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【R-18G】やる夫は変わるようです【避難所】【15スレ目】
1309 :
気紛れ小説家
◆VMLQJcSesE
:2025/03/08(土) 17:20:23 ID:BQpyP7nt
>>1302
の続きです
注:これはやる夫は変わるようですのパラレルワールドのお話です
本編とは関係のない物語ですのでご了承の上でお読みください
やる変パラレル 百合ゲーどこ・・・?ここ? その38
side都
やる夫達の決着がついた頃、都VSゴースト軍団の戦いも終わりを迎えようとしていた
ゴーストZ『嘘だろ皆が・・・っ!?この人殺しが!!
お前人の心とかな「今のあなたはモンスターでしょ!!」ぎゃあああっ!?我が生涯に悔いありまくりいいっ!!』
ようやく最後のゴーストに止めを刺しこれをもって全ての敵がこの場から消え去った
都「ぜー・・・ぜー・・・そりゃあゴーストなんかになってるんだし悔いはあるでしょうね」
疲労困憊の中律儀にツッコミを入れた都は、先に戦いが終わったやる夫達
・・・正確に言えばやる夫達が見ている方を都も見ていた
都「・・・・曾御婆様・・・」
自分の一族の人間が魔物となってこの世を彷徨っていた事に都は顔を強張らせていた
今思い起こせば父上も死んだお爺様も曾お爺様たちについてはあまり語ろうとせず
いつも有耶無耶にして誤魔化していたような気がする
今まではそれも特に気にしていなかったが、こんなことがあっては気にしないという選択肢は都にはなかった
都「・・・少し調べて見ましょうか」
――これはここからしばらくして都が知る話である
都の曾お爺さんの妻、つまりゴーストになっていた彼女が都の曾御婆さんなのだが
実はその前に一人先々代公爵と婚約していた幼馴染の少女がいたらしいのだ
二人共仲睦まじく、このまま時が来たら結婚して子を成し次代に繋げていくのだろうと二人は思っていた
周りも決められた婚約者といえど仲が良いに越したことは無いので
夫婦仲が良いのはお家の安泰の為に良い事だと二人を祝福すらしていたのである・・・そう
――ある日少女の方が不幸な事故で亡くなるまでは幸せな未来が待っていると青年はちっとも疑っていなかったのだった
続く
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