【安価】３バカがソードワールド2.0の世界で革命を起こすようです【R18＆R18G】

2425 ：名無しさん＠狐板：2025/09/16(火) 04:48:24 ID:zcrVSJbK

それでは少々長い話となり真に申し訳ないが…自分の意見を事細かに伝えさせて貰いたいと思う
まず大前提として、『たとえどんな形で警備隊を組織しようとも、普通に人を集めるだけでは
精強なる外敵に対し立ち向かえるほどの戦闘力を有する事は出来ない(少なくとも今すぐには)』というのが挙げられる
今の君達には修練場とかの訓練施設も兵を一から鍛えるノウハウも、頼れる実力者を連れて来る伝手も不足しているのだから…当然といえば当然だろう
食い詰めた元農民の暴徒を追い払う程度ならともかく、少し鍛えられた山賊の群れだとか、
ましてや今回のような正規蛮族軍が襲い掛かってきた場合…防衛隊の独力のみで対処するのはまず不可能と思われる
(君達が前線に出て何とかするにしても、見張りに立っていた兵はまず間違いなく殺される事となる…誰かの死を前提とした布陣とせざるを得なくなるだろう。
しっかりと歴史を積み重ね、日々修練に明け暮れている蛮族の正規軍と真っ当にやり合えるようになる為には、正攻法では恐ろしく時間が掛かる筈だ)

よってそれを埋める為に、現状君達だけが持つ武器――『ルーンフォークの科学技術』によって個々の戦士の能力不足を強烈に補っていく必要があるだろう
それを前提とした上で、以下二点の話を聞いて貰いたい。テーマはそれぞれ「人材確保」と「防壁＆魔動機トラップ・武装の必要性」だ

まず警備や戦闘を司る人材の集め方だけれども…これの集め方に関しては主に四通りあると思っている
�@：今回の件で一念発起したゴブリン達や働き口に迷っていたドレイクなどを中心に、村内から志願兵を募る
ただ殺されるのに怯えたり、仲間が死ぬのを見守るだけでは居たくない、自分達の手で村を護りたい――そういう決意を固めたゴブリンや、
元々戦士としての資質は十分にあるであろうドレイク族などを中心に義勇兵を募り、未来の勇士候補として鍛え上げていくという方針だ
ただドレイク達はともかく、既に農業に従事するゴブリンがある程度殺されてしまった上で更に一部兵士にも転向させていく場合、
村の基盤たる農業従事者の数がかなり心許なくなってしまうので…それをどうにか補う為の施策も同時に行っていかねばならないと思うが
(改めて移住者を募るか、他所の隠れ里とかを丸ごと迎え入れて吸収していくのか、村内の子作りを促進して第二世代で賄うのか…凡そその辺りか。
流石に農業用ルーンフォークを敢えて産み出すくらいなら、もっと別の事に従事させるべきだろう)
またゴブリンの場合、正直いくら鍛えても実力的には頼りがいのないままと思うので…
単純な前衛として育てるより、もっと別の方針にて扱っていくべきだと思う(これに関しては後述)

�A：戦闘用ルーンフォークを産み出し、村の兵として働いて貰う
単純明快、直接戦闘に向いた素質のルーンフォークを新ジェネレーターにて産み出し、村の兵として育てていくという手段だ
おそらく最も戦力的にムラが無く、ある程度安定した能力の戦士を多数確保できるやり方ではあると思う
一基100万ガメルという、今となっては大して高くもない額で20人ほど増やしていけるようなので、
とりあえず三基くらい用意して60人ほどざっと増やしてしまうのも大いに有りだろう
…ただ個人的なイメージとして、ルーンフォークはどちらかと言えば後衛や職人寄りで白兵戦の強さはそこまででもないような気がしなくもないので…
その辺りはきちんとリゼに確認を取っていく必要があるだろうが(あと強制的に殺し合いに従事させられるという人権問題も一応生じるやも知れない)