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【R-18G】やる夫は変わるようです【避難所】【13スレ目】

2297 :気紛れ小説家 ◆VMLQJcSesE :2024/02/23(金) 19:59:15 ID:eMz8td+u
>>2262の続きです

注:これはやる夫は変わるようですの二次創作です。細けえことはいいんだよの精神でお楽しみ下さい

やる変パラレル やる夫達は大ダンジョン時代で生きるようです その52

sideできる夫

できる夫「――鍛冶師なら・・・まあ来てくれそうなのには心当たりはありますね」
極まるほど我が強く個人主義が多くなるような冒険者にはできる夫のお願いで来てくれるような仲の良い冒険者はいないが
ギルド等で囲ったりしていないフリーの鍛冶師にはいくらか心当たりがあった
大ダンジョン時代となり新しく冒険者という職業が誕生したが、それと同時に
元々あったがこれを契機に一気になり手が増大したのが鍛冶師という職業だった
冒険者にとって装備とは自身の命を預ける相棒のようなもので、そこに拘らない冒険者はほぼいない
その為その需要に応じて鍛冶師もその数が増えたのだが、専属になるような鍛冶師となると
やはりそれ相応の腕は求められ、育てるにしても金がかかりすぎるという事で放置され
そうやってあぶれて燻っているような鍛冶師はそれなりの数が存在していた
そんな連中にここでの仕事を斡旋すれば間違いなく飛びついてくるだろう
浪漫だけでは飯を食えないと現実を知った連中にとって、安定した収入というのは酷く魅力的に映るものなのだ

できる夫「ではなるべく多くの方に声をかけてきますね」
町長「ああ頼む・・・(ほっ)」
町長もこれにはようやく肩を撫でおろしてほっとした
来る冒険者へのアピールポイントの一つとして装備の事をおしだしていきたいと思っているのに
肝心の鍛冶師がいないのならそれはただの絵に描いた餅だったからだ
国に派遣を頼む手もあったが流石にそこまで国に任せては自分も恥ずかしく立つ瀬がなかったし
ただでさえ低い国からの信頼もさらに下がっていただろうし本当に良かった

しかし・・・これでようやく質はともかく数は来てくれるであろう冒険者への対応のめどは立ったのだ
ようやくこの準備期間にもゴールがようやく見えてきた・・・


――そして、ついにその日がやってきた


[鍛冶師がこの町にやってきました!できる夫の成果ダイスが少し増加した]



続く

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