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【R-18】Mシチュスレの引用スレ

484 :名無しさん@狐板:2022/10/12(水) 00:25:53 ID:vvAIQjNl

 アリスとヴィヴィオが交互に入れかわり何度かが過ぎた後。ヴィヴィオが彼の上で腰を振りながら言った。

「アリスさん、そろそろ良いですか?」

「ええ、陛下ころあいです」

「忠夫、魂の底から宣言しなさい。前世で私を護るためにやむを得ず使ったあの術の素質はすべて放棄する、と」

 僅かに残った反骨心は見越したようにヴィヴィオが彼の眼をのぞき込んできた。その瞳の色に、自分を心から好いて死ぬかもしれないと思った時に不安がる少女の面影を思い出した時完全に、彼の心はその術を手放すことにためらいがなくなった。

「前世で使ったあの術の素質は放棄します」

 その言葉を待ったようにヴィヴィオが彼を支配するような性術を使いそのまま一気に搾り取った時、自分の中の何かが精液と共に抜けるような感覚が起き彼は意識を失った。気絶した横島に心地よさそうに体重を預けるヴィヴィオを見ながらアリスは医師の様な手で横島を触診し言った。

「陛下大丈夫です。前世で彼の寿命を縮めた霊的戦闘術の素質は完全に壊れました。他の術に対する素質および霊能への才能に一切影響ありません」

「彼そんな術なくても十分強かったのに、前世の私の力が足りなかったから使わざるを得なかったのよね。今生では要らないもの」

「ええ。その通りです」

 頷くアリスを見ながらヴィヴィオは答えた。

「アリス今回一番働いてくれたのは貴方でしたね。 忠夫が自分が感じた悪寒を誤認させるような他のたくらみも幾つも突き止めてきてくれて。
さらに忠夫に恋愛感情がない騎士たちをこの大使館から離れさせられる口実に仕える最高のタイミングでリークお疲れ様でした。これがないと彼をここまでうまくとらえられなかったでしょう」

「私もあんな術を彼に覚えさせる可能性はゼロにしたかったですから」

 二人の会話にユグドラとシンセシスも頷いた。

「はい。ヴィヴィオ様に前世の記憶を取りも出させられた我々も同意見でしたから。戦乱が終わった後五年後に彼が死んだのを見た時は本当に、背筋が凍ってトラウマでした」

 シンセシスの言葉にユグドラが言葉を続ける。

「私も彼に守られた前世を持つものとして前世より強くなった以上あんな術を覚えることは、絶対に許容できませんでしたから。 それと陛下少し気になったのですが?」

「なんですか」

「忠夫に惚れた人間は全て前世で関係があったものばかりなのですか?」

「いえそうじゃないです。そういうものも何人かはいますけど、基本的に神様や人外と結婚した貴族の先祖返りとかが多いみたいです。 とりあえずこれからやることはかなりありますね。
ありのままにやったことを報告して、その後の大鳳やジャギに頭を下げて補償しなければ。 でもその前に彼が目覚めたら女権国家的な夫婦のスポーツを楽しむとしましょう」

 そういうとヴィヴィオは笑いながら薬湯と精力が付く料理の準備を自助に命じ心底嬉しそうに彼の体を点検し続けた。前世で彼の死因となった術を彼が覚えられなくなったのが嬉しくてたまらない様子だった。
ユグドラとシンセシスにもその気持ちは分かった。前世で彼に助けられた記憶と、彼が逝った時の喪失感はもう訪れないと思うと頬が自然に綻ぶのを止められない。それは多分調理の為に人形を動かしているアリスも同じなのだろう。

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