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【R-18G】やる夫は変わるようです【避難所】【13スレ目】
2718 :
気紛れ小説家
◆VMLQJcSesE
:2024/03/22(金) 16:47:54 ID:bk7sPMbY
>>2657
の続きです
注:これはやる夫は変わるようですの二次創作です。細けえことはいいんだよの精神でお楽しみ下さい
やる変パラレル やる夫達は大ダンジョン時代で生きるようです その63
sideできる夫
――それは何時もの様に冒険者達が昼間から酒を飲んで騒いでいた時の事だった
「お前ら動くな!こちらは政府の鎮圧部隊だ!!」
そう、できる夫の有様を見てこれ以上は放置していられないと政府がついにその重い腰をあげたのだった
「は?政府の犬どもが何勝手にこっちの領域に踏み込んできてるんだ?おう」
「そうだそうだ!こういうのは冒険者同士で融通し合うのが暗黙のルールだろうが!!」
彼らのやってる事は軽い器物破損や傷害罪にあたる犯罪として十分国家が介入する名目はある
・・・だが同時に冒険者達が喚いているセリフも完全に間違えてるとはいえないのだ
というのも国がダンジョンの監理をするのに全く手が足りず民間の手を借りている様に
それと比例する様に増える冒険者の監理など当たり前の話だが全て出来るわけはないのだ
となるとそこはダンジョン管理者の出番となるのだが、その管理者が管理しきれないとなると
もはや冒険者の事は冒険者同士で解決するしかなくなってしまう・・・という結論に行き着いていまう
つまりは冒険者達が言ってる事も一理ある・・・というわけなので
「まあそうだな・・・・ならお望み通り冒険者同士で解決して貰おうじゃないか!!」
だがそんな事織り込み済みとばかりに鎮圧部隊は冒険者達を逃がさない様に包囲し
丁度そこに動いてできた道から一人の男が歩いてきた
――心苦しい
そう言って現れた男は和装に腰に刀を携えた侍の様ないでたちをしていた
冒険者達には目もくれず特徴的な『まるで火傷のような痣』がある顔を痛ましそうに歪めて
冒険者達に荒らされた店の惨状を見ていた
彼は今回政府からの依頼を受けて暴れている冒険者達と『お話』をする為にやって来ていたのだった
特に威圧もせずただ店の中を見ている男・・・だがそれを見ている冒険者達は
まるで蛇に睨まれた蛙の様に身動き一つとれなかった・・・のだが
「うい〜・・・ヒクッ・・・おいおっさん!何か文句でもあんのかよww」
完全に酔っぱらった空気の読めない馬鹿な冒険者が突っかかっていってしまったのだった
――数分後『お話』が終わった冒険者達が床でお昼寝をしている姿が目撃されたのだが・・・
それと同時刻とある人物がここの監理者を訪ねていた
続く
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