【R-18G】やる夫は変わるようです【避難所】【13スレ目】

4054 ：気紛れ小説家 ◆VMLQJcSesE ：2024/06/15(土) 15:45:59 ID:JYbPblGg

>>4050の続きです

注；この小説はギャグ小説です。細けえことはいいんだよの精神でお楽しみ下さい

隣の芝は青し　その３

ヤタガラス「・・・ねむ・・・今日で何徹目だっけ・・・？」
ヤタガラスの中でもかなり上位の実力者で、年齢も３０代と脂が乗り始めているこの男
だが有能である故に悪魔や異能者が巻き起こすトラブルや、各組織の穏健派との橋渡しなど
頼まれたら断れない性格なのが災いして割と馬車馬のようにこき使われていた
ヤタガラス「・・いまやってる仕事が終わったら絶対休み取ってやる・・！」

ヤタガラス「はっ？今何て？・・・メシア教が・・・情報源がガイアとか信憑性はあるんですか？」
何でもメシア教が聖戦だとかそんな事をほざき何やら企んでるという情報が垂れ込まれてきたのだ
ヤタガラス「・・・本当なら大変な事ですね。皆には頑張ってほし・・・え？私も参加しろと？
あの・・・私今からようやく眠れ・・・は？護国の為？」
国は守るけど私の安眠は守ってくれないと？・・・そっかぁ・・・
その言葉に自分の中に溜まっていた不満が一気に噴き出す
こっちは休日返上で働いてるのに監視か何だか知らないがいい歳して、制服を着て学校に通ってる上役
ISとかいう目の玉が飛び出るような玩具で遊んでるガキ共、というかそんな金有るならもっと給料上げろ（真顔）
それに何だかライドウ候補とか言ってどこぞの馬の骨ともわからないようなのを祭り上げて権力闘争に明け暮れてるし・・・
お前らの言っている護国とはいったい何なんだ・・・？
ヤタガラス（・・・もういいや。今回の件が終わったらヤタガラスやめよ）

こうしてメシア教が起こした大事件のその後。一人の男がストレスでブチ切れて退職していったのだが・・・

元ヤタガラス「はあ、何も考えずゆったり過ごすってのは最高ですね。やっぱり辞めて正解・・・ん？」
元メシアン「おりょ？」
元ガイアーズ「へ？」



続く