【R-18G】やる夫は変わるようです【避難所】【13スレ目】

2458 ：気紛れ小説家 ◆VMLQJcSesE ：2024/03/06(水) 16:19:23 ID:4mqhSH99

>>2423の続きです

注：これはやる夫は変わるようですの二次創作です。細けえことはいいんだよの精神でお楽しみ下さい

やる変パラレル　やる夫達は大ダンジョン時代で生きるようです　その５８

sideできる夫

ようやく始まったできる夫のダンジョン経営だったが、その幸先は悪く
ありえる内でも最悪の目の一つでもある出来事が起こってしまっていた・・・

「良くも俺の仲間をヤッてくれたな！！オラ死ねこの大根！！」
やらない夫「ああん！？舐めてんじゃねえ死ぬのはテメエらだろ！！」
ガラの悪い冒険者同士の衝突・・・それがこの町のそこら中で頻発していた
やらない夫「おらっ！！（バキッ！）」
「ゴパアアッ！！？」
「藻部山あああっ！！！？」
冒険者というのは血の気の多い連中が多いが、ここに集った冒険者達はそれに加えてマナーも悪い連中も多く
社会不適合者とも呼べるような者達の巣窟へと化していた・・・そしてその被害を受ける者として・・・

――バギイイッ！！！
「うわあああっ！？俺の店があああっ！！？」
「きゃああああっ！！？」
そうやって気に食わないからと所かまわず暴れる冒険者に巻き込まれる何の罪も無い一般市民達がいた
人だけでなく店の備品や商品もその喧嘩で破損していき、今この町は世紀末の様な状態になっていた・・・

こういう時心ある冒険者や、自分のナワバリを守る為自治を行う冒険者が自然と現れるのだが
それが現れないということは、運悪くそういう良心と勇気を持った冒険者がいなかった
そしてこの場所に魅力を感じず、苦労して自治をするほどの価値がないと考え
駄目になったらとっとと別のダンジョンに移動すればいいと思ってるという事なのだろう
また追い出そうにも既に一定以上の実力を持つ冒険者以外はお断りしているので
ただでさえそこまで集まっていないのにどんどん追い出していけば、ダンジョン経営自体が成り立たなくなっていってしまうのだ
やはり冒険者の総人口の内でも下位の冒険者の割合というのは圧倒的に多いので
そこが駄目となるとどうしても数を揃えるのは困難になってしまうのだ
その数を揃える為できる夫は敢てそれ以外の条件を非常に緩くしていたのだが
運が悪かったのもあるのだろうがその結果が今の荒れ果てた町の状況へと繋がってしまったのであった・・・


［荒くれ者の冒険者達による被害が増加している！できる夫の成果ダイスが減少した］



続く