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【R-18】Mシチュスレの引用スレ

339 :名無しさん@狐板:2022/03/21(月) 20:33:13 ID:gwTE6faX
 女権国家SS 当人だけが監禁所だと気づかぬ保護訓練施設・続編訓練施設での日々とその後

このSSは前に投稿した女権国家SSの続編です。以下の注意事項があります。

@ このSS内での人間関係は女権国家本編と大分変っているパラレルワールドです。
A このSS内ではオカルト設定などには自分が考えたオリジナル要素が多々入っております。
B >>324>>338で自分が出した施設案の施設が使用されております。

 花の大公爵ヴァレンティーヌに婿入りを終えた、横島は彼女に閨の中で王国を支援する政策を取り続けてくれるように懇願しながら一日を終え心地よい倦怠感の中で激しい睡魔に襲われていた。
寝て起きるといつも体が綺麗になっているのはアリスかエヴァが体を動かして風呂に入れているのか、それともそのまま洗われているのかどちらなのだろうと、少し疑問に思いながらも、睡魔に身を委ねた。
聞けば答えてくれるだろうがそこまで知りたいわけでもない。気が向いたらいつか聞く日が来るだろう。そう結論付けると彼の意識はまどろみ始める。

 微睡の中で彼は様々なことを思い起こしたヴァレンティーヌ公爵の策を見破れず、ここで訓練を受けると決めた時から始まった快楽と恥辱の日々が蘇ってくる。さとりとこいしらしき気配が枕元に感じるあたり二人の仕業かもしれない。 
僅かに現実と皮一枚で隔てられたような過去の快楽を再現する愛撫は現実の体にも触れる感じのものに変わり、一気に股間の分身が飲み込まれる感触と共に強くなった。 眠りに落ちる直前の最後の力で目を開けると、さとりとこいしが、枕元に立ちユウキが自分に騎乗していると気づいた。
射精と同時に意識が落ちながら、ユウキがいるということは双子の姉であるランも来ているのだろうな、という考えが意識が落ちる直前に浮かんだ。

 意識が落ちると横島はジェラートの言葉に乗って快楽に耐える訓練を受け始めたばかりの頃の夢を見始めた。

 自分を好いてくれた女性陣全員から一度快楽漬けにされたばかりの頃、彼は夢の中と現実両方で嫐られていた。

 倒れ意識を失いかける彼をユウキが楽しみながら、暴力的な快楽で蝕み、それに僅かになれたころランが交代するように優しい快楽で圧倒してくる。

「横島、子供の頃から助平だったけど、快楽に負けるのは恥ずかしいって教えが強かったから、それはダメって思ってたはずなのに早すぎるよ」

 女権国家と敵対関係にあった王国では快楽に負けるのは恥ずかしいことだという教えが強かった。男性優位の性行為が当たり前である風潮も女権国家との戦争が何割かは関わっているのだろうと横島は思っている。 
過去の思い出と王国の思想に対する考察はより強く絞る様に強めてきたユウキの快楽で打ち切られた。

「ぎゃ! ユウキ、た、頼むお願いだから今夜は終わりにして。無理ならランさんと変わって。もうこれ以上お前にやられたらワイのなかで何かが限界なん」

 射精の度に色々と削りきられる感覚に負けるとユウキは少し不機嫌そうな顔をしつつ、自分の与える快楽に完敗した彼を楽しそうに見下ろし言う。

「情けなさすぎるよ。忠夫、訓練に付き合ってあげている僕とお姉ちゃんと公爵様。そして今も君を尊敬している部下だったモヒカンさん達に謝って! 『ふがいなさすぎてごめんなさい』って」

 騎乗しながら時に体を密着させて命令してくるユウキの声に横島は屈した様に、声を出した。

「ふ、ふがいなさすぎてごめんなさい。かんにんしてください」

 聞き終わるとユウキは無様すぎて面白すぎるお笑い芸人を見た時と同じ様子で爆笑し始めた。そして双子の姉である優し気な気配に身を包むランに話をふる。

「はははー! お姉ちゃん、公爵様、忠夫が本当に謝っちゃったよ! 女権国家に強化された女性に勝てないのは当たり前でちっとも悪くないのに謝っちゃった。 悪くないのに謝るとか凄くみっともないけど、約束は、約束だからお姉ちゃんと代わるね」

 インプと化し花の大公爵の使い魔となったユウキとランはサキュバスに近くなっている。その為か英雄の転生体である彼から精を絞り尽くしたせいで余計に強くなっている。
そして自分は彼女との今の性交でどれだけ弱体化したのだろう。逃げたいと思い立とうとして倒れる彼をランが優しく支える。 ランもユウキと同じような体系をしているが彼女は激しく責めてこない。敢えてユウキが好む責めと正反対の方法で来ているというのもあるのだろうが、
自分の性的な責め方はこれが一番効果的だと確信しているのもあるだろう。 彼女は優しく横島の分身を撫でそれだけで射精寸前まで追いつめてから、赤子やペットに向ける様な慈愛と下に見る思いを同居させた目で彼を見ながら口を開いた。

「忠夫さん。女権国家に強化された女性に勝てないのは当たり前のことです。恥ずかしいことではないからいくら負けても大丈夫ですよ。それで軽蔑したりする貴方を好いた女性は多分いませんから。 貴方を好いた女性の中には蔑むものもいるかもしれませんが、嫌いなる女性は絶対にいませんよ」

 ユウキに嫐られた後に幼子をあやす様な言葉と性行為をされて屈辱を感じつつ大いに癒され安心していた。この時は気づかなかったがこいしにランや他の女性達の言葉が印象に残ったり記憶に残りやすくなるように無意識を操作されていた。
恐らくは何度もこういうことが行われていたのだろう。

 見下されていると思いながらも、それで背筋が余計にぞくぞくしてくる彼をいつの間にか耳もとに口を近づけていたさとりが言葉で嫐る。

「子供扱いされる屈辱がたまらないですか。本当に貴方王国で勲章もらった英雄なんですかぁ? おや英雄でありながら女権国家に染まった女性に負けている事実を指摘されて余計に一物とここが元気になってますね」

 『ここ』と言われてさとりに訓練が始まったころに頻繁に玉袋を揉みしだかれたことを思い出し興奮した瞬間、彼女は手ではなく足で玉袋を踏みつけてきた。少しの痛みとそれより強い快感で余計に激しい射精をすると彼女は笑う。

「私は足より手の方が器用ですから、足で与える快感が手より上のはずないのですが。女権国家の英雄に足で踏まれたことが余計に貴方を興奮させましたか」

「やめてぇ! 公表せんで」

「嫌なら早くそれを糧に快楽に耐えられる男に成長しなさい」

 嘲笑を浮かべるさとりの鞭がランの与えてくる飴の様な快楽の効果を余計に高めてくる。ジェラートは笑いながらそれを見ている。何度も絞りぬかれるとランは笑みを浮かべながら彼から離れた。

「一度ここで交代です。忠夫さん。それじゃあ次の耐久訓練頑張ってくださいね」

 ランが離れると、代わりにアリスが現れた。彼女は服を脱ぐと美術品めいた美しい人形を連想させる裸体をさらしながら、霊気で出来た糸を彼の体の中に入れてくる。見ほれる様な笑みを浮かべながら彼女は言う。

「忠夫それじゃあ、私が与える快楽をひたすら受けてね。耐えきれなくても良いから。他の女たちに快楽漬けにされても、私の与えた方が勝っていれば大丈夫だから」

 アリスが彼を操ると彼の体は言うまでもなくアリスの意のままに動き始める。何度も精を放たせられるだけではなく、時にはアリスが満足するまで射精を許してもらえない時もある。
彼の分身の内部に入り込んだ糸が、それを許さずしかもその糸が絹の様な柔らかい感触で余計に快感を煽ってくる。 一番長く我慢させられた後の射精で倒れかけた彼にジェラートが蜂蜜酒を差し出してきた。

「特殊な薬酒であり。魔術もかかっておる。これからの訓練に備えて飲んでおくがよい」

「は、はい」

 その酒を飲むと信じられない速さで自分の体が回復していく感覚を覚えた。そして酒の効果かより早く自分が眠りの世界に落ちていく感覚も覚える。

 夢の中に落ちた横島は自分の精神世界全てが完全に掌握されている事態に気づいた。それを心底嬉しそうに笑いながら見ているユウキとランが最初に瞳に写った。



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