【安価・R18＆R18G】きらゆきりあむは世界を救うようです２【アキバズトリップ・屍姫】

240 ：名無しさん＠狐板：2025/10/20(月) 11:57:45 ID:FqeTe/qN

それでは意を決しての二階…まずは『末端シスターの部屋』から覗いてみるとしよう
カゲヤシ末端くらいの敵であれば、今の君達にとっては恐らく問題にならない筈。まださしたる危険は無い筈だ
(もちろん一口に末端と言っても、桃子のような特異点の実力者が存在しないとまでは言い切れないので決して油断禁物だが)

まあ取り敢えず敵との戦いに備えたり、部屋に入ってからアイテムや情報の探索をしたりするのは常として…
ちょっと折角なので二点、こちらから君に確認しておきたいと思う事もある
あの女社長は『吸血鬼には脱がす以外の攻撃は無意味』と言っていたが…
君達は出迎えに出てきた敵の集団や礼拝堂に居た信者達を容易く気絶させていた
あれは相手が吸血鬼ではなくただのカゲヤシなので、気絶させるような攻撃も普通に通用する…
つまり純粋なる吸血鬼以外の眷属(カゲヤシ)であれば通常攻撃でも問題なく殺せる、と考えて差し支えないだろうか？

そしてもう一つ…日本の地にて非業の死を遂げたアイギス。彼女もその吸血鬼の不死性を持ち合わせていたのだとしたら、
神佳に服を切り刻まれて裸にされた事で殺された、という形以外にはありえない事になりそうだが…
そもそも彼女はこの地を治める吸血鬼王と何か関わり合いのある存在だったのだろうか？
同じ吸血鬼族、かつアイギスも名前からして西洋出身っぽい感じである以上、全くの無関係という事は無さそうだが…
吸血鬼王の正体がアイギスの親族、或いは同族同士の覇権を争っていたライバルか何かだったりして、
今こうして広がっている吸血鬼としての支配こそ、彼女が目指そうとしていた「王国」の形だったりするのかどうか…
前者の疑問に関しては素直に君に答えて貰えればそれでいいが、
後者の「この地の吸血鬼は、アイギスとも何かしらの関係があった存在なのか」に関しては、
二階の末端シスター部屋に着くまでのお喋りの一環として皆との話題に出してみても良いものと思う
(もしあの女社長のようにどこかで敵を尋問する機会を得られたのなら、アイギスの事に付いて聞いてみるのも悪くはないかもしれない)

…まあとりあえずそんな感じで、一先ずは二階探査の第一歩と洒落込む事としよう！