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【R-18G】やる夫は変わるようです【避難所】【13スレ目】

1865 :気紛れ小説家 ◆VMLQJcSesE :2024/01/27(土) 12:40:34 ID:xPEjfkyv
>>1859の続きです

注:これはやる夫は変わるようですの二次創作です。細けえことはいいんだよの精神でお楽しみ下さい

やる変パラレル やる夫達は大ダンジョン時代で生きるようです その40

sideやる夫

テーブルの上にずらっと並べられたザザミ料理の数々・・・
やる夫(いや、流石に多すぎだろ・・・)
今回ペンドラゴン家という大御所がくると聞いて料理人も気合を入れ過ぎたのか
先日パンデモニウムのギルドメンバー全員が参加した食卓にあった量ぐらいはあった
ここにいるのは四人なのにこれでは絶対に余ってしまうだろう
やる夫(・・・まあ足りないよりはマシか)
もし余ってしまったらそれはそれでスタッフが責任を持って処理してくれるだろう

???「っ!?これがダイミョウザザミ・・・!」
アルトリア「やはりダイミョウザザミは美味しいですね」
食事を開始したが反応は悪くないようで、夫の方は夢中で料理を口に運んでいた
妻の方は流石に上流階級の人間。ザザミにも特に驚かずに優雅に食事をしていた
???「はぐっはぐっ、んぐっ・・・」
やる夫(うんうん、どうやら気に入ってもらえたようだな)
美味しそうに皿と格闘をしている男の姿に手ごたえを感じ、もう一人の反応も見ようと――

やる夫「・・・あれ?」
そちらの方を見ようとしたのだが、その前に空になった真っ白な大皿が目に映った
やる夫「えっ?まだ食べ始めたばっかだよな?(おめめゴシゴシ)」
自分はまだ一度も料理を口にはしていない。兄の方も緊張からか食は進んでおらず
もう一度男の方を見ると未だ先ほどの皿と格闘している最中だった
やる夫「じゃあまさか・・・あれえ!?」
少し目を離した隙にまた数枚の皿の上の料理が奇麗に平らげられていた
やる夫「・・・・・・」
アルトリア「これも美味しい・・・うむうむ・・・流石・・・」

何やらコクコク頷きながら食べている夫人を良く見てみると、特に動きが早いという訳ではないのだが・・・
やる夫(何て無駄な動きのない無駄に洗礼された食べ方なんだ・・・!?)
料理を掴んで口に運ぶ動きはあまりにも流麗で全く淀みも無い・・・まるで達人のような動きだ
しかも口に入れてからの噛む速度と飲み込むスピードがとんでもなく速い
次の料理を掴んで口に入れる為に腕が動いている間にもう口に入れてた料理は胃に収まっているのである
まるで魔法の様に次々とアルトリアの胃に収まっていく料理達・・・そして

アルトリア「・・・ふぅ」
やる夫・マダラ「「・・・・・・」」
あれだけあった料理のほぼ全てがたった一人の女の腹の中に消えていった
アルトリア「美味しかったです――」
やる夫「そ、そうですか・・・それはよか――」

アルトリア「おかわりを所望します」
やる夫「まだ食うのかよ!?」

そうやっておかわりを催促するアルトリアとそれにツッコミをいれるやる夫
それを申し訳なさそうに見ているアルトリアの夫と、胃の部分を押さえているマダラの姿がそこにあったのだった・・・


続く

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