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【R-18G】やる夫は変わるようです【避難所】【13スレ目】

2764 :気紛れ小説家 ◆VMLQJcSesE :2024/03/30(土) 16:27:49 ID:BqR74n5v
>>2752の続きです

注:これはやる夫は変わるようですの二次創作です。細けえことはいいんだよの精神でお楽しみ下さい

やる変パラレル やる夫達は大ダンジョン時代で生きるようです その66

sideやる夫

やる夫「―――・・・」
やる夫達が階層を降りて目に飛び込んできた光景・・・何百何千、いやそれ以上に連なり噴火を繰り返している活火山の山脈
凄まじい光景だがこういったものはダンジョンに潜っていれば稀に見られる光景だ
ただそんな光景にも慣れているやる夫達からしてもそれは絶句するしかないものだった
真に驚愕すべきはそんな環境でもまるで世界を支えるかのように雲すら突き破って直立する
数本のあまりにも巨大な大樹
常識的に考えて木なんてマグマなんかが流れ込んだ日にはあっという間に焼け落ちてしまうのが普通だ・・・

だがその大樹達はそのマグマすらも自身の養分として取り込み、その樹身から莫大なオーラを放っていた

甘粕「―――何という偉大な存在なのだ・・・」
やる夫「・・・・・・・・うん」
大いなる自然。その前では一個人など如何にちっぽけな存在なのか・・・
そう改めて思い知らされるような光景であった

しばしその光景に見入っていたやる夫達であったが
エスデス「・・・それでここからどうする?」
下へ階層を降りると言うが、その降りる為の入り口が下にあるとは限らないのがダンジョンだ
そこら辺の適当な茂みにある場合もあるし、塔の天辺にあるような事もあるので
一般的な常識はまるであてにならない・・・となれば自分の好きな方向に進路を切るのが冒険者という人種で
やる夫「そりゃあもちろん――」
甘粕「――あの大樹を登っていくに決まっている!!」
愛歌「知ってた」

――とまあそんな訳で早速四人は一本の大樹に向かって移動し、その勢いでそのままその大樹を駆け上がり始めた


続く

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