【R-18】百花繚乱隋唐艶史

1 ： ◆TLDPZPDjO6 ：2025/08/23(土) 17:32:23 ID:ukYEQCy5: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _. -‐- ._
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　　　　　　　　　　　　　　|.| |　 / 〉　＼Vｨf芯ﾃ'' ,ﾊ|:. ‘,　　　　　　　　　・中国清時代の小説
　　　　　　　　　　　　　　|i| |: / /＼トﾍ　　 /:/:ﾑｲ　:| 　 '，　　　　　　　　「隋唐演義」を元ネタにしたやる夫スレです
　　　　　　　　　　　　 _r‐く |/ /!「￣　ヽ　　　　/}　 }　∩'，　,┐
　　　　　　　　「 .＼ Υ.ﾊ .ヽ　　　､ノ　 ,. !|　 ;　 | | ', / /
　　　　　　　　　 |　Ｌﾉ_ﾉ　ﾉ...}i :＞　　＿／Ｖ!|　′..| |､/ /　　　　　・>>1のオリジナルシーンが入りまくります
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　　　　　　　　＼＿___＞''"~~ﾟ"''＜ノﾆ∧ 　　　 ∨人　　　./ '，　　　　女性キャラを配役することがあります
.　　　　　　　 /:::::::::／　　　　　　　ﾏ人ﾆ>'^ﾟ~￣~ﾟ"''く＾＼　 {　 .'，
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　　　　 √::::: 人＿_厂　　　　 ,､: : : :.､　　　　　　　/＼／}::::: ﾟ, 　　 '，
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3390 ：名無しさん＠狐板：2025/11/09(日) 18:36:03 ID:F/pShQAG: 乙
作中各々行動の一つ一つが覚悟決めているの、まさに乱世乱世
……一度平定したはずなのに
3391 ：名無しさん＠狐板：2025/11/09(日) 18:38:04 ID:H/1NKpyF: 挫折したことのない(何回か死にかけたけど)李世民が晩年に「俺が死んだら唐は空中分解するかも」という恐怖にとりつかれるの、世の中上手くできてる
3392 ：名無しさん＠狐板：2025/11/09(日) 18:40:06 ID:F/4HPwQ5: 乙
創業より守成が難い、というのは本心だろう
3393 ：名無しさん＠狐板：2025/11/09(日) 18:42:38 ID:jd9RHTBR: 隋なんかまんまその典型だったしな
3394 ：名無しさん＠狐板：2025/11/09(日) 18:49:45 ID:z3LLfKF7: 乙
3395 ：名無しさん＠狐板：2025/11/09(日) 18:52:27 ID:3JKnDgTm: 乙でした。
自重しないヒナ恐ろしい。
3396 ：名無しさん＠狐板：2025/11/09(日) 19:01:03 ID:5STzwLYl: 乙でした

大義滅親っていつ出来た言葉かね
儒教以後なのは間違いないと思うが
3397 ：名無しさん＠狐板：2025/11/09(日) 19:05:14 ID:F/4HPwQ5: >>3396
春秋左史伝に、衛の石厚が公位簒奪に関与した息子を殺した時の世評として出てくる
3398 ：名無しさん＠狐板：2025/11/09(日) 19:09:01 ID:F/4HPwQ5: >>3397
ちょっと間違った
衛の石錯が息子の石厚を公位簒奪者とともに暗殺させたときの言葉だった
3399 ：名無しさん＠狐板：2025/11/09(日) 19:17:05 ID:r8ZBc7oI: 乙
側室たちはとりあえず賭けに勝てて良かったね
3400 ：名無しさん＠狐板：2025/11/09(日) 19:41:24 ID:pWZ90Tsh: 乙でした
3401 ：名無しさん＠狐板：2025/11/09(日) 19:49:55 ID:kikjpC0R: 乙でした
平時であれば堕ちなくてすむ人を畜生に堕とすのはまさに暗君
3402 ：名無しさん＠狐板：2025/11/09(日) 19:55:06 ID:mleUG/tk: 乙
3403 ：名無しさん＠狐板：2025/11/09(日) 20:00:55 ID:7bfiTTIA: 乙～
3404 ：名無しさん＠狐板：2025/11/09(日) 20:28:38 ID:5STzwLYl: >>3397
>>3398
一応、それは知ってる
もっと遡れば、周の厲王の時代に召穆公が王太子の代わりに自分の子を犠牲に出した話とか

けどこれって戦国時代以降の創作っぽいし
3405 ：名無しさん＠狐板：2025/11/09(日) 23:10:26 ID:SdnM2SNy: 乙でした。
李世民はマジでよくわからんというか、野心家ではあるんだけど野心の下にあるのが何なのかがよくわからん。
己の才を全力で振り回してみたいで良いんだろうか。
3406 ：名無しさん＠狐板：2025/11/10(月) 00:11:07 ID:yQ+Lpbb4: まぁこれ誰が悪いかと言われたら、天命を守れなかった煬帝が悪いとしか言いようがないな…
3407 ：名無しさん＠狐板：2025/11/10(月) 00:13:01 ID:N4e2W0D7: この話の李世民は間違いなくクレイジーだけど、乱世を起こしたわけでも煽ったわけでもないからな
3408 ：名無しさん＠狐板：2025/11/10(月) 00:29:23 ID:rRO1s0BR: 徽宗もだが割と安定してたのに国を滅ぼすような政治をした暗君ほど糞なものはない
3409 ：名無しさん＠狐板：2025/11/10(月) 03:59:31 ID:3LE50j3m: 乙でした
李世民の畜生っぷりがバンデットの尊氏思い出すわ、好き
李淵がハメてハメられたお話は有名だけど後付けで出来たエピソードっぽいよなぁ
２代目が強烈すぎてイマイチ印象薄いけど実際のところ李淵は武将や皇帝としてはどうだったんだろう？
3410 ：名無しさん＠狐板：2025/11/10(月) 05:46:16 ID:MEmuWMWO: 李淵は母端児、柴保昌らの反乱軍を討伐して、突厥の侵入も防いでいるから武将としては十分有能だと思うよ
皇帝としてってのは……そもそも李淵の在位中は統一政権じゃないからなんとも
3411 ：名無しさん＠狐板：2025/11/10(月) 07:27:52 ID:r1bVSo1I: 乙でした

>>3407
たまたま才能を思いっきり発揮できる時代と環境に生まれて
ビッグウェーブに乗って成功したというか
3412 ：名無しさん＠狐板：2025/11/10(月) 08:55:48 ID:AhJYJ2Po: 一発しか殴らない父親との対比がすごいな

乙
3413 ：名無しさん＠狐板：2025/11/10(月) 12:42:30 ID:3SPNMDn7: イッチ乙―。
李淵の子どもたち、イブキは助からなかったか…（泣）
3414 ：名無しさん＠狐板：2025/11/10(月) 13:36:23 ID:luW2mcOo: 乙でした
そりゃ兄貴と弟は遺恨持つよな、俺ら殺す気やったんかいと
3415 ：名無しさん＠狐板：2025/11/10(月) 20:03:25 ID:d9AsFr+p: 乙
いやぁ、人間らしい苦悩でいいわぁ。
ナチュラル畜生もお話として読むにはいいんだけどね。近くにはいてほしくない。

李淵の評価は同時代史料でもないと難しいよな。
李世民ageで陰に隠れてるところもあるかもしれん。
3416 ：名無しさん＠狐板：2025/11/10(月) 20:53:52 ID:hU5sqTUH: 高島俊男先生は李淵を偽善者とか罵倒していたな、李密好きだからか？
3417 ：名無しさん＠狐板：2025/11/10(月) 21:13:33 ID:tlNrvD47: 支配者にとって偽善者って言葉は罵倒になるのかな？

偽善の仮面被るのって支配者としての素質の一つだと思うんだが
3418 ：名無しさん＠狐板：2025/11/10(月) 21:18:13 ID:hU5sqTUH: 半ば冗談で言っていると思うけど
3419 ： ◆TLDPZPDjO6 ：2025/11/10(月) 22:21:50 ID:UmDpLXN5: 想定の２倍ぐらい話数が伸びてんなぁ、とプロット構築しながら思ってる。

本来は今回の話の最後で挙兵～長安落とすところまで一気に途中全部カットしてすっ飛ばそうかと思ってたが、
「それやったら唐がなんかポッと出でいきなり大勢力になっちゃってるようにしか見えなくない？」
ということで挙兵～長安攻略まで２話ぐらいかけてやることになった。
3420 ： ◆TLDPZPDjO6 ：2025/11/10(月) 22:24:24 ID:UmDpLXN5: 隋唐モノの創作、あんまり読んだわけでもないが、
挙兵～長安攻略ってあんま描かれてない印象なんだよな。
隋唐演義からして２行ぐらいですませてるし。

まあ、人気ある連中が唐に加入するのはもっと後だし、
この時期に加入してくる賊徒あがりとかも「お前誰やねん」なやつが多すぎるせいだろう。
3421 ： ◆TLDPZPDjO6 ：2025/11/10(月) 22:27:58 ID:UmDpLXN5: 劉文静や裴寂もこの時期に重要な仕事してる重鎮だが、
一般の知名度とかたぶん低いよな。

李淵が裴寂に
「俺は隴西の名門だし、お前もいいところの出だから、
　亭長上がりの劉邦や小役人出身の蕭何・曹参より俺等が上だよね、ギャハハハハ！」
とか調子こいた発言かましてる逸話、嫌いではない。
3422 ：名無しさん＠狐板：2025/11/10(月) 22:34:23 ID:GC5MqO/e: 蕭何の実家ってどれくらいの格なんでしょうね。なんか情報あるんだろうか。
3423 ：名無しさん＠狐板：2025/11/10(月) 22:41:39 ID:tlNrvD47: 漢の元勲の家がその時代まで上のほうに残ってないから言えそうな話だなｗ
3424 ： ◆TLDPZPDjO6 ：2025/11/10(月) 22:45:55 ID:UmDpLXN5: 史記において蕭何・曹参については「豪吏」と表現されており、
この解釈については諸説あるが、「地元豪族が官吏として採用された」という解釈なら、
沛のジモティーとしてはまあまあの家ってとこじゃないすかね。

李淵が自称してる隴西の名門オブ名門な李氏とは比べ物にならないし、
自称抜きにしても李淵の祖父の時点で西魏八柱国という高位。

裴寂も名門である河東裴氏なので、
「小役人な劉邦や蕭何ごときがなんでぇ」と言えるぐらいの家柄ではある。
3425 ：名無しさん＠狐板：2025/11/10(月) 22:51:23 ID:tlNrvD47: つまり項羽だったら言われなかったのかｗ
3426 ：名無しさん＠狐板：2025/11/10(月) 22:53:31 ID:GC5MqO/e: なるほどありがとうございます＞沛のジモティーとしてはまあまあ
3427 ：名無しさん＠狐板：2025/11/10(月) 22:56:12 ID:+ds4C5qb: 北魏の時代に漢族と胡族それぞれに家柄のランク付けがあらためて設定されている
西魏の八柱国十二大将軍とかもそれ以前に遡るとと
3428 ：名無しさん＠狐板：2025/11/10(月) 23:19:50 ID:gz3aEtV4: 劉姓である点を除けば、光武帝よりずっと凄い家か
3429 ：名無しさん＠狐板：2025/11/10(月) 23:29:48 ID:tOWg02i+: 宇文氏・楊氏・李氏の三氏は、少なくとも楊堅が簒奪するまでは蜜月だもんね
だから李淵も北周の武帝の姪を嫁にもらえたんだろうし
3430 ：名無しさん＠狐板：2025/11/10(月) 23:58:18 ID:+ds4C5qb: 唐代に皇室の李氏が「家柄としては三番目」なんてエピソードがあったな
3431 ：名無しさん＠狐板：2025/11/11(火) 00:21:24 ID:s6gz1+Go: >>3430
で、それ見て作り直せって言ったのが李世民だっけ。
3432 ：名無しさん＠狐板：2025/11/11(火) 07:24:41 ID:FnYuNb6d: 豊臣秀吉とは逆の理屈ね
乙
3433 ： ◆TLDPZPDjO6 ：2025/11/12(水) 20:08:49 ID:Y7YVBtM1: 　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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　　　l'　|l::::!　　!　　　　ﾞ"/;::::::; '_..'´ﾊ{
　　　　　|::ﾘヽ　_　　　　／/:／/::l::/　　　　　　　　　・隋唐モノの創作見てたら
　　　　　l;'　 |:;ヽ　｀　_,. /'´ _/::::l:l　　　　　　　　　　徐世勣が秦叔宝の勇猛さについて語る際
　　　　　　　 !'　｀ｰニ-‐_''"´/イ:l!'　　　　　　　　　　項羽と並んで「巨毋覇」なる人物を
　　　　　　　　　 _,|l￣|| _,=_: : :| `　　　　　　　　　　　引き合いに出しており
　　　,.. -‐'''''""´　!l: : |l "}{｀: : :＼
　　 /:: : : : : : : : 〃: 〃: : : : : : : : :`- _
　　/:: : : : : : : :〃: 〃: : : : : : : : : : : : ::｀''　　　　　　・誰だいそいつは、と調べてみたところ
　　|: : : : : : : :〃:: 〃: : : : : : : : : : : : : : ,: :
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3434 ： ◆TLDPZPDjO6 ：2025/11/12(水) 20:09:16 ID:Y7YVBtM1: 　　　　_　-‐=＝=‐-＞　、　-=ﾆ二ﾆ.=--　、
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.　　 V〈ニ/:::::::|:::::!,ｲ .}ツ　＼::::::::::ﾆ=--:":ﾊ::::::ﾞ::マﾆ=-ﾑ　 }　　　　　　　巨毋覇を推薦した人物曰く
.　　　ゝ､/::::|::: !r人ゝ　　 ' 　＼::::::从/:::::::::〉人::::ﾞ::マﾆ=--´ _＿
　　　　／:: 从:: !ゝ.∧　　　,-―　＼::::| |:::／/:}::::＼::::::ﾞ::マ}=/　￣￣＿
.　　　/::::::/::::::＼::::::込、　｀　 _,ノ　.＼.|/／::/::ム=＼:::::::::::::::::...　　　￣ヽ　　　・「身長十丈、腰回り十間
.　　./::::::/::::::|:::::::＼::::::＞...､　　　 , イ:: |::::／-=ﾆニニﾆ=-- ::::::::::::::.、　　_）　　　　三頭引きの馬車でも
.　 /::::::/:::::::::|::::::::::∧::::::/:r}: : ¨: : : ::ﾄ､ !/:{----r-=ﾆニニ｝￣｀ヽ :::::::::...　　　　　　乗せて引くことが出来ず
　/::::::/:::/::::ハ:::::::::::∧ム<Y｀ー-./,〈∧|:::（￣_ノ7=-=ﾆﾆ｛'　　　_）_ 　-=ﾆ::　　　　太鼓を枕にして眠り
　::::::::{::/::::::::::/＼:::::::::::＼ﾆ＼＿//y'＼ﾄ､ﾆﾆ｝_/ﾆﾆﾆﾆﾆi'_ 　-=ﾆ::::::::::::::::::::　　　　　鉄の箸で食事する」
　V:::::/::::!:::::/ニﾆ＼:::::::::::＼ト､/∧--}､|=∨=!:|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ!:::::::::::::::::::::::_ 　-=
　 V/,::::::|:::/ニﾆﾆﾆ.｀丶:::::::::＼｀＞ｘ_:!/!:ムﾆ| !ﾆﾆﾆﾆニ:|::-―=ﾆ::::::::::::::::::::
　　V:|:::: !:ﾑニﾆﾆﾆﾆ|ニ≧x､:::::＼〈/ハ｀ヽ〈ﾆVﾆﾆﾆﾆﾆﾏ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::　　　・漢代の一丈は約２.３ｍなので
　　ゞ､::::',|ニニﾆﾆﾆﾑニﾆﾆﾑ> ､::＼! .ゝrくﾏ=|ﾆﾆﾆニｱ'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::　　　　十丈は２３ｍ
.　　　|::::::::!ニニニニﾆ|ﾆﾆ,ｲﾆﾆﾑ＼:ム　!:ム〈.!ﾆﾆﾆニ|ﾆ=-::::::::::::ー---:::::::
.　　　|::::::::Vﾆﾆﾆﾆﾆニ!ﾆﾆ∧ﾆﾆム . ゝ＼.ア/〉ﾆﾆﾆニ|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
..　　/ﾊ::::::::Vﾆﾆﾆﾆニ:|ﾆﾆニ＼ニム　 ∧.＼〈|ﾆニニ〈::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::　　　・人間じゃねえ
　　,' .| .〉､::::Vﾆﾆﾆﾆﾆ:|ニニﾆﾆ:＼ﾆﾑ/ニ/ﾆ.＼ﾆﾆニ/〉ｘ:､:::::::::::::::::::::::::::::::::
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　　　　／ﾆニ|ニニニ∧ニニニア'　ゝ-.――――-ﾐ::::::::r―― ､:::::::::::::::::::

　　　　　　　　　　　　【　　巨毋覇　　】
3435 ： ◆TLDPZPDjO6 ：2025/11/12(水) 20:09:36 ID:Y7YVBtM1: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-───-　　､
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　　　　　　　　　 |:::::| :::::::: |V-─ |:::'､::::::::::::::Vヾヾ:::::::::|::|::::::::.　　　　　　・まあ、資料によっては一丈としてるのもあり
　　　　　　　　　 |:::ｲ:::::::::: |r´f'癶ヾ:::.＼:::::::::::::Vﾐx!::::: |::|:::::';:::.　　　　　　おそらく推薦者が盛ったんだろう
　　　　　　　　　 |::{ {::::::::::::!ヽ夂_ｿ＼{　＼::::::::',ｿ |:::::::|::|:::::::ヽ'
　　　　　　　　　　ヾ　}::::i:::::| /／/　　｀' 　＼::::＼! :::::|::|:::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　 |::::|:::::|ゝ,　-───- ､　＼::::＼ :!::!:::::::::::＼::＼　　　　　　・王莽はこいつを将軍とし
　　　　　　　　　　　　　ﾉ:/{::::::／ﾆニ三二ニﾆ＼　､ ::: ＼|:::::::::::::::::＼::::｀ ‐ ､　　　虎、豹、犀、象などを
　　　　　　　　　　　 /:/ }:／二三三三三二ニﾆ＼＼:::::::＼:::::::::::::::::::.￣丶:}　　　率いさせて出陣させたという
　　　　　　　　 /:/./´ﾆニ二三三三三三二ニﾆ＼}::::::::::.',:::::::::::::::::＼　}/
　　　　　　　＿_./'／'ﾆニニ -─ ─‐- ,三二ニﾆﾆ＼:::::::}:::::::::::::::::::::::::.′
　　　　　 /　､　 {ﾆニ二／二三三三二ヽ三三三ﾆ/¨＼─ ‐-　_:::::::::::::::＼　　　・馬鹿デカイ将軍が猛獣を率いて
　　　　　 /　､＼| ﾆニ／二三三三三三二＼三ﾆﾆ,'_ヽ　＼二二ﾆ＼::::::::::::::.　　　進軍するの
　　　　／/　　､＼/ﾆﾆ／三三三三三三三三三',三ﾆ{__ノ　　 /‐ ､二二｀､:::::::::::.
　　　 ,'ﾆ {　　 ,､／二, '二三三三三三三三三三ﾆ,三:{　ノ　 /二二二二 |:::::::::::::.
　　　 {二ヽ　/二二 ,'ニ二三三三三三三三ニニﾆi三.{´＿　 ,'二二二',二ニ!::::::::::::::',　　　　・絵面はだいぶすごいな
　　　　',ニ Yﾆニ二.iニ二三三三三三三三三二ニ|三ゝ─ヽ,'二二二 |二ニ|::::::::::::::::
　　　 |二.|ﾆニ二｜ニ二三三三三三三三二ニﾆ|三二ニﾆ ,二二二.!二二!:::::::::::::::::::.
　　　 |.二|ﾆﾆニ二, ﾆニ二三三三三三三二ニﾆ|三二ニﾆ i二二二{二ニ.|:::::::::::::::::::::.
　　　　 ,二.|ﾆニ二ハﾆニ二二三三三三二二ニﾆ, 三二ニﾆ:|二二二:}二ニ!::::::::::|:::::::::::.
　　　　　V｜二ﾆ/　 Vﾆニ二二三三三二二二ニ,'三二二ﾆ |二二二.|二ニ|::::::::::|::::::::::::.
3436 ： ◆TLDPZPDjO6 ：2025/11/12(水) 20:09:55 ID:Y7YVBtM1: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞　二三二ﾆ＜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞／: : : : : : : : : : : : : : : : :｀. . 、
　　　　　　　　　　　　　　　　.　. :´／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　／::／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
　　　　　　　　　　　　　　／: :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ∨
　　　　　　　　　　　　　r: : : /: : : : :/i: :/| /+ : : : : : : : |､:_}_!、 : : : : : : ∨　　　　　　　　　・「んで、巨毋覇が出陣した
　　　　　　　　　　　　　i: :／! : : : :/￣/ /　l: : : : : : : : | l/ } ∨ : : : : : : ∨　　　　　　　　　　戦場ってどこなんすか」
　　　　　　　　　　　　　l:::l　l : : : /　≫＝ミ ',: : : : : : : :≫＝ミ : : : : : : : : ,　　　　　　　　　「昆陽」
　　　　　　＿_　　　 .ヾ:V: : : :/〃γ ⌒ヽ　､: : : : : :V´⌒ヽ l: : : : : : : :,　　　　　　　　　「あっ（察し）」
　　　　　.｀ニニ、　　　　.ヽ/: : : !{{　{　　　}　　＼ : : :ﾊ.　　　}.l: : : : : : : :,
　　　　　｀フ／　　　　 '/.: : : :从　ゝ　- '　　　,　ト　.: :＼ｰ '人: : : : : : : :,　　　､--- = ､
　　　　　／/ } ｀ｰ､　　　/: : : : :/.!　ﾚ　　　　　　　ヾ!＼: : :ヽ　! : : N: : : : :,　　　￣つ　）　　　　・出陣したところまでで
　　　　　￣　￣￣　 ./: : : : : :! .!　　　　　　　　　　　　ヽ: : ヾ/: : //: : : : : ∨　　　　｀ｰ'　　　　　　巨毋覇に関する記述は終わっており
　　　　　　　　　　　　./ : : : : : :∧l　　U　　r―----― ､　ン : : 〃: : : : : : : ∨　　　　　　　　　　　その後は一切不明だが
　　　　　　　　　　 . /: : : : : : : : : :ゝ　　　　、　 __ 　　ﾉ／: :ノ: : : : : : : : : : : : ､
　　　　　　　　　　　/: : : : : : : : : : : : : ＞　 ,,　￣　￣ /::＜: : : : : : : : : : : : : : : ヽ
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　　　　　　　　 : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ; ｲ　イ　　ﾄ　　.!ﾄ : : : : : : l: : : : : : : : : : : : ､: :＼
　　　　　　／: : : : : : : : : : /l: : : : : :＞ﾆﾆ | ./::＼_／::＼　|ニ｀＜　/|: : : : : : : : : : : : ヽ＼::＼
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3437 ：名無しさん＠狐板：2025/11/12(水) 20:21:49 ID:ILd+E3f7: 光武帝に打ち取られたなら宣伝されただろうし、それもないなら敗走する大量の人波に呑まれていつの間にか死んでたんだろうな
3438 ：名無しさん＠狐板：2025/11/12(水) 20:34:40 ID:XKsxLANu: それくらいの巨人でないと項羽と並びたてないんだなｗ
3439 ：名無しさん＠狐板：2025/11/12(水) 20:38:09 ID:Bccu1sMn: 確か別名は巨无霸で現在はビッグマックの意味になるんだっけ？
3440 ：名無しさん＠狐板：2025/11/12(水) 20:39:02 ID:jhInZ02B: 身長十丈って大豪院邪鬼パイセンじゃんそんなの
3441 ：名無しさん＠狐板：2025/11/12(水) 20:45:24 ID:OvD8X/qL: 人間ではないけど望郷太郎の氷河期のパンダがそれくらいでかかったなｗ一噛みで人間かみ砕けるサイズ
そういやらんま1/2の八宝斎と乱馬の親父も闘気でそれくらいでかくなっていたのを、アニメでやっていた
3442 ：名無しさん＠狐板：2025/11/12(水) 20:54:48 ID:Q7dTGtS0: >>3441
世界最大の陸棲動物がアフリカゾウで体長7mだから
あのパンダは恐竜サイズ
3443 ：名無しさん＠狐板：2025/11/12(水) 20:59:01 ID:OvD8X/qL: >>3442
なおヒューマについてから、ブラキオサウルスよりでかい巨大象が宮崎県を闊歩していて、電車を踏んづけていたｗｗｗ
3444 ：名無しさん＠狐板：2025/11/12(水) 21:06:52 ID:9gpdIUek: なんでそんな巨大化してるんだよ放射能でも浴びたのか？（アメコミ脳）
3445 ：名無しさん＠狐板：2025/11/12(水) 21:12:31 ID:OvD8X/qL: 氷河期だからや、でもベルクマンの法則って万能ではないのだけどｗ
というか唯一宮崎と鹿児島だけが温かい設定なのに、なんで巨大象が闊歩して鉄道を踏み荒らしているのかわからんしｗ
3446 ：名無しさん＠狐板：2025/11/12(水) 21:12:37 ID:Q7dTGtS0: 作中で巨大化した説明ないな
もしかすると何かの伏線かもしれんけど
3447 ：名無しさん＠狐板：2025/11/12(水) 21:27:09 ID:OvD8X/qL: 1巻の時点でヒョウが羆食い殺すくらいでかいので、パンダのでかさはさすがにないわーって
山田漫画はデカスロンとかめちゃくちゃなサイズ感になる漫画だし
3448 ：名無しさん＠狐板：2025/11/12(水) 22:18:44 ID:32SUWfNQ: そんな巨人に率いられた面白軍団が居たら昆陽の戦いの記録に残ってるだろうからまあいろいろ盛ったんだろうなｗ
3449 ：名無しさん＠狐板：2025/11/12(水) 22:28:56 ID:daob1QkV: 昆陽の戦いにそんなのがいたら、そいつを倒したから光武帝は勝ちましたってわかりやすい勝因になったろうしな
3450 ： ◆TLDPZPDjO6 ：2025/11/12(水) 22:32:13 ID:Y7YVBtM1: 後漢書でも光武帝紀に

「巨無覇（巨毋覇）という巨人がいた。身長一丈、王莽は校尉とし虎豹犀象を属させ援軍として送った」

とはありますね。
（巨毋覇の身長が十丈としてるのは漢書の方）

なおこの虎たちだが、昆陽で王莽軍が敗走に移ったタイミングで雷雨が吹き荒れたことにより、
パニック状態になったとも同じく後漢書に書かれてる。
3451 ： ◆TLDPZPDjO6 ：2025/11/12(水) 22:34:35 ID:Y7YVBtM1: 漢書、後漢書という正史二つに記されていることから、
巨毋覇という背が高い人物（正確な身長は不明）がおり、
そいつが王莽に仕えていた、あたりまでは事実じゃないすかね。
3452 ：名無しさん＠狐板：2025/11/12(水) 23:23:04 ID:9gpdIUek: フリードリヒ・ヴィルヘルム１世のポツダム巨人連隊みたいなのがあったら面白い（軍としては役立たず）
3453 ：名無しさん＠狐板：2025/11/12(水) 23:27:09 ID:OvD8X/qL: 進撃の巨人みたいな行進だったら嫌だな、あと衛府の七忍のごっつあん部隊
3454 ：名無しさん＠狐板：2025/11/12(水) 23:46:33 ID:ILd+E3f7: 光武帝、埋伏の毒の巨無;覇に巨人化＆地ならしさせて勝った可能性が微レ存
3455 ：名無しさん＠狐板：2025/11/13(木) 07:30:43 ID:+L+/E9lY: 平均より30センチ背が高けりゃ巨人扱いとはいうけど
横幅がないとあまりデカく見えない

野球選手の藤浪（自称197cm、実際は202cmぐらい）はヒョロいから巨人っぽくない
横綱の大ノ里のがよっぽど巨人っぽい
3456 ：名無しさん＠狐板：2025/11/13(木) 08:07:12 ID:TMpysjE+: やはりジャイアント馬場やアンドレザジャイアントくらいじゃないと巨人じゃないか
3457 ：名無しさん＠狐板：2025/11/13(木) 10:57:37 ID:/bjtPLCK: 巨毋覇、面白いね
「激戦！巨人猛獣軍団vs光武帝！」みたいなノリで創作ができそう
3458 ：名無しさん＠狐板：2025/11/13(木) 16:08:23 ID:tKl9FBHr: デビルリバースは実在していた…？
3459 ：名無しさん＠狐板：2025/11/14(金) 08:00:15 ID:rn6oYOE7: 北斗の拳はさあ
二千年前につくられたってあるから光武帝赤眉の乱の頃かと思えば
三国時代とか二百年ずれてるじゃないか
と騙された気分
3460 ：名無しさん＠狐板：2025/11/14(金) 09:07:09 ID:WmwpIhAZ: 違う違う北斗三家拳は分家
北斗宗家とは別
3461 ：名無しさん＠狐板：2025/11/14(金) 09:13:05 ID:WmwpIhAZ: 二千年前に北斗宗家の拳が生まれてそれが三国時代に三家に分かれたの
そのうちの劉家が後に2つに分かれて日本に渡ったのが北斗神拳
中国に残ったのが北斗琉拳
3462 ：名無しさん＠狐板：2025/11/14(金) 12:33:27 ID:hgXd0Z9+: ttps://x.com/daitouayokoyama/status/1989106000960340092
新選組の評価、はやくから高かったのね
3463 ：名無しさん＠狐板：2025/11/14(金) 17:31:24 ID:uUQ/Kbqb: 資治通鑑でググると、AIが資治通鑑が置かれた文机の前で物思いにふける徳川慶喜の写真を出してくるのが草
3464 ： ◆TLDPZPDjO6 ：2025/11/14(金) 19:59:32 ID:6KDh9gMp: ＞新選組
なんならすでに明治時代から講談などではそれなりに語られる人気者。

また西南戦争時には明治政府において
「西郷軍に呼応して京都などで乱が起きるかもしれんから、
　新選組みたいな集団を組織して治安維持に当たらせたら？」
という提案が出されている。
（実現はされなかったが）
3465 ：名無しさん＠狐板：2025/11/14(金) 20:01:52 ID:By7JHjOr: なんかそれ昔本編でも話していたような記憶ある
3466 ：名無しさん＠狐板：2025/11/15(土) 07:49:58 ID:dqQXbphw: 荊州の荊って本来は楚だけど
始皇帝の父・荘襄王の名が子楚だから
避諱で楚を荊と表記するようになったんだとか
3467 ： ◆TLDPZPDjO6 ：2025/11/15(土) 07:56:39 ID:V49tC3MD: いや、西周時代の金文資料の時点で「荊楚」という単語が確認されているんで、
その説は否定されてますね。

まあ、史記の注釈とかでも「子楚を避諱して荊というようになったんやで」
と書かれてたりするんで、相当古くからあった誤った説ではありますが。
3468 ： ◆TLDPZPDjO6 ：2025/11/15(土) 08:01:14 ID:V49tC3MD: ちなみに李世民は「世」も「民」もあまりにメジャーな単語すぎるんで
「避諱をそこまで気にせんでもええで」という詔勅出してたりする。

それでも「民」を「人」に言い換えたり、
李世勣が憚って世の字を無くして「李勣」に変名したりと、
ある程度の配慮は周りもしてるが。
3469 ：名無しさん＠狐板：2025/11/15(土) 08:09:52 ID:FvrQM8JX: 楚は成立してから漢水上流から長江中流まで本拠を移転させてきたという説を見たが、
やはり荊は長江流域を示す独立した地域名だったんだろうか
3470 ：名無しさん＠狐板：2025/11/15(土) 08:16:46 ID:dqQXbphw: >>3467
うわ、そうでしたか
教えて頂きありがとうございます

無知晒して恥ずかしい
3471 ：名無しさん＠狐板：2025/11/15(土) 08:39:39 ID:XNWoMR0J: 昔から言われていた説が、とかそれこそ普通にあるしねえ
遷ちゃんの時代にはそう考えられていた、ということでもあるし
3472 ：名無しさん＠狐板：2025/11/15(土) 09:12:42 ID:zKA1u7oM: 楚の領土の変遷が結構著しいので、荊州揚州徐州付近まで楚なのか問題
3473 ：名無しさん＠狐板：2025/11/15(土) 11:16:53 ID:ZqEa2ED0: 李世民が名前変えれば良かったのにね
3474 ：名無しさん＠狐板：2025/11/15(土) 11:45:12 ID:UDL7OF9K: トップが下の者に配慮しすぎるのも良くないんじゃない
3475 ：名無しさん＠狐板：2025/11/15(土) 13:04:29 ID:zKA1u7oM: 景帝は子供いっぱいいたけど、劉徹の徹の字って使う字なのかどうかようわからん
劉協の協もよく見る字だと思うのは現代人視点なだけだろうか？
3476 ： ◆TLDPZPDjO6 ：2025/11/15(土) 14:29:40 ID:V49tC3MD: 調べたら、漢時代はそもそも避諱という概念が薄かったらしい。

史記に劉邦の「邦」の字は一文字も使われてないのは有名だが、
一方で文帝・景帝・武帝らの諱である「恒」「啓」「徹」は平気で使っている。

漢書に至っては「邦」も使っており、
後漢時代の他の書物を見ても「秀」「荘」などの諱もこれまた使われている。

後漢末期におけるトップクラスの文章家である蔡邕の書いた碑文にすら、
後漢皇帝たちの諱がやはり普通に使われている。
3477 ： ◆TLDPZPDjO6 ：2025/11/15(土) 14:30:17 ID:V49tC3MD: これらについては
「史記や漢書が書かれた時点ではきちんと諱避がなされていたが、
　後世の人がテキストを筆者する際にもう諱避は不要と考え
　元の字に戻した」
とする説もある。

前漢の宣帝なども

「俺の名前の病己はあまりにも使われている名だから
　諱避に引っかかって罪を犯した者は釈放してやれ。
　あと俺も改名するわ」

と発言しており、諱避の概念も罰則も間違いなく存在はした。
3478 ： ◆TLDPZPDjO6 ：2025/11/15(土) 14:30:46 ID:V49tC3MD: 三国時代に書かれた「諱儀」という書物には漢時代の諱について、
「皇帝の名を臣下が自分の名にすることはアウトだが、
　普段の発言などで皇帝の名を口にしたってべつによかったで」、とある。

「諱避の概念は存在したし、公的な場で皇帝の名を文書に使うのは憚られた。
　しかし後世の中国ほど諱避が厳格に行われていたわけではない」
というところらしい。
3479 ： ◆TLDPZPDjO6 ：2025/11/15(土) 14:33:30 ID:V49tC3MD: 諱避が厳格化していくのがまさに唐時代。

李世民は上でも言ったように
「世民と続けて使わんならべつにええやろ」と命令を出しているが、
李世民が死んで高宗が即位すると
「世も民も使用しちゃ駄目！」と詔勅を出している。

李世勣が李勣と改名するのも李世民の死後。
3480 ：名無しさん＠狐板：2025/11/15(土) 14:33:34 ID:5Q+PPK8U: 張昭や王朗、応劭などが諱避について議論してるけど、張昭は避けるべき名が多すぎて困難だし、何を避けるかを
恣意的に選ぶのは不誠実だろうと言って、厳格にするべきではないと主張してる
3481 ：名無しさん＠狐板：2025/11/15(土) 15:06:05 ID:zKA1u7oM: 水銀飲むのも唐だし、皇帝というのはもっと威厳が高いとかいうのも唐太宗からなのかもねえ？
3482 ：名無しさん＠狐板：2025/11/15(土) 15:09:19 ID:ARfFcT0c: あれ、始皇帝は？
3483 ：名無しさん＠狐板：2025/11/15(土) 15:12:44 ID:zKA1u7oM: 始皇帝は水銀を飲んでいないっぽい、別に水銀飲むかどうかは威厳さには関係ないや
3484 ：名無しさん＠狐板：2025/11/15(土) 16:58:32 ID:XNWoMR0J: 「皇帝」の値打ちも時代とともに上下してますからね
3485 ：名無しさん＠狐板：2025/11/15(土) 18:09:39 ID:XoX5ZUZ6: あ、李世民の死後だったんだ。＞李勣と改名するのも李世民の死後
・・・それでなくても面倒な立場だったのにさらに余計な気を使うことができて災難だなあ。
3486 ：名無しさん＠狐板：2025/11/15(土) 22:08:10 ID:gPZ2jzWa: へー
＞続けて使わなければいい
日本だったら名前を分割する呪いだ
って言ってたのかなｗ

建成世民元吉智雲
そもそもこの兄弟、名前の字に共通が・・・無い？
3487 ：名無しさん＠狐板：2025/11/15(土) 22:12:06 ID:psLS7LiQ: そもそも李氏や楊氏ら北魏系は、鮮卑系が漢人化していった人たちなんで
だから名前も漢人の法則からは外れてる
李も楊も、漢人としての姓で鮮卑系としての姓は別にあるし
3488 ：名無しさん＠狐板：2025/11/15(土) 22:15:06 ID:FvrQM8JX: 李淵にはあざながあるが、子供にはないのか…？
3489 ： ◆TLDPZPDjO6 ：2025/11/15(土) 22:29:44 ID:V49tC3MD: 李世民や李建成はあざなが不明だが、
早死した三男の李玄霸には「大徳」というあざながあるんで、
上二人にも普通に付けられていたが時代が下るうちに不明になったんでしょうね。

これについては諱避に関するもの、皇族の字を呼ぶ人が限られすぎているせいで、
記された資料が少なく散逸した説などがある。

ちなみに楊堅・煬帝もあざなは不明。

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