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【R-18G】やる夫は変わるようです【避難所】【15スレ目】

1297 :気紛れ小説家 ◆VMLQJcSesE :2025/03/02(日) 13:28:35 ID:Aiq7y1o9
>>1294の続きです

注:これはやる夫は変わるようですのパラレルワールドのお話です
  本編とは関係のない物語ですのでご了承の上でお読みください

やる変パラレル 百合ゲーどこ・・・?ここ? その36

やる夫「――よーし・・・行くぞ!!」
織莉子「はい!!」
その言葉とともに道具袋から濃い蒼色の水が入った瓶を取り出す
これはやる夫が教会に金を積んd・・・喜捨をしてようやく譲ってもらったアイテムだった
高位の神官数人が幾日もかけて祈りと魔力を注ぎ込んで生成した特注の聖水
それは今日この日の為だけにやる夫が何年も前から用意していた代物だった

やる夫「大盤振る舞いだ!金貨数千枚の聖水を喰らえ!!」
値がはっていただけあって聖水の効果は覿面で、雑魚ゴーストは一滴でも触れた瞬間
蒸発するように消えていく、まさに特効兵器とでもよべる代物だった
ボスゴースト『ウグッ!?・・・ぐ・・・うぅっ・・・』
そして夫人のゴーストにも一撃とはいかなかったが、生身の人間にマシンガンの弾を
浴びせるぐらいの効果はあったようで、今までの様に離脱できるほどの余裕はなく
所々体が欠けた姿で空中でもがき苦しんでいた

やる夫「今だ!!」
織莉子「!!!」
それと同時にやる夫の合図で遮るものが無くなったボスに織莉子が杖を振りかざし突っこむ
織莉子「はああああああっ!!!」

――パーンッ!!!
ボスゴースト『・・・・・ぁ・・・・・』
織莉子の攻撃が当たった瞬間空気を入れ過ぎた風船のように弾けるボス
ボスゴースト『・・・・げ・・・る・・・』
織莉子「やりました!!後は残りのゴーストを・・・」
ボスゴーストだったものが宙を漂いそれを見ていた都がドン引きし
やる夫は・・・織莉子とボスゴーストに向かって駆けだす
織莉子「あっ、やる夫様やりまし――」
ボスゴースト『・・・この・・・まま・・消える・・・なら・・・』
織莉子「―――え?」

ボスゴースト『お前も【ミチヅレ】だあああああああっ!!!!』


やる夫(やっぱ来たか!!)
このステージのボスが持つスキル【ミチヅレ】
自身が戦闘不能になった瞬間発動するスキルで、その場でランダムにキャラを選び
即死無効のスキルやアクセサリーを無視して強制的に戦闘不能にするスキルだ
前世で妹もこの技で所見殺しされ残り体力わずかだった他の味方がゴースト達にボコられ
ゲームオーバになって騒いでいたのを覚えている
ただこの面子では体力はまだ余裕があるので一人ぐらい落とされても問題は無いとはいえるのだが…問題は

やる夫(【ミチヅレ】って単語に嫌な予感しかしないんだよ・・・!)
ゲームではただ単に戦闘不能になるだけだが、現実ではそうなるとは限らない
【ミチヅレ】・・・文字通り一緒にいあの世に連れて行くという意味だったら
最悪蘇生も出来なくなってしまうという可能性もありうる

――だからこそ

織莉子「――っ!?しまっ(ドンッ)きゃっ!?」
もはや原型を保つのもギリギリのボスゴーストが近くまで来ていた事に気づかずに
危うく捕まりそうになった織莉子だったがギリギリの所で突き飛ばされて難を逃れる
織莉子「すいません!!っ助かりましたやる・・・・ぁ・・・?」
やる夫に礼を言う織莉子だったが有り得ないモノを見てその言葉が宙に霧散する

ボスゴースト『・・・さあ・・・一緒に逝きましょう・・・?』
織莉子の代わりとなって捕まってしまったやる夫を見て・・・


続く

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