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【R-18G】やる夫は変わるようです【避難所】【13スレ目】

1056 :気紛れ小説家 ◆VMLQJcSesE :2024/01/04(木) 14:49:45 ID:zSg4OLS0
>>1028の続きです

注:これはやる夫は変わるようですの二次創作です。細けえことはいいんだよの精神でお楽しみ下さい

やる変パラレル やる夫達は大ダンジョン時代で生きるようです その19

sideやる夫

――さて、地銀との今後のダンジョン運営についての擦り合わせにやってきたやる夫だったが・・・

職員「本日はよろしくお願いします」
やる夫「こちらこそ」
お互い和やかな雰囲気の中始まった話し合いだったがその胸の内はというと
やる夫(思ってたのより若いな・・・けど逆にこの若さでこの場を任されてるという事は
確かな実力と実績を兼ね備えているという証明でもある・・・)
職員(冒険者とはいってたが・・・・思っていたより数段は手強そうな相手だな・・・)
大ダンジョン時代が始まりその間一般人の中で作り上げられてきた冒険者のイメージは腕っぷしだけはある考えなしの脳筋である
まあ大多数の冒険者は大体そうなのであながち間違ったイメージという訳ではないのだが・・・
職員(おまけに目の前の男はあのうちはマダラの弟・・・つまりはうちは一族本家の当主の弟だ・・・!)
建前としては必要ならば一般人にも融資はするのだが、やはりこういう場では家柄というのは非常に大きい
一般家庭出の者と名家の家の出では、表向きにどう取り繕っていてもその扱いに
差が出てしまうのはそれを把握している人間としてはある意味仕方がない事であろう
ただその事を抜きにしてもお互いに対峙した相手の初印象は同じく手強い相手といったものだったのだが

職員「それではまずこの調査結果に対してですが――」
やる夫「それなら―――」
お互いに激しい応酬が続いていく・・・
やる夫が思っていた通り、この職員は若手の中でもトップの実力を持っており
調査結果からやる夫が管理するダンジョンの有用さを確信し選りすぐった精鋭を送り込んできたのだ
若い者を送り込んできたのも、その若さで油断を誘えればという目論見があったのだが
残念ながらその目論見は通用しなかったようだ

職員(それに国も援助はしたとはいえ、スタンピードからの復興を主導したのはまぎれもなくうちは一族・・・!
それにこの目の前の男の迅速な判断で買い占められた土地に、挙句の果てに
彼が所属している・・・うちは一族の男が所属しているギルドによるダンジョンの調査・・・!)
ダンジョン管理の義務というものをこの男は十分過ぎるほど果たしているのだ
ここでこちらが物言いをしようものなら周囲から叩かれかねないほどに
職員(もう一つの方のダンジョンに意識を割かれ過ぎたのが痛かったな
あちらの方のダンジョンの方が重要度が高いのもあったが、それよりも向こうの家の
所有権を主張する押しがしつこく粘着質すぎるのもあるが・・・)
もしもこれが交渉ではなく勝負ならすでにこちらの負けはほぼ決まっているといっても過言ではない
交渉以前の準備段階であちらに渡ってしまった手札があまりにも多いのだ
こちらに出来る事といえばこの話し合いでその差を埋めてイーブンに持ち込む事・・・それが最上の結果だろう

やる夫「――――」
職員「―――?――――!?」

そんな二人の交渉の行方は・・・!?



【1D100:34】+20(有能な名家の後ろ盾)+30(経営力限界突破)+20(超有利な盤面)−20(エリートの意地)


続く

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