【R-18G】やる夫は変わるようです【避難所】【13スレ目】

2417 ：気紛れ小説家 ◆VMLQJcSesE ：2024/03/02(土) 18:52:55 ID:8wfJ0Qzu

>>2408の続きです

注：これはやる夫は変わるようですの二次創作です。細けえことはいいんだよの精神でお楽しみ下さい

やる変パラレル　やる夫達は大ダンジョン時代で生きるようです　その５６

sideやる夫

縁壱「――というのがその理由だ」
やる夫「・・・なるほど」
その理由を聞けば最もな話だった
虎の威を借る狐・・・というのもおこがましいほどにヤタガラスは継国親子に縋りきっている
意識はしてないのだろうが、大きすぎる威光をまるで自分達のもののように扱い
その結果組織自体がどんどん腐敗していっているのが見えるようだった
そしてその齎された黄金期がまだまだ続いていくのだと思っているようだが

霊夢「ギルドマスター？やるわけないでしょそんなめんどーそうなもん」
やる夫「霊夢ならそう言うに決まってるんだよなぁ・・・」
霊夢は別に責任感とかが無い訳では無いのだが、自分以外がやっても問題ないような事はわざわざやったりしないのだ
ある意味外様のやる夫の方が霊夢について理解が深いのはどうかと思うが
まああまり近すぎると逆に見えなくなることもあるという事だろう

縁壱「今は私が現役だから問題ないが数十年後にはな・・・」
まあ救いは縁壱がまだ現役の脂の乗りきった年齢の冒険者だという事だろう
今ならまだ現状の頼り切った方針を変えていけば今まで道理にはいかないだろうが
将来の事を考えれば十分過ぎるほどの変わる為の時間は与えられているのだ
これが後数か月後には引退とかいう状況で未だに後継者争いでも起こっていたら
それはもう目も当てられないような醜い争いが起こっていただろう

やる夫「霊夢ならそれを勘で察知した時点で雲隠れするだろうしなぁ・・・」
霊夢「当然」
縁壱「・・・・まだ大丈夫だとは思うがその時は引き受けてもらえないだろうか・・・？」
愛歌「いいんじゃない？あいつなら反対はしないでしょうし」
やる夫「まあうちのギルドってそこらへんゆるゆるだからな・・・そのせいで変なのばっか集まってるけど」
霊夢・愛歌（（その変人の中でもとびっきりの変人が何か言ってるわね・・・））
縁壱「・・・ありがとう」


続く