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【R-18G】やる夫は変わるようです【避難所】【15スレ目】

1251 :気紛れ小説家 ◆VMLQJcSesE :2025/02/19(水) 16:06:29 ID:GHFg68YQ
>>1246の続きです

注:これはやる夫は変わるようですのパラレルワールドのお話です
  本編とは関係のない物語ですのでご了承の上でお読みください

やる変パラレル 百合ゲーどこ・・・?ここ? その30

屋敷に入ってみると放置されてから長い年月が経ってしまった為かほとんどの部屋が
どんな目的で使用していたのかもわからないほどにボロボロに朽ち果てていた
まあそれでも未だに形を保っている場所も存在していたのだが・・・

やる夫「ここは・・・キッチンか?」
織莉子「やる夫様見てくださいこれ!まだ魔導冷蔵庫が稼働してますよ!」
やる夫「マジで!?・・・本当だ物持ちがいいってレベルじゃないぞ?」
この世界ファンタジー特有のなんちゃって中世といったらいいのか
前世でも使っていた家電用品なんかもいくつか存在する(水洗トイレがあったのは本当にありがたかった)
やる夫「中身は・・・まあ腐肉と泥水だよなぁ・・・」
ただ当然の事ながらいくら機能が活きていても、中身は数十年も経てばそのままとはいかない
織莉子「あっ!キャビネットの中に缶詰がある・・・これ食べられますかね?」
都「やめておきなさい(汗)」
ちなみにゲームでもこの腐肉と泥水は回復アイテムとして存在していて、ここでしか手に入らないアイテムだ
・・・まあレアといっても効果は体力が微回復するが確率で毒状態になるというハズレアイテムだが
というよりそんなものをアイテムだといって使うPCの方がこの場合おかしいのだろううがな!

都「・・・あっ」
織莉子「どうしました?」
しばらく屋敷をうろついてると都が扉にプレートが掛かっている部屋の前で止まった
都「ここ・・・曾お爺様の部屋だ」


やる夫(・・・ここが先々代の公爵の部屋かぁ・・・)
長い間ほおっておいて劣化はしているが他の部屋に比べれば十分に以前の姿を残したままの部屋だった
やる夫(あれ?この部屋って確かゲームでもあったよな?)
確かゲームでも他の部屋は瓦礫ばかりなのに一つだけやけに奇麗な部屋があった
やる夫(えーっとだとしたら確かこの辺の壁に・・・あった!)
部屋に唯一かけてある絵画を外すと、そこにはレバーのようなものが存在した
これは隠し部屋への入り口を開けるレバーで、中にある戸棚の中にはエリクサーが入っているはずなので
ここに来たら是非回収しておきたいと思っていたのだ
・・・まあゲームでは使えたが現実では数十年も放置された薬品が使えるのかは疑問だが

都「ん?絵をはずして何を・・・レバー?」
やる夫「いやーなんかこれだけかべにかざってあるのがあやしかったからさあー」
織莉子「もしかして秘密の隠し部屋を開けるスイッチとかなんじゃ!?(キラキラ)」
やる夫「(正解)まあ引いてみればわかるのでは?」
都は渋っていたがなにやらキラキラした目で都を見てくる織莉子には勝てずに
都「・・・仕方がありませんね(ガチャ)」

それに応えてレバーを引くと壁がせり上がり新たな通路が現れた


続く


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