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【R-18】Mシチュスレの引用スレ

501 :名無しさん@狐板:2022/10/31(月) 23:49:12 ID:pspxBtSB

「別に恥ずかしいことじゃないわよ。魂レベルで恋人だったことを覚えているから、あれはただの恋人同士のプレイでしょう」

 愛歌の言葉を聞いた瞬間自分は完全に女性優位の性行為のとりことなったことを思い出し、彼は完全に女性優位の性行為の虜となったことを自覚した。



 来世のイフの世界から現在に帰還した横島は、自分が『カフェD4C』から自室に戻っていたことに気づいた。
そして衣服が脱がされており現実世界でも情事の後だったことを悟るそして。快楽のトラウマが強く根付く彼に滅多に見せない魔王としての威厳に満ちた様子のアルが言葉をかけてきた。

「忠夫、どうまだ来世であの世界に行って男性優位ハーレムしたい?」

「む、無理です皆さんが与えてくれる快楽が癖になって不可能です。アル様」

「そう。 軽い悪戯のつもりだったけど魔王の悪戯は人間には重すぎたわね」

 明らかに確信犯でありながらすっとぼける彼女に横島は何も言わずに彼女が事後に好む抱きしめ方をした。上機嫌になる彼女をよそにこれは悪くないと思える。



 明らかに裏の人間御用達の酒場で酒を飲むティーチの元に一人の女性が近づいてきた。
陸八魔アル。完全に力を取り戻した、彼女は笑いながらティーチに言う。

「ティーチ、約束通り貴方が来世に『紅いの月下の城』の世界を選ぶのならなるべく貴方の意がかなう様に協力することここに約束するわ」

「いやはや、横島殿も情が深い女達につかまっていてわ来世でサヨナラとか通るわけがありませんな。拙者、横島殿を生贄に『紅の月下の城』に転生してハーレム件をゲットでござる」

「貴方の言う通り、漫画とかの世界が異世界で本当に起こったことという学説が本当である可能性がある以上、あの世界に忠夫が言ったら帰ってこないかもしれないしね。
私達と同じくらい気持ちよくさせる体を持っている上に、演技じゃない男性優位の性行為までできるとか、本当に危ないわ」

「ゲームやってみて人間的にも魅力的なヒロインだとも思えたでござろう?」

「転生させたらあれくらいやらないと忠夫を取られる可能性がゼロではない、と思うくらいにはね」

 そう答えながらアルはあれは限りなく似た世界だったのか、それとも本当にゲームの世界なのかと思ったが直ぐにやめた。そう考えるアルにティーチが不意に真面目な様子になり声をかけてくる。

「まあ、横島の奴も不義理とかしたわけじゃないが、それでも純愛をはぐくんだ以上は最後まで相手の女を幸せにしてやってほしいからな。 あんたらの様子見てりゃめったに見られない純粋な愛ってやつを見せてもらえている礼でもある。これで来世で彼を奪われる可能性も一つ減っただろう」

 ティーチが横島を奪われる可能性のある先という話をして、自分たちに忠告をしてきたのは、横島の能力が便利すぎて来世が異世界に呼ばれる可能性もあるということだった。彼がこういうことをしたのは利益もあるが、
少なくとも彼は自分達と横島が純愛をはぐくんでいると評価しているためもあるのではないかと、アルは思う。彼は純愛など文学やネットの世界にしかないと、嘆いていた時期もあったらしい。だからこそ本当の純愛と言えるようなものを見た時は、
それを抱いている相手には敬意の念をもつ。そこまで考えてアルは詮索をやめた。言動は気持ち悪いオタクでも有能で義理堅い恋人の友人であることに変わりはない。
 そう決めた彼女はティーチに礼を言い店を出た。彼が味方でいてくれるうちは自分たちは決して横島を不幸にはしていないのだろうという安心感が彼女の胸中にはあった。

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