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【R-18G】やる夫は変わるようです【避難所】【15スレ目】

1246 :気紛れ小説家 ◆VMLQJcSesE :2025/02/17(月) 19:25:27 ID:0WaooIEj
>>1238の続きです

注:これはやる夫は変わるようですのパラレルワールドのお話です
  本編とは関係のない物語ですのでご了承の上でお読みください

百合ゲーどこ・・・?ここ?番外編 公爵令嬢都凌辱編 エピローグ

やる夫「――じゃあ次は二日後にまた来るからな。せいぜいその間に頭を冷やして
どうするのが最善なのか十分考えておくことだ」
都「・・・・・・」

――コツッコツコツ
数時間前に降りてきた階段を今度は登っていくやる夫。その胸中は・・・
やる夫(思ったより根深いな・・・これは今度会った時の返答次第では別の方法を探る必要があるかもしれないな)
だがこれも家と国の為に必要な事でその為なら――

やる夫「・・・いや、俺に限っては違うんだろうな」
確かに家や国の為という理由も無い訳では無いが、俺が真に願っているのは
やる夫(どうにか都を懐柔して原作の流れに乗せないとな・・・)
原作から外れ前世でのゲーム知識が役に立たなくなるのだけは避けたかった
特に一番避けなければならないのが、何らかの理由で原作のラスボスであるやらない夫王子以外が
勾玉の力を取り入れてラスボスになってしまう事だ
ゲームで人修羅となったやらない夫王子曰く、最強の魔王となった自分に敵などもはや存在しないらしいが
そう言った割には主人公達である都と織莉子に軽くボコボコにされていた
それを見ると禁具とも呼ばれている勾玉の力など大した事ないのでは?と考えるが
逆に考えれば勾玉を使ったのがやらない夫王子だからあの程度の強さで済んだのでは?と俺は考える
原作ではやらない夫王子とは序盤でチュートリアルの敵として戦う事になるのだが
その強さといったら、最初のフィールドの雑魚モンスターの方がまだマシなのではと思うくらいに弱い
そんなのでも勾玉の力で一応はラスボスが出来たくらいには力を増しているのである
もしもだがある程度の力量が備わっている者が使ったとしたら・・・その力は未知数だ
だからこそ原作通りに進めてやらない夫を倒してハッピーエンドが俺にとっては望ましい形となるのだ・・・その為には

やる夫「・・・織莉子・・・か」
一年後に平民の特別枠として学園に入学してくる元美国男爵家の貴族令嬢にして物語の主人公
原作通りに進めるのなら都と並んでどうしても抑えておかないといけない女だ
やる夫「・・・毒を食らわば皿までか・・・」
そんな事を呟きながらやる夫の姿は夜の闇の中に消えていった・・・


番外編 終わり




やる夫「これが先々代の峰津院公爵様のお屋敷かぁ・・・」
原作で肝試しイベントの舞台となるお屋敷を前にやる夫は呟く
織莉子「えっと・・・三人で行くんですか?」
都「ええ・・・やらない夫様が来て下さったら2ペアで来てたのですが(ボソッ)」
やる夫(未だに都がやらない夫王子の事が好きなのに違和感を感じてしまうな・・・)
原作では思いっきり嫌ってたのに何故か普通に婚約者としてこの二人は仲がいい
やる夫(まあ織莉子に比べれば違和感も糞もないんだが・・・)
何故かは知らないが原作では平民に落ちぶれるはずの織莉子は何故か男爵令嬢のままだし
何を間違ったのか俺を慕って従者に立候補して小さい頃から共に過ごしてきたという
もし前世の俺に言ったら妄想乙と返されるような事が現実に起こっているのだ

やる夫(そういや結局峰津院公爵とコンタクトも取れなかったしな)
突然原作主人公の織莉子が従者になった事にてんやわんやになり、せっかくの機会を逃してしまったのだ
もしもあの時峰津院公爵の目にとまっていたら今この時俺は何をしていたのやら・・・そう思う事もある

都「何をしているのですかはやくいきますよ!」
やる夫「・・・っと」
まあたらればの話をしても仕方が無いか

そう思いながら俺は二人の後を追い屋敷の中に入っていった・・・


続く

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