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【R-18】百花繚乱隋唐艶史
1 ：
◆TLDPZPDjO6
：2025/04/12(土) 18:20:44 ID:rSniDag8
. : :´￣￣｀`～､、
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|: :.:': {｜ :|: i ｆ忙㍉ '⌒|ｲ: ':.:.| | | | l| | ｀^ｉ'''ｰ| 从 l Y」ｘl
|: / 八|: 八:| Vン 芳㍉ |//| | | |斗''^| | | ''ｨ炒ｱ } }.乂l
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／: : :.:.:.|: :.:.:l＼ ヽ _, ,:': |: :.:..| | ∧ 、ノ ｲ ｌ : : l. l
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3399 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/03(木) 16:58:38 ID:1rYRAj+X
>>3398
本人が下劣か否かはさほど意味がないしな
3400 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/03(木) 17:30:40 ID:SY1439TH
朱全忠は能力ある畜生で子供は能力ない畜生ってだけだわな
3401 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/03(木) 18:01:11 ID:ttwwy60z
ち、長男は期待の出来物だったから……
将来を嘱望された長男が早死にしてそれでいろいろ狂うってたまにみるけどどこまでほんとなんだろ
早死にしたからアラがでなかっただけだとか、後がよろしくないから「彼が生きていたらこんなことには…」
と願望込みで持ち上げられたのかとか邪推もされるが
3402 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/03(木) 18:03:28 ID:KsQXH1/+
ローマ皇帝のティトゥスは「早死にしたから名君と呼ばれるんだ」とローマ市民に評されてた
3403 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/03(木) 18:21:45 ID:1rYRAj+X
>>3402
ユダヤ大反乱を鎮めた功績があるぞ、エルサレム大神殿を灰燼にしたので、現在のユダヤ人からはめちゃくちゃ嫌われてそうだが
3404 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/03(木) 18:36:56 ID:KsQXH1/+
ユダヤ反乱の鎮圧の時はまだ皇帝じゃないんだよな
3405 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/03(木) 18:40:46 ID:1rYRAj+X
>>3404
絶賛内戦中での出来事で、総司令官なのは間違いない、父ウェスパシアヌスはエジプトで兵站確保のため待機していた
3406 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/03(木) 19:02:09 ID:TM2ikHaV
ティトゥスは即位前から有能さは示してたし、即位後は色々な問題に精力的に取り組んで評判は良かった
次の皇帝が有能だけど欠点もでかかったせいで、余計に比較で持ち上げられた面はあるだろうけど
3407 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/03(木) 19:04:51 ID:1rYRAj+X
ネロに殺されたブリタニクスとも学友だったらしいけど、自分が皇帝になれるとは思ってもいなかっただろうな
3408 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/03(木) 19:06:27 ID:nmWybIfM
ティトゥスってボンペイが噴火で壊滅した時の皇帝か
3409 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/03(木) 19:08:26 ID:1rYRAj+X
実が親父と同姓同名なのだ、なお弟はティトゥス・フラウィス・ドミティアヌスとなぜか兄弟なのにファーストネームが一緒だｗ
3410 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/03(木) 19:50:55 ID:4J+JKXPa
獣闘士に出ていたか
ドミティアヌス
3411 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/03(木) 20:15:52 ID:ekZ8B4LB
だからこの話の煬帝が隋の安泰さを無邪気に信じてるのが不思議なんだよな
史実の彼がどう思っていたのかは知らんが
だって自分の親父が簒奪してから間がないわけだし
3412 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/03(木) 20:20:27 ID:bmzCFXTO
FF5のファリスで幼いうちに性癖歪められた奴とは美味い酒が飲める
3413 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/03(木) 20:20:47 ID:bmzCFXTO
すいません誤爆しました
3414 ：
◆TLDPZPDjO6
：2025/07/03(木) 20:26:06 ID:vxcIKFcY
史実煬帝もけっこう本気で自分は安泰だと思ってた気はしますね。
皇位継承権を持つ兄弟はすでの死ぬ・殺す・幽閉しており、
唯一反乱を起こした弟の楊諒も楊素がサクッと討伐。
即位から一年経たないうちには都を留守にして江南へ半年ほど滞在したりしている。
3415 ：
◆TLDPZPDjO6
：2025/07/03(木) 20:26:25 ID:vxcIKFcY
即位五年目に吐谷渾を討伐した際に煬帝が読んだ詩を見ても、
我が世の春を謳歌している内容。
某研究者が「第一次高句麗征伐の大失敗が煬帝にとって初の頓挫であり、
煬帝視点ではそれまであらゆることが順風満帆で進んでいた」
と語っており、俺もそんな感じだろうと思ってます。
3416 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/03(木) 20:27:22 ID:ekZ8B4LB
はーはー、なるほど
典型的な、順風満帆で挫折したことない二代目経営者だったのか
3417 ：
◆TLDPZPDjO6
：2025/07/03(木) 20:28:50 ID:vxcIKFcY
まあ、これもあくまで煬帝視点で順風満帆って感じで、
吐谷渾討伐年たりからすでに色々と隋崩壊の兆しは見えつつある。
この辺は本編でもやる予定。
3418 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/03(木) 20:55:38 ID:1rYRAj+X
本来は六鎮軍閥による集合体制なので、そんなにワンマンに振るえないのが隋の実態なんだけど
その辺はイッチが存分に語ってくれるんでしょう
3419 ：
◆TLDPZPDjO6
：2025/07/03(木) 21:46:22 ID:vxcIKFcY
このスレでは全く反映しないが、史実の煬帝は異常なまでに動き回っている。
在位１４年のうち都である長安・洛陽に滞在した期間は合計５年であり、
巡幸したり遠征軍の指揮を取ったりしている期間の方が圧倒的に長い。
そして移動先でも詔勅をバンバン出して国を動かしている。
3420 ：
◆TLDPZPDjO6
：2025/07/03(木) 21:46:54 ID:vxcIKFcY
煬帝の移動について回るのは煬帝の側近が中心となり、
さらに関隴軍閥の本拠地からも物理的に離れてしまい影響力が薄れる。
ここにおそらく煬帝がワンマンやれた理由の一つがあるんじゃないかね。
まあ、こんなことやってりゃ当然不満が出まくるし、政治自体も安定しないわけですが。
3421 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/03(木) 21:46:58 ID:HzJFgVXh
始皇帝に似てる
3422 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/03(木) 21:52:05 ID:TM2ikHaV
ハドリアヌスも旅行しまくって元老院から顰蹙買ってたな
彼の国境整備でローマの安全保障は数十年安泰になったと評価されてるが
3423 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/03(木) 21:58:17 ID:ttwwy60z
皇帝になってからの楊堅や李淵と対称的ですね
3424 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/03(木) 22:00:48 ID:YqPT1pAl
「鎌倉殿の13人」の頼家と似てるな
「生まれながらの君主だから『君主は家臣を上手くおだてたりすかしたりしないといけない』ということが分かってない」というやつ
3425 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/03(木) 22:04:17 ID:vmB5IuMq
経験がない無能な二代目の典型ともいえる
3426 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/03(木) 22:23:45 ID:TM2ikHaV
頼家は初期の試行錯誤で経験を積んでる最中に死にかけて、これはもうダメだとなって、
後継争いで粛清も行われた後に奇跡的に回復した例なので、かなり特殊ではある
3427 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/03(木) 23:45:57 ID:1rYRAj+X
>>3422
ハドリアヌスの巡幸なんか国境整備のための計画書を練るスタッフと憂さ晴らしをする詩人とか、数十人もいない代物だから
煬帝や始皇帝の巡幸なんぞより安くて済むぞ。贅沢な催しものはアフリカでライオン狩りした程度だ
3428 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/03(木) 23:48:59 ID:1rYRAj+X
>>3423
楊堅の天下取りの過程は検索すればいくらでも出てくるけど、劉裕や符堅や北周武帝の類と違って、北周ナンバー１と２が共倒れする形で
３の自分が手に入れちゃったので、長安や洛陽に貼りつかなきゃダメだし、嫁や嫁の一族にも頭が上がらん
3429 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/04(金) 10:49:46 ID:sZcKfoT7
暴食の董卓
董卓はどの程度あんな風にやけになっていたのか
う～む
3430 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/04(金) 12:57:02 ID:UXSHTyS9
>>1
が煬帝にあんまり興味持てない言うの分かるな
なんかこう、漫画かレベルで精神構造もやらかしも分かりやすいから
3431 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/05(土) 18:48:17 ID:A1YI/nKP
仮に煬帝が前漢の文帝みたいな無理しないタイプだったら
隋王朝が延命したかというと、それはないと思う
どうあっても隋は2代で滅んで唐王朝に代わったとしか思えない
3432 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/05(土) 18:51:33 ID:LhkiM1Jk
>>3431
高句麗遠征に関しては突き上げは強かったからね
3433 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/05(土) 18:55:17 ID:bxM53QoW
高句麗遠征を成功と言い張れる程度の結果を出す
浪費は程々に抑える
運河建設以外の普請事業は緩やかにする
この三つができてればだいぶ状況は楽になりそうだけど、
高句麗遠征は煬帝に相応の軍才があるか人事で遠征関係者に適性持ちを抜擢しまくれるかがないと難しいわな
3434 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/05(土) 18:59:07 ID:LhkiM1Jk
高句麗も運河も予算が莫大すぎる、でも高句麗は明らかに外交でどうにかなる相手じゃないしな
3435 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/05(土) 18:59:46 ID:CnRmb5FT
高句麗遠征は兵力を動員しすぎやろ
短期決戦だけを狙いすぎ
3436 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/05(土) 19:00:09 ID:Tk/UHo+j
遠征だけでおさめておけば、三代くらいはもったんじゃないかなあ
そもそもの遠征費用次第ではあるが
3437 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/05(土) 19:01:21 ID:LhkiM1Jk
>>3433
ぶっちゃけ兄貴を廃太子にして煬帝即位時で、陳攻略で軍功のあった将軍たちが兄の側近だったとかで粛清くらっているので
その辺から有能な将軍を失っている、煬帝の有能な側近の楊素ですらいつ粛清対象になるんだって噂になるくらい
3438 ：
◆TLDPZPDjO6
：2025/07/05(土) 19:01:26 ID:j5r2zGQu
個人的にはそんなことないじゃないかな、と思います。
同じく短期に終わった秦の場合は始皇帝の代からすでに大規模遠征や土木工事の連発、
滅ぼされた旧国のヘイトなどが高まってたんで、
胡亥だろうが他の子だろうがすぐ潰れた可能性が高い。
ただ隋は楊堅がその手の負債を残していたわけでもない。
3439 ：
◆TLDPZPDjO6
：2025/07/05(土) 19:01:33 ID:j5r2zGQu
運河や高句麗征伐などは必要があったからやったことは間違いないが、
本編でも指摘したように煬帝の動員人数・工期・頻度がめちゃくちゃすぎて、
やり口があまりにも悪すぎる。
高句麗征伐が隋滅亡の大きなきっかけになったのは事実ですが、
それ以前に煬帝が国の土台に蹴りを入れまくってヒビ入れていたという前提が大きい。
なのである程度の有能さがある皇帝なら、
それこそ楊堅や李世民のように高句麗征伐が失敗に終わろうとも
隋滅亡には至らなかったんじゃないですかね。
3440 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/05(土) 19:01:38 ID:tcZnpsiK
軍閥の連合政権なのに独裁やりたがったのがあかん
3441 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/05(土) 19:03:00 ID:LhkiM1Jk
やはり予算の使い方が悪すぎてどうこうっていうのなら、やはり煬帝が8割以上悪い
3442 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/05(土) 19:05:44 ID:tcZnpsiK
思い付いたことやらずにはいられなくて、おまけに上手くいかなかったら自閉する
本当に典型的なお坊っちゃん
3443 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/05(土) 19:06:57 ID:LhkiM1Jk
いうちゃ悪いけど楊堅の5人の息子たちはみんなひ弱い、李世民の3人の息子も大概なのだが
3444 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/05(土) 19:12:08 ID:p39OQAk6
そうだよなあ。李世民なら失敗はしても国を滅ぼしてなかったんだから、煬帝はやっぱりダメすぎたか。
3445 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/05(土) 19:23:02 ID:Qjo9F1Rc
高句麗以外にも外征はしていて、それらはだいたい成功裡にすんでいるから、外征が問題かとも言えないのよね
煬帝の場合はなんだ、無限のリソースがあると勘違いした人間のやらかしだなあれ
3446 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/05(土) 19:56:10 ID:Tk/UHo+j
徳川家光みたいな話だなあｗｗ＜無限のリソースがあると勘違い
3447 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/05(土) 19:57:37 ID:tcZnpsiK
あー、似てるっちゃ似てる
家光も気分屋で、晩年はかなり躁鬱っぽい自閉さだったし
3448 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/05(土) 20:51:43 ID:tHSHPn80
失敗したら職務放棄して現実逃避モードに入ったし、事業が失敗する可能性とか失敗した場合どうするつもりなのかとかその辺が考えられない人だったんだろうなと
3449 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/06(日) 02:17:21 ID:waXQdAxr
そこら辺も挫折知らず・苦労知らずな人にあるっちゃある
失敗から立ち直る力を持ってない
3450 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/06(日) 07:19:37 ID:NlFFM8Af
親父楊堅も挫折の経験は少ないけど、死にかけた経験は山ほどあるので、やはり子供の世代がどうにもひ弱い
3451 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/06(日) 10:10:53 ID:GDBAvcJw
趙翼「古来、天下を得るの易き、未だ隋の文帝の如きものあらざりき」
個人的には司馬炎の方が
3452 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/06(日) 10:33:07 ID:43v+CYIa
治世が八王の乱という時点でもう駄目な司馬衷
3453 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/06(日) 11:16:09 ID:LHeZeO+e
とはいえ、メンタル修行のために後継者を谷底に落とすような教育するのものねえ
3454 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/06(日) 12:30:53 ID:S0cc8+Lx
大海人皇子スレでは李世民が息子を厳しく教育した結果、息子らがプレッシャーで次々つぶれて、
残った凡庸な李治が皇帝になったけど、その李治も武照の男勝りに惚れた挙句いいようにされたという風に描写されていたっけ
3455 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/06(日) 13:32:41 ID:NlFFM8Af
則天武后がFGOで出たら全盛期は皇帝になった時期のおばはんか、高宗に見染められた時期か、わからんな
3456 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/06(日) 13:34:11 ID:Ei+tftq2
>>3455
武則天ならもう出てるぞ
3457 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/06(日) 13:35:17 ID:NlFFM8Af
そりゃ無知ですまんかった、洪秀全とか宗教系はでないんだろうな、ジャンヌダルクがギリギリで
3458 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/06(日) 13:38:50 ID:Ei+tftq2
ノーマル版はロリ
水着版は蠱惑的なロリ巨乳
こら李治もコロッといくわという感じ
3459 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/06(日) 13:41:05 ID:j0rZVSub
>>3451
曹丕も歴代の中では割と楽な方だったんじゃないかな
大体の事は曹操がやってくれたから
3460 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/06(日) 13:47:38 ID:43v+CYIa
曹丕は後10年生きてたら評価がだいぶ変わる気がする。性格悪いけど兄弟の冷遇はしても粛清はしてないんだよな
3461 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/06(日) 13:57:30 ID:VPMpuaIZ
長生きできなかったのが最大の汚点なのと司馬に乗っ取られる下地つくちゃったのと
ほぼ勝確といっていいぐらい好条件だった三方面作戦(呉が夷陵で蜀とやり合って消耗した直後)で惨敗したのがねえ
まあ元を正すと曹操が曹丕か曹植かでわりとギリギリまでグダグダしてたせいだが
3462 ：
名無しさん＠狐板
：2025/07/06(日) 15:43:28 ID:iqhp2beF
一族の薄さを一番言われるのは劉備だけど曹一族も大概薄いよね
そもそも皇族に権力を与えない方針だったのはあるが
曹叡の代には皇室を支えられる一族の有力者が誰も居なくなってる
3463 ：
◆TLDPZPDjO6
：2025/07/06(日) 16:27:39 ID:+BWXahHK
投下します。
3464 ：
◆TLDPZPDjO6
：2025/07/06(日) 16:27:49 ID:+BWXahHK
. ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓|
|┃ ┃|
|┃ ┃|
|┃ 第 十 五 話 ┃|
|┃ ┃|
|┃ ﾁﾝｺｦｷﾙ ┃|
|┃ 王義、 浄身 を試みて諌められる .┃|
|┃ ┃|
|┃ ┃|
|┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛|
. ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
3465 ：
◆TLDPZPDjO6
：2025/07/06(日) 16:28:00 ID:+BWXahHK
┏━━━━━━━━━━───
┃
煬帝は気難しく
酷薄なところがある男だが、
┃
───━━━━━━━━━━┛
彡'⌒ヾﾐヽ
ヾ､ ＿＿＿＿＿
＿ ｀ー―、 ／ ＼
彡三ミﾐヽ ヽ .／ ＼
彡' ヾ､ ＿ ／ ＿＿＿ヾ ＼
｀ー ' ｀ヽ .|;;;;;l i::ij::::) i ＼
,ｨ彡三ﾆﾐヽ ＿_ _ |;;;;;ヽ｀ー´ノ ＼
彡' ｀￣ ....ﾉ ￣ |
＿ ＿＿..(,,＿,, .|
,ｨ彡' ￣ .{＿ノ´ ／
ﾐ三彡' ／..＼ ,, -===ﾆﾆﾆﾆ====-、＿／
ｨﾆﾆ=- ' ソ´:::;;;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
,ｨ彡' ＿＿＿〉:／ |i ＼/＿__
// ／| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::: |｀ヽ,
彡' / .| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::: |:::::::|
【 煬帝 】
3466 ：
◆TLDPZPDjO6
：2025/07/06(日) 16:28:15 ID:+BWXahHK
┏━━━━━━━━━━━━━━───
┃
煬帝を慕ってきたり、
自分のため一心に働く者に対しては
優しさ・寛大さを見せる面もある。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （●） （＜） ＼ うむ、よく働いておるな
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／_∩ ー‐ ＼ 感心感心
（＿__＿） |、 ＼
| |/ ／
| ⊂ ／
| し'
＼ ､／ ／
＼／ ／
3467 ：
◆TLDPZPDjO6
：2025/07/06(日) 16:28:26 ID:+BWXahHK
┏━━━━━━━━━━━━━━───
┃
また浪費癖の延長線上で
ちょっとした褒美なども気軽に与え、
┃
───━━━━━━━━━━━━━━┛
| | | /
＼ | | | /
＼ | ／
＿_ ＿＿ ／
＼ ＿＿_ ＿＿⊂/ ＼/￣＼＿＿／＿＿ ＼
／:::::::＿(__ ／⌒)／⌒Ｙ⌒ヽ} ／￣)⌒)::::＼ ＼ ／
／:::::＿(＿_／￣＼／⌒ヽ_ノ__(￣＼__／ /￣＼::＼ ＼
＿ { {:::::ﾄ-----{ }＿___ノ￣￣＼__(￣￣)､＿__ﾉ￣):ヽ│ ＿＿
. ￣￣ ∧＼|＿(￣￣）＿／／￣＼ ﾉ 厂￣(＿_(￣￣):::ﾉ│ ￣
. 人 ＼＿ ＼￣( ＼{ }￣厂(￣＼(￣ {￣＼___／ 人 γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
{_,ﾉ__ ＼ ＼＼__,ノ＼____,ノ ノ￣ ＼____)__,人_____／ ／{__) | 褒美じゃ、受け取るがいい ＞
_{_八__}___ ＼ ￣￣￣￣￣￣￣￣＼)￣(￣￣／ ／ __{__人 ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
_{_,ﾉ {__}__)__ ￣￣￣￣￣厂￣￣＼ ￣￣￣ ／ __{__ノ ヽ
_{_,ﾉ _(_八_)_)_ __ __ __ __ __ __(__ ___ ___ ￣￣￣￣ __{__,ノ |
. {_,ﾉ _(_ﾉ {_,ﾉ_,ﾉ_,ﾉ_,ﾉ_,ﾉ_,ﾉ_,ﾉ_,ﾉ_,ﾉ_,ﾉ)__ __ __ ___ ____{_,ﾉ ＼ |
| (_,ﾉ (__{_,ﾉ_,ﾉ_,ﾉ_,ﾉ_,ﾉ_,ﾉ )/
| (__} ／
. ＼＿ (__} ＼＿＿／ ／(
/ ＼＿ ／ |
. / ＼ {
(＿＿＿＿＿ ＼ ＼＿ ／ /
￣＼＿＿＿＿＿ ＿／＿＿＿＿／
￣￣￣￣
3468 ：
◆TLDPZPDjO6
：2025/07/06(日) 16:28:37 ID:+BWXahHK
┏━━━━━━━━━━━━━━───
┃
ために近侍する者たちの一部には
けっこう好感を持たれていたりする。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━┛
. ‐-
. ..::´ 丶
／::: ::. ＼
':::::. .:::
. /:::::: .:::: ヽ 機嫌の波は大きいけど
-‐ ￣ヽ.::::::__ 〈7ﾊ ｒ ､ それもけっこう分かりやすいんで
_ - ´ ._ } l::〈/ハ ﾏ∧. !/,! , 慣れてきたらなんとかなるし
＿--､ ,' .） .ｌ ｌ::::: ﾏ,∧. ﾏﾊ. !/l ;, .!
ニニニ＼ l .!:::::::. ヾ∧. ﾏ,! .l/l ｌ'〉.! _ -‐ 、
ニ二二二ヽ l .ｌ:::::::::. ヾ'､. V l'/ // !;;;;;;;;;;;;: ! むしろ先帝の方が
二ﾆ＝-＿_,.ゝ---― ''" ￣￣￣ " ‐┴ ､;;;;;' / やたらめったら厳格なうえ
ニニ三三/ .{ 〇 ー―‐ '' ￣￣ - ､＼' 倹約家で褒美もケチったから
二二二二＼.＼ ＿ ,. . ヽ.ヽ､_,...,_ よっぽど仕えにくかったね
＝＝=ﾆ二二＼｀ ､ ` ､.ヽ { ヽ 〈ニニﾆヽ
ヽ ＼ ＞ ｀ 、 ､ ､ ヽ .ﾉ ,.ｲiニニニ}
', ｏ ＼ ＞ _` _ 、 ヽ ￣ .j .! !ニニﾆ{、
}ー 、 ＼ ＞ _ _.ヽ ー‐ ' ﾉ !ニニニj
/ ｰ ＼ ＞ _‐- _￣ ´.／/Vニ-‐'、
, ￣＼ ＼ ､ ＿ ,.ｲ ヽ ,
3469 ：
◆TLDPZPDjO6
：2025/07/06(日) 16:28:50 ID:+BWXahHK
┏━━━━━━━━━━━━───
┃
そして煬帝に好感と忠義の心を
抱いている者の一人に、
┃
───━━━━━━━━━━━━┛
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
|:::::::::人:::::::::＼::＼ /ｲ:::::::::j::/ ;/
人::::::i .ﾍ:::::::::::::::{⌒ ノ /::::::::::/'
＼ ﾍ::::::::::::: :､ ｀ ｲ :::::::/
＼::::::::::个 ,, ／ |::/::/
＼::::::|. :. :. :ﾊ ー '＿＿ /::/
＼| ｀⌒ヽ.〉-= 7//////,ｉ//入＿＿ ＿ ＿＿
}////7///// 入//////////／-=ニﾆ
＿ィ-=＝ニﾆ/////7//r //-==ニニﾆﾆﾆ-=ニニニﾆﾆ
／ﾆ}////////////////7〇///////////////{-=ニニニニ
／=ﾆﾆ}////////////////7/////////////////{-=ニニニﾆニ
／=ニニ/}////////////////7////////////////,Λ-=ニニニニニ
' =ニニニﾆ}////////////////7〇///////////////Λ-=ニニニニニ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3470 ：
◆TLDPZPDjO6
：2025/07/06(日) 16:28:59 ID:+BWXahHK
┏━━━━━━━━━───
┃
王義という人物がいた。
┃
───━━━━━━━━━┛
＿＿＿＿＿＿＿＿＿__
,≦ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧x､
.ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=＼
ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ﾘ
Ⅵ＿＿＿O＿＿ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ /
.／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧s｡ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ イ
.／ﾆﾆ三三三三三ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＞=ミx、ﾆﾉ
(_三ィ ::::::::::::|::::/-.::::::::::/ ― !::!:::::::::::::!:::＼::ﾑ
l:::i::::::::::::|:/ ｲ::::::; ' ,j/i::::::::::::’:::::::＼ﾑ
l:::|:::::::::fう芹ミ!ﾘ/ イう笊ミr::::::::’::::::;’ ｀`
|:/Ｖ:::::::乂zﾀ / 乂zタ ｲ:::::::::ﾊ::::/ ┏ ┓
’ :ﾍ::::::::|' ' ' ' '/:::::::/_ﾉ;:' ┃ 王義 ┃
ﾍ::::::|、 、, ./::::::/:::::/ ┗ ┛
. ﾍ:::| ＞． イ:::::;ｲ::::Ｎ
. ﾍ{ }ﾊ＞ｒ ´ |／{ﾊＮ
＿. 》三}三三《､＿
.イ//////7〇///////¨＞､
//,!//////7/////////≦´/ﾑ
l//!/////,7/////////,//////!
l/,/////,7〇///////,///////!
. i//////7////////ヽ///////ｲ
//////,7/////////,‘://////,ﾊ
ﾑ/////7///////////ﾊ///////,
3471 ：
◆TLDPZPDjO6
：2025/07/06(日) 16:29:11 ID:+BWXahHK
┏━━━━━━━━━━━━━━───
┃
出自は南方から献上された奴隷で
当初は煬帝の目に留まらない
宮殿の片隅で働いていたが、
┃
───━━━━━━━━━━━━━━┛
,＼ | | //::
＼ | | ,//:: ＿＿＿＿＿＿＿
＼ ＼ | |__//:: . ／`|::::::::::::::::::::::::::::::::::::
;;;;;;＼ ＼ ￣ ／ .|::::::::::::::::::::::::::::::::::::
;;;;;;;;;;;|| ＼ ／ |::::::::::::::::::::::::::::::::::::
;;;;;;;;;;;||:. ,. ＼. ／ :. |::::::::::::::::::::::::::::::::::::
;;;;;;//|| |;＼ . ＼＿＿＿＿＿＿＿／,l二ｌ |::::::::::::::::::::::::,ィ二二二二二=-ｘ,,_
;;;//;;;|| |;;;;;|| | | |:::::| |::::::::::::::::::::::/二二二二三三三三≧ｭ、
//;;;;;;|| |;;;;;|| ||￣￣￣￣| | |:::::| |::::::::::::::::::::〈三三三三三三三三三三ﾆ〉
￣￣￣ ￣ || | | |:::::| |:::::::::::::::::＿〉＝＝＝=======＜三ﾆ沙’
|| | | |:::::| ';. |:::::::::::::::.(_三三二三三三三三ラ.::::::Ｖ
||.o | | |:::::| |:::::::::::::::／/:;:::;::ﾊ:{ }:::ﾘ ヾニ}:::}:::::::::::Ｖ
"':; || | | |:::::| |:::::::::::::￣.'/::::N≠t }/ T￣「/::{ﾍ::＼::Ｖ
|| | | |:::::| .;'". .:|:::::::::::::::::::|i:::::::i弋ﾉ ゝ ' ,!:;::{ﾉ:::::::ﾘ``
|| | | |:::::| |:::::::::::::::::::乂::}::ヽ {:::ﾘ:::::ﾊ/
:. ／￣￣￣￣￣￣￣＼,|:::::| ＿_ |:::::::::::::::::::::::｀{:ﾊ::≧。 __ ≦}/{ﾊ/
＿ ／ ,;;::' ,.: ＼| ,' |ﾛ,| |::::::::::::::::::::::::::::::::｀ ヾΛ~￣￣<ﾞ
／| ／ ＼: ＼| |:::::::::::::::::::::::::::::::::,ｲﾆ|{:::::}￣/ニ／ﾆ、
| ／ ＼ |::::::::::::::::::::::::::::::,ｨﾆﾆ|}::::{ /ニ, ﾄ,
|:', ..: ／ ＼,|::::::::::::::::::::::::::::f }ニﾑ:::'イニﾆﾏ 入
| ／ ￣￣￣￣￣ ! }ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾏ ﾑ
3472 ：
◆TLDPZPDjO6
：2025/07/06(日) 16:29:32 ID:+BWXahHK
┏━━━━━━━━━━───
┃
しっかり働くうえ、気も良く
┃
───━━━━━━━━━━┛
.＼:＿＿＿＿;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:＼
.| /⌒ヽ￣￣￣￣ ＞.、;:＼
.|＿＿＿.:ゝ=.ソ:.:＿＿ ＼;:;:＼
.／;:;:;:;:;:;:;:;:;:￣￣￣;:;:;:;:;:;:￣;:＞.....、.:.:.:::／´
.／;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;＼.i!
.ゝ＝＝＝＝===========＝＝＝＝＝イ.＜
/::/::::|:::::::|:i i:::::::::::::::::| ヽ::::::::::::i::::::::i:::::::::::::::::＼
i:::i::::::|:::::::|::! V::::::::::::::|⌒ .Y´∧:::::::|:::::::::::／⌒ﾞ
|:::|:::::|::::::::|: ⌒V:::::::::::::i , ,示弐ヽi:::::::|:::::::::ﾘ
|i::::::::|::::::::| .=二＼::::::::| "ｲノ}..:i .i|:::::::ﾚ=､:,' 後宮の入口まで運べばいいんだね？
ﾚ:::::::::::::::i//ろ:心 ＼:::! .弋:ﾆﾉ |:::::::::| i/
|::::::::::::::|. ﾞ 乂ｿ∧ :/:/:/.i:::::::::.ﾚ
i:::::∧::::|ヽ. ｰ ' ' |::::::::::| 他になにか後宮関係で仕事があったら
.V ﾍ::::∧:/:/:/: ノ |::::/|::! ついでにやるよ！
.ﾍ|::::ゝ ｰ ｲ::/ .|/
i::::::::::ー _ _ イ| |:/
.i::ﾍ::::ﾍ ＿i | ﾚ
i:::::＼::i }ﾆ≧=┬=≦ﾆ｝_＿
/ﾆ二 .ﾍﾆﾆﾆﾆﾆ}{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ-.
./ﾆﾆ ﾍﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ||〇ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.∨ﾆﾍ
./ﾆﾆﾆﾆﾍ.|ﾆﾆﾆﾆﾆ || ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾄﾆﾆ ﾏ
.iﾆﾆﾆﾆﾆ ﾍﾆﾆﾆﾆﾆ.|iﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆlﾆﾆﾆ.ﾏ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
上役などには「使えるやつ」と見られていた。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
3473 ：
◆TLDPZPDjO6
：2025/07/06(日) 16:29:44 ID:+BWXahHK
┏━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
さて、例の美女狩りの際
南の徽州から連れてこられた女がいた。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━┛
┐
∧ヘ ／ .!
＿＿ / ｀!/.＼_Y !
＼///￣///////ミ.x､ !
,.ィ///////////////∧ ￣ ７
／//////////////////∧ /
､_イ/////////////////////∧. /
///// ﾚ、´i///////////// ∧ く
′.//. : . : .ﾚ^ ./∧///////// | ＼
i／´i,ｲﾍ: . : . : . :Y.｀∨////////| ／
l !iﾄ|: . : . : ,.=ｘ､:////////// <＼
ハzi: . : . : .ん::ﾊ///////// > ＼_ノ
＜i: . '": . : . : iﾄ ｲ::i７///// /_,,.．'"///／
从 : . : . : . : .ゝｰ''//// ／}////∧￣
ヽ , : . : . : . :／_.: ,ィ ／/ﾊ￣｀ヽ
ﾄ､ ､ヽ＿_. :´. ィ､´￣｀ー一
/| ＼/ }^ . : . : . !
＿_/ ｣ .ﾉ ∨＼,i、
＿ヽ ／-,_ ／ ー ﾆﾆｱ
＼ニ＼ ／´,､:.:.:i. / ＜ﾆﾆﾆ /
ヽﾆﾆ}i.: ／ !:.:.:| / ＞ﾆー―
Y/ !/、 ﾉ.:.:.:!′ ＞ ´ﾆﾆﾆﾆﾆ/
┏━━━━━━━━━━━━━━───
┃
朱貴児らと同じ「下冊」の者である。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━┛
3474 ：
◆TLDPZPDjO6
：2025/07/06(日) 16:29:56 ID:+BWXahHK
i{ : : : : : : : : : : : : ＞..::´::i{::::::!{:::::;／.::::::::::::::::.＼::::::::..、
.j{ : : : : : ＼: : : ／i{::::::／:i{::::::!{／.::::::::::::::::::::::::::::.ヽ::::::::..
〈＾＼ : : : : : : :ヽ,..::::::j{::;..:::::::∧:::::{:::/.::::::::::::!::::::::::::::|!:::.Ⅵ:::::..、
ﾊ. ＼: : : : : :.:/.::::::::::/.:::::::::::∧:::∨.:/.::::::::::::::::::::::::|!::::::Ⅶ:::::::..
圦 ー―.:/.:i::::::::/.::::::::::::::::::::.、∨:::::::::::::::::::::::::::|!:::::::}!:::::::::::.
/i|＼: : : : : : :′:i:::::/.::::::::::∥.:::;／＼、:::::::::::::::::::::::::}!:::::::|!:::::::::::::.
. /.:!{ : : : : : : :i{:::/{::::′::::::::∥:::/. : {::::::＼::::::::::::::::::::;j{::::::::}!:::::::::::::::.
/.:::::{ : : : : : :.i{:::{::::::|::::::::|!::j{::l/-―.Ⅵ!::|!::::::::::::::::::/ハ!::::; .:::::::::::}!::}!
::::::::::≧=- _ :j{:::{::::::|::::::::|!:从{ __--Ⅵ:}!:::::::::::::::/ ￣.}::/:::::::::::!::|!::|!
:::::::::∥i:i:i:i/⌒圦::::::: |::::::::|!:::ｨf笊斧ミ. Ⅵ!:::::::::;.:/ ＿_j/}!::::::::::::::}!::|!
:::::::::j{i:i:i:i/:::::::::/ 、r'|::::::::{/《 _):し::}! |!::::／/ｨf斥笊刈::::::::::::; .:::|! 今日から後宮の
:::::::::i|i:i:i/.::::::::/ ＼{:::::::::::.、,,乂rツ |／/ｲ _)し::} ,ﾉ.:::::::::/:::::::}! 雑用をしてもらうよ
:::::::::i|ｉ:/.::::::::/ / .从::::::::::::.＼｀¨¨´ { ゞ" /.::::::;.:ｲ!|!::::;
:::::::::i|/.::::::::/ / |＼:::.＼:( l〉 ／.::::／::!| |:::/
:::::::::/.:::::／ . ／l |::::::＼「￣ ＿＿_ ⌒７イ:::::::::| }/ まずは掃除から
::::::/.::／ . ／.:::::l |:::::::::|i＼:.、 乂￣ ノ .イ ::::::::::::i:|/
:::/／ . ／.::::::::::}| .|:::::::::|iﾉ: : :＞ こ ＜ : | :::::::::::::i:|
／ . ／.:/.:::::::::::}| .|:::::::::|乂＿＿_ ＞ __／}=-}. . .| :::::::::::::i:|
__,／.::::/.:::::::::: 从. 从::::::}ニニ=-|￣|＿_,ﾊ,ﾉ=-; !|:::::::::::::::ﾘ
.:::i{::::::/.:::::::::::/:::::} ./.::::::::: ;ニニ=-| |::::::::::::ヽ-i{┐_|:::::::::::::/{
::::i{:／.::::::::::/_-=≦.′ :::: /.ニニ=-| |:::::::::::::::}ノ_-=.|:::::::::::::从
【 張成 】
｣＼ ,､
（ｰ'､＿_ ´ !､
／´///////＞､￣7
_ゝｰ'////////////,∧ ﾑ
∨｀////ノィ´/／＼ﾄ､∧７、
. ＼// ;.,ｨ+､ ｨiヽ: i//'//ｰｧ
＜//.i:i {j : . : {j }:l///,／ ………………
(⌒｀: . : . : . : . : ノｨ´ ) ＞
｀人: . : .__: . : . :,ーﾁ､
＞ :ー｀:r ´ヽ/
ﾄ､ }｀7｢ .i∧,､
｣ ｰi < ヽ ﾄ
／ヽ ｌ. <, -､ｉ 7ﾆ〉
/ﾆﾆ/ ／／,´、_くﾆヽ
｀ヽニ}/._｀.､ヽ丶 ､￣ヽ＼
T /.､: ,)ｲ:´) i ､ >
3475 ：
◆TLDPZPDjO6
：2025/07/06(日) 16:30:07 ID:+BWXahHK
＿／＼
／//⊂ _ ヽ＿＿
｢￣ ＞////////＞ ､. |
| ／/////////////∧!
＜´////／ijヽ、//ﾄ､// ∧
,.////´ｨ: . : . : ｀ー:ヽ:ヽ/∧､
く {!//!: . : . : . : . : . : . : . i//ｉ) ,>
＜//ヽ/ | ,z=ミ、. : . : ,ｨ＝ﾐ:|//!/｀ー,
｀＼/f､!:{(｡圭): . : . :(｡圭)}|//!/ ／
∠/い: .｀¨´: . : . : .｀¨´ //!ﾉ＼ くぁｗｓｒｆｔｇｙふじこ
ノ/∧: . : . : . : . : . : .//｀､‐一
｀ー ´ 丶: . : .o. : . ィ｀ヽﾉ´
|: .大: .|
_ ﾉ｀ ´i!＿,.． ７
>､ ＞―,´ , ヘ i /ﾆﾌ_
/ﾆ∧ ,′/.:.:.:.:.＼ .! ∠_ニﾆ}
/ﾆ＞ ' ./ /.:.:.∧:.:.:.:ヽl 7 i
/ニ＼ i. i <:.:.:.:.! !:.:／ ｉ /ﾆ∧
／ﾆﾆﾆﾆヽ! L -ヽﾉ‐ ﾚ.―┘ ／ﾆﾆﾆ.〉
/::.:/ ＿＿＿＿ , ' ⌒ヽ
＿＿＿＿ |::./ ／::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.＼ ヽ ？ノ
二￣ ::.::.::.::.::.:: 二ｧ―＜{／／￣￣￣￣｀＼ ::.::| |／
::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:/::.::.::./＼―へ. |::.::.|
::.::.::.::.::-‐…＝７::.::.::./::.::/::.::.::.::.:＼. |::.::.|
::.::.::.::.::.::.::.::.::. /::.::.::.::.::.:/::.::.::.::.::.::.::.: j::.::.j
::.::.::.::.::.::.::.::.::/::.::.::.::.:: / ::.::./::.::.::.::.::.|. /::.／
::.::.::.:＼::.::.::/::.::.::.::.::.::.::.::.::/ ::.::.::. |::.:| /／
::.::.::.::.:: ＼√::.::.::. |::.: ＼/::.::.::.::.::.|::.:| ／
::.::.:＼ ::.: √::.::.::.::.|::.::.／＼__::.::.::.::.::| ……えっ？ なんて？
::.::.::.::.:＼√ ::.::.::.: |／ |::. /:: Λ::|
::＼::.::.:: √::.::.::.::.: | 竺竺|::/::.:/ |::|
::.::.::.:Y´√::.::.::.::.::.:|ｕ j/ 乂_ |/
::.::.::.::| |::.::.::.::.::.::. | }
::.::.::.人_|::.::.::.::.::.::. | u ﾉ
::.::.:ミ |::.::.::.::.::.::. | ｛￣
ﾆﾆﾆ=ｰ|::.::.::.::.::.::. | ￣/
ﾆﾆﾆﾆ八 ::.::.::.::.::. |┬―┬'′
ﾆﾆﾆﾆ二＼::.::.::.::｜| ::.::. |
3476 ：
◆TLDPZPDjO6
：2025/07/06(日) 16:30:20 ID:+BWXahHK
┏━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
この少女、南の訛りが強すぎて
宮中の者では何をしゃべっているのか
分からなかった。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━┛
ﾄ､ ∧
|/,＼.∧∧ ,ﾍ／!
|/////// ヽ |
､ー'////////∧ ７
> ´ﾑ////// }: ／/＼
/:,､ヾ: i ////// ∨////＞―‐ｧ
＿ノ:// } ;|'///// ＿ ｣///////／
|: . : ﾚ /'. :7//／ ∨////////,＞､__ あｚｓｘｄｃｆｖｇｂｈんｊ
└- ､: ."_／'//:^:}￣'////////////／
ヽ: . 7／; . ﾉ//////////_＞'"
ﾉ. : . ;.ﾍY////////// ∧ ｐｌ，おｋみｊぬｈｂｙｇｖ
｀ ー/⌒ヽ￣!//ﾊ､//} ヾ'
｢,ｲﾆﾆﾆﾆ＼_ﾄ-ｧ ヾ'
_/ﾆﾆﾆﾆﾆニﾊ_>i
r.::´/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ/ >
∨7＞.､ﾆﾆﾆニ,∧ i
L::_i! {ﾆﾆﾆﾆ!ニi !
| !ﾆﾆニ!ﾆ/ ﾄ,､ ＿
| !ﾆﾆニ!ﾆ! ;'^ ∨ !
3477 ：
◆TLDPZPDjO6
：2025/07/06(日) 16:30:40 ID:+BWXahHK
{ ⌒＼ ＿＿＿ ／ ) |
／{ ＼:.:.:＼:.:＼／/￣/! ／:.:＼
／:.:. { ＼:. |:.／ /:.:.:/:.| ／／＼:.:.＼
. ／:.:.:.:.:.:.{ ＼＿ ＞'^~:.: ￣| : Λ:.|／／ ヽ:.:.:|
. /:.:.:.:.:.:.:.: { ／:.|:.:.:.:.:＞''^~|:.√⌒＼__ ｜:.|
/ :.:.:.:.:.:.:. Λ /:.:.:.:.|:.:／:.:.:.:.:.八:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼ |:.:.|
. /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨:.:.:.:.:.∨ :.:.:.:./:.:.:.:.＼:.:.:.:.: |:.:.:. `、 | :;ﾞ
/:.:.:.:.:.:./ :.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:. /:.:.:.:.:./ :|:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:| :.:.:.:.:.:. |/
. /:.:.:.:.:.:./ :.:.:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. / |:.:./|:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:. |
/:.:.:.:.:.:./ :.:.:.:.:.:.: /|:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:| ＼＿ |:.:.:.:.:/:.八:.:.:.:.:.:| 顔立ちは整ってるけど
:.:.:.:.:.:./ :.:.:.:./:.:./ .|:.:.:r:|:.:.:.:.:. ｨ炸汀ミ|:.:.:./イＬノ:.:.:.:.:.| 言葉が通じないんじゃねえ
:.:.:.:.:/ :.:.:.:./:.:/ 八:.:.{ |:.:.:.:.:.:| ヒrツ |// ｨ炸㍉ﾉ:.:. ;′
:.:.:./:.:.:.:.:./:.:/ ヽ:.|人 :.:.| u {>ツ ィ:.: /
:.:/ :.:.:.: /:.:/ |:. ＼{ 八|: / 選別する役人も
/ :.:.:.:.:/:.:/| __j|:.:.:.:|＼ （⌒ ｯ ｲ:.: |/| こういうのはハネてよ
:.:.:.:.: /:.:/ :| ／⌒''く二|:.:.:.:| ﾉ >'"￣￣)〔 |:.:.:.:.|
:.:.:.:.:.:. /:.:.ﾉ/ ニニﾆ ∨|:.:.:.:| | / ￣｝ |:.:.:.:.|
:.:.:.:.:.:/:.:.:.:/ニニニﾆﾆ-|:.:.:.:|｜ 〉Ｌ__|:.:.:.:.|
:.:.:.:./:.:.:.:.:|二二二二二|:.:.:.:|/ ﾉニニ|:.:.:.:.|〉
＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
＿＿＿_ ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
-=二二二二二二ﾆ=-=ﾆ二二二ﾆ=- _ };;;;;;;;;;;;;;;;;;/
. -=ﾆﾆニニ二二二二二二二)h､ミｈ､二ニﾆﾆﾆ=- _ /;;;;;;;;;;;;;;;;/
-=ニニニニニニニニ二二二二二)h､二二二二＜￣ ＼ ／{ /;;;;;;;;;;;;;;／
. -=二二二二二二二二二二二二二二二)h､二二二／＼〉 ＼| { ／;;;;;;;;;;;／
-=二二二二二二二二二二二二二二二二二)h､ニ〈／⌒}___爻､⌒＼;;;_､+'”}ヽ
ﾆ二二二二二二二二二二二二二二二二二二二)h､ﾆﾆ/_,,.､＼ ＼＼〉二ﾆ/ﾆ|
ﾆニ二二二二二二二二二=-.''"ﾟ~~~~~ﾟ"''.-=ﾆ _二二二≧=‐ _;;;} /二二／ニ/
-=ﾆﾆニニ二二二二二／. . . . . . . . . . . . . . . . . . .ﾟ"''-=ﾆ _二二二二二二二/ ノルマ達成分の数合わせで
-=ﾆ二二二二二二√. . .|＼. . . .､＿_.＼._._. ＼. . .＼. . ..＼ニニニ二二／ 入れたんじゃないか？
-=ﾆニニニニ二√. . ..|-‐＼. . .＼ イ 丁}㍉ !. . . . ＼. . .|ﾆ=‐--‐=ﾆ
-=ﾆニニニ|. . . . jI斗=ﾐ￣￣ Vjソ ′|. .￣￣!〉 . |
-=ニ人. . . .ヽ Vj) |.. .. .. ...|. . ..| とにかくこれじゃ使い物にならないから
Ｙ. .乂_ ､ し ノ. . . . . .|. . . ＼ 徽州へ返そう
|.. .. .:. ⌒ ｨ. . . . |ヽ＿_. ＼
ﾉイ. .公 乂 ) ,.:´ |. . .. ..|/|＼_ﾉ_⌒
|. . . . 个 イ |. . . ..八{」 =- _
|. ./ . ..| ＞＜⌒ヽ .| . . /. . ./ ＿､+'” -
∨../....|_､+''" ＼ `､_ | . /. . ./ ⌒､ `､
∨.. ..| ⌒＞ く;〈| /. . ./_ ∨ /
【 宦官 】
3478 ：
◆TLDPZPDjO6
：2025/07/06(日) 16:30:52 ID:+BWXahHK
┏━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
ところが送り返される気配を感じると
女は宮門のところで大声で泣き出し、
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━┛
i｀丶、 / ヽ／ ヽ
｢ゝ、＿ｰ _,. -‐- .,_ L ＿
|//////////////////≧= ､ i＿,,..ｬ≦!
｣/////////////////////,∧ !//////i
＿,,..ｬ≦////////////////////////,ヽ L//// /
＼/////////////∧//ﾄ､///////////,i >//＿＿_
＼//////／レ /. :＼|ーヽﾉ＼//////,! ///////／ |＼ /＼ / | ／/ /
/////／i . : ./.ι : ,,z=ミ、 : ∨//.,. ┴.v///// ／ ＿| ＼/＼/ ＼／＼/ |∧／ /／/
/////i' :ノ. : ./ : . : 〃 ,- ､ ヽ: .|///i:´.ζ;∨/ ／ ＼ /
//////| ／｀ヽ、: . : .{ i ∩.} !: .!///ﾚヽ: ノ///ヽ ∠ ｊんｈｂｇｖｆｃｄｘｚ！！ ＞
´￣ i/ |' ｉ: . : . : .ゝ _ﾉ, ):|／/ ∨/, ―┘ ／＿ ＿ ＼
|:.∧ .|: . : . ι: .,､rｰ- ､, ⌒ヽ. L＞ 1 ￣ / ／∨| /Ｗ＼ /＼|＼ .| ￣
レ´∨ .! : . : . :r ´ ! ／ﾆﾆﾆﾆﾆ＼ .| /／ |/ ＼/ ＼|
ー( _): . :r― ' ヽ!ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.＼ ー 、
r‐ ､ i : . : 、 __／ｉ.ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼ ./
_.!: . i! ι ゝ ヽ ´＿ ィﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ}/ |＼ /＼ / | ／/ /
,.i: !_: ﾉｰ.､ _ ＿|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/! ＿| ＼/＼/ ＼／＼/ |∧／ /／/
L! ﾄ-', ´: i/.. ヽ ,ィ:´::::;:::::;ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ／ i! ＼ /
<__:ﾉ. :.y´ : . : . ∨:ヽ ｀ヽ／::,ｲﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／＼ .i! ∠ うｈｙｇｔｆｒですぁ！！ ＞
〉- /. : . : ,: - ､ /__ /:::::/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニγ´ﾆﾆニ.＼! ／＿ ＿ ＼
. /ﾆ.く : . ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＞､ ｀./ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.} ￣ / ／∨| /Ｗ＼ /＼|＼ .| ￣
/ﾆﾆニﾝ´ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ,ｨ´ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ/!／＼ /／ |/ ＼/ ＼|
!ﾆﾆﾆ./ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ,ｲ !ﾆﾆﾆﾆﾆニ／,ｲ
ー ､/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ,ｲ. !ﾆﾆﾆﾆニ/ ;′
/ﾆﾆ ／｀::.＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ,ｲﾄ､ ´￣￣￣￣ ｀i／´
iﾆニ/.::::::::::::::::::::>ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ.,ｲ / ＿＿ノ
3479 ：
◆TLDPZPDjO6
：2025/07/06(日) 16:31:07 ID:+BWXahHK
┏━━━━━━━━━━━━━━───
┃
そこへたまたま王義が通りかかった。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━┛
| ＿＿＿＿＿＿
| .-=ﾆニニ三三三三三三三ﾆ=-
|...-=ﾆﾆ三三三三三三三三三三三三三ﾆ=-
|.三三三三三三三三ﾆ==――==ﾆ三三三三/
|.三三三ﾆ=‐=ﾆ三三三三三三三三三ﾆﾆミ,/
|..｀f三三三三三三三三三三(⌒)三三三ﾆ/
| .{三三ﾆ=‐-=二二二二ﾆ==‐==ﾆ二三ﾆ/
|イ::::/::/::::::::/:/:::/::/::‐=ﾆニ二二二二二二ヽ
|ーi/::::::::::::/:/::::/:/::::::::::::::::::::.ｰr-=ﾆ二二二二}
| /:::::: {:::/::⌒:／ |::::::::::::::/:/i:::::}:::::}::::}:::::＼::V
| {::::::: Ⅳ灯笊㍉ |:::::::::::/}/ :|:::::i:::: ::::}::::::::::|＼
| {::::::::八乂,タ i::::::::/ ⌒ |:::/:::/:::八::: i::| なんの騒ぎ？
|-八::::::::i: , , ﾉ::／ｨ示笊ミ}/:::::,:::::::::::i::|
|〉 〉ﾊ:i込 ⌒ ﾋ,タ /:::::/:::::::八ﾊ{
(／ ／〉:i:i::.. _ , , ／:::／:::/i/ ……訛りが強くて分からない？
(／／∧{/:.＼ ｀ ...'::::／::::::/
(／-=ﾆ∧三ｚ、_─‐=≦}::／)／}/
|ニニニニ}r＜ニニ=-⌒-='，
|(/⌒＼-〇:ニニニニニﾆﾆ}
|〈⌒＼ }ニニ=-}／-=ニニ/
|「rｧ }ニﾆﾆ／-=ニニﾆ'
|〈 ハ=-, -=ﾆニﾆﾆ/
|ハ _／::::}／-=ニﾆ=-,
|ﾆ{:::::::::／〉ニニ=-／
3480 ：
◆TLDPZPDjO6
：2025/07/06(日) 16:31:24 ID:+BWXahHK
_ -‐二三三三三三二ﾆ= ‐- _
_ =≦二三三三三三三三三三三二ﾆﾆ= _
, =ﾆ二三三三三三三三三三三三三三三三.
. ｉ二三三三三三三三三三三三三三三三三二〉
＼ッ二三三三三( )三三三三三三三二三ﾆﾂ
_..{ 三ミ=tzzzzzzzｚｚｚｚr‐‐-=三三三二=ー'V
.＜二三三三三三三二y::rッ::::´.:::::::::|::::::::::::':,:::::＼
,:::: |:::::::::::::::Λ::::::::::::::｜_,斗─::::: |:::::::::|::::::::ト::::＼
,::::: |:::::::|:-─-ミ,:::::::::: |´ ＼::::: |::::::: |::::::::| ￣
i|::|::|:::::::|:::/-- ﾍ:::::::::| ィﾁて芋ﾏ::::::::!:::::::i! あっ、なに言ってるか僕はなんとなく分かる
' |::|::::::::::iｨ灯子うﾐ,ﾍ::::::| 乂zタ ｲ:::::::::i!::::::;'
/ |八:::::::::∧ 乂zタ ﾍ/ "",'::::::::::i::::N
,′ | ):::::::::∧"" ' /::::::::::ﾘN 徽州に近い南の出だから
ﾍ::::::::込、 ｨ::|::::::::/
ﾍ::::::::::::I> ｀ ィ灯: i::::::/
ﾍ::::::::|八::≧=‐＜ {／|:::/
ﾍ::: | _.`}三|三三三}-|/＜
ﾍ从三|三|三三／三三ﾆ入
-‐ニ三三'ﾆ/◎ニニニニニニﾆ＼
'´三三三三三/三三三三三三三三ﾆ＼
＿_ ／｀＼
／::.／＼.／ /'⌒! ＼
／::.／⌒＼::ヽ/::./::.| |＿_
／::.／ 」∨::./ |::.|＿ |_::.::.＼ ＿＿＿
/::.／ _／::.::| :Λ::|ノ―く::.＼／´ ＼
. /／ ／ﾆ(/::.::.::.::.:|/::.::.::.::.::|::.::∨:Λ }
／ニﾆ/::.:/::.::.::.::.::.::.::.::.::.|::.::. ∨:Λ ／
_ ｣ﾆﾆニ/::.:/::.::.::./::.::.::/::.::Λ::.::.::|::.::.:| ／!
_ -=二八ﾆニ√:/::＿;;/ノ::.:/:: ､/:: |::.::. |::.::.:| /
_ -=ニニニニニ＼ﾆ|::/::.::.::|/__/|/::.／ ＼|;;_.::.|::.::.八 / ほんと？ なら通訳して
. /ニニニニニニﾆ/／ /::.|:ﾊ"⌒ヽ|／ ==ミ|x::|::|^Y＼__,／
/ニニニニニニﾆ/ .|::.:|::|i'''' , ,,,,八:|..ﾉ::.::.::l::.|
. /ニニニニニニﾆ/ ｜::|小 ┌ u/::.::.:|｢|::.::.::.l::.|
{二二二二二ニ=- ＿＿| ::.: |L＼ ゝ ッ /::.::.::八|::.::.::.l:l:|
＼ニニニニニニニニ7 /|::.:Νニ| ＼_ ＜厶イ:/ |::.::.::.l:l:|
. ＼ニニニニニニ./ /-|::. |ﾆニ|｜::::::｜|ニ|::./-＼|__ ::.:l从
. ＼ニニニニ-/ /二|::. |ﾆニ|｜::::::｜|ニ|/ﾆニ/ /ﾆ＼::.:＼
3481 ：
◆TLDPZPDjO6
：2025/07/06(日) 16:31:34 ID:+BWXahHK
～～王義やり取り中～～
ヘ、＿
＿ｨ/ ―丶'/)┐
＿ﾉ｢ //////////ゝ-'ﾉ
∨/ﾉ///ノヽ'｀ヽ'ヽY/く
>ヽi/Y ,＝､: . :,ｨﾐ､!/ヾ γ´￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
∠/_/i､:ｉ {ﾋ:ｿ. : . :ﾋﾘ:!.i │ ｔｆｒですぁｑ？ ＞
＜,从: . : . : . : . /'" ゝ＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
ﾚﾉヽ: ._っ: ィ
_ r- ､ノヽﾍｲ_ ｨ7
ヽ ＼ ヽ ∧-､ .ﾑ_
ﾉﾆノ 〉.:.:ﾄ､:.> > ｊぬｈｂｙｇｖｔ
/ﾆﾆー┐ ヽ:ﾉ‐´┘iﾆ>
￣!ニﾆ∧ .∨
|ﾆﾆﾆ./､. /!
<|ﾆニ/_ -‐＝ /ﾆ!
〈|ﾆニ!ヽ ＿＿ {ニ|
|ﾆニ!￣ ∨∧
|ﾆニｉ ∨∧
/|ﾆニ|ヽ ﾉ∨∧
3482 ：
◆TLDPZPDjO6
：2025/07/06(日) 16:31:55 ID:+BWXahHK
_ -二二二二二二-- __
/二二二二二二二二二二 ＼
------- __( )二二二二二二二二＼
／二二二二二二二二=- __二二二二二二二＼
{/二二二二二二二二二二二=-__二二二二二二
∨///ﾆﾆア`｀￣.::::::::ﾊ::::::::::}^''～､、=-__ 二二二/
＼//ｱ゜.::::::::::i::::::::::/|:::::::::::}V::::::::: |:`～､、二二｛.
∨::::::::::::::::{:::::::/ !::::::::::i V:::::: |::::::::: i:::::::::、:::＼
. _／:::::/::::::::::::┼::/ !::::::::ﾘ-‐V:::::|:::::::::::|:::::::::::i´¨¨⌒
. ⌒¨¨´|::{::::::::::::{i:うぅ |::,::/ ｨぅ笊ぅV:::::::::i::::::::::ﾘ この子、両親が病で亡くなって
|::{:::::::::::Ⅳ _):} }/ﾘ ,_)/::} 八::::::|:::::::ﾊ{ 身よりも無く
|八:::::::::::{ ﾋﾘ / 乂ツノ:|::::::::ﾘ:::::/ 役人に頼み込んで
ﾍ:::::::::', ' ''' /::::::/::::/ ここへ来たって言ってる
ﾍ:::::込 u ｲ::::::/:::/
ﾍ::::::个: . ﾟ ...::: :{:::/|ﾊ{
ﾍ::::{:人＞r＜=|三ﾉｨi|. 「徽州へ戻っても野垂れ死ぬしかないので
_ﾍ乂＿,」ﾆニ|三三iL_ ＿ お願いですからいさせてください」、って
_ -=ﾆﾆﾆニニニ|ニニニニニﾆ=-
. ／＼ﾆニニニ三三|ニニニニﾆﾆ／ﾆ＼
{ﾆﾆ=-=ﾆﾆニニニﾆ|〇ニニニﾆ=-=ﾆﾆﾆ}
}ニ=-V-=ﾆニﾆﾆニ.|ニﾆニニﾆ=-Vﾆニﾆ{
}ニニﾆ,-=ニニニニ|ニニﾆニニ=- ﾆニニ
. ＿＿_ / /:::::＼ ﾉ＼ ／:::／ ＼::＼
＿ ／ ::::::::::: ＼| |:::::|二＼/⌒＼:::／ .|::::::|
｀''＜￣:::厂＞‐|:::::|／⌒::::::::::::::＼＿ |::::::|
＼／ ::::::: |:::::|:::/:::::::::::::::: |::::::::::::::::＼ ｜::::|
/::::::::::::::Λ:::∨ /:: |::::::::::|:::::::::::::::::::: ＼ |::::/
. /::::::::::::::/::Λ:::∨::::::|::::::::::|:::::|::::::::::::::::::::| :::/
:::::::::::::::::::::::::: :＼∨:::|::::::::::|:::::|::::::::::::::::::::| ノ
. ｜::::::: ＼|::::::::::::::: ＼Λ ::::: |:::::|＼ :::: |:: |:| 数合わせとは違ったかぁ
＼___ |:::::::::::.:: |::::::::|: /::/:::l＼|::::::|::: 厂 ∨::|:: |:|
:::::{ Λ:::::::::::: |::::::::|/ /―匕 |::::::::::ｧ灯下:::|:: |:|
::::::＼＿.Λ::::::＼|::::::::|:::r千千ミ|:::/:/ヒツ ﾊ 八ﾉﾉ 置いてやりたい気持ちはあるけど
::::::: / ＼厂|::::::::|／└ヅノ|/|/ {ｨ:::|:::＼ 言葉が通じないんじゃねえ
::::::/ ､_|::::::::|| ﾉ , 从::|:::::::::＼
:::/| | ::: 从 u , /:::: 人:::::::::::::＼
/:::| |:::::::个ト ' ´ |::::::::| ￣￣ 丶、＿＿＿＿＿＿＿＿
:::: | |:::::::::|＿＿≧- ィ(＿|::::::::| ＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＼
:::: | |::::::::::∨二| |¨¨⌒:｢ﾆ八::::::乂＿＿ ￣￣￣￣￣＼:::::::::::::＼
:::: | 人::::::::::: 〈ﾆ| |:::::::::: |ﾆﾆﾆﾆ=------- ＝＝ ＿＿ ＼:::::::::::::＼
:::: | ／ﾆﾆ＼ ::::: ∨ |:::::::::: |＼ﾆﾆﾆﾆニ| |ﾆ{ ￣￣)) )::::::::::::::::}
::::ﾉ ／ﾆﾆﾆﾆニヽ::::: ∨ ＼::::::ﾉ＼＼__Ｃ___| |ニ＼ ／::::::::::::::／
3483 ：
◆TLDPZPDjO6
：2025/07/06(日) 16:32:20 ID:+BWXahHK
.-=ﾆニ二二二二二二二二二二二二ニﾆ=-=ニ=-
....〈=-=ﾆニ二二二二二二二二二ニﾆ=-=ﾆﾆニﾆﾆ二／
.-=≧=-=ﾆニニニニニニﾆ=-=≦二ニﾆﾆﾆ=-=ﾆﾆ{
-=ﾆニ二二二二二二二二二ニﾆﾆ=-=ﾆニニﾆﾆ{
.Y≧=-=ﾆニ二二二二ニﾆ=-=ﾆニ二ニﾆ=-:イ:::::::::.,
人 ( ) =ﾆニニニ＞..´.::::::::::::::::::::::＼
.(二≧=-=ﾆニニニﾆ=-=≦ﾆ=- ＞:::::::::::::::V::::::::::::::::::::::::::::＼
＼二二二二二二ニﾆ=-≦＞::::::::::::::::::::::::::V :::::::::::::::::::::::::::::::＞
::::::::ﾆ二二二二ニﾆ=-: ゛ :::::| ::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::|:::::::::≧゛
/::::::::::|::::::::::::〃 |:::::::::::::::|-‐＼:|-＼ ::::::::::::::::::|:::::::::::::::|:::::::::,
.／イ| :::: |:::: /|:::|- ;::::::::::::::| ＼ ＼::::::::::::::|:::::::::::::::|::::::::′ だったら僕が一緒に仕事して通訳し
|:::::::|:::::|∧:| ':::::::::::::| ,.斗==ﾐ |::::::::::::|¨.Y::::::::|::::/ 空いた時間に言葉を教えよう
|:::::::|:::::| :|=-ミ.＼::::::| 〃{:::::ﾉrﾊ》|::::::::::::} }} ::::: |::,'
八:::::|:::::::.. 《 {::ﾉｒﾊ ＼| 乂しソ ﾉ:::::::::/__ノ:::::::::N
＼|:::::::∧ ∨ソ ,, /:::::::::/:::::::::::::N しばらく後宮じゃなくて
.:|:::::::::::|':, ,::::::::::/ミ:::NM ﾞ 僕の仕事場に回してくれない？
.八::::::::|八 ｀ :::::::::/ ｛{
.）:::::/ :.... ｰ ´ |::::::/ﾆﾆﾆﾆﾆ≧、
.{::::/／＼ ＞ . |:::/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼
.}／ ＼ |ﾆﾆ .‐＜ ／|/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ＼
／ ＼|ﾆﾆﾆ | 〃ﾆ./ﾆ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼
／ ＼ﾆﾆ|/ﾆﾆ/／=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.|
＿＿ /::|＼::::::ﾞ、 | -― ､
￣￣￣￣￣｀ ＜:::::::::::::∨ ｜ ＼:::ﾞ、 ／::::::::::::ヽ、＼
＼:::::::::|::::::|.∠___＼ﾞ／／ `､:: ヽ
＞''::|::::::|／:::::::: ￣⌒＼ `、::::
⌒ア::::::::::Λ::::∨::／::::::::::::::::::::＼ ::::|
＼ y':::::::: ∨:::::::::::::〈:／:::::::::::::::::::::::::＼ ｜::|
. ＼ノ /::::::::::::/ ::::::: ＼:::V::::::::: |:::::::::::::::::::::ヽ |::::|
{ :::::::::::::::::::::::::::/::: ＼Ｖ::::::::|::::::::::|::::::::::::::ﾞ、 |::/
人 {:::::::::::::ｌ::::::::::/::::/::::: ＼:::: |:::::::::ﾊ:::::::::::::::ﾞ、 :/
/:: Λ 从:::::::::: |::::::::::::::/::::／ |::::::|::::::/Λ:::::::::|:::::V/ 君の負担が増えるけど大丈夫？
. /::::/::::乂_xﾍ::::::::-|::::::::{:７／ｰ‐- |:::::::::/｣斗-‐::::::|::::::
／:::/:::ノ::::::::::::|∨い|:::::::ｘｆデ茫ミy |:::/Λｘ芍Y V::::|:::: ＼
::::::/:::::::::::::::::::::| ＼ |::::::::|弋';;;;ﾉ ﾉ:/ ｔ';ソﾉ 小:::|::::::: ＼ γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
:／ :::::::::::::::::::: | |::`|::::::::| ｀￣ ／ { / |::::ﾉ ::｜ ＼ | この子に死なれて後味悪い思いするより ＞
::::::::::::::::::::::::::: ﾉ !/ |::::::::| ﾉ 八jイ:::::::::| | ずっとマシだよ │
::::::::::::::::::::::／ ﾉ |:::::八 _ .. ／ﾉ ∨:::八 丶 ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
::::::::::::::::／ ／ |:::::::::::|＞ ∠___ヘ＿ ∨::::::＼
::::::::::／ ／::/ |:::::::::::|―ﾍ＞__イ,,厂 ＼＼＼∨:::::::::::､ `、
::::::/ ／::::::/ _____|:::::::::::| ｛::::::::::::｜ ＼ヽﾞ､∨::::::::::ﾞ、 }j
:::/ ／::::::::::/ ／ 八::::::::::V ﾍ::::::::::::| ヽ ﾞ、V:::::::::::＼ ﾉ
/ /:::::::: ／￣＼ ＼:::::::＼ ﾍ:::::::::::＼ |｜∨::::::::::::::＼
/:::::::::: | √＼ ＼ ＼:::::::＼V:::::::::::::廴 ＿ ｀C|├ ､＼::::::::::::::::＼
3484 ：
◆TLDPZPDjO6
：2025/07/06(日) 16:32:33 ID:+BWXahHK
┏━━━━━━━━━━━━━───
┃
王義は親身になって少女を手伝い
言葉を教えてやり、
┃
───━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
≧三ニニニニニニニニニニニニニニニニ=-
. 〈ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ=-
. Vニニニニニニニニニニニニニニニニニﾆﾆ/
. Y三三三三三三三三三三三三三三三三kｲ
} （ ） .{
{三三三三三=＝――――――――=-三{
|:::::::|::::::＞＜=ニニニ三三三三三三ニﾆ=ム
/:::::: |::::::::::|―/＜ﾆニ三三三三三三三三ﾆ=ム
/::,:'::从::::::: |:::/ ＿ :|:::::/ ﾘ _＿_ Ｖ::|::::::ﾘ ｀`
／イヽ:::汽::::::Fう茫ﾅミ :|:::/ 斗う笊マＶ:::::/ なんでもかんでもペラペラに
ヽ::{ :|::::: iヾ乂ｚク |/ 弋クノ ;:::::::/ しゃべれるようにならなくてもいい
. ﾘヽ|::::::ゝ , /:::::/
.ﾘ;!::::::| /:::::/
.',:::::|h､ .ｲ:::::/ 仕事絡みの単語を中心に教えるよ
∧:::| :ih 、 ｀ ´ ..イ |:::/
.∧|r ＜}＿_＞ ＜{＞ｘ .|/
|ﾆニニニニ{厂三彡} 他の言葉は追々身につければいいさ
入≧三三三{}三三≦{
＞''´ﾆﾆﾆニニニニ}ニニニニ｀''＜
_.＞''´ﾆニニニニニニニ {〇ニニニニニ=｀''＜､
. ／ ヽﾆニニニニニニニニニ } ニニニニニニニﾆﾆ}Y
|ニニﾍ,ﾆﾆニニニニニニニニ} ニニニニニニニニl=|
3485 ：
◆TLDPZPDjO6
：2025/07/06(日) 16:32:45 ID:+BWXahHK
┏━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
やがて少女はやり取り出来るようになり
後宮の雑用係に戻れた。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━┛
/ヽ
r ､ -/. 丶 ´i
_/´! ｀＿＿＿_ └┐
／_//｣ ／/////////＞―‐')
. //∧ ////////////////< ＿＿
////∧////r.､ﾄ､!＼|｀ー.ヽ/////／
／//／ |////. :__: . : . : . :,.､:i///<
＜//// ＼ |//i': .,ｲ､｀ : . : . : iﾊ:!//ﾊ´
｀ ､_///ヽ'_//ゝirｲ} : : . : . ﾄｿ|´ 洗濯、終わりました
＿.ノ//// {´､＼:ー': . : . : . : . :.!＞
｀ヽ、////∧__ ー: . : ＿＿, . : ,′
￣ﾚj//／j:ヽ: . : 、 ﾉ.／ 次、ご飯、作りますか？
ｰ'" 「￣ ｀, ┬ ´
ﾄ､ 〉 T.∨ヽイ
| ＼'ヽ ┐< ∨ !
_ ｣ /＼´ | /_. ∨ ｰ,
＼ /ﾆニ＼ ７ i｀ヽ､ /ﾆ>
</ﾆﾆﾆﾆ∧〈､ l:.:.iヽ:.>,/
|ﾆﾆニニ∧/ ｰ!:.｣´ 〈､
｀ヽ、ﾆﾆﾆ∧7 i i
┏━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
このことは後宮でちょっとした話題となり、
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━┛
3486 ：
◆TLDPZPDjO6
：2025/07/06(日) 16:32:59 ID:+BWXahHK
┏━━━━━━━━───
┃
煬帝の耳にも届いた。
┃
───━━━━━━━━┛
＿＿ ＿
_,rｰく´＼ , --､ ／⌒ ⌒ ＼
,-く ヽ.＼ ヽ Y´ ／ ／（●） （●） ＼ 赤の他人にそこまでしてやるとは感心なやつ
{ -! l _｣_ﾉ‐′/ ／ （__人__） ＼
ヽ ﾞｰ'´ ヽ / | . `Y⌒y'´ | どれ、朕の身の回りで使ってみよう
ゝ、 ﾉ_ イ ＼ ゛ー ′ ,／
ヽ | / ー‐ ヽ
3487 ：
◆TLDPZPDjO6
：2025/07/06(日) 16:33:10 ID:+BWXahHK
┏━━━━━━━━━━━━━───
┃
王義はここでも身を粉にして働き、
┃
───━━━━━━━━━━━━━┛
_ -━━━━‐‐ _
「‐=Y⌒ ‐========‐‐ _
「￣乂_ノ￣ ‐========‐‐ _
＿ _ ‐=======‐ _ ‐==========‐
ｨ/_.ｫ＼ ./=====‐‐ ――-＜＞。‐======‐ ′
〈i (￣｀ ＼__ i{==‐ .:::::::::::::::::::::::::::::::::’'＜}ｈ, ‐==‐ ′
ヽ｀⌒__ ノ V:＼ ∨::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::V:::::::::'＜__/ ⊆⊇、 ｎ
＼ /ﾆﾆﾊ、 ∠.::::,':::::＼:::::::::ﾊ ／∧::::::::V::::::::::::::::::＞‐ ｀ﾌ_厂 ,⊆ ⊇､
{:::y'ﾆﾆﾆ/ﾆ＼ 7:::::∧:∧:::/ xぅうミ V:::::::V::::::::::::::::＼_ ￣U￣
∨ﾆﾆﾆ/ニニ ＼ _／::::N.ｨぅミ Vツ 》 ::::::::ト :::::::::::::「￣ __ ◎ ｎ
―<ニニニニ＼ ⌒i.:::::《 Vｿ : : : |:::::::::| }::::::::N | | ｒ､ ,⊆ ⊇､
. ＼ニニニニ‐ _ .N:::::{ :: ｀ 、 .i:::::::::レ:::::::::::| |_| ＼> ￣U￣
＼ニニニニ‐ ∧人 ヽ〉 ｲi:::::::∧::::::::::N
＼ニニニニ=＼:|ｈ。 __ ＿_|::::/__.|:/∨ ⊆⊇、 ｎ
. ＼ニニニニ=‐ ＜_「::「oﾆﾆﾆ:/ﾆ＞…zx,__ ｀ﾌ_厂 ,⊆ ⊇､
＼ニニニニニV ﾆL＿___ ／ ﾆﾆﾆ／∧ ￣U￣
＼ニニニ、｀ニ7ニニニニニﾆ/ニ./∧ __ ◎ ｎ
＼ニ /ニニ 0ニニニニニ i{ニニ/∧ | | ｒ､ ,⊆ ⊇､
丶,'ニニ {ニニニニニニ と¨＼:ﾆ∧ |_| ＼> ￣U￣
. |ニニニ:0ニニニニﾆ〈ヽヽ ヽ Y ∧
. | ニニ {ニニニニニ 人 ﾉニ∧
. |ニニニ:0ニニニニニニh 〉＼∧
. | ニニ {ニニニニニニﾆ{ ﾑ_／ﾆ /ﾆ 〉
3488 ：
◆TLDPZPDjO6
：2025/07/06(日) 16:33:20 ID:+BWXahHK
┏━━━━━━━━━━━━───
┃
煬帝にたいそう気に入られた。
┃
───━━━━━━━━━━━━┛
＿＿
,,, -‐'"´ ｀¨‐- ､
／ ＼
, " ヽ
/ __ ヽ
/ ´ ｀ _ '.,
/ ´ ｀ ',
,.' ,
, ___ ,_ _ ヽ i おお、よく働くのぅ
l ,,彡ﾆミ､ ｲ:::::ﾑ } l
l , ゞ::シ ノ l
l { ､ l よし、奴隷ではなく
､ ヽ ＿ 人 _ } , 朕の近侍としよう
ヽ ＿ ￣ ´ /
／＼;;;;;;;｀≧-,,,､ ／
／;;;;;;;;;;;;＼;;;;;＼ ｀ｰ-､ ＿,,,, -― ¨´
/≧=-､;;;;;;;;;;;＼;;;;;＼ ／:::::.､ﾊ:::ﾍ;;ヽ、
i;;;;;;;;;;;;;;;;≧=-､;;;＼;;;;;;＼ﾄ‐-=ュ{:::::::::ヽ;;ヽ
l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼;;;＼;;;;;;;＼ ヾ::;;;;ｲ.｀X!
l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼;;;｀フ;;;;;;＼ ｀;;::｀ヽ ﾏ、
l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヾ;;＼;;;;;;;;;;＼ ヽ::::::ヽ.ﾏ、
┏━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
与えられた地位は些細なものであったが、
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━┛
3489 ：
◆TLDPZPDjO6
：2025/07/06(日) 16:33:34 ID:+BWXahHK
┏━━━━━━━━───
┃
王義はいたく感動。
┃
───━━━━━━━━┛
__--二二二二二二二二=--_
／ニ二二二二二二二二二二二ﾞｉ
／二二二二ニ= ( )__ ―――--
.／二二二ﾆニ= __ -=ﾆ二二二二二二二二 ＼
《二二二ﾆ= __-=ニ二二二二二二二二二二二ﾞｉ}
∨二ﾆ= __-= ,.､～''^¨¨￣::::::::/:::::::::::::::::＼アニ∨
∨二 ,.､～`.::::::::::::::::/:::/:::/::/::::::::::::::::::::::::::＼∨
.〈～`´.:::::::::/::::::::::::::/:::/:::/／|:::::::::::::::::::}:::::::::::＼
,:::::::::::::::/:::::{::::::::/`ﾒ､／ !::::::::::::::::,:'::::::V:::::::::＼
/:::::::::::::ｲ:::::::{::::::灯うぅ､ /:::::::::::／}::::::::::::::v ¨¨⌒
/:::::::::／ }::::::::{:::/{ ん:(_ ﾉ /:::::::／-‐八:::::::::::} 学も地位も無かった僕が
/::::／:::{ }:::::::Ⅳ八乂ツ /:::／ ｨぅミV:::::::::ｉ ::| 陛下へ直々にお仕え出来るなんて……！
/／|:::::::::V::::::::::{ , , ⌒¨´ ん( 八::::::Λ:|
／ i::::::::::{:::::::::::i , Vﾘノ:::::::::/ ﾍ
{:::::::::ﾍ:::::::从 ＿ , , /::::::/ 夢のようです！ ありがとうございます！
Ⅵ:::{ﾍ::::::::込 V ア ...:':::::::/
. Vｒﾍ::::::{: ::.. ｲ::::::::::/
. _＞-=三 ﾍ::::{三ﾆ≧=- _イ }::::::::/
. ／=ニニ＼ﾆへ{＼三/‐ヘ,_ }:::::;:'
/=ニニニニ＼ﾆ=-ﾆニﾍ()ニ＼ .ﾉ／
:'-=ﾆニニニニﾆVニニﾆﾆﾍﾆニﾆ､ __ノニ=┐
. /-=ﾆニニニニﾆﾆ＼ﾆニニ=}ﾆﾆ-=＼. ／ ｀￣)
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3490 ：
◆TLDPZPDjO6
：2025/07/06(日) 16:33:46 ID:+BWXahHK
_ -二二二二二二--__
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＼//ｱ゜.::/::::::::/}:::::::::|::Λ:::::::|::::::::::`～､、二｛
.:∨..|::::::|￣メ :}::::::斗ﾅ￣,`:i:::::::::::｜:::::.｀`～〉
∨::::::|::/_ }:::::/ |i!＿ V|::::::::::: i:::::::＼::ム
. /::::::::|斧心'::::/ ィ忘芯》:::::::::::::|:::::::::::ﾘマh.
. ./:;/::::::::乂ﾀ:／ 乂ｚタ ｲ::::::::::::|::::::::::/ ｀` この御恩はいずれ
| ⌒..|:::|:::::! ´＿ ｲ:::::::::::ﾘ:::::／
.＿人＿ |:::|:::从 V:::::::ヽ /:::::::::,:'::／
Υ ..|;人:::人 ＼_::ﾉ /::::::／ﾚ' 命をかけてでも
.| .＼|个 ､ _ /:::／ / お返しさせてもらいますから！
／＞―＜ ￣)＿/イ＿_ｲ>x
. _／／ ＼_＿＞ィ「/}////////,:／≧=-<
_...::::::| | ＼////,|/}///ィ///:////////|
. _ -/////,| | 入 ＼///〇//////://///////,＼
／////////| | ／ |＼ ＼＼＼/7///////{///////////,＼
八////////,,| | ﾉ//,| |＼ ＼＼ﾉ///////,人//////////,//＼
＼///＞⌒＼|＿ノY//人_|/,｀¨¨⌒//////////,＼////___;;ノ:////i;,
＼/////////／|/////////,〇/////////////＼//////////／＼
￣￣￣ |/////////,7//////////////,/ ^＼////////////＼
. |////////,７//////////////'ｯ ＼///////////＼
. |////////,7//////////////ﾉ ＼_//////////,〉
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：2025/07/06(日) 16:33:55 ID:+BWXahHK
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◆TLDPZPDjO6
：2025/07/06(日) 16:34:06 ID:+BWXahHK
┌───────────────┐
│ ...│
│ ...│
│ 王義の忠誠心の篤さを ...│
│ ...│
│ 物語る逸話がある .│
│ ...│
│ ...│
└───────────────┘
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◆TLDPZPDjO6
：2025/07/06(日) 16:34:15 ID:+BWXahHK
～～後宮の入口～～
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// .|＿|＿＿|＿＿|＿__.／、 ,＼__|＿＿|＿＿|＿＿|＿＿| |
// ,|＿＿|＿＿|＿＿／ ＼ｘ≦二二≧ｘ、／ ＼.__|＿＿|＿＿|＿＿|＿| |
.// /,|＿|＿＿|＿＿|,/ .／―――――‐＼ Ⅴ.＿l＿＿|＿＿|＿＿| |
'/ //.|＿＿|＿＿|___/ ./二二二二二二二ム Ⅴ__＿|＿＿|＿＿|＿| |
' // |三ｌ三ｌ三ｌ三E| |: : : : : : :-:-: : : : : : : }ﾊ .|三ｌ三ｌ三ｌ三l三l三E| |
// .|ﾖ三ｌ三l三l三l| ＿ |: :/: : : : --: : : : :ヽ..:.}_,| ＿|ﾖ三ｌ三ｌ三ｌ三l三ｌ三| |
. // |三ｌ三ｌ三ｌ三E|＿ |:/: /三三三三'.: :..Ⅵ_,| ＿ |三ｌ三ｌ三ｌ三l三l三E| |
. // |ﾖ三ｌ三l三l三l| ＿|: : l : : : : : : : : : l: : :l }_,| |ﾖ三ｌ三ｌ三ｌ三l三ｌ三| |
// .|三ｌ三ｌ三ｌ三E| |: : l : : : : : : : : : l: : :l }_,|＿ |三l三l三Eξ三l三E| |
. // |ﾖ三ｌ三l三l三l| |: : l : : : : : : : : : l: : :l }_,|＿ |ﾖ三ｌ三ｌ三L」.ｌ三l三| |
// ／.|三ｌ三ｌ三ｌ三E| |: : l : : : : : : : : : l: : :l }_,| ＿_,.|_ヨ三ｌ三Ε}{三l三l-| |
. // .／ .|ﾖ三ｌ三l三l三l| ＿|: : l : : : : : : : : : l: : :l }_,l.`|¨¨¨¨|三l三l三E}{ﾆ三l三| |
// ／ .／|三ｌ三ｌ三ｌ三E| ＿ |: : l : : : : : : : : : l: : :l }_,|.｜＿_ |ﾖ三l三ｌ三}{三ｌ三E| |
￣￣ ／ .|ﾖ三ｌ三l三l三l| |: : l : : : : : : : : : l: : :l }_,|.｜ _|三l三ｌ三E}{ﾖ三ｌ三| |
＿＿_／ .|三ｌ三ｌ三ｌ三E| |￣￣￣￣￣￣￣ .}_,|.｜ ∧l三l三l三}{三l三E| |
| |ﾖ三l三l三l三ｌ| | 寸｜ ＿∧、三l三从ヨ三lﾆ| |
| |三i三l三lﾆ/￣￣ . /l |__| .r､――.､￣/」lム￣￣｀¨¨
| ／￣￣￣￣/＿＿__,// ＼| .|￣￣ |
| .／ |＿＿＿|/ ｌ､|＿＿_|
3494 ：
◆TLDPZPDjO6
：2025/07/06(日) 16:34:25 ID:+BWXahHK
＿＿＿＿＿
／ ＼
／ ＼
／ , --､ ,.-- 、 ＼
／ ., ーヽ ,'. ｰ-、 ＼ （さて、今宵はどの女子と戯れようか～♪）
／ （ ● l l ● ） ＼
| ｀ｰ ノ ヽ.ｰ ' |
| '⌒（_＿__人_＿__）⌒｀ |
＼ ｀ｰ--‐´ ／
＼ ／
/ 〈
_＿＿＿＿＿
／////////////｀`n､
／//////////////////,＼
／'//////////////////////,}
////////////////////////_ノ
＼＿＿__＿＿＿＿ﾆ=――｡_´}
|＿＿＿(＿_)＿_〈ﾆl__}／::::|:::＼ ＿ ＿ __
///////////////＞'-|::::::::|:::|⌒ 辷l /７ ,ﾖ｜└┘/7
__{／ヽ＿＿＿___＞'ィｯ灯|::::::::|:::| くノ ￣ ＜ノ
r┴ヽヽ}｣7::/::|､､､}/ ､､|:::::: |:/
c | r_]_｣_」/|/:::人 ..ｲ::::::/´ __,n00 ｎ ∩
⊂ 八 ﾉ_ノ 从:::::|´＞´｀ ＜|z/:::,ｲ └┐r┘ Ｕ |｜
r{＿_}ァ _r＼|-=「三}三|/イ=s｡_ <ﾌＬKﾞ> くノ
／| ,ﾉ /=|ニ三三=}○三三三|=＼
|＼,￣￣} /ニ|三三三=}三三三三|三ﾆV
|三三三ｲ´ﾆ=|三三三=}三三三三|三三|
|三三三|三三|三三三=}○三三三|三三|
|三三三|三ﾆイニ三三=}三三三ニ|三三|
|三三ﾆ/ﾆ／ |ニ三三=}三三三ニ|／三|
3495 ：
◆TLDPZPDjO6
：2025/07/06(日) 16:34:40 ID:+BWXahHK
―――― ､ ＿
／ ＼ l7/／
＿＿ ＿＿_ ＼ ´∠l
(● ) ( ● ) ＼ どうした王義？
{ (__ 人＿ ) }
ずいぶんと寂しそうな顔をしているな
∧
丶 ／
/ ´ ＼
-=＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝-=-v
-=ニニニニニニニニニニニニニ彡彡V
-=ニニニニニニニニニニニニニ三彡 ィム
V-=ニニニニニニニニニニニ彡ィ´ ィ彡彡ム
V三三三三三＝=ー＝―イ _,.ィ彡彡:^:::::〈
{￣ （ ） ＿＿ .ィ彡彡^::::::::::::::::::::、
{=＝≦三三三三三三三彡,.ィ^::::::::',丶::::::::::::::::::::.、
/≧＝―＝≦＝ﾆﾆ≧＼彡ィV::::::::::::',::＼:::::＼:::::::::＼
/-＝ニニニニニニニ=／..,＼::::V:::::::::::|:::::::＼:::::.`≧::ミh、
./-=ニ三三三ニﾆ＝-／:l／ _＼V::::::::i/⌒ヽ::::::::::::::| ｀` ……僕は後宮には入れないので
/-=ニニニニニ＝-／ﾍ 〈, ,ｋi弍弌 V::::::::}.〈_} }:::::::::::::::|
〈三三三三三三=／::::V^v;代礼ｯ- V:::::::|７ ハ::::::::::N
ﾘ/ ';::::::ﾍ::::::::!:!_、＼i ″ '＾ﾞ V:::::|/ ∧:/::::N お供してお仕えできないのが
ノ' ';::::::::､::::Ｖ劣ぃ U |:::::|.〈::::::::::N 残念だな、と思っていました
､:::::＼从_):ﾂ, |:::ﾘ V:::/
＼::: iバ' 〈 -ﾍ |:/ ∨:ｉ
＼::::∧ｕ ___／__,ノ′ .ｲ _厶'ﾍ なんとか出来ませんでしょうか？
＼::介: ., └'´ ／ .ィ´ニニﾆＶ
. ＼:::i ｀＞: .,_.イﾍ ／ニニニニﾆ〉
ﾍ{ ／ニニニﾆ,ィ´ﾆ∨
／ニニニﾆ／ニニニ〈
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◆TLDPZPDjO6
：2025/07/06(日) 16:34:54 ID:+BWXahHK
￣￣
／ ＼
＿ ノ
＿＿／ ここは朕以外の男子禁制だからなぁ
＿_ ―‐ |
| |
| ( 人 ) l 朕も女官の手際が悪いと
― ⌒ ￣ お前がおれば、と
/ 思うことはあるが
|＼ /
| l
／ ￣￣￣￣￣ |＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ まっ、無理なものは無理だ
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／
/ ::::i ＼ お前は表でだけ
/ / ::::|＿/ 役立てばよい
＼／ ::|
| ::::|
i ＼ ::::/
＼ |::／
|＼＿／/
＼＿／
3497 ：
◆TLDPZPDjO6
：2025/07/06(日) 16:35:05 ID:+BWXahHK
┏━━━━━━━━━━━━━━───
┃
後宮へ入っていく主人の姿を
王義は寂しく佇んで見送っていると、
┃
───━━━━━━━━━━━━━━┛
// .|＿＿|＿＿|＿＿|＿___＞''" `''＜__|＿＿|＿＿|＿＿|＿＿|＿| |
// .|＿|＿＿|＿＿|＿__.／、 ,＼__|＿＿|＿＿|＿＿|＿＿| |
// ,|＿＿|＿＿|＿＿／ ＼ｘ≦二二≧ｘ、／ ＼.__|＿＿|＿＿|＿＿|＿| |
.// /,|＿|＿＿|＿＿|,/ .／―――――‐＼ Ⅴ.＿l＿＿|＿＿|＿＿| |
'/ //.|＿＿|＿＿|___/ ./二二二二二二二ム Ⅴ__＿|＿＿|＿＿|＿| |
' // |三ｌ三ｌ三ｌ三E| |: : : : : : :-:-: : : : : : : }ﾊ .|三ｌ三ｌ三ｌ三l三l三E| |
// .|ﾖ三ｌ三l三l三l| ＿ |: :/: : : : --: : : : :ヽ..:.}_,| ＿|ﾖ三ｌ三ｌ三ｌ三l三ｌ三| |
. // |三ｌ三ｌ三ｌ三E|＿ |:/: /三三三三'.: :..Ⅵ_,| ＿ |三i|三三三三三三三三三三三三三三三三三三 |!
. // |ﾖ三ｌ三l三l三l| ＿|: : l : : : : : : : : : l: : :l }_,| |ﾖ三∨:三三三三三三三三三三三三三三三三三 ′
// .|三ｌ三ｌ三ｌ三E| |: : l : : : : : : : : : l: : :l }_,|＿ |三l ∨=‐ ￣￣￣￣￣￣ ――――‐‐=‐く
. // |ﾖ三ｌ三l三l三l| |: : l : : : : : : : : : l: : :l }_,|＿ |ﾖ三ｌﾊ ( ) _ ‐=:::::::::::. 、
// ／.|三ｌ三ｌ三ｌ三E| |: : l : : : : : : : : : l: : :l }_,| ＿_,.|_ヨ三|ﾆ＼ _ ‐==‐／:::::::::::::::::::::::::＼
. // .／ .|ﾖ三ｌ三l三l三l| ＿|: : l : : : : : : : : : l: : :l }_,l.`|¨¨¨¨|三.＞'"~"''＜_.三三三三三三ﾆ=‐／:::::::::::::::::::::::::::::|⌒
// ／ .／|三ｌ三ｌ三ｌ三E| ＿ |: : l : : : : : : : : : l: : :l }_,|.｜＿_ ／,､-''" ＼＿___う.三三三三=‐／ ∨:::::::::::ﾄ :::::::::::::|
￣￣ ／ .|ﾖ三ｌ三l三l三l| |: : l : : : : : : : : : l: : . ｜ /／ _,｡sih､ ＼三三三三三=‐ : : : : ∨:::::::::| V :::::::|
＿＿_／ .|三ｌ三ｌ三ｌ三E| |￣￣￣￣￣￣￣ .}_,|.｜ |′ ＿_￣ヽ }三三三==‐ : : : : : : | ::::::: | }:::::::::
| |ﾖ三l三l三l三ｌ| | 寸｜ | ＿_ ｀. iしﾆﾆ==‐‐ ￣￣￣ | ::::::: | ノ::::::::N
| |三i三l三lﾆ/￣￣ . /l |__| .j V:.: { | |￣￣ 丶 .|::::::::N::::::::::::::|
| ／￣￣￣￣/＿＿__,// ＼ﾉ }:.:.〈 ノ .ﾊ ｲ::::::::ﾘ :::::: ∧|
| .／ |＿＿＿|/ ／∧ ノ : ﾉ^''":::|::＼ ― - .ィ |:::::::/::::::::/ |
ｨ////∧ ／ ∧::::::::::::｀::.., ､＜ i:::::/∧:::/
//////∧ ＜ ＼「∨Ｎ ＞‐‐ ＿_＿__ ::// ∨
////////Ｖ〉 ＿＿＿____「三三三|「三三三三三}
///////// ´三三三三三∧三三三}{〇三三三三 L
//////// 三三三三三三 ∧三三ﾆ}{三三三三三三 ≧s。_
3498 ：
◆TLDPZPDjO6
：2025/07/06(日) 16:35:14 ID:+BWXahHK
┏━━━━━━━━━───
┃
張成が声をかけてきた。
┃
───━━━━━━━━━┛
＜´ ＞ ./:::::::::::::::／::::::::::::／::::::::::::i::::::::::::i:::::::::::::::ヽ::::ヽ::ヽ::::ヽ｀ヽ、 〈
＜´ ＞ ｽ、. /::::::::::::／:::::::::::／::::::/::/:::人::i:::::::!::i:::::::::::::::',::::::',::::∨:::丶 /
＜＞ ´ ヽ /:::::::::::/:::::::::::／:::::::::::i::/:::ｲ:::::!,'::::::,':::} ＼:::::::::',::::::',:::::',::::::i .′
＜＞ ´ , ′:::::::/:::::::／::::::::::＞ｱ: ／.!:::::}:::::::,':::,' ∨:::::i::::::::i:::::∨::ﾄ 、 /
ｨ＞ ´ /:::::::::::::/:::::::/:::::::::＼／／ !:::/::::::/:::/ ∨::i::::::::i:::::::',:::{ ￣
ｨ/ イ/::::::::::::::::i:::::::/:::::／.／／、 /::/:::::/:::/ イェｪ-iヽ::::::i::::::::i::::}ヽ
ﾑ / イ. /:::::::::::::::::::i::::/:: イ／乏宍心 /::/:::::/:::/ 仍赱豺 }:::::,':::::::::!:/ ﾍ 戻らないでどうしたの？
、{＿ ＜ ＞:::::::::::::::::::::::i::/:::/ ヽ{ 之 乃ﾘ / ｲ:::::/／ 爿 刃リ/::::/::::::ｨ::/ ヽ ﾍ
￣´ ＜ ＞ ´ /::::::::::::::::::::::::::i,'::::,'∧ 匁 炒 ./:::／ 弋 汐/::::/::::／::,' ∨ ﾍ
＜＞ ´ , '::::::::::::::::::::::::/ :i:::::ﾍ ∧. /／ ／:::::::／:::::::,' ∨∧
イ , ´ ｨ::::::::::::::::::::::::::/ }::::::::i／ヽ', l -= イ::＞/::::::::::::! ∨ﾘ
ｲ .／ /:::::／:::::::::::::::::/ /i:/!:::! ／ﾍ ∠ ／/:::::::::::::∧ヽ ∨!
／ ｨ:::／::::::::::::::::::::/ ｲ::!:{ ';::／ ＼ , ー 、 ｲ:::::::::::::::! ヽﾍ ∨!
ｲﾂ/:::::::::::::::::::::::::/ ／ヽ! _!:', ＼ ﾏ / ｨ::::::::::::::/!::,' ./ /! i.{
イ:／/:::::::::::::::::::::/:::／ {〈 / ',:', ＞ 、 イ:::::::::::::::/ ﾉ::! / / } }{
／:::/ ./::::::::::::::/::::::／ !.〈 ',:ﾍ } ＞ ＿ イ／::::::::::::::/イ／ / / !ヽ イ{
／::::::/ /:::::::::::::/i:::::/::::i ', '., .ヽ::＼ .} ／::::::::::::::::::::イ ././ ﾉ´ .ﾉ
／:::::::::/ /::::::::::::://:::/ i::::i ﾍ ヽ ｀ ニ=- ノ /:::::::::::::::::／ ././ < ／
3499 ：
◆TLDPZPDjO6
：2025/07/06(日) 16:35:36 ID:+BWXahHK
ｨ-----------------、
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左三三三三三/弋i:.:.|:.:.|＼
／ｌ:.:.:.ｲ芯|/ 芯ｱ!:.:.|;:.i
N小 `´ , `´ .i:.:.ｌﾘ;' 実はカクカクシカジカ……
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＿＿_| ｀/::|:.::| ／ ｀＼
／:.::.::.::.::.:::＼/:.:::|::├ﾍ ／ _ ＼
／:.:／⌒二＞:.:{:.: /|:.::|￣~^''＜´ |
. ／:.:／ ／::.:/:.::./Λ ::|:.::| :.::.::.::.::.::＼ / ｜
. /:.:／ ／::.::.:/ :.::.::.::.::.:: |:.::|:.::.::.::.::.::.::.:: ＼ / /｀ ､
/／ /::.::.::.::/:.::.: |:.::.::.::: |:.::|:.::.::.::＼:.::.:::}:.::∨ / /:.::.::.｀、
. / //:.::.::.::.::.:::/ |:.::.::.::: |:.:八:.::.::.::.::.::.:/:/::.:∨ /:|:.::.::.::.:
′ //:.::.::.::.::.:::/::.:|:.::.::.::: |Λ.::＼:.::.::.::.:∨::/:.:|＿/:.:|:.::.::.::.:| 陛下に対して
{ /:|:.::.::.::.:::Λ:.:::|:.::.::.:: ﾉ |:.::.::.::.::.::.::.:::/:.::.:|＼:.:: |:.::.::.::.:| 熱心すぎるぐらいに熱心だねぇ
/ |:|:.::.::.:| |:|:.::.:: |:.::.::|＿Ｌ:|_ノ:.:|:.::.::.:|: /::|:.:::|:.: |:.::.::.::.:|
′ |:|:.::.::.:|-‐|八:.:: |:.::.::| _|:.:|厶:.:|:.::.::.:|/ :.:|:.:::|:.::.::.::.::.::.:|
i |:|:.::.::.:|j7笊冗八:.::.:|厂爪万ト|:.::.::.:| Y八:.::.::.::.::.::.::.:::| でも後宮に入って仕事するのは
| |:|:.::.::.:l〉 ﾋ^ソ ＼| L＾ツ |:.::.::.:|ノﾍ:.::.::.::.::.::.::.::.:::| やっぱり諦めた方がいいよ
|八:.::.:|ﾊ ,,, ＼ ,,,, |:.::.::.:| ∨ :.::.::.::.::.::: |
＼|八 ´ ｜:.::.::| V:.::.::.::.::.::.::|
|:.:::＼:丶 r ｭ .: |:.::.::.:| |:.::.::.: |.:.:.::.:|
|:.::.::.:|:.:|个 __ イﾆ八 :.: | |:.::.::.: |.:.:.::.:|
|:.::.::.:|八:| ｣ﾆ|]ぅ=≦::|｜./ ::.::.:::|＿_ |＿＿|.:.:.::.:|
＿|:.::.::.:|ﾆﾆﾆニ| |::::::::::｜|/イ-| .: |ニニ//ﾆﾆ＼ :.:.|
/ﾆ| 八 :.::.:|ﾆﾆﾆニ| |::::::::::::|/二ニ|:.::ﾉﾆﾆ//ニニニ}::.ﾉ
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