【あんこ】JS全裸バトルロワイヤル【R18＆R18G】

2605 ：名無しさん＠狐板：2025/11/03(月) 20:31:42 ID:S1OYjSvD

…以前に『祟り』の話題が出た際、何か底知れない気配を感じた事もさる事ながら、
あの時の四人のうち誰一人として『自分達が祟りの関係者である』とは言い出さなかった
それはつまり彼女達が『祟り』の詳細について、君や圭一に触れさせるべきではないという共通認識の下に動いていたという事だ
つまり今の君と圭一は、彼女達が「伝えるべきではない」と考えていた事実の一端を期せずして知ってしまった形となる訳だが…
それをそのまま伝え、『どういう事なのか』と問い質していくのは…何か彼女達との間に致命的な亀裂を生じさせてしまうような、
そんな危険な選択肢であるような気がする
さりとて恐らく魅音が本気になれば、来客が警察の人だった事くらいは容易に掴めるものと思うので…
『警察以外の人だった』と誤魔化すのもまた悪手なのだとは思う

故に『警察の人が来ていた』という点だけは真実を語りつつ、それ以外に関しては誤魔化す…という方針を採るのはどうだろうか
『少し前に雛見沢の外で起きてたらしいとある事故に関して、
雛見沢の外からやって来た自分と圭一に念のため目撃証言なんかを求めて話を聞きに来たっぽい』
…辺りのカバーストーリーが落とし処だろうか
もし魅音から『祟りに関連しそうな事』――たとえば「この村の風習とかについて何か言われたり聞かれたりなかった？」みたいな感じで追求された場合、
『雛見沢には直接関係ない事故に付いての話だったので特にない』
『もし仮に雛見沢関連の話だったとしても、普通に考えて警察の人が一般人に捜査状況を漏らす筈がない(実際には漏らしていた訳だが)』
…辺りの言い分でどうにか納得して貰えるよう口車を重ねていく事を推奨したい
魅音があの大石という刑事の事を良く知っており、もしあの人物が雛見沢の事でしか動かないような専属刑事なのであれば
思いきり逆効果で怪しまれてしまうかもだが…一応それ以外の市町村の事件も取り扱っているのであれば一応矛盾とはならない筈だ

問題は同じ話を聞いていた圭一がアドリブで上手く合わせてくれるかどうかだが…
どうにか魅音に見えないように足の爪先で小突くなり、ちらりとアイコンタクトを図るなり…
とにかく自分に任せるor話を合わせてくれるよう無言の圧力を掛け、君が主導権を握っていけるよう全力で踏ん張っていくとしよう
…というか君と同時期に転校してきて、この村との馴染み具合に関してはほぼ君と同じくらいの筈の圭一が、
どうして『この時期になると来る写真家のジロウ』の事を知っていたのだろうか？
数年前からこの村に住んでいなくては解らないような明らかに矛盾した発言のような気もするので、
もし無事に魅音の追及を躱せたら、彼と二人で今後の口裏合わせ含め話をしておくべきだと思うとも申し添えておく
(まあジロウの件に関しては、君の知らない処で圭一がジロウと巡り逢っており、
『いつもこの時期に来るジロウです、宜しく』みたいに挨拶されていただけという可能性も普通にあるっちゃあるが…
どうにも『この時期に実際にたびたび訪れていたジロウの姿を見た事がある』的な反応にも思えたので、
その辺り含めてきっちり話を詰めていくとしよう)