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【R-18】Mシチュスレの引用スレ
337 :
名無しさん@狐板
:2022/03/18(金) 23:33:34 ID:tMa6KxOl
首を横に振ろうとした彼に、こいしとさとりが両脇から何かをしてきた。今受けた逆レイプとこのひと月で嫐られ尽くした記憶がよみがえり彼の下半身がより強く固まる。気が付くと彼は頷いていた。
その瞬間ジェラートとその使い魔と化したユウキとランが襲い掛かってきて。ユウキの暴力的な快感のあとに来る二人の甘やかす圧倒的な快感が襲い掛かり完全に彼の意識は甘すぎる食物と食した後の様な感じで落ちて言った。
横島が激しい快楽に沈んでからひと月がたった後、彼はジェラートの私室にて目覚めと同にさとりに騎乗位されながら『想起王国男子として特に恥ずかしかった性行為』を受けていた。一気に朝立ちが収まった後、ジェラートが珍しく寝所にいないことに気づいた彼に、さとりが説明をした。
「ジェラート様は今日お客様と待ち合わせです」
「さとりちゃん、頼むから毎朝目覚め一発をあれにするのはやめてぇな」
「貴方を夫とできている時の三割くらいはあれが楽しみなんですよ私は」
寝起きと同時に襲ってくるあの快楽は彼にはあまりにも悪すぎた。上下を意識の覚醒と同時につけられる感じがどうも嫌だ。だが癖になってきている感じもして、それが王国男子として余計に情けない。
さとりが横島をからかっている時、ジェラートは雪泉の訪問を受けていた彼女はそこまで強くはないが、強く釘を刺すような目でジェラートを見ている。
「ヴァレンティーヌ公爵閣下、此度は真冬であり力が落ちている状態でありながら私と直に対面していただきありがとうございます」
「かまわぬ。そなたにも多少不義理をしてしまったし、そなたの里の妹分たちも時期に旦那様を共有する仲間となるのじゃ」
「ええ。まさか貴方が私以外彼に惚れた里の妹分全てに、根回ししていたとは予想外でしたよ」
雪泉の故郷の里は女権国家の配下という訳ではない。ただ女権国家を主とするものが多い里でもある。少ないが王国などを生涯の雇われ先とする者も稀にいる。
「ことの始まりはエヴァ達が、デュラーン神殿(アドルを正体を明かすまで騙しぬいたシスターであり敵)の力を借りて彼を逆レイプしつつその記憶などを消去して負ったことじゃ。彼はエヴァ殿たちがストーカー当人だと気づかず、アドル神殿の加護をもらってそのまま逃げた。
そこで彼女達から依頼をもらって調べてみたら、まさか前世の旦那様だったとは、妾もいささか以上に驚いた」
「ええ。しかし、良く彼を者にできましたね。横にいる彼女の仕業ですか」
それを聞くとジェラートは少し驚いた様子で窘める様な声を出した。
「こいし、勝手に来客室に入るなと言っておいたであろうが。済まぬな。しかし忍びというものは怖い、妾でも気づけなかったことにも気づくとは」
姿を不意に表したこいしは叱られたことも気づかずジェラートの膝にじゃれつき始める彼女を撫でるジェラートを見て雪泉は、心底驚いた直後にこういう反応をする当たり、本当に信頼しあっているのだなと思った。
「その娘が彼を堕とした際の最功労者ですか」
「その通りじゃ。最初は妾の無意識を操らせ、旦那様の前で身内しかいない時のポンコツ状態にさせた。そうすることで警戒心を解かせたのじゃ。その後で公明正大な公の妾が印象づくように旦那様の意識を操らせた」
「それはまた」
「むろん夜の方でもこいしは素晴らしいぞ。旦那様の無意識の契約がなくても約束は破らないという妾たちへの信頼を表層意識から消し去り無意識にだけ信じさせた。その結果旦那様は妾たちを信じていたからこそ契約破棄とかをしたのに、王国を裏切ったくずという背徳感の快感を味わいほうだいじゃった。
今でも無意識では妾たちを信じ切っているのに、表層意識では自分は快楽に負けたクズだと思っていよう。 そなたが大鳳を捕えられたら、こいしを貸そうかえ?」
少し心動かされた様子を見せた後、雪泉は言った。
「今日私は、妹分たちに釘を刺してきました。彼は王国に対してまだ中立だった故郷の里を救ってくれた一人ですから、もしも女権国家と王国の戦争が女権国家の側が不義理をする形で起こったら、王国に尽きなさいと。仮にその状態でも女権国家に着いたら、女権国家の諜報部としては協力するけど、
その戦争が終わったら里の一員として貴方たちを粛清します、と」
雪泉の真面目な様子にジェラートも位を正して話を聞く。
「彼には個人的な恩があります。もしもあなたが王国に味方したいという彼をああいう方法で夫とした以上、王国に不義理したときは、私が個人的に貴方を許すことはありません。花の大公爵。
彼に不義理をした時、私の寿命が尽きるまで貴方が安心して過ごせる冬は訪れないとお覚悟を」
そういう雪泉は完璧な礼を取った。辺りを包む恐ろしいまでの氷期にジェラートも貴族らしい礼でそれにこたえた。それは決して違えぬ約定をかわした時の礼だった
雪泉は帰り道をやや軽い気分で歩いた。久しぶりに直接話して確信したが、ヴァレンティーヌ公爵は惚れた男を得れば善人になるタイプの女性だ。後に彼女の元に仕えるであろう。妹分たちを粛清に走るような日々は恐らくは訪れないだろうと思えた
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