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【R-18】Mシチュスレの引用スレ

556 :名無しさん@狐板:2023/02/14(火) 23:01:02 ID:KWGsNfn2
 2023年女権国家バレンタインSS 魂の骨を溶かす甘みの沼
これは現在本スレのスレ主さんが連載している女権国家の二次創作SSです。以下の注意書きがあります
@このSSは前に投降した>>311から>>319に投降したSSの続編です
Aここに出てくるさとりは原作と大分違う立場です。>>311から>>319の続編だけどジェラートとさとりの人間関係は、>>329から>>337のSSと同一です。
B基本的にはさとり関連以外は原作の女権国家と同じ流れで進んだ感じになってます。
C魔女と百騎兵というゲームのジェラートとメタリカが重要ヒロインになってます
DこのSSはパラレルワールドであり、本編でまだ誰のヒロインになるか明言されてないヒロインが横島のヒロインになってます。


 女権国家の良識派の女性達の派閥の長の一人、ヴァレンティーヌ・ジェラートの寝室で横たわる男がいた。細身だが鍛えられた肉体も、
一回り小さくなりその無様すぎる倒れ方は戦争で惨敗した兵士の死体や闘技場などの競技で討たれすぎて倒れて選手を彷彿とさせる。
倒れている男性=王国の諜報部霊能部門責任者である横島忠夫は、昨夜も花の大公爵の主催する魔女たちの饗宴で嫐り尽くされた後だ。
彼は目を空けると、昨夜の屈辱と強すぎる快楽を思い出し、自分でもわかる嘘を内心でつぶやき始めた。昨夜のあれは意識が何度か落ちていたから全部現実だったとは限らない、そういいながら空想に逃げ込もうとした瞬間、無慈悲な低く美しい声がそれを封じた。

「いいえ、あれは全部現実ですよ。王国男子なら死にたくなるような罵倒をしていた魔女たちに騎乗されていつもより多く射精したのも。その魔女たちの足で何度も達したのも、『想起・昨夜の夜の饗宴』」

 ピンク色の髪をした小学生くらいに見える少女の宣告と共に彼の脳裏に昨夜の饗宴が思い出された。そしてそれをなしたジェラートの腹心=さとりは笑みを浮かべながら、彼の分身を掴み射精を封じながら笑う。

「一番繋がりが薄いジェラート様配下の魔女達の足コキが特に感じていた様ですね。本当に変態すぎます。その恥辱責めで感じる姿で、我が主君であるジェラート様を惑わして誘う淫乱婿殿、
貴方があまりにも変態なせいでジェラート様が燃え上がってしまい、今日執務に間に合ったのがギリギリでしたよ。女権国家の支柱の一つをこんなに弱めるなんて有能な工作員ですね」

 足コキをされた記憶を掘り返され始めた時にさとりが彼の分身を記憶にある女性達と一緒に足で嫐りはじめ、その快楽に負けて彼は悲鳴をあげながら射精した。

「あ、ああ……!」

 情けなさで落ち込み切った声を上げる彼をさとりは何も言わず心底楽しそうな笑みになる。そしてその表情のまま彼を嘲笑の眼で見た。心を読んで一番これが効くと読み取ったからこその行為だ。

「ほら淫乱男、女陰の方が与える快楽は上なのに足で大量に出す変態、今から治療してあげるからさっさとイキなさい」

 さとりは足で抜くのをやめて、動けない彼の上に乗ると分身を飲み込みながら嗤い再び宣言した。

「『想起・去年のバレンタイン』」

 宣言と共に去年ユウキたちにされたバレンタインが蘇ってくる。女権国家産のチョコを食べた後に体がしびれベッドの中で彼女たちに散々に嫐られぬいた記憶。特殊なチョコで耐久力を上げられエヴァに血と同時に精を吸われ。
ユウキに王国女子としての視点で閨の中での惨敗ぶりを罵られながら騎乗され、愛歌が王女らしく献身的に慰めながらも彼を快楽だけで圧倒し、
ヴィヴィオが王らしく彼を見下ろしながら支配するように嫐ってきた。そしてアルが悪魔としての力を取り戻し彼を蜜の様な快楽で溶かしリグルがカマキリの雄が交尾の時に痛みを感じぬような状態に近い様に変えて彼に快楽だけを与え、
リグル自身が一歩間違えば命に関わるほどに精を奪いそれでも彼女の能力のおかげで快楽だけが襲い掛かってきた。その快楽だけでも彼の心が壊れかけたところで彼女たちは行為を終了させた。

「ああー!」

 悲鳴をあげながら彼の上で余裕の笑みを浮かべるさとりの中に精を大量に奪われると彼は、指一本動かすことすら困難になった。さとりは笑いながら言う。

「忠夫さん、去年は本当に素晴らしいバレンタインを過ごしたんですねぇ。おかげさまで私も貴方を嫐るのにとても多くの資料が手に入りました。 ジェラート様と打ち合わせがあるから私に絞られて消耗した体力を回復させておいてください」

「あ、ああ」

 横島はジェラートの配下の魔女たちが入室してきて彼の身なりを整え、動けない彼を運ぶように朝食の席に運んだ。

 席に着き彼女たちの作った料理を食べながら彼はここに来た経緯を整理した。大鳳たちの配下として、女権国家の古参の一人である彼女とのパイプ役となった彼はジェラートとの交渉などを一手に任されていた。 彼が頼みごとをすればジェラートは大半を二つ返事で了承してくれたが、
必ずと言っていいほど彼女に閨で嫐られることとなっている。昨夜も女権国家が先に王国との戦争で協定違反をしていたことが分かったから、ストレリチア気質の良識派たちをたきつけ、王国に領地の一部の返還すべきと考える良識派の女権国家の女性達を焚きつけてもらう約束をしにきた。
結果は成功し、彼女は自分がそういう派閥の支援をすることも約束してくれた。だが、彼の中には極めて忸怩たる思いがある。

『ジェラート様は前世が旦那だったせいかワイに対して好感度高すぎる。彼女の所に派遣されている時の俺って外交官というより』

「思っている通り娼婦ならぬ男婦ですね」

 唐突にジェラートの腹心であるさとりの心を声が彼の耳に響いた。彼女は自らの発言で横島が落ち込んだのを見て面白そうに笑いながら言う。

「男のプライドを抉る言葉が耳に響くたびに悦ぶようになってきている辺り、王国男子としては死に、順調にジェラート様の旦那様になっているようで。別に良いのでは? 親王国派筆頭の良識派閥の公爵相手ならミク女史もそこまで怒らないでしょう?」

「俺は大鳳たちの仲間だ。ジェラートが戦争が起きても王国に着く、と破れない宣言をしない限りはそうなることはできん」

 女権国家の方が遥かに優位であるから自分がジェラートに婿入りして亡命しても、ミクは自分を粛正したりはしないだろうが、それでも大鳳たちを裏切る事態は看過できない。その発言にさとりは少し考えた様に言葉をした。

「なるほどつまり、ジェラート様が女権国家の王国への外圧を抑えるだけではなく、女権国家が王国に対して理不尽な政策をとって、戦争が再発した場合に王国側に着く、という約束をしたら、貴方はジェラート様のものになってくれる、と」

 さとりの言葉を聞き横島の背筋に嫌な汗が走る。汗の冷たさが余計に彼を震えさせるが、彼はそれを押し殺し懸命に声を出した。
ジェラートの甘くどこまでも蕩かし人間としての大事なものまで溶かしかねない性行為、それをこれから先受け続けるということが決まるのは彼には取っては言葉にできない恐怖の様なものがある。 彼は少し震えながら、言葉を発した。

「ただ着くと言っても、軽く義理程度ではだめや。ジェラートの部下の戦争の条約を守っていた王国に対して行われた女権国家の協定違反に怒っている良識派の権力者たちと同盟者全部に全力で王国に着く工作をした上で、ヴァレンティーヌの領土は徹底抗戦してもらう」

 それを言った瞬間、不意に部屋に鮮やかな紅い花弁が舞い、そこに紅の美を体現したかの様な華美な衣装に身を包んだ公爵が現れた。 彼女の長身と豊満な体をより引き立てる衣装見た時、横島の背筋がゾクゾクとし始める。分身が固くなり始めたのを見て、さとりが嗤いながら、ジェラートに報告をする。

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