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【R-18G】やる夫は変わるようです【避難所】【15スレ目】

3302 :気紛れ小説家 ◆VMLQJcSesE :2025/10/25(土) 18:15:41 ID:g5jQHp4j
>>3287の続きです

注:これはやる夫は変わるようですのパラレルワールドのお話です
  本編とは関係のない物語ですのでご了承の上でお読みください

やる変パラレル 百合ゲーどこ・・・?ここ? 第二部 その19

――時は少し遡る

都「やらない夫様私も部屋までお供します」
やらない夫「・・・必要無いだろ。それよりお前は俺の代わりに貴族達の相手があるだろ」
都「じゃ、じゃあせめて別の供でも――」

やらない夫「たかだか自分の部屋に戻るだけだぞ?・・・それともその程度で心配されるほど俺は頼りない男か?」
都「い、いえ・・・そういうわけでは・・・」
やらない夫「・・・疲れたから一人にしてくれだろ」
都「・・・・・・・・はい」


やらない夫「・・・・・・くそ」
一人になった途端廊下の壁に縋りつき体をくずすやらない夫
膝に矢を受けてしまったせいで思うように体が動かず、膝を庇えば他の部分に負担がいき
そのせいで日常生活はともかく、こういった立ち続け動き続けの行事では最後まで居座るほどの体力はやらない夫には無かった

やらない夫「・・・こんな体じゃ――」
そんな情けない自分を見て最近思う事といえば

やらない夫「こんな体じゃ無けりゃあ俺だってあいつらみたいに・・・!」
思い出すのは先の武闘大会の決勝戦・・・強い事は知っていたがまさかあれほどとは思わなかった
織莉子の方は・・・ぶっちゃけあれは同じ人間かどうか怪しいから置いとくとして
やる夫の方は長年の鍛練に裏打ちされたもしかしたら届くかもしれない位置にいた事が
やらない夫を余計に苛立たせていた・・・もしこんな体でなければ――

やらない夫「もしかしたらあそこに立っていたのはやる夫じゃなくて――」



のか夫「やあ・・・やらない夫様久しぶりじゃないか」
やらない夫「――――あ?」

そんな思考に呑まれているうちに気が付けばやらない夫の部屋の近くに見覚えのある顔があった
その側には城の兵士が二人後ろに控えているが何故か二人共暗い顔をして生気を感じられなかった

のか夫「やらない夫様――」
そんな状況でこの男は・・・

のか夫「あいつらだけあれだけ目立ってるのっておかしいとは思いません?」
やらない夫「!!!!!!」


――心臓が嫌な音を一つたてた


続く

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