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【R-18G】やる夫は変わるようです【避難所】【15スレ目】

2628 :気紛れ小説家 ◆VMLQJcSesE :2025/08/05(火) 14:03:37 ID:uLVZjWx1
>>2618の続きです

注:これはやる夫は変わるようですのパラレルワールドのお話です
  本編とは関係のない物語ですのでご了承の上でお読みください

やる変パラレル 百合ゲーどこ・・・?ここ? 第二部 その5

――学園に入学して半年近く。一年生もこの学園にすっかりなじんできたこの時期に
この学園で最も盛り上がるイベントがやってくる

「おめでとうございます本選進出ですね!」
やる夫「ありがとうございます」
現在俺は学園主催の武闘大会エキスパート部門の予選を勝ち抜き受付で本選出場の手続きをしていた
ここら辺はゲームと全く同じでそれぞれ学年別で競い合うノーマル部門と
全学年混同で戦うエキスパート部門に分かれており俺は後者の方に出場していた
そして出ているのは俺だけでは無く・・・

織莉子「やる夫様本選出場おめでとうございます♪」
やる夫「織莉子もね・・・」
都の方はVIP席にいるやらない夫王子の付き添いでいなかったが織莉子は出場していた
普段は戦闘授業で目立たずその本当の実力は知られていない為今回本選に出場できたのも
運が良かったとか、予選のバトルロワイアルでは逆に目立たなくてターゲットにされずらかった
などと下馬評では低評価ではあるが俺は知っている

やる夫(織莉子との試合こそがこの武闘大会での実質決勝だ・・・!)
はっきり言って織莉子の実力は他の学園生徒とは隔絶している
あの日怪しい商人と厳つい顔のおっさん商人から手に入れたあの薬等でかなりパワーアップした俺だったが
それでもなお遥か格上なのが織莉子だった

やる夫(――だがあの頃と違って影すら踏めないほどの差では無く背が見えるくらいには差が縮まっているはずだ)
それに純粋に地力が高まっているだけでなく、あの日宝物庫で手に入れたはやぶさの剣もある
あの剣の性能はメタ的に言うならこんな感じになるだろう

【はやぶさの剣:この剣を装備しているキャラが戦闘に参加している時、ダイスを二つ振って
有利な方のダイス目を選択する事ができる】

これだけやっても恐らくはまだ織莉子の方に分がある・・・それでも可能性があるだけ十分だった
生まれ持った素質だけでは天と地ほどの差があるがそれを理由に諦める事はしたくない
少なくとも俺は■れ■女の影に隠れて生きていくような真似はどうしてもしたくなかったのだ

織莉子「あっ、トーナメント表が出ましたよ」
やる夫(俺と織莉子は・・・)
予選が終わりトーナメント表が出てすぐさま俺と織莉子の名前を確認する
やる夫(・・・ふむ、もしあたるなら決勝だな)
どうやら織莉子とは完全に逆ブロックで戦う可能性があるとしたら決勝戦のようだ
やる夫「俺の相手はモブーダ先輩・・・知らない相手だな。織莉子の方は誰と・・・どうした?」
何やら表を見て嫌そうな顔をしている織莉子を見てやる夫も織莉子の相手の名に目を向ける
やる夫「やらないのか夫・・・・・・・・・・・・・・あっ」

やらないのか夫・・・初日の模擬戦の時に俺が戦った相手だが、どうもあの日からずっと避けられているようで
やる夫もあの日から話しかけたりすることもなかった為すっかり忘れていた
ただ織莉子はどうもやる夫が側にいない時などにこっそりにじり寄ったりされてたそうで
元々良い印象は無かったようだがその時にやる夫の悪口なども吹き込まれたりしたことで
格上の貴族家故仕方なく付き合っているが、名前を聞くのも嫌なくらいに嫌いになってしまったようだ

織莉子「・・・いえ・・・むしろこれは合法的に――(ゴニョゴニョ)」
やる夫「?」
何やら落ち込んでいたが急に百面相をしだした織莉子を訝しむやる夫だったが・・・

『やる夫様、モブーダ様第一試合が始まります。すぐに――』

やる夫「おっと出番か。じゃあ行ってくるね」
気にはなったが出番が来てしまったため、そのまま何かを考えこんでる織莉子を置いて
やる夫は舞台へと上がっていき――

『織莉子様、やらないのか夫様第9試合が始まります。すぐに――』



続く

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