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【R-18G】やる夫は変わるようです【避難所】【14スレ目】

3803 :気紛れ小説家 ◆VMLQJcSesE :2024/11/09(土) 10:25:05 ID:rDH8OwV6
>>3728の続きです

注:これはやる夫は変わるようですのパラレルワールドのお話です
  本編とは関係のない物語ですのでご了承の上でお読みください

やる変パラレル 百合ゲーどこ・・・?ここ? その19

さて、気に入らない相手とはいえ挨拶も無しでは流石に貴族としてお互い失礼なので名乗り合う
のか夫「僕の名はやらないのか夫・嘉島。嘉島公爵家の跡取りにして王子のお目付け役さ!」
やる夫(嘉島公爵家・・・!)
やらないのか夫という名は聞いた事は無いが嘉島公爵家は知っている
都の家である峰津院家に次ぐ勢力を持つ家で数年ほど前から徐々に影響力を増してる家だ
のか夫「へえ?君男爵家のご令嬢なんだ・・・ふーん(ネットリ)」
やる夫「(スッ)・・・ええ、彼女は私が幼い頃から仕えてくれてる従者で」
織莉子「あっ・・・」
織莉子の名乗りを聞いて嫌な目を向けてくるやらないのか夫と名乗った男から隠すように織莉子の前に立つ
同年代からも織莉子に見惚れるような目を向けられる事はよくありここまで警戒はしないが
だがこいつが向けた目はパーティーとかで女関係で良い噂を聞かない年嵩の貴族がする目によく似ている様に感じた
のか夫「チッ・・・・まあいいや。それより王子今日は僕がせっかく集めておいた大臣家の者との交流会がありますよ
あなたはこんな所でうろついている暇など無いというのに全く(クドクド)」
やらない夫「・・・そうだな悪かっただろ」

織莉子(何ですかあれ?仮にも王子に対して何であんな偉そうに・・・)
都(・・・実際彼の家は今かなりの力を持っていますからね。数年前やらない夫様が負傷された事件で
いくつか高位貴族の家が影響力を削がれてしまったのですが、その時に浮いた多くの家を
自分の派閥に取り込んでいったのが彼の家でして・・・)
どうもやらないのか夫の家はその勢いで国の中枢にもかなり食い込んでいったようで
その性急なやり方に嫌ってる者も多いがその影響力は決して無視できる類のものではなく
いかに王族といえども気を使わなければいけない様な立場の家なのだそうだ
・・・こうしてみると王族というのも楽では無いな・・・世知辛い

やる夫(しかしゲームにあんなキャラいたか???)
一応やらない夫王子の従者の様な存在はいたが、たしかゲームではセリフとかも2,3個くらいしかなく
立ち絵も人型だけあって顔がのっぺらぼう状態の所謂背景モブの様な存在でこんな出しゃばる様なキャラでは無かった気がする・・・
やる夫(うーん・・まあゲームと現実は違うしそういう事もあるのか?)
ゲームのシナリオには関係ないから省略しただけで実際はこんなキャラだったのかもしれないし・・・
やる夫(大体ゲームでは確か名前も従者って表示されてるだけのモブだったしな)
まあメインキャラの3人と違って細かい設定とかもされてないしこういう事もあるかな?
なんせ自分なんて原作ではそんな背景モブの中にすらいたかどうかも怪しいのだから・・・

織莉子「・・・ふぅ」
やる夫「お疲れ・・・大丈夫か?」
織莉子「・・・少し疲れました」
あのやらないのか夫とかいうのもそうだが都嬢にもぐいぐい来られてたしさもありなん・・・それに

やる夫「何かやらない夫王子にもよそよそしかったけど・・・何か気になる事でもあったのか?」



続く

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