【R-18G】やる夫は変わるようです【避難所】【13スレ目】

2823 ：気紛れ小説家 ◆VMLQJcSesE ：2024/04/04(木) 14:13:28 ID:zR/2/BOY

>>2794の続きです

注：これはやる夫は変わるようですの二次創作です。細けえことはいいんだよの精神でお楽しみ下さい

やる変パラレル　やる夫達は大ダンジョン時代で生きるようです　その６８

sideやる夫

雲を突き抜けたその先・・・そこには雲海の中にどっしりと佇む広大な大地が存在した
エスデス「空の上に大地・・・だと？」
甘粕「ラ○ュ○は本当にあったのか！！」
その光景に甘粕は○ピ○タだの城が見当たらないだの騒いでいたが・・・
やる夫「・・・まさか・・・ここは『スカイガーデン』か？」
甘粕「むっ！？知ってるのかやる夫！！」
やる夫「色々勉強しているしその時にね・・・あれは確か――」

やる夫が管理するダンジョン『グルメ界』は食資源が豊富に獲れるダンジョンである
その為やる夫は責任者としてより精進すべく再びダンジョン資源についての勉強を暇を見つけてやっていた
そしてその教材に使った資料の中に『美食神』という二つ名で呼ばれていた昔の冒険者の手記が混じっており
その手記の中に今のやる夫達と同じような状況が描かれた部分が記されていたのだ

やる夫「恐らくこの大地は下の火山が噴火した時に舞い上がった火山灰や土がが
長い年月をかけて木の枝を支えとして堆積していった大地だ」
愛歌「これが全部作られたもの！？」
遠くからでも感じるほど莫大なマナを秘めた活火山から巻き上げられた栄養たっぷりの火山灰と土砂
そしてこの大地を支えているのは数本の巨大な大樹と、栄養満点の土で育った植物達の根っこなのだろう

エスデス「・・・そういえば道中に比べて酸素も十分濃いな・・・普通薄くなるもんだろ？」
やる夫「これだけ緑が生い茂ってるし光合成で十分な酸素が生成されてるんだろうな・・・
けどこれほどの芳醇な大地なら手記にも書かれてたあれがあるはず・・・」
愛歌「あれ？」
甘粕「おい！あれを見ろ！！」
そうやってやる夫の話を聞きながら進んでいるさなか甘粕が声を上げ指をさす

その指の先、そこには色とりどりの植物や果物に野菜・・・それが無数に生い茂っている植物達の楽園があったのだった・・・



続く
愛歌