【R-18G】やる夫は変わるようです【避難所】【13スレ目】

3074 ：気紛れ小説家 ◆VMLQJcSesE ：2024/04/28(日) 10:34:09 ID:CCKkwplu

>>3064の続きです

注：これはやる夫は変わるようですの二次創作です。細けえことはいいんだよの精神でお楽しみ下さい

やる変パラレル　やる夫達は大ダンジョン時代で生きるようです　やる夫編　エピローグ�@

箒「ここが最奥か・・・」
鈴「まっ、私達にかかればこんなもんよね♪」
何やら不思議な装備を纏ってここ・・・グルメ界最奥に位置するコアルームに入って来た者達
彼らは政府直属の冒険者・・・というより協力者といった表現が正しいか・・
彼らが纏っている妙な装備、名を『IS』というのだがこれはとある科学者が創りあげた
ダンジョン由来の資材をふんだんに使って作り上げた色々な意味でとんでもない代物だった
何が一番とんでもないかというとこの装備のコンセプトが、冒険者適性のない一般人でも
ダンジョンに潜れるというものだろう・・・まあただそんなコンセプトはあるのだが
いきなり一般人を使って実験と言うのもパトロンである国も流石に許さなかった
今ここにいる彼らはテスターとして選ばれた極普通の冒険者パーティーだった
選ばれた理由としてはまずこの『IS』を作った科学者の身内がそのパーティーに冒険者として所属していたのと
実力的に鳴かず飛ばずのいいとこ二流程度の冒険者だったので、コンセプト的に考えると
割といい塩梅の実験対象だったので選ばれたのだった

実際その実験結果は大成功といえるだろう
もし彼らが己の実力だけで努力してここまで来れるかといわれればまず不可能だっただろうからだ・・・ただ

ラウラ「まあこれが私達の実力というわけだな」
欠点はある。まずそれはISという装備が便利で強すぎる事だ
底辺に近い冒険者が上位クラスの冒険者と同等の力を持つことができる
だが彼らの素の実力は実は現在ISを使い始めた以前よりも大きく落ちているのである
あまりにISに依存し、その才能もISに特化した結果彼ら本人の強さはというと
冒険者としては最弱に近いほどに成り下がっていた
・・・そして浮かれてその事に全く気付いていないのも致命的であった

まあそこはそもそもの対象者が冒険者適性のない一般人なので（彼ら以外には）問題ないだろう
むしろこれより問題なのはこれを作るのに莫大なコストがかかるということだろう
一つ作るのに国家予算数年分は吹っ飛んでいくので、試作機で集めたデータを元に
いかにそこを改善していくかが今後量産化への鍵となってくるだろう・・・



箒「まあこの程度のダンジョンなら私と一夏だけで問題なかったしな」
他女性「・・・は？」



続く