が効率が上がる程度ならやめてください。昔の訪問以来女権国家の影響を受けても染まり切ったわけじゃないんですよ」
「うむそうか」
二人の様子を他所にベールが答えた。
「実を言うと、忠夫が勤めている会社の方々と会う機会があり、その際に天啓を授けて作らせたので、そこに情報が入っているかと」
横島が勤めているゲーム会社のモモイ達が作るゲームは、起きる可能性がもうほとんどない事柄や、あるいは過去のイフの分岐世界の歴史などがゲームの中で再現することがある。
恐らくベールたちは彼女達と会った時に、その現象を起こしたのだろう。狂三が一応の補足説明を求めるような視線を浮かべたのを察したベールが言葉を続ける。
1037 :
名無しさん@狐板
:2025/10/13(月) 11:45:41 ID:i8yNsUHl
「私達も良識的なゲーム会社の守護女神やりながらあの事件を追おうと思ってるのですわ。ネプテューヌも贔屓しすぎない様に気を付けていますけど、
それでも女神が特定のゲーム会社にだけ肩入れするのはよろしくありませんから。わたくしたちは別のゲーム会社の守護神することにしましたの。
事件を追うために彼女たちとコラボやクロスする可能性の会社を選んだのでその打ち合わせの時にあいました」
それを聞き狂三は多分自分が仮の姿であるきょうぞうとして、次に出勤した時にモモイ達が話す予定だったのだろうなと思った。
それを聞いたスカサハはゲームが収められている棚に手を伸ばすと最初の一手でそのゲームディスクを取り出した。師匠だけに彼女たちがどこに何をおいているのかもわかるのかもしれない。
少しすると彼女は明らかにホラーゲームめいた箱からディスクを取り出した。恐らくはホラーアクションゲームだろうと思われるそれを見るとスカサハは心底面白そうに目を細め言う。
「ふむ、女権国家らしい類のゲームの様だな。『女神たちの無体編、魔が差した後のけじめ』」
楽しそうに読むスカサハを見て、狂三は三女神に同情の念を覚えた。あれは弟子の成長を促すために、ひどいサプライズを楽しんでいる笑みだ。あの笑みを浮かべられた弟子たちは、
スカサハに本気で感謝している者ですら、あの笑顔を浮かべた後の悪戯は許せませんというものも多い。
「ジャンルはホラーアクション見たいですわね。私達はオープニングしか、してませんけど」
そんな狂三の内心を知らないままベールは少し笑みをながら答え、さらに言葉を続ける。
「多分だけどネプテューヌは私たちのしでかしたことを許してくれると八割くらいは確信していましたけど。スカサハ様が保証してくれたので伝える決心がつきました」
「そうか。まあこの件に関しては私の保証がなくてもお前たちは動いていたと思うがな」
「そうでしょうか」
「ああ。そこは見誤ってない。私は最初からやるとしよう」
そういいつつスカサハがゲームのスイッチを入れた。そうすると彼女達もゲームの中に放り込まれる。彼女たちはいつかのアリスの様に喜んだ様子で吸い込まれていく。
「あら一度、オープニングの時だけ吸い込まれたのに。またあのオープニングですか、忠夫さんごめんあそばせ♪ 事故ですから♪」
ベールはここにいない横島に形だけの謝罪をして、正確に言えば謝罪の念も一応あるが、それ以上に情欲が満たされる喜びが強すぎ様な声で言った。
「忠夫わりぃ、今夜は一回だけの予定だったけど、年食ってぼけた師匠のせいでもう一度になりそうだ」
小説をバカにされたことを根に持っているのかブランも横島に一応謝罪しつつゲームの中に吸い込まれていく。
「ちょ、ちょっと。二回もあれの再現はあんまりじゃない。い、いくら何でもあれはダメでしょう」
ノワールはやりたいけどそれはダメでしょうと言い一応は本気で抗っている。どうせ後で混じるのだろうが、それでも女権国家の影響をかなり受けた状態で、本気でやめようと一時的とはいえ考えられる当たりかなり真面目な様だ。
スカサハに努めているゲーム会社の睡眠室に届けられた横島は、眠る前に食べた料理とドリンクとスカサハのルーン魔術のおかげで大分体力が回復していた。
その彼が眠っている部屋のテレビに急にスカサハが今プレイしているゲーム画面が写り、再び彼はそこに吸込まれていく。
ゲームに吸い込まれた横島は、なぜかは分からないが嫌な予感を一瞬だけ覚えたが、それも最初の数分だけで、直ぐに消えていく。ゲームの世界の彼の前世に戻ったからだ。
これは彼の魂がネプテューヌ達が治めている異世界に転生していた時のことだ。彼の魂が初めてネプテューヌと会ったのはこの前世のさらに一つ前の前世、今生の横島がいる世界と同じ世界だった。女権国家との戦争に敗れた国のオカルト系の士官で戦争犯罪を行った女権国家と最後まで交戦した後、ネプテューヌと出会い彼女に連れられて女権国家を旅したことで、天真爛漫な彼女のおかげで戦争犯罪をした敵国に敗れた士官が負った心が癒されたのだ。そして普通に『良い男』と評されるような男性になりながらも大人形態であるパープルハートになれることを隠したネプテューヌに逆レイプされた以外は、女性との関係を持たずに女権国家を出るという離れ業を成し遂げた。
最もその後ストレリチアでいくつか前のヴィヴィオの前世に惚れられて、ネプテューヌと同じ手段で夜這いされ、さらに彼に好意を持った配下も含めた女騎士達も加わった輪姦で逆レイプならぬ逆調教を受ける羽目になったのだ。
そこにネプテューヌも加わってほしいと思う様にされてしまい、それがネプテューヌがヴィヴィオの要求を呑まされる決定的要因となった。女権国家のある世界では原初の神官であると同時に原初の信仰者となった彼の影響は大きく、
女権国家とストレリチアでも大きく信仰されたことも彼女が共有を了承する原因だったのだろう。
そして今の彼はネプテューヌ達が今世紀最大の災いをもたらす邪神と戦った後でありネプテューヌと今生の別れをした後だ。
ネプテューヌは五年から十年くらいは眠ったような状態になりながら、魔神の封印の柱にならなければならない状態になったのだ。
そして彼は、ネプテューヌの神官として寿命を使い切るほどに共に戦い活躍をしてのけた。
ただし、世界を支える四本の柱ともいえる女神達が全力にならなければならない程の戦いに人の身で参加し活躍した代償の大きさは言うまでもない。
そして彼はネプテューヌとの最後の邂逅と魔神との決戦を思い返した。
何千年も潰しあっていた四女神達も紆余曲折会って和解が成立し、最後には力を合わせてゲイムギョウ界に出現した魔神に立ち向かった。
お互いに何度も潰しあったためかお互いを知り尽くした彼女たちはまるで長年の戦友の様に動き、魔神を追い詰めていく。本来は起こるはずがなかったこの禍は彼女たちが一時的とはいえ女権国家に滞在し、
その力を得た代わりに女権国家からの禍も招いてしまったのだ。
その災いの恐ろしいところはその多様性と変化の速度だった。男たちを隷属させる類の魔術などを持ち、そして相手の特性に合わせてすさまじい速度で変化するのだ。それは戦闘でも同様で、
彼女たちの治める世界に伝わる様々な魔物に姿を変えてその技を使ってくる。だからこそ、四女神が力を合わせて相手が姿と戦い方を変える度に中心で戦う女神が交代しながら弱らせていった。
常に有利な条件で戦っていてなお、四女神達は一瞬も気を抜けず何度も吹き飛ばされ山などにたたきつけられ、時には敵の拳で地面にめり込んだりもした。
それでも四女神は自分を信じる民たちを護る不屈の信念で立ち上がり、戦い続けた。その中で横島も文珠を使って彼女たちを援護して、時には盾となりこの魔神からの攻撃から彼女たちの攻撃を代わりに受けたりもしていたのだ。
彼が一番必死に守ったのはネプテューヌだが、他の女神達もネプテューヌと和解して友人と言える仲になったと知った彼は何度も血を吐き寿命を縮めながら四女神を護りながら魔神にくらいついていった。
戦いが終わり魔神が沈んだ後、彼は寿命がもう一年もないだろうと実感している。だがその顔に後悔はない。ネプテューヌの恋人として色んな場所を回り、彼女に嫐られた記憶などが彼を満たしていた。
そして彼は無自覚だが、また生まれ変わったら彼女に会えるという確信をえているそれが彼の心の中の悲壮感を消してさっている。そんな彼に普段と変わらない様子のネプテューヌの声が後ろから響く。
紫色のショートカットの髪をした陽気で闊達な美少女である彼女の姿を見ると彼は頬をほころばせて体の力が僅かに抜けていくのを感じた。
彼女は敢えて悲壮感を感じさせないいつも通りの様子で横島に話しかけた。
「忠夫、とりあえず魔神を倒せたけど、これは上手く封印して崇めることで益ももたらす類の神様に変えちゃう東洋系の封印が一番だと思うな」
ネプテューヌの言葉に横島は文珠で『調』『査』をしたり、あるいは調べる専門の札や術を強化して色んな観点から分析を行い抜く姿勢を見せている。彼はしばらくしてからようやく頷いた。
「ああ、ここで殺してしまうと、魔神の死体から生じた気が各地に散ってモンスター達に変化をもたらしそうだしな。
女権国家産の力男を隷属させていくあの世界の邪神もどき、いや劣っている部分もあれば勝っている部分もある存在だから、新たに生まれ落ちた親戚と言うべきかもな……」
そこで悩む彼にネプテューヌは言った。
「忠夫、私ゲッシュの力を使おうと思うんだ」
「だめだ。俺が使う」
横島の即答な力強い言葉にネプテューヌは嬉しそうな表情を浮かべると答えた。
「大丈夫だよ。今回のゲッシュは生涯のものじゃないし、目的を果たしたら解除されるから」
「それで魔神を封じられるのか?」
ゲッシュはスカサハの流派の者達が好んで使う制約の様なもので、それを護っている限りは凄まじい力が手に入る。だがそれを破った際には大きな災いが返ってくる。
横島は人間だから死ねば災いはそれで終わりだが、ネプテューヌは女神だ。下手をすれば何百年も苦しむことになりかねない。それがなくても自分の好きな女性であり、
神官として仕える女神にそんなことをさせられるものか。そう思う彼に彼女は安心させるように微笑みながら言う。
「今回のゲッシュの内容は、忠夫と過ごせる今生の余生を諦めるってこと」
横島の寿命は恐らくだが一年を切っている。それならば、封印している間に会えなくなるからゲッシュは破られないだろう。横島は彼女が自分を看取ることができないことでダメージを受けると思いながらも、
その瞳に宿る力強い光を見て了承した。彼女がこの目で懇願してきた時彼は断れたためしがない。
そして彼は彼女になるべくいつもの様子に戻っていう。
「ネプテューヌ、最後の別れの前にパープルハート形態になってくれんか」
「もちろん、いいよ! 忠夫はあの姿大好きだもんね」
言い終わるとパーカーワンピースの少女は消え去り、紫の長い髪を二つに束ね黒紫のイブニングドレスに身を包んだ美女が現れる。
大半の男が理想とするような体つきをしながら大人びた雰囲気を身に纏った美女だ。彼女はネプテューヌの姿の時は滅多に見せない女神らしい強い意志の籠った瞳で彼を見ている。
「忠夫貴方の体は魔神からの汚染と、霊力の使い過ぎでそうなったのよね」
「ああ」
「それじゃあ、今夜が最後だからできるだけ浄化していくわ。そして貴方の余生のことはプラネテューヌの民と他の三人に頼んであるから」
1038 :
名無しさん@狐板
:2025/10/13(月) 11:48:13 ID:i8yNsUHl
パープルハートから聞いた話だと、自分は異世界に言った時横島の前世とくっつき、そして異世界の聖王に共有を約束させられたらしい。
その際に横島がこっちの世界に生まれ変わった時はパープルハートが独占して良いということにしてもらったそうだ。最も最近は仲が良くなってきているのと彼女の我慢が揺らいできているので微妙なだと言っていたが。
パープルハートは彼の手を取ると、女神らしく飛び上がり、プラネテューヌの神殿に彼を連れて行った。高級ホテルを思わせる神殿の一室の祭壇めいた寝台に彼を投げ入れると彼女は言う。
「忠夫、よく見て、その脳裏と魂に私の姿を刻み込んで」
彼女がイブニングドレスを脱ぐと豊満な肉体が姿を見せる。乳房に目を奪われた直後に彼女はゆっくりと回転して彼に形と肉付きの良い尻を見せた後、
彼の視線が自分の背中全体を凄い勢いで視姦したのに満足を覚えながら彼に近づき口づけを始めた。舌を絡められただけで快楽度脱力で動けなくなった彼から一度離れ、
意地の悪い笑みを浮かべると彼女は男を挑発するポーズをいくつも取り始める。彼は指一本動かすのもつらい程に脱力しながらもその姿を見ているだけで射精しそうになっている。
亀よりも遅く自分に近づいてくる、彼にパープルハートは意地悪く言う。
「たどり着く前に出しちゃったら、お仕置よ」
彼が必死に我慢して進んだが耐えられず射精が起こると思った時彼は天井を見ていた。そしてその瞬間、分身が神聖な気と果てしない快楽を与えてくる滑りに包まれ悲鳴を上げた。
パープルハートが射精直前の彼を仰向けにして犯したのだ。状況を利化した彼にパープルハートは言う。
「喜んでちゃダメでしょう。ここからお仕置きが始まるんだから」
ただ繋がっているだけで射精が止まらない彼にパープルハートはゆっくりと腰を動かして分身を嫐ると、彼の腕を取り自分の乳房を掴ませた。
「ああー!」
「いい声ね♪」
繋がっているだけで限界の彼の手を動かし乳房をしばし揉ませると、満足したのか彼の手を乳房から離した後に自分の背中を滑り下ろさせる。
そして尻を思いっきり握り閉めさせて覆いかぶさり彼の胸板で自分の乳房を押しつぶしながら悲鳴を上げ続ける彼に言う。
「今から私の手が離れるけど、お尻から手を放しちゃったお仕置きが倍増だからね♪」
強すぎる快楽で苦しむ彼にそういうと彼女は手を放し、どうにか必死に握り閉める彼を他所に彼女は自分の手を自分の乳房に当てて彼の胸板で動かし形を変えて潰したり、あるいは彼の乳首を自分の乳首で愛撫したりした。
「うわー!」
しばし止められた後の大きな射精のショックに負けて射精した彼にパープルハートは耳元に唇を近づけ息を吹きかけるとそれで痙攣する彼に言う。
「残念♪ 忠夫お仕置き決定♪」
彼女は上体を上げて彼から離れさせると乳房を再び揉ませ騎乗して腰を動かし始める。彼女が腰を動かすたびに面白い様に彼は痙攣して精を放っていく。
パープルハートは目を閉じれば快楽がより強くなり、逆に目を空けていれば彼女の体が余計に彼の欲情を煽る状態だ。
パープルハートのもたらす強すぎる快楽に彼は意図せずに頭を上に向けて震えると彼女の手が彼の顎に当たり、正面を向かせた。彼女は彼の唇と奪い舌を絡めた後、言う。
「これからする行為は私から目を離さないでね」
「は、はい」
パープルハートが再び彼の分身を飲み込んだまま動き始めると、不意に止まった。それを見て彼は脅えに似た嫌な予感を覚える。大勢の敵を薙ぎ払った必殺の一撃を放つ前のそれに気配が似ていた為だ。
そして次の瞬間彼女が思いっきり膣をひねりそのまま腰を上下させると、彼の分身は拷問されているほど絞められているのに快楽しかない感覚に包まれた。痛みもあったかもしれないがそれすらもその痛みに伴う快楽の方が強い。
「ぴぎゃー!」
「言葉にすらならない奇声可愛いわ♪」
射精した彼の分身の先端を膣をひねって密着させて責めながらパープルハートはグラインドをして追い打ちをかけながら笑う。
「来世まで魔神の気が残らない様にしっかりと吸い尽くすし、私の気も上げないとね」
彼女は動くのをやめるとまた彼にぴったりとくっついた。ただただ体を重ねながら腰を一切動かさず膣の動きだけで彼の分身を嫐り、再び上半身を重ねて乳房を彼の胸板で潰すと唇を重ね舌を絡めていく。
彼女は愛おしそうに量の目を閉じてしばらくしてから彼に限界が訪れた。大量の射精をして彼は指一本動かせないくらいに疲弊して倒れた。パープルハートは冷静な口調で言う。
「これで魔神の気も大分、取れたし私の神気も大分貴方の体に入ったはずよ。もしかしたら一年くらい寿命が延びたかもしれないわ」
「ま、寿命を削る類の技以外は普通に使えそうだ。とりあえず俺も神官としてできる範囲でプラネテューヌを護るわ」
横島は寿命を削る類の技はもう使えないが、それでもその戦闘力はプラネテューヌでトップクラスだ。寿命を削る類の技を用いず戦っていけば、今のネプテューヌとの性交時に流し込まれた神気のおかげもあって、
3年くらいは生きられるかもしれないと思いながら、なるべく彼女が帰ってきた時に良い国となっている様に動こうと決意を新たにした。
それから数週間は彼にとっては激動の日々だった。ネプテューヌが普段の駄女神さを捨てて、死に物狂いで政務をして自分がいない間の、穴をあけるべく頑張っていてなお、彼女が抜けた穴は大きかった。
今回の戦いで和解し、ネプテューヌに恩ができた他の三女神と彼女たちが治める三国も相当協力してくれたにも関わらず、その忙しさから何度倒れる様に眠ったかわからない程だ。その忙しさもようやく終わり、
彼は小さな打ち上げをすべくここ数週間の激務を共にした他の三女神との宴に呼ばれていた。
入場すると心底嬉しそうに太陽の様な笑みを浮かべたベールが歓迎の言葉をかけてきてくれた。
「横島さん、よく来てくれました。一番ここにいるべきネプテューヌがいないのだから、貴方を呼ばないと、今回戦功一番で恩もできたプラネテューヌを軽んじたことになってしまいますから」
「いえ、色々なお気遣いありがとうございます」
彼女たちは今回の大戦が終わったと、自分たちが彼とネプテューヌから受けた恩を公表し、ネプテューヌが少しでも彼と過ごせるように動いた後で、
自国だけでなくプラネテューヌの復興支援に彼と共に駆けずりまわったが、恐らくはこういう宴をする暇もないと周囲に納得させるためでもあったのだろう。ノワール以外の二人も駄女神になるときもあるが、
有事の時はネプテューヌと同じく女神らしいんだなと彼は思った。
ブランが少し悩みながら言う。
「横島、とりあえず貴方の体に良さそうで上手そうなものを集めといたわ。私達が給仕するから食べて」
それを聞き彼は意味をうっすらと察した。恐らくは魔術的な治療の意味もあるのだろう。
三女神しかいない状態の宴会場に彼は一切の不信も抱かなかったがそれがこの日の夜の最大の失敗だったのかもしれない。
最も彼女たちとネプテューヌの戦場でのお互いを護りあっての阿吽の呼吸を見れば、彼女たちを疑うのは無理だっただろう。
さらにはここ数週間プラネテューヌにも恩返しの支援をする彼女たちの『有事の時の』女神らしいふるまいを見てきた彼にとっては疑念が残らなかったのも仕方ないと言える。
それでも会場に入った時にほんの少し、不信感とまではいかなくても違和感を持ったが、彼はあくまでもネプテューヌの夫であり神官だ。
同盟国となった女神達に、対等にものを言うのははばかられた。それに横島が彼女たちと旅をしたのは五か月程度だが、
ネプテューヌは横島と一時的に別行動をとらなくなければならなくなった時に彼女たちを仲間にしており総合的に見れば一年ほど共に行動をしていたのだ。ネプテューヌと彼女たちの仲の良さを見れば疑う方が失礼だ、断じると彼は席に着いた。
酒宴の席で彼は酒や、極上の食べ物をふるまわれ三女神と話しながら、酒と食料が彼の寿命を延ばしてくれる類の健康に良いものだと理解し、酒も神気を相当に籠められていると感じながら自分の体が回復していくのを感じた。
ベールやノワールが運ぶ料理を摘みに酒を飲むたびに、心地よい酩酊状態が彼を包んでいく。
半分寝た状態の彼は眼すら開けられずただ彼女たちの言葉に相槌を打つようになっていた。
それでも大事だと思うことについては頭に入れている辺り、ネプテューヌの神官として頑張ってきた今生での努力がうかがえる。 何度か眠りそうになりながらも彼は服を剥ぎ取られていることに気づいたが、
『今は』性的なことをしようとしていない気配もない為か有事の際の意識には切り替わらなかった。最も既に酒と料理に入れられた回復を早める変わりに思考力と体の動きを鈍くする類の魔術と薬草で、脱力状態だったのだが。
「なにをなさるのですか?」
「貴方が大分汗をかいたので、お風呂をと」
「無理ですって」
体に力が入らない状態の彼はこれで風呂に入ると危ないと思っている。それにベールが柔らかい声で答えた。
「私達が介助しますわ。肌をさらすことへの心配も無用です。今の貴方半分以上眠っていて、ろくに体の感覚もないでしょう。それに今の貴方に風邪でも引かせたら後でプラネテューヌに抗議されてしまいますわ」
ベールに触られたということは分かったがそれでも殆ど何も感じない自分の体の鈍さに本格的に酔いと眠気で神経も殆どマヒしていることを悟る。
その後彼は失礼にならずかつ理屈に合った断り文句を考え始めたところで、眠い時に難しい本を読んだときの様な感覚で襲ってくる睡魔に負けた。
風呂場に入った彼は多数のハーブを使った風呂だと思う。半分以上眠った頭でも、お湯に入った瞬間眠りに誘う程の快感が激務で疲れた体に流れ込んでくる。
快感に支配されながら8割以上眠りながら入浴をしている状態になりつつも、安全確認を怠らない旅で身についた癖にしたがって、霊力でお湯を調べると、ブランの魔法力が湯水に浸透しているのがわかった。
これなら事故も起こりようがない。普通なら眠りそうなら入浴を避けるべきだが、この風呂なら大丈夫だなと思いながら彼は睡魔に頭を預けていく。
彼女たちに体を洗われている感覚などもあったが、それも殆ど認知できないまま彼は風呂から出て寝台に寝かされた。
彼女たちが自分の体をとても上手にもみほぐしマッサージをしてくると、彼はさらに脱力し、分身がそそり立ち始める。意識が半分落ちていた彼ですらこれは拙いと思う事態だ。
「も、申し訳ありません」
今まで同じ風呂などに入っておきながらいまさらだと感じるが、今までは一応は一切こちらが欲情していない状態だという言い訳は一応できた。
だが分身が勃ってしまったらネプテューヌの夫でありながら他国の女神達に欲情したという無礼と不貞が成立してしまう。その瞬間足のツボをブランに押され彼の足に快楽と激痛が同時に走った。
それにより眠気が消え去り頭も多少はましな状態になった彼に、顔を真っ赤にしたノワールが言う。
1039 :
名無しさん@狐板
:2025/10/13(月) 11:51:15 ID:i8yNsUHl
「気、気にしなくも良いわよ。マッサージや按摩を学んだ時に押したツボ次第でこうなっちゃう男もいるって聞いていたから」
ノワールの照れている表情にベールが柔らかく笑いながら言う。
「そういう言い方をすると相手が余計照れてしまいますわ。とはいえ、私とブランもノワールと同じところで学んだので、知っていますから気にしなくでも大丈夫ですわ」
そういいながら彼女はかつて彼が渡した文珠に『沈』の字を籠めて彼の分身に当てた。静まったのにほっとした彼にベールが言う。
「横島さん、時に最後の戦いに疑問はありませんでしたか?」
横島はその言葉に前から疑問に感じていたことを口に出した。
「ああ。ネプテューヌと凄く息の合った連携できたのは分かったけど、俺が皆さんと合流した後、俺とも最初からある程度連携ができてましたよね。そして連携が完成するのも異常に早かった」
これは横島にとっては本当によくわからないことだった。女神同士が凄く上手く連携できたことは数千年も戦いあった相手だからと思えばわかる。
だが彼はある意味ネプテューヌにとって以外は異物だ。その彼との連携も異常な程早くなじんでいたのだ。明らかに疑問に支配されている彼にベールは言う。
「実を言うとネプテューヌが貴方のくれた文珠を使って、貴方と過ごした時間の全てを『伝』えてきたのです」
「へえ。そうなのかぁ〜…… それじゃあ全部かまさか全部!」
恋人にしか見せる気がなかった言動とか、そういうものをすべて目の前の女神達に知られている。そう思うと彼の顔は恥辱で一気に赤くなった。それを見てブラン笑いながら慰めの言葉を口にした。
「まあ、そんなに格好悪くなかったぜ。それにお互い好きすぎる恋人なんて大体あんなもんらしいから、お前もそこまでみっともなくないと思うぞ。
みっともないとしても、大半の人間が同じ状況なら同じ状態になる類のことだからそこまで恥ずかしがらなくても良いって」
笑いながらも本心から言っているらしいブランの言葉に多少は顔の熱が引いた気がするが、それでもまだ冷静な思考回路は戻ってこない。それに向けてノワールが言う。
「恋人同士なせいかネプテューヌとそっくりね。
あの娘も早く貴方と私達を連携できるようにしなきゃというのと、貴方がどれだけ戦闘に有益か知らせることしか考えてなくて、恋人同士の恥ずかしいやり取りを抜き忘れていたのを指摘されて、恥ずかしさにのたうち回ってたわ」
ノワールの言葉にはネプテューヌがこの場にいないことを寂しく思っている感情がうかがえた。彼女たちは会話しつつ、
彼の体をマッサージすることをやめない。途中で彼の分身に『解』の文珠を投げつると再び、彼の分身が天を突くように屹立した。倒れそうになる彼を見上げながらノワールが聞く。
「それで横島は、来世というかこちらの世界に生まれついた場合はネプテューヌの神官となって、今生と同じ様に生きるつもり?」
マッサージの快楽で、完全に頭がマヒしている彼はそれゆえに敵と思っていない彼女たちに正直に答えた。
「ああ、ネプテューヌの為に必要なら死にたいわけじゃないがこういう生き方をまたするだろうな。ただ来世の俺も別人なら強制はしたくないが」
横島は転生に対しては同じ魂を持った別人な部分もあるし同一人物な所もあるということしかわからない。だからこそ、こういう曖昧な答えを返した。
その答えを返したとき、三女神の反応が不穏なものへと変わったことに彼は気が付いていない。ベールが少しだけ強い口調になった声で言う。
「それは種族ごとの感性の違いですわね。私たち女神からすれば十分同一人物ですし。
でも恋人だった人物が来世で他の女性と結婚してもそれはそれで良し、と許容できる場合もあります。けれどどうしても許容できなことがあるんですのよ」
「それは一体?」
彼の問いかける言葉が終るより先に、ノワールが左足のツボを押し、ブランが右足のツボを押してくる。痛みと快感が走りその快感のせいで分身が痛い程の勃起しているのを見て、ベールが満足そうに笑みを浮かべた。
そして彼女は彼に後ろから抱き着いてくる。背中に当たった激しい電撃の様な快感が走りベールが全ての服を脱いでいることが彼には分った。
パープルハートと化したネプテューヌより大きな乳房がもたらす感触が止めとなり彼が射精しかけた瞬間、ノワールとブランは人差し指と中指で別々のツボを押し始める。
その瞬間射精を封じられたような状態になり、分身から出る予定だった精液の代わりの様に涙が溢れ出た。その彼を小気味よさそうに見ながらブランが服を脱ぎ彼の分身を飲み込んだ。
「今生での恋人だった男が来世でも似たような非業の死を遂げてしまうことよ」
冷静な時のおとなしい口調のまま彼女が彼の分身を飲み込むとノワールが指を離しそれと同時に彼が一奇に射精をした。
ドビュー、という音が彼の頭に聞こえてくる射精を他所にベールが彼から離れ、彼を仰向けに倒すと女性が男を支配する体位と各地に伝わる騎乗位にしていく。ブランは体を重ねながら魔術らしきものを唱え彼の体を支配をしていく。
そして起こった時や親しい身内相手に気が抜き蹴った時に玉に見せる口調で言う。
「この変態が! 私にここまで欲情するってことは、子供形態のネプテューヌにも相当やられて悦んでたな! 気持ちわりぃ!」
本心から思っている言葉だと思った瞬間彼は余計に興奮している自分に気づきそのまま二度目の射精を起こした。それに対してブランが意地悪い笑みを浮かべて言う。
「今の言葉はお前が大量にくれた文珠の一つに『嘘』の字を入れて言った言葉だから真実味が凄かったけど罵られて固くするんだなお前」
そういうとブランは彼に『忘』の文珠をぶつけてきた。今の性行為ではなく何かが彼の中から抜け落ちた感覚がする。
ネプテューヌへの想いでもないなにを忘れさせられたのかという不安がよぎるとブランが彼の唇を奪い射精の量を増やすと、物静かな時の口調に戻り言う。
「直ぐに思い出せるから心配しなくても良いわ。浮気と言える性交でネプテューヌとの性交より硬くしてたくさん出す不貞神官さん」
彼女たちがネプテューヌと彼の記憶を共有していたからこその指摘に彼は頭が真っ白になった。 今回の件はネプテューヌが悪いと断じるのはやや酷だが、それでも少し迂闊だった面がある。
この世界では人外の恋人がいなかったためネプテューヌ以外に彼に惚れる女性と遭遇しなかったのだ。彼以外でネプテューヌと旅をした女性陣も嫌いではないが、恋愛対象としては見ていないものばかりだったし、
彼女の恋人である彼に粉をかける気もなかった。
それも手伝ってしまいネプテューヌは『この世界では多分彼を好きになるのは私だけ』という考えが固定されてしまっていたのだ。それを思い出したようにブランと位置を変えて彼の分身を飲み込んだノワールが言う。
「ネプテューヌも迂闊よね。私達に貴方と過ごした全ての記憶を伝えた後、『性行の記憶抜くの忘れちゃった。ごめんね今消すから』って言ってきたけど、
その時最終決戦前で文珠が一個でも節約しなきゃだから今は良いって私達が答えても疑わなかったわ。いくら文珠が希少品でも、仮に嫌な男相手の性行為の記憶だったら消していたでしょうし」
ノワールは腰をグラインドさせながら彼の手を取り、乳房を揉ませてくる。彼は女神としての神通力まで使われた性行為で完全に意識を持っていかれている感覚を味わいながら射精をしていく。
ブランが対抗心を持ったのか彼の片方の足のツボを再び押して余計に射精の量を増やしたり、あるいは止めたりしてくる。ノワールは彼が無様すぎる射精を繰り返すのを見ながら、言葉を続ける。
「私達も異世界に行った時に女権国家の力を取り込んだから大丈夫かもと思ったみたいだけど、こういう面も芽生えたと思い至らなかったのかしら? 私たちは四女神は境遇はそれなりに違うけど、似通ったところもあるのに、
欲しがられないと本気で思ってたの?」
そこまで言った後、ノワールがわざとらしく謝罪の言葉を口にした。
「あ、ごめんなさい。今の発言ギリギリ貴方が仕えている女神への悪態になっちゃうかもしれなかったわね」
その発言を聞いた直後そうだと思い当たった瞬間余計に分身が固くなり、彼は自分の性癖の汚さに絶望し、その背徳感が余計に大きな射精を起こした。
そして彼の後ろでは、『隠』すの文字の入った文珠をくっつけた『操』の文珠で彼の意識を動かして女権国家の女性らしい笑みを浮かべるベールの姿がある。
虚脱状態になる彼にノワールが言う。
「今回は私達が騙されて戦争した上に色々あって疲弊してたから、人間であるあなたが無理しなきゃダメになったけど、もうこんな事態は起きないから。あそこまで強くならなくていいわ。
それに、霊力は信仰心とイメージが大事なんでしょう。
あの戦いの時に貴方があそこまで強くなったのは『パープルハートに選らばれた最高の男で最高の神官だから自分はあれくらいできる』みたいな意志で無理やりリミッターを外してたからなんでしょう? これでもうあんなイメージは出来ないわね」
とどめの様に膣を強くひねるノワールに完全に屈服する様に射精すると彼女は言う。
「貴方はあれがなくても十分英雄くらいには強いんだから、人の分を超えた力はこれっきりにしなさい。最も、もうむりでしょうけど」
ノワールの言葉が正しいと彼は思った完全に魂に敗北感と自分は最高の神官という思いが消え去る楔が撃ち込まれた感覚がする。強すぎる快楽と敗北感で虚脱状態の彼にベールが横に来て言う。
「四女神同士でお互いを滅ぼす様な戦いはもうやめますけど、一応約束事を護った闘争はこれからもしばしば起こりますから、少し公正にするための処置を取らせてもらいますわ」
ベールの乳房が仰向けに倒れる彼の胸板で潰れ騎乗そして彼女は片腕を背に滑り込ませもう片腕を前のツボに当てて押してくる。彼女にツボを押される度に彼は射精を起こした。
ブランとノワールが時々交代し彼を射精させる度に位置を代わり絞っていく。その彼にベールがささやきつづける。
「私たちもう女権国家の影響もあって、惚れてしまった貴方のことを本気で攻撃できないのでネプテューヌ側で貴方が参戦すると不利すぎます。 という訳でデバフをもらってください」
ブランが離れるとベールの手が彼の分身を握り優しく揉みしだいたりを繰り返し、それを見た二人も日本の腕で彼の分身を嫐り出す。
ベールが彼の頭を掴み、口づけしながら三人の手で嫐られた彼の分身は今にも爆発しそうだったが、それをベールの指が止めて他の二人はさらに愛撫を続ける。
最後にベールが彼の分身を飲み込み体をぴったりとくっつけた時彼は甘いささやきに脳を溶かされながら緩く優しいがどこまでも甘いベールの膣に脳を溶かされながら眠る様に倒れた。
1040 :
名無しさん@狐板
:2025/10/13(月) 11:53:15 ID:i8yNsUHl
一度意識が途絶えか彼は心地よい感触に分身を包まれている感覚で意識が覚醒してくる。完璧に意識が覚醒したのに、目が見えない状態に疑問を抱いたが顔に何も押し付けられておらず確かに目を見開いているのに、何も見えない。
これはもしかして盲目になったのだろうか?そう思った直後にパープルハートの声が響いた。
「忠夫、大丈夫?女神達と体を重ねた際に神気を流し込まれ過ぎて一時的に体の機能不全が起きたみたい。落ち着いて、気を練ればどうにかなると思うから」
パープルハートの言葉にいつもより弱めだがそれでも彼を圧倒するには十分すぎる快楽が襲ってきて彼はそれにあっさりと屈服し射精を繰り返す。
そして彼女の望むままに奉仕しつつ、何度も途中で射精が起こりその度に手を止めながら彼は果てていく。彼女の癒すように神気を巡らせる術で目に視界を戻ってきた時彼は絶句した。
目の前にいたのは体が凄く似ていたが、桜色に近い紫の髪をした愛しき女神ではなく、シルバーブロンドの長髪の美女だ。
彼女は彼に向って『戻』の文珠を投げてきた。その瞬間先ほどの『忘』の文珠で忘れさせられていた二つの記憶が戻ってくる。ネプテューヌが現在彼の傍にいない理由と、
そして彼女たちがネプテューヌと同じく女神化した時の姿があることが。目の前の彼女はブラックハート。ノワールが女神かした姿だ。そして横にいる雪を思わせる青と白の間の様な髪をした女性がホワイトハート、
ブランが女神化した姿である。変身前の姿は一番ネプテューヌに近かったが、変身後も乳房が大きくならないところはネプテューヌと異なっている。だが体系の女性らしさは大きく変わっている。
そして変身する前からノワール以上に豊満な体をしていたベールは僅かだが男を惹きつける部分がより大きくなっている。彼女たちの姿の変化も大きいが一番のそれは髪の色かもしれない。
ノワールはブラックハートと化した時黒髪がプラチナブロンドに、ベールは金色の髪が緑色にそしてブランは栗色のそれが雪を思わせる青へと変わっている。
髪の色が変わらないのはネプテューヌだけか。そう思った直後に彼は再びブラックハートに騎乗されてパープルハートのそれと似た性的快楽を脳に送り込まれ射精をし始める。
本気を出せばそれなりに差異が出るのだろうがブラックハートは敢えてパープルハートをほとんど変わらない段階の快楽で彼を責める。それでも彼を狂わせるには十分だ。彼女は言う。
「『忘』の文珠で二つの記憶を消したおかげで簡単に騙せたわ。そして最近はプラネテューヌと他の四国がとてつもなく良好な関係だからこそボイスチェンジャーもあっさり譲ってもらえたし」
そういって彼女はさっきまでパープルハートの声真似に使ったらしい機械を外すと彼の上で腰を動かしながら言う。
「こんな卑劣な手を使った女神相手にネプテューヌと純愛エッチした時よりたくさん射精して恥ずかしくないの。確か、こんな風に彼女に可愛がってもらっていたのよね?」
ブラックハートはパープルハートが彼を嫐った性技を再現して彼の罪悪感を煽ってくる。
そして敗北感と背徳感に負けて彼はパープルハートに出した時以上の射精をしてしまった。それを見てブラックハートがわざとらしく疑問視した声を出した。
「あら? 私本気は出していないからパープルハートが当時与えた快楽よりはずっと下だと思うのだけど」
見下す眼にやられながら完全に男女の魂を繋ぐ儀式ともされる性行為で完全に屈服した彼だがさすがに口に出せないでいるとブラックハートが言う。
「要は背徳感に負けてたくさん出したんでしょう。この不倫神官! メッキがはがれたわね屑が!」
心からの軽蔑の籠った声で逆に固くなったそれをブラックハートが再び絞めると彼は一気に射精して痙攣し、パープルハートを怒らせて女権国家的なわからせを受けた時と、同じ状態になった。
それを見て彼女は彼の手を取るとパープルハートが彼の手を導いたのと同じ位置に導き、パープルハートと似た体を揉みしだかせ始める。
「多少サイズは違うけどパープルハートと似ているでしょう。筋肉弛緩剤などのせいもあっておかされるのは仕方ないけど、それでラブラブな奥さん以上に興奮する異常性癖はどうしようもないわね」
「あ、ああー!」
「人間と女神とはいえ、こんなに早く達してしまって。こんな弱すぎるおちんちんにうまれついちゃって、これじゃあまりにもかわいそうね」
蔑みの籠った同情の声が止めとなった瞬間、彼女は全力を出して腰を動かし、パープルハートと似ているが異なる類の快楽を彼の分身に送り込む。
そしてそれが一気に妻以外の女それも敵対していた女神に注いでいる状態を自覚させてくる。彼はそのまま射精して一度意識が落ちた。その彼を愛おしそうに抱きしめるとブラックハートは言う。
「とってもかわいかったわ。女権国家の力を得た私達という女神に好かれた以上貴方は愛玩されるべき存在なんだから、今回以外はもうこんなことはしないで」
その眠りに落ちた彼の脳にその声が響いた様子を見て満足そうに頷くと彼女は彼から離れた。
意識が飛んだ彼は次に目覚めるとホワイトハートに体を密着させられ、鈍器のような斧を軽々と振り回すその握力で躰を引き寄せられ体を密着させられるとその膣と同じように締められていく。
彼女は本来の歴史では魔法国ルウィーの守護女神でありながら、魔法の実力は不明だったが、女権国家の影響を受けてほしい男を得た今それを磨き切っていた。彼女の魔力がどんどんと彼を快楽で蝕み射精の度に魂に何かが絡みついてくる。
「お前の体の内部に送り込んだ魔力と私の膣や体を包んでいる魔力両方で愛撫してんだ。効くだろう。そしてあたしら三人、いやネプテューヌも入れれば四人の与える快楽への体制がどんどん低くなっていくぞ。喜べ」
女性を閨で圧倒するのが当たり前だという観念が一般家庭で育った彼にはある。その自分がどんどん閨で弱くなっていくのはかなりの恐怖だ。
ホワイトハートは彼と繋がりながら魔術の籠った指で彼の背中のツボなどを押しその度に何かを送り込みながら彼を嫐っていく。
「気持ち良いけど痛ぇだろう。 そのうち気持ちよさしか感じられなくなるぞ」
射精と同時に削られる何かを感じながら彼は何度も射精していく。搾り取られ終わった後で、魔法円が何度も頭上で輝いていたことに気づく恐らくだが射精の度に光っていたのだろう。
ホワイトハートは一度彼から離れブランの姿に戻った。背はさほど変わらないが敢えてより子供らしい姿になってから彼の分身を踏みつける。
「ほらほら、変態が。ギリギリ中学生に見える姿にされるより、小学生の子供にやられた方が余計に興奮するゴミが。
ホラ快楽は前の状態よりこっちが下なのにお前のごみ過ぎる人間性に寄り添ってくれている一物は、前よりでかくなってるじゃねえか! うぉもう出しやがったのか早!」
罵られる言葉に興奮してしまった彼はブランの想定より早く射精してしまい、その状態を見られた恥辱に満ちた彼を見てブランは物静かな口調に戻って言う。
「魔法で貴方の状態見ていたけど、明らかに私の想定より早く射精してたわ……。明らかに罵る言葉の影響ね。こんな変態で生きていて恥ずかしくないの?」
優しい足の動きに変わりつつ言葉の毒が強くなった彼女の足に屈服しそうになったところでグリーンハートが彼の唇に乳首を入れて交代した。
「ブラン殿方は閨での不甲斐なさを突きつけられるとダメージが大きいんですよ。ですからここらへんで終わりにしてあげなさい。ここからは私が蕩けさせて堕としますね」
ブランが魔術で彼の思考力を落としそこでグリーンハートが入れ替わり、
彼と対面座位の形で甘えさせるように顔を包み何度も射精させていく。グリーンハートは彼のその様子を楽しみながら射精しつくして痙攣する彼を楽しそうに抱きながら母親の様に頭を撫でる。
そして時々だが、頭のツボを押して魔力の様なものを流し込んでいく。し終わった後で彼が倒れると、彼女たちは、『忘』の文珠を彼に使った。
「これで今夜の記憶は完全に消えたはずです」
グリーンハートからベールの姿に戻っているべるーの言葉にノワールも頷く。
「ええ、これで最初の一回はおしまい。忠夫の奴が使う寿命を削る技や装備品を使用不能にして行く行事は毎回少しづつやっていくとしましょう」
その問いにブランは少しバツが悪そうだがそれ以上に楽しそうに言う。
「ああ。女権国家の影響受けた私達だと、こいつのあの姿は辛すぎるし、敵としてネプテューヌ側に付かれると、本気で攻撃できねぇからな」
女権国家の影響はかなり個人差があるが彼女たちは凄く強くなれた半面、惚れた男性に攻撃することへの忌避感が強くなってしまったのだ。
そのためか横島が敵として出てくるとかなり不利だ。だからこそやむを得ずやった側面もある。
この会合があった後、彼は『忘』の文珠を多用され残りの寿命は何度も彼女たちに嫐られた。彼女たちはネプテューヌに恩を感じており、彼女不在のプラネテューヌへの支援は一切手を抜かなかったことが彼に疑いを抱かせなかった。
そして外面は謀略に踊らされ戦い続けた自分たちの中で一番最初に過ちに気づき、自分たちや国民を救ってくれたネプテューヌと横島に恩返ししようと奔走している女神にしか見えなかったこともその要因だ。
最もそっちの姿も嘘という訳ではなかったが。そして彼女たちと共に行動する時に、文珠で自分の状態異常などを治す必要のある事態にもならなかったことも気づけない原因の一つだった。
嫐られた内容は様々である時はネプテューヌとの思い出の場所でブラックハートにそれを再現されたり。
「ほらほら、パープルハートとの思い出が汚れちゃうわよ♪」
彼女の中に大量の精液を放ち気絶した後、彼女は言う。
「女神への愛は揺らがなくても、自分の愛を絶対と信じなければ使えない籠手。これで何年自明が削れたか。 使えなくなってもネプテューヌにとっては大事な記念品かもしれないし、一応他の素材にするかどうか聞いてからね」
ある時はブランに魔法をかけながら罵られ、私室とはいえプラネテューヌの神殿で足コキで射精させられたり。
「ほら早く出し尽くせ変態。ネプテューヌのやり方をまねてやっているんだぞ」
「ああー!」
ドピュー!という音共に彼は射精しそのまま倒れた。
ある時はプラネテューヌへの食糧支援に礼を言いに行った日にベールのくれた紅茶の媚薬と痺れ薬で動けなくなった所をパイズリで逝かされたり。
「ほらほら。無様さの新記録に挑んでみましょうか♪」
「あ、こ、こんなやめてー!」
そういった日々を過ごした彼は一年半だと思われた寿命は3年ほど持った。彼女たちが交わるときに力を送り込んでいたのもあったのかもしれない。
死ぬときに彼女たちと親しくなっていたのを見ていた面々は、あの戦いを超えたもの通しで最後の話をしたいと言ったので、誰もが納得して部屋を空けていった。
1041 :
名無しさん@狐板
:2025/10/13(月) 11:56:52 ID:i8yNsUHl
残りの寿命が後数時間だと悟りながら彼は言う。
「他国の女神様方。ネプテューヌに恩があったとはいえ、プラネテューヌへの支援誠にありがとうございました。もうすぐ戻ってくるネプテューヌも今の国の状態を見ればきっと満足してくれるかと」
「いえいえ、こちらも大量にいただいていましたし持ちつ持たれつだったでしょう」
「四国が力を合わせた結果でしょう」
「横島、貴方も大分私たちの国の為に頑張ってくれたじゃない」
ベール、ノワール、ブランの言葉に彼が満足そうに頷き、残りの時間なにをしようかと少し悩んだ。彼女たちは普通に戦友であり妻の親友だが、最後にあの戦いの話だけして盛り上がるのも少し違う気がした。
だが彼女たちが自分とせっかく話したいと言うなら何か気の利いたことを言うべきかもしれない。残り時間が二時間以上もあり頭と体がはっきりとしていると、逆に困るものだなと彼は思った。最もこれは自分だけかもしれないが。
悩む彼にベールが近づいてきて言う。
「最後ですし、少しでも体の負担を軽くするお茶をどうぞ」
「ああ」
そしてそれを飲んだ直後に彼の体は心地よい脱力化に覆われる。確かに逸品だと思った直後にブランが『戻』の文字の籠った文殊をぶつけてきた。その瞬間、彼に今までの記憶が蘇ってくるそして彼女たちは言う。
「今生最後の時間ですわ」
「あ、ああ!」
「恐怖より期待の方が勝る様になっているわね」
「これで今度こっちに生まれた時は、ネプテューヌだけじゃなくて魂に私たちのことも刻まれるな」
ブランが最初に彼の唇を奪うとノワールが剣で彼の服をすべて切り裂き脱がせ、三人の手が、彼の分身を愛撫し続ける。ここ三年間彼を嫐り抜いた彼女たちの手は彼の全てを知り尽くしている。
ノワールだけが愛撫をやめて彼に見せつける様に服を脱ぎ始めると、目を閉じかけた彼の分身に辛すぎる快感が走った。
触り方ひとつで辛い快感と心地よいだけの快感それすらも意のままにできる程彼女たちは彼の体を知り尽くしているのだ。ベールは、柔らかい口調で彼の眼を覗き込むと何度も女性優位の性行為を繰り返し、魂が屈服している彼に命令を出す。
「ちゃんと見てあげなさい」
柔らかい口調だが女神との性行為で魂が屈服するのを何度も繰り返された彼は、その言葉に逆らえずノワールの脱衣するとこを見続けた。
そして完全に分身が固くなるとブランが今度は離れノワールが彼を後ろから抑える。ベール程ではないが豊満な乳房の感覚が背中に当たり分身が固くなると、それを見て満足そうにノワールが笑い。
そしてベールとブランが彼の目の前で服を脱ぐと彼の分身は完全に勃起してしまった。
「今際の際ですから、死ぬ間際の魂に女神に惚れられた立場で寿命が縮み地獄の苦しみを味わう様な技を使うとどうなるか、来世までしっかりと記憶を持ち越してくださいませ」
そういって柔らかい笑みを浮かべているが嗜虐親があふれたベールの声が響く。
そして彼女たちに輪姦された後、彼は再び次の転生先へと行くことになったのだ。
過去のシーンが終り
「当時の私達は視野が狭いうえに、彼に対する感情が愛玩の息を出ていませんでしたわね」
「ああ。そういう意味では、私達と同じ女神なのに愛する女やその愛する女が大切にしているモノを護れなかったという傷を負わせられないと思って、忠夫の行動を許容できたネプテューヌは凄かったんだな。
私達じゃ、あれから何度か忠夫の転生体と過ごして、当時のあれは駄目だったって心から理解できた今でも、あの時と同じ状態なら同じことしちまうかもな」
ブランも本気で反省している様だ。だが彼女の言葉にも仕方ない部分もある。女神である彼女たちは、人間の恋人や男性を愛するがそれがペットに近い感覚も強い。
女権国家に行って強力な力を得てからはその傾向も強くなった。得たものがあれば失うもののあると、彼女たちは思う。
実際に反省している感情も嘘ではないが、さっきまでもうやれないと思っていた横島を嫐る過去の行為を彼女たちは心底愉しんでいた。そしてもしできるならまたやりたいと思ってもいる。
ノワールも二人と同じような心持ちだったが彼女は不意に意識を切り替えて、緊張感を強めると言葉をかけてきた。
「悪いとわかっていても最高に楽しかった時間を振り返るのはここから生還してからよ。さっきのオープニングシーンみたいに忠夫を嫐りたいなら、このホラーゲームから生きて帰らなきゃ」
「多分だけど、これ私達があの後すぐにネプテューヌに謝ることができた場合のイフの世界だろう。私達結構鈍ってたし、魔神戦の時からレベルダウンしていないガチギレ状態のネプテューヌは普通にホラーだろう」
正史では謝罪に行こうとした直後に大災害と言える事件が起こり、そして謝って仲たがいしたら自分たちが負けるかもしれない状態になっていたので、謝罪するのが大分後になっていた。
その際にネプテューヌは怒ったが、同じ境遇であったからこそ他の三女神に同情や共感する部分もあり、さらには女権国家の影響も強く受けていた故の精神の変化もあってかかなり甘めの処置で許してくれた。
だがあの後すぐに謝罪した場合は、正史よりひどいことになるだろう。正史では結果的に直ぐに謝罪できない状況を作った敵との戦いで友情が深まったり、
彼女たちが贖罪の為にネプテューヌに尽くす形をとったりしたこともないので絶対に激怒されるだろう。
それでも魔神との戦いで身内認定を受けているし、誠心誠意謝罪すれば一度半殺し(機嫌が悪ければ後遺症の残らない10分の9殺し)で許してくれるとは思う。
「このゲームは多分切れたネプテューヌに追われるホラーだけど初手土下座しちゃダメでしょうか?」
ベールの言葉にブランはうんざりした顔で返す。
「……、あの鬼婆(スカサハ)が鍛錬で送り込んだゲームがそんな優しい方法で何とかなるゲームの訳ないわ」
「二人とも先生に失礼よ。でもネプテューヌに捕まったら半殺しな類のホラーか。死なないとはいえ怖いわね。いえもしかしたらネプテューヌを操る何かがあって本気で殺しに来たりして」
そういって野営をしていた彼女たちは、少ししてからネプテューヌが魔神を封印した城に入り、しばらく進んだ。そして中に入って彼女たちは周囲を調べ始めた。
「やっぱり完璧に封印の儀式は済んだようですわね」
この時の彼女たちは内政に忙しくて大分さび付いたが、戦神の中でも弱くはない程度ではある。彼女たちはもしも魔神が出たなら文珠で、最終決戦時の自分たちに『戻』るつもりだった。
もちろん後でどんな反動が来ても後悔はしない、ネプテューヌと横島が文字通り全てを賭けて護った世界だ。それくらいはやらなければ。
だがここにきて、それは不要であると確信できた。
「魔神の復活の可能性はもうない。あとは私たちのやらかしたことに対するけじめをつけるだけだな」
ブランがそういって謝罪の言葉を考えつつ、武器を構えた。
「とりあえず謝って、私達が許せないなら今の勝てない状態で全力で相手するって言おう。ネプテューヌの性格上無抵抗でやられるとかえって嫌だろうし」
勝てないが全力で戦い彼女の怒りを受け止める。それがブランの出した決断の用だったが、ノワールは嫌な予感がしていた。
ホラーゲームのボスをやるにはネプテューヌは優し過ぎる気がする。自分たちも『正気のネプテューヌ』が相手なら、ブランと同じ対応をするつもりだが、絶対にそんな甘いイフの世界のゲームを鍛錬先にスカサハが選ぶとは思えない。
彼女たちが少し進むと、唐突に壁が崩壊した。あまりにも見事な破壊の一撃に彼女たちは一瞬だけ魔神の配下かもと警戒して、構え邪悪な気配を感じなかったので少しだけ安心して、
身構えた。もしかしたらネプテューヌが何らかの理由でもう事情を知っているのかもしれない。
そう思いネプテューヌの怒りを受け止めるべく勝てない戦いに応じる、
もしくは正気か否かを見定めようとして覚悟を決めてみた先の煙が収まるとそこには……――……金髪のサイドテールと荒ぶる神を思わせる気を放ち、
魔神の住居の壁を軽々と壊したのが彼女だと納得しかないオーラを全身から迸らせた、怒れる戦女神と見紛う状態のヴィヴィオがいた。恐らくは魔神との最終決戦時のネプテューヌと同じくらいの強さを誇るであろう彼女を見て、
一瞬だけ恐怖と驚きで全員がフリーズし、いち早く再起動を果たすはベールだった。
「あ、あのう、すいません。どちら様でしょうか?もしかしたらネプテューヌ? 魔神を封じるために共に寝ていたらそうなっちゃたとか?」
状況が理解できない、ベールがひきつった笑顔で聞くと目の前の暴の力が美を纏った様な武道家は金色のサイド―テルを揺らしながら恐ろしい笑顔を浮かべて答えた。
「貴方達も女権国家のあった世界に一度来たなら知っているでしょう。私はストレリチアのヴィヴィオ、忠夫さんが死後に行く冥界の一つも治めている聖王です」
「は、はい」
「ネプテューヌさんとの約束でこっちの世界に転生した時はネプテューヌさんが独占していいことにしてましたけど、
貴女達の行動があまりに目に余り羨ましいのでネプテューヌさんが目覚める前に制裁に来ましたよ。私ですらしたことがないプレイを」
最後の言葉が終るとヴィヴィオが流星の様に動き一撃でノワールが蹴りを受けて吹き飛び壁を破りベールとブランも同じように吹き飛ばされた。そしてゲームオーバーの文字が出たとわかった所で意識が落ちた。
コンテニューなどをするための待ち部屋にスカサハが座りながら待っていた。
「本当にお前達鈍っているな。体もそうだが意識が、だ。最適解を打てばどうにか逃げ切ることもできただろうに。ヴィヴィオの奴は今は天国にいる状態でこの世に転生していない。
から時間を稼げば一度天に帰るぞ。ネプテューヌが復活して前たちにけじめを付ければ。あの女はもう手を出してこなくなる。大義名分が消えるからな『ストレリチアに負い目のある形で、
ネプテューヌに横島との共有を約束させたから、今は辛うじてけじめをつけることができない状態のネプテューヌの代わりにやる』という口実があるがそれがネプテューヌにお前たちがボコられてしまったらもう手はだせん」
「鬼婆、あんなのを送り込んでくるとか何考えてるんだ」
「これは逃走系ホラーゲームであると同時に、ヴィヴィオの聖気で支配された魔神の眷属などを蹴散らしながら走るバトルマラソンでもある。
お前たちに足りないのは走り込みと、『上手く立ち回れば』さほど苦戦せず倒せるくらいの強さの相手との戦いの数だ」
それだけ言うとスカサハは彼女たちにコンテニューをかけた。
ヴィヴィオに襲われた直後に戻った彼女たちはヴィヴィオの攻撃の初撃を何とかかわすと、逃げに徹した。最初の一撃に多大な気を籠め過ぎたせいか、
隙ができてしまいそこめがけてそれぞれの必殺技を放ち彼女をのけぞらせるとそのまま城の外に駆けていく。
1042 :
名無しさん@狐板
:2025/10/13(月) 11:58:57 ID:i8yNsUHl
「待ちなさい。忠夫さんに私ですら我慢していたプレイをネプテューヌの許可もなくやった泥棒猫ども」
直接殴られたわけでもない気の塊を飛ばしてくるビームを食らっただけで、三女神が力を合わせて張った障壁が崩れかけ、彼女たちに割と洒落にならない衝撃と痛みが走る。
だがヴィヴィオの一撃に吹っ飛ばされたおかげで彼女たちはどうにか城の出口に近づき戸を開けるとことができた。
脱出後にベールが言う。
「聖王の気配が消えましたわ。なぜでしょう?」
ベールの独り言めいた言葉にブランが答えた。
「恐らくは空気中のマナの薄さだ。あの聖王は邪気であろうと霊力であれば、浄化して自分がこの世界に一時的に出現する燃料にしている。魔神が居座っていた居城よりも、外の森の方が霊力が薄いからな」
ブランの言葉にノワールが言う。
「ここら辺は凄く霊気が濃いからヴィヴィオが力の調整とか、あるいは邪気を浄化して自分が馴染みやすい状態にしたら、また具現化して襲ってくるんじゃない?」
そういった直後にあっちこっちから魔物の群れが出てきた。ヴィヴィオは邪気を浄化しつつ、直ぐには浄化されない部分の邪気を彼女たちに恨みを持つモンスターの死骸や怨霊に与えた様だ。
「鬼ごっこ前の無双ゲームかしら」
そういってノワールが剣を振るい敵を薙ぎ払い、ベールとブランもそれに習い敵を薙ぎ払って駆け抜いた。
あれから何度も死ぬような目にヴィヴィオに捕まって殺されてゲームオーバーになりつつもネプテューヌが帰ってきてけじめ付けてくれたので、ヴィヴィオが矛を収めるエンドを迎えると、三人は死んだように突っ伏していた。
ブランの怨嗟の目を受けながらスカサハは嬉しそうに言う。
「ふむ、正直レベル2くらいしか上がらぬと思っていたが5も上がったかなかなか良いな」
「鬼婆絶対かつての力取り戻したらぶっ殺してやる」
ブランの言葉にスカサハは笑う。
「うむうむ。加減を誤ったかもしれんと思っていたが、媚びるのではなくその様な態度にでられるなら問題ないな。それに一度こういう目に合えば鍛錬をさぼるまい」
そこまでは笑いながら言っていたが、不意に彼女は真顔になって言葉をかけてきた。
「お前たちが弟子入りしてきた時に、各国を守護する女神として必要な武力が欲しいと言ってきていたが、そうである以上は、精神もある程度は鍛えねばならん。
それに対してお前たちが横島の奴にやったことに関してもせねばならんことがあるからな」
「ひょっとしてここまでストレリチアな鍛錬なのは、あの行為に対する師匠としての罰ですか?」
スカサハの真顔に、ベールが怯んだ様子で聞き返すと彼女は首を横に振る。それを見て疑問が浮かんだ様子の彼女に、スカサハが言葉を返す。
「罰する気などない。ただ、師匠として弟子入りの時に頷いた条件の通り、お前たちが国を統治するための精神面も鍛えるだけだ。
お前たちは横島がお前たちの治めている国のある世界に行くたびに、お前たちが育ての親となる様に計らわれその際にネプテューヌと同じ様な関係を築くことが罰と、あの世界の女神達を育成する存在に言われたそうだな」
「はい」
「それを課したものの考えは間違ってはいなかったと思う。ネプテューヌと同じような立場で接し鍛えるようになってから、お前たちは自分がどれだけ悪いことをしたのか理解したのだろう。再犯の可能性はほとんどないと私も思う」
三人はそれぞれが自分たちのやったことを思い返し落ち込んだ。しかし、女権国家の力を取り込んだが故か、あの行為が愉しくてたまらないという思いも消せずにいた。ゲームに取り込まれオープニング横島に過去と同じことをしてしまった時も全力で楽しんでいた。彼の悲鳴と自分たち女神との交合で魂が破れ屈服しながら射精の度に魂の浸食がすすんでいく彼の姿は思い出しても背筋がぞくぞくしてくる。その様子を見透かした様子でスカサハが言った。
「今でも十分反省しているが、お前たちがああいうことをする可能性はまだゼロではない。
だからこそゼロに近づけるために鍛えなおすつもりだ。私は少なくとも『横島がお前たちの世界に転生した時のことは』申し訳ないと思っている。『バカ弟子の教育不足で迷惑をかけたな』と。
今は敵だし容赦するつもりはないが、お前たちの統治する世界に転生した際は絶対にああいう類の迷惑をかけさせる気はない」
スカサハに弟子入りする時に『女神として恥ずかしくない民を護る武が欲しい』と言ったためか彼女は自分たちの非行に関しても相当厳しいなと三人は感じた。
確かネプテューヌにも女権国家民ではないが、この世界であった師匠がいたらしいがその師匠の方は相当、寛容だったそうだ。最もネプテューヌが弟子入りした時の言葉が、
『とりあえず困っている人たちを助けるために今は力がいる』と言ったからこそ衰えていてもあまり気にしてない可能性もあるが。
そんなよそ事を考えた後に、スカサハが不意に言葉をかけてきた。
「とりあえずお前たちは私が横島の奴と狂三が仮の姿で勤めている、ゲーム会社で作られたゲームの起こる可能性の極度に低いイフ、あるいはもう起こる可能性のないイフの世界いでも実践をしてくることだ」
「はい! 師匠」
彼女たちも相当嫌ではあるが、それでもゲームに関わる女神として藤丸立香と名乗る女性が起こした事件を解決しようとする意志は強い。ゲームが人に危害を加えるかもしれない状態は許容できない様だ。
あの後、横島が彼の勤めているゲーム会社にテレポートしてゲームの中から出てきた後で、彼を最初に発見したのはユウキだった。
彼女は横島を護る為に一番強いので、このゲーム会社の横島の正体を知った上で雇って表の顔を与えてくれている、モモイ達からこの会社の合いかぎをもらっている。ユウキの表向きの顔は他の彼に親しい女性陣と同じく、
心霊現象が起きた時に横島だけでは不安な時の手伝いだ。ユウキは激しく搾り取られネプテューヌやヴィヴィオとの性行為の後と似た状態の彼を見た。
「忠夫、大丈夫?」
インプと化して上級妖精となった彼女は妖精の森で魔術なども多少は学んでいる。横島に気付けと回復の酒を差し出すと飲ませると、大鳳に連絡を入れて彼の診断を始める。
気付けの酒で横島が回復し、大鳳が到着するとユウキは自分なりの診断結果を大鳳に述べた。
「神気を大量に送り込まれて、相手の女神に対する畏怖の念と敗北感と屈辱それすら上回る快楽が産み出す信仰状態に落ち込んでいるね。ヴィヴィオやネプテューヌにされた時もこれになっているけど、今回は手加減がなかったみたい」
「忠夫は大丈夫なの?」
「命に別状はないし通常の敵との戦いにも差しさわりはないよ。多分。ただ今回忠夫を輪姦した女神達相手には強すぎる快楽と屈辱を味あわされぬいたせいで、信仰者と女神みたいな関係になってしまったかも」
ユウキはそういいつつ、凄まじい怒気を放っている。横島がある程度深刻ではないことが分かったからこそ、怒りなどを抱ける余裕も出てきた様だ。 そこで大鳳はユウキに聞いた。
「相手の女性陣はなにを考えていたのやら。神様ってことは忠夫が何かやっちゃったのかな? それとも我儘全開で行動してきたのか」
「無礼とかで祟りをもらったとか天罰の可能性は低いと思うな。神様の霊気を探ってみたら、一応ひどい性行為をしつつ、忠夫への愛や好意は一応あったみたいだから」
それから横島の容体を説明し始めたユウキの報告が始まり、彼女の悋気と怒りの混じった声が響く。大鳳はそれを聞きながら面倒くさいことになると感じて頭痛が走る。
しばらくして横島が意識を取り戻した。大鳳はユウキの回復魔法と霊酒のおかげで大分回復しているのを見て、
大鳳はこの殺気に近い怒気にさらされた状況が少しは動くかもしれないが横島の発言次第では悪化するかもしれない。横島に対して愛が重すぎる様になっている女性陣の耳に入ったらどうなるか想定してみる。
ネプテューヌあたりは女権国家の神様に喧嘩を売りかねないし、ヴィヴィオもストレリチア式に神殿は破壊とかやりかねない。難易度は高いが、ユウキに同姓である自分が話を聞くと言って外に出すべきだったかもと思った。
納得させる難易度は高いし、ユウキが横島に治癒魔法をかけていた以上引き離さない方がよかった可能性もある。しかし今見れば、霊酒だけで充分回復していたと思われるが後悔先に立たず、だ。
目覚めた横島は死にそうな顔になっている。これは女権国家で割と頻繁に見られる王国で言うところの逆NTRプレイ好きの女性に犯やられた、善良な男性の病状だ。彼はユウキに抱き着き言った。
「ユ、ユウキ。ワイは堕とされてしまったんや。汚されぬいて完全にパープルハート様の相棒として立つことができなくなってもうた……」
横島の言葉を聞きユウキの表情に複雑なものが混じる。大鳳はその表情を見て大体の木ユウキの心情を察した。ネプテューヌはユウキとも仲が良く、ユウキの抱える問題解決の為に身を粉なにして頑張ってくれているらしい。
彼女がそばに来てしばらく経つとユウキが追い詰められている様な表情をすることがとても少なくなった。だがいくつか前の転生先で、横島が夫を勤め彼女の為に死をいとわなかったと聞いてから嫉妬の感情を持っていることが大鳳にもわかる。それでも彼女に助けてもらっていたり、ネプテューヌが人たらしだからこそ嫌ってはいない。むしろネプテューヌの好意を抱ける人柄を目の当たりにしている為かかえってユウキの悋気の念が強くなっている部分もある。ユウキは笑みを浮かべて彼を掴み言う。
「忠夫、いくつか前の前世の記憶が前面に出ているみたいだね。とりあえず今生の価値観に戻ろうか」
そういうとユウキが横島と今生で知り合った女性陣達に電話をかけ始める。大鳳は直ぐにネプテューヌとユウキ達に協力して捜査してほしかったが諦めた。今はネプテューヌを呼ばない方が話はこじれないだろう。
1043 :
名無しさん@狐板
:2025/10/13(月) 12:00:34 ID:i8yNsUHl
横島が嫐られぬいて数日後。
三女神達はスカサハから寝耳に水な言葉を聞かされていた。ここ数日ヴィヴィオに追われるホラゲーをハードモードで横島を襲うオープニングなしの状態にしてゲームの中に吸い込まれる状況が続いていたのだ。
そして走りこんで経験値が戻ってきたと断じたスカサハは次にそろそろ行くかと言って来たから嫌な予感を覚えながら聞き返すと彼女は言った。
「横島の奴はな今のところはお前たちに嫐られぬいてそのまま逝った時の記憶しか蘇ってない。
あの後お前たちの面倒を見ていた創生の史書イストワール(とてつもない力を持った美少女フィギュアみたいな形態もある本)が下した罰お前たちの国に横島の転生体を送るから面倒を見ろという罰が終ってない状態だな」
それを聞いてベールの顔色が青くなった。
「そ、そんな師匠それはあまりにも御無体です。ゲームで言えば忠夫さんからの好感度がマイナス百越えではないですか」
「そこまでではないぞ。記憶ではなく記録だがお前たちの国に転生した時の情報も持っている状態だからな。それを記憶にしたいのなら次の修行の為のゲームに吸い込まれることだ」
スカサハの駄目弟子へのサディスティックな笑みにブランは怒りを面に出さない笑みで言う。
「師匠今度の実戦形式の稽古いつですか。師匠がそろそろ私に一撃入れて見せぬかって、言ってたのを早く果たしたい気持ちで胸がいっぱいになってきてます」
「本当に珍しく礼儀正しさの上に勢いもあるよい声だな。物静かでないときは品のない怒鳴り声が多いぞ。もう少しそういう声でもしゃべる努力をしたらどうだ?」
スカサハの弟子の向上心を煽る為の挑発にビキビキしながらもブランたちは準備を進めていく。彼女たちがおとなしく従っているのは、
横島の好感度を取り戻すのが一番だ。だがどれほどスカサハに苛立たされても、師匠である彼女に向ける信頼は一切揺らいでいない為もある。 そして彼女たちが今度吸い込まれるらしいゲームを見て、
彼女たちは嫌な予感が的中したと思った。ゲームのタイトルが『寝取り返し女神戦闘記』だからだ。
スカサハがゲームを起動させると彼女たちはその世界に吸い込まれた。恐らくだが現世の記憶は幾ばくか封印され、ゲームの中の自分の意識が表層に出ている類だなと、ゲームと関わっている女神である彼女たちにはわかった。
ブランはルウィーの協会で横島と共に戦った日々を思い返していた。今回横島がルウィーニ転生してきたのは二回目だ。
一度ネプテューヌの治めるプラネテューヌに転生し、そしてその時に彼女を助けて魔神からこの世界を護る為に共に戦った。
初めてルウィーに転生した横島と共に過ごした時間は楽しかったが苦しみも多かった。これは他のノワールとベールも一緒だっただろう。
ネプテューヌと同じ立場になって彼を育て関係を育み自分の力になってくれようと頑張る彼を見ていく内に、自分がどれだけ良くないことをしたのか突きつけられ続けたのだ。
イストワールが女神としてより成長させるために下した罰は本当に的確だったと言えるだろう。
そんな中で今回の事件を解決するために奔走していた横島が戻ってきた。彼の帰還を聞き、良好な関係の飼い主と久しぶりに会う犬の様に駆け出しそうになる自分をどうにか抑え、女神らしく玉座めいた椅子で待っていると彼が駆け込んでくる。
「ブラン、これで数か月はルウィーも平和だろう」
「そう……。ご苦労様。疲れている貴方には一番の褒美は休憩でしょう。式典等は数日後にするわ」
女神らしい落ち着いた態度を取って気遣っている様だが、実際は早く役目を終わらせてプライベートな時間に切り替えたい自分のエゴだと彼女は思っている。
早く彼を休ませるためという口実で公務を終わらせ宇要する彼女に助け船が現れた。彼女の盟友である、美少女の吸血鬼エヴァンジェリンと幼い少女でありながら魔術の使い手であるアリス・マーガトロイド入室してきたのだ。そして彼女の使い魔であり横島と前世からの付き合いであるユウキの姿もある。アリスは少女とは思えない程の洗練された礼を取ると言った
「ブラン様。此度の戦いは終わったので、ひとまずは安泰でよろしいかと。ただ今夜忠夫に甘え抜いたら、明日から少し遠出しなければならないかと」
「そう……」
横島が倒したらしい邪悪な存在の土地への対処をしなくてはならない。魔法と霊能的な陰陽道ではやれることが異なるのだ。
ブランは横島ができないことを代わりにしていたため今回は戦いに出られなかった。だからこそ彼が安心して休暇を取れるように早く終わらせなければ。その日の夜は彼に抱き着き甘えるように女性優位の性行為をしながらブランは言う。
「忠夫、巨乳の女たちにうつつを抜かさなかったでしょうね?」
上になられながら彼は首を横に振った。
「も、もちろん。お前が嫌がるからなるべく巨乳の女性とかと会わない様に占ってから言ったわ」
本心だとわかりつつ疑い尋問するようなこれ以上の快楽は怖いというギリギリの責めをしながら、ブランは言う。
「本当にぃ?」
「もちろんです。ブラン様」
ビビった彼の声を聞いてブランは言う。
「はい。脅えた声で私を誘惑したからもう優しい性行為は終わり」
「え」
ブランの手にピンク色の光が宿り、そのまま彼女の腕が彼の分身を飲み込んだ自分の秘所を触ると彼は射精と同時に涙と鼻水を噴出した。それを見て魔法で洗浄しながら彼女は言う。
「実に良いリアクションね」
「ブ、ブラン様勘弁して下さい」
「大丈夫よ」
慈愛に満ちた笑みに安心した様子の彼にブランは言う。
「私が死に物狂いで動いて五日間は休暇取れるようにしておいたから♪ どれだけ絞ってもそれだけ時間が経てば回復するでしょう」
死刑宣告を受けたような彼を他所にブランは腰を振り彼の射精を禁じたりあるいは大量にさせながら彼の脳が砕けたような悲鳴で秘所が余計に締まっていき、飲み込んだ彼の分身が振るえる感触を楽しんだ。
彼は何度も射精をし、その度に全身が震えた。快楽が強すぎて離れかけた彼を鈍器すら簡単に振り回す腕で拘束すると最後には身を削る快楽への不安から縋る様に自分に抱き着いてくる瞬間をブランは好ましく思っている。
横島が達し抜いた後に彼女は横島を抱えてシャワー室に行くと、そのまま彼を洗い魔術で風呂の水を液体スライムに転じさせて彼を嫐った。
快楽で脳が壊れブランの言うことを聞く機械になっている彼に奉仕させながら、時々不手際を見つけては仕置きと言って彼に快楽が強すぎる愛撫を与えたりしていた。
手で撫でられても足で分身を踏みつけられた時も彼女がその気になれば心地良いだけの快楽であり、逆に仕置きのつもりで動けば強すぎる快楽で苦痛となる。何度目かの失敗の時にブランが彼を押し倒した。
「7回目の失敗だ。という訳でこれで行くぞ」
ブランが彼に騎乗したまま玉袋を揉みしだき始める。きつすぎる快楽と優しい揉みしだく快楽のせいで慣れることができない彼はひたすら悲鳴を上げていく。ブランは笑いながらいう。
「実はこれお前のいくつか前の転生体にやったトラウマセックスの再現なんだ」
「ひー!」
「魂は覚えてんだな。 でも二度と失敗しませんとか謝らない辺り、癖になったかこの変態が! お前を尊敬の目で見ている同じ神殿騎士の女官たちこの姿知ったらどんな風に思うんだろうな。
女権国家の力を得たサドもいるからこんど呼んでやろうか?」
「や、やめてください。ブラン様」
「変態の上に嘘つきか救えねぇ。前よりでかくしながら言っても誠意が感じられねぇぞ」
そういってブランが少し膣を緩め射精が始まった瞬間強く締めると彼は泣きわめきながら射精をしていく。それが済んだ後にブランは優しい絞り方に変えて玉袋を揉みしだく手と似た動きで彼を何度か射精させると物静かな時の口調に戻っていった。
「最高に楽しかったわ。あと数日は休んで私が帰ってきた時に迎えてね」
ブランが横島の成し遂げた魔物討伐の後処理の為に出動してから数日後、ルウィーの教会への道を上機嫌で歩みブランの姿が見える。
彼女は横島が倒した邪悪な魔物の後処理が早く終わったのと、思った以上に横島が手際よくやっていたので惚れた男の良いところが見えて気分が良いのだ。
その彼女の前に神殿服に身を包んだ騎士が現れ、急に跪いた。それを見て彼女の顔色が変わる。目の前の神殿騎士は彼女の下部であり、相当な手練れの一人でもある。
どんな用事かはまだわからないが、彼が正規の手続きなしで自分に業務上の話をするときの礼を取るということはただ事ではないだろう。
「ブラン様、緊急事態です」
「謝罪は良いから。貴方の普段の様子を見ていれば、ただ事じゃないことは分かる。思ったより消耗しているみたいだけど傷薬使う?」
基本的に女神達は私的な場所では身分にかかわらず誰とでも交流を持っている。この神殿騎士もそうだが、彼はかなり規律を重んじる。
横島も部下時代に良くしてもらったと言っていたから彼のことが印象に残っていたブランにすれば、その真面目さを知っていることが彼女の中の不吉な思いを強くしていた。彼女の不吉な思いを感じ取ったのか神殿騎士は意を決したように言う。
「横島殿が攫われました。敵はエヴァンジェリンとユウキ、アリス殿です」
「やっぱり」
「気づいていたのですか?」
「正確に言えばその可能性もあるかもって思ってた……。前世で横島の世話になったって言ってたから、私がネプテューヌの伴侶だった頃の彼の転生体にしたことで含むところもあったんじゃないかって」
ブランは物静かな声で答えつつ、それなり以上にショックを受けている自分に気づく。それなりに仲良くやれていた相手に裏切られた、
否正確に言えば自分の過去の悪事への報復でこちらに近づいてきた者達に騙されただけなのだが、それでも七割くらいは信じていたからこそ堪えた。そのショックを飲み込むと彼女は一瞬でルウィーの女神に立ち戻り言う。
「今回の件は国家反逆罪にはしないで。恐らくは私がバカだったころにやってしまった過去の悪行に対する私個人への報復だから」
ブランは状況を説明した彼女たちは、ルウィーの民に迷惑かけずあくまでも自分だけを狙っていること、そしてルウィーという国家を転覆させたいのなら、もっと良いタイミングがあると。
それを聞くと神殿騎士は頷き辺りに通達をすると言って駆けて行った。彼が無線機を取り出したのを見て、ブランは進みだす。
途中まで進んでも敵の数が思った以上に少ないことに気づいた彼女は魔法で無線ログを見てみて納得がいく理由が見つかった。
さっき言いつけを受けた神殿騎士が連絡を入れた後の会話内容は公だった。
「――以上がホワイトハート様のお言葉です」
それを聞いた他の騎士が答える。
1044 :
名無しさん@狐板
:2025/10/13(月) 12:02:25 ID:i8yNsUHl
「なるほどそれでは、此度は私物の武器防具以外は使ってはいかん、ということですな」
「ええ。それと戦闘した結果殺害はともかく、相手が戦闘不能になったら行動不能にする魔法をかけた後になるべく手当を。それと降伏したものは、軽い罪を犯した者が入る牢に転移させましょう。
今回の戦いは『国に危害を加えに来た外敵ではなく、ブラン様の個人的悪行への報復者』の用ですから。だがブラン様がサンドバッグにならず反撃する態度なら、我々も個人的に助太刀しましょう」
騎士団だけではなく手の空いていた冒険者なども同じような態度で加勢に来てくれていることが分かった。思った以上に敵が少ないのは彼らのおかげの様だ。
ブランが奥に進むといつの間にか出現した吸血鬼の居城めいた城の森で黒い服を着た黒髪の美少女と出会った。最も彼女はインプだから年齢は見かけで計れないが。ユウキはかつて彼女に向けていたのとは違う凄みのある笑みで言う。
「ブランちゃん初めましてと言うべきかな。一体化したゲームのキャラの中に潜んでいて、本当の僕は見せたことはなかったから」
それに対してブランはハンマーを取り出して答える。
「正直なところ私はあの件に関して私を罰する権利があるのは忠夫とネプテューヌだけだと思っているわ。何しろお貴方たちはあの時出会ってすらいなかったでしょう。
それとゲーム中に入れてのあれこれに関しては鬼婆(スカサハ)の仕業よ。
やりたくてたまらなかったし、やった時はノリノリで楽しんでいたのは否定しないけど。 だからこそ今生の忠夫に惚れているお前たちがむかつくと言うなら受けて立ってあげるわ。少なくとも私の悪行が原因ではあるんだから」
それを見るとユウキは不敵な笑みを浮かべて言う。
「本当に男前だね。少し分が悪いから精神攻撃と行こうか」
そういってユウキが文珠を投げてきた。その文殊には『教』の字が入っていた。それと同時に彼女に情報が流れ込んでくる。
ブランに嫐られぬいた後で彼は、アリスの作ってくれた朝食のおかげで信じられない程回復していた。そしてアリスのくれた紅茶を飲んだ瞬間意識が飛び、彼は目覚めると吸血鬼の城めいた場所にいた。
目の前には大切な女性であるブランの友人であるエヴァとユウキとアリスの姿がある。彼女達を見ると横島は安心した顔になり言った。
「エヴァ、ユウキ、アリス。一時はどうなるかと思ったけど、お前たちがいてくれるなら安心だ」
そういって彼がアリスに触ろうとした瞬間、彼の動きが止まる。アリスの腕から魔力でできた糸が出て彼の体に入っていることに気づく。アリスは少しだけ嫉妬めいた声で言う。
「忠夫は本当にブランのことが好きなのね。このゲームだと貴方がルウィーに一度目の転生をした時と酷似した関係らしいけど。でも私たちは彼女の所業で許せないことがそれなり以上にあるのよ」
「あ、あのアリスちゃん」
横島の問いに答えずアリスが魔術を唱えると彼女の姿が変わり、そこに金髪の美女が現れる。彼女は全身を覆いながらも体の乳房などが強調されるように意識した気付けをしている。
そして彼女は横島の唇を奪い、快楽で射精しそうな彼の分身に魔力でできた糸を入れて射精を禁じながら言う。
「忠夫、今目を閉じようとしたでしょう。裸どころかこの服装でもそうしようとするなんて。ブランが豊満な体の女性に目移りすると怒るし落ち込むからって占いとかまでしてそういう女性と会わない様にして。
だから私達も仮の姿でいないと会えなかったし」
そういってアリスが指を動かすと彼の眼が開く。瞬きはちゃんとできるのに目を閉じる行為は出来なくなっていることを不思議に思いながら彼の前でアリスは青い服と下着を一瞬で脱いだ。
全裸の彼女を見た瞬間ブランとは異なる豊満な体に完全に圧倒されそして分身がそそり立ってしまった直後に、彼の首横に動く。そしてそこには巨乳をさらして妖艶に笑うユウキがいた。
「忠夫、僕は隠れ巨乳だから胸なしって言われてたけど、今回はそれが役に立ったね」
エヴァは体の線が強調されるラフな服装のまま大人の姿で彼に近づいてくる。ユウキが最初に彼の腕を取り乳房を掴ませた後、彼の分身を飲み込み騎乗し。その巨乳を存分に彼に押し付けながら言う。
「ほらこれがブランが忠夫に近づけたくないって思ってた巨乳だよ。気持ち良いでしょう」
ユウキと繋がりながらその乳房に顔を導かれ彼は大量の射精をした。彼が必死に逃げようとするとその腕をブランと同じ動きで封じてくる。ユウキが彼の顔を乳房から解放すると、彼から離れ騎乗位の体制となる。
彼女がアリスに目配せするとアリスの糸で横島の手が勝手に動き彼女の乳房を揉み始める。そしてそこに形の良い豊満な尻がスカートの上からでもわかる状態のエヴァが不意に彼の顔の上に座った。彼女は女王のような声で言う。
「どうだ? これがお前の最愛の女が近づけたくないと思っていた類の豊満な体だ」
横島が凄い量の射精をしてユウキの腹が膨れるくらいになるとアリスエヴァが立ち上がり、彼に聞くわざとらしい疑問の声できく。
「どうしたそんな表情をして? 気持ち良くなかったか?」
恋人を裏切っている背徳感と罪悪感。手加減のない女権国家の女性達でもトップの性的快感それが一度に襲ってきたせいで彼は精神的に追い詰められ切っている。その状態の彼に代わってアリスが見当はずれな答えを返す。
「エヴァきっと、久しぶりに味わえたボリョームたっぷりの体が服ごしだなんてあんまりだと思っているのよ」
それを聞くとエヴァが大人の姿のまま彼の前で服を脱ぎ。その豊満な体を彼に見せてユウキの手を揉んでいる彼の顔を乳房で挟みだす。その時に再び彼はユウキの膣の中に大量の精を放った。
ユウキが彼から離れると、エヴァが彼の上半身だけを起き上がらせて、乳房を揉みしだかせた後にその手を自分の尻に導いていく。
アリスの糸を抜いた後、自分の尻を掴む彼の手が快楽に抗えず握り閉める手が緩まないのを満足そうに見ながら彼女は言う。
「忠夫、途中で奉仕の手を止めるなよ。もし止まったら仕置きの時間だ」
「え」
エヴァの乳房が彼の胸板で潰れ、彼女の魔膣がもたらす快楽で意識が何度も飛びながら彼は必死に尻を握り閉め続ける。
強すぎる快楽で脳が壊れるような恐怖があり、強く握れば握るほどそれが強くなっていくが、
エヴァの言うお仕置きが怖すぎて話す勇気はなかった。 エヴァはそれを見透かしながらもわざと彼が手を離さないギリギリを見極めながら、腰を動かして彼を嫐っていく。
だが不意に彼女が腰をグラインドさせると彼は悲鳴を上げてついに離してしまった。両腕だけは快楽の電撃から解放されたと思った直後にアリスの糸が凄まじい速さで彼の手に入り再び掴ませていく。
そしてエヴァは笑いながら彼の唇を奪った。吸血鬼特有の電撃を感じさせるキスで舌を絡められた彼は涙を流し精液が止まらなくなり、その直後にエヴァが彼の首筋にかみついたまま、
後ろに倒れて彼を両手両足で拘束してくる。手の平と胸板に襲い掛かる柔らかい感触と彼の分身を包む快楽地獄をもたらす膣と首筋の電撃の快楽それで彼が完全に屈服するとエヴァは彼から離れた。
「お前をもっと可愛がりたいが、今はここまでだ。アリスの番なのでな」
アリスが彼に近づき上になって体を密着させてくると彼はどこまでも優しい快楽で足元が崩れていき、彼女のペットに成り下がりたいという感覚すら覚え始めた。どこまで緩くそれでいながら彼の分身には優しい快楽を送り込みながらアリスは笑う。
「忠夫これが、豊満な女性との性行為よ。ブランとは違った良さがあるでしょう」
快楽で忘れかけたところでブランの名前を出され彼の心が凍り付き。次の瞬間アリスの乳房の感触と膣がもたらす感触に一気に敗れた。そして背徳感が射精を強めていく。
彼は気づかなかったが彼の後ろには、ホワイトハートの為に戦った時の彼の人形が置いてあった。そのころの意識を戻すことで寝取られる背徳感を彼に与え快楽を倍増させている。三人は彼が射精して気絶すると言う。
「それじゃあ、忠夫が初めてこの世界に転生した時にトラウマを刻んでくれた。女神達にお礼をしましょうか」
文珠で横島と三人の性行為の実情を見せられたブランはいつもとは違う様子の怒りを見せていた。彼女は暗い瞳で言う。
「なるほど。かつて私がいや、私達三人が忠夫とネプテューヌにやっちまったのはああいうことだったのね。自分の行動の醜さ、十分わかったつもりだったけど、まだまだ、だったみたい」
今のブランをルウィーの民たちが見たら相当な恐怖を抱いただろう。怒っているのにいつもの物静かな口調のままなのがかえって怖い。
僅かな空気の変化の後、ブランはハンマーを信じられない程の速度でユウキに向けて振るった。ユウキもそれを辛うじてかわすと剣で切り返して見せた。
「かなり怒ったみたいだね。僕も相当頭に来てるからいくらでも応じてあげるけど」
横島なら一目でわかる切れすぎた時の笑顔を見せるユウキにブランは言う。
「……怒るとかそういう段階はもう通り過ぎているわ。7割くらいしか信じていなかった状態でもああいうことされると本気で頭にくる。
ネプテューヌは凄かったのね。境遇が似ていた上に同じ女神だから私たちの気持ちもわかるからって、あの程度で許してくれるなんて。私にはできないわ」
ブランが今抱いた憤りは似たような体験をしているベールとノワールも抱くことになるものだ。彼女は目の前の彼の今生の女に向けて激怒するとその憤怒を籠めて戦槌を構えた。
次の瞬間、ブランの鈍器とは思えない速度の攻撃が走る。ユウキでさえも驚愕する速度のそれは辛うじてかわすと、ユウキは即座に切り返した。
それからしばらくは速度でユウキが勝ってなお彼女は攻めきれない状態が続くことになる。その理由はまずはハンマーの威圧感。
一撃でももらえば大きく不利になることと、そしてそれが信じられない程の速度で迫ってきていることもあるが、一番は嫌な予感がしているのが大きい。
ユウキとの戦いで殆ど傷を負わずに彼女と切りあいながらブランは言葉を続ける。
「今回は決着がついた後も生きていたら殺したりはしないわ。でも手加減はしない……いいえ。できないから死んでも恨まないでね」
1045 :
名無しさん@狐板
:2025/10/13(月) 12:04:03 ID:i8yNsUHl
そしてブランがホワイトハートの姿となり彼女の戦槌が戦斧に変わると、ユウキも全力で力を解放し雪原で済んだ金属音と魔術の音が連続で響き始めた。
ユウキが出かけた後に横島はアリスに騎乗されながら手をつなぎその吸い付くような肌で何度も天に行くような快楽を与えられた。アリスは体を密着させて、耳元に口をつけるという。
「忠夫、ブランさんの行く手を阻んでいる人形系の雑魚敵は私の魔力で動いているの。射精すればするほど、彼女が不利になっていくわよ」
アリスに射精をさせられながら彼は何度も意識を飛ばしていく。そして彼の後ろではかつて彼がブランの為に凄まじい魔物を倒したころの人形劇が演じられている。その時の意識に戻っている状態が彼の罪悪感を煽っているのだ。
アリスはエヴァと交代しながら言う。
「ブランがもう少しで来るな。アリスそろそろ迎撃に出てくるころだな。ユウキも出撃前は優先的に忠夫を絞らせたからな」
そういうとアリスは名残惜しそうだが彼から離れる準備をしつつ最後に一度強く抱き着き糸で彼を操りながら自分の体中を触らせてそのまま最後に一際大きな射精をさせるとブランが嫌がる巨乳で彼を誘惑する行為を乳房で彼の顔を包みながら言う。
「名残惜しいでしょうけど今夜はここまでね。貴方が無意識でも望むなら私達はいつでも来るから」
女神への信仰心など自分たちとの性行為の際の背徳感に過ぎないと言っているのがわかる様な妖艶な笑みを浮かべながらアリスは離れていった。
彼の視線が自分の裸体に釘付けになっているのを見透かしてか敢えて直ぐに服を着ずゆっくりと部屋の外に向かっていく。アリスの体を見ているだけで分身が復活したのをエヴァが咎めた。
「随分と助平な男だ。一度豊満な体を覚えたら、あれほど愛し合った女神はどうでも良しか」
そういうとエヴァは嘲笑しながら彼を抱いて両手両足を絡め彼の分身を飲み込み笑う。彼の罪悪感と快楽に屈した声がいつまでも響いた。
エヴァが立てなくなった彼に回復させる薬を与え出陣して大きな轟音が隣の部屋で響きだし。そしてそれがやむとブランの姿があった。彼女は横島に言う。
「忠夫大丈夫だった?」
「あ、ああ」
罪悪感のあまり脅えながら何かを言おうとする彼をブランが制した
「なにも気にしなくていいから。私の過去の悪事が帰ってきたそれだけよ」
そういうとブランは彼を押し倒して。再び彼と一つになった。エヴァ達とは種類の違う女神の快楽に彼が脱力するとブランは何度も彼を絶頂させながら言う。
「これはお詫びだから。今生は女神をものにした男としてただ快楽に溺れて。壊れてもずっと面倒を見るから」
ブランの善意しかない告白が彼の精神に止めを刺した。
ブチンと何かが切れた音がして彼女に口づけをねだると彼女の舌が彼の下と絡みそのまま大量の精液を彼女の内部に放つ。
交わりながらブランホワイトハートの姿となると与えてくる快楽が余計強まり彼は一度大きな射精をした後、動くことすらできなくなった。
それを見てホワイトハートは彼の状況を察し動けない彼をただ愛で続ける性行為を始めていく。声すら出せない横島は、自分がただの愛玩動物に快楽で変えられていくと思いながら、ホワイトハートの抱擁を受けて痙攣をしていた。
このまま放置された完全に彼が腑抜けとなり壊れる。そうなりかけた瞬間に、ホワイトハート
が引き離された。そして彼女を引き離した先には金髪でショートカットの髪をした気品あふれる美少女の姿がある。
「警戒しなくていいわ。私はそこまで怒ってない勢だから。でも最後の行為されると私の英雄さんが使い物にならなくなっちゃうからね。
それに貴女だって後悔したでしょうし。今回はノーマルエンドってところね。忠夫もこのゲームの世界での記憶はないけど、貴女の国に転生した時の記憶は持っているはずよ」
「貴女は」
友好的な態度と自分の過ちを止めてくれたことから礼を持った声で聴くと彼女は堪えた。
「沙条愛歌よ。失敗ともいえないけど女神との距離感を間違えてしまった彼の来世に英湯となってほしい幽霊よ」
それを聞いた後で、愛歌は横島を掴むと言った。
「どんな形になるかわからないけど、今生でも彼と貴女達の関係が英雄譚を引きたてる者であることを願うわ。それではまた」
愛歌は優雅に一礼すると横島を掴みそのまま光った。恐らくはゲームクリアの結果だろう。
ブランが現実に帰還した後、ベールとノワールもスカサハに渡されたゲームで似たような体験をしていたことが明らかになった。そして彼女達もブランと同じような感情を抱くことになっていた。
ベールとノワールも横島が一度自分の治める国に転生した時と同じ様な関係を築いた二度目の転生したイフの世界線が舞台のゲームに飛ばされたらしい。ベールの場合はこうだった。
時にはネプテューヌさえ上回る駄女神さを見せることもあるリーンボックスの女神。ベールその彼女は今自室で、ゲームをやりながら横島の帰還を待っていた。
ほどなくして彼の帰還を告げる声が聞こえると彼女はゲームをしつつ彼を待った。横島はベールの所に来ると呆れた様子で言った。
「またゲームですか。ベール様は面白いゲームが出た時はネプテューヌさんを上回る駄目神ですね」
「仕方ないでしょう。だって貴方が育ってからは大抵のことは貴方に丸投げすればうまく回りますから」
「俺が子供の頃は凄くちゃんとしていたのに。とにかく勝負して俺が勝ったら少しは御自分を鍛えなおしてください。女神なのに神官である俺より弱いとか拙いでしょう」
横島の言葉になぜかここにいないはずのスカサハの声が聞こえた気がした。その声は『うむ、まったくだ。バカ弟子がすまんな。もう少ししたら鍛えなおすのでまっていろ』と言う内容だ。
ベールは少し背筋が寒くなったが、嫌な予感が収まると花のような笑顔で言った。
「ええ。あなたが勝ったらちゃんと修行しなおしますわ」
「よし。今回ばかりは容赦しませんからね」
「あ、以前忠夫がくれた文珠を使ってもよろしいでしょうか?」
「構いませんよ。つかっても今のベール様じゃ俺にも勝てませんし俺も使う以上ベール様にだけ使わせないのは公平じゃありませんから」
横島がベールと訓練場に行くと横島は滅茶苦茶気が載らなそうに霊波刀を構え戦闘準備を始めた。ダメ人間ではあっても善性な彼女に横島は甘い。だからこそ、一度勝利して見せなければだめだと思ったのだ。ベールは彼に言う。
「忠夫、戦闘が始まる前に少し記憶を取り戻していただけないでしょうか?」
「もしかして俺、なんか記憶失ってますか?」
ベールは女神だから怠けてさびていても、横島より鋭い面もある。過去の経験からそれを知っている彼は、ベールに文珠を使わせた。もしかしたら今回悪霊払いに行った際に、
記憶を消されたのかもしれない。彼は一応はベールの手元の文珠が記憶を『戻』す為のものだと確認してから受け入れた。そしてそれを受けた瞬間、彼は一気に崩れ落ちた。
ベールの怠け具合がひどかったが彼よりまだ強かったころに負けた時、彼女の豊満な体で嫐られぬいた記憶などが蘇ってくる。彼女は男である彼を徹底的に閨で敗北させて負け犬根性と、快楽への中毒をねじ込んだ後足で分身を嫐りながら言った。
「私の怠けを諫める為の挑戦ならいつでも受けますわ。でも負けたら今夜の行動をまた、やりますからね」
動けない彼の分身を踏みながら足さばきが凄すぎて快楽を与えられているにも関わらず、悲鳴しか上げられない彼を見下ろしながらベールは満面の笑みで彼の分身を達しさせた。
そして一度の射精で完全に折れた後で、靴下をはいてもう一度嫐り、射精させるとそれをわざと靴下をはいた足で受け止めてその靴下を渡すという。
「貴方が早漏過ぎて汚れたので洗っておいてくださいね」
この時彼は気づかなかったがベールの手には『刻』の文珠が握られており、彼の魂に深く刻み込まれていた。そしてその後で『忘』の文珠を使われていたのだ。
何度も似たような戦いをするたびに嫐られた日々。上になられて、女権国家でもめったにない程の懇願をさせられたり乳房に挟まれた分身から射精させられまくったり、
逆に射精を禁じられて膣に入れるまで射精を許してもらえなかったことなども思い出した彼は、それだけで分身が勃起してしまった。ベールの手が彼の分身を掴みながら言う。
「今の私は最弱ですからあっさり倒せますわよ。まさかあんな男性優位の性行為が当たり前の国では、恥辱死ものな性交目当てで負けませんわよね」
そういいながらベールは薄着の服に着替えてきた。今の鈍った彼女でこの軽装は自殺行為だが、彼の中には正しき諫めを色香に負けて引っ込めるゴミ神官と罵られながら、
祭壇で婚姻の儀式ともいえる性行為それも女性優位極まりすぎるものをされた思い出が蘇る。ベールの霊力の籠った一撃、鈍り切っていてもギリギリ達人の末席クラスくらいの一撃を受けたがそれが貫通した。
吹き飛ばされ倒れる彼の分身を服の上からでもあっさりと踏みつけると、彼女は言う。
「あなたの魂が私に負けたいって思っているから霊力もそうなってしまうようですわね」
そして神気で彼の動きを封じると乳房で彼の分身を挟んだ。数か月前にした優し過ぎる動きの果てに焦らして射精させる動きから入っていながら、
いきなり強すぎる快楽を与える愛撫に切り替えて、さらに先端をなめられた瞬間彼は一気に射精を起こした。真っ白に染まった自分を見せながら彼女は服を脱ぎ彼の服も槍であっさりと剥ぎ取ると笑いながら、彼の分身を踏みつける。
「本当にこの子に逆らえない哀れな生き物ですわね、貴方は」
柔らかい貴婦人からの嘲笑の声が脳に媚薬の様に響く。そして彼女を真っ白に染めていた白濁が消え去ると彼女の霊力がより高まっていく。
一度の射精で完全に屈服した後に一切間を置かず彼女が腰を下ろすと彼は全身に彼女の神気が巡っていき快楽をより強めていくのを感じながら、負け犬になったと自分でもわかる声で叫んでいた。
1046 :
名無しさん@狐板
:2025/10/13(月) 12:05:41 ID:i8yNsUHl
「ベール様―!俺の負けです」
「よろしいですわ」
彼女が少しだけ腰をひねると射精が起こりそのまま彼は意識を失っていく。もう自分は万が一指先一つで彼女に勝てるほどの力を得ても。このままだろうと思った
。倒れた後も彼女に甘やかす様に乳房を押し付けられ貪られぬいた後で、彼は自分が何も考えられない状態に堕ちたとわかった後、そのまま部屋を出た。
それからしばらくするとベールは再び彼に『忘』の文珠をいつ使うか考え始めた。あまりやりすぎると、彼が使い物にならなくなってしまう。
それに覚えておかせると自分を諫める為の戦いの時に対策を練られるかもしれない。次に諫めてきたらどうやろうか、そう考えていた彼女はその日の夜に災難が訪れることになる。
横島がベールに敗れた後彼は、ベールの体の感触が頭から離れず、嘲笑の声や柔らかい貴婦人めいた笑顔の蔑みの表情を思い出すたびに分身が勃起してしまう状態になっていた。
あまりに絞られ過ぎて、体力が落ちたので滋養に効く料理を食べたのがまずかったのかもしれない。消化促進緒の薬も飲んだせいか、あれだけ絞り尽くされた後なのに、分身が勃起してきてしまった。それを見て彼は自己嫌悪に襲われる。今はベールが女神としての外せない仕事に出ていのに自分が性欲に囚われていては駄目だろう。そう思った直後に彼は文珠で分身を『鎮』めると教会の礼拝堂に向かった。
彼は教会の聖堂でベールに無事に戻ってきてほしいという願いをかけようとした直後に、不意打ちめいた襲撃を受けた。
それでも彼は一切、迷わず霊波刀を抜き放ち女騎士たちの攻撃を受け止めると、攻撃的霊術を籠めた札をばらまき。文珠で『強』『化』した。
女騎士達は信じられないことにその大半をかわし、かわせなかった物も彼女たちを包む霊的オーラを強化してしのいだ。大きなダメージを与えられないと断じた彼は、
特大の効果の札を一枚だけ投げて彼女たちがのけぞり、防御してなお軽くはないダメージを受けたのを確認すると、そのまま全力で逃げた。倒せたかもしれない状況だからこそ逃走すると相手は予想していない。
この拠点は重要だが、他の三女神とも関係が良好である以上は、堕とされても奪還の目はある。何よりも教会を襲ったということはベールを狙っている可能性が高い。
彼はいかに気配を隠しながらベールと連絡を取るか考えているところで、窓を破って襲い掛かってきた金髪のサイドテールの美女の拳で倒された。彼が倒れる前に彼女は楽しそうに言う。
「ほら私が言ったとおりだったでしょう? 忠夫さんを騙そうと思ったら貴方たちくらいの精鋭をぶつけないと伏兵はなしって思ってくれないって」
サイドテールの美女ヴィヴィオの言葉に騎士達も頷いていた。
「はい加えて、ヴィヴィオ様が見事な隠形をしていなければ多分彼気づいていましたね。さすがは聖王様の夫の転生体と言うべきでしょうか」
「そうですね」
目覚めた後で彼は祭壇めいた寝台に寝かされていることに気づいた。そして先ほど彼を襲っていたらしい女騎士達が彼の体に油に似た液体を塗り込んできている。
彼女たちは体をマッサージしながら彼の下着すらおろし、彼の分身の玉袋や竿にまでその液体を塗り込んでいる。
愛撫の快楽による射精を許されず一人の女性が快楽も与える形で分身の先端を掴み射精を禁じながら意地悪く笑いながら彼の声すら出せない表情を楽しんでいる。 そこにヴィヴィオが入室してきた。彼女は横島の姿を見て上機嫌に笑う。
「忠夫さん久しぶりですね。自己紹介は必要ないですか?」
女権国家の世界に転生していたころの自分の妻だということは、聞いていた。横島がそう頭で考えるとヴィヴィオは喋れもしない彼の、様子だけで事情を察した様だ。
「忠夫さんの今の主人は過去のやらかしでの反省が足りないし、力不足なので、少し力呂つけるための課題を持ってきました。こうでもしないと彼女は死に物狂いで力を取り戻そうとはしませんから」
そういってヴィヴィオが彼の目の前で服を脱ぐと彼はその美貌に圧倒された。女神であるベールにはどれほど自堕落に過ごしてもこれ以上は衰えないというラインがある。
その最低ラインであっても美貌と性的能力はこの世界の男を跪かせるには十分すぎる。だが目の前のヴィヴィオは磨き抜いた美を持ち『今』のベールよりはずっと上だと彼は思った。
そして彼女は一回りして彼に全身を見せた後で、彼に覆いかぶさりそのまま分身を飲み込んでくる。
「ひぎゃあ!」
寸止めをずっと受け続けた後にあり得ない快楽の渦。ヴィヴィオの乳房などに触れただけで爆発しかねない状態で、分身を飲み込まれたのだ。たまったのものではなかった。
ヴィヴィオは腕を彼の背に回し、時々つぼを押してより強い快楽を与えてくるし、周りのストレリチの女騎士達も、彼に体を押し付け愛撫などをしてくる。そして彼の腕を無理やりヴィヴィオの尻や太ももに当てて揉みしだかせた。ヴィヴィオは離れるという。
「私の聖気で上書きしたから、もう完全に忠夫さんの体は私の意のままです」
そういうとヴィヴィオの瞳に力が宿ると彼はそのまま他の女騎士たちと交わり始める。入れる度に射精して果てる自分は性的に負けている屈服させられている。
という実感が強まり。そして周りの騎士たちのしぐさでヴィヴィオの配下であることがわかると、祭壇での婚礼の儀での自分の立場が使える騎士以下に落ちていると悟らされる。
騎士達は離れると百合的な行為をしながら不甲斐なさすぎる彼を嘲笑してくる。その嘲笑に泣きそうになった彼を犯しながらヴィヴィオは言う。
「忠夫さん、ストレリチアの騎士に男が閨で勝てないのは当然です。そんなあなたも愛おしいですよ。それにこんな簡単に上書きされる程度の祝福しかできない女神が悪いのですよ」
最後の言葉に僅かに反骨真を持った瞬間ヴィヴィオが言う。
「二十数えるまで射精を我慢出来たら、謝罪と撤回をしましょう」
そういいながら配下が数えるとヴィヴィオが膣を思いっきり締めて腰を動かし彼の手を取って乳房を揉ませだす。
本気を出したヴィヴィオに彼はあっさりと屈服し祭壇が光ると余計に多くの射精が起こる。ヴィヴィオは穏やかな様子だが、快楽で脳が壊れかけてもベールへの侮辱に怒った彼の姿に相当やきもちを焼いていた様だ。
その後で彼女が配下の騎士に目配せし数人がかりで聖王の気にいった男を堕とし切る輪姦を手伝わせて彼が気絶するとようやく彼女は満足した様だ。
それからベールが彼を救助に車で彼は何度も女騎士達とヴィヴィオに嫐られた。
「次にベール様と戦いに行くのは私ですよ。射精したら強化されちゃいますから頑張って耐えてくださいね♪」
騎乗する騎士が茶種猫の様ないやらしい笑みを浮かべながら彼を嫐る。射精する状態になっているのを強すぎる快楽で逆に封じていながら、彼女はこんなことを言っているあたり意地の悪さがうかがい知れた。
彼女が少し快楽を緩めると彼はそのまま射精して倒れた。
ヴィヴィオが寝所から出た後、凄まじい神気と神気に近い聖なる気が激突する音が響いた。ヴィヴィオの聖気と激突している気は全盛期の力を取り戻したベールの気だと彼には直ぐに分かった。
ヴィヴィオが退いた後に、ベールが寝室に入ってきた。彼女は彼を見ると安心した様子で、彼を抱えて部下たちに指示を出していく。
全身を貫くような快楽で彼は目を覚ました。目の前にはかつての力を取り戻したベールの姿がある。彼女は彼に騎乗しながらヴィヴィオとは異なる種類ではあるがヴィヴィオに匹敵する快楽を彼に流し込んできている。
ヴィヴィオと同じ動きで彼の分身を飲み込みながら彼女は言う。
「忠夫、私の過去の悪行の報いで迷惑をかけて申し訳ありませんわ。だから今からあの聖王の気を浄化しますわ」
ヴィヴィオにベールの神気を上書きされた時は一気にすべてが消し飛ぶような感じだったが、ベールはゆっくりと蜘蛛の毒の様な快楽で彼の体に神気を流し込んでくる。
豊かな体とその美貌に彼は射精を繰り返しその度にヴィヴィオの気が上書きされていく。一昼夜も交わった後、甘やかされぬきまともに喋れず腑抜けになった彼に口づけしながらベールが言う。
「数日は多分このままでしょうけど、私が仕事をしますからゆっくり休んでくださいね」
この後ベールが力を取り戻し彼の仕事の内容は大分改善された。だが少しだけ寂しさを彼が覚えたのも事実だ。ベールは駄女神ではあっても善性だったし最低限の仕事はしていた。
そんな彼女のことが彼もこの国の民たちも、嫌いだったわけではないのだ。
最後に横島の意識はノワールことブラックハートの治める地で彼女の為に働いていた。ノワールは毎夜彼をいたわる様に上になりながら嫐り、時には男性優位の演技をしたりもしている。
ブラックハートの姿に変わり元々豊満だったからだがよりそうなった彼女を襲いながら彼は果てて倒れる。仰向けになった彼にブラックハートが言う。
「忠夫もう果てたの? じゃあここから反撃ね」
嘘を突け男性優位の演技をしていただけだろう。喘ぎながらも主導権を握っていたのは彼女だった。だがそれでも雄としての征服欲が満たされている感じは確かにあった。
「ほらほら、早く復活しないと、女性優位の恥ずかしい性行為が次々とされちゃうわよ」
僅かに感じて昂る彼女の声は先ほどまで、『忠夫許して。これ以上は極楽から地獄になっちゃう。もう生かされ過ぎて変になるわ!』などと叫んでいた時と似ている。
演技だとわかってなお、止まらなくなって腰を振っていた彼には先ほどの性行為の時と同じような声が、先ほどまでの性行為が当然なのだと思わせて余計に惨めさを煽る。
それを知ってか知らずか、ブラックハートはさっきまでの負けたふりをした演技の声を再現して言う。
「私が、『もう許して忠夫様』って言ってもやめてくれなかったんだから貴方も射精して限界でも頑張ってね♪」
『もう許して忠夫様』が先ほどまでの男性優位の性行為を強く思い出させ今の女に逆に泣かされている状況の惨めさを余計に引き立てる。
それを察したかのように彼女が彼の顎を掴み首を横に向けると、女性優位の騎乗位で泣きわめく自分の姿鏡に映っている。
1047 :
名無しさん@狐板
:2025/10/13(月) 12:07:42 ID:i8yNsUHl
「余計に興奮しているわね。逆転してさっきみたいにならなきゃ今夜は負け犬根性を抱えたまま夢の世界にゴーね」
そこまで言った後ホワイトハートはノワールの姿に戻る。彼より年下の女子高生の姿となることで、余計に女性優位の性行為による屈辱感を強めるつもりの様だ。
ノワールは彼を嫐りながらブラックハートになっていた時の口調で言う。
「ほらさっきみたいに私に忠夫様って言わせてみたら? ブラックハートの時よりは弱いわよ?」
敢えて彼から離れ嘲笑めいた目で見て手を広げる彼女に覆いかぶさった彼は獣めいた叫びを繰り返す。表向きは男性優位の性行為に見えているが実際は快楽で言葉にならない声を出しているだけだ。彼女は言う。
「早すぎるわ。また射精? もう少しこらえ性を身に付けなさい」
彼女が彼を逆に押し倒し体を入れ替えて腰を振るたびに彼の体が震えていく。ノワールの手が口がそして膣が彼を追い込み女神として神気がどんどん彼を支配下に置いていく。彼女の嘲笑の言葉は彼の耳に媚薬の様に響いた。
「さっきまでの『忠夫様呼』よびして、『私は貴方に飼われる雌犬ですって』私に言わせた貴方はどこいっちゃったの? あれが本来のあるべき男女の姿なんだからちゃんと、あの姿を見せてよ」
ノワールが既に動けない彼の分身を足で踏みつけながらわざとらしく疑問めいた声を出した。
「ねえ、なんでこんなに固くしているの。私に男性優位の性行為をしていた時のことを思い出したのよね?
まさか正しい性行為はああなのに今の自分がああされていることに興奮してるんじゃないわよね? 足で嫐られてこんなに大きくしていると怪しいんだけど」
「あ、ああノワール様もう許してください!」
ノワールは本心では怒ってないが怒りと蔑みの混じった声で言う。
「寝室やプライベートでは様付けやめろって、言ったでしょう。屈服しすぎて様よびとか、気骨がなさすぎるわ」
そういって彼女は花が咲くような笑みを浮かべ寄り彼の分身を踏む力を強めた。痛みもあるがギリギリ快楽が勝る絶妙な踏み方だ。
「犬は飼い主がだめだと自分が主人になるそうよ。『雌犬』に負けちゃうご『主人様』はもう下僕ね」
雌犬とご主人様だけは負けた時の演技を再現して、当たり前だと認識している男性優位の性行為を思い出させて屈辱が強くなった瞬間に彼女は一気に強く踏んだ。
ノワールに対して大量の射精をした彼を蔑みの目で見ながら言う。
「貴女あと数秒で意識落ちちゃうから言うけど、男性優位の演技している時の方が快楽はたくさん送り込んでいたわよ。なのに負けている時の方が射精多いわね。最後の足コキでここまで出すあたり本当に変態だわ」
自分の蔑みと罵倒が今日彼が見た最後のものになると思った彼女は機嫌よく寝室を出た。
男性優位の性行為をした際に射精の時に快楽で思考力が落ちている彼の耳元で『これが普通の性行為だから、演技ではなく実力で私にこうできるようにいつかなってくれるのを待っているわ』と言ったり、
彼を褒めたたえ当たりした後の逆襲は最高だ。あの自分の情けなさに泣きそうになりながら快楽で屈服する彼の姿が癖になる。女権国家の力を幾ばくか取り込んでから、彼を嫐ったり堕とすときは苦手分野ですら能力が高くなっているのだ。
ノワールは女神であると同時に声優業をやっているがあまりそちらは上手ではない。にもかからず、彼を嫐る時だけはどんな演技も上手にできる。
次の日彼は執務室でもうすぐ出発する予定のノワールの政務を手伝っていた。
ノワールに指示を出される度にいつも以上に彼女の命令に対して、過敏に体が動く感覚をある。彼はそれが恐らくは昨夜眠る前に大量にノワールの神気を送り込まれ精を絞り抜かれたからだろうと思う。
執務が予想以上に早く終わり出立の準備まで時間ができた彼は、時間に余裕があると思った瞬間に質問が口を出ていた。
「ノワール様。少し気になることがあるんですけど良いでしょうか?」
「ええ、なに?」
「ノワール様は女権国家の影響を受けているのに時々俺に負けた演技するじゃないですか?あれはなんでなんですか?」
「ああ。あれ男性は、演技だとわかっていても女性を圧倒していると征服欲が満たされるでしょう。そういう意味で楽しませてあげるのもいいかなって。それに私は少し対抗意識みたいなものもあるのよ」
「対抗意識?」
「ええ。ちょっと長くなるわよ。貴方がこの世界に転生したのは5回目。一度目はネプテューヌの国プラネテューヌ。そして私の国と他の女神達の国に一回ずつ転生していたわ」
「はい」
「一度目はネプテューヌの夫で私達四女神全員を助けてくれたのよ。言っておくけど、貴方の前世がいないと勝てなかったかもって程度には強かったけど、私たちの中では一番弱かったわ」
ノワールの声には過去を懐かしみ、その日々を確かに良い思い出と感じている心と悔悟の念が混じりあっている。それを聞きながら彼は彼女を後ろから抱きしめた。少し驚いて顔を赤くした後彼女は、言葉を続ける。
「そ、それでね。私達は色々あってネプテューヌの人生あんたの前世と過ごした日々だけを追体験させられたの。あんたがちゃんと足手まといにならないって証明と、
そして最終決戦まで時間がなかったから連携がちゃんとできるようにね。それで私達も女神でネプテューヌと境遇が似ていた上に、あんたが異常に人以外に好かれる性質だったせいもあって惚れてしまったのよ」
「そうなんですか」
「ええ。それで女神である私たちは人間に対して健全な愛を抱かず愛玩に走ってしまう傾向が少しあって、私たちの場合は女権国家に行って力を得てから、男性に対しては愛玩動物に向ける感情を持つ率が高くなってしまっていて、
貴方に惚れた後で、ネプテューヌを護る為にムチャして寿命を削り後で激痛が来る技すら使いまくったのよ。その姿を見て私たちは気が気でなくなっていたわ。
一応貴方の名誉の為に言うけど、それをしないと女神の一番の本文である国の守護に失敗してどれだけ無辜の民が死んだかわからなかったわ。当時は私達も騙されてお互い敵対していたことを理解してなお、
和解と停戦が完全にできていなかった頃があったの。その時にネプテューヌが来れない時に私たちの民達を貴方の前世が守ってくれていたこともその時知ったの」
「それでどうなったんです」
「その後魔神を倒して、すべてが終わり。ネプテューヌは私達を信じて自分が柱となって5年間の封印をすることを決めたのよ。
彼女は貴方の残った人生を看取ることをあきらめるというゲッシュを立てて力を得て封印したの。言っとくけどまぎれもなくお互い本気で想いあってたからこそ、
ネプテューヌは女神である自分に尽くしてきた貴方の献身を無にできないと思っていたのだし、貴方の前世もそれで納得して。残りの人生戦える時間をネプテューヌが帰ってきた時に素晴らしい国になっている様にすることに使い切ると決めていたわ」
「それで、ネプテューヌ様と俺の前世の関係が、ノワール様が俺にベッドの中で負けたふりするのと何か関係あるんですか?」
「ええ。実を言うとネプテューヌもそういう演技してたのよ。下手だけど、それでも貴方の前世は形だけとはいえ、勝てている感じがして満たされた表情をしていたわ。だから私もネプテューヌよりうまい演技したいと思ったのよ。演技力は私が上だから」
最も最近は彼に男性が勝利できないと恥ずかしい。この演技の性交が当たり前だぞと、刻み込んでからいじめ始めるのが楽しいという思いの方が強いのだが。それを隠すノワールに横島は気づかないまま言葉を返した。
「そうなんですか」
「ええ。私達は貴方が再びこの世界に転生してきた後、ああなるかもと思ったら耐え切れなかった。恋人でもないのにね。そしてあさましく世界を護る為に眠りについたネプテューヌの留守を狙った間男ならぬ間女になって、
貴方が自己犠牲として使う類の技をすべて使えない様に支配する神気を性的な交わりの中で流し込んだり、屈服感で私達に逆らえなくなるようにもしたわ。本当に女権国家の影響を受けていながらあの決断を下せたネプテューヌは凄かったのね」
イストワールに下された罰を経て本気で慚愧した今ですらもあの時のことを思い出すと背筋がぞくぞくしてくる。
そしてそれをやりたいと思う気持ちが芽生える度に女権国家の影響は恐ろしいとノワールは思う。過去の回想に囚われかけた時、横島の自分を見る視線に気づき慌てて説明を続ける。
「私達は貴方の魂が屈服するような性行為をしながらその度に、貴方が私達を護る為にたくさんくれた文珠を使って、記憶を『忘』させてそして機会が来るたびにその記憶を『戻』して嫐り犯しぬいていたわ。
そして貴方の往生の日もそうして貴方を半ば絞り殺す様な事をしたの。そうすることで反動が凄すぎて激痛と共に寿命を削る術の機能を壊して、そしてそれを習得するなという命令を『刻』んだのよ」
「ネプテューヌ様よく許してくれましたね」
「自分が迂闊だったというものあるし、同じ女神で彼女も女権国家の力を取り込んで影響を受けていたから、私たちの気持ちがわかったのもあるみたい。
多分だけど彼女も本当は私達が貴方に取った処置をやりたくてたまらなかったんだと思うわ。色々あって事情を打ち明けるのが遅れたけど、打ち明けた時少しほっとした様子だったもの」
「それでその後どうなったんですか?」
「当時私達がさび付いてたせいで、私達より強かったネプテューヌに半殺しいえ十分の八殺しくらいで許してくれたわ。その後イストワール様が私達への罰を決めたわ」
「その罰が、俺の魂が皆さんの国に転生することだったんですか?」
「ええ。ネプテューヌと同じ立場で貴方の転生体と国を守りなさいって言われたわ。自己犠牲の技がなくても、貴方は並みの英雄よりは上田市、女神の戦いでもそれなりに役に立つ程度には強かったから、何が罰になるのかわからなかったわ」
ノワールは本当に当時は分からなったという感情をにじませつつ、少し真剣な様子に変わり言葉を続ける。
「正直私達のせいで弱くなった貴方と共に戦うことで奪った力がどれほど有益だったか知りなさいって、意図の罰かと思ってたの。 当時はやらかしたことにしては罰が軽すぎるんじゃない?って疑問を抱いたわ」
1048 :
名無しさん@狐板
:2025/10/13(月) 12:09:32 ID:i8yNsUHl
そこまで言った後ではっきりとノワールの表情が暗い物へと変わった。横島は彼女の懺悔を聞き入れるべきだと思い彼女の手を取ると、それに勇気をもらったかのようにノワールは一度詰まった言葉を吐き出し始めた。
「……本当の意味でのその罰の重さを知ったのは貴方が私達と共に戦えるくらい強くなって、私がプラネテューヌに貴方が生まれた時のネプテューヌと同じ立場になってからよ。
貴方の前回私の国に転生した転生体が、死に物狂いで自己犠牲を伴わない術や技を習得して磨き上げ英雄となってそれでもなお、力不足で私の守るべき民たちがひどい目にあって、自分を責めている姿を見た時はつらかった。
特に貴方の力が少しだけ足りなくて私が負傷した時に、貴方に心底申し訳なさそうに謝られた時は、心臓にナイフが刺さったような錯覚を覚えたわ」
ノワールは今でもその感覚を思い出せる。自分の良心でできたナイフが心臓に刺さったような錯覚を覚えた次の瞬間、彼が自分に尽くしてくれた日々が一気にのしかかってきたのだ。
その後のことはあまり覚えていない。ただ近くに居たネプテューヌ達の話では、横島には落ち度がないことを伝えて抱きついた自分を、彼女たちが彼の眼を塞いで引き離してくれたらしい。
その理由は惚れた男にはとても見せたくないような表情をしていたからそうしたと言われて、感謝したものだ。
その話を聞いていた横島はイストワールという書は相当に人を見る目が合ったのだろうと思う。ノワールや他の女神二人がちゃんと苦しむ良心を持っていると気づいていたのだろう。
空気が湿っぽくなったのを察した彼女は強引に話題の変換に移った。
「大分脱線しちゃったわね。とにかく私が演技をするのはそういうわけだから。
それにしてもベールとブランとネプテューヌは最近は怠けすぎよ。昔は貴方の転生体が来たときは凄く努力していたのに、
占いで大きな災いが起きる時は数か月から一年前には分かるようになってから有事の時以外怠けモードね。一度も言ったことがない高みに行くのは難しい反面、力を取り戻す速度が人間より早いのも手伝っているのね」
内心では横島の前世が彼女たちが無理をしているのを嫌っている厳どうしていたのも多少手伝っているのだろうと思いながらもそれは言わない。なんとなく今生は自分のモノとはいえ恋敵に助け舟を出してしまう気がしたためだ。
ノワールを見送った後彼は、心底不思議な気持ちになっていた。ノワールの女神としての責任感の強さや高潔さを見ていた彼は彼女がそんな非行に走ったのが信じられない。
だが彼女が女神として善性なのを見ていたからこそ、こういうことでは嘘は言わないだろうとも思う。
『昔からノワールは良い女神だったらしいけど、イストワール様の罰を受けてもっと良い女神になったんかな?』
物思いに沈む彼の思考を嘲るような声が響く。
「本当に彼女にべた惚れみたいですねぇ。最もあのようなことをした女神が相手では真実の愛を抱くのは難しいでしょうが」
その言葉に彼は即座に霊波刀を構えると後ろに下がった。ピンク色の髪をした美少女を見て彼は自分の魂がこの女性を覚えていると感じて逃げようとした。だがそれを彼女が手を振るい宣言した言葉で消えた。
「『想起ノワールとの初夜』」
彼の頭に彼女に嫐り抜かれた初夜が思い出された。そしてその記憶は恐ろしいことに今でもノワールがもたらす性的快楽はすさまじいのに、まだ慣れていなかった童貞時代に完全に刻み込まれた記憶が一気に蘇ってくる。
ズボンすら精液まみれにした彼を不機嫌に見推しながら彼女は言う。
「本当にあの女神の体は良かったようね」
自分が他の女に見とれた時のノワールを思わせる視線に彼は反発したが言葉を出すことは控えた。彼の内心は『これどう見ても俺が他の女性に見とれた時と似とる』だ。
うぬぼれが過ぎるかもしれないが、彼女も自分の前世と関係のある女性なのだろう。そしてさとりが、彼を睨みつつ言う。
「現世の妻との経験から見破ったのね。もう手遅れだけど」
女権国家の力を取り込んだノワールとの初夜を想起させられた彼はもう、立ち上がることすらできなくなっている。さとりが目配せすると、白い髪の緑色の服を来た少女が彼を担ぎそのまま、『転』の文珠を使って瞬間移動をした。
目覚めた彼が目にした景色は悪魔の住居を思わせる美麗な祭壇だ。
彼は脅えつつここにいるだけで自分の何かが甘美な毒に犯されている錯覚を覚え始めた。そして彼が目を開けた先には、赤い長髪のドレスの美女がいる。美女陸八魔アルは、彼を見下ろす。
そして彼女は寝ている間に服を脱がされており、彼の横に立ったアルが立ったまま彼の唇を奪った。口づけを受けた瞬間全身が快楽で痺れ甘い快感が走ってくる。そしてアルの手が彼の分身を撫でまわして大きくなる、
名も知らない美女、恐らくは彼女が率いる女権国家の悪霊が彼を犯し始める。美女の悪霊に大量の射精をすると彼女はようやく、彼の唇を解放していう。
「忠夫久しぶりね。幾つ先の転生先でも貴方の伴侶となると約束したベリアル、陸八魔アルよ」
「ああ」
悪霊に騎乗されて搾り取られたせいで彼は動くこともできないでいる。アルは彼を愛おしげに見つめながら宣言した。
「ベリアルの名において、前世からの契約に基づき貴方がこの世界に転生した時も幸福にできるように働きかけ続けることを約束するわ」
「そ、それなら、もう俺は今生では一人のノワール様としかそういう関係になる気はないから解放して」
言い終わるより先にアルの配下の他の悪霊たちが実体化して彼の体中にオイルらしきものを塗り始めた。どこか甘い香りのするそれは彼の体をジンワリとしか快感に包んでいく。
そこに緑の髪をした少女が入ってきた。彼女は彼の様々な場所に舌を這わせると唾液と混じった油が余計に彼の快楽を強めていく。
「初めましてかな、僕はリグル・ナイトバグ。アルと同じ立場の君の前世のお嫁さんの一人だよ」
「そ、そうかでも今生は」
言い終わる前に彼女が彼の分身を飲み込み一気に堕ちさせるような快楽を与えてくる。リグルは笑いながら言う。
「ノワールさんとは違う感じの気持ちよさでしょう?」
彼女は笑いながらそういうと彼の上で姿を変えた。その姿は大人のそれであり、陸八魔アルには負けるがそれでも豊かな乳房をしている。彼女は言う。
「忠夫が転生を繰り返す際に最初に妻となったネプテューヌさんもよくこうやっていたよ」
ノワールの友達であるネプテューヌがしたプレイそれを聞いた途端に背徳感が沸き上がり、彼は一気に射精を起こしていく。さとりが耳もとで言う。
「ノワールさんを裏切っている状態彼女が劣等感を感じている女神がした性行為に興奮してますねぇ。この変態が!」
そういわれた後にリグルが彼を射精させると、彼は大量の激しい快楽を伴う射精の後、交尾を終えた雄の虫になったような錯覚を覚え。
そのまま眠りに落ちかけた、そして彼の意識が落ちかけた時にこいしが彼の分身を飲み込み始める。彼女に射精させられるたびにこいしの力が自分の体にしみこむような錯覚が起り彼はそのまま意識を失った。
次に目覚めた時彼はノワールに口づけをされていた。
「忠夫相変わらず、ベッドの中では弱いわね」
腰砕けになった彼をからかう様に笑った彼女は再び彼に口づけしその舌遣いに脳を蹂躙してくる。どうにか応じるとノワールは笑いながら彼を迎え入れる準備をするゴスロリの黒い服を地面に落とした。
彼女に押し倒され分身を飲み込まれた瞬間、彼の意識が飛んだ。ノワールが腰を動かした瞬間に彼の霊気が蹂躙され女神の下に落ちて行く。そして快楽のあまり一度意識が飛ぶと、彼は悲鳴を上げた。
彼の分身を包む感触の快楽が一気に変わった為だ。ノワールのどこか甘いながらも絞めてくる感触とは違い、どこまでも緩くそれでいながら眠ってしまうと引き返せなくなる類の怖さのあるものに変わり、
彼が視線をそらした上を見ると、そこにはノワールではなくアリスがいた。
その光景に頭の中に様々な感情が浮かび不貞行為!そう思った直後にアリスが腰をひねり彼の分身を絞めるとどこまでも甘く緩やかな感触が脳内を支配し彼は脱力感の極みを持たらす射精を起こす。
アリスは彼の唇を奪い、ノワールとは正反対の快楽を与えながら言う。
「私とノワールさんが二人がかりで貴方を可愛がったらどうなりそう?」
想像しただけで彼の背筋が恐怖と歓喜でゾクゾクとしてくる。そして明確な答えが彼の中で出る前にアリスが彼に甘い口づけをして脳をかき乱し膣でさらに分身を嬲り、勢いが悪くどろどろ出る射精をさせながら言う。
「私とノワール様が交互に犯したり」
アリスの発言と共に彼の視界には入らないところにある、ノワールと彼を模した人形が交わり彼とアリスがしたのと同じ動きをし始める。
そして彼の目の前のアリスがノワールの姿に変わると彼は、どろどろとした射精から一気に搾り取られる射精へと変わる。ノワールは彼をバカにした目で見下ろしながら、腰をひねっていく。
現実の世界ではアリスが幻覚のノワール=人形劇の人形と同じように動き彼を嫐り笑っている。彼は何度もアリスとノワールが変わり快感のベクトルが真逆になるたびに凄まじい射精をした。アリスは彼から離れるという。
「名残惜しいけどそろそろ交代ね」
そういって彼女が後ろを見ると陸八魔アルが赤いドレスに身を包んでいた。彼はそれを見て何かが拙いと思った妖艶さが増しており、今の彼女に何かされたらさっきとは比べ物にならない何かが起きる。
そう思った直後にアルが彼の手を取ると、今度は彼は豪華な城を思わせる洋館めいたパーティルームに移っていた。
アルの配下らしい悪霊や悪魔らしい美女たちが彼を見下ろし再び襲ってくる。アルは嫐られる彼を見ながら笑っている。慈愛する感じさせる妖艶な笑みを部下たちが敢えて彼の首を固定して見せると、その笑みに恐怖を覚えた。あれはアリスと同種の男が壊れた人形になっても自分の愛は微塵も揺らがないから構わないという類位の堕落に導く妖婦の笑みだ。アルは彼の顎を掴むと言った。
「忠夫、少しだけ辛いかもしれないけど最後には最高に幸せになれるわ」
1049 :
名無しさん@狐板
:2025/10/13(月) 12:11:57 ID:i8yNsUHl
そういって彼女が祭壇めいた寝台の前で服を脱ぐと彼はアリスの糸に動かされながらアルに近づいていく。
彼女の乳房や尻を揉んだ瞬間に爆発しかけた分身はアリスの魔力出てきた糸で止められそのまま祭壇で彼女の秘所に突き入れた瞬間彼は声にならない絶叫を上げて射精していく。
あの悪魔の正装なドレスを着ていたことが何らかの作用をもたらしているのだろう。口づけされて彼がもうろうとする中アルが言った。
「大丈夫よ。ノワールさんも最後には貴方を可愛がる仲間になるから」
真実としか思えないその言葉でブチっという音がした後彼は、意図に抵抗することもできずアルとその配下たちに輪姦されていく。アリスやリグルが時々混じってきた。そしてアリスは一番恥ずかしい体位の時に子供の姿になり言った。
「もういったかもしれないけどこれは、ノワールさんが一番負けたくないネプテューヌが過去に貴方にしたプレイよ」
それを聞いた直後に背徳感からの射精が起こり子供の姿のアリスは大人に戻りまたネプテューヌと同じことをするとリグルに変わり彼女もそれに習う。祭壇で儀式が終った後に陸八魔アルが言った。
「これからラスティションの女神と本格的に一度戦わなきゃダメだから大変ね。しかも相手を殺しては駄目な縛りがあるのだから」
アルの宣告の後で彼は祭壇で複数の女達に嫐られ続けた。
その後彼はどれだけ時間が経ったかもわからない状態で時にはアルに嫐られアリスやリグルに同じことをされつづけた。
時にはアリスが人形劇の人形を使った術でノワールに嫐幻覚を見せてきたり、さとりがそれを想起し、
こいしが浮気は駄目だと言う倫理観を強くしてから敢えて背徳的な性行為をさせたり、さらに時には子供に戻され精神が記憶だけある状態で当時に戻り精通直後になった状態で嫐られ。
射精になれない体のせいで震え上がるのを両手両足で抱きしめながらアルがそれを受け止めていた。まだ子供の姿の彼を撫でるとアルは服を着て言う。
「それじゃあノワールがここまで来たから迎え撃ってくるわ」
アルはそういうと彼に口づけするとそのまま出て行った。彼女に舌を絡められ続けて、肥大化した分身は彼がどんなに刺激を与えても自分では出すことができない。
そんな拷問の様な時間の中で向こうから大きな音が響き始める。隣の大部屋から剣と銃弾と魔術の音が連続で響き続けアルが敗北したらしい音が響くとノワールがドアを開けて入ってきた。
彼はそれを見て一目で本物のノワールだとわかった。ノワールは全ての情報を理解するといつものツンデレなどの嫉妬深い様子は見せずに快楽を与えられ過ぎてしゃべることすらできない彼の体を医者の触診みたいに触り始める。
ノワールは全身を触り終えると深刻な様子で言った。
「大分悪魔や妖怪や魔女に嫐られたみたいね。今すぐ浄化するわ」
そういって彼女が彼を掴むと瞬間移動が起こる。彼はラステイションのノワールの祭壇のある場所に置かれるとノワールに押し倒される。
子供の姿のまま為に乳房が彼の顔を包み彼は分身が飲み込まれるままに射精を繰り返す。
アリスとアルとリグル、さとりとこいしそしてアルの配下達に嫐られた際にたまった魔力が一気に射精と同時に出て行くような感覚を覚えた。
彼はノワールの嫉妬と医療行為と愛情が混じった性行為にやられながら射精をしながら恐怖を抱いた。過去にアリス達から味あわされたアリス達と交代剛体にノワールに嫐られる快楽が蘇ってきてしまったのだ。
ノワールは彼の悲鳴を恍惚とした声で聴きながら言う。
「まったくあれだけ絞られて、一番恥ずかしい体位でやられてこんなに出すなんて情けない。早くアリスの魔力を出し尽くして大人に戻りなさい」
そういってしばらくして彼の体が大人に戻るとノワールは口づけして舌を絡めながら乳房を彼の胸板で潰し彼の腕を自分の尻に導いた。口ビルを話した後で彼女は言う。
「もしも私を落としたらお仕置きだからね」
そういって彼女は全身の体重を彼の手に預けて彼自身の手で上下の律動をさせ始める。手の感触と胸板の感触に負けて、彼が射精と同時に手を離すと彼女は言った。
「残念お仕置き確定ね♪」
そういうと彼を夫婦の契りと言う儀式の祭壇に乗せて足で彼の分身を嫐り始める。彼は悲鳴を上げながらも彼女の足遣いに負けて何度も射精していく。それを見ながらノワールは嘲笑する。
「女性の秘所より足でたくさん出してどうするの。夫婦の関係を決定づける性的儀式場でやられている屈服感がたまらないの? 生きていて恥ずかしくないの」
「そ、そんなノワール様」
侮蔑の言葉に反論するべく口をやっと開くと、ノワールは彼の分身を嫐るやり方を射精できない寸止めに変えながら言う。
「ようやく喋れるようになった? なら謝りなさい。ラスティション男子としてこんな屑性癖でごめんなさいって。ラスティションの守護女神である私に謝りなさい。」
「こ、こんな性癖でごめんなさい」
快楽に負けてやっと絞り出した言葉を聞くとノワールは足で射精させると思い込ませていながら、不意に彼に覆いかぶさり騎乗して腰を動かしだした。
予想の倍上の快楽とラスティションでは一番男性下位な体位で犯されている感覚と共に彼は想像以上の射精をした。ノワールはあまりの大量の精子で膨らんだ腹を愛おしそうに撫でると言う。
「これで私に上書きされてあの悪魔達の影響は及びづらくなったでしょう。わざわざ騎乗位が男性下位の性行為だとラスティションに根付かせた甲斐があったわ」
そして彼女が満足そうに歩いていくと彼の意識は途切れた。それ彼の後日談で彼は時々だがノワールと性交をしていた時にまた陸八魔アルたちに嫐られた部屋に戻るときが時々起きるようになった。
アリスが母親の様に少年化した彼の口の中に乳首を入れて対面座位で犯しながら言う。
「忠夫、私達にこうされたいって思っている以上は逃れることは出来ないから」
そしてノワールの部屋に帰ってきた彼はノワールが下に落とすのではなく頭からかぶって脱ぐ服をたまに着る時が恐ろしくなった。またアリスやアルと彼女が入れ替わるのかもしれない。
そう思いながら彼はノワールとの日々を期待と恐怖を胸に過ごしていくことになる。
3人との日々が終った横島は現実に戻ってきた瞬間全身に凄まじい快楽を受けた余韻のせいで虚ろな表情で仰向けになっている彼は、完全に精神的に死んでいるがそれでも勃起が収まらない状態になっている。
彼をゲーム中で嫐った女性達は満足そうに宴会をしており、その状態を見ながら愛歌がゆっくりと愛おしそうに彼に近づくと腰を下ろした。
愛歌が彼の分身を飲み込んだとき、彼は眠りから覚めるような絶叫を一瞬上げ、次の瞬間愛歌に唇でそれを塞がれる。横島の射精を十分に受け止める愛歌は言う。
「少しばかりゲームの世界での快楽が強すぎたみたいね。旧王朝の術で回復させてあげるわ」
愛歌は彼を嘲るように笑いながら。この快楽を味わいたいならもっと英雄らしくなるようにと言いながら彼を犯していく。時には抜いた後で、分身を手や足で達しさせ敢えてユウキに見せて言う。
「男性優位の性行為が当たり前の王国女子のユウキに一番無様な姿を見られているわよ」
愛歌の霊力で動けず足を広げ手でしごかれる彼を侮蔑の目でユウキは見下ろした後、彼の分身を足で踏みつけて言う。
「僕を助けてくれたヒーロだった忠夫がこんな変態クズだなんて思わなかったなー」
笑いながらユウキは彼の分身を踏みつけ数回足で射精させると。射精直後の彼の分身を今度は腰おろして飲み込み自分の乳房を押し付けながら上下に腰を動かしていく。
後ろで愛歌が彼の体のツボを押す度に射精が起こり、時度彼女は愛歌と位置と役割を変えて彼を笑う。
「忠夫、王国女子の僕にこれやられて興奮するとかかなりやばい変態だね。お父さんとお母さんに謝った方が良いんじゃない?」
心底楽しそうな笑顔のユウキが言う侮蔑の言葉で余計に昂らされたまま彼は射精を繰り返しついには気絶した。
この事件があってから王国と女権国家の戦いでめったに見られない、もしかしたら初めてかもしれない珍事ともいえる激闘が起きることになる。
あの事件から3か月後、スカサハから鍛えられて大分力を取り戻した三女神は王国の諜報部と対決をしていた。
くらい裏路地で済んだ金属音の剣撃が響き渡る。月光の下で壁を破ったユウキとノワールの剣技が暗い闇の中で済んだ金属音の狂騒曲を奏でている。二人の剣技は命がけの舞踏を思わせる。
僅かでもどちらかが気を抜くか、もしくは幸運の女神の祝福がどちらかにもたらされた瞬間、片方の命が費えることが一目でわかる。ユウキはノワールの剣を受けながら言う。
「ねえ、ノワール王国に寝返らない?『できれば』僕としては条約上問題がなくても君を殺したくないんだけどな」
ノワールは女権国家人ではない。四女神の行動指針は主にあのゲームが産んだ災いへの調査は四女神で合同するが女権国家と王国の争いについては二人の女神は中立、そして一人は女権国家に味方することになった。
そうすることで藤丸立香が巻き起こしたゲームが巻き起こした災いに対する、調査がはかどりそうだからだ。
そして女権国家に着く役はノワールがやることになった。彼女はなぜか雪泉と馬が合ったのでそうすることにしたのだ。(原作同士がコラボした作品の時雪泉と仲が良かったのがノワールだった為)彼女をはじめ王国ではなく、
横島ヒロイン達の多くを敵視している残り二人の女神も女権国家人ではないから、殺害されても協定に違反しない。ノワールはユウキの言葉を無視すると切り込んだ。片手の剣でありながらその連撃はすさまじい。
ユウキも時には片手剣を両腕で持ち替えて彼女と切り結んだ。体術も混じりあい二人のぶつかり合いはいつまでも続きそうだし、あるいは直ぐに終わるようにも見える。
ノワールが女神化する隙を与えないユウキの立ち回りに感心しつつ、大鳳はこの戦いを複雑な思いで見守った。あの藤丸立香の起こした事件は王国でもそれなりに脅威であり、
その件に関しては完全に味方でもあるネプテューヌ以外の女神は『場合によっては殺害してもいい、だがなるべく殺害などは避けたい』相手だ。
そして彼女達と愛し合った前世の記憶も蘇った横島にとっては彼女たちが殺害されるのを見てしまったら精神状態がかなり心配だ。大鳳の心配をよそにノワールが変身しないままに一瞬だけだが限界を超えた動きを見せて、
ユウキに強烈な一撃を見舞った。完璧に受けたにもかかわらずユウキが弾き飛ばされ、その瞬間に彼女が女神ブラックハートと化した。
それを見た瞬間かつてと比べて大分力を取り戻したエヴァがユウキとの加勢に入る。ユウキとエヴァの連携の戦いの中でノワールは言う。
1050 :
名無しさん@狐板
:2025/10/13(月) 12:14:36 ID:i8yNsUHl
「貴女達どう見ても、忠夫を任せられる女には見えないわ。私達の悪事を知っていながら怒りの感情があまり感じられないのよ。特にユウキ貴女は王国女子でしょう?」
その言葉にユウキも真面目に答えた。
「多分他の忠夫に惹かれた女権国家女子も一緒だと思うけど、僕は忠夫の寿命が削れる上に地獄の様な苦しみを味わう技の才能を潰してくれたから、あまり嫌いになれないんだよね」
それを聞き終えた瞬間、ブラックハートが再び限界を超えた速度で動きユウキの首を跳ねに移る。彼女の凄まじい速度と闘気を感じ取り大鳳の脳裏にユウキの首が落ちた光景が一瞬宿ったが、
その予知に近い確信は外れ澄んだ金属音が響く。ユウキもまた限界を超えて動きさっきと同じ太刀筋だったが故にその技を受けきったのだ。
そしてエヴァの氷の矢が無数にブラックハートに向けられたが同じ氷の魔術を使うブランが乱入し相殺し始める。いくつかの矢が刺さったもののブラックハートの傷は癒えていき彼女の動きは殆ど鈍らない。
ブランはアリスの放つ人形と死闘を繰り広げている中彼女はハンマーを使って人形を吐かしながら魔術の国の女神らしく人形の動きを鈍らせたりもしている。ブランは彼女に好意的な笑みを浮かべているアリスに言う。
「ゲームの中で寝取られたとかそんなことはどうでもいい。お前明らかに私達がかつて忠夫にやらかしたようなことをやりたがっているだろう」
「ええ。私は本当に貴女達に感謝しているんだけどね。あの時ああしてくれないと、忠夫が何回くらいああいう運命を辿り続けたわかったものじゃないから」
「代わりにあいつはどれだけ後悔を重ねたか力不足を嘆いたか見たか。そのうえでそう言っているのがわかる。本気で恋をした女権国家の女はやはり害獣だな!くたばりやがれ!」
ブランはそういうとホワイトハートに変身しハンマーから斧に変わった武器で大勢の人形をなぎ倒していく。
人形たちの美しい光の弾幕の群れも彼女にダメージを与えているがそれでも彼女の突進と今日的な速さの斧を止めるには至らない。
彼女の斧に刻まれたスカサハから学んだルーン文字が輝きアリスに近づき彼女を真っ二つにしたが、ホワイトハートは芳しくない表情で言った。
「人形か。本体じゃないのね。本体じゃなくても、魔法で呪いに近い攻撃が届くようにして置いたけど、他の人形達に分散させているみたいね」
アリスの無数の人形達と戦い疲労したらしい彼女は直ぐにホワイトハートからブランの姿に戻った。再びアリスが現れるとブランは驚いた表情になる。
「あれだけの呪いを受けていながらもうまだ人形を出してくる?もしかして呪いを対処できるようにしているの……?それとも、人形が多くて呪いを薄められる総数が多いのか。両方でしょうね」
「ええ。今夜は貴女達を釘付けにしないと危ないから準備を入念にしてきたわ」
アリスの言葉にブランは凄みのある笑みで答えた。
「とことん付き合ってあげるわ。魔術で忠夫の身の回りを調べた時に少しばかり貴女のことを知ったけど、貴女は怪しすぎるのよ。忠夫が元旦時に色々聞いた時、
苦手な宗教施設とか身の上を一切明かさない様にしていたし、それも微塵も不信感を抱かせない形で。反感を持つ私の疑心暗鬼かもしれないけど、
私たちからすればあんな絶対にしてはいけない忠夫にしでかした仕打ちを肯定的にとらえる女なんて近くにおいておけるわけがないでしょう」
向こうではベールが槍を振るいヴィヴィオと渡り合っている。ベールの槍捌きは優雅でありながら力強く隙が無い。
ヴィヴィオはそれを生身でも刃すら通さぬ聖王としての闘気の籠った拳などで刃でない部分を殴打して動きを止めたり、あるいは鉄の籠手で刃とぶつけたりしている。
双方のぶつかり合いは力でやや勝っているヴィヴィオと技がやや勝ベールの拮抗状態だ。ヴィヴィオはベールの槍をかわし途中で刃のない部分を蹴り上げて言う。
「貴女達がした処置ですけど、不完全でしたね。貴女達が慚愧する必要もない行為を慚愧してから伴侶として過ごした影響か忠夫さんのあの不要な才能が回復の兆しが見えていますよ」
それを聞きベールは喜んだが次の瞬間ヴィヴィオに打ちかかった。その一撃はすさまじく一際大きな金属音が周囲に響く。
「あの技の才能が必要かどうかは忠夫が決めることですわ。まだ伴侶となったわけでもない身でなにを……、いえ伴侶であろうと言ってはいけないこと言っていますわよ」
穏やかな貴婦人めいた口調の中にもすさまじい殺気が籠り辺りの空気をゆがませている。その一撃をヴィヴィオはかわしながら言う。
「三か月前とは比べ物にならない強さですね。でも貴方達が慚愧しなきゃダメなのは才能を潰したことじゃないでしょう」
それを聞きベールは興味を持ったように油断せず構えながらも話を聞く姿勢を見せた。ヴィヴィオはその様子を見ながら言葉を続ける。
「貴女達が悔いねばならなかったことは、あの技の才能がなくても貴女達の強さだけで忠夫さんの前世が後悔しない結末を作り出せなかったことです。
聖王たる私の伴侶たるあの人のない方が良い才能を潰した功績をいつまで悔いているのですか?」
「功績をいつまで悔いている」その言葉を聞いた瞬間ベールの槍がかつてない速度となり、ヴィヴィオに迫りそしてそれを受けたヴィヴィオが揺らぐとベールの蹴りがヴィヴィオに炸裂した。
吹き飛ばされたヴィヴィオの一瞬の隙を見つけたベールが変身し、グリーンハートなった瞬間、想像以上の速さで戻ってきたヴィヴィオの一撃が彼女に直撃した。それを見て大鳳の意識は驚愕に包まれる。
ベールの一撃はすさまじいものだった。それを受けていながらあの速度と威力の反撃を直ぐに繰り出すとは聖王の血筋はやはりすさまじい。
グリーンハートは一瞬よろめきつつも即座に槍を振るいヴィヴィオに向けて棒術めいた一撃を放ち槍の柄で彼女をガードさせると体術を繰り出し始める。
次の瞬間誰が死ぬかわからない攻防を見ながら大鳳はどうやって間に入るか悩んだ。ブランとベールは横島を囲む一部の女性の敵であって王国の敵とはいいがたい部分もあるし、
ノワールにしてもあの事件を起こした存在を追う意味では有益だから、なるべく殺したくない相手だ。悩む大鳳の所に助け船が意外な所から現れた。特にノワールと仲良くなっていたらしい雪泉が楯無と共に来て叫んだ。
「皆さんゲームの中から魔物達が出る事件が再び起こりました。休戦協定が再び復活します」
それを聞きしぶしぶ武器を治める三女神達。大鳳は心底ほっとしながらも、向こうの陣営も似たような心境であることが楯無を雪泉の表情からわかった。
三女神が戻ってきた女権国家の会議室では憤懣やるかたない様子で一部を除いた横島の周りにいる女性達をどう殺すかの会議が開かれており、それを聞きながら楯無は思う。
『もしかしたら王国の男性が女権国家に囚われた時の救出作戦を考えてい時の王国の会議室はこんな感じなのかな?』
ブランがハンマーをしまうと苛立った様子で言う。
「……あのアリスとか言う女は私に任せて。ハンマーだから人形を壊しやすいし、普通のハンマーじゃだめだけど女神としての通力と魔法国ルウィーの技術があればやれないこともない」
ノワールも頷いて言う。
「とりあえず私は誰とでも相性がある程度良いから空いた穴は任せなさい」
ベールが少し考えた後で言った。
「とりあえず彼女達も連携が下手という訳ではありませんけど。私達と比べると連携をしてきた時間が短いからそこが勝機になるでしょう。
それより忠夫さんがどの程度汚染されれてしまっているか。あのヴィヴィオという聖王は、どう見ても女権国家よりのストレリチア人です」
彼らの会議に参加する狂三は大分居心地が悪そうに見える。確か狂三は猫好きという共通点からノワールと仲良くなったらしいが、
新しい友人が敵方に走ったとはいえ娘と言える存在を殺すための手段を模索している相談を持ち掛けられるのはそれで複雑だろう。
あるいはああいう表情をしつつ、両方が死なずに済むように何か動いているのかもしれないかもしれないと楯無は思った。
王国のスパイ組織本部でも、まるで女権国家の意中の男性を捕らえた女性達の様な会議が起こっていた。エヴァがアリスを見ながら言う。
「アリス、ブランにやられた傷は大丈夫か?」
「ええ。思った以上に凄い魔力だったけど、忠夫の文珠で浄化できたわ」
「そうか、とりあえず忠夫のあのネプテューヌと共にいた時に寿命を削った技の才能の復活は阻止しなければな。
愛歌とネプテューヌはその才能を潰すことに関しては良く思ってはいないが許容してくれている様だが、不義理ではない程度に妨害してきそうか?」
観察眼が鋭いであろうアリスにエヴァが目を向けて問うとアリスは首を横に振った。どうやら彼女は分かっていない様だ。自分の意図が伝わったのを確認するとアリスは言う。
「とりあえずベールは凄くこっちに来てくれたら良さそうよ。私と二人がかりで忠夫を蕩かしたら直ぐに忠夫が堕ちてくれそう。
あの巨乳なだけじゃなくて母性に溢れた彼女と二人で責めたら忠夫が何分で全てのプライドを差し出してくれるか考えただけでゾクゾクしてくるわ」
アリス達はやることを決めているせいか敵に回った三女神の能力や成長速度について話すだけで、指針は変ってないことがわかる。
そしてあの三女神をこちらに引き入れた時にどれだけ横島を嫐る方法が多様化するかを楽しみにしている様だ。大鳳はその会議を見ながら楯無と同じように思う。もしかしたら、
女権国家の意中の男性を捕らえて奪還しに来ている女性達が男を嫐る為に有益な人材な時の女権国家の会議はこんな風なのではないだろうか?
彼女たちの会議は少し続き大鳳は彼女たちを危険に思いつつも、王国への利益が大きすぎて切ることができないことを実感していた。
時間は少し巻き戻り、舞台は横島が一時的な軟禁を受けていた場所に移る。ヴィヴィオが留守にしていた時、
彼はアリス・シンセシスとユグドラとヴィーラ、オリヴィエの三にンと陸八魔アルに嫐られていた。ヴィーラが彼に騎乗し両足を掴み後背位の体位で犯しながら言う。
「ヴィヴィオ殿下の為に貴方の不要な才能を潰させていただきます」
ヴィヴィオのなお出しただけで彼の分身を捕らえる彼女の膣が締まり彼を余計追い詰めてくるあたりが、どれだけ彼女がヴィヴィオに惚れているかがわかる。そして彼を嫐り疑問がる彼にヴィーラは言う。
1051 :
名無しさん@狐板
:2025/10/13(月) 12:16:27 ID:i8yNsUHl
「私達が今宵ヴィヴィオ様の傍にいない訳は簡単です。私達に搾り取られた際の貴女の霊力がヴィヴィオ様に行きますから」
ヴィーラは彼から離れると恍惚とした声で、シンセシスと共に左右からパイズリをして彼の分身から射精させる。そしてアリスの人形が輝くと彼の精神は三女神を伴侶としていたころに戻る。
「さあ最愛の伴侶を裏切って敵対者を強化する射精の喜びに目覚めなさい」
「あ、ああ、うわー!」
限界が近づいた直後にシンセシスに分身を飲み込まれた彼はそのまま射精し絶叫を上げる。ユグドラが自分たちの霊力がヴィヴィオに届けられているところを見せながら、彼を犯し言う。
「ノワールさんの伴侶だった頃に戻ってますね。ネプテューヌみたいな体に犯されて余計に興奮してますね」
「いわないでー!」
ヴィーラが後ろから抱き着き乳房を当てて余計に大量の射精を促しながら耳元でささやく。
「私としたときはブラン様の伴侶だった頃にしてましたよ。彼女が劣等感を抱く巨乳への射精気持ち良かったですか」
横島が罪悪感を煽られ心折れていく様をヴィーラは恍惚とした表情で見る。レズよりのバイでありヴィヴィオに傾倒している彼女にしてみればヴィヴィオの好むような男性に横島を調教をすることは最高の娯楽なのだ。
完全に折れかけた彼の上にオリヴィエが載ると彼は悲鳴を上げ分身を飲み込まれた瞬間に奇声を上げる後ろからヴィーラが余計に強く抱きしめながら言う。
「オリヴィエ様に犯されると、ヴィヴィオ様に送られる気が大きくなりますよ。ヴィヴォオ様を思い出しながらいきなさい」
ヴィーラが横島に何らかの魔術を使い射精を禁じ、横島がヴィーラに従うと彼女は魔術を解き射精を許した。
オリヴィエに射精して動かなくなった彼の上にアルが載ると彼女は、普段なお能天気な姿とはかけ離れた妖艶な様子で、彼と体を密着させながら絞り始める。
「忠夫、大丈夫よ。貴方があの力を失っても四女神だけじゃなくてベリアルの力もあの世界を護る為にあるから。寿命を削る技の才能不要よ」
甘すぎる声に彼の耳が蕩け悪魔の魔膣の甘やかす快楽を前にどろどろと終わらない射精をするのをアルは妖艶で恐ろしい目をしながら受け止めている。
しばらくの時が経ちヴィヴィオが戻ってくるとヴィーラの顔色が変わった。ヴィヴィオが思った以上の深手を負っていた為だ。
直ぐに横島の文珠で治したがそれでも最愛の主君の怪我だけではなく、ここまで深手を負わせることができる程に三女神が強いことに驚きを隠せない様だ。
「ヴィーラ大丈夫です。大事ありませんから」
「ヴィヴィオ様、次回からは三女神と戦う時はわたくしも一緒に出撃させてください」
「忠夫さんを早く堕として彼女たちをこちらの引き込んだ方が私の危険も減りますから。ヴィーラには忠夫さんの教育を頼むことの方が多いかもしれません」
そういうと陸八魔アルがこれ以上交わると拙いと判断して離れた横島にヴィヴィオが騎乗し始め、聖王としての気で彼を完全に嫐り出す。
悪魔の気による快楽に体を慣らされた後の逆の快楽の落差に彼は完全に気をやってしまっていく。浄化を終えて元の状態に戻った彼を楽しそうにみるとヴィヴィオは離れた。
それからしばらく時間が経ち女権国家の会議室でゲームの世界からのモンスターが大量に出る気配が起きたので、
2週間だけ王国と完全な休戦協定を結び調査に移ることが決まって調印が交わされ終わったという報告が届いた直後にスカサハが再び横島を担いで部屋に入ってきた。
会議していた防諜組織と三女神は驚いてスカサハを見たが、スカサハは楯無たちに言う。
「言っておくがこいつ(横島)を拉致ったのは休戦協定が決まった後だからな。お前達、ちゃんと無事に家に帰すのだぞ」
そこまで本気ではないが楯無や横島を厄介に思っている面々に威嚇めいた気を飛ばしていた。脅しがなくてもそういう手段で殺害は防諜組織の面々の好むところではないし、
三女神の手前そういうことをするのははばかられる。スカサハは三女神に横島と彼の人形を渡すと言った。
「敵対しているアリスの奴がお前達への贈り物だと言っていた」
そして彼女たちが人形を触ると、横島が受けた女性陣から嫐られぬいた記憶が見えてきて。そしてアリスは三女神の人形を使い現実と見分けがつかなくなる様な幻影を使い彼女たちを嫐っていた。
その三女神を模した人形が横島を嫐った記憶まで彼女たちに入ってくる。そしてアリスの声が彼女たちに響く。『人形だけじゃなくて貴女達が忠夫を可愛がるために一緒に来てくれるのを楽しみにしているわ』
そして三女神は目覚めた横島を寝室に連行していく。アリスからの贈り物で欲望を刺激されはしたが、それでも彼女たちは怒りの方が深い様だ。それを見て狂三が言う。
「スカサハなにを考えているんですの?」
「ああすれば、あいつらが横島の周りの女どもを殺すために力をつけていくだろう。師匠としての義務だ」
スカサハも四惑で女権国家への義理は通すが全てにおいて女権国家を最優先という訳ではない。今回は師匠としての矜持を優先したのだろう。
横島は三人の女神に嫐られぬきながら何度も射精を繰り返していた。
ノワールは彼を浮気者と罵りながら体を密着させ射精させるとベールが入れ替わり彼を甘やかすように乳首を口に含ませて甘やかすように射精させ、ブランが入れ替わり言う。
「忠夫どうした、お前こんなロリコン形態に犯されて興奮しているのか?」
「お願いだから許してー。ブラン様―!」
ベールとノワールに左右から抱き着かれたままブランが騎乗して彼を何度も絞り、そしてベールが入れ替わり言う。
「ほらほら忠夫さん、赤ちゃんみたいに甘えながら好きなだけだらしなく欲望のままに漏らしぬいてしまいましょうね」
入れ替わったベールの甘やかすやり方に性癖が壊れ抜いていくのを見てノワールが侮蔑の目で見た後でそれで余計に彼の分身が固くなったままベールの甘やかす性行為が終った直後にノワールと再交代されて彼は、悲鳴を上げていく。
三女神との饗宴はまだ終わりそうになかった。
場所が変わって王国の本部、そこで大鳳はネプテューヌと愛歌と話していた。
「今の状況かなり拙いです。忠夫の精神的にはどうなるのが一番なんでしょうか?」
それに対してネプテューヌが笑って答えた。
「大丈夫任せておいて! 前世のことも考えると一応私が一番忠夫の妻としては権限が強いからとりあえず力を取り戻すために師匠の所に行ってくるね。鬼一法眼って言う剣の師匠だから彼女は忠夫にも有益な術とか技も教えてくれると思うからさ」
「確かにそれは良いかもしれませんがそうしたらどうなるんですか」
「ノワールたちも忠夫をものにできない状況だと忠夫の今生での縁の女性達を害するより私から奪いに来ると思うからさ。愛歌と二人ならどうにかまだ撃退できるよ。それに彼女たちは私達に対しては殺したいほど憎んでないしね」
「一時的な小康状態を作り出せるわけですね」
「うん。今は誰かの首が首ポロリとか、死亡とか起きるかわからないけど情勢が動けばもう少し安全な形にできるかもしれないしね。
それに愛歌も一緒なら今生で忠夫と関係の深い女性陣達もそこまで警戒しないからさ。私が力を取り戻したらまとめて一度やっつけて仲直りさせるよ」
「できるんですか?」
それに対してネプテューヌは力強い、彼女が変身した時の女神パープルハートを思わせる瞳で答えた。
「やってみるから任せて。忠夫の精神はどうにか守って見せるからさ」
愛歌も協力して整えた手はずを見れば多分成功するだろうと思いつつ、大鳳は横島が勤めている会社の頼れる男性である、伊良子清玄が今行方不明なのが惜しいと思った。
彼はとても有能なのに、なんでも寄食を取り上げる動画を挙げている番組に猫料理のリクエストを出した直後に狂三だけじゃなくてノワールらしき人物に連れ去られて、
身分を笠に着ている女性達の寝床の放り込まれたそうだ。多分無事に帰ってくるだろうがしばらくは使い物になりそうにない。
それからしばらくしてネプテューヌは出かけるとぐったりとした横島を無事に連れ帰ってきた。
その様子を見て大鳳は驚いた様子でネプテューヌに言った。
「良く連れて帰ってこれましたね」
「うん。ノワールたちも『私のことは』信頼してくれているからさ、戦いになることすらなかったよ。防諜組織にしても今は休戦協定中だから約束は守ってくれたしね」
そういうと、ネプテューヌは横島に回復薬を飲ませた後で言う。
「とりあえず私は鬼一法眼師匠の所に忠夫を連れて行ってくるね。それが済んだら今の『ところは』私が最強な状態を維持できるように鍛えなおしてくるから。あとある程度忠夫の自衛能力も上げないと。愛歌、協力よろしくね!」
「ええ、任せておいて」
愛歌も笑みを浮かべ彼を伴ってネプテューヌと共に去っていった。
三人の女神に嫐られぬいた横島は意識がもうろうとした状態で目を覚ますと、目の前にパープルハートの姿をしたネプテューヌがいることに気づく。
パープルハートはネプテューヌの時とは打って変わった鋭利で冷静な様子で彼の唇を奪い舌を絡めてくる。
愛歌が横で怒りなどではなく、惚れた男の無様な痴態を笑う女権国家の女特有の妖艶で恐ろしい笑みを浮かべ言う。
「私の英雄さん、立て続けに調教を受け過ぎて随分とエッチな姿になっているわね。あんまり痴態をさらし過ぎると私も堕とす方に回っちゃうわよ」
耳元でそういい彼の分身の下にある玉袋を愛歌に揉まれた瞬間彼に激しい快感と恐怖が走った。この愛撫をできる女性まで本気で自分を堕としに来たら、
自分はもう人間未満の存在まで直ぐに陥落してしまう。今のところは二人の性行為は自分を立ち直らせる霊的高位であるがそれでも恐怖はぬぐえない。
恐怖が余計に快楽を引き立て始めたころにパープルハートが服を脱ぎその豊満な体を彼に密着させて繋がり体を上下させるたびに胸板で乳房が潰れる感触と顔を乳房で挟み込まれる感触を交互に味わう。
彼女は楽しみながら何度も彼を射精させると彼を対面座位から離して騎乗位に変えた。倒れる彼を見ながら愛歌が口づけしてきて言う。
「『雄々しき獅子の祝福』を授けてあげる。これで堕ちづらくなるでしょう。でも恥ずかしくて仕方ないのではなくて」
1052 :
名無しさん@狐板
:2025/10/13(月) 12:17:41 ID:i8yNsUHl
パープルハートが彼の腕を取り自分の乳房を揉みしだかせて余計に射精量を増やしていくと、彼は自分が王国男子にあるまじき痴態をさらしていると思いその恥辱心が余計に大量の射精を招いていく。
愛歌は彼の唇を奪い舌を絡め彼がパープルハートの内部に一層大きな射精をしたのを見ると満足そうに言う。
「『雄々しき獅子祝福』を受けた獅子は強くなるけどその獅子の末路は雌に群がられ寿命を削られた最後もあり得るのよ」
そしてパープルハートが離れた後で、愛歌が彼に騎乗した瞬間、『雄々しき獅子の祝福』の効果が高まり、彼はどうにか精神が立ち直ると同時に恥辱心も上がっていくことが分かった。
愛歌の女権国家の王族らしい性的わざと魔膣に彼が屈服していたにもかかわらず、愛歌は強すぎる快楽で射精できない状態を敢えて作り出し、彼を見下ろし笑う。そして不意に彼の耳元に声が響き、
その声を聞き彼は恐怖を覚えた、さとりの声だった為だ。
「『雄々しき獅子の祝福』のおかげで恥辱心が強くなった所で色々と思い出してみましょうか『想起・今回の騒動で受けた女性優位な性行為大半』」
さとりの処刑宣告の直後に彼の頭に三女神と親しい女性達全てにやられた恥ずかしい性行為と、快楽が蘇りそのまま彼は愛歌が緩めた快楽の中で奇声を上げる女権国家でもめったにない程の射精が起こる。
愛歌の霊力が大幅に上がり彼の霊力は下がっていく。霊的防御が下がるとますます射精量が増えていく中で愛歌は妊婦の様に膨れた腹を愛おしそうに撫でながらパープルハートの手が彼の分身を掴んだ瞬間に離れた。
射精を再び封じられた彼が奇声を上げると、パープルハートが少し意地の悪い笑顔で言う。
「ここからは私だから」
そういってパープルハートが分身を飲み込むと再び射精が許されて大量の精液が出て行き、パープルハートが彼の上から唇を奪い舌を絡めてきた後で、愛歌が両手を取り、
パープルハートの尻に導き無理やり揉みしだかせる。それだけでなく彼女はパープルハートの尻に横島の手を押し付ける際に時々つぼを押して余計に射精量を増やしていく。
性行為が終った頃には完全に別の世界に旅立った目をした横島が二人に抱きかかえられていた。
性行為を終えた後でパープルハートはさとりに言う。
「今回協力してくれたのは意外だったわ。おかげで忠夫の精神が一時的に壊れたから、その際に私と愛歌の霊力を大量に流し込んで忠夫が他の魔術干渉を受け辛くできけどいいの?」
さとりは最近は横島にかなり強い好意を抱いていることをパープルハートも理解しているが、今回の件で手を貸してくれるのは意外だった。それに対してさとり笑いながら答えた。
「ええ、私としては彼を堕とすときの最高に好みのシチューエ―ションがあるけどかけ離れすぎていたからね。まあ、もう少し好みの状態だったらどう動いたかわからないけど」
それだけ言うと去っていくさとりとこいしを他所にパープルハートは愛歌と打ち合わせを始めた。
「愛歌、貴女の目から見て今の状況はどうなりそう?」
「かなり危ない状況で、忠夫の周りの女性や女神が死ぬかわからないわね。とりあえず小康状態というところかしら。
陸八魔アルは比較的にこちらに来てもらえそうだから彼女から当たるのが良いと思うわ。それにしても本当に面白い状態だわ。
選んだ英雄がこんなに凄い因果を持っていたなんて、やりがいがあり過ぎて第二の人生が本当に楽しいわ」
愛歌の笑みを他所にパープルハートは体を洗ったら昨日あいさつした師匠である鬼一法眼の元に向かう決意をした。
一刻も早く強くならないと旧友の三女神あるいはヴィヴィオや今生の女権国家の友人たちが死ぬかもしれない。それには自分が力を取り戻すのが一番だ。
決意して歩みだすパープルハートを見ながら愛歌は彼女も英雄の守護女神としてかなりの当たりだと思いつつ、意識を取り戻した横島が彼女と共に修行をする姿を思うと、楽しみになってくるのがわかる。
パープルハートもここ数か月間の間かなりの速度で力を取り戻していたが、ここに来た以上はさらに速度は速くなるだろう。そして彼女の為に共に修行をすれば横島はもっと強くなっていく。
旧王朝の王女冥利に尽きると思いながら、横島の寝顔を見て彼なら自分に惚れている女性陣を一人も死なせない結末にたどり着けるかも、という予感を覚えた。
その予感が恋をしたゆえの盲目であれ、あるいは王女としての正しい直感であれ自分は幸福だと思い彼女は笑う。そんな中で彼女たちが修行の為に来た山は朝焼けの時間帯であり、
このまま闇に飲まれるようにもあるいは光に満たされる前の様にも見える光景を見せている。愛歌はそれを見ながら、これからの横島の行く末の様だと感じ、どちらの未来に行こうと自分は彼を支えて行こうと決意を新たにした。
1053 :
名無しさん@狐板
:2025/10/13(月) 20:53:51 ID:cDqWrGVr
乙です
1054 :
名無しさん@狐板
:2025/10/13(月) 23:06:09 ID:i8yNsUHl
>>1053
乙感謝です
1055 :
名無しさん@狐板
:2025/10/15(水) 09:33:22 ID:87iYF9Y2
おつつー
1056 :
1033
:2025/10/15(水) 21:45:18 ID:Zv3GywJo
>>1055
乙感謝です
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