【R-18G】やる夫は変わるようです【避難所】【14スレ目】

4532 ：気紛れ小説家 ◆VMLQJcSesE ：2024/12/08(日) 12:49:45 ID:0cddRO6p

>>4497の続きです

注：これはやる夫は変わるようですのパラレルワールドのお話です
　　本編とは関係のない物語ですのでご了承の上でお読みください

やる変パラレル　百合ゲーどこ・・・？ここ？　断章�A

side■■■■

■■■■「――はあぁっ・・・全く、せっかくの有給最終日なのに何でこんな事（ブツブツ）」
トラックを運転しながらブツブツ文句を言っている青年
若い割には覇気がない・・・というよりもよく見れば目の下に隈が出来ていて非常に眠そうで
助手席にはエナジードリンクの予備と空になった瓶や缶が散乱している
■■■■「何が手が足らないから絶対に出てこいだよ・・・これで団体戦で負けてたらどうするんだよ」
そう言いつつフロントの位置に置いてあるスマホを時折チラチラ見ている
そこに映っているのは何かのスマホゲーのプレイヤー達の戦いの様子で
どうやら彼は有休を全て消化して徹夜でゲームにのめりこんでいたようで、眠そうなのもそのせいであった
■■■■「せっかくボクがチームに誘ってあげたんだしこういう時くらい役に立ってもらわないとね」
どうやら自分が参加できない分他のメンバーに絶対に勝つよう言い含めてきたようで・・・
■■■■「ああぁっっ！？もう！！そこ違う！！」
いまいちやる気が感じられないメンバーの動きにだんだんイラついて来て
そのイライラと襲い掛かってくる眠気に運転に全然集中していないようで・・

――そうなるのは必然だったのかもしれない

■■■■「ああっ！？今のはあいつに任せておくべき場面だったでｓ――」

―――ドーー―ン！！！！

■■■「・・・・・・・・・・」
妹「お兄ちゃん！！お兄ちゃん！！！・・・いやあああああああっ！！！？」

■■■■「うおっ！？！？何！？今何かにぶつかった！？」
何かがトラックにぶつかった衝撃を感じブレーキをふ・・・もうとして誤ってアクセルを全開で踏んだ
■■■■「うわあああああああああぁぁっ！！！！？」
そのアクセルを踏んだ先にはガソリンスタンドがあり、そのまま突っこんでいった男は・・・

――ドガアアアアアンンンッ！！！！

大爆発を起こすトラック。更にガソリンもまき散らされ周囲の建物にも引火していく
■■■■「あああああああぁAAAaaっ！！？ぢよょおおおあぢいいいいいいいいっ！！！！？」
そのままトラックの中で燃え尽きていく青年・・・

■■■■「―――ひぎいいいいいいいいいいぃぃっ！！？・・・・あれ？」
女神「おっそーい！！いつまで待たせてるのよ！！」

―――そして次に意識が戻ると見知らぬ場所におり目の前に知らない女が不機嫌そうに立っていた



続く