専ブラで出来るだけお願いします!
■掲示板に戻る■
全部
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
最新50
[PR]
ぜろちゃんねるプラス
[PR]
【R-18G】やる夫は変わるようです【避難所】【15スレ目】
1302 :
気紛れ小説家
◆VMLQJcSesE
:2025/03/05(水) 15:01:12 ID:oKSYW89/
>>1297
の続きです
注:これはやる夫は変わるようですのパラレルワールドのお話です
本編とは関係のない物語ですのでご了承の上でお読みください
やる変パラレル 百合ゲーどこ・・・?ここ? その37
目の前で亡霊に捕まった自分の主の姿に織莉子はすぐさま取り返そうと手を伸ばす・・・が
――バチイッ!!
織莉子「あうっ!?」
何か見えないバリアの様なものに体ごと吹っ飛ばされ床を転がっていく
もうすでに【ミチヅレ】の対象としてやる夫が選ばれそれが確定してしまった為
もはや誰であろうとそこには干渉できなくなってしまっていたのだ・・・
やる夫「織莉子大丈夫か!?」
織莉子「・・ぅ・・・うぅ・・・」
ボスゴースト『・・・・・・』
空間が歪み紫電とともに何処かへ通じている穴へやる夫と亡霊が吸い込まれようとしている
織莉子「・・・ま、待って!!?」
都「今い『アオオオオっ!!』くっ!?こいつら邪魔を・・・!?」
都もどうにか近づこうとするが周りのゴーストに妨害され近づく事が出来ずにそのままやる夫は――
織莉子「――私の大切な人を連れて行かないでぇ・・・」
ボスゴースト『・・・・!!』
一瞬だけ・・・織莉子の涙交じりの懇願にボスゴーストが硬直するがもはやそれは止められずに・・・
――キイイイインッ
もはやどうしようもないと思われたその瞬間やる夫が装備していた装飾品が光りだした
――ガシッ!!
ボスゴースト『!?!?!!?!?』
そしてその光出した装飾品が突然形を変え亡霊を拘束しやる夫がそのまま外に弾き飛ばされる
やる夫「ととっ・・あー死ぬかと思った(あんな風に変形するとは思わなかったけど
想定通りに効果を発揮してくれたな)」
やる夫が装備していたそのアイテムの名は『リバースドール』
ゲームでは装着者が戦闘不能になった時、体力を全回復させ代わりに破壊されるというアイテムだが
処理的にはHPが0になった後に全回復するので即死効果自体は受けており
これなら即死無効無視の必中攻撃である【ミチヅレ】をすり抜ける事が出来るとほぼ確信していた
ただそれでも確実にそうだとは言えなかったし、万が一織莉子か都が死ぬと色々詰むので
一度死んだ経験があり、二度目だしこれで死んでもしゃーないとあきらめもつくやる夫が前にでたのだった
織莉子「ううううううううっ・・・!!」
やる夫「悪かったって!あっ、今何か体からミシッって音がががあ!?」
だがそれで納得してるのはやる夫だけで目の前でそれをやられた織莉子にとっては無事だったからと笑って済ませられる事では無く
まだボスも完全に消滅しておらず、雑魚ゴーストにいたっては今も都が一人で必死に相手をしており
こんな事をしている場合では無いのだが流石にここで織莉子を振り払うほど空気が読めないやる夫では無く
織莉子のされるがままになっていた
???『―――ああ・・・私も・・・』
やる夫・織莉子「「!?」」
もはや消える寸前だがまだ気力が残っていたのかこちらを睨んで・・・いや
先々代公爵夫人『私も本当はあの人とそんな風に―――』
切なそうな顔で笑った夫人の霊はやる夫と織莉子の二人を見て何かを言いかけたが
結局最期までやる夫達がそれを聞くことは無く、ドコかへと消え去って逝ってしまった・・・
続く
4528KB
続きを読む
掲示板に戻る
全部
前100
次100
最新50
名前:
E-mail
(省略可)
:
READ.CGI - 0ch+ BBS 0.7.4 20131106
ぜろちゃんねるプラス