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【R-18G】やる夫は変わるようです【避難所】【13スレ目】

1211 :気紛れ小説家 ◆VMLQJcSesE :2024/01/09(火) 09:21:58 ID:8aKelWXX
>>1179の続きです

注:これはやる夫は変わるようですの二次創作です。細けえことはいいんだよの精神でお楽しみ下さい

やる変パラレル やる夫達は大ダンジョン時代で生きるようです その24

sideできる夫

できる夫「・・・っ・・・もう、朝ですか・・っつ・・頭が・・・」
あれから数日後できる夫は酒瓶がゴロゴロ転がっている自分の部屋で目を覚ましていた

あの日ギルドが解散した後に家に戻ったできる夫を迎い入れた祖父は血相を変えてできる夫を問い詰めていた
あの後シノア達はすぐさま家に戻り荷物を纏めて出ようとしたのだが、そこをできる夫の祖父に見つかり
皆荷物を纏めてどこかに行こうとするのを見てどこに行くのかと問うと
皆一様に気まずずそうな顔をしたまま、何も言わずペコリとお辞儀をして出ていったのだった
その事で一体何があったのだとできる夫に問い詰めるとただ一言

できる夫「彼女達と僕とで意見の相違があった・・・ただそれだけですよ」
そんな単純な話ではないだろうと更に問い詰めようとしたが、できる夫の目を見てそれを止めた
これ以上は聞くなと今まで見たことが無い様な目を自分の孫がしていたためだ
そしてそんな目をさせてしまったのは自分がこの地に呼び寄せてしまったのが原因だろうと
その負い目からこれ以上どう声をかけていいものやらわからなくなってしまったのだ

そうやって腐って酒に溺れていたできる夫であったがいつまでもこうしている訳にはいかなかった
確かに始まりは祖父からの連絡だったが、今の選択肢を選んだのはできる夫だ

―――賽はとっくに投げられてしまっている

できる夫「まずは・・・地元の人間の理解を得る事が大事でしょうね・・・」
なんせできる夫がダンジョン経営を決意したのは地元の為なのだ
それで地元の人間をないがしろにしてしまっては本末転倒もいいところである
その為今から地元の人間を集めた説明会にできる夫は主催者として出席するのである

ただ冒険者として活動しているできる夫の感覚ではともかく、今までダンジョンなんかに関わった事すらない
一般人がこんな提案を聞かされてもおそらく不安になるのは予想されるだろう
おまけに先日できる夫が連れてきた冒険者達が、ダンジョンから出るなり
すぐさま荷物を纏めて逃げるようにしてこの町を出ていった話はもう既に噂話として町中に広まっているのだ
その噂が住人の不安を更に助長しているのである
後正直できる夫の精神状態も非常に悪いのがその不安に更に拍車をかけているのだが
そんな状態でもまだ動こうとしているその故郷愛・・・恐らく突破口があるとすれば・・・

――そして、その結果がどうなったのかというと・・・



【1D100:51】+10(故郷愛)−20(精神デバフ(強))−20(住人の強い不安)



続く

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