【安価】アンドロイドが人権を勝ち取りたいようです【R18＆R18G】

1938 ：名無しさん＠狐板：2025/07/05(土) 13:18:01 ID:TM/9BOlH

>>1937　続き

…ここまでが表の話。後は君の覚醒や搦め手頼みといった、いわば裏の三手となる
裏�@：”服破り”による剣の緩ませの代わりに、相手のすぐ耳元で爆音を発するだとか言葉を届けるだとかの気を逸らす系新魔法、
　　　　もしくは風の重みで相手の動きを阻害するみたいな新魔法に今この場で覚醒めゆく
基本的には表�Aの流れと同じで、相手がラッミスを迎撃しようとするその瞬間、この間学ばなかったもう一つの魔法…
轟音を立てる魔法を相手の耳元で使って気を逸らさせるなり、もしくは風を上方から吹き付けさせて動きを阻害する新魔法なりを行使し、
その隙をラッミスに突いて貰うといった方法だ
…音はともかく風の重石は恐らく魔力量30じゃ足りないと思うが…君が心の底からラッミスを死なせたくないと思っているのであれば、
こんな奴に彼女が無残に殺される処を見届けるなんて絶対にごめんだという確固たる意志を燃やせるのであれば…
神様がその願いを聞き届け、”この場を打開する何らかの新魔法”に目覚めるといった事も起こり得るのやも知れない

裏�A：グレーテルのルーツを意識する事による一か八かの覚醒に賭ける。グレーテルは…実は魔族だったのではないか？
以前、グレーテルの記憶を引き出そうとしたり図書館で調べ物をした際、君は確かに耳にした筈だ…
「おま、まぞ…みみ、しょう、…(お前は魔族、耳、正体…？)」
「ちから、かくせ、しょうたいを、ふせ、せんにゅう、し、ろ…(力を隠せ、正体を伏せ潜入しろ…)」といった感じの己自身の声を！
君はあれから深く考えようとはして来なかったようだが、そもそも普通の人間に獣のような耳が生えている時点でおかしな話だし…
(ラッミス達はアクセサリーか何かと思ってくれているのかもしれないが。この世界に普通に魔物以外の獣人族とかが居る場合は除く)
…君の意識が宿る前のグレーテルの正体は、学園の調査を行うべく送り込まれた魔族のスパイ…そんな風には考えられないだろうか？
もし仮に本当にそうだとすれば、明らかに(技術関連以外)ステータスの低い君がそういう任務に就かされる事自体が妙な話となるし…
【魔族である事を忘れてしまったが故に、生まれついての魔力も引き出せずにいる】そう考える方が色々と腑に落ちるのではないだろうか？
君が魔族である事に賭け、それを受け入れられたのなら…或いは敵の女の言う、アストルフォ同様の
”魔族級の魔力”にも目覚められるのやも知れない！(それこそ彼の魔力量80とか、それ以上の90とかにも匹敵するレベルで)
君自身がメインとして戦えないのは、何と言っても魔力量30というその低さに起因するので…そこさえ解消できれば、十分に反撃の目も出て来る事だろう

もちろん人間の敵である魔族であると己自身で認める事は(特にラッミス達の反応含め)怖い事やも知れないが…
仮に君が本当に魔族だったとしても、その本質は「大切な仲間達を守りたいと願う一人の冒険者」であることに変わりはない筈だ！
きちんと自分自身を強く保ち、その力を向ける相手を決して間違えず…覚醒した力にて魔族の女に鉄槌を降すとしよう！
(もし本当にそういった力に目覚められたのなら、表�@〜�Bの戦術を選ぶにしろ、
それ以外の方法で立ち向かうにしろ十分に余裕を持って対抗しゆく事が叶う筈だ。
それこそ風の檻で相手を閉じ込めてから巨大な風の刃で両断or斬首するとか…色々実行可能な戦術も増えていくものと思われる)