【安価】性別がダイスで決まるソフィーとジョジョの奇妙な冒険5【R18＆R18G】

1670 ：名無しさん＠狐板：2025/04/20(日) 07:46:15 ID:O50PIgtp

決勝を前にしたこの前夜…語り掛けるべき相手は言うまでもなくエリー・一歩・可奈美の三人だ
こればかりはもしかしたら、君の抱く感情が多少なりと違う場合があるかもしれないので、
その時は君の方で語るべき言葉を考えて欲しいと思う。だが自分として伝えて欲しいと思う内容は概ね以下の通りだ

まずエリーに対して…
「…エリー、私と真っ直ぐ立ち会ってくれて本当にありがとう。他でもない君相手に私のボクシングで勝利を収められた事、何よりも誇らしく思う。
……でも不思議と、嬉しくはない。
それはあのあまりにもあっさりとした決着の光景を、君が突然居なくなってしまったあの日と重ねて感じてしまったからかも知れないし…
何だかんだで吸血鬼の先輩として力強く私の前を歩んでいた君の事を、
ついにこの手で越えてしまったのかという一抹の淋しさ、喪失感、理想の崩壊…そういったものも含まれているのかも知れない。
我ながら酷い事を言っているとは重々承知の上だが…私にとって君は対等な仲間であると同時に、頼れるお姉さんのようなものでもあったからな。
君にはあの一撃を受けてなお平然としているような凄まじさを見せ付けて欲しかったし、
もしかしたらこの勝利を機に、決定的に互いの歩む道がズレ始めてしまうような…そんな予感に苛まれ、怯えている。多分、そういう事なのだと思う。

……エリー、君はまだこれからも私の歩む道に付いて来てくれるよな？
私の最速全開の拳を受けてなお、悠然としたいつもの微笑みを浮かべてくれるような…そんな私の知る強き君の姿を、もう一度見せてくれるよな…？」
概ねそんな感じで…君の中に少なからず存在していたであろう「誰よりも強いエリー」への憧憬とそれが喪われる事への不安、どこか縋るような心持ち…
そういったものを素直に彼女に伝えていくのが良いと思う

一歩に対しては…まずは素直な謝罪から入るとしよう
「済まない、一歩。必ずや再戦しようと約束しておきながら…正直、君が可奈美に勝つ姿を想像する事は出来なかった。
それ程までに可奈美が強く、完璧な存在であったからだが…そんな可奈美に君が打ち克てたのは、
ただひたすらにボクシングを愛する想いとか、周囲の隣人達を尊重する心持ちとか…恐らくそういったものが正しく実を結んだ結果なのだろう。
君と私、どちらがボクサーとしてより上なのかは明日の私達に聞いてみるより他にないが、恐らく――
…いや、止めよう。明日どちらが最後まで立っているか、全てはそれで決めればいい。
明日は思い切り、君の胸を借りるつもりで行く。互いに悔いの残らないよう、私達のボクサー魂を全力で世に知らしめゆくとしよう！」
そんな感じで…最後の宣戦布告を行い、ライバルとの真の決着を付けゆくとしよう