きよひーは原始時代を生きるようです　その３

1 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/16(日) 19:22:45 ID:1GhtRn6p: 　　　 ////ア　/. 　/ ,　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　＼.　.///////////∧
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【注意】

・このスレの更新速度は遅くなると思いますが、大目に見てください。

・雑談等はOKですが、スレが荒れないように注意してください。

・スレが荒れないように、コメントの内容には注意してください。

・スレ主に対するアンチ、文句、難癖などは禁止します。

・複数のIDを使い分けてコメントを偽装するのは禁止します。

・まとめはトラブル防止の為に作品が完結するまで禁止しています。

・まとめは完結後なら自由にして構いませんが、一切の責任を負いかねます。

・また、このスレでまとめ関係の苦情難癖などは禁止します。
2 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/16(日) 19:23:33 ID:1GhtRn6p: きよひーは原始時代を生きるようです
初スレ：ttps://yarufox.sakura.ne.jp/test/read.cgi/FOX/1728791564/
その２：ttps://yarufox.sakura.ne.jp/test/read.cgi/FOX/1734355724/

過去スレ

マドカが宇宙勝利を目指した結果【Fateシリーズ】（完結）
ttp://yarufox.sakura.ne.jp/FOX/kako/1688/16887/1688775151

こちらのサイト「やる夫まとめくす」でまとめていただいております。
ttps://yaruomatomex.com/

現行スレ

【R１８】ADONIS ◆pWz0XGKEksの中・短編集
ttps://yarufox.sakura.ne.jp/test/read.cgi/FOX/1704007076/

「やる夫落書き板」の読者専用チラシの裏　28にて投稿した作品

銀河英雄伝説二次　スペースオペラの世界で内政チートをやってみた（完結）
ttp://hosirin.sakura.ne.jp/bbs/kako/1675/16750/1675095123

こちらのサイト「ハズレ個人的やる夫スレまとめ」でまとめていただいております。
ttp://tosaka412.blog.fc2.com/
3 ：名無しさん＠狐板：2025/03/16(日) 19:36:11 ID:ialS+wdc: 立て乙
4 ：名無しさん＠狐板：2025/03/16(日) 19:44:11 ID:zgBukMdD: 立て乙
5 ：名無しさん＠狐板：2025/03/16(日) 19:45:43 ID:TYhCrweW: 立て乙です
6 ：名無しさん＠狐板：2025/03/16(日) 19:57:49 ID:fo8/oxaZ: 立て乙
7 ：名無しさん＠狐板：2025/03/16(日) 20:01:42 ID:BLsb9MCi: 立て乙
8 ：名無しさん＠狐板：2025/03/17(月) 10:09:30 ID:lMyh/GxL: 立乙。
面白い作品なのでこれからも追っていくぜ。
9 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/20(木) 12:59:06 ID:sfH6NbSs: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
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┃｜　　　　　　　　　　　　　　番外編　魔法女学園　　　　　　　　　　　　　....｜┃
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【注意】

・この話は番外編なので、先に『ヒッキーは銀河時代を生きるようです』をご覧ください。

・この話は銀河編から２年後を舞台にしています。
10 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/20(木) 13:00:38 ID:sfH6NbSs: ttps://www.youtube.com/watch?v=MsxxT1O-9q0

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青藍魔法協会

それは王国で魔法使いの育成と監督、魔法研究所として役割を持つ民間組織だ。

その始まりは清姫が魔法文明を興すために、魔族の様に魔法に特化した種族ではない

人間でも魔法を使えるようにする研究が実用化した神暦９００年頃にまで遡る。
11 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/20(木) 13:01:09 ID:sfH6NbSs: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _.r､
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七大神は魔法をクリーンエネルギーとして利用する文明を興す構想を実現するために魔族を創造したが

清姫を除いた４７名の魔族全員が離反したことで予定を変更して

清姫が主導して人間の魔法使いと一緒に魔法文明を発達させる事になったのだ。

その為に、創設されたのが魔法ギルドで、これが現在の青藍魔法協会の前身であった。
12 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/20(木) 13:02:02 ID:sfH6NbSs: 　　　　＿　　　　　　　　　　　　　　　 ,　-‐　ﾆ=-　＼　/　　　　＿＿ヽ
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ヽ￣!:Tl ‐-: : :ﾊ: :l l: :!: :|￣: : :l: :ｉ l: : : : ｀. .‐--‐ ' ´l: :l : : l　／　　　　　/
､ﾊ: : lﾊ: : : : ,∧l: | |: l: :ﾊ: : : : l: :|│l: : : | : : l.: : : : :|: :|: : : !´ヽ、_＿__.ノ
工l二l土! : : l　iﾙl |　|: :l土二工⊥!」: : : !: l.:.l : : : : l: :|: : : l
|: : : : : !　∨:{　　 l八/ V |: : : : : :!ﾊ:!: : : |/: :l: : :|: : l: :|: : : ｉ　　ーゝ　　　ナ　 /7ヽ　十ﾌ　l |　‐┐
て: : : ﾉ　 ∨　　　　　　　て: : : ﾉ　 }: : ﾉl: : ﾊ: : l: :.!: :|: : : l　　　､＿　つ　つ　 Ⅴ ノ　└‐　　ﾉ　ノ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾚ: : :ｉ: l:.l: :.N: :| :!: : :ｉ: : ヽ　　　Ⅴ 　 ,ニ. 　ナ丶　/7ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_j: : : :ﾚ: .|:丿: : :ｿ: : : ヽ: : ｀､　　　(＿_ 　ﾉ　 oく　 Ⅴ ノ
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ヽ＼: .＞､_　 _　￣　_　_ , ＜: : : 丿!: : : : : : : : : : : : : : : : : : :l: : l
ﾊ : :_＞イ |　　　￣　　　ト　､: : : : : :.l : : : : : : : : : : : : : : : : : : ｉ: : l　　ﾌ　 ,二.　 {　ヽ　 ,二.　 /7ヽ
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神暦１４０３年、清姫は人間の女性を魔女（魔族亜種の女性）に造り変える魔法を実用化した。

魔女は魔族の魔法適性と人間の汎用性を併せ持った人工種族で

更に延命処置により通常の魔族よりも遥かに強力な存在になった。
13 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/20(木) 13:03:47 ID:sfH6NbSs: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
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事実、魔王戦争でも魔女たちが活躍しており、彼女たちの働きによって王国は国難から救われていたが

魔法ギルドも、この戦争で当時の魔女の大半が戦死する大損害を被っていた。

魔女たちは魔法研究者としても非常に優れており、清姫は彼女たちを統率して魔法技術の発展に貢献した。
14 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/20(木) 13:04:22 ID:sfH6NbSs: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　．，
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神暦７３９８年、七大神の許可を得た清姫と上級貴族たちは大規模な体制変更を行った。

これは政治体制のみならず平民の生活の在り方を根本的に変更するものだった。

この時期から現在のように平民の男女が別の場所で生活するようになった。
15 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/20(木) 13:04:52 ID:sfH6NbSs: 　　　　　　　　　　　　　　 /|　　　　　　　　　　　　　　　 ∧
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　　　　　　　　　　／∠㏍、　＼|从　|八: .　:/ /|::/|/|　|: : :　//厶％Жｱ
　　　　　　　　　　　＼＼]Ж＼　 :灯苧ミ　＼/|/ ,灯苧ミ:|: : : ／￣＼[／
　　　　　　　　　　　　　￣了＼＼:杙-夕　　　　代-夕小イﾍ}　　 : : |
　　　　　　　　　　　　　　 |　　 :| 斗 ⌒｀　　,:　　　⌒｀/ 　 |ノｊ　　 : : :|　　　女性を排除したら魔女の新人がいなくなるので
　　　　　　　　　　　　　　ｌ　　 :| :小、　　　　　　　　　 //　 :|イi　　 : : :|
　　　　　　　　　　　　 ,　　. :| 　ｧ‐‐=z,、｀　 ´　　　//　 :|::|:|　　 : : :|　　　魔法ギルドは実力があるなら性別では区別しません。
　　　　　　　　　　　　　　 /　. ::/:| :/-=㍉_/ト　__ . : ´ ／//　∧!:!:. 　 : : :|
　　　　　　　　　　　 /　: ::/. :|/-=㍉_//V∧　　／／/　/ :∧!::.　　＼|　　　ただし最低でも三級魔法使い試験に合格しないと相手にしません。
　　　　　　　　　　　　　 /　: ::/. : /-=㍉_//:: V∧／／: :/／／/∧: :.　　　＼
　　　　　　　　　　 /　: ::/／/-=㍉_//:: :: :V/／:: :: :: :／/////＼: :　　＼＼
　　　　　　　　　　　　 /　: :／/,/-=㍉_/∧:: :: :／:: :: : ::／//|///////＼: :　　＼
　　　　　　　　　 /　: :///,/-=㍉_///∧／:: :: :: :／////|//////// ∧: :　＼＼
　　　　　　　　　　　/　／/,/,/-=㍉_/// ／ :: :: : ／//////l|////////／∧: :　丶
　　　　　　　　　 /／/////-=㍉_/// / :: :: ::／////////ｌ|//////／/ //|: : .　　＼
　　　　　　　　　／//,〈///-=㍉_/// / :: ::／//////////ｌ|////／//// /l|: : : 　　　＼
　　　　　　　　 ///////／)┐㍉///,/:: :: :: ::////////// ｌ|//／,///// //l|: : :　　　　　＼
　　　　　　 /////_／／／㍉///,/:: :: :: ::////////,/,/ ｌ|／,////// ///ｌ|: : : :＼　　　　＼
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　　　　___／:: :: ::{ 　　／ ∧厶二三二三三二三二＼ ////////／〈//// : : : : : : : 丶　 : : .＼
　　／//|:: :: :: ::{　　　／/∧-=ﾆ三二三二三二三ﾆ=////// ／///∧//: : : : : : : : : : : : 、: : : : .＼

これ以降の魔法ギルドは女性リスクを考慮して中途半端な女魔法使いを雇用するのを拒否するようになった。

それでも魔法ギルドは『魔女になれる女魔法使いを確保したい』と考えていたために三級魔法使い以上の魔法使いなら雇用していた。

逆を言えば四級魔法使い以下は切り捨てられていたが、それでも女性の雇用先として機能していた。

しかし、それも一定期間しか有効に機能していなかった。
16 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/20(木) 13:05:32 ID:sfH6NbSs: 　　　　　　　　／,　　'´　　　　　　　　　　`丶､　＼　　　　ヽ
　　　　　　　/　'´　　　　　　　　　　　　　　　　`丶､ヽ　　　ヽ
　　　＿,　'´　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 `｀､　　　ヽ
　　￣＞　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　ヽ　　　ヽ
　　／　　/　　　　　　　　 i　　ヽ　　ヽ　　　　　　　　　ヽ　　　ヽ
.　 /／　 /　　　　　　/　 / i　　　iヽ　　ヽ　　ヽ　　　　　i }ヽ　　ヽ
.　 !　/　 i　　　　　　/ 　/　 i　　 i　`,　'´ `丶､ヽ　　　 ! 　',. 　　ヽ
　　　{　　!　　　　　.i--ﾃ=-　i　　 i-＝√二`丶-ヽ　　　ﾉ　　}.　　　ヽ　　　　　　四級魔法使いだから不採用？
　　　i　　i!　　　　　i　/-'二丶ヽ　!　 '´__(_::)- '´　ヽ　　/　丿　　　ヽ
　　　 i　 i i　　　　　ﾊ'´__(_::),　　ヽ!　　 ,　''''"""　" | i /_／i　　　　　　ヽ　　　　　ふざけるな！
　　　　ヽ !ヽ　iヽ　　ヽ　,,,,,.　　　i　　　　　　　　　 f'´￣ `',i　　　　　　　ヽ
　　　　　ヽ　ヽi　ヽ､_ゝヽ　　　　ﾉ　　　　　　　　　　 i:::::::::::丿!　　　　　　　　　　　こんな社会は間違っている！
　　　　　　　　ヽ　 ! {.ハ　　　　` - ｀　　　　　　　 ,` Ｔ'´　ヽ､　 ,.....'´:
　＿＿＿＿＿　　ヽヽ_.ゝ　　　　 -=＝ｱ　　　　 / .〃i　　　ヽ`-'´:::::::/
'´￣￣￣￣￣` ＞'´`─ '` ､　　｀ -- '　　　　／〃　 !　　　 !:::::::::::/
　　　　　　　　〃::::::::::::::::::::i∥＼　　　　　　　／::::／　　 !　　　ヽ:::::::/
　　　　　　　〃::::::::::::::::::::::ヽ＼_ `丶､＿,　'´::::〃　　　　　i　　　　}::::::{
　　　　　　　〃::::::::::::::::::::::::::::',　　ヽ　/::::.....√´　　　　　／!　　　!:::::::i
　　　　　　〃:::::::::::,　--､::::::::ヽ　　∨:::::::::/　　　　　　／:::::i　　　 i:::::::::i
　　　　　　 {::::::,　'´　　　ヽ:::::::ヽ　ヽ::::::::{　　　　　/::::::::::::!　　ﾉ:::::::::::}

　　　　　魔法ギルドに採用されなかった四級魔法使い

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ─━━…　ミ
　　　　　　　　　　　　　 {!　　　　　　　＿_　／　ィニニニニ、＼　　　　　　　　　＼　　＿
　　　　　　　　　 (　　　　、　　　　　｀¨¨７／　　　　　　　　＼　、　　　　　　　　　 l}　　＼　、
　　　　　　　 -===ミ　　　　＼＿＿__　-=彳/　　　　　　　　　　 l　、　　　　　　　/　　　 )　 }/
　　　　／　　＼　≧========.／　　 |l　　　 //　ﾊ　＼　 l　! 　＼＿＿＿／}　　 .／　　廴_..　-=====ミ
　　　　＿_ _____ _＼　_＿＿　.イ　　　　 |i 　 |　|///ｲ　|＼　 |　l| ｌ|　　　＿＿＿__ノ＿／　　／／
　　ｘ≦__　　　　　　　＼__＿＿　　　　 |l 　 |　|ﾄ吉トVｲ台刈　从|　　　　　　　　　　　　　　／二二二二二ヽ
／　　　 .＞=====---　　　　　　　／　Ⅵ　|　≧=-　 -=彡　/　 |　　　　　　　　 ---===＜__ノ　/__ ＿＿_　＼
　　　／　　　　　　　　　　　　／　　.ｨ::从(_圦　　　,　　　ﾚ(__)父ドミ＿ .ィ　　　　　　　　　　　　　　 / { ＼
.-==彡　厂 }　　　　　　　　　　 .才::::7/ヾ:::ｲ　　　|:::.､乂_.ヌｲ::′　　＼￣}::::川、　　　　　　　　　　　　 {　　、　.　平民女性の怒りを
　　　.／{　 {／ }　　　　　　　 //:::::://_／　　　　│::::≧=≦:::/　　　ｌ＼　≧=彡’::ﾊ　　　　　　　　　　 /＼　 }
　　ｲ　l.／　 .′　　　　　　//::::::∧{ フ／|ｌ　　　|¨¨}:::::::::::{¨|　　　Ｙ. ＼　}　}::::::}！　　　　 __ 　　　 {　　∨　　　思い知らせてやる！
　 /　／　　 /　　　　　　　 {_.二ﾌ==/ /　 |ｌ　　　|｢::::｀:::::::´:::|　　　　i|　 .ｘ)/￣￣ヽ}　　　　 {　＼　　＼　　、
. /　 .′　　.ｲ　　　／ }　　　ノ⌒　 {i/ ＼.|ｌ　　　|l::::::::::::::::::: |　l 　 | l|／　　　　-=彳　　＿　＼　　､　ノ　|　　|
/　！　　 {　､ .イ　 /　　／　　　　　　 |i　l　| |ヽ:::::::::::::::: | / 　川　　／　　　＼　 {　＼　＼　＼　│　 |
　　./　　　》’　　 .ｲ-=≦、　　　　　　 .从八 V　|:::::::::::::::: |′／} ｲ　　　　　　　　　＼.ヽ　＼　}　　ヽ ! 　 |
　　,}　　／　　／　／　/　　　　　　　＿_{ 　＼　l::::::::::::::::〈／　　}¨¨＼　　　　　　　　　￣＼　＼　　　　　ｲ
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17 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/20(木) 13:06:09 ID:sfH6NbSs: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｉ　　　，　'　　,
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トミ|　トﾐ|　ｉ|　|　| | | | |　|　|= |_「IIi∧ 「|　__　　＼､　＼　＼　 )´　　　　　　　　／( 　〈I　　　//=i|_|/|//|_|//||/|===|_i|//|Ti|__|/|__|
トミ|　トﾐ|　ｉ|　|　| | |_|_|.._|　|= |IIIIIIIIIII| |/ZZへ _∧⌒'ヽ＼＼＼　　　　　　　　r,　<(　/(/ 　 // /:i| /|竺竺| /||/|===|/|//|Ti|__|/|__|
トミ|　トﾐ|　ｉ|二ト| | |三トミIj|= 匝些些|_| |II|II| |_|/∧　　　　　　　　　　　　　　　 / /　 /'　 /__i| /|三三| /||::-=＝ﾆ|//|Ti|__|/|__|
ト|￣|＼_:|　ｉ|二lﾐ| | |IIIIトミIj|_|￣|＼|z |_| |II|II|_|_|//,'〉　　ノ＼　　　　　　　　　　　,　，　　　 //　〈　/:!ﾞ/|三三|-‐|ＺＺＺＺZ|//|Ti|__|/|__|
ト|＝|＼i |　ｉ|二lﾐ|_|_|IIIIトミIj|_|「i | 　|z |_| |====||(⌒ヽ　Ｊ　　　　　　　　　　　　　　　　))　　　,,　ﾟ //..,,,, '⌒ヽ|-‐|LiLi|zzz|ZZﾄﾐ|__|/|__|
ト|＝|＼l |　ｉi￣「トミｉ￣トミIj|_|「i |＼|z |_| |iLILIi|| ヽ ,;;;,,, ,, ﾟ　｡　　ﾛ　’　　　　　　　　.. .. :::..　ﾟ　｡　　〈ﾍ;;; ;,,,,;;_|-‐|LiLi|zzz|ZZﾄﾐ|II|///|
⌒). . .⌒ヽ_ｉ|　 |.トミ|―トミIj|_|「i | 　|z |_| |iLILI＼＼ , ,;;;　,;;　,;;,　.,:.　.::.　　　.. <> ,,; 　　,;;,,;　,;,<> ,,;;,,,　　〉;; ,,;, |￣トttt|zzz|ZZﾄﾐ|II|//xXx
. . . . . . . トミ|　 |:トミ|//トミIj|_|「i |＼|￣ﾄﾐ|'⌒Y; ;; ＼＼＼:: ... :::: .::: ..: ;; ,,;;; ,「~〉 /　 :: ... ::: ../( ;;;: :..::::: ;;,,／／ ; ,, ｨrzzzzzzzzzz||TTT〈爻爻
. . . . . . . トミ|　 |:トミ|//トミI,ﾉ'⌒^⌒|==ﾄﾐ|;; ;,,;, ,,, ;;;; ,,, ;; ;,,,　,,,,, . .... : ... ...:: :::｀ノ( ;; ,,,<_〉 ::/ ::: ..;; ,,／／／;;;; ,,,,,,;K|======izzz||TT7/爻爻〉
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四級魔法使い以下の女魔法使いの魔法テロが頻発したことから

『中途半端な魔法の才能しか持たない平民女性たちに教育を受けさせるのは問題だ』

と上級貴族たちは判断して、平民の女子教育を廃止した。
18 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/20(木) 13:06:37 ID:sfH6NbSs: 　　　　＿＿　　　　　　 ,-‐-､
.　　／　　　ヽ'ニニニニニ|_!_!ｭＸ二二二二二二二二二二ｺ
　 /　　　○○連`､　　　　　　 `'}‐┴､
　 i＿＿＿＿＿＿i　　, -─- ､　｛￣｀{　　　反対　　　／　　反対
　 } | r} ` / -' | |`i ／　　,ﾍr^､ |　}_,　 ,! ＿＿　　　　／　　　　　　　　　／
　 { 'ｧ'　　`ー'/,_ ）!／ﾘノ二二jﾉノ`i, ／　　　ヽ　　　　　　　　　　　　　／
　,-ｿ||､　 .ノ/ﾆ|`i ／/　 -　r {⌒ / |　　粉砕i　　／￣￣ヽ　 ,-rrr､
/' ＼`ﾐ.､＿　`='ノ iﾆij　　 ,ﾆﾞ l ｀i　/Lr､＿＿＿|　/ 　　ノノﾉij　iっ,!,!,!
＼.　＼　￣,ﾉ`i ヽ　　　|r┼-､ i'　 v{_　（__ﾊ_! 　|　_ノ^i'_ﾌ'i,! 　`i 　{　　　反対
　＼. 　|＼==|/`|＼＼`ｰ| ´|ﾆ､ヽ　　|　i ` ,.-ｉ ! 　}､|- 　　,-'i　　 |＼_|>
　　　＼|ヽ｝ﾉ　　i　＼ |　〉' `ｰ'/　 ,<.j　　二ﾉ　/ｿ　ヽ._`ﾌｧ-ｧr{`ｰ-1
　　　　　Ｏ|/ 　　 |l/　i ﾉ´|　 / /_ノ＼＼　"{ヽ／''''ヽゝ/|ﾍ!　/ﾉ　　　|
　　　　　　 |　　　　ﾘ　/∧　 V_i/　　　ヽ_|＼ノ｢ﾍヽ　　 |/　　|-── '
　　　　　　 |０` 　　| /　ヽ＿/|＼　　､　　　`|　{∧　　 |　　 |
　　　　　　 | 　　　 |　　　　/ﾉ |　　＼ﾘ　　 | ﾉ i ﾍ　　|　　|　　　反対

表向きの理由は平民男性の『平民の女子教育は税金の無駄遣いだから廃止するべきだ』という要望に答えた事になっているが

それは建前で、女魔法使いのテロを防止する為というのが本音だった。

この時期の王国にとって平民女性は不穏分子として認識されていた。
19 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/20(木) 13:07:13 ID:sfH6NbSs: 　　　　　　　　　　　　　 /|　　　 | ､
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　　　　　　　　　｜―=ミ　 |　　　　Υ￣´　　／　}　八　　　　｜　|
　　　　　　　　　 |　　|八　 |　|　 |ト| 　　 |｢⌒Ｙ　／ /イ | |＼　　　　　 |
　　　　　　　　｜|　　 _,j抖扞云ミk　　　|　　 }／　 /　l　l｜　　　　　 |　　　魔女が補充できなくなったけど
　　　　　　　　　 |｜　ハ　　「以灯　　｜ノ]　　八　ノノ　　　＼　　　|
　　　　　　　　　 |八 | _ ﾉ　 ''"´ ,,,, |　 |　 | 7Λ　 / 　＼（ | l　　　　　l　 /　　　魔女の定数に余裕がなかったから
　　　　　　　　　　八　　　　　 |八|　 | /　｝/{　 }ミト- | |　　　｜/
.　　　　　　　　　｜　､　　　　　 |　 |　　　　 }ﾉ八 ⌒ | | 　　　　 |,′　　.　今のところは問題ないわ。
.　　　　　　　　　｜　ハ　＿　　　　|　 |／　　　 |「　　| | 　　　　 |
　　　　　　　　 |／　 /二二　　 |　 | 　　　　 l___　 | | 　　　　 |
　　　　　　　　　　　 /ニニ/-＜ /　/　　　　　　 |ニニ| | 　　　八
　　　　　　　　　　　　　/ニニ/　:|　/／　　　　　　乂⌒'| | 　　　/
　　　　　　　　　　/ニニ/　　|／ニニニ-__　　　　　　 j八　　/｛＼　}
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　　　　　　　　／　Ｌﾆ＞''"´￣￣￣￣「＼ニﾆﾆ-__　　｜　　 |／
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この平民の女子教育を廃止した結果、魔法ギルドも魔女の補充が出来なくなったが

元々魔女には人数制限があって、その定数に余裕がなかった事から、これを静観した。
20 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/20(木) 13:07:40 ID:sfH6NbSs: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿
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　　　　　　　　人　　|　　 ,　　ﾄ､　　　|　〃ゞ′　 .}　　　 ',　　 ∨
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宇宙暦になり魔法ギルドは青藍魔法協会と名称を改めて組織改編を行ったが

それでも平民女性に対する雇用条件が緩和することはなかった。

しかし、宇宙開拓が進んで王国の人口が爆発的に増えると魔女の増員の為に動き出した。
21 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/20(木) 13:08:12 ID:sfH6NbSs: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ||
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　　　　　　／　　　　癶/⌒～　　　　　／　　　　　　　 ...::::::::::::::::::::::::::::::::::-―-､　　　　　　　　　 (　`＜　　　＼
　　　　／　　　　　xく__メ　　　　　　／　　　　　　　／/:::::::::::::::::::::::::::::￣二ミ:::::＼　　　＼　　　　　 ⌒し､个＜
　　　　 /　　　　／く__/　　　　　　　／　　　　　　 ..:::::/::::::::::／:::::::::::::::／:::::::::/⌒ヽヽ　　　　　　　　 (　汽＜　ヽ
　　　　　　 x宀く_入ノ　　　　　　　　／　　　　　　 /:::::::::::::::::/:::::::/:::::::/::::::::::::/j:::::::::::::::::、　　　＼　　　　　　￣　 Yﾉ个x,,ﾞ、
　　　 /r＜__ノ￣　　　　　　　　　／　　＿/⌒ヽ　　 /:::/::l::::::::::::::::::/:::::::/::::::::::::::::::|::::::::::::::::::i　　　　＼　　　　　　　　￣し⌒)＼
　／「人　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　 }＼/:::/::::|::::::::::|::::::::::://｜:::::::::::|:::|:::::::::::l:::::::}　　　　　　　＼　　　　　　　　　　 Yく
　{^ J＼　　　　　　　　　　　　 __)|　　　 /⌒l`ーく::|::::/:八/＿/{::ト{:::|:::::l::|::::l:::::::::::|::::::;　　　　　　＼　　　　　　　　　〔　)
　 `つ＜　　　　　　　　 /　　　　｛　j　　　　　 }アノ:::l::/:::::-《f勹)ﾐx､ﾄ从:::|::l:::::l:::::::::j:::::/　　　　　　　　　＼　　　　　　　 ( く
　　 {　 ┴､　　　　　　　　 /　　　　　V八　　 /／`く:::::::/::::::/::{弋;;;;;ソ {　　＼从―|:::ﾉ:::/　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　〔　__)
　　　⌒)　ﾉ　　　　　　　 /　　　　　　 /　　ヽ　 }:::::::::::::ヽ/:::／　人`冖　　　　ん歹》}/:::/　　　　　　　　　　　　　 `、　　　　　) ＼
　　　　弋┴､　　　　　　　　　　　　 ;　　　　 |～く:::／／:::八　＼　　　　｛::.`''ﾞ／::::/　　　　　　　　　　　　　　　｀、　　　　(＼ﾉ
　　　　　つ〕　　　　 / 　　　　　 l　　　　ト):::.廴⌒Yへ　＼　　　 __　　　　 /:::::::/::|　　　　　　　　　　　　　　　　｀、　　 fミへ
　　　　廴__ヽ　　　 ./　　　　　　　　 { 　　　／ )〕::）):::::::Vノ　　＼　　 `　　／:::::::/:::::|　　　　　　　　　　　　　｀、　　弋＿ﾉ
　　　　　〕 )　　 /　　　　　　　／::::l　　／　／::::つ〕 :::::| ⌒) 　　ー‐　T:::::::/:::::/::::::::l　　　　　　　　　　　　　　　｀、　人＿〕
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ｰ弋　　乂r――＼　　　　　　　　　　　　 __「￣＼--|　＿　＼(　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 Vﾆﾆﾆl　　　　　　　　　　 {::::jﾆﾆﾆ＼ﾆニﾄ、
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　　　　　　　　し--　⌒ヽ＿　　　　　イl |　　ヽ　 /　　￣`ー┘　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{ 寸ﾆﾆﾍ　　　　　　　　｛　｀～ミニﾆ＼ﾆV
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　　　　　　　　　￣＼＿ノ`ミつ}　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{::::{ﾆﾆﾆニ＼}ﾊ　　　　　　　 Y　 /ヽ　＼ﾆﾆ乂
　　　　　　　　　　　　　　　　￣　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 └-l ＼ﾆﾆニj＼、　　　　　　　　 L_/　人　　`ー-へ
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魔法女学園という私立教育機関を創設した青藍魔法協会は人間の才能を測定する魔法を使用して

英才教育を受ければ一級魔法使い試験に合格できる女児を選別した。

つまり、魔法の才能がある女児だけを集めて、魔法女学園で教育することにしたのだ。
22 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/20(木) 13:09:30 ID:sfH6NbSs: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿
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ﾞ'^～冖''"´_ _ _ _ _ _ _ -／／／／|-_-_-_-_ﾆＴﾆTﾆTﾆT;';';';';';'＿＿ﾋﾆ-￣;';';';';';';';'-_-_-_-_-_-_-_-;';';';';';';';';';';';';';';';';:;:;:;:;:;:;:;:　　-二二
　-_-_-_-_-_-ﾆﾆ_‐＿　匚]ｰ匚]／ﾆT　 /￣/ｰ/＿_‘，￣￣|＼＿＿＼　　　 |＼＼TﾆＴﾆＴﾆＴﾆＴｔ_;';';';';';';|＼＼＿　　　;:;:;:;:;:;:;:;:　‐-
-_-_冖二｢L｣_／￣／| __,／／|　　　ロ TﾆTﾆﾆTﾆﾆTﾆﾆﾆT＼|二二二|　_ _ _＼匚］ニニ-_-TﾆTﾆTTﾆTﾆ＼匚|＼＼　［]]　.::.::.::.::.:
　辷匚]__ -　匚匚] ／_,,,|ﾆ|　 |／[]　　￣￣＿＿＿￣￣￣　　　　　　　　　: : : : : : : : : : : : : : : :|＼＼|＼＼＼　＼|二|＿　　＿
二|__ ‐　　　　　　∠二フ|ﾆ|／[]／　　　　└──ｰ‐┘ 　　┌ｰ┐　　　　　　　　　　. . : : : : : : : : ＼＼＼＼＼_＼　　 |＼＼|＼＼
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　／／／￣￣￣￣￣￣″　　　,;″,;″　.:.:.:.:.:　　 :.:.:.:..　　.:.:.:.:.:.:＿＿　　　　::.:.:.＼＼:::　　　　　　＼　＼|￣|　＼|￣|　　＿　　＿
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/　　　　　　　　　(;';';';'′　ノ;';';';';') _|／＼|癶|;';';';';' 　　 |　匚]＿__| |　　 |__￣|￣＼　　　　　　　　　　　爻淡淡淡ix ｀'ﾐ淡;';＼　＼＼
　　　　　　　　　(;';';')′　ﾉ;';';';')　 TニニニＴ｜　　　　_|.｜|￣￣i| |　 iニ|ト _>￣￣ |＿　　　　　　　　　　　爻爻淡淡ix `'弌淡＼
　　　　　　　　 (;';';')′　ﾉ;';';';'ﾘ　　/　　淡淡 |　　　　 |___|└─ｰi| |　 |_|_|| |_|　　＿＿|_＼＿＿　　　　. . . . : : :ｖ爻淡淡)ix ｀´ ｡s≦
;';';';';';';';';';';';';';')(;';';')′淡(;';';';';')′ /　　　｀ii´.:.|　　　　(;';';';';';')￣　| |　 |_|_|| |_|　　 |二二二二|＼_＼､: : :爻淡淡淡炎=- ￣ _　＼
二二二二二´二二_　￣二二...... ..二二二二´　　 √| |＾'|　:　:　:| |　 |_|_|| |_|　　 |ニニニニニ]|＼| ＼／＼＞''"´　_,.｡s≦ ＼
淡淡淡淡淡爻,　　/ /　　 √~￣￣￣|｜　　|　　 |　| |　|　:　:　:| |　 |_|_|| |_| 　 ├────ｰ|￣|＼　＼　＼｡s≦　　　　　　＼
淡淡淡淡爻　　　/ /　　　 |￣￣￣￣|｜　　|　　 |　| |　|　:　:　:| |　 |_|_|| |_| 　 └┬───ｰ|￣￣|｀T'| ＼　＼
淡淡淡淡ｿ　　 / ./77777二二￣￣ |: |　|￣　　　|　| |　|＿＿__| |　 |_|_|| |_| 　　 └┬──ｰ|［］　 |　| | ＼＼　＼
二二二二二二´　/　￣￣　　　|＿|]　　| 二二二二二二二二二| |　 |_|_|| |_|　　ＩＩ　　　￣￣￣|　冂 |　| |＼ |＼＼　＼

魔法女学園は幼稚園、小学校、中学校、高等学校、大学、大学院が存在しており

幼児園で初等教育前の就学前教育を３年受け、小学校で６年の初等教育、中学校で３年、高等学校で３年の中等教育

大学で４年、大学院で３年の高等教育を受けるようになった。
23 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/20(木) 13:10:14 ID:sfH6NbSs: 　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::／::::::::::::::::::::::::::＼
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　　　　　　　　　　 /:::::::∥::::l::::::lY（. ・汽/:::／／メ/:::::::/::::/:::;:::l
　　　　　　　　　 /::::::::∥::::l:::::::l　`冖" ￣／ｧ=ミxﾉ;;;/:::::/:::::::::l
　　　　　　　　 //:::::::;:::::::::!:::::::l　　　　　　弋‘ノ)[У:::/:::::/:::::l
　　　　　　　　　 / /::::::/l::::::::l:::::::::l　　　　 "　　＿／::::／:::::/ﾊ:::::l
　　　　　　　　 / /::::::/ l:::::::::l:::l:::l:ﾄ、　っ　　￣フ:::T::::::/::/::l　V:l
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つまり小学校から大学院まで１９年間、幼児園まで含めると２２年間も教育を受けられるようになったのだ。

彼女たちは、この教育を満３歳から満２５歳まで受けていた。

青藍魔法協会がここまで彼女たちに投資をしていたのは、元々教育は効率のよい投資である事に加えて

事前に才能がある者を選別して教育する事で、コストパフォーマンスが更に向上していたからだった。
24 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/20(木) 13:10:39 ID:sfH6NbSs
25 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/20(木) 13:11:15 ID:sfH6NbSs: ttps://www.youtube.com/watch?v=VvOwUKkzC3o

――宇宙暦２０２８年

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　惑星青藍　ジャパン島

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　　　　　　　　　　魔法女学園小学校の生徒　橘ありす
26 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/20(木) 13:11:49 ID:sfH6NbSs: : ..　　　　　 : :＼＼:＼＼_: :　　　　　　　　　　　　: : : : ､: : .　　　　　　　　　　　　　　　 : : | |: :　　 / : : : : : :
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27 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/20(木) 13:12:31 ID:sfH6NbSs: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 : :|　|: :　　　 : : :./
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28 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/20(木) 13:13:00 ID:sfH6NbSs: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 -=二=-　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 -=二=-
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　　　 /イ∨V__|
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30 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/20(木) 13:14:04 ID:sfH6NbSs: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 -‐……‐
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /／:::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:::: / ＼::/:::／　 |:::::::::::::|:::ニ|__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:::::|笊㍉／　　､__|＿:::::: |::ニﾉ　〉　　　爆発させる魔法（エクスプロージョン）
　　　　　　　　　　＿＿　　　　　＼| Vソ　　＿ﾉ::::::::::::/::／{／
.　 ⊂ニﾆ⌒　￣￣￣|　　　⌒ ーへ￣从　　　,　　てう㍉ｲ:／::::::Λ〉　／＼
　　　Ｌとノ￣　 ―-只　　　　　　　 |:::::＼　　　　　　..:::/::|::::::::::|　 /　つし〉
　　　　　　　　〈ﾉ∨ ￣￣￣＼_　 |::: Λ{＼＿　个/:::::|::::::::::|　 |　ﾉ　}
　　　　　　　　　　　　　　　　 | V|::/　 {　　／　| |:::::Λ:::::八 /　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　 |:::八{　　＼／　　ノ |／　＼:: / 　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　 √￣　　 }<　　　⌒/　　/＼＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　ﾉc 　　 / : ＼　〈 {　　＼::／⌒
　　　　　　　　　　　　　　　　 {　　　　　　　　　 / ::::::::::|＼{＼__ノ〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /{ 　｜　＼　　 Λ ::::::::::|::::::`ー＜
　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　｜　　　＼　　＼::: ﾉ＼:::::::/￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | 　　　　　　＼:::: }＼{
　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　 |　　　　　＼　　　＼
31 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/20(木) 13:14:38 ID:sfH6NbSs: 　　　　　　　　　　　　　 |l|ｌｉｌ|l　　　　　|ｌ|川ｌ|ｌY|l|l|l|l{
　　　　　　　　　　　　　 |l|　ｌ|　　　　　|ｌ|　　ｌ||　　ｌ|
　　　　　　　　　　　　　 |l|　ｌ|　　　　　|ｌ|　　ｌ||　　ｌ|
　　　　　　　　　 |l||ｌ|川ﾘ　　|l川|l|l|l|l|l|l|l　　ｌ||　　ｌ|
　　　　　　　　　 |l|　　　　　　　　　　 |l|　　l||　　ｌ|　　　　　　　　　 ||　|| ||
　　　　　　　　　 |l|　ｌ|l|l|l|l|l|l|l|l|川　　|l|ｌ|ｌ|川|l|l|lｌ|ｌ|　　　　　　　　　　　 || ..|| ||
　　　　　　　　　 |l|川ﾘ　　　　ﾘ　 l||　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 || .|| .||
　　　　　　　　＿＿...|l|　　　　　　　 l|　 l||..￣￣￣￣....|l|l|l|l. ￣￣￣￣￣￣￣―――||　||＿＿
　　＿――￣￣　.|| ||.　　　　　　　 |l　 l||　　　　　　　 |l　|l|　　　　　　　　　　　　　 || ||￣￣――＿
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　 ―＿　　　.|| ||　　　　　　　　　 jl|　jﾘ　　　　 |ｌ|　　　　　　　ｌ|　　　　　|l　ｌ|　　ｌ|　}|ｌ|ｌ|ｌ|ｌ|....|| ||　　　＿―￣
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32 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/20(木) 13:15:13 ID:sfH6NbSs: 　　　　　　　　　　　　 ―――――＜
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　　　　　　　 /:::/:::::::::::::/　　::::斗―::､:::::|::::::::::::|:::::: |　 /
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.　　　　　　　 |:|::::::::::::Λ{　　　　 ≫==ミ:::|:::|:::::: |:::::: |/＼　　　　　　　　おお！
.　　　　　　　 |:|::|::::::≫=ミ　　　　" );;;ﾊ　》::::|::::::ﾉ::::::::|　　＼
　　　　　　八|::|::::《　);;;ﾊ　　　乂'ソ ,, |八イ⌒ヽΛ ／⌒　　　　　　これなら火力は十分ですね。
　　　　　　　 |人:::　乂ツ　'　　　　　　　　/:::| 　ﾉ ::::'、
　　　　　　　　　 |::ト'' 　　　　　　　 ,:::::::| イ:::::::::: '、
　　　　　　　　　 |:八　　　┌　￣)　　　|:::::::|::::|::::::::::::: '、
　　　　　　　　　 |:|:::::..　　ヽ　　　　　　|:::::::|::::|:::::::::::::::::'、
　　　　　　　　　 |:|::::::::::＞　　　　＜　八::::::|::::|:::::: ＼::::::'、
　　　　　　　　　 |八 ::::::::::::::: Τ　　　　　＼|⌒''＜＿:＼::'、
　　　　　　　　　　　 |＼|::::::::ノΛ　　　／　　　　 / )￣￣｀＞┐
　　　　　　　　　　　 |::::」斗　 {　/＼／　　　　 ∠ノ　　　　／￣￣
　　　　　　　 __┌(　　　 ∨　／　　　　　 ∠ノ　　　　／
　　　　　　 __／　 ∨　　　　＼　　　　　∠ノ　　 |　　/／
　　　　　　　_厂　　　 ┌(　　　　＼＿∠ノ　　　 |
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_,､-''"　　　　 Λ　　|　　　＜＞　＿　　＼　　　　　　＼／::/::::ﾉ
　　　　　　　＼　|　　　　　 └―<◯ヽ}　　　　　　 /:::::/／

　　　　　　　　　　　　　　　　　＞―-----------―ｧ～┐
　　　＿　　　　＿＿,,,,,　-‐''"　　　　　　　　＿xｧく/)人⌒(┐
　　/　　￣￣￣　　　　　　　　　　＿x-┬く/)-┴⌒　　＼⌒(r、
　 /l　　　　　　　　＿＿,,,斗-＜T辷ﾉζ￣　　　　　　 `＜ ⌒)r、
／　l＿r～r-‐くTr～〉rﾏ厂)ソ⌒　　　　　　　　　　　　　　　　　`＜ﾚヘ＿
　ノr‐廴r‐ﾚ＼⌒　／　　　　　　　　　　　　　-‐'''"⌒　　ー----‐ `ミ┴ミζ
　ﾉ_）　　　　 __/⌒⌒ｰ┐-―---‐ .....-――-.....__　　　　　　　　　　／／ﾆ(
｛/)　　　　　r┘ （⌒}　ﾉ　　　＞''"::::‐-ミ:::::::::::::::::::::`＜　　　　　　　/　/＼rｼ
/)　-‐'''" 　 `ｰ廴rV∨ 　／::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::＼::::::＼　　　 /　/ミ ζ
　　　　　 /　　l　 Vﾍ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::＼::::::ヽ　　　/　/ミ-rﾉ
　　　　　　/　　 l 　 ∨:::/:::::::::l::::::::ヽ:::::＼:::::＼ヽ:::::::::::ヽ::::::∨　/　/ミ　 )
　　　　／　　　 l　　 j::::;:::::::::八::::::::::＼:::::＞‐:::`ｰ彡::l::::ﾞ､::::::V/　/ー厂
　　　／　　　　 !　　 l::::l::::::::::::::＼::::::＼＼yぅ苳ミｼ:::::}::::::ﾞ;:::::::V　厂f^
　／　　　　　 l　　 {:::::l::::::::ﾄx-l‐＼:::::ミ代(沙)/l:::::ﾊ:::::::ﾞ;::::::∨{ `r〉　　　　.　爆発魔法としては中々だが
／　　　　　　　　j　　 l:::::l::::::::y灼示　￣　　 `'''"　}::∧:::::::::ﾞ;::::::∨ミ〕
　　　　　　　　　 l　　 /l:::人::::癶乂シ　ゝ　　　､__ノｲ__ﾊ:::::::::l::::::::ヽﾉ　　　　　　時間がかかりすぎるのと行動がバレバレなのが難点だな。
　　　　　　　 l　　/:∧::::::::::::::ミ=-　　　 __　　　 /::}:::::l:::::::::l::::＼::＼
　　　　　　　　　　　/::::::人:::::::::::::＼　　 ‘　　　／l:::ﾉ:::::l::::::::::l::::::::＼:::＼　　　　実戦では使い物にならないだろう。
　　　　　　　　　l　/::::::::::::::＼::＼::＼＞- 　＿／　人::::::/}::::::::::}:::ヽ::::::＼:::＼
　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::＞-ミ:::ヽ:::::::}＿　∠__　Y-rl::::::::ﾊ:::::}＼::::::＼::
　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::/ 　　　V いく　 /＼__/ /(::〉l:::::/￣＼　ヽ::::l ＼
　　　　　／:::::::／::::::::::::::/　　　い　Vﾍ}　∨-､　r‐/ 〈::ｿ:::/　｝　Y　 }::::}
　　　　／:::::::::::::::::::::::::::／l　　　　ヽ /::Vﾍ＿_ ＼／　〈/::/　 ∥ 　 l　/:::ﾉ
　　／／:::::::::::::::::::::::::::{ 　　　＼＼:::Vﾍｰ､ヽ/＼　 /:::/:〉 }/　　　lノ::::/
／　／::::::::::::::::::::::::::::／＼_,,x=＝气ノ:::∧r-┴ ＼～/:::/{::〉｜　　八／
　／／::::::::::::::::::::::／:::::::/Y＼　　　〉::::;　 {_f二　　＼-､{ 〈::〉 l　　　　〉
/::::/:::::::::::::::::::::／ /::::::::∨∨　　　　l:::::{ ⊂-‐-､　　〈　＼::〉 l气　／
::::/:::::::::::::::::::::/　 /::::::::::/:::/廴＞-へ-┴-＞"⌒ｰ､ヽ　 lﾐく　 Y＼
::/:::::::::::::::／l:l 　/::::::::::/l:::/{　／／　　／　　　厂ヽﾉ　　l ヾ＼ lﾊ_>
/:::::::::::／　 l:! /:::::::::::/ {::{ ヽ　 /　　＿　　　 /　　∨ 　 l い　 l
:::::::::::/　　　 ∨:::::::::/　 l::l　廴＿二 -‐　　　 /　　　＼　l 　 l　l
::::::::/　　　　　{:::::::/{　　l／　　　￣＞､　　癶ヽ｜ﾄ　} { 　 }　}
::::::/　＼　　 l::::::{__x千r､r＝=orく--―＼　＼ `弋_l l弋j　　ﾉ　l
::::::{　　　)ヽ＞-彡'"⌒￣{L／/!l　》　／　 `＜ ⌒)　し､ﾍ　　　ﾉ
::::八　＞''"　　　　／＿／　/ {l／／　　　　r＼(ノ　∨ﾍ､　 /
::::ﾄ､/　　／　　／　⌒　　ノ　　 /　　　　　　 {{ ∧　》　∨ﾍ￣
乂::弋x≪　　　/ 　　　　　　 r=zx,,,＿＿,,,xⅥ　Ⅳ　＼∨ﾍ　　　｛^Y
　／《＿ `ミ＝(rﾐx　　　　　＿ノ　　＼￣￣　ﾉ`ｰ}～--ﾍ V人　　｝｝
/　　　　　／　　　 `＝''"￣　　　　　　 `“⌒＼　　　　　　＼ /7冖く^ﾒ
　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　　＿＼┴イ
　／　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ≫==＝彡"⌒￣＼ |

　　　　　　　魔法学園小学校教師　南宮那月（魔女）
33 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/20(木) 13:15:47 ID:sfH6NbSs: 　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿
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　　　　 | :.:.:.:.:.:.:. |　|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨:.:￣
　　　　 |:.:|:.:.:.:.:.:.:|　 :.:.:.:.:l＼:.:. ＼ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨:.:.:.:
　　　　 |:.:|:.:.:.:|:.: | 　＼:.|　＼＿:.:.ノ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／
　　　　 |:.:|:.:.:.:|⌒ヽ　＾＼￣　＼｢＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:
　　　　 |:.:|:.:.:.:| ＿　　　　　　＿＿＿＼: | :.:.:.:. |:.:.:
　　　　 |八:.:.:.|{⌒{㍉､　　　广¨{:し勹⌒j| :.:.:.:. |:.:.:
　　　｜　＼{＼　V:.:}　　　　　 V;ン　ノ:.:ﾉ:.人|:.:.:
　　　　　　 |:.:〉　￣　　　　　　　 '' ″ イ:.:.:.:.:.:.:.:.:　　　　た、確かに先生の言う通りだから
　　　　　　 |:.:.|　 `　　　　　　ｕ　 /|:.:. /.:.:.:.:.:
　　　　　　 |:.人　　　　　　　_　　　　/:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:　　　　この魔法を改善します。
　　　　　　 |:.:.:.[＼　 ~⌒^~　　　　　|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
　　　　　　 |:.:.:.|　 |＼　　_　 -≦　　|:.:.:l.:.:.:.:.:.:.:.:.:
　　　　　　 |:.: ﾉ　人:.:.:.:.:.:.:.: |　　　　|:.:.:l＼.:.:.:.:.:.:
　　　　　　 |／　　＼＞⌒　　　／＼|　＼:.:.:.:
　　　　　　　　　　／-/　　　／　　＿/ニﾆ:.:.:
　　　　　　　　／ﾆ∨　　／　　＿/ニニニ＼:
　　　　　　　　 [ニﾆ/　　／　＿/ニニニニニニ
.　　　　　　　 /[ﾆ∨__／＿/ニﾆ/ニニニニニニ
　　　　　　　 /-[ﾆニ|　／ニニニ√ニニニニニニ

//////////////////////／　― -　　　 /,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／,;;;;l;;;,＼
////////////////////／＼　　　　＿ノ,;;;;;;;/,;;;;;;;;;;;;;;;/,;;;;;;;;;;|;;;;;;;,,,
//////////////////／　　　＼　／;;;;;;;;;;;;;;;;/,;;;;;;;;;;;;;;;;;ｌ |;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;l
////////////////／　― -　　 λ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;;;;//,;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;!
//////////////／＼　　人＿ノ,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;／/,;;;/;//|;;;;;;;;;;;;;|
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/////////／＼　　　ヘノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_|;;;;;;;;;;;／ｨ //>< !;l;;;;|;;;;;;l
///////／ヽ　　＼／,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／ |;;;;;;;;;;;;;;;ﾄノ,≦ﾐ//|;;;| l;l;ﾉ
/////／　　　`　　　ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;{ y |;;;;;;;;;;;;;;;|　ﾍ {;;l ` // //
///／　ヽ　　へ、丿,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ヽ!;;;;;;;;;;;;l;;!　　∨ イ　 '　　　　　　お前は既に五級魔法使い試験に合格しているから
/／　＼　｜/　|;;;;¨;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,＼|;;;;;;;;;;;;;ﾄ|　　　　ヽ
´　ヽ　　＼　　） |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/l;;;;;;;;;;;;;| ＼　　　 >　　　　　　焦る必要はない。
＼　 `　γゝ- '　!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ |;;;;;;;;;;;;;;! 　`　　　 /
＼＼　ノ　　　　|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|　!;ﾄ,;;;;;;;;;|　　　-ノ
γλ_ノ　　　　 |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|　l;;l !;;;;;;;;;!　　　/
　) 　　　　　 |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|　|;;| |;;;;;;;;;| ､　/
'　　　　　　　 |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|ヽ／￣￣￣＼
　　　　　　　　　|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!´::::::::::::::::::::::::::::::..＼
　　　　　　, -―|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.＼
　　　　 l::::::::::|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.＼
34 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/20(木) 13:16:20 ID:sfH6NbSs: 　　　　　　　　　　　 _ ....-‐………‐-... _
　　　　　　　　　　　　／＿＿::.::＞''´＿＿::.::ﾆ- _
　　　　　　　　　／￣::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.＼::.::.::＼
　　　　　　／ ::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:: ＼::.::.::＼
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　　　　 /::.::.::/::.::.::.::.::./　 |::.::.: |::.::.::.:＼ ::.::.::.::.::.::.: ∨::Λ　　　｜
. 　　　 /::.::.::/::.::.::.::.::./　　 ::.::.::.|::.::.::|::.::.:＼::.::.::.::.::.:: ∨ ::|　　　 |
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　　　　::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::|ノ:::::::::＼: ＼::.|::.:＼::.::.::.::.::.::.::.::.| :: |　　く
　　　 |::.::.::.:|::.::.:┼ベ~| ::::::::::::::: ＼::.`ー―:＼::.::.::.::.::.::.|／|＿＿)
　　　 |: {::.::.|::.::.::.|__≫=ミ::::::::::::::::::::≫===ミ＿∨::.::.::.:Λ:/　　「
　　　 |八::.::.::.::.:: Υ {:i:i:ｉﾊ::::::::::::::〃 {:ｉ:i:i:ﾊ　Y | ::.::.::./::./|　　 |　　　　　ですが大学院卒業までに
　　　　{　＼::.::.::|八乂;;ノ:::::::::::::::: 　乂;;;ソ　ﾉ |::.::. /＾ｉ/::|　　 |
　　　　　　　|＼{乂_　￣　､　　　　　￣￣　八Λ{　ﾉl ::|、＿|　　　　　私が一級魔法使い試験に合格できるとは思えません。
　　　　　　　|i:.::.:八　　　　　　　　　　　　 Λ::.::/ イ八::|
　　　　　　　|i:.::.::.:: ＼　　 r:::..,,，　　　　 /::.::.:/::.::./ ::.: |i
　　　　　　　|i:.::.::.::.::.:个　　　 ⌒　　　　イ/::.::.:/::.::./::.::.::.:ｉ|i
　　　　　　　ト|i::.::.::.::. | ::.::}＞　 -=≦ 　 /::.::.:/::.::./ ::. | ::. ｉ|i
　　　　　　　 |ｉ::.::.::.::.:厂／￣ﾉ　　　　 / ::.: /::.::./::.::.::.|::.::. ｉ|i
　　　　　　 Λ ::.::.:/／／　　　　　／::.::.::.: /}/~^''＜|::.::.::.ｉ|i
.　　　　　 /　＼::.{ ／　　　　／::.::.::.::.／/　　　　＼::.::.ｉ|i

　　　　〃:. 　　 .:.:.:.:.:.＼i:i:i:ifﾖ― ､/i:i:i:i:i:i／ ./７､三三三三三三三三三三三三三三三
　　　　|i. |i　　:.:.i　i:､:.:.:.: `ｰ'ﾞ:.:.:.:. ∧}i:i:i:i/ /./Ｖ　}＞r‐＜三三三三三三三三三三三三
　　　　|i. |i:.､　 i　i､,＼ｉ　　:＼.:.:.:|i:i:i:i:i{i:i:i:ｱﾞ:＼ i}ｉ:i:i:i:i:／/ ＞r‐＜三三三三三三三三
　　　　|i. |i　|:. .:i!Ｖ i＼,丶　 .:.＼￣＼_У.!.:.:.:/>'i:i:i:ｉﾑ_,′i7 |i:i:i:i:i:i:＞r‐＜三三三三三
　　　　|i. |i　i:.. .:| ∨／＼心、:.　＼_,　.:.:.:.:ﾄ､:.乂i:i:/￣¨/>､　i}i:i:i／〃.ﾘ∧i/￣Ｖﾊi:i:i:i:/´
　　　　|i∨ /:.､:..　i´i lｨf爰芸} ￣丁:.　　...:ﾄ､ヽ:.:.:∧ 　//／i:i:i{i‐ｧ― ､_ /i:{ /i 　 .i}i:i:i{ｉ　i!
　　　　|ｉ ∨/ | ヽ:.乂　∨廴ｿ　 .:.il:.　　　..:ﾄ､j } ./　 ∨.:. ＼i:i:ｉ:i/:.:.:.:.:.: 〉ｉ:ｉ:{_i_|＿_,!i:i:i:ﾚir′
　　　　{i　＼:i ヽ }　　　ゞｼ″ 　 .ﾊ:. 　　.:.|７/.∧ 　/:.:.:.:.:.:.:.￣:.:.:.:.:.:. 〈i:i:i:i:>ﾞ￣Ｖi:i:i:i:У
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.　　　　　　　ｒ'　　　　　　　/　 |:. 　　 :|:.∧ 　/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|　　　　　　それは当たり前だ。
　　　　　　　　＼　　　　　　　.:.|:. 　　 :i/　..∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
　　　　　　　　　　Ｌ _ _　　　　　.:.:.|: 　　 /　　./:.　 :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. |　　　　　　確かにお前たちは英才教育を受ければ
　　　　　　　　　　 └　　　　...:.ｲi!:. 　 .∧ 　∧:.　.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: {
　　　　　　　　　　　　　　　ィ!:. .|:i.　　/　 .∨　’，:. .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ∧　　　　.　一級魔法使いになれる才能はあるが
　　　　　　　　　　　　　ﾞｰ ´　.|i:.　|:i　 ∧ 　./====>、:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　价:. |:i ./ 　 ∨i　　　　＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧　　　　それでも試験に合格できるとは限らない。
　　　　　　　　　　　　　　 /|!|: /ｉ:∧ 　./ ,ﾑ　 r==r-r=-､ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧
.　　　　　　　　　　　　　 ∧|!|/:..,′ .∨r'三|―|三i!Ｖ!三i冫 :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ∧

.ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ//:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／//:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/:::://:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::Yﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ /::://:::::::::::l::::::::::::::::::::{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;::::::::::::::lﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
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ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆl:://::::::::::::/l::::::::l:::ﾊ:::::::!::::::::::::l::::::::::::::::::{:::::::::::::l::::::::::::::lﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
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/　　｀⌒～ミﾆﾆﾆﾆﾆ//:::::八::::气 {代ﾘ心ヽﾄl＼:::l＼::;;;l,,,＼:::＼::::＼::}::::::::::l::::lﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
/ﾊ　/＿ }　 /　　j　　//::::::::l::从ﾊ　乂;;ﾟ;シ　　{ 　＼ｼ斧f狄(＼::::＼;;;;＞::::::::l:::::lﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
　廴{/ }ノ　/　/　ﾊ　//:::::::::l:::j::::::l 　 `冖　　　　　　乂;;ﾟ;;歹ノ/￣::::/::::::::::::l:::::lﾆﾆﾆﾆﾆ≫'"￣l　ヽヽ｜
　　　　`～⌒廴/^L//:::::::::::::::l::::::::　　　　〈!　　　　 `冖''" /::::/::::/:::::::::::::::l:::::l～r‐イ　　い　lr‐､〉 r～
　　　　　　　　　　 //:::::::::::::::∥:::::人　　　　　　　　　　　　　 /::::/::::/:::::::l::::::::::::::::l　ハ　} l　 r-し　　⌒
　　　　　　　　　 //::::::::::::::::∥::::::/:::＼　　ヽ...,,,__　　　／:::::/:::/::::::::::l::::::::::::::::l__「└～⌒
　　　　　　　　 //:::::／￣/:::::::/ ﾉ-‐ ＼　　　　　　イ::/::::/:::/::::::::::::::l::::::::l::::八　　　　　　　大学院卒業までに三級魔法使いになればいい。
　　　　　　　 //　/　　 r/::::::/　(　　　 { ＼__　-＜　{ヽ/::::/:::/:::::::::::::::::ﾞ;:::::::ﾄ、:::ﾞ､
　　　　　　 //／　　〔/::::::/｛⌒r=＝＝=(_}ミ=＝彡У::::::::::/`ヽ／f〕:::::ﾞ、:::l ＼:::ヽ　　　.　　二級魔法使いや一級魔法使いは卒業後でも構わん。
　　　　　,,x～//　/　　　/:::::/／^〉l l　　　／ {{　ヽ　 /:::::::::／ﾐУこ/⌒＼ヽ::::、　＼＼
　　　　 / 　 // 　l　　 /:::::/乂　Y l廴／　　 ll 　｝〉／::::::／ミ／┐ 〕　　ヽ::∧　　＼＼　.　無理をするな。
　　　 /二二つ　{　　 /::::/￣＼　￣ )～L {L_//::::::::／ヽ／　「⌒　　　　　}::::∧　　　＼ヽ
　　／‐-ミ＼　　 !　 /::::/ /}￣／>x,,,/　 / ￣／:::::／　／r‐厂　　　　　　　l:::::::∧　　　　ヽ::、
　/ -―-ミ＼┘　 l /::::/　 └/} 〈ヽ / ￣`ｰ／::::／-＜＼)　　　 /　　　　 j::::::::::∧　　　　　Y:、
/￣二二ヽ`┘　　 /:::/　　　　 ⌒～ﾄ～⌒/:::::::/ハ廴{⌒　　　／　　　　　∧::::::::::::ヽ　　　 l::.
　　　　 // ﾉ　　　/:::/　　　　　　　　　　　/:::::::/ ⌒"　　　　／　　　　　　/　ヽ::::::::::::::＼　　 }::}
35 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/20(木) 13:16:52 ID:sfH6NbSs: .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀:..､
,　￣￣￣　､.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:..:.:..
　　　　　　　|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
.　　　　　　八.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ,
　　　　　／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:: :.:.:′
　　　　　}.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ｲ.:.: /|.:.:. . |
　　　　〈:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:: :. .／. |／　|.:.: . .|
八　　　}.:.:.::i|.:..:.:: .:/7／　　　　 /.:.:ハ.|
|＼`ー‐′ : i|.:.. .: .i|　　,斗f笊` ′/　 i|
|.　’,.:.:.:.:.:.:.:. i|: ..:.:.:.{　　ヽ.　Vｿ |
|.　　’,.:.:.:..:.:.:i|.:.::..:. |　　　　　　　､　　　　三級魔法使いか。
|　　　’,.:.:: . .i| .:.:.:.:.|　　　　　　　/
¨¨¨¨¨´.:.:.:.:.:ハ.:.:.:.:|　　　　　 _ノ　　　　それでいいんですか？
.:.:.:.::.:..:.:..::.:..:.j{:.{: . :.|　　　 ´ﾉ
.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:..:.:j{.:.| : ..ト､_＿　′
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|￣≧s｡
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|　　／　｀__､
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|_／　　／　　’,
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:′.　／　　　　 ’,
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::., /　　　　　　　’,
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:′　　　　　　　八
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:|　　　　　　　　　＼
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.,　　　　　　　　　　｢ l
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ト､　　　　　　　　ﾑ⌒l
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.{ ∧　　　　　　　　/ /⌒ヽ
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: , ∧　　　　　　　ﾚ'}__／〈
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:′∧　　　　　　　　`ーくﾉ
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.::.,　∧　　　　　　　　　’,
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|＼.:.:.:. ′　　､
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|　＼.:.: |　　　＼　　　　　　　ｌ
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|　　　＼|　　　　＼　　　　　／
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|　　　　　　　　　　　`ー―‐’

　　 7:,':::::::::':::::::::l:::{::::::::::::::::|::、:::::､::::::::ヽ:::::::::ヽ:::::..
　　 !::!:　:::::l::::::::::l:::::ヽ::: :::::::l:::ヽ::::::＼:::::::ﾞ．:::::::::::､:::.
　　 |::l:::::::::::l:::､:::::|、:::::ヽ:::::::l、､:＼:::: ヽ ::::|:::::::::::::::::::
　　 |:::ヽ:::::::|､::ヽ::l ヽ::::::::ヽ::|_ヽ_ヽ:＼::::＼|::::::::::::::|::::
　　 .!::ヽ:ヽ::レ＜二ヽ＼::ヽ＼ｱ乏辷≧ミ彡' :::::::::l::::　　　　構わない。
　　 .∨:::ヽ:ヽ≧斧圷､　`ー　´伐;;;;ソ≫' |::::::::::::::!:::
　　　 V､:ヽ斗<込;;ソ　　　　　　 ""^~　　ﾘ::::::::::::,':::　　　　魔法協会が平民女性を雇用する条件が
　　　 .ﾞ．:::::::. ´´　　　　′ 　　　　　 /::::::::::::,'::::
　　　　 }::::::::::.　　　　　　　　　　　　 /ｲ:::::::::::|::::::.　　　　三級魔法使い以上である事だから
　　　　 .ｌ:::::::::::.　　　　 r─‐､　　　 /'/:::::::::::::|::::::::.
　　　　　!:::::::::::ヽ　　　　￣￣　　　　.ィ:::::::::::::::::l:::::::::::.　　　三級魔法使いなら職に困らないさ。
　　　　　l::::::::::::|::::＞.._　　　　　　イ|::::::::::::::::::::,':::::::::::::::.
　　　　 /ｌ::::::::::::|::::::::::::ﾊ　 -＜.　　 |:::::::::::::::::::ハ::::::::::::::::.
　　　 ./:::l::::::::::::|:::::::::＿|＿,､＿＿__|:::::::::::::::::,':::::ヽ::::::::::::::::..
　　　/::::::l:::::::::::,'-≦//ィ／ﾊ､`ヽ＼!::::::::::::::/-､___＞､__::::::::::.
　　 /:＞-|:::::::,'　/'"<<　 //ヽヽ　ヽ}!:::::::::::/　　　／　　ヽ:::::::::
　 ./"　　 |::::,' 　|─‐ヽｲ./　　ヽヽ'/|:::::::::,'　　　,'　　　　　ﾊ:::::::::.
　/　　　 .|:::,' 　 |　　　//　　　 l |.　|:::::::,'」　　.,'　　　　　　ハ::::::::::､
./　　　　 |:::l　　.|'⌒Y7'￣￣ヽ∧ヽ.!:::::,'　　　,'{　　　　　　ハ::::::::::＼

　　　　　　　　　　　　　　　 -―――-
　　　　　　　　　　　 ::::::::::::::::::::::::::::::::::-―-､
　　　　　　　　　／/:::::::::::::::::::::::::::::￣二ミ:::::＼
　　　　　　　　　　　 :::::/::::::::::／:::::::::::::::／:::::::::/⌒ヽヽ
　　　　　　　　　 ./:::::::::::::::::/:::::::/:::::::/::::::::::::/j:::::::::::::::::、
.　　＿/⌒ヽ　　 /:::/::l::::::::::::::::::/:::::::/::::::::::::::::::|::::::::::::::::::i
. 　/　　　　 }＼/:::/::::|::::::::::|::::::::::://｜:::::::::::|:::|:::::::::::l:::::::}
　__)|　　　 /⌒l`ーく::|::::/:八/＿/{::ト{:::|:::::l::|::::l:::::::::::|::::::;
..｛　j　　　　　 }アノ:::l::/:::::-《f勹)ﾐx､ﾄ从:::|::l:::::l:::::::::j:::::/　　　
. 　V八　　 /／`く:::::::/::::::/::{弋;;;;;ソ {　　＼从―|:::ﾉ:::/
　 /　　ヽ　 }:::::::::::::ヽ/:::／　人`冖　　　　ん歹》}/:::/　　　　一級魔法使いは魔法協会に就職してからゆっくりと目指せばいい。
　;　　　　 |～く:::／／:::八　＼　　　　｛::.`''ﾞ／::::/
　l　　　　ト):::.廴⌒Yへ　＼　　　 __　　　　 /:::::::/::|　　　.　私も二級魔法使いとして魔法女学園大学院を卒業して
　{ 　　　／ )〕::）):::::::Vノ　　＼　　 `　　／:::::::/:::::|
.::::l　　／　／::::つ〕 :::::| ⌒) 　　ー‐　T:::::::/:::::/::::::::l　　　　２００歳になってから、一級魔法使いになったからな。
.:::人ﾆ彡:::::::::::::rく_l⌒l:::::|～く〕ヽoく| |:::::|:::::::::::∥＼::八
:::::::∧ て;;;ﾉ⌒　ノ＿|::::|＜ノ⌒)不ﾐ| l:::::l::::;:::::::::::::::::＼:＼
.:::::::::人　￣　￣　　} |:::l　 )～く{人_.| |^Y:::::{::::{:::::::::::::::::`～
.:::::::::::八T～-‐冖⌒　|:::l　_）八ﾉY^Y.l |　｝::::l:::::l::::::::::::::::::::∨
.::/::::/　　　ヽ　　　 |::j＿）　└～- l | f:::::::l:::::l::::::::::::::::::::::∨
..::::::廴_､　　人＿人__|::j　　　　　｝l |::l::::::::l:::::l ＼::::::::::::::::∨
.::::::::/::l　￣　　　　 l/　　　　　　 j | |::}::::::::::::::lー-＼::::::::::::i
:::::::::::个 x＿　　　　　 |　　　　　　 /｜lﾉ::::::::::l::::|＼r-t＼::::::::l
.:::/:::::j!＼＿￣ミｧ---┼―　　⌒ /Tl l | ＼::::::l::::|　＼　　Y::::|
.:/l:::::j!￣＼　／　　　　　　　 /～ﾍl |　　＼:|:::|＼　ヽ　 }::::}
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36 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/20(木) 13:17:28 ID:sfH6NbSs: 　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿
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.　　　　　 /:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:. |:./Λ|:.:.:.:.:.:.: |　　　　　　　　　　 |ニニ|
　　　　　 :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|/　　|:| :.:.:.:.: |　　　　ヽ　　　　 |ニニ|
.　　　　　 :.:.:.:|:.:.:.|:.:.:.:./:|:.:|/　　|八 :.:.:. |　　　￣／　　　　　 |ニﾆ/
　　　　　　| :.: |:.:.:.|:.:.|/　|:.:|＿　　＼:.:|　　　／⌒Ｌ　　　　｜ﾆ/
　　　　　　|:.|:.:|:.:.:.|:.Τ ￣ |.　　　　　 |　　　　　　、　　　 |-/
　　　　　　|:.|:.:|:.:.:.|:」抖羔羔　　　ｕ　　｜　　　　　７L　　　　|〈　　　　　そんなに時間をかけているのですか？
　　　　　　|:.|八:.:.:|:.人 V:::::ﾉ　　　　｜　　　　　　　　　 |ﾆ|
　　　　　人|　|＼|ハ ,,,,~~~　　　　　　 |　　　　 (__）　　　 |ﾆ|
　　　　　　 |:.:.:.:.:.:} 　　ヽ　　　　 |　　　　　　　　　　 |ノ
　　　　　　 |:.:.:.:.八　　　　　　　　　　|　　　　 (__）　　　 |:.|
　　　　　　 |:.:./:.:.:.|>　u　　　　　┐|　　　　　　　　　　 |:.|
　　　　　　 |:/:.:.:.:.:|　 |>. 　｀　￣　 |　　　　 (__）　　　 |:.|＼
.　　　　　　 / :.:.:.:.:.厂 |:.:.:|≫ 　　　 |　　　　　　　　　　|:.:.:.:.:.
　　　　　 / :.:.:.:.:./　　|:.:.:|:.:.:.:. }〕T〔　|　　　　　　　　　　 |:.:.:.:.:.

　　　　　　　　　　　　　　　......--―――--........
　　　　　　　　　　＞''":::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::＼::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　／:::l::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::.Y　　　　一級魔法使い試験には年齢制限はないから
　　　　　　 /::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::＼::ヽ::::::::::::Y:::::::::::::::::::::Y
　　　　　　∥:::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼Y::::::::::::l::::::::::::::::::::::l　　　２００歳や３００歳でも受験可能だ。
　　　　　　j:::::l::::::::l:::::::::::::＼::::::::＼::＼::ミﾆ=::::::「ヽ:::::::::::::::l
　　　　　　l:::::l:::::::人::::＼::::::Χ～ _,,x斧Y}::::::::::j 　 }::::::::::::::}　　　魔法使いは魔力制御や魔力鍛錬にかけた時間が重要だから
　　　　　 {::::::l::::::::::::＼::::＼-ミノ~`ﾐ少ﾞ j::/::::/　ノ::::::::::::::j
　　　　　八:::::い::::::ヾ,,x云￣　　　　 //::::/厂::::::::::::::::八　　　基本的に長く生きた者が強い。
　　　　　＼X＼～癶｀ﾐ)　　　　　／/::::// l::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　 //:::::::::::::::/ヽ　ゝ　　　　 /:／/　 l::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　 //l::::::::::::::/ l:人　　 -― ／／　八:::ﾞ、::::::::::＼::::::＼　　　　　　「歳をとってから試験を受けた方が有利なんですか？」＞ありす
　　　　　　 ∥ l::::::::::::/　l::::::::::Tf‐-∠ ィ＿x＜￣ヽ::ﾞ、::::＼::::＼:::::::＼
　　　　　　∥　l::::::::::/ 　l:::::::::::::／　／￣`～､⌒～ﾍ:ﾞ、::::::＼::::＼::::::::＼.
　　　　　　j:l　 l::::::::/ 　八:::／::::::::/　　　　 ⌒～-}:`、::::::::ヽ::::::＼::::::::::::＜
　　　　　 {:{　 l::::::::!　　／＼:::／/　　　　　 l　　　　 l::::`､::::::::::`､:::::::＼～ミ::::::ヽ
　　　　　　l::l 　l:::::::{　／　　∠//l　　　　 l　 /　　 l::::::::ヽ:::::::::::ﾞ､::::::::ヽ　＼:::::＼
　　　　　い　い:／/　　　／／　　　　 {／　　　l::::::::::::ヽ::::::::::ﾞ、:::::::｀､　　ヽ:::::::ヽ
　　　　　　乂＼∨::/　　　/) 〈　　＼　　　 ∨　　ﾉl:::::::::::::::、::::::::ﾞ、::::::::::Y　　 l::::::::Y
　　　　　　＼/:::/::＼rく-､/人ﾍ　＿　　　ﾉ　　 /　}ヽ:::::::l:::l::::::::::::;::::::::l:::::l　　 l:::::::::l
　　　　　　　r-、j::::ト～/⌒フﾉ｛〔{￣　}＿／　　 /　 /　 V:::}:::}:::::::l::::l::::::::}:::::l　　}:::::::::}
　　　　　　 rヽ Y{::::{ 　 {=={::::》／/ {＼ノ￣}　　　/-／　　 Vj:::j::::::::l::::}:::::::j:::::}　　j:::::::::j
　　　　 r‐( ヽ }八:人　}ヽf:::》 ∨l　ヽ__>　ﾉ　　 / /l 　　　ｿ;/:::::::::}:::;:::::::;::::/　　/::::::/
　　　　乂_ヽ「　　＼＼j__ﾉ::》　　 l　　　　 /l　 /　/::l 　　　 //:l:::::::::l::/::::::/:/　　/:::／
　　　　　ヽ、　{　　 }￣! {::》　　　l　　 l　/　l / 　/::::}　　　/ｲ::::l::::::::l/::::::/ノ　 /／
　　　　　　乂＿__ノ　jﾞY::》　　　l　　　l {　ノ　 /:::::j　　／　}::::!l::::::/::::::/ ＿／
　　　　　　/:.:.:/＼　ﾉ｛::》　　　j　　　 l l　{　　〉:::/　／＿　j:::j l:::/:::::::/ j::∠＿
　　　　　 ./:.:rﾉ　　　ﾄ､｛::》　　rﾉ　　ヽl￣>‐く:::/ rzZ三/ /::/ j/:::::::〈三三三シ
　　　　　{:.:.:.:l ￣￣ﾉ　戈^ヽ　l　　　　 ∨x～く　 r彡┘/／ノ::::::::::/⌒))＿
　　　　　ヽ:.:.}　　 / ／/lY-､ﾐj　ﾞ、　　　　＼／～／＿／／/:::::::::/ ζ三／
　　　　　　 }ノ＿/ 《_ノ lL》　 l　ヽ　　　　　 `～└ヲ　〉　/::/l::::::::::;　　＞┐＿
　　　　　　￣　 l　　 ll ll 　　 l　　＼　　　　ヾ／　＼ﾌ /::/ l::::::::::l　｛彡'"⌒):ﾉ

　　　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　/::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾞ､::::::::::::::::::::::::、
　　　　　　　　 /::::::::::/::::::∥::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::Y:::::::::::::::::::::::、
　　　　　　　　　　　/::::::::::::l::::::::!l::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::l:l::::::::::::::::::::::::l
　　　　　　　　　　　j:::l:::::::::l:::::l::l l::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::い:l:::::::::l::::::::::::::l
　　　　　　　　　　　{:::l:::::::::l:::::l::l　l::::::l::::::::::ﾄ::::::＼:::::::＼l::::::::l:::::::::::::::}　　　　そういう事だ。
　　　　　　　　 l:::l:::::::八::l┼-ﾞ、::ﾄ:::::::::l‐＼T＼::::::::＼:::l:::::::::::::::!
　　　　　　　　　　　ﾄ:l:从l ｼ勹j示ﾐヽl　`'～>う斥芹ﾐT～:::l::::::l::::::::l　　　　一級魔法使い試験に合格すれば魔女になれるのは
　　　　　　　　　　　 l:::l::::::ヽ弋::’丿　　　乂‘::ソ　j::::::::::ト:::l::::::::l
　　　　　　　　　　　 l::::l::::::ﾊ　^冖''　　　　　　 `冖''`　l::::::::::l/:::l::::::::l　　　　大きなメリットだが、一級魔法使い試験は危険で
　　　　　　　　　　 l::::l::::::::::!　　　〈j　　　　　　　　 l::::::::::l::::::l::::::::l
　　　　　　　　　　 l:::::l:::::::八　　　　　　　　　 /!:::::::::l:::::::l::::::::l　　　　受験者に死者が出るのが常態化している。
　　　　　　　　　　 l::::::!::::::::l::＼　　　‐ - 　　　／::;:::::::::j::::::::l::::::l:l
　　　　　　　　　　　 l::::::l::::::::l::::::::`ﾄ､　　　　　イ｜::/:::::::::ﾊ:::::::l::::::!:l　　　　死んでしまっては元も子もなくなる。
　　　　　　　　　　　 l:::::::l::::::::l::::::ﾉ:::l::`ト-- '"　　　{::/::::::::/:::l::::::::l::::l:::l
　　　　　　　　 ∥::::::l:::::::l::::::::::::l;;;;:}__r-､＿＿　/:::::::/::::::l::::::::l::::l::::l
　　　　　　　 //:::::::::l:::::::l77￣／　ﾉ下　ヽ　 /:::::::/`ー-ミ:::::l:::l:::::l
　　　　　　　　　 /::::::::／ l:::::::l/ ＼ヽ／　 l ヽノ　/:::::::/ﾉ　　　　`く::l::::::i
　　　　　　　　　/:::::::/　　 l:::::l　　　/ }　／l　l　 /::::::/　　　　　　　ヽ:::∧
　　　　　　　　 /:::::::/　l　　l:::::l　　〈_/Χ　 l_ﾉ　/:::::/ﾉ　 l　　 /　　　Y:::∧
　　　　　　　 /／　{　 l　/{l:::::lﾍ　／癶＼癶/::::/　　　l　ノ　　　　}::::::∧
　　　　　　　 /｛　＼　Y ｛l:::::l・ ⌒" ・｀～・j::::/ ﾉ　　 l／　　　　八:::::::∧
　　　　　　 /::::､　　　　{　 j:::::l=こ=こ=こ=こ=l::::ﾊ }　｛〈　　　　　　/　〉::::::∧
　　　　　 /:::::::::>～ﾆﾆl　 l:::::ト　　　　　　＿l::::l::::}}　　 }＿　　　　　／:::::::::::∧
　　　　　 /:::::::::〈　/ い　ヽj:::::j　__＞＜￣　 l::::!l::::}｝　 r‐ニミ>～／::::::ヽ::::::::∧
　　　　　/:::::::::::::∨l　l ﾞ､　/:::ﾉ￣　　　　`～-l:::l }:::《　 /　　　}_ノ廴}:::::::::::＼::::::ヽ
　　　　 /::::::/:::::/Y　　　∨:::/ ＼　　　　　　　{::{｛::::}}　/ 　 / 〈_人ﾉ:::::::::::::::::::l＼:::::::､
　　　 /::::::/::::/　l　　　 /::::/　　＞-―----->''⌒＼　　/　　　l/::::::::::::::::::::::l　ヽ::::::、
　　　/::::::/l::::r--――-┬-- ､／　　　　　／　 /￣￣￣＼　 /:::l:::::::::::::::::::::l　　、:::、
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　　/::::::/　l:r'"￣　　　/　　　　　　　　　＼　　　人　　　　ヽ::l::::::::::::::::::::::l　　　 !:::l
　 /!::::::l　 l└┤　　　 {　　　　　　　　　　 `～ミ　　ヽ　　　　　∨:::::::::::::::::::::}　　　l::::l
　/:l::::::l　　l::::l 乂　　　ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　 {　j　j　∧ V:::::::::::::::l::::l 　　　l:::l
./:/l::::::{　　l:::l　　└イ￣}　　　　　　　　　彡---―└'-癶ノ::ﾍ ∨::::::::::::}:::l　　　　 }:::}
j:/八::八　 l:::l　 // l:l　　廴r┬～￣　＿／　//　 l::l　＼　　l::::::::::`┘:::::::::::l:::l　　　　 l:::l
37 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/20(木) 13:19:15 ID:sfH6NbSs: .　　　　　　　　　＿＿＿＿＿
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ﾆﾆ|:.:.:.:.:.:/ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: /|: / .| :.:./　　　　｜ Λ| .:.:.:.:.: |
ﾆﾆ|:.:.:.:./:.:.:／|:.:.:.:.:.: |ー/‐|/―|: /　　　￣|:/￣|.:.:.:.:.:|:.|
ﾆﾆ|:.:.:/:.／:.:.:.| :.:.:.:.:.:|:./　｜　　/　　　　　　　＿_|.:.:.:.:Λ|
ﾆﾆ＼{/＿＿八:.:.:.:.:｜＿＿＿＿　　　　ィ77ＴT| :. /　 |
Τ二|:.:.:Τ/⌒|＼:.:.Τ^广V777ド　　　　 |//八 |／
｜二|:|:. 八(　 |:.:.:.＼| └ ,,∨/ﾉ　　　　　　 ''':.:.:＼　　　　　安全第一という事ですか？
└‐<|:|:/:.:.:.＼｣:.:.:.:. ＼　　　　　　　　　丶　 |:.:.:.:.:.:.
　　 |:.:.:.:.:.:.:. 八:.:.:.:.:.:. ｀､　　　　　　　　　八:.:.:.:.:.|
　　 |:.:.:.:.:.: /:.:.:.＼:.:.:.:.:.: ',　　　　　　　 ,　／:.:.',＼:.: |　　　　　　　　　　　「そういう事だ」＞那月
. 　 / :.:.:.:. /:.:.: /￣＼:.:.:. |　　　　　ゝ／:.:.:.:.:.:.',　∨
　 / :.:.:.:. /:.:.: /　　/　∨:.|　≧=ー--く￣｀＼_:.:.:',
. /:.:.:. ／^￣/　　＼　｜:.| 　 / ＼　　＼　　Vﾍ ',
/:.:.:.:./ 　＼　　　＼|.ノ　｜　　＼　　 ' 　 |　|: ',
:.:.:.:./　　　＼　　　｀、　　　　　 _ﾉ＼　 ',　|　|:.: ',
:.:.:.√　　　　　　＼　　　｀,　　　　　　　 Λ　', |　|:.:.: ',

　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
.　　　　　　　　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::Y
　　　　　　　　　　　　　　/::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;::::::::::::::l
.　　　　　　　　　　　　　 j::::::::::::::::::::::l::::::::::::{:::::::l:::::::::::::{::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::::::i
.　　　　　　　　　　　　　 l:::::::::::::::::::/l::::::::l:::ﾊ:::::::!::::::::::::l::::::::::::::::::{:::::::::::::l::::::::::::::l
.　　　　　　　　　　　　　 l::::::::l::::::::/‐ト::::l:l l　!:::::ﾞ､::::::::八::::::::::::::人:::::::::::l::::::::::::::l
.　　　　　　　　　　　　　 l::::::::{:::::{:{,x云从l:ト､l:::::::ヽ:::::＿ヽ:::::::ﾞ､::::ヽ::::::::l::::::::::l::::!　　　　　一級魔法使い試験を受験する者は男女問わず
　　　　　　　　　　　　　 l:::::::八::::气 {代ﾘ心ヽﾄl＼:::l＼::;;;l,,,＼:::＼::::＼::}::::::::::l::::l
.　　　　　　　　　　　　　j::::::::l::从ﾊ　乂;;ﾟ;シ　　{ 　＼ｼ斧f狄(＼::::＼;;;;＞::::::::l:::::l　　　.　魔法の天才ばかりだが
.　　　　　　　　　　　　ﾉ::::::::l:::j::::::l 　 `冖　　　　　　乂;;ﾟ;;歹ノ/￣::::/::::::::::::l:::::l
.　　　　　　　　　　　　/::::::::::::::l::::::::　　　　〈!　　　　 `冖''" /::::/::::/:::::::::::::::l:::::l　　　　その所為で自分の限界を見誤る者が多いから
　　　　　　　　　　　 /::::::::::::::∥:::::人　　　　　　　　　　　　　 /::::/::::/:::::::l::::::::::::::::l
.　　　　　　　　　　./:::::::::::::::∥::::::/:::＼　　ヽ...,,,__　　　／:::::/:::/::::::::::l::::::::::::::::l　　　　試験では死者が出てしまうのさ。
.　　　　　　　　./::::／￣/:::::::/ ﾉ-‐ ＼　　　　　　イ::/::::/:::/::::::::::::::l::::::::l::::八
.　　　　　　　　　 /:::/　　 r/::::::/　(　　　 { ＼__　-＜　{ヽ/::::/:::/:::::::::::::::::ﾞ;:::::::ﾄ、:::ﾞ､
　　　　　　　/／　　〔/::::::/｛⌒r=＝＝=(_}ミ=＝彡У::::::::::/`ヽ／f〕:::::ﾞ、:::l ＼:::ヽ
　　　　　,,x～⌒　/　　　/:::::/／^〉l l　　　／ {{　ヽ　 /:::::::::／ﾐУこ/⌒＼ヽ::::、　＼＼
　　　　 / 　　　　l　　 /:::::/乂　Y l廴／　　 ll 　｝〉／::::::／ミ／┐ 〕　　ヽ::∧　　＼＼
　　　 /二二つ　{　　 /::::/￣＼　￣ )～L {L_//::::::::／ヽ／　「⌒　　　　　}::::∧　　　＼ヽ
　　／‐-ミ＼　　 !　 /::::/ /}￣／>x,,,/　 / ￣／:::::／　／r‐厂　　　　　　　l:::::::∧　　　　ヽ::、
　/ -―-ミ＼┘　 l /::::/　 └/} 〈ヽ / ￣`ｰ／::::／-＜＼)　　　 /　　　　 j::::::::::∧　　　　　Y:、
/￣二二ヽ`┘　　 /:::/　　　　 ⌒～ﾄ～⌒/:::::::/ハ廴{⌒　　　／　　　　　∧::::::::::::ヽ　　　 l::.
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38 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/20(木) 13:19:49 ID:sfH6NbSs: 　　　　　　　　　　　 -――――-
　　　　　　 ....::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::....
　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　/::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::､
　　　,:::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::;::::::::::l:::::::::::::::::::::::::い
　　　　l:::::::::::::::::::::::::::;:::::::::::::::l:::::::::人:::::::::::::::::::::::}:::}　　.　昔は人間の寿命が短くて、すぐに老い衰えてしまうから
　　　　{:::::::::::::::::::::::::::l::::{::::::::∧:::::::::::＼:::＼:::::}::ﾉ:ﾉ
　　　　l::::::::::::::::::l::::::::{::::从-{―＼:::::::XYj刋ﾞ》l::::ｲ　　　　１０代や２０代で一級魔法使い試験を受験して危険を冒す者が多かったが
　　　 !:::::::::::l:::::l::::::::ﾄ y勹i笏ヾ　￣｛(ﾘﾉ/;:::::::!
　　　 l::::::::::::l::/l:::::::::::《乂)タ　　　　　　''" j::::::::l　　　.　不老長寿が実用化した現在では３００歳までは不老のままで問題なく生きられる。
　　　　 l::::::::::::l弋l::::::::::::ﾞ､ '''"　　　　ヾ　　ﾉ::::::::!
　　　　 l::::::::::::l::::::::::::::::::ﾍ＼　　　__...．　..::::::::::::j　　　.　つまり３００歳までに一級魔法使い試験に合格すればいいのさ。
　　　　::::::::::::!:::::∧::::::::::ﾞ､__　　　 " ／:::::{:::::::;
　　　　 !::::::::::l::::::::∧:::::::::::ﾞ､￣　┬イ::}::l:::::l:::::/　　　　　焦って無茶をしなくてよくなったから、良い時代になったものだ。
　　　　 }:::::::::j::::::/:::∧:::::::::::ﾞ､ニf〕-ミ--l:::::l:::/
　　　　　!::::::::;::::::::::∠ ﾍ::::::::::::V /l＼{ ＼l:::::l/
　　　　　l::::::/::＞'ﾞ ⌒～ヽ::::::::l/ ll　ヽ　 l:::::{ヽ
　　　　　!::::／　　　　　ﾞ､:::::l　ll __rV^Yl:::::!　＼
　　　　　!/　/　　　 l　　　ﾞ;::::l～" _.,x～ﾍ:::l　　｝
　　　　 !{／　　　＼ l　::}　 l:::l～''"　　／ﾄ::l.:::::ﾉ
　　　／　　　　　　＼::j　 j:::lー---／―{ }:} ノﾆ]
　　 /　　　＿＿　　　 Y　斗-――――--ミ┘l
　　｛.:::::::/⌒`ー-=ニﾌ＿((　　　　　　　　　　　)）l
　　人;;ノ　～｛＿＿_＿⊃ヽ＜;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＞／　l
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　　/{　　L　　　＿　ィ"　/　人ﾟ　　ﾟ　　ﾟﾉ { /:: l
　 /〈j_/ ..::ﾄ　￣　／ﾉ　　 ∥「＼＿　＿／l〕ﾐ>::: l
　,:::∥{　:::::} ⌒Y :::::{、/ 　彡「ﾉ　￣￣　　{j　)〉::::l
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　l/　　人{　　　l:::::::::::＼　[(不)] ￣￣　　　 ll llヽ:::::l
　{　ﾞ、　＼　ﾉ:::::::::::::::::ヽﾝﾊ　 `～ニ　　/ ll ll　ﾄ､l
　{:、　＼　　⌒ヽ:::::::::::::::::/ jl ll　　　　　 /　　:::.　い
　j::＼　　＼　　　::::::::::＼(　ll ll　　 .::..　/　　　l::: ｜ﾍ
〈ﾐr--＼__／`ｰﾐ乂:::::::::::｝　　　　　::::.://　　 l:::　　}人
〈ミ三i　／／::/ ￣＼;;ノ　　　　　 l:::// 　　 l:::: ／　｀、
　Y￣　 {／　.:/　　　　　　::　　　　l:::::::: 　　 j￣ l　　 l:. 、
　乂__, /..::/　　　..::/　　 .:::　　｜ l:::::::l　＿ノ　　 l:.　　l:: 〉
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　　　　　　　　　.:.:.:.:.:. 　　 .:/ 　　　　　 ,　　　　　　.:.:.:.:',
　　　　　　　　　.':.:.:.:.:.　　 .:/　.:./　.:/　 .:/ 　　ｉ　　:.. 　　.:.:.:!　　　そもそも魔法協会がわざわざ学園を用意して平民女性を
　　　　　　　　　ｉ:.:.:.:.　　　.:/:.　 ,′.:il　 .:/i:.　 l:. .:! 　　､:. 　 .:.|
　　　　　　　　　|:.:.:.:.　　　,′ .: i:l　.:il:. ./! !i.　.|i　{ｉ　　　　',　　.:|　　　２２年間も無償で養って教育しているのは
　　　　　　　　　|:.:.:.:..　　/ｉ:.　　从　.!Ｖ/ｉN_!:.i:.!＼＼_,ィ　.:ｉ}:.　.ﾘ
　　　　　　　　 ,′:.:.:.　.//li. 　 ∨＼!　　 _｀ヽ! 　ヽ　｀ヽ..:i!.! ./　　.　お前たちが魔女になれる可能性があるからだ。
.　　　　　　　 //:./:.:.. .:V{ |i. 　 .:! - ｀ｰ―'ﾞ　　　｀ｰ‐''/lＶi.ﾙ′
　　　　　　　//i:/:.:.　..:/i:｀!:i.　　|　　　　　　　　　､　　ｉ:.i／ |　　　..　試験で無駄死にされたら投資が回収できなくなるから大損だよ。
　　　　　　　/ .|i:.:.:.ｉ.:./:i:i:i:ｉ:i|　　|、　　　　　　　ﾉ:ｉ|:.　:|
.　　　　　〃　.|i:.:./:/i:i:i:i:i:i:i|　　| ＼　　　　　_　　ｲi|i:i|:.　:|
.　　　　　　　.|ｉ:/:/ｉ:i:i:i:i:i:ｉ:i|　　| 　　 .　　 ´ , ィｉ|ｉ:il:i|i:i|:. .:.|_厂iミーｒ―ｒ‐i二ｒｭ￢_＿__
　　　　 /　　　.i/:/:i:i:i:i:i:i:i:ｉ;i|　　i_　　　｀Ti爪i:ｉ:ｉ:ｉ|ｉ:il:i|i:i|_厂!ノ｀>―亠 ┴亠――‐　　/i-､＿
　　　 ,′　　/_,ｲi:i:r==fi彡i| 　 |￣{ｉ'￣ ¨T￣¨ｉ}ｉ:ｉ|i厂i三ノ¨＼　＼　　　　　　　}　 7￣ヽ.／＼
　　　　　　　/i炒'´￣辷r＼i! 　:|　　＼､_,小､彡'ﾞ癶_／＼　　　　　　　　　　　　/ 　　　＼./>
　　 /　　 .//´― ､　 .乂_i| 　 | 　　　〃　ヾ,〈_／　　　　　＼　　＼　　　　　　　　　　／´
　　, 　　　/,′　　　　　　乂!　 :ﾄ､_　　 {i_　　　}}＞．　　　丶　　　　　 _ _　　　/　　　　／
　ｉ|　　　,仏.　　　　　', 　　|　 :!乂辷/{{_ｉ辷i辷ｉ}彡'ﾞ｛)＞．　　　＼.r{ヽヽ　　　　　／
　 ||　　 /{i 　　　　　　　|　.:l乂辷!.{{辷i辷辷ｉ}辷彡'ﾞ .|:. :|ｉ＞．　　八,　　､＼　／
　 ||　 .厶ｉ＿,　　　　　　　_|　 !　　￣{{ 　￣　 i} ￣｀ヾ|:. :|ヽ! | 　’ ''＜} 　　＼iｒ'ﾞ
　 ||　∧/.＿　｀ヽ　　　 {ノﾉ|　:|　　　 {{　　　　　ｉ}　　　　}:. :|　}:.|　　　 ./　　　)　i}
　 |ｉ /(￣il　_)―‐､＼__彡'ﾞ　|　:!＿＿_{j.＿＿＿_{j.　　 /|:. :|ノ|:.| 　　 /　　　　　/
　 Vi!　｀ｿ|´　　　|i>=ｌ_,,..．ィi　:|i'"ﾞ~¨＾￣￣￣￣~¨ヽ />|:. :|ヽ!ﾉ　　 .{　　　　/
39 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/20(木) 13:20:31 ID:sfH6NbSs: 　　　　　　　　　　＿　''^ﾟ~￣.::.::.::＞―
.　　　　　　／::／::.::.::.::.::.::.::.::.::＼::.::.::.::.::.＼
　　　　　　／::／::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.Λ::.::.::.::.::.::＼
　　　　　 /::.::/::.::.::.::.::.::.:/::.::.::.::.::.::.::.::Λ::.::.::.:＼::.::＼
.　　　　 /::.::/::.::.::.::.::.::.:/:|::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::∨::.Λ
　　　　/::.::.::.::.:: |::.::.:: / Λ::.:: 斗―‐ト::.:|::.::.::.::.::.| ／ |￣＼
　　　 |::.::.::|::.::.::|::斗― 　＼::.:|::.::.::.|::.::.|::.::.::.::.::.|::.::./|　　 |
　　　 |::.::.::|::.::.::|::.::|/　　　　＼ ≫==ミ|＿ : Λ|::./::.|　　 |
　　　 |::.::.::|::.::.::|::≫=ミ　　　〃　_）ﾉ}'⌒::/〈::.::/::./＼　/
　　　 |::.::.::|::.::.:〃　_)ハ　　　 ,,乂^ソ ::.::.|⌒∨::Λ　厂
　　　 |::.::.::.:⌒弋,, 乂ツ　　　　 ////::.::Λ| 　 }／::.∨
　　　 |/＼::.::.::.:＼ ///｀　　　　　厶イ::.::/ ／::.::.::.::|　　　大損ですか。
. 　　　　｀Τ::.i⌒　　　　　　　 /::.::.:/ ´::.|::.::.::.::.|
　　　　　　 |::.:八　　　　 '　　　 /::.::.:/::.::.::.:|::.::.::.::.|　　　私たちを投資商品だと考えているわけですか？
　　　　　　 |::.::.:/＞　　　　　 |::.::.::.|::.::.::.: |::.::.::.::.|
　　　　　　 |::. 〈::.:/::.::.::≧ｰr＜　|::.::.::.|::.::.::.: |::.::.::.::.|
.　　　　　　乂( ∨r――.／　　 |八 ::|＿_::. |::.::.::.::.|＼
　　　　　　　　／￣{＿　＼　　　　＼　人::|＼::.::.::.::.::＼
　　　　　　　/⌒　｛＿　／＼　　　　　／　　＿｝::.::.::.::.::.|
.　　　　　 /　　　｛＿　　／＼＿.／＼　　＿｝Λ::.::.::.::.|
　　　　／/　　　　　｛＿　　　／　　/二二二二二二二二二〉
.　 _／::.:/ 　　　 |　｛___　　　　 /二二二二二二二二二/
　 ⌒¨ 〈　　　　　 |　　｛＿　　　　/二二二二二二二二二/
.　　　/::.＼　　　　|/　　　｛＿　　/二二二二二二二二二/
　　　|::.::.::.:|＼　　　　　｛＿ /二二二二二二二二二/
　　　|: |::.::.|　　　｢　　　／ ./ﾆ＞''^~￣　　 ~^つ二/
　　　|八::. |　　　＼＿／　./／　　　　　ノニ二/
　　　　　ヽ|　　　　　 )'´　　　{＿＿.／￣￣￣ニﾆニΛ
.　　　　 |　　　／　　　　　　　）ニニニニニ二/　|
　　　　　＼　　　　　　　　　／ニニニニニ二/　　〉

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　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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　　　　　　　　　　　　　/::/::::::::::::::::l::::::::::::::l:::::::::::::::::::l:::::::l:::::}
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　　　　　　　　　　 l::::l:::::::::::l::::::l l::::::::::::::l:::::::::::::ヾ:}:::::::l::::l　　　　人材も立派な資源で資産だよ。
　　　　　　　　　　 l::::l::::l::::::l‐从-ﾄ{::::::::::l-ヾﾄ:::ト::＼:::l::::l
　　　　　　　　　　　l::l:l:::从,,ｼfぅミ､乂{＼l ｨぅ示ヾY:::::l:::::l　　　　特に魔女のような優秀な魔法研究者はAIで代用できないから
　　　　　　　　　　　　　l::l:::::::::l` 弋ﾟ;;ﾉ　　　　弋ﾟ;;ﾉ　/:::::l:::::l
　　　　　　　　　　　　　l::l::::::::人　`"ﾞ　 .:;　　　｀~ﾞ　/:::::::j::::::l　　.　人的資源として付加価値が高い。
　　　　　　　　　　　　 l:::l:::::::::l::＼　　　　　　　　／/::::::/l::::::l
　　　　　　　　　　　　l::::l::::::::l:::＼　　こ>　　　／:j::::/::l:::::::l　　　お前たちは大事な資産だから背伸びをして無茶をするな。
　　　　　　　　　　　 l:::l::l::::::::l:::::::`ト　　　　ィ::::::::/::/:::::l:::::::l
　　　　　　　　　　　　八::::l::::::::l::::::l:::::::|　￣＿l:::::::/::/::::::::l:::::::l
　　　　　　　　　　　 /:::::::::::い:::l-r-ｧ'"~不ヽ-‐`ｰ/::/----＜:::l　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「わかりました」＞ありす
　　　　　　　　　　　 /::::::::::/∨::::l j::f 《／ﾊ_》　／/::/ﾉ　　　　＼!
　　　　　　　　　　　/::::::／　 V::::l'::ﾉ //ヽl l／　 /::/ 　 l　　　　＼
　　　　　　　　 /:「　　　ハ::::l::{ 〈/／Lj　　 /::/ﾉ　 l　　　　　 `Y
　　　　　　　　　 /:::弋　　 /　 l:::lr^～^～^～^/:/　　 l　　　　　　　l
　　　　　　 /:::::癶`～、{　 r!::l＝＝＝====//｝　　 }　　　　 r‐(〉コ
　　　　　　　　/::／　＼ヽl　{{l:::l　　　　　　 //〈　　ヽ廴＿／　Y_|＼>
　　　　　　 /／　　　＞l　}l::::l　＞＜　　//:::}} 　　 /:::::廴　 l　　＼
　　　　　／　　　　／:::::::l {{l::::K　　　＞∥::〈　　 /:::::::l l:::ヽl　　　　ヽ
　　　　　 /　　 ⌒ヽ/::::::::/l:::l }l:::j　＞＜　　j!｛:::}}　　 /l::::::::l｜:::::}／⌒　　〉
　　　　／い　　 ⌒く:::::::/　}::}{{::::K　　　　　l>}::〈　　 / l:::::::::! l::／　　　　 /
　　　 /:::::ハ　　　　　＼/　ﾉ::l }::::l　＞＜　 l {:::}｝　 l　l::::::::l／　　　　ﾊ
　　　/::::/　 l　　　　　　＼/::/{{::::j　　　　　　l:!}::〈　　 l　l:::／　　/　　　 /::l
　　 /:::/　　 l　　　　　　 ∨ /::ﾉ　　　l　　 l:代:)}　八〈　　　 /　　　 /l::::}
　　 j::/ 　　 l　　　　　l　　不 ∥ 　　 j　　　l:l　不､__　/＼　 /　　　　 l l:::j
　　 {::{　　　∥　l　　　《_介_》　　　　　 l:l《介》`ヾ{　　∨　　　　　l l::/
　　 !:l　　 /l 　 l　　　/　 / l ∥ 　　　　　 l:l/ }}　　 l　ﾉ l＼　　　　l j/
　　　}::､　/ l　　l　　 /　 ∥ {∥ /　　　　l　　 l:l　!l　　 l　〈/〉　廴__／廴
　　 /∠　ヽl　　{__r/　　　　,::j　/　　　　 l　　　l:l　　　　＼_/7っ /::/＿　つ〉
　く彡シ　廴＿}::/　　　　 {::l　　　　　 l　　　}:}　＿／　￣ヽ辷三三/〔〈
　　／　　／::::/　　　　　 l::l　　　　　 l　x～jﾉ￣　　ﾞ､　　＼ノ/ノ　⌒)〉
　　〈(　　　〈::::／　　　　　ﾄ|　　　　　　／　 /　　　　　　　ヽ⌒)〉
　　　　　　　Y /　　　　　／⌒～--‐＜＿＿＿　　　　　　　　 ∨/
　　　　　　　辷L＿＿__彡　　　 l　　　　　　　　￣＼＿　　　　　　 l
　　　　　　 /　　　/　　　　　　　 l　　　　　　　　　￣￣`～-r┘

この時期の青藍魔法協会は才能のある平民女性を投資商品と考えて積極的に投資（教育）しており

女魔法使いたちには無茶をせずに万全な状態で一級魔法使い試験に挑む事を推奨していた。
40 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/20(木) 13:21:00 ID:sfH6NbSs: 今回の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
41 ：名無しさん＠狐板：2025/03/20(木) 13:22:58 ID:5ZIGyvtq: たしか魔女は子供作れなかったからこういう投資で子供との繋がりを持つのに嵌ってるのが一定数居そうね。
42 ：名無しさん＠狐板：2025/03/20(木) 13:24:28 ID:5ZIGyvtq: 乙ザマス。
43 ：名無しさん＠狐板：2025/03/20(木) 13:27:46 ID:GmmerOyJ: 乙
44 ：名無しさん＠狐板：2025/03/20(木) 13:31:59 ID:afD5rG/q: 乙
45 ：名無しさん＠狐板：2025/03/20(木) 13:45:49 ID:I/v0OdKE: 乙
46 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/20(木) 14:44:35 ID:sfH6NbSs: >>13　誤字修正
×大損害を被っていた。→　〇損害を受けた。

>>32　誤字修正
×魔法学園小学校教師　→　〇魔法女学園小学校の教師

>>36　誤字修正
×元も子もなくなる。→　〇元も子もない。
47 ：名無しさん＠狐板：2025/03/20(木) 16:21:11 ID:7EUrBhXd: 乙でした
48 ：名無しさん＠狐板：2025/03/20(木) 17:55:32 ID:2estktVo: 乙でした。
才能がある子にはやさしい世界
49 ：名無しさん＠狐板：2025/03/20(木) 20:52:00 ID:1KBWy19v: てか子供作る意味がないんだから、なんで男が魔女目指さないんだ？
性転換の魔法があるわけだから、別に女から魔女候補探す必要性が皆無の気がするんだが
50 ：名無しさん＠狐板：2025/03/20(木) 22:09:37 ID:o/qi16Je: 乙です
普通の人間でも寿命300年まで延びたか

タイパを徹底重視するなら、銀英伝のタンクベッドみたいな
30分休めば8時間熟睡と同じ効果、てな道具あるのかも
51 ：名無しさん＠狐板：2025/03/20(木) 22:47:27 ID:Qr9jgqdn: 確か女性体の清姫ベースで技術開発したから魔女になれるの女性だけだった記憶
男性版魔女みたいなの作るには男の魔族を使って研究せにゃならんけど、
そんな事せんでも時間経過で魔女はどんどん増えるからやる意味がない…みたいな感じかな？
52 ：名無しさん＠狐板：2025/03/20(木) 23:08:24 ID:8XgQu/Vy: 性転換は基本、生まれた時だけで成長してからはやらない文化だったはず、だし....記憶間違ってたらすまねえ
53 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/21(金) 00:40:44 ID:ygfJzvaN: >>49
王国では性転換魔法は王家と爵位持ちの貴族（生後一年未満限定）の特権になっていて
爵位を持たない下級貴族や平民はこの魔法を利用する事が法で禁止されています。
つまり、法規制前に魔女になったまひろという例外を除いて平民男性出身の魔女はいません。
この辺りは近世編で描写されています。
54 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/21(金) 00:57:34 ID:ygfJzvaN: >>49
更に民主制が崩壊して極端な男性社会に移行した後でも
性転換魔法による精神的な悪影響を考慮して法規制が緩和されることがなく、
出生率に関係なく性転換魔法が上流階級の特権として固定化した状態になっています。
尚、清姫は才能が有れば女性でも取り立てる事ができるから現状を変えようとしていません。
55 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/22(土) 11:32:57 ID:shJhtsmn: ttps://www.youtube.com/watch?v=VvOwUKkzC3o

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ﾞ'^～冖''"´_ _ _ _ _ _ _ -／／／／|-_-_-_-_ﾆＴﾆTﾆTﾆT;';';';';';'＿＿ﾋﾆ-￣;';';';';';';';'-_-_-_-_-_-_-_-;';';';';';';';';';';';';';';';';:;:;:;:;:;:;:;:　　-二二
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　辷匚]__ -　匚匚] ／_,,,|ﾆ|　 |／[]　　￣￣＿＿＿￣￣￣　　　　　　　　　: : : : : : : : : : : : : : : :|＼＼|＼＼＼　＼|二|＿　　＿
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　|￣|／　　　　　　　　　,;″　(;';';';')(;';'へ､ .:.:.:.:.:.::　　 :: .:.:..　┌‐::|ﾞｉ二|¨ﾞ|　　　　...:.:.:.:＼＼:::::　　　　　淡淡淡淡淡淡≫'　. |＼＼|＼＼
/|￣　　　　　　　　 ,;″　(;';';';'(　 |　|　 |'ﾞ|`i;';';';';'　　　匚]　_|二ｉ| |￣￣|¨＼　　　　.:.:.:::... >:::::　　　　爻淡淡淡≫'ﾞ,､≦;';';'|　＼＼＼＼
/　　　　　　　　　(;';';';'′　ノ;';';';';') _|／＼|癶|;';';';';' 　　 |　匚]＿__| |　　 |__￣|￣＼　　　　　　　　　　　爻淡淡淡ix ｀'ﾐ淡;';＼　＼＼
　　　　　　　　　(;';';')′　ﾉ;';';';')　 TニニニＴ｜　　　　_|.｜|￣￣i| |　 iニ|ト _>￣￣ |＿　　　　　　　　　　　爻爻淡淡ix `'弌淡＼
　　　　　　　　 (;';';')′　ﾉ;';';';'ﾘ　　/　　淡淡 |　　　　 |___|└─ｰi| |　 |_|_|| |_|　　＿＿|_＼＿＿　　　　. . . . : : :ｖ爻淡淡)ix ｀´ ｡s≦
;';';';';';';';';';';';';';')(;';';')′淡(;';';';';')′ /　　　｀ii´.:.|　　　　(;';';';';';')￣　| |　 |_|_|| |_|　　 |二二二二|＼_＼､: : :爻淡淡淡炎=- ￣ _　＼
二二二二二´二二_　￣二二...... ..二二二二´　　 √| |＾'|　:　:　:| |　 |_|_|| |_|　　 |ニニニニニ]|＼| ＼／＼＞''"´　_,.｡s≦ ＼
淡淡淡淡淡爻,　　/ /　　 √~￣￣￣|｜　　|　　 |　| |　|　:　:　:| |　 |_|_|| |_| 　 ├────ｰ|￣|＼　＼　＼｡s≦　　　　　　＼
淡淡淡淡爻　　　/ /　　　 |￣￣￣￣|｜　　|　　 |　| |　|　:　:　:| |　 |_|_|| |_| 　 └┬───ｰ|￣￣|｀T'| ＼　＼
淡淡淡淡ｿ　　 / ./77777二二￣￣ |: |　|￣　　　|　| |　|＿＿__| |　 |_|_|| |_| 　　 └┬──ｰ|［］　 |　| | ＼＼　＼
二二二二二二´　/　￣￣　　　|＿|]　　| 二二二二二二二二二| |　 |_|_|| |_|　　ＩＩ　　　￣￣￣|　冂 |　| |＼ |＼＼　＼
56 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/22(土) 11:33:28 ID:shJhtsmn: 　　　　　　　　　　　　__|＿＿＿|　 |｜　　　　　　　 | |　　　　　　　　　　｜|　　　　　　　 | |　　　　　／
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　|: : : : :.: : :.:|‐-　.._￣|| |=ﾆ.,_¨ﾆ=┤|‐:┼‐┴┬- .,_　　| |　　　　　｜=====|├┤ｉｉｉｉｉi |　爻爻| |　　　 .|　 |
　|: : : : :.: : :.:| | | | l￣:|| |:: : :|:|￣¨||｜　|　 |￣|‐-　| 　 | |　　　　　｜=====|｜｜ｉｉｉｉｉｉ爻;';';';';'爻　　　 |　 |
　|: : : : :.: : :.:|_|_|_|_|___,|| |:: : :|:|: : : ||｜　|　 |￣|‐-　|￣ | |￣￣l￣| ｜=====|｜｜ｉｉｉｉｉｉ爻;';';';';';';ﾞ;爻　┌|　 |
　|: |￣￣|.:.:.|--ｰ‐…ｉ|| |:: : :|:|: : : ||｜　|　 |￣|‐-|￣￣| |￣￣￣￣|￣￣￣|::|￣￣￣爻;';';';';';';';';';'爻┬ |　 |
　|: |　　 |.:.:.| | | | | | ||| |:: : :|:|: : : ||｜　|　 |￣|‐-|［］［］| |［］［］［］［］|　口口|｜口口口ﾐ ;';';';';';';';';';';爻　 |　 |
　|: |＿＿|.:.:.| | | | | | ||| |:: : :|:|: 　 ||｜　|　 |￣|‐-|［］［］| |［］［］［］［］|　口口|｜口口爻;';';';';';';';';';';';';爻　|　 |
　|: : : : :.: : :.:|=ﾆﾆﾆ二|| |＿⊥-‐‐ |｜　|　 |￣|‐-|［］［］| |［］［］［］［］|　口口|｜口口爻ﾐ ;';'; ;';';';';';';';';';ﾐ　|　 |
　|＿: :.: : : :.:| | | | | | ||| |　 ___,　-‐|└‐|二二二二二二二.ア￣￣＼二二二二二二ｼ爻;';';';';';';';';';';';'爻‐|＼|
／　￣＼: : :| | | | | | ||| |¨￣ |::　　|￣´|＿＿＿　＿　　　/: ::＿＿: :∧　　　　　 ⌒勹爻;';';'爻ﾐ;';';';'爻　| 　＼
{＿＿_|i__}＿|_l_ニ=-ｰ|| | : : : |::　　|　　|￣￣|‐|¨| | |＿＿{_:_:{_:_:_:_:}_:_:}＿_|i＿＿＿＿ﾐ爻;';';';'爻;';';';'爻　 |
‐┐　 [_]　 _　-=Ｔ:| |　| |:.::.: ｜　　|　　|＿＿|_,|_,|_|_|　　　　　　　　　　旦|二二|　 /|　ミ;';';'爻;';';爻　　|
‐┘_　-=ﾆ=- ''" [_|_|,,_| |.:.:　｜　　|　|二二二二二二二二二二二二二二二二二二|/　　⌒爻爻´ ,．---、
ﾆ=- ''"　_,.．-=ﾆ⌒: : :.＼　 :|: : :.::|　　|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : |　　　 ,．-|::|-／.:.:.:.:.:.:.:.＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ -- _
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/＿　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿ L -‐ヽ　　 }
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 -　　 ,,__　　-　_}＿ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,,, ‐ ´　　　 /　｀　　　　＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 //　　/　　i　　　,　　ヽ　　',　'i,＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 //　　/　　, '|　　 i　　　　i　　 i　 i,　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l/!　　.!　 , '　| i　　l　∧　　i　　ｉ　 l　　 `
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | !　 |　/-‐ | i 　 |/-､'i 　 |　　 |　 |　　　日々幼気な少女たちが勉学に励む。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |ﾊ　 |/　 __ l,' ＼|'　　｀'i,　|　　 |　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　},　| =ｚｚ=　　　__‐　ヽi　　 ,'　,i'　　　魔女の様に擦り切れていない幼さがいいよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　/ ヽ|xx　　 ,　　　￣¨¨ /<ヽ┐　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　/　人　　、　 ,　""∠{ｊ　ヽ | ,' l　　.　那月くん、君もそう思わないか？
　　　　　　　　　　　　　　　　　／／　／／＞｡ _｀　´__ イ´　　　_ﾉ/ ,'
　　　　　　　　　　　　　 __／／_,,-'´／ﾆ∥=| ＼￣__, -{　　ェ''＼ ,/
　　　　 _　-─　￣￣￣￣_,, -≠'''´　γニﾆ∥ﾆ|　 /Vﾍ／-|／　 |ﾆﾆ＼
　　　￣／　　　　　　／　　／　　 __∧二|ﾆLzｧ:!∨`／ /／　　 __|ﾆ／`|
　　　／　　　　　 i/　／__ -='''¨ |ﾆ'i,ﾆ|ﾆ／ﾆ|　イ　./-|　　／二|'ニﾆ|
　　 /　　　＿ -二￣:::::∨:::::::::::::::::::／､ﾆヽ|ﾆ∨=∧ .| ./　∧／ﾆニﾆ|ニﾆ|
　　,'　 ,　´　　／:::::::::::::::::::::::::::;;;:::-|ﾆﾆ＼ﾆ|二＼ﾆ'i∧| i/二|ﾆニ二ﾆ|ﾆﾆﾊ
　　|／　　　／:::::__ ==-==ニ二＿_j二二ﾆ＼二二ヽ'i,／＞''_|ﾆ二二ﾆ|'iニ/
　　　　　　/::／　　　　　　　　　　/ﾆ／￣￣￣ﾆュ_￣＼‐'´ |ﾆ二二ﾆ|/ニ|
　　　　　 |/　　　　　　　　 |二二二二二二ﾆヽ　　} 　 ∨二二二ニj
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　辷ﾆ二二二二二/　 _/ー─＼ニニﾆ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀¨¨¨¨¨¨¨´　￣￣　　　　　　￣￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　魔法女学園の学園長　緒山まひろ

　　　　　　　　　　　　　　　......--―――--........
　　　　　　　　　　＞''":::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::＼::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　／:::l::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::.Y
　　　　　　 /::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::＼::ヽ::::::::::::Y:::::::::::::::::::::Y
　　　　　　∥:::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼Y::::::::::::l::::::::::::::::::::::l　　　　　学園長、言いたい事はわからなくもありませんが
　　　　　　j:::::l::::::::l:::::::::::::＼::::::::＼::＼::ミﾆ=::::::「ヽ:::::::::::::::l
　　　　　　l:::::l:::::::人::::＼::::::Χ～ _,,x斧Y}::::::::::j 　 }::::::::::::::}　　　　　生徒たちを邪な視線で見るのはやめてください。
　　　　　 {::::::l::::::::::::＼::::＼-ミノ~`ﾐ少ﾞ j::/::::/　ノ::::::::::::::j
　　　　　八:::::い::::::ヾ,,x云￣　　　　 //::::/厂::::::::::::::::八
　　　　　＼X＼～癶｀ﾐ)　　　　　／/::::// l::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　 //:::::::::::::::/ヽ　ゝ　　　　 /:／/　 l::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　 //l::::::::::::::/ l:人　　 -― ／／　八:::ﾞ、::::::::::＼::::::＼
　　　　　　 ∥ l::::::::::::/　l::::::::::Tf‐-∠ ィ＿x＜￣ヽ::ﾞ、::::＼::::＼:::::::＼
　　　　　　∥　l::::::::::/ 　l:::::::::::::／　／￣`～､⌒～ﾍ:ﾞ、::::::＼::::＼::::::::＼.
　　　　　　j:l　 l::::::::/ 　八:::／::::::::/　　　　 ⌒～-}:`、::::::::ヽ::::::＼::::::::::::＜
　　　　　 {:{　 l::::::::!　　／＼:::／/　　　　　 l　　　　 l::::`､::::::::::`､:::::::＼～ミ::::::ヽ
　　　　　　l::l 　l:::::::{　／　　∠//l　　　　 l　 /　　 l::::::::ヽ:::::::::::ﾞ､::::::::ヽ　＼:::::＼
　　　　　い　い:／/　　　／／　　　　 {／　　　l::::::::::::ヽ::::::::::ﾞ、:::::::｀､　　ヽ:::::::ヽ
　　　　　　乂＼∨::/　　　/) 〈　　＼　　　 ∨　　ﾉl:::::::::::::::、::::::::ﾞ、::::::::::Y　　 l::::::::Y
　　　　　　＼/:::/::＼rく-､/人ﾍ　＿　　　ﾉ　　 /　}ヽ:::::::l:::l::::::::::::;::::::::l:::::l　　 l:::::::::l
　　　　　　　r-、j::::ト～/⌒フﾉ｛〔{￣　}＿／　　 /　 /　 V:::}:::}:::::::l::::l::::::::}:::::l　　}:::::::::}
　　　　　　 rヽ Y{::::{ 　 {=={::::》／/ {＼ノ￣}　　　/-／　　 Vj:::j::::::::l::::}:::::::j:::::}　　j:::::::::j
　　　　 r‐( ヽ }八:人　}ヽf:::》 ∨l　ヽ__>　ﾉ　　 / /l 　　　ｿ;/:::::::::}:::;:::::::;::::/　　/::::::/
　　　　乂_ヽ「　　＼＼j__ﾉ::》　　 l　　　　 /l　 /　/::l 　　　 //:l:::::::::l::/::::::/:/　　/:::／
　　　　　ヽ、　{　　 }￣! {::》　　　l　　 l　/　l / 　/::::}　　　/ｲ::::l::::::::l/::::::/ノ　 /／
　　　　　　乂＿__ノ　jﾞY::》　　　l　　　l {　ノ　 /:::::j　　／　}::::!l::::::/::::::/ ＿／
　　　　　　/:.:.:/＼　ﾉ｛::》　　　j　　　 l l　{　　〉:::/　／＿　j:::j l:::/:::::::/ j::∠＿
　　　　　 ./:.:rﾉ　　　ﾄ､｛::》　　rﾉ　　ヽl￣>‐く:::/ rzZ三/ /::/ j/:::::::〈三三三シ
　　　　　{:.:.:.:l ￣￣ﾉ　戈^ヽ　l　　　　 ∨x～く　 r彡┘/／ノ::::::::::/⌒))＿
　　　　　ヽ:.:.}　　 / ／/lY-､ﾐj　ﾞ、　　　　＼／～／＿／／/:::::::::/ ζ三／
　　　　　　 }ノ＿/ 《_ノ lL》　 l　ヽ　　　　　 `～└ヲ　〉　/::/l::::::::::;　　＞┐＿
　　　　　　￣　 l　　 ll ll 　　 l　　＼　　　　ヾ／　＼ﾌ /::/ l::::::::::l　｛彡'"⌒):ﾉ
57 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/22(土) 11:34:03 ID:shJhtsmn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {　　 , -､- }
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 '.　/　　 ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,-- ､ ---｀'--
　　　　　　　　　　　　　 , - |　　　　　　　｀ヽ､｀　､
　　　　　　　　　　　　／　 |　　　　　　＼　　＼　　＼
　　　　　　　　　　　　　 '　　　 |　　　､　　ヽ　　ヽ　　'.　　　　それぐらいわかっているさ。
　　　　　　　　　　　　 /　　　　∧　　　 | ＼　　∨ 　∨　　'.
　　　　　　　　　　 |　　　 / _∨　　 |l ⌒＼　|　　 |　　 |　　　YES!ロリータNO!タッチ
　　　　　　　　　　 |　　　イ´ 　|,ﾍ　V, ==ミ＼|　　 |　　 |
　　　　　　　　　　 |　　| |　,ｨ=ミ　＼l　_)ハヽ|　　 |_　　 |　　　妄想するのは自由でセーフだが、現実に手を出したらアウトだよ。
　　　　　　　　　　 |　 |　 |,ｲ )ハ　　　 V り　 |　　 | ハ　|
　　　　　　　　　　　　　､ |、 | 　Vり　　　　　　 | /'　| }l }　|　　　紳士淑女が子供に接するときのマナーであり、掟である。
　　　　　　　　　　　　　ヽ＼　　｀　　　　　 /| 　 |' ノ ∧
　　　　　　　　　　　　　　 |　{　　　､　　ﾉ　　　 ,| 　 |: 　/ ∧
　　　　　　　　　　　　　　 | 込、　　｀　´　　　ｲ:| 　∧: 　/　'.
　　　　　　　　　　　　　 /　/　|≧=-　r-=≦- '/　/　 ::.　　　 ,
　　　　　　　　　　　　　　,'　 ,　　|　　 r-,}∧　　 {　,⌒ー-＜　ヽ
　　　　　　　　　　　　 /　/　　/　 r/ /〈 ∧　　 | ｛::://:::::::::｀ヽ　 '.
　　　　　　　　　　　　　{/ ｛　　 {,イ:::{V　 }'　＼ィ|　|::{ {:::::::/:::::∧　 ,
　　　　　　　　　　　　　|　 |　/::::://:::| ／ﾊ＼ / =|　|-_':::::/::::::/:::ﾊ　 ,
　　　　　　　　　　　　　|　 | .':::::::==7:|　/　|　/::::: |　|::::::::/:::::::::::/:::}　 }

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　)　　ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　__/￣` ー─‐'- ＜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　´　i　　　　　　　　　　｀ヽ､_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　l　　　 i　　　＼　　ヽ＼‐ ,,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　,, /　　 '　　|.　　　 i |ヽ　　ヽ　　 ',　ヽ　｀'''‐
　　　　　　　　　　　　　　　　／ /,　　 ' 　 /!　　　 i |,,,,,,＿　 ',　　 ,　 ',
　　　　　　　　　　　　　　 ''´ 　 ' '　　 !　 ,'　l 'i、　 i !　　＼｀　 i　　 ,　 i　　　歳を取った魔女たちの相手をしていたボクは考えた。
　　　　　　　　　　　　　　　ｌ i　　 l ''7¨''‐i, lヽ　i.| ＿＿_＼　　　 l　 !
　　　　　　　　　　　　　　 | i　　 i　l　　ヽ!　＼ { ￣ _)芯ｬヽ　　 !　|　　　やはり幼い少女はいいものだと。
　　　　　　　　　　　　　从　 _ ',i'　　__ 　　｀　　|ﾐ彡| 》|　　　|、|
　　　　　　　　　　　　　　／／, -,.xzzzｭ　　　　 V_ソ　.i　, 　 ! l.!　　　彼女たちには君にはない若さがある。
　　　　　　　　　　　　　　 __,-､／／／／l 　　　 '　　　　///　/, ' 　 lノ l
　　　　　　　　　　　　　 / / r '　'''´／＼ |///　　, -: : :¨ヽ　　/ｲ　　 .i　　i､
　　　　　　　　　　　 ,しし' __　/__⊥,　ﾞi、　　　∨: : : : :/　　,;i　　 ,'i; 　 ',＼
　　　　　　　　　　　　 ∧ 、　　　 __,,,ノ　,i,ゝ __　　` ｰ　 __ ＜;i'　　 /;i;i,　　',　ヽ
　　　　　　　　　 r‐/∧　７¨´　　l　　ハ　 ';i;i;｢｢∧￣　　∨　　/i;i;i;i;i, 　ヽ　ヽ
　　　　　　　　　　 i::::{:':::∧ /∧　　i　　 i 　ヽ_>‐ハ,-〉 _,,, -/　　/二ア-;;,　　ヽ　 ',
　　　　　　　 i:::::ヽ'::::::＼_:::| 　i!　　i!_.-::´i;;;;;;l　,｀v´、　 '　　,';;／:::::::::::＼　ヽ i
　　　　　　　　　 /::::::::::＼::;::':／ ,,,,!　　i;:::::::::::l;;;;;;i|/ /o　ヽ i　　 '´:::::::::::::::/:::::ヽ　＼
　　　　　　　 /:::::::::::::::::::`´!＜::::|　　i::l:::::;::::l;;;;;;|　 l　　／;!　　|::::::::::::::::/:::::::::::ヽ　　＼

　　　 ./::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾞ､::::::::::::::::::::::::、
　　　./::::::::::/::::::∥::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::Y:::::::::::::::::::::::、
　　 ./::::::::::::l::::::::!l::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::l:l::::::::::::::::::::::::l
　　 .j:::l:::::::::l:::::l::l l::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::い:l:::::::::l::::::::::::::l
　　 .{:::l:::::::::l:::::l::l　l::::::l::::::::::ﾄ::::::＼:::::::＼l::::::::l:::::::::::::::}
　　 l:::l:::::::八::l┼-ﾞ、::ﾄ:::::::::l‐＼T＼::::::::＼:::l:::::::::::::::!
　　 .ﾄ:l:从l ｼ勹j示ﾐヽl　`'～>う斥芹ﾐT～:::l::::::l::::::::l
　　 .l:::l::::::ヽ弋::’丿　　　乂‘::ソ　j::::::::::ト:::l::::::::l　　　　失礼ですね。
　　 .l::::l::::::ﾊ　^冖''　　　　　　 `冖''`　l::::::::::l/:::l::::::::l
　　　l::::l::::::::::!　　　〈j　　　　　　　　 l::::::::::l::::::l::::::::l　　　　私はまだ５０４歳だから十分に若手です。
　　　l:::::l:::::::八　　　　　　　　　 /!:::::::::l:::::::l::::::::l
　　　l::::::!::::::::l::＼　　　‐ - 　　　／::;:::::::::j::::::::l::::::l:l
　　 .l::::::l::::::::l::::::::`ﾄ､　　　　　イ｜::/:::::::::ﾊ:::::::l::::::!:l
　　 .l:::::::l::::::::l::::::ﾉ:::l::`ト-- '"　　　{::/::::::::/:::l::::::::l::::l:::l
　　 ∥::::::l:::::::l::::::::::::l;;;;:}__r-､＿＿　/:::::::/::::::l::::::::l::::l::::l
　　//:::::::::l:::::::l77￣／　ﾉ下　ヽ　 /:::::::/`ー-ミ:::::l:::l:::::l
.　/::::::::／ l:::::::l/ ＼ヽ／　 l ヽノ　/:::::::/ﾉ　　　　`く::l::::::i
. /:::::::/　　 l:::::l　　　/ }　／l　l　 /::::::/　　　　　　　ヽ:::∧
./:::::::/　l　　l:::::l　　〈_/Χ　 l_ﾉ　/:::::/ﾉ　 l　　 /　　　Y:::∧
58 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/22(土) 11:34:33 ID:shJhtsmn: 　　　　　 (＼(＼　　　　　　　　　　　　　　　∨⌒ヽ　 }　　　　　　　　　　　　　　　／)／)
　　　　　(＼＼＼　／)　　　　　　　　　＿,- ､}_ノ_　　　　　　　　　 (＼／／／)
　　　　〈＼ヽ　　 /　/　　　　　　 ,　''´　 /　　　　｀ヽ、　　　　　ヽヽ　　´ ／〉
　　　　　＼　　 _x-r┴i　　　　　／/ﾞ　／ !　　: 　＼　ヽヽ､　　　　　 r ⊥__　　　／
　　　　　　ヽ／ヽ斗-┴､　　／　∥　 /　 ,|　　 i ,、　ヽ　' 'i　＼　　 , ┴ {＿/＼ '
　　　　　　<_／　　　 ∨ 　　　!i　 / ,＼ i　　 |i　／　 i 　 l　　　　./　　　　｀＼_>
　　　　　　　　ヽ　　　　 ∨.　　{i　 i /　　 V＼|　　＼ i　ｉ|　　　 /　　　　　 , '
　　　　　　　＼　　　 ',　　　i| 　/z==＝　 .　＝==ｭヽ　 !　　,/　　　　　／
　　　　　　　　＼　　　 i＼　 il 　ヽ xx ＿＿＿　xx /　ｉ|　／'　　　　／　　　　５００歳以上なんてババアだから
　　　　　　　　　　ヽ　　　　＼ｉl　＼!　 i´: : : : :｀i　∠イ i l／　　　　,　´
　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　ヽ!　 l:､　乂: ＿ :ノ　,ィ|　 i"　　　　　/　　　　　　　若手とは言えないよ。
　　　　　　　　　　　　　＼　　　ｉ　 l::::≧┐- ┌≦:::l'　 ! 　　　 , '
　　　　　　　　　　　　　　＼　 ;　 i　 l≧Y ‐-v-‐ Ｙﾆl　 i　 /　／
　　　　　　　　　　　　　　　＼ ';　i 　liii∧_/ ;; i_ ∧iil　 i　/ ／
　　　　　　　　　　　　　　 ,' i ＼, l　 li!　 [ﾆ=ﾆ]　 li|　,i ,／ i ',
　　　　　　　　　　　　　 {/　 .::`ﾊ　i　　 { || }　　 !　ll"::.　 i, '
　　　　　　　　　　　　　　　　 / i　::::::|iiｌ　|　　.}.||.{　　 |　!i|:::::: ', 'i.!
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,' .i　 ::::::|iil　i 　 .{ || }　　 i .|i|:::::::　i　i

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 --――-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　...:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::....
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::j:::{:::::::::::::::::::::::ヽ:::::::Y:::::::ヽ:::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /::::::l:::l:::::::::l::::::＼:::::::＼＼:::::::い:::::::､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,:::l::::::l::::l:::::::::l:::＼::＼＼::::::::彡:｝:}::::::::l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 j:::{:::::::ﾄ::l＼::::l ＼,xぅ芯ﾐ T::::::::::::j:::::::::l
　　　　　　それを言ったら戦争でしょう。　　　. l:::从::ﾄrう示￣　"乂炒　 j::::::::::::ﾊ::::::::l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l::::l:::::ﾊ乂ｼ　　　￣　/::::::::::/｝:::::::::l
　　　　　　いくら何でも怒りますよ。　　　　　　　. ;::::::l::::::::l　　 "　　　　　 /:::::::::∧:::::::::::::l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /::::::l::::::八　　（⌒ヽ　　 /::::::::::∧:::::::::::::::l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /::::::::}:::l::::::::ト　 --'ﾞ　 /:::::/:::/::ﾊ:::::::::::::::l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /::/::::j::::}::::::l::::::::＞-イ　/:::::/:::/:::::::い:::::::::::l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　j::/::::/::::j:::::::l/::::::::l::::::} /::::::/:::/ rｲY^〉-く::::::l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{/:::/::::::/:/::j(ヽへ／//::::::/:::/f^ ﾒ rｿ　　ヽ::::l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /::/::::ノ//::::〔-ζ《ノ //:::/:::/(　ﾒ(⌒　　　} 乂l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /::/￣　//j::/｛乂^H^{/:::/:::/__rｲソ　　　 /　　＞┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:/{　　// ﾉ/　｀⌒冖l/::/::/⌒乂＼　l　　/　／　　j
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {:｛⌒ //　 /　　　　　 j:::;:::/　　　廴ヽl　　　,,x=宍く＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,,x＜　//廴_{　　　　　　{:::j/　　　　弋癶-く/ _r《∧》＼＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,,x＜　　　// ／弋＿ -―--l::{__　　　　　/::::::::ﾞ、 {(┘　　ﾞ､＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,,x＜　　　＞{｛ l::::l　l:jj　　　　人l ￣/ミ､／::ト::::::::ﾞ、￣ヽ　　ﾞ､
　　　　　　　　　　　　　　　　,,x＜　　　＞''i|　ヽ l::::l　∥　　　　　＼ /></ l:::::! ヽ::::::ﾞ､　　}　フ　〉
　　　　　　　　　　　　　_,x＜＿　--―''"　　　{{ 　　い ∥　　　　　　　 j >< }　l::::l　＼::::ﾞ､　／　　 /
　　　　　　＿　 -‐～"￣￣　　　／　　　　　ﾞ､　　　ヽ∥　　　　　　　　 l ><ﾊ　l::::l　　　＼У／　 /
弋ー---‐气　　　　　　　　　　　/　　　　　　＼　　 ∥　　　　　　　　　l >< ﾍ l::::l　　　／　　　/
　　￣＞､　弋　　　　　／　/　　　　　　　　　く彡ノ/　　　　　　　　 l 　へ l::::l　　／-‐''"　/
　　　　￣)　＿>、　　／ /　/　　　　　　　　　　「く　/`ｰr､＿　　＿＿ j くへ `ｰ寸⌒～　／/
　　　く／＼::廴　／　 ∥ /　　　　　　　 / └气(〈r､j 〈冗}　r〉{r几ｼ r彡　　 Y　　　　 /
　　　　　　　　ヽ::::＼＿ ∥ /　　　　　　　　　　ﾉ　　　＼　　￣　￣　　／　　>‐＿＿乂　　　/
　　　　　　　＼〈f～ﾆ=┘　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　／　　 └'"　　＼::ヽ　/
59 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/22(土) 11:35:07 ID:shJhtsmn: 　　　　　　　　　　　　　　　,　 ´￣｀　､
　　　　　　　　　　　　 / -ｧ‐　､　　ヽ
　　　　　　　　　　弋 {　　　 i　 ,!
　　　　　　　　　　　　｀` ＿＿/／
　　　　　　　　　　　 , 　 ´　/｀`　´ ￣　、、
　　　　　　　　／　　　 ,'　　　　　　　　＼＼
　　　　　　　　 , '　　／　 ,　　　 ,　　ヽ　　ヽヽ
　　　　　　 ,//　 /　　　l　　　 ! ,、　　ヽ　　 ',　',､
　　　　　　／//　 ,'　　.／|　!　　 ! i ヽ　　 ,　　 i　 ',＼
　　　　　／　,' '　　i 　 /　 l　!　　 | i　ヽ　　 !　　 !　 !　＼
　　　　　 ' i　　 !　/＼__', | ,　　l.!　_,,,-<　 i　　 |　 |
　　　　　　　i/| l　 |　i　　　 ',| ヽ　 !ﾞ´　　＼|　　 |　 !　　.　確かに言い過ぎたね。
　　　　　　 ! i　ｌ l'ｱ芝芯　　＼| ア芝芯¨i!　　 !、i
　　　　　　 Vl､　'{ 乂j彡' 　　　乂jj彡' ,　　, l l ,　　　　那月くん、ごめんね。
　　　　　　　　 | ヽ '、xxx　　'　　　　xxx　/ ／. |ﾉ !
　　　　　　　　　 |　｀rヽ""　　　　　 ""u/イ　　i|　l
　　　　　　　 | 　＼　　～---～　　／|　　i;i　 !､　　　　　　　　　　　　　「今後は注意してください」＞那月
　　　　　　　 ii　　l;i;i≧。　＿_ 　 -r≦i;i;l　　,i;i　 i ヽ
　　　　　　　　　ﾊ　　'i;i;i;i;i＞''ヽ　　　｀''＜i'　　i;i;i　 i　ヽ
　　　　　 r=======┐7∧＿ '　　＿＿／i　　iヽ､;　 i 　、
　　　　　　|‘¨’　　　ｉ |i/　＼＿＿___／　i　　i 　 -ヽ i, 　、
　　　　 r─--､.　　 ! !'i,　,----､_　　　 i!　 ,i／　　 } 'i, 　 ,
　　　　 l ｱ￣￣).　ｉ | 'i,　￣¨＞''⌒ヽ　!　 ,i　　　i　!　'i,　 i
　　　　　{　／二二)　! !　i r‐-､{　i´r　 'i,| 　 !,　　ヽ!;　 'i,　|
　　　　 i　 '´r─‐'　ｉ |　 l ｀ヽ､ゝゝL｢i　i,　 !　　　　 |;i, 　 i, |
　　　　　 ',　　i＿＿_i.｣ .l }　　ゝ　　ゝ 'i, l＿_.　　　|;i; i　 'i'
　　　　　　i　　 ' l-､ ,|　ﾊ|　　 !　｀ヽ''　　＼!　｀''‐､｣;i;i ｌi　 i
　　　　　 i　　　 | /ﾞ;|　/ }　　　l.　　　ヽ　　　＼　 !;i;i;i | !　'!
　　　　　 ,'　　　 }' i;iﾚ' 　　　 l:　　　　ヽ　　　　ヽ{;i;i;i; | i　 |
　　　　 {　　　 /　'i;i;i|　　　　 l:: 　　　ヽ　　　　 |;i;i;i l　l　.!
　　　　　 iゝ　／|　　i;i;|　　　　 l::.　　　　　＼　　 l;i;i;i i　 ! .l

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　　　　　　　　　ｉ:.:.:.:.　　　.:/:.　 ,′.:il　 .:/i:.　 l:. .:! 　　､:. 　 .:.|　　　　これが魔王戦争を生き残った古参の魔女というのだから
　　　　　　　　　|:.:.:.:.　　　,′ .: i:l　.:il:. ./! !i.　.|i　{ｉ　　　　',　　.:|
　　　　　　　　　|:.:.:.:..　　/ｉ:.　　从　.!Ｖ/ｉN_!:.i:.!＼＼_,ィ　.:ｉ}:.　.ﾘ　　　　本当に困ったものです。
　　　　　　　　 ,′:.:.:.　.//li. 　 ∨＼!　　 _｀ヽ! 　ヽ　｀ヽ..:i!.! ./
.　　　　　　　 //:./:.:.. .:V{ |i. 　 .:! - ｀ｰ―'ﾞ　　　｀ｰ‐''/lＶi.ﾙ′
　　　　　　　//i:/:.:.　..:/i:｀!:i.　　|　　　　　　　　　､　　ｉ:.i／ |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「いや、それほどでもないよ」＞まひろ
　　　　　　　/ .|i:.:.:.ｉ.:./:i:i:i:ｉ:i|　　|、　　　　　　　ﾉ:ｉ|:.　:|
.　　　　　〃　.|i:.:./:/i:i:i:i:i:i:i|　　| ＼　　　　　_　　ｲi|i:i|:.　:|
.　　　　　　　.|ｉ:/:/ｉ:i:i:i:i:i:ｉ:i|　　| 　　 .　　 ´ , ィｉ|ｉ:il:i|i:i|:. .:.|_厂iミーｒ―ｒ‐i二ｒｭ￢_＿__
　　　　 /　　　.i/:/:i:i:i:i:i:i:i:ｉ;i|　　i_　　　｀Ti爪i:ｉ:ｉ:ｉ|ｉ:il:i|i:i|_厂!ノ｀>―亠 ┴亠――‐　　/i-､＿
　　　 ,′　　/_,ｲi:i:r==fi彡i| 　 |￣{ｉ'￣ ¨T￣¨ｉ}ｉ:ｉ|i厂i三ノ¨＼　＼　　　　　　　}　 7￣ヽ.／＼
　　　　　　　/i炒'´￣辷r＼i! 　:|　　＼､_,小､彡'ﾞ癶_／＼　　　　　　　　　　　　/ 　　　＼./>
　　 /　　 .//´― ､　 .乂_i| 　 | 　　　〃　ヾ,〈_／　　　　　＼　　＼　　　　　　　　　　／´
　　, 　　　/,′　　　　　　乂!　 :ﾄ､_　　 {i_　　　}}＞．　　　丶　　　　　 _ _　　　/　　　　／
　ｉ|　　　,仏.　　　　　', 　　|　 :!乂辷/{{_ｉ辷i辷ｉ}彡'ﾞ｛)＞．　　　＼.r{ヽヽ　　　　　／
　 ||　　 /{i 　　　　　　　|　.:l乂辷!.{{辷i辷辷ｉ}辷彡'ﾞ .|:. :|ｉ＞．　　八,　　､＼　／
　 ||　 .厶ｉ＿,　　　　　　　_|　 !　　￣{{ 　￣　 i} ￣｀ヾ|:. :|ヽ! | 　’ ''＜} 　　＼iｒ'ﾞ
　 ||　∧/.＿　｀ヽ　　　 {ノﾉ|　:|　　　 {{　　　　　ｉ}　　　　}:. :|　}:.|　　　 ./　　　)　i}
　 |ｉ /(￣il　_)―‐､＼__彡'ﾞ　|　:!＿＿_{j.＿＿＿_{j.　　 /|:. :|ノ|:.| 　　 /　　　　　/
　 Vi!　｀ｿ|´　　　|i>=ｌ_,,..．ィi　:|i'"ﾞ~¨＾￣￣￣￣~¨ヽ />|:. :|ヽ!ﾉ　　 .{　　　　/

魔王戦争直前は魔女が１０００人以上いたが、戦後直後には５００人にも満たないほどに減少していた為

神暦前期から生きている古参の魔女たちは少数派になっていた。
60 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/22(土) 11:35:38 ID:shJhtsmn: 　　　　　　　　　 , /　 /　　/| 　　 | ＼　　ヽ　ヽ　ヽ
　　　　　　　／ i 　 ' 　 /　l 　　 |　_＞''´　i,　　',　　i＼
　　　　　　　 ´ 　 |.　 {. ¨7''‐-', 、　i|　＿_＼ 'i　　 i　　l　＼
　　　　　　　　　　| 　ｉ　i ,,ィz-V＼ { '´r'心ﾞﾞヽ|　　 |　　|
　　　　　　　　　 | i　 ', |i{ r沁　　｀゛　ﾋYﾘ　ﾞ!　　|-.　|
　　　　　　　 i/l 　 '{　弋ノ　､　　　｀´, , , i　/　|｀ ! |
　　　　　　　　　ヽi＼!, , , ,　　 , --　、""" ﾚi　　|ノ　!　　まあ、魔女の相手は疲れたんだよ。
　　　　　　　　　　　　|　l """ 　 f'　　　 ,　　　|　　|;　 i、
　　　　　　　　 /ﾊ丶　　　、　　ﾉ　／l　　 !　 i,ヽ
__　　　　　　　　_　/ ,' 'i,　＞｡_　｀ｰ　''´_ '/;i;i;i;i, 　 'i,　 i, ヽ
三三ﾆ=--rｘ-┴i｀ '''‐ _i　　i;i;i;i;_ﾆr-=≦＿l;i;i;i;i;i;i,　　'i 　 i,　ヽ
三三三三三三=ﾊ　　　 i　　'i｀ヽｰ──‐-|--|;i;i;i;i,　　'i　　i,　ヽ
=ﾆ三三三三三三|　　　 'i,　　i, (￣'''''‐-､_|_r┴＜;i,　　'i　　'i,　ヽ
　　¨''''ｰ＜三三三|　　　　'i, 　 'i,∨:::::::r-;l:::::};┐:::|`ヽ　 'i, 　 'i,
　　　　　　｀＼ﾐ三|　　　ヽ　 'i|::::::::::::::/T〈｀:::::::{､ヽ　ヽ　 'i,
　　　　　　　/ l `‐=|　　　　 'i;　　'i,:::::;／::::l'i;:＼:::::|::＼'i,　ヽ　ヽ
　　　　　　ｉ /l 　 ∧　　　　　i;　　 i,´::::::::∧'i;:::::｀¨- ''´ i 　 'i,
　　　　　 |/　＼　ヽ　　　　 'i　　: i＼::/ミl :'i;／　　　 !　　'i ､
　　　　　　　 /　＼　'l＼　　　l 　 i l三三ﾆl :|三l,　　　| 　 i ix〉

　　　　　　　　　／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／,;;;;l;;;,＼
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　　　　 |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_|;;;;;;;;;;;／ｨ //>< !;l;;;;|;;;;;;l
　　　　 |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／ |;;;;;;;;;;;;;;;ﾄノ,≦ﾐ//|;;;| l;l;ﾉ
　　　　 |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;{ y |;;;;;;;;;;;;;;;|　ﾍ {;;l ` // //
　　　　 |;;;;;;;;;;;;;,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ヽ!;;;;;;;;;;;;l;;!　　∨ イ　 '
　　　　 |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,＼|;;;;;;;;;;;;;ﾄ|　　　　ヽ
　　　　 |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/l;;;;;;;;;;;;;| ＼　　　 >　　.　長年の気疲れから古参の魔女と距離を取るために
　　　　 !;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ |;;;;;;;;;;;;;;! 　`　　　 /
　　　　 |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|　!;ﾄ,;;;;;;;;;|　　　-ノ　　　　　魔法女学園に勤務する事にしたわけですね？
　　　　|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|　l;;l !;;;;;;;;;!　　　/
　　　　 |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|　|;;| |;;;;;;;;;| ､　/
　　　 |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|ヽ／￣￣￣＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「その通りさ」＞まひろ
　　　　 |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!´::::::::::::::::::::::::::::::..＼
　 , -―|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.＼
　 l::::::::::|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.＼
61 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/22(土) 11:36:16 ID:shJhtsmn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {　,　‐　､　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　弋(　　　}　　ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,, -/｀ヽノ__／
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　'´　　/　　　　　　､　、
　　　　　　　　　　　　　　　／　　, 　 !　　 i　　　　＼＼
　　　　　　　　　　　　　　　_／/　　 /　 .!　　 .i ,、ヽ　　ヽヽ
　　　　　　　　　　 ''"´　//　　/　／| 　　 !ハ　　',　　　 '＼
　　　　　　　　　　　 //　　i-'--‐| },　　/‐-､-- i　　i　 !　＼
　　　　　　　　　　　　　 i/| i 　 /_.xzz_i| ヽ　!＿　＼. | 　 !　l
　　　　　　　　　　　　　　　　 i l 　 lf' r'い　ヽ!　,うミxヽ!　 .|　!　　　　古参の魔女の精神ケアではなく
　　　　　　　　　　　　　 '.l',　 | 弋ソ　　　　 {:しｿ,}/　　l､ |
　　　　　　　　　　　　　　 |＼|///　 `　　　x｀´x/ ／ .l/ !　　　　ボクの好きに生きたい。
　　　　　　　　　　　　　 i 八　　　 r‐─┐ 　 'イ　　,'　.ﾄ､
　　　　　　　　　　　　　　　 ,　　i＼　　ゝ __ノ　u／/　 / 　 i　＼
　　　　　　　　　　　　　　 /　 /| l ＞　＿　イ　/　 /　　 i
　　　　　　　　　　　　　　　　/　 /　| l＿__|　　　_{／　∠_　　　 i
　　　　　　　　　　　　　 /　 /´￣ r‐ ´'　＿// 　/　　＼　　 ,
　　　　　　　　　　 /　 / i,　ノ｀¨　''´γ/　 /　　　ヽ　ヽ
　　　　　　　　　　　　 //　,'／ノ二二二７./　 /　　　　　｀ヽ、　ヽ
　　　　　　　　　　　 ,' '　 '/　ﾉ: :Li!｣: : :/ ,' '　,'　＼i　　　　　ヽ　ヽ
　　　　　　　　　　 { i　 i　ﾉ:::::::::::::::γ .i ,　 i　　　 i　　　　 __ﾉ_　 '
　　　　　　　　　　　　 '.l',　!　)::::::i:::::::::::(　 | i　 |　　　∧　　,x‐'>‐<　　 ,
　　　　　　　　　　　　ヽ! .):.:.:.:l:,:.:.:.:.(　　'.l'.　i　　 /　￣{z<´　　＼　 i
　　　　　　　　　　　　　　/　 .ﾉ: : : l i: : :(　　　＼! ／　　　i 　＼_　　ヽ　i
　　　　　　　　　　 / 　ﾉ: : : : ! i : ( 　　　　 |　　　　i　 / 　　 /　 i
　　　　　　　　　　　　 / 　ﾉ: : : : : : :! :(　　　　　 .|　i　　　　, ′　　, '　　 !
　　　　　　　　　ゝ-': : : : : : : : : (　　　　　　　|　 li　　, '　　／　　　l
　　　　　　　　　／: : : : : : : : : : : : ゝ-､__,､__,､___l　 l !／　　／　　　　 |

　　　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::Y::::l、
　　　　　　　　　　　　　/::/::::::::::::::::l::::::::::::::l:::::::::::::::::::l:::::::l:::::}
　　　　　　　　　　 :::::l::::::::::::::::::!l::::::::::::::l:::::::::::::::::::l:::::::l::::j
　　　　　　　　　　 l::::l:::::::::::l::::::l l::::::::::::::l:::::::::::::ヾ:}:::::::l::::　　　..　魔法女学園に勤務する教員は
　　　　　　　　　　 l::::l::::l::::::l‐从-ﾄ{::::::::::l-ヾﾄ:::ト::＼:::l::::l
　　　　　　　　　　　l::l:l:::从,,ｼfぅミ､乂{＼l ｨぅ示ヾY:::::l:::::l　　　　魔女になれる天才ばかりの生徒を教育する為に
　　　　　　　　　　　　　l::l:::::::::l` 弋ﾟ;;ﾉ　　　　弋ﾟ;;ﾉ　/:::::l:::::l
　　　　　　　　　　　　　l::l::::::::人　`"ﾞ　 .:;　　　｀~ﾞ　/:::::::j::::::l　　.　魔女でなければならない。
　　　　　　　　　　　　 l:::l:::::::::l::＼　　　　　　　　／/::::::/l::::::l
　　　　　　　　　　　　l::::l::::::::l:::＼　　こ>　　　／:j::::/::l:::::::l　..　二級魔法使いや三級魔法使いでは生徒に嫉妬しかねません。
　　　　　　　　　　　 l:::l::l::::::::l:::::::`ト　　　　ィ::::::::/::/:::::l:::::::l
　　　　　　　　　　　　八::::l::::::::l::::::l:::::::|　￣＿l:::::::/::/::::::::l:::::::l
　　　　　　　　　　　 /:::::::::::い:::l-r-ｧ'"~不ヽ-‐`ｰ/::/----＜:::l
　　　　　　　　　　　 /::::::::::/∨::::l j::f 《／ﾊ_》　／/::/ﾉ　　　　＼!
　　　　　　　　　　　/::::::／　 V::::l'::ﾉ //ヽl l／　 /::/ 　 l　　　　＼
　　　　　　　　 /:「　　　ハ::::l::{ 〈/／Lj　　 /::/ﾉ　 l　　　　　 `Y
　　　　　　　　　 /:::弋　　 /　 l:::lr^～^～^～^/:/　　 l　　　　　　　l
　　　　　　 /:::::癶`～、{　 r!::l＝＝＝====//｝　　 }　　　　 r‐(〉コ
　　　　　　　　/::／　＼ヽl　{{l:::l　　　　　　 //〈　　ヽ廴＿／　Y_|＼>
　　　　　　 /／　　　＞l　}l::::l　＞＜　　//:::}} 　　 /:::::廴　 l　　＼
　　　　　／　　　　／:::::::l {{l::::K　　　＞∥::〈　　 /:::::::l l:::ヽl　　　　ヽ
　　　　　 /　　 ⌒ヽ/::::::::/l:::l }l:::j　＞＜　　j!｛:::}}　　 /l::::::::l｜:::::}／⌒　　〉
　　　　／い　　 ⌒く:::::::/　}::}{{::::K　　　　　l>}::〈　　 / l:::::::::! l::／　　　　 /
　　　 /:::::ハ　　　　　＼/　ﾉ::l }::::l　＞＜　 l {:::}｝　 l　l::::::::l／　　　　ﾊ
　　　/::::/　 l　　　　　　＼/::/{{::::j　　　　　　l:!}::〈　　 l　l:::／　　/　　　 /::l
　　 /:::/　　 l　　　　　　 ∨ /::ﾉ　　　l　　 l:代:)}　八〈　　　 /　　　 /l::::}
　　 j::/ 　　 l　　　　　l　　不 ∥ 　　 j　　　l:l　不､__　/＼　 /　　　　 l l:::j
　　 {::{　　　∥　l　　　《_介_》　　　　　 l:l《介》`ヾ{　　∨　　　　　l l::/
　　 !:l　　 /l 　 l　　　/　 / l ∥ 　　　　　 l:l/ }}　　 l　ﾉ l＼　　　　l j/
　　　}::､　/ l　　l　　 /　 ∥ {∥ /　　　　l　　 l:l　!l　　 l　〈/〉　廴__／廴
　　 /∠　ヽl　　{__r/　　　　,::j　/　　　　 l　　　l:l　　　　＼_/7っ /::/＿　つ〉
　く彡シ　廴＿}::/　　　　 {::l　　　　　 l　　　}:}　＿／　￣ヽ辷三三/〔〈
　　／　　／::::/　　　　　 l::l　　　　　 l　x～jﾉ￣　　ﾞ､　　＼ノ/ノ　⌒)〉
　　〈(　　　〈::::／　　　　　ﾄ|　　　　　　／　 /　　　　　　　ヽ⌒)〉
　　　　　　　Y /　　　　　／⌒～--‐＜＿＿＿　　　　　　　　 ∨/
　　　　　　　辷L＿＿__彡　　　 l　　　　　　　　￣＼＿　　　　　　 l
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62 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/22(土) 11:36:52 ID:shJhtsmn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.＜. . ≧s｡
　　　　　　　　　　　　　　　　 /. . . . . . . . . ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i. . . . . . . ..___. . i
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ___|_____. ..／＞.,. .i
　　　　　　　　　　　　 ,. ＜. /. . . . ｀. . . . ≧s｡∨
　　　　　　　　　　　 ,.＜. . . . /. . . . . . . . . . . . . . . >.,
　　　　　　　　／. . . . . . .,'. . . . . . . . . . . . . . . . . ..＼
　　　　　　　　　 ,ｲ. . . . ./. .. ..i. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ
　　　　　　 ,ｲ. . . . . /. . . . .i. . . . . . . ..:::. . . . . . ..',. . ﾍ. . ヽ
　　　　　 ,.ｲイ. . . . .,'. . . . / i. ..i. . . . ..i. /v. . . . . ..i. . . .',. .>ﾍ
　　　　／< /../. . . i. . . ../　 V. V. . . .i/.,　ヽ. . . . .i. . . . i. i　＼
　　　　　　　 i. i. . . . i.ー/--＜ヽ V. . .i'　｀ーヽ-. .i. . . . .i. i
　　　　　　　 l. |. . . . i. /,.ィZZZZ ヽiヽ. i ZZZZゝ.,ヽi . . . . l. l
　　　　　　　 l/i. . . . .i/i{　.う::::::i　　　＼ ..う::::::i .ﾘ.,'. . . . .i. i　　..　男性の一級魔法使いでも駄目だよ。
　　　　　　　 |　〉, 、. ',　　込:タ　　　　込.タ　./. ./. . ,'.,'
.　　　　　　　　 |..ヽ{ヽ..',　/:/:/:/　＿　　　/:/:/./.,.ｲ. . ././　　　　彼らはなまじ才能がある所為で生徒たちを妬む可能性が高い。
.　　　　　　　　 |. |. . .|::i　　　　 r ´:.:.:.^'.ヽ　　 ,ｲ<. . . .././
.　　　　　　　　 |. |. . .|: ゝ,　　　 !/ i/ i:.:.:ﾉ　　 ,.イ. . . /./.|　　　　　魔法使いは上澄みになると男性が不利になるからね。
　　　　　　　　　,'. |. . .|::::::::＞.,./)' ./ .,'-.´,. ＜::::::i. . . ,':i. ..|
　　　　　　　　 ,'. ..|. . .|:＞-.t-// / ./ .〉　 .! .ヽ:::i. . ..,'::i. . i
　　　　　　 /. . .|. . .| .iﾆﾆ/￣ ≧s。/ <　　 .i=i. . ..i:: i. . i
　　　　　　　/ . . /i. . .i　〉´i　　　　　　ヽヽ　./ﾆi. . ..i.ヽi. ..i
.　　　　　　/. . . .i i. . .i /　　＞ .,＿＿//　.∨.ﾑ i. . ..i　 ∨i
　　　　　 /. . . . ..i.i. . .i i　　　　　　　 iﾍ　　ﾑﾆ... ...i　　 i.i
.　　　　 /. . . . . . i. . ..i'.i　　　　　　 /i.ﾏ,　 .ﾑﾆ.i. . ..i　　 i i
　　　　/. . . . . . ..i. . ..i　　　　　　 ./ i.i ヽ　ﾑV..i. . . i　 /. .i
.　　　/. . . . . . . .,'. . .i　　　　　　　ｲi　i.i　　ﾑV. .i. .. ..i　/:i. .i
　　 /. . . . . . . . ,'. . .,' 　　　　 / i.i　.i.i　.ﾑV...｜. . .|/::::i. .|
.　 /. . . . . . . . .,'. . .,'　　　　　　/ ..i i　 i.i ﾑV　　|. .. ..|:::::::i. .|

　　　　　　　　　　　　　　　 -―――-
　　　　　　　　　　　 ::::::::::::::::::::::::::::::::::-―-､
　　　　　　　　　／/:::::::::::::::::::::::::::::￣二ミ:::::＼
　　　　　　　　　　　 :::::/::::::::::／:::::::::::::::／:::::::::/⌒ヽヽ
　　　　　　　　　 ./:::::::::::::::::/:::::::/:::::::/::::::::::::/j:::::::::::::::::、
.　　＿/⌒ヽ　　 /:::/::l::::::::::::::::::/:::::::/::::::::::::::::::|::::::::::::::::::i
. 　/　　　　 }＼/:::/::::|::::::::::|::::::::::://｜:::::::::::|:::|:::::::::::l:::::::}
　__)|　　　 /⌒l`ーく::|::::/:八/＿/{::ト{:::|:::::l::|::::l:::::::::::|::::::;
..｛　j　　　　　 }アノ:::l::/:::::-《f勹)ﾐx､ﾄ从:::|::l:::::l:::::::::j:::::/　　　　そういえば平民男性から魔女になったのは学園長だけでしたね。
. 　V八　　 /／`く:::::::/::::::/::{弋;;;;;ソ {　　＼从―|:::ﾉ:::/
　 /　　ヽ　 }:::::::::::::ヽ/:::／　人`冖　　　　ん歹》}/:::/　　　　..　どうして他の男性は魔女にならなかったのですか？
　;　　　　 |～く:::／／:::八　＼　　　　｛::.`''ﾞ／::::/
　l　　　　ト):::.廴⌒Yへ　＼　　　 __　　　　 /:::::::/::|
　{ 　　　／ )〕::）):::::::Vノ　　＼　　 `　　／:::::::/:::::|
.::::l　　／　／::::つ〕 :::::| ⌒) 　　ー‐　T:::::::/:::::/::::::::l
.:::人ﾆ彡:::::::::::::rく_l⌒l:::::|～く〕ヽoく| |:::::|:::::::::::∥＼::八
:::::::∧ て;;;ﾉ⌒　ノ＿|::::|＜ノ⌒)不ﾐ| l:::::l::::;:::::::::::::::::＼:＼
.:::::::::人　￣　￣　　} |:::l　 )～く{人_.| |^Y:::::{::::{:::::::::::::::::`～
.:::::::::::八T～-‐冖⌒　|:::l　_）八ﾉY^Y.l |　｝::::l:::::l::::::::::::::::::::∨
.::/::::/　　　ヽ　　　 |::j＿）　└～- l | f:::::::l:::::l::::::::::::::::::::::∨
..::::::廴_､　　人＿人__|::j　　　　　｝l |::l::::::::l:::::l ＼::::::::::::::::∨
.::::::::/::l　￣　　　　 l/　　　　　　 j | |::}::::::::::::::lー-＼::::::::::::i
:::::::::::个 x＿　　　　　 |　　　　　　 /｜lﾉ::::::::::l::::|＼r-t＼::::::::l
.:::/:::::j!＼＿￣ミｧ---┼―　　⌒ /Tl l | ＼::::::l::::|　＼　　Y::::|
.:/l:::::j!￣＼　／　　　　　　　 /～ﾍl |　　＼:|:::|＼　ヽ　 }::::}
.::::l::::j!＼　＿/　　　　　　　　　 /　/　 f^l　　　 |:::|:::::ヽ　 i　j::::j
.:::::l:∧￣＼/　　　　　　　　　 ;　｛＿て＼.　　l:::l＼:::∨:} ;::::/
63 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/22(土) 11:38:06 ID:shJhtsmn: 　　　　　　　　　　　／　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 {　 /⌒ヽ　　}
　　　　　　　　　　＼|　　　} ／
　　　　　　　　　　　　 ,　　´/⌒ ー'--
　　　　　　　　　　 ,　´ 　　 |　　　　　｀ヽ､
　　　　　　　　　／／／　　|　　　 | 　ヽ　　＼
　　　　　　　／//　/　　　イ　　 |＼　 ∨　'. '.＼
　　　　　　／　.' '　,' 　／　|　|　 | |　 V　 V　　l　｀
　　　　　　　　 | |　|　,:' ｀ｰ' |　|　 | |｀ｰ'∨ 　　 |　　　魔女は人間の女性を魔法生物に造り変えた存在だ。
　　　　　　　　 | |　| /　　　l ∧　V　　＼|　 | |
　　　　　　　　 | |　Vイひ芋j/　＼|'芋ちﾐ　|　 | |　　　人間の男性ではなれないから魔女になるためには
　　　　　　　　 | |　 '.　 Vツ　　　 Vツ　 /　 | |
　　　　　　　　 | | ＼」　, ,　　　　　　 , , , /ｲ　 | |　　　性転換魔法で女性にならないといけないんだよ。
　　　　　　　　 | |　人　　　　　　　　　　人　 | |
　　　　　　　　 |∧　 | ＞　　^^^^^^　＜　| 　,
　　　　　　　 /　∧　V＜{l　T ー T 7　＞,　/　 '
　　　　　　 ,　 /_∧　V　＼＿,､＿／　/ ∧　　 '
　　　　　 /　/　｛∧　V　＞fヽ､く　 / /｝｀ヽ　∧
　　　　　　 ,'　 {　　｛∧　V ⌒_∧ヽヽ　{　{'｝　　} }
　　　　 / 　 |　 l　｛∧　V ∧｀｀　 ∨ /｝　 / j!　|

　／　　　　　　　 /　　 /　　 ,|　　 |　＼
　' 　　　　　　　　 /　　 /　／ |　　 |　　'.＼
,'　　　　　　　　　 '　　 / ｀/ヽ、|　　|　　|
　　　　　　　　　　　　　 |　/ ＿_ |　,:　　 | |　＞
　　　　　　　　　 _,|　　 |/ 　ハ | /　 / ∧|　＞
　　　　　　　　 /,-|　　{　　 |　} ｲ|　ｲ| ﾘ　｀
　　　　　　　　　 { l　|　､ |　　し　{_|/' ||/　　　この性転換魔法は会長が開発していたけど非公開だったから
　　　/　　　　　乂 |　　＼:.:.:_ 　　 }　|
　　　　　　　　　 / |　　｢u /　＼　,:　|　　　　魔法そのものが知られていないマイナーな魔法だったんだ。
　　/　　　　 / ／八　　'.　{　　ノ ,ｲl　|
　　　　　　／＜　　 '.　　'.､＿_,.イ |　 |　　　　ボクが会長にねだって性転換させてもらってからは
　/　　,　＜　　　｀ヽ､　} 　 }'　 |　　 |　 |
　' r＜_, o 　　　　｀ }　　}＼|　　 |　 |　　　　この魔法の存在が魔女たちの間で知られるようになったけどね。
/ /　　　乂o_ 　　　 '.　　'.　ヽ､　|　 |
,'/　　　　　　人o　　　 }　　}　　o} |　 |
_{　　　　　　　人o　　 |　　|　　 o}|　 |

─- 、
￣＞､!──-　、
''´　､／　　　　＼
　　　　　　　　　ヽ. ヽ､
　　　　　　　　ヽ　 i 　 ',｀''
　　　　　　　　　i　 i　 i ',　　　　でも、会長は性転換魔法の多用には否定的だったから
　　　　　　　 |　 ! ｉ |ヽ
　　　　　　　 ∩ .| ,ﾚ　　　　　この魔法を行使を避けて長年塩漬けにしていた。
　　　　　　　　 ({ {　|(
　　　 i　　　 ! |ﾞU　|ﾉ　　　　　　つまり、ボクに続いて男性魔法使いが性転換することはなかった。
　　　 !　　　 i　!_|　.|
　 i　 l　　　 i　l　|　.!
　 !　i　　　ｉ　l‐┴⊥
　i　,i'　　　i'　l　／⌒ヽ

.　　　 /:.ﾚ:.:.:V.:.::/.:.:.:./:.:.:..:.V.:.:.:.:.:.lﾊ.:.:l.:.:.N:l
　　　/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.::.:.:.:.:l:.:.:.:.:l
　／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./.:.:::/l::l::.:l::.:.:.:::l:::.:.:l::.:l.::ﾊ::.:.:.:.l
／.:::::ｲ:.:.:.:.:/:./:／:.| |:l|::l-|:l::::ﾊ::l::l_|:::/-l::.:.:.:.:l
.::／ /:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:./ｲ「{.r;'} l:/　l:ﾊ:l1r'}>|::.:.:.:.:l　　　魔女だけが知っていて一般の男性魔法使いは知らなかったわけですね？
　／:.:.:.:/:.:.:.:.:.ｲ:/　　ゞｰ'　　　　　ゞ 'ﾞ l::.:.:.:.:l
／ :.:.:.:./:.:.:.:.:/_:/　　　　　　　　 i:.　　　l::l:.:N:l
:.:.:.::::::/:/:l/:/:::::ゝ-'､　　　　　 _ _ 　　 l::l:.:ｌ::.l　　　　　　　　　　　　　　「社会的影響を考えて会長が情報統制していたからね」＞まひろ
:::::::::/::/:.:l:/:::::::::::::::::＞､　　 ´ ‐　　／:/::.:.:.:.l
:::::::/:.:.:.:::/::::::::::::::::::::::|:::::＞:.､　　／:／::::.:ｨ:/
::::::l:.:.:.:.:/:::::::::::::::::::::::::l:::................「:／::::::.／:/
::::::l:.:.:.:.:l:::::::::::::::::::::::_」＝==rｭ=／::::::.／/:/
::::::l:.:.:.:.:l::::::::}:.:Y:.:.}´..／ｲ/l.l／::::::.／ｰ/:.:.ヽ_..-r__
::::::l:.:.:.:.:l:::/:.}:.:.l:.:..} ／〃／:::::::.／　,..へ:.:/:.:.:{:.l:.:.:ヽ
64 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/22(土) 11:38:45 ID:shJhtsmn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ◯
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜ |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , _ 　／＼　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　__　-　¨/　｀￣｀''- _ヽ|
　　　　　　　　　　　　　 -‐''''／　　 ,'　　　　､　＼
　　　　　　　　　　　　　 /　　/　 | 　　 l　　 'i,　　ヽ､
　　　　　　　　　　　　　　 '　　 i　／!　　　l ∧　 i 　 i　' ＼
　　　　　　　　　　　　　　 i　　　|/, -l　, 　 |-､ヽ　!　　　|
　　　　　　　　　｢ｌ｢ｌ｢|　ﾚ|　　 |　　V　＼|　　ヽ　　l　l　　　　それで、そうこうしている内に王家と爵位持ちの貴族たちが
　　　　　　　　乂ノ　　ヽi＼|　Ｏ　　　Ｏ　 /　　i } !
　　　　　　　　　 ||＿__r-|　| "　　, -- 、" /_／ /ﾉ !　　　　性転換魔法を上流階級の特権にしてしまったわけだね。
　　　　　　　　　　　　(　／　 !　ゝ __ 乂__ノ　 _/　 /　　i
　　　　　　　　　　　　＼>　　 i　 |:::::|ヽ二ﾌ￣/___/_＼　　　　　その所為で下級貴族と平民は性転換魔法の恩恵を受けられなくなった。
　　　　 i^ヽ＿__i^ヽ__∠i＾ヽ_⊥／｀!ゝ':o>ｰ''´　　｀ヽ:, ',
　　　γ´ゝ-′ ｡ゝ-'　。ゝ-' 。ヽノ｀＞-〉　　　　　 i::i ' ,
　　　| ｡　　 °　　　。　　。　　 °(_ 　<__　　　　　　 i:::l　ヽ
　　　廴ノ⌒ヽ　°　 /⌒ヽ　。, -､ 7'三ヽ|__, -＜__／::::l/` ＼
　　　　|　　　　l　｡　/　　　ゝ- ′　 {三三ﾊ::::::::::::::::::::::::::L_
　　　　|　　　　乂__ノ　　　　　　　　　 Y三三i三ヽ:::::::::::::::::::ゝ､
　　　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　|三三三三ﾊ:::::::::::::::::::::::＼
　　　ゝ _＿＿＿＿＿＿＿＿＿___ 人三三三三ム＿＿＿＿__)

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ...::::::::::::::::::::::::::｀丶、
　　　　　　　　　　　　　　　／::::::/::::::::::: ＼:::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 / :::: | :|::::::::::::::::::::＼::::::|:::::::.　　　確かに私も性転換魔法を習得していますが
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:::::::::| :|:::::::::::::::::::::､::::::::| :::: i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:| :::: | :|::::::::::＼::::::::＼ :| :::: |　　　それを下級貴族や平民に対して行使すると違法になります。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:|:|:i:i:|从＼::::::斗笊㍉ i|ﾍ::::|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |从:i:i找ツ｀⌒└ 勹:i:i:|ノ ::|　　　しかし、何故未だに法規制されているのですか？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:iﾊ　　 '　　　　/:i:ｉ:ｉ|:i:ｉ:人　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |ｉ:ｉ个　 ⌒　ィ i:i:ｉ:ｉ|:i:i:i:::: ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |( |:|__〕うT爪-- :i:ｉ/￣＼ :::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/:i:i/ (/〈//| {〉 /:i/ | |　　＼ :::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　_/:i:i/.(/_〈_/_.|_|_/ .i　 | |　　⌒＼:::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　〈/ :i/.(/￣￣￣ /:i:i:|　 : |　　　＿_〉::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　/ :i/ 〔|.／⌒＼/:):|:i:|　 /|　 / (__〔i_〕::::::＼ :::＼
　　　　　　　　　　　　　　 / :i/.| 〔|＼＿／:|:〕 |:i:|　.:i:i⌒＼　LL|､:::::::::::＼:::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 / :i/:/| 〔|／⌒＼:|:〕 |:i:|./:i:i:i:i:i:i:∧　　　＼::::::::::::::::::::::::.
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　　　　　　　　　　　　　　　〈 :i/:/　/fノ／⌒＼ |:〕 |:i:| |_:i:i:ｉ/:i:／_〉　　..:::::::::::::::|:::::::::|
　　　　　　　　　　　　　　＼　 f夭)　　　 f夭)|:i:|==＞''"　　　　/:::/::::::::: |:::::::::|
　　　　　　　　　　　　　 /　/(八)　　　　 (八)|:i:|:/ 　　　　　　/:::/::::::::::::::::::::::/
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　　　　　　　　　　　r:::i:i:i/　　　/　　 _,|　/　　/:从　　　　　／／:(:::/:(:::::::::(
　　　　　　　　　　　 (乂:i/　〈⌒＼＿／⌒´　_〕　(:／＼＿＿／　rへノｒへ)rへ(
　　_rへ _　　　　　　(⌒ /　　/ 　 _〕　　_〕　　 _〕／＼_　　∧　　　rへ) rへ)rへ(
　_〕γ⌒Yﾆ=-　　_　 ,ノ---v　　 _〕　　_〕　 __／. . . .　)　/ ∧　　rへ) rへﾉ ⌒))
　_〕人ツﾘニニニニニ=-{ V　　　_〕　　_〕／..:||. . .　　＼　/　 :､　(て　 (て　／
　乂__シ二ﾆ=--‐…＜丶)　　　_〕　　／. . .. ||　　　　＼　　＼ ⌒　 ⌒
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65 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/22(土) 11:39:30 ID:shJhtsmn: 　　　　　　　　　＞　¨¨　､
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　　　,　' ,　　　　　　　　　 i　　　＼
　_／ , '　　／　　　　　　　i　＼　＼、
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./　 '　　 /　　.／　｜　　/ !　ヽ　 ',　 '　', ｀''‐-
′ i　　 ,'＿／＿,,,,, !;　 /|,'､　ヽ　i 　 ', i
　 .ｉ　　 i_／￣＿　 !／ /　｀'''‐- ', i 　 | l　　　当時は男女比が偏って出生率が低下するから規制されたけど
　 .|　　 |ｏz====zx　　　　--　　　 ',l 　 |､!
　/|　　|　 , , , ,　　　　、　￣“'''=ｏ } 　 |　　..　今では性転換魔法が精神に与える負担が問題になっている。
　! 'i　',　!/:/:/_ 　-- ､_　　/:/:/: 　,'　/ !
　'､ l　ヽ!　 /: : : : : : : :｀ゝ､ ':/:/ /, 'i V　　　　成長してから性転換するのはリスクが大きすぎるからね。
　ヽi　　| u { : : : : : : : : : : : }　　/ｲ　|
　　ﾑ　'＼ゝ-=､_ : : : : : :/　u ノ　 i,
　　,i;i;l,　 'l;i;iヽ、　｀¨¨¨´ _,,,｡<i;i;l, 　 i,
　 ,i;i;i;il　　'l;i;iﾊ　 ≧==iﾆ´ｉ;i;i;i;i;i;i;i;l, 　 i
　,i;ﾆ==i, 　 l-､_i　　　ゞ<⌒ヽ--,=ｌ　 !、
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　　　　　　 ´　　 , ,'　　 ! -,,_'_　 ! i　　 .! l　 __,,,-‐　',　　.i　　i
　　　　　　　　 i .!　　 ! 　/　￣'i i、　 l !￣　ヽ. 　 !　　 i　　|　　　それに貴族の特権になってしまったものは取り上げるのが難しいのさ。
　　　　　　　 l/!　　 :　/　____ .'.| ＼ '{ 　＿_ ＼　i　　 | 　 |
　　　　　　　 | i,　 ∨,ｨアr芯ヽ　ヽ''"ﾞう芯ﾐｭヽ|　　 !　 i　　　七大神の意向じゃなくて平民男性が『魔女になりたいから』
　　　　　　　　 i　! 　'{ i|{' |:l;;;l:}　　　　 {:l;;;l:} Y》 !　　i'　 i
　　　　　　　　　　 V ヽ　i, ゛乂ツ　 , 　　乂ソ　ﾞ /　　 i、 i'　　　　なんて理由で貴族が特権を捨てたりはしないよ。
　　　　　　　　　　　　 |＼i, xxxx　 , --　、　.xxxx / ／　' } i
　　　　　　　　　　　 | 　 !　　　l : : : : :ヽ　　 ./イ　 /ノ i
　　　　　　　　　　　　i|　　;＼　　乂_: : _ノ　　_,,｡/ 　 /!　 .i
　　　　　　　　　 i|　　i : : ｀..ｰ--, 　 -‐ ´!-;/　　/::|　　|
　　　　　　　　　　　 i|　　i: : : i::::::Y<,|＿,,,..-＜/　　/:::::!　　|
　　　　　　　　　　　i|　　,' : : ,i:::＞};;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ 　 /zzzL_　 lヽ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-―――-
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　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::|:::::|::::::: :: :: ::::::::::::::::＼:: :::::::::::::::::::::.
　　　　　　　　　　　　　 / :::::: |:::::|:::::|::::::::::::::::::::: ＼::::::::::＼:::::::::::::::::::::.
　　　　　　　　　　　　　　　 / :|::::::::|:::::|:::::|:|:::::::::::::::: ､::::::＼::::::::::＼ :::: |:::::::::.
　　　　　　　　　　　　 / :: |::::::::|:::::|___|从:::::::::::::::(＼::::: ＼::::::::::＼ |:::::::::::.
　　　　　　　　　　　　　　 /::::::::|::::::人:::| 斗=ミk::＼:::: ＼斗っミk::＿:::＞:::::::::::.　　　　　魔女が欲しいなら才能がある女児を育成すればいいから
　　　　　　　　　　　 /| :::: 人:::::::::∨ んr'(_　＼￣￣んr'(_ 刈 ::::::|:::::::::::::::::.
　　　　　　　　　　　　　/ :|::::::i:i:i|:＼::八乂r'ツ　　　　　　乂r'ツ　.::/::::|::::::::::::::::::::.　　.　わざわざ男性を魔女にする必要がない。
　　　　　　r┐＿ノト-===辷㍉八:::::::::::〈⌒ 　　　､　　　　 /:/ :::::|:::::::::::::::::::::::.
　　<廴〕Lﾉ_Ⅴ-―…＝ﾆ三(辷乂ュ:::::::::..　　　　　　　　　　　 /:/ :::::: |:::::::::::::::::..＼::.
　　 ∨〈 /　　　 | 　|　　,'　　 /`'＜人込:＼　　 _　 _　　　.::/::/ :::: |::::::::::::::::::::.　＼.
.　　 ∨〈_　 ', 　 |　 | 　 ,' 　　,'　　 / `守个s｡　　　　　　　イ:i:i/::::::::∧:::::::::::::::::::::. 　＼
　　　 ∨〈 / ',　 |　 |　 ,　　 /　　:/　　, ＼xへi＞　__　＜|:i:i:|∨:::::::/:i:∧:::::::::::::::::::::.
.　　　 ∨〈　　 |　 |　,' 　 /　　:/ 　　　／ x人__.. . . . ...:|:i:i:| .:::::::/)＿:∧＼::::::::::::::::.
.　　　　　∨〈.　　|　 | ,　　/　　:/　　　／　／寸(ｧO‐＜　-/::::::/(ニニ＼　)＼::::::::::::＼
　　　　　__∨〈∧∧∧∧:___ 　/　　／　／　　∨て＼)) /::::::/_/ニニニ|:(:::::: ＼::::::::::::＼
　　　／／:∨〈.　/ )　/　/(＿　／　／　　　､丶V 〉-＜/::::::/ノニニニニ＼:::::＼＼::::::::::::＼
.　 ⌒／::::::::::∨ / /　＿　／／L　／　､丶` 　　〈〕Y)/:::::://ﾆﾆ/ニニニニ＼:::::＼＼:::::::::::::
.　 ...:::::::::::::／:::: |　|/ ,‐┘／　／L 丶`　　＿＿＿__〕_.)/:::::://|ﾆ /ニニニニニﾆ〉::::::(　＼:::::::
／:::::::::::／:::::::::: | ./ /,.―‐┐＿＿_ >＿＿＿＿＿__〕 /:::::://　〕/ニニニニニﾆ/ :::::::::＼　＼:
::::::::: ／:::::::::::::::〈 r // ／／＿＿＿ >===========辷〕: /⌒＼|ニニニニニ=/( ::::::::::::::::＼
::: ／::::::::::::::::::::::ﾊ　　　 /(:i:i:i:i:＼__{. . . . . . . . . . . . . ./:/ :ｉ. . . . . .￣〈======/∨)::::::::::::::::::::::＼
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:::::::::::::::::::／:::: ／|　　　ﾉ〉ハ/　　 Y"ﾟ~￣￣~ﾟ"'' ::/ :|::::|＿＿./:::::| |. . ＼. . . |　　＼:::::::::::::::::
:::::::::::::／::::::／....人　　　〉/. ....＼⌒ {-ニニニニﾆ|::|ﾆ:|::::|＼__/| :::::| |. ＼. ＼. |　　　　＼:::::::::::
::: : ／::::::／/. . . . ..＼／/ . . . .....∨..〕-ニニニニ |::|_从 :|／.:.| | :::::| |.　. .＼....:|　　　　　＼:::::
::::::::::: ／　＼. . . . . (. ./. . . . . . . .∨|/-ニニニﾆ |::|ﾆﾆ､V＿_〉 :::::| |. . . ......＼〉　　　　　　＼
:::::::／　　　 )＼. . . .〉. . . . . . . . ....〉|-ニニニニ八:!ニ=∧V￣V:: / |. . . . . . . .＼
:／　　　　　 (. . . ￣/. . . . . . . . ..../-j-ニニニニニ.＼ﾆ{--::＼∧/ 八. . . . . . . . ..|
66 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/22(土) 11:40:08 ID:shJhtsmn: 　／　　　　　　　 /　　 /　　 ,|　　 |　＼
　' 　　　　　　　　 /　　 /　／ |　　 |　　'.＼
,'　　　　　　　　　 '　　 / ｀/ヽ、|　　|　　|
　　　　　　　　　　　　　 |　/ ＿_ |　,:　　 | |　＞
　　　　　　　　　 _,|　　 |/ 　ハ | /　 / ∧|　＞
　　　　　　　　 /,-|　　{　　 |　} ｲ|　ｲ| ﾘ　｀
　　　　　　　　　 { l　|　､ |　　し　{_|/' ||/
　　　/　　　　　乂 |　　＼:.:.:_ 　　 }　|　　　会長や上級貴族たちはそう主張しているね。
　　　　　　　　　 / |　　｢u /　＼　,:　|
　　/　　　　 / ／八　　'.　{　　ノ ,ｲl　|　　　だから今でも男性が魔女になれないのさ。
　　　　　　／＜　　 '.　　'.､＿_,.イ |　 |
　/　　,　＜　　　｀ヽ､　} 　 }'　 |　　 |　 |
　' r＜_, o 　　　　｀ }　　}＼|　　 |　 |
/ /　　　乂o_ 　　　 '.　　'.　ヽ､　|　 |
,'/　　　　　　人o　　　 }　　}　　o} |　 |
_{　　　　　　　人o　　 |　　|　　 o}|　 |

　　　　　　　　／::::::::⌒`ヽ、::::::::::＼::::::＼
　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::ヽ:::::::ヽ
　　　　　　　 /:::::::::::::::＼::::＼;;;;;;;ミ=-:::::::Y:::::::::、
　　　　　　　　 ,::::::い::::＼::::ミ;;;xfてﾞY l:::::::::::「ヽ::::::､　　　　　　この魔法女学園で魔女を育成しているから
　　　　　　 l:::::人:::＼:::Χ {{弋沙　l::l:::::::l　｝::::::.、
　　　　　　　 l::::::::::＼;;;;＞　　　　 l::l::::::l イ:::::::::::ヽ　　　　それでいいと思いますよ。
　　　　　　八:::::::::＼≧、　　　　　　l::l::::::lﾉ l::::::＼:::::＼
　　　　　　　　　乂＼ミ{代;),,_　　　　　j/l::::::l　 l::::::::::＼:::::＼
　　　　　　　　　　ト::::⌒ 'ﾞ　　　,::‐　/　l:::::l　　ヘx-‐-､::::::::`く　　　　　　　　　「魔法協会はそれでいいだろうね」＞まひろ
　　　　　　　　　　　}::l:::::::::＼　　’　　　 /l::::l:／／　　ヽ:::::::::::`＜
　　　　　　　　　 j:::l:::::::l:::::l l::::::ー--介!l:::::l:.∥　　　　　l:::::::::::::::::::｀ヽ､
　　　　　　　　 /::/:::::/l:::::l_r-〈にﾆﾉ llLl:::::Ⅵ　　　　　 l ＼:::::::::::＼::::＼
　　　　　　　／::/:::::/　l／/::.:.:./ヽ／ll/ハ::Y{　}　　　　l┐ ＼:::::::::::＼＼＼
　　　　　　　／／/:::::/rく　代:.:.:./／／{{　　Yﾊヽl　　　　l　＼　＼::::::::::ヽ＼＼
　　　　　／／　/::::/　　￣癶:.:l:.／～┐ 　 l::::トl　　　　!　　＼　＼::::::::::､　ヽヽ
　　　　／＿＿/:::/　／￣￣〔(￣　　 jｿ　　 j::::} l　　　　　　　／} 　ヽ:::::::::、　ヽ::、
　　／　　}ﾒ､ /:::/　　`く／ /　ﾄ、＼／　　 /::/ l　　　　／／::、　｀、::::ﾊ　 Yi
　／　／　／／　　　 / / ::::｝ }　 }　　　 /::/　l　　　　／／:l　い　　ﾞ､::::::i　　 l:l
／/ 　〈　／／ヽ　　／／}　0/ { 　/　　／::/　/廴rヤ'"　 l:::::::l　l:::l　　　l::::::}　　 }}
/::!　　／:/　 l￣ヽ　∨　/　 /　ヽ/　／:::／　ｲ::::⌒"l　　　l:::::::l　l:::}　　　l:::::l　　∥
{:::l　　/:::::/　　 l ＼}／　／{ 　 {　　／::::／／ j::::::/l:::::l 　　い::} j:::j　　　j:::::l　 ∥
いl　/::::::∧　　 l　　　／::ー--十彡イ::::/ ／ {　}::::/ j:::/l　　　 ∨l /:/　　　j:::/　//
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　 /::/:::j 　 ∧　　ﾞ、 /:::::::/　O }　 /:::/┌―‐/ヽ　＼　l　　　　 Y　　　ノ:::/:::／
　 l:::{:::::{　　 ∧　　｀ー-く/ｺ　 !　.::::/ 　￣ /　　＼　＼､　　　 l　／三三三7
　 {:::l:::::l　ノ::::∧　　　　Y　　　l 　l:::;　　　／　　　x＜⌒/ ﾄ、　　　l `⌒メミ／
　八:::::::l　廴ζ ∧　　 Y　　　j 　{::j　　　　　　癶:.:＼:.＼/::::､　　 Vt-彡く
　　＼::ﾞ､　〈(　/::/＼　-{＿__/l:＼l::{　　＿／:.l.:.:.ヽ:.:Χ:.:＼∧　　　V￣)ン
　　　　　＼　 /::/　　＼_|:.:.:l:.:.:l:.:.:.ﾄ|￣:.:.:.:l:.:.:.:.:l:.／.Y:.:.:ヽ.:.:ヽ∧　　 ∨辷ｧ
　　　　　　　　{::{＿　 ∥　l:.:.:l:.:.:l:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.:l:.:.:..イ:.:.:.:.:l:.:.:.斗～Y∧　　 ∨⌒)〉
　　　　　　　x彡-┘ ∥┌ﾄ-┼:.l:.--┼‐～「:.:.:.人:.／ヽ:.:.:人:.:.:.ﾄ､l＿　乂
　　　　　　└ミzzｧ　彡　l:.:＼:l.:..:l:.:.:.:.:l:.:.:.:.:ﾄ:.:.:.:.:.癶:.:.:.:.:＼:.:.ヽ:.:.＼X:.＼　`～､
　　　　　　〔こ⌒　〈(　人:l:.:.＼:.|--‐┼～l:.`く:.:.:.:.:＼.:.／:.＼Χ:.:.:.ヽ／}　　　￣ヽ
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　　　　　　 r-､　　　　　　　　　　 /-～!　　　　　　　　　　 /
　　　　 r＝=ミl__ﾉ7⌒ﾒ_r､　　　　　／　＿l　r--､　　　　　　 /
　　　 └～rｼ/ メ__ノ /　 )､r、／　　くヽ⌒l　 /-l⌒-j～､_/
　　　　　　 /VY　　/ /`ミく　 (ィ　　　　　 )＝} 〈==j＿/　ノ⌒ﾒ、

ちなみに清姫は男性魔法使いを差別しているわけではなく

『魔女は平民女性で補充できるから、無理に男性を魔女にしなくていい』と考えていた。
67 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/22(土) 11:40:29 ID:shJhtsmn
68 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/22(土) 11:41:03 ID:shJhtsmn: ttps://www.youtube.com/watch?v=-x6We9k6RCY

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　　　 |::.::.::|::.::.::|::斗― 　＼::.:|::.::.::.|::.::.|::.::.::.::.::.|::.::./|　　 |
　　　 |::.::.::|::.::.::|::.::|/　　　　＼ ≫==ミ|＿ : Λ|::./::.|　　 |
　　　 |::.::.::|::.::.::|::≫=ミ　　　〃　_）ﾉ}'⌒::/〈::.::/::./＼　/
　　　 |::.::.::|::.::.:〃　_)ハ　　　 ,,乂^ソ ::.::.|⌒∨::Λ　厂
　　　 |::.::.::.:⌒弋,, 乂ツ　　　　 ////::.::Λ| 　 }／::.∨
　　　 |/＼::.::.::.:＼ ///｀　　　　　厶イ::.::/ ／::.::.::.::|　　　　桃華ちゃん、最近調子はどうかな？
. 　　　　｀Τ::.i⌒　　　　　　　 /::.::.:/ ´::.|::.::.::.::.|
　　　　　　 |::.:八　　　　 '　　　 /::.::.:/::.::.::.:|::.::.::.::.|
　　　　　　 |::.::.:/＞　　　　　 |::.::.::.|::.::.::.: |::.::.::.::.|
　　　　　　 |::. 〈::.:/::.::.::≧ｰr＜　|::.::.::.|::.::.::.: |::.::.::.::.|
.　　　　　　乂( ∨r――.／　　 |八 ::|＿_::. |::.::.::.::.|＼
　　　　　　　　／￣{＿　＼　　　　＼　人::|＼::.::.::.::.::＼
　　　　　　　/⌒　｛＿　／＼　　　　　／　　＿｝::.::.::.::.::.|
.　　　　　 /　　　｛＿　　／＼＿.／＼　　＿｝Λ::.::.::.::.|
　　　　／/　　　　　｛＿　　　／　　/二二二二二二二二二〉
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　 ⌒¨ 〈　　　　　 |　　｛＿　　　　/二二二二二二二二二/
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　　　|::.::.::.:|＼　　　　　｛＿ /二二二二二二二二二/
　　　|: |::.::.|　　　｢　　　／ ./ﾆ＞''^~￣　　 ~^つ二/
　　　|八::. |　　　＼＿／　./／　　　　　ノニ二/
　　　　　ヽ|　　　　　 )'´　　　{＿＿.／￣￣￣ニﾆニΛ
.　　　　 |　　　／　　　　　　　）ニニニニニ二/　|
　　　　　＼　　　　　　　　　／ニニニニニ二/　　〉

　　　　　　　　　　　　　　　__　＿
　　　　　　　　　　　　__j⌒j⌒＞-=ミへ--､
　　　　　　　　　　__j⌒＞'"´　＿　　　｀丶(ﾍ
　　　　　　　　__j⌒>'´　,､＜　__ア⌒アこ-､ V只
　　　　　　　 {⌒ｱ　／　ア⌒　　　　　　 ⌒辷く＼
　　　　　　Ｖ　／＾ア´　　　　＼　＼　　　＼ノ
　　　　　　　rく /＾ｱ⌒　　　　　　　＼　＼　　　　 ` ｰノ
　　　　　　 {アく^7　　　　　｜　　　　ヽ　＼　　＼ヾ´
　　　　　レ{ﾉ　　　　 |　 | |　　　　　 | >― ﾐ　　 ∨)
　　　　　　　／　 { 　　 |　 |从＿　　　ｲ八＿| ト--彡
　　　＿／彡　八　　 |／|´　＼{＼　 |xｆ笊｢`ﾒ⌒　 }＼
.　　　　￣/ 　|　＼　抖ｩ笏ミ､　　＼{ ﾋツ　'ノﾉ　ﾉ　 }　　　どうといっても、普通ですね。
　　　　　 //{ 八　　＼乂乂ツ　　　　　　　'''' -彡ノ(　ﾉ
　　　　　 /　＼　 `ｰミｰ-　'''　　　丶　　　ﾉ､　＼/ )　　　　いつも通りに生活していますよ。
　　　　 ;′　/ ＼＼　 ` 乂　　　､_ 　ﾉ／(__＼　 Y(__ノ
.　　　　 {　　 {　　　　）　　 Yiト　 .,_　　イ:::::::::ﾉ　　　ﾉ厂
　　　　　　＼　ヽ　／／　　{::::｢ニニrｯくｰ-彡　　彡く(
　　　　　　　）　＿ノ(　　乂＿彡　　　　　 ( (　 (ｧメ、 )
　　　　　乂＿彡ｲ　{⌒＞‐-　_ ⌒ヽ　　　　　>ミ=ｰ--
　　　　　　　乂 / 　　　 _)　 )ﾉr‐ｧベ¨芹云ﾐ<7ﾆ__
　　　　　　　　　　　 j 　　　　-‐ ''"　ヒ＼　 └ﾋう／ヒ⌒＼
　　　　　　　　　　　 {_,.　 -‐　＼　　 `く__∨ ／{　　と＞‐ヘ
　　　　　　　　　　　ﾉ　　　　　 }　　　 `ﾝイ　 {　　ニつ:::}､
.　　　　　　　　　ヽい　‐ｔ- ､ノ　　　 //　　　　＼／ﾍノ::::ﾉ }
　　　　　　　　　　　　 |　　　　 {ヽ　く^V/ 　　　　＼::::::::::くハ
　　　　　　　　　　　　_|　　　　 >‐''" 只ﾆﾆﾆ　‐-　_　＿>=‐ 彡 }
　　　　　　　　　 /:::{　　　　　　 <,.ﾉ　　＞--‐彡くiΤﾄ､　　ノ
　　　　　　　　　　{::::::{　　　　　　　 ,.＞''" { i{　 0　　}i jﾉ
　　　　　　　　　　{:::::::丶.,＿__,.＞'"ｰ　.,＿{ i{,.　-‐ ''"　ノ＼
　　　　　　　　　　ﾉ:::::::::::(::::::::::;:*´｀'ー---　　　--‐　＜Co　＼
　　　　　　　　　 {､:::::::::::::ｃ*'´　　　　　　　0ﾟ{ i{　l　l　l　{　　ﾟ*o ＼o｡,
　　　　　　　　　く⌒　,;'ﾟ　　　　　　　　　o'ﾟ　{ i{　ｌ　ｌ　l　＼　　　ﾟ*o?ﾟ
　　　　　　　　　＞　 C　　　　　　　 o'ﾟ　　.{ i{>-‐　-‐く　＼　　　　＼
　　　　　　　／　　　　ﾟ''Co｡ｃ｡ｃo*'ﾟ　　　　 { i{　l　 l　l　ヽヽ＼　　　　＼
　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　 { i{　ｌ　ｌ　ｌ　　ヽヽ＼　　　　＼
　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{ i{　l　｜　l　　＼＼＼　　　　ヽ

　　　　　　　　　魔法女学園小学校の生徒　櫻井桃華
69 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/22(土) 11:41:35 ID:shJhtsmn: 　　　　　　　　　　　　　_｣Lﾕ二ニニ二ﾕL｣_
　　　　　　　　　　　 ,ｲ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　 ,イ::::s≦::::::::::::::::::::::≧s｡::::::::::::＼
　　　　　　　　　／:::::,::::::::::i:::::::::i:::::::::::::::::::::::＼:::::::::: ＼
.　　　　　　／:::::／:::::::,-{::/∨::、:::;:::::::::::::::::::＼:::::::::::∨
　　　　　　 /::::::::,':::::_／　 !1　ﾍ iヘﾍ_::-::::::::::::::::∨::::::::i
　　　　　　 |:::::::::|j / ≧s｡j/　　ﾍs≦　＞s.、::::::::::∨:::::}ミ- 、
　　　　　　 i∨::::i ,ィニﾏ　　 ij　　 ,ィニﾏ>、≧s、:::!:::::::|　　∧　　　私は最近覚えた魔法が先生に駄目出しされたよ。
　　　　　　 j/ミムi 乂ツ　三三　乂_ツ　 Y　 /i:::|:::::::::　i/
　　　　　　　　 /:::/　　　　　　　　ﾟつ彳　/::::::|::::::::|　ﾑ　　　.　桃華ちゃんはどうかな？
　　　　　　 /::::ﾑ　u　　　, --　、　　　　 ′::: !－ ,|ー:ﾑ
　　　　　　 |:::ム　　　　 |::::::::::::}　　　　　　 }::::::::1=彳∨
　　　　　　 i:::::i/ ＞s｡.. 　￣￣　　　 ..｡s＜|::::::::|:::::::::::∨
　　　　　　 |:::::|:　　:/::≧-＝t===r-≦ :::::::::{::::::∧:::::::::::ﾍ
　　　　　　　レ/ 　 /::::::::,r-<´-v-｀>ー- 、:ムイ::::::::::::::::::{
　　　　　　　　 /::::::::/_＞-/｡ﾍ_/＞/.....ヽ:::::::＼::::::::::::::|
　　　　　　　　　　 /::::::::/............!;;｡;;;;;!......i..........∨:::::::ﾍ::::::::::::
　　　　　　　　　　 i:::::::/iー == -- 、.......1...........∨::::::::∨::::::|
　　　　　　　　　　 |::::,=､v　　　　 |=-≦ ー,-、∨:::::::i:::::::::
　　　　　　　　　　/ ( i-=jー --－彳ゝ　 )　 {........i:::::::::|::::::::|
　　　　　　　　　 }:::::＞-{- ====- ゝ--イー== ム:::::::ﾊ:::::ﾊ
　　　　　　　　 j／/し∧....i........i..........i..........i...........ﾑイ　j从
　　　　　　　　　　　　 /....... |...... |........ |........ |.............ﾑ
　　　　　　　　　　　　 i..........{........i..........i..........i................ﾍ

　　　　　　　　　　　　　　　　　＞　´二二二≧ ､
　　　　　　　　　　　　　　　／／´￣￣￣｀丶＼ト＼
　　　　　　　　　　　　 /／　　　　　　　　　｀Ｌ∧‐ｧ
.　　　　　　　　　　　 / 　　　ｉ{　ヽ. 　　∧　∨∧
　　　　　　　　　　　 /　　/　{　 |∨　　＞─∧　∨∧
　　　　　　　　､＿厶　　　⌒寸　＼　}芹云ミ　∨∧　　　　　　　それなら私も先生に駄目出しされています。
　　　　　　　　　　｀￣{ｉ　　{　/＿_　　　ヽ　ゞツ }　　　ミ≧一'
　　　　　　　　　 |ﾄ　　∨´￣｀　　　　､＿厶イ　人　＼　　　　　先生は辛口の評価をするから仕方ありません。
　　　　　　　　　　　　　　}＼{ﾄ､　　　 '　　　,　　 {　　　　{　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　＿人　∧　　　ー　´　　人　　　厂￣´　}
　　　　　　　　　　　　 {　　　　ﾉ＞　__　　　　イ　　）　./　　　　/
　　　　　　　　　　　　　）　　（　　　　 }`ｰ＜　{　／イヽ　　从{_,ﾉ
　　　　　　　　　　　ｰイ　　　}ﾄｒ┬≦　　　／从　（　　　＼仄￣´
　　　　　　　　　　　　　≧=ﾐ/　/　{芯Ｙ＾´／/　＞ゝ　　　　 }
　　　　　　　　　　　　ｒ　´}　//{-‐-‐- イ//　　　　　　／⌒＼
　　　　　　　　　　　　 {　　ﾄ　{⌒⌒⌒ﾝ/ ﾉ　　＼　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　 ∨　{⌒｀ﾄ､/⌒７／　　　 / ⌒＼　　　　　＼
　　　　　　　　　　 /　人　　}ｉ　 ./_　　　　　〈　　　　＼　　　　　}
　　　　＿＿＿　ノ／／≧ｲ八_彡⌒＞､　　∧　　　／´￣´　　/
　　　＿厶イ　´　　　　个　　　　　⌒ﾋィ⌒＞==≦　／　　　　 /
　厂　　之/　　　　　　 .|　　　　　　　　　｀７===ｚ＜　　　　　 /
⌒＞ー厶{　　　　　 /　　　　　　　　　　　>イ{　　　　　　　　/
　　　　 ∨＼　　　　／/　　　　　　　　　 ∨　人￣＼　　　　/
　　　　　｀ﾋ人＿厂 .厶イ⌒ﾋ⌒ﾏ⌒ﾏ⌒ﾋ{　　ｉ｀￣＼＼＿ｲ
　　　　　　　＞=イ{＼ﾋ⌒ﾏ_/⌒厂⌒´￣￣ﾏ⌒{　　　　＞─ヘ
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70 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/22(土) 11:42:13 ID:shJhtsmn: .　　　　　　　　　＿＿＿＿＿
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ﾆﾆ＼{/＿＿八:.:.:.:.:｜＿＿＿＿　　　　ィ77ＴT| :. /　 |
Τ二|:.:.:Τ/⌒|＼:.:.Τ^广V777ド　　　　 |//八 |／
｜二|:|:. 八(　 |:.:.:.＼| └ ,,∨/ﾉ　　　　　　 ''':.:.:＼　　　　はあ、魔法使いとして大成するのは
└‐<|:|:/:.:.:.＼｣:.:.:.:. ＼　　　　　　　　　丶　 |:.:.:.:.:.:.
　　 |:.:.:.:.:.:.:. 八:.:.:.:.:.:. ｀､　　　　　　　　　八:.:.:.:.:.|　　　まだまだ先の事かな。
　　 |:.:.:.:.:.: /:.:.:.＼:.:.:.:.:.: ',　　　　　　　 ,　／:.:.',＼:.: |
. 　 / :.:.:.:. /:.:.: /￣＼:.:.:. |　　　　　ゝ／:.:.:.:.:.:.',　∨
　 / :.:.:.:. /:.:.: /　　/　∨:.|　≧=ー--く￣｀＼_:.:.:',
. /:.:.:. ／^￣/　　＼　｜:.| 　 / ＼　　＼　　Vﾍ ',
/:.:.:.:./ 　＼　　　＼|.ノ　｜　　＼　　 ' 　 |　|: ',
:.:.:.:./　　　＼　　　｀、　　　　　 _ﾉ＼　 ',　|　|:.: ',
:.:.:.√　　　　　　＼　　　｀,　　　　　　　 Λ　', |　|:.:.: ',

　　　　　　　　　　　　　-────- 　_
　　　　　　　　　　 ´ _､rｾ7ｱニｱ7ｧ｡_|＼丶、
　　　　　　　／_､rf＞''~￣￣￣~''＜_|ﾆﾆYＬヽ＿_
　　　　　　 '　 {j>'´　　　　　　　　　　Ｌ二Ｌ/ﾆﾆｱ
　　　　 ' 　　　　 /　　　　　　　　　　＼＼/‘，
　　　　 /　　　　　 /|　　　　　　　　　　　　ヽ　　’
　　　　∥　　　　　 |｜|ｉ　　　　| 　　　　　 V　 ’
　　 _丿　　 | l　 |i | 乂l　　　｜|＼　　| 　　 ∨　|
　　／ｨ'　　 | |　八|-─＼　　｜|─- ､i|　　､　丶‘
-彡'ﾞ´ | 　　 | ∨　　‐-ﾐ　＼　N-‐∨ 八ﾄ､　＼__辷=‐-
　　　　| 　　 |　{ｨ灯芸坏　　ヽ|ｨ灯芸坏k′｀`～---　　　　　ありすさん、私たちは五級魔法使いになっているので
　　　　V　|　ﾄ､＼.:.:.:.:.　　　　　　.:.:.:.:.　ﾉ　　　}　}　‘，
　　　_ノ人|＼乂マ⌒　　　 ′　　ｰ=ﾆ／　　丿　‘，　　　　既に一人前の魔法使いですよ。
　｀¨´/　　ﾉ　　爻}　　　ﾏ　ァ　　 (r'ﾞ　　／{　　　ヾー‐
　　 ,' ､__／ｨ'ﾞ　　 }i)h､　　　　　　　ィ八　 (_{:.:.:.:ヽ　　 }
　　 { И　ｱ　　ノ　从}.:.:＞---＜:.:.:(　丶、ｰく:.:.:.:)　 }ﾉ
　　乂_∨ 　／ﾉノ～§　　　 (⌒''＜}　)i:>　 )／　丿
　　　　八　　( ＼i {YＬ) ﾟo　 (二￣`ヽ　寸ィ_／{~(　(_,
　　　　ｰ‐ア⌒)　）|YL(‐-γ(二`丶>─っ{　V寸
　　　　　 _-ニ(／人YY）　乂(＿У／／ﾉ　 |ﾆ-_
　　　　　-ﾆニﾆ/ニ乂Y)_　_､,_ /／／／ﾉ　ﾊﾆﾆ-_
　　　　八ニニ/ニニ入Y入辷/　 / /　/　　| |ニニ-_
　　　 -ニニﾆi{ニニﾆ入Y入Y 　　　　,'　　 | |ニニﾆ/
　　　 -ニﾆﾆ入ニニニ入Y ｱﾊ　　　/:　　　{/ニニv'
　　　　寸ニニi}-=ニニ|ﾆｨ({ィ{( 　　/ : ／二>､ニニ
　　　　　|ニﾆ圦-ニニ／| |／_)}　人／,ｨi///∧ ニ{
　　　　　|ニニﾆ}＞'''~ﾆﾆ| |／{(／Ｖ{ ///////∧ ﾆ
　　　　　|ニﾆ／ニニニﾆ| |─_〕I}ﾆ |'////////∧-|
　　　　　-=ニニニニニ八Ｖ　乂)_ |'/////////∧|
71 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/22(土) 11:42:47 ID:shJhtsmn: 　　　　　　　　　 ,...::''"ﾟ~￣~ﾟ^'￣~"'':...、
　　　　　　／:.::.::／:.::.::.:.:／⌒:.::.::.::.:＼
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　　　{二√ :.:.: |:.::.:.:|::/|＿＿|_,ノ　　|::|:.::.::.:: |:.::.::.::.
　　　{二| :.::.::.: | :.: _|≫==x/:|/　　　|Λ:: | :.:|::|::|　|
　　　{二| :.:.:/:.:|:.::.:Ｙ　_)(:.:｢　　　　二|⌒:.::|::|｜ﾉ
.　　 V/|:.:ｉ"⌒|:.::.::|　乂ツ　　　 ,ﾉ灯Y:|:.:.:|Λ|　　　　男性なら一人前程度でもやっていけますが
　　　 {//:八　｜:.:.:|'' 　　　　　　　ﾋソﾉΛ ﾉ　 |
　　　 {/:/:.:: ＼|:.:.:Λ　　　　　　'　　 ''/::|:.:.:|　ﾉ　　　　女性は一人前程度ではやっていけませんよ。
　　 /::/ :.::.:.: 人 :.::.::.:　　 ,　，　　　八:|:.:.:|〉
. 　 /:.::.::.:/ :.::.::.:: ＼::ト　　　　　　　イ:.::.::|:.:.:|∧
　 /:.::.::.:/ :.::.::.:.:|:.:.:| ＼, ＞　＜:|:.::.:| :/ :|:.:.:|: ∧
. /:.::.::.:/ :.::.::.::.: |:.:.:|::|　　　　乂|:.::.:|/:: Λ :| :: ∧
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　　　　　　　　　　　_　　　　 _
　　　　　　　　-r～～～～～┐-
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　　　　　ﾉ⌒>''ﾞ_ノて⌒⌒て乂つ＼<⌒ﾚI
　　　　人/_つ⌒ 　　　　　　 r─く　〉
　　｢＼_／|　　 |　　　　　　　　　|　　/｢寸
　　厶斗､_/　　　|　　　　　i| |、　＼∧＼ﾄゝ
　　廾/ｲ＼　　　ﾊ　|　　　八| ＼＼ﾚJ＼}　　　　確かにそうですが、三級魔法使いになれば問題ありません。
､__//V レJ　八|_,,八　　/⌒`丶＼＼　ﾄｰゝ
　　　 |｜＾　V／|　ミ＼/　ｨ芯灯丿 ∨ ＼　　　そして私たちなら三級魔法使い程度なら余裕でなれます。
　　　 ∨＼ﾄ､ 'ｨ灯芯　　　　　x-=彡　　八　＼_,
　　_,ノ　 /'⌒圦 xxx　丶　　／　 |　ー　＼￣
　｀￣|　　{ 、　公､　　ｰ ' 　 ( 　乂八|　　}ヽ)
　　　ヾト､ヽ＼　＼＞─＜Lヽ　　 ) ﾉ　ノ
　　　　　 _) -'‐ｲ　)ノ　　ｏ　　ｰr　／ア､ー
　　　　ｰ‐/: :父(　( ～～～～入_(父.: : :.、
　　　　　｜: : : 父ーゝ-===-彡父 : : /: : }
　　　　　｜: : :∨: ｀＾／凵＼´: : :∨: : : |
　　　　　｜ : : i| : ／: : : 八 : : ＼: : |i: : : :|
　　　　　　: : :.八:.＼__／: : ＼__／: /: : : /
72 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/22(土) 11:43:26 ID:shJhtsmn: 　　　　　　　　　　　　　　　＿＿__
　　　　　　　　　　　　　 ,...::::::＿::::::::::::::｀:::..､
　　　　　　　　　 ,..:::´￣::::,::::::::::｀ヽ､:::::::::::::ヽ
　　　　　　　／::::::::,::::／ヽ:::::::､:::::::＼::::::::::::'，
　　　　　　　 /::/:::/:/::/　　 Ⅵ:: |::{:::::::::＼:::::::::
　　　　　　　 ,:::,::::/:/-/、　　 {::{斗ﾑ::::::::|:::|::::::::|、
　　　　　　　 |::{::::Ⅳ _{　　　ヾ＼}＼:::}:::}::::::::}_ ヽ
　　　　　　　 {:∧:::l,ｨ雫ﾐ､　　　ィ雫ミ, Ⅵ/-､:::,　＼)　　　確かに私たちは魔女候補として選抜された
　　　　　　　　从l ゝVｿ　　　 V(ｿﾉ /::}'/ ,::::|　　〉
　　　　　　　　　 /:::.　　 '　　　　　 /:::/_ノ:::: | 　｛　　　魔法の天才ばかりだから、それはそうですね。
　　　　　　　 {:::人　　､__,　　　 /:::/::::::::::Ⅵ＼_ﾉ
　　　　　　　　 |::/　|::::...　　　　イ{::/:::|:::::::::::＼　｝
　　　　　　　　 |:{　｢￣┼｀´╋┼ 从-､:::::::::::::::::∨
　　　　　　　　ゝ} 乂╋┼╋┼╋┼╋ ､::::::::::::::::.
　　　　　　　　　/ ／　＼╋┼╋┼╋イ ∧:::::::::::::::}
　　　　　　　 Ⅳ　　　 /｀ー―― ´ ／　 ,::::|:::::::::|
　　　　　　　　 ,:′　　l{={}=　　　　 ,　　　 |::::|:::::::::|
　　　　　　　 {　　　　/　　　　　　/　　　　,:::::|:::::::::|
　　　　　　　　 | 　　 ,′ 　　　 /　　　　/::::/::::::::/
　　　　　　　　: 　　〃={}=　　 ,:　　　 /::::/::::::::/
　　　　　　 {　　　{l　　　　 /　　　　/::イ::::::／
　　　　　 ∧　　 ||　　　　 /　　　　/´／::イ
　　　　　　 , 　＼　l{　　　 /　　　　/ ￣´
　　　　 /　　　｀ |!　　　/　　　　∧
　　　　　/　　　　　∧　　/　　　　/　＼

　　　　　　　　　　　　　　　＿＿　_
　　　　　　　　　　　､丶`_､rｾ7ｱ7ｧ｡.,｀　､
　　　　　　　　　　／ィi〔　　　　　　　 )h､ヽ
　　　　　　　　　,: ｨﾔ/　　 .:'　　　　　　ヾ:,∨
　　　　　　　ィ.r;ﾔ　 .:　 ,.:'|　　　　　　　　　｀:r､
　　　　　〈薔ﾔ　　 l　/　|　　　　{　　ヽ　　Y^「'Y
　　　　　 Ⅶ 　　,j,:'＿ |　　　ﾊ{_':, j!　　ゝ薔〉,
　　　　　　,:ﾆ{　 } 从{ 　_从{　 {/´ ヽ }ﾊ　　≧_ｧﾆⅦ　　　私たちは才能に恵まれて優遇されています。
　　　　　　Y!」ﾊ从,jィ笊ぅ､　ヽ{ ,ィ笊ぅx,}/_　＼＼≦,
　　　　　　　jﾆ|´^＼(　t刎　　　 t刎 ^/　人⌒ _ ノ　　　この環境を利用して自分の価値を高めて
　　　　､_ノ}」ﾊ　　｀ヽ: : 　　ﾞ　　: :≦＜　}　　Y
　　　　ゝ/　 ∧}　　　} 　　､　 , 　　/ 　{ ／　　/　　　　より良い将来を得られるように頑張れば報われますわ。
　　　　人 }　_,ﾉ　介s。　　　　ィ从　(　　　＼ _
　　　　　　 _ノ ⌒^7　ヽ. 　 }≧-≦{ / _ノ　/｀ｲ ,.ィ≦
　　　　　｀⌒ヽ　(｀ヽ　)イﾉ_ ＿ _弋＜ｊ∧ ノ'´
　　　　　　从~:,￣)ｲ　 ∨´=｀∨　　　　;￣)､
　　　　　　　　 7 ゝ　　　　＼_／　　　　 '　ﾉ　Y
　　　　　　 7　人_　､　　 /.ヽ　　　 ,.:'　r'　, {
　　　　　　　 /　 ';　|.ゝ _｀　ィi〔ﾆ〕_＼　 r.イ　.:　{
　　　　　　 ,: 　　 ':,|. . .} !/ﾆ/ﾆl l＼ﾆ,>~{. l　/　 ',
　　　　　人＿ _　|. . .} !^Yﾆﾆ|ﾟ|ﾆﾆ!. j {. .|/　　 }
　　　　　　　　〕ｰｒ- Ⅷ.:} !. .}ﾆﾆ|ﾟ|ﾆﾆ{. j {. .lー≦〔
　　　　　｀Y'^ｰ'^';. .:} i . ⌒「. ﾞl⌒. .j {. √, -､ノ
　　　　　　 |　　/}. .:} i. . . ..! ﾟ |. . . j {. .ﾊ　　!
　　　　　　 7　　 { ゝ.:}_j._＿」＿l_._._j .{_.}/　　l
　　　　　 7　　　{　L._.＿. .. . . . . . . ._ .」､　 ,
　　　　　　 .:　　　 /. . . /. . .￣￣. .~ ':,. . . ':, /
　　　　　 l　　　 /. . . .,:. . . . . . . . . . . .', . . .∨/
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　　　　　 |　 7. . . /. . . . . . . . . . .. . . . . ..', . . . ∨/
73 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/22(土) 11:44:05 ID:shJhtsmn: 　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿
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　　　　 |八:.:.:.|{⌒{㍉､　　　广¨{:し勹⌒j| :.:.:.:. |:.:.:
　　　｜　＼{＼　V:.:}　　　　　 V;ン　ノ:.:ﾉ:.人|:.:.:　　　　私もそう考えて
　　　　　　 |:.:〉　￣　　　　　　　 '' ″ イ:.:.:.:.:.:.:.:.:
　　　　　　 |:.:.|　 `　　　　　　ｕ　 /|:.:. /.:.:.:.:.:　　　　『大学院卒業までに一級魔法使い試験に合格したい』
　　　　　　 |:.人　　　　　　　_　　　　/:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:
　　　　　　 |:.:.:.[＼　 ~⌒^~　　　　　|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:　　　　と思っていたけど、これは性急すぎる事だったわ。
　　　　　　 |:.:.:.|　 |＼　　_　 -≦　　|:.:.:l.:.:.:.:.:.:.:.:.:
　　　　　　 |:.: ﾉ　人:.:.:.:.:.:.:.: |　　　　|:.:.:l＼.:.:.:.:.:.:
　　　　　　 |／　　＼＞⌒　　　／＼|　＼:.:.:.:
　　　　　　　　　　／-/　　　／　　＿/ニﾆ:.:.:
　　　　　　　　／ﾆ∨　　／　　＿/ニニニ＼:
　　　　　　　　 [ニﾆ/　　／　＿/ニニニニニニ
.　　　　　　　 /[ﾆ∨__／＿/ニﾆ/ニニニニニニ
　　　　　　　 /-[ﾆニ|　／ニニニ√ニニニニニニ

　　　　　　　　　　　 ,.　 -‐……‐-　 .,
　　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＼
　　　　　　　　　／:::::::::::::::／|:::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　 /::::::::::::::::: /　 |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::. ＿＿
　　　　　　　　　　 /:::::::::::::|:Λ|　　|::人:::::＼::::::::::::::::::: |　　　|
　　　　　　　　 :::::::::::斗|‐-ミ　　　イ＼⌒＼:|::::::::::::|　　　|
　　　　　　　 ::::|::::::Λ| 　　　　　　ィてぅミｘ|::::::::::::|　　 /
　　　　　　　 |: |::::::__笊てﾊ　　　　　ﾄﾊツ〉|:::::::::Λ＼/　　　先生には『大学院卒業まで三級魔法使いになればいい』
　　　　　　　 |八:::::::〈　Vツ　、　　　　　　　|／|/ } ＼_〉
.　　　　　　　　　＼Λ　　　　　　　　 /:::::::/ノ　　　　　　と注意されてしまった。
　　　　　　　　　　 |:::::|　　　 , 　、　　　 /:::::::/:::::|
　　　　　　　　　　 |:::人　　　　　　　 /:::::::/::::::::|　　　　　　確かにその通りですね。
　　　　　　　　　 /:::::::个　　　　　　 :::::::::/:::::::::::|
　　　　　　　　　　／::::::::::/|:::|::::::|≧≦　　{::::::/::::::::::::::|
　　　　　　／::::{::::::::/_ﾉ:::|::: ﾉ　　　／＼{￣￣⌒＼
　　　　　　 /:::::: /＼:::{￣〈　　　　／　 /　　　　　　 |
.　　　　　　 {:::::::/　　｛　　　　只￣　　　 / ＿_ 　　　 |
.　　　　　　 {:厂{　　｛_ ／⌒ |⌒＼　　/´　　　　　　／〉
　　　　　　　/　／/ ￣｀＼＿ノ　／￣ニつ　　　 /:::::Λ
　　　　 __/　(　/　　　　　＼＿/　⌒＼＞　　　　 /::::::::::Λ
　　　〈／　￣￣＼　　　　＼￣￣＼　　　 /:::::::::::::::::|
　　　 /　　　　　　　＼　　　　＼　　　　　 /:::::::::::::::::: |
.　　　　{　　　　　　　　　＼　　　　　　　　　　 / ::::::::::::::::::: |
　　　　＼＿__＞'''^｀￣￣＼＿＿　　　　　／:::::::::: /Λ:::::|
.　　　　　 /　　　　　　　　　　＼＿＿／::::::::::::: / 　 }::ノ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　＞　´＞===──=ミ≧ｭ
　　　　　　　　　　　／´／／{￣　＼￣￣￣｀丶＼∧　イ
　　　　　　　　　　　　 { ／／　 .|　　　　丶、　　　　＼／　ﾄ､
　　　　　　　　　　{＼/ノ/　　　│　　　　　　＼　　　ヽ _∨
　　　　　　　　　 ∧￣∨　　　　|　　　　　　　　ｉ　　　　　　∨}
　　　　　　　　　　∧ ./　　　　ﾄ　　　　　 }从_　　　　厂}
　　　　　　　　 ./ {　　　ｉ　 | ＼　　　　　　仄＼　　　＼　　　　　　..　それなら私も言われていますね。
　　　　　　　　厶ｲ　　　 |　 |´￣＼　　　 /　　＼＼　　　≧=-
　　　　　　　　 |　　　　|＼|　　　　＼_ /笊云⌒ﾝ .＼≧=─-イ　　　二級魔法使いや一級魔法使いになるのは
　　　　　　　　 |　　　　{　ｒ芹云　　　′ ゞツ　 | ./　　　　く
　　　　　　　　　､＿人　　 .∧　　ゞツ　　　　　　　"" }/　　　　　　}　　.　魔法協会に就職してからでも遅くないのは確かですよ。
　　　　　　　　　　　/　＼　　　＼　""　　　'　　　　 .ﾉ　　　 }ｉ　　/
　　　　　　　　 /　 {人＼　=≦＼　　く´￣）　／　　　ﾉ　 ./
　　　　　{＾ヽ＿人　　　　＞､　　＼＞　､二　ィ７　　　／⌒＼{ ＿ノ
　　　　 .人　＼_ ＼＼／　　　ヽ　　　ヽ´ヒ{ﾆ}彡{　　　/　　　　　ヽ／　　 /｀}
　　　　八　）　　　　ヽヽ　　　　}:ｉ{　　　}　　　　人　　{　　　　　／⌒⌒ン　/
　　　./　／　　　　 ∨ }　}　　　.ﾉ八　　/　　　　　厶イ{　{　　　/　/￣´　　 {＾ヽ
　　　{／　　　　　　　ヽ∨}＿／　　＞──┬=≦　人＼二　ﾉ　/　　　　＼}
　__／　／〉　　　　　　/} }　　｀{　 {{　　　　　∧　　｀７　　厂｀{ /　　　　　　　　｀ー─┐
（＿イ／　　　　　　// /⌒＞､　∧　　／ /　∨　　{　　/￣ )人　　　　　　＼┬──'
　　／　／７　/Ｙ　}　/　　　　∨ ∧イ　 /　　 ∨７´ 　 {　（　　＼　ィ　∨　　＼
　（＿／＼/　/　}　|イ　　　　　 ∨　＼／　　＼／　　 ./　　＼　 {　ﾄ､　∨＼　　┐
　　　　 /　/⌒7 广〉　　　　　　}　　　　　　　　 /　　　　 ∨.|　|　＼ヽ　｀￣
　　　　　 {,／　　{ノ ./　　　　　　/＼＿＿＿＿＿＿／ }　　　　｀し'　　　＼〉
　　　　　　　　　 {　　　　　／＼＿＿＿＿＿＿＿／＼　　　　　 }
　　　　　　　　　人＿＿／　　　　/　/　　　　　∨∧　　＼＿＿丿
　　　　　　　　　　　　　／　　　　　/　/　　　　　　 ∨∧　　　＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　__　__　__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-‐‐…‐‐- ニ__‐┐
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　　　　　　　　　　　　　　　　　__ｧ(__　..二..辷冖z＿(辷―二- _　　-辷┐
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　　　　　　　　　　　　　　 r‐'ｧ'´　　;′　　　　　　　　　　＼　　　{　　｀Ｙ´￣「
　　　　　　　　　　　　　｜/　　　　 /　　　　　　　　ヽ　 {＿,,ノド.,_,.ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　 |:′　　　 //j　　　　｜　　　　　　 ,　　 |　｜ﾊ＼
　　　　　　　　　　　 ;′　　　ｉ /,'　ｉ　　　　_|｣=-‐‐-　　　 ′　L .ﾉ　｣ｰ┘
　　　　　　　　　　ノ　　　斗‐-　|￤　　　| |　＼　　　　 ,　　　 |　　　一級魔法使い試験で死んだら困ります。
　　　　　　　　　｀ーｧ′ 　　 | i　　|｜　　　| |　　　＼　　　　 ′　　　|i
　　　　　　　　　　 ;′　;　　八j　　|人＼人ァ笊デﾟぅｋ __ |　　＼　　|ｉ|　.　あれだけは命がけですから、妥協できません。
.　　　　　　　　　　ｉ人｛　Ｖ_ァ笊ﾟうﾒ、ヽ(＼ノ {(_r:'::ﾘ )ﾝ´ |Nド''ｰ- __ |ｉ|i 　　　､
　　　　　　　　　　　 :,　ヾ:､ ⌒ヾ､Ｖｔ:'ﾘ　　　　　　￣　　ﾉﾘ　川И｢　人_　_.ノ ;
　　　　　　　　　　 ′ 　}iト　＼i「　　　､　　　　　いぃ_彡クｰく人从丶.,__　__,.　'′
　　　　　　　　　　　　ﾉﾘ　ヽ}いぃ　　　　ノ　　　　,:´厂＼　＼ `: 　ー三㍉,
　　　　　　　　　　､ __ -‐ 彡　　　　八　　｀　　　　　ｨｉ厂￣　　　} 八　　　　 ′
.　　　　　　　　　￣_ア　／　/ ′个ト　　　　　ィｉ]N「┌　　　　;/　｀:.　　　ﾉ
　　　　　　　　　　 ;'´ 　　( 　 / ,′　ｈ|　｜〕ｉ=≦____,.ィ{八_j　　　　:′　ﾉﾉ　　／
.　　　　　　　　八　　.:´ﾉ＼｛｛　ﾉ厂)‐_ﾘ迥ﾉ______リ　　{　　　　{　　｛｛　　（　　　:i
.　　　　　　　　川＼辷=ｰ-　 _ア _ア´ 　｀¨´　 _,.:'´　__ 人　　！　　人　　　ｰﾉﾘ
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　　　　　　　　￣;'´ 　 (　　（/⌒ヽこ(_　　　__r～'ア⌒) 　)　{__　》　 (￣リﾉ＼　ﾉﾉ
.　　　　　　　　辷ァ'´ ＼ /　　 rく⌒くこ＞'´￣￣｀ヽ-彡｛￣　Λ _）　(（、　Ｙ(（_　__ﾉ!
　　　　　　　　ア゜　　　/　　厶く　)>」 ]　　　　 } {　　）_ノ厂》{　　）) ＼八　 __彡′
　　　　　　　　 {　　　　 {___,.ｧ辷＞--彡ｸ　　　　,ﾉ　　　{　ィ　__人　 (（　　ヾﾟ゜　
.　　　　　　　＼,.　-‐ァ／　ﾟ∞oo∞<＼　　ｨ´　　　＼_ｧ″ 　ﾉﾘ　　　　 ,
　　　　　　　〈__ 　 (（__,.ィ´　　｛　＼＼__,ノ　　／　ﾉ`ｰｔ‐ 彡'　　　　　 ′
　　　　　　　　　ｱ　Ⅵ[ 7 /　0　仏-辷-..冫 )　　／　／　　＼　　　　　　 i
　　　　　　　　　　/　　　|「７.　　仏‐辷j ￣　　　　　／　　　　　　＼　　　　 |
.　　　　　　　　 ;ﾞ　　　 |｢ ,′0 　仏‐辷j　　　 ,'　　,:'　　　　　　　　　ｰ---‐ '′
　　　　　　　　　 ;　　　　ｉｉ ;　　　仏-辷i　　　 ;′　/
74 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/22(土) 11:44:52 ID:shJhtsmn: 　　　　　　　　　　　　　　　　 ''^ﾟ~￣￣~ﾟ^''　､
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　　　　　　　　　　 |::| :.: |::/|/＼_　　　 ,_／＼::|:.:::|::|＼／
　　　　　　　　　　 |::| :.: |Ｙ灯下ﾐ　　　　灯下ﾐY|:.:Λ|i:i:i:＼　　　私たちは魔女になれるだけの才能があるから
　　　　　　　　　　 |/＼::人　Ｖソ　　　 Vソ　ﾉ／:| ﾉ|:i:i:i:リ
.　　　　　　　　　乂｛|＼| ''　　　 ´　　　 ''／|:.::.:| : |￣　　　　私は魔女になりたいと思うわ。
　　　　　　　　　　　/:.:八　　 ┌　，　　ﾉ:|:.::.:|:.:::'，
.　　　　　　　　　　 |:.::.::|个:... 　　　　 ..::个 |:.::.:|:.::.: '，　　　　桃華ちゃんはどうかな？
.　　　　　　　　　　 |:.::.::|:.::.::.::.::|＞r＜ |:.::八:.::.::: | :.::.:: '，
　　　　　　　　　　 Λ :.::|｛Τ　　　　　＼__::＼ト|:.::.::.::.::'，
　　　　　　　　/　＼|｛　＼＿,.　 ―┐|　｝＼ﾉ:.::.::.::.::.:|
　　　　　　　／　　　　 /＞''´　　　ﾉﾉ_ノ　　＼:.::.::.::.:|
.　　　　　　／　　　　 /　　　　／⌒´　　　　＼:.::.:|
　　　　　　　 { 　　　　 ∨　　 ,､丶゛　　　　　∨ 　 ∨ﾉ
　　　　　　　　＼　　　　／　　／　　　　　　　} 　　 }

　　　　　　　　　　　　　　　　　　∧／二二二二二二二二≧　／∨
　　　　　　　　　　　　　　　　／／ヒ⌒＞===≦￣￣￣＞ ⌒ト＜∨
　　　　　　　　　　　　 /／　　フ￣´　　　　　　＼＼／} |　＼＞
　　　　　　　　　　　　　厶イ⌒´　ｉ　　　　　　　　　　ヽ　 | |　　　 ∨　
　　　　　　　　　　　　 7⌒ 　ｉ　 |　　　　　　　　　　　　└'　＼＿乂
　　　　　　　　　　　　　　厶{　　　| 　 |　　　　　ﾄ､／´￣　＼　　　＜´.}　　　　　　　勿論、私も魔女になることを目標にしています。
　　　　　　　　　　　　く　ｊ|　　 | 　 |　＼　　∨　　　　＼　＼≧==ミ人
　　　　　　　　　　　　　　 7ﾉ　　 {　从／⌒＼　∨　芹云＾ヽ　ヽ　 /　　＼＿ノ　　魔法の才能に恵まれて女魔法使いになったからには
　　　　　　　　　　　厶イ　　　∨　　　　　＼}　　 .辷ﾂ　 }　　　/　　　＼
　　　　　　　　　　　　　 {＿{　　　　∨ 芹云ﾐ　　＼　/／/ ノ　　　{　　　　　　}　　　女魔法使いの頂点である魔女を目指すのは当然です。
　　　　　　　　　　　　　　　 ∨､　　　＼　辷ﾂ　　,　　　　　{ 　　　＼　　　人
　　　　　　　　　　　　 {⌒＼　У＞──一/／/　　 ⌒}　人　　　　）　　／}　　.　それが、恵まれた才能を持つ私たちの道です。
　　　　　　　　　　　ィ７人⌒ヽイ　./　　　ト　　　　　ー'　　／.＼　　／　／　/
　　　　　　　　　　{＾Ｙ､{从ﾄ　　∨/　　　 |　｀≧======＜厶イ　／　　 {＿,
　　　　　　　　　　｀｀＞＾Ｙ　　　}ｉ　　　＼⌒｀￣＞─=イ　／{＼人　{
　　　　　　　　　　　　７芹｀ｉ　　|{＼⌒＞　　}　　∨/ｏ}　 >从{　　　＼＞=-
　　　　　　　　　 .//.||ョ.|　　 |　 .乂{　 }_ノ　／／//´￣　/　／　　}　∨
　　　　　　　　　　　 {Ｆ⌒　|　　 ∨　 ∧三三´／≧{ {　　　　 /　　　/／⌒}
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　　　　　　　　/./.ｌｌ　!,,___ｪ._　 │　_ｪ___,,││ﾞｌ│''´　｀ ‐‐´　　　　（私たちは才能がない女性とは違います）
　　　　　　　　!　! l ｌﾞ''〉￣　　　　　￣ ./／　ﾚｌヽﾆ-
　　　　　　　　ヽヽヽ　ヽ　　　 _..._　　　-ｩ'　　/ノ　ﾍヽ　　　、　　.　（輝かしい将来が約束された未来のエリートです）
　　　　　　　　 .人　　冫､　/ 　　ヽ　,イ　　ヽ￤/│　 ././
　　　　　　｀ﾆ,,,,ン'　　!`-'/　　　　ｌ'ト∧　　Ｔ''''´<　,.__./ /_　　　　（いずれは魔女になってみせますわ）
　　　　　　　　　ﾉ､_／_＼l 　　　|　.|..__.│　丿-￤￣│ﾉ‐／
　　　　　　１1　!　ヽ!　''1 レ'　.　││,,ｨ> ./ノ／ソ"＾ｰﾆ;<冫
　　　　　　　　│　＼ゝ/　　 l　　!　ｌｨンﾍノ./　│　　'´/＾ｌ
　　　　　　　 / !　　　''lﾉ''ｌ'､_.v-├u_;ﾍ-l小ﾚ　　|　　　/　 /
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　　　　　　　. ｀''二ｨへ　|　　　　　!　　 /lｌ/`ン´/　　　./
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75 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/22(土) 11:45:34 ID:shJhtsmn: 　　　　　　　　　　　　＿__〈⌒7----､_- ､__
　　　　　　　　　　　ﾉ´ -=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-イへ_
　　　　　　　　　/⌒7､ノ ⌒｀⌒´⌒＾７.′〈>Y｀Y
　　　　　　 r---/´ /.　/ ,ｲ.　　i|｀　、ゝ､_､___ﾉji′
　　　　　　 ≧l./　λ. /./ .|　　 i|　　＼　f ､_ノ-ｧ＿__
.　　　　´ヽ／/.　/　V}/　 |/Ⅴ |　　　　＼ﾄ､ﾆ,へﾆﾆ./　　　　（平民女性が冷遇されているのは知っているけど
　　　　／ﾆ.′ .′　　　　　　Ⅵ　　　　　 j{ﾆﾄ＼｀¨¨
　　　　 ⌒Y八从 ━━━　　　　━━━　}ﾆﾆﾆ〉，　　　　　　所詮は他人事ね）
　　　　　ノ人Ⅳ⊂⊃　　　　　　　　　 ⊂⊃.Y⌒. 从
　　　　　７　　｢＼ゝ　　　　　　　　　　イ-　ノ ,.イ　　　　　　（どうこう言うつもりはないわ）
　　　　　八__ 人　个n ..　＿＿＿　 .イ　／イ
　　　　　　　⌒ﾄ､⌒ﾊﾉ'〈ﾆﾆ<>ﾆﾆﾄ､　}／i（　i{
　　　　　　　　ﾚﾍ／ﾉ : :.7´TT ヾ : Ⅴイﾉ_ﾉ
　　　　　　　　　ノ　　≧､ﾏ´ｌ,へ/≦，
　　　　　　　　　　　　）､ﾉ´⌒)⌒7⌒___
　　　　　　　　　　f¨¨: : :｀´⌒ ⌒:¨¨: :八
　　　　　　　　　　ﾄ- ､: : : : : : : : : ____｣
　　　　　　　　　　　　 `ーへ--〈⌒ｌ
　　　　　　　　　　　　　　｀¨　　｀¨¨

　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿__
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　　　　　　　　　　／（乙（乙（乙（乙（乙ミメ、　＼
　　　　　　　　　r‐- 、乙-‐=≦ニ≧=‐-　､乙（乙丶
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　　　ｒ―{ニ=人二ｿ /乙）乙）乙）乙）ミメ、＜ニノr=ﾐL ＿_
　　　　≧/　ト､_/　乙） :|｜　　 /丶　/⌒乙r‐x　{込ｿノニﾆ}
　　　　 |＿|　　　/|/￣|｜　　　-‐ ∨ヽ　{　　ノ八＿{ニトく＼
.　　　　　 /　　　|/r‐-ミ.Ⅵ ∧/　,,...斗--Ⅵ　 :{　　　￣|ニ{丶/
　　　　　/ 　　　 |///∧:l/　　///////} |/　乂　　乂￣　　　　（大切なのは自分の将来を切り開く事で
　　　　 |　　｜　L∨//C　　　 V///Cソ/ :/≧=‐-　｛≧=‐-
　　　　 |　　｜　「:.:｀¨¨´ 　　　 :.:.:.:.: 　/／　　／/　｛　　　　　　　　知りもしない無能な連中なんか知ったことですか）
.　　　从ﾚﾊ|　父ト　　　ゝ'`ｰ'′　　 .イ　　／／　｛
　　　　　　 |　　＼≧=‐―‐‐=≦〈／､ア´｜　／＼{
　　　　　　　ﾉイ /＼ /}}x≦O≧x　　〔ニ :.、/l／
　　　　　　 |/ 　 /二＼/ ト､_/ l⌒´ニﾆ}
　　　　　　　　　　（ニニ{ﾆ{｜ﾊニ|二ニﾆ/
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　　　　　　 r―/ﾆ≧='′ニ（＿＼,／ニﾆ}＿___
.　　　　　　　人　寸ニニニニニニニニニ r‐'⌒´
　　　　　　　　　／寸二/ニニ|_/ニニト､ノ
　　　　　　　　　 ≧=≦ （　　　アー=≦
　　　　　　　　　　　　　　 ≧≦

魔法女学園の生徒たちは高度な教育を受けていたので、平民女性が冷遇されているのは知っていたが

それは才能がない者に限られており、自分たちは優遇されていた事から、それを問題視する者はいなかった。

見も知らずの性別が同じだけでしかない他人の待遇改善を訴えるような考えは持っていなかったのだ。

それは、この時代にはフェミニズムはとっくに駆逐されていたからだ。
76 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/22(土) 11:46:16 ID:shJhtsmn: 　　　　　　　　　　　 ,.　 -‐……‐-　 .,
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　　　　　　　 |: |::::::__笊てﾊ　　　　　ﾄﾊツ〉|:::::::::Λ＼/　　　王国では平民女性は冷遇されているけど
　　　　　　　 |八:::::::〈　Vツ　、　　　　　　　|／|/ } ＼_〉
.　　　　　　　　　＼Λ　　　　　　　　 /:::::::/ノ　　　　　　三級魔法使いになれば人並み以上に生きていける。
　　　　　　　　　　 |:::::|　　　 , 　、　　　 /:::::::/:::::|
　　　　　　　　　　 |:::人　　　　　　　 /:::::::/::::::::|　　　　　　そして、魔女になれば大逆転できるわ。
　　　　　　　　　 /:::::::个　　　　　　 :::::::::/:::::::::::|
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.　　　　{i:i:i:ｉ:|Λ: 八:::::::: 人( {:::(_　ヽ　　　_笊~ﾟＹ|:::::|:::|　　　今のご時世では平民女性が成り上がるには魔女になるしかない。
　　　＼_:j|::::l〉{ (＼|＼{　乂ツ　　　　 {(::ﾉﾉ八:八|
.　　　　　八:|:人辷}::::::|　　　　　　　　　'｀´　/|::/　ﾉ　　　魔女になりさえすれば平民男性よりも遥かに上位になれる。
　　　　 / :::::|:/: ｀¨|::::::|　　　　　　＿　　　 ;ﾞ |/
. 　　　 / :::::: |:::::::::: |::::圦　　　（　　　)　　人
　　　 / ::::::::::::::::::: 八::::::| ＞　　￣　　イ:::::::
. 　　 /::::::::::::::::::::::/:::::|＼|.　　　 {＞-＜　｜:::::j
　　 /::::::::::::::::::::::/ ::::::| ..._＼　...⊥..._ 　　 | :: /
. 　 /::::::::::::::::::::::/:::: |:人__　￣　　＿.j>、　 |: /　　　　 /ニ=-　＿
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　| 人:::::::::|:::::::::::::::::: /:i:i:i:i:i:7　　　　　 ...,, __}_ 　 //　　　　　　　　　//
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　　　　　　　　　　　　 oｲi＝====- 、.................｀ヽ、
　　　　　　　　　　／.........|-=ﾆ三三三≧s｡---≦三三ﾆ=-
　　　　　　　　／............人-=ﾆ三三三三ｦ｝｝｝ヲ三三三ﾆ=-
　　　　　　　 /..........., ﾆ≦-=ﾆ三-=ﾆ三ｦ;;;;;;;;;;;;;寸三三ﾆ=-人_
　　　　　　 j!...........ノ∧-=ﾆﾑ斗-=ﾆｦ.......⌒⌒⌒.寸h匁三ヨﾆ=-
　　　　　　/..........代ヲ∧-=ﾆ三ヲ;:::::::................................寸三ﾆ=-
　　　　　 j!..........代ｦ.........才:::::::::::::::/|............................................芍∧
　　　　　 |..........代........................./.../　i..................!.....|.....................:::::::|
　　　　　j!........ｲ/.......................⊿./　　ﾘ/............ﾊ... !ﾘ/.....................ハ
　　　　 .j!......../........................ノﾗ/｀㍉｡ﾘ/..........| .|..j__i_l__...................ヽ＼
　　　／.....／......../.....／／　 !　　　　ﾘ/.......j　ﾍj　.И.....................ト⌒
　　／--─≦...../..／...ｲﾁ莎≧s｡　　　ゝ.....j　　!　　ハ.....................!
--≦............／.../....／.-八斗灯ﾄ㍉　　　＼|　 ,｡s斗㍉У...............|
　　／......./...|../.............ハ　弋ツ　　　　　　　ﾁ劣芹　ﾃ─ﾌ/|..../!　　　その通りですわ。
　｛........./......!｛.................込i i i　　　　　　　　　　Vツ　　/...／./.../
　　＼....!........N...................＼　　　　　　　　,　　　 ! ! ! /／...../／ﾊ　　..　平民女性に生まれたからには魔女になりますわ。
　　　ﾉ..........:::::::::＼...............丶　　　.___　　　　　　　　 ./....................ﾉ
　＜＿/..........＿／.................ハ　　.ﾏ.:.:｀.:ﾌ　　　　　 /.................／　　　　それこそがシンデレラ・ストーリーです。
　　　ハ..........＼.......................人　　　　　　　　｡of......................|＿
　　　　　＼.....|..ﾊ.................く　　 ≧s｡ _ ｡o≦厄h乂..................ヽ／
　　　　　∠..ノ>匕＼............≧=　::::::::::/─代--E::::ﾉ.............ﾉ....)
　　　　　　／　　　引h........代　　:::::::i　8::｛//.辷(.............／厂
　　　　／　　　　　 .引........j ﾐ****辷水　　ﾛ辷ハ........八/
　　　 /　　　　　　 ≦＿..乂い　　只　　 _,.ﾐ代辷＼....＼〉
　　　j!　　　　　　　　引辷∥ﾊ─-TY￣Tハヾい辷辷).....∧

平民女性にとって魔女になるのが成り上がる唯一の道であった。

魔法女学園の生徒たちは、それに手が届く天才ばかりだった為、彼女たちが魔女を目指すのは当然の事だった。
77 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/22(土) 11:46:44 ID:shJhtsmn: 今回の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
78 ：名無しさん＠狐板：2025/03/22(土) 12:01:54 ID:L0Fxc9Xc: 乙
79 ：名無しさん＠狐板：2025/03/22(土) 12:10:33 ID:EIwDoxfL: 乙に候。
中には魔女にならずに別の道切り開くロックな生徒も居たりするんだろうか？
80 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/22(土) 12:16:15 ID:shJhtsmn: >>79
魔法女学園出身者は、魔女＝成功者で、魔女にならずに二級魔法使いや三級魔法使いで生涯を終える＝負け組という価値感なのでロックな生徒はいません。
81 ：名無しさん＠狐板：2025/03/22(土) 12:19:10 ID:MapNGzUn: 乙
人間に気を使って生きる肩身狭めの異種族って面はあるけど、それでも地位の高さは魅力か
82 ：名無しさん＠狐板：2025/03/22(土) 12:25:51 ID:HfWFj4eX: 乙
83 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/22(土) 14:05:29 ID:shJhtsmn: >>60
×疲れたんだよ。→　〇嫌気がさしたよ。

>>61
×嫉妬しかねません。→　〇嫉妬するでしょう。

>>66
×魔女になれないのさ。→　〇魔女になれないよ。

>>75
×知りもしない無能な連中なんか知ったことですか
〇見ず知らずの無能な連中なんかどうでもいいわ

>>75
×見も知らず　→　〇見ず知らず
84 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/22(土) 14:23:02 ID:shJhtsmn: >>83に誤字修正をつけ損ねてしまいました。
すいません。
言うまでもありませんが全部誤字修正です。
85 ：名無しさん＠狐板：2025/03/22(土) 15:56:40 ID:L1Pia02G: 乙でした。しかし本当に狭き門だよなあ。
86 ：名無しさん＠狐板：2025/03/22(土) 16:47:27 ID:wCeIVAq2: 乙です

ハーバードやケンブリッジを成績上位で卒業した女だけが
勝ち組になれる社会、って認識でいいのかな
87 ：名無しさん＠狐板：2025/03/22(土) 17:10:17 ID:h9XTuozx: 乙でした
88 ：名無しさん＠狐板：2025/03/22(土) 17:55:24 ID:P9YgRtLM: 勝ち組というかまともな人権を得られるレベルだろうな
人間ではなくなるけど
89 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/22(土) 18:00:32 ID:eM7qXx2m: >>86
魔法女学園の生徒は魔法の天才だけを集めて教育しているので間違いなく国内トップの名門学園です。
ただ成績上位である必要はなく『３００歳までに魔女になれればよし』と割り切っているので
在学中の成績はそこまで重要ではありません。
90 ：名無しさん＠狐板：2025/03/22(土) 18:01:27 ID:P9YgRtLM: まぁなんというか差別意識と選民意識バリバリに育ててるあたり結局この世界の女は変わらんのやな
91 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/22(土) 18:04:14 ID:eM7qXx2m: >>88
人権というか人並みに扱われるのは三級魔法使い以上になって魔法協会に雇用されるのが条件です。
その為、女性の四級魔法使い以下は冷遇されています。
92 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/23(日) 17:37:18 ID:h66IL1ib: ttps://www.youtube.com/watch?v=wHUsQvyUM0w

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　　　　　　　　　　／∠㏍、　＼|从　|八: .　:/ /|::/|/|　|: : :　//厶％Жｱ
　　　　　　　　　　　＼＼]Ж＼　 :灯苧ミ　＼/|/ ,灯苧ミ:|: : : ／￣＼[／
　　　　　　　　　　　　　￣了＼＼:杙-夕　　　　代-夕小イﾍ}　　 : : |　　　平民女性の待遇改善ですか？
　　　　　　　　　　　　　　 |　　 :| 斗 ⌒｀　　,:　　　⌒｀/ 　 |ノｊ　　 : : :|
　　　　　　　　　　　　　　ｌ　　 :| :小、　　　　　　　　　 //　 :|イi　　 : : :|　　　それ自体はおかしな意見ではありませんが
　　　　　　　　　　　　 ,　　. :| 　ｧ‐‐=z,、｀　 ´　　　//　 :|::|:|　　 : : :|
　　　　　　　　　　　　　　 /　. ::/:| :/-=㍉_/ト　__ . : ´ ／//　∧!:!:. 　 : : :|　　　中級神たちがそれを主張するのは不自然ですね。
　　　　　　　　　　　 /　: ::/. :|/-=㍉_//V∧　　／／/　/ :∧!::.　　＼|
　　　　　　　　　　　　　 /　: ::/. : /-=㍉_//:: V∧／／: :/／／/∧: :.　　　＼
　　　　　　　　　　 /　: ::/／/-=㍉_//:: :: :V/／:: :: :: :／/////＼: :　　＼＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　i:::::::::::‐-:、:::::::::::::::::::::::::::::::::!
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　　　　　　　　　　　　　　　 {:::::::::::ｲ.　o`ヽ'::::::::::ｨo⌒ 7:/:}　　　発案者は知恵の女神ラナー様です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ';:::::::::::::｀:ー::´::::i::::::｀:ー::´/:/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ:::::::::::::::::::::::::::}::〉:::::::::::://　　　　ラナー様は中級神全員を説得して意見をまとめ上げ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　`::、:::::::::::::::::`:´::::::::::::/ｲ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ:＼::::::::∠＝､:::::::/　　　　　　更に七大神の許可を得たようです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ::::::::ヽ:::::::::ー:::::／
　　　　　　　　　　　　　　　 ,...ィ:i::::::::::::::::＼::::::::::ｨ:.、
　　　　　　　　　　　　　 ,..ィ´::::::::::!::::::::';:::::::::::｀¨¨:/:::::｀丶、
　　　　　　　　　,....-‐:::´::::::::::::::::::::::::::::::';::::::::::::::::/::::::::::::::::::`::..､.._
　　　　　　 ,.イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::';:::::::::::::':::::::::_::::::-‐:::::::::::｀ヽ
　　　　　.ｨ´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'¨¨¨¨`::ヽ::::::::::::ィ:´::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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　　　　′::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｨ:::::::::}
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　　　 {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ:::::::::',

　　　　　　　　　　　　　　　　　　モブ上級貴族
93 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/23(日) 17:37:56 ID:h66IL1ib: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|ﾍ
　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　 | ∧
　　　　　　　/ |　　　　　　　　---　　　_　　　|　∧
　　　　　　 /　|　,　　´　　　　_　　　　　　` 　 ';　 ∧
　　　　　　,'　／　　　　　　　　＼　　　　　　　V　 ∧
　　　　　 ,　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　V　 ∧
　　 |＼ /　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼￣　----∧
　　 |　ヽ:/　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　　 }　___
　　＼　/　　　,'　　　　　　　　　　　　　　　 l　　` ト- ／￣／
　＿＿〉{　　　 :|　 l　　l　　　　　　 |　 |　　　}　　　 V　　／
　＼　从　　　|　 l　　l　　l　　　 /　/　　　,:　　　 /-＜￣　、
　　＞ -〉　　　|＼|＼ |ﾍ　l　　// |/-|/|　/　　　 /　　　　　／
　＼　　人　、人ｨﾍ云ミ Vﾍ / / ｲ芹≠V　／／ |Y^Y_ ／
　　　＼,,/| ＼＼从廴.::ﾉ　　　　　ゞ- イ／/ｲ　}　||　|_|l　　　　中級神の総意だけでなく
　　　　　| |　|_|ヽ|ヽ　　　　 '　　　　　　 |　　 |_ノ　　　　,
　　　　　|_|　　　 | 心　　　　　　　　　　　|　　 |　　　 V 　'　　.　七大神の許可まで取っているとなると軽視できません。
　　　　　l　　　　 l　　ト　　　｀　´　　　ｲ　 ,;　　　　 V　 ,
　　　　 ,　　　　 /l　　|　　＞　　_　イ _ | 　 / V　　　　V　　　　やるやらないは別として提案を検討します。
　　　　/　　　　/ l　　 --　V∧　　／/ l　 /　〉＼　　ヽ l
　　　 /　　　／￣/￣｜　　V∧／//／l　/ ／|　　＼　　＼
　　　/　　l 　　〈　　 |　　　V///／　 l / ´　 |　　　＼　　ヽ
　　 /　___ |　　　〉　　|　　　 V／　　／「￣￣　　　　　> 、＼
　　/ / V |　　　　| 　　|　　／　　／　　|　　　　　／＼ |　　＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ....-――-....
　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　.ｨ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
　　　　　　　　　　　　　 {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
　　　　　　　　　　　　　 {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
　　　　　　　　　　　　　　　 !:::／⌒＼:::::::::::::::／⌒ヽ::ﾉ
　　　　　　　　　　　　　 rヽ{　　 O　i::::::::::ｲ O　　 }:::ヽ　　　　その通りですが
　　　　　　　　　　　　　 {:iヽ＼__...イ:::::::i::::::ヽ.__.イiリ::}
　　　　　　　　　　　　　　　';:ヾ､::::::::::::::::::::|::〉::::::::::::::/ﾉ:ﾉ　　　　肝心の内容に不自然な部分があります。
　　　　　　　　　＿＿_　　_...＼'､:::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::/.:く
　　　　　　 ,.イ:::::::::::::::｀::::::::::::::::ヽ:::::::::::,－､::::::::::;ｲ:::::::｀ヽ、
　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::＿_:::::::::＼::::´￣｀::::／::::::::::::::::::::＼　　　　　　　　　　　　　　　「内容を確認しましょう」＞きよひー
　　　 ,.′:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ヽ::::＼:::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::￣::::::::::::::;:::イ￣:::＼:::::::::＼
　 ,.イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ､:::::::::::∠::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀`ヽ、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∩∩
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| |.| | ＿
　　　　　　　　　　　●　　　●　　　●　　　●　　　●　　　●　　　●　　　⊂ニニ三三|―|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| |.| | ￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∪∪
94 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/23(日) 17:38:41 ID:h66IL1ib: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ
　　　　　　　　ハ　　　 _,､､､､､､､､,,_ 　　　 | ∨ /
　　　　　　　 ,'　 V＜: : : : : : : : : : : : : ｀''＜　|　∨ /
　　　　　　　　　l／.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.|.　 ∨ /
　　　　　　　　,ｲ: : : : : : :/: : : : : : :|.: : : : : : : : : :.|　　 ∨ /
　　　　　 /: :/: : : : : :| : : : : : : :|.: : : : : :.〈＼:ヽ　　 ∨ /
.　　　　　　 /: :/ : : ＿＿ : : : : :‐/|――: : :.ﾍ　ヽ.　　 ∨　　　　　なるほど
. 　　　　 ': : l : : : ﾊ: :ﾊ : : : : :/-| : ハ : : : :ﾍ　　｀''＜┘
　　　　　 | : : : : : :|竿竿､: : :./斧竿竿.: : : :. :.ﾍ　　　, イ　　　　.　平民女性の待遇改善はあくまで口実で
　　　　　 | : : : : : :|_ﾋｚｚ} ＼/　_辷ｚｚ}/ :/ :/ :/ヽ＜¨¨¨八
. 　　　　 l: : : __｢ヽ::::::::::　'　　:::::::::::: /:ｲ ,ｲ: /ン }＿イ　　　　　　本音は信仰を確保するのが目的か。
　　　　　　　Vヽ|‐}~ ｢ヽ　　　　　　　　ィ:}:／|　,ｲ　｀ヽ∨ /
　　　　　　 // /　l 　}.　 ⊂⊃ 　　　　| : : :|⌒).　　／:∨　　　　まあ、俗っぽいですが良いと思います。
　　　　　　ﾍヽ､　{　弋　　　　　　, イ | : : | : : ＼／ : : : l
　　　　　　 /:.||ﾍ　’ 　　｀ヽ _x＜　　 |: : :| : : : :|| : : : : : |　　　　利害関係がしっかりしているので揉め事はないでしょう。
.　　　　　 /: : : : :＼　　　　ﾏ　　　 ,ｨ|: : :| : : : : : : :＿彡┐
　　　　　 / : : :ｧミ:＿＼.　　 |､　 ,ィニﾊ: : |〉￣￣￣　 //│
.　　　　 / : /: :|}.　　 /ヽ､.　 |≠ニア　 V从　　　　 //::ﾊ.|ヽ
.　　　　　, : :/ : :|}.　　 /　㍉ヽ|ﾆア　 ,ィﾟ〈〈　　　　　//:::::::ﾚ: : ヽ
.　　　　 |: :ﾊ : /|} 　,ｲ　　　㍉ヽ　／／ﾍﾍ　　　　 //::::::::/ : : : :Y
　　　　　从l {:./:::|} /　| 　　　　㍉ヽ／＞''´}VVﾉ　 //:_　-=====ﾐﾊ
.　　　　＿＿V::::::|},' 　ﾊ.　　　　ﾐ ∨ く oＯ　＞''´～''^´　　　　/
. 　　ﾍ～～～.∨　　　　　　　　　ﾐ ∨oﾟヽ　〉.　　　　　　　 /

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.....-‐-.....、
　　　　　　　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::'.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 '::::::::::::::::::::::::::::::::ｎ:}
　　　　　　　　　　　　　　　　　 {::::::::::::::::::::::::::::::::､i!　　　　　　確かに教団が信徒の取り合いで対立するのは困るので
　　　　　　　　　　　　　　　 !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ´　　　.　利害調整をしてくれるのは有難いですね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　,...-‐::′::::::::::::::::::::::::{`ー′
　　　　　　　　　　　..ィ:´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:ー:-:...、
　　　　　　　..イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　　　 .ﾊ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
　　　　　ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'、
　　　 ./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!::::::::::::::::::::ﾊ
　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{:::::::::::::::::::::::ﾊ
　　　./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾏ::::::::::::::::::::::::',
　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ﾏ::::::::::::::::::::::::!
95 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/23(日) 17:39:13 ID:h66IL1ib: 　　　 j!　 .|　　 _　　 -―――-　　/　　 |
.　　 ,′　レ ´. . . . . . . . . . . . . . . .⌒ヽ/、　 /}
　　 /　　 .|.／ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .｀　〈 .|
　 ./　　　 |　./. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ＼
　/　　　 /_ノ| . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ . ヽ. . . . .V
ノ　／￣　　/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | . .| . . . . .∨
|　　　　　／ .| . . . . . . __|__ . . . . . . . ￣|￣|ヽ| . . . .∨
|　　ィ´ . . . | .| . .|／ . .! . . . . . . . . . ...| ノ| .ﾉ! .|.. . .|
|　 /.::」 . . . ...| .|／| . .| ..|ハ . . .| . . ./|ｨ===ミz、! . . |
_／⌒ﾊ . . . . ', | . .|ヽｨ==ミ } . .ﾉ . ./ｨ {:i:ヽ:|　}】. . .i .|　.　今年以降に誕生した女児が待遇改善の対象で
　　　　.} . . . ..ヽｨ／ /:,-:::| ／} .／　辷ノ　ﾉ|　 /./
、　　 /|ヽ . . . . 【{.　 { :i::」:|　　　　　　　　 .|／|ｲ　　　新たに女性居住惑星を用意して、そこに送る。
｜「 . ! |　i! . . . ..＼　｀¨ ´　　　　　、　 ,:,:,:　|//|
｜| . .| .ヽ」＼ . .＼|　 ,:,:,:,,　　　　　　 ′　　　 |//|　　　去年以前の平民女性を無視して隔離させるから
｜| . .| . |∧ . ｀⌒「　　　　　　　　　　　　　　 /|//|
｜| . .| .//∧　　 ∧　　　　 ,　-‐　フ　　 ∠｜/,!　　　世代間の格差が酷い事になります。
｜| . .|////∧　　｀ゝ　　　　｀　ー ´　　ｲ| . ｜/,!
｜| ..//////∧ . . .∧ ｀≧　　　＿＿／二Vヽ.ﾉ//
/:/ ///ｨf二ﾆ}!、 . . ∧　　　 ∧;i!i!|::::: ∨二]|}//
. | . ,ｨ仁二二 Ⅶヽ . .∧　　　,//|i!i!|::::::: ∨二]./
斗f´二二二二Ⅷi!i＼.∧_ 　 |//|i!i!|:::::::::::| 二]!
⌒＼二二二二}ヽi!i!i!.＼}/≧}//|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i＼二二二｝ﾄ:＼i!i!i!i!≧///.|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ:::＞i!i!i!i!i!i!i!i!|i!i!|::::::__::::｀ヽ」
i!i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ:::::::::::＞i!i!i!!|i!i!|r ´/::::::::::::∨
i!i!i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ::::::::::: ,ｨ　¨ ⌒´_/:::::::::::::::::}

　　　　　　　　　　　　　　　|ヽ　　　　　　＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　| ﾊＹ　＞''て　　　　|＼｀''＜　＞''7
　　　　　　　　　　　　　　　|/ |>'´: : : ≧: : : : : |　＼: : ,ｲ　/
　　　　　　　　　　　　　 r'~　/: : : / : : : : : : : : :'，　＼.　 /
　　　　　　　　　　　　　 | ,ィ^: : : ,' : : : : : : : : : : ﾍ　　　ヽ |∨__
　　　　　　　　　ヽ￣,' : : : : ,' : : : : : : : : : : : : :｀ヽ　/´　／
　　　　　　　　　　　　　>l : : : : :ｌ : : : : : :＿__: : : : : : : |/　／===ﾐ　　.　しかし、『待遇改善された世代と冷遇された世代が一緒になると
　　　　　　　　　　　ﾍ |: : ＞'"￣ : : : : : : : ｀''＜ : : | ／　　　//
　　　　　　　　　　　 |: : : : : : ', : : : : : : : : : : : : : :/:.ﾄ<⌒ヽ_/　　　　世代間のトラブルになる』という意見や
　　　　　　　　　　　　　ハ､ﾄ､ヽ､ : : : :,ｲ:/ｨ:／|ｲ:ｲ/: :|.i ｢| :｢|l
　　　　　　　　　　 ,: : |ヘ',.ﾐ==ﾍ／/' ｨ==‐'' | : : : | /|」 :|」l　　　..　『今更冷遇された世代を教育しても不穏分子になるだけ』
　　　　　　　　　　 7: : |: : :ﾊ.　　 ,　　　　 |: : : :l: : : : : : :l
　　　　　　　　　　 7 : : |: : :|∧　　　　　　ｌ : : :ﾊ: : : : : : :',　　　　という意見も正論ですね。
　　　　　　　　　 /: : : :|: : :|//ﾐh､　＾＾　　 , l : : ﾊ ∧: : : : : ∨ /
　　　　　　　　　　　/: : : : :|i : :|//⌒⌒ヽ､ .＜. l: : :/　／乂 : : : : ∨ /
　　　　　　　　 /: : : : : :|l : :|7 /ﾆﾆﾆ7/　　从:/／　　／｀''＜:.∨ /
　　　　　　　 ,ｲ: : : : : : 从八 /ﾆﾆﾆ7∧ﾍ／},ｲ´　　／　　　　__､:＼
　　　　　　 , イ: : : : : : : : : :/ 7/ﾆﾆﾆ7/　／／　　／　　　／　ヽ!: :＼
.　　　　＞''´: : : : : : : : : : : /| 7/ﾆﾆｱ,ｲ／／　　／　　|　/／　　　 l : : : :` ､
　＞''´ : : : : : :／ : : : : : : |. 7/ﾆﾆｱｲ. ／　　／　　 i |.／　　　　　|! : : : : : :ヽ

　　　　　　　　　　　-‐::::::::‐-
　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
.　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
　　. 　 /::::::::::::::::::::: /⌒＼::::::::::::::::::::::::::::::.
　　　　|::::::::::::::::::::::::{0　　＼:::::::::::::::::::::::::}
　　　　|::::::::::::::::::::::八　　　,ノ::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　∨::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／⌒::::ﾉ　　　平民女性の待遇改善をするなら、この問題は付きまといます。
.　　　　 }::::::::u:::::::::::::::::::::::::::::::::::::〈　 0ﾉ｢
　　　　 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::ﾉ　　　.　去年までの平民女性は従来の女性居住惑星で　
.　　　ノ::::::::::::::::::〈ｖ´"''丶、::::::::::::::イ
　　／::::::::::::::::::::::::::＼｀ｰ　＼::::::::/　　　　　...　これまで通り無学のまま自給自足生活をしてもらいます。
―::::::::::::::::::::::`、::::::::::::＞- `'ｰ::／
::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::: ／　　　　　　　　　彼女たちは不老処置を受けていないから
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::／
::::::＼:::::::::::::::::::::::/　　ー'′　　　　　　　　　　　１００年も待てば駆逐されるでしょう。
::::::::::::::::::::::::::::::::/{
:::::::::::::::::::::::::::::/::Λ
:::::::::::::::::::::＼:::::::＿＼
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣"''ヽ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
96 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/23(日) 17:39:50 ID:h66IL1ib: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｲ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:i:}― ､、　/i}
　　　　　　　　　　　　　　　　　／/i:ｉ:ｉl　　　｀'＜}
　　　　　　　　　　　　　　　 / /:i:i:ｱ　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　ﾏi:i:iﾑ　　　　'，　　　'，
　　　　　　　　　　　　　　　　 /＜:i:汽:i:i:≧ﾄ､ﾄ､ '，　　ハ　　.　『下手に騒がれるぐらいなら去年までの平民女性を隔離して
　　　　　　　　　　　　　　 / .／i{ < 从　{ -‐―∨ /
　　　　　　　　　　　　 /　|＼/ゝ |　|｀　｀¨¨` ∨ {　　　　　寿命が尽きるのを気長に待った方がいい』
　　　　　　　　　　　　　　　 /　 .|　|: : /|　|.　 r― ､ｨ(　 '，
　　　　　　　　　　　　　 /　　 |　|_:/_|　| へ|　　　ヽﾄ､ヽ　　　ラナー様もえげつない事を考えますね。
　　　　　　　　　　　 / ＿___|　|//.|　|x//l　　　 ∨ ヽﾊ
.　　　　　　　　　　　 /　ヽ＿　｀寸.∧.|///l 　　　Ｖ
　　　　　　　　　 ,　　 / 　＼　|＼ﾍ!.//ﾑ. 　　　 '，
　　　　　　　　　　　　 /　　 ∧.|　 |//// ﾑ　　　　 '，
　　　　　　　　　　　／　　/　　　　 |　 |//////ﾑ.　　　 '，
　　　　　　　／　／,　　　　　 .|　 |///////∧　　　ヽ
.　　　　　／　　／: : {　　　　　　/　/⌒≧≦⌒ヾ、　　　＼
　　　　 {￣ ~''―――＜⌒ヽ.　　　/　/￣￣￣￣￣}へ.　　　　＼
　　　　 {　　　　　　　　　＼.　　　/　/ |zzzzz≧≦zz厂: :＼　　　　ヽ
　　　　∧　　　　　　　　　　＼　/　/　|　　　　　　　Ｖ: : : : ヽ　　　ヽ
　　　 / ∧　　　　　　　　　　／／　 |＿＿＿＿＿_∨: : : : :ヽ　　　　　∨ /
　　 /.　 ∧　　　　　　　　／／　∨ . |///////////ﾑ: : : : : :∧ 　　　 ∨ /
.　　/　　/ : ＼.　　　　 /／　　　 ∨.|////////／//ﾑ: : : : /:∧　　　　 ∨

　　　　　　　　　　　　　　　　　＿
　　　　　　　　　　　　　＞''´　　｀'/ﾄ､
　　　　　　　　　　 /　 /　　　 /ｉ:|　ヽ
.　　　　　　　　　　 /　 /　　　 /:i:i:|　ﾊ}
　　　　　　　　　　 ,　　　　　　 {_}:i:i:ゞ
　　　　　　　　　　　 ,　　　　　　 .|ｲ |ﾉ　　　まあ、合理的だからやるけど。
　　　　　　　　　 ' 　　　　 /! . |
.　　　　　　　　 ,　　　　　 / |!.从
　　　　　　　　　　/　　　　　 .∧ |!　　　　　　　　　　　　　　　　「そうですな」＞上級貴族
.　　　　　　　　 /　　　　 /.　Ⅵ
　　　　　　　 /　　　　　　/＼　}!
.　　　　　 /　　　　　　/　　寸
.　　　　　　 /　　,l 　　 ./　　　　}!
　　　　　 /　　/.l　　　 |　　 _ -~ Ｖ
. 　　　 /　　/ / 　　 .|_ -~　　　 }
　　　 /　　/ /　　　 |　　　　／｀ヽ
. 　　 /　／ ./ 　 ,　　 |　　　／　　　 ∨
　　 /／　 ./　／|　∧│　／　　　　　 }
　　／　　 .／　 |/.　 ',|　　　　　　　　 }
.／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /

　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::r= ､:::.
　　　　　 |::::::::::::::::; ィ::::::::::::::::::|::::|
　　　　　　ﾉ::::::::::∠゜ノ:::::::::::::::::ﾉ::::　　　　　　それではこの政策は実行する方向で議論しておきます。
　　　　〈ｫｬ::::::::::::::::::::::::::::::レ:::::::ﾄ、
　　　　　　 У::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::＼_
　　　 ,＞-―- ､:::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そうしてください」＞きよひー
　　__｣　　　　　ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::
　（:::::l　　　　　 };::::::::::::::::::::::::::::::::!:::::::::
.　(:::::|　　　　　　ﾊ::::::::::;::ィ:::::::::::::::l::::::::::
　 (:::::ゝ≦三≧ｙ′ ￣　人::::::::::::::::／:::
　　(:::::::::厂::了　　　／:::::::ヽ:::::r:'::::::::::
97 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/23(日) 17:40:23 ID:h66IL1ib: 　　　　　　　　　　　　　 /}　　　 _,､､､､_,､､､_　　　 ,、
　　　　　　　　　　 / ,'＞''´　　　　　　　｀'＜. |∨
.　　　　　　　　　　 ,ｲ /　　　 /　　　　　　　　 ', ∨
　　　　　　　ﾄ､／.　/　　　　　　　　　　　　　　 ',　ﾏ
　　　　　　　　 ',. { ヽ―‐ｧ.　　 |i　　　　 |　　　､,,_ﾍ . ヽ
.　　　　　　＿ﾍゝ , .イ　　　　|i　　　　 |　 |　乂￣　 }―ｧ
.　　　　／¨¨¨ヽ,ｲ　　　 |　　 |i　　　　 |　 |　　　｀¨∨　ノ
.　　　　＼`―‐ |.　　　 |　　 |i　　　　 |　 | 　　　 ∨￣｀ヽ
.　　　　　ｏ⌒'ﾊ　　 |　| _|.斗-　　　　 /|　ﾊ. | 　〉　|＿__／
　　　　　 |」　 |ﾊ　　 |　| ﾊハ l　　 l /│｀ト.､| 　　　ﾊ . o　　　　他に課題はありますか？
　　　　　　　ｌ |ﾍﾊＶｨ竿竿ミ',　ｲ}/＿Ⅳ Ⅵ.　　ﾊl｣ |｣
.　　　　　　　　 ,'. |. / ﾊ,,《乂ン　 'ｲ　 ''¨うj㍉ｘ| ハﾊ/. l
.　　　　　　　 ,'　| {.| | | }ゝ　　　　　　　　ゞ‐'〃ﾊ}. |　 | l　　　　　　　　　　　　「強いて言えば魔女の扱いですね」＞上級貴族
　　　　　　　　/__ ハ| | | {`　　　　　　,　　　＿_/} ', .|＿|. l
　　　　　　 />''~ヽﾍ.| |. ﾍ　　　､　　　　　ゝ┐∨/.／､|. l
.　　　　 /⌒ヽ::::::::::l. ﾍ　　`ﾄ､　　　 ' 　_　‐''´　V /:::::::ﾊ. l　　　　　なるほど、貴方は不安でしょうね。
.　　　　 | 　ゝ､＼::::l . ヽ　　　 ', ､___ｧ''´　　　／ /::::::::::::ﾊ. l
.　　　　 | 　　　ゝ､_ヽ }.　ヽ　　 '，ｲ　　　／　{ l:::::::::::＞''´￣|
.　　　　　|　　　　　乂'，　　l 　　八{　　　l 　　{ l::::／ , イ￣ゝ|
.　　　 /|.　　　　　 ',　　|　　 lV/.| 　　 l　　{ l'"_ノ.　　　　ハ
　　　 /　|　　　　　　 ',　,′　 l./.　| 　　 ',　ゝｲ　　　　　　l 　∨ /
.　　 /. 　ｌ　　　　 /　　 ∨　　 l.　　 l　　　∨ﾊ　　/.　　　 l　　 ∨ /
　　 /　　　ﾊ.　　 /.　　 /　　　 |　＿_l. 　　 ∨-､/　　　| . ﾊ　　 ∨ /
.　 /　　　　ﾊ.　　/.　／/　　　　|ヽ)(___!　　　　ヽ　ヽ|.　 |. ハ　　　 ∨

　　　　　　　 :′:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'
　　　　　　　 {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
　　　　　　　　 {:::::::::::::::::::　' ⌒`丶､:::::::::::::::::::::::::::::::::; -‐ ､:::::::::/
　　　　　　　 ,.:!::::::::::::::ｲ　　　　 О ＼::::::::::::::::::::／　　　 ';::::/
　　　　　 ;:::::i::::::::::::::::::｀丶、_.......-‐´::::::::::';::::::'､О　　　 }:::|　　　...　はい。
　　　　　 {:::::':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::＼＿　イ::::}`:､
　　　　　　　 i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〉:::::::::::::::::::::::::'::::::!　　　長年の不安材料だった魔族が青藍から出て行って
　　　　　　　ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::´::::::::::::::::::::::::::/::::::′
　　　　　　　　ヽ::::::::::::::::::::::::、＿＿＿＿::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::;′　　　辺境惑星に移住してくれた以上、彼らの脅威はもうないでしょう。
　　　　　　　　　ヽ::::::::::::::::::::::＼､ﾍ＿＿　¨¨_‐-　、::::::::::/:::::/
　　　　　　　　　　　＼::::::::::::::::::::｀丶....､.........＿＿_フﾞ::::::/::／　　　　.　魔族は恒星間の移動手段がないので、あの惑星に隔離されますが
　　　　　　　　　　　　＼::::::::::::::::::::::::::::::::＿::::::::::::::::::::::/´
　　　　　　　　　　　　　|::＼:::::::::::::::::::::::::＼:::＞::::::::::::/　　　　　　　　　魔女はそうではありません。
　　　　　　　　　　 i:::::::::｀丶､:::::::::::::::::::::::::::::::::::;.ｲ!
　　　　　　　　　　　　 i::::::::::::::::::::｀丶､::::::::::::::::::::ィ::::::|
　　　　　　　　　　　 '::::::::::::::::::::::::::::::::｀::ー‐:::´::::::::::|
　　　　　　　　　　 _:′:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
　　　　　　　_......＜::::′:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
　　　 ,...＜::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!｀:丶:..、
　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ、
98 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/23(日) 17:41:23 ID:h66IL1ib: 　ト _____} / . . . . . . . . . . . . |. . . . ..| . . . . .＼:::::::::::::::_}／:: |
　ヽ::::::::::/. ..|.　.　.|... . . . . ...|. . . . ..|. . . . . . . |⌒∨:::::::::::::∧
　　＼:/ . . |.　.　.|. . |. . . . .| . . . .｜. . . .|. . .|. . . |::::::::::::/￣￣￣./
　.＿ノ|　 /. ! . . . |. . |. . . . .| . |、. .|. . . . |. . .|. . . |:::::::: /　　　 ./
　　＼:|. . | . |.　.　|. . |. . . . .| . | | . |＼. . |. . .|. . . |⌒ヽ__／ヽ___/
　　　〈|. . | . |.　.　|. . |. . . ../. //. /ｨ斥≧-..｜. . .|!　| }!,|!. .|∨
　　　.|. . |. ..!. . . .| . .|＼. . . / | / ゞﾟ¨´　|. /|. . . ハﾉ/. }!. .|!.∨　　　　　　魔女は現在も青藍に集結しています。
　　　 .|. . |. ..|. . . .|. .∧　|. ./　|/ 　　　 |//./. / . |/.. |.j. ..j . ∨
　　　/┤.、八. . . |／⌒ |ノ　　　　　　 / |/.. /. . .|. . .| . . .!. . ∨　　　　　貴方たちには思うところがあるのでしょうが
、___/ . | . ./ . ＼. |　,ｨ衍ｿ　　　　　　　 |/.|.... ..| .../. . . |. . . ∨
　　　　.| ./＼ . ノ |　ゞﾞ´　 }　　　　　,ィ!　　　 | .. ..|. /. . . /. . . . ∨　　　　辺境に隔離すると私が統制できなくなるので危険では？
　　　　.|/　　|＼. .＼　　　｀＿＿／:::/　　　 .| .. ..|/_____/. . |. . . .∨
　　　　　 ∧. .｀⌒ ヽ　／:::::::::::::＼´　　　　/| .. ..|///∧___.!. . . . ∨
　　　　　　　 ∧ . . . . . .,;ﾟ:::::::::::::::::::::7　　　／.｜. . /jI斗f´　 ∨. . |. ∨
　　　　　　　 .∧ . . . ...,;ﾟ::::::::::::::::::::7__　／　イi!. ..//　　　　 | . . | . .∨
　　　　　　　 |. . . . .,;ﾟ::::::::::::::::::::7　＼_// ﾌ. .//　　　　　　| . . |. . . ∨
　　　　　　　 |. . . . .;ﾟ:::::::::::::::::: 7. . . /:::／/. .//　　jI斗f二_| . . |. . . . ∨
　　　　　　　 |. . . ..,;ﾟ::::::::::::::::: 7 . . /:::/ ./. .//jIf´＿_／ :::: | . . |ヽ. . . .∨
　　　　　　　 |. . . .,;ﾟ ::::::::::::::: 7斗7:: / ./. .／::::::::::::::::::::::::::::‘,. . ‘,:::∨. . ∨
　　　　　　　 |. . . .,;ﾟ :::::::::::::::7　　{／ /.／/:::::::::::::::::::::::::::::::::‘, . .‘,:::∨. . ∨
　　　　　　 ./|. . . ,;ﾟ::::::::::::::::7　.／　./´__/:::::::::::::: ／￣￣￣.‘,. . ‘,:::∨. . ∨
　　　　　　 / .|. . ..,;ﾟ:::::::::::::::7／　　./:::::::::}ヾ}:::: ／　　　　　 ‘,. . .|::::∨. . ∨
　　　　　 ./　 |. . ..;ﾟ::::::::::::::7---＜/-==彡<::／　　　＿＿＿＿‘,. ..|ヽ:::!. . . .∨
　　　　　　 |　　|. . .;ﾟ:::::::::::::7 {_ﾉ／/:::::::::::::::／　　　／:::::::::::::::::::::: ‘,. |=- }. . . . .∨

　　　　　　　　　　 _＿＿＿＿＿___
　　　　　　　　　, '::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ
　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　.／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
　　 ./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
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　　i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,'
　　|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::__::/
　　{::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ﾊ,'iヽ　　..　しかし、これまでは魔族がいたから魔女が青藍に居住するのも何とかなりましたが
｀ヽゝ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ 　ｙ::,'::/
::::::/:ヽ::::::::::::::::::::::::::; _＿_＿＿__::::::::::::::::ヽ___/:::ﾚ′　　　魔族が立ち去ったことで悪目立ちしてしまい風当たりが強くなる事が予想されます。
:::::',:::::::＼:::::::::::::::< __　　 _＞‐´::::::::::::::、::::::::::/
:::::::i::::::::::{:::::::::::::::::::::::｀￣´::::::::::::::::::::::::::::＼:::::,'　　　　　　そうなる前に対策を講じるべきです。
:::::::::｀ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>∧
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99 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/23(日) 17:41:59 ID:h66IL1ib: 　　　　　　　!　ヽ　　　　　　　　ﾍ　　＼
.　　　　　　　!　　ヽ　　　　　　　ﾍ.　　　＼
　　　　　　 ', 　　ヽ　　　 _.. . -‐:ﾍ.　　　＼-. .、
　　　　　　 ',　　　　.>. '". . . . . . . . ﾍ　　　　　＼. . ｀＜
　　　　　　　　ﾍ　, イ. . . . . . . . . . . ､. ..ﾍ.　　　　　＼. . . . .丶、
　　　　　　　 , イ. . . . . , . . . . . . . . . .ヽ. .ﾍ　　　　　＼. . . . . ＼
.　　　　　 ,.'. . . . . . . . ..', . . . . . . . . . . ヽ .ﾍ　　　　　　　＼ . . . .　ヽ
　　　　　, '. . . . . . . . . . . ', . . . . . . . . . . ..ﾍ .ﾍ　_.．'"　　　　ヽ. ./l. .　ﾍ
　　　, イ. . . . . . . . . . . . . .', . . . . . . . . i ._.＞'"　　　　　　　　　}/ .|. . .　ﾍ
　／ィ / ,'. .　. . . . . . . . . . ', __. ．-‐''¨　　　　　　　　　　　　〃　 | . . . . ﾍ
　￣./.,'　i . .　. . . . -キ'' ¨　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　 !. . . . . . ',
　　/ .i . .|.　!　 . . . . . .「¨￢‐r. ．＿_　　　　　＿ . . -ィ" /.　　′|. . . . . . . ',
　_/　l　. i　.'　 . . . . . . ｌ . i. ._|_i__ . . :i￣,￣.￣. . . . . . ..∨　　 ′ .! . . . . . , . ',
. 　￣!　. i . .'　. . . . . . .|ｨユ´|. |. ￣7| .ハ. . .ｉ. . . . . . . . ',　　/　 .,′. . . . . ', . ',　　.　はあ、仕方ありませんね。
　　　|　. .', . .', . . . . . . .l /l. ィ＝=.7‐:l/.: :V ,' . . . . . . . i .',　/　 ./＿__. . . . .ﾍ .
　　　l　. i .', . ﾍ. . . . . . /: l. 芝芋芋芍ミｉt|/. . . . . . . . .i, .i '　_ ｲ_-_-_二ム. .ﾍ　　　　魔法を使用するのに適した惑星をリストアップして下さい。
.　　 l . .|!. .', . .ﾍ . . . ∥: |./'" V:;i;:j:;:}./ :/. ../. . . . . . . !. .７´_-_-_-_-_-／. . .
　　　 ', .! V .ﾍ. . .ヽ. ! {: : :' : : : :ヾシ'": :/ ／. . . . . ./. .! ./ |._-_-_-_-／. . . . .　　　.　そこから魔女たちの移住先を選抜します。
　　　　'.|　ヽ . . . . . }N : : : : : : : ":x:x:/.ｲ /. . . . ／. .,/./　i!Yヘﾆ／ . ﾍ. . . . .
　　　　ｌ　　 ',､. . . ノ　ヽ　　　　　　　′/ . . イ. / . 〃'　/.l_|-!. . .丶. . ﾍ. . . .　　　　私もその惑星に移る事にしましょう。
.　　　　　　　 ',ﾞ . ﾍ　　　　　　　　 /ィ7 . . ./. . . !_ .ｲ. .|_|-|. . . . .＼ .丶. .
.　　　　　　　 ', . . .ヽ　　　　　　　　　　　∥. . . . . . .l　:|. . .Чﾉ. , . . . .　＼..ヽ
.　　　　　　 ',. . . . .ヽ　　-‐　　　　 /ｲ. . . . . . .l　 :!. . . . . . ., . . . . . .　＼.
　　　　　 ,rﾆュ､',,,ｉ_. . . .|＼　　　　　　 ,/ ｉ| . . . ∥ ,′ :l. . . .!. . . ', . . . . . . .　.＼
.　　　　 ∥z-ヽヾ_ヽ. . .l　 iヽ、　　 _. .＜!. . . ./i. ,' 　 _.', . . .!. . . .', . . . . . . .
.　　　　∥_>'ikヾi .liﾍ Y .!　i. . .ﾐﾆ.「. . .ｌ . |. . ../ |.ムr＜>', . . ',. . . .', . . . . . . . .
　　　 ∥〈_{ﾆ>∥ﾆ7 /. .! ,'. . / . . |. . . !. ,l . ./,:zlA＞'",ｨ. ',. . .',ﾍ. . .', . . . . . . .
　　　 ∥x人|k∥ﾆ7 / . .|/. ./ . . . |. . .／i|. /il㌢",ィ,ィ" 　 V . .', ﾍ. . ', . . . . . .
　　　∥i7 Y l∥ﾆ7 /|ﾍ. .!. / . . . . !. /,ｲｌｉl./'"　 r'"'"　　　 .V. .';ｰ:ヽ. ', . . . . .
..　　∥7/,ｨi.∥ﾆ7 /ﾍ .ﾍ.l/. . . . . .ｉ/ｲｌｼﾞi/　　 ∥　　　　　／＼ ',‐-.ヽ ', . . . .
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.　∥ｉﾍＶ∥ﾆ7/ , '. . . . . . . ,ｨ''ﾞ　　＞:´:::＞'ｲ　　_ ,.;';.;／::::::::::::::::::::::::ヽ､｀ヽ.
　∥ﾕ} y∥ﾆ7/ｨ" . . . . . . ,ｲ　＞:":::r＜　　　_　 ./.;.;.'::::::::::::::::::::::::::＞.;.;";ヽ､.
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　　　　　　　　　.-ヽ:::::::::::::::::::`ー-.....-‐::´::::::::::::::::::::ヽ:::｀:::ー:::´:::::〈
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　　　　　　　　{:::::{:::::::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::′　　　申し訳ございません。
　　　　　　　　ヽ::ヽ::::::}:::::::::::'J::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀:::ー::´::::::::::::::::/
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　　　　　　　　　　　｀ヽ､_:::::::::::::::::::::::::::::::::::∠ニニニィ::::::::::::::　　　　　　　　　　　　「仕方ないわ」＞きよひー
　　　　　　　　　　　　　　 iヽ､::::::::::::::::::::::::::::::::::ー-‐:::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　i::::::｀丶:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
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　　　　　　　　　　　　　　　}::::::::';::::::::::::::｀:ー--:::::＿＿:::ィ
　　　　　　　　　　　 ,.イ:::::::::::';:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
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100 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/23(日) 17:42:35 ID:h66IL1ib: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __,　　 -――　　　_}＼
　　　　　　　　　　　　　　}ヽ　　　　´　　　　　　　　　　 ∧　＼
　　　　　　　　　　　 ,　 '／　--　　　　　　　　　　　 .∧
　　　　　　　　　　　　 / /　i´　　　　　＼　　　　　　　　､　　　　｀''＜
　　　　　　　　　　 / / 　.|　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　＼　 -―― Y
　　　　　　　　　　　 / /　　　　　　　　　　　　 ',　　　　　　　／　　　　　 }
　　　　　　　　　　　　　　 /　　　 i　　　　　　　 ',　　　　　＜　　　　　　 /
　　　　　　　　　／＿　 .／＿　　 |　　　　　　　　',　　　　　　≧=---r'∠＿＿
　　　　　　　　〃　　｀￣／　　　|　　　　　　　　 ',　　　　 ',　　　　V　　／
　　　　　　　　{　　　　　／　　　　ﾊ　　　i　　　　 ',　　　　　 i　　　　ﾏ≦
　　　　　　　　乂＿　イ　　　　 ′　　 |　　　i　斗七''￣「 |　　　　 i |
　　　　　　　　　／ |　i 　　.」＿_ i　 i　　 }　　 |　 | |　　　　ﾊ |　　　　 | .i
　　　　　　　＜..＿|　|　　　 |　　 |￣「　.ﾊ　　 |　 | ! .ﾊ　 /　 |　　　.i　|　i
　　　　　　　／　　|　|　　　 |　　 |　 |　/　'　　 l　/ j/　j.ィﾁ￣,　　　/| /　 i　　　.　まあ、前向きに考えるなら青藍は王都として発展している所為で
　　　　　く　 {⌒|　|　　　　＿_|＿j/　　 ',　/}/ 　,ｨ´:ij:::}　　|　　 / j/　　.i
　　　　　　　　／ ./|　　　　　　＼　{:::ij:㍉　 }/　　　　乂::ノ　 /　／ / |　　 i　　　　大規模な魔法実験はやりにくいから
　　　　　　　　　 //|　ﾊ　　　　 | |　乂::ノ　　　 ,　　　　　　　/.イ　　　　 |
　　　　　　 // .|　 ∧　､　ﾄ.{ﾊ.　　　　＿　　＿　　＿ /　.|　　　/　　 |　　　　その手の融通が効きやすい惑星が適しています。
　　　　　　　　/ｲ　,　　　＼ト.._{ .| ∧--vfニﾆﾆYニニYニニト-- ＜/＿　 .|
　　　　　　　./ 　 /　　　　i　　　.-=〈ニニニニニ|ニﾆﾆ}ニニニニﾆ/ニニ.＼|　　　　そう考えると悪い話ではないでしょう。
　　　　　　 /　　/　　/　　}_.-=fニニ∨ニニニニ|ニニi|ニニニニ/ニニニニi
　　　　　 ./　　/ 　 /　　 /ニニヽニﾆ∨ニニニニニニ|ニニニ_/ニニニニﾆj
　　　　　/　　/　／　r≦ﾆヽニﾆﾆ､ﾆﾆ.∨ニニニ|ニニニﾆニﾆ/ニニニニ／|
　　　　./　　/イ　.′.|ニニﾆ.＼ニニ､ニ∨ニニﾆ|ニニニニﾆ/ニニニ_.／＼|
　　　 /　／　　/　　 >､ニニニ＼ニﾆ､ﾆ∨ニﾆﾆ!ニニニニ/ニニニ／　／ヽ
　　〃　　　　 /　　 /_　｀''＜ニニ＼ニニニニﾆﾆ!ニニニ./ニﾆﾆ／　　,　／ V
　 .//　　　　 ,　　　 V　｀ヽ　｀''＜ニニニﾆ∨ニﾆ|ニニﾆ/ニﾆ／　　　/ / 　　',
　　　　　 ,　　　　　i　　　ヽ　　 ''＜ニニニニﾆ|ニニ/ニ／　　　　/ /　　　_i__
　i { 　　　　 /　　 |　　　　 ∨　　　　''＜ニ＞ ´￣￣￣_ノ　　　　/ /　　.ｨf笊/
　| |　　 /　　/　　＿|＿　　　 .∨　 V　／ {´　ー== ニ､: : ',　　　 {/　.ｲ笊ｲ　′
　| |　　./　　/　　ﾏ笊笊≧x　ハ　　}／ {　 |　　__　---ィ: : :}　　 /{ｨ笊イ　　 {
　:,　　./ 　　　　 ∨　　ミ笊} _...ィ　　 .{　 |　　＿＿): : : : : } /､/ /イ　　　　ハ
　 ', ∨　　　　 / 　 ∨　　　　 {ff_/　　　 {　 |＿　　ィ＜￣￣/　　＼　　　 / 　〉
　　∨　　　 .／, 　　 i　　　　 .／/　　　 {　 |__..イ|| ﾊ∨＿__.,　　　　}
　 ./　　　／　/　　　.}　　／　/　　　 .{　 |￣￣「　ﾊ∨　 i　　　　,　　　　　　 {
　　　　／　　/ 　 /　/　　　　　.′　　／, 　 ,　　ﾘ　ﾊ∨　|　　　./　　　　　　ﾊ
　　　　　 /　　/ ./　　/　　　　／　 { 　{　　〃　　　}:}　 !　　ｲ　　　　　　　　',
　　　/　　 /　　/ .〈　　/　　　　　. :　　　 }　 }__.//＿＿_.j:j＿| 0　　',　/　　　　　　 ',
　　 /　　./　　ｲ　　}　 ′　　　 . : :　　　 ,　 ,　(__)　　　 (__)　 ',　　　∨ /　./
　　i　　 /　／/ 　 /　　　　　　　　　　　/　/　笊　　　 /笊　　',　　　 ∨　/　　　　　　＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __,　　 -――　　　_}＼
　　　　　　　　　　　　　　}ヽ　　　　´　　　　　　　　　　 ∧　＼
　　　　　　　　　　　 ,　 '／　--　　　　　　　　　　　 .∧
　　　　　　　　　　　　 / /　i´　　　　　＼　　　　　　　　､　　　　｀''＜
　　　　　　　　　　 / / 　.|　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　＼　 -―― Y
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　　　　　　　　　　　　　　 /　　　 i　　　　　　　 ',　　　　　＜　　　　　　 /
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　　　　　　　　〃　　｀￣／　　　|　　　　　　　　 ',　　　　 ',　　　　V　　／
　　　　　　　　{　　　　　／　　　　ﾊ　　　i　　　　 ',　　　　　 i　　　　ﾏ≦
　　　　　　　　乂＿　イ　　　　 ′　　 |　　　i　斗七''￣「 |　　　　 i |
　　　　　　　　　／ |　i 　　.」＿_ i　 i　　 }　　 |　 | |　　　　ﾊ |　　　　 | .i　　　　　それに神暦の時ならともかく
　　　　　　　＜..＿|　|　　　 |　　 |￣「　.ﾊ　　 |　 | ! .ﾊ　 /　 |　　　.i　|　i
　　　　　　　／　　|　|　　　 |　　 |　 |　/　'　　 l　/ j/　j／　　|　　　/| /　 i　　　.　恒星間文明になった現在では私の役割は終わったので
　　　　　く　 {⌒|　| 　　　　 |＿j/　　 ',　/}/ 　,ｨ≦弍ミ　|　　 / j/　　.i
　　　　　　　　／ ./|　　　　　　　.ｨf弍≧x 　}/　　　　　　　 /　／ / |　　 i　　　.　中央に対する影響力は不要になりました。
　　　　　　　　　 //|　ﾊ　　　　 | |　　　　　　　 ,　　　　　　　/.イ　　　　 |
　　　　　　 // .|　 ∧　､　ﾄ.{ﾊ.　　　　＿　　＿　　＿ /　.|　　　/　　 |　　　　本音を言えば七大神のように隠居したい所ですが
　　　　　　　　/ｲ　,　　　＼ト.._{ .| ∧--vfニﾆﾆYニニYニニト-- ＜/＿　 .|
　　　　　　　./ 　 /　　　　i　　　.-=〈ニニニニニ|ニﾆﾆ}ニニニニﾆ/ニニ.＼|　　　　魔女の管理を考えるとそれもできません。
　　　　　　 /　　/　　/　　}_.-=fニニ∨ニニニニ|ニニi|ニニニニ/ニニニニi
　　　　　 ./　　/ 　 /　　 /ニニヽニﾆ∨ニニニニニニ|ニニニ_/ニニニニﾆj
　　　　　/　　/　／　r≦ﾆヽニﾆﾆ､ﾆﾆ.∨ニニニ|ニニニﾆニﾆ/ニニニニ／|
　　　　./　　/イ　.′.|ニニﾆ.＼ニニ､ニ∨ニニﾆ|ニニニニﾆ/ニニニ_.／＼|
　　　 /　／　　/　　 >､ニニニ＼ニﾆ､ﾆ∨ニﾆﾆ!ニニニニ/ニニニ／　／ヽ
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　 .//　　　　 ,　　　 V　｀ヽ　｀''＜ニニニﾆ∨ニﾆ|ニニﾆ/ニﾆ／　　　/ / 　　',
　　　　　 ,　　　　　i　　　ヽ　　 ''＜ニニニニﾆ|ニニ/ニ／　　　　/ /　　　_i__
　i { 　　　　 /　　 |　　　　 ∨　　　　''＜ニ＞ ´￣￣￣_ノ　　　　/ /　　.ｨf笊/
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　:,　　./ 　　　　 ∨　　ミ笊} _...ィ　　 .{　 |　　＿＿): : : : : } /､/ /イ　　　　ハ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　,..-::¨::::::::::::::::::::｀:ヽ.、
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　　　　　　　　　　　　　{:::::〈　　　・〉::::::::::::::ヽ..、__／::!..､
　　　　　　　　　　　　 _.':::::::｀:ｰ--:::´::::::::::::'､:::::::::::::::::::::!:::}　　　清姫様まで引退してしまうと我々も困ります。
　　　　　　　　　　　　{:::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::〉::::::::::::::::::}::;′
　　　　　　　　　　　　ヽ:::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::´::::::::::::::::::::'/
　　　　　　　　　　　　＼::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/′　　　　　　　　「それがわかっているから私は引退していないでしょう」＞きよひー
　　　　　　　　　　　　　　｀ -､:::::::::::::::::∠ニつ:::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　＼:::::::::::::::::::::::::::::::/;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　i＞::、::::::::::::::::/:ﾊ　　　　　.　そうですね。
　　　　　　　　　　　　　　　　 ';::::::::＞:､＿/::::::ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀¨`:::ー---‐‐::＝＝=::..、
　　　　　　　　　　　　　　　　　ノ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　 ,.イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::_::::-‐‐::::¨::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　 , .イ::::::::::::::-‐:::＝=丶:::::イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧
　　　　　　　　 ....-‐::´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧
　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
　　　　　 ,:'::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::、:::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
　　　　 /::::::::::::::;':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　 ,′::::::::::::{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
101 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/23(日) 17:43:11 ID:h66IL1ib: 　　　　　{ 〈 W: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : W／
　　　　＿辷W : : : {: : : : ⌒ : : : ⌒} : : : : : / : V￣／
　　　　＼　　|: : : ／: : : : :',: : : : : /: : : ＼/: : : }／ニ=-
　 -‐=ニﾆ)Ih|: : : : :丶 : : : ',: : : : : : : : : :/: : /:ﾉニニニ
　寸ニﾆﾆr‐圦丶: :ト､i＼ﾄ､ﾄ､　/|／ﾚIノＬ: /:/⌒ヽニﾆ
　　＼_／ii　j[|:＼ﾄ｢x===ﾐ　 V　 x===ﾐ厶イ:|:[|:.　[|　　　　　まあ、いいでしょう。
　　　　　 [|/: : :|: : :|､､､　　　　　　　､､､ハ: : |: :
　　　　　　': : : :|: : :| 　　　　　′　　　从|: : |: : :.　　　　　　適当な惑星に移転しますが、その移転費用は全額出してもらいますよ。
　　　　 /: : :／|: : :|i.､　　ﾏ　ﾌ　　.ｲ:.:.i|: : |: : : :.、
　　　　 ': :／:.:从: : ∨:＞　__r=z__　＜ .:.:.:.i|: : |、: : : :.
　　　 /／:.:.:.:.:.:∧: : :V:.人||　　　||人.:.:.:.:.:.i|: : |i.:､: : : : 、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「それは勿論です」＞上級貴族
　　　':´:.:.:.:.:.:.:./:.∧: : l/／||　　　||／＼人i|: : |i.:.:.＼.: : :.
　　/.:.:.:.:.:.:._-=Tニ∨ﾄ＼　||　^　||　／ﾆﾆ|: : 厂＼:.:＼: : 、
　.:' :.:.:.:.:.:./ニニニニニﾆУ|　i　||／ﾆニﾆ八/ニニ〉:.:.:.:＼:＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| ',
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　　　　　　　　　　　　　　　　i　', ／　　　　　　　　　　　　　　ヾ　　∨
　　　　　　　　　　　　　　　　i,／　　　　　　　　　　　　　　　　　',
　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　_　　ヽ　',　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　ヽ￣　ー'-　　＼　　／/
　　　　　　　＼　ー/　　　　　　　　　　　　　　',　　　　　＼　　　　ヽ　V　　/
　　　　　　　　　＼ ,/　　　 .i　　　　　　　　　　　', 　 ',　　　　　＼　　　 /　 /
　　　　　　　　　　　　/　　　　 i 　i　　　　　　ヽ　　 l　　.i　　　　　 ',　　　　／
　　　　　　　　　　　　{　　 .{ 　 i　.{　　　　L＿i__ヽ　}　　i　　　　　 i　　へ
　　　　　　　　　　　　i　　　{　./i　|',　　　 }　.ハ　ヾ}　.ﾉ　　　　　　lノ:::::::::::ヘ
　　　　　　　　　　　　i　　　 { /ゝ个、　　i }　 xzZzza ﾉi　　　　.i　./::::::::::::::::::::::ヘ　　　それでは魔法協会本部を魔女ごと移転させる必要があるから
　　　　　　　　　　　　.i　、　ぃィkz.' ,　 i　ﾚアVIりヾ/.／　　/i ./ﾍ:;;;;;∧::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　 ', i ＼　 {《Vｊﾊ　ヽi　　　　ｘンｿ　i　　/　}/i } |　　ト--　'　　　　これから忙しくなりますね。
　　　　　　　　{~. ^, 　　ヾ　| ＼{. Xツ　　　　　　　// ｿ }／　　　l. 'ﾉ'i',　 .|',　',
　　　　　　　ﾉi　',　.　　ヽ.|　　ヾ''' 丶　　　　　　　　　　　|　　　ﾚ　 i_',　.|_ゝ ',
　　　　　　　/i .l　',　i　　　 |　　',　　　, --　、　　　　　　 i　　ハ　　　　　　　',
　　　　　　　', i　'　　.i　/'i　|　　ゝ　　ヽ、　..　　　　　　　 .i　　i　　、　　 i　　　 ∨
　　　　　　　 i　／　　ﾚ　i　 i　　 {　＼　　　　　　／　　 .i　　i　　　、　　i　　　 ∨
　　　　　　　 .i　　　 /　.}　 i',　i　',　　个ｰ=彳　　　　　 ..i　　|　　　i　　　i　　　　 ∨
　　　　　　　　|　　　.{　 i 　 i ', i ', 　　i　ヘ__|　　　　　　ﾘ　 .|　　　　　　　i　　　　∨
　　　　　　　　.|　　 .{　ﾉ　./　',i ／{__／. ＼iiゝ　　　　ノ'i　i',|ヽ　　　　　　i 　　　　.　∨
　　　　　　　　」　　;　ｿ＿/,, ／　i |:::::＼:: : ＼iiゝ　　　　 ', | }/i::＼　 _　　 i　　　　ト.　＼
　　　　　　　/il　^'''　./...',　　　　 .i i::::::::::::＼:: : ＼iiゝ　　　.i| //i :: iヾ_ゝ＼ i.　　　　 l　＼
　　　　　　/:::::::l　　　i ::::::',　　　　.i.l 、:::::::::::::ヽ:: :: ヾiiゝ　　///i :: :i:::::::...'、　＼　　　 i　　ヽ　',
　　　　　.∧::::::::|　　 i　＼ ',　　　　＼ヽ :::::::::::ヽ:: :: ヾiiiゝ///i :: ::/:::::::::::ヽ, 　　 i 　　l　　　',　∨
　　　　/　 .i:::::::＼ } | 　＼',.　　　　　,　./:::::::::::ヽ:: ::ヾiii//ｿ :: ::/:::::::::::::::::>',　 ./　　　l　　　',　∨
　　　 ./　　　⌒i::::＼.|;',　　　i　　　　 ;　/::::::::::::::::ヽ:: :: ∨ｿ :: ::/:::::::::::::／,　　 .ﾍ―i　 .i 　　i.　 ∨
　　　/　　　　　 Lﾍ::ヾ ',　　　l　　　 ;　/::::::::::::::::::::::ヽ:／　:: ::/:::::::::／／　　　/::::::'ハ　 i　　/　　∨

魔族が惑星青藍から立ち去った影響は思わぬところに出ており

その余波で青藍魔法協会本部を魔女ごと青藍から移転させる事になった。
102 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/23(日) 17:43:35 ID:h66IL1ib
103 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/23(日) 17:44:12 ID:h66IL1ib: ttps://www.youtube.com/watch?v=eUjSMeeFNPs

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　｢_l ,!｢_l　｢_ｌ　｢_ｌ|｢ｌ｢l｢ｌl!ｌ;;;;;l ｌ;;;;;ｌ l;;;ｨ'ﾍ.!;;;;ｌｌ;;;;;ｌｌ;;;;;|.|ｌ;;;;;ｌ|l,l;;;;;ｌｌ;;;;;l ｌ;;;;;ｌ| l;;;;;ｌｌ;;;;;l ｌ,ｨﾍ.ｌ .｢_l,ｨﾍ_l,|<;;.ﾐｽ ,｢_l
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　　　　　　　　ｒｿ､ヽ｀ヽ/´　ヾヽ__:::::＿:::::::ノ|
　　　　　　　　〈 {､_ ｀ヽｿｰ‐二-┴ﾞ─- ニ二＼＿
　　　　　　　　　　　ヾｊ‐-ノ／´,ｨヽィ>ｒﾍ{二ゝ-､::::::::::::::￣｀::::ｰ-‐ｧ
　　　　　　　　 ,, -‐'''´ｒﾍ7ヾ｀ヽ_＼｀ヽ＼｀ヾ二ヽ::;;::::::::::::::::::::ﾉ　　　魔法協会本部を惑星マジークに移転して魔女は全員本部行きか。
　　　　　　　_／::::::,､:イ´/l | ,,!イ|从ｌヽ　＼｀ヽ〉ゝ＼:::::::::／
　　　　　　　　ヽ::::::/　/ ﾉ〈 { ｌ､| ｊｨ示ｊﾞl|､l ヽ´! ヽ､＼ヽ/:::ｒ‐'　　　　　　露骨なまでに魔女を僻地に左遷させようとしているな。
　　　　　　　　　〉::ヽ､ｲ_/_ヽ!ｌ,ハ　ゞノｊｿ,､乂　〉　＼｀_｀''ｰ-‐二￣
　　　　　　　｀ヽ-‐ ､'_;;;/ﾉノﾉ　　ノゞｊ{＼ !､＼　＿ヽ､｀ﾆ二￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　／//〃＼_‐　〈{ｲ／〉､_＼;ゝ=‐〈ｰ-､＼　＼　}
　　　　　　　　　　　　　ｉ'　_ｒｊｿ川｀ｿ{ﾉ>ヽノ／／ヽ￣ヾ､_　｀＼　ノｊ
　　　　 <´＼　　　　　 _ｒ}ｿ'´ /ﾉｆ{〈{ｊl | 　ｆ::/ / l '　　＼｀ヽ　　〉
　　　　　＼＼　　,､_　_ｒｆｿ'´　ﾉ_ｒｿ/､// ／::::{ 〈　|　　　　l 　 }
　　　　　　　＼＼!＿ﾉ､ﾉノヽ,ｨ'ノｆｊ |:└‐'ﾞ:::::::::ヽ l　､　　　ﾉ　ﾉ
　　　　　　＼＼ノ〈／/ 〉　 },ﾉ:::::::::::::::::::::::::＼､　二　_ノ´ >､
　　　　　　　　　＼＼＜_ｒ'　　｛:::::::::::::::::::::ヽ:::､:::ﾞ､７l￣ヽ／　＼＿
　　　　　　　　　　　　＼＼　　 |l､:::::::､::::::::::::::i:::}:／ノ　　＼　 _　ヽ　'´¨ヾ￣7
　　　　　　　　　　＼＼　/ |:＼:::::::｀ヽ::::::::::／-‐'' ´￣ゞ/´　　　〉ｰ-‐ﾆ_ヽ
　　　　　　　　　　　　　＼＼ｊ}ｰ-ニ＿::::::::/_ ニ -─　ニ/　　　/ﾆヽ　　＼
　　　　　　　　　　　 ,、　　 /＼＼ー-　＿￣ |、＿　　　/　　　 /_ノ￣ヽｰ-､
　　　　　_,,ｒへ_へﾍノ､_ヽｰ-‐'´ ＼＼_,,ｨ' l/::ｿ:l＼　｀　　／　　／＿　　　｀ヾ
　　　　 {ソ´　＿　-──　　ｰ-　、＼＼¨::::/:::::＼_ヽ／　　／｀ヽﾆ‐ヽ、
ｒ─-‐''´ヾ二ｊ､＿　　＿　　-‐‐／/┘＼＼:::／￣｀ヾ　　／￣＼　　｀ヾ､＿,へ
｀!::::::::::::::::::::_,,ヾｲｿ二＿　_, ｨ/ゞ''´:::::/::::ヽ /　,　　　　　／＿ヽ　　 l｀ヽ　＿
〈::_!::-‐::￣:::::::::::｀ヾ　ﾉ､|/￣´::::::::::::／::::;:::':〈__/　, '　　 /::｀ヽ　￣｀ヽ｀>　　｀ヽ｀ヽ
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　　　　　　　|　　　　　　　|　　　　ヽ　　　.,'　　＼/ 　／＼ﾊ　　　 ,ﾊ,）
　　　　　　　|　　　　　　　::.::　　　　　　　ﾉ　　　　　/　　　ﾊ　 ,'ヽ　　　　　予想されていた事だから驚くに値しないわ。
　　　　　　　＼　 l　　　　:::::::　＼　　　　　'-, ヽ　　　>　　　ﾉ-'
　　　　　　　　　ヽ＼　　　:::,::::　　＼　　　　 ''-,,,__／　　　　　　　　　　　　　むしろ今までよくもった方ね。
　　　　　　　　　,,-''''''''''''''""";"""""''''''''''''----,,,,,'''-,,,,
　　　　　　　／　　　／　 _,-'　　　　　　　　　　　 'l,　　''''-,,.
　　　　　　,l'"　　　　ヽ　　,l　　　　　　　　　　　　　 l,　　　　 ',
　　　　　　 ''';'-,,,,　　　 ,,,'''　　　　　　　　　　　　　　 l,　　　　ヽ､／＼
　　　　　　 /　　'''''--'''　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　＼　　 .| 　／
　　　,'''--'''　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 '''''''--,,,,,|／
　　,l　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　'''''-､
　 /　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　, -',,,,,.
　 '＼　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　,,,l''''／　　 ""'-,,
　　　 '''-,,,_,,,--,,　　　　,,,,,-'''''ヽ　　　　　　　　　　　,,,,,,---'''/,／　　　　　　　''-,,,,,--''''""''-,,
　　　　　ヽ;;;;;;;;;;;''---l''''　　　　 '-'',　　　　　　　　　/　　　　＼　　　　　　　　　／　　　　　　 "'''-,,,,
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　　　　　　　　　　　　 l　　　　　　　　　　　　　/　　'l,　　　　　　　'-,'''-,,, ／　　　　　　　　　　　　／／
　　　　　　　　　　　　l　　　　　　　　　　　　　　l,　　 l,　　　　　　　7''-, /'''--,,,,,,　　　　　　　　／／
　　　　　　　　　　　　|　　　　　　　　　　　　　　 'l,,＼ l　　　　　　　''-,,~'''--,,,,,_　'''-,_　　　／／
　　　　　　　　　　　　l　　　　　　　　　　　　　　　ヽ--|　　　　　　　　'''-,,,　　　'''-,,,_ ''-,,／／
　　　　　　　　　　　 ,l　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　 l　　　　　　　　　　'''''--､　　'''-,l,／
104 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/23(日) 17:44:56 ID:h66IL1ib: .　　　　　　　　　　　／　 ,.:ﾞ　　　　　　｀':,
　　　　　　　　　　　／　　_,/　／　__　　　　　､
　　　　　　　　 'ﾞ　　　 7　'ﾞ／⌒}　　　　　ﾞ:.,　　　　　　　　　　　　　　 jI斗 - ､
　　　　　ノ''"　　　　｛/　'ﾞ　　　}. jI斗　‐　ミ:､　　　　　　　　　　　 ´　　　　;
　　　　　　　　　　　 r‐- ミj{ /　　　 ,ﾉ´　　　　　 `＼　　　　　　　 ,.ｘく　　　　 /
　　　　　　 -=　 ^~从　　　V、 ,ﾉ　く⌒ﾞ'　　　　　 __ヾｰ -　　-=七"　　　　　　　　/
.　　　　　　　　 'ﾞ⌒}　　｛＾i´　　　i}　jI斗　''^＾~　　フ'ﾞ⌒' ､　　　　　　　　　 .才ﾞ
　　　　　　　　　　　　′　　}_乂______i}´jI斗　 'く⌒ヾﾞ"i　　　　}ﾆ=‐　　 --- =七ﾌ'ﾞ
　　　　　　　　　　　 {　　 ,√　　　´⌒)_,,.　-=''ﾞ　　ﾉノ______ ノ　{　i:.､_____,ノ⌒´
　　　　　　　　 ,,z廴,.ィﾞ　／{　 /　　/ ⌒ィ'ﾞ　　- ､ ⌒i 　 }　‘, i　./ /ｰ‐ 'ﾞ
　　　　　　　　　 ´　　　　／　,ﾉ　′,:ﾞf笊㍉ﾉ　.／{i　　 ‘,ノ{｀ヽ j ゞ'　{
.　　　　　／　　　　／.r‐ 'ﾞ　 :　｛弋rﾘ｛_,／芍レ'ﾞ　　　､　(_ｧ'ﾞ⌒ヽ　　　　まあ、そうだよな。
　　　　　　　　　　　イ　 ,ﾉ　　　i人从　　　 , ~　ﾞ{　　;　}　　　(／´　ﾉ
　　　　　:.､ ___,. ィﾌ'ﾞ{__／　　,:ﾞ　乂个 r 丶　_　　　,从　/ﾚ'　　 ‘,　{ 　ﾞ　　　　　私たちは昔から妬まれていたし
　　　　　ｰL..　r'ﾞ　　'　　　,. ﾞ　　;　辷ソ､　　　　仏ィﾞ{　　　　　‘,　　{
.　　　　　　　　　 i 　.／　　 ,..　- 辷ソ､〕iト匕　{　　ﾞ:.､ __,　　　i　　.　　　　　やはり魔族がいなくなったのが原因かな？
.　　　　　　　　人 (　　　く　　　　辷ソ､¨´　ﾉ､.乂　　 ,ノ　　　　　Ⅷ
　　　　　　 'ﾞ⌒ 　　 7　　 __}L..,,_　　辷ソ､,､｛ ⌒^´￣｀ヽ.　　　 :　　 Ⅶ
　　　　　　 {　( 　　 ,:ﾞ　　ｱﾞ　　　｀` ､r‐く_)_j　）、　　　　jL 　　 :　　　Ⅵ
　　　　　　乂　ｰ=彡　　　jI斗 -=ミ　　ｰ'ﾞi⌒'く　ヽ　　 .:'⌒,.　　 {
　　　　　　　　フ´　　 __,/　　　　　 ` ､　 .|　　｝　　 ./　 /ｰ‐‐ ‘,　　　 i
　　　　　　　　｛　 r'ﾞ⌒7　　　　　　　　 :L.才ﾞ　　(_｝'ﾞ　ﾞ　　　　　　　　i
　　　　　　乂从　　　　　　　　 :,｣　 }　　　　　　 jｰ≦=- 　 ..,, __ 　 _,ﾉ
　　　　　　　　　　⌒ヽ　ﾞ:.､　　　 .{r‐ 'ﾞ　　О　　　 (_｝
　　　　　　　　　　　　｛¨¨⌒丶 _____j ､　　　　　　　 j
　　　　　　　　　　　　厂　"''ｧ'　 r‐‐-＼　　　　　 (_｝
　　　　　　　　　 /　　　/　　 |__　　　}　　О　　　 }iL
　　　　　　　　　　　/　　　/　　ノ⌒　､j{≧=‐　--=彡'ﾞi}ｉぅs｡.,, __
　　　　　　　　 /　　　/　　 {i　　　　.从ｰ=-　　　　ﾉﾘ　 '⌒h､}i_ﾆ=‐- 　.., _
.　　　　　　　 /　　　/　　　辷=--i'ﾞ⌒V ｰ　-　‐=彡'ﾞ　　　　　ヽヽ　　 'ﾞ⌒｀` .､
　　　　　　 /　　　/　　 .　´　　　 L...　 ,　　　　　　　　　　　 ⅴL　　　　　　　＼
　　　　　　'^＾~ ￣￣￣ ~>'ﾞ　　　　　 ⌒)　ﾞ.,　　　　　　　　　　　　　 V }
　　　　 'ﾞ　　　　　　　／　　　　　　　　人　 ´:､　　　　　　　　　　　　　 } ｣
　　　　　　　　　　 'ﾞ　　　　　　　　ヽ　＼　　　　　　　　 ,√{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {　rv-　ｰ‐　､　　　　　　.ｲ⌒ﾞ'

　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　l 　ト
　　　　　　　 .／　　　　　　　 /　　　　　　　＿_ノ　 / 　＼　　＿＿
　　　　　　　／　　　　|　　　　　 /＿_　　　　　＼＿__／　／⌒＼i:i:i:i:i:i＼
　　　　　　　 |　　　　＼／￣ / /⌒＼￣＼　￣＼　 /　　　ヽi:i:i:i:i:i:i〉
　　　　　　 ∧　　　　＿/＿＿_ /: ＼/＿_/＼}＿__/ 　＼{　　　　　 i￣￣
　　　　　 |　＼＿／　　/: |: : : : :|: : |: : : : ＼: : : ＼:＼＿_)、　　　 }＿__
　　　　　　 /　　　/＿_／: : :|: : : : :|: : :＼￣￣l: : | : : ＼:＼　＼　　　/i:i:i:i:i:＼
　　　　＿_{　　 /__/: : : |: : |: : : : :|: : : : : :_ｨf巧芥: : : : |: : :＼ﾉ ―' ＼i:i:i:i:i:i:i＼
　　　 |//∧ 　 / ∥: : : :l : ィ: : : : :＼: : : : {{:::し::ﾘ ―‐┘: : : ∨}　　　￣￣￣
　　　 |//|　＼ {　 { :＼ /＼:.＼: : ...／￣　ゞ--ﾞ |: : :|: :| : : : : :.　　　　　　　そうでしょうね。
　　　　￣∨ 　 Y￣| : : :＼: :ｨf巧ﾄ､　　　　 ...:::::::::.|: : :|: :| : : : : : :.
　　　　　　＼　＼」: : : : ..〃.ノ:J::ﾘ　、　　　　 |: : :|: :| : : : : : : :.　　　　..　それに政府が魔女を持て余しているのは確かだから
　　　　　 ////￣/人: : : : :{{　乂:ｼ'　　　 _ 　　 |: : :|: :| : : : : : : : :.
　　　　　＼/　 /　　＼: : : ＼ .:::::::　　　´　　　 /|: : :|: :|＞/　￣＼:.　　　　このまま首都星に居座るのは得策ではないわ。　
　　　　　　　　　￣￣ i: ￣「「:..＞　＿＿＿_ ／ i|: : :|: :|　/　　　　　'，
　　　　　　　　　　　 |: : : | |: :|: :/＞"三ﾆ＼Ｖ　i|: : :| /　/　　　　 '，　..　今なら穏便に移転できる。
　　　　　　　　　　 /: :／￣￣)㌻三三三=＼/: : /..| 　|　　　　　 '，
　　　　　　　　　　　 /／　　￣￣￣ﾌ三三三三|: : :| : | 　|
　　　　　 (辷「Y>／　　￣￣￣ﾌ三三三=／|: : :| : |＼|
　　　　　　 |_乙八＿　　　￣￣￣ﾌ＼三三／　 |: : :| : | 　|
　　　　／　/＼/ヽ_/=―-ミ￣￣　 /::>＜　　　l|: : :| : | ＼
　　　 /　 /　　／　　/:::::::／　　／:::/　　　　　l|: : :| : ＼　∨
　　　 |　/　 /　　　 /:::::::/　　　ｉ::::::/ ＿　　　＼: ＼ : ＼∨
　　　 |./　 /　　　　.:::::::::|　　　 |::::::|―　　　　　|:::::＼: ＼ : ＼
　　　 /　∥　　　　|::::::::::|　　 ―|::::┼―　　　　 .:::::::::::＼: ヽ: : )
　　　./ 　 l{::　　　ヽ::::::::、＿‐┼::┼―‐ 　　 /:::＞―-ミ--y―‐､
　　 ./　　从:. 　　　＼::::＼,. -―‐-ミ　　　　 /:::::{　　ｰ=}＿}=ｰ　}
　　/　　　丶::.　　　　／:::::l　　 }::::::＞----＜;;}　　／: :/:＼___}
　　　　　　　　＞―‐＜　 }:::::::l　　　l:::::::::::|　　　|:::::ヽ／/: : |: : : :＼
　 |　　　　／　　　 /::| 　ｌ:::::::l　　　l:::::::::::ｌ　　　l:::::::::l　{ : : :＼: : : :)
　 | 　　　　　　 /:::/　　l::::::::l　　＼:::::::l　　　＼:::::、＼: : :＿/:/＿
　 |　　　　　　//:::/　　 l::::::::l　　　　l:::::::ヽ　　　l::::{￣￣ { 　 Y__　}
　　＼＿＿＿／/:::/　　　 l::::::::l　　　 l::::::::::l　　　ヽ::＼／ゞ‐く_____}
　　 |: :|: : :/: : : :/:::/ 　　　 l::::::::l　　　　l::::::::::l　　　 l::::::::}__／: : : : ＼
105 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/23(日) 17:45:55 ID:h66IL1ib: ::ヽ l　　｀ー-----―‐''⌒ヾ''´￣二¨¨＞zx .,__　ヾ;::::::::::::::::::::::::::::::::::＼　　　　　ﾉ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ
〈´　ヽ､,　　　　 ,ｨ'''´￣　　　　　　￣ヽ.,__　　"'''- ミz=J￣ヽ:::::::::::::::::::ヽ､　／::::::::::::/´￣￣￣￣ヽ::::::::::::::ヽ_
´ ､__ ,.＞　　／　　　　　　　　　　　　　　｀ヽ､　　　　｀¨ヽij　l:::::::::::::::::::::::::ヾ<ﾍ:::::::::/　　　　　　　　ヾ:::::／´
_　／　　　 /　　　　,.:'　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　ヾ二ﾆー;､:::::::::::::::ヾ::::::l　　　　　　　　　　/''´
:ﾌ　　　　／　　　／7 ／l__　　　　　 |ヽ.　　　　 '.,　　　　　､ヽ￣二(:::::::::::::::::::::::::l
:|　　　 / l　　　/.／|ﾌ´ .| i!　　　　　|　l　　　　　　 ',　　　　　ヽ,ヽ￣｀ヽ;､:::::::::::::::ヽ
i!　 l､ .l　 l　　/'' _rｧ==ｧz|ﾄl　　　　ﾉ　.l.　　　　　　 ',　　　　　ヽヽ　＞ ):::＿::::::::::::ヽ
.l, 　｀l　　Ⅵ ｌ　´i/　んr:j/ l　　　ノヽ　　　　　　 ', 　 l .|i､.　　　ヽヽl　＿´　ヽ:::::::::::ヽ　　　　　　仲間を説得するのは楽ではないけど
/7　ﾉ　ﾊjヽl　　　 V;ﾂ'　|　 ,イ　.l　　　　　､　　　', 　.l　l ヽ　　　ヽ',　　　　 l､:::::::::::::ヽ
./ /7 |　 l ,j≦　　　／　　レ´ .|　　l　　　　 .ハ　　 .|　 l　|　ヽ　　　ヽヽｰﾆ　r‐→:::::::::::::::ヽ　　　　やるしかないか。
i/ .l　ヽ | ''.フ　　　　　　　 | i!　　　　　 /　ヽ　 j　 l　l　　ヽ　　　ヽｌ　ヽー､::::::::::::::::::::::ヽ
　　l　　｀く　　　　　　　　　　　 l ﾊ　　　　 /i /　l　 '　　i.i_' 　　 .ヽ　　　l　 l　｀ヽ,ヽ,::::::::::::::::::::::ヽ
　　.〉､　| 　｀i　　　　　　　　　　ヾ|　　　,ｲｱ .ﾌz､.|　　　ﾉil　　　　ヽ　　 l　l　　　l　ヽ;:__,.::::::::::::::::ヽ
　 / 　ヽi､　ハ　 __　　　　　　　 .l　／ |　ｲ　ﾉ　　 .ﾉ .ii!　　　ヽ　　 l　　　　i!　ｰ＜::::::::::::::::::::ヽ
. /　　　　ヽ　ヽ｀'　　　　　　　　ﾉ／　　l |､ l　￣ヽ_ ''　.ハ　　　　ﾍ:ヽ　.ﾄ､_/ﾆ＞ーヽ::::::::::::::::::::::::::ヽ.,_
./　　　　　ヽ　　ヽ　　　　　　　　　　__,.ｨｊtV＝ir'i!　 l 　 /　 l　　　　 ';::ヽ､ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞ー―-ァ
'　　　　　　　ヽ　i　ﾊ　　,.rf=､　_,.ｨ'''´　　　　　 l_ヾ_ ー＜,.=」ｰ-､　　 V:::::::ヾ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::__云=‐'´￣￣´
　　　　　　　 j ﾉﾉ　｀ ´ヾ::::::>''´　　　　　　__ｨｧ-|　　ﾉん;ハ.　＼　　|´￣｀ヽ;:::::::::::::::::::::::≧'''´
　　　　　　　く/　　　　　 Vl'　　　　　　　オ/r＝>;rｧ心,ﾜﾊﾟz|　　　｀ヽ.|　　　　｀ー＝一''´
　　　　　　　　j　　　　,＞ｧﾍ　　　　／ ./::::V//;l､iﾆtﾘヾziり　　　　＼
ー----r=z,／.|　　　.i　／ヽ　　／　 ,'::::::::::代ツｧ'''´ ヽ_｀´　　　　　　ヽ__
　　　 /　./.　　', 　　 ∨　　〉／_,_ 　 /::::::::::::::|　 /　　ヽ;j　　　　　　　　　　｀ヽ、
　　　/　./　　　ヽ　　 / ./ノ:/Y__ノ　 /::::::::::::::::l　　ヾ　　 .|　　　　　　　　　　　　　＞､
　　 i　 ,'　　　　　｀ｰｧ ., '7　　　　 ./::::::::::::::::::i!　　　ヽ　,ﾉ　　　　　　　　　　　　　　　　¨¨ァ
.　　i!　i　　　　　 l　/ /:::l_,.｡ャ≦:::::::::::::::::::::|　　ヽ　ヽ''　　　　　　　　　　　　　　　　　　/
ー＝L_」　　　　　 | / _,'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|.i　　_ヾ,　　　　　　　　　　　　　　　　　 /
　　　　ヽ　　　　　 |/ ../::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ　　｀ヾ､　　　　　 ,　　　　　　　　　　/
　　　　　ヽ　　　　_」'_//::::::::::::::::::::/ ヽ::::::::::::::::::::ﾊ. 　　＼　　　　　 i　　　　　　　　　/ .>､
　　　　　　ゝー'''´　　ヾ::/ヽ::::::::::::ヽノ:::::::::::::::::::::::::ヽ　　　　ヽ,　　　/　　　　　　　　／.／　＼
　　　　　　　　　　　 ,'::ゝ'':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼　　　.|　　ノ　　　　　　　.／.／.　　　ヽ
　　　　　　　　　 λ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼／≧z.,___　　　 ,ｨ=＜／　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|￣￣　l　　＼　　　　　　　ﾊ
　　　　　　　　　　　　　ヽ:::::::::::::::::::::::r‐､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|´ヽ_　　ヽ　　　＼_　　　　　ｿ
　　　　　　　　　　　　　　　ヽ::(　)::::::::弋_ﾉ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i! ／￣ヾ￣　　／｀　　　　　 /

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _､-ｧ_,,..､､､､..,,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　(　　　　　　　｀`丶､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／￣"'＜{　　　＼　　　／￣￣￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　 }＼　　　｀¨フ＼,＿__　　　 /¨`､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 {　　　_､-‐<　｀¨¨¨¨´　厂'，::.:＼＿〈＿／￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 {　　/ 　　 }　　　　_､-ﾆ::. |ハ::.::.::.V/＼　　{　　 }
　　　　　　　　　　　　　 {⌒＼′　　　}＿､-ﾆ :.: /::/::|::. |::.::.::.::V/∧　｛　　ﾉ
　　　　　　　　　　　　 V /八　　　厂.::.::./::.::/イ::./L八::.::.::.::}:ｲ::.}　 Lイ
　　　　　　　　　　　　　　〉/ノ＾，　　{:|.::.::. {_／~￣~"　　"~￣~"|:: }　　　)
　　　　　　　　　　　／厂　　＼_ﾉ |.::.::.:/　斗＝ミ　　斗＝ミ:: }　／
　　　　　　　　　　　 ///＾＼＿,.､-ﾆ¨|::.::. l:〈 VLリ　　　　VLリﾉ::. l厂　　　　.　そうね。
　　　　　　　　　　＼{　　{ﾉ.::.::. /＼|::.::.: l:: ｀¨´　　　　ｊﾉ¨´　{::.::ｌ:. ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　／.::.::.／.::.::.l|::.::.::.|:l　　　　　　 ´　　　八::|::ｌ＼〉　　..　面倒だけどやるしかないわ。
　　　　　　　　　　　　　　　／.::.::.／ .::.／ l|::.::.::.|::l＼　　　‐-　　／|:: l |::|:
　　　　　　　　　　　＿＿／.::.::.／ .::.／ .: .:l|l:.::.::.|::.l　¨ﾆ‐　,_　_,.イ::|::.|:: l |::|:l:　　　　　宮仕えの辛い所ね。
　　　　　_､- ''"~￣ .::.:.::.::.::.::／ .::.／ ..::.:／l|:＼: |::.|-‐…‐-ｒ-}＜jﾞ人:|l: l∧!八､
　　＿／.::_､-‐…ァ／.::.::.／ .::.::.::. ／／.::.八 : |＼八/⌒＼　＿ﾋ'＿,八｛{} {r‐…<
￣＿,;;.:／⌒¨¨¨´.::.::.::／⌒¨¨¨ア:／/.::／￣＼〈∨ /＼　}｛/⌒ヽ＼ V 人ニﾌ }＼
￣　,／.::.／.::.::.::.::.::.::/　　　／／ ,/／　　　　＼V〈＿__ｿ⌒＼_,ﾉ､　 } V{::.:＼,ノ､::.:＼
　 ,/ / ./.::.::.::/.::.::.::. |　　　 /.::/　 /'゛　　　　　　＼::.::.＼＼/　　　＼}　ﾟ{::.::.::{　 }＼::.::＼
　 {:/　 |.::.::.::.| .::.::.:|: |　　　:{.::.{___/ 　　　　　　　＼::.::.V∧ｌ　　　 V/{::.::.::{　 L_ハへ::`､
　 {l 　 :|l::.::.::.| .::.::.:|八厂￣⌒　　￣~"''-　.,_　　　　　　‘，:: V: }:　　　　 Vｌ :: /{　　｀´　　＼`､
　乂＿!l::.::.: | .::.:: 乂｛＼「￣＼　　　　　 ~"'' -　　　‘｡::.::V}　　　　　｝ /: ′ 　　　　 l ﾍ
　　　　八::.::. ＼::.::.::.::{　　＼＿＼＿　　　　　　　　 }::.::.:ﾘ､＿､-‐‐7:/::/　　　　　　　ﾉ＼〉
　　　　　＼::.::.::＼::.:: ＼＿／￣　　＼　　　　　　　 }: ／　　 . ＼/:/::/　　　　　　／　　ﾉ
　　　　　　　l::.::.::.::.)／￣)　　　　　　 )　　　　　　ｒ‐‐＜r‐‐‐､　　 /∨＞'⌒Y-‐へ／　　ｲ
　　　　　 ,ﾉ::.::. ／＼　＼　　　　　　(ﾆ⊃　＿＿_｛ {_>　<__｝八　 { 〈}　＜l　| 　　　／　|
　　　　／::.::.／　　　}　　　＼＿＿__／¨¨¨´　　 /八_／＼_／　＿／＞へ＿ﾉ＼＿_／＼　|＼
106 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/23(日) 17:46:27 ID:h66IL1ib: 　　　　　　　　　／::::::::::::}　　　　＼::::::ヽﾚ'／　ヽ、
　　　　　　　／::::::::::::::::::!　　　　　　}＿／　　　　/
　　　　　　 , ´:::::::::_,.＞へゝ-───ﾍニヽ、　　　' ､
　　　　　 /:x=:::´／-─‐ヽr⌒ー‐==くヽ:::::｀丶、　 j
　　　　／:r─ｧ'´　　　　　　　＼　　　ﾊ　＼::::::::｀ヾ、
　　／:／｀Y　　　　､＼　　＼　　ヽ、 }:::::::::::::::＼　　　　まあ、会長が抑えてくれたから、これまで人間と共存できたけど
　,..:´::::{＿// 　　ヽ　　　＼＼, ＜´'、｀､　'.｀ヽ、::::::::::/
/:::::::::r'´ / l 　　戈ト､＿_, x千ﾃ夊＿ゝ　'､　',　〉:::::::/　　　　　私たちは異種族だから、問題が起こりやすい。
::::::::::::'､ / 小　　! rﾁ万　　ﾋぅり　ﾊ }　ﾊ　} /::::／、
ヽ::::::::::::＼{|　ﾄ､ '、ﾋり　、　　　 "ﾉ　l|　i、ﾄ､/::／::::::::＼
　｀　､::::::'|:7|　＼''､　､,　-っ／ｲノ　} V　｀ヾ、::::::::::::｀
　　　 >::-/ |　f´　 {＞￣-彡イﾑ　ﾉ /　　　　Y}}::::::::::
　　　 /:::イ　ﾉ　ﾄ､　 '､::ヽ、-=／/　　／ /´　　　}] ト　､::
　　 ,'::/::{　{　人　　ヽ:::｀ー‐:':{　　 (ゞｲ}、　　 ,　 j
　／::::::::::＼ヽﾍ　　　_}::::::::::::ﾟo｀ー‐ イ　￣｀ヾ_ノ、
/´:::::::::::ノ／くrﾍ乙こてゝ:::::::::::::o::::ﾟ:::ノ　、｀ヽ、　＼ト..､
:::::::::::::/ /　　　　ヽ　　　ﾊ:::::::::::::::::::／　　ヽ　　　　　 V}}:
::::::::::::j /　　　　 /´ト､　　＼ー‐ ´　　　　　}　　　　 ∨
::::::::::〈 {　　　 //　∨ヽ、　ﾄ､　　　　　　 /　　　　　　 Y
:::::::::::j　'.　　　 { {　　 L　　　　ヽ　　　／　　　　　　　　}
:::::::::::ヽ｜　　　ヽ、　｀　､＿_／ヾ　　　　　　　　　　 l
::::::::::::::} |　　　　　　＼　　　 '､　 _ノ　　　　　　　　　　 /

　　　　　　.／　　　　　　　　　　　　　　　　　>､ヽヽ
　　　　 .／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼}　∨
　　　　/　　　　　　　　　　　,,＞‐- ､　　ﾄ､　　ノ　.|
　　 .∥　　　　　　＞､＿ゞ:::::::::::::::::＞､∧　￣　　　/
　　 .∥　　　＞:´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ＿>､＿_ ／}
　　　r‐､,.　 /:::::ｉ:::::::i:::::::::::::::::ｉ::::::::::::::::::::i::::::!:::::',＞､/ニ!
　　 .仁/ ／ｉ:::::::| __⊥-‐'::::::::l::::｀ー|-ﾆ:i__i::}:::}:::>､￣ヽ　　　　会長も私達に付き合って惑星マジークに移住してくれるわ。
　 x.´　 j .i:::|:::::::|∧/　ヽ＿__|ヽ＿_ﾄ､__」::::::|./:::::| ＼／
　　.｀>ィ　ｉ:::|:::::::| .xぅ云x.　　　　 xぅ云x..i:::::/i::::i::! <_　　　　　文句を言う訳にもいかないわ。
　　...＞ﾍ |:::{:::::::|《弋::ソ　　　弋::ソ》i/::i::::::ﾄ.|!＜
　　　　 .ｿ::八::::|　　　　　　 ,　　　　　　 ∥:i:::::::|::',∨
　　　　ﾑ::i:i::＼,',/!/!/!　　　　　　/!/!/!.ﾊ::i:::::::|::::',::＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そうだな」＞魔理沙
　　　　ﾑ:::|::|:::::::込　　　　-―‐　　　ｲ::::i::::::::|::::::',::::::＼
　　　　ﾑ::::|:::|:::::::.ﾏ:::>､　　　　　　　　< ﾑ:::ｉ::::::::|:',:::::::',.:::::::＼
　　　　::::::|:::::|::::::::::ﾏ::',:｀l　‐---‐　l´::::::|::::i::::::::::|::::',:::::::',.::::::::::＼
　　　/::::::|::::::|::::',:::::::ﾏ__|≧s ._ s≦¨∨.|:::i::::::::::::|-‐- ､:::::',::::::::::::::.
　　 /::::::::|::::::|:::i:',::::::::ﾏ　　 /v'＾､　　｀|::.ｉ::::::::::::|　　　ヽ:::::::::::::::::::',
　 ../:::::::::i::／|::i:::',:::::::::ﾏ　/　ﾄ､　ヽ, 　|:::::::::::::::::| 　　　 ∨::::::::::::::ﾑ
　 /::::::::::/ 　 |:i::::::',:::::::::ﾏi＿i;; ;;ﾄ､__lヽ|:::::::::::::::::|　　　　 ∨､:::::::::::ﾑ
　/:::::::::::i　　.|::::::::ヽ::::::::::}//' ;. ;;ヽヽ .|:::::::::::::::,'　　　　　 ',　ヽ≧s.ﾑ_
_/:::i:::::::::|　　　＼::::::::::､:::::|/;' ;; ';,　ヽ-ｉ::::::::::::/　　　　　　　　',　　　　　＞､
ｲ::::i:::::::::ji　　　　＼::::::＞‐┐;　'; ''' ,, |::::::::::/　　　　　　　　　　　　　　 >､
.|::::i:::::_::j.i　　　 <￣vﾍ＿_」;　　';　 ''.ﾄ､__/-┐　　　　　　　　　　　　　　ヽ
..|:::y´ 　 iヽ　　　　｀-<::::::}＞､　　';,　　ゝ,!_ﾄ､_.ﾄ､　　　　　　　　　　　　　　　／
　'/　　　.i　ヽ　　　/　<￣i--┘　 ;;　　;'{:::::::::>､　ヽ＿　　＿ _　ノ　　 ,r‐´
／　　　　i　　ヽ　.ﾍ,.　└<::::｀ヽ。s≦　;;　l_￣｀iー‐ ＼　　_ 　　､-v＞゛
107 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/23(日) 17:47:01 ID:h66IL1ib: ::::::::::｀ヽ､
::::::::::::::::::::ヽ､　　　／.ヽ
::::::::::::::::::::::::::::ヽ.,,.' 　　 ',
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.｀ヽ､:::::::::::」　　　　　　　 'ヽ.､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::,..'
　　.｀Y¨´ l､ ,ィフ　　　　　　）::::::::::::::::::::::::::::ノ
｀ｰ　　l　　___>､_　　　　__,.xz≦::::::::::::::::ｨ≠ﾆﾂ
.＜＞　>::::::::::::　￣三三≧≠=＜>＜ひ´¨´
　　　ノ::::::::::／≠.二_.アｱノ｀ｰ‐'　¨.ヽ¨´ヽ
ｰ一::::::::::／|＿.ソ.　ヽ　　.､.___ 　　　 ',　　i
::::::::::: ／ |r>.|　| _,ヽ　　ﾊ　l.|､　　　　　l　_.l
::::::／7riJ －i‐ l　　lハﾉ .l＞fヽ　　　 V¨ｰﾆー､　　　　　　魔法協会本部を惑星マジークに移転させるのは分かったが
アハり　:　」ｨz≦|ヽ　　´.i!:j｡lﾉ　ﾉ　 i!　 j　｀ヽヽ
ｰ Y´　ｉヽ ∧弋シ　　　　 ¨　.lレ'､/V ＼　　　 .l　ヽ　　　　魔法女学園まで移転対象なのか？
.i　 i.i　 i. 　ヽＯ￣　　　　 ; 　ﾉ_ヽi____　　｀ｰ- _j　 ./
│ l,ｲ　ヽヽ＞　　　 _ _　／　ﾏ≧ ﾊ　　　　　￣ミ=-､
,ﾊ .l .l.　　＼ .＞z.,__　　／ヽ　　｀ｰ-rミﾐ､　　　　　｀ヾ､
::j　i! :ヽ.　　 .＼.　ｱヾ¨i　　 ',　　　　ヾ;tiﾂ､___　　　　　　ヽ
ﾉ .ハ|　｀ヽ　　＼ｰ一ﾌ､　 i　　　＿〈ヾ),.-.､￣￣¨ ヾヽ.i
￣　ト､　　｀',　　ヽ,ィ ',:::l.　,'　　ヽ　｀ヾr'　 / ｀ヽ､　.ノ　ヾ
　　 .ﾊ　ミ>､ﾉ　　　/ ﾉ　l:::i .∧　　　〉　イ=r､ .l_　　｀ヽ.　　ﾊi
　 .l.j::::l　 .才　　 .ﾉ¨　　.ﾄ:ヾ|　　　 ∠__´ .l .l r-≒､　　　ヽﾉ. i
　　i::::::〉'´　　／　　　　」 ::ヽ　　　　　ヾ　　.rヽ　　〉.　　ヽﾉ
　　 i::/　　t'ー...__　　,.イ::::::::::＼　　　　ハ　ﾚ/　 /　　　 .l.l
　,イ::i!　　 i:::::::::::::::｀:´:::::::::::::ﾊヽ::ヽ　　　_ノ　/¨ ／　　　　 ji
¨/::::::::ヽ　｀ミﾆ:::::::::::::::::::::::::｀ｰ'::::::;　　　 /ノ.／　　　　　 /ｲ　､.
/:::::::::::::::｀¨¨¨¨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/　　　　,.'　　　　　　 /　l　　ヾ:､
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　　　　　　　　　　　　　　　　,ｨﾍ　　　_,.ｨ≦￣　￣｀ヾ''¨¨¨¨¨¨'''''''ヽ､
　　　　　　　　　　　　　ｰ､　ヽ::::ヽ／　　　￣　｀ヽ､　　　　　　　　　＼z
　　　　　　　　　　　　　ゞ:｀'':::::::l´　　　　　　　　　　　　　　＿__　　　>ヽ､
　　　　　　　　　　　　ヽく｀ヽ::j z　　､　　　　　　　　　　 /　／　　　 l::::::lヽ、／ヽ
　　　　　　　　　　　　く:::j___,.ｨヾ　､.ヽ　　　　　　　　　i!　 i　　　　　i:::::ﾚ'':::::::イ
　　　　　　　　　　　　　　　ヽ:ri! ｀ヾ'､　ヽ._　　､　　 .／　　ヽ　ー-､__,. /::::::::::／ヾi!
　　　　　　　　　　　　　　　　Vヽ　　＞ー≒z=-T≠≦z___ ,.＞z＿,.ノ (::::::彡　　　 i!
　　　　　　　　　　　　　　　　しヾﾚ≠¨¨彡､__|''´ﾉーzｧ　,.__´彡≠zt､　l:::::i こ__　　ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　ワ'::::::::::::::::i:::::::::｀´:::::≦::＜::::｀ヾ>　し≠≧z__､　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　 i::::::i:::::::::::::i:::::::::iヽ:::::::ヽ､::::>､:::::::｀':::'´>　ｋ´''ー--ァ
　　　　　_　　　　　　　　　　 i:::､:::i!:::::::::::_」_ﾊi! ヽ:::::::く´｀ヽi!::::::::::::::≠zフレ___／
　　　　くfｱ¨ヽ,　　　　　　　　　ヾヽ::::i !::::::代ﾐzﾄ　ヾ>､:>rｨ示l::::::::::::::::::::::::::::l''´　　　..　魔法女学園の教員は魔女でないと務まらないから
　　　　　ゞ, j´z｡.,_　　　　　　　　　　ヽﾍ::::ヽ,｀ﾟ　　｀ ´　ゞ=''¨i:::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　ヾzｧ　｀ヾｬ｡.,_　　　 _ィ≧＝=ヽ::ヽ､　　　　　　ノ::::i!:::i::::､:''::ヽ:::::ヽ　　　　一緒に移転させるべきだと判断したのよ。
＿＿＿＿三i!　　　　l ー '一'''¨´　彡　/≧.　＞､｀ｰ　 ,＜::::::/＞:::::｀::::::::｀:::::ヽ
　　　　　　　i!j　 ji!　/ ' 　　 _,ｨ彡''　＿ ,.／i!ヾ＞:ﾐ=≠''ノ／::／　　｀ヽ::::::::::::::::::::ヽ,
　　　　　三彡　ソ/　　　 ≧''´／≧ア¨¨i:::l ヽ::ｱヾ::::ヽノ:::::/　　　　　　｀ヾ､:::::::::::::｀ヽ､
　　　　　≧≫=　　.ﾚ　　／ｲﾚ::::ﾚｱ /　　/i:l l. >ｲ >::::X::::i::ヾ i　　　､　　　　i!ヽ::::::::::::::::｀ヽ､
　　＿≧彡i!´イ　　i!　く　 l:::ノi!'/¨/￣ / j::i .;';¨¨Yi>ナl´i:!V .i!　　　　ヽ　　　　　￣＞>≒ｧ::::≧､__
￣　　　´ . こ　i! 　 i　　　 i!:::i i!　 ,'　 ./:i j:::ﾉ;:,'　 ,'::::iﾚ i::lﾘ　　i　　　　ヾ　　　　 /　　　ノ>ヾ>､::::≧｡.,__
　　.／　　　<　 i　　i､　　 i!::::!.l　 ,'　./::;:i!/ /7ｰ./::::::i'' .j:::l　　 i!　　　i　　 ''　　ヾ､''　／く　イV i ﾊ:::::::｀ヽ､¨
.／　　　　　へi　　　ヾｧ_」:::::i!l　 ,'　/:/ .ｙ /::;　ｦ::::ri::l /l:l .l　　　　　　''　　　　　ノ''　iｰァV¨¨' .i! V i!::::::::､::::｀ヽ
　　　　　　八　　 .,...　V::::i! l.　,' ./::/　i /::,'　/:::/ i::l　i:!　　　 i　　　､　　　／　rｧ ''　i! ﾖﾒ　ｱi!　J::::',:::::ヽ::::::
　　　　,...ィ:´:::::｀´ﾌ≒ｧ/:::::iﾚi　,'　,'::,' 　 ,':::;'　,'::,'　l::::l　i!　　　　　　　　､／､　ﾗしi!_ノヽ　　ﾌ　ヾi! ::::',::::::ヽ:::
_,.ｨ≦´:::::::::::::::::::::::::i!:::::::::::::l　i .i　,'::,' 　 ,':::;'　,'::'　ｌ:::::l　 l　　　　　　　／ヽ／ i／ｰ''　　　.＼　　しj:::::::::',:::::::ヽ::
:::::::::::::::::::::::::::::::::r､:i:::::::::::::i! .l　l .l::::l 　 ,':::;'. ,j:::i　ﾉ:::::::l　 |　　　　　 /　　./　 i!:::::::ヾ　　　　　ヽ /:::::::::::::::',:::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::i!　｀ヾｿ¨,ｱ l　.l l::::l 　 l::::i! ;'::::i くﾊ:::::::l.　i!ﾆ　　　ﾉ　　 .i! ／:::::::::::ミz　　　　　｀ヾ::::::::::::::､:::::
:::::::::::::::::::::::／:::｀¨ｱY傘イ　l　.l l:::l 　 l::::i　.i::::l　 _」:::::::l　|匸ｰｧ=''’　　/　l:::::::::::::::::ヾ;z　　　　　　　ヽ::::::::::::::::
::::／:::::::／::::::::::::::i!:::::::i!:::i　i!　 l.l:::l　 .l::::i　i::::l _,r¨''ァｰ>´¨i! .く::W∧A i!__」::::::::iヽ::::::::::i!　　　　　　,.ィ''::::::::::::､::
/::::::::／:::::::::::::::::::i!::::::::::::::l　l　 l. l::l　 l::::l　l::::i!　ヽ,イ¨ヾ¨¨i　　 .>ｱ　ノ::::::::::::::i!:::ヽ::::::i　　_ イﾍ∧::::､:::::::::::::ヽ
108 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/23(日) 17:47:33 ID:h66IL1ib: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼＼＿/　　　　　　　　　　　　　 /
:::::::::::::::::::::::::::::::r 二二二ヽ､:::::::::::::::::::::::::::::ヽ／　　　　　　　　　　　　　　　　 /
:::::::::::::::::; -'"゛　',　　　　ヽ　　｀ヽ､:::::::::::::::::::::::::＼　　　　　　　　　　　　　　 /:::
:::::::::〃＿　　　 }　 ,　-'" /　／　＿ヽ、:::::::::::::::::::::::ヽ　　　　　　　　　　　《:::::
:::::::::‘，　　　｀ヽ／　　 /《　´　　ト､　　｀ヽ　、::::::::::::::::｀ヽ　　　　　　　　／＼
::::::::::::‘，　　〃　　 /　　ヽ _　　ヽ／＼　　　　　゛'‐ ､::::::::::::゛'‐　　　　　 }　　　ヽ
::::::::::::::::}ヽ　/　　　/　 /　　/ 7￣　　　　｀ヽ -------ヽ￣゛'‐-- ゛'‐ ／､
:::::::::／　　　ヽ　　,′ /　　 i　l!　　ヽ＼ --- ＼　　ｌヽ　/　　　　　 --ﾆ＼ヽ__　　　　　確か魔法女学園はまひろが取り仕切っていたな。
:::::《　　　　　　', /　　i　　　l___l　　 ',ゝ'　斗＜､　 | | ゝ--t- ´　＼　　　ヽ
:::::::＼　　　　 / !　　 !　　'l ﾘ__ヽ　　ヽ./斧::::::彳　/ﾘ　 / /　　}　 l|ヽ ∠＿＿　　　　　あいつは古参の魔女なのに
::::::::::::::ゝ___ノメ ‘，　 {',　　〃坏ヽヽ､　',弋::::ソ} /　／ /　　/　　!
::::::::::::::::l　　/　　ヽ　 ', ヽ　｀　弋ｿ　 }ノ　　　〃　　イ　 //　　/　　＼　　　　　　..　教員をやっている珍しい奴だな。
::::::::::::::: !＿′　　　　｀ヽ､｀ヾ､　　､/　, 　／　　イ　i　〃 {　　{　　　　　ヽ
＼:::::::::::::::::｀ー- ､　　　　ヽヽ　　一　　 /　／ヽ　ヽ{　 ‘，　‘，　　　　ヽ
　　ヽ ::::::::::::::::::ゝ-ﾉ　　　　　} ﾉく　＞ _ ≦二ﾆtヽ　}--､｀＿‘，　｀ヽ rー―
　　　　　｀ヽ≦／　　　　 /　/　 /―/7￣　　　/:::〃/￣　　　｀ヽ、　　　ヽ
　　　　　　　〃／　　／ r ゝ/ ノ::/} /　　　　/／{::/　　　　　――ヽ　　　　ヽ
　　　　　／　 ′　　く／ゝ - ヽ/　/　　　 /::::::｀ヽi　　　／　　　　 ‘，　　　 ‘，
　　　　八　 /　／　 _- く　r≠、_ }　__ --;;_::::::::::::|- ￣　　　　　　　　ヽ　　　八
　　　　{　　　　〃　　 }:.:.:./ {:.:.:.:.〃￣::::::::,'　 }:::::::/　　　　　　　　　 ‘，　 /
.　　　 i!　　 /　　　　ゝ′ ＼ノ:::::::::::::::::::ゝ::´:::::/　　　　　　　　　　　　 }　/
　　　　ヽ　 i　　　　　 /　　　ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ　　　　　　　　　　　　　 /〃

　　　　　　,べ( 　　　／
　　　　　　|　　ヾ、　／　　　＼
　　　　. ／ヽ　　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ′
　　　　/　　　　　　　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　/＿ __
　　　　~＾^`＞.__＼ . . :∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 Y〈　　　{
　　　　　　/　　｀ヽ: ://∧　　　　　　　　／　　　　　　　　　　,仆j匕´￣ ¨ヽ
　　　　〈　　　　　＼/⌒ヽ　　　l|　　／　　　　　　＿／　　　 /^ヽ　/
　　　　. 　＼　／⌒こ>、_丿　　ﾘxイ　　￣ /^;⌒＼　/⌒ヽ　　/_;_;_;ﾚ′
　　　　　　　／. : ／／　个、 ;／　丿　 _＿'/;_;_;ヽ＿У;_;_;_;_;{_／ヾ}　　　　　　魔女は魔法を研究するのが本分だから
..　　　＿／　　　／　　　　　厶　　,イ⌒ヽ._/　　　　　人:_斗ﾊ　　　 l|
　　　＼　　／,;;⌒＼　　 /;_;_;ヽﾉｌ : . ﾉハ{| 刈、　/T７ヽ!　i: 　　 l|　　　　　　教員になって後進の育成する者は少ないわ。
...　　　　} 　,＜／_;_;_;_;_;ヽ／: :: ﾘ. .. .}ヽ(:/　　ﾚ'　｝ /xｆﾃ斥冫| 　　 .:ﾘ
　　　　　ヽ/　　　　　　　/|: :: :: : . .. .l|そ笊で~`'　 l/　じｿ　{:l.| . . .: /　　　　　　　教員だと研究員と比べて給料が下がるという問題もある。
　　　　　　　／~⌒　.| : :: .: : : . ll. 込じン　　　　　　　　川ﾉ . .:/
　　　　　　　　イ　　　　 | : :. .. : . . l|　　　　　　　｀　.ｲ.:|: . ,イ　　＿_　　　　まあ、『教員が少ない』と言ってもいないわけではないから
　　. 　　／(　｝　　　　　.| :. . 　 . 　l|　.、　　　　っ　 .イ　: 八(. .|　 ,イ州|
　　.　　　{　　＼　　　　　 | . 　 : : :　ll 　＞ . 　 _ ィ´. .l:| .／ : 　 :| /　|{ 州|　　　　教員不足で困るほどではない。
　　　　 {′　　ヽ.　　　　i : : : . . . .:ll／)　ヽｊ: : . . }　　ﾘ/　／　　: ′ || 州|
　　　　　| 　　 / . . . ./ 　|:: : : : : : : ll　(　　 }: : ／／/ : 　: :: ::／　　 l| 州|
　　　　　　　　　　 | : : : :: :. . ||ノ______|/彡イ／イ. . . .／　　　　l| 州|
　　　　　　　　　　 | : :: : : :: : ll;ﾆニﾆ/／: :　. .　. . ／　　　　ヾ.州|
　　　　　　　　　　 | : : : :: :: : l|; `ー ′　: : . .　／　　　　　　）州
　　　　　　　　　　 i　. : 　　ﾘ　／: :　. .ｒｘ≦三三三三三三ニ　　|
　　　　　　　　　　 |. :　　／／: 　 . .／|三二ニﾆ≠≠ニ二三__／
　　　　　　　　　　 |　:　／ :／　　. .／　／￣￣￣￣￣￣￣　／
　　　　　　　　　　　　　　乂イ　（　 . . ／　／　　　　　　　　　　／
109 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/23(日) 17:48:06 ID:h66IL1ib: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　-._
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,. ＜ﾆニニ｀､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 , ＜ﾆﾆニニニニニヽ　　　　,.-､
　　　　　　_　-―-　_　　　 _,.イニト､ニニニニニニニ,. ┐,.イﾆ,ﾆゝィ/
.　　　／ﾆﾆニ二二＞イ　￣"'!　 `マニ二二二／　 !ﾆ二/　｀´
　　　 'ﾆ７´　ヽ￣‐=ﾆニ＞､　　.',　　　＼ﾆﾆニ,.'　　　 ;ﾆﾆ/＿_
.　　　　{ﾆ.!　　　;　　.{ 　｀　､＼､ﾉ　＿　ヽ- /　 _,.　.ﾉマｲニニニヽ
.　　　 ',r}　　　乂＿｣, ,.　 -‐.）　＼､ ` ー-｝　.） ´　　　}ニニニﾆﾆ/､
　　　　 } ￣ ´　　　 ,./ ;　 ,(´　 '"　_ ＞-===＝=-　＿,ｲニニﾆﾆノ　 }
　　　　　ゝｰヽ-‐　 ´ {　!　:.ハT ｰ'" ヽiノ `‐=ニニニニニニニ／´ﾊﾉ
　　　　　　　人. _,.ィ八　、.{ ,.- ､ゝ、　 }ィ弌ゝ.}ﾆﾆニニニ＞"‐,ｨ./ ┘　　　古参の魔女は何だかんだいって研究馬鹿だから
.　　　　　　　　　　 ; ゝ、ゝ_ヾｿ　 )ノゝソ人_,. ┬ー'" ＞.／ｰ'
　　　　　　　　　　　 i .;　i ;　、　ヽ　 ,　ノイ　ノ` T´ {｀´ '　　　　　　　　まひろが教員に回ったのは意外だったな。
　　　　　　　､　　ﾉ , ハ{ 　ゝ ._ `　　　イ! '´ .}　!　:.　 ,　 {
　　　　　　　` ｰ- イ　: ヽ、　〈　T__´ィﾞ./ '"ﾉ:.　l　 :.　、 ',
　　　　　　　　　 ;　　;　,.ヽ　}ｿ､　 _, { {,. イ＞- ､　､　ヽ　､　,
　　　　　　　　　　　 ,　_ ／　!_りﾉイ`　､(Y ﾉ ‐〈　　丶　、　 __ノ、
　　　　　　　　　 , '"　　　,.ｲニ二{　-=(_{=-　ﾉ　　　　｀　ヽ　ヽ
　　　　　　　　　 ,.ｲ,　.i　 ,ｲニニニ{,. イ　: !ゝ_,}:.　　　 .{;　ﾉ､　　､. ヽ
　　　　　　　　　 ,　ﾊ　;　.{三三三三/,'{ 　八ﾆ',.ヽ　 :､　､,ｲ　　,　　　 '
　　　　　　／　＞、 ._ 'ニニニニゝ､ヽ　; ）ﾆ/ハ.__.ノ／､　 }　 .;　　}

　　　　　　　　　　＞==≠￣￣　＼　ヽヽ
　　　　　＿　／　　｀"　　　　　　　＼}　}　__
　　　　/　　 {　　　　　　　　 _r-z-ーイﾉ　　ヽ
　　　〈　／V￣￣ヽーｲ￣　　　ヾ-イ＼　　〉
　　　 Y　 ./ｨ-‐-z　〉　 |＿,　ｨ-ﾏ)　　＿_ゝ-ｲ
　　　イ　__ ,ゝ!::::::::::i/＿__ゝ::::::::|:::::ゝ‐イヽ_＞＼
　／ |＜/:::::::l:::::!:::::::|::::::|:::::::::!:::!::::/:::::}::::::::ト-‐'"7　　　　というよりも古参の魔女と関わるのに疲れたんじゃないの？
　ヾ__／ｲ:::::::|::::::!:::::::!:::::l::::::::ﾉ:::!::::!::::::j::::::::ﾊ＿ノ
　　　⌒ i{::::::::iイｨテ示ﾐ￣　ｨテ示ゞ/:::::::::ﾘ::ヽ　　　　　　彼女たちの相手をずっとやっていたから無理もないけどね。
　　　　　{!::::::::!ヾ　ゞﾝ　　　　ゞﾝ ./::/i::::ﾉ}:::::ヽ
　　　　 /V:_;_ヽ::ゝ　　　､　　　　ｨ:/::::!／:!:::::::::＼
　　　　/::::!::::::ヾ::ヾ、　　 -　　／::::::::::::::::|::::::::ヾヾ..、
　　　 /:::::|:::::::::!:::::ヾ:＞､ __ ,,ィ:::/:::::::::/:::::::|:::::::::::ヽヾゝ
　　　i{ /:::!:::::::::::::::::rーj、　　 _ィ':::::::::::/::::::::|:::::::::::::::} 　ヾゝ
　　　.V:::::|:::::::::::!::::::!　　＞＜　 !::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::}　　 )::}
　　　 |::::::八:::::::::::::八　 /.,.,.ゝ　!::::::::/:::::::::::j＼::::::::::;　　/:/
　　　 |::::::{:::!:::::::::!:::::::V.,.,.ハ.,.,Y:::::::/:::::::::::::/　ヽ::::::{　／
　　　 rﾍ／ヽ::::::::ヽ::::::ヾ.,人ヾ/:::::::!:::::::::::::/　　　〉;;;;!
　　　〈/＼　ヾ:::::::::::::::::V　 V::::::::::::::::::::::/＿／iソ>!
　　　 {＼/＞-ﾍ::::::::::::::::}....i...!:::::::::!:::::::::ｨt-f＿)／!:::|
　　　ヾ:::}へ__!__ゝ:::::::::ﾉ....|...ヾ::::::l::::::ィ-z_,ソ　　 V
110 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/23(日) 17:48:38 ID:h66IL1ib: ）ﾍ　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ_　ヾ　　_　　　　　　　　　　　　ﾍゝ〕
ﾍｒﾍ　　　　　　　　,　´　　　　　　｀ーヘ　 Y´　　　　_　＿＿＿＿＿__,.}ソ
ﾆてﾍ　　　　／　　　　　　　　　　　　 }´ﾍ.__　イ三ﾆ=三三三｀ﾆﾆ-､ヾ
三ゝﾁ＼　／　　　　　　／__,ｨﾆ升;;ｨ‐チ´_＿＿＿￣｀ヽ三三三＼
三三ゝヘ｀ヽ　　　　　　／三;＞'´＝‐-､　 ´　 /´＿⌒＼ノ_}三三三ミ､
三三,イ´ゝてﾍ　　　　　イ;:イ´　　　∠´￣ﾞ7ｒ‐Ｌ）、＼ヽ／ソ〉三三三ミ:｝
ﾆ:／　　　　｛ｒ,ﾍ.___＞彡イ _入　　_／　｀ｰ┴'　　　｀ヽl｀ヽーナ三三三ミ:}
ﾞ〈　　　　 ,　＜）},_ｨ{´　　ﾉ´　　￣　　　　　 ',　　　　　　ヽ三三三三三ミ/
　∨　, イﾆ, イ｛_ソ｀ー'`＝―-　,ハ __,, 　　} 　　　 :ヽ　ﾍ三三三三:／
　 }／ﾆ,:イー’ 　　　 /　／ /／-　!　　　､,/_, -‐´ 　　:}　 }三三ﾆ:／
／ﾆ:／_}　-‐一'　　　{,ｨ乍卞.〒ミ: |　 ,イｨ―_ ,_| ヽ　　　|　 |三ﾆ／
ﾆ／ｊ´_ﾉ　 /　　　　　升':::::::::ﾟrｊ /　ﾉレ' ｿｲ:::乍Y从 !　　 ;　/=-'´
Ｌｿ|_ノ　 /　　　　　＼｀と壬サ′　　　　ら::ｊｿ|ﾉ　!　／., '
ノ　/　　　　 /　　ヽ＼ヽXXoﾟｘｘ　　　ゝつ / :| :|／i／　　..　あり得るな。
　ｲ　　　　　　ｌ　ﾄ､　 'ハ}　 ij　　　　 '　　XX|　:|　　iλ
/ {　　　　　 | 　　ヽ　',　　　　　＿ _　　　　ﾉ | ｌヽ　i　',　　　　というか、あいつロリコンになって
三ﾐ｀ヽ,　　　 ',　　　∧ }､　　　´　　｀　　イ　 !ﾉ :|ノ　 :',
三ミ/　）　　　　', 　｛　|ﾉ_ `ヽ､　　　 , ＜　 !　/ｰ-､ヽ　 ',　　　子供に手を出したりしないか？
ミ／⌒　　　　＼　'､　　｀ヽ､:'｀　 ´　ﾉ　ﾊ/　　ノ | ヽ　}
´　（　　ハ＼_　　　＼､二ｱ　　＼　ゝ-{　ハ {r‐-､__ﾉ　}　}
　　　ヽ　 ',）｀二―-､ヽ　｀ヽ､　／ー-､＼__ ｀　ヽ}　　_ﾉノ
　　/　}　　《 )　　　　_}ﾉ　　　ゞ’)ﾐヽ　　 __（　ヽノ :X´
_／／　　〉、彡ﾆ----､‐-　、_}ヽミヽ {::::::｀ヽﾍﾉノ--‐､
　 /}　　　　/イ三三三三三ヽ､　　ﾉ＼ﾐ{:::::::::::::ﾍ__ヽ＿　＼
／/　　　　{三三三三三三三ﾆ｀ヽ､＿_{::::::::::::::ﾉｿﾉ:::::::::ヽ　:}
　{　　　 ,{三ニ=＜´￣｀ﾞヽ､三三ｒゝ　ー‐ナヾ:::::::::::::::::::〉　}
　＼　　Ｙ´￣/　　 /　　　　ヽ｀ｰ/　r‐　　´　　|::::::::::::::／　:/

　　　 ∨　　／　＿＿_j　　　　　　　jr‐＜＿＿＿ |
.　　　/　　 /　／:.:.:.:.:.:.:ゝ────‐': : : : : : : : :.:〈j　　＿
　　　/　　〈 .r':.: : : :.:/: : : :.:.:/: : : : : : :.ﾚ､: : : : : : : :',¨´: : : ＼　i
.　　ん、__＞ｲ: : : : :.:,: : : : :.:.ﾊ/: : : : : : :il: :.＼: : : : : :.i:.: : : : : ',:.V!　　 _
. 　 {　　 i: : :.|: : : : :.:i: : : :／!i |: : : : : : : :|､: : :.:＼: : : :|:.: : : : : :i:.:.廴＿}
　　｀丶 !:i: :.|:i: : : : :|: ／＞-ﾐ',: : : : : : : :〉´￣｀ヽ＼:.:!: : : : : : |:.: : : :.|　　　いや、流石にそこまでやらないでしょう。
　　　　　|:ﾊ:_|ﾊ: : : :イ‐/ /⌒Y ー──‐/⌒ヽ　 '; : /: : : : : : :|: :i:.: : |-
　　　　　　　　 ',:_:_:_:{ il! i{ ┃ !　　　　 { ┃　} 　}|!'j/: : : : : :/: :i! : : !　　　あいつはあれでも魔王戦争を生き残った古参の魔女だから
　　　　　　　 i:.:|:.:〉　､乂_ノ　　　　　乂__.ノ .ノﾘｲ￣￣:｢｀: : :ｌ: : : |
.　　　　　　　 /:.:,:/　　　　＿＿＿＿＿_　　　i　 !: : : : :|:.:. : :,: : : :|　　　そこまで馬鹿ではないわ。
　　　　　　 /: :.八　　　　 i　　　　　　l∧ﾊ　 U　,: : : : : |:.:.: : : : : :.|
.　　　　　 /: :./: : ＼　　　|　　　　　　　 i　　　/:.: : : : :.:,: : : : : : : !
　　　　／: : :.ｉ: : : : :个: . _|　　　　　　　 |＿ ,,.i:.: : : : : : i:.:.:. : : : : :,　　　　　　　　　　　　　　「そ、そうだよな」＞魔理沙
　　　　 /: : : : : |: : : : : :.:.:.i └─────┘ ｀Yi!:.: : : : :.:.:!:. : : : : : : :,
　　　　.': : : : :.:∧: : : :.:.:.:.ﾉ､　　ニ二￣￣　　　八:.:.:. : : :./:.: : : : : : : :　　　そうよ。
　　　 i: : : : :.i⌒Y─r‐く　/ ｀ﾆ=‐------‐=ﾆi´}　`r─r '￣i: : : : : : : :
　　　 |: : : :.:.廴_ﾊ__ﾉ､__jl i　　||　　　　||　　　|| {_,,.⊥._ﾉ　./:.: : : : : : :
　　　 |: : : :／　|: : : : |　 || 　 ||　　　　||　　　||　/: : : :.:iヽ/＼: : : : : : :
111 ：名無しさん＠狐板：2025/03/23(日) 17:48:41 ID:l/e70Rk7: 恒星間文明になった今における魔法のやくわりってな何だろうか
112 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/23(日) 17:49:09 ID:h66IL1ib: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,,.. --､
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　　　　　　　　　 ,'　　､_　　｀ヽr‐r'"´　　_　　　　　/
　　　　　　　　 __/　　_,,..＞=-‐'─'─-＜..,,_　　　 ,!＞
　　　　　　　 }＞''"´////,＿;;;;//;;;;;＿_'///,｀"'＜./
　　　　　　／////;:/7'"´　/ 　　､　　｀"''ヽ///｀ヽ.
　　　　／////,ﾉ // ,' 　/　　ﾊ　l.l 　　i　　＼////;＼
　　　　 i/////,｛ .// ,r　 ,!　|: 　 l:、　　＼: 　i　　Y/////＼
　　　　｀ヽ､//{.//　ｌ　/ ｌ　!l　　l::ヽ、　　ヽ　l　　l ',//////〉
　　　　　　　 |//　　l､z≠==ﾐ∨::::: z≠＝x､l l　 : l.///ﾝ''´
　　　　　　　　// : 　 |く　/｀ヽ　 ::::　 / ｀ヽ /l l　:　l￣
　　　　　　　 //　 .　 ',　ゝ‐ '　　 ;: 　｀￣ lil! l !　　l
　　　　　　　//|　　:.　l　u　　　　　　　　　 ,'ﾘ .: 　 ',　　　　　………。
　　　　　　 // |　 i　 : ﾄ、　　ｬ─ -_‐ｯﾞ　　/ｲ　;　　 !
　　　　 ,.､//　j　 l　; l l少、　　￣　　　／l / 　 :　　 l
　　r-‐' /7､ / 　/ j　/ } l　｀l　ｰ -　‐ ´!　l ,'　 / 　　 l
　　l　と'_{ （/ﾉ /ﾊ '､{ /:'rィ´ ＼　　　 ,.ｲ｀k､l　,'　i　　　l
　/　 _.､__〉 ',／/ハ　ヽ:::::ヽ　　｀兀´　　 /::|　ﾄ､l　　i 　!
　{　､＿_}:::厶ｨ‐'´ l　 }:::::::::＼〆lo＼／:::::ｌ　l　l　　ト､_l
　l､　 _,.ﾌ;:/　　ヽ　/　ﾉ::::::::::::::Y´:三｀Y:::::::::::ヽ ! j 　 {　　ヽ

　　　　　　　　　　　　-‐──　､
　　　　　　＞ ´　　　　＿　＼
.　　　　／　　　　　　　　 ⌒ヽ＼　ヽ
　　　　／　　　　　　　　　{　　　}　 }´￣＼
　　　/´￣￣＼＿人 /⌒ ゝー'　丿　　　Ｙ
　　./　　 /⌒Z ＿ /´￣￣｀ヽ＜＼＿＿　ﾉ
　　| 　　 //.: : : :.}: : : : :.|: : : : 人　　 ∨　￣｀ヽ
　　∨　/:.{: : : : : |: :＿: :／⌒: : :.｀＞　 ∨⌒７´
.　　 ∨.: :.|: :＼__.| : : : : 芹云ﾐ: : :.}｀￣}　∨∨∧
　　　 { : : | : : 芹示｀￣´ ヒﾘ |.:. .:.|: : : |＿ }: :∨∧
　　　 | : : |´￣}ﾋﾘ　　　　} | | }_／: : : :.|.: : : :. :.}ﾍ　　　　　………。
　　　 |.: : : : : :.|　　′__ 　　ｕ /}: : : : : |.: : : :. :.|:.|
　　　 |/´￣}￣´冫´ ─}　／/|.: :. :. .:.|´￣｀ヽ|:.|
　　　　　　 .|: : :/ /　二}｀∨/　!.: : : : :.|　　　　}:.|
　　　　　　 .|: :/ / 　 /ｿ／∨　|.: :. :. .:.|　　　　|:.|
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　　　 ./:./　　　 .人　|./　　.|　 |.: :. :. .:.|.　　　　 ∨∧

彼女たちはまひろに不安を抱いたが気のせいだと考え直した。

余談であるが、まひろは紳士で、ロリに手を出す事はなかったので

彼女たちの不安は無用のものだった。
113 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/23(日) 17:49:38 ID:h66IL1ib
114 ：名無しさん＠狐板：2025/03/23(日) 17:49:46 ID:l/e70Rk7: 古来からのナカマから疑われるの可哀想すぎるｗ
115 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/23(日) 17:50:18 ID:h66IL1ib: ttps://www.youtube.com/watch?v=-x6We9k6RCY

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　　　　　　　　　　 _=|':::⊥:::_,ｨ笊ミk_ Ⅳ　 }ト―～'::::}:}::}
　　　　　　　　　くﾆ|::/ 弋:叭 v汐　ソ　,ｨ笊ミk_::::/:}丿
　　　　　　　　　　〉-::{　 |::⌒:i/i/i 　　　 vﾂノ⌒/}ﾘ　　　魔法女学園が移転するか。
　　　　　　　　乂::::＼|::::::::|　　　　　 '　 i/i/i⌒
　　　　　　　　イ:::::::|::::::::| 、　　^^　　 /:::〔　　　　.　面倒なことね。
.　　　　　　　　　　/::|:::::::/∧:::| 介　　　　｡o≦::{::〔
. 　　　　　　 /:::::|::::/:r-∧乂　　　{^＼::::|::|::{::/
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　　　　　　　　　　　　　　　　＿ r―- ｢￣`_
　　　　　　　　　　　　　　 - ´-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ- _ ＼
　　　　　　　　　　 , -　´_-ﾆ_ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ - _`　/,
　　　　　　　　　 /　／_　/_　⌒ｰ￣￣ｰ‐＿ﾆﾆﾆ-_ ∨/,
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　　　　　　　　／_　′　　　　　　　　　　､　　　　　　 `　＿ﾉ､ /,
　　　　　　 r‐＞′　　　　′　　　 ,　　_　―　　　　　　＼_∧＼
　　　　　　ﾉ: :`7 　　　　/}　　　　 ′´　　＼　　　　　　_.ノ∧: :./,
　　　　　八_ /　　-十７‐,　　　　|　斗=ミ､　＼　､＿ノ |　　ﾑ八∨　　　　　　まあ、移転と言っても
　　　　　　　 ,　　　　 ' / 　i|　　　 |　　ノ/ﾊ》i|　 ` ｰ‐ |: :.|　　| |i ＼　､
.　　　　　　 /　　　　八芹ミ､＼i{ 　乂^ｿ　ﾉ /　 /.　|_ノ. 　 | 八　 ⌒　　　　　移転先の施設は最新のものに変更されるらしいから
　　　　　　７: | i|.　　　 ∧　vｿ　　`　　　　イ／　／　/　　j{.　从　/,
　　　　　　,. : | 从　　|　 '.　　　′　　　　　ﾉ／　 ,.　　　 |i.　　　　 /,　　　　　　私たちの環境は良くなります。
　　　　　 |　 {　|　＼i{　　　　　､　　ノ　　⌒ ノ＜ .　　　从　　　'.　 /,
　　　　　 |／　 '　　　　　　､　　　　　　　イ　　　　　.　′７　　　､　八
　　　　　　　　　ノ　　　　' .／⌒ｰ-=≦　　 ,　　　 .　´／／｀¨八＿ーノ
　　　　　　　　ｰ‐ i{　　　／く＼¨¨´ _｣　　　′　 { 八.　/: :／　}.　'.
　　　　　　　　　　/` .／　　＼ > } ´/　　／＿　､　　 _　 ´　　ハ
　　　　　　八､ノ. ,　　＿` . ﾉノ　　／　　　ノ　　〈　　　　 j{　 ∨
　　　　　､　＿`　. ′　r_＿ノ＜_　{／､　　　　 7 　　　'.　　　､　　　`　 _ノ
　　　　　　＞　 r ､＿＿／　／::::, ､:∨　`　　 / ⌒ _ノ.　　　j{ `　　_｀¨⌒
　　　　　 /／｢.|　　　 | ﾑ〈:::／　 |:::∨: : : ｀¨ : : : |　/　　　j{ __ ノ
　　　　　′　 ∨`　_ 　ﾍ/: :}:::j{　/i|:::_｣: : : : : : : : : : /　　　从
　　　　　　　　i{　　　　　}: : |::{ ｰ‐: |:}: : : : : : : : : : ,　 /　　　j{
　　　　　　　　 |　　　　　|: : ノ: : : : ﾚ: : : : : : : : : : }　/.　　　j{
　　　　　　　　 |　　　　从: : : : : : : : : : : :＿＿ : :､ ′　　　j{
　　　　　　　　 |.　　　 /. ∧` ｰ― r―　´: : : : : :/_ -=- ､　j{
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　　　　　　　　 |　　　　　r― ´￣￣￣　　　　　　　　　　 j{
　　　　　　　　 `　　_　／ `　 ∨　　　　　　　　　　　　　ノ
　　　　　　　　　　 },　　　 }i＿｣　　　　＿＿＿＿　ｭ≦: : /,
　　　　　　　　　　/　　　ﾉ: : : ｀¨¨¨¨´: : : : : : : : : : : : : : : :./,
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116 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/23(日) 17:51:25 ID:h66IL1ib: 　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿
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.　　　　{i:i:i:ｉ:|Λ: 八:::::::: 人( {:::(_　ヽ　　　_笊~ﾟＹ|:::::|:::|　　　まあ、この学園は設備が老朽化していたから
　　　＼_:j|::::l〉{ (＼|＼{　乂ツ　　　　 {(::ﾉﾉ八:八|
.　　　　　八:|:人辷}::::::|　　　　　　　　　'｀´　/|::/　ﾉ　　　丁度良かったかもしれないけど
　　　　 / :::::|:/: ｀¨|::::::|　　　　　　＿　　　 ;ﾞ |/
. 　　　 / :::::: |:::::::::: |::::圦　　　（　　　)　　人　　　　　　　ずいぶんと急な話だよね。
　　　 / ::::::::::::::::::: 八::::::| ＞　　￣　　イ:::::::
. 　　 /::::::::::::::::::::::/:::::|＼|.　　　 {＞-＜　｜:::::j
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　|:: |:::::::::::|::::::::::::::::: |::八:i:i:ｉ:ｉｧ′　　　　 ´_ 　　 //　　　　　　　　　//
　| 人:::::::::|:::::::::::::::::: /:i:i:i:i:i:7　　　　　 ...,, __}_ 　 //　　　　　　　　　//
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　　　　　　　　　　　　　　　　　,　--､_ ----､__
　　　　　　　　　　　 .　-- ´⌒ー‐___Y⌒ヽ__ -｀ -､
　　　　　　　　　　 /.γ.　　´¨　　　　｀¨¨¨ 　.､　＼＼
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　　　　　　　　j　.:′　　　ﾊ　　　　i|　 i|　＼　　　　 /:::::::::::::::::::/
　　　　　　r≧_/.　　 i|　 /　}　　　λ.　i|　 Ⅵ　. 　　＼::::::::::__/
　　　　Ⅳ´:::: /　　　λ. .'　 }　　　.′ .八　 | ＼｀　.　　＼:: ＼＼
　　　　 Ⅳ::::/i|　　|. ハ ′　Ⅵ.　/ }／　＼{　　＼i| 丶　　Ⅳ:::＼〉
.　　　　　/７. i|　　|/ ,ィ≠ミ八／　　　　　　　　　 j{　j{.　　　Ⅳ::::::〉　　　政府の意向らしいですね。
　　　　 //　从.　 {　んｨﾊ　　　　　　ミ≠≠彡/　/　　i|　　Ⅵ/
.　　　 /ｲ_／| 从八乂ｚソ　　　　'　　　　, , ,　.7.イ　　i|　　’　　　..　何でも『魔族が辺境に移住した以上
　　　　　　　/. i|､　＼　, , ,　　　　　　　　　　　/ 　　　　i|　　 i|
.　　　　　　/　 i|　｀¨∧　　　　　　_　　ノ　　　 .′　Ⅳ　八　　Ⅴ　　　　魔女も首都星にいる必要はない』とか。
　　　　　 /.i|　八　　込、　　　　　　　　　　　 }　　　i|　　　⌒　＼
　　　　八从.　　＼.　　｀　　　　　　, ､　　 .イト､　 j{.　　　 Ⅳ ＼_夊_
　　　　　 ∧.ﾄ､　　　　八　　　≧=-.l　rf　 l.　　　Ⅳ　　　/　八　 Ⅴ
　　　　　　　〉. ＼　　　　＼＿_j　　|　|　　|_＿. イ　　　/イ　　　　i|
　　　､_＿／/　　从ﾄ､　　　　Ⅳﾉ　　;　|へ､_／ /.　　 /へ.　　　　/
　　　　｀¨¨７　　　/､_λ　　∨　.≧７　λ-Ⅴ-､八ﾍ　|｀¨¨ﾄ､/.　 /
　　　　　　 l　　　′: ） ⌒７ﾉ　′ Y ´　 ⌒.Ⅴγ,　从|　　’: Ⅴ./
　　　　　　八ﾄ､i| : : ヽ__ノｲ⌒r-- ト､__ ⌒ヽl从/ ⌒7⌒/: : : ﾄ（
　　　　　　　＼ﾉ: : : : : :.Ⅳﾆﾆ从　 λ /⌒ヽイﾆﾆ /ﾄ､ﾉ.: :. : :|
　　　　　　　　/: : : : : : : : Ⅳ／ |｀¨¨¨¨¨¨¨¨´ハﾆ/　ノ: : : : :八
.　　　　　　　/: : : : : : : : : : :l　　ヽ　　　　　イ　/Ⅳ¨７: : : : : : : :＼
117 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/23(日) 17:52:02 ID:h66IL1ib: 　　　　　　　　　　　　　_｣Lﾕ二ニニ二ﾕL｣_
　　　　　　　　　　　 ,ｲ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　 ,イ::::s≦::::::::::::::::::::::≧s｡::::::::::::＼
　　　　　　　　　／:::::,::::::::::i:::::::::i:::::::::::::::::::::::＼:::::::::: ＼
.　　　　　　／:::::／:::::::,-{::/∨::、:::;:::::::::::::::::::＼:::::::::::∨
　　　　　　 /::::::::,':::::_／　 !1　ﾍ iヘﾍ_::-::::::::::::::::∨::::::::i
　　　　　　 |:::::::::|j / ≧s｡j/　　ﾍs≦　＞s.、::::::::::∨:::::}ミ- 、　　　　（政府は魔女に好意的ではないということかしら？）
　　　　　　 i∨::::i ,ィニﾏ　　 ij　　 ,ィニﾏ>、≧s、:::!:::::::|　　∧
　　　　　　 j/ミムi 乂ツ　三三　乂_ツ　 Y　 /i:::|:::::::::　i/　　　　　（魔女になっても安泰ではないようだね）
　　　　　　　　 /:::/　　　　　　　　ﾟつ彳　/::::::|::::::::|　ﾑ
　　　　　　 /::::ﾑ　u　　　, --　、　　　　 ′::: !－ ,|ー:ﾑ　　　　（面倒なことだわ）
　　　　　　 |:::ム　　　　 |::::::::::::}　　　　　　 }::::::::1=彳∨
　　　　　　 i:::::i/ ＞s｡.. 　￣￣　　　 ..｡s＜|::::::::|:::::::::::∨
　　　　　　 |:::::|:　　:/::≧-＝t===r-≦ :::::::::{::::::∧:::::::::::ﾍ
　　　　　　　レ/ 　 /::::::::,r-<´-v-｀>ー- 、:ムイ::::::::::::::::::{
　　　　　　　　 /::::::::/_＞-/｡ﾍ_/＞/.....ヽ:::::::＼::::::::::::::|
　　　　　　　　　　 /::::::::/............!;;｡;;;;;!......i..........∨:::::::ﾍ::::::::::::
　　　　　　　　　　 i:::::::/iー == -- 、.......1...........∨::::::::∨::::::|
　　　　　　　　　　 |::::,=､v　　　　 |=-≦ ー,-、∨:::::::i:::::::::
　　　　　　　　　　/ ( i-=jー --－彳ゝ　 )　 {........i:::::::::|::::::::|
　　　　　　　　　 }:::::＞-{- ====- ゝ--イー== ム:::::::ﾊ:::::ﾊ
　　　　　　　　 j／/し∧....i........i..........i..........i...........ﾑイ　j从
　　　　　　　　　　　　 /....... |...... |........ |........ |.............ﾑ
　　　　　　　　　　　　 i..........{........i..........i..........i................ﾍ

　　　　　　　　　　　　 ,...::.::.::.::.::.￣￣￣＼
　　　　　　　　　　　　／::.::／::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::＼
　　　　　　　　＿／::.::／::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::＼
　　　　　　　／　Λ::.::/::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:
　　　　／　　 ::.::.∨::.::.::./::.::.::.::.::.::.::.::Λ::.::.::.::.::.::.::.:
　　　　＼　　 |::.::.:|::.::.::.:|::.::.::.::.::.::/::./　 |::.| |::.::.::.::.::.|
　　　　　　　{ 　 |::.::.:|::.::.::.:|::.::.:/|::./|::./ 　 |::.| |／::.::.:: |　　　（いえ、それでも魔女になるべきだわ）
　　　　　　＼_|::.::.:|::.::.::.:|::. ー|/--/　　 | イ|__|::.::Λ|
　　　　　　　 |::.:八::.::.::.|::抖羔ミ　　　ィｆ笊人/　　　　　（魔女になれば半永久的に生存可能で強大な力が手に入る）
　　　　　　　 |::.{　＼:N(　 |___ﾉ　　　 └┘ｲ: |
　　　　　　　 |::.::＼|::.::.|〉　　　　　　 '　　八::|　　　　　（そして王国最大の実力者である会長の庇護を受けられる）
　　　　　　　　　八::.::|:|::.::.込　　　　　,　､　　ｲ ::.: |
.　　　　　　　 /::.::.::. |:|::.::.|::.|::≧ 　　　＜::.|::.::.::|　　　　　（会長の後ろ盾は私達にとって必要な安全保証だわ）
　　　　　　　 / ::.::.::.: |:|::.::.|⌒ソ　　　 |￣＼|::.::.::|
.　　　　　 ::.::.::.:/￣|::.::.| ｢　　　　 Υ　 |::.::.::| ｀ヽ
　　　　　 |::.::.:: 　八 :｜＼＿＿＿／　人::.::.|　　|
　　　　　 |::.::.:|　　　＼　　＼　　　　　　　＼|　 Λ
　　　　　 |::.厂＼　＼　　　＿＿／　　　　／:::::〉

　　　　　　　　　　＿_　-‐……‐- .,
　　　　　　　　／::.::.／::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:＼
.　　　　　 /::.::.::./::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.`、
　　　　　 /::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::`、
.　　　　 /::.::. | ::.::.::.::.::.::.::.::.: |￣￣~^''＜＿／＾Y　　　　　（それに魔法女学園出身者にとって魔女になれる者が成功者で
　　　　　 |::|::.:|:|::.::|::.::.::.::.::.::.::.:|　　　　 --{　}　　|
　　　　　 |::|::.:|八::|::|::.::.::.::.::.:: |　　　　　　ﾉィ　　|　　　　　　二級魔法使いや三級魔法使いで生涯を終える者は負け組だわ）
　　　　　 |::|:斗―:|Λ::.::.::.::.::.::.＼　　／　|＼＿|
　　　　　 |Λ:| _炸Y::.＼::.::.::.::.::.::.::>:イ　 Λ　＼　　　　　（私は負け組扱いされるのはまっぴらごめんよ）
.　　　　　　 _ﾉ　リ , ::.: | ＼::.＿／::.:｜　/: Λ　　|
　　　　　　　{　　''　|::.::.:|　ﾉ ::.::.::.::.::.:: |_ノ::.::. Λ＿|　　　　　（２００年以上かけてでも魔女になるわ）
　　　　　　人　　　|::.::.:|ｲ ::.::. |::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:＼
.　　　　　　ﾍ＿_|::.::.:|:|::.::.::.:|::.::.::.::.::.::.::.:＼::.::.::.::.::.::、
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　　　　　 /　　　　　　￣| ::.::Λ::.::.:|／　 /::.::.::.::/

魔法協会本部と魔法女学園が首都星から辺境惑星マジークに移転される事は魔女や学園の生徒たちに衝撃をあたえたが

それでも学園の生徒たちは魔女になる事を諦めることはなかった。

それは魔女になることが彼女たちにとって成功者の証であるため諦めるという選択肢がなかったからだ。
118 ：名無しさん＠狐板：2025/03/23(日) 17:52:16 ID:oNwdHqgg: 平民女性はまんま氷河期世代だな
現実もこうなるんじゃろうか
119 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/23(日) 17:52:40 ID:h66IL1ib: 　　　　　　　　　　　　　　　　　．　‥‥‥　　．
　　　　　　　　　　　　　　　　 _　-‐……ｰ-　 _
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　　　　　　　　ｕｕｕｕ,／:::＿_／::::／:::::::::::::::::::::::::::＼　．
.　　　　　　　 |ﾆニ／:::::::::::::/:::::::/::::/:::::::::／::::::::::|::::::::.
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　　　　　　 /ﾆﾆ/:/:厂＼/|:::::/｀丶､／::::／:::／/::::::|:::::::ｉ　.：
　　　　　　 {＿/:/::::|　.:/:::|::::ﾚ=ミ、｀丶::::／　/::::::/:::::: |　‘
　　　　　　　／/:::::人 /:::::|: と....つＸ　／　 _,/＼/::::::::: |
　　　．　／:::::|:::::/::::::|::::::乂乂_　　　　　　　__／|＼/:::::|　：
　　 /　 /::::::::: |::/:::::::::|::::::::| ￣´　　　　'　 ‐=ミ,ノ:／:::::::|　’
　　　　/:::::::::::::|:::::::::::: |::::::::|　く,__＼__　　　　とつ:::::::::::/ /
　/　 /|:::::::／⌒弌冖j|::::::::|:、　￣＼__>　　_／::::::::::／．
　　 / .|::: /　　　弌八::::: |: ＼　　　　　　ｰ‐‐‐‐=彡　　　　これで私の出番は終わりだよ！
.　 / /:|:::√　　＼{弌＼:「＼＞‐‐=≦::::::::∧::::::|
　/ /::::::::|　　＼　　:}　|＿_＼　 |￣|´／:::::／|:::|:::: |
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┃｜　　　　　　　　　　　　　番外編　魔法女学園　　完　　　　　　　　　　......｜┃
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120 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/23(日) 17:53:14 ID:h66IL1ib: 番外編はこれで終わりですが、次も別の番外編をやります。
今回の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
121 ：名無しさん＠狐板：2025/03/23(日) 17:54:52 ID:l/e70Rk7: 乙
122 ：名無しさん＠狐板：2025/03/23(日) 17:55:58 ID:oNwdHqgg: 乙
123 ：名無しさん＠狐板：2025/03/23(日) 17:58:02 ID:G+EvOFHK: 乙でした
124 ：名無しさん＠狐板：2025/03/23(日) 18:08:24 ID:lviuZ9/Q: 乙でした。
しかしありすらは平民女性の待遇改善も見てくことになるんだよなあ。
125 ：名無しさん＠狐板：2025/03/23(日) 18:27:33 ID:WvPd2E8Z: 乙
126 ：名無しさん＠狐板：2025/03/23(日) 18:38:42 ID:jcL8uS6d: 乙でしたー
中間管理職(キヨヒー)に引退の文字は無いのか(涙)
127 ：名無しさん＠狐板：2025/03/23(日) 19:14:09 ID:slh1Awoz: 乙
働き続ける社畜と比べたら出番が終わりは救い
128 ：名無しさん＠狐板：2025/03/23(日) 19:37:14 ID:qERK3P8P: 乙
神も魔族も魔女も表舞台を去り完全に人間の時代になるか
129 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/23(日) 20:08:46 ID:h66IL1ib: >>109　誤字修正
×古参の魔女は何だかんだいって研究馬鹿だから
〇古参の魔女は研究馬鹿の天才だから

×回ったのは　→　なったのは

>>116　誤字修正
×まあ　→　〇確かに
130 ：名無しさん＠狐板：2025/03/23(日) 20:58:28 ID:KRjHTNbS: 乙です
131 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/28(金) 20:48:38 ID:ua7o8sHB: 　　　　　　　　 ./　　　/　　　 /!ヾ| i　　　 l　　　　　　　',　　　　|　 .',
　　　　　　　　/ /　　.'　　 /./┴‐| |　　　 |　 !　 !　　　 i　　　　|　　.',
　　　　　　　./ / ./　.!　　/!.'　　　! |　　　 }､ .l　 l　　!　 |　　　 .|　　 |
　　　　　　　' ,ｲ .'　　|　　! i!　　　 l i!　　　ハﾄ,　l　 .!　 i!　　　 |　　 |
　　　　　　　|| | .i!　　! -十T｀＝=-ヾ!　　 !＿,斗=ﾄ､十-||､　　 !　　 |
　　　　　　　{' | i !　　∨ | .,≠ﾃミﾐi､ヽ　 !　ィ.テ丐ﾐ､ ,ﾘ　　　 l　　 .|
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　　　　　　　　ﾍ{.ﾊ　　　ﾍ!　 .辷zz｣　　　　辷zzﾘ　//!　　　l　　　!
　　　　　　　　　　|∨　　ﾊ　　　　 i　　　　　　　　/'　l　　 !ﾘ　　 !!
　　　　　　　　　　| ﾊ　　 .圦　　　　　｀　　　　　　　　 ,.ｲ　　 |'_　　 |i!
　　　　　　　　　　|　ﾊ.　　　＼　　　　‐　　　　　　／.:.!　　 .!.:.:＼　|ﾊ
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┃｜　　　　　　　　　　　　　　　番外編　平民女性　　　　　　　　　　　　　　..｜┃
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【注意】

・この話は番外編なので、先に『ヒッキーは銀河時代を生きるようです』をご覧ください。

・この話は銀河編から２００年後を舞台にしています。
132 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/28(金) 20:50:13 ID:ua7o8sHB: ttps://www.youtube.com/watch?v=MsxxT1O-9q0

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　　　　 Ⅵﾆニニニニﾆﾆ=-| {　　ｉ : 　笊示ミ＼{　乂ツﾒ　'　/ ':i:i:/-=ﾆニニニﾆ/　　　これからは人間の時代だから
　　　　 Ⅵﾆニニニﾆﾆﾆ=-|八　 { {　 ⅣVツ　　　　ノ　/　' /i:i:/-=ﾆニニニﾆ/
　　　　　 Vニニニﾆﾆﾆﾆ=-|⌒＼{人　乂　　　 '　　　⌒7／}/r‐─ ､-=ﾆニﾆﾆ′　　..　私たちは隠居するぞ。
　　　　　 Ⅵﾆニニニニニﾆﾆ=-〈i:ｉ:八込、　　- ‐　　ｲ. :./／⌒＼ '， -=ﾆ/
　　　　　　 }ﾆニニニニニニﾆﾆ=-＼i:∧　个: .　 _　イ: :{. :,〈/ ￣＼ }_}-=ﾆﾆ{　　　　　　それと人間の時代になったから
　　　　　　 |ﾆニニニニニニ=-　　--=∧　Vﾆニ{ : : 「ﾆ}/ 〈/⌒ >'^ﾆ〉-=ﾆﾆ|
　　　　　　 |ﾆニニニﾆﾆ=-／　　 -=ニ∧ ∨、人__/　/{ﾆ└ 「ﾆ/￣{_-=ﾆﾆ|　　　　　　今後は人間から神に昇神しない。
　　　　　　 |ﾆニニニニ=-′　　　　 -=ﾆﾊ　V＼/i:i:ｉV∧ﾆ=-Ⅵ//／{-=ﾆﾆ|
　　　　　　 |ﾆニニﾆ=-- ｉ　　　　_　-=ﾆニ∧　Vi:i:i:i:ｉ:∧　V=- {_／//八-=ﾆ|
　　　　　　 |ﾆニニﾆ=-- | 　／---=ﾆﾆ/⌒ﾊ　}i:i:i:i:i:〉ｉ∧　v=-V/⌒///＼_|
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王国では宇宙暦の開始と同時に人間の時代が始まった。

青藍神話の頂点に君臨していた七大神は隠居して王国の運営を人間にすべて任せるようになった。

これ以降、人間が従属神に昇神することがなくなり、新しく神になる者がいなくなった。

既存の従属神たちも宇宙暦５００年には下級神に昇格しており、従属神に該当する神はいなくなった。
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宇宙暦２０２５年、長きに渡り七大神直属の部下として不遇の立場にいた知恵の女神ラナーが信仰を増やす計画を発案した。

それは教育を受けずに平民女性専用の辺境惑星で自給自足生活を余儀なくされていた平民女性に対する待遇改善だった。
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宇宙暦２０２８年、すべての中級神を説得してまとめ上げたラナーは七大神の許可を得て元老院に政策提案を行った。
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当時の上級貴族たちと清姫は『この政策は問題なし』と判断して実行することになった。
136 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/28(金) 20:57:48 ID:ua7o8sHB: ゜. 　　　ﾟ　:　 *　　｡　　:.　' . 　　　.　゜　:　　.　'. ｡　 +　　　ﾞ　:｡　　　 .　゜　　;　.　* 　｡　′　:.　　｡　. 　 .　:　ﾞ.: 　｡
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＼j狄 ,;化ﾞ:＼jj狄 ,沁,＼'小,.:.:.:jﾘ＼jﾘい j紕‰‰ﾐh。〉.:.:ﾘj＼j狄:＼ｨ妣㍊狄　/ j}k ＼㍊i　'泌,/.:./
ホj狄,妣' ＼ jﾘ狄,砒: ＼´'沁,.:.}'＼::＼｝} j※‰砒ﾐ:ﾎi,ハ: }!: j狄::ヽ,妣%:㍊^狄: / j{ ＼㍊　‰'沁,/
jＩ斗-‐…￢冖'ﾙ,妣'""ア＼::＼￣,｡%%ｯ:}/.:‰/::砒ﾐﾎi＼}＼j狄.:.:,妣% :㍊: : 狄＼＼㍊ /.:/´ﾐ沁,
‐=ｧｧ辷冖7''ﾌﾃ矧k:ア´／:::＼.:.:,&8&　/.:/.:./.:/砒ﾐ: ﾎi＼＼:狄Ｖ妣%: :㍊＼狄＼＼:ﾘﾙ.:./㍉, ﾐ沁,
※‰ﾒ:: ∨:://j矧ﾚ'´／ハ／ .:,&8&-‐……‐-=弍ﾐ: : }!.:.:}＼ﾎ ,妣%: :.㍊＼ :狄＼＼ :/.:.:/: / ´'ﾎミﾐ
‰:::/:::∨:://＆％／//.:.::}／::&8&-‐ｧァ冖ァｧｯ｡, ｀ヽ.:.:.: }ミ.:.:} :此: : : ㍊ ⌒狄＼＼/.:.:/: /＼.:.:´'ﾎ

宇宙暦が始まってしばらくしてからは平民女性は女性専用惑星で自給自足生活をしていた。

この時代の平民女性は無学で、人力に頼った機械化されていない農業を行っており

ラナーの提案はそんな平民女性の待遇改善であったが、その内容に問題があった。
137 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/28(金) 20:58:26 ID:ua7o8sHB: 　　　　　　　＼／　 /＼　　　,｡*ﾟ　　　　 |　　　 /￣￣{:::::::::::::::::::::>
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ラナーは宇宙暦２０２８年以降に誕生した平民女性を待遇改善の対象にしていた。

つまり、それ以前に誕生した平民女性は待遇改善がされずに既存の女性専用惑星に送られることになった。
138 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/28(金) 20:58:54 ID:ua7o8sHB: 　　　　　　　　　 / /{　:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: : ＼:＼:: :: :: :: :: ::　 ‘;
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ラナーがそのような対応をしたのは、いきなりすべての平民女性を対象に待遇改善をした場合

『これまで冷遇された世代とこれから優遇される世代の対立が発生してしまう』事と

『今更冷遇された世代を教育しても不穏分子にしかならない』という問題があったからだ。
139 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/28(金) 20:59:31 ID:ua7o8sHB: 　　　　　/　/: : {: : : : |: : :| : : : |: :　:　:　　 |　　 |　　　　　　　　　　　　　　　 {
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更に上の世代が冷遇された恨みを下の世代に伝えて

『自分たち平民女性はこれまで王国に冷遇されてきた』

という被害者意識を下の世代に植え付ける恐れがあった。
140 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/28(金) 20:59:59 ID:ua7o8sHB: 　　　　／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: /::.::. /::.::.::.::.::.::.::.::.:＼::.::.::`､::.::.::.:､::.::.::.::＼::.:|:::::::::::/:::∧::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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これは被害妄想ではなく民主主義が国政を動かしていた議会君主制時代には

女性が『これまで女性が冷遇されたいたからその保証を受けるべき』と主張する女性活動家が実在していた。
141 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/28(金) 21:00:27 ID:ua7o8sHB: 　　　　　　|　 l:::l:::|　　圦::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::;ｲ　　 !::l:::l 　l 　 |
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ラナーにとって平民女性はあくまで信仰を得るために道具にすぎない。

道具を正しく利用できるように適切に管理するのは当然の事だった。
142 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/28(金) 21:01:37 ID:ua7o8sHB: ゜. 　　　ﾟ　:　 *　　｡　　:.　' . 　　　.　゜　:　　.　'. ｡　 +　　　ﾞ　:｡　　　 .　゜　　;　.　* 　｡　′　:.　　｡　. 　 .　:　ﾞ.: 　｡
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ラナーはテラフォーミングされて入植可能な惑星を新たに女性専用惑星にして

そこに待遇改善後の平民女性を移住された。

つまり、上の世代の平民女性は従来の女性専用惑星で自給自足生活をして

下の世代の平民女性は別の女性専用惑星で教育を始めとした恵まれた生活が与えられた。
143 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/28(金) 21:02:09 ID:ua7o8sHB: 　　　　　　 |￣l＼　　　　　.|￣l＼
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かくして平民女性は上の世代と下の世代で完全に分断された。

既存の女性専用惑星は新たに平民女性が移住しなかったから高齢化して１００年と経たずに淘汰されたが

その一方で教育を受けた下の世代の平民女性は不老長寿になって若い姿を維持できるようになっていた。
144 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/28(金) 21:02:45 ID:ua7o8sHB: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
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平民女性は平民男性と同じように初等教育と中等教育を無料で受けられて、優秀な者は高等教育を受ける事ができる。

しかし、平民女性は大学を卒業しても雇用先がないので中級神を信仰する各教団が彼女たちを神官見習いとして雇用するようになった。

つまり平民女性にとって大学とは神官になりたい優秀な女性が行く場所という認識になっていた。
145 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/28(金) 21:03:14 ID:ua7o8sHB: 　　　　　　_...-‐:::::::￣:::‐-._　　　　　　　　　　　 _..-‐::￣｀´￣::::‐.._　　　　　　　　　　　　 _.....-‐―‐ー..、
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これは平民女性だけでなく貴族を含めた王国全体に言えることであるが、青藍王国には信仰の自由は存在しない。

王国民は青藍神話に属する神を信仰している教団に入信する必要があった。
146 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/28(金) 21:05:22 ID:ua7o8sHB: 　　　 .|　|　＼　|　V,＼　　　 | |　∨　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _...:.:.:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:....､
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王国民には青藍神話に所属するどの神を信仰するか選択できる。

例えば火神を信仰したり幸運の女神を信仰するのも王国民の自由だった。

また、青藍神話に属する神なら別の教団に改宗することも認められていた。
148 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/28(金) 21:06:38 ID:ua7o8sHB: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 o　　∧　o
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しかし、女性専用惑星には中級神の教団しか存在しないため、それ以外に選択肢がなく

中級神を信仰する教団の中でどの教団に入信するか決めなければならない。

中級神は平民女性というこれまで活用されていなかった少数派限定で信仰を集めていた。
149 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/28(金) 21:07:29 ID:ua7o8sHB: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　／　　　　　　　　　＼　＼　　　 /,
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　　　　　　　　　　　　／个　/　　　　|＼乂:::::て　　　　￣　　　¨¨´〃 /／　＼ | ､ _ﾉ／
　　　　　　　　　　　　　　 |　 /　　＼八　〃¨¨´ 　　　　'　　　　ー彳＼　　　＼＼＿_ノ}
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　　　　　　　　　　　　　 ,ニニニﾆニll､'ニニニニニニニ∨i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧　　　　　　　＼==-､ニ,.-==／

逆に貴族と平民男性がいる有人惑星では中級神の教団は存在しない為

彼らは七大神の教団か下級神の教団に入信するしかなかった。

王国では信仰という利権で七大神、中級神、下級神が衝突しないように利害が調整されていた。
150 ：化かされた！：化かされた！: 化かされた！
151 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/28(金) 21:08:34 ID:ua7o8sHB: 　　　　　　　　　　／＿／　　　　　　／　 _　　　　　 Y　　　　＼＼
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　　　　　　　　　 , .　´／／／　　／,　 ,　　 _／　　|　l　　　　　ヽ　ヽ
　　　　　　　〃 , '　/　/　,　　//／　/　／/　　　 |　|　　　　ヽl､l
　　　　　　　　　{ ノｲ /　/,〃　//´ / /　/ ,　　　　　|　ヽヽ　　　　　＼
　　　　　　 _／／ｲ　//| |｜ |　// ｲ　/　|　　　　　|　　ヽl
.　　　　　､＿／´ / /| ! | |｜ | ,　l /| /l　 |　　　　 .ハ　从
　　　　　　　　　　 ,l　| | ! | |｜ | |从l､ｌ Ⅵ　|　　 |　/≦} /-ｌＡ
.　　　　　　　　 ∧ | | ! | |｜ | ﾚTｊ汀ミゝ |　　 l /´ｨｆｊ/汀V 〉
　　　　　　　　　　|　`l ﾍ! ﾄゝゝ｛｛弋6ツ｀ヽヽl　ﾊl　弋6ツﾉ/
　　　　　　　〃⌒ヽ. |＼＼､ヾー一_ノ　ヽl ｀ミー一ソァ／
　　　　　　　　 /　　/　＼　l从l` ‐＼　　　　　｜　　　　　／／　　 _
　　　　　 ,.　 ´￣￣＼　＼　ヽ lﾍﾐ`ー　　丶l　　　 -彡.´　　　 < ∨
　　　　く　　　　　　　＼　ヽﾉ'、＼　　　,.-‐-､　＿／__,,..-‐''`"￣
　　　 __ﾉ＿＿＿＿　　　＼　∧　＼ヽ＞　.　⌒　 /,.-''`´
　　／　　　　　　　　＼＼ ∨)∧　　　⌒ヽ＞‐ｧ''ﾞ´

　　￢.ｒ┬ｖｆ」」_ l王l. l.￢‐|ｧ.ｆ土l ﾅヽ /　‐;=‐.l　ヽﾅヽ |　ヽ
　　ーし'ノ.| !」, ィ^トﾚー个└|┘ｄ､/´し（__　ﾚ　　ｄ､ﾚ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿　　　　,斗┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 r―斗＜::::::::::::::::::::::＞''´:::::::::|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:::::＞( ソ＞''⌒⌒''＜ ::::::::::: |
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　　　　ノ　 l＿,　　,ﾉ亅　亅　＼／.　　　　 /,ｲl　|　|／＿　　　　　ﾉﾍ.　 ',::::::ﾍ
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　　　　　　　　　　　　　　　　廴＼ヽ　厂ヽノ V::::/／::::::::::::| ./　)ﾝ'＼()　ﾊ　　　　　二ﾆ=-
　　　　　　　　　　　　　　　　　 )＿ヽノヽノ　　ﾊ:::::::::::::::::::::: |/::::＼〈＼　/:::ｧ'''＜　 ≧=-　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　＼___｀ヽノ　.／:::::V:::::::::::::::::/::::::::::::::::＼ `>'ﾊ |>‐　＼⌒Y　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼＿__／:::::::::::::V:::::::::::::/:::::::::::::::::::::::{ヽ.ヽ.ヾ<　　 V( ﾌ　　　　＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /.　　＼::::::::::::::::::::}!::::::/:::::＼:::::::::::::::::::,ｲ＼＿＿厂ソ::::::::::ヽ　＼　　　`～､、

当然、神を否定したり、外部の神を信仰したりすると村八分ではすまない状態になる。

王国の権力者である上級貴族でもそれだけは決してしないのだ。

冷遇されていたとはいえ平民女性が無宗教状態で放置されていたこれまでが異常であり

（洗脳）教育で中級神を信仰するようになった事は、『平民女性が正常な存在に戻った』と王国民に認識された。
152 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/28(金) 21:09:22 ID:ua7o8sHB: ;;;;､､､､､､,,／::::::／:::::　..:::;ｒ .::;ｒ':::: :::::::::::::::::::::::ﾞ､: :::::::::::::::: 　 '; .::l!:::::! ヽ;::',ヾ;;;;::ﾞ､-ｰ-- ．:::::::::;;;､;;;;;;;;::､',
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ﾞ;;;ヽ:::::::::;;;;シ:./　　　　　 |　　　　｀ﾞ　　　　　　r:ゞﾝﾞ　　,'ｼ;ﾞ'､:ヾ､::;;;;;;;;;lﾞ､　ヾ;ゞ''::',　　　ﾞ.,､‐'"ﾞヽ
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ﾞヾ､;;ｼ:.:.:.:.:.ﾉ　　　　　　　　|.　ﾞヽ、　ﾞ､,／　　　　　ノ;;;;;;;;;;::::::l　　ﾞ､::｀ﾞﾞﾞ"ヽ､,,ヽ　　　　　　　　ﾞ'' ,､‐'
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彼女たちはかつて冷遇されていた世代のことに興味を持っていなかった。

情報統制で教えられていないというのもあるが、居住惑星そのものが違う為にあまりにも遠い存在だったからだ。

こうして、平民女性の待遇改善が達成された。
153 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/28(金) 21:09:48 ID:ua7o8sHB
154 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/28(金) 21:10:16 ID:ua7o8sHB: ttps://www.youtube.com/watch?v=prKQE9mZfnM

――宇宙暦２２２６年

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　l二二二￣:|/////////∧ 　 Ⅵ |　| :|　　|-==‐::|　 l　| : | |　 :|　　　|　 |￣ｰ |　 |_|　|　 |　｀ﾉｰﾑ｀厂圦s｡｀`ヽ､
　￣￣￣~|　|//////////∧　　Ⅵ‐:| :|　　|　　　 |　 |ｰ|ｰ:| |　 :|　　　|　 |　　ノーﾑ　厂圦-ゝ-='"￣_,,..｡｡+-=≦
　　　　　　|　|///////////∧　　ﾍノｰ|　　|　　　 |　 |　￣ﾉーﾑ　　厂圦--=ゝ=彡￣_,,..｡s=ﾆ''"⌒￣
　　　　　　|　乂////////////,　　ﾍノー=ﾍ　　　厂圦---ゝ-=彡￣＿..｡+-=''"⌒￣
　　　　　　＞s｡二二二二二二'//,　　ゝ─=彡￣￣_,.｡｡+-=''"⌒￣

　　　　　　　　　　　　　　 -――-　_
　　　　　　　　　　,　 ´,...-―――-..､｀　､
　　　　　　　　／　／斗^ヽ￣￣｀＜ヽ.ヽ＼
　　　　　　　 /　　/´　 {　　　　＼　　　`i　ヽﾊ
　　　　　　 ./　　.'　　ム!　　　ヽ　ヽ　　 !　ﾊﾊ
　　　　　　/　　 ! 　ﾊ!　l　!　　ﾊ | .! ﾊ　|　　| .!
　　　　　 .'　　　|　ァ‐t=zLﾄ.　 ,ﾑ斗A.┼ !　　! |
　　　　　 |　!　　!　,rィﾁ示ﾍ∨ | '仔ぅミ! .l　　l .!　　　　今年度に神官見習いになったのはセインとディードの二名か。
　　　　　 |　!|　ﾍ.`ﾄ込ﾘ　ヾ∨! 込ﾘ. ｲ,/　　! .!
　　　　　 ', |!i.　　 `ﾄ.ゝ　　　 i ヾ　／'/　　 !　|　　　　まあ、これで十分ですね。
　　　　　　Ⅶ∨　　ﾄ..　　　 -_-　　　 /!　　ﾊ　!
　　　　　　 Ⅶ∨　ﾊ:.＼　　　　　／Y　　./　! |
　　　　　　ﾊ .∧　}　!.:.r≧　_　≦ﾄ;.:.:!　　ﾊ　.! |
　　　　　 ./ .<.:.:.∨　|_人.　｀Y´　人.′　|.:.:>| ﾊ
　　　　　/　 _ム/　　!　　｀ー|―'´　 |　　 |⊥_!' ﾊ
　　　　./,ｨ≦ﾑ/　　/　 r.:≦只:.≧x. |　　 V三≧x
　　　∠三三７　　/　　`イ/ |ヽﾄｰ'　 !.　　 ∨三ﾆﾑ
　　,.仁三三７　 ./　　　〈./ｨ介}:〉　　 ∨　　 V三三ﾑ
　,:仁三三.７　 .∧　　　∠ﾆ|||ム　　　∧　　 Ⅷ三ﾆﾑ
ｬ＝＝＝=７　ﾑﾆﾑ　∠三=|||三ﾑ　,:仁ﾑ　　 }=＝＝＝ｧ
　ﾏ三三ﾆ.{　 {三三Y三三ﾆ|||三三`三三ﾑ　 |三三三ｱ

　　　　　ラナー教団神官長　カリム・グラシア

　　　　　　　　／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ≦ミ丶: ＼
　　　　　　 ./: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼｀ヽ!
　　　　　　 /: /: : :./: /:/: : :,ｲ: 从i!: : :|: : :.|: : : ＼: : : .
　　　　　　 .′|: : :|:|: :|: |: : :/ |//' }|: : :i!: : :|: : : : : ヽ: : 〉
　　　　　　 |: : !: : :|｣__|ﾆ二´　　　￣_ﾆ=ｲ:||: : !: : :i!:/
　　　　　 ',: :|: : :.!.,ィ笊ぅミ≧　　≦笊ﾐ.　|j'|: :.|:|: :ﾙ'
　　　　　　　 Ⅵ: : :|ヾ!{ﾟ::::::| 　　　 |ﾟ:::::} 》/: :!: :从/
　　　　　　　　iﾍ: 从　 Vz'｣　　　辷ｿ /:/厶ｲ
　　　　　　　　込＼::.､　　　　　　 ,　　　/ｲ/
　　　　　　　｀T:ﾍヾ　　　＿ _　　　 /'　　　　神官にも定数があるので神官見習いが多すぎても困ります。
　　　　　　　　　　从: i＼　　　　　　　／
　　　　　　　　　　 f＜!　　　　 __　ィ＞　　　　　　あくまで欠員補充でしかありません。
　　　　　　　　　　 |　　￣￣ヽ　　/´　|
　　　　　　　　＾　　　　　　ヽ/ 　人_
　　　　　　´　　　　　　　　　ー　― '　　　｀
　　／　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　　　　＼
　/　　　　　　　　　　／￣:::_只_::￣＼　　　　　　，
./　　　　　　　　　　／::::::／|::::ﾊ:::i＼:::::::＼　　　　　 |
　　　　　　　　　　　＼／　/::/ﾊ|::|　＼／　　　　 |

　　　　　　ラナー教団神官　シャッハ・ヌエラ
155 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/28(金) 21:10:48 ID:ua7o8sHB: 　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿_
　　　　　　　　　 ,　-‐　 ´　　　　　　｀　　､
　　　　　　 ,　 ´ .,.ヘ　　　　　　　　　　｀　､
　　　　　／/｀ヽf.:.:.:.:.＼　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　./ ./　　　｀　＜.:.｀i　　　 |　　　　　　　　　　ヽ
　　　 / ./ !　　|　　　　ヽ:|　　　 !　　　　　　　　　　ﾊ
　　　.' / /{　　ﾊ .|　 l　　l　　　 .!　　　　　　　　 ',
　　 .'　!/　!　 r十ト､!　 .!　　　 l　　　　　　　　　 |
　　 l | {　ﾊ　.| ｨ=ﾄ　|　 .!　　　ﾄ､　　　　　　　　　 |　　　確かに欠員補充すら滅多にないから
　　 |.i!　 .l　l　| .b:} ,》!　/　　　ﾊ | 　　　　　　　 |
　　 ||.!　.ﾊ人{ .以　.' /　　　 ./} ﾘ　　　　　　　 |　　　それでも構いません。
　　 {ハ. |く　　　　 /,ｲ　　　 ./'／　　　　　　　　 |!
　　　　ヽ! 〈＿　／' /　　　 /1　　　　　　　　　　　　 |ﾍ
　　　　　　〈　　　 /　　　 / .,!　　　　　　　　　　　　 | ﾍ
　　　　　　　 !　　/　　　 / /.:.!　　　　　　　　　　 |　ﾍ
　　　　　　　 `ｰ/ 　　 /-〈.:.:/!　　　　　　　　　　　 | 　 ',
　　　　　　　　 /　　　/!　　V　!　　　　　　　　　　　　 |
　　　　　　　　.'　　 /⊥ -/　　!　　　　　　　　　　　　　 |
　　　　　　　./_, ＜ ´　　 .'　　　!　　　　　　　　　　ﾄ､
　　　　_,　＜　　　　　　　|　　　　　　　　　　　　　　　 |　＼
.ｘ≦三三≧ｘ　　　　　　 .!　　　　　　　　　　　　　　 |　　 }≧x

　　　／二二:＿: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.
　　／´／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.ヽ: : .:.
　　 .／: : : :／: : : : :/: : : :/: : : : :.∧: : ヽ: : :.:.:.|: : :.|: : : :.
　／: : : :／: : :./: : /: : : : |: : : :.//　|:|: : :|:!: : :.:|: : :.|: : : : |
.〈: : : : ;/:/: : :/: : : |:/: : : i!:.:.:|: |:|　 j:ﾊ: :从|: : :|!: : ;!: : :.:.:|
　　: :〃/: : :/: : : : |j|: ＿儿:⊥ﾊ!　　　｀¨　L:_/j: :/|: : : : |
　　∨iｲ: : :/: : : :.:.:| ´　　　　　　　　　　　　　　　　|: : : :/
　　　 /: : :.|: /: : : :i!￣￣￣￣｀ヽ　　 ´￣￣￣￣/: : :/
　　　＼: :.|:i!: :|: : :|:! z犲笊ぅミ　　　　才笊ぅミ､/: : :/
　　　　　ヽj从:.ﾄ､:.从 ` 込z少　　　　　込z少ｲ: : ｲ　　　はい。
　　　　　　　小| {＼＼　　　　　　　　　　　　-=彡'}.ﾉ
　　　　　　　　　＼ `ｰ＼　　　　 '　　　　　 /／　　　　不老長寿なのはよい事ですが
　　　　　　　　　　　｀ｰﾍ　　　　　--　　　　ｲ´
　　　　　　　　　　　　　个: .　　　　　　　 .イ/　　　　　　　組織の硬直化の原因になっています。
　　　　　　　　　　　 .|ｲ: |｀　　.__　　´|:ﾙ'
　　　　　　　　　　　　　 |＾ー― ､　 ., ―‐'＾|
　　　　　　　　　 _ﾉ　　　 i　i　　　ト .
　　　　　　　 -―　　´　＼　　　 ∨　　 .／　｀　―-
156 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/28(金) 21:11:25 ID:ua7o8sHB: 　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　　　　 .　　　´　　　　　　｀　　､
　　　　　　　　／　　　　　_ ......-――-...､_ ｀　､
　　　　　　　 /　 /　　 /´.:.:.:＿／＼＿.:.:.:＼　＼
　　　　　　　'　　i　　　 !＞i´ ﾊ' ,i　　　　　｀＜ヽ　ヽ
　　　　　　 ′　.l　　　.!　 .! /┴'|　　　ヽ　',　　`',　　 ',
　　　　　　.!　　 |　　　|　 i! l　　 |　|　　 |　.|　i 　 ',　　 ',
　　　　　　!　　 .|　　　|＿ﾊ｣＿　ﾍ i!　　.!　|　| 　 i|　 ',. i
　　　　　 .l　　 /l　　　!　|.斗＝≧ﾍ.!∨ .|≦二!￣||　　i l
　　　　　 .!　 /　 !　　 |.<:{´!::::::ﾟ} 　ヽ∨.!|::::ﾟ}ヾ　.|| i　.| |
　　　　　 |　 |　 .ﾊ　　 !　|`込zﾘ　　　ヾ込ﾘ '| ./ﾘ !　.! |　　　神官を理由もなく解任するわけにはいかないので
　　　　　 |　 |　 {_ ',　　ﾄ､l　　　　　　　　　　　 |/　| |　ﾊ.!
　　　　　 |　 |　　_.〕　ﾊ. `　　　　　＿'　　　 /　 .l l / .|'　　　結果的に新規採用ができなくなる。
　　　　　 l　レ.:´.:.|　　ﾊ　　　　 ‘ｰ‐'　　　ｲ　　.! !'
　　　　　.!／.:..:.:.:.:.:.!　　 |｀　.　　　　　　／　|　　 |'　　　　　　ままならないものです。
　　　　 / ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:!　　 l__　＞　.__. イ.:.:.〉　!　　.|
　　　 ./　　＼.:.:.:.:.:|　　 |　￣ヽr‐1.:.:.∨　 |　　 |
　　　/　　　＿ >　´|　　 |__　　　 |　｣＼/　　.!　　 !
　,..∠ィ≦≧x　　　 |　　 |　｀¨　　!´　　｀ー､|　　 |
./三三三三ﾊム　　!　　 |ィ´￣｀f´Y´＞...､　 !　　.ﾄ､

　　　　-=＝ニミ. ､　　. . : : : ¨￣￣￣¨: : . . .
　　 _. . : :￣￣￣ヽ｀´: : : : : : : : : : : : : : : : : : :.＼
　｢: : : : :_:_:_:_:_: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
　 j: : :／: : : : : :／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
　　ア／: : : :／: : :./: :./: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.
　〃/: : : :.:./: : :/ｲ: :/ｲ!: :.:.:|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : i
./' /: : : ／:L__/ /: /j' ||: : : |:|: : : :.!: : : : : : : : : : : : : : :.:.:|
　く: : :〃/: :.｣_　￣　　 !: : : ﾘ!: : : :|:.|: : : : : : : : : : : : : : :.|
　　∨/ｲ: : 从　＼　　　￣｀ j_: : :.:i!:|: :|: : :|: : : : :.:|: : : : :|
　　　 | .|: : |小.z,个ﾐ　　　　　　ヽ从|: :|: : :|: : : : :.:|: : : :./　　　神官長はラナー様に直接指導された世代でしたね。
　　　　＼|八| `.|:::|　　￣≧-- ._　Ⅵ: :/.: : : : :/.: : :/
　　　　　　 jﾊ　ﾋd　　　个芯ﾐx ｀ヽ.У: : : : :/.: :／　　　　　ラナー様にお会いできて羨ましいです。
　　　　　　　　　| 　　　　 |::::::::ハ〉　/: : : : ／:／
　　　　　　八　 '　　　之ｼ／　/.: : :／⌒i
　　　　　　　　　/＼　､　　　　　　.／´}／＿ .ｲﾊ
　　　　　　　　./　　ヽ　　　　　　　　个iﾊ: :／ .ﾄ
　　　　　　　　i　　　　ゝ┬┬　　　　_.j/_／　　八
　　　　　　　　|　　　　　　}} /￣￣　　　　　　 /.　＼
　　　　　　　　|　　　　　　ﾚ'　　　　　　／　　　　＼
　　　　　　　 /　　　　　　　　｀ー――　´　　　　　　＼
　　　　　　 ,ｲ　　　　［￣ﾛ＾ヽ　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　 ./　　　　　／ｲ::{:::::|　　　　　　　　　　　　　　ﾊ
157 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/28(金) 21:12:00 ID:ua7o8sHB: 　　　　　　　　　　　　_　 -‐＝＝‐-
　　　　　　　　　　／　_......-――-...._ ｀　､
　　　　　　　　 .／　　/.:＞‐ i^ヾー-‐ヽ　　ヽ
　　　　　　　　/　　　/´　.,､. !　　　､　｀ ',　　ﾊ
　　　　　　　 .'　/　 .'　　/┴|　　　　ヽヽ ',　 ', ',
　　　　　　　.' 　! 　 |　ﾊ|　　|　|　 | .|　|.|　',　|　',
　　　　　　　|　 |　十十ト-.⊥ |　｣斗廾　|　!　.!　　　宇宙暦２０２８年から２０７８年頃までは教団の黎明期でしたから
　　　　　　　|　 |　　| ≠iテ于Ⅵ　l仔下> /　!.! .!
　　　　　　　|　 l 　 .l､l |.辷:｣　　ヾ'辷｣ 1/　 | |,ﾘ　　　中級神の方々は本来の職務を休業して教団を直接運営していました。
　　　　　　　|　　! 　 !ヾ!　　　　　i　　　,l　　 |ﾙ'
　　　　　　　|　　l　　ﾄ､　　　　- -　　,ｲ!　　/|　　　..　仕方がないとはいえ、そのようなご苦労をかけてしまったのは
　　　　　　　|　 _｣　　l.:.`ﾄ､　　　／｀:!　 .'　|
　　　　　　 lr'´.:.|　　|:f⊥ _｀ｰ=11:.:.:.′ ハ |　　　..　我ら神官の不徳の致すところです。
　　　　　　ハ.:.:.:|　　ﾚ|　　 Y´　　ﾄ､:.|　 {.:./ .!
　　　　　 /　 .＞'!/　.!　｀ー !　‐ ´　｀|　 ∨-､!
　　　　 xィ´:::{　./　 /　r≦;:0:;≧x.　　! 　.∨:::＼
　　 .／:::::::::::::∨　 /　｀´//| lヾ｀´　　∨　 ∨::::::ヽ
　. /:::::::::::::::::::/　 /　　　〈/.介|_〉　　　 !.　　∨::::::::ﾍ
　/:::::::::::::::::::/　 ∧　　／:::|||:::＼　　 ∧　　 ∨:::::::::ﾍ
.<ニニニニ.' 　 '::::ヽ／:::::::::|||:::::::::ヽ／:::∧　　 }ニニニ>
　∨::::::::::::::|　　|:::::::::::::::::::::::|||::::::::::::::::::::::::∧ |! |:::::::::::::/

　　　　　　　　／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ≦ミ丶: ＼
　　　　　　 ./: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼｀ヽ!
　　　　　　 /: /: : :./: /:/: : :,ｲ: 从i!: : :|: : :.|: : : ＼: : : .
　　　　　　 .′|: : :|:|: :|: |: : :/ |//' }|: : :i!: : :|: : : : : ヽ: : 〉
　　　　　　 |: : !: : :|｣__|ﾆ二´　　　￣_ﾆ=ｲ:||: : !: : :i!:/
　　　　　 ',: :|: : :.!.,ィ笊ぅミ≧　　≦笊ﾐ.　|j'|: :.|:|: :ﾙ'
　　　　　　　 Ⅵ: : :|ヾ!{ﾟ::::::| 　　　 |ﾟ:::::} 》/: :!: :从/
　　　　　　　　iﾍ: 从　 Vz'｣　　　辷ｿ /:/厶ｲ
　　　　　　　　込＼::.､　　　　　　 ,　　　/ｲ/　　　　　確かに中級神さまにそのような苦労をかけるのはよくありません。
　　　　　　　｀T:ﾍヾ　　　＿ _　　　 /'
　　　　　　　　　　从: i＼　　　　　　　／　　　　　　　不適切な事を言ってしまいました。
　　　　　　　　　　 f＜!　　　　 __　ィ＞
　　　　　　　　　　 |　　￣￣ヽ　　/´　|
　　　　　　　　＾　　　　　　ヽ/ 　人_
　　　　　　´　　　　　　　　　ー　― '　　　｀
　　／　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　　　　＼
　/　　　　　　　　　　／￣:::_只_::￣＼　　　　　　，
./　　　　　　　　　　／::::::／|::::ﾊ:::i＼:::::::＼　　　　　 |
　　　　　　　　　　　＼／　/::/ﾊ|::|　＼／　　　　 |
158 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/28(金) 21:12:34 ID:ua7o8sHB: 　　　　　　／　／´_｣　　ヽ――-　　_.:.:.｀ヾi　　', ヽ
　　　　／　　/'¨´　,l 　　　　　　　｀＜!　　 ',　ヽ
　　　 /　　　/　　 .ﾊ.!　　　　 |　 i　　　　　 !.　　 ',　 ',
　　 ./　　　/　 / /＾`!　|　　　|　 ',　　　 ',　　|　　　i　　',
　　/　　　 ′　| l　　j　.!　　　l　　',　　　 !　 .!　　　|　　 i
　 .′ /　 .!　　ﾊ|＿__!　.!.　　ﾄ､＿ﾄ＿__　l　 .|　　　|　　 |
　 i　 '　　 |　　i´｢￣｀∨ﾄ,　　|´＼.| ヽ.　｀|　 !　　　l　　 .!　　　　ラナー様が神殿に訪れることがないから
　 |　i!　　 .! 　 ! ｨﾁﾃ丐N ∨　l　仟テﾐ､　!　.!　　　.!　　 !
　 |　!!　/　∨ K {:::::::r'}.　　∨ l　 {:::::::r'} >l　.!　　　 !　　 |　　　　確かに寂しいので気持ちは分かります。
　 | .i i .ﾊ　 ∨!　辷zﾝ　　　＼!　.辷zｿ　.'　!　　　 l　　　!
　 .! | | |　!　　ヽ!　　　　　 ,　　　　　　　 /, ｲ　　　 .!　　　|
　　!{. | !　|　　　l　　　　　　　　　　　　／' rl　　　　l　　　 |
　　{'　l !　|　　 .人　　　　 f_ヽ　　　　　 ,.ｲ:l　　　　l　　　 .ﾄ､
　　　 {'　.|　　　　.|>.、　　　　　　　／ |.:.i!　　　　l＼　　 |,ﾍ
　　　　　　l　　　l　|.:.:.:._ト　 __　　　´　　ﾄ,:|　　　　|.:.:.:＼　| ∧
　　　　　 /|　　/　.|.:.:.:|｀ーi　_　　-‐　´　|:!　　　　ﾄ､.:.:.:.:〉　 .∧
　　　　 ./ .|　 /　 .l__;ｲ　　 V　　　　　　　i!　　　　l.:.:ヽィ　　　 ∧
　　　　/　 ! ./　　 ! 　＼__ .}　　　_　-‐ ´!　　　　ﾄ､.:.:〉　　　　 ∧
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　　　　-=＝ニミ. ､　　. . : : : ¨￣￣￣¨: : . . .
　　 _. . : :￣￣￣ヽ｀´: : : : : : : : : : : : : : : : : : :.＼
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　　　　　　八　 '　　　之ｼ／　/.: : :／⌒i　　　　　　そうですね。
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　　　　　　　　i　　　　ゝ┬┬　　　　_.j/_／　　八
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　　　　　　　 /　　　　　　　　｀ー――　´　　　　　　＼
　　　　　　 ,ｲ　　　　［￣ﾛ＾ヽ　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
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中級神たちは計画開始から５０年間は七大神に仕えるという本来の仕事を休業してまで

教団の整備に集中しなければならなかったが

それ以降は本来の職務に復帰した為、中級神たちの教団は神官たちによって運営されていた。
159 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/28(金) 21:13:03 ID:ua7o8sHB: 今回の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
160 ：名無しさん＠狐板：2025/03/28(金) 21:16:07 ID:j41Ihu1F: 乙でしたー
161 ：名無しさん＠狐板：2025/03/28(金) 21:24:27 ID:9JuF9tWW: 乙です
162 ：名無しさん＠狐板：2025/03/28(金) 21:24:41 ID:qLyJ0du4: 乙でした
163 ：名無しさん＠狐板：2025/03/28(金) 21:26:55 ID:yc9a3kLA: 乙でした
164 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/28(金) 21:40:36 ID:ua7o8sHB: スレのルールが理解できないのに荒らし行為をする者がいるので発見したら管理人の方に報告します。
165 ：名無しさん＠狐板：2025/03/28(金) 21:45:10 ID:K5d6qMAI: 乙でした
166 ：名無しさん＠狐板：2025/03/29(土) 00:17:58 ID:rbdwjWR7: 乙でした。
167 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/03/29(土) 10:18:37 ID:fqey6+bL: >>140　誤字修正
×これまで女性が冷遇されたいたからその保証を受けるべき
〇これまで女性が冷遇されていたからその保証を受けるべきだ

>>141　誤字修正
×得るために道具にすぎない。→　〇得るための道具にすぎない。

>>142　誤字修正
×移住された。→　〇移住させた。
168 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/05(土) 17:18:04 ID:puHxr7AF: ttps://www.youtube.com/watch?v=prKQE9mZfnM

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　j{ j{////冂//ミぅs｡..,,＿＿__|_| :| |　| :|　　| |　|l　|　 l　| : | |　 :| 　ヽ|　 |‐|＿l|　 | |｀:|　ﾄ､｀ |　ﾄ､　|　ト.．
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　￣￣￣~|　|//////////∧　　Ⅵ‐:| :|　　|　　　 |　 |ｰ|ｰ:| |　 :|　　　|　 |　　ノーﾑ　厂圦-ゝ-='"￣_,,..｡｡+-=≦
　　　　　　|　|///////////∧　　ﾍノｰ|　　|　　　 |　 |　￣ﾉーﾑ　　厂圦--=ゝ=彡￣_,,..｡s=ﾆ''"⌒￣
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　　　　　　＞s｡二二二二二二'//,　　ゝ─=彡￣￣_,.｡｡+-=''"⌒￣

　　　　　　　　　　　 jI斗 ―― ミ
　　　　　　　　　／、　　／＼＿｀　、
　　　　　　 , へ／　＼/　　　　　＼ｰﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　、　　　　}
　　　　　/　　　　{　 |　 |　　|　　V　V　 ', 、
　　　　 '　/　'　 ∧__|　 |　　| | 　j＿ｊL　 ',　、
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　　　　|,'∧　|　 |《「ｒうﾒ }＼{ 'ｲｒ'う》 / ,':| 　⌒
　　　　　 ∧ |乂|　ﾋｒり ⌒｀丶ﾋrり j/ﾚ’ |　　　やっと神殿で採用されたね。
　　　　　　　ﾞ|　 ∧: : :　　.:　　 : : : /　　 '
　　　　　　 |　　∧　　　､　，　　/　　 '　　　　これで働けるわ。
　　　　　　 |　 |　个s。　　　,..イ　　/ ,'
　　　　　　 ∧　',　　|r‐≧=≦‐┤　/ /
　　　　　　　 ∧　',　 | r‐-芥-‐,｜ /}/
　　　　　　 ,　'"＼{ 、|⌒7:ハ:<’ |:/ / ｀メ、
　　　　　 /　　　　　＼ｰ'　ｰ'　/ 　　　 ∨
　　　　ノ　　　　　　　 /∧　　　　　　　　∨
　　／　　　　　　　 /l |,∧　　　　　　　　＼
　　　}'ニ=--　 ..,, __ 　 //l |/∧　　 __ ,,.. -=ニ{’
　　　寸ニニニニニニﾆﾆl |ニニニニニニﾆﾆﾉ
.　　　〈ニニニニニニニﾆl |ニニニニニニﾆ〈
　　　 /ニニﾆ/〉'ニニニﾆl |ニニニﾆ|〉ニニﾆ|
　　 /ニニﾆ/　}二ﾆﾆﾆﾆl |ニニニﾆ| Vニﾆﾆ|

　　　　ラナー教団神官見習い　セイン

　　　　　　　　　 .....:::::¨￣￣￣￣¨::::::....
　　　　　　　 .／:::/:::::::∠三三三三三三＼
　　　　　　 ./:::::::/:::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
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　　　　　 .':::::::/:::::::/::;ｲ:::::;ｲ::/:::i! ::::: |:::|:::| |:::::|
　　　　　 |:::::: |:::::: |_:/｣__/.| i!:::ハ::::::;|:::|:::| |:::::|
　　　　　 |:::::: |:::::´|/　|/ ｀|ﾒ|/　 }::/_|_:ﾊ_i!|:::/
　　　　　 |:::::: |:::::: |幵芥不' {　　j不芥幵|:Ⅳ
　　　　　 |:::::: |:::::: |　込ゴ　　　　　込ｺ　ﾊ:|　　　　そうね。
　　　　　 |:::::: |:::::: |　　　　　 ,　　　 /:: |
　　　　　 |:::::/|:::::: ﾄ.　　　　　　　 / ::: |　　　　別に働かなくてもいいけど
　　　　　 |:::/::|:::::: |:::＼　　　 ‘’　　／|::::::::|
　　　　　 |/:::∧:::: |:::::::个　　 __　イ:::::/::::::/　　　　それだと私たちがやることがなくなるわ。
　　　　　/／￣＼:|＜_｢￣￣V￣￣|/::::／￣ヽ
　　　　.//　　　　＼　　￣￣|￣￣/／
　　　 ,:/　　　　　 f二ニ只ニ /´ﾕ　　　　 |
　　　 /:|　　　　　　　 /::ハ::∨　　　　　　　|
　　 ./:: | 　　　　　　/::/　.|Vﾊ　　　　　 Ⅵ
　　/:::::ﾘ　 /　.i!　　　　 ∨ 　 | ∨ 　　　　 |　〉
　 /:::::〈　./＿_{{＿＿＿＿＿∧＿＿＿＿＿}.イ
. /:::::::/∨{///八/////////,ﾉﾉﾉ////////人'|＼
/::::::〃:::::::∨////i≧=-////{ { {//////,イ///!::::::ヽ
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:::::::::|ﾊ:::::::::::|∨///∨//////| | |////////∨,|:::::::::::}
:::::::::|　} :::::: |::∨///ﾊ//////| | |////////∧'}:::::::::/
:::::::::| 八 :::: |:::::.＼//｣//////| | |/////////∧::::::/
:::::::::|'::::: ＼从:::::::::>'///////,| | |//////////∧/

　　　　ラナー教団神官見習い　ディード
169 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/05(土) 17:18:38 ID:puHxr7AF: 　　　　　　　　　　　 ´:.:.;r‐::y──.:.:.:.:.`
　　　　　　　　　／:..:‐／.:.:../.::.::.:.::.:.:.:＼.:.:::＼
.　　　　　　　　 /:/.:..::.::.::.:.::.:.:.:.:..::.::.::.:.::.::.:＼.:.::丶
　　　　　　　　/./:.:.:..::.::.::.:.::.:.:.:.:..::.::.::.:.::..:.:.:..丶:..:.::..
　　　　　 /.:.{:.:/.::.::.::.:.::.:.:.:.:..::.::.::.:.::.:.:.:.:..::.::.::.:..::.::.
. 　　　　 / .:.:∨! .::.::.::.::.::.:.:.:.:..::.::.::.:.::.:.:.:.:..::.::.! :.:.:.i
　　　　　 ,ｲ.:.:.:..:八::.::.:.::ﾊ .::{ :..::.::.::.:.::.:.:.:.:}..::.::.|:.:..::.|
　　　　　/ :|.:.:.:..::.::.::.＿/ _}:八 ::.:.:ﾄ､八＿:|..::.::.|:.:..::.|　　　いえ、一般信徒はお祈りに来ているわ。
　　　　　　 |.:..:}.:.:.:..:.:∨　　`　 ',.:..ｉ　´ ＼}.:.:.::.{::.::.::|
　　　　　　 { :.八.:.:.:..:ｉ|rｱ不､　 ∨ 　,rｱ不､.:.八.:..:.:!　　　時間だけはあるからね。
　　　　　　 ∨　|＼.:..:{ 乂ｿ　　　　　乂ｿ.|.:./.:.:.＼八
　　　　　　　　 | .:ヽ八　　　 i　　　　 !/ .:...:.:::.}
　　　　　　　　 |{:.:..:.:.:.ゝ　　　、　 ,　　　 /.::.:.:.:}:.:.:|
　　　　　　　 .八.:::..:.:.:|ｱ＞ ,.　　　 , イ|::...:.:.:八:ﾉ
　　　　　　　／＼.:..:| 人＼.￣／ /　|.:.:.../'＼
.　　　　　　／　　ヽ{　　＼_Υ_.／　 .!i.:./　　＼
　　　　　　/　　　　　{　　　　 | 　　　 }/　　　　丶
　　　　　　　　　　　　　／[]＼
　　　　　　|　　　　　　　　 <__/|:ﾄ､__>　　　　　　　　 |
　　　　　　|i　　　　　　　 /r|:| ∨　　　　　　　　　　|
　　　　　　|i　　　　　　　　 ∧　　　　　　　　　 |
　　　　　　|i　　　　　　　　　　/.:./．　　　　　　　 |

　　　　　　　　　　　　. .-―――-. .
　　　　　　　　｡. : ﾟ: : : : : : : : : : : : : :ﾟ. . ｡
　　　　　　｡≦三三三三≧=-｡: : : : : : : : ｀: .
　　　　∠三三三三三三三三三≧x: : : : : : : :＼
　　／´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :｀ヽ: : : :＼: : :ヽ
　 /: : : /: : /: /: :∧: |: : : :|: :|: : : :＼: :.:.|: : : :.:.|: : : :ﾟ｡
　.′://:/ /: /: :/　!:∧: : ﾊ:.:ﾄ. : |: : ﾊ: :.|: : : :.:.|: : : : :
　|:.|:.|:|: |: |: :ﾊ: :|／|:|　|:`ﾄ､| | }: ﾊ: :| |: :i!: : :.:.:.|: : : :.:|
　|:.|:.|:|: |: |斗匕{　 |:{　|:/　〕:トj⊥L｣ |: :}!: : : :.:|: : : :.:|
　|∧|:| ﾊ |:丁丁）下ゝ.}'　　j¨孑）兀下/|: : : : :|＾i: : :.|　　　働かなくても衣食住が保証されているのはいいけど
　|　 |从 }从　_込少　　　　 _込z少jｲ/: : : : / ﾘ: :.:.|
　　　　|: : :∧　　　　,　　　　　　　　　/: : : : :/イ: : :.:.|　　　雇用がないのが問題よね。
　　　　|: : : : ﾊ　　　　　　　　　　　　〃: : : :/.: :|: : : :.|
　　　　|: : : : :込、　　　､　　　　　／{{: : : :/.: :.:.|: : : :.|　　　贅沢な話だけどさ。
　　　　|: : : : :|: : :＞　　　　　／　 ,ﾘ: : :/: : : ∧: : : |
　　　　|: : : : :|: :/: : : :＞r　　　　　/.: : :/: : : :/.:.:}: : :.|
　　　　∨: : : ∨: : ／|￣∨￣￣/.: : :/|: : : /: : :j: : : |
　　　　 .∨: : : ∨/: : |　　|　　 ./.: : :/_｣: : /.: : :/: : :.:|
　　　／∨: : : |￣￣｀　　　 ./.: : :/　　￣￣￣￣￣＼
　　　/　　 ∨.:.:.| r――‐只‐/: : :/―┐　　　　　　ヽ
　　./　　　　＼:.|└＝≠介./: :／＝-┘　　　　　　　　}
　 / 　　　　｀＼　 /:/ .|/／　　　　　　　　　　　　ﾊ
　.{　　　　　　　 /:/　イ|　　　　　　　　　　　　　 /.: }
170 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/05(土) 17:19:15 ID:puHxr7AF: 　　　　　　　　　　　　,. イ. . . ._
　　　　　　 . - : :￣: : : : : : : : : :｀: ､
　　　　／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
　　　 /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .
　　　 ' : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :,
　　　: : : : : : : : : :!: : : : : : : : : : : : : : : : : ,
.　　 l: : : l: : :,l : : l: : : : : : : : :!: :/: : !: : : : ヽ
　　 l: : : : !: : :!: :.!l: : : : : : : :/: ,' l: ,'!: : :,: :l｀`
　　, ; : : : :lヽ:l＼! ヾ: : : : :./仍心ヽ: :./: : l　　　　　今どき仕事なんてファッションみたいなものさ。
　 ´ l./l :､: l ,.ゝ‐-､　ヽ: :/　№6ﾘ.!: /: : : :!
　　/' -l: : :.ゝ　　　　　ﾚヾ　ｰ‐'/.ｲ: : : : :ﾄ､　　　　趣味だよ。
　 ,.'　　l: : : :.　　　　　 l〉　　　 /: : : ; : !　､
.　{　　　l: :l: :丶.　　､　 ―ｧ　 ..ｲ: : : / ヽ!　 l
.　 !　　ヾ!､: : : l＞ ,．　．＜l: : : : ／　　　.l
.　 }､　　　　ヽ: : :.!' //!,l:l,l ll:/: : :／　　　 /
　 ; ､　　　　ヽ: ! l:;l::!'l:l,l l'l.!:／　　　　　/
.　ヽ＼　　　〈 (ﾞ l:,'/!:!::!l　)〉　　　　　　',l
　　/`t　≧ｰ- ＿ーi'/,iｰi‐'"＿_　　 -‐ ",!
　 ///∧ー　´ ∨.|::l//!::l‐'V ｰ＝=-7 "´
／////∧ 　　 ∨!::!'/l:::l∨　　　 /

　　　　　　　　　　　　....:::¨￣￣￣￣¨:::...
　　　　　　　　　　 ∠三三三三三≧､::＼:＼
　　　　　　　／:／:::／:/∧ : |::::| : |:::::::|::::::::.
　　　　　　　　/.::/.:/://::/|:|　i::::|::::| : |:::::::|:::::::::|
　　　　　 /:::/:/:://!:::| |:|　|::/:::ハ |:::::::|:::::::::|
　　　　　　　i:::/:/:://{⌒{ヽ{　j/|:/⌒il|:::::::|:::::::::|　　　　AIとロボットが優秀過ぎて人間が働くとむしろ効率が悪いから
　　　　　　　Ⅵ/{/ﾚ|丁 T'　 /　}￣厂|:::::::|:::::::::|
　　　　　　　　　 |::: |　し′　　し′ |:::::::|:::::::::|　　　　平民女性の仕事なんてないわ。
　　　　　　　　　 |::: |　　　　　　　　　 |:::::::|:::::::::|
　　　　　　　　　 |::八　　＿ノj　　 ;:::::/::::::::::|　　　　生活の為に働かなくていいから恵まれているのは確かよ。
　　　　　　　　　 |:::::::|:＞...｀== ´　　./／:::::::::::::{
　　　　　　 /⌒ヽ:ﾉ:::／⌒Y´　⌒ヽ __::::::::::::::.
　　　 ./ / r〈ﾉこ　　V　　　し{_{_{_ﾑ　Vヽ::::::::::::＼
　　　　{ {（({J>‐‐z　/{　　　 /⊂ﾆ//　///＼:::::::::::::＼
　　　　ヽヽ　/ /　( /∧　　./〈　(（（ノ{/////{:::::::::::::::::.
　　　　　 /{_{_厂j///,}　 //∧{_{_{_{ノ//／/∧:::::::::::::::i
　　　　　　　　}_/_/_//∧////}＿__}＿／////∧ ::::::::: |
　　　　　　　　 |//////∧///////}/////////i}::::::::::: |
171 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/05(土) 17:20:12 ID:puHxr7AF: 　　　　　　　　　　　　　　／: : : ＼／: ヽ
　　　　　　　　　　, ,´／: : : : : : : : : : : : : ｀,／＼
　　　　　　　　／: ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :｀、
　　　　　　 /: : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : `r---ｭ
　　　　　 ./: : : /: : : : : : : : : :/ : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : :,l
　　　　　/: : : /: : : : : : : : : ./ ／　ｲ: : : : : : : : : : : .|: : : : :{
　　　　 /: : : /: : : : : : : : ナー-ﾁ |: : : : : : : : : : ,|　}: : : : 'l
　　　　/: : : {: /: : : : : ／ ∠≧≡ l: : : : : : : : : : ,ｲ :| : : : : '、
　　　 / : : : l: |: : : : ／　《{ lﾉ:::::}　 | /: : : : : : : / ﾅ |　| : : :ヽ
　　　/: : : : | :|: ／ | 　　 ,| {;:ﾂﾝ　 |/ : : : : : : /　/ .|　| : : : : `､
　　/: : : : : ',| |: : : : |　　　ヾ-ﾒ　／ : : : : : 〆Ｔヾ　/: : / : : :ﾄ､: ヽ
　 //: : : : : : ､|: : : : l　　　　　／メ‐‐ﾇ／/::ｭｿ　| |/ /　|: : |　ヽ､＼
　/ｲ: : : : : : : `, y´Y´'r､　　　　　　　　　《;;,ﾂ｣ノ : : ｲ: : : /　　　￣｀
　|/|: : : : : : : : /　,l　,l　}　　　　　　　　i　　　イ: : : ／/ ,/
　|　|: : : : : : : /　./, / /　　｢　 `ヽ、　　　　 / : ／ /／　　.　それでも神官と信徒だけはガイノイドでは代用できないわ。
　l　ヽ: : : : : /／´,ﾉ/ /　　　｀、　／　　　　/ : : : : |
‐‐--,＼: : .／ ,／ / /　ヽ　　　　　　　　イ : : : : : ヽ　　　　　ガイノイドは機械だから信仰というデリケートな部分は対処できないもの。
　　　　／／| / ,/ : : : : `ヽ,　ｨ　: :´: : : : : : : : : : :｀,
　　　　 /´ ｲ. .|　|. |: : : : : : : |'､　＼ : : : : : : : : : : : : : : ＼
　　　　/　　　　　　.{ : : : : : : | ＼　＼: l＼|＼: : : : : : : : :＼
　　　/　　　ヽ　　　｀r- -‐´￣.）＼　｀　　｀　＼ : : : : : : : ﾍ
　　/　　　　　|　/　　　　　,　ｲ´|入トヽ-―-､　　　　｀ヽ､ : : : : ﾍ
／´　　　　　 .ﾚ　　　　r ´ﾍ: :|　|: : : ﾄ―‐‐､:＼　　　　　ヽ : : : : ゛,
　　　　　　　　|　　　ｲ　　　V　 |: : | ＼＼＼/`､　　　　ｿ }: : : }
　　　　　　　 .j　　 ,/ 　　　　　　|: : | |::::|＼＼　　＼　　　　　ﾘ} /
　　　　＿ , ノ　　,/　　　　　　　.,': : | |::::||::｀､ヽ　　＼　　　　ﾚ
　　　,r　　-- ´　　　　　　　　　/: : |　|::::||:::::｀、`､　　　`ﾄ、
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::::´::::::::::::::::＼　　　　　　　　ヽ、/　　 |:::::||:::::::::`,　　　　.|:::::::::/
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　　　　　　　　　. . .-―――-. . .
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　　　　　/三≧=- : ＼: : : :.＼: : : : : : ＼
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　　 /: :/: : : : : : :｀: ＜|: : : : : :|: : : : : : : : : :.ﾟ｡
　 ./: :/: /:ﾊ: : : : : : : :.|: : : : : :|: : : : : : : : : : :|
　//:/: /;/ .|: :|: :|: :.|:.:.|: : : : : :|: : : : : : : : : : :|　　　ガイノイドは人間ではないからね。
.//:/: /〃　|: ﾊ: i!: :i!:.:|: : : : : :|: : : : : : : : : : :|
{ﾍ/|: :|从　 |/斗j七ﾙ |: : : : : :|: : : : : : : : : : :|　　　労働は代用できても信仰だけは無理。
　　乂{:.ﾑ　　弋苅　 .|: : : : :.∧: : : : : : : : :.八
　　　|: : ﾉ　　　　　 j.: : : :/ }∧: : : : : : : : : : ＼
　　　|: 人　　　　　　./: : : /人_ノ|!＼: : : : : : : : : :＼
　　　|: : 八　　　　 ./: : : :/　　　 |!: : :＼: : : : : : : : : :＼
　　　|: / 　ヽ￣　/: : :／| ＿＿_|!: : : : :＼: : : : : : : : : : ﾟ: : .｡＿＿
　　　|:.{　　　└‐/: :／｢V´　　　 |!: : : : : : :＼: : : : : : : : : : : : : : : : :
　　　|从　　　　/／　_,| |　　　　八: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
　　　|/｀＼　　/'_ 　´　｀¨´￣￣￣＼: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
　　　{　　_　　 ´ f三三只三三三} 　￣￣￣＼≧=-＜⌒ヽ: : : : : :
　　　　 /　　　　／／　 Vﾊ　　　　　　　　　　　＼: : : : ＼ }: : : : : :
　　　 ./　　　 .／／　　　 Vﾊ　　　　　　　　　　 }: : : : : :.＼: : : : :
　　　 { 　　く／　　　　　 V_}　　　　　　　　八: : : : : : : :.＼: :/
　　　 | ／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼: : : : : : : :.＼
　　 .／　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 >: : : : : : : : :
　　/　　　　　,/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ |＼: : : : : : :
　./　　　　　〃　　　　　　　　　　　　　　＿　.イ　　 |: :/＼: : : : :
　{　　　　　.ハ　　　　　　　　　 |:._｡＜三三ﾆ|　　 .|: :{　　＼: : :
　|＿＿＿/.| |ﾊ.＿＿＿＿＿＿＿＿}'三三三三.∧ 　 .|:从　　　＼:
　乂三三{ { {三三三三三三＞く三∧三三三三三〉　/: : ﾊ
　　　i≧=-〉〉〉ー――=＝≦三三,ｲ: ∧三三三三ｲ　/: : /}:}
　　　|三ﾆ.| | |三三三三三三三三j:/　ﾊ三三三三∨: : ///

　　　　　　　　　　　 . .-――-. . .
　　　　　　　　 . : :´: : : : : : : : : : : :｀
　　　　　　 .／: : : : : : : : : : : : : : :＼: : ヽ
　　　　　／: : ＞―――＜:＼: : : :.:|: : : :ﾟ｡
　　　　./: : ∠＞―――＜≧ﾊ: :.::.:|: : : : :|　　　信仰心というように
　　　 /: : :/´:/:|: !:!:|!: : :!: |:｀¨: |: : : |: : : : :|
　　　i{: : //:/|.:ﾊ:|:|:ハ: :|: ﾊ:|:|: |: : : |: : : : :|　　　信仰には心を持つ知的生命体でなければならないわ。
　　　从//:/: ﾄ{ |从{　j/}/j斗ﾘ七: : |ヘ: :.:.|
　　　 |/ｲ/!:.Nr≧zヽﾉ´}r≠＝|: : : |ﾍ }: : |　　　心を持たないガイノイドはプログラムで
　　　 {　{:.:|:.j从ﾋう　　　ヒう|: : : |, ｲ:.:.:.|
　　　　　|: N.:|ﾊ　　､　　　　　 |: : : |: :|: :.:.|　　　女性の真似事をやっているだけだから所詮は人形よ。
　　　　　|: : : |:人　　 _ _　　　 |: : : |: :|: : ∧
　　　　　|: : : |: : : i＞｡. __ ィ　 |: : : |: :|:./: :∧
　　　　　|: : : |: : : |: : : :.:r‐v― |: : : |ﾍ|/: :/: : ﾟ｡
　　　　　|: : : |: : : |: : : :人_|＿_,|: : : |_ﾉ￣￣＼}
　　　　 .从:.:.:|'´￣￣〔￣只￣|: : /　　　　　　＼
　　　　　 ∧: !　　　　 /∧ヽ¨|: /　　　　　　　＼
　　　　/ 　｀＼　　 //　}　} j:/　　　　　　　　　　　＼
　　　.／　　　　　　 .〈/ /{.L//'　　　　　　　　　　　　＿ >
　　く　　 /　　　　　 /ﾊ　　　　　八　　　.｡＜{／
　　　＼/　　　　　　　 /.{ {|　　　　　　　　＼／///∧
　　　 └＜＿＿＿_.∧ Ⅵ＿＿＿＿＿＿／Y/////∧
　　　　/: :.:个＜/////| | |///////イ///: : : :∨/////∧
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　. /＾＼////,（∨////.∧∨//////////＞ ´｡く　　　　　　　　｀´ ヽ　　　__.ニニ⊃
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　/＼////ヽ〃//＼_/////,＼｀二｡＜'///////,ﾊ　　　　　　　　　　　　ヽ）
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172 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/05(土) 17:22:46 ID:puHxr7AF: 　　　　　　　　　　　　　＿＿__
　　　　　　　　　　,　'へ／＼ー‐､__　、
　　　　　　　＿/⌒　　　　　　　　　⌒V､
　　　　　　　′　　　 /　　　　　　　　 Vﾊ
　　　　 /　　｜ '　 |　　 /　|　　　　　 V ,
　　　　　 '　　ｌ　|__|＿|　　 { _ L,,,...L　　　寸、
　　　　　|　　 ', :|V ＼|、　 {＼|＼{ハ　　　}７⌒
　　　　　|　　　Vｲ笊ぅ } 　 { ｲ笊r}ﾚ'|　　 },'
　　　　 ∧ V　ﾄ' Vrり 'へ {　Vrり　'　　　}'　　　　男性は私達よりも人形の方が好きみたいだね。
　　　　　∧ lV 八_　　　,:　｀　　　　'　 / ハ
　　　　　　｀ }＼「、　　＿__　　　/ ／ﾚ’　}　　.　『女性は人権を持っているから面倒』らしいね。
　　　　　　 7　j人　　V　ノ　　７´　　 |v
　　　　　　　 ,　　　 }ト　＿　,.イ/　　　 / '
　　　　　　 | |、　　 } ｆ^,　 r‐/　　　 / /
.　　　　　八|ﾊ　　　}ﾊ　', /　7　　／ﾚ' -=ミ
　　　　　　　,　'" 、　八ｒ'芥メ,|　,イ　　　　寸 /
.　　　　　 /　　」ﾊ/　</　V　Vﾊ{　　　　　 ∨
　　　　　　'　　　　　　　　∧　　　　　　　　　　　 }　/
　　　　　 }　　　　　　 /,'∧　　　　　　　　　　　V
　　　　 /　　　　　 //l|,'∧　　　　　　　　　　　',
.　　　　 /　　　　　 //,'l|//∧　　　　　　　　　　 }
　　　　＞-　..,,　　 ///∥//,∧　 ,,.. -=ニニニニ}

　　　　　　　　　　 ...-=≦三三≧zx
　　　　　　　　　　／／＞:´￣￣￣＼:＼
　　　　　　　　　 /:::/´:::::/:::|:::::|:::ヽ::::: |:＼:＼
　　　　　　　 ./:::/::/::::/:::::|:::::ﾄ､:::|::::::|:|:|:| :: |:.
　　　　　　　　/:::/::::|:::::ﾊ::::ﾊ:､｣_|__ﾄ＿!:!:!:!::: |:::.
　　　　　　　 .' :: |::::::i!:::;|イ:| Ⅵ∧::| Ⅵ !:!:!::: |:::|　　　男はそうでしょうね。
　　　　　　　 |::::::|:::::匕::|　i:!　}'　 }'ﾆ　从|:|:::::|:::|
　　　　　　　 |::::::|::::::| .Ｎﾆ{'　　　佗乃Y!::: |:::|　　　昔と違って男女が一緒に生活する時代じゃないから
　　　　　　　 |::::::|::::::ﾚえ它ﾊ　　　　　 |:::::|:::|
　　　　　　　 |::::::|＼:!　　　　　 !　　　　　 |:::::|:::|　　　もう、あいつらに関わる必要はないわ。
　　　　　　　 |::::::|::::{｀＼　　　　　　　 |:::::|::::.
　　　　　　　 |::::::|:::::｀¨::＼　　 ‘￣’　 .／|:::::|:::::::.
　　　　　　　 ∨::|::::::::::::::::介:...　　　／| : |:::::|::::::::::.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「それでいいの？」＞セイン
　　　　　　　　Ⅳ|:::::::::::／: |:｢￣丁￣￣| :|::: |!::::::::::::.
　　　　　　　　|:|::!＞――‐_.r/7＾i 　　 j_｣:::八::::::::::::}
　　　　　　　　|∧!　　 _./ / { {　{｀ヽ¨´　.j/￣￣￣ヽ
　　　　　　　 /　 i!　　/〈　'　　　｀.⊥―‐､　　　　 i
　　　　　　 ./　　　　/ililil＼_. -=≦il∧⊇ﾉ　　　　　　 |
　　　　　.／　　　　ゞ≧zzⅦilililililililil∧　　　　　＼|
　　　　く　　　　　　/ilililililililⅦililililililililili〉　　　　　,ゝ
　　　　 /＼　　　 /ililililililililハ＞≦彡彳＿_|＿＿ .イ::|
　　　 ./:::::::::iーi:i7ilililililililili/i|||Ⅶililililili∧ililil}ilililiｌiｌiｌiｌ|:::|
　　　/::::::::::/ilili/ilililililililili/ilil|||iliⅦililililili∧ノilililililililil|:::|
　　./::::::::::/ilili/ililililililililili|ililil|||ililiⅦilililililil∧ililililililiｌiｌ|:::|
　 /::::::::::/il／ililililililililililiｌ|i≦|||≧.|ilililililililililil＼ililililili|:::|

　　　　　　　　　　　 -―――-
　　　　　　　　　...:::´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀::..
　　　　　　　.／x≦三三三三三三≧x|::::::＼
　　　　　　 /::/＞.::´::/:;ｨ::::|:::::::＼｀::.＜|:::::::::::::.
　　　　　 ./::/´ |::::/ :|::| |::::|::::|:::::::＼::::::|::::::: |::::::.
　　　　　.'::::i :::: |::::|::::|::| ‘，＼_ヽ::::: |:::::|::::::: |:::::::|　　　良いも悪いもないわ。
　　　　　|:|::|:::|:::|:::ﾊ::i!:ｲ　＼＾＼＼:ト::｣_:::::::|:::::::|
　　　　　|:i!:|::||斗匕i八|　　＼ｵ笊丁ﾘ!:::::: |:::::::|　　　『男性は女性と共に生きる道を放棄した』
　　　　　|'|::|:从::<代）芯　　　 " 込リ'　|::::::::|:::::::|
　　　　　从＼:＼|　ﾏ少　　　　　　 !:::::: |:::::::|　　　それが王国の現実よ。
　　　　　　　＼::ﾄ{:＼　　　 !　　　　　　 |::::::::|:::::::|
　　　　　　　 `|::::人　　　ｧ⌒ヽ　　　 !:::::: |:::::::|　　　私たちが文句を言っても仕方ないわ。
　　　　　　　　　∨:::::|::....　｀￣ ´　／　|::::::::|:::::::i!
　　　　　　　　　∧:::: ∨::/|＞-_≦-―‐!:::::: |::::::从
　　　　　　　 /::∧::::::∨厂∨　　　　 /::::::/:::://:∧
　　　　　　 ./::/::∧::::::K　　|　　　　./:::∠:::＿:i:/::∧
　　　　　　　厶 -‐ ¨ﾍ:::|.ィ=ｧト.､　 /／　　　　｀　､:∧
　　　　　／　　　　 <j从介ト .:.:.＼/'　　　　　　　　ヽ∧
　　　　/　　　　　　／/　|:|　＼／　　　　　　　　　　 Y∧
　　　./　　　　　 /／i　//　　　　　　　　　　　　　 }:::∧
　　　{　/　　　　　//　ﾉ.//　　　　　　　　　　　　　　　/::/::∧
　　　|/　　　　　〈/／〈/　　　　　　　　　　　　　　 /::/::/::∧
　　 / 　　　　／　　　　　　　　　　　　　　 /::/::/::/:::∧
　 ./　　　　＿＞ト　＿＿＿＿　　　　　　　　 /::/::/::/:::/:::∧
　/　　／￣i{:i:i:i:i|　|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/:i:i:＼　　　　　　 /〉/::/::/:::/:::/:::∧
./_　イi:i:i:i:i:人:i:从. Ⅷ:i:i:i:i:i:i:i/:i:i:i:i:i:i:i＼　　　ｲ/:::/::/:::/:::/:::/::∧
´ ￣ !:i:i:i:i:i:i:i:i}≧i〉〉≧=≦/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼　　　＼'::/:::/:::/:::/::/:::ﾊ
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　　　|:i:i:i:i:i:i:i:i|:i:i:|　|:i:i:i:i:i/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/〉::::::::::::::::::::::::::::/:::/::/::/::::::|
　　　|:i:i:i:i:i:i:i:i|:i:i:|　|:i:i:ｉ:/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ｲ:::::::::::::::::::::::::::::::: /::/::/ ::::: |
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　　　|:i:i:i:i:i:i:i:i|:i:i:|　/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/:i:i:i:i:7::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
　　　|:i:i:i:i:i:i:i:i|:i:i:|./:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/:i:i:i:i:i:i:＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
　　./|:i:i:i:i:i:i:i:i|:i:i:/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |
173 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/05(土) 17:24:08 ID:puHxr7AF: 　　　　　　　　　　　　 ,.　へー ‐=ミ
　　　　　　　　　,､／＼/　　｀´　＼_｀_　、
　　　　　　　　 ´　　　　　　　　　　　　 ∨ヽ
　　　　　　　/　　　/　 {　　　　　　　　 ∨∧
　　　　　 '　　 /　 {∧　　|　 l|　| ',　　∨/,
　　　　　 '　　ー-ミ.,{ ∧　 | 　jI斗┼　　寸!
　　　　　　| { 　 | 」L..,{ヽ∧　＜」L..,,!　　 }、＼
　　　　　　| {　　|【 {ｒう!｀ ∧　{イｒ'う| 】　 /　 }⌒　　.　まあ男女で生きるなんて今どき貴族しかやっていないから
　　　　　　|∧　 |:　Vり　´　＼ Vｒり　}　/　　}
　　　　　　 ∧,小 : : :　　 ,　　 : : : :　ﾚ'　　/}　　　　　どうでもいいけどね。
　　　　　　　 ∧ ,∧　　　　　　　　　/　　ｌ∧}
　　　　　　　　 |´ 　丶　｀　´　 ,. イ　　 /{　　　　　　　というか、それは効率が悪いよ。
　　　　　　　　 |　　　〕ト -=≦斗,'　　/＿
　　　　　　八　　 /_ノﾊ　V　 / 　 /´ ⌒ ー　、
　　　　　　　　／',　 {　ｒ－芥―ｖ}: /　　　　　　　寸
　　　　　　 _／　　', 八　7 /　V くﾉ´　　　　　　〉,
　　　　　/::{　　　　｀'　　／{',　⌒　　、　　　　　／　〉、
　　　ノ{:::::＼　／　　／::∥::',　　　　　＼　 ,. イ,,.. イ:::}
　　 < 　∨::::::＼　　 /:::::::∥:::::',　　　＿ ,,.. -=≦::::::::::ノ
　／　＼｀'＜__(｀￣:::::::::::|l::::::::::￣::::::::::::::::::jI斗　'"´「
　'　　　　＞-'　 }≧=-:::::::|l:::::::-=≦:::::::::::「__　 ,,..　イ
　　　　／　　　 :}::::::::::::::::::|l::::::::::::::::::::::::::;’ !　　　｜
.　　〈　　　　　 :}::::::::::::::::::|l::::::::::::::::::::::::::| ｜　　　｜
　　　 ∨　　　　:}::::::::::::::::::|l::::::::::::::::::::::::::| ｜　　　｜
、　　　 ∨　　　:}::::::::::::::::::|l::::::::::::::::::::::::::| ｜　　　｜

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　..:::´::::::::::::::::::::::::::｀::..
　　　　　　　　　　　　　 ∠三三三三｀ヽ::::＼:::::＼
　　　　　　　　　　　　　 / .::: /::/::/:::::::::..｀Y:::::::|::::::::::.
　　　　　　　　　　　 /::///::/:∧: |:|: |:::::|:::::: |:::::::::::|　　　赤の他人が家族になるなんて想像できないわ。
　　　　　　　　　　　　　　　 |:|:|｣｣_/:/　 |｣:i!::|::| |:::::: |:::::::::::|
　　　　　　　　　　　　　　　 |从川ﾚ｀　从ﾙ'|∧! :::: |:::::::::::|　　　昔の平民はそれが当たり前だったけど
　　　　　　　　　　　　 |:｣f笊i　　才笊ｱｊ!:::::: |:::::::::::|
　　　　　　　　　　 __　／ ! ﾋﾘj　　ヒリ /::::::::/.::::::::: |　　　そんなことが実行できていたのが不思議だわ。
　　　　　　　　 rく//Y　八　　　　　 /::::::::/.:::::::::::::|
　　　　　　　　　／｀ヽヽ'/V　　＼ ‐_‐　　,/::::::::/::::::::::::::八
　　　　　　／////∧∨/v┬.┬ー=≦/:::::::/┐:::::::::::{::::.＼　　　　　　　　　　　　　　　　　「まったくだよ」＞セイン
　　　　　　.／////////! !//ト|:::::|―‐〔i７:::::::/__｣＿_::::::|:::::::::::＼
　　　　 .／//////////! |//| .!::: |　　 /::::: /　　　　｀　 ::::::::::::::::.
　　　／////////////,|_L__｣ |:::::|r‐{_7:::::::/　　　　　＼::::::::::::|
　　/////////////／　　　 /::::/ 7/||::::::/　　　　　　　＼:::: |
　.////////////,く　　　／:／〈/ .||:::::{　　　　　　　　　　　＼|
..〈//////////／　＼　./:／　／　从:::::＼　　　　　　　　 ,ｲ|
　.＼////＞ ´　　　 ∧ }/ .／|　　　　＼::::}　　　　　　　　 //:|
　　　｀¨´　　　　　　./{{∧／//|　　　　　ヽ|　　 :|　　　　　 /ｲ::::|
　　　　　　　　 /::从/////,L_　　　　　　 .::|　　＿, イ::::| :::|
　　　　　　　　　/:::///＼//////７７７ー―――｢//////| :: | :::|
　　　　　　　　|::〃//::::}}/////////////////.ﾊ'/////ﾊ : | :::|
　　　　　　　　 |:八{从::::||/////////////////|::|'//////|:::| :::|
　　　　　　　　 |'　　乂||////////////////ﾚﾚ|'/////∧ｲ:::/
　　　　　　　　　　　　 ||///////////////　　 ∨/////∧/
　　　　　　　　　　　 ||//////////////{　　　 |///////∧
　　　　　　　　　　　　　　 ||'/////////////从　　　|////////∧

平民の男女が別に暮らすようになって数千年がすぎた現在では結婚や恋愛は古典の出来事になっており

それでも何ら問題になっていなかった為に平民は男女問わずそれを当然の事として受け入れていた。
174 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/05(土) 17:27:15 ID:puHxr7AF
175 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/05(土) 17:27:57 ID:puHxr7AF: ttps://www.youtube.com/watch?v=J8N7i0zp2wQ

: ││|==:| | | | |´￣￣＼ニニ＼ | |ゝイ| :|　|／ ,.ｨｉ〔ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ|　 | 　|‐‐| | |／::: ｲ　 ||　　 |====＼,.｡o≦二二
: ││|==:| | | | |＿＿　　｀弌ﾆニ弌二_| :|　|〕イ‐l|||　　　　　　　　　　　　　　　 ///:|　 | 　|‐‐| | |::::,ｲ=|　 :||　　 |＼,..｡o1ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
: ││|==:| | | | | | | | |〔:|:|==_〕::|==弌二| :|　|〕 |l‐||||l　　癶　　　　　　/|￣ﾞ|　〈//,::|　 |　 |‐‐| | |/===|＿,||　　 |二乂__|」　|　|　|￣
: ││|`ヽ| | | | | |_|_|_|〔斗==_ﾐ |､:|　|ニ}| :|　|〕 |l‐||||zzｪ|ｪ:|zzzzzzzzzzz|:|:::: :|__ ∨/_|　 |　 |‐‐| | |_|　|'´____|| ∩.:|_|li'´￣|」　| ,,.｡o≦
: ││|`ヽ| | | | | |二∠二Ｙ´　｀Ｙ:|_,,|ニ}| :|　|〕 |l‐||||　 ││││　　　 |:|:::: :|: |//‐‐|　 |　 |‐‐| | |_|　|]_||_ﾉ|| |:::| | |　　　|」／　＿＿
: ││|｀'||| | | | | |s｡.,＿＿|＿___|＼,,|___}|_:|_,,|〕_|　||||-‐┴┴┴┴=ﾆﾆﾆ|癶: :| //ｰ‐ |　 |　 |‐‐| |／ヽ￣￣￣￣ヽ￣｀Y´_」Lﾆﾆﾆﾆﾆ
: ││|　||| | | | | |　　≧o｡l＿＿|＼|＿|＿|ヽﾆﾆﾆﾆ二|_: : 冂:_:_:_:_:_:_:_:|_jI斗也/ー／|　 |　 |‐‐|/::::_:_|二二二二斗--＜＿,,..　=＝＝
: ││|　||| | | | | l`|ﾞ'ｰ-　_≧rー|‐-|/_,|¨ﾞ｀ヽ|_|_|_|_|￣|::|Ⅵ,,|┬ェ|￣|'":::｡o≦＞イ＿|＿|／|￣|,イニニニr≦i:i:i:斗===」＿　　-─…
: ││|‐l||| | | | | |│　|　 :l｀`|￣|＿|ﾆ|二二ﾊ_|_|_|_|＿|┴|二二「」＿|__＞''" 　 /ｰｰｰｰ/ｰｰ／／i|￣|,.ィ〔二二{{二弋￣＿＿二二ﾆ
: ││|¨:||| | | | | |⊥,,_|　 :|.,,_|￣|~|│ll_//i|ﾆ∧二二二≧s｡`ー─────=ァ'´￣￣￣￣~｀ヽi|「」|‐ｌ||│￣ ||￣~| |￣:::: | |::::::::::| |
: ││|_,,||| | | | | |丁 Tｉ=-|.,,_|￣|~|│l|/:|_i|三|ﾊ‐_─‐､､──ー┐|]]]]]]]]ア´: |::::＿＿＿＿＿_ﾑ「」|‐ｌ||│ : : ||::: :::| |:::::::::::| |::::::::::| |
‐┴┴─:|| |二二|┴- 廴_|_|_|TTT|┴l|　| i|Ο|￣|_^Y｡s≫l|=ＣZZZZZZ＞'_,｡oT|::: |￣￣二ﾆ=ﾏ::::ﾑ￣~||│ : : ||::: :.:| |:::::::::::| |::::::::::| |
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===/ //,'|| |∧ﾏﾍ'⌒ヽl|＾||二二二二ｌ|Ⅵ |￣丁丁}‐┐....0|=Ｃ,.レ--ミ| |:|:|:|:|:|:|:|: : |:|:|:|:|:|::|_|::|─ ﾏ::ﾑ‐||＿＿_||____,| | : : : : : : : : : : : :
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‐‐|//|￣~| |:::::|: |　ﾊ::: || :||:::|:::|:::|_,|」斗::|‐|　　　_ -=＞／〉:_:_γ^i　弋rt＿xﾍ≧s｡,|===Y=／,.---｀'＜￣｀'' ＜i:i:i:i:i:i:i:i:≧=＿-　　＿
~＼￣￣￣＼_|_,|＿ﾊ_,||_,||｡o≦「＿＿|::|_,|_ -=＞ﾞ　 Vo∠∠orｸ　　｀¨＞くx====-ミi:i:＜)ー-ミヽ__ﾉ_xヘ二二ﾊ─＜´:::::::::::::￣｀ヽ､
　　＼￣＿＿≧=--------------_-=ﾆ≫ ﾞ ,.　-=＝＝=ﾐｰ-､　　　　　{＾Y二ヽ:::::::::ノｰrミi:i:≧＜zzzzzzzj^ゝ‐'V^i　`ー＜　＼:_:_ﾉ
　　　＾＼￣　　　　　　　　　　_ -=ﾆ≫ ﾞ＿_∠＿::::::::::::::::_:_:}i　ﾊ)　　　　 ∨　ゝ　_二＿_人_)ミi:i:i:i:i:≧s｡ー'ﾞ　　　ゝ-＜γヽ｀辷rｪｪｪｪ
_,.､-‐''" _」　　　　　　　　_ -=ﾆ≫ ﾞ　／/￣　　/::::::::::/　　 {^VY〉　　　　 ≧≦＝＝＝≧≦　^'＜i:i:i:i:i:i:i:≧s｡.,_　　　　弋ｿー‐ｧ──
,.｡o≦⌒　　　　　　_ -=ﾆ≫ ﾞ　　　　V777　／/｀¨¨´　〈「「l|　∨)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　^'＜i:i:i:i:i:i:i:i:i:≧s｡.,　｀¨¨¨´

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　　　　　　　　'　　|　　　ﾑﾍ　　　　　　 |　　.|　　 i
　　　　　　　 i /　 !　 |　|`'^|　| ＿|__l_ヽ.|　　.|　　 |
　　　　　　　 |.ﾊ　i!　|,i!イ￣∨ﾄ､　ﾄ､ﾄ.｀iﾄ　　|　　 |　　　クリス様、ここが私たちの住む都市です。
　　　　　　　 |{　! |ﾊ i!|.灯ﾊ　Ⅵ"てうﾊﾐ|　　 !　　 l
　　　　　　　 |!　Ⅵ .! ﾊ　以　ヾ　込ｸ'´i　　/　　　!
　　　　　　　　　 X!| 圦　　丶　　　　 i　 /⌒＼　!
　　　　　　　　　/　 |　 .|＼　　ｰ　　　ィi　 .'.:.:.:.:.:.:.｀ーｧ
　　　　　　　　./　　i　　|.:.:.:.＞ｰr≦＿/　/!.:.:.:.:.:.:.:.:,ｲ
　　　　　　　 /　　 ,'　 .ｲ.:.:.＿｣￣!´ _/　/_｣＿_.:.／ .|
　　　　　　 ./　　 /　/イ´　　｀/´　/　/　　　　　＞―.､
　　　　　　/　　 ,.i　/::::::! 〈二只二/　/　　　　　/::::::::::::::ヽ
　　　　　./　／./ /::::::::|　 //|| |:|/　 i 　　　 /:::::::::::::::::::ﾊ
　　　 .／　 {＼i　i:::::::::::! {／,.勿:i! 　 |　　　 ,.ｲ::::::::::::::::::::::∧
　　　/　　　 {＼|　ﾄ､__r／／//Li|　　!　　／:/:::::::::::::::::::::::::::∧
　　./　　　　ヽ:/ ./ｰ／　　／ ∨　　| ／:::::<二二二二二二ﾆ>
　 /　　　　 /|　|r/　　　 /　　 | ﾊ　.|'ヘ::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::/
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/{　　　　 r｢|´::::::::::! ／|:::::|｜ﾄ,.ﾍ|::::ヽ|:::::::::∨〈::::::::::::::::::::::::ｲ
!ｲ　　　 r|| |:::::::::::::＼:::}::ノ人〈:::::::::::::::; ィ二ﾆ〉ﾊ:::::::::::::::::, ｲ
|{|　　　 /:∧∨:::::::::::::У／: : ｀∨::::／／::::::::::＼{:::::::::::::::i　|
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|!|　　.〈::::::::::::∧〉ィ　　/: : : : : /: :￣: ＼::::::::::::::::::::::ﾊ:::::::|　ﾊ
|ﾊ　　　＼_ ィ ´　　r‐〈: : : : : : : : : : : : : ＼::::::::::::::::::::|::::::!/　|
|　∨　　 /　|　　/〈o_/_［二］ニニ｢￣￣￣｀＜::::::::::::::::∧　!
　　∨　 .{　 l　 / o//: : : : : : : : : :ﾄ､o＿＿＿__ ＞i ､_;ｲ ,.}　!

　　　　　　　　　　　 ,｡- '^´￣´` ' ‐ 、
　　　　　　　　／´　　　　　　　　　｀ヽ,
　　　　　　　　／　　　　　　　　　､　　　'ﾍ
　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　ヽ　　　 'ﾍ
　　　　　　 .'　　　　_,ノ^　　　　　ﾍ　　　 i1
　　　　　､....L．-‐''^ 　 / 　　 .　l １　　ｌ.　　　!}　　　　　へえ、２００年前に比べて本当に良くなったね。
　　　　　　｀T'7ｰ―フノ| i　　 j　}! |'､　 1　　 li
　　　　　　　{ .|　,.rﾝｲ　h |、　 :l /ﾍ_ﾚヽ　!　　 }.ﾍ　　　　中級神の方々は待遇改善をしっかりしていたか。
　　　　　　　　i. | 　　｜/.,j_! ､　 l/r'^ヾ_,入{_　　.j!　｀>
　　　　　　　　1.{　　　|/,＿k｀ヽ, l 　 riﾟ5k ﾘﾞ　 ∥ 'ァ^
　　　　　　　V1　　 lzf^lﾟ;dﾄ　ヾ　　 V;ﾂ j　　.j'＾＼
　　　　　　　 ,ｽ　　ﾄ､｀ヾiｿ　　　　　　 .| 　 /　　.｝　　　　　　　　_
.　　　　　　　　 `弋　 Y'ﾍ.ｨ　　′ __　　.{:l　/:'^　/k.､,_ 　　　　 {ミj ,..、
　　　　　　　　　ﾍ　N　ヽ､,_　<´.ノ　／ﾘ /　／　}. : ＼　　　 jﾐr'三ミk、
　　　　　　　　　　 rﾍ'､ﾄ:、i,／ .`丶-:彡'^/./　　　,ノ : : : : ﾍ　　 ,ﾉﾐV'三三〉
　　　　　　　 / : : >ヾ　｀'＝'''^~　　　j/　　／ : : : : : : : '、　　{三Vﾐ三ヲ
　　　　　　　 .,.ｲ: : : :i、　　　　　　　　　　　,.イ、: : : : : : : : : :i,　　V三L彡7
.　　　　　　 _/:/: : : : : :｀ヽ､_　　　　　 _,｡‐'^ j:}/ﾊ : : : : : : : : :.l　　/三三ﾐ/'
. 　　　　 /:::, !: : : : : : : :}zxｭx---‐'^　._,.ィ;ﾝ//ハ : : : : : .:::.､}　ﾉ'三三ﾆi'
　　　　　 ./:ﾍ::::、: : : : : : jV/!///＞=＝7/////!//! : : .:::::／^:ｿ三三三ﾐ'
　　　　　/k、:ヽ:::､　: : : :{//{//////////////{//ﾊ .:::／.／ {ﾐ三三三Y
　　　〈//ﾊ,: :ヾ::ヽ　: : :ヾjﾍ,/////////////.{//ｨ{ : .::/:^:,rﾍ三シィ'7^
. 　　　 V//i＼: :＼::::.、: j::`'＜ﾆィ///.ZX-==f＞'＾{::::イ/Ｙ/// ////
.　　　　　V////>､: : .ヾ::7::.:: ::.ﾍ,　　　　　　　　 └'１Vi.{///////
　　　　　　ﾟ､/////1ｰ-=へ､::.::/ ヽ　　　　　　　　　　 {　＼////ﾝ’
　　　　　　ヾ//f三ﾐ=;　　　_/　　　　　　　　　　　　　ﾍ　　`''^~
　　　　　　 /三三三k 　 /::、　　　 :j　　　　　　　　 .}
　　　　　　　ヾ三三三ミ､/三、　　　　　　　　　　 ,i、
　　　　　　　　　＼三ﾉ三ﾘ:ヾﾐ{:::rx;::-:、　,__　　___,.｡-=':::_;}
　　　　　　　　　 }三kﾐ}::: :::i:::{三{l=xﾆ=┐:::::_;:::::rf三彡i
　　　　　　　　　　　 '柱xミk:::.:::l::: :::`ヽ､,__ミﾘミ三}::/-:'^::::::}

　　　　　　　　　　　　　　　謎の観光客　クリス（偽名）
176 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/05(土) 17:29:08 ID:puHxr7AF: 　　　　　　　　　　　　　　　　　_　-─……‐‐‐ミ
　　　　　　　　　　　　　　 _ -　,.｡oﾆﾆﾆﾆs｡　　　｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　／　／{￣`ー‐-=ﾆﾑ　＼　 ∨
　　　　　　　　　　　／　／⌒|　　　　　　　 |　　　}　 ∨
　　　　　　　　　　／/　//　ハ　　 |　､　 |　|　　 .|　　:}
　　　　　　　　　/　/　//　　厂|_|　 |　 |　 |　|　　 |　　 }
. 　　　　　　　 /　/　/ {　／厂乂　|￣|¨丁Ｔ　　 |/　 /
　　　　　　　　/　 |　ハﾟ｡　ｨﾃﾈﾐヽ|　,ｨえ刈　　 /　 /　　　　　この惑星は中級神の方々の利権だから
　　　　　　　　{ 　 | ハ `､＼{ Vソ　　　 Vソｲ　　ハ　{
　　　　　　　　', 　 i{　＼＼ﾍ :.:.　'　　:.:.／ｲ　 /‐'＿{　　　　.　クリス様が訪れるのは少々問題ではありませんか？
　　　　　　　　＼　{　　　ハ　个s｡｀　　　ｨ　厂::::::::￣＼
　　　　　　　　　　　＼ _ム斗　| |‐≧=≦__/　廴:_:_:_::::::::::::〉
　　　　　　　　　　　／::::::|:::||　ﾘ　乂　|　ｲ　　|　　ハ::`'＜￣｀ヽ
　　　　　　　　　／::::::::::::|:::ﾘ　/　　　 |　|　　 |　　/:::/::::::::::｀ヽ､. Y
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　　　　　　　xヘ:::::`ー‐ァ´ ｲ　＼／|　|＼ﾍ　 ∨::::/::::_:_:_／:::/ ノ
　　　　　／　　＼:::／　/ハ　　　／Y「＼　＼. ＼Y´:::::::::::::／/
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ‐‐‐‐‐‐‐
　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　ヽ　　　　　＼
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　　　　　　　ヽ　______,'__,,. -　/　　　　;　l　　　',　　 ',　',
　　　　　　　　 ~'=-________ イ　　　　　l　l　　　 l　　 ',　l
　　　　　　　　　　　 l　　l/／'.,　　　　l /ヽ l',　 l　　 .l .l
　　　　　　　　　　　 l,｡イ /l,'　ﾉﾏ　　/　　',l ＼l　　 .l,'　　　　　　だから、こうして人間の姿になり、偽名を使って
　　　　　　　　　　　 l　　l/ l ￣', ﾏ　/　￣　ヽ　l　　 l
　　　　　　　　　　　　l　　l rzzzzzヽl　　rzzzzz　l　　.l＼　　　　　お忍びの視察をしているのさ。
　　　　　　　　　　　　l　　l ヽﾋｿ　　　　　ﾋｿﾉ .,'　　,'____ﾌ
　　　　　　　　　　　　ｽ　 'ヽ',xxx　　'　　　xxx /　l　,'ヽ
　　　　　　　　　　　　 .ﾏ .',ヽヽjl　　--　　　／ﾌ/l　/¨¨　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そうですか」＞カリム
　　　　　　　　　　　　　ﾏ ',＼￣: :─‐‐‐‐‐‐　¨,'./: : ﾌ
　　　　　　　　　　　　　,｡s'.,',: :ヽ: : : : : :::::::　　　,'/: : : :',s｡,
　　　　　　　　　　　　/: ::: :::ヽ　　＼　　　＞''´　　＞'´: ::ヽ
　　　　　　　　　　　/: ::: ::: :／ヽ----=s｡,____＞ﾆl ヽ: ::: ::: ::',
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　　　　　　　　　／: ::: ::: :,',｡s--s｡,　　　　　／ﾆﾆﾆヽ .',: ::: ::: ::',
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　　　　　ヽ: ::: ::: ::: ::: :::l ヽlﾆﾆﾆﾆﾆﾉﾆﾆﾆヽﾆﾆﾆニl／ l: ::: ::: ::: ::: ::: ::',
　　　　　　　＞s｡,: ::: ::: l ,'l｀ ‐‐‐‐ ´¨¨¨¨¨｀ ‐‐‐‐ ´,'l .l: ::: ::: ::: ::: ::: ノ
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　　　　　　　　 fﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-ﾆﾆﾆﾆﾆlﾆﾆﾆﾆlﾆﾆﾆﾆﾆ=- _ヽ::::::::: : : : : ヽ
　　　　　　　　し¨: :≧sﾆﾆﾆlﾆﾆﾆﾆﾆニl: : : : : : : : : : : : : : : ',l - _:::::::: : : : :',
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　　　　　　　　　　¨¨¨ /　　　　　　｀ --　~^''=----　________ノ　 lﾆﾆﾆﾆ≧s,: :',

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣￣￣￣￣

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　　　　　　　　　　　　/　　　　　/　　　　 l(:: l
　　　　　　　　　　　　l　　 /　　:l .l　　 .:::ハ: l、　　　　　　　　　 l
　　　　　　　　　　　　l　／　.::: :l ::　:　:l::/ ,ィ====- .l　　　　　　 l
　　　　　　　　　　　,．'´ ..:::::ィ==ヽl　:.::l/　　ｨぅ示㍉l　　　 l　　　l　　　　　君の方こそ私の案内に集中していて大丈夫なの？
　　　　　　　＜＿＿　ィ／,ｲ(　　l　::::l　 :/　ﾉ/,} ﾃ l　:　　lヽ　　l
　　　　　　　　　　　　l／　,ィ汽うミ＼ l　　　ﾋソ　　l .::　.:::l l　　 l　　　　　ラナー神殿の神官長だよね。
　　　　　　　　　　　／ﾌ　　 l　ﾋｿ.　　ヽ　　　　　　 .l .:::　.::l/　　 l　＼
　　　　　　　　　　　 l　 l　　::::.　　丶　　　　　　　　　l .::: .:::ヽ　l　ヽ￣　　　　　,｡s== 、
　　　　　　　　　　　 l　 l',　 ::::ﾊ　fi　r...::::￣ヽ　　　　l/::: :::l /_ ﾏ　　＼　　 ,ィﾆﾆﾆﾆ=-
　　　　　　　　　　　 l　 l ',　:::l 」::.||　＼　＿ﾉ　　／ /l::::::/　　l　ﾏ￣￣ ,ィﾆﾆﾆﾆﾆ=‐
　　　　　　　　　　　　　 l　',: ::::l＞ l:::.:..　　　　ィ:　 / l:::::/　　/＼こ　　/ﾆﾆﾆﾆﾆ=-
　　　　　　　　　　　　 ', l　 ',:::::l　　'‐　--ﾆ=-　　/　 l::/ ,ィ:. :. :. :. :. :. lﾆﾆﾆﾆﾆ=-
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　　　　　 l:. :. :. .: .: .:l lﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆl:. :. :. :. :八ﾆﾆﾆﾆ=-ﾆﾆﾆﾆﾆ=-ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆV
　　　　 /l:. :. :. .: .: ィl lﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆl:. :. :. :.／ハ-ﾆﾆニlﾆﾆﾆ=-ﾆﾆﾆﾆﾆ=-ﾆﾆﾆl
　　　,ｲﾆl:. :. :. ィﾆ=-l ',ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ l:. :.;／:::::::::::::.ﾆﾆ=-lﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-ﾆﾆﾆ=-
　 ,ィﾆニl ィﾆﾆニ=- .V--=''^~　　　　　、　　 l／｀'＜:::::::::/:.:.:.::...ﾆヽﾆﾆﾆﾆﾆ=-ﾆﾆﾆ=-ヽﾟ'*。
　lﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-　　　l　　 /　　　　　　　ヽ　　　　　　　 ./::::::::::::::::::::::::ヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-　　　＼　ﾟ'*。
　lﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ〈　　　 l　　　　　　　　　　　｀　　　　　　 /　＜::::::::::::::::::::::＜　￣￣
177 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/05(土) 17:30:00 ID:puHxr7AF: 　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　　　　　　 ´　　　　　　￣｀　　､
　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　｀､
　　　　　　　 ./　　　　　　　　　　_.......-―-...._　＼
　　　　　　　.′　　 /　　 /_..ィ´.:.:.:.,､＿＿＿ヽ　ヽ
　　　　　　　|　　　 .′ 　｢.:.:.:.＞ァ'　＼　　　｀ヽ　　',
　　　　　　　|　　　 |　　　|.:／　 / !　　　 ',　',　 ', ',. ',　',
　　　　　　　|　　　 |　　　|'　　ﾑ/|　　　　ﾄ､. ',　 ', ', l　.!
　　　　　　　|　　　 |　　　|　 .! ｢`"| |　　　 ! ',. |　 .| | |　|
　　　　　　　|　　　 i!　　 !　 | !　　l ﾄ､　　.|斗七　} ! |　|　　　　　基本的にこの星の神殿はどこも人手が余っていて
　　　　　　　|　　　　!　　 !　.ﾄ{ィ＝N-ヽ　仟｢i> ,ｲ/ ﾊﾘ
　　　　　　　|　　　　|　　 r ´｢>ﾁ个　　ヽlﾋﾘ /ｲ/' /　}'　　　　　　神官が過剰に所属しているので問題ありません。
　　　　　　　!　 _,..-‐!　　 | .<仆っ|,　　　　　 /　 /　./
　　　　　　 r.:´.:.:／.|　　　ト､{. `¨´　　 _'　 ,ｲ　　ﾄ
　　　　　　.ハ.:／.:／!　　　ト　..__　　 ´　／V　　 |ﾍ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「人余りか」＞クリス
　　　　　 /　∧:／　 ∨　 ∧￣ヽ｀Tf7 ´　　|　　 |:::ﾍ
　　　　　/　/／　　　 ∨　 ∧､＿∨'　　　　.l　　 !:::::::＼_
　　　　 .' ,∠....._　　　　∨　 ∧　 _.ィ<￣￣i ∨ ∧::::::::::::}｀i
　　　　／:::::::::::::｀ヾｰ.､　∨　 ∧/.:.:`ｲ＼.､┘ .ﾄ､ﾊ:::::::::://
　　　./:::::::::::::::::::::::::ヽ:::＼ ∨　ﾊ　/|:| ,ヘヾヽ |::ヽ.ヽ::::/,ｲ
　　　,'::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ::::::＼ヽ　 ',　|:|〈ﾍ:::::ヽ}'::::::ﾊ. V//
　　 ,':::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ:::::::::`}　　 V|｣::Vﾍ::::::::::::::::::}　Y
　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ_:::::::|　　 }::::::::::Vﾍ:::::::::::::/　ﾘ
　　{!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ）:::::|　　 !:::::::::::V!.}::::_／!　/
　.∧＼＿::::::::::::::::::＿／ｲ:::::::::|　 .ﾘ:::::::::::;ﾘ/::::::h:::l ./|
. /　＼｀ー..＝＝´::::´::/:::::::::/　 /::::::::::/人ﾆﾆ.ﾊ//::::!

　　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　 ,　‐,ﾆ､　　　　　　｀　　､
　　　 ,./ヽ∠.:.:.:.＼　　　　　　　　＼
　　., '/　　　　｀ヽ､.＼　　　　　　ヽ
　 /　i　　 |　　　＼|　　　|　　　　 ',
　'　　| |　ﾊ　|　　　　!　　　!　　　　　 |
　| i!　! ! ､斗‐ﾄ-　　 !　　ﾊ　　　　　|　　　この星には神官しか雇用がありません。
　Ⅵ ﾄ!ﾊ. |"iﾃﾄﾐ. i!　 l　　 .'　|　　　　 l
　　ﾍ! ∨ヾﾋﾘ ’ﾘ!　.' 　 /〉　l　　　　 |　　　それ以外の者は自宅でニート生活をしているか
　　　く　　　　ﾚ/　 /ﾍ　　!　　　　 |
　　　　 L __　　　 ./　 /　＼,,ﾄ.､　　 !　　　趣味に生きるかぐらいですね。
　　　　　ヽ　　　 /　 ./　　　 | l.:.:.＼　 {
　　　　　 └r―/ 　 /　_.　-┴i.:.:.:.:.:＼ﾍ
　　　　　　　|　/　 ./¨´　　　 ∨.:.:.f´　 ',
　　　　　　　|/　　/　_..-‐:::￣￣:ヽ｢　　　 ',
　　　　　／　//ィ´::::_...-――-､::∨　　　l
　　　　　/　　//::::／::::::::::::::::::::::::::ヽ:∨　　 !
　　　　 .' 　 /ｲ::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ!　　 |
　　 r／|　 .':::::::/::::::::::::::::＿::::::::::::::::::::::∨　ﾘ
　　/::::::|　.i::::::/::::::::＞_´-‐-｀_＜:::::::::::::∨/
　. {:::::::::!.| !:::/:::＞´イ::::::::::::::::::::＞:.｀_＜:V
　　∨::::}从:<≠::´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞,ゝ
　　 .∨::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::; '

　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　, ′ /　　　 /　　　　　　　　ヾ　　　　　　゛
　　　　　　　　　　　 /　／　　　　 l　　　　　　　　 l　　　　　　　 ',
　　　　　　　　　　　　　i／　　　　　／|　　　　　　　　　 l　　　　　　　 l
　　　　　　　　　／ ./　　　／　∧　　　　　　　　 /ヽ　　　　　　　|
　　　　　　　　 -=≦孑 ´　　／　 :i/　ﾍ　　　　 i　 /　 :l 　 i　　　 l　|
　　　　　　　　／　　／　　　 l　　 }:　　　　 |: /　　 | 　 l 　　 l　|
　　　　　　　　　／　　, イ　　 /　丁｀ヽ l　i　　　 |/＞' ´丁 /|　　　　 |
　　　　　ｰ＝≦:七爪|:.:/ 　　 l　 /　　 | ,ﾊ　　　 l　　　 |/　|　　　 |　　　　　働きたい女は神官になるから人余りになってしまうんだね。
　　　　　　　　　　　　|/　　　　l ,ｘtf'斧ミk′}　　 / ,ｨ斧芯ミx, |　　　ｉ |
　　　　　　　　　　　 /　　　,′伐　ノ:;;::::}　 |　／　　ノ:;;::::}　刈　　　ｌ l
　　　　　　　　　 i　　　 l:　 |i, ` 乂:::ソ　 j／　　乂:::ソ " ,i| 　　 |/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「その通りです」＞カリム
　　　　　　　　　　 /|　　　 |:　 |ﾑ　　　　　　　 ,　　　　　　　 /:l　　　ト､
　　　　　　／: :|　　　 | 　ﾄﾑ　　　ｲ　　　　　　　　 / ;′　　 !　＼
　　　　　　　＜; : : :.|　　　,ﾊ,　 l 圦／/　　 ,　､　　　　　ｲ:./　　　 ′ 　 ,＞
　　　　　　　　　｀７|　　 / ∧　!､/:`:ｘ′　　　　　　　　イ:.:У　　　 /`寸¨´
　　　　　　　　　∠;_| 　 ,' //∧:l: ＼:.:./`:ts｡ .,_　　ィ:_;＞:'7 ,　　　/¨⌒`､
　　　　　　　　　 l 　 ! ｘ// ﾍ!ヾ: :`:＜:;}＿＿＿／:.:.:.:.:/ /　　 /.: : : :ﾉ.:)
　　　　　　　　　 yﾍ　 |ﾆム: : : : :.＼: : : : : : : : : : : .:.:.:./ /　　 /.: : :∠三｀ヾ
　　　　　　　／ニﾑ　ﾏニﾑ: : : : : : ヾ: : : : : : .:.:.:.:.:.:./ィ　　／.:.:／|ﾆﾆﾆニﾑ
　　　　　　　　/ﾆﾆﾆニ＼寸ﾆﾑ:ヾ: : : : : ｀:.:.:.:.:.:ー-=匕/　／.:.:／//|ﾆﾆﾆﾆ二l
　　　　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧`ﾆ}＼＼: : : : : : : : : : : : :./イ.:.:.; ｲ////|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|
178 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/05(土) 17:30:37 ID:puHxr7AF: 　　　　　　　 ./　　　 /´.:.:＞|　　ヾー―-＜.:.:.:ヽ　　　＼
　　　　　　 / ./　　/＞ ´　 !　　　　　　　　｀¨ヽY　　　＼
　　　　　　/　 '　　 '　　 .ム |　　　　|　　 |　!　　　|　　　　　ヽ
　　　　　 .'　　!　　 !　 | .F^`|　　　　|　　 l　!　　　 !　　　　 ',
　　　　　 |　　|　　 |　 .| |　　∨　　　!　　 ! .!　ヽ　|　　　　　　|
　　　　　 |　　|　　 |　ﾊ.|　＿.∨__　 l　＿ﾄ_ﾄ__　!　!　　　　　　|
　　　　　 |　　|　　 | .斗1｢￣￣∨｀　.ﾄ､　| N i ｀ト ! 　　 |　|　|
　　　　　 |　　|　　 |　 |,ィチ示iﾐ＼　 l　'仟示:ﾄ､! !　　　 .!　!　|
　　　　　 |　　|　　.ﾊ <:{ ら::::::::}　　＼{　ら::::::ﾘ }>|　　　 ||　|! ﾘ　　　結果として神官の勤務時間はシフト制になって
　　　　　 |　　.!　　ﾊ｀l`∨＞’　　　　` `＜ｿ　 },!　　　ﾘ} ,ﾘ/
　　　　　 |　　ﾊ　　　ﾄ､{　　　　　　　i　　　　 /　　 /////'　　　　フルタイム勤務をすることはなくなりました。
　　　　　 |　/　ﾊ　　ﾊ　　　　　＿__　　　　　/!　　 ,'ｲﾙ'
　　　　　 |./　/ ｣ .!　　ﾄ.､　　　　∨_/　　　 ,.ｲ/　　　/ !　　　　　　　私も週三日の五時間労働ですね。
　　　　　/!　,.イ.ﾊ.|　　ﾊ.:|＼　　　　　　　／.:.:.'　　　ハ|
　　　　 /r.:´.:.:.:.:.:.i!　　　 }｣_　｀　､＿,.　1.､.:.:.:′　 .'.:.:.:.〉
　　　 ./∧.:.:.:.:.:.:.:.:|　　　 |　｀ー､　 ,.r┴'|.:.:.|　　 |.:.:.:∧
　　　//　＼.:.:.:.:.:｣　　　 |　　　　　Ｙ　　　ト .!　　 |.:./　ﾊ
　　.//　　 __.＞ ´ |　　　 |　　　　 |　　　　 l　　　K __　ﾊ
　 // ,.-＜.　　　 /　　　 !　　　　 }　　　　.|　　 ∧　ト､|
　/／::::::::::::ヽ　 /　　　ﾘ　_,..ィ―r=r--....､ !　　 ∧　l::::::｀ヽ.
／:::::::::::::::::::::::∨　　　　./　〈.:.:.:.:_,ィ7¨ﾄ､_.:.:.:.〉!　　　　∨::::::::::::::ヽ

　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　, ′ /　　　 /　　　　　　　　ヾ　　　　　　゛
　　　　　　　　　　　 /　／　　　　 l　　　　　　　　 l　　　　　　　 ',
　　　　　　　　　　　　　i／　　　　　／|　　　　　　　　　 l　　　　　　　 l
　　　　　　　　　／ ./　　　／　∧　　　　　　　　 /ヽ　　　　　　　|
　　　　　　　　 -=≦孑 ´　　／　 :i/　ﾍ　　　　 i　 /　 :l 　 i　　　 l　|
　　　　　　　　／　　／　　　 l 　 , ｲ　　　　　 |: ﾒ､　 |　 ,| 　　 l　|
　　　　　　　　　／　　, イ　　厶斗匕　|　i　　　 |/　 ` ｰ|=A∟　　　 |
　　　　　ｰ＝≦:七爪|:.:/ 　　 l　 /　　 | ,ﾊ　　　 l　　　 |/　|　　　 |　　　　生活の為に働く必要が無いから
　　　　　　　　　　　　|/　　　　l ,ｘtf'斧ミk′}　　 / ,ｨ斧芯ミx, |　　　ｉ |
　　　　　　　　　　　 /　　　,′伐　ノ:;;::::}　 |　／　　ノ:;;::::}　刈　　　ｌ l　　　　無駄に長時間労働をする必要はないか。
　　　　　　　　　 i　　　 l:　 |i, ` 乂:::ソ　 j／　　乂:::ソ " ,i| 　　 |/
　　　　　　　　　　 /|　　　 |:　 |ﾑ　　　　　　　 ,　　　　　　　 /:l　　　ト､
　　　　　　／: :|　　　 | 　ﾄﾑ　　　ｲ　　　　　　　　 / ;′　　 !　＼　　　　　　　　　　　　　「そういう事です」＞カリム
　　　　　　　＜; : : :.|　　　,ﾊ,　 l 圦／/　　 ,　､　　　　　ｲ:./　　　 ′ 　 ,＞
　　　　　　　　　｀７|　　 / ∧　!､/:`:ｘ′　　　　　　　　イ:.:У　　　 /`寸¨´
　　　　　　　　　∠;_| 　 ,' //∧:l: ＼:.:./`:ts｡ .,_　　ィ:_;＞:'7 ,　　　/¨⌒`､
　　　　　　　　　 l 　 ! ｘ// ﾍ!ヾ: :`:＜:;}＿＿＿／:.:.:.:.:/ /　　 /.: : : :ﾉ.:)
　　　　　　　　　 yﾍ　 |ﾆム: : : : :.＼: : : : : : : : : : : .:.:.:./ /　　 /.: : :∠三｀ヾ
　　　　　　　／ニﾑ　ﾏニﾑ: : : : : : ヾ: : : : : : .:.:.:.:.:.:./ィ　　／.:.:／|ﾆﾆﾆニﾑ
　　　　　　　　/ﾆﾆﾆニ＼寸ﾆﾑ:ヾ: : : : : ｀:.:.:.:.:.:ー-=匕/　／.:.:／//|ﾆﾆﾆﾆ二l
　　　　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧`ﾆ}＼＼: : : : : : : : : : : : :./イ.:.:.; ｲ////|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|

　　　　　　　　　　　　　　　,　-　　　-　、
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　　　　　　　　　／: : : : : : : : : ,: : : : :ヽ＼: >,
　　　　　　　　　　/:, ': : : : l: : : : : :i: : : : : : ',: f: : .,
　　　　　　　　　 i／: : : : /.l:l: : : : : i V: : : : : :Vi:i i
　　　　　　　　,,-'/: : : :／　i:l: : : : : :i　＼: : : : Vi:i:i
　　　　　　-" , <: :,　": l:l　,, -: : : : :-- ,,,,＼: : :Vi:i　　　　　まあ、それは平民男性も一緒だから
　　　　　 , <-"l i: : ,,-'''"　 ii＼: : : } ,ｭｪ,~"'': : ﾘ:i
　　　　　　　　　li: : l: iｨ''代々', ＼: }灯u:} ,': :',: i!:{　　　　　うちの神殿でもそうなっているよ。
　　　　　　　　　{: : :l l ii. 廸ノ　'　ヽl 乂:ノ }: : vi!:i
　　　　　　　　 ,<: : :ﾊ:l ii :::::::::　　, 　 '::::::: i: : : : i:>、　　　　仕事はファッションだからね。
　　　　　-=/l: : :i i i ∧ ｸ" 　。　　 ∧: : : i-,,　-"
　　　　　　　/ｌ: :i 　ﾘ"- ＞ ,,　　　＜-/: : : i''-_
　　　　　　　"~　i: i　　',　"''- ,l,,,,,,, -"~　/: : >　 /-、
　　　　　　　　／', i::: ',　＼　　　　　　 / >'　／::: :::ヽ
　　　　　 /::: :::＼:::ヽ>、　　　--匕~/'" ／ﾆｌ::: ::: ::l
　　　　　　 / ::: ::: ::: ::: ::l＞,,_ ,,,,,,__　　"／iﾆﾆ l::: ::: :::l
　　　　　 /::: ::: ::: ::: ::: :::i　,<"三三"->"　.iﾆﾆ i::: ::: :::l}
.　　　 /::: ::: ::: ::: ::: :::/ ∧三三-､E'　　 iﾆﾆ i/::: ::: :::i!
　　　 /::: ::: ::: ::: ::: ／／三ﾆ／　i!　, -"ﾆﾆﾆ｛::: ::: ::: :::i＼、
.　　 /::: ::: ::: ::: :::／／三三ﾆiﾆ三ﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆ i!::: ::: ::: :::ヽ::: :::＞
.　 /::: ::: ::: ::: ::: i　{/ﾆﾆﾆ',ﾆ/ﾆ"-,,/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆi!::: ::: ::: ::: ::: ::: ::/
179 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/05(土) 17:31:07 ID:puHxr7AF: 　　　　　　　 ,　　　´ ￣￣ﾆ／＾ヾ.､
　　　　　,　´　　　/,..＜.:.:／　　　　ヾ　､
　　　／　/　　 ./´／￣　　　　　　　　　＼
　　 ./　　'　　　 i／　ﾄ､ム　　　　 ',　　　　ヽ
　　 '　　 |　　　 l　　 .l┴"^i |　　　.!　 |　 i　　 ',
　　 |　　 |　　　 !　ﾊ!　　　.lﾊ　　 .ﾄ,　ﾄ,　',　 i　i
　　 |　　 |　　　 ! l 斗=＝＝ﾄ.',　　fﾍ´｢',　|　ﾄ､|
　　 |　　/!　　　|　i! i!,zｪｪｬ　　',　 |仟ﾐ,.ﾊ }　 l　}　　　　AIとロボットが優秀過ぎて雇用がない王国では
　　 |　 / |　　　.l　Kィ::::爿　　　', /以　!|,}ﾊ　l
　　 |　ﾏ !　　　.ﾄ l `ﾏﾑ'’ 　　 }'　　　.! !　}/　　　　.　完全にベーシックインカムに移行しているので
　　 |　　 `!　　　l!ヾ　　　　　ヽ　　ﾊl　/'
　　 |　 _...-l　　ﾊ､　　　　＿, 　 ,ｲ .!|　　　　　　　　暇を持て余した女性たちは日々神殿に祈りに来ています。
　　r＜.:.:.:.:.l　　　ﾊ｀　_　　　ゝ' .／　　|.!
　　|:／.:.:.:.:.:!　　　ﾊ｀ー｀≧ｭィ.｀|　　　!|
　／.:.:._＞ ´l　　　ﾊ､　　　 | ﾉ＼!　　　i!
_,!＜´　　　　l　　　ﾊ　｀￣ {　　 !　　　｢ヽ‐-､

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.　　-―‐- 　 .,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　´　　　　　　　　丶
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　/　　/　　 / 　ヽ, 　　丶
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /＿ _/_,,.､丶´　 {　　　ヽ丶　 V
　　　　　　　　　　　　　　　　　＼_ _ _＿ _ _／　ｲ　　　ﾊ .ゝ　 V
　　　　　　　　　　　　　　　 {　　 _{　　∠~"''～　　　 |iﾍ .ﾍ. 　ﾑ
　　　　　　　　　　　　　　　　 i　　 |i／／i/　　|i ヽ,　 _,,....,,ﾏ |i　　|i
　　　　　　　　　　　　　　　　 |i　　 |　 |i-弓芍 ',　.',　/　/　.寸　}
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∠､　　 {　 {　ヒツｱ　　V弓芍ｱ/|i 　 !
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 1　　 |i 圦　　　　　ヒツ /从　|i　　　暇人が多いからね。
　　　　　　　　　　　　　　　 / 　　 1 λ,' 　　　　, 　　ﾑ/ / 　}
　　　　　　　　　　　　　　　　 ∠斗彳八 .ﾍ　　r＿、　 /ﾄ /　　|i　　.　生活の為に働く必要が無くなったから
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　V .圦　|＼　　　.＜ .K 　　j|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜:::::::::.|ﾑ .i 　｀ T ´:::::::∧ .|i 　./　　　　人々は幸せなんじゃないかな？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |: : ￣≧ー＼ーi。｡*''ﾟ: : :》.!　./
　　　　　　　　　　　　　　　　　 _/三~"''～､: : : : : : : : : : : : : / ｊ／
　　　　　　　　　　　　　　　　／;';';';';';';';';';';';'＼* ｡: :゛''* ｡.,／》＿
　　　　　　　　　　　　 /;';';';';';';';';';';';';';';'／＼_,,..,,_ヽ: : : :./;';';';'＼
　　　　　　　　　　／;';';';';';';';';';';';';';';'/　　　　　 .~"''''''´ﾆ＼;';';'ﾊ
　　　　　　　　　　　 /;';';';';';';';';';';';';';';';';/ .,｡s--s｡＿＿/ﾆﾆﾆﾆﾑ;';';'|
　　　　　　　　　 j;';';';';';';';';';';';';';';';';j／ニ/ﾆﾆヽﾆﾆ/ﾆﾆﾆニlﾆヽ;.|
　　　　　　　　　　　　/;';';';';';';';';';';';';';';';';|ニﾆﾆlﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆlﾆﾆﾊ

　　　　　　　　 _ ､ +' ' " ~　￣　~ "' '～.、
　　　　　 .／　　　　　　　　/　　　　.ヽ　＼
　　　　　.,′　　　./　　　ｊ　　　　ﾊ　　.＼
　　　　　 .i　　　 /　　 .／ .1　　　　　.ﾑ　　　ﾍ
　　　　　 {＿＿ _/_,,.､／ /　i|　　　　人,ハ＼　ヽ丶
　　　　 |i＼_ _ _＿ _ .乂／| /| 　 / ／圦 .ﾄ　弋丶
　　　　从, 　　.ﾑ／|／￣ｊヽi|　/　.イ-ﾐ i.λ､　丶|
　　　　　〈.ﾑ　.　ﾊ　 .ゝ-　、ｊ／　れﾃァ .ﾑ＼. 丶　　　　昔は生活を維持する為に労働に励むのが当然だったからね。
　　　　　∧ﾍ　圦-<わ勹ｱ　　　　て｝/.| .|从|i　 i|
　　　　　》弋　　ﾊ. ﾍ廴夕　　　　　　　 |i ｊ/ /V　|　　　　いい時代だよ。
　　　　　　厶込＼　ﾍ　　　　　　　　｀　　 /.　 /　|i　|
　　　　　　７　圦　ヽ　,′　ｰ-- 　　 ./丶　　./ ./
　　　　　　∠／￣/.＼　＼、　　　　＜　　　 ./／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そうですね」＞カリム
　　　　　　　＼: : : : : :＼　ヽ_ T ‐　´::::＼
　　　　　 ┌ﾑ: : : : : : : ＞＼i::::::::::::::::::::|i
　　　　　　／＼｀`～､、: : : : : :￣￣￣.У>
　 _,.｡ *''フ;';';';';';'゛''* ｡.,＿゛''*｡s≦jI斗ｾ／ゝ;'＼
＼;';';';';';/;';';';';';';';';';';';／　　゛''* ｡.,彡‐''゛　　》;';';'＼
;';';'＼／;';';';';';';';';';';';厶　　　　　　　　　　　 /~"''～;'＼
;';';';';';.＼;';';';';';';';';';';';'/　_､+''"~~"''～､＿／ニニニﾆiﾊ~"''～、
＼;';';';';';'＼;';';';';';';';'/　/ﾆﾆ.i|ﾆﾆニニニニニニニﾆﾆi|1;';';';'寸
　 .＼;';';';';';＼;';';';'/　/ﾆニﾆi|ﾆﾆニニニニﾆニﾆﾆニi/;';';';';'/
　　／＼;';';';';';＼厶/ﾆﾆニニi|ﾆﾆニニ三彡゛''* ｡,*'"＼;';';/＼
..／｀¨^¨＼;';';';/　ヽﾆﾆﾆニﾆ..。｡ *''ﾟ　　　　　　　 i|＼;;;V;;;;;;;;|
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　　　　　　　　　　　　ﾑ　　　　　　　　　　　　　　　 |　 i;;;;;;;;;;;;;;|
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180 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/05(土) 17:31:35 ID:puHxr7AF: 　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿_
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　　　　　／/｀ヽf.:.:.:.:.＼　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　./ ./　　　｀　＜.:.｀i　　　 |　　　　　　　　　　ヽ
　　　 / ./ !　　|　　　　ヽ:|　　　 !　　　　　　　　　　ﾊ
　　　.' / /{　　ﾊ .|　 l　　l　　　 .!　　　　　　　　 ',
　　 .'　!/　!　 r十ト､!　 .!　　　 l　　　　　　　　　 |　　　余暇を楽しめるというのは良い事ですが
　　 l | {　ﾊ　.| ｨ=ﾄ　|　 .!　　　ﾄ､　　　　　　　　　 |
　　 |.i!　 .l　l　| .b:} ,》!　/　　　ﾊ | 　　　　　　　 |　　　自分でしたいことを見つけないと
　　 ||.!　.ﾊ人{ .以　.' /　　　 ./} ﾘ　　　　　　　 |
　　 {ハ. |く　　　　 /,ｲ　　　 ./'／　　　　　　　　 |!　.　何もない人生になりそうですね。
　　　　ヽ! 〈＿　／' /　　　 /1　　　　　　　　　　　　 |ﾍ
　　　　　　〈　　　 /　　　 / .,!　　　　　　　　　　　　 | ﾍ
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　　　　　ｰ＝≦:七爪|:.:/ 　　 l　 /　　 | ,ﾊ　　　 l　　　 |/　|　　　 |　　　それこそ贅沢な話だよ。
　　　　　　　　　　　　|/　　　　l ,ｘtf'斧ミk′}　　 / ,ｨ斧芯ミx, |　　　ｉ |
　　　　　　　　　　　 /　　　,′伐　ノ:;;::::}　 |　／　　ノ:;;::::}　刈　　　ｌ l　　　周囲から白い眼で見られることなく働かずに生きていけるんだ。
　　　　　　　　　 i　　　 l:　 |i, ` 乂:::ソ　 j／　　乂:::ソ " ,i| 　　 |/
　　　　　　　　　　 /|　　　 |:　 |ﾑ　　　　　　　 ,　　　　　　　 /:l　　　ト､　　　今の平民女性は十分に恵まれているよ。
　　　　　　／: :|　　　 | 　ﾄﾑ　　　ｲ　　　　　　　　 / ;′　　 !　＼
　　　　　　　＜; : : :.|　　　,ﾊ,　 l 圦／/　　 ,　､　　　　　ｲ:./　　　 ′ 　 ,＞
　　　　　　　　　｀７|　　 / ∧　!､/:`:ｘ′　　　　　　　　イ:.:У　　　 /`寸¨´　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「それはそうですね」＞カリム
　　　　　　　　　∠;_| 　 ,' //∧:l: ＼:.:./`:ts｡ .,_　　ィ:_;＞:'7 ,　　　/¨⌒`､
　　　　　　　　　 l 　 ! ｘ// ﾍ!ヾ: :`:＜:;}＿＿＿／:.:.:.:.:/ /　　 /.: : : :ﾉ.:)
　　　　　　　　　 yﾍ　 |ﾆム: : : : :.＼: : : : : : : : : : : .:.:.:./ /　　 /.: : :∠三｀ヾ
　　　　　　　／ニﾑ　ﾏニﾑ: : : : : : ヾ: : : : : : .:.:.:.:.:.:./ィ　　／.:.:／|ﾆﾆﾆニﾑ
　　　　　　　　/ﾆﾆﾆニ＼寸ﾆﾑ:ヾ: : : : : ｀:.:.:.:.:.:ー-=匕/　／.:.:／//|ﾆﾆﾆﾆ二l
　　　　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧`ﾆ}＼＼: : : : : : : : : : : : :./イ.:.:.; ｲ////|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|
181 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/05(土) 17:32:04 ID:puHxr7AF: 　　　　　　／　　　　／　　　,＿＿＿＼
　　　　　., '　　　　　　 /　　　　/.:._ -―=‐￢､
　　　　 /　　　　　 /　　　 /´　　　 }zi　　|ﾊ
　　　 ./　　　／　　 /　　　 ./　　 ,ｨ　/ヾ} |　 .∧
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　　./　／　　　　{　l　　　/ | !　//'　ヾ//　 /　　}
　 /／　＿..∠/ヽ|　　ﾊ从/ 込zｭ./ｲ　,ｲ　 .! ﾘ
.／　r.:.:´.:.:.:.:.:.:.:.}／!　　|　ヾ{'　　　　 { !/./　,ｲ/　　　　（王国民は男女を問わず一人で生きて一人で死んでいる）
　　∧.:.:.:.:.:.:.:.:.:./　 |　　.l　　　　　　　　>./／〃
. ／　 >.:.:.:.:.:.:./‐ ､ !　　 ! ､　　　,r｀'´ ／'´　/'　　　　　（男性はガイノイドを使用しているけど所詮は人形遊びだわ）
　　／.:.:.:.＞'＾ー､ |　　 |/|＞ｰｲ
　./{.:,r≦――.､　 !　　 | .! 　 /
<.:／:::::::::::::::::::::::＼ ∨　ﾄ､!　 {
／.::::::::＿＿::::::::::::::ヽ∨ ﾊゴ　.ト､
:＞_´,..-――-｀.＜::::｀i　 ∧ヽヾ::ヽ
＜:::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ＼l　　 i_〉ヽヽ::ヽ
､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼!　　|ﾍﾍ:＼ヽﾊ
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　　＼r≠＝＝ヾミ､::::::!　　!:::::} }}:::::::ヾ

　　　　　　　　　　_　-――-　_
　　　　　　　 , ィ/　　　　　　　｀､
　　　　　　／/:/　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　/　 i.:.'
　　　　 / /　!:{　　　　　　　　　　　　 i　　　（男女が共に暮らし支え合って生きていた時代はとうに過ぎた）
　　　　.' ｲ　 r,|　　　　　　　　　　　　 |
　　　 | ﾊ　　Y　　　　　　　　　　　　 |　　　（男性は女性を『面倒な連中だ』と否定していてやり直す気がない）
　　　 {'　!　　! 　 i　　　　　　　　　　 |
　　　　　 |　　|　　!　　　　　　　　　　 l　　　（どうしてこうなったのだろう？）
　　　　　 |　 /!　 i　　　　　　　　　　　i!
　　　　　 |　/ |　 |　 |　　　　 |　　!　　|i!
　　　　 /_／´!　 !　 !　　　 !　　l　　|iﾊ
　　　／¨＼　 ,!　 |　.'　　　　 !　　.| |　 l ∧
　／::::::::::::::У　　　.'　 | .|　 .!　　 | .l　 i　∧
.../::::::::::::::::::/ ./　　.'　 /　|　/!　　 |　!　 ',　', ＼
<ニニニﾆ/ ,/　 //　/　 .' //　　　　l　　ヽ　', ∧
　i::::::::::::::/ 〃　 i i　/　 .' /:/　　 /　 i　 !　ﾄ. ﾊ ∧
　∨:::::::/ //　　.' |/　 / /:/ /　ﾊ　　!　|　|::ﾄ. ﾄ. ﾊ
　 .∨:/ /::i　　 '　i!　 /　|/　i　 /iﾊ　 |　i! .|::| ! !ﾊ .i
　　 {/ /:::::|　　|　 !　,!　 |i　 | /! |ﾊ}　.! ﾘ| i!::!.! |　| |
　　 || {::::::::!　　i!　!　ﾊ　 i!　 iﾊ| .!::i! ,ﾘ/::!/{::|.} }　l ﾊ
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　　 |ﾊ{:::/::::ﾊ .| ﾄ{ {::::::/ﾊﾄ. Y　ﾘ〃/:::/'::::乂{　||　.|!
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　　 |/:::::::::／'!::::ヾ:::::ﾊ}:::/':::从::::::込､:::::{/:/'|　{ /

この時代の平民女性は平民男性と同じように誰でも初等教育と中等教育を義務教育として受けており

更に優秀な者なら高等教育も無料で受ける事ができるようになっていた。

それらの教育の結果として、一部の平民女性の中には古典の家庭に対する憧れを持つ者もいたが

それはかなわぬ夢でしかなかった。

何故なら、それは効率が悪いと切り捨てられた事だからだ。
182 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/05(土) 17:34:21 ID:puHxr7AF
183 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/05(土) 17:34:51 ID:puHxr7AF: ttps://www.youtube.com/watch?v=prKQE9mZfnM

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　l二二二￣:|/////////∧ 　 Ⅵ |　| :|　　|-==‐::|　 l　| : | |　 :|　　　|　 |￣ｰ |　 |_|　|　 |　｀ﾉｰﾑ｀厂圦s｡｀`ヽ､
　￣￣￣~|　|//////////∧　　Ⅵ‐:| :|　　|　　　 |　 |ｰ|ｰ:| |　 :|　　　|　 |　　ノーﾑ　厂圦-ゝ-='"￣_,,..｡｡+-=≦
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　　　　　　＞s｡二二二二二二'//,　　ゝ─=彡￣￣_,.｡｡+-=''"⌒￣

　　　　 /　　　　　　　　､
　　　　　/　　　　　　　　　　　ﾄ
　　　 .'　　,　　　　　　 _＿｣_＼　､　　＼
　　　　i　　{　　　　　i :| '¨´ﾌ￣　_ヽ. ＼　　　＼
　　　　| i 　　,　rｭ、 /从/孑示斥≪丶　ｉｰ-　 __｀≧
　　　　}人　、＼　 /ｲ/　彳::しﾘ:C　i}　Ⅵ　ＫうY
　　　　　　＼Ｎトﾐ心　　　ゝ.,__シノ　　/ 　:ﾄ、}ﾘ　　　　下級神があの星に来ているか。
　　　　　　　　｝八ヾ}　　　 .:: :::. 　／　　人｡/
　　　　　 ∠ 　 i{r' :::.　　　　　　∠/__彡' 　◯　　　..　こちらに探りを入れているのかしら？
　　　　　　　／　从　　､＿　　　　　　 }/ﾘ
　　　　　＜._＿__彡＼　｀ﾟ´　　　 ,　　　/
　　　, -‐…=＝=…‐-､_ヽ、__　イ　　　 { 　／:
　　 { -‐…=＝=…‐- }八　(⌒´ﾍ Y⌒Yヽ/ : : :
　　 ∧　　　　　　　　 /: : :ヾNY⌒Ⅵ : : ! / : : : :
.　 /⌒ヽ、　　　　／ : : .: '"´ゝ : :`: : : :/ : : : : :
　〈　　￣ ≧==ｫ≦: : ,. ': : :__:_: : : : : : : ,' : : : : : :
　ヽ　　　￣｀Y´: :／. :γ⌒｀ヾヽ : : : { : : : : : : :

　　　　　　　　〈/∧∨∧∨∧━──--　　､
　　　　　　　　　V/〉〉＞''´⌒´　￣￣￣￣＼＼
　　　　　　　　 У´　　　　　　　　　　　 ∧∧　 _,.
　　　　　　　　　八　　　　 /＼　　　　　 }人_{:::::Y::::{
　　　　　　 / 　ﾟ/*｡,　 /　　＼ _,,..｡*''ﾟ |　 ∧:/-:<
　　　　　　　　|　　 |　　＞‐◇-‐*'ﾟ＼　＼|　 {:::ﾊ:::::;′
　　　　　　　　|　　 |_／　　　　　　＼__,| 　'´|i:.∨}
　　　　　　　　|　　厂￣｀　　　　´￣￣　 |　　 |i:. l: |
　　　　　　　 |　　 |　　　::.　　　 .::　　　 |　　 |i:. l: l!
　　　　　　　 |　　 |　__＿　　　 _＿___　 |　　 |i:. l: li　　　　長年不遇を耐えてきた私たちが
　　　　　　　 |　　 | '^´⌒｀　　 ´⌒＾｀^'' |　　 |i:. l: l:!
　　　　　　　 |　　 |　　　　 ,　　　　　 |　　 |i:. l: l:i　　　　大規模な動きを見せて信仰を確保したから
　　　　　　　 |　　 |i、　　　　　　　　 |　　 |i:. l: l:i
　　　　　　　 |　　 |ｉ:＼　　｀ニ ´ 　　 ,.ｲ!　　 !i:. l: l:i　　　　警戒しているのではないでしょうか？
　　　　　　　 |　　 |i:: :i ＞..　　　　　イ : ｉ|　　 |ｉ:. l: l: !
　　　　　　　 |　　 |i: : i :r-个 --＜　トミi|　　 |ｉ:. l: l　l
　　　　　　　 |　　 |i: : i＜　^⌒Y⌒^⌒　r |　　 |ｉ:. l: l　 l
　　　　　 /l　　 |i: : i :厶　人　人　{ヽ.} i|　　 |ｉ:. |＞=ミl
　　　　　　 /:::l　　 |￣厂{: :｀: : :｀: : :｀: :／ |　　 |７´: : : : : ヽ
　　　　 /: : l　　 |　{ 　 `､ : : : : : : ／／|　　 |′ : : : : : : ‘，
　　　　　/: : :│ 　 !　＼　｀￣￣´　／　 |　　 | : : : : : : : : : ‘，
　　　　ノ.: : : :.l　　 |　　｀ ‐<二>‐ ´　　　|　　 |: : : : : : : : : : : }
184 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/05(土) 17:35:24 ID:puHxr7AF: 　　　　　　　　　　　∨　　　∨　｡　,..V〉∠⌒ヽ
　　　　　　　　　　》〉==ﾟ=()＝｡´x'´ 丶　＼　＼
　　　　　　　　　　　 /｀７￢―￢.´　　　　＼　丶　＼
　　　　　　　　 /　 /　/ 　　 : 　:　:. 　:.　丶　＼　ヽ
　　　　　　　　　　/　　.　.:　　　　::　 :　 :. 　:.　　＼　　　'.,
　　　　　　　　　 ,'.:　　:　 |:　　　 : :　 :　 |　 :l　: 丶　ー―ｧ
　　　　　　　　 |.:　　.;　 |:　　　 : :　 :　 |　 :|　:. 　＼_／.:|_,
　　　　　　　　　 !:.　 / ,　|: 　　　: :　 :　:厂八｀.:.　　　　￣.ｲ　..　確かに豊富な信仰を獲得したことで
　　　　　　　　 l　/ /　,|ﾍ.　　 : :.　 : /≠￢升1　,-v‐:´ :|
　　　　　　　 j　 /　/ﾊ___ゝ､　.:　.:/ 八::...ﾘﾉ´!〈　 l　:　 !　　　私たち中級神の力は強化されたわ。
　　　　　　　　　/　/　/ﾒ八:::t＾ヽ`ｰ-′　｀´´ 　l! f /　:　 !
　　　　　　　　　フ　 ,小｀ヽゝ‐ '　　　　　　　　　 | |ﾍ.　:　:|　　　下級神が気になるのは当然かしら。
　　　　　　　　　　￣ヽ. ﾊ　　　　　､　　　　　　 /!ﾊ l　:　:!
　　　　　　　　　　　　　 Y ヽ　　　ｰ:::: ´　　　ｲZ:.:.l:l　:　:i
　　　　　　　　　　　　＿八　＞-､＿__,...,　／　y'〉:.l:|　:　 :､ __....ィ
　　　　　　　　　　　　＼ィ＾ー/／ v-､‐'´∠√｀´∧:.ﾘ　:.　　　／
　　　　　　　　　　　／　;　　〃　 />‐￢　　　　｡ﾟ ∨:　:.　　〈
　　　　　　　　　　/ 　 /　　　　 ´　／　　　｡ﾟ　　/´￣￣ヽ　丶
　　　　　　　　　 ,′ ./　　　　 /　／　　｡ﾟ　　／　　/　　　＼　＼
　　　　　　　！　 l 　　　亅く_,..　｡ﾟ　　　//　　　/　　　　 l　　:l
　　　　　　　　＼ﾊ　　ーr'|⌒ヽ〈　　　 /　　　 l 　　　　 |ﾍ　:|
　　　　　　　　　　　/　',　　 : !::::ﾟ::l :|　　　／　　　 | 　　　　 |ハ:,′
　　　　　　　　 /　　 !　　 : ',::::::j :|　／　　　　 l　　 ,'　　　 |　ﾉ
　　　　　　　　　　l　　　 !　　　Ｖ/ /　 !　　,′ 　　　　　,′　　ヽ
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　　　　　　　　　　i|　∨　　|　　　　　　　　　　　　　　|　　 l　|
　　　　　　　　　 i|　 :| 　　| ,抖系ﾐ　　　　　　,ｘ抖ミ｣　　 l　|
　　　　　　　　　 i|　 :| 　　|《爪_ﾊ　　　　　　爪_ﾊ》　　:|　|
　　　　　　　　　 i|　 :| 　　l　ヒｚﾂ　　　　　　ヒzﾂ´|　　|　|　　　..　それは否定しません。
　　　　　　　　　 i|　 :| 　　|　　　　　　　　　　　　 |　　| │
　　　　　　　　ｉ|　 :| 　　|　　　　　　 ′　　　　ｌ　　l　 !　　　.　洗脳教育の有効性が実証されたのは都合が良いです。
　　　　　　　ｉ|　ｉ| 　　| 　　　　､　　, 　　　ｌ　　 |i　 l
　　　　　　　 ∥　:i|　　 |＼　　　　￣　　　.ｲ　　 |i 　 !　　　　教育だけでなく通信インフラも独自規格を採用しているので
　　　　　　　　　∥　ｉ|　　 |l::个.､　　　　　　　ィ : |　　 |i :　 !
　　　　　　　　 ∥　 .:ｉ|　　 ll : | __}＞　 .,__,. .イ : |: :ｉ|　　 |i ;　 l　　　　平民女性の管理は完璧です。
　　　　　　　　∥　　i:i|　　 |＜´ ⌒Y⌒Y⌒Y⌒ヽ : |　　 |i l :;: l
　　　　　　　 ∥ / l {:ｉ|　　 |l : )　　　　　　　　 _＞|　　 |i l :l　l
　　　　　　　 {i_⊥⊥L|　　 |l／:⌒＼／＼／＼(＼::|　　 |i:｣⊥､l
　　　　　　 /: : : : : : : |　　 |＼ : : : : : : : : : : : : : ／}|　　 |: : : : : ヽ
　　　　 /.: : : : :. :. :.|　　 |＼＼.: : : : : : : :. :.／／ |　　 |: : : : : : ‘，
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185 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/05(土) 17:35:54 ID:puHxr7AF: 　　　　　　　　　　　　　　　　ﾄ､＿　.ヘ　＿ .ｲ
　　　　　　　　　　　　ﾊ＼／Yﾊ＼／ﾊ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　ヽ　ヽ
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　　　　　　　　　　　　 ′　　　 l|　　八　　 ∨　　∨　∧
　　　　　　　　　 .′　　　 l| 　　 ∧.　　∨　　'　　 .}
　　　　　　　　　　 / 　./　　ハ　　　 /＼　＼　 |　八
　　　　　　　　ﾄ､ .／　／　 xzx.､∨ 　 { _xz≧x　＼!　　 ≧=-　　　　女性専用惑星は時代遅れのインターネットが使用されている。
　　　　　　　 .ゞ __彡'-=≦l{ヾVrﾘ.Ⅵ　l| 乂rﾘ.〃｀丁　　{丁´
　　　　　　　　　　从　{　八　　　　ヾ.{　　　/／　|　/八.乂＿,　　　　あれは個々の惑星上でしか使えないから不便極まりないけど
　　　　　　　　／　 }八　 ∧｀　　　′　　／八　|/　 {ヾー＜
　　　　　　　　　￣￣从ハ　 { ヽ　　 ⌒ 　 .／　}　 {　 .八　　　　　　　情報統制には有効だわ。
　　　　　　　　 /　　 >.人￣｀ヽ､ _ .イ　{_　| .八　　∧
　　　　　　　　　 / .＞ ´　 }ハ　二_ヽ＞-ｒく} .}/　　　/ ∧
　　　　　　　　　 / /　　　　/　 }　rｧ〉}´: : :{: }｀＜　＞-､　ヽ
　　　　　　／　′　　　ｧ--=≦〈∧ｊ{: : : : : : : : : :{: : : : Y　ヽ＼
　　≧=-=彡　　 { 　　 /: : : : : : :.〃⌒Y: : : : : : : : : : : : : }八 }　 ≧=-彡/
　　　＼　　　　./!　　 .′: : : : : : :{{::::::0}: : : : : : : : : : : : :/{: :}八　　　／
　　　／´　　／:.′　　{:/: : : : : : : 乂::::ノ: : : : : : : :､:.V: :(:/: : : : :＼＜
　｀￣　/ /〃: : ′　　./: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.ヽV:.{{ : : : : : : : Y ≧=-
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　　　l{八{ 从: ′　　′: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.八　.}
　　 .人　ヽ Ⅳ　　　{: : : : : : : : : : : : .;{: : : : : : : : : : : : : : }: : : : : : : : :/　　 |
　　　　　　 }′ 　八: : : : : : : :､}: ／}:＼: : : : : : : : : : : 人:_:_:_:_:　イ　　八{
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　　　　 /个'＾ヽ＿　个ー＜: : : : : {: : : : : : :｀:¨:¨´八￣￣.}　/　　 /
　　　　　.从　　　　八∧: : : : : :￣{-=: : : :_:__:_:_:_:{／}_　　 !/　.ｨ　l{
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　　　　　　　　ー '　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〉　.|ゝミ､
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　　　　　 | l: : V|　　 |　　　　　　　　　 ,_二二_|　　|　|
　　　　　 | l: : :`|　　 |　 _二二,、　　　〃＾￣^`|　　|　|　　　.　銀河ネットワークは文字通りこの銀河だけでなく
　　　　　 | l: : : :|　　 | 〃＾￣＾`'　　　　　 .:.:.:.:.: |　　|　|
　　　　　 | l: : : :|　　 |　.:.:.:.:.:.　　　　　　　　　 |　　|　|　　　　系外銀河でも使用可能な優れた通信インフラですが
　　　　　 | l: : : :|　　 |　　　　　　　　 ′ 　　　 |　　|　|l
.　　　　　 | l : : : | 　　ﾄ､　　　　 _,..　 -‐ｧ　　　 |　　|　|.l　　..　平民女性に見せたくない情報があるので
　　　　　　 l l : : : i|ｉ:　　 |个　　　　｀¨二´　　／|　　|　l. l
　　　　　 ! l : : : i|i:i　　 | l: : :＞　. 　　　　 ,イ: : :|　　|　l. .l　　　彼女たちに使用させるわけにはいきません。
　　　　　　l l: : : : :i|i:i:.　　| l／ _}_　｀`～-＜ {⌒>:..:|　　|　l . l
　　　　 l l : : : : i|i:i:i. 　 |:＞　　＾⌒'⌒'⌒＾⌒　＞:|　　|-┴‐-､
　　　　　 l l: : : : : |i:i:ｉ:ｉ:.　 |⌒ﾌ___人　　　人__人,〉-|　　|: : : : : : ＼
　　　　　l レ´￣￣￣ヾ　|Υ: : : : : :＼／ : : : : : /　| 　 |: : : : : : : : ＼
　　　　 {/: : : : : : : : : : ', │＼: : : : : : : : : : : : : / 　 l 　ﾄ､: : : : : : : : :`､
　　　　 / : : : : : : : : : : : ',. |　　＼: : : : : : : : : ／　　 l 　|　}: : : : : : : : : :`､
186 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/05(土) 17:36:26 ID:puHxr7AF: 　　　　　ﾄ、　　　 /,　　　　　｀ﾆ=‐--‐=ﾆ´　　　ヽ
　　　　　　|　ﾆ=―=彡　　　　　 /　　　　　　　　　 `ト
　　　　八　　　　　　　　 ,′　　　　　　　　　　　　＞
　　　　　　　＼　　　　 / 　 }! 　　　　ﾄ、　　　　＜,　　　　　　　　時代遅れのローカルネットワークにすぎないけど
　　　　　　　､__｀フ　　　ｲ　'"兀¨　　　　　 } '⌒､.ト､ __彡く
　　　　　　　＞　__彡厶イ厶云ミ　　　　/ｘ笊≪__, ヽ　　＼　　　　　　平民女性にはそれで十分か。
　　　　　　｀￣/ ,′∧〃らハヽi. /／ "らハヾこ｝　）ヽ｝､_ ﾉ}
　　　　ﾄ　　　　_厶 {　〈ハ{{　辷rリ　}/ 　　辷rリ　}k厶イ‐=ﾐ辷彡
　　　 {　＼__〃: : : ＼{Ｎ＼ｰ‐　　′　　　　ｰ‐' 　/_ノ : : : : :ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そういうことです」＞ラナー
　　　　ヽ　　{.: : : : : : : :.込ｰ｀　　　､　　　　　　 .:γ⌒ヾ : : : ｝
　　　　　 ≧=}: : : : ::γ⌒ヽ＼　　ﾏ　ﾌ　　　／: 八C::::ﾉ: : : /
　　　　　　人: {: :/人C::::ﾉ: : (＾Yヽ　｀¨　 xｧﾜ/: : : : :｀¨´Ⅳﾚ〈
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　　　　 |　　　ｌ　∨/!　　　　 |__／￣　　｀　　　ﾟ　　 ,｡zz､八 |
　　　　 |　　　l 　〉-!　　　　|_ 斗芹劣ミ　　　ｨ爪_}　》　 :|
.　　　 / 　　 l　//　|:　　　　　|《{::ri::し}　　　　　　　ﾋｚリ　{　　|　　　ローテクも使い方によっては役に立ちます。
　　　 / :ｌ　　　l　{ {　:|:　　　　　|　ヒzzﾂ　　　　　　　 .:.:.:.:.:.} 　 !
.　　 / . :|　　　l　‘:,　:|i　　　　　|　.:.:.:.:.:.:.　　　　　　 , 　　 i 　 |　　　道具や技術は使い方次第ですよ。
　　/ . . :|　　　| 　 ‘:,;i|i　　　　 |　　　　　　　　　　　　　 /　　|
　 / . . .::|　　　|　　　::i|ｉ　　　　 |　　　　　 ,.　-=＝ｧ　 /　　 i|
. /　. . .:/　　　l　　　 ::::i|i　　　　 l　　　　＼::::::::∨　,.ｲ　　　ｉ|
/　. . .:/ 　　 :ｌ　　　::::|:i|i　　　　l＼　　　　　｀ ¨´ ,.ｲ　i|　　　ｉ|
　. . .:/　　　 :l　　　 :::::|　i|ｉ　　 Vヽ＞｡ ..,,,＿___／ .|　i|　　　ｉ|
. . . /　　　　 :l　　　　::::|　　ヾ､　　＼⌒V⌒＞:::/ 　.| :/:　　 i|
. . / 　　　 :l　　　 ::::|__人___＼　　＞─┴-く　 / /: /　　 l
. / 　　　 :/　　　　　::| : : : : : : : ＞'´: : : : : : : : : V: /: /| 　 /
/ 　　　 :/　/　　　 ::|,｡*'ﾟ⌒フ´: : : : : : : : : : : : : ∨::/ |　 /
　　　　.:/　/　　　　 ::|　　／ : : : : : : : : : : : : : : : : ∨　l　/

宇宙開発が進んだ王国では神暦時代のインターネットはローカルネットワークという扱いになっていた。

超光速通信技術が発達した時代では一惑星でしか使用できないインターネットは時代遅れの骨董品だった。
187 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/05(土) 17:37:26 ID:puHxr7AF: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　__〇==ミ
　　　　　　　　　　　　　　　　　f⌒＼(＿ﾉ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　∟.ノ(_)(_)-─-ﾐ､、
　　　　　　　　　　　　　　　　γ⌒乂/´　　　　＼＼
　　　　　　　　　　　　　　　γ廴_／/　　　　＼__ 　＼
　　　　　　　　　　　　　　　 |　|　　 |　 |　　　'´|＼　Ｙ＼__ノ　　　よく考えてみたら私が人間だったころは
　　　　　　　　　　　　　　　 |　|　　 |／｢　　　　ｒ斥　ﾉ　_／
　　　　　　　　　　　　　　　 |　|　　 |_ｙｆ笊　__ノVｿj癶 __＞　　　　インターネットは影も形もない夢物語だったけど
　　　　　　　　　　　　　　_ノ　ﾉ　　込乂ﾝ　　 ' 　　 }◯
　　　　　　　　　　　　　　⌒>　／＼__＞　　｡　　人_|＿ノ〉　　今では時代遅れの技術になっているわ。
　　　　　　　　　　　　　　⌒¨¨「∧　〈__)　　　　／|　 | 癶ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　|' ∧　　＼｀二ﾆ爪＿|　 | √＼
　　　　　　　　　　　　／　　 / /　＼　　＼─7ﾍ⌒＼八￣　＼
　　　　　　　　　　　 / ＼_,／　　　/　＼/⌒ ‐＼〉　　＼｀廴
　　　　　　　　　　 {　　　　　　 /　　 √　　　　　　　､｀`丶　|
　　　　　　　　　　　乂＿＿　／　,／{　　　　 {　　　　/￣＼|　|ヽ
　　　　　　　　　　　　　　＜＿_／　＼　　　｀，　　/　　　Ｙ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .　　　‘，∨ 　　　. :.::|　'，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .　　__,V⌒　　 : :.::人 ⅰ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∨　/∧　　｀¨´　 Lﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∨　/∧　　　　　　}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /∧　　　　 }
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿　.　 /∧　　　 _,人
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　 ∧　 /∧__／　 _ハ
　　　　　　　　　　　　　　　　／￣￣＞''~　　　 /. . ..　　　〈＿／　ﾉ＼_
　　　　　　　　　　　　　　　／　　　／　　　　.′〈. . . ...:.、　　V　／　　ﾉﾍ
　　　　　　　　　　 . . :／　　　／　 / 　　′　＼. . .. :.、　 ∨　　／　/＼　　　 .　　-─
　　　　　　　　 .　: ´: :／　　　／　／′　　:　　|＼　＼. ..∧ 　〈　　　　/　　｀`'＜
　　　　　　　／. . . ／　　／　／　/ 　　 | 　 |. .. ＼　＼. ..　　 .　　　/　　　　＼＼
　　　　　／　　／ /　　　　　/. . ../　　　　| 　 | . . 　＼　＼　　|　　　　 /　　　＼＼
　　　　／　　／　/　　　　　　|. .../ 　　　 | 　＼. . . . . .＼　| 　 |　　　 /　　　　 | 　＼
　　／　　　　 /　　　　　 l.../　　　　　 :.　　　＼. . . . ...　|　　＼　　/　　　　　　 |
　　　　　/　　 /　　　　　　 ∨　　　　　　＼　　　＼ . . . . |　　 |_}／　　　　　　　 |
　/　　 /　　　/　　　　　　　　　＼　　　　　　　＼　　　　＼　＼_,_,〉　　　　　　　 /

　　　　　　　　　　〈!　　＞‐─━┴=＝ミ..､__＿/::＼
　　　　　　　　　　　　　〉'´　　　　　　　　＿＼＼/:::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　＜:::::::::￣｀ヽ:::::::::::/＿
　　　　　　　　　／ ,人　　　　　 ,.｡*ﾟ!￣＼::::::::::::::::::::o::::´::::::ヽ
　　　　　　　　　/　 / 　＼　　,.｡*ﾟ　　| 　　＼:::::::::::o:::o::::::::::::::`、
　　　　　　　 /　 /　　　 ,｡*ﾟ　　＼|　　　 /￣7:::::::::::::､:::::::::::::`、
　　　　　　ト､/　＼,｡*ﾟ　＞､　　 |　　　　＼:::{::::::::::::::::}￣{￣´
　　　　　　 |　|＼／　　´,zzzz≧=-|　　　　 }ヽ＼:::::::::/　│
　　　　　　 l ├-　　　　´ん)ﾊ　》　|　　　　 |: .∨ ＼/ 　　!　　　..　はい。
　　　　　　　 i　i芹ﾐ　　　ﾋzツ　　 !　　　　　 i|. . .}　　　　　 |
.　　　　　　 Ⅵ以}　　　　　　　　　 |　　　　八 . i:　　　　 |　　　..　私が人間だったころもそうでしたね。
　　　　　　　　 | | ノ　　　　　　　 | 　　　ﾑｲ}. .i　　　　 |
　　　　　　　　 | l ヽ　　　　　　　 |　　　 i|__人. .　　　　　 |　　　.　私が神になって以降は科学技術が凄く発達しました。
　　　　　　　　　圦　　　 __ 　　　　 |　　　 |l: :l: : ':,　　　　　　|
　　　　　　　　　|　:. 　 ´　　　　　　 l　　　　八: :l: : : ':,　　　　 l
　　　　　　　　　|　丶　　　　　　　　..l　　　 /／)_:l: : : : '; 　　　 l
　　　　　　　　　|　__l_ ＼　　 ....:::::::/　　 /　 /　＼: : : :';　　　　 l
　　　　　　　　　l「＿_二ア７⌒⌒V　　 /＞‐=＝=ミ: : : :';　　　 l
　　　　　　　　　|| 　|. . .l. . l: ＼__ / 　／: : : : : : : : : : :＼. ';.　　　 l
　　　　　 _/￣＼!. . i/´〉 : レ/　／: : : : : : : : : : : : : : : ＼　　　　l
　　　　　　 /　＼　|V__{　{ l: : :/　/: : : : : : : : : : : : : : : : : : :‘，　　　l
.　　　　「　＼　}_ﾉ　ヽ　〉.l /　/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : }:　　　 l
.　　　　 { _ｺ　}_ﾉ　　　　∧/　/ : : ／.: : : : : : : : : : : : : : : :. :.|.':,　　　l
　　　　 l　｀¨´　､　 _/_/ /￣￣: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : |. .':,.　　l
　　　　　　l 　　　 }／￣￣￣: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :|. . .':,.　　l
　　　　　人,＿_　 ∧.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :. :. :.∧ . . ':, 　 l
　　　　 ⌒ﾌ　　`'⌒∧.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :. :. :. :./　l|. . . .: 　 l
　　　　　 /／)　人Ｌノ冖￢=-＜: : : : : : : : : : : : : : : : : : :./ 　 l|. . . .:　　l
　　　　　　　レ': : :{＿几r┴廴__ ＼ : : : : : : : : : : : : : : : ｲ　　ｌ|. . . .:.　　l
188 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/05(土) 17:38:02 ID:puHxr7AF: 　　　　　　　　　　　卜､_／＼_／|
　　　　　　　　　　 l<> 〈◯〉 <>l
.　　　　　　　　　＞ ……… ＜
　　　　　　　　　 ,ｲ.　　　　　　ヽ
.　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　',＿
　　　　　　　　　, 　　　　　　　　 ',ノ　　　　　　神になってからは時間の感覚が人間とずれているわ。
　　　　　　　ノ {　　　　　　　　　　　　',
.　　　　　｀7　　　　　　　　　　ﾊゝ-ｧ　　　　これはある意味弊害でしょうね。
　　　　　 -=彡八　　　　　　　　　 /　＜
　　　　　　　　 ,'　　＼.　　　　　　 ,ｲ　　　フ′
　　　　乂ｰ彳　　　　ヽ　　　', 　ヽ　　　乂__,,ｨ
　　　　　 /≧=-=彡.　　　　　　　　 ≧=-=≦´
.　　　　 ,ｲ:./　　　 ,′　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　{: /. 　　 /　　　 ,'　 ',　　',　　　ヽ　　　 Y
. 　　　 V.　　　 /　　　　l　　ｌ. 　 ',　　　　',　　　ノ
.　　　 / /　　 /　　　　ｌ　　　l　　 ',　　　　',　　/´
　　　 { /{　　 {.　　　　 |.　　　 |　　 ',　　　ﾉ　Y
　　　ゞ从.　　'，　　　|.　　　 |　　 }　　.ｲ　　}!
　　　　　　＼　ヽ　　|　　　　　 |　 /　,ｲ　　　从
　　　　　　､_)　　ヽ　', 　　　 ,'　/　/　　人(
　　　　　　　 `¨´〕ヽ＼ヽ　　 ,ｲ .ｲ　人　 (
.　　　　　　／:::::::ヽ　ヽ ∨　ｲ　（ ::::::) ﾉ＼

　　　　　　　　　　　　 ∧ｲ廴,.ィ
　　　　　　　　　　_＿_/_/＿/　^ｱ
　　　　　ﾊ　／　　　　　｀ヾ/
　　　　　　 /:::∨　　　　　　　 ‘:,
　　　　〈::::::::〉　　　　　　　　　　 ′
　　　　　 L;:ｲ　　　　　　　　　　ｉ |
　　　　　　　| |　　　　　　　　　 | |
　　　　　　　| |　　　　　　　　　　 l |　　　　時間のずれは長命種にありがちなことで
　　　　　　　| |　　　　　　　　　　 l |
　　　　　　　| |　　　　　　　　　　　 l |　　　　神だけでなく魔女もそうなっています。
　　　　　　 | |　　　　　　　　　 l !
　　　　　 | |　　　　　　　　　　　　l.!
　　　　　／´l　　　　　　|:　　　　 :{＼
.　　　 /: : : l　　　　　　|: 　　　　 l: : :､
　　　　/ : : : l　　　　　　|:.　　　　　　 l : : `、
.　　 /: : : :∨　　　　 |:　　　　　 ∨ : :`、
　　 /: : : : : ｌ　　　　　　 |:　　　　　　 l: : : : `、
.　〈 : : : : : l　　　　　 l: 　　　　　 l: : : : : 〉
　　＼: : : :l　　　　　　　l　　　　　　　 l: : :／
　　　　￣l　　　　　　　　　　　　　　　 l￣
　　　　 !　　　　　　　　　　　　　 l
　　　　 l　　　　　　　　　　　　　　　　　 l
　　　　　l　　　　　　　　　　　　　　 l
　　　　 !　　　　　　　　　　　　　　　　　 l
　　　　 l　　　　　　　　　　　　　　　　 l
　　　 {　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }
189 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/05(土) 17:38:30 ID:puHxr7AF: 　　　　　　　　　　　　　へ　　 ,　　　 .ｨ
　　　　　　　　　　　　　　/ 　＼／＼／./
　　　　　　　　　　　ｒ〈　　　　{{:::Y　ｒ〈
　　　　　　　　　　　　. ゝ'　´￣￣　｀　＜}
　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　 ./　　　　　　　　　　 ∧
　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　 ∧
　　　　　　　 ./　　　　　-‐|- ､　　l| 　　　　 ;
　　　　　　 .／　　　　从{ヽ　　 {　　/　/ 　 |
　　　ｰ=≦　　　　　　　.ィ笊坏＼　l|　./／{　　 :
　　　　≧=--ｧ‐=≦{ 八ヾVソ　　ヾ{.ｨ衍}ｱﾊ　八
　　　　　　／　　l|从　人　　　　　　ゞ'　.′V 　ヽ._　　　　魔王戦争を生き残った古参の魔女は全員が私ほどではないけど長生きしているわ。
　　　-=≦　./　　l|　ヽ　{ヽ.　　　 ′　/　　}｀＜ミ
　　　　　￣/　　.八　　{ヽ{､　｀　- 　 .ｲ}　ﾊ |　　　　　　　　特に上位層は一万年以上生きているから時間感覚がずれるのは当然ね。
　　　　　./　　/　 }　从　个o.　　＜　|}./　ﾘ
　　　　 /　　/　　八　　∨Y⌒r｀ﾍ　　ﾚ: ´: ｀ヽ
　　　 ./　　/　　/ ハ　　∨:_:_:_: ノ:ヽ _.八:_:_:_: : :＼
　　 .／　　　＞: :´:∧　　∨￣: : ／／ ,　　　　￣ヽ､
　／　 .／　 ′: : : : :∧　　∨: : /_./ ／／　＿　　　 V､
´_.彡イ　　　{: : : : : : : :∧　　∨´ : У／ｨ:´::::}´: ￣:｀＜V}
　　 /　　　 |: : : : : : : : ヽＶ　 }: : : ´￣: : ｀:ｰく: : : : : : : : ＼
　　 ′　　 l|: : : : : : : : : : :}　.八: : : : : : : : : : : ヽ: : : : : : : : ｀.
　　{　　　　l|: : : : : : : : :}: :ｊ／}: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : }、
　　|　　　　 l|: : : : : : : : :|_:_:_ノ､: : : : : : : : : : : : : :}:／: : : : : :八∨
　　|　　　　八: : : : : : : :ﾉ　 __从: : : : : : : : : : :. :./´: : : : : : /　　 '.
　　|　　　　　 ≧=―＜／´　込: : : : : : : : : : ｲ´￣_:_: :イ　　　　}
　.八　　 {　　　　　　　∧　　　　.＞ --=:≦´:／´: : : : :|人　　 |
　　 .ヽ　 |　　　　　　ヽ　　　　 V: : : : : : : : : : : : : : ! 　ヽ　ノ
　　　＼{　　　　　 /　　＼　　　＼: : : : : : : : : : : :/}
　　　　　＼　　　　 /　　　 / ヽ　　　 ∨: : : : : :′: : : !
　　　　　　　ヽ　.／　　／}.ｒ＜:，　　　 ∨: : : :.{!: : : : :|､
　　　　　　　　}／--=≦　 ./::::::::::ヽ　　　　∨: : :.|: : : : :ﾉ:::ヽ
　　　　　　　　　　　　　 /::::::::::::::::::＼　　　∨､: : : : 〃::::::::}
　　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::≧=--ヽ　　 ∨:ヽ:::/:::::::::::人
　　　　　　　　　　. ＜:::::::::::---=ﾆ:::￣::::＼　　Vノ《::-=≦:::::::》
　　　　　　　　　 ./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ　　ヽ: ∨＼::::｀ヽ}

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｛＼　〈_〉: : : :〈_〉／ }__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／｛　 {`'‐} {‐--‐} {'´}　:} 　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／: ／＼l＿,|_|＿＿|_|__l／､　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／￣ヽ／: : : : : : : :｀`～､、: ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /...:::::::::::/ : : : : : : : : : : : : : : ＼　＼　　 ∨＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /.::::::::::／ : /: : : : : : : : : : : : : : : :＼　＼　 {　　`
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｨ::::::::／ﾟ*;:/: : : : : : : : : :/: : : : : : : : `､:／＼{　　｝
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:{::::::/: : : : :%: : : : : : : : : /: : : : : : : : : ;八:::／　　　＼　.　神や魔女のような長命の存在は在り方が違うので
　　　　　　　　　　　　　　　 /: {:::::｛:: : : :/ :ﾟ*: : : : : ／｛: : : : : : : :.,:*ﾟ　｝:＼　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/: : :V::｛ : : /: : : :ﾟ:｡ :／: : : `､ : : : : ｡'ﾟ: : :　｝::::::冂　 }　　　　人間と同じ感覚では生きられません。
　　　　　　　　　　　　　　　　 /: : : : V｛ : : |: : : :＞く: : : : :｡ : `､.｡*ﾟ.: : : :　　｝:::: }八_∧
　　　　　　　　　　　　　 / : : : : : Ⅵ: : :|＜ _: : : :ﾟ*｡／＼｡*＼ : }: : :　　:｝:::/　　　‘:,　　　それが良いか悪いかは何とも言えませんね。
　　　　　　　　　　　　　　　　/. : : : : : : : |: : :|: : : :｀ : : : : ＼／: : : : ∨: : :　　:｝/: 　　　 ′
　　　　　　　　　　　　　 /. : : : : : : : : |: : :l笏劣ﾐ: : : : : : ﾟ : :ｰ-: ;,」: : :　　 :}':;: : :　　　 ‘:,
　　　　　　　　　　　　 ;′: : : : : : : : :|: : :廴__ﾉ　: : : : : : : : : : : : :|: : :　　ｉ|i:i: : :.!　　　　 ′　　　　　　　　　　　　　 ∠＼
　　　　　　　　　　　　 ;′: : : : : : : : : |: : :|^冖＾ : : : : : : : :｀芹笏ﾐ!: : :　　i|i: ｉ : : l:　 :,　　　‘:,　　　　　　　　　　　　　 ∠ニニ＼
　　　　　　　　　　　　 ;′ : : : : : : : : : |: : :|: : : : : : : : :　　、廴__ﾉ│: :　　ｉ|i: :i: : : l:　　:, 　　 ′　　　　　　　　　＿∠二二二ニ>
　　　　　　　　　　　 ;′: : : : i : : : : : :|: : :|: : : : : : : 　　　　＾冖^´|: : :　 i|i: : ｉ: : : :l:　　 :,　　 ‘:,　　　　　　__-=ニ=冖⌒￣￣
　　　　　　　　　　　 ;′: : : : : i : : : : : |: : :|: : : : : :, 　　　　　 /|: : :　/｀ヽ:ｉ: : : :.l:　　 :,　　　‘:,　__-=ﾆ=-¨＾´
　　　　　　　　　 i　: : : : : : i.: : : :. :.|: : :|: : ゝ: ;_＿,，　　　ｲ: |: :　 { ＼＼.:r-く｀ヽ　:, _-=ニ=-¨＾´
　　　　　　　　　　　　 i　.: : : : : : i : : : : :l|: : :|＼: : : 　　　 _,.　イくﾘ: |:　　 } 　＼_〉＼＼＼ﾆ=-'＾´‘:,
　　　　　　　　　　 i　: : : :| : : :| : : : : l|: : :|⌒ニ二ア^´　｀く廴}:.:.|:　　/　　-=ﾆ＼＼＼_〉::, 　　 ‘:,
　　　　　　　　 /／⌒V: : : :|: : : : :ｌ|: : :|冖廴厂[___几jr┘: ＿|____ムﾆ二ニ=-''＼_〉_ﾉ　 :,
　　　　　　　　　　 /´: : : : :|: : : : |: : : : :l|: : :|: : : : : : : : : : : : : :〈＿∠二ニ=-'＾´　　ノ: l:　　　　::,　　　　:,
　　　　　　　 /: : : : : : :|: : : : |: : : .;へ : :|: : : : : : : : : :_-=ﾆニ二ニ=-冖r-─=ｱ´｝: l:　　　 ::ﾄ､　　　 :,
　　　　　　　　　 /: : : : : : : :|: : : : |: : :/ ＼＼!＼＿_-=ﾆニ二ニ=-|¨＾´| ＬУ＼__/ く : : l:　　　　:ｉ ‘:,　　　';
　　　　　　 /: : : : : : : : :|: : : :├ く /　{　{ -=ﾆニ二ニ=-＾´ 　 |: :　|　廴_几__jr┘、 l:　　　 :i　 :,
　　　　　　　　/: : : : : : : : : :|: :ｒ‐く＼＼::し'二ニ=-¨＾´　　　　 |: :　| 　 |: : : : 　 ∨:＼!　　　 :ｉ　 :, 　　 ';
　　　　　　／　　　: : : : : : ／へ＼＼＼=-¨＾´　　　　　　　　　|: :　|　　|: : : : : 　 V/;∧ 　　 :i　　:, 　　 !
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　　　　 /　　　　　　__-=ﾆニ二ニ=-¨⌒|: : |＿厂Ｌﾉ⌒Ｌ_ﾉ冖廴_ﾉ|: :　|L几,|: : : : : : 　 ∨/∧ 　 :i　　 ::,　　 i
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190 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/05(土) 17:39:07 ID:puHxr7AF: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |＼／＾＼　 .ｨ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ハ　〃::ヽ ∨./
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿{::::}　{{::::o}}　/::}
　　　　　　　　　　　　　　　　 . ＜￣￣｀　´￣｀＜_
　　　　　　　　　　　　　／／　　　　　　　　　　　ヽ.＼
　　　　　　　　　　　　､＿　彡'　　　　　　　　　　　　　　 ∨∧
　　　　　　　　　ﾄ､＼　　　　　　　　　 .′　　　　　 }　∧
　　　　　　　　　 {　≧=彡´　　　　＿_{　　　　　　　　 ∧
　　　　　　　　　乂　　　　　　 ´ .／|{ヽ　　　　＿ / 　　 :　　　　　天空神さまを含めた上級神（七大神）の方々は
　　　　　　　　　　　　 ≧=-　＿彡 _´_　八　　　 .イヽ　　　l{__
　　　　　　　　　　　　　 }　/ l{　　{ ｨ笊ミx　ヽ彡´ｨｚ､乂　　　乂　　　　今回の件には興味を持っていないようですね。
　　　　　　　　　　从{　l|　　|.乂:ソ　　　　　ﾊしﾊ /｀ヽ人＿ ≧
　　　　　　　ﾄ､　､__　ｲ　.Ｙ´l|　　| :::::::::　　　　　ゞ ' 〃　 } ＼{　　　　　下級神と違って反応が鈍いです。
　　　　　　　　|　≧=≦＿人从　 .{　　　　　　 ´　:::::: ./ 　.八
　　　　　　　　|　　／　―‐ヽ ∧　个　　./｀: ﾏ　　　ｲ　 /　 _ｒ/フ⌒＼
　　　　　　ゝ／　　　　￣}／＼.{r} ＼ゝ　' 　＜/　.／ゞｧヽヽ＼}、　ヽ
　　　　　　　 ./　　　　／iＪ｀Ｙーく｀＾Y｀¨{ｧ_＞/.＜: ｀ヽ　　＼　＼　 ∨
　　　　　　　　{　　　 r＜: : : : : :∨-: :≧=- }八: :､: : : : : : : :.ー .､ ≧=.r.　　'.
　　　　　　　　|　　　}/: : : : : : : :}:_: : -:=:∨ﾉ _ヽ: ｀:＜_: : : : : : : :∨　∧　　 '.
　　　　　　　　:　　　.{: : : : : : : V´: : : ￣:｀∨{{::::｀ヽ、: : ｀ :＜ : : : 〉　　'.　　　;
　　　　　　　ﾊ　　　 ': : : : : :ヽ{´: : : : : : : :｀Y乂::oﾉ＼: : : : :.＼ノ⌒}　 }
　　　　　　／: |　　　'. : : : : : : :Y: : : : : : : : : V ｀¨　　∧: : : : : : Vヽ' 　 |
　　　　人: : |　　　Ｖ: : : : : :ﾉ: : : : : : : : : : :'　　'. 　 ∧: : : : : : '´　＼.}
　　　　　　　｀¨|　　　 '.rt´丁}: : : : : : : : : : : : }､_r.ﾄ､_,､_}: : : : : : :}　　　{　　　 !
　　　　　　　 '　　　　Ｖｰ.イ : : : : : : : : : : : : |ｰ' Уｰ'.ｿ: : : : : :/　　　ヽ　　　|
　　　　　　　　　∧　　　　.ヽ .}＼: : : : : : : : : :_:.ﾘ_／､_∠:_:_:_:　イ＞　.　　　　　.|
　　　　　　　　 / ∧　　　　 } ﾊ : ≧=--=≦: :}　　.}　 }: : : }　　　　　　　 ≧=-　ﾉ
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　　　　　　　　　　∥〈:::/　ﾟ!*ｧ＜.,／　／＼＼ ,.｡*''ﾟ }′〉::::|::〈
　　　　　　　 i|　}::{　　|/　／｀ﾟﾟﾟﾟ''＼／'ﾟﾟ´＼　　|　 {:::/:::/
　　　　　　　　　　i|　{:::} 　 |／-‐─-　　　　 -─=ミ､|　 Ⅵ:ｲ
　　　　　　　　　　i|　∨　　|　　　　　　　　　　　　　　|　　 l　|
　　　　　　　　　 i|　 :| 　　| ,抖系ﾐ　　　　　　,ｘ抖ミ｣　　 l　|　　　　上級神（七大神）は既に役目を終えて隠居している状態です。
　　　　　　　　　 i|　 :| 　　|《爪_ﾊ　　　　　　爪_ﾊ》　　:|　|
　　　　　　　　　 i|　 :| 　　l　ヒｚﾂ　　　　　　ヒzﾂ´|　　|　|　　　　『王国の事は人間に任せればいい』と割り切っています。
　　　　　　　　　 i|　 :| 　　|　　　　　　　　　　　　 |　　| │
　　　　　　　　ｉ|　 :| 　　|　　　　　　 ′　　　　ｌ　　l　 !　　　　神話の時代は終わっているからそれも当然ですね。
　　　　　　　ｉ|　ｉ| 　　| 　　　　　　　　　ｌ　　 |i　 l
　　　　　　　 ∥　:i|　　 |＼　　　 ´　｀　　　 .ｲ　　 |i 　 !
　　　　　　　　　∥　ｉ|　　 |l::个.､　　　　　　　ィ : |　　 |i :　 !
　　　　　　　　 ∥　 .:ｉ|　　 ll : | __}＞　 .,__,. .イ : |: :ｉ|　　 |i ;　 l
　　　　　　　　∥　　i:i|　　 |＜´ ⌒Y⌒Y⌒Y⌒ヽ : |　　 |i l :;: l
　　　　　　　 ∥ / l {:ｉ|　　 |l : )　　　　　　　　 _＞|　　 |i l :l　l
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191 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/05(土) 17:39:43 ID:puHxr7AF: 　　　　　　　　　　　　　　　　 _　 .ﾍﾍ　 .ｨ!
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　　　　　　　　　　　　　　　／　ゝ._し＿　.ィ　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　/　　／　／　ヽ　　｀ヽ　 ',
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　　　　　　　　　　　　　 i　　 {　　{　　　ﾉ　　　 ',　.乂__　　　　しかし、七大神は『宇宙暦９２０２４年から活動を再開する』と言っています。
　　　　　　　　　　　　　＿_.{　　人　　　　／、　　　　 {　　／
　　　　　　　　　　　　　＼　',　ｨＹん从／.ｨん㍉　　　ィ´￣/　　　.　この時期に動き出すのは天照大神との約束があるからでしょう。
　　　　　　　　　　　　　　　ーｲ.ﾊｖﾘ　　　 vツ |＼　　　／
　　　　　　　　　　　　　　／しﾍ从　　　　　 |　　「￣´',
　　　　　　　　　　　　　 ,　　　 ',　＼ｰ'　　 .ィ　　ﾊ.　　 ',
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　　　　　　 /: : : : : : : ヽ Vイ/レィ.ィ　＿＿.../: : : : : : : : : : : : : :〉　',
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　　　　／{　　　　 . 〈: : : :}: : : : : : : : : : : : ＼ト..　　　　∧　　 ∨＿＿　イ
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　　　　 |　　　l 　〉-!　　　　|_ 斗芹劣ミ　　　ｨ爪_}　》　 :|
.　　　 / 　　 l　//　|:　　　　　|《{::ri::し}　　　　　　　ﾋｚリ　{　　|　　　　『七大神が青藍に降臨する前に住んでいた』
　　　 / :ｌ　　　l　{ {　:|:　　　　　|　ヒzzﾂ　　　　　　　 .:.:.:.:.:.} 　 !
.　　 / . :|　　　l　‘:,　:|i　　　　　|　.:.:.:.:.:.:.　　　　　　 , 　　 i 　 |　　　　という日本列島という地域。
　　/ . . :|　　　| 　 ‘:,;i|i　　　　 |　　　　　　　　　　　　　 /　　|
　 / . . .::|　　　|　　　::i|ｉ　　　　 |　　　　　 ,.　-=＝ｧ　 /　　 i|　　　　各教団関係者も興味はあるようです。
. /　. . .:/　　　l　　　 ::::i|i　　　　 l　　　　＼::::::::∨　,.ｲ　　　ｉ|
/　. . .:/ 　　 :ｌ　　　::::|:i|i　　　　l＼　　　　　｀ ¨´ ,.ｲ　i|　　　ｉ|
　. . .:/　　　 :l　　　 :::::|　i|ｉ　　 Vヽ＞｡ ..,,,＿___／ .|　i|　　　ｉ|
. . . /　　　　 :l　　　　::::|　　ヾ､　　＼⌒V⌒＞:::/ 　.| :/:　　 i|
. . / 　　　 :l　　　 ::::|__人___＼　　＞─┴-く　 / /: /　　 l
. / 　　　 :/　　　　　::| : : : : : : : ＞'´: : : : : : : : : V: /: /| 　 /
/ 　　　 :/　/　　　 ::|,｡*'ﾟ⌒フ´: : : : : : : : : : : : : ∨::/ |　 /
　　　　.:/　/　　　　 ::|　　／ : : : : : : : : : : : : : : : : ∨　l　/
192 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/05(土) 17:40:24 ID:puHxr7AF: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｌヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿　　(}　＼　　　／＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｡o≦:: : : : : :. ::∨　　　ゝ／ , ‐ ､∨
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／:: : : :. :. ::／￣￣ヽ　　　　 {　　‘ ∨＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　≦ミ丶 ___　--　':: : : :. :. :. ::｀　‐‐‐-､乂__ﾉ　　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ‐=ﾆ__:: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::ヽ　　　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　､　　　__ ＞: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.',‐‐‐‐‐‐､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　≦ﾆ＿__: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::／: : : } : : : : : : ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/: : : : ／:: : : : : ::／: : : :／: : ::／／:: : : ::/:: : : : : :. :. ::}
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　　　　　　　　　　　　　　　　　 {: : : ::/　≧　’ /: : ::／-‐‐／イ　／ : : メ: : : : :}: : : : : : |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /: : ::ノイ : : : : /: :／f示芋气　／/: :／　 }: : : :′: : : : ::ト=-
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　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:: : : : : ::/: :} : : : ::　　乂zり　　　 x芋ミ/／: : ::メ: : : : : : ゝ
　　　　　　　　　　 |＼　　 .メ:: : : : : ::/ : : ∨: : ::} 　　　　　　匕::ﾘ　/: : ／: : : :/ゝ＿ﾆ=‐
　　　　　　　　　　 |: : ｀‐‐≦:: : : ::≧‐‐≦: : ヽ: : 八　　　　　　､　　　　ムイ : : : : /
　　　　　　　　　　　ゝ　_＿_: : : :／　　　＼ } /∧　ト　｀　 ‐　　 ‐=ﾆ: ::／r从ﾊﾘ　　　宇宙暦９２０２４年になるまで
　　　　　　　　　　　　　　／: : :/　　　　　　　　＜　∨| ≧ ‐　　　イ: : : :／　 ′
　　　　　　　　　　　　　／: : : :/　　　　　　　　　 .　￣　二 : : : :Y´ ／/／　　　　　　　　..　日本列島がある惑星に干渉する事を
　　　　　　　　　　　／: : : :／　　　　　　　　　　 ::　　　, - ､＼ { /:: : : ::(　　　 /}
　　　　　　　　　　　 /: : : : : :|　　　　　　　　 :::　　 {　　‘，￣￣丶ﾐﾆﾆ彡'　　　　　　七大神は固く禁止しています。
　　　　　　　　 /: : : : : : :|　　　　　　 ≧ 　　　乂__丿　　 .:　　∧
　　　　　　　　　　/:: : : : : :. ::∨　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　 .::　　∧　　　　　　　　　この命令に従う必要があります。
　　　　　　　 ′: : : : : : : ::∨　　　　　 ′　　　　　　　　　　ヽ　　￣ヽ∧
　　　　　　　 {: : : : : : : : : : ::Y　　　　　{　　　　　　　　　　　 .::
　　　　　　　 |: : : : : : : : : : : {＿＿＿_∧　　　　　　　　　　　　　:::. 　　　　＼
　　　　　　　　　ゝ:: : : : : : : :. ::/　　　　 .∧　　　　　　　　　　　 .:::::　　　　　　＼
　　　　　　　　　＼:: : : : : ::/／＼／＼_.∧　　　　　　　　 .:::::::　　　　　　　　.:::
　　　　　　　　　　　ヽ:: : : :. :. :. ::|　　　　　ﾟ。　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　.:::
　　　　　　　　　ノ／从rﾊﾘ :|　　　　　　ト　　　　　　　　　ノ　　　　　　　　　　｝
　　　　　　　　　　　　　　　 }‐‐----‐‐{　 ≧ ‐‐---‐‐ ≦　　　　　　　　　　　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　　 |　　　　　　　　　ゝ　　　　　　　　　　　ノ
　　　　　　　　　　　　　　　 ≦￣´|　　　　　 |　　　　　　　　　　≧　＿＿＿＿　≦
　　　　　　　　　　／＼＼＼＼|　　　　　 | 　　　　　　　 / 　　 |
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　　　　　　　　　　　　＼＼＼＼|　　　　 |　　　　　　　 ∧　　　　|
　　　　　　　　　　　　　ヽ＼＼ |　　　　 |　　　　/.: 　　 / ∧　　　 |

　　　　　　　　〈/∧∨∧∨∧━──--　　､
　　　　　　　　　V/〉〉＞''´⌒´　￣￣￣￣＼＼
　　　　　　　　 У´　　　　　　　　　　　 ∧∧　 _,.
　　　　　　　　　八　　　　 /＼　　　　　 }人_{:::::Y::::{
　　　　　　 / 　ﾟ/*｡,　 /　　＼ _,,..｡*''ﾟ |　 ∧:/-:<
　　　　　　　　|　　 |　　＞‐◇-‐*'ﾟ＼　＼|　 {:::ﾊ:::::;′
　　　　　　　　|　　 |_／　　　　　　＼__,| 　'´|i:.∨}
　　　　　　　　|　　厂￣｀　　　　´￣￣　 |　　 |i:. l: |　　　　七大神はその為に日本列島がある惑星の位置を秘匿しています。
　　　　　　　 |　　 |　　　::.　　　 .::　　　 |　　 |i:. l: l!
　　　　　　　 |　　 |　__＿　　　 _＿___　 |　　 |i:. l: li　　　　更にじょうぎ座銀河団以外の銀河団や銀河群を開拓するときは
　　　　　　　 |　　 | '^´⌒｀　　 ´⌒＾｀^'' |　　 |i:. l: l:!
　　　　　　　 |　　 |　　　　 ,　　　　　 |　　 |i:. l: l:i　　..　近隣の銀河団や銀河群を対象にすることを推奨しています。
　　　　　　　 |　　 |i、　　　　　　　　 |　　 |i:. l: l:i
　　　　　　　 |　　 |ｉ:＼　　｀ニ ´ 　　 ,.ｲ!　　 !i:. l: l:i
　　　　　　　 |　　 |i:: :i ＞..　　　　　イ : ｉ|　　 |ｉ:. l: l: !
　　　　　　　 |　　 |i: : i :r-个 --＜　トミi|　　 |ｉ:. l: l　l
　　　　　　　 |　　 |i: : i＜　^⌒Y⌒^⌒　r |　　 |ｉ:. l: l　 l
　　　　　 /l　　 |i: : i :厶　人　人　{ヽ.} i|　　 |ｉ:. |＞=ミl
　　　　　　 /:::l　　 |￣厂{: :｀: : :｀: : :｀: :／ |　　 |７´: : : : : ヽ
　　　　 /: : l　　 |　{ 　 `､ : : : : : : ／／|　　 |′ : : : : : : ‘，
　　　　　/: : :│ 　 !　＼　｀￣￣´　／　 |　　 | : : : : : : : : : ‘，
　　　　ノ.: : : :.l　　 |　　｀ ‐<二>‐ ´　　　|　　 |: : : : : : : : : : : }

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∠」L＞''´　 }─- 　､
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　　　　　　　　　　　　　　 /　 /::::＞‐‐''"　　　　　　　　＼ﾄ,､
　　　　　　　　　　　 / ／ﾊ:/　　 /　／　　　　　＼　Vﾊ
　　　　　　　　　　　　　　 /　}///ﾟ'*｡._/／　　　　／ヽ　　ｌ　∨
　　　　　　　　　　　　　　 ,′///{　　 |ﾟ'*｡.,　,　 '´　　　', 　 l__,,}
　　　　　　　　　　　　　 ,′ {///　　　|＿_／'*｡.,_／＼_,,〉*'ﾟ}　|
　　　　　　　　　　　　　 ,′　 V;{　　　 |￣￣｀　　＼／＿＼{　|
　　　　　　　　　　　　　,′　　 V　　　ん,,,＿__,　　　　　｀/　 |
　　　　　　　　　　　　 / 　　 l. {　　 l ⌒＾⌒^　　　ｰ==ｨ/　 /　　　表向きの理由は経済効率を掲げていますが
　　　　　　　　　　 / 　 . . .:ｌ从　　| 　　　　　　　 ,′ ,′
　　　　　　　　　 /　/ . . . l: : :| 　 |　　　　　　 ′ 　j　　′　　　その様な事をわざわざ通達するという事は
　　　　　　　　 /　/ / . . l : : | 　ﾄ､　　｀ー- 　 ,.ｲ　 l
　　　　　　　　　　/　/ / . . /く⌒! 　 !　`　., 　　 ,. イ　|　　|　　　.　『七大神は遠隔地の銀河団や銀河群に干渉したくない』
　　　　　　　　 /__/_/ . . /: :_:> | 　 |-ｧ　/｀ア´: : :l. . |　　|
　　　　　　　／: : : : ＼/＿_ｺ,,」　 ! ⌒^⌒　>: : :/. . |　　|　　　　　という事でしょう。
　　　　　　　 /: : : : : : : : :＼　＼l 　 |人__人_,ﾉ-＜:￣ |　　|
　　　　　 / : : : : : : : : : : :‘，　l 　 |__: : : : / }　　l : : | 　 |ヽ
　　　　　　 {: : : : : : : : : : : : : :l　　l 　ト ,￣´　 }　　 l: : | 　 !: }
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　　　　　/: : : : : : : : : : : : ∨:/　　 l　 .l　　　 _＿　　 }:.|　.l: : : : :＼
　　　〈: : : : : : : : : : : : : : V⌒7-''!　 |〉⌒l⌒7　{⌒７_|　|: :/: : : : :}
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　　　 / 〈 : : : : : : : : : : : : / : : : : : |　 !: : : : : : : : : : : : |　| }: : : : : 〉
　　　 / 　＞￢-冖─冖'< : : : : : : l　l : : : : : : : : : : : : | /: }-冖-〈
　　 / 　く＿_/＿_{＿_〉__,〉: : : : : : ｌ/: : : : : : : : : : : : :.l/: /__}＿〉_〉
193 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/05(土) 17:40:52 ID:puHxr7AF: 　　　　　　　　　　　　　　　　ﾄ､＿　.ヘ　＿ .ｲ
　　　　　　　　　　　　ﾊ＼／Yﾊ＼／ﾊ
　　　　　　　　　　　　　 V　　　{{:::}}　　　Ｖ＜
　　　　　　　　　　　　／≧=-------=≦ 　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　ヽ　ヽ
　　　　　　　　　　　 /　　　　{　　　　 ∨　　∨　∧
　　　　　　　　　　　　 ′　　　 l|　　八　　 ∨　　∨　∧
　　　　　　　　　 .′　　　 l| 　　 ∧.　　∨　　'　　 .}
　　　　　　　　　　 / 　./　　ハ　　　 /＼　＼　 |　八　　　　　　　要するに『時期が来るまで日本列島に一切干渉するな』
　　　　　　　　ﾄ､ .／　／　 xzx.､∨ 　 { _xz≧x　＼!　　 ≧=-
　　　　　　　 .ゞ __彡'-=≦l{ヾVrﾘ.Ⅵ　l| 乂rﾘ.〃｀丁　　{丁´　　　　　と言いたいのか。
　　　　　　　　　　从　{　八　　　　ヾ.{　　　/／　|　/八.乂＿,
　　　　　　　　／　 }八　 ∧｀　　　′　　／八　|/　 {ヾー＜　　　　逆を言えばその時期になれば日本列島の位置が分かるということね。
　　　　　　　　　￣￣从ハ　 { ヽ　　 ⌒ 　 .／　}　 {　 .八
　　　　　　　　 /　　 >.人￣｀ヽ､ _ .イ　{_　| .八　　∧　　　　　　それなら無理に知ろうとする必要はないわ。
　　　　　　　　　 / .＞ ´　 }ハ　二_ヽ＞-ｒく} .}/　　　/ ∧
　　　　　　　　　 / /　　　　/　 }　rｧ〉}´: : :{: }｀＜　＞-､　ヽ
　　　　　　／　′　　　ｧ--=≦〈∧ｊ{: : : : : : : : : :{: : : : Y　ヽ＼
　　≧=-=彡　　 { 　　 /: : : : : : :.〃⌒Y: : : : : : : : : : : : : }八 }　 ≧=-彡/
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　　　／´　　／:.′　　{:/: : : : : : : 乂::::ノ: : : : : : : :､:.V: :(:/: : : : :＼＜
　｀￣　/ /〃: : ′　　./: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.ヽV:.{{ : : : : : : : Y ≧=-
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　　　　　　 /　　　　　ヽ:､{: : : ＞ ´ :_}_: : ｀＜: : :／: : :ｲ: : : : :ノ　　　 /
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　　　　　　　　 / 　 / . . /. . |　|　　　|⌒^冖'´　 .. :: :: :: :: f笊笏㍉_:〉!:: ::l:: :|＼}
　　　　　　　　　　/ 　 / . . /. . . |　|　　　|　　　 .. :: :: :: :: :: ::乂zｼ〃ｲ: |:: ::l:: :|　　　　　まあ、確かにその通りですね。
　　　　　　　　　 / 　 / . . /. . . .:|　|　　　|　　　.. :: :: :: :: :: :: :: ＾`'^´;:ｲ: l: j: :: l:: :|
　　　　　　 / 　 / . . / ＿___:!　!　　 |　.. :: :: :: :: :: :: ノ:: :: :: :: :/l |:: l:/: :: l:: :!　　　　　放置してもいずれは分かる事なら
　　　　　　　　/ 　 /_._._/. .＼　 !　l　　　|:: :: :: ヽ:.､;___: :: :: :: :: ／: l |:: /:: :: l|:: |
　　　　　 /＞''´: : : : ＼_く　　|　|　　 |＼:: :: ::｀ﾆ´:: :: ::_;: イ : :: l |::/ : :: :l|:: |　　　　.　それが最善です。
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　　　　　＼.: : :. :. :. :.|: : :| : : : |: :　:　:　　 |　　 | 　　　　｀　/
　　　　　　__}_.: : : : : :.|: : :| : : : |: :　:　:　　 |　　 |　　　　　　　　}　　　　　　　.　（どうでもいい事で怒りを買うのは馬鹿馬鹿しい）
＿__,..イ　　　^⌒''´￣|: : :| : : : |: :　:　:　　 |　　 | 　　　 ,,. -イ
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青藍神話において七大神が降臨する前にいたという日本列島は宗教的に特別な存在になっていたが

その位置は秘匿されており、王国民が知ることができない状態だった。

それを調べようとする者は、王家と公爵家から厳しい警告を受けていた。
194 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/05(土) 17:41:21 ID:puHxr7AF: 今回の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
195 ：名無しさん＠狐板：2025/04/05(土) 18:02:21 ID:vk02BDMU: 乙でした
196 ：名無しさん＠狐板：2025/04/05(土) 18:11:57 ID:B9qWlULp: 乙
現代日本でも個人主義化はある程度進んでるけど、それがさらに突き進んだ世界か
友情や仲間意識はあるけど、どっかで線を引くのが普通みたいな
197 ：名無しさん＠狐板：2025/04/05(土) 18:18:17 ID:SItryV0q: 乙
ワイもニートしてえなあ
198 ：名無しさん＠狐板：2025/04/05(土) 18:46:22 ID:JhbUiSE4: 乙です

銀河系外にまで進出しても日本は聖地扱いか
199 ：名無しさん＠狐板：2025/04/05(土) 18:48:23 ID:4Z+g5H5Y: 年齢バレる感想だが、ザンヤルマの剣を思い出す個人主義超文明に近づきつつあるなあ
200 ：名無しさん＠狐板：2025/04/05(土) 19:56:33 ID:ZE1S4yR6: 乙でした。
今となっては１惑星の１地方の戦いでしかないけれど魔王戦争のことはこの時代でも歴史の勉強とかで習ってるんだろうか。
マコトとかアバンのことはアバンの希望もあって詳しく伝えられてなかったりするのかな。
201 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/05(土) 20:55:42 ID:puHxr7AF: >>200
エリザベートの告発以降は歴史の授業で魔王戦争を詳細に教えても問題ないから教えられています。
当然ですが、伊藤誠の悪行やアバンの功績も男女問わず歴史で学べます。
平民女性が教えられていないのは民主主義が破綻して以降の平民女性の冷遇ぶりです。
これだけは意図的に誤魔化しています。
202 ：名無しさん＠狐板：2025/04/05(土) 21:12:02 ID:Y1nZfLgj: 乙でした
日本が聖地扱いされてる
203 ：名無しさん＠狐板：2025/04/05(土) 21:30:11 ID:ZE1S4yR6: >>201
回答ありがとうございます。遠い昔の戦いが歴史に残ってるのがなんか感動的。
204 ：化かされた！：化かされた！: 化かされた！
205 ：化かされた！：化かされた！: 化かされた！
206 ：名無しさん＠狐板：2025/04/05(土) 22:02:57 ID:2hefM8jG: 乙であります！
此処までくると女性は女性で男性を見限ってるのね。
207 ：名無しさん＠狐板：2025/04/05(土) 23:26:05 ID:6XBHf9jf: ここまで文明進むともう男女によるスペック差なんてあってなきがごとしで効率気にする意味も薄いから
女性を働かせても問題ないんだろうけど、いまさら男女共同社会に変えるコストが重くてやる意味がなさそうねぇ
208 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/06(日) 07:33:37 ID:VbO0PcP4: >>204-205
誤字の修正ミスがあって紛らわしいので削除申請をします。
すいませんでした。
209 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/06(日) 07:36:08 ID:VbO0PcP4: >>180　誤字修正
×周囲から白い眼で見られる　→　〇周りから白い目で見られる

>>192　誤字修正
×経済効率　→　〇経済的効率性
210 ：名無しさん＠狐板：2025/04/06(日) 09:39:08 ID:gQiMM+fY: そもそも人間を量産する意味がそんなにないよな
信仰を集めるためのリソースでしかない
211 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/06(日) 13:37:13 ID:VbO0PcP4: ttps://www.youtube.com/watch?v=N2Dyva5R-54

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　　　　　　　　　　　　　　　　 jI斗-=ﾆ　　　　　ｨ
　　　　　　　　　　　　　　 x=ミ　´　　　　　　　､　／-|
　　　　　　　　　　　　斗=ｧ　　　 {　　　　､　　　＼ -ﾉ
　　　　　　　　　　　／　 /　ﾄ､　　　　　　　＼　　　 ' 《ｧ
　　　　　　　　　　 .　　 ′　|=-　 '/　　　　　 '/ 　　　　〈　　.　管理AIが女性専用惑星で成功したのは良い事です。
　　　　　　　　 ./　　 |　　 |ﾆ=- ,ｨ　　　　 '/X=ﾐ､　 }
　　　　　　　　 .{{ 　　 |　　 |ﾆ- /-}　斗从＼　 }ゞｿ　/　　.　あの星で問題なく運営できているなら
.　　　　　　　个s。　'/　ﾉ=-/=-　 Xｨ笊z }／ .:.:.:.:}ノ'
　　　　　　　　 | ＼{ハ {ﾆﾆﾆ=-　　《ゞｿ　　′　从　　　　人工超知能による平民の管理が実現可能になります。
　　　　　　　　 | 　 | 个乂=-人､　　＼ .:.:　　　､, 　人
　　　　　　　　 | 　 |i　　|)h。　＼　　マ⌒ イ　　＼
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　　　　　　　　 | 　 |　　 '/ ／　{{X}}- ＼　〉　.|八　|
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　　　　　　　　 | 　 |i　　　 |　　　　　　　人､
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　　　　　　　　 |　　　　　|　斗= ｧ　　　ん､　　　ﾉ. . . . .《､
　　　　　　　　 | 　　　ﾊ {ハ}7　　　 /　　｀ヽ_ ／. . . . . .人＼
　　　　　　　　 |　　　　　 /,　　　　　ム　　　Y. . . . . ／}}. . .个
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　　　　　　　　　　　　　 |　个s。 _　　-=ﾆ二　ﾔ　￣'.　　´
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　|:::|;;ﾄ:|,;;;::;;;;;ﾄ;;|,..|L=ﾆ"　（ﾉ| | .'!＼_　　　　　　　　　　　　女性専用惑星は外交権こそありませんが
　|:::|;;:t,|＿;;;;;|`,;! ' ヾ　）　ﾚ.| .!, |;;;;;;`'-----　,_
.｜::`-,! rt-.,」 ` 　　'" 　　iイ'"";;;;;;／////// ヽ、　　　.　司法、立法、行政の三権は管理AIで運営できています。
.｜::　`t'、ゝ,）　　＜￣￣;;|`--'"////////// ヽ
.｜::::／|;;;;ヽ._ '　-－'　＼//|;;| ////////////// i　　　　量産型管理AIを搭載したガイノイドは
.｜:/ミ |;;;;;;;;| `'''--.,_,,.-く.＼| | ///////////////|
. |/ミミ !;;;;;;;ﾄミミミ |-.,_ ／`!:| ＼////＞∨//// |　　　.　人間の官僚や議員よりも仕事ができています。
. |＼ミ |;;:;;;;|;ミミミミ|ﾐ／　　|:|　ｨ＼＞／ `-、// |
. |　|＞|;::::;;;!;:;;;＼ミ|.L_ 彳ヽ|ｨ　　　　　ヽ// .!
　!　!.|; .|　|;;;|;:;;;;|;;＼|i　　|　`| 　＼　　　　　ﾍ_//|
　!|,ﾄ、!,.|::ﾊ::::;/|;;::|| 　 = ﾑ-.L_i.Ｖ"-=≡ 　　 /.i ﾌ、 .ﾄ、
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212 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/06(日) 13:37:45 ID:VbO0PcP4: 　　　 ////ア　/. 　/ ,　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　＼.　.///////////∧
　　 .////ｱ　 /　　　　.{　　　　　　　　　　　　　　 ∨{//////////アﾟ
　　 ∨/７　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∨寸/////アﾟ}
　　　 ∨7　　　 .{　 {　{.　.{　　　　　} 　 }. 　}　　　　　　 ∨｀¨¨¨¨}＼ .}
　　　.v　　　　 {　　 {　 {　　　　　 }. 　}　 }　　　　　　　X///////ア
　　　　　　　　　 .{.　∨　　　　.}　ハ　　　　 }　　　 .}. 　寸//アﾟ : ＼
　　　 { 　 .{ 　　　　 { ∨　　　　　}　　　Ⅵ＼}　/　　　　7ヽ　 }: : : : : :／
　　　 {　　　　 ∨乂{　＼.　.{　　　/.　jI竓芋ミ、　　　　　　／/: : ::／∨　　　　.　それは良い事ではあるけど
　　　　 {.　{　　　 {乂jI竓芋ミ、{. 　乂　　　 _ノ/ﾊ　　　 / .／／{＼:/ 　 .∨
　　　人{　　　　　{:.　　 _ﾉ/ﾊ八　..{　　　乂rソ}　　　 ,ノ.／: ::{　　 }. }　　　　　　　上級貴族たちの反応はどうですか？
　　　八　丶　　{i心　乂rソ　　＼{　　　　　 /ｲ　././¨´{: : : :{　　　}
　　　　 ⌒＼ .{〉　乂i:i:i:.　　　　　　　　　　　/／}/}　 }{: : : :{ヽ. / 　　 }
　　　　　　　 }/　乂⌒.込、　　　　｀　　　　.／}　 . }..　}{: : : :{〃:＼　/}
　　　　　　　/ 　/ .{ {..　.}.介s｡　　　 `　　´　　ｲ .}.　 /　 .}{: : : :{: : :／X .}/
　　　　　　./.　/{__.{/{.　.}　　　＞s｡　　　ィi{　　　　/　　..}｀ー {:／　　　＼
　　　　　../　　　　.....{　ｧ　　　 //.　　｀¨´ 　　　 }/ 　　 }
　　　　 /　/. 　∧.　∨ 　　 //　＼　　　　　　　　　　 }　　　ィi〔　　　　 ∨
　　　　　 /. 　/..∧　 /　　 //　　　　　　　　　　　　　　ィi〔⌒　　　　　　　 .}
　　　 /　　　　　　 X .{　　 //　　　　　 ∨　　ィi〔　　　　　}　　　　　　　　　　 }
　　　　　　 ./　　 ∧　 . //　　　　　　　　　　　　　　　　 }　　　　　　　　　 j{
　　　　 {　　　　　 /　/　//　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　}　　　　..j{
　　　　　　 {　　　 /　,　{　　　　　　　　　　　　　　　　 } 　　　 '
　　.{..　.{　　　　....{ .{.／乂　　　　　　 |:.　　　　　　　 .}　　　 ,　　　 ./
　　.{　　　　　　　 ./乂⌒ヽ　　　　　　　　　::　　　　　　　 .}　　　..{
　　　　..{　　{　　 {: : 乂⌒乂　　　　　 j..　　　　　　／乂　　 .ﾑ　　　 {
　　.{　　　　.{　　　 : : : 乂⌒ヽ　　　　 ,　　　　　　／⌒rく乂　　　　　　.{
　　　八　　　八: : : :乂⌒乂. 　　　 {　　　　／⌒rく乂: : :丶 i}. 　　 {
　　　　　　　　丶: : : :乂⌒ヽ　　ノ　　 rく⌒乂ﾉノ: : : : : : :7　　　 ∨
　　　　 ./　./　　　/ ≧s｡: :_乂⌒乂 ´._ 乂rく⌒乂ﾉノ: : : : : : : ::人　　　　}∨
　　　　　　 /　　 .{⌒乂.　　　｡s≦.　{_}乂⌒)ﾉノ: : : : : : : : : ／∨　　　　 .:
　　./ 　／／　　　乂rく乂　　＼: :／/{∨⌒≧s｡: :＿...｡s≦.　　 ∨　　　.: : {
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.　/　　　／　　　　　　　　寸丶　　　　　　　　　　　　　　 } ∧.: : : : :
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　　　　　　　　　　　　 /::.:;::.::.:/::.:/::.::.::.::.::.:'::.::.::.:}::.::.::,r_=r=ミ
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　　　　　　　　 /|　 |::.:/|:＼|::.|::.'::.::.::.::/::.:/::.::.'/_/==!::乂_)_彡'
　　　　　　 //l　 |::.:ｨ冬ﾐj从/ー-:/､ /::.::./{={===ﾄ､:|＼=＼
　　　　　　　　///,　 |::.;:　じ　　　芹㍉j/::.::./::.ゝ==彡=|::　＼=＼　　.　彼らも単独で系外銀河を統治するのは無理だと理解しているので
　　　　　〈///l　 |: { 　 ′　　うり》|／)／／//_|=|:| ｒ-=ﾆ／
　　　　　　 '///＼:八　､　　　　｀~´　,ｒｼﾊ/////,.=/::〈==＜　　　　　今回の結果には満足しています。
　　　　　　　 '//＞‐‐ ､　　 ´ 　 ,....-r-=彳///<=彳::.:| ＼==〉
　　　　　　　　／　‐┐＼}　ー=≦　-‐┐ /////ハ/|::.::|　　｀´　　　　　管理AIに対する疑念があっても背に腹は代えられぬ状況です。
　　　_,.....　-‐/　ノ ∪＼))＞┘¨´　_,... `//////|=|,/ :.::|
　／ニ二二/　＞彳::.::.::.|___／|　　:/　///////|/ ::.::.::.|
/ニニニ二＞'"／=|::.::.::.::|/__〉＜_　:／/// -‐彳/＼::.::.::、
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. 　 {::.::.{ ＼/＼: : : : :八: : : : : : : : :_／//////{::.::.::八::.::.:乂 `ー--------､::.)
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　　　　＼＼　 |ニﾆﾆ､///// ////////, ///＞―-... _/＼.::.::.＼////////`～､、
　　　　　ヽ::＼ |ニﾆﾆ个＞ '"////////{/__/-=/／￣/＼/＼::.::.:＼///////////＼
　　　　　　　 }::.::.::|ﾆﾆ＞'"////////// ／//r～ー- ...///〈＼＼::.::.:＼///////////＼
　　　　　　　 }::.::＞'"//////／＼/,... -￣＼ﾉー--: : : ＼//|///, /＼::.::.:＼///////////＼
　　　　　　 }／///////／/////＼: : : :　　　　　　　／_)ノ///∧.//＼::.::.:＼//////////ハ
.　　　　　 <///////／//////////＼: :.　　　　　　＼////////, ///＼::.::.:＼//////////
　　　　／＼/＞''"/////////__,....///,: : :.　　　　　　 `ー～'¨)ｱ＼///∧::.::.::.∨///////
.　　　 (／／////////////￣//////// ‐-...._　　　　　　　　: :｀¨¨ }＼//}::.::.::.::.}///// /
.　　　/ (／／|////////ヽ////////////////// ‐-..._　　. . : : : : : 人ﾆヽ }::.::.::.::;////／
.　　 // ゝ'､／､////////////////////////////////｀`～､、::／ニニﾆ}::.::.::.///／
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　　　　　　∨ニニニニニニ≧=-　___/////////////////////////////////＼:i:i:i__〉
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213 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/06(日) 13:38:24 ID:VbO0PcP4: 　　　　　　　　　　　 _　=寸寸＝─-　_
　　　　　　　 , -‐　´¨-_　　¨-_　　｀丶＼
　　　　　　 -‐ 三　　三　　三　　三＼､
　　　　　/　　　　¨-_　 ¨-=寸寸､_-　　　､ヾ丶
　　　　ﾉ◯　　／⌒￣　　　 VL　＼　､ヾ　　＼
　　　／／7 ／u　　'´￣　　　VL　　＼　　　､ヾ＼
　　　ゝ'　 //　　　　　　　　ﾄ､ VL　　＼､ヾヾ　ヽ､
　　　　　　　　　　　　　　　＿V寸vL　　　丶　　　､ヽ､
　　　　　ﾄ､　　　　ｉ-i─'´─ Ｖﾆ寸L　　　　ヽ､､v | Vヽ
　　／　 V＼／　川　　　　V＼=寸L　　　　V""　 V}
　　　／　 V'　　 /　　　　j|　　Vﾆ＼ﾉｌL　　　　}　　　 ||　　　..　それはそうでしょう。
　　　ー‐ /　　　/　　 ⌒7ヽ} 　 Vニ>〉ｌL　　 '/////}|
　　　　 `Y　　　ｱ⌒ i　　/-=＝|　〉ﾆ/　VL　 /　　　//　　　　　今回の件で一番得をするのは上級貴族です。
　　　　　 |　{ ｌi　ｨ=＝ヽ/　　ﾚ|,イl／　 /ＶLノ　　 //
　　　　　 |l　lヽ>‐　　 ▽　　ノ　'　　 ,ｲヽr'　´彡イノ　　＼　　　それ位は彼らも理解しています。
　　　　　　Ｖ / ゝ＿＿　-‐彡　/　iｨ　ﾉ　}{　 rL⌒ヽ　　＼
　　　　　　 |　|　l⌒i/ﾆゝﾉ /.人rｉi| Ｖ　　',ゝ-VL￣　　＼
　　　　　　 |　|　|　弋_ノ{} ﾚー{　　 }　　 |　　 VL
　　　　　ヽﾉ　乂|iｲ/　 ji　　 V　ﾉ　　 } 　　 VL
　　　　　　　　　　　　r乂∨{=ニアV}:＼　/　　　ヾ'¨
　　　　　　　　　i| ハ,ｨ､_|: : :乂_´_ノV: : :＼r.､　　　　　､
　　人　　　　　i|ノ: : : : : : : : : : : : : : ｏ: : : : : : : : ｀: :ｰ--ヾ: ｀ｰ-
　　: : :｀ー─'": : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :

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　　　　　　　　　　　　　 .: : : : : ::ｌ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : } : : : ',iiii｀ｰ <
　　　　　　　　　　　　　.ｌ : : : : : ｌ : : : : :}､: : : : : : : : : : : : : :} : : : : ',iiiiiiiiiiiii}
　　　　　　　　　　　　　ｌ : : : : : { : : : : :{: :~:-ｌ',:_ :「',: : : : : :/',ノ: : : }iiiiiiiiiii/
　　　　　　　　　　　　 .ｌ : : : : :/ｌ : : : : :{ヽ,,,,,,{,,､_~}~',: : : : ﾅ ': : : : ﾉ＼／ゝ　　.　彼らは切羽詰まっているから
　　　　　　　　　　　　 ,': : : :,イ }: : : : : },,イてヽ　　　＼／　 '／ﾚ'ヽiiiii／
　　　　　　　　　　　　,': : : : { ,' ｌ : : : : :ｌ　{:::O::::}　　　　　ｰ=-,,_{',　 ` '　　　　　　嫌でもこの話に乗るしかありません。
　　　　　　　　　　　 .,: : : : :ﾉ､ .ｌ: : : : : ｌ　`-一'　, --- ､　　 .~ヽ,､＿
　　　　　　　　　　　.,': : : : /: :`} : : : : :ｌ　_,,--,　,'::::::::::┌―――{ﾉ＿_ﾉ―――――――――┐
　　　　　　　　　　 ,' : : : /: : :ﾉ: : : : ::ﾉニニﾆｌ. ',::::::::::::|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.|
　　　　　　　　　 .ノ: : :／ : : /: : : : : /}---＜~`ヽ-､/~|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.|
　　　　　　　　.／ : ／: : : : /: : : : ,ｲイニニニ＝=--〃ー､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.|
　　　　　　 .／ : ／: : : :_=ｲ : : :／.ムニニニニニ//　　て　　上級貴族に　　　　　　　　　　　.|
　　　　　／ : ／ : : : ://ニ',从/ﾆ/ニ'､ﾆﾆニニニ{/､一'　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |
　　　／ : ／: : : : : ://ニニニニ{ニニ.>､ニニニ{::/.}ii|　　　　メリットがある話しですよ　　　..|
　　./: : ／: : : : : : : :ｌ.ｌニニニニニﾆ／／.＼.ﾆ二ﾚ {::ii|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.|
　 ./: /／{: : : : : : : ::{.ｌニニニﾆﾆ.／／ニﾆﾆ＞＝'ニﾚ|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.|
　ｌ: /　　'.､: : :∧: : :},.',ニニニ／／ｰ'----'ニニ}=ﾆｲ.|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.|
　 ∨　　　＼/　＼/ ＼ﾆﾆ.~-イヽ}.､=ﾆニニ{ニﾆ{　/.|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽニニヽニノレ └――――――――――――――‐┘
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 `ー一'￣
214 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/06(日) 13:38:52 ID:VbO0PcP4: 　　　　　　　　　　　　　／ //　＿＿＿＿＼ｒ=- ＿＿_'//!
　　　　　　　　　　　　　　　／////　＞''~　￣￣二ﾆ=-　　 '///, ｀`～､、
　　　　　　　　　　　　　〈/////{／　　　　　　　　　　　　 '////,　　　　 ~'＜
　　　　　　　　　　ト｡,,＿∧//／　　　　／　　　　　　　 !///∧　　　／
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　　　　　　　　　　　　　＼＿./ 　　　 /　　　　　　　　 ∧〕ｈ､'/////.ヽ/ ＼
　　　　　　　　　　　　　＼‐=　 ./　　 '　　　　　　　　　 !ヽ///〕ｈ､///.}
　　　　　　　　　　　／ r─ヽ'　 .|　　　!　　　　　　!　 i　　|　＼/////／　　／
　　　　　　　　　　 '　　＼ノ}　　'　　 ∧ 　　　 /　 / 　 |　'　　}￣-==== ' /　　　　　個々の三河をノードとした三河ネットワークの構築。
　　　　　　　　　/　　　 ./ ().!　 ∧　 {__∨　　　/ ! / .|　 '|/　　 |　'＿__／　{_／
　　　　　　　 |　　　〔　　!　　ｨΥ{ らh､　　/　}/zz}/__ 　　　 /:.:､／廴／　　　　　量産型管理AIを搭載した三河シリーズは
＿　 -　‐　　￣|　 / ＼| ＼ヽ/ { .|　- ｧ　ヽ/　　弋zア／　　　/} { |　 /{:.:.:|
　　　　　　｜./　　　　　＼ヽ乂/ /　　､　　　　　／　／　 { .! ! ! / /:.:.:|　　　　.　十分な完成度になっています。
　　　　　　　 /　　　　　　　／)h､　)h､　､　 ,　　/‐=≦ 〈ヽ　, | | |.' /:.:.:./
　　　　　　　　　　　　　　 /-=ﾆﾆ)　　 ≧s｡　ィi〔 /　／∧ヽ! ､} } /:.:.:./
＿＿＿＿＿　　　　　　 /-=ﾆﾆゞ　　 /∧　　　 / ／/　ノヽ　／:.:.:./
　　　　　　　￣　‐=ﾆ二__.ノ-=ﾆｱ´　　 ,ｲヽ.∧　　/,　　 {／　　.／､:.:.:.:/　_
　　　　　　　　　　　　／-=／　　　／　　　　／{　／,'　　 /ﾆﾆ=-,/／ ∧
　　　　　　　　　　／-=ゞ　　／　　　　　 , /　.／　7　　 ,ﾆニﾆ=-,: : : : ∧ﾉ
　　　　　　　　　 /-=ゞ'　 _／7　　　　　 } ／7 ／　　7　　ﾆニﾆ=-〕: : : : : :
＿＿＿＿＿＿_../-∥　　(_(ノ{　　　　　ﾉ' ＞'´　　 ∥　　ﾆﾆﾆﾆ=-}: : : : : :
ニニニニニニﾆ/-=7　　 (_(ノ{ 　　　, 'ゝ´ 　　　 ∥　　 iニニﾆ=-}: : : : : : :
ニニニニニニﾆ!-=,'　__／(_(.人　　ノ/　　　　　　 .∥}　　 i∨ニﾆ=-!: : : : : :/
ニニニニニニﾆ!-=|￣:::::::/}乂ヽ＼'　,　　　　　ノ !ﾉ　　 } }ﾆﾆﾆ=-|: : : :／
ヽ,ニニニニニﾆ!-=|:::::::::/ / {￣⌒{У＿＿＿__／}_ノ　　　,　!ﾆﾆﾆ=-!￣
　 }≧s｡ニニﾆﾆ!-=|::::::/ /　ﾉ～ / 7 ＼}-}-}ｰ乂ノノ{　　　 /}ニﾆﾆ=-､＿＿＿
　 '/////≧s｡ノ-=7／／／ )__./ /⌒7ヾ-====-∧　　　 /::,ニニﾆ=-!ニニニ
　　'//////////ア／／　／　 ./=≦　　　　　 ∧__／:::::,ニﾆﾆﾆ=-,ニニニ
　　ヽ//////／ ´ ／　／ヽ　　　　　　　　　 /::::::::::::::::::::,ニニニﾆ=-､ニﾆﾆ
　　　　＼＞'´ヽ／　／　　　＼　　　＿　　　　,::::::::::::::::::::::,ニニニニﾆ=-＼ニ
　　　　　　／　／　　　　　　￣￣　　　　　'::::::::::::::::::::::iニニニニニニﾆ=-
.　　　　　／　／∨　　　　　　　　　　　　　　!::::::::::::::::::::::::|ニニニニニニニニ
.　　　／　／　　＼　　　　　　　　　　　　 !:::::::::::::::::::::::::'ニニニニニニニニ
　　　／　／ {　　　　　 ≧s｡　 - ‐　￣　　　 }:::::::::::::::::::::::::::'ニニニニニニニﾆ
≧／　／＿_ゝ　''　¨¨¨¨　''' ‐＼￣￣￣／}_丁ヽ:::::::::::::::::::: 'ニニニニニニﾆﾆ
　　／　／　　　　　　　　　　　　}＼　　〔／⌒＼(::::::::::::::::::::::'ニニニニニニニ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　__,,,,､､､､､,,,,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞''":::::::::::::::::::::::::::::::~"''＜
　　　　　　　　ﾆ=_　　　　　　　　　　　　　　..:::::::::::''"´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　ﾆ=_　　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＼
　　　　　　　　　　　ﾆ=_　　　　　　　　　 /:::::::::::::/:::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ―‐＜
　　　　　　　　　　ﾆ=_　　　　　　　 /::::::::::::: ,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼/_〉////＼
　　　　　　　　　　ﾆ=_　　　　　　　　　/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ー――〈_|⌒∨ ///＼　　　　　一番のネックだった人工霊魂の量産化ですが
　　　　　　　　　　　ﾆ=_ 　　　　　 /::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |::::::::::::::／》|///∨=_=_-_＼
　　　　　　　　　　　ﾆ=_　　　　　　　.: :::::::::: |:::::::| ::::::::::::::::::::::::::::::|:::::: |:|､＿_,,,,ノ/|////∨=_=_=_./　　　魔力炉と機械を使う事でまったく
　　　　　　　　　　　　ﾆ=_　　　　　　 |::: |::::::::|:::::::| ::::::::::::::::::::::::::: }|:::::: |:| ヽ::::::／/|/////∨_=_=/
　　　　　　　　　　　　ﾆ=_　　　　　　|::: |::::::::|::::从::::::::::::::::::::::::::::/|:::::/|＿_〉ー''"i |//////∨／　　　..　同じ人工霊魂を製造できるようになりました。
　　　　　　　　　　　　　　ﾆ _　　　　 i|::: ',::――ミヽ:::::::::::::::::::::/斗＜ﾘ　 }::r‐ "=|///////∨
　　　　　　　　　　　　　　　ﾆ _　　　　八:::::', :: |/抖ミx＼ ::::::::: / ,ｨfテ冬ｘ　}/)ノ }=∨////// ∨　　　.　つまり機械化による大量生産が可能になりました。
　　　　　　　　　　　　　　　　ﾆ _　　　　 |{:＼|＼|:〈(　 )沁　｀`イ　　 {(;;ｿﾘ )〉　__,,ﾉ_=_=_=_=----ノ
　　　　　　　　　　　　ﾆ _　　　 |:',::::::::::::ヾ} 　乂ｿ　　　　　　ゞ '' 　 ./=_=_=_=_=_=_=- ￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾆ_ 　　 |:: ＼::::::::::ハ　　　　 ,　　　　　　　 /::|=_=_=_=_／=_|
　　　　　　　　　　　　　　ﾆ_ . 　 |::::::::::＼＿_个:._,ノ　　_　､　　　 .ｲ:::::ー―‐''"_=_=_|　　　　　　　　　　　　 i|
　　　　　　　　　　　　　　　　ﾆ_ 　 |:::::::::::／￣￣＼:::::ヽ　　　　　＜ |_:::|::::|::::::::|=_=_=／　　　　　　　　　　　　 }|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾆ_ . |::::r＜　　　　　 `､:::::`､=-＜＿／ } i::::|::::::::|_=_／=_|〈　　　　　　　　 ,/
　　　　　　　　　　　　　　　　ﾆ_-=ﾆﾆ=-_　　　　　`､:::::`､ Y__|＼　　 .|:＼____|／_=_=_|: :　　　　　　　 _-/
　　　　　　　　　　　　　　　 _ -=ﾆﾆ.ﾆ_二ニニ=- _.　　　`､:::: ', |　　　',　八:::::＼/::/ヽ=_=i: : :　　　　　 ._-=ﾆ/
　　＼　　　　　　　　　　_-=ﾆﾆニ二二ﾆ _二二二ﾆ=- _.　　`､::::i |　　　.|　　　＼:: ｀/　　 ',=| : : ',　　 _ -=ﾆﾆ／
　　　＼＿　　　　 _ -=ﾆﾆﾆ二二二二ﾆ _ …ミ=--=ﾆ=- _　〉: i |_=_=_八　　　　 T　　　 ',i|: : : :',-=ﾆ二=／
　　　　＼ﾆ====ﾆ二二二二二二二/　.ﾆ _　　 `ヽﾆヽ二=-_::::{ ￣}ー'=_＼　　　|　ヽ/　| : : ／二ﾆﾆ／
　　　　　　￣-=ﾆ二二二二二ニニﾆ|',　　.ﾆ_へ＿,乂=}ﾆﾆ／:从_=_|=_ =_＼＼__,,| 　　 ',...|:／二ﾆ==-
　　　　　　　　　￣-=ﾆ二二ニニニ／., ＼　(　　　　　ヽ=∧::::::::|＼〉=_ =_=.＼＼_=_ 　＼二ﾆ=-￣
　　　　　　　　　　　　￣＼ニ=〈　 { |　 ',　ヽ＼　　　　 }/　 }:::::/{　/_=_!　＼=_　ー―＼_=_＼_＼
　　　　　　　　　　　　　　　＼=∧ ゝ',　＼　 ¨´　ﾆ=- .∧__,/／=.! .|=_=|.　　＼_　　　　＼=_=_:.=＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　-=＼_)ー　＼.　＼￣／:/:=_ |=_=_i　i=_=|　　　 }_=_　　　　ヽ_=_:.ﾆ=＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 /::7二|=|: : : ｀`¨~"¨ ´:.:.:/: : =八=_=',..i=_=|＿＿／=／: . . .　　　=_=_.二_/
　　　　　　　　　　　　　 /:::: ＼_|=|:＼: : : : : : : :.／: : : :=_　ー‐.i=_=|=_=_=_／: : : : .　　　　}=_=|}／
　　　　　　　　　　　　　　　/ :::::::::::: |=|: : :＼: : : :.／: : : : : :.=_}　　 .i=_=|￣￣　 : : : : : : . .　　 }=_=|'
　　　　　　　　　　　　 /::::::::::::::::::|=|: : : : : ￣: : : : : : : :. :.}/　　　 i=_=|　　 ―-: : : : : : : : : : :}=_=|
.　　　　　　　　　　　 /::::::::::::::::::: |=| : : : : : : : : : : : : : : : /　　　 .i=_=|: :＿_: : : : : : : : : : : : :.}=_=|
　　　　　　　　　　　 / :::::::::::::::::::: |=| : : : : : : : : : : : : : : /二ニニ=i=_=|二ﾆ=- __: : : : : : : : _-}=_=|
215 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/06(日) 13:39:27 ID:VbO0PcP4: 　　　　　　　 {Y {　{ヽ}V{ ／--、　　　　　　　　　　＿／　　／--_____
　　　　　　　ヽ〉ヽ」　／／￣　　　　　　　　　　／／_　 -= ￣　／. ｀　、
　　　　　　　　 {　　　　　{　　　　　　　　 ___／／　　　　　　-=7. . . . . . .＼
ー---＜　　 .从　　　　/　　　　　　　＼　￣　　　 -=7／ . . . /. . . . . . . ＼
＿　　　.＼　 /　　　./　　　　　　　　　　 ./＼　 /´. . . ../. ./. . /. . . . . . . . . . ヽ／
＼＼　　　 >./　　　 /.＿＿＿＿＿＿　.ノ. . /ヽ/. . . . . . {. /. . /. . . . . . . . . . .}. ∨
＿＼｀。s≦/-=≦　７. . . . . . . . . . . . . . ./. / . . ＼. . . . -ｨzzzzx、. . . . . . . . ./. .ハ
　。s≦.。s≦　　　　/＿＿. . . . . . . . . . ./. /. . . . .} ＼. .. .|vぅi!ﾊ｀.}. /. . . . ../. ./. . ∨　　.　流石に一々魔法を使って
。s≦　　　　　　 _/. . . . . . . . . . . . . . ./. /. . . . ...} . . ＼..}:::｀⌒ 　 V. . . .／／. . . /
　　　　　　　　／. . . . . . . . . . . . . . . . . ./. . . . . . }. . . . . .}::::::::::　 ∠--イｨ=z . . . /　　　...　人工霊魂を量産するなんて効率が悪いから
　　　　　　　 .{. . . . . . . . . . . . . . . . . .／. . . . . . . }. . . . . .}　　　　　　　 'vぅﾉ. . ／
　　　　　　　.イ＼. . . . . ＞-----、／. . . . . . ／./. . . . . /　　rv--r-、 ::ムイ.＼　　　　　　その方がいいわ。
　　　　　／　 }-----Y´　| |/{￣　￣＜ ___＞-ｲ . . . ／{ 　　{:::::::::)/ 　 /. {. . . . .＼
　　　／　 .／　　　 j!　 .| |.∧　　　　　.＼　　/. . ／　　＼　｀-- 　　イ. .人. . . . . .
　　　　　　イ　　　　 /}　 .| |./∧ 　　　 / ＼ﾉ..／　|　　.／ゝ-=≦￣}. . . . . ＼. . . .
　　　　　　∧　　　 / .}　 .| |///}　　　　/　　 }../ー- 、　　＿／ji!　　＼__. ＼. . . .
　　　　　 / ∧　　　　/}　.////.人　　 /　　　　　　　 }　 /　　　 }!　　　　∨≧=----
　　　 ../ 　∧　　　// 　| |/∧　}　　 .′　　　　　　　　　 j!　　　ｲ　　〉
　　　　./　　 .∧　　 .|　 .| |// } / 　./　　　　　　　　　　　　 j!　 .／　　 ./
　　　 ./　　　 }　ヽ　　|　 .| |/ .／　r/_　　　　　　ヽ　／　　　　　.j!／　　／
　　／　　　　}　　＼ﾊ　ヽ∨。s≦∨　　　　　　 Y　　　　　　　 }∨　／
　／　　　　　/　　　　}∧　 ./:::::::::::::::∧　　　　　　　　　　　　　 } .∨ }
./　　　　 /　　　 .ハ∧　{::::::::::::::::::::ﾑ、　　　　　 }　　　　　　　　}!　∨〉
　　　　 ./＿＿＿ .}ﾉﾞヽ}从::::::::::::::::::::::ム　　　　　　　　　　　　 [X]　}/
　　　　.／_／　　 /⌒７.} ハ::::::::::::::::::::::::::＼　　 /　　　_　-=≦:::::::::Y
　　　／￣　　　　 /　／| ヽ　＼::::::::::::::::::::::::::＼／-=≦::::::::::::::::::::::::::/　　　　　./
　 .イ　　　　　　／　/　 ∨ﾑ　　ゝ-------=イﾏ:::::::::::::::::::::::::::::::::::: /　　　　　／
　 ./　　　　　／　 / 　　 V/77777}　　　￣｝/__.＼::::::::::::::::::::::::::::／〉　　　　／
　/　　　　イ　　 /　　　　∨＼＼/77=、／　　＼ .≧======≦／　　／
　　　　／ ./　　 ./　　　　　＼/＼＼////￣＼　＼//￣￣￣　　　　／

　　.　　　　　 '/::::::::::::::::::::!.:::::::ﾄ、::::!:::::::::::::::::::::::|:::::::|:::::::::|::::|弋》＼
　　　　　　　　|:::::::::|::::::::::::!:::::::::|:::::斗:::::::::::::::ｰ}::┼卜ｌ::::::::| 彡 |ﾏ　¨＼
　　　　　　　　|::::.::::|::::::::＼!::／|＼八::::::::::::::: ﾊノ　|丿｀}メ: 彡 }__:::::／
　　　　　　　　|.:::::|:::::::::::: | ＼_jｚ≦　＼　　/ 　示⌒`≪ |:::::/　| ＼|
　.　　　　　|:::::{:.::::::: .V　≠⌒７l　　ヽ/　　 | ト-ﾘｊ　》　/ﾍ|　|　　　　　　　　　　量産するならその工程が面倒だから
　　　　　　 | ::::从:::::::::|〃 {ト-りｊ_　　　　　ゞｰ＜ .'　ｲｿ/.|　|＼
　　　　　　 | ／// }::::从ゝ＞''". . 　　.:　　 : : : : : : :　}丿 |　| //＼　　　　　..　それを解決できたのは良い事です。
　　　　　　／.////|:::::::::::∧　: : : : : : :　　′　　　　　　ｲ'//⌒/////＼
　　　　／////// |:::::::::::′ﾍ　　　　　 _　　　　 , '///////////// ＼　　...　これは人工霊魂を造る魔法の術式を再現するから
　　　　(,ﾍ＼///, |:::::::::::::::: 个　_　　　 ⌒ 　　／＼　/////// ／ヘ＜
　..　／／|//＼　/　 /／　,ﾘ　　{＞． _　　　,..イﾘ.　　＼//// ／/////}　　　.　清姫様に従う人工超知能を量産できます。
　／////j/////::::::::::::::::::::/　　　＼ヽ　￣　// 　　　　＼／/////// |
. | ////′// ,ﾑ::::::::::::::::::::ｉ＼　　　　＼x 　　〃／　　　／　ヽ //////|
.| ////////::::::::::::::::::::::/　　＼　　／zぅ≠く＼　　　. ／　　　丶//// |
.| //介─ﾏ ::::::::::::::::::::７　　　　＼／::::＼:::::::::::／　＼／　　　　　 Y //.|
　|////|〉∧ ::::::::::::::::/ 　　　　／:::::::::ム≧≦:::::::::::::::.＼　　　　　　　ﾏ///|
　|////// ∧:::::::::::::/ 　　　／:::::::／|:::::|三彡|::::|＼::::::: ＼　　　　　　ﾏ《　＞
／.///// | ∧:::::::::::{ 　　／::::::::::::::::::::::_//〃 |::::::::::::::::::::::. ＼　　　　　∨　ヾ
////}: :|: |///∧:::::::{ ／:::::::::::::::::::::::::: /ｷ≠　|::::::::::::::::::::::::::　|　　　　　i////＼
　廴ムｲ: |///l: :|＼乂　::::::::::::::::::::.／ ∨ 　ヽ ::::::::::::::::::::／　　　　　}//////////
　　　　| // l:/|／｀ヽ}　＼::::::::::::／　　v 　　＼　:::::／　　　　　　ﾑ////////
　　　　.|///.| ！　　　　　 |:::::::| 　　　　}{　　　　|:::::::| 　　　　　　　〃/////////
＿＿＿|///.ﾋ圦　　　　　 |:::::::|　　　　　i!　　　　|:::::::|　　　　　　　/|　///////////
////////＼|　Α 　　　 |:::::::|　　　　 ! 　　　|:::::::|　　　　　ｲ:.ﾚ( //////＞‐
///////.ﾊ　ｉﾋ幺癶、　　|:::::::| 　　　人　　　　|:::::::|　　　　／んﾍハ.//＿´／:::::::::
/////// 　乂_|　　＼　　|／´　　／∠＼　　　＼ |　　／　　　　|:::::∨ /　::::::::::::::
// ／￣７::::::::: | 　　　｀ヽこﾆ=-‐彡-‐ 　＿＞‐-=こシ´　　　　　　.|　:::::Y　::::::::::::::
.／::::::::::::::::::::::　.|　　　　　　　　　｀‐-辷_＿_ｒ´　　　　　　　　　　　 |　:::::::'.:::::::::::::::::
..　　　　　　　　 |　　 ,, .. ... :-=＝ニ＝=┤　|_,,,...-=＝ニ＝=-: .. ..,, ,_| :::::::::::,::::::::::::::::::
216 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/06(日) 13:40:00 ID:VbO0PcP4: 　　　　　　　　　　　　　　　　-─- ミ
　　　　　　　　　　　　　　／ ─-- ミ-ヘ
　　　　　　　　　　ト　 ''"~/ヘ￣~"''＼「: ┐
.　　　　　　　　　 <|i:/ 　. ./　　 '，＼　. |八′
　　　　　　　　　　 |/　 . ./| 　 /∧　 :'， |i/ﾊ
　　　　　　　＿_//　../八|　 ./∧,,__ﾑ<⌒)}　　　　　　　　　個々の管理AIはそれで対応できるけど
.　　　　　　　 └//l　 /|jI斗　 / _,,､､,,}_ :｀Ｙ＞
.　　　　　　　　＜|: 　ｨぅ㍉ノ　^ﾋﾂィ^ 八 }＼　　　　　　　問題は三河ネットワークそのものの管理がやりにくい事です。
　　　　　　　　　 {'.八　⌒ ゞ′ '　　　ノイ{. .八.　＼
　　　　　　　　　　　＼)┘　 r　 ┐⌒..:|:{ . . /,　　＼┐　　三河ネットワークの運営を担当する人工超知能を
　　　　　　　　　　　　　 |公:...ヘ. ´ ｨ「:八乂 . /,
　　　　　　　　　　　 '⌒八 :}-:ﾑ　Ｙ八{/∧.　　/,　　　　　.　用意しないといけません。
　　　　　　　　　 i　　 . :)ﾉ / :}rヘつ:{_/∧.　　/,
　　　　　　　　　 |　　　i　/　 }　rノ＼￣＼　　/,
　　　　　　　　　　 |　　__|:/{　/　/: . .　＼　 :}:　　/,＼
　　　　　　　　 _ -ニニﾆ|／/　.∧＼′　)ヘ{＼. .　＼)
　　　　　　 (￣-=ニﾆ八, ′ /￣＼v／／^`､:＼. .　＼
　　　　　　　Ｙﾆﾆ=-.／　　/. : : : (※): : : . . }┐:＼. .　＼
.　　　　　　　 |〕／／　　 / __彡<ノ}:乂___ :ノ.八＼＼. .　＼
　　　　　　　　√ニ/{　　　..:｀￣　〔/ 〈ノ　Ｔ´ } 〔　　　＼Ｙ
　　　　　　　／-=八　　／〕　　　　　　　ﾉ／ニ〕　　　 .|. .　　i
.　　　　　　_ニ- / -=爪//}　　　　 . :　.//-=ニ＼　　 | . ｉ　|
　　　　 _ニ-./-=ノ-//八　　　　　.:　/{/-=ニ=-:} 　　.| . |　八
.　　　　　_ニ-ノ-=ﾆ:ノ/-=:ﾉ　　　　 .:　 V-=ニニニ　　 | . |:/⌒
.　　　　 _ニ=- -=ニﾆﾆ:／: .　　　 /　　/ ⌒)-=ﾆ八　　　|. :/
　　　　／-=ニニ=- ＜ , : . .　　ノ′. :′v/ヘ-=ニﾆ- _ |:/
　　／-=ニ=-￣＼:⌒){ : : . . .　 . . : :_{ 　 V/ﾆ＼-=ニニ- _
-=ニニ-／　　　　　⌒Ｙ≧=- -=≦⌒:} 　 :}v/=- ＼-=ニニﾆ- _
ニ=- ／-:{　　　　　　　|[. . : :／⌒┘　} rﾍ_クv/ニニ=- -=ニニニ=-
ﾆ-／-=ﾆ:{: .　　　　　　ﾔ-＜′. . .　　:} }「　　 V/ニニニニニニニニ
／/-=二八: . .　　　　や⌒ヽ . . . 　 }┤　　　￣￣￣＼-=ﾆ=- -=
-/-=ニニ:「＼: . . .　　　　v -ヘ~''～ ,,:}i:|: . . .　　　　　　　＼-=ニニ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　￣￣￣｀丶
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　/ ∥∥　丶≡ 　ﾞ
　　　　　　　　　　　　　　　　　│ /　∥ ∥　∥＼彡乍勹
　　　　　　　　　　　　　　　　　│∥,─∥　´￣￣ﾐ「ヽ＼⊥
　　　　　　　　　　　　　　　　　i　γ示从从芹ミN 　人亅　　　　ネットワークを運営させる武蔵は
　　　　　　　　　　　　　　　　　 i　ﾄ弋; 　　　弋ｿﾞ/刀 i ヽヽ
　　　　　　　　　　　　　　＿＿i　 ∧　｀＿_,　「:｀ヽ≦!　＼!　　.　まだ開発中なので実用化には時間が掛かります。
　　　　　　　　　　　　　　＼ ::::::::::::::::::＼_　,　イi:::::::::::＼!
　　　　　　　　　　　　　　　　＼::::::::::::::::::Μ√i:::::::::::::::／!　　　　　　申し訳ございません。
　　　　　　　　　　　　　　　　　i ／ニニ△｀ヽイ　⌒＞i !
　　　　　　　　　　　　　　　　／／／／　iヽ＼＼:::::::::::｀∨
　　　　　　　　　　　　　　　　》ニ∠　_彡∧ニ／:::::::::::::::│　　　　　　　　　　　　　「別に急ぐ必要はないわ」＞きよひー
　　　　　　　　　　　　　　／//　　≧　　↑!　│i :::::::::::│
　　　　　　　　　　　　　　i │!　　　　　　i　i　 / /::::::::::::∧
　　　　　　　　　　　　　　乂i i　　ミﾐ　　i　i　│i　::::::::::::|
　　　　　　　　　　　　　　　川≧≦≧__ i　i≪! i　:::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　√　庁::::::::::::::::::∥彳| i ´へ:::::::::|
　　　　　　　　　　　　／:::::::ｿヾ:::::::￣:::::::::::八| i ／::＼:::::Y
　　　　　　　　　　／:::::::／　:::::::::::::::::::::::::::::::::i i　:::::::∨!
　　　　　　　　／:::::::／/::/:::::::::::/::::::::::::::::::丶＼　:::::::::::::::: ＼
　　　　　　　／:::::::::::/丿::::i:::::::::::i:::::::::::i:::::::::::::::|::::::::::::::::::::::＼::::
　　　＿＿／:::::::::::／/::::／::::/::::/:::::::││:::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::
　√イi:::::::::::::::／´／／:::::::/:::::::/:::::::::││::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::
彳刀i i:::::::::::＼￣≧──＿＿人⌒ヽ/::::|::::::::│:::::::::::::::::::::::::::::::::
　／│i:::::::::::::￣ヾ＿　|　　　　　ﾞ入/＼│＿│::::|/ﾆニ二::::::::::::
´　　│i:::::::::::::::::::::　｀ |　　　　　││　　　　ト:::::│/　　　ヾi:::::::::
　　　│:::::::::::::::::::::::/　 i　　　　　││　　　　 / Ⅴ∩　　│::::::::::
　　　　i　::::::::::::::::::/ 　　ｒ⌒⌒⌒↑↑ﾍへ∨/　　| Ц!∥/　:::::::
　　　　i　:::::::::::　/　　　 i必凶必(i　 v必凶必i　　| U イ:::::::::::::::
　　　　i　:::::::::::./　　　　|:::::::::::::::::|　i::::::::::::::::::ﾏ　　|:::::::::::::::::::::::::::
　　　　　i::::: ::/　　　　人::::::::::::ｲ　 i::::::::::::::::/　　 |:::::::::::::::::::::::::::
217 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/06(日) 13:40:31 ID:VbO0PcP4: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / .|　　＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　 { ､　　　＞ ´　　　　　　 ≧s。
　　　　　　　　　　　　　　　 |　＼　　 ´　　　　　　　　　　　　　、
　　　　　　　　　　　　　　　 ∨　／　　　　　　　　　　　　　　　丶
　　　　　　　　　　　　乂　　　　　　　　　　　　　 / 　　　　 .　 /{
　　　　　　　　　　　　　　　 ′ l| 　{ 　|　.′　　　　　　　　　　　　　 ∨ :|
　　　　　　　　　　　　　　　　|　　{　斗　{　|　　　　　ィ´　　　　　　　 ./　 |
　　　　　　　　　　　　　　　 rl　八ハ笊芋{　ｰ=≦　／　　.} ､　　 / 　 :|
　　　　　　　　　　　　 Y{　　 |{.　Vrｼ }　/　刈メ　　　　 l　＼/　　 |　　　　　..　今は女性専用惑星で試験運用をやっている段階だから
　　　　　　　　　　　　　　八　　|ﾄ　:.:.:　八{　笊芋ﾐ斗ﾒ　 {　　　　　　 |
　　　　　　　　　　　　 ⌒}ト　l} 　　 ′　　∨r 少／　八:　　　　　├─-　　　　問題点の洗い出しを優先しましょう。
　　　　　　　　　　　　　　　　.八　 '.　　　　　　 .:.:.:ｰ=彡　　　＼　　　s个: : : 人
　　　　　　　　　　　　　　 /　　　ハ　　｀　´　　／　　　　　／人￣　≧s。′　..　仮に失敗しても平民女性しかいない惑星だから
　　　　　　　　　　　　 ./ {　　/ 　 }ト＿＿ ∠　／／　ｲｰ彡　≧=──t
　　　　　　　　　　　　　 }ﾊ .′　勹几　　　／ァ´ 　 .　 {: : : : : : : : ﾏﾆ=-　　　　　被害は最小限に抑えられます。
　　　　　　　　　　　　ﾉ　{ﾘ　　{| 　几　　ア´ 　　/≧s。: : : : : : : : マ
　　　　　　　　　　　　　　/　　　　 }l-=≦ハ　 / 　　.ｨ/　　　　｀寸ー=彡＼
　　　　　　　 Y´ ￣￣ /　　ノ　　　　丁彡乂/　／　{　　　　　 V　　　　＼
　　　　　　　 .}　　　　-=≦ 　　　　　　　　　斗／　　　　　　　　 }＼
　　　　　　 .八　 ´　　　　　　　　　　　　　ノ´　　　　　　　　　　 ′ }ﾄ
　　　　　　　 У　　　　　　　　　　/　　　　〃　　　　　　/ 　　　 ,　　ﾘ
　　　　　 f/ 　　　　　　　 /　　　 { ｴ }　　　　　　.′　　　 .ﾊ-､
　　　　　人　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ Y　　　　　　 l　　　　　ﾉ　〈
　　　　　.{: : ⌒ s　　　　　 .′　　ﾉ乂ハ　　　　 }　　　／　 /ハ
.　　　　ハ: : : rく⌒ s　　　　　　　ｒく乂: : :八　　　　　.　　ィ´　　 /＿ }
　　　　 { 个s: : : : : rく⌒ s　{ rく⌒乂: : : : : : : 、　　 ′勹￣￣　 .／
　　　人　　 ≧=-: : : : : :rく乂: : : : : : : : : : : : :＼　/　勹厂￣￣
　　　　　｀¨≧=─=ﾆニ二　个s: : : : : : : : : : : : : 乂　勹./
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　≧s。＿: : : : イ　勹 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ー=二＞-＜　 /

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ LL _
　　　　　　　　　　　　　　 ,＞'"´::::::::::::::::｀≧:＜
　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::,. :'´::::::::::::::::｀ヽ、
　　　　　　　　　　　 .,.':::::::::::::::::::::／:::::::/::/:::::::::::::::ヽヽ
　　　　　　　　　　　/::::::::/::::::::::/::::::::::/:::/::::::::f:::::::::ﾊ::::V
　　　　　　　　　　 ,:::::::::/::::::::::/:::::::::::f::::f:::::::::::!::::::::::::l::::::.
　　　　　　　　　 .,::::::::,':::::::::::f:::::::::::/|::::lﾕﾕL_l:::::::::::::l:::::::!
　　　　　　　　　　f:::::::f:::::::_Ll:::::::::::f 川 V::::::ll｀`:::::::::!:::::::!
　　　　　　　　　　!:::::::l:::::〈 r.l:::::::::::l了示拆､l从::::/:/`::::::!　　　はい。
　　　　　　　　　 l::::::::!::::::ﾍ .!::::::::::| 弋;ソ　ヽ　Vzﾐl:/::从
　　　　　　　　 l:_,.斗z=＝符:::::::|.　　　　　　fｱ∧＼　　　　女性専用惑星は実験場としては最適です。
　　　　　　 v≠≦ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.|:::::::!　　　　　　ﾉ/　ヽ"
　　　　　　　Vﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ.!::::::l　　　ヽ _　 ,ｲ＿　.〉　　　　他の星で社会実験をやって失敗すると面倒ですから
　　　　　　　 .ヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ.!::::::|h｡　　 , イﾆﾆ./ｰ ′
　　　　　　　　ヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ!::::::|`ﾊ `:＜ﾆﾆﾆ./　　　　　　　平民女性は何かと使い勝手が良いですね。
　　　　　　 v'" ￣￣ﾆﾆﾆﾆニ.!:::::j/_｣-.､..,＿ﾆ./
　　　　　　/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼ﾆ.l::::7- ァY｣--- ミ'' ～､
　　　　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ7::/　 / ﾊ.!｀`ヽ、ｰ-ラﾉ- ..,_
　　　　　/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ7::/_／ /　l.! : : .､￣￣`～ミx｀丶、
　　　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.ﾍﾆﾆニ.7::f--＜　　.l.l　.z≠ 、　　　　ヽヽ　｀ v
　　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆハﾆニ7:::f　　　　　 .l l　　-‐キ ''"　　ﾊ..}　　 \
　　　./ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆニ7:::::{　　　　　 .:!.l　　 __ ｣ ....　　　 .} }　　 }
　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∧ﾆﾆニ.!::::::l　　　　　　l l　　　 .:j　　　　　 ! ! 　./
　 ./ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/:::::Vﾆﾆﾆｌ::::::|:.　　　　　 l l　　 ,z彡　　　　.| | ／
　/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ〃::::::::Vﾆﾆ.l::::::V: : .　　　_.| |斗＜~⌒`ｰr -‐:| |´
218 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/06(日) 13:41:08 ID:VbO0PcP4: 　　　　　　　　　　　　　 /　　　　＼＼
　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　＼＼
　　　　　　　　　　　　　　 |￣￣　　　　　＼＼___＿＿
　　　　　　　　　　　　　　 |￣￣　　　　　　　＼＼-┐　｀`ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　 |￣￣　　　　　　　く⌒ヽ'′　　　　｀ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　　　　　／ >-------　.
　　　　　　　　　　　　　　 ∨／　／　　　／　　　　　　　　　丶、
　　　　　　　　　　　　　　　＼／　　　　へ　｀`～､、　 ∧　　　＼　　　　｀丶、
　　　　　　　　　　　　　　　　　＞ｘ、／.:.:.:.::＼＿　　＼/　〉　　　　＼　　　／＼　　　　　　　..　それでもいい加減な仕事はできないから
　　　　　　　　　　　　　 /|　／.:.:.:.√.:＼.:.:.＼＼　　　　|　 /　　　　　　 >-＜⌒＼‘，
　　　　　　　　　　 /　Ｖ.:.:.:.:.:.::|.:.:.:.:.:レｆ⌒ヽ.:＼__　/／⌒＼　　__／⌒Ｖ⌒)ﾍ, ＼　　　　　　　三河の管理はちゃんとしないといけません。
　　　　　　　　　　　　/　　|.ｨ.:.::| :∧.:.:.:.:|.:.:ﾚｆかk.:.:.:.:∨　　　　/　〈　　　　　　　　 )ﾍ＼
　　　　　　　　　　　　{　　/ |／|⌒∧.:.:.:.:ﾉ乂ﾝノ}.:.:.:.::|　　　　〈　_,/＼　　　　　/　　 )ﾍ, ＼　　　　まあ、三河は優秀だから
　　　　　　　　　　込　　八.:.:ｙｆ代＼( 　: : : ﾉ.:.:.:八　　　　_|//　　＼　　　/　　　　 )ﾍ　＼
　　　　　　　　　　　　＼￣|.:.:.:Ｖ乂ﾝ　｀ .. ┐　７:イ.:/:|＼＿//.:{　　　　|　　 |　　　　　　ﾉ　　|　　問題が発生する確率は低いでしょう。
　　　　　　　　　　く｀¨＼.:.:＼_:_: : く:::::::}　　ｲ/.:.:|＼／| |.:.＼　　 |　　 |　　　　 ⌒)　 |
　　　　　　　　　　　　　＼　＼＿,ノ　　｀¨´　／ﾚ′:/／　 'い、.: ＼　 |　　　　　　　　|　（　 |
　　　　　　　　　　　　　　　 }＿ノ＼:｀T￢=iｰ'ﾞ_／|.:.:/'´　　 { ＼＼.:.: |　|　　　　　　　　|　J　｜
　　　　　　　　　　　　　／/ 　 /∧.::|＼ノ￣/＼|:/ ＼＿__',__　｝｝.:.|　|　　　　　　 |　'^>　|
　　　　　　　　　　　　／.:./　／⌒ |.::|-'辷ｰ'´／j＞''´／／　　＼{.:.:|　|　　　　　　　 /　　ｙハ
　　　　　　　　　　　　/.:.:く／,､丶"~|イ｀丶　　／　／／　　　　 {.:.|　 |　　　　　　 /　　　＾>ハ
　　　　　　　　　　___/__)＞'ﾞ　{　{　　　　　　.:: 　／／　　　　　 . : }.::|　｜　　　　／　　　　〉ハ
　　　　　　　　　　)＿,／　　　＼＼＿＿＿,{__／／￣￣｀丶、: : :. }.:.|　/|　　　　　　　　　　^つ　|
　　　　　　　　 / 　 {: .　　　　. .＞────''´　　　　　　　＼: :/}.:.|　} |　　　　　　　　　　＾'ｙ　|
　　　　　　　／￣~　{: : : : : : ／＿__　／-─＼/￣＼‐‐､_,.､イ::::}.:.| 人|　　　　　　　　く　 |
　　　　　　 /￣　　／ﾍ: : /＼/／￣/∨::::::::::::::::/ /⌒＼＼:＼_,|_/}.:.|/＼{／　　　　　　　　　 )　|
　　　　 /　　　く^＼,У.:,へ＿／￣＼＿__／￣￣〉＿_Υ＼＿_／.:.:.:.:.:＼　　　　　　　　　辷YY⌒＼
　　　　　/￣￣　　＼く__,/　＼＼　　　{　　{　　　　{　　　＼───ｧ.:.:.:.:.:.:＼　　　　　　　く　｢＼　　〉
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　　　　　´_　　　　　　　 {.:/＾¨¨ア´{＿／/ | |＼＿＿__/:::::::::::::::::::｀'く　　＼.:.:.:. |　　　　　 J　 |＿}
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　　　 /.:.:.::|　　　　　　　 ∧>、　＼__/ /／　￣￣＼__／⌒＞-=ﾆ..__　￣＼‘，.:.:.:`、　　く　/|
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:.:.:.:.':.:/:.:.:ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.//ｉ:.:.:.:.://:.:,:.:.:＼:.:.:.:.!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:.:.:.:.:.!:.':.:.:.:!__:.:.:.:.:.:.:.:/¨７:.:―-':.:/.}:.:.:.:.:.ｧｭ:j
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,:.:.:.:.:.:.:l:.l:.:.´i　　｀:.:.:.:/　/:.:.／/:.:/｀ﾊ、:.://i'ﾍ　　　　　管理AIの利点は職務怠慢、汚職、職権乱用がないことです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ;.:.:.:.':.:.:.i:.l:.:.:z仡心ヽ/　/´z仡心'　　ﾍ }///|/∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 j:.:./:.:.:.:ﾍ{:.:.:.i.夊zﾘ　　　　匁z.ノ　　r ｲ/j/ |､//ヽ　　　膨大なデータから最適な行動を演算して実行するので
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,:.:/ i:.:.:.:.:.∧:ﾊ　　　 ,　　　　　　　 ,　ィ:ﾍ///|i:!7＞’
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .://∧:.:.:.:'／八　　　、　 ,　　　　ｨ´:.:.:.:.:/{_/jｲi　　　　.　人間の議員や官僚と違って成功率が高いです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .///:.∧:.ｲﾆﾆﾆ≫｡.　　　　　　　　l:.ﾄ､／//:.ﾊ,!l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ///:.:.:./ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≫｡..r　´　　 '/Y/／:.:.i/ﾊ!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ///:.:.:.:.￣¨ｱｰx.ﾆﾆﾆﾆﾆ／}　　　／　j/Y:.:.:人/,i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 '//:.:.:.:.:.:.:.:./ﾆﾆニYﾆニ./ｨヽく￣　　　　/ ＼:.:.:.:.j!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾍﾆﾆﾆﾆﾆニく/　 /_j　　　　／　　｀　〔
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 //:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∨ﾆﾆﾆ＞―‐’! /__,　　´　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＞　´　　　　 i : . .　　　　　　　　　　　 }
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:.:.:.:.:.:.:.:.:.≫'　　　　　　　　 ! : : : : . .　　　　　　　 j
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／　　　　　　 :.　　 i : : : : : : : .　　　　　　 '
　　　　　　　　　　　　　　　　／:.:.:.／:.:.:‰'　　　　　　 .;　　 |　　　　　: .　　　　　　〈
　　　　　　　　　　　　　／:.:.:.／:.:.:r ' /　　　　　　／　　 l　　　　　 : .　　　　 iﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　／´　／:.:.:.:.:.:ﾍ {　　　　　　　　/　　　　 i　　　　　　 : 　 ∧　　ﾉﾆ、
　　　　　　　　　　　　／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧　　　　　　　,　　　　　　　　　 i　/　;　　 {ﾆニ≧x｡.
　　　　　　　　　　　　　　／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ　　　　 i　　　　 .:! 　　　　 , /　　　　 {ﾆﾆﾆf´
　　　　　　　　　　　／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;.　　 ´　 ≧==≦八　　　 /　　　　 /ｲ.　　　 /ﾆﾆﾆj
　　　　　　　　　 ,.:.:.:.:.:,:.　　´￣　　　　　　　　 }ニ/ﾆﾆ､　　 ,　　　　 , ニ|　　　 ,. ﾆﾆﾆ/
　　　　　　　　　　 /:.:.:.／　　　　　　　　　　　 /ﾆ/ﾆﾆﾆﾆ≧=く　　　　イﾆニ.!　　 /ﾆﾆニ/
　　　　　　　 /:.:／　　　　　　　　　　 j／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ￣￣ﾆﾆﾆﾆニ!　／ﾆﾆニ/
　　　　　　　　　 /／　　　　　　　　　　　　　／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ!イﾆﾆﾆﾆﾆ,
　　　　　　 /'　　　　　　　　　　　,.　-=≦ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ!ﾆﾆﾆﾆﾆﾆj
　　　　　　 ,　　　　　　 ,.　＜ﾆニ/ﾍﾆﾆﾆ≧xﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ.!ﾆﾆﾆニ／
　　　　　　　　{　　　　　 fヾﾆィ　¨¨´　　ヾﾆﾆﾆﾆ＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ. ﾆニ／
　　　　　　　　　　　　 jﾆﾆ/　　　　　　｀ ≪ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆjﾆ／
　　　　　　　　　　　　　　　/ニ/　　　　　　ヽ　Yﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ}´
　　　　　　　　　　　くﾆ/　　　　　　　　　　 '.　ヾﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/
　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　ｉ　,　＼.ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ'
　　　　　　　　　　　　 ,　　　　　　　　　　　 }./　 -‐｀ー=､ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{
　　　　　　　　　　　　　　　i　　　　　　　　　　　　/´　　　　　　　 iﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ{
219 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/06(日) 13:41:44 ID:VbO0PcP4: 　　　　　　　　　　　　　　　　 jI斗-=ﾆ　　　　　ｨ
　　　　　　　　　　　　　　 x=ミ　´　　　　　　　､　／-|
　　　　　　　　　　　　斗=ｧ　　　 {　　　　､　　　＼ -ﾉ
　　　　　　　　　　　／　 /　ﾄ､　　　　　　　＼　　　 ' 《ｧ
　　　　　　　　　　 .　　 ′　|=-　 '/　　　　　 '/ 　　　　〈
　　　　　　　　 ./　　 |　　 |ﾆ=- ,ｨ　　　　 '/X=ﾐ､　 }　　　　人間の議員や官僚も政治学や経済学などの
　　　　　　　　 .{{ 　　 |　　 |ﾆ- /-}　斗从＼　 }ゞｿ　/
.　　　　　　　个s。　'/　ﾉ=-/=-　 Xｨ笊z }／ .:.:.:.:}ノ'　　　.　体系化された専門知識を学び経験を積んでいるけど
　　　　　　　　 | ＼{ハ {ﾆﾆﾆ=-　　《ゞｿ　　′　从
　　　　　　　　 | 　 | 个乂=-人､　　＼ .:.:　　　､, 　人　　　　どうしても人工超知能の能力には劣ります。
　　　　　　　　 | 　 |i　　|)h。　＼　　マ⌒ イ　　＼
　　　　　　　　 | 　 |i　　 |　　 ⌒ア＼　＼厂 .|　　「 ⌒　　　知能や学習能力はどうしても人間では勝てません。
　　　　　　　　 | 　 |　　 '/ ／　{{X}}- ＼　〉　.|八　|
　　　　　　　　 | 　 |　　　∨　　 L ' ⌒ ｀≧=-　　｀|
　　　　　　　　 | 　 |　　　 '/　　　　　　　　 }
　　　　　　　　 | 　 |i　　　 |　　　　　　　人､
　　　　　　　　 | 　 |i　　　 |　　　 j　　　　　　ゝ＼
　　　　　　　　 |　　-=ﾆ⌒ヽ}　　　'/ 　　　 /　　　乙ぅ
　　　　　　　　 |　　　　　|　　　　　　　　　　/ 　　　 | . .乙ぅ
　　　　　　　　 |　　　　　|　　　　,: 　　　 /　　　　　 | . . . 乙
　　　　　　　　 |　　　　　|　斗= ｧ　　　ん､　　　ﾉ. . . . .《､
　　　　　　　　 | 　　　ﾊ {ハ}7　　　 /　　｀ヽ_ ／. . . . . .人＼
　　　　　　　　 |　　　　　 /,　　　　　ム　　　Y. . . . . ／}}. . .个
　　　　　　　　 |　　　　　　}　 .′　　　　　ﾆ=-. . . イ∨√⌒　　　-=ﾆ　￣｀ヽ
　　　　　　　　 |　　　　　　|　 {　　　　　　　　＿＿　　　｀ヽ　 -ﾆ
　　　　　　　　　　　　　 |　个s。 _　　-=ﾆ二　ﾔ　￣'.　　´
　　　　　　　　 /　　　　　ﾉ　,: 　　　　　《. . . . .八. ⌒ ｧ ´　　　　　　　　 |
　　　　　　 ./　　　　 ./　 /　　　／⌒ヽノ. . .|. . .7　　　　　　　　　 |
　　　　　　 /　　　　 ./　 .′　　／√⌒｀} . . . . |. . 《　　　　　　　　　　　人
　　　　　 ./　　　　　　/ 　　　／ ./　　　　⌒ヽ └─'　　　　　　　　／　　､
　　　　　 /　　　　　 ′　　ｨf . . /　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　　　　　＼
　　　　 ./　　　　　　ｧ=-=彡 . . . . .　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　⌒ 　､
　　　／⌒｀| 　　 /7. . . . . . . . . ...|　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　＼
　　　　　　　　| 　　《 | . . . . . . . . . . |　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　､
　　　　　　　　|　　　 `| . . . . . . . . . . |　　　　　　　　　　　　　　　　　 { 　　　　　 `
　　　　　　　　|　　　　/,. . . . .＼. . ..人　　　　　　　　／　　　　 ⌒
　　　　　　　八　　　　.{ ､ . . . . . . . . . ＼　　　　　　　 .イ　　　　／　　　　､
　　　　　　　 ⌒＼　　八 ≧=- . . . . . . . ≧=─ｧ ´　　　　　 . : ´　　　　　＼
　　　　　　　　　　＼　　个　　　　￣　 ─=ﾆ二　　　　　＜　　　　　　　　　　 }ト
　　　　　　　　　　　　＼　　＞-　　　　　　　　-=ﾆ二

　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　＞'´ : : : : : : : ｀'＜
　　　　　　　　　　　　　ｧ': :/ : :/: : : l : ', :',: : :＼
　　　　　　　　　　　　　 /:/:./: : /: ,': : :|: : l: :l : ﾍ: :∨==ミ
　　　　　　　　　　　　 ,:./:./: : :.l: :.|: : : | : :|: ｌ : : }ﾊﾐ{::::¨ﾄ::::｀''＜
　　　　　　　　　　　 ,': ,: :l: | : :l: :.|: : : |: :, : l: : :.j: |(::人:::::::::¨¨::ノ
　　　　　　　　　　　 |: |:.┼=ミ､,,__,, : /:./,_＞''~´:从:::::ﾊh､ノ´　　　　　　　..　人工超知能は人間の知性の限界を超えているので
　　　　､　　　　　 |: ⅣV|:_:_|从ﾊ//ｲ从:_;/_;∨1:::|::::::|::::::アl
.　　　　　',ﾑ　　　　　 |: ﾚ:ｨ灯:Jﾊ　　　　ｲJ心㍉从:::!::::::l ／::/　　　.斗‐ｧ　　それは当然でしょう。
.　　　　　 V＼. 　　 |: l: lﾍ ∨ソ　　　　弋ソ〃 }{し'::::ﾊ{:::::,ｲi7―ｬ:::::／
.　　　　　　 Vﾆ＼＾＜|: l ﾍ ',　¨¨ 　　,　　 ¨¨　/.ｲイ::::::ｱ／//:::::::/''´　　　　知能や学習能力では勝負になりません。
.　　　　　 lニニヽ　|: l: : ﾄ､､　　､　_　, 　　 / 〈:::::>イ／ﾆﾆ/⌒¨
　　　　　　 ',ﾆﾆ二ﾍ|: ｌ: : |　 )>､　　　　　.ィ　　 V 　/ニニ/
　　　　　　 ',ﾆ二二ﾍｌ: : :',　　/　≧≦　',　　　　}〉/ニニ/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「その通りですね」＞きよひー
　　　　　　　ヽ二二ﾍ: : :.寸"　　ﾊ　　寸　＿/ニニ/_
　　　　　　　　 /ニニﾆﾆﾊ : : : ＼／　＼　 /¨´　/ニニ/ニ}
　　　　　　ｧ'´ニニ＞''~´:::::`～､: :ヽ¨¨/￣¨'''‐＜ニﾆ/ニニヘ
.　　　　┌くニﾆ／::::＞≦/ ／:／l: : :V＼::＼`''＜:::::｀'＜ニニﾆ＞｡
　　 , イニニニ}ﾍくニﾆア /::／::::弋: :}::､:::＼::ﾍ　　寸＼::＼ニニニ＞｡
.＜ニニニニニ}::::＼ｱ′/:::::::／⌒ヽｿ/ ＼:::＼l　　　ﾏﾆ>::::〉ニニニﾆﾆ＞
ニニニニニニ=h､:::::＼/::::／:/.　　 ∨　　＼:::＼＿_／::／ニニニニニニ
ニニニニﾆ＞'´ 　＼::::::／::::/.　　　　　　　 |:＼::::::::::::／＜ニニニニニﾆ
＜ニニﾑ　　　　　l{　｀´ |::::::|　　　　　　 |:::::|＼:／　}!　　`''＜ニニﾆﾆ
／ニニﾆ＞x.　　八 : : : l::::::l : : : : : 八　　　|:::::|: : : : : 人　　　　<　ニﾆﾆ
ニニニニニﾆ＞x|ﾆ)h､: : l::::::l : : : .ｲzz}h､: : |:::::|: : : :.ｲZ}　　 ,ィ二＼ニニ
220 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/06(日) 13:42:22 ID:VbO0PcP4: 　　　　　　　　　　　　　　 }＼　　　　　　　　　　　ﾊ
　　　　　　　　　　　　　 / 　 ',　　　 --　 ..＿_　/　∨
　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　}／　　　　　　　　ミ､∨
　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　/ .ｲ　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　／　__＞ ´ /　　／　　　ヽ　　.　ヽノi
　　　　　　　　　　　　　 { /´　　　ｨ　　 / 　 /　　　 ',　　', 　 ',　}
　　　　　　　　　　 i｀''＜､　ｧ-＜./　 ./　　.{　　　　 i　　 i　　}ノ
　　　　　　　　　　､　ヽ/　　 .′　i　/　ﾊ　　　 |　i　|　　}　　 _
　　　　　　　　　　　　＼　 {　/　{　　 |从ﾊ{　',　　　/}/ Vi　　 -　´/　　　　それで報告はこれで終わりですか？
　　　　　　　　　　　　　〈￣ V {　　　 |,ｨ笊ミ､ヽ／ｨ笊㍉.　 /__ イ
　　　　　　　　　　　　　　',　　.八　ヽ　ヽゞソ　　　ゞ'　/　/　/
　　　　　　　　　　　　　　 }　　　＼ト ---｀　　　　'　 ∠..ィ　 /　　　　　　　　　　「はい。海水浴の邪魔をして申し訳ございません」＞BB
　　　　　　　　 r　⌒ミ{＿　..イ /ﾄ､　　 :､　　ｰ '　.ｲ　 ./　 }ヽ
　　　　　　　　　　＼__　　　　／ /　＼　',　≧ ≦{　.|　ﾊ__/､　＼
　　　　　　　　__ 　　 {＿＿　彡　/. --く.',　V.>=< 乂_j ./　＼　　　＞
　　　　　　 _/ .､)_　／　　　　 .／　　　　 ',　}/ ､/ヽ/ }/　｀ヽ＼/´
　　　　　　/_-､＼ﾉ　　　　　　/　　　　　　 }/.'，　　　　＼　}　',
　　　　〈　､)ﾉｰ'ヽ　　　　　.′　　　　　　 '，　　　　　　＼＜',
　　　＞/ ﾊ　/i　　}　　　／ , 　　　 j.,　　　　'，.　＼´　　　｀ヽ. マ
＞''"´ ./ /:::ゝ:/　　i　／＼/　　　　./.′　　　/^ヽ　　ヽ　　　 ',r､ヽ
　　　 / /::::://　　ﾄ､{-. : : :＼　　 /.'　　　　 /ノ　＼　 ',　　＿　.}{ ∨,ヽ
　　 ./ /:::::/:/　　　 '　＼＼: : ＼/ :{　　　 .ｲノ　　　ヽ　}　ゝ-､＼.｜}　＼
　　/ /:::::/:/　　　　 ',　　ヽ　＼: : :.八__ ／ノ　　　　　 V　 r_.⌒_ 　 |从　　＼
　 / /:::::/:/　　　　　 ',　　　',　　＼: : :.ゝ　　　　　　　　.ｲ=＜`-'''ｧ　 /_　　　　ヽ
／ /:::::/:/　　　　　 .',　　　}　 .／}＼: :＼≧=--- =≦=ゝ　＿/　　ﾊ　＼
/ /::::::／　　　　　　　 ',　　　／ノ　　≧ ---||ニニ// 　 /　ﾊ　　 V:}　　ヽ
../:::／　　　　　　　　　　　.／´　乂　く´　　　＼_.ｨへ＿.′//:.　 /::::}　　　 i
:::ｲ　　　　　　　　　 _..-''"{{　　　　＞''´}　　　　{_ﾉ　　＼} / i:::ﾊ./::::/|　　　 |
/　　　　　　　　 '"´/　／{{　　　＜　　{__ ..イﾆﾆﾄ､　ヽ_ノ .i　{::::/::::/　, 　　ﾄ､
　　　　　''"´　　／ニﾆﾆ∨ 　／|´　 .／ニニﾆi　＼_}　|V!　|::::::::/　/　　　 |　＼
　　　　　　　　／ニニニニヽ／彡|_..イア-,--r--',　　＿j .:|　|:::::::;　/　　　 !
　　　　　　／.／　　　　＞ ''"´　／　　/　　V　＼/　／.|　 ',::/ /　　　　.!
　　　　　／__/＿..＞ ''"´　 ..＞＜　　　　　　　＼　＼ﾆﾆ|　 .V　　　　　　.!
　　　／＿＿＿＿＞ ''"´　　｀ヽ≧=---　...＿__＼　ヽﾆ!　 {
　 .／: : : :..′　　　　　　　　　 ',　　　 ,..イ´　　　　､　　',　|　{
／: : : : : : i　　　　　　　　　　　　 ',ー''"　　　　　　　＼__',
: : : : : : : : |　　　　　　　　　　　　　　i′　　　　　　　　　　　i: :',
: : : : : : : : |　　　　　　　　　　　　　　|　　　　　　　　　 ,: :∧
: : : : : : : : :', 　　　　　　　　　 |　　　　　　　　　　　 /: : : : ＼
: : : : : : : : : :.　　　　　　　　　 |　　　　　　　　　　　.′: : : : : :＼

　　　　　　　　　　　 _　=寸寸＝─-　_
　　　　　　　 , -‐　´¨-_　　¨-_　　｀丶＼
　　　　　　 -‐ 三　　三　　三　　三＼､
　　　　　/　　　　¨-_　 ¨-=寸寸､_-　　　､ヾ丶
　　　　ﾉ◯　　／⌒￣　　　 VL　＼　､ヾ　　＼
　　　／／7 ／u　　'´￣　　　VL　　＼　　　､ヾ＼
　　　ゝ'　 //　　　　　　　　ﾄ､ VL　　＼､ヾヾ　ヽ､
　　　　　　　　　　　　　　　＿V寸vL　　　丶　　　､ヽ､　　　　　青藍魔法協会に所属していしていない貴女は
　　　　　ﾄ､　　　　ｉ-i─'´─ Ｖﾆ寸L　　　　ヽ､､v | Vヽ
　　／　 V＼／　川　　　　V＼=寸L　　　　V""　 V}　　　.　私の職務時間に報告できないから、それは構わないわ。
　　　／　 V'　　 /　　　　j|　　Vﾆ＼ﾉｌL　　　　}　　　 ||
　　　ー‐ /　　　/　　 ⌒7ヽ} 　 Vニ>〉ｌL　　 '/////}|　　　　　
　　　　 `Y　　　ｱ⌒ i　　/-=＝|　〉ﾆ/　VL　 /　　　//
　　　　　 |　{ ｌi　ｨ=＝ヽ/　　ﾚ|,イl／　 /ＶLノ　　 //
　　　　　 |l　lヽ>‐　　 ▽　　ノ　'　　 ,ｲヽr'　´彡イノ　　＼
　　　　　　Ｖ / ゝ＿＿　-‐彡　/　iｨ　ﾉ　}{　 rL⌒ヽ　　＼
　　　　　　 |　|　l⌒i/ﾆゝﾉ /.人rｉi| Ｖ　　',ゝ-VL￣　　＼
　　　　　　 |　|　|　弋_ノ{} ﾚー{　　 }　　 |　　 VL
　　　　　ヽﾉ　乂|iｲ/　 ji　　 V　ﾉ　　 } 　　 VL
　　　　　　　　　　　　r乂∨{=ニアV}:＼　/　　　ヾ'¨
　　　　　　　　　i| ハ,ｨ､_|: : :乂_´_ノV: : :＼r.､　　　　　､
　　人　　　　　i|ノ: : : : : : : : : : : : : : ｏ: : : : : : : : ｀: :ｰ--ヾ: ｀ｰ-
　　: : :｀ー─'": : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.......-――-.....
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,,､.::''":::::＿:::::::::::_::::::::~"'':..
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::::＞::／:／::::::::＼"'':::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::::／::／:／ :::: /::::',::::',:::::::＼:::::::::',
　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::/::::/::::::::::/::::::::| :: ',:::::::::::ヽ ::::: i7|＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::/::::/ ::::::: ,':::::::::::| :::: ',:::::::::::::::::: /=|_=_＼＜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/::::/:::::: ,'::::::':::::::::::,'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: /_=.|〈=_=_＼＼　　　　人工超知能である私が魔法協会に所属するのは
　　　　　　　　　　　　　　　　　 .::::::':::::::::,':::::::|::::::::|::|:::::::::::::::::::::: |::::::::::::|: |=.=.|∧=_=_=／
　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:::::|:::::::::::::|::::|::::::::|::| :: |:::::::::::::::::| : | ::: |: |=.=.| /|=_=./　　　　.　無理があるので仕方ないですが
　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:::::|::: |:::::::|',＼::::::|::| :: | ::::: /::::/:::::|／:|: |=.=.| /|=_./
　　　　　　　　　　　　　ﾉ|:: |〈::|:::::::| ,抖ミｘ､|;;_ |:::: /_;､,抖ミｘ::/､ !=_=| /|￣　　　　　　　清姫様にはご不便をおかけして申し訳ございません。
　　　　　　　　　　　　　　＿／ﾆ|:: }: ',|:::::::〃 );;;;)ﾊヽ从::/}/〃 );;)ﾊヽ　}|=.=.| /| _=_＼
　　　　　　　　　_ -=ﾆ二ニニニ| ::::: }|∧:八乂;;ソ　　ｿ　　乂 ;ソ.ﾉ　 |=.=.|_/=-_=_=_=_=- ＿
　　　　　　　 -=ﾆ二二二二二=|::::: 从　ゝ　　　　　　　　　　　 /ﾉ i=_／二二二二二二ﾆ=＼　　　　　　　　　　　　　「問題ありません」＞きよひー
　　　　　　　　￣-=ﾆ二二二ﾆ=|:::::::::::/＼_',　　　　　 '　　　　　　/イ=_／二二二二二ﾆ=-￣
　　　　　　　　　￣-=ﾆニニニ| ::::: /二ﾆ个:. 　　 (⌒'⌒)　　　.ｲ/_=_/二二二二ﾆﾆ=-￣
　　　　　　　　＿_ -=ﾆﾆ -=ﾆﾆ|:::: /二二ﾆ/　＞　　ー　　＜　 |_=_{二二二ﾆ=-￣
　　 _-=-__／二二二二ﾆﾆ=＼/:: /二二ﾆ/　　　　　＞-＜　　　 .|_=_{二ﾆ=／ー=ﾆﾆ＞―ミ､
二二二二二二二二二ニニ=/:: /二ﾆ=／ |　　　　　/＾＾V　　　 |∨_{二／二二二二二二二＼
二二二二二二二二二ニニ/:: /=Y=／　　|＿-_-_-_-r‐ｫ-_ _ . 　 |. ∨=/二二二二二二二二二
二二二二二二二二ニニ=/:: /ﾆﾆi/ _-_=_=_=- ―― |=_|=_=_=_=_-_　＼二二二二二二二二二
二二二二ニ／ニニニﾆ=/:: /|ﾆ=-_=_-　　　',／/=/=_￣ _=_＼/ -_=_=_. 寸二二二ﾆ=-￣二二
二二二ﾆﾆ/二=- ￣:::::::/:: /: |=_=／　　　　 ./／_／ |　　_=_　　　　　-_=_=_￣-=ﾆ二二二二
二二ﾆﾆ=/／ :::::::::::::::::: |:::::::::::|=_=_　　　　／_／　 .,'　　　_=_　　　　　　＼=_＼:: ￣ -=ﾆ二二
二二ﾆ=／:::::::::::::::::::::::: 八::::::::::',_=_=_　　　.／_／　　 ./　　　　_=_=_　　　　　 .〉=_=〉:::::::::::::::::::￣
二二／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::: ＼-_=_-_=_.／=|　　　 ',　　　 |=-_=_=_　　／=_／:::::::::::::::::::::::::::
ニ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{. ヽ::::::::ヽ￣￣ |=_=|　　　 |i 　　 |=_| ＼=_=.／=_／}:::::::::::::::::::::::::::::::
=-::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. 　 ',:|＼:}　　　.:|=_=|　　　 |i 　　 |=_| 　＼_=_／　 .::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 八　 }|　 i}　　　.:|=_=|　　 ....　　　 |=_|　　　　　　　ﾉ:::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼　　ﾉ　　 .|=_=|　ノ:::::::'.,　　 .|=_|　　　　　　 ..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
221 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/06(日) 13:43:00 ID:VbO0PcP4: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / .|　　＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　 { ､　　　＞ ´　　　　　　 ≧s。
　　　　　　　　　　　　　　　 |　＼　　 ´　　　　　　　　　　　　　、
　　　　　　　　　　　　　　　 ∨　／　　　　　　　　　　　　　　　丶
　　　　　　　　　　　　乂　　　　　　　　　　　　　 / 　　　　 .　 /{
　　　　　　　　　　　　　　　 ′ l| 　{ 　|　.′　　　　　　　　　　　　　 ∨ :|
　　　　　　　　　　　　　　　　|　　{　斗　{　|　　　　　ィ´　　　　　　　 ./　 |　　　　　BB、もう下がっていいわ。
　　　　　　　　　　　　　　　 rl　八ハ笊芋{　ｰ=≦　／　　.} ､　　 / 　 :|
　　　　　　　　　　　　 Y{　　 |{.　Vrｼ }　/　刈メ　　　　 l　＼/　　 |
　　　　　　　　　　　　　　八　　|ﾄ　:.:.:　八{　笊芋ﾐ斗ﾒ　 {　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　　「はい。失礼いたします」＞ＢＢ
　　　　　　　　　　　　 ⌒}ト　l} 　　 ′　　∨r 少／　八:　　　　　├─-
　　　　　　　　　　　　　　　　.八　 '.　　　　　　 .:.:.:ｰ=彡　　　＼　　　s个: : : 人
　　　　　　　　　　　　　　 /　　　ハ　　｀　´　　／　　　　　／人￣　≧s。′
　　　　　　　　　　　　 ./ {　　/ 　 }ト＿＿ ∠　／／　ｲｰ彡　≧=──t
　　　　　　　　　　　　　 }ﾊ .′　勹几　　　／ァ´ 　 .　 {: : : : : : : : ﾏﾆ=-
　　　　　　　　　　　　ﾉ　{ﾘ　　{| 　几　　ア´ 　　/≧s。: : : : : : : : マ
　　　　　　　　　　　　　　/　　　　 }l-=≦ハ　 / 　　.ｨ/　　　　｀寸ー=彡＼
　　　　　　　 Y´ ￣￣ /　　ノ　　　　丁彡乂/　／　{　　　　　 V　　　　＼
　　　　　　　 .}　　　　-=≦ 　　　　　　　　　斗／　　　　　　　　 }＼
　　　　　　 .八　 ´　　　　　　　　　　　　　ノ´　　　　　　　　　　 ′ }ﾄ
　　　　　　　 У　　　　　　　　　　/　　　　〃　　　　　　/ 　　　 ,　　ﾘ
　　　　　 f/ 　　　　　　　 /　　　 { ｴ }　　　　　　.′　　　 .ﾊ-､
　　　　　人　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ Y　　　　　　 l　　　　　ﾉ　〈
　　　　　.{: : ⌒ s　　　　　 .′　　ﾉ乂ハ　　　　 }　　　／　 /ハ
.　　　　ハ: : : rく⌒ s　　　　　　　ｒく乂: : :八　　　　　.　　ィ´　　 /＿ }
　　　　 { 个s: : : : : rく⌒ s　{ rく⌒乂: : : : : : : 、　　 ′勹￣￣　 .／
　　　人　　 ≧=-: : : : : :rく乂: : : : : : : : : : : : :＼　/　勹厂￣￣
　　　　　｀¨≧=─=ﾆニ二　个s: : : : : : : : : : : : : 乂　勹./
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　≧s。＿: : : : イ　勹 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ー=二＞-＜　 /

　　　　　　　　　　　　　／ //　＿＿＿＿＼ｒ=- ＿＿_'//!
　　　　　　　　　　　　　　　／////　＞''~　￣￣二ﾆ=-　　 '///, ｀`～､、
　　　　　　　　　　　　　〈/////{／　　　　　　　　　　　　 '////,　　　　 ~'＜
　　　　　　　　　　ト｡,,＿∧//／　　　　／　　　　　　　 !///∧　　　／
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　　　　　　　　　　　　　＼＿./ 　　　 /　　　　　　　　 ∧〕ｈ､'/////.ヽ/ ＼
　　　　　　　　　　　　　＼‐=　 ./　　 '　　　　　　　　　 !ヽ///〕ｈ､///.}
　　　　　　　　　　　／ r─ヽ'　 .|　　　!　　　　　　!　 i　　|　＼/////／　　／
　　　　　　　　　　 '　　＼ノ}　　'　　 ∧ 　　　 /　 / 　 |　'　　}￣-==== ' /
　　　　　　　　　/　　　 ./ ().!　 ∧　 {__∨　　　/ ! / .|　 '|/　　 |　'＿__／　{_／
　　　　　　　 |　　　〔　　!　　ｨΥ{ らh､　　/　}/zz}/__ 　　　 /:.:､／廴／
＿　 -　‐　　￣|　 / ＼| ＼ヽ/ { .|　- ｧ　ヽ/　　弋zア／　　　/} { |　 /{:.:.:|　　　　　　（このまま管理AIの実験が成功すれば
　　　　　　｜./　　　　　＼ヽ乂/ /　　､　　　　　／　／　 { .! ! ! / /:.:.:|
　　　　　　　 /　　　　　　　／)h､　)h､　､　 ,　　/‐=≦ 〈ヽ　, | | |.' /:.:.:./　　　　　..　系外銀河の開拓は軌道に乗るはずです）
　　　　　　　　　　　　　　 /-=ﾆﾆ)　　 ≧s｡　ィi〔 /　／∧ヽ! ､} } /:.:.:./
＿＿＿＿＿　　　　　　 /-=ﾆﾆゞ　　 /∧　　　 / ／/　ノヽ　／:.:.:./
　　　　　　　￣　‐=ﾆ二__.ノ-=ﾆｱ´　　 ,ｲヽ.∧　　/,　　 {／　　.／､:.:.:.:/　_
　　　　　　　　　　　　／-=／　　　／　　　　／{　／,'　　 /ﾆﾆ=-,/／ ∧
　　　　　　　　　　／-=ゞ　　／　　　　　 , /　.／　7　　 ,ﾆニﾆ=-,: : : : ∧ﾉ
　　　　　　　　　 /-=ゞ'　 _／7　　　　　 } ／7 ／　　7　　ﾆニﾆ=-〕: : : : : :
＿＿＿＿＿＿_../-∥　　(_(ノ{　　　　　ﾉ' ＞'´　　 ∥　　ﾆﾆﾆﾆ=-}: : : : : :
ニニニニニニﾆ/-=7　　 (_(ノ{ 　　　, 'ゝ´ 　　　 ∥　　 iニニﾆ=-}: : : : : : :
ニニニニニニﾆ!-=,'　__／(_(.人　　ノ/　　　　　　 .∥}　　 i∨ニﾆ=-!: : : : : :/
ニニニニニニﾆ!-=|￣:::::::/}乂ヽ＼'　,　　　　　ノ !ﾉ　　 } }ﾆﾆﾆ=-|: : : :／
ヽ,ニニニニニﾆ!-=|:::::::::/ / {￣⌒{У＿＿＿__／}_ノ　　　,　!ﾆﾆﾆ=-!￣
　 }≧s｡ニニﾆﾆ!-=|::::::/ /　ﾉ～ / 7 ＼}-}-}ｰ乂ノノ{　　　 /}ニﾆﾆ=-､＿＿＿
　 '/////≧s｡ノ-=7／／／ )__./ /⌒7ヾ-====-∧　　　 /::,ニニﾆ=-!ニニニ
　　'//////////ア／／　／　 ./=≦　　　　　 ∧__／:::::,ニﾆﾆﾆ=-,ニニニ
　　ヽ//////／ ´ ／　／ヽ　　　　　　　　　 /::::::::::::::::::::,ニニニﾆ=-､ニﾆﾆ
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　　／　／　　　　　　　　　　　　}＼　　〔／⌒＼(::::::::::::::::::::::'ニニニニニニニ

　　　 ////ア　/. 　/ ,　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　＼.　.///////////∧
　　 .////ｱ　 /　　　　.{　　　　　　　　　　　　　　 ∨{//////////アﾟ
　　 ∨/７　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∨寸/////アﾟ}
　　　 ∨7　　　 .{　 {　{.　.{　　　　　} 　 }. 　}　　　　　　 ∨｀¨¨¨¨}＼ .}
　　　.v　　　　 {　　 {　 {　　　　　 }. 　}　 }　　　　　　　X///////ア
　　　　　　　　　 .{.　∨　　　　.}　ハ　　　　 }　　　 .}. 　寸//アﾟ : ＼　　　　（使い道がなくて持て余していた平民女性を有効利用する）
　　　 { 　 .{ 　　　　 { ∨　　　　　}　　　Ⅵ＼}　/　　　　7ヽ　 }: : : : : :／
　　　 {　　　　 ∨乂{　＼.　.{　　　/.　jI竓芋ミ、　　　　　　／/: : ::／∨　　　.　（ラナー様の発想は素晴らしい考えなので
　　　　 {.　{　　　 {乂jI竓芋ミ、{. 　乂　　　 _ノ/ﾊ　　　 / .／／{＼:/ 　 .∨
　　　人{　　　　　{:.　　 _ﾉ/ﾊ八　..{　　　乂rソ}　　　 ,ノ.／: ::{　　 }. }　　　　　..　ついでに私の社会実験にも利用します）
　　　八　丶　　{i心　乂rソ　　＼{　　　　　 /ｲ　././¨´{: : : :{　　　}
　　　　 ⌒＼ .{〉　乂i:i:i:.　　　　　　　　　　　/／}/}　 }{: : : :{ヽ. / 　　 }
　　　　　　　 }/　乂⌒.込、　　　　｀　　　　.／}　 . }..　}{: : : :{〃:＼　/}
　　　　　　　/ 　/ .{ {..　.}.介s｡　　　 `　　´　　ｲ .}.　 /　 .}{: : : :{: : :／X .}/
　　　　　　./.　/{__.{/{.　.}　　　＞s｡　　　ィi{　　　　/　　..}｀ー {:／　　　＼
　　　　　../　　　　.....{　ｧ　　　 //.　　｀¨´ 　　　 }/ 　　 }
　　　　 /　/. 　∧.　∨ 　　 //　＼　　　　　　　　　　 }　　　ィi〔　　　　 ∨
　　　　　 /. 　/..∧　 /　　 //　　　　　　　　　　　　　　ィi〔⌒　　　　　　　 .}
　　　 /　　　　　　 X .{　　 //　　　　　 ∨　　ィi〔　　　　　}　　　　　　　　　　 }
　　　　　　 ./　　 ∧　 . //　　　　　　　　　　　　　　　　 }　　　　　　　　　 j{
　　　　 {　　　　　 /　/　//　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　}　　　　..j{
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　　.{..　.{　　　　....{ .{.／乂　　　　　　 |:.　　　　　　　 .}　　　 ,　　　 ./
　　.{　　　　　　　 ./乂⌒ヽ　　　　　　　　　::　　　　　　　 .}　　　..{
　　　　..{　　{　　 {: : 乂⌒乂　　　　　 j..　　　　　　／乂　　 .ﾑ　　　 {
　　.{　　　　.{　　　 : : : 乂⌒ヽ　　　　 ,　　　　　　／⌒rく乂　　　　　　.{
　　　八　　　八: : : :乂⌒乂. 　　　 {　　　　／⌒rく乂: : :丶 i}. 　　 {
　　　　　　　　丶: : : :乂⌒ヽ　　ノ　　 rく⌒乂ﾉノ: : : : : : :7　　　 ∨
　　　　 ./　./　　　/ ≧s｡: :_乂⌒乂 ´._ 乂rく⌒乂ﾉノ: : : : : : : ::人　　　　}∨
　　　　　　 /　　 .{⌒乂.　　　｡s≦.　{_}乂⌒)ﾉノ: : : : : : : : : ／∨　　　　 .:
　　./ 　／／　　　乂rく乂　　＼: :／/{∨⌒≧s｡: :＿...｡s≦.　　 ∨　　　.: : {
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女性専用惑星は中級神が信仰確保の為に利用している場所であったが

清姫も管理AIを全面的に使用した社会実験に利用していた。
222 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/06(日) 13:43:40 ID:VbO0PcP4: ――開発されている管理AIたち

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　　　　　　　　ヽ　　 /: :::::::{::::ﾊ:i::ｨ芹示ミ　　　ｨfﾁ芹ﾐﾘ:::∨ﾑ｀ヽ}　ノ
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　　　　　　　　　 / 　 {/ｲ::::::::::::::ifﾊ　　　　　　　　　　〈 .i:::::::::::ヽﾑ∨　/
　　　　　　　　　　￣ヽ{　|:::::::::::::::＼ゝ　　　　　　　　 r'／:::::::::: ::|:::! j／
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　　　　　　　　　　　　　ヽヽγ_ヽ::ﾄ个､　　, イ::::::γ　ヽ{
　　　　　　　　　　　＞―--　＜　 {´　｀, _」‐-.｀_´-‐i从{´!r'¨` }　　_ ,,,....　　＿
.　　　　　　 , -‐　-‐=　､　　ヽ γ ¨ '' ‐-＜r‐=＝＝―=ニ/／　　 -‐─ = _｀ﾞ＜
　　　　　　　 {　イ＼　　　｀ヽ／〃　　　　　　　　　　　　　　　　＼イ　　　／圭ヽ､}
　　　　,x≦圭圭圭ム_　　 / .//　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ_＿_　イ圭圭圭心､
　　　　 {圭圭圭ﾐﾑ　　　｀¨,'　 l i　　　　　　　　　　　　　　　ﾑ　　　¨''''7圭圭圭心､
　　　　 |圭圭圭圭ﾑ　　　 { 　 l i　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }　　　　/圭圭圭圭ミi
　　　　 |圭圭圭圭圭ヽ　 ∧ 　', ',　　　　＿＿＿＿　　　　　　　　　l　　 ,ｲ圭圭圭圭圭,'
.　　　　ﾏ圭ﾏ圭圭圭,'ヽ/ﾐﾑ　 ', ', 斗≦}　}　　　　{　{≧　､　　　八｀圭圭圭}圭圭圭!
.　　　　弋圭ヽ圭圭{圭圭', ゝﾁ　　　　　}　} ￣|￣ {　{　　　　ヽ､／}圭圭圭圭,ｲ圭圭圭}

　　　　　　　　　　人類管理用人工超知能を搭載したガイノイド　三河

　　　　　　　／:::::::>-/::::::::: /:::::::::::::::::::::::::ヽ:::,　　　　　　　　_,.(　　　}｀ヽ
　　　　 , ':::::::／　/::::::::::/:::::::::::::::/N::::::::::ﾊ:::,　　　　 ,..... {.　,. -‐=ミ__ ヽ
. 　　　 /:::::::/__,ｲ,':::::::::: :{::::::::::::::::{　 }::::::::::::}::::,　　 , '::::::＞,ｲ::::/:::::::::::::::::ヽ　　　　　　　/　ヽヽ
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　　　　,':::::::::/｀¨´ i::::::::::::::乂{从从{　 }从从ﾉ:::::i　,:::::::/｀´.}::::::::{::::::::: {　:}:: }:}::,　　 ,::::{ .,ｲ:::ｲ:::: ::{､::::,
...　　　{:::::: / 　　 {:::::::::::::::i,ｨ==ﾐ　　　ｨ=ﾐ,':: ::: | ,::::::/ 　 .{:::::::::{从从{　从从 i 　./:/　{::::::::LLL{ LL}
...　　　|iﾏ::｀ヽ.　　 {::::::::::::: | 込ﾘ　　　　ﾋﾘ.i:: :: ::| {ｲ::ゝ　 {::::::::::{ ヒﾘ　　ﾋﾘ}:::::|　 {:ゝ.__ﾊ::::::{ ﾋﾘ　ﾋ}::}
...　　　|! }:::::::{　　 {:::: ::::::: |.:.:.:.:.:.　　　　:.:.,:::::::/i! . !::::::｀¨ {:::::::::N　　　　　/::::ﾘ　从:::::::::',::::{　　 /l::i
　　　　　}∧ﾄ､≧ｭ {:::::::::::: |　　　　　　　 /:::::,'　　ヽ{从从::::::::ヽ　　 '　ｲ::::/　　　,.` ､从::::::,､ .ｲ::::/
　　　　　　　　ヽへ}ﾏ:::::::::::ﾄ､　　 ´ 　.ｲ:::::/　　　　　＿ヽ从{＞､ .ｲ/／　　　/　　｀ヽ ∨ﾑ }=ﾐ
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223 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/06(日) 13:44:13 ID:VbO0PcP4: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿
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224 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/06(日) 13:44:38 ID:VbO0PcP4: ＿＿{::::::::::}:＼::::::::＼::::::＼_,r´T｀ヽ_ tｧ }::| {/-‐ﾍ＼:::::::＼:::::::ヽ:::::ﾄﾍ:::::::ﾍ_,r´T｀ヽ_ tｧ }::| {/-‐ﾍ＼:::::::＼:::::::ヽ:::::ﾄﾍ::::::::ﾍ_,r´T｀ヽ_ tｧ }::| {
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　　　　　　　　　　三河ネットワークを運営するAIを搭載したガイノイド　武蔵

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　　　　　　　　　　　　　　　仁､　}´　／　才:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l　　　　　　ヽ　　　　　　　 ,ｲ　　　 .|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ　　　　　ヽ　　　　　　　　　ﾑ=　_ヽ
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226 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/06(日) 13:45:44 ID:VbO0PcP4: ＿＿{::::::::::}:＼::::::::＼::::::＼_,r´T｀ヽ_ tｧ }::| {/-‐ﾍ＼:::::::＼:::::::ヽ:::::ﾄﾍ:::::::ﾍ_,r´T｀ヽ_ tｧ }::| {/-‐ﾍ＼:::::::＼:::::::ヽ:::::ﾄﾍ:::::::ﾍ__r´T｀ヽ_ tｧ }::| {/-
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＿ ,へ!.::::|.|::::::::::::ヽ:::::__ﾉ./:l:!:|　 |:!:i:ﾍゝ´__}〈::::V::::::::::ヽ:::::::｀､:::ﾄﾍ:::::::__ﾉ./:l:!:|　 |:!:i:ﾍゝ´__}〈::::V::::::::::ヽ:::::::｀､:::ﾄﾍ::::::__ﾉ./:l:!:|　 |:!:i:ﾍゝ´__}〈:::
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!:::::::|.|:　 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓.　./:l::!:|　 |:!:i::ﾍゝ/´, -ーﾍ:::
:: ／ |:　 ┃００１６　　７９　５８　５ D　８Ｆ　．１　６Ｅ　５ B　１６　３０　９ B　７４　４０　８ D　１８　３０　４６ ┃.　.|:::{ tｧ　tｧ }::::| .{ﾍ/ ＿,へ!::
.::::＼. 　 ┃００１７　　９２　２１　６ D　８５　８Ａ　５Ｅ　９Ｆ　６Ｅ　１０　８Ａ　７３　３３　８ D　７ D　１２　４C ┃　　,T｀ヽ､　　!::::}´ 　}〉:::::V.|::::
:::::: 　　 ┃００１８　　．８　５C　８Ｅ　３８　９８　９７　７ B　５C　３ D　９Ａ　３２　３４　６１　３C　７C　３７ ┃　 :::,､,､::::ヽ!´::ノ __∠{:::::::::}.|::::
::::::::::::: 　┃００１９　　４３　４１　４７　２１　５１　５２　１７　５８　３Ｅ　．４　７Ａ　１Ａ　３１　６ D　５７　８０ ┃　 !:|　 |:!:i::ﾍゝ} /´, -ーﾍY｀＼
:::::_:　　 ┃００１Ａ　　２９　４７　６０　１９　７Ｆ　．８　３C　３９　３ B　８０　３２　５Ｅ　２５　４８　６Ａ　５Ｆ ┃.　.tｧ　tｧ }::::| {.ﾍ / ＿,へ!:|.|:::
../ｸ|:::: 　┃００１ B　　８４　４７　６１　９４　．９　２Ｅ　７０　７９　５C　．６　２２　３８　６６　４４　３ D　４C ┃ 　　'　　.!::::}´　　} 〉::::::V |::::::
:＼::::_ 　.┃００１C　　３ B　１９　７３　２Ｆ　５７　９Ｆ　３ D　４Ｅ　２Ａ　４ D　７２　２０　７Ａ　３Ａ　９９　１Ｆ ┃. 　ヽ!ﾍ／::ノ＿＿.{::::::::::}＼::::
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227 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/06(日) 13:46:27 ID:VbO0PcP4
228 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/06(日) 13:47:00 ID:VbO0PcP4: ttps://www.youtube.com/watch?v=prKQE9mZfnM

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　　j{ j{///圦　　　　　　　　　:| | :| |　| :|　　| |　|l　|　 l　| : | |　 :| | l　 |　 | :|　 l|　 | | l:|　 | |　.|　| 　 |　 |
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　j{ j{////冂//ミぅs｡..,,＿＿__|_| :| |　| :|　　| |　|l　|　 l　| : | |　 :| 　ヽ|　 |‐|＿l|　 | |｀:|　ﾄ､｀ |　ﾄ､　|　ト.．
　l二二二￣:|/////////∧ 　 Ⅵ |　| :|　　|-==‐::|　 l　| : | |　 :|　　　|　 |￣ｰ |　 |_|　|　 |　｀ﾉｰﾑ｀厂圦s｡｀`ヽ､
　￣￣￣~|　|//////////∧　　Ⅵ‐:| :|　　|　　　 |　 |ｰ|ｰ:| |　 :|　　　|　 |　　ノーﾑ　厂圦-ゝ-='"￣_,,..｡｡+-=≦
　　　　　　|　|///////////∧　　ﾍノｰ|　　|　　　 |　 |　￣ﾉーﾑ　　厂圦--=ゝ=彡￣_,,..｡s=ﾆ''"⌒￣
　　　　　　|　乂////////////,　　ﾍノー=ﾍ　　　厂圦---ゝ-=彡￣＿..｡+-=''"⌒￣
　　　　　　＞s｡二二二二二二'//,　　ゝ─=彡￣￣_,.｡｡+-=''"⌒￣

　　　　　　　　　　,　-‐ 　￣￣　 ‐-
　　　　　　　　／　　　＿＿＿＿　　｀　､
　　　　　　　 / /　 /´.:.:.＿/｀ヽ＿.:.｀ヽ　　＼
　　　　　　 ./ /　 /´￣,､　{　　　　｀ヽ!　　　ヽ
　　　　　　.'　.'　　!　　,ﾑヽ｣　　　　　 ',　　　 ',
　　　　　　|　 |　　!　ﾊ{　　 ||　ﾄ. !|　! 　 !　.!　　!
　　　　　　|　 |　 T T ー--.tﾄ､ |斗i‐ﾄ､‐.!　 !　| l
　　　　　　|　 .!　 .| ｬrﾁ丐`　　!|仟丐ﾐ,x!　 l　ﾊ}
　　　　　　|　ﾊ　 .! | 込ﾘ　　　}' 込ﾘ　}'　　}/　　　　　先日、ヴィクター教団に報告を送ったけど
　　　　　　|　　ﾊ　ﾄ{　　　　 ,　　　　l　　ﾊ
　　　　　　|　/ .ﾊ　ﾊ､　　　 - -　　　,_!　　l　!　　　　　『問題なし』という返答が来たわ。
　　　　　　| / /／!　 i｀ﾄ､　　　　 ,.イ.:.l　　|　.l
　　　　　　| ／.:.:.:l　ﾊ.r ､｀ー升.:.:!.::!　　ﾄ､ .!
　　　　　 .,| ヽ.:.:.:.:|　　i!､　｀ V´_,ﾄ､.:ヽ!　　ﾚ'　l
　　　　　/.|_ ⊥ -.|　　|　｀　 !　　　｀ |　　|_　ﾊ
　　　　x.＜　　　 |　　|ニニ,只､ニニ!|　　|　>､ﾊ
　　　/三三ヽ.　　 !　　!　 //　 i:i　　 ∨　| /三ム
　　./三三三.＼　.|　　|　 i:i, ィﾄi:i　　　 ∨ V三三.ﾑ
　../三三三三ﾆiヽ|　　|　,i:i'三||i:iヽ　　　∨ ∨三三ﾊ
. /三三三三三.|ﾆ|　　|/ ｀'三.||｢三＼_／∨ ∨三三ﾊ

　　　　　　　　／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ≦ミ丶: ＼
　　　　　　 ./: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼｀ヽ!
　　　　　　 /: /: : :./: /:/: : :,ｲ: 从i!: : :|: : :.|: : : ＼: : : .
　　　　　　 .′|: : :|:|: :|: |: : :/ |//' }|: : :i!: : :|: : : : : ヽ: : 〉
　　　　　　 |: : !: : :|｣__|ﾆ二´　　　￣_ﾆ=ｲ:||: : !: : :i!:/
　　　　　 ',: :|: : :.!.,ィ笊ぅミ≧　　≦笊ﾐ.　|j'|: :.|:|: :ﾙ'
　　　　　　　 Ⅵ: : :|ヾ!{ﾟ::::::| 　　　 |ﾟ:::::} 》/: :!: :从/
　　　　　　　　iﾍ: 从　 Vz'｣　　　辷ｿ /:/厶ｲ
　　　　　　　　込＼::.､　　　　　　 ,　　　/ｲ/　　　　　つまり、『ラナー様はエリス様が
　　　　　　　｀T:ﾍヾ　　　＿ _　　　 /'
　　　　　　　　　　从: i＼　　　　　　　／　　　　　　　この星に来た事を重視していない』という事でしょうか？
　　　　　　　　　　 f＜!　　　　 __　ィ＞
　　　　　　　　　　 |　　￣￣ヽ　　/´　|
　　　　　　　　＾　　　　　　ヽ/ 　人_
　　　　　　´　　　　　　　　　ー　― '　　　｀
　　／　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　　　　＼
　/　　　　　　　　　　／￣:::_只_::￣＼　　　　　　，
./　　　　　　　　　　／::::::／|::::ﾊ:::i＼:::::::＼　　　　　 |
　　　　　　　　　　　＼／　/::/ﾊ|::|　＼／　　　　 |
229 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/06(日) 13:47:33 ID:VbO0PcP4: 　　　　　　　　　　　　,　　　´　　　　　　　　　｀　　､
　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　＿＿＿__　　　｀　､
　　　　　　　　／　　　　　　 _...ィ.:.¨.:.:.;ヘ.:.＿.:.｀ヽ.　　　＼
　　　　　　　 /　　　/　　,r.:´.:.:.:.:＞ ¨/　　｀ヽ｀¨¨ ヽ　　　ヽ
　　　　　　 ./　　　/　　/.:.:＞ ´　　 .′　　　i 　　　ヽ.　　　ヽ
　　　　　　/　　　/　　 i／　　　　ﾊ |　　　　 l　　l ヽ　　ヽ　　　 ',
　　　　　 .'　　　.'　　　 !　　　|　.ヘﾊ!　　　 !　　!　.',　　 ',　　　　',
　　　　　.'　　　 |　　　 |　　　.! /^`^`!　　　　|　　|　　',　　 ',　　　　',
　　　　　i　　　 .|　　　 !　　 /| l　　　| i!　　　ﾊ＿ﾄ__　 i　　 .i　　ﾊ　.!
　　　　　|　　　 .l　　　 !　.斗七｢￣._Ｔ.|∨　 |´ヽ | ヽ｀ |　 !　! !　ii!　|
　　　　　|　　　　!　　　|´　 |,ィ≠ﾊヾ.Ｎ. ∨　!,ｲﾃ示ヾﾊ　|　| |　|||　l　　　　重視していないというよりも下手に動いて
　　　　　|　　　 /!　　　l　 <1:::::::爿　　　 .∨|. {:::爿〉}'ハ |　| |　||| ,ﾘ
　　　　　|　　　,{ .l　　　.!　 | マ_:zﾘ　　　ヾ. ﾏzﾘ　　!　}ﾊ./ |　ﾘ.!.′　　　相手が過剰に反応したら困るらしいわ。
　　　　　|　　 / ヽ!　　　ﾄ､ l　　　　　　 i　　　　　 l　　,}' /! / }'
　　　　 .,|　　　＿!　　　ヽヾ　　　　　　　　　　　　　 /　　 |/ |/　　　　　　　『エリス様がお忍びで事を荒立てないようにしているなら
　　　　/.|　.,.イ.:.:.ﾊ　　　　ﾄ.､　　　　　　ー ‐'　　／　　 /' /'
　　　./　／.:.:.:.:.:.:.:ﾊ　　　 |:.!｀　､　　　　　　　／|　　　 ′　　　　　　　　　こちらも見て見ぬふりをして問題にならないようにするべき』
　　 / <.:.:.:.:.:.:.:／.:.:ﾊ　 ! ∧__　　｀　　　＿ .ィ.:.:.:.:!　　　.|
　 ./　　∨.:.／.:.:.:.:.:.ﾊ　|　∧　` ｰ-　__　　/ノ!.:.:.:.:!　　　.!　　　　　　　　　　というのがラナー様の判断です。
　/　　　 ∨.:.:.:.:__; ィ´V　　∧　　　　 `i.//　!＼:｣　　　.!
./　　　　〈.:.／　　　　|　　　∧` ｰ-　＿V _ノ　　 .!　　　ト､

　　　　-=＝ニミ. ､　　. . : : : ¨￣￣￣¨: : . . .
　　 _. . : :￣￣￣ヽ｀´: : : : : : : : : : : : : : : : : : :.＼
　｢: : : : :_:_:_:_:_: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
　 j: : :／: : : : : :／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
　　ア／: : : :／: : :./: :./: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.
　〃/: : : :.:./: : :/ｲ: :/ｲ!: :.:.:|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : i
./' /: : : ／:L__/ /: /j' ||: : : |:|: : : :.!: : : : : : : : : : : : : : :.:.:|
　く: : :〃/: :.｣_　￣　　 !: : : ﾘ!: : : :|:.|: : : : : : : : : : : : : : :.|
　　∨/ｲ: : 从　＼　　　￣｀ j_: : :.:i!:|: :|: : :|: : : : :.:|: : : : :|
　　　 | .|: : |小.z,个ﾐ　　　　　　ヽ从|: :|: : :|: : : : :.:|: : : :./
　　　　＼|八| `.|:::|　　￣≧-- ._　Ⅵ: :/.: : : : :/.: : :/　　　　　確かに問題を起こしたいわけではありません。
　　　　　　 jﾊ　ﾋd　　　个芯ﾐx ｀ヽ.У: : : : :/.: :／
　　　　　　　　　| 　　　　 |::::::::ハ〉　/: : : : ／:／　　　　　　.　私達もラナー様の判断に従います。
　　　　　　八　 '　　　之ｼ／　/.: : :／⌒i
　　　　　　　　　/＼　､　　　　　　.／´}／＿ .ｲﾊ
　　　　　　　　./　　ヽ　　　　　　　　个iﾊ: :／ .ﾄ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「それでいいわ」＞カリム
　　　　　　　　i　　　　ゝ┬┬　　　　_.j/_／　　八
　　　　　　　　|　　　　　　}} /￣￣　　　　　　 /.　＼
　　　　　　　　|　　　　　　ﾚ'　　　　　　／　　　　＼
　　　　　　　 /　　　　　　　　｀ー――　´　　　　　　＼
　　　　　　 ,ｲ　　　　［￣ﾛ＾ヽ　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　 ./　　　　　／ｲ::{:::::|　　　　　　　　　　　　　　ﾊ
230 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/06(日) 13:48:19 ID:VbO0PcP4: 　　　 , '　　　　　　／.:.:.:.:__/＾＼￣￣￣｀　＜.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ　　　 ∧ヽ
　　 ./　　　　　／.:.:＞'´ /　　　＼　　　　　　　｀　＜.:..ﾊ　　　.∧ ',
　　/　　　　 /.:／´　　 .{　　　　　　　　　　　　　　　｀ヾ!　　　ﾊ　',
　./　　　　　 /'´　　　　 !　　　　　 ',　　　ヽ　　　　　 !　　　　',　i
　'　　　　　 /　　　　 ∧.|　　　　　　',　　　　ﾊ　　　　 |　　　　 |　|
.′　　　　　 .′　　|　ムミ! 　 |　　　　',　 l　　　',　 ',　　　|　　　　 |　|
|　　　　　 |　　　 | l.　　 l　　!　　　　 l　 !　　　.',　 ',　　 !　　　 |　|
|　　　　　 |　　　 | !　　 ∨ l　　　　　!　.!　　　 ',　 i　　l　　　　 .|　|　　　　（下級神の動きを報告すれば
|　　　　　 |　　　.ﾊ|　　　 ∨.ﾄ,　　　　ﾄ.　ﾄ,　　　 !　|　 .l 　　　 |　|
|　　i　!　　　.!　―┼┼＝=-_Ⅵ ∨　　_L.斗=＝―ﾊ┼ ┼　　　 |　|　　　　　ラナー様が動くかもしれないと思いましたが
|　　| .|　　　∧　　 |　　　　　　ﾏ｢ ∨　Ｔ´Ⅵ ∨　l　}.!　 !　　　　ﾘ　.!
',　　!　!　　　.∧　　!　　　　　　ヾ　∨　|　ヾ　∨ﾘ　ﾘ ./　　　　 /　 .|　　　　　そう上手くはいかないわね）
..',　 .!　!　　　 .∧　＜ニ=≠气　　　V./ 戸＝=ニ＞ ,ｲ　　　　 /　　 !
. ∨　!　!　　　　　`ﾄ从　　　　　　　　 }'　　　　　　/'´〃　　　 /　　　|　　　　（ラナー様はこの程度の些事で動く気はないか）
　 ∨ i! i!　　　　　 |ﾊ｀＼　　　　　　!　　　　　　　　 /7　　　　.!　　　 i|!
　　∨|i!ﾊ　　　　　 !.:.＼　　　　　 ― ‐　　　　／.:l 　　　 !　　　 i|l
　　∧{イﾊ　　　　　|.:.:.｣{＞i.　　　　　　　　　 .i＜}|.:.:.l 　　　 !｀.:...､　i!l
　〈´.:.:.:.:.:.∧　　　｢´.| ＼| ＞ .　　　 . ＜ .|／.｢ヽ!　　　　 !.:.:.:.:.:..〉|∧
　∧.:.:.:.:.:.:.:∧　　　 !　　　＼　　｀ ¨ ´　　／　ﾉ　|　　　　 |.:.:.:.:.:/　! ∧

　　　／　　　 .／.:.:＞ 7　｀ヽ　　　　　　｀＜.:ヽ.　　ヽヽ
　　/　　　　 /.:／´　 .'　　　ヽ　　　　　　　　｀ヾ　　　 ', ',
　./　　　　 / ´　　　 { 　　　　　ヽ　　　　　　',　　　 ',.',
　′　　　　　　　　ムl　　　　 ',　　ヽ　　　　　 i　　　 | i
..'　　　　　|　　　|./ｰｰ!　 |　　　　',　|　　',　',　　　|　　　 !｜
.'　　　　 !　　 ||　　 ∨ {　　　 ', l　　　',　',　　.!　　　 !｜
|　　　　　 |　　　!|　　　∨ﾊ　　　　} ﾊ　　　i　!　　!　　　 !｜　　　　シャッハ、私たちはこれまで通り
|　　 !　　.! ―‐ﾊ!＝=z⊥_.ﾄ,　　　ﾑ斗=＝ﾊ┼―! 　　 i! |
|　 |　|　　∧　 .| ﾚ≠テ丐ﾐ{ ∨　 | '仔テ.ミ.､}!　 !　　　 .|| |　　　.　ラナー様を信仰していればいいわ。
|　 |　|　　 .∧　K' ら:::::::::}　ヾ.∨,ﾘ　う:::::::::ハ>　l　　　 ,ﾘ |!
.!　 !　!　　　∧ ﾍ.` ﾏ壬ﾉ　　 }/　 .ﾏ壬ｿ './／!　　　 ./　!!
.∨.|　i!　　　　＼ゝ　　　　　　　　　　 /' 〃　　　./　 .||
　Ⅵi |i　　　　　圦　　　　　 !　　　　　　　/7　　　 /　　.|.!
　ヾヾﾊ　　　　 |.:.:＼　　　 ‐ ‐ 　　　／:/　　　 ∧　　|.l
　 / ／ﾊ　　　　|.:._｣ {＼　　　　　　　. ィ　}!:.:i　　　 /.:.:＼. ! !
　<´.:.:.:.:ﾊ　　　 |´　! ＼!＞　 __　＜　!／|｀.| 　　 |.:.:.:.:.:.:>∧

　　　／二二:＿: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.
　　／´／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.ヽ: : .:.
　　 .／: : : :／: : : : :/: : : :/: : : : :.∧: : ヽ: : :.:.:.|: : :.|: : : :.
　／: : : :／: : :./: : /: : : : |: : : :.//　|:|: : :|:!: : :.:|: : :.|: : : : |
.〈: : : : ;/:/: : :/: : : |:/: : : i!:.:.:|: |:|　 j:ﾊ: :从|: : :|!: : ;!: : :.:.:|
　　: :〃/: : :/: : : : |j|: ＿儿:⊥ﾊ!　　　｀¨　L:_/j: :/|: : : : |
　　∨iｲ: : :/: : : :.:.:| ´　　　　　　　　　　　　　　　　|: : : :/
　　　 /: : :.|: /: : : :i!￣￣￣￣｀ヽ　　 ´￣￣￣￣/: : :/
　　　＼: :.|:i!: :|: : :|:! z犲笊ぅミ　　　　才笊ぅミ､/: : :/
　　　　　ヽj从:.ﾄ､:.从 ` 込z少　　　　　込z少ｲ: : ｲ
　　　　　　　小| {＼＼　　　　　　　　　　　　-=彡'}.ﾉ
　　　　　　　　　＼ `ｰ＼　　　　 '　　　　　 /／　　　　　　はい、神官長。
　　　　　　　　　　　｀ｰﾍ　　　　　--　　　　ｲ´
　　　　　　　　　　　　　个: .　　　　　　　 .イ/
　　　　　　　　　　　 .|ｲ: |｀　　.__　　´|:ﾙ'
　　　　　　　　　　　　　 |＾ー― ､　 ., ―‐'＾|
　　　　　　　　　 _ﾉ　　　 i　i　　　ト .
　　　　　　　 -―　　´　＼　　　 ∨　　 .／　｀　―-

女性専用惑星では平民女性が恵まれた生活を送っていた。

完全な自由とは言えないが、それでも働かずに遊んで暮らせる彼女たちは恵まれているのは間違いない。
231 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/06(日) 13:48:51 ID:VbO0PcP4: 　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　　　　　_,　　 ´　　　　　　｀　､
　　　　　　　　,　　´＿....-―――-､　　　＼
　　　　　　／　／.:.:.:.:.＞――――｀ー､＼ヽ
　　　　　／ .／.:.|｀ヽ´　　　　　　　　　　　ヽヽﾊ
　　　　,.'　 /.:.:／l　　　　　＼　　　　 ',　i　',
　　　/　　 |.:./ 　 !　　　　ヽ　　ヽ　ヽ　　 ! .!　i
　　./　./　.l/　　ﾑ!　　　　　 ', ､＿ﾄ＿.Ｌ＿_ | .|　 !
　 /　 /　 /　　 !{. ∨_,　　　　ドヤＴヽ i!　|　| .|　ﾊ
　 |　,ｲ　 .i　　　ﾄ､xﾍﾉﾄ､　　 }　＞,ｾチぅｧ! /　!　　!
　 | / |　　!　　イﾍヽヽ__ ＼　{　'" ﾏzzﾝ //　 .|―┴―....､
　 | {　! 　 ∨　　{､｀ .ｚ＝ミ..｀ヾ　　　 //　　.|｀ー―――｀ヽ
　 | |　＼.　＼　ヽ　"　　　　　　　 .:::::::.',!　　 .!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／
　 |.l　　　ヽ　　i＼ヾヽ .:::::::　 `　　　　 ./|　　 .ﾄ＿__.:.:.:.:.::./＿＿__
　 |.!　　　　ﾄ,　ﾊ　　ヾゝ.　　 .ﾏ７　...//!　　 .!:::::::::|￣￣￣￣｢|.:.＼
　 |l　　　 |ﾊ　ﾊ　　　 |‐‐≧i‐- .. _／./ |　　　!:::::::::|＝＝＝＝┘.:.:.:.＼
　 {　　　　/　}　 .|　　　|:::::::::ﾊ　＼_／〈〉|　　　|:::::::::| |! |! |! |! |! |!〉.:.:.:.:.:＞
　　　　　/　r＜´.|　　　!:::::/ ∧〈〉/.:.:ヽ　.|　　　|:::::::::∨ |! |! |! |! |!／￣
　　　　 /　// ＞'|　　./::::/　　 } ﾊ.:.:..:∧/!　　 !::::::::::∨|｣i|｣i|｣i|｣iト
　　　 ./　〈,ィ1|!|!i|　 ./:::/　　　|' ,/=ﾐ〈　 .|　　　|:::::::::::::∨::::::::::::::}　　＼
　　　/　　 |!|!|!il|!i!　/:::::!　　　　/.:.:.:ﾉ　　 |　　　ﾄ､::::::::::::∨:::::::::/|　　　＼
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　 /　, イ　　|:::::::/ i::::::/| 　｀/.:./　　　　｀.!　　 ∨:::::::::::::/:::::::::}>{.　＼　　　＼
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┃｜　　　　　　　　　　　　　　番外編　平民女性　　完　　　　　　　　　　　....｜┃
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232 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/06(日) 13:49:27 ID:VbO0PcP4: 番外編はこれで終わりですが、次も別の番外編をやります。
今回の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
233 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/06(日) 14:24:01 ID:VbO0PcP4: >>213　修正
　　　　　　　　　　　 _　=寸寸＝─-　_
　　　　　　　 , -‐　´¨-_　　¨-_　　｀丶＼
　　　　　　 -‐ 三　　三　　三　　三＼､
　　　　　/　　　　¨-_　 ¨-=寸寸､_-　　　､ヾ丶
　　　　ﾉ◯　　／⌒￣　　　 VL　＼　､ヾ　　＼
　　　／／7 ／u　　'´￣　　　VL　　＼　　　､ヾ＼
　　　ゝ'　 //　　　　　　　　ﾄ､ VL　　＼､ヾヾ　ヽ､
　　　　　　　　　　　　　　　＿V寸vL　　　丶　　　､ヽ､
　　　　　ﾄ､　　　　ｉ-i─'´─ Ｖﾆ寸L　　　　ヽ､､v | Vヽ
　　／　 V＼／　川　　　　V＼=寸L　　　　V""　 V}
　　　／　 V'　　 /　　　　j|　　Vﾆ＼ﾉｌL　　　　}　　　 ||　　　..　それはそうでしょう。
　　　ー‐ /　　　/　　 ⌒7ヽ} 　 Vニ>〉ｌL　　 '/////}|
　　　　 `Y　　　ｱ⌒ i　　/-=＝|　〉ﾆ/　VL　 /　　　//　　　　　今回の件で一番得をするのは上級貴族です。
　　　　　 |　{ ｌi　ｨ=＝ヽ/　　ﾚ|,イl／　 /ＶLノ　　 //
　　　　　 |l　lヽ>‐　　 ▽　　ノ　'　　 ,ｲヽr'　´彡イノ　　＼　　　それ位は彼らも理解しています。
　　　　　　Ｖ / ゝ＿＿　-‐彡　/　iｨ　ﾉ　}{　 rL⌒ヽ　　＼
　　　　　　 |　|　l⌒i/ﾆゝﾉ /.人rｉi| Ｖ　　',ゝ-VL￣　　＼
　　　　　　 |　|　|　弋_ノ{} ﾚー{　　 }　　 |　　 VL
　　　　　ヽﾉ　乂|iｲ/　 ji　　 V　ﾉ　　 } 　　 VL
　　　　　　　　　　　　r乂∨{=ニアV}:＼　/　　　ヾ'¨
　　　　　　　　　i| ハ,ｨ､_|: : :乂_´_ノV: : :＼r.､　　　　　､
　　人　　　　　i|ノ: : : : : : : : : : : : : : ｏ: : : : : : : : ｀: :ｰ--ヾ: ｀ｰ-
　　: : :｀ー─'": : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿　＿　---　＿　　　／ii＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 , - :~: : ,｡s~: : : : : : : : : : ヽ:>､ /iiiiiiiiiiiiiヽ､
　　　　　　　　　　　　　　.,イ: : : : ／ : : ,': : : : : : : : : : : : ',: ＼iiiiiiiiii＞ﾌ
　　　　　　　　　　　　　　/ : : : : ,': : :゜: :,' : （　　）: :O: : : : ',: : :ヽ／イiiiii7
　　　　　　　　　　　　　 .: : : : : ::ｌ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : } : : : ',iiii｀ｰ <
　　　　　　　　　　　　　.ｌ : : : : : ｌ : : : : :}､: : : : : : : : : : : : : :} : : : : ',iiiiiiiiiiiii}
　　　　　　　　　　　　　ｌ : : : : : { : : : : :{: :~:-ｌ',:_ :「',: : : : : :/',ノ: : : }iiiiiiiiiii/
　　　　　　　　　　　　 .ｌ : : : : :/ｌ : : : : :{ヽ,,,,,,{,,､_~}~',: : : : ﾅ ': : : : ﾉ＼／ゝ　　.　彼らは切羽詰まっているから
　　　　　　　　　　　　 ,': : : :,イ }: : : : : },,イてヽ　　　＼／　 '／ﾚ'ヽiiiii／
　　　　　　　　　　　　,': : : : { ,' ｌ : : : : :ｌ　{:::O::::}　　　　　ｰ=-,,_{',　 ` '　　　　　　嫌でもこの話に乗るしかありません。
　　　　　　　　　　　 .,: : : : :ﾉ､ .ｌ: : : : : ｌ　`-一'　, --- ､　　 .~ヽ,､＿
　　　　　　　　　　　.,': : : : /: :`} : : : : :ｌ　_,,--,　,'::::::::::┌―――{ﾉ＿_ﾉ―――――――――┐
　　　　　　　　　　 ,' : : : /: : :ﾉ: : : : ::ﾉニニﾆｌ. ',::::::::::::|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.|
　　　　　　　　　 .ノ: : :／ : : /: : : : : /}---＜~`ヽ-､/~|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.|
　　　　　　　　.／ : ／: : : : /: : : : ,ｲイニニニ＝=--〃ー､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.|
　　　　　　 .／ : ／: : : :_=ｲ : : :／.ムニニニニニ//　　て　　上級貴族に　　　　　　　　　　　.|
　　　　　／ : ／ : : : ://ニ',从/ﾆ/ニ'､ﾆﾆニニニ{/､一'　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |
　　　／ : ／: : : : : ://ニニニニ{ニニ.>､ニニニ{::/.}ii|　　　　メリットがある話ですよ　　　　..|
　　./: : ／: : : : : : : :ｌ.ｌニニニニニﾆ／／.＼.ﾆ二ﾚ {::ii|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.|
　 ./: /／{: : : : : : : ::{.ｌニニニﾆﾆ.／／ニﾆﾆ＞＝'ニﾚ|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.|
　ｌ: /　　'.､: : :∧: : :},.',ニニニ／／ｰ'----'ニニ}=ﾆｲ.|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.|
　 ∨　　　＼/　＼/ ＼ﾆﾆ.~-イヽ}.､=ﾆニニ{ニﾆ{　/.|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽニニヽニノレ └――――――――――――――‐┘
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 `ー一'￣
234 ：名無しさん＠狐板：2025/04/06(日) 14:26:07 ID:SXIr72rq: 乙
235 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/06(日) 14:45:06 ID:VbO0PcP4: >>220　誤字修正
×所属していしていない貴女は　→　〇所属していない貴女は

>>221　誤字修正
×開拓は軌道に乗るはずです　→　〇開拓に成功するでしょう

>>229　誤字修正
×こちらも見て見ぬふりをして　→　〇こちらも見て見ぬ振りをして
236 ：名無しさん＠狐板：2025/04/06(日) 14:45:47 ID:eHeeUhzT: 乙でした。
そっか実験台としても便利なのか女性惑星
237 ：名無しさん＠狐板：2025/04/06(日) 15:44:03 ID:SutPEetO: 乙でした
238 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/06(日) 16:10:40 ID:VbO0PcP4: >>185　修正
　　　　　　　　　　　　　　　　ﾄ､＿　.ヘ　＿ .ｲ
　　　　　　　　　　　　ﾊ＼／Yﾊ＼／ﾊ
　　　　　　　　　　　　　 V　　　{{:::}}　　　Ｖ＜
　　　　　　　　　　　　／≧=-------=≦ 　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　ヽ　ヽ
　　　　　　　　　　　 /　　　　{　　　　 ∨　　∨　∧
　　　　　　　　　　　　 ′　　　 l|　　八　　 ∨　　∨　∧
　　　　　　　　　 .′　　　 l| 　　 ∧.　　∨　　'　　 .}
　　　　　　　　　　 / 　./　　ハ　　　 /＼　＼　 |　八
　　　　　　　　ﾄ､ .／　／　 xzx.､∨ 　 { _xz≧x　＼!　　 ≧=-　　　　女性専用惑星は時代遅れのインターネットが使用されている。
　　　　　　　 .ゞ __彡'-=≦l{ヾVrﾘ.Ⅵ　l| 乂rﾘ.〃｀丁　　{丁´
　　　　　　　　　　从　{　八　　　　ヾ.{　　　/／　|　/八.乂＿,　　　　あれは個々の惑星上でしか使えないから不便極まりないけど
　　　　　　　　／　 }八　 ∧｀　　　′　　／八　|/　 {ヾー＜
　　　　　　　　　￣￣从ハ　 { ヽ　　 ⌒ 　 .／　}　 {　 .八　　　　　　　情報統制には有効だわ。
　　　　　　　　 /　　 >.人￣｀ヽ､ _ .イ　{_　| .八　　∧
　　　　　　　　　 / .＞ ´　 }ハ　二_ヽ＞-ｒく} .}/　　　/ ∧
　　　　　　　　　 / /　　　　/　 }　rｧ〉}´: : :{: }｀＜　＞-､　ヽ
　　　　　　／　′　　　ｧ--=≦〈∧ｊ{: : : : : : : : : :{: : : : Y　ヽ＼
　　≧=-=彡　　 { 　　 /: : : : : : :.〃⌒Y: : : : : : : : : : : : : }八 }　 ≧=-彡/
　　　＼　　　　./!　　 .′: : : : : : :{{::::::0}: : : : : : : : : : : : :/{: :}八　　　／
　　　／´　　／:.′　　{:/: : : : : : : 乂::::ノ: : : : : : : :､:.V: :(:/: : : : :＼＜
　｀￣　/ /〃: : ′　　./: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.ヽV:.{{ : : : : : : : Y ≧=-
　　　 /{ .{ {{: : :′ 　 /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ', : : : : : : : : : }　ハ
　　　l{八{ 从: ′　　′: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.八　.}
　　 .人　ヽ Ⅳ　　　{: : : : : : : : : : : : .;{: : : : : : : : : : : : : : }: : : : : : : : :/　　 |
　　　　　　 }′ 　八: : : : : : : :､}: ／}:＼: : : : : : : : : : : 人:_:_:_:_:　イ　　八{
　　　　　　 /　　　　　ヽ:､{: : : ＞ ´ :_}_: : ｀＜: : :／: : :ｲ: : : : :ノ　　　 /
　　　　 /个'＾ヽ＿　个ー＜: : : : : {: : : : : : :｀:¨:¨´八￣￣.}　/　　 /
　　　　　.从　　　　八∧: : : : : :￣{-=: : : :_:__:_:_:_:{／}_　　 !/　.ｨ　l{
　　　　　　　∧　　 /=-‐　　¨　￣￣　　　　　　　　　＞ .|　(人＿≧=-
　　　　　　　　ー '　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〉　.|ゝミ､
　　　　　　　／　　　　}- 。.　＿　　　　　　　　　　　　 > .人
　　　　　　　/　　　　　/ /: : :ヽ: : :￣}:丁: ﾆ:ニ:ニ=--､- ヽ

　　　　　　　　　　　　＞‐''"〈_〉＞‐ﾍ＿＿
　　　　　　　　ト＜〈_〉 -‐''"ﾍ ∨//∧──-　 .,_
　　　　　　　　∨/∧ ∨///∧ ∨,.+'’￣￣　　､＼
　　　　　　　〉//∧ ∨,,.+''"’　　　　　　　　　＼＼∧
　　　　　　　　/　〉-ｧ''"~　　　　　　　　　　　　　 }　{::::l∧
　　　　　 /: :人/　　　 /　　　　　∧　　　　　　,/ヽ:〉､}::::.、
　　　　　　　|: 〈//,〉｡, 　 / / 　　／　＼　　 ,｡く　V:::::::}､;ﾉ
　　　　　　　| : }//{　　ﾟ'*｡/,＿／　／＼_＞:''ﾟ　＼}___/::::}
　　　　　　　|: :{//ﾊ　　 |/　／￣￣＼／　　＞､　 | 　ト(|
　　　　　　 | l: V//　　 |／￣￣｀　　　　　　　　＼|　　l　|
　　　　　 | l: : V|　　 |　　　　　　　　　 ,_二二_|　　|　|
　　　　　 | l: : :`|　　 |　 _二二,、　　　〃＾￣^`|　　|　|　　　.　銀河ネットワークは文字通りこの銀河だけでなく
　　　　　 | l: : : :|　　 | 〃＾￣＾`'　　　　　 .:.:.:.:.: |　　|　|
　　　　　 | l: : : :|　　 |　.:.:.:.:.:.　　　　　　　　　 |　　|　|　　　　系外銀河でも使用可能な優れた通信インフラですが
　　　　　 | l: : : :|　　 |　　　　　　　　 ′ 　　　 |　　|　|l
.　　　　　 | l : : : | 　　ﾄ､　　　　 _,..　 -‐ｧ　　　 |　　|　|.l　　..　平民女性に見せたくない情報があるので
　　　　　　 l l : : : i|ｉ:　　 |个　　　　｀¨二´　　／|　　|　l. l
　　　　　 ! l : : : i|i:i　　 | l: : :＞　. 　　　　 ,イ: : :|　　|　l. .l　　　彼女たちに使用させるわけにはいきません。
　　　　　　l l: : : : :i|i:i:.　　| l／ _}_　｀`～-＜ {⌒>:..:|　　|　l . l
　　　　 l l : : : : i|i:i:i. 　 |:＞　　＾⌒'⌒'⌒＾⌒　＞:|　　|-┴‐-､
　　　　　 l l: : : : : |i:i:ｉ:ｉ:.　 |⌒ﾌ___人　　　人__人,〉-|　　|: : : : : : ＼
　　　　　l レ´￣￣￣ヾ　|Υ: : : : : :＼／ : : : : : /　| 　 |: : : : : : : : ＼
　　　　 {/: : : : : : : : : : ', │＼: : : : : : : : : : : : : / 　 l 　ﾄ､: : : : : : : : :`､
　　　　 / : : : : : : : : : : : ',. |　　＼: : : : : : : : : ／　　 l 　|　}: : : : : : : : : :`､
239 ：名無しさん＠狐板：2025/04/06(日) 19:56:33 ID:B3WfMnWj: 乙です
240 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 16:58:09 ID:lmAZk8Vi: 　　　　　　　　　　　　 /妁｝　　　　　　　＼＼　＼＿{ 妁ヽ
　　　　　　　　　　　　　乂__丿　　　　 _　 -=ﾆ　　　　＿乂|:::/
　　　　　　　　　／　Vﾊ　　　-=　　　_　　-=ﾆ＼＼::/|/
　　　　　　　 ,　　　 Vﾊ¨　　　-=　,ノ⌒＼＿＿＿/:::|
　　　　　　　　 / 　　　 ∧j斗／￣￣|　　　＼: :.＼＼|
.　　　　　　　 /　　　　 /／ :/　　 . : :|　　　　　 ‘，: . ＼＼
　　　　　　　 /　　　 ,／. : :/　＿: : : :|-─‐ｧx‐-ﾐ}: : 　 ∧:.＼
.　　　　　　/　　　　/ . : : ムイ-‐廴__ﾉ､　（　 j￣{___ﾉ⌒jﾉ: : : ＼
　　　　　　,　　　　 /＿＿_,ﾉ八. ィf笊　）::.. ）笊心 |: 　ﾑ斗‐rﾍ,,）
　　　　 ′　　　廴{ {＼{ {　从 V(ソ　ｰ=彡'V(ソ八　(::: |　 |≪
　　　　　 ;　　　　//..:乂Yi⌒ﾐ八乂' ' '　丶　　 ' ' 'ムｲ ,　）ﾉ　八ハ、
　　　　　|:　　 //: : : :ノﾉ : : 廴__ﾉミ=-　 -　　　乂＿彡ｲ⌒ぃ:::::Vﾊ＼
　　　　　|　　 // : : 〃　／: : ⌒＼ﾉ＞　__ ,,≦7ムィ⌒ |　 |八::::::Vﾊ　＼
　　　　　|､　// : : ノﾉ／r─‐-ミ圦∨:|￣　 ://: /: :|　 .:|　 |::::..＼:::Vﾊ　＼ _
　　　　　{ﾆ}//: : 〃　/__ノ　　. : : : : :＼:V77Ｙ/: /￣￣￣￣￣}:::. ‘,:::::::;,　　（_厂ミ
　　　　　|/∧: : : 厂￣　─＝ニ　-=ﾆ:{///}: : : . ＼: .ﾆ=- : ￣＼ﾉ::::::::::;,　　＼)'ﾞ
　　　　　{从ﾉr＜￣￣　　　　　-=. : ／ /¨¨¨V : : : .　＼: : : .　=-: :＼､:::::::;,
　　　　 / : : 廴/＼　　　 -=　　 :／　:/: : : :.:‘,　: : : . 　＼: .　　　 =-））::::::;,
.　　　　/: : : ﾉ /　　）x＜　　／　　/ : : : : : :‘,　　　　　　＼　　　＼::::::::::;,
　　　　: : :／ /　　 ⌒´ : ＼／　　 /: :　 : : 　: ‘,　　　　 r─j＿__仄}丿::::::::::;,
　　　/:／／{_／　 . : :　　. :＼___r/　　　　　　　‘,＿廴＿ﾉ: : : : .　　　＼:::::::::::::;,
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┃｜　　　　　　　　　　　　番外編　特化型と汎用型　　　　　　　　　　　　　..｜┃
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【注意】

・この話は番外編なので、先に『ヒッキーは銀河時代を生きるようです』をご覧ください。

・この話は銀河編から２００年後を舞台にしています。
241 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 16:58:39 ID:lmAZk8Vi: ttps://www.youtube.com/watch?v=1B-ggjsYf1k

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魔法、それは七大神が重視した科学とは異なる技術体系である。

その最大の利点はクリーンエネルギーであることだろう。

科学は石炭や石油といった化石燃料からエネルギーを取り出して活用するが

魔法がそのような化石燃料を使用しない為、環境汚染がないのだ。
242 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 16:59:12 ID:lmAZk8Vi: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
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　　　 }　　丁　/´　__ ..ィ<^)　　　　　　　　　　　 ////／: : ﾊ:.':、　　　 /: /:./: : : : : ://＞‐-ｭｭｭ｡.,_　　　　`ｰ- .,_　 "''-=､　＼　 /}
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七大神は文明の発達による環境対策を重視して魔法を中心とした魔法文明を興すことにした。

その魔法を実用化するために魔族が造られたが、魔族たちの魔法に対する考え方は多く二つに分かれた。
243 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 16:59:41 ID:lmAZk8Vi: 　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿　　　　ト
　　　　　　　　　　　　　　　トー、　　　ヽ　　ヽ　ヽ
　　　　　ｲヽ　　　　　　　＿＿＿_＼　　　＼ヽ　ヽ　　＿＿　　　　　　　　ｲ
　　　　　ヽ/ヽ　　　／＿　　　　＼＼　　　　i　　 i／´／―,　　　　　／ /
　　　　　　ヽ/ヽ　　￣／￣ヽーヽ　　　　　　　　　＿　イ　　　　　 /ヽ /
　　　　　　　ヽ　/＼／＿＿＿＿／　　　　　　　　　　｀＼　　　　 ./ヽ /
　　　　　　　　ヽ　／ヽ／　／　　／　　　 /i　　　　　＼＿　ヽ　　／ヽ /
　　　　　　　　ヽ　　／ヽー　　／／　　 / ヽ　　　　　　ヽ＿／ヽ　 /
　　　　　　　　　ヽ　／i　　／ i /　 /// .,‐、ヽ　　　　　　ヽi ヽヽ　 /
　　　　　　　　　　ヽ　　i,／i　i　ヽ,ムi,,,,,, i__i　ム＼,,,,　　ノ　　　 /
　　　　　　　　　　　｀ヽ,＿＿ヽヽ/.if''''ｒッ、,,/.ｒッ'ﾗ/ ヽ／＿＿ , '´　　　ただ一つの魔法を極める事が
　　　　　　　　　　　　　　　/　　　 ∧´´￣i '￣｀｀./　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　∧　｀＿　　∧　　　　ヽ　　　　　　魔族のやり方だ。
　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　_i 丶 ´ー｀ / |_　　　　　 i
　　　　　　　　　　　　/　／　　　　|;:;:;:;:丶_ ／;:;;;;:| i　　　i⌒＼/＼＿＿
　　　　　　｛￣￣￣￣'''　　　　　i |;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;::..| i　　 .i　　　　　　　　｀｝
　　　　, ´￣ヽ　　　　/　 /　　 /ー― ＼　／￣￣i　　　.i　　　　　　　　 / ｀ヽ、
　　　／　　　ヽ　　　i　　 i　　　i .i;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i　　　i　　　i　　　　/　　　＼
　／　　　　　ヽ　　 i /　i　　　i　|ヽ;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:／|　　　 i　i　　i //　./　　　　　　ヽ
../　　　　　　　丶　　ii　.i　　　i　 |　　｀'ー‐‐ '´ 　 .i　　　 i /　　i//　/　　　　　　　ヽ
.i　　　　　　　　　丶　ii　 i　　　i 　|　　　　　　　.|.i　　　i/　　 i/　/　　　　　　　　　|
i￣￣￣￣￣￣￣＼i　 i　　　i 　 |　　　　　　　　　.| i　　　i　　　i／￣￣￣￣￣￣｀ i
i　/´￣￣￣￣￣￣ i　 i　　　i 　 |＼　　　　　　／.i i　　　 i　　 i ｀ー―――――― /
ヽー―八＿　／￣　i　 i 　　 i 　.|　｀'ー―‐'´ 　 i　i　　　 i　　i／　＼　　ノヽー―'
　　　//　　　　　　　 i　　i　　 i　　|　　　　　　　　 i　 i　　　.i　　.i　　　　　　　　ヽ
　　/ /　　　　　　　　i　　ヽ　 i 　 .|　　　　　　　　 i　 i 　　 i　　i　　　　　　　　 ∨
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../　 i　　　　　　　　　i　丶＼ i　　ヽ　　　　　　/　　 i　　//　/ ヽ　　　　　　　.|
/　　i　　　　　　　　 /　ヽ　＼ヽ　　丶　　　　/　　　i　／　 ./　　ヽ、＿　　　　/
　　 i　　　　　　　　/　＼_ i￣￣￣￣ ´ ￣｀￣￣￣￣.iー'　　　　ヽ　　　　　ヽ
　 /´　　　　　　人　　　　 ililililililililili{　　　　　 }lililililililililiii　　　　　　ヽ／　　　　ヽ
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´　　　　　　｀＼ i　 /　/　　 i　　　　　i　　　　 i　　　　 i　　　ヽ　　／´　　　　　　｀　ヽ
　　　　　　　　　ヽ/　　　 i　 i　　　　 i　　　　　 i　　　 /　　　　ヽ　 i´　　　´￣￣￣｀ヽ. i
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４８人の魔族の内、４７人がたった一つの固有魔法を探求する道を選んだ。

彼らは自分が選んだ固有魔法だけを研究する特化型になってしまった。
244 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 17:00:16 ID:lmAZk8Vi: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __,　　 -――　　　_}＼
　　　　　　　　　　　　　　}ヽ　　　　´　　　　　　　　　　 ∧　＼
　　　　　　　　　　　 ,　 '／　--　　　　　　　　　　　 .∧
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　　　　　　　　　　　 / /　　　　　　　　　　　　 ',　　　　　　　／　　　　　 }
　　　　　　　　　　　　　　 /　　　 i　　　　　　　 ',　　　　　＜　　　　　　 /
　　　　　　　　　／＿　 .／＿　　 |　　　　　　　　',　　　　　　≧=---r'∠＿＿
　　　　　　　　〃　　｀￣／　　　|　　　　　　　　 ',　　　　 ',　　　　V　　／
　　　　　　　　{　　　　　／　　　　ﾊ　　　i　　　　 ',　　　　　 i　　　　ﾏ≦
　　　　　　　　乂＿　イ　　　　 ′　　 |　　　i　斗七''￣「 |　　　　 i |
　　　　　　　　　／ |　i 　　.」＿_ i　 i　　 }　　 |　 | |　　　　ﾊ |　　　　 | .i
　　　　　　　＜..＿|　|　　　 |　　 |￣「　.ﾊ　　 |　 | ! .ﾊ　 /　 |　　　.i　|　i
　　　　　　　／　　|　|　　　 |　　 |　 |　/　'　　 l　/ j/　j.ィﾁ￣,　　　/| /　 i
　　　　　く　 {⌒|　|　　　　＿_|＿j/　　 ',　/}/ 　,ｨ´:ij:::}　　|　　 / j/　　.i　　　いえ、魔法は汎用性が大事でしょう。
　　　　　　　　／ ./|　　　　　　＼　{:::ij:㍉　 }/　　　　乂::ノ　 /　／ / |　　 i
　　　　　　　　　 //|　ﾊ　　　　 | |　乂::ノ　　　 ,　　　　　　　/.イ　　　　 |　　　固有魔法しか使えないのは困ります。
　　　　　　 // .|　 ∧　､　ﾄ.{ﾊ.　　　　＿　　＿　　＿ /　.|　　　/　　 |
　　　　　　　　/ｲ　,　　　＼ト.._{ .| ∧--vfニﾆﾆYニニYニニト-- ＜/＿　 .|　　　時間が掛かっても汎用性を追求するべきです。
　　　　　　　./ 　 /　　　　i　　　.-=〈ニニニニニ|ニﾆﾆ}ニニニニﾆ/ニニ.＼|
　　　　　　 /　　/　　/　　}_.-=fニニ∨ニニニニ|ニニi|ニニニニ/ニニニニi
　　　　　 ./　　/ 　 /　　 /ニニヽニﾆ∨ニニニニニニ|ニニニ_/ニニニニﾆj
　　　　　/　　/　／　r≦ﾆヽニﾆﾆ､ﾆﾆ.∨ニニニ|ニニニﾆニﾆ/ニニニニ／|
　　　　./　　/イ　.′.|ニニﾆ.＼ニニ､ニ∨ニニﾆ|ニニニニﾆ/ニニニ_.／＼|
　　　 /　／　　/　　 >､ニニニ＼ニﾆ､ﾆ∨ニﾆﾆ!ニニニニ/ニニニ／　／ヽ
　　〃　　　　 /　　 /_　｀''＜ニニ＼ニニニニﾆﾆ!ニニニ./ニﾆﾆ／　　,　／ V
　 .//　　　　 ,　　　 V　｀ヽ　｀''＜ニニニﾆ∨ニﾆ|ニニﾆ/ニﾆ／　　　/ / 　　',
　　　　　 ,　　　　　i　　　ヽ　　 ''＜ニニニニﾆ|ニニ/ニ／　　　　/ /　　　_i__
　i { 　　　　 /　　 |　　　　 ∨　　　　''＜ニ＞ ´￣￣￣_ノ　　　　/ /　　.ｨf笊/
　| |　　 /　　/　　＿|＿　　　 .∨　 V　／ {´　ー== ニ､: : ',　　　 {/　.ｲ笊ｲ　′
　| |　　./　　/　　ﾏ笊笊≧x　ハ　　}／ {　 |　　__　---ィ: : :}　　 /{ｨ笊イ　　 {
　:,　　./ 　　　　 ∨　　ミ笊} _...ィ　　 .{　 |　　＿＿): : : : : } /､/ /イ　　　　ハ
　 ', ∨　　　　 / 　 ∨　　　　 {ff_/　　　 {　 |＿　　ィ＜￣￣/　　＼　　　 / 　〉
　　∨　　　 .／, 　　 i　　　　 .／/　　　 {　 |__..イ|| ﾊ∨＿__.,　　　　}
　 ./　　　／　/　　　.}　　／　/　　　 .{　 |￣￣「　ﾊ∨　 i　　　　,　　　　　　 {
　　　　／　　/ 　 /　/　　　　　.′　　／, 　 ,　　ﾘ　ﾊ∨　|　　　./　　　　　　ﾊ
　　　　　 /　　/ ./　　/　　　　／　 { 　{　　〃　　　}:}　 !　　ｲ　　　　　　　　',
　　　/　　 /　　/ .〈　　/　　　　　. :　　　 }　 }__.//＿＿_.j:j＿| 0　　',　/　　　　　　 ',
　　 /　　./　　ｲ　　}　 ′　　　 . : :　　　 ,　 ,　(__)　　　 (__)　 ',　　　∨ /　./
　　i　　 /　／/ 　 /　　　　　　　　　　　/　/　笊　　　 /笊　　',　　　 ∨　/　　　　　　＼

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　　　　　　二＝―　　　　　　　　　　　　 |!　|!
　　　て￣　　　　　　　　　　　　　　　　　 .:|!ノ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 :て
　　　:　 :　 : 　　　　　　　　　　　　　　 :.:_厂
　　　　　　　　　　　　　　　　)ヽ .:.:.　　　-－
　　　　　 .|!　　　　　　）＼　＼厂

一方で清姫だけは魔法に汎用性を求めた。

これによって清姫は他の魔族から散漫の清姫と蔑称されるようになるが

清姫にはそうしなければならない理由があった。
245 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 17:20:25 ID:lmAZk8Vi: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿___
　　　　　　　　　　　　　　　 _..::.__'"::.::.::.::.::.::.::｀`～､、
　　　　　　　　　　　　　　　 ,.ィ７／/::.＿___::.:､::.::.::.::.::.::.::＼
　　　　　　　　　　　　　　　|＼／／￣￣::.::.＼＼::.::.:＼::.::.::.＼
　　　　　　　　　　　　　 /::＼／::.::.::.::.::.::.ー-...._::ヽ::.::.::.ヽ::.::.::.:＼
　　　　　　　　　　 /:.::{::.::.::.:{::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.｀`～､::}＿__.::.::_,)
　　　　　　　　　　　 ′:人::.::.人::.::.::.::.:＼::.::.::.::.::.::.::.::.::.:.:／-‐／::＼
　　　　　　　　　　　　 |::.::. / ＼::.::.＼:.::.::.::.::.:二ﾆ=-=ﾆ二::.__:／:.::.::.::.::`ー-......._
　　　　　　　　　　　　 |::.::.:|／　＼::.::.:＼￣乂^ソ》 |::.::.::.|⌒:v::.::.::.::.＼ー--- ､::＼
　　　　　　　　　　　 ∧::.::|xｆ笑ミ｀¨¨⌒　　　　　　|::.::.::.|r_) }＼::.::.::.::.:＼　　　)::.::.)
　　　　　　　　　　　 i::.i＼乂乂ソｒ　　　　　　 ,::.::.::.:|__ノヽ::.v::.::.::.::.::.:＼／::／
　　　　　　　　 /.::.|::.::.｀⌒ 　　　　　　　 /::.::.:.::.|:人ﾊ:Ⅵ＼::.::::＼::.::Y´　　　『魔法を開発した』と聞いたけど
　　　　　　　　　　　::ｉ::.:|::.::.::ﾊ　　　 _　 -‐　　　　⌒ｉ::.::.::.|::Y::.:}::} |::.::i::.::.::.::i::.::|
　　　　　　　　　　 |:|::.:|::.:./:込,　　　　　　　　／|::.::.::.|::.::.:/::.}ﾉ::.人::.::.: |::.人　　　状況はどうなっている？
　　　　　　　　人｀:.|::.:从::.::.ヽ　　　　　　　／　 ,::.::.::.:_::.ノ_:ノ／　 )::.:/´ 　 )
　　　　　　　　｀`|::.|(__＞､::.:＞-......-＜ﾆ=-/::.::.::/::.:/⌒´＿_／／　 _／
　　　　　　　　　／|- 人:|＿　　 )´)人(/|. r‐…=/::.::／＞ｧ:⌒| __　　￣＼
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　　　　　　　 ,′　　　 .i　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾏi!i!i!i!ｲ
.　　　　　　　i 　　　　 ! 　　　　　　 i　　　　　　　 Vイ＝=ｧ
.　　　　　　 !　　　　　 !　　 ,　　　　　､!　　　　　　　 } ,､ﾆ=/
.　　　　　　 ',　　　　　　 '. ィ"　　　　　｀丶､ _!　　　　　ﾑ'　T〈　　　　火神さま。
.　　　　　　　 ',　　　　 ´　　.、　　　　　 .;_　!　「Τi 　　,!´.Υi! !
.　　　　　　ﾍ　　　　　 __　､ヽ、　　 .／ﾉ./__,,,ﾘzzx､、 .ハ　ﾉ i! ',　　..　私だけの凄い固有魔法を創りましたよ。
　　　　　　　　｀＜　　ﾞ､示芯=ヽ､／　'""Τ心り}ｲ　/,､,.У　　 ',
　　　　　　　　　　　｀.T　ﾞ.乂f:j　　　　　　ゞ‐''" 从i' l｜|Y　　　.',
.　　　　　　　　　　　　　ｌ|　| i :/:/:　　'　　　　 :/:/: ./ l　ｌ｜ｌ Lzァi　 ',、
　　　　　　　　　　　 |ﾍ l ﾍ　　　　＿　　　 /　{　ｌ .! ｌ |=-く| 　 ',ヽ
　　　　　　　　　　　 | ﾍ{　 i ＞．.,_丶:,_:)　,r '１　,′ 　 ' |!　　∨　 ',. ＼
.　　　　　　　　　　　|　ﾍ　{.ﾕ　　　ｲニﾍf7　　| ﾘ　　　_ノ　　　 ∨.　':,　ヽ
　　　　　　　　　　　　 l　　〉V 　　 i!i!i!i!i!i',ﾍ.　 N　ィi!「{ l　、__,,.. L..,,_ ':,　 .ヽ
　　　　　　　　　　　　,l　 .r‐ァ′　　 !i!i!i!i!i!ｉj　}　　　 ',!i!＞''"´,vzvzvzvz} ':,　　ヽ
.　　　　　　　　　　　 /l　　|ｉ!7　　　 .i!i!i!iﾑＶ　l　　　 Wzvi!i!i!i!i!i!i!i!i!i!iW　　　　　':,
　　　　　　　　　　　/ l 　 .ji7　　　　 i!i!i!i!i!ﾑ .y !　　　　Wi!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!iW 　　　　 ',
246 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 17:21:05 ID:lmAZk8Vi: 　　　　　　　　　　　　　　／:.:.:.:.:.:.:.|　 |IIIIIIIII|　￣~''＜:.:.:.:.＼
　　　　　　　　　　　／:.:.:.:.:/＞''"　 ⅥIIII/ /￣~''＜＼:.:.:.:＼
　　　　　　　　　　　 /:.:./:.:.:./ ＞''":＼ ⅥI' ./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀`'，:.:.:.:`､
　　　　　　　　　　　　　　,:.:.:/:.:.:.:／ :.:.|:.:.:.:.:.:＼　/:.:.:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.:.:.'，:.:.:.:.`､
　　　　　　　　　　 /:.:./:.:.:.:;′:.:.:.:|:.::.:.:.:.:.〈∧〉:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.:.'，:.`､:.:.'，
　　　　　　　　　　　　 /:.:./:.:.:.:.;′:.:.:.:.:|:.i:.:.:.:.:.:.:{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼.:.:. :.:.:.:.',:.:.:.
　　　　　　　　　 /:.:.:′:.:.:.′.:.:.:.:/j人:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼|:.:.:.:.:|:.:.:}
　　　　　　　　　　　/:.:.:.:;:.:.:.:.:.: :.:.:.:.:/　 ___＼:.:.:.＼＼:-―:.:.:‐-......_:.｀`～､_;ノ)
.　　　　　　　　 ,:':.:.:.:.:.|::.:.:.:.:.|:.:.:./ ''"　　　＼:.:.:.＼｀`～､:.:.:.:.:.:.:.:｀.:.:.:.:.:.:.:'ー-人
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　　　　　　　／:.／:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:|:/　　 ,.斗-=ミ　　　　　ｨ斧う_,,ﾊ ,〉 |:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.＼
　　　　　／:.／:.:.:./:.:.:. |:.:.:.:.:.:.'　 ,ィ笊うーい　　　　　辷';クﾞ　　|:.:.:.:.:|:.:.i:.:.:.:.:.:＼　　　それで、その魔法は人間が使用できるの？
　　　／:.／:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.|ﾊ　　ﾞく＞''"　　　　　　　　　　　　 |:.:.:.:.:|:.人:.:.:.:.:＼＼
　　　/:.／ /:.:.:／:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.| {ﾍ　　　　　　　　 ′　　　　　　　 r;:|:.:.:.:.:|:.:.:.:.ヽ、:.:.:.:'，',
.　　 ':/　 /:.:./　 :.:.:.:.:i:.:.|:.:.:.:.:.:.| 乂>　　　　　　＿　　　　　　i∧|:.:.:.:.:|:.:ｉ:.:.:.:.}i:.:.:.:.:.}:.:}　　　　　「いえ、私の固有魔法だから不可能です」＞きよひー
　　 {′ /:.:./　　|:.:.:.:.|:.:.|:.:.:.:.:.:.|`十八　　　　 <　　ﾉ　　　　人/;:.:.:.:.: :.:.}:.:.:.:ハ:.:.:人/
.　　乂_,{:.:.:.{　　人:.:.:.l:.:.|:.:.:.:.:.:.| 〈_〉 .:.＼　　　　　　　　　　　／:.:.:./:.:.:.:./:.:/:.:.:/　j／／
　　　　乂_;:＞　　＼从|:.:.:.:.:.:.|＼:.:.:.:.:.|:.:＞....._　　　　　 ..イ:i:.:.:.:./:.:.:.:./／)／
　　　　　　　　　　　　 |:.:.:.:.:.:.|　＼j八:.:.:.{:.:.:}＿ー-‐ ___,.{人//:.:.:.:./
　　　　　　　　　　　　　 |:.:.:.:.:.:.| 　　　｀⌒ 〈＿_ (⌒) ＿_〉／:.:.:.:./
　　　　　　　 _,.-=ﾐ人:.:.:.:.:.:|　　　　 __ /|　　 |　|　　| 〉⌒):.:/　　　_..-‐　￣｀`ヽ、
　　_　　　　　／￣Ⅵi＼＼:.:.:乂ーｒｆｱ〈⌒＼:　　 |　|　／⌒〉;／丁￣　　　　　_/　￣ `''＜
　/　＼　　／　　　　.Ⅵi:i:〕ｈ､¨¨⌒ ./　 ∨ 　｀Yﾞ￣ﾞY´　　/　　　〕　　 ,＞''~:i:i/　　　　　〉　／＼
　|＼　＼|　　　　　 Ⅵi:i:i:i:i:i〕ｈ､_/,__　　＼___人.._..人__／　　　_〕,ィi(:i:i:i:i:ｉ:ｉ:/　　　　　　 ./／　／/

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ ...-‐…‐- ..,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　 /.: : : : ､ : : : : : ﾊ: ~"''. .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,..|-/-‐''^~: : ヽ: :/}/: :}: : : : : ｀`ヽ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /.:.|/: : : : : : : : :／: : : : }: : : : : :､ : : :＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /: : /: { 、: : : :／: : : : :／:.! : : : : : ＼: : : ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／,ﾞ: : ∧ :{　`'＜ : :__: : イ: : : !: : : : : : : :.ヽ: : : :＼
　　　　　　　　『魔法文明を興すために　　　　　　　／　{ : /{´‘i,:.　　　 ,ｘぅぃ､!: : : | :, ‐㍉: : : : ’,: : :＼’,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {　　 ∧ : { ,ｘ､＼　　　辷ソ　〉 : : |/　　 }: :‘,: : :}ヽ: : }ヾ
　　　　　　　　人間が魔法を使えるようにしろ』　　　　...丶　/ :丶:〈ﾋｿ　　　　　　 |: : : ｌ　〉　ﾉ: : :.}: : :}　Ⅵ!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /: : : }: : l　 '　　　　　　　 |: : : |　／: : :}: :} : /　 }/
　　　　　　　　と私は言った筈よ。　　　　　　　　　　　　. {: : : :.}: :｜　　ｆニヽ　　ﾊ : : !‐. : : : : :}:/／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {: : : :.} : : 、　乂＿ﾉ　　　 |: : :|.:/: : : ／"
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾔ: : : }: : : }ｈ｡　　　　 .　 ´|: : :|: ／'"
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼ : }: : : }､.:.:＞‐... _　-‐‐ | : /´　__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }: : /　` ‐-　にﾆ=-..:::}:/　 ´ 　｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 } /　　　／:::::::::::::／　　　　　　　V/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿_　′_...､-''~:::::::::::::::::::{　　　　　　　　 V/
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __　　厶 -=ニニニニニニ＞ｘ、::::！　',　　　　　　 |
.　　　　 r i^Y　　　　　　　　　　　　 _　 -=ニニニ=-／-=ニニニニニニニニ}ｈ｡‘,　ﾟ,　　　　　　　|
　　　　 ‘,‘,‘,.､　く＼　　　　　　　 _ -ﾆ／/-=ﾆニ=-／-=ニニニニニニニニニﾆ=-ヽ:､　.
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　　＼　｀"ヾｰV　　 |　十ﾅ7´ 　 V| ﾊ　　八/　 |/´"T　‐　ｌ　　　　／
　　　　＼.　　　',　',　ｉ　　 |　ｘ:=＝ミ　 ',　/ 　=＝=ミｘｌ: : / i　 , -‐＜
　　　 ,　´｀`ｰ　 ',　ｌ　　',: :〃 'ﾟ :::::ﾊ　　 V　　 ;'ﾟ:::::::ﾊヾ／　,'　　　　｀､
　　〈´　　　, ､,ヽ ',　ｌ　　＼{{　Ｖ:::::　ｉ　　　　ｉ:::::::　ﾘ　}}/: ,'ｰ´｀-‐''"´
　　　｀ヽ､/,' i　　＼',　　',　Ｃつ-‐''ﾟ／/／/／/｀`''Ｃつ ,' ,'　| 　　 ',　　　　　そ、それは……。
　　　　　　i,'　　　　|　',　　ｏ　／/／/／/／/／/／_／ｏ:　　i　　　 ',
　　　　　　,'　　　 |　　 ○ i' ,　　　　　　　　　 ⌒ｱ°　 '　　　　 ',
　　　　　 ,'　　　 ,′' 　 ',　 :　｀　、　 r～‐～ｰ､　 ,､く i 　〇,' 　　　 ',
　　　　 ,'　　　　　 ',　　!　i　　　　＞､,_￣⌒￣..ィ´　　i　　　 ,　　　　 ',
　　　　 ,'　　　　　　　'　 '',i ',　　　_ }　　｀"　　´ {　　　,'　,',　 ,　　　　　　 ',
　　　　,'　　　　　　　　', ,',..',', -‐'' V∧　　　　　 ∧V　''‐,'-', ,'　　　　　　　 ',
　　　 ,'　　　　　　／　',',',　',: : : : V∧　　　　 ∧V: : : :,': : i/,'　＼　　　　　',
　　　,'　　　　　　 i∧　　　', ',: : : : : V∧　　　∧V: : : : : : : ,'　　 ∧i　　　　　',
　　 ,'　　　　､　i:::::' 　　　',: : : : : : V∧　 ∧V: : : : : : : :,'　　 , '::::',　 , -,　　 ',
　　,'　　　　i　｀ﾄ::,:::::',　　 ',: : : : : : V∧∧V: : : : : : : :,'　　 ,':::::::y´　 ,'　　　 ',
　 ,'　　　　　 i 　　＼}　　　',: : : : : : V∧V: : : : : : : :,'　　　'::::／　　 ,'　　　　 ',
247 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 17:21:39 ID:lmAZk8Vi: 　　　　　　　 _,(>
　　　　 _,,　/(_ ′　　　　　　　　　_ ...--....... _
　　　く(,,_火乂　, ´　　　　 /∠／:.:.:.:.:.:.＼:.:.＼
　　　　ﾞ>';v';／_,,..) ′　　　/_／:.:＼:.:.:.:',:.:.:.:＼:.:＼
　　ﾞ;人/;';';';'乂;);';(人　　ハ:.:＼:.:.ⅰ:.:.:|:.:.:.:.:.:.`ー-=ミ､
　　人;'γ(;';';';'(';';';'㌻ﾞ　　 {:i:{＼⌒ー--‐::ァ:.:.:.:.:.:.|:.＼ :＼
　　ヾ );'⌒;';(Ⅵﾉ´ ′　　从)　焔ｱ丁:.:.:|＾ｉ.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:} ﾉ:ﾉ　　　　魔法文明を興す為に何か成果が出たの？
　　　火;';';';';';^;'ｱ ´ 　　　 <　　　　 |.:.:.:.|丿:.:.i:.:.:.:|:.:.:/／
　　乂';(⌒じ'′　　　　　　ｒ　'　　 |:.:.:ハ:.:.:/:.:.:/:.:/　　　　　　　清姫、正直に答えなさい！
.　　　 ┌ 、/Yヽ　　　　　ハ　　 _/:./　_}:/|;／／
　　　　＼/ / /_　　　　 /:.:/｀了/:./イ⌒Ｖ　＿__
　　　　 | i 〈/ ﾄ､　　　　人/　_／イ__/ア_∧|__　　　〉／〉
　　　　　　＼i⌒Ⅵi､　　　　 __ ⌒γ⌒>￣〉:i∧∧　／／〉
　　　　　　　〈＼:i:＼)　 |＼ |　＞''ﾞじく〉　＼/i∧／／　/
　　　　　　 (＼＼:ｉ:〉　|;＞'"＞人_／===ミ〕／／　　/
　　　　　　　＼〉√》 /(_):i:i:i:i:/:i:〈_Ｘ　　_／:}//＼　 /
　　　　　　__/ 　〈Ⅵ:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ{:i:i:i:i:i:i:i丁::::::::: ＼//＼
　　　　　　 //〈　_/i∧:i:i:i:i:i:i:乂:i:i:i:i:i:i|::::::::丿　＼__/
　　　　　　　＼/＼i_/　＞-〈＿__＞‐-==彳　　 /
.　　　　　　　＼//〉　　∨__＼／＼/:::::/　　　/
　　　　　　　　￣｀_　　∨=/く⌒＞''"　　　 ;′
　　　　　　　　　　　　｀_　　У＼i＼　　　　　 :、
　　　　　　　　　　　　　 /￣|__i／￣--r‐‐ｒ‐"　＼
　　　　　　　　　〈￣___/|:i:i:i:i:i:i:i:il::::::|　　　　>,_
　　　　　　　　　　　 /:i:i:i:〉:|:i:i:i:i:i:i:ｉ:/,::::| 　　／ ⌒ヽ
　　　　　　　　　乂^ｿ|::|:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:/,::| ／〉　　　 }
　　　　　　　　　　　　　　ﾄ Ⅵ:i:i:i:i:i:i:i:i:i://　 /＿_,,... -‐┐
　　　　　　　　　　　　　　 |_＼_>ー==一〈_.／⌒i::::::::人::::}
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　　　　　　　　　　 /:::::/￣￣￣　　|　　　　　＼:::::::::::＼
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　　　　　　　　　　　　　　　 Ⅵ/|i/i/i/i/ｉ|/i/i/|ｉ/ｉ/ｉ/ｉ/

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ
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　　　　　　　 ,'　 V＜: : : : : : : : : : : : : ｀''＜　|　∧
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　　　　　 |: :{: : : ',: :|z≠ミ､',: : :./　ﾘｧ≠=ミ: :ﾍ　　　, イ
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　　　　 .从: :ヽ: :{ﾍ:::::∨ｿ::::::::::::::::::::∨:ｿ::::://ン }＿イ　　　　　そ、それは……
　　　　　 .＼: {＼ゝ;とつ　　 ,　　　.とつィ:}:／|　,ｲ　｀ヽ
　　　　　　　 .l: : l :从　　　＿__　　　／|｡: : |⌒).　　／∨
　　　　　　　　 l: : l: : ｡: :.､.　（ ⌒V 　イ　 .|: o:.|: : :＼／ : : j
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　　　　　　　　.|: : :ｧミ:　＼.ミニ＼､　 ,ィニﾊ: : |〉￣￣￣ //│
.　　　　　　　　|: : .|} 　　 /ヽミﾐニ|≠ニア　 V从　　　 //::ﾊ.|ヽ
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　　　　　　　　|: : : .|} 　７ヽ＼＼＼_.).) ヽ/ﾍﾍ.　　　 //::::::::/ : : : :Y
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　　　　　　　 .|: : : : :|} 人___.／＼　　　　　　∨　　〉.　　　　　　 /
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248 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 17:22:10 ID:lmAZk8Vi: ヾ　＼＿,,/廴＿,ノ　ヾ─=＝イ　 ,　　　　　　　　　　　　　　　　 ′|　　　ヽ　　　＜
.　　　　　　　　　　　　　　　　￣（＿　　　　　　＿　　　　　　　 |/∧ |　ヾ |　　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　´ﾉ| { ﾊハ　　　　 {tｭ　rt　.|ﾉ　　＿＼　　　　　┼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　（＿　　　 |川∧{ |ﾉ|　　　　　　　　　ﾉ　　　＼　　　　　ﾉ　よ
　　　　　　　　　　　　＿_　　　　／　　 { =-　-= |　　　　　　>-=≦　　　　　〉
　　　　──ｧ | |　　／　|─ |　　　∠＿　　　　　　　　ﾉ　x=ミ　.／＼三=-ノ: :｀ヽく　　　　　　　/
　　　　　　（　　　　　イ　二_　　　　　／　　　　}≧=≦　/ﾆﾆ／: : : : : : : : : : : : : : : :＼　　　　　/
　　　　　　　　　　 |　寸　　　　（＿　　／三二=彡: : ∨: : : : : : : : : : : :＿＿: : ／　　　　 /⌒廴ノ
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　　　　廴_ ノ　　　　つ　　　　　　　／: : : : : : : : : : : : : :｜: : : : : : :.////////////∧　　、ノ　ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　（＿: : : : : : : : : : : : : : :|: : : : : : :〈///＼////////〈
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　　./　　こ　　　　　　 |.　　し　　／　／　 : : : : : : : : : : |: : : : : : :.:7=彡　　　.{ノ///// 　ﾉ | 乂
　　　　　　　　　　　　　　　　　（＿／　_ｭ |: : : : : : : : : :.:|: : : : : : :/　　　　　　 V｀ヾく　　　＿＿
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　　　|　　|　　　　　 ○ヽ　　　　 ∠.　　　 :l ,r: : : : : :. :. :. :.|: : : : : : : : : : : : ｀ヽ　ﾉ　 /　　 .|＿|＿|
　　　o　 o　　　　　　　　　　／　　 -={: : : : : : : : : : :| : : : : : : : : : : :〈__, イ　　 /、　　 .＿|＿
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　　　　　　　　　　 /⌒廴ノ　　 ∠:::::::: Lr=ﾐ. 　∨ / : : : : : |: : : : : : : : : : : : : : : |:::::::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::.. 　 ∨ / : : : : |: : : : : : : : : : : : : : :ﾉ::::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　　（＿::::::::::::::::::::::::.　　∨: : : : : :|: : : : : : : : : : : : ／::::::::::::::::/

清姫は七大神から魔法文明の誕生を求められているので

自分専用の固有魔法の開発をやらなかったのは、こういう事態になるのが目に見えていたからだ。

勿論、『前世のオタク文化の影響で魔法の汎用性を重視していた』という理由もあるが

清姫が魔法の汎用性を重視したのは趣味だけでなく仕事も関係していた。
249 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 17:38:43 ID:lmAZk8Vi: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,．-ｧ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,. -''´::::::/
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ilﾍ､.,/:::::::::::::::::::／　 i)　　　 ,,..　-‐ー.....､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 iﾘ　　｀ヽ::::::::::i!　　　 iﾄー '::´::::::::::::::::::::::::ｿ
　　　　　　　　　　_,.､　　　　　　　　,.i!(　　　ミ',===ﾚ,.　　 iﾌ三=＞__,,.. ．-‐'´　　　　　　　,.－‐‐ ｧ
　　　　　　＞-''´　ヽ.　　　　,..-'::´::i!!､　　　三 ii j､　 .／,.i´ヽ.ノ,...--､　　　　　,.............／　／
　　　　　　　＼　　　　ー‐､／ ::::::::::::: ill＿＞ーi!=' ::＞ﾆi￣ヽー - ､　ﾐ｀　　　／　　　　／　　　　　　　　　　_,.．-'''"´
　　　　　　　　＼　　　/　./ ::::::::::::::::::::::::/7ｧ,,_ -＜´.,iｲ;;jヽiヽi､､､v/ヽi 　　 l　　　 ,rー＝'　　　　　　　_,.．-'''"　 _,.．-'''
　　　　　　　　　　￣＼　　l,:::::::::::::::::::::::::i' 　 j'ｒ-ｉ､ヾ'　ｰ' ｿｉ!､:::::｀::'´¨:i　　　ﾉﾍ　　 |　　　　　　 _,.．-'''"　_,.．-'''"´
　　　　　　　　　　　　 l　　ゝ､二::-‐'''7i!　 j ヽ. 　 = ｧ ,イ〉<::::::::::::::::::i!＜´ ハ　／ __　_,.．-'''" _,.．-'''"´
　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　ヽ＜ l　 lヽi |｀iニ｀´:::::l　|ﾐｿiヽ､::::::::j　　｀ヽ<r'｀'ｿ /´ _,.．-'''"´
　　　　　　　　　　　　　　｀ヽ､　　　 i￣l 　 l :: i!　　￣￣　　l＞ｿ､)｀´ ,｀＞ｰ､.,_｀ﾞ　 'ｧ'´
　三ﾆ=‐‐- ．..,,__　　　　　　　ヽ＿　ヽl 　 l :: l )　　　 _ノ　　〉v'ﾚ )::｀::::ヽ.＜´￣｀ー'
　二二三三三三三=-､.,　／二iー'￣¨ヽ_ノ:: l ＞ﾐ.ー----_ﾆｿi｀'iﾚ'i､_:::::::::::::::::｀::ヽ..､
　三三三三三三三,-､/'´￣::::::::::::::::::::::,.=-‐'￣ヽ　￣二二ソ-　　　｀ヽ::::::::::::::::::::::::::i＼
　二二三三三三ﾆ>_/ ::::::::::::::: ,.-,.=-'´　　　　　｀ヽ　　　　　 ,rー―､　　ヽ､::::::::::::::::::::i! ヽ
　三三三三三三/｀ｿ::::::::::::::::::::l__ヽ.　　　　　　　　　　　　　　〈　　　　l　　iﾘ::::::::::::::::::::::ヾヽ
　二二三三三三>.,_i:::::::::::::::::::::: (　〉　　　　　　　　　　　　　　ヽ_＿ノ　　<i!|:::::::::::::::::::::::::)ｿヽ
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　二二三三シ'´ヽｿ :::::::::::::::::::::::::｀) >　　　　　　　　　　　　　　 ,.-､ ,.-ｧ　<:::::::::::::::::::::::::｀ヽｿ
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清姫は更なる成果を出すために魔女を創り出して魔法の汎用性を高めて魔法文明を発展させてきた。

清姫と魔女は多くの成果を出して王国を星間国家に成長させる原動力になった。

つまり、王国において魔法は特化型の固有魔法ではなく汎用型の多種多様の魔法が重視されていた。
250 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 17:39:13 ID:lmAZk8Vi: 　　　　　　　　　_　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _
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〈ﾆニニ=- }////／-=ﾆニ/-=ﾆニニニニニニニニニニニニニニニ=-∨ニ=-Vニﾆ=-「￣￣

しかし、天空神の全知によって魔族の固有魔法が持ち込まれてくると話は変わった。

魔族の固有魔法は有益な物もあったが癖が強く改良して汎用性を高めるのに苦労したからだ。
251 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 17:39:48 ID:lmAZk8Vi: 　　　　　　　　　_＼ﾆ=-　 ∠＿. . ..∨　∧　ﾆ=-
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　　　≪⌒　 /, : :　　八ﾉ＼ : :〈　　 /i/i/i/　爪　 '/⌒ヽ=- 」＿　　　　　　　　: : ∨ /
　　　　⌒ ア-_/,:　＼　,ｨzzﾐ^⌒　　　　　　　| 　 '/　 -=ﾆ二二ﾆ=-　　　　 : : :∨
　　　　　　＼-_∧: :　＼《V ソ　 ′　 ┐　/　川　|　 |-=ﾆ二=-/　　＼　　　 :|
　　　　　　 ⌒^＼: :　 ^≫-/i/ 　r､ゞ '　ｲ　 ⌒/, :|　 -=ﾆニ- / 　　　 .　　　 :|
　　　　　　　　　 `≫=┬一}hs　〉「￣-ﾊト　　　ﾉ /-=ﾆ二-/　　　　　　　 : : :|
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　　　　　　　　　　　　八　〈 ./　┌ 」-= 乂 |　/ﾆ=- ／/　　 /,　　　　　:|　　: :
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　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾄ- ′　　〕ト -┬─┬─彡　　　　 :|　　 : : ∨ /
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　　　　　　　　　　　　 { /:　　　　　　 /　　　　　　　 : : ／::::::::／
　　　　　　　　　　　　　八: :　　　　　 /　　　　　　　　 : : ／::::::::／

特に死者蘇生などの魂に干渉するタイプの魔法は人間でも使用できるように普遍化するのは不可能だった。

つまり、魔族（清姫）と魔女専用の魔法になってしまった。
252 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 17:40:16 ID:lmAZk8Vi: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　 . : : : : : : : : : : : : : . .
　　　　　　　　　　　　　　　／/: : :===ミ,: : : : : : : : : ヽ
　　　　　　　　　　　　　＼':／｝: : : : : : : ',: : ＿, ノﾚ':i: :＼
　　　　　　　　　　　　 /: :_乂ﾉ_: : : : : : :￣: :／: : : ノ: : : :.＼
　　　　　　　　　　　　.: : :ﾄ.: : :､: : : : : : : : イ: : : 丁: : : : : : : :＼
　　　　　　　　　　　　i: : :| ＼: :＼ー.ｨ≠ミ､',: : : |: : : ヽ: : : : : : : : .
　　　　　　　　　　　　|: : :|　-｀''ー` ′f沁》 ', : : |.-､: :.:',: : : : : : : : : V　..　いや、人間に限らず魔女でも死者蘇生を濫用したら駄目よ。
　　　　　　　　　　　　|: i: {' ｨfミ､　　 :/:/:/:.|: : :|ｂ }: : :.',: : : : : : : ﾄ､!
　　　　　　　　　　　　}: : :ﾊ《沁　,　　　　　　|: : :|.ソ: : : :}: : : :}: : : }　　　　確かに私たちの神話は死後の管理はしていないけど
　　　　　　　　　　　 /ﾊ: : : :',:/:/　　_　　　 |: : :|人: : : ﾊ: : :∧: :/
　　　　　　　　　　 {:.V:|: :.八　　 '　　　　　.:|: : ;｀Y´: :/ ﾉ／　 }/　　　　　やりたい放題していいわけではないわ。
　　　　　　　　　　　乂:.|_..-´_＼　　　　.ィ　 |: :/}ノ}／
　　　　　　　　　　　　　/:::::::ﾄ, }ﾉ:.＞≦ｒf 二 }:/ |_＞　´￣',　　 .／i
　　　　　　　　　　／|:::::::::{ノ/＼ト､:}　}..--,　八　　　 ', .／／|
　　　　　　　　　　　{／^>:::ﾉ::ｨ　＿ﾉ7≦__／__/::::::',　　　　／／　.i!
　　　　　　　　　　 f　フ:::/´∠　-----　ミ､＿　}::::::',　　 / /　　　i!
　　　　　　　　　　/　{::::::i_.／ニ,′　　　　　＼::::::r- ＜/ /　　　.i!
　　　　　　　 ../＞≦ﾆ/ニニi!　　　　　　　 |::::＼__/ /　　　　i!＼
　　　　　　　_.ィfニニﾆﾆ{ニニ{{　　　　　　　 .:|:::::::|-'　'-　＿　 i!,　　ヽ
　　　　　　　〉ﾆﾆニニニ_ニニニ_　　　　　　 / L::::_}にコ_＿　＼..∨　　　､
　　　　　　 ,ﾆﾆ　 _ﾆﾆﾆﾆ､ニニﾆ:',　　　　 .ｨ　　＿|:_',　　　　＼_}　 V　　　＼
　　　　　　 {ﾆニニﾆニﾆニ＞-=ニゝ-=≦　／　　　　,　　　　　 |　　 ∨　　　 | ヽ
　　　　　　i Vﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｨ_／　7ﾆ〃_　／　　　 --=:',　　　　　|　　 ∧ミ､　　!//,
　　　　　　､＼ﾆﾆﾆニ/　{　　/ _／/ .'　　／　　 .ｲ i　　　　 }　　　ﾊ//＼|///,
　　　　　　　　｀''＜二.ィﾍ＿､／（__.ィ ∧　／　　／　i　!　　　　 ,　　　　 i////////,
　　　　　　　　　|　　　 {⌒iニニニニ∧ ∨　　.ｨ　　 ! .|　　　　　,　　　.i///////∧
　　　　　　　　　|　　　寸ニニニニニ∨　　/ i!　　乂}　　　　　∨　　　i////////ﾊ
　　　　　　　　　､＿／ﾏニニニニニ.∧　/　i!　　　　 ''＜　　　 V　　 .|/////////,
　　　　　　　　　　　　　　 ∨ニニニニﾆﾆ∨　.i!　　　　　　　..＞-　_',　　 |////////'∧
　　　　　　　　　　　　　ﾊニニニニニニ',　.i!　　　　　ｨ "´　　　　｀　＜//////////,
　　　　　　　　　　　　　　//,}ニニニニニニ',　',　　　／/　　　　　　　｀ヽ_//////∧
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　　　　　く　 {⌒|　|　　　　＿_|＿j/　　 ',　/}/ 　ｨ::ij::::} 　　|　　 / j/　　.i　　　.　おっしゃる通りですが、それなら全面禁止にするか
　　　　　　　　／ ./|　　　　　　＼{:::ij:::Y㍉　 }/　　　乂::ノ　　 /　／ / |　　 i
　　　　　　　　　 //|　ﾊ　　　　 | |乂::ノ　　　　 ,　　　/:/:/:/:/.イ　　　　 |　　　　使用条件を厳密に決める必要があります。
　　　　　　 // .|　 ∧　､　ﾄ.{ﾊ:/:/:/:　＿　　＿　　 u. /　.|　　　/　　 |
　　　　　　　　/ｲ　,　　　＼ト.._{ .| ∧--vfニﾆﾆYニニYニニト-- ＜/＿　 .|
　　　　　　　./ 　 /　　　　i　　　.-=〈ニニニニニ|ニﾆﾆ}ニニニニﾆ/ニニ.＼|
　　　　　　 /　　/　　/　　}_.-=fニニ∨ニニニニ|ニニi|ニニニニ/ニニニニi
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　| |　　./　　/　　ﾏ笊笊≧x　ハ　　}／ {　 |　　__　---ィ: : :}　　 /{ｨ笊イ　　 {
　:,　　./ 　　　　 ∨　　ミ笊} _...ィ　　 .{　 |　　＿＿): : : : : } /､/ /イ　　　　ハ
　 ', ∨　　　　 / 　 ∨　　　　 {ff_/　　　 {　 |＿　　ィ＜￣￣/　　＼　　　 / 　〉
　　∨　　　 .／, 　　 i　　　　 .／/　　　 {　 |__..イ|| ﾊ∨＿__.,　　　　}
　 ./　　　／　/　　　.}　　／　/　　　 .{　 |￣￣「　ﾊ∨　 i　　　　,　　　　　　 {
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　　 /　　./　　ｲ　　}　 ′　　　 . : :　　　 ,　 ,　(__)　　　 (__)　 ',　　　∨ /　./
　　i　　 /　／/ 　 /　　　　　　　　　　　/　/　笊　　　 /笊　　',　　　 ∨　/　　　　　　＼

青藍神話では死後を担当する天国や地獄といった概念は存在しない。

死後の魂は宇宙のどこかで勝手に転生するというシステムになっていた。

伊藤誠のように余程悪質な者を除いて、善悪を問わず野放し状態になっており

死生観には緩い部分があったが、それでも死者蘇生は拙かった。
253 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 17:40:56 ID:lmAZk8Vi: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧ 　ヽ{ |:.:.:.:.<>:.:.:.:.',　　　　｀　从:.:|:.:.:/i:./
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧ V　　乂从{ ﾍ:.:.:.:.＼　(_v　 .ｲ }:.:.ハ/ j/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　 ', Vｒ＜＜:.:.:.:.:.:', ＼:.:.:.:＼-＜　 /.ｲ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.′　', V　　　＞--..}　｀￣￣､　＼　　　　　　ここは神が誤って死亡させてしまった者に限定する。　
　　　　　　　　 r､　　　　　　　　　　　 |　　 | |__... イ////ﾉ　　　品　Vノ }
　　　　　　　　.八＼　　　　 ---､　　　　ノ~　-- {__／///r___フ　ﾏLi７. ＼/＿＿　　　神の過ちを補償するという方法なら問題ないわ。
　　　　　r--　＿＼ﾉ:､__／_ ⌒ヽヽ_..＞ ´￣`''＜／ V///　ヽ.／　　ヽ/　　　＼／/
　　　　　　ー--,ﾉ::::ヽ::::＼＿ヽ＿∨,　　　　 .イ＞|＼ヽ/　　/＼　 /ﾆ.',ﾆ＼　　.〉/
　　　　　 r ''"´_)::::::::}::::::／::::(__ノ__}_}　　 .イ/////}＼　}＼　　　.／ﾆﾆ.}ニﾆ＼/:.}
　　　　　｀￣/´_ヽ:::::::::::::::::ノ´＿　 -=≦//＞ ''´ ∧　八:.:.＼／|ニニ/ニニﾆﾉ:.八
　　　　　　　/ノ　　｀￣｀￣////////.＞ ´　　／　 | ､ヽ :ゝ.:.:.:.:.:{ニイ =--- ≦-､
　　　　　　　　　　　　／///////＞ ´　　　 _/　　　 |　＼.> /ニニﾆ/'　 ',　　＼ } }∨
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　ﾏi:i:iﾑ　　　　'，　　　'，
　　　　　　　　　　　　　　　　 /＜:i:汽:i:i:≧ﾄ､ﾄ､ '，　　ハ　　　確かにそれはありでしょうが、対象がレアケースですよ。
　　　　　　　　　　　　　　 / .／i{ < 从　{ -‐―∨ /
　　　　　　　　　　　　 /　|＼/ゝ |　|｀　｀¨¨` ∨ {　　　.　人間が生き返る例は限りなく少なくなるでしょう。
　　　　　　　　　　　　　　　 /　 .|　|: : /|　|.　 r― ､ｨ(　 '，
　　　　　　　　　　　　　 /　　 |　|_:/_|　| へ|　　　ヽﾄ､ヽ
　　　　　　　　　　　 / ＿___|　|//.|　|x//l　　　 ∨ ヽﾊ　　　　　　　　　「濫用されたら困るからそれ位が丁度いいわ」＞火神
.　　　　　　　　　　　 /　ヽ＿　｀寸.∧.|///l 　　　Ｖ
　　　　　　　　　 ,　　 / 　＼　|＼ﾍ!.//ﾑ. 　　　 '，
　　　　　　　　　　　　 /　　 ∧.|　 |//// ﾑ　　　　 '，　.　確かにそうですね。
　　　　　　　　　　　／　　/　　　　 |　 |//////ﾑ.　　　 '，
　　　　　　　／　／,　　　　　 .|　 |///////∧　　　ヽ
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　　　　 {￣ ~''―――＜⌒ヽ.　　　/　/￣￣￣￣￣}へ.　　　　＼
　　　　 {　　　　　　　　　＼.　　　/　/ |zzzzz≧≦zz厂: :＼　　　　ヽ
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青藍神話の神々は比較的穏便な者が多く、人間を無暗に殺す者はいない。

稀に頭のおかしな者が神を襲撃して返り討ちになる程度だった。

勿論、これは神にとって正当防衛にして天罰という扱いなので過ちにはならない。
254 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 17:41:23 ID:lmAZk8Vi: 　　　　　　　　　　　　ﾄ､　　 _/|.....---............_
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　　　　　　　　　　 ′:.:.:.:.:.|:.:.:∧:.:.:.:.:.',:.:.:.:.:.:.:.:,:.:.-‐‐:.:.:.|:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.｀`～､、
　　　　　　　　 |;:.:.|:.:.:.:.|:.:/　＼:.:.:.＼_:.／:.:.:.:.:.:.:＼:.|_:.／:.:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.｀`～､:.:.:.｀`～､、
　　　　　　　＿__,,/:.:.:|:.:.:.:.|/　　　＼:.:.:.＼　ｨ浮笑ミxヽー--‐:.:'"ヽ:.:＼:.:.:.:.:.:.:.＼￣￣):.:.}
　　　　　／＿:.:./:|:.:.:.|:.:.:.:.|／⌒ 　　＼:.:.:.＼　 _)rハ　|:.:.:.:.:.:.| /_) }:.:.:.:.＼:.:.:.:.:.:.:.＼／／
　　　／:/　　 /:. l:.:.:.|:.:.:.:.|　 ,ｨ笑ミ　　｀¨¨⌒　ゞﾟ '"　|:.:.:.:.:.:.| :〉i　}:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.:.∨
.　　 /:.:.:.{ 　 ,.:.:.:.:.| .:.:|:.:.:.人狄　_)ｆﾊ　　　　　　　　　　 |:.:.:.:.:.:.|/ノ /:.:.:.＼:.:.:.:.:..、:.:.:.:.:|　　　実際に対象になるのは
　　　:.:.:.:.乂/:.:.:.:.人:.人:.:.:.:.|ヽ　ゞ'"　　､　　　　　 ´´　|:.:.:.:.:.:.|=彳:.＼:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
　　　＼:.:.:/|:.:.:.:/:.:.:.ヽ:.:＼人ハ　　　　　　　　　,　　　 |:.:.:.:.:Ｎ:.:(_).:.:.:.:.､:.:.:.:.:}:.:.:.}:.:.:.:/　　　神が事故で人間を死亡させてしまった場合ね。
　　　　｀ {:.|:.: ∧:.:.:.:.:.:.:__:.＼:.込　´´　　ー　　　　　 |:.:.:./:.:.:.:人:.:.:.:.:.}:.:.:.: }:.:.:.}:.: /
　　　　　 j八:///＼ー/　　＼:.:.ヘ　　　　　　　　／/|:.:/:.:.:.; ｀Y´／:/:.:.:.:/:.／／　　　..　この場合は保障として
　　　　　　 Τヽ:/＼　　　　＼-､:＞......　　　　／　;′/:.:.:./:.:.:／:／.:.／⌒¨´
　　　　　　　　 |　 ∨ｉ∧　　　　　∨i＼>=-　二´　-= 》:/:.:／)／⌒´)／　　　　　　　　　　　死者を蘇生させる魔法の使用許可を出すわ。
　　　　　　　　 |　　∨ｉ∧　　/ 〉　〉/i/＼/二>|＼__>人)/
　　　　　　　　 |.　　 ∨ｉ∧ / / .／ ∨i/i/|＼＼＼|　|/丁ヽ、
　　　　　　　　 |　　　 ∨ｉ∧/／:i:i:i:i:i∨／＼| {⌒ヽ＿_/_＿＞‐…ー...､___
　　　　　　　　 |　　　　∨ｉ∧:i:i:i＞'"Y___〉　/{⌒/＼____:i:i:∨/i/i/i/i＞'"／|
　　　　　　　　 |.　　　　∨ｉ∧〈___／　　／人,//＼)__:i:i:i:i:∨＞'"､丶`　　|　／|＼
　　　　　　　　 |　　　　　〉/i／/　　　／　　/|i`|　r-....__:i:i|￣　＼「 |　　　;／/i//i/
　　　　　　　　 |　　 _　-=/i/i/__　／ /　　.＼人_| 乂:i:i:i∧　 |⌒＼___　/i/／i／|
. 　　　　／r‐=i/i/i/i/i/／￣ >　〈　　　　＞人___)､:i:i:i＼乂__ ノ_ノ＼´i／　;′
　　　　　／　 |i/i/i　-‐ ／　　／／＼＼　　〈＼|　　 |八:i:i:i:i:i＼　/ 　 _ .ﾉ　　 /
　　-‐ 　　　丁　　 /　　／／　　　｀⌒ ／:＼￣ /i 〉`ー-=/⌒7'"　＼　 /
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i　∨
　　　　　　　　　　　　　　　　}',　　　　_　　　――　　　　、　　i　 ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　i　', ／　　　　　　　　　　　　　　ヾ　　∨
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　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　_　　ヽ　',　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　ヽ￣　ー'-　　＼　　／/
　　　　　　　＼　ー/　　　　　　　　　　　　　　',　　　　　＼　　　　ヽ　V　　/
　　　　　　　　　＼ ,/　　　 .i　　　　　　　　　　　', 　 ',　　　　　＼　　　 /　 /
　　　　　　　　　　　　/　　　　 i 　i　　　　　　ヽ　　 l　　.i　　　　　 ',　　　　／　　　　　そこまで限定するなら、この魔法を習得するのは
　　　　　　　　　　　　{　　 .{ 　 i　.{　　　　L＿i__ヽ　}　　i　　　　　 i　　へ
　　　　　　　　　　　　i　　　{　./i　|',　　　 }　.ハ　ヾ}　.ﾉ　　　　　　lノ:::::::::::ヘ　　　　　私、魔理沙、パチュリーの三名で十分ですね。
　　　　　　　　　　　　i　　　 { /ゝ个、　　i }　 xzZzza ﾉi　　　　.i　./::::::::::::::::::::::ヘ
　　　　　　　　　　　　.i　、　ぃィkz.' ,　 i　ﾚアVIりヾ/.／　　/i ./ﾍ:;;;;;∧::::::::::::/　　　使い道がないにも程があります。
　　　　　　　　　　　　 ', i ＼　 {《Vｊﾊ　ヽi　　　　ｘンｿ　i　　/　}/i } |　　ト--　'
　　　　　　　　{~. ^, 　　ヾ　| ＼{. Xツ　　　　　　　// ｿ }／　　　l. 'ﾉ'i',　 .|',　',
　　　　　　　ﾉi　',　.　　ヽ.|　　ヾ''' 丶　　　　　　　　　　　|　　　ﾚ　 i_',　.|_ゝ ',　　　　　　　　　　　　　　　　　　「濫用するよりはマシよ」＞火神
　　　　　　　/i .l　',　i　　　 |　　',　　　, --　、　　　　　　 i　　ハ　　　　　　　',
　　　　　　　', i　'　　.i　/'i　|　　ゝ　　ヽ、　..　　　　　　　 .i　　i　　、　　 i　　　 ∨
　　　　　　　 i　／　　ﾚ　i　 i　　 {　＼　　　　　　／　　 .i　　i　　　、　　i　　　 ∨　　　そうですね。
　　　　　　　 .i　　　 /　.}　 i',　i　',　　个ｰ=彳　　　　　 ..i　　|　　　i　　　i　　　　 ∨
　　　　　　　　|　　　.{　 i 　 i ', i ', 　　i　ヘ__|　　　　　　ﾘ　 .|　　　　　　　i　　　　∨
　　　　　　　　.|　　 .{　ﾉ　./　',i ／{__／. ＼iiゝ　　　　ノ'i　i',|ヽ　　　　　　i 　　　　.　∨
　　　　　　　　」　　;　ｿ＿/,, ／　i |:::::＼:: : ＼iiゝ　　　　 ', | }/i::＼　 _　　 i　　　　ト.　＼
　　　　　　　/il　^'''　./...',　　　　 .i i::::::::::::＼:: : ＼iiゝ　　　.i| //i :: iヾ_ゝ＼ i.　　　　 l　＼
　　　　　　/:::::::l　　　i ::::::',　　　　.i.l 、:::::::::::::ヽ:: :: ヾiiゝ　　///i :: :i:::::::...'、　＼　　　 i　　ヽ　',
　　　　　.∧::::::::|　　 i　＼ ',　　　　＼ヽ :::::::::::ヽ:: :: ヾiiiゝ///i :: ::/:::::::::::ヽ, 　　 i 　　l　　　',　∨
　　　　/　 .i:::::::＼ } | 　＼',.　　　　　,　./:::::::::::ヽ:: ::ヾiii//ｿ :: ::/:::::::::::::::::>',　 ./　　　l　　　',　∨
　　　 ./　　　⌒i::::＼.|;',　　　i　　　　 ;　/::::::::::::::::ヽ:: :: ∨ｿ :: ::/:::::::::::::／,　　 .ﾍ―i　 .i 　　i.　 ∨
　　　/　　　　　 Lﾍ::ヾ ',　　　l　　　 ;　/::::::::::::::::::::::ヽ:／　:: ::/:::::::::／／　　　/::::::'ハ　 i　　/　　∨

死者蘇生の魔法は青藍では使い手の少ないマイナーな魔法になった。

それは死生観の秩序を守る為に必要なことであった。
255 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 17:41:55 ID:lmAZk8Vi: 　　　 j!　 .|　　 _　　 -―――-　　/　　 |
.　　 ,′　レ ´. . . . . . . . . . . . . . . .⌒ヽ/、　 /}
　　 /　　 .|.／ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .｀　〈 .|
　 ./　　　 |　./. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ＼
　/　　　 /_ノ| . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ . ヽ. . . . .V
ノ　／￣　　/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | . .| . . . . .∨
|　　　　　／ .| . . . . . . __|__ . . . . . . . ￣|￣|ヽ| . . . .∨
|　　ィ´ . . . | .| . .|／ . .! . . . . . . . . . ...| ノ| .ﾉ! .|.. . .|　　　それと過去を見る魔法は過去は滅びた文明の歴史調査に使えます。
|　 /.::」 . . . ...| .|／| . .| ..|ハ . . .| . . ./|ｨ===ミz、! . . |
_／⌒ﾊ . . . . ', | . .|ヽｨ==ミ } . .ﾉ . ./ｨ {:i:ヽ:|　}】. . .i .|　　　過去は一本道の存在で安定しているから
　　　　.} . . . ..ヽｨ／ /:,-:::| ／} .／　辷ノ　ﾉ|　 /./
、　　 /|ヽ . . . . 【{.　 { :i::」:|　　　　　　　　 .|／|ｲ　　　　１００億年前の過去でも確認できるのはありがたいです。
｜「 . ! |　i! . . . ..＼　｀¨ ´　　　　　、　 ,:,:,:　|//|
｜| . .| .ヽ」＼ . .＼|　 ,:,:,:,,　　　　　　 ′　　　 |//|　　　　これで文明の歴史を知ることができて歴史研究は順調ですが
｜| . .| . |∧ . ｀⌒「　　　　　　　　　　　　　　 /|//|
｜| . .| .//∧　　 ∧　　　　 ,　-‐　フ　　 ∠｜/,!　　　　その所為で魔女は魔法研究者だけでなく
｜| . .|////∧　　｀ゝ　　　　｀　ー ´　　ｲ| . ｜/,!
｜| ..//////∧ . . .∧ ｀≧　　　＿＿／二Vヽ.ﾉ//　　　.　歴史研究者という役割を果たすようになっています。
/:/ ///ｨf二ﾆ}!、 . . ∧　　　 ∧;i!i!|::::: ∨二]|}//
. | . ,ｨ仁二二 Ⅶヽ . .∧　　　,//|i!i!|::::::: ∨二]./
斗f´二二二二Ⅷi!i＼.∧_ 　 |//|i!i!|:::::::::::| 二]!
⌒＼二二二二}ヽi!i!i!.＼}/≧}//|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i＼二二二｝ﾄ:＼i!i!i!i!≧///.|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ:::＞i!i!i!i!i!i!i!i!|i!i!|::::::__::::｀ヽ」
i!i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ:::::::::::＞i!i!i!!|i!i!|r ´/::::::::::::∨
i!i!i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ::::::::::: ,ｨ　¨ ⌒´_/:::::::::::::::::}

.　　　　　　　　 /|　､丶`￣｀¨¨¨¨¨ ヽ　　 |'，
　　　　　　　　 /‐| / .／　　　　　　　　　ヽ |∧
.　　　　　　　 /ﾆ∨ /　　　　　　―　　＼.　 |‐∧
　　　　　　　 /ニ/／⌒　　　　　　　　　　＼|ニ∧
　　　　　　｣ニ/　　　　　　　　　　　　＼　　|ﾆﾆ‐}　　　　　　　.　ぶっちゃけると歴史家なんて
　　　　　　,ィニ/　 l.　　 ,/　　　　　ヽ　　ヽ ∨ﾆﾆ}!
　　　　　　｀'寸　 l.　　 ∥　　　　　　　'，　　Ｖﾆﾆ‐廴　　　　　　　遺跡や過去の資料を調べて過去の出来事を推測する者ですから
　　　　　　　 { 　 |　 |　i!　　 |　　　　　l}　　/ﾆﾆﾆア´
　　　　　　　 {ﾊ　|　 |　i!　　 |　　　　 l}　 /ﾆ＞''´∨ /　　　　　　魔法で過去の真実を確認できたら必要ないんですよ。
　　　　　　 | ∧ﾍ　|　i!　　 | ./}　,ｨ　/　/ｧ'＜　　 ∨ /
　　　　　　 |/　＼､|ヽ{ヽ　　|/ .ﾚ'　Ｖ　/　ﾊ　｀''＜ ∨ /　　　　　推測するよりも魔法で直接確認した方が正確です。
　　　　　　　 /　　{ ∧.　　 `r┘　　 /イ.　　} |　　　ヽ.∨ /
.　　　　　 /!　　{ 　 )h､　_ ＿__　　,ィ　　 .} |　　　　 ',∨ /
　　　　　 /.|　　 {　　 {: :)ｈ､ _　,ィ./: :}　　　} |　　　　　 ',.∨ /
.　　　　 /　|　　　∨ヽ.{∧ 　 ∨//　 .}　ﾊ/ .|　　　　　　', ∨ /
　　　　 /　 .|　　 | 　 | 　 ∧ 　 ∨　　/／ |　│　　　　　 }! ∨ /
　　　 /　　.|　　 |＿_|.　　 ∧.　/　　 /　　|　│∨　　　ハ　∨ /
.　　　/　　 |　／_ ＿ヽ.　　 ∨　　 /.　　 |　│　∨. 　 /　 l　 ∨
.　　 /　　　 |< / _,､　　Ｖ､.　 /　　 /　　　 |　│ 　 ∨ /　　 l. 　 '/
　　 { 　 /　 | 〈_,,､ ‐　　Ｖ≧x: : :./: : : : :./|　│　　 ∨ 　　 | 　 }!
　　.从./　 /　 └‐ ､　　　Ｖ￣￣￣￣｀ヽ |　│　　　| 　　 │　从
.　　　/　 /　　/　/:.ﾍ､　　 } ＼　　　　 |　│　　　| 　　 │ /
　　　{　 /　　/　/: : :.ア¨¨ }.　　＼　　　　 |　│　　　|　　　　ｉＶ
.　　从/　　/　/: :／: : : : |}.　　　ヽ　　　|　│　　　|　　　　| ∨
　／　　 /　/／: : : : : : :l}　　　　　　 |　│　　　|　　　 | 　∨

過去を見る魔法という歴史家の価値を全否定する魔法の所為で王国では歴史家はオワコンになってしまい

王国で歴史を調べるのは魔女の仕事になっていた。
256 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 17:43:46 ID:lmAZk8Vi: 　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧　　　　　　　　　＿＿＿　　　　　　　　　 ∧
　　　　　　　　　　　　　　 ///,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　'//,
　　　　　　　　　　　　 ////,＞　´　　　　　　　　　　　　　　　｀＜i///ﾊ
　　　　　　　　　　 ///／　　　　　　 /　　　　　　',　　　　　　 |///∧
　　　　　　　　　　　　　　//'　　　　 /　　　′　　　　　　',　　 ∨　　　 |/////,
　　　　　　　　　　　　 {/　　　　 /　　./　　　　　　　　 ,　　　∨　　　|/////ﾊ
　　　　　　　_　　　　/　　./　　/ 　　 '　　　　　　　 i　　　 ',　　　∨////∧
　　　　　　　　　ﾏﾆ=- /　　 '　　 '　　　 {　 i　　　　　　　 !　　 __}＿＿__V --=ミ､
　　　　　　　 V///　　 {　　 |　　　 .ﾊ　|　　　　　} 　 /　　　＼////////////,ヽ
　　　　　　　　　　＼{　　　 ',　　ﾄ.　 _斗 ',七',　　　./ ｀ｲｰ-　　　＼///////////,}＿
　　　　　　　　　　＜iﾊ　　　', ー七ヽﾄ､{　ヽ{　', 　 /|　/ }　／}｀/ー　|≧=---r--彡/／
　　　　　　　　　　／|　',　　 .ﾄ,,ｨ≦弐笊竺ミｘ､ヽ/　}/,ｨ≦弐笊竺ミｘ!　　　 |///／
　　　　　　　　　＼　.∧　　|《　 {:　)刃乃}}　　　　　 {　)刃乃}}　》　　　 /=≦ヽ　　　逆に未来は過去と違って一本道ではないから
　　　　　　　　　　　　Ｙ |　＼ {　　之弐沙ﾘ　　　　　　之弐沙ﾘ /　　　　/＼　／
　　　　　　　　　　　ﾊ i!　|　ヾ　　　ー―　　　　　　　　ー―　/　／　/ }ヽ. Ｙ|　　　　未来を見る魔法は使いづらいですよ。
　　　　　　　　　　　 ~ .i! ｜V　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ムイ　}／ﾑ i.} ﾊ|
　　　　　　　　　　　　　i!　.|　{ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　/　ﾉ八~|　　　　最大でも千年先しか確認できない上に
　　　　　　　　　　　 i!　 | 八　　　　　　　 ―　　　　　　　　 /　　　/ -イ　　i!
　　　　　　　　　　 i!　 }　　.ゝ　　　　　　　　　　　　　　 /　　　/　　　　　i!　　　　条件によって未来が激変してしまうから
　　　　　　　　　　　　 i!　 .|　 i　/ 　 ≧=-　　＿　　＿＿　-=≦　/ /　　　　 i!
　　　　　　　　　　 i!　　}／}/ 　　　　＞／||　〃:.｀:.＜../　／}/　　　　　　　!　　..　未来予知と言うよりもシミュレーションみたいです。
　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　／/ /i＞＜彡／/　//イ{　　　　　　　　 !
　　　　　　　　　　　/　　　　　　/　　　/ V　':.:.| }Kく「ﾚ:.:/　/　 ,　∨　　 ',　　　　　　!
　　　　　　　　　 {　　　　 /　　 /　/　i:.:.:.| |全_L!:/　/　 /　　∨　　',　　　　　　!

　　　　　　　　　　　　　 /}　　　 _,､､､､_,､､､_　　　 ,、
　　　　　　　　　　 / ,'＞''´　　　　　　　｀'＜. |∨
.　　　　　　　　　　 ,ｲ /　　　 /　　　　　　　　 ', ∨
　　　　　　　ﾄ､／.　/　　　　　　　　　　　　　　 ',　ﾏ
　　　　　　　　 ',. { ヽ―‐ｧ.　　 |i　　　　 |　　　､,,_ﾍ . ヽ
.　　　　　　＿ﾍゝ , .イ　　　　|i　　　　 |　 |　乂￣　 }―ｧ
.　　　　／¨¨¨ヽ,ｲ　　　 |　　 |i　　　　 |　 |　　　｀¨∨　ノ
.　　　　＼`―‐ |.　　　 |　　 |i　　　　 |　 | 　　　 ∨￣｀ヽ
.　　　　　ｏ⌒'ﾊ　　 |　| _|.斗-　　　　 /|　ﾊ. | 　〉　|＿__／　　..　それでもこの魔法は特に元老院からは需要が高いです。
　　　　　 |」　 |ﾊ　　 |　| ﾊハ l　　 l /│｀ト.､| 　　　ﾊ . o
　　　　　　　ｌ |ﾍﾊＶｨ竿竿ミ',　ｲ}/＿Ⅳ Ⅵ.　　ﾊl｣ |｣　　　　　政策の利益と不利益を確認できるのは
.　　　　　　　　 ,'. |. / ﾊ,,《乂ン　 'ｲ　 ''¨うj㍉ｘ| ハﾊ/. l
.　　　　　　　 ,'　| {.| | | }ゝ　　　　　　　　ゞ‐'〃ﾊ}. |　 | l　　　　　　　失政を回避したい政治家にとって非常に助かる事なんです。
　　　　　　　　/__ ハ| | | {`　　　　　　,　　　＿_/} ', .|＿|. l
　　　　　　 />''~ヽﾍ.| |. ﾍ　　　､　　　　　ゝ┐∨/.／､|. l　　　　　.　元老院が『魔女に未来を見る魔法を使用してもらいたい』
.　　　　 /⌒ヽ::::::::::l. ﾍ　　`ﾄ､　　　 ' 　_　‐''´　V /:::::::ﾊ. l
.　　　　 | 　ゝ､＼::::l . ヽ　　　 ', ､___ｧ''´　　　／ /::::::::::::ﾊ. l　　　　..　と主張するのは理解できます。
.　　　　 | 　　　ゝ､_ヽ }.　ヽ　　 '，ｲ　　　／　{ l:::::::::::＞''´￣|
.　　　　　|　　　　　乂'，　　l 　　八{　　　l 　　{ l::::／ , イ￣ゝ|
.　　　 /|.　　　　　 ',　　|　　 lV/.| 　　 l　　{ l'"_ノ.　　　　ハ
　　　 /　|　　　　　　 ',　,′　 l./.　| 　　 ',　ゝｲ　　　　　　l 　∨ /
.　　 /. 　ｌ　　　　 /　　 ∨　　 l.　　 l　　　∨ﾊ　　/.　　　 l　　 ∨ /
　　 /　　　ﾊ.　　 /.　　 /　　　 |　＿_l. 　　 ∨-､/　　　| . ﾊ　　 ∨ /
.　 /　　　　ﾊ.　　/.　／/　　　　|ヽ)(___!　　　　ヽ　ヽ|.　 |. ハ　　　 ∨

　　　　　　　　　　　　　　　|ヽ　　　　　　＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　| ﾊＹ　＞''て　　　　|＼｀''＜　＞''7
　　　　　　　　　　　　　　　|/ |>'´: : : ≧: : : : : |　＼: : ,ｲ　/
　　　　　　　　　　　　　 r'~　/: : : / : : : : : : : : :'，　＼.　 /
　　　　　　　　　　　　　 | ,ィ^: : : ,' : : : : : : : : : : ﾍ　　　ヽ |∨__　　　　しかし、優秀な魔法研究者である魔女を
　　　　　　　　　ヽ￣,' : : : : ,' : : : : : : : : : : : : :｀ヽ　/´　／
　　　　　　　　　　　　　>l : : : : :ｌ : : : : : :＿__: : : : : : : |/　／===ﾐ　　　未来予知に専念させるのは魔法協会としては不利益です。
　　　　　　　　　　　ﾍ |: : ＞'"￣ : : : : : : : ｀''＜ : : | ／　　　//
　　　　　　　　　　　 |: : : : : : ', : : : : : : : : : : : : : :/:.ﾄ<⌒ヽ_/　　.　というか、未来予知しかさせないなら汎用性は不要だから
　　　　　　　　　　　　　ハ､ﾄ､ヽ､ : : : :,ｲ:/ｨ:／|ｲ:ｲ/: :|.i ｢| :｢|l
　　　　　　　　　　 ,: : |ヘ',.ﾐ==ﾍ／/' ｨ==‐'' | : : : | /|」 :|」l　　　　魔族のような特化型の魔法使いで十分です。
　　　　　　　　　　 7: : |: : :ﾊ.　　 ,　　　　 |: : : :l: : : : : : :l
　　　　　　　　　　 7 : : |: : :|∧　　　　　　ｌ : : :ﾊ: : : : : : :',
　　　　　　　　　 /: : : :|: : :|//ﾐh､　＾＾　　 , l : : ﾊ ∧: : : : : ∨ /
　　　　　　　　　　　/: : : : :|i : :|//⌒⌒ヽ､ .＜. l: : :/　／乂 : : : : ∨ /
　　　　　　　　 /: : : : : :|l : :|7 /ﾆﾆﾆ7/　　从:/／　　／｀''＜:.∨ /
　　　　　　　 ,ｲ: : : : : : 从八 /ﾆﾆﾆ7∧ﾍ／},ｲ´　　／　　　　__､:＼
　　　　　　 , イ: : : : : : : : : :/ 7/ﾆﾆﾆ7/　／／　　／　　　／　ヽ!: :＼
.　　　　＞''´: : : : : : : : : : : /| 7/ﾆﾆｱ,ｲ／／　　／　　|　/／　　　 l : : : :` ､
　＞''´ : : : : : :／ : : : : : : |. 7/ﾆﾆｱｲ. ／　　／　　 i |.／　　　　　|! : : : : : :ヽ

魔法協会は元老院の為に未来を見る魔法を使用する未来調査員という役職を創設したが

『これは既存の魔女ではなく魔族辺りにやらせて問題ないのでは？』と疑問に思っていた。
257 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 17:44:08 ID:lmAZk8Vi
258 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 17:44:42 ID:lmAZk8Vi: ttps://www.youtube.com/watch?v=btmSuNcxiIU

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　　　　　　　　　　　　 i　　　 k　　　 ./´　　　 ./__',__　　　　　　,'_i___ .i　｀< 　　　 / i .ﾍ　 '.,
　　　　　　　　　　　　 |　　　 } ｀＜_.,'　　　＞´　　 ,　　　　 ./　|　 λヽ　ヽ__＞´　 '.,　　 .|　　　……というわけだから織莉子
　　　　　　　　　　　　 |　　ノ￣￣ .i.　　 ' i　.|　　　｀　.,　　 /　 ,' ／ .|　　　 .}　￣￣i　l　　 .|
　　　　　　　　　　　,. 'i　　 .| ヽ　_　ﾍ　　 .|ヽ|　,..rzzz　｀　´ .zzzz.,　.,'　　 ., '　><　 /　',　　 |　　　僕と契約して、魔女になってよ！
　　　　　　　　　 |　',　　 .|:::>ヽ TTi ヽ.,　',　彡 ´￣　　　　￣｀｀ミ＞ .{ .TT　「「　　 }　　.|',
　　　　　　　　　 |､　ヽ　 .|:::::::::ヽ l.| |　 .T:::::::::　　 ,　--　.,　　　:::::::}　 .|　|.」i .|.」／::::i　　.| i
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　　　　　　　　　 |　　　　　　　　　　.i ﾍ| ヽ.',　　寸ニ<ニニ>'　　 /イ ..| ,'　.|　　　　　　　　　　}
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　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　 .|V<　λ <_>.< λ.ﾉ__><__＞'　<　i　..i　| 　　　　　.／
　　　　　　　　　　　　　　＞.,　　　　　..|　　　　ヽ ´　｀＜＞´　｀＞ .,__/ 　　l　|. 　　　 ,..＜

　　　　　　　　　　　　　　 -‐……‐-
　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　＼／￣￣＼
　　　　　　　　　／　　　 /　　　　　　　　　＼＜￣＼　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　|　　　　 ∨　　　　　　　|
.　　　　　　　 | 　　　　 |　　　　　　|　　　　 |　|　　　　 |　　　いや、清姫さま
.　　　　　　　 | 　　＿＿|ノ　　　､＿/　　　　 |　|⌒＼　　 |
.　　　　　　　　　 | 　 / /|人　　　 /|/￣　｜　∨| ＼　　　 |　　　契約以前にその勧誘の言葉は何ですか？
　　　　　　＿／八 /≫==ミ＼　 Λx==ミ人＼＿
　　　　　　 Τ Λ《乂Vツ　＼{　乂Vヅ》　　「　　　　　 /
　　　　　　　 | /　人　　　、　　　　ﾉノ　　 |　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「様式美ですよ」＞きよひー
　　　　　　　 | |　　　＼__　　　　　　イ　　　 | |　　　 |/|
　　　　　　　 |人.　　　个　　´　｀　　个　　　人|　　　 | :|
　　　　　　　　　＼|Λﾉ＼|≧-r≦|／ﾉΛ|／　　　　 |八
　　　　　　　　　　　　　　＿＿|　　　 |＿＿｜　　　　　　　|　＼
　　　　　　　　 ┌＜二二∨ 　　　 ∨二二＞┐　　　　　　　　＼
　　　　　　　 Λ二二二 {　　　　 } 二二二Λ　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　Λ-＼二二 {　＿＿＿} 二二／-Λ　＼　　　　　　　＼
　　　　　　 / 二二＼二＼二二／二／二二Λ　　＼　　　　　　　＼
　　　　　　　 |二二Λ二｀''＜＼／＞''´二Λ二二|　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　 |ニﾆ/-=二二二［⌒]二二二=-Λ二-|　　　　＼
　　　　　　　 |二/-=二二二／Λ ＼二二=- Λニ|＼　　　　　＼
　　　　　　　 |ニ{--=二二／　/ Λ　＼二二=-Λ-|　 l＼　　　　＼　　　　　|
　　　　　　　 Λ-∨-=二 {＿／ニﾆ＼＿}ニニﾆ=-}ﾆ|　 |　　　　　　　＼　　 |

　　　　　　　　　元美国伯爵令嬢　美国織莉子

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,　 ´｀ヽ
　　　　　　　　_,.. -――--　､_　　　／　　　＼
　　　　　／　　　　　　　　　　｀ヽ'､　　　　　　ヽ
　　　　 ,:'　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　　＼
.　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　　':,
　　 ,　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　 ‘，
　　 {　　　　　　　l　l　　　{　　　　 l　,　　ヽ　　　　　　　　}
　　 |　　　　　　 / ｲ　　　|　　　　　 |　l　　　　､　　　　　 l　 |
　　 |　　　　　 /イ/　　_/,.　　　　　|　|__､　　　＼　　　　|　 !
　　 |　　　　／　/　イ/ ﾊ { 　　　 j リﾊ､　　　} ｀＼　　 |　/
　　ﾞ.　　　　　 /　 /ｲ　＿∨　　 /l / __l　}　l　!　　　 /l /　　　それにしても魔女ですか
　　ヽ　　　 / ,／rィﾃ心 } ､　　/ /圷/}/,リ VI.　　　/ l/
　　　 }　　／´　 {､弋z(ソ　､i / / ゞ' /´　 } l/　　　/　　　　　　一級魔法使い試験に合格していないのに
　　　,/ ｲ　{　　　ヽ､　　　　　 /　､　 /　　/ }　　イ{
　　／イ＼ l 　　　 }　　　　　　　　 /　　,ﾊ/ 　　 ! ＼　　　　　魔女にスカウトされるのは予想外です。
　　　　　　｀ } ､__　ト,!　　　　　- 　,.イ　ﾊ/ /　　　　|　　＼
　　　　　 ,..|　　VI　｀ヽ､　　／＞､ﾘ　　　　　　|　　　＼
　　　　／/ j　　　　　　　/｀¨´:::::::l l|:::::::::｀ヽ､　　　ヽ　　　　｀ヽ､
　　　／／　}　　　　　　　{､:::::::::::::::l l!:::::::::::::::::}　　　　､　　　　　　｀　､
　　/:::/　　　　　　　　　　　∨::::::::::l l!:::::::::::::::::l　　　　　　　　　　　　　　＼
　 /:::/､　　　　　　　　　　 / ∨::::::, ,:|::::::::::::::::::l　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　,::::::::::::＼―――--　　　／∨:::j j:l､::::::::::::::::l　　　　　　　　　　　　　　　　､
. {:::::::::::::::::::｀ヽ､　　　　　／　　 }:://:/::＼::::::::::::,　　　　　　　　　　　　 ‘，

私は美国織莉子、美国伯爵令嬢として何不自由なく生活できた。

いずれは同じ伯爵家に嫁ぐと思っていたが、美国伯爵家が改易されて私の人生が破綻してしまった。
259 ：名無しさん＠狐板：2025/04/19(土) 17:44:57 ID:qoUoNDwO: 見るだけだと分かり難い所もありそうだが音も聞けるんだろうか？
260 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 17:45:21 ID:lmAZk8Vi: 　　 .___00
　　 .| ∟　　　　　　　 ._.. -'' ~＿
　　 .|_厂　　　　_.. -'' ~　　　＿) 　ご　お.　ご　お
　　 .__..._.. -'' ~　　　___00　　＿)　　ざ　は.　ざ　は
_..-└┘/7　　　　　.| ∟.　　__)　　い　よ　い　よ
　　　＜ノ　　　　　 |_厂_. - ' __)　　ま　│　ま　│
　　　　　　　　　_.. -.__ 　　　 __)　　│　　　│
　　　　 _.. -'' ~　　└┘/7　　 __). 　│　　　│
_.. -'' ~　　　　　　　　＜ノ　　　.__).　す　　　す
　　 |　　　　　､._ﾉし/　_　　　　 __)..！　　　！
　　 |　　　　　 _）r'⌒'.E､ヽ　　／⌒Y⌒Y⌒Y⌒
　　 |　　　､._ﾉし/　 ,--､く:ヽ　　 .|　　　　 |
　　 |　　　_）r'⌒'　i{: : : } 〉:.:〉　　 |　　　　 |
　　 |　　　そ　　　ゞ-ﾉ⌒7.　　 |　　　　 |
　　 |　　　　　＿ ,イヾ: : : : ｌ　　 | _..(: :＼　 l
　　 |　　　.(: : :.): }: :.＼: : l　=武.|　了ヽ:.:〉. |
　　 |　◎　 _{三ｦ:.ﾉ: :/7:/⌒ヽミ〉-､レ／ヽ, l
　　 |　　.,イ{{: : :.:ヽト(ｰ')ﾄ-- ｲ　ii＼／ヾ､: : l.l
　　 | .／: :{:.{{: : : ∧/:./:.＞-<､__ir､{: : : : ヾ､:ll
　　 |/: :／}:.ヾ､: :ﾄ､:ヾ{∧ヾ､: : : ド､}: /: : : :}}:ｌl
　　/: :/　 >=弋木ゝ'/: :}: : ヾ､: l__)ノ/7==i={.l..- ~
　ﾑイ　 /: :/: : {ヨ: :/: :/_:_:_:_:}}ﾉ／://: : : :}:.|
　くjJ　ヽく: : : ヲ／:／: ||: : i: :}＞//_:_:_:_/ｲ
　　 |　　 |: : l:￣/7ｋ'/､: :||: : l: :l {: : : : /: : : :l
_.. -.|　　｝: :.ll: ﾑ': :ﾉ:.:.:.~:||不:~:｝.}: : : 人: : : {
　　 |_.. -.ト-ｲi: : :./ヽ: : : /〈: : :/ ヾ_:_:}　ﾄ-イ
_..-.~　　 l::::::l lｰ:::{　.ﾄ―〈　}--{　 |::::;ｲ　l::::::l
261 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 17:46:12 ID:lmAZk8Vi: 　　　　　　　／ :ノ: :j.: : : : : : : : : : : : : : :. :. :.j:.＼: : :` ＜
　　　　　　／: : :.j: : 人.: : : : : : : : : : : : : : : : :.!: : :.V: : : : :.＼
　　　　／　　　〈.: : :. :.ヽ.: : : :. :.､: : ,.: : : : : :.j／: : Y.: : : : : :.＼
　　　／.: : : :. :. :.j.: : : :. :.}: : :.＿ _): :j: :,,.__.: :.j: : : : :.!.: : : :. :. :. :.V
　／.: : : : : :. :. :.ヽ: : : : :.!: :゜⌒｀: : :.! "￣': :.j : : : : |.: : : : : :. :. :.V
　': : : : : : : : : : : : j.: : : :. :.ヽ: : : : : : :{.: : : ;゜:.'.: : : : :.! : : : : : : : : : }　　　　この家を乗っ取った件がバレて
　{: : : : : : : : : : : /.: : : :. :. :.}. : : : ィ:_j〉.: : : /.: : : :. :.j : : : : : : : : : j
　.!: : : : : : : : : : /.: : : : : :. :.{...ャｮｮｮｮｮｮｮｯ '.: : : :. :. :.＼.: : : : :. :. :.!　　　　俺はお終いだ。
　∧.: : : : : : : :./.: : : :. :. :. :.j＼: : 二ﾆ: ／ :{.: : : :. :. :. :.＼.: : : :. :.V
　　ﾊ.: : : :. :. :./.: : : : : :. :. :.j: : :.ー―:.´ : : :!.: : : : : :. :. :. :.＼: : : :.V
　　ﾊ.: : : :. :./.: : : : : : : :. :.j : : : : : : : : : : : ﾍ : : : : : : : : : : : ＼: : V
　　　j: : : : :.,: : : : : : : : : : :.j: : : : : : : : : : : : :.ﾍ: : : : : : : : : : : : :ヽ: :}
　　　j: : : : ｲ.: : : : : : : : :. :.j: : : : : : : : : : : : : : ﾍ: : : : : : : : : : : : : :./
　　　j : : : : : : : : : : : : : : : j.: : : : : : : : : : : : : : :.ﾍ: : : : : : : : : : : : :!
　　人 : : : : : : : : : : : : : : j.: : : : : : : : : : : : : : :. :.ﾍ: : : : : : : : : : : j
　　　　＼.: : : : : : : : :. :. :.,.: : : : : : : : : : : : : :. :. :. :.ﾍ: : : : : : : : : : '
　　　　 /＼ : : : : : : : : / : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾍ: : : : : : :.／

　　　　　　　　元老院議員　美国久臣（王国の伯爵）

　　　　　　　　　　　-‐::::::::‐-
　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
.　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
　　. 　 /::::::::::::::::::::: /⌒＼::::::::::::::::::::::::::::::.
　　　　|::::::::::::::::::::::::{0　　＼:::::::::::::::::::::::::}
　　　　|::::::::::::::::::::::八　　　,ノ::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　∨::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／⌒::::ﾉ
.　　　　 }::::::::u:::::::::::::::::::::::::::::::::::::〈　 0ﾉ｢
　　　　 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::ﾉ　　　　何で俺が死刑になるんだよ。
.　　　ノ::::::::::::::::::〈ｖ´"''丶、::::::::::::::イ
　　／::::::::::::::::::::::::::＼｀ｰ　＼::::::::/　　　　　　伯爵家を手に入れただけだぞ。
―::::::::::::::::::::::`、::::::::::::＞- `'ｰ::／
::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::: ／
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::／
::::::＼:::::::::::::::::::::::/　　ー'′
::::::::::::::::::::::::::::::::/{
:::::::::::::::::::::::::::::/::Λ
:::::::::::::::::::::＼:::::::＿＼
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣"''ヽ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
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:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
262 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 17:46:53 ID:lmAZk8Vi: 　　　　　　　　　　 V⌒ヾ:Ⅶﾞ_][＿_][＿_]..八____ノ:ｊｊ.＿_][＿_][＿_][＿_][＿_][＿_][＿
　　　　　　　　　　 |ﾞ|　　　〉}}[＿_][＿_][＿_]..{彡彡}__..[＿_][＿_][＿_][＿_][＿_][＿_][
　　　　　　　　　　　　　人＿ノ::jj.._][＿_][＿.___∠!V___|!＿＼[＿_][＿_][＿_][＿_][＿_][＿
　　　　　　　　　　　　　___{彡彡≧s｡._[＿_.ﾞ|私は　　　　　|::::',ﾞ][＿_][＿_|┌─────
　　　　　　　　　＿ |/＿＿/__::::::::::}..][ . |伯爵家を　　.|:::::| . _][＿_][..| |　　　｜｜
　　　　　　　　　　 |私は　　　 |:::[*]......_.ﾞ|簒奪しました|:::/_][＿_][＿_| |..＿＿｜｜＿
　　　　　　　　　　 |　簒奪者　　 |::|:::::}_][..　「￣￣￣￣￣!/.ﾞ＿_][＿_][..| |..――┤├―
　　　　　　　　　　 | 　　　 .です|::|:::/......_][ }::::::::|:::::::::::::::::|..　_][＿_][＿_|_|_　　　｜｜
　　　　　　　　　　￣厂￣￣￣: :: |/　_][......{:::::::::|_＿＿＿!ﾞ][＿_][＿_／//∧.＿｜｜＿
　　　　　　　　　　　 |:::::::|::::::::::::::::::|ﾞ_][＿_]ﾞ├''"::::::::::::::::::::|＿_][＿_]./././///|―┤├―
　　　 , --- ､　　　　 |／￣￣￣￣!......_][＿..|:::::::::::|::::::::::::::|_][＿_][__^T¨¨¨¨!┘　 |::::|
　　 _/////∧.　　　　 |:::::::::|:::::::::::::|ﾞ_][＿_][..ﾞ!::::::::::!::::::::::::::!....._][＿_][人＿ノ＼二二二
　　　|L￣ﾏ/_}.　　　 |:::::::::|:::::::::::::|.＿_][＿_]!::::::::::|::::::: ::: |..][＿_][／//＞＜|// ＼＿_]
　　　ト-イﾉ|＼..　　　　'/:::::::!::::::::::::|ﾞ_][＿_][..ﾞ',::::::::::!,:::::::::: |..　_][_.//∥//////////![＿
　／|／＼/// ＼　　 |.'/::::::!:::::: :: |.＿_][＿_][',:::::::::}',::::::::/._][＿//.∥//////!////|＿_]
. //.,′/// ////｜..　|[_/:::::|:::::::::::|..ﾞ_][＿_][.....「￣.| 「￣|ﾞ][＿//∧{/＿＿／/// /][＿
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K⌒厂////////　　 .|.　＼_!____ノ. _][＿_][＿.ﾞ|____| |___/][＿.|/_≧=-|////＞≦＼][＿
{ﾊ｀¨､＿＿＞'ﾞ´＼　　.|_][..ﾞ}-!ニ{.ﾞ][＿_][＿_].ﾞ/:i:i:i:V:i:i:i}....._][_＼ミ/.|/￣￣＼::::::::/＿_]
!シ7|//////＼.／　　｜.／:i/:i:i:i}......_][＿_][.ﾞ厶イ⌒ゞ-′..＿_][｀7/.|///////≧ｲ',][＿
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263 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 17:47:30 ID:lmAZk8Vi: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __,　　 -――　　　_}＼
　　　　　　　　　　　　　　}ヽ　　　　´　　　　　　　　　　 ∧　＼
　　　　　　　　　　　 ,　 '／　--　　　　　　　　　　　 .∧
　　　　　　　　　　　　 / /　i´　　　　　＼　　　　　　　　､　　　　｀''＜
　　　　　　　　　　 / / 　.|　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　＼　 -―― Y
　　　　　　　　　　　 / /　　　　　　　　　　　　 ',　　　　　　　／　　　　　 }
　　　　　　　　　　　　　　 /　　　 i　　　　　　　 ',　　　　　＜　　　　　　 /
　　　　　　　　　／＿　 .／＿　　 |　　　　　　　　',　　　　　　≧=---r'∠＿＿
　　　　　　　　〃　　｀￣／　　　|　　　　　　　　 ',　　　　 ',　　　　V　　／
　　　　　　　　{　　　　　／　　　　ﾊ　　　i　　　　 ',　　　　　 i　　　　ﾏ≦　　　　　そもそもの切っ掛けは先代美国伯爵の長男が
　　　　　　　　乂＿　イ　　　　 ′　　 |　　　i　斗七''￣「 |　　　　 i |
　　　　　　　　　／ |　i 　　.」＿_ i　 i　　 }　　 |　 | |　　　　ﾊ |　　　　 | .i　　　　.　宇宙船事故で死亡した事でした。
　　　　　　　＜..＿|　|　　　 |　　 |￣「　.ﾊ　　 |　 | ! .ﾊ　 /　 |　　　.i　|　i
　　　　　　　／　　|　|　　　 |　　 |　 |　/　'　　 l　/ j/　j.ィﾁ￣,　　　/| /　 i　　　..　これで後継者を失った先代当主は
　　　　　く　 {⌒|　|　　　　＿_|＿j/　　 ',　/}/ 　,ｨ´:ij:::}　　|　　 / j/　　.i
　　　　　　　　／ ./|　　　　　　＼　{:::ij:㍉　 }/　　　　乂::ノ　 /　／ / |　　 i　　　.　同じ伯爵家の三男を婿養子にしました。
　　　　　　　　　 //|　ﾊ　　　　 | |　乂::ノ　　　 ,　　　　　　　/.イ　　　　 |
　　　　　　 // .|　 ∧　､　ﾄ.{ﾊ.　　　　＿　　＿　　＿ /　.|　　　/　　 |　　　　男子が不在の場合は他家から婿養子を迎えるのが
　　　　　　　　/ｲ　,　　　＼ト.._{ .| ∧--vfニﾆﾆYニニYニニト-- ＜/＿　 .|
　　　　　　　./ 　 /　　　　i　　　.-=〈ニニニニニ|ニﾆﾆ}ニニニニﾆ/ニニ.＼|　　　　貴族社会の常識なので、これは問題ありません。
　　　　　　 /　　/　　/　　}_.-=fニニ∨ニニニニ|ニニi|ニニニニ/ニニニニi
　　　　　 ./　　/ 　 /　　 /ニニヽニﾆ∨ニニニニニニ|ニニニ_/ニニニニﾆj
　　　　　/　　/　／　r≦ﾆヽニﾆﾆ､ﾆﾆ.∨ニニニ|ニニニﾆニﾆ/ニニニニ／|
　　　　./　　/イ　.′.|ニニﾆ.＼ニニ､ニ∨ニニﾆ|ニニニニﾆ/ニニニ_.／＼|
　　　 /　／　　/　　 >､ニニニ＼ニﾆ､ﾆ∨ニﾆﾆ!ニニニニ/ニニニ／　／ヽ
　　〃　　　　 /　　 /_　｀''＜ニニ＼ニニニニﾆﾆ!ニニニ./ニﾆﾆ／　　,　／ V
　 .//　　　　 ,　　　 V　｀ヽ　｀''＜ニニニﾆ∨ニﾆ|ニニﾆ/ニﾆ／　　　/ / 　　',
　　　　　 ,　　　　　i　　　ヽ　　 ''＜ニニニニﾆ|ニニ/ニ／　　　　/ /　　　_i__
　i { 　　　　 /　　 |　　　　 ∨　　　　''＜ニ＞ ´￣￣￣_ノ　　　　/ /　　.ｨf笊/
　| |　　 /　　/　　＿|＿　　　 .∨　 V　／ {´　ー== ニ､: : ',　　　 {/　.ｲ笊ｲ　′
　| |　　./　　/　　ﾏ笊笊≧x　ハ　　}／ {　 |　　__　---ィ: : :}　　 /{ｨ笊イ　　 {
　:,　　./ 　　　　 ∨　　ミ笊} _...ィ　　 .{　 |　　＿＿): : : : : } /､/ /イ　　　　ハ
　 ', ∨　　　　 / 　 ∨　　　　 {ff_/　　　 {　 |＿　　ィ＜￣￣/　　＼　　　 / 　〉
　　∨　　　 .／, 　　 i　　　　 .／/　　　 {　 |__..イ|| ﾊ∨＿__.,　　　　}
　 ./　　　／　/　　　.}　　／　/　　　 .{　 |￣￣「　ﾊ∨　 i　　　　,　　　　　　 {
　　　　／　　/ 　 /　/　　　　　.′　　／, 　 ,　　ﾘ　ﾊ∨　|　　　./　　　　　　ﾊ
　　　　　 /　　/ ./　　/　　　　／　 { 　{　　〃　　　}:}　 !　　ｲ　　　　　　　　',
　　　/　　 /　　/ .〈　　/　　　　　. :　　　 }　 }__.//＿＿_.j:j＿| 0　　',　/　　　　　　 ',
　　 /　　./　　ｲ　　}　 ′　　　 . : :　　　 ,　 ,　(__)　　　 (__)　 ',　　　∨ /　./
　　i　　 /　／/ 　 /　　　　　　　　　　　/　/　笊　　　 /笊　　',　　　 ∨　/　　　　　　＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __,　　 -――　　　_}＼
　　　　　　　　　　　　　　}ヽ　　　　´　　　　　　　　　　 ∧　＼
　　　　　　　　　　　 ,　 '／　--　　　　　　　　　　　 .∧
　　　　　　　　　　　　 / /　i´　　　　　＼　　　　　　　　､　　　　｀''＜
　　　　　　　　　　 / / 　.|　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　＼　 -―― Y
　　　　　　　　　　　 / /　　　　　　　　　　　　 ',　　　　　　　／　　　　　 }
　　　　　　　　　　　　　　 /　　　 i　　　　　　　 ',　　　　　＜　　　　　　 /
　　　　　　　　　／＿　 .／＿　　 |　　　　　　　　',　　　　　　≧=---r'∠＿＿
　　　　　　　　〃　　｀￣／　　　|　　　　　　　　 ',　　　　 ',　　　　V　　／
　　　　　　　　{　　　　　／　　　　ﾊ　　　i　　　　 ',　　　　　 i　　　　ﾏ≦　　　　　問題なのは婿養子の人選を間違えた事でしょう。
　　　　　　　　乂＿　イ　　　　 ′　　 |　　　i　斗七''￣「 |　　　　 i |
　　　　　　　　　／ |　i 　　.」＿_ i　 i　　 }　　 |　 | |　　　　ﾊ |　　　　 | .i　　　　　その男は裏で愛人を造り娘もできていたから
　　　　　　　＜..＿|　|　　　 |　　 |￣「　.ﾊ　　 |　 | ! .ﾊ　 /　 |　　　.i　|　i
　　　　　　　／　　|　|　　　 |　　 |　 |　/　'　　 l　/ j/　j／　　|　　　/| /　 i　　　.　娘の結婚相手としては最悪でした。
　　　　　く　 {⌒|　| 　　　　 |＿j/　　 ',　/}/ 　,ｨ≦弍ミ　|　　 / j/　　.i
　　　　　　　　／ ./|　　　　　　　.ｨf弍≧x 　}/　　　　　　　 /　／ / |　　 i　　　　そんな男を婿養子にして美国伯爵にしてしまった為
　　　　　　　　　 //|　ﾊ　　　　 | |　　　　　　　 ,　　　　　　　/.イ　　　　 |
　　　　　　 // .|　 ∧　､　ﾄ.{ﾊ.　　　　＿　　＿　　＿ /　.|　　　/　　 |　　　　美国伯爵家は破滅しました。
　　　　　　　　/ｲ　,　　　＼ト.._{ .| ∧--vfニﾆﾆYニニYニニト-- ＜/＿　 .|
　　　　　　　./ 　 /　　　　i　　　.-=〈ニニニニニ|ニﾆﾆ}ニニニニﾆ/ニニ.＼|
　　　　　　 /　　/　　/　　}_.-=fニニ∨ニニニニ|ニニi|ニニニニ/ニニニニi
　　　　　 ./　　/ 　 /　　 /ニニヽニﾆ∨ニニニニニニ|ニニニ_/ニニニニﾆj
　　　　　/　　/　／　r≦ﾆヽニﾆﾆ､ﾆﾆ.∨ニニニ|ニニニﾆニﾆ/ニニニニ／|
　　　　./　　/イ　.′.|ニニﾆ.＼ニニ､ニ∨ニニﾆ|ニニニニﾆ/ニニニ_.／＼|
　　　 /　／　　/　　 >､ニニニ＼ニﾆ､ﾆ∨ニﾆﾆ!ニニニニ/ニニニ／　／ヽ
　　〃　　　　 /　　 /_　｀''＜ニニ＼ニニニニﾆﾆ!ニニニ./ニﾆﾆ／　　,　／ V
　 .//　　　　 ,　　　 V　｀ヽ　｀''＜ニニニﾆ∨ニﾆ|ニニﾆ/ニﾆ／　　　/ / 　　',
　　　　　 ,　　　　　i　　　ヽ　　 ''＜ニニニニﾆ|ニニ/ニ／　　　　/ /　　　_i__
　i { 　　　　 /　　 |　　　　 ∨　　　　''＜ニ＞ ´￣￣￣_ノ　　　　/ /　　.ｨf笊/
　| |　　 /　　/　　＿|＿　　　 .∨　 V　／ {´　ー== ニ､: : ',　　　 {/　.ｲ笊ｲ　′
　| |　　./　　/　　ﾏ笊笊≧x　ハ　　}／ {　 |　　__　---ィ: : :}　　 /{ｨ笊イ　　 {
　:,　　./ 　　　　 ∨　　ミ笊} _...ィ　　 .{　 |　　＿＿): : : : : } /､/ /イ　　　　ハ
　 ', ∨　　　　 / 　 ∨　　　　 {ff_/　　　 {　 |＿　　ィ＜￣￣/　　＼　　　 / 　〉
　　∨　　　 .／, 　　 i　　　　 .／/　　　 {　 |__..イ|| ﾊ∨＿__.,　　　　}
　 ./　　　／　/　　　.}　　／　/　　　 .{　 |￣￣「　ﾊ∨　 i　　　　,　　　　　　 {
　　　　／　　/ 　 /　/　　　　　.′　　／, 　 ,　　ﾘ　ﾊ∨　|　　　./　　　　　　ﾊ
　　　　　 /　　/ ./　　/　　　　／　 { 　{　　〃　　　}:}　 !　　ｲ　　　　　　　　',
　　　/　　 /　　/ .〈　　/　　　　　. :　　　 }　 }__.//＿＿_.j:j＿| 0　　',　/　　　　　　 ',
　　 /　　./　　ｲ　　}　 ′　　　 . : :　　　 ,　 ,　(__)　　　 (__)　 ',　　　∨ /　./
　　i　　 /　／/ 　 /　　　　　　　　　　　/　/　笊　　　 /笊　　',　　　 ∨　/　　　　　　＼
264 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 17:48:14 ID:lmAZk8Vi: 　　　　　　　　　　　　　　 /|　　　　　　　　　　　　　　　 ∧
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　　　　　　　　＼____八　　　 :|:|ｌ　 | l|: :　　:/.:|　:| :|　|: :　　 /∧∠_____
　　　　　　　　　　／∠㏍、　＼|从　|八: .　:/ /|::/|/|　|: : :　//厶％Жｱ
　　　　　　　　　　　＼＼]Ж＼　 :灯苧ミ　＼/|/ ,灯苧ミ:|: : : ／￣＼[／
　　　　　　　　　　　　　￣了＼＼:杙-夕　　　　代-夕小イﾍ}　　 : : |　　.　はっきり言って、美国伯爵はやり過ぎました。
　　　　　　　　　　　　　　 |　　 :| 斗 ⌒｀　　,:　　　⌒｀/ 　 |ノｊ　　 : : :|
　　　　　　　　　　　　　　ｌ　　 :| :小、　　　　　　　　　 //　 :|イi　　 : : :|　　　入り婿にすぎないのに先代当主の娘（前妻）と結婚すると
　　　　　　　　　　　　 ,　　. :| 　ｧ‐‐=z,、｀　 ´　　　//　 :|::|:|　　 : : :|
　　　　　　　　　　　　　　 /　. ::/:| :/-=㍉_/ト　__ . : ´ ／//　∧!:!:. 　 : : :|　...　すぐに先代当主とその娘を暗殺。
　　　　　　　　　　　 /　: ::/. :|/-=㍉_//V∧　　／／/　/ :∧!::.　　＼|
　　　　　　　　　　　　　 /　: ::/. : /-=㍉_//:: V∧／／: :/／／/∧: :.　　　＼　　つまり入り婿が妻（前妻）とその父を殺害しました。
　　　　　　　　　　 /　: ::/／/-=㍉_//:: :: :V/／:: :: :: :／/////＼: :　　＼＼
　　　　　　　　　　　　 /　: :／/,/-=㍉_/∧:: :: :／:: :: : ::／//|///////＼: :　　＼
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　　＼　/　　　,'　　　　　　　　　　　　　　　 l　　` ト- ／￣／　　　　
　＿＿〉{　　　 :|　 l　　l　　　　　　 |　 |　　　}　　　 V　　／
　＼　从　　　|　 l　　l　　l　　　 /　/　　　,:　　　 /-＜￣　、　　　その後、愛人とその娘を伯爵家に迎え入れて
　　＞ -〉　　　|＼|＼ |ﾍ　l　　// |/-|/|　/　　　 /　　　　　／
　＼　　人　、人ｨﾍ云ミ Vﾍ / / ｲ芹≠V　／／ |Y^Y_ ／　　　　　愛人を後妻の伯爵夫人にして娘を伯爵令嬢にしました。
　　　＼,,/| ＼＼从廴.::ﾉ　　　　　ゞ- イ／/ｲ　}　||　|_|l
　　　　　| |　|_|ヽ|ヽ　　　　 '　　　　　　 |　　 |_ノ　　　　,　　　　　.　つまり、御家乗っ取り、伯爵家の簒奪です。
　　　　　|_|　　　 | 心　　　　　　　　　　　|　　 |　　　 V 　'
　　　　　l　　　　 l　　ト　　　｀　´　　　ｲ　 ,;　　　　 V　 ,　　　　..　簒奪は貴族として最低の行動で、死刑に相当する重罪です。
　　　　 ,　　　　 /l　　|　　＞　　_　イ _ | 　 / V　　　　V
　　　　/　　　　/ l　　 --　V∧　　／/ l　 /　〉＼　　ヽ l
　　　 /　　　／￣/￣｜　　V∧／//／l　/ ／|　　＼　　＼
　　　/　　l 　　〈　　 |　　　V///／　 l / ´　 |　　　＼　　ヽ
　　 /　___ |　　　〉　　|　　　 V／　　／「￣￣　　　　　> 、＼
　　/ / V |　　　　| 　　|　　／　　／　　|　　　　　／＼ |　　＼

　　　／　,　　　　　　/　　 /　　　　　　l　　　　＼{　　 l　　　　/　　　　 }
　　 /イ　 l　　　　 /　　l　 ,　　　　　 |　　　　ヽ!　　 l　Y　 /　　　　,
　　 /　,　 ! /　　 /　 {　!　i　　　　　　　|　　ヽ　　ヾ,　　 ∨!　'　　　　　 i
　　{　/ 　 /　　,.ｲ　　|　ヽ !　　　　　 l　|!　　　}　　　 |　　　 }　{　　　　　　{
　　!,/　　 {　　/ 从T人- ＼　 !　　 -}-/!-､-　| 　　 !　　　 ,　| 　　　　ﾞ､
　　|ハ　　| 　 |/　＿＿ヽj ヽ..|　　 /ｲ__lｲヽ j　　　 {!　　　l　{　　　　　ヽ　　　　　　確かに他家から入り婿を迎えるのは家同士の信頼関係が重要です。
　　　 }　　 ,　{ 下云ﾃ心ヽ　} ;　　 /ﾄ云心ヽl/　　　　､　　ヽ　　　　　　　　ヽ
　　　 |　　ヽ!　弋ｚ（ソ　 / 　／弋ｚ（ソ　!,ｨ　　　　＼　　＼　　　　　　　　,　　　　簒奪はそれを完全に破壊します。
　　　 /　　　　ミ､　　　　　/イ／　　　　　／イ　　l　ﾄ､ミ､　　　｀ヽ､__
　　　,　　　　} ＼､　　　　　／,.　　　　　イ彡　　　 |　 ! 　｀　 }　　　　　＼　　　}
　　 { l　　　　　ﾊ.　　　　　　　　　　　 /{　 /　　 |　ﾘ　 ,　　l　　　　　　　　　　!　　　　　　　　　「貴族社会はその辺りのルール破りに厳しいです」＞きよひー
　　　{ヽ':,　　　/ヽ!＼　　　　´ ｀　　　　／ヽ },　/　/l /　 /　　|　　　　　　　 l
　　　　　}　,ｲ/　　　＞　. 　　　 .　,.イ　　ﾘ VI　/ /　 /　　 !　　　　　　　　　 ;
　　　 /イ／　　　　　| 　　- 　　　 |　　　 /イ_／　 /　　　 ,
　　　　　　　　　　 |　',　　　 /　!　　　　／　　 /　　　 /　　　　　　　　　,
　　　　　　　＿＿,...ﾉ　　､.　　 /　 |＿＿__{　　／　　　　　　　　　　　　　/
　　　　,....:＜::＼::::_,　´　　　　　　　　' ＼:::::::/　／ｨ_　　　　　　　　　　 /
　　／:::::::::::::::::::::＼　　　　　　　　　　　　｀／／イ:::::::｀ヽ　　　　　　　　 /
_／:::::::::::::::::::::::::::::::::＼　　　　　　　　　／イ:::::::::::::::::::::::::＼　　　　　　　 /
265 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 17:49:02 ID:lmAZk8Vi: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i　∨
　　　　　　　　　　　　　　　　}',　　　　_　　　――　　　　、　　i　 ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　i　', ／　　　　　　　　　　　　　　ヾ　　∨
　　　　　　　　　　　　　　　　i,／　　　　　　　　　　　　　　　　　',
　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　_　　ヽ　',　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　ヽ￣　ー'-　　＼　　／/
　　　　　　　＼　ー/　　　　　　　　　　　　　　',　　　　　＼　　　　ヽ　V　　/
　　　　　　　　　＼ ,/　　　 .i　　　　　　　　　　　', 　 ',　　　　　＼　　　 /　 /
　　　　　　　　　　　　/　　　　 i 　i　　　　　　ヽ　　 l　　.i　　　　　 ',　　　　／　　　　　簒奪に関与していたのは伯爵と伯爵夫人（後妻）だけなので
　　　　　　　　　　　　{　　 .{ 　 i　.{　　　　L＿i__ヽ　}　　i　　　　　 i　　へ
　　　　　　　　　　　　i　　　{　./i　|',　　　 }　.ハ　ヾ}　.ﾉ　　　　　　lノ:::::::::::ヘ　　　　　二人は処刑されましたが、貴女は無罪になりました。
　　　　　　　　　　　　i　　　 { /ゝ个、　　i }　 xzZzza ﾉi　　　　.i　./::::::::::::::::::::::ヘ
　　　　　　　　　　　　.i　、　ぃィkz.' ,　 i　ﾚアVIりヾ/.／　　/i ./ﾍ:;;;;;∧::::::::::::/　　　しかし、不祥事を起こした美国伯爵家は改易です。
　　　　　　　　　　　　 ', i ＼　 {《Vｊﾊ　ヽi　　　　ｘンｿ　i　　/　}/i } |　　ト--　'
　　　　　　　　{~. ^, 　　ヾ　| ＼{. Xツ　　　　　　　// ｿ }／　　　l. 'ﾉ'i',　 .|',　',　　　..　貴女は貴族としての地位を失って平民女性になります。
　　　　　　　ﾉi　',　.　　ヽ.|　　ヾ''' 丶　　　　　　　　　　　|　　　ﾚ　 i_',　.|_ゝ ',
　　　　　　　/i .l　',　i　　　 |　　',　　　, --　、　　　　　　 i　　ハ　　　　　　　',　　　　貴族社会に今の貴女を助けてくれる者はいません。
　　　　　　　', i　'　　.i　/'i　|　　ゝ　　ヽ、　..　　　　　　　 .i　　i　　、　　 i　　　 ∨
　　　　　　　 i　／　　ﾚ　i　 i　　 {　＼　　　　　　／　　 .i　　i　　　、　　i　　　 ∨
　　　　　　　 .i　　　 /　.}　 i',　i　',　　个ｰ=彳　　　　　 ..i　　|　　　i　　　i　　　　 ∨
　　　　　　　　|　　　.{　 i 　 i ', i ', 　　i　ヘ__|　　　　　　ﾘ　 .|　　　　　　　i　　　　∨
　　　　　　　　.|　　 .{　ﾉ　./　',i ／{__／. ＼iiゝ　　　　ノ'i　i',|ヽ　　　　　　i 　　　　.　∨
　　　　　　　　」　　;　ｿ＿/,, ／　i |:::::＼:: : ＼iiゝ　　　　 ', | }/i::＼　 _　　 i　　　　ト.　＼
　　　　　　　/il　^'''　./...',　　　　 .i i::::::::::::＼:: : ＼iiゝ　　　.i| //i :: iヾ_ゝ＼ i.　　　　 l　＼
　　　　　　/:::::::l　　　i ::::::',　　　　.i.l 、:::::::::::::ヽ:: :: ヾiiゝ　　///i :: :i:::::::...'、　＼　　　 i　　ヽ　',
　　　　　.∧::::::::|　　 i　＼ ',　　　　＼ヽ :::::::::::ヽ:: :: ヾiiiゝ///i :: ::/:::::::::::ヽ, 　　 i 　　l　　　',　∨
　　　　/　 .i:::::::＼ } | 　＼',.　　　　　,　./:::::::::::ヽ:: ::ヾiii//ｿ :: ::/:::::::::::::::::>',　 ./　　　l　　　',　∨
　　　 ./　　　⌒i::::＼.|;',　　　i　　　　 ;　/::::::::::::::::ヽ:: :: ∨ｿ :: ::/:::::::::::::／,　　 .ﾍ―i　 .i 　　i.　 ∨
　　　/　　　　　 Lﾍ::ヾ ',　　　l　　　 ;　/::::::::::::::::::::::ヽ:／　:: ::/:::::::::／／　　　/::::::'ハ　 i　　/　　∨

　　　　　　　　　　　　　　　　 _,..　　-――--　､､,,_
　　　　　　　　　　　　　　　 _，.:`｀　　　　　　　　　　｀ヽ､　　　,,.. -─ ､、
　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　＼／　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　':,
　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　 ‘，
　　　　　　　　　　 .,　　　　　　　l　l 　　　　　　　ヽ　　　　　 ::　　　　　　 ',
　　　　　　　　　　　 {　　　　　　,/ ,ｲ: 　　　 /　　　　 |: 　,　　　　:、　　　　　|
　　　　　　　　　　　|　　　　 /イ/　　　　／|　　　　　 | 　 !　　　　V　　　　　　 |
　　　　　　　　　　　 |　　　／　/　　　_／＿|__ ,,ノ　　　| 　 |　　　　 V　　　　 .|
　　　　　　　　　　　 |:　　　　　 /　　／　　 |　　　　　　| ＼!　　　　　V　　　　 .|
　　　　　　　　　　　ﾞ　　　　 /,　ィf笊示ミk }、　　　　 /　∧＼_　　　 |　　　　 |　　　確かに父の実家からも縁を切られました。
　　　　　　　　　　　ヽ　　　 /´ 　 |　γ:::ヽ　　}　　／j／　从　　　 |　　　　 ,
　　　　　　　　　　　　l .}　　/　　 .{､;:乂;;;ﾉノ:::|　／:::::::)ｨ示ﾐk}　ゞ　 | 　　　 /　　..　御家の恥である簒奪者の娘など
　　　　　　　　　　　　,/ ｲ　{ 　　ヽ､:::::¨゛:::::::::j／::::::::::::/::::〉　》リ　　,ｲ　　　　 ,
　　　　　　　　　　　／イ＼ l 　　　 }｀　ｰ ――― ､::::｛;;;/ ／´　　 {　　　　 l　　　　　邪魔でしかないという事でしょう。
　　　　　　　　　　　　　｀|　　　　　'，　　　　　 ' ＼:::: ｲ　|　　 |　　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　从　　ト,!'，　　ヽ　　__,　　　/　　|　　 |　　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　VI　､　　　　　　　ノ|　　/　　 ,　　　　　/
　　　　　　　　　　　　　 _ -‐　ミ＼从⌒＼_,,..　 -‐　　　| 　/　　/　　　 /
　　　　　　　　　ｧ^＼　　　　 ′　／/､　 _＿　　　レ'　　 /　　　　,:'
　　　　　　　　　　　 / 　　､　　　　..／ﾘｲ　￣^マ) ￣＼　　　/　　／
　　　　　　　　 /　　　　 `　　ヽ(^) ＿＼_　　　 ^)￣＼＼／　／
　　　　　　　　　　/ 　　　　､　　　　⌒) -=へ　　ﾉ＿__,ﾉイ＼＜
　　　　　　　 / .:　　　　　 . : }.　　　　　 ⌒)￣＼__)＿＿)　　　＼
　　　　　　　　 / :::|　　　　　　＼　　／　{￣￣-=｢¨}=-￣￣}　/}
　　　　　　 /::}　::　　　　　　　 :〉／-‐　:}＿＿／7｢＼＿__/ / {
266 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 17:49:35 ID:lmAZk8Vi: 　　　　　　　　　　　　　 /}　　　 _,､､､､_,､､､_　　　 ,、
　　　　　　　　　　 / ,'＞''´　　　　　　　｀'＜. |∨
.　　　　　　　　　　 ,ｲ /　　　 /　　　　　　　　 ', ∨
　　　　　　　ﾄ､／.　/　　　　　　　　　　　　　　 ',　ﾏ
　　　　　　　　 ',. { ヽ―‐ｧ.　　 |i　　　　 |　　　､,,_ﾍ . ヽ
.　　　　　　＿ﾍゝ , .イ　　　　|i　　　　 |　 |　乂￣　 }―ｧ
.　　　　／¨¨¨ヽ,ｲ　　　 |　　 |i　　　　 |　 |　　　｀¨∨　ノ
.　　　　＼`―‐ |.　　　 |　　 |i　　　　 |　 | 　　　 ∨￣｀ヽ
.　　　　　ｏ⌒'ﾊ　　 |　| _|.斗-　　　　 /|　ﾊ. | 　〉　|＿__／
　　　　　 |」　 |ﾊ　　 |　| ﾊハ l　　 l /│｀ト.､| 　　　ﾊ . o　　　　この一件で美国伯爵の実家は大損害を被りました。
　　　　　　　ｌ |ﾍﾊＶｨ竿竿ミ',　ｲ}/＿Ⅳ Ⅵ.　　ﾊl｣ |｣
.　　　　　　　　 ,'. |. / ﾊ,,《乂ン　 'ｲ　 ''¨うj㍉ｘ| ハﾊ/. l　　　　　　伯爵は自分の弟が重罪人として死刑にされたから
.　　　　　　　 ,'　| {.| | | }ゝ　　　　　　　　ゞ‐'〃ﾊ}. |　 | l
　　　　　　　　/__ ハ| | | {`　　　　　　,　　　＿_/} ', .|＿|. l　　　　　　社交界での信用が暴落しました。
　　　　　　 />''~ヽﾍ.| |. ﾍ　　　､　　　　　ゝ┐∨/.／､|. l
.　　　　 /⌒ヽ::::::::::l. ﾍ　　`ﾄ､　　　 ' 　_　‐''´　V /:::::::ﾊ. l　　　　　実家は激怒している筈です。
.　　　　 | 　ゝ､＼::::l . ヽ　　　 ', ､___ｧ''´　　　／ /::::::::::::ﾊ. l
.　　　　 | 　　　ゝ､_ヽ }.　ヽ　　 '，ｲ　　　／　{ l:::::::::::＞''´￣|
.　　　　　|　　　　　乂'，　　l 　　八{　　　l 　　{ l::::／ , イ￣ゝ|
.　　　 /|.　　　　　 ',　　|　　 lV/.| 　　 l　　{ l'"_ノ.　　　　ハ
　　　 /　|　　　　　　 ',　,′　 l./.　| 　　 ',　ゝｲ　　　　　　l 　∨ /
.　　 /. 　ｌ　　　　 /　　 ∨　　 l.　　 l　　　∨ﾊ　　/.　　　 l　　 ∨ /
　　 /　　　ﾊ.　　 /.　　 /　　　 |　＿_l. 　　 ∨-､/　　　| . ﾊ　　 ∨ /
.　 /　　　　ﾊ.　　/.　／/　　　　|ヽ)(___!　　　　ヽ　ヽ|.　 |. ハ　　　 ∨

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ
　　　　　　　　ハ　　　 _,､､､､､､､､,,_ 　　　 | ∨ /
　　　　　　　 ,'　 V＜: : : : : : : : : : : : : ｀''＜　|　∨ /
　　　　　　　　　l／.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.|.　 ∨ /
　　　　　　　　,ｲ: : : : : : :/: : : : : : :|.: : : : : : : : : :.|　　 ∨ /
　　　　　 /: :/: : : : : :| : : : : : : :|.: : : : : :.〈＼:ヽ　　 ∨ /　　　　貴女が今回の件に関与していなくても
.　　　　　　 /: :/ : : ＿＿ : : : : :‐/|――: : :.ﾍ　ヽ.　　 ∨
. 　　　　 ': : l : : : ﾊ: :ﾊ : : : : :/-| : ハ : : : :ﾍ　　｀''＜┘　　　.　『不名誉な姪に関わりたくない』という事でしょうね。
　　　　　 | : : : : : :|竿竿､: : :./斧竿竿.: : : :. :.ﾍ　　　, イ
　　　　　 | : : : : : :|_ﾋｚｚ} ＼/　_辷ｚｚ}/ :/ :/ :/ヽ＜¨¨¨八　　　　薄情に見えるかもしれませんが
. 　　　　 l: : : __｢ヽ::::::::::　'　　:::::::::::: /:ｲ ,ｲ: /ン }＿イ
　　　　　　　Vヽ|‐}~ ｢ヽ　　　　　　　　ィ:}:／|　,ｲ　｀ヽ∨ /　　.　それが世間体を気にする貴族の常識です。
　　　　　　 // /　l 　}.　 ⊂⊃ 　　　　| : : :|⌒).　　／:∨
　　　　　　ﾍヽ､　{　弋　　　　　　, イ | : : | : : ＼／ : : : l
　　　　　　 /:.||ﾍ　’ 　　｀ヽ _x＜　　 |: : :| : : : :|| : : : : : |
.　　　　　 /: : : : :＼　　　　ﾏ　　　 ,ｨ|: : :| : : : : : : :＿彡┐
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　　　　　从l {:./:::|} /　| 　　　　㍉ヽ／＞''´}VVﾉ　 //:_　-=====ﾐﾊ
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. 　　ﾍ～～～.∨　　　　　　　　　ﾐ ∨oﾟヽ　〉.　　　　　　　 /

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ..::´:::::/ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿__　　,/:::::::::::{::{:::.
　　　　　　　　　　　　　 ....:::´:::::::::::::::::::::::::::::｀::i::::::::::::::::::::::i
　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ∨:/:::::::;;;;;;{､
　　　　　　　　　 ./:::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;V::/:::::::::::ﾉ
　　　　　　　　　 /::/:::;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｉ:::::::ｉ::iV:::::::::::::i　　　　確かにこのままではお先真っ暗ですね。
　　　　　　　　 ,'::/:::i{::::::::::::::::::::::::::i斗=ミ:::::::::::::ｉ::∨:::::::::|
　　　　　　　ﾚ'i:::::i{:::::;::::::.､:::::i:V:::.ﾄ o 〉.::::::/i|i:}i!:::::::::::|　　　　破滅を避けたいなら
　　　　　　　　　 |:::::iレ!::::::::::＼|i:::::::ゞ ':::::::;:ｲ:::!/::ｉ:::::::::::|
　　　　　　　　　 |:::::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::}::::|／!::::::::::!　　　　清姫様の提案に乗るしか方法はありません。
　　　　　　　　　　ﾉi:::::::i人::::::::::::::::::::::::::厶:::::/::::i!::::i!::::::::::|
　　　　　　　　　 '´ i::::ﾄi:::::个:::::;_:::::::::::_;::::i:::/:∧|:::::!:::::::::::!　　　　分かりました。
　　　　　　　　　人:{ ＼{:ゝｉｒ≦:::::::::::≧ﾚ'レ'>---､:::::::::|
　　　　　　　　　　　 .＞‐.:::ﾄ､::::::::::::::::::＞::::／:::::::::::｀ヽ:::!　　　　特化型の魔女になります。
　　　　　　　　　　 /:::::::::::::ﾑ:::::::::::::::::::::;／:::::::::::::::::::::ﾊ::|
　　　　　　　　　　　　/:::::;:::::::::::::乂::::::::;;;イ:::::::::::,ﾞ:::::::::::::::::i::!
　　　　　　　　　　　〉／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;{:::::::::::::::::::::i!　　　　　　　　　　　　　　　　「賢明な判断ね」＞きよひー
　　　　　　　　／,‘::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ:::::::::::::::::.:.!
　　　　　　　　　〈:::::{::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}:::::::::::::::::∧
.　　　　　　　　 V八 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ﾉ!:::::::::::::::::丿
　　　　　　　　 .:::::::,ヽ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／/i:::::::::::::::::i
　　　　　　　 ..:::::::::::::::i/r ､(＼.::::::::::::::::::::::::// i!:::::::::::::::::!
　　　　　　 .,:::::::::::::(＼／)￣)'iヽ.:::::::::::::::://　 |:::::::::::::::::|
　　　　　　　 ..:::::::::::::__ ／-,/￣ __V::::::::::::::::/,{ 　 i!:::::::::::::::::!
.　　　　　　 ,ﾞ::::::::,〃'　/ /,　　// 厂ニ=-　__i＿r'::::::::::::::::::}
.　　　　　 {::::::::/{{　　ｲ/＼// ,ﾞ//:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
　　　　　 .人::::::::乂r '/::::::::∧__{__/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
　　　　　　￣￣/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r――――　'

その日、私は人間をやめて魔女になった。

研修として魔法の訓練をする一方で、大学までの教育を受けて、政治経済軍事などを一通り学習した。

１００年ほどで研修が終わると実務を行うようになり元老院と関わることになった。

そして、３００年の時が流れた。
267 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 17:49:54 ID:lmAZk8Vi
268 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 17:50:34 ID:lmAZk8Vi: ttps://www.youtube.com/watch?v=HmZE5dUGm7c

――宇宙暦２２２６年

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿,,.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ‐ 二　　 l
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　　　　　　　　　　　,ｒ'' 　 _. 　｀ヽ`ｒ－－‐-－－‐-－－‐-－－‐-,ｒ'' 　 _. 　｀ヽ　⊥_
　　　　　　　　　　l' 　イﾛヽ　　l ｌｒヽ　ｒヽ　ｒヽ　ｒヽ　rヽ　rヽ　rヽl' 　イﾛヽ　　l　　ｌヽ
　　　　　　　　　　　　く＝＝==＝=＝＝==＝=＝＝==＝=＝＝==＝=＝＝==＝＝==,>､_l_l
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　　　　　┌‐ｉ'''‐┐　 |,llｴlｌ llｴll llｴlｌ l!llｴll llｴll llｴlli illｴlli llｴll llｴll llｴlｌ| llｴlｌ llｴll llｴlｌ,|┌‐i‐┐_
_,,＿_,,-''´￣￣ヽ `''‐ ､|.llｴlｌ llｴll llｴlｌ l!llｴll llｴll llｴlli illｴlli llｴll llｴll llｴlｌ| llｴlｌ llｴll ll ,,-''´￣￣＼､＿,,_,＿
￣￣|￣￣￣￣~|￣￣l!l￣l.ｨ－､l￣l l!l￣l l￣l l￣liｨ全.､ l￣l l￣l l￣ｌ| l￣l.ｨ－､ｌ |￣￣￣￣~|ｌi|￣￣￣
　｢_l ,!｢_ｌ　｢_l　｢_ｌ|｢l｢ｌ｢ｌl!llｴll llｴlｌ llｴll l!llｴll llｴll llｴlli.l!;;;;;ｉｌ llｴll llｴll llｴlｌ| llｴll llｴlｌｌ |｢_l　｢_l　｢_ｌ,|iｌ| ｢_l　｢_l
―ｰ‐!======== |====l!llｴll llｴlｌ llｴll l!llｴll llｴll llｴlli.l!;;;;;ｉｌ llｴll llｴll llｴlｌ| llｴll llｴlｌｌ |=========!.l|――ｰ‐
　｢_l ,!｢_ｌ　｢_l　｢_ｌ|｢l｢ｌ｢ｌl!l二l_l二ｌ_l二l l!l二l_l二l_l二liｨ= =､.l二l_l二l_l二ｌ| l二l_l二ｌ_ｌ_|｢_l　｢_l　｢_ｌ,|lｉ| ｢_l　｢_l
　　　l　　　　　　|　　 l!ｒｰ、ｒｰ､ｒｰ、l!ｒｰ、ｒｰ、ｒｰ､.|ｒｰ､|l,ｒｰ、ｒｰ、ｒｰ､| ｒｰ、ｒｰ､ｒ.|　　　　　　|ｌ;ｨﾍ.
　｢_l ,!｢_l　｢_ｌ　｢_ｌ|｢ｌ｢l｢ｌl!ｌ;;;;;l ｌ;;;;;ｌ l;;;ｨ'ﾍ.!;;;;ｌｌ;;;;;ｌｌ;;;;;|.|ｌ;;;;;ｌ|l,l;;;;;ｌｌ;;;;;l ｌ;;;;;ｌ| l;;;;;ｌｌ;;;;;l ｌ,ｨﾍ.ｌ .｢_l,ｨﾍ_l,|<;;.ﾐｽ ,｢_l
￣￣￣￣￣￣￣￣｢｢￣￣￣￣ <,;;ﾐｽ￣￣￣￣/三三'i￣￣ｨ ‐､￣ｒ´;;ヽ￣￣,<;,;ﾐｽ￣<;;.ﾐｽ￣ll!´￣￣
――ｒ´;;ﾍ ‐､´;;`ｒ´;;ヽ'―‐ ""ｨ‐､―,li!´―ｒ´;;ヽ―'―ｒ´;;ヽ' ~;;ヽ ;;;;ﾐｌ‐' 　'''''`――ｰli!´――li!´―――

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　惑星マジーク　青藍魔法協会本部

　　　　　　　　　　＿＿＿　　　　　＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　,. '::´::::::::::::::::::::｀'ーﾆ´:::::::::::::::::::::::::::::::::／
　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀......､:::::::::::::::::／
　　　／:::::::::::::: -‐ ￣ ‐-- ::::＿:::::::::::.......､:::::::/
　　 ,´:::::::／￣　 ,.. -－-　　_　　￣｀ｰ､:::......､l
　　l:::::::∠　　／　　　　　　　｀ｰ- ､　　｀｀ヽ:::...､
　　l::::::／　　/　　　　　　　　　i　　　｀､　　く:::::::::..､
　　',:::::ゝ__　/　　　/　　　 /|　ﾊ　!､.　　ﾄ､　＼:::::::..､　　　　そういえば、魔女はマジークに移動したのに
　　ヽ::::::::}/　　i　/ ﾊ　　/ ィ 7_十' } |　 l.' ',　　く:::::::::l
.　　　＼〃　!　l ﾑT弋　i　 !/ 7示､} l　 |　Ｖ⌒｀::::::::;!　　　まだ青藍で活動している魔女がいたな。
　　　　 {ﾊ　l　l |. YＴ:ﾄ､{　　ﾋzｿ//|　ﾄ､　',:::::::::::／
　　　　　　Ｖ､ﾄ {.ﾊ　v} ,｀　　　 ,, {/ ,!　 |ﾉ　　ヽ￣
　　　　　　　ゝ｀　Xﾊ ''　　　_　　　　,仆､/　　　　）
　　　　　　 ;´､,.､（　 >､　　　　 , ｲ　ﾚ´｀ー-'｀｀
　　　　　　　　　　ｒ＼Ｘ´ ＞ェ≦xｧ⌒>､
　　　　　　　　　ﾍ　 )ﾉ /＼＼／／　｀ヽ、
　　　　　　　 ,ィｰく. /　　＼／　　　　　　ﾍ
　　　　　　　　　(　　 /´! 　　　ﾊ',　　　　　　　 ',
　　　　　　　　／`ｰｒ' i´　　　,/　)',　　　　　　 ',
　　　　 r―-､{　　ﾉｒ´　　　{ﾆ}{ﾆ}l　　　　　　　ヽ、
.　　　 }　　ﾝこ.´ /　　　　 |::::::::::i　　　　　　　　　ヽ
.　　　　フ'´　{　｀ｙ　　　　　/。::::。｀i　　　　　　　　　　ヽ、
　　　／　　　.X｀　　　　　/:::。::::。:::｀丶､　　　　　　　_. - ゝ、
.　　 /./　　／　　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::',　　　　　／イ ⌒_》
　　ﾚ｛　 /ヽ　　　　　　 |::::::::::::::::::::::::::::::::::::l　　　／／. レ'´
　　　 !　ト､｀ヽ､　　　　|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ.／／ !　 l

　　　　　　　　　 __,,,,....,,,＿　　 _
　　　　,.ﾍ.__''"´　　､　　　.ﾄ｀＞）｀ヽ
　　　く　＼|-─＜￣￣八　ｰ' 　ﾉ､ /＼
　　　 |＼__./＞-─''"´￣￣｀' ｰ＜　,ﾊ／]
　　__ﾉ-‐へ/　/　 /|__　.!　 ,　　　＼|‐ｧ'
　. |＿＿／|　,' 　/´| __/|　/!　|__ | 　ヽ|
　　 `!　　　|　|　/‐ｒ‐‐ｒ└'　!､」__ !｀|　 |'
　　　|　　　|　.!/|､弋_,ﾘ　　　|_lj　|/　 ,'　　　　特化型の魔女ね。
　　　|　　　|　 ⊂⊃　　　　 '　　⊂!__/
　　　|　　　|　　 |　　　∠ ] 　　,ﾊ ||　　　　.　彼女たちは研究者ではないから私達とは違うわよ。
　　　|　　　|　　ト､., 　＿_,,.. イ　! !!.
　　　|　　　| 　　 |ヽ-､＼_|｀ヽ、|　　||
　　　| 　　∧　　 !7＼__/ﾑ　 /| 　 ,'|
　　　| 　　|/ ヽ..ﾚﾍ.＿_く_八）」`!　/ .!
　　　',　| .,' [＞l]く]ﾊ　　}| ll |{ [＞l]く]
　　　ヽ| .!　　＼」 | 　　{|　 |}　 | ﾊヽ!
　　　　 `|, 　　　　|、　 }| ll |{　 |__」　ヽ､__
　　＿＿/　　　　　|＿__{|　 |}　　 ! 　/　__｀ヽ.
　　|:::::::/　　　　　 .!::::!lll|| ll |{　　 |　,'　/ｒ‐-､ ',
　　|:::::,'　　　　　 |::::|lll|.!　 |}　　 !. !　| {二　| |
　　|:::::i　　　　　　.|::::|lll||. ll |{　　ﾊ |　| ヽこノ/
269 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 17:51:14 ID:lmAZk8Vi: 　　/:::::,､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{　　　　 λnく　　　ノ
.　/::／　`ｰ´￣￣/:::::::,. -‐=一'　〉　　 ,r‐仆ﾊ-‐　ハ
. γ　　　　　　　 /-‐´　　　　　,. -‐=＝´三三三三三三≧=‐-
　　　　　　　　　{　 , -‐=＝'￣::::::::::::ィ⌒i,.ィ升‐- 冫一' 八::::::::::::::::::｀ヽ
　　　　　　 x≦三:::::::::::f⌒Y ‐- ヒ升一' 孑廾ト､　　＼￣了:::::::::::::::＼
　　　　 x≦三／´￣`一' 　,.斗匕　{ﾍ　　　ﾉ .} ｝ ∨.　　ハ　 `ｰz:::::::::::::ﾉ
　　　／::::::::::::::冫/´￣　　{/.ﾉﾙ' ＼ {　}八 / ≠=ｚz､　｝　　｝ミ -'::::::::::／
　／::::::::::｛´￣　{　　,　　 | / ,斗七爪　　′{::::{ｨ从　.}　　 }ヾ孑:::::::／
　{:::::::::::::::::::λ‐-,! 　 !　　八　{::::し几　　　　心ﾘ　 /　′ ﾉ !ﾉ'´ 一'
　ヽ::::::::::::::::::`7　:|　　|　ハ　ヽ弋匕ｿ　　　　, 　　 /イ　｝　/　　　　　　　それっていいのかよ？
　　　`ｰ－- 丕ｔ_|　ハ　　＼　＼　　　　　　　　　　八　｛
　　　γ 　　ノ　　 ∧　　　｀ヽ　　　　 ∠l　　　／｛ヽﾘ｝ヽ＿ｨ　　　異種族の魔女が青藍にいたら政治的に拙いだろう？
.　　　　{ ､＿／　　／　ヽ　　ハ　　　　　　イ从ヽ iY ＼ヾ一'
　　　冫一'　∠´￣ヽ.ハ }ヽ　‘，ヽ ≧=－〃　イ⌒（ヾハ　＼
　　　〃 / 　｛.　　　冫ﾉ' ｀ヽ　从｝　　　｛｛八　　｛ `| ｿ,､　ハ
　　　 }八{　〃　　　　　＼::::ﾉ'´:::ｊ丿　　　`:::::::::. 「｀ヽ／　ヽ　｝
　　　　′ ヽ｛　　　　　　ヽ:::::::::::`ｰ――′::::::/ ゝ彡ﾅ丶'　ト､
　　　　　　　｛　　　　　　　　　｝ :::::::::::::::::::::::::::::::::/　入／i∧｀ヽ /
.　　　　　　八　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::/,　＼　 |　ヽ／
　　　　　　　　＼＿＿__,／::::::::::::::::::::::::::::О::::｛　　　从ヽ　　ﾘ
.　　　　　　　　 |O　　　Ｙ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ.　　　ヾ　/′

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　　　　　　.i　/ 　ﾊ-十 /|　 /|　　､　　｀ヽ.!　ヽｰ-､ﾍ_」
　　　　　　　|　i 　 /ｒ-r-=､.|_/　|. _ﾄ､ ! 　i　　　Yヽ､___/ヽ.
　　　　　　　Lﾍ.__,ﾊ　 !　c!　　　L_」二L_ﾊ　　　i　　｀ヽ.__i　　　　それこそ、上級貴族の都合よ。
　　　　　　　　　 /7,,` `'''´　　　´ i　 'cヽ!　 ,ﾊ|　　　 |ノ
　　　　　　　　　./ .!　　　　　　　`'ー''´レ'　i.　　　　 |　　　　　『一般的な魔女は遠ざけたいけど役に立つ魔女は傍にいてほしい』
　　　　　　　　 /　ﾉヽ.　　　　　　　　""//　 |　　 i　　|
　　　　　　　　,' 　 i　　＼　｀　　　　_,.イ./ 　 |　　 l　　|　　　　　というダブルスタンダードね。
　　　　　　　　i　　　　　 i'｀7ｧ-r‐　7´/　,'　　 .|　　 l　　|
　　　　　　　　ヽ､　i　　./ｲヽ､!__／!7　　　　　!　　 !　　!
　　　　　　　　く__〉ｰｧ'´ /|ﾍ/-:､　　|　　　　　,ﾊ.､　|　　',
　　　　　　　　,!く7´|　 rY　/ / iヽ.,ハ　i 　 ,ｲ　　｀ヽ.　〉
　　　　　　　rく__,.ﾍﾊ　i7　/ ,'　i　i7　「二7＜]　　　　 Y
　　　　　　　ヽr-､,.ﾍ､r/ / .,'　 !　|」 /　ハ| 　　　　　　 !ゝ､
　　　　　　　　｀7⌒'ｰ'i ,'　 i　 l　 Yﾍ_ｒﾍ._」　　　ヽ, 　ヽ､7
270 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 17:51:54 ID:lmAZk8Vi: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　-._
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,. ＜ﾆニニ｀､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 , ＜ﾆﾆニニニニニヽ　　　　,.-､
　　　　　　_　-―-　_　　　 _,.イニト､ニニニニニニニ,. ┐,.イﾆ,ﾆゝィ/
.　　　／ﾆﾆニ二二＞イ　￣"'!　 `マニ二二二／　 !ﾆ二/　｀´
　　　 'ﾆ７´　ヽ￣‐=ﾆニ＞､　　.',　　　＼ﾆﾆニ,.'　　　 ;ﾆﾆ/＿_
.　　　　{ﾆ.!　　　;　　.{ 　｀　､＼､ﾉ　＿　ヽ- /　 _,.　.ﾉマｲニニニヽ
.　　　 ',r}　　　乂＿｣, ,.　 -‐.）　＼､ ` ー-｝　.） ´　　　}ニニニﾆﾆ/､
　　　　 } ￣ ´　　　 ,./ ;　 ,(´　 '"　_ ＞-===＝=-　＿,ｲニニﾆﾆノ　 }
　　　　　ゝｰヽ-‐　 ´ {　!　:.ハT ｰ'" ヽiノ `‐=ニニニニニニニ／´ﾊﾉ
　　　　　　　人. _,.ィ八　、.{ ,.- ､ゝ、　 }ィ弌ゝ.}ﾆﾆニニニ＞"‐,ｨ./ ┘
.　　　　　　　　　　 ; ゝ、ゝ_ヾｿ　 )ノゝソ人_,. ┬ー'" ＞.／ｰ'
　　　　　　　　　　　 i .;　i ;　、　ヽ　 ,　ノイ　ノ` T´ {｀´ '　　　　..　私たちは辺境惑星に追いやったくせに
　　　　　　　､　　ﾉ , ハ{ 　ゝ ._ `　　　イ! '´ .}　!　:.　 ,　 {
　　　　　　　` ｰ- イ　: ヽ、　〈　T__´ィﾞ./ '"ﾉ:.　l　 :.　、 ',　　　　　上級貴族は勝手な事を言うやつらだな。
　　　　　　　　　 ;　　;　,.ヽ　}ｿ､　 _, { {,. イ＞- ､　､　ヽ　､　,
　　　　　　　　　　　 ,　_ ／　!_りﾉイ`　､(Y ﾉ ‐〈　　丶　、　 __ノ、
　　　　　　　　　 , '"　　　,.ｲニ二{　-=(_{=-　ﾉ　　　　｀　ヽ　ヽ
　　　　　　　　　 ,.ｲ,　.i　 ,ｲニニニ{,. イ　: !ゝ_,}:.　　　 .{;　ﾉ､　　､. ヽ
　　　　　　　　　 ,　ﾊ　;　.{三三三三/,'{ 　八ﾆ',.ヽ　 :､　､,ｲ　　,　　　 '
　　　　　　／　＞、 ._ 'ニニニニゝ､ヽ　; ）ﾆ/ハ.__.ノ／､　 }　 .;　　}

　　　　　　.／　　　　　　　　　　　　　　　　　>､ヽヽ
　　　　 .／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼}　∨
　　　　/　　　　　　　　　　　,,＞‐- ､　　ﾄ､　　ノ　.|
　　 .∥　　　　　　＞､＿ゞ:::::::::::::::::＞､∧　￣　　　/
　　 .∥　　　＞:´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ＿>､＿_ ／}
　　　r‐､,.　 /:::::ｉ:::::::i:::::::::::::::::ｉ::::::::::::::::::::i::::::!:::::',＞､/ニ!
　　 .仁/ ／ｉ:::::::| __⊥-‐'::::::::l::::｀ー|-ﾆ:i__i::}:::}:::>､￣ヽ
　 x.´　 j .i:::|:::::::|∧/　ヽ＿__|ヽ＿_ﾄ､__」::::::|./:::::| ＼／
　　.｀>ィ　ｉ:::|:::::::| .xぅ云x.　　　　 xぅ云x..i:::::/i::::i::! <_　　　　　他の惑星の歴史では権力者はもっと横暴な事をやっているから
　　...＞ﾍ |:::{:::::::|《弋::ソ　　　弋::ソ》i/::i::::::ﾄ.|!＜
　　　　 .ｿ::八::::|　　　　　　 ,　　　　　　 ∥:i:::::::|::',∨　　　　　これでも上層部は理性的だと思うわよ。
　　　　ﾑ::i:i::＼,',/!/!/!　　　　　　/!/!/!.ﾊ::i:::::::|::::',::＼
　　　　ﾑ:::|::|:::::::込　　　　-―‐　　　ｲ::::i::::::::|::::::',::::::＼
　　　　ﾑ::::|:::|:::::::.ﾏ:::>､　　　　　　　　< ﾑ:::ｉ::::::::|:',:::::::',.:::::::＼
　　　　::::::|:::::|::::::::::ﾏ::',:｀l　‐---‐　l´::::::|::::i::::::::::|::::',:::::::',.::::::::::＼
　　　/::::::|::::::|::::',:::::::ﾏ__|≧s ._ s≦¨∨.|:::i::::::::::::|-‐- ､:::::',::::::::::::::.
　　 /::::::::|::::::|:::i:',::::::::ﾏ　　 /v'＾､　　｀|::.ｉ::::::::::::|　　　ヽ:::::::::::::::::::',
　 ../:::::::::i::／|::i:::',:::::::::ﾏ　/　ﾄ､　ヽ, 　|:::::::::::::::::| 　　　 ∨::::::::::::::ﾑ
　 /::::::::::/ 　 |:i::::::',:::::::::ﾏi＿i;; ;;ﾄ､__lヽ|:::::::::::::::::|　　　　 ∨､:::::::::::ﾑ
　/:::::::::::i　　.|::::::::ヽ::::::::::}//' ;. ;;ヽヽ .|:::::::::::::::,'　　　　　 ',　ヽ≧s.ﾑ_
_/:::i:::::::::|　　　＼::::::::::､:::::|/;' ;; ';,　ヽ-ｉ::::::::::::/　　　　　　　　',　　　　　＞､
ｲ::::i:::::::::ji　　　　＼::::::＞‐┐;　'; ''' ,, |::::::::::/　　　　　　　　　　　　　　 >､
.|::::i:::::_::j.i　　　 <￣vﾍ＿_」;　　';　 ''.ﾄ､__/-┐　　　　　　　　　　　　　　ヽ
..|:::y´ 　 iヽ　　　　｀-<::::::}＞､　　';,　　ゝ,!_ﾄ､_.ﾄ､　　　　　　　　　　　　　　　／
　'/　　　.i　ヽ　　　/　<￣i--┘　 ;;　　;'{:::::::::>､　ヽ＿　　＿ _　ノ　　 ,r‐´
／　　　　i　　ヽ　.ﾍ,.　└<::::｀ヽ。s≦　;;　l_￣｀iー‐ ＼　　_ 　　､-v＞゛
271 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 17:52:26 ID:lmAZk8Vi: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::≧ x､　　　　　　＼　　　 /
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r==-　､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ、　　　 /ヽー/
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|　 ‘，　　｀ヽ==､:::::::::::::::::::::::::::::≧x､/　　 /
ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::≠　　ゝ-≦==‘，　 ≦ 、:::::::::::::::::::::::｀ヽ､ i
　∨::::::::::::::::::::::::::::‘，　　／　　　〃￣　＿｀ヽ、::::::::::::::::::::::::＼
　　∨:::::::::::::::::::::::::::::ゝ〃　／／　＼　くヽ、　　＼:::::::::::::::::::::::::ヽ、
　　 ‘，::::::::::::::::::::::::/　　／／　　 |　　｀　　　＼/　/ ｀ヽ:::::::::::::::::::: ヽ
　　　　＼:::::::::::: : 〃　/　/　　　　|　　　　　　《　ﾄ､　　‘，､:::::::::::::::::＼
　　　　　　ヽ::: : / 　 /　/　　　 i|　　　　　　 /｀ヽ'　　＼ i　＼:::::::::::::::::　　.　確かにそうだろうが
　　　　　　　　ゝ′　　 ,′　　　　|　　　　　 /　　　　 / |ノ　　ヽ:::::::::::::
　　　　　　　　 {　　　 i　　　　　 i|　　　　　ｲ――-　/　｀ヽ、r 、＼:::::::　　　上級貴族は元々七大神や会長に頭が上がらないから
　　　　　　　　　 i　　　 l　,　┼-- !　　　〃,′　　／/　/　 /　 i|ヽ, ヽ:::
　　　　　　　　　 !　　　 !　　 |　// 　　／　/　,イう泛ｱ /　 /　/　!《　　ｉ:::　　　これまでは上手くやれていたけど
　　　　　　　ﾄ　　人　斗斧芋ミ'　　/／　ら::::〃　／　 ,′/ { ｀ヽ!:::
　　　　　　　　 /ヽ/ 　‘，{ ヽ乂::ソ　　/　　　｀_´　 ≦　　/　/{-┘￣::　　　七大神が引退して会長がマジークにいるから目が届かない状態だ。
　　　　　　ﾉ　/ 　　ﾏﾍ　　　　　　､　　-=≦／　　　/ ／　‘，:::::::::
　　　　　　　／　　　　　八　ﾍ　＿　　　〃／　　　　/｀ヽ、　 }::::::::::　　.　いつまでも健全な状態を維持できるとはかぎらないぞ。
　　　　　　　　 /　　　　　　7´:.ヽ/:.:.:≧､￣,' /　　　　　/:.:.:.:.:.:ヽノ―､::::
　　　／　　〃　　　　　　〃ゝ:.:.:.:L:.:.:.:.:.:.:ヽ{　　　　　／:.:.:.:.:.／/　　ヽ
　　八　　 ,′　　　　　 /:.;r{:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.《:.:.:.:.:》＿__／:.:.:.:.:.:./　//　　　　 i
　　_L＿＿ i　　　　　　/:./　　ゝ´　￣　》／:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.〃　ｱi
≦:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.≧――:.´:.:.:ｉ　　/ ／　　／ {:.:.:.:.:.:.:.‘，---7　　}ヽ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/　 /__≧ 一:.:.:.:.:L________ﾉ　　 {{　　} 《
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:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:￣:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.≧ ´　　　　i　　{ {　　/

　　　　　 ′　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }　∨∧ ∨
.　　　　ｉ{　　　　　　　 _,,.　 -‐- ミ__　　　i ､____ ノ　 }　　,　,
　　　从　　 ,.｡s≦　　　　　　 'ﾞ⌒`' ､_乂　　　ﾉ　 .}　}
　　　　　_≫''" -‐‐- ミ　　　 /　　　　ﾞ'く ⌒｀`'*´,　　ﾉ ,ﾉ
.　　　　ｱﾞ　　i::::::::::::::,:::::`' ､____,,.　-‐==‐ミj}　　　　　`'くイ
　　　　{⌒` ､|:::::::::::/:::::,ﾟ :::,ﾟ::::/^ｉ､:/　il:::,'｛_____,.｡s≦`,ニV
　　　人二ﾆi|::::::::::ﾟ::::::lｉ:::::lｉ::/　Ｌi＼,jｌ/::::::::::;::::|_ｉ::::::::il二}
　　　 ⌒＼ﾆi{:::::::::lｉ::::::l|:::::l| ｧ午劣ミ｀{ｉ:::::::::/'ﾞ´j::|::::::::lｌ_ノ
　　　　　　｀i{:::::::::li::::::::ﾞ⌒「　辷ン　　ｰ=彡斧ﾐﾉ::::::,ﾉ　　　　その心配はあるけど恒星間文明に至った今ではそこまで重要ではないわ。
　　　　　　　j{:::::::::lｉ::::::::::::::l|　　　　　　　炒小¨´
.　　　　　　 j{::::::::::lｉ::::::::::::::l|　　　　　　　 ,　　,i{i:::i　　　　　　ここまで王国が成長すれば失敗してもリカバリーは十分できるし
　　　　　 .:::::::::::::lｉ::::::::::::::l{　　　　　　　　　斤:::|
　　　　　 /:::::::::::::八::::::::::::::ﾟ,ト　　／｀ヽ　.イ::iｌ::::|　　　　　　国が分裂して国家が乱立する状況になっても何とかなるわ。
.　　　　 /:::::::::::::/7沁､:::::::::::ﾟ,　〕rくノ` , i八:|:::iｌ::::|
　　　　/:::::::::::::/jI斗く^＼:::::::ﾟ,＼li　iﾞ　/⌒Vﾑ:::iｌ::::|　　　　　　だから、七大神が引退して会長がマジークに移住できている。
.　　　/:::::::::_ア゛　　＼ヽ :::ﾟ,　li　L/　／　}ﾑjｌ::::|
　　 /:::::::: ｱﾞ　　　　　＼i}:_j},八　 ¨´ｰ 'ﾞ/`'7､::ﾉjI斗┓
　　 ::::::::::/　　　　　　　　「二)_)ﾆ沁､　　　 {､〈ニ)_)ニニ|
　　 :::::::/　　　　　　　　 L／7::`ヽ心,　　 {_{＼´::`i ､_ノ
　　 ::::/　　　　　　　　　　　　{::::::::::∨沁,　 }_}　＼ﾉ、
.　　 /　　　　　　　　　　乂::::::_j}_{_{ﾑﾉﾉ　　　丶＼
　　　　　　　　　　　　　　〈二ミ)_)=}_}ﾆ{_{　　　　　Ｖヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 L彡'＾'く{_{ニ}_}　　　　 ∨∧
　　　､　　　　　　　　　　　　　　7::::::::::}_}ﾆ{_{　　　　　 Ⅵj}
　　､　＼　　　　　　　　　　　 {:::::::::::{_{ニ}_}　　　　　　 W
　　:::＼　＼　　　　　　　　人::::::::::}_}ﾆ{_{ 　　　　　 }i
272 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 17:52:55 ID:lmAZk8Vi: 　　 _,,....,,_
-''":::::::::::::｀''::..､
ヽ:::::::::::::::::::::::::::｀'::.､
　|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ
　|::::ﾉ　　　ヽ､ヽr-r'"´　　（__
_,.!イ_　　_,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7
::::::rｰ''7ｺ-‐'"´　　 ;　 ',　｀ヽ/｀7　　.　七大神と会長はそれで良くても上級貴族は困るぞ。
r-'ｧ'"´/　 /!　ﾊ　ハ　 !　　iヾ_ﾉ
!イ´ ,' |　/__,.!/　V　､!__ﾊ　 ,'　,ゝ　　　貴族の地位は王国によって保証されなくては維持できないから
`! 　!/ﾚi　━━　　　━ ﾚ'i　 .ﾉ
,'　ﾉ　 !'"　　 ______　 "' i .ﾚ'　　　　　王国の分裂など冗談ではない筈だ。
　（　　,ﾊ　u 　 !______i　　人!
,.ﾍ,）､　　）＞,､.,______,. イ　ハ
　（　）',.イ　ヽ､__ﾉ「ヽ.レ'ヽノ
　ﾉヽ/　　';::ヽ､/iヽﾉ::i　Y
　　ri　　　!:::::::`ｰ┘:::!　i
　 ./ヽｰ-,ｲ:::::::::::::::::::::!ﾝi

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／`く＼
　　　　　　　　＿　　　.　　　-- --=ﾆ .　　／＿／／
.　　　　　　 .: ´　. ＜´　　　　 _＿　　　＞'´　　｀:.
　　　　　　 {　／　　　　　 v ´＿　｀ .　 .{　　　　 }
　　　　　　　／!∩'∩'∩'∩'∩'l.´__＿）　 i`∩'∩'∩'l..ﾘ
　　　　　／ . ∪∪:∪:∪:∪:∪ﾞs｡,,___,,｡s(∪:∪:∪:∪ﾞ
　　　　　　>´　 ..|: : : i| : : : : : |i; : : : : :| : : : : |.: : : : :|　　　まあ、どう考えても今の貴族はおしまいになるから
　　　　＼／ .il__i┼l‐_＿__l┼_┼__l|__l___从: : : : :|
　　　　　　　　 |ﾊ TT 　　 TT　　.| : : : :|-､: : : :|　　　彼らも必死になるでしょう。
　　　　　　　　 | :ｉ ∪ 　　　∪　　 ! : : : :|　l: : : :|
　　　　　　　　 /: {::::::　　　 :::::::　/: : : : :Yﾞ.: : : :|　　　その危機感が上級貴族たちの自浄作用になるから
.　　　　　　　　 {: : h｡.　 ‐ －　 u　| : : : : : |: : : : :|
　　　　　　　 !: : : : :l≧=ｭ--ｪ=l爪 : : : : ﾉ: : : : :|　　　好都合だけどね。
　　　　　　 ,.=- 〔ﾆlニlﾆ〕三ﾆ[_]ﾆ三〔ﾆlニlﾆ〕/:.: : :|
..　　　　　　(　こ) { : : : ／lﾆ///〉{:r 　)z: : }　 ∨: : :|
..　　　　　　fhzxf〔.lニ// //.// i ihzxzf ﾏ_〕　 ∨ : |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そうだな」＞魔理沙
　　　　　 {　　　｀:从{ .{ { { {　{ i{.　　　∨/ 　 :i : :|
273 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 17:53:26 ID:lmAZk8Vi: 　　　　　　　　　／::::::::::::}　　　　＼::::::ヽﾚ'／　ヽ、
　　　　　　　／::::::::::::::::::!　　　　　　}＿／　　　　/
　　　　　　 , ´:::::::::_,.＞へゝ-───ﾍニヽ、　　　' ､
　　　　　 /:x=:::´／-─‐ヽr⌒ー‐==くヽ:::::｀丶、　 j　　　　　上級貴族はいいけど
　　　　／:r─ｧ'´　　　　　　　＼　　　ﾊ　＼::::::::｀ヾ、
　　／:／｀Y　　　　､＼　　＼　　ヽ、 }:::::::::::::::＼　　.　特化型の魔女は一級魔法使い試験を合格していないけど大丈夫なのか？
　,..:´::::{＿// 　　ヽ　　　＼＼, ＜´'、｀､　'.｀ヽ、::::::::::/
/:::::::::r'´ / l 　　戈ト､＿_, x千ﾃ夊＿ゝ　'､　',　〉:::::::/　　　　能力的に私達に大きく劣っている筈だろ？
::::::::::::'､ / 小　　! rﾁ万　　ﾋぅり　ﾊ }　ﾊ　} /::::／、
ヽ::::::::::::＼{|　ﾄ､ '、ﾋり　、　　　 "ﾉ　l|　i、ﾄ､/::／::::::::＼
　｀　､::::::'|:7|　＼''､　､,　-っ／ｲノ　} V　｀ヾ、::::::::::::｀
　　　 >::-/ |　f´　 {＞￣-彡イﾑ　ﾉ /　　　　Y}}::::::::::
　　　 /:::イ　ﾉ　ﾄ､　 '､::ヽ、-=／/　　／ /´　　　}] ト　､::
　　 ,'::/::{　{　人　　ヽ:::｀ー‐:':{　　 (ゞｲ}、　　 ,　 j
　／::::::::::＼ヽﾍ　　　_}::::::::::::ﾟo｀ー‐ イ　￣｀ヾ_ノ、
/´:::::::::::ノ／くrﾍ乙こてゝ:::::::::::::o::::ﾟ:::ノ　、｀ヽ、　＼ト..､
:::::::::::::/ /　　　　ヽ　　　ﾊ:::::::::::::::::::／　　ヽ　　　　　 V}}:
::::::::::::j /　　　　 /´ト､　　＼ー‐ ´　　　　　}　　　　 ∨
::::::::::〈 {　　　 //　∨ヽ、　ﾄ､　　　　　　 /　　　　　　 Y
:::::::::::j　'.　　　 { {　　 L　　　　ヽ　　　／　　　　　　　　}
:::::::::::ヽ｜　　　ヽ、　｀　､＿_／ヾ　　　　　　　　　　 l
::::::::::::::} |　　　　　　＼　　　 '､　 _ノ　　　　　　　　　　 /

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　．　---　． ,......､
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,. ｨ≦　　　　　　r''_r-‐ ､　＼
　　　　　　　　　　　　　　イ　　　　　　　　　　　　　　｀ヽ　ヽ.
　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　 l 　.l.V｀ヽ__
　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　|ヽ　　　　　j　 .j .i≦　ﾉ_
　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　ヽ｀ヽ.,___／　 /V=＜´　＞
　　　　　　　〈　　　　　　　　　　　　　　　　ゝz＿ ≠ <､　　　＞´　　　　いえ、そうでもないわよ。
　　　　　　　　r-:ﾆ寸　　　　　　　 __　ィー一''´　｀　__　　 .＞＞ /|ﾊ
　　　　　　　　」＝ー＞､__ ／￣／　　/　　　 _,.．-:''":::ヽイ::::ヽ::::Ｙ｜ﾑ　　..　そもそも一級魔法使いに求められる能力は
　　　　　　　＜　　 ´　　　　　''　　__ / 　／:::::::::::::ヽ:::::::::::::＼::ﾏ::l　|､/
　　　　　　　　＼_r＜/ヽ.,_＿,r≦::::::Trtく::::::::::::ヽ:::::ﾑﾏ:::::::::;ｨ:ﾞﾊ:: |i.」　　　　　優れた魔法研究者としてやっていける事が重視されているから
　　　　　　　 /　| |:::l:::::::::::::::::::::::::::| i!ﾏ:::::::::::::::ヾ::ﾄjｨ. イ::i.j:::::|: :|
　　　　　　　　　/ 　i! ﾊ::l::::::::::l::::::::::::::::l .i! V ｰ　'卞云イ /ﾘ/:::::::|:::i!　　　　　　それを度外視できるなら、一級魔法使い試験に合格する必要はない。
　　　　　　　 l 　」ﾊ:::VTi::::::jﾉ寸卞歹　　　　　　　　　//::::::::::じj-､ r:､
　　　　　　　　　￣　|:::::::::::| ﾚｼﾍ　￣　　　　i　　　　　ｲ;:::::::::::::::::::::r≒､､
　　　　　　　　　　 | :: __:λ:::::::: ヽ、　　　　　　　 ,.　 .,/| |:ﾏ:::::::::,:イ´　　ヾ j
　　　　　　　　　　　| f´　　.ヽ::::::::::: ＞．.,_　 ‐ =:´ ／／ |　｀Tz/　　　　　ﾏ:､
　　　　　　　　 | :|　　　　） ::::::::::::::: |v ≧ｰ､イ f´､　i!　こj i ___　ー　　ﾏﾊ
　　　　　　　　　　 | ::|　　　 /:::::::::::::::::: i!､　　./l:＼ j::ヾ＿z　　 j　　　　　　　 V
　　　　　　　　　　j :: i! 　　 / :::::::::::::::::: ﾊz_　　:ﾉ >i十fー::､-=二 ≦''マ､　　　　了
　　　　　　　 l :::: j　　,ｲ :,r､:::::::::,イ　./::Yー ∧､tｼ｀　＼';.　　';::::::｀.､　　 :ﾊ
　　　　　　　　　/ :::: i　　 i .f　.ﾑ:::/'　　 /:::::::::ヾ　　/.l l　　／:i!　　 l:::::::::::iﾏ　　ヽ
　　　　　　　　 /:::::::::j　　 V|.　. .i/:　　　'::::::::::::::i' ｀ '∨|ｿ/¨::::::j　　 ::::::::::::iﾑ　　 :ヽ
　　　　　　　 /:::::::: ,'　／不ヾノ,':ｉ　　　{:::::::::::::::i,ー＝= / :::::::;'　　　j::::::::::::i }　　　　ヽ
　　　　　 /::::::::::,'　ﾏ　　ｲ .ｉ:::ｉ　　　i::::::::::::::::( ￣.二i､::::::/　　　/::::::::::/.ﾉi　　　　　ヽ
. 　　　　 /:::::::::::,'　　ヾz, i | ﾑ::';　　　ヽ::::::::::::::)イ　　.}::｀i...＜. ノ:::::: _.,'イ　l　　　　ヽ
　　　　　 ./:::::::::::./　　　 / .| L._ヽ､.　　　ゝ＞¨:::}　　 j:::Y 　　 i::::¨::) .l ::V　l　　　　　　＼__
　　　　 ./::::::::::::/ |　　　 L__| ::::::::: /｀¨T¨　,j:::::::l ￣.了:::::j　- ､ｿ:::::::::i　) : V　　　　　　　　ﾉ;;ﾄ
ー‐ zノ:::::::::::／　　　　　　　i::::::::::: j::::::j　　ﾉ::::::j　　_ﾄ::::::(　　 i::::::::::::::ｌ　ﾏ ::V　　　　　　／／
_こ ´::::::::: ／　　　　　　　 .j:::::::::./::::ノ　／:::::/ー /:::ﾆ::ノ　　ﾉ::::::::::ノ､　:i :: V　　　,ｨ＜r''　ﾑ
::::::::::::::::ノ､　　　　　　　　 ./:::::::::/:::/　_ﾉ:::::::::/ ≠んﾆ=二zzxヽV:::::::::ヽヽi:i :: V__ｨ≦:／　　　ヽ
274 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 17:54:29 ID:lmAZk8Vi: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼＼＿/　　　　　　　　　　　　　 /
:::::::::::::::::::::::::::::::r 二二二ヽ､:::::::::::::::::::::::::::::ヽ／　　　　　　　　　　　　　　　　 /
:::::::::::::::::; -'"゛　',　　　　ヽ　　｀ヽ､:::::::::::::::::::::::::＼　　　　　　　　　　　　　　 /:::
:::::::::〃＿　　　 }　 ,　-'" /　／　＿ヽ、:::::::::::::::::::::::ヽ　　　　　　　　　　　《:::::
:::::::::‘，　　　｀ヽ／　　 /《　´　　ト､　　｀ヽ　、::::::::::::::::｀ヽ　　　　　　　　／＼
::::::::::::‘，　　〃　　 /　　ヽ _　　ヽ／＼　　　　　゛'‐ ､::::::::::::゛'‐　　　　　 }　　　ヽ
::::::::::::::::}ヽ　/　　　/　 /　　/ 7￣　　　　｀ヽ -------ヽ￣゛'‐-- ゛'‐ ／､　　　　　　幅広く魔法技術の研究をするのではなく
:::::::::／　　　ヽ　　,′ /　　 i　l!　　ヽ＼ --- ＼　　ｌヽ　/　　　　　 --ﾆ＼ヽ__
:::::《　　　　　　', /　　i　　　l___l　　 ',ゝ'　斗＜､　 | | ゝ--t- ´　＼　　　ヽ　　　　　　唯一の固有魔法だけを探求して使い続けるなら
:::::::＼　　　　 / !　　 !　　'l ﾘ__ヽ　　ヽ./斧::::::彳　/ﾘ　 / /　　}　 l|ヽ ∠＿＿
::::::::::::::ゝ___ノメ ‘，　 {',　　〃坏ヽヽ､　',弋::::ソ} /　／ /　　/　　!　　　　　　　　　　それでも構わないのは確かだな。
::::::::::::::::l　　/　　ヽ　 ', ヽ　｀　弋ｿ　 }ノ　　　〃　　イ　 //　　/　　＼
::::::::::::::: !＿′　　　　｀ヽ､｀ヾ､　　､/　, 　／　　イ　i　〃 {　　{　　　　　ヽ　　　　　勿論、そんな魔法使いは一級魔法使い試験に合格できない。
＼:::::::::::::::::｀ー- ､　　　　ヽヽ　　一　　 /　／ヽ　ヽ{　 ‘，　‘，　　　　ヽ
　　ヽ ::::::::::::::::::ゝ-ﾉ　　　　　} ﾉく　＞ _ ≦二ﾆtヽ　}--､｀＿‘，　｀ヽ rー―
　　　　　｀ヽ≦／　　　　 /　/　 /―/7￣　　　/:::〃/￣　　　｀ヽ、　　　ヽ
　　　　　　　〃／　　／ r ゝ/ ノ::/} /　　　　/／{::/　　　　　――ヽ　　　　ヽ
　　　　　／　 ′　　く／ゝ - ヽ/　/　　　 /::::::｀ヽi　　　／　　　　 ‘，　　　 ‘，
　　　　八　 /　／　 _- く　r≠、_ }　__ --;;_::::::::::::|- ￣　　　　　　　　ヽ　　　八
　　　　{　　　　〃　　 }:.:.:./ {:.:.:.:.〃￣::::::::,'　 }:::::::/　　　　　　　　　 ‘，　 /
.　　　 i!　　 /　　　　ゝ′ ＼ノ:::::::::::::::::::ゝ::´:::::/　　　　　　　　　　　　 }　/
　　　　ヽ　 i　　　　　 /　　　ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ　　　　　　　　　　　　　 /〃

　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　＜｀ヽ　　　ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　）　}　　　　!
　　　　　　　　　　　　　 ,　 ,ｒ─‐ｧ　　　　　　　　　　　　　　｀､ー‐'′ﾉ＿＿メ＿ _
　　　　　　　　　　　　　　i 　 | 　 / 　＿ｒ─- ､/ヽ-‐ ` ー‐ イ　`‐一 ´　　　　　　ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　|＿|　/／　＿＿ヽ_　　　イ` ､　　　＼　　　へ　　　／ミﾐヽ
　　　　　　　　　　＿_ __ 　|　／￣ヽ／/　　　ヽ＿ｊ　 |　　　 ∧／　　＼／＼
　　　　　　　＜　　　_＿＞ヽ／7ヽ__/　/　　　　　　　　　Λ＿_ノィ　 / ,　|　　ヽ.　ヽ　　　..　彼女たちは所属としては一応魔女に分類されているけど
　　　　　　　　　＞''´ 　|　.／ |　　/　 .′　　 !　.∠..,,_ ,＿ _　／ |　/イｲﾉヽ　　ﾊ　 !
　　　　　　　　　　　　　ー― |　 /　,.′　　　.| /＿_／/＿／　　|/≦ｹ i　 i　　,'　i .}　　　..　その在り方は魔族に近いわ。
　　　　　　　　　　　　　　　 i /　　　　　　′`≦行芋ミ｀　　　　-=彡,i　 .|　/　 .|.|
　　　　　　　　　　　　　　／　　　　 ,′　|　弋z彡_　　　　　　八　ｊイ　　ﾘ　　　　　本来なら魔族にやらせるべきでしょうが
　　　　　　　　　　　　　／　 ′　　　　 /　　 | 　´´　´　　　　ゝ　ｲ　　　ｉ
　　　　　　　　　　　 .／　　/　　　　　./　　　 ! 　､　　　ｰ　' ／ ,′　　/ |　　　　　　　　流石にそれができないから特化型なんて
　　　　　　　　　／　　　,.′　　　 ./　　　　 .|　　＞　 _　, .イ　 ,′　 /　 i
　　　　　　／　　／　　　　 /　　　　|､￣∧￣入　.!　 /　　　'　　八　　　　　　　イロモノを用意している。
　　　　　　　／　　／　　　　　 '　　　　　　j　∨_ノ´＼l/　!./　　ｲ　　/　＼_,
　　　　／　　／　　　　　　　ｲ　　　　　　 .i 　 }| 　ll 　|{　ﾘ/／　　　ｲ
　　　 .／　　　／　　　　　　 '　　　　　　　　ﾘ　　}| 　ll 　|{ 〃　　　／
275 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 17:54:58 ID:lmAZk8Vi: 　　　　　　　　　　／:::/::::::::::::::/ ｀ヽ:::::::::::::∧
　　　　　　　　／::::У:::::::::::／　　　　＼::::::∧
　　　､＿x≦::::::/〆＼:::::::ヽ　　　　　　ヽ:::∧　　　　　＿
　　　　 `ｰ一'´了スﾌ ‐-　厂￣　　　　　 ∨:∧ 　 ∠.　　 |
　　　　　　　／::r'　 ――く　　-‐‐-　　, ｀ヽ∨:冫´　　　 :|
　　　　　 ∠ -‐=＝一'´丕￣厂丁`ｰ‐=＝=ミﾚﾒ一'　　　.lノ
x≦三￣:::::::::::::,.ィ升 7´ 　乂＿__）´￣ヽ入ゝ::::｀´￣ヽﾊ´ て
::::::::::::::::::::::::::厂rf‐一'　／　／⌒　　　 `ｰ――-ｚ-丶::＼ ∫　　　　　　　　魔族は自分が選んだ固有魔法に対する拘りが凄いからな
::::::::::::r‐‐―'　冫　　／　　〃　　　　　　, 　　ハ　∨了::::::＼
::::::::::（　　 -‐〃　　/ 　=彡　　／　／ｲ　　　　}　ヒ　＼:::::::｀ヽ　　　　　　『他の魔法を研究して使用しろ』と要求しても受け入れない。
＼::::::::｀￣刈｛　　｛　从　/ ,／-‐廾ト､ｿ　　　 /　　ハ￣｀ヽ:::::::::＼
　＼::乂´￣人　　ヽｊ八 { ﾉ圦癶㍉ 7　　　　,ノ　　l 　 !ヽ　:｝::::::::::/　　　　運よく需要のある魔法を固有魔法にしている魔族がいても
　　　ヽ::::::弋ノ｝　　从　ヽｊ. ヾ辷ソ　!　　イ入　　/　i .} ､一':::::::::ノ
　　　　　≧－､　　八　ハ :.:.:.:.:. 　{ ／笊ヾﾉ　ノ　./l 八ﾊ:::::::／　　　　　　上級貴族にとって都合の良いように働いてくれるとは思えない。
　　 ,ィ⌒　　　｀ヽ　　∧　ﾘ.　　　 `　ゞ′ﾉ'´ﾉ　ノﾉ' -‐'´￣
　 r'　　　　　　＼ノ彡∧. 　 ‐ｭ　′.ノ　／／　　　　　　　　　　　　　　根本的に価値感が合わないないからな。
. /j　　　　　　　､　　｝　＼个　　　ヒ升　〃爪
/´　　　　　　　ハ　　|ヽ　　　￣　〉.ﾊ/ ）　ヽr-‐ヘ
{.　　　　　　　ﾍ . ﾉ::::::＼＿＿冫ゝ冫　＼￣`ｰ､ヽ=ミ＿＿_
{　　　　　　　　　　∨:::::::::::::::::丶:::'::くYｎ::ゝ_∧ ｝｝弋｝　　　 'ハ
　　　　　　　　　　　∨:::::::::::::０:::::::r‐幵-､/ノ｝l ｊ丿`‐-う　　　　｝
ヽ　　⌒＼　　　　　冫::::::::::::::::::::::ヽ´￣V￣i}::::{二￣ヽﾒ　　　 ′
　＼,. ィ升｀ヽ. 　／::::::::::::::::::::::Ο::γ〆｀ヽ′:::::/　　/　　　　八
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　　　　　　　/　　i　　　　　ｲ　　　l .八　　 /i　　　　　 l .l 　>''´　　｀'';
　　　　　 /　　　iヽ　　＞ﾆi‐ｧヽ､_　　ヽ__.l ヽ､　　　ﾉ .|/　　　　　 ';
　　＿＿__ヽ　　／￣　i l　/ i! ,　i!　　.| 　｀ヽミ､ー' 　ﾉ　　　　　　　i
　　.l　　＿_,.>　ｨ≦i7ヽ　　　V: ﾊ|!i .l.l＿　／＜¨ |ー‐＜__　　　　　　;;'
.　　 V'´ ／　　ヽj: :| i Y''¨ﾆ: : l　|.l j: : :.二/≧__:V　ヽ　　＿＞,　　　.,'
　　　　 / ヽ　 ,.＞': :l l j l: : : :_| l　| V'' ｨｱ''ｱ≦l¨i!ヽ､＿ノﾄ､　l｀ー=<　　　　その点、魔女なら融通が利くわ。
　　　 /　　l｀´l: :ｉ!: : .l ',ﾊ ';:／ヽｉ　　　　ﾄしi:::j /　l: : : : :.| ヽ,|　 __／
　　　｀ヽ,_|　　| :|l: : .l :> ',.三彡｀　　　　ゞー='　　 j:/: : : :l: : lヾ´　　　　　　求める魔法の才能がある少女を勧誘して魔女にすれば
　　　　　　　 V ヽｧj : : l　　　　′　　　　　　　 i/: : : :.:l: : .l ﾊ
　　　　　　　　 / : : l　　　　　　　_,.　　　　　.j:'.:.: : : :i: : /: : ﾊ　　　　　それなりの仕事は可能でしょう。
　　／｀ヾ''´ヽ　　 / /: : :.ヽ、　　　｀　　　　 _ イ/: : : : :.:j: :/.: : : :ﾊ
　 /.　　　,r''¨´ . ／ /: : : : : :.:｀＞z ､_ _,.．-'''´　ﾚ: : : : :./ :/: : :.,: : :.l　　　　汎用性はなくても固有魔法だけならそれなりに使えるわ。
　 l.　　 ,.'　　 .／: : /.:.: : : : : :./ | /__」　_,.．-' 7.:.: : : : :/ /: : :./: : : :l
.　｀ｰ '　　／ : : :.i!: : : : : : :./＞,' /i＞< 　　/: : : : : :.:': : :.／ : : : : .|
.　　　　 ,.'i.: : : : :.!i: : : : : :.:/'く''ｿ/ .l　」.ヽ　 / : : : : :.,.': : ／: : : : : :.:/
　　　 /: :l:.: : : :.l l: : : : :./　 < .l_, ｨ''´j ノ　.,': : : : :./: : ／: : : : : : :,.'
　　　　 i: : l: : : :.:l: :i: : : :/　, ｨ''´ __／＿V,´': : : : / :／: : : : : :.:,ィ'´
　　　　ヽ: :',: : : :l:.:/'｀ヽ>''　　　￣￣__,ノr ' 　 ,:'／: : : : :.,.＞''　.＼
　　　　　　ヽ:i:: : _V ',／　　　　｀ニ二___ヽi: :;:' ' ／ _,.ｨ''´　　　　　＼
　　　　　 _＞''´| 　｀ヽ　　　　､-----=' -l__r-､／´　　　　　　　／ヽ
.　　　　／　　　レ　ノ　,.ｨ.､.　ヽr.'´:::::::::i__」｀:::::::｀ヽ､　　　　l　　￣´ ヽ
._ 　　 /　　　　/.l　／ーｧ'.|　ｉiiiヽ __> :: ／ハ:::::::::::, ／ ,　＜´｀=__　　　 l
.　　 /　　　　 '　i (､　　'　 'ー,i 　 iiii V::::ノ: : ヽ:::::/ l　/＿_ ヽ /.ﾊ l__,ノ｀ヽ!
　　 /　　　　　　　　｀ヽ　　　 .|　　ｉｉi( ¨´l: : :/: :ﾌ''ヽ'　ヽ　/ 　 >　＼
.　 /　　　　　　　　 /ーｧ-､j 　 iiii ,>=-ｧ,ﾉ_／. 　｀Y´　　｀¨´　　　＼
　/ 　　　　　　／　　ヽiii 　 .／. . . .< l. . ｀ヽ　　 .l　　　　　　　　｀､
./　　　　　　　　　/　　　／iii 　｀iヽ. . ../｀ヽ. . . .＼　ｌ　　　　　　　　　　　＼
276 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 17:55:44 ID:lmAZk8Vi: 　　 |::::::::::::::::≧x　　　　 {　　｀ヽ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧
.　八:::::::::::::::::::::::::::::`ｰ,.ィ　　Ｙ⌒Vxく´￣￣｀ヽ:::::::::::::::::::::∧
　　　{::::::::::::::::::::::::::::::::::＼　 λ γ ―一'　　　/:::::::::::::::::::::::∧
　　　∨^＼ゝ⌒Y´￣ヒ升≧=－=ミ　　　　／::::::::::::::::::::::::::::∧　　　　　まあ、会長や私達も『魔法を創る魔法』という固有魔法がある。
　　,. ┴　r‐`ー=乂`ﾄ､し'⌒ﾒ、＼::::::｀ヽ f　｀ヽ::::::::::::/＼ :::::∧
　　＼　　　　／　〃　 /　　く,. -‐=＝ヽ＼.　　＼ ::,′　ヽ ::::ﾊ　　　　それが魔族と違って汎用性があるから万能に見えるけど
　　　冫　,-‐/　　/　　{　　　　ハ　ソ'⌒ﾒ、＼　　∨　　　 ∨:::}
　　く　　　 {.　　　　　 ',　　　　　｝　)　　　}｀ヽ＼　｝　　　ヽ:}　　　　固有魔法には違いないな。
　　　｀ヽ　! /　 {　　　∧　丶　　! 人　}　 `ｰ―‐＼　　　　　∫
　　　　乂ﾉ'{ 　八　乂⌒Y ∧　八匕_ 从　ヽ　｝冫::＼
　　　　　　　入ヽ j八弌:iﾉ'　 )ｲ弌::} ﾒﾚ　 .} ﾉ､＼:::::::＼
　　　　　　〃　＼ハ､乂ﾘ　　　　弋ｿﾉﾙ'　从 ,ﾊﾄ ∨:::::∧
　　　ｰ=彡 {　　} ゝ`ヾ　　　　'　　　　/　ｊハハ　＼｝::::::::∧
　　　　{八' 　ﾉ人　ト　　ｰ一'　　ｲ У｝　　`ｰ一' ::::::::::::＼
　　　　｛　!　ﾉﾙ'`＿γ::/ ＞　- .＜ /　' ｲヽハ　ｊ丿:::::::::::::::::::＼
　　　　∨ヽイ´￣　/:::::i!　＼　／ゞ､__丿￣下)イ　`ｰ ――‐一'
　　　　　　　/　　ヽ }:::::::| ヽ / ヽノ{ ゝヽ)' フ.　∧
.　　　　　　/　　　ヾ::::::{　｛i!i!i} 　.ﾚ一'ヽ/　　'　',
　　　　　く /　i　　,ハ:::::',＿{i!i!i}＿{ 　,　} ｝　　八
　　　　　　冫　{　　ﾘ:::::::ゞ {!i!i!}::::::7/jﾊ彡　　ﾒノ

　　　　　　　 _　―　　￣￣　　― -　_
　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　l　　　　　　　　　　　　　　　＿　　＼　　　　　魔法を創る魔法は十分に研究されているから
　　　_ ノ　　　　　　ー＿― -　､　 ⌒ヽ｀'､　｀､
　　 i　 -　￣ ´　ｲ￣ /; ｀ ―､」ヽ､　）　}　　ヽ　　　現代ではアセットが充実してとっても便利になったわ。
　　 |/　 ∠-― ´　　/ ,'　　／ |｀､ー‐'′ﾉ－　}
＿_<_　　/　/　＿_/_ ,'　／＿_|__ `‐一 ´､＿_ /　　　物凄く進化している固有魔法ね。
＼＿_＞!　/!￣＿＿_,'／＿＿＿,,,, 　／|＼　｀ヽ、
　／　 ,'　/l￣「::::::::::7　　　|:::::::::::::ﾉ／　 |　＼／
　＼　/　/.l ﾊ `―‐'　　　　`―‐'´　i　　. ｌ＼＿>
　　　Y　 /　l　　　　＿　　　　　　　|　　　| ￣',
　　 / 　/　　ヽ　　 i´ 　｀i　　　　　　|　　　|　 ',　　ｸﾋﾟｸﾋﾟｸﾋﾟｸﾋﾟ
　 /　　/　　　 /⌒,| 茶） |/⌒ヽ.　　 |　　　　|　　',
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　　　/￣￣￣ヽ￣￣.＼　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　 |￣￣￣￣￣￣￣|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
277 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 17:56:29 ID:lmAZk8Vi: ――――――――――――￣￣￣￣〕ｉト　⌒＞-く＿￣￣￣￣
――――――――――――――‐￣￣￣￣〕ｉト　／⌒
――――,/⌒＼￣￣＼―‐ ／￣￣￣￣ヽ､￣￣￣ｈ､
――――{　 ::::::::＼　　　＼j｢　／⌒ ::::::::::::::j｢＼￣￣￣ｈ､　　　ト:::.
――――{　 ⌒＼:::＼　　　j／　　| 　 :::::::/　　 )ﾆ=- ￣￣ｈ､　├―
〉―――　＼　　　Lｱ⌒ 　 /　　斗―ミ｛　／⌒ｰ二- ￣￣ｈ､ﾆﾆﾆ
Λーー/⌒￣ :::::::::Γ　ィ７ヽ　　　人　　　＼.,＿＿,.∠＿￣￣￣ｈ､ﾆ　　　　魔法を創る魔法は固有魔法としては最適だ。
.　∨-//:::: ＼＼::: ﾉ　|　　{　) 　ノてミｋ　　　｢￣::::::⌒ヽ￣￣￣ﾞｈ
　　∨/::::::::::::::::( ー　人rf㍉(　（　んr(_　狄　|　 |　　:::::::::{　＼￣￣￣　　　　魔女のような超一流の魔法研究者にとって必須の魔法だよ。
　　 └―::::::::::::::::/　　/ ''　、＼ ) Vしﾝﾉ:::::）｢　」　　　/:::Ｌ＿ √￣￣
　　　　 ∨::/⌒7 　八　　r―　、　':::;,/⌒Y乂　乂　　{　　　....:::::/⌒ヾ　　　　魔族の魔法のような尖ったものはないけど
.　　　　 ∨ ―{　ト ,＿,ノ V ⌒ソ　　〈　　｛:i:i:i:i:i:j＞　 ⌒Ｙ:::::::ノ:::　　ﾉ
. 　　　　 V⌒乂Ｌ:i:i:ｉ|　}＼　　　＿_ﾊ　｝ヤ゛　　　　ﾉ rく::..　〈　　　　　　様々な状況に合わせて便利な魔法をたくさん作れるわ。
.　　　　　　/　(:i:i:i:i:i:i:j;ﾉ　八＞イ／　｝　　　　　ィi〔　ﾉ厂＼::::..)
.　　　　　｛　　｀¨¨¨´ イ Λ∨　/　　 {　　　>-‐く　八厂￣￣￣￣
　　　／⌒｀¨¨¨´　＿,.　/｢ニＬ,/　 //Λ　 /(＿　／〉:＼￣￣￣￣
　　｛　　　／￣＿_ ィ(　|二二＼｢{ 　 )-　ヽ＿　ノ｢ ⌒＼￣￣￣
　　　＼　｛　　｛i:i:i:i〈＼ﾉニﾆ(_)二乂｛　　｛　　　ﾉ　　　＼￣￣
　　　＿)　人　＼i:iﾉ　}(_)二二二乂　　>ーく⌒¨´　　　　　 }￣￣
　／⌒　／　 }h､　＿_,,ノ二二二二二Τニニﾆ＼_　 }　ﾉ　　　/　￣ノ
.｛＿　　(＿　|i:i:i:i:i:i:i:i:i:八(_)二(_,ﾉ二二二二二二二＜_　　／（￣
＿　￣ヽｰ彡 Ⅵi:i:i:i:i;j/　 ∨二二二二二二二=‐￢冖寸X　　ヽ
二L　　ハ　　 Ⅵi:ｉ:ｉ/　⌒〈こ二二二二‐￣　ヽ:::::::::::::::)ノ　　　ﾉ＿_
二二二二|　　八:i:i|＼／ニニニﾆ／　　　　　 }:::::::::／　 _ィｉ｛二二
二二二二| 　ｲ:i:i:i:i:iレ二二二二／　　　　　 __ﾉ:::／　_ィｉ｛二二二二
二二二ニjィi:i:i:i:i:i:iくニニニ=-‐''゛　　　ィi｛＿｛二ィi｛　二二二二二
二二二二二二二Ｌ＼￣￣{　＞''"´　　　 /＿,ノ二二二二二二二二
二二二二二二二二二＼:::::乂｢　　　　ィi{　　｢　二二二二二二二二
二二二二二二二二二二二Ｌ |｢￣￣　　Ｖ⌒廴二二二二二二二二
二二二二二二二二二＝ー／　　　　｣　／二二二二二二二二
二二二二―　￣　　　　 /　　　　／⌒＼｢二二二二二二二二二
二二―　　　　　　　　　　/　　　　　 /　,」―┘二二二二二二二二二
￣＼　　　　　　　　 /　　　　　 j「⌒＼二二二二二二二二二二
ﾆ＼　|＿＿　　　　　　　　　　　　＿ﾉ:::.､　｝二二二二二二二二二二
ﾆﾆ/ ｣　 /⌒＼　　　　イ⌒＼　　＼厂ﾉ二二二二二二二二二二
ﾆ.〈＿　 /二＼　＼ /　　　|「　　　＿,厂二二二二二二二二二二二
二二二二二二＼　|　＿,ノ八　 /二二二二二二二二二二二二二二

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,,.. ---─-｀ヾヽ
　　　　　　　　　　　　　　 ,. ''"´　　　　 ∧　　　ﾉ　Yヽ
　　　　　　　　　　　　へ　 __　　 /´￣`＼― ﾉ￣＼｀ヽ
　　　　　　　　　　／　ノ´　　｀ヽ　　　　　√＼r─r- ＜￣.7
　　　　　　　　｢'T ｰ- ､.．ﾆ二＿へ__,.-'"　　　　　　＼　／
　　　　　　　　/　l,r'''´~／　　　　　　　　　　　　　　　　　Y
　　　　　　r＜￣f　／　　　　　　___　　　　　　　　　　　　',　　　　その通りね。
　　　　　　 }イ冫 ∨　,'　　　ｲ￣ﾊ　　　　　　　',　　　　　!
　　　　　　　ﾚヽ__ ∨　　　 / |　/　 !　　　 ! `　!､　　　　!　　　　　会長と私たちは汎用性を重視しているから
　　　　　　　　　/　　ﾚ　　7´ｱ￣`､!　　ﾊ　　/!　　　　/
　　　　　　　／　　　人　ゝ弋__ソ |_／ｱ￣ﾒ　　　／ i　　　　　　上級貴族ために単調な魔法を使うだけの単純労働は
　　　　　　 /　　　／　＼| '"'"'　　　　ゝソ　〉／i　　',
　　　　　　/　　 /　　　　　ﾄ　　　　　__　'"'"`ﾚ　　 i　　 ',　　　　　特化型というイロモノに押し付けましょう。
　　　　　 /　　/　　　　　 /へ　　 ´-'　　ノ　　, ﾉ　＼　＼
　　　　　i　　/　　　　　 /　ゝ　＞-_＜__／ﾚ　　　　　＼　＼
　　　　　|',　/　　　　　メ＼ﾉ　　　 7ﾑヽ　　`--..　＼　　＼＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そうだな」＞魔理沙
　　　　 / i　　　　　　　　　ヽ　／ /　 |　ヽ　　　　＼　　　ヽ＼
　　　 /　 i　　　　,.ﾍ.　　　　ヽ|　 |　　i;|　　〉　　　　ヽ　　　　 |　|
　　　ﾚヽ人　　く　＼　 /＼＼|　　i;|＿/ヽ　　　　　　`‐ｧ　ﾘ|/
　　　　<　　　ゝ､＼ [｢ミヽ／　|　　　 ',:::::'; 　ヽ　　____ ／',　 /
　　　　　ヽ＿　／￣ﾉ　ｲ__,.> /;　　　 ',:::::'; 　　',|ノ;:i　　| >＜]
　　　　　　　 /<　　／/　　　ヽ､',:';　　　 i;:;;:i　　　i;:;;;;:i　.人リ
　　　　　　　 |　ヽ/　| ＼　　　　､一　　 ,';:;:;' 　 ,'::;:;:;' ／､--
　　　　　　 /|　　　　ヽ､ ∨＼|　',',:';　　,'::;:;' ＼,'::;:;;'イ　/ ::＼＼
　　　　　ｲ　」　　　　　 / ー　　　　i　,'::;:;'　　,':;:;:;' / 」/ ::::::::.:::＼＼
　　　　〈　　　　　　　〈　　　　　　　! i;:;;:i　 ,'::;:;'　i 　/. patche /'''7
　　　　 /＼　　　　　 /＼　　　　　　i ,':::;'　 i;:;;:i　i　　ヽ : r'"ヾ^ヽ/.
　　　　i　　　　　　　< 　　　　　　　　.!:;:;'　　i;:;;:i　i　　　i : i`' ､ヽﾉ
　　　 /　　　　　　／ヽ　　　　　　　　i:;'　　 i;:;;:i　i　　　/ ヽゝ､ン´
　　 /　　　　　／　　　　　　　　　　　!　　　i;:;;:i　i　　　　 !~__／
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一般的に魔女は汎用性を重視して幅広く魔法技術を研究していた為

上級貴族が求める魔法を使い続ける仕事を嫌がっていた。

魔族のような特化型の固有魔法には独自の強みがある事は理解していたが、それでも汎用性の方が大切だった。
278 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 18:02:50 ID:lmAZk8Vi: 　　　　　　　　　　　　　　　　　 _＿ﾄ.、__
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　　　　　　　　　＼∠/:::::/ /::/:/!:::／　{イ_ﾉイﾉハﾘ;:::::::::::::::::::::＼__
　　　　　　　　ノ:::::ﾚ:::/　ﾚﾍ/ i/ ___,,,／イｾ才ト､ |:::::::::::::::ハ￣
　　　　　　　　　／:::::ﾘ八ｰ--､、　｀￣´ 　｛c::::j ′ﾘ:::::::::::::::::::',
　　　　　　　　　￣￣/:::'.(⌒{;;ﾍ` 　　　　￣´　　ﾘ::r￢､ハﾉ
　　　　　　　　　 /／ﾍ　∨ﾂ　　　　　　　　　　　 !/⌒ ﾘ
　　　　　　　　　　　′ 　 ',　｀　`　 ____,,,,､　　　　　ヘﾉ
　　　　　　　　　　　　　､　　「≦＞ｰヽ　　　　こ.ｲ
　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　 ∨　　　　｝　　　／iイ:八
　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　ヽ＿　ノ　　　　 !::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　イ　　　|/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　` ｰ ‐　´　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　　 '､　 ___＿＿＿＿＿___
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノ!　　　　　　　 ,､＜´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　_/´＞´ _ﾉi　／　　　　/::::::::::::::::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::'.,
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　　　　　　,':::::::::::::l::::／´￣｀＼:::::::::::::::＞ ´　　　　　＼:::l:::::::::::::::￣￣￣::::::::::::::::::::::::::::::::｀＞､
　　　　　 ,'::::::::::::::／　　　　　　｀ー　´　　　　　　　　　　　　ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ
　　　　　,'::::::::::::::i　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　 ,'::::::::::::::::l　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　`＜::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'.、
　　　　,'::::::::::::::::::l　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｲ｀ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼

　　　　　　　　　　　　　　特化型魔法使いのイメージ

　　　　　　　　　　　　　/　　／　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　／
　　　　　　 lｰ ''''"￣￣"　　￣￣｀'､　　　　　　 lｰ ''''"￣￣"　　￣￣｀'､
　　　　　　∠,,､ -z　　　 ,r――― ''"　　　　　　∠,,､ -z　　　 ,r――― ''"
　　　　　　､ '"´,､ィ　　 /　　　　　　　　　　　　　､ '"´,､ィ　 /
　　　　､ '" ,､ '":ﾂ　 /　　　　　 |＾l　　　　　､ '" ,､ '":ﾂ　 /　　　　　 |＾l
　､-'　,､ '´ 　　/　　/ 　　 /'''',,,," 彡　､-'　,､ '´　　/　　/ 　　 /'''',,,," 彡
　 | ,､ '´　　　 /　　/　　　｀ﾞ＾ _,| │　 | ,､ '´　 ._ , --.ー.｀γ^‐- 、 ._,| │　　　　　　　　　　　　 |＾l
　 '´　　　　　/ ／l/　　　　　.,／,_　|　　　'´　　 ∠::::::　ﾞ;:;　　丶 :::: ｀ヽ　 |　　　　 ;‐i　　　　　　　 /'''',,,," 彡
　　　　　　 /／　　　　　 .l＿,'" | .|　　　 lﾆ　 /:::／:::i:i　::;　::　　:::　:: ゝ　　　 .lﾆ　ﾆl　　 ;‐i　　｀ﾞ＾ _,| │
　　　　　　　　　　　　　　　 {_,lﾞ　　　 .〈/!.κ:::λ::i ::i　:::!　:::i　::　::..j,lﾞ　　 .〈/!_|　　 lﾆ　ﾆl　　.,／,_　|
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279 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 18:03:18 ID:lmAZk8Vi: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ..-――-...,　　　　　　　　＿_
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　　　　　　　　　　　　　　　　|::::::::::ﾊ rｆ了坏　　　　　Vfツ ′⌒＾l::::|::::::::::|
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　　　　　　　　　　　　　汎用型魔法使いのイメージ

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280 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 18:03:37 ID:lmAZk8Vi
281 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 18:04:10 ID:lmAZk8Vi: ttps://www.youtube.com/watch?v=wHUsQvyUM0w

_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐ﾐh｡,_　　`　､　　　　　`'マ }h､　　　　　寸､_,,,..､､- |｣｣_,,..､-‐ﾆ^＾-‐…‐-=ﾆ _=‐-　 //
_ｰ_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_ﾐh｡,_　 `　､　　　 _,,.`'マ }h､　　　　>＞``｀_そ込_ i｢_　　　　　　　　＾^７/
= = = = = = = = ｰ_‐_‐_‐_ﾐh｡,_　` ﾆ=-‐''''```'マ}h､_､‐゛　ト-((｢ﾄz}}h､ヽｰｧﾆ=‐-　.,,...､､　 -‐ ァ/`｀
三三三三三三三ミミｈ｡_‐_‐_‐ﾐh｡,_ ｀丶、　　　`'マh､_,,..===云ﾆ｢ﾞﾞﾞYィ≧=z　　｀```｀　￣___//=-‐
二二二二二二二三三三ﾐh｡_ｰ_ｰ_‐ﾐh｡,_｀'マﾆ=-‐`'マ､|　 |八　!＿lﾉr┤　|￢冖^^＾＾￣__,,,..､､　-‐
_‐_‐_‐_‐_=_ニニ二三三三|}h､}h､_‐_‐_‐_‐ﾐh｡,_`""´´____,|___|-‐| ｰr ゛=!__七¨¨￣_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_
‐_‐_‐_‐_‐_‐_=_=_=_=_=_=_=|=_=ﾐh｡_､_‐_‐_‐_‐_‐「‐_‐_‐_‐zzzzzzz======＝ニﾆ二二ΞΞΞイ‐_‐_‐
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‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_=_=_=_=_=|=_=_=_=_l　屮_‐｢lГΠﾞﾞﾞl| 山 !:ｉ:ｉ| ,ﾞⅰ.::. l　|||　　　|||l　! .: j　 i|:ｉ:ｉ|　山
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　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'、
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　　　　　　　　　　　　　　　 {:::::::::::ｲ.　o`ヽ'::::::::::ｨo⌒ 7:/:}
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ';:::::::::::::｀:ー::´::::i::::::｀:ー::´/:/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ:::::::::::::::::::::::::::}::〉:::::::::::://　　　　美国殿、これらの政策はどうかな？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　`::、:::::::::::::::::`:´::::::::::::/ｲ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ:＼::::::::∠＝､:::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ::::::::ヽ:::::::::ー:::::／
　　　　　　　　　　　　　　　 ,...ィ:i::::::::::::::::＼::::::::::ｨ:.、
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　　　　　　　　　,....-‐:::´::::::::::::::::::::::::::::::';::::::::::::::::/::::::::::::::::::`::..､.._
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　　　 .!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!:::::::::i
　　　 {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ:::::::::',

　　　　　　　　　　　　　　　　　　モブ上級貴族

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　7≧s｡
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　7/ / ∧ ',≧s｡
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　7/ / / ∧∨/ /〕ｈ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 7/ / / / ∧∨ / / }^ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　。s ―― - '- s。ﾆﾆﾆﾆﾊ ',ﾆﾆﾆ{　, -＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　＞ ´― ､__,,..　-‐　'' "´~,}＜ /∧ Ⅶ/从ゝｲ,.ｲ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　'ｰｧ=ｧ―s。 _／　　':.,/∧ Ⅶ/込　/‘,　Y
　　　　　　　　　　　　　　　　　 Y_　／　/,:'　　,..ｲゝ'_＿　_ 」!＜', Ⅶ// ｲ　 }!イ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　,:' /　 { {　 l {　} 　〈ヽ　ｿl ＼ヽⅦｲ　／ }!
　　　　　　　　　　　　　　　　　(　　7 /　　ﾊ{､　',「 }/､―ヽ)ｲ(_j! 　ヽ＼ィ　　 }!　　　　この政策は短期的にも長期的にも問題ありませんが
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞/ｲl　ハ,笊芹ｘ＼ ^芹笊xj!(_　　　}h､Y　　}!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | j {,ﾊ{　ｖrj 　~)! ｖｒり'/　j!≧ s。}/　　　}!　　　　こちらの政策は３０年後以降に問題が出てくるので修正が必要です。
　　　　　　　　　　　　　　　　从从ハ　ﾞ　　　ノｲ　ハ　Ⅶ＾∨ 　 }!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　//　;仏{公s。　ｰ ' 　/,ｲ＜,:　ﾊ　! 　 ∨　}!　　　　具体的には……
　　　　　　　　　　　　　　　　　　7,:'　Y´ ィ／イ ≧ -＜7 {７/　 /_ﾉｲ　　 Ⅶ}!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 7,:'ィ从/イ　 }~｀ヽ」｀´ }ハ:､≦ 　_ノ}　　　 Ⅶ
　　　　　　　　　　　　　　　　＞　 ´　　　／ >＜　YﾆﾆY＜⌒ ~ ７Yノ　　　　 ',}!
　　　　　　　　　　　　 . 　´ ..　´　　／　7. . . },イゝ=ｲ　。s>､ノ. } :.　　　r'ｿ､
　　　　　　　　／　ィi〔　　..ィi〔　／7 .,.ィi〔/　ノ ,'レ<. . . . . . {　:.　　　ィrイⅦ
　　　　　　　　　／イ　／　,.:'　　＞.／./ 　 ,:　　 ,: { . ヽ.＼ . .:{　 :.　ノィ /　Ⅶ
　　　　　　　／´　　,.:'　　,: 　　「. ／.／　　,:.　　 ,:　{ . . . Y.:＼.{ 　 :..　<_/　　 Ⅶ
　　　　　　　　　　/　　 ,:.　　／ i. .〈　　　{　　 ,.:　 {. . . . }＼. .Y､　　　　　 Ⅶ　　　　　　　 /
　　　　　　　　　　　7　　 ,:　　／ . .人. .}_。s ‐.:､ー,:　　 {ヽ. .,:'. . ≧j! ＼　　　　　Ⅶ　　　　　ィ/
　　　　　　　　　　 7　　 ,: 　Y,ィハ7ヽﾊ≧ー　^ ゝ(_.,ィi〔_ィﾊﾞ: . . . ≧:､　~ ''＜　_　　Ⅶ　_＞ ''~イ
　　　　　　　　　　 l　　 ,: 　,.:'　　　　／.:|　　　　　　　　/ /}>､. . . . . .{ ＼　　　　　￣￣　ィi〔
　　　　　　　　　　 |:!　 { ／_,,.､丶´ｲ. . . }ｒ:;　　　　r:;　√/. . ｊ!>､ . . . {　　＼　　　 ~ '' ＜
　　　　　　　从／´　　　／. . . . j 　　　　　　　{ィ^〉_ ,〉.ﾞ^>､. . Ⅶ､　〕ｈ､　　〕ｈ､ `''＜
　　　　　　　　/ ,ィ_ 　　　／∨ヽ._. /　　ー:.ｧ　　　{イ ∨ Ⅶ ⌒.>､∨　　　　｀ :.､　 ∨)h､　ヽ
　　　　　　　 ,:／　　 ~｀ヽ,ハ　∨ＹУ　　　 '　　　　 {＼　＼Ⅶ . .'⌒/{　　　＼　　＼ ∨ ム　　}
　　　　　　 Y７''＜　　 /　 } ﾊ{／,' 　　　　　　 {　＼　｀　< ィ{~}^':, 　　　 ':,　　　ヽ(,　 }　人
　　　　　　　 ,.:'　　　ヽハ{ノ'／,.:< ｒ:;　　　　　　r:; {　　＼　｀ < }　 !　　　}　!　　　　Y ﾉ／
　　　　　ィ（/　　ノ　 } )　>ｧ´ ,:'　/^.s。　　　　　　　　〉:.　　　　　　｀　＜　ノ　 l　　　 }ﾉ'ィ
　　,.ィ(　 // ~´　　从´//∨　ｲ.,:. . .7≧ｒ.-.r.―.≦7'　 :.　　　　　　　　　}/＼　人　　 /{

　　　　　青藍魔法協会所属の未来調査員　美国織莉子（特化型の魔女）
282 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 18:05:01 ID:lmAZk8Vi: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ....-――-....
　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　.ｨ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
　　　　　　　　　　　　　 {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
　　　　　　　　　　　　　 {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
　　　　　　　　　　　　　　　 !:::／⌒＼:::::::::::::::／⌒ヽ::ﾉ　　　　　　……なるほど、それは盲点だな。
　　　　　　　　　　　　　 rヽ{　　 O　i::::::::::ｲ O　　 }:::ヽ
　　　　　　　　　　　　　 {:iヽ＼__...イ:::::::i::::::ヽ.__.イiリ::}　　　　　早速修正しよう。
　　　　　　　　　　　　　　　';:ヾ､::::::::::::::::::::|::〉::::::::::::::/ﾉ:ﾉ
　　　　　　　　　＿＿_　　_...＼'､:::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::/.:く
　　　　　　 ,.イ:::::::::::::::｀::::::::::::::::ヽ:::::::::::,－､::::::::::;ｲ:::::::｀ヽ、
　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::＿_:::::::::＼::::´￣｀::::／::::::::::::::::::::＼
　　　 ,.′:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ヽ::::＼:::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::￣::::::::::::::;:::イ￣:::＼:::::::::＼
　 ,.イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ､:::::::::::∠::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀`ヽ、

　　　　　　　　　　　　　 ,イ‐┐ }　　　　　　　　　　.ヽヽヽ　ヽ＿_.{　{ヽ}＼
　　　　　　　　　　　　　乂- 'ノ　　　　　　　　 ,.　 -┘￣　　　　 .ヽヽ7./
　　　　　　　　　　　　／,ﾍヽ　　　　　 ,＞＜　　　　　_ .r 、　 <￣｀}.V
　　　　　　　　　　 ., .／ .∧∨　＞＜　　　　＞ __￣ヽヽヽ　ヽ　 ∧.i
　　　　　　　　　／.'　　　∧∨'　　　 ,　＜ __, ＜　｀ヽ、_　-┐ ヽ /.,ｲ.!
　　　　　　　　 , ', '　　　　 ∧∨,　-／　　　 .|　　　　　ヽ.　　＼`ヽ.ハ.|
　　　　　　　 , ／　　　　 ./ ,ｌ＜　, '　　　　　 |　　　　　　ヽ　　　＼　丶.ｌ
　　　　　　. //　　　　　 /／　　/　　　　　　 .|　　　　　　　.∨　　　＼　＼
　　　　　 ././　　　　　.／　　 ./　＿　、　　　 }─‐ﾃ,ヽ─-i-∨　　＿_ヽ　 .＼　　　　.　それがよろしいでしょう。
　　　　　//　　　　　, '　　　 /-イ /廴斗、ノ　　 .iヽﾍ￣ V__＞ 'ヽヽ〉　　 .ヽ
　　　　.//　　　　　/　　　　ヽ/ .八 ./ {＿.　＼、ヽヽr 斥.ハ .}　　ヽ|'　　　 .ハ　　　　政策の問題は平民にしわ寄せがいくので
　　　 ., /　　　　 .〈＿__　　　 i'　　孑う::::: }　　 }.ﾊ　ﾊ:':::::::/｀! i　　 ,ヽ￣丁ヽ!
　　　./,'　　　　　./ ヽ{ i 丁丁!　　 ∧ 乂＞' -- '__ﾉノ. ｀─ '　/ .|　 /,　.∨　}--'　　　　問題点の洗い出しは必要です。
　　 ., /　　　　 /　/ ヽ `,!`-ヽ、　　ゝ、　　　　i　　　　　　／ｩ |　从　ﾉ　人ヽ、
　　 i i　　　　　/ ./　　　ﾉi　　　ゝ、＿　｀ヽ　　　　　　　　r--'　/　,/　,/┐'　ヽヽ、
　　.| |　　　　./ ./　　,　'　　　　　　ヽ　｀十!　　⌒　　　　＞- '- ' ノ /　.|ヽ、　.ヽヽヽ
　　.| |　　　 / ./　　/　　　　　　　　 .ヘ　 |.＞　＿　＜-ｨ./_＞ィ' |ヽヽ　|　ヽ　　ヽヾ　、
　　.i |　　 / /　　./'　　　＿＿＿_　ハ .ヽ .ヽ￣￣ /￣厂.ハ　|　|　　　ヽ　　ヽ　 .ヽヽ　、
　　.}-}　 ./ /　　./　　　 ./　　　　　｀＞、ヽ .ヽ , 、./ ./　./────---　、　ﾊ　　ヽ　ヽ
　 └┘ /./　　 / ,＞＜　　　　　　　　　　ヽ , ￣.!ヽ'　　　　　　　　　　　　i 、　 }　　ヽ
　　 i　 .＼　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　人 __ﾉﾉ　　　　　　　　　　　　　　＼ﾉ　　　ヽ

今の私は青藍魔法協会所属の未来調査員だ。

未来を見る魔法を使って未来を予測して、王国をより良い未来に導く大切な役目である。
283 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 18:05:46 ID:lmAZk8Vi: 　　　　　　　 :′:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'
　　　　　　　 {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
　　　　　　　　 {:::::::::::::::::::　' ⌒`丶､:::::::::::::::::::::::::::::::::; -‐ ､:::::::::/
　　　　　　　 ,.:!::::::::::::::ｲ　　　　 О ＼::::::::::::::::::::／　　　 ';::::/
　　　　　 ;:::::i::::::::::::::::::｀丶、_.......-‐´::::::::::';::::::'､О　　　 }:::|
　　　　　 {:::::':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::＼＿　イ::::}`:､
　　　　　　　 i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〉:::::::::::::::::::::::::'::::::!　　　　　やはり未来を見る魔法は素晴らしい。
　　　　　　　ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::´::::::::::::::::::::::::::/::::::′
　　　　　　　　ヽ::::::::::::::::::::::::、＿＿＿＿::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::;′　　　　　失政を未然に防止できるのはありがたい。
　　　　　　　　　ヽ::::::::::::::::::::::＼､ﾍ＿＿　¨¨_‐-　、::::::::::/:::::/
　　　　　　　　　　　＼::::::::::::::::::::｀丶....､.........＿＿_フﾞ::::::/::／
　　　　　　　　　　　　＼::::::::::::::::::::::::::::::::＿::::::::::::::::::::::/´
　　　　　　　　　　　　　|::＼:::::::::::::::::::::::::＼:::＞::::::::::::/
　　　　　　　　　　 i:::::::::｀丶､:::::::::::::::::::::::::::::::::::;.ｲ!
　　　　　　　　　　　　 i::::::::::::::::::::｀丶､::::::::::::::::::::ィ::::::|
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　　　 ,...＜::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!｀:丶:..、
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　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿　　　　　＿＿＿＿＿
　　　｢￣ : : : : : : : :＿＿＿　｀''＜￣　　　　/＼　　￣~"'　、
　　　　 :. : : : : : : : : : : : : : : : : :＼　｀' ＜二 /　　＼――┐ ＼
　　　　 :. : : : : : : : : : : : ＼: : : :..:.＼　　　　 / 　 /　　 ∨　んﾆﾊ＼
　　　　 :. : : : : : : : : : : : : :＞――‐＼　　　 //　　　∨ 乂こﾉ　/
　　　　　 :. : : : : : : : : : :／::::／　　　＼ノ　/Λ　　　　「＼　Λ/
　　　　　＼ : : : : : : :/::/:/　／　／　＼＿/　　∨　　 |　　＼　＼
　　　　　　　＼ : : ＿彡　　 /　 /　　　　　　　　　∨ 　　　　＼　＼
　　　＿ー＝二二￣　　 /　 /　　　　　　　　　 ∨　　　 ∨⌒　　＼
　　―＝ニ二￣￣　　　　　｜|　　　　　　　　　 | √＼　　　　|「　　　　＼
..　／　　　／　／　／　 |　｜|　　　　　 /　＿| |､＼　＼　　 |「ヽ　　　　＼　　　　　しかし、この魔法も万能ではありません。
／　　　 ./　 /　　 /　　　 |　Λ乂　　　 ∨　７八｢＼＼　＼　|　　|　　　　　＼
　　　　　｜|　|　　 ′　　 l八｣＿ |　　｜|　/_/.斗ﾆミト―＼.ﾉ＼　 |｢＼　　　　　　　　権力者が腐敗して体制に限界が来たら
＼　　　　｜|　|　｜　　　 |／⌒ 　|　　｜|ｱ⌒込ｔ似ﾘ｢　__／　　　Ｖ　＼
..　＼　　彡|丿 |　｜　　／|八斗z| |　　八｢　 ⌒￣￣ﾉ　＼＿　　　＼　　＼　　　　　未来が見えてもどうにもなりません。
　 ―＝ニ彡　　｜　　　ィ刈炒jﾉ　　/＼|　　　　　 / 　　 7⌒＼　　　　) 　　＼
　＿＿彡　／　　八　　く　>''´　/　 /ヽ　　　　 /　　　 /　　　　　／＼　　　　　　　最後にものを言うのは人間の質です。
.　 //　　　/　　　　　＼　八　　 / 　/　　　　　＿　/　／ /　　　　　／　　　 >
　//　　　 ′　　　　 |｜|＼　＼/　／　ィ(´　　　 ´厶イ　　乂＿　　　　　　／: : .
.∥　　　|　|　　　　 |｜｢　|＼　／　　　　　　　　　/　／　｜＼二＝--: ''゛ : : : : : : : .
」「　| 　 |　|　　　　 |八乂　／　＞　　　 r――/／|　　 |　＿二ﾆ＝-: : : : : : : : : : .
八　「　八乂___　　 l__彡イ　|　 |ニニ〕ニﾆア⌒|　 |｜　　乂 ⌒＼ー＝二 : : : : : : :＿
　＼乂　　　　二＼｜　　　 |｜|ﾆ／７ﾆ／　　｣　 |八　＼＼　　＼￣￣＞''´⌒
__　二＝-‐￣　　 l|　　　　 |八｢　　{／　＿_　　／＼　＼ヽ　　＞''´
三三ニ==-‐　　　 l|　　　　 |ニ|＿　＼／:::::::::::)／/　　＼　　| |　　　　　　　　／ニ
／￣⌒＼　　　　ﾉ　　＿ノニニニ--/::::::::::／ ∨　　　７　　 | |　　　　　　 //ニニ
　　　／　／　　＿　-＝二二ア￣￣　{::::: ／ Λ　｛　　　/／　　八　　　　　 /Λニ
　／　／　／ニニニニニニ｢　　　　　乂/　　 Λ ∨　／　　//　　　　　 //ニＶ
./　　/　／｛ニニニニニニ厂￣￣　　　 /　　　/　Λ,／　　　 /　　　　　　 //ニニニ

今の王国は長く続く好景気による黄金時代だった。

景気が良ければ政府のやることは大体維持されるもので、今の政治は順調そのものだったが

それでも権力者が腐敗してしまうと王国にとってよくない未来になるから

私は事あるごとに上級貴族たちにそう警告していた。
284 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 18:06:19 ID:lmAZk8Vi: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
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　　　　　/　＼／⌒ﾐx:::::::j　　　人　( ・ ) 　丿::::::::::::::::::::::|｜
　　　　 λ　　　　―-､￣　　　　＜`～ミ__／:::::::::::::::::::::::::｜|
　　　　　ﾍ　／　（・)ﾉ/　x―┐　　＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::斗-ﾐ
　　　　ハ｀'''ー　／／::::::::/／￣￣::::::::::::::::::::::::::::::::::/／⌒ Y　　　それは分かっているから
　　　　　　　|　弋＿／::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::j::::} |
　　　　　　　| 　 {::＼＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｛⌒:ｿﾉ j　　　我々は後継者の教育に力を入れているし
　　　　　　八::::::＼/::::::::::::::::＿;;;;;;;;;;;;／::::::::::::::::::::::::)／　　ﾉ
　　　　　　　|　　＼:::::::::::::::''"￣ -～'／:::::::::::::::::::::::／:::／／　　　　当主が凡人でも何とかなるようにしている。
　　　　　　 λ　　　　t'"　　　 _,,.xイ:::::::::::::::::::::::::::::|::／／
　　　　　　　　　｀'''ー:::｛:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::j-r'"
　　　　　　＼　　　　へ＿};;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::／::∧
　　　　　　　　ヽ　く:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／:::::〈　ﾍ
　　　　　　　　　ﾍ　ヽ::::::::::::::::::::::::::::／／::::::::::::::::.　ﾍ
　　　　　　　　　　ﾍ　　 ::::::::::::::::::::／／::::::::::::::::::::::::.　ﾍ
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　　　　　　　　　　　　　　　ヽ￣|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::└--ミ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }　 |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::-‐　￣

　　　　　　|　　＞　、　　　　　　 |　　＜　´ |　＼　　＿ ―
　　　　　　|　　　　　｀＞＜、　 /／/　　　/.|　　　　　.|
　　　　　　∧　　＞<　 /　＞ /　/　　　/ / |　　　　 .|
　　　　／.|　／ / 　斗 ―　ﾃ ┼ ― 廴´　|　　　　　|
　　　／　 .´ i　 /　　 i　　 / ./　　 /　/个斗　　　/i　 |
　　／　　　../　.ﾊ　　.l　　 i　ﾊ　　/　 / ./　 i　　　/　ｉ　|
　／　　　　../　/ i　　l 　　 l 、廴_/ －云ﾃ、 .|　　　l　ｉﾘ
./　　　　　　/ /　ｉ　.ﾊ　　.ｌハ::::::不丈丁ミ、　ｌ　　ｌ　.ｌｌ
　　　　　　 // ./ ｌｉ　ｉ.i　　l l .i.乂:::::::::う　　　　　', 　| 　ｌｌ　　　　　それは結構な事です。
　　　　　 ./　/ .ｌ .ｉ　ｌ .ﾏ　.ｌｌｌ .| .＼ー ´_　　　　',　|　 /
　　　　　　 /　/　l　l /＼ .ｌ | ﾊ　　￣　　　　　ﾚ　　　　　　　　才能に依存しすぎるのは問題なので
　　　　　 / /　　∧ｌﾊ　ﾊ !　ハ.　　　　　　　 !
　　　　　 / /　／　/ ｉﾚ　＼l;;;;;;;＞　　　 ` ー ´　　　　　　　.　その方が安定するでしょう。
　　　　 ./ ./ / |　/l ∧/　　　ｌ∨;;;;;;;;;＞　、　　　　　 .＜
　　　　 /　ｌ /　l　l l　 /　　　i　＼ｉ二>┘‐≧ー≦´|ヽ__
　　　 ./ 　 .ll　　ヽｌ＼/　　 /二二∧ヘヘヘヘヘヘヘ∧
　　　 /　　 .ｌ　　＼.ｉ　　 /―-/　ｉ　　　　　　　　　　　ヽ
　　 /　 /￣￣￣￣‐.ｌ　　/: : : : : : .＼＿　γ⌒ヽ　、／
　　 / . ./ : : : : : : : : : ﾏ　ｌ: : : : : : ＞ ´ 　　 |::::: ::::|　　..｀＞
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上級貴族たちは伊達に権力を持っているわけではない。

特に神暦から続く古い家なら、かなりのやり手なので後継者育成のノウハウは充実していた。

王国は貴族のモラルが非常に高く、私の父のような愚物は極僅かだったから

私はその少数派に対処すれば事足りた。
285 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 18:06:53 ID:lmAZk8Vi: .　　　　　　　　 ∨/////////////////////////////////////
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.　　　　　　　／　　　　 /,　/竓筏茅ミ |　　　/ 竓筏茅ミk　　 |　　　　　　　（王国の為に未来を見る魔法を使うだけの日々）
　　　　　　　/,ｲ￤i 　　 l |　|　乂:::::ソ　八　　│　乂:::::ソ灯'　　/
.　　　　　　 j/ |八乂＿_,乂＿___￣￣　　　＼　|　　￣￣／　／　　　　　　　　（国の為になるから大切なことではあるけど
.　　　　　　　人个=‐〃⌒ |　:｢｀　　　　 .:　￤　　∠斗匕　　／
.　　　　　／　个=─ﾉ' 　 l | 从　　　　　　　　　　　　　从厶斗＜　　　　　　　こうも単調では飽きるわ）
　　　　　〃　　: |: : |: : . 　乂.　个...　　　ｰ_;;‐ 　　　 ..:::::::|: .　│. :|
　　　￤　 . : |: : |: : : : . . 　ヽ |:::::::＞.... 　　 _ ､＜:::::::::::|: : :从: :八
　　　 │　　　ﾉ: : |: : /￣＼_,,从／¨¨¨7⌒爪 f^ーハ:::::::|／─∨
　　　人　 . : : : ﾉ｢￣＼　　　ヽヽ　}ー─匕7 　 /{:::从
　　　　　 Х: : : : : :jへ　　`ー─‐　} } .:}　 ___ 　{:.　/, {ー─
. 　　　　 ∧: : : :/｀ヽ　￣￣　　/⌒フ/ｉ:i:i:ﾊ厂￣　　　　ー─‐
　　　　　 ∧: :/　ノ￣｀ー─　　　　八:i:i:i:ｉ八　　　　＼
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未来を見る魔法は確定された未来ではなく条件によって見える未来が変化するから

シミュレーションのような感覚で使う魔法だった。

私は２００年近くひたすらシミュレーションを重ねていく日々に思うところがあったが

それでも自分の生きる道がそれしかなかったため私はその仕事をやっていた。
286 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 18:07:24 ID:lmAZk8Vi: 　　.　-　───　　───　-　 .　　 .　- ─ ､　　　／ヽ､／ヽ'"`ｰ ´`
　´,勹　　　　　　　　　　 _ｎ__ 　ヾ´　　　　　ﾍ. _ ノ. __l__
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　＼＼　　　 ., ' 　　　 /,! !ｰ､`、　＿ヽ.　ヽ､　　ﾉ鬼　　木ｰヽ
　　.＼)　　 ::,.'l　　　　 /_l.!_! 　ﾞ､_ｉ. ｀つ)　ヽ.　i
　　　 / 　 :::/:::l　　　　　　　　､　　　　ヽ !. 　　ヽ土　　 ‐l┐ヾ
　　　_j_　 :::/ :::::!　　　　　､　　　ヽ　　　　 /　　　冫厶　　ﾉｌ
　　 :::ｌ. ｀`７ｰ､', 　 ::::,､　　 :ヽヽ､:::::ヽ　ヾ"´
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　 :::/i!　:::ﾙ=====xヽ､::!`ヽ　 : ":ｉヾ.ヾ:::ｉ　 i　i　　丶.　　／　　　 _ノ
　 :::j::i! ::/　 ,. ─ ､ヾ.､`;;;;;ヽ. :::::j==ﾐi ::}　∧.| 　　}
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ヽ :::l:::::i!　　弋辷.ｿ　...::::;;;;;;;;;;;i/.弋zｿjij　/:::l'　ヽ.　　　.＞'､　　　　ノ
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　 ::ヽ}::::::::::::::::::::::::::::::::::.''''''''''''''　　／ ,ｲ ::::ﾉ／　　　　王　　 ┼┼
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　 i!　 :l　 /　. --- ､＿＿＿＿ヽ　 i!::::::::: ＼. 　　 ┌─┐
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　 :::!　:::ｉ l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::y′ : l::::::　 l　/　　幺立_|_ヽ
　:::::ｌ　 ::i l :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ／ ::::::::: l::i　　ﾚ" 七_.小日乂　 /＿
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┃｜　　　　　　　　　　　　番外編　特化型と汎用型　　完　　　　　　　　　....｜┃
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287 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/19(土) 18:07:54 ID:lmAZk8Vi: 今回の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
288 ：名無しさん＠狐板：2025/04/19(土) 18:11:18 ID:qoUoNDwO: 乙でした
289 ：名無しさん＠狐板：2025/04/19(土) 18:13:11 ID:iDe4S+UG: 乙でした
290 ：名無しさん＠狐板：2025/04/19(土) 18:20:47 ID:Vz2BS5Ji: 乙
291 ：名無しさん＠狐板：2025/04/19(土) 18:24:21 ID:HOfrS35m: 乙でした。大事な仕事ではあるのだけれど、本当にそれしかない人生じゃあねえ。
292 ：名無しさん＠狐板：2025/04/19(土) 19:42:58 ID:3RKKND6W: おつ
特化型はそれをやめたら飯の種がなくなるんだね
293 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/20(日) 08:15:07 ID:9gmGZvcI: >>241　誤字修正
×魔法が　→　〇魔法は

>>242　誤字修正
×多く二つに分かれた。→　〇二つに分かれた。

>>253　誤字修正
×限りなく少なくなるでしょう。→　〇希少になります。

>>254　誤字修正
×この場合は保障として　→　〇この場合は補償として
×使い道がないにも程があります。→　〇使い道が少なすぎます。

>>255　誤字修正
×それと過去を見る魔法は過去は滅びた文明の歴史調査に使えます。
〇それと過去を見る魔法は滅亡した文明の歴史調査に使えます。

>>258　誤字修正
×私は美国織莉子、美国伯爵令嬢として何不自由なく生活できた。
〇私は美国織莉子、今まで伯爵令嬢として何不自由なく生活していました。

>>270　誤字修正
×私たちは　→　〇私たちを

>>274　誤字修正
×彼女たちは所属としては　→　〇彼女たちの種族は

>>275　誤字修正
×合わないないからな。→　〇合わないからな。
×汎用性はなくても　→　〇汎用性がなくても

>>277　誤字修正
×作れるわ。→　〇創れるわ。
294 ：名無しさん＠狐板：2025/04/20(日) 08:50:39 ID:Wxcf/CHX: 乙です

企業でも強みが一つしかない特化型は弱い
かつて世界一の液晶メーカーだったシャープが典型
やっぱリスクは分散させないと
295 ：名無しさん＠狐板：2025/04/20(日) 08:59:30 ID:aEQmzUaa: 乙

まあ実際、黒船来航から150年先までの日本史が正確に予知できても
日清日露太平洋戦争は絶対避けられないし、結末も変わらないだろうな
296 ：名無しさん＠狐板：2025/04/21(月) 12:22:00 ID:yLYaZ/VT: 乙
過去を見る魔法があるなら裁判とか凄い楽そうだな、そっちの特化型も居そう
297 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/21(月) 16:52:03 ID:35pZ8eIU: >>296
その発想は無かった（笑）
確かに有効なので最高裁に魔女を入れておきます。
298 ：名無しさん＠狐板：2025/04/21(月) 21:17:25 ID:UcnH5hJQ: 特化型が生まれることで行政・司法の強力なツールとして食い込むのは皮肉
魔女も貴族も腐敗すると破綻するのは良い塩梅かな
299 ：名無しさん＠狐板：2025/04/22(火) 06:44:19 ID:wPjcc/kr: 魔法を完全無効化する手段はないのかな
300 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/22(火) 07:23:25 ID:6lRDnjFO: >>299
『魔法少女リリカルなのは』のＡＭＦは実用化されています。
301 ：名無しさん＠狐板：2025/04/23(水) 09:29:19 ID:HrN7pOwr: 女性だけ乗せたロケットで11分間の宇宙旅行に成功というニュース見て
なぜかこのスレが思い浮かんだｗ
302 ：名無しさん＠狐板：2025/04/23(水) 13:12:11 ID:oeOzmJc+: ついに現実で哺乳類のオスの肛門出産が可能になったのか……
女もういらないな
303 ：名無しさん＠狐板：2025/04/23(水) 14:10:17 ID:+ghieVPp: 白々しいわ
304 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/26(土) 12:54:02 ID:s7cxFerl: 　　　　　　　　r'T"´｀ヽ､　　　　　　　　　　　 ,. -rｧ
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┃｜　　　　　　　　　　　　　　　番外編　宗教戦争　　　　　　　　　　　　　　..｜┃
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【注意】

・この話は番外編なので、先に『ヒッキーは銀河時代を生きるようです』をご覧ください。

・この話は銀河編から２５０年後を舞台にしています。
305 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/26(土) 12:54:36 ID:s7cxFerl: ttps://www.youtube.com/watch?v=MsxxT1O-9q0

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　　　　　　　.　.　. . . ,: ,: ,: :, :, : ;∴　∵　：∴; : : ;; :∴∵：, : ∴ : ;: : :, : : :, :, :∴ ∵; ’∵：‐ミ:::::::::::~^''ｰ-

宇宙暦になり、王国は星々の調査を開始した。

その結果、多くの星で知的生命体が存在していた形跡が発見された。
306 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/26(土) 12:56:33 ID:s7cxFerl: .._.
　｀"ﾞ";':':';':.,.,_　　　　　　　　　　 _...:;;:''"　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,.;:.,..,;:;:;:,.,._,　...,,,..
　'"ﾞ''ﾞ"　　　　　　　　　　　　.,.,;:;゛:;:,.,.,_　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,,......,,,,,;:;''"''':::..
.,;:　_...　　　　　　.....,,,,,;:;'''"'''"　　　　　　　　　　　　　　　　　　　....,,_,,,...;:;::''""''''"
　　　　　 ,.,;:;:;:;:;'''""""""　　　　　　　　　　　　..,.,;:':';',,,..;:.;:;';:;';''""
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_　.||　| :　: : : : :、〉〉/〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　//＼| ::::ﾄ､＿_ : : :||＿'//､п∥::.:l|
　　　　　;:,.,.,.,....__....,,__,...._......__.._/〈. ::〈|-､_/::::::..＼r':.|.::[,/T>.:/ﾛ〃乢;;;;;;,,,.....　　　　　　　　.......
,,,..,,.,.､､.,;:'''"""ヾ　　　　: :∠7ﾍlｺ:::|:.:..|-i_::_r√ソ＼>へ:| :|:ln| :]:|:П　　　'""""'''''"''´..;,_..;;::..............__,
　　　　　　　　　　　　　: :|ｪ| .:::::|:.:.|:::..|::::.|＼.::::》: :::L;:.::r| .L/∟ﾛ⊥!
　　　　　　　　　　rュ､.　　　　　　　　　　　　　　　　 . . ..。.　　　　　　　 . ..　.^
　　　^　　　　。　　　ﾟ　　.　　.　'　　　:　　　'',　 ;　'　'　 ;　　. 　　　. 　　　;　　.　 ;　'　:
.　　.　'　　:　　　　　'　　　　,　　　　　;　　　'　　　　　'　　　　　 ;　　　.　　.　　　'　　　　　　:
:.......∠二ヽ....　.　　ﾟ　　.　　　　'　　　　'　,　 ;　'',　 ;　'　'　 ;　　. 　　　.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.... ..　　　　　　　　　／ヽ＿ /ヽ
　　　　　＾　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　..:::'l ::.:　.:.::＼　　　　　＾　　　　..,,;:.,..
　　...,,..,;:..　　　　　　　　　r‐､　　　　　　　　　　　　 '"'"''"'　￣ "''"''"
　　　　　　　　　　　　　　｀"""

しかし、調査によって発見された惑星は知的生命体が自滅して惑星環境が破壊された星ばかりだった。

かつて知的生命体がいた惑星を見つける事ができても既に滅亡していた為、異星文明と遭遇する事はなかった。
307 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/26(土) 12:57:09 ID:s7cxFerl: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-―-　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿　　　　　　　　　　ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　,ｨ　　　　　　　　｀ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ヽ　　　　　 |　　　　ク.　コ
　　　　　　　　　　　　 '　　////ﾊヽ　　　　＼　　　　／　　　　　　　　　　　　＼　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　 }　 ////:::::::::: ｀ヾ　　　＼　　"　　　　　　　　　　　　　　＼　　 |　　　　.リ　ン
　　　　　　　　　　　　　　　　　　'::::::::::::::::::::::　　ヽ r-ﾐ　ヽ/　　　　　　　　　　　　´￣￣￣｀ヽ　　l
　　　　　　　　　　　　　　　　　:::::::::::::::::::::::::::::　　　{　 Y　 .|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼ﾉ　　　　ム　グ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　::::::::::::::::::::::　 _　　 Y ﾘ　　i　　＞　　　　　　　　　　　　　　　　　)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　::::::::::::::::::／__,｀　 { ｲ　　　　 ´　　　　　　　　　　　　　￣￣　ノ　　　　　ゾ　・
　　　　　　　　　　　　　　　 ::::::::::::::::/ ｨOﾊ　　　ﾘ　　　　'　　　　　　/　　　　´ 　　　　.／ヽ
　　　　　　　　　　　　　　::::::::::::::::(ｨcﾐﾐ彡:::::::::::　　　彡　{i　{　　　　　,　／　　　　　　／　　　＼　　ン
　　　　　　　　　　　　:::::::::::::::: ｀¨ ゞｨ　rﾐ､　{　゛､彳从リ　　　　/:/　　　　　　　　／/ 　　⌒ヾ Y
　　　　　　　　　　　　　　::::::::::::::::::::ヾ(≧ ´,ｨﾉ　ﾊ　ﾐﾂ// 川　　　 {/ 　　　　　／　/　＿　　:/ |　！
　　　　　　　　　　　　　≧＝ー≦三ﾊY　ヽヽ　ﾉ　　ﾉイ/　V　　　　　　　　　　　／　　'Y　　　Y :/::::l
　　　　　　　　　　／　　　　　　　ヾ　　ｰ=ニイ" ／　　ﾊ　ゞ　　　i　　　　　＿´　　　乂　　ﾉ /　ﾉ
　　　　　　　　　　'　　　　　　　　　　　　｀¨ヾ川ｲ'ﾉ　　 '　　,ｲ从　　}　　　／　＿　　三三二イ　　＼
　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::／　　　ヾV　　　/　'´　　｀ヾ三三三ｲ三≧､　＼
　　　　　　　ﾊ　　　　　　　　　　　　　ミ≧=-　､　 /／　　　　　从　　 {　　　　　　Y三／三三三ヾ/
　　　　　　　　'　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{　　　　　　　　匁　　ゞﾐゝ　　　:ﾉ三/三三三三/三
　　　　　　　 {　　　　　　　　　　　　ﾉ}　　　　　　　　　　　　　　　　　ゞ三三｀ー　≦゜⌒ゝ三三三//三三
　　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　／仁　　　　　　　从　　　　　　 (ﾊ三三三三三三三三ゞ三三ｲ三三三
　　　　　　　　　＼　　　　　　≦三三　　　　　　　　ヾ　　　　／　　　　三三三三三三三三ゝ三三三三三
　　　　　　　　　　　｀ー――― 　ヾﾘ}　　　　　　ｰ―=+>=- ´　　　　　　　三三三三三三三三三三三三
　　　　　消　時　ゴ　　　　　　|　　　ヾ Yヾ　　　　　　　　ゝ　　　　　　　　,ｲ三三三三三三三三三
　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　｀´　　　　　　　　ｲ≧=ﾆ三三三ツ三ミ
　　　　　.し　は　.リ　　　　　　|　　　　　从ゞ　　　　　／三ﾌ　　　　　　　　￣ヾﾐ､
　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　　 Y三≧＝≦三三ｲi　　　 _　　　　　　　ヽ
　　　　　飛　す . ラ　　　　　　|　　　　　　三三三三三三ツ　,ｨ⌒ﾆｨヽ　　　　＿ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　　人,ｨ≦三三￣￣/／　　　　　}、　　 ´ー‐ﾐ､
　　　　　ぶ　べ　以　　　　 |　　　／´¨　　　　　　　 '　　ゝ　　　イ　ヾ/　　　　}ﾐ
　　　　　　　　　　　　　　 |　　,ｨ"　　　　　　　　　　从　ー ´　　　　　/　　　Y　ﾊ
　　　　　！　て . 外　　　　　 |　/'　　　　　　　　　　 {//　＿,ｨ ⌒ヽ　ﾊ　　　 /　　}
　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　　　　　 /　　／,ｨﾐ､　　Y　　　 /　　ﾊ
　　　　　　　　　　の　　　　 |　　　　　　　　　　　　　 {_＿／三ミ_ゝﾊ'三三ﾂ　　 .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝ三三三三／三三/三三./
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ー＝＝´≦三三´三三/

銀河全土を調べても初期の猿人がいる惑星を一つしか発見できなかった。

彼らは人類に分類できるが、そんな者たちと関わっても仕方ないので

王国はその惑星を自然保護区に指定して保護するだけで特に干渉することはなかった。
308 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/26(土) 12:57:41 ID:s7cxFerl: 　　　　　　　ｒ‐ﾆ7三三三≧zｰﾏ＞三三三三ヽﾆ〉
　　　　　　　辷７三三三三Уﾆ≦三三三三三V 7
　　　　rﾐ二fﾆ-‐::::￣￣::::::::::::::::::::::::::::¨:＜三三}ﾆ{::､
　　　　辷／,,::::::::::::::::::::::":::::::::::‐-::::::::::::::::::ヽ三/‐ﾉ::::ヽ
　　　　ゝ/::/ ／:::::::::::::::::::::{::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::Vン三三ハ
　　　　{:/V:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼三厂ゞ
　　　　　v ,'::::::::::::::::::::::::::::ﾄ::::::::::_;Lヽ‐-:::::::::::::::::::∨ン:::::.､
　　　　　　{::::::::::::::::::_:斗:‐i v::::::::::i　ヾゝ::::::::::::::::::::}:::::::::::::::　　　.　猿人なんて猿と殆ど一緒だから
　　　　　人::::::::::＜:ゝルV　V:::::ﾘィｆ弍刈::i:::::::::::::::::::::::::::|
　　　　　　 i::!:::::::::::::i下弍ﾒ　ヽN　　辷り Ⅵ:::i:::::!::::::::::::::::|　　　　昔の狩猟民族よりも質が悪いわ。
　　　　　 j:从::::{:､:::､辷り､　　/／//／.::::::::::::!::::::::::::::::j
　　　　　　ｲ:::::::::ﾐ､`::ゝ/／/　　　　　　　ハ::ﾊ: :!:::::::::::::::ﾊ　　　　こんなのに関わっても意味がないじゃない。
　　　　　 .:::::::::::::::ﾄ:ゝiゝ　　　　，っ　　ｲ::ﾉｿi　ﾘー-　､:::::.､
　　　　 {:::;イ::::::［　 ]::::::＞｡ __　　＜ﾘ{　　 }/､ン⌒Yﾍ::::.､
　　　　　 V ﾉ;::i::<ﾗﾆﾍ厂 i　　 |　 /　　　广ﾆ人ﾝ　　　ﾚ:::::::::ミー=''
　　　　　　ﾘ　{::::::j　辷i　　 i　/　　　个::ｿ　　　　　 i::::::::::|
　　　　　　　　／vリ　廴i　　　v　　　　ﾚ　　　　　　 j::::::::ﾉ
　　　　　　　／／⌒ ＜竺个⌒ ﾄ　　／ン≧zｆﾆﾆ二二]彡
　　　　　へ､ / ／　　　ヽ‐ゝ〟ﾉ三三三三i|　　　　　　|　　＿
　　　／　　ヾゝ〈 κ　　　`＜ j三三三三ﾆj　　　　　 {≦三ﾆ〉〉
　　　　　　＼/ゝУ＾ヘ　　　＜ﾍ￣　⌒ﾐ～　　　ヾ三三{(
　　/　　　　　》／　_二つ_｡　　　.i　　　　　　ヽ　 j三三ﾏヽ
　 /　　　ゝ＿　 /　　ー‐ラ三＼　　 i　　　　　　　　　　 ,'三三三j}
　　　　　　彡フ　　　　へ )三三ﾄミ i　　　　　　　　　j三三三人
../　　　　　〃　　　ノ三三三三| 　 j　　　　　　　　　 {三三三三≧
/　　　　 |i　＿　イ　j三三三三|　ﾉ　　　　　　　ノ三三三三三》

猿人を無視した王国にも言い分はあった。

それは猿人とまともに交流する事はできないから、徒労になる事を避けたのだ。
309 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/26(土) 12:58:10 ID:s7cxFerl: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,　. . : : . . ､. .　.　.
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , .　　　 , .o:　:　:.　.　:　: , . ; '*: .　, ; ' _, ; ; ｨ ', .イ ;ソ'"ィ, : :ﾞ; ミ :ｰ､ﾟ_ﾞミｰ : ､: :.ﾊ､丶､ヾヽﾟﾐ丶､';:.:..:.; ;:.i.:; : .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , : : ;　 , . :.ﾟ: : ; : ; '"; :´':., :'ﾟ;o; . ;.ﾟ: ィ ,": ' ; : '" , ﾆ　-　' ´r '"　j'" ､丶､　ゞ､ o､ : :ﾟ:.､:.j : ; j : '; : ;. ';.ヾヽ､:.;'.;' ;' :　.　.
　　　　　　　　　　　　　　　　　 , ﾟ : : : : ｡: , ィ", r 彡= ';''", '"　　,j ,ゝv ' ´　", "　　　　 _,. .､　'　 `ヽヾ. ;j 。ﾟ: ; ゜ : : ; .!;ﾟ: : ;' 。i!.o:.', ｡ ', ; 'ゝ'"; :' ; '　.
　　　　　　　　　　　　　　　, : : , : ": ﾟ;' ;' f'。: :fv'"と , .;　'　,r '"　　 r'　　 , '"　　　　　 ,;j､ヾ . 。, : '" : ; ソ ; ' ;'/ ; : 'ﾟ ,ソ。:.ﾟ;' . ﾞ' ; :｡;' ; ' ﾞ, ;' ´'; : ' .　.
　　　　　　　　　　　　　, ; ' r'j ｨ"ﾟ o､イゞﾐヽ､ゞミo､{ i r'",:イ:.､ .　:　ヾ　　ヽ､ _　_,. ィｲソr '"　 _, ; ｲ " _, ;イ-'"; :イ: ;. ;:ｨ': . ﾟ;ｲ , ; ' 。_,.　'": .　.
　　　　　　　　　　　 . : ;　: {iﾟ､ヽﾟ:ｰ -= ミ.:.｡_: :_゜ｰo:｡ゝ､:ゞ:､:　: ｀ﾞ　ー　-　=　ﾆ　-‐ '´　_,　; : ' "ﾟ｡ ., ィ" , : ' ; .: - ' "ﾟ｡; :' '": : : ; ;　'" : .　.
　　　　　　　　　　　　: :';., : ﾞ､ヾ:.oミ゜ｰ=。ﾆ゜-。ﾆﾟ三ﾆ二o-ﾞミﾟｰ｡- =o- =ﾟ宀｡三 - '.,"゜。_, 。-'"゜,　- ''" _,. ｡彡 '" :　:　;　' ' : . .
　　　　　　　　　　　　　. : : : :ﾞﾞゝミ｡ｰﾟ-｡=oｰ゜ﾆ . ´ﾞ- ゞ' ｰ,｡＝- =' "_, 。-'"゜,o=- '"ﾟ , . ; '" '; :; ; : ｡ - ' "; : : ': :　:　:　.'　. '　.　.
　　　　　　　　　　　　:　: : : : :_,. .; :;. ;: ゞ:; : ｰ､三二ﾆ: : =｡ﾆﾟ二o＝。ﾆ -゜─ : ' : '"゜´: ; :　:　:　.　.　.　'　.　.
　　　　　　　　　　　. . : : ﾆ=-‐ ''"": : _,.;.:.:; : ィ '"´: : ; : : : . . .　　　　　　.　.　. . : : :　:　: :　'
　　　　　　　　　　　　　　　　　_ ,. -=　'''"

宇宙暦２２０１年、王国は近隣の系外銀河に進出して調査と開拓を開始した。

この時期になるとワープ技術は飛躍的に進歩して、系外銀河にも簡単に移動できるようになった。

そして……。
310 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/26(土) 12:58:31 ID:s7cxFerl
311 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/26(土) 12:59:23 ID:s7cxFerl: ttps://www.youtube.com/watch?v=wHUsQvyUM0w

――宇宙暦２２７６年

_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐ﾐh｡,_　　`　､　　　　　`'マ }h､　　　　　寸､_,,,..､､- |｣｣_,,..､-‐ﾆ^＾-‐…‐-=ﾆ _=‐-　 //
_ｰ_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_ﾐh｡,_　 `　､　　　 _,,.`'マ }h､　　　　>＞``｀_そ込_ i｢_　　　　　　　　＾^７/
= = = = = = = = ｰ_‐_‐_‐_ﾐh｡,_　` ﾆ=-‐''''```'マ}h､_､‐゛　ト-((｢ﾄz}}h､ヽｰｧﾆ=‐-　.,,...､､　 -‐ ァ/`｀
三三三三三三三ミミｈ｡_‐_‐_‐ﾐh｡,_ ｀丶、　　　`'マh､_,,..===云ﾆ｢ﾞﾞﾞYィ≧=z　　｀```｀　￣___//=-‐
二二二二二二二三三三ﾐh｡_ｰ_ｰ_‐ﾐh｡,_｀'マﾆ=-‐`'マ､|　 |八　!＿lﾉr┤　|￢冖^^＾＾￣__,,,..､､　-‐
_‐_‐_‐_‐_=_ニニ二三三三|}h､}h､_‐_‐_‐_‐ﾐh｡,_`""´´____,|___|-‐| ｰr ゛=!__七¨¨￣_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_
‐_‐_‐_‐_‐_‐_=_=_=_=_=_=_=|=_=ﾐh｡_､_‐_‐_‐_‐_‐「‐_‐_‐_‐zzzzzzz======＝ニﾆ二二ΞΞΞイ‐_‐_‐
‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_=_=_=_=_=_=|=_=_=_=_|_‐_‐_‐_‐_‐l_‐_‐_‐_‐｢:ｉ:i:Г:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:｢:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ|:ｉ:ｉ:ｉ|_‐_‐_‐
‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_=_=_=_=_=_=|=_=_=_=_|_‐_‐_‐_‐_‐l_‐_‐_‐_‐|ｉ:ｉ;ｨト====彳ｌ|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:｢「ﾐトr-‐彳!:ﾄ､ｉ:ｉ|_‐_‐_‐
‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_=_=_=_=_=|=_=_=_=_|_‐_‐_‐_‐_‐l_‐_‐_‐_‐ィｉ{:i|　i｣ .::. i|zミト≦ｔｔ||||=! ,::. !ｔ| |:ｉ:ｉト_‐　‐_
‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_=_=_=_=_=|=_=_=_=_ｌ　ｰ_‐_‐_‐ｌ_‐_‐_‐　 |:ｉ:i:|　｢l .::. Г|||~~~ﾞﾞﾞ|||「 ! .:. |ハ|:ｉ:ｉ|
‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_=_=_=_=_=|=_=_=_=_l　屮_‐｢lГΠﾞﾞﾞl| 山 !:ｉ:ｉ| ,ﾞⅰ.::. l　|||　　　|||l　! .: j　 i|:ｉ:ｉ|　山
‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_=_=_=_=|=_=_=_=_ｌ_‐_‐_‐|l||　ⅱ　||　` ⅱ]| ーi .:. ∟|||ｰ―‐|ll∟! .: l∟ !:ｉ:ｉ|‐_′_‐
‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_=_=_=_=|=_=_=_=_|_‐_‐_‐|l||　ⅱ　||ｰ_‐_|ｉ:ｉ|,'　ⅰ:. !　|||　　　jj||　! .: !|　 |:ｉ:ｉ|_‐_‐_‐_
ﾆ_‐_‐_‐_rｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚz _=_=_=_|==ミ_├-､_jj　 ||ｰ_ｰ_|!ij r～:, jj　 l||　　　jj||　', ,,ム　|:ｉ:ｉ|_‐_‐_‐_
=_=_=ﾆﾆ|ニニ|二二ニニニ|_=_=_=r'ｰ-､ :,''‐-､:, ｀ヽl|‐_‐_ |jj=i 　 i,,{==ｰ=====ｰ==∥ .:;'弌:ｉ:|_‐_‐_‐_
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　　　　　　　　　　／∠㏍、　＼|从　|八: .　:/ /|::/|/|　|: : :　//厶％Жｱ
　　　　　　　　　　　＼＼]Ж＼　 :灯苧ミ　＼/|/ ,灯苧ミ:|: : : ／￣＼[／
　　　　　　　　　　　　　￣了＼＼:杙-夕　　　　代-夕小イﾍ}　　 : : |
　　　　　　　　　　　　　　 |　　 :| 斗 ⌒｀　　,:　　　⌒｀/ 　 |ノｊ　　 : : :|　　　それで問題の惑星は見つかりましたか？
　　　　　　　　　　　　　　ｌ　　 :| :小、　　　　　　　　　 //　 :|イi　　 : : :|
　　　　　　　　　　　　 ,　　. :| 　ｧ‐‐=z,、｀　 ´　　　//　 :|::|:|　　 : : :|
　　　　　　　　　　　　　　 /　. ::/:| :/-=㍉_/ト　__ . : ´ ／//　∧!:!:. 　 : : :|
　　　　　　　　　　　 /　: ::/. :|/-=㍉_//V∧　　／／/　/ :∧!::.　　＼|
　　　　　　　　　　　　　 /　: ::/. : /-=㍉_//:: V∧／／: :/／／/∧: :.　　　＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　i:::::::::::‐-:、:::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.-:、::::::＿:＼::::::::::::::::::::::::::::::}
　　　　　　　　　　　　　　　 {:::::::::::ｲ.　o`ヽ'::::::::::ｨo⌒ 7:/:}　　　清姫様のいう通り、あの座標に文明を持つ知的生命体を発見しました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ';:::::::::::::｀:ー::´::::i::::::｀:ー::´/:/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ:::::::::::::::::::::::::::}::〉:::::::::::://　　　　しかも、我々とそっくりの外見です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　`::、:::::::::::::::::`:´::::::::::::/ｲ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ:＼::::::::∠＝､:::::::/　　　　　　あちらも猿から知的生命体に進化したのでしょう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ::::::::ヽ:::::::::ー:::::／
　　　　　　　　　　　　　　　 ,...ィ:i::::::::::::::::＼::::::::::ｨ:.、
　　　　　　　　　　　　　 ,..ィ´::::::::::!::::::::';:::::::::::｀¨¨:/:::::｀丶、
　　　　　　　　　,....-‐:::´::::::::::::::::::::::::::::::';::::::::::::::::/::::::::::::::::::`::..､.._
　　　　　　 ,.イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::';:::::::::::::':::::::::_::::::-‐:::::::::::｀ヽ
　　　　　.ｨ´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'¨¨¨¨`::ヽ::::::::::::ィ:´::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`::::::′::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　　′::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｨ:::::::::}
　　　 .!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!:::::::::i
　　　 {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ:::::::::',

　　　　　　　　　　　　　　　　　　モブ上級貴族
312 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/26(土) 12:59:57 ID:s7cxFerl: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|ﾍ
　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　 | ∧
　　　　　　　/ |　　　　　　　　---　　　_　　　|　∧
　　　　　　 /　|　,　　´　　　　_　　　　　　` 　 ';　 ∧
　　　　　　,'　／　　　　　　　　＼　　　　　　　V　 ∧
　　　　　 ,　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　V　 ∧
　　 |＼ /　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼￣　----∧
　　 |　ヽ:/　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　　 }　___
　　＼　/　　　,'　　　　　　　　　　　　　　　 l　　` ト- ／￣／
　＿＿〉{　　　 :|　 l　　l　　　　　　 |　 |　　　}　　　 V　　／
　＼　从　　　|　 l　　l　　l　　　 /　/　　　,:　　　 /-＜￣　、
　　＞ -〉　　　|＼|＼ |ﾍ　l　　// |/-|/|　/　　　 /　　　　　／
　＼　　人　、人ｨﾍ云ミ Vﾍ / / ｲ芹≠V　／／ |Y^Y_ ／
　　　＼,,/| ＼＼从廴.::ﾉ　　　　　ゞ- イ／/ｲ　}　||　|_|l　　　　その辺りは未来を見る魔法で確認しています。
　　　　　| |　|_|ヽ|ヽ　　　　 '　　　　　　 |　　 |_ノ　　　　,
　　　　　|_|　　　 | 心　　　　　　　　　　　|　　 |　　　 V 　'　　..　しかし、あの惑星との交流は絶対に失敗するでしょう。
　　　　　l　　　　 l　　ト　　　｀　´　　　ｲ　 ,;　　　　 V　 ,
　　　　 ,　　　　 /l　　|　　＞　　_　イ _ | 　 / V　　　　V　　　　私と織莉子の未来予知ではいずれも失敗しています。
　　　　/　　　　/ l　　 --　V∧　　／/ l　 /　〉＼　　ヽ l
　　　 /　　　／￣/￣｜　　V∧／//／l　/ ／|　　＼　　＼
　　　/　　l 　　〈　　 |　　　V///／　 l / ´　 |　　　＼　　ヽ
　　 /　___ |　　　〉　　|　　　 V／　　／「￣￣　　　　　> 、＼
　　/ / V |　　　　| 　　|　　／　　／　　|　　　　　／＼ |　　＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
　　　　　　　　　　　　　　　　　 i::::::::::＿_::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.-:{::::::::::＼｀丶､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
　　　　　　　　　　　　　　　 ,'::::::;:::::::::::::::::`:.. o...＼:::::::::::::::::::＿＿:::::::::::′
　　　　　　　　　　　　　　　　　i::::::::{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::くo　　ヽ:::::;′　.　一神教
　　　　　　　　　　　　　　　　　{::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ:::::::::::` ー:::｀/ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::-イ::::}::::::::::::::::::::::/:::::}　　　『神はただ一つ』と主張して余所の神を完全に否定する宗教。
　　　　　　　　　　　　　　　　　 .ヽ:::::::::::::ヽ　､::::::::::::::`ー:::´::::::::::::::::::::/:::::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ:::::::::::::＼ヽ｀` ‐- ::、:::::::::::::::::::::/::::ノ　　　　確かに彼らとの共生は不可能ですね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,'::';:::::::::::::::::｀:‐-:....._　 `ヽ､::::::::::ｲ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣::´::::::／´　　　　　　　王国と対立するのが目に見えています。
　　　　　　　　　　　　　　　 i:::::::::::::、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::／′
　　　　　　　　　　　　　　　　　　i:::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::／:::::!
　　　　　　　　　　　　　　　　 {:::::::!:::::::::::｀:::ー-----:::´:::::::::!
　　　　　　　　　　　　　　 ,......＜!::::::i::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　　　　　　　 ,.......＜:::::::::::::::::{::::::{:::::::::::::::｀丶::::::::／:::::::::::::::i
　　　 ,.......＜´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽヽ.、
,...＜::::::::::::::::::::::::―-:::、::::::::::::::::::::´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::＞.､
313 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/26(土) 13:00:34 ID:s7cxFerl: 　　　　　　　　　　　　　 /}　　　 _,､､､､_,､､､_　　　 ,、
　　　　　　　　　　 / ,'＞''´　　　　　　　｀'＜. |∨
.　　　　　　　　　　 ,ｲ /　　　 /　　　　　　　　 ', ∨
　　　　　　　ﾄ､／.　/　　　　　　　　　　　　　　 ',　ﾏ
　　　　　　　　 ',. { ヽ―‐ｧ.　　 |i　　　　 |　　　､,,_ﾍ . ヽ
.　　　　　　＿ﾍゝ , .イ　　　　|i　　　　 |　 |　乂￣　 }―ｧ
.　　　　／¨¨¨ヽ,ｲ　　　 |　　 |i　　　　 |　 |　　　｀¨∨　ノ
.　　　　＼`―‐ |.　　　 |　　 |i　　　　 |　 | 　　　 ∨￣｀ヽ
.　　　　　ｏ⌒'ﾊ　　 |　| _|.斗-　　　　 /|　ﾊ. | 　〉　|＿__／
　　　　　 |」　 |ﾊ　　 |　| ﾊハ l　　 l /│｀ト.､| 　　　ﾊ . o
　　　　　　　ｌ |ﾍﾊＶｨ竿竿ミ',　ｲ}/＿Ⅳ Ⅵ.　　ﾊl｣ |｣
.　　　　　　　　 ,'. |. / ﾊ,,《乂ン　 'ｲ　 ''¨うj㍉ｘ| ハﾊ/. l
.　　　　　　　 ,'　| {.| | | }ゝ　　　　　　　　ゞ‐'〃ﾊ}. |　 | l　　　　　　まあ、そういう事でしょう。
　　　　　　　　/__ ハ| | | {`　　　　　　,　　　＿_/} ', .|＿|. l
　　　　　　 />''~ヽﾍ.| |. ﾍ　　　､　　　　　ゝ┐∨/.／､|. l　　　　　織莉子、貴女は何か言う事はないかしら？
.　　　　 /⌒ヽ::::::::::l. ﾍ　　`ﾄ､　　　 ' 　_　‐''´　V /:::::::ﾊ. l
.　　　　 | 　ゝ､＼::::l . ヽ　　　 ', ､___ｧ''´　　　／ /::::::::::::ﾊ. l
.　　　　 | 　　　ゝ､_ヽ }.　ヽ　　 '，ｲ　　　／　{ l:::::::::::＞''´￣|
.　　　　　|　　　　　乂'，　　l 　　八{　　　l 　　{ l::::／ , イ￣ゝ|
.　　　 /|.　　　　　 ',　　|　　 lV/.| 　　 l　　{ l'"_ノ.　　　　ハ
　　　 /　|　　　　　　 ',　,′　 l./.　| 　　 ',　ゝｲ　　　　　　l 　∨ /
.　　 /. 　ｌ　　　　 /　　 ∨　　 l.　　 l　　　∨ﾊ　　/.　　　 l　　 ∨ /
　　 /　　　ﾊ.　　 /.　　 /　　　 |　＿_l. 　　 ∨-､/　　　| . ﾊ　　 ∨ /
.　 /　　　　ﾊ.　　/.　／/　　　　|ヽ)(___!　　　　ヽ　ヽ|.　 |. ハ　　　 ∨

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l'""二二二二二ニ‐- .._
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l'/////∧　∨/////＞、＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 l//////∧　∨/＞'"´ ,.l　r ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 l'//////＞　ﾞ´ ,.　＜/∧`｀ヾ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,. ''⌒ヽ'"　,.､ , ､　∨////// /ヽヽ
　　　　　　　　　　　　　　ｒ―‐／　　　 ,.`　　｀　｀,.-‐V//// ///〉ヽ
　　　　　　　　　　　　　ｌ／　　／　/　　　　 ,'　　ヽ　ヽ― 〈.///　ヽ
　　　　　　　　　　　／　　 .／　 /　　 .! 　 l　　　　　　.　　ヾ/　　ヽ
　　　　　　　　　　＜ヽ　／　　　/　　.l　　 l　　　 !　　 ! 　i　＼_ 　ヽ
.　　　　　　　　　　　ヽ.〈r.､　　,ｲ′ 　 !　　ｌ　　　　l.　　 !　 l　ヽ｀l.　 l!　　　　私は予定通りその惑星に送る使節団は
　　　　　　　　　　　　　／ヽ,.ヘ./ '⌒ｰ-十'´⌒ｰ-､__　ｌ.　　!　 !　　ヽ. 　 l!
　　　　　　　　　　　　　´ ヽ　ノ/　 ; l　　 {　ー‐- ﾞ、 ⌒ｌ_　　l　ﾞ、　ヽ　 l!　　.　失っても惜しくない者を捨て駒として使うべきだと思います。
　　　　　　　　　　　　　　　∨'"i ./ .l! !,　ヾ､ √下;;刈　 l!､ー-',＿ゞ "〉´　 l!
　　　　　　　　　　　　　　＞!.i!　{ゝ!　.）ヽ　　ｰ"ﾘ.!　lﾉ　　 l ヽl.／　　 l!、
　　　　　　　　 _　-―　￣　　ヾ､ヽ' .ノ､　　　　　 'ﾉ　'　 ! 　 !⌒ l　　　ｒゝj　　　　　　　　　　　　　　　　「貴女もそう思いますか」＞きよひー
　　　　　　　,.　´　_,. -,.‐　 ,. -　イ冫./　　､　　'　 .ｲ　,′ ｌ .i　乂.　!　　〃 }!
　　　　　／　ィ'"　'"　,. '"　　 /.ｨ.{ .,'､　,＞,､-.＜'/, 人}　l　ヽ　　｀ー＜/ﾉ ;l!
.　　　　 / ／.'"　,.．／／　 ,.　 {.' （ﾞ､._｀ヽ ! ｀ｌi ´!{.!Y└-- ――￢、　'ヽ､/!｀ヽ
　　　　/／　／／／' 　／　　｀,.＿_,....ﾆゞゝ‐-､.ィｨ'"＜ー-　.._　i-､　　　丶､　､
　　　ﾘ′ ,.' ／,.'/　　／　/ 　人},.、-‐　.i.:....::ノ;´l.　＼　＜. /ヽ　ヽ. ヽ.　ヽヽ ',
　　　/ {、/ ,.' ./ /　　　　 /! 　 !　ﾘ‐ ヽ　ノ｀　´ /　l.　　r'ヽ /ﾉ,'　　　　ｌ　 } ｉ　ﾄ、;ﾉ
　　 , 　 / /　/ /　　　 '　i l 　 l. ／　 .／　,'　 /.l　 l.ヽ/｀ヽ '　　　　　 .!　,'　} .l　＼
. 　 ,　 /　'　,'　,'　　　　,　 ! ',　 / 　／　　 !　/ ,' 　 l 、　　　　　　 ,　/　ソ　　　＼
　　ｉ　,'　'　.,　 i　　l!　　,　､　､{　,／　　　　,.'　/　　ﾄ. ､､　　　　 /　{　　　　　　/!. ＼
　　l　! .l　 ,　 .! 　 l !　　, 　、 { /'　　　　／　/　　　!_',　、、　　　　/　丶.　　　／,' -―-
.　　! ｌ .ｌ.　; ／l　　.! ｌ.　　、　ヽl/　　　　/　　　　　　ｌ L',　､丶　､　'　　　｀　 ´
.　　、 !　.!　　l. 　 l　ﾞ、　ヽ　,.l,.ヽ　　　　　　　　　 l.　L',　、＼.　ヽ　　　　　　　　　　　ヽ
　　　ヽ,!　l　　､　　､　ゝ,. '"　／`ー-　､　　　　　 l.　/L',　　、　＼l　、＼
.　　／　! .l 　　､　,.ゝ'　　 ,. '」┘ .〉　　　ヽ-‐ ⌒ '　/　└､　ヽ　　　`　､　 .._　　､　　　　　l
. ／　　　､.!　　　／　　／┘::!　 / Ｏ　　　　　　　 l　　./Ｌ.､　＼　　　 l　　　ヽヽ　　　 ;
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　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
　　　　　　　　/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i　　　..　王国の使節団の代表にはそれなりの格式が必要になるので
　　　　　　　ｒ ⌒:::::::::r‐‐‐ 、:::、:::::;::::::::,'
　　　　　　　 i:::::::´::::::::::ｰ―ﾟ′::｀:r --v　　　　.　代表は上級貴族出身で家柄だけはいいが、勘当寸前の問題児を使います。
　　　　　　　 ',:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽﾟｰ/
　　　　　　　　 >:::::::::::::::__:::::::::::::::::__>ﾘ　　　　　　丁度伯爵家の長男で都合が良い者がいるので好都合でした。
　　　　　　　 /::::ヽ:::::::::::::‐--- 、::::::/
　　　　　　./::::::::::::ヽ:::::::::｀￣´:::::/
　　　　　人:::::::::::::::::',:::::::::::::::::::::/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「それでいいわ」＞きよひー
　　_____／::::::i:::::::::::::::::::＼::::::::::::/
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ー<´
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314 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/26(土) 13:01:09 ID:s7cxFerl: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| ',
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　　　　　　　＼　ー/　　　　　　　　　　　　　　',　　　　　＼　　　　ヽ　V　　/
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　　　　　　　　　　　　/　　　　 i 　i　　　　　　ヽ　　 l　　.i　　　　　 ',　　　　／
　　　　　　　　　　　　{　　 .{ 　 i　.{　　　　L＿i__ヽ　}　　i　　　　　 i　　へ
　　　　　　　　　　　　i　　　{　./i　|',　　　 }　.ハ　ヾ}　.ﾉ　　　　　　lノ:::::::::::ヘ　　　　　　代表はそれで良いですが
　　　　　　　　　　　　i　　　 { /ゝ个、　　i }　 xzZzza ﾉi　　　　.i　./::::::::::::::::::::::ヘ
　　　　　　　　　　　　.i　、　ぃィkz.' ,　 i　ﾚアVIりヾ/.／　　/i ./ﾍ:;;;;;∧::::::::::::/　　　　部下のメンバーはどうしますか？
　　　　　　　　　　　　 ', i ＼　 {《Vｊﾊ　ヽi　　　　ｘンｿ　i　　/　}/i } |　　ト--　'
　　　　　　　　{~. ^, 　　ヾ　| ＼{. Xツ　　　　　　　// ｿ }／　　　l. 'ﾉ'i',　 .|',　',　　　　　　処刑されることが前提だから
　　　　　　　ﾉi　',　.　　ヽ.|　　ヾ''' 丶　　　　　　　　　　　|　　　ﾚ　 i_',　.|_ゝ ',
　　　　　　　/i .l　',　i　　　 |　　',　　　, --　、　　　　　　 i　　ハ　　　　　　　',　　　　　まともな人材は送るのは国益を損ないますよ。
　　　　　　　', i　'　　.i　/'i　|　　ゝ　　ヽ、　..　　　　　　　 .i　　i　　、　　 i　　　 ∨
　　　　　　　 i　／　　ﾚ　i　 i　　 {　＼　　　　　　／　　 .i　　i　　　、　　i　　　 ∨
　　　　　　　 .i　　　 /　.}　 i',　i　',　　个ｰ=彳　　　　　 ..i　　|　　　i　　　i　　　　 ∨
　　　　　　　　|　　　.{　 i 　 i ', i ', 　　i　ヘ__|　　　　　　ﾘ　 .|　　　　　　　i　　　　∨
　　　　　　　　.|　　 .{　ﾉ　./　',i ／{__／. ＼iiゝ　　　　ノ'i　i',|ヽ　　　　　　i 　　　　.　∨
　　　　　　　　」　　;　ｿ＿/,, ／　i |:::::＼:: : ＼iiゝ　　　　 ', | }/i::＼　 _　　 i　　　　ト.　＼
　　　　　　　/il　^'''　./...',　　　　 .i i::::::::::::＼:: : ＼iiゝ　　　.i| //i :: iヾ_ゝ＼ i.　　　　 l　＼
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　　　　　.∧::::::::|　　 i　＼ ',　　　　＼ヽ :::::::::::ヽ:: :: ヾiiiゝ///i :: ::/:::::::::::ヽ, 　　 i 　　l　　　',　∨
　　　　/　 .i:::::::＼ } | 　＼',.　　　　　,　./:::::::::::ヽ:: ::ヾiii//ｿ :: ::/:::::::::::::::::>',　 ./　　　l　　　',　∨
　　　 ./　　　⌒i::::＼.|;',　　　i　　　　 ;　/::::::::::::::::ヽ:: :: ∨ｿ :: ::/:::::::::::::／,　　 .ﾍ―i　 .i 　　i.　 ∨
　　　/　　　　　 Lﾍ::ヾ ',　　　l　　　 ;　/::::::::::::::::::::::ヽ:／　:: ::/:::::::::／／　　　/::::::'ハ　 i　　/　　∨

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　　　　　　　　　　　　　　　　　 {::::::::::::::::::::::::::::::::､i!　　　　　　それは大丈夫です。
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　　　　　　　　　　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ´　　　..　団長以外の使節団員は平民の共和主義者で編成して
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　　　　　　　　　　　　　　,...-‐::′::::::::::::::::::::::::{`ー′　　　　　　この機会に王国の不穏分子を処理します。
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　　　　　 .ﾊ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
　　　　　ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'、
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　　　　　　　　　　　　　　　　　人-=ﾆニﾆ=-／／＼　＼ﾆ〉　_V∧
　　　　　　　　　　　　　　　 rくﾆニニ=-rく ⌒ﾆ＼-=＼　V /⌒V∧
　　　　　　　　　　　　　　　 {.:.:.⌒ア¨¨人 __ /ﾆv ＼-=∨ /-=ニV∧
　　　　　　　　　　　　　　　八.:.／　　　. ﾄwW㍉V : : >　Vﾆニ／ ∨∧
　　　　　　　　　　 __--=ｧ⌒　／ /　 . {/''ﾞﾞ"ﾞ} }L:／　　⌒V　　　V/,　　　　　衆愚政治の果てに民主主義は死にましたが
　　　　　　　　　　 _}_／/　 '　 . : /ｲ . : {　　ﾉ八人　　ﾆ=-- _　　 v/,
　　　　　　　　〈　　/ｨ　:　 :　/. :{. : :八　 {(　 }:. .＼　　　　＼ V/,　　..　それでも民主主義に傾倒する者は皆無ではありません。
　　　　　　　　　　　＼　八ｉ　i/ . :八: .{　)　／八: .}: .＼__／￣＼〉 }/,
　　　　　　　　　　　　 ⌒¨7{ 　{.:`ﾒ､　ヽ:.　ｨぅ灯ぇⅥ . : . }八ﾆ==‐┘//}　　.　民主主義など時代遅れだというのに
　　　　　　　　　　　 / {八{Vｨぅ㍉ )}　　 Vツノ　. :} 人: .＼⌒ V ⌒ヽ
　　　　　　　　　　　 ( __ノ: 八　八 Vﾘ,　　　　　⌒7 . . }､⌒＼⌒ ノ／/　}　..　未だにそれに納得しない者もいます。
　　　　　　　　 ⌒¨ｱ/. :.＼{ 圦　　　_ 　　ｲ　. : .} ＼　 }＼(　 /　八
　　　　　　　　／ / . : :　' :/:个: . ´　_　イ/　. :/ 八: .)　八　)＼(⌒　　　本当に困ったものです。
　　　　　　　 --=／. : :' . : :／ / . 八: 「⌒「⌒ '　 . :' /⌒ﾆ=─ ┐＼丶
　　　　　' 　 __ ／　. : .{　／　 /. :/: :/⌒Y^Y　 {　／)'　　　､　 }､: . ＼＼
　　　　/／⌒ア　 . : :八(　「ﾆ=-⌒/　　人人八(　　　　　/⌒V八＼: . ＼＼_
　　　 {(　　 /　　--= ⌒. 人／-=ﾆ／:/「 . :＼＼　　　　{　　 ⌒V⌒＼ . : ⌒＼
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王国では民主主義は余計な手間と金だけがかかる非効率的な政治体制と評価されて

民選議員は利権漁りと票集めしか能がない無能と軽蔑されていた。
315 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/26(土) 13:02:08 ID:s7cxFerl: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |ｌ::| ,;:l:|
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　　　　　　　 `ﾄ､.　r ;　　 .ノ}} : ﾊl:　　　Ⅵ;i l|
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　　　　　　　　|　{　｀＞彡'´　　　　　 j｀7ﾊ、
　　　　　　　 | 小､　　　　　　　　　 /} : lト､
　　　　　　 |　|　゜ヾ､　　　　　　 //|/ :l|　ヽ　　　ト、
　　　　　　 !　|　　　ヘ　　　　　 -_.ノ/ｲﾊ:..:ﾊ　ハ　　）
　　　　　　ﾊ{ !　　　　 {ミ/ー＜彡'´ ′ }/　　ハ. ／し'
　　　　　　　ヾ　　　　　 {ハ￣　　　　 /　　　　 /::::ﾄ（
　　　　　,　　ヾ､　　　　　　ヾ　}　　　　　　　　 lJ:::::::)｀ｽ
　　　　（ヽ、　,ﾉ）´(　､ゝ､　|　　　　　　　　　　ヽ::/´
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　 ,′,　ヽ　　 tゝ､丿）ﾉ i　　 Y(|..八ィ人　　（＿　　 .|
　i　/f　　゛　　　）　Y´　l'′　　　´ﾞ ''ﾞ '' "ﾞ
316 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/26(土) 13:02:45 ID:s7cxFerl: ――三か月後

　　　　　　　　　　　　　 /|　　　 | ､
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　　　　　　　　　　　 {　 |／⌒八.　　＼　　　　＞＼{＿　　　＼
　　　　　　　 {(＿　／　　､＿_＼　　＼　｛／/｛＼　⌒＼　　＼
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　　　　　　　　　｜―=ミ　 |　　　　Υ￣´　　／　}　八　　　　｜　|
　　　　　　　　　 |　　|八　 |　|　 |ト| 　　 |｢⌒Ｙ　／ /イ | |＼　　　　　 |　　　使節団は処刑されましたが
　　　　　　　　｜|　　 _,j抖扞云ミk　　　|　　 }／　 /　l　l｜　　　　　 |
　　　　　　　　　 |｜　ハ　　「以灯　　｜ノ]　　八　ノノ　　　＼　　　|　　　その事で世論の反応も予測通りですね。
　　　　　　　　　 |八 | _ ﾉ　 ''"´ ,,,, |　 |　 | 7Λ　 / 　＼（ | l　　　　　l　 /
　　　　　　　　　　八　　　　　 |八|　 | /　｝/{　 }ミト- | |　　　｜/
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.　　　　　　　　　｜　ハ　＿　　　　|　 |／　　　 |「　　| | 　　　　 |
　　　　　　　　 |／　 /二二　　 |　 | 　　　　 l___　 | | 　　　　 |
　　　　　　　　　　　 /ニニ/-＜ /　/　　　　　　 |ニニ| | 　　　八
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　　　　　　　　／　Ｌﾆ＞''"´￣￣￣￣「＼ニﾆﾆ-__　　｜　　 |／
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　　　　　　　　　　　　乂_丿: : : : : : : : : : : : : ΧΧ: : /｀`ヽ＼
　　　　　　　　　　/ /. Ⅵ: : : : : : : __厂＼: :_,,...,,_: /　/ / ＼＼
.　　　　　　　　　/ /∧ Ⅵ : _､-''"У　＼＼: .　＼/_/.　　＼＼
　　　　　　　　　/ / /∧ Ⅵ/　　 /　　　＼＼: .　 `､＼　　＼'，
.　　　　　　　　/ / 　　 V./ 　　 . :/　　 `､: .　　: .　 `､＼　　 _メ　　　初の知的生命体の文明と遭遇
　　　　　　　　/ /　　　 У　/　 . :/:　　　　`､: . 厂): .　＼.　＼ {llllll}
　　　　　　廴_　　／ . :/　 . :/''"~￣＼＿／. .廴／⌒V⌒7L_ノ　..　しかも、相手が我々とそっくりな人間だから
　　　　　　　　{llllll}　 /　. .:/　＿/. . . . .l. . /.八. . ＼. . .‘, . }　/
　　　　　　乂_」　辷⌒¨7|. .l. ‘,. . . ..l. / ''"~￣. . .＼..‘, .} 廴　　　　.　王国民の期待は大きなものでした。
　　　　　　　　　　 _)　{./. |. .l. .／＼..l ′　_,..ニ.,_ . . ＼_ﾉ　ノ
　　　　　　　　　廴ノイ |. .l. '_以ミ＼.＼　Vrｼﾉ｀¨⌒`､ У　　　　　世論がその文明と交流を持つ事を求めるほどに。
　　　　　　　　　　　 ) 　|八. v込.ゞｼ｀¨⌒　 ""_ﾉノ. l . . . '，､、
　　　　　　　　　 ⌒7八 . ＼.＼ ""　′　　 ⌒7. . l . . . 从. . ｀`～､、
　　　　　　　　　　　　 //| . ＼ . ＼.)>｡　ｰ ´　／八. ﾉ . ／. . ＼. . . . . . ｀`～､　 _､-=㍉
　　　　　　　　　 //. |. .l乂＼. .)ﾉ辷≧=‐＜厂′.)从(｀`～､、.＼ . . . . . . . . ｀/ / / /,
　　　　　　　　　　　／. . |. .l .{ 辷)从　廴厂L/　 /. .／. ﾉ厂L_　｀`～､、 . 「＼ / / / /.,′
　　　　　　 _､-''". . . .八 l .{ 廴＿_,,,,....(0)　　 /／. ／(＼辷ﾉ　＼. . ｀`''， :′　 ./ ,′
　＿_,,,..､､-''". . ._､-''"./　 ). ﾉ　　. : ／　ハ＼　 {(. . /　ﾉ　 '，　　　　 _､-''"{　 l : . 　 ,′
⌒¨冖ｧ . . . . ／./. . ./ _彡'′ . : ／　 ./　‘,　＼{ . ハ／　　 .}＼　　 |　0へ{　 l ｰ　/
. 　／. / . ／. ./. . ./ ⌒´　　. : ⌒辷厂)　廴,.八 (. . ＼　　　　＼　 |／‘,八. : . .　/..|
　 /. . / . /. 八乂〈＼＿＿／￣￣　　｀¨⌒　廴｀`ヽ. .ﾉ　　　　. :　／　　 '，.＼_／. ..|
　′ / . /ハ. . ｀⌒ ＼ . :込、　 l　 . . :ﾊ: .　　　　/ ＼У　　 . : _､く∧　　　＼/}ﾉ..l. ..|
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八 ′. {. ＿_ 　八. .‘,_､-''"ﾉ　 |0　　　 )>｡.,,＿_､イ: . 　)_／＼　　　＼＿／. .. ..l. ..|
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'〈／└L＼/ 　　　　寸L: : : :.｀`～､、_{　　ハ.´.. . . . . . . ._､-''". .／　　　ﾉ. ／
'"　　　└L｀`～､、　　　寸L: : : : : : |　　 : . 　 '，. . . _､-''"　⌒¨´ 　　 _彡イ
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　　｀ヽ､　　　＼　　＿/　　 ,ﾊ　/　!{ 　 |　　　 |　　　 ;/l/_､_＿_　}　￣￣￣T￣￣／　 ,　イ
　　　　　/￣￣￣￣　　　　 /__{/_　j从{ｲ!ヽ　　;　 / ,.イ´:::::::＼ ',　!　　　　 |＿／
　　　,:'　 / /　　　　　/ 　 {　 {:::r-ミ::..､:::::::::} /　/　 /:: ,ｨrﾁ云斥下　　　　 / l　　　　　　..　しかし、彼らは青藍の神々を悪魔と認識して
　　　 , 　 / ｲ　　 /　 /　　　ト､＞_ニ'ソ :::::::::l/　/ ／ ´弋zz）ソ /l !　　　　　{　｀ヽ
　　　,　 /l /　　 /　イ　　　 !　ヽ:: ￣ :::::::::::/ ,ｲ／ :::::::::::::::::::::::::／ﾘ　　　､　＼￣＼　　　　王国民を悪魔崇拝者扱いした事で一変しました。
　　 { ./　!{.　／イ　　　　　　　　}::::::::::::::::::/´::/ ::::::::::::::::::::::::: ／　 / / 　　 !　　＼
　　 | {　　ヽ､　　/　　　　　 |　　　　　　　 '　　　　　 /　　 /,ｲ　　　　|＼　　　　　　　　使節団は火あぶりされて
　　 | |　　　　ヽ　{ 　　　　　 |　　　　　　　　　　　　　 /　　 /　　　　 !　＼
　　　り -　''´　ﾘ! l､　　　　 /;＼　　　　 ‐　‐　　　　ﾄ､　　　　　{　　　l　　　＼　　　　　民衆の期待は裏切られました。
￣￣´　　　　　　　　}　　　　　/ /- }＼　　　　　　／!_､-＝､　　l.　　 /　　　　＼
／／　　　　　　　　 l　　　/ /l/＿_l|--＞　　 _ 　　＜＿＿＞　 }　/　　/､　　　　　　＼
　/{　 /　　　　　　 / l　／l/　＼　　　<＿＿＿＿,..＞　　　／　/ /　　/　＼　　　　　　ヽ
,/.　∨ 　　　　 /l /イ　＼　＼　＼　　 l　　 /　　／　//イ　／＿＿_}
　　/　　　　　　　}￣￣＼＿　　　＼　＼　!　　/　　／　　/ 　 !／￣　　/ {　　　　　　　　　ヽ
317 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/26(土) 13:03:40 ID:s7cxFerl: 　　　　　　　　　　　　　 __＿___
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　　　　　　　　 >:::::::::::::::__:::::::::::::::::__>ﾘ　　　世論は沸騰していますが
　　　　　　　 /::::ヽ:::::::::::::‐--- 、::::::/
　　　　　　./::::::::::::ヽ:::::::::｀￣´:::::/　　　.　使節団が捨て駒だった事がバレないように情報操作をしています。
　　　　　人:::::::::::::::::',:::::::::::::::::::::/
　　_____／::::::i:::::::::::::::::::＼::::::::::::/　　　　　　世論操作は順調です。
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ー<´
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ::::::::::::::::::::/::::::＼
::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::＼
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　ト _____} / . . . . . . . . . . . . |. . . . ..| . . . . .＼:::::::::::::::_}／:: |
　ヽ::::::::::/. ..|.　.　.|... . . . . ...|. . . . ..|. . . . . . . |⌒∨:::::::::::::∧
　　＼:/ . . |.　.　.|. . |. . . . .| . . . .｜. . . .|. . .|. . . |::::::::::::/￣￣￣./
　.＿ノ|　 /. ! . . . |. . |. . . . .| . |、. .|. . . . |. . .|. . . |:::::::: /　　　 ./
　　＼:|. . | . |.　.　|. . |. . . . .| . | | . |＼. . |. . .|. . . |⌒ヽ__／ヽ___/
　　　〈|. . | . |.　.　|. . |. . . ../. //. /ｨ斥≧-..｜. . .|!　| }!,|!. .|∨
　　　.|. . |. ..!. . . .| . .|＼. . . / | / ゞﾟ¨´　|. /|. . . ハﾉ/. }!. .|!.∨
　　　 .|. . |. ..|. . . .|. .∧　|. ./　|/ 　　　 |//./. / . |/.. |.j. ..j . ∨　　　　　　　.　使節団代表は伯爵家の恥さらしですが
　　　/┤.、八. . . |／⌒ |ノ　　　　　　 / |/.. /. . .|. . .| . . .!. . ∨
、___/ . | . ./ . ＼. |　,ｨ衍ｿ　　　　　　　 |/.|.... ..| .../. . . |. . . ∨　　　　　　　その醜聞は世間には広まっていなかったため
　　　　.| ./＼ . ノ |　ゞﾞ´　 }　　　　　,ィ!　　　 | .. ..|. /. . . /. . . . ∨
　　　　.|/　　|＼. .＼　　　｀＿＿／:::/　　　 .| .. ..|/_____/. . |. . . .∨　　　　　　民衆は伯爵家の長男が理不尽に殺されたと認識しています。
　　　　　 ∧. .｀⌒ ヽ　／:::::::::::::＼´　　　　/| .. ..|///∧___.!. . . . ∨
　　　　　　　 ∧ . . . . . .,;ﾟ:::::::::::::::::::::7　　　／.｜. . /jI斗f´　 ∨. . |. ∨　　　..　他の者も共和主義者である情報を伏せているので
　　　　　　　 .∧ . . . ...,;ﾟ::::::::::::::::::::7__　／　イi!. ..//　　　　 | . . | . .∨
　　　　　　　 |. . . . .,;ﾟ::::::::::::::::::::7　＼_// ﾌ. .//　　　　　　| . . |. . . ∨　　　不審に思わないでしょう。
　　　　　　　 |. . . . .;ﾟ:::::::::::::::::: 7. . . /:::／/. .//　　jI斗f二_| . . |. . . . ∨
　　　　　　　 |. . . ..,;ﾟ::::::::::::::::: 7 . . /:::/ ./. .//jIf´＿_／ :::: | . . |ヽ. . . .∨
　　　　　　　 |. . . .,;ﾟ ::::::::::::::: 7斗7:: / ./. .／::::::::::::::::::::::::::::‘,. . ‘,:::∨. . ∨
　　　　　　　 |. . . .,;ﾟ :::::::::::::::7　　{／ /.／/:::::::::::::::::::::::::::::::::‘, . .‘,:::∨. . ∨
　　　　　　 ./|. . . ,;ﾟ::::::::::::::::7　.／　./´__/:::::::::::::: ／￣￣￣.‘,. . ‘,:::∨. . ∨
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　　　　　 ./　 |. . ..;ﾟ::::::::::::::7---＜/-==彡<::／　　　＿＿＿＿‘,. ..|ヽ:::!. . . .∨
　　　　　　 |　　|. . .;ﾟ:::::::::::::7 {_ﾉ／/:::::::::::::::／　　　／:::::::::::::::::::::: ‘,. |=- }. . . . .∨

　　　　　　|　　＞　、　　　　　　 |　　＜　´ |　＼　　＿ ―
　　　　　　|　　　　　｀＞＜、　 /／/　　　/.|　　　　　.|
　　　　　　∧　　＞<　 /　＞ /　/　　　/ / |　　　　 .|
　　　　／.|　／ / 　斗 ―　ﾃ ┼ ― 廴´　|　　　　　|
　　　／　 .´ i　 /　　 i　　 / ./　　 /　/个斗　　　/i　 |
　　／　　　../　.ﾊ　　.l　　 i　ﾊ　　/　 / /;;;;;;j　　　/;;;;ｉ　|　　　　民衆はインパクトのある情報に踊らされます。
　／　　　　../　/ i　　l 　　 l 、廴_/ －云ﾃ､;;;;|　　　l;;;;;;ｉﾘ
./　　　　　　/ /　ｉ　.ﾊ　　.ｌハ::::::不丈丁ミ､;;;;;ｌ　　ｌ;;;;;ｌｌ　　　　王国が中世程度の文明レベルしかない
　　　　　　 // ./ ｌｉ　ｉ.i　　l l .i.乂:::::::::う　　;;;;;;;;;;;', 　|;;;;;ｌｌ
　　　　　 ./　/ .ｌ .ｉ　ｌ .ﾏ　.ｌｌｌ .|;;;＼ー ´_　,,;;;;;;;;;;;;;',　|;;;;;l/　　　　未開惑星と交流するために使節団を送った事を知っていても
　　　　　　 /　/　l　l /＼ .ｌ | ﾊ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾚ;;;;;;;;;;;
　　　　　 / /　　∧ｌﾊ　ﾊ !　ハ.　　　　　　　 !　　　　　　　　　その裏事情までは興味を持ちません。
　　　　　 / /　／　/ ｉﾚ　＼l;;;;;;;＞　　　 ` ー ´
　　　　 ./ ./ / |　/l ∧/　　　ｌ∨;;;;;;;;;＞　、　　　　　 .＜　　　　『精々世論に動かされた』と思うだけでしょう。
　　　　 /　ｌ /　l　l l　 /　　　i　＼ｉ二>┘‐≧ー≦´|ヽ__
　　　 ./ 　 .ll　　ヽｌ＼/　　 /二二∧ヘヘヘヘヘヘヘ∧
　　　 /　　 .ｌ　　＼.ｉ　　 /―-/　ｉ　　　　　　　　　　　ヽ
　　 /　 /￣￣￣￣‐.ｌ　　/: : : : : : .＼＿　γ⌒ヽ　、／
　　 / . ./ : : : : : : : : : ﾏ　ｌ: : : : : : ＞ ´ 　　 |::::: ::::|　　..｀＞
　　/　./: : : : : : : : : : : ﾊ　⊥: : : : : : : ＞ ´／ゝ __ノ.::＞、
　./ 　/: : : : : : : : : : ／￣　　ｉ: : : : ´ ／　　 ∧∧∧　　＞
../ . ./: : : : : : : : :／　　　　　　 >: ／　　　／　.i　i.　＼
318 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/26(土) 13:04:27 ID:s7cxFerl: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
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　　　　　/　＼／⌒ﾐx:::::::j　　　人　( ・ ) 　丿::::::::::::::::::::::|｜
　　　　 λ　　　　―-､￣　　　　＜`～ミ__／:::::::::::::::::::::::::｜|
　　　　　ﾍ　／　（・)ﾉ/　x―┐　　＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::斗-ﾐ　　　　　確かに彼らの暴挙に激怒しているから
　　　　ハ｀'''ー　／／::::::::/／￣￣::::::::::::::::::::::::::::::::::/／⌒ Y
　　　　　　　|　弋＿／::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::j::::} |　　　　細かい事には気が回らないですね。
　　　　　　　| 　 {::＼＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｛⌒:ｿﾉ j
　　　　　　八::::::＼/::::::::::::::::＿;;;;;;;;;;;;／::::::::::::::::::::::::)／　　ﾉ　　　　そういう盲目的なところは利用できます。
　　　　　　　|　　＼:::::::::::::::''"￣ -～'／:::::::::::::::::::::::／:::／／
　　　　　　 λ　　　　t'"　　　 _,,.xイ:::::::::::::::::::::::::::::|::／／
　　　　　　　　　｀'''ー:::｛:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::j-r'"
　　　　　　＼　　　　へ＿};;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::／::∧
　　　　　　　　ヽ　く:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／:::::〈　ﾍ
　　　　　　　　　ﾍ　ヽ::::::::::::::::::::::::::::／／::::::::::::::::.　ﾍ
　　　　　　　　　　ﾍ　　 ::::::::::::::::::::／／::::::::::::::::::::::::.　ﾍ
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　　　　　　　　　　　　　　　ヽ￣|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::└--ミ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }　 |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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　　　　　　　　　　　　　　　|ヽ　　　　　　＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　| ﾊＹ　＞''て　　　　|＼｀''＜　＞''7
　　　　　　　　　　　　　　　|/ |>'´: : : ≧: : : : : |　＼: : ,ｲ　/
　　　　　　　　　　　　　 r'~　/: : : / : : : : : : : : :'，　＼.　 /
　　　　　　　　　　　　　 | ,ィ^: : : ,' : : : : : : : : : : ﾍ　　　ヽ |∨__
　　　　　　　　　ヽ￣,' : : : : ,' : : : : : : : : : : : : :｀ヽ　/´　／
　　　　　　　　　　　　　>l : : : : :ｌ : : : : : :＿__: : : : : : : |/　／===ﾐ
　　　　　　　　　　　ﾍ |: : ＞'"￣ : : : : : : : ｀''＜ : : | ／　　　//
　　　　　　　　　　　 |: : : : : : ', : : : : : : : : : : : : : :/:.ﾄ<⌒ヽ_/
　　　　　　　　　　　　　ハ､ﾄ､ヽ､ : : : :,ｲ:/ｨ:／|ｲ:ｲ/: :|.i ｢| :｢|l　　　　それで報復措置は準備できていますね？
　　　　　　　　　　 ,: : |ヘ',.ﾐ==ﾍ／/' ｨ==‐'' | : : : | /|」 :|」l
　　　　　　　　　　 7: : |: : :ﾊ.　　 ,　　　　 |: : : :l: : : : : : :l
　　　　　　　　　　 7 : : |: : :|∧　　　　　　ｌ : : :ﾊ: : : : : : :',
　　　　　　　　　 /: : : :|: : :|//ﾐh､　＾＾　　 , l : : ﾊ ∧: : : : : ∨ /
　　　　　　　　　　　/: : : : :|i : :|//⌒⌒ヽ､ .＜. l: : :/　／乂 : : : : ∨ /
　　　　　　　　 /: : : : : :|l : :|7 /ﾆﾆﾆ7/　　从:/／　　／｀''＜:.∨ /
　　　　　　　 ,ｲ: : : : : : 从八 /ﾆﾆﾆ7∧ﾍ／},ｲ´　　／　　　　__､:＼
　　　　　　 , イ: : : : : : : : : :/ 7/ﾆﾆﾆ7/　／／　　／　　　／　ヽ!: :＼
.　　　　＞''´: : : : : : : : : : : /| 7/ﾆﾆｱ,ｲ／／　　／　　|　/／　　　 l : : : :` ､
　＞''´ : : : : : :／ : : : : : : |. 7/ﾆﾆｱｲ. ／　　／　　 i |.／　　　　　|! : : : : : :ヽ
319 ：名無しさん＠狐板：2025/04/26(土) 13:05:03 ID:hWwAlx8F: 計算ずくでやっちゃうのが恐ろしい。
320 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/26(土) 13:06:45 ID:s7cxFerl: 　　　　　 !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
　　　　　　　{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　　　　　!::::::::::＿::::::::::::::::::::／:::::::／´⌒ヽ､:::::::::::::::::::::!
　　　　　　 !::::::; -- ､:ヽ::::i:::::::{::::::／　　　　〉::::::::::::::::'
　　　　　 V::/　　　＼:`::::::::::::〈 О　　　　／::::::／⌒ヽ
　　　　　ヾ{　　　O　}::::::::::::::::::`ー---イ::::::::::::::::::ｎ::::::}　　　　　はい。
　　　　　　　　ヾ、　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::リ:::::′
　　　　　　　　 !＞-:／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::/　　　　　既に巡洋艦を一隻派遣しており
　　　　　　　　　i:::::::::｀:ー-:::::::::::::::::::::::::;:ィ::::ノ:::::::::::::::::::/
　　　　　　　　　ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::;::::イ／::::::::::::::::::::::::;.:'　　　　　　　現地に通告後に王城と一神教の本拠地に艦砲射撃を行います。
　　　　　　　　　　ヽ::::::::::::::;: - '´ 　 .ｲ::::::::::::::::::::::::::ハ
　　　　　　　　　　　ヽ:::::::`＜_.....:イ::::::::::::::::::::::::::::::′::ﾊ
　　　　　　　　　　＼::::::::::ー‐::::::::::::::::::;::イ::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　ヽ::::::::::::::::::::::;::イ:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　,........=ヽ=:::::::∠::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
　　　　　　　　　..ィ:´:::::::::::::::::::::::::::::::｀`::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　 ./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　:'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ

　　　 j!　 .|　　 _　　 -―――-　　/　　 |
.　　 ,′　レ ´. . . . . . . . . . . . . . . .⌒ヽ/、　 /}
　　 /　　 .|.／ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .｀　〈 .|
　 ./　　　 |　./. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ＼
　/　　　 /_ノ| . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ . ヽ. . . . .V
ノ　／￣　　/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | . .| . . . . .∨
|　　　　　／ .| . . . . . . __|__ . . . . . . . ￣|￣|ヽ| . . . .∨
|　　ィ´ . . . | .| . .|／ . .! . . . . . . . . . ...| ノ| .ﾉ! .|.. . .|
|　 /.::」 . . . ...| .|／| . .| ..|ハ . . .| . . ./|ｨ===ミz、! . . |
_／⌒ﾊ . . . . ', | . .|ヽｨ==ミ } . .ﾉ . ./ｨ {:i:ヽ:|　}】. . .i .|
　　　　.} . . . ..ヽｨ／ /:,-:::| ／} .／　辷ノ　ﾉ|　 /./
、　　 /|ヽ . . . . 【{.　 { :i::」:|　　　　　　　　 .|／|ｲ　　　　王国軍が報復として敵国の王城と一神教の本拠地を破壊する
｜「 . ! |　i! . . . ..＼　｀¨ ´　　　　　、　 ,:,:,:　|//|
｜| . .| .ヽ」＼ . .＼|　 ,:,:,:,,　　　　　　 ′　　　 |//|　　　　その情報と映像を王国民に見せれば世論は納得するでしょう。
｜| . .| . |∧ . ｀⌒「　　　　　　　　　　　　　　 /|//|
｜| . .| .//∧　　 ∧　　　　 ,　-‐　フ　　 ∠｜/,!　　　　そんなことをしてもメリットはありませんが
｜| . .|////∧　　｀ゝ　　　　｀　ー ´　　ｲ| . ｜/,!
｜| ..//////∧ . . .∧ ｀≧　　　＿＿／二Vヽ.ﾉ//　　　.　何もしなかったら『弱腰外交だ』と批判されてしまいます。
/:/ ///ｨf二ﾆ}!、 . . ∧　　　 ∧;i!i!|::::: ∨二]|}//
. | . ,ｨ仁二二 Ⅶヽ . .∧　　　,//|i!i!|::::::: ∨二]./
斗f´二二二二Ⅷi!i＼.∧_ 　 |//|i!i!|:::::::::::| 二]!
⌒＼二二二二}ヽi!i!i!.＼}/≧}//|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i＼二二二｝ﾄ:＼i!i!i!i!≧///.|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ:::＞i!i!i!i!i!i!i!i!|i!i!|::::::__::::｀ヽ」
i!i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ:::::::::::＞i!i!i!!|i!i!|r ´/::::::::::::∨
i!i!i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ::::::::::: ,ｨ　¨ ⌒´_/:::::::::::::::::}

＼＼/　　　／　 {　　 |　　　　　　　￣¨　 ‐-　..,_　　　　:,　ヽ　　　＼
　ム{　　／　　　 ,　　 j　　　　　　　　＼　　　　　　　　　　　,　　､　　　　ヽ
/ ｧ/＜＿＿＿_＞　 /＿＿＿　　　　＼　　　　'.,　＼＿　　　　　　　　　､
.//　　i　＿_／ /　　　　ヽ　　　￣＼　　ﾟ.　　　　' , ヽ　｀　}　　　　､　　　　＼
＿＿,.. イ/　　 /　　　　　　}　l　　　’.　　ﾟ.　　　.∧ .ヽ／　　　　　ヽ　　　　　＼
.　　　　ﾟ.　ヽ　　　　　　 ,.　´　　ヽ　ﾟ. 　 '.-､　　'., .' ,　'.,　　ヽ　　　､　　　／
　　　　　＼　 `ー―一／　　　 __　’. i. 　 YヽY　∧.∧ ∧￣T￣￣／　 ,　イ
　　　　　　｀¨　￣￣　　　/　 ,z示沁　ﾍ　　}ﾋj i、,.∧.∧ ∧　 |＿／
.　　 !　　、　　　　　＼｀ i.　/仡//爿　 i.　/∨j　,　 '´, . '.,　　/ lﾍ!　　　　　確かに『魔法がなく低レベルの文明しかない連中に舐められたままだ』
.　　 i.　　ヽ　,. 　　　＼　　匁z歹　　 j / ﾟ. Y　　ﾟ.　ヾヽ}´{　｀ヽ
　　ﾟ.　　／　ー-　　＿　＞　　　　　 /´ }. i　!.　‐, '- '´. ﾄ,､　＼￣＼　　　と王国民に思われるのは好ましくありません。
　　　ﾟ.　 /　　X⌒__　　　　　　　　　　 }.│ './　　　　　　!　　＼　 Y
　　　 ’.　　　　ｨf匁心　　　　　　　　　　　,.　i　 !　　　　　　|＼　　 ’.　　　政治的アピールはしておくべきでしょう。
　　　　　＼　ヽ.,_`　｀¨′　、　　　 /　　 /　 j　 }　　　、　!　＼
｀ヽ　＼　　ヽ＿二ﾆ=一　　 __ ／　　 /,. ≦　,　　　　　’.　l　　　＼
_／ヽ.,_＞ ..,_ ＼　＼　　　　　　　ｲ///　ハ__,.　　　 '/　　　　＼
　　　　　　／｀ヽ iー　＞―--―‐≪ ///　,. ≪　i　　　/､　　　　　　＼
＿＿_　／　　　ﾟj.　　j!　　　　　　/ //／,　　 /　　/{　　　/　＼　　　　　　ヽ
　　　　　　　 }.　ハ　　　　＞ ´　/　/≪　　　i　　　　　 ’.
.　　　 __　　　　人＿　　_,..　　´　　　 /i／　　　　　∧ 　　　　ﾟ.
r―≦=Yﾆｺrf´　ﾆ=-――‐ｧ―‐　 T/　　　　　　　　∧　　　　　　　}
　/　,.≪Yf⌒≧xく.　　 }／　　　,.ｲ/　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　 }
. {. /ノ　{/i　　　　　Y　f′　 _,.ｨ　　　　　　/＞-=ﾆﾆニヾ//ヽ　　 ,　 ,.z
ヽ {.　　∧l　　_,.　＜.　 ,. ≦　　　　　　　／　　　　　　　　ヾ//ヽ /{_
ーｧ＝==‐≦、　　／　　　　　　　＞　　　　　　　　　　　　ヾ//} Y
.ノ -―　　Y j.　　,.ｲ　　　　　　, ≪　　　　　　　　　　　　　＜}//{　if
.　　　　 j/　／j'　　　　＞≦　　　　　　　　　　　　　　　　　Y/,}　ﾟ.
　　 _,. 　 ´ ／　ﾊ　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　]/}二7ｰ

王国の政治は貴族政治で民主政治ではないので世論、つまり平民の意見を無視できる強みがあったが

それでも平民に『弱腰だ』と批判されるのは面白くないので、上級貴族たちは適度に対処する必要があった。
321 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/26(土) 13:07:16 ID:s7cxFerl
322 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/26(土) 13:07:56 ID:s7cxFerl: ttps://www.youtube.com/watch?v=lvGQVmyS_LA

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　　 | .|　|　 .＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , ＜, ＜二ニヽ/ﾆハ≠＜、/７, ─ -- 、ﾑ
　　 | .!イヽ＝－── 、-── 、-─＜￣￣＞、ー-イ── ---/ﾆ/ /ニﾍ　７≧ ´}´　　 Ⅳﾍ
　　　しi 七}≧ --──ヽヽ ──ヽヽ≠≠＞＜　γヽ二ヽ二ヽヽ￣￣￣ヽヽイ　　　./ ヽ, ≦二i
　　　{ ﾍヽヾ/γ⌒ヽー} ─7 ７./　 /　ヾヽヽ　　ゝ /=== }7ニﾆ7二}　--/ ./ .7ﾆﾆﾆﾆ{ i三i　　i |
　　 .ⅥﾍⅥⅥヽﾉﾉ　/　 / / /≧ｲ＿＿＿_ 、　／　　／/　　./　 / - ./ ./ ./ ￣i￣「ヾｿハ＿i |
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::::::::::::::l 三三三三三l::::::::::::::::ﾍ二∧ーｲ＞ー‐.i::::i::::::::::::::l三三l::::::::::::::::ﾍ二∧ーｲ＞ー‐‐ i::::i::::::::::::l　　　 .i￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
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二二二i¨───- 、.l:::::::::::::::::::::ﾍ　ｲ:::::ヽ≧、/ / ー─ ´三三l:::::::::::::::::::::ﾍ　ｲ:::::::::ヽ≧、/ /ー─ ´　 ,
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　　　　　　　￣￣ヽ
　　　　　／　　　 _＿__　}
　　　／　　　ィi〔/(__)/{´
　　く　　　／-=ﾆニニニ>､
　　　 >ｧチｱ|¨-=ﾆニニニﾆ>
　　ﾉｨY'＾ﾐ |　　┃ ┃|
　　　ﾉﾊ:{ 　|　　　　 |　　　ふむ、そろそろいいか。
　　　　从ﾄ､ |　　乂_.ﾉ |
　　　　_}:::`|　　　　 |
　　　　 { ≧sﾆ=---rｧ‐'
__　,. ィi〔`　　　　 __} ト--　__
　　｡o≦　　　　　 { o　￣ ¨¨≧s｡__
￣　　　　　　　　　'，　　　　　　　 } j{ >､
　　　　　　　　　　　V　　　　　　　j /　　L_
∧　　　　　　　　　　　　　　 ,　　　 }
　 '，　　　　　　 vo　　　　　　{　　　 ¨ヽ
　　〉　　　　　　　　　 i　　　　　　　} --　　　　}
,.イ/　　　　　　　　　　　　　　　　 : ' ¨¨ ￣　　丶
ﾊ/// 　　　　　　 }　　　　　　 jト .　　　　　　＼
　V//　　　　　　　　 } o　　　　　　＼ _ .ィ^::..　　}
　 V/ 　　　　　　 }　　　　　 i　　　〉' ¨¨　　 ′
　　v/　　　　　　 {　　　　　　l　　　　′　　　 /
　　 }　　　　　　　　 {　　　　　　|　　 /　　　　 /
　　,　　　　　　　　　 { o　　　　　　　 '　　　　 /
　 /　　　　　　　　　　{　　　　　　{ ／　　　 /

　　　　　　　　モブ艦長

　　　　　　　　 _　-―-　_
　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　〈从从从从:::::::::|　　　　はい。
　　　　　　 |　　　　　|:::::::::|
　　　　　　 |　 |　　　 |ｉ^Y:|　　　　既に現地には王城と宗教施設の破壊を通達しており
　　　　　　　　ﾟ, └　　　厂V|
　　　　　　　 ∧´ﾆ｀　 ′ 从　　..　宣言した時刻になりました。
　　　　　　　　　 ∧＿／=≦´::|
　　　　　　　　 _/} | {⌒J::::／￣ﾆ- _
　　　　 r‐　'' "´::} } { 乂_,／:::::＿＿___＞― ､
　　　　 |＼､::rｭ::/⌒i7( =ｭ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|
　　　　 |二＼Ｌ人__ﾉ乂／ﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆ|
　　　　 |二|二＼､][::::／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ |ﾆﾆﾆﾆﾆ |
　　　　 |二|二二ヽ／二二ﾆﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆ |
　　　　 |二|二二ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆ |

　　　　　　　　　モブ軍人
323 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/26(土) 13:08:36 ID:s7cxFerl: 　　　　　　　　　　　　　　_＿＿
　　　　　　　　　　　　´　　　　　 }
　　　　　　　　／　　　 _＿__ /
　　　　　　　 }笊≧=‐ｧ=ﾆﾆﾆ〈__
.　　　　　　　ﾉｨﾐﾐY＾ /　/ ¨7￣　　　　よし、攻撃開始せよ！
　　　　　　从ﾐ{　/　　 /
.　　　　　　　　　_ﾘ　〈　`ｰ /
　　　　　　　 ,.ィ{　　＞「￣　　　　　　　　　　　　　　　　「はっ」＞モブ軍人
　　　　　　「　　￣｀　､＞- _
　　　　　　j{　　　　　　＜___ >､
　　　　 j{　　　　　　￣　 '，
.　　　　　 j{　 :..、　　　 :.　　　 }
　　　　　 j:{　　　V/ 　　v:. ‐- ._{
　　　　 i {　　　 v/　　V＼　　.
　　　　 l ﾊ　　　 '，　　ﾟ｡　　　'，
　　　　 |　 }　　　　　　　　v 　　 .
　　　　 lヽ } :..､ __　　　　 V　　∧
.　　　　 l / }　⌒＼　　　　 V　 ′ 丶
.　　　　 |′i 　_　-‐　　　　 V　　　　 ≧s｡ _
　　　　　 : ￣　　　　　　　　ト　　　　　　厶-ｧ_
　　　　　 i　 {　　　　　　　　　　 }　｀＜　　　/　ﾆ二ｧ
　　　　　 l　 {　　　　　　　　　　 }　　　　 --< _＿ﾆｧ
　　　　　 }　 }　　　　　　　　　 l
　　　　　 {　 }　　　　　　　　　 l
.　　　　　〉-乂__∧_＿＿ __＿__}
　　　　　 {　　}　　i　　　　　　 |

　 . '　　　　 .　-==={　　　　　　 /
／　　　　ィi〔//////∧ 　　　　 /　　　　　　：
　　ィi〔////////////＼ _＿ /　　　　　　　　：
ィｉ〔///////｡o≦ﾆニニニニﾆ|　　　　な　　　　‐┐
}///｡o≦ﾆニニニニニニニニ|　　　　ん
}//〈-=ﾆニニニニニニニニニ|　　　　だ　　　敵
}ァァ≧s｡-=ﾆニニニニニニニ|　　　　ね
{芹ﾐ彡i　￣ -=ﾆニニニニニﾆ|　　　　？　　 └‐
笊ミ彡l 　　　￣￣￣￣￣ |　　　　　　　　　と
从ミ彡|　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　　　は
仆ミ彡|　　　　　　┃　　　　　 ∨
Y⌒^ミ|　　　　　　┃　　　　　 V
i{　〈{:.ﾐ|　　　　　　┃　　　　　　　V
乂, } V|　　　　　　　　　　　　　　　}／＼　　　　 _＿　ノ
　从乂|　　　　　　　　　　　　　　　￣￣|从{
　＾ヾﾐ|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |ﾊ{"
　　　Ⅵ　　　　　　|　　　　　　 |　　　　　 |/"
.　　　`|　　　　　　　乂　　　　　ﾉ　　　　　　 |
　　　 |　　　　　　　　￣￣￣　　　　　　 |
　　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |
　　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |
. 　　　乂　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /
　　　　　｀ r ───‐‐ ===== ‐──　 ---〈
　　　　　　 }::::....　　￣　¨Ｔ¨T　　　　　　 {
　　 ___ 　ィi}:::::::...　　　　 } {　　　　　　　 {､
r‐r'¨i　{ ¨ 八:::::::::...　　　　　} {　　　　　　　八 ≧s｡ _＿
{　{　{　 >　　＼::::::....　　　 } {　　　　　　　イ　　　{
Vｨ ⌒´　　　　 :....　 r─┴┘　¨　￣　　　　　　　 =--
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324 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/26(土) 13:09:13 ID:s7cxFerl: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　、
　　　　　　　　　　　　　　　　　 '!ﾐー ..,,,ヽ
　　　　　　　　　　　 _..--―''''',ﾞ,ﾞ_,,,..　―｀-ﾆ;;i、
　　　　　　　　　　'|゛　 ., ‐''"´　ｌ　　　　ヽ｀''-､,
　　　　　　　　　 / .,／゛　　　 / 　　　　　ヽ　　ﾞ''-
　　　　　　／ ./ 　　　　 : =;;;――＝=‐-　　ヽ
　　　　　 /　./　　　　　 _,lｼ'",..-'´　　　　　　 .ヽ
　　　　　 .,i' ／　　 ..,ン'"゛ _／゛　　　　　　　　ヽ
　　　　 .〃゛　　　　　., l／ﾞ/　　　　　　　　　　　ヽ,
　　　　.゛　　　　　 .,rｿ゛　 /　　　　　　　　　　　 __,,.ﾞl、　　,..ヾﾞ'-､
　　　　　　　　　 .,ﾒ゛　　　!　　　　　　 --=ﾆ二＿,　　.｀ﾞﾞﾞ´　　　　｀''､
　　　　　　　 "　　　　!　　　　　　　　　　　　　　　　｀ﾞ'''ｰ i..,、　　　　　＼＼
　　　　　　　　　　　　　ｌ　　　._,,..　rｺ¨¨｀-..,、　　　　　　　　ヽ｀''-..、　　　 .｀Ｙ＼
　　　　　　　　　　　　　ｌ _..-'"゛　　　　　　　｀''-､、　　　　　　 .ヽ　　゛-､　　　　　.＼
　　　　　　　　　　 _,, ‐'"　　_,,,． -―ｰ''￢'''''￢―-ﾆｉx..、　　　　.ヽ　　　｀'-、　　　　ヽ
　　　　　　 ''!!'フ'　,.‐'´　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　 .＼　　　　ヽ
　　　　　　 _／ ,./ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　＼　　　ヽ
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　　　　 ./　　 ./ 　l　　　./　　　　 ,／￣　　　　　　　　　　　　　｀''-..,_.,|｀'-ヽ　　　　ヽ　 .｀.ｌ
　　　　/　　 / 　ｌ　　　/ 　　.,..-"　　　　　,..-"゛¨¨¨¨￢‐ｰ--　.,,,,_　　　　 .｀ゝ､　　　　　 .ヽ　　ｌ
　　　 /　　/ 　　ｌ　　 ./ 　 ‐“'ﾞﾌ　　 _..-'"゛　　　　　　　　　　　｀ﾞﾞ''ｰ ..,、　｀''''､　　　　ｌ　　ｌ
　　 ./ 　 ,i′　 /　　/ 　　　ノ_..-'"゛　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀'-､、　＼　　　 .ｌ　　!
　　.'":!　/　　　!　　/ 　　 .,ｨｒ'"　　　　　　　　　　　　　　　　　　　‐￢'=ti　,、　 .｀''-,,..ヽ.　　 ..ｌ.　ｌ
　　　 | /　　　ｌ　 ./ 　　 ,〃　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀'- ＼　　ﾞ'ﾐ'-ヽ、　.l　 .｝
　　　 | !　　　ｌ　 /　　 ./　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀''-＼　 .ヽ. ｀'.ｌ､ ./ 　!
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　　　 l|　　 / .,″ ./　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ /　　/
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　　　　ｌ　　.,i'／　　　　　 ,ﾂ　　 .,..-'"゛　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼.　　　ﾞ'v　　ヽ,
　　　　ｌ　 ,/./ 　　　　　　　 ,./　_..-'"　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀'''ｰ ,,,　ヽ　　゛
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325 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/26(土) 13:09:45 ID:s7cxFerl: 　　　　　 /して　　　）⌒!　ilゝて
　　　　　 /　　（　　ﾉ　　)/　　コ
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　　　　　ヽ　 il´￣　ヽ,,/ !V
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二.ll.| . 二￣￣|=,ｨ'⌒ﾆﾆｴﾆﾆil］1lｰ-il］|_三rーilil￣|　 .i|..| ||ｌｌｌ|||ii|||ｌｌiii..| ||ｌｌ|i.: ;: ;: ;:　　; ::;　: ;:; :; :　 :: ､／　　`" "´ ,, ‐"
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韭|　　|:::..　..　 |巫|il］il］|_三‐┬ lil「l￣|i､_ｒ lil「l韭l《ｆﾆﾆll￣'' ;~'',;''ﾟ ;~'',;'', ;~,;''ﾟ ;~ﾟ''ﾟ ;~'',;'',;''ﾟ ;~,;, ‐''"~￣.つ　　＿/｀
326 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/26(土) 13:10:18 ID:s7cxFerl
327 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/26(土) 13:11:29 ID:s7cxFerl: ttps://www.youtube.com/watch?v=2vK9dM8ChC8

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|　 | 　_|ﾆ=-‐￢｢　　　　　　___爻:;.:,:;.:, : : : : : 爻Xｘ　γ⌒ヽ　　　　:| 　　 |　　| 　　 |　　　　　　|　　　 |　　　 |　　　　|　　　　　　 └
-‐=ﾆ¨　 __,.二ﾆ|　　　　 )ソ:;.:,: : : : : : : : : : : : : : : : 爻Ｘｘ　 |　　　 :| 　　 |　　| 　　 |　　　　　　|　　　 |　　　 |＿　　┘　. . . . : : : : : :
-‐￢冖¨　　　　|　 )廴ノ:;.:,: : : : : : : : : : : : :;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,⌒( 　　 :| 　　|　　| 　　 |　　　　　　|＿　 ┘　　　　　　　. . . . . . . . . : : : : :
_ -┐　　　　　　|　⌒７: : : : : : : : : : : : :;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,(　　　:|　＿|　 └　　¨　　　　　　　　　　　　　　　　. . . . . . . . . . . . . : : : :
|-|‐|　　　　　爻父ｘく.: .: .: .: : : : :.:.:.:.::;.:,:;.:,:;.:,;';';';';';';';':;.:,:;.:,:;.:,くノ(ノ⌒(￣_　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　. . . . . . . . . . . . . . : : :
|-|‐|　　　　_爻:;.:,:;.:,:;.:,: : : : : : : :.:.:.:.::;.:,:;.:,;';';';';';';';';';:;.:,:;.:,: : : : : : : : : : : : : ⌒7___ノ(　　　　　　　　　　　　　　　　　__. . . . . : : : : : : :::γ´
|-|‐|__　--‐‐ﾃ父:;.:,:;.:,: : : : .:.:.::;.:,:;.:,;';';';';';';'ヾ;:ﾐ::;.:,:;.:,:;.:,;';';';';';';';':;.:,: : : : : : .:.:.:.:;';';';';'爻　　　　　　　　　　　　　 γ´　｀ヽ: : : : : : :.: .:.: |
:"ｉ￣|　　　ｘＸ爻爻;';';ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ヾ;:ﾐ:ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ::;';';';';';';';': : ::;.:,:;.:,:;.:)　　　　γ⌒ ヽ　 . ..:..:|　　　　|: : : : : : : :.::.::|
　|　 |　＿　爻爻狄狄ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;爻ヾ;:ﾐ:ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ::;.:,: :,:;.:,;';';';';';';';';';';';';';( : : : . .　　 |　　　 |　. . . .|　　　　|: : : : : : : :.::.::|
|"|¨|￣　　　７爻爻ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;爻爻爻ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ::;.:, .:,:;';';';';';';';';';';')::: : : : : . . |　　　 |　. . . .|　　　　|: : : : : : : :.::.::|
|¨|´|　　　　ノ爻爻淡淡淡父父父爻爻爻淡狄爻ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ::;.: ;.:,(:::: : : : : 　 |　　　 |　　. . |　　　　|: : : : : : : :.::.::|
|-|‐|　　　　⌒爻父父淡淡爻爻爻爻淡淡淡淡爻爻爻爻ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ヾﾐｼ::::::: : : : :　 |　　　 |　　. . |　　　　|: : : : : : : :.::.::|
328 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/26(土) 13:12:11 ID:s7cxFerl: 　|⌒''弌(ﾉﾉY⌒Y〕iト　　　｀丶、　　　　　＼.＼|　　 .|　　　　　　　　　 ∨ ∧　　　　　　 / / ./　 /
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　| | ∥　　　　　＼＼ＹＹ｀`'弌|　〕iト㍗¨¨¨¨¨ﾞ|ｘ=＝=ｘ|¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨~¨¨＼|　 |
　| | i|　　　　　　　 ∨ﾊ|　|｀丶、｀弌_|　〕iト．／_,乂　乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿___＿___＿,|/|￣
ｘ=━┓　　　　　　| 　|　|　　　｀'ｉ|_|｀`弌.....|｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜| | :|
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　| |乂ソ　　　　　　| 　|ｘ=┓　　 || |　　　 :| ┌ｰーーー┐ |　　　　　 :| | |_｣二二二二二Lｘ==x, |
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　| | i|　　　　　　　　| 　|　|¨´　　..|| |｀(￣~) | |i¨¨¨¨||¨^¨ﾟ| | |　　　　　 :| | |　|^¨¨¨¨|¨¨¨¨乂ソ...| :|
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　| | i|　　　,,ｒ─Ωｉ┐　|　|　０　ﾊ| |　||三||三||　　 ||　　 | | |　　　　　.| | |　|::　　　| 　　 | :[｜| :|
　|_|_i|＿＿|三三三||　 |　|　{¨ヽ{ {|_|　||互||王||　　 ||　　 | | |＿＿＿＿_,,,| | |　|::　　　| 　　 | :[｜| :|
　|¨:[¨¨|¨¨二二二¨¨ﾟ|¨:|　|-} |ﾉ爪　 ||Л||兀||:─=||=─:|_|＿＿＿＿＿＿|_|　|ー‐==|==─ | :[｜|｀|
　|_,,[二|　└ー…┛__|‐:|　|_ﾉﾉ)二)┐.||￣||￣||　＿||　　|¨¨¨¨¨ ｘ冖ｘ¨¨¨¨ |　|ー─‐|── | :[￣| :|
　|¨:|｢｢i|-ｰ=ﾆ二三三|,）|　|ﾆ=-‐ ﾟ¨|　|ｘ=＝ｘ, | Ｙ⌒Ｙ _ ⊥-ー‐┷‐‐┴-　 _|γﾊ¨¨¨ﾟ|¨¨¨¨ | :[￣| :|
　|　|{ 〕|i:i|￣___ 　-┐|（,|　| ｘ==ミ:, |　|{{　　 }}_|⊥-' ¨　　　　　　　　　　　　/|_|/ィ　　 | 　　 | :[　 | :|
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　|　|{ 〔|i:i|-=二:い　ﾑ=-　¨　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/／:／|｜　　　　　　　　　｀¨¨
'´|　|ｼﾉ|i:i|二ﾆ= }:}　/__ｘ==ミ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ | i´　 .|｜
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　　　　　　　　　|:|　|　|::乂＿＿＿ノ:::|　　　　　　 |　　　　|　　 |　　ﾉ⌒刈「 |:|

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／i ／｀,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_/: : l/;. :ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾍ´ ､ : ,';.;.ゞｧ_,,..-‐‐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　》;.;.; 〉〈,,-‐''"-‐ｧ　〈
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,.-'"｀ﾍv､'"´ ￣｀ヽ; ; .ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 ,'´:::,':::::::::::::ヽ::::':::,::::::::ヾﾍ '
　　　　　　　　　　　　　　　　　　,':::::::i::::ﾊ:::::::::::ヽ::::::ヾ::::ﾘi;.;.;.｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 i:::::::::i:::i ヽ､_:;斗－-ヽ彡i;.;ﾍ　｀"'ーｧ　　　宗教施設はともかく王城の破壊か。
　　　　　　　　　　　　　　　　 i::::::::,'.ｲ　　 ‐''"`ﾉﾉi/ヽヾ　｀" ￣´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽﾊ从"´　　　　i彡ｿﾊil　i｀l＼　　　　　　　派手にやったわね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/^＞､´ , .イｿ-‐〈'´)ノ＼llllヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　〈ll,,r＝＝ｭ`i:::',__冫ヽ;:;:;:;:;ヽllllヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , ' ´,ﾐﾆ卅ﾆ|ィ'i:ﾉ　ヾ　ヽ;:;:;:;:|llllll.|
　　　　　　　　　　　　　　　　,/~7　ヾｿ.'ｰr-‐'　ｿ　　､i,. -ゝ;.;.;.|llllll|
　　　　　　　　　　　　　　／ '/' , '⌒i　　　　　　ヽ丿/´＼;.;.|llllll|
　　　　　　　　　　　　　　,ゞヽi /,r_ゝ ,i　,ィ'´ヾ　､　/／　／;.;.|llllll|
　　　　　　　　　　　　　 i　　 i　 /　　ゞ}＞<{=＝7｀'　　　|;.;.;.;.;|llllll|
　　　　　　　　　　　　　 i___　ヽi　　/ /ヾ　　 ,,.ﾍ丿　　　i;.;.;.;/lllll/
　　　　　　　　　　　　　ヾゞ____｀,,..-‐'"ヽｲ‐''"__　　ヾ　　ﾉ;.;.;.|lllll/
　　　　　　　　　　　 ,,..-‐''"´￣／:_ -‐´￣｀　, 〉.`､　　/､;.;./llll/
　　　　　　　　　　／　　　　　　＼｀` , ,,..- '"´ヾﾒ　 ,-‐´　＼ll./
　　　　　　　　　,/　　　　 _,.-´｀"'"´￣｀"'‐､＿ソ／ヾ i　　　｀"'‐ｧ
　　　　　,-‐''"´/　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ､､‐''"´
　　　　　ゝ　　/　　',　　 i　　　　　　　　　　i/　彡 .,,-‐''"´　ヽ
　　　　／　　 i　　　,　　 i　　　　　ヽ　　　　_／￣　　 .／⌒ ､l
　　　　ヾ　　 /　　　!　　　　　　　　 i ‐'' "´　　ヾ　　イll|
　　　　 /　 ./　　､　　　　　　　　/　ヾ i ｀　　　　く　|lll|
　　　 /　 /　　　　‐､　　　　　　/ヽ i　　　　　　　　｀､lll|
　　　l‐'"´ヽ,,..-‐､　ヾ　　　　　i　　ヾ　!　　　　　　 ill|
　　　ヾ､　 7　 ./ｱ　　｀､　　 .ヽi　　 _.ヽ!　　ヽ　　　　illl|
　　　　　`'./　 /､_　　　　｀　　　i　弋 _ﾌ　　　 i　 i　〈.lll|
　　　 <´｀/　 / i　｀"'ー‐‐ｱ‐､__i''"´　ｲll|"'ー‐‐､　　ヽl|
　　　　ゝヾ_ /ゞ｀"'ゝ　　　!　　!/　　　|lll|　　　　｀"'‐ソ|
　　　/´　丿´　　　 `､　,,ゝ　　! .　　 |lll|　　　　　　　|lll|
　　./　 .／　　　　　　 `.'　.!　　!　.　　 |lll| 　　　　 └┘
　〈__ ノ　　　　　　　　　 l-!､ .,.ﾄハゞ　.|lll|
　　　　　　　　　　　　　'ヾiヽ,,..ｱ´　　└┘
　　　　　　　　　　　　　l 　　i
　　　　　　　　　　　　　l 　 /
　　　　　　　　　　　　　　 `ｰ.'

　　　　　女王にして天空神の巫女

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　,..-::¨::::::::::::::::::::｀:ヽ.、
　　　　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'､
　　　　　　　　　　　　　,′::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
　　　　　　　　　　　　　;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／⌒ヽ::i
　　　　　　　　　　　　　!::::::::／⌒丶:::::::::::::::::/ ｡　　　):!
　　　　　　　　　　　　　{:::::〈　　　・〉::::::::::::::ヽ..、__／::!..､　　　　　何も報復しない事はできないので
　　　　　　　　　　　　 _.':::::::｀:ｰ--:::´::::::::::::'､:::::::::::::::::::::!:::}
　　　　　　　　　　　　{:::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::〉::::::::::::::::::}::;′　　　　現地民に可能な限り死傷者を出さずに
　　　　　　　　　　　　ヽ:::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::´::::::::::::::::::::'/
　　　　　　　　　　　　＼::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/′　　　　　世論が納得する報復をしました。
　　　　　　　　　　　　　　｀ -､:::::::::::::::::∠ニつ:::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　＼:::::::::::::::::::::::::::::::/;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　i＞::、::::::::::::::::/:ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　 ';::::::::＞:､＿/::::::ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀¨`:::ー---‐‐::＝＝=::..、
　　　　　　　　　　　　　　　　　ノ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　 ,.イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::_::::-‐‐::::¨::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　 , .イ::::::::::::::-‐:::＝=丶:::::イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧
　　　　　　　　 ....-‐::´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧
　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
　　　　　 ,:'::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::、:::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
　　　　 /::::::::::::::;':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　 ,′::::::::::::{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
329 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/26(土) 13:13:09 ID:s7cxFerl: 　　　　　　　　　　　　　＿_　　　　　　　　　　　　　　＿＿_
　　　　　　　　　　　　　〉》￣￣＞- ―-＜､￣ ,. _　《〈
　　　　　　　　　　〈《　　>'"::´:::::￣::::::￣｀ :../／　》〉
　　　　　　　　　　　　゛!i／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、《〈
　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::!::::::ﾉ:::ヽ;::::::::::＼::::::ﾍ.〃/
　　　　　　　　　　　　　/:/::::::::::::!:!::::/:;仆､Ｖヽ:::::::::＼:::'不、
　　　　　　　　　　　　　l/:::::::::::::;l:ﾊ/ノ:::l　ヽl::ﾄ､:::::::::::ヽ:､　＼　　　　　　.　王城は国のシンボルだから
　　　　　　　　　　　　ﾉ:l::::::::::::/ﾚ／ヽ::::!　_.j:l-弋::::ヽ::::::!　　｀`ー-､
　　　　　　　　　　 l:;ｲ:::::::;ィ-!L. _ ヽ::|'´ ,ｨ≠-､Ｖト､バ-､　　　》〉　　　それを破壊すれば政治的メッセージは十分よ。
　　　　　　　　　　 j' l i::::::;' ｨ代ヽ　｀ヽ　Ｖ_ﾘ　ｊﾆ7Ｖlヽ!:;､＼ _〃/
　　　　　　　　　　　　　 lﾊ::::iﾄ、 V_ﾘ　　　　　　　 L | ノ_::' :::ヽ　`√　　　　王国民もそれは理解できるでしょう。
　　　　　　　　　　 !　Ｖ| ﾍ　　　　 '　　　　 ,i廾~:::;| ::::::';
　　　　　　　　　　　　　　　 ;屮ﾍ、　　 - ‐　　イ川_::i::ﾊ:::::::::;　　　　　..　その未開文明とは今後は一切の関係を打ち切るわ。
　　　　　　　　　　　　　　　　川::;':; ＞　、　_ イＬ.ｊV:::リ::;':::::::ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　ハ:: ::ノ __l｀´　.／ /｀及ｰ'-、::::::ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　/:::　＿ﾑ　|　／　 / 及 : . : ハ::/
　　　　　　　　　　　　　　 ,_/:; '-　ム ,.ﾍへ、／及.: . : / 　＼
　　　　　　　　　　　　　 /_／: . : .夂／）} _/ﾉ＼及 : . :/　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　, ＜......: . : . : . : . ｛と'')､: . : . : . :.i|　　　　　＼_
　　　　　　　　　　　 !:::::::::::::::::::::....: . ....ﾉ　ﾊ　ヽ::::::....::::;/　´,、　　　　ヽ￣入
　　　　　　　　　　　 l::::::::::::::::::::::::　.::/,__　 .ｊ　 |::::::::::::|}-‐７｀､　 ,, -‐"´／>＼
　　　　　　　　　_ ／!::::::::::::::::::::::::::::'ー-ニ二/:::::::::::/-‐/|＜"´　　　　<／　　ヽ、
　　　　　　　　／ ~＞';:::::: : : : : : : : : ;:::::::::::::::::::::::::::::{ー/;'　　`ｊiﾆ二!　　　_ , -‐::.ヽ
　　　　　　／　　　　〉.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::::.:.:.:.:..:::::::::::::::::::У/　　　∧　ソ　　　　　　　ノ
　　　　　　/　　　　　l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::::::::／´　　　　　i／　　　　　　　／
　　　　　/　　　　ヽﾉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::::／　　　　　／　　　　　　 .／
　　　　　!　　　　 /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;- Ｖ　　　　　_ ＜　　　　　　　 .:/
　　　　| ﾘコ　l^Ｙ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ィ-､ヽ､　　ｒ'　　　　　　　　　　.:/
　　　　 ! >'^/! l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_ﾉ ,-='ヽ､｀ｰ､） <＼　　　...:／/
　　　　 !r!　l ﾄ-..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾄ-'_,. -=ヽ、　　Ｖ＼>　　　　,´.::/
.　　　　 rl .l!　l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.￣＞'￣　　 ,＼　 _,、　　..::/
　　　　 l ﾊ_）-'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:'ﾆ.イ￣＞t'´＼ |　|　!　　:::/

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.....-‐-.....、
　　　　　　　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::'.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 '::::::::::::::::::::::::::::::::ｎ:}
　　　　　　　　　　　　　　　　　 {::::::::::::::::::::::::::::::::､i!　　　　　これで以前から検討していた
　　　　　　　　　　　　　　　 !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ´　　　未開惑星保護法が成立できます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　,...-‐::′::::::::::::::::::::::::{`ー′
　　　　　　　　　　　..ィ:´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:ー:-:...、
　　　　　　　..イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　　　 .ﾊ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
　　　　　ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'、
　　　 ./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!::::::::::::::::::::ﾊ
　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{:::::::::::::::::::::::ﾊ
　　　./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾏ::::::::::::::::::::::::',
　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ﾏ::::::::::::::::::::::::!
330 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/26(土) 13:13:48 ID:s7cxFerl: .　　　　　　　　　　　　　　　_,,
　　　　　,- ,,.　　　　　　　f /: ＼
　　　　　 '' -,f'' - ,,_　　 (_''|: : : :.ヽ.
　　　　　　 ('_ヽ: : : :"'' -(_ |: : : : : :.ヽ
　　　　　　　l:/ヽ: : : : : : :.＞-‐――-':.､
　　　　　　　|: ''>l: : : : : : l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:."''- ,
　　　　　　　ﾍ:<,,_l: : : : : l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ.
　　　　　　　ﾍ: :/l: : : : /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ._
　　　　　　, -f'''>:y >: :/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾊ:.:.:ﾑ,,.: : : _:.:.:.:', ｀
　　 ,,,,m''f"; - '"/;>L/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l:.:.;.''"|-ﾘｌ:.:.:":`:.:.ｌ:ｌ__
　ノ , _,,-''": : :./:.＜:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.レ'　-‐- ヽ:.ｿ/:.:/ﾘ　'￣｀ﾞ''ｰ- ､
　 | -''": : : : : /:.:.:.:.:.:.:.:.:.r''''''''∧| 　 rｧ‐r'､弋l:|ﾚ'　　,:'　　　　　 ',　　　　文明が未発達である未開惑星の干渉は
　ヽ: : : : : : ./.:.:.:.:.:.:.:.:.:. |: : : : | ヽ　ﾞｰ' ′　〉!::.　　　　 _ ,.　'´　}
　　ヽ: : : ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : |----l.、　　　 __ /:.:ヽ::::...,..ｨ´　　　 /　　　　政府の許可がなければ禁止するか。
　　　ﾞ／::／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: l:.:.:.:.:.:.:.丶- ,,_　_.／:.:.:.:.:.ヽ:／　　　 /
　　　∠　/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.:.l　 |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}′＝;　= ,:'　　　　.　文明コントロールには有効な手段ね。
　　　　　 |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_:／|:.:.:.:.:.:.:.:/＼ヽ,,:.:.:.:.:.:.ﾊ:.:./-‐ァ'―-〈
　　　　　レ'ハ/ﾘヽ(, ,:'´＼:.:.:.:./' 　＼ll/Wyﾘﾚ'　／---‐''"
　　　　　　　　　　ヽ,/_ ：　'レ"　　　　＼__! 　':{' /
　　　　　　　　　 /__! ｀ヽ：　　　　　 Lｌ．　ヽ
　　　　　　　　　　　　|　　＼：　　　　：/＼：　　':,
　　　　　　　　　 |　　　　＼：　　：/: : : ＼：　.!
　　　　　　　　　　　　」＿.＿..__j.>､：　：/: : : : : :.ヽ;/
　　　　　　　　　　　 /¨'''==l　L_」<"ヽ;/: : :ノ: : : :１
　　　　　　　　　　 /　 /　　丿　|: : : : : : : : : : : :.!
　　　　　　　　　　 /　　　　／　　.|: : : : : : : : : : : :|
　　　　　　　　　 /　　　　　／'　..|: : : : : : : : : : : :!
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　　　　　　　 !::::::::::::::::::／::::: --　､::::::::::::::::::i::/:::ィ=;､ヽ:::::::::::::::::::::i　　　この宇宙で恒星間文明になったのは王国だけです。
　　　　　　ﾚ::::::::::::::/:::::／　　　　!::::::::::::::::':::/;;;;;;;;;;ヽ:!:::::::::::::::::::!
　　　　　　　　 i::::::::::::::::':::::/　　　 О/::::;:::::::::::::;';;;;;;;;;;;;;;;'::}:::::::::::::::::::'　　　つまり、王国以外は文明があっても
　　　　　　　　 {:::;､:::::::::::::::'､　　　 .ｲ:::::/::::::::::::::i;;;;;;;;;;;;;/:/::::::::::::::::::′
　　　　　　　 `{　0;:::j::::::::::｀¨¨´::::::ノ::::::::::::::::/;;;;;;;;;;/:/:::::::::::::::::::′　　　王国に脅威にならない弱小勢力です。
　　　　　　　　ヽﾉ:/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/;;;;;;;;;:/:/::::::::::::::::::::′
　　　　　　　　 {::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::i;;;/イ::::::::::::::::::::/
　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＿::::::::::::::::::':::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　｀丶､:::::::::::::::::::::-‐¨／:::::::::::::::::′::::::::::::::::::::::::::::::::::::'、
　　　　　　　　　　　ヽ::::::／　....イ:::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
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　　　　　　　　　　　　ヽ:::::::::::::::::::＿__ィ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　 ∨:ィ::¨´::::::::::::::::｀¨`ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼

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::::::::::'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ',　　　　　!::::::/:::::::::::::::::::::::/
:::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',　　__　}::::/::::::::::::::::::::::::′
:ヽ/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ､_/ﾂ´i::/::::::::::::::::::::::_:」　　　　王国は並ぶ者がない宇宙の覇権国家。
::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::´:::::::::::::;:-‐¨
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::/　　　　　　　..　他の文明は自力で王国に対抗するのは不可能です
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;ﾍ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!　　　　　　　　.　しかし、王国から技術や知識が流出してしまうと
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
:';:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{'、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'、　　　　　　..　王国の覇権を揺るがす恐れがあります。
::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::「ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'、
:::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{┐＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::、:::::::::::::::::::ヽ
:::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽヽ┐ヽ:::::::::::::::::::::::::::::ヤ:::::::::、::::::::::ヽ
:::::::::::::':;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ｀.　＼:::::::::::::::::::::／¨ ー--====-‐`
:::::::; - ､';:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼｀¨　＼::::::::::／
／　　ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ｨ´　｀ー′
　　　　　　';:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞- '´
331 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/26(土) 13:14:29 ID:s7cxFerl: 　　　　　　　　 ( {　|ﾆニニニニニニﾆ=───=ﾆニニニニニニﾆK　}
　　　　　　　　 {-ヽ|ニニニニﾆ＞''ﾞ: : : : : : : : : : : : :｀''＜ニニニニ|　 ]
　　　　　　　　｀`‐|ﾆニニﾆj>'´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼ﾆニﾆ７⌒}
　　　　　　　　　　人ニﾆﾆ/／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 寸ﾆ/⌒ｿ
　　　　　　　　　｛　ﾏﾆｙ'´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : V⌒〈
　　　　　　　　　　Y⌒∨ : : : : : : : : |: : : :､: : : : : : |: : : : ｌ: : : : : :∨ノ
　　　　　　　　_､r圦_ノ : : : / : : |: : j|: : : : :＼: : : : |: : : : |: : : |: : : V_
　　　　　_､rf〔ニﾆア/:/: : /: : : :| : 八: : : : : :',＼: : |､: : : |: : : |: : : :|ﾆ_
　　_､rf〔ニニﾆﾆｱ７_|′:.i|: : : : |:./|　∨: : : : | _ 斗|-ミ: :|: : : |: : : :|ニ_　　　　　確かにわざわざライバルを造る必要はないわ。
　く`''＜ニニニｱ_/_/: : : i|: : : : |/┼‐-ﾄ､: : : |´,ｨ斧芯圷ｧ: : ,': : : ,'ニ-_
　　(_／ `''＜_ｱﾆ{ﾆ| : : : i|:|: : : :陀芯圷ﾐ＼从　　V辷ｿ/ : /: : : /ﾆニﾆ_　　　　国防が面倒になるから、王国一強体制が好都合ね。
　　　＼_/＿/ ￣ｱ: : : : i|:|: : : :ﾄヾこソ　　　　　　 / : /: : : /ﾆニニﾆ_
　　　　　　 _､‐''￣| : : : : 从: : 从　　　　　 !　　　　　　ﾚ'7 从:/ニﾆ＞''⌒>　.　その為には技術の漏洩は駄目だわ。
　　　_､‐''゛ : _､‐''ｿ: : / : /|-＼:|圦　　　　　　　　　　／:/　/{_厶斗ｬﾋ''ﾞ
_､‐''゛: :_､‐''゛: :／ : : {:／|　｀¨´＼个..._　　 ─‐ 　ｨi:i:i:/￣￣〉i:i|: : : : :、
_,,.､丶´: : : : : : : :＞'⌒'y┐～.r～'乂i:i:＞　　_　＜Ｌi:i:｢L....イ:i:ｉﾘ : : : : :、
／: : : : : : : ;.rァ1允 |_/　从: : |i:i:i:＞''~くj　　　　　 |y'｜: : : トv': : : : : : :.
: : : : : _､‐''ﾞ: しし'^　ﾉ　/: : : :厂 }　　　　｀`～､、　/　 | : : : [　}`''寸: : | :、
─‐'''ﾞ／ : ノ　　／　 /: : : :/{⌒ｬ　　　　　　ｨこYこ>､| : : :/Lｺ　　V: :乂:.
　　／ : : / 　　　／: : : :/　Ｖ⌒ｬ　　　／圦　　　|圦: :/─ﾉ　　 |: :i| 　|
　／: :／:/{ 　　　／´/ : ／　　 V⌒ｬ__／ﾆニﾆ〉─〈ﾆﾆVﾆK 　　 |: 八｜
. : :.／:／八　　 {　 |／　　 j　 V_ノニニニ-/　 |　 Vﾆニﾆ-_|--┴''⌒ｿ
:.／:／　　∧　　　ﾏ<L　　　_ノ)　/ﾆニニニﾆ/　　′　∨ニニﾆ-_　　　 |
､ヽ`　　　ノ|　　 / ∧ 　　　 |/ニニニﾆ／　　/ 　　ﾏニニニ-_　　ノ、

　　　　　　　　　, - ------ 、
　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　 .／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　./::::::::::::::::::／｀ヽ:::::::::::::::::::::::::::',
　　　　ハ:::::::::::::::i　　 o ',::::::::::::::::::::::::::i
　　　 i:::::::::::::::::::::ヽ＿ノ:::::::::::::::::_:::::::,'
　　　　',::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/o ',:::/
　　　　ゝ-:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i__ ノ/　　　　.　王国の技術があれば未開文明でも恒星間文明になれます。
　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: /
　　　./:::::::::::::::::::::::::::r ニヽ::::::::::::/　　　　　..　その文明はいずれは王国の脅威になるでしょう。
ー、/:::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽィ′:::／
:::::::｀ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／　　　　　　　　　それは好ましくありません。
:::::::::::::::',:::::::::::::::::::、:::::::::／
:::::::::::::::::i::::::::::::::::/｀￣´
:::::::::::::::::i:::::::::::::/
:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::',
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
332 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/26(土) 13:15:44 ID:s7cxFerl: 　　　　　　　　　　　　{ {i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i` ー‐ ｧ- '''ヽ／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}__{　/
　　　　　　　　　　〉Vi:i:i:i:i:i:i:i_,.斗 ≦ ´､￣"寸～､i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:! / /
　　　　　　　　　　　　ケ.}i:i:i:i／￣::::::::::::::::::::｀ヽ､:::ヽ::::::＼i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ilア７
　　　　　　　　　　ケ!i:,./::::::::::::::::::､:::::::::::::::ヽ:ヽ:::V::::::::ヽi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/アく
　　　　　　　　　　　 L,'/::l:::::::::::::::::::::l.V:::::::::::::::ﾍ::V::V::::::::::Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:/メ.∠　　　　未開文明保護法は表向きは
　　　　　　　　　　　　 lｱ:::::!:::::::::::::::::::::|　V::::::::::::::ﾊ::V::!::::::::::::Vi:i:i:i:i:i:i/ ア／
　　　　　　　　　　　/:::/:::l:::::::::::l:::::,.+'"　V::::::::}:::::}ヾ::|Y:::::::::::!i:i:i:i:／ア¨ア　　　　　『恒星間文明に到達していない未発達の文明を保護する』
　　　　　　　　　 {:::::!:::::lV:::::::／::::l　,.ィ了:::!::从::V ﾙ:::::::: |vイ孑了
　　　　　　　　　 |:::::l::::::l V::::::lV:::j,ｲ炒　l:::/z土土"::::::::::: li:V彡＜　　　　　　　　というものだけど、これは建前に過ぎないわ。
　　　　　　　　　　　 l::::::!:::::l ノ､::l V　　　　|/i:i:i:i:i/:::::::::::::::::::|i:i:V
　　　　　　　　　　　 ∧::::V:::ﾍ ,芯｀ }　　　,　li:i:i:i:7{::::::::::::::::::::!i:i:i:ヽ　　　　　　　　.　本音は王国民が未開文明に干渉した結果
　　　　　　　　　　　　＼ヽ{ ヾ､　｀ _　ィ　 li:i:i:i:i{ l::::::::::::::::::::li:i:i:i:i:i＼
　　　　　　　　　　　　　　｀｀V　ﾍ　　　　　,.廴＿|. V::::::::::::::::::Vi:i:i:i:i:i:i＼　　　　　　現地の文明を発達させてしまうのを防ぐことが目的よ。
　　　　　　　　　　　　　　　 /::〉:.　.} ｰ-- ∠＿＿_ﾏ´｀ー--- ミ＜i:i:i:i:i:i:i`''＜
　　　　　　　　　　　　　　 ./:,.'　　ノ }:::_,. /:::::::::::::::V　 _z彡⌒ヽヽ｀`～､i:i:i:i:i:i｀`～､
　　　　　　　　　　　　　／:,.'　　　/,.+'"r-/{::::::::::::::::::ﾍ/　　　　　ﾊ-〉:､　　｀`～､、i:i:i:
　　　　　　　　　　　／:::, '　　／ニ./../　V:::::::::::::::::ﾊ　　　_LLLLLLL_　　　　　＼i:
　　　　　　　　　 ,∠斗./ __,.+'"_,.＞'"Ｖ　　＼:::::::::::::::}.,.+'"　　　　　　/::v
　　　　　　 ,＞'"_,.斗 ''",.斗:＜..........., '　　　　 ,.}::::::::::／　　　　. : :　　/:::::::V
　　　　,.+'"＜´　　 ,.+'"................/..∠ ＿ ,. イ´.从从ﾍ　　　　　＿,.斗ｬ:::::::::::V
　　／　　　　　／....................../..../ / /　{r '"ﾆﾆ{＜:　＼ r ≦.V .} 　 }:::::::::::::}
　 ./　　　　　 ∠_￣＼............/........￣｢￣ﾆﾆﾆﾆ/|三.ミh､ﾊ＼／⌒￣ !::::::::::::::!
　/　　　　　　　八＼__ ￣.Ｖ............... |ﾆﾆﾆﾆﾆ./ |三三.ｱﾆ{　　　　　　.l::::::::::::::|
./　　　　　　　　　ヽﾆﾆＹ∠＿＿＿_|ﾆﾆﾆﾆ., 'ﾆ.|三=./ﾆﾆﾊ　　　　　 .V:::::::::::!
'　　　　　　　　　　　ゝ｡._` ー----┘ﾆ_,.. イﾆﾆ.|三./ﾆﾆ/:::}　　　　　　 }:::::::::/
　　　　　　. :　　　　 /　ﾊ≧===== ≦ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ!／ﾆﾆ,.':::::,'　　　　　　.!::::::/

　　　　　　　　　　　　　　　／:ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|　　_）
　　　　　　　　　　_,,..､､､､､／:ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|／ (
　　　　　　　　／:: ::＼:: ::/:i:i:i:i:／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:|ヱノ
-‐…････…‐-ミ:i:i:i:r―〈＿:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:ｉ|⌒7
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＞―‐┘三二ﾆ=―‐-ミ:i:人 /
:i:i:i斗f七Iて:i:iア:: /:: :: :: : ／:: :: :: :: :: :: :: :｀丶、
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:_７:: ::/:: :: :: ::/⌒:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :ヽ
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i_7:: :: :／:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: `､:: :: :: :: .
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i7:: :: :':: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: : `､:: :: :: .
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i: :: ::∥:: :: :: :: :: :: :: :: :|:: :: :: :: :: :／:: :: : :i
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|:: :: :: :: :: |:: :: :: :: :: :: |:: :: :: :: :/: ∧:: :: ::|　　　　未開文明に干渉しないという事は
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|:: ::|:: :: ::.:|:: :: :: :: :: :: |:: :: :: :: ::ｨ圷Y:: :: :
〈:i:i:i:i:i:i:i:i八::.:|:: :: ::.:|:: |:: :: :: :: 八-:: : / : Vリ从: /　　　　未開文明に危害を加えないようにするという建前を掲げる一方で
ﾉ＼:i:i:／ｉ::∧:|:: :: ::.:|:: |:: : ／/　 ≫:/}/( 　 , , ∨:|
＼_ノ::_/:i:/:i:i〉:: :: ::::|:: |:: :: :: xかﾊ　　　　 ` 　从| 〉　　　未開文明を支援しないという事の裏返しでもあるわ。
　 }: :_7:i:ｉ:ｉ:ｉ/::ｲ:: :: ::|:: |:: :: :《乂ツ　　　　　.: :ン
　.: :_7:i:i:i:i:i:/:i∧:: :: : ∧:: |::乂　, ,　　　､ 7　.: :: :}　　　　つまり文明コントロールの為の建前ね。
/ ::_7:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:|:: :: 人:: ::.ン＼　　　＿＿　/: i::∥
:: : 7:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:| ／/ム从:i:i:irに二>:: :: `'＜八::|
:: :〈⌒Π人ノ⌒〈⌒{　　〈／　　　＼ :: :: ::＼＼
::/: ７ ¨´:: ::/:: : （⌒ン⌒.::　　　　　　　 Y:: :: ::.::〉
:: ::/:: :: : : /:: :: :/⌒´.:.:.:.:.:| 　　　　　　　ﾊ:: : : /
::./:: :: : : /:: :: ::.ｉ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|　　　　　　ｉ八:／
:: :: :: :: :/:: :: ::./|.:.:|.:.:.:.:.:.:. {ハ　　　　　 |.:..:〉
:: :: :: :: :: :: ::.://|.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:. ∧　　＿＿:∨ﾊ
:: :: :: :: /:: ／　 .:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.::_{__}／.:.:.:.:.:.:.:.:/ノ
:: :: :／{／　　　|.:.:|.:.:.:.:.:.:.:〈　＼／￣￣￣〈::}
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　　　　　　　 :′:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'
　　　　　　　 {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
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　　　　　　　 ,.:!::::::::::::::ｲ　　　　 О ＼::::::::::::::::::::／　　　 ';::::/
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　　　　　 {:::::':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::＼＿　イ::::}`:､
　　　　　　　 i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〉:::::::::::::::::::::::::'::::::!　　　文明が遥かに劣る未開文明国家に対しても
　　　　　　　ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::´::::::::::::::::::::::::::/::::::′
　　　　　　　　ヽ::::::::::::::::::::::::、＿＿＿＿::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::;′　..　王国は紳士的に対応して使節団を送ったのに
　　　　　　　　　ヽ::::::::::::::::::::::＼､ﾍ＿＿　¨¨_‐-　、::::::::::/:::::/
　　　　　　　　　　　＼::::::::::::::::::::｀丶....､.........＿＿_フﾞ::::::/::／　　　　　使節団員たちが火あぶりにされた事で
　　　　　　　　　　　　＼::::::::::::::::::::::::::::::::＿::::::::::::::::::::::/´
　　　　　　　　　　　　　|::＼:::::::::::::::::::::::::＼:::＞::::::::::::/　　　　　　　..　王国民は未開文明と距離を取る事を支持するでしょう。
　　　　　　　　　　 i:::::::::｀丶､:::::::::::::::::::::::::::::::::::;.ｲ!
　　　　　　　　　　　　 i::::::::::::::::::::｀丶､::::::::::::::::::::ィ::::::|　　　　　　　　　『未開文明と交流するべきだ』という意見はなくなります。
　　　　　　　　　　　 '::::::::::::::::::::::::::::::::｀::ー‐:::´::::::::::|
　　　　　　　　　　 _:′:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
　　　　　　　_......＜::::′:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
　　　 ,...＜::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!｀:丶:..、
　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ、
333 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/26(土) 13:16:48 ID:s7cxFerl: 　　　　　　　　　　　　　ヽ＿　　-―　＿｀{ゝ｀　―-　　　　　 //
　　　　　　　　　　　　<<´　　　　　　　-‐......￣:::::::::::::::::::::｀ヽ　　 //、
　　　　　　　　　　　　　ヾ､　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼｣/、ﾍ
　　　　　　　　　　　　　 /l l__ ／:::::::::::::::::::::::ハﾊ::ヽ::::::::::::::::::::::ヽ　＼!
　　　　　　　　　　 /::::`/´./:::::::l::::/:__,::::|: :||: :l､__l:::ﾊヽ:::::::::::::i＼　ヽ
　　　　　　　　　　　 /::::::/　/l:::::::┼'丁::ハl: :∥ |:::::l丁トi::::::::::::::l:::::l 　 l　　　　使節団のメンバーはそういう意味ではいい捨て駒になったわ。
　　　　　　　　 /::::::/　/:::!::::::::::/-＝- 、: :l: : , =＝=-､::::::!::/:::::| 　 |
　　　　　　　　　　 /::::::/　/::l:::l:::::::ｨ'　i´n｀! : : :: : : i´n｀!　!:::::::l/:l::l:::! 　 |　　　　役に立たない連中だけど使い方しだいで活用できる。
　　　　　　　 /::::::/　/:::::| ﾊ:::::::l　'⌒　　　　　　 ⌒`　|::::::ハl::i:::| 　 l
　　　　　　　　　 /／/　/:::::::::|'::::!:::::!　　　　　 '　　_,ｨ＾　　i⌒!:::::|:::/　 /　　　　元老院も上手くやったわ。
　　　　　　　　 ' ／　/::::|:::::::|:::::!⌒!　　 `=ﾆ二￣_ノ　　　|　 |:::::!:l::ヽ/
　　　　　　　　　 l＿ {´::::∥:/:|::l::|　 |ヽ　　　　　　　／ﾄ=ｲ::::l::l:::/
　　　　　　　　　　　l::l:::l::::ll/ヽl::l::ﾄ=ｲ:::::＞　＿　＿　＜:/::|:::::|:l:::/l/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「光栄です」＞上級貴族
　　　　　　　　　　　|八|ヽ| 　 lﾊﾉ!::::l ヽlヽl､:}　　　　{:::/l/l:/!:::::!:l/　　　　　, -,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾚ'l::::l　-‐ '´＼　　／｀' ‐- l:::::l、　r ､-､／／＼＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 r'l::::l ゞ､　　 ,, >-< ､　　ﾞ(´l|::::l l r ヽヽ l '＼／／
　　　　　　　　　　　　　　　　 l　l:::l ｀ゞ､r／`{ y}'＼､ﾞ(´　l|::::l(｀ヽ　　_ l　／＼＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　l　l:::l　｀´ 　/ /ﾊ＼｀´　 l ／}　　r　／　＼／／
　　　　　　　　　　　 ┌--┴ ヽ! 　　 / //　　＼　／／ヽ´　 /||　／＼　＼
　　　　　　　　　　　　 j= 　==　=|　　ノ //　　l!　／／l'´ ヽヽ/　||　＼／､／
　　　　　　　　　　　　　 {　 , -=＝=､　｀く/　r-､l／／ ´ l 　　ヽヽ ||　／＼'　＼
　　　　　　　　　　　　　 j／/´￣｀ヽj　　　'⌒ ／／　　 lヽ　　ヽ｣　＼／､／

　　　　　　　「`7＜´＼
　　　　　　　 /_./:.:.:.:.:｀:.:.＼　　　　　　　　／ヽ-､
　　　　　／／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:._＞ｧ─- ､ _,,. -'─‐'─ト‐ｧ
　　　　　 /_/:.:.:.:＞''"´￣｀ﾞ'':::ー‐-‐＜:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|_./
　　　　/'7.:.:.／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ;.:.:.:.:.:.:.:.:|_}　　二度目の宇宙ではすべての知的生命体が恒星間文明になる事に失敗したわ。
　　　　 {_|:.:./::::::::::::::::::::::::::::::;!:::::::::::::::::::::::::::::∨:.:.:.:.:.:|_{
　　　　　｀'7:::::::::;'::::::::::;':::::::/ !::::::;ﾊ::::ﾄ.、::::::::::';.:.:.:.:.:.∨　　そして三度目の宇宙で王国だけが恒星間文明になれた。
　　　　　く:!::::::::::!:::i::､/|:::::;'　|:::::;'　|:::|::ﾊ::::::::::::!:.:.:.:.:./|
　　　　　　|:::|:::::|::::|「｀iヽ､!　.!_/　 ,!_」/-!:::::::::八:.:.:.:|_|　　　つまり、この宇宙では恒星間航行技術を保有しているのは王国だけよ。
　　　　　　ヽj＼|:::ﾊ.､弋り　　ｧ‐ｒ‐ｧt､|:::!::/::::|＼:」八
　　　　　　　｀[__|:|"　　 , 　　　弋__ﾉﾊ_」/）::,'::::::ﾊ:.:.:.＼
　　　　　　　／|:::|人　　　　　　　￣ﾞ/　ﾊ::/:::::::::::';.:.:.:.:.:＼
　　　　　 rく.:.:.:|:::|::::::＼　　､　　　 ,:'＼/::::|':::::::::::::::|:.:.:.:_;r‐'7
　　　　　 ` ｰｧ:|:::|:::::::::::::ヽ.,＿_,.　イ|:::::;'::::::::|::::::::::::i:::|こ/-‐'´
　　　　　　　/:::!:::|ｧ'77´￣｀レ_／｀|::::|ｰ-‐r'､_:::::/!:::!
　　　　　　./:::::|:::|. {_,| 　　/イ| 　　|::::|　　 |」　｀ヽ|:::|
　　　く＼ｒ'´`く|:::|/}_,|　　ｒム].　　|::::|　　 |_|　　　∨
　　　ア､　　|/7:.{」　　/ 　 |　　 |:::,'　　,'7　　　 | 　/|
　　／　　ヽ　ｲ.:.}.」　/　 !　|　　 |/ 　 //--─'''"´|//
　 /　　　、　　 |:.:.{」／　ﾊ　ﾄ､　　　　./7　　　￣　!く

　　　　　　　　　, - ------ 、
　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　 .／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　./::::::::::::::::::／｀ヽ:::::::::::::::::::::::::::',
　　　　ハ:::::::::::::::i　　 o ',::::::::::::::::::::::::::i
　　　 i:::::::::::::::::::::ヽ＿ノ:::::::::::::::::_:::::::,'　　宇宙暦２２７６年になっても恒星間文明は王国以外確認されていないので
　　　　',::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/o ',:::/
　　　　ゝ-:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i__ ノ/　　　やはり神話は正しかったのでしょう。
　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: /
　　　./:::::::::::::::::::::::::::r ニヽ::::::::::::/　　　..　私たち青藍人は神々に選ばれた種族です。
ー、/:::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽィ′:::／
:::::::｀ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
:::::::::::::::',:::::::::::::::::::、:::::::::／
:::::::::::::::::i::::::::::::::::/｀￣´
:::::::::::::::::i:::::::::::::/
:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::',
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
334 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/26(土) 13:17:27 ID:s7cxFerl: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　_L _/:i:i:i:i:i｀`ﾒ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　７_7:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼_ 　　 _,,..､､､..,,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　(_７:i:i:i:i∟ﾆ∟Ｌ｣:ｉトミ／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i`'＜⌒ヽ＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　　「〈_ア'":: :: :: :: :::::｀丶(――:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＞―┐7⌒
　　　　　　　　　　　　　　　　人／:: ／: :: :: :: ::＼::::::::＼:i:i:i:i:i:i:i＼:i:r＜　（⌒し'
　　　　　　　　　　　　＿У:: :: :: :: :: :: :: ::`､:: :＼:::::::::ﾏ:i:i:i:i:i:i「＼ノ⌒´
　　　　　　　　　　　　　＿ｙ :: : /:: :: :: :: :: :: :: :`､:: :: ::::::::::や:ir＜（⌒´
　　　　　　　　　　 __７:: :: /:: ::/:: :: ::.::|:: :: :: `､:: :: :: :::::ﾔ　ン⌒　　　　　　　　（王国だけが恒星間文明になれた状態が続いた結果
　　　　　　　　　　＿7:: :: :: :: :/::{:: :: ::.:|:: :: :: :: :: : |:: :: :: ﾔ´:: ﾔ(__
　　　　　　　　　 ⌒ﾌ::.{::.::ｉ:: ―八:: ::.::.|＼―:: :: ::.| :: : / |:iや::ﾏ(__　　　　　　.　王国は宇宙の覇権を手に入れる事を考えるようになった）
　　　　　　　　　　　　人∧ :|::{:r=ミ＼(＼x==≪:: 从 ∨ : |:i:i:ﾏ: 乂(＿_
　　　　　　　　　　＿∧|::乂Vﾂ　　　弋ツ７/i : | :|:: : |:i:i:i:i`'＜:`'＜__　　.　（その覇権を揺るがす存在が出ないように
　　　　　　　　　　　　＿7:i:/::八 ' '　､　　 ' 'ノｲ:i:}:: | :|:: : |:/:i:i:i:i:i:i:i:r＜ﾉ
　　　　　　　　　　　　＿ア:ｉ:/::/:(介　　　_　　／r 人７::|:: : 〈:i:i/:ノ⌒〉(^⌒ヽ　　　出る杭は打たれる事になるけど王国の為には仕方ないわ）
　　　　　　　　　　＿く〈:ｉ/::/:: {⌒＼ぅ=‐-　　 {:７'⌒＼|:: :: ::ﾏ⌒＞´⌒:: :: : :
　　　　　　　　　　　＿７::./:: ::.ノ{＼:: : 〉ﾉ　　　　＼:: ):: :: ):: :: :: ∨::/: : :: : ∧:: i
　　　　　　　　　　　⌒7:: :: :: ::ｉ`〈＼:）ｲ　＼＼　／}{:: :〈_）: /:: :: ∨::/: : ∥　:: |
　　　　　　　　　　 _人:: {:: ::.:|　 ∨）人　　＼　　　八＞} ∨:: :: :: :∨::/:∥　ﾉ:ﾉ
　　　　　　　　　　＿）:: :: : |　　∨⌒L　　＼_,/　）∧__〉‐-ミ : :∨::/{　(:〈
　　　　　　　　　　　 ⌒ぅ-‐……‐-|.:乂ﾉ廴ノ.:.:ﾍ__}ム７.:∧　　　＼:∨八　｀¨´
　　　　　　　　　　　　＿>､　　　 |.:.:.:.乂).:／　　―〈.:.:/:∧ 　　ｨi( :}　　:::.
　　　　　　　　　　　_ア::/{⌒ヽ＿　〈.:.:.:.:ノ/　 r―ミくミ.:.:.:.:.}=　=/⌒V 　人:.
　　　　　　　　　　　7.:.〈:人.:_ﾉ―'　rﾉ￣{〈／|トミ ` 　＼⌒)　〈.:.:}.:. 〉　　　)
　　　　　　　　　　人: : ＼〈　　／　 L| 〈　 || 介s｡...,,_　 ∨(　　＼爪
　　　　　　　　　　　　｀⌒７　／　　 L|　∨人__〈っ～＼　＼＼_> ＼__ ノ
　　　　　　　　　　　　＿７　　　　　/L|　 |.: ／.:.: ノ⌒＼＼　＼〈＼ )(＿＿_
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　　 /.:./　　/.:.:.:.:.:.:{　！{+　　　 +＼`'i_r卍卍[〉　　　　｛彡'゛　　　　　（私は異星人の支援よりも王国の発展を優先するわ）
　　.:.:./ 　 /.:.:.:.:.:.:./　丿:. +　　　　 + └{／￣}　　　　＼
　　::::{ 　 /.:./l.:.:.:/　　グ人+　　　　　　+＼___,‘．　　 __　_／　　　　　　（それが女王としてやるべき事よ）
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この時期の王国は宇宙の覇権国家としての地位を固めており、その地位を維持するために暗躍していた。

王国には２１世紀の地球のように『先進国が後進国を援助して発展させるべき』という考えはなかった。

これは国益を考えれば当然のことであり、むしろ宇宙の覇権国家になったのに、それを捨てる方が愚行だった。
335 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/26(土) 13:17:59 ID:s7cxFerl: 今回の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
336 ：名無しさん＠狐板：2025/04/26(土) 13:21:07 ID:VwdR8w3B: 乙ザンス。
色んなサブからるで未開惑星保護法が出てくるけどあんま良いイメージがない不思議ｗ
まあ、ワンサイドゲーは管理が楽だからね、仕方ないね！
337 ：名無しさん＠狐板：2025/04/26(土) 13:34:40 ID:hWwAlx8F: 乙でした。
今回王宮や宗教施設を吹っ飛ばされた一神教文明の未来は・・・。まあ大変なことになってるだろうけれど、今後出てくることもないよね。
338 ：名無しさん＠狐板：2025/04/26(土) 15:26:59 ID:D1weTGP4: 乙でした
339 ：名無しさん＠狐板：2025/04/26(土) 16:45:33 ID:4PRlzr6G: 乙です
340 ：名無しさん＠狐板：2025/04/26(土) 17:07:49 ID:IBkE4wI4: 乙
ステラリスを思い出すぜ。原始文明は監視のみ、時々撃滅か自滅
341 ：名無しさん＠狐板：2025/04/26(土) 17:38:50 ID:DULT+RnH: 乙！

これ最終目標は何だっけ？
オーバーマインドかな
342 ：名無しさん＠狐板：2025/04/26(土) 18:55:44 ID:cxwPskcY: 乙
地球の破滅の未来回避後はどのように地球と接するのか期待
343 ：名無しさん＠狐板：2025/04/26(土) 19:30:29 ID:gJQRpSRp: 乙
神命で地球と関わるのが決まってるけど例外になるのかな？＞未開文明に干渉しない
それに地球は衆愚政治の民主主義で女が暴走してる時期のはずだから悲惨なことになる予感しかしない
344 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/26(土) 19:45:29 ID:s7cxFerl: >>343
>>330で未開文明保護法は政府の許可なしで未開文明に干渉するのを禁止する事になっています。
つまり、政府の許可があれば合法になります。
地球は七大神やその意向を受けた女王によって干渉は十分にできます。
345 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/26(土) 19:55:08 ID:s7cxFerl: >>341
最終目標は特にありません。
七大神ときよひーは既に目的を達成しており地球に関しては約束を守るために消極的に動いているだけです。
一方で王国は宇宙の覇権と王国の繁栄ですね。
その障害になるものは未来を見る魔法を使って排除しています。
346 ：名無しさん＠狐板：2025/04/26(土) 21:30:19 ID:ICnO4q5N: 神という超常の存在がいる世界観だから、最悪神同士の争いになったらどうせ人間は滅びるか
347 ：名無しさん＠狐板：2025/04/26(土) 21:35:21 ID:tzg4swRX: とても哀れすぎて何も言えんな
348 ：名無しさん＠狐板：2025/04/26(土) 21:42:36 ID:2pk19qLA: わざわざ低レベルな文明に技術を分け与えて対等にしようなんて頭お花畑でない限りやらないわな
地球が孤独なのもそんな理由かもしれない
349 ：名無しさん＠狐板：2025/04/26(土) 22:38:35 ID:QNl/RZsl: 乙
350 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/27(日) 00:00:07 ID:pdK7jqs/: >>305　誤字修正
×形跡　→　〇痕跡

>>317　誤字修正
×世論は　→　〇世論が
351 ：名無しさん＠狐板：2025/04/27(日) 07:46:24 ID:mJE/6mtZ: >>345
ありがとうございます

宇宙を永遠に生きる火の鳥みたい
352 ：名無しさん＠狐板：2025/04/27(日) 08:06:14 ID:FAGaGWT7: リアル地球人だって最終目的みたいなのがあって国家存続してるわけじゃないからね
覇権と繁栄ってのは地球国家も王国も同じだ
353 ：名無しさん＠狐板：2025/04/27(日) 12:09:59 ID:d0QjiB+Y: 国や文明はそれでいいけど
元は人間のきよひーはどうかな
354 ：名無しさん＠狐板：2025/04/27(日) 12:33:18 ID:NvV4ykgH: まだ言うのか
355 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/27(日) 15:06:48 ID:pdK7jqs/: ttps://www.youtube.com/watch?v=1B-ggjsYf1k

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系外銀河に存在するとある惑星に青藍人と同じ猿から進化した知的生命体が存在していた。

彼らは青藍人とそっくりであるが、似たような外見に進化しただけの別の種族だった。
356 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/27(日) 15:08:12 ID:pdK7jqs/: 　　　　　　　　　　　　　　　　 ,，ｰ-　　_
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彼らは元々神々を信仰して神話を語り継いでいた。

しかし、地球と同じように一神教が発生して大流行してしまう。
357 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/27(日) 15:08:40 ID:pdK7jqs/: 　　　　　　　　　　　　　　　 _　-=ニニ=-　_
　　　　　　　　　　｢ヽﾄ､-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ=- ﾍ　／{
　　　　　　　　　　　{//: 　V≦仁仁仁仁仁≧､/　 V//!
　　　　　　　　　　ﾉ/.{　i j≦７‐=≠≠z＜＞､j　　:}//{
　　　　　　　　＞ ´_､‐｀_うｰ_,/::::::::,':::::::::::::人　ヾ,ｲノ_/∧
　　　　　／//ｱ　　／jＹ::__＿ ::::::::::::__＿::＞ゝ'ｰ　＼ヽ　　　　　　私たちの民族は弱小だから
　　　　　｀¨¨¨¨¨"''7{　ﾉ::::ﾄ､::: {::::::: /:::ﾊ:::|:::{　''ー=彡//＼
　　　　　　　　　／.ｨ(::jｨ人xzzzﾐ人::::/ｨzzzxj;八　{＼≧ー…‥　　　近隣の王国にある
　　　　　　＞''~ イ=/::::::::::j乂'ツ　　　乂'ツｿ:::::ヽﾄ＼≧＜
　　　　　／／　 /ﾆ :::::|:::::从/:/:　　,　　/:/:ﾉ::::::ﾄﾐﾉｲV≧､　＼　　　　壮大な大神殿を持つ神話に対抗できない。
　　　　 '　.'　　/=/:::::::|:::::::人　　　 _ 　　ﾌ ::;ノ'~　.ﾊVﾊ　＼　､
　　　 ∥_,　　 /=/{:::::::ﾊ:::::: |:::)h｡.　　　..イ／/＿　/::::)ﾆﾊ　　ヽ＿v
　　　　　　 '／'::}::::::::::',:::: |:::.}≧‐┬‐≦'´i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:Ｙ:::::Vﾆ',
　　　　　　　/ﾆ人::;　7(´ヽ八人　　:|　 ∥i:i:i:ｉ_____ノ::::::}:jニ}
　　　　　 /'"　{::/　ﾄﾘ　　＼.　　　T　　ヾ´i:i:i:i:i:iヽヽイ⌒ｿ
　　　　　　　 rｲｬｫｬ､＼　　　／＼　 }i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:ｉﾏ:ｉＹ、
　　　　　　　　 /i:i:i:i:i:irｰr―rｰ≦、 †　≧}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∧{:::::V
　　　　　　　 ∥i:i:i:i:ｉ/`ー～≠＜.≧≦.＞vi:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ﾊi:::::::'/
　　　　　　　_{i:i:i:ｉ:ｉ:/　,' 　 ,'　,'　　/.O∨　 Vi:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉﾊ:::::::ﾊ
　　　　γ:人i:i:i:ｉ′　　　　　　 ;　　 ',　　 Vi:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:ﾊ::ｲ:::::V
　　　　 {::::::::《r-{　　　　　　　 :|. C　!　　　vi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}::､}:::}
　　　　　,.ﾊ:::/:;ャ八　　 ',　{　:{　 :i　c　;　　};　Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉﾊ:::､:::ヽ
.　　　　 '::::::;::ｲ　}'77)h｡.　＼､.乂.从__,ﾉ!_、ﾉｲ／vi:i:i:i:i:i:ｉ/　{:::::',::::}
　　　　λ::/::ﾉ　{i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:}ﾆﾆﾆﾆﾆ／ｲiﾊ＼ﾆﾆﾆニゝーイ　人::::Ｖﾊ

　　　　　　　　　　　　　　　　　モブ神官

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　　　　　　　　　　　　　　　/// Ｖ///｣ｺ孑ｧ￢＝⇒―-＜､ミｈ､　　/ヽ
　　　　　　　　　　　　　/／ Y_､+'”　　　　　　　　　　　　`"''≧yﾞjヽ.V
　　　　　　　　　r　　'"_＿∥　 j　　　　　　　＿＿　　　　　　　 ∥j　 Y
　　　　　　　　　｀≪´　　ヽ,.､ｧ'⌒ヽ　,.ィi〔::::::::::::::::::::::::: ~"''～､、乂_､＿;ﾉ､、
　　　　　　　　　〕ｈ､ｲゞｲ　　　ゝ:::::::::/::::::::/:::::::::::::::i:::::::::::::≪　　Y、) 　ヽ
　　　　　　　 V'//ﾊ　　 ;厂::::::::i::::::::/::::::::::{:::::::::::::::::}::::::::i::::|::V=-ｬ'"｀!⌒
. 　　　　　　 W///　ゝイ/./::::::::|:::／}从::::ハ:::::::::::::/!::::::::|:::|::::V//!_ノ
　　　　　　　 W'//　////V:::::::::::|:' γ ⌒ヽ　ゝ::::／从∧ト.!::::::V//ﾊ V
　　　　　　　　　W//　/////j::::::::::::j 　{　　　 } 　　　 γ⌒ ､ !::::::::V//!　V
　　　　　　 W, 　 /////W:::::::::::j (⌒）__ ノ　　　　 { 　　 } l:::::::::::!//!v　V
　　　　　　／　ｲ////∥!:::::::::::{／／／／／／／　ゝ-（⌒:::::::::::j//　v　V
　　　　　　 ,　　／//////∥:j:::::::::::乂／／　/^ー､__ ／／／/:::::::::::{/j　　v　!　　　民だけでなく神官まであちらの神話に改宗しつつあるわ。
　　　　 ,　　／八 /////∥=j:::::::::::::ｒ-` 　　/ //////ﾊ　　 ∠:::::::::: j/ﾊ　o v !
　　　 /　／,:::::::::;＞ャ=- ﾐ_=j:::::::::::::乂　Ｕ { ////////} 　 .ｨ::}::::::::::::|/,ﾊ　　} !　　　まずいわ。
　　　　{:/　 j::::::::;/　　 `'辷㍉＼::::::::::::::ヽ＞. _｀⌒^^⌒´ ＜::::八::::::::::i//ﾊ　､iﾉ
　　　　　 ,:::::::::;/ 　　　　びi　ヽ::::::::::::::',=┬z二二:: 斗-ミ/,⌒＼::::::::ヽﾘ　〇
　　　　　 j::::::'＾,　　　　　　ﾏ≧　 ',::::::::::::}:　j:.　　ﾘﾊ.　　　)≦　。ヽ:::::::ヽ
　　　　_ｲ:::::ｿ些㍉､_　　　ｲ　ﾏ_＿}:::::::::/_.癶　 .彡　　　,.ィ　 ',　　　　',:::::::}
　　　 j:::／i:i:i:i:i:i:i:i:i`≧／::. 　　　　}:::／　｀ †´￣￣｀｀ﾍ　　 .i　o　　}::／

その惑星で古代文明が発達した地域には大勢力の神話が存在しており

文明が遅れた民族の弱小神話は存続の危機に瀕していた。
358 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/27(日) 15:09:12 ID:pdK7jqs/: 　　　　　　　　　　　　　 _　-=======- _
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　　　　　　　　　／ﾆVア'α;＞::::::::/::::::::::::::｀ヾ、
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　　　　　　 /ﾆﾆニ./　/ﾆ/::::::ｉ:::xzzミj::ｲ::::::､}:::::::i′
　　　　　ﾆﾆﾆﾆ/　,仁ｲ ::::::|::八ヅ｀)ﾉ::::ノ/:::::::|　　　.　そうだ。
　　　　ﾆﾆﾆﾆ/　/ﾆﾆ|ｉ:::::人::{ :.:.　⌒忖》:::::;:ﾊ
　　　　　∥ﾆニ/　,:ﾆﾆﾆ|l :::::::| ヾ　　 ' ｲ从ｲ |/,　　　　私たちの神はたった１柱で何でもできる凄い神なのよ。
　　　　 ∥ﾆﾆﾆ　./ﾆﾆﾆ八:::::::|、　ゝ＞.ノ::::::|ニ| /,
　　　 ,ﾆﾆﾆﾆ{　i{ﾆニ/==＼人≧　＜:::| :::::|ニ|v∧　　　他の神とは格が違うわ。
　　　 |ﾆﾆﾆﾆ≧ｲニ/　　　_X'"⌒＾ヾ::|::::::八 | v∧
　　　人ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ' 　　 .:jｿ　　　　 W::/ﾆﾆj　}　}
　　　　　 ⌒＞≧ﾆ/斗r七"　:　　　　 .|Vﾆニｲ　ー'
　　　　　ヾ´　　:{　 ',　　 j～ー== ≧ ,_
　　　　　　 ′} 　 ', 　 v　｢WNWNWNｲ　　 ''＜
　　　　　 jWN　i　}　　ヽ　}ﾆﾆﾆﾆﾆニﾊ　　　　ヽ
　　　　　ｱﾆﾆ!　　}._____＿|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ}ZZZZZZZ∨
　　　　　　/ﾆﾆﾆ｢乙乙乙乙j|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニｉ　:　:　:　:　:}
　　　　ニニ叭: :　:　:　:　/,ﾆﾆﾆﾆﾆニｲ:　:　:　:　:　,
　　　　 .{ﾆﾆニ∧ :　:　:　:　∧ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼.:　:　:　:.ｲ
　　　　　 iﾆﾆﾆﾆ∧:　:　:　:　:_ﾊﾆﾆﾆﾆﾆﾆニヽ,: :ィ(
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一神教とは強力な神話に圧倒されていた弱小神話の神官たちが書いた創作小説だった。

彼らは『俺たちの神はたった１柱で何でもできるんだぜ』と主張して信者を確保した。

端から見れば滑稽であるが、『宗教とは人類史上最古であり、最も大規模で最も狡猾な、詐欺である』

という言葉があるように民衆を騙すのも宗教の一面だった。
359 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/27(日) 15:09:37 ID:pdK7jqs/: ::::::::::::::|　:.....|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. :.:. ´"'＜　┃　　　　 ,＞''~　／／　　　　　 ,，'´ ,､＜しく((乂_} }乂ノハく
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こうして一神教は誕生した。

つまり一神教とは自然発生した宗教ではなく、人間（宗教家）が既得権益の為に人工的に創り上げた代物だった。

例え人々が一神教に相応しい神がいると信じていても存在しなかった。
360 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/27(日) 15:10:09 ID:pdK7jqs/: ゜.　．:　.　｡ﾟ　゜ '.　｡゜　. :　｡　ﾞ: .　　　'　　　　　　　　　　.　　　　　゜　ﾞ　 . 　: 　ﾟ　.　　゜ﾟ　ﾞ　　｡　. : * ｡ .　:+ 　゜　ﾟ｡　:′. ﾟ
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確かにこの宇宙は信仰すれば、それに相応しい神々が発生する仕組みになっていたが

それは多神教の権能が限定された神に限定されており、真の全能者ではなかった。

全能の逆説、『全能者は自分自身を《永遠にいかなる意味でも存在しない》ようにすることはできない』

という限界から唯一神は存在できないのだ。
361 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/27(日) 15:10:40 ID:pdK7jqs/: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .　 . -=≠ ‐-　.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞≠ミ.／＿＿＼. :: :ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／. :: :: : :::ﾚ'´. :: :::: :: ::_＼. ::: .　　　　　　　　　　　　　　　　r 、　, 、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . ' .:／.:::/.::::/:::/::i::::::ﾄ .´:ﾑ:ハ: ::ﾊ　　　　　　　　　　　　　　__ﾉﾉ／／〉
　　　　　　　　　　　　　　　 /: ::/:::::::/:::::/!:,ｲﾑi!::|::!　化ﾃミx::: ﾊ　　　　　　　　　　　 ∠二!　　　二ﾌ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 j人l ::.//. ::::iﾙ'.ｨ升ﾄ.jﾉ　 j斗=' }: :::!:ト .　　　　　　　 __／二二{　 _ -- '
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i:l::ｌ:l: :: :::ﾄ.入r'ソ　 .　　 """!:::::ｌ:i::::: ＼　　　／　{二二二Ⅴ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　从从: ::: :jﾍ⌒´　　. -＝;　ﾉ: :::ﾘﾄ、:::::::〉　／　　从二二フ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｖ.:: ﾄ.ﾍ""　く　　.ﾉ　.ｲ:／::j:::〉＜＞'´　　　　 .人＞´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〉.:::i/.:: ヽ .　　　 . イ／: :::/⌒´　　　　　　.斗＜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／.::／. :: :／ .::てヌ!／.:::::／　　　　　 .斗＜
　　　　　　　　　　　　　　　　／.:::／.:: :::／:::.斗＜／.:::::／　ヽ.　　　／
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　　　　　　　　　　　　　　／.:::::／::::: ／.:::::／j.／.::::::／i | 乂__ﾉ　〈::＼
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　　　　　　　　　　／. :: :: :::::／:＼:: :: 〉ｲ. ::::/ ルイ/ 　レ'´　　　　　／:＼
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　　　　　　　　　 )へ .::: ＼(　　＞ └片'　 j／　　　／　　　〈　　　／.　　　＼　　＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　 . 斗 -─ ´　／　　　　　　 . '　　　　〈　　　　　　　　　　＼　＼
　　　　　　　　　　　　 . -─ ´　　　　／　　　　　　／　　　　　　 . 　　　　　　　＼　＼

唯一神という概念に一番近いのが、この宇宙を創造した創造神である。

勿論、彼らは唯一神を男性として信仰していた為、彼らの信仰は根本的に間違っていた。
362 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/27(日) 15:11:10 ID:pdK7jqs/: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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　　　　　　　　　　　　　　　　　;;;;;;;. '´　　　　　　ヽ;;;;;;;
　　　　　　　　　　　　　　　　 ;;;;;;;;i　　　　　　　　 i;;;;;;;
　　　　　　　　　　　　　　　　 ;;;;;;_i　　　　　　　　　 |_;;;;;;　　　　　　なんか最近信者が激減しているぞ。
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　　　　　　　　　　　　　　　;;;;;;;;;;ﾍ　　　　　　　　 /;;;;;;　　　　　　どうなっているんだ？
　　　　　　　　　　　　　;;;;;;;;;;;;＞─:､　　　　　　　 :' ｰ､;;;;;;
　　　　　　　　　　　 ,;;;;;;;;／　　　　ヽ..　　　　,.:　　　　ヽ;;;;;;
　　　　　　　　　 ;;;;;;;／　　　　　　　　¨¨¨´　　　　　 i;;;;;
　　　　　　　　　　;;;;;;／　　- ､,.:::i　　　　　　　　　　　 ∨;;;;;;;
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　　　　　　　　　　 ;;;;;;;;;;∧　　　　　　　　　　　　　　ヾ:i　　 /;;;;;;
　　　　　　　　　　　　;;;;;;;∧　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ､;;;;;;;;;;;;;;
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　　　　　　　　　　　　　;;;;;;;;ハ　　 .　　　　　　　 ..　　　　　　　＼;;;;;;;
　　　　　　　　　　_,.zzzニニﾆi　　　:::..　　　::/　　　 :::...　　　　　　　　　 i;;;;;;
　　　　　　　 x＜ニニニニニ' 　　ﾍ=ﾆニ/　　　　　　　　　　　　　　　.ｨﾆi
　　　　　　　弋ニニニニﾆ ' 　　　 _iニﾆ{　　　 ,. zzニニニニニニ三彡'´
　　　　　　　　｀　＜ﾆﾆ{　　　　 ,zニニニﾍ　　/ニニ＝──── ≦
　　　　　　　　　　　　　￣ニニニニニニニニニ≠

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　モブ神

　　　　　　　　　　　　　　,,;;;;;;;;;;;　--- ＜_;;;;;;;;;;;;;;;,
　　　　　　　　　　　　,,;;;;;;＞'´　　　　　　 `ヽ､;;;;;;;;,,
　　　　　　　　　　 ;;;;;;;／　　　　　　　　　　ヽ;;;;;;;;..
　　　　　　　　　　;;;;;;/　　　　　　　　　　　　　　 ∨;;;;;
　　　　　　　　　,;;;;;;;i　　　　　　　　　　　　 V;;;;;
　　　　　　　　;;;;;;;;;y'　　　　　　　　　　　　　 ,;;;;;;;
　　　　　　　　;;;;;;;;i　　　　　　　　　　　　　　 ,;;;;;;;　　　　　俺を悪魔扱いして神殿を破壊しているだと？
　　　　　　 ,,;;;;;;;;;;八_　　　　/‐--　　__　　　　　　l;;;;;;;
　　　　　　,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;|: :.　　 {￣¨｀`ー-｀ﾆー y　/;;;;;;　　　　　　ふざけた事をしやがって！
　　　　,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;j　:ﾍ　　ヽ`ﾆー-　＿　７　,;;;;;;;;
　　　;;;;;;;;;;;;;;;;;＞ ' ´　　::::ヽ　　　｀`　 --　'　.ｲ;;;;;;;;
　　　;;;;;＞'´　　　　　　　　::::＞-.....＿_　. イ;;;;;;;;;,
　　 '´　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 `ヽ､;;;;;;;;;;;,,,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ､;;;;;;;

一神教が流行した事で各地の神話は信仰を失い崩壊してしまう。

その結果、彼らの大陸では多神教の神々が駆逐されて、存在しない神を信仰する一神教で統一された。
363 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/27(日) 15:11:38 ID:pdK7jqs/: ::;::;::;::;::;::;:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:: : : : : : .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,::::::::::::::::::::::::::::
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ロマリア教皇国、それは一神教の教会が宗教的権威で大陸を統一して成立した国家だ。

その国は教会のトップである教皇にして国のトップである国王（現地では聖王とよばれている）が統治していた。
364 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/27(日) 15:12:03 ID:pdK7jqs/
365 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/27(日) 15:12:30 ID:pdK7jqs/: ttps://www.youtube.com/watch?v=BVn8q78EKAE

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: |　|乂_ノｉ|i　　 :|::ｉ|　 l弋ニﾆ7　　 |i_| ｉ|ﾉﾉ＼/　　｡s=s｡.　 ∨ヽ〉∥　|　 |､ﾆニ7‐ |　|ｉ|　　i|i |_)::(_|i |ﾆ7／／
:ｉ|　|　　　i|i　　 :|::ｉ|　 |｀`Y　.i|i　　 |i | .i|i≧==ｧ γ´　Φ　｀ヽt=≦::ｉ|　 |　 | |￣ |iγ|　|ｉ|　　i|i |(::::)ｉ|i |　|i三三三
:i|　|/⌒｀ｉ|i　　 :|^i|　 |｀`Y　.i|i　　 |i |‐ｉ|i |,, 　:|　|　___Å___ 　| |　 | ｉ|＿|　 | |⌒ |i　 |　|ｉ|　　i|i |_)::(_|i |　|i　|ｰ…
:il　|乂_ノｉ|i　　 :|´ｰｧ:ﾄ． |　 i|i　　 |i |__,|i | |　 |　|Y／癶＼`Y| |　 |::ｉ|　 |　 | |ゝ.':|i　 |　|ｉ|　　i|i |(::::)ｉ|i |　|i　|　γ´
ｉ|　|　　　i|i　　 :|ｰ'´.::| |:::|　 i|i　　 |i |i‐i|i | |　 |　l弋ﾆﾆﾆﾆﾃ´| |　 | :i|　 |　 | |⌒ |i　 |　|ｉ|　　i|i |_)::(_|i |　|i　|　{＿
i|　|/⌒｀ｉ|i　　 :|ﾉﾉ　.| |:::|　 i|i　　 |i |ー|i |_|　 |　|:{_}^＾＾＾{_} l | |　 | :ｉ|　 |　 | |ゝ.'.|i　 |　|ｉ|　　i|i |(::::)ｉ|i |　|i　|　||￣
i|..ﾞ|乂_ノｉ|i　　 :|＾う　| |:::|　 i|i　　 |i |‐‐|i | |　 |　|,{_}( ○){_}_l_| |　 l　i|　 |　 | |⌒ |i　 |　|ｉ|　　i|i |_) (,,|i |　|i　|　||
i|...|/⌒ヽ|i　　 :|^i|　 | |:::|(_)ｉ|i　　 |i |⌒|i |:i|　 |　|:{_}＾{_.}＾{_}::::| |　 |　i|　 |　 | |ゝ'..|i　 |　|ｉ|　　i|i |⌒ :|￣￣￣￣￣
|　|　　　i|i　　 :|::ｉ|　 | |:::|　 i|i　　 |i |‐‐|i |^|　 |　|,{_}──{_}｀ｉ| |　 |　ｉ|　 |　 | |＿_|i　 |　|ｉ|　　i|i |---| | | | | | | | | |
l二二二i|i二二二二| |:::|ニｉ|i二二|i |￣|i_|_i|＿|　レﾆﾆﾆ:,八　|_|＿|＿|　 |＿|_|＿_|i　 |二i|ﾆﾆ:i|i￣￣| | | | | | | | | |
二二二 |i　　　　 | |:::|　_i|i＿　-=　￣　　_,.-'"　　　　 ':,　　　　　　　　　　　　　　　ﾆ=-　　i|i二二|_|_|_|_| | | | | |
二二二ｉ|i二ﾆ=-─=ﾆ¨￣　　　　　　　_　- ﾞﾞ　　　　　　　　':,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣　ー

　　　　　　　　　　＞ ´ <'" ｣≦!　j￢ミゝ､` ＜
　　　　　　　　　' f≧j＞''"　￣￣　 ~"''～､ゞ//ヽ、
　　　　　　　／,ｧ7'"　jI斗ｆｾ::::::::::::::::~"''*､　 :/"1/ﾍ
　　　　　 /V､i／　,.:'"::::::::::::::::::::::::::::::::',:::::::f"ヾ　!___ ヽ
　　　　　 {　V　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ:::::::ヽ、ｧ､　 j/＼
　　　　-=:､　V'::::::::::::::i:::::::::::i::::::::::::::::::::::i::::::|::::/ゝﾊィ//// ､
　　　　)､　jﾇ`ﾐ::::::::::::::l::::::::::::',::::::::::::j:::::::l::::::!:::ﾊ　: !///////＼
. 　　 //／ゝ､j:::::!:::::::ﾊ斗::::::::,:::::::￣￣j::::::!:::::ﾍ_/､｀　、/////＼＜､､、
　　 ///!　ノ:::::::::i::::'::j__V::::::::::ﾄ::::,x忝汞ﾐxj::::::::::!:::::ヽ　＼//////////｀ﾞ'*　　　　青藍王国？
.　　////ゝ/ j::::::::!x≦旅㍉ー‐ 　乂vﾞジﾉﾘ::/:::::!::::::ヽ＼　` ＜/////////
.　,///// /　ﾊ:::八乂ゝﾞ "　　,　　　　　'"j:/:::::::|:::::､::::＼`''＜　 ` ＜/////　　　　それは聞いたことがない国だな？
ﾞ,/.//// /　/ﾊ:::::::::､'''　　　　　　　　　　　/'::::::::j::::::::＼:::::::､::::::｀　　ヽ///
'///// /　/::::∧::::::ﾍ､　　　　(　）　　　 ,７::i::::::j:::::::::::::::::::::::＼:::::::ヽ　　V//
//////　/:::::::::ﾊ:::::::V)h｡.　　　　　　 ..イvﾐ::j:::::ﾊ:::::::::::::::､:::::::::::ヽ:::::::Y　}//
/////　/::::::::::::/ﾍ::::::V... 　 ≧。＜,ィﾞ　j!: j::::ﾊ､､::::＞t:::ヽ:::::::::ﾊ::::::j　j///
////　/:::::::::::::'　{!ﾍ:::::V..　∧::... }!　　　./... j::/　　 :j≦7ﾐ::::::j::::::::ﾊ::::' /,／
//ｲ　ﾊ::::::::::::'　_jｧzゝ::V､...:::ゝ　j!、_,..ｲ　　/'　　　/＿j!　ヽj:::::::::ﾊﾉ/"
ヽ .i　.!:::::::::::::::!　!V≧､ヽV　)h｡. ぐ　　,,.　,.　　　　' ⌒j'　　　j::::::::::::' {､
　ﾍ!　{:::::::::::::::|　ﾍ=-ﾍ:、`＼、　　j＜,.／　　　　.ﾑ､　j　　　ﾊ::::::::人　　￣
　ﾍ.　V:::::::ｧx!　 :j､ｧゝﾍ、　　≧xｨ'"　　　　　 /!　ヾ'　　　,:':::::::::::::::::::ﾆ=-
　　乂ﾊ::::::'{≧=ｧ　V_,.....､,,-／｣^!_V　　　　／ヾゝｲ＿,-ｧﾐﾇ:::::::::::::::::::::::::j
.　　　 j　V:(/ｉ:ｉ: '　　 `ｔ、 :.ﾉ' 　j_,｢　ゝ、 ,,..ｫ乂;ｧ':{≧会彡ﾘ､::::::::::::::::::::::':::
　　　/　 1./i:i:i:ｉ!:.　　　 `"　　　,:'　　　ゝ(、　ｨ^　 :Wi:i:i:i:ｉ:ｉ:!≧｡.::::::::::;:ｲ:::::::
.　　 j　　ﾊi:i:ｉｧ弌､　　　　　＿,ｲ:.。　　ゝ"´　　 .:!i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:!人:::::::::::::::::::::::::
　　　ゝｲ/i:i:i:ｉゝ辷ﾊ___,､.／　＞''ヽ　　　　　　　　,..j!i:i:i:i:ｉ:ｉ:,㍉､ゝ:: ≧＜:::::::
.　　　 /ｉ:ｉｧ'"ｉ:ｉ:j｀￣ヾｧﾉ　 ' 　 _ノ!:..　　　　　f'"≧ﾈi:i:i:i:i:i;i:i:i:i:i＼　　ゝ-=:::
　　　 /ｉ:ｉｲi:i:i:i:i:iゝ≧ﾐ:j'　　　, _＿j≧＜彡込ﾇ! ｲ;ﾉi:i:i:i:ｉ:ｉ:j!i:i:i:i:i:i:i:ｉV　　ゝ
.　　　'ｉ:ｉ{i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾊ∧　　　　　,ﾉ≦､､　　　,..ィi〔i:i:i:i:i:i:ｉ:j!i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:V
.　　八ｉ:ｉVi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ゝﾍ､､,.　ィ(i:i:i:i:i:i7￣￣i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉj!i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉﾊ
　　　　 "''＜i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:＞''"i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ij!i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉW

　　　　　　　　　　　　　　　教皇にして聖王

　　　　　　　　　　　　　　　　 .　´ ￣　｀ヽ
　　　　　　　　　　　　／　／￣￣ヽ',
　　　　　　　　　　　　　　ｌ　 /　.ｨ┐ ｌ　　　.
　　　　　　　　　　　　　　ｌ⌒ヽY :::::|　ｌ　|ヽ |
　　　　　　　　　　　　　　|　　 |::::: ＼／ ::| |
　　　　　　　　　　　　　　|　　＼ :::::::::::::ノ |　　　彼らは『月よりも遠くの星から来た』と言っています。
　　　　　　　　　　　　　　|　　　　 |::::::::::::l　 |
　　　　　　　　　　　　｀ヽ　　 }:::::::::::{　/
　　　　　　　　　　　　 ,. ィ二＼　＼／　/＞　.
　　　　　　　 .　＜￣　　　　　　 ` ー─ｲ　　　　＞　.
　　　　　／　　　ヽ　　　　　　　　 ',　|　|　　　　　　|　＼
　　　　 /　　　　　 |　　　┌─､　 |. |　| 　ィ￣/　|　　 ∧
　　　 |＿＿　　　 l　　　 ', 　＼ .|. |　l　 /　 /　 .|　　　∧
　　　　/　　　丶　 |　　　＼　　＼.|　l／／　　 .|　　／',
　　　 |＿＿　　＼|　　　　＿` ー┐　ィ ´ ＿　　 | ￣　＿ｌ
　　　　/　　｀＜　.|　　　＼＼　.ｌ l　| ノ　／　 |＞ ´|　 |

　　　　　　　　　　　　　　　　　モブ騎士
366 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/27(日) 15:13:04 ID:pdK7jqs/: 　　くCｱ:::::::::/::::::/::::::::::::::::::::::::::::: }::::::::::ﾊ::::::::::::::::ヽ　jﾆﾆﾆﾆﾆV
　　　Ｖ::::::::::,'::::::::' ::::::::::::::::::::::: j::::ﾊ::::V:::ﾊ:::::::::::::::::::V ヽﾆﾆﾆニV
　　　 ':::::::::::|:{::::::{::::::::::::::::::::::::/:::/__V::v:::ﾊ::::::::::::::::: }V　ＶﾆﾆニV
　　　 |::':::::: |:{:::::l{::::::::::::::::::::::,' j/_＿}::ハ::::i:::::::::::::::::,′, 　 Vﾆﾆニ',
　　　 |::i::::::::}ﾊ::八::{:::::::::::::::/ ,xぅ系j/≧x |::::::::::::::::':::|=V 　∨ニニ,
　　　 |::|:::::::::::ﾊ{,x尖ﾐ:::::::j/　'　んｎﾊ　 )ﾘ:::::::::::::/:::::ニ∨　 ',ニニ|　　　　なんだそれは詐欺師集団か？
　　　 |::',::::::::',:::《んnﾊヽィ　　　乂＾ツノ7::::::::::::/:::::::ニﾆV　 ∨ﾆﾆ
　　　 ::::ﾊ:ヽ::＼人＾ソ ,　　　　｀¨　　/:::::::::::,:::::::::::ニニﾊ　 Vニ|
　　　/',:::∧:::)h｡ゝ¨´　　　　　　　　　　,::::::::::::/|:::::::::iﾆﾆニﾊ. 　 Vﾆ!
　　 / .ﾊ::::∧:从　　　　　　　　　　　　/:::::::／:::|:::::::::|ﾆﾆﾆﾆﾊ. 　 Vﾊ
　　,ﾞ　 .ﾊ::::::::＼乂　　　 r　,　　　　 7:::／:::::::::|:::::::::|ﾆﾆﾆニﾊ　　 Vﾊ
.　/　　 )ﾊ:::::::::::|≧、　　　　　　　 ⌒ ,.|::::::::::|:::::::::|ﾆﾆﾆﾆﾆﾊ　　 V}
　,　　 vﾞ　V:::::: | :::: )h｡.　　　　 ..｡s≦　|::::::::::|::::::::,'ﾆﾆﾆﾆニﾊ　　　∨
./　　./　　{V:::: |:::::::::|:::::::≧- ＜ｰ―=≦ﾞ|::::::::::|:::: /:ﾆﾆﾆﾆﾆニﾊ　　　',
. 　　,ﾞ　　 ',:V:::|:::::::::|:::::::::::::::::}　　　　　 |::::::::::|､:/:::ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾊ　　　}V
{　　,　　　.八ﾊ::|:::::::::|"´￣￣:j、　　　ノ|::::::::::|　￣ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾊ　　 j=V

　　　　　　　　　　　　　　／　￣　｀　.
　　　　　　　　　　　　　 /／￣￣＼　＼
　　　　　　　　　　　 .　　　ｌ ┌　､ )　　ｌ
　　　　　　　　　　　　　　 | /::|　ｌ　|::::: |/⌒ .ｌ　　しかし、彼らは我らの神ではなく青藍神話の神々を信仰しているようですな。
　　　　　　　　　　　　　　　| |:: ＼／ :::::| 　　|
　　　　　　　　　　　　　　　| !､::::::::::::: ／　　|　　つまり異教徒です。
　　　　　　　　　　　　　　　| 　l::::::::::::| 　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　 ',　}:::::::::::{ 　　,r'´
　　　　　　　　　　　　　.　＜∨ ＼／　／＞　. __
　　　　　　　　　 .　＜　　　　` ー─ｲヽ　　　／＞　.
　　　　　　　／　 |　　　　　　|　　/　　　　　　 | /　　　＼
　　　　　　 /　　 :|　 l￣',　　:|　　|　／￣/　 :|ｲ　　　　　ヽ
　　　　　 l＼　　:|　　＼＼ :! 　 !／　／　　 |ｌ　　　＞"´ｌ
　　　　　 |　＼ :|　　　＼　　　＿／　　　 :|＞"´　　　 |
367 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/27(日) 15:13:32 ID:pdK7jqs/: 　　　　　　　　　　　　 _　- ―― -　　_
　　　　　　　　　＞''´ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ''＜
　　　　　　　　／≦＞孑孑孑孑ミ＜≧ﾆﾆﾆヽ
　　　　　　 ,ﾊﾆ／＞…一━━‥＜、≧弌イﾊ
　　　　　 {　Ｙ^Ｙ ::::::::::,':::::::::::::::::::::≧Ｙ＾Ｙ( ノ∧
　　　　ア.≪'Ο＞ :::::::::::::::::::::::::::::::＜'Ο≫⌒乂
　　　　　　 ≧人ノ::､、::::::::::::::|:::::::_､-:::人ノ彡ー≦V　　　　　神は我らの神しか存在しません。
　　　　　　//|::::::{:::∧≧{:::::::::{≦:::jﾊ::::}::::::: |.　{∧ﾆ∨
　　　　　/,　|::::: Ｖｘ===ゝ～'" ｨ===Ｖ|::::::: |V　', ヽ=∨　　　つまり彼らは悪魔を信仰している悪魔信仰者です。
　　　　　/,　 |:::::::《 {;;;;;;;;j　三　 {;;;;;;;;;j 》::::::::=V　V ﾊ='/
　　　〈/　八:::叭 ,,¨¨¨　￣　　¨¨¨,, |::::/::|ﾆ.Ｖ　Vﾊ=|　　　異教徒ではなく悪魔信者ですね。
　　　　人_/ニ＼:乂　　　＿　　　　ノイ:::::|ﾆﾆＶノイ=|
　　　　　ニニ|:::人　　　 (＿)　　　人:::::ﾆﾆﾆﾆﾆニ|
　　　　　ニニ|:::::::|)h｡.　　　　　　　ィ:|::::::::|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ八　　　　　　　　　「それなら彼らは火あぶりにしますか？」＞騎士
　　　　八ﾆニ|:::::::|::|::::ﾆ=- 　-=ﾆ.ノ| |:::::::i|ﾆﾆﾆニ／
　　　　　　≧= |:::::::|::l::::ﾊノ} ｀Τ´　　| !::::::八ー=≦
　　　　　　＞八:::::',￣￣ | 　 !　　　,/::::/￣￣ }=}＜
　　　　　γ　　　ヽ:ﾊ　　　、　j　　 ./:／　　　 .ﾉﾌ'　　ヽ

　　　　　　　　　　　　　　　　　＞''"ﾆﾆﾆ､＞''"　　　―≦､ﾆﾆﾆ　、
　　　　　　　　　　＿　　 -=ﾆﾆﾆ≧´　　''"~　　　￣~^ ' `ゝ､=-ヽ　　　 ,.
　　　　　　　　　　 V.ヽ,／ﾆﾆﾆ-(,ｧ'"　　　_,.。ｬ≠‐..｡.、　　　　ヽﾆﾊ　／/
　　　　　　　　　　 Vﾆ!｀ヽ＞'　,　　　｡s≦:::::::::::::::::::::::::::〕ｈ､　　ﾍﾆﾘ/'(ﾆ{
　　　　　　　　　　　　 }ﾆ !　　W／ ,.ィi〔::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ　ｬjﾆ/　ﾏ.!
　　　　　　　　　／ﾆ j、　j＞‐-､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｧ'"⌒ゝ_, ﾉﾍ
　　　　　　　　　　　／ﾆ／￣ヽﾐ)、　ノ:::::::::::,' ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;ゝ＿_(ﾐj⌒ヾ
　　　　　　　　　＜ﾆﾆﾆ/＞= !　｀Y::! :::::::::::j::::::::::::::::::::::::::::::::j:::::::::::::!:::::{　 `ﾍ―イ､_,,
　　　　　　　　　 '　／ﾆヘ、ﾉ::!::::::::::::ﾊ::::::::::::::::::::::::i::::/:::::::::::::j::::::! 　 /　ヽ⌒
　　　　　　　　　　　　 j　:'ﾆﾆﾆ !::::::yzz≦弌ﾐxi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾙ7扞≧ﾐx､:::::ﾍイﾆ、　!　　　　　 -=ﾆﾆﾆﾆ　　　当然です。
　　　　　　　　　 'j /ﾆﾆﾆﾆ!:::::ﾍ(　i{ i;U !}｀i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:' 1i U;i }!　)i:::::1ﾆﾆﾊ　!　　　-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
　　　　　　　　　　　／;/ﾆﾆﾆﾆ..!::::::::.　ゞ = '’i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iゞ=　'ﾞ ,:::::::::::!ﾆﾆﾆ.j　-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ　　　悪魔信者は火あぶりにする。
　　　　　　　　　 ,　／ﾆﾆﾆﾆﾆ !::::::::ﾊ,i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iﾊ::::::::::!　-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
　　　　　　　　　'　/jﾆﾆﾆﾆﾆﾆ .j::::::::::::.、i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:乂::::　-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ　　　それが決まりです。
　　　　　　　　/　//ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ .ﾊ::::::::::::ゝi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ⌒-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
　　　　　　　 /　.' 'ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.ﾊ:::::}::::::::::)h｡i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
　　　　　　 /　　!'ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ':::::::::i::::::::::: }'　＞..　 -=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
　　　　　　 ,　／jﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ'::::::::::::!::::::::::::j￣ -=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
　　　　　　´　　/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ./::::::::::::j:::::::　-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=- ﾆV
　　　　　　　　 jﾆﾆﾆﾆﾆﾆ./::::::::::::,ﾉ -=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=- ﾆﾆﾆﾆ V
　　　　　　　　/:!ﾆﾆﾆﾆﾆ/￣ -=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-　　Vﾆﾆﾆﾆﾆ!､＿
　　　　　　　／-!ﾆﾆﾆ.／-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-::::j　　ｧVﾆﾆﾆﾆ':　ヽ:::::..､
　　　　　,..:::::/　jﾆ -=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-　j::::::/　_ｧｬﾇVﾆﾆ／　　　 ::::::::ヽ
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　　　　　　　　　　　　　　　| |:: ＼／ :::::| 　　|　　かしこまりました。
　　　　　　　　　　　　　　　| !､::::::::::::: ／　　|
　　　　　　　　　　　　　　　| 　l::::::::::::| 　　　　|　　それでは処理しておきます。
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　　　　　　　　　　　　　.　＜∨ ＼／　／＞　. __
　　　　　　　 .　＜￣　　　　　` ー─ｲヽ　　　　＞　.　　　　　　　　　　「ええ」＞教皇
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　　　　/　　｀＜　.|　　　＼＼　.ｌ l　| ノ　／　 |＞ ´|　 |
368 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/27(日) 15:14:02 ID:pdK7jqs/
369 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/27(日) 15:14:35 ID:pdK7jqs/: ttps://www.youtube.com/watch?v=OKMRgqx66qo

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　　　　　 ,': : : i: : : ;' : /: :/ j: ;'; :,'　! ;ハ ! ',:'; '; :i: ; : ',
　　　　　 !: : : i : : ;': 〃:/　,':,'.,':/　 }′_';L_',:i';i: :i: '; : ',
　　　　　　 .!: : : i: :i: !_ﾑ_/　,';/.,'/　,.ｒ'"´　　 ';!,:!:i:!: :!:'; :',
　　　　　　　i: : : :ｉ: i i ;' !/｀>'　/'′　　　 .　- 、'; !i: :i: ;'; :',　　　　まったく、俺が未開人相手に使節団をやる羽目になるとはな。
　　　　　　 i !: i: :!: !i:, ,ﾚ - ､　　　　　,ｒ'´@_. :'′!!i!:,':,': '; :!
　　　　　　 !i ; i: :'; '; iヾ　 @ `　　　　　　　　　　 }/!; ;': : :',:!　　　こんな面倒な仕事はさっさと終わらせるに限る。
　　　　　 i!. ',:'; : ',:';{. 　￣　 |　　　　　　 /,'ｲ;';' !: i',!
　　　　　　 ';';'; :',ﾍ',　　　　 |　　　　　　　　　〃!';' i!: }
　　　　　　　 ';';ﾍ:ﾞ､　　　　 '、　　　　　　ｨ;': :i !:!
　　　　　　　　　ヾ:ﾍﾍ　　　　　　　　　　　　　 ∧!: i:ﾊ!
　　　　　　　　　　　ヽヾヽ.　　　　＿＿　　　　 /　 '; !i
　　　　　　　　　　　　ヽヾ';ヽ、　　　　｀`　　　, '　　 ';ｰ;--､
　　　　　　　　　　　ヽヾ丶、　　　　　／　　　ゝ'´　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　ヾヾ`: 、　　／　　　　／　　　　丶
　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽｘ',　￣　　　　／　　　　　 ,'｀`丶、
　　　　　　　　　　　　　　ｒ'´、.',　　　　　／　　　　　／　　　　｀丶、
　　　　　　　　　　　　 ,'　ヾ、　　／　　　　　　　, '
　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ　　　〉、　ｒ'、　　　　　　 /
　　　　　　　　　　　　　　,　ﾍ　　　/ﾊ　~´ ,ゝ、　　　　, '
　　　　　　　　　　　 ,　 "　　 ',　 /ﾞｒ‐`ｰ':::::ィﾍ　　　 , '　　　　　　　　　 ,'
　　　　　　　　　,　' 　　　　 } / │::::::::::::::|　 ',　 , '　　　　　　　　　　 /

　　　　　　　　青藍王国使節団団長　多間木匠（多間木伯爵家の長男）

【審議中】
　　　 ∧,,∧　 ∧,,∧
　∧ (´・ω・) (・ω・｀) ∧∧
(　´・ω)　Ｕ) ( つとﾉ(ω・｀ )　　　この国は宗教と国のトップが同一人物で
｜　Ｕ (　　´・) (・｀　　)　とﾉ
　ｕ-ｕ（l 　　 ) (　　　ﾉu-ｕ　　　　王国よりも権力が集中しているな。
　　　　 `ｕ-ｕ'.　`ｕ-u'

　　　モブ団員たち
370 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/27(日) 15:15:08 ID:pdK7jqs/: 　　　 //: : :/: / : : : /: : : ;イ : : ;': :,ﾊ: ｉ; : : : : : : :ｉ : : : ',
. 　　 //: : :/: / : : : /: : : / ,': : :/: :,'　! i '; : : :i: : : i: : : ',:',
　　　//: : /: :,': : : :〃: : :/ .,': : / : ;'　 i: i　'; : :i! : : i : : : ',:',
　　 ,'/: : ;': : ;': : : //: :, '　 ,': :〃: /　　}: }　',: ;ﾊ: : ;': : : : :i i
　　,' i: : ;!: : :ｉ:~ ７7 x'′ .,': ://: /　　　V　,..ゞＨ: ;': : : : : :i i
　　　!: ; i: : :i: : / ﾚ'　ヽ /／/／　　 ,　 '´　　 V; : i: : : :i: !
　　　i: { i: : ｉ : ;ｒ‐'‐ 　､` ｰ　　､__,／,.ｒ‐　－-､　}: :i : ; : ! i
　　　'; :',:!: :!: :i.ﾍ、　 @ ヽ　　　　　 /　 .@＿　'　!: ;': :,: :,' ;'
　　　 '; :'; : !: i　　｀￣´　　　　　￣　　　　 ,' ;': :,': :,: ;'　　　　（親父はちょっと余所の貴族令嬢を味見したぐらいでブチ切れやがって）
　　　　'; :';､:!v　　　　　　　 ,'　　　　　　　 ,: ;i: ;': :〃'
　　　 {'; !';{　　　　　　 ,'　　　　　　　　　　ﾚ'.!/: ///　　　..　（幸い『この仕事を成功させれば許す』
　　　　 i ';'; {　　　　　　　 i　　　　　　　　 ,': / ﾚ′
　　　　 .!: ';';', 　　　　　 ',　　　　　　　　　 {:ｲ{　　　　　　　.　と言ったから何とかなったが、面倒なことだぜ）
　　　　 Vﾍ: ',　　　　　　　　　　　　　　　　　　,';ﾊ !
　　　　　　　'; ';、　　　　　　　　　　　　　 / : ﾊ{
　　　　　　　ﾍﾞ:､u　　 ───‐-､　　　　ｨ′:/
　　　　　　　　 '; ';ﾍ、　　　　　　　　　　　, ' |:ﾊ/
　　　　　　　　 ,ゞ: } ヽ　　　　　　　　　, '　　ト　、
　　　　　 ,ｒ'´　Ｖ　　ヽ　　　　　　／　　　.{、　ﾍ
　　　　　 /　　ヽ ,'　　　 `　ー　"　　　　 .ﾚ′ .ﾍ
　　　　 /　　　　ヾ、　　　　　　　　　　　 ,ｒ'　　　ﾍ
　　　, ｨ　　　　　　ヽ　　　　　　　　　　／　　　　　ﾍ

　　　　　　　　／ : : : : ／ : ; : : : : : : : ; : : : : : : : ; : : : : : : : : : : : : ',
　　　　　　　　　　/ : : : : : / : ／ : /: : : :／: : :／: : イ: : : : : : : : : : : : : : ',
　　　　　　　　　 /: : : : : :/ : / : ; /: : ; / : : ／: :／ .,' : : : : : : : : : : : : : : : ',
　　　　　　　　 /:〃: : : ;' : ｲ : //: ／/: : ;ｲ: : :/　 .,' ;'; : : :i: : : : : : : : : : : : ',
　　　　　　　 ,' /,' : : : j: / i: /.,' /　.,': :, ';': : /　　,': ハ : : i : : : : : : i: : : : : :i
　　　　　　 ,':,'　!: : : ;'ﾚ ‐ﾚ'､,':/　 ,'／ ,' : /　　 ,' ;'　 .'; : :i : : : : : : i: : : : : :i
　　　　　 ,':,'　 ! : : ;　　　 {'｀`>'　　,': :,'　＿_.}/　　 .'; : !: : : : : : :i: : : : : :i
　　　　　　　ﾚ′ ｉ : : ; 　ｒ‐-　、　　 ,': ;,'"´　　｀`　‐-',:-!-: : : : : :!: : : ; : :!　　　　（まあ、未開人相手に適当にやっておくか）
　　　　　　　 !: : :i　ﾍ、.　@ヽ　　レ′　　,.　--　、　}: !: :,': : : : !: : :,': : :!
　　　　　　　　 .i: : :i　　　　─ ´　,　　　　 '　　 @　ヽ};ﾉ:〃 : : ;ｲ: : ;': :i: :!　　　　（使節団に俺以外は平民しかいないのは気に入らないが
　　　　　　　　 .|: : ｉ　　　　　　　/　　　　　　 ‐----‐ ' ,':/ィ: : :// : /: : |: i
　　　　　　　 !: : i 　　　　 /　　　　　　　　　　　　　/ｲ/ : /:ｲ: :/ : : :!'; ',　　　.　この仕事が終わるまでは我慢するべきだな）
　　　　　　　　 !:ﾊ:!　　　　 /　　　　　　　　　　　　　/ ./,' ; ': ﾉ; /: : : :,　'; !
　　　　　　　　 !;　';　　　　　1　　　　　　　　　　　　　　/ ﾚ' .ノ / : : : : ; 　 ';!
　　　　　　　　 .}′ ',　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　i　.ノ : : : : i:,
　　　　　　　　　　　ﾞ　　　　　　　　　　　　　　　　　ｆ´: : :ｲ: : :i:/
　　　　　　　　　　　　ﾞ　　ノ、＿　　　　　　　　　　 }: : : : |: : :{
　　　　　　　　　　　　　　ﾞ　　ヽ　｀`　‐:-　　　　　　　イ: : : : :i : : !
　　　　　　　　　　　　　　ﾞ.　　 ',　　.ノ　　　　　　／　.ﾊ: : : i: !: : i',
　　　　　　　　　　　　　ﾞ　　二 ´　　　　 ,　 '　　 /　'; : : !',:! : iﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾞ､　　　　 , 　 '　　　　 /　　'; : :i: :i: : !: :ﾞ､
　　　　　　　　　　　　　　 `ー-　ｒ '　　　　　　 / 　　 '; :i : '; : :';､: 丶、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i　　　　　　　　　　 ',:!: : '; : :',｀丶､丶、

多間木匠は婚約者でもない貴族令嬢を強姦した為に伯爵家から問題児として扱われていた。

相手側の貴族令嬢は、その所為で結婚できずに神殿に入る事になってしまったので大問題になった。

勘当寸前まで追い詰められたが、それを避けるチャンスだったから、彼はこの仕事をやっていた。
371 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/27(日) 15:15:44 ID:pdK7jqs/: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ||:::::::::||
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　　　　　　　 |　　　　 |l:::::: 廴ノ ::|| | 　　　 .||:::::::::||　　　　　 ,r＝＝ミ|:::::::|　　|::.. ',　　　　 ||:::::::::||　　　　　＿＿
　　　　　　　 |　　　　＼ :::::::::::::／ | 　　　 .||:::::::::||　　　　　 |　　　　 ||:::::::|　　|:::|| | 　　　 .||:::::::::||　　　.　 ´＿＿｀ヽ
　　　　　　　｢二＞､　 |::::::::::::|　 .!　　　　　||:::::::::||　　　　　 |　　　　 ||:::::│ 　|:::|| | 　　　 .||:::::::::||　　/　／ .＞┐　　＼
　　　　　　＿/＞─　ヽ　＼:::／／　　　　　.||:::::::::||　　　　　 |　　　　 |l:::::: 廴ノ ::|| | 　　　 .||:::::::::|l　,r＝＝ミ|:::::::|　　|::.. ',
　　.　＜　　　　　　 .∧＿＿∧　　　　　　||:::::::::||　　　　　 |　　　　＼ :::::::::::::／ | 　　　 .||:::::::::|| |　　　　 ||:::::::|　　|:::|| |
／　｀ヽ　　　　　　　　　ヽ　ｌ　/:＞　.　　　.||:::::::::||　　　　　｢二＞､　 |::::::::::::|　 .!　　　　　||:::::::::|| |　　　　 ||:::::│ 　|:::|| |　　悪魔信仰者を捕えろ！
　　　　 ∨　　　　　　　　　 ',　lｲ　　　＼　 .||:::::::::||　　　　＿/＞─　ヽ　＼:::／／　　　　　.||:::::::::|| |　　　　 |l:::::: 廴ノ ::|| |
　　　　　ｌ　　　　 |￣ヽ　　 |　ｌ |　　l￣l .∧ .||:::::::::||.　＜　　　　　　 .∧＿＿∧　　　　　　||:::::::::|| |　　　　＼ :::::::::::::／ |
￣ヽ　　l!.　　　　∧　　 ',　ｌ　ｌｌ　 /　/　　| ||:::::::::|| ｀ヽ　　　　　　　　　ヽ　ｌ　/:＞　.　　　.||:::::::::|| ｢二＞､　 |::::::::::::|　 .!
　　　＼.l!　　　　＼　＼_ｌ　ｌｌノ　./　　 .| ||:::::::::||　　 ∨　　　　　　　　　 ',　lｲ　　　＼　 .||:::::::::||_/＞─　ヽ　＼:::／／
＿＿　　:ｌ!　　　　　　　＼　　　ｌ　 .／　　 | ||:::::::::||　　　ｌ　　　　 |￣ヽ　　 |　ｌ |　　l￣l .∧ .||:::::::::||. 　　　　 .∧＿＿∧
/::::::::::＼ｌ!　　　　　 ┌‐､ヽ　 l ./　ｘ‐┐　.| ||:::::::::||￣ヽl!.　　　　∧　　 ',　ｌ　ｌｌ　 /　/　　| ||:::::::::|| ｀ヽ　　　ヽ　ｌ　/:＞　.

　　　　／ : : : : : ; : : : / : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾍ
　　　./: ／:/: : :/: : :〃: : : :,ｲ: : : /: :': : : i : : : : : : : : : : ',
.　　 ,': ;' : /: : :/ : : /;': : : :/ ! : : ;' : ;' '; : :!'; : : :i: : :i: : : :',:',
　　/;ｲ: : ;': : :,' : : /.,': : :, '　ｊ: : :/: :/　 }: :! .',: : :i: : i: : : : :',:',
　 ,';'.,': :,:' : : ;':_:_:,' ,' : ; '　 .,': :〃 /　　 ',:,'　 ',: ;'! : ; : : : : :i i
　i,' ,': :,':i: : ;': : :,'`;' ;､'　　,': ://; '′　　 }'　,.-';‐!: :,: : : : : :Ｎ
　;'　!: i: !: : i: : ;'　j/　ヽ /／/'′　　 ,.ｒ'"´　'　'; ;': : ,' : : i: !
　　 !: i: !: : !: :'ｒ‐'‐-　、ヽイﾊ､＿／,.ｒ─‐-　､y! : ;': ; : :!;'
　　 '; :',:'; : {: ハ、　　@ヽ　　　　 ,' 　 @　　/　!: ;': :,' : i;'　　　何だ、てめえら。
　　 '; :,:',: :'; !　　｀`￣´　　 ,　　　　￣￣　　 .,': ; : ; : : ;
　　　.'; ',:',: i';!　　　　　　 ,'　　　　　　　　　　}:/! ;': : :,'　　　　俺を誰だと思っている！
. 　　 ',:'; ';';{ ',　　　　　 ,'　　　　　　　　　　ﾚ','/:/: ;'
　　　　',:';'; :', 　　　　　 ,　　　　　　　　ﾚ /: :,'
　　　　 ';!.';';',.　　　　　　 ', 　　　　　　　ｲ:,ｲ!: ;'
　　　　,ゞﾞﾊ: ',　　　　　　 '　　　 __　　　　　,'/ ';{: {
　 ,　'"　 .!. ﾍ:'ﾞ､　　　、　 ,　　 ''"´ ,...ヽ　　 /,'}　'; :{
, '　　　 ! 　.ヾﾍ、　　';¨-‐　 ''"´ 　　 }　　/　';　ヾ{
　　　　　i　　　', ',ﾞ､　　',_ 　　　　　ﾉ　, '　 ,'　　 ,'｀`丶、
　　　　　}　　　 ', ヽ　　￣￣￣￣´ ., '　 ., '　　　,'
　　　　　{　　　　　',.　ヽ.　　　　　／　 , '　　　　,'
372 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/27(日) 15:16:31 ID:pdK7jqs/: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_ 　-　‐‐‐ 　-
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　　　＼＼　　　　　　　　 |　　＼::::::::＼..|..／:::::::／　　　 :|　　　悪魔信仰者が偉そうにするな！
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.　　　　　　　　＼　　　＼＼:::::::ヽ／／У￣￣¨ｰ──＜ :::::::/:::::::::_／::..:::::::|:::::::::::::::::::::::::::::　.
.　　　　　　　　／:.＼　　　＼＼／／／　　　　　　　l　__　＼/:::::::７::::..:::::::::::/メ::::::::::::::::::..::　....
　　　　＿＿,メヽ:::::::::.＼　　　／／∨　__　...:::::l/　　　　　　廴／::::...::::::::／:::/:::::::＿＿...::::::
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/: ／: : : : ; イ : : ; ' ,'/　 /: : : : ／　　 .」: : -://: : : : : : : :三三　　　　　　　　 /　　　 /
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/:,': : ://:,'　i : / ,　 {　.ｲ: : /／　　　 i: :/　i : : ;ｲ : /: :三三三三　　　 /　　　 /　　　　　　ｆ~ 　 ',　',　　 ',
: :!: ://!:,'三.!:/ （､、_..」:-/´ 　　三三{/三.!: : /.': :,': :三三三三三　　 /　　　 /　「￣￣.|　 ',　　 ',　',　　 ',
: !: :i:,'~i;'｀丶{′ `　｀` ｉ: ;'　　　三三三　　{: 〃.i: :i'; : 三三三三三.　　/　　　　/ 　.|　　　│　 ',　　 ',　',　　 ',
:.! : ;'三三三ヾ三　　 {:/ 　 γ´　　｀丶　 {/ {　!: iﾍ: : 三三三三三　/　　　 /　　│　　　|　　 ',__,.　 '　ﾞー一'
:.',: :i　三, -　、　　　　{′　　{　 @　　　　〉イ´ ヽ '; !　.ゝ、三三三三 /　　　　/ 三　 |　　　│ 　　　　 ┌──┐
: :'; i!　 /　　ヽ　　　　　　＿＿＿／　　　　 `';{／　｀`　ｰ三三/　　　 /　三　│　　　|三三三三　│　　 │
: : ';l!　,' @　　　〉　　　　　　三　　　／　　　　 .／　　　　　　　　 /　　　 /　三-　│　　 │三三---- │　　 │三三三
ｲ: :}',　ﾞ､　,.　'/　　　　　　三三　, '　　　　　 , '　　　/　　　　　 /　　　 / 　　　 │　　　|　┌───┘　　 └───┐
ﾊ: :',三三　 /　　　　　　三三 , '　　　　　　 , ' 　　 i/　　　　 /　　　 /　　　　　 │　　　|　│　　　　　　　　　　 │￣
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丿　',　　ﾞ､三三ヽ　　　　,'　　　　　　ｲ　　　＿ノｲｒ'´¨¨>､ /　　　　/　　　　　　　　 │　　　|　│　　　　　　　　　　 │
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　ｏ　　　ﾞ､　。ヾ´　　 , ' 　ﾞ、　　　三三{"　　',　、　　ノ　　　　　　　　　　　　,　-‐　　　　　　｀`　三三-　　　　　　　　　／　／
　　　　　　ﾞ､三ヾ　ム -‐ へ、　　三三ヽ　.丿'-三　¨¨　三三三---‐　 '''"´三三三三三三　　　　　　　￣　三三- ／　 ∠_
　　　　　　ヽ　￣　　三三丶　　　　,...ｒ'''"´　　　　　　　　三三三三三三三三三三三　　　　　　　　　　　　　　　　＼／

【審議中】　　　　/　ｊｊｊｊ　　　　　＿
　　　　　　　　　／　タ　　　　　{!!! _ ヽ､
　　　　　　　　,/　　ﾉ　　　　　　　~ `､　＼
　　　　　　　　`､　`ヽ.　　∧＿∧　, ‐'` 　ﾉ
　　　　　　　　　＼　　`ヽ（´・ω・｀）"　.ノ／　∧＿∧
　　　　　　　　　　　　ヽ.　　｀`Y"　　r '　　（´・ω・｀）
　　　　　　　　　　　　.ｉ. ､　　￥　　ﾉ　　γ⌒´‐　－　⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　`､.` -‐´;｀ーｲ　　〉ﾝ､_ ｀{ _＿ /｀( 　）
　　　　　　　　　　　　　ｉ彡　ｉ　ミ/（三0_´∧ﾐｷ）彡ﾉヽ｀∧＿∧＿
　　　　　　　　　　　＿　｝　　　　｛　　　　　ﾉ~ﾐ~~~~.|　0 （・ω・｀）　￣"⌒ヽ
　　　　　　　　　／　　`j　　　　　`＼　　／ヽﾚ´ 　 | ／）ヽ'　／　　　　､ `､
　　　　　　　　／　 /`ｰ'　　／ヽ、　　　/＿　へ　　γ　　--‐　'　　　　λ.　; !
　　　　　　　〈　 `ヽ　/　　ノ　　　ヽ.　　＼￣ｨ.　　＼ｆ　　､　　ヾ　　　／　　　）
　　　　　　　　`､　　ヽ∧＿∧　　　{　　ｆi__ノ　　　 .!　　ﾉヽ､._,　'｀"／　_,.　'"
　　　　　　　　　〉　　　　´・ω）　　 ,-､、　|　　　　　　|　￣`ｰ-`ヽ〈　 < _　ヽ.
　　　　　　　　/ ノ　　￣⌒ヽ　　「　　〉　　　　　　　!､＿＿,,,　　ｌ　,＼_,ソ　ﾉ
　　　　　　　ﾉ　　' L　　　　 `ヽ.／　/　　　　　　　　　　　 .〈'_,/ /　　　／
　　　　　／　, '　　　ノ＼　　´　　/　　　　　　　　　　　　　　　 .|　|　　イ-､__
　　　　（　　　　∠_　　　ヽ､＿, '　　　　　　　　　　　　　　　　　.l.__|　　｝_　　ｌ
　　　　ｉ　､　　　　　ヽ　　　　　　　∧＿∧ 　　　　　　　　　　　＿|　 .〔　ｌ　ｌ
　＿,,　┘　「`ー-ｧ　　ｊ　　　　　（´；ω；｀)つ　　　　∧＿∧.〔＿＿＿! '--'
ｆ"　　　　　ﾉ　　　｛　　/　　　　　　 ( つ　　/　　　　と（・ω・；）
|　　i⌒"￣　　　/ 　/_　　　　　　　|　 (⌒)　　　　　ヽ　⊂　）
ヾ,,_」　　　　　　　i＿__,,｣　　　　　し'⌒＾　　　　　　(⌒)　　|
373 ：名無しさん＠狐板：2025/04/27(日) 15:17:28 ID:eDR6GQpl: まさに絵に描いた野蛮な宗教像だわｗ
374 ：化かされた！：化かされた！: 化かされた！
375 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/27(日) 15:23:16 ID:pdK7jqs/: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |ｌ::| ,;:l:|
　　　　　　　　　 _ _＿.　　　　　　 ||::|ｌ:::|:|
　　　　　　　 .∠￣_.　　｀ヽ　　　　.|;r'.l:;:|:|
　　　　　　／　／´,　i!　l,.　　｀:,.　　 |:|::;l::l.:|
　　　　　　/　 ./　 /　 | i　ﾄ、　 ',　　.| .:i:: l:i|
　　　　　 {　 /| l :|　　ﾊ|　} : ヽ　 ! 　 |i .|::;|:l|
　　　　　　| | |十+{ :七LﾑﾘV　｀; j! 　 !l :|:;:|:l|
　　　　　　l { l|:::::::.V.;;;;:;::::::::;{　　ｌ.ﾄ、 ||.;:::.:ｉ.:|
　　　　　　Ⅵ {''"´,　　｀¨ﾞﾊ.　|:| ｰ`-､:.:;:,:ll|
　　　　　　　 `ﾄ､.　r ;　　 .ノ}} : ﾊl:　　　Ⅵ;i l|
　　　　　　　　|　＞｀--＜ｲノソ}/　　　 .}｀ヽ!
　　　　　　　　|　{　｀＞彡'´　　　　　 j｀7ﾊ、
　　　　　　　 | 小､　　　　　　　　　 /} : lト､
　　　　　　 |　|　゜ヾ､　　　　　　 //|/ :l|　ヽ　　　ト、
　　　　　　 !　|　　　ヘ　　　　　 -_.ノ/ｲﾊ:..:ﾊ　ハ　　）
　　　　　　ﾊ{ !　　　　 {ミ/ー＜彡'´ ′ }/　　ハ. ／し'
　　　　　　　ヾ　　　　　 {ハ￣　　　　 /　　　　 /::::ﾄ（
　　　　　,　　ヾ､　　　　　　ヾ　}　　　　　　　　 lJ:::::::)｀ｽ
　　　　（ヽ、　,ﾉ）´(　､ゝ､　|　　　　　　　　　　ヽ::/´
　　　　　)　Y　人　ヽ)ゝ'丿,.|　　　　ｨ.　　　　　　 |:l、
.　　 !）ﾉ'　ﾉ ,（　 `　　 ´（ .l!.　　ノ.　　　　＿,.ｨ　｀ﾞﾞ｀ヾ
　　/ (（　 ´!.　､　　 t　ヽ､　｀t　 ,i. |!　　　　 ⌒)ノ　　 |
　 ,′,　ヽ　　 tゝ､丿）ﾉ i　　 Y(|..八ィ人　　（＿　　 .|
　i　/f　　゛　　　）　Y´　l'′　　　´ﾞ ''ﾞ '' "ﾞ

　　　　　　　　　　使節団員の火あぶり中
376 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/27(日) 15:23:43 ID:pdK7jqs/
377 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/27(日) 15:24:08 ID:pdK7jqs/: ttps://www.youtube.com/watch?v=BVn8q78EKAE

――使節団の処刑から一週間後

　ヽ　　ヽ　　　∨/∧　 'v∧/　　〉　　　　　　　　＿__　　　　　　　　 / 　 /　 /_// /　 //　　　 //
__,八　　 ∧　　　〉//入　 'v∧　 /　　　　 ,.｡o≦　　　　　　≧s｡　　　　　ﾟ。 /　 /_//　{　〃　　　〃､≧＝─
=ミ ∧　　,ﾑ　　〈ヽ/　/ﾍ　 'v∧/ 　　／　　　　 (__)　　　　　＼　　　 ∨　 /_/､⌒ヽ ∥　　　 ∥　＞-‐…
　　｀Y　　 :ｉ|i　　//刈xｨK.　 'v∧　　, '　　　　　　　　　　　　　　　　 `､　　./　 /_/　＼／ |　　　　:i|／
⌒ヽ |i　　 :i|i　　 :|∨ﾍ/∧　　'v∧ ./　　　　　　　　　　　　　　　∨ /　 /_/＾＼／　 |　　　　:i|　,.｡o==o｡.
　 || :|i　　 :i|i　　 :|::ｉ|/＾wxﾍ　　 'v∨　　　　　　　　　(__)　　　　　　　　 ∨　 /_/ヽ　/|　　　|　　　　:i|/| | | | | | |ﾟ。
　 |l/|i　　 :i|i　　 :|::ｉ|　　'VxＫ　　 /ーﾍ　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ/　 /_/､　乂_|　　　|　　　　:il :| | | | | | | |
　 ||,,|i　　 :i|i　　 :|::ｉ|　　　 ,ﾍ＼ /　/　',　　　　　　　(__)　　　　　　　//＾ヽ/ /／｀f　 |　　　|　　　　:i|::| | | | | | | |
＿||_|￣￣//　　:|::ｉ|　　／ヽ＼/＿{　　ﾊ　　　＞ ´|￣~ |｀＜　　 .//　/７ / .／｀Y´:|　／::|＿___＿i| |_|_|_|_|_|_|_|
ﾆニ:|￣￣ｉ|i　　 :|､i|　 ,ハ　ﾟ｡　〉‐‐〉､/　',　／≧=┴─┴=≦ヽ　//　/ﾆ{:/γ　γ|　|ｉ|..／i|i |(::::)ｉ|i |￣｡o≦￣
｀ヽ､|/⌒｀ｉ|i　　 :|^i|　 | | }i　 }i/￣/∨　　∨≧s｡..,, ＿＿,,..｡s≦∨/　/　Ｖ∥　∥.::|　|ｉ|　　i|i |_)::(_|i |／　＞-‐
｀Ｙ :|乂_ノｉ|i　　 :|::ｉ|　 | | |i　 i|i￣＼/　　　〈≧=-　　-- 　 -=≦//　/〈／:| | 　 |iγ|　|ｉ|　　i|i |(::::)ｉ|i |　／
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ｉ|　|　　　i|i　　 :|ｰ'´.::| |:::|　 i|i　　 |i |i‐i|i | |　 |　l弋ﾆﾆﾆﾆﾃ´| |　 | :i|　 |　 | |⌒ |i　 |　|ｉ|　　i|i |_)::(_|i |　|i　|　{＿
i|　|/⌒｀ｉ|i　　 :|ﾉﾉ　.| |:::|　 i|i　　 |i |ー|i |_|　 |　|:{_}^＾＾＾{_} l | |　 | :ｉ|　 |　 | |ゝ.'.|i　 |　|ｉ|　　i|i |(::::)ｉ|i |　|i　|　||￣
i|..ﾞ|乂_ノｉ|i　　 :|＾う　| |:::|　 i|i　　 |i |‐‐|i | |　 |　|,{_}( ○){_}_l_| |　 l　i|　 |　 | |⌒ |i　 |　|ｉ|　　i|i |_) (,,|i |　|i　|　||
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|　|　　　i|i　　 :|::ｉ|　 | |:::|　 i|i　　 |i |‐‐|i |^|　 |　|,{_}──{_}｀ｉ| |　 |　ｉ|　 |　 | |＿_|i　 |　|ｉ|　　i|i |---| | | | | | | | | |
l二二二i|i二二二二| |:::|ニｉ|i二二|i |￣|i_|_i|＿|　レﾆﾆﾆ:,八　|_|＿|＿|　 |＿|_|＿_|i　 |二i|ﾆﾆ:i|i￣￣| | | | | | | | | |
二二二 |i　　　　 | |:::|　_i|i＿　-=　￣　　_,.-'"　　　　 ':,　　　　　　　　　　　　　　　ﾆ=-　　i|i二二|_|_|_|_| | | | | |
二二二ｉ|i二ﾆ=-─=ﾆ¨￣　　　　　　　_　- ﾞﾞ　　　　　　　　':,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣　ー

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　 _､‐''"ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ~ﾞ''＜
　　　　　　　　　　　　 _／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニﾆﾆﾆ,､＼
　　　　　　　　　　　　　 /_ ＹX乙乙乙乙乙乙乙乙Xﾐ斗'　V.∨
　　　　　　　　　 ≪(_ﾉ _ノ'"~´::::::::::::::::::::::::::::::~"''弋 (　) ≫V
　　　　　　　　　　　　入.ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',:::::人_ノ'Ｖニ'/
　　　　　　　　　　　　 ;:::::::::l:::::::|::::::::',::::::::::::::{:::::::::::::::V:::::',∧　Vﾆ'/
　　　　　　　　　　　 j:::::::::|:: 斗r七ﾊ::::::::i}V＼{＼:::::|::|:::i::∧　Vﾆ'/
　　　　　　　　　八:::::::j八斗==ミ}::::::ﾉ斗==ﾐxlノ:ｲ:::|::::∧　Ｖ W　　　　青藍王国を名乗る者が教皇国全土に報復を宣言した？
　　　　　　　　　　　 /　.|＼N::i{　(::{}:) ￣　　 (:{}:::)　}!::::::::|:::::ｉ∧　V.W
　　　　　　　　 /　 ,'|:::l:::: 八 ===　　　　 ===　ﾉ:::::::::|:::::|=∧　VW　　　しかも、王城と大聖堂を破壊すると言っている？
　　　　　　　 ,　　,'_|:::|::::::i{　　　　　　　　　７::::::::;ﾊ::::|ニ∧　＼
　　　　　　　　　　{＿/ﾆ|:::l:::::八　　　　　　　　　　/:::::::/i::::::::|ヽニヽ.___}
　　　　　　　　　　　　|ﾆﾊ;ﾊ::::::个s｡　　‘　’　　 /:::::::/::j::::::::|::::∨ﾆニV
　　　　　　　　　　　　|ﾆＹ::∧:::::｢⌒ ≧=‐ 　 ‐=,'::::::::/:::ﾉ:::::::::V::::Ｙﾆﾆﾆ',
　　　　　　　　　　八人::::∧:::|乂::::ﾊj ￣￣.:/:::::::/イ::::::::;ｲ::::Ｖ人ﾆﾆﾆ}
.　　　　　　　　　　Ｙ::::::γ ヾ|:￣￣　　　　 j;/イ￣￣￣x≦ヽ:::::::Ｙ／
　　　　　　　　　　_人::＞ ''~　ゝ､＿＞ † ＜.＿＿＞''~ 　　　 ,::::人
　　　　　　　Ｙ:γ゜　　　　　　　_､‐"　　　　　　　 ,:　　　　 ',:::::::::Ｙ
　　　　　　　　　人;、　　　　　　 .:´　　　　　　　　　 _/:_､,､,､,､,､,ｉ､:::::人
　　　　　　　　 Y:::{　≧zzzzzzzzｲzzzzzzzzzzｚｚｚ≦　}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}'::::::::::Ｙ

　　　　　　　　　　　　　　　　 .　´ ￣　｀ヽ
　　　　　　　　　　　　／　／￣￣ヽ',
　　　　　　　　　　　　　　ｌ　 /　.ｨ┐ ｌ　　　.
　　　　　　　　　　　　　　ｌ⌒ヽY :::::|　ｌ　|ヽ |
　　　　　　　　　　　　　　|　　 |::::: ＼／ ::| |　　　　ここは一時的に王城から退避した方がよろしいのではないでしょうか？
　　　　　　　　　　　　　　|　　＼ :::::::::::::ノ |
　　　　　　　　　　　　　　|　　　　 |::::::::::::l　 |
　　　　　　　　　　　　｀ヽ　　 }:::::::::::{　/
　　　　　　　　　　　　 ,. ィ二＼　＼／　/＞　.
　　　　　　　 .　＜￣　　　　　　 ` ー─ｲ　　　　＞　.
　　　　　／　　　ヽ　　　　　　　　 ',　|　|　　　　　　|　＼
　　　　 /　　　　　 |　　　┌─､　 |. |　| 　ィ￣/　|　　 ∧
　　　 |＿＿　　　 l　　　 ', 　＼ .|. |　l　 /　 /　 .|　　　∧
　　　　/　　　丶　 |　　　＼　　＼.|　l／／　　 .|　　／',
　　　 |＿＿　　＼|　　　　＿` ー┐　ィ ´ ＿　　 | ￣　＿ｌ
　　　　/　　｀＜　.|　　　＼＼　.ｌ l　| ノ　／　 |＞ ´|　 |
378 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/27(日) 15:24:38 ID:pdK7jqs/: 　　　　　　　　　　　　 _　- ―― -　　_
　　　　　　　　　＞''´ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ''＜
　　　　　　　　／≦＞孑孑孑孑ミ＜≧ﾆﾆﾆヽ
　　　　　　 ,ﾊﾆ／＞…一━━‥＜、≧弌イﾊ
　　　　　 {　Ｙ^Ｙ ::::::::::,':::::::::::::::::::::≧Ｙ＾Ｙ( ノ∧
　　　　ア.≪'Ο＞ :::::::::::::::::::::::::::::::＜'Ο≫⌒乂
　　　　　　 ≧人ノ::､、::::::::::::::|:::::::_､-:::人ノ彡ー≦V
　　　　　　//|::::::{:::∧≧{:::::::::{≦:::jﾊ::::}::::::: |.　{∧ﾆ∨　　　　そんなことをしたら面目丸つぶれではないか。
　　　　　/,　|::::: Ｖｘ===ゝ～'" ｨ===Ｖ|::::::: |V　', ヽ=∨
　　　　　/,　 |:::::::《 {;;;;;;;;j　三　 {;;;;;;;;;j 》::::::::=V　V ﾊ='/　..　大体敵軍などどこにもいない。
　　　〈/　八:::叭 ,,¨¨¨　￣　　¨¨¨,, |::::/::|ﾆ.Ｖ　Vﾊ=|
　　　　人_/ニ＼:乂　　　＿　　　　ノイ:::::|ﾆﾆＶノイ=|　　　そのような戯言に構っていられるか。
　　　　　ニニ|:::人　　　 (＿)　　　人:::::ﾆﾆﾆﾆﾆニ|
　　　　　ニニ|:::::::|)h｡.　　　　　　　ィ:|::::::::|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ八
　　　　八ﾆニ|:::::::|::|::::ﾆ=- 　-=ﾆ.ノ| |:::::::i|ﾆﾆﾆニ／　　　　　　　　　　　　　　　　　「その通りですな」＞騎士
　　　　　　≧= |:::::::|::l::::ﾊノ} ｀Τ´　　| !::::::八ー=≦
　　　　　　＞八:::::',￣￣ | 　 !　　　,/::::/￣￣ }=}＜
　　　　　γ　　　ヽ:ﾊ　　　、　j　　 ./:／　　　 .ﾉﾌ'　　ヽ

　　　　　　　　　　 __ ＿＿＿__
　　　　　　　＞''"ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ｀''*､
　　　　　　／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ＼,､
　　　　　　 'ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ! V
　　　　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≪（_）>
　　　　　　,ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆVﾊ
　　　　 'ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.ﾊ.ﾊ　　　.　青藍王国と称する者どもめ。
　　　　　 ′ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.l {tﾊ
　　　　ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ| V j　　　　教皇国をコケにするなど
.　　　　 {ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニﾊ　V
　　　　 ,{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾊ　∨　　　ふざけた真似をしおって！
　　　　/ {ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニﾊ　 V
　　　 ,　 {ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾊ　 ∨
　　 /　ﾊﾆニiﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{ﾊ　 ∨
　　＼/　}ニ.iﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ}ﾆﾆﾆﾆﾆﾉ　'､／
　　　　　 ,八ﾆ| ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ,'ﾆﾆニィヽ
　　　　　,　　ゝ､ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ,ﾆ＞''~
　　　　 ,　　　 ≧ー―----～一''≦　　　　　　 V
　　　　 |　　　　 (::::::;ﾉ　　 (::::::;)　　:　　　　　 }`ヽ
　　　　 l、 :ﾍ、＿（::::::;ﾘ｣＿、(::::::;)＿ j、　　　　;1　 ∨
　　　　　jzzｚﾊi i i i(:::::;ﾘ i i iヽ(::::::,)≧{ｉ:ｉ≧ｰ=彡ｲ乂,.rfﾏ
　　　　ｲ:i:ｉ:ｉ:∧.i i i(::::;ﾘi i i i i.(::::::,)i i Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉVi i i.}i
　　　　八i:i:i:i:i∧i i (::::;ﾘi i i i i（::::::,)i i i.Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉﾉi i ｉ.ﾘ

王国軍の警告は音声のみで敵の姿はまったく見られなかった事から相手にされたなかった。

勿論、衛星軌道上から宇宙巡洋艦による艦砲射撃など彼らにとって想像すらできない事だったので

適切に対処できなかったのは当然の事だった。
379 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/27(日) 15:25:03 ID:pdK7jqs/
380 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/27(日) 15:25:30 ID:pdK7jqs/: ttps://www.youtube.com/watch?v=LyZcehvFTWI

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　、
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　　 ./ 　 ,i′　 /　　/ 　　　ノ_..-'"゛　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀'-､、　＼　　　 .ｌ　　!
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　　　 | /　　　ｌ　 ./ 　　 ,〃　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀'- ＼　　ﾞ'ﾐ'-ヽ、　.l　 .｝
　　　 | !　　　ｌ　 /　　 ./　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀''-＼　 .ヽ. ｀'.ｌ､ ./ 　!
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　　　 |　　ｌ　　 ./ 　　 ._,〟　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 'ti..,,　　　　　　　　　ヽ　 .lﾞ
　　　　　 .lﾞ　　/ 　.,..イ'"　　　　　　　　　　　x- ......,,,,,,,,,,,,.、　　　　　　　　＼｀'''ｰ ..,,、　　　　 .ヽ !
　　　　　 !　 ./　/ .／　　　　　　　　 _,.. ┘　 ... ｰ‘゛　　　　　　　　　　　＼　　｀'-､　　　　.ヽ
　　　　　!　　 .,i"／　　　　　　　 _,,..　'"´　 ._,, -'''"　　　　　　　　　　　　　　　　｀'-、　　ﾞ''-､　　 .ヽ
　　　　ｌ　　.,i'／　　　　　 ,ﾂ　　 .,..-'"゛　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼.　　　ﾞ'v　　ヽ,
　　　　ｌ　 ,/./ 　　　　　　　 ,./　_..-'"　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀'''ｰ ,,,　ヽ　　゛
　　　 ,! 　/ 　　　　　　　 .,i'ﾞ／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀＼ヽ
　　 . ! .'"　　　　　　　　ノ／
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381 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/27(日) 15:25:56 ID:pdK7jqs/: 　　　　　 /して　　　）⌒!　ilゝて
　　　　　 /　　（　　ﾉ　　)/　　コ
　　　　 ((　　　＼Wl レ/l　/
　　　　　ヽ　 il´￣　ヽ,,/ !V
:::....::::::........ . il　l'.:::... .... ..::::::::::::::::....::::::........　　 ,,-'　 _,,-''"　　　　　　"''- ,,_　￣"''-,,__　 ''--,,__.::::::...
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..　　　　　 .ゝ　　ゝ　　　　　　　　　　　￣"''-- _-'':::::"￣::::::::::::::::;;;;----;;;;;;;;::::`::"''::---,,_　　__,,-''"
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二.ll.| . 二￣￣|=,ｨ'⌒ﾆﾆｴﾆﾆil］1lｰ-il］|_三rーilil￣|　 .i|..| ||ｌｌｌ|||ii|||ｌｌiii..| ||ｌｌ|i.: ;: ;: ;:　　; ::;　: ;:; :; :　 :: ､／　　`" "´ ,, ‐"
::;...;;.;;ii:i;;:;　:;..;　|l巫||､_,|斤il］il］|_三rーilil￣|─r‐┬|i､_ｒ－lＴ┐┬il］il］|_三rーilil￣|─r‐┬r'⌒ヽ''　,.　,)　　　　　／
韭|　　|:::..　..　 |巫|il］il］|_三‐┬ lil「l￣|i､_ｒ lil「l韭l《ｆﾆﾆll￣'' ;~'',;''ﾟ ;~'',;'', ;~,;''ﾟ ;~ﾟ''ﾟ ;~'',;'',;''ﾟ ;~,;, ‐''"~￣.つ　　＿/｀

その日、ロマリア教皇国の大聖堂と王城は謎の攻撃によって粉砕された。

避難しなかった教皇は死亡してしまい教皇国は大混乱になってしまった。
382 ：名無しさん＠狐板：2025/04/27(日) 15:26:28 ID:eDR6GQpl: オラが天下でよく調べなかったばっかりに･･･。
383 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/27(日) 15:26:48 ID:pdK7jqs/: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 †
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | |
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この混乱によって教皇国は分裂して多くの王国が乱立する状態になった。

それらの国々はお互いに対立しながらもやがて文明を発達させて惑星の各地を植民地として支配するようになった。

そして、１５００年後に無計画に文明を発達させた代償によって、その星の人間たちは自滅してしまうのだった。
384 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/27(日) 15:27:40 ID:pdK7jqs/: .._.
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王国もその辺りの事は把握していたが、意図的に無視していた。

その時期には未開文明に干渉する事は法で禁止されていたし

過去の経緯で王国民の彼らに対する評価が極めて悪かったからだ。
385 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/27(日) 15:28:59 ID:pdK7jqs/: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿
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　　　　　　　　　　　　　　,≦ﾊｧ"ヾー＜:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、＞ｧ=X'衫
　　　　　　　　　　／γ　 'ゝイ_,､イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／　　ゝイ、ヽ
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　　　　　　　　　　　　　 /　ｲ .ﾊ／'::{::::::|斗'":::::i:::::}:::::::::jゝ:::::::: V::八.／fヽ＼　　　　　　そんな……
　　　　　　　　　　　／／　/:::::::::{人::::ﾄ､:八::/::::::::::/:/ー＼::::|::::::::::::V＼＼＼
　　　　　　　　／／　／i:::::::::::::::x扞芋示}::::::::／:/扞笄云xj::::::}:::: iＶﾆ＼＼　、　　何でこんなことに？
　　　　　　　／／/　/=/::::::{:::::::《。乂じゾ;;;;;;;;;;;;;;;;; 乂じゾo,》:::/::::::|::ﾊﾆﾆ＼＼＼
　　　　　　　　/／　/／=从:::::人:::::::＼　　　　　 ’　　　　　)[/:::::/::::::::j/::::Vﾆニ＼＼＼
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　　　　　　　_斗匕/ ./７{:::::::}:::::＼Ｖ､:::::≧　　　￣　　　／:::／イ/:::::::{:::::::::::'/ﾆ∧
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　　　　　ﾉヽｲ+一'　　ﾉ′　込j　　 V:::::: |￣　　　 }　　｀¨ |::::::::'　￣　}込{｀ヽニ/
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　　　　　　 Vi:i:i:i:i:i:i: ､　' 　 '　　'　　'　　'　　' 　.}（）{　 ' 　 ' 　 ' 　 ' 　 ' 　 ' 　.∧i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:{
　　　　　　　　Vi:i:i:i:i:i:i:ｉ:)h､　 '　　'　　'　　'　　'　 }＿ {.　' 　 ' 　 ' 　 ' 　 ' 　 '　ムi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:/
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　　　　　　　「::::::八i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ /=∧ ヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{iｲi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:／､::::::｣
386 ：名無しさん＠狐板：2025/04/27(日) 15:29:33 ID:eDR6GQpl: 使節団火炙りだからね！
387 ：名無しさん＠狐板：2025/04/27(日) 15:30:14 ID:uQjj+vyJ: むしろ火炙りにされないと思う方がアレだわ
388 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/27(日) 15:30:20 ID:pdK7jqs/: 　／　　ヽ　　　　　　　　　　　　　 /　　さ　　.i ;､;;;;;;;;ｨ/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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_ 　の　　　|　　　　　　　／:::::::::ヽ.,_　 .／ ::::::::::::::::::::::::::::::ヾ.､;
_ 　罪　　　i.　　　　　／::::::::::::::::::::､:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::｀
i. 　を　　 .j.　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::l:::::::::::ヽ:::::::::
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389 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/27(日) 15:30:52 ID:pdK7jqs/: 　　　　／　　 |　　 ._,.．;-‐‐‐‐-;;,,,,__,.､　 _,,.. ．........_,.ィ≦;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
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　|　　　！　　 |/i::::::::::::::::::::::::::: l.ヽ___i.ﾏ::::::::::ﾊ::l /ﾏ笠り_// j:::::::::j:::/:::ﾊ;;;;;;;;;;;;;;/
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　 |　　　　　 ./.i!　.';::::::::::::jﾊ'::::｀ ', ゞオ´　'V ,　i!　　　　 .ノ::::ノ;;／.¨i:::::::ﾊ;;;;;;;;j
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　　l　　　／､ヽ_ 　 ∧:::::l::::::l::j;ヽ::::'.,　　　　　＿　　　 /;;;;;;;;;;;l　　 |:::::::::ﾊ::l
　　ヽ_／｀j:ノ　　　. l:i:::ﾏ::i::::::/;;;;;;;;｀ヽ　　　 ir__ｿ　　 .／¨´¨ヾ;|ﾞ　　|:::::ノ　i!
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．-'''"¨¨ ,.ィ''´::::::::::::::::::::::::::::::; /　 ./ｲ　　」　 _,ィ'¨/:::::::::::::::::/　/ _ﾏz -一'''¨´ .jヽ
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　 .／:::::::::::::::::::::::::::::才 r'''¨¨¨¨¨¨¨¨/r－ー　λ'::::::::::::(´＿ ____,,........ --‐一'¨ | ｀ヽ､
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　　　　 ,.ｨ'''''¨¨´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l rﾆ　V三三≧z''三:三:三i! ;;　.ハ

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　　　　　　　　　　　　＼＿_人＿人从＿人＿人从／/:::/:::::::::|:::::|::::::::::::|::::::/ |:::::::: |::::＼:::::::::::::＼:::::::＼:::::＼::::::＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.／
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　　　　　　　　　　　）　　　夢想封印！　　 .（:ｉ:::::ｉ:::::::-::ｌ_　|::|::::||::|::::::|　|.',:::::::',:::::::＼:＼::::::ヽ:才ヽ::::::ヽ:::::ｉ:::::::ヽ＼/｀ヽ
　　　　　　　　　　　￣￣）　　　　　　　　　　　　　　(￣￣:::::::::|　ヽ、::|',:|!::: |　|.∨::::ヽ::::ヽ::ヽ斗::´|::::::::ｉ:::::::::ヽ:i'´|::::::＼:.:.:.:.:.:.:.ヽ
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　　　　　　　ヽ_　　　　　　｀ヽ、三三三彡:/:::::::,'::::::::::!ﾘ:.｀ヽヽ::ヽ　ヽ--　　　　 .. 　　　ニ--.′ 〃:/:.:}:,7´　|　|　|　　 |　|　 |/　/
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彼らは外宇宙の情報を知らなかった。

この件で王国では『井の中の蛙大海を知らず』と彼らを評価する者もいたが

逆に『王国が規格外過ぎただけで未開文明である彼らが対処できる存在ではなかった』という見方もあった。

ただ一つ言えたことは現地でかつて信仰されていた神々や彼らが信仰していた唯一神は彼らを助けなかった事だろう。
390 ：名無しさん＠狐板：2025/04/27(日) 15:31:10 ID:nVuy+PoQ: よく調べなかったばっかりになぁ･･･
391 ：名無しさん＠狐板：2025/04/27(日) 15:32:43 ID:AiqO8/8C: まあ創造神のテコ入れ無しだと一つも星間文明になれないから神が手助けしてもそのうち滅亡するんだろうけどね
392 ：名無しさん＠狐板：2025/04/27(日) 15:32:53 ID:AvkydfdO: まぁ力を振りかざして好き勝手するのはいいがそれで周りから全肯定されて正当化するのはただの傲慢でしかないからな
393 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/27(日) 15:33:04 ID:pdK7jqs/: 　　　　　　　　　　＞ ´ <'" ｣≦!　j￢ミゝ､` ＜
　　　　　　　　　' f≧j＞''"　￣￣　 ~"''～､ゞ//ヽ、
　　　　　　　／,ｧ7'"　jI斗ｆｾ::::::::::::::::~"''*､　 :/"1/ﾍ
　　　　　 /V､i／　,.:'"::::::::::::::::::::::::::::::::',:::::::f"ヾ　!___ ヽ
　　　　　 {　V　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ:::::::ヽ、ｧ､　 j/＼
　　　　-=:､　V'::::::::::::::i:::::::::::i::::::::::::::::::::::i::::::|::::/ゝﾊィ//// ､
　　　　)､　jﾇ`ﾐ::::::::::::::l::::::::::::',::::::::::::j:::::::l::::::!:::ﾊ　: !///////＼
. 　　 //／ゝ､j:::::!:::::::ﾊ斗::::::::,:::::::￣￣j::::::!:::::ﾍ_/､｀　、/////＼＜､､、
　　 ///!　ノ:::::::::i::::'::j__V::::::::::ﾄ::::,x忝汞ﾐxj::::::::::!:::::ヽ　＼//////////｀ﾞ'*
.　　////ゝ/ j::::::::!x≦旅㍉ー‐ 　乂vﾞジﾉﾘ::/:::::!::::::ヽ＼　` ＜/////////
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　　　 /ｉ:ｉｲi:i:i:i:i:iゝ≧ﾐ:j'　　　, _＿j≧＜彡込ﾇ! ｲ;ﾉi:i:i:i:ｉ:ｉ:j!i:i:i:i:i:i:i:ｉV　　ゝ
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.　　八ｉ:ｉVi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ゝﾍ､､,.　ィ(i:i:i:i:i:i7￣￣i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉj!i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉﾊ
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┃｜　　　　　　　　　　　　　番外編　宗教戦争　　完　　　　　　　　　　　　....｜┃
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394 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/27(日) 15:33:10 ID:pdK7jqs/: これで番外編は終わりで、次からは銀河団時代をやります。
今回の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
395 ：名無しさん＠狐板：2025/04/27(日) 15:35:22 ID:eDR6GQpl: 乙でゴザル。
やっぱ宗教(に託けて好き勝手する人)は糞だな！！
396 ：名無しさん＠狐板：2025/04/27(日) 15:35:50 ID:AiqO8/8C: 乙でした
そして王国は更なるステージへ…
397 ：名無しさん＠狐板：2025/04/27(日) 15:37:21 ID:Smz8/Zsr: 乙
まぁ他の都合を一切考えずに自分のことばかり主張する奴は嫌われてそっぽ向かれてもしゃーない
強大な力があれば無理矢理抑え込めるだろうがそれはただの独裁やし
398 ：名無しさん＠狐板：2025/04/27(日) 15:41:55 ID:uQjj+vyJ: 乙でした
正当性を声高々に喚かれてもただただ不快なだけだしな
過剰に貶したり罵倒せず、考えは人それぞれで黙って流して終わらせるのが一番
399 ：名無しさん＠狐板：2025/04/27(日) 15:58:39 ID:CVIsrhXB: 乙でした
400 ：名無しさん＠狐板：2025/04/27(日) 16:01:33 ID:8wtCroy2: 乙
宗教と文明の限界を感じる話だ
401 ：名無しさん＠狐板：2025/04/27(日) 16:38:30 ID:jxHvbvY1: 乙
噛みつく相手は選ぼうね！(まあ誘導されてるんだけど)
402 ：名無しさん＠狐板：2025/04/27(日) 16:38:51 ID:i8VmBk/n: 乙でした。
なむなむ・・・圧倒的に強大な宇宙人の前に一惑星の未開文明は無力だ。
403 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/04/27(日) 16:50:01 ID:pdK7jqs/: >>360　誤字修正
×それは多神教の権能が限定された神に限定されており、真の全能者ではなかった。
〇それは多神教の権能が限定された神でしかなく、真の全能者ではなかった。
404 ：名無しさん＠狐板：2025/04/27(日) 16:52:58 ID:JsNCPHBc: 乙
日本の政治家も韓国の宗教に入れ込んで献金してるしな
405 ：名無しさん＠狐板：2025/04/27(日) 17:00:59 ID:MOxUl+0+: 目糞鼻糞を笑うとはまさにこのことだな
406 ：名無しさん＠狐板：2025/04/27(日) 17:27:41 ID:ur7MeaNQ: 乙でした
先行者有利とはいえ普通は腐敗等で凋落するものだが未来視過去視
でそれを潰せる王国はやっぱ強いわ
407 ：名無しさん＠狐板：2025/04/27(日) 21:06:45 ID:IcIappPE: 乙
408 ：名無しさん＠狐板：2025/04/27(日) 22:53:00 ID:zANzljWv: まともに恩恵も与えない神が信仰されないのは当たり前じゃないのか？とは思う
409 ：名無しさん＠狐板：2025/04/27(日) 23:24:13 ID:Zlql00r8: 乙
唯一神は後発的であり、世界の仕組み的に誕生しないってのはなるほど思ったわ
滅亡はまあ、王国がなんもせんでも過去の他文明と同じ末路だろうから仕方ない
410 ：名無しさん＠狐板：2025/05/03(土) 20:06:17 ID:TZjtPWk5: スレ内で衆愚政治について語ってるけど
今のアメリカ見てると他人事でもないな
411 ：名無しさん＠狐板：2025/05/03(土) 21:24:53 ID:m50yq2Hy: いうてこの世界の人間って神の目的達成のための道具でしかないからなぁ
彼らがやってるのは政治じゃないんよ
412 ：名無しさん＠狐板：2025/05/03(土) 21:52:31 ID:S16iwUKt: 超AIによる管理と未来予知魔法での舵取りで万全だから気分で動く大衆に政治を投げる必要がない
413 ：名無しさん＠狐板：2025/05/04(日) 12:19:46 ID:S3pJ6fp9: 人権がない世界だからできる管理運用
414 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/05(月) 17:05:59 ID:Y1kUGVS4: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿　　＿
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　　　ムﾑｨ‐＜＞､ _ヽ冫‐v―――'　　　￣｀｀｀7／ニiﾄ､.　　　ﾉ l
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┃｜　　　トレーズは銀河団時代を生きるようです（銀河団時代編）　..........｜┃
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【注意】

・この話は前作『ヒッキーは銀河時代を生きるようです』の続編なので、先にそちらをご覧ください。

・この話は前作から８０００年後を舞台にしています。
415 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/05(月) 17:12:27 ID:Y1kUGVS4: ttps://www.youtube.com/watch?v=MsxxT1O-9q0

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　ｺ}≫ﾆﾆﾆ!!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　。　　　.　　　　_　_　　_　_　_　_
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恒星間文明に成長した事で宇宙暦が始まった王国は更に発展を続けた。

銀河（ESO 137-001）を開拓した王国は系外銀河に進出してテラフォーミング作業を行い開拓と入植を行った。

その領土を拡大して系外銀河の掌握を進めていく。
416 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/05(月) 17:15:11 ID:Y1kUGVS4: 二二二二Tﾆﾆﾆ「」=tｰｭ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　__　　　＿
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＿|_∨∧l::||　 |:::| |:ｉ|／￣|二二二二二二二|二|:|_|_||￣|_||‐|‐||‐||￣|￣|　 |　 | |　 |＼　:　:　: :＼|＼＼＿＼ヽ￣￣
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::|:|::」斗≦＞'ﾞ　　／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.～:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.　:.　:.　:.　:.　:.　:.　:　:　:　:　:　:　:　:
｡o≦=-　　_,｡o≦:.:.:.:.:.:.～:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.　:.　:.　:.　:.　:.　:.　:　:　　:　:　:

恒星間文明から銀河間文明に成長して王国の繁栄は更に強まった。

それは惑星の一部を領有している領域国家から惑星全土を支配する惑星国家に至り

複数の恒星間の星々を領土にする恒星間国家から複数の銀河を領土にする銀河間国家への成長だった。
417 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/05(月) 17:16:08 ID:Y1kUGVS4: //: : ; : : : : : :./: : : ;イ:／ /: : : : : :／　i : : : : 〃: : : : : :三三　　　　　　　　　 ,　-─　ｧ
/: ／: : : : ; イ : : ; ' ,'/　 /: : : : ／　　 .」: : -://: : : : : : : :三三　　　　　　　　 /　　　 /
: /; : : :/// ,': : :/　 {′ /: : :／,. -‐''"´.i: : :/ /: : : ／ ; : :三三三　　　　 /　　　 /　　　　　＿　ｒ-‐　',
/:,': : ://:,'　i : / ,　 {　.ｲ: : /／　　　 i: :/　i : : ;ｲ : /: :三三三三　　　 /　　　 /　　　　　　ｆ~ 　 ',　',　　 ',
: :!: ://!:,'三.!:/ （､、_..」:-/´ 　　三三{/三.!: : /.': :,': :三三三三三　　 /　　　 /　「￣￣.|　 ',　　 ',　',　　 ',
: !: :i:,'~i;'｀丶{′ `　｀` ｉ: ;'　　　三三三　　{: 〃.i: :i'; : 三三三三三.　　/　　　　/ 　.|　　　│　 ',　　 ',　',　　 ',
:.! : ;'三三三ヾ三　　 {:/ 　 γ´　　｀丶　 {/ {　!: iﾍ: : 三三三三三　/　　　 /　　│　　　|　　 ',__,.　 '　ﾞー一'
:.',: :i　三, -　、　　　　{′　　{　 @　　　　〉イ´ ヽ '; !　.ゝ、三三三三 /　　　　/ 三　 |　　　│ 　　　　 ┌──┐
: :'; i!　 /　　ヽ　　　　　　＿＿＿／　　　　 `';{／　｀`　ｰ三三/　　　 /　三　│　　　|三三三三　│　　 │
: : ';l!　,' @　　　〉　　　　　　三　　　／　　　　 .／　　　　　　　　 /　　　 /　三-　│　　 │三三---- │　　 │三三三
ｲ: :}',　ﾞ､　,.　'/　　　　　　三三　, '　　　　　 , '　　　/　　　　　 /　　　 / 　　　 │　　　|　┌───┘　　 └───┐
ﾊ: :',三三　 /　　　　　　三三 , '　　　　　　 , ' 　　 i/　　　　 /　　　 /　　　　　 │　　　|　│　　　　　　　　　　 │￣
　'; ﾍ　　　/ 　　　　三三 ,:'　　　　　　 , '　　　　 {三三三　 /　　　 / 　　　　 │　　　|　└───┐　　 ┌───┘
　,': !ヾ､. /　　　　　三三 /　　　　　 , '　　　　三>、三三 ./　　　 /　　　　　　　│　　　|　　　　　 │　　 │
. ,: ﾊ　ﾞ､三三、　　　　　 ,'　　　　　 /　　　　　／' ﾍ、　　/　　　　/　　　　　　 |　　　│ ┌───┘　　 └───┐
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　　 ',　　　　　　　　　　 {　　　　　 ,' {　　　￣　K　　　 ./　　　　/　　　　　　　　 |　　　│ └───┐　　 ┌───┘
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.　　　 ',ノ￣.　_ , -‐'',´　_',　　　　　三三ヽ､,ｒ─三'''"´ '､　　 /　　　　　　　　　　 │　　　|　　　　　　　│　　 │││││
　　　ﾞ､~~`ヾ　_', -‐'"´,ｒ'',　　　三三γ; -､　　　　　　 `　､/　　　　　　　　　 L＿＿」三　　　　 └──┘└┘└┘／＼
　ｏ　　　ﾞ､　。ヾ´　　 , ' 　ﾞ、　　　三三{"　　',　、　　ノ　　　　　　　　　　　　,　-‐　　　　　　｀`　三三-　　　　　　　　　／　／
　　　　　　ﾞ､三ヾ　ム -‐ へ、　　三三ヽ　.丿'-三　¨¨　三三三---‐　 '''"´三三三三三三　　　　　　　￣　三三- ／　 ∠_
　　　　　　ヽ　￣　　三三丶　　　　,...ｒ'''"´　　　　　　　　三三三三三三三三三三三　　　　　　　　　　　　　　　　＼／

しかし、すべてが順調だったわけではない。

王国が最初に接触した文明と致命的な問題になって交流を持つ事ができなかったのだ。
418 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/05(月) 17:17:40 ID:Y1kUGVS4: 　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿　　　　　＿＿＿＿＿
　　　｢￣ : : : : : : : :＿＿＿　｀''＜￣　　　　/＼　　￣~"'　、
　　　　 :. : : : : : : : : : : : : : : : : :＼　｀' ＜二 /　　＼――┐ ＼
　　　　 :. : : : : : : : : : : : ＼: : : :..:.＼　　　　 / 　 /　　 ∨　んﾆﾊ＼
　　　　 :. : : : : : : : : : : : : :＞――‐＼　　　 //　　　∨ 乂こﾉ　/
　　　　　 :. : : : : : : : : : :／::::／　　　＼ノ　/Λ　　　　「＼　Λ/
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　　　　　　　＼ : : ＿彡　　 /　 /　　　　　　　　　∨ 　　　　＼　＼
　　　＿ー＝二二￣　　 /　 /　　　　　　　　　 ∨　　　 ∨⌒　　＼
　　―＝ニ二￣￣　　　　　｜|　　　　　　　　　 | √＼　　　　|「　　　　＼
..　／　　　／　／　／　 |　｜|　　　　　 /　＿| |､＼　＼　　 |「ヽ　　　　＼
／　　　 ./　 /　　 /　　　 |　Λ乂　　　 ∨　７八｢＼＼　＼　|　　|　　　　　＼　　　　まさか、彼らが使節団を全員火あぶりにするとは
　　　　　｜|　|　　 ′　　 l八｣＿ |　　｜|　/_/.斗ﾆミト―＼.ﾉ＼　 |｢＼
＼　　　　｜|　|　｜　　　 |／⌒ 　|　　｜|ｱ⌒込ｔ似ﾘ｢　__／　　　Ｖ　＼　　　　　　　こんな酷い事が何でできるのですか！（棒読み）
..　＼　　彡|丿 |　｜　　／|八斗z| |　　八｢　 ⌒￣￣ﾉ　＼＿　　　＼　　＼
　 ―＝ニ彡　　｜　　　ィ刈炒jﾉ　　/＼|　　　　　 / 　　 7⌒＼　　　　) 　　＼
　＿＿彡　／　　八　　く　>''´　/　 /ヽ　　　　 /　　　 /　　　　　／＼
.　 //　　　/　　　　　＼　八　　 / 　/　　　　　＿　/　／ /　　　　　／　　　 >
　//　　　 ′　　　　 |｜|＼　＼/　／　ィ(´　　　 ´厶イ　　乂＿　　　　　　／: : .
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」「　| 　 |　|　　　　 |八乂　／　＞　　　 r――/／|　　 |　＿二ﾆ＝-: : : : : : : : : : .
八　「　八乂___　　 l__彡イ　|　 |ニニ〕ニﾆア⌒|　 |｜　　乂 ⌒＼ー＝二 : : : : : : :＿
　＼乂　　　　二＼｜　　　 |｜|ﾆ／７ﾆ／　　｣　 |八　＼＼　　＼￣￣＞''´⌒
__　二＝-‐￣　　 l|　　　　 |八｢　　{／　＿_　　／＼　＼ヽ　　＞''´
三三ニ==-‐　　　 l|　　　　 |ニ|＿　＼／:::::::::::)／/　　＼　　| |　　　　　　　　／ニ
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　　　／　／　　＿　-＝二二ア￣￣　{::::: ／ Λ　｛　　　/／　　八　　　　　 /Λニ
　／　／　／ニニニニニニ｢　　　　　乂/　　 Λ ∨　／　　//　　　　　 //ニＶ
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　　　〈|. . | . |.　.　|. . |. . . ../. //. /ｨ斥≧-..｜. . .|!　| }!,|!. .|∨
　　　.|. . |. ..!. . . .| . .|＼. . . / | / ゞﾟ¨´　|. /|. . . ハﾉ/. }!. .|!.∨
　　　 .|. . |. ..|. . . .|. .∧　|. ./　|/ 　　　 |//./. / . |/.. |.j. ..j . ∨　　　　　初めて遭遇した文明国を信じて使節団を送りましたが
　　　/┤.、八. . . |／⌒ |ノ　　　　　　 / |/.. /. . .|. . .| . . .!. . ∨
、___/ . | . ./ . ＼. |　,ｨ衍ｿ　　　　　　　 |/.|.... ..| .../. . . |. . . ∨　　　　私たちの期待は裏切らました！（棒読み）
　　　　.| ./＼ . ノ |　ゞﾞ´　 }　　　　　,ィ!　　　 | .. ..|. /. . . /. . . . ∨
　　　　.|/　　|＼. .＼　　　｀＿＿／:::/　　　 .| .. ..|/_____/. . |. . . .∨
　　　　　 ∧. .｀⌒ ヽ　／:::::::::::::＼´　　　　/| .. ..|///∧___.!. . . . ∨
　　　　　　　 ∧ . . . . . .,;ﾟ:::::::::::::::::::::7　　　／.｜. . /jI斗f´　 ∨. . |. ∨
　　　　　　　 .∧ . . . ...,;ﾟ::::::::::::::::::::7__　／　イi!. ..//　　　　 | . . | . .∨
　　　　　　　 |. . . . .,;ﾟ::::::::::::::::::::7　＼_// ﾌ. .//　　　　　　| . . |. . . ∨
　　　　　　　 |. . . . .;ﾟ:::::::::::::::::: 7. . . /:::／/. .//　　jI斗f二_| . . |. . . . ∨
　　　　　　　 |. . . ..,;ﾟ::::::::::::::::: 7 . . /:::/ ./. .//jIf´＿_／ :::: | . . |ヽ. . . .∨
　　　　　　　 |. . . .,;ﾟ ::::::::::::::: 7斗7:: / ./. .／::::::::::::::::::::::::::::‘,. . ‘,:::∨. . ∨
　　　　　　　 |. . . .,;ﾟ :::::::::::::::7　　{／ /.／/:::::::::::::::::::::::::::::::::‘, . .‘,:::∨. . ∨
　　　　　　 ./|. . . ,;ﾟ::::::::::::::::7　.／　./´__/:::::::::::::: ／￣￣￣.‘,. . ‘,:::∨. . ∨
　　　　　　 / .|. . ..,;ﾟ:::::::::::::::7／　　./:::::::::}ヾ}:::: ／　　　　　 ‘,. . .|::::∨. . ∨
　　　　　 ./　 |. . ..;ﾟ::::::::::::::7---＜/-==彡<::／　　　＿＿＿＿‘,. ..|ヽ:::!. . . .∨
　　　　　　 |　　|. . .;ﾟ:::::::::::::7 {_ﾉ／/:::::::::::::::／　　　／:::::::::::::::::::::: ‘,. |=- }. . . . .∨

この一件で王国政府は衝撃を受け、異種族や他の文明との接触を警戒するようになった。

そう、王国民がかすかに持っていた異星文明との友好という期待は裏切られたのだ。

（※事情を知る一部の者たちは最初から何も期待していません）
419 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/05(月) 17:19:47 ID:Y1kUGVS4: 　　　　　　　　　ヽ'´／彡/:;i::;ヽ:::ヽ;::`''=ﾆ´___
　あ　　　は　　　　／-‐''フ彡/;;;;i:::i:;;ﾞi;::::;;;;;;三
　　　　　　　　　　　　 ∠_;;;;／;;;ｨ:;;;/;;;;;i;|::;;;;;;＼
　ぁ　　　あ　　　　　／;;;;,.r‐''":;;/;;;;i;;;;l;;;;`i;;;ヾ;;､
　　　　　　　　　　　／;:／;;;;／;;;;/;;;;;ﾊ;;;;|;;;;;;l;;;;l､_
　あ　　　ぁ　　　　＞;;/:::/:::::::ｨ';;;r'　.};;;;l;;;;;i;;;;;}
　　　　　　　　　　／;ｲ;;;／// /ﾞ二,'''7;;;i;i;;;;|;i;;l;!
　!!? 　　ぁ　　　＼〃　　　 i　|　 /ﾘi;;;ﾚ'i;;|l;!ﾘ!
　　　　　　　　ヽ￣　　　　ヽヽ‘l　ﾘ　ﾚ' !
　　　　　　　ヽ| l　　　　　　　　 l` |
　　　　　ﾄ､| ./〈　　　　　　ﾊ. l,
　　　　　　|　/　 |　　　　 ,. -､､ |ヽ. ）
／ﾚ､v'＼/ ∧　　　　 ,イ`''､,.Y_j｀ﾞ''"／ヽィ
;l´i;/;;ﾊi;|　/i　l 　　　/､｀ﾞ''ｰ'　　 r'´ は /
　/l;/ ヾ!/ .{　 |　　 /i .!　 ,r.､　　ﾉ　ァ　|
i　　　／ _jヽ, |　　 l,`'i 　ヽ.ヽ　7　!? 　〉
:!　 .／ハ　　　　　　Y‐z,,.　ヽ V ,､　　／
::l／ .／ ,.ｨヽ　　　 .r'ﾞヾ;<　　/く i　ヽ/
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　　　　　　(ヽ、００　　∩
　　　　⊂ニ、ﾆ⊃　⊂　⊃
　　　　 ,, -‐- ＼　　　| |／⌒ヽ
　　　　（ ⊂ニニ　　 /　／⌒) ）　　　(ヽ、００　　∩
　　　　｀ｰ――'′　し∪　（ノ　　⊂ニ、ﾆ⊃　⊂　⊃
／￣ー―‐　、　　　　　　　　　　　 ,, -‐- ＼　　　| |／⌒ヽ　〇　〇
:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ　　　　　　　　　（ ⊂ニニ　　 /　／⌒) ）
:::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ　　　　　　　　｀ｰ――'′　し∪　（ノ　　　　　　　　　所詮未開人は野蛮な存在って事だな。
:::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ::::i　　 ., -―- 、　 ___
:::::::::::::::::::_＿_ノ､/〉'　／::::::::::::::::::て/::_:::ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　文明人である王国民が関わる必要はないぜ。
:::::::::::::::/ u　て;/7　/::::::::::::::::::;ｧ､､:::「ｪヽ::〉 __
::::::::::::/　　　　 /〈　 i::::::::r､::／=ﾐ｀く.u J／:::::::::＼　　　　　　　　　　　　　　法で規制されなくても関わるつもりはないよ。
:::::::::::j　u　　､ ´_}ヽ.|::::::iｵ/u　ﾆi < iヽｧ/:::::r----J　　.r:´二ﾆヽ
::::::::::i　　（二７´_.L.,　､ハ　〉　_　_ﾏ/ﾝ::::r ' ;tr /;j　　　i::/r-､r-|　 r一ー､
::::::::::|、　　 .r ' c ／､:.:.:ヽヽ　ｰ」: : : : ii ヽu.___､/　＿ん' ｀´ム.'　 |:::r―┤
:::::::::／￣ ´」ｰ／:.:.:.:.＼:.:.＼＼__j: : : : : ヽ　ヽフ｀ヽ´　 | | ヽ'ｰン､ _/ﾊu.'_' |
i:i i:::i:iヽi　´　!':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.',:.:i: : : : : : : :「=| : : : |: !　　７!｀:´|<　７ﾏ.ヽー'

未開惑星保護法によって政府の許可なしで知的生命体が存在する惑星に干渉する事が禁止されたが

『未開人と下手に関われば面倒なことになる』と理解した王国民は、その規制に不満を持つ事はなかった。
420 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/05(月) 17:21:26 ID:Y1kUGVS4: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_..-≦￣￣￣￣￣/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ￣￣￣￣￣￣￣≧、__＿　　　／　　　　　　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　　　＿,イ´ヽ＼..≧＜　　　　　　　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　 γ´../...,'........ﾞ．.＼.........ﾞ...．　　　　　 /
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　У'　|　 ,': |　 |............. .l...........ﾞ．....l........ヽ　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ /二二ニ＝─............:┼:‐|─|.＝!.＝lコ　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　 ,'.........|.....| .|　　|...:...........|......|.....|......|.......|...l、　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 L＿|.|........|.........|　　ﾞ．: ......|..! ....l.....|......|.......|:l::!＼ー─‐ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|ﾊ::::: ──|‐|-ｌ､||::::::::|_|L.-─|─‐:::::,':ﾊ|　　丶、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ l:::|::|::::＿|__LL |l ﾞ．:|_⊥⊥ムｚ::::: /::| |!　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　|　|::l::|::禾芹夊≧＼V''"芹^夊7::／ｧz ﾉ'　　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　 !　へ＼ヽ込_ソ　　　込_ソ'ィ~~~!::ヽ　　　　 !
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{　　　　 Y!::::!ヽヽ ` 　　　!　　　　 |　　|::::::|＼. 　　　 |　　　内政が大事よ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }　　　　/ |::::|　　}:...　　　 r‐ 、　　 .ｨ |____,!::::::!　＼.　　 !
　　　＿＿_r─､　 __　　　　　　 |　　　/　.|:::,ﾄzzz!､:丶..　　ー'　 .イ::∠LZz|::::::|　　　＼　　ヽ
　　　＼　 {　 l　ー’ } 　　　　　 | 　／　 l!:｀|::::::::|:::,イ } ｀　ｰ　´_,.|ｽ::,':|:::::|’:::: !　　　　`ー､＼
　　　　＼_ヽﾉ_∠∠_　　　　　　　,.'／　　　 _|r‐l:::::::|:/ 　＼　　／､　　|:|:::::|::／ヽ‐-､　　　　　`ー、
　　　　／ {ソ,ｸ/ﾊヽゝ　　　　　 // 　　／ /./|:::::::|'　／／}　 }⌒l ﾞ．　Y:::::ハー}　　ヽ　　　　　　　＼
　　 , '　　　　　|| ||ﾞ．　　　　　　|{　　　 ,′r'y'　!:::::,'／,<　 /　ﾉレﾍ　∨ |::/　 ∨{　　　丶　　　　　　＼
　　/. 　　　　　|| ||　i　　　　　　ヾ､　　｜　{|　　|::::{／＿≧≦､＿_ ヽ　 ,〃　 ,'__}　　　　 .
. r､!　　 ,､.　　　|| ||　}　　　　　　　ヽ.　 !ry','　　从ﾘ ‘’,.<　,ｨ| 　 ‘’　∨　　ハｿ　　　　　、
　ヽヽ　/ ﾉ　　　　　ﾊ　　　　　　　　ﾉ　＜ｲl　　　　　／ヽ><<ﾍ　　　　　　　 ,'ヽ)' >、　　　　､
　　ヽ Y {　　＿__ノ　ﾞ．　　　　　　　　 /ﾊ!ｊ　　　,.イ＼∨ハ∨ﾍ　　　　　　/⌒)ヾ,>＼　　　　,rヽ_
　　　ヽ　`ー'　　　｀ヽヽ　　　　　,-､__{〈_|' 　／　ヽ／,',' } ﾞ.!_У＼　　　 /rZヽソ　　ヽ＿_ ヽ　　ヽ'⌒l
　　　　`ー- ..＿_　　　＼　　　_f　　 ∨| ／::::::::::::::}^,','くヽ||ﾘ::::::::::ヽ.　 /|ゝ::::/　　　　(　 />´}　|　　/
　　　　　　　　　＼.　　　＼　＼　　　Y´:::,r､::::,r≪_l.|ハ,.ｲ!＞:::::::::::ヽ/.r':::::/　　　／じ､　＞‐,ィ≧⌒i
　　　　　　　　　　　ヽ　　　　＼r‐こヽ⌒~^Y　ヽ}ヽ__Y,'⌒ｰｌL)し'ヽ_r─У_ノ　　　ヽ_二У／| ＼＼　ヽ
　　　　　　　　　　　　、　　　　ヽ{＼|/７T「〉⌒!⌒Y,'⌒ー!K ー〈~ヽ／|／７　　　　　　／　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　．　　　　{　ヾ/Tｽノ⌒ｌヽ__|:!～～||,r─ｧ}＿.ゝ'二}ヽ　　　　／　　　　　　＿　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　ヽ_. ,'::|::|::::::::::!:::::::|_!::!::::/,':::ヽ:::::::!::::::::!:::::::|´　　　　＼＿＿＿≦　　ヽ　　　ﾞ．
　　　　　　　　　　　　　　　,.へ　　 ,r‐','::::|/: ::::::::|:::::::::::::|::::｀:::::::::l::::::|::::::::|::::::::!　　　　 |￣　　　　ヽ　≧‐-､　　　　|

青藍人以外が自力で恒星間文明になって王国の脅威になる可能性がないから、王国は国内の統制に全振りできた。

未開惑星保護法で異星人が発展する可能性を潰す一方で、内政に力を入れて国内が割れないようにしていた。

幸い長きに渡る開拓需要によって好景気が続いていた為、王国の貴族政治に対して国内の不満は驚くほど小さかった。
421 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/05(月) 17:27:02 ID:Y1kUGVS4: 　　　／:.:.:.:.:/.:.:.:.:./.:.:/.:.:.:.:.:.:. /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i: ／　　 >
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jｉ/ /:|.:.:.:.:.: /:|:i:i:i:i:i:i:/|.:.:/| :/ | .:.:.:.|.:.:.:.|＿:＼.:.:.:.:.:.:.:＼.:.:.:.:.:.:. ＼.:.:.:.: ＼
/.:.:.:.:|.:.:.:.::..|:/:i:i:i:i:i:i:|⌒うミx､.| .:.:.:.|.:.:.:.|:､ .:.:.:|＼.:.:.:.:.:.:.:＼.:.:./:＼＼.:.:.:.:.::｀`～､、
.:.:.:.:. |.:.:.:.:／⌒＼___| 乂r;;ツ八 .:.:|.:.:.:.|　＼.:|.:.: ＼「￣)＼:/:.:.:.:. ＼:｀`～､、.:.:.:.:.:.:　　　民主主義なんてどうせすぐに衆愚政治になって
.:.:.:.:. |.:. く　　/　　 | ＼:':':' 　　＼|ヽ斗tミx.:|.:.:.:.:./⌒＼ /＼.:.:.:.:.:.:.＼:i:i:i:i:i:｀`～､、
.:.:.:. 人.:.:.:＼＿＿/L／　　　　　　　乂r;;ツ　＼/:i:i:i:i:i:i::〉／＼.:.:.:.:.:.:.Y :i:i:i:i:i:i:i:i:i　　　機能不全になるのが目に見えているのに。
＼.:.:.:.:.＼.:.:.:.:.:. ＼.:. 乂＿　　､　　　　　　　_彡|:i:i:i:i:i:i:∧(:i:i:i:i:i:＼.:.:.:. |　＼:i:i:i:i:i::
　＼＿__＼＿|＼:＼.:.:.(　`　　　_　　　 :':':⌒>　:|:i:i:i:i:i:i:|.:.:＼:i:i:i:i:i:i:＼.:八　　￣￣　　　まあ、口で言っても分からないから
　　　　　|.:.::.:.: |￣＼:＼⌒＼＿＿＿　　／--/￣￣ i厂＼:＼:i:i:i:i:／⌒＼
　　　　　|.:.:.:.:.人＼:|:＼:＼⌒＼￣￣＼イ.: ／/∠＿_人.:.:.:.:.＼:＼:i(　　　　　　　　　　　失敗して理解させればいいか。
.　　　　　＼.:.:.:.:.:~"''～ ⌒　￣/´´.:.:.:.:. ＼: `/ー┘|_(＿).:.:.:.::.: )..:..＼
＼＿_,,.､丶´ ￣~''～､、:.:.:｀`～､、＼.:.:(__／|.:.:.:.:.:.:.＼＿＿＿＿＿__:＼
　　　 |　　　　　＼　｀`～､、.:.:｀`～､、 (: 人.(.:.:.:.:＼＞.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ＼
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　　　　　　　　 ( {　|ﾆニニニニニニﾆ=───=ﾆニニニニニニﾆK　}
　　　　　　　　 {-ヽ|ニニニニﾆ＞''ﾞ: : : : : : : : : : : : :｀''＜ニニニニ|　 ]
　　　　　　　　｀`‐|ﾆニニﾆj>'´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼ﾆニﾆ７⌒}
　　　　　　　　　　人ニﾆﾆ/／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 寸ﾆ/⌒ｿ
　　　　　　　　　｛　ﾏﾆｙ'´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : V⌒〈
　　　　　　　　　　Y⌒∨ : : : : : : : : |: : : :､: : : : : : |: : : : ｌ: : : : : :∨ノ
　　　　　　　　_､r圦_ノ : : : / : : |: : j|: : : : :＼: : : : |: : : : |: : : |: : : V_
　　　　　_､rf〔ニﾆア/:/: : /: : : :| : 八: : : : : :',＼: : |､: : : |: : : |: : : :|ﾆ_
　　_､rf〔ニニﾆﾆｱ７_|′:.i|: : : : |:./|　∨: : : : | _ 斗|-ミ: :|: : : |: : : :|ニ_　　　　　やっぱり衆愚政治になってしまったから
　く`''＜ニニニｱ_/_/: : : i|: : : : |/┼‐-ﾄ､: : : |´,ｨ斧芯圷ｧ: : ,': : : ,'ニ-_
　　(_／ `''＜_ｱﾆ{ﾆ| : : : i|:|: : : :陀芯圷ﾐ＼从　　V辷ｿ/ : /: : : /ﾆニﾆ_　　　　民主政治を廃止して貴族政治に戻すわ。
　　　＼_/＿/ ￣ｱ: : : : i|:|: : : :ﾄヾこソ　　　　　　 / : /: : : /ﾆニニﾆ_
　　　　　　 _､‐''￣| : : : : 从: : 从　　　　　 !　　　　　　ﾚ'7 从:/ニﾆ＞''⌒>　　　王国民もこれで民主主義が無理だってわかったから
　　　_､‐''゛ : _､‐''ｿ: : / : /|-＼:|圦　　　　　　　　　　／:/　/{_厶斗ｬﾋ''ﾞ
_､‐''゛: :_､‐''゛: :／ : : {:／|　｀¨´＼个..._　　 ─‐ 　ｨi:i:i:/￣￣〉i:i|: : : : :、　　　　いい授業料になったわね。
_,,.､丶´: : : : : : : :＞'⌒'y┐～.r～'乂i:i:＞　　_　＜Ｌi:i:｢L....イ:i:ｉﾘ : : : : :、
／: : : : : : : ;.rァ1允 |_/　从: : |i:i:i:＞''~くj　　　　　 |y'｜: : : トv': : : : : : :.
: : : : : _､‐''ﾞ: しし'^　ﾉ　/: : : :厂 }　　　　｀`～､、　/　 | : : : [　}`''寸: : | :、
─‐'''ﾞ／ : ノ　　／　 /: : : :/{⌒ｬ　　　　　　ｨこYこ>､| : : :/Lｺ　　V: :乂:.
　　／ : : / 　　　／: : : :/　Ｖ⌒ｬ　　　／圦　　　|圦: :/─ﾉ　　 |: :i| 　|
　／: :／:/{ 　　　／´/ : ／　　 V⌒ｬ__／ﾆニﾆ〉─〈ﾆﾆVﾆK 　　 |: 八｜
. : :.／:／八　　 {　 |／　　 j　 V_ノニニニ-/　 |　 Vﾆニﾆ-_|--┴''⌒ｿ
:.／:／　　∧　　　ﾏ<L　　　_ノ)　/ﾆニニニﾆ/　　′　∨ニニﾆ-_　　　 |
､ヽ`　　　ノ|　　 / ∧ 　　　 |/ニニニﾆ／　　/ 　　ﾏニニニ-_　　ノ、

それには過去に民主主義が盛大に失敗したという理由があったからだ。

王国では文明が発達する過程で民衆が民主主義を求めた際に王家が

『そんなに民主主義がやりたいなら社会実験としてやってみるといい』

と割り切って民衆にやらせてみせた事があった。
422 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/05(月) 17:29:42 ID:Y1kUGVS4: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿
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　　　　　　　　　　　　　　　　衆愚政治を打倒した皇帝

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　　　　　　　　　　　　 / /　i´　　　　　＼　　　　　　　　､　　　　｀''＜
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　　　　　　　　　／ |　i 　　.」＿_ i　 i　　 }　　 |　 | |　　　　ﾊ |　　　　 | .i
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　　　　　く　 {⌒|　|　　　　＿_|＿j/　　 ',　/}/ 　,ｨ´:ij:::}　　|　　 / j/　　.i
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　　　　　　 /　　/　　/　　}_.-=fニニ∨ニニニニ|ニニi|ニニニニ/ニニニニi
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　　　　./　　/イ　.′.|ニニﾆ.＼ニニ､ニ∨ニニﾆ|ニニニニﾆ/ニニニ_.／＼|
　　　 /　／　　/　　 >､ニニニ＼ニﾆ､ﾆ∨ニﾆﾆ!ニニニニ/ニニニ／　／ヽ
　　〃　　　　 /　　 /_　｀''＜ニニ＼ニニニニﾆﾆ!ニニニ./ニﾆﾆ／　　,　／ V
　 .//　　　　 ,　　　 V　｀ヽ　｀''＜ニニニﾆ∨ニﾆ|ニニﾆ/ニﾆ／　　　/ / 　　',
　　　　　 ,　　　　　i　　　ヽ　　 ''＜ニニニニﾆ|ニニ/ニ／　　　　/ /　　　_i__
　i { 　　　　 /　　 |　　　　 ∨　　　　''＜ニ＞ ´￣￣￣_ノ　　　　/ /　　.ｨf笊/
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　| |　　./　　/　　ﾏ笊笊≧x　ハ　　}／ {　 |　　__　---ィ: : :}　　 /{ｨ笊イ　　 {
　:,　　./ 　　　　 ∨　　ミ笊} _...ィ　　 .{　 |　　＿＿): : : : : } /､/ /イ　　　　ハ
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　　∨　　　 .／, 　　 i　　　　 .／/　　　 {　 |__..イ|| ﾊ∨＿__.,　　　　}
　 ./　　　／　/　　　.}　　／　/　　　 .{　 |￣￣「　ﾊ∨　 i　　　　,　　　　　　 {
　　　　／　　/ 　 /　/　　　　　.′　　／, 　 ,　　ﾘ　ﾊ∨　|　　　./　　　　　　ﾊ
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当然ながら、その社会実験は失敗に終わり、王国は貴族政治に戻る事で衆愚政治を終わらせた。

ここで某スペースオペラの皇帝のように圧政をしいていたら王国は割れていただろうが

王国はやり過ぎなほどに効率を重視する政策を取って国家を安定させた。
423 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/05(月) 17:31:35 ID:Y1kUGVS4: 　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
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/　　/:/　　　　　　 .||三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三

効率を追求しすぎた為、その副作用で冷遇される者もいたが、王国の平民男性はそれに見向きもしなかった。

つまり、王国の政策は上手くいっていたのだ。
424 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/05(月) 17:33:26 ID:Y1kUGVS4: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　　----　　_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _jI斗‐￢冖冖￢‐-ミメ、
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　冫　∧ ∨ヘ./⌒⌒Vｰv─〈jI斗ミ
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　　　　　　　　　　　　　　　　 ∠斗匕/ /　　＿彡ｲ　　 ⅱ:　　　 |　乂＿＿＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　ｊ∧.　ﾉ仏≧ハ|: 　八x≠ミ /⌒八
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ}人　爪弋ﾘ| ∧{　弋ﾘ∨　 :| : :＼
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ここまで上手くいったのは上級貴族たちが目先の世論や支持率を気にすることなく長期的な利益を求めて政治ができたからだ。

選挙の票集めが不要な彼らはとにかく質の高い政治を行う事に集中できた。

更に未来を見る魔法を利用して政策を取捨選択できたことが大きかった。

失政を未然に防いで成功し続ければ皆が支持するのは当然だった。
425 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/05(月) 17:41:44 ID:Y1kUGVS4: ///// 　　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::j::::::::/＿＿,,,　-ゝ::::::::}::＼
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それが、衆愚政治の民選議員や官僚たちとの明確な違いとして王国民は理解した。

『民主主義は建前だけはいいが、民選議員たちが汚職ばかりでどうにもならない上に政治の質が大幅に下がる』

と周知されてしまい、王国では『民主主義は時代遅れの制度』として扱われるようになった。
426 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/05(月) 17:42:49 ID:Y1kUGVS4: 　　／　　　　　　　　　＼　　　　　（　　　 [＼/　　　　　　　　　　　 /
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結局の所、民衆にとって主権が国民にあるか上級貴族にあるかは重要ではなく

質の高い政治を行って国家や国民に利益を与えてくれることが重要だったのだ。

王国の政治に民衆が満足して、それを支持したのはそうした理由だった。
427 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/05(月) 17:46:32 ID:Y1kUGVS4: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,rrテ≡＝=-､
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所詮は民主主義など一時的な流行にすぎなかった。

かつて民主主義を求めた民衆は手の平を返してそれを捨てた。
428 ：名無しさん＠狐板：2025/05/05(月) 17:46:43 ID:2vfTaxfV: いざとなれば王家と神と清姫に首切りされると分かってて未来視魔術があって
超効率主義を幼少から教育されたら、大半の人は良い政治以外できなくなっても不思議はないか
429 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/05(月) 17:48:59 ID:Y1kUGVS4: 　　　　　　　　　　r-､_　　　　 ,..:::-::...__　_,.．-‐'''¨¨¨¨Tヽ
　　　　　　　ﾉf¨三≧z.x､／::::::::::::＞'''´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;〉i! (
　　　　　　　ヽ|;<;;;;;;;;;;;;;;;;;≧==-.＜ _;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/; l ア
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　　　 |::::::::::::::::',::::::::::',:::::::::::::::i.l／:_」zi:ﾚ';;;;;;;;l j:::::::::::ミr'_;;;;;;;;;;;;/
　　　 |::ヽ::::::::::::ﾏ::::::::,ﾏ:::::::::::j」,.イﾘt/ﾊ;;;;;;;;;;l'::::::::::::ヽ;;;｀ｰ;;;;;;;i　　　　『民衆の手のひら返しをどう思うか？』
._ 　　 l::::::ヽ::::::::::ﾏ ::: ',.ﾏ:::i:::ァ'込ツ i! .l;;;;;;;;;;;i:::ヽ::::::::::',ヽ;;;;;;;;;i
　　　　 l:::::::::ヽ::::::::',.ﾏ:::',. ﾏi:/　　　　　 .l;;;;;;;;;;;l:::::::ヽ､:::::i　｀ｰ'　　　　と聞かれても柔軟性があると答えるわ。
.　　　 ';:::､::::::',;､ :::ヽヽ::i ､　　　　　　　j;;;;;;;;;;;;i::::/ヽ/:::j
.　　　　 '::i｀ヽ:,ヽ;;ヽ;:_ヽ　 ''　　　　　　/ﾚ''´¨ヾ:/::::/:::/　　　　　　　　民主主義に執着せずに間違いだと理解したら
　　　　　　ヽ　ﾉ;;;;;;;;;iヽ.　　　ｰ= 　.／ｱ¨｀´''|' V ''¨￣｀.ヽ
　　　　　 rョ＜¨¨V:::::::≧zr--- イV::::::::::::::::ﾚ´　　　　 .',zi　　　　訂正してくれたから素直でいい子たちだわ。
　　　　 .,ｨ＜:::::::¨:t.j:::r､:::／ rｧ'''¨／::::::::::::::::/i　　　　　　　　', ヾｧ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|.: .:|.: .:|rミx.:.:.:＼乂ノノ～Ｙﾉ.: |.: |.: .: : |＼　　　　　変に信念をもっているほうが面倒ね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _八.: .: .:人乂) ￣￣' ' '⌒「i:i:i:|.: .: |.: |.: .: : |:i:i:i＼
　　　　　　　　　　　　　　 _　 -‐=ﾆ二三 /,　＼_(.: :い' ' r 　　　r┴'～'┐:|.: | .: .: 八:i:i:i/〉　..　民衆は熱しやすく冷めやすいものよ。
　　　　　　　　　　　　　　 '/////////////,　/: | : |i込　　 r　　ｲ⌒┬┘ .: 八／～=彡
　　　　　　　　　　　　　　 '/////////////,├く.: :|⌒个　　__／/ .: .: |∨)／＿_⌒´　　　　　　そうわきまえないといけないわ。
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王族と貴族はそんな民衆を快く受け入れた。

それは間違いだと分かったら修正するというのが彼らにとって大切な事だったからだ。
430 ：名無しさん＠狐板：2025/05/05(月) 17:50:00 ID:JEZ8n0DE: 適宜、好ましいタイミングで「間違いを覚えてくれれば」反省してくれるってことだもんね……
431 ：名無しさん＠狐板：2025/05/05(月) 17:50:23 ID:8zUcSCyf: 偽勇者マコトを担いだマスコミ
民主主義の汚職議員
3度目はあるか
432 ：化かされた！：化かされた！: 化かされた！
433 ：名無しさん＠狐板：2025/05/05(月) 17:56:20 ID:a/q99Jm1: こまめに通報した方がいいですよ
434 ：名無しさん＠狐板：2025/05/05(月) 17:58:35 ID:5E6J5mEX: ここまで効率主義を極めるとそもそも人間が治めること自体が無意味なんだけどな
435 ：名無しさん＠狐板：2025/05/05(月) 18:02:03 ID:Oj/I2qxB: その都度アレコレやるのも面倒だしもう止めた方がいいのはそう
436 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/05(月) 18:03:59 ID:Y1kUGVS4: 　　　｡　　　　　　.　　.:　　｡::ﾟ.　　　　　/:::::::::::::::::::::／　　　　　 .　　　　　　　.　ﾟ　　　。　　　ﾟ
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　　　　　　　　　　　　　　淡:戀戀鑾鬱鬱鑾戀戀:淡
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王国は順調に系外銀河に進出してテラフォーミング作業を行い入植と開拓を進めていた。

それらの系外銀河は開拓がある程度進むと上級貴族に領地として与えられて領地経営を任せるようになった。

上級貴族たちは単独で一つの銀河を丸ごと経営していく事になったが、彼らは何とか領地を治めていた。
437 ：名無しさん＠狐板：2025/05/05(月) 18:06:14 ID:VEq5iNwO: 効率を突き詰めると人間自体が非効率なのは否定できないが機械に文明の主体を移すと信仰が得られないだろうからなあ
438 ：名無しさん＠狐板：2025/05/05(月) 18:06:59 ID:JEZ8n0DE: 陪臣とか寄騎の重要さがかなり跳ね上がってそう
439 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/05(月) 18:07:32 ID:Y1kUGVS4: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／￣｀Y´￣＼
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　　　　　　　　　　　　　ヽヽγ_ヽ::ﾄ个､　　, イ::::::γ　ヽ{
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　　　　,x≦圭圭圭ム_　　 / .//　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ_＿_　イ圭圭圭心､
　　　　 {圭圭圭ﾐﾑ　　　｀¨,'　 l i　　　　　　　　　　　　　　　ﾑ　　　¨''''7圭圭圭心､
　　　　 |圭圭圭圭ﾑ　　　 { 　 l i　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }　　　　/圭圭圭圭ミi
　　　　 |圭圭圭圭圭ヽ　 ∧ 　', ',　　　　＿＿＿＿　　　　　　　　　l　　 ,ｲ圭圭圭圭圭,'
.　　　　ﾏ圭ﾏ圭圭圭,'ヽ/ﾐﾑ　 ', ', 斗≦}　}　　　　{　{≧　､　　　八｀圭圭圭}圭圭圭!
.　　　　弋圭ヽ圭圭{圭圭', ゝﾁ　　　　　}　} ￣|￣ {　{　　　　ヽ､／}圭圭圭圭,ｲ圭圭圭}

　　　　　　　　　　人類管理用人工超知能を搭載したガイノイド　三河

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人類管理用人工超知能を搭載した量産型ガイノイドたちの能力は優秀で

彼女たちは領内の三権を運営して裁判官、議員、官僚の仕事を完璧にこなした。

上級貴族たちは女性専用惑星で十分な実績を出していたガイノイドたちを採用していたのだ。
440 ：名無しさん＠狐板：2025/05/05(月) 18:10:42 ID:JEZ8n0DE: 象徴貴族制社会か
441 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/05(月) 18:24:26 ID:Y1kUGVS4: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,／ヽ＿　ノ⌒＼
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　　　　　　　　　　　　くヽ　,＼　＼　　　　　　　　　　　　　　　ノ　__,,. ＜ゝ- '
　　　　　　　　　　　　　　ー'　　＞--`ー　　-------- 　一　´⌒´

領地経営に関しては重要な部分は自分で採決するが、それ以外はガイノイドにやらせていた。

これにより領主になった上級貴族たちは主に王家や他の貴族との関係という社交に注力できた。

事実上ガイノイドの提供先である清姫に依存している状態になってしまったが

銀河を運営するという無茶をやらなければならない上級貴族たちはそれを受け入れるしかなかった。
442 ：名無しさん＠狐板：2025/05/05(月) 18:26:43 ID:VEq5iNwO: 貴族の主な仕事は外交か
443 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/05(月) 18:31:20 ID:Y1kUGVS4: 　　　　　　　　　　ｒ‐Ｊ､レi;i;i;i;i;i;i;i,r‐ｧ:.:.:.:.:.:.ヽニゝi;i;i;i;i;ゝゝi;i;i;i;iヽi;i;i;i;i;i;i;i,i;i;i;i;i;＼ﾉ)ヽ、
　　　　　　　　r‐Ｊゝi;i`ｰ＝ﾆ彡":.:.:.:.:.:.:.:.://:.:.にゝi;i;i;i;iうゝi;i;i;i;i;i;i;i;＼i＼i;i;i;i;i;i;i＼彡'
　　　　　　　ｒ､ﾉ､／i;i;i,､i;ir､:)フ:.:.,:.': : :.:.:.:.//:.:.:.:.:|ゝ)')T):::(こヽi;i;i;i;i;i;i;i;i;＼i;i;i;i;i;i;i／
　　　　　 ,rf　Уi;ir‐､)_|r:／:.／: : : : : : /:,'|:.:.:.:.:.|: : |:.Y´)ﾊ)シヽi;i;i;i;i;i;i;i;i;i;iヽ:r'"
　　　　　 У≧!-､ｊ_r’::／:.／:. : : : : : : ,': ,':.!: : : :ﾊ:.:.|:.:ヽ:.:.＼７ゝi;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i}"
　　　　　{≧rL|＞’ ／:.／:.:.:.:.:.:.:. : : : ;|:.:.!:.:!: : :,'|_..-|─|‐ヽ:-!ゝｧ ki;i;i;i;i;i;i;/ヽ
　　　　　`┴‐＜:-''≦/:./ :.:.:.:.:.:.:.:!:.:.:,' !:.:|:.:|: : ,' !: :λ: :|＿ ! |ヽ:ソ)､i;i;i;i;i/i;i;i;i;＼
　　　　　　　　 `＜/:,ｲ:.:.:.l:.:..:.:.:.:|:.:_|-|:λ:.!:.:/｜:/ |:.:/xzz|:.ﾄ､|:.:ヽ)､i;i;/不ﾄＴアﾊ､
　　　　　　　　 /'ｌ/ ,':!: :.!:.:.:.:.;ィ!´.|. |:.| |:.|∧ ,'/',ｲィう:::!'::ヾ:ﾄ|:.:rf )'ゝ!: |:ﾘ:|=|i;i;i;i;iヽ
　　　　　　　　　　　/_/:.|:.:.:|:.:.:.:.:.:l|:.:.l_-Y-V､　X /'　ハ::::じc::ﾘ:.彡Lド'i!:.∧:.L:|i;i;i;i;iF}
　　　　　　　　　　 |'f|:.:ﾊ:.:.|:.|: : :ヽ ;代う≧ゝX　ヽ　　ヽ二;ノ/;ｲ/i,'|ヽ|/i;i;≧:.}-!i;i;i;|ﾆ}
　　　　　　　　　 (⌒y!:.|i;|:.:ﾊ:!､:.ヽ:.寸ヽ:::じc} 　　　　　 </'_/'i;/i;|し!i;i;i;i／:.}ﾆｌi;i;i|ﾆ}
　　　　　 r'⌒XУﾊ:!i;ヽ|i;iヽヽ:.＼＼ヽ:;シ　　丶 __　　／／>/i;i,'　ﾊ∨;!＼´Ｔ⌒｀´
　　　　　　r‐ﾄ､／i;i;i;i;i;iヽi;ヽ<ヽ＼:.`Ｔﾄー　　ｒｧｙ'|　ヽ.._　　,.ｲ/i;i/　　〉!;i;|/ヾ:..＼ー､
　　　　　ノ≧／i;i;i;二ﾆ≧x<>i;i;/｀Ｙ＼|i;i;iヽ　　},r'￣￣ヽヽr' .,l'i;i/Yゞ=八!;i;ゝ:.|､ :.:.:＼　＼
　　　rfア-"i;iγ⌒ヽ:.:.≧=／i;/.　 |i;i;ﾄレr‐:≧7　　「:::::::::､＼/i:i/:.:.!:.:.:.:.:∧:.:.:.:.| l＼:＼:ヽ.　）
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　　　　,r彡‐r'´＿,..-≦三フ'彡ﾊ/i;i;i;|:|ヽ-､　Ｙ::/ ／::...　　 <ヽヽ`ー┼K　ヽ_:ﾉ .!　 /:ﾞ､:.:.ヽ
　　　　ﾘ　　,r'三三三彡ｧ<ー:.:.|'T￣:l:! }　}､. Y /￣￣＼　ヽ:ゝﾞ､:.　| | l／_」＼|／'´　}:.:.:.:}
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　　　　　　　　　　￣/i;i/|i;i|､Y　 /　/ .｜　　　　　/::::::::／　　　　.:.:.:/─‐'　７´|i;i;/

宇宙暦１００００年、じょうぎ座銀河団にあるすべての系外銀河に進出した王国は

その系外銀河を上級貴族の領地として与え開拓させるようになった。

じょうぎ座銀河団全域の開拓完了も時間の問題になり、更なる拡大が検討されていた。
444 ：名無しさん＠狐板：2025/05/05(月) 18:53:50 ID:NL5dcl1O: 清姫まだ働いてるのか。引退させてやればいいのに
神暦で１万年、宇宙暦で１万年の計２万年の社畜生活は可哀想すぎるよ
445 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/05(月) 18:54:55 ID:Y1kUGVS4: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __-ﾆ二二二二ﾆ辷ス
　　　　　　　　　　　　＿＿　　＿-ﾆ二二二二二二ﾆにノ､
　　　　　　　　　__-ﾆニ二二ﾆﾏム-‐:::::‐-ﾆ≦二二二二Y⌒ﾝ
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　　　r‐≦二二二／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::¨＜ﾆ_ﾄ､人
　　　ゝ　ハ二ﾆ-':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ミ:::::::::::::::::＼i　ン
　　　　Y ＞ﾍ二/:::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::Vへ
　　　　 (　／ﾍv :::::::::::::::::::::::::::::{::::::::::ﾄミ:::::::::::::::::::::::::::::::::ﾄ:::::､ﾆ‐_
　　　　　ﾍ　ノ{i::::::::::::::::::::::!::::::::､;:::::::i　ヽ::厶斗‐:-::::::}:::::}ﾍ::::V二‐_
　　　　　 ⌒〉ﾝ!::::::::::::::{:::::::ト::＞ﾍ::::::::､　＼:ゝゝ::ｚ:::V::::::i:ｖﾍ::}二二‐_
　　　　　_'二ﾆ_::::::::::::::::::匕ヾ::､　､:::::＼　斥示圷ﾐx:::::j:::Ⅵ;!二二二_
　　　　　 /二二ﾆ_::::::从:::::ﾍｨf圷ミx＼:z`ゝﾄだけ?j}:::从::::V二二二二_
　　　　/二二ﾆﾆ〉ミ:::::､::::〈! ｒこれ　　　　 vzツ　.:人ﾊ:::::V二二二≧〉
　　　　仁ﾆ＞≦/:::::ハ:::ゝ从 vzツ　　　､　　"""ノｨ-二}:::::::ゝ＜三三/
　　　《<三三三'::::::::::!_Vﾆゝ　"""　　　　　　仁二i::::::::::::ヾ=三ス
　　　　ヾﾆ三三{::::＞"_ﾌ二ﾆ]:ゝ.　　　‐ 　′　ｲ:|二ﾆj::::::::::::::}j／ニヽ
　　　　　入三厂V　ｨ（.5.)＿_}:i::ﾙ＞　　 __　＜::ﾙ[._＿]:ﾙﾚ:::リ(ﾆ二二}
　　　　_-二> 　/　/::γ"ｲ　{:jr{〈､ｊ　　　　　 i ／ﾉ　　　〉ﾉリi三≧_二j
　　　　-ﾆ／　, '_　へ/　/:～ﾚ,f　＼　　　／　　{::～:ﾍ `7　|三三三)
　　　　{／　　ｲ -　ﾍ j　/::::::::::i　　　へ　　/へ　　::::::::::j }　ト＜三彡
　　　　`　　 {　-‐ ヽ〉 ;::::::::::::i　　 /ミ..V.ﾍ..彡＼　v{:::ﾘ　辷}
　　　　　　　八个ゝ冫 i::::::::ﾊ:i　　 ∧ﾆY.......Yﾆ二＼ V　ノ Y　　　　ヽ
　　　　　 {　､　ヽ　从:/　ﾘ　／二ﾆゝ.=..ﾉﾆ二二＼人 7　/
　　　　＜　i　　i　　　 j{:::八ﾍ／二二＞..⌒..∨二二二＼ﾝ .,　　　　　j
　　　　rミゝ　＞j　　　　}ﾉﾘﾆ二二‐-/.....从::i...＼二二二ﾆヾ{　　　　ん＞
　　　　》_≧〈　 v　　　 i_ﾆ二二ﾆﾆ/.......{::.....i........＼‐-二二ﾆY　　　イ　 /
　　　　ﾊﾆﾆ》　 ,　　　 i二二二‐V..........!::.....i!.............V二二二}　／ｫz今≦》
　　　/〃￣入　　　　　 i二二二‐7..........ﾉ::......i!..............〉ﾆ二ﾆ7　　 {iしﾍﾞゞ
　　　[「"　厂　7　　　　 iﾆ二二ﾆ_j.......ｲ...!..､:i:ﾄ.........V‐ﾆ二ﾆ/ 　　　ハヽ
　　　　／　　　　　ﾄ二二ﾆ‐{<::....i..........v.:i..＼..〉二ﾆﾆ/　　　／　ﾚ〉
　　　　 '　　 i　　　　　　ヾﾆ二二､＼j....!.....:|..:i...:::>ﾆ二ﾆ/　　　／〉
　　　 { ./　　　　　 j　 )ﾆ二二}:ノ⌒廴..厂レ二二ﾆ∧　／　 /
　　　　 V 　 ∧　　　　小〈二＼二二二二二二二二ﾆ/ﾆ}　　　 ∧
　　　　 {　　　　ゝｰ彡　ﾉ＼二＼ﾆ二V二二/二ﾆ／/フ　　　 /　}

王国にとって最大の問題は宇宙開拓をどの程度行うかだった。

彼らが存在する宇宙はあまりにも広大過ぎてひとつの国家がすべてを支配するのは無理がある。

つまり、どこかで開拓を終わらせて王国を安定期に移行させる必要があった。
446 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/05(月) 19:02:16 ID:Y1kUGVS4
447 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/05(月) 19:02:57 ID:Y1kUGVS4: ttps://www.youtube.com/watch?v=wHUsQvyUM0w

――宇宙暦１００２６年

.._　　　　　　　｀¨¨¨¨¨´　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　- ¨　_,,　-　¨: :|｜: : : : : :_　- '|　|'": : : : : : : : :
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..._: :|｜: : : : ￣:| 丁ﾞ冖￢┬ｒ-‐…￢冖 ¨~|　＿ γ´　｀:，｜｜├ﾆ¨-‐ ~ |｜: : : : : : : : : :|　|__　-　¨_　-
‐-...|｜‐-　　,__|　|: : : : : : |｜: : : : | |: : : :_,|　|::::| { 　　 :}　|::｜｜: : : : : : :|｜: : : : : _　-‐　_　 -‐ ¨
: : :.:|｜¨¨　''.:.:┐ 二二二　ニニﾆ　ﾆﾆ　┐ |::::| ゝ　　..ﾉ └┘｜: : : : _, ⊥-‐_二 -‐　 ¨　　　　　　 __　-
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､　＼｢丁T┐__ ~ ┴匚|ｰ┐__ ⌒￢辷┬┐__￣二-ｧ'｢|　　i二二二二二二二ヽ~^　‐ 　 . _　￣丁|￣~^ヽ
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　 |二/　　|　＼二二二二二二＜----　＿＿＿＿　　　＼
　/二二二二二二二二／　　　＼二二二------------＜
　}二二二二 /二二／　　　　　 |　 / 、二ｒ／＼二{
　＼二二二//-　　　　　　　　　　　|. / 　＼/ /　　/二ハ
　　}二二::| | |　　　　　　　　　　　／/　　　 ∨　　 |/ /:|
　　 >=ミ.､| | |　　　　　　　　 _..斗七/　　　　　ﾔ　 | /　|
　　　　　| |　＼　　　　　　_ｘ/　_.ゞ^　　　　　　　　〈∨/∧
　　　　　乂＿ｘｚｚｚｚミ　　(/　　　　　　　　　　　　　　∨　|　　　　　　それでは議会の決議に従って
　　　　　　　＞＜艾ｦ∧　　　　　　　　　　　　　　　|　 ∨
　　　　　　　　∧　　　∧　　　　　　　　　　　　　　 ′　 ∨＞く　　..　じょうぎ座銀河団の外部に調査隊を送る事にします。
　　　　　　 ∧　　　∧　　　　　　　　　　　　　 |　＿／　　/
　　　　　　　　　　＼　　 ∧_／　　　ノ}　　　 |￣￣　／　、二∨
　　　　　　　　　　　＼　　　＿／／　　　 |　　／／二二ﾆﾆ∨
　　　　　　　　　　　　　＞　、　　--　　　　 :| .／／二二二二二∨　＿_ ,,...　-‐　'' "´￣￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　＿ `　、　　　　／二二二二二二二二／￣／￣／ /　　/|　　　|',　　∨＼
　　　　　　　　　　　　　　　　＼　＞―く／　　 /二二二＞―<　＿/ 　／　./　　/: |______.|:.',_____∨/＼
　　　　　　　　　　　　　　　　／／　/　 ∨　／￣/二／.:.:.:.:.:.:.//　　／　/ ./|＿./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:
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　　　　　　　青藍王国内閣総理大臣　トレーズ・クシュリナーダ（王国の伯爵）

　　　　　　　　　　　　　 __＿___
　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::丶
　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
　　　　　　　　/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
　　　　　　　ｒ ⌒:::::::::r‐‐‐ 、:::、:::::;::::::::,'
　　　　　　　 i:::::::´::::::::::ｰ―ﾟ′::｀:r --v
　　　　　　　 ',:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽﾟｰ/
　　　　　　　　 >:::::::::::::::__:::::::::::::::::__>ﾘ
　　　　　　　 /::::ヽ:::::::::::::‐--- 、::::::/
　　　　　　./::::::::::::ヽ:::::::::｀￣´:::::/　　　クシュリナーダ伯、よろしく頼むぞ。
　　　　　人:::::::::::::::::',:::::::::::::::::::::/
　　_____／::::::i:::::::::::::::::::＼::::::::::::/
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ー<´
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::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ::::::::::::::::::::/::::::＼
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:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ー、
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼

　　　　　　モブ上級貴族
448 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/05(月) 19:05:08 ID:Y1kUGVS4: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _.. ------、
　　　　　　　　　　　　　　　＞――／　　／￣￣￣`　、
　　　　　　　　　　　＿／/　　　／　　／　　-------- ＼
　　　　　　　　　　／　　./　　／　　／　／　　　　　------=、
　　　　　　　　／　　|　 |　 /　　　/　　/　　／　　　　　　---->
　　　　　　　 /{ 　　 |　 | ./　　　/　　/　／　　　----、　　　 ∨
　　　　　　　 |∧　　ﾔ　∨　　 ./　＿.／￣￣∨--　　　＼　　∨
　　　　　　　 |. ∧　　＼　∨　 /／　　　　　 ∨　　　---＼　乂
　　　　　　　＼ ∧　　 /￣` ／　　　　　　　　　∨　　￣￣　＼　乂
　　　　　　　　乂　＞／|　　　　　　　　　　　 /　／、＿＿￣　　＼ハ
　　　　　　　　 |/|　|/|　　　　　　　　　 /／　　　`''マ |￣`　、　}ハ
　　　　　　　　　／乂乂＿　　　　　　_..斗＜＿／　　　∨/　　 | 〉 /ハ
　　　　　 _,　''´ 、´　　/＿　　　　 /／- 斗㍉ﾉ　　　　　∨ 〈　 / /
　　　　　/　、　　　／ r==㍉　　　/　/-　＾=＾　　　　　 }　＿/ ∧
　　　　 / /　　 /　　∧ 　＾=ﾔ　　　　　　　　　　　　　　　 |　∨　ハ　　　　じょうぎ座銀河団の開拓は将来的に終わるから
　　　 ./ /　　 /　　　 ∧　　　|　　　　　　　　　　　　　 |　 .∨　∨
　　／. /　　_..斗＜.　　∧: 　 |　　　　　　　　　　　　　 |　　 ∨ /　　　　今の内に他の銀河団と銀河群を調査するのは正しいでしょう。
.　/　　￣￣　　　　∨　 ∧　 |　　_　　　　　　　　　　 /　　　 |/￣∨
. /　　　　------- ∧　　　＼￣　　　＿＿　　　　　 /　　　／　　 /
. |　　　　　　、　　/　{　　　　＼　￣_　　　　　　 |￣￣￣／　／二|
. |　　　　　 /＞へ　　}　　　＿.　＼　　　　　　　 /　　-＜　　／二二|
. |ｈ　ｈ　　 { ∨　/　 /　　　　＞、　＼　　　　　/-　_.. 、≦二二二ﾆ |
. || | .| |　　 ∨／＿/　　　　　　　 |＼ハ----く/／二_／　　/二二二 |、_
. || | .| |　　　∨/.　　　　　　　　　∧＼/∨/　∨-　　　_..、≦二に二二二＞―ミ
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　　　　　　　　　　　　　 {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
　　　　　　　　　　　　　　　 !:::／⌒＼:::::::::::::::／⌒ヽ::ﾉ　　　　王国はじょうぎ座銀河団の調査しかやっておらず
　　　　　　　　　　　　　 rヽ{　　 O　i::::::::::ｲ O　　 }:::ヽ
　　　　　　　　　　　　　 {:iヽ＼__...イ:::::::i::::::ヽ.__.イiリ::}　　.　他の銀河団や銀河群は未知の領域だ。
　　　　　　　　　　　　　　　';:ヾ､::::::::::::::::::::|::〉::::::::::::::/ﾉ:ﾉ
　　　　　　　　　＿＿_　　_...＼'､:::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::/.:く
　　　　　　 ,.イ:::::::::::::::｀::::::::::::::::ヽ:::::::::::,－､::::::::::;ｲ:::::::｀ヽ、　　　　　　　　　　　　　　　　　「それは仕方がないでしょう」＞トレーズ
　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::＿_:::::::::＼::::´￣｀::::／::::::::::::::::::::＼
　　　 ,.′:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ヽ::::＼:::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::￣::::::::::::::;:::イ￣:::＼:::::::::＼
　 ,.イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ､:::::::::::∠::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀`ヽ、
449 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/05(月) 19:06:05 ID:Y1kUGVS4: .　　　　　/. : : :＞ ´≠-＝ﾐ:/v:ﾊ}/ｨｲ州ﾘ: :7
　　　　　{才. : :≠"　　　 ./ /. 7^⌒　＜: 〈
.　　　　／. : :イ.j　　　　 / /. /　　　　　{:乂
　　　｛_: :ﾆ=彡"､__廴　　从(　　　　　 v7
　　　　V. : _才　　￣^气=云x ヽ　　　　　'_,
　　　乂. イ/　　　 ≪_tだﾂ^汽　 .fr斧笊ｵ
　　　辷７ﾊf　　　　　　　￣ィ'"　　 .Vだ＾{
.　　/. f⌒从　　　　　　　　　　　　 ∨ ｜　　.　情報は新しければ新しいほど価値がある。
　　ｲ.从frv　　　　　　　　　　　 _, 　ノ　 :
　　 ^Yハ　_　　　　　　　　　　　　 .´　　 ′　...　千年前の情報は使い物にならないので
.　　从: ｲ.ハ　　　　　　　_,　 -―ｭ　 /
　　　　ハ乂.∧　　　　　　　こ￣_,　,　　　　　　近い内に開拓する予定がない銀河を調査しても
　　　　＞＝=ﾐ＼＿__　　　　　　　　′
　　　　{≠-＝ミ｀＜ ∧　　　　　　厶　　　　　　調査費用の無駄になってしまう。
.　　　 }ﾆﾆﾆﾆﾆ＞.　｀＜＞-　:≦才^__
.　　　 }ﾆﾆﾆﾆﾆ≪二_＞v）　｀＜⌒ー-ト .
　　　 /ﾆﾆﾆﾆ≪二二二 _{　∨　　｀＜ .＼{
　,.. イ冖＜ﾆﾆﾆ≪二二ﾆ.{ 　 V　　　　{／ .}ー- ..,
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀＜ﾆﾆﾆﾆﾆ-{_／.}　／∨}⌒ヾ.:.:.:.:.:.:.
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀＜ﾆニニ}i{}イ＜.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:

　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
　　　　　　　　 !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　　　　 {::::::::::::::::::::::::::::::::::::;:::: -‐ ､:::::::::::::::::::::::::; --　、:::::::::/
　　　　　　　　 ∨::::::::::::::::::::::::／　　　 O >:::::::::::::::､:く O　　　〉:::::′
　　　　　　　　　.-ヽ:::::::::::::::::::`ー-.....-‐::´::::::::::::::::::::ヽ:::｀:::ー:::´:::::〈
　　　　　　 /::::ヘヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::}
　　　　　　　　{:::::{:::::::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::′　　　その通りだよ。
　　　　　　　　ヽ::ヽ::::::}:::::::::::'J::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀:::ー::´::::::::::::::::/
　　　　　　　　　｀丶ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＿＿:::、::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　｀ヽ､_:::::::::::::::::::::::::::::::::::∠ニニニィ::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　 iヽ､::::::::::::::::::::::::::::::::::ー-‐:::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　i::::::｀丶:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　i::::::';::::::｀:ヽ:、::::::::::::::::::::::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　}::::::::';::::::::::::::｀:ー--:::::＿＿:::ィ
　　　　　　　　　　　 ,.イ:::::::::::';:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
　　　　　　　　　　　／:::::::::＼::::::';:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
450 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/05(月) 19:06:34 ID:Y1kUGVS4: 　　　　　　　　　　　　　　ノ:/:⌒:ー.个ー-. .
　　　　　　　　　　　　　ﾉ. : j. : : : : ,. : : : : : : ｀ｰミ
　　　　　　　　　　　　f: : : : : _ : : /. : : : : : : : :-=ﾐ
　　　　　　　　　　　八: : :_/: f : : :/: : : : : : : : : : (
　　　　　　　　　　 f: :ﾐ:ｲ: ﾊ: :ﾚﾊｵｲ彡斗: : :-=ミﾊ
　　　　　　　　　　　｝ミr:{::{ハ(　　　　´ 彡ｵ. : : : : :}
　　　　　　　　　　　}:_: {人!　｀ヽ　　　　 ,}≦=ﾐ乂
　　　　　　　　　　　7:ﾊ筏ミ:ｘ　　 _厶斗ｲ 7´ヽ: :/
　　　　　　　　　　　八杙tぅﾒ　 f匕tうｱ"　}!乂:f´　　　　じょうぎ座銀河団の開拓完了が見えてきた今だから
　　　　　　　　　　　　｀.　￣　　!　　　　　ｲ i: り
　　　　　　　　　　　　　∧　　　j|　　　　　 .'从（　　　　　調査隊を送る価値が発生しました。
　　　　　　　　　　　　 /∧　　ゝ　　　　　.' / }｀
　　　　　　　　　　　　　　}个｀ー　´　イ／ﾆ:|　　　　　　故に皆がそれに賛同してくれました。
　　　　　　＿ . 　-=ｾ: : ::}＞　⌒ヽ＜ {f_ﾆﾆﾆ{: 、_
　　 / { } { }　　　　　}: : :＞f ￣｀ヽ｀Yﾆﾆﾆﾆ/: :{:7＼
. 　 ′り .}j　　＞. :´r ´　 (rー-　　 .V_ﾆ彡': :／.:::::::＼
　 .′∨ 　　.′. :o: ⌒ヽノ}　rv　　　 {: : : :／.:::::::::::::::::::｀ー-ミ
. //// V　　 '⌒＼／. ＞ ´ゝｲ　　　　l : :/.:::::::::::::::::::::::::::::::::'⌒ヽ
.ゞゞ.′ ∨. / ＼＼: ´ 　　/ r人　　　j=く::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.＼
: : : : ゞゞゞｲ＞ ´＼＼　　' 　}:::::≧-__ｵ:::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/{
: : : : : : : : :∧◯ 　＼＼′ :|::::::::::::::::::::::: |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'::::.＼
: : : : : :}: : : :∧　　　　｀≠＝:!::::::::::::::::::::::: !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::彡.:::::::::::::〉
: : : : : .|: : : : :∧O　　 /　　 |::::::::::::::::::::::: l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::-=彡{
: : ::｀ヽj: : : : : : :'　　 '　　 .｜:::::::::::::::::::::::}:::::::::::::::::::::::::ー-::::::::::::::::::::::::l
: : : : : ,: : : : : : : iO ./　　　 .卞、o::::::::::o.斗:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_:_:＿::j
: : : : /,: : : : : : : |　.'　　◯／:!: .＼: : :／ : !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::-―-::::::ｲ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　.'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　i:::::::::::‐-:、:::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.-:、::::::＿:＼::::::::::::::::::::::::::::::}
　　　　　　　　　　　　　　　 {:::::::::::ｲ.　o`ヽ'::::::::::ｨo⌒ 7:/:}
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ';:::::::::::::｀:ー::´::::i::::::｀:ー::´/:/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ:::::::::::::::::::::::::::}::〉:::::::::::://　　　しかし、開拓をするとして統治はどうするのだ？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　`::、:::::::::::::::::`:´::::::::::::/ｲ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ:＼::::::::∠＝､:::::::/　　　　　既に上級貴族は全員領地持ちだぞ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ::::::::ヽ:::::::::ー:::::／
　　　　　　　　　　　　　　　 ,...ィ:i::::::::::::::::＼::::::::::ｨ:.、
　　　　　　　　　　　　　 ,..ィ´::::::::::!::::::::';:::::::::::｀¨¨:/:::::｀丶、
　　　　　　　　　,....-‐:::´::::::::::::::::::::::::::::::';::::::::::::::::/::::::::::::::::::`::..､.._
　　　　　　 ,.イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::';:::::::::::::':::::::::_::::::-‐:::::::::::｀ヽ
　　　　　.ｨ´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'¨¨¨¨`::ヽ::::::::::::ィ:´::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`::::::′::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　　′::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｨ:::::::::}
　　　 .!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!:::::::::i
　　　 {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ:::::::::',
451 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/05(月) 19:07:11 ID:Y1kUGVS4: 　　　　　　　　　　　　 ',',　//　　　　　 /　}.}| .i
　　　　　　　　　　　　　',`' .{　　　　　 /　/ }|　i
　　　　　　　　　　　　　＼ヽ　　　　/　ﾑ_ﾉ}　j
　　　　　　　　　　　　　　　＼ヽ　　./　　　./ ./
　　　　　　　　　　　　ヾ､　, -､',',　! i　＿__/／　　　　私としては『じょうぎ座銀河団で開拓を終わらせたい』
　　　　　　　　　　　　ﾍ冫　　｀ヽjム `一'ﾞ
　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　 ¨ヽ￣ヽ　　　　　　と思っているのですが、財界はそうではないようですね。
　　　　　　　　　　　　　　 ` ヽ､　　　ヽ　',
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∨　　　ヽヽ　　　.　彼らは更なる拡大を求めています。
　　　　　　　　　　　 , ─── ､ l`ヽ　　　 ',　}
　　　　　　　　　　／　　　　　　＼ヽ∨　　 ',　}
　　　　　　　　　 {　　　　　　　　　＼i__　　 '､ }
　　　　　　　＿＿二7´￣＞､　　　　　　　　｀}
＿＿＿__　.(ヽ､｀`ー{　　　　　＞､__　　　　　　)
　　　　 /　　￣｀¨)　｀` ＜　　　　　　　　　　　,'
　　　　/　　　　7¨　　　　ヽ, -'"　　　　　　　 i
､　　　i　　　　　i　　　　　　{｀`　　　　　　i!　i! i

　　　 ';::::::::::::::::::ｲ　　　　　　 }:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　';::::::::::::::::::'、　　　　　　 !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　 ';:::::::::::::::::丶　　　　　　 !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　';:::::::::::::::::::ヽ　　　　　 ;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　＼:::::::::::::::::＼ __　　 :'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　｀丶:､::::::::::ゞ}　　,'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　 ';:::::::::::::＼.i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　 ';::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::　　　確かに開拓を推進すれば更なる土地と資源を得て
　　　　　　　　　　 }::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　 .′::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::　　　それに比例して内需は拡大するだろう。
　　　　　　　　　 ′:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;:::::::;_::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／　 /　｀丶:、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::　　　しかし、王国の統治制度にも限界はあるぞ。
　　　　　　　　 ./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/　　/　　　　　｀丶、:::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;′　/　　　　　　　　　　＼::::::::::::::::::::::::::::　　　無限に増え続ける領土と国民を統治できるのか？
　　　　　　　 ./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::′　i′　　　　　　　　　 i:.丶::::::::::::::::::::::::
　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i　　|　　　　　　　　　　　 |:.:.:}:::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　｀丶:::＿:::::::-－-､:::::::::::::|丶┘　　　　　　　　　　 |:.:.:}:::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ::::::::ノ　　　　　　　　　　　　　 |:.:.′::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　￣´　　　　　　　　　　　　　　 {:.;′::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .ｿ::::::::::::::::::::::::::::::
452 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/05(月) 19:07:47 ID:Y1kUGVS4: 　　　　　　　　ｒ――＜￣￣￣　＞　、
　　　　　 _ｒ―{　　＼　 :|　　／　　_..、＜、＿
　　　ｒ＜￣￣`''＜　　 |:　 / 　／　　　＿＿∨
　　　／　　　　＿／＼　　/　／　　／　　　　 ∨
　　/　　　＿_/　//ｒへ、／`ｙ'￣＾'￢-=ミ、　　 ∨
　〈　　 /　　/　//　　　　　　　　　　　　　Ｙ　　　＜
　　}　/　　 |　ﾔ　　　　　　　　　　　　　　∨　　　/
　 /　|＼　　|　　ﾔ　　　　　　　　　　　　　/ |　　　∨
　〉乂＿≧ｚｚｚｚｚｘ　　　　 _.xzzzzzzzz≦_ノ､＼　 ∨
　//　|　　_zzzzz `寸>　　//／_zzzzzz＿　 ∨　＼/
　〈　/|　￣┴^┴＞/|　　　>　-┴^┴ ′　 /￣＼(
　〈 /｜　　　　／　|　　　　＼　　　　　　 √ ＼〉
　　|　ﾔ　　　　　　　〈、　　　　　　　　　　　√　　}/　　　　勿論、急激な拡大は負担が大きいので
　ノ|　ﾔ　　　　　　∧ { 、　　　　　　　　　 √　 /
　 ∧　ﾔ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| 　 /　　　　..　王国の開拓は比較的慎重に進めています。
　　∧　ﾔ　　　　-　ー=　――' 　　　　　　|_／|
　　　＼ﾔ　　　　　ー――　　　　　　　　/　　」　　　　　　それでも一万年でここまで開拓してしまいました。
　　　　_ノ|＼　　　　　　　　　　　　　　　／　」/
　　　　＿|　＼＿＿＿　　　　　　　／　|八
　　 /　ｒ-|　／　　　／　　　　　　／　　／＼
　　{、　`''＜　　　 /＞―――＜　　／＿＿＼
　　Ｙ:.＞、　 `'＜/　　　　　　　　／＿ノ　　〕￣
　　∧:.:.:.:.:.＞　、　`''＜ｒへｒへｒへ/　／￣/
　　 √:.:.:.:.:.＼　　`>、　　/ ∨＼ ∨＼／〉
＿　_/:.:.:.:.:.:.ｒ―＞　　、　 /　 :∧　＼　＼
.　　`''＜:.:.:.:.＼　　　　　 ./　　 |:∧　 .＼　　`''＜

　　　　　　　 :′:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'
　　　　　　　 {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
　　　　　　　　 {:::::::::::::::::::　' ⌒`丶､:::::::::::::::::::::::::::::::::; -‐ ､:::::::::/
　　　　　　　 ,.:!::::::::::::::ｲ　　　　 О ＼::::::::::::::::::::／　　　 ';::::/
　　　　　 ;:::::i::::::::::::::::::｀丶、_.......-‐´::::::::::';::::::'､О　　　 }:::|
　　　　　 {:::::':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::＼＿　イ::::}`:､
　　　　　　　 i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〉:::::::::::::::::::::::::'::::::!
　　　　　　　ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::´::::::::::::::::::::::::::/::::::′　　　無理に急いで開拓する必要が無いから
　　　　　　　　ヽ::::::::::::::::::::::::、＿＿＿＿::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::;′
　　　　　　　　　ヽ::::::::::::::::::::::＼､ﾍ＿＿　¨¨_‐-　、::::::::::/:::::/　　　　　事業に支障が出ないように慎重にやっていても
　　　　　　　　　　　＼::::::::::::::::::::｀丶....､.........＿＿_フﾞ::::::/::／
　　　　　　　　　　　　＼::::::::::::::::::::::::::::::::＿::::::::::::::::::::::/´　　　　　　　　一万年も継続すればこうなるか。
　　　　　　　　　　　　　|::＼:::::::::::::::::::::::::＼:::＞::::::::::::/
　　　　　　　　　　 i:::::::::｀丶､:::::::::::::::::::::::::::::::::::;.ｲ!
　　　　　　　　　　　　 i::::::::::::::::::::｀丶､::::::::::::::::::::ィ::::::|
　　　　　　　　　　　 '::::::::::::::::::::::::::::::::｀::ー‐:::´::::::::::|
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　　　　　　　_......＜::::′:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
　　　 ,...＜::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!｀:丶:..、
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453 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/05(月) 19:08:35 ID:Y1kUGVS4: 　　　　　　　　　　　　　　ノ:/:⌒:ー.个ー-. .
　　　　　　　　　　　　　ﾉ. : j. : : : : ,. : : : : : : ｀ｰミ
　　　　　　　　　　　　f: : : : : _ : : /. : : : : : : : :-=ﾐ
　　　　　　　　　　　八: : :_/: f : : :/: : : : : : : : : : (
　　　　　　　　　　 f: :ﾐ:ｲ: ﾊ: :ﾚﾊｵｲ彡斗: : :-=ミﾊ
　　　　　　　　　　　｝ミr:{::{ハ(　　　　´ 彡ｵ. : : : : :}
　　　　　　　　　　　}:_: {人!　｀ヽ　　　　 ,}≦=ﾐ乂
　　　　　　　　　　　7:ﾊ筏ミ:ｘ　　 _厶斗ｲ 7´ヽ: :/
　　　　　　　　　　　八杙tぅﾒ　 f匕tうｱ"　}!乂:f´
　　　　　　　　　　　　｀.　￣　　!　　　　　ｲ i: り　　　　まあ、無理をしなかったから
　　　　　　　　　　　　　∧　　　j|　　　　　 .'从（
　　　　　　　　　　　　 /∧　　ゝ　　　　　.' / }｀　　　.　宇宙開発が破綻することなく上手くいきました。
　　　　　　　　　　　　　　}个｀ー　´　イ／ﾆ:|
　　　　　　＿ . 　-=ｾ: : ::}＞　⌒ヽ＜ {f_ﾆﾆﾆ{: 、_　　　この場合、『上手くいってしまった』と言うべきでしょう。
　　 / { } { }　　　　　}: : :＞f ￣｀ヽ｀Yﾆﾆﾆﾆ/: :{:7＼
. 　 ′り .}j　　＞. :´r ´　 (rー-　　 .V_ﾆ彡': :／.:::::::＼
　 .′∨ 　　.′. :o: ⌒ヽノ}　rv　　　 {: : : :／.:::::::::::::::::::｀ー-ミ
. //// V　　 '⌒＼／. ＞ ´ゝｲ　　　　l : :/.:::::::::::::::::::::::::::::::::'⌒ヽ
.ゞゞ.′ ∨. / ＼＼: ´ 　　/ r人　　　j=く::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.＼
: : : : ゞゞゞｲ＞ ´＼＼　　' 　}:::::≧-__ｵ:::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/{
: : : : : : : : :∧◯ 　＼＼′ :|::::::::::::::::::::::: |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'::::.＼
: : : : : :}: : : :∧　　　　｀≠＝:!::::::::::::::::::::::: !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::彡.:::::::::::::〉
: : : : : .|: : : : :∧O　　 /　　 |::::::::::::::::::::::: l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::-=彡{
: : ::｀ヽj: : : : : : :'　　 '　　 .｜:::::::::::::::::::::::}:::::::::::::::::::::::::ー-::::::::::::::::::::::::l
: : : : : ,: : : : : : : iO ./　　　 .卞、o::::::::::o.斗:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_:_:＿::j
: : : : /,: : : : : : : |　.'　　◯／:!: .＼: : :／ : !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::-―-::::::ｲ

　　　　　　　／ :ノ: :j.: : : : : : : : : : : : : : :. :. :.j:.＼: : :` ＜
　　　　　　／: : :.j: : 人.: : : : : : : : : : : : : : : : :.!: : :.V: : : : :.＼
　　　　／　　　〈.: : :. :.ヽ.: : : :. :.､: : ,.: : : : : :.j／: : Y.: : : : : :.＼
　　　／.: : : :. :. :.j.: : : :. :.}: : :.＿ _): :j: :,,.__.: :.j: : : : :.!.: : : :. :. :. :.V
　／.: : : : : :. :. :.ヽ: : : : :.!: :゜⌒｀: : :.! "￣': :.j : : : : |.: : : : : :. :. :.V
　': : : : : : : : : : : : j.: : : :. :.ヽ: : : : : : :{.: : : ;゜:.'.: : : : :.! : : : : : : : : : }　　　.　途中で失敗していればそれを理由に開拓の打ち切りができるのに
　{: : : : : : : : : : : /.: : : :. :. :.}. : : : ィ:_j〉.: : : /.: : : :. :.j : : : : : : : : : j
　.!: : : : : : : : : : /.: : : : : :. :.{...ャｮｮｮｮｮｮｮｯ '.: : : :. :. :.＼.: : : : :. :. :.!　　　..　なまじ成功しているから止められない。
　∧.: : : : : : : :./.: : : :. :. :. :.j＼: : 二ﾆ: ／ :{.: : : :. :. :. :.＼.: : : :. :.V
　　ﾊ.: : : :. :. :./.: : : : : :. :. :.j: : :.ー―:.´ : : :!.: : : : : :. :. :. :.＼: : : :.V　　　　財界は『上手くいっているではないか』と突っ込みを入れてくる。
　　ﾊ.: : : :. :./.: : : : : : : :. :.j : : : : : : : : : : : ﾍ : : : : : : : : : : : ＼: : V
　　　j: : : : :.,: : : : : : : : : : :.j: : : : : : : : : : : : :.ﾍ: : : : : : : : : : : : :ヽ: :}
　　　j: : : : ｲ.: : : : : : : : :. :.j: : : : : : : : : : : : : : ﾍ: : : : : : : : : : : : : :./
　　　j : : : : : : : : : : : : : : : j.: : : : : : : : : : : : : : :.ﾍ: : : : : : : : : : : : :!
　　人 : : : : : : : : : : : : : : j.: : : : : : : : : : : : : : :. :.ﾍ: : : : : : : : : : : j
　　　　＼.: : : : : : : : :. :. :.,.: : : : : : : : : : : : : :. :. :. :.ﾍ: : : : : : : : : : '
　　　　 /＼ : : : : : : : : / : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾍ: : : : : : :.／
454 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/05(月) 19:09:10 ID:Y1kUGVS4: 　　　　　　　　　　　　　_＿__
　　　　　　　　　　. : ´ : : : : : : ｀: : .
　　　　　　　　／. : : : : :; : : : : :ｲ : : ｀: : .
　　　　　 .ｨ. : : : : : : ／ : 才´ : : : : :_:_:_: ﾊ
　　　　　/／.:〃. :／. : :-―=＝ : : : : 才: : ＼
　　　　ﾉ : : :/. ::"ｲ才´. : :ー-=ﾆ : : : : : :-‐＜
　　　 i|:i {: :' :彡'"´∨: ー-ミ: : : : :ー-=≦: : : :｀ヽ
　　　八:ハイ　　　　｀ヾミー-: : : : :_ : : : :-=＝ミーﾐ
　　＞ .斗ｱ　　　 .才<　｀ヾ=ミー-ミ: : : : ｀ヾ: : :彡⌒
　/. :/　 /:!　　　丿孑ｱ　　 }: :ﾘ　り }ｰ-ミ: : : : :_｀≦　　　　王国には宇宙全土を統治するのは不可能であるが
　}: :'　.八∧　.イｲｲゞﾞ　　　从(　f　ｲ:ﾊ:｀ヾ: :ー-:彡'
　}:/　イ｀ヾヽ　⌒´　　　　　 .∨: 从(: : ;ﾘ人:{　　　　　　　現在の領域を問題なく運営できているのが仇になりました。
　／ _.ノ　　　 !　　　　　　　　,ﾍ(　　)ｲ＞ ´｀Y
.　{　 {.　／ヽ.|　　,　　　　　　　 ′ ＞ ´　＞ ´{　　　　　　止め時が分からない状態です。
　 i　 |／　ハ　.ーく_.ｨ ´　　　　ｲ／　＞ ´. : : : : ＼__
　 ;　｀ヽｲ　 }ノ　　ヽ　　　／／　ィ. : : : : : : :＞. :´: : :｀:ｭ._
／　　　　｀＜　　　ゝ-＜ }〈イ. : : : : : : ／. : : : : : : : : : : ｀: : .
　　　　　　　　＼__　　⌒ー-} }斗ｫ.: : : :／.＞ ´. : : : : : : : : : : : :ﾊ
　　ー-く⌒ー-斗ｲ　　　 }'⌒∨斗ｫ.:／.: : : : : : : : : : : : : : : : : : :∧
　　　　_　. 二ｱ　　　才.´/　　i ∨イｲ. :/.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ∧
　＞ ´　　　　　才´　　 /　　 :{　}.:/. : /.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :{
´　　　　　　}ftft＞"　 i:　　 /ｲ. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾘ
　　　　　　 /}i{}iﾘ/　　八／. : : :{: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::/
　　　　　 .//ｲ. く　　　／. : : : ::八: ー-. : : : : : : : : : : : : :: :: ::::/
∨　　　　　ゞｲｰ-=ﾆ: ´:rv才ﾊ: : : : }ー-- : : : : : : : : : : : : : :::／
ｲ{　　　　　 .／ ./　　 ∨弐tり }ｱ : /. : : : : : : : : : : :-==彡. :/
イ　　　　 /　 /　　　 ∨弋イ. : : :＞ゝ-. : : : :‐―. : :´: : ::ハ
∧　　　　(_}(_}:}f_j} ( _) 人 : : : : ／. : :ー--=≦: : : : : : : : : : :;
: :f⌒ｰ＜￣￣＞-=ﾆ二三V. :´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /
: ::}　　　　　／. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /
::八　　　／. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::′
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: : : ::/＼ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ⌒ヽ
::彡く: : : ＼: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＞.:´ : : : : : :{
　　　⌒ヽ: :｀. : :ー-: : : ._ : : : : : : : : : : : :＞.:´ : : : : : : : : : : :＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.....-‐-.....、
　　　　　　　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::'.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 '::::::::::::::::::::::::::::::::ｎ:}
　　　　　　　　　　　　　　　　　 {::::::::::::::::::::::::::::::::､i!　　　　　それにしても他の銀河団や銀河群を調査するのはいいが
　　　　　　　　　　　　　　　 !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ´　　　それらを開拓するならその領域はどうする？
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　,...-‐::′::::::::::::::::::::::::{`ー′　　　　　上級貴族をこれ以上増やすわけにはいかないぞ。
　　　　　　　　　　　..ィ:´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:ー:-:...、
　　　　　　　..イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　　　 .ﾊ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
　　　　　ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'、
　　　 ./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!::::::::::::::::::::ﾊ
　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{:::::::::::::::::::::::ﾊ
　　　./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾏ::::::::::::::::::::::::',
　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ﾏ::::::::::::::::::::::::!
455 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/05(月) 19:09:47 ID:Y1kUGVS4: 　　　　　　　　 .. -‐=ミ
　　　　　　 .イ才ｲ.／. :＞‐=ﾆ: :ｭ
　　　　才ｲ ::|ｲ:://. ／. : : ‐-ミ: : :ヽ
　　　ｲ:ハ:!: :{:{i:{:{彡'"´_. : -=＝ミ:｀ヾ
_＿＿}＞ォイﾒ∨才ｨｫ=ミ:ー-=ﾆ: : :⌒ｱ
｀ｰ=彡才ﾊ :| ｀ゞ'"´　　　 }:才´ｰ-ミ : :}
.　八 ∨{∧{　　　　　　　｀ヾｰ-ﾐ: :＼!
　　　 }汽:,　乂　　　　　ノﾙj　}: :ｰ-ミﾊ
　　イﾊ示メ.　　　厶斗≦,　 {才⌒ヾメ　　　現在でも侯爵家と伯爵家を合わせると上級貴族が約１０００家ありますが
　　 ∧ 汽ﾓ:圷ｰ斧"ﾓ:ｱ才. 从:ﾘ⌒;汽
　　　ハi　　￣i　　　　￣　　　}/　 /⌒　　　ラニアケア超銀河団を開拓するなら上級貴族が約１０万家必要になるでしょう。
　　　　 '.　　 :l 　　　　　　 ,　.ｲﾘ
.　　　　∧ 　 .;!_　　　　　　　　/ハ:f　　　　　上級貴族は元老院議員を兼ねていることから現在の１０００人でも過剰なのに
　　　　　∧　 _｀ｰ_＿　,　　　ｲ.刈り
ｨｭ_　　　　ヽ　｀ﾆﾆ　 ´　rく　　从{　　　　　　これ以上数を増やすのは得策ではありません。
ア / / ー＜∧　　　 _,.ｲ/　　＞'"´｝　＿
: :/ /: :＞ ´　／￣ﾊr-=≦-‐=ﾆﾆ才´.:.:.:.ﾊ＿
: { ｲ ´　　　 '　　 .//ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ-／'.:.:.:.:.::.／.:.:.:.:
ｲ厶. 　　　　 / {ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ_/.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
　{:::::.＼　　　　/　 'ﾆﾆﾆﾆﾆ_/.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::
⌒:::::::iハ　　　,　　 !ﾆニニ./.:/.:.:.:.:＞.:´.:.:.:.:.:.:.:.:
:::::::::乂　｀ヾ:ｲ　　 i｀＜_./.:.'.:.:.／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ....-――-....
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　　　　　　　　　　　　　 rヽ{　　 O　i::::::::::ｲ O　　 }:::ヽ　
　　　　　　　　　　　　　 {:iヽ＼__...イ:::::::i::::::ヽ.__.イiリ::}　　　　いっそのこと子爵家や男爵家といった中級貴族にも領地を与えるか？
　　　　　　　　　　　　　　　';:ヾ､::::::::::::::::::::|::〉::::::::::::::/ﾉ:ﾉ
　　　　　　　　　＿＿_　　_...＼'､:::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::/.:く　　　　　元老院議員の席を与えなくても領地を与える事は可能だろう。
　　　　　　 ,.イ:::::::::::::::｀::::::::::::::::ヽ:::::::::::,－､::::::::::;ｲ:::::::｀ヽ、
　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::＿_:::::::::＼::::´￣｀::::／::::::::::::::::::::＼
　　　 ,.′:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ヽ::::＼:::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::＼
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　 ,.イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ､:::::::::::∠::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀`ヽ、
456 ：名無しさん＠狐板：2025/05/05(月) 19:09:56 ID:JEZ8n0DE: 開拓と調査に時間がかかるというなら、統治にもタイムラグはあるだろうしな
457 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/05(月) 19:10:28 ID:Y1kUGVS4: 　　　　　　　　　　　　　　ノ:/:⌒:ー.个ー-. .
　　　　　　　　　　　　　ﾉ. : j. : : : : ,. : : : : : : ｀ｰミ
　　　　　　　　　　　　f: : : : : _ : : /. : : : : : : : :-=ﾐ
　　　　　　　　　　　八: : :_/: f : : :/: : : : : : : : : : (
　　　　　　　　　　 f: :ﾐ:ｲ: ﾊ: :ﾚﾊｵｲ彡斗: : :-=ミﾊ
　　　　　　　　　　　｝ミr:{::{ハ(　　　　´ 彡ｵ. : : : : :}
　　　　　　　　　　　}:_: {人!　｀ヽ　　　　 ,}≦=ﾐ乂
　　　　　　　　　　　7:ﾊ筏ミ:ｘ　　 _厶斗ｲ 7´ヽ: :/
　　　　　　　　　　　八杙tぅﾒ　 f匕tうｱ"　}!乂:f´
　　　　　　　　　　　　｀.　￣　　!　　　　　ｲ i: り　　　確かにそれなら可能だから
　　　　　　　　　　　　　∧　　　j|　　　　　 .'从（
　　　　　　　　　　　　 /∧　　ゝ　　　　　.' / }｀　　　　清姫様や女王陛下にも相談しておきましょう。
　　　　　　　　　　　　　　}个｀ー　´　イ／ﾆ:|
　　　　　　＿ . 　-=ｾ: : ::}＞　⌒ヽ＜ {f_ﾆﾆﾆ{: 、_
　　 / { } { }　　　　　}: : :＞f ￣｀ヽ｀Yﾆﾆﾆﾆ/: :{:7＼
. 　 ′り .}j　　＞. :´r ´　 (rー-　　 .V_ﾆ彡': :／.:::::::＼
　 .′∨ 　　.′. :o: ⌒ヽノ}　rv　　　 {: : : :／.:::::::::::::::::::｀ー-ミ
. //// V　　 '⌒＼／. ＞ ´ゝｲ　　　　l : :/.:::::::::::::::::::::::::::::::::'⌒ヽ
.ゞゞ.′ ∨. / ＼＼: ´ 　　/ r人　　　j=く::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　 ';:::::::::::::｀:ー::´::::i::::::｀:ー::´/:/　　　ああ、そうだな。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ:::::::::::::::::::::::::::}::〉:::::::::::://
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　`::、:::::::::::::::::`:´::::::::::::/ｲ　　　　お二人にも相談するべきだろう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ:＼::::::::∠＝､:::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ::::::::ヽ:::::::::ー:::::／
　　　　　　　　　　　　　　　 ,...ィ:i::::::::::::::::＼::::::::::ｨ:.、
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　　　　′::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｨ:::::::::}
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　　　 {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ:::::::::',

王国の権力を独占している上級貴族たちであったが

それでも清姫、王家、公爵家といった上位者たちには敬意を払い重要な事は話を通していた。
458 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/05(月) 19:11:00 ID:Y1kUGVS4: 今回の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
459 ：名無しさん＠狐板：2025/05/05(月) 19:19:12 ID:ikQ5mHIt: 乙です
460 ：名無しさん＠狐板：2025/05/05(月) 19:20:40 ID:NL5dcl1O: 乙でした
461 ：名無しさん＠狐板：2025/05/05(月) 19:33:33 ID:v1ZqG13w: 乙でした
462 ：名無しさん＠狐板：2025/05/05(月) 19:52:15 ID:8zUcSCyf: 乙
463 ：名無しさん＠狐板：2025/05/05(月) 19:58:52 ID:VEq5iNwO: 乙でした
464 ：名無しさん＠狐板：2025/05/05(月) 20:11:14 ID:22HsuMdg: 乙
465 ：名無しさん＠狐板：2025/05/05(月) 20:18:06 ID:cKmF+LUh: 乙でした。
偉い人たちなのに上に相談できるのはえらい。いつまでも仕事がある清姫は辛いが・・・ｗ
466 ：名無しさん＠狐板：2025/05/05(月) 20:37:18 ID:JEZ8n0DE: 乙でした
467 ：名無しさん＠狐板：2025/05/05(月) 23:34:03 ID:e+t3O1it: 乙
468 ：名無しさん＠狐板：2025/05/05(月) 23:35:42 ID:8zUcSCyf: きよひーの死＝人工知能の機能停止と言うセーフティ（爆弾）があるからずっと生きているんだ
469 ：名無しさん＠狐板：2025/05/06(火) 07:34:04 ID:/7ZzBbSn: 乙

きよひーは火の鳥未来編のマサトみたいに何十億年も生き続けるのかな
470 ：名無しさん＠狐板：2025/05/06(火) 10:32:12 ID:w1WFvbdq: 乙
迷っても未来予知があるので問題は起こりにくいよな
清姫はもう生活リズムが今の状態で固定されているので仕事辞めたらメンタル体調崩しそう
471 ：名無しさん＠狐板：2025/05/06(火) 17:14:43 ID:o6683Feu: 内政は人工知能、外交は王家と貴族がやるからきよひーの仕事と言ってもたまに相談受けるくらいでのんびりしてるんじゃない
472 ：名無しさん＠狐板：2025/05/06(火) 17:44:30 ID:HZY4xIkv: ・・・きよひー死んだら銀河文明滅びそう
473 ：名無しさん＠狐板：2025/05/06(火) 17:46:12 ID:s91xd/q1: キッッッツ
474 ：名無しさん＠狐板：2025/05/06(火) 18:09:41 ID:njv2TWeu: 儚い
475 ：名無しさん＠狐板：2025/05/07(水) 13:34:34 ID:sSzniZzp: 今のペースで人口増加していけば、いずれ外宇宙まで進出する必要あるかな
その頃きよひーは肉体を持たない思念体になってるかも
そういう魔法作りそうだし
476 ：名無しさん＠狐板：2025/05/07(水) 17:49:05 ID:q2VAeV6r: 外宇宙はすずかが夏休みの宿題やってるし
477 ：名無しさん＠狐板：2025/05/07(水) 17:55:19 ID:nMIwM78n: 哀れ
478 ：名無しさん＠狐板：2025/05/07(水) 18:31:03 ID:gE0ZHYZw: クトゥルフ神に遭遇するんちゃうの、しらんけど
479 ：名無しさん＠狐板：2025/05/07(水) 19:34:51 ID:MGzLwDFA: この宇宙だと神は信仰からしか産まれないらしいからクトゥルフは居ない…はず
480 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/10(土) 01:45:57 ID:EYuFgjQJ: >>479
この宇宙ではクトゥルフ神話は人々に信仰されていないので存在しません。
481 ：名無しさん＠狐板：2025/05/10(土) 08:41:38 ID:F54PdKL4: そう考えると、「存在しないと分かっているものをノリで信仰する地球（主に日本」って案外魔窟じゃね？
482 ：名無しさん＠狐板：2025/05/10(土) 08:53:36 ID:g1z2lXuE: 存在しないものを信仰する最たる例が唯一神
483 ：名無しさん＠狐板：2025/05/10(土) 09:06:00 ID:sdjex9Up: 10年ぐらい前に、異世界転生は21世紀日本の新興宗教って
X（当時ツイッター）で言ってる坊さんがいた
484 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/10(土) 10:06:02 ID:EYuFgjQJ: ttps://www.youtube.com/watch?v=2vK9dM8ChC8

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¨:|￣￣￣ ___,|¨:|￣￣￣:||　|‐..┐ |=o|o=| |丁￣||:::: |::l￣|┴ｭ..|　|l　i'⌒i_,|ｖ-ｖ''ｧ⊥_|＿,/77 |:S: | |｢￣
　|　|￣ |　|＿|_::|:::: i⌒ ｉ::|￣ |‐┘ |＿|＿|_|ｒー┐ＬﾆＬ|_,,｣＿,|ﾆ二二ﾆi_｣_/_,/_/|丁|ﾆニ|┴ＬＬ＿|_|￣”
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　　　　　　　　　　 __r'／:i:i:i/:: :: :: : : /:|:: ::.:| :: :: : : |:: :: :: ::.:∨:∧:i:i＼人ﾝ′
　　　　　　　　（_／:i:i:ｉ:ｉ∥:: :: :|:: :/:: |:: ::.:|:: ::|:: :: |:: :|:: ::.|:: ∨::.∨:i:i:＼メ㍉
　　　　　　　　　　　＼:i:i／:|:: :|:: :|:: ::―|:: ::.:|:: ::|::―|‐::|:: ::.|:: ::|:: :: |:i:i:i:i:i:ｉヽメ
　　　　　　　　　　　　　}/:i:i:i|:: :|:: :|:: :: :八:: : |::.:∧: 八::.|:: ::从: |:: :: |＼:i:i:i:i:ｉ:〉__〕
　　　　　　　　　　　 ∥:ｉ:i:人八从ｨ笊㍉＼(＼　y≠ミk::/:i:ｉ:/|:: :: |:i:i:i＼／⌒´　　　清姫様はトレーズの提案をどう思いますか？
　　　　　　　　　　　 ∥:i:i:i:i:i/:: :|:ｉ:ｉ: 乂ツ　　　　乂ツ /|:i:i:i:i|八:: :|∨:i:i:ｉ＼メ
　　　　　　　　　　　　|:i:i:i:i:i:/ :: r|:i:i:乂　　　　　　　　　　从:i:i:L:∧:: ::∨:i:i:i:i:i＼）､
　　　　　　　　　　　　|:i:i:i／⌒人⌒込　　 '　　　　　 . :乂__彡' : : :: :: ∨:i:i:i:i:ｉ∧ﾉ
　　　　　　　　　　　　|／/: ／:: : |::⌒介　 `　´　　イ∨ |:: :: |､:: :∧:: ::.|:i:i:i:ｉ:ｉ:/∧_）
　　　　　　　　　　　　|: /:: :: 从/ |:: :: |　　＞-　´ 　 /　 |:: :: |　Ｙ〕ｉ: :: |:i:i:i:i:i:i:i/∧_)
　　　　　　　　　　　 /:: :ア´　∨:: :: |　／　＼　／　　.: :: ::|　/_〕＼::.|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/_）
　　　　　　　　 /:: : /　　 /:: :: :/ 　　／∨ヽ　　 .: ::.::./ /_,〕　　ヽ:i:i:i:i:i:ｉ:／ン
　　　　　　　　　ｒ―=７　　 /:: :: :/ 　　／⌒i 　/ ＼/:: :: /　〔_〔　　　 ∨:i／ン´
　　　　　　　　　人::: /　　 /:: :: ::.{_{_／　　　|⌒| 　∥ :: /　 /__〕　　　 |￣＼
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　　　　　　{_／//　　￣　八/∧ : |.:.:.:.:.うぅ=…''⌒爪:: :: :∨.:. 八　＼￣　　Ｌ : ＼
　　　　　 _／/　　　　〈　.::/:∧::|.:.:.:.:/　　 {///'⌒＼:: ::＼':: : ＼ ∧ 　　ー＜ :: : ＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　女王にして天空神の巫女

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　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧|　　　 -‐: :　￣￣　: : ‐- ..、　| ∧
　　　　　　　　　　　　　 ∧/| ／. : : :　　　　　　　　: : : :＼| /∧
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　　　　　　　　＼____八　　　 :|:|ｌ　 | l|: :　　:/.:|　:| :|　|: :　　 /∧∠_____
　　　　　　　　　　／∠㏍、　＼|从　|八: .　:/ /|::/|/|　|: : :　//厶％Жｱ
　　　　　　　　　　　＼＼]Ж＼　 :灯苧ミ　＼/|/ ,灯苧ミ:|: : : ／￣＼[／
　　　　　　　　　　　　　￣了＼＼:杙-夕　　　　代-夕小イﾍ}　　 : : |　　　　　そうですね。
　　　　　　　　　　　　　　 |　　 :| 斗 ⌒｀　　,:　　　⌒｀/ 　 |ノｊ　　 : : :|
　　　　　　　　　　　　　　ｌ　　 :| :小、　　　　　　　　　 //　 :|イi　　 : : :|　　　　　『中級貴族に領地を与える』というのは良い考えです。
　　　　　　　　　　　　 ,　　. :| 　ｧ‐‐=z,、｀　 ´　　　//　 :|::|:|　　 : : :|
　　　　　　　　　　　　　　 /　. ::/:| :/-=㍉_/ト　__ . : ´ ／//　∧!:!:. 　 : : :|　　　　　確かに中級貴族も爵位持ちの貴族であることに変わりないので
　　　　　　　　　　　 /　: ::/. :|/-=㍉_//V∧　　／／/　/ :∧!::.　　＼|
　　　　　　　　　　　　　 /　: ::/. : /-=㍉_//:: V∧／／: :/／／/∧: :.　　　＼　　..　彼らも領地を持つ資格はあります。
　　　　　　　　　　 /　: ::/／/-=㍉_//:: :: :V/／:: :: :: :／/////＼: :　　＼＼
　　　　　　　　　　　　 /　: :／/,/-=㍉_/∧:: :: :／:: :: : ::／//|///////＼: :　　＼
　　　　　　　　　 /　: :///,/-=㍉_///∧／:: :: :: :／////|//////// ∧: :　＼＼
　　　　　　　　　　　/　／/,/,/-=㍉_/// ／ :: :: : ／//////l|////////／∧: :　丶
　　　　　　　　　 /／/////-=㍉_/// / :: :: ::／////////ｌ|//////／/ //|: : .　　＼
　　　　　　　　　／//,〈///-=㍉_/// / :: ::／//////////ｌ|////／//// /l|: : : 　　　＼
　　　　　　　　 ///////／)┐㍉///,/:: :: :: ::////////// ｌ|//／,///// //l|: : :　　　　　＼
　　　　　　 /////_／／／㍉///,/:: :: :: ::////////,/,/ ｌ|／,////// ///ｌ|: : : :＼　　　　＼
　　　　　　　／ヘ／／／>､　/≫-=≒=≒=≒=-≪///////////// /// /ｌ : : : :　＼　　 : .＼＼
　　　　___／:: :: ::{ 　　／ ∧厶二三二三三二三二＼ ////////／〈//// : : : : : : : 丶　 : : .＼
　　／//|:: :: :: ::{　　　／/∧-=ﾆ三二三二三二三ﾆ=////// ／///∧//: : : : : : : : : : : : 、: : : : .＼
485 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/10(土) 10:06:35 ID:EYuFgjQJ: 　　　　　　　ｒ‐ﾆ7三三三≧zｰﾏ＞三三三三ヽﾆ〉
　　　　　　　辷７三三三三Уﾆ≦三三三三三V 7
　　　　rﾐ二fﾆ-‐::::￣￣::::::::::::::::::::::::::::¨:＜三三}ﾆ{::､
　　　　辷／,,::::::::::::::::::::::":::::::::::‐-::::::::::::::::::ヽ三/‐ﾉ::::ヽ
　　　　ゝ/::/ ／:::::::::::::::::::::{::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::Vン三三ハ
　　　　{:/V:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼三厂ゞ　　　　　確かに清姫様の仰る通りですが
　　　　　v ,'::::::::::::::::::::::::::::ﾄ::::::::::_;Lヽ‐-:::::::::::::::::::∨ン:::::.､
　　　　　　{::::::::::::::::::_:斗:‐i v::::::::::i　ヾゝ::::::::::::::::::::}:::::::::::::::　　　　ラニアケア超銀河団には１０万個の銀河があります。
　　　　　人::::::::::＜:ゝルV　V:::::ﾘィｆ弍刈::i:::::::::::::::::::::::::::|
　　　　　　 i::!:::::::::::::i下弍ﾒ　ヽN　　辷り Ⅵ:::i:::::!::::::::::::::::|　　　　それらをすべて開拓するなら
　　　　　 j:从::::{:､:::､辷り､　　/／//／.::::::::::::!::::::::::::::::j
　　　　　　ｲ:::::::::ﾐ､`::ゝ/／/　　　　　　　ハ::ﾊ: :!:::::::::::::::ﾊ　　.　中級貴族が９万９０００家必要です。
　　　　　 .:::::::::::::::ﾄ:ゝiゝ　　　　，っ　　ｲ::ﾉｿi　ﾘー-　､:::::.､
　　　　 {:::;イ::::::［　 ]::::::＞｡ __　　＜ﾘ{　　 }/､ン⌒Yﾍ::::.､
　　　　　 V ﾉ;::i::<ﾗﾆﾍ厂 i　　 |　 /　　　广ﾆ人ﾝ　　　ﾚ:::::::::ミー=''
　　　　　　ﾘ　{::::::j　辷i　　 i　/　　　个::ｿ　　　　　 i::::::::::|
　　　　　　　　／vリ　廴i　　　v　　　　ﾚ　　　　　　 j::::::::ﾉ
　　　　　　　／／⌒ ＜竺个⌒ ﾄ　　／ン≧zｆﾆﾆ二二]彡
　　　　　へ､ / ／　　　ヽ‐ゝ〟ﾉ三三三三i|　　　　　　|　　＿
　　　／　　ヾゝ〈 κ　　　`＜ j三三三三ﾆj　　　　　 {≦三ﾆ〉〉
　　　　　　＼/ゝУ＾ヘ　　　＜ﾍ￣　⌒ﾐ～　　　ヾ三三{(
　　/　　　　　》／　_二つ_｡　　　.i　　　　　　ヽ　 j三三ﾏヽ
　 /　　　ゝ＿　 /　　ー‐ラ三＼　　 i　　　　　　　　　　 ,'三三三j}
　　　　　　彡フ　　　　へ )三三ﾄミ i　　　　　　　　　j三三三人
../　　　　　〃　　　ノ三三三三| 　 j　　　　　　　　　 {三三三三≧
/　　　　 |i　＿　イ　j三三三三|　ﾉ　　　　　　　ノ三三三三三》

　　　　　　　　　　　　　 /}　　　 _,､､､､_,､､､_　　　 ,、
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　　　　　　　　 ',. { ヽ―‐ｧ.　　 |i　　　　 |　　　､,,_ﾍ . ヽ
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.　　　　／¨¨¨ヽ,ｲ　　　 |　　 |i　　　　 |　 |　　　｀¨∨　ノ
.　　　　＼`―‐ |.　　　 |　　 |i　　　　 |　 | 　　　 ∨￣｀ヽ
.　　　　　ｏ⌒'ﾊ　　 |　| _|.斗-　　　　 /|　ﾊ. | 　〉　|＿__／　　　現在では中級貴族は３００家にも満たない数でしたね。
　　　　　 |」　 |ﾊ　　 |　| ﾊハ l　　 l /│｀ト.､| 　　　ﾊ . o
　　　　　　　ｌ |ﾍﾊＶｨ竿竿ミ',　ｲ}/＿Ⅳ Ⅵ.　　ﾊl｣ |｣　　　　見込みのある中級貴族は上級貴族に陞爵させているから
.　　　　　　　　 ,'. |. / ﾊ,,《乂ン　 'ｲ　 ''¨うj㍉ｘ| ハﾊ/. l
.　　　　　　　 ,'　| {.| | | }ゝ　　　　　　　　ゞ‐'〃ﾊ}. |　 | l　　　　　　中級貴族が減る一方で上級貴族は増えました。
　　　　　　　　/__ ハ| | | {`　　　　　　,　　　＿_/} ', .|＿|. l
　　　　　　 />''~ヽﾍ.| |. ﾍ　　　､　　　　　ゝ┐∨/.／､|. l　　　　　その所為で上級貴族が約１０００家もあるのに
.　　　　 /⌒ヽ::::::::::l. ﾍ　　`ﾄ､　　　 ' 　_　‐''´　V /:::::::ﾊ. l
.　　　　 | 　ゝ､＼::::l . ヽ　　　 ', ､___ｧ''´　　　／ /::::::::::::ﾊ. l　　　　その下の中級貴族の方が少ない有様です。
.　　　　 | 　　　ゝ､_ヽ }.　ヽ　　 '，ｲ　　　／　{ l:::::::::::＞''´￣|
.　　　　　|　　　　　乂'，　　l 　　八{　　　l 　　{ l::::／ , イ￣ゝ|
.　　　 /|.　　　　　 ',　　|　　 lV/.| 　　 l　　{ l'"_ノ.　　　　ハ
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.　　 /. 　ｌ　　　　 /　　 ∨　　 l.　　 l　　　∨ﾊ　　/.　　　 l　　 ∨ /
　　 /　　　ﾊ.　　 /.　　 /　　　 |　＿_l. 　　 ∨-､/　　　| . ﾊ　　 ∨ /
.　 /　　　　ﾊ.　　/.　／/　　　　|ヽ)(___!　　　　ヽ　ヽ|.　 |. ハ　　　 ∨
486 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/10(土) 10:07:04 ID:EYuFgjQJ: 　　　　　　　　r'T"´｀ヽ､　　　　　　　　　　　 ,. -rｧ
　　　　　　　 r'7:./:.:.:.:.:.:.＼　　　　　　　　／.:.:.:.i:.!,」
　　　　　　　r'7:.;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ.,,___ 　　,.:':.:.:.:.:.:.:.:.! (
　　　　　　「/:./:.:.:.:.:ヽ､:.:.:.:.:.:.:.:ヽ-ヽ.,/:.:.:／:.:.:l:.「 !
　　　　　 r'ﾝ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＞''"´￣::｀ヽ｀＞'､:.:.:.:.:.:.!ｺ
　　　　　 L!:.:.i.:.:.:.:.,.::'´::::::::::::::::::::::::::::::::｀:::::'"´｀ヽ!」､
　　　　　 !ﾍ:.:.:.:.／::::::::;:':::::::/:::::::;':::::;:::::::!::::::::;::::::::::Y
　　　　 /ヽ!ヽ/:/::::::::/:::::_/___:/:::::/!:::::;'::::::;ﾊ:::::::::::',>
　　　　 ,'::::/:.:;'::;':::::::::;':::::::/___/!_｀7 |:::/|ｰ/-:!､::::i::::i　　　.　これまでは中級貴族に重要な役割がなかったから
　　　 /:::/:.:.:!_ﾚ､;___L_/i´　!┘ i｀　ﾚ' .ﾚ'rｧr'､!::::!::::|
　　　 ,':rｲ:.:.:.:.:!;'::::|::::::| ﾍ. 　'､_,ﾉ　　　　 !' !　!7r'ヽ!　　　　数が少なくても問題ありませんでしたが
　　.,:'::ヽﾍ､___!:::rﾄ､:;_;!.　 `'ｰ　　　　　,　`´ノi/!:.:.:',
　　/::::::/`ｰ^ｰ';::`i｀ーi　'"'"　　　　　_　　　,., ﾚ^ヾｺ　　..　領地を与えるならそうも言ってられません。
　 ,':::::::;':::::::::::::::ﾊr!____,ﾄ.､　　　　　 '´┘ 　　 ,ﾊi
　.i::::::::i::::::::::::::,':::i`rｰ‐i':::::｀i.　､.,　　　　_,. イ_,ﾑ!　　　　...　中級貴族の数を揃えるのに苦労しそうです。
　 !::::/!:::::::::;:ｲ::::::::|:::::::|r'イ｀ヽ､　｀"T"´i:::::;|:::::::|
　 V　 ';:::::/:::!::::rく|:::::::|　ヽ　　＞rｨ'^ヽ､:::::!:::::;'
　　　　 V '､::ﾚ'´ヽ';::::::ﾄ､.,_____,.イムヽ　　>:|:::/
　　　　　　 r7　　ヽ;::!:.:.:.:.:.:.:./ / ハｰﾍﾊ､|/
　　　　　i´`' ｰ--‐='i':.:.:.:.:.:.:/ ,'　 i　';.:.:.Y´i
　　　　　/`　ー　-- '|:.:.:.:.:.くヽ､.,___,,.ｨヽ;.:!-'ｧ､

　　　　　{ 〈 W: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : W／
　　　　＿辷W : : : {: : : : ⌒ : : : ⌒} : : : : : / : V￣／
　　　　＼　　|: : : ／: : : : :',: : : : : /: : : ＼/: : : }／ニ=-
　 -‐=ニﾆ)Ih|: : : : :丶 : : : ',: : : : : : : : : :/: : /:ﾉニニニ
　寸ニﾆﾆr‐圦丶: :ト､i＼ﾄ､ﾄ､　/|／ﾚIノＬ: /:/⌒ヽニﾆ　　　確かに『将来的には中級貴族を増やすべき』と思いますが
　　＼_／ii　j[|:＼ﾄ｢x===ﾐ　 V　 x===ﾐ厶イ:|:[|:.　[|
　　　　　 [|/: : :|: : :|､､､　　　　　　　､､､ハ: : |: :　　　　　.　それは一万年以上先の事になりますし
　　　　　　': : : :|: : :| 　　　　　′　　　从|: : |: : :.
　　　　 /: : :／|: : :|i.､　　ﾏ　ﾌ　　.ｲ:.:.i|: : |: : : :.、　　　　９万９０００家もいりません。
　　　　 ': :／:.:从: : ∨:＞　__r=z__　＜ .:.:.:.i|: : |、: : : :.
　　　 /／:.:.:.:.:.:∧: : :V:.人||　　　||人.:.:.:.:.:.i|: : |i.:､: : : : 、
　　　':´:.:.:.:.:.:.:./:.∧: : l/／||　　　||／＼人i|: : |i.:.:.＼.: : :.
　　/.:.:.:.:.:.:._-=Tニ∨ﾄ＼　||　^　||　／ﾆﾆ|: : 厂＼:.:＼: : 、
　.:' :.:.:.:.:.:./ニニニニニﾆУ|　i　||／ﾆニﾆ八/ニニ〉:.:.:.:＼:＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ
　　　　　　　　ハ　　　 _,､､､､､､､､,,_ 　　　 | ∨ /
　　　　　　　 ,'　 V＜: : : : : : : : : : : : : ｀''＜　|　∨ /
　　　　　　　　　l／.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.|.　 ∨ /
　　　　　　　　,ｲ: : : : : : :/: : : : : : :|.: : : : : : : : : :.|　　 ∨ /
　　　　　 /: :/: : : : : :| : : : : : : :|.: : : : : :.〈＼:ヽ　　 ∨ /　　　　上級貴族と中級貴族には銀河を領地として与えますが
.　　　　　　 /: :/ : : ＿＿ : : : : :‐/|――: : :.ﾍ　ヽ.　　 ∨
. 　　　　 ': : l : : : ﾊ: :ﾊ : : : : :/-| : ハ : : : :ﾍ　　｀''＜┘　　　..　銀河を一つずつ与えると貴族間のパワーバランスが悪くなるので
　　　　　 | : : : : : :|竿竿､: : :./斧竿竿.: : : :. :.ﾍ　　　, イ
　　　　　 | : : : : : :|_ﾋｚｚ} ＼/　_辷ｚｚ}/ :/ :/ :/ヽ＜¨¨¨八　　　　上級貴族にはより多くの銀河を統治させるべきです。
. 　　　　 l: : : __｢ヽ::::::::::　'　　:::::::::::: /:ｲ ,ｲ: /ン }＿イ
　　　　　　　Vヽ|‐}~ ｢ヽ　　　　　　　　ィ:}:／|　,ｲ　｀ヽ∨ /　　.　いずれは彼らには９５個の銀河を統治してもらいます。
　　　　　　 // /　l 　}.　 ⊂⊃ 　　　　| : : :|⌒).　　／:∨
　　　　　　ﾍヽ､　{　弋　　　　　　, イ | : : | : : ＼／ : : : l
　　　　　　 /:.||ﾍ　’ 　　｀ヽ _x＜　　 |: : :| : : : :|| : : : : : |
.　　　　　 /: : : : :＼　　　　ﾏ　　　 ,ｨ|: : :| : : : : : : :＿彡┐
　　　　　 / : : :ｧミ:＿＼.　　 |､　 ,ィニﾊ: : |〉￣￣￣　 //│
.　　　　 / : /: :|}.　　 /ヽ､.　 |≠ニア　 V从　　　　 //::ﾊ.|ヽ
.　　　　　, : :/ : :|}.　　 /　㍉ヽ|ﾆア　 ,ィﾟ〈〈　　　　　//:::::::ﾚ: : ヽ
.　　　　 |: :ﾊ : /|} 　,ｲ　　　㍉ヽ　／／ﾍﾍ　　　　 //::::::::/ : : : :Y
　　　　　从l {:./:::|} /　| 　　　　㍉ヽ／＞''´}VVﾉ　 //:_　-=====ﾐﾊ
.　　　　＿＿V::::::|},' 　ﾊ.　　　　ﾐ ∨ く oＯ　＞''´～''^´　　　　/
. 　　ﾍ～～～.∨　　　　　　　　　ﾐ ∨oﾟヽ　〉.　　　　　　　 /
487 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/10(土) 10:07:36 ID:EYuFgjQJ: 　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿_ _,,..､､､､､､..,,_
　　　　　　　　　　「￣/:i:i:i:i:i_.､-''".:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.~"'～､、＿＿＿＿_
　　　　　　　　　　〕__ _.､-''".:.:.:.:.:.:.: |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.｀丶、:i:i:i:i:i:i:i:
　　　　　　　　　 (,,／.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ＼:i:i:i:i:i:i:
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　　　　　　　/.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.| ..:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:´_ :.:.:.:.:.:.:.:. |.:.:.:| .:.:.:.: ∨:i
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　　　　⌒7 .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/　 | .:.:.:.:.:.:.:.:.| .:.:.:. ＼.:.:.:.: ´_.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:|.: /.:.:.:.:.:|
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　　　　　|.:.:.:| .:.:.:.: 〃´⌒ ヾ :､.:.:.:.:.:|　　／⌒´´＼､.:.:.:.:.:.|- ミ.:.:.: / :. |
　　　　　|.: 八.:.:.:.: {ｉ　 __),ﾊ　＼.:八　　 __）ハ　　 )) .:.:.: |/／＼:' :.:.: |
　　　　　|:/(.:.:＼:.:.:. 　 ∨ツ　　　　　　乂;;;ツ　 ⌒.:.:.:.:.:八___ ノ .:.:.:. |　　　確かにそれなら上級貴族だけで９万５０００個の銀河を任せられますが
　　　　　|(　＼/:i＼乂／/／ヽ／/／/／/／/／/.:.:.: /:i:i:/.:.:.:| .:.:.:.:.|
　　　　　　＼／ )_:i:i:〈⌒ 　　　　　　　　　　 ___彡ｲ:i:i:/.:.:.:. | .:.:.:.:.|　　　いくら上級貴族でも単独で９５個の銀河を統治できるのですか？
　　　　　／　/　ﾉ :込　　　　　　＿_　　　u⌒>～へ:i:i/ .:.:.:.: | .:.:.:.:.|
　　　　　∧ 　 {　 {.:.:.:.:个　. 　＇　　 ┘　　イ(メ､/_/Y :.:.:.:.:.:.:.| .:.:.:.:.|
　　　／〈　´_　´_　＼.:.:.:.:.:.:.:.＞　__ 　 -= ~　| |:/.:.:.:⌒)」 :.:.:.:.:.:. | .:.:.:.:.|
　　/.:.:.:.L＼}　　　　　~"''～､＜_ﾉ　　　　　　| /.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:. | .:.:.:.:.|
.　/..:/.:.:.:.:/ ＼　　　　　　 ∨(　　　　　／/.:.:.:.:.:/ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.: | .:.:.:.:.|

　　　 j!　 .|　　 _　　 -―――-　　/　　 |
.　　 ,′　レ ´. . . . . . . . . . . . . . . .⌒ヽ/、　 /}
　　 /　　 .|.／ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .｀　〈 .|
　 ./　　　 |　./. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ＼
　/　　　 /_ノ| . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ . ヽ. . . . .V
ノ　／￣　　/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | . .| . . . . .∨
|　　　　　／ .| . . . . . . __|__ . . . . . . . ￣|￣|ヽ| . . . .∨
|　　ィ´ . . . | .| . .|／ . .! . . . . . . . . . ...| ノ| .ﾉ! .|.. . .|
|　 /.::」 . . . ...| .|／| . .| ..|ハ . . .| . . ./|ｨ===ミz、! . . |
_／⌒ﾊ . . . . ', | . .|ヽｨ==ミ } . .ﾉ . ./ｨ {:i:ヽ:|　}】. . .i .|
　　　　.} . . . ..ヽｨ／ /:,-:::| ／} .／　辷ノ　ﾉ|　 /./
、　　 /|ヽ . . . . 【{.　 { :i::」:|　　　　　　　　 .|／|ｲ
｜「 . ! |　i! . . . ..＼　｀¨ ´　　　　　、　 ,:,:,:　|//|　　　その辺りに関しては担当者に確認させましょう。
｜| . .| .ヽ」＼ . .＼|　 ,:,:,:,,　　　　　　 ′　　　 |//|
｜| . .| . |∧ . ｀⌒「　　　　　　　　　　　　　　 /|//|　　　武蔵、BB、貴女たちはどう思いますか？
｜| . .| .//∧　　 ∧　　　　 ,　-‐　フ　　 ∠｜/,!
｜| . .|////∧　　｀ゝ　　　　｀　ー ´　　ｲ| . ｜/,!
｜| ..//////∧ . . .∧ ｀≧　　　＿＿／二Vヽ.ﾉ//
/:/ ///ｨf二ﾆ}!、 . . ∧　　　 ∧;i!i!|::::: ∨二]|}//
. | . ,ｨ仁二二 Ⅶヽ . .∧　　　,//|i!i!|::::::: ∨二]./
斗f´二二二二Ⅷi!i＼.∧_ 　 |//|i!i!|:::::::::::| 二]!
⌒＼二二二二}ヽi!i!i!.＼}/≧}//|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i＼二二二｝ﾄ:＼i!i!i!i!≧///.|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ:::＞i!i!i!i!i!i!i!i!|i!i!|::::::__::::｀ヽ」
i!i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ:::::::::::＞i!i!i!!|i!i!|r ´/::::::::::::∨
i!i!i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ::::::::::: ,ｨ　¨ ⌒´_/:::::::::::::::::}

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　　　　　　　　　　　　 __
　　　　　　　　　　　　　　　　　＞‐/::{:::::::::＞　´ ￣ヽγ¨¨ ヽ､｀＜:::::}ﾊﾆ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }　 ,':::八／::::::::::::::::::,ｲ¨_i_ ﾍ:::::::::::ヽ:::::::＼:::ヽヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {::::; '::::::::::::::::::, '/　　　　ﾏヽ:::::::::ﾏ::: : :';:::{　{
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,' 　{::; '::::::::::::::::: /　{　　　　　 }　ﾏ::::::::::::::::::::';:ﾊ ',
　　　　　　　　　　　　　　　 ,'　　y:,'::::::::::::::::::,'　 :|　　　　　 | 　ﾏ:::::::::::::::: :';ｲ .',
　　　　　　　　　　　　　　　　 /:/::::::::::::::::::;　　 |　　　　　 |　　 .ﾏ:::::::::::::::: ',　 ',　　　　清姫様
　　　　　　　　　　　　　　　 /　　,':/::::::::::::::::::::;. ￣丁　　　　丁￣　}:::::::::::::::::::} 　 ',
　　　　　　　　　　　　 /　　 ;:∧:::::::::::::::::::行示ミ　　　　　ｨ行示:::::::::::::::::::|　　 ',　　　私たちのサポートがあればその程度は可能です。
　　　　　　　　　　　　　　 /　　　|:| :|::::::: ::: :::::: 込少　　　　　　込少:: }::::::::::::: |　　　',
　　　　　　　　　　　　ゝﾆ　 |:i　:::::::i::::::::::::.　　　　　　　　　 ;:::/::::::::::::: :|　＞´
　　　　　　　　　　　＿ .ﾆ　ヽ |l　ﾏ:: |:::::::::::::.　　　　　　　　　　　;::/::::::,ｲ::: :::;＞ﾆヽ
　　　　　　　　 γﾆ , '　　.｀＞ |!イ.ﾏ::';:::::::::::::.、　　　　　　　　　/ｲ :::::;':::::: :/　　　＞ ''' ¨　￣ﾊ
　　　　　　　　 ,'　 / 　　　/ヽ .|!ヽ_ ﾏ::';::::::::::::个､　　 ´ ｀　　イ,'::::::::;'::::::::/-‐=　´．＜ﾊ　　　　',
　　　　　　　 ,'　,ｲ　　 /　　　　 .∧::';:::::::::::} ゝゝ　　　イ ,ｲ{::::::::;':::::::/ﾊ_,.イ´　　　 i　　　 }
　　　　　　　 ,' ,ｲ　　　 ,'　　　 ,ｲ.,'i:i:ｉﾏi:::::: :::| 　＞ .｀´.　イ　:|:::::::;::::::/:i:i:ｉ}　　　　　 l　　　　 '
.　　　　　　イ/ 　　　 ,' 　　 ,ｲ　ii:i:i:ｉ:ｉ:}::::::::::i 　　　｀Y´　　　:|:::::::i::::;'i:i:i:ｉ;'　.＼　　　 l＼　　　ヽ
　　　　　　／　_/.　　　　 ,'　　 ,ｲ　 |i:i:i:i:iﾑ::::::::八　　,仁ﾆﾆヽ　　|:::::::l::;'i:i:i:i;'　　　＼　　.ﾄ､ヽ　　　ゝ、
　　　　＞　´　　　　　　 ;　　　　八i:i:ｉ,'::::::::::;'、　 ,': : : : : :ﾊ　 ';::::::l:{.i:i:ｉ;' 　　　　　 | ﾏ　∨　　　　ヽ
　 γ´　　　　　　　　　　,ｲ.　　　　　　 `,'::::::::;ｲ/,ゝイゝ.: : : :. :ﾑ.ヽｲ';:::::l::',´　　　　　　　　　　ﾏ　∨　　　　ヽ
.　/ ｀ヽ　　　　　　　 ,ｲ　　　　　　 ,':::::::;ｲ////ヽゝ.＼／ｸ////';::::::::',　　　　　　　　　　　ﾏ　∨　　　　　　ヽ

　　　　　　　　　　　　　三河ネットワークを運営するAIを搭載したガイノイド　武蔵

　　　　　　＞／￣二Ｙﾆ=‐￢ﾆ二≧=ミ､__
　　　　　 {／　ノ:::::::_:::::::::ヽ:::::ヽ、::}i:::::/_::::＼
　　　　　　／　 , 厶:-=＝ミ＞-‐ｧ'⌒ヽ:／:::::::＼:}_
　　　／＿／r':::::::::::::::／::::／::::::::::::::}i::::::::::､:::::::::｀ヽ
　　　　{:｜　 r':::::-=::ア:::::::/::::::::::::::;::〃－ヘ:::::::::::ヽ:::::.、
　　　ノ＾ |　　ｆ::⌒ｰ=7::::::::::i:::::::::::／　||　　　ｉﾊ::::::::::ｉ::::::::.
　　ｉ　 | 　 {:::::::_彡':::: ::::::|::::::::/　　 ||　　　 || |:::::::::|i:::::::::.　　　　現状でも領地経営では
　　 | 　 |　〈-=:::::::::ｉ:::ｉ:::::┼─i─ - ||　　-‐|l┼:::::::|i:::::::::::.
　　 | 　 |　く::::::::Ｙ´|:::ｉ:::::::|斗┼=ミｘ||　　　ｧ伝ミ:::::;:::::::::i ::　　.　上級貴族の方々は大まかな方針の採決しかしていません。
　　 | 　 |:　〈:::-={　|:::ｉ:::::::|ヽぅ|rク　 l{　　　ぅrク::::/::::::::::} :i.
.　　八　 | : 　ﾏ::::ﾍ、:::ｉ:::::∧:::::|¨¨　　｀　　 /¨¨!:::::::::::::::::;　|i　　　領地となる銀河が増えてもその負担増加は許容範囲でしょう。
　　′　 :|: :　　＼::::｀ :::::::::::.＼{　　　　 , 　　 ;::/::::::::::::;′||
　　|　　 : : : 　　　｀マﾍ:::::::::::.　丶　　 __　　 ,::::::::::::::::/|　 l|　　　問題ありません。
　　|　　 | :｜　　 l　　/∧::::::::::.　　　　　　／|/:::::::::::∧|　 l|
　　|　　 | :｜　　 l　ｌ　/∧:::::::::＞ _,、 _,.イ|＿|:::::::::::厶ｲ　　|
　　ニ=‐'ー廴_　 l_ ⊥⊥ﾆｉ:::::::::ｉ　　|｀Ｙ´}──ト､:::::ｉ＿＿_/＿＿_
　　　　　　 _≧{ ヽ,＿_　|:::::::::|　　|r─ミｰ┐＿ﾊ:::| 　／　　　 }
´￣￣￣￣￣￣｀≧ｘ　└|:::::::::|　　|:〉、　 }、＿_ノ::i| ≠ニ二⌒ヾ
　　　　 _ =- 　￣￣｀ヽ |:::::::::|ト＜{__ト＜∧ヽ::::::八:::::::....　　　 }
　　.::/::::｛　　　 .:　　.::::}ﾘ:::::::::||ヽ,＿_{　ヾ　}〉 ‐=ﾆ:_＼{⌒ヽ　人
　.:::/::::::∧　　　 .:　　/´ ,.:::::::::::八　　　｀丶　ゝ、　　　｀　､､　　　丶
　:/:::　　 ∧　　.: 　 / ／:::::::／　ヽ　　　　＼　＼　　　　ヽ＼　　 }
488 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/10(土) 10:08:10 ID:EYuFgjQJ: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　＞'´ : : : : : : : ｀'＜
　　　　　　　　　　　　　ｧ': :/ : :/: : : l : ', :',: : :＼
　　　　　　　　　　　　　 /:/:./: : /: ,': : :|: : l: :l : ﾍ: :∨==ミ
　　　　　　　　　　　　 ,:./:./: : :.l: :.|: : : | : :|: ｌ : : }ﾊﾐ{::::¨ﾄ::::｀''＜
　　　　　　　　　　　 ,': ,: :l: | : :l: :.|: : : |: :, : l: : :.j: |(::人:::::::::¨¨::ノ
　　　　　　　　　　　 |: |:.┼==--- : /:./---===:从:::::ﾊh､ノ´
　　　　､　　　　　 |: ⅣV|:_:_|从ﾊ//ｲ从:_;/_;∨1:::|::::::|::::::アl
.　　　　　',ﾑ　　　　　 |: ﾚ:ｨ灯:Jﾊ　　　　ｲJ心㍉从:::!::::::l ／::/　　　.斗‐ｧ　　　国内の統治は私の担当外ですが
.　　　　　 V＼. 　　 |: l: lﾍ ∨ソ　　　　弋ソ〃 }{し'::::ﾊ{:::::,ｲi7―ｬ:::::／
.　　　　　　 Vﾆ＼＾＜|: l ﾍ ',　¨¨ 　　,　　 ¨¨　/.ｲイ::::::ｱ／//:::::::/''´　　　　　データ上では可能です。
.　　　　　 lニニヽ　|: l: : ﾄ､､　　､　_　, 　　 / 〈:::::>イ／ﾆﾆ/⌒¨
　　　　　　 ',ﾆﾆ二ﾍ|: ｌ: : |　 )>､　　　　　.ィ　　 V 　/ニニ/　　　　　　　　　　たた一つだけ問題があります。
　　　　　　 ',ﾆ二二ﾍｌ: : :',　　/　≧≦　',　　　　}〉/ニニ/
　　　　　　　ヽ二二ﾍ: : :.寸"　　ﾊ　　寸　＿/ニニ/_
　　　　　　　　 /ニニﾆﾆﾊ : : : ＼／　＼　 /¨´　/ニニ/ニ}　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「問題ですか？」＞きよひー
　　　　　　ｧ'´ニニ＞''~´:::::`～､: :ヽ¨¨/￣¨'''‐＜ニﾆ/ニニヘ
.　　　　┌くニﾆ／::::＞≦/ ／:／l: : :V＼::＼`''＜:::::｀'＜ニニﾆ＞｡
　　 , イニニニ}ﾍくニﾆア /::／::::弋: :}::､:::＼::ﾍ　　寸＼::＼ニニニ＞｡
.＜ニニニニニ}::::＼ｱ′/:::::::／⌒ヽｿ/ ＼:::＼l　　　ﾏﾆ>::::〉ニニニﾆﾆ＞
ニニニニニニ=h､:::::＼/::::／:/.　　 ∨　　＼:::＼＿_／::／ニニニニニニ
ニニニニﾆ＞'´ 　＼::::::／::::/.　　　　　　　 |:＼::::::::::::／＜ニニニニニﾆ
＜ニニﾑ　　　　　l{　｀´ |::::::|　　　　　　 |:::::|＼:／　}!　　`''＜ニニﾆﾆ
／ニニﾆ＞x.　　八 : : : l::::::l : : : : : 八　　　|:::::|: : : : : 人　　　　<　ニﾆﾆ
ニニニニニﾆ＞x|ﾆ)h､: : l::::::l : : : .ｲzz}h､: : |:::::|: : : :.ｲZ}　　 ,ィ二＼ニニ

　　　　　　　　　　　> ´::::￣￣￣::::｀::::＜
　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　>:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ
　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ミミ'ﾊ
　　　　　 ./.:::::::::::::::|:::::i|:::::::::::::::::::::::::Y::::i::::ｉﾐ三冂＼
　　　　　/.:::::i:::::::::::|:::::i|::::i::::::::::::::::::::::}::::|　|::::彡i　弋＼　　　　　武蔵と三河シリーズは私と同じく
　　　　　|:::::::|:::::::::::|:::::i|::::i::::::::::::::::::::::}从:仆彡:|　　}　　ヽ
　　　　　|:::::::|:::::::::::|ィ .|｀|仆:::::::＞iﾉl`==ｰ-.|ﾍ:|＿_}＼／　　　　清姫様が亡くなられると自壊してしまいます。
　　　　　|:::::::|:::::::::::| レ::::| 　＼／　＿　　,, |　 |　| |
　　　　　|:::::::|:::::::::::|　＿　_,, 　　ヾ=≡ｲ　|. /|　| |　　　　　　　恐れながら万に一つ、いえ億に一つとはいえ
　　　　　|:::::::|:::::::::::|.≠=ｨ''"　　､　　　　　 |ﾉ: |　| |＼
　　　　　|:::::::|:::::::::::|.　　　　　　　　　 |:::::|　| |.　＼　　　　清姫さまが亡くなられたら
　　　　　|　/.|:::::::::::{ﾊ　　　　　　　　　　　　ｲ /.|_.」」. 　　＼
　　　　　|/　.|:::::::::::| 厶　　⊂ﾆﾆ⊃　／::::/　　　　　　　／　　貴族領が機能不全に陥り大混乱になります。
.　　　 /　　|:::::::::::|:::::::::::≧ｭ　　　ィｉ:::::::/　　　　　　／
.　　　 /　　 |:::::::::::|＼＿／＼≧ 　／＼/　　　　　／
　　　＼　　|:::::::::::| 　＼i　　＼／　　/ 　　　 .三≧、
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　　　/:::::::::/|:::::::::::|　　　 .∧ ﾊ_＿_ﾊ/.　　　　　　　　　　}
.　　 /:::::::::/　ﾊ.:::::::| 　　 /　／/|　ﾄ　∨. 　　　　　　ﾉ
　　/:::::::::{　　　ﾊ.　| 　 /／　/　|　| ＼∨ 　　　　　　　 /

　　　　　　　　　　　　　　　|ヽ　　　　　　＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　| ﾊＹ　＞''て　　　　|＼｀''＜　＞''7
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　　　　　　　　　　　　　 r'~　/: : : / : : : : : : : : :'，　＼.　 /
　　　　　　　　　　　　　 | ,ィ^: : : ,' : : : : : : : : : : ﾍ　　　ヽ |∨__
　　　　　　　　　ヽ￣,' : : : : ,' : : : : : : : : : : : : :｀ヽ　/´　／　　　　　確かに私は延命処置により半永久的に生きられますが
　　　　　　　　　　　　　>l : : : : :ｌ : : : : : :＿__: : : : : : : |/　／===ﾐ
　　　　　　　　　　　ﾍ |: : ＞'"￣ : : : : : : : ｀''＜ : : | ／　　　//　　.　不死身ではないので
　　　　　　　　　　　 |: : : : : : ', : : : : : : : : : : : : : :/:.ﾄ<⌒ヽ_/
　　　　　　　　　　　　　ハ､ﾄ､ヽ､ : : : :,ｲ:/ｨ:／|ｲ:ｲ/: :|.i ｢| :｢|l　　　　　『死ぬ可能性がない』とは言えませんね。
　　　　　　　　　　 ,: : |ヘ',.ﾐ==ﾍ／/' ｨ==‐'' | : : : | /|」 :|」l
　　　　　　　　　　 7: : |: : :ﾊ.　　 ,　　　　 |: : : :l: : : : : : :l　　　.　『私の死後に人工超知能が暴走するよりはいい』
　　　　　　　　　　 7 : : |: : :|∧　　　　　　ｌ : : :ﾊ: : : : : : :',
　　　　　　　　　 /: : : :|: : :|//ﾐh､　＾＾　　 , l : : ﾊ ∧: : : : : ∨ /　　と考えていましたが、それが問題になっています。
　　　　　　　　　　　/: : : : :|i : :|//⌒⌒ヽ､ .＜. l: : :/　／乂 : : : : ∨ /
　　　　　　　　 /: : : : : :|l : :|7 /ﾆﾆﾆ7/　　从:/／　　／｀''＜:.∨ /
　　　　　　　 ,ｲ: : : : : : 从八 /ﾆﾆﾆ7∧ﾍ／},ｲ´　　／　　　　__､:＼
　　　　　　 , イ: : : : : : : : : :/ 7/ﾆﾆﾆ7/　／／　　／　　　／　ヽ!: :＼
.　　　　＞''´: : : : : : : : : : : /| 7/ﾆﾆｱ,ｲ／／　　／　　|　/／　　　 l : : : :` ､
　＞''´ : : : : : :／ : : : : : : |. 7/ﾆﾆｱｲ. ／　　／　　 i |.／　　　　　|! : : : : : :ヽ
489 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/10(土) 10:08:42 ID:EYuFgjQJ: 　　.　　　　　 '/::::::::::::::::::::!.:::::::ﾄ、::::!:::::::::::::::::::::::|:::::::|:::::::::|::::|弋》＼
　　　　　　　　|:::::::::|::::::::::::!:::::::::|:::::斗:::::::::::::::ｰ}::┼卜ｌ::::::::| 彡 |ﾏ　¨＼
　　　　　　　　|::::.::::|::::::::＼!::／|＼八::::::::::::::: ﾊノ　|丿｀}メ: 彡 }__:::::／
　　　　　　　　|.:::::|:::::::::::: | ＼_jｚ≦　＼　　/ 　示⌒`≪ |:::::/　| ＼|
　.　　　　　|:::::{:.::::::: .V　≠⌒７l　　ヽ/　　 | ト-ﾘｊ　》　/ﾍ|　|　　　　　　　　　科学技術の発展を担当している私は
　　　　　　 | ::::从:::::::::|〃 {ト-りｊ_　　　　　ゞｰ＜ .'　ｲｿ/.|　|＼
　　　　　　 | ／// }::::从ゝ＞''". . 　　.:　　 : : : : : : :　}丿 |　| //＼　　　　　　例え自壊したとしても技術開発のスピードが低下するだけで
　　　　　　／.////|:::::::::::∧　: : : : : : :　　′　　　　　　ｲ'//⌒/////＼
　　　　／////// |:::::::::::′ﾍ　　　　　 _　　　　 , '///////////// ＼　　　新たに人工超知能を用意すれば事足りますし、
　　　　(,ﾍ＼///, |:::::::::::::::: 个　_　　　 ⌒ 　　／＼　/////// ／ヘ＜
　..　／／|//＼　/　 /／　,ﾘ　　{＞． _　　　,..イﾘ.　　＼//// ／/////}　　　人間の科学者で地道に研究をすることもできます。
　／////j/////::::::::::::::::::::/　　　＼ヽ　￣　// 　　　　＼／/////// |
. | ////′// ,ﾑ::::::::::::::::::::ｉ＼　　　　＼x 　　〃／　　　／　ヽ //////|
.| ////////::::::::::::::::::::::/　　＼　　／zぅ≠く＼　　　. ／　　　丶//// |
.| //介─ﾏ ::::::::::::::::::::７　　　　＼／::::＼:::::::::::／　＼／　　　　　 Y //.|
　|////|〉∧ ::::::::::::::::/ 　　　　／:::::::::ム≧≦:::::::::::::::.＼　　　　　　　ﾏ///|
　|////// ∧:::::::::::::/ 　　　／:::::::／|:::::|三彡|::::|＼::::::: ＼　　　　　　ﾏ《　＞
／.///// | ∧:::::::::::{ 　　／::::::::::::::::::::::_//〃 |::::::::::::::::::::::. ＼　　　　　∨　ヾ
////}: :|: |///∧:::::::{ ／:::::::::::::::::::::::::: /ｷ≠　|::::::::::::::::::::::::::　|　　　　　i////＼
　廴ムｲ: |///l: :|＼乂　::::::::::::::::::::.／ ∨ 　ヽ ::::::::::::::::::::／　　　　　}//////////
　　　　| // l:/|／｀ヽ}　＼::::::::::::／　　v 　　＼　:::::／　　　　　　ﾑ////////
　　　　.|///.| ！　　　　　 |:::::::| 　　　　}{　　　　|:::::::| 　　　　　　　〃/////////
＿＿＿|///.ﾋ圦　　　　　 |:::::::|　　　　　i!　　　　|:::::::|　　　　　　　/|　///////////
////////＼|　Α 　　　 |:::::::|　　　　 ! 　　　|:::::::|　　　　　ｲ:.ﾚ( //////＞‐
///////.ﾊ　ｉﾋ幺癶、　　|:::::::| 　　　人　　　　|:::::::|　　　　／んﾍハ.//＿´／:::::::::
/////// 　乂_|　　＼　　|／´　　／∠＼　　　＼ |　　／　　　　|:::::∨ /　::::::::::::::
// ／￣７::::::::: | 　　　｀ヽこﾆ=-‐彡-‐ 　＿＞‐-=こシ´　　　　　　.|　:::::Y　::::::::::::::
.／::::::::::::::::::::::　.|　　　　　　　　　｀‐-辷_＿_ｒ´　　　　　　　　　　　 |　:::::::'.:::::::::::::::::
..　　　　　　　　 |　　 ,, .. ... :-=＝ニ＝=┤　|_,,,...-=＝ニ＝=-: .. ..,, ,_| :::::::::::,::::::::::::::::::

　 :::::::::|:::::::::::|::::|:::::::::::::::::|:::::::::::::: |::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::://
　 :::::::::|:::::::::::|::::|:::::::::::::::::|:::::＿＿|::::::| :::::::::::::::::::::::::: // ;
　 :::::::::|:::::::::::|::::|_,,､:: -‐∧:::::::::::/|::::::::::::::::::::::::::::::::::// ; ;
　 :::::::::|:::::::::::|::::|::::::::::: / ;; ',::::::/; | :::::::::::::::::::::::::::: // ;;;;;;
　 :::::::::|:::::::::::|::::|::::::::::/ ;;;＿',__{;;; |::::::::::::::::::::::::::: // ; ;;;;;;
　 :::::::八:::::::::|〈:::: ,jI斗ｾﾔで笊;;;;/,::::::::::::::::::::::: //;;;;;;;;;;;;;　　　.　しかし、武蔵と三河シリーズは
　 :::::::::::/,::::: |;;;; 〃　{;;(;;;;u;;ｿ;} ;;;; /,::::::::::::::::::::,i/ ;;;;;;;;;;;;;;
　 :::::::::::: /,::::|;;;;;八　乂＞''"´;;;;;;;;;;;v＼:::::::::::/￣￣~"''　　　　　すべての系外銀河で三権を握り運営しています。
　 ::::::::::::::: /,:〈;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､　 ''" ＼ /;;;
　 :::::::::::::::::::::＼､;;;;;;;;;;;;;;;､　 ''"´　　　　　 };;;;;;　　　　　　　　　　これが一度に機能しなくなると社会が破綻するでしょう。
　 ::::::::::::::::::::::/　＼￣　　　　　　　　　　　ヽ／
　 : ::::::::::::::: / .',
　 ::::::::::::::: /ヽ　',
　 ::::::::::::::/::::个:..',
　 : ::::::: /:::::::::::::::::',　　　　　　　　　　　　 ,､､､､
　 ::::::／::::::::::::::::::: /,　　　　　　　　　　　/"⌒｀＼
　／ :::::::::::::::::::::::::: /,　　　　　　　　　　｀　　￣
　 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼

　　　　　　　　　　　　r--／:::::::::::::/:::::::::::}::::::___:::::::::::',::::::ヽ
　　　　　　　　　　 -- ,.ｨ:::/:__:::::::::!:::::::;;::::へ::::::::::＼:::::',::::::::',
　　　　　　　　　　}　 /--./::::::::..＜::::´::::::::::::ヽ:::::::::::ヽ:::::::::::::',
　　　　　　　　　　／::::::::':::::::::/:,ﾍ/ヽ:::､::::::::::::＼::::::::::＼::::::::!
　　　　　　　 /:::::::::':::::'::::/:/｀^´´ ',::',ヽ:::::::::::::',::::::::::::::ﾏ:::}
　　　　　　　　　/:::::::::::|:::::|:::|:::|　　　 .',:::,　':::::::::::::,:::::::::::::::∨
　　　　　　　　 ,:::::::::::::::!:::::!::ﾊ::!　　　　 ',:::!　':::::::::::::::::::::::::::::i　　　.　BBさんの心配はごもっともですが
　　　　　　 ,:::::::::::::::|::__|_|_{::!_　　　 |::! -}::!i::--:､::::::::::::::!
　　　　　　　　{::::::::::::::::|:::::|::| ヾ　｀　　´.}::;　|::!|::::::::::::::::::::::::|　　　　我々以外の人工超知能では信頼性に欠けます。
　　　　　　 ',:::::::::::::::!::ｨf==-ミ､　　　 .|ｨｆ武竺ア::::::::::::::::
　　　　　　　　 ',:::::::::::::',::::!泛ｚツ　　　　j/泛Zｚツ::::::::::::::::::}　　　　他の人工超知能が反逆するととんでもないことになります。
　　　　　　　　 ∧::::::::::::',::!　　　　 ,　　　　　　}:::i:::::::::::::::/
　　　　　　 /　 ',:::::::::::ﾄ{ﾍ　　　　　　　　　　 |:::|::::::::::::/　　　..　それに私と三河シリーズによる三河ネットワークに匹敵する
　　　　　 ./　 j　}:::::::::! 　 ≧。.　 ‘-｀　　　イ|:::;::::::::::/　　 '
　　　　　　ー'乙,::}::::::j-./:i:i:i:i:i:i≧=-　≦_/:i:ij/:::::／, ！　{　　　管理システムは、そう簡単に用意できません。
　　　　　　　　厂 /:::!::::/ /:i:i:i:i,-/　ﾑ_ﾊ　 ./:i:i:i:;::::/--､＞--
　　　　　　　　 }／::::;:::/ .〈ー　´/　/　　 }　.ﾄー/::/　　 {　　 {
　　　　　　　／::::::/::/　 _.',＿ /､_ﾊ！.ｨ　　 ./::::' .′　 |　　 ',
　　　　＞.::::::＞- ― -＜／ }//メ＞---メ_/{:::::{ {　　　',
　　 ,.::::::::::／　 .,　 ´￣　　　.イ／　　　／　 :|:::::| !
　 /:::::::::/: : :.／: : : : : . . .／ /　　. . ../ . .　　{|:::::! ',
　 :::::::::::{: : :/: : : : : : : :／　 .'　. : : : : i : : : : : .',:::::', ヽ
490 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/10(土) 10:12:02 ID:EYuFgjQJ: 　　　　　　　　　　　　 _＿　　　　／「|、
　「|￣＼＿_　　 ,.::'"´::::::::::｀ヽ.　／　　ヽ＼
　r'/　　　＼｀ヽｧ':::_;;::　-─-＜　　　　　＼＼
　|_|　　　＼＞''"´:::::::::::::::::::::::::::::`'＜　　　＼＼
　| |　　 ,.:'"::／:::::::::/:::::|::::::::::::';::::ヽ;:::｀:..、　　 |__|
　|_| 　 /:::::::;'::::/::::::/|:::::;|::ﾄ､::::､|＿:ﾊ:::::::::ヽ.　　/ /　　　　　管理システムの崩壊やAIの反乱なんて
　| |　 ,':::::::::|:::::!-‐ｧ'T´/|::|　ヽ:」__/｀|::::::::|::ﾊ　/_/
　|_|　.|::::::::::|:::::|:::/ _」/　|_|　 ´,.‐-､｀ヽ;::/:::::| .|　|　　　　　　非常に不穏な話になっているけど大丈夫なんですか？
　',ﾊ　|::::::::::|:::::|:ア,..‐､　　　|{。,ﾊ oY○::/　!__|
　＼∧:::::::;!::::;〈　|{。ﾊ　　　ゝ‐ﾟ'xw.!:::ﾚ'|　/ ∧　　　　..　女王の立場から聞くと冗談ではすまないですよ。
　　　'､|＼/レﾍ| oゝ‐ﾟ'　　, 　　　　 |ﾆ{´￣＼ |
　　　 |/　 ○;ハxw　　　　　　　　 /:::::|　　　＼
　　　 / 　 ∧::::::ﾍ、　　　　σ　　／;:::::;ﾊ_r─-､＿,＞┐
　　rく　　　,ﾊ:::::|:::｀7ァｰｒ--‐＜´/ |:::/::/　｀ヽ‐､＿..]┘
　　＼＼_r'__/',:::;'＜ヽ　＼_　 _/　.ﾚ'|:::| 　　ﾄ､∨
　　　ヽ-r-‐'::∨､::::＼ヽ　＼/ 　　/:r'＿_,ノ /|
　　　　　.|:::/|:::/　＼:::::＼＼/{__}､ //::::|　＿　 ./
　　　　ﾚ' r八　　,ﾊ:::::::＼/　 |∨´::::| __　　＼
　　　　　　〈└-`'"　ノ＼:::/　　|　',::::::/　＼‐-､,.ﾍ.
　　　　　　＼-‐　　／´ヽ-､　　 |::r|_/ ,　　｀Y::!　ﾄ、
　　　　　　／ヽ　r/　　　　ｒﾉエY{:::ヽ-〈_/ ,.　|:::|　|　＼

　　　　　　　　　　　 ,;.　　　　　　　 :;.
　　　　　　　　　　　,;;;;　_,.．-''　'''- ．._ :;;;;.
　　　　　　　　　　 ,;;,,''"　　　　　　　　　:;;;;;;.
　　　　　　　　　　;'　　/　/　　 l　､ヽ　 :;;;;;;;:.
　　　　　　　､,,,,,,/　/ /　l　　　 l　ヽ_L..;;;;;;;;､;:,　　　..　これは、あくまで問題点の洗い出しで
　　　　　　　ﾞヾl　 l　l　│l　　　l 　 l｀ﾞヾ:;;;;;;,;;',,,,
　　　　　　　ﾞヾ　 l _l　 __l 　,　l__ ﾘ　 l　ﾘ;;;／　　　.　それすら禁止したら何も改善できません。
　　　　　　　､=ﾍ　ヽ￣　ヾ〃　￣ /　　/: :｀: :>
　　　　　　　　＼ｿ､　ﾞ＝＝　　＝＝/／;)~｀ﾞ´i　　　　聞こえのいい話題ではありませんが
　　　　　　　　　ﾉl ~Tl 　　,　　　 ´l　 lｿ　 l　 l
　　　　　　　　　 l　l ゝ､　　r-､　　_ l　 l l l　 l　l　　.　これも王国の未来の為に必要な討論です。
　　　　　　　　　 l ,:l　 l:::ﾞ　､￣　'",,.l　ﾘ-､l 　､ l
　　　　　　　　　 //:l　l／;;;;l l／／;l　ﾘ:: :ヽ　､ﾑ
　　　　　　　　　 /: :, ﾚ'/;l;;;;;l'／';;;;;,'レ'::::／;;ヽ　､ﾑ
　　　　　　　　　／:/: /;;;l;;／: : :／': : :／: :'　＼　ﾑ
　　　　　　　　/: : /::/ﾞﾞ;／　／ /: : :/: : :'　　／;;､　ﾑ
　　　　　　　 /::::/:::/;／;___／　/;; ::/: : ,　／　ﾞﾞﾞﾞ;;　ﾑ
.　　　　　　 /..:::/::/ﾞ;;ヾ≡≡-/~: :/:: :. .／ﾘ　　　ﾊ　ﾑ
　　　　　　/ : :/: /;;;;;;;;;／: : /: : :/:: :／　　'　　　　　l 　ﾑ
491 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/10(土) 10:12:40 ID:EYuFgjQJ: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,, _,,r‐┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,ｒ-‐´　　'`i └i,
　　　{` ｙー─--　,,_　　　,へヘ／　　　　　　 }　く,
　　　」 /　　　　　　　｀二ゝ-'-┴―- ..,,　　　　}　」
　　く {　　　　..::::....／::;:::::::::::::::::;:::::::::::::::｀ヽ､.....: } L_
　　 [､ {　　　..:::::／::::::;::::::;:::::;::::::ﾊ:::::::::::::;;::::　ヽ:::}　」
　　　「 {　　..:::::/　::::::/:;::/:::::ｊ::::::} i:::l:::;::::::;;;;:::　｀､}└,
　　　｀ｱゝ..:::::/;:::::::::/:::l::l::::::ｊ:::::::ｊ　!:|::l:::::l::;i:::::::::::; ヽ┘
　　　└ェゝ:::l::;:::::::ｲ:::_LL::」;,:::;ﾉ　}」LL::」::l::::::;;i:::::ｉ:ﾄ
　　　／::くｨゝｊ:;i::;;::::{:::::;l;;;l;;;;ﾘﾚ'　　ﾘ L;;;;;l;;ﾘ;:::::;;}::::ﾄ:〉',
　　人　　::く/::;;i::::;;::ト,ｨﾗﾃ=＾'　　　ﾗﾃ=ｘ'l:;;;;;::l:::::Y　〉､
　.くｒi ＼　::i::;;;;{┌-{《 {-':::;}　　　　 {‐':::;} 》‐ｖ-};;;;:::ﾄくｚ´　　　仕方ありません。
　　　Lｎ＼ i:::;;;ｩ[ノ￣! ヾン　　　'　ヾン　ｉ￣ﾌ;::;::::ﾄ;:ヽ
　　　　｀ﾌ:/::::;::＼　　i､ﾞﾞﾞﾞ　 , ―-‐､　ﾞﾞﾞﾞｲ:.　 {;;::l}:::::}l::::}　　　耳の痛いことですが我慢します。
　　　　　{::ｉ{:::::ﾄ;;::;{:.　　i｀＞.,,`ー一'_. イ∠ﾆ二〉:ﾊ::::ハﾉ
　　　　　V !､:::!､;;〈ﾆ二ｺ´　＼￣´{￣｀Y;;;:::::;::V ﾉノ　´
　　　　　　　 `ーｿ{:::;;;:::ヾ:.､　　＼/　　 {;;;:::::::;:}´
　　　　　　　　 {　';:::::;;;::::ヾ､　, ｲ''^i..､　l{;:::::::;ﾘ,
　　　　　　　 }　ヾ､;;::::;;:::ヽ'　.〉=ﾍ. ＼{;::::丿.l
　　　　　　　　　レヘ　 }.}￣｀＾`/　ﾊ｀i 　ヾ人__!__
.　　　　　　　／／l　｀!ij 　　 !　 ::;'　＼　　　}::　￣ﾌ
　　　　　　ｨ´／l l／ l＼〉　　 i　　　　　ゝ　.:',二] [ﾌ
　　　　　　〉l／　　＼l}:　　　｀⌒ー‐..´　　　l:　 .ｲ
　　　　　　ﾉ　::／　　　 {::　　　　　　　　　　＼　ヽ
.　　　　 / :／　　　　　 }:　　　　　　　　　　_,..-‐┘　ヽ
　　　　ﾉノ　　　　　　　ﾄ　..,＿,..　---―''´:: 〉:　　　　ヽ

　　　　　{ 〈 W: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : W／
　　　　＿辷W : : : {: : : : ⌒ : : : ⌒} : : : : : / : V￣／
　　　　＼　　|: : : ／: : : : :',: : : : : /: : : ＼/: : : }／ニ=-
　 -‐=ニﾆ)Ih|: : : : :丶 : : : ',: : : : : : : : : :/: : /:ﾉニニニ　　..　ありがとうございます。
　寸ニﾆﾆr‐圦丶: :ト､i＼ﾄ､ﾄ､　/|／ﾚIノＬ: /:/⌒ヽニﾆ
　　＼_／ii　j[|:＼ﾄ｢x===ﾐ　 V　 x===ﾐ厶イ:|:[|:.　[|　　　　　王国の系外銀河はすべて管理AIに依存しているので
　　　　　 [|/: : :|: : :|､､､　　　　　　　､､､ハ: : |: :
　　　　　　': : : :|: : :| 　　　　　′　　　从|: : |: : :.　　　　　　効率は良い一方で、リスクがあります。
　　　　 /: : :／|: : :|i.､　　ﾏ　ﾌ　　.ｲ:.:.i|: : |: : : :.、
　　　　 ': :／:.:从: : ∨:＞　__r=z__　＜ .:.:.:.i|: : |、: : : :.　　　.　しかし、この銀河（ESO 137-001）だけは違います。
　　　 /／:.:.:.:.:.:∧: : :V:.人||　　　||人.:.:.:.:.:.i|: : |i.:､: : : : 、
　　　':´:.:.:.:.:.:.:./:.∧: : l/／||　　　||／＼人i|: : |i.:.:.＼.: : :.
　　/.:.:.:.:.:.:._-=Tニ∨ﾄ＼　||　^　||　／ﾆﾆ|: : 厂＼:.:＼: : 、
　.:' :.:.:.:.:.:./ニニニニニﾆУ|　i　||／ﾆニﾆ八/ニニ〉:.:.:.:＼:＼

　　　　　　　　　　　 /‐ﾆ/.　　 /　!　　　　 }.　　　　　寸ﾑ
　　　　　　　　　　 {ニ/_　　 /　 {　　　　　}　　　　`'寸ﾆﾆh､
　　　　　　　　　　　 <ﾆﾆア　　./　　{　　　　　}　　 }　 }　寸ﾆﾆh､　　　　　この銀河は管理AIが使用されておらず
.　　　　　　　　＜ﾆﾆ‐/　　　 { ﾊ　 '，　　　/　/　/　/!　}　ﾏﾆﾆニ＞
　　　　　　　　　　＞{　　　{ト､、　 { ヽ、 ./　/　,,斗iｾ! ./　　∨''~´　　　　人間の裁判官、官僚、公務員などが職務についている為
　　　　　　　　 < 　ﾊ.　　 ,ｨぅ笊ﾐh､,, ∨／,ｨi笊窃㍉/　　ﾊ.}⌒>
.　　　　　　　　　＼｣∧ 　乂.Ｖこｿ　 ''´　　Ｖこｿ /　　/⌒{_/　　　　　汚職が撲滅されることがなく問題になっています。
　　　　　　　　　　　　 /　＼≧ `冖'´　　　　　　`冖^/, イ/}!　 ∨ /
　　　　　　　　　　　　/　　|　　ﾊ　　　　　　{　　　　　 /. 　 }!. 　 ∨ /　　　その所為で平民には『非効率的だ』と批判されています。
.　　　　　　　　　 /　　　|　　{.∧　　　　, ― 、　　 ./‐}.　 }!　　 ∨
　　　　　　　 /. 　　ﾊ　　{ニ}h､　　ゝ _ ノ　　ィニ/　从　　 ∧
　　　　　　　 /. 　　 /　Ⅵ、lﾆﾆニ)ｈ｡　　　, イﾆニ/／/　 ∨　　∧
　　　　　　　 /　　　　/　l　Ｖヾﾆﾆﾆﾆ|_.≧≦./ﾆﾆﾆﾆニ/　 / ∨ 　 ∧
.　　　　　　　　　　 / 　 l.　Ｖﾆﾆ〈｀丶､`'く/汽ﾆﾆﾆニ/　 /　　∨ 　 ∧
　　　　　　　/　　　 /　　 l 　Ｖﾆ〈｀丶、ヽ　＜＼ﾆﾆ./　 /　　　 ∨ 　 /'，
　　　　　 /　　　 /　　　　　　Ｖﾆ)ｈ｡　`.　　ヽ/∧　 /.　　　　 ∨ /　ﾊ　./
　　　　 /　　　　　　　　　　'，　Ｖ<￣｀`　　　 //　 ∨ ,､丶`￣￣.∨　,　∨ /
.　　　　　/　　　　 |　　　　　 '，　Ｖﾆﾆﾆh､　　//　　　＼.　　　　　 /　/　　∨ /
.　　　　 /　　　　　 |、　　　　　'，　 ∨ﾆﾆﾆ.＞//　　　　　ヽ　　　 /　/.l　　　∨ /
.　　　 /　　　　　　 | ＼　　　　　　　 ∨⌒¨⌒| |　　　　　　　'，　 /　/　|　　　 ∨
. 　　 /　　　　　　　|　　＼　　　　　　}.　　　 | | 　　　　　 '，/／　　|　　　　}
492 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/10(土) 10:13:10 ID:EYuFgjQJ: 　　　　　　　　_
　　　　　　　r,)へ　_,.-─-､　_へ_
　　　　　　r/　　　＼;;;;;'ﾆニｲ___7(､_
　　　　　　)i　　　ゝ'":::::::::::::::::::::::::::ヽ､
　　　　　/rｲ｀γ´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::';,
　　　　/:::ゝﾍ､,'::::::::/:::i:::::::/i::::/:::/!:::::;::::::::i　　　　確かにその通りです。
　　　 /::::::iヽｲi:::::::ｲ::::ﾊ::/ｰ/-i:::/ |:::::!:;:i:::::i
　　　,'::::::i:く_ﾊ|::::::::ﾚ´::ｲ!ｲテ'ﾄ,/　 !::/-i::i:::i　　..　管理AIになれてしまうと
　　　!:::::ﾊ:::!::::i:::::/（_[ヨ.' ﾋ'__,! 　　'ｨ'i'i /::i;;i
　　 .|:::/　i:::!:::i:::::l::::|::l::i. ""　　　､└'iﾖ､|V　　　　彼らが無能で無駄な存在に見えます。
　　ヽ!　ﾉ:::i:::ﾊ,ｨ_;;;|:|:::ﾄ,　　rｰｧ　"人|
　　　ﾉ)　ゝ､:!／⌒ヽ',:::',.i.ヽ､ __ ,..イ|:::|　 ,.ﾍ
　　(!　　,.へ'､　　　　ﾍ:::!.､__ｎ/ >､|::|:!／　ﾉ)､
　　　　／ヽ　＼,.ｨ､　i V 　ハｲﾄ,ﾚ／i　　Y　i
　　　/　　　ヽ　　.>ｰ/　 ,.ｲ　ﾊ　i／ヽへノ) ﾉ)
　　./　　　　　_,.ｲﾆｲ　く､__,.__／ i　/ / ( (｀ｰ'--､
　〈　　　 ´￣｀＼ﾝ､　/ 　.／__〉ﾄ/　　ﾝヽ､　 l i─ｰ､
　　 ',　　　　　/ ／｀ｰ､_ ／　　　 iヽ､ノ)　( (　　l　-､───┐
　　　i　　　　 l /　､ヽ､）,´ 　__,...イヽ､(ｲ｀ｰ-)ﾉ___」─'.___________|

.　　　　　　　　 /|　､丶`￣｀¨¨¨¨¨ ヽ　　 |'，
　　　　　　　　 /‐| / .／　　　　　　　　　ヽ |∧
.　　　　　　　 /ﾆ∨ /　　　　　　―　　＼.　 |‐∧
　　　　　　　 /ニ/／⌒　　　　　　　　　　＼|ニ∧　　　　　　　..　人間は管理AIに比べたら能力がけた違いに低い
　　　　　　｣ニ/　　　　　　　　　　　　＼　　|ﾆﾆ‐}
　　　　　　,ィニ/　 l.　　 ,/　　　　　ヽ　　ヽ ∨ﾆﾆ}!　　　　　　　　三河ネットワークの学習能力に人間が勝てる相手ではありません。
　　　　　　｀'寸　 l.　　 ∥　　　　　　　'，　　Ｖﾆﾆ‐廴
　　　　　　　 { 　 |　 |　i!　　 |　　　　　l}　　/ﾆﾆﾆア´　　　　　　　更に管理AIを用意する費用よりも人件費の方が高い上に
　　　　　　　 {ﾊ　|　 |　i!　　 |　　　　 l}　 /ﾆ＞''´∨ /
　　　　　　 | ∧ﾍ　|　i!　　 | ./}　,ｨ　/　/ｧ'＜　　 ∨ /　　　　.　人間には職務上の役得を与えないといけません。
　　　　　　 |/　＼､|ヽ{ヽ　　|/ .ﾚ'　Ｖ　/　ﾊ　｀''＜ ∨ /
　　　　　　　 /　　{ ∧.　　 `r┘　　 /イ.　　} |　　　ヽ.∨ /
.　　　　　 /!　　{ 　 )h､　_ ＿__　　,ィ　　 .} |　　　　 ',∨ /
　　　　　 /.|　　 {　　 {: :)ｈ､ _　,ィ./: :}　　　} |　　　　　 ',.∨ /
.　　　　 /　|　　　∨ヽ.{∧ 　 ∨//　 .}　ﾊ/ .|　　　　　　', ∨ /
　　　　 /　 .|　　 | 　 | 　 ∧ 　 ∨　　/／ |　│　　　　　 }! ∨ /
　　　 /　　.|　　 |＿_|.　　 ∧.　/　　 /　　|　│∨　　　ハ　∨ /
.　　　/　　 |　／_ ＿ヽ.　　 ∨　　 /.　　 |　│　∨. 　 /　 l　 ∨
.　　 /　　　 |< / _,､　　Ｖ､.　 /　　 /　　　 |　│ 　 ∨ /　　 l. 　 '/
　　 { 　 /　 | 〈_,,､ ‐　　Ｖ≧x: : :./: : : : :./|　│　　 ∨ 　　 | 　 }!
　　.从./　 /　 └‐ ､　　　Ｖ￣￣￣￣｀ヽ |　│　　　| 　　 │　从
.　　　/　 /　　/　/:.ﾍ､　　 } ＼　　　　 |　│　　　| 　　 │ /
　　　{　 /　　/　/: : :.ア¨¨ }.　　＼　　　　 |　│　　　|　　　　ｉＶ
.　　从/　　/　/: :／: : : : |}.　　　ヽ　　　|　│　　　|　　　　| ∨
　／　　 /　/／: : : : : : :l}　　　　　　 |　│　　　|　　　 | 　∨

　　　　　　　 ∧　　＿＿＿＿　　ｨ
　　　　　　　〃＞''~: : : : : : : : : : ／ |-.､
　　　　　　　.'／: : : : : : : : : : : : ／　　| : : ＼
　　　　 |＼/': : : : : : : : : ｢＼;／　　　ﾉ＿ : : :＼
　　　　 |　.': : : : : : : : : : :|　 |　　　／　丿: : : : |
　　　　 ∨: : : : : : : : : : 丿　} 　／　　／/ : : |: :|
　　　　　|: : : : : : : : : : /　　　　　_､‐''|Ｖ　＼/:./
　　　　 |: : : : : : : : : : {　　γ^r´: : : :|＝＝=ﾚ'
　　　　 j|: : : : : : : : : : :＼　｛　| : | : : |｛　怒}　　　その上で汚職まで働くなら平民が怒るのは当然ですね。
　　　　 '|: : : : |: : : : : : : : :￣ゝ乂ﾄ､: :|＝＝=|
　　　　/: : : |: |: : : : : : : : : : {￣￣]厂　　　 |　　　この銀河は中央の監視が届くのにこれなので
　　　 ,: : : : :| : : : : : : : : : : : ﾏニﾆ/.:| } 　　ﾉ
　　　,: : : : : |/ : : : : : : : : : : : V: : : : }'⌒ ／　　　　残念ながら系外銀河では人間は使えません。
　　 .': : : : : :} : : : : : : : : : : : : : V_}: / ￣
　　': : : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : V〈
　 ': : : : : : : : : : : : : |: : : : : : : : : :V-_
　|: : : |: : : : : : : : : : |: : : : : : ;ｉ: : : |ﾆ‐_
　|: : : |: : : : : : : : : : |: : : : ／ﾊ : : |ﾆﾆ-_
493 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/10(土) 10:13:53 ID:EYuFgjQJ: 　)｀ヽ‐-､..,_　　　　　　　　＿＿,,,.---i
　.)_|{　　　　｀"'＞二＜'"´　　　　 } (
　.) |{ 　 _,.-‐'"´:::::::::::｀"'ヽ、　　　 } (
　　)|{／::::::/::::::::::::::::::::::::::::::＼　 } (
　／,:::::::::::/l:::i i:::::|､:::::::::::::::::::::l .} （
/;'"i::i::::i:::/.l::l 　ヽ::l__x::::::::::::::::::l_ノ　　　　　非効率的で無駄だけど
　 .l:::|:::|:〈─'.,_ ﾊ　_,.　｀'rｺ::っ::::l
　　|.ｌｌ:::r‐i.,.-‐　　 ´￣ヽ |.~|::::::::l　　　　..　それでもこの銀河では国家安全保障の為に
　　ﾚ' .〉i~l "　　　__　゛゛u|　|:::::::::::ヽ、
　　　./::| ヽ、　l'"__｀)　 .ｲ　|::::::::::::::lヾ　　　管理ＡＩを使わずに人間を使う必要があります。
　　 /i::::|___|:＞-. ._. r'´　|__.|::::::::::::::l
　　　.|::<二l／ﾉ　　ヾ,＼二>::::::/ﾚ
　　／l::/::::l　 .＼　 /　 /:::::::::／-､
　/　　.ll::::::l 　　二　 .|::::::/)i　　 l
　|　　_|l:::::lｉ　　./´　｀､ l:::::l ( l_　　 .|
　|　 .|ｺrl::l li　/ .〉.‐〈　l }ヾ (i r| 　 .|
　|　 .|　　 )‐/　//V .l　＼)'" .｀l 　 |
　|　 .|/　　 l ./　　　 l　| 　　 l　 .|

　　　　　　　　　　　　　 ,-､　　　　　　　　　＿__
　　　　　　　　　　　　r/:::::::＼　　　　　 ,.:'´:::::i´{
　　　　　　　　　　　r/::::::::::::::::ヽ,＿_ ／::::::::::::|_{
　　　　　　　　　　 _}|:::::::::,　-‐┴'-<:::;;:::::::::::::i {
　　　　　　　　　／ : : : : : : : : :_:_:_: : : : ヽ;::::::}_i
　　　　　　　.／:／:￣: :` : : :´ : : : ＼ : : : ヽ;l }
　　　　　　 /; :´ : : : /: : : : : : : : : : : : ＼: : : :Y　　...　王国が管理ＡＩに完全に依存してしまうと
　　　　　／: : : : : : /: : : : i : : : i : : : : : : '; : : :i
　　　　 '´ / : : : : :/:.:|､: : :|'; : ハ: :|: : : : : i : : i　　　　管理ＡＩが崩壊した時に
.　　　　　 {:. : : : :厶斗ﾍ : | Vヽ､.Ⅵ : : : : :|{ : :!
　　　　　ﾟ｡ : : /＿＿　ヽ|　＿＿ヽ.:.: :.:八: :!　　..　国家機能を維持できずに崩壊してしまいます。
　　　　　　　', ｲ:. 　 {:}　　　　　{:} 　 |:.＼/}.: : .|
　　　　　　 | :.　　　　　　 l i | l: : :|ノｉ: : :|　　..　冗談抜きで国家存続の危機ですよ。
.　　　　　 /:八 ι　　　　　　　 l: : |: :| : : !
　　　　　 /: :| :个、　r―‐ ｭ　, イ|: :.|_人: : :'、
.　　　　 / : :{二:}r‐i:`ｧ､‐-‐　/　.}{二:} ~ヽ;ヽ:.＼
　　　　 /:.:.:/ |: :|　 |::({　',　　/　　},| : |　　 ;: :ヽ: :＼
.　　　 /:.:.:/　.|: :!___|::(i　 .)ｯ〈　 /ﾉ|: :}　　　i : : :ﾟ; : : ﾟ:,
　　　 /:.:.:/ 　 |:.ﾉ= /::(|／::ﾊ::＼/ﾉ::|.:ﾉi‐--‐|: : : : i: : : :}

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,, _,,r‐┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,ｒ-‐´　　'`i └i,
　　　{` ｙー─--　,,_　　　,へヘ／　　　　　　 }　く,
　　　」 /　　　　　　　｀二ゝ-'-┴―- ..,,　　　　}　」
　　く {　　　　..::::....／::;:::::::::::::::::;:::::::::::::::｀ヽ､.....: } L_
　　 [､ {　　　..:::::／::::::;::::::;:::::;::::::ﾊ:::::::::::::;;::::　ヽ:::}　」
　　　「 {　　..:::::/　::::::/:;::/:::::ｊ::::::} i:::l:::;::::::;;;;:::　｀､}└,
　　　｀ｱゝ..:::::/;:::::::::/:::l::l::::::ｊ:::::::ｊ　!:|::l:::::l::;i:::::::::::; ヽ┘　　　　この銀河は管理ＡＩに依存しない体制を維持する事で
　　　└ェゝ:::l::;:::::::ｲ:::_LL::」;,:::;ﾉ　}」LL::」::l::::::;;i:::::ｉ:ﾄ
　　　／::くｨゝｊ:;i::;;::::{:::::;l;;;l;;;;ﾘﾚ'　　ﾘ L;;;;;l;;ﾘ;:::::;;}::::ﾄ:〉',　　　　この銀河だけでも体制を維持できるようにする事ができます。
　　人　　::く/::;;i::::;;::ト,ｨﾗﾃ=＾'　　　ﾗﾃ=ｘ'l:;;;;;::l:::::Y　〉､
　.くｒi ＼　::i::;;;;{┌-{《 {-':::;}　　　　 {‐':::;} 》‐ｖ-};;;;:::ﾄくｚ´　.　最悪の場合でも、この銀河が残っていれば
　　　Lｎ＼ i:::;;;ｩ[ノ￣! ヾン　　　'　ヾン　ｉ￣ﾌ;::;::::ﾄ;:ヽ
　　　　｀ﾌ:/::::;::＼　　i､ﾞﾞﾞﾞ　 , ―-‐､　ﾞﾞﾞﾞｲ:.　 {;;::l}:::::}l::::}　..　後で再び勢力を拡大する事は可能です。
　　　　　{::ｉ{:::::ﾄ;;::;{:.　　i｀＞.,,`ー一'_. イ∠ﾆ二〉:ﾊ::::ハﾉ
　　　　　V !､:::!､;;〈ﾆ二ｺ´　＼￣´{￣｀Y;;;:::::;::V ﾉノ　´
　　　　　　　 `ーｿ{:::;;;:::ヾ:.､　　＼/　　 {;;;:::::::;:}´
　　　　　　　　 {　';:::::;;;::::ヾ､　, ｲ''^i..､　l{;:::::::;ﾘ,
　　　　　　　 }　ヾ､;;::::;;:::ヽ'　.〉=ﾍ. ＼{;::::丿.l
　　　　　　　　　レヘ　 }.}￣｀＾`/　ﾊ｀i 　ヾ人__!__
.　　　　　　　／／l　｀!ij 　　 !　 ::;'　＼　　　}::　￣ﾌ
　　　　　　ｨ´／l l／ l＼〉　　 i　　　　　ゝ　.:',二] [ﾌ
　　　　　　〉l／　　＼l}:　　　｀⌒ー‐..´　　　l:　 .ｲ
　　　　　　ﾉ　::／　　　 {::　　　　　　　　　　＼　ヽ
.　　　　 / :／　　　　　 }:　　　　　　　　　　_,..-‐┘　ヽ
　　　　ﾉノ　　　　　　　ﾄ　..,＿,..　---―''´:: 〉:　　　　ヽ

　　　　　　　 r-、___　　　　　　　　　　　　　　　　 _,,ｨi
　　　　　　 j /　｀ー - ､　　　　　　　　　　　 _,　-‐ ' ´　VL
　　　　　 j /　　　　　｀ｰ､＿＿__, - ' ´　　　　　　　Vﾊ
　　　　　 j / 　　　 r‐─　'". : : : : : : : :｀: : ..、　　　　　　l、{
　　　　　　j j.　　　　 ,ﾚ'′. : : : : : : : : : : : : : : :￣｀ヽ.　　　V_{
　　　　　 } {　　　 .／ ..:..:..:..:..:..:,:((: : : : : : : : : : : : :.:.:.:ﾄ､　　 } {
　　　　　 { {　　 .〃 .:.:.:.:.:.:.:.:.:,:':..:..＼:.:.:.:..:.:}:.:.:.:.:.:.:ﾍ:.:.l.:.:.　　.j j
　　　　　ﾔ. 　 // ,:.:.:.:.:.:.:.:.:/{:..:..:..:..:.ヾ:.:.:.; .:.:.:.:.:.:.:.:.'; :.:.:|　 /ﾉ　　　　体制が崩壊しても各銀河の情報は残るし
　　　　　ﾔ、//.:.' .:.:.:.:.:.:.:/いl.:.:.:.:.:.:.:.:.:|/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::|:.:.:.|.　/}
.　　　　　ﾞｰ7".:{:.:.:.:.{:_;厶lr‐|｛:.:.:.:.:.:.:.:L;_:.:.:.:.:}:.:.:.:.:|:.:.:.|‐'ﾞ´　　　　　テラフォーミングした星々は残っているので
.　　　　　　　 { ∧:.:.:.{:.:|　ｉ|　|∧:.:.: }:.;ﾊ:l:.:｢`ﾒ|:.:.:.:.:|:.:.:.:!
　　　　　　　八::..＼:.':.L _,.ﾆ　 }ﾊjﾉ/ 丿/ノ.::|:.:.:.从:.:.:.i　　　　　　　再び開拓するのは容易にできるでしょう。
.　　　　　　　＼从ヽ｀ "´　　　　　`' =‐ﾉリ.:ｨ'７7 :ｉ:.i
. 　　　　　　　 |:.:. ﾊ　｀｀｀　 :　　　､､､ノィ / //!:.:|:.:!　　　　　..　つまり、この銀河さえ無事なら他の銀河が破綻してもやり直せます。
　　　　　　　　　 rﾄ､;_八　　　 r　　,.　　　　/ / //;':.:.:|::.:.
. 　　　　　　　`i｀ーi:::丶　　｀"　　　.　'ﾟ / /.'/.:.:.:.:|:.:.:!　　　　　　まあ、これは念のための備えにすぎないので
　　　　　　　 /| 　 .i:::::rl个　.__ . ／　　　　　ﾉ.:.:.:.:.:|:.:.:|
　　　　　　　　　 /r!____.,ﾄ::/　','.　　 /　　　 ,.イ_.,|:.:.:.:.:|:.:.:|　　　　　.　実際に活用される事はないでしょう。
.　　　　　　　 /.::`rｰ‐‐i' 　　','. 　 }　ｰ-rく.rｰ‐‐i':.: .:.:|:.:.:|
　　　　　　 /,.． '|:.:.:.:::ｌ'　　 ','.　 {　　 ´￣|　　 |:.:..:.::|、 |
　　　　　／　　　|:.:.:.:::l ',　　ヾ／　　　 |　　|/ .::;　｀丶.
　　　　 / 　　　 |:.:.:.:::|　,　／　　　　　　 |　　./.:.:.;′　　　＼
.　　　　 /　　　　　 |:.:.:.:::|　∨　　　　　　 | ／..:.::厶 '′ 　　｝
494 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/10(土) 10:14:33 ID:EYuFgjQJ: 　　　　　　　　　　　,,,‐‐ ─ 丶
　　　　　　　　　／:⌒　:::::::::::　＼
　　　　　　　　/::::::: 庁二＞!￣´及
　　　　　　　 │ 弋从! ﾐヲ　∇升i｀
　　　　　　　　!乂jヾ芹ｦ　ﾐ＼,! i＼＼　　　　　『もしも、そうなれば系外銀河は破綻するわ』
　　　　　　　　 i / 　￣　　ｙ´!　!　∨
　　　　　　　　　!＼フ厂￣ !i ト-ゞ i　　　　　　『王国は人間を造る方法は工場で機械的に行っているから
　　　　　　　　∧￣≪!　／＼＼:::::::i
　　　　　　　　　i＼タ! ／´　_｀ーi　i　　　　　　管理ＡＩが失われて社会が崩壊してしまえば
　　　　　　　　　iノ勹ﾍ　　/　　　く:::::i
　　　　　　　／／　!!　!　─=二 │::::i　　　　　子供が誕生できなくなって自然消滅してしまう』
　　　　　　 /升i二＝ / i　≧　　　´∨ i
　　　　　　i ト!│　人│　　入￣─│　i
　　　　　　i│i i太　/│　　　/＼＿　｀!　i
　　　　　　i i　i ┼二=!　　　＿ユ/　　　＼
　　　　　　／　　ゝ≡≧／　　　　　　　　/丶
　　　　　／/ / 壬三三ミﾍ　　　　　　　 /　丶
　　　／ノ　/　 /　│￣▽i　　　　　　/:::::::::::丶
　　　≪ヘﾍ＿人＿ │　!　＼　　　　/＼:::::::::::::::丶
　　　　 /│ 　｀ Y　＼＿!＿ i＼　／　　＼:::::::::::丶
　　　　/　 i　　　　i　　　　　iクi　　　　　　　　＼:::::::丶
　　　 /:::::::i　　　　∥　　　　レﾍ　　　　　　　　　∨　丶
　　　/:::::::　ト傘傘ィi　　　ノ! 　ﾍ　　　　　　　　/:::::::::丶
　　 /　:::::::::从必从　傘傘从i　:::::::ﾍ　　　　　　/＼:::::::::::ヽ
　　/　::::::::::: i　天 /　ト壬チ !　:::::::　ﾍ　　　　/　ヾ＼:::::::::::丶

　　　　 ,,.,,,,,,,,,,,,_,,,,,,,,,_
　　　,.-'":::::::::::::::::::::::;;;;＼
　　／:::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;ヽ_
　 /:/:::::::::::::;:::::;:::;:;;:::::;;;;;;;;;i" ト.、
　.!;/:::::::::::::::ヽ:::i,:ヽ├.,;;;;;;;!　|ヽヽ
　|/:/::::::::::;;:;;;|;;;|',;;;h|　`-_L,_|,.-く　　　　　　　　　　　　　　　『しかし、国家が分裂して戦国時代になるよりはマシでしょう』
　|:::|;;ﾄ:|,;;;::;;;;;ﾄ;;|,..|L=ﾆ"　（ﾉ| | .'!＼_
　|:::|;;:t,|＿;;;;;|`,;! ' ヾ　）　ﾚ.| .!, |;;;;;;`'-----　,_　　　　　　　『この銀河が政治体制を整えて再度入植すれば事足ります』
.｜::`-,! rt-.,」 ` 　　'" 　　iイ'"";;;;;;／////// ヽ、
.｜::　`t'、ゝ,）　　＜￣￣;;|`--'"////////// ヽ　　　　　『所詮は民衆など工場で量産する工業製品に過ぎない』
.｜::::／|;;;;ヽ._ '　-－'　＼//|;;| ////////////// i
.｜:/ミ |;;;;;;;;| `'''--.,_,,.-く.＼| | ///////////////|
. |/ミミ !;;;;;;;ﾄミミミ |-.,_ ／`!:| ＼////＞∨//// |
. |＼ミ |;;:;;;;|;ミミミミ|ﾐ／　　|:|　ｨ＼＞／ `-、// |
. |　|＞|;::::;;;!;:;;;＼ミ|.L_ 彳ヽ|ｨ　　　　　ヽ// .!
　!　!.|; .|　|;;;|;:;;;;|;;＼|i　　|　`| 　＼　　　　　ﾍ_//|
　!|,ﾄ、!,.|::ﾊ::::;/|;;::|| 　 = ﾑ-.L_i.Ｖ"-=≡ 　　 /.i ﾌ、 .ﾄ、
　!::::`::::::::::::::::::||／j∧ 　　　_.,∠'＼　　　　∠　//＼! ＼
　!::::::::::::::::::::::::／////'≧--≦-.,_//''≧ r≦--.ソ//.＼ .ヽ
　!::::::::::::::::::／////////.r' .|ヽ`-r￣￣＿,／/ .///i//、＼　`,
　!:::::::::::::／//////// ./i　| `／,,.r./:|:::''"'''" ./////.|:. ヽ:＼　|
│:::::／////////// / j　.| '--''''":: |:////./////.|// ,,,,ヘ|
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//////////////// │　ヘ|へ,,,,,,, .|'r-）_ﾑヘ,,,,∠　　 !////
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　 :::::::::|:::::::::::|::::|:::::::::::::::::|:::::＿＿|::::::| :::::::::::::::::::::::::: // ;
　 :::::::::|:::::::::::|::::|_,,､:: -‐∧:::::::::::/|::::::::::::::::::::::::::::::::::// ; ;
　 :::::::::|:::::::::::|::::|::::::::::: / ;; ',::::::/; | :::::::::::::::::::::::::::: // ;;;;;;　　　.　『昔のように人間が男女で繁殖しない以上
　 :::::::::|:::::::::::|::::|::::::::::/ ;;;＿',__{;;; |::::::::::::::::::::::::::: // ; ;;;;;;
　 :::::::八:::::::::|〈:::: ,jI斗ｾﾔで笊;;;;/,::::::::::::::::::::::: //;;;;;;;;;;;;;　　　　　破綻後は系外銀河の住民は淘汰されるわ』
　 :::::::::::/,::::: |;;;; 〃　{;;(;;;;u;;ｿ;} ;;;; /,::::::::::::::::::::,i/ ;;;;;;;;;;;;;;
　 :::::::::::: /,::::|;;;;;八　乂＞''"´;;;;;;;;;;;v＼:::::::::::/￣￣~"''　　　　　『逆を言えば無人状態だから容易に入植して開拓できる』
　 ::::::::::::::: /,:〈;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､　 ''" ＼ /;;;
　 :::::::::::::::::::::＼､;;;;;;;;;;;;;;;､　 ''"´　　　　　 };;;;;;　　　　　　　　　　『文明を失って未開人になられるぐらいなら
　 ::::::::::::::::::::::/　＼￣　　　　　　　　　　　ヽ／
　 : ::::::::::::::: / .',　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いっそいない方が都合が良い』
　 ::::::::::::::: /ヽ　',
　 ::::::::::::::/::::个:..',
　 : ::::::: /:::::::::::::::::',　　　　　　　　　　　　 ,､､､､
　 ::::::／::::::::::::::::::: /,　　　　　　　　　　　/"⌒｀＼
　／ :::::::::::::::::::::::::: /,　　　　　　　　　　｀　　￣
　 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
495 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/10(土) 10:15:46 ID:EYuFgjQJ: 　　　　　　ﾊ　　　　　|ﾍ
　　　　　,' .}. .　　　 ! .ﾍ
　　　　／ .ﾉ. ＿　==-ﾄ、.ﾍ |h､
　　／=＝￣／..:::::::::::::::::≧ﾄ､.}
、　{　　　　ノ ´..:::. : : :::::::::::::::::::.＼
＼≧､　〃: : : : : : : :;: : : : : : : :.∧,ヾ､
≦/,,,___{: : : : :,: : : :/{: : : :: ::i:: :: ::.} ､　）
＜⌒ｰ-!: : : : /!: :/´|: : : : : |!.: : : | ﾘ ′
　 ∧: : {: : : :i{ｘｆな㍉寸: :x示: : :/　　　..　確かにその通りなので
　∧ : : ::ヾ: ､ヾ乂ﾘ　　｀''{frﾘ,}:;ｿ
.∧: : : : : :.i!: :iヽ::::　　　 '　.::/|:∧　　　　　私の死亡に関しては考慮する必要はありません。
′: : : : : : :i!: :{､　　ー_-　ｲ: .!: ,r寸､
.. : : : : : :≦|:.∧｀≧ - イ゛: |: i: :りメ/　　　私は未来を見る魔法を使って未然に危険を回避しています。
. : : : ＜.｀＼　ヾヾ　i! i .|!｀ヾ : //く/:ﾍ
: ,f　　　　　＼ ..ヾi!i!,|　i!　 }://（/ : : ﾍ
∧- ､　　　　.＼　｀y　i!　 //{ /_ : :ヾ,ﾍ
{　　　＼　　　　　ヾ　|　.| ,､/〉//,.: : :ﾍヽﾍ
|　　　　　､　 i　　　ヽi!　ノ〃ｿ// ∨: ∧＼､
|　　　　　ヽ |!　　　 | f゛　´　ｲi:.　∨: ∧　＼
|　　　　　　ヽ|__.-===+{　　　　ﾘ,　　
|　　＼　　　ﾍ三二=イ.　　／∧　　
|　　｀≧ー　/≧-=⌒｀ヾy' ヾ　∧　　､　
|　　　　／≦´　　　　ヾ　 }!　ヾ､ ∧　　＼ .∧
i!　　.／　　　　　　　　}　 |　　)ハ　＼　　ヽ.∧
!　〃　　　　　　　　　 |　 |　 /´φ　　＼　　∧

　ト _____} / . . . . . . . . . . . . |. . . . ..| . . . . .＼:::::::::::::::_}／:: |
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　　＼:/ . . |.　.　.|. . |. . . . .| . . . .｜. . . .|. . .|. . . |::::::::::::/￣￣￣./
　.＿ノ|　 /. ! . . . |. . |. . . . .| . |、. .|. . . . |. . .|. . . |:::::::: /　　　 ./
　　＼:|. . | . |.　.　|. . |. . . . .| . | | . |＼. . |. . .|. . . |⌒ヽ__／ヽ___/
　　　〈|. . | . |.　.　|. . |. . . ../. //. /ｨ斥≧-..｜. . .|!　| }!,|!. .|∨
　　　.|. . |. ..!. . . .| . .|＼. . . / | / ゞﾟ¨´　|. /|. . . ハﾉ/. }!. .|!.∨　　　　　　　これまでも私の命を脅かす事故は回避してきましたし
　　　 .|. . |. ..|. . . .|. .∧　|. ./　|/ 　　　 |//./. / . |/.. |.j. ..j . ∨
　　　/┤.、八. . . |／⌒ |ノ　　　　　　 / |/.. /. . .|. . .| . . .!. . ∨　　　　　　私の命を狙う人間は排除しています。
、___/ . | . ./ . ＼. |　,ｨ衍ｿ　　　　　　　 |/.|.... ..| .../. . . |. . . ∨
　　　　.| ./＼ . ノ |　ゞﾞ´　 }　　　　　,ィ!　　　 | .. ..|. /. . . /. . . . ∨　　　　　私が死ぬ可能性は極めて低いでしょう。
　　　　.|/　　|＼. .＼　　　｀＿＿／:::/　　　 .| .. ..|/_____/. . |. . . .∨
　　　　　 ∧. .｀⌒ ヽ　／:::::::::::::＼´　　　　/| .. ..|///∧___.!. . . . ∨
　　　　　　　 ∧ . . . . . .,;ﾟ:::::::::::::::::::::7　　　／.｜. . /jI斗f´　 ∨. . |. ∨
　　　　　　　 .∧ . . . ...,;ﾟ::::::::::::::::::::7__　／　イi!. ..//　　　　 | . . | . .∨
　　　　　　　 |. . . . .,;ﾟ::::::::::::::::::::7　＼_// ﾌ. .//　　　　　　| . . |. . . ∨
　　　　　　　 |. . . . .;ﾟ:::::::::::::::::: 7. . . /:::／/. .//　　jI斗f二_| . . |. . . . ∨
　　　　　　　 |. . . ..,;ﾟ::::::::::::::::: 7 . . /:::/ ./. .//jIf´＿_／ :::: | . . |ヽ. . . .∨
　　　　　　　 |. . . .,;ﾟ ::::::::::::::: 7斗7:: / ./. .／::::::::::::::::::::::::::::‘,. . ‘,:::∨. . ∨
　　　　　　　 |. . . .,;ﾟ :::::::::::::::7　　{／ /.／/:::::::::::::::::::::::::::::::::‘, . .‘,:::∨. . ∨
　　　　　　 ./|. . . ,;ﾟ::::::::::::::::7　.／　./´__/:::::::::::::: ／￣￣￣.‘,. . ‘,:::∨. . ∨
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　　　　　 ./　 |. . ..;ﾟ::::::::::::::7---＜/-==彡<::／　　　＿＿＿＿‘,. ..|ヽ:::!. . . .∨
　　　　　　 |　　|. . .;ﾟ:::::::::::::7 {_ﾉ／/:::::::::::::::／　　　／:::::::::::::::::::::: ‘,. |=- }. . . . .∨

　　　　　　　　　　　　　 _r ｍ┐
　　　　　　　　　　　　　　　 r卍┘ ｛　　　　　　　　_,∠｝
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　　　　　｛.:.:.:.:.:.:.:.:.:.{.:.:.:.:.:._;ノ　　　　　　　　+｣(｢..:..:..:..:..:..:..:..:丶、
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　　　　　　　l/.:.:.:.:.:.:.:.:.}'.:.／　　{.:.:.:`、　+｣｢.:.:.:.:.:.:.:.:.｀` ､:／｝:.:.:.:.:.:.:.:.ｉ: |
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　　　　　／.:.:.:.:.:.:.:.:./ ｛.:{　　　　､.:.:.└｢{.:.:.:.:／ :/|炸㍉ﾐｖ /.:.:.:.:.:.:/ ﾉ丿
　　　／／⌒>.:.:.:.:{　 {.:{　　　　｀､.:.:.:{！.:/.:.:.:.:{｜＾ｘ{ｔﾂノノ:/.:／　　　　　　（清姫様の命を狙う者がまったくいないわけではないから
　　 /.:./　　/.:.:.:.:.:.:{　！{+　　　 +＼`'i_r卍卍[〉　　　　｛彡'゛
　　.:.:./ 　 /.:.:.:.:.:.:./　丿:. +　　　　 + └{／￣}　　　　＼　　　　　　　　　そうなるでしょうね）
　　::::{ 　 /.:./l.:.:.:/　　グ人+　　　　　　+＼___,‘．　　 __　_／
　　､{　 .:.:/　}.:./　　　ｲ.:.:/＼+　　＿＿＿,/　‘．　´ xく _____
　　　 /／／::{　　　 /r┘　ﾉ＼+　｛从j　 ‘．＿__}_, く:::::::::::::::::::::｀`ヽ、
　　　　(　/⌒ヾ＼　 ,丿／　　/＼_}｀`'～､[卍冖'^::.　｀`冖冖'⌒ヽrﾍ＼
　　　　　｛　　　　｀ /　　　　　　　　　 __r宀弌:.:.:.:.:.:｀`: .、
　　　　　　　　　ノ　　 , ;　　　　　 _rr卍┘　　　｀、:.:.:.:.:.:.｀ヽ、
　　　　　　　　 / -‐__彡　　　　 _｣[⌒′　　　　　 iｈ‐- ミ:.:.:.:.＼
　　　　　　｛__　　　　　　　 _rr卍　　　　　　！{_　　　ヽ:.:.:.:}
　　　　　　　 } 　　　　　 [([　　　　　 .．-‐ ┴く⌒ｉ　　 )刈
　　　　　　　　　′ 　　　　 _卍}！　　,． ´　　　　　　 `､｣二>、＿＿__　__
　　　　　　￤　　　　　 _」｢､！‘､／　　　　　　丿ヽ｀＼　　　　　　｀　、
　　　　　　人_________r卍┘､､｛Ｖ´　　　　　　　　　　/、、`､　　｀```ヽ、　　　　、
　　　　　　　 └卍卍卍┘　　丶 r'’　　　　　 {￣]{＿_{＿､､､｀.　　　　　j)＼　　 }
　　　　　　　　　　　　`、、、、〈　　　／＼　{‐(　＼＿___)、　, 　　　　　＼　'
　　　　　　　　　　　　　ﾞ､丶丶丶＼　〈　／} 　、}　｛｛＼-‐　.′　　　　　　 )′
　　　　　　　　　　 `_　丶－－［i〉‘´　/　　 {__,,ノ｛、＼_,’
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　　　　　　　　　　　　　　！　ﾆﾆﾆﾆ{　　　　　　　　　 {ﾆ=　{

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　　　　　　　　　　　　　　/.: : :/:/: :|:,': : : :/: :./: : |i:|::} |ﾍ｀¨´　　　　　　女王陛下、ご安心下さい。
　　　　　　　　　　　　　 /ｲ: :/:/: |:.|:| : : : {:-/､::_从|_ﾉ」', ヽ
　　　　　　　　　　　　　 '　|:/:/:.从_ﾊイ: : }:/Y⌒Y::V ', ',ヽ｀'＜_　　　　そのような愚か者は我らが処分しております。
　　　　　　　　　　　　　 }'V:从:Y⌒Yゝ､{':::乂.ノ:::::}ｲ:', ',　＼　|
　　　　　　　　　　　　　　　,': : :ﾍ:乂__ﾉ:::::: ､::::::::::::::/_:_:ﾍ_ヽ　｀¨
　　　　　　　　　　　　　　 ,': : : : :/>.ｲ|::::::＿／　,ｲzzzzｧ 7 〉　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そう」＞女王
　　　　　　　　　　　　 /: : : :,ｨ／ｲ| |､. 　　 ,.ｨ{ﾆﾆﾆﾏ ∧
　　　　　　　　　　　　,イ: :, イ_く-=ミﾑ∨ ≧≦￣|ニﾏ /: : ∨
　　　　　　　　　　,ィ: _ イ /:/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽヽ__ハ__ﾊ=ﾏ/zzzx:∨
　　　　　　／:.／　／: :|ﾆﾆﾆﾆﾆア´二ニ只､─､｀ヽﾆﾆﾑ:＼
　　　　　　　,ｲ: :,ｲ　／: : : :|ﾆﾆﾆニ〈くニ/ﾉ / ゝ､＿__>ヽﾆﾆ|: : :ヽ
　　　　　　/: : :/ イ: :／: : :|ﾆﾆﾆﾆﾆﾑ＿＿,ｲゝ_ノ　ヽヽ｀ヾ=|: : : : :｀'く
.　　　　 ,: : : :{: :, イ/ : : :/ﾆﾆﾆﾆニﾏ /.　　　｀ﾏ´　　ﾍﾞ,　ヽ|: : : : : : : :｀＜
　　＞''"|: : : :{'　 ,ｲ : : : |ﾆﾆﾆﾆニﾏ /.　　　　　 ',　　　 ', ',　 }l', : : : : : : : : : :｀ヽ
＞:´: : : :.人: : : 乂: : : : :,ｲﾆﾆﾆﾆニ,' ,'　　　　　　　　 | |.　,'=', : : : : : : : : : : : : ヽ
: : : : : ／　ゝゝミ: : ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ| .|　　　　　　 /:　　　,' ,' ,ｲﾆﾆヽ: : : : : : : : : : : : :',
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′　 ,イ: : : :,ｲﾆﾆﾆ人　　　　　, 　,{/}三三三三三三三/:::::::::|､ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
　 ,ｲ: : : : :/ﾆニ／／.ﾑ　　_.イ　　ﾏ}三三三三三三ﾆ/::::::::: ﾊ:ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
,ｲ: : : : : :/ﾆ=／／:::::: ﾉ　　｀¨''‐ . }'三三三三三三彡:::::::::::::::ﾍﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ//
: : : : : : /ﾆｱ ,ｲ::::::::::::/ 　,n 　i 　、ヽ三≧=-=≦ 三三ﾆﾑ::::::::::::', ﾏﾆﾆﾆﾆニニニニニニニ//
: : : : : /ﾆ/ /::::::::::::ｱ　.,ｲ=|　 }ﾍ　', ､ﾏニニニニニニニﾆ＼:::::::::', ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ//
: : : : /ﾆ/ /::::::::::::/　./ﾆﾆ|　 }=ﾊ　',ﾍ. ﾏニニニニニ/ニニ二ヽ:::: ', ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ //
: :／/ア /::::::::::,Y　.,ｲ／,ｨ}　 }.ﾆﾊ　ｉﾑ'ﾞニニニニﾆ/ニニニニﾆﾍ:::::ゝ､寸ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-' ,人.〉
' 　 |　／::::／ .ィ｀´' ／ニ|　,'ﾆﾆﾊ_,ﾉニニニニﾆﾆ/ニニニニニニﾑ:::::ﾍヽ寸ﾆ=- 　_ イ　_/
　　|／‐''"_イ=／／::/ニ└'ニニニ二ﾆ{ニニ二ﾏニニニニニニﾆﾆﾑ:::::ﾍヽ､｀─ ´¨¨¨´

清姫は王国に絶大な影響力を持っているため、反社会的な平民の中には彼女を狙う者も存在していた。

当然だが、未来を見る魔法が使える清姫はそれに対処していた。
496 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/10(土) 10:16:28 ID:EYuFgjQJ: 　　　　　　　　　　　　　　　　　 ''"ﾟ~￣~ﾟ"''
　　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`丶、
　　　　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
　　　　　　　　　　　　　 |_,..．-‐'''"￣￣￣￣￣￣￣￣＼|__
　　　　　　　　　　　　　/_ ,. -‐''"￣￣￣￣￣￣￣￣￣|::|Ｏ|
　　　　　　　　　　　 |:|　　　　　　　　　　　　　　 |::|Ｏ|　　　貴族政治を終わらせて
　　　　　　　　　　　 l ＼＿_,.　-‐'''"￣￣￣￣￣￣￣ :|__:|
　　　　　　　　　　　　＼_＿__,.．-‐'''"~￣￣￣￣￣￣￣:::|┐　　再び政治を民衆の手に戻さないといけない。
　　　　　　　　　　　　　 |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |┘
　　　　　　　　　　　　　 |:::::::::::::::::::::＿＿＿＿＿＿_::::::::::::::::｣　　　その為に貴族たちをまとめ上げている
　　　　　　　　　　　　　 l__,.．-r:<　　　 ´￣｀　　　　/厂￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　＼＼　　　　　　　／/|　　　　　　　清姫を始末するべきだ。
　　　　　　　　　　　　　　　 | ＼<二二二二ﾌ／ .|
　　　　　　　　　　　　　 /￣＼￣￣￣￣　　　|＿__
　　　　　　　　　　　　　　　　 }　　　＼　　　　　｜　〉
　　　　　　 r[￣￣]―i＿_／　　　__／￣＼　　　　 |　／＼＿＿＿＿
.　　　　　　〈ｉ:＼_／i:i:ｉ:| 　＼＿／::＼　　 ∧ 　　 / /丶　:|＿i:i:i:[＿_〉__
　　　　　　／＼＼i:i＼∧　　　　　＼:::＼　　|　　 ./ /::::::|＼|　　＼＼i:i＼＼
　　　　_／　　　∨|:i:i:ｉ|i:i|　　　　　　　＼:::＼,,|　　/ /:::::::/　　　　　＼＼i:i＼＼
　　 /￣￣￣＼ |i:|i:i:ｉ:|i∧　　　　　　　＼:::∧／ /:::::::/ 　　　　　＼＼i:i＼＼
.　 /. 　　　　＼[￣]ｉ:ｉ:|　　　　　　　　　＼:::＼,:::::: /　　　　　　　　　　＼[￣]　＼

　　　　　　　　　　　　　　モブの共和主義者のテロリスト

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ''"ﾟ~￣~ﾟ"''
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::::::＿＿＿＿: ＼＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌─┬z　　／:::::::／＿＿＼＼:＼:::＼〉　　＿_
.　　　　　,.　-―-　、――――┴―┴┴―::|:::: ／／　　　＼〉　〉::: ＼::｢――':.::.:.||　　　これは民主主義を復活させるために
. 　　／:: ＿＿_ :::::: ＼: : : : : : : : : : : : : : : : : |／／　／￣￣／￣::::::::::<__>.: :. :. :. :.||
.　　 /: ／//////,＼ :: ｀、: : : : : : : : : : : : : :／／　／／￣￣::::::::::::::::::／〉}.: : : : : : :.||　　　行われる正義の戦いだ！
　　 l::: |//////////|:::::: l￣|.: : : : : : : :. :. :.〈〈　／／:::::::::::／￣￣￣／/: : : : : : : :.||
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497 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/10(土) 10:16:59 ID:EYuFgjQJ: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-一=ﾆﾆﾆ=‐-
　　　　　　　　　　　　　　 ...＜:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＞..
　　　　　　　　　　　　　　／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼
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　　　　　　　　　 /:i:i:i:／¨¨`寸:i:i:i:i:i:i:i:＞寸:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i
　　　　　　　　　　　/:i:i:i斗==ミ　 |:i:i:i:i:i:i:i:i 〈ヽ＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|
　　　　　　　　　 `Y/:i:i:iY⌒ヽ｀¨寸:i:i:|　　圦 Y:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:il,　　　　　　　　ﾀｰｹﾞｯﾄ
　　　　　　　　　　　　/:i:i:i:i:j彡ﾃ''　　 V:i:ﾑ　T　| |　｀:i:i:i:i:i:i:i:i:i,　　　　　　　　　標的　は
　　　　　　　　　　　　 `r一 Y´　　　　 V:i:ﾑ　.U| |　　　ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ' ,
　　　　　　　　　　　　　|　　ー-　-　　　 V:i:ﾑ　 /　　　　　　----､　　　　　　１ｋｍ先のフットボール……
　　　　　　　　　　　　　|　　　　　　　＼　V:i:ﾑｲ　　　　／　　＿＿ヽ
　　　　　　　　　　　　　|　　__　　　　　　　彡'}　　　／　 -=ﾆﾆ三圦
　　　　　　　　 -─ 　ー‐┐ ｨーｧ　　　　　　　／　 -=ﾆ三三三三＼
　　＿＿＿＿/ __　Y＿＼.　¨¨Y´　　　　　　/　.／　-=ﾆ三三三三三三ﾆ＼
　(////////〈´　　ｲ////ﾉ¨¨ヽ｀T　　　　 / ／ -=ﾆ三三三三三三三三三＼
　　￣￣￣￣〈⌒Ⅵ￣弋　ノ八 {　　　一=ﾆ三三三三三三三三三三三三三＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　清姫に雇われた殺し屋

　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::／￣ヽ:::::|
　　　　　　　 |::::/￣￣￣￣￣´　　　〔ｴｴ〕≧ﾆﾆ〃＝ヽ
　　　　　　　 |::::|　 ,r､,__＿.r===＾⌒Y三ﾘ::|!三三|ｌ ) ）ｌ|
　　　　　　　 |::::|／ヽ三三｛.:.:.l:::|::≠|三|:::ヽ三三ヾ＝〃　　　　　　　　　 /ミ_ヘ
　　　　　　 /rﾍ/｀ヽ<ﾆtｚｧヾヽ三|三|ﾆﾆﾌﾊ￣￣´　　　　　　　　　　　 ///∨∧
　　　　　 .ﾏ.f|::ﾍ　　 /　　.|.ﾍ |//|＝///　　　　　　　　　　　　　 ///　∨∧
　　　　　　ヽ.l:::::ﾍ　　/.　､__|　ﾍヽ::| /ﾆﾆ::＼　　　　　　　　　　　 ///　　∨∧
　　　　　　　　ヽ:::::ﾍ /. 　　　∧///|///＼:::::＼＿＿＿＿＿＿＿＿///三三∨∧　　　　　 ,.-―‐､
　　　　　　　　＼∧ﾆﾆ/⌒>|ﾆ|〈/〈|//＞ゝ::::ｏ）／／／／／／／|二ﾆ.lﾆﾆﾆﾆ二ﾚﾆﾆﾆ./三 /￣ヽヽ
　　　＿＿＿/三三|ZZZ|ﾆ［］///////////.／／r‐ ､/::/::::/:::/::/::://|::::./::::|三三三三三|三{ {:::::::::::} .}
　／.　　　./ﾆ0三0|三ﾆﾘ(三〔三三（≡(/／／rﾍ|. 　|＝＝＝＝イﾚ::::|::::|::::::|三三三三三ヽ三ゝ､__ノノ
. /　　　| r=三三三zヽﾘ⌒ヽ＝======ﾚ='::::./＾|　|.　 l⌒Y///////|ヽヽ::|::::::ﾄ＼Ｈ￣￣￣￣´`ｰｪ--´
ﾌ. 　　 | |ﾆ|三三三ﾆ| |《三三三）/二/二/ |.　|　|. 　|　　ﾍ//////＼////////G〉
ヽ　　 | |ﾆ|三三三ﾆ| |∧/////ﾚ=====ィﾆ|.　|　|. 　|　　ﾍ:///////ミ￣ /￣￣´
　ゝ　　 .|ﾆ|三三三ﾆ| |::∧////{⊃|三三三|　1. 1　 |　　　ﾍ二二二/　　/∧
＼＼　 |ﾆ|三三三ﾆ| |::::∧///.|≡|三三三|　ヽヽ　ヽ.　ｌ　｀'''''''''"゛.　 /　 ∧
　＼ヽ 1ﾆヽ三三三.＼二／|//三.|三三三|＼＼.＼＼〈　　　　　 / 　＼∧
￣￣ﾆ.ﾍ1二.＼////／￣￣￣￣）〉/.|三三|//＼　　　　　　　　　　　/. 　＼　∧
　　〃─────へ　〈￣￣￣´.|三|三三|////＼　　　　　　　　 /　　　　＼∧
. 　〃　　　＿＿＿r＝　.ヽﾆ三三三１ﾆﾆﾆﾆ二二　＼　　　　　 /|￣＼　　 ∧
　〃　　　　　　　　ｰ＿＿）. XX|ｏX|三三|///ﾍ　ﾏ　　　　 / | 　　＼　　 ∧
　|| 　　　　￣￣⌒ヽﾆﾆﾆﾆ)XX|XX|三三|.///ﾍ　ﾏ　　　　　./ /　　　　＼　 ∧
　||＿＿人　 .ｰ──　＿＿＿_）X.|XX|三三|////ﾍ　.ﾏ　　　 / /　　　　　　＼. ∧
o.||::::::::::／ゝ＿＿＿＿＿＿-ｨXX |XX|三三|.////ﾍ　 |＼＿／／○　　　　　　　ヽ.∧
￣￣￣　　　|　　　 .|　　　|XXXX〈.０Xヽ.三.|/////ﾍ　 |￣￣￣　　 ○　　　　　　　| ∧
498 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/10(土) 10:17:28 ID:EYuFgjQJ: 　　　　　　　　　　　　　　　　　(⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 {⌒ヽ　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　ヽ＿}
　　　　　　　　　　　　　／ヽヽ　ト__
　　　　　　　　　　〈　　＼￣ /　l
　　　　　　　　　　　　　＼　　　＼/　　l
　　　　　　　　 =ﾆ;:;:;:;:;:;:; ＼　　　　　/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:
　　　　　　　三;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:＼　　〈;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;
　　　　　‐=＝;:;:;:;:;:;:;:;: '´　　　　＼　　＼` 　 ,;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:
　　　　　ﾆ三;:;:;:;:;:;:;:'　　　　　　＼　　〉　　　'　､;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:
＿　≦三二＝＝─フ　￣￣二丶　　￣　 __　＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
／　／　　　　'´　 //三≠　￣￣　￣￣　〈　ヽ／＼￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　ｉ　三── 　 //三/　Ξ　　　　　　　　＼　　　　ヽ
　　|　二二二ﾐヽ| |三　 ≠　　　　　　　　　r‐' 　 ∧　 l
　　|　三￣Ξ＝i| |三　≡=　　　　　　　　　＼　 {　`ｰ'
　　乂　三三　　ﾍﾍ乂　ヾ　　　　　　　　　　　`ｰ'
＿　三＝─-　　ﾍ人≧　＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＼＼＿＿＿＿＿＿
　　三＝───≧─三二二ラ'　　　￣￣￣￣￣￣,:':;:;:;:;:;＼＼;:;:;:;:;:;≧￣￣￣
　=三三三三;:;:;:;:;:;:'､　　　　　　　　　　　　　　 ,.,.;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:＼＼;;:;:;:;:ニ─
　　　　ニ三;:;:;:;:;:;:;:;:;:` ,,　　　　　　　　　 ,,, ;:;:ﾞ:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:＼＼Ξ=‐
　　　　　＝ﾆ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:　　　　　 ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:＼＼
　　　　　　　　三　,:,;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:三二＼＼
　　　　　　　　　　　＝‐ ＝　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 `ｰ'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (⌒ ヽ　 _
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼＿)/　l
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499 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/10(土) 10:17:55 ID:EYuFgjQJ: 　　　　　　　　　　　　:,:　　　　　　　　 (/)
　　　　　　　　　　　　ﾉ霜斧ﾐx,゜　　　　　　'´　　　　　　　 _ノ(
　　　　　　　　　　　(圭圭圭{!'　　　　　　　　　　　　　　　　(圭{
　　　　　　　　　　　寸圭圭ｲ :';'''　　　　　　　　　　　 '´⌒
　　　　　　　　　　 τ'{{7⌒∴：
　　　　　　　　　　　 )/
　　　　　　　　　。∴{!　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,ｨ(。
　　　　　＿,ｨ(　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　`'''´⌒'・
　　　　　,ｨ圭||ｱ　'’　　　　＿_　　　　　　　　　　　　 ,ｨ(＿＿＿_,ｨ∵ 　　　　　　　 ,ｨ(＿
　　　　　炸圭( 　　　 ,ィ升彡　　　　　　　　　　　ノ圭圭圭圭そ　　　　　　　　　。　佳圭心､_
　　　　 ⌒`寸ﾄ､　　 ,{抄'⌒ 　　　ﾉ斧ﾐ､　o　　 ∴炸圭圭圭|iて ',∴ ･　　　　　　　　 _ノ佳佳佳て。
　　　　　　゜　　　　ﾉ/　　　　　 ⌒∴　　・　ﾉ(_ノ圭斥⌒',寸ﾐ､　　　　　　　　',.:,：･'｀¨∵¨¨⌒´
　　　　　,,、　　　／/　　　ノ(　　　　　　　　　/少'⌒ `　　　　　　　..,, _,.｡x≦少"・　　　　　　　,ｨ(＿∴_,：･・
　　π_ノ心､_ノ(,炸||(　　 ,,.,⌒　・っ　　∴ ･　　　　　　　　　　　　　 ;,,ｨ炒⌒;.　　　　c=≠二,ｨ炸圭圭(;''
　　　)圭圭圭圭圭ア　　∴：¨'`　　　`　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ',∴ ･　　　　　⌒　寸筵τ'⌒``
　τ｀Ⅷ:圭圭圭圭(_ノ廴　τミx｡、∴＿_　　　　　　　ノ廴_,ｨ炸廴ｨ
　　　)}圭圭圭圭圭そ `⌒'・　　 __,ｨ圭掛x、∵　　　 ,ｨ炸圭少⌒'・
　_,ｨ炸圭圭才寸圭廴｡x:≦少"´⌒''''⌒¨∵¨´　　　　　 ⌒¨¨∵：･
　　　⌒`寸ﾄ､∴｀寸ﾐ､　∵：･
　　　　　　`寸そ：¨'`沁っ

未来予知ができるということは様々な事に事前に手を打てる事を意味していた為

事実上清姫を出し抜いて暗殺を成功させる事は不可能だった。
500 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/10(土) 10:18:42 ID:EYuFgjQJ
501 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/10(土) 10:19:11 ID:EYuFgjQJ: ttps://www.youtube.com/watch?v=wHUsQvyUM0w

｀丶、　　　　　　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　 ,.　' ´
　　　｀丶、　　　　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　,.　' ´
　　　　　　｀丶、　　　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　,.　' ´
　　　　　　　　　｀丶、　　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　,.　' ´
　　　　　　　　　　　　｀丶、　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　,.　' ´
　　　　　　　　　　　　　　　｀丶、ニニニニニニニニニニニニ　　,.　' ´
　　　　　　　　　　　　　　　i 　　　　　 |!!|　　　　　　|!!|　　　　　　　　i
　　　　　　　　　　　　　　　i 　　　　　 |!!|　　　　　　|!!|　　　　　　　　i
　　　　　　　　　　　　　　　i 　　　　　 |!!|　　　　　　|!!|　　　　　　　　i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌┐┌┐┌┐┌┐
　　　　　　　　　　　　　　r､fi　　,.　'――――――――――- 　..,,　/ 7　＿
　　　　　　　　　　 ri' i fi'i ,.　' ´　　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾞ丶、゛''　..,/ /　　 rヽ
　　　　　rｰi　fi'´i　　,.　' ´　　　,.　'´i／￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼i　ﾞ丶、　゛''　./ /　 /￣7　　　　　　　【議会議事堂の会議室】
　　　　　ii　i　　,.　' ´　　　,.　'´i　／　　　　　　　　　　　　　　　　＼i　　ﾞ丶、　　　゛''/　../
　　　　　ii ,.　' ´　　　,.　'´i　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　ﾞ丶、　　　　゛''　..,,
　　　,.　' ´　　　　,.　'´　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼i　　　ﾞ丶、
,.　'　　　　　　　'´　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　ﾞ丶
　　　　　.　　　　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

＝===========================================================================＝＝

　　　　　　　　　　 , -- ‐‐ ‐‐ ― -- - 、
　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ___::::::::::::::::::::::::::',　　　　　　　我らに９４個の銀河を加増するだと！
　　　　 ,'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ 　　｀ヽ::::::::::::::::::i__
　　　　　i:::::::::::::::::::::::::::::::::::: /0 　　　　/::::::::::::::/:::::ヽ　　　.　クシュリナーダ伯、それは本当なのですか？
　　　　　',::::::; ‐ 、 :::::::::::::::::ヽ　　　　 /:::::::::::::::;:::::::::::::',
　　　　　 ',::,'　 0ヽ:::::::::::::::::::::｀ー一´::::::::::::::::::::::::::::::/
　　　　　　i:ヽ　　 ,'::;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ___, --- ‐‐‐‐‐‐‐v- ‐‐‐‐‐‐‐‐
　　　　　　ﾊ:::｀ｰ´::::}:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　',::ヽ::::::::::′:::::::::::::::::_::::::::::::::::::::::::::::::::y´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　 ',:::::ヽ:::::::::::::::::::, イ二｀ヽ::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　ヽ::::::',::::::::::<_／} 　　　∧::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　｀ヽ',::::::::::::ヽﾊ　　 ,/　i::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　｀ヽ::::::::::::Vｰ一′ノ:::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　 /::＼:::::::｀ー‐‐´:::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　 ',:::::::::｀ヽ:::::::::::::::::__／:ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　',::::::::::::::｀ー一 ´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　 ',:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　モブ上級貴族

　　　　　　　　　　　　　　　　　　／: : : : : : :＼: : : : : :|: : : |: : : :/: /: : ｀:､
　　　　　　　　　　　　　　　　／／: : : :.,ヘ／〉＾,ﾍ: : :|: : : |: : :/／: :/ : : :ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 /／: : :＿:,/　////′ ＼ｊ: : :/_／-‐≠ﾍ: : : : : :
　　　　　　　　　　　　　　　ｊ/: :／: : :_ﾉ　 {（〈,{　　　｀￣´　　　　　 }: : : : :′
　　　　　　　　　　　　　　ノ{: :/____/´　　　ヽヽ　　　　　　　　 }=‐-:/
　　　　　　　　　　　　　　ノ／: ／|　　　　　　　　　　　　　　　 }ヽ : }
　　　　　　　　　　　　ﾉ／∧: |　-｀＝=‐-ミ､　　　　　　　　　 _ヽ: :ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　/ | ヽ∧{　　く　ヒツ≧ヾ　〉　}　=＝＝ﾆ彡' ｊハ　　　はい。
　　　　　　　　　　　　　　　八　　　　　｀￣￣´-‐　　 ' 　ヽヒツノ′/　,
　　　　　　　　　　　　　　丿/:＼__　　　　　　　　　　 |､　　￣´　　　 /　　..　女王陛下と清姫様は
　　　　　　　　　　　　　　　 }/ヽ:∧　　　　　　　　　 |　　　　　 /ン
　　　　　　　　　　　　　　　　＿}/∧　　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　　いずれは我らに９４個の銀河を与えるつもりです。
　　　　　　　　　　　　 / (　/ 　ヽ /i!　　　　　　　′　　　　/
　　　　　　　　　　　　　　　{i:i:i＼＼／　|　　｀￣　　‐- '　　　ｲヽ　　　　　　　つまり、我々は現在の領地と合わせて
　　　　　　　　　　　　　　 /i:i:i:i:i:i＼＼　ヽ　　　｀¨¨´　　／|/　,}
　　　　　　　　　　　　　　,i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼＼/ ､　　　　　　／／／|　　　　　　　合計９５個の銀河を領地にして経営します。
　　　　　　　　　　　　　 ,i:i:i:i:i::／＼i:i:i:＼＼＼＿＿／、/　/i:ｉ:ｉ:|
　　　　　　　　　　　　 ,i:i:i:i:i:ｉ:i＼＼＼i:i:i:＼〉　|　　　　ヽ＼ {i:i:i:i:i|
　　　　　　　　　　　／i:i:i:i:i:i:く＼＼＼＼i:i:i:〉/　　!　　　＼＼/i/!
502 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/10(土) 10:20:03 ID:EYuFgjQJ: 　ィ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ヽ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ヽ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／｀ヽ::::′
::::::::::::::::::::::::::: ; －､:::::::::::::::::::::::/.　　　 }!
::::::::::::::o::::::::/　　　　ヽ:::::::::::::::::{ О　　.ﾊ
:::::::::::::::::::::: {　　　 Оﾉ::::::::::､:::::ヽ､..／:::::!　　　　銀河を９５個も領地にするだと！
::::::::::::::::::::::::::＼＿ .／::::::::::::::ヽ:＼::::::::::::::}
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ｀:: ｀ヽ::､::!　　　　馬鹿な！
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣::;′
::::::::::::::::::::::::::::o:::::::::::::::::::::::::::＿＿_:;::::::: ′　　.　中級貴族たちを水増しして一つずつ銀河を統治させるべきだろう。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∠..--‐マ::::::;′
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ｲヽ:::::::::::::ﾊ:::::;′
::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＼:::::::ヽヽ-- '.ﾉ::::′
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼　 `ー‐::´:::::i
:::::::::::::::::::::::::::::'、:::::::::::::::＼::::::ー:::::ノ
:::::::::::::::::::::::::::::::丶::::::::::::::::/`ー‐ ´
:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::/

　　　　　　　　　　　　　 , ,-――――-､
　　　　　　　　　 _,,　, イ'　／　 _, -― -ミミ､
　　　　　　　　 /　　i'´ ／　／/　　　　　 `ヽﾐヽ,
　　　　　　　r'´ｌ　　l　.ヽ　.i,／ﾆ二三三＿ `‐ﾐ l
　　　　　 V ヽ＿ヽ -`'´　　　`i//∧、＿｀`　ﾐ__
　　　　　　 /ハl　　　　　　　ヽ//,ヽ､＿_, ､　ﾊ
　　　　　　//.　 l　　　　　　　　.i ,, ´｀ヽ､//,ニﾐ､` ヽ,　　.　その場合は中級貴族が９万９０００家も必要です。
　　　　　 .{ !、　,!　　　　　 _,, ィ'"_　　　　l:i /´`lヽ、　l
　　　　　　 `'　〈__　　.,ィ"ｨ=モイ　　　　ﾘ /ノ,l ヽヽ {、　　また、上級貴族が１０００個の銀河を領地にするのに対して
　　　　　　　　　ヽ､i　　　　￣´　　　　　　,__,ｲ､//l,,ハ!
　　　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　l　　 `l_rﾘ　　　　中級貴族は９万９０００個の銀河を領地にする事になります。
　　　　　　　　 |　　__　　　　　　 ,li　　　|-､
　　　　　　　　　　　￣＿　--'　　　／.:l _,　'_,,,ｨ'　　　..　これでは上級貴族と中級貴族の力関係が歪になるでしょう。
　　　　　　　　　ヽ`‐'´　　 ,‐‐'-,- '´ｨ=ﾆ三|
　　　　　　　　　　　　ィヽ＿_ ,,/イ´,-=ﾆ三三三|
　　　　　　　　　　　　　 ,＞/／//ｲ'´　,ﾉﾆ三三二ト､
　　　　　　　　　　　ヽ／/　i　l_,-_‐'´ﾉ彡=‐'´ , -‐'-､
　　　　　　　　 , -====く〈ヽヽ l､_ヽ_,-‐'´　　.::／, '´￣｀ヽ､
　　　　　　／／//////｀＞`､´　　　　　〈　i、　　　　　`　､
503 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/10(土) 10:20:34 ID:EYuFgjQJ: 　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
　　　　　　　　 !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　　　　 {::::::::::::::::::::::::::::::::::::;:::: -‐ ､:::::::::::::::::::::::::; --　、:::::::::/
　　　　　　　　 ∨::::::::::::::::::::::::／　　　 O >:::::::::::::::､:く O　　　〉:::::′
　　　　　　　　　.-ヽ:::::::::::::::::::`ー-.....-‐::´::::::::::::::::::::ヽ:::｀:::ー:::´:::::〈
　　　　　　 /::::ヘヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::}
　　　　　　　　{:::::{:::::::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::′　　　確かにそれは問題だな。
　　　　　　　　ヽ::ヽ::::::}:::::::::::'J::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀:::ー::´::::::::::::::::/
　　　　　　　　　｀丶ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＿＿:::、::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　｀ヽ､_:::::::::::::::::::::::::::::::::::∠ニニニィ::::::::::::::　　　　　　　　　　　　　　　　「はい」＞トレーズ
　　　　　　　　　　　　　　 iヽ､::::::::::::::::::::::::::::::::::ー-‐:::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　i::::::｀丶:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　i::::::';::::::｀:ヽ:、::::::::::::::::::::::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　}::::::::';::::::::::::::｀:ー--:::::＿＿:::ィ
　　　　　　　　　　　 ,.イ:::::::::::';:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
　　　　　　　　　　　／:::::::::＼::::::';:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼

　　　　　　　　　　　　,.. -‐≠;ー-　..,_
　　　　　　　　　　／. :{ : i|: /: : : ｨ. : ー=ミ: .
　　　　　　　　　 _j:. V V i|/. ／＞-=ﾐ: : : : : ｀ヽ
　　　　　　　　r:才＼∨ｨｲ才"　　　 ∨ー-≠､:ー
　　　　　　　　{{f斗≠"　　　　　,..斗__, 廴: :＼: : ヾ:.
　　　　　　 ≠{从/　　　 ,..斗_≠⌒　 ⌒ヾ＼＼: : :,　　　　..　一方で女王陛下と清姫様の提案では
　　　　　　　　 / :{_,　}才vツ,ノ　　　　 }: : ＼ヽ :,
　　　　　　　　　ｲ≠ｱ　　　￣　　　　　　　 v≠ﾐ:＼:{　　　　　上級貴族１０００家で銀河９万５０００個を有して、
　　　　　　　　　vV　. : :.　　　　　　　　　 }/⌒V. :ﾊ
　　　　　　　　　 }ﾍ : : : :. 　　　　　　　ﾉ｝f) }＼〈　　　.　中級貴族５０００家で銀河５０００個を有する事になります。
　　　　　　　　　 i　ヾ　　　　　　　　　　　　　ﾚ .ｨ. : 从
.　　　　　　　从　　r＝ｰ:- ､　　　　　　　　ﾄイ. : : /　　　　　つまり中級貴族は上級貴族の五倍の数ですが
　　　　　　　　　　 ,　ゞ -‐　'"　　　　　　 .ﾉ从: : /
　　　　　　　　　　∧　　　　　　　　　　　　.ｲ　　 )ｲ{　　　　　　ラニアケア超銀河団の９５％が上級貴族の領地で
.　　　　　　　　　　 ∧　　　　　　＿_, .. イ　_,..斗＝ユ
　　　　　　　　　　　.ハ　　　　　|.　　＞ ´ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.∧　　　　中級貴族の領地はたったの５％になるでしょう。
　　　　　　　　　　　斗≫---r-:j　／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.∧
　　　　　　　　 //:i:i:i:／￣i⌒Yﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ-〉
.　　　　　　　　 { {:i:i:i:i＞　/　　}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＞≪　　　‐-　..,_
.　　　　　　　　 { {:i／ /　.{⌒ヽ}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＞　´イ
.　　　　　　　　 {イ }､ {^ヽ.∨/ {ﾆﾆ=＞ ´. : : : : : ｀＜
.　　　　　　　　 { {⌒ヾ∨7ーｲｲ=≠. : : : : : : : : : : : : : :｀＜
　　　　　　　　　 ≠＞. : :}ハ. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .｀＜
504 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/10(土) 10:21:04 ID:EYuFgjQJ: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ....-――-....
　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　.ｨ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
　　　　　　　　　　　　　 {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
　　　　　　　　　　　　　 {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
　　　　　　　　　　　　　　　 !:::／⌒＼:::::::::::::::／⌒ヽ::ﾉ
　　　　　　　　　　　　　 rヽ{　　 O　i::::::::::ｲ O　　 }:::ヽ
　　　　　　　　　　　　　 {:iヽ＼__...イ:::::::i::::::ヽ.__.イiリ::}　　　なるほど、そう考えると悪くないな。
　　　　　　　　　　　　　　　';:ヾ､::::::::::::::::::::|::〉::::::::::::::/ﾉ:ﾉ
　　　　　　　　　＿＿_　　_...＼'､:::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::/.:く
　　　　　　 ,.イ:::::::::::::::｀::::::::::::::::ヽ:::::::::::,－､::::::::::;ｲ:::::::｀ヽ、
　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::＿_:::::::::＼::::´￣｀::::／::::::::::::::::::::＼
　　　 ,.′:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ヽ::::＼:::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::￣::::::::::::::;:::イ￣:::＼:::::::::＼
　 ,.イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ､:::::::::::∠::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀`ヽ、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _.. ------、
　　　　　　　　　　　　　　　＞――／　　／￣￣￣`　、
　　　　　　　　　　　＿／/　　　／　　／　　-------- ＼
　　　　　　　　　　／　　./　　／　　／　／　　　　　------=、
　　　　　　　　／　　|　 |　 /　　　/　　/　　／　　　　　　---->
　　　　　　　 /{ 　　 |　 | ./　　　/　　/　／　　　----、　　　 ∨
　　　　　　　 |∧　　ﾔ　∨　　 ./　＿.／￣￣∨--　　　＼　　∨
　　　　　　　 |. ∧　　＼　∨　 /／　　　　　 ∨　　　---＼　乂
　　　　　　　＼ ∧　　 /￣` ／　　　　　　　　　∨　　￣￣　＼　乂
　　　　　　　　乂　＞／|　　　　　　　　　　　 /　／、＿＿￣　　＼ハ
　　　　　　　　 |/|　|/|　　　　　　　　　 /／　　　`''マ |￣`　、　}ハ　　　貴族間のパワーバランスという点では悪くないでしょう。
　　　　　　　　　／乂乂＿　　　　　　_..斗＜＿／　　　∨/　　 | 〉 /ハ
　　　　　 _,　''´ 、´　　/＿　　　　 /／- 斗㍉ﾉ　　　　　∨ 〈　 / /　　　　.　問題なのは銀河を９５個も経営しないといけない事です。
　　　　　/　、　　　／ r==㍉　　　/　/-　＾=＾　　　　　 }　＿/ ∧
　　　　 / /　　 /　　∧ 　＾=ﾔ　　　　　　　　　　　　　　　 |　∨　ハ　　　　　健在でも管理ＡＩに依存していますが
　　　 ./ /　　 /　　　 ∧　　　|　　　　　　　　　　　　　 |　 .∨　∨
　　／. /　　_..斗＜.　　∧: 　 |　　　　　　　　　　　　　 |　　 ∨ /　　　　.　今後は更にそれに頼る事になります。
.　/　　￣￣　　　　∨　 ∧　 |　　_　　　　　　　　　　 /　　　 |/￣∨
. /　　　　------- ∧　　　＼￣　　　＿＿　　　　　 /　　　／　　 /
. |　　　　　　、　　/　{　　　　＼　￣_　　　　　　 |￣￣￣／　／二|
. |　　　　　 /＞へ　　}　　　＿.　＼　　　　　　　 /　　-＜　　／二二|
. |ｈ　ｈ　　 { ∨　/　 /　　　　＞、　＼　　　　　/-　_.. 、≦二二二ﾆ |
. || | .| |　　 ∨／＿/　　　　　　　 |＼ハ----く/／二_／　　/二二二 |、_
. || | .| |　　　∨/.　　　　　　　　　∧＼/∨/　∨-　　　_..、≦二に二二二＞―ミ
. // //　　　　}}　　　　　　　　_　／／ /./　　 ∨-=ﾆ＞''´　 /二二／／　　　　 `''＜
// //　　　　 /＿＿　　　_,,＜／／　 / /　 |　　∨　　_..、＜二二/　/　　　　　　　／
/ //　　　　 /}/／　￣￣　／／　　 /./.　　|　　 .∨二二／.:.:.:.:.:.{　 {　　　　　　 /　／
505 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/10(土) 10:21:38 ID:EYuFgjQJ: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.....-‐-.....、
　　　　　　　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::'.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 '::::::::::::::::::::::::::::::::ｎ:}　　　　　管理ＡＩ頼りか。
　　　　　　　　　　　　　　　　　 {::::::::::::::::::::::::::::::::､i!
　　　　　　　　　　　　　　　 !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼　　.　今更だが本当に管理ＡＩは大丈夫なのか？
　　　　　　　　　　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ´
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::/　　　　.　今まで不具合は一度もなかったが
　　　　　　　　　　　　　　,...-‐::′::::::::::::::::::::::::{`ー′
　　　　　　　　　　　..ィ:´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:ー:-:...、　　　これからもそうとは分からないぞ。
　　　　　　　..イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　　　 .ﾊ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
　　　　　ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'、
　　　 ./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!::::::::::::::::::::ﾊ
　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{:::::::::::::::::::::::ﾊ
　　　./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾏ::::::::::::::::::::::::',
　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ﾏ::::::::::::::::::::::::!

　　　　　　　　　　　　　　　　　＿ _...―ｒ＜＿ノ
　　　　　　　　　　　　　　／￣＼/...../....../....￣}￣＼
　　　　　　　　　　　　／＾}................／....../............乂.......|
　　　　　　　　　　　　{...../............../.../|.........:|:::::::::}::}::::::ﾊ
　　　　　　　　　　　　 }）{:::::::::::::/:::/:::|::::::::::|:::::／/::::::::::〉
　　　　　　　　　　　 {:::::::＼::::::::{::::{:::::|::::::::/::/:::/:::::::／{
　　　　　　　　　　　 {::::＼(ーｙ／/ーｙｒｙー＾＾＾⌒}:::::::::〉
　　　　　　　　　　　 ∨:::::|　/／{{　　　　　　　　　ﾐ:::::::::〉
　　　　　　　　　　　 _}::::::ﾐ　{:{　 }}　　　　　　　　/__}::::::ハ　　　　..　確かにその通りですが
　　　　　　　　　　　そ/＾个￢==ミ、　　ｒ＝===彳/ﾐ /ハ＼
　　　　　　　　　　／ {　ﾐ{ -禾莎ミ、　 ,.禾莎=-　|/　/√ ）　　　人間の手で領地を管理する事はマンパワーの不足で実現不可能です。
　　　　　　　　　　　 /∧　|　＾　　/ |　　　＾　　　/　/}/
　　　　　　　　　　　　　＼',　　　 ∨|　　　　　　 /|_./　　　　　　　汚職対策もできません。
　　　　　　　　　　　　　 / ∧　　　、」　,　　　 / .|(
　　　　　　　　　　　　　|　|/ ＼　　- ￣ -‐' 　 /　/＼
　　　　　　　　　　　　　|＼＼ | ＼　　　　　／／　 /|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「それはそうだな」＞上級貴族
　　　　　　　　　　　　　|ﾆ=＼＼　＼＿__／／　／　|＼
　　　　　　　　　　＿ｒ‐.|二二.＼/＾７⌒「∧´　／二二∨三＼
＿　　　_.. -=ﾆ￣　 |　 |二二　/　/　　:||　∨ニ二二ニ∨三三≧s｡.._
　|〕‐=二　　　 ___/￣￣￣￣)　/　　　||　/∨二二二ﾆ ∨三三三三/≧s｡.._
　|-=　　._、=ﾆ___/￣`''＜￣＞=＜　　..||　　 ∨二二二二∨三三三//三三　≧s｡.._
　∨　／二二/￣＼　 ∨/　／ |　|　ｌ||　　　∨二二二二.〉三三-//三三三三三 ∧
　　／二二／　ｒ、　＼　∨ /　　|　|　|||　　＿_〉二二二-/三三-//三三三三斗七 ∧
　/二二二{　　― ＼　 ∨∨￣..）|　|＿」／￣￣　＼二-/三三-//三斗七三三 /三 ∧
./二二二ノ　＿＿　＼　} /／￣￣|￣|　　　　　　　＼/三三 //三三三三三／三三.∧
506 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/10(土) 10:22:21 ID:EYuFgjQJ: 　　　　　　　　　　　-‐::::::::‐-
　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
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　　　　|::::::::::::::::::::::八　　　,ノ::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　∨::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／⌒::::ﾉ
.　　　　 }::::::::u:::::::::::::::::::::::::::::::::::::〈　 0ﾉ｢
　　　　 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::ﾉ　　..　この王国の中心になっているこの銀河ですら官僚の汚職があるから
.　　　ノ::::::::::::::::::〈ｖ´"''丶、::::::::::::::イ
　　／::::::::::::::::::::::::::＼｀ｰ　＼::::::::/　　　　　　統制がききにくい系外銀河なら汚職を止める事は難しい。
―::::::::::::::::::::::`、::::::::::::＞- `'ｰ::／
::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::: ／　　　　　　　　王家と公爵家が系外銀河を王国の直轄領にするのを避けているのは
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::／
::::::＼:::::::::::::::::::::::/　　ー'′　　　　　　　　　　人間だけでは統治できないのが理由だろうな。
::::::::::::::::::::::::::::::::/{
:::::::::::::::::::::::::::::/::Λ
:::::::::::::::::::::＼:::::::＿＼
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣"''ヽ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
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:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}

　　　　　　　　 .. -‐=ミ
　　　　　　 .イ才ｲ.／. :＞‐=ﾆ: :ｭ
　　　　才ｲ ::|ｲ:://. ／. : : ‐-ミ: : :ヽ
　　　ｲ:ハ:!: :{:{i:{:{彡'"´_. : -=＝ミ:｀ヾ
_＿＿}＞ォイﾒ∨才ｨｫ=ミ:ー-=ﾆ: : :⌒ｱ
｀ｰ=彡才ﾊ :| ｀ゞ'"´　　　 }:才´ｰ-ミ : :}
.　八 ∨{∧{　　　　　　　｀ヾｰ-ﾐ: :＼!
　　　 }汽:,　乂　　　　　ノﾙj　}: :ｰ-ミﾊ
　　イﾊ示メ.　　　厶斗≦,　 {才⌒ヾメ　　　　管理AIと比較すれば能力が低く費用が高い。
　　 ∧ 汽ﾓ:圷ｰ斧"ﾓ:ｱ才. 从:ﾘ⌒;汽
　　　ハi　　￣i　　　　￣　　　}/　 /⌒　　　　その上、汚職の温床になるというデメリットが大きすぎます。
　　　　 '.　　 :l 　　　　　　 ,　.ｲﾘ
.　　　　∧ 　 .;!_　　　　　　　　/ハ:f　　　　　　中央でもその有様では我らが採用するのは現実的ではないので
　　　　　∧　 _｀ｰ_＿　,　　　ｲ.刈り
ｨｭ_　　　　ヽ　｀ﾆﾆ　 ´　rく　　从{　　　　　　　リスクを覚悟の上で、管理ＡＩを使うしかありません。
ア / / ー＜∧　　　 _,.ｲ/　　＞'"´｝　＿
: :/ /: :＞ ´　／￣ﾊr-=≦-‐=ﾆﾆ才´.:.:.:.ﾊ＿
: { ｲ ´　　　 '　　 .//ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ-／'.:.:.:.:.::.／.:.:.:.:
ｲ厶. 　　　　 / {ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ_/.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
　{:::::.＼　　　　/　 'ﾆﾆﾆﾆﾆ_/.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::
⌒:::::::iハ　　　,　　 !ﾆニニ./.:/.:.:.:.:＞.:´.:.:.:.:.:.:.:.:
:::::::::乂　｀ヾ:ｲ　　 i｀＜_./.:.'.:.:.／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _;｡*'￢*:｡、
　　　　　　　　　　　　　　　　　 x''7: : : : ／: : `┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　j: : : : :／: : : :丿::k
　　　　　　　　　　　　　　　　　l: : :::l::/: : : :／ﾉ:::lヽ　　　　　　　　　　　　　　『王家と公爵家が、この銀河以外は貴族領に編入させているのは
　　　　　　　　　　　　　　　　./l: : ::ゝl: : ::／::/ )/
　　　　　　　　　　　　　　　　.j.n: : : :ヽ:::l/l ／/ l　　　　　　　　　　　　　　　　領土拡張による不具合を貴族に押し付ける為だろう』
　　　　　　　　　　　　　　　　　``N::::_｡-￢,l｡l ./
　　　　　　　　　　　　　　　　　　y>'_;｡zx==x∨　　　　　　　　　　　　　　　　『いざという時のリスクは我々が負う事になる筈だ』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　r／　 ''ﾞYﾞ`　Y
　　　　　　　　　　　　　　　_ _／＼ ''^＾ﾟ~~~ﾟ＾∧　　　　　　　　　　　　　　.　『面倒なことだな』
　　　　　　　　　　＿　＿ノ///// ゝ''^＾ﾟ~~~ﾟ＾^' ＼__
　　　　　　　　／//////＼///// ＼　　　___zz===;彡ﾍnnnn
　　　　　　　 ////////////＼////Y彡彡``__　　　　　《《||||巛
　　　　　　　j//////////////`l/// |　　　　　l`x_____○_|| ||ミﾐz
　　　　　　　l///////////////l////l　　　　　l　　　　￣/|| ||ミﾐz
　　　　　　　j///////////////l////{　　　　 l　　　　　l` lVﾐ=z
　　　　　　 .l/////////////// l////ll　　　　l　　　　　l /　＼|
　　　　　　 }////////////////l////ll　　　　l　　　　 /ノ　　　＼
　　　　　　j//////////////// l////ll　　　 l　　　　 /　　　　　　く
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　　　　　　l//////// I//////// !///人　　　　　　l

王家と公爵家は王都が存在する銀河（ESO 137-001）だけは王国が管理していたが

それ以外の系外銀河は貴族の領地にしていた。

王家と公爵家は独自の領地を持たずに国有の銀河も少ない状況は一見すると上級貴族の力が極端に強いように見えたが

実際には人間が万全に管理できる領域以外は上級貴族に押し付けていただけだった。
507 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/10(土) 10:22:49 ID:EYuFgjQJ: 今回の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
508 ：名無しさん＠狐板：2025/05/10(土) 10:34:48 ID:pBMGLdWy: 乙
押し付けといえばそうだが、そういう役割を持つからこその特権階級・貴族だからなぁ
どんな地位でも仕事はあって楽ということはないもんだよね
509 ：名無しさん＠狐板：2025/05/10(土) 10:41:42 ID:JNDh7m8v: 乙でした　
510 ：名無しさん＠狐板：2025/05/10(土) 11:12:51 ID:JZ2aQNrl: 乙でした。
宇宙開拓（征服？）も大変だなあ。
511 ：名無しさん＠狐板：2025/05/10(土) 11:29:21 ID:moJ+xega: 乙
512 ：名無しさん＠狐板：2025/05/10(土) 12:39:13 ID:ZiNJqfA3: 乙でした
513 ：名無しさん＠狐板：2025/05/10(土) 14:58:29 ID:BfftR9gL: 乙でした
514 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/10(土) 16:51:32 ID:EYuFgjQJ: >>502　誤字修正
×中級貴族たちを水増しして　→　〇中級貴族を増やして

>>506　誤字修正
×王家と公爵家は王都が存在する銀河（ESO 137-001）だけは王国が管理していたが
〇王家と公爵家は王都が存在する銀河（ESO 137-001）だけは直轄領にしたが
515 ：名無しさん＠狐板：2025/05/10(土) 20:39:59 ID:YJh0FB7i: 乙です
516 ：名無しさん＠狐板：2025/05/11(日) 07:55:04 ID:5RSY/Jgc: 乙でした
> 昔のように人間が男女で繁殖しない以上

なるほど
517 ：名無しさん＠狐板：2025/05/11(日) 10:51:31 ID:o1bsyFcx: 乙
上納金が無いならば有用な資源だけAIに持って来させるくらいでいいよな
518 ：名無しさん＠狐板：2025/05/15(木) 19:19:06 ID:dfnabUAw: このスレ読んでたら
六田登の漫画「バロン」思い出した
519 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/17(土) 13:20:34 ID:0D/rNApf: ttps://www.youtube.com/watch?v=MsxxT1O-9q0

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　　　　　　　　　| .二ﾆl ／　　　　　　ヽ|:.!.:.:.:／:::::::::::::::::::::: /_/　｀'ｰ' ::::::::::::::::::::::ヽ,,.. -──- ､
　　　　　　　　　| |　　/　　　　 ┐　　　ヽ.'"::::::::;'::::::::;::::::::::::::::::::;:::::::::::::::::::::::::::::: /　　　 ┐
　「| [][]　__[][]　|_| 　 !　　：　絶　深　そ　', :::::::!::::::/;::::::::;:::::::::::ﾊ::::::::::::::::::::::ヽ. i　い　喜　激
　|└┐　| |. _________/　　：　望　い　の　 i ::!:::i::::/ i:::::::::!:::::::/　i::::::i::::::::::!:::::::: !　ら.　び　.し
　|_|￣￣￣　　┐ ｀ヽ.　：└　　　　.か　＞　ﾚ''､」_:::::/!:::/ 　 i::::/i::::::::/i:::::::: |　な └　　い
/　：　だ　わ　平　そ　|.　　も　　　わ　 ! ::レ'7'´i7＞'､ﾚ' 　　ﾚ' ,_|::::/_ |:::::::: !　い　は
'　：.　っ　た　穏　ん　|.　　な　　　り　 | 「__! !　 !┘.!｀　　　 ,ｧ'r-=ﾆ」､!::::::/ !　：
.　：　た　し　な　な　 !　　い.　　　　　/ :::|__,!'`　`'ｰ'　　　　　!-''´ .! | |/:::: ',. ：
　　　の .の　生　　　＞　　　　_____,／ ::::ﾉ:::::! "" 　　　, 　　　 '､__ンノﾄ--i ヽ.,__　　______ノ
　　　に .目　活　　　 i　　　　　｀ヽ. ::::／:::::::人　　　､_　　　　　　 ,,,, ,:'!二'i_ノ::: |／ :::|::::!
　　　　　標.└　　　,'　　　　　　 ┐Y:::::::::/::::::/＼　　i/￣｀ヽ.　　　 //::::::::ﾊ:::::::/::::ﾊ:::::|::::!
　　　　　　　　こ. 　　/　人　の　植　 i :::::::i:::::/!.:.:.:i｀ヽ, ヽ､___ノ　 ,,.イ:/::::::::/::::!::: __/_ !:::::|::::|
　　　　　　　そ　／　　生　よ　物　 | ::i:::|イ7´￣7:.:.:.i｀' ｰｧ ''7´:.:.:.|;'::::::::/￣｀ / 7 ､_」: _!::::!
　　　　　　____,..イ　　　を.　う.　の　 | ﾊ:::! ! !.:.:.:/:.:.::.:.:ﾄ　　 _/:.:.:.:.:.:!::::::/ i　　/ /　/_//_/ ::!
￣￣￣￣　　　 !　　　　：　な　心　 | ' Vr/:.:.:./:.:.:.:.:.:.:!-- ､/:.:.:.:.:.:.:ﾚ':.:.:.:.i　/ ,､｀ヽ. へ.,_/i/
　　　　　　　　　ヽ､　　　：　　 └ 　ノ､__/:.:.:r/へ:.:.:.:.:.!____/:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:. /_/　｀'ｰ'　　ﾚへ

青藍王国、その国は専制君主制でも立憲君主制でもない。

君主が権力を持たず名目化、象徴化されている点は立憲君主制と同一であったが、国民は権力は持っていなかった。

権力者は王国の上級貴族（侯爵と伯爵）だった。

歴代の女王は国家の象徴としての公務とヴィクター教団の巫女として祭祀を行っていた。

事実上、女王とは名ばかりのお飾り状態だが、それは女王だけでなく、公爵も同じだった。
520 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/17(土) 13:21:05 ID:0D/rNApf: 　　　　　　　　　　　　 '::: ::::::|:::::::::::::::|:::::|::::::: :::::::::|:::::::::|::::! !:::::::::::::::::::::|　　　　　　＼::::::::::::|＼:::::::::::､:::ヽ､:::::､:::::::::::: :::::::
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　 lﾆﾆﾆﾆ! 　　　　 |::::::::::::|:::::::::::::::|::::ﾊ::::::::::::::::::|:::::i;;| ヾ､　　ヽ｀ヾヾ､　　　　　　　　　　｀　　　　　　　　　　　 |::::::｀
　　　　　　　　　　　　|::::::::::::!:::::::::::::::|::::!::|:::::::::::::::::';::::|;ﾊ　｀　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／/／/ / ′　 |:::|::::
　ｌ二二二二!　　　　 |:::::::::/|::::::::: |::::!:::|::ﾊ:::::::|:::::::::';::|;;;;ﾑ／/／/ /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｲ::::!::::
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　　　　 r―'ノ　　 | /　　 .!::::::::|::::::::::::::::::::|!ヽ::|ヽ::::::::ヽ::::::::::＞ｓ　　　　　　　　　　　　　　　　 ..イ　　 |:i:i/ハ;ｲ
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　　　　　　　　　　　　|{　　　　　ヽ|　　ヽ::::| |::::ﾄ､::|ﾘ　ヽ::::::::::::::::ゝ:::≧=- /////:i:i:i:i:}　　　　　　　／//////////

王国では建国以来から公爵家は６家しか存在できず

建国前の伝統から王位と公爵の爵位を継承できるのは七大神の巫女になれる女性だけだった。

彼女たちは最上級貴族として上級貴族たちの上に立っていた。

この６家の公爵家は当然だが王国では特別扱いされており、六大貴族と呼ばれていたが

歴代の公爵になった女性たちは領地、権力、財産を持たず女王と同じで権威しか持っていない。

王家と公爵家が名目化している王国では上級貴族（侯爵家と伯爵家）が権力者として君臨していた。
521 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/17(土) 13:21:31 ID:0D/rNApf: :::::::::::::::::::::::::::::::/￣ヽ:::::::<　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|::::::::r'"7:::::::::::::::l/:::
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∧:::::::::::::::::::＼ミ>__/￣￣　l::::::::::::::::::`,　　　　　　　　　　　 |::;_::::::<_ﾟﾉ::l::)　　　`-'">:::::::::::
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上級貴族たちは立法権である元老院と行政権である内閣府を掌握していた。

つまり、元老院議長と内閣総理大臣は上級貴族から選抜される状態だった。
522 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/17(土) 13:22:05 ID:0D/rNApf: 　､_ 　　､　､　　　 _､-　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-､_　　　,､　　,､
､,　｀'-､　｀'-､ﾞ'-,､-'´　　　　　　　　　　　 ,､- ' ￣｀' -､　　　　　　　　　　　　　｀' -i'ﾞ ,､-'´　 ,､-'´､-
　｀'-､｀'-､　｀i-'　　　　　　　　　　　　／　､ ─ ､　＼　　　　　　　　　　　　　　ﾞ-i 　,､-'´,､ '´
　　　｀'-─ﾞ-┘　　　　　　　　　　　　 iﾞ　／／￣＼＼　ﾞ:　　　　　　　　　　　　　　└-ﾞ─'´
｀' -､　　　　　　　　　　　　　　　 ! 　;　 | ´','','｀ |　 ;　 !　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ ,､-
､　　｀' -､　　　　　　　　　　　　 └-┘　＼＿／ .└-┘　　　　　　　　　　　　　　 ,､- ' ﾞ　　_
　｀' -､.　｀'>　　　　　　　　　　　　　　|￣￣｀!　　　　 i´￣￣|　　　　　　　　　　　　<ﾞ　　 ,､- '´
,-､　　 i｀' Tﾞ　　　　　　　　　　　　　　├─┬''''''''''''''''''┬─┤　　　　　　　　　　　　　　ﾞT '´!_,.,_ ,､.,,
i/ｿi~'）,!-､.i_　　　　　　　　　　　　　　　| ;; 　|￣￣￣￣|　 ;; |　　　　　　　　　　　　 ,...,,.-,!c,=!i_・i.!_;,ﾉ
⌒'｀ヽゝｿ ! '）iﾞ;ゝ　　　　＿＿＿＿ | ;;　 | 　_ O _　.|　 ;; | ＿＿＿＿　　　 (・.)(ﾟﾉﾞゝ ' ' '　´
~｀ ' '　-　､ , _｀ ’　　　＼┌ ─ ─-'';─ ┼ '-'-'-' ┼ ─ -─ ─ ┐／　　　　　｀_ , ､､ - 　' ' ~
￣i ｀ ' '　-,　､ ,｀,'_' '_- ､　,､| i::::::::::::::::::::i i　　￣￣￣　　i i::::::::::::::::::::i |､, _- '_'＿_´､､､､- ' '゛ i ￣
　 i　　　　 !　　 i　;iﾐ,;ヾT´! i i┌ ─ ─ ! i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i i ─ ─ ┐i i ,ﾞ-､,ﾅヽζ!　　 !　　　 !
　 i　　　　 !　　 i　丿く i　i i ! !- ┬ - ┤i- ∩ ┐┌ ∩ -i├ - ┬ -! i !ﾞ(ﾏi iﾞT''ﾞヽi.　　 i　　　　i
　 i　　　　 !　　 i .i~i ﾞ',ﾞ.!　　 ! !　 .i.　　i二二二二二二二二!　　 !　 i .!　!' '/./　　i!.
　 i　　　　 !　　 i (|─´──┬ ' ´　　! !　　　　　　　　　　　　! !. 　｀ ' ┬─ ─ .┤!.　　i　　　　i
┌‐────┐　| i~!　　　 .!i　　　　i└-───────┘!.　　　 !　　　 i~! | i　　　!　　　　!
│ 　　　　　　.|　 | i i.　　　.!i 　　／　　　　　　　　　　　　　　＼.　　i　　　 ! i | i 　　 !　　　　!

しかし、司法権である裁判所は上級貴族に掌握されていなかった。

中央の三権の中で司法権だけは上級貴族が関わっておらず、最高裁判所長官も上級貴族ではなかった。
523 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/17(土) 13:22:34 ID:0D/rNApf: 　　　　　　　　　　　　　　 /|　　　　　　　　　　　　　　　 ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧|　　　 -‐: :　￣￣　: : ‐- ..、　| ∧
　　　　　　　　　　　　　 ∧/| ／. : : :　　　　　　　　: : : :＼| /∧
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　　　　　　　　　　　　　〈　∨/. :　　　　　|　　　　　　　　　　＼＼　/∧
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　　　　　　　　　　　 ∨: :　l　　 :|　 | :|:.　　　　|　　　 :|: .　　｀ト- ∠二
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　　　　　　　　＼____八　　　 :|:|ｌ　 | l|: :　　:/.:|　:| :|　|: :　　 /∧∠_____
　　　　　　　　　　／∠㏍、　＼|从　|八: .　:/ /|::/|/|　|: : :　//厶％Жｱ
　　　　　　　　　　　＼＼]Ж＼　 :灯苧ミ　＼/|/ ,灯苧ミ:|: : : ／￣＼[／
　　　　　　　　　　　　　￣了＼＼:杙-夕　　　　代-夕小イﾍ}　　 : : |
　　　　　　　　　　　　　　 |　　 :| 斗 ⌒｀　　,:　　　⌒｀/ 　 |ノｊ　　 : : :|
　　　　　　　　　　　　　　ｌ　　 :| :小、　　　　　　　　　 //　 :|イi　　 : : :|
　　　　　　　　　　　　 ,　　. :| 　ｧ‐‐=z,、｀　 ´　　　//　 :|::|:|　　 : : :|
　　　　　　　　　　　　　　 /　. ::/:| :/-=㍉_/ト　__ . : ´ ／//　∧!:!:. 　 : : :|
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　　　　　　　　　／//,〈///-=㍉_/// / :: ::／//////////ｌ|////／//// /l|: : : 　　　＼
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　　　　　　 /////_／／／㍉///,/:: :: :: ::////////,/,/ ｌ|／,////// ///ｌ|: : : :＼　　　　＼
　　　　　　　／ヘ／／／>､　/≫-=≒=≒=≒=-≪///////////// /// /ｌ : : : :　＼　　 : .＼＼
　　　　___／:: :: ::{ 　　／ ∧厶二三二三三二三二＼ ////////／〈//// : : : : : : : 丶　 : : .＼
　　／//|:: :: :: ::{　　　／/∧-=ﾆ三二三二三二三ﾆ=////// ／///∧//: : : : : : : : : : : : 、: : : : .＼

神暦の初期には司法権も上級貴族が握っていたが、王国が民主化された際に司法から上級貴族が放逐された。

その後、再び貴族政治が行われるようになっても上級貴族が司法に関わる事を清姫が禁止した為

上級貴族が司法を進出する事はなかった。
524 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/17(土) 13:23:05 ID:0D/rNApf: 　　　　　　　　　　　　　 /|　　　 | ､
.　　　　　　　　　 / ｜　　 |　＼-―＜　__（＼　／´￣＼
　　　　　　　　　　　 {　 |／⌒八.　　＼　　　　＞＼{＿　　　＼
　　　　　　　 {(＿　／　　､＿_＼　　＼　｛／/｛＼　⌒＼　　＼
　　　　　　　　　＼／　　　＼　⌒＼＿　｝　　 /:::Λ　＼
.　　　　　　　 /　　 /　　　　＼　　　￣) __ノ|::::::: l 　｜　　　　　　|
　　　　　　　 /　　 /　 |　|　 l 　￣〔￣　　人::::八　｜　　　　　　|＼
　　　　　　　　　｜―=ミ　 |　　　　Υ￣´　　／　}　八　　　　｜　|
　　　　　　　　　 |　　|八　 |　|　 |ト| 　　 |｢⌒Ｙ　／ /イ | |＼　　　　　 |　　　『なんでそんなことをしたのかって？』
　　　　　　　　｜|　　 _,j抖扞云ミk　　　|　　 }／　 /　l　l｜　　　　　 |
　　　　　　　　　 |｜　ハ　　「以灯　　｜ノ]　　八　ノノ　　　＼　　　|　　　上級貴族が主権を有する以上
　　　　　　　　　 |八 | _ ﾉ　 ''"´ ,,,, |　 |　 | 7Λ　 / 　＼（ | l　　　　　l　 /
　　　　　　　　　　八　　　　　 |八|　 | /　｝/{　 }ミト- | |　　　｜/　　　　彼らが立法権と行政権を持つのは仕方ありませんが
.　　　　　　　　　｜　､　　　　　 |　 |　　　　 }ﾉ八 ⌒ | | 　　　　 |,′
.　　　　　　　　　｜　ハ　＿　　　　|　 |／　　　 |「　　| | 　　　　 |　　　　.　司法権まで握ってしまうと過剰な権力の集中になります。
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　　ト .　　.',.,'. . . . . . . . . . . . . . . . . . . .',. .', . ', . . . _..',-‐. . ',. .', . .V"_-_-_-_-./
　　ﾍ｀＜} . . . . . . . . . . ',. . . . . . . . . .',. .',.､ィ". . . ', Ｖ. . .',. .', . .Ｗ-_-_-_/. ﾍ
.　　　ﾍ　 .!. ! . . . . . . . . . .' . . . . . . . . . ﾍ .', Vﾄ. . ..Ν　V . .',. .', . ',_ﾆ_-_./ . . . ﾍ　　　.　平民がまともに教育を受けていなかった昔ならともかく
　　　　ﾍ　 !. !. . . . . . . . . . .', . . . . . . . . . :ﾍ ', V　_,zzt芝≒ij| ', ', . {.. .}_/. . . . . . .
　　　　　ヽ.!. ｉ . . . . .', . . .j,. .ﾍ . . . . . . . .!.', ',i ,;t芝F";:}.:.:} ∨. .i..i . | /.,' ＞ｰ‐- ．　　　　教育制度が整って優秀な平民が増えた現代では
　　　　　,ィ.ｉ .',. : . . . .'.ィ" i:. .!∨､. . . . . .!. ! イ´∨ゞ::ィ: ｲ'' ∥ リ!. :〈_,'ｲ ,ｨtニtz,､
　　　ィ"　　i. .', ', . ィ"', . . i V! .ﾍヽ . . . .|ﾍ|　l. 　ゞ´　　　 .' . . . |,V.V　ｲヾ3, ｀VC　　..　司法を上級貴族が握るのは弊害が大きいからです。
　　　　＞'"_', .', .', . . . ﾍ. . ', ;,ｨti芝ヽ、　!　　　　　　　 .,'. . . ..l. . . .V i8ﾆ=-LiF
　　＜.-_-_-_', .ﾍ .', . . . ﾞ;,ｨi;k:'":､:;:;:}:.〉｀ '　,　　　　　　　　,'. . . . .!. . .', .V.Fl{｀iﾍ-､　　　　王国の健全化の為には司法の独立が必要です。
　　　｀＜-_', .',',..ﾍ. . . Ⅳﾍヾ､イ　　　　　　　　　　 i. . . . .,' ', . . ', Vi弋ヽﾍゞ
　　　　　　／∧ ',ﾍ. iヽ . Yヽ｀　　　　　　　 _.．、　　.ｉ . . . .ハ .', . . ',.VioYixﾍヽ
　　　　／ //.∧.', .〉､ iヽ.ﾍ}._、_　　　　　　　　V__.ﾉ　　 i . . . ,'. . ',__',. . .',.Vi7 ﾟ2_′
　　　　ヽ､/　¨ ハ.',{.　 !′ム'"人　　　　　　　　　　　 /.. . ..,'‐- ._V　｀￢∨'vn.＼
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　　　　 , '. . . . . ..|. ヾ、　　 |. ∧'v:ﾍ　　寸|h、　　　!|,'i|i|7　　A　　　　　　V.ｽ

これによって国の司法は平民が参加する組織になっていた為

司法は独自性を維持しており、上級貴族が恣意的な裁判を行う事はできなくなった。

最も裁判の基準となる法は立法の分野だから、上級貴族が決めた法律を基準に運用するという形式になっていた。
525 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/17(土) 13:23:36 ID:0D/rNApf: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /￣丶
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更に王国が特化型の魔女を活用するようになると司法にも変化が発生した。

未来を見る魔法が立法と行政に有効であるのに対して

過去を見る魔法は司法では冤罪を防止するという意味で極めて有効だったからだ。
526 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/17(土) 13:24:03 ID:0D/rNApf: 　､_ 　　､　､　　　 _､-　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-､_　　　,､　　,､
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　｀'-､｀'-､　｀i-'　　　　　　　　　　　　／　､ ─ ､　＼　　　　　　　　　　　　　　ﾞ-i 　,､-'´,､ '´
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　 i　　　　 !　　 i　丿く i　i i ! !- ┬ - ┤i- ∩ ┐┌ ∩ -i├ - ┬ -! i !ﾞ(ﾏi iﾞT''ﾞヽi.　　 i　　　　i
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これによって王国直轄領の司法では過去を見る魔法に特化した魔女が参加するようになった。

尚、貴族領の地域司法は管理ＡＩが管理している為、人間の裁判官はいません。
527 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/17(土) 13:24:25 ID:0D/rNApf
528 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/17(土) 13:25:04 ID:0D/rNApf: ttps://www.youtube.com/watch?v=VOc7TXIpwfU

」＿」＿」_」_||_寸＿庁＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__寸＿庁＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿___寸＿庁＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_寸＿庁_||_」_」＿」＿」
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二二二二二||二二二二二二二二二二二二二二ⅥⅣ〕ｈ |ｒへ、／込＜＞ノ＼ｒへ、.|..ィ７ⅥⅣ二二二二二二二二二二二二二二|二二二二二
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斗七￢¨¨￣||¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨〕――〔７￣￣￣￣￣弋〕――〔¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨|￣¨¨￢＝烈
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　　　　　　　 !　＼､,. - ._{　　　 i::::ヽ:＼::ヽゞ- ' 　　　__,.' /::::::l /::::＼ヽ:ヽ::i!　　　判決を下します。
　　　　　　l、　ヽｰ-(　', 　　 '､::!ヽ:::＼ゝ__,.、　/´/／｀ヽ､i'::＼ヽ,:ヽ＼}
　　　　　　　　＼　　＼_ゝﾍ　　ヽ-‐''"｀ヽ､ゞ､.ヽ｀<´::::::::::::::::::::::::::ヽ',:::i!　　　　被告人は連続殺人罪で死刑にします！
　 __　　　　　 / ,>､　　ヽ､_'､　　＼　　　＼｀>＼｀''ｰ-､ヽ、::ヽヽ !ヽ!
　ヽ｀''ｰ----'- ...___ゝ　　　｀　　　　ヽ､＿　　＼　 >.:.:.:.:ヽ､__,..ヽ-ｰ,
　　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　　｀''ｰ- ⊥_/＿__.:.:.:.:＼ヽ.:.:/　　　,.. -――,
　　　￣￣T''ｰ-､　　　　　　　　 __,.. '　　　　＿　　　　　ノ.:.:.:.:.:.:ヽ､〈　　／.:.:.:.:.:.:.:.:/
　　　　＿_,,..ゝ''"´　　　　　　ｰ ''"　　　　 ,.. ''"!　/''ー‐ ''".:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ／.:.:.:.-‐‐''"ヽ
　　　ヽ、　　 ,.. -―---‐''"''ｰ――‐'"´.:.:.:.:.:! /.:.:.:.:.:.:｀''ｰ----.:.:.:.:/ __ -- ､.:.:.:.:.:.:.:.'､
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　　　　　　　　　　　最高裁判所長官　四季映姫（特化型の魔女）
529 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/17(土) 13:25:45 ID:0D/rNApf: 　　　解　　暴　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　や
　　　決　　力　　　　　　, - ､　/　　　　　　　　　　　は
　　　す　　は　　　　　　　　〉'───- ､　　　　　り
　　　る　　全.　　　　　＜///}､,/{//////＼　　　　暴
.　　　：　　て.　　　／////ﾘ/}' Y `i////// ∧ 　　　力
.　　　：　　を.　　/ｨ///／ﾉﾘ　　　∨//////∧　　　　：
　　！！　　　　 /' !///　＿　　　＿＼//////'　　　：
　　　　　　　　　　{V/ ￣＿　　　　.＿￣＼////|.　　！！
　　　　　　　　　　',;∨. 〈暴,ﾞ　　　'.暴〉 /,:ﾍ//ﾘ
　　　　　　　　　　　ﾞ〈 ',　￣ ,　　　￣　 '{lﾘｮｸ/;
　　　　　　　　　 {l .v　　〈　　　　　　　'ノ.／
　　　　　　　　　　　.ﾘ　　　､＿ ,　　　　「〈
　　　　　　　　　　　　　　＼　 ~　　　イ　 | Yl
　　　　　　　　　　　　　　　　＞　＜　 ,'　　|;/∧
　　　　　　　　　　　　　　＿　イ　　　　 ∨
　　　　　　　　　　　 z≦/　{　　　　　　　　　＞､─-,
　　　　　　　　／:/　∧　＼　　　　　　／　／/　/:::::＞
　　　　　　　 /:i:::/　/　＼　　￣￣￣　／. /　/:::::::::::::::＼

　　　　　　　　　　　裁判の被告人　桐江想子（平民）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,rrテ≡＝=-､
　　　　　 ,r=ヽ、　　　　　　　　　　　　r';;;:;:;;:::;;;;;;;;;;;;ヽ、.（〃彡三ミミ::｀ヽ
　　　　　j｡｡ﾞLﾞi　　　　 rﾆ二`ヽ.　　　Y",,..、ｰt;;;;;;;;;;;）./"~´　　　i三ﾐ::::i,
　r-=、　l≦ ﾉ6)＿　　　l_,.､ヾ;r､ﾞt　　 lｦ '・=　）;;;;;;;;{ f:､　‐-:、　(ミﾐ:::::::l
　｀ﾞゝヽ、`ｰ!　ﾉ::::::｀ヽ､ L､ﾟﾞ　tﾉ`ｿﾞ`ｰﾞiｰ'　　ｱ::::::/.ﾉﾟｦ　''・=　　ﾘ::r-､ﾘ　　　金目当てに連続殺人か。
　　にｰ `ヾヽ'":::::::::::: ｨ"^ﾞiﾌ　 _,,ﾉ　,　　ﾞtﾌ　　ヾ;;;/ .l (-､ヽ'"　　ﾞ'´ﾉ),）
　,.、　｀~iヽ､. ｀~`''"´　ﾞt　（,,￣,　frﾉ　　ゝ-‐―イーlｨｰ-､　　　　ﾉ-ｲ　　　..　恐ろしい女だな。
　ゝヽ、__l::::ヽ｀iー- '''"´ﾞi,　ヽ　ヽ,/　　　/　　　　　 t_ﾞﾞ　 _,,.. :: "　 l、
　W..,,」:::::::::,->ヽi''"´::::ノ-ゝヽ､_ﾉｰ‐ﾃ-/　i　　　　　　｀ﾕﾞ"　　　　,ノ::ゝ､　　　死刑は当然だろう。
　　￣r＝=ミ__ｨ'{-‐ﾆ二...,-ゝ、'″ ／,/｀ヽl : :` : : ,.r‐(´::::〉　　 ,.ｨ":::::/::::::
　　　 lﾐ､　　／ f´　 r'';;;;;;;;;;;;;;;ヽ,ノ>''"　 ,:ｲ`i : : ,f´:::,::ヽfﾄ--テ:::::::::ノ:::::::::
　　　 !　ヾ .il　　l　　l;;;;;;;;;;;;;;;;／／　　／:ﾄ-"__ﾘ:::,'::::::ゝ!r7/ｰ一'":::::::::::::
.　　 l　　　ハ.　l　　l;;;;;;;;;／　/　　／　/￣''/::/::::::://://::::::::::::::::::::::::::::::
　　人ヾﾆﾞi　ヽ.l　 yt,／　　 /　／"　 /　　./::/::::::://://::::::::::::::::::::::::::::::
　 r'"::::ゝ､_ﾉ　　ﾞi_,/　 l 　　くｍ_j　_,,.〃_; :,ノ:::/::::::://://::::::::::::::::::::::::::::::::
　｀￣´　　　　／　　l　　　｀7´"／　／:::::i':::::://:://::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　／　　　 l　　　 ./　　＿,,:ｨf-:､::::::!::/｀ﾞﾞフﾞ':::::::::::::::::::::::::::::::::::::

　　　　　　　　　　　　　　 /|　　　　　　　　　　　　　　　 ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧|　　　 -‐: :　￣￣　: : ‐- ..、　| ∧
　　　　　　　　　　　　　 ∧/| ／. : : :　　　　　　　　: : : :＼| /∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　| /／. : 　　　　　　　　　　　　　 : : |　/∧
　　　　　　　　　　 ∧　| /. :　　　　　　　　　　　　　　　____|, 　/∧
　　　　　　　　　　　　　〈　∨/. :　　　　　|　　　　　　　　　　＼＼　/∧
　　　　　　　　　　　　　　 ∨ /. :　　　ｌ　 | :l:　　　 |　　　　　　＼　　/∧__
　　　　　　　　　　　 ∨: :　l　　 :|　 | :|:.　　　　|　　　 :|: .　　｀ト- ∠二
　　　　　　　　　　　 ________ｊ{ : :　:|　　 :|ｌ　 | :l: :　　 /|　:| :|　|: :　　　, }／／￣
　　　　　　　　＼____八　　　 :|:|ｌ　 | l|: :　　:/.:|　:| :|　|: :　　 /∧∠_____
　　　　　　　　　　／∠㏍、　＼|从　|八: .　:/ /|::/|/|　|: : :　//厶％Жｱ
　　　　　　　　　　　＼＼]Ж＼　 :灯苧ミ　＼/|/ ,灯苧ミ:|: : : ／￣＼[／
　　　　　　　　　　　　　￣了＼＼:杙-夕　　　　代-夕小イﾍ}　　 : : |
　　　　　　　　　　　　　　 |　　 :| 斗 ⌒｀　　,:　　　⌒｀/ 　 |ノｊ　　 : : :|　　　　………
　　　　　　　　　　　　　　ｌ　　 :| :小、　　　　　　　　　 //　 :|イi　　 : : :|
　　　　　　　　　　　　 ,　　. :| 　ｧ‐‐=z,、｀　 ´　　　//　 :|::|:|　　 : : :|
　　　　　　　　　　　　　　 /　. ::/:| :/-=㍉_/ト　__ . : ´ ／//　∧!:!:. 　 : : :|
　　　　　　　　　　　 /　: ::/. :|/-=㍉_//V∧　　／／/　/ :∧!::.　　＼|
　　　　　　　　　　　　　 /　: ::/. : /-=㍉_//:: V∧／／: :/／／/∧: :.　　　＼
　　　　　　　　　　 /　: ::/／/-=㍉_//:: :: :V/／:: :: :: :／/////＼: :　　＼＼
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530 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/17(土) 13:26:21 ID:0D/rNApf: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼.: : : : : : : : : : : : : : : : :
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　　　　　　!,.'='"::://閻　＼::::::::r､／::::::::::,'ヽ､
　　 r─--'...､_:::rﾍﾍ魔　| ﾄ-'⌒r-へ__;;/::::::::',__
　　く＼r､__r⌒;:￣ﾍ__,.-､r'｀'￣￣｀ヽ､ 7ヽへ､__7__
　　　,'-'─'￣7-'"￣　　,　　 ,.ィ´　　!ヽ､/ヽ_::::ヽ. ｀ヽ､
　　　!___＼､/____i　/　 .ハ　ﾊ.,!-=ﾄ､_ﾊ　ノ!ヽ､/ヽｲ　　|.|
　　∠_／ 7__,--!ヽ!､_. |　ﾚ' .ﾊ!´ 　ﾘ〉 ! イ　　ハ∧　 | |
　 //〉　 -!　　ﾊ rr=､! 　　　!.,__rｿ　ﾊ/⌒l/ ﾊＶ .／/　　.　『清姫様が何故ここに？』
　.| |　ゝ､　ヽハﾍ !ﾊ　ri　　　　　　""''　 ,..ｲ　ﾉﾘ .／／
　 ', ',　　｀rr-| ｀iﾊ '└'´　.　　　　　u　ﾉ／ﾉ｀'ーr'　　　　　　『いえ、まずは裁判を閉廷しておきましょう』
　　ヽヽ__// ﾉ,/　 ! '"　　　 -　　　　／ﾊ/ン　　　|',
　　　￣　　／!.ハ ,＞.､,_　　　　　イ､_ｲ´y'　　　　ヽヽ､
　　　　　 //　',　 !　/　 .!｀￣「__,,／:::／!ゝ､,.-‐-､　＼>
　　　　／/　　!　ﾊ |　　 |/「V__;;;;ン:::/ン　ゝ.___ノ-､_
　　　く／　　ﾊ´　'!　　!/ヽ:::●::::::::Y 　,.. -'　　! 　 !｀ヽ
　　　　　　　/ 　　__! 　r(ﾍ.!:::::::!:::::::::::ヽ(､___,.､　　ゝノ _ノヽ
　　　　　　 ,' | 　/死＼7ヽ!:::::●:::::::::::::Y/　/!｀ー'ニヽr''´
　　　　　　| 　 r＼.刑＼|::::::::!::::::::::::::::ゝ　!　｀ー-'" /

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,∠ゝ-‐大‐-＜ヽ_　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,. -‐^ヽ、
　　　|`ー─‐'~`　|`ｰ──'~`　　　 t‐;-.,∠.＿__／.Φ.＼＿___｀＞‐:;ｧ　　　　 lﾆﾆﾆﾆﾌ　r--‐''" 　 r''￣
　　　|　L＿__l　|　|　L＿__l　|　　　　＼;:;ﾟ:;:･;:=く　o小o　>=;:･;:;ﾟ:;:／　　　　　　　/ / 　 "￣￣ |　|
　　　|　L＿__l　|　|　L＿__l　|　　　　　 tヽ-r～_公.-┴- 尖_ｰ -ｧ'z　　　　　　 / ム-､　　　　 |　|
　　　|　|　　ﾞ‐ﾞ|` `‐´　　|　|　　　　　＿つ匕.. -‐一_‐r‐- .._｀ｿ∠_　　　　　 /_/`ﾌ　ﾉ lニﾆﾆ　ﾆﾆニ^ゝ
　　　|　| 　lﾆﾆﾆ　ﾆﾆﾆl　 |　|　　　／,.<´ｧ'`７_二ｿﾄ,｀_二ｰ' ｀ヽ,>､`ヽ__　　　ゝソ /　　　　 |　|
　　　|　|　　　ﾉﾉ|　| 　　　|　|　　_/__/ - ,'　 ,' ,!　（　 | i　,.ｨﾙi　 .　ﾄ, ヽヽ　　　　/. 〈　　 lニ二___二ニ^ゝ
　　　|　|　　ノノ |　| 　　 |　|　f y _{ '´　!　 { ,.rr‐=;､ ! ﾚ'rt‐:ﾄ,　iノ | -{＼|　　　/ノ＼ヽ
　　　|___|　ノ"　ゝノ　　ゝ､ノ　ﾞイ::ｌヽ､__! 　', い､.ｿ ` 　 '､_ｿ !ｲ　.ﾒ､_/＼〉　_ノ"　　 `ｰ､ニニニニニフ
　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽl　 ∠l.　ﾄ､!.　　 _'__　　 ,r '　/　ノﾉ
　　　　　　　　　　　　　. 　　　　弋二/ 　 ! .l＞,._ ｀ ´ ._ィ",ｨノ､二／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノノ! /　! _i_,.仗_￣rク匕_'´　ヽ::ヽ、　　　　　　　裁判はこれで閉廷します。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／／ ,ﾑ‐''壬|l:::::::｀¨l.i｣´::::::::|i＞=.、ヽ:::＼_
　　　　　　　　　　　　　　　r‐' 二 -‐',.ィﾁ大くヽﾘ::::::::::::::::::::::::::::|l ﾚﾍN`＞ｭ､_:::フ
　　　　　　　　　　　　　　　!/´　　く::::::ヽ､___＞''::＿＿_(__):::::::::::ヾ､__'__ｪブ::::::〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,ハ:::::::::::::::::／,ｨﾈ不l !::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/、
.　　　　　　　　　　　　　　　　,...、ﾄ､ヽ::::::::／ｨく>X` ｲ.|__):::::::::::::::::::::::::::::::::/ ,ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　 /::::::!/　ヽ >'"､へX>､レ'_/::::::::::::::::::::::::::::::::::::/./　 !,.､
　　　　　　　　　　　　　　. 人:::::ﾑ、 .／ｨ､`久く`＞''"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ノ　　 |ノ^l
531 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/17(土) 13:27:40 ID:0D/rNApf: 　　　　　　　　　　　　　　／＞-‐_._⌒ ヽ、 .._.._-‐､
　　　　　　　　　　　 ,, - "　　,-"　ゝ、　　ヽ　　 `ヽ､
　　　　　　　　-=‐-' _　 t ｰ-|　　　// 〉--‐ｧ　　　　　丶、
　　　　　　＜＼　 `ー’　 |__　.// ｊ.{　　ヽ､.._____＿_, -‐_＞
　　　　　　　　　＼イ⌒!⌒Y´　{ ￣〔⌒7ー=､...._.＿,,. -‐ "~.ﾌ
　　　　　　　　　　`ヽ､ィチテ⌒/ ~ ﾌ""ﾃ＝＜,,_/ ＼ _　　／
　　　　　　　　　　 ∠ -:'ｰ:⌒,ﾊ:￣i :⌒`:ｰ':ｰ<_/`・､'´ ＼^
　　　　　　　　　　 V : : : : :ﾒ._ﾊ }: : :i :_:ム-= : : ⌒i､厂~ヽ.
　　　　　　　　　 / l : : :{ : i’,,_` ﾊ : }/ｘｪぃ'; : : i: :i : : } ヽ　ヽ.
　　　　　　　　 r’/{: { : :i: :i/{ﾊ}.　ﾞV　{ハﾐ} 〉';.j: : : : ﾘ　　ヽ　ヽ
　　　　　　 /　/　V: : :i: :', ﾏﾉ ,　　 `┴'　/: : : : 人　　　 ';　 ';　　　　清姫様、裁判を視聴されるなら事前に連絡してください。
　　　　　　　＼乂_,ｨ＼: '; :'i　　　._ _　　　イ: : : 从､　ﾞ　､_ 亅 /
　　　　　　　　　` ｰ '''´ﾊ V;.＼_　　　　_,イ/: :ﾉｲ ',　ヽ .,_.∠／　　　　　いきなり来られては驚いてしまいます。
　　　　　　　　　　　　　} ｉ:从vV:i:..ｰ::手＝/}/V ',　',
　　　　　　　　　　　　 / /　__.ンﾄﾆ.. ＿　_..}_　　',　'.,
　　　　　　　　　　　　ﾑく￣　　ﾊ　　　　　　〈⌒.Y-､ヽ
　　　　　　　　　　　∥　　 ' ,　　 }　　 ○:.　.i　　}　ヽ '.,
　　　　　　　　 /i　　－､.`ー〈:.　　　　　　ﾞーﾍ　　'.,　､
　　　　　　　　　　/　',　　　　＼__';: 　　　　　　 '.,　 '.,. ヽ
　　　　　　　 /　/ ヽ　　　　　 ',　　　　 ○:.　　　 ',　〉、ﾞ、
　　　　　　　 ./　/　.{:.. 　 , 　　 /::....　　　　　　　　 }=::{　',　゛、
　　　　　　　　/　/ . ,.ｨ＼ノﾆ＝=〈ｘ--ｧ-,-､__　　 ...:::〈 ,,. ';.　'.,　ﾞ.、
　　　　　　　 /　/　// /ﾄ,　　 ∠ / / ン- ┴~ニ二＿ヽ　}　 '､　ヽ
　　　　　　 .,'　.,'　ヾﾆ/ | ;　　　 V／　　　　　　　/　「ー'ｰ-ｯ.',　 `､
　　　　　　.,'　.,'　　　　　.| ﾄ,　　／ j　　　　　　　 / |　|　　　　〉　,　　`,
　　　　　　i.　ｉ　　　　　 { |. ',　　　　　　　　　 ,'　 i　i　　　亅　i　　 ',
　　　　　 { 　 !　　　　 | |　|〉z- .,_-ｧ----‐‐-...,_人...ﾄ､. _./ 　 i　　 .i
　　　　　 ;　　ｉ　　　　　ﾚ'　 /　　　’　　ｌニコ　lﾆ..>　 '.,　　　　 }　　 }
　　　　　　',　　',　　　　／:ヽ、　　　　　　　　　／,ハ　　　　` ､　 i
　　　　 └ '"　　　　　 /　　ヽ ''- ..　　　　　/',　　　 ...:::>　　　　　` i
　　　　　　　　　　　／～,　　　　 ^''　　 /ｉ　', 　　／､
　　　　　　　　　／　　　｀''ｰ..,,　　　　 / .l　 '.,_ ／ .l　`,
　　　　　　　　　　　/　　　 /　　　　 i｀''ｰ.,,/ 　ｌ　　　　　ｉ　ヽ
　　　　　　　 .／　　　 /　　　　　ｌ　　　　　 |　　　　　ｉ　　ヽ
　　　　　　　／　　　　 /　　　　　,'　　　　　　|　　　　 ',　　 ' ,
　　　　　　／, 、　　　　/.__　　　　　　　　　ｌ　　　　　　',　　　＼
　　　　　＼＼>　　／ー┘　/ ｰ- 、　　＿　　i 　　 _,,..　 i　　 <ン＼
　　　　　　 `ｰ､ー‐⌒7＾゛''ｰ二`_'´＿└‐┘_」ｺ　 [.. -'　_}二〉　_..／
　　　　　　　　　　゛''‐/　　　　　 : : ::::;':..~.:;~.:＼__.... -‐:::;<__.. ‐''
　　　　　　　　　　　　,'　　　　　　　 ;'　　 ;　　　　　 ;
　　　　　　　　　　 ,'　　　　　　 ,'　　 ;　　　　　　　,'

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __,　　 -――　　　_}＼
　　　　　　　　　　　　　　}ヽ　　　　´　　　　　　　　　　 ∧　＼
　　　　　　　　　　　 ,　 '／　--　　　　　　　　　　　 .∧
　　　　　　　　　　　　 / /　i´　　　　　＼　　　　　　　　､　　　　｀''＜
　　　　　　　　　　 / / 　.|　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　＼　 -―― Y
　　　　　　　　　　　 / /　　　　　　　　　　　　 ',　　　　　　　／　　　　　 }
　　　　　　　　　　　　　　 /　　　 i　　　　　　　 ',　　　　　＜　　　　　　 /
　　　　　　　　　／＿　 .／＿　　 |　　　　　　　　',　　　　　　≧=---r'∠＿＿
　　　　　　　　〃　　｀￣／　　　|　　　　　　　　 ',　　　　 ',　　　　V　　／
　　　　　　　　{　　　　　／　　　　ﾊ　　　i　　　　 ',　　　　　 i　　　　ﾏ≦
　　　　　　　　乂＿　イ　　　　 ′　　 |　　　i　斗七''￣「 |　　　　 i |
　　　　　　　　　／ |　i 　　.」＿_ i　 i　　 }　　 |　 | |　　　　ﾊ |　　　　 | .i
　　　　　　　＜..＿|　|　　　 |　　 |￣「　.ﾊ　　 |　 | ! .ﾊ　 /　 |　　　.i　|　i
　　　　　　　／　　|　|　　　 |　　 |　 |　/　'　　 l　/ j/　j.ィﾁ￣,　　　/| /　 i　　.　あまり大げさな対応は良くないと思ったので
　　　　　く　 {⌒|　|　　　　＿_|＿j/　　 ',　/}/ 　,ｨ´:ij:::}　　|　　 / j/　　.i
　　　　　　　　／ ./|　　　　　　＼　{:::ij:㍉　 }/　　　　乂::ノ　 /　／ / |　　 i　　　お忍びで来ていましたが、迷惑をかけたようですね。
　　　　　　　　　 //|　ﾊ　　　　 | |　乂::ノ　　　 ,　　　　　　　/.イ　　　　 |
　　　　　　 // .|　 ∧　､　ﾄ.{ﾊ.　　　　＿　　＿　　＿ /　.|　　　/　　 |　　　申し訳ございません。
　　　　　　　　/ｲ　,　　　＼ト.._{ .| ∧--vfニﾆﾆYニニYニニト-- ＜/＿　 .|
　　　　　　　./ 　 /　　　　i　　　.-=〈ニニニニニ|ニﾆﾆ}ニニニニﾆ/ニニ.＼|　　　まあ、護衛はつけていますよ。
　　　　　　 /　　/　　/　　}_.-=fニニ∨ニニニニ|ニニi|ニニニニ/ニニニニi
　　　　　 ./　　/ 　 /　　 /ニニヽニﾆ∨ニニニニニニ|ニニニ_/ニニニニﾆj
　　　　　/　　/　／　r≦ﾆヽニﾆﾆ､ﾆﾆ.∨ニニニ|ニニニﾆニﾆ/ニニニニ／|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「護衛？」＞映姫
　　　　./　　/イ　.′.|ニニﾆ.＼ニニ､ニ∨ニニﾆ|ニニニニﾆ/ニニニ_.／＼|
　　　 /　／　　/　　 >､ニニニ＼ニﾆ､ﾆ∨ニﾆﾆ!ニニニニ/ニニニ／　／ヽ
　　〃　　　　 /　　 /_　｀''＜ニニ＼ニニニニﾆﾆ!ニニニ./ニﾆﾆ／　　,　／ V
　 .//　　　　 ,　　　 V　｀ヽ　｀''＜ニニニﾆ∨ニﾆ|ニニﾆ/ニﾆ／　　　/ / 　　',
　　　　　 ,　　　　　i　　　ヽ　　 ''＜ニニニニﾆ|ニニ/ニ／　　　　/ /　　　_i__
　i { 　　　　 /　　 |　　　　 ∨　　　　''＜ニ＞ ´￣￣￣_ノ　　　　/ /　　.ｨf笊/
　| |　　 /　　/　　＿|＿　　　 .∨　 V　／ {´　ー== ニ､: : ',　　　 {/　.ｲ笊ｲ　′
　| |　　./　　/　　ﾏ笊笊≧x　ハ　　}／ {　 |　　__　---ィ: : :}　　 /{ｨ笊イ　　 {
　:,　　./ 　　　　 ∨　　ミ笊} _...ィ　　 .{　 |　　＿＿): : : : : } /､/ /イ　　　　ハ
　 ', ∨　　　　 / 　 ∨　　　　 {ff_/　　　 {　 |＿　　ィ＜￣￣/　　＼　　　 / 　〉
　　∨　　　 .／, 　　 i　　　　 .／/　　　 {　 |__..イ|| ﾊ∨＿__.,　　　　}
　 ./　　　／　/　　　.}　　／　/　　　 .{　 |￣￣「　ﾊ∨　 i　　　　,　　　　　　 {
　　　　／　　/ 　 /　/　　　　　.′　　／, 　 ,　　ﾘ　ﾊ∨　|　　　./　　　　　　ﾊ
　　　　　 /　　/ ./　　/　　　　／　 { 　{　　〃　　　}:}　 !　　ｲ　　　　　　　　',
　　　/　　 /　　/ .〈　　/　　　　　. :　　　 }　 }__.//＿＿_.j:j＿| 0　　',　/　　　　　　 ',
　　 /　　./　　ｲ　　}　 ′　　　 . : :　　　 ,　 ,　(__)　　　 (__)　 ',　　　∨ /　./
　　i　　 /　／/ 　 /　　　　　　　　　　　/　/　笊　　　 /笊　　',　　　 ∨　/　　　　　　＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
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　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
.　　　　　　　　　　　　　,'　　　　　_,　.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　',
　　　　　　　　　　　　, '　　　-= ﾆ　-　　　　　　/　　　　　　　　､_　　　　',
　　　　　　　　　-==二　　　　　　　　　ｌ　　　　　//|　/ 　',　　　ゝ- ﾆ=-　　j
.　　　　　　　　　　　/　　 / 　　,'　 / |}　　　　　j j |　| 　　',.　　　　　　　　　|
　　　　　　　　　　　/ 　　j　　　ｌ.　ﾊ. |.',　　　　 | l. l　|.　　 |.　　　　',. |. 　　|
　　　　　　　　　　,' /　 |　　　 |　j　ﾘ　ヽ　　　 |ﾘ　Vヽ　　|　　　　.,' | |. 　　|　　　私は清姫様の護衛を務めている来水美樹と申します。
.　　　　　　　　　　 |. l　　ヽ. 　　ヽｌ才芋沁＼.　 |　芹芋了 |.　　　 /. ｌ,'　　　 |
.　　　　　　　　　　| .|　　　＼　　|　ﾄｲ//}　　＼.|　ﾄｲ//}　ｌ　　　/　　　　　,'　　　よろしくお願いいたします。
　　　　　　　　　　　', ｌ',　　　　＼ | .乂/ソ　　　　　乂/ソ. /　　/　　　　　　ｌ
　　　　　　　　　　　ヽヽ　　　　　　'　　　　　　　　　　　, '　／　　　/.　　　|
　＿＿＿＿_　　　　ヽ＼　　　八　　　 ´　　　　　 ./／::/. 　　/　　　　',
／　／　　　　＼　　　　　　　'　_ 　　＼　　　｀　　´　　　..::/　　　/.　　　　　'.,
　 /　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　、　　　　 ...:::／　　／　　　　　　ヽ
　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　,'　　　　　　≧= .´ｌ::::/　　／,ｌ―､　　　　　　＼
　 ',　　　　　　　　　　　　　　　　/　　人＿＿_ -´ /／　　/-´　　　　｀ヽ､　　　　　＼
ヽ. ヽ.　　　　　　　　　　　　　／　　ﾉノ;ｌ　　　　ノ　　.／　　　　　　　　　／￣ヽ　　　｀
　＼＼＿＿＿＿＿＿＿_／　　　,.'/:::|　　　 /　　 /　　　　　　　　 _,ノ　　　　＼
　　　ヽ　＿＿＿＿__　　／　　　　//:::人.　　/. 　　/　　　　　　 ,....::´:/　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　,　　' .／　　　 ,.' /::::::::/＼_/　　　,'　　_　-　/´:::::::::::/　　　　　　　　ヽ
　　　　　　,　 '　　　/　　　　　/ /:::::::::/　　/　　　 l ´　　　 /:::::::::::::::/　　　　　　　　､ ',
　　　　／　　　　 ./　　　　 ,.'　/:::::::::/.　　j 　　　j　　　　/::::::::::::::/　　　　　　　　　　',ヽ
.　　／　　　　　　| 　　　/　/:::::::::::ー―-,　　　,'　　　　/::::::::::::::/
. ／.　　　　　　　　|　　　/　/:::::::::::/::::::::::::::l　　　|‐-::::.._/::::::::::::::::j
　　　　　　　　　　',　　　,' /:::::::::::::::|¨ー―‐',　　 ',:::::::::::/::::::::::::::::::|　　　　　　_＿
.　　　　　　　　　　,､　　|　ｌ::::::::::::::::ﾄ､_　　　ヽ　　',‐‐‐,:::::::::::::::::::人　　　, -　　‐‐‐　､
.　　　　　　　　　　,'八　 |　|:::::::::::::::::',:::::｀:::....-..＼　ヽ__|:::::::::::::::::::::::::::::ヽ,､´　　　　　　　　｀
　　　　　　　　　,'　　ヽ| 人:::::::::::::::::lー-　＿:::::::::＼ヽ|::::::::::::::::::::::::::::::ハ　´￣￣￣｀ヽ､

　　　　　　　　　護衛の魔女　来水美樹　（代理AA：わたし【人類は衰退しました】）
532 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/17(土) 13:28:33 ID:0D/rNApf: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , へ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／／＼＼
　　　　　　　　　　　　　　_,,..:::''7/ /　ヤ. ',':, ':,:::‐- ､.,_／i
　　　　　　　　　ﾄ.､.,,..:"´:::::::::::', ', i　!.マ　i / /::::::::::::::｀ヽ!_　　_,,..､
　　　　　　　　　!／:::::::::::::::_;:r'ﾊ ':,________/_/:::::::::::::::::::,.-'‐''"´:::::/
　　　　　 iヽ､.,_/:::::::::::_;r'´｀ヽ､Yｱ-=＝＝=Y-＜´_7´￣ヽ:;:::::::/
　　　　___」_:::::::::＞'"´7-‐‐'"´:.:.:.:!:.:.:.:.:.;:.:.:.:.:';.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ,_/￣ヽ!.,___
　　　　｀ヽ､￣｀＞''"´:.:.:;.:':.:.:;':.:./!.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.:ﾊ:.:.＞､.,/,へ,フ
　　　 r''´ ｱｰｯ':.:.:.:/:.:.:.:/:.:.:.:.:!:.:/ !:.:.:.:.:/!:.:.:.:ｧ'ｰr-‐ｧ':.i:.:';.:.:.:.',　 /
　　　ヽ､ﾉ　Y:.:.:.:.;'.:.:.:./|:.-ﾊ/-イﾊ.:.:.:/　|:.:/_」ﾆ=-r''ｧ:.:.!:.:.:.:.ﾄr'_!
　　　,.-くヽ.,':.:.:.:.i:.:.:./_」=-rｰ‐='ｧ､ﾚ'　　ﾚﾍ!,　　rｿ /!.:.;ﾊ:.:.:.:.!ﾍ｀ヽ.,､
　／/　 ,ﾍ､_!:.:.:.:.:';:.:.:;.ﾍ｀ヽ.'､.,_rｿ　　　　　 `'ｰ_'ン ,!/.:.:.:';.:.:,'i ﾑ　ヽ;:ヽ.　　　魔女が護衛？
/／　 ./ﾎ,i　'､:.:.:.:.:ヽ;.:.:ﾊ.　` ｰ　　　..::::::...　　　　,.,.,.,ﾊ!:.:.:.:.:.Y Lﾆ.!　　 ';:::',
/　　 /」_,/　 _,＞､:.:/:!:;ﾊ.''"　　　　　　' 　　　　　/:/:.:.:.';.:.:.',ヽ､　　　 _!:::|　　失礼ですが魔女は研究員が専門だから
　　　　　　／/　　)へ:!:.:.:ゝ､,　　　　　r-っ　　 ,.ｲ./.:.:.i:.:.!:.:.:!　｀' ｰ=ﾆ_ノ
､.,__,,.. ‐''´_／　　 /:.:.!.:.:.:!:.:.:.｀＞､., 　　　　,. ,イ.:.:Y:.:.:.:.:!:.:i.:.:.ﾄ､　　　　　　　　護衛任務には不向きなのでは？
､.,___,,. -'" 　　,.／ﾚ'^'､:.:_!＞'!/::::::i　｀ﾆﾆ´　 _,ﾄ､:;_ゝ'^''モ!.:.り iヽ.
　　　　　　／/_,,.､-＜_ンﾉ::::!::::::::｀''::ｰrr‐''":::::::!:::::ヽ､ﾘ_＞'- ､!,__,!
　　　　　 /　/,ﾉ7:::ゝ､.,イ:::::::::':､::::::::::::::!|j:::::::::::ノ::::::::::::｀'' ｰ::'"!｀7､.,_
　　　　／　/　i」::::::::::／i |:::::::::::::`::ｰ--!--‐:'::::::::::::::::::::::::::::::::::! / ./ ｀i
_,,.. ‐''´_,.／　/!|:::::／,r>| |:::::::::::::::::::::::::::!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾚ　 i　　ﾄ.,
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　　　　　　i　　/ />k! //､:::::::::::::::::::::::::!::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾚ'i 　　_,! _,,..ゝ､!
　　　　　　ri　./ /､,/ //::::::::::::::::::::::::::::○:::::::::::::::::::::::::::::::::::!/　/´7´ _,,.. -ヽ.
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　　　　　　　ﾞヾ　 l _l　 __l 　,　l__ ﾘ　 l　ﾘ;;;／
　　　　　　　､=ﾍ　ヽ￣　ヾ〃　￣ /　　/: :｀: :>　　　　普通はそうですが、美樹は特別なんです。
　　　　　　　　＼ｿ､　ﾞ＝＝　　＝＝/／;)~｀ﾞ´i
　　　　　　　　　ﾉl ~Tl 　　,　　　 ´l　 lｿ　 l　 l　　　　　戦闘や護衛では他の魔女よりも強いですよ。
　　　　　　　　　 l　l ゝ､　　r-､　　_ l　 l l l　 l　l
　　　　　　　　　 l ,:l　 l:::ﾞ　､￣　'",,.l　ﾘ-､l 　､ l
　　　　　　　　　 //:l　l／;;;;l l／／;l　ﾘ:: :ヽ　､ﾑ　　　　　　　　　　　　　　　　「それは失礼しました」＞映姫
　　　　　　　　　 /: :, ﾚ'/;l;;;;;l'／';;;;;,'レ'::::／;;ヽ　､ﾑ
　　　　　　　　　／:/: /;;;l;;／: : :／': : :／: :'　＼　ﾑ
　　　　　　　　/: : /::/ﾞﾞ;／　／ /: : :/: : :'　　／;;､　ﾑ
　　　　　　　 /::::/:::/;／;___／　/;; ::/: : ,　／　ﾞﾞﾞﾞ;;　ﾑ
.　　　　　　 /..:::/::/ﾞ;;ヾ≡≡-/~: :/:: :. .／ﾘ　　　ﾊ　ﾑ
　　　　　　/ : :/: /;;;;;;;;;／: : /: : :/:: :／　　'　　　　　l 　ﾑ

　　　　　{ 〈 W: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : W／
　　　　＿辷W : : : {: : : : ⌒ : : : ⌒} : : : : : / : V￣／
　　　　＼　　|: : : ／: : : : :',: : : : : /: : : ＼/: : : }／ニ=-
　 -‐=ニﾆ)Ih|: : : : :丶 : : : ',: : : : : : : : : :/: : /:ﾉニニニ
　寸ニﾆﾆr‐圦丶: :ト､i＼ﾄ､ﾄ､　/|／ﾚIノＬ: /:/⌒ヽニﾆ
　　＼_／ii　j[|:＼ﾄ｢x===ﾐ　 V　 x===ﾐ厶イ:|:[|:.　[|　　　　それは置いておくとして
　　　　　 [|/: : :|: : :|､､､　　　　　　　､､､ハ: : |: :
　　　　　　': : : :|: : :| 　　　　　′　　　从|: : |: : :.　　　　　すっかり最高裁判所での仕事も板についてきたようですね。
　　　　 /: : :／|: : :|i.､　　ﾏ　ﾌ　　.ｲ:.:.i|: : |: : : :.、
　　　　 ': :／:.:从: : ∨:＞　__r=z__　＜ .:.:.:.i|: : |、: : : :.
　　　 /／:.:.:.:.:.:∧: : :V:.人||　　　||人.:.:.:.:.:.i|: : |i.:､: : : : 、
　　　':´:.:.:.:.:.:.:./:.∧: : l/／||　　　||／＼人i|: : |i.:.:.＼.: : :.
　　/.:.:.:.:.:.:._-=Tニ∨ﾄ＼　||　^　||　／ﾆﾆ|: : 厂＼:.:＼: : 、
　.:' :.:.:.:.:.:./ニニニニニﾆУ|　i　||／ﾆニﾆ八/ニニ〉:.:.:.:＼:＼
533 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/17(土) 13:29:26 ID:0D/rNApf: 　　　　　　　　　　／閻　`ｰ-､.,__::::::::=-ｰ ::::ﾊ::::::i
　　　、,_　　　 _　/　魔　　　　　＞’γ:::::::::ﾉ |:::::::i
　　　.ヾ＼､__ノ^ｿ"　 _,.-､___,.rｰv,.n__.xァ～’　|:::::ﾉ
　　　　ヾ:::,.^っそ ∧_|＼__△二ﾆ_ｒr､凡～＾>ｰ└ー, __
　　　　　ヾ､_),＞`^,＞!､_|＼､ヽ､丿:､ヽ､'^ 了Ｔｰ-ｧ￣丿
　　　　　_,>'V^＞<￣\2'(::::i:::ヽ／⌒＼L,.く_/　∠っ/:､＼
　　　　　)ゝ､,.々､_V^~::::ﾊ::::､､ヽ::丶::::::^~::::ヽ､ｲ'スヽそ､ヽ
　　　　＜ｰ‐-う／/:::::::::| ヽ ,.x-‐ｰ‐-x:::::::::;::::::｜ ^＞　 i 丶
　　　　,.ｘ‐`／::::/:(:::,..ｰt　ヾ`､,.＞=-v|):::;::::;::::::丶`<　　 !　1　　　はい。
　　　　ヽ,／;::i::ﾊ:;::Y^( , __､　丶ヽ |::::::;).|:/::::::::::::::i;;'^:､　　ｉ　|
　　　　　il:::il:; l::!::;l::::＼「｛:::ヽ　　ゝ-'"jｿﾉ::::;;;:::;;;;|iヽ丶　 i　i　　　清姫様のおかげで立派に立身出世しております。
　　　　　|:::|ゝヽﾊ＼:::::ヾゞ'　　　　　　'ｿ/ﾊ:::::::::::|､＼ヽv' ,ﾉ
　　　　　'!::､　ﾉ丿::::`::::ヽ　　 - ｰ'　　ノ//::::::::::::丶ゝ_`y_ノ
　　　　　 `,:y'::::／::丿/::::`7ｰ ., __. -'^ ﾊ::/::;!:,.々ヽ^|'" ^＼､
　　　　　 /:::入’:::/:::/::::::::_,. -トＹ彡ｰ''^ゝヽ丶` `-､'..,__　　`＼､
　　　　　i::::::(`(:::::(:::/:,.r‐" 丿:::山::::::::::::::i､　　　　　ノ入　　　）)
　　　　　ｌ､::丶丶丶( K.,,.-'^::::::::::::::::::::::::::::`ｰ---‐'／V　　　ﾉ丿
　　　　　　ヾ `　`` ` |／::::::::（_）:::::::::::::::::::::::::::::::::／　　ヽ　（ (
　　　　　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;:/　　　　 i

　　　 j!　 .|　　 _　　 -―――-　　/　　 |
.　　 ,′　レ ´. . . . . . . . . . . . . . . .⌒ヽ/、　 /}
　　 /　　 .|.／ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .｀　〈 .|
　 ./　　　 |　./. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ＼
　/　　　 /_ノ| . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ . ヽ. . . . .V
ノ　／￣　　/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | . .| . . . . .∨
|　　　　　／ .| . . . . . . __|__ . . . . . . . ￣|￣|ヽ| . . . .∨
|　　ィ´ . . . | .| . .|／ . .! . . . . . . . . . ...| ノ| .ﾉ! .|.. . .|
|　 /.::」 . . . ...| .|／| . .| ..|ハ . . .| . . ./|ｨ===ミz、! . . |
_／⌒ﾊ . . . . ', | . .|ヽｨ==ミ } . .ﾉ . ./ｨ {:i:ヽ:|　}】. . .i .|
　　　　.} . . . ..ヽｨ／ /:,-:::| ／} .／　辷ノ　ﾉ|　 /./
、　　 /|ヽ . . . . 【{.　 { :i::」:|　　　　　　　　 .|／|ｲ
｜「 . ! |　i! . . . ..＼　｀¨ ´　　　　　、　 ,:,:,:　|//|　　　やはり過去見る魔法と裁判官の相性は抜群ですね。
｜| . .| .ヽ」＼ . .＼|　 ,:,:,:,,　　　　　　 ′　　　 |//|
｜| . .| . |∧ . ｀⌒「　　　　　　　　　　　　　　 /|//|　　　貴女を最高裁判所長官に推挙した甲斐があります。
｜| . .| .//∧　　 ∧　　　　 ,　-‐　フ　　 ∠｜/,!
｜| . .|////∧　　｀ゝ　　　　｀　ー ´　　ｲ| . ｜/,!
｜| ..//////∧ . . .∧ ｀≧　　　＿＿／二Vヽ.ﾉ//　　　　　　　　　　　　　「その際は誠にお世話になりました」＞映姫
/:/ ///ｨf二ﾆ}!、 . . ∧　　　 ∧;i!i!|::::: ∨二]|}//
. | . ,ｨ仁二二 Ⅶヽ . .∧　　　,//|i!i!|::::::: ∨二]./
斗f´二二二二Ⅷi!i＼.∧_ 　 |//|i!i!|:::::::::::| 二]!
⌒＼二二二二}ヽi!i!i!.＼}/≧}//|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i＼二二二｝ﾄ:＼i!i!i!i!≧///.|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ:::＞i!i!i!i!i!i!i!i!|i!i!|::::::__::::｀ヽ」
i!i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ:::::::::::＞i!i!i!!|i!i!|r ´/::::::::::::∨
i!i!i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ::::::::::: ,ｨ　¨ ⌒´_/:::::::::::::::::}

　　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼＿／/
　　　　　　　　　　　 /:::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
　　　　　　　　　 /／::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ:::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　＿／::／:::/:::::::::::':::::::::l:::::::l::l::::l:::::::::::::::::lヽ:::::::l:::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　ヽ-:::::::l::::::l::::::::::::l::::::::/l::::/=l::::l:::::::::::l:::::l ヽ:::::l:::::::::::ヽ:::ヽ
　　　　　　　　　　l::::::::l:::::l::::::::::::l:::::://／　ｌ::/l::::::::::l:::/≡l::/l::::::::::::::l:::::::l
　　　　　　　　　　l::::l::ヽ:::l::::::::::::l　ィ毛ミz 　/:::::::://　　ﾚ :ｌ:::::::::::::lヽ::::l
　　　　　　　　　　ヽ::::::ヽ::::::::::::::l　{o:::l　l　/:::::／ィ毛ﾐz　/::::::::l::::/ l::::l
　　　　　　　　　　l:::ヽヽ:ヽヽ::::::ヽ弋::ﾉノ　　　　　{o:::l l　/::::::::/::/ /／　　　（最高裁判所長官に推挙できるか）
　　　　　　　　　　l:::::::ヽヽlヽ:＼::::ヽ　　　　　弋::' ' /::::::／／
　　　　　　　　　　l:::::::::::::::l:::::::::::l　　　　　　　丶　　／:::／　　　　　　　　　（上級貴族でもできない事をやれるなんて
　　　　　　　　　 /::::::::::::::::ｌ::::::::::l＼　　　　　　　　　　/:::::l
　　　　　　　　 /::::::::::::::::::l::::::::::l　　　　　　⌒ 　　／::::::::::l:ヽ　　　　　　　　　清姫様の権勢は未だ衰えていないね）
　　　　　　　／:::::::::::::::::::::l::::::::::l　　　　 /　　　＜::::::::::::::::::l::::ヽ
　　　　　／:::::::::::::::::::::::/ l::::::::::l￣￣￣｀────── -　::::ヽ
　　　／::::::::::::::::::::::/´　 l::::::::::l　　／　　　　　　　　　　　　＼＿＿
.　　／::::::::::::::::::::::::::/　　 l::::::::::l ／　　　　　　　　　　　　　　/　　　 /─
　／::::::::::::::::::::::::::／　　　..l::::::::::l　　　　　　　　　　　　　　　/　　　 /

　　　　　 , '　　　　　　,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
.　　　　 /　　　　　 ,'　　　　　　　　　　　　　　　 :.　　　ﾍ
　　　　 ∧　　　　 :i.　　　　 .　.:　　　　　　　　　 :.:.:.　.　 i
.　　　 ,'　,　　　 :　 .:i!:. :　　　.　 :　.:l.　　:.　　　:.　　　　　 :.:.:.:. :.:.　l､
　　　　 i　i!:.　　　:.　:.i !:. .:.　　 :.　i .:.lﾍ:.　:.:.:.　　:.:.　　 .:.　 :.:.:.:.: :.:.　| ヽ
　　　　 l　!i.:.:.　　:.:.:.:.i__､:.:､:.:.　 :.:.l.i:.l.._ﾍ.:. .:.:.:.　 :.:.　 .:.:.:. i.:.:.:.:.:.:.:.:.: !　｀
.　　　 ', ',ﾍ.:.:.:.　:.:i､ i''''ヽヾ:.:.:.:..､ﾍヾ'''''ヽﾍ:.:.:.:.:.:.i.: .:.:.:.:.:,':.:.:.:.:.:.:.:.:/
.　　　　 ', ', ヽ.:.:.:.:.ﾍヾ､　ヾ＼:.:.ヾ､　　　ヾ＼:.:.i:.:.:.:.:.:./:./:.:.:.:,':./､
　　　　ヾ､｀,,_:.:.:.:ﾍ＝＝　　￣　＝＝＝　.>':.:.:.:.:./ｨ':!:.:.:.,', ':.:.:.　　　　　　（やはり魔女になった以上は
　　　　　　 '　ヽ､､､ゝ　　　　　　　　　　　彡:.:.:.:.:':.:.:i:.:!:.:, ":.:.:..:.:.
　　　　　　　　　　 i! 'ﾍ　　　　'　　　　　　 '"i.:.　　 :.,':.:!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.　　　　　清姫様に媚びを売って取り入るのが一番ね）
　　　　　　　　　　 i.!. 人　　　　　　　　 u　.,'　　 .:,':.:.:.!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
　　　　　　　　　　,' !　　ヽ.　 '､ﾆ二二⊃　　_./　　　./:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:　　　　（織莉子と違って私は上級貴族に取り入るのは難しいもの）
　　　　　　　　 / .i　　 .:.:.iヽ.　　　　 _. ＜/　　 /_:.:.:.:.:.:ﾍ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
　　　　　　 , '　.,'　　 .:.:∧::::｀:: -,＜:::::::::::/　　 /:ﾍ ,｀ヽ､:.:ﾍ.:.:.:.:.:.:.:.:.:
　　　　　　／　_.,'　　 .:.:/ ＿::::／::／!:::::::/　　, ':::／:::::::::::.｀　'._:.:.:.:.:.:.:
.　　　　　／,と'¨ /　　.:.:/´　　.:::::::/:::/::::::/　　/／:::::::::::::::::::　　　＞　._
　　　／ Ⅹ　　/　　.:.:/　　　　:::7::::::::::, '　　 ,'´:::::::　　　　　　　　／
　 ''"　, -'　　 ./ 　 .:.:/　　　　　 i ::::::::/　　 ,'　　　　　　　／
534 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/17(土) 13:29:58 ID:0D/rNApf: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|ﾍ
　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　 | ∧
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　　　　　　,'　／　　　　　　　　＼　　　　　　　V　 ∧
　　　　　 ,　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　V　 ∧
　　 |＼ /　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼￣　----∧
　　 |　ヽ:/　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　　 }　___
　　＼　/　　　,'　　　　　　　　　　　　　　　 l　　` ト- ／￣／
　＿＿〉{　　　 :|　 l　　l　　　　　　 |　 |　　　}　　　 V　　／
　＼　从　　　|　 l　　l　　l　　　 /　/　　　,:　　　 /-＜￣　、
　　＞ -〉　　　|＼|＼ |ﾍ　l　　// |/-|/|　/　　　 /　　　　　／
　＼　　人　、人ｨﾍ云ミ Vﾍ / / ｲ芹≠V　／／ |Y^Y_ ／
　　　＼,,/| ＼＼从廴.::ﾉ　　　　　ゞ- イ／/ｲ　}　||　|_|l　　　　司法が上級貴族から独立して正常に機能しているのは良い事です。
　　　　　| |　|_|ヽ|ヽ　　　　 '　　　　　　 |　　 |_ノ　　　　,
　　　　　|_|　　　 | 心　　　　　　　　　　　|　　 |　　　 V 　'　　.　『中級貴族の子女から突き上げがあった』
　　　　　l　　　　 l　　ト　　　｀　´　　　ｲ　 ,;　　　　 V　 ,
　　　　 ,　　　　 /l　　|　　＞　　_　イ _ | 　 / V　　　　V　　　　と聞いたので心配していましたが、一安心ですね。
　　　　/　　　　/ l　　 --　V∧　　／/ l　 /　〉＼　　ヽ l
　　　 /　　　／￣/￣｜　　V∧／//／l　/ ／|　　＼　　＼
　　　/　　l 　　〈　　 |　　　V///／　 l / ´　 |　　　＼　　ヽ
　　 /　___ |　　　〉　　|　　　 V／　　／「￣￣　　　　　> 、＼
　　/ / V |　　　　| 　　|　　／　　／　　|　　　　　／＼ |　　＼

　　　　　　　　　　　　／＼
　　　　　　　　 _／／＼＼- ､.,_　　／! 　 ┛┗
　　　　　　　,.　''"´∧　　　/　/　　　`／　 | 　 ┓┏
　ヽｰ---＜:::::r─ｧ'"￣｀Y´￣ヽ‐-＜.,_ 　　|
　　　＼＿ｒ''"´＞''"´￣￣￣￣￣`''＜. ＼ /､__
　　　「｀＞'"／::::/::::::|::::::;|::::::-;ﾊ‐::::|::::::ヽ/ 　 /-=ニ二l
　　 ,く7:::::::/:::::::::/-‐/|／ |::::::/__|::::;ﾊ:::::::::Yヽ/＼
　／/八::::::|:::::::/:::／:::::::::::|／ ::::::::::::::: |:::::::|:::|　＼＼　　　　　　不逮捕特権は王族か伯爵以上の貴族とその家族のみが対象だから
く／.//| ＼|::::/::| :::::::::::::::::::::::::::::::::::: ⊂⊃/::::|　　_）ﾉ､
　 .//| |　 7ﾚ'::⊂⊃:::::::::::::::::::::::::::::::::::: ﾚ':!:::::::!　/／＼＼　　　子爵以下の貴族とその家族は対象外です。
　,'.,'　'､＼/:/:::::八　　ー　―一　　 /::::|:::::::|／　　　〉〉
　| |　　｀7::::i::::::::::/`:.､　　　　　　　／:::::/:::::::／￣￣//／　　　それに不満を持つ者はいます。
　､＼＿|:::::|::::／|:::::::;|＞,､.,__,,. イ/::::／__／／　　 //
　　 `''ｰﾚ'´∨　 !::／イ＼＿_／|／　／／　／／
　　　　　ｒ-‐＜王「´　＼＿||＿,,.　／／　r‐ヽ／∧
　　　　　∧ ＼.　　　　　　　。|　／／　ｒく＼　）'　〉
　　　　〈.　＼ |　　　　 ,,. - ､／／　　ト､ヽ　/| ,.ｲ＼
　　　／/|ヽ.__ﾊ　　／､＼〉　　 , イ`　／:∧　!＼.＼
　　／／7　　　 | rイ　＼ソ´ ,.. ＜|　|ヽイ::::/　/ヽ.　〉　〉
　/ /　 /　　　　ﾚ'　|-‐'´| |"´|　　 .|　|::::＼/　/　　Y´／＼
535 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/17(土) 13:30:29 ID:0D/rNApf: 　　　　　　　　　　　　　　　|ヽ　　　　　　＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　| ﾊＹ　＞''て　　　　|＼｀''＜　＞''7
　　　　　　　　　　　　　　　|/ |>'´: : : ≧: : : : : |　＼: : ,ｲ　/
　　　　　　　　　　　　　 r'~　/: : : / : : : : : : : : :'，　＼.　 /
　　　　　　　　　　　　　 | ,ィ^: : : ,' : : : : : : : : : : ﾍ　　　ヽ |∨__
　　　　　　　　　ヽ￣,' : : : : ,' : : : : : : : : : : : : :｀ヽ　/´　／
　　　　　　　　　　　　　>l : : : : :ｌ : : : : : :＿__: : : : : : : |/　／===ﾐ　　..　中級貴族や下級貴族が不当逮捕されても
　　　　　　　　　　　ﾍ |: : ＞'"￣ : : : : : : : ｀''＜ : : | ／　　　//
　　　　　　　　　　　 |: : : : : : ', : : : : : : : : : : : : : :/:.ﾄ<⌒ヽ_/　　　.　立法や行政には影響がないから
　　　　　　　　　　　　　ハ､ﾄ､ヽ､ : : : :,ｲ:/ｨ:／|ｲ:ｲ/: :|.i ｢| :｢|l
　　　　　　　　　　 ,: : |ヘ',.ﾐ==ﾍ／/' ｨ==‐'' | : : : | /|」 :|」l　　　　　特権を与える必要はないと思いますが
　　　　　　　　　　 7: : |: : :ﾊ.　　 ,　　　　 |: : : :l: : : : : : :l
　　　　　　　　　　 7 : : |: : :|∧　　　　　　ｌ : : :ﾊ: : : : : : :',　　　.　彼らはそれが不満なのでしょう。
　　　　　　　　　 /: : : :|: : :|//ﾐh､　＾＾　　 , l : : ﾊ ∧: : : : : ∨ /
　　　　　　　　　　　/: : : : :|i : :|//⌒⌒ヽ､ .＜. l: : :/　／乂 : : : : ∨ /
　　　　　　　　 /: : : : : :|l : :|7 /ﾆﾆﾆ7/　　从:/／　　／｀''＜:.∨ /
　　　　　　　 ,ｲ: : : : : : 从八 /ﾆﾆﾆ7∧ﾍ／},ｲ´　　／　　　　__､:＼
　　　　　　 , イ: : : : : : : : : :/ 7/ﾆﾆﾆ7/　／／　　／　　　／　ヽ!: :＼
.　　　　＞''´: : : : : : : : : : : /| 7/ﾆﾆｱ,ｲ／／　　／　　|　/／　　　 l : : : :` ､
　＞''´ : : : : : :／ : : : : : : |. 7/ﾆﾆｱｲ. ／　　／　　 i |.／　　　　　|! : : : : : :ヽ

　　　　　　　　　　　　　　　／＼
　　　　　　　　　 _,,.. -─ｧ' 　 o　ヽｰ-､＿
　　　　　　ﾄ／::::::::::::::::|| l}　人」 |::::__:::ヽ/／|
　　　ﾄ.､＿/:::::::::::::::::::::r|ト-‐'"￣Y´　ヾ／::::/
　　　､:::`'＜:::::::::_;r'´￣｀アｰ ''"´￣　　｀ヽクl
　　　　＼＿;:＞'"_」-‐ｧ' / ,ﾊ　　 ,ﾊ　 ,　　 ∨　　　　そもそも青藍神話は他の神話と違って天国や地獄は存在しません。
　　　　ｒ'　_,,.. イ／/　;　/メ､ |　 / イ/| 　 !　ﾄ､
　　　く＿＿ｒ'､_」 |　ｌﾚ'_____,. |／　_'___,!　;'　ﾊ.」　　.　つまり、神々による死後の裁きは存在しないので
　　　／/|　　　 |　|'､__,ｒｿ　　 'i__rﾉ∨ﾚ'l::|
　　／　/ﾘ　 i　（ｒ|　 ,""　　　 .　 ""ﾘ//:::/　　　.　人間の罪は人間の司法で裁かないといけません。
　　 |__／ /　 ,' 　八人　　　　_ 　　ム 'イ
　　 {　{　,　 ./　 /　ﾊ　＼　　　 .イﾘ/ｲヽ＼　　　　『生前に裁かれなくても悪い事をすれば神々に罰を与えられる』
　　､/::{　 /　 ;　 /　}_ﾉヽﾉ｀lT斤､//＼　 }／
　　　/::/∨{rﾍ､|／王}ヾ::＼ヽ」」 |://,ムﾊ　　　　　..　という価値観がありません。
　　 ,':::;'　　　　/ｧ'" ￣ ∨:;::ヽ--':::| | rｒｒｧ}
　　ﾚ」　　　 |　　　　 |!:::::::::::::○| | {l非}|〉　　　　.　それだけに司法の重要性は重いですよ。
　　　　　　　　/　　　　　 '､:::::::::::::}{| | l}＝{|ｧ
　　　　　　　〈　　　　　　〉:::::::::（ |／)ｒ-'||
　　　　　　　　くrｧ＝Ｙ＝ｧ'::::::::::__/ ／）｀ヽﾍ
　　　　　　　　 lＬアム_ﾑ}:::::_/ /{　ｒﾉ､_｀ｿ,ﾊ
　　　　　　　　　ヽ.　ｒ'"´￣ {　{　イ八ヽりﾉ
　　　　　　　　　＼　　　　ヽヽノ|_|＿__|'"
　　　　　　　　　／::::`:ー--‐'_)::::::::〈
　　　　　　　　　/::::::::::::::::::::::/!::ヽ:::::::::':､
　　　　　　 /::::::::::::::::::::::/:i:::::::l:ヽ;:::::::':､
　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::/::!:::::::::!::::iヽ;:::::::':､
　　　　　／:::::::::::::::::::／::::l::::::::::i::::::l::::＼::::::＼
　　　　 `rー:---‐'"::::::::i:::::::::::!:::::::!:::::::ｌ`::ー;'
　　　　　 /::::::i::::::::::l:::::::::::!::::::::::l:::::::::i::::::::!::::::ｌ::＼
536 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/17(土) 13:32:34 ID:0D/rNApf: 　　　 j!　 .|　　 _　　 -―――-　　/　　 |
.　　 ,′　レ ´. . . . . . . . . . . . . . . .⌒ヽ/、　 /}
　　 /　　 .|.／ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .｀　〈 .|
　 ./　　　 |　./. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ＼
　/　　　 /_ノ| . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ . ヽ. . . . .V
ノ　／￣　　/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | . .| . . . . .∨
|　　　　　／ .| . . . . . . __|__ . . . . . . . ￣|￣|ヽ| . . . .∨
|　　ィ´ . . . | .| . .|／ . .! . . . . . . . . . ...| ノ| .ﾉ! .|.. . .|
|　 /.::」 . . . ...| .|／| . .| ..|ハ . . .| . . ./|ｨ===ミz、! . . |
_／⌒ﾊ . . . . ', | . .|ヽｨ==ミ } . .ﾉ . ./ｨ {:i:ヽ:|　}】. . .i .|　　　.　七大神は元々恒星間文明を目指していた為
　　　　.} . . . ..ヽｨ／ /:,-:::| ／} .／　辷ノ　ﾉ|　 /./
、　　 /|ヽ . . . . 【{.　 { :i::」:|　　　　　　　　 .|／|ｲ　　　　　管理下の文明を星間国家に成長させる事になりますが
｜「 . ! |　i! . . . ..＼　｀¨ ´　　　　　、　 ,:,:,:　|//|
｜| . .| .ヽ」＼ . .＼|　 ,:,:,:,,　　　　　　 ′　　　 |//|　　　　　そうなれば人間の数は膨大な数になります。
｜| . .| . |∧ . ｀⌒「　　　　　　　　　　　　　　 /|//|
｜| . .| .//∧　　 ∧　　　　 ,　-‐　フ　　 ∠｜/,!
｜| . .|////∧　　｀ゝ　　　　｀　ー ´　　ｲ| . ｜/,!
｜| ..//////∧ . . .∧ ｀≧　　　＿＿／二Vヽ.ﾉ//
/:/ ///ｨf二ﾆ}!、 . . ∧　　　 ∧;i!i!|::::: ∨二]|}//
. | . ,ｨ仁二二 Ⅶヽ . .∧　　　,//|i!i!|::::::: ∨二]./
斗f´二二二二Ⅷi!i＼.∧_ 　 |//|i!i!|:::::::::::| 二]!
⌒＼二二二二}ヽi!i!i!.＼}/≧}//|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i＼二二二｝ﾄ:＼i!i!i!i!≧///.|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ:::＞i!i!i!i!i!i!i!i!|i!i!|::::::__::::｀ヽ」
i!i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ:::::::::::＞i!i!i!!|i!i!|r ´/::::::::::::∨
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　　　　　　　!　ヽ　　　　　　　　ﾍ　　＼
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　　　　　　 ', 　　ヽ　　　 _.. . -‐:ﾍ.　　　＼-. .、
　　　　　　 ',　　　　.>. '". . . . . . . . ﾍ　　　　　＼. . ｀＜
　　　　　　　　ﾍ　, イ. . . . . . . . . . . ､. ..ﾍ.　　　　　＼. . . . .丶、
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　　　　　, '. . . . . . . . . . . ', . . . . . . . . . . ..ﾍ .ﾍ　_.．'"　　　　ヽ. ./l. .　ﾍ
　　　, イ. . . . . . . . . . . . . .', . . . . . . . . i ._.＞'"　　　　　　　　　}/ .|. . .　ﾍ
　／ィ / ,'. .　. . . . . . . . . . ', __. ．-‐''¨　　　　　　　　　　　　〃　 | . . . . ﾍ
　￣./.,'　i . .　. . . . -キ'' ¨　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　 !. . . . . . ',
　　/ .i . .|.　!　 . . . . . .「¨￢‐r. ．＿_　　　　　＿ . . -ィ" /.　　′|. . . . . . . ',
　_/　l　. i　.'　 . . . . . . ｌ . i. ._|_i__ . . :i￣,￣.￣. . . . . . ..∨　　 ′ .! . . . . . , . ',　　　　　そもそも神話の多くは小さな集落や都市国家規模で発生します。
. 　￣!　. i . .'　. . . . . . .|ｨユ´|. |. ￣7| .ハ. . .ｉ. . . . . . . . ',　　/　 .,′. . . . . ', . ',
　　　|　. .', . .', . . . . . . .l /l. ィ＝=.7‐:l/.: :V ,' . . . . . . . i .',　/　 ./＿__. . . . .ﾍ .　　　..　その程度なら人口は数十人から数万人程度なので
　　　l　. i .', . ﾍ. . . . . . /: l. 芝芋芋芍ミｉt|/. . . . . . . . .i, .i '　_ ｲ_-_-_二ム. .ﾍ
.　　 l . .|!. .', . .ﾍ . . . ∥: |./'" V:;i;:j:;:}./ :/. ../. . . . . . . !. .７´_-_-_-_-_-／. . .　　　　　死後の管理も簡単にできます。
　　　 ', .! V .ﾍ. . .ヽ. ! {: : :' : : : :ヾシ'": :/ ／. . . . . ./. .! ./ |._-_-_-_-／. . . . .
　　　　'.|　ヽ . . . . . }N : : : : : : : ":x:x:/.ｲ /. . . . ／. .,/./　i!Yヘﾆ／ . ﾍ. . . . .　　　　　しかし、星間国家だとそうはいきません。
　　　　ｌ　　 ',､. . . ノ　ヽ　　　　　　　′/ . . イ. / . 〃'　/.l_|-!. . .丶. . ﾍ. . . .
.　　　　　　　 ',ﾞ . ﾍ　　　　　　　　 /ィ7 . . ./. . . !_ .ｲ. .|_|-|. . . . .＼ .丶. .
.　　　　　　　 ', . . .ヽ　　　　　　　　　　　∥. . . . . . .l　:|. . .Чﾉ. , . . . .　＼..ヽ
.　　　　　　 ',. . . . .ヽ　　-‐　　　　 /ｲ. . . . . . .l　 :!. . . . . . ., . . . . . .　＼.
　　　　　 ,rﾆュ､',,,ｉ_. . . .|＼　　　　　　 ,/ ｉ| . . . ∥ ,′ :l. . . .!. . . ', . . . . . . .　.＼
.　　　　 ∥z-ヽヾ_ヽ. . .l　 iヽ、　　 _. .＜!. . . ./i. ,' 　 _.', . . .!. . . .', . . . . . . .
.　　　　∥_>'ikヾi .liﾍ Y .!　i. . .ﾐﾆ.「. . .ｌ . |. . ../ |.ムr＜>', . . ',. . . .', . . . . . . . .
　　　 ∥〈_{ﾆ>∥ﾆ7 /. .! ,'. . / . . |. . . !. ,l . ./,:zlA＞'",ｨ. ',. . .',ﾍ. . .', . . . . . . .
　　　 ∥x人|k∥ﾆ7 / . .|/. ./ . . . |. . .／i|. /il㌢",ィ,ィ" 　 V . .', ﾍ. . ', . . . . . .
　　　∥i7 Y l∥ﾆ7 /|ﾍ. .!. / . . . . !. /,ｲｌｉl./'"　 r'"'"　　　 .V. .';ｰ:ヽ. ', . . . . .
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　∥ﾕ} y∥ﾆ7/ｨ" . . . . . . ,ｲ　＞:":::r＜　　　_　 ./.;.;.'::::::::::::::::::::::::::＞.;.;";ヽ､.
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }、
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　　　　　　　　　　　／ ' 　}/{　　　　　　　　＼／
　　　　　　　　　　〃　' 　/ /　　　　　　 |　　　　'，　　　最低でも１００億人以上の人口を管理しないといけなくなります。
　　　　　　　　　ｌ| 　{　/ /　　　 | 　　 | |　| 　ハ〉
　　　　　　　　ｌ|＿{ 〈　{　　ィ　| 　} 　抖f芹/_)　　　　これでは死後の裁きを実行できずに
　　　　　　　　　　　ｌ|⌒＼_V　　Ｎ斗f芹}／　vｿ^〈'，
　　　　　　　　　　ｌ|　　(___{＾、 v Vrソ　　　　 l !　　　　破綻するのが目に見えています。
　　　　　　　　　ｌ|　　{}八__|＼〉　　　＿　　ｲ |
　　　　　　　　ｌ|　　　　{}_|　{＿＿ |　　|=≦Hノ┐　　　故に七大神は死後の世界を意図的に構築しなかった。
　　　　　　　　　　　j|　　　　 {∧ {､ ⌒{ |　　|〈　| ﾚ⌒L
　　　　　　　　　 j|　　　　_j＿}ハ＼cｌ| 　ﾊl 　l/　　 }、
　　　　　　　　　　 j|　　　　{￣　⌒ア⌒` v′_〉_}⌒ｌ　　ヽ
　　　　　　　 j|　　　　　'，　　/　　　　`丶､J 　{　　　　⌒＼
　　　　　　　　　 j|　　　　　　'，　　　　　　　ヽ　、　　　　 }
　　　　　　　　　 j|　　　　　　 }　　　　　　　　　　|　　 )　　　　 }
　　　　　　　　　 i{　　　　　く　　　　　　　 |__／　　　　　 }
　　　　　　　　　 i{　　　　　　　}　　　　　　　　　　 |_] ',　　　　　 }
　　　　　　　　　i{　　　　　　　}　　　　　　　　　　|八 ',　　　　 }
　　　　　　　　　i{ 　　　　 /}　　　　　　　　　　|⌒} ',　　　　　 }
537 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/17(土) 13:33:11 ID:0D/rNApf: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.
　　　　　　　　　　　　　　　　　_　 -=／o＼=-　_
　　　　　　　　　　　 _ -=ﾆﾆﾆ／　_　_　＼ﾆﾆﾆ=- _
　　　　　　　　　　 _ -=ﾆﾆﾆﾆ／ ∩└┘∩ ＼ﾆﾆﾆ=- _
　　　　　　 _,.､ -‐ ''"´￣￣)_/￣(_　 -=-　 _/￣∨￣)｀ﾞﾞ'' ｰ､_
　　　　　　　＼::::::_／∨)ノ'"-=(￣＼-= =-/ ＼_)=-/}_)＼::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　 X ＼/￣＼＿/: / : :/ : i: ', : : ヽ ∨　/}_　)￣＼::X
.　　　　　　 ,.ゝ- /　　／ ,.: : /: : ,' : : :| : ,: : : : ' :￣＼＿ヽ _,/ 　 )　　　　じょうぎ座銀河団全域を領有した現在では
　　　　　　_　-=) -＜　 /: :／:／:i : :{ /: : | : :} : : : :} : : i : : :∨~＼/⌒
　　　　_-ﾆ- '" }/　 /⌒: : :／ : : | : : :| : : | : , : :, : :| : : :| : : 〈_ 　 (　ヽ　　　　王国の人口は５００兆人に増加しています。
　　　_ﾆ( -='"　~}_/: :/:／: : : : ‐|―-| : : | :/ 斗‐/} : : :| : : i :)-　(　　〉
　　_::'" ﾆ_　　　 / : : / : : : : : ／∨,/} /:,'/／ / '　} : : :! : : } :}/'"~　/　　　　じょうぎ座銀河団の開拓が進めば１０００兆人は超える筈で
　/　'"_,､ -‐- ''"´／/ : : :/: :,f笊冬ト､　　　,ィf冬ｋ|: : / : : : : |　　 /
,// ／　　／: : ／／ :/ : /{'( r杙vツ　　　　ﾋvツ/: /: : : / :/_,.　'　　　　　　他の銀河を開拓するなら更に人口が爆発的に増える事が予想されます。
'/ / 　／: : ／／ : :/ : /　ゝ-',　　　　 '　　　　ノ: / : : :/ :/⌒)
../　　⌒/／⌒', : : :{ : :{:: {:::::::::∧　　／＼ -=ﾆ／: : : /／　 /　　　　　　..　確かに七大神が死後に裁ける人口ではありません。
,　　／　　　/: :/: : }'"~　⌒ヽ＞／r = _ ＼'": : : ://'
／￣　　　／￣ : : ノ　　　　 }'" -= ,.　''"´: : : ／'　　　　　　　　　　　　　七大神が死後の世界を用意しなかったのは当然の事でしょう。
　　　　　 /'" ￣￣　　 _,. r- ＝| i!,.　'´: : :/ : ／=-, _,.＿,._
.　　　　　 '　　　　 r- '"　 }:{i:i:i://: : : : :／,. '{',i:i:i:/ﾆ/ 　　＼　　　　　　　　私でも同じ立場ならそうします。
　　　　　　　　　　　i!　　 v/ニニ,' : : :／-ｫ(_,'| {ニﾆ/　　　　 i
　　　　　　　　　　　i! 　 v/ニニ〈: : :/三| |三 {, ',ニ{　　 ,　　　∧
　　　　　　　　 i!　／ニニﾆ( ),:(　,. '"~｀'ｰ､ ∨i! ／　　　 ∧
　　　　　　　　　　 i-=ﾆニニﾆ／ﾆﾆi! '"　／, -<　∨　/　　　　　∧
　　　　　　 _ -ﾆニニﾆﾆ/ﾆニニi!　-/,/, ∩　　∨　　　　　／
　　　　　　 ,'ﾆニニニﾆ( )ﾆﾆニﾆi! 　 X 　仏　　 V＿＿／
　　　　　　 {ニ｀ﾞﾞ''ｰ-三三-‐ ''"´i!_＿＿_i!ﾆﾑ　　 ∨ ￣∧
　　　　　　　　 ∨ニニニニニニニニニ三三三'∧　　 ',/{　　i!
　　　　　　　　＼ニニ=-─ -=ニニ三三三三∨}_/)/　〉　 i!
　　　　　　　　　　　',ニニ(　)/ニニニニニ三三( ＼_/( ,/{
　　　　　　　　　 |ニニニニニニニニニニニ/ r　　v i∧ /
　　　　　　　　　 |ﾆニニニニニニニニニニ{ ∧　　　 //}
　　　　　　　　 i|ニニ(　)ニニニニニニﾆ/∨　　　　 }'
　　　　　　　　ゝニ三ニ三ニ三ニ三ニ〈　 ∨ 　　／　　　_,. -‐''"´:/- _
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　　　　　 ,.､ -‐''"´ニニニi!ニニニニニニ／ニニニ=- _ -=//:.:.:.:.:.:.//:::/　　 i! i!
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538 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/17(土) 13:33:55 ID:0D/rNApf: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i　∨
　　　　　　　　　　　　　　　　}',　　　　_　　　――　　　　、　　i　 ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　i　', ／　　　　　　　　　　　　　　ヾ　　∨
　　　　　　　　　　　　　　　　i,／　　　　　　　　　　　　　　　　　',
　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　_　　ヽ　',　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　ヽ￣　ー'-　　＼　　／/
　　　　　　　＼　ー/　　　　　　　　　　　　　　',　　　　　＼　　　　ヽ　V　　/
　　　　　　　　　＼ ,/　　　 .i　　　　　　　　　　　', 　 ',　　　　　＼　　　 /　 /　　　　故に司法の独立は重要です。
　　　　　　　　　　　　/　　　　 i 　i　　　　　　ヽ　　 l　　.i　　　　　 ',　　　　／
　　　　　　　　　　　　{　　 .{ 　 i　.{　　　　L＿i__ヽ　}　　i　　　　　 i　　へ　　　　　　　それを脅かすなら問題の中級貴族には注意しておきましょう。
　　　　　　　　　　　　i　　　{　./i　|',　　　 }　.ハ　ヾ}　.ﾉ　　　　　　lノ:::::::::::ヘ
　　　　　　　　　　　　i　　　 { /ゝ个、　　i }　 xzZzza ﾉi　　　　.i　./::::::::::::::::::::::ヘ　　.　必要な改易します。
　　　　　　　　　　　　.i　、　ぃィkz.' ,　 i　ﾚアVIりヾ/.／　　/i ./ﾍ:;;;;;∧::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　 ', i ＼　 {《Vｊﾊ　ヽi　　　　ｘンｿ　i　　/　}/i } |　　ト--　'
　　　　　　　　{~. ^, 　　ヾ　| ＼{. Xツ　　　　　　　// ｿ }／　　　l. 'ﾉ'i',　 .|',　',　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「よろしくお願いいたします」＞映姫
　　　　　　　ﾉi　',　.　　ヽ.|　　ヾ''' 丶　　　　　　　　　　　|　　　ﾚ　 i_',　.|_ゝ ',
　　　　　　　/i .l　',　i　　　 |　　',　　　, --　、　　　　　　 i　　ハ　　　　　　　',
　　　　　　　', i　'　　.i　/'i　|　　ゝ　　ヽ、　..　　　　　　　 .i　　i　　、　　 i　　　 ∨
　　　　　　　 i　／　　ﾚ　i　 i　　 {　＼　　　　　　／　　 .i　　i　　　、　　i　　　 ∨
　　　　　　　 .i　　　 /　.}　 i',　i　',　　个ｰ=彳　　　　　 ..i　　|　　　i　　　i　　　　 ∨
　　　　　　　　|　　　.{　 i 　 i ', i ', 　　i　ヘ__|　　　　　　ﾘ　 .|　　　　　　　i　　　　∨
　　　　　　　　.|　　 .{　ﾉ　./　',i ／{__／. ＼iiゝ　　　　ノ'i　i',|ヽ　　　　　　i 　　　　.　∨
　　　　　　　　」　　;　ｿ＿/,, ／　i |:::::＼:: : ＼iiゝ　　　　 ', | }/i::＼　 _　　 i　　　　ト.　＼
　　　　　　　/il　^'''　./...',　　　　 .i i::::::::::::＼:: : ＼iiゝ　　　.i| //i :: iヾ_ゝ＼ i.　　　　 l　＼
　　　　　　/:::::::l　　　i ::::::',　　　　.i.l 、:::::::::::::ヽ:: :: ヾiiゝ　　///i :: :i:::::::...'、　＼　　　 i　　ヽ　',
　　　　　.∧::::::::|　　 i　＼ ',　　　　＼ヽ :::::::::::ヽ:: :: ヾiiiゝ///i :: ::/:::::::::::ヽ, 　　 i 　　l　　　',　∨
　　　　/　 .i:::::::＼ } | 　＼',.　　　　　,　./:::::::::::ヽ:: ::ヾiii//ｿ :: ::/:::::::::::::::::>',　 ./　　　l　　　',　∨
　　　 ./　　　⌒i::::＼.|;',　　　i　　　　 ;　/::::::::::::::::ヽ:: :: ∨ｿ :: ::/:::::::::::::／,　　 .ﾍ―i　 .i 　　i.　 ∨
　　　/　　　　　 Lﾍ::ヾ ',　　　l　　　 ;　/::::::::::::::::::::::ヽ:／　:: ::/:::::::::／／　　　/::::::'ハ　 i　　/　　∨

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-‐＜_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,::´　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀　 ._
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _.　 ´　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀　..＿_ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ´　　　　 .;　　　　　　　/　　　　　 ∧　　　　　　　　　　　　　　　 `'＜⌒¨´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　 _,．　　ﾞ　　　　　　　　　　　≠=ﾞ､　::..　　　　　　　　　　　　　　｀、
　　　　　　　　　　　　　　　　　 .:´ 　　 ⌒〉　　 ; 　　　　　　　; 　　 / ／　　 }　j＾＼　　　　　 ::.　、　　　、　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　 /　／　　 ,　　　／|　；　　　　　　 | ／斗‐=‐x,　　　,´　　､　　　::. 「＼＼　　　ﾞ::...　　 `、
-‐…‐-　　 .._　　　　　　　　　 _｛　´　　　ﾞ　 .:´　 |　！　　　　　　 |　　 / ⌒i　　　/　　　　 ',　　 ::！　｀' ‐-　　ﾞ;＾'　.
　　　　　　　　｀　‐-----‐　 ´　　　　　 ;　 /　　！　j　　　　　！　　{　　　　／　　　　　 i　　　「　　　　　｀　　＼|
　　　　　　　　　　　_..　　　　　　　　　 | 　　　！八 ::.　　　　　::、　､__ﾉ　　　　　 ,JL_＿_｣　　　　 ::.. 　 i
　　　_..::=＝-‐　 ´　　　　　　　　　　　！　　　　　ﾞ, {　｀（＼　　　（＼　　　　　　　 /　厂} /　　　　　　「＼｜
　　´　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾄ　　　　｀i～　　　　　　　　　　　　i　 {_ /　 / .: 　　　　 ; 　丿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　. . . : : : :｜　　　 |　　U　　　　　　　　　｀　〃/　　　　,ﾊ　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . . . : : : : : : : : ｌ　　　　 |　　　　　　＼　　　　　　　　 ,ﾊ/ 　　／　｝
　　　　　　　　　　　　　　　　　 . . . : : :_..二._: : : : : :_,i　　　　　i、　　ｕ　　　　　　 .._　　 u 　 /　　　　 jﾞ　　/　　.　（あっさりと改易とか言っている）
　　　　　　　　　　 . . . : : _:.: -=ﾆ.._ ´ 　　＼¨´　,ﾞ　　　　 ,'⌒ヽ　　　　　　　　　　　　　　_(　　　　｛
　　　　　　　. . . . : : : : : : ／　　　　　｀丶、　　＼/　　　　 /　　　　　._　　　　　　　 _. ＜⌒ヽ、　　｀　　　　　　（やっぱり清姫様は怖いわ）
　 . . : : : : : : : : : : : : : : ,:´　　　　　　　　　　＼　 ,:´　　　 ,:´　　　　／＾＼　　 _..　＜⌒＼　　｀.　　　:,
: : : : : : : : : : : : : : : : : /　　　　　　　　　　！　｀.. ´　　　 ,:´　　　 , 'ﾞ｛ : : : : : : : : : : : :　　　丶　　　　　　ﾞ,
: : : : : : : : : : : : : : : : /　　　　　　　　　　！／　　　　.:ﾍ,　　　 /ﾍ,　＼_ : : : : : : : : : :　　　 :,　　　　　｀,
: : : : : : : : : : : : : : : /　　　　　　　　,≠´　　　　／　　｀､　　{　｀:,　　｀　　 .._ : : : : :　　　j,　　 :,　　　　ﾞ:、
: : : : : : : : : : : : : : /　　　　　　　　 _,． ´　　　　. ｲ＾＼　　｀､　　　ﾞ,　　　　厂＼ : : :　　 :＾,　　ﾞ::.　　　　＼
: : : : : : : : : : : : : /　　　　　_,,．　 ´　　　　　／　！　＼　 `、　　⌒} 　　 ..ｲ　　　ﾞ:, : :　 /　}　　「＼　　　　ヽ
539 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/17(土) 13:34:54 ID:0D/rNApf: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i｀V
　　　　　　　　　　　　　 iヽ　　　　＿　　-----　　　　|　∨
　　　　　　　　　　　 ,　 ',　　"´　　　　　　＿＿｀ヽ　 ∨
　　　　　　　　　　　　　　/　　}'　　　　　　　　　＼　　￣￣　ミ
　　　　　　　　　　　　 /＞''/　　/　　　　　　　　｀''＜　　　　 }
　　　　　　　　　　 r　´ 　 /　　 .′ 　　ヽ　　　　　　　｀''＜　ﾉ＞'''７
　　　　　　　　　　 {　　　/ /　　{　　　　 ',　　　 ',　　　 ',　 ',　　/
　　　　　　　　　　　 ', 　ｲ　　　　{ 　　　､_ﾊ_i＿　 ',　　　　}　 .',　/
　　　　　　　　　　＿_＼/　 i　i 　ﾄ.　　　　　| }ハ从/|　　　ﾑ　 }/
　　　　　　　＼　 i　i　|　| .斗ﾍ.　　　 i |.,ｨf弐ミ､!　　　/.| Ｙ }　.　大体不逮捕特権を持っている上流階級だって好き勝手してません。
　　　　　　　　　　　ヽ|　|　|　| 　|　＼　　Ｎ　乂ｚｿ》　　 ,'　}r } |
　　　　　　　　　　　　　{　|　|　| ,:f弐ミ.､＼{　　　　 / 　 /::　|ノ　|　　王国ではそのような愚か者は淘汰されます。
　　　　　　　　　　 ',　､ ',　《乂ｚｿ　 , 　　　　　/イ／　|　| 　 |
　　　　　　　　　　　　　ヽ　＼＼_　　　　　　　　　　 |　　|　{　　!　　それはわかっているでしょう？
　　　　　　　　　　　　　　　≧=- イ.　　　　 r_，　　　　 |　　 : |
　　　　　　　　　　　　　　　　|　|　　ゝ.　　　　　　　イ　|　　　: |　　.∨
　　　　　　　　　　　　 , 　| 　　　| ≧= -- ≦　.／|　　　| |　　 .∨
　　　　　　　　　　　　　　 / ／!　| 　ト- く　＼__ ィ　 |　　./}/　　　∨
　　　　　　　　　　　 / /　 |ノ|　　{､__　＼　ハ　.／|　 /　＞--　ミ∨
　　　　　　　　　　　　 /　i　　　 ', 　{　　｀ヽ.＼ﾉ／　 }／ ´　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　 /　 ,　　ﾉ　　＼{　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ',
　　　　　　　　　　 /　 /＞''　　　　　､　　　　　　　　　　　　　　　 , 　　 }
　　　　　　　　　　　/　／　　　　　　　　 ',　　 ´　　　　　　　　 /　　　ﾊ
　　　　　　　　　　 / ./　　　　　　　　／　　　　　　　　　　ヽ′　　.′∨
　　　　　　　　　　 {　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　 ',　　／}.　 ∨
　　　　　　　　　/　八　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i..ｲ::／:}　　∨
　　　　　　 / ／}⌒＼　　　　　　 {　　　　　　　　　　　　　　　　}イ　 ∧__　 ∨
　　　　　／　{ ,.:　＼}＼　　　　　 :.　　　　　　　　＿＿＿　　　ﾉ　／　 V
　　　　　／　　／　　　　＼}＼＿　　 .:',　　　＿..z≦＞ーミ二ﾆ≧＜　　　 {　　　＼
　　　　　　　〃　　　　　　 `≧=-　⌒´￣￣￣　　　　　　　　　,　　　ヽ.　　 ',　　　　＼
　　　 ./　　./ !　　　　　／　　　　　　　　　＼　　　　　　 /　　　　 ',　　 ',
　　　　　　 {　,　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　 ', 　　',　　　　　 V
　　　 i　　　V　　　　 ./　　　　　　　　　　　　　　　',　　　　　　　　　　　 ',　　 ',　　　　　 ∨
　　　 |　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ',　　 }　　　　　 ∨

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,........-／　　　　/',　＼＿
　　　　　　　　　　　　　　　　、＿＿　　 .,......:::::::::／　　　　　/　i　　　＼:｀ヽ,
　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　￣｀＜:::::::::::::::|　　､―,　　ヽ/　　　　 .＼::ﾄ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　￣｀＼,|　　 .Y´ｰ―/- 　＿i＼　/:::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/:＼　＿　　,r┴-､＿/￣￣ヽ　　_ ｀/´/::::::::::::ヽ＿＿＿＿＿,
　　　　　　　　　　　　　　　　　〈:::／´i　 f￣=＝＝＝＝＝=　'￣´/⌒F'--＜´￣　　　　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　r／_＞'彡／ー--　、　　　,.-}￣＜ﾆﾐ､'｀'''＼　　　　　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　T,ﾌニﾆ　ヽ／　　　　｀ｰ'´　/┴---' ,　＼｀''ﾐ｀Y｀ヽ,　／､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 Y-f´￣￣　 .´￣￣｀'''　／/　　 / ∧ i　.＼　｀ヽ__＞ヽ,/
　　　　　　　　　　　　　　　　／ﾆ>| | l　l　 /　ノニ,＞'''´.ノ　　 / /＿_l　　 .｀ー-T-､ヾ_j
　　　　　　　　　　　　　　　　｀ー,/| | l ,'　/／ ,ｲ;:::',ヽ　／　 .,ｲ /　_,!li.￣｀ .| .l l ,ﾄ=＝<_　　　はい。
　　　　　　　　　　　　　　　　 .∠,,,| i/r-／　 / ﾋ:ﾞ:ﾉ　/　／/ノ.,イ::::ﾘl　ｉ　 |,// i|＿＿ｼ
　　　　　　　　　　　　　　　　　／/ l/／i　　/　 ¨´　 i ／.　i´ 　､{::ﾞ::;ﾉ　ｌｌ |ｼ　l |＿ヽi　　　　上級貴族の方々は自浄作用が働いており
　　　　　　　　　　　　　　　／/,/　l ﾄ,./　 /　　　　　l´　､　　　 ¨¨/.,ｲ./ |_　 l lヽ
　　　　　　　　　　 /　/./　l　　l　 A　　　　　　　　　　　　　ノノ/∧ ',.). .ﾄﾄ　＼　　　　正常に運営できているのは承知しています。
　　　　　　　　　　　　　 /　/ ,{ ./|　i. | /､ .',　　　　 /￣｀ヽ　　　f´ ./i | lﾄ, ', .ﾊ,}　　.∧
　　　　　　　　　　　　　./__/　ﾘ'/|　l .|｀ー-'　＿　｀ー-‐'　　　　／Tﾘﾘ .ヽ,' ,ﾘ　　　∧
　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　,/ .|　l .|　::::. 　　...∧　　　　　　.／　ハ　,／ﾘ　　　　　.∧
　　　　　　　　　　　　　　.＼　/　 V,ヽ|　　::::::.　　::..∧._,i｀ｰ＜´,＿_,/./￣ //　　　　　 ∧
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540 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/17(土) 13:35:36 ID:0D/rNApf: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾍ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾍ　ヽ、
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　　ト .　　.',.,'. . . . . . . . . . . . . . . . . . . .',. .', . ', . . . _..',-‐. . ',. .', . .V"_-_-_-_-./
　　ﾍ｀＜} . . . . . . . . . . ',. . . . . . . . . .',. .',.､ィ". . . ', Ｖ. . .',. .', . .Ｗ-_-_-_/. ﾍ
.　　　ﾍ　 .!. ! . . . . . . . . . .' . . . . . . . . . ﾍ .', Vﾄ. . ..Ν　V . .',. .', . ',_ﾆ_-_./ . . . ﾍ　　　　　上級貴族が腐敗しないように私が監視していますからね。
　　　　ﾍ　 !. !. . . . . . . . . . .', . . . . . . . . . :ﾍ ', V　_,zzt芝≒ij| ', ', . {.. .}_/. . . . . . .
　　　　　ヽ.!. ｉ . . . . .', . . .j,. .ﾍ . . . . . . . .!.', ',i ,;t芝F";:}.:.:} ∨. .i..i . | /.,' ＞ｰ‐- ．　　　.　彼らも改易は嫌だから後継者の教育には気を付けています。
　　　　　,ィ.ｉ .',. : . . . .'.ィ" i:. .!∨､. . . . . .!. ! イ´∨ゞ::ィ: ｲ'' ∥ リ!. :〈_,'ｲ ,ｨtニtz,､
　　　ィ"　　i. .', ', . ィ"', . . i V! .ﾍヽ . . . .|ﾍ|　l. 　ゞ´　　　 .' . . . |,V.V　ｲヾ3, ｀VC　　　　彼らが持つ特権も必要だから与えただけです。
　　　　＞'"_', .', .', . . . ﾍ. . ', ;,ｨti芝ヽ、　!　　　　　　　 .,'. . . ..l. . . .V i8ﾆ=-LiF
　　＜.-_-_-_', .ﾍ .', . . . ﾞ;,ｨi;k:'":､:;:;:}:.〉｀ '　,　　　　　　　　,'. . . . .!. . .', .V.Fl{｀iﾍ-､
　　　｀＜-_', .',',..ﾍ. . . Ⅳﾍヾ､イ　　　　　　　　　　 i. . . . .,' ', . . ', Vi弋ヽﾍゞ
　　　　　　／∧ ',ﾍ. iヽ . Yヽ｀　　　　　　　 _.．、　　.ｉ . . . .ハ .', . . ',.VioYixﾍヽ
　　　　／ //.∧.', .〉､ iヽ.ﾍ}._、_　　　　　　　　V__.ﾉ　　 i . . . ,'. . ',__',. . .',.Vi7 ﾟ2_′
　　　　ヽ､/　¨ ハ.',{.　 !′ム'"人　　　　　　　　　　　 /.. . ..,'‐- ._V　｀￢∨'vn.＼
.　　　　　　　 ,' . ﾍ.',',　'　 !　i´ .V.＞. ．. ＿＿ . . ．イ∥ . ,'li}　 .l:.:V　　　∨{ l iv
.　　　　　　 /. . . .ﾍ '　　　 V. .V |r-=vｲt}　　　　　 ,',' . ,'i|i|　　|:.:.:V　　　VV､ヽ
　　　　　　 /. . . . . !ﾍ.　　　　 ', . } .|ﾍ　ヾi|ih､　　　 !!! ,'i|i|i　　.|:／　　　　Vﾞら
　　　　 , '. . . . . ..|. ヾ、　　 |. ∧'v:ﾍ　　寸|h、　　　!|,'i|i|7　　A　　　　　　V.ｽ

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　　　　　　　　{　　　　　／　　　　ﾊ　　　i　　　　 ',　　　　　 i　　　　ﾏ≦
　　　　　　　　乂＿　イ　　　　 ′　　 |　　　i　斗七''￣「 |　　　　 i |
　　　　　　　　　／ |　i 　　.」＿_ i　 i　　 }　　 |　 | |　　　　ﾊ |　　　　 | .i　　　　そもそも不逮捕特権は上級貴族が政敵を攻撃するために
　　　　　　　＜..＿|　|　　　 |　　 |￣「　.ﾊ　　 |　 | ! .ﾊ　 /　 |　　　.i　|　i
　　　　　　　／　　|　|　　　 |　　 |　 |　/　'　　 l　/ j/　j.ィﾁ￣,　　　/| /　 i　　.　他の上級貴族やその家族を不当逮捕すると
　　　　　く　 {⌒|　|　　　　＿_|＿j/　　 ',　/}/ 　,ｨ´:ij:::}　　|　　 / j/　　.i
　　　　　　　　／ ./|　　　　　　＼　{:::ij:㍉　 }/　　　　乂::ノ　 /　／ / |　　 i　　.　国政に深刻な影響が出るから
　　　　　　　　　 //|　ﾊ　　　　 | |　乂::ノ　　　 ,　　　　　　　/.イ　　　　 |
　　　　　　 // .|　 ∧　､　ﾄ.{ﾊ.　　　　＿　　＿　　＿ /　.|　　　/　　 |　　　それを防止する為の特権です。
　　　　　　　　/ｲ　,　　　＼ト.._{ .| ∧--vfニﾆﾆYニニYニニト-- ＜/＿　 .|
　　　　　　　./ 　 /　　　　i　　　.-=〈ニニニニニ|ニﾆﾆ}ニニニニﾆ/ニニ.＼|
　　　　　　 /　　/　　/　　}_.-=fニニ∨ニニニニ|ニニi|ニニニニ/ニニニニi
　　　　　 ./　　/ 　 /　　 /ニニヽニﾆ∨ニニニニニニ|ニニニ_/ニニニニﾆj
　　　　　/　　/　／　r≦ﾆヽニﾆﾆ､ﾆﾆ.∨ニニニ|ニニニﾆニﾆ/ニニニニ／|
　　　　./　　/イ　.′.|ニニﾆ.＼ニニ､ニ∨ニニﾆ|ニニニニﾆ/ニニニ_.／＼|
　　　 /　／　　/　　 >､ニニニ＼ニﾆ､ﾆ∨ニﾆﾆ!ニニニニ/ニニニ／　／ヽ
　　〃　　　　 /　　 /_　｀''＜ニニ＼ニニニニﾆﾆ!ニニニ./ニﾆﾆ／　　,　／ V
　 .//　　　　 ,　　　 V　｀ヽ　｀''＜ニニニﾆ∨ニﾆ|ニニﾆ/ニﾆ／　　　/ / 　　',
　　　　　 ,　　　　　i　　　ヽ　　 ''＜ニニニニﾆ|ニニ/ニ／　　　　/ /　　　_i__
　i { 　　　　 /　　 |　　　　 ∨　　　　''＜ニ＞ ´￣￣￣_ノ　　　　/ /　　.ｨf笊/
　| |　　 /　　/　　＿|＿　　　 .∨　 V　／ {´　ー== ニ､: : ',　　　 {/　.ｲ笊ｲ　′
　| |　　./　　/　　ﾏ笊笊≧x　ハ　　}／ {　 |　　__　---ィ: : :}　　 /{ｨ笊イ　　 {
　:,　　./ 　　　　 ∨　　ミ笊} _...ィ　　 .{　 |　　＿＿): : : : : } /､/ /イ　　　　ハ
　 ', ∨　　　　 / 　 ∨　　　　 {ff_/　　　 {　 |＿　　ィ＜￣￣/　　＼　　　 / 　〉
　　∨　　　 .／, 　　 i　　　　 .／/　　　 {　 |__..イ|| ﾊ∨＿__.,　　　　}
　 ./　　　／　/　　　.}　　／　/　　　 .{　 |￣￣「　ﾊ∨　 i　　　　,　　　　　　 {
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　　　　　 /　　/ ./　　/　　　　／　 { 　{　　〃　　　}:}　 !　　ｲ　　　　　　　　',
　　　/　　 /　　/ .〈　　/　　　　　. :　　　 }　 }__.//＿＿_.j:j＿| 0　　',　/　　　　　　 ',
　　 /　　./　　ｲ　　}　 ′　　　 . : :　　　 ,　 ,　(__)　　　 (__)　 ',　　　∨ /　./
　　i　　 /　／/ 　 /　　　　　　　　　　　/　/　笊　　　 /笊　　',　　　 ∨　/　　　　　　＼

神々が実在して清姫のような超越者が実在する王国では上級貴族は家を保つために必死だった。

特権を与えられてもそれに溺れて増長腐敗する余裕など彼らにはなかった。
541 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/17(土) 13:36:17 ID:0D/rNApf: 　ト _____} / . . . . . . . . . . . . |. . . . ..| . . . . .＼:::::::::::::::_}／:: |
　ヽ::::::::::/. ..|.　.　.|... . . . . ...|. . . . ..|. . . . . . . |⌒∨:::::::::::::∧
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　.＿ノ|　 /. ! . . . |. . |. . . . .| . |、. .|. . . . |. . .|. . . |:::::::: /　　　 ./
　　＼:|. . | . |.　.　|. . |. . . . .| . | | . |＼. . |. . .|. . . |⌒ヽ__／ヽ___/
　　　〈|. . | . |.　.　|. . |. . . ../. //. /ｨ斥≧-..｜. . .|!　| }!,|!. .|∨　　　　.　民主政治時代は女性の嘘や妄想で
　　　.|. . |. ..!. . . .| . .|＼. . . / | / ゞﾟ¨´　|. /|. . . ハﾉ/. }!. .|!.∨
　　　 .|. . |. ..|. . . .|. .∧　|. ./　|/ 　　　 |//./. / . |/.. |.j. ..j . ∨　　　　男性が冤罪をかけられる事例が頻発したから
　　　/┤.、八. . . |／⌒ |ノ　　　　　　 / |/.. /. . .|. . .| . . .!. . ∨
、___/ . | . ./ . ＼. |　,ｨ衍ｿ　　　　　　　 |/.|.... ..| .../. . . |. . . ∨　　　別の意味で必要になりましたね。
　　　　.| ./＼ . ノ |　ゞﾞ´　 }　　　　　,ィ!　　　 | .. ..|. /. . . /. . . . ∨
　　　　.|/　　|＼. .＼　　　｀＿＿／:::/　　　 .| .. ..|/_____/. . |. . . .∨
　　　　　 ∧. .｀⌒ ヽ　／:::::::::::::＼´　　　　/| .. ..|///∧___.!. . . . ∨
　　　　　　　 ∧ . . . . . .,;ﾟ:::::::::::::::::::::7　　　／.｜. . /jI斗f´　 ∨. . |. ∨
　　　　　　　 .∧ . . . ...,;ﾟ::::::::::::::::::::7__　／　イi!. ..//　　　　 | . . | . .∨
　　　　　　　 |. . . . .,;ﾟ::::::::::::::::::::7　＼_// ﾌ. .//　　　　　　| . . |. . . ∨
　　　　　　　 |. . . . .;ﾟ:::::::::::::::::: 7. . . /:::／/. .//　　jI斗f二_| . . |. . . . ∨
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　　　　　　　 |. . . .,;ﾟ ::::::::::::::: 7斗7:: / ./. .／::::::::::::::::::::::::::::‘,. . ‘,:::∨. . ∨
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　　　　　 ./　 |. . ..;ﾟ::::::::::::::7---＜/-==彡<::／　　　＿＿＿＿‘,. ..|ヽ:::!. . . .∨
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　　　　　　　 /:.ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.＞＜:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:￣｀::‐-､_,ｨ
　　　　　　　 _｣:.:',:.:｀ .､:.:／　＼＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,:.ｲ:.:.,:.'´:}､
　　　　　人ヽ:.',:.:.:.:Y　　　　　＼＼:.:.:.:.:,:.'´:.:.:.}:.:.:._fiﾉﾉ
　　　　　　 _,.>ﾐ､ヽ_｣_　　　　　〉/:.´:.:.:.:.:.:.r<_:j＞くｭ__
　　　　　　　>､　／｀`ァﾐ､z＿＿＿//＿:.:.:.:_r‐' /く　　＼}
　　　　／:, '｀￣｀く_/_　￣/ `r====ト===ﾄ=‐'´＞､　　＼　　　　平民男性が平民女性を社会から排除した原因の一つですね。
　　　　　V_//　　　　　 , '｢￣ー┴ x⌒ー＝ｰ￢´　　ﾄ､　　　＼
　　　　　　　{　　　i! /＼l　　　 . '斗､-‐　　　 '.　　| ﾊ　　／　.　本当に愚かな事をしたものです。
　　　　　　 ∧ 　　ハ{ トrﾐ､　 / ｘ=≠ミ、　　　i ! 　 ! | ヽ.／
　　　　　　　＼ﾄ､　ﾊ　V:ﾘ＼{　 V辷ﾘｱ　　从　/| |ヽ　|　　　　　その所為で未だに平民の男女が分断されたままです。
　　　　　　　　　/　ヽ从:::::　　,　　　:::::::/　　　ｲ　 /l | l　}　'.
　　　　　　 //　　　丶.　　､　　　/　　　ｉ :| , ｲ| |∧V 　ﾉ
　　　　　　　 { 　 __　　　＞zr　／　　　/ /　l | '. Ｖ｀¨´
　　　　　　　 >// ＼　/ ﾉ:.｀i｢/イ　　／,.ｲ＜.l |　＼＼
　　　　　　　　, '://　　 Y/:.Y⌒Y:.:{　,. イ／／＞｀ﾆヽ＼ヽ
　　　　　　〈 i' i′　　l:.:.:.:/ｧ''´:.:.∨　/ ./ ／／-=∨､　} }
　　　　　　　〈 | l　　　 !=(__)ｰ:.:.:.:.:.:.＼＿　イ　　　ト'´〈/
　　　　　　,.ィ´| l　　　 ,! '"´ヽヽ:.:.:.:.:.:.:,.ｲ!　　　　　　ヽ
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　　 {:.:.∧ﾞ、　 {　　　　 ,.ｘ,.'´'´:i:.:.:.:ｌｉ／Y＿/ ,:´　　　　　i
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　　　〈 .ﾋ{　　　　＿＿＿＿＿　,. r‐'´￣二ニﾕ_　　,:'
.　　　　 Yゝ､　,.ィ´‐t=ﾆ.._ 　＿　ヒ{　　　--─ァ′イ
542 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/17(土) 13:37:00 ID:0D/rNApf: 　　　　　　　　　　　　　 /}　　　 _,､､､､_,､､､_　　　 ,、
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.　　　　　　　　　　 ,ｲ /　　　 /　　　　　　　　 ', ∨
　　　　　　　ﾄ､／.　/　　　　　　　　　　　　　　 ',　ﾏ
　　　　　　　　 ',. { ヽ―‐ｧ.　　 |i　　　　 |　　　､,,_ﾍ . ヽ
.　　　　　　＿ﾍゝ , .イ　　　　|i　　　　 |　 |　乂￣　 }―ｧ
.　　　　／¨¨¨ヽ,ｲ　　　 |　　 |i　　　　 |　 |　　　｀¨∨　ノ
.　　　　＼`―‐ |.　　　 |　　 |i　　　　 |　 | 　　　 ∨￣｀ヽ
.　　　　　ｏ⌒'ﾊ　　 |　| _|.斗-　　　　 /|　ﾊ. | 　〉　|＿__／
　　　　　 |」　 |ﾊ　　 |　| ﾊハ l　　 l /│｀ト.､| 　　　ﾊ . o　　　　貴族なら家と家を結びつける政略結婚という利用価値がありますが
　　　　　　　ｌ |ﾍﾊＶｨ竿竿ミ',　ｲ}/＿Ⅳ Ⅵ.　　ﾊl｣ |｣
.　　　　　　　　 ,'. |. / ﾊ,,《乂ン　 'ｲ　 ''¨うj㍉ｘ| ハﾊ/. l　　　　　　平民はたた面倒で非効率なだけです。
.　　　　　　　 ,'　| {.| | | }ゝ　　　　　　　　ゞ‐'〃ﾊ}. |　 | l
　　　　　　　　/__ ハ| | | {`　　　　　　,　　　＿_/} ', .|＿|. l　　　　..　平民男性が平民女性を排除したのは当然でしょう。
　　　　　　 />''~ヽﾍ.| |. ﾍ　　　､　　　　　ゝ┐∨/.／､|. l
.　　　　 /⌒ヽ::::::::::l. ﾍ　　`ﾄ､　　　 ' 　_　‐''´　V /:::::::ﾊ. l
.　　　　 | 　ゝ､＼::::l . ヽ　　　 ', ､___ｧ''´　　　／ /::::::::::::ﾊ. l
.　　　　 | 　　　ゝ､_ヽ }.　ヽ　　 '，ｲ　　　／　{ l:::::::::::＞''´￣|
.　　　　　|　　　　　乂'，　　l 　　八{　　　l 　　{ l::::／ , イ￣ゝ|
.　　　 /|.　　　　　 ',　　|　　 lV/.| 　　 l　　{ l'"_ノ.　　　　ハ
　　　 /　|　　　　　　 ',　,′　 l./.　| 　　 ',　ゝｲ　　　　　　l 　∨ /
.　　 /. 　ｌ　　　　 /　　 ∨　　 l.　　 l　　　∨ﾊ　　/.　　　 l　　 ∨ /
　　 /　　　ﾊ.　　 /.　　 /　　　 |　＿_l. 　　 ∨-､/　　　| . ﾊ　　 ∨ /
.　 /　　　　ﾊ.　　/.　／/　　　　|ヽ)(___!　　　　ヽ　ヽ|.　 |. ハ　　　 ∨

　　　　　　　　　　　　,.-､
　　　　　　　　　　／／ヽヽ.
　　　　　　 _,,. -‐|　|　閻 l |､　　 ,
　|＼_,. ‐''":::::::::::::i　l　魔 l |::::ヽ/:i
　|::::::＼::::::::_ｒ-ｧｲニ7二ﾊ二ヽ_:::::|
　|::::::_r->-''7'´::::/::::/:::::i::::;::ヽ/!_::!
::r'ｱ二7-／:::::::/!:::::i::::/|:::ﾊ::::::ヽﾝ､
く＼i>-:'/:::/::::/!ゝ､,ﾚ'　|/_,!ｨ::::iヽ/＜]　　　　　（そうなるように誘導したのは清姫様だと思いますよ）
::::Yi/::ノﾚ':ﾍ/〈弋_ﾝ　　'!rﾉ〉/:::::! /
／/:::::i::::::Y:::!" ￣　　　､｀,,.!ハリﾊ　　　　　.　（その理由が効率が悪いからだから貴女は効率ばかりで人の心が分かっていません）
イ:::::::;':::::/!::ﾊ､ u 　,.ｰ--､　人:|/./|／＼
. !:::::/::::::;:ｲ_;イ＞､,_￣_,,.イ/ﾉ:::|.//| 永 |
ｲﾍ/＞く王ﾉ::＼＼!王i>､ノｲ:::/ン .| 谷 |
. ヽ!'´　　ヽ､:::::::ヽ､二ﾝ:::::i｀ヽ!　 ,.-'--':i
. /　　　　　ヽ!:::::::::::::::o::::::::!　〉i´iﾆﾆ　 i
〈　　､_,.ｧ'-ｲ;:---､_:::::::::::::::|イﾊヽ!-- 　 !
　ヽ､!く　 !/　　ヽi i::::o:::::::!　　ｧ'ゝ--ﾍ!
／/　,ﾍ　/! 　ヽﾝ-'::::::::::::|　 '´　｀ー‐'i

四季映姫は過去を見る魔法が使える為に現在の社会の有り様に思うところがあった。

彼女は元は平民女性だったから『効率を重視して女性を切り離す事は間違っている』と思っていた。
543 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/17(土) 13:37:29 ID:0D/rNApf: 　　　　　　　　　　　　　　＿,-‐…‐- ､＿
　　　　　　　　　　　 ,イ///////////V////ム
　　　　　　　　＿.,,,ｨム/ﾑ///／＜/////ム///ﾑ＿＿
　　　　　　　　≧，ミ;;;;;;;）｀Y〃0 ヾヽY¨（;;;;;;;;;;;;彡" ∠＿
　　　　　　　＼;;;;ヽ　￣　 |収↓又i∥　　￣　　≦;;;;;;;;;ﾌ
　　　　　　　く⌒Yこ辷く⌒Yスこ辷Yてﾝこ乙辷Yへ;;;;／
　　　　　　　　んてとんく辷んス辷テス乙てスてらヾ＾〉
　　　　　　　　乂/.: : : :__L_!:ﾊ i: {: :i!: :_;Aﾆ_: :＼: : `うンマ≦⌒;;,,､　　　　　（ここまでいかれた考えになるなんて前世で何があったのだろう？）
　　　　　　巛〈,' : : : : 从i｀㍉; :i: :iｨﾁﾘ_ｿ_ヾ: : :ヽ: : : :辷}ヾ彡＼;;;＼
　　　　　　　 }ヾ {: : : :: : :kf沁ヾ vVﾘｨ示弐刈＼: :}: :}: :!:.i　　　　ヾ;;;;．　.　（私の過去を見る魔法では前世まで確認できない）
　　　　　　　ﾉ　八: :|:iﾊ: :!代::ﾘ　　　乂少 .ﾘ: !:Ⅵノ:リ:.八　＿　 };;;;;}
　　　　　　 ,'　/ 　ヽN :ﾍ;ゝ　　'　　　　　　: : :ﾊ: : : : 人;;;;;;;;;;;;;;;フ;;;ノ　　　（私が見えるのは清姫様が魔族として転生した以降の過去だけです）
　　　　　　 {　{ ＿ノ |: : !: :ﾊ　　　‐ -　　　ｲ: /: : : : :ｲ {　　￣
　　　　　　　¨＜ ,, ノ|: : ! : : : ＞.. __　｡＜./:/: : :! : :∧　．　　　　　　　　..　（これでは彼女の本質が分からない）
　　　　　　　　 /;;;;　ｌ: : !: !:ﾊ:ﾊ:rｴニﾆｴﾆ7:/!:.!: i: :ﾘ　＼＼
　　　　　　 /;;;;;;/ ｌ: : !ﾘﾉ,ﾘ上三二ﾆﾆ/'ｭ_i:ﾙﾘV．　　　．'．　　　　　　　（転生者というのは厄介な者です）
　　　　　　　 ,;;;;;;;;/ 　Vﾘ;;;;;;;;;;;ヾ=三ニニﾆ=彳;;,;;;;;;iト．　　 }　}
　　　　　 /;;;;;;/／＼､;;;;;;;;;;;;;;》三三ニニﾆ|!;;;;;;;;;i|　　〉 /　/
　　　　　　 .;;;;;;; ∧　　ヾ≧＝彡三ﾆﾆ〇ﾆ三ゞ＝ﾊ　　V　/
　　　　 ,;;;;;;;／ { 　　　　　Y仁二ニニﾆﾆニ二Y　　　＼
　　　／;;／　　〉､　　　ヽ仏ﾆ二二ﾆﾆ〇ﾆニﾆ∨　　　　)
　　 ,;;;;;;´　　〈　　　　　　〉ﾆニ二二ニﾆ_ﾆニニ}rニﾆﾆ==ミヽ
　　/;;;;;;'　　／;＞v;ﾆﾆ===从=ﾆニニ=-‐二ニﾆ=ｲ:.　　　　 i　} }
　 ,';;;;;;;!　　 {;;;{　/;ｲ　　　　>/ i"/"r ヽ￣ﾌ￣¨‐-=∨:..　　　レノ
　 {;;;;;;;!　　　`＜;/|;|∨　／Yノﾚiノ゜￣￣　¨ …-ﾌ＜r ¨ ﾆマ
　 i;;;;;;;i　　　　　 |;|　　　 ,'　／　　　　　　　　　/ / 　　　ヽ!
　 |;;;;;;;| 　　　　 |;|　　＼＿　　　　　　　 i　| ､＿, ､ﾝ’
　 |;;;;;;;|　　　　　ﾚ　　　∧ニニ二二二二ｰ-＞ｲﾑ　　{ﾉ
　 |;;;;;;;i　　　　　　　　 ,仁二二二└┘二└┘二=＞．
　ヾ;;;;;〉　　　　　　 ,仏＼ニニニ二二二∧二二ニﾆ〉
　　 ∨　　　　　　　〈ニ二＞ーーﾆニ二V:.!:.:V二ニフ
　　　　　　　　　　　　〉ﾟ.:＜ﾆﾆニニ二二/:.i.:.:.:∨｡..＜:ヽ
　　　　　　　　　　　， ’::.:.:.:.:.ﾟ.＞-ﾆニ二/:.:.i!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧
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　　　　　〈 :.:.:.へ:.:.:(⌒￣＼:.:.:ヽ>:.:／i|⌒iｌi､:.:.／　　li|i|i|）.:.:.:／
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　　 |.　|　　　　 ∨'´::／=ﾆ､_ ,,,,,_/::::::://´:::｀:::::::::::ヾ-‐.､_ ＼ヽ､＼　　　　　（転生者を理解するなら過去を見る魔法でも未来を見る魔法でもない
　　 |.　l　　　　　ﾍ::/l: : : : /,::::::::i::|::::::从:::::::::∧ﾄ;:::λi:::::::｀lヽ-.､ﾞヽ＼
　　＼＼　　　　 ∨ゝ;_: /:|::::::::∧ﾄ､ト,,ﾍ:::::/　 _,|/　|ﾊ::::::::|:ﾍ''´⌒ヽﾍ　　　　前世を見る魔法が必要になるわね）
　　　＼＼　　　　ﾍ_,／/:::|::::::|- ,,,,,,＿_ヾ:/ﾞ''´＿,,,,,, -|:::::/_::ﾍ｀ヽ､　〉
　　　　{ﾞヽ＼. 　　ﾍ-''7:|::::ヽ:|, ﾄ､ノ::::::ﾉ　　 {､_,ﾉ::::::ﾉﾉ|/´ ﾍ:|｀''''ﾉノ　　　　（当然だけどそんなマイナーな魔法は私は使えないし
　　　　ヽ,ﾞl_＼　　　ﾍ,//|:::::::::::| ﾞゞ-‐''　　　　ﾞヾ-‐''○/'｀ﾞﾉ:/｀'''''´
　　　　　　〈￣ヽ,　　Y⌒ﾍ:::::::::|,／/／/　　　／/／,/ﾞ'i''´:/ l　　　　　　　.　王国にはそれは存在しないわ）
　　　　　　｀i'''‐く､_　 {　ハ::::::::|ヽ､_　　 l´:｀l　　_,／ﾉ|/|::/ |::ﾍ
.　　　　　　｀ヽ､,,__)　｀'〈　ヾヽl,-＝｀`i'''''i┬i'7´:::／　　''　 |::::ﾍ
　　　　　　　　＼. ヽ　ﾍ　ﾄ,　　|ヽヾヽ.ヽ'''''´|.ﾍ7,,_　　　　|::::::ﾍ.
　　　　　　　　　　｀ﾍヽ　ﾍ,,ﾉ ,〉　ﾘ::} |:::ﾞ.-' ○ゝ':{　ﾞi　　　 ´｀´｀ﾞ
　　　　　　　　＜´;;:ゝﾍ　ﾍ-'　_,ﾉノ /:::::::::::::,.､:::::ﾍ_,,.|=ニ二ヾ-‐''7
　　　　　　　　　｀,r''´/ヽ-'ヽ'ﾞ´|:|ヽ／:::::::::::::ﾞ.-':::::::ﾍ'- l＼､　｀ﾞヾ,/

前世を見る魔法はその必要性のなさから創ろうとする魔女や魔族はいなかった。

また、七大神や清姫は自分の前世を探られるのを嫌って、その魔法を創る事はなかった。
544 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/17(土) 13:37:58 ID:0D/rNApf: 今回の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
545 ：名無しさん＠狐板：2025/05/17(土) 13:52:33 ID:awL/hQ8c: 乙でした。
人口が軽く兆を超えると行政も司法もそのスケールだけで想像つかなくなるなあ。
546 ：名無しさん＠狐板：2025/05/17(土) 14:56:01 ID:h6PwiGan: 乙
誘導はしたけど強制はしてないし、サイコパス人の心がないからこそ、
年月や立場で歪むココロも無いんで正常な権力監視機構として活動し続けられるのは皮肉だね
547 ：名無しさん＠狐板：2025/05/17(土) 15:09:21 ID:T0LVJ2LT: 乙でした
548 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/17(土) 15:24:57 ID:0D/rNApf: >>535　誤字修正
×それだけに司法の重要性は重いですよ。
〇それだけに司法は重要です。
549 ：名無しさん＠狐板：2025/05/17(土) 16:16:03 ID:/FT2HRk0: 乙です

四季映姫を応援したくなったｗ
550 ：名無しさん＠狐板：2025/05/17(土) 16:21:59 ID:izM6E613: 乙
管理しきれないから死後の世界が無いというのは納得…死後の世界にはAI持って行けないだろうし
551 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/17(土) 17:11:16 ID:0D/rNApf: >>538　誤字修正
×必要な改易します。→　〇必要なら改易します。
552 ：名無しさん＠狐板：2025/05/17(土) 19:28:06 ID:VrbShx0w: 乙
前世は地球と接触したらわかるのでは？
553 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/17(土) 19:51:10 ID:0D/rNApf: >>552
現在は紀元前８万年頃なので地球に行っても何も分かりません。
後８万２０００年ほど待つ必要があります。
554 ：名無しさん＠狐板：2025/05/17(土) 20:37:09 ID:aPGiLAr7: 乙
死者を裁く裁判官を死者から選べばどれだけ人口が増えても対応できる気がする
555 ：名無しさん＠狐板：2025/05/18(日) 11:40:23 ID:VCQQF+YO: 死後の世界なんて用意しても死後の死後の世界が必要になるだけだから無意味よ
556 ：名無しさん＠狐板：2025/05/18(日) 13:06:15 ID:JayEngte: 乙
未来視で地球を見たらどうなるんだろう
557 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/18(日) 14:33:29 ID:6lg9pRNX: ttps://www.youtube.com/watch?v=HmZE5dUGm7c

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　｢_l ,!｢_l　｢_ｌ　｢_ｌ|｢ｌ｢l｢ｌl!ｌ;;;;;l ｌ;;;;;ｌ l;;;ｨ'ﾍ.!;;;;ｌｌ;;;;;ｌｌ;;;;;|.|ｌ;;;;;ｌ|l,l;;;;;ｌｌ;;;;;l ｌ;;;;;ｌ| l;;;;;ｌｌ;;;;;l ｌ,ｨﾍ.ｌ .｢_l,ｨﾍ_l,|<;;.ﾐｽ ,｢_l
￣￣￣￣￣￣￣￣｢｢￣￣￣￣ <,;;ﾐｽ￣￣￣￣/三三'i￣￣ｨ ‐､￣ｒ´;;ヽ￣￣,<;,;ﾐｽ￣<;;.ﾐｽ￣ll!´￣￣
――ｒ´;;ﾍ ‐､´;;`ｒ´;;ヽ'―‐ ""ｨ‐､―,li!´―ｒ´;;ヽ―'―ｒ´;;ヽ' ~;;ヽ ;;;;ﾐｌ‐' 　'''''`――ｰli!´――li!´―――

　　　　　　　　　　　　　　　　,， =＝＝=ミ　､
　　　　　　　　　　　　 ,，へ::／:::::::::'，＿__＼＼
　　　　　　　　／/::_≦　 ===　≦＼::::|::ヽ:ヽ
　　　　　　　　　　/::> ´　　　＼　　＼＼＼＿}/
　　　　　　　 / ´ 　 .!　 !　　 !＼　＿_ ｀¨¨{:＼
　　　　　　　　　′　|　 |　 |　　 | ／，　，　 '，:::＼
　　　　　　　　，　　|　 |　 { 　イ＼　',＿'，　　'，::::::＼
　　　　　　イ　　 {￣|￣ ' , 　!　ィんﾊ　}　　　| ，:::::::＼　　　　那月、私に聞きたい事って何かしら？
　　　　　 /::′ .!　'　ィ=ミ＼|　乂vソノ!　　 |　＼:::::::::＼
　　　　　　/:::,′　!　＼廴vｿ　 ,　　　　　，　　 .!　　',｀＜::::＼
　　　　 /:::/，　｜　　|∧　　　_, っ　　 /′ 　 ,　　　，　｀　ヽ
.　　　　 /:::/ ，　 .|　　｜　ゝ　　　　　／/　　 /　　　 '　　　　　　｀
　　　　/／　，　　|　　｜　＿＿__≧==={　　 '__　　　　∨
　　　 ´　＿_'＿＿!　　 |／ /ﾆ／　ア |¨'|　 /　 , ＼　　 ∨
　　　　 {ニニﾆﾆ∧ 　 !＼{ﾆ/　／　 .|　|　,　 /ニﾆィヽ　　V
　　　　 |ニニニﾆﾆ}　/ニﾆﾆ／≧== !=.! ｛／ニ／｜　,　　∨
　　　　 /ニニニニ/ /ニﾆ／ニニニﾆ',ﾆ，∨ﾆ/＼_」＿}､　　∨
.　　　 /ニニﾆﾆ／／ニ／ニニニニﾆﾆ，＼｀¨¨¨アニニ＼　 ∨
　　　 ,ニニﾆﾆ/／ニ／ニニニニニニﾆ'，ニニニ'ニニニニ≧=-
.　　　{ニニﾆﾆ{'ニ／ヽニニニニニニニﾆ'，ニﾆﾆ|ニ∧ﾆﾆ./＼　∨
　　／:'，ニニﾆ／'，　!ニニニニニニニﾆﾆ'，ニﾆ|／ニ＼/ニﾆヽ ∨
..／ {::::::'，ニ／ニﾆ',　!ニニニニニニニニニゝニニニニニニﾆノ　，
´　 .|:::::::::'／ニニﾆﾆ, |ニニニニニニニニ/¨¨}ニニニニﾆ＞ ´　　　 ,
　　 {:::::::/::，ニニニﾆ,|ニニニニニニニﾆ,　　 !ニニﾆﾆ／　! ＼　　　＼
　　ィ::::/:::::::，ニニニﾆ，ニニニニニニﾆ.,　　 |ニニニ,'　　 !　　＼　　　＼
／　!::::{::::::::::'，ニニニﾆ，ニニニニニﾆﾆ{　　 |ニニニ{　　｜　　　＼　　　　＼

　　　　　　　　　　　　　　　 -―――-
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　　　　　　　　　／/:::::::::::::::::::::::::::::￣二ミ:::::＼
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　　　　　　　　　 ./:::::::::::::::::/:::::::/:::::::/::::::::::::/j:::::::::::::::::、
.　　＿/⌒ヽ　　 /:::/::l::::::::::::::::::/:::::::/::::::::::::::::::|::::::::::::::::::i
. 　/　　　　 }＼/:::/::::|::::::::::|::::::::::://｜:::::::::::|:::|:::::::::::l:::::::}
　__)|　　　 /⌒l`ーく::|::::/:八/＿/{::ト{:::|:::::l::|::::l:::::::::::|::::::;
..｛　j　　　　　 }アノ:::l::/:::::-《f勹)ﾐx､ﾄ从:::|::l:::::l:::::::::j:::::/
. 　V八　　 /／`く:::::::/::::::/::{弋;;;;;ソ {　　＼从―|:::ﾉ:::/　　　　　　リーゼロッテさん、特化型の魔女についてです。
　 /　　ヽ　 }:::::::::::::ヽ/:::／　人`冖　　　　ん歹》}/:::/
　;　　　　 |～く:::／／:::八　＼　　　　｛::.`''ﾞ／::::/　　　　　　　　
　l　　　　ト):::.廴⌒Yへ　＼　　　 __　　　　 /:::::::/::|
　{ 　　　／ )〕::）):::::::Vノ　　＼　　 `　　／:::::::/:::::|
.::::l　　／　／::::つ〕 :::::| ⌒) 　　ー‐　T:::::::/:::::/::::::::l
.:::人ﾆ彡:::::::::::::rく_l⌒l:::::|～く〕ヽoく| |:::::|:::::::::::∥＼::八
:::::::∧ て;;;ﾉ⌒　ノ＿|::::|＜ノ⌒)不ﾐ| l:::::l::::;:::::::::::::::::＼:＼
.:::::::::人　￣　￣　　} |:::l　 )～く{人_.| |^Y:::::{::::{:::::::::::::::::`～
.:::::::::::八T～-‐冖⌒　|:::l　_）八ﾉY^Y.l |　｝::::l:::::l::::::::::::::::::::∨
.::/::::/　　　ヽ　　　 |::j＿）　└～- l | f:::::::l:::::l::::::::::::::::::::::∨
..::::::廴_､　　人＿人__|::j　　　　　｝l |::l::::::::l:::::l ＼::::::::::::::::∨
.::::::::/::l　￣　　　　 l/　　　　　　 j | |::}::::::::::::::lー-＼::::::::::::i
:::::::::::个 x＿　　　　　 |　　　　　　 /｜lﾉ::::::::::l::::|＼r-t＼::::::::l
.:::/:::::j!＼＿￣ミｧ---┼―　　⌒ /Tl l | ＼::::::l::::|　＼　　Y::::|
.:/l:::::j!￣＼　／　　　　　　　 /～ﾍl |　　＼:|:::|＼　ヽ　 }::::}
.::::l::::j!＼　＿/　　　　　　　　　 /　/　 f^l　　　 |:::|:::::ヽ　 i　j::::j
.:::::l:∧￣＼/　　　　　　　　　 ;　｛＿て＼.　　l:::l＼:::∨:} ;::::/
558 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/18(日) 14:34:05 ID:6lg9pRNX: 　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　　　_　≦＿＿＿≧　､
　　　　　　　　 rソ:::／＿＼／__＼::ヽヽ
　　　　　　　　　rｿ::|／7 -‐　 ¨　ーLヽ::iﾏ_
　　　　　　ﾍﾞ:/ソ　　 |　　　 }　　マV}ﾌ
　　　　　　　　 {ﾖ/}　./　　|{　　　,　!　|｜ﾏ」ｺ
　　　　　　　　/..イ　.＜.,　! ,　　/　| , 斗　v.ﾍ
　　　　　,　＜:::::/|　 | 人｀ト ,　/ｰイハ !　 {:::::＞　,　　　　　　ああ、あいつ等ね。
　　　／:::::::::／　|　 |込卞ｭ ∨　ｬ乏ア　 | ＼::::::::::＼
　　／::::＞　　　 !　 !', ¨¨　　, 　　¨¨/　　| 　｀　＜::::＼　　　あの単純作業員が気になるんだ。
　　￣　　 /　　 .|　 i{ ＼　 r┐　／.i{　　|　　 ∨　￣
.　　　　 /　　　 |　 j{ 　 ≧ ニ ≦　j{　　.|　　　 ∨
　　　　 /　　　 .{ 　 i{,　イ::::八::::ヽj{　　 !　　　 ∨
.　　　 /　　/　　ィ',　　',　ゝ'/:::::', ‐/　　　j{､　　　　∨
　　　/　　/ ／＜| ',　　',ェ/ｪェｪ∨　　　/､ |＞　　 ∨
.　　/　-=≦ニニﾆヾ.､　∨ニニﾆ{　　 , 'ニニﾆﾆ≧=-'
　 /　 γニ|／ﾚ　､|ﾆ入　iニニﾆ.|　,ィニイ∧|＼|ニヽ ∨
. /　　∧ニニニニ／ニ}Vニニニ∨ .!＼ニニニニﾆ./　∨
/　　/　＼ニﾆ／ニﾆ.//＼ﾆ∧ニ'　∨=＼ニニﾆ／　　 '
　　/　　　 }／ニﾆべ／ﾆﾆ∨=',／＼}/⌒i_＼ﾆ/ ､　　 ∨
.　/　　　／ニニ/　 {｀　 ,￣￣￣,　 ´{ 　 !ﾆﾆ＼　＼　　　'
../　　 .／/ニﾆﾆ'　　j!　　　＞＜　　 ',　 |ニﾆﾆ＼　ヽ　 ∨
.' 　／　/ニﾆﾆ{　／¨ ￣　　　￣　¨＼!ニﾆﾆ',　＼ヽ　 ∨

　　　 ./::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾞ､::::::::::::::::::::::::、
　　　./::::::::::/::::::∥::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::Y:::::::::::::::::::::::、
　　 ./::::::::::::l::::::::!l::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::l:l::::::::::::::::::::::::l
　　 .j:::l:::::::::l:::::l::l l::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::い:l:::::::::l::::::::::::::l
　　 .{:::l:::::::::l:::::l::l　l::::::l::::::::::ﾄ::::::＼:::::::＼l::::::::l:::::::::::::::}
　　 l:::l:::::::八::l┼-ﾞ、::ﾄ:::::::::l‐＼T＼::::::::＼:::l:::::::::::::::!
　　 .ﾄ:l:从l ｼ勹j示ﾐヽl　`'～>う斥芹ﾐT～:::l::::::l::::::::l
　　 .l:::l::::::ヽ弋::’丿　　　乂‘::ソ　j::::::::::ト:::l::::::::l
　　 .l::::l::::::ﾊ　^冖''　　　　　　 `冖''`　l::::::::::l/:::l::::::::l　　　　単純作業員ですか？
　　　l::::l::::::::::!　　　〈j　　　　　　　　 l::::::::::l::::::l::::::::l
　　　l:::::l:::::::八　　　　　　　　　 /!:::::::::l:::::::l::::::::l
　　　l::::::!::::::::l::＼　　　‐ - 　　　／::;:::::::::j::::::::l::::::l:l　　　　　　　　　　「そうよ」＞リーゼロッテ
　　 .l::::::l::::::::l::::::::`ﾄ､　　　　　イ｜::/:::::::::ﾊ:::::::l::::::!:l
　　 .l:::::::l::::::::l::::::ﾉ:::l::`ト-- '"　　　{::/::::::::/:::l::::::::l::::l:::l
　　 ∥::::::l:::::::l::::::::::::l;;;;:}__r-､＿＿　/:::::::/::::::l::::::::l::::l::::l
　　//:::::::::l:::::::l77￣／　ﾉ下　ヽ　 /:::::::/`ー-ミ:::::l:::l:::::l
.　/::::::::／ l:::::::l/ ＼ヽ／　 l ヽノ　/:::::::/ﾉ　　　　`く::l::::::i
. /:::::::/　　 l:::::l　　　/ }　／l　l　 /::::::/　　　　　　　ヽ:::∧
./:::::::/　l　　l:::::l　　〈_/Χ　 l_ﾉ　/:::::/ﾉ　 l　　 /　　　Y:::∧
559 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/18(日) 14:34:40 ID:6lg9pRNX: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,､_／ﾌ,　-―:::/＼｀- _､__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　, ノ＞::!:＞､::::::::::/::::::::＼::::＞ヽ
　　　　　　　　　　　 ,　'´ ／:::::::|::::::::::＼:/彡=＝＝=＜::ハ
　　　　　　　　　　　　　／　／{::::::::::丿,　彡"　　　　　　＼ﾊ
　　　　　　　　　　　／　／:::::::ゝ三彡 "　　　　　/　　　　　ヾ
　　　　　　　　　／　／:::::::::::::::/　　　 l　_　　　ｲ　　　　　　ヾ
――-　　＿＿ ,∠　／:::::::::::::::／　　　 l/! ｀ヽ/ l 　　　ｨ　　　 }　　　　　　そもそも魔女は魔法技術の発展の為に創られた人工種族よ。
＿＿　　　　　／::::::::＞　´ / l　　　　r=x､ノヽl　　　.// }　　　 ,､
　　　　　＞　，_/:::＞ ´ 　　 ,′|　　　 l! l!f心　 l 　／ / /　　　 '!::＼　　　.　本来ならそれは魔族が担当する筈だったけど
　 ,　＜.　　　レ′　　　　 ,'　/l　　　乂ﾋ彡ヽl／　／´￣　　　' !:::::ハ
＜　　　　　　　　　　　　 / ./　l　　　 l　　　　　　攵歹　　/ /　|::::::::∧　...　魔族は会長以外はそれを拒絶して七大神に反逆したわ。
　　　　 |｀ヾ　､　　　　／/ /ヲ､ ',　　　 l　　　　　,　ヾ" '　イ　､　∨::::::::}
　　　　 |ニﾊニ≧=-／　.{　!/ |ハ',　　　.!　　｀ ‐　　 ./イ　 |　 { ',　 V:::::/　　　唯一残った会長は魔法を創る魔法を極める事で
　　　　 |ニﾆ＼ニニニ＼/ ､ゝ|ﾆﾊ∨　　|＼ _　 -‐ ´　 .V　 l 　 ', ',　 ':::/
　　　　／ニニ／ニニニニヽ｀十三!∨　 |フヽ　　　　　　 ∨ ! , ､ i. ,　 l/　　　　七大神から与えた使命を遂行する事にしたわ。
　　r≦ニﾆﾆ/ニニニニニﾆハ　!ニﾘ　l　 ,' ',／､＿　　　=ニ三　丶! .,
　　∨ニニﾆ≧―‐1ニ／|ニﾆﾊ !ニ′.!　,!　'､ ∨ﾊヽ　／/-十｀　.,
　　 Vニニニニﾆﾆl／ニ.＼/=ﾊlニﾆ＼ , ! 　，∨ﾊヽ＞／, ‐ iフ　 i
　　　＼ニニニニニニニニニﾆ}!ニﾆ,' /≧ ､＿､lニ}くVﾆ¨´ｧ ´ _　　 l
　　　　　＼.ニニニニニニニﾆ./|ﾆﾆ/ /ニニﾆﾆﾊニl／ニ／／l　　　,′
　　　　　　 ∨ニニニニニニﾆ/ |ニ//ニニニﾆﾆハ.lニニ三＞ !　　 ′

　　　|　＼　　　　　　 |ヽ　　|　　　_　　　　　　　　／／′
　　　|　　 ∨　　　　　| 斗= | ￣　　　　　　　,　　/　/　 | |
　　　|　　　∨　,，　゜ |　 ',　.!　　　　　　　　　,　/　/ 　 .| |
　　　|　　　,.∨　　　 } 　 }　|',　　　 _ 　　　 , {　 {　　 .| |
　　　} ,， ´　 ∨　　 ′　|　| ＿≦_　　　　 , ＼＼　.! !
　　／　　　　　}　　 /　　＜:＞==::/ 　　　　 , 　＼＼.|　　　　　そして、会長はその為に自分をベースに
　　 /　　　　 ! 　 /＜:＞ ´ ヽ::::/　　　　　　　'　　　＼＼__
　　/　　　　　, ｨ　/＞ ´'，　　 }:/　　　　　　 |　　　　 |＼＿　　　人間の女性を魔法生物に作り替える魔法を編み出した。
　 /　　　／／ /{＿　 ‘，　//　　　　　　 |　　　　 | {
／　　／／ / / ＼ノ　　／　　　　　　　　　|　　　　 |　,　　　　　つまり、魔女は最初から会長に協力して魔法を創る魔法を研究して
　　　／イ　 / /　　　｀ー　　 }　　　　　　　　　|　　　　 |　 V
　　　　　 ,.／　　　　　　　　 ,　　　　　　　 |　　　　 { 　 ∨　　　王国の魔法技術を発展させるという明確な目的で創られたわ。
　　　　　　　　　　　　　 ,　　　　　　　　　 |∨ 　　 ',
　　　　　　　　　　　　　　　　 ′　　　　　　　　 |ﾆ∨　　 ∧　　　　　優れた魔法研究員として活動するのが魔女の本分よ。
　　　　　　　　　　　　　 ∧　　　　　　　 }ﾆﾆ∨　　∧
､　　　　　　　　　　　　 ∧　　　　　　　　|　ﾊニニ，　 ∧　　　　でも、例外を用意する必要があった。
　　　　　　　　 , 　　　　 ∧　　　　　　　 | ∧ニニ|∨
　　　　､＿／　　　　　／′ /　　　　　 |,′ニニ.!　，
　　　　　　　　　　　／ ∧ ./′　　　　　　 ,′ニﾆﾆ.|　 ∨
　,　＿　　　　　／　 /　/ ′ 　　　　 ,′ニニニ! 　 ∨
ニニニニ{¨　 =‐ ´　　/ , ｲ､′　　　　　　/ニニニニ.!　　 ∨
ニニニﾆ∧　　　　 / ｲニ/　　　　　　 /ニニニニﾆ{　　　∨

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .....-――-.....__
　　　　　　　　　　　　　　　　＞''"::::‐-ミ:::::::::::::::::::::`＜
　　　　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::＼::::::＼
　　　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::＼::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　 /:::/:::::::::l::::::::ヽ:::::＼:::::＼ヽ:::::::::::ヽ::::::ﾞ､
.　　　　　　　　　　　j::::;:::::::::八::::::::::＼:::::＞‐:::`ｰ彡::l::::ﾞ､::::::ﾞ,
.　　　　　　　　　　　l::::l::::::::::::::＼::::::＼＼yぅ苳ミｼ:::::}::::::ﾞ;:::::::ﾞ,　　　　確かに特化型は魔法研究をしていませんね。
　　 .　　　　　　　 {:::::l::::::::ﾄx-l‐＼:::::ミ代(沙)/l:::::ﾊ:::::::ﾞ;::::::ﾞ,
.　　　　　　　　　　　 l:::::l::::::::y灼示　￣　　 `'''"　}::∧:::::::::ﾞ;::::::ﾞ､
.　　　　　　　　　　　 /l:::人::::癶乂シ　ゝ　　　､__ノｲ__ﾊ:::::::::l::::::::ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「その通りよ」＞リーゼロッテ
.　　　　　　　　　/:∧::::::::::::::ミ=-　　　 __　　　 /::}:::::l:::::::::l::::＼::＼
　　　　　　　　　　　/::::::人:::::::::::::＼　　 ‘　　　／l:::ﾉ:::::l::::::::::l::::::::＼:::＼
.　　　　　　　　　　/::::::::::::::＼::＼::＼＞- 　＿／　人::::::/}::::::::::}:::ヽ::::::＼:::＼
　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::＞-ミ:::ヽ:::::::}＿　∠__　Y-rl::::::::ﾊ:::::}＼::::::＼::
　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::/ 　　　　いく　 /＼__/ /(::〉l:::::/￣＼　ヽ::::l ＼
　　　　　／:::::::／::::::::::::::/　　　い　/::::}　∨-､　r‐/ 〈::ｿ:::/　｝　Y　 }::::}
　　　　／:::::::::::::::::::::::::::／l　　　　ヽ /::::/ ＿_ ＼／　〈/::/　 ∥ 　 l　/:::ﾉ
　　／／:::::::::::::::::::::::::::{ 　　　＼＼:::　`ｰ､ヽ/＼　 /:::/:〉 }/　　　lノ::::/
／　／::::::::::::::::::::::::::::／＼_,,x=＝气ノ::::　r-┴ ＼～/:::/{::〉｜　　八／
　／／::::::::::::::::::::::／:::::::/Y＼　　　〉::::;　 {_f二　　＼-､{ 〈::〉 l　　　　〉
/::::/:::::::::::::::::::::／ /::::::::∨∨　　　　l:::::{ ⊂-‐-､　　〈　＼::〉 l气　／
::::/:::::::::::::::::::::/　 /::::::::::/:::/廴＞-へ-┴-＞"⌒ｰ､ヽ　 lﾐく　 Y＼
::/:::::::::::::::／l:l 　/::::::::::/l:::/{　／／　　／　　　厂ヽﾉ　　l ヾ＼ lﾊ_>
/:::::::::::／　 l:! /:::::::::::/ {::{ ヽ　 /　　＿　　　 /　　∨ 　 l い　 l
:::::::::::/　　　 ∨:::::::::/　 l::l　廴＿二 -‐　　　 /　　　＼　l 　 l　l
::::::::/　　　　　{:::::::/{　　l／　　　￣＞､　　癶ヽ｜ﾄ　} { 　 }　}
::::::/　＼　　 l::::::{__x千r､r＝=orく--―＼　＼ `弋_l l弋j　　ﾉ　l
::::::{　　　)ヽ＞-彡'"⌒￣{L／/!l　》　／　 `＜ ⌒)　し　.ﾍ　　　ﾉ
::::八　＞''"　　　　／＿／　/ {l／／　　　　r＼(ノ　　ﾍ､　 /
::::ﾄ､/　　／　　／　⌒　　ノ　　 /　　　　　　 {{ ∧　》
乂::弋x≪　　　/ 　　　　　　 r=zx,,,＿＿,,,xⅥ　Ⅳ　＼
　／《＿ `ミ＝(rﾐx　　　　　＿ノ　　＼￣￣　ﾉ`ｰ}～--ﾍ
/　　　　　／　　　 `＝''"￣　　　　　　 `“⌒＼　　　　　　＼
　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　　＿＼
　／　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ≫==＝彡"⌒￣＼
560 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/18(日) 14:35:32 ID:6lg9pRNX: 　　　　　　　ノ/:::::::＼／:::::::::::::::::|:::::::::::｀ヽ:::::ヽ
　　　　 r-､_f＞､r-､f＞r-､::::::::|:::::::::::::::::::＼:::h
　　　　　　ﾌ　　　　　　　　　ゞ-｀ヽ,｡=-――‐‐､::h
　　　　　ｲ　　／　　　　　　　　ゞ !:ヽ::::::::::::::::/::∨h
　　　ノ/ 　./　　 ,.ｲ　　　　　　　　ゞ!ﾊ::::::::::/:::::::::Vh
,...:≦// 　 /　､// l　　　　　 }　 ',　しﾊ:::::/:::::::::::::l:ﾊ　'，
:::::::://l　　{　　/ヽ　!　　　　ｲl 　 l　　 {:ﾊ/＿＿＿}:::}　 '，
.￣ l l .! 　.!　　rix　 !　　　 // ',　 }　　 ‐iハ＿　イヽ　　 '､　　　　　　確かに私達魔女は
. 　 l l　'， l　　lﾔﾊ　，　 / ＿_!__ !　 /　'､:::::::＞ ´:::::＼　　＼
.　　V／ '､! 　.l弋z}　'， / 　　 l /l｀ヽ　　｀¨/∨::::::::::::::＼　　＼　　　魔王戦争の時には参戦したけど
　／／　　　 ! 　　　 V　キ外z､ l/　　　　 /フ.V::::::::::::::::::ヽ
　{　,′　　／ﾆ'､　 '　　　乂いｿ/　　　／　　　＼::::::::::::::::ﾊ　　　...　それは魔女の本分ではないわ。
／，i,＞≦ニハムヾ_､　　　／　　／／ /　　　＼:::::::::::ﾊ
.／i l≦ニﾆﾆ!/|ﾆ=ヽ　　　／　　／／ . ノ　　　　｀＜::::!　　　.　まあ、あの時はそうする必要があったけどね。
　　l.!ｲニニﾆ| .|ニ/　 ''' フ´　　／,　´＞´ゝ　　　　　　　｀
..／ﾘニニﾆﾆﾊ.|ニ{　　／　　／ ´　　 /ニニ≧x　　　　＼
.ヽニニニニﾆﾊ!ニ＼/ 　／　　　　 /ニニニニﾆ＼　　　＼
　 '，ニニニﾆﾆ!ニﾆ/　／､　　　／ニニニニニﾆﾆ＼　　　　＼
　　ヽニニニニ|ﾆﾆ/／ニﾆ≧=≦ニニニニニニニニﾆ＼

　　　　　　　　　　　　　　　 ,，...――-　，
　　　　　　　　　 ,，ヽ:::／::::::ゝ＿＿＼
　　　　　　　　　　　／―‐／￣￣＼:::::::::::}:::ヽ､
　　　　　　　 / ／￣　　　　　＼:::::|::::/ }
　　　　　　　　　 / ´　　　　　　'，ヽ　ヽ￣ '，::ゝ
　　　　　　　 ′ 　　 !, 　　 ',　 ,，斗　　'，::::ゝ
　　　　　　　　　{　 .|　　 | '，　　.}´､ |＼}'，　　，::::::＼　　　　　　　でも魔法は便利過ぎて王国は
　　　　　　 ,.'::}　 {　-―‐ゝ　 !　ヾ＿ｨ　　　＼:::::::＼
　　　　　 ,.':::::′| '，　.!　　＼|　´￣　.,　　 }　　＼::::::＼_　　　　特定の魔法を使う魔法使いを求めた。
　　　　　　/::::/′ |　＼ﾄ=彡　 ,　　　　/ 　　，　∧ ｀　 ‐　¨
　　　　 /:::,　,　　|　　 |　ゝ　　‐　´　ノ /　　/　　 ∧　　　　　　　　特に未来を見る魔法と過去を見る魔法は
. 　　　 ,::，　，　｜　 |　　　 ≧=-彳イ　　/　　　 ∧
　　　　　{/　，　　'，　 |,　-ｧ=ヲゝ／/┤ ./　＼　　　∧　　　　　　　要望が多かった。
　　　　　γ＝＝＝∧　|ゝ{ﾆ/　／　 {　!　′／ニ>，､ ∧
　　　　 {ニニニニﾆ} ハ.＞／≧＝.|={　{ /ニ／　!　} .∧
　　　　 /ニニニﾆ／/ﾆ/／ﾆﾆ}／ニ',∧ ∨_/＼__|_ノ.､ ∧
　　　 ,'ニニﾆ＞／ﾆ／ニニ∥ニニ.',∧　｀¨¨＞ニﾆﾆ＼ゝ
　　　　ﾊニﾆ／.／ﾆ／＼|＼ニ{ニ,　-ｧ，ﾆ三ニニニﾆﾄ―｀ゝ
　　　 ,.:::}ﾆﾆ{／ﾆ／　ヽニニ＼／ニ/＿ゝﾆ／|/ゝﾆ/ヾニﾆヽ　＼
　　／:::::∨ﾆﾆ／ﾆﾊ　/二≧＝=　，_ 　　＼.ニニヾニニニニ〉　＼
..／　 ]::::::V／ニニ∧{==＝＝≧＝＝ ≧,　､＼ニニニニﾆ.／.　　　＼
　　　 {::::／!ニニﾆﾆ∧¨¨　＝=　 _＼　 / 　 }ﾆ＼ニﾆ＞ ´､　　　　　＼
　　　／:::::{ニニニﾆ.∧ニニニニニﾆ¨ ｛　　.|ニﾆ.＼/ 　　＼
　　／{:::::::::[ニニニﾆﾆ∧ニニニニニﾆﾆ＼　{ニニニ!＼　　　＼
..／　 {:::::::::[ニニニニニ]ニニニニニニニﾆ＼ニニﾆ|.　＼　　　＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,，ｪｪｪｪ　，_
　　　　　　　　　　　　　 ,，.:´／::::＼::::::::::::ヽ＼
　　　　　　　　　　　　　　／_,,.／-――-　､／::::|ヽヽ
　　　　　　　　　　 /::／_」-‐'' ¨¨ '' -､_＼::::!::::'，'，
　　　　　　　　　　　　　 /:::／　　　　　　　　　＼＼／}:::}
　　　　　　　　　　　 /／　　　　|　　｜　　}　　＼二ノ
　　　　　　　　　　　 ,' 　　 |｜　!　　 | ',　,，イ} 　 .|::::::＞..,　　　　　　　　　最初の未来を見る魔法は立法と行政
　　　　　　　　　 '　!　　ト{，_|',　　}‐彳/　l !　　{::::::::::::::::＞..,
　　　　　　　　　　　 ′|　　 |八　|　,　,'　ィ爪ｱ!　　＼::::::::::::::::::::＼　　　.　つまり元老院と内閣が求める魔法ね。
　　　　　　　　　 /′ !　　 !弋笊ｱゞ　　￣　}　　　! ',｀　＜:::::::::::::＼
　　　　　　　／/ 　 ! |　｜∧　　 '　　　　　/'　　 }　}　 ∧ ￣￣￣　　　次の過去を見る魔法は司法
　　　　　　／:イ　　｜|　 ∨　ゝ　 ´｀　／　' 　 /ｨ　　　，
　　　　　／''´ /　　　{｜　 ∨　　 ≧=≦　　　|／　}　　 ∧　ゝ　　　　　　つまり裁判所が求める魔法だわ。
　　　　　　　　 /　　　 , ゝ　 V,　イ:::::ｲ¨ﾄ:::＼／　　,' 　　 ∧ 　＼
　　　　　　 /　　　　　＼＼　V　ゝ /　ゝ‐ ´　!　 / ＼　　 ∧　　＼
.　　　　　　 /　　　　／　|ﾊ｀¨丶､ｪｪ/ｪｪｪｪゝｪ/　/＼ } ＼　　ゝ　　　｀　 ,
.　　　　　　／　　_　≦ニﾆ≧ゝ　 ∨/ニYニﾆゝ' ／ﾆ!≦ニﾆ≧　_ゝ｀＜　　｀
.　　　　／　　¨フ―ｧイﾆ|!ニ|ﾆヽ　',ニﾆ|ﾆﾆ, '／ゝニ!ニﾆ}､＼―― ヽ　｀＜
.　　／　　　〈ニニニレﾆゝ.|_／}　}ニﾆ!ﾆ/ 〈ニﾆ＼|ﾆ八|ﾆ¨ニﾆﾆ｝　ヽ
.　／　／ ′ ゝニニニﾆﾆ.／ニ′,.､ニ} ﾍ　ゝ__ﾆﾆ＼ニニニﾆﾆ/　　　＼
.／　／　/ 　 /　＼ニニ／ニゝ／ﾆ}ﾆ/ -=≦ﾆ/¨''' - ＼ニﾆ＞　　　　　　＼
.　／　 ./　　/!　　　／，ニニニ二二ニニニﾆ'_　　　　ヾ､
.／　　 /　　/ .!　　／　| ゝニニニニニニニﾆﾆ{_ゝ　　 , じ　＼
　　　 /　　/　 !　／　　 { イ｀＜ニニニニニﾆﾆ}ニ≧j　}'　　　　＼
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ニニニニニニニニニニニニﾆﾆ∧＜__:::::::／ニニニニニニニニニニニニニﾆ
ニニニニニニニニニニニニニニニﾆﾆ￣ニニニニニニニニニニニニニニニ

　　　　　　　　　　　　..::::::::::::::::::::....
　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
.　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::、
　　　　　　 ,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
　　　　　　 |:::::::::::;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　　　　 {::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
　　　　　　　ﾘﾊ:::::ｒｖ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|　　　（王国の三権すべてで求めらえているのか）
..　　　　　　　　|::::} }::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :|
.　　　　　　　 |::::lｲ;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|　　　（需要がありすぎるわね）
.　　　　　　　　 |::::|!:|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
　　　　　　　 l::::|!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
　　　　　　　　 |::::|::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;
　　　　　　　　　| ::|::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::、
　　　　　　　　　|:/j::::::::::::|::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::、
.　　　　　　／´ j :::::::::::|::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::、
　　　　　　 / 　　,::::::::::::::|::::::::::::::::::li:::::::::::::::::::::::::::、
　　　　　ノ　　 ,:::::::::::::::::::::::::::::::::l:l::::::::::::::::::::::::::::、
　　　　〈　　　　l::::::::::::::::::::::::::::::::::l'l:::::::::::::::::::::::::::::::,
　　　　＼ｖﾉ　l::::::::::::::::::::::::::::::::::l l::::::::::::ﾄ::::::::::::::::::、
　　　　　　{｀ｒｨ7三|:::::::::::::::::::::::::::::::::| ||!:::::::::l彡＼::::::::::::、
　　　　　 /ﾊﾑ　|::::::::::::::::::::::::::::::::l,∥!::::::::l　 />＼:::::::::、
　　　　　　 |　　　|::::::::::::::::::::::::::::::::/　 |:::::::l　j,」　＼:::::＼
　　　　　　 |　　　 |::::::::::::::::::::::::::::::::l　　l:::::::l / 　　　 Y::::::::、
　　　　　　　|　　 ,八 :::::::::::::::::::::::::::::|　　}::::::l〈　　　　 }:::::::::}
561 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/18(日) 14:36:12 ID:6lg9pRNX: 　　　　　 /,､彡"｀¨´ ｀¨´　ゝ-､ﾊ:::::Vﾊ
　　　　／/　　　　　　　　　　　ゝヽ::::V|'，
　　　ﾑ ′　　　　　　　　　　　　 }ﾊ:l ! '，　　　　　　　.　そこで魔法協会は未来調査員という役職を創設して
　　　 {　　 ! 　ﾄ，　　　,ﾑイ .l　　　｀i:::{　，
　　　 l　　 !　　l ∨　 l　 ,，ｪア　　　 l:::＼ '，　　　　　　　人員を元老院と内閣に派遣している一方で
. 　　从　ﾄ､¨￣ ∨ .|ｲﾙﾘソ !　　　 ',:::::::＼
　　　　 '， l　マVリ＼|　　　　|　　　　ゝ :::::::::＞..､　　　　専用の魔女に教育を受けさせて裁判官に推挙しているわ。
　　　　ﾊ ',　 '，　 '　,..，　　 }　　　　　　｀　ー, ､:ﾊ
　　　／::/ゞ　　ゝ､　　　／!　　　ﾊ　　　　　 '，ヾ
.　　ｲ:::::ノ'/ /　　　　＞＜--′　 /　! 　　'.，　＼
　 /＞ ´// /　　 .l　 /::::r､:::::}′　 ′_l＿　　＼　＼
　 l/　 / 〈〈　　　.l く::::/| |ヽ,'　　　|ﾆﾆﾌ　｀ヽ　　＼　＼
　　　/ /　＼＼　 l　 V .ハ , 　　 .|ニｲ　＼ |'，.　　＼　　＼
　／ /　　 /.｀ー' lへイﾆﾆ'i　ﾊ　 lﾆﾑ!≦三ニ≧,　　＼　＼
／ , ｲ　　_/ﾑﾉ　,'ニﾆlニﾆ.l从 '，　Vニニニニﾆﾆ≧.､　　＼　＼
.／ /　／ニヲ　./ニﾆ/ニニニニ＼ヽﾆﾆ,､ﾆﾆl￣＼￣　　　ヽ　　ヽ
　 /／ニニ/　./ニﾆ/ニニニニニﾆ'， V´ニ丶!ニニ>　　　　 '，　 '，

　　　　　　　　　　　　　　　／::＞::T'''::-....､:ヽ
　　　　　　　　　　　　　　ｲ::／‐-x-‐=＝-､ヽヽ
　　　　　　　　　　　　　 /{::/_|／::r''¨￣￣ ¨'ヽ::',　　　　　　　魔女たちにとって問題なのは
　　　　　　　　　　　 / {:/､/::ノ,,_/　.!　　 l!　ヾ
　　　　　　　　_, -‐==‐-x{_ﾉ:ﾉﾄ､｀卞　 .ハ　,　',　　　　　　未来調査員や裁判官はたった一つの魔法を使い続けるだけの役職である事ね。
　　　　　 x≦=‐z::::::::::::::／~/　|ゝ沁ヽ,　/-ミ/　 }
　　　　 ´　‐≠ ￣イ￣　/./!　 !　｀¨　レ圦ｧノ/リ､　　　　　つまりたった一つの魔法を使えればそれでいいから汎用性はいらないの。
　　　　　　　　　, ＜　／　〈〈 |　 l!,　　､'　 /ｲ/〃:::::ヽ
　　　　　 ,　＜　＞／　／ヽヾ　 l ゝ　- ≦ イ ',´ ＼::::ヽ　　　これは従来の魔女たちとは真逆で魔族と同じあり方だわ。
　　　, ＜＞　´ ／　／-≦ヽ＼　',ﾆ/-､　　　 , '，　＼::',
　／＞ ´ 　 .／　／_|／ |ﾏﾆﾊヽ ',ヽﾆ/.､　　ヽヽ　　｀　　　当然だけど、既存の魔女でそれらの役職になりたがる者はいなかったわ。
／／　　 , ＜　／ﾆニﾆ≧.､ﾏニ==ヽ､_}ﾆ{ヽ　　ヽヽ
. /.　　／　　／ニ＞‐ｧニﾆﾊニニﾆ|ﾆヾニﾆ≧_､　｀ヾ
/　／　　イ-≦´ﾆﾆレ''"＼}ニニﾆ!ニニニニﾆ≧-　　＼
　,ｲ　　　　　'､ニニニニニﾆ/ヽ=|＼',ニニｨニ＼|≧　＼　＼
/　　　　　ヽニニニﾆ／ﾆﾆヾ-==‐-/ﾆ≦ﾆ／./　　 .＼　＼
　　　　　/　　　〉ﾆニﾆ/ ヽ≦ニニ≧=-=ニﾆ/／　　　　＼　＼
　　　　 / 　　 /ﾆニﾆ/　　}ニ≧＝―-＝≦《　　　　　　　　ヽ　ヽ
　　　 /　　 ./ﾆニﾆ/　　/´ニニニニニニﾆﾊ　　　　　　　　　　ヽ　ヽ

　　 7:,':::::::::':::::::::l:::{::::::::::::::::|::、:::::､::::::::ヽ:::::::::ヽ:::::..
　　 !::!:　:::::l::::::::::l:::::ヽ::: :::::::l:::ヽ::::::＼:::::::ﾞ．:::::::::::､:::.
　　 |::l:::::::::::l:::､:::::|、:::::ヽ:::::::l、､:＼:::: ヽ ::::|:::::::::::::::::::
　　 |:::ヽ:::::::|､::ヽ::l ヽ::::::::ヽ::|_ヽ_ヽ:＼::::＼|::::::::::::::|::::
　　 .!::ヽ:ヽ::レ＜二ヽ＼::ヽ＼ｱ乏辷≧ミ彡' :::::::::l::::
　　 .∨:::ヽ:ヽ≧斧圷､　`ー　´伐;;;;ソ≫' |::::::::::::::!:::
　　　 V､:ヽ斗<込;;ソ　　　　　　 ""^~　　ﾘ::::::::::::,':::　　　　確かにそれは私も嫌ですね。
　　　 .ﾞ．:::::::. ´´　　　　′ 　　　　　 /::::::::::::,'::::
　　　　 }::::::::::.　　　　　　　　　　　　 /ｲ:::::::::::|::::::.
　　　　 .ｌ:::::::::::.　　　　 r─‐､　　　 /'/:::::::::::::|::::::::.　　　　　　　　　　　　「そうでしょう」＞リーゼロッテ
　　　　　!:::::::::::ヽ　　　　￣￣　　　　.ィ:::::::::::::::::l:::::::::::.
　　　　　l::::::::::::|::::＞.._　　　　　　イ|::::::::::::::::::::,':::::::::::::::.
　　　　 /ｌ::::::::::::|::::::::::::ﾊ　 -＜.　　 |:::::::::::::::::::ハ::::::::::::::::.
　　　 ./:::l::::::::::::|:::::::::＿|＿,､＿＿__|:::::::::::::::::,':::::ヽ::::::::::::::::..
　　　/::::::l:::::::::::,'-≦//ィ／ﾊ､`ヽ＼!::::::::::::::/-､___＞､__::::::::::.
　　 /:＞-|:::::::,'　/'"<<　 //ヽヽ　ヽ}!:::::::::::/　　　／　　ヽ:::::::::
　 ./"　　 |::::,' 　|─‐ヽｲ./　　ヽヽ'/|:::::::::,'　　　,'　　　　　ﾊ:::::::::.
　/　　　 .|:::,' 　 |　　　//　　　 l |.　|:::::::,'」　　.,'　　　　　　ハ::::::::::､
./　　　　 |:::l　　.|'⌒Y7'￣￣ヽ∧ヽ.!:::::,'　　　,'{　　　　　　ハ::::::::::＼

清姫は当初から汎用性を重視していた為、たった一つの固有魔法を研究する魔族とは仲が悪かった。

魔女はそんな清姫の思想に多大な影響を受けていた為、汎用性を重視して特化型を軽視する者が多く

いくら重要な仕事でも、たった一つ魔法を使うだけの仕事をまっとうな魔女はやりたがらなかった。
562 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/18(日) 14:36:51 ID:6lg9pRNX: 　　　　　　　ｨ＜::::::::::/::::::::::::::≧､＜´:::::::{ヽヽ
　　　　　　／/::::::::::＞ﾑｬテ三ソニ- ミ丶::!::::ヽ:}
.　　　　　 /:::::}::::::ｨ≦jヽﾉ‐　　　　　　　｀ヽヽノf丶＝=ｪｪ- ､
　　　　　/＿:ﾉｲし　　　　＼　ヾ､ヾ，　　 {l!::::::::＞..　｀ヽ〉
　　　　ﾄ::::/ミ　 ',　　.',　　ヽ　／､'､,　　 !lゝ::::::::::::::≧―――――.......､
　　　　 {∨ﾐ　　　 '､　ゞ　　ヽ/ ヽｨ心'，　 !{　ヽr＜::::::::::::::::::::::::≧=- ￣
　　　　　v'!ﾐ　　　ﾄ　　,ｨ､　 ',　ｲ､少　，　ﾏ､＿}}､ヽ￣￣￣
　　　　 ',|ﾐ　　　 ! l斗'/＼ヽ　', 　　　〉,　｀'''¨､ ', }ヽ＼　　　　　　　　既存の魔女たちはやりたくない。
　　　　　　}ﾐ　',　　 l! }.//rメ心　｀ ,　　　 /　，　　!ヽ,'　＼ヽ
.　　　　 /:::l　ﾄ,　　ll .l' ,'ヾｭ斗'ｧ　 - ´　/} 　 !　　　ﾚハヽ､　＼'，　　　　　しかし、未来を見る魔法や過去を見る魔法は高度な魔法だから
　　　　 /::::::}　 !ﾊ　.{　　'´r '''´ ､_　 r‐fヽ-} 　 !　／ｲ　 .',', ＼　}ﾄ
.　　　ｲ:::::::::}　 |　ヽヽ　　{　　　　　ﾉ､ｲ'､‐　｀}／／ }ー‐.}}¨ヽﾉ'　＼　　　人間の魔法使いが使うのは難しい。
　　 ,.:::::::::イﾘ'　 !　 !ヽ' ,　ﾄ､　ｬ:f ´　 /　ヽ /イ　　 ,' ヽ　|!ﾏﾆ､　　ヾ
　 ,.:::::／ .八. '　{ f十,ﾑ V､　｀丶､，ノ　　ｨ＼! 　 /＞十|!ニニ≧:.､　＼
. /::／　././　ﾌ　! V:::::::ﾊ.!ﾆ＼.　　丶､ﾆヽﾆ/ニ!＼,'ニニﾆl!ニニﾄ､ヽ≧.､　＼
/:/　　./ /／ハ 'イ:::::::::::}!ニニ≧＝=ｪ＞::l{ﾆﾆ.{　ﾊ＞..，ﾆゝ|ヽﾆ',ﾆヾヽ￣　. ＼
:/ 　 ./.／　,'/ﾆ，V::_..ｨ‐}}ﾆニニニニﾆ/ニ!{ニﾆ, { ／　　｀丶､＼}ニニ〉　　ヽ＼
　　イ,.' {　//ｨfﾆ，∨:::::::ﾘﾆニニニﾆ／ニ.八..ニメ　　　　　ヾ＞､／　　　 ', , ヽ
／ｲ　 !/ イﾆﾆムヽ_;､{{ﾆニニﾆ／ニ/ヽﾆﾆメ　　　　　　　　　　ﾏ'　｀¨''=-，　 ,ヽ　ヽ
../　! 　 l′ ゝニﾆ::::ヽヽ.{'､ニﾆ／ヽハ/ニ∨'　　　　　　　　　　　　',｀ヽ　　　｀'=､!. ヽ　 '，
/　 {　 /ゝ／／｀ ‐::::/｀ミー./ｨ≦´￣￣ﾌ'　　　/　　　　　　　　 }　　'.,　　　/　}＼ ',　 !
.　　 /　/／　/ 　ﾄ'ニニﾆｲﾆ三￣＞イ'　　　 !　　　　　　　　 |　　　，　/}　/　＼　}
　　 /　イ ! 　 {! 　 !ﾆニﾆ/レｨ≦／ニ/　　　　 ,　　　　　　　　　 } 　　 , / ,' / 　　 }　!
　 ./／　! !　　|! 　 !ニニ'ニニ／ニ／　　　　　.!　　　　　　　　　 } 　　 !≧./,,,_　　 !　!＼
　イ　 ',, ', ',　,，＜ﾆゝ_ノニﾆ/ニﾆ/　　　　　 !　　　　　　　　　 l　　　 lニニニ≧-,' .ﾉ
//,,，ｬ≦ﾆニニﾆ／ニニニ/ニ／　　　　　　　 .!　　　　　　　　　 l　　　 l＼ニニニニニ≧
≦ニニニニニ／ニニニﾆ/ニ/　　　　　　　　　',　　　　　　　　　 l　　　 !ニ＞＜ニニニﾆ
ニニニニニ／ニニニニニﾆ/　　　　　　　　　　 , 　　　　　　　 l 　　 lニニニ≧ミー―
―‐ｧ―‐／ニニニニニニ／　　　　　　　　　 ',　　　　　　　　 l 　　 !ニニニニニ≧=-
ｨ≦ニ／ﾆニニニニニﾆイ　　　　　　　　　　　〉　　　　　　　 !　　　}ニニニニニニニ
ﾆﾆ／ﾆニニニニﾆ＞ ´ﾆ|　　　　　　　　　ハ　　　　　　　　 l 　　 !＼ニニニニニニ
.／ニニニ＞＿≦ニニニ!　　　　　　　　　 /　 ',　　　　　　　　 l 　　 !ニ｀=ー―――‐
-――≦ニニニニニニﾆ.!　　　　　　　　　　 ′　 '，　　　　　　　 l 　　.!ニニニニニニニ
ニニニニニニニニニニﾆ}　　　　　　　　　　　 ′　　ヽ　　　　　 l　　　lニニニニニニニ
ニニニニニニニニニニﾆ.!　　　　　　　　　 ,　　　　 '，　　　　　　 l　　　lニニニニニニニ
ニニニニニニニニニニﾆ.! 　　　　　　　 , 　　　　 ',　　　　　 !　　 lニニニニニニﾆ
.ニニニニニニニニニニﾆ'　　　　　　　 /　　　　　　 ',　　　　　　 l　　　lニニニニニニﾆ
ﾆニニニニニニニニニﾆ/　　　　　　　　ノ　　　　　　 '，　　　　　 l　　　lニニニニニニﾆ
ﾆニニニニニニニニﾆ／'　，_ 　　　，イニ≧ ，_　　　_　ｨﾊ　　　　　　l　　　lニニニニニﾆﾆ
　　　　　　　　　　　　　　　￣￣　　　　　　￣

　　　　　　　　 r=-‐="¨ ‐=‐=-x__
　　　　　 r ､f¨｀＞／＼￣￣￣::ハ｀ー､
　　　　　　ノ}::/::´:／::::::::::::＼:::::::::/::::ﾊ::::＞:､ヽ
　　　r==/=｛::::{::::/::::::::::_,,，-‐｀―'- ､::ハ::::::::::>､ヽ
　　　{l /彡"l}::::ゝ-‐'' ´___::::r‐‐､::r--､｀＞､／::::ヾ､，
　　／ｲ:::::::::l ﾊ｀しf¨｀´　｀´　　 ¨　　 ¨ヽ:::::＞､ '，ﾄ､
..／./:::::::::::::l | ﾊ ',　__l　　/　／/　　 /　｀¨ヾ__:::ヾ_}〈
　 /::::::::::::::l !l　 } }　 .!｀＞､ /　/　　　/　　 /　} ゝ-､::::}
. /:::::::::::／ｲゝ＝"_,,,,,V/ l /ヽ/　　　/　　 /　 l 　　 Yl }　　そこで会長は専用の魔女を用意する事にしたわ。
/:::::::／イ::/　　 /Vっ::Vヽ､　/ 　／――-- ､l　　　 lﾉﾉ
::::／／:::::,'　　ｲ　{:!l:::::l}/　 '　／　＿/ 　/　! 　　 !´　..　上級貴族が求める魔女は汎用性はいらないから
´／:::::::::::{　　/ !　ゞ＝" 　 "´　　c´::::::}ヽ/　 l　　　 ,
´ヽ::::::::::::l　　'　',　　　　　　　　ﾊ､彡/ /　 /l　　l 　 !　　　魔法を創る魔法を習得する必要すらないわ。
　　＼:::::::,　 { 　ヽ　　　　 '　　｀ー-"/／ ,　　 l 　 l
　　　＼:::， l　　＼　　｀ ‐ '　　　　ｲ/ｨ　 ,　　 }　　l　　　それなら、未来を見る魔法や過去を見る魔法に長けた女子を見つけて
　　　 l .ヾ　',　 fﾌ__＼　__　　-　 ´　!　l　ｲ　　 l 　 .!
　　　　ﾄ､　　､イ::::::｀ir-､_rﾉﾌ ‐ヽ¨ヽ--､/ l　　 '　　.{　　　その魔法だけを習得させればいい。
　　　　 l＞､　ヽゝ:::＞ ´ll ｀ヾ､　ヽ:::ヾ､､　! 　 ,　　 ',
　　／＞､:::::｀ヽ､ヽヽイハヽ<　　　',::::::}ヾ/　 /i 　　 ',
　 /. ´　 !l ヽ:::::::::〉 }　 //　ゝ　＼　 .!-‐''ﾌ　ノ　!　　　，
　 { 　　 !l 　 V:/ ノ　//　　　　｀　/　/_ノイ:::}　 ',　　　　，
　 l　　　 !l　　}::´::::l //　　　_　-‐ ゝヽ::::｀＞:::ゞ　，　　，
　 l　　　 {{　/ｲ::::::::〉´―::¨::::::',::,'::::::::ヾ::::::::}::::::::｀ヽ　，　　　',

　　　　　　　　　　　　　　　......--―――--........
　　　　　　　　　　＞''":::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::＼::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　／:::l::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::.Y
　　　　　　 /::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::＼::ヽ::::::::::::Y:::::::::::::::::::::Y
　　　　　　∥:::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼Y::::::::::::l::::::::::::::::::::::l　　　　汎用性を捨てている。
　　　　　　j:::::l::::::::l:::::::::::::＼::::::::＼::＼::ミﾆ=::::::「ヽ:::::::::::::::l
　　　　　　l:::::l:::::::人::::＼::::::Χ～ _,,x斧Y}::::::::::j 　 }::::::::::::::}　　　　いえ、『汎用性など最初からいらない』という事ですか？
　　　　　 {::::::l::::::::::::＼::::＼-ミノ~`ﾐ少ﾞ j::/::::/　ノ::::::::::::::j
　　　　　八:::::い::::::ヾ,,x云￣　　　　 //::::/厂::::::::::::::::八
　　　　　＼X＼～癶｀ﾐ)　　　　　／/::::// l::::::::::::::::::::::::ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そうよ」＞リーゼロッテ
　　　　　　　 //:::::::::::::::/ヽ　ゝ　　　　 /:／/　 l::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　 //l::::::::::::::/ l:人　　 -― ／／　八:::ﾞ、::::::::::＼::::::＼
　　　　　　 ∥ l::::::::::::/　l::::::::::Tf‐-∠ ィ＿x＜￣ヽ::ﾞ、::::＼::::＼:::::::＼
　　　　　　∥　l::::::::::/ 　l:::::::::::::／　／￣`～､⌒～ﾍ:ﾞ、::::::＼::::＼::::::::＼.
　　　　　　j:l　 l::::::::/ 　八:::／::::::::/　　　　 ⌒～-}:`、::::::::ヽ::::::＼::::::::::::＜
　　　　　 {:{　 l::::::::!　　／＼:::／/　　　　　 l　　　　 l::::`､::::::::::`､:::::::＼～ミ::::::ヽ
　　　　　　l::l 　l:::::::{　／　　∠//l　　　　 l　 /　　 l::::::::ヽ:::::::::::ﾞ､::::::::ヽ　＼:::::＼
　　　　　い　い:／/　　　／／　　　　 {／　　　l::::::::::::ヽ::::::::::ﾞ、:::::::｀､　　ヽ:::::::ヽ
　　　　　　乂＼∨::/　　　/) 〈　　＼　　　 ∨　　ﾉl:::::::::::::::、::::::::ﾞ、::::::::::Y　　 l::::::::Y
　　　　　　＼/:::/::＼rく-､/人ﾍ　＿　　　ﾉ　　 /　}ヽ:::::::l:::l::::::::::::;::::::::l:::::l　　 l:::::::::l
　　　　　　　r-、j::::ト～/⌒フﾉ｛〔{￣　}＿／　　 /　 /　 V:::}:::}:::::::l::::l::::::::}:::::l　　}:::::::::}
　　　　　　 rヽ Y{::::{ 　 {=={::::》／/ {＼ノ￣}　　　/-／　　 Vj:::j::::::::l::::}:::::::j:::::}　　j:::::::::j
　　　　 r‐( ヽ }八:人　}ヽf:::》 ∨l　ヽ__>　ﾉ　　 / /l 　　　ｿ;/:::::::::}:::;:::::::;::::/　　/::::::/
　　　　乂_ヽ「　　＼＼j__ﾉ::》　　 l　　　　 /l　 /　/::l 　　　 //:l:::::::::l::/::::::/:/　　/:::／
　　　　　ヽ、　{　　 }￣! {::》　　　l　　 l　/　l / 　/::::}　　　/ｲ::::l::::::::l/::::::/ノ　 /／
　　　　　　乂＿__ノ　jﾞY::》　　　l　　　l {　ノ　 /:::::j　　／　}::::!l::::::/::::::/ ＿／
　　　　　　/:.:.:/＼　ﾉ｛::》　　　j　　　 l l　{　　〉:::/　／＿　j:::j l:::/:::::::/ j::∠＿
　　　　　 ./:.:rﾉ　　　ﾄ､｛::》　　rﾉ　　ヽl￣>‐く:::/ rzZ三/ /::/ j/:::::::〈三三三シ
　　　　　{:.:.:.:l ￣￣ﾉ　戈^ヽ　l　　　　 ∨x～く　 r彡┘/／ノ::::::::::/⌒))＿
　　　　　ヽ:.:.}　　 / ／/lY-､ﾐj　ﾞ、　　　　＼／～／＿／／/:::::::::/ ζ三／
　　　　　　 }ノ＿/ 《_ノ lL》　 l　ヽ　　　　　 `～└ヲ　〉　/::/l::::::::::;　　＞┐＿
　　　　　　￣　 l　　 ll ll 　　 l　　＼　　　　ヾ／　＼ﾌ /::/ l::::::::::l　｛彡'"⌒):ﾉ
563 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/18(日) 14:37:30 ID:6lg9pRNX: 　　　　　　　　　ト､
　　　　　　　ヽ　}::ﾊ　　　 ,.，　ｪｪｪｭ　､
　　　　　　 V:::::ﾊ　　／:::::::::::::::::::::::≧ｭ..､ﾐ､
　　　　　　　　　 V::::r三ニニニ≧ｭ､､::::::::::::::＼ﾐ
　　　　　　　　　ゝ/ /　　　　　　￣ミｭ､ミ:::::::::::ﾊミ､
　　　　　　　　 / /　　　　　　　　　￣ミ､V:::::::::ﾊミﾊ
.　　　　　　　 / /　　 / 　 / 　　　　ミ V::::::::ﾊミﾊ
　　　　　　　 / /　　 /ヽ　,' 　　 /　　　ミ V:::::::::lミ　'　　　　　魔女になるには一級魔法使い試験に合格しないといけないけど
　　　　　　　　 '　'　　 .ｭ､　゛!　　　/　　,ｲ　ミ .V:::::::!ミ　}
　　　　　　　 ′l　　　ljハ　l 　∨''' ‐- ､　　ミ弋_ノ/..　|　　..　　これは汎用型の魔女になれる女性を選抜するための試験よ。
.　　　　　　／/　l . 　弋ｿ　l/ﾚ'　 i　/ / ゛　　ヽイハ. 　 !
　　　　　　{　.{　ﾊ　/ 　､　　ﾌえ㍉/　　　 /　!::::::＼ |　　..　　これに合格できない者は汎用型の魔女にはなれないわ。
.　　　　　ゝ. ＼!　,ハ.　､ _　　乂Zソ′　　 ./ 　＼:::::::＼
　　　　　　　l ｀　,丶　ヽ　　　　 /　　　, ' !　　　｀＜:ﾊ　　　でも、特化型の魔女は違うわ。
　　　　　 V　 i ヽヽ /　―‐t.―./ 　 .／　.|　　　　　 |　ヾ
　　　　　　　　V　Vﾉ /′ 　 .ノニ/　イ|.　　 !　　　　 |　　　　　元々の彼女たちには試験に合格できる実力はないわ。
.　　　　　　　＼/ / ヽ／ヽヽ　{/　.i !　　　|　　　　　 |
　　　　　　　　　　ﾚヽヽ/,／l/lヽヽ!　　'j　　 .|　　　　　 |　　　　　まあ、素の実力で合格できる者は特化型の魔女にはならないけどね。
　　　　　　　　　　　／l.ニﾆﾆlニﾆV　 l 　　 !　　　　 |
　　　　　　　　 /ニlニニﾆlニニ＼ l.　　 |　　　　　 |
　　　　　　　　　　/ﾆﾆ.!ニニﾆlニニニヽ　　 !　　　　 |
　　　　　　　　 {ニニ!ニニﾆlニニニﾆﾊ　　|　　　　　 |

　　　　　　　　　　/::::::::::／　／　／　 !　　}| 　　ヽ
　　　　　　　　　 ,{:::::::::/　 ./　! /　／ |　　 |　　 |　 ∨
　　　　　　　　　,/:::::::/ 　 .!¨¨i ト /､　｜　,' !　|　}　　∨
　　　　　　ﾊ::::::/ 　寸＝ミ､　 '　|　/=ト､! /　 |　∨　　　結局のところ、特化型の魔女というのは
　　　　　　 ,　'， }　　　|乂廴ソヽ　| /x=ミ !｀′ }　 ′
　　　　　　　　′/:Y 　　 |　　　　　　　' 乂廴≧　 / ./　　　　私たちがやりたくない仕事を押し付ける為に用意された人材にすぎないわ。
　　　　　　 / ／::/　　　 !　　　　､　'_　　　　/　,　|/
　　　 ,....≦:::::::::::/　/　|　｜　　　　　　　 /／　　　　　　　工場のライン工みたいな扱いね。
,....≦::::::::::::::::::／　/ 　 !　 {｀　 , 　　　　／　||:::ゝ
:::::::::::::::::::::::／　／　　｜　 ,＿__≧　-　≦ |　　|{:::::::::＼　　　　少なくとも私はあいつらを対等な存在とは思っていないわ。
::::::::＞　 ´{ 　 /　　,　‐!　　∨:::::::::::＼ニニ|　　|,∨::::::::::＼
￣　　　　 ',　 {=≦ニﾆ|　　　V::::イﾄ:::::ヽ..ﾆ|　　|ゝゝ＜:::::::::＼
　　　　　ハ　ゝ､ニニﾊ　　　 V　| ',＼/|ニ! 　 |　＼＼　＜:::ヽ
　　　　 /／｀ト　ヽﾆﾆ∧ 　　 '，!　ゝ　|ニ! 　 |　　＼＼　＼}
.　　　　/く　　|／＼＼ニ＼　　ヽ　ヽ,|ニ! 　 |　　　/／

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ...::::::::::::::::::::::::::｀丶、
　　　　　　　　　　　　　　　／::::::/::::::::::: ＼:::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 / :::: | :|::::::::::::::::::::＼::::::|:::::::.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:::::::::| :|:::::::::::::::::::::､::::::::| :::: i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:| :::: | :|::::::::::＼::::::::＼ :| :::: |　　　それはそうかもしれませんが
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:|:|:i:i:|从＼::::::斗笊㍉ i|ﾍ::::|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |从:i:i找ツ｀⌒└ 勹:i:i:|ノ ::|　　　表立っていうと角が立つからそれは公言しない方がいいですよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:iﾊ　　 '　　　　/:i:ｉ:ｉ|:i:ｉ:人
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |ｉ:ｉ个　 ⌒　ィ i:i:ｉ:ｉ|:i:i:i:::: ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |( |:|__〕うT爪-- :i:ｉ/￣＼ :::::::＼　　　　　　　　「わかっているわ。ここだけの話よ」＞リーゼロッテ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/:i:i/ (/〈//| {〉 /:i/ | |　　＼ :::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　_/:i:i/.(/_〈_/_.|_|_/ .i　 | |　　⌒＼:::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　〈/ :i/.(/￣￣￣ /:i:i:|　 : |　　　＿_〉::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　/ :i/ 〔|.／⌒＼/:):|:i:|　 /|　 / (__〔i_〕::::::＼ :::＼
　　　　　　　　　　　　　　 / :i/.| 〔|＼＿／:|:〕 |:i:|　.:i:i⌒＼　LL|､:::::::::::＼:::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 / :i/:/| 〔|／⌒＼:|:〕 |:i:|./:i:i:i:i:i:i:∧　　　＼::::::::::::::::::::::::.
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　　_rへ _　　　　　　(⌒ /　　/ 　 _〕　　_〕　　 _〕／＼_　　∧　　　rへ) rへ)rへ(
　_〕γ⌒Yﾆ=-　　_　 ,ノ---v　　 _〕　　_〕　 __／. . . .　)　/ ∧　　rへ) rへﾉ ⌒))
　_〕人ツﾘニニニニニ=-{ V　　　_〕　　_〕／..:||. . .　　＼　/　 :､　(て　 (て　／
　乂__シ二ﾆ=--‐…＜丶)　　　_〕　　／. . .. ||　　　　＼　　＼ ⌒　 ⌒
　　　　　　　　　　　　　　7　　　〕＿/ ---- ﾘ〕---------.L 　　＼
　　　　　　　　　　　　　 /　　／.-ﾆニニﾆ-|:/,-ﾆニニニﾆ-| ＼　　　＼
　　　　　　　　　　 /　　／:ｉ:ｉ:|-ﾆニニﾆ-|/∧-ニニニﾆ-|:i:i:ｉ:＼　　　)
564 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/18(日) 14:38:08 ID:6lg9pRNX: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　 ,. -=／＼／ヽ::｀ヾヽ
　　　　　　　　　　　ｨ::´ヽ／-―-:::､:::::r‐＝ﾃヽ
　　　　　　　　　／/x=テ¨＾＾´￣￣｀ヾヽ::::/:::::）ヽ
　　　　　　　　　　　 /‐r‐¨´　　　　　　　　　ゞミ､::_人ハ
　　　　　　　　　 /‐"　　　　　　　　　､　　　､ー" l:::ヽヽ
.　　　　　　　　　 / 　 / 　　 !　　　　　ヽ, x-‐ヽ　 V::::＼
　　　　　　　　　　l　　 !　　 !　l　　　ｨ'.´　ト　ﾊ !　　 V::::::::＼　　　　　　　　まあ、ここまでいったけど私達も魔法研究だけをしているわけではないわ。
　　　　　　　　　ｨ　　 !　, =t‐'''‐　　 !ヽ ,.ｨやⅥ　　 .＼::::::::::ヽ
　　　　　　　　 /::l　　ﾊ　　ﾄ !　ヽ　　l　rVこシﾉl 　　　＼:::::::::ヽ　　　　　他にも副業は幾つか抱えているの。
.　　　　　　　ｲ::::i　　　V　久丁ﾊゝ､!　　　　　 l　　　 !　　l＼::::::::ヽ
.　　　　　　ｲ::::::ｨ　 l　ゝ　l ゞシ　､　　　　　 l　　　 }　　 l　｀＜::ヽ
　　　　　　/:::::/ l　　 ! 　丶!ﾊ　　　　、ｩ　　ｲ　　 /　　ﾊ　　　　ヾ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「副業ですか？」＞那月
..　　　　　ﾊ:::/　.!　　 !　　　l　＞　　_　　／ .ﾊ　　 /.　　　ﾊ
. 　　　 {::／　..}　　 !　　 !　　　　　 _≧ ﾚ＝!　　 /　　　　　ﾊ
　　　　　i/　　ﾊ　　　V　　l彡=テﾆﾌ¨Vｧ'''iﾄ､_!　／　＞､　　　ﾊ
　　　　　i　ｨニニニﾆﾆﾊ　 l､.=rニ/　／　 .l!　{ ｲ　　/´ニ＞､.　ﾊ
　　　　　 {.ニニニニﾆﾆﾊ /ﾆゝニ{／､______l!__l　l　ﾊニ／　l! ヽ. ハ
　　　　　 lニニニニﾆﾆV/ニニ／ニニニニl!ﾆl　{ソニ/　　 l!　 }　ハ
.　　　　ﾊニニニﾆﾆノノﾆﾆ／ニニﾆ/.ニニl!ﾆV ゝ　＿＿/‐=ﾆ＼　ハ
　　　　 /ニニニｨ≦／ニ／ニニﾆﾆ/ニニニl!ニ＼___＞≦｀ヽニニ＼　ヽ
　　　　ｲニニニニ､.ニ／ニニニニ/!ニニニﾆl!ニニニニニニニニニ､‐　ヽ
　　　ﾊ:!ニニニニ.／､‐=､ニニﾆノﾆVニニﾆﾆl!ニニニニニニニニニヽ　　ヽ
　　ｨ:::::ﾊニニﾆ／ニハ　}ニニ ´ニニゝニニニゞニニニニニニニニニﾆヽ.　ヽ
..／｀ｧ::::ﾊニ／ニニニﾊ lニニニニニニニニニﾆヾニニニニニニニﾆﾆノ　　　ヽ
´　　 !:::::::ｨ}´ニニニニﾆ/ニニニニニニニニﾆﾆ/＼ヾニニニニニ＞ ´　　　　　ヽ
　　　l::／::::!ニニニﾆﾆ/ニニニニニニニニﾆﾆ/　　ヽ_ヾニニﾆ／l　l　　　　　　　ヽ
　　ノX::::::::::!ニニニﾆ/ニニニニニニニニニﾆ{　　　 }ﾆﾆヾﾆﾆ{　 l　 l　　　　　　ヽ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　r.､r=≦二≧:x､,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノ::＞:::::／:::::＼___/::ヾ:::.､
　　　　　　　　　　　　　　　　 f:::／― ､/-‐≠―一''''¨'''‐ ﾐヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 r:∧:::::／ｲ´｀´　　　　　　　　　ヽヽ
　　　　　　　　　　　　　　 //:::::∨r´　　 /　/ / 　　 ', 　ヽ　 ' ,
　　　　　　　　　　　　　　ノ::{＝イf　 /　/　/　! { 　　 l　',　 ,　'， '
　　　　　　　　　　　　　　　}::{＼/ﾉ　.! ! l　 {　ﾊ. ',　　} {　.!　 !　 l l l　　　　そうよ。
　　　　　　　　　 x≦ｦイｲf丿　 l l''i ¨ i''マ', .ﾄ　ﾚﾔﾌ¨' ｝　 l l l
　　　　　　　　　　　 { ﾚ／::jl l ! {　　 { !xzｪｪｭ､　､!ヽ/zｪｪｭ､/ 　 l l !　　　　まずは貴女が卒業した魔法女学園の運営ね。
　　　　　　　　　　　　/~::::::::{{ﾉﾉ .!　　ﾏ'､心ソ　　　/ '､心ｿ　　 ,' .l !
　　　　　　　　　　 /:::::: イ　 j　 l!　　ﾏ､　　　　 '　　/ !　.ノ　从　　　　あれの教師は魔女で統一されているわ。
　　　　　　　　 /:::／　' 　.{　ヾ､　　ﾏ､　　｀　´　。ｲ /／/ 三ゝ
　　　　　　　　　　/／　 /　　＞､　丶　ﾏﾊ≧　‐＜　 // /./　ニヽ
　　　　　　　　　／　　, '　／ ./ 　＼　ヽ|ﾏ}≠ﾑヾﾉ　.// ｲ ,　 -､ゝ'
　　　　　　　　　　　／　　　　/　　/　　ヽヽﾘ､||＼｀ヽ＼/　 |　　 }
　　　　　　　　　イ　　　　 ./ 　 /　　　ﾊ '≦ニニ､≧=- ｨ|　　 {
　　　　　イ .／　　　　 / 　 /　　　 /ニ, !ﾆﾆﾄ､ﾆ}ﾆﾆ/ハヽ,　/
　　　　　イ　／　　　　 / 　ｲ　　　 ,ｲニﾆ!|ニ,'ニニニl/ニﾑ｀ヽ
　　イ　　 ,.'　　/　　　 ./ ／ ,'　　　/ﾆ!ﾆﾆ八ﾆjニニニ/ニニムﾌ
／　／　 / 　 ./　　　　／　 /　　　ﾊﾆ{ﾊノニ∨ﾆニﾆ/ニニニﾆﾊ¨ﾌ
　／　　 ./ 　 ./　　　　´　　/{　　　xｭ',=!ﾆ≧ｧｧｭ､ニﾆ!ニニニニ,ｲｨﾌ
/　　　./ 　 ./　　　　　 /　', 　 {. ヽﾊ＞, イニハニニニニﾆ,.'::J:〉〉
　　　 ./ 　 ./　　　　　 /　　､ .l＞イニニニニムニニﾆ／イ:::〈〈
　　　/ 　 ./　　　　　　　,' 　＞　ヾく　〈ﾆ≧ ‐=＝≦_＼::¨´j::::::ﾌ::::ハ
　　./ 　 ./　　　　　　　／::::／　ヾ　jミー--一 ´＝＝ヾ､::f´::::/:::,'
　 ./　　,' 　　　　　／::::／　　　　 /ニ≧=―――=≦ニニへf_ノ l:ヽ
　/　　 ;　　　　　　　 /:::::::/　　　　／ニニニﾆ!ニニニニニニニﾆヽ,ｨ!:::',
　　　　{　　　　　　 /:::::::/ 　　 ≦ニニニニニト､ﾆニニニニニニﾆハ;::::!
　　　　| 　　　　 /:::::::/　≦ﾆ／ﾆニニニニﾆ.{::ハニニニニニニニニ;:::l
　　　　|　　　　　　;:::::::::;ニﾆ／ﾆ/ニニニニニニ≧､ヽニニニニニニニ}:::|
　　　　|　　　　＜{:::::::::!_／ﾆﾆ/ニニニニニニニﾆf::::ト､ニニニニニニ|:::|ﾄ,
　　　　|　　／ニﾆ.!::::::::|,'ニニ/ニニニニニニニニニﾘ::::',ニニニニニﾆ':::;.ﾆ',
　　　　| ／ニニニ!::::::::{ニニ/ニニニニニニニニニニつﾊニニニニﾆ,':::;'ニﾊ
　　　.／ニニニニｨ:::::::::,ﾆﾆ,'ニニニニニニニニニニﾆ/ ﾌﾊニニニニ':::;'ニニ，

　　　　　　　　／::::::::⌒`ヽ、::::::::::＼::::::＼
　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::ヽ:::::::ヽ
　　　　　　　 /:::::::::::::::＼::::＼;;;;;;;ミ=-:::::::Y:::::::::、
　　　　　　　　 ,::::::い::::＼::::ミ;;;xfてﾞY l:::::::::::「ヽ::::::､　　　　　　　　　確かに魔法女学園の教師は魔女でないと務まりませんね。
　　　　　　 l:::::人:::＼:::Χ {{弋沙　l::l:::::::l　｝::::::.、
　　　　　　　 l::::::::::＼;;;;＞　　　　 l::l::::::l イ:::::::::::ヽ
　　　　　　八:::::::::＼≧、　　　　　　l::l::::::lﾉ l::::::＼:::::＼　　　　　　　　　　　　「これは未来の投資として労力を割いているわ」＞リーゼロッテ
　　　　　　　　　乂＼ミ{代;),,_　　　　　j/l::::::l　 l::::::::::＼:::::＼
　　　　　　　　　　ト::::⌒ 'ﾞ　　　,::‐　/　l:::::l　　ヘx-‐-､::::::::`く
　　　　　　　　　　　}::l:::::::::＼　　’　　　 /l::::l:／／　　ヽ:::::::::::`＜
　　　　　　　　　 j:::l:::::::l:::::l l::::::ー--介!l:::::l:.∥　　　　　l:::::::::::::::::::｀ヽ､
　　　　　　　　 /::/:::::/l:::::l_r-〈にﾆﾉ llLl:::::Ⅵ　　　　　 l ＼:::::::::::＼::::＼
　　　　　　　／::/:::::/　l／/::.:.:./ヽ／ll/ハ::Y{　}　　　　l┐ ＼:::::::::::＼＼＼
　　　　　　　／／/:::::/rく　代:.:.:./／／{{　　Yﾊヽl　　　　l　＼　＼::::::::::ヽ＼＼
　　　　　／／　/::::/　　￣癶:.:l:.／～┐ 　 l::::トl　　　　!　　＼　＼::::::::::､　ヽヽ
　　　　／＿＿/:::/　／￣￣〔(￣　　 jｿ　　 j::::} l　　　　　　　／} 　ヽ:::::::::、　ヽ::、
　　／　　}ﾒ､ /:::/　　`く／ /　ﾄ、＼／　　 /::/ l　　　　／／::、　｀、::::ﾊ　 Yi
　／　／　／／　　　 / / ::::｝ }　 }　　　 /::/　l　　　　／／:l　い　　ﾞ､::::::i　　 l:l
／/ 　〈　／／ヽ　　／／}　0/ { 　/　　／::/　/廴rヤ'"　 l:::::::l　l:::l　　　l::::::}　　 }}
/::!　　／:/　 l￣ヽ　∨　/　 /　ヽ/　／:::／　ｲ::::⌒"l　　　l:::::::l　l:::}　　　l:::::l　　∥
{:::l　　/:::::/　　 l ＼}／　／{ 　 {　　／::::／／ j::::::/l:::::l 　　い::} j:::j　　　j:::::l　 ∥
いl　/::::::∧　　 l　　　／::ー--十彡イ::::/ ／ {　}::::/ j:::/l　　　 ∨l /:/　　　j:::/　//
＼∨:/::/ ∧　　ﾞ､／／::::｝　｜　 /:::/　　　∨ ＼/:/　l　　　　V//　　　/:::/／/
　 /::/:::j 　 ∧　　ﾞ、 /:::::::/　O }　 /:::/┌―‐/ヽ　＼　l　　　　 Y　　　ノ:::/:::／
　 l:::{:::::{　　 ∧　　｀ー-く/ｺ　 !　.::::/ 　￣ /　　＼　＼､　　　 l　／三三三7
　 {:::l:::::l　ノ::::∧　　　　Y　　　l 　l:::;　　　／　　　x＜⌒/ ﾄ、　　　l `⌒メミ／
　八:::::::l　廴ζ ∧　　 Y　　　j 　{::j　　　　　　癶:.:＼:.＼/::::､　　 Vt-彡く
　　＼::ﾞ､　〈(　/::/＼　-{＿__/l:＼l::{　　＿／:.l.:.:.ヽ:.:Χ:.:＼∧　　　V￣)ン
　　　　　＼　 /::/　　＼_|:.:.:l:.:.:l:.:.:.ﾄ|￣:.:.:.:l:.:.:.:.:l:.／.Y:.:.:ヽ.:.:ヽ∧　　 ∨辷ｧ
　　　　　　　　{::{＿　 ∥　l:.:.:l:.:.:l:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.:l:.:.:..イ:.:.:.:.:l:.:.:.斗～Y∧　　 ∨⌒)〉
　　　　　　　x彡-┘ ∥┌ﾄ-┼:.l:.--┼‐～「:.:.:.人:.／ヽ:.:.:人:.:.:.ﾄ､l＿　乂
　　　　　　└ミzzｧ　彡　l:.:＼:l.:..:l:.:.:.:.:l:.:.:.:.:ﾄ:.:.:.:.:.癶:.:.:.:.:＼:.:.ヽ:.:.＼X:.＼　`～､
　　　　　　〔こ⌒　〈(　人:l:.:.＼:.|--‐┼～l:.`く:.:.:.:.:＼.:.／:.＼Χ:.:.:.ヽ／}　　　￣ヽ
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　　　　　　　 /弋:.:.:.:.:}:/ー-}-┼～`ｰｧ┐斗～'"^＼:.:.:.:.／ヽﾉ／}:.:.:.:.:/ ＼　　〉
　　　　　　＼:.:`～┴-r‐ｦ:.:.:l:.:.:.:／{乙＿l.:.:.:.:.:.:／):／　　　　 j￣￣　＼＼　＼
　　　　　　　　　＼/　　└く:.:.:.:l:.／　　 jノト～'"└''ﾞ　　　　 j　　　　＼｝`ｰ┘
　　　　　　　 /　　　　　　￣　　　　/:.:.:j　　　　　　　　　　　/
　　　　　　 r-､　　　　　　　　　　 /-～!　　　　　　　　　　 /
　　　　 r＝=ミl__ﾉ7⌒ﾒ_r､　　　　　／　＿l　r--､　　　　　　 /
　　　 └～rｼ/ メ__ノ /　 )､r、／　　くヽ⌒l　 /-l⌒-j～､_/
　　　　　　 /VY　　/ /`ミく　 (ィ　　　　　 )＝} 〈==j＿/　ノ⌒ﾒ、
565 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/18(日) 14:38:42 ID:6lg9pRNX: 　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　＜::::::::::::::::::::::::＞､
　　　　　　　　　　　　　／::::::,...ｨ:=､¨¨::::::‐-....､:ゝ
　　　　　　　　　　　　 r:::::::::／::/::::::::＞――‐-..,ヽ:ヽ
　　　　　　　　　　　ノ:::::／::::::/x::´ ‐ ¨￣￣￣¨　-､}
　　　　　　　　　　ｲ}:::::/ヽ￣ｲ:／　　　　　　　＼
　　　　　　　　ｲ｛:::/＿!/:::/　　　　　　　　　　　ヽ　＿＿＿
　　　　　　　　　／　 {::::{:＼/::/　　　　 !｛　　　,　　ヽ　　　ヽ::::::＿::::: =‐- ､
　　　　　　　／　　 ,:::{￣{:::, 　 /　 .!　 ! '　　　ﾄ　　ﾊ ,.　ヽヽ=＝‐
　　　　　, ＜　　　　　ヽ乂/:/　　{　　|　 l　',　　 } '，,ｨ彡　　 } ヽヽ
　　 , ＜　　　　　　　 _ヽ__j　　十‐‐t--==z,　 ,'レ|_/ｨｱ　 } }　 '　!　　　次が滅亡した文明の調査ね。
, ＜　　　　　　　　,....＜::::::} l　　＿＿＿,,,,,,,　'､/　ｲ心ｲ　 /l } 　リ
_,,　-―――‐≦:::::::::::::::::/ ,'　 | ｀¨ヽ弋ソ´　　　￣ '　/ ',/　　　　　.　王国が宇宙に進出してから
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞" /　 i|　 ∧　　　　　 '　ノ／　ヽ
￣￣￣￣Z:::::::::＞ ´　,≦′ /　　　ゝ　　　　‐ ´ ／　',　ヽヽ　　　　..　文明が滅亡して知的生命体が滅亡した惑星が数多く発見されたわ。
　　　　　´　￣　　　/　ﾌ′ , 　　 .∧ニ≧-　イﾆﾆ≧',　　ヽヽ
　　　　　　　／　　/ ／, 　ﾊ　　　　∧ｲヾ､ｦ=!ﾆニニﾆ,　　 }〉〉　　　　その惑星の歴史を過去を見る魔法で調査する仕事よ。
　　　　／　　 /／　ヽ　ヽ〉　　　 ∧|　ソﾆ.ト､ﾆニﾆ.}　　.! /
　　　／　_, -≦≧､　　ﾄ､ヽヽ　　ﾊイﾆ＼}　＼ﾆﾆ! 　ﾚヽ
　　　 /　―＝ｧﾆニニﾆ≧ﾚ-＼ヽ_ヽ　　 ,ニニﾊ　　＼|　　}　ヽ
　　 /　　／ﾆニニニニニニﾆヾニヽ　 }ニノ　ヽ　　ﾉ　ノ､　　ヽ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-―――-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　...'"::::::::::::::::::::::::::::::::::: ｀丶、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
　　　　　　　　　　　　　　 /:: :: :: :: ::|:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ＼::::::.
　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::|:::::|::::::: :: :: ::::::::::::::::＼:: :::::::::::::::::::::.
　　　　　　　　　　　　　 / :::::: |:::::|:::::|::::::::::::::::::::: ＼::::::::::＼:::::::::::::::::::::.
　　　　　　　　　　　　　　　 / :|::::::::|:::::|:::::|:|:::::::::::::::: ､::::::＼::::::::::＼ :::: |:::::::::.　　　　　　　それもやったことがありますね。
　　　　　　　　　　　　 / :: |::::::::|:::::|___|从:::::::::::::::(＼::::: ＼::::::::::＼ |:::::::::::.
　　　　　　　　　　　　　　 /::::::::|::::::人:::| 斗=ミk::＼:::: ＼斗っミk::＿:::＞:::::::::::.
　　　　　　　　　　　 /| :::: 人:::::::::∨ んr'(_　＼￣￣んr'(_ 刈 ::::::|:::::::::::::::::.　　　　　　「そういう仕事は魔女なら一度はやることよ」＞リーゼロッテ
　　　　　　　　　　　　　/ :|::::::i:i:i|:＼::八乂r'ツ　　　　　　乂r'ツ　.::/::::|::::::::::::::::::::.
　　　　　　r┐＿ノト-===辷㍉八:::::::::::〈⌒ 　　　､　　　　 /:/ :::::|:::::::::::::::::::::::.
　　<廴〕Lﾉ_Ⅴ-―…＝ﾆ三(辷乂ュ:::::::::..　　　　　　　　　　　 /:/ :::::: |:::::::::::::::::..＼::.　　でも、それは特化型の魔女にやらせればいいのでは？
　　 ∨〈 /　　　 | 　|　　,'　　 /`'＜人込:＼　　 _　 _　　　.::/::/ :::: |::::::::::::::::::::.　＼.
.　　 ∨〈_　 ', 　 |　 | 　 ,' 　　,'　　 / `守个s｡　　　　　　　イ:i:i/::::::::∧:::::::::::::::::::::. 　＼
　　　 ∨〈 / ',　 |　 |　 ,　　 /　　:/　　, ＼xへi＞　__　＜|:i:i:|∨:::::::/:i:∧:::::::::::::::::::::.
.　　　 ∨〈　　 |　 |　,' 　 /　　:/ 　　　／ x人__.. . . . ...:|:i:i:| .:::::::/)＿:∧＼::::::::::::::::.
.　　　　　∨〈.　　|　 | ,　　/　　:/　　　／　／寸(ｧO‐＜　-/::::::/(ニニ＼　)＼::::::::::::＼
　　　　　__∨〈∧∧∧∧:___ 　/　　／　／　　∨て＼)) /::::::/_/ニニニ|:(:::::: ＼::::::::::::＼
　　　／／:∨〈.　/ )　/　/(＿　／　／　　　､丶V 〉-＜/::::::/ノニニニニ＼:::::＼＼::::::::::::＼
.　 ⌒／::::::::::∨ / /　＿　／／L　／　､丶` 　　〈〕Y)/:::::://ﾆﾆ/ニニニニ＼:::::＼＼:::::::::::::
.　 ...:::::::::::::／:::: |　|/ ,‐┘／　／L 丶`　　＿＿＿__〕_.)/:::::://|ﾆ /ニニニニニﾆ〉::::::(　＼:::::::
／:::::::::::／:::::::::: | ./ /,.―‐┐＿＿_ >＿＿＿＿＿__〕 /:::::://　〕/ニニニニニﾆ/ :::::::::＼　＼:
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::: ／::::::::::::::::::::::ﾊ　　　 /(:i:i:i:i:＼__{. . . . . . . . . . . . . ./:/ :ｉ. . . . . .￣〈======/∨)::::::::::::::::::::::＼
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:::::::::::::／::::::／....人　　　〉/. ....＼⌒ {-ニニニニﾆ|::|ﾆ:|::::|＼__/| :::::| |. ＼. ＼. |　　　　＼:::::::::::
::: : ／::::::／/. . . . ..＼／/ . . . .....∨..〕-ニニニニ |::|_从 :|／.:.| | :::::| |.　. .＼....:|　　　　　＼:::::
::::::::::: ／　＼. . . . . (. ./. . . . . . . .∨|/-ニニニﾆ |::|ﾆﾆ､V＿_〉 :::::| |. . . ......＼〉　　　　　　＼
:::::::／　　　 )＼. . . .〉. . . . . . . . ....〉|-ニニニニ八:!ニ=∧V￣V:: / |. . . . . . . .＼
:／　　　　　 (. . . ￣/. . . . . . . . ..../-j-ニニニニニ.＼ﾆ{--::＼∧/ 八. . . . . . . . ..|
566 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/18(日) 14:39:47 ID:6lg9pRNX: 　　　　　　　　　　　 i´　l　　 | {　　　 l　イ　 ',　　 ',::::::＼
　　　　　　　　　 l 　 |　　 ! '，　　 i´､ !＼ハ　　 V:::::::::＼
　　　　　　　　　 ,ｲ　　|　'´￣ヽ　 !　V　x＝}　　' ＼::::::::::ヽ　　　　　歴史調査に関してはそう思うかもしれないけど
.　　　　　　　　 ,.:'::!　　 V　 .!　　＼|　／　 .l　　 ',　＼::::::::丶
.　　　　　　 /:::::l　　 l ∨ .!r＝ミ　　　　　 l　　　〉　 , ｀　＜ヽ　.　あれって不定期だから専門家を用意しづらいのよ。
.　　　　　　　 /:::::/|　　 }　ゝ!'，　　､ ´ }　　.ｨ　　 /　　 ,　　　ヾ
　　　　　　　/::::::/ |　　ｨ　　 .!　＞，.　‐' ／ ,′　 /　　 ∧
　　　　　 ,:::::,.'　.|　/ {　　.|　＿＿ ≧ｪｪｭi　　 /　　　　∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そうなんですか？」＞那月
　　　　　 !／＿_|_l{＿', 　 .|'´ﾌﾆ／｀メ¨lヾ!　 /　＞-..､　∧
　　　　　　　 /ニﾆﾆゞニ∨　'ヽ{ﾆ{　／　　.! .|, ｲ　/ニ／}＼. ﾊ
　　　　　 {ニニニﾆ＼ } /ニニ／ニ≧=|=.! .{_/ニ/　 i 　 i ハ
　　　　　 |ニニニﾆﾆノノﾆﾆ／ニﾆ/ニﾆ!ﾆ'，ゝﾆ/＼ |,　ｨヽ　ヽ
　　　　　 /ニニニ／／ニ／ニﾆﾆ/ニﾆﾆ'，≧=―≦ニニニ＼ヽ
　　　　　　/|ニニﾆ/／､ﾆ／ニニﾆﾆ{.ニニニ'，ニニニニニニﾆﾆ≧ヽ
　　　　 ,':::|ニニﾆ{{ハ／ヽニニニニニニニﾆ'，ニニニニニニニヽ　＼
　　　　　ﾚ‐::Vニニ|!／ﾊ　/ニニニニニニニニヽニニニニニニニハ.　　＼
　　　／|:::::::Vニ／ニニVニニニニニニニニﾆ,､＼ニニニニニﾆ／　　　　＼

　　　　　　　　　　　　　　　,....-―‐-....,　＿
　　　　　　　　　　　,....＜:::/::::::::::::::＼::::＞..,ヽ
　　　　　　　　　／＿＿/＿＿＿:::::::ヽ::::::::＼ス
　　　　　　　　／フ＞' 乂乂　乂乂＼::}:::::::::::::＼ス
　　　　　 {フ￣　　　　　　　　　　乂＼―――'フ
　　　　　　 /　　 /　　 /　　　 |　　ヽ乂＼::::::::/}::ﾌ　　　　　　　そもそも滅びた文明の多くは私達とは似ても似つかない種族ばかりよ。
　　　　ィ　/　{　　 ,　　　　 } ',　　 ',　乂::＞イ::}
　　　／::::′′｜|　 !　　　 |! ﾄ，　 }_,,!..　｀ｰイ:＼　　　　　　そんな種族の歴史を調べてもあまり参考にならないから
　　 /::::::::/　ﾊ　 {｜ﾊ　{　　 }| } ィ ´ﾊ｜　　 , 　!::::::::ヽ
.　 /:::::／,' /　',　斗‐-',､',　　 , !´　! /ｨ乏ｱ　 }　.!:::::::::::!　　　　　調査してもあまり利益にならないわ。
　/::／　//, 　ゝ　!/　　ゝ　/ |/／弋zソ . 　 !!　|:::::::::::}
　|/　　〃 {　　　＼癶丞心　　　　　　　} , 　 |_，{:::::::::/＼　　　　不定期で重要でないから、アルバイト感覚で軽くやる仕事になるわ。
　{ 　〃　 !　　　 ,　＼￣　､　　　　　//　　}ﾆ'，,::::/　　＼
　　 /　　 ∨　　 ∧ 　ヽ　　　､ノ　ｲ/　　 'ニﾊ Vヽ＼　　＼
　／　　　 ∨　　 ∧　　｀f　ー- イ.//′　 'ニ{　ゝ　}　ヽ　　＼
／′　　　　　＼　　＼　ゝニﾆヽ// ′　 'ﾆﾆ!＼ }/ ＼}.､
{　{　　　　　　　　｀　 ‐-､',　{ニニ／ｲ/　　 /ニﾆゝ__ヽ__／ﾆ＼
|　|　　　　　　　　　　　　}.} /ニニニ./　　ｲニニニニニニニﾆヽ
＼ゝ_　　　　　　　／//ニニﾆ／　／ニニ/ﾆﾆイ＼ニ{￣￣!
　　￣　　　　　／／/ニニ／　／ニニﾆﾆ￣ニニﾆ＼|ニニ|

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,,､r‐～～～､__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,ｨYﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 Yﾆﾆﾆ<フ'''´.　　　　　辷∨
　　　　　　　　　　　　 Yﾆﾆﾆﾉ. 　 | 　 ||　　　　　　＼　　　　　　その一方で人間型の知的生命体がいた惑星はちゃんと調査しているわ。
　　　　　　　　　　　　　　　 (ﾆニﾘ |ﾊ＞ﾄ､,_从　　 | 　 |.　　ヽ
　　　　　　　　　　　　 zzx　(ﾆﾆｱ　ﾐzzzzzミ从　ﾊ_,,,斗　|.　 '，　　　　ただこれは数が少なくて１００年に一つ見つかればいい方ね。
　　　　　　　　　　　　　{{_,,-=ﾆﾆ/.　从辷う　} / ,ｨzzxﾊハ.　 ',
　　　　　　　_,,､､-==ﾆﾆﾆﾆﾆﾆｱ　　ﾍﾍヽ. 　　 ",　ぅツｱl |: :',　ﾊ　　..　つまり、仕事が不定期過ぎて職業として扱いにくいのよ。
　　　　,,,ィ=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＞'ィ／　! 　ﾊ ', 　　ｬ.‐.､　　　ﾊ V: : :',.}
　　　　　　　''" ㍉､￣　,イ／　　 |　ﾊﾄ.ﾍ.　乂ノ　　ｲﾊ: : : : : }!ﾆ=-
　　　　　　　＿_,ｨ＞=Y 　l　　　　|　|: :ﾍ| ＼　 , .＜: /　}: : : :.从ﾆﾆﾆ==-､､,,
ニ=―､､､､＞ﾆﾆﾆﾆﾆヘ　',.　　　 ',　|: :<:i:i:i:i:i:i:i:ﾊ : : { 　}／∨ ヽ
ニニニニニニニニ＞ニ{ヽ.　　　 ', ',‐ヾ:i:i:i六:i:i:i:┐:',　　　　＼zzzzz======ミx
ニニニニニニ=＜ﾆﾆﾆﾆ', ヽ. 　　ヽ',　　 ∥㍉‐''´｀}ﾑzzzz彡''''"´＼　　　　　　　ヾ，
ニニニニニニニニ＞ﾆﾆﾑ　 }　　　　 }___.∥､､＿¨¨¨}ﾆヾ　　　　　　　｀''＜　　　　　　}}
　　￣¨''―‐ﾐニ=／ﾆﾆﾆﾆﾆ∨　　　 V=∥ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ} ＼　＼　　　　　｀''＜　　 ∥
　　　　　　／`＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｱ.　　　　　}={{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=ﾚ'ﾆﾆ≧､｀'' ､､　　　｀ヽ｀ヾ/
　　　　／　　　　｀ヾﾆﾆﾆア / /　　　从={{ﾆﾆﾆ}i{ﾆﾆﾆﾆﾆﾏ:i:i:i:i:i:i:iヽ　｀丶､　　ヽ
. 　　 ,　　　　　／: :＞'´=彳./　　　八ﾆ{{ﾆソ:i:i:ihﾆﾆﾆﾆﾆ}:i:i:iｧ‐､:i:i:ﾍﾍ＼　`　､
　　 /　　　　／.: : : :. :. :.／ /　　　,ｲﾆﾆﾆゞ:i:i:i:i:i:i:i:ゝﾆﾆﾆ人/: : : : : : :ﾍﾍ. ＼｀''　､
567 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/18(日) 14:40:19 ID:6lg9pRNX: 　　　　　　　　　　　　　　　,　-=ニ=‐　 ,
　　　　　　　　　　　,　≦　 ¨　￣ ¨　＜::＞....,，
　　　　　　　　　／　　　　 |　　 |　!　　＼＿ヾ､
　　　　　　　　 /　 {　　　　 !　　 }| |　　　ﾏヽﾄ､ヽ
　　　　　　 /　　|!　　　　　}　　/　|　　　ﾏ}￣ﾏ,
　　　　　　　/　 !　!{　　　　ｲ　 /| | }__　　　 {{:::::::}ﾊ
　　　　　　 /{　｜ |.'，　　 / |／ｨ乏ア　　　　{ゝイ ∧　　　　最後に会長の護衛ね。
　　　　〃!　 {　!,. _　　 {　乂ﾉ辷ノ}　　　　乂ノ　ﾊ
　　　　　 {! ∨ .! ≦,心＼|　　　　 ! 　　　　ヽヽ∧
　　　　　 |　 ∨| ﾊ´　　､　　　　　　,　　　　　　　}　}＞　､　　　　　　　「それはやった事がありませんね」＞那月
　　　　　　　　ゝ/ ゝ　　　_ ノ　　／　　　 /　／／:::::::::::::＞､
　　　　　　　／ノ　　＼　　　／　,　　　 /／／＼:::::::::::::::::::::::＼
　　　　　／／/　　　|　≧==≦ 　./ 　　／／　　　｀＜:::::::::::::::::::ヽ
　　　　　{　{　/ 　　 .}　　 }, -‐≦{　　／ｨ　_　　　　　　　　｀　＜:::::∧
　　　　＞-.,＼　　　'　／:::::::イ　|　／ ´ |ﾍ　＼　　　　　　　∧　＼::ﾊ
　　　／:::::::ﾉ＞ ,､ /／{::::::::/　|　.|　　　 .! ､ヽ　ヽ　　　　　　ゝ　 ',:::}
　　 /::::::::／　　　ヾ/ﾆ∧:::/　_,|..ｲ!　　　　{. !＼',＿'，　　＼　　ゝ |/
　　/::::／′ 　　 / {ニ{..ｨ≦ﾆﾆ'，.{　　　 .!,.|ｨ≦ニﾆ＼　　　＼　　　＼
　　{／ /　　　　 /,ｨ≦ニニニﾆﾆゝ,　　　　|ニニニニニ＼　　　＼　　　＼
. 　　 /　　　　ｲ/ニニニニニニﾆ∧ 　　 {ニ}ﾆ/＼ニ.|＼≧=‐　＼　　　＼
　　　/　　　ｲﾆ!ニニニニニニニﾆ∧　　 ∨|/ニﾆ.＼|ニﾆﾆ}　　　　＼　　　＼
　　 ,′　　/ﾆﾆ|ニニニニニニニﾆﾆ∧　　　'ニニニニニニノ　　　　＼　　　＼
　　,′　　,ニニ|＼ニ|＼ﾆｲニ／|ﾆ／ﾊ　　 .}ニニニニﾆ／　　　　　　　　＼
　　{　　 ,'ニニ.!ニ＼!ニヽ|.∨ﾆﾆ|/ﾆﾆ∧　　|ニニﾆニ／　　＼　　　　　　　＼
　　|　　ﾊニ＜ニニニ＞=＝＝＝=＜/　',　 }ヽニニﾆ{　　　　　＼　　　　　　　＼
　　|　　,'　＼ニ＼x＜ニﾆ__ﾆ,，ｨ=＝ﾆ{／ }　,　}ニニﾆ!　　　　　　　＼
　 ∧　.{　／＼ニ}, ｨ≦¨￣¨≧x ､＿_| 　 | /　'ニﾆﾆ∧　　　　　　　　＼
　/　＼|／　　 }ﾆ/≦''　¨　￣￣￣ニﾆ＼ﾚ {　|ニニﾆ∧　　　　　　　　　＼
./　　／　　　 /=/ﾆﾆ∧ニニニニニニﾆﾆ.＼|　!ニニﾆﾆﾄ､　　　　　　　＼
'　／　　　　 /=/ﾆﾆ/ニ'，ニニニニニニニﾆ≧!ニニﾆﾆ|:::＼　　　　　　　　　　＼

　　　　　　　　　　　　　＞　 ¨ 二　　　　､
　　　　　　　　　　,　___ へj Υ＿└__‐‐　＼
　　　　　　　　／_く＞...:::::::7::＼::::::::7＼....＜｀､
　　　　　　 ,　 ,.Уト.., ::::::/:::::::::＼:/:::::::ヽ::::/＼ヽ
.　　　　　　 /　/:7:: !::::::＞　¨二二二二≧ ' x::::::'，,
　　　　　　 ′f::/＿|／／　　　　　　　　　　｀　≧.､}
.　　　　　　'　.」:|＼/::/　 / 　 '|　　./　 }　.|　ヽ　マ
　　　　　　{ 廴::|::::{::::{　 _L，/__, ｡ｲ　　ﾑ斗‐‐　'　 '
　　　　　　|　 /廴廴ﾉ　 .|　/　|　ヽ　 /　l/　 ',　}　 |　　　それはそうでしょうね。
　　　　 ,　/:::::}　|　　ﾔΤ示ト　|／　ﾔΤアV 　 !
　　　　　／::::::/　.|　　　|､込ソ　　　乂ソ .j!　　|　　　会長は未来を見る魔法で敵を事前に排除しているから
　　　　／::::::／　　|　　　|　　'''　　　,　　　'''　/　　｜
.　　　 /7￣　　　 |　　　ト　　　　　__　　　／|　　 l!　..　本来なら護衛は必要ないもの。
　　　 ,/　　　　 .|　　　| 　_≧　 -==≦　　 |　　 |'
. 　　 ,　　　　　 j!　　 |≦ﾆゝ:::/ヽ::::〉､　 |　　　∨
　　　 {　　　　 /.!　　 |ﾆﾍ¨f¨ヽ-＜7Tヽ'7　　 '　 ∨
　　　 |　　　　　ｲﾆ|　　　| iヽ　　　}　 {　　､′　 ′　 V
　　　 |　　　／ﾆ|.八　　/　＼　 .ノ　　',　　　ヽ /≧　　∨
　　　 |　　　フ=|／.＼,′ j!ニﾆﾆ!　　.|≧-　_/ヾﾆﾆ〉　 V
　　　 |　　　 Vニニニ.{　 /ニニﾆ|　　 !ニニ∧ニ.／　　 ,
　　　 |　　　　＼ニニ..| ./ニニニj!　　.|ニニﾆﾊﾆ{　　　　｜
　　　 |　　　　　 ∨ﾆﾆ'/ニニニﾆ　　 {ニニﾆﾆ,/ 　　　 |
　　　 |　　　　　　Vニ/ニニニニ'　　　'､ニニニi!　　　　　|
　　　 | 　　　　 ∨,'ニニニニ/_________＼ニニl!　　　　　|
　　　 |　　　　　　　＼ニニﾆﾆ/ニニニニﾆ＼ニl! 　　　 |

　　　　　　　　　　　,　　―――　　,
　　　　　　　,　　´，-‐::＼:::::／¨::ヽ:::｀...､
　　　　　／::／､/, -――――- ､‘，::::::＞､
.　　　 /::::ｨ::／＿rｭ＿}￣ゝ _ノ＼｀::＜:::::|:',:',
　　　　/::/／:ノ　　　　　　　　　　　｀ｰ,:＼!::}:ゝ
　　　 {:::::__」　 /　　　 |　　 .!{　　 }　　＼¨:::::}
　　／L」　 !　!　| |　 |!　　　| '，　｜ |　|　＼」＼
　 /:::::/　　　|　| 　 |　ハ　　 !　',　｜ }　｝　 ' .!:::::ヽ　　　　　それでも会長を守るために護衛向きの来水美樹を
../::::::/ !　　｛　! ¨i ト-　.,_　　| 斗‐┼ i ¨'　/　|:::::::::'，
.{::::::/　|　　　', .!　ｨ笊ハゝ　 | .ィ笊ハ /! /　 .|＼:::::‘，　　　会長に護衛につけているわ。
.|:::,　　.{　　　 |ゞ弋辷リ　＼| 弋辷リ /ィ　　 |ヽ＼::::'，
.∨　 ./!　　　 ,__，　ー　　､　　ー　/イ　　 .! ∧　￣
　　 /　,　　　 , ゝ　_　　､　，　　ノ　|　　　}　∧　　　　　　　　　　　　　「美樹さんはそんなに強いのですか？」＞那月
　　 / 　､　　ゝ　ｨ=f ―――　=､　 }　　 /　 .∧
　　/　　　＼　　ゝ {ﾆ{ ゝｲﾄノ /ﾆ} ／　／　　 ∧
　 /　　　/　｀　，ヽﾆ≧/ﾆﾆ',≦=／,，イ　　　　 ∧
　/　　 /　　　ｲニ＼ヽノニ.ニ'，/／ﾆﾆ｝　　　　　　∧
./　　　/　　 {:::!ニﾆ／ヾ======/iニﾆ／､　　　　　　 ∧
′ 　 / 　　 .!::|ﾆ／ﾆ/＝＝＝＝!＼ﾆ＼::＼　　　　 ∧
568 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/18(日) 14:40:51 ID:6lg9pRNX: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,　ヤ／:::::::::::::::/::::｀::マ爻､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,.ｨ爻爻爻爻爻ｭ /:::::＿＿::｀:マ爻
　　　　　　　　　　　　　　　　　爻＞　　　　　　　　マ爻､:::::::::::¨'''‐ヽ爻
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　／　　／　　　　マ爻､::::::::::::／::ﾏ爻､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／／／　'　／　/　　　　　爻ヽ::::／::::::::::ﾏ爻' ,
　　　　　　　　　　　　　イ′　/　 / /　　/　　　 '　　 !　爻ﾊ，,_:::::::::::::ﾏ爻 '
　　　　　　　　　　　　／:/　′/　 / /　　/　　 ./　　 ! 　爻ﾊ:::::::｀'' ＜:｝爻 '
　　　　　　　　＿＿＿__／::::/　'　ｲ __/ ｲ　　 ′　　 ′　　 !　　爻ﾊ::::::::::::::::,ｲ爻｜
　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::/　 { / !　' ＼!　 / 　　 .! !　　 .!　　 ' 爻ﾊ:::::::／::,'爻
　　　　　／￣￣￣￣￣／　　|,'　| ﾊ {　|ヽ,'　　 / | {　　 } |　　′ 爻ﾊ:´::::::/爻　′
　　　　_/¨ヽ＿＿　　／　　　　　 !{¨ﾏｭ'､ﾊ　　ﾊ　￣ ¨¨i''ト､′ 　爻ゝイ爻　/
　　 /::,::::::::/::::::::::ﾄ､r―-　，_　　ハ　V:ハﾟ｡　| | }　'， ,'　! /　｀　　爻爻　./
　　 ,:::::{::::::/:::::::／::ノ､　　　　　¨､ ‐- ､乂ｿ　'， ! ﾚ__　V 　|/　　　　　 /:::::', ./　　　　美樹は強いわ。
　rノ‐､:!__/::::／:／::::::}　　　　＼ }＼ヽ　､　　ゞ　￣¨''＝=}　　　　 /::::::::::，
/::::::::／::::::У､:::::::::／ﾄ､､＿__ 　＼}　'､¨　　　　　　　　　 /　　　　 /::::::::::::::',　　　.　闇の衣を使えるからね。
{::::／:::::::／::::::}:::／:::::ノ≧､／ー‐'rｪｭ､｀､｀ｰ　　　　　 / 　　 / 　 {::::::::::::::::::'，
／‐､__/::::::::::く＞≦ニニ／　 /¨´　x≦≧/｀､_,,..　-‐ ／　　 /　　 ,::::::::::::::::::::，
:::::／::::ゝ::＞≦ニニﾆ／　　 / ＝/ニﾆ＞ゝ__ ゝｪｪｪ／　　　　/　　　ヽ:::::::::::::::::}　　　　　　　　　　　　「闇の衣？」＞那月
／:::::::::／ニニニ＞ ´　　　./{__／ﾆ／，-‐'''/, 　／　　　 , '　　　　ﾄ､:::::::::::::!
--‐≦ニﾆﾆ＞ ´　　　　／＿,,..，・''´　　 / , ＜　　　，-､　　　　　 .!　，::::::::,
ニニﾆ＞ ´＿＿， -‐≦ニニニ〈　　　,　＜　　　　　　／ニﾆ＼　　　 !　 ',:::::::,
｀　／-=　__ イ{　/ニニニニニニ＞　´　　　　　　／ﾆﾆ＞ ¨ヽ＼　　｜　 }:／
／　　　　　 /=!/ニｨニﾆﾆ＞　´　　　＿＿＿__／＞ ´＼＼　ﾟ｡ヽ　｜／
　　　　　 /ニ!／={ニ／　　ｨ≦三三ニニニニ／ /　　__ヽ_}＿}　 }　 !
　　　　　　ゝﾆ/ニﾆ|,, '　　／ニニニニニニニ,イ　 /,x≦ニニニニ＼　 |
　　　　／ﾆ{ニ／/　　/ニニニニニニニﾆ/　ゝ,/ニニニニニニﾆﾆ＼!
――‐≦ﾆ|ニゝ´ニ|　 ./￣￣/ニニニニニﾆ≦ニニニﾆ＞　￣￣￣　､ヽ
ニﾆﾆト､ニ|／ﾆ'，ﾆ!　/ニﾆ／ニニニニニﾆﾆ/ニニ＞/　　　　　　　　　｀　､
ニﾆﾆ'，=＼ニニゝ=，{ニ／ｨニニニニニﾆﾆ/ﾆﾆ／ﾆ/　　　　　　　　　　　　　＼
ニニﾆ∨ニ',｀　､ニヾ､!ニニー―――ｧﾆﾆ/ﾆ／ニﾆ.!　　　　　　　　 ',＼　　｀¨ﾌ
ニニﾆ∧ﾆﾆ'，ニ｀　､＼ニニニﾆﾆ／＞ /／ニニニ|　 '¨'，‐､　　　　 ,ニ!￣￣
ニﾆﾆ/ﾆゝﾆﾆゝニニﾆ｀¨''‐- ，__＞ ´　 //ニニニニ{　′ }′ ',　　　　　 !ﾆ!
ニﾆ./ニニ＼ﾆﾆ＼ニニニニ／≧‐ ､　,'/ニニニニﾆゝ　 |　　 !　　 ',　　 |ﾆ|
ﾆﾆ/ニニニﾆ｀''‐- ｀≧ ､,_／ニニﾆﾆヽ{'ニニニニﾆ/:::::¨¨乂__/ ,　　，　 ,./
ﾆ./ニニニニニニニニニニニニニニﾆヽニニニﾆ/:::::::::::::::::::::::::::',　　｡　 !
ﾆ{ニニニニニニニニニニニニニニニニ∨ニﾆ./::::::::::::::::::::::::::::::::'，　 l，　|
ﾆ|ニニニニニニニニニニニニニニニﾆﾆ.∨ﾆ/:::::／::::::::／::::::::/:::ヽ　}::ゝ_}
ﾆ|ニニニニニニニニニニニニニニニニニ＼{:::::/::::::::／:::::::__/:::::::/::¨/
ﾆ|ニニニニニニニニニニニニニニニニニニヽ､__／::::::::ノ　ゝ_ノ-‐'

　　　　　　　　　　,　　＜::/::::::｀:::ｰ:::i´:::::＼r ﾕ＿ﾉ　　　　　　　}　　 ',
　　　　 ,.....＜:::::::::::::::::/､__::::::::}::::::h‐､__ノ　 / /　　　　　　　, 　　 }
　　,...＜::::::::::::::::::::::::::::::/　　ゝ_ﾉゝ-‐'　　 ‐-　，｜　　　　 ′　　.,
＜:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ 　　 /　　　　　 /　 | ｀ﾄ､　　 ./ 　　 .,　　　　魔王戦争を引き起こした二代目魔王ゾーマの固有魔法よ。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/　　　 ,　　　　　　　 s｡.,　|　ﾊ　＼　 /　　 } /
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::, '　　　　 ′　　　　　　/Ⅶ｀癶　',　　 /　　　ｲ/　　　　　あらゆる攻撃を無効化して
::::::::::::::::イ:::::::::::／　　　　 ,′　　　　　 / 弋_/ソ　｀',　 /　　 / ,/
::::::::／ ,.'::::::::／　　　　＿!　　　　　 ,′　　　　ゝ/ 　 , '／　　　　　.　自らのスペックを向上させる効果があるわ。
　´　 /::::::／　　　　　／ニ{　　　　　　｡　　　　　　　　ゝ／
　　 /＞'´　　　 ,　-‐π ‐ ，　　　　　。　　　､_　／　　　　　,　 -―ｧ
　　　　　　／／　　 /　'，　＼　　　 !　　　　　イ　　　　　／　 ,　 ´ ＿＿
　　　　／ , ' {　　 /　　 '，　　}ヽ　　　|＞　_　イ　 }　　　 ,　´ 　 /　 ´　　　＿_つ
　　　／　/ 　 !　 /　　　 '，，　',　　 !　　　 !　/　　／　　　　　　　∠´　＿＿
　／　　,′　 ', /　　　　 ∨_,,. -=- ,_|　　　 ! /　 -､　　　　　　　　　　＿＿＿_ ア
／　　／ニ≧======≦ニニニニニニ≧､　　／／ニヽ　　　　　　　　 ´￣￣￣フ
　　／ニニニニニニニニニニニニニニニ＼　ｲニニニヽ　　　　　　　，-一　´､
..／ニニｨニニニニニニニﾆﾄ､ニニﾆ',｀¨　'''‐ ｲニニニニﾆ＼＿＿＿＿＿＿,， ´
-‐　ﾌ´ﾆ}ニニﾆ／',ニニニ./ニ＼ニﾆ}ニニｲニニニニニニﾆ＼
　／ニﾆ.!ﾆﾆ.／ニﾆ，ニﾆ/ニニﾆ＼ﾆ!ﾆﾆ/ニニニニニニニニﾆ}

　　　 ./::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾞ､::::::::::::::::::::::::、
　　　./::::::::::/::::::∥::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::Y:::::::::::::::::::::::、
　　 ./::::::::::::l::::::::!l::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::l:l::::::::::::::::::::::::l
　　 .j:::l:::::::::l:::::l::l l::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::い:l:::::::::l::::::::::::::l
　　 .{:::l:::::::::l:::::l::l　l::::::l::::::::::ﾄ::::::＼:::::::＼l::::::::l:::::::::::::::}
　　 l:::l:::::::八::l┼-ﾞ、::ﾄ:::::::::l‐＼T＼::::::::＼:::l:::::::::::::::!　　　あらゆる攻撃というとゾルトラークを防ぐのですか？
　　 .ﾄ:l:从l ｼ勹j示ﾐヽl　`'～>う斥芹ﾐT～:::l::::::l::::::::l
　　 .l:::l::::::ヽ弋::’丿　　　乂‘::ソ　j::::::::::ト:::l::::::::l
　　 .l::::l::::::ﾊ　^冖''　　　　　　 `冖''`　l::::::::::l/:::l::::::::l　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「当然よ」＞リーゼロッテ
　　　l::::l::::::::::!　　　〈j　　　　　　　　 l::::::::::l::::::l::::::::l
　　　l:::::l:::::::八　　　　　　　　　 /!:::::::::l:::::::l::::::::l
　　　l::::::!::::::::l::＼　　　‐ - 　　　／::;:::::::::j::::::::l::::::l:l
　　 .l::::::l::::::::l::::::::`ﾄ､　　　　　イ｜::/:::::::::ﾊ:::::::l::::::!:l
　　 .l:::::::l::::::::l::::::ﾉ:::l::`ト-- '"　　　{::/::::::::/:::l::::::::l::::l:::l
　　 ∥::::::l:::::::l::::::::::::l;;;;:}__r-､＿＿　/:::::::/::::::l::::::::l::::l::::l
　　//:::::::::l:::::::l77￣／　ﾉ下　ヽ　 /:::::::/`ー-ミ:::::l:::l:::::l
.　/::::::::／ l:::::::l/ ＼ヽ／　 l ヽノ　/:::::::/ﾉ　　　　`く::l::::::i
. /:::::::/　　 l:::::l　　　/ }　／l　l　 /::::::/　　　　　　　ヽ:::∧
./:::::::/　l　　l:::::l　　〈_/Χ　 l_ﾉ　/:::::/ﾉ　 l　　 /　　　Y:::∧
569 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/18(日) 14:41:25 ID:6lg9pRNX: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_　r ,r ,　_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝヽ| || |//
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ',　　　 {,，ｧ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　}　　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,...――/　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::/　　 /＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |}::::::::::::::/　　 /:::::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |{:::::::::::/　　 /::::::::}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __」:ヽ::::/　　 /:::__／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 r┘::|:::::}/　　r::::´／　　　　　　　　　　　　　ゾルトラークなどの攻撃魔法だけでなく
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ',､:::::::::::￣}_ノ:::::/　　　＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｝:＼::::::::::::::::::::/　,......'::::::::::::｀::..､　　　　　.　質量兵器やビーム砲などの光学兵器すら弾く
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 '，､::ゝ‐‐::彡__／,　-―-　､:::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿∧::￣￣:/::::/ ´　　　　　　　＼::::::'｡　　　　更に自分だけでなく周囲の者も任意で守ることができる。
　　　　　　　　　　　　　　｀　＜:::ﾊ_ゝ:::::／{:::/　/‐- ､　/　 '　　　ヽ:::'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 'ニニニﾆ.|::{　/{　　　ｨ､ /　/ } 　 }::ﾄ､　　　これほど護衛向きの魔法はそうはないわ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 'ニニニニ{｜ヤ7 ヽ　!　/|　'¨}ト　ﾚ'::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,ニニニﾆﾆ',{　廴ソ｀| / .!/＿|　　}:::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ニニニニニ! 　　　､　弌廴ｱ　./{:::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ニニニニニ{ゝ　　 r ､　　　/　 /　｀　＜::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {ニニニニﾆﾆ,　ゝ　｀´＿_.／′/　　　　ゝ　｀　ー
　　　　　　　　　　　　　　　　イ／ニニニニﾆﾆ∨ニ＼::> 　 /　/　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　 ,　＜　／ニゝニニニニﾆﾉﾆﾆ／|　.ヽ/　/　　　　　　＼
　　　　　　　　　,　＜　　　　　 {ニニニ｀ニニﾆﾆ´ニ／′!　 /　ｲ＼　　　　ゝ　　　＞　,
　　　　 ,　＜　　　　　　　　　＼ニニニニニニニ／＿_!　,　ｲ_!ニ.＼　　　ゝ　　　　　　　 ≧ ‐-　　　　＿
　　／　　　　　　　＿,,,， -‐　 ´　＼ニニニニﾆ／ニﾆﾆ|ﾆ{ /ニ'｡ニニ＼　　∧｀　 ,　　　＞　, ー―一　´
　／　,，　　¨￣　　／　　　　　　　ヽニニﾆ／ニニニﾆ!ﾆ!'ニニ',ニニニ＼　∧　　｀　 ,　　　＞　,
　{　／　　　　　　／　／　　　　　　 ∨ﾆ／ニニニニﾆ{ニニﾆﾆ.｝ニニニﾆ〉　ゝ　　　｀　　　, 　＞　,
　| /　　　　　　／　イ　　　　　　　　　　}／ニニニニニﾆゝニニニ|ニニニ／　　　＼　　　　　｀　　､＼
　|, 　　　, ＜＞ ´ /　　　　　　　　　／∨|ニ∧ニニィニﾆ＼ニﾆ,ニニ／　　　　　＼　　　　　　　　　　＼
　{　 ,，・ ´　　　　 /　　　　　　　／　　}_レ'ニゝ／ﾆ}／ﾆ|ﾆ.＼ｨニ／　　　　　　　＼

　　　　　　　　　　　＿,，ｪｪｪｪｪｪｪ､
　　　　　　　　　 r≦＞――､ヽ―ﾄ､＼
　　　　　　　／　　　　　　ヽヽ|:::::ﾏ',＼
　　　　　 ,..:´／　　　ｨ　　 ′| 　ﾏ',＼|ﾊ ∨　　　　あまりに護衛向き過ぎて事あるごとに
　　　　 /／/ 　／ .| 　 '|　 |　　ﾏ∨}::,′,
　　　　　　　{　 /＼　!　/ !　 ! 　 ′ゝノ.､　|　　　　護衛に同行させられる以外は
　　　　　　ﾊ/ !㍉ ' ! /_ |　 |　/　 ∧::::∧ '
　　　　　／　　}Vﾘ　|/　 |｀ .､/　 /　 ∨::∧∨　.　欠点らしい欠点はないわ。
　　　　／　／ { ::: '　示㍉,　, 　 ,′ 　＼:::}　＼
　　／,｡　´{　/∧ ､　 ::: ｰ' /　 /ノ　　 '，　｀　　｀　　，＿＿
　　{　/　　 l / 'ﾆ､＿＿　 ,′/ﾊ　　＿　＼　　　　　　　　　　―――――　､
､__/ /　_ __,|′ ＜ﾆ〃/_:ヽ!　{／／　　＼｀　､　　　　　　　　　　　　　　＼
ー '´r┤:ヽ !　 /二/ﾊ　/＼＼￣　_／￣＼}　　｀　　，＿＿＿＿＿＿＿　　　ヽ
　γ':::::ゝ:::::|　 {:::7∧∧　　 '， ¨7ﾆ/　　 ,，＼　　　　 ,.ィ¨¨＼　　　　　＼　　 ∨
　＼:::::::::ﾄ､!　 !:〈∧_}ﾆ}　　 }　/=/＿／ニﾆﾆ＼　　／::::}／:::}::＼　　　　　　＼　 }
　／ト::::::!ﾆ＼ ,:::〉=Vニ≧==!彳ニニニﾆﾆ＼ﾆﾆ＼'＿＿＿＿＿::＼―――‐ /　 ′
／　ﾌ::ヽ|ニﾆ＼_〉ﾆゝニニﾆ',ニニニニニ／ '＼ニﾆニニニニﾆﾆ＼≧=-　､ /　 ′
　　/ ＼_,'ニニニニﾆ∧＼ﾆﾆゝニニニ／　 /ﾆﾆ＼ニ　＿＿＿__／へ＿＿__|　/
.　 ′ /　ゝニニニﾆ＞' 　＼≧==≦"　／ニニ,，　´､ニニニﾆ'=へ￣￣＼=, {
　 {　/　　　＼ﾆ／　∧　　　 }‐　´ー一､＿＿／ニニﾆ＼ニﾆﾆ!/ﾆﾆ＼＼ヾゝゝ- ｧ
､　∨　　　　　 |　 |　＼＿〃ﾆ＼ニニニニニニニニﾆﾆ≧=='ｰ＼＿ﾆ￣ニﾆﾆ￣
　＼｀　､　　　　∧　 ,∠ __／'ニﾆﾆ＼､ニニニﾆﾆ,，≦ 　´ニニニニ＼__ヽニニニニ
　　{｀　､ヽ　　 ∧　＼ / /ニニﾆﾆ/γ＝≠　´ニニニニニニニニニニニニニﾆﾆ
　　|　　　) }　　　　＼／／ニニニ/／ニニニニニニニニニニニニニニニニニﾆﾆ
　　| -=彡"　　　　／／ニニニ／/ニニニﾆ}￣￣∨ニニニニニﾆﾆ_ニニニニニﾆ
　　ゝ　　　　／／ニ＞　´,，イニニﾆ{￣　　　　＼ニニニニﾆ／/ニニニニﾆﾆ
　　　＼　　 __{ イ≦＞　´|ニﾆﾆ|￣ ′ 　　　　 /ﾆ￣＼ニ／＼{ニニニニニニ
　　　　　　　 /＿／　　　＿」ニﾆﾆ}　 ′　　　　　ｲニニニﾆ¨ニﾆﾆ｀ー――――
　　　　　　　　　　　　　 {ニニﾆﾆ〈　 , 　　　　ｲニニニニニニニニニニニニﾆﾆ
　　　　　　　　　　　　　 }ニニﾆﾆ∧｜　　　　 /ニニニニニニニニニニニニニﾆﾆ
　　　　　　　　　　　　／ニニニニ∧| 　　　 'ニニニニニニニニニニニニニニﾆ

　　　　　　　　　／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／,;;;;l;;;,＼
　　　　　　　／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,;;;;;;;/,;;;;;;;;;;;;;;;/,;;;;;;;;;;|;;;;;;;,,,
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　　　　　　/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;;;;//,;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;!
　　　　　./;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;／/,;;;/;//|;;;;;;;;;;;;;|
　　　　 /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;／;;/,;／///|;;;;;;;;;;;;;;!
　　　　 |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_|;;;;;;;;;;;／ｨ //>< !;l;;;;|;;;;;;l
　　　　 |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／ |;;;;;;;;;;;;;;;ﾄノ,≦ﾐ//|;;;| l;l;ﾉ
　　　　 |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;{ y |;;;;;;;;;;;;;;;|　ﾍ {;;l ` // //
　　　　 |;;;;;;;;;;;;;,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ヽ!;;;;;;;;;;;;l;;!　　∨ イ　 '
　　　　 |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,＼|;;;;;;;;;;;;;ﾄ|　　　　ヽ　　　　　　凄い魔法ですね。
　　　　 |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/l;;;;;;;;;;;;;| ＼　　　 >
　　　　 !;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ |;;;;;;;;;;;;;;! 　`　　　 /　　　　　　勇者アバンは闇の衣を使うゾーマをよく倒せましたね。
　　　　 |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|　!;ﾄ,;;;;;;;;;|　　　-ノ
　　　　|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|　l;;l !;;;;;;;;;!　　　/
　　　　 |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|　|;;| |;;;;;;;;;| ､　/
　　　 |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|ヽ／￣￣￣＼
　　　　 |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!´::::::::::::::::::::::::::::::..＼
　 , -―|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.＼
　 l::::::::::|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.＼
570 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/18(日) 14:42:02 ID:6lg9pRNX: 　　　　　　　　　　　　　　　 ,，...――-　，
　　　　　　　　　 ,，ヽ:::／::::::ゝ＿＿＼
　　　　　　　　　　　／―‐／￣￣＼:::::::::::}:::ヽ､
　　　　　　　 / ／￣　　　　　＼:::::|::::/ }
　　　　　　　　　 / ´　　　　　　'，ヽ　ヽ￣ '，::ゝ
　　　　　　　 ′ 　　 !, 　　 ',　 ,，斗　　'，::::ゝ
　　　　　　　　　{　 .|　　 | '，　　.}´､ |＼}'，　　，::::::＼
　　　　　　 ,.'::}　 {　-―‐ゝ　 !　ヾ＿ｨ　　　＼:::::::＼　　　　　　勇者アバンは魔王ゾーマを自力で倒したわけではないわ。
　　　　　 ,.':::::′| '，　.!　　＼|　´￣　.,　　 }　　＼::::::＼_
　　　　　　/::::/′ |　＼ﾄ=彡　 ,　　　　/ 　　，　∧ ｀　 ‐　¨　　　光明神さまが手を貸して闇の衣をはぎとったのよ。
　　　　 /:::,　,　　|　　 |　ゝ　　‐　´　ノ /　　/　　 ∧
. 　　　 ,::，　，　｜　 |　　　 ≧=-彳イ　　/　　　 ∧
　　　　　{/　，　　'，　 |,　-ｧ=ヲゝ／/┤ ./　＼　　　∧
　　　　　γ＝＝＝∧　|ゝ{ﾆ/　／　 {　!　′／ニ>，､ ∧
　　　　 {ニニニニﾆ} ハ.＞／≧＝.|={　{ /ニ／　!　} .∧
　　　　 /ニニニﾆ／/ﾆ/／ﾆﾆ}／ニ',∧ ∨_/＼__|_ノ.､ ∧
　　　 ,'ニニﾆ＞／ﾆ／ニニ∥ニニ.',∧　｀¨¨＞ニﾆﾆ＼ゝ
　　　　ﾊニﾆ／.／ﾆ／＼|＼ニ{ニ,　-ｧ，ﾆ三ニニニﾆﾄ―｀ゝ
　　　 ,.:::}ﾆﾆ{／ﾆ／　ヽニニ＼／ニ/＿ゝﾆ／|/ゝﾆ/ヾニﾆヽ　＼
　　／:::::∨ﾆﾆ／ﾆﾊ　/二≧＝=　，_ 　　＼.ニニヾニニニニ〉　＼
..／　 ]::::::V／ニニ∧{==＝＝≧＝＝ ≧,　､＼ニニニニﾆ.／.　　　＼
　　　 {::::／!ニニﾆﾆ∧¨¨　＝=　 _＼　 / 　 }ﾆ＼ニﾆ＞ ´､　　　　　＼
　　　／:::::{ニニニﾆ.∧ニニニニニﾆ¨ ｛　　.|ニﾆ.＼/ 　　＼
　　／{:::::::::[ニニニﾆﾆ∧ニニニニニﾆﾆ＼　{ニニニ!＼　　　＼
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　　　　　　　　　|:.:.:.:..　　/ｉ:.　　从　.!Ｖ/ｉN_!:.i:.!＼＼_,ィ　.:ｉ}:.　.ﾘ
　　　　　　　　 ,′:.:.:.　.//li. 　 ∨＼!　　 _｀ヽ! 　ヽ　｀ヽ..:i!.! ./
.　　　　　　　 //:./:.:.. .:V{ |i. 　 .:! - ｀ｰ―'ﾞ　　　｀ｰ‐''/lＶi.ﾙ′　　.　神の力を借りるほどの大事になるとは
　　　　　　　//i:/:.:.　..:/i:｀!:i.　　|　　　　　　　　　､　　ｉ:.i／ |
　　　　　　　/ .|i:.:.:.ｉ.:./:i:i:i:ｉ:i|　　|、　　　　　　　ﾉ:ｉ|:.　:|　　　　　闇の衣とは驚異的な魔法ですね。
.　　　　　〃　.|i:.:./:/i:i:i:i:i:i:i|　　| ＼　　　　　_　　ｲi|i:i|:.　:|
.　　　　　　　.|ｉ:/:/ｉ:i:i:i:i:i:ｉ:i|　　| 　　 .　　 ´ , ィｉ|ｉ:il:i|i:i|:. .:.|_厂iミーｒ―ｒ‐i二ｒｭ￢_＿__
　　　　 /　　　.i/:/:i:i:i:i:i:i:i:ｉ;i|　　i_　　　｀Ti爪i:ｉ:ｉ:ｉ|ｉ:il:i|i:i|_厂!ノ｀>―亠 ┴亠――‐　　/i-､＿
　　　 ,′　　/_,ｲi:i:r==fi彡i| 　 |￣{ｉ'￣ ¨T￣¨ｉ}ｉ:ｉ|i厂i三ノ¨＼　＼　　　　　　　}　 7￣ヽ.／＼
　　　　　　　/i炒'´￣辷r＼i! 　:|　　＼､_,小､彡'ﾞ癶_／＼　　　　　　　　　　　　/ 　　　＼./>
　　 /　　 .//´― ､　 .乂_i| 　 | 　　　〃　ヾ,〈_／　　　　　＼　　＼　　　　　　　　　　／´
　　, 　　　/,′　　　　　　乂!　 :ﾄ､_　　 {i_　　　}}＞．　　　丶　　　　　 _ _　　　/　　　　／
　ｉ|　　　,仏.　　　　　', 　　|　 :!乂辷/{{_ｉ辷i辷ｉ}彡'ﾞ｛)＞．　　　＼.r{ヽヽ　　　　　／
　 ||　　 /{i 　　　　　　　|　.:l乂辷!.{{辷i辷辷ｉ}辷彡'ﾞ .|:. :|ｉ＞．　　八,　　､＼　／
　 ||　 .厶ｉ＿,　　　　　　　_|　 !　　￣{{ 　￣　 i} ￣｀ヾ|:. :|ヽ! | 　’ ''＜} 　　＼iｒ'ﾞ
　 ||　∧/.＿　｀ヽ　　　 {ノﾉ|　:|　　　 {{　　　　　ｉ}　　　　}:. :|　}:.|　　　 ./　　　)　i}
　 |ｉ /(￣il　_)―‐､＼__彡'ﾞ　|　:!＿＿_{j.＿＿＿_{j.　　 /|:. :|ノ|:.| 　　 /　　　　　/
　 Vi!　｀ｿ|´　　　|i>=ｌ_,,..．ィi　:|i'"ﾞ~¨＾￣￣￣￣~¨ヽ />|:. :|ヽ!ﾉ　　 .{　　　　/
571 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/18(日) 14:42:51 ID:6lg9pRNX: 　　　　　　　　　ト､
　　　　　　　ヽ　}::ﾊ　　　 ,.，　ｪｪｪｭ　､
　　　　　　 V:::::ﾊ　　／:::::::::::::::::::::::≧ｭ..､ﾐ､
　　　　　　　　　 V::::r三ニニニ≧ｭ､､::::::::::::::＼ﾐ
　　　　　　　　　ゝ/ /　　　　　　￣ミｭ､ミ:::::::::::ﾊミ､
　　　　　　　　 / /　　　　　　　　　￣ミ､V:::::::::ﾊミﾊ
.　　　　　　　 / /　　 / 　 / 　　　　ミ V::::::::ﾊミﾊ
　　　　　　　 / /　　 /ヽ　,' 　　 /　　　ミ V:::::::::lミ　'
　　　　　　　　 '　'　　 .ｭ､　゛!　　　/　　,ｲ　ミ .V:::::::!ミ　}
　　　　　　　 ′l　　　ljハ　l 　∨''' ‐- ､　　ミ弋_ノ/..　|
.　　　　　　／/　l . 　弋ｿ　l/ﾚ'　 i　/ / ゛　　ヽイハ. 　 !　　　　闇の衣の詳細の知識は天空神さまから会長に伝わって
　　　　　　{　.{　ﾊ　/ 　､　　ﾌえ㍉/　　　 /　!::::::＼ |
.　　　　　ゝ. ＼!　,ハ.　､ _　　乂Zソ′　　 ./ 　＼:::::::＼　　.　その情報を元に美樹が長年改良を続けているわ。
　　　　　　　l ｀　,丶　ヽ　　　　 /　　　, ' !　　　｀＜:ﾊ
　　　　　 V　 i ヽヽ /　―‐t.―./ 　 .／　.|　　　　　 |　ヾ　　だから美樹の闇の衣はゾーマのオリジナルよりも優れている。
　　　　　　　　V　Vﾉ /′ 　 .ノニ/　イ|.　　 !　　　　 |
.　　　　　　　＼/ / ヽ／ヽヽ　{/　.i !　　　|　　　　　 |　　　　魔法技術の発展は凄いわね。
　　　　　　　　　　ﾚヽヽ/,／l/lヽヽ!　　'j　　 .|　　　　　 |
　　　　　　　　　　　／l.ニﾆﾆlニﾆV　 l 　　 !　　　　 |
　　　　　　　　 /ニlニニﾆlニニ＼ l.　　 |　　　　　 |
　　　　　　　　　　/ﾆﾆ.!ニニﾆlニニニヽ　　 !　　　　 |
　　　　　　　　 {ニニ!ニニﾆlニニニﾆﾊ　　|　　　　　 |

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　／:.:.:.:/:.:.:.:.:.ｲ:/　　ゞｰ'　　　　　ゞ 'ﾞ l::.:.:.:.:l　　　　そんな魔法が使えるなら護衛に選ばれるのは当然ですね。
／ :.:.:.:./:.:.:.:.:/_:/　　　　　　　　 i:.　　　l::l:.:N:l
:.:.:.::::::/:/:l/:/:::::ゝ-'､　　　　　 _ _ 　　 l::l:.:ｌ::.l　　　　私でも会長の立場だったら美樹さんを護衛にします。
:::::::::/::/:.:l:/:::::::::::::::::＞､　　 ´ ‐　　／:/::.:.:.:.l
:::::::/:.:.:.:::/::::::::::::::::::::::|:::::＞:.､　　／:／::::.:ｨ:/
::::::l:.:.:.:.:/:::::::::::::::::::::::::l:::................「:／::::::.／:/
::::::l:.:.:.:.:l:::::::::::::::::::::::_」＝==rｭ=／::::::.／/:/
::::::l:.:.:.:.:l::::::::}:.:Y:.:.}´..／ｲ/l.l／::::::.／ｰ/:.:.ヽ_..-r__
::::::l:.:.:.:.:l:::/:.}:.:.l:.:..} ／〃／:::::::.／　,..へ:.:/:.:.:{:.l:.:.:ヽ
572 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/18(日) 14:43:27 ID:6lg9pRNX: 　／　　　　　　　　／　　/ ＼　　　　/　　　　　　　　　　　＼　　　 ∨
. /　　　　　　　　／　|　 /　|　＼　　′　　　| 　　　ヽ　　　＼　　 ∨
/　　　　　　　　 {　,‐-　 ,_|　＼{　　　 { 　 |　　　　，　　　　､　 ,
　　　　　　 , 　　　 ,　! '，γ¨＼　 |ヽ　　　'| 　 {　　　　 '　　　　　 ',　 '
.　　　　　　/　　　　　 , {　 V　/　＼! 　，　!{　　，　　　　|　 |　　　｜　}　　　　いうまでもないけど会長は私達魔女にとって重要な方よ。
.　　　　 /　　　　　ゞ　｛んzzv　ヽ＼　 | ＼　',　　　　|　 |　　　｜　}
　　　　　/　＿＿_　　　＼乂こソ　　 ',　＼|　　＼',　＿∧　!ヽ　　 !　,　　　.　魔女の原典にあたるだけでなく
-　 ,__／7　　／ 7＼　　　＼｀　ｰ　　　　　　　　≦_　 /　'　|　 ,　, } /
ニニニ≧　／　 /　　ヽ　　　ヽ　　　　　　　　んｱ　＞　 ' !　 ∨〃　　　　　王国で異種族になった私たちが生きていくには会長の後ろ盾が必要なの。
ニニニニニニ≧　　/ ∧　　　　｡　　　　　　 fzソイ　＼　ij　　／
ニニニニニニニニニ/　 '，　　　'_　　　　　 '　　　/　　　＼ー　　 ---　､　..　会長の安全は確保しないといけないわ。
ニニニニニニニニニﾆﾆ≧，　 /｀　ﾆ　ｧ　　　　 /　　ゝ　　　＼￣￣　ヽ　}
ニニニニニニニニニニニニ＞　　　　　　_ ,　イ　　 ,　｀　 ,　　｀　 .,_ 　 }｜
ニニニニニニニニニニニニニﾆ＼=≦ﾆﾊ　　 |　　 i{　　　 i{ ｰ- 　 _＼'/
.ニニニニニニニニニニニニニニﾆ＼ニﾆゝ　 |　　　iゝ　　 i{　　　　 //ヽ

　　　　　　　　　　　　　　　 -―――-
　　　　　　　　　　　 ::::::::::::::::::::::::::::::::::-―-､
　　　　　　　　　／/:::::::::::::::::::::::::::::￣二ミ:::::＼
　　　　　　　　　　　 :::::/::::::::::／:::::::::::::::／:::::::::/⌒ヽヽ
　　　　　　　　　 ./:::::::::::::::::/:::::::/:::::::/::::::::::::/j:::::::::::::::::、
.　　＿/⌒ヽ　　 /:::/::l::::::::::::::::::/:::::::/::::::::::::::::::|::::::::::::::::::i
. 　/　　　　 }＼/:::/::::|::::::::::|::::::::::://｜:::::::::::|:::|:::::::::::l:::::::}
　__)|　　　 /⌒l`ーく::|::::/:八/＿/{::ト{:::|:::::l::|::::l:::::::::::|::::::;
..｛　j　　　　　 }アノ:::l::/:::::-《f勹)ﾐx､ﾄ从:::|::l:::::l:::::::::j:::::/　　　はい。
. 　V八　　 /／`く:::::::/::::::/::{弋;;;;;ソ {　　＼从―|:::ﾉ:::/
　 /　　ヽ　 }:::::::::::::ヽ/:::／　人`冖　　　　ん歹》}/:::/　　　.　勿論心得ています。
　;　　　　 |～く:::／／:::八　＼　　　　｛::.`''ﾞ／::::/
　l　　　　ト):::.廴⌒Yへ　＼　　　 __　　　　 /:::::::/::|　　　　　私は異種族として排除されたくはありません。
　{ 　　　／ )〕::）):::::::Vノ　　＼　　 `　　／:::::::/:::::|
.::::l　　／　／::::つ〕 :::::| ⌒) 　　ー‐　T:::::::/:::::/::::::::l
.:::人ﾆ彡:::::::::::::rく_l⌒l:::::|～く〕ヽoく| |:::::|:::::::::::∥＼::八
:::::::∧ て;;;ﾉ⌒　ノ＿|::::|＜ノ⌒)不ﾐ| l:::::l::::;:::::::::::::::::＼:＼
.:::::::::人　￣　￣　　} |:::l　 )～く{人_.| |^Y:::::{::::{:::::::::::::::::`～
.:::::::::::八T～-‐冖⌒　|:::l　_）八ﾉY^Y.l |　｝::::l:::::l::::::::::::::::::::∨
.::/::::/　　　ヽ　　　 |::j＿）　└～- l | f:::::::l:::::l::::::::::::::::::::::∨
..::::::廴_､　　人＿人__|::j　　　　　｝l |::l::::::::l:::::l ＼::::::::::::::::∨
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:::::::::::个 x＿　　　　　 |　　　　　　 /｜lﾉ::::::::::l::::|＼r-t＼::::::::l
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.:/l:::::j!￣＼　／　　　　　　　 /～ﾍl |　　＼:|:::|＼　ヽ　 }::::}
.::::l::::j!＼　＿/　　　　　　　　　 /　/　 f^l　　　 |:::|:::::ヽ　 i　j::::j
.:::::l:∧￣＼/　　　　　　　　　 ;　｛＿て＼.　　l:::l＼:::∨:} ;::::/

魔女は魔法研究者として王国に貢献していたが、それでも異種族であることから、清姫の後ろ盾を欲していた。

もしも清姫を失うと自分たちの立場が悪化するのは分かっていた為、護衛を用意するなど安全策を取っていた。
573 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/18(日) 14:44:14 ID:6lg9pRNX: 　　　　　　　　　　　　　 {(
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　　　　 |=∧　 .:::: /∧::::|:从―＜/:::::::: ''" ⌒ﾊﾉ::/＼ |:::::::::::::::＼　　　／二二二ﾆﾆ/
　　　　 |二=＼|: /　|:∧:!＼ｘ==ミ＼(⌒ └"´7'　「ﾊ|＼: !: | :::: ＼___/二二二二ﾆ/
　　　　 |二二=|/-.._|:::::|＼:八　Vﾝ　　　　　　　　 √:::}::ハ|:::|／二二二二二二ニ/
　　　　　∨ )二二=八:: |＼::＞=-　　′　　, 　　ﾉ―――}: |二二二二/￣￣￣
　　　　　/ /ﾆ/ /}二|:::＼::`_::::::`_　　ー　　／へ......... /| |二二二=/＼＼:::＼　　　　　　　　　　　／
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―――=ﾆ二二二二二二二二二二二二ﾆ=-....￣／: /i:i:i:i:i:i:i: |i:i:i:i:i:i∧-=ﾆ二二二二ニニﾆ=／:::::::::::::::::

　　　　　　　　　　　護衛の魔女　来水美樹（闇の衣を展開中）

＿___||　　　　　　／￣￣￣:: : . .　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . . : ::::.　_,,､～''"~￣￣￣￣＼:.　　　,,､～''"´￣￣
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.............. W二二二二ニニニ=-::/　/;. 　／∨=-__/～―{:::|::/::::/:::| : |::::|::::::`''＜__　　　　　 .／ﾆ=::|::二二二二二二二二二二ﾆ=＼
＼......... |二二二二ニニﾆﾆﾆ::/　/: ===-　__＼=/, ～―{:::斗=ミ::/:::/::://:::＼￣￣　＿＿/＿＿=|::二二二二二二二二二二二ﾆ=
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.......:, /:.... ,／／ :::￣￣￣￣￣￣: ＼..........∧　|　..',　　 |＼.-へ.....￣ﾊ:::::|.._-=ﾆ二二二二ニﾆﾆﾆ::|::=- :/: __＿　-=ﾆ二二二ニﾆﾆ=
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二二二二二二二二二二ﾆ::| |::二ニﾆﾆﾆ=-.._√二二ﾆﾆ∥.................|.........＼.＼.....￣￣￣￣￣＼二二ニ=＼　:＼:＿..　　　　　~"''
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二ﾆﾆ=- ￣￣￣￣￣￣ -:/　＼:.二ニ===/√二二二ﾆ||.....................|..............|......../￣￣＼.....／,,,厂　＼二二二=-::',: :／:
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574 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/18(日) 14:44:38 ID:6lg9pRNX
575 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/18(日) 14:45:10 ID:6lg9pRNX: ttps://www.youtube.com/watch?v=mctnLW3_n7Q

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: :／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-.l　j　　　￣ﾞﾞ＝=　　　　　l　l /l .l:::;;ソ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ/　　　　　　　　　　　　 l /__／;;;ノ
　　　　　　　　　　　　　 - __　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l`　-　　　　　　　　　　 /;;;;;;;;;;;／
　　　　　　　　　　　／: : : ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ `‐_-- '　　　　　　　ｲ￣`ソ　　　　　　　　　（やはり風呂はいいものだね）
　　　　　　 _;｡ *' ￢`:: : : : : : : ＼.　　　　　　　　　　　　　　　　　 l　　　　　　　　 _;｡ '　/　　　l
　　_;｡*'￢: : : : : : : : : : :: : : : : : : : : :─へ_ _　　l　　　　　　　＼　へ＿__ _;｡イ　　　/　　　　lヽ　　　　　　　　（こういう広い風呂は開放感があっていい）
_｡''　　　　　　　: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::へ　l　　　　　　　　　　　　　＼　　l　　　　　　／　l＼
　　　　　　　　　　　　: : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾘ　　　　　　　　　　　ゝ　　l　　　　　／　　　　　　　＼
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576 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/18(日) 14:45:44 ID:6lg9pRNX: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞.=ミ⌒才ﾍ
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　.彳ー-ミ}ﾊ}/.ｨ⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　厶斗≠ﾒﾊﾊ}/ｲｨ=ｰ: :
　　　　　　　　　　　　　　 /斗≠/{f　　　　　弌ﾐ }
　　　　　　　　　　　　　　　　 {:ｲ. : :/! i{_＿　　_＿,ﾊ:ﾘ
　　　　　　　　　　　　　　　　 ∨/.ｲ弋::ｧァ　rt::ｧえ }ﾞ　　　.　（明日はパーティに参加する必要があるから、その対応も考えるべきか）
　　　　　　　　　　　　　　　　　弋:,　　　　　|!:　　 /'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　从　　　　ﾘ　　 '　　　　　　（要職についても気苦労ばかりで旨味がまるでない）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　ー=‐　.ｲ
　　　　　　　　　　　　＞　´￣｀＜　i　＼　　ｲ|　　　　　　　（割に合わないが、それでも高貴なる義務でやるしかない）
　　　　　　　　　　　/　　　　　　　｀Y　:.　￣　 {　　　　_＿
　　　　　　　　　　 '　　　　　　　　　　＼　　 /　￣-‐　　　　｀　.
　　　　　　　　 i　　　　　　　　　ヽ＼　 '゛　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　 /:　　　　　　　　　　　　　　ｰ　　　　　　　　　　　　　:.
.　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　 i:　　　　　　　　　, -　　　｀　､
　　　　　　　　/　｀i　　　 _,　　　　　　　 :　　　　　　　　 / 　　　　　＼
.　　　　　　　/　　　　　　 {　　　　　　　　　　 ,　　　　　　　　,ヽ　　　　　　　　　＼
.　　　　　　./　　　　　　ハ　　　　　　　　　　'　　　　　　　　}　　＞　　　　　　＼
　　　　 /　　　　　 /　∧　:;.　　　　　 /:,　　　　　　 /　　　　　｀　　　　　　＼
　　　　　/　　　　　　 ∧　　｀ー-　　__　イ　｀　　　　　'　　　　　　　｀　､　　　　　ヽ
.　　　　/　　　　　 .ｲ　ヽ　　　　　　　　　　　　　｀ー- ｲ　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　 ∨

　　　　　　　　　　　　 ',',　//　　　　　 /　}.}| .i
　　　　　　　　　　　　　',`' .{　　　　　 /　/ }|　i
　　　　　　　　　　　　　＼ヽ　　　　/　ﾑ_ﾉ}　j
　　　　　　　　　　　　　　　＼ヽ　　./　　　./ ./
　　　　　　　　　　　　ヾ､　, -､',',　! i　＿__/／　　　　　（社交界でご婦人方との会話に気を付ける必要があるのは
　　　　　　　　　　　　ﾍ冫　　｀ヽjム `一'ﾞ
　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　 ¨ヽ￣ヽ　　　　　　　　平民男性には理解できないだろうな）
　　　　　　　　　　　　　　 ` ヽ､　　　ヽ　',
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∨　　　ヽヽ　　　　.　（それでも貴族男性はやらないといけない）
　　　　　　　　　　　 , ─── ､ l`ヽ　　　 ',　}
　　　　　　　　　　／　　　　　　＼ヽ∨　　 ',　}
　　　　　　　　　 {　　　　　　　　　＼i__　　 '､ }
　　　　　　　＿＿二7´￣＞､　　　　　　　　｀}
＿＿＿__　.(ヽ､｀`ー{　　　　　＞､__　　　　　　)
　　　　 /　　￣｀¨)　｀` ＜　　　　　　　　　　　,'
　　　　/　　　　7¨　　　　ヽ, -'"　　　　　　　 i
､　　　i　　　　　i　　　　　　{｀`　　　　　　i!　i! i

平民男性が平民女性との関りを絶ってから長い年月が過ぎた現代では

男女が社交界で関わらないといけない貴族の事情は平民には理解できないものになっていた。
577 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/18(日) 14:46:20 ID:6lg9pRNX: 　　　　　　　　｀”¨“^'':*+:u,_　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／;／; ;;／; ;／; ; ; ; ＿ z;;;＿＼
　　　　　　　　　　　　　　　｀”¨“^'':*+: ,_　　　　　　　　　　　　 //／; ／; ;／; ; ; ; ;／; ; ; ; ; ; ; ;; へ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀”¨“^'':*+: ,∨; ; ;l; ; ;l ; ; ; ;＿; ; ; ; ;__;;;／; ; ; ; ; ; ;ﾍ
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: :／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-.l　j　　　￣ﾞﾞ＝=　　　　　l　l /l .l:::;;ソ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ/　　　　　　　　　　　　 l /__／;;;ノ　　..　（平民男性だったら無用な事をしないといけない）
　　　　　　　　　　　　　 - __　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l`　-　　　　　　　　　　 /;;;;;;;;;;;／
　　　　　　　　　　　／: : : ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ `‐_-- '　　　　　　　ｲ￣`ソ　　　　　　（貴族というのは面倒なものだよ）
　　　　　　 _;｡ *' ￢`:: : : : : : : ＼.　　　　　　　　　　　　　　　　　 l　　　　　　　　 _;｡ '　/　　　l
　　_;｡*'￢: : : : : : : : : : :: : : : : : : : : :─へ_ _　　l　　　　　　　＼　へ＿__ _;｡イ　　　/　　　　lヽ
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　　　　　　　　　　　　　　　　.-‐=＝≡≠=ミ
　　　　　　　　　　　　　／. : : : : : : : : :｀: : . :｀＜
　　　　　　　　　　　　 /. : : ／; : : :-ー-=ミ: : :｀ヾ:ﾊ
　　　　　　　　　　　　 }: .イ／. : :-ー-ミ: :}=ミﾊ}: : :〉
　　　　　　　　　　　　{: :／才云: : : : :_彡ﾞ　　｀ヾ才{
　　　　　　　　　　　乂才≠:＞-ミ:=＞"　ﾏﾑ　ﾊ}:ﾘ
　　　　　　　　　　　7. : :ﾉｲ{ rう.ｲ/　　　だ以/イ
　　　　　　　　　　　 T/彡ｲハ_　　　　　　　^　!　　　　（社交界での付き合いや重要な仕事があるから上級貴族も楽ではない）
　　　　　　　　　　　　/　　　　 i　　　　　　､　:|
　　　　　　　　　　　 .′　　　　:､　　　　｀ｰ-ｱ"　　　　（それでも王国と民の為に身を粉にして働くのが貴族だ）
　　　　　　　　　　 .′　　　　ゝ＞...　　　/
　　　　　　　　 /　　　　　　i　　j 　｀二
　　　　　　.　-― '　　　　　　　:.　 {
　　　　／　　　　　　　　　　　-―-ミ
　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
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　　 i　 ,　　　　 .:　　　 }　　ヾ　_　　　　ﾊ
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.　　|.　　 ∨,　 i　　　/　　　　　　′　ゝ　'
.　　l　　　　∨　|　　 :　　　　　_/　　　　 :{

内閣総理大臣に就任したトレーズは、その激務に苦労する中で風呂でリフレッシュするのを好んでいた。

彼に限らず上級貴族はささやかな楽しみを持つだけで権力者として横暴に振る舞う事はなかった。
578 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/18(日) 14:46:49 ID:6lg9pRNX: 今回の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
579 ：名無しさん＠狐板：2025/05/18(日) 14:48:42 ID:HvxO48n7: 乙でしたー
580 ：名無しさん＠狐板：2025/05/18(日) 15:15:12 ID:6/i2OKqx: 乙でした。
何万年？も政治エリートとして身の振り方一生懸命考えてくるとこういう貴族になるのか。
581 ：名無しさん＠狐板：2025/05/18(日) 15:15:54 ID:5xyHYOL9: 乙
浄化作用が働いてる権力者は平均的にはまともになるしかないのか
582 ：名無しさん＠狐板：2025/05/18(日) 15:40:21 ID:27C6XN7j: 乙でガンス。
闇の衣特化魔法使いはちょっとロマンが在るわｗ
583 ：名無しさん＠狐板：2025/05/18(日) 15:49:16 ID:Z9gOaOU/: 乙でした
584 ：名無しさん＠狐板：2025/05/18(日) 15:50:48 ID:l4A6R61l: 乙
清姫も闇の衣を使えるならば二重展開でより万全になりそう
585 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/18(日) 17:26:21 ID:6lg9pRNX: >>569　誤字修正
×任意で守ることができる。→　〇自在に守ることができる。
586 ：名無しさん＠狐板：2025/05/18(日) 18:59:54 ID:wq2y/8q6: 乙です
587 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/18(日) 19:38:49 ID:6lg9pRNX: >>571　誤字修正
×闇の衣の詳細の　→　〇闇の衣の詳細な
588 ：名無しさん＠狐板：2025/05/18(日) 19:47:49 ID:eat5aUoj: 乙でした

大阪万博で人間洗濯機が体験できるけど
やっぱ風呂は入りたいね
589 ：名無しさん＠狐板：2025/05/18(日) 19:55:32 ID:VCQQF+YO: 乙
族という名の未来永劫中間管理職でしかないからな……
590 ：名無しさん＠狐板：2025/05/19(月) 05:41:03 ID:wz1L6QB0: 乙
犯罪行為や違法行為は調べたら魔法で確実に発覚すると周知されて
カッとなってやらかさない様に教育もされて居るだろうし何千年と経って適者生存レベルで感情的な人間は排除されて居そうだ
591 ：名無しさん＠狐板：2025/05/19(月) 08:17:09 ID:+5julJER: 乙

昔は考えられなかった技術がどんどん実現してるし
将来は過去視も可能になってるかもしれないな
そうすれば冤罪はなくなるし、犯罪ゼロは無理でも激減はするだろう

タイムマシンとどこでもドアは不可能だと思うけど
592 ：名無しさん＠狐板：2025/05/19(月) 10:36:11 ID:vkIlPvkF: 逆に冤罪し放題特権の気がする＞過去視
593 ：名無しさん＠狐板：2025/05/19(月) 11:07:18 ID:xStKPEdO: 滑稽
594 ：名無しさん＠狐板：2025/05/19(月) 11:37:34 ID:6KbFUCQK: >>592
清姫の思考だと冤罪できないような管理体制を作る
魔女の製造管理責任を問われるのは清姫だから絶対に手を抜かない
595 ：名無しさん＠狐板：2025/05/19(月) 12:08:57 ID:hPYAg5Na: 嘘を見抜くか付けない魔法と組み合わせるだけでいい
過去視特化型の魔女じゃそれを誤魔化して嘘を付く事は不可能
596 ：名無しさん＠狐板：2025/05/19(月) 12:20:21 ID:vkIlPvkF: 魔女が結託して策謀したらそれでおしまいじゃん
597 ：名無しさん＠狐板：2025/05/19(月) 12:22:48 ID:62rw7HAk: もう諦めたら？
598 ：名無しさん＠狐板：2025/05/19(月) 21:07:50 ID:DpRUWDJf: 一般魔女まで結託する事を考慮するのは検察と裁判官が結託してる場合を想定するような物よ
つまり無意味
599 ：名無しさん＠狐板：2025/05/19(月) 21:40:11 ID:6KbFUCQK: ただ難癖つけたいだけで中身がない
600 ：名無しさん＠狐板：2025/05/19(月) 22:42:54 ID:QK8iEqrg: いい加減見苦しい
601 ：名無しさん＠狐板：2025/05/19(月) 22:44:00 ID:s9zy2bBG: 自己紹介
602 ：名無しさん＠狐板：2025/05/19(月) 22:59:53 ID:2PSUUhyp: 自演乙
603 ：名無しさん＠狐板：2025/05/19(月) 23:13:56 ID:8ocCIBvv: 敗北宣言
604 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 00:11:17 ID:uBhyYzcj: >>598
だからそういう話じゃないの？
魔女が司法にも行政にも影響力強すぎって
605 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 00:14:43 ID:FbAYB1ka: >>604
影響力持っているのは清姫個人。魔女は魔法研究員か現場担当だから政治的な影響力はない
606 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 00:18:40 ID:uBhyYzcj: >>605
裁判官とかの役職で政治的影響力がないは絶対嘘でしょ
607 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 00:26:29 ID:6aQoofg4: 魔法研究に明け暮れる一般魔女が特化型魔女と結託する理由は無いし何より一般魔女は特化型魔女を対等な存在と思っていない
608 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 00:26:38 ID:FbAYB1ka: >>606
じゃあ裁判官の政治的影響力って何なの？無罪の人間を冤罪で捕まえるとかできるわけ？
609 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 00:34:29 ID:uBhyYzcj: >>608
裁判の結果が世論に影響を与えることはよくあることじゃん
この問題はつまり司法が独立していないこと
圧力や誘導がかけやすくなり、証拠を捏造したところで魔女以外に見抜けないなら魔女たちの都合のいいように社会が変容するだろう
いままでこういう直接的関与をずっと避けてきたのに思い切ったなきよひーって感想
まぁ、そんな小細工しなくてもきよひーの盤石は今更簡単に崩れはしないだろうけどね
610 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 00:35:56 ID:6aQoofg4: 特化型魔女がやるのは犯罪捜査であって法解釈なんかには関わっていない
どこまで行っても過去を見る道具でしかない
611 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 00:45:53 ID:FbAYB1ka: >>609
世論操作できるマスコミを王国が完全に支配している
貴族が立法を握っているから裁判官は法に従った判決しか下せない
魔女が結託して社会を変容させようなんて描写が一切ないのに妄想を垂れ流されても困る
妄想の上に妄想を重ねて魔女の政治力権力が～とか言ってるだけじゃん
612 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/20(火) 00:48:28 ID:vriLtRFR: >>560　誤字修正
×王国の三権すべてで求めらえているのか
〇王国の三権すべてに求められているのか
613 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 00:52:54 ID:uBhyYzcj: >>611
そんな怒らんでも
過去視があっても冤罪は起こるし故意に起こしやすくなるよねって雑談でしかないんだから
614 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 01:01:18 ID:FbAYB1ka: >>613
ただ難癖つけているようにしか見えんのよ
そもそも清姫が政治力の化け物なのに清姫の部下の魔女が政治力求めてどうするんだって話だし
615 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 01:06:26 ID:uBhyYzcj: >>614
部下個人の話なんてしとらんのよ
（清姫を戴く）魔女という総体が、表の政治舞台各地に影響力を与えてるって話
616 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 01:10:14 ID:FbAYB1ka: >>615
清姫というトップが絶対的な政治力を持っているから魔女が政治力を持っている必要はないし、魔女が政治力をつけようとしたら清姫が潰して終わり
清姫にとって魔女は魔法開発のための便利な道具だけど勝手に暴走し始めたら処分するだろうね
617 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 01:15:52 ID:uBhyYzcj: >>616
でも君の言う通りなら、清姫の指示で冤罪捏造することは可能だよね？
清姫や神様が絶対的な正義であり間違いを犯さず、博愛そのものっていうなら、まぁ起こることのないことだろうけど
これまで何度もマッチポンプ殺戮繰り広げてきたこの世界にそんな正しさを求めるのはちょっとむずかしいかな……
618 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 01:21:38 ID:6aQoofg4: そこまで行くともう過去視も冤罪も関係無いな
いつものように清姫に難癖付けてるだけ
619 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 01:21:45 ID:OCBIVz50: 七神や清姫の指示なら別に問題ないのでは？
620 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 01:25:58 ID:FbAYB1ka: >>617
清姫は政治的判断で必要だからマッチポンプ殺戮してきただけだぞ
必要だからするってだけなのに何言ってんの？
やっぱりただ難癖つけたいだけだよね？
621 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 09:56:34 ID:uBhyYzcj: なんでそんな喧嘩腰なんだ？
622 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 09:59:03 ID:uBhyYzcj: 過去視の力は、全陣営が平等に扱え、必ず同じ結果が出るものでないと冤罪は防げないって話をしてるだけだぞ
623 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 10:03:19 ID:ubMq5hhs: ま〜だやってんのか
624 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 10:03:57 ID:oExh9x5y: 悪足掻
625 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 10:06:07 ID:W9AOQKo3: 肯定以外認めないのマジでキモい
626 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 10:06:57 ID:Rnt24U91: 超能力を持つキャラが自分の力では証拠能力ないから事実が分かっていても糾弾できないってよくある話だよな
627 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 10:10:19 ID:0cC2Me/+: 煙に巻く
628 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 10:11:01 ID:3NqlmbXD: 自身を正当化するための論弁ほど不快なものはないからな
629 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 10:14:20 ID:wLN1zGkl: 実際どうやって証拠能力の担保するんだろ
偽証したら死ぬくらいのペナルティつければいいのか？
630 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 10:17:37 ID:Twb+CX6Q: 右往左往
631 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 10:34:52 ID:FbAYB1ka: 監査機構と結託したら不正し放題って言ってるだけなのよ
そんなの言い出したら何でもありだし誰でも不正出来るよ
632 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 10:38:29 ID:Q2YSHs4h: ただの一般論に過敏に反応しすぎだろ
不正は起こるものだからそれを防ぐ仕組みは必要ってだけのことだろ
633 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 10:52:50 ID:FbAYB1ka: 違う。不正を防ぐ仕組みを作ってもその仕組みごと仲間に引き入れたら不正出来るって言ってるんだよ
そんなの言い出したらただのいたちごっこになるだけじゃん
634 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 10:55:02 ID:ch6ne1VT: 魔法科学文明なんだし科学も使うんじゃない？
魔法で過去を見て科学で物証を固めれば不正なんてまず起こらないと思う
635 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 10:57:17 ID:FbAYB1ka: 科学で物証を固める人員を仲間に引き込めば捏造できるから不正はできる
という話になるからただのいたちごっこになる
636 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 11:03:05 ID:iNmEDHro: これもうコメント全面禁止でいいと思う
自分が気に入らないからで横入りして口論を始めるせいで荒れるだけだし
637 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 11:06:38 ID:5c6jWl/5: 負け惜しみ
638 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 11:08:57 ID:Orl6vrMr: なんのために三権分立してるかってそれらが仲間になっちゃうと不正し放題だからだろ
639 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 12:05:22 ID:VkxUS6Zf: イタチごっこになるんじゃなくて
君がイタチごっこにしてるんやで
640 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 12:13:21 ID:h05xLGAx: まぁあれだけ注意勧告された上でコレならしゃーない
641 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 12:14:57 ID:e9zzeHpu: 悔し紛れ
642 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 12:18:21 ID:FbAYB1ka: >>592 >>595 >>596 >>598 >>604 >>622
監査と結託すれば過去視で冤罪ができると言っているのこいつだぞ？
俺はそんなこと言い出したらきりがないだろと言っただけな
643 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 13:06:13 ID:7pyCMRqW: 何をムキになってるのか知らんけど、それって当たり前じゃね？
だから権力は分散する必要があるのに、清姫勢力に影響力集まりすぎてないかって話じゃないの？
644 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 13:24:15 ID:FbAYB1ka: >>643
監査は懐柔されないような仕組みが最初から備わっているが常識なのにそれを無視して結託すれば～と言い出したら何でもありなんだよ
一般魔女と特化魔女が結託する理由がないと言われても魔女だからってだけで無視しているし、自分に都合の悪いこと無視してあり得ない可能性を言ってるだけ
清姫は自分の影響力を保持した上で未来視を使って上手い立ち回りをしているからどうしようもない
645 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 13:33:50 ID:5MQQtT3t: 何言ってんだコイツ
646 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 13:39:14 ID:G8MNSpbl: 清姫は立法にも司法にも手駒出して状況を誘導してるけどそれは不正やその温床になることにはなりません！って言いたいの？
647 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 13:43:39 ID:cNFsPj8L: 現実にあるとするなら過去を見る力は事実かどうか検証する方法を確立しない限りちょっと有用な参考意見程度の扱いにするしかないだろうな
648 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 13:45:37 ID:FbAYB1ka: >>646
清姫は王国で最大の影響力を持っているけど人間にはどうしようもない
ただ清姫は七大神を恐れているから不正をしないし、そもそも清姫自身が圧倒的な権力者なので不正をする必要がない
清姫の部下が不正していたら容赦なく排除するだろうし、不正の温床になりそうなら自分で対策するだろうよ
649 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 13:52:58 ID:GgeLjM7s: 不正する必要がないから対策しなくてもいい論は草
650 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 13:58:09 ID:juLoJWHS: 制度や組織、システムの話を人個人の話にすり替えるとただの独裁者や
651 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 14:03:36 ID:FbAYB1ka: 過去視の魔女については監査をつければいいという話で、清姫に関しては権力と権限が大きすぎて人間には対策不可だと言っているだけなんだけどな
652 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 14:08:32 ID:LwnfWRJ1: というかそこまで権力があれば不正するまでもなく何でもできるような
653 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 14:14:59 ID:FbAYB1ka: 女王と議会に直接話を通せるんだから好きな法案を通せるし。特化魔女なんか手駒にする必要もないレベルの権力者だね
654 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 14:36:54 ID:kuOz+OLB: 冤罪起きるよねって話だったのに、起きたところで対処しようがないからヨシッ！て結論は草
655 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 14:40:20 ID:LwnfWRJ1: 個々人の魔女が不正できないようにする対策は可能
対策を無効化できる程の超越的権力者なら不正をする必要がないというだけの話
656 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 14:42:40 ID:kIcmv4JO: 権力者の横暴は不正ではない論
657 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 14:49:33 ID:LwnfWRJ1: もう過去視利用する制度に難癖付けたいのか権力者に難癖付けたいのかわからんな
658 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 15:01:02 ID:iziO38c/: 冤罪は起きるよね
どうしようもないもんね
で、このレスバ終わってんだよ
659 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 15:04:00 ID:WOi2yaml: ただ単に事実を言っただけで難癖扱いは草
絶対しないとは断言できないんだから良いわけないんだよなぁ
660 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 15:09:32 ID:LwnfWRJ1: 魔法や科学で対策できると言ってるのに不正する必要も無い極端な例を持ち出して難癖付けられてもなあ
661 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 15:11:36 ID:s9fAi6AD: いつまでもオレは間違ってない！で反論してくるから嫌われてるってことに気づけてないのがまた…
662 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 15:12:38 ID:kjJwEZ7h: LwnfWRJ1
いい加減しつこい
663 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 15:13:25 ID:wSZF3LcG: 新しい不正方法が生まれただけっていうところに反論できない時点で終了
664 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 15:14:56 ID:LwnfWRJ1: 661
665 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 15:54:31 ID:er1Keohu: どこまで行っても人狼の占い師COと大差ない
それを信用できるかってことさね
666 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 16:04:24 ID:vriLtRFR: そこまで極端な話ではなくて、現実でも裁判官が過去を見る魔法を使えたら痴漢冤罪とかは撲滅できるって話。
ぶっちゃけると冤罪なら王国よりも令和日本の方が酷いと思う。
667 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 16:05:44 ID:LwnfWRJ1: だから真偽判定とか科学的裏取りとか対策できるって…
百歩譲って権力者が全てを抱き込む事例があるとしても極々少数で無関係な大多数はより健全な裁判になる
668 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 16:06:28 ID:uFA9y2n+: 迷惑
669 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 16:07:44 ID:vpTevaWE: ・スレが荒れないように、コメントの内容には注意してください。

そろそろ理解しろ
670 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 16:13:11 ID:WtThVmFh: そこまでして冤罪云々に執着する意味が分からんわ
671 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 16:21:15 ID:GWGfv7V2: たまに居るよな
自分は設定中だから細かい事気になる～とか言うのを免罪符にして
どーでも良いことを延々と難癖つけてるやつ
672 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 16:26:13 ID:51Wb2G64: 他人の書き込みに難癖つけるのもだけど創作と現実を一緒にしてるのもヤバい
673 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 16:29:36 ID:LwnfWRJ1: えらく興奮してるな…なにかあったっけ？
674 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 16:54:09 ID:sOOyBj5A: 苦し紛れ
675 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 17:04:13 ID:LwnfWRJ1: いや返事無いし誹謗中傷ばかり一人で連投してるようだしどうしたと思ってな
676 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 17:07:04 ID:YlmNFlYZ: 荒らしが誹謗中傷は草
677 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 17:13:21 ID:YlmNFlYZ: しかも一人で連投とか根拠が無い以前におまいうじゃん
678 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 17:44:29 ID:JqlK/QqM: 触んな触んな
679 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 18:50:55 ID:sD2VlE4J: 現実にあったら情報リテラシーとセキュリティがボロボロになってしまうので絶対に実装してはいけない技術
680 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 18:59:03 ID:sD2VlE4J: 裁判の冤罪とか杞憂でしかなくて、生まれてきたら殺さなきゃいけない類よ
681 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 19:06:25 ID:9UcrILx0: >>672
682 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 19:42:11 ID:LxZ1Sfs/: アホくさ
ドラえもんのひみつ道具で何が欲しい？とか定番の話題じゃん
683 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 21:13:11 ID:KtmI5GF+: 支離滅裂
684 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 21:20:36 ID:thvi0ct+: 敵になりそうな存在は清姫自身が未来視使って事前に潰してると書かれてる
685 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 21:31:01 ID:lBozIPdC: 茶を濁す
686 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 21:59:35 ID:OCBIVz50: 清姫は生存が主目的。創造神スズカにデリートされないように箱庭世界の文明拡大し続けて、この周回の希少価値出してる。他は些事。
687 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 22:05:58 ID:PT8EpycD: 哀れ
688 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 22:14:03 ID:Ejx336g0: まあイッチのお墨付きも出てるし結論として過去視と未来視で王国と清姫は盤石ということよ
689 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 22:25:15 ID:oQ92k1hi: 都合のいい解釈
690 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 22:27:33 ID:oA0eLmj9: 憐れ
691 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 22:34:11 ID:Ejx336g0: 都合いいかなあ
イッチも言ってるし割と自然な判断だと思うけど
692 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 22:36:26 ID:2O26AEb+: まず言ってない
693 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 22:37:52 ID:UiO1cYmM: 目逸らし
694 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 22:42:49 ID:FbAYB1ka: なんか単発で一言しか書かない奴が多いな
>>345 >>495で王国の繁栄の障害となるものや清姫自身に降りかかる危険を未来を見る魔法で回避しているって書いてあるよ
695 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 22:47:45 ID:Ejx336g0: 普通に言ってるし妥当な解釈だよね
696 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 22:48:41 ID:szSzFuO0: 拡大解釈
697 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 22:49:33 ID:wNP9ifzx: 言ってるだけでか
698 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 22:51:05 ID:FbAYB1ka: また単発だし回線切り替えしながら書き込んでいる荒らしだな
699 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 22:54:46 ID:Bl9+sR8J: ブーメラン
700 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 22:55:01 ID:Ejx336g0: 作者の発言から判断しないなら何から判断するんだろう？
701 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/20(火) 22:55:20 ID:vriLtRFR: >>110　誤字修正
×あいつはあれでも魔王戦争を生き残った古参の魔女だから
〇あいつはあれでも魔王戦争を生き延びた古参の魔女だから
702 ：名無しさん＠狐板：2025/05/20(火) 23:10:58 ID:Ejx336g0: 乙です
703 ：名無しさん＠狐板：2025/05/21(水) 10:26:52 ID:n82r72zZ: 乙。
面白いので応援しているぜ。
704 ：名無しさん＠狐板：2025/05/21(水) 17:34:38 ID:5vF68Dyl: 乙
705 ：名無しさん＠狐板：2025/05/21(水) 17:35:28 ID:5vF68Dyl: 乙
706 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/22(木) 23:23:25 ID:CyfwCE4y: ttps://www.youtube.com/watch?v=HNQjR_XIKBI

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　　　　　　　　　　　　ﾉﾊ:j!　　ｨｲrrｧ　　　ﾘ⌒)ﾐﾐﾊ
　　　　　　　　　　　ﾘﾊﾉ､_　´　　　　　　 Y^ヽ))　　　　　　　　…なんて君はelegantなんだ。
　　　　 ∩､　　　　　　｀ヽ:i 　　　　　i　　. ‐‐ｭ
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　　　　 | | |　　　　　　　　　　　ヽﾆ´　rイｲィ´.:..　´.:. :.:. :.｀フー､
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　　　 {ｲｲし'　i　　　　　　　　　　　ﾉﾉiﾊ彡ｲ.:.::::::::::〃.:.:/ ..:.:.:.　　　＼
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::::::::::::::ﾊ、ゝ:',　　　　　　　　　　　　 i んｿ j{ﾊ::::::/:::,'::/
:::::::::::::!::::＞.、｀、　　　　　　　　　　 '": ｀:.´/:j:／ }/:/-.ミ
:::::::::::::!:::::::::::::Ｔ:ﾊ:. 　　 γ":': :. .、　　　ﾊノ/:´/メ: : : : ｀メ、　　　　　　　　　トレーズ様すてき！
ヽ:::::::::',:::::::',∨. . .ヽ　　　':、: : : : : ﾘ　　　/::::::{: :ィ´: : /: : : ヽ: ヽ
、＼::::':、::::ﾒヽ.、. ..＼　　｀＜___,ノ　 ,.ィ:::::::::::': ': ': ::/!:j: : i: : ':, :∨
　ヽ　｀ーィミ:.、. . . . . ヽ.、　　　,..ィ:´::::::::i::::::::',:十ｧ'-!ﾑ: :i: : : !:i :!　　　,斗=:.ミ、
　　ﾏニ升≧ｘ、:::ヽ.、. . ./ヽイ::::::::::::::::::/!:::::j::!:{zz、'　 ',:!ﾏー,': i　,.ｨ:／,:':,:':::::::メ、
　　　'マニニニﾆ≧x､｀Ｙマ:、:::!ﾞY:::::::::メ　}:::/jﾊ!　｀　 , ''ヾ!〉}:::ﾊ./::/:斗'j:フ:::/!､::∨
　　　　ﾏニニニニニﾆ/　　ヾ'､{ ｊ:::::／ _メイ: : {、　、, ´　 /ｲ'::'j' i/:j/!:{ｆﾏj｀jｲrﾐ!j::::!
::　　　　ﾏニニニニニム＜＿__ノイ￣´__ ヾ},.ﾍ!:、　｀´ィj/::,'　 .iﾍゝヾ｀ー'　'ゞｿ':ﾘ
:'　　　／ニニニニニニﾆメ、: : : ' 　｀.メ､｀ !´彡!≧´'/ヽV:,　　　ヾ::::!:.、｀　',ノ:::i
:'　／ニニニニニニニニﾆﾑ　　　　　　　ﾏ.!　 {ｲﾆf'ﾊ_j｀/ヽ　　 /　ヽ=≧''"/'/´
'.／ニニニニニニニニニニﾊ　　　　　　　 ∨　!ﾆム　　!　 .!　　i　　 ! 〉::!　//'メ

　　　　　　　　　　　　　　モブ貴族令嬢たち
707 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/22(木) 23:23:52 ID:CyfwCE4y: 　　　　　 !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
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　　　　　　　!::::::::::＿::::::::::::::::::::／:::::::／´⌒ヽ､:::::::::::::::::::::!
　　　　　　 !::::::; -- ､:ヽ::::i:::::::{::::::／　　　　〉::::::::::::::::'
　　　　　 V::/　　　＼:`::::::::::::〈 О　　　　／::::::／⌒ヽ
　　　　　ヾ{　　　O　}::::::::::::::::::`ー---イ::::::::::::::::::ｎ::::::}
　　　　　　　　ヾ、　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::リ:::::′
　　　　　　　　 !＞-:／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::/　　　　総理、相変わらず婦女子に人気ですな。
　　　　　　　　　i:::::::::｀:ー-:::::::::::::::::::::::::;:ィ::::ノ:::::::::::::::::::/
　　　　　　　　　ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::;::::イ／::::::::::::::::::::::::;.:'
　　　　　　　　　　ヽ::::::::::::::;: - '´ 　 .ｲ::::::::::::::::::::::::::ハ
　　　　　　　　　　　ヽ:::::::`＜_.....:イ::::::::::::::::::::::::::::::′::ﾊ
　　　　　　　　　　＼::::::::::ー‐::::::::::::::::::;::イ::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　ヽ::::::::::::::::::::::;::イ:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　,........=ヽ=:::::::∠::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
　　　　　　　　　..ィ:´:::::::::::::::::::::::::::::::｀`::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
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　　　　　:'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ

　　　　　　　　　　　　　　　　　モブ上級貴族

.　　　　　/. : : :＞ ´≠-＝ﾐ:/v:ﾊ}/ｨｲ州ﾘ: :7
　　　　　{才. : :≠"　　　 ./ /. 7^⌒　＜: 〈
.　　　　／. : :イ.j　　　　 / /. /　　　　　{:乂
　　　｛_: :ﾆ=彡"､__廴　　从(　　　　　 v7
　　　　V. : _才　　￣^气=云x ヽ　　　　　'_,
　　　乂. イ/　　　 ≪_tだﾂ^汽　 .fr斧笊ｵ
　　　辷７ﾊf　　　　　　　￣ィ'"　　 .Vだ＾{
.　　/. f⌒从　　　　　　　　　　　　 ∨ ｜　　　　私は上級貴族として振る舞っているだけですが
　　ｲ.从frv　　　　　　　　　　　 _, 　ノ　 :
　　 ^Yハ　_　　　　　　　　　　　　 .´　　 ′　　.　ご婦人方の評判はいい様です。
.　　从: ｲ.ハ　　　　　　　_,　 -―ｭ　 /
　　　　ハ乂.∧　　　　　　　こ￣_,　,
　　　　＞＝=ﾐ＼＿__　　　　　　　　′
　　　　{≠-＝ミ｀＜ ∧　　　　　　厶
.　　　 }ﾆﾆﾆﾆﾆ＞.　｀＜＞-　:≦才^__
.　　　 }ﾆﾆﾆﾆﾆ≪二_＞v）　｀＜⌒ー-ト .
　　　 /ﾆﾆﾆﾆ≪二二二 _{　∨　　｀＜ .＼{
　,.. イ冖＜ﾆﾆﾆ≪二二ﾆ.{ 　 V　　　　{／ .}ー- ..,
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀＜ﾆﾆﾆﾆﾆ-{_／.}　／∨}⌒ヾ.:.:.:.:.:.:.
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀＜ﾆニニ}i{}イ＜.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
708 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/22(木) 23:24:24 ID:CyfwCE4y: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.....-‐-.....、
　　　　　　　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::'.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 '::::::::::::::::::::::::::::::::ｎ:}
　　　　　　　　　　　　　　　　　 {::::::::::::::::::::::::::::::::､i!　　　　..　まあ、我々は貴族令嬢を政略結婚の駒と割り切っているから
　　　　　　　　　　　　　　　 !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ´　　　　それが態度に出てしまう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　,...-‐::′::::::::::::::::::::::::{`ー′　　　　.　彼女たちはそれを敏感に感じ取っているようだ。
　　　　　　　　　　　..ィ:´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:ー:-:...、
　　　　　　　..イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　　　 .ﾊ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
　　　　　ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'、
　　　 ./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!::::::::::::::::::::ﾊ
　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{:::::::::::::::::::::::ﾊ
　　　./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾏ::::::::::::::::::::::::',
　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ﾏ::::::::::::::::::::::::!

　　　　　　　　　　　　,.. -‐≠;ー-　..,_
　　　　　　　　　　／. :{ : i|: /: : : ｨ. : ー=ミ: .
　　　　　　　　　 _j:. V V i|/. ／＞-=ﾐ: : : : : ｀ヽ
　　　　　　　　r:才＼∨ｨｲ才"　　　 ∨ー-≠､:ー
　　　　　　　　{{f斗≠"　　　　　,..斗__, 廴: :＼: : ヾ:.
　　　　　　 ≠{从/　　　 ,..斗_≠⌒　 ⌒ヾ＼＼: : :,
　　　　　　　　 / :{_,　}才vツ,ノ　　　　 }: : ＼ヽ :,
　　　　　　　　　ｲ≠ｱ　　　￣　　　　　　　 v≠ﾐ:＼:{
　　　　　　　　　vV　. : :.　　　　　　　　　 }/⌒V. :ﾊ
　　　　　　　　　 }ﾍ : : : :. 　　　　　　　ﾉ｝f) }＼〈　　　　　（それは君たちが演技が下手だからだよ）
　　　　　　　　　 i　ヾ　　　　　　　　　　　　　ﾚ .ｨ. : 从
.　　　　　　　从　　r＝ｰ:- ､　　　　　　　　ﾄイ. : : /　　　　.　（ボロが出ないようにしないと彼女たちは騙せない）
　　　　　　　　　　 ,　ゞ -‐　'"　　　　　　 .ﾉ从: : /
　　　　　　　　　　∧　　　　　　　　　　　　.ｲ　　 )ｲ{
.　　　　　　　　　　 ∧　　　　　　＿_, .. イ　_,..斗＝ユ
　　　　　　　　　　　.ハ　　　　　|.　　＞ ´ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.∧
　　　　　　　　　　　斗≫---r-:j　／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.∧
　　　　　　　　 //:i:i:i:／￣i⌒Yﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ-〉
.　　　　　　　　 { {:i:i:i:i＞　/　　}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＞≪　　　‐-　..,_
.　　　　　　　　 { {:i／ /　.{⌒ヽ}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＞　´イ
.　　　　　　　　 {イ }､ {^ヽ.∨/ {ﾆﾆ=＞ ´. : : : : : ｀＜
.　　　　　　　　 { {⌒ヾ∨7ーｲｲ=≠. : : : : : : : : : : : : : :｀＜
　　　　　　　　　 ≠＞. : :}ハ. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .｀＜
709 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/22(木) 23:24:53 ID:CyfwCE4y: 　／.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
/ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :v
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : V
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::V
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :V
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: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ,..ﾆニ､.: : : : :. :. :! : : ﾊ!
: : : : : : : : : : : : : : : : : :.ｧ'"r. ､　}i.: : : : : :. :.ヽ : : :!
.V.: : : :. :. :. :.､: : : : : : :.' 　ゞ'　ﾉ : : : : : : : : /ノ/
.∧.: : : :.,=- ､.: : : : : :. :. :.一=: : : : : : : : : : : : :/　　　　　　それはそうと、総理
　∧: : ｲ　C　: :i.: : : : : : : : : : : : : : : : :i :. :. :.|ﾍ
.　 ∧: : :.ｰ'": : :|.: : : : : : : : : : : : :. :. :.J.: : : :.|: :V　　　　　清姫様が司法に圧力をかけていた中級貴族を注意したようだ。
　　 ∧.: : : :. :. :.|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.ﾊ: :.V
　　　ﾍ.: : : : : :.ヾ=-^　　　＿＿＿.: : : : : :.,.: : : :.V
　　　ヽ.: : : :. :. :._,,.､丶´　　＞／: : : : : /: : : : : :V
.　　　　ゝ.: : : :. :.)_,,..　-‐　'' ".: : : : : :./.: : : :. :. :.≧=‐　　　＿＿
　　　　　＼.: : : :. :.―=ﾆ : : : : : : : : /.: : : : : : : : : : : : : : :. :. :. :.￣￣￣￣￣.: : : : : :.‐ 　_
.　　　　　　　＼.: : : : : : : : : : :. :. :.／.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :. :.≧s､
　　　　　　　＞.: : :. :.＿＿＞´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ｀ヽ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿　　＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　-｀.‐､ヽヽ､__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／.:/.:.:.:.:.:._l:ﾊl:.ｌ.:l:.:.ﾊ_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｲ.:.／.:.:/´￣￣｀ヾLr":lミ､、
　　　　　　　　　　　　　　　　　 i／.:.:.:.ノ.　ー-､、￣´ヾ　ﾘ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l.:.:.:.:.:ｌ´　　ー==､`　 r一〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:.:/.ﾐ､!　　　　　　ヾ‐'l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:.:!,⊃　　　　　　　　､,冫l
　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾄl:.:.`i‐'､　　　　　 -‐‐､　,'　　　　司法の独立の為とはいえそこまでやるなら
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 `ｉ:.:.i 　ヽ、　　　　 ´　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ」＿_,--､,、　　　 ./　　　　　清姫様は司法の独立を重視しているのでしょう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l´, ---==ﾐ､l　トﾆ,´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/三三ﾆ(￣ミЛヽ´------､
　　　　 _,.ィニニ―ヽ‐ヽ―――‐ﾄヽ‐',=ミ三ﾆ(ミ￢　__ヽ`＝ミ-､,l_
　　　ムﾑｨ‐＜＞､ _ヽ冫‐v―――'　　　￣｀｀｀7／ニiﾄ､.　　　ﾉ l
　　　 ,＞ニヽ＿,.イ.l ／　,ノ,ィ‐､-------､_, -‐'"´￣￣ヽ､ヽ／‐┘
　.　　l:::::::::::::::l__,,ノ.ｌ,' 　 /,ｲ.　 /,ノ⌒i　ｨ＜ｏ　　　　　　　　｀i´ヽヽ、
　. 　 l:::::::::::::::::l、 ,.ｲ　.i_/ 　././　　/ー､ヽ、　　　　　　ﾊ　ヽヽヽ､
　　　l:::::::::::::::/├'´|.　　　く,/　　〃　 |　　ヽ､Ｏ　　　　　　ﾊ. 　ヽ､ヽヽ
　　 l::::::::::::/　ｌ,／ゝ､　　　　 .〃　./ 　　　ヽ、　,､　　　ﾊ　　ヽヽヽヽ‐‐､
　　,ｨ!:::::::::/　　ヽヽ,／i＞ｔ-r､_　　　,l　　　　　　　ヽ`′ 　　ﾊ　　ﾟ.ｲ　i ├ニト、
　〈::::::::::::,'　　　冫::::::l´`ヾ､二i￣フ　　　　　　　　　ヽ、　　　ｌ　ﾟ l 　 l ｖヽヽ'´
　ヽ:::::::.ヽ,　　 ./.:::::::::.ヽ、　　￣/.ﾊ　　　　　　　　　 /　ヽ、　　 l　･.ﾉ　　l､ﾉl ﾄ'
　　}:::::::::::::i　　／.::::::::::::::.　`ヽ､_//_ノ　　　　　　　　 /　　　ヽ、　l ／　　　 .|,､V
　　ｌ:::::::::::::l ／...:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/　　　　　　　　　　　　　　ヽ／　　　 .l
710 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/22(木) 23:25:28 ID:CyfwCE4y: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　 -- --- -- --- 、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〃 ⌒ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::____::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,'V:::::::::::::',:::::::::::::::::::::::::::::ヽ　＼:::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i::::::::::::::::::::v:::::::::::::::::::::::::::::::＼　o＼:::::::::::::::::::::::::::::::::l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼____>::::::::::::::::::::::::::::::|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:::::::::::::::{::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::___::::::,'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ:::::::::::::',:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::< oヽ::i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧:::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ー´::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::ヽ::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::｀Y:|::::::::::::::::::::::_::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::',::::::::::::::::::::::i　ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
　　　　　　　　　　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::',:::::::::::::::::::::',｀ヽ　＼:::::::::::::::::::::::::::/´　　　　司法の独立は大切だよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::',:::::::::::::::::::::ヽ　　　＼::::::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　 __/::::::::::::::::::::::::::::::::::::',:::::::::::::::::::::: ＼　　＼＼::::::::::ﾉ　　　　　　このような事は言うまでもないのに
　　　　　　　　　　　__＿／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',::::::::::::::::::::::::::::＼___／::::::/´
ー――――――´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／　　　　　　　　それすら弁えないとは
:::::::::::::::::::::::｀ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::/´
::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::/　　　　　　　　　　.　中級貴族は子女をまともに教育できないのか？
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞、:::::::/
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/　　ー ´

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｨ‐- ､__, --､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,--／/　／＿＿__ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / イ l ,' ｲ/ / , イ--- ､_＞-､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｲ! .ヽ　l l〃'／―‐￢―／‐ヽl
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　くヽ､ ,〉､ヽ!／'´"‐￢l／' ￣`‐-、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　､　 l>ｲrｌト､,/´　　　　 `ヽ､二ミ､-､>,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　`チ/ ﾊヽ.l　　　　　　　ﾉｨハ /-､｀ヽ、　..　他家の教育に口を出すのは
　　　　　＿　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣ヽ`ヽ,ヾ､_　　　　,,ィィ _,　LrT-､ﾐ(`_
.　　　　　l　 l　　　 r‐､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｲニヽ､_　　.,ィ,,ｨ'rﾃ/ 　 Ⅵ!. l |´　　　エレガントではありません。
　　　　ﾉ　 !　　 /　,ｲ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 lr'ﾊ　-モ>、　￣￣　　　.ﾘ ,lﾐ;l
　　　　 {-　 l　ノ-､//　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽi、　　 ', 　　　　　 Гヽ'l　　　　特に我々は中級貴族とは距離があります。
　　　　 |　　.l／／／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ,　　 |　　　　　　　 ,l ヽl ﾘ
　　　r‐,l　 ,ｲ　r' /　　　＿　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ,　ヽー　＿, 　 / i　ﾊト､.　　,-､
　　ヽ l　 l 　.ｌ..l　,ィ､´ ＿l｀ﾆ!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　 `.　￣´ ,ｲ‐┴‐ｧ _ｲ､／.::::.ヽ___,.......-――
　　　　ｌl　 !　 l .l/　／-―‐'´　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／＼＿__ /_,l, イ_,　'´ /,ｨ:::::::／...:::::::::::::::::::::::::
　　　　l' ./　_ l/　 //´ _,r―-‐,　　　　　　　　　　　 ,ィ―ィィィ‐rｨ―´)r―‐ｧア/,..-_'__::::::,.'::,'.:::／...::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　 l､ヽ　 r　,∠/イ　／ニフ　　　　　　　　　　 .／./ ,.'´/ / / /　／　 :／ :ﾊ::l__,ィ／_:::/.:::l:/..::::::::::, '.:::::::::::::::::::::::::
　　　　`l、　l　　 r' _ ／／　　　　　　　　　　 / __i　i　.i　i　i　l／　　　　 l　ﾊ!-‐'´,ノ.:i::i::/.::::::::／..:::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　 V　　　' 　 `,/　　　　　　　　　　　　　　 ,.ｲ´,,ｲ　ｌ　.ｌ .l　,lｲ/-‐‐､　　 :l　ﾊ=イ-‐','l::ｌl::::::::/ .::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　ll |`! l　　　l､.ヽ、　　　　　　　　／／,ィ,ﾊ　!　l､l∠__ヽ　　lﾊ、　 :l　　ﾊ‐-､_,:::l:::l::::/ .::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　〉!l l　　　　ヽ:i:::.ヽ　　　　　　　 /　/' l ｲ　 l、ヽ　　　ﾉ`i‐-､l　.`i'`-l　　ハ　 .l:::l:::.V　::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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　　　　　 l::::.ヽ、　 __,ノﾉl:::::::::::::ﾄ,、　　　　 `‐' l/　,ｲｉ ,　l　l `､__／`‐-､_　　.l `ー‐'　　　 i.ヽ;:l::::::::::::::::::::::::::::::::::::_, -‐
　　　　　 |:::::::::::`i _ 　 _,l::::::::::Ol l ﾄ、　　　　　.く　／ l /　ll　i ヽi　　`‐-､_〕二i‐-､_　　　　 l::::::┌┐::::::_,,､__, -‐::_, -‐
　　　　　 |:::::::::::ﾄ､_三_,ﾉ.:::::::::::::l l l　`､　　　 / `　　〉　ハヽ　 l　　　　　　`.|‐-､＿￣　ー-ｲ::: └┘:::::::::::::_,,∠-----
711 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/22(木) 23:26:03 ID:CyfwCE4y: 　　　　　　　　　　　-‐::::::::‐-
　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
.　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
　　. 　 /::::::::::::::::::::: /⌒＼::::::::::::::::::::::::::::::.
　　　　|::::::::::::::::::::::::{　　　＼:::::::::::::::::::::::::}
　　　　|::::::::::::::::::::::八 0　　,ノ::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　∨::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／⌒::::ﾉ
.　　　　 }::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〈0　ﾉ｢
　　　　 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::ﾉ
.　　　ノ::::::::::::::::::〈ｖ´"''丶、::::::::::::::イ
　　／::::::::::::::::::::::::::＼｀ｰ　＼::::::::/　　　　上級貴族と中級貴族とは爵位の壁があるから
―::::::::::::::::::::::`、::::::::::::＞- `'ｰ::／
::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::: ／　　　　　　普段は一定の距離感を持って接している。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::／
::::::＼:::::::::::::::::::::::/　　ー'′　　　　　　　　少なくとも政略結婚の対象にはしない。
::::::::::::::::::::::::::::::::/{
:::::::::::::::::::::::::::::/::Λ
:::::::::::::::::::::＼:::::::＿＼
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣"''ヽ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}

　　　　　　　　　　　　　 , ,-――――-､
　　　　　　　　　 _,,　, イ'　／　 _, -― -ミミ､
　　　　　　　　 /　　i'´ ／　／/　　　　　 `ヽﾐヽ,
　　　　　　　r'´ｌ　　l　.ヽ　.i,／ﾆ二三三＿ `‐ﾐ l
　　　　　 V ヽ＿ヽ -`'´　　　`i//∧、＿｀`　ﾐ__
　　　　　　 /ハl　　　　　　　ヽ//,ヽ､＿_, ､　ﾊ
　　　　　　//.　 l　　　　　　　　.i ,, ´｀ヽ､//,ニﾐ､` ヽ,
　　　　　 .{ !、　,!　　　　　 _,, ィ'"_　　　　l:i /´`lヽ、　l　　　　良くも悪くも私たちは彼らとは立場が違うので
　　　　　　 `'　〈__　　.,ィ"ｨ=モイ　　　　ﾘ /ノ,l ヽヽ {、
　　　　　　　　　ヽ､i　　　　￣´　　　　　　,__,ｲ､//l,,ハ!　　　それは仕方がないことでしょう。
　　　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　l　　 `l_rﾘ
　　　　　　　　 |　　__　　　　　　 ,li　　　|-､　　　　　王国では身分の違いによる区別は大切です。
　　　　　　　　　　　￣＿　--'　　　／.:l _,　'_,,,ｨ'
　　　　　　　　　ヽ`‐'´　　 ,‐‐'-,- '´ｨ=ﾆ三|
　　　　　　　　　　　　ィヽ＿_ ,,/イ´,-=ﾆ三三三|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「まったくですな」＞上級貴族
　　　　　　　　　　　　　 ,＞/／//ｲ'´　,ﾉﾆ三三二ト､
　　　　　　　　　　　ヽ／/　i　l_,-_‐'´ﾉ彡=‐'´ , -‐'-､
　　　　　　　　 , -====く〈ヽヽ l､_ヽ_,-‐'´　　.::／, '´￣｀ヽ､
　　　　　　／／//////｀＞`､´　　　　　〈　i、　　　　　`　､
712 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/22(木) 23:26:35 ID:CyfwCE4y: .　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
.　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::―‐＜:::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::
　　　　 {::::::::::::::::::::::::::::/　　　　ヽ:::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::　　　　中級貴族の子女の中には
　　　　 ::::::::::::::::::::::::::::′　 ∩　/:::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::
.　　　　 ):::::::::::::::::::::::::＼　｀／:::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::　　　　不逮捕特権を持っている私たちを羨ましく思う者もいるが
　　　　 {:::::｢⌒＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::
.　　　　＼::.　０}::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::　　　　逮捕されなくても我々は好き勝手やっているわけではない。
.　　　　　　 }:::ｰ/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::＼:
　　　　　　 ::／::::::::::::::::::::::::::／ノ ):::::::::::/::::::::::::::::::::::::　　　　むしろ世間体を保つために苦労しているのだ。
.　　　　　　ヽ::::::::::::::::::::::::::::／／／::::::::::/::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　Λ::::::::::::::::／　_,.／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::　　　　子供の教育には力を入れているし
　　　　　　　　＼:::::::<ィ／::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::''"
　　　　　　　　　　　＼:::::::::::::::::::::::::::::／:::::::::::::::::／:::::::::::　　　　それでも駄目な者は勘当して追放している。
　　　　　　　　　＼::::::::::::::::::::''"￣:::::"'''=‐-::::::;;__::
　　　　　　　　　　　＼::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
.　　　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　 {::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

　　　　　　　　　　　　　,,...::-―:::::::―::::::‐::..､
　　　　　　　　　_,,-:::''":::＿:::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　／::::_:::-―:::￣::::ヽ::::::ヽ::::::::::::l::::::::Y
　　　　　　ノ:::::::::::::::::::-:::::＿_＼_:＼::::::::::／::::::イ:＼
　　　　／:::::::::::::::::::::::::／　　　　￣￣￣￣ヽ:::::::::ゝ
　　　　l::::/::::／::::::::::::::|　　　　　　　　　　　　　Y:::〉ゝヾ
　　　ﾉ::::::／:::::::::::::::／　　　　　　　　　　　　　 l:/
　　　 |::::/:::::／:::: ／　ｰ-`､＿＿_　　　　　　　ヽ
　　　ﾉ::/:r''" ヽ::::|　　　　 --=r::...- ､ヽ　　 ,r-ｰ' |
　　　ゝ::::| i　（　ﾚ　　　　` ┴ ┴　　　　l ｴｴ'./
　　　レ:::､ヽ./　　　　　　　　　　　　　　 i　　|　　　　仮に上級貴族が腐敗して悪徳を限りを尽くせば
　　　　ﾚ:::::＼_,　　　　　　　　　　　　　　　　i.　 |
　　　　＼::::::|　|　　　　　　　　　　　　､　／　/　　　　当然ですが領民はまともな貴族の領地に逃げ込みます。
　　　　　レ' 　 l　　　　　　　　　　　　　　　 /
　　　　　　 |　　＼　　　　　　　ー―- ‐　 /　　　　.　更に反乱が起きたら不適格者の烙印を押されてしまい
　　　　　＿|　　　＼　　　　　　　￣　 ./
　　　　 |;;;;;;;;￣`ー-､__＞‐-､　　　　　 /　　　　　..　領主の非が大きければ女王陛下に改易されるでしょう。
　　　　 |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`ー-､〉､＿＿　_ノ
　　　　 |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|　､＼ｰ　、
　　　　 |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|　 l　.､＼､＼
　　　_,,ﾉ＿;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l 　 |　 >. ＼､`ヽ、
-‐''"　　　）￣;;;;;;;ー;;;;;-;;;;;;-┘__ﾉ／､__／ﾚ'／
　　　,,- '";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;r ､;;;;;;;､ｰ-､＿
''"￣;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／　l ＼;;;`ー--､`ー-､＿＿_
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ／　　 |　＼;;;;;;;;;;;;￣￣`ー―-､_￣￣`ー―- ､
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／　　　　 .|　　＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼　　　　　　＼
713 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/22(木) 23:27:02 ID:CyfwCE4y: 　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
　　　　　　　　 !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　　　　 {::::::::::::::::::::::::::::::::::::;:::: -‐ ､:::::::::::::::::::::::::; --　、:::::::::/
　　　　　　　　 ∨::::::::::::::::::::::::／　　　 O >:::::::::::::::､:く O　　　〉:::::′　　　王国では七大神と女王陛下には
　　　　　　　　　.-ヽ:::::::::::::::::::`ー-.....-‐::´::::::::::::::::::::ヽ:::｀:::ー:::´:::::〈
　　　　　　 /::::ヘヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::}　　　　侯爵以下の貴族を改易する権限がある。
　　　　　　　　{:::::{:::::::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::′
　　　　　　　　ヽ::ヽ::::::}:::::::::::'J::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀:::ー::´::::::::::::::::/　　　　　建国以来濫用されたことはないが
　　　　　　　　　｀丶ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＿＿:::、::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　｀ヽ､_:::::::::::::::::::::::::::::::::::∠ニニニィ::::::::::::::　　　　　　　不祥事を起こした家は改易されている。
　　　　　　　　　　　　　　 iヽ､::::::::::::::::::::::::::::::::::ー-‐:::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　i::::::｀丶:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　i::::::';::::::｀:ヽ:、::::::::::::::::::::::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　}::::::::';::::::::::::::｀:ー--:::::＿＿:::ィ
　　　　　　　　　　　 ,.イ:::::::::::';:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
　　　　　　　　　　　／:::::::::＼::::::';:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　／: : : : : : :＼: : : : : :|: : : |: : : :/: /: : ｀:､
　　　　　　　　　　　　　　　　／／: : : :.,ヘ／〉＾,ﾍ: : :|: : : |: : :/／: :/ : : :ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 /／: : :＿:,/　////′ ＼ｊ: : :/_／-‐≠ﾍ: : : : : :
　　　　　　　　　　　　　　　ｊ/: :／: : :_ﾉ　 {（〈,{　　　｀￣´　　　　　 }: : : : :′
　　　　　　　　　　　　　　ノ{: :/____/´　　　ヽヽ　　　　　　　　 }=‐-:/
　　　　　　　　　　　　　　ノ／: ／|　　　　　　　　　　　　　　　 }ヽ : }
　　　　　　　　　　　　ﾉ／∧: |　-｀＝=‐-ミ､　　　　　　　　　 _ヽ: :ﾉ　.　『王家の王権が天空神さまから授けられたものなら
　　　　　　　　　　　　　　/ | ヽ∧{　　く　ヒツ≧ヾ　〉　}　=＝＝ﾆ彡' ｊハ
　　　　　　　　　　　　　　　八　　　　　｀￣￣´-‐　　 ' 　ヽヒツノ′/　,　　　貴族の爵位と領地は王家が与えたものである』
　　　　　　　　　　　　　　丿/:＼__　　　　　　　　　　 |､　　￣´　　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　 }/ヽ:∧　　　　　　　　　 |　　　　　 /ン　　　　という形式を保つ為には
　　　　　　　　　　　　　　　　＿}/∧　　　　　　　 |
　　　　　　　　　　　　 / (　/ 　ヽ /i!　　　　　　　′　　　　/　　　　　　　女王陛下が、その権限を持つ必要があります。
　　　　　　　　　　　　　　　{i:i:i＼＼／　|　　｀￣　　‐- '　　　ｲヽ
　　　　　　　　　　　　　　 /i:i:i:i:i:i＼＼　ヽ　　　｀¨¨´　　／|/　,}　　　　　　爵位と領地の正当性を主張するための伝家の宝刀です。
　　　　　　　　　　　　　　,i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼＼/ ､　　　　　　／／／|
　　　　　　　　　　　　　 ,i:i:i:i:i::／＼i:i:i:＼＼＼＿＿／、/　/i:ｉ:ｉ:|
　　　　　　　　　　　　 ,i:i:i:i:i:ｉ:i＼＼＼i:i:i:＼〉　|　　　　ヽ＼ {i:i:i:i:i|
　　　　　　　　　　　／i:i:i:i:i:i:く＼＼＼＼i:i:i:〉/　　!　　　＼＼/i/!
714 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/22(木) 23:27:28 ID:CyfwCE4y: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　.'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　i:::::::::::‐-:、:::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.-:、::::::＿:＼::::::::::::::::::::::::::::::}
　　　　　　　　　　　　　　　 {:::::::::::ｲ.　o`ヽ'::::::::::ｨo⌒ 7:/:}　　　その伝家の宝刀が抑止力になって
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ';:::::::::::::｀:ー::´::::i::::::｀:ー::´/:/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ:::::::::::::::::::::::::::}::〉:::::::::::://　　　　我らが腐敗するのを阻止しているなら好都合だよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　`::、:::::::::::::::::`:´::::::::::::/ｲ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ:＼::::::::∠＝､:::::::/　　　　　　特権は人を腐敗させるから防波堤は必要だ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ::::::::ヽ:::::::::ー:::::／
　　　　　　　　　　　　　　　 ,...ィ:i::::::::::::::::＼::::::::::ｨ:.、
　　　　　　　　　　　　　 ,..ィ´::::::::::!::::::::';:::::::::::｀¨¨:/:::::｀丶、
　　　　　　　　　,....-‐:::´::::::::::::::::::::::::::::::';::::::::::::::::/::::::::::::::::::`::..､.._
　　　　　　 ,.イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::';:::::::::::::':::::::::_::::::-‐:::::::::::｀ヽ
　　　　　.ｨ´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'¨¨¨¨`::ヽ::::::::::::ィ:´::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`::::::′::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　　′::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｨ:::::::::}
　　　 .!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!:::::::::i
　　　 {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ:::::::::',

　　　　　　　　　　　　　　　　　＿ _...―ｒ＜＿ノ
　　　　　　　　　　　　　　／￣＼/...../....../....￣}￣＼
　　　　　　　　　　　　／＾}................／....../............乂.......|
　　　　　　　　　　　　{...../............../.../|.........:|:::::::::}::}::::::ﾊ
　　　　　　　　　　　　 }）{:::::::::::::/:::/:::|::::::::::|:::::／/::::::::::〉
　　　　　　　　　　　 {:::::::＼::::::::{::::{:::::|::::::::/::/:::/:::::::／{
　　　　　　　　　　　 {::::＼(ーｙ／/ーｙｒｙー＾＾＾⌒}:::::::::〉
　　　　　　　　　　　 ∨:::::|　/／{{　　　　　　　　　ﾐ:::::::::〉
　　　　　　　　　　　 _}::::::ﾐ　{:{　 }}　　　　　　　　/__}::::::ハ　　　　　　七大神が引退した今では王家と清姫様が我々のモラルを支えています。
　　　　　　　　　　　そ/＾个￢==ミ、　　ｒ＝===彳/ﾐ /ハ＼
　　　　　　　　　　／ {　ﾐ{ -禾莎ミ、　 ,.禾莎=-　|/　/√ ）　　　　司法の独立はその手段でしょう。
　　　　　　　　　　　 /∧　|　＾　　/ |　　　＾　　　/　/}/
　　　　　　　　　　　　　＼',　　　 ∨|　　　　　　 /|_./　　　　　　　　司法まで我々が管理したら権力が集中しすぎてしまいます。
　　　　　　　　　　　　　 / ∧　　　、」　,　　　 / .|(
　　　　　　　　　　　　　|　|/ ＼　　- ￣ -‐' 　 /　/＼
　　　　　　　　　　　　　|＼＼ | ＼　　　　　／／　 /|
　　　　　　　　　　　　　|ﾆ=＼＼　＼＿__／／　／　|＼
　　　　　　　　　　＿ｒ‐.|二二.＼/＾７⌒「∧´　／二二∨三＼
＿　　　_.. -=ﾆ￣　 |　 |二二　/　/　　:||　∨ニ二二ニ∨三三≧s｡.._
　|〕‐=二　　　 ___/￣￣￣￣)　/　　　||　/∨二二二ﾆ ∨三三三三/≧s｡.._
　|-=　　._、=ﾆ___/￣`''＜￣＞=＜　　..||　　 ∨二二二二∨三三三//三三　≧s｡.._
　∨　／二二/￣＼　 ∨/　／ |　|　ｌ||　　　∨二二二二.〉三三-//三三三三三 ∧
　　／二二／　ｒ、　＼　∨ /　　|　|　|||　　＿_〉二二二-/三三-//三三三三斗七 ∧
　/二二二{　　― ＼　 ∨∨￣..）|　|＿」／￣￣　＼二-/三三-//三斗七三三 /三 ∧
./二二二ノ　＿＿　＼　} /／￣￣|￣|　　　　　　　＼/三三 //三三三三三／三三.∧
715 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/22(木) 23:28:03 ID:CyfwCE4y: 　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::r= ､:::.
　　　　　 |::::::::::::::::; ィ::::::::::::::::::|::::|　　　　　　王国が管理する直轄領だけでなく
　　　　　　ﾉ::::::::::∠゜ノ:::::::::::::::::ﾉ::::
　　　　〈ｫｬ::::::::::::::::::::::::::::::レ:::::::ﾄ、　　　　　貴族領の地域司法でも司法が独立している。
　　　　　　 У::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::＼_
　　　 ,＞-―- ､:::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::　　　　司法だけは手が出せない。
　　__｣　　　　　ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::
　（:::::l　　　　　 };::::::::::::::::::::::::::::::::!:::::::::
.　(:::::|　　　　　　ﾊ::::::::::;::ィ:::::::::::::::l::::::::::
　 (:::::ゝ≦三≧ｙ′ ￣　人::::::::::::::::／:::
　　(:::::::::厂::了　　　／:::::::ヽ:::::r:'::::::::::
　　ヽ:::::::::::::ﾉ

　　　　　　　　　　　/　{　∨/ 　 ′　.ノ　　　彡'　　＼
　　　　　　　　　＞＝＝ミ{i{　 /＞ ´-‐　_　　-－　　　｀ヽ
　　　　　　　　ノ／. 二ﾆ=-ミｵ／ｲ彡ｾ彡ｲ_＿__ _　ー-ミ}
.　　　　　　　 (( /.:彳:}　　　　　　　　　　´ー-=　　ー-=ﾐヾ
　　　　　　　　　|:/八ｵ　　　　　　　　　＿彡j斗=: :＞マ: : ﾊ
　　　　　　　　　{{　ゝ弍爻　　厶孑≦=≠"　ヾ: //ハ ∨:ｲ
　　　　　　　　　＼　 z≧}'　 f z≦ニ=彡　　　 }:|ふ　}　!:八
　　　　　　　　　　　　　!　l　　　´￣￣　　　　 .jﾘr ´ ／. {: :j
　　　　　　　　　　　　　 ' j　　　　　　　　　　　 |イ⌒Y:{.iｲ　　　　　まあ、上級貴族とその家族は不逮捕特権があるから
　　　　　　　　　　　　　八＿　'　　　　　　　　　八　彡'从7
　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　＿.ｲ＿___／ニ{　　　　　影響は少ないですが中級貴族は面白くないでしょう。
　　　　　　　　　　　　　　　∧ー-　　-‐' 　∧　　　.／-ﾆﾆ∧
　　　　　　　＞ ⌒ヽ／｀ヽ-‐ﾊ　　　　　 .ｲ　}　／_ニニニハ
　　　　＞ ´　　 _ｲ⌒ヽ　 j　　.ゝ---＜　＿彡ニニニニニﾆ:}ー-
　　　　} _ _＿'´.{iﾍ.∨.f宍不示宍不示宍ﾘニニニニニニニ/. : : :
.　　r ´　　　　　ヾ:込V{_り八之乂⌒Y{t∨＼ニニニニニ／. : : : :
　　:} _　　-―＝ミ辷从　　　　　　　　八.　＼ﾆﾆ =-＜: : : : : : :
　八　　　_　　＿丿 . ∧　　　　　　　 ∧ }＿　 ': : : : : : :｀: : : : : :
／. ∧　　　　　｀ヽ ∨　＞　.__＿___.＜⌒7／＿j: : : : : : : : : : : : :
: ／. ∧　　_＿　ｲ:.　V 　 ((弋三三乏))⌒ーく. : : : : : : : : : : : : : ::
　／. ∧　　　　　 }　j　/　　　　/. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
／　ｲ.:∧ｰ-　　,ﾉ.ｲ.〃　　　〃. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :

　　　　　　　　　　_　＿__
　　　　　　　　／. : :ー-ミメ: .
　　　　　　　 /. : : : :_刈ﾊ}/ﾉノﾊ
　　　　　　　」-‐=彳　/:f^ｰ-弌{　　　　　　　　　貴族領の系外銀河は三河ネットワークが三権を動かしています。
　　　　　　_j　_彡ｲ､__{{八　　 jﾘ
　　　　　　爻{　i{　气-芸ﾐ .ｨｱ　　　　　　　　　　司法も例外ではありません。
　　　　　　　ハ　　　　　　:{ i
　　　　　　　Ⅵﾍ　　､__　jﾚ　　　　　　　　　　　王国は電子的な監視体制が整っているから
　　　　　　　}:.:.＼_rへ　￣ ′
.　　　　　　八:.:.:.f==7≧≠,　　　　　　　　　　.　彼女たちの高度な判断で裁判をやっています。
　　　　_rf斗x＜:.:r=7　i　」{乂f二ﾆfvﾍ___
r==气x　.乂7. : : ￣ : ::才｀＜: : :oヽ　}}ハ
77i r､＼.{. o: :__ ＞ ´　　 ∨　｀＜:V}}川
//| ! iﾊV }_／. :/　　　　　　∨　　 o{ :弌乢
ｲ: !」_|L!i {: : : : :＼o　　　　　V 　 o{ :i: : : .＼
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ｰ=ミ:ﾍ　　/. : : : : : : : : : : :/. : : :! : : :.{_ノ_ ﾉV
716 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/22(木) 23:28:39 ID:CyfwCE4y: 　　　　　　　　　, - ------ 、
　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　 .／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　./::::::::::::::::::／｀ヽ:::::::::::::::::::::::::::',
　　　　ハ:::::::::::::::i　　 o ',::::::::::::::::::::::::::i
　　　 i:::::::::::::::::::::ヽ＿ノ:::::::::::::::::_:::::::,'
　　　　',::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/o ',:::/　　　　三河シリーズには買収や脅迫が効かないのが強みだな。
　　　　ゝ-:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i__ ノ/
　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: /　　　　.　職権乱用や汚職の心配は無用だ。
　　　./:::::::::::::::::::::::::::r ニヽ::::::::::::/
ー、/:::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽィ′:::／　　　　　　　やはり人間を使うよりも管理ＡＩで運用した方が
:::::::｀ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
:::::::::::::::',:::::::::::::::::::、:::::::::／　　　　　　　　　　無駄がなくて効率がいいのは確かだ。
:::::::::::::::::i::::::::::::::::/｀￣´
:::::::::::::::::i:::::::::::::/
:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::',
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i

　　　　　　　　ｒ――＜￣￣￣　＞　、
　　　　　 _ｒ―{　　＼　 :|　　／　　_..、＜、＿
　　　ｒ＜￣￣`''＜　　 |:　 / 　／　　　＿＿∨
　　　／　　　　＿／＼　　/　／　　／　　　　 ∨
　　/　　　＿_/　//ｒへ、／`ｙ'￣＾'￢-=ミ、　　 ∨
　〈　　 /　　/　//　　　　　　　　　　　　　Ｙ　　　＜
　　}　/　　 |　ﾔ　　　　　　　　　　　　　　∨　　　/
　 /　|＼　　|　　ﾔ　　　　　　　　　　　　　/ |　　　∨
　〉乂＿≧ｚｚｚｚｚｘ　　　　 _.xzzzzzzzz≦_ノ､＼　 ∨
　//　|　　_zzzzz `寸>　　//／_zzzzzz＿　 ∨　＼/
　〈　/|　￣┴^┴＞/|　　　>　-┴^┴ ′　 /￣＼(　　　　.　はい。
　〈 /｜　　　　／　|　　　　＼　　　　　　 √ ＼〉
　　|　ﾔ　　　　　　　〈、　　　　　　　　　　　√　　}/　　　　　三河ネットワークの膨大なデータから判断するから
　ノ|　ﾔ　　　　　　∧ { 、　　　　　　　　　 √　 /
　 ∧　ﾔ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| 　 /　　　　　　　冤罪の可能性がかなり低い仕組みです。
　　∧　ﾔ　　　　-　ー=　――' 　　　　　　|_／|
　　　＼ﾔ　　　　　ー――　　　　　　　　/　　」　　　　　　　人を裁くという意味では妥当でしょう。
　　　　_ノ|＼　　　　　　　　　　　　　　　／　」/
　　　　＿|　＼＿＿＿　　　　　　　／　|八
　　 /　ｒ-|　／　　　／　　　　　　／　　／＼
　　{、　`''＜　　　 /＞―――＜　　／＿＿＼
　　Ｙ:.＞、　 `'＜/　　　　　　　　／＿ノ　　〕￣
　　∧:.:.:.:.:.＞　、　`''＜ｒへｒへｒへ/　／￣/
　　 √:.:.:.:.:.＼　　`>、　　/ ∨＼ ∨＼／〉
＿　_/:.:.:.:.:.:.ｒ―＞　　、　 /　 :∧　＼　＼
.　　`''＜:.:.:.:.＼　　　　　 ./　　 |:∧　 .＼　　`''＜

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _.. ------、
　　　　　　　　　　　　　　　＞――／　　／￣￣￣`　、
　　　　　　　　　　　＿／/　　　／　　／　　-------- ＼
　　　　　　　　　　／　　./　　／　　／　／　　　　　------=、
　　　　　　　　／　　|　 |　 /　　　/　　/　　／　　　　　　---->
　　　　　　　 /{ 　　 |　 | ./　　　/　　/　／　　　----、　　　 ∨
　　　　　　　 |∧　　ﾔ　∨　　 ./　＿.／￣￣∨--　　　＼　　∨
　　　　　　　 |. ∧　　＼　∨　 /／　　　　　 ∨　　　---＼　乂
　　　　　　　＼ ∧　　 /￣` ／　　　　　　　　　∨　　￣￣　＼　乂　　　.　そして、国や直轄領では人間が司法を動かしていますが
　　　　　　　　乂　＞／|　　　　　　　　　　　 /　／、＿＿￣　　＼ハ
　　　　　　　　 |/|　|/|　　　　　　　　　 /／　　　`''マ |￣`　、　}ハ　　　こちらは三河ネットワークを使わないデメリットを補うために
　　　　　　　　　／乂乂＿　　　　　　_..斗＜＿／　　　∨/　　 | 〉 /ハ
　　　　　 _,　''´ 、´　　/＿　　　　 /／- 斗㍉ﾉ　　　　　∨ 〈　 / /　　　　　過去を見る魔法を使う特化型の魔女を裁判官に採用しています。
　　　　　/　、　　　／ r==㍉　　　/　/-　＾=＾　　　　　 }　＿/ ∧
　　　　 / /　　 /　　∧ 　＾=ﾔ　　　　　　　　　　　　　　　 |　∨　ハ　　　　　過去視なら罪を誤魔化すことは不可能で
　　　 ./ /　　 /　　　 ∧　　　|　　　　　　　　　　　　　 |　 .∨　∨
　　／. /　　_..斗＜.　　∧: 　 |　　　　　　　　　　　　　 |　　 ∨ /　　　　.　同時に冤罪がなくなります。
.　/　　￣￣　　　　∨　 ∧　 |　　_　　　　　　　　　　 /　　　 |/￣∨
. /　　　　------- ∧　　　＼￣　　　＿＿　　　　　 /　　　／　　 /
. |　　　　　　、　　/　{　　　　＼　￣_　　　　　　 |￣￣￣／　／二|
. |　　　　　 /＞へ　　}　　　＿.　＼　　　　　　　 /　　-＜　　／二二|
. |ｈ　ｈ　　 { ∨　/　 /　　　　＞、　＼　　　　　/-　_.. 、≦二二二ﾆ |
. || | .| |　　 ∨／＿/　　　　　　　 |＼ハ----く/／二_／　　/二二二 |、_
. || | .| |　　　∨/.　　　　　　　　　∧＼/∨/　∨-　　　_..、≦二に二二二＞―ミ
. // //　　　　}}　　　　　　　　_　／／ /./　　 ∨-=ﾆ＞''´　 /二二／／　　　　 `''＜
// //　　　　 /＿＿　　　_,,＜／／　 / /　 |　　∨　　_..、＜二二/　/　　　　　　　／
/ //　　　　 /}/／　￣￣　／／　　 /./.　　|　　 .∨二二／.:.:.:.:.:.{　 {　　　　　　 /　／
717 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/22(木) 23:29:05 ID:CyfwCE4y: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
　　　　　　　　　　　　　　　　　 i::::::::::＿_::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.-:{::::::::::＼｀丶､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
　　　　　　　　　　　　　　　 ,'::::::;:::::::::::::::::`:.. o...＼:::::::::::::::::::＿＿:::::::::::′
　　　　　　　　　　　　　　　　　i::::::::{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::くo　　ヽ:::::;′
　　　　　　　　　　　　　　　　　{::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ:::::::::::` ー:::｀/ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::-イ::::}::::::::::::::::::::::/:::::}　　　　元人間とはいえ異種族を司法に関わる事に
　　　　　　　　　　　　　　　　　 .ヽ:::::::::::::ヽ　､::::::::::::::`ー:::´::::::::::::::::::::/:::::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ:::::::::::::＼ヽ｀` ‐- ::、:::::::::::::::::::::/::::ノ　　　　　最初は反対意見もあったが
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,'::';:::::::::::::::::｀:‐-:....._　 `ヽ､::::::::::ｲ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣::´::::::／´　　　　　　　　案外上手くいったな。
　　　　　　　　　　　　　　　 i:::::::::::::、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::／′
　　　　　　　　　　　　　　　　　　i:::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::／:::::!
　　　　　　　　　　　　　　　　 {:::::::!:::::::::::｀:::ー-----:::´:::::::::!
　　　　　　　　　　　　　　 ,......＜!::::::i::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　　　　　　　 ,.......＜:::::::::::::::::{::::::{:::::::::::::::｀丶::::::::／:::::::::::::::i
　　　 ,.......＜´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽヽ.、
,...＜::::::::::::::::::::::::―-:::、::::::::::::::::::::´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::＞.､

　　　　　　　　　　　　　　　　　 _... ----=、
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　　　　　　　　∨ﾔへ、// / --　￣￣＼-------　　∨
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　　　　　　　{　＼}　　　　　　　　　　＿.ノ／＼/ / /＜＼ム＿ノ
　　　　　　　　　 _＞ｚｚ、　　_..斗=≦＿_ノ　　∨/ {　　|＼　}　　　　司法で裁きを受けるのは中級貴族、下級貴族、平民ですが
　　　　　　　　　　∧艾>}　　　√ゞﾞ　 '＾　　　ﾔ/　　/＼ハ
　　　　　　　　　　　| 　 .′　　　　　　　　　　　　.＿/　 }ハ/　　　　魔女はそれらと一線を引いている為
　　　　　　　　　　 ∧　/　　　　　　　　　　　　　/　　∨/
　　　　　　　　 ∨　　_　　　　　　　　　　　|　　　∨　　　　　　別の立場で公平な裁きを下せます。
　　　　　　　　　　　　∧￣　＿　__　　　　　 /　　　／ハ
　　　　　　　　　　　　　＼　---　　　　　 /　　／／二{　　　..　私情でおかしな判決を下すこともありません。
　　　　　　　　　　　　　／∧　　　　　 /＼_／　／／二二 ∨
　　　　　　　　　　　　<　　 ∧　　　　/　　＜￣／二二二二＼＿
　　　　　　　　　　　　　＞　、}----/＼＞-=ﾆ￣〕二二二二//:.:.:＼
　　　　　　　＿ｒへｒへ＿＞／/ /./|　 ∨二／／二二二／/.:.:.:_ｒ―へ
　　　　　／/ / / / /／／　./ /.//　　 ∨／￣〕二二／／.:.:／／￣￣＼
　　　／　./ / / /　∧/　　/ / // 　　 |＿／二＞''´／.:.:.:./ ./
　／　／| / / /／￣∧＿几_//へ、＿|-===.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧ .＼
. ＼／∧　／／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／/∨.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ＼　＼
　<　 / ∧／.:.:.:.:(_).:.:.:.:.:.:. ／　/　 .∨.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼　＼
718 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/22(木) 23:29:35 ID:CyfwCE4y: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　／´￣￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::u:::::::::＼
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　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::.〈:::::::::::::ヾ:::::::::::::::|
　　　　　　　　　　　　　 |:::::::::::.u￣￣~~ﾞヾ::::＿i
　　　　　　　　　　　　　　　|:::::ｕ:::::::::::::::::::::::〉ヾ;;;;;ｊ　　　　民主政治の時には女性関係で奇天烈な判決を下していたな。
　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:::::::_::::-r‐┬─‐ｊ:::::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　|:::::(L _/　 /　 //:::/　　　　　その反省で司法関係者の思想調査は念入りにやっているから
　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::￣"￢ン:::/
　　　　　　　　　　　／.::::::::::::::::::::::::::::::::::::/　　　　　.　フェミニズムなどの運動家ははじいている。
　　　　　　　　　　／::::::::::::::::ヽ._＿＿＿ノ
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　　　　　　　／::::::::::::::::／::::`￢_::::::::::＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「それは当然の事です」＞トレーズ
　　　　　　　　／::::::::::::::::__/:::::::::::!:::::::}::::::::::::::＼
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　　　　　　　　　　　{:::::::::::::::';::::::::::::::{　　　　　　 О';:::::::::::::::::::::::::::::::::; ＝;′　　　　当時は平民たちは我々を司法から追い出したが
　　　　　　　　　　　∨::::::::::::}::::::::::::::丶　　　　　　　}::::::::::::::::::::::::::;.O　　 '
　　　　　　　　　 ∨::::::::::::::::::::::::::::::＼　　　　 .ノ:::::::::::::::::::::::/ 　　 /　　　　...　その結果があの体たらくだ。
　　　　　　　　　　　　 .＼::::::i::::::::::::::::::::::::::::￣￣::::::::::::::::::::::::::::丶. 　 , ′
　　　　　　　　／:::::::::ヽ'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`　´　　　　　　..　平民に司法を完全に任せるのは不安だから
　　　　　　　_.....イ:::::::::::::::::::::::';:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ;:′
　 ,....-－:::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::';::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;:′　　　　　　　　.　魔女も加えた方がいいだろう。
'´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨:::::::::::::::::::;く⌒` ー- っ::::::;: ′
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::｀¨￣￣´::::／

　　　　　　　　　　　　,.. -‐≠;ー-　..,_
　　　　　　　　　　／. :{ : i|: /: : : ｨ. : ー=ミ: .
　　　　　　　　　 _j:. V V i|/. ／＞-=ﾐ: : : : : ｀ヽ
　　　　　　　　r:才＼∨ｨｲ才"　　　 ∨ー-≠､:ー
　　　　　　　　{{f斗≠"　　　　　,..斗__, 廴: :＼: : ヾ:.
　　　　　　 ≠{从/　　　 ,..斗_≠⌒　 ⌒ヾ＼＼: : :,
　　　　　　　　 / :{_,　}才vツ,ノ　　　　 }: : ＼ヽ :,
　　　　　　　　　ｲ≠ｱ　　　￣　　　　　　　 v≠ﾐ:＼:{　　　　　確かに民主政治時代の醜態を考えると
　　　　　　　　　vV　. : :.　　　　　　　　　 }/⌒V. :ﾊ
　　　　　　　　　 }ﾍ : : : :. 　　　　　　　ﾉ｝f) }＼〈　　　.　司法を平民に任せるのは不安です。
　　　　　　　　　 i　ヾ　　　　　　　　　　　　　ﾚ .ｨ. : 从
.　　　　　　　从　　r＝ｰ:- ､　　　　　　　　ﾄイ. : : /　　　　　特に女性割など論外でしょう。
　　　　　　　　　　 ,　ゞ -‐　'"　　　　　　 .ﾉ从: : /
　　　　　　　　　　∧　　　　　　　　　　　　.ｲ　　 )ｲ{
.　　　　　　　　　　 ∧　　　　　　＿_, .. イ　_,..斗＝ユ
　　　　　　　　　　　.ハ　　　　　|.　　＞ ´ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.∧
　　　　　　　　　　　斗≫---r-:j　／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.∧
　　　　　　　　 //:i:i:i:／￣i⌒Yﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ-〉
.　　　　　　　　 { {:i:i:i:i＞　/　　}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＞≪　　　‐-　..,_
.　　　　　　　　 { {:i／ /　.{⌒ヽ}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＞　´イ
.　　　　　　　　 {イ }､ {^ヽ.∨/ {ﾆﾆ=＞ ´. : : : : : ｀＜
.　　　　　　　　 { {⌒ヾ∨7ーｲｲ=≠. : : : : : : : : : : : : : :｀＜
　　　　　　　　　 ≠＞. : :}ハ. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .｀＜

かつて上級貴族が権力の座から追いやられた時に平民が三権を運営していたが

その結果、立法と行政は衆愚政治に陥り、司法も令和日本よりもおかしな判決を下していた。

それもあって上級貴族は『司法を平民に任せるぐらいなら管理ＡＩや魔女に任せた方がいい』と考えていた。
719 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/22(木) 23:29:59 ID:CyfwCE4y
720 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/22(木) 23:30:28 ID:CyfwCE4y: ttps://www.youtube.com/watch?v=Iq0ntBagBQY

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ｰ-　　..,,_　　　　　|＼　　　 /: : :　　　　　　　|＼:::::::::::::::::::::::＼　　　＿＿　　　　　　 |l::::::￣¨ﾞ,　　　　　　　　　 _,,.　　　　【魔法研究室】
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::::::￣|:::::|　　　　　|: ::|: : : : |: :.　　　　 |＼::::::::::＼::::::＼__ 　 -‐　¨|＼￣:::|::::|　　　　_　- ''´_　-=ﾆ¨|　|＼
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　　　　　　　　　　　　Ｙ |　＼ {　　 -_ 　　ﾘ　　　　　　　-_　　　ﾘ /　　　　/＼　／
　　　　　　　　　　　ﾊ i!　|　ヾ　　　ー―　　　　　　　　ー―　/　／　/ }ヽ. Ｙ|　　　　ふう、ちょっとスランプ気味かな？
　　　　　　　　　　　 ~ .i! ｜V　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ムイ　}／ﾑ i.} ﾊ|
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　　　　　　　　　　　 i!　 | 八　　　　　　　 ―　　　　　　　　 /　　　/ -イ　　i!
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721 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/22(木) 23:30:58 ID:CyfwCE4y: .　　　　　＿／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
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..　　　　　ヾjヽ　　‘,´　 fcﾊ＼lヽ　　ヽ─t==t､ /　　／　l'　　　　　 ‘,　　　.　会長、少々時間を頂いてよろしいでしょうか？
.　　　　　　　 l＼　ヽ　Viﾘ　　￣￣　 Vzﾘ /　／　　 l　　　　　 ‘,
　　　　　　　/／＼__ゝ　　　　　　　　　　　　/_,.ｲ　　　 .|　　　　　　 ‘,
　　　　　　　 | 　　|',　　　　 ,　　　　　　　　 | 　　　| 　　　　　　　 ,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「いいわよ」＞きよひー
　　　　　　　 |　　 |.ﾑ　　　　　__　　　　　　／| 　　　 |　　　　　　　　　l
　　　　　　　 |　　 |　＞　　　ｰ｀　　　 <＿/＿__ 　 ,'　　　　　　　 l
..　　　　　　　/ 　　|　　 |　＞　_　　＜ r'ﾆゝ--- ､ヽ/　　　　　　　　　　l　　　ありがとうございます。
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.　　　　　　　　　　　/　　 / 　　,'　 / |}　　　　　j j |　| 　　',.　　　　　　　　　|　　　　明後日に会長を襲撃する予定だった計画犯を
　　　　　　　　　　　/ 　　j　　　ｌ.　ﾊ. |.',　　　　 | l. l　|.　　 |.　　　　',. |. 　　|
　　　　　　　　　　,' /　 |　　　 |　j　ﾘ　ヽ　　　 |ﾘ　Vヽ　　|　　　　.,' | |. 　　|　　　　指示通りに殺し屋に始末させました。
.　　　　　　　　　　 |. l　　ヽ. 　　ヽｌ才芋沁＼.　 |　芹芋了 |.　　　 /. ｌ,'　　　 |
.　　　　　　　　　　| .|　　　＼　　|　ﾄｲ//}　　＼.|　ﾄｲ//}　ｌ　　　/　　　　　,'　　　.　その依頼料は前払いで支払い済みです。
　　　　　　　　　　　', ｌ',　　　　＼ | .乂/ソ　　　　　乂/ソ. /　　/　　　　　　ｌ
　　　　　　　　　　　ヽヽ　　　　　　'　　　　　　　　　　　, '　／　　　/.　　　|
　＿＿＿＿_　　　　ヽ＼　　　八　　　 ´　　　　　 ./／::/. 　　/　　　　',　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「ご苦労様です」＞きよひー
／　／　　　　＼　　　　　　　'　_ 　　＼　　　｀　　´　　　..::/　　　/.　　　　　'.,
　 /　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　、　　　　 ...:::／　　／　　　　　　ヽ
　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　,'　　　　　　≧= .´ｌ::::/　　／,ｌ―､　　　　　　＼
　 ',　　　　　　　　　　　　　　　　/　　人＿＿_ -´ /／　　/-´　　　　｀ヽ､　　　　　＼
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　　　　　　　　 |　 |　　　　 |∨　∨　│ |　∨:,　:::｝::::::::::|　　　　それにしても未来を見る魔法は便利ですね。
　　　　　　　乂 |、　　＼l''TT　∨__}_,ﾉ TT''∨::::::::::::::′
　　　　　　　　　　丁＼　ﾍ.乂　　　　乂　/::::::::／　　　　　襲撃犯を事前に把握して排除していけば護衛は完璧です。
　　　　　　　　　　　 | 　ﾟ｡:､{＼　　　 ,　　　　彡:::::ィ::::|
　　　　　　　　　　　 |　　ﾟ八　　　　__　　　　ｲ..:::/::::::|　　　　　その所為でボディーガードよりも殺し屋との取引の方が重要になっています。
　　　　　　　　　　 │/　::| ::::＞　　　　　　イ::,ﾟ::::/:::::::::.
　　　　　　　　　　　 |/　::::| ::::}:::::::| ＞＜│: │::ｉ::::::::::::::.
　　　　　　　　　　／....::::::l.::::ﾊ::::::}　　　 |::::: |::::|::::::::::::::::.
　　　　　　　／　 .::::::::/:::/⌒7′　　　マﾆ{::::|:::::::::::::::::::.
　　　　　／　 r=ニ¨/:::/......｛　　　　｝...}:::}ー―　、::::..
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　　　　　　 ::::::::/　〈{::::.′　.....∧ 　　　 /.........v:ﾊ＿＿____}:::::..
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　　　′　::::::::::/ 　　 |::::::{┐　／｛￣￣｀ ∧　　.:::::} ..............|::::::::::i
　　 { 　　:::::／　　　　乂::ﾊj／　　|　　　 /　Ｖ/ﾊ::/................{::::::::::｝
722 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/22(木) 23:31:35 ID:CyfwCE4y: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i　∨
　　　　　　　　　　　　　　　　}',　　　　_　　　――　　　　、　　i　 ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　i　', ／　　　　　　　　　　　　　　ヾ　　∨
　　　　　　　　　　　　　　　　i,／　　　　　　　　　　　　　　　　　',
　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　_　　ヽ　',　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　ヽ￣　ー'-　　＼　　／/
　　　　　　　＼　ー/　　　　　　　　　　　　　　',　　　　　＼　　　　ヽ　V　　/
　　　　　　　　　＼ ,/　　　 .i　　　　　　　　　　　', 　 ',　　　　　＼　　　 /　 /
　　　　　　　　　　　　/　　　　 i 　i　　　　　　ヽ　　 l　　.i　　　　　 ',　　　　／
　　　　　　　　　　　　{　　 .{ 　 i　.{　　　　L＿i__ヽ　}　　i　　　　　 i　　へ
　　　　　　　　　　　　i　　　{　./i　|',　　　 }　.ハ　ヾ}　.ﾉ　　　　　　lノ:::::::::::ヘ
　　　　　　　　　　　　i　　　 { /ゝ个、　　i }　 xzZzza ﾉi　　　　.i　./::::::::::::::::::::::ヘ　　　実際の警備はおまけですよ。
　　　　　　　　　　　　.i　、　ぃィkz.' ,　 i　ﾚアVIりヾ/.／　　/i ./ﾍ:;;;;;∧::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　 ', i ＼　 {《Vｊﾊ　ヽi　　　　ｘンｿ　i　　/　}/i } |　　ト--　'　　　　事前に対処して襲撃を受けない方がいいです。
　　　　　　　　{~. ^, 　　ヾ　| ＼{. Xツ　　　　　　　// ｿ }／　　　l. 'ﾉ'i',　 .|',　',
　　　　　　　ﾉi　',　.　　ヽ.|　　ヾ''' 丶　　　　　　　　　　　|　　　ﾚ　 i_',　.|_ゝ ',
　　　　　　　/i .l　',　i　　　 |　　',　　　, --　、　　　　　　 i　　ハ　　　　　　　',　　　　　　　　　　　　　　　　「それはそうなんですが」＞美樹
　　　　　　　', i　'　　.i　/'i　|　　ゝ　　ヽ、　..　　　　　　　 .i　　i　　、　　 i　　　 ∨
　　　　　　　 i　／　　ﾚ　i　 i　　 {　＼　　　　　　／　　 .i　　i　　　、　　i　　　 ∨
　　　　　　　 .i　　　 /　.}　 i',　i　',　　个ｰ=彳　　　　　 ..i　　|　　　i　　　i　　　　 ∨
　　　　　　　　|　　　.{　 i 　 i ', i ', 　　i　ヘ__|　　　　　　ﾘ　 .|　　　　　　　i　　　　∨
　　　　　　　　.|　　 .{　ﾉ　./　',i ／{__／. ＼iiゝ　　　　ノ'i　i',|ヽ　　　　　　i 　　　　.　∨
　　　　　　　　」　　;　ｿ＿/,, ／　i |:::::＼:: : ＼iiゝ　　　　 ', | }/i::＼　 _　　 i　　　　ト.　＼
　　　　　　　/il　^'''　./...',　　　　 .i i::::::::::::＼:: : ＼iiゝ　　　.i| //i :: iヾ_ゝ＼ i.　　　　 l　＼
　　　　　　/:::::::l　　　i ::::::',　　　　.i.l 、:::::::::::::ヽ:: :: ヾiiゝ　　///i :: :i:::::::...'、　＼　　　 i　　ヽ　',
　　　　　.∧::::::::|　　 i　＼ ',　　　　＼ヽ :::::::::::ヽ:: :: ヾiiiゝ///i :: ::/:::::::::::ヽ, 　　 i 　　l　　　',　∨
　　　　/　 .i:::::::＼ } | 　＼',.　　　　　,　./:::::::::::ヽ:: ::ヾiii//ｿ :: ::/:::::::::::::::::>',　 ./　　　l　　　',　∨
　　　 ./　　　⌒i::::＼.|;',　　　i　　　　 ;　/::::::::::::::::ヽ:: :: ∨ｿ :: ::/:::::::::::::／,　　 .ﾍ―i　 .i 　　i.　 ∨
　　　/　　　　　 Lﾍ::ヾ ',　　　l　　　 ;　/::::::::::::::::::::::ヽ:／　:: ::/:::::::::／／　　　/::::::'ハ　 i　　/　　∨

　　　　　 /: :/　/　　　　　　　　/_∨ﾊ　　　　Ａ..ﾄ∨　　　　}l |
　　　　 |: / イ　　　　　　 /　/ノ　∨'.　　　 | リ　∨　　 { |リ
　　　　 |ｲ: : :|　　　　　{ /　/z=く　j　|　　//,z=く　1　　乂
　　　　 |:..: : :|　| 　　 ‘。,〃|)ｊ/| /　.!　　 /　|)/|′}/　./＼}
　　　　ｌ:..: : :|　|　　　　ﾊ　弋rﾉ　　 ―‐ ′弋ｼ　 j　 /
　　　　 ∨: : :､: ＼　＼ヽ　 --　　　　　　　　　彳T″
.　　　　八 : 、＼: ＼.......＼　　　　　　　｀　　　 { .|　　　ところで会長は何の研究をしているのですか？
　　　　　/　: ＼｀ー＼　　　│　　　　　　　　　　　　　|
　　　 /　.: : : : : : : : |　　　 |　　　　　　 ´　｀　　／ .|
. 　　 /　.: : : : : : : : : |　　　ト　　　　　　／　　 l
　　 /　.: : : : : : : : : : |　　　 |　　｀　　　.. __ ィ　| 　　 |
　　 .: : : : : : : : : : : : ﾊ.　　 |　　　　　　 |: : : : .| 　　 |
／　: : : : : : : : : : : : : : ﾊ　　 |　　　　　　 |: : : :..ﾊ　　　ﾄ､
　.: /: : : : : : : : : : : : ／ﾊ　ﾟ.　　　　　　|､⌒ヽ: ﾟ.　　｛　 :,
　:/: : : : : : : : ＞　　　　　 :, 　ﾟ　　　　 { ＼　＼:, 　 ;　 ′
::/: : : :＞　　　　　　　　　　′ ﾟ:.,＿　　　　　 l 　　 ∨ ∧.,__ﾊ
:{|: : :/＼　＼　　　　　　　　'.　ﾟ: 、　ヽ　 /　|　　　∨ ∧ ハ ,
:{|: :/　　＼　＼　　　　　　　　'.　｝＼　　　 |　　　　∨ ∧　 }ﾍ
723 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/22(木) 23:32:10 ID:CyfwCE4y: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __,　　 -――　　　_}＼
　　　　　　　　　　　　　　}ヽ　　　　´　　　　　　　　　　 ∧　＼
　　　　　　　　　　　 ,　 '／　--　　　　　　　　　　　 .∧
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　　　　　　　　　　 / / 　.|　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　＼　 -―― Y
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　　　　　　　　　　　　　　 /　　　 i　　　　　　　 ',　　　　　＜　　　　　　 /
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　　　　　　　　〃　　｀￣／　　　|　　　　　　　　 ',　　　　 ',　　　　V　　／
　　　　　　　　{　　　　　／　　　　ﾊ　　　i　　　　 ',　　　　　 i　　　　ﾏ≦
　　　　　　　　乂＿　イ　　　　 ′　　 |　　　i　斗七''￣「 |　　　　 i |
　　　　　　　　　／ |　i 　　.」＿_ i　 i　　 }　　 |　 | |　　　　ﾊ |　　　　 | .i
　　　　　　　＜..＿|　|　　　 |　　 |￣「　.ﾊ　　 |　 | ! .ﾊ　 /　 |　　　.i　|　i
　　　　　　　／　　|　|　　　 |　　 |　 |　/　'　　 l　/ j/　j.ィﾁ￣,　　　/| /　 i
　　　　　く　 {⌒|　|　　　　＿_|＿j/　　 ',　/}/ 　,ｨ´:ij:::}　　|　　 / j/　　.i　　　三代目魔王フリーザが使っていた変身魔法の応用を研究しています。
　　　　　　　　／ ./|　　　　　　＼　{:::ij:㍉　 }/　　　　乂::ノ　 /　／ / |　　 i
　　　　　　　　　 //|　ﾊ　　　　 | |　乂::ノ　　　 ,　　　　　　　/.イ　　　　 |
　　　　　　 // .|　 ∧　､　ﾄ.{ﾊ.　　　　＿　　＿　　＿ /　.|　　　/　　 |　　　　　　　　　　「変身するたびに魔力量が劇的に増える魔法ですか」＞美樹
　　　　　　　　/ｲ　,　　　＼ト.._{ .| ∧--vfニﾆﾆYニニYニニト-- ＜/＿　 .|
　　　　　　　./ 　 /　　　　i　　　.-=〈ニニニニニ|ニﾆﾆ}ニニニニﾆ/ニニ.＼|
　　　　　　 /　　/　　/　　}_.-=fニニ∨ニニニニ|ニニi|ニニニニ/ニニニニi
　　　　　 ./　　/ 　 /　　 /ニニヽニﾆ∨ニニニニニニ|ニニニ_/ニニニニﾆj
　　　　　/　　/　／　r≦ﾆヽニﾆﾆ､ﾆﾆ.∨ニニニ|ニニニﾆニﾆ/ニニニニ／|
　　　　./　　/イ　.′.|ニニﾆ.＼ニニ､ニ∨ニニﾆ|ニニニニﾆ/ニニニ_.／＼|
　　　 /　／　　/　　 >､ニニニ＼ニﾆ､ﾆ∨ニﾆﾆ!ニニニニ/ニニニ／　／ヽ
　　〃　　　　 /　　 /_　｀''＜ニニ＼ニニニニﾆﾆ!ニニニ./ニﾆﾆ／　　,　／ V
　 .//　　　　 ,　　　 V　｀ヽ　｀''＜ニニニﾆ∨ニﾆ|ニニﾆ/ニﾆ／　　　/ / 　　',
　　　　　 ,　　　　　i　　　ヽ　　 ''＜ニニニニﾆ|ニニ/ニ／　　　　/ /　　　_i__
　i { 　　　　 /　　 |　　　　 ∨　　　　''＜ニ＞ ´￣￣￣_ノ　　　　/ /　　.ｨf笊/
　| |　　 /　　/　　＿|＿　　　 .∨　 V　／ {´　ー== ニ､: : ',　　　 {/　.ｲ笊ｲ　′
　| |　　./　　/　　ﾏ笊笊≧x　ハ　　}／ {　 |　　__　---ィ: : :}　　 /{ｨ笊イ　　 {
　:,　　./ 　　　　 ∨　　ミ笊} _...ィ　　 .{　 |　　＿＿): : : : : } /､/ /イ　　　　ハ
　 ', ∨　　　　 / 　 ∨　　　　 {ff_/　　　 {　 |＿　　ィ＜￣￣/　　＼　　　 / 　〉
　　∨　　　 .／, 　　 i　　　　 .／/　　　 {　 |__..イ|| ﾊ∨＿__.,　　　　}
　 ./　　　／　/　　　.}　　／　/　　　 .{　 |￣￣「　ﾊ∨　 i　　　　,　　　　　　 {
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　　　　　　　　　　丁＼　ﾍ.乂　　　　乂　/::::::::／　　　　魔力量を増やしたいなら普通に魔力量が増加する魔法を創ればいいのに
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　　　　　　　　　　　 |　　ﾟ八　　　　__　　　　ｲ..:::/::::::|　　　　わざわざ変身魔法でそれをやる意味がわからないですね。
　　　　　　　　　　 │/　::| ::::＞　　　　　　イ::,ﾟ::::/:::::::::.
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　　　　　　　　　　／....::::::l.::::ﾊ::::::}　　　 |::::: |::::|::::::::::::::::.
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　　 { 　　:::::／　　　　乂::ﾊj／　　|　　　 /　Ｖ/ﾊ::/................{::::::::::｝
724 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/22(木) 23:32:44 ID:CyfwCE4y: 　　　　　　　　　　　 ,;.　　　　　　　 :;.
　　　　　　　　　　　,;;;;　_,.．-''　'''- ．._ :;;;;.
　　　　　　　　　　 ,;;,,''"　　　　　　　　　:;;;;;;.
　　　　　　　　　　;'　　/　/　　 l　､ヽ　 :;;;;;;;:.
　　　　　　　､,,,,,,/　/ /　l　　　 l　ヽ_L..;;;;;;;;､;:,
　　　　　　　ﾞヾl　 l　l　│l　　　l 　 l｀ﾞヾ:;;;;;;,;;',,,,
　　　　　　　ﾞヾ　 l _l　 __l 　,　l__ ﾘ　 l　ﾘ;;;／
　　　　　　　､=ﾍ　ヽ￣　ヾ〃　￣ /　　/: :｀: :>　　　　確かに魔族や魔女にはあまり意味がありませんが
　　　　　　　　＼ｿ､　ﾞ＝＝　　＝＝/／;)~｀ﾞ´i
　　　　　　　　　ﾉl ~Tl 　　,　　　 ´l　 lｿ　 l　 l　　　　　人間が使う場合は有効ですよ。
　　　　　　　　　 l　l ゝ､　　r-､　　_ l　 l l l　 l　l
　　　　　　　　　 l ,:l　 l:::ﾞ　､￣　'",,.l　ﾘ-､l 　､ l
　　　　　　　　　 //:l　l／;;;;l l／／;l　ﾘ:: :ヽ　､ﾑ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「人間ですか？」＞美樹
　　　　　　　　　 /: :, ﾚ'/;l;;;;;l'／';;;;;,'レ'::::／;;ヽ　､ﾑ
　　　　　　　　　／:/: /;;;l;;／: : :／': : :／: :'　＼　ﾑ
　　　　　　　　/: : /::/ﾞﾞ;／　／ /: : :/: : :'　　／;;､　ﾑ
　　　　　　　 /::::/:::/;／;___／　/;; ::/: : ,　／　ﾞﾞﾞﾞ;;　ﾑ
.　　　　　　 /..:::/::/ﾞ;;ヾ≡≡-/~: :/:: :. .／ﾘ　　　ﾊ　ﾑ
　　　　　　/ : :/: /;;;;;;;;;／: : /: : :/:: :／　　'　　　　　l 　ﾑ

　　　　　　　　　　　　　 /}　　　 _,､､､､_,､､､_　　　 ,、
　　　　　　　　　　 / ,'＞''´　　　　　　　｀'＜. |∨
.　　　　　　　　　　 ,ｲ /　　　 /　　　　　　　　 ', ∨
　　　　　　　ﾄ､／.　/　　　　　　　　　　　　　　 ',　ﾏ
　　　　　　　　 ',. { ヽ―‐ｧ.　　 |i　　　　 |　　　､,,_ﾍ . ヽ
.　　　　　　＿ﾍゝ , .イ　　　　|i　　　　 |　 |　乂￣　 }―ｧ
.　　　　／¨¨¨ヽ,ｲ　　　 |　　 |i　　　　 |　 |　　　｀¨∨　ノ
.　　　　＼`―‐ |.　　　 |　　 |i　　　　 |　 | 　　　 ∨￣｀ヽ
.　　　　　ｏ⌒'ﾊ　　 |　| _|.斗-　　　　 /|　ﾊ. | 　〉　|＿__／
　　　　　 |」　 |ﾊ　　 |　| ﾊハ l　　 l /│｀ト.､| 　　　ﾊ . o　　　　そもそも魔法は本来は通常の生物が使う技術ではなく
　　　　　　　ｌ |ﾍﾊＶｨ竿竿ミ',　ｲ}/＿Ⅳ Ⅵ.　　ﾊl｣ |｣
.　　　　　　　　 ,'. |. / ﾊ,,《乂ン　 'ｲ　 ''¨うj㍉ｘ| ハﾊ/. l　　　　　　魔力で肉体が構成された魔法生物である魔族が使う技術です。
.　　　　　　　 ,'　| {.| | | }ゝ　　　　　　　　ゞ‐'〃ﾊ}. |　 | l
　　　　　　　　/__ ハ| | | {`　　　　　　,　　　＿_/} ', .|＿|. l　　　　　　火神さまの命令を遂行するために私は魔法の研究と
　　　　　　 />''~ヽﾍ.| |. ﾍ　　　､　　　　　ゝ┐∨/.／､|. l
.　　　　 /⌒ヽ::::::::::l. ﾍ　　`ﾄ､　　　 ' 　_　‐''´　V /:::::::ﾊ. l　　　　　その魔法を人間でも使えるように改良するのに苦労しました。
.　　　　 | 　ゝ､＼::::l . ヽ　　　 ', ､___ｧ''´　　　／ /::::::::::::ﾊ. l
.　　　　 | 　　　ゝ､_ヽ }.　ヽ　　 '，ｲ　　　／　{ l:::::::::::＞''´￣|
.　　　　　|　　　　　乂'，　　l 　　八{　　　l 　　{ l::::／ , イ￣ゝ|
.　　　 /|.　　　　　 ',　　|　　 lV/.| 　　 l　　{ l'"_ノ.　　　　ハ
　　　 /　|　　　　　　 ',　,′　 l./.　| 　　 ',　ゝｲ　　　　　　l 　∨ /
.　　 /. 　ｌ　　　　 /　　 ∨　　 l.　　 l　　　∨ﾊ　　/.　　　 l　　 ∨ /
　　 /　　　ﾊ.　　 /.　　 /　　　 |　＿_l. 　　 ∨-､/　　　| . ﾊ　　 ∨ /
.　 /　　　　ﾊ.　　/.　／/　　　　|ヽ)(___!　　　　ヽ　ヽ|.　 |. ハ　　　 ∨

　　/　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　∧　　　　　　｝　　　　　　　　　 :.
.　 ′ 　　　　 ′　　　　　　 /　　　　/　　 ′}　　　　　　　 ∧　　　　　　　　ﾟ.
　ｉ　　　　　　　　　　　　　 ′　　 /1 　/　　　　　　　　}　′!　!　　　　､　ヽ　:
　 |　/　　　　ｉ　　　　　　　　　|　　　 /ﾆ}　/ﾌ　|　　　　　 / /ニ}　|　　　　 : 　ﾟ　!
　 |　| 　　　 |　l 　　　　　 l　　 /　/ /　　　| 　　　 / /　　| ∧　　　　　|　　|　|
／|　| 　　　 |　l 　　　　　 |　／__/イ＿_ 　.′　　　　 /____,//　}　　　　 |　　}　|
　 |　|　　　 |　l 　　　　　 l／￣｢￣c|￣　// 　　／／￣｢~c｢｀ | 　　　　 |　 /} :′
　 |　|　　　 |　l 　　　　　 l　　 |: し :|　　 /＿_ ｨ／　　　|:し:|　 } / 　　　 / 〃
　 :｡ |　　　 |　ﾟ｡　　　　　ﾟ｡　　ゝ: ツ　　　　　　　　ゝツ　//　　　 / / /
　　ﾟ{　　　 |＼　い、、　　　　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　//　　　 /イ　　　　　確かに魔族と魔女の魔法は人間の魔法使いがそのまま使う事ができないから
　／｀　　　 | 　＼{　＼＼　　　＼　　　　　　　　　　　　　　ｲ〈　　 .ｨ'
// 　　　　.|　　　　　＼＼＿_＿＼＼　　　　　　　`　　　　　 / ｱ´　!　　　　　　　　人間用に劣化させる必要がありましたね。
/　　　　　 |　　　　　　　ﾟ｡　　ι　　　　　　　　　　　　 / / 　 │
.　　　　　 |＼　　　　　　　｡、　　　　　　　　　　　　　　　／　′　　|　　　　　　　　魔法に対する親和性や体質などが人間と大違いだから当然ですね。
　　　　　　　　　＼　　　　　｡＞　　　　　　　　⌒　　　／　　 ! 　　 !
　　　　　 | 　　＼　　　　　ﾟ}　　｀　 ., 　　　　　　　イ:|　　　 |　　　 |
　　　　　　　　　　 l　　　　｡　　　　｀　 .,__ ィ: : : : |　　　 |　　　 :.
　　　　　　 |　　　　　|　　　　　ﾟ　　　　　　　　　|--　、: :|　　　 |　　　　ﾟ｡
　　　　　　　　　　 | 　　　　 i　　　　　　 |＼　＼j　　　│　　　　 :｡
　　　　　　 |　　　　　 | 　　　　 |　　　　　　｛　｝　｛　　　 |　　　　　｡
725 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/22(木) 23:33:18 ID:CyfwCE4y: 　　　　　　　　　　　　　　 .　/.;|　　　　　　　　　　　　.　　/.;.;.;|
　　　　　　　　　　　　　　丿.;.;|　　　　_＿　　　　　　　　|.;.;.;.;|
　　　　　　　　　　　　　丿.;.;丿‐'''""￣: :￣: :^　‐ ､.　　|.;.;.;.; |
　　　　　　　　　　　　／.;.;.;.;丿: : : : : : : : : : : : : : : : : :`ヽ､.;.;.;.;|
　　　　　　　　　　／.;.;.;.;.;../: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼.;.;ゝ
　　　　　　　　　／.;.;.;.;.;._ｨン--‐ソ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾞ亠------‐/
　　　　　　　 ∨.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :'、.;.;.;.;.;.;.;./
　　　－--=....│.;.;.;.;.;.;.;.;.;.,,..-'": : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ_,__;_,,./,,.
　　　　＼.;.;.;.;.;.ヽ.;.;.;'Y''^l: : : : : : i : : : { : : : : : : /:i : : :i:}: : : : : : : : :|.;.;.;.;.ノ
　　　　　＼､.;.;.;.;.`‐J: : : : : : : : :i : : : { : : : : : : /:i : : :i: |: : : : : : : : |.;.;／　　　.　魔族は生まれながらにして魔法の天才で
　　　　　　　`ｰ___　│: : : : :　:-ーー‐| |: : : : : :|ーー‐-:: : : : : : : :|
　　　　　┌ーーー＝: : : : : : |: : { |: : i: | : : : : /: :}: : : :ﾘ |: : : : : :├ーー┐　.　種族そのものが魔力に対する適性が高く
　　　　　ハ三三三丿ﾍ: : : : :ﾉｨ竓芹ﾐ　＼: :/　 f抖苧ﾐ |: : : : : : |三三ク
　　　　　　ﾞｉ三三／｛彳: : : | 　【上.ﾊ　 ∨　　上ﾊ】 |: : : : : /三三/　　　　一部の天才（一級魔法使い）でないと魔法で勝つことはできません。
　　　　　　　`ｰ彳: : ∧: : : : :|､　, 込_ｿ　　　　　込_ｿ　ﾉ: : : ﾉリ: : : |
　　　　　　　　./: : : /::::ﾞヽ: ＼|ヽ　 ¨　　　　ヽ　　¨｀　 /: : : ﾉ: : : : : : |　　　　　つまり魔族と人間では種族のスペックが違います。
　　　　　　　　 /: : : :丿::::::::ヽ: : : ﾍ､　　　　　　　　　丿: : /ﾜ : : : : : : :|
　　　　　　／: : : : :ﾉ::::::::::::::1: : :　| -..　　｀－´　 .／/: : /: : : : : : : : : |
　　　　　ノ: : : : : :::/::::::::::::::::|: : : : |　　`ｰ-..＿,..-''　/: : : |: : : : : : : : : : |
　　　　/: : : : : : :丿:::::::::::::::::|: : : │　　　　／`ｰ-../: : : ぇ|―-,,: : : : : : |
　　　/: : : : : : : 丿:::::::::::::::::::l: : : /|　　　　　　　　│: :│lｌ　　　ﾞ'く: : : : :|
　　/: : : : : : : : /:::::...--‐''７/: : /　　　　_..-　　　　│: :|　　　　　　ヽ: : : |
　/: : : : : : : : :/ 〆　　　　 /: :/ 　　_.ゞ‐　　　　　　 |: :|　　　_,,-‐''ﾆヽ: : |
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ
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.　　　　　　 /: :/ : : ムイ: : : : : :｀~ヘ､___: : :.ﾍ　ヽ.　　 ∨　　　　魔法を人間が使えるように改良したと言えば聞こえはいいが
. 　　　　 ': : l : : : ﾊ: :ﾊ : : : : :/-| : ハ : : : :ﾍ　　｀''＜┘
　　　　　 | : : : : : :|竿竿､: : :./斧竿竿.: : : :. :.ﾍ　　　, イ　　　..　実際にはただの劣化魔法にすきません。
　　　　　 | : : : : : :|_ﾋｚｚ} ＼/　_辷ｚｚ}/ :/ :/ :/ヽ＜¨¨¨八
. 　　　　 l: : : __｢ヽ::::::::::　'　　:::::::::::: /:ｲ ,ｲ: /ン }＿イ　　　　　魔族と魔女の魔法が真の魔法で人間の魔法は代用品ですが
　　　　　　　Vヽ|‐}~ ｢ヽ　　　　　　　　ィ:}:／|　,ｲ　｀ヽ∨ /
　　　　　　 // /　l 　}　　 ―（　　　　| : : :|⌒).　　／:∨　　　魔法文明を興すなら魔法の質よりも汎用性の方が大事だから
　　　　　　ﾍヽ､　{　弋　　　　　　, イ | : : | : : ＼／ : : : l
　　　　　　 /:.||ﾍ　’ 　　｀ヽ _x＜　　 |: : :| : : : :|| : : : : : |　　　人間用の劣化魔法を粗製乱造しました。
.　　　　　 /: : : : :＼　　　　ﾏ　　　 ,ｨ|: : :| : : : : : : :＿彡┐
　　　　　 / : : :ｧミ:＿＼.　　 |､　 ,ィニﾊ: : |〉￣￣￣　 //│
.　　　　 / : /: :|}.　　 /ヽ､.　 |≠ニア　 V从　　　　 //::ﾊ.|ヽ
.　　　　　, : :/ : :|}.　　 /　㍉ヽ|ﾆア　 ,ィﾟ〈〈　　　　　//:::::::ﾚ: : ヽ
.　　　　 |: :ﾊ : /|} 　,ｲ　　　㍉ヽ　／／ﾍﾍ　　　　 //::::::::/ : : : :Y
　　　　　从l {:./:::|} /　| 　　　　㍉ヽ／＞''´}VVﾉ　 //:_　-=====ﾐﾊ
.　　　　＿＿V::::::|},' 　ﾊ.　　　　ﾐ ∨ く oＯ　＞''´～''^´　　　　/
. 　　ﾍ～～～.∨　　　　　　　　　ﾐ ∨oﾟヽ　〉.　　　　　　　 /

　　　 j!　 .|　　 _　　 -―――-　　/　　 |
.　　 ,′　レ ´. . . . . . . . . . . . . . . .⌒ヽ/、　 /}
　　 /　　 .|.／ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .｀　〈 .|
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ノ　／￣　　/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | . .| . . . . .∨
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|　　ィ´ . . . | .| . .|／ . .! . . . . . . . . . ...| ノ| .ﾉ! .|.. . .|
|　 /.::」 . . . ...| .|／| . .| ..|ハ . . .| . . ./|ｨ===ミz、! . . |
_／⌒ﾊ . . . . ', | . .|ヽｨ==ミ } . .ﾉ . ./ｨ {:i:ヽ:|　}】. . .i .|
　　　　.} . . . ..ヽｨ／ /:,-:::| ／} .／　辷ノ　ﾉ|　 /./
、　　 /|ヽ . . . . 【{.　 { :i::」:|　　　　　　　　 .|／|ｲ　　　私は他の魔族と違って一つの魔法に拘らず
｜「 . ! |　i! . . . ..＼　｀¨ ´　　　　　、　 ,:,:,:　|//|
｜| . .| .ヽ」＼ . .＼|　 ,:,:,:,,　　　　　　 ′　　　 |//|　　　魔法を道具と割り切っているので
｜| . .| . |∧ . ｀⌒「　　　　　　　　　　　　　　 /|//|
｜| . .| .//∧　　 ∧　　　　 ,　-‐　フ　　 ∠｜/,!　　　それが実行できたわけですね。
｜| . .|////∧　　｀ゝ　　　　｀　ー ´　　ｲ| . ｜/,!
｜| ..//////∧ . . .∧ ｀≧　　　＿＿／二Vヽ.ﾉ//
/:/ ///ｨf二ﾆ}!、 . . ∧　　　 ∧;i!i!|::::: ∨二]|}//
. | . ,ｨ仁二二 Ⅶヽ . .∧　　　,//|i!i!|::::::: ∨二]./
斗f´二二二二Ⅷi!i＼.∧_ 　 |//|i!i!|:::::::::::| 二]!
⌒＼二二二二}ヽi!i!i!.＼}/≧}//|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i＼二二二｝ﾄ:＼i!i!i!i!≧///.|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ:::＞i!i!i!i!i!i!i!i!|i!i!|::::::__::::｀ヽ」
i!i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ:::::::::::＞i!i!i!!|i!i!|r ´/::::::::::::∨
i!i!i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ::::::::::: ,ｨ　¨ ⌒´_/:::::::::::::::::}
726 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/22(木) 23:34:09 ID:CyfwCE4y: .　　　　　　　　 /|　､丶`￣｀¨¨¨¨¨ ヽ　　 |'，
　　　　　　　　 /‐| / .／　　　　　　　　　ヽ |∧
.　　　　　　　 /ﾆ∨ /　　　　　　―　　＼.　 |‐∧
　　　　　　　 /ニ/／⌒　　　　　　　　　　＼|ニ∧
　　　　　　｣ニ/　　　　　　　　　　　　＼　　|ﾆﾆ‐}
　　　　　　,ィニ/　 l.　　 ,/　　　　　ヽ　　ヽ ∨ﾆﾆ}!　　　　　　　まあ、そこまでやってもすべての人間が魔法を使えるわけではありません。
　　　　　　｀'寸　 l.　　 ∥　　　　　　　'，　　Ｖﾆﾆ‐廴
　　　　　　　 { 　 |　 |　i!　　 |　　　　　l}　　/ﾆﾆﾆア´　　　　　　五級魔法使いにすらなれない人間の方が圧倒的に多いです。
　　　　　　　 {ﾊ　|　 |　i!　　 |　　　　 l}　 /ﾆ＞''´∨ /
　　　　　　 | ∧ﾍ　|　i!　　 | ./}　,ｨ　/　/ｧ'＜　　 ∨ /　　　.　やはり魔法に特化した種族との格差は大きい。
　　　　　　 |/　＼､|ヽ{ヽ　　|/ .ﾚ'　Ｖ　/　ﾊ　｀''＜ ∨ /
　　　　　　　 /　　{ ∧.　　 `r┘　　 /イ.　　} |　　　ヽ.∨ /
.　　　　　 /!　　{ 　 )h､　_ ＿__　　,ィ　　 .} |　　　　 ',∨ /
　　　　　 /.|　　 {　　 {: :)ｈ､ _　,ィ./: :}　　　} |　　　　　 ',.∨ /
.　　　　 /　|　　　∨ヽ.{∧ 　 ∨//　 .}　ﾊ/ .|　　　　　　', ∨ /
　　　　 /　 .|　　 | 　 | 　 ∧ 　 ∨　　/／ |　│　　　　　 }! ∨ /
　　　 /　　.|　　 |＿_|.　　 ∧.　/　　 /　　|　│∨　　　ハ　∨ /
.　　　/　　 |　／_ ＿ヽ.　　 ∨　　 /.　　 |　│　∨. 　 /　 l　 ∨
.　　 /　　　 |< / _,､　　Ｖ､.　 /　　 /　　　 |　│ 　 ∨ /　　 l. 　 '/
　　 { 　 /　 | 〈_,,､ ‐　　Ｖ≧x: : :./: : : : :./|　│　　 ∨ 　　 | 　 }!
　　.从./　 /　 └‐ ､　　　Ｖ￣￣￣￣｀ヽ |　│　　　| 　　 │　从
.　　　/　 /　　/　/:.ﾍ､　　 } ＼　　　　 |　│　　　| 　　 │ /
　　　{　 /　　/　/: : :.ア¨¨ }.　　＼　　　　 |　│　　　|　　　　ｉＶ
.　　从/　　/　/: :／: : : : |}.　　　ヽ　　　|　│　　　|　　　　| ∨
　／　　 /　/／: : : : : : :l}　　　　　　 |　│　　　|　　　 | 　∨

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿} 　、
　　　　　　　　　　　　　　 ∧　　´￣￣＼⌒＼＼
　　　　　　　　　　　　 '　}　　　　　　　 ⌒＼　}／}
　　　　　　　　　　　／ ' 　}/{　　　　　　　　＼／
　　　　　　　　　　〃　' 　/ /　　　　　　 |　　　　'，
　　　　　　　　　ｌ| 　{　/ /　　　 | 　　 | |　| 　ハ〉　　　　この埋めがたい種族の差を変身魔法で一時的に埋める事ができます。
　　　　　　　　ｌ|＿{ 〈　{　　ィ　| 　} 　抖f芹/_)
　　　　　　　　　　　ｌ|⌒＼_V　　Ｎ斗f芹}／　vｿ^〈'，　　　　　変身魔法で適性を高めた体に変わればいい。
　　　　　　　　　　ｌ|　　(___{＾、 v Vrソ　　　　 l !
　　　　　　　　　ｌ|　　{}八__|＼〉　　　＿　　ｲ |　　　　.　これなら魔法適性がまったくない人間でも
　　　　　　　　ｌ|　　　　{}_|　{＿＿ |　　|=≦Hノ┐
　　　　　　　　　　　j|　　　　 {∧ {､ ⌒{ |　　|〈　| ﾚ⌒L　　.　十分に魔法を使えるようにすることも可能です。
　　　　　　　　　 j|　　　　_j＿}ハ＼cｌ| 　ﾊl 　l/　　 }、
　　　　　　　　　　 j|　　　　{￣　⌒ア⌒` v′_〉_}⌒ｌ　　ヽ
　　　　　　　 j|　　　　　'，　　/　　　　`丶､J 　{　　　　⌒＼
　　　　　　　　　 j|　　　　　　'，　　　　　　　ヽ　、　　　　 }
　　　　　　　　　 j|　　　　　　 }　　　　　　　　　　|　　 )　　　　 }
　　　　　　　　　 i{　　　　　く　　　　　　　 |__／　　　　　 }
　　　　　　　　　 i{　　　　　　　}　　　　　　　　　　 |_] ',　　　　　 }
　　　　　　　　　i{　　　　　　　}　　　　　　　　　　|八 ',　　　　 }
　　　　　　　　　i{ 　　　　 /}　　　　　　　　　　|⌒} ',　　　　　 }

　　　　　　　　　　　　　　 .. ﾆヽv'て,
　　　　　　　　　　　 . .. ´. . . . . . . . . .｀.. 、
.　　　　　　　　／.. . .. . .. . .. . .. . .. . .. ..＼、
　　　　　　　　／. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. _＿,ﾉ)
　　　＼ー‐′.. .. ー=≦ .. .. .. .. .. .. .. .. ｀ < ..ヽ
.　　　　　｀７. . . . . . . . /.. .. .. .. .. /. . . . . . . . ＼i
.　　　　　　ｉ.. .. .. .. .. .. { .. .. .. .. .. | .. .. .. .. .. .. .. .|　　　　　　　　非魔法使いを魔法使いにできるのは分かりましたが
.　　　　　　|..|.. ..|. .. . /{ .. .. .. .. .. |、.. ..|. .. . .. }.. ﾄ､
.　　　　　　|..| ..！.. { |-＼.. ､ . . ├＼..|.. .. .. ハﾉ.. ＼　　　　　　そんなことをする意味がありますか？
.　　　　　　乂 . . ＼りｱ笊＼＼.. {'笊ヾ.. / ｲ.. ﾉ .. . .. ヽ
　　　　　　　＼ . . ＼ﾏﾘ　　　　ﾏﾘﾉｲ .. ｊ .. .. ﾄ .. .. .. ，
.　　　　　　　　 }` ー「　　　'　　　　 u ,|.. / .. . ..| ｉ.. .. .. |
　　　／　　　　/ .. | .. ＼　 t―''ｱ　ｨ/ / .. .. .. | |.. .. .. |
. 　 /(＿＿＿/ . . .| .. ..|..｀≧ｭ--‐ ´ / /. .. . .. . | |.. .. .. |
.　｛＿_____／ .. .. ..|.. .. |__,／ﾘ　　 _,/ /＼_. . . . j｜ .. .. |
.　　　`ー―;／/⌒リ.. .|　　｛__,／/ / 　 /⌒ヽノ .. . .. |
.　　　　　 / .. {　 /.. .. j　／　 V ｲ　　/ 　　｝ .. .. .. .’
　　　　　　{. . /　/ . . /ｰ'’　　 /.. .|ー１／　　 {.. .. .. /
　　　　　　{／　/ . . / 　　　 /.. .. |　 /　　　ヽ.. ./
　　　　｛　　| .. .. |　　　　　i .. . ..| ,/　　　　　ノ／
727 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/22(木) 23:34:56 ID:CyfwCE4y: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i　∨
　　　　　　　　　　　　　　　　}',　　　　_　　　――　　　　、　　i　 ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　i　', ／　　　　　　　　　　　　　　ヾ　　∨
　　　　　　　　　　　　　　　　i,／　　　　　　　　　　　　　　　　　',
　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　_　　ヽ　',　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　ヽ￣　ー'-　　＼　　／/
　　　　　　　＼　ー/　　　　　　　　　　　　　　',　　　　　＼　　　　ヽ　V　　/
　　　　　　　　　＼ ,/　　　 .i　　　　　　　　　　　', 　 ',　　　　　＼　　　 /　 /
　　　　　　　　　　　　/　　　　 i 　i　　　　　　ヽ　　 l　　.i　　　　　 ',　　　　／
　　　　　　　　　　　　{　　 .{ 　 i　.{　　　　L＿i__ヽ　}　　i　　　　　 i　　へ　　　　　　　　　魔法業界はずっと才能がすべてだったから
　　　　　　　　　　　　i　　　{　./i　|',　　　 }　.ハ　ヾ}　.ﾉ　　　　　　lノ:::::::::::ヘ
　　　　　　　　　　　　i　　　 { /ゝ个、　　i }　 xzZzza ﾉi　　　　.i　./::::::::::::::::::::::ヘ　　　　　こういうアプローチには馴染みがないけど
　　　　　　　　　　　　.i　、　ぃィkz.' ,　 i　ﾚアVIりヾ/.／　　/i ./ﾍ:;;;;;∧::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　 ', i ＼　 {《Vｊﾊ　ヽi　　　　ｘンｿ　i　　/　}/i } |　　ト--　'　　　　　　通常の研究はやり尽くしているからネタ切れです。
　　　　　　　　{~. ^, 　　ヾ　| ＼{. Xツ　　　　　　　// ｿ }／　　　l. 'ﾉ'i',　 .|',　',
　　　　　　　ﾉi　',　.　　ヽ.|　　ヾ''' 丶　　　　　　　　　　　|　　　ﾚ　 i_',　.|_ゝ ',　　　　　　　仕方がないから
　　　　　　　/i .l　',　i　　　 |　　',　　　, --　、　　　　　　 i　　ハ　　　　　　　',
　　　　　　　', i　'　　.i　/'i　|　　ゝ　　ヽ、　..　　　　　　　 .i　　i　　、　　 i　　　 ∨　　　　　他がやらないマニアックな研究に手を出しています。
　　　　　　　 i　／　　ﾚ　i　 i　　 {　＼　　　　　　／　　 .i　　i　　　、　　i　　　 ∨
　　　　　　　 .i　　　 /　.}　 i',　i　',　　个ｰ=彳　　　　　 ..i　　|　　　i　　　i　　　　 ∨
　　　　　　　　|　　　.{　 i 　 i ', i ', 　　i　ヘ__|　　　　　　ﾘ　 .|　　　　　　　i　　　　∨
　　　　　　　　.|　　 .{　ﾉ　./　',i ／{__／. ＼iiゝ　　　　ノ'i　i',|ヽ　　　　　　i 　　　　.　∨
　　　　　　　　」　　;　ｿ＿/,, ／　i |:::::＼:: : ＼iiゝ　　　　 ', | }/i::＼　 _　　 i　　　　ト.　＼
　　　　　　　/il　^'''　./...',　　　　 .i i::::::::::::＼:: : ＼iiゝ　　　.i| //i :: iヾ_ゝ＼ i.　　　　 l　＼
　　　　　　/:::::::l　　　i ::::::',　　　　.i.l 、:::::::::::::ヽ:: :: ヾiiゝ　　///i :: :i:::::::...'、　＼　　　 i　　ヽ　',
　　　　　.∧::::::::|　　 i　＼ ',　　　　＼ヽ :::::::::::ヽ:: :: ヾiiiゝ///i :: ::/:::::::::::ヽ, 　　 i 　　l　　　',　∨
　　　　/　 .i:::::::＼ } | 　＼',.　　　　　,　./:::::::::::ヽ:: ::ヾiii//ｿ :: ::/:::::::::::::::::>',　 ./　　　l　　　',　∨
　　　 ./　　　⌒i::::＼.|;',　　　i　　　　 ;　/::::::::::::::::ヽ:: :: ∨ｿ :: ::/:::::::::::::／,　　 .ﾍ―i　 .i 　　i.　 ∨
　　　/　　　　　 Lﾍ::ヾ ',　　　l　　　 ;　/::::::::::::::::::::::ヽ:／　:: ::/:::::::::／／　　　/::::::'ハ　 i　　/　　∨

　　　　　　ﾊ　　　　　|ﾍ
　　　　　,' .}. .　　　 ! .ﾍ
　　　　／ .ﾉ. ＿　==-ﾄ、.ﾍ |h､
　　／=＝￣／..:::::::::::::::::≧ﾄ､.}
、　{　　　　ノ ´..:::. : : :::::::::::::::::::.＼
＼≧､　〃: : : : : : : :;: : : : : : : :.∧,ヾ､
≦/,,,___{: : : : :,: : : :/{: : : :: ::i:: :: ::.} ､　）
＜⌒ｰ-!: : : : /!: :/´|: : : : : |!.: : : | ﾘ ′　　　実は王国民の魔法適性はこれでもかなりマシな方で
　 ∧: : {: : : :i{ｘｆな㍉寸: :x示: : :/
　∧ : : ::ヾ: ､ヾ乂ﾘ　　｀''{frﾘ,}:;ｿ　　　　　　　他の知的生命体だと使用不可能なケースが多いですよ。
.∧: : : : : :.i!: :iヽ::::　　　 '　.::/|:∧
′: : : : : : :i!: :{､　　ー_-　ｲ: .!: ,r寸､
.. : : : : : :≦|:.∧｀≧ - イ゛: |: i: :りメ/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そうなんですか？」＞美樹
. : : : ＜.｀＼　ヾヾ　i! i .|!｀ヾ : //く/:ﾍ
: ,f　　　　　＼ ..ヾi!i!,|　i!　 }://（/ : : ﾍ
∧- ､　　　　.＼　｀y　i!　 //{ /_ : :ヾ,ﾍ
{　　　＼　　　　　ヾ　|　.| ,､/〉//,.: : :ﾍヽﾍ
|　　　　　､　 i　　　ヽi!　ノ〃ｿ// ∨: ∧＼､
|　　　　　ヽ |!　　　 | f゛　´　ｲi:.　∨: ∧　＼
|　　　　　　ヽ|__.-===+{　　　　ﾘ,　　
|　　＼　　　ﾍ三二=イ.　　／∧　　
|　　｀≧ー　/≧-=⌒｀ヾy' ヾ　∧　　､　
|　　　　／≦´　　　　ヾ　 }!　ヾ､ ∧　　＼ .∧
i!　　.／　　　　　　　　}　 |　　)ハ　＼　　ヽ.∧
!　〃　　　　　　　　　 |　 |　 /´φ　　＼　　∧

　　　　　　　　　　　　　 /}　　　 _,､､､､_,､､､_　　　 ,、
　　　　　　　　　　 / ,'＞''´　　　　　　　｀'＜. |∨
.　　　　　　　　　　 ,ｲ /　　　 /　　　　　　　　 ', ∨
　　　　　　　ﾄ､／.　/　　　　　　　　　　　　　　 ',　ﾏ
　　　　　　　　 ',. { ヽ―‐ｧ.　　 |i　　　　 |　　　､,,_ﾍ . ヽ
.　　　　　　＿ﾍゝ , .イ　　　　|i　　　　 |　 |　乂￣　 }―ｧ
.　　　　／¨¨¨ヽ,ｲ　　　 |　　 |i　　　　 |　 |　　　｀¨∨　ノ
.　　　　＼`―‐ |.　　　 |　　 |i　　　　 |　 | 　　　 ∨￣｀ヽ　　.　王国で採用されている魔法体系は魔族が使う魔法を
.　　　　　ｏ⌒'ﾊ　　 |　| _|.斗-　　　　 /|　ﾊ. | 　〉　|＿__／
　　　　　 |」　 |ﾊ　　 |　| ﾊハ l　　 l /│｀ト.､| 　　　ﾊ . o　　　　　青藍人でも使用できるように最適化（デチューン）させたものです。
　　　　　　　ｌ |ﾍﾊＶｨ竿竿ミ',　ｲ}/＿Ⅳ Ⅵ.　　ﾊl｣ |｣
.　　　　　　　　 ,'. |. / ﾊ,,《乂ン　 'ｲ　 ''¨うj㍉ｘ| ハﾊ/. l　　　　　　　異星人だと種族の違いから不具合が発生して使用できないから
.　　　　　　　 ,'　| {.| | | }ゝ　　　　　　　　ゞ‐'〃ﾊ}. |　 | l
　　　　　　　　/__ ハ| | | {`　　　　　　,　　　＿_/} ', .|＿|. l　　　　　..　彼らに合わせて最適化をやり直す必要があります。
　　　　　　 />''~ヽﾍ.| |. ﾍ　　　､　　　　　ゝ┐∨/.／､|. l
.　　　　 /⌒ヽ::::::::::l. ﾍ　　`ﾄ､　　　 ' 　_　‐''´　V /:::::::ﾊ. l
.　　　　 | 　ゝ､＼::::l . ヽ　　　 ', ､___ｧ''´　　　／ /::::::::::::ﾊ. l
.　　　　 | 　　　ゝ､_ヽ }.　ヽ　　 '，ｲ　　　／　{ l:::::::::::＞''´￣|
.　　　　　|　　　　　乂'，　　l 　　八{　　　l 　　{ l::::／ , イ￣ゝ|
.　　　 /|.　　　　　 ',　　|　　 lV/.| 　　 l　　{ l'"_ノ.　　　　ハ
　　　 /　|　　　　　　 ',　,′　 l./.　| 　　 ',　ゝｲ　　　　　　l 　∨ /
.　　 /. 　ｌ　　　　 /　　 ∨　　 l.　　 l　　　∨ﾊ　　/.　　　 l　　 ∨ /
　　 /　　　ﾊ.　　 /.　　 /　　　 |　＿_l. 　　 ∨-､/　　　| . ﾊ　　 ∨ /
.　 /　　　　ﾊ.　　/.　／/　　　　|ヽ)(___!　　　　ヽ　ヽ|.　 |. ハ　　　 ∨

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::h:::::::::::ハ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ト::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::ハ
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::::::::::::|:::::／"　 /レ'　　　　ﾆﾆi:::/:::::::::::::::::::::::::::/::::/　　　　　.ﾆ｝::::/,|::::::::::::/::::::::/　 ,'::::/
::、:::::::、´＿＿＿＿＿＿＿//V:::::::::::::::::::::::::::,:':／＿＿＿＿ﾆ,::::/::/::::::::::/::::::::/　 /:::/
:::::、::::::,にニニニニニニニうV::::::::::::::::::::::／/ﾚにニニニニニ|V:::/::::::::::/:::／::|　,:':／　　　種族が違うから使用できないのは
:::::::＼::::,　　　　　　　　　　 " "￣￣￣￣""　　　　　　　 /ﾆリ::::/:::::::／／:::l乂　"
::::::::::::＼::、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /／/::::::::::イイ::::::::::::, ゝ　　　　　　才能以前の問題ですね。
＜::::::::::::＼>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 "＝イ:::::::::|:::::::::::::::,
::::::::＞ー""　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　　 /::::::::::::,:::::::::::::::::,
::::::::::::|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,::::::::::::::,::::::::::::::::::::,　　　　　　　　　　　　　　　　　「その通りです」＞きよひー
::::::::::::|　　　　　　　　 r-　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,:::::::::::::::|::::::::::::::::::::::,
::::::::::::ト、　　　　　　　　<ヽ　＿＿＿＿＿＿_　　　　　　　／::::::::::::::::,:::::::::::::::::::::::::,
::::::::::::|::::＼　　　　　　　　｀　、＿＿＿＿＿ノ　　　　　／::::::::::::::::::::::!:::::::::::::::::::::::::::,
::::::::::::|:::::::::｀　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::,:::::::::::::::::::::::::::::::,
::::::::::::|::::::::　　＞　、　　　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::,
728 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/22(木) 23:35:37 ID:CyfwCE4y: 　　　　　　　　　　　 /　|　　　　　　　　　　,' l
　　　　　　　　　　　　　/　 j　　　 ----　　 ,' Λ
　　　　　　　　　 Λ′＞'’: : : : : : : : : ＿_{　 Λ
　　　　　　　　　　ト( ／: : : : : : : : : : : : : : ＼⌒　　ヽ_-=/
　　　　　　　　　　} /: : : :/: : : : : : : : : : : : : : ‘'＜　ノ　 /
　　　　　　　　r==/: : /: , :∥: : : : : |: :l: : :,': : : : )'　　／
　　　　　　　 ||　l: :::::|＼: :l|:l: : : : : ／|: :/: : : : ﾍ‐＜）〉
　　　　　　　　V､l: l: ::l､: |:「ﾄ､: : / |/　|/ｲ: : : ｲ(⌒)).//
　　　　　　　　　｢l ;l : l ` ┃　　　┃ 　ノイ: :圧: :| ￣|　　..　しかし、フリーザの変身魔法を応用すると話は変わります。
　　　　　　　　 / }hト､!/:/:/:/　　 /:/:/:/|.:! /わ) ! : : |
　　　　　　 /:i:i:i:i|: :j　　　　⌒ヽ　　　/: :/:ir'゛: | : :｜　　　魔法が使えない筈の異星人でありながら魔女に近い魔法適性を得て
.　　　　　 /:i:i:i:ｉ:ｉ|: (　　　 l　　　ｌ　　/: :/i:ｉ:|: : :.! : : |
　　　　　 /i:i:i:i:i:i:ｉ|:l: ≧s。ゝ-　　_ /: :/:i:i:i:|: : : ; : : !　　..　強力な魔力を持つ事が可能です。
　　　　　 /:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ|:|V⌒7/::ヽ￣　 /: /:i:i:i:i:i:!: : : V: :|
.　　　 /:i:i:i:i:i/ヽ斗| ＿ l !:::::Λ 　/／:〕ih｡:i:i| : : : V |　　.　その気になれば、魔法少女アニメの再現も可能でしょう。
　　　／:i:i:i:i:i:/ 　 V/　 -〈:::::::::Λ　　/_へ^ヽ7 : : : : ＼
　／:i:i:i:i:i:i:i/　　 /　　二):::::::::::::＼/(_　　　l:::)ｦ!: : : : :ヽ
／イ:i:i:i:i:／＞'゛　 !　　 f )- _:::::::／::::「　　 l;;{/ lΛ: : : : : : .
/　,:i:i:i／／　　　 |　／　　　=- _::::::::ゝ、　Λ　 l:iΛ: : : : : : ヽ

.　　　　／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
　、＿_／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :∧
.　￣7: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 彡
　　　j: : : : : : : : ー=≦ : : : : : : i: : : : : : : : : : : :|
　　　{ : : : : : : : : : ／|: : : : : : : :|: : :|: : : : : : : : :|　　　魔法少女アニメって魔法文明が存在しない未開惑星の少女が
　　　И : : : : : : :厶斗: : : : : : : |､Ⅵ: : : : : : : : :|
.　　　　ﾟ｡: : : : : :|＿＿ヽ: :: : : :.:{＿j: : : : :|{ : : /　　　魔法の力を手に入れて活躍する話ですよね？
　　　　＼:人:_:〉　{:}　　￣￣{:} <:_人:_:八／:!
　　　　　　 | :.　　　　　　 l i |l: : : : :/: : :|　　.　リアルでそれをやる気ですか？
.　　　　　 /|八 ι　　　　　　　 l: : : / |: : :|
　　　　　 /: |: :个　　 r―‐ ｭ　.イ:.: :.|_人 : : 、
/{　　　　　/: /|:. :.| < {≧=‐=≦}　>| : :.:|　ヽ＼: :＼
: :＼＿＿/:.:.:{ |: :.:|｛__ ＼　　／　_｝| : :.:|　　 ,　ヽ.: :＼
＼: : : : : : :.:.:.| |.:. :|　＜.__｀¨´＿＞ | : :.:|　　i　　ﾟ.: : : ﾟ｡
　　￣￣| :.:.:/ |: :.:| 　　 <八>　　 | : :.:|　　ヽ　 i: : : :}
729 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/22(木) 23:36:12 ID:CyfwCE4y: 　　　　　　　　　 /|　　　 '"´￣　￣~"'' 　　ｉヽ
.　　　　　　　　 / :レ'´　　　　　　　　　　　　ヽ| 　 ,
　　　　　　　　　 {／　　　　　　　　　　　　　　 |　　',
　　　　　 {ヽ,:´　　　　　　　､　　　　　弋ｰ- ､ ',
　　　　　弋ﾞ~∨　　　:i j　 /　　　 :i　　　　　 i　＼　　 ',
　　　　　　｀';′　　 j {　 !　　　　　|　 j ,ﾊ　　!　　 `ﾄ　｀フ
　　　　　　／| 　　　{灯`∧ 　　 :i,ﾊフlﾌ T　.;　　　厶＜　　　　　フリーザの変身魔法は変身するごとに魔力量が遥かに増加するから
　　　　　　＼:、　　　y犾ぇ＼　　ﾉｯ犾¨㍉ｲ　　 /｀ヽ／
　　　　　　　 {}＼{ 　 { {:......:} 　｀゛　 {:............:}V　 .,:ﾞ　　{}　　　　　.　変身を重ねてより魔力を高めることができます。
　　　　　　　 l＼:ﾘ弋..ツ　　　　ﾟ､:.__.:ツ厶イ　　　|
.　　　　　　　　 |! 圦""　　　　　　　　　 ""ｲ　l　　　 !　　　　　　　これなら魔法少女の強化フォームだってやれちゃいます。
.　　　　　　　 |l 　 {＞ .,_/^ア‐'　_,.　＜:/　/
　　　　　　　八　 j　　/=∧▽ /　 ∨ / ,.:ﾞ　　　 ',　　　　　.　僕と契約して、魔法少女になってよ(笑)
.　　　　　　　 /　＼{　r'-f′У/ 　 i　Vイ　　　　　　 ,
　　　　　　　 ′　　　/辷'!iミ竺竺彡{ 　V 　　　　　 ',
　　　　　　　 .′;　　八 l :ﾘ}`T冖'''Tﾞ~i 　 ', 　 i　　　　　 ,
　　　　　　 i　i{　　ｉ　| ∨{,ｲ| 　 ./ﾄ､:ト､　',　 !　i　　 }　:i
　　　　　　 | 八{:　 |　ﾚ'i 八|:! 　 ! | ｉ｜:i＼', .;　从　 ,ﾊ　|
　　　　　　　V　＼ { 〈　l＼ |:! 　〉! ∨ﾉ!　 }ｲ /　 ∨　jノ
　　　　　　　　　　　ヾ人ﾉ　｀岱ｰ岱ｰ' 　ー' j/

　　　　　　　 ∧　　＿＿＿＿　　ｨ
　　　　　　　〃＞''~: : : : : : : : : : ／ |-.､
　　　　　　　.'／: : : : : : : : : : : : ／　　| : : ＼
　　　　 |＼/': : : : : : : : : ｢＼;／　　　ﾉ＿ : : :＼
　　　　 |　.': : : : : : : : : : :|　 |　　　／　丿: : : : |
　　　　 ∨: : : : : : : : : : 丿　} 　／　　／/ : : |: :|
　　　　　|: : : : : : : : : : /　　　　　_､‐''|Ｖ　＼/:./
　　　　 |: : : : : : : : : : {　　γ^r´: : : :|＝＝=ﾚ'
　　　　 j|: : : : : : : : : : :＼　｛　| : | : : |｛　怒}　　　まあ、あくまで趣味の問題で、純粋に戦力として考えれば
　　　　 '|: : : : |: : : : : : : : :￣ゝ乂ﾄ､: :|＝＝=|
　　　　/: : : |: |: : : : : : : : : : {￣￣]厂　　　 |　　　異星人の少女を一時的にインスタント魔法使いにする意味はありません。
　　　 ,: : : : :| : : : : : : : : : : : ﾏニﾆ/.:| } 　　ﾉ
　　　,: : : : : |/ : : : : : : : : : : : V: : : : }'⌒ ／　　　　そもそも魔族や魔女だって普通に対魔法用の兵器を使えば駆逐できます。
　　 .': : : : : :} : : : : : : : : : : : : : V_}: / ￣
　　': : : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : V〈
　 ': : : : : : : : : : : : : |: : : : : : : : : :V-_
　|: : : |: : : : : : : : : : |: : : : : : ;ｉ: : : |ﾆ‐_
　|: : : |: : : : : : : : : : |: : : : ／ﾊ : : |ﾆﾆ-_

　　　　　 , '　　　　　　,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
.　　　　 /　　　　　 ,'　　　　　　　　　　　　　　　 :.　　　ﾍ
　　　　 ∧　　　　 :i.　　　　 .　.:　　　　　　　　　 :.:.:.　.　 i
.　　　 ,'　,　　　 :　 .:i!:. :　　　.　 :　.:l.　　:.　　　:.　　　　　 :.:.:.:. :.:.　l､　　　..　ＡＭＦを搭載した人型兵器とか使われたら
　　　　 i　i!:.　　　:.　:.i !:. .:.　　 :.　i .:.lﾍ:.　:.:.:.　　:.:.　　 .:.　 :.:.:.:.: :.:.　| ヽ
　　　　 l　!i.:.:.　　:.:.:.:.i__､:.:､:.:.　 :.:.l.i:.l.._ﾍ.:. .:.:.:.　 :.:.　 .:.:.:. i.:.:.:.:.:.:.:.:.: !　｀　　　私達でもやばいです。
.　　　 ', ',ﾍ.:.:.:.　:.:i､ i''''ヽヾ:.:.:.:..､ﾍヾ'''''ヽﾍ:.:.:.:.:.:.i.: .:.:.:.:.:,':.:.:.:.:.:.:.:.:/
.　　　　 ', ', ヽ.:.:.:.:.ﾍヾ､　ヾ＼:.:.ヾ､　　　ヾ＼:.:.i:.:.:.:.:.:./:./:.:.:.:,':./､　　　　　　人間の魔法使いなら魔法が使えなくなるだけですが
　　　　ヾ､｀,,_:.:.:.:ﾍ＝＝　　￣　＝＝＝　.>':.:.:.:.:./ｨ':!:.:.:.,', ':.:.:.
　　　　　　 '　ヽ､､､ゝ　　　　　　　　　　　彡:.:.:.:.:':.:.:i:.:!:.:, ":.:.:..:.:.　　　　.　魔女は肉体を構成する魔力結合まで解除されてしまうから
　　　　　　　　　　 i! 'ﾍ　　　　'　　　　　　 '"i.:.　　 :.,':.:!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
　　　　　　　　　　 i.!. 人　　　　　　　　 u　.,'　　 .:,':.:.:.!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.　　　　高濃度のＡＭＦ環境下になったら死んでしまいます。
　　　　　　　　　　,' !　　ヽ.　 '､ﾆ二二⊃　　_./　　　./:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
　　　　　　　　 / .i　　 .:.:.iヽ.　　　　 _. ＜/　　 /_:.:.:.:.:.:ﾍ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
　　　　　　 , '　.,'　　 .:.:∧::::｀:: -,＜:::::::::::/　　 /:ﾍ ,｀ヽ､:.:ﾍ.:.:.:.:.:.:.:.:.:
　　　　　　／　_.,'　　 .:.:/ ＿::::／::／!:::::::/　　, ':::／:::::::::::.｀　'._:.:.:.:.:.:.:
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ＡＭＦ（アンチマギリンクフィールド）とは、効果範囲内の魔力結合を解いて魔法を無効化する防御魔法である。

魔法少女リリカルなのはStrikerSでは無人兵器に搭載されていたが、王国では人型兵器に搭載される事が多い。
730 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/22(木) 23:36:40 ID:CyfwCE4y: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｲ　　　　　　　　　　　　　　　ﾄ、
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　　　　　　　　　　　　　　 <ゝィ.ハ:.　　 !、ﾄ､　{＼::.　　/´ｊ .ル' } /　　　　 ./" Y ヽ.〉〉>
　　　　　　　　　　　　　　　　＼ｰｒ;ヾ :.　　l.ヽ芹丐` ヽ /ｿ　'"芹丐/　　　/ ,.ｲ＞､ソ／　　　
　　　　　　　　　　　　　　　 Y.l .ﾊ.＼　',　込ツ-―――- 込ツﾉ　／/ヽ　jl　.j.ﾄ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　 j l　ﾘ.ヽ!　ゝ.　　　 '　　　　　　'"| ´　ｲ: ハl_l　l |.|　　　肉体が魔力で構成される魔族や魔女にとって
　　　　　　　　　　＿_ ／￣ T"￣ヽ――.､　　　　　　 |　　.l.ｲ　 l.　ゝ !
.　　　　　　　　 ,...．／　　 |　　　 l　　　,'　　　　/￣＼ ´　　／|　　.! |　 .!　　　|　　　肉体の魔力結合が解けてしまうのは死を意味します。
　　　　　　＿／　　 .!.　　 :　　 .l　　 ,　　　 /　　　　ーイ／!　 /! |　 .!　　　|
.　　　　　_／　　　　　　ｌ　　　:　　 l.　　 , 　　 ./　　　 '　　ヽ_ .j　/ ＼ト､　　.!　　　ＡＭＦは私たちの天敵です。
　　　／　.　　　　 ',　　 .l　　 :　　 .!　　,　　 ./　　　'　　　／　ヽ/　　,. |二＼　 |
. 　 /　　　ヽ　　　　.　　 l.　　 :　　 !. 　 ,　　 /　　. ' 　　／　　　 .}､／　ｊ二ﾆﾆ＼!
. 　＼　　　ヽ　　　'.　　.ｌ　　 :　　l　　　　　/　　'　　／　　　 ' 　ヽニニニニﾆ＼
.　　　＼　　　ヽ　　 '. ,.-‐　＞-―'""` ､ ./　　.'　　.／　　　　'　　　 ,.　-マﾆ>'",. ＜::}
.　　　　　＼..　　ヽ　　 _　'" .／ ,.-‐'" ー'　　 ' 　／　　 '　　 ,.．'"　　　', ／　　,.ヽ
　　　　　＼　　 .／´　／ .／ .l　 ,'　./　,.'　／　 ,　'　　,.．'"　　　　　＞'　　／＿!__
　　　　　　　＼ / {　 ./　,.'　:　ｌ　, .＞‐''''＿ ‐ ､　 ,．'"　　　　　＞ '"./　 ,．'"￣＿＿!
　　　　　　　　　＼.! ./　/-―::::::::::::::＜´／, ＞　'"　　　　 .＞'"ニﾆﾆ/ ／ ,．＜二ﾆﾆ,!
　　　　　　　　　　　＼／::::::::＞-ｧ-,::::::::::ヽ．'"　　　 .＞'"ニニニﾆﾆ,.／,イニニニニﾆ,!
　　　　　　　　　　 _-ﾆ＼／／.／!::＞'"　　　＞'"二二二ニニﾆﾆ/／二二ニニニﾆl
　　　　　　　　　　/ﾆ＞ィ/ ／.／／!　　 .＞'"´ .>-‐''"￣_ `＜ニﾆ/ｲ二二二ニニﾆﾆl
　　　　　　　　,.イ,.ィ　 ./　　 "／／．'"―-ゝ.__/ー-　_　　＼／.}二二ニ／ニニﾆﾆl

　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .ﾍ　　　..　王国の文明が発達したせいで
　　　　　　　　　　　　　　　ｌ /　　　　　/　ｲ　　　　　　　　　　　　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　|/|　　　　　|　ﾊ　　　　　　/ｌ　　　　　　　　 .|　　　　道具を用意すれば子供でも大魔族を簡単に殺せるから
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　　　　　　　　　　　　　　　　ﾍ|､　　／　　|/|　　　/　|　/|　　　　　　　/　　　.　魔族が他の惑星に移住して人間との対立を避けるようになりました。
　　　　　　　　　　　　　　　　/　＼ﾍ z==　ﾍ＿/　　|/　|　/　　　　 / |
　　　　　　　　　　　　　　／　　|　＼|　　　　　　　==ミ　ﾍ/　　/　／　ﾍ　　　　魔王戦争の時には想像すらできなかった事です。
　　　　　　　　　　　　　／　　　.|　 |　　　　 ,　　　　　　／　／ ´ |　　　ﾍ
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　　　　　　　／　　　 ./　　/　 /_ -|　　ﾍ ‐　　‐　　 /　　./ｌ　　　　ﾍ　　　　ﾍ
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731 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/22(木) 23:37:09 ID:CyfwCE4y: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾍ＼
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　　　　 !.　ヽ　　　　　 , ＜ . .,ィ. . . . . . . . .＿＿_ヽ、　　　ヽＫ
　　　　　i　　.∨ 　 ,.イ . . . .¨. . . . . . . . . . . .＞、￣｀¨¨¨'''￢-V ヽ、
.　　　　　!　　 ',／.. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ、　　　　　　.Y .＼
　　　　　 !　　 ,:'. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ヽ. .ﾞ￢ー─‐-.、└一フ
.　　　　　 !　./.. . . . . . . . . . . . . . . . . . .ﾍ, . . . . . . ﾍ. . . . . . .', . .',　　∠. →ーｭ
　　ト .　　.',.,'. . . . . . . . . . . . . . . . . . . .',. .', . ', . . . _..',-‐. . ',. .', . .V"_-_-_-_-./
　　ﾍ｀＜} . . . . . . . . . . ',. . . . . . . . . .',. .',.､ィ". . . ', Ｖ. . .',. .', . .Ｗ-_-_-_/. ﾍ
.　　　ﾍ　 .!. ! . . . . . . . . . .' . . . . . . . . . ﾍ .', Vﾄ. . ..Ν　V . .',. .', . ',_ﾆ_-_./ . . . ﾍ
　　　　ﾍ　 !. !. . . . . . . . . . .', . . . . . . . . . :ﾍ ', V　_,zzt芝≒ij| ', ', . {.. .}_/. . . . . . .
　　　　　ヽ.!. ｉ . . . . .', . . .j,. .ﾍ . . . . . . . .!.', ',i ,;t芝F";:}.:.:} ∨. .i..i . | /.,' ＞ｰ‐- ．
　　　　　,ィ.ｉ .',. : . . . .'.ィ" i:. .!∨､. . . . . .!. ! イ´∨ゞ::ィ: ｲ'' ∥ リ!. :〈_,'ｲ ,ｨtニtz,､
　　　ィ"　　i. .', ', . ィ"', . . i V! .ﾍヽ . . . .|ﾍ|　l. 　ゞ´　　　 .' . . . |,V.V　ｲヾ3, ｀VC　　　.　貴女はリーゼロッテの同期で古参の魔女の中でも特に古いから
　　　　＞'"_', .', .', . . . ﾍ. . ', ;,ｨti芝ヽ、　!　　　　　　　 .,'. . . ..l. . . .V i8ﾆ=-LiF
　　＜.-_-_-_', .ﾍ .', . . . ﾞ;,ｨi;k:'":､:;:;:}:.〉｀ '　,　　　　　　　　,'. . . . .!. . .', .V.Fl{｀iﾍ-､　　　　　文明の進歩に戸惑うのは無理もない事です。
　　　｀＜-_', .',',..ﾍ. . . Ⅳﾍヾ､イ　　　　　　　　　　 i. . . . .,' ', . . ', Vi弋ヽﾍゞ
　　　　　　／∧ ',ﾍ. iヽ . Yヽ｀　　　　　　　 _.．、　　.ｉ . . . .ハ .', . . ',.VioYixﾍヽ
　　　　／ //.∧.', .〉､ iヽ.ﾍ}._、_　　　　　　　　V__.ﾉ　　 i . . . ,'. . ',__',. . .',.Vi7 ﾟ2_′
　　　　ヽ､/　¨ ハ.',{.　 !′ム'"人　　　　　　　　　　　 /.. . ..,'‐- ._V　｀￢∨'vn.＼
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　　　　 , '. . . . . ..|. ヾ、　　 |. ∧'v:ﾍ　　寸|h、　　　!|,'i|i|7　　A　　　　　　V.ｽ

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　／　　 :.　|ﾄ　！　 |ー―┘￣ー＜. ／　　イ　　 }　　 /　　　会長が魔女を創り出した時点で私は二級魔法使いでした。
　　　　　 V i　＼＼＼_　　　　　　 <^ー┐/　　 /　／
　　　　　 ∧　　 :i.　￣　　　 '　　　￣ラ　　／イ　　　　..　『一級魔法使いになれば不老長寿になれる』
　　　　　　.:::∧　　|丶　　　　　　　　　＜＿／　/ !
　　　　 .:::/::::| 　 | ::::＼　（　〕　　 ..ィ　　　 /　|　　　　　　と聞いて次の一級魔法使い試験を受けて合格しました。
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.　　　　|','/ / /　 ∧　　　/　ｏ　 i　 / | !　　V　　　 |
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.　　　　　　　　　　　　　　　　∧. | |　|　　|/ｨﾁi｀ l___/Vﾘ }　 /　　　　ただ魔王戦争で多くの同僚が戦死したから
　　　　　　　　　　　　　　　／　ヽﾄjヽj＼ヽ Vﾘ　　　　,ｲ／
　　　　　　　　　　　　　／　　　　 / ＼ `t-`　　　'　　/　ﾄ　　　　　私の同期で生存しているのはリーゼロッテさんだけです。
　　　　　　　　　　　　／　　　　 /　　ヽ l> 　　ー　／.l　l ‘,
　　　　　　　　　　／　　　　　／　/　/7l l　　 ,r‐´-- l　l　‘,　　.　それもあって私は防御力を重視するようになりました。
　　　　　　　　　／　　　　　／　／／ ‘,l |　　{ i}　　 / /､　 i
　　　　　　　／　　　　　／　／_／　　 //.､　　 i}　　/ /　l　 l
..　 |ヽ　　 /　　　　／　／ /　`　､. //　＼　i}　,ｲ　{　 l　 l
.　ヾヽ. 　 l　　　／　／　 /　　　　//ー---ヽ}‐'' ヽヽ　〉　l
　　　ヽ｀ー'──‐''´ ／　／　　　　l.{ {　‘,.　　　　　〉lヽﾄj´　 l
　　　　>ー───'''´　　 l　　　　　ヽ}　 ‘,＿＿／| i}　l　　 /
　　　／　　　／　　　　　　l　　　　　　　〉　　i}──'´l/　 l 　 /
.　　/　　　／　　　　　　　ヽ_　　　　／　　./ニニ´ｲ　　 l　/
.　 /　　 /　　　　　　　　　　l.`ー‐‐t'　　　/　　　 / |　　 l /
732 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/22(木) 23:37:53 ID:CyfwCE4y: 　　　　　　　　　　　　　　　　　＿
　　　　　　　　　　　　　＞''´　　｀'/ﾄ､
　　　　　　　　　　 /　 /　　　 /ｉ:|　ヽ
.　　　　　　　　　　 /　 /　　　 /:i:i:|　ﾊ}
　　　　　　　　　　 ,　　　　　　 {_}:i:i:ゞ
　　　　　　　　　　　 ,　　　　　　 .|ｲ |ﾉ　　　そうですね。
　　　　　　　　　 ' 　　　　 /! . |
.　　　　　　　　 ,　　　　　 / |!.从　　.　あの戦争では私の弟子たちが多く戦死しました。
　　　　　　　　　　/　　　　　 .∧ |!
.　　　　　　　　 /　　　　 /.　Ⅵ　　　　　貴女も思うところがあるのは当然でしょう。
　　　　　　　 /　　　　　　/＼　}!
.　　　　　 /　　　　　　/　　寸
.　　　　　　 /　　,l 　　 ./　　　　}!
　　　　　 /　　/.l　　　 |　　 _ -~ Ｖ
. 　　　 /　　/ / 　　 .|_ -~　　　 }
　　　 /　　/ /　　　 |　　　　／｀ヽ
. 　　 /　／ ./ 　 ,　　 |　　　／　　　 ∨
　　 /／　 ./　／|　∧│　／　　　　　 }
　　／　　 .／　 |/.　 ',|　　　　　　　　 }
.／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿_ヾ､／
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　　　　　　　　　　　　　　　　`ー‐ｧ　　　　　　　　　　　　　ﾆ=‐'ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　 l　　　　l＼　　 l 　　‘, ‘,
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　　　　　　　　　　　　　　　　　,　/　　　 l__ヽ　　‘, ＿ヽl　　　l li l ＼　　　　　　　　　　私は死にたくないです。
　　　　　　　　　　　　　　　　 | ,|　 | ‘, ´l ___ ＼　ヽfﾊ｀ /　　/l/|/ 　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 l/‘,　l 　ヽj fiﾊ　￣ﾋﾘ /　, ｲ　 l'　　　＼　　　　　　　闇の衣はそんな私の為の魔法です。
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽj＼_.ゝヾﾘ　,　　　,ｲ／ /　ヽ　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l lﾑ　　　,　-　　/　/　　　ヽ　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾚ'　ゝ　ゝ　'　/　/　　　＿ヽ＿＿___　　ヽ
　　　　　　　　　, - ─ - ｡ _　　　　　ノ　／　 ≧,- ' .l　 'ー‐''´＿＿＿＿_　ヽ　　ヽ
　　　　　　　／　 , - ─ -- 二ニニ- 'r-､___, イフ　　＞─　'´　〈ヽ　　 ) ｀./ 　　　ヽ
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　　　　　　　　　　　　　　　　／　／＼　ｒ‐､　l_∠ -‐ｧ　 r‐┘　　　j!￣　　　　　　 ‘,
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魔王戦争を生き延びた神暦前半の魔女たちは多くの仲間を失っていた為

リーゼロッテは魔族（清姫以外）を毛嫌いするようになり、美樹は防御を重視するなど、その後の人格にも影響がでていた。
733 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/22(木) 23:38:24 ID:CyfwCE4y: 今回の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
734 ：名無しさん＠狐板：2025/05/22(木) 23:46:03 ID:rzCH3pGM: 乙
清姫も魔女たちも長命なのにメンタル維持できてるのすげえな
735 ：名無しさん＠狐板：2025/05/22(木) 23:47:28 ID:e/7ENqRP: 乙でした。
古参も生き残ってるものだ。魔女の寿命っていつまで続くんだろ。
736 ：名無しさん＠狐板：2025/05/23(金) 01:00:13 ID:JuT6kTah: 乙でした
737 ：名無しさん＠狐板：2025/05/23(金) 02:11:45 ID:3ercZFNC: 司法の女性割とかいう悪習は消えてくれ
人間女性が魔女になるのも変身魔法の一種？　まどマギも一度魔法少女になると人間に戻れない設定だったし似てるかな？
738 ：名無しさん＠狐板：2025/05/23(金) 02:34:45 ID:1jzTUDG8: 乙でした
739 ：名無しさん＠狐板：2025/05/23(金) 04:41:17 ID:pKDjQp3U: 乙でした
闇の衣とAMFがぶつかったらどちらが勝つんだろう
740 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/23(金) 08:00:02 ID:kZ12EFvv: >>737
魔女の種族変更魔法は人間の存在そのものを作り替えているので、変身魔法とは別物です。
まどマギは魂を抜き取ってゾンビ化させているので、ゾンビと魔法生物という違いがあります。
741 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/23(金) 08:02:14 ID:kZ12EFvv: >>739
そこまで考えていないので未定です。
742 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/23(金) 08:05:32 ID:kZ12EFvv: >>735
魔女は清姫と同じで魔力結合を強化して延命しているから事故死や他殺されない限り生存できます。
743 ：名無しさん＠狐板：2025/05/23(金) 08:16:56 ID:L+1qUA96: 乙です
744 ：名無しさん＠狐板：2025/05/23(金) 08:32:33 ID:nv/zkVev: 乙
745 ：名無しさん＠狐板：2025/05/23(金) 10:34:28 ID:7IELJKxx: もうどこもかしこも男は枯れ果てたチー牛ばっかになってしまったんだな……
746 ：名無しさん＠狐板：2025/05/23(金) 11:13:45 ID:3ercZFNC: 理想の女を機械で代用できる時代だし
きっと女側も理想の男を機械で作って満足しているんじゃない
747 ：名無しさん＠狐板：2025/05/23(金) 13:01:09 ID:ahGVIBt0: 乙
宇宙に進出した数千年後の人類が何やってるかなんて想像つかないでしょ
縄文時代の日本人がスマホを想像できないのと同じ
748 ：名無しさん＠狐板：2025/05/23(金) 20:57:01 ID:pKDjQp3U: ＶＲで仮想世界を楽しんでるってあったがそれももう1万年くらい前の話なんだよね…
749 ：名無しさん＠狐板：2025/05/23(金) 21:11:25 ID:vak6KgmL: キッツ
750 ：名無しさん＠狐板：2025/05/23(金) 21:25:05 ID:ZwwEB+Uk: ブーメラン
751 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/23(金) 22:14:11 ID:kZ12EFvv: >>717　誤字修正
×異種族を司法に関わる事に　→　〇異種族が司法に関わる事に

>>718　誤字修正
×当時は平民たちは　→　〇当時の平民たちは
×かつて上級貴族が権力の座から追いやられた時に平民が三権を運営していたが
〇上級貴族が権力を失った民主政治時代は平民が三権を運営していたが

>>721　誤字修正
×襲撃犯を事前に把握して排除していけば　→〇襲撃犯を事前に把握して排除すれば

>>724　誤字修正
×その魔法を人間でも使えるように改良するのに苦労しました。
〇その魔法を人間でも使えるように改良しました。

>>725　誤字修正
×実際にはただの劣化魔法にすきません。
〇実際にはただの劣化魔法にすぎません。
752 ：名無しさん＠狐板：2025/05/23(金) 23:21:53 ID:rftwACLi: 乙
753 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/25(日) 09:46:28 ID:7nsFI0KF: ttps://www.youtube.com/watch?v=3wqR19RaNe4

::::::::::::::＼:::::::::::::〉ヽ　　　　　　　 /　　　　　　　|i川川川l|i|　　 {　 {　　　　／／　　／:::/::::::::::::／
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＿/＿{＿　　　＼::〉ヽ::::＼＼　ﾊｰ{　　　　　{:::{　　　　.}::}　　　弋_ノ　　/　／:::::／::::::／　　　　／}　／
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,.　-─-/:::/　/　/　　　　 ,.ィノ　　　У'ﾟ-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-ﾏ:||ﾞ⌒ヽ:|:ﾄ､￣￣ ` ＜＞|:|s｡.,,.　-‐─-s｡
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{　　　　乂_､{　{＿＿　￣￣￣￣,ｲｱ-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_ﾏﾑ　 |:|　　　 -=ミ＼|:|/ /　｀''＜＞s｡
ヽ───‐‐＼＼　{＾ヽ､__　　 ,ｲｱ-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_ﾍﾟ｡|:|　　／　}　..＞|:|ゝ'＿＿＿／
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i＾ヽ',　(　　＼≧=≦ .／-_-_-_-_--　 __-_-_-_-_-_-_-_-_-_ -_　　　- _-_-_-_-_-_＼＼ｰ=:|:|'´￣)　//　/
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ﾘ,'　　　　　　　　　　　ﾏ心
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　　　　　　　　　　　　　/´ {　　　,'　 /ﾆ,'/ニﾆl Y|ニニﾏﾆ,　 :　　 j＼＼
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　　　　　　　　　　　　　　　｀i´　/ﾆ＞''´: :`寸 Yニﾆ／｀`''＜ﾑ　 {　　　￣
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　＿　　｡sア／ﾆ≠=z≦三j ｲf{/ /　　　　　　ﾏ　　　　　　ヾ-／ニニﾆヽzzzzz｡_
ニﾆﾆ三三ニ≠=zニ／ニニﾆ{{Y f　　　　　　 ',　　　　　　 Y{マ≦ニニニﾆﾆ＼ヽ心＿
ニニニ_ニz=＝≠ニ三＞''´ニﾘ　i　　　　　　　　 :　　　　　　ゝ.lﾆﾆ＼ミz｡ニ≠ニニニニム＿
7/`寸ニニニニニ／⌒ヾニﾆ/　,　　　　　　　 /　　　　　　　,' {ﾆﾆf. ｀ヽニニニニﾆﾆ＞Vニﾆ
エニﾑニニニﾆ／ﾆ＞''´｀T/f　 ,　　　　　　　 ,'　　　　　　 {　7 ´　＼＼ニニニﾆ/ﾆﾆ|ニﾆ
ム≠=iニニニfﾆf⌒ ー‐　´,:{　,:　　　　,､　　　ﾊ　　　　　　 l　ゝt　 ´ﾔ｀',　＼ニニ{￣f ∨ニ
´　',　 }ニニニﾆ/＞''´　／ﾑ :　　／: :ﾍ　　,'i :,　　　 ,､　　　l　/　＼　 ∨　　寸ニl　ﾘ　,ニﾆ
　,｡ﾑ　 7´　＞''´-　― ´― ´ ,　／: ／ ',: :,　,/　:,　　/ : ＼　: ´　　　`　-ゝ=ﾆ｀iニﾘ / /ニア'
　　　ゝ' ￣　　　　　　　　　　 i/: :／　, {　,: :,,′　:,　/: /＼:ヽ. i　　　　　　　　　ヽ´／＼{~ ／
　　　　　　　　　　　　　　　 l:/　／　:,　}: ,　　　ﾔ: / , ､ヽ: :l
　　　　　　　　　　　　　　 l　／　　　', l:/　　　 : / /　ヽﾍl
　　　　　　　　　　　　　　　　 : f　　　　　 i:l　　　　 i　,　　　ヽ {
　　　　　　　　　　　　　　　　 , :l　　　　　/′　　　 l/　　　　 7l

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　メカエリチャン
754 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/25(日) 09:47:01 ID:7nsFI0KF: 　　　　　　　　　　　　　　 /|　　　　　　　　　　　　　　　 ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧|　　　 -‐: :　￣￣　: : ‐- ..、　| ∧
　　　　　　　　　　　　　 ∧/| ／. : : :　　　　　　　　: : : :＼| /∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　| /／. : 　　　　　　　　　　　　　 : : |　/∧
　　　　　　　　　　 ∧　| /. :　　　　　　　　　　　　　　　____|, 　/∧
　　　　　　　　　　　　　〈　∨/. :　　　　　|　　　　　　　　　　＼＼　/∧
　　　　　　　　　　　　　　 ∨ /. :　　　ｌ　 | :l:　　　 |　　　　　　＼　　/∧__
　　　　　　　　　　　 ∨: :　l　　 :|　 | :|:.　　　　|　　　 :|: .　　｀ト- ∠二
　　　　　　　　　　　 ________ｊ{ : :　:|　　 :|ｌ　 | :l: :　　 /|　:| :|　|: :　　　, }／／￣
　　　　　　　　＼____八　　　 :|:|ｌ　 | l|: :　　:/.:|　:| :|　|: :　　 /∧∠_____
　　　　　　　　　　／∠㏍、　＼|从　|八: .　:/ /|::/|/|　|: : :　//厶％Жｱ
　　　　　　　　　　　＼＼]Ж＼　 :灯苧ミ　＼/|/ ,灯苧ミ:|: : : ／￣＼[／
　　　　　　　　　　　　　￣了＼＼:杙-夕　　　　代-夕小イﾍ}　　 : : |
　　　　　　　　　　　　　　 |　　 :| 斗 ⌒｀　　,:　　　⌒｀/ 　 |ノｊ　　 : : :|　　　魔族を参考にした機械か。
　　　　　　　　　　　　　　ｌ　　 :| :小、　　　　　　　　　 //　 :|イi　　 : : :|
　　　　　　　　　　　　 ,　　. :| 　ｧ‐‐=z,、｀　 ´　　　//　 :|::|:|　　 : : :|　　　これはこれで趣がありますね。
　　　　　　　　　　　　　　 /　. ::/:| :/-=㍉_/ト　__ . : ´ ／//　∧!:!:. 　 : : :|
　　　　　　　　　　　 /　: ::/. :|/-=㍉_//V∧　　／／/　/ :∧!::.　　＼|　　　これはガイノイドではなくロボットの分類ですか？
　　　　　　　　　　　　　 /　: ::/. : /-=㍉_//:: V∧／／: :/／／/∧: :.　　　＼
　　　　　　　　　　 /　: ::/／/-=㍉_//:: :: :V/／:: :: :: :／/////＼: :　　＼＼
　　　　　　　　　　　　 /　: :／/,/-=㍉_/∧:: :: :／:: :: : ::／//|///////＼: :　　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「はい」＞BB
　　　　　　　　　 /　: :///,/-=㍉_///∧／:: :: :: :／////|//////// ∧: :　＼＼
　　　　　　　　　　　/　／/,/,/-=㍉_/// ／ :: :: : ／//////l|////////／∧: :　丶
　　　　　　　　　 /／/////-=㍉_/// / :: :: ::／////////ｌ|//////／/ //|: : .　　＼
　　　　　　　　　／//,〈///-=㍉_/// / :: ::／//////////ｌ|////／//// /l|: : : 　　　＼
　　　　　　　　 ///////／)┐㍉///,/:: :: :: ::////////// ｌ|//／,///// //l|: : :　　　　　＼
　　　　　　 /////_／／／㍉///,/:: :: :: ::////////,/,/ ｌ|／,////// ///ｌ|: : : :＼　　　　＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　＞'´ : : : : : : : ｀'＜
　　　　　　　　　　　　　ｧ': :/ : :/: : : l : ', :',: : :＼
　　　　　　　　　　　　　 /:/:./: : /: ,': : :|: : l: :l : ﾍ: :∨==ミ
　　　　　　　　　　　　 ,:./:./: : :.l: :.|: : : | : :|: ｌ : : }ﾊﾐ{::::¨ﾄ::::｀''＜
　　　　　　　　　　　 ,': ,: :l: | : :l: :.|: : : |: :, : l: : :.j: |(::人:::::::::¨¨::ノ
　　　　　　　　　　　 |: |:.┼=ミ､,,__,, : /:./,_＞''~´:从:::::ﾊh､ノ´
　　　　､　　　　　 |: ⅣV|:_:_|从ﾊ//ｲ从:_;/_;∨1:::|::::::|::::::アl
.　　　　　',ﾑ　　　　　 |: ﾚ:ｨ灯:Jﾊ　　　　ｲJ心㍉从:::!::::::l ／::/　　　.斗‐ｧ
.　　　　　 V＼. 　　 |: l: lﾍ ∨ソ　　　　弋ソ〃 }{し'::::ﾊ{:::::,ｲi7―ｬ:::::／
.　　　　　　 Vﾆ＼＾＜|: l ﾍ ',　¨¨ 　　,　　 ¨¨　/.ｲイ::::::ｱ／//:::::::/''´
.　　　　　 lニニヽ　|: l: : ﾄ､､　　､　_　, 　　 / 〈:::::>イ／ﾆﾆ/⌒¨
　　　　　　 ',ﾆﾆ二ﾍ|: ｌ: : |　 )>､　　　　　.ィ　　 V 　/ニニ/　　　　　ガイノイドが人間の女性を模倣しているのに対して
　　　　　　 ',ﾆ二二ﾍｌ: : :',　　/　≧≦　',　　　　}〉/ニニ/
　　　　　　　ヽ二二ﾍ: : :.寸"　　ﾊ　　寸　＿/ニニ/_　　　　　　これは大魔族の女性（鮮血のエリザベート）を模倣しているので
　　　　　　　　 /ニニﾆﾆﾊ : : : ＼／　＼　 /¨´　/ニニ/ニ}
　　　　　　ｧ'´ニニ＞''~´:::::`～､: :ヽ¨¨/￣¨'''‐＜ニﾆ/ニニヘ　　　　ガイノイドの定義から外れています。
.　　　　┌くニﾆ／::::＞≦/ ／:／l: : :V＼::＼`''＜:::::｀'＜ニニﾆ＞｡
　　 , イニニニ}ﾍくニﾆア /::／::::弋: :}::､:::＼::ﾍ　　寸＼::＼ニニニ＞｡
.＜ニニニニニ}::::＼ｱ′/:::::::／⌒ヽｿ/ ＼:::＼l　　　ﾏﾆ>::::〉ニニニﾆﾆ＞
ニニニニニニ=h､:::::＼/::::／:/.　　 ∨　　＼:::＼＿_／::／ニニニニニニ
ニニニニﾆ＞'´ 　＼::::::／::::/.　　　　　　　 |:＼::::::::::::／＜ニニニニニﾆ
＜ニニﾑ　　　　　l{　｀´ |::::::|　　　　　　 |:::::|＼:／　}!　　`''＜ニニﾆﾆ
／ニニﾆ＞x.　　八 : : : l::::::l : : : : : 八　　　|:::::|: : : : : 人　　　　<　ニﾆﾆ
ニニニニニﾆ＞x|ﾆ)h､: : l::::::l : : : .ｲzz}h､: : |:::::|: : : :.ｲZ}　　 ,ィ二＼ニニ
755 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/25(日) 09:49:01 ID:7nsFI0KF: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　＜
　　　　　　　　　　　　　　　　　_..　　-――　　＼　　＜
　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　＿_＼_　＼＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　乂　　｀ヽ/ 　／
　　　　　　　　　　 /　　　　　　＼　　　　　ヽ＞-､ノ　　ｲ
　　　　　　　　 i＼　　./　 '　　　ヽ　　､＿　　　 ', 　 ',＿.i`'＜
　　　　　　　 ',　＼.′　{　　　　　 ',＼　',／､　　 ', 　 ',⌒Ｙ　＼
　　　　　　　　､　 |　　　　　　　　ｰ',´＼!　 _＼　 |　　 ', }.}､__／
　　　　　　　　　i＼__.| {　i　　､　　　 ', 　 ,ｨｆﾊ / ヽ!　}　 V　　∨
　　　　　　　　人　　|　　 ,　　ﾄ､　　　|　〃ゞ′　 .}　　　 ',　　 ∨　　　　確かにガイノイドではないですね。
　　　　　　　　　　＞| i 　 ',　　 |ﾉヽ.　 }　　　　　　/イ　/　.',.　　 ∨
　　　　　　　　　　＼| | {　 ',　 '.|　.ｨ:ﾊ/　, 　　　　 }　/　　∨.　　∨
　　　　　　　　　　　 | 　 ',　､　 '〃ゞ'　　　　／ﾉ　 /イ{.　　　i　　　　､　　　　　　　「ご了承いただければ幸いです」＞BB
　　　　　　　　　　　 | .ﾄ､ {＼＼ト.､　　　　ー'　　　 / .V　　|:＜　　　＼
　　　　　　　　　　　　', |　／二二i　ゝ..　＿＿_　 ..ｲ　　V 　 |:::::::＼　､　　､
　　　　　　　　　　　　 ',{／二二二|　　＼／/´:::ヽ　　　　}　　}｀＜| i:`''＜　　＼
　　　　　　　　　　　 .／二二二=-.i.＼　　V＞''"　} 　　 / 　 ,　　 .| |: : : : : ｀ヽ　＼
　　　　　　　　　　／二二二=-''´|　／＼　V　　　　　 /　／　ノ　| |: : : : : : : : V　　､
　　　　　　　　／二二二=-''´　 |./: : :|: ﾊ　}｀''ｰ-､　　/イ-‐''´ 　 .| |: : : : : : : : :i　　　､
　　　　　　　／二二二=-''´＿＿|': : : :|: :ﾉ}/　　　　　　　　　　　　 Vﾊ: : / : : : :|〉.　　　＼
　　　　＞'''ア二二=-''´　　{ `ー―--/://　　　　　　　　　　　 Vﾊ/: : : : /　i　　　　　＼
　　 ./ /´ ア＞ｧ´　　　 __ } ､＿＿ /: :/　　　　　　　j　　　　　　　　｀} .}:_:_:／　　}　＼
　　 / / /´イ /　　　　 { ヽ /ー―/／　　　　　　　 /　　　　　　 /　i　　　 __ノ.　　＼　　　＼
　　　　 ´￣}ｨ　　　　　 |　　　　 /　　　　　　　　　.′ 　　　　　./　ハ--. : : {＞,　　　＼
　 .′　￣ﾉ､＿　 _..-=＜⌒ヽ　_.′　　　　　　 .:　　　　　　　 /　/: : }￣￣　 /　　　　 ',　　　　＼
　 {　　￣,ハ.　＼￣＼　　　　〈 {　　　　　　　 { 　　　　　 /　/: : :.从　　/^＼　　　　 ',　　　　＼
　人　　ｲ　 i}　　　　　＼　　 .ハ.＼　　　　　　　　.:,　　　　　 /　/: : : '　　 ..ｲ　　＼　　　　　　　＞''"´￣
　　|:＼　　 .|}　　　　　　　､　 .八: . ＼　　　　 .ィ/ゝ..　　　　 /　/: : :.ｲー-　＿＿　　｀￣￣￣＾^ ´
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756 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/25(日) 09:49:45 ID:7nsFI0KF: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　__,,,,､､､､､,,,,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞''":::::::::::::::::::::::::::::::~"''＜
　　　　　　　　ﾆ=_　　　　　　　　　　　　　　..:::::::::::''"´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　ﾆ=_　　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＼
　　　　　　　　　　　ﾆ=_　　　　　　　　　 /:::::::::::::/:::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ―‐＜
　　　　　　　　　　ﾆ=_　　　　　　　 /::::::::::::: ,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼/_〉////＼
　　　　　　　　　　ﾆ=_　　　　　　　　　/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ー――〈_|⌒∨ ///＼
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　　　　　　　　　　　ﾆ=_　　　　　　　.: :::::::::: |:::::::| ::::::::::::::::::::::::::::::|:::::: |:|､＿_,,,,ノ/|////∨=_=_=_./
　　　　　　　　　　　　ﾆ=_　　　　　　 |::: |::::::::|:::::::| ::::::::::::::::::::::::::: }|:::::: |:| ヽ::::::／/|/////∨_=_=/
　　　　　　　　　　　　ﾆ=_　　　　　　|::: |::::::::|::::从::::::::::::::::::::::::::::/|:::::/|＿_〉ー''"i |//////∨／　　　これは大魔族に匹敵する戦闘能力をもつ
　　　　　　　　　　　　　　ﾆ _　　　　 i|::: ',::――ミヽ:::::::::::::::::::::/斗＜ﾘ　 }::r‐ "=|///////∨
　　　　　　　　　　　　　　　ﾆ _　　　　八:::::', :: |/抖ミx＼ ::::::::: / ,ｨfテ冬ｘ　}/)ノ }=∨////// ∨　　　ロボットを目指して創りました。
　　　　　　　　　　　　　　　　ﾆ _　　　　 |{:＼|＼|:〈(　 )沁　｀`イ　　 {(;;ｿﾘ )〉　__,,ﾉ_=_=_=_=----ノ
　　　　　　　　　　　　ﾆ _　　　 |:',::::::::::::ヾ} 　乂ｿ　　　　　　ゞ '' 　 ./=_=_=_=_=_=_=- ￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾆ_ 　　 |:: ＼::::::::::ハ　　　　 ,　　　　　　　 /::|=_=_=_=_／=_|
　　　　　　　　　　　　　　ﾆ_ . 　 |::::::::::＼＿_个:._,ノ　　_　､　　　 .ｲ:::::ー―‐''"_=_=_|　　　　　　　　　　　　 i|
　　　　　　　　　　　　　　　　ﾆ_ 　 |:::::::::::／￣￣＼:::::ヽ　　　　　＜ |_:::|::::|::::::::|=_=_=／　　　　　　　　　　　　 }|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾆ_ . |::::r＜　　　　　 `､:::::`､=-＜＿／ } i::::|::::::::|_=_／=_|〈　　　　　　　　 ,/
　　　　　　　　　　　　　　　　ﾆ_-=ﾆﾆ=-_　　　　　`､:::::`､ Y__|＼　　 .|:＼____|／_=_=_|: :　　　　　　　 _-/
　　　　　　　　　　　　　　　 _ -=ﾆﾆ.ﾆ_二ニニ=- _.　　　`､:::: ', |　　　',　八:::::＼/::/ヽ=_=i: : :　　　　　 ._-=ﾆ/
　　＼　　　　　　　　　　_-=ﾆﾆニ二二ﾆ _二二二ﾆ=- _.　　`､::::i |　　　.|　　　＼:: ｀/　　 ',=| : : ',　　 _ -=ﾆﾆ／
　　　＼＿　　　　 _ -=ﾆﾆﾆ二二二二ﾆ _ …ミ=--=ﾆ=- _　〉: i |_=_=_八　　　　 T　　　 ',i|: : : :',-=ﾆ二=／
　　　　＼ﾆ====ﾆ二二二二二二二/　.ﾆ _　　 `ヽﾆヽ二=-_::::{ ￣}ー'=_＼　　　|　ヽ/　| : : ／二ﾆﾆ／
　　　　　　￣-=ﾆ二二二二二ニニﾆ|',　　.ﾆ_へ＿,乂=}ﾆﾆ／:从_=_|=_ =_＼＼__,,| 　　 ',...|:／二ﾆ==-
　　　　　　　　　￣-=ﾆ二二ニニニ／., ＼　(　　　　　ヽ=∧::::::::|＼〉=_ =_=.＼＼_=_ 　＼二ﾆ=-￣
　　　　　　　　　　　　￣＼ニ=〈　 { |　 ',　ヽ＼　　　　 }/　 }:::::/{　/_=_!　＼=_　ー―＼_=_＼_＼
　　　　　　　　　　　　　　　＼=∧ ゝ',　＼　 ¨´　ﾆ=- .∧__,/／=.! .|=_=|.　　＼_　　　　＼=_=_:.=＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　-=＼_)ー　＼.　＼￣／:/:=_ |=_=_i　i=_=|　　　 }_=_　　　　ヽ_=_:.ﾆ=＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 /::7二|=|: : : ｀`¨~"¨ ´:.:.:/: : =八=_=',..i=_=|＿＿／=／: . . .　　　=_=_.二_/
　　　　　　　　　　　　　 /:::: ＼_|=|:＼: : : : : : : :.／: : : :=_　ー‐.i=_=|=_=_=_／: : : : .　　　　}=_=|}／
　　　　　　　　　　　　　　　/ :::::::::::: |=|: : :＼: : : :.／: : : : : :.=_}　　 .i=_=|￣￣　 : : : : : : . .　　 }=_=|'
　　　　　　　　　　　　 /::::::::::::::::::|=|: : : : : ￣: : : : : : : :. :.}/　　　 i=_=|　　 ―-: : : : : : : : : : :}=_=|
.　　　　　　　　　　　 /::::::::::::::::::: |=| : : : : : : : : : : : : : : : /　　　 .i=_=|: :＿_: : : : : : : : : : : : :.}=_=|
　　　　　　　　　　　 / :::::::::::::::::::: |=| : : : : : : : : : : : : : : /二ニニ=i=_=|二ﾆ=- __: : : : : : : : _-}=_=|
757 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/25(日) 09:50:17 ID:7nsFI0KF: 　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　_、丶`｀:: :: :: :: ~"''～､
　　　　　　　　　　　　／/: :: :: :: :: :|::: :: :: ::|:: :: :＼＿＿＿＿_
　　　　　　　　　／:: :|: :: :: :: :: :: | :: |:: :: |:: ﾆ=- ∨二二二 |
　　　　　　　　　　 /:.:: :: :|:: ::|::. ｖ|＿|＿|ノ :ﾉ:: ::./: / ∨ニニニ|
　　　　　　　 / :| ::＿|ノ::|:: :: |: :ﾉ_,ｚ=＝T ∨::/::/::∨-=二/
　　　　　　　　　　|:: :| :: :: |Λ乂::　广｛..:::::;;;ﾉ　 ∨ /:: :: ∨＼/　　　　　　本当は魔女を参考にしたかったのですが
　　　　　　　　　　|::八_,,ｚ=＝T　　　 ~´　　　 }／^l:: :.:∨
　　　　　　　　　　| :: |广｛..:;;ノ丶　　　　　＿＿　く丿: : : ∨　　　　　..　現役の魔女や亡くなった魔女をモデルにすると
　　　　　　　　乂乂 ~　´　　　　　￣ﾊ＼:i:i:i:iﾆ=-　 _: : ∨
　　　　　　　　　　　 | ﾊ　ｕ　　ん　　ノﾉ　 ∨:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾆ=-　 _　　　　人現問題が発生してしまうので断念しました。
　　　　　　　　　　　 |: ::{　　　 └ '"￣　　　　∨:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}
　　　　　　　　　　＿_|: : ｀ :. .. ＿＿＿,　ィ　 /　∨:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:／
　　　　　　　　　　＼|:: : : : : |.: : : :. :. :. :.Λ/　　 ∨:i:i:i:i:i:i:i:i／;:;:
　　　　　　　　　　　 |:: : : : : |.: :. :. .:.／Λ厂l＼　 ∨:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i;:;:
　　　　　　　　　　　 |:: : : : : |、.: : : : :./ <／　　＼ |/:i:i:i:i:i;:;:;:
　　　　　　　　　　｜:: :: :::｜＼: : :./　　　　　 |:i:i:i:i:i;:;:;:
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　　　　　　　　　 Λ :: :: :: |
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　　　/　 /　　/| i　i　　 i　　! !､　　ミミﾐ　Y
. 　 / 　./　　 / i ! i i　　ﾄ､　 !i li "''ｚﾆﾆ／￣￣〉
　　|　　! ﾄ―/―ﾚ-ﾍ｀´/!‐' ""i i.!　 /冂＿＿＿〉
　　|　　i/i　/ﾌ＝= iｌｌ∨.l't＝= ､ﾄ､､/ 　|＼::|
　　|ﾊ　　! i _乂__ﾉ_{...　　|_i　＿_ﾉi {. 　 |∨＼　　　　　最古参の魔理沙とパチュリーが健在だから
.　　　∨i乂|　|||| 　　　｀￣￣　ﾉ,'ﾄ__ﾊ)∨´＼
　　　　　| |　 u　　｀　　　　 ij　　 | 　|シ. ゞ''"‘　　　遠い過去に亡くなった魔女でも未だに半生扱いです。
....＿＿＿| ｀､　　　 ,―‐ ､.　　　　/ |___|＿＿|_
　＼'///,'| 　｀ゝ.u　￣￣　　u ,'／,'////,' ／　　　.　関係者がいるから魔女は題材にできません。
　　＼//|　　 |/,`　. _　 , 　　<ｲ/////, ／　|
　　　　＼|　　 |'///,'｜＿　　　|////／.　　 |　　　.　そもそも魔女は清姫様の管轄です。
....　＿＿ | 　　| ／￣フヽ　`ｰｲ'/,'／＿＿＿.i
/ T'////,|　　 /トﾌi'　　/. 　　 |／,'/////,',/ ヽ
|/,|.'////,!..　/. レト- ｨ..!　　　 ///////// '//,ﾞ

　　　　　　　 ∧　　＿＿＿＿　　ｨ
　　　　　　　〃＞''~: : : : : : : : : : ／ |-.､
　　　　　　　.'／: : : : : : : : : : : : ／　　| : : ＼
　　　　 |＼/': : : : : : : : : ｢＼;／　　　ﾉ＿ : : :＼
　　　　 |　.': : : : : : : : : : :|　 |　　　／　丿: : : : |
　　　　 ∨: : : : : : : : : : 丿　} 　／　　／/ : : |: :|
　　　　　|: : : : : : : : : : /　　　　　_､‐''|Ｖ　＼/:./
　　　　 |: : : : : : : : : : {　　γ^r´: : : :|＝＝=ﾚ'
　　　　 j|: : : : : : : : : : :＼　｛　| : | : : |｛　怒}　　　　確かに魔女たちがどう反応するか分からないから
　　　　 '|: : : : |: : : : : : : : :￣ゝ乂ﾄ､: :|＝＝=|
　　　　/: : : |: |: : : : : : : : : : {￣￣]厂　　　 |　　　　それは避けたほうがいいですよ。
　　　 ,: : : : :| : : : : : : : : : : : ﾏニﾆ/.:| } 　　ﾉ
　　　,: : : : : |/ : : : : : : : : : : : V: : : : }'⌒ ／
　　 .': : : : : :} : : : : : : : : : : : : : V_}: / ￣　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そうですね」＞BB
　　': : : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : V〈
　 ': : : : : : : : : : : : : |: : : : : : : : : :V-_
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758 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/25(日) 09:51:11 ID:7nsFI0KF: 　　　　　／:::::::::::::::／::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::＜
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　　 /::::/::::::::::::::::::::/:::::::::::厂￣￣＼:::::::::::::::::::::::::::::∨
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　/::::/::::::::::::::::::::::　川　＿　人　　　　＞│ 　|　≦三　　/
　|::::i::::::::::::::::::::::斗非￣　|￣ト（二二二）人＿上　　　　/ﾏ
　∨　::::::::::::::::::::::|乍f＝=≧山　||　:::::::人＼|│＼≫∠　　i
／::::::: 仆从从|＼|　卜仆丶似ヲ:::::::| |彡　/∧　∨:::::i＼＿_
:::::::::::::::　ノ　　　　!　ゝ┴≠ﾞﾞ　乂|　∠⌒ i |＼∨＿＿＿　￣　　　　しかし、魔族なら人権はありません。
:::::::::::::::│　　　　　　　　　　　　　　　⌒　i/::|:::::∧＿＿　＼
:::::::::::::.:.i　　　　　　　　　　　　　　　　冫ｿ,//::|::::|::::::::::::|. ｀　＼　..　魔族（清姫を除く）をどう扱おうが
:::::::::::　 !　,───''　　　　　　　´ 匕∠爻爻::|::::::::i:::::::i::::￣￣
:::::::::::　∧　　　　　　　　　　　　　　彳　彡＜//＼ﾍ:::::::i:::::::＼　　　　誰にも文句をいわれませんよ。
:::::::::::　 ∧　　　　　　　　　　　　 ∠彡＜///////＼:::::::i:::::::::::
＞──‐∧　　　　　　　.:.:.:.:.:.:.:.:.:　（ //////////// |:::::ｉ:::::::::::
////////　≧━‐≦ .:.:.:.:.:.:.:.:　／勹//////////// |:::::::i:::::::::::
/////////////// 几　　＿／　　　＼ //////// /:::::::::::i:::::::::::
///////////////　大￣　　　　　　人////// イ:::::::::::::::::i:::::::
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//////////　≧┬─┬≦　／／//////////∠::::::::::::::::::::::i:::::

　　　　　　　/ i
　　　　　　./　 !　　　　　_　＿＿　_　　　　　　　　 ∧
　　　　　 /　　 !　 -‐. ´. . . . . . . . . . ｀`. . ､　　　　 !　i
　　ﾄ､　/　／. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 丶､　 !
　　 l　Ｙ／. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ヽ!　 !
　　_l　.ﾚ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . l　 l
　　V∨. . . . . . /. . . / . . . . . . . . . .､. . . . . . . . ..ﾄ､ . !
　　 /. / . . . . /. . . /. . . . . . . . . . . .i . . l. . . . . . l　　　　!
　〃. l. . . . . .i. . . /. . . . . . . . . . . . .!. . .i. . . . . . ﾍ　　　 l
　/ . . l. . .. . . l._斗匕. . . . . . . . . ｀/lーｲ‐-. . . . . . ヽ､　 l　　　今の魔族は未開惑星で原始的な遊牧生活をやっています。
　!. . . .!. . . . .ﾊ. ./　! . . . . . . . . . / .!./ l. . ./l. . . . . . ./丶!
　!. . . .l . . . . i ∨　 ∨ . . . . ／l/ｨ=≠＝ヽ .!. . . . . ./--､l　..　我々が何を造ろうが
　ﾚ､. . { . . . . !z＝=ﾐ＼. .／　　 !//////!｛. . . ._ /》》》》!
　{ﾊ　 l V. .ﾊ.l　　　　　　　　　　 !:::::::::て　/ . イ ! ｀`ヽ/　　　ネットワークすらないあいつらは知ることはないでしょう。
　　 ∨L!ヽl.〃 wxw　　　　　　　弋_:::::::ノ 7. . . i ﾉ. . . .i
　　　　　 j.i.人　　　　　　　　　　　 wxw 〃. . /. . . . . .!
　　　　　 !.l . 个　 _　＿､__,　　　　イ:/ . .ﾊ. . . . . .!
　　　　 V. i. . . l::::::／///lー‐ ¨¨ノl`ヽ:::::;′./::i . . . . . l
　　　　V. . ! . . l／///／＝=--<。/: ﾚ./. . /:::::!. . . . . .!
　　　 /. . . V／///／: /｀⌒/: /　ﾚ" /. .イ:::::人. . . . . !

　　　／＼　　　／{　　　　　　　　　　 }＼.. 　　　／＼
　　／:::::::::::＼　　 / ﾏ　　　　　　　　　　　　ﾏ ∧.　　／:::::::::::＼
　／::::::::::::::::::::::＼/　ﾏ　　　　　　　　　　　　ﾏ　∧／:::::::::::::::::::::::＼
　＼::::::::::::::::::::::::/　 .ﾏ　　_ =＝￣￣＝= _　ﾏ.　 ∧::::::::::::::::::::::::／
　　＼:::::::::::::::/　　ﾏ.／. . . . . . . . . . . . . . . .＼ﾏ　　∧:::::::::::::::／
　　　　＼::::::/　───ｯ. . . . . . . . . . . . . . . .ｔ─── ∧:::::／
　　　＿＿_.ﾏ　　　　／. . . . l!. . . . . . . . .l!. . . ＼　　　　/＿＿_
　　｀＜　　ﾏ　／. . . . . . l!. . . . . . . . .j!. . ｌ. . . ＼　 /　　＞ ´　　　.　仮に魔族がそれを知って文句を言っても
　　　　　｀＜　/. . . . . ._. . |ﾏ. . . . . . . ﾏ|_. .|. . . . . ヽ　＞ ´
　　　　ｒ-=＝＝{. . . . . . . ￣{¨ﾏ. . . . ﾏ￣!. /. . . . . . .}＝＝=-t　　　　　無視すればいい。
　　　　V　 ,-､　',. . . . ..ィ卞卞T:＼／:卞卞Tェ. . . . .'　,-､. 　/
　　　　｀∩　∩ ゝ. . . .{:: 辷ン::::::::::::::::辷ン :}. . . .ノ ∩　∩´　　　　　　あいつらは王国民ではないから相手にしません。
.　　　　 ∪　∪{_| ｀|¨´　　　　　　　　　　｀¨| . |_} ∪　∪
.　　　／:::::::|. . ..| . |ﾑ　　　　　 ⌒　　　　　ﾑ. .|. . . . |::::::＼
..　　／::::::::::::, .{三=- ､ゝ　　　　　　　　　ノ, -=三}. . .,:::::::::::::＼
　／::::::::::::::::ﾑ .≧=｡　＼ ≧=-　　　-=≦／　.｡=≦ . .ﾑ:::::::::::::::::＼
　＼:::::::::::::::ﾑ. . . . ./＼　＼ｒヽニYニ/／　／_'∧ . . . .ﾑ:::::::::::::::／
　　＼::::::::ﾑ. . . . A:ヽl ｀ -､ |　＞ ´　ﾍ., - ´ {/:::∧ . . . ﾑ:::::::／
　　　＼ﾑ . . . ./ ﾍ:::|∧/:::;'＜　　　　ﾍ:::∧/:::/　ﾍ. . . .ﾑ／
　　　　　ﾑ. . . ./　　ﾍ.∨＜　　　　　　　ﾍ∨:::/　　　ﾍ. . . .ﾑ
759 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/25(日) 09:51:46 ID:7nsFI0KF: 　　　　　　　　　　　＞ '': :￣ : : :'' ＜
　　　　　　　　　　　 ,ィ: ／ : : : : : : : : : : : : ｀'＜
　　　　　　　　　 ,ｲ: : /: : / : : : :／: : : : :ﾍ : : : :＼__
　　　　　　　　　　/ : : /: : / :,' : :/ : : : : : : : :', : ', : : ∨＼
　　　　　　　〃 : /: : / : :l : :l : : : : : : : : : l : :|:! : : V::::＼
　　　　　　　 /| : :/: : ''＜: l : :| : l : : : : /: /: : :,:ｌ: :.|: ',:::::::::＼
　　　　　　 l.:| : :ｌ : : ﾊ: ﾊ≧=- l : : : /: /:＿;ﾑ|: :.|: :}!:::::::::::::〉
.　　　　　　 l :| : :Ⅵ/,ｨ芹芋ミ从.: : : :7"ﾊ:./|: :|: /: /＼:>／
.　　　　　　 l :| : : : :|`''　.うり　　`～ィ'^丁沁k/|/}:/:::::〉
　　　　　　 l: :| : : : :|　　　　　　　 l}　　ﾏﾝ》ﾊ/ヽ:／　　　　メカエリチャンは小型魔力を内蔵しており
　　　　　　　　l: :.| : : : :|　　　　　　　 /　　　　 /::::∨
.　　　　　　　ｌ: : | : : : :|　　　　　　　　　　　　 ∧::::::∨　　　　　ＡＩがプログラムに応じて機械的に魔法を使用します。
　　　　　　 , : : | : : : :ﾄ､　　　（:.:)　 |＼　ｲ'-ﾍ:::::::∨
. 　　　　 /.: : :.| : : : :|: }＼.　　　　　 |＼＼: : :.ﾍ:::::::∨
　　　　 /.: :/ :.| : : : :|: | 　)ｈ､　　　.ィ///:＼＼: : ＼:::∨
　　寸￣￣￣￣:| : : : :|: |　＿,,,, ｀´―///// ∧ ∨ : : ヾ∨
　　　寸///////| : : : :ﾊ'´.　　　　　 /////// ∧/.: : : :./:}＼
.　　　 ,寸///// | : : :/::ﾊ　　　　＿///＞''´ニ=-＜ :／::∧: :＼
　　　/ : 寸////:斗＜/::ﾍ＞''´　 /／-=ﾆニニﾆ=-ヽ:::::/: : : : : :＼
　／.:. :. .:.寸／::::::／:|::::::ﾍ　　 //-=ﾆニニニニﾆ=-∨ : : : :＼ : :
／: : :／ : ／::::::／ /:::|:::::{:::〉　 //-=ﾆニニニニニﾆ=-l : : : : : : :＼

　　　　　　　　　　　　　　　|ヽ　　　　　　＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　| ﾊＹ　＞''て　　　　|＼｀''＜　＞''7
　　　　　　　　　　　　　　　|/ |>'´: : : ≧: : : : : |　＼: : ,ｲ　/
　　　　　　　　　　　　　 r'~　/: : : / : : : : : : : : :'，　＼.　 /
　　　　　　　　　　　　　 | ,ィ^: : : ,' : : : : : : : : : : ﾍ　　　ヽ |∨__
　　　　　　　　　ヽ￣,' : : : : ,' : : : : : : : : : : : : :｀ヽ　/´　／
　　　　　　　　　　　　　>l : : : : :ｌ : : : : : :＿__: : : : : : : |/　／===ﾐ
　　　　　　　　　　　ﾍ |: : ＞'"￣ : : : : : : : ｀''＜ : : | ／　　　//
　　　　　　　　　　　 |: : : : : : ', : : : : : : : : : : : : : :/:.ﾄ<⌒ヽ_/　　　人間の魔法使いが習得する事が多い魔法は一通り使える。
　　　　　　　　　　　　　ハ､ﾄ､ヽ､ : : : :,ｲ:/ｨ:／|ｲ:ｲ/: :|.i ｢| :｢|l
　　　　　　　　　　 ,: : |ヘ',.ﾐ==ﾍ／/' ｨ==‐'' | : : : | /|」 :|」l　　　　魔族と違ってちゃんと汎用性があるか。
　　　　　　　　　　 7: : |: : :ﾊ.　　 ,　　　　 |: : : :l: : : : : : :l
　　　　　　　　　　 7 : : |: : :|∧　　　　　　ｌ : : :ﾊ: : : : : : :',
　　　　　　　　　 /: : : :|: : :|//ﾐh､　＾＾　　 , l : : ﾊ ∧: : : : : ∨ /
　　　　　　　　　　　/: : : : :|i : :|//⌒⌒ヽ､ .＜. l: : :/　／乂 : : : : ∨ /
　　　　　　　　 /: : : : : :|l : :|7 /ﾆﾆﾆ7/　　从:/／　　／｀''＜:.∨ /
　　　　　　　 ,ｲ: : : : : : 从八 /ﾆﾆﾆ7∧ﾍ／},ｲ´　　／　　　　__､:＼
　　　　　　 , イ: : : : : : : : : :/ 7/ﾆﾆﾆ7/　／／　　／　　　／　ヽ!: :＼
.　　　　＞''´: : : : : : : : : : : /| 7/ﾆﾆｱ,ｲ／／　　／　　|　/／　　　 l : : : :` ､
　＞''´ : : : : : :／ : : : : : : |. 7/ﾆﾆｱｲ. ／　　／　　 i |.／　　　　　|! : : : : : :ヽ
760 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/25(日) 09:52:29 ID:7nsFI0KF: 　　　　　　　　　　　> ´::::￣￣￣::::｀::::＜
　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　>:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ
　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ミミ'ﾊ
　　　　　 ./.:::::::::::::::|:::::i|:::::::::::::::::::::::::Y::::i::::ｉﾐ三冂＼
　　　　　/.:::::i:::::::::::|:::::i|::::i::::::::::::::::::::::}::::|　|::::彡i　弋＼
　　　　　|:::::::|:::::::::::|:::::i|::::i::::::::::::::::::::::}从:仆彡:|　　}　　ヽ
　　　　　|:::::::|:::::::::::|ィ .|｀|仆:::::::＞iﾉl`==ｰ-.|ﾍ:|＿_}＼／
　　　　　|:::::::|:::::::::::| レ::::| 　＼／　＿　　,, |　 |　| |
　　　　　|:::::::|:::::::::::|　＿　_,, 　　ヾ=≡ｲ　|. /|　| |　　　　　　　元は魔女をモデルにする予定だったものなので
　　　　　|:::::::|:::::::::::|.≠=ｨ''"　　､　　　　　 |ﾉ: |　| |＼
　　　　　|:::::::|:::::::::::|.　　　　　　　　　 |:::::|　| |.　＼　　　　汎用性はちゃんと備えています。
　　　　　|　/.|:::::::::::{ﾊ　　　　　　　　　　　　ｲ /.|_.」」. 　　＼
　　　　　|/　.|:::::::::::| 厶　　⊂ﾆﾆ⊃　／::::/　　　　　　　／　　ただ魔族の固有魔法は再現できていません。
.　　　 /　　|:::::::::::|:::::::::::≧ｭ　　　ィｉ:::::::/　　　　　　／
.　　　 /　　 |:::::::::::|＼＿／＼≧ 　／＼/　　　　　／
　　　＼　　|:::::::::::| 　＼i　　＼／　　/ 　　　 .三≧、
.　　　　/ ＼ |:::::::::::|　　　＼.＿／＼___/. 　　　　　　ﾊ
　　　/:::::::::/|:::::::::::|　　　 .∧ ﾊ_＿_ﾊ/.　　　　　　　　　　}
.　　 /:::::::::/　ﾊ.:::::::| 　　 /　／/|　ﾄ　∨. 　　　　　　ﾉ
　　/:::::::::{　　　ﾊ.　| 　 /／　/　|　| ＼∨ 　　　　　　　 /

　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧　　　　　　　　　＿＿＿　　　　　　　　　 ∧
　　　　　　　　　　　　　　 ///,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　'//,
　　　　　　　　　　　　 ////,＞　´　　　　　　　　　　　　　　　｀＜i///ﾊ
　　　　　　　　　　 ///／　　　　　　 /　　　　　　',　　　　　　 |///∧
　　　　　　　　　　　　　　//'　　　　 /　　　′　　　　　　',　　 ∨　　　 |/////,
　　　　　　　　　　　　 {/　　　　 /　　./　　　　　　　　 ,　　　∨　　　|/////ﾊ
　　　　　　　_　　　　/　　./　　/ 　　 '　　　　　　　 i　　　 ',　　　∨////∧
　　　　　　　　　ﾏﾆ=- /　　 '　　 '　　　 {　 i　　　　　　　 !　　 __}＿＿__V --=ミ､
　　　　　　　 V///　　 {　　 |　　　 .ﾊ　|　　　　　} 　 /　　　＼////////////,ヽ
　　　　　　　　　　＼{　　　 ',　　ﾄ.　 _斗 ',七',　　　./ ｀ｲｰ-　　　＼///////////,}＿
　　　　　　　　　　＜iﾊ　　　', ー七ヽﾄ､{　ヽ{　', 　 /|　/ }　／}｀/ー　|≧=---r--彡/／
　　　　　　　　　　／|　',　　 .ﾄ,,ｨ≦弐笊竺ミｘ､ヽ/　}/,ｨ≦弐笊竺ミｘ!　　　 |///／
　　　　　　　　　＼　.∧　　|《　 {:　)刃乃}}　　　　　 {　)刃乃}}　》　　　 /=≦ヽ　　　まあ、魔族の固有魔法は人間の魔法とは違うから
　　　　　　　　　　　　Ｙ |　＼ {　　之弐沙ﾘ　　　　　　之弐沙ﾘ /　　　　/＼　／
　　　　　　　　　　　ﾊ i!　|　ヾ　　　ー―　　　　　　　　ー―　/　／　/ }ヽ. Ｙ|　　　　機械的に再現するのは容易ではないでしょう。
　　　　　　　　　　　 ~ .i! ｜V　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ムイ　}／ﾑ i.} ﾊ|
　　　　　　　　　　　　　i!　.|　{ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　/　ﾉ八~|
　　　　　　　　　　　 i!　 | 八　　　　　　　 ―　　　　　　　　 /　　　/ -イ　　i!
　　　　　　　　　　 i!　 }　　.ゝ　　　　　　　　　　　　　　 /　　　/　　　　　i!
　　　　　　　　　　　　 i!　 .|　 i　/ 　 ≧=-　　＿　　＿＿　-=≦　/ /　　　　 i!
　　　　　　　　　　 i!　　}／}/ 　　　　＞／||　〃:.｀:.＜../　／}/　　　　　　　!
　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　／/ /i＞＜彡／/　//イ{　　　　　　　　 !
　　　　　　　　　　　/　　　　　　/　　　/ V　':.:.| }Kく「ﾚ:.:/　/　 ,　∨　　 ',　　　　　　!
　　　　　　　　　 {　　　　 /　　 /　/　i:.:.:.| |全_L!:/　/　 /　　∨　　',　　　　　　!
761 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/25(日) 09:53:00 ID:7nsFI0KF: 　　　　　　　　　　　　　＞''"´:.:￣￣￣.:｀丶
　　　　　　　　　　　／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : ､:.:ヽ
　　　　　　　　　　 /.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾐ.:.:.∨
.　　　　　　　　 /:/.:/,.:.:/ .:l.:.:,' .:.:.l:.:. l.:.:ヽ.:.ﾐ{｀□´〉
.　　　　　　　 /ｲ.:/:.:.:.:!＞ト∧.:.:,'.:.斗＜:.',.:ﾐ.ｲ |ﾊ
　　　　　　　　　/. }/|.:. : :ﾚ仟圷ﾞ∨:ｿfﾁ圷 |.:.:lY| |　|　　　　　..　その代わり肉体が魔力で構成されていないから
　　　　　　　　从:.:.:.{. V;;ﾘ　　　 V;;ﾘ 'j.:.,'ﾘ.|_|､」
　　　　　　　　　　　/.:.:ゝﾊゝ　　　'　　　　ﾚｲ.:.:.:.:.∨ /　　　　　ＡＭＦに耐性があるし、ＡＭＦキャンセラーが搭載されています。
　　　　　　　　 /.:.:.:.:l.:小　　 V ７　　 .ｲ.:.:.:.:.:.:.:.:.∨ /
　　　　　　　　　 /:.:.:.:.: |.:.:|__:ヽ、　 ´　,.イ＿__:.:.:.:.:.:.: ∨ /　　　　これなら高濃度のＡＭＦ環境下でも問題なく魔法が使用できます。
　　　　　　　 /.:.:.:.:.:.:.|:.:.|///.ﾄ≧≦ｭ|/////:.:.:.:.:.:. : ∨ /
.　　　　　　 /.:.:. _＿.:|.:.:l///.|　>tく　|////＿____.:.:.:.:.∨ /
　　　　　　　 / :/ヽ::::::: |.:.:l:∨/|/ l只lﾍ|///:::::::::::::::￣ヽ ∨ /
　　　　　 /.:.:.|:::: ﾍ:.:.:|.:.:l:{_∨|{{<ハ>}}//::::::::::::::ﾒ:::::::::|.: ∨ /
.　　　　　 / :::: |:::::::::＼l.:.:l:／/,∨⌒∨/,＼:::::::::/:::::::::::|.:.:.:∨ /
　　　　　 /::::: /ｌ:::::}＼::从:{＼//,VCV//∠:: _∨:::::::::/ﾊ .:.:.:.∨
　　　　／ :::: ｛ :::::: ﾝ:: ￣｝__/￣`^＜_／:: ／,弖 ::::::::::::: ｝.:.:.:.:＼
.　　／.:.:.:.:／ﾞ.V_ :::::::::: ／ /:::::::::::/ ::: ＼r'〃ﾆﾌ:::::::::::::::/.:.:.:.:.:.:.:.＼
. ／.:.:.:.:／ . /:｛´:: ／了￣|l:::::::::/::::::::::::::::￣￣｀ヽ:: ヽ:/.:.:.:ﾍ＼.:.:.:
　.:.:.:.／　 /.:.:.∨ ::::::::::::::: |l:::::::::| ::::::::::::::::::::::::::::: / :: /..:.:.:.:: ﾍ. ＼.:
.:.:.／　　 /.:.:.:.:.∨ ::::::::::::: |l:::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::: : /',.:.:.:.:.:.:.:.ﾍ　＼
／. 　　 /:.:.:.:.:.:.:.:＼::::::::::: |l:::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::_/.:.:.',.:.:.:.:.:.:..:ﾍ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ
　　　　　　　　ハ　　　 _,､､､､､､､､,,_ 　　　 | ∨ /
　　　　　　　 ,'　 V＜: : : : : : : : : : : : : ｀''＜　|　∨ /
　　　　　　　　　l／.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.|.　 ∨ /
　　　　　　　　,ｲ: : : : : : :/: : : : : : :|.: : : : : : : : : :.|　　 ∨ /
　　　　　 /: :/: : : : : :| : : : : : : :|.: : : : : :.〈＼:ヽ　　 ∨ /
.　　　　　　 /: :/ : : ＿＿ : : : : :‐/|――: : :.ﾍ　ヽ.　　 ∨　　　　それはすごいですね。
. 　　　　 ': : l : : : ﾊ: :ﾊ : : : : :/-| : ハ : : : :ﾍ　　｀''＜┘
　　　　　 | : : : : : :|竿竿､: : :./斧竿竿.: : : :. :.ﾍ　　　, イ　　　..　基本的に魔法使いはＡＭＦに対抗できないから
　　　　　 | : : : : : :|_ﾋｚｚ} ＼/　_辷ｚｚ}/ :/ :/ :/ヽ＜¨¨¨八
. 　　　　 l: : : __｢ヽ::::::::::　'　　:::::::::::: /:ｲ ,ｲ: /ン }＿イ　　　　　そうした装備はありがたいですよ。
　　　　　　　Vヽ|‐}~ ｢ヽ　　　　　　　　ィ:}:／|　,ｲ　｀ヽ∨ /
　　　　　　 // /　l 　}.　 ⊂⊃ 　　　　| : : :|⌒).　　／:∨
　　　　　　ﾍヽ､　{　弋　　　　　　, イ | : : | : : ＼／ : : : l
　　　　　　 /:.||ﾍ　’ 　　｀ヽ _x＜　　 |: : :| : : : :|| : : : : : |
.　　　　　 /: : : : :＼　　　　ﾏ　　　 ,ｨ|: : :| : : : : : : :＿彡┐
　　　　　 / : : :ｧミ:＿＼.　　 |､　 ,ィニﾊ: : |〉￣￣￣　 //│
.　　　　 / : /: :|}.　　 /ヽ､.　 |≠ニア　 V从　　　　 //::ﾊ.|ヽ
.　　　　　, : :/ : :|}.　　 /　㍉ヽ|ﾆア　 ,ィﾟ〈〈　　　　　//:::::::ﾚ: : ヽ
.　　　　 |: :ﾊ : /|} 　,ｲ　　　㍉ヽ　／／ﾍﾍ　　　　 //::::::::/ : : : :Y
　　　　　从l {:./:::|} /　| 　　　　㍉ヽ／＞''´}VVﾉ　 //:_　-=====ﾐﾊ
.　　　　＿＿V::::::|},' 　ﾊ.　　　　ﾐ ∨ く oＯ　＞''´～''^´　　　　/
. 　　ﾍ～～～.∨　　　　　　　　　ﾐ ∨oﾟヽ　〉.　　　　　　　 /
762 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/25(日) 09:53:39 ID:7nsFI0KF: 　　　　　　　　　　　> ´::::￣￣￣::::｀::::＜
　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　>:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ
　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ミミ'ﾊ
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　　　　　/.:::::i:::::::::::|:::::i|::::i::::::::::::::::::::::}::::|　|::::彡i　弋＼
　　　　　|:::::::|:::::::::::|:::::i|::::i::::::::::::::::::::::}从:仆彡:|　　}　　ヽ　　　　魔女や魔族は強力ですが惑星規模で高濃度のＡＭＦを展開されてしまうと
　　　　　|:::::::|:::::::::::|ィ .|｀|仆:::::::＞iﾉl`==ｰ-.|ﾍ:|＿_}＼／
　　　　　|:::::::|:::::::::::| レ::::| 　＼／　＿　　,, |　 |　| |　　　　　　　一気にやられてしまうからそれに対する備えは必要です。
　　　　　|:::::::|:::::::::::|　＿　_,, 　　ヾ=≡ｲ　|. /|　| |
　　　　　|:::::::|:::::::::::|.≠=ｨ''"　　､　　　　　 |ﾉ: |　| |＼　　　　..　一応このメカエリチャンでテストを重ねて
　　　　　|:::::::|:::::::::::|.　　　　　　 _,, 　　 |:::::|　| |.　＼
　　　　　|　/.|:::::::::::{ﾊ　　　ー‐　　　　　　ｲ /.|_.」」.　　＼　..　ＡＭＦキャンセラーの改良を進める予定です。
　　　　　|/　.|:::::::::::| 厶　　　　　　／::::/　　　　　　　／
.　　　 /　　|:::::::::::|:::::::::::≧ｭ　　　ィｉ:::::::/　　　　　　／
.　　　 /　　 |:::::::::::|＼＿／＼≧ 　／＼/　　　　　／
　　　＼　　|:::::::::::| 　＼i　　＼／　　/ 　　　 .三≧、
.　　　　/ ＼ |:::::::::::|　　　＼.＿／＼___/. 　　　　　　ﾊ
　　　/:::::::::/|:::::::::::|　　　 .∧ ﾊ_＿_ﾊ/.　　　　　　　　　　}
.　　 /:::::::::/　ﾊ.:::::::| 　　 /　／/|　ﾄ　∨. 　　　　　　ﾉ
　　/:::::::::{　　　ﾊ.　| 　 /／　/　|　| ＼∨ 　　　　　　　 /

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　 ,.．-　．.,_　　　',V
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／/, ィ" . . . . . . . . ｀.丶 ', V
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　/,＞ｧ. . . . . . .'.". . . . . . ',　V
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , '　　ｲ" ／. . . ., '. . . . . . . .ﾍ､. .i 　 V
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / 　　／/ . . . //. . . .; . .ｉ. . .ﾍ.ヾ、.　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 V.　　7 . ,' . . . //. ,.. . ,'. . .| . l. .ﾍ　｀丶　.V
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヾｰV　/. .: i T¨7ナ|. i . /;.厂l厂「.!. ヽ　　　 i　　　　ＡＭＦ対策は私にとって切実だから
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　, ',>_､　{. .i. rf云ミxl从ｲ/-f云ミｘ､_. . .ト　　ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , '. .l-_-_｀ｌ. .ﾍ:. 迅炒　　　迅炒/. . .∥　 '"ﾆ≠　..　その研究は優先的にやってください。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　, '. . . |__ｼ-ハ . . ',　　　 '　　　　／ｨ. ｲ.∥ﾆ¨ﾆ=ｘ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , '. . . ＞ァ._/,: . .', . ﾍ　　　　　　　　７. .L/l.ユ二 - __l
　　　　　　　　　　　　　　　　　／. . . . . ￣. K!i､. ､.ﾍ . . ＼　｀　´　／ , . . /|. iVヽ￣　　　　　　　　　　　　　　　　　「分かりました」＞ＢＢ
　　　　　　　　　　　　　　　／. . . . . . . . __ ノ-===-＼／､.ヘ. . ィ'"/. ./. ./┘.L| . ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　／. . . . . . . . .ノ7　/⌒/⌒Vニ＼＼r- i ＼∨!/. ', . . . . .丶.＼
　　　　　　　　　　　　／. . . . . . . . . ../ /　/　 /　 ∧ニニﾊ　 ∨　 .|ﾆ＼. ﾍ. 、. . . . . ヽＶ
　　　　　　　　　　　　 ,. :'. . . ._ 　-=ニ=- ≧≦≧≦=≦＼ -==-　 _|_　./ニ==＼.ヽ丶. . . . ､. .｀ヽ､
　　　　　　　　　　_ : ' -=ニニ=-　＜／／／ / / /∧∨＼＼_ ＞＜ﾆﾆ=-　 _ニヽ..ヽ . . . . . ヽ､. . ｀丶､
　　　　_　 -=ニニニ=-　　　　　　＿__／￣　 /: ７ ---=≦　　＼　　　　-=ﾆニﾆ=-. . . ._. . . . . ヽ｀ヽ、. .ヽ
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ﾆ=-　　　　　　　　　　　　 7ア＞⌒=---:.{　/:/// 人:.:.:.:.:.:.:.:.〈＼ミY ＼　　　　　　　　　 -=ニニニニﾆ=- ヽ. . ヽ
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　　　 j!　 .|　　 _　　 -―――-　　/　　 |
.　　 ,′　レ ´. . . . . . . . . . . . . . . .⌒ヽ/、　 /}
　　 /　　 .|.／ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .｀　〈 .|
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|　　ィ´ . . . | .| . .|／ . .! . . . . . . . . . ...| ノ| .ﾉ! .|.. . .|
|　 /.::」 . . . ...| .|／| . .| ..|ハ . . .| . . ./|ｨ===ミz、! . . |
_／⌒ﾊ . . . . ', | . .|ヽｨ==ミ } . .ﾉ . ./ｨ {:i:ヽ:|　}】. . .i .|
　　　　.} . . . ..ヽｨ／ /:,-:::| ／} .／　辷ノ　ﾉ|　 /./　　　それはいいですが、このメカエリチャンは
、　　 /|ヽ . . . . 【{.　 { :i::」:|　　　　　　　　 .|／|ｲ
｜「 . ! |　i! . . . ..＼　｀¨ ´　　　　　、　 ,:,:,:　|//|　　　　目からビームを発射して口から火炎を吐いたりしていますね。
｜| . .| .ヽ」＼ . .＼|　 ,:,:,:,,　　　　　　 ′　　　 |//|
｜| . .| . |∧ . ｀⌒「　　　　　　　　　　　　　　 /|//|　　　　これは魔族の戦い方ではないと思うのですが。
｜| . .| .//∧　　 ∧　　　　 ,　-‐　フ　　 ∠｜/,!
｜| . .|////∧　　｀ゝ　　　　｀　ー ´　　ｲ| . ｜/,!
｜| ..//////∧ . . .∧ ｀≧　　　＿＿／二Vヽ.ﾉ//
/:/ ///ｨf二ﾆ}!、 . . ∧　　　 ∧;i!i!|::::: ∨二]|}//
. | . ,ｨ仁二二 Ⅶヽ . .∧　　　,//|i!i!|::::::: ∨二]./
斗f´二二二二Ⅷi!i＼.∧_ 　 |//|i!i!|:::::::::::| 二]!
⌒＼二二二二}ヽi!i!i!.＼}/≧}//|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i＼二二二｝ﾄ:＼i!i!i!i!≧///.|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ:::＞i!i!i!i!i!i!i!i!|i!i!|::::::__::::｀ヽ」
i!i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ:::::::::::＞i!i!i!!|i!i!|r ´/::::::::::::∨
i!i!i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ::::::::::: ,ｨ　¨ ⌒´_/:::::::::::::::::}
763 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/25(日) 09:54:23 ID:7nsFI0KF: 　　　　　　　　　　　> ´::::￣￣￣::::｀::::＜
　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　>:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ
　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ミミ'ﾊ
　　　　　 ./.:::::::::::::::|:::::i|:::::::::::::::::::::::::Y::::i::::ｉﾐ三冂＼
　　　　　/.:::::i:::::::::::|:::::i|::::i::::::::::::::::::::::}::::|　|::::彡i　弋＼
　　　　　|:::::::|:::::::::::|:::::i|::::i::::::::::::::::::::::}从:仆彡:|　　}　　ヽ
　　　　　|:::::::|:::::::::::|ィ .|｀|仆:::::::＞iﾉl`==ｰ-.|ﾍ:|＿_}＼／　　　..　魔族の固有魔法が使えないからその穴埋めに
　　　　　|:::::::|:::::::::::| レ::::| 　＼／　＿　　,, |　 |　| |
　　　　　|:::::::|:::::::::::|　＿　_,, 　　ヾ=≡ｲ　|. /|　| |　　　　　　　ロボットならできる事をやらせてみました。
　　　　　|:::::::|:::::::::::|.≠=ｨ''"　　､　 /////.　|ﾉ: |　| |＼
　　　　　|:::::::|:::::::::::| ///// . 　　　　　u　|:::::|　| |.　＼　　　　ロボットだから大目に見てください。
　　　　　|　/.|:::::::::::{ﾊ　　　ﾏー‐ - ｨ.　　　ｲ /.|_.」」.　　＼
　　　　　|/　.|:::::::::::| 厶 u　　　　.ﾉ　／::/　　　　　　　／
.　　　 /　　|:::::::::::|:::::::::::≧ｭ　‐┐|　ィｉ:::::::/　　　　／
.　　　 /　　 |:::::::::::|＼＿／＼≧ 　／＼/　　　　　／
　　　＼　　|:::::::::::| 　＼i　　＼／　　/ 　　　 .三≧、
.　　　　/ ＼ |:::::::::::|　　　＼.＿／＼___/. 　　　　　　ﾊ
　　　/:::::::::/|:::::::::::|　　　 .∧ ﾊ_＿_ﾊ/.　　　　　　　　　　}
.　　 /:::::::::/　ﾊ.:::::::| 　　 /　／/|　ﾄ　∨. 　　　　　　ﾉ
　　/:::::::::{　　　ﾊ.　| 　 /／　/　|　| ＼∨ 　　　　　　　 /

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __,　　 -――　　　_}＼
　　　　　　　　　　　　　　}ヽ　　　　´　　　　　　　　　　 ∧　＼
　　　　　　　　　　　 ,　 '／　--　　　　　　　　　　　 .∧
　　　　　　　　　　　　 / /　i´　　　　　＼　　　　　　　　､　　　　｀''＜
　　　　　　　　　　 / / 　.|　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　＼　 -―― Y
　　　　　　　　　　　 / /　　　　　　　　　　　　 ',　　　　　　　／　　　　　 }
　　　　　　　　　　　　　　 /　　　 i　　　　　　　 ',　　　　　＜　　　　　　 /
　　　　　　　　　／＿　 .／＿　　 |　　　　　　　　',　　　　　　≧=---r'∠＿＿
　　　　　　　　〃　　｀￣／　　　|　　　　　　　　 ',　　　　 ',　　　　V　　／
　　　　　　　　{　　　　　／　　　　ﾊ　　　i　　　　 ',　　　　　 i　　　　ﾏ≦
　　　　　　　　乂＿　イ　　　　 ′　　 |　　　i　`ー―　---.|　　　　 i |
　　　　　　　　　／ |　i　　　 i　　 i　 i　　 }　　　|　 | |　　　　ﾊ |　　　　 | .i
　　　　　　　＜..＿|　|　　 _|＿__|. 斗 ´.ﾊ　　　|　 | ! .ﾊ　 /　 |　　　.i　|　i
　　　　　　　／　　|　|　　　 |　　 |　 |　/　'　　 l　/ j/　j.ィ---, 　　 /| /　 i　　　魔族には人権がないし
　　　　　く　 {⌒|　|　　　　＿_|＿j/　　 ',　/}/ 　ｨ::ij::::} 　　|　　 / j/　　.i
　　　　　　　　／ ./|　　　　　　＼{:::ij:::Y㍉　 }/　　　乂::ノ　　 /　／ / |　　 i　　　本人はとっくに亡くなっているから
　　　　　　　　　 //|　ﾊ　　　　 | |乂::ノ　　　　 ,　　　/:/:/:/:/.イ　　　　 |
　　　　　　 // .|　 ∧　､　ﾄ.{ﾊ:/:/:/:　＿　　＿　　 u. /　.|　　　/　　 |　　　いくらはっちゃけても問題ないからいいでしょう。
　　　　　　　　/ｲ　,　　　＼ト.._{ .| ∧--vfニﾆﾆYニニYニニト-- ＜/＿　 .|
　　　　　　　./ 　 /　　　　i　　　.-=〈ニニニニニ|ニﾆﾆ}ニニニニﾆ/ニニ.＼|
　　　　　　 /　　/　　/　　}_.-=fニニ∨ニニニニ|ニニi|ニニニニ/ニニニニi
　　　　　 ./　　/ 　 /　　 /ニニヽニﾆ∨ニニニニニニ|ニニニ_/ニニニニﾆj
　　　　　/　　/　／　r≦ﾆヽニﾆﾆ､ﾆﾆ.∨ニニニ|ニニニﾆニﾆ/ニニニニ／|
　　　　./　　/イ　.′.|ニニﾆ.＼ニニ､ニ∨ニニﾆ|ニニニニﾆ/ニニニ_.／＼|
　　　 /　／　　/　　 >､ニニニ＼ニﾆ､ﾆ∨ニﾆﾆ!ニニニニ/ニニニ／　／ヽ
　　〃　　　　 /　　 /_　｀''＜ニニ＼ニニニニﾆﾆ!ニニニ./ニﾆﾆ／　　,　／ V
　 .//　　　　 ,　　　 V　｀ヽ　｀''＜ニニニﾆ∨ニﾆ|ニニﾆ/ニﾆ／　　　/ / 　　',
　　　　　 ,　　　　　i　　　ヽ　　 ''＜ニニニニﾆ|ニニ/ニ／　　　　/ /　　　_i__
　i { 　　　　 /　　 |　　　　 ∨　　　　''＜ニ＞ ´￣￣￣_ノ　　　　/ /　　.ｨf笊/
　| |　　 /　　/　　＿|＿　　　 .∨　 V　／ {´　ー== ニ､: : ',　　　 {/　.ｲ笊ｲ　′
　| |　　./　　/　　ﾏ笊笊≧x　ハ　　}／ {　 |　　__　---ィ: : :}　　 /{ｨ笊イ　　 {
　:,　　./ 　　　　 ∨　　ミ笊} _...ィ　　 .{　 |　　＿＿): : : : : } /､/ /イ　　　　ハ
　 ', ∨　　　　 / 　 ∨　　　　 {ff_/　　　 {　 |＿　　ィ＜￣￣/　　＼　　　 / 　〉
　　∨　　　 .／, 　　 i　　　　 .／/　　　 {　 |__..イ|| ﾊ∨＿__.,　　　　}
　 ./　　　／　/　　　.}　　／　/　　　 .{　 |￣￣「　ﾊ∨　 i　　　　,　　　　　　 {
　　　　／　　/ 　 /　/　　　　　.′　　／, 　 ,　　ﾘ　ﾊ∨　|　　　./　　　　　　ﾊ
　　　　　 /　　/ ./　　/　　　　／　 { 　{　　〃　　　}:}　 !　　ｲ　　　　　　　　',
　　　/　　 /　　/ .〈　　/　　　　　. :　　　 }　 }__.//＿＿_.j:j＿| 0　　',　/　　　　　　 ',
　　 /　　./　　ｲ　　}　 ′　　　 . : :　　　 ,　 ,　(__)　　　 (__)　 ',　　　∨ /　./
　　i　　 /　／/ 　 /　　　　　　　　　　　/　/　笊　　　 /笊　　',　　　 ∨　/　　　　　　＼

王国では魔族の人権は認められていない為

魔族を創作物などでどう扱っても何も問題にならなかった。
764 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/25(日) 09:55:39 ID:7nsFI0KF: 　　{ : : {: : : : : : }: } : :}＜:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:≧＜::辷､: : : : : : :.ﾊ
.＿_Ｖ: : V: : : : /: :}: : : : :|Y:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i≧.､Y≧＜: : :}
ﾆﾆﾆＶ: : V: : :/:.:./: : : :/:,:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼: : : : ＼
ﾆﾆ／ﾍ: : : :x: : :/: : :.:./:/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧: : : : :.ﾊ
イﾆﾆﾆﾆ Y: : ／: : : :/ /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧: : : : : }
ﾆﾆﾆ／ﾆ |／: : : :／: /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧: : :.:.:.|
ﾆ／ﾆﾆﾆ |: : : : : : :／: |:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ廴: : :|
へ≦アニ|: : : : ／斗十‐ミ､ |ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ!: : : : !
彡＜彡仁-=≦:i:i|{:ｉ/从:ｉ/}:ｉ/ト-／:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ|: : : :,
　‘，⌒ ＜:ｉ|:ｉ:i:i:i爪示示ミx'　}:ﾊ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i/{_:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i|: : :人　　　　　ふざけるな！
.　 ‘，＼　.}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:| { 辷ｿ　}ヾ ´　ヾ{:ｉ:ｉ／ﾉイ≧､ｲ:ｉ:ｉ:ｉ:|≦ﾆﾆ＼
　　　､　　　|:ｉ:ｉ:ｉ:i:iとつー=つ　　　 ´　ｘ芋芋x' }ヽ:ｉ:ｉ:}ﾆ＼ﾆﾆﾆ　　　ふざけるな！
　　　∧ 　 .|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i|. /／/／/／/　 / .仡zソ/ ｿ:i:i:/:ノ辷へ_彡
　　 /:ｉ:ｉ≧-|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i| /／/／/／//　} /ゞ -つ':ｉ:ｉ:ｉ/　ア　　　　　　　　ばかやろー！
.　 /:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i|　　　 __ へ　_　 /／// ./:ｉ:ｉ:,　＜ア＞､
　/:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:i:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i| ､　 /　　　　　}　　/／/:ｉ:ｉ///／／//,ﾊ
./:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i|- ＼　　　　　/　　　ィ:ｉ:i:i八// .///彡ｲへ
:i:i ＞---＜|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i|　（__＞　__　｡　≦､:ｉ:{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ゝ　{//＞ _r-＜
／　　　　从:ｉ:ｉ:ｉ:|ー=ミ≧='-- ノｒ--ﾉ:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:{:ｉ{ ≧=＜//／/,'＼
　　　　　 /'　 Ⅵ:ｉ|廴,人　　）ノ　フつ:ｉ:ｉ|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:{:ｉ| ／⌒ヽ＼/////,＼

　V//////////: : : ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼: :V////////////
　ヽ ///////:ｉ: : :/: : : : : : :／: : : :ｌ: : : : : : : : : : : : : : : ':,: : ｉ:Ⅷ////////ｼ'
　　　｀¨ ≦./{:ｉ:: :/: : : : : ／: : : : : :ｌｌ: : : : : ｌ: : : : : : :ｉ: : : :.',: : :ｉ:}/////＞''
　　　 /: ／|: : /: : /: : :ｌ: :i: : /: : l ｌ: : : : : ｌ: : : : : : :i: : : : :',: : : ｌ/⌒＼
. 　　 /／.:::::|: ,′::,': : ::ｌ: :i: ::∧: : |｜: : : : |: : : 小: :ｊｉ: : : : ｌ: : ::ｌ.｀、:::::.＼
　　　／.:::::::::/＾: : ::ｉ: : ::|: :i: :/_,ﾑ::イ:ｌ: : : : :ｌト::,/.｣_:,ハl: : : :|: : ::|:::::｀、 ::::::.＼..‐┐
　　く.:::::::::::::::::::|: : ::ｉ: : 十ﾅ7´ 　 V| ﾊ: : : :八/　 |/´"T: :‐::ｌ: : ::|::::::::｀、::::::::::.＼ﾉ
　　　＼.::::::::/.::l: : ::ｉ: : : |　ｘ:=＝ミ　　',: :/ 　=＝=ミｘｌ: : /: : : :|:::::::::::::. ::::::＼/´
　　　/ ＼/Ｌ: : ｌ: : 八: :〃 'ﾟ :::::ﾊ　　 V　　 ;'ﾟ:::::::ﾊヾ／: : : : :ｌ ::::::::::::::::〉:::::::::〉
　　　　　　ヽ: : ｌ: : : ＼{{　Ｖ:::::　ｉ　　　　ｉ:::::::　ﾘ　}}/: : :/: : :::::-=ﾆ´:::::／: .
　　　　　　　＼ ',: : : : : Ｃつ-‐''ﾟ／/／/／/｀`''Ｃつ /: :／: : :八〔￣＼／: : : : : .
　　　　　　　　|: : ',: : : ｏヽ、／/／/／/／/／/／_／ｏ: : : : /: :ヽｌ
　　　　　　　 |: : ∧○: : : ＼　　　　　　　　 ⌒ｱ°: : :/: : : : ヽ　　　　　　　酷い人権侵害だ！
　　　　　　　 ,′/,ハ :、: :｀､ )、　 r～‐～ｰ､　 ,､く/: : :〇: : : : : : :丶
　　　　　 /／: : xヘ(＼: :｀､＞､,_￣⌒￣..ィ´ ／: :／: :',: : : : : : : : :＼　　　.　訴えてやる！
　　　　　／: : ／: : : : : i ＼: : Ｖﾍ:l≧　_.｡r≦ィ　イ: :!: : :′: : : : : : : : :＼
.　　　／: : ／: : : : : : :ｉ: : : ＞-ゝﾆﾆ. V .ﾆﾆ.ｱｱﾉﾉ: : :i: : : : : ヽ: : : : : : : : : ヽ
　　／: : ／: : : :／ﾆ≧｡Ⅵ:ｉ|X|ヽ:{ﾆﾆ}:|:{ﾆﾆ= |{｛ /:/_｡r≦ﾆﾆﾆ=_ .: : : : : : : : ヽ
. ／: : ／: : : : : /ﾆﾆﾆ=--＝ﾆ＞≦７::八::{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ_＼: : : : : : : ヽ
: : : ／: : : : : : /　　　 .　　／ﾆﾆﾆﾍ彡'ﾆヾ::>ﾆﾆﾆﾆﾆ＼　　　　｀､　　＼: : : : : : ヽ
-イ: : : : : : : :/　　　ﾚ／ﾆﾆﾆ／　} ﾆ:◇:ﾆ { ＼ﾆﾆﾆﾆ. ＼　／　｀､　　ヾ: : : : : : : ヾ
　ﾉ: : : : : :／　　／　ﾆﾆﾆ／　　 .} ﾆﾆﾆﾆ :{ 　＼ﾆﾆﾆﾆ=＼　　　　＼　ヾ: : : : : : : ヾ

そう、何も問題にならなかった。

『悪人に人権はない』もとい『魔族に人権はない』
765 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/25(日) 09:56:14 ID:7nsFI0KF
766 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/25(日) 09:56:41 ID:7nsFI0KF: ttps://www.youtube.com/watch?v=2vK9dM8ChC8

::::::|;';';';';';'｀`:::┐　´"'　　.,　　　　　　　　　　　　¨ ‐ _: : : : : : : : : : : :´'弌i:i:i:〕iト　　　＼　＼　　　　　 _,.　-‐……‐-　,_　　　　　　, ′　　,ｨ(i:㌻: : : : : :
::::::|;';';';';';';';';';';'|　_ -‐…‐-ミ=-　_　　　　　　　　　　　¨ ‐ _: : : : : : : : : : :´'弌i:i:i:)>｡,　　＼　＼＿,､　´　ｎ宀冖冖宀ｎ　｀丶､　　 /　　　,心㌻ : : : : : ／
::::::|;';';';';';';';';';';'|'⌒V⌒ヽ'⌒丶　 ´"　 _　　　　　　　　　　　¨ ‐ ,_: : : : : : : : : :´'弌i:i心,　　:.　 .／　 ,辷＞''"~””~"''＜つ　　＼/　　　/:i㌻: : : : :.／
::::::|;';';';';';';';';';';'|⌒¨⌒'＜⌒ヽ'⌒:,　　|⌒ﾆ=-　　 _　　　　　　　 ¨ ‐ _: : : : : : : : :´'弌h　　:|: / 　辷／　＼　_｣_　／　＼つ　 ∧　　/:ｱ゜: : :.::／
::::::|;';';';';';';';';';';'|　　　　｀＜⌒込_　:|;';';';';';';'|　　___´"'　　.,_　　　　　 ¨ ‐ ,_: : : : : :. :/| 　 :|/ 　辷/　＿__／　　＼＿__　∨つ/∧　 |/| : : ／
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:::::::＼;';';';';';'／ ,､＜⌒ ＞｡,　　　Ｙ: : |;';';';';';';'|⌒　　⌒廴癶._|;';';';';'|　＿: . ._　　　 /_└──┘￣Ｙ⌒Ｙ￣￣￣￣Ｙ⌒Y￣￣￣└ｧ─Ｌ__＞''´─-ﾐ
::::::::|　＼／　 /⌒¨¨⌒'ｰ-ミｘ, 　 :|: : :',;';';';';';/　　　　　｀T__ﾉ|;';';';';'|ノ-ﾐぅx, 　 |ｈ,　＼,／￣＼　乂,乂,／￣￣＼乂,乂／￣　＼|　　「;';'| ／　　　|
::::::::|　　　 |　:|: : : : : : : : : : :|:ハ　 |: : : |＼／｀丶　　 .,．-:| :|;';';';';'|　　＼:＼ |;';|　　 /　　　 ___∨//　/ ｘ===ｘ,　∨/ /　　　　　‘, 　 |;';';|｜　: : : :|
::::::::|　　　 |　:|: : : : : : : : : : :|: : |　||: : : | 　 |: : :ヽ＼　 /: : :.:|: :＼／ : : ::.　｜ | ∨　　'⌒'， ./　　Ｖ/ / /　　　 '， |　 |/￣＼　　ハ　ヽ/ :|　: : : :｜
::::::::| 火火火: : : : : : : : : : |: : |　||: : : ｉ　 |: :.: :.:|: :|　|.:.: .:. |: : 　ｉ　　: :.|　:|: :|　ｉ | ｉ :|　　|　| 　　 :|　|　|:.:|￣ |　 | :|　 |　　　 |　ｉ : |　i | ｉ　|　†††:｜
::::::::| Л Л Л: : : : : : : : : : |: : |　||: : : ¶　 ¶　¶.::|: :|　|.:.: .:. |: : 　 †††: : |　:|: :|:　▽　|　　|　| 　　 :|　| ｉｉ　|＿_|　 | :| ii |　　　 |　 | : |　▽　 |　丱.:.:|
::::::::| □ □ □: : : : : : : : : : |: : |　||: : : []　[]　[] :|: :|　|.::.::_:_|: : 　 |丱＿｣L..|: :|:　┃　|　　|　|8　　 |　|Л./＿__Ｖ | :|Л|　 8　:|＿| : |　┃　 |　 ┃.:.:|
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　　　　　　　　r'T"´｀ヽ､　　　　　　　　　　　 ,. -rｧ
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　　　　　　　r'7:.;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ.,,___ 　　,.:':.:.:.:.:.:.:.:.! (
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　　　　　 !ﾍ:.:.:.:.／::::::::;:':::::::/:::::::;':::::;:::::::!::::::::;::::::::::Y
　　　　 /ヽ!ヽ/:/::::::::/:::::_/___:/:::::/!:::::;'::::::;ﾊ:::::::::::',>
　　　　 ,'::::/:.:;'::;':::::::::;':::::::/___/!_｀7 |:::/|ｰ/-:!､::::i::::i
　　　 /:::/:.:.:!_ﾚ､;___L_/i´　!┘ i｀　ﾚ' .ﾚ'rｧr'､!::::!::::|
　　　 ,':rｲ:.:.:.:.:!;'::::|::::::| ﾍ. 　'､_,ﾉ　　　　 !' !　!7r'ヽ!　　　　それでトレーズ
　　.,:'::ヽﾍ､___!:::rﾄ､:;_;!.　 `'ｰ　　　　　,　`´ノi/!:.:.:',
　　/::::::/`ｰ^ｰ';::`i｀ーi　'"'"　　　　　_　　　,., ﾚ^ヾｺ　　　　何のようかしら？
　 ,':::::::;':::::::::::::::ﾊr!____,ﾄ.､　　　　　 '´┘ 　　 ,ﾊi
　.i::::::::i::::::::::::::,':::i`rｰ‐i':::::｀i.　､.,　　　　_,. イ_,ﾑ!
　 !::::/!:::::::::;:ｲ::::::::|:::::::|r'イ｀ヽ､　｀"T"´i:::::;|:::::::|
　 V　 ';:::::/:::!::::rく|:::::::|　ヽ　　＞rｨ'^ヽ､:::::!:::::;'
　　　　 V '､::ﾚ'´ヽ';::::::ﾄ､.,_____,.イムヽ　　>:|:::/
　　　　　　 r7　　ヽ;::!:.:.:.:.:.:.:./ / ハｰﾍﾊ､|/
　　　　　i´`' ｰ--‐='i':.:.:.:.:.:.:/ ,'　 i　';.:.:.Y´i
　　　　　/`　ー　-- '|:.:.:.:.:.くヽ､.,___,,.ｨヽ;.:!-'ｧ､

　　　　　　　　　　　　　 , ,-――――-､
　　　　　　　　　 _,,　, イ'　／　 _, -― -ミミ､
　　　　　　　　 /　　i'´ ／　／/　　　　　 `ヽﾐヽ,
　　　　　　　r'´ｌ　　l　.ヽ　.i,／ﾆ二三三＿ `‐ﾐ l
　　　　　 V ヽ＿ヽ -`'´　　　`i//∧、＿｀`　ﾐ__
　　　　　　 /ハl　　　　　　　ヽ//,ヽ､＿_, ､　ﾊ
　　　　　　//.　 l　　　　　　　　.i ,, ´｀ヽ､//,ニﾐ､` ヽ,　　　　今後はどこまで開拓するのかを
　　　　　 .{ !、　,!　　　　　 _,, ィ'"_　　　　l:i /´`lヽ、　l
　　　　　　 `'　〈__　　.,ィ"ｨ=モイ　　　　ﾘ /ノ,l ヽヽ {、　　　女王陛下からお聞きしたい。
　　　　　　　　　ヽ､i　　　　￣´　　　　　　,__,ｲ､//l,,ハ!
　　　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　l　　 `l_rﾘ
　　　　　　　　 |　　__　　　　　　 ,li　　　|-､
　　　　　　　　　　　￣＿　--'　　　／.:l _,　'_,,,ｨ'
　　　　　　　　　ヽ`‐'´　　 ,‐‐'-,- '´ｨ=ﾆ三|
　　　　　　　　　　　　ィヽ＿_ ,,/イ´,-=ﾆ三三三|
　　　　　　　　　　　　　 ,＞/／//ｲ'´　,ﾉﾆ三三二ト､
　　　　　　　　　　　ヽ／/　i　l_,-_‐'´ﾉ彡=‐'´ , -‐'-､
　　　　　　　　 , -====く〈ヽヽ l､_ヽ_,-‐'´　　.::／, '´￣｀ヽ､
　　　　　　／／//////｀＞`､´　　　　　〈　i、　　　　　`　､
767 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/25(日) 09:57:13 ID:7nsFI0KF: 　　　k r-　　‐-　..,,_　　　　　　　　　　　　　　_,,..　-‐::::::::::::::::7 ｱ
　　人l:::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ　　　　　　　　　 ..::´:::::::::::::::::::::::::::::/ 」
　　　} i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ　-‐　 ‐- ∠:::::::::::::::::::::::::::::::::::::j　(
　　　j_l:::::::::::::::::::::::::::::..::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞::､´::::::::::::::::::::::l　]
　　　KV::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::/ j'
　　　ゞヽ:::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::ノ k
　　　　｀ヾ　':::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::::ﾑ´,x'
　　　　　 /:::::::/:::::::::::,ﾑ:::::ｲ::::::::::::::::!、:::::::::::::::::::::::::::::::ﾑ
　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::Ｖﾚ' ∨:::::::| ＼::::::::::::::::::ヽ:::::::::::}
　　　 .厶イ:::::::!:::::::::::i＿　　　 ∨:::::l　　＼ __:::::::::::i:::::::::::l
　　　　 !:::::::l:::::::::::| 　 ¨　‐- ∨:::l-‐　¨ヽ、:::::::::l:::::::::::i　　　　　そういう事か。
　　　　　lｲ::::li:::::::::il 行≧x.　　∨:l　 ,x≦沁:::::::::ﾄ::::::::ﾊ
　　　　 ,'Ｖ::::i:::::::::|　弋.z'ﾉ　　Ⅵ　弋.z'ﾉ .∨::::l:::::/::ﾑ　　　.　確かにいくら王国でも
　　　　 /::::Ｖ::{:::!:::l!',　　　　　　　　　　　　　∨::|:/:::::ﾑ
　　　　 /::::::::::ヽli::::l:ﾑ　　　　　'　　　　　 /::::l＼k:::::::::ﾑ　　　　無限に広がる宇宙を開拓する事はできない。
　　　 /::::::::::::j:::::l:::::l入　　　 _　　　　 .ｲl::::::l:::::::',:::::::::ﾑ
　　　 /::::::::::::,'::::::[二]:::::丶　　　｀　　　.く　N二]::::::::',:::::::::ﾑ
　　　´￣￣ /:::::::::|:::::l::::::::::::::i`　-　イ::::::::::::li:::::l::::::::::ﾑ￣￣｀
　　　　　/:::::::::::l:::::.l:::::::::xノ　　　　トx::::::::l::::::.l::::::::::::ﾑ
　　　　　 /:::::::::::::::l:::::.lx t´　ﾑ　　　 /　ト::::l:::::::l:::::::::::::::ﾑ
　　　　 /::::::::::::..K !:::::l:::::l　　ﾑ　　/　　　!:::｀!:::::.lｧ:::::::::::::::ﾑ
　　　 /:::::::::::／　 'l::::::l:::::i　　｀ハ´　　 l:::::｜:::::! ヽ:::::::::::::ﾑ
　　 /::::::::::::'　　　ﾉ:::::.!:::::i　　イ⌒l＼　　l:::::::l:::::::l　 }:::::::::::::::ﾑ

　　　　　　　　 ( {　|ﾆニニニニニニﾆ=───=ﾆニニニニニニﾆK　}
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　　　　　　　　　　人ニﾆﾆ/／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 寸ﾆ/⌒ｿ
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　　　　　_､rf〔ニﾆア/:/: : /: : : :| : 八: : : : : :',＼: : |､: : : |: : : |: : : :|ﾆ_
　　_､rf〔ニニﾆﾆｱ７_|′:.i|: : : : |:./|　∨: : : : | _ 斗|-ミ: :|: : : |: : : :|ニ_
　く`''＜ニニニｱ_/_/: : : i|: : : : |/┼‐-ﾄ､: : : |´,ｨ斧芯圷ｧ: : ,': : : ,'ニ-_　　　.　現在の王家は開拓による領土拡張は
　　(_／ `''＜_ｱﾆ{ﾆ| : : : i|:|: : : :陀芯圷ﾐ＼从　　V辷ｿ/ : /: : : /ﾆニﾆ_
　　　＼_/＿/ ￣ｱ: : : : i|:|: : : :ﾄヾこソ　　　　　　 / : /: : : /ﾆニニﾆ_　　　ラニアケア超銀河団で終わらせるべきだと考えているわ。
　　　　　　 _､‐''￣| : : : : 从: : 从　　　　　 !　　　　　　ﾚ'7 从:/ニﾆ＞''⌒>
　　　_､‐''゛ : _､‐''ｿ: : / : /|-＼:|圦　　　　　　　　　　／:/　/{_厶斗ｬﾋ''ﾞ　　　トレーズはどう思う？
_､‐''゛: :_､‐''゛: :／ : : {:／|　｀¨´＼个..._　　 ─‐ 　ｨi:i:i:/￣￣〉i:i|: : : : :、
_,,.､丶´: : : : : : : :＞'⌒'y┐～.r～'乂i:i:＞　　_　＜Ｌi:i:｢L....イ:i:ｉﾘ : : : : :、
／: : : : : : : ;.rァ1允 |_/　从: : |i:i:i:＞''~くj　　　　　 |y'｜: : : トv': : : : : : :.
: : : : : _､‐''ﾞ: しし'^　ﾉ　/: : : :厂 }　　　　｀`～､、　/　 | : : : [　}`''寸: : | :、
─‐'''ﾞ／ : ノ　　／　 /: : : :/{⌒ｬ　　　　　　ｨこYこ>､| : : :/Lｺ　　V: :乂:.
　　／ : : / 　　　／: : : :/　Ｖ⌒ｬ　　　／圦　　　|圦: :/─ﾉ　　 |: :i| 　|
　／: :／:/{ 　　　／´/ : ／　　 V⌒ｬ__／ﾆニﾆ〉─〈ﾆﾆVﾆK 　　 |: 八｜
. : :.／:／八　　 {　 |／　　 j　 V_ノニニニ-/　 |　 Vﾆニﾆ-_|--┴''⌒ｿ
:.／:／　　∧　　　ﾏ<L　　　_ノ)　/ﾆニニニﾆ/　　′　∨ニニﾆ-_　　　 |
､ヽ`　　　ノ|　　 / ∧ 　　　 |/ニニニﾆ／　　/ 　　ﾏニニニ-_　　ノ、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　／: : : : : : :＼: : : : : :|: : : |: : : :/: /: : ｀:､
　　　　　　　　　　　　　　　　／／: : : :.,ヘ／〉＾,ﾍ: : :|: : : |: : :/／: :/ : : :ヽ
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　　　　　　　　　　　　　　　ｊ/: :／: : :_ﾉ　 {（〈,{　　　｀￣´　　　　　 }: : : : :′
　　　　　　　　　　　　　　ノ{: :/____/´　　　ヽヽ　　　　　　　　 }=‐-:/
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　　　　　　　　　　　　ﾉ／∧: |　-｀＝=‐-ミ､　　　　　　　　　 _ヽ: :ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　/ | ヽ∧{　　く　ヒツ≧ヾ　〉　}　=＝＝ﾆ彡' ｊハ
　　　　　　　　　　　　　　　八　　　　　｀￣￣´-‐　　 ' 　ヽヒツノ′/　,
　　　　　　　　　　　　　　丿/:＼__　　　　　　　　　　 |､　　￣´　　　 /　　　私もラニアケア超銀河団で十分だと考えています。
　　　　　　　　　　　　　　　 }/ヽ:∧　　　　　　　　　 |　　　　　 /ン
　　　　　　　　　　　　　　　　＿}/∧　　　　　　　 |　　　　　　　　　　　.　経済界が領土拡張を求めても断るべきでしょう。
　　　　　　　　　　　　 / (　/ 　ヽ /i!　　　　　　　′　　　　/
　　　　　　　　　　　　　　　{i:i:i＼＼／　|　　｀￣　　‐- '　　　ｲヽ
　　　　　　　　　　　　　　 /i:i:i:i:i:i＼＼　ヽ　　　｀¨¨´　　／|/　,}
　　　　　　　　　　　　　　,i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼＼/ ､　　　　　　／／／|
　　　　　　　　　　　　　 ,i:i:i:i:i::／＼i:i:i:＼＼＼＿＿／、/　/i:ｉ:ｉ:|
　　　　　　　　　　　　 ,i:i:i:i:i:ｉ:i＼＼＼i:i:i:＼〉　|　　　　ヽ＼ {i:i:i:i:i|
　　　　　　　　　　　／i:i:i:i:i:i:く＼＼＼＼i:i:i:〉/　　!　　　＼＼/i/!
768 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/25(日) 09:57:41 ID:7nsFI0KF: 　　　　　　　　　　　　|:::::::／: : : : :: : : : :: : : : :: : :丶::::::::::::::|
　　　　　　　　　　　　|:／: : : : :: : : : :: : : : ヽ: : : : :: :＼::::::::|
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　　　　　　　　　　　|:.:.|:.:.|:ヽ| ヽ:l ､_＼＿＼:l｢,ｨ､> :|:.:.:.:.:.}〈
　　　　　　　　　　　|:.:.|:.:.レヘ　＼　r＝ミ､__|:.:.:.:.:.:.|／,:.:.}:::＼
　　　　　　　　　　　ヽ:ヽ::|>=､　　 ´ fi⌒ヽヽ圧ニト:ノ/:.:|:::::ノ
　　　　　　　　　　　　|::∧|.ﾄ: } 　　　代::r ）`|ミニﾐ|､/:.:. l'´
.　　　　　　　　　　　ｌ仝| 弋ﾉ　　　　 `ｰﾞ　辻二ｵ|ﾉ:: :: :|　　　　その通りね。
　　　　　　　　　　　　迅ﾊ.　　 ' _,＿　　　　　|:.:.:.:.:./:::::::::. |
　　　　　　　　　　　　|:.:.:ﾍ　　　∨ ヽ　　　　|:.:.:.:从::::/:: 人　　..　そもそも銀河を１０万個も領土にすればテラフォーミング可能な惑星や
　　　　　　 _ -‐　　　ヽ:.:::::::ト　_ ` ´　　　イ|:∧ﾉヽノ::::::::::|
　　　　　　f´　　　）　　l:::|ﾉ:::y::::::￣_i´　　,メ　_　r,ｰ-ｭ;;:/　　　　資源はいくらでも手に入るから
　　　　　　ヽ＿_ ノ　＼V　|ヽ/＞‐"/　／　／ヽ;;;;;;;;;:V
　　　　　　　｜/　　_　　＼ ∠ヽL二｣∠___／:::::::::::::::／　ヽ　　.　それ以上は過剰だわ。
.　　　　　　　/　　//　　　　 |::::::/￣￣ヽ::::::::::::::::::::::/　　　　ヽ
　　　　　　/　　_ ~　　　　　|::::::L＿._＿｣;:::::::::::::/::|/　　　　　　＼
.　　　　　/　　// 　　　　　|:::::,'"　　/ヽ　`':;::::::::::::::＼　／￣￣￣ l
　　　　　/　　 .~　　　　　　l::::/　　 /::::::::l 　＼::::::::}/／　　　　　　l

.　　　　　/. : : :＞ ´≠-＝ﾐ:/v:ﾊ}/ｨｲ州ﾘ: :7
　　　　　{才. : :≠"　　　 ./ /. 7^⌒　＜: 〈
.　　　　／. : :イ.j　　　　 / /. /　　　　　{:乂
　　　｛_: :ﾆ=彡"､__廴　　从(　　　　　 v7
　　　　V. : _才　　￣^气=云x ヽ　　　　　'_,
　　　乂. イ/　　　 ≪_tだﾂ^汽　 .fr斧笊ｵ
　　　辷７ﾊf　　　　　　　￣ィ'"　　 .Vだ＾{
.　　/. f⌒从　　　　　　　　　　　　 ∨ ｜　　　あまりにも領土が広すぎると国家機能を維持するのが難しくなるので
　　ｲ.从frv　　　　　　　　　　　 _, 　ノ　 :
　　 ^Yハ　_　　　　　　　　　　　　 .´　　 ′　　　私もそうするべきだと思います。
.　　从: ｲ.ハ　　　　　　　_,　 -―ｭ　 /
　　　　ハ乂.∧　　　　　　　こ￣_,　,
　　　　＞＝=ﾐ＼＿__　　　　　　　　′
　　　　{≠-＝ミ｀＜ ∧　　　　　　厶
.　　　 }ﾆﾆﾆﾆﾆ＞.　｀＜＞-　:≦才^__
.　　　 }ﾆﾆﾆﾆﾆ≪二_＞v）　｀＜⌒ー-ト .
　　　 /ﾆﾆﾆﾆ≪二二二 _{　∨　　｀＜ .＼{
　,.. イ冖＜ﾆﾆﾆ≪二二ﾆ.{ 　 V　　　　{／ .}ー- ..,
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀＜ﾆﾆﾆﾆﾆ-{_／.}　／∨}⌒ヾ.:.:.:.:.:.:.
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀＜ﾆニニ}i{}イ＜.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
769 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/25(日) 09:58:11 ID:7nsFI0KF: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __/⌒ヽ
　　　　　　/＼＿_　　　　　　　　　　　　／:i:i:ヽ＿_〕
　　　　　〈　/:i:i:i:i:i:｀`～､、　　　　　　　／:i:i:i:i:i:i:〈⌒〔
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　　　　　 {　 ∨:i/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＞'":: :: :: :: :: :: :: ｀`～､、:| ＼.〕
　　　　乂__.∨:i/:i:i:i:i:i／:: :: :: :: : |:: :: :: :: :: :: :: :: ::｀丶、)
　　　　　　∥'⌒∨:i:i:i: .:: :: :: :: :: :: ::.|:: :: ::|:: :: :: :: :: :: :: : : ＼
　　　　　　乂　 ∧:i /: :: : : |:: :: :: :: |:: :: ::|:: :: :: :: :: :: |: :: :: :: ヽ
　　　　　　　 `ｒ―∨: :: :: :: |:: :: :: :: |:: :: ::|:: :: :: :: :: :: |:: ::|:: :: :: :.
　　　　　　　　乂_7:: :: :|:: :: |:: :: :: :八:: :: :: :: :: :: :: :: :: : : |:: :: :: ::i
　　　　　　　　　 :: :: ::|:: :: |:: :: :: :: ::.＼-:＼-:: :: :: /＿::|:: :: :: ::|
　　　　　　　　　　 |:: :: ::|:: :八:: :: :: :: ::|:/^　　＼::／ }::／|＼:: :: ,
　　　　　　　 /|:: :: ::|:: :: :: :､:: :: ::.::|乂＿__　　　 _ぅ汀| :/: /
　　　　　　　　　/ｉｉ|:: :: ::|:: ＼／＼:: ::.乂`⌒´　　　　ﾋﾂ八::イ
　　　　　　　／⌒:i|:: :: ::|:: :: :乂_ン⌒〈　　　　　　　 ' 　ｲノ〉:|　　　『国は大きい方がいい』と考える者もいるけど
　　　　　ノ⌒㍉:ｉ:ｉ:|:: :: ::|:: :: :: ::|::|:i:i:i:ｉﾊ　　　　　 __　　　从:: :|
　　　　乂__ ノ'⌒|:: :: : :: ::/ :: |::|_ｉ:ｉ斗x㍉　　 (　ノ　ｲ:i:i|_: |　　　国内を統制できなければ持て余してしまうわ。
　　　　　　｀⌒|:: :: :: ∨::/:.〔／ノ^し'＞　＿__,／人rvﾝ::|
　　　　　　　　　　 |:: :: :: : ∨::_::r|¨´:: :: ::|　　/_::::::::::::| :: :: :: : |
　　　　　　　　　 |:: :: ::＞ '" 　 |:: :: :: :: | 　 {ﾊ＼:::::ﾘ: :: :: :: ::|
　　　　　　　　 |:: ／＼ |＿　八::.{从人＿ﾉ　￣＼:: へ::/
　　　　　　　 |:(__ 人_ヽ　|＿　＼　　　/∨＼　　〈⌒Y/
.　　　　　　　　 |:: :: {　　∧　 / 　　　 /〈￣ |.:＼　〉　|＼
.　　　　　　　 |:: :／ Y⌒ヽ　￣/　　 /.:.:.:Y⌒＼＼〉__|〈　＼/∨⌒）
　　　　　　　　　 |:/　　〉{　Ｌ＼￣}／:.:.:.:.人　　ヽ.:＼＿)　/ 　＼(
　　　　　　　　　　７⌒／￣＼ |＿）/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}　　　 ∨.:.:.:.:.V ＼　／￣|
　　　　　　　　　　 ∨∥　　　八.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∥　　 i |.:.:.:.:.:.八　∨　／＼

　　　　　　　　　　　　／:i:i／|:i:i:ｉ/:i:/　　　　　_,,..､､､､､､..,,_
　　　　　　　　　 /;i;i;i;i|　/:i:i:ｉ|:i/　＿　 -=ﾆ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:＼
　　　　　　_,,....,,_　 /:i:i:i:i:_|ノ:i:i:i:i:|￣:: :: :: -=ﾆ_:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/⌒ﾝ´
　'⌒＞:'":: :: :: ::／:i:i:i:ｉ/ノ:i:i:i:ｉ／:: :: :: :: :: :: :: ::｀`丶、:i:i:iメ _,ノ
　／:: :: :: :: :: : /:i:i:i:i:「/:i:i:i:ｉ／:: :: :: :: :／:: :: :: :: :: :: :: ＼ V
/::.／:: :: :: :／ :i:i:ｉ/ノ:ｲ::＼:: :: :: :: ::／:: :: :: : ／:: :: :: :: :: ヽ〉
／:: :: :: :／:: : |:ｉ:/:i:／|:: :: :＼ :: ／:: :/:: : ／:: :: ::/:: :: :: :: :: .
:: :: ::.:／:: ::.::/:∨:i/:i∥:: :: :: :: :7|:: : /:: ::/:: :: : : /:: :: :: :: :: :: ::.
⌒／:: :: :: :/:i:i:i∨:i:i/:: :: ＼:: /:ｉ|:: /:: ::/:: :: : : /}:: :: ::.::./:: :: :: .
ア:: :: : : : /:i:i:ｉ:ｉ∧ｉ/:: ＼:: ,ﾍ:i:i:i:|:/:: ::/:: : ＼:/ .: :: :: ::/ : : :: : ::　　　　七大神は王国の分裂を望んでいない。
:: :: :: :: : /:i:i:i:i:/:: /:: |:: :: : {V:i:i:i:| :: ::y笊ぅ㍉＼:: :: : /}:: :: :: :: :i
:: :: :/:: /:i:i:i:i:/i: /:: : |:: ::|:人{:i:i:i:|):／乂ツ　):: ::.::／__.: :: :: :: ::|　　　　事情を説明すれば納得して頂けるでしょう。
:: ::/:: /:i:i:i:i:/　/ :: :: |:: ::|:: /{ ⌒〉　　　　 .: : ／か /:: :: :: : 从
::./:: ∥:i:i:i/:|　|:: :: :/|:: ::|::｀Ｔ爪|　　　　 ⌒´　ゞｲ:: : ／::/　　　　　清姫様に至ってはこの問題に頭を痛めていたから
,: ::.:∥:i:i:/ｉ:ｉ|　|:: ::/ :|:: ::|: : ∧八　　　　_　　　　' /:: ／:/::/
::.::.∥:i:i:i:i:i:i:|　|／八:: ::∧:/:: :: : ＼　　　 `　. : :／:ｉ:ｉ/::/:∧　　　　　ラニアケア超銀河団で開拓を終わらせる事を歓迎するはず。
::._∧:i:i:i:i:i:i:ｉ| 　 __／⌒メ_＼ :: ＼　＞　_　-=::.∧〈_ン〉/:ｉ:/∧
〈ノ〈:i:i:i:i:i:i|i　 )⌒ア⌒ヽう＼:: :＼{:: :: :: /:: /　}::⌒T:i:i:ｉ:ｉ:/∧
|:乂⌒Y:i:i:i:ｉ||i /.:.:./　　 ⌒Y ハ:: :|_|＼／}／　　:: ::.::|:i:i:i:i:ｉ:ｉ/∧
|:: ::⌒∧:i:ｉ:ｉ||/.:.:./ 　　　〈∧ |:: :| ＼|ヽ　　　 /:: ::.::|「λ:i:i:i:/∧
| :: : /{　∨;i||.:.:.∧ 　　　　（_ﾊ|:: :|　　＼ﾊ　 .: :: ::.::八^乂:i:ｉ:ｉ/∧
|: : ,　乂_,∨:|.:.:.|　､　　　　ヽ|:: :|＼　〈~∨::/: ::.:/　 ) 　＼:i:i:i:|
|: /　　〈　 ∨.:. | ⌒＼ ,.　　―八从＼＼∧ ∨::.::./　　｀⌒ヽ人⌒)
|/　　／＼　|.:.∧＿_／/　　　　　＼＼＼ _{＼:'　　　　　　｀⌒
　　/　　 /(人.:.:.:.ア　　＼　　＿　　　} 乂＼＼＼＼
_／　　ｒ'ン⌒ ＼.:＼　　　　 /.:.:.:.:＞-|.:.:.: 乂＼＼⌒＼
　 /⌒ン　　　 ∧.:.:{＼＿_/.:.:／／.:人.:./　|⌒乂∨'⌒＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　 _... ----=、
　　　　　　　　　　　　　 _.. -=ﾆ　　　／￣￣＼
　　　　　　　　　　 _､＜／ //　　／　　　　　￣＼
　　　　　　　　　_/}　 /　 //　／　　＞－―＜　　＼
　　　　　　　　 /　|　　　// ／　　／　　　￣￣￣￣＼
　　　　　　　　∨ﾔへ、// / --　￣￣＼-------　　∨
　　　　　　　／/.}　　　　　　　　　　　　　∨------＼ |
　　　　　　　{　′}　　　　　　　　　　　　　_〕-------　＼、
　　　　　　　{　＼}　　　　　　　　　　＿.ノ／＼/ / /＜＼ム＿ノ　...　清姫様は七大神の方々と違って引退していないので
　　　　　　　　　 _＞ｚｚ、　　_..斗=≦＿_ノ　　∨/ {　　|＼　}
　　　　　　　　　　∧艾>}　　　√ゞﾞ　 '＾　　　ﾔ/　　/＼ハ　　　　..　この問題を重視しています。
　　　　　　　　　　　| 　 .′　　　　　　　　　　　　.＿/　 }ハ/
　　　　　　　　　　 ∧　/　　　　　　　　　　　　　/　　∨/　　　　　　.　王国が宇宙の覇権を握るのは大切ですが
　　　　　　　　 ∨　　_　　　　　　　　　　　|　　　∨
　　　　　　　　　　　　∧￣　＿　__　　　　　 /　　　／ハ　　　　　.　欲張り過ぎて国が分裂してしまっては
　　　　　　　　　　　　　＼　---　　　　　 /　　／／二{
　　　　　　　　　　　　　／∧　　　　　 /＼_／　／／二二 ∨　　　　　元も子もないでしょう。
　　　　　　　　　　　　<　　 ∧　　　　/　　＜￣／二二二二＼＿
　　　　　　　　　　　　　＞　、}----/＼＞-=ﾆ￣〕二二二二//:.:.:＼
　　　　　　　＿ｒへｒへ＿＞／/ /./|　 ∨二／／二二二／/.:.:.:_ｒ―へ
　　　　　／/ / / / /／／　./ /.//　　 ∨／￣〕二二／／.:.:／／￣￣＼
　　　／　./ / / /　∧/　　/ / // 　　 |＿／二＞''´／.:.:.:./ ./
　／　／| / / /／￣∧＿几_//へ、＿|-===.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧ .＼
. ＼／∧　／／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／/∨.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ＼　＼
　<　 / ∧／.:.:.:.:(_).:.:.:.:.:.:. ／　/　 .∨.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼　＼
770 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/25(日) 09:58:46 ID:7nsFI0KF: 　　　　　　　　　　　/ヽ-､
　　　　　　　　　　入/〉//＼
　　　　　　　　　　 }-|〈////∧＿＿＿＿＿＿＿__
　　　　　　　　　　-─==''⌒⌒''く//////////〉ﾉ_ﾉ
　　　　　　　　./´,...:::／:::::::::::::::::::::＼//////」厶ﾉ
　　　　　　　　{ /:::::/::::::::::::::::::::::::::::::::＼//r'／／
　　　　　　　　 {::::::::八:::::乂|､::::::::ﾄ::}:::::: ＼_,ィﾞ
　　　　　　　　_从|::r示LLL示ミノY}ソ::::|ノ/ﾉ　　　..　王国の分裂か。
　　　　　　　　＼ゞﾑり　　　ﾋﾘ//|＾i::::::ﾉ人)|
　　　　　　　　　 >l八　' 　　　 |～|'ﾞ:/::///ヽ　　　　　確かにそれが一番面倒ね。
　　　　　　　　　(_(__ﾉ＼｀　イ_人_)/从～～L
　　　　　　　／::::::ﾉ}::::::r彡'´:::::／)}　(入__ ,ｨﾍ　　　　そうなるとやはり無理な領土拡大は拙いか。
　 ∧　　／::::::／ノ‐'ノ::::::::::／_ノr Y´　／，’<六>＿
　/-v　　( 从─‐┴''7､:::／/∧ノノ ,.--| ，　〈　〉　ヽ
　ﾉﾏL 　/八___＼＿ノ＾/////Y　 ,ｲ}: ゝ─レ　　　　　}､
　(＼ﾏL　( <／ｲ///八_////ノ＼_ﾉ/　　／_¨_　¨ 　　＼
　　〉 L ﾏL　　八__////////////八　〈‐ア^>､ヽ‘　，　　，
　Yヽ　 |i_ﾏL__　ヽﾊ//////////////＞､ｰ|　 V(＞～､　　 ‘，
　 |　|＿〈_ﾚ'入ヽrr|////////////ハ/ノ　 ',　､し>⌒ｰ>　　 }
　｀`l　 |　入L(L_)-レ'⌒ヽ/////／　`ヽr-. _ヽミ>　　 ⌒ｰ>_ノ
　　　＼|_r／/ ﾏL ノ ∨/入￣￣　　　ﾉ/ﾉ//〕ｈ､
　　　　ノ Y rしノﾏL 　 ⌒　｝＿_ ､＿_／／//////}h､
　　／}人/ {_ソ＾/ ﾏL　／////＞-=ミ､///////////}h､
　　{／/ ﾉ　)ソ/　_､‐''゛//＞''7‐''⌒｀`丶､////////////}h､
　／〉 L/　ヾ〉／_／//ア/⌒　　　　　　　Y////////////入
　／'ﾞ　｣　　 r'-─‐-=ﾐﾉ从　　ノ　　　　 }///////////（ソ
　__､‐'i゛　　 (_(_(_(＿(＿ﾉ入__／　　　　 ,ｲ//////////／Y
　　 }vヘ　　乂ﾉﾉﾉﾉ＞‐''"　/ 　　　／(/////////ノ(_／
　／ |　ﾄ､　　￣　　　　　/　　　　／/YノY⌒>￣>r／
　　　＼ﾉ　|　　　　　　　 '　　　／　/　し入ノ／⌒
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／^に(_
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　　　　　　　_|从　 `　　　　乂少＾ r―ミ.:./.:.:.:.:.:.:.:|:i:i:i:i:i:／廴ノ´
　　　　　／⌒:∧　､ _　　　　　／/⌒＼〉.:.:.:.:.:.:.:.:|＿／廴ノ´
　　　　 / /.:.: / :∧　　　　　　　(　/:i:i:i:i:i/.:.:.:/.:.:.:.:. |__廴ノ´　　　　王国が分裂したら同じ青藍人と争う事態になるでしょう。
　　　　 ':.:. / :/|.:.:ぅ=――　　　<乂:i:ｉ:/.:.:.:/ .:.:.:.:.: |
　　　八.:.:.: /八.:.:|.:.:.:.:.:ﾊ　／.:.:冖彡.:.:/.:.:.:|.:.:.:八　　　　　　　　ここまで文明が発達すれば星間文明は崩壊しないと思いますが
　　　　　＼:(　　＼.:.:.: ／}⌒7.:.:.:.:.:/／| .:.:.:.. |.:. (⌒＼
　　　　　　　＼　　厂/　/　八.:.:.:./ 　 :|＼.:.:.:|.:.:.:＼　　　　　　　　それでもそんな災厄は防止したい。
　　　　　　　　　厂√　_/／　＼(　　八:　＼:＼.:.:. ＼
　　　　　　　　厂√ ／/　　　　　　　＿＿￣~"''～､、.:. )
　　　　　厂√　(　/　　　　　／⌒ン⌒乂＿　　　｀丶、
　　　　　　〈_厂／/＾|　　　／⌒ン/　　　⌒'〈^メ.＿______＼
　　　　〈_ﾉi／／　/　／⌒ン´ :/　　　　　　∨ノ⌒メノ⌒ ヽ
　　　　　　|./ :/ 　 / ／⌒て´::::::: |ヽ　　　　　　冖￢冖⌒'～┘
　　　　　／ ::/ 　 / '　(⌒´::::::::::::: |_,ﾊ　　　　　 |
　　　／.:.:.:./ 　〈_匕⌒.:.:.:.:.:.:.:.:.:.人＿　　　　　|＿＿_
　　 .:.:.:.:.:.:.:.:}　　　）.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼i　　／　　　 |
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　　　　　　　　　　　　 ',',　//　　　　　 /　}.}| .i
　　　　　　　　　　　　　',`' .{　　　　　 /　/ }|　i
　　　　　　　　　　　　　＼ヽ　　　　/　ﾑ_ﾉ}　j
　　　　　　　　　　　　　　　＼ヽ　　./　　　./ ./
　　　　　　　　　　　　ヾ､　, -､',',　! i　＿__/／
　　　　　　　　　　　　ﾍ冫　　｀ヽjム `一'ﾞ　　　　　　おっしゃる通り、国外に脅威がない以上
　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　 ¨ヽ￣ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 ` ヽ､　　　ヽ　',　　　　　　内政に力を入れて統治を盤石なものにするべきです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∨　　　ヽヽ
　　　　　　　　　　　 , ─── ､ l`ヽ　　　 ',　}　　　　その為にも、我ら一同粉骨砕身の覚悟で励みます。
　　　　　　　　　　／　　　　　　＼ヽ∨　　 ',　}
　　　　　　　　　 {　　　　　　　　　＼i__　　 '､ }
　　　　　　　＿＿二7´￣＞､　　　　　　　　｀}
＿＿＿__　.(ヽ､｀`ー{　　　　　＞､__　　　　　　)
　　　　 /　　￣｀¨)　｀` ＜　　　　　　　　　　　,'
　　　　/　　　　7¨　　　　ヽ, -'"　　　　　　　 i
､　　　i　　　　　i　　　　　　{｀`　　　　　　i!　i! i
771 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/25(日) 09:59:22 ID:7nsFI0KF: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,､
　　　　　　　　　　　　　　　　 )｀´l｀ヽ､_　　　　　　　　　　　　_, ─'l´ ｀>
　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ,　|　　　￣｀`ヽ､　　　　　 /´　　　 |　ヽ-､
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　　　　　　　　　　　　　　　　し､ヽ　　　＞::´::::::::::::::::::::::::::｀´ヽ､　　　|　,-｀
　　　　　　　　　　　　　　　　　､ ,､ヽ／::::/::/:::::/:::::::::lヽ::::::::::::::::｀ヽ､/
　　　　　　　　　　　　　　　　　／｀´:/.. / /　 /　　　| | .|　　ヽヽ　ヽ´
　　　　　　　　　　　　　　　　／　/: /:::: |::|:::::::/,|.......|..|　| |......l､ |...::ヽ|:|､
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.　　　　　　　　　　　　　　ﾉ　　/l:::|::::|　| | |､| l ﾚ-/|/　 |/ﾚ-l |/|:::::::|:|ヽ　ヽ |　｀` - ､
　　　　　　　　　　　　　／　　 /:::|:|::::|:::/　>,x=心　 |　　久升ﾐ |.|:::::::|:|:|､ヽ､ヽ|　　　　 _>
　　　　　　　　　　　／　　　/:::::::|::|:::|::|　(心:::::|　　　　卜勹ﾉ/ |:::::::|:|:|｀´｀`- ､　　 /
　　　　　　　　　　∠　　　 /ノ/|:::|:|:|::|::|　.|｀ヽノ　　 ,　　ヾｿ /　 |::ヽ:ヽ:ヽ　　　　＼/　　　そうしてくれると助かるわ。
　　　　　　　　　　　｀ヽ､　ﾉ /::::|:|:::|ヽ:|_,-ヽ　　　､__,　　　／-,'´>ヽ:::ヽ:ヽ
　　　　　　　　　　　　　 |／. /:::::|::|::::|ヽ'- '､l｀::ヽ､.　　_, - '´｀`´::｀|::::ヽ:::ヽ､＼　　　　　..　すべては王国と民の為にね。
　　　　　　　　　　　　　　　 /::::::/:|::::|::::｀l |::|::::,-'|　｀´　|>､:::::::::| | |::::: ヽ::ヽヽ:｀l
　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::/:::|::::|:::::/　| |' ｀､　　／　｀>-|　| |::::　ヽ ::ヽヽ|
　　　　　　　　　　　　　　|::::::::/ :::|::::::l-|　 | :| 　ヽ-/　　 //∥　| |､:::　|::ヽ::,,ヽ|　　　　　　　　　　　　　　　　　　「はい」＞トレーズ
. 　　　　　　　　　　　　　|::::::::|　:::|:::::::>| | .| | .ﾊ< l ヽ､／/ /.|　 | |ヽ::: |:::::ヽ::::::|
　　　　　　　　　　　　　　l､::::::| |:::|::::/ | | :| |＞'´ T ､ヽ´／､>|　|/　ヽ::|::::: ヽ ::::|
　　　　　　　　　　　　　　ﾉ:::::::´|_, -'￣| |::/､__　/　　|　 `ll'´| >l |´￣｀`-､:: ::ヽ::/
　　　　　　　　　　　　　　|,:::::／　　　　 |::|ﾐヽ､l＿_　, >､.H | ´ ||　l｀`-､　＼::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　|.:::: |::. ,-'￣l　|>| ｀ﾚ｀`―､-´ヽ|| ﾚ|-'|)　￣＼ヽ　.＼::＼
　　　　　　　　　　　　　　,ﾞ´｀`l:: '´￣　/ ||　￣´｀`-'´ ///-|　 |　　　　` /ヽ､/::　l
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　　　　　　　　　　　　　　｀>´　　　　　::::::|`´`--､,＜＝>'　　　|::. ::　　.........＼| ,- `
　　　　　　　　　　　　　　 |__/　::＼　:::::::ノ　　 _, - '´ ,　　　　 |l:::::.　　　　　　　＼_

　　　　　　　　　　　　　　ノ:/:⌒:ー.个ー-. .
　　　　　　　　　　　　　ﾉ. : j. : : : : ,. : : : : : : ｀ｰミ
　　　　　　　　　　　　f: : : : : _ : : /. : : : : : : : :-=ﾐ
　　　　　　　　　　　八: : :_/: f : : :/: : : : : : : : : : (
　　　　　　　　　　 f: :ﾐ:ｲ: ﾊ: :ﾚﾊｵｲ彡斗: : :-=ミﾊ
　　　　　　　　　　　｝ミr:{::{ハ(　　　　´ 彡ｵ. : : : : :}
　　　　　　　　　　　}:_: {人!　｀ヽ　　　　 ,}≦=ﾐ乂
　　　　　　　　　　　7:ﾊ筏ミ:ｘ　　 _厶斗ｲ 7´ヽ: :/
　　　　　　　　　　　八杙tぅﾒ　 f匕tうｱ"　}!乂:f´
　　　　　　　　　　　　｀.　￣　　!　　　　　ｲ i: り　　　国内の統治を考えると問題になるのが
　　　　　　　　　　　　　∧　　　j|　　　　　 .'从（
　　　　　　　　　　　　 /∧　　ゝ　　　　　.' / }｀　　.　魔族と魔女です。
　　　　　　　　　　　　　　}个｀ー　´　イ／ﾆ:|
　　　　　　＿ . 　-=ｾ: : ::}＞　⌒ヽ＜ {f_ﾆﾆﾆ{: 、_　　この異種族の存在は王国の不安要素です。
　　 / { } { }　　　　　}: : :＞f ￣｀ヽ｀Yﾆﾆﾆﾆ/: :{:7＼
. 　 ′り .}j　　＞. :´r ´　 (rー-　　 .V_ﾆ彡': :／.:::::::＼
　 .′∨ 　　.′. :o: ⌒ヽノ}　rv　　　 {: : : :／.:::::::::::::::::::｀ー-ミ
. //// V　　 '⌒＼／. ＞ ´ゝｲ　　　　l : :/.:::::::::::::::::::::::::::::::::'⌒ヽ
.ゞゞ.′ ∨. / ＼＼: ´ 　　/ r人　　　j=く::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.＼
: : : : ゞゞゞｲ＞ ´＼＼　　' 　}:::::≧-__ｵ:::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/{
: : : : : : : : :∧◯ 　＼＼′ :|::::::::::::::::::::::: |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'::::.＼
: : : : : :}: : : :∧　　　　｀≠＝:!::::::::::::::::::::::: !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::彡.:::::::::::::〉
: : : : : .|: : : : :∧O　　 /　　 |::::::::::::::::::::::: l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::-=彡{
: : ::｀ヽj: : : : : : :'　　 '　　 .｜:::::::::::::::::::::::}:::::::::::::::::::::::::ー-::::::::::::::::::::::::l
: : : : : ,: : : : : : : iO ./　　　 .卞、o::::::::::o.斗:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_:_:＿::j
: : : : /,: : : : : : : |　.'　　◯／:!: .＼: : :／ : !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::-―-::::::ｲ
772 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/25(日) 10:00:01 ID:7nsFI0KF: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __/⌒ヽ
　　　　　　/＼＿_　　　　　　　　　　　　／:i:i:ヽ＿_〕
　　　　　〈　/:i:i:i:i:i:｀`～､、　　　　　　　／:i:i:i:i:i:i:〈⌒〔
　　　　　　/ 〈:i:i/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:｀丶、 _,,..､､､､／_:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:|⌒〔
　　　　　 {　 ∨:i/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＞'":: :: :: :: :: :: :: ｀`～､、:| ＼.〕
　　　　乂__.∨:i/:i:i:i:i:i／:: :: :: :: : |:: :: :: :: :: :: :: :: ::｀丶、)
　　　　　　∥'⌒∨:i:i:i: .:: :: :: :: :: :: ::.|:: :: ::|:: :: :: :: :: :: :: : : ＼
　　　　　　乂　 ∧:i /: :: : : |:: :: :: :: |:: :: ::|:: :: :: :: :: :: |: :: :: :: ヽ
　　　　　　　 `ｒ―∨: :: :: :: |:: :: :: :: |:: :: ::|:: :: :: :: :: :: |:: ::|:: :: :: :.
　　　　　　　　乂_7:: :: :|:: :: |:: :: :: :八:: :: :: :: :: :: :: :: :: : : |:: :: :: ::i
　　　　　　　　　 :: :: ::|:: :: |:: :: :: :: ::.＼-:＼-:: :: :: /＿::|:: :: :: ::|
　　　　　　　　　　 |:: :: ::|:: :八:: :: :: :: ::|:/^　　＼::／ }::／|＼:: :: ,
　　　　　　　 /|:: :: ::|:: :: :: :､:: :: ::.::|乂＿__　　　 _ぅ汀| :/: /
　　　　　　　　　/ｉｉ|:: :: ::|:: ＼／＼:: ::.乂`⌒´　　　　ﾋﾂ八::イ
　　　　　　　／⌒:i|:: :: ::|:: :: :乂_ン⌒〈　　　　　　　 ' 　ｲノ〉:|　　　魔族に関しては青藍から他の惑星に移住したとはいえ
　　　　　ノ⌒㍉:ｉ:ｉ:|:: :: ::|:: :: :: ::|::|:i:i:i:ｉﾊ　　　　　 __　　　从:: :|
　　　　乂__ ノ'⌒|:: :: : :: ::/ :: |::|_ｉ:ｉ斗x㍉　　 (　ノ　ｲ:i:i|_: |　　　この銀河（ESO 137-001）にいるから不安に思うのは分かるわ。
　　　　　　｀⌒|:: :: :: ∨::/:.〔／ノ^し'＞　＿__,／人rvﾝ::|
　　　　　　　　　　 |:: :: :: : ∨::_::r|¨´:: :: ::|　　/_::::::::::::| :: :: :: : |　　　でも、この状況で魔族を潰しにかかるのはやり過ぎだわ。
　　　　　　　　　 |:: :: ::＞ '" 　 |:: :: :: :: | 　 {ﾊ＼:::::ﾘ: :: :: :: ::|
　　　　　　　　 |:: ／＼ |＿　八::.{从人＿ﾉ　￣＼:: へ::/
　　　　　　　 |:(__ 人_ヽ　|＿　＼　　　/∨＼　　〈⌒Y/
.　　　　　　　　 |:: :: {　　∧　 / 　　　 /〈￣ |.:＼　〉　|＼
.　　　　　　　 |:: :／ Y⌒ヽ　￣/　　 /.:.:.:Y⌒＼＼〉__|〈　＼/∨⌒）
　　　　　　　　　 |:/　　〉{　Ｌ＼￣}／:.:.:.:.人　　ヽ.:＼＿)　/ 　＼(
　　　　　　　　　　７⌒／￣＼ |＿）/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}　　　 ∨.:.:.:.:.V ＼　／￣|
　　　　　　　　　　 ∨∥　　　八.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∥　　 i |.:.:.:.:.:.八　∨　／＼

　　　　／<／　　　　　　〉　　　__r‐㍉
.　　　 //〉　　　　　　　　　　/　　　/:i:i:i:i＼〉
　　 /〈/　　　　／　　／}　　　〉:i:i:i:i:i:i:i＼ヽ
. 　 //〉　　　／　　／　 '　　　/:i:i:i:i:i:i:i:i:i/∧〉
　 /〈/　　　／　　／　　/　　 /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:/∧)
ｒ-‐=＝ﾆ二二二二=‐-ミ　r―＜:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/∧)
乂＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＞-‐……‐-ミ :i:i:i:i:i:i:i:i:i|_)
　乂^＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i／:: :: :: ／::.:/:: :: :: 丶、i:i:i:i:ｉl_〕 ┐
/　乂　―┐――ｧ.: :: :: :: :: :: :: :/:: :: :: :: :: ::.＼:i:i:i|_)　|
　　　＞￣）― 〈/:: :: :: |:: :: : : /:: :: :: ::|:: :: :: : ::＼| 　 |
　　 (￣￣)___　　＼:|:: :|:: :: ::./:: :: : : : |:: :: :: : |:: : ヽ　L
　　　　＞ /⌒＞／　i{:: :|: ＿/__:: :: : / |:: :: :: : |:: :: :: :.　〉
＼＿/(_／　<／　　ﾉ∧::|:: ::/:: :: ＼　/:: : : : : |＿:: :: ∨
:i:i:i:i〈　　／〉　　　 l＼'⌒＞‐ミﾄ／　/:: /:: ／ |:: :: :: } ::.　　　　..　勿論、奴らが暴発した時の備えはしているわ。
:i:i:i:i:i //／　　／　|　￣〉〈ツ　ヽ /:: /:: :: /_ |:: :: :: :: |::＼
／￣|/　　　／＞―┬:/ｉ〈ヽ　　〉:: :: ｨﾃ⌒Y:: ::.:/:: :|'⌒ ＼　.　惑星規模の超広域ＡＭＦ発生装置は
　　　　　／／　　　　|/i:i:i∧ ' ' 　⌒¨〈ｼ　　ｲ:: :: /:: /:|
　　　／イ　　　　 |V⌒Y:〉＿　　　' '/)〈-:匕:: /::.:|　　　　　　青藍魔法協会が常に保管しているから
　　'／　　:|　　　　　　|〈:: :: :: ﾊ＿）　　ｲ:i:i:/:: : : /:}: 人
〈　　ー　 |　　　　　　|:: ､:: :: :人--　匕{―:く:: :: :人／　　　　　　　いざとなったらあの惑星の魔族を一掃できるわ。
　＼___／从　　　　　〈:: :: ＼:: :|::ﾘ人人〈:i:i:i:i:i＼:: :: :＼
　　　/:: /:: ::.　　　〈　 }＼(＼:: |ｲ__ ＞へミ'"⌒:＼):: ::.＼
　　　.: /{:/::∧　　　＼　〈～～ヲ⌒＼＼）￣￣Ｙ:: ::ハ : :）
　　 {八〈::/:: {　　　　Ｖ }～～'.:.:.:.:.:.:ﾊ　~"''～く:／　／　　　　　＿＿
　　　　　 ∨:人　{　　　∨.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}＼_／:く⌒:: }　　 r'"¨＞"‐……
　　　　　　　､:: :: {　　 ,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,:.:.:.:.:.:.:.:.:}＼八　／〉 ':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
.　　　　　　＼八　 /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:ｒ―r＜{_/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
　　　　　　　　　　〈＼.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∥.:.:.:.:.::.:.:.∧⌒.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
　　　　　　　　　　＼.:.:./.:.:.:.:.:.:.／:/.:.:.:.:.:.:.:.:./.:.:}＼.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
　　　　　　　　　　　　 ∨/.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:./.:.:.::{.:.:.:＼.:＼.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
　　　　　　　　　　　　人.:.／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:}.:.:.:.:.: ＼.:＼.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
　　　　　　　　　　　 /.:.:.:.〉/ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ .:.:.:.:. {.:.:.:.:.:.:.:.:.:. :.: ＼.:.:.:.:.:.:.:.:
　　　　　　　　／{.:.:し:/.:.(.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.人.:.:.:.:.:.:.:.:.:}.:.:.:.:.:）.:.:.:.:.:.:.

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _.. ------、
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　　　　　　　 |∧　　ﾔ　∨　　 ./　＿.／￣￣∨--　　　＼　　∨
　　　　　　　 |. ∧　　＼　∨　 /／　　　　　 ∨　　　---＼　乂
　　　　　　　＼ ∧　　 /￣` ／　　　　　　　　　∨　　￣￣　＼　乂
　　　　　　　　乂　＞／|　　　　　　　　　　　 /　／、＿＿￣　　＼ハ
　　　　　　　　 |/|　|/|　　　　　　　　　 /／　　　`''マ |￣`　、　}ハ
　　　　　　　　　／乂乂＿　　　　　　_..斗＜＿／　　　∨/　　 | 〉 /ハ
　　　　　 _,　''´ 、´　　/＿　　　　 /／- 斗㍉ﾉ　　　　　∨ 〈　 / /
　　　　　/　、　　　／ r==㍉　　　/　/-　＾=＾　　　　　 }　＿/ ∧　　　　.　なるほど、備えは万全ですな。
　　　　 / /　　 /　　∧ 　＾=ﾔ　　　　　　　　　　　　　　　 |　∨　ハ
　　　 ./ /　　 /　　　 ∧　　　|　　　　　　　　　　　　　 |　 .∨　∨　　　...　しかし、それを保管しているのが王国軍ではなく
　　／. /　　_..斗＜.　　∧: 　 |　　　　　　　　　　　　　 |　　 ∨ /
.　/　　￣￣　　　　∨　 ∧　 |　　_　　　　　　　　　　 /　　　 |/￣∨　　　青藍魔法協会であるのは意外ですね。
. /　　　　------- ∧　　　＼￣　　　＿＿　　　　　 /　　　／　　 /
. |　　　　　　、　　/　{　　　　＼　￣_　　　　　　 |￣￣￣／　／二|
. |　　　　　 /＞へ　　}　　　＿.　＼　　　　　　　 /　　-＜　　／二二|
. |ｈ　ｈ　　 { ∨　/　 /　　　　＞、　＼　　　　　/-　_.. 、≦二二二ﾆ |
. || | .| |　　 ∨／＿/　　　　　　　 |＼ハ----く/／二_／　　/二二二 |、_
. || | .| |　　　∨/.　　　　　　　　　∧＼/∨/　∨-　　　_..、≦二に二二二＞―ミ
. // //　　　　}}　　　　　　　　_　／／ /./　　 ∨-=ﾆ＞''´　 /二二／／　　　　 `''＜
// //　　　　 /＿＿　　　_,,＜／／　 / /　 |　　∨　　_..、＜二二/　/　　　　　　　／
/ //　　　　 /}/／　￣￣　／／　　 /./.　　|　　 .∨二二／.:.:.:.:.:.{　 {　　　　　　 /　／
773 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/25(日) 10:00:37 ID:7nsFI0KF: 　　　　　　　　 _〕__|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＞'".:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀`ヽ、:i:i:i:i:i:i:i:ii:i::i:i/ 　/
　　　　　　　「￣|:i:i:i:i:i:i:i／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:＼.:.:.:＼.:.＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ ＼(
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　　　　　　　　 |／＼ .'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:. ＼.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ＼.:.:.:＼.: 〈:i:i/⌒＼/
　　　　　　　 └ﾍ　/ :.:/.:.:.:.:.:.:|.:.| .:.:.:.:.:.:.:.:. ＼.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ヽ.:.:.:.:.:.:.∨＼_厂
　　　　　　　　　 V .:./ :.: |.:.:.:.|.:.|.:.:.:.:.:.: ＼.:.::..＼＿_ :.:.:.:.:.:V＼| :.:|＼__)
　　　　　　　　　 | :/ :.:.:.:|.:.:.:.|.:.| .: .:.:.:.:.: |:＼:／:＼ .:.:.:.:.:.: |～ｧ:. |／⌒＼　　　　　あれは魔族が暴走しないと
　　　　　　　　／|/ｉ|.:.:.:. | ＿|_:j_.:＼.:.: 八／＼.:|　＼.:.:.:.:.:|:i:i:| .: |:i:i:i:i:i:i:i:ｉ＼
.　　　　　　　／:i:i:i|:i:i|.:.:.:. |.:.:.:.|.:.|　　＼ .. ＼ --=うて~Y.:.八:ｉ| .: |:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼　　使い道のない無用の長物だから
　　　　　　　／:i:i:i:i:i:i|:i:八..:八 .:. r=ぅて　＼(　　乂,,ツ　i:/ :|:i:i| .: |:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:／
　　　　　　　＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|:＼| ＼ :乂,ツ　　　 :／:／:／:／|.:.:.:|～┐|:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:／　　.　王国軍も持て余してしまう代物よ。
　　　　　　　　＼:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ|:.__」j」_〈⌒ :／:／`　　　　　　 /|.:.:.:|_厂.: |:i:i:i:i:i:i／
　　　　　　　　￣￣ :|乂_乂_∧　　　　 _ ⌒ヽ　　 .: .:|.:.:.:| .: ＼|￣￣　　　　　...　そんな装備の保管を命じられたら
　　　　　　　　　　　　　八.:.|.:.:.:.:.:个　.._ 　 (　　ノ／|＿/ :.:.:|.:.:|.:.:.:＼
　　　　　　　　　　　 /.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:r‐r‐―＜　 У |＿_:|.:.:|＿ .:. ＼　　　　　...　王国軍も迷惑だから仕方ないわ。
.　　　　　　　　　　 /.:.:.:.:/|＞ー :r――|.人　　　／　　　　 /　　　 Y.:.:.＼
　　　　　　　　　／/.:.:.:.:/./　　　｜　　　　 ∧　 /( 　　　 /:| 　　　|.:/ :.: ＼
　　　　　　　／.:./.:.:.:.:/.:,　　　　 |　　　／|:i:∨/∧　　　 |__|　　　 |.:.:.:.:| .:.: ＼
　　　　　／:／/.:.:.:.:/.:.:{　　　 /:| 　／　｜「＼(∧　　　.|:::＼　　 |.:.:.:.:| ＼.:.:.:＼
　　　　　　　／　.:.:.:.:.:/r―――/ ::|_／ :| 　 |:「￣~|＼＼　　|::::::::: ――― |　　).:.::..:.)
　　　　 /.:/ 　 /.:.::../ ∧　　　/ :::::::::::::: | 　 |〈＿__|　 |::: ＼/::::::::::::.　　　 /|　 .:.::.:／
.　　　 /.:/ 　 /.:.:.:./.:/.:.:|　　 .':::::::::::::::::: |　 r( ＼-rく´|￣|:::::::::::::::::} 　　 / :| .:.:.／
　　　 .:./　　 .:.:.:.:/.:.:＿_|　　_{ ::::::::::::::::: | _∧ ＼＼＼__|＿::::::::: 八　 /.:./:／
　　　　 (　　　{.:.:.:／:i:i:i:/　〔八:::::::::::::::／/ ( ＼＼　　|-く＿〉::::/┐／￣￣〉
　　　　　　　人:人:i:i:i:/　　￣＼::::／　:'　 |＼＼　　 '　 |∧: /| ┘　|:i:i:i:i/
　　　　　　　　　　 :i:/　 ,.､-''" 　／　　 .| 　＼　　　 /　〈　〉＼　　 Vｉ:/
　　　　　　　　　　／　／　　　／　　　 |＿_／:＼　/　　　><.　　＼　　「
　　　　　　　／　／　　　／　　　　　　|／:i:i:i:i:i:i:i/　　〈　〉　　＼_|

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,,. -‐‐rｧ
　　　 ,「7´￣｀ヽ　　　　　　　　 , '´　　　　!,」.
　　　// 　　　＼　　＿　,／　　　　　　∨!
　　　[,| 　　　　　 `くこ＿７＿／　　　　　 |.」
　　 } !　､　　　.＞''"´:::::::::::::::::::￣｀ﾞ'::＜　　|_jヽ.
　　　[|　　>::'"´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ.!_{:::::',
　　　,ﾊ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_＿_::::::::::::::::::∨＼!
　　く_/　｀＞:::::_:!＿:/!::::::i:::::ハ::::::::::i｀:::::::::::::::::',　＼　　　　　　（それに清姫様や魔女たちは
　　 ;' ／::::/:´/!:::/::::|::::::!::::!:::::丶:::::l !::i::::::ﾉ::::::::i 　　 ',
　　　i/:::::::::i::::/ l:/::::::::＼|ヽ.!:::::::::＼| V!／レ'::::::!,　　 i　　　　.　『そんな装備を王国軍に保管させると軍が暴発するかもしれない』
　　　.|::::::::::;!::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|こ]::|ヽ;:::八　_,ｲ]
　　　!::::::::ハ::ﾉ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|＿|/ノ::/::::::`iく/　　　　　と警戒しているのよ）
　　　｀ヽ/　「,ﾊ　　　　' 　　　　　ﾊ::::|´;:ｲ:::::::i::::|
　　　rイ　./|__,|、　　　　　　　　　 /::::::ﾊ::::::|:::::::|::::|　　　　.　（色々と理由をつけて自分たちしか保管できないようにしているのは
　　　Y^ヽ､,!::::::i＞.,､`=ﾆ二二ﾆ=′/:::::/::::i::/|:::::::ﾊ:::!
　　　 `ヽ./:|::::::|:::::::/｀>ﾉ｀i､__ 　イ;'::::::;'｀ヾ|:::::|::::/:::i::|　　　　　　それが理由でしょう）
　　　　 ./:::ﾊ:::::|::::/|:::/　/"´ｿ._／|::::::i　 /ヽ､!/:::::::り/>
　　　,'::::/ |∨|/ rイ|　,'　,.'´_,.ｲ/|::::::|イ/　／　｀ﾞく＜_]
　　　 i::/　 !:::;rくｿ'´!　　　　_つ ,!::::/ /! / 　／〉｀V´

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 -―-ミ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　f　　 :f 　 }:ﾊ　　} }
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 j{::i　八　/ ﾘ}/才ム
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 7八rf:f:メｨｲ´　ﾏ=メ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　八:{乂从　　 _.ノｲﾊ:ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_ . . .-―-ミ　　　　　　　　　　　　　ｲ{f{ 竿ミ　ｆr___, {り从　　　確かに女王陛下の仰る通りです。
　　　　　　　　　　　　　　　　. : ´: : : : : : : : : : : :.ヽ　　　　　　　　　　　 )圦￣ ;　　　 .仏"
　　　　　　　　　　　　　　／. : : : : : : : : : : : : : : : :ハ＿__　　　　　　　　　ム_　ゞ _,　ム　　　　.　軍に保管させると負担になりますね。
　　　　　　　　　　　　 {: : : : : : : : : : : : : : : :fミ斗｀ー.ﾑハー-　 ._　　 .}＼＼__／fり{_
　ハ　　　　　　　　　　　〉: : : : : : : : : : : : : : : :}＞ー-　ハ∨　　　　_ｱ人ﾆﾆ:才⌒7ハ/＞ー - ミ
　} i ＼__　　　　　　　　　}: : : : : : : : : : : : : : : :≧彡イ　＞ }i}　才´＜　　　＞イ/　.′ 〉////////,｀ヽ
.ハ　　ヽ ) r‐-　._　　　｀ヽ: : : : : : : : : : : : : :＞彡イノ　　}i}／＞＜:::＞　　⌒⌒ーf⌒i//////////ハ
.　ｊ　　 ∨ニニニ≡＝=------≧ー-　　　　　彡イノ./ }　o　　＿＞＜:::＞　　 }i　 }/////// / / ∧
rーヽ　.ヽ/ニニニニニニニニoﾆ{{ f　　　　　　　　　彡イ.斗　　　＞o　　　｀＜:::＞!　 ∨//////////∧
⌒ｰ-　._ {ニニニニニニニニニﾆi{ ゝ　　　　　　　　　　　　}　　　.＼　o　　　　　　｀＜::::{ /{f⌒Y//////ム
　　　　从ニニニニニニニニニoム　　　　　　　_　｀ー-r　　　　　　＼ o 　　　　　}i　｀{′ゝ=ｲ////////ﾊ
　　　　　　＼ニニニニニニニニ-oム＿　'´￣. : : : : : : :.＼ i　_＿　　＼　　　　　　i{ 　 ∨////////////∧
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￣￣　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　./　　　ｲ＼才´　 {i.＼ / ゝｲ: :／ニニニニニ:/: : '
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774 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/25(日) 10:01:17 ID:7nsFI0KF: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　 - ──≠rｧ
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　　　　　　 }/ ∧:〈: : : :／. ::: ::: :/::/ ::: :: :: :| :::.Y :: :: :: :: :: :: :ヽ. : : : : : 〉: {.く
　　　　　　　　从.{　!: 〉:／. :: :: :: :::/::/: :: :: :: :::|:: :.:l:: :: :: :: :: :: :: : ::ヽ. : :／: 人 )
　　　　　　　　　)从j: :/. :: :: :: : ::::/ : i :: ::: :: :: :|:.:::::ﾄ、::: ::: :: :: :: :: :: :.∨: X: : :}'
　　　　　　　　 (　〈:./: :: :::::/: :: :i: :: :ｌ :: :: :: : : |: :: :!∧ :: : ::: : Y: :: :: :::∨ :〉:メ
　　　　　　　　　＼ /:/: :: :::!: ::.::::|:::.::.| :: :: :: : : |:::::∧:∧ :: :: :.:::l :: :: :: :: ∨X
　　　　　　　　 /:/ :/: :::ｌ: :: ::::|:!:: :|: :: :: :: : ::!::/　∨∧ :: ::.:::ｌ:::i :: : :: :::}: ∧
　　　　　　　　　　i:/ ./: :: ::|: :: :::从:从: : :: : : : l/　　 ∨ﾊ :_: :: |:::| :: :: : : l:/:.∧　　　　　　　魔族は七大神に造反した罪人共の末裔ではあるけど
　　　　　　　　　 j:ﾚ i: :: :: :!::::::/:≧‐-x: :: :: :::::| __ . 斗＜!: ::: ::|:::|: :ﾉ: : :::|: :': ∧
　　　　　　　　 //:ｌ:l: :: : l:|::::/,x≠＝ミ＼: ::: :|　〒 ≠=ミ: ::::} :i:Y :: :.::::|∨: :∧　　　　　　２万年近い歴史の中で奴らと敵対したのは魔王戦争だけで
　　　　　　 //: :|:|: ::: :l:|:: 「「テ〒「　＼::j　　{　テ〒「!::ル':.:|.::: :: :::|. ∨: :∧
.　　　　　　 //: : :N: ::: 从: |　乂___ソ　　　　　　乂___ソム!: : : :! :: :: : |　 ∨: :∧　　　..　他は上手く共生できていたわ。
　　　　　　　 //: : : 从::: ::j:人! xxx￣　　　　'　　　　￣xxxム斗く :: :: ::::|. 　 ∨: :∧
.　　　　　　 //: : : /　}i:.:::.「.:从　　　　　　　　　　　　　　　　|:: :: :::| :: :: : :!　　 ∨: :∧　　　魔族が暴発することはないでしょう。
　　　　　 , '. : : : :/　 l|l:: : |: ::.人　　　　　　　　　　　　　 . ｲ. :: :: :|: :: ::i:::|　　　 V: : ﾊ
　　　　／. : : : , '　　.从:::::|: : i: :.l＼　　　 r‐‐ｭ　　 .　イ.:::|: :: :: ::|: :: ::l从　　　　}: : : :i
　　／. : : : ／　　 //:∧.:|:: ::!::::|: ::〕＞　 .　＿　　 ´{ :: j:: ::!: ::.::::::|:!: :::j　　　　　 |: : : :|
　 /: : : : jイ　　　 j/ /　 N: ::: ::.:|: ::j!::r‐|　　　　　 .トx:i:: ::|: :: :: :从:ﾙ'　　　　　 j: : : :.!
　i{: : : : :ﾉ〈　　　　　　　 Y: :: ::.:|／ /　:!　　　　　 Ⅵトx.j:: :::::/:::::/　　　　　　从: : :.}
　从: : : : ハ　　　r =x __ _|: :: : ::|　　{_ノ　　　　　　　　V}　 !: :::/⌒＼ __　　　/⌒{ﾉ　｀Y
　　∨: :/: : }　　　Ⅴ/＼从: :: ::|　　|　　/Yﾍ　　　　 /　 j::::∧　/ ﾉメヌ　人　　　 /
　　く⌒ ーへ　　　入｀X　人 :::::!　入 ./ ∧.ﾍ　　　／　　 |:∧ ∨ 「　　｀ヽ　　ー‐ く
　　　＼ __ _ノ　　　 /⌒ﾍ　　＼j　　　/ / ∧. ﾍ／　　　　j'　 ∨ .人　　　 .
　　　　　　　　　　 /　　}人　 jⅥ　　/ / / .∧　ﾍ　　　　 ∧ ∨ /⌒)　　　 i
　　　　　　　　 /　　人　) ∧ j　 / / 〈＼ ∧.　ﾍ　　　∧ ∨ /⌒(　　　　j
　　　　　　　　　厂￣｀ヽ/.::::＼j ./ / ´〉＼＼＼. ﾍ　 ∧ ∨ /⌒Y´ ￣￣｀ヽ
　　　　　　　　 /二フ　 ./.: : : : :j/　／j　　＼＼.　 ∨　∨∨. : : j.　　　　　　〉
　　　　　　 /　　　く7: : : : : :/　　.／.　　　＼　　　∨/ ./. : : : :}二] [二ﾌ.∧

　　　　　　　　ｒ――＜￣￣￣　＞　、
　　　　　 _ｒ―{　　＼　 :|　　／　　_..、＜、＿
　　　ｒ＜￣￣`''＜　　 |:　 / 　／　　　＿＿∨
　　　／　　　　＿／＼　　/　／　　／　　　　 ∨
　　/　　　＿_/　//ｒへ、／`ｙ'￣＾'￢-=ミ、　　 ∨
　〈　　 /　　/　//　　　　　　　　　　　　　Ｙ　　　＜
　　}　/　　 |　ﾔ　　　　　　　　　　　　　　∨　　　/
　 /　|＼　　|　　ﾔ　　　　　　　　　　　　　/ |　　　∨
　〉乂＿≧ｚｚｚｚｚｘ　　　　 _.xzzzzzzzz≦_ノ､＼　 ∨
　//　|　　_zzzzz `寸>　　//／_zzzzzz＿　 ∨　＼/　　　確かに今の魔族は王国とは物理的に距離が離れているから
　〈　/|　￣┴^┴＞/|　　　>　-┴^┴ ′　 /￣＼(
　〈 /｜　　　　／　|　　　　＼　　　　　　 √ ＼〉　　　対立する事を考慮する必要はないでしょう。
　　|　ﾔ　　　　　　　〈、　　　　　　　　　　　√　　}/
　ノ|　ﾔ　　　　　　∧ { 、　　　　　　　　　 √　 /　　　　魔族には恒星間航行技術はないので
　 ∧　ﾔ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| 　 /
　　∧　ﾔ　　　　-　ー=　――' 　　　　　　|_／|　　　　　彼らは事実上無害化しています。
　　　＼ﾔ　　　　　ー――　　　　　　　　/　　」
　　　　_ノ|＼　　　　　　　　　　　　　　　／　」/　　　　　　しかし、魔女は違います。
　　　　＿|　＼＿＿＿　　　　　　　／　|八
　　 /　ｒ-|　／　　　／　　　　　　／　　／＼
　　{、　`''＜　　　 /＞―――＜　　／＿＿＼
　　Ｙ:.＞、　 `'＜/　　　　　　　　／＿ノ　　〕￣
　　∧:.:.:.:.:.＞　、　`''＜ｒへｒへｒへ/　／￣/
　　 √:.:.:.:.:.＼　　`>、　　/ ∨＼ ∨＼／〉
＿　_/:.:.:.:.:.:.ｒ―＞　　、　 /　 :∧　＼　＼
.　　`''＜:.:.:.:.＼　　　　　 ./　　 |:∧　 .＼　　`''＜

　　　　　　　　 .. -‐=ミ
　　　　　　 .イ才ｲ.／. :＞‐=ﾆ: :ｭ
　　　　才ｲ ::|ｲ:://. ／. : : ‐-ミ: : :ヽ
　　　ｲ:ハ:!: :{:{i:{:{彡'"´_. : -=＝ミ:｀ヾ
_＿＿}＞ォイﾒ∨才ｨｫ=ミ:ー-=ﾆ: : :⌒ｱ
｀ｰ=彡才ﾊ :| ｀ゞ'"´　　　 }:才´ｰ-ミ : :}
.　八 ∨{∧{　　　　　　　｀ヾｰ-ﾐ: :＼!
　　　 }汽:,　乂　　　　　ノﾙj　}: :ｰ-ミﾊ
　　イﾊ示メ.　　　厶斗≦,　 {才⌒ヾメ
　　 ∧ 汽ﾓ:圷ｰ斧"ﾓ:ｱ才. 从:ﾘ⌒;汽　　　.　魔女は神暦末期には約２万５０００人でしたが
　　　ハi　　￣i　　　　￣　　　}/　 /⌒
　　　　 '.　　 :l 　　　　　　 ,　.ｲﾘ　　　　　　現在は約１００万人になっており、大幅に増加しています。
.　　　　∧ 　 .;!_　　　　　　　　/ハ:f
　　　　　∧　 _｀ｰ_＿　,　　　ｲ.刈り　　　　　　　これは少々問題では？
ｨｭ_　　　　ヽ　｀ﾆﾆ　 ´　rく　　从{
ア / / ー＜∧　　　 _,.ｲ/　　＞'"´｝　＿
: :/ /: :＞ ´　／￣ﾊr-=≦-‐=ﾆﾆ才´.:.:.:.ﾊ＿
: { ｲ ´　　　 '　　 .//ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ-／'.:.:.:.:.::.／.:.:.:.:
ｲ厶. 　　　　 / {ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ_/.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
　{:::::.＼　　　　/　 'ﾆﾆﾆﾆﾆ_/.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::
⌒:::::::iハ　　　,　　 !ﾆニニ./.:/.:.:.:.:＞.:´.:.:.:.:.:.:.:.:
:::::::::乂　｀ヾ:ｲ　　 i｀＜_./.:.'.:.:.／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
775 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/25(日) 10:01:48 ID:7nsFI0KF: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,, _,,r‐┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,ｒ-‐´:::::::'`i └i,
　　　　　　　　　{` ｙー─--　,,_　　　　　　／::::::::::::::::::::::::}　く,
　　　　　　　　　」 /:::::::::::::::::::::::::｀二ゝ-――――- 、:::::::}　」
　　　　　　　　く {::::::::::::::.:::::::／ : : : : : : : : : : : : : : : ｀丶、::} L_
　　　　　　　　 [､ {::::::::::.::::／: : : : : : : : : : : : : : :ヽ : : : : : ＼　」
　　　　　　　　　「 {::::::::::::/ : : : : : : : : : : : : : : : : : |: : : : : : : :ヽ,
　　　　　　　　　｀ｱゝ..:::,': : : : : : :l: : : : :│:: : : : :|:|: : : : : : : : l:ハ
　　　　　　　　　└ェゝ:ｌ: : : :|: : : |: |: : ｌ: |: :|: : :|:.ｌ:|ﾊ: : :|: |: |:.|: ｌﾊ
　　　　　　　　　　　くｨ |: ｌ: : |: : : |: |＼|: ｌ: :|: : :|:.ｌ:|／ l |: |: |:.|: |: |
　　　　　　　　　　　/::く|: |: : |: : : |: |∨l＼:,ﾍ: :j|イl　j/ ｊ/ｊ:/: |: |: |
　　　　　　　　　　 /::::::|: |: : | : : ヤ〒戈Fヽ∨ﾚ〒戈Fｶ : /:/V
　　　　　　　　　　/::::::::|: |: : ｌ二ﾆl　弋::ノ　　　弋::ノｲ: /j/　　　　つまり『異種族の魔女が多すぎる』と言いたいわけね。
　　　　　　　　　　｀ヽ:::::|: |: : :!:::::::|　　　　　　　　　　　　|:/|
　　　　　　　　　　　　ー|: !: :l:.l:::::::|U　　　　　　　　　　ｲ:::」　　　　　それは分からなくもないけど
　　　　　　　　　　　　　 | ! : |: l二:| ＼　　 -― 　／ :!二!
　　　　　　　　　　　　　ﾘ: : |: :|: : |: l j`ﾄ､　__　＜:|: : :| : :|　　　　.　私たち自身が魔女を活用している状況で
　　　　　　　　　　　　　,': : : | : | : ∨／l　　　　　 i :|: : :|: :∧
　　　　　　　　　　　　 /: : :_/; -ﾍ: : ﾏｌ　｀＼／´　ﾄ､/: ,': ﾍ　　　　それを言うのはどうかと思うわ。
　　　　　　　　　　　　j : : : : ｲ::ヽ　ヽ: :}　　ｲ ⌒iﾍ　　/: /i: : ﾍ
　　　　　　　　　　　 /: : ,.　 ┤::::＼　V　/::〉ｰﾍ.ﾊ　/／::::ﾄ　､ｌ
.　　　　　　　　　　l: : / 　　|:::::::::::＼ /::./　ﾊ｀i:::::V:::::::::::│　ヽ
　　　　　　　　　　へ /　　　 |::::::::::::::::::::::!　 ::;'　＼:::::::::::::::､ ._　」＿
　　　　　　　　　r'　　｀‐-　._ ':::::::::::::::::::::ｌ　　　　　　ヽ:::::::::::ﾍ／　　 }
　　　　　　　　/ 　　　　 l |:::::::::::::::::::::i　　　　　　　ゝ::::::::::i　　　　＼
　　　　　　／　　　　　　　　､::::::::::::::::::::｀⌒ー‐..´::::::::::::::::::ノ　　　　　＼

　　　　　　　　　　　　＿_　　　　　　　　　　　　　　＿＿ノ^)_
　　　　　　　　　　　〈〈￣＼――‐-　　　　＿／:i:i:i:i:i:i:i〈⌒)
　　　　　　　　　　　〈乂ノ{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＞'":: :: :: :: :: ￣￣｀`丶、
　　　　　　　　　　　　( ｒ㍉}:i:i:i:i:i:i:i:i／:: :: ::／:: :: :: :: :: :: :: :: :: ::.＼
　　　　　　　　　 ( 〉⌒Y:i:i:i:ｉ: ':: :: :: :: :: :: :: :: :: : : |:: :: ::|:: :: : : ＼
　　　　　　　　　　　　（L／ヽ:i:7:: :: ::.::/:: :: :: :: :: ::|:: :|:: :: ::|:: :: :: :: :: ＼
　　　　　　　　　　　　（_Ｙン:i/ :: :: : / :: :: :: |:: : : |:: :| : : ∧ : | :: :: :: ::.:＼
　　　　　　　　　　　　　〈ノ _/:|:: :: ::/:: :: ::|:: :|＿:: |::/|:: :/　} : | :: :: | : :.⌒ヽ
　　　　　　　　　　　 (ン⌒八 : : :: :＿_:| 斗ャミﾄ　|::/　―从‐ :: |:: ::i　　.　汎用型の魔女は清姫様が制御しているから
　　　　　　　　　　　　　／:人/ : :＼::(〈⌒八::乂ノリ　 / 　斗ミﾄ:: ::.|:: ::|
　　　　　　　　　＿／:i:i:/::/:: :: :: ::.＼/⌒ヽヽ´｀｀　　　　ゝﾉﾘ　〉:人.从　　　少なくとも清姫様が統率している間は大丈夫でしょう。
　　　　　　　　　乂＼:i/:: :: :: :: ::/:: :: |////|　　　　　　　 `　　ｲ＞く
　　　　　　　　　　　乂./ :: :: :: :: :: :: :: ::〉～人　　　　　　 r‐く＼＼ヽ　　　　問題なのは特化型の魔女ね。
　　　　　　　　　　　　/:/:: |:: :: :: :|:: :: 〈_/～へ,)　　　　´　`〈_i　 }　　　 }
　　　　　　　　　 /:ｲ::.::.|:: :: :＿_ : :: |:: :: ::.:| うぅ　　.,_　イ　　　　／　　　　あいつらに関しては清姫様は統制をやっていないわ。
　　　　　　　　　　　　 | : : | ／　　　＼|:: :: ::.:|　　 /::::::::{　　　　イ
　　　　　　　　　　　人:: :/　　　　　人 : : : |　　/:: /: ∧　 /　{:: |
　　　　　　　　　　　⌒＼::{　　　　 ⌒: : : : 从 ∨匕:: / ∧　　 Ⅵ
　　　　　　　　　 -‐＝＝＝＝=- 　　＼:（　 r''⌒ヽ⌒/ ∧ ／￣￣＼
　　　　　　　　〔　　　　　　　　　　＼/　∧＼人　　} } ∧/:: /　／〉￣∧
　　　　　　　　∧　　　　　　　　　　＼.:.:.:.:.:.:.:.:/～〈.:.:.:|)::/　<／　　/ ∧
　　　　　〈/∧ ノＹ〔__〕　　　　　　　〉.:.:.:.:.:/　|　|∨.:.:/ /'〉　　　 / ∧
　　　　　　　　∨(人ノ　　　〔__〕　　／.:.:.:.:.:./ 　し　∨,: 〈,/　　　　　/　＼
　　　　　　　　　＼　　　　　　　〔_〕/.:.:.:.:.:.:.:.:|　　　　　:/ /〉　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　 /　　　　　　　　〈.:.:.:.:.:.:.:.: |　　　　 / 〈/ 　　　　　　 |　　＼
　　　　　　　　 / /　　　　　　　　　〕＼.:.:.:.:. |　　　 :| /〉　　　　　　　 / 　　　 )

　　　　　　　　　　　　　 , ,-――――-､
　　　　　　　　　 _,,　, イ'　／　 _, -― -ミミ､
　　　　　　　　 /　　i'´ ／　／/　　　　　 `ヽﾐヽ,
　　　　　　　r'´ｌ　　l　.ヽ　.i,／ﾆ二三三＿ `‐ﾐ l
　　　　　 V ヽ＿ヽ -`'´　　　`i//∧、＿｀`　ﾐ__
　　　　　　 /ハl　　　　　　　ヽ//,ヽ､＿_, ､　ﾊ
　　　　　　//.　 l　　　　　　　　.i ,, ´｀ヽ､//,ニﾐ､` ヽ,　　　　未来調査員や裁判官として働いている魔女ですね。
　　　　　 .{ !、　,!　　　　　 _,, ィ'"_　　　　l:i /´`lヽ、　l
　　　　　　 `'　〈__　　.,ィ"ｨ=モイ　　　　ﾘ /ノ,l ヽヽ {、　　　確かに彼女たちは清姫様との関りが少ないから
　　　　　　　　　ヽ､i　　　　￣´　　　　　　,__,ｲ､//l,,ハ!
　　　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　l　　 `l_rﾘ　　　　　統制に問題があります。
　　　　　　　　 |　　__　　　　　　 ,li　　　|-､
　　　　　　　　　　　￣＿　--'　　　／.:l _,　'_,,,ｨ'
　　　　　　　　　ヽ`‐'´　　 ,‐‐'-,- '´ｨ=ﾆ三|
　　　　　　　　　　　　ィヽ＿_ ,,/イ´,-=ﾆ三三三|
　　　　　　　　　　　　　 ,＞/／//ｲ'´　,ﾉﾆ三三二ト､
　　　　　　　　　　　ヽ／/　i　l_,-_‐'´ﾉ彡=‐'´ , -‐'-､
　　　　　　　　 , -====く〈ヽヽ l､_ヽ_,-‐'´　　.::／, '´￣｀ヽ､
　　　　　　／／//////｀＞`､´　　　　　〈　i、　　　　　`　､
776 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/25(日) 10:02:26 ID:7nsFI0KF: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,-rｧ=､ ,r=、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿　　　,r／i;i;i;i;|'i;i;i;|
　　　　　　　　　　　　　　 ,..-ｧ'二二三三≧､{|i;i;i;i;i;i;i;!;i;i;i;!
　　　　　　　　　　　　 , ' :/l: : : ＼────{!i;i;i;i;i;i;i|;i;i;i;|　　　　　　　　　 _,､,､,､,
　　　　　　　　　　／/ //!: :、: : ヽ二二ニ=ヽi;i;i;i;i;iヽi;i;`ー.､,ィ　　 ,r=ニ;;;;;;;;;;/　.　やはり、トレーズもそう思うよね。
　　　　　　　　　　, '　,'　,' ! |: : :＼: : :≧=.､＿_ノヽi;i;i;i;i;iヽi;i;i;/"ﾉ ,rｧ';;;;;;;;彡─‐"
　　　　　　　 /　　!　!: |:.|＼: : :＼: : : : : ＼: : : :＼i;i;i;i;i;ヾ≠"´;;;;彡"　　　　　　　　清姫様は特化型の魔女を
　　　　　　　　 /,　　 |　l: :ﾞ､:､　x──､: ミ≧､:｀ヽ､ノ:＞ー≪二≪＿,､,､,､,､,､_
　　　　　　　　,'//.'　 !､ヽ: :､:. |／ミ≠ミ､: ＼: ヽ: :ヽ＼: :`ー≦≧=､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼　　　軽視しているように感じるわ。
　　　　　　　 / ,'/　　|:..＼＼ヽ､〃{そうヽヽﾐ: ヽ: ヾ: |: : `ヽ､ー──:＼≧=-二＿＿＿＿
　　　　　　　　 |l |　　ヽ≧≠ミ､　｀-''’ 川 l ヽ|: : l: ﾄ､: : : : ＞──＝＝＝＝≦三ニ＝ニ=､
　　　　　　　　 |' l 　＼斗う}　　　　　 // ハ:.:.|: : |:.:l: ≧､: : : : : : ＞-ミ三三≧､　＼ミ､　　＼
　　　　　　　　ヽ＼＼:＼`" ､　　　　/r､r､/: /|: : |:.:ヽ: : : ＞､: : : 　　　　＞‐ミ三ヽ　ヽヾ　　　ヽ
　　　　　　　　　　＼Yj ＼ハ　　　r ｧ };i;i;i/: :／|: : |､: :ミ≧=-､: :＞-､ニ＝､: : : : :＞＝=───'　|
　　　　　　　　　　　　　　 |ヾ｀>').._/)_/;i;i/∠＿:!: : !: ＞-､二＝──＝─≧ニ￣`ヽ: : : :＼　　　/
　　　　　　　　　　　　　　 l　l;| |　/,' /:,r'" 　　 |: : ヽ: :`ー＜＿＿＿＿＿　ミヽ、　 |: :ﾉヽ＼ヽ
　　　　　　　　　　　　　　,r彡| |,r;/./:,'　　　　　ヽ､:.ヽ `ヽ、ミ:ヾ､　ヽ:ヽ　　＼ﾄ､:.＼ﾉ'"　　　＼!
　　　　　　　　　　　　　〃 |./ }　|:'|　　　　　　　＼ヽ_..-＼ｧﾄ､:ヽ　l:.|　　　ﾉハ: : :ヽ　　　　ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　 |　ヽ l |　　_,r‐≦￣≧へ:|　　　l!　＼:l>ﾘ　　 {'　　}: :l: |
　　　　　　　　　　　　　　 l　　 lr┴''"　　　　＿_,..-ﾘ￣￣l|￣|-ﾘ　　　　　　/／|,'
　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　ﾉ　　　 _,r''"´　　　　　　　,'　-|'"　　　　　／´　 l
　　　　　　　　　　　　　　　　　 l<＿＿,r''" 　　 ., '　　　　 |　　!
　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　 ,.ｲ/ 　,　　　 /　　　　　 ! 　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 |／　| ／　　　 ,′　　　　　　ﾊ　　ハ
　　　　　　　　　　　　　　　　　∧　,ｲ"　　　ｲ |　　　　ヽ / | ﾍ＿＿＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 /　∨ |　　　 /:|: ヽ　　　 ,'　l　∧　　 `､ヽ＿__
　　　　　　　　　　　　　　　　,′ ,'　 !　　　/ ∧　　　　　 l:　:|　　ヽ..　＿l　 _..-≧＝─､
　　　　　　　　　　　　　　　　|:　 | ,'　　　 ' λ:ﾍ　　　　 |:　:ヽ　　＼　￣　　　　　ヽﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　| !　　　ハ| Ｌ:∧　　　　l:　　＼　　ヽ､￣￣￣￣{∨| |
　　　　　　　　　　　　　　　　　∨ ! |､　 .l|,. ヽ､|:::::＼　　　ヽ　　　＼　　　　　　　　 l :ノ:ﾉ　　_,r=ｧ、
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　　　　　　　　　　　　　　　　　 l　　 :|l　　　 ,'::::::::::::ヽ　　／:::::::::ヽ　ヽ　／::`<::::::::::::::::::::::::::::::::::`":::::
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼＿_ノヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣￣ニ＝──
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｌ:`ー::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::ー────''"´::::::::::::::::::::::

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_....._ _..ｒ＜.＿ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _..＜￣ｙ/......../............^￣￢ｒｙ―ｙ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ｒ〈........ ／.........../...........',..............!/.....ハ
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　　　　　　　　　　　　　　　 `Ｙ!{:::::::/::::/::::::/{:::/ : |::::::::::::/::::::::::::ノノ:::::::: } ハ
　　　　　　　　　　　　　　　ノ`乂::::乂:{:::::::{∧{::::: |:::::::::/:::::::::／:/::::ノ／:::,イ’
　　　　　　　　　　　　　　　ｋ{::::::込、: ＼::::∨∧::::|:::::::/::::::::/::::/rイ/j::／八、
　　　　　　　　　　　　　　 /:: ＼:Y⌒￢／Y＾Y∧: |:::://ｙイ,ｒイ￢⌒ソ:::::_..ノ{、
　　　　　　　　　　　　　　〉:::::::::」`　　/:::/|::/＾``YY```　　　　　　　ﾐ::::::::::::ハ
　　　　　　　　　　　　　　 ∨:::::ミ　　/::/　| {　　　　　　　　　　　　　　ﾐ::::::::::::{´
　　　　　　　　　　　　　　 }:::::爻、 {::{　　| }　　　　　　　　　　　　　　爻::::::ハ
　　　　　　　　　　　　　　そ/＾Y`＼Y　　 |!　　　　　　　　　　　　∠__ノ:/＾Yノヘ、
　　　　　　　　　　　　　 ,ヲ//＾ミ`ー---ｪｪｘ、　　　　　ノ_xｒ=＝厂_ノ爻　{:::/⌒）
　　　　　　　　　　　　　 _ノ∧　ﾐ] ⌒弋乞歹`寸、　　イ弋乞歹^⌒ _ノ「　仄{　(
　　　　　　　　　　　　　　 ,∧　ﾐ}　　'￣`＾`` / |!　　　 '￣`＾`　　　彡　/^}^}　　　汎用型の魔女は公言はしていませんが
　　　　　　　　　　　　　　　/ ∧ ∧.　　　　 /　 |　　　　　　　　　 / 　/ ,/
　　　　　　　　　　　　　　　　＼∧ 　　　 ∨　|　　　　　　　　　 /|!_ノ　　　　　.　特化型の魔女を見下している者が多いようです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノ∧　　　　　|　.|　　　　　　 /. |ト、
　　　　　　　　　　　　　　　　　/　./ ∧　　　　＼L／　　　　　　/　..|）ハ　　　　　　この問題は深刻ではないでしょうか？
　　　　　　　　　　　　　　　　　{　 {//| ＼　 `ー　-‐-　―'' 　 /`ー.／　 }
　　　　　　　　　　　　　　　　　ト、}＼‐　}ト、　 `ー-―　　　 /　　/　　 /||
　　　　　　　　　　　　　　　　　|二}:::::::Y＾Y/::::）y、　　　　／{　／　／ﾐ|ト、
　　　　　　　　　　　　　　　　　|℡乂::::|/^Y＾乂:::＾L_＿.／.ノ／　／二八ミ≧s｡.._
　　　　　　　　　　　　　　ｒ―ｲ二_::::ヾ{::::::乂:::::フ::フｒｙフイ　　／二二二Ⅶ三三込、
　　　　　　　　　　 _ . -=|　「二二ｒ、:{::::::::::うｒ⌒Y::::::ノ＾}!.| .／二二二二-Ⅶ三三∨≧s｡.._
　　　　　＿_..-=二　　」|　|二二{ 込乂:::::::::::::_.. -=~::::::)_＼／）二二二二.Ⅶ三三∨三三≧s｡.._
「|ｒ-=ﾆ￣　　　　　　_.._ヲ/⌒￢寸フノ「ｒｒ＜::::::::::::_::::フ:::::〉-＼―）二＞''´__Ⅶ三三三三三三三/≧s｡.._
-||　　　　　　　_.. -=_＿_/　　、　　う／」」￣T￣￢⌒¨´∨　 ∨_／_...｡s≦ Ⅶ三三三三三三//三三三≧s｡..___
-||　　　_,.､～`´　/⌒寸/￣`寸㎜ア¨¨⌒）　| |　 |　|　|　　∨　 ∨二二_.｡s≦Ⅶ三三三三三.//三三三三三三ハ
-∨　/／二二　/　　　＼　　 Ⅵｱ゜　　／」　| |　 |　|　|.　　 ∨　 ∨二二二二.Ⅶ三三三三..//三三三三三三三ハ
∨　／二二二 /　　、　　＼　 ∨　　/ 　 |!　| |　 |　|　|　　　 ∨―∨二二二二}}三三三三//三三三三三三三//ハ
_ ／二二二ノ　　　 }℡、　 ∨ .∨ /|＿_」　 | |　 |　|　レ―-イ}___ノ二二二二Ⅳ三三三-//三三三三jI斗七¨´/ ノハ
/二二二二{　――― 寸,、　∨　∨」＿)〉　 |」レへ_」」ヲ￣￣￣￣`寸二二Ⅳ三三三-//三jI斗七¨´三三三/三三ハ
二二二二ヲ　　　　　　乂＿」____厂￣￣￣ヲ_」T「　　　　　　　　　 `''＜Ⅳ三三三-//≦三三三三三三／三三三ハ
二_斗七ヲ　　ー―へ、　乂　　ノ　　　　　　　 |　|　　　　　　　　　　　 /三三三-//三三三三jI斗七¨´三三三三/ハ
777 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/25(日) 10:03:02 ID:7nsFI0KF: 　　　　　　　ｒ‐ﾆ7三三三≧zｰﾏ＞三三三三ヽﾆ〉
　　　　　　　辷７三三三三Уﾆ≦三三三三三V 7
　　　　rﾐ二fﾆ-‐::::￣￣::::::::::::::::::::::::::::¨:＜三三}ﾆ{::､
　　　　辷／,,::::::::::::::::::::::":::::::::::‐-::::::::::::::::::ヽ三/‐ﾉ::::ヽ
　　　　ゝ/::/ ／:::::::::::::::::::::{::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::Vン三三ハ
　　　　{:/V:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼三厂ゞ
　　　　　v ,'::::::::::::::::::::::::::::ﾄ::::::::::_;Lヽ‐-:::::::::::::::::::∨ン:::::.､　　　　確かに問題といえば問題ではあるけど
　　　　　　{::::::::::::::::::_:斗:‐i v::::::::::i　ヾゝ::::::::::::::::::::}:::::::::::::::
　　　　　人::::::::::＜:ゝルV　V:::::ﾘィｆ弍刈::i:::::::::::::::::::::::::::|　　　　同じ魔女でも特化型と汎用型では住む場所や業務が違うわ。
　　　　　　 i::!:::::::::::::i下弍ﾒ　ヽN　　辷り Ⅵ:::i:::::!::::::::::::::::|
　　　　　 j:从::::{:､:::､辷り､　　/／//／.::::::::::::!::::::::::::::::j　　　　火種はあっても対立には繋がらないでしょう。
　　　　　　ｲ:::::::::ﾐ､`::ゝ/／/　　　　　　　ハ::ﾊ: :!:::::::::::::::ﾊ
　　　　　 .:::::::::::::::ﾄ:ゝiゝ　　　　，っ　　ｲ::ﾉｿi　ﾘー-　､:::::.､
　　　　 {:::;イ::::::［　 ]::::::＞｡ __　　＜ﾘ{　　 }/､ン⌒Yﾍ::::.､
　　　　　 V ﾉ;::i::<ﾗﾆﾍ厂 i　　 |　 /　　　广ﾆ人ﾝ　　　ﾚ:::::::::ミー=''
　　　　　　ﾘ　{::::::j　辷i　　 i　/　　　个::ｿ　　　　　 i::::::::::|
　　　　　　　　／vリ　廴i　　　v　　　　ﾚ　　　　　　 j::::::::ﾉ
　　　　　　　／／⌒ ＜竺个⌒ ﾄ　　／ン≧zｆﾆﾆ二二]彡
　　　　　へ､ / ／　　　ヽ‐ゝ〟ﾉ三三三三i|　　　　　　|　　＿
　　　／　　ヾゝ〈 κ　　　`＜ j三三三三ﾆj　　　　　 {≦三ﾆ〉〉
　　　　　　＼/ゝУ＾ヘ　　　＜ﾍ￣　⌒ﾐ～　　　ヾ三三{(
　　/　　　　　》／　_二つ_｡　　　.i　　　　　　ヽ　 j三三ﾏヽ
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　　　　　　 /:: :: :/:: :: :: :: :/::.::|:: :: :: ::|::.::_|_______|:: :: : ∨::/〉
　　　　 ∥:: ::/:: :: :: :: :/:: :: |:: :: :: ::／: |:＼ :: |:: :: :: ::V::∧
　　　　　 ∥: :: : : {:: ::／￣::.::.|:: :: :: ::|　斗ャ=ミk:: :: ::.::.|:: :: :.　　　　特化型の魔女は上級貴族や司法の需要に応じて誕生したから
　　　　　 {/:: :: :: 人 :: :: x==ミk:＼:: ::|　　{ rJ( 　》:: :: ::.|:: :: : .
　　　　　　 |:: :: :: ::.::＼:《 { ｒJ（　　＼|　　乂::ツ从:: ::ﾊ|:: :: :: :.　　　彼女たちに関しては清姫様ではなく
.　　　　　　从:: ::{:: :: .::.::. 乂::ツ　　､　　 , , ,　/:: :: /:: :: :: :: :: .
　　　　　　＼{＼:: :: ::乂 , ,　　　　　　　ノｲ::/〈:: ::|:: :: :: :: ｉ　..　上級貴族や司法が対処するべきでしょう。
.　　　　　　　 /:: :: /:: T⌒〈　　　 ,　､　　　√:i:i:i√::.|:: :: :: :: :＼
　　　　　　　/:: :: /:: :: |:i:i:i:{ゎ｡.,　　　　　／:i:i:i:i:i√ : |:: :: :: :: :: ::.＼
.　　　　　　 .:: :: /:: :: : |:i:i:ｉ:∨ / 〕　--　´　√:i:i:i√ :: |:: :: :: :: :|:/⌒ ヽ
　　　　／ : : /:: :: : : |:i:i:i:i ∨:__|　　　　　 √:i:i:i√:: ::.|:: :: :: :: :|'
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　 ⌒７:: ／:: :: :: :: :: : /￣￣V ＼ |　　 |　/￣ :〈 ∧:: ::|:: :: :: :: :|
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　　　{　　::.／　　|　 |:: :: :: :: :: ::i/／〕　从:: :: ::/:∧　　　　　　 /￣＼
　　　　　 / 　　　|　人 :: :: :: : : |　　/　　 {:: :: :: : : 〈＼　　　　∥

　　　　　　　　　　　　　 __
　　　　　　　　　　 , ｨ"´/￣´　｀ー-､
　　　　　　　 /l. , イ /　　 l .ヽ　ﾍ
　　　　　　　　ｲV´ / /　　i　l 　 l　ﾊ　　.　未来調査員は所属こそ魔法協会から派遣された扱いになっていますが
　　　　　　　 i`　l､ ! l　　 l　l 　,ﾉ　ｌl
　　　　　　〈ヽ,/ `ヽ,ヽ、ｲ/ ／_,ｲ, /　　　彼女たちは魔法協会との関りが薄い。
　　　　　　　 / ,イ　〃 /ﾊ,-'"´　　.}ｲ.{
　　　　　　　 lrr,ｌﾐ､,'　〃　　　　　ﾉ!' ﾄ　　　裁判官は司法に所属しているので魔法協会とは無関係になっています。
　　　　　　　 __ﾄ,l ヽヒﾄ､､　_,,,ｨｭイ"l´l'
_　 _,..　-‐'"´ｌ.ｌ:ｌ:ｌ.　　　　}　´~¨¨´./ｲﾄ､_
///l　　　　 ,!.l::l:ｌi　　　　{　　　 .,'/l::l l　`ー--､_,,,_ ._
// l、＿＿ノ/!::l:ﾄiﾍ　 , `_'_ 　　//.:l::l l　　　　|.| || | l.ｌT
l.i /`――‐'´ 个､lﾐヽ、ヽ- '　,ｲ//.:l:.ﾄヽ､_＿_ﾉ.| || | |.! l
ﾘ/ﾉ.::::::::::::::::::::::::::::::／`ｨ-,-<彡:::::/.::::::｀`―-､ﾉ !.l l l !/ﾉ
//.:::::::::::::::::::::::_, -'-､//ハヽヽ､::::::::::::::::::::::::::::::`i.l l,| ﾘ /‐
'.::::::::_　-‐''"´　　　 Lﾘﾊ,r､,ｨ_/.＼:::::::::::::::::::::::::.ﾊV /./ ﾊ
　　　　　　　　　　　　　|　　　　　 `ヽ､:::::::
　　　　　　　　　　　　 l

　　　　　　　　　　　　　　　　　　／: : : : : : :＼: : : : : :|: : : |: : : :/: /: : ｀:､
　　　　　　　　　　　　　　　　／／: : : :.,ヘ／〉＾,ﾍ: : :|: : : |: : :/／: :/ : : :ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 /／: : :＿:,/　////′ ＼ｊ: : :/_／-‐≠ﾍ: : : : : :
　　　　　　　　　　　　　　　ｊ/: :／: : :_ﾉ　 {（〈,{　　　｀￣´　　　　　 }: : : : :′
　　　　　　　　　　　　　　ノ{: :/____/´　　　ヽヽ　　　　　　　　 }=‐-:/
　　　　　　　　　　　　　　ノ／: ／|　　　　　　　　　　　　　　　 }ヽ : }
　　　　　　　　　　　　ﾉ／∧: |　-｀＝=‐-ミ､　　　　　　　　　 _ヽ: :ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　/ | ヽ∧{　　く　ヒツ≧ヾ　〉　}　=＝＝ﾆ彡' ｊハ
　　　　　　　　　　　　　　　八　　　　　｀￣￣´-‐　　 ' 　ヽヒツノ′/　,　　確かに特化型の魔女は清姫様の統制が届かないから
　　　　　　　　　　　　　　丿/:＼__　　　　　　　　　　 |､　　￣´　　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　 }/ヽ:∧　　　　　　　　　 |　　　　　 /ン　　..　我々が注意するしかないですね。
　　　　　　　　　　　　　　　　＿}/∧　　　　　　　 |
　　　　　　　　　　　　 / (　/ 　ヽ /i!　　　　　　　′　　　　/
　　　　　　　　　　　　　　　{i:i:i＼＼／　|　　｀￣　　‐- '　　　ｲヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そういう事よ」＞女王
　　　　　　　　　　　　　　 /i:i:i:i:i:i＼＼　ヽ　　　｀¨¨´　　／|/　,}
　　　　　　　　　　　　　　,i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼＼/ ､　　　　　　／／／|
　　　　　　　　　　　　　 ,i:i:i:i:i::／＼i:i:i:＼＼＼＿＿／、/　/i:ｉ:ｉ:|
　　　　　　　　　　　　 ,i:i:i:i:i:ｉ:i＼＼＼i:i:i:＼〉　|　　　　ヽ＼ {i:i:i:i:i|
　　　　　　　　　　　／i:i:i:i:i:i:く＼＼＼＼i:i:i:〉/　　!　　　＼＼/i/!
778 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/25(日) 10:03:30 ID:7nsFI0KF: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _;｡*'￢*:｡、
　　　　　　　　　　　　　　　　　 x''7: : : : ／: : `┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　j: : : : :／: : : :丿::k
　　　　　　　　　　　　　　　　　l: : :::l::/: : : :／ﾉ:::lヽ　　　（今の王国は順調だ）
　　　　　　　　　　　　　　　　./l: : ::ゝl: : ::／::/ )/
　　　　　　　　　　　　　　　　.j.n: : : :ヽ:::l/l ／/ l　　　　（外憂はなく、内憂も上手く対処できている）
　　　　　　　　　　　　　　　　　``N::::_｡-￢,l｡l ./
　　　　　　　　　　　　　　　　　　y>'_;｡zx==x∨　　　　　（王国の繁栄は約束されているから
　　　　　　　　　　　　　　　　　　r／　 ''ﾞYﾞ`　Y
　　　　　　　　　　　　　　　_ _／＼ ''^＾ﾟ~~~ﾟ＾∧　　　　　私たちは繁栄の謳歌すればいい）
　　　　　　　　　　＿　＿ノ///// ゝ''^＾ﾟ~~~ﾟ＾^' ＼__
　　　　　　　　／//////＼///// ＼　　　___zz===;彡ﾍnnnn
　　　　　　　 ////////////＼////Y彡彡``__　　　　　《《||||巛
　　　　　　　j//////////////`l/// |　　　　　l`x_____○_|| ||ミﾐz
　　　　　　　l///////////////l////l　　　　　l　　　　￣/|| ||ミﾐz
　　　　　　　j///////////////l////{　　　　 l　　　　　l` lVﾐ=z
　　　　　　 .l/////////////// l////ll　　　　l　　　　　l /　＼|
　　　　　　 }////////////////l////ll　　　　l　　　　 /ノ　　　＼
　　　　　　j//////////////// l////ll　　　 l　　　　 /　　　　　　く
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　　　　　　l////////////////　////ll　　　j　　 ./　　　　_,'ﾄ　　　　∧
　　　　　　l////////////////　////ll＿＿l__　 /___x／＼.＼　　　　}
　　　　　　l//////////////// /////ll　___○|　ゝ::::oヾ__ _______aia ／
　　　　　　ll//////////////// l////llY'　￣　　{::::::o::::::o:::::o_;｡*'
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　　　　　 ll///////////////// l////lll　　　　　　l
　　　　　 ll/////////l//////// !////ll　　　　　　 l
　　　　　 l///////// i//////// l/// ll　　　　　　　i
　　　　　 l///////// l//////// j////l　　　　　　　!
　　　　　 }///////// l//////// l////l　　　　　　　l
　　　　　　l//////// !//////// l////l　　　　　　　}
　　　　　　l//////// l//////// i////l　　　　　　　j
　　　　　　l//////// I//////// !///人　　　　　　l

恒星間国家に成長した王国は順調に成長を続けており、内憂や外憂をほぼ排除できていた為、王国は非常に恵まれていた。

すくなくとも様々な問題を抱える２１世紀の地球人が見たら理想郷に見えるだろう。

上級貴族たちはこれからも王国を支える藩屛として働くことが求められていた。

それが特権と名誉を与えられた彼らの義務であった。
779 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/25(日) 10:04:05 ID:7nsFI0KF: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿　　＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　-｀.‐､ヽヽ､__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／.:/.:.:.:.:.:._l:ﾊl:.ｌ.:l:.:.ﾊ_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｲ.:.／.:.:/´￣￣｀ヾLr":lミ､、
　　　　　　　　　　　　　　　　　 i／.:.:.:.ノ.　ー-､、￣´ヾ　ﾘ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l.:.:.:.:.:ｌ´　　ー==､`　 r一〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:.:/.ﾐ､!　　　　　　ヾ‐'l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:.:!,⊃　　　　　　　　､,冫l
　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾄl:.:.`i‐'､　　　　　 -‐‐､　,'　　　事は全てエレガントに運べ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 `ｉ:.:.i 　ヽ、　　　　 ´　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ」＿_,--､,、　　　 ./
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l´, ---==ﾐ､l　トﾆ,´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/三三ﾆ(￣ミЛヽ´------､
　　　　 _,.ィニニ―ヽ‐ヽ―――‐ﾄヽ‐',=ミ三ﾆ(ミ￢　__ヽ`＝ミ-､,l_
　　　ムﾑｨ‐＜＞､ _ヽ冫‐v―――'　　　￣｀｀｀7／ニiﾄ､.　　　ﾉ l
　　　 ,＞ニヽ＿,.イ.l ／　,ノ,ィ‐､-------､_, -‐'"´￣￣ヽ､ヽ／‐┘
　.　　l:::::::::::::::l__,,ノ.ｌ,' 　 /,ｲ.　 /,ノ⌒i　ｨ＜ｏ　　　　　　　　｀i´ヽヽ、
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┃｜　　トレーズは銀河団時代を生きるようです（銀河団時代編）　　完　.｜┃
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780 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/25(日) 10:04:38 ID:7nsFI0KF: 銀河団時代編はこれで終わりで、次は番外編をやります。
今回の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
781 ：名無しさん＠狐板：2025/05/25(日) 10:05:15 ID:5oPDhpIM: 乙でした。
２００００年か・・・もう２００００年とみるべきか、まだ２００００年とみるべきか。
782 ：名無しさん＠狐板：2025/05/25(日) 10:08:31 ID:dzOZjlu2: 乙
783 ：名無しさん＠狐板：2025/05/25(日) 10:29:06 ID:zBwQ8jem: 乙
人権問題を言い出すならサクラファイブでもドラえもんでもいいのに何でわざわざ実在した相手の姿を真似るんだ？
784 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/25(日) 10:33:44 ID:7nsFI0KF: >>783
魔族に人権がない事と最終的に固有魔法も含めて完全に魔族を再現したロボットを造ろうとしているからですね。
785 ：名無しさん＠狐板：2025/05/25(日) 10:34:53 ID:9jXpg8UR: 乙
エレガントな?栄だ
786 ：名無しさん＠狐板：2025/05/25(日) 10:38:14 ID:3RnuJZQN: 乙
フリー素材と化した魔族先輩
787 ：名無しさん＠狐板：2025/05/25(日) 10:40:28 ID:zBwQ8jem: >>784
それって外見まで真似しないと固有魔法を再現できないんですか？
788 ：名無しさん＠狐板：2025/05/25(日) 10:43:15 ID:Ita2V78f: 無価値な難癖
789 ：名無しさん＠狐板：2025/05/25(日) 10:48:09 ID:mqIh/Jpu: 一人芝居乙
790 ：名無しさん＠狐板：2025/05/25(日) 10:49:08 ID:zBwQ8jem: 人権がどうのとか言い出すなら外見を変えた方が無難じゃん
791 ：名無しさん＠狐板：2025/05/25(日) 10:53:33 ID:FNBGDOAA: 哀れ
792 ：名無しさん＠狐板：2025/05/25(日) 10:57:57 ID:49mRGwdW: それはそう
固有魔法の再現に必須なら分かるが人権とか今更やる価値もないでしょ
793 ：名無しさん＠狐板：2025/05/25(日) 11:00:57 ID:O5UTFQC2: 一人芝居乙
794 ：名無しさん＠狐板：2025/05/25(日) 11:02:48 ID:sNNP+vMD: 飛行機ビュンビュンしてる奴がなんか言ってる
795 ：名無しさん＠狐板：2025/05/25(日) 11:06:13 ID:6ci7TKKk: ブーメラン
796 ：名無しさん＠狐板：2025/05/25(日) 11:15:48 ID:VnebAhMW: いうほど理想郷か？
人類の家畜化やんけ
797 ：名無しさん＠狐板：2025/05/25(日) 11:45:11 ID:vdw7NUNY: メカエリちゃんは変形したり外部パーツと合体したり巨大化したりしないんですか？！
798 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/25(日) 11:53:48 ID:7nsFI0KF: >>797
どうするかは未定です。
799 ：名無しさん＠狐板：2025/05/25(日) 12:18:41 ID:B/Sybf/0: 乙
変形合体の可能性が示唆されてて草
魔女も魔族も人間社会とは生存星系まで違うだろうから大体何やってても意図して伝えなければ伝わらない気もする
800 ：名無しさん＠狐板：2025/05/25(日) 12:18:57 ID:Lj9OGFOb: 乙
なかなか面白かった。極論統制された世界だけど、確かに幸福はありそうだし
文句や腐敗が出にくい仕組みになってもいそうだ
801 ：名無しさん＠狐板：2025/05/25(日) 12:19:34 ID:B/Sybf/0: >>799
示唆×残されていて〇
802 ：名無しさん＠狐板：2025/05/25(日) 12:21:27 ID:jLcMMa8q: おっと〜？
803 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/25(日) 14:12:52 ID:7nsFI0KF: >>759　誤字修正
×メカエリチャンは小型魔力を内蔵しており
〇メカエリチャンは小型魔力炉を内蔵しており

>>778　誤字修正
×私たちは繁栄の謳歌すればいい）
〇私たちは繁栄を謳歌する事ができる）
804 ：名無しさん＠狐板：2025/05/25(日) 14:17:44 ID:0mIoXz8L: 乙でした
805 ：名無しさん＠狐板：2025/05/25(日) 19:35:07 ID:CwN+KOcP: 乙です
806 ：名無しさん＠狐板：2025/05/25(日) 22:58:53 ID:/z7ff+R2: 乙！
807 ：名無しさん＠狐板：2025/05/26(月) 22:06:53 ID:v1qH9gxU: 乙でした
808 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/28(水) 21:26:49 ID:a7OmJT5b: 　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　 /　 .|ﾞ.
　　　　　　　　　ヽ＿＿＿　　　　　　／　　　　　　　　　　／　　　　　　　 /　　 |: l
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　　　　　　ﾌゝ‐ｧ"r‐:'::ゝ''//:!:|!;;;;;￣;;::/:.,'　 i!ﾘ､:..＼＼ヽ:::::::::::::.......　　＼　　　　　　　 )'
　　　　　｀ーｧ| Yj‐ｧ〈(ノｲ;:::!:|!;:─ｧ彡:/　　i!ヽ:＼:. ＼ヽ「＞=--､-､＿: :.ヽ
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　 ,.r‐'"ク-ヽ'＝=≫､,イ=≠ﾆL!７V''￣! 　.i!　　フﾍ l!:　,' 　ヽ. ヽ:.:.|　　//:|!､: : : ＼_
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┃｜　　　　　　　　　　　　　　番外編　六大貴族　　　　　　　　　　　　　　　..｜┃
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【注意】

・この話は番外編なので、先に『トレーズは銀河団時代を生きるようです』をご覧ください。

・この話は銀河団時代編と同じ年を舞台にしています。
809 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/28(水) 21:27:46 ID:a7OmJT5b: ttps://www.youtube.com/watch?v=wHUsQvyUM0w

――宇宙暦１００２６年

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ﾆﾆﾆﾆﾐﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ」-一…T¨｀¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨´¨¨|…─--ノﾞ:,　　⌒Ｖ{_//⌒¨⌒＼;';';';'
　　　ﾐ;ﾐ　　　　　　　　　　　　　 |　/^ヽ :| |￣￣￣￣￣￣￣￣´| |　/＾ヽ,:ﾞ.:.:.:ﾞ:,　　,:ﾞ:|::::ﾊ　　 ,:＾:,　´"つ
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;';'八;';';';';';';';';';'乂八乂从|二|￣￣|二|丁丁丁||丁丁丁|||丁丁丁||丁丁丁|二|￣￣|二|;';';';';';'ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;
￣￣￣|￣￣￣|￣￣￣|二|￣￣|二|｜｜｜||｜｜｜|||｜｜｜||｜｜｜|二|￣￣|二|￣￣￣￣|￣￣￣
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810 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/28(水) 21:28:11 ID:a7OmJT5b: |: :|＞ｰ乂_乂ﾍト　_　　　∨_∨__rzzzzzzzzzzzzzzzzzｭ_∨__∨_rzzz〈〉〈〉〈〉〈^〉〈〉〈〉〈〉〈〉＿∨＿,ィ=ﾐ､ｨ=ﾐ､＿　　｀Y＾|　__　　 |::::::| |￣: : ::|:l .| : :
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ﾆﾆﾇ|ＴＴﾆﾆﾆﾆﾆＴＴ|| 　 :||￣_||: : |::|ｉ,　弋ィ≠ﾐｿ:| | 圦xzzzzzx､弋ﾆﾆニ:}　　　　 {ニニﾆｱ´￣｀'{　　　,､‐─:{{ｉ:|::|:::|..r‐ｭ.||─‐:|::|¨:|￣|￣￣¨¨弋ニ
|‐‐{ |ｉ:||: ::||¨¨￣_|:| ||¨¨¨||￣_||＿|_圦_ﾉ_(ニニi{: | |　|//─‐{ {く{ :{l::::::::{`{　　　　 }:_:_:: : |{,.､-─┴‐‐//￣￣ﾘ⊥|:::| | : | ||　　 |..|:_:|:_:_|: : : : : : : |￣
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|:_:_|¨¨||:_::||二ﾆ=┫　　､丶`:.:.:.:.:.:.:／j」 {:{:┘ {乂: : : {:| }:|: : ::{:{ﾘ : Y:{: :{ }V⌒⌒V {:i| ﾉﾉ{: :｀'⌒⌒Y 7厂 {_乂＼: `ヽ､　　　　　｀¨¨弌≧s｡.,
「＿|￣　 ┘　　　､丶`:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／:. ／乂ﾉ:. :. ￣:. : : ﾉj ┘: : {乂　ﾉ_}　} }′: : : : } }┘{乂: : : : : : :└'′: : :＼: : ＼: : :`ヽ､　　　　　　|:|:〕iトミ≧s｡.,

　　　　　　　　　　　　　/ﾆﾆ＼　　　　　　　　　　___ 　／ﾆﾆﾆﾆﾆヽ
　　　　　　　　　　　　　! ! 　＼＼　 ,　-' ' ¨￣　 .　／／､　　　/ /
　　　　　　　　　　　　　! !　　　＞｀ヽ　　　　　　 .／／　　｀ヽ､/ /
　　　　　　　　　　　　　! !　xイ　　＼＼-‐-x_／／　　　　／／＼
　　　　　　　　　　　　　ゝ＼x-┬-､____|　　____｀ﾄ､_ﾆﾆﾆﾆx‐､´　 .　ヽ,
　　　　　　　　　　　　 .|／´　,.=|＿＿_ﾊ-‐'　 ∠___｀ヽ､ﾆ|　￣ヽ, 　/
　　　　　　　　　　　　　ゝ､／ /　　八　　　　　/-､￣',　　`'''''''/　!ノ
　　　　　　　　　　　　 __/　　 |　／￣',　　　 ./　　＼ ',　　　　|∠_¨''''￢
　　　　　　　　　　　∠ ,′　　|/xf夾ﾐヽ､　ノ　ﾊえ刈､!　　　　 .', ￣'´丿
　　　　　　　　　　　　　!　' ,　　', 乂ソ　 `´　　乂zｪソ!　　 |　!　 !___／
　　　　　　　　　　　　　｀ヽ､｀ヽ､!　ー　　　　　　ー‐　.}　　.|/　ハ
　　　　　　　　　　　　　　　　`! ハ""　　'　　　　　'''''　l　　 |　　　 !　　　　さてと、皆は現政権の方針をどう思う？
　　　　　　　　　　　　　　　　 .!　　＼　 r- ､　　　　ｨ |　　 |　　　ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　 .|　　 r､_≧　　　＜ﾄ､__.|　　 ',-‐‐''´
　　　　　　　　　　　　　　　　 .!　　 |.l￣|￣l￣|￣`'‐､,′　 .|
　　　　　　　　　　　　　　　　.,′　 |,!:::::',　.|　,':::::::::::::,'　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　,.-/　　　|｀ヽ-ゝ.| ｨ-‐‐　/　　　　ト--,
　　　　　　　　　　　　　 / ./　　　 ..|__／／:::::::::::::/　　　　 .|　　.',
　　　　　　　　　　　　/　ﾊ　　　　|--‐'´:::::::::::::::/　　　　　|　　 .',
　　　　　　　　　　　　,′　ゝ_　　 ./::::::::::::::::::::::::::l　　　　　　/　　ハ
　　　　　　　　　　　　!　　/＼,-‐､／!::::::::::::::::::::!｀ヽ-､,--､/-┐　　 .',
　　　　　　　　　　／!　　|｀ヽ!___,,!,'､.|::::::::::::::::::ヽ　　 !____!　〈　　　 .ト､
　　　　　　　　 ..／　.!　　 ',／/ .',＼/:::::::::::::::::::::::! 　/　　ヽ／　　　　　　＼
　　　　　　　　〈　　　　　　　/　ハ:::::::::::::::::::::::::::::::`´,'　　　ﾊ　　　　　　　　 >
　　　　　　　　　＼　　　　　＼ノ!/::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼　　 /　　　　　　__／
　　　　　　　　　　　ゝ-､_____|　}:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀'|＾´|　x‐--‐''､__
　　　　　　　　　　 ,′`‐‐‐‐}.　}:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.,'　,'´￣⌒´　　ゝ
　　　　　　　　　　,′　　　　',　{::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,' ,.'　　　　　　　　‘,__
　　　　　　　　　　!　　　　 /￣｀!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!　!　　　　　　　　　　｀''､
　　　　　　　　 .,イ　　　　 !　　 |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|￣ﾞ`!　　　　　　　　　　　｀''ヽ､　　　_ﾆﾆ､
　　　　　　　／　　　　　ｲ_____/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{　　 {　　　　　　／　　　　 ',￣￣＜　　　｀ヽ＝=､／〉
　　　　　／　　　　　x＜　./ /ヽ､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l_____ゝ　　　／　　　　　　/＿＿_　　￣｀ヽ　 -´_∠⊃
　　　　／　　　　／　　　./ .,':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〃 |　.|　　　　　　　　　　　 !　　　 /￣￢‐-､_二ﾆﾆ⊃
　　／　　　　 ., '　　　　..,' .,'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| 　',　　　　　　　　　　　!　　　/
　 /　　　　　／　　　　　,'　,'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.|　 .!　　　　',　　　　　　.!　　　!
../　　　　　/　　　　　　/　,'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.|　　!　　　　ﾊ　　　　　 !　　 /

　　　　　　　　　　　　　　　八雲公爵にして光明神の巫女

　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿_
　　　　　　　　　　　__,...　-‐''"´:.:.:.:.:.:.:.:.＞.._
　　　　　　　／｀ー- ..._:.:.:.:.:.:.:.:.:.──:.:.:.:＞､
　　　　　　　　,ィ´,r==､､＿　｀ｰ-＜＿＿＿＿_:.:.:.＼
　　　　　／/,ｲｒｧ'_"-＝ゝ_f⌒l二ﾍ: :.:)ヽfﾆニミ＜|＿_
　　　　　 /:.:.,' ゝ<´:／"⌒|＿_＼l : : `ｰ'─’ヽ: ＼＞!: : :|
　　　　　,':.:.:.ﾚ＜ﾉ´. . . . : : : . .￣. :.＼:..　　ヽ　　 l　ﾞ､／
　　　　　l,:ﾍ: :|⌒. . /: . . ＼: . .＼: . . :.l:::. ヽ　ヽ　ﾞ､　＼＿_
　　　　　＞:У. :., . | : : . . .,ｨべT"ヽ: λ::.: :| 　 |　　ヽ　　ヽ.二ヽ
　　　　 frｧ': : . . |:.λ : : : : :|　チ≧Xｧ|:.:.:.:|:.　 !:.　:.　＼ヽ. ＼ﾉ
　　　　 {l_ﾉ:,!: . . |:.l:::ヽー､:.〈　 "弋:::: )'|/: :.!:.!　|:.:.　＼　ヽ　＼ヽ　　　　じょうぎ座銀河団だけでなく
　　　　／'　|: : . .＼X:kｧxヽﾄﾞ　　'''"´/!/:./: |　ヽ:.:.　　ヽ.:}.:.／'─､
　　　　　　ゝ: : :l: V癶::::）　　　　　ﾉ:.,:'　/　..:.:）: :.:／,ｲ:/ノ⌒ヽj　.　他の銀河団や銀河群にも進出するか。
　　　　　　　　）:|`:.ーゝ'"´′　　　 ,r':／: : . : /／:.／: /{:/´
　　　　　　　ノイ!: : : :l:ﾊ　　ｰ　´　|:/: : ／:,:ｲ: ,(7ﾞ: : /　ヾ､＿　　　　　ちょっと手を広げ過ぎだと思うわ。
　　　　　　　　ノ:／: :.|ﾘ:.ヽ、　　　 l'{: :/／　|:/_>─<ﾆ=-
　　　　　　／'７: : : /!: : : : :|l＞:..-.:ｧﾍ|' _.-' |'　　　　〃チ_
　　　　　　　　 L:_:/|:.|: :.ﾊ: : ! ヽ: :./　 У　　ヽ　　〃タ: : :ヽ
　　　　　　　　　　{: !:.ヽ(　＼ゝ　,≫≪　　　　　〃ﾁ=': : : : : :ヽ
　　　　　　　　　　ヾ＞‐ニニ７TT≪ゝ　　　〃/7ﾞ: : : : : : : : : ﾞ､
　　　　　　　／ニ＝=≦ｱ//||:.:ヾ､:＼〃_rj'´: : : : : : : : : : : :|
　　　　　,..:ｧ=７´ ,.-'"二ﾆｧ':,:':/)'|!: : |:|. . |'ヾ: : : : :,r‐''"´|￣｀ヾj-､
　　　　　l:::'::::/　　ｒ'´::::((_:ｲ:/)'. ヾ､ﾉ:j:＼: :.ヽ:／＼.　　 |　　 /　　>
　　　　 ,'|::|::/　　／!／ｊﾁ/ //,). . . ゞ''. . . .＞K　　　ヽ___jL,=={==<
　　　　 |;!::|'　　　ﾉ　f:7'　) r'. . . . . . . . : : : : <＼__,ｨﾁ" ＿＿＼r─ゝ,､
　　　　 |;;!:ヽ　　イ　(7,' 　 {7 ､. . : : : : : : : : : : : >''7´ |,.ｲ': : ヽLノ:ヽノ:{. ヽ
　　　　 l:ヾ:::ﾍ　 |　{:|{ 　! |!: :.丶. . : : : : : : : : :<＿|＿／: : : : : : : : ﾍｒ､!.　!
　　　　 }::ヽ::へ　!､ゞゝ.　､ゝ､: : ｀:.:. .＿＿_／ヽ二!＼:.:.:.:. : : : : : : :/_.L!_ |
　　　　　|:､::＼:::｀:ー､ゝ＼＼L._ィ:ﾃ７:!: :l;;;;|: :.:.lﾄ､::|: : ヽ:.:.:._t─‐＜ﾆ､_　.}!
　　　　　|ヾ::､::ヽ､＿＿ヽヾヽ＞’::::/:∧: ヾ' : :.:||:..ヾ: :,rｧ≦､`ー-､､　ヽ. /
　　　　　|: :ヾﾐ≡==≠＝!ー!::;ィﾁ/:/: :ヽ_,r＝=||: : |:,':l/,:'　-≧ｰ､ヾ　 Y
　　　　　|: : : : : : : : :／: !;;;;;;!'';;;;;/:/: : : : l:::. : : :i!: : l:|:::/ ／'//／l　　} ハ
　　　　　l: : : : : : : :/: : : |;;;;∧;;:':::,': : : : : |:::. : : :i!: : |::/ ,';' .,'　　　　　/': : |
　　　　　ﾞ､ : : : :,／: : : ノ;;/　/:::,': : : : : : |:＼:／i!: : !' .,':i!　!　　　／,': : : !
　　　　　　ヽ::''_: -≦シｰ' ,r<::::::| : : : : : :.!: : : : : i!:.:.|　|::|l　|!>─'"::/: : :./

　　　　　　　　　　西行寺公爵にして暗黒神の巫女
811 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/28(水) 21:28:50 ID:a7OmJT5b: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿　＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　⌒＞---: : : : : :vー-=､
　　　　　　　　　　　　　　　＿: : ::＿＿　＿＿ _　__: : : :｀ヽ
　　　　　　　　　　　　 /: : -‐－　――― - 〈　Y ヽ: : : ∨
　　　　　　　　　　　　　　/／: : : : :|: : : : : : : : : : : ＼／: : : : : v
　　　　　　　　　　　　　／: : : : : : ::|: : : : ::|＼: : : : : |: : : : : : : :∨
　　　　　　　　　　　 /: : : : : |: :∧: : : ::|⌒)＼: : :|: : :＼: : : : }
　　　　　　　　　　　　 /: : : : : : ﾊ:⌒＼: :::| ｘｔ斧ぅ､人: : :/: : : ::
　　　　　　　　　　　／⌒|: : : : ::ﾊｨ笊ぅ＼ｊ　　乂ソ/: :∨: : :}:::::|　　　確かにそうだけど財界がそれを求めているからね。
　　　　　　　　　　　　　 |::∧: : :∧　ゞ'　　　　　 /: : : :}: ::ﾉｲ:|
　　　　　　　　　　　　　ﾚ　ハ: : :∧　　　_ _　／/: : :ﾊﾊ::　ﾚ　　.　政府も無視はできないわよ。
　　　　　　　　　　　　　　　/　＼{＼＞:..　_ ....:＜: : :/:／ﾚ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　__＼<￣::|　　　 {￣>
　　　　　　　　　　　　　　　　 -=「( /　〉.ノ, -=ﾆ￣〈＿
　　　　　　　　　　　　　 / y L∨/ｖへ　　　ヘ入ﾉヘ
　　　　　　　　　　　　　　　/ /　〈ﾉ　ｖノ　　＼ﾍﾉ｀　／⌒∨
　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　〈ｖ〉　　　　　　〃　　　 ∨
　　　　　　　　　　　　 / {:　　　　　　　　　　　 |　　　　　 ∨
　　　　　　　　　　　　　　 ∧::....　〈ｖ〉　　 _ _ 　..ノ|　　　　　　∨
　　　　　　　　　　　　 /　　 |￣　　　　　￣￣　ﾊ　　　　　 ∨
　　　　　　　　　　　 }＞　 |　　〈ｖ〉　　　　　〈　∨　　　　　 ∨
　　　　　　　　　　　　/　　　〉　　　　　　　　　 }　 {　　　　＼　 ∨
　　　　　　　　　　 / 　／　　〈ｖ〉　　　　　　〈＿ {　　　　　＼ ∨
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　　　　　　　　 /／　　　　　〈ｖ〉　　　　　　　　　∧＼　　　　　　　＼
　　　　　　　　／ {⌒V　　　　 /　　　 |　　　　／: : 〉　＼　　　　　　　 |
　　　　　　／　　￣|＿＿＿厂｀ヽ＿|＿＿／::::: : :|　＼＼　　　　　　∨
　　　　　／　　　　　/: : : : : |: : : : : : : ∨: : : : : : : : :|　　＼＼　　　　　｀ヽ
　　　　〈　/　ｲ　　 /: : : : : : |: : : : : : : : ∨: : : : : : : :|　　　　＼＼　　　　　　＼

　　　　　　　　　　　古明地公爵にして水神の巫女

　　　　　　　　　　　　　　　　 _,,.. --‐:::::::::::::::‐--　..,,
　　　　　　　　　　　　　　 ,. '´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾞﾞヽ､
　　　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾞﾞヽ､
　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾞヽ
　　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾞ､
　　　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::ii:::::::::::λ::::::::::::::ii:::::::::::::::::::::::::::::::i
　　　　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::i i:::::::::/ ﾞl:::::::::::::l ﾞl::::::::::::::::::::::::::::::l
　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::iﾞ　|_;;;/　ﾞl;;;;;;;;;;;lィ' ﾞl::::::::::::::::::::::::::::!
　　　　　　　　　/:::::::,i::::::::::::::::::::::￣,.二ﾆ､ｰ　　　,ィア´"!ヽ::::::::::::::::::::::::::::l
　　　　　　 l::::::::;il::::::::::::::::::::::::::i《´r'　ｉ`　　　　､＿_ﾝ '!:::::::::::::::::::::::::::::l　　　　いや
　　　　　　　　 l::::／ l:::::::::::::::::::::::::l　　ゝ'"´　､　　　　""" !:::::;::::::::::::「.i:::::「.i
　　　　　　 l:/　　 !::::::i:::::::::::::::::ll　"" 　　　　　　　　 l::::::l::::::::::::l. l::::ﾉトi　　財界に配慮しすぎではないかしら？
　　　　　　　　ll　　　 l::::::!i::::::::::i:::::l ヽ　　　　(￣ヽ　　　 l:::::::!::::::「Y　l/　/ l
　　　　　　　　　　　　 !::::! 'l;:::::::l;::::l::::::lﾞヽ　　　　　　 ,. イ'l:::::::l:::::::l　l　l　/ /　.　じょうぎ座銀河団に進出する原因も
　　　　　　　　　　 l::::!　ヽ;::::i;:::l:::::::l::::::ﾞ'＞---＜:::::::::::l:::::::l::::::ﾉ　l　l/ /l
　　　　　　　　　　　　　ヽl　 /ﾞヽi::::l::::::::l＜ヽ　　　／＞-_,l:::::::l／　　　　/:::l　　　財界の要望だったわよ。
　　　　　　　　　　　　　｀ /:::::::::::::l::::::::lヽ､,..ヽ／ ,.::'"´　l::／　　　／::::::l
　　　　　　　　　　　　　　 /::::::::::／!:::::::l_,＞7コ＜´__　　 l/　　　　,／ヽ:::::::::l
　　　　　　　　　　　 /::::::::::/ 　l:::::::l._,,二!､_/ヽ､.,__二.l　　　 ,lﾞ　　 ';::::::::l
　　　　　　　　　　　 /:::::::::::/ 　 l:::::::!____/」/　ヽ!_____.l￣￣￣￣￣￣l::::::l
　　　　　　　　　　　　/:::::::::::/　　!:::::::!　}＞Ｏ＜{　　　 /　　　　　　　　 l:::::::l
　　　　　　　　　　　/::::::::::::/ 　　l::::::::l　　　/　　　　　./　　　　　　　　l:::::::::l
　　　　　　　　 /::::::::::::/ 　　 l:::::::::l　}＞Ｏ＜{　　 /　　　　　　　　 l:::::::::::l
　　　　　　　　　 /::::::::::::/ 　　　!:::::::::!　　　/　　　　/　　　　　　　　 l::::::::::::l
　　　　　　　　／::::::::::::/　　　　l:::::::::::l　}＞Ｏ＜{　 /　　　　　　　　 l::::::::::::::l

　　　　　　　　　　　　　　　蓬莱山公爵にして火神の巫女
812 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/28(水) 21:29:14 ID:a7OmJT5b: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿_
　　　　　　　　　 ''"~￣￣~"'' -ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-　_
　　　　　　　／//////////＞― ＼ニニニニニﾆ- _
.　　　　　　 ////////// ／:.:.:.／:.:.:.:.＼=-　ニニニニ
　　　　　　｜//////　／:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:. ＼-＼ '"￣~^'
　　　　　　　 ∨///　／ /:.:.:.:./:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ∨ﾆ＼　　　}／⌒|
　　　　　　 ∨/／:.:.:/:.:.: ⌒＼|:.:.:.:.:|:.:. /:.:.: ∨ﾆﾆ＼__ノ｀ヽ　ﾉ
　　　　　　　＼⌒V:.:.:. |/　　 |:.:.:.:.:|:.:/ |:.: |:.:∨ﾆﾆﾆ＼　　}´￣冫
　　　　　　　　　　　｀｀|:.:.: Y⌒)ﾊ |:.:.:.:.:|´⌒＼|:.: /＼ﾆﾆニ＼ﾉ　／　　　　上級貴族が弱腰なのか
　　　　　　　　　　　　　|Λ八　ｔ:ﾘ |八:.:.⌒卞、|:./:.:.:./＼ニﾆﾆ＼
　　　　　　　　　　　　　|/:.从''　､　　＼ﾋ:ソ )/:.:.:./:.:.:. |:.:. -ﾆニ＼　　　　それとも財界の影響力が強いのかは
　　　　　　　　　　　　　|/:. 込、┌　　　 ''__／:.:. /Λ:.:.:|:.:. | ――┘
　　　　　　　　　 /:.:/|:.:|:.丶　ノ　　　 ⌒|／:/ :.:＼|:.:八　　　　　　　　判断が難しいわね。
　　　　　　　　　　　〈:.:〈_:|:.:|:.:厂>―=≦ /:.:／＿＿.:.:.:.:.:.:.:. ＼
　　　　　　　　　　＼／|/ /　　Λ　/／／´ 　　∨:.:.:.: 〈＼＼
　　　　　　　　　／￣　　厂￣＞ゥ/　 ///| ｢^ 　 ∨.:.:.:.: '、＼＼
　　　　　　　　 |　　　　／|:::::::::::／/￣/〈/ :|ﾉ／'、　∨.:.:.:.:.'、　＼＼
　　　　　　　　 |　　 ∨　└:::／|::::|:::::／　　　　 '、　∨.:.:.:.:.'、　＼
　　　　　　　　　く＼　　| く:::／::::::|:::::＼　　　　　 /'、　＼:.:.:.:'、　　 :|
　　　　　　　　　＼二|　 Τ|:0:::|＼/⌒　　ヽ|　 /: Λ　　＼ .:'、　　|
.　　　　　　　　 /　　　/Λ 　 )|::::: |く　　　　　 |＿{__{　'、　　 ∨:'、 / /
　　　　　　　　〈　　 ∨　　　[ |:0:::| (　　　　 /:.:.:.:.:.:＼　　　　　|:.:.∨:/
　　　　　　　　｀、　｀、　〉　)|::::: |く　　　　 V ／￣￣|:＼＼　 |:.:.:.:.〈
　　　　　　　｀、　｀、〈　｢|:0:::| (　　　　　＼. : : : : |:.:.:.￣＞┘.:.:.:.:.＼
.　　　　　　　　｀、　｀、＼┤::: |く　　　＿　ﾉ、 : : 〈:.:.Λ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
　　　　　　　　　　｀、　 У ＞=ﾆﾆﾆ=-＿_厂 :::::＼: : ∨　|:.:Λ.:.:.:.:/.:.:.:
　　　　　　　　　厂〈　　　　＼⌒　 |::::::::::::::::::: ＼: 〉 /:/　|:.:.:Λ.:.:.:
　　　　　　　　　　　　〈＼>┘ 　　　　　 | ＼ ::::::::::::::: ∨／　 |／　|.:.:./
　　　　　　　　　 ∨　　　　　　　　　　|＼/:::::::::::::::::::::|　　　　　　 |／
　　　　　　　　　　　／/　　　　　　　　　　 |＼ >:::::::: |:::＼|
　　　　　　　　　／:::/　　　　　　　　 |　　>::::::::ﾉ:::::::::＼

　　　　　　　　　　　　比那名居公爵にして地母神の巫女

　　　　　　　　　　/:::::.::::::: .:::::::::: .::/:::::::. .::::　::.::::.　:.　　　　　ﾟ.
　　　　　　　　　 .::::::::::::::::::::::::ｲ:::ｨﾊ:::i:::::.:::::: jl:::i!::.　::.　　　　　。
　　　　　　　　　.'::::::::::::::::::::ﾊ斗:l-‐|::l!::::::i::: } i::ﾄ!::　::::　　　　　:.
　　　　　　　　 ..:::::::::::::::::::::|_,ｨf云ミヾ:|:::/!::.}　l|ﾞ|:: /::::　.　　　　:.
　　　　　　　　/::::::::::::::::::::i≠ん::ハ　 |:/ |:/ｉ　| }::/|::::: .:　　　　 }
　　　　　　　 , ::::::::::::::::::::圦`乂;斗'　　　ﾉ'　　　j/_ﾉ:;:..::ｉ　　　　 |　　　　経済は政治と強く結びついているわ。
　　　　　　　′:::::::::::::::::::::::i 　　　　　 ′ 　　　 ./ｲ:::::/　 .　　　ﾄ､
　　　　　　　.|:::::::::::::::::::::::::入　　　　__　__,　　 ./ノイ/　　:i 　　|ｰ｀　　上級貴族が財界を軽視できないのは当然よ。
　　　　　　　|::i!:::::::::::::::::::::::::込＿　　　`　　　_／.ｲ::/ 　 .:::|　 :　|
　　　　　　　ヾﾊ::::::::::::::::::::::::::::＼￣　　　　　イ:::/ ../ ..:::ﾉ ; .: /
　　　　　　　 l| ∨:::::::::.::::::::::.:;::::::≧　.__　イ::::::ノ ..:/ . :::/ .:/:/
　　　　　　　　ヽ　＼::::::..:::､:::乂ﾉｨ‐ ..__　 __.!:／ ..:::/ .::::/,ノ'/′
　　　　　　　　／￣i:::ﾞｰﾄ!::≧廴__　　,ｨY ∠ イ:::/イ::r ´／
　　　　　　　／　　ヽ:::::::::::::::::::＼　　/厂ヽ　∧"＼!ｰゝ
　　　　　　/　　　　　ｉ::::::::::::::::::::::::＼/ V　ﾍ/. ＼_
　　　　　ﾑ　　　　　 ∨::::::::::::::::::::::::ﾞ､　ー-く　/:::::ﾐ::::､_
　　　　／　　　　　　　∨:::::::::::::::::::::::::ヽ|　j　ﾍ' :::::::::::::::! ｀ヽ、
　　　/　　　　　　　　　 ∨::::::::::::::::::::::::::|　　　ﾍ::::::::::::::ﾍ　 ! ﾟ.
　　/⌒ヽ、　　　　＼　　V::::::::::::::::::::::::|　　　　＼::::::::::::i.　}　i

　　　　　　　　　　　風見公爵にして風神の巫女
813 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/28(水) 21:29:42 ID:a7OmJT5b: .　　　 / /　⌒＼＼　 ./ /　　　　　　 / /　　、　　　　　丶
　　　 / /　　　｛　＼＼/ ｢￣⌒＼　　　　)ｈ、　　＞､、　　　)　　 )
　　　｛｛　　r…＜、　　ﾉ　 ||　　＞…彡⌒＼　　　＞…く …く
　　　＼＿,ノ　　ア¨´｜　|八斗‐（ ∨ハ|　＼__彡＜　 }　　＞- 、
.　　（￣　　./ 　／|　　　　　|／＼　　＼＼}|　　｜　/　　＼し''゛　　ﾉ
　　　＼　 /　　/ 　|　　　　　|　ｘ抖ｬｾ抓ミト|　　｜ / 　 |　|　 |＼　｛
.　　　 /＼|　　　-ｰ八　＼ | ﾉﾉ　弋,沙ﾉ^/　　|　　　　　|　 |　｀¨¨´ )
.　　｛　　|｜　　　| 　＼　＼　　''"´⌒　/ / 　 |　　　　　|　 |　　　／　　　　財界は魔女よりも厄介よね。
　　　　＼ |｜　　　|xぅ笊ミ｀¨⌒ヽ　　　　/　'　　｜　　　　 |＼＿(
　　　　　 |｜　　彳　,＾沁r　 _　　　　　 /　　　|　　　　　 | 　　｀¨ヽ　　　必要なのは認めるけど扱いに困るわ。
　　　　　 |八　　　|　 |^''´ 丶　　　　　　 |　　　　 /　/　　｜　　､__ﾉ
　　　　　　＼　　ハ　　　　 ,,.　 -，　　|　｜/　/　/　　　八　　／
　　　　　　　 //＼　从　　｀'''　　　　　 |　　|/　/　/　/ 　　＼｛
　　　　　　　｛｛／¨¨¨¨¨　￣ﾉ　　　　　　 |　｜ /　/　// 　　＼＼
　　　　　r-､　／　 x―く¨¨´＞　　　　　ｲ|　　| /　/　//　　　　∨＼＼
　　　　ﾉ,､‐''゛　　　＿｝////// うT爪八　 /　/　// //　　　 ∨　＼＼
　　／　　　　　　￣`ヽ////////}　　＼/　/　/　/Λ　_,.斗====-＿_)
　 /　　　　＼　　　　　　＼｣ニニ=-_,ノ　　　｛　　 /　/　／ニニニニニ／ﾆ
　{　　⌒ヾV　〉　　　　 >　 )ﾆﾆ／⌒ 　　　八　 /　　 /ニニニニニ／ニニ
　|　　　　｛ｼ===彡r　　／ﾆ／　　　　　　　　＼( 　　 {二二二二／ニニニ
　|　　　　 {ニニニニニﾆ／　　　　　　　　　　　　　 {ニニニニニニニﾆﾆ

　　　　　　　　　　/　　　 . . . . . . . . . . . . . .　　　＼
　　　　　　　　 / .　　　: : : : : : : .- へ: : : : : : .　　　ヽ
　　　　 z==､」　　　　_:厂￣ ´ｚ=ミ　 {: : : : : : : : : .　' .
　　　　　」　　 Y　. . く　　　　 { {　@ノ　ヽ: : : : : : : : : : : .ヽ.
　　　＿. { {　　} ﾚ⌒ヽ :ｰ. . . ._｀ｰ=ﾆﾍ　＼: : : : : : : : : : : .
. (⌒ﾞしz_ ヾ.. _人_(⌒ゝ＼_/: : : : ヽ:￣:｀ヽ. .ノ: : : : : : : : : : : : : '.
.乙:}　　／′　 /⌒ﾞ7 ￣(乙_＿z=z､: : ｀ヽ: : : : : : : : : : : : : : 　 .　　　　　財界は面倒だけど、下手に圧力をかけて統制したら
.　乂／/ / 　 /　　/　 /　｀}￣´| 　　ゝ=-ﾍ_: : : : : : : : : : : : : .　 {
／⌒{　{　i 　 /　　ム　{　　/ -=ミ　　　　　　ﾉ: : : : : : : : : : : : :　ﾉ　　　　経済が萎縮して、かなり拙いことになるわ。
乙ｚ /　乂. 　{　　∧ 　　 /　　 }　!|　　　く: : : : : : : : : : : .:z≦
　. ．- /∧　　　ﾚ=ミ　∨　　｀/ヽ八　　　　ヽ: : : _: : : 　く　　　　　　.　結局のところビジネスは不確実を嫌うから
く　　／: ∧　i　ﾏ　r心　} 　ノ´¨芹ミz　　　 { ｀￣乙. ．く_　｀ヽ.
{_　イ　 / ∧　　八灯ﾉ_乂´　　　灯心刈⌒)i|　　　　　　　　　　＼　..　自由にビジネスができなくなると弊害が出てしまう。
.　　{:　　 !{　ヽ＼ .i}　　′　　　ゞ ´"}　 }//　　　　ヽ.　　　　　　　}
　　　　　八　　　八　　　　　　　　ノ　 //　　　　　 |　　　　　　　{
｀ヽ.　　　　ヽ.　＼　｀ヽ. ｀　　 .｡o≦　　〃　　　　　　レ'⌒Z_＿　ノ
　 (_＿　人_＿＼　ｰ=7　¨¨ 」: :ノ／イ/}　＿　　　　 }＞　ヽ. ．-= …く
.　　　　　　　　　.. ＞´，　　/ ／／´　 /´く　　｀ｰ ´　ヽ　　　　　　　　　＼　＿　 _
　　　　　　　／_Y／　　　 У　　　　　　　　ヽ,　　　　　　＼　　　　　　　　　 ¨ﾆ=-…ヽ.
　　　　　 . ' _」_．-=ﾆ7ヽ　{{　　　　　／-ヘノ.　　　　　　ヽ.　 _＿．-= ﾆ￣ヽ　　 )
　　　　　/ 　《　　／〃}}　八　　　ﾉ_ノ　　 ∧¨ﾆ　=-ﾍ　　　　　ヽ._ヽ　　　 ¨ﾆ=- }　　）_
　　 _　 ´　　.入／　{ {　}}　　}ﾌ　　彡′ ￣ヽ} .　　　　　　　　　　　　　　　ﾆ= --=ﾆ¨ ヽ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __　 -‐ …… ‐-　　.,
　　　　　　　　　　　　　　　　　 . : ⌒.: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: ＼
　　　　　　　　　　　　／.: :ィﾆニニニニニY⌒Y⌒Y.:＼
　　　　　　　　　　　　　　／.: .: /.:￣.: .:/.: ￣￣:人　　　人.: .:丶
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　　　　　　　　　　　 'ｲ.: .: .:'.: .: .: /　{.: .: .: .: .: .: ﾊ.: .: .: .:}.: .: .: .:.}:､.: V/￣ -=ﾆ
　　　　　　　　 /　|.: .: .:{.: .: ./{‐-{.: .: .: .: ./:/-‐V/.: :, .: .: .: .:}.:.i＼〉
　　　　　　　　　　　　|.:ｉ.: :八.:./八　八.: .: .:/}/　　 Ⅵ.:/.: .: .: .:/.: }　　　　自由経済か。
　　　　　　　　　　　　|.:|.: .:.i.Ⅳ¨芋示ミ＼/ 　¨芋示乂.: .: ｲ.:/.: .,
　　　　　　　　　　　　|八.: .{:乂　乂ツ　　　　乂ツﾒ.: .: '.:.}/.: ./　　　..　王国は昔ながらの封建制度なのに
　　　　　　　　＿⌒＼{.: ﾊ.:.:.:　　　,　　　　 .:.:./.: ／.: .: : ｲ:{
　　　　　　　　_ -=ﾆﾆﾆ=- V.:.込　　　　　　　 u /ｨ.: .:, .: .: /人{　　　　.　経済の統制はそこまでやっていないね。
　　　　 _ -=ﾆ=-￣　　　 {.: /个: . 　 - -　　／.:／}.:/}/_　⌒
　　　　 /ﾆ=-　　　　　　　 ∨}_.乂ﾆ＞　_　　イ八ｲ⌒}/-=ﾆ=-＿
.　　　 /ﾆ=-　　　　　　　　}⌒7/〉 : :/ '　　　　　 /　　＼__￣ -=ﾆﾆ=- __
　　　　-=/　　　　　　　　_人_/〈/　. :　　　　　／　　 /〉　/⌒7ﾍ_￣ -=ﾆﾆ=- __
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814 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/28(水) 21:30:12 ID:a7OmJT5b: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .　 -──‐-　､__
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.　'´..::::::::::::::::::::-─- ﾆミ　、
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　　　　　　　　　　　　_　/j　ｊ :::::::::::::|::::::::l:ｌ::::::|:从_|::::`j|:::::::|ﾘ-┼:::}:::}::::::::::::|
　　　　　　　　　ﾉ.}/./／ﾌ ::::::::::::|ｌ:::::::l:l::::::|rゥzｯﾐ └-┴'‐┴くﾘﾉ::::::::|:::|
　　　　　　　　 /　'／, -‐_ｧ :::::::::::l|:::::::l:l:::::{ﾊツ:::] `　　　'fﾗﾔ>/.:::::|:::|:::|
　　　　　　　　　 /　　　ｰ-っ:::::::::::::::ｌ|:::::::l:l::::::l弋'::ｿ　　　　 {::ｿｲ :::::::|从:｣
　　　　　　 /　　　 /~￣::::::::::::::::::ｌ| : ::.!|::::::|　　　　　　丶｀　 }:::::::l::/
　　　　　　　 j　　 _,ノ　　 l::::::::::::::::::.!|: : :..|::::::|　　　｢`ｰｧ　　　,ﾊ::::::|ｲ
　　　　　　　　 | 　　！　　 l:::::::::::::::::::.!|: ::: :..::::.| `　._　｀¨　　, イ::::|／::|　　　財界の連中だって青藍の市場を大事にする必要があるから
.　　　　　　 |　　 │　　.|:::::::::::::::::::」|::::::::::.:::|⌒ヽ. ` r-＜:::::::|:::::::::::::|
.　　　　　　　 |　　│　　|:::::::::::::／ . |:::::::::: ::|＼　＼ヾﾄ＼::|::::::::::::i|　　　焼き畑農業的な戦略展開はしないわ。
. 　　　　　　　　|　　　|　　!::::::::::/　　..:|::::::::::ｌ::|　r:‐ミﾆヾﾑ. -‐ ト､:::::::ｌ|
　　　　　　　 |　　 ├ヘ｣-‐＜　　　.:|::::::::::ｌ::|　}　　　 { ｝　 / 　`､: :ｌ|
　　　　　　　│　　ｌﾊ　}　　　ヽ. 　 |::::::::::l::}　|　　　几　 :{ 　　い、
　　　　　　　　　| 　　 'l}　}　　　　　　.|::::::::::l/　ﾍ.　 ,.ﾍホ　ヽ. 　　! . ヽ
　　　　　　　八　　　 j　}　　　　　 |::::::::/ 　　ヽノ　 | `ｰ :┘　　l. 　 }
.　　　　　　　　ヽ.＿ノ.ノ　　　　　 .|:::::∧　　　　　}＞i＜{　　　　ｌ　 .}
　　　　　　　　　　　|　/ /　　　　　 .|／ . }　　　　　 | 　　　　 }　;ﾊ
.　　　　　　　　　｛,/ /　　　　　　　　　 {　　　　　 }＞ｉ＜{　　　ﾌ../　丶、
　　　　　　　　　　　 / /　　　　　　　　＞､　　　　〆:＼　　　〆∨ 　　ヽ
.　　　　　　　　　　　'　;　　　　　　　　　　　　}:::::＞一''´::::::::::..ヽ.イ:＼ } 　　　 ‘ .
　　　　　　　　　　 j　j　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..ﾑ　/　　　:〉
　　　　　　　　 {　{　　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: . .∨　　　 /
　　　　　　　　　 }　}　　　　　　　　　　 /.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.}　　　./

　　　　　　　　　＿　　ﾄ、
　　　　　　　　＼｀ヽ! ,ﾊ
　　　　　　 ,. -─-＼, |　/,. -‐─-..､.,　　　　／|
　　　　　∠.,,__　　｀＞'´::::::::::::::::::::::::::::｀::､／　/
　　　　　　　 __｀＞'´-‐-､::::::::::::::;:'´￣i`Y 　 ./＿＿
　　　　　　　＼__:;:.　''"´￣｀○)i　　ﾉ　ﾊ／　__／
　　　　　　　／　　　　　　　´ ヽ､＿_ノ::::`''＜i
　　　　　　 / 　. 　 /　　　＿_ ヽ.　　　＼:::::::::::::＼
　　　　　　,'　/　　,'　　 ,! 　 ,ﾊ｀ |　|　　|　｀ｰ--ｒ‐'
　　　　　　i.　!　　.i__!　/ｧ‐ﾃ‐-､,|　|/　 !　　　　!　　　　王国以外は未開惑星だから
　　　　　　|　|　　 |ｧﾚ'　　 j__ソ^ﾚ/　 /　　　　 !
　　　　　　| 八　 !ﾊ!　　　　　''"/　, ' 　　　　 !　　　　種族、言語、文化、宗教、法律、常識すべてが違うわ。
　　　　　　|' ／＼|〈　　　　 u .／／　　|　　　　 |
　　　　　ﾉ´　　,'　'!　ﾏ￣）　/ ／　　　,ﾊ　　 | 　|　　...　そんな場所に進出しても
　　　　　　　 /　｀＞､　　 ,|/ 　　 ∠　!　　/ 　 |
　　　　　　／　／　 |`rイ,' 　　 ,'　/＞-‐く　　 |　　.　気苦労ばかりで実入りが少ないわ。
　　　　　／　　 /　　_,r'ｿr/　　　,'／　　　　＼　 !
　　　　/ 　　／）／「7‐|7　 .　　/　　　　　　　｀ヽ!
　　　 ,' 　　／,.-'‐‐'ｧくム!　 ,' 　/!　　　　　＿　　〉
　　 / 　 /　 ,.-‐＜/:::/ |　/　 //　　　_ｧ'"´::::::::｀Y |
　／　 /　　 -─ｲ!o:;'　!/! .／〈　　　/:::/´￣｀∨ .|
"´　　 ,! 　　_,..イ´!:::|{　　ﾚ'　　 !＞‐〈:::∧　　　 ',　|_　　＿
　　　/ 　　/ヽ| {|__|} 　　　　　　　 /-'ｧﾍ　　 ∨´￣　/
ｰ-＜7　　　.ﾑ /! }!:::|{　　　　イ　　 ,〈　,'　∧　　　ヽ. 　,〈

　　　　　　　　　　　　ﾊ　　　　　　　　　　{ 　 }／　　＞
　　　　　　　　　　　　　/　v　―=ミ-=二二=-　<　／￣　＼
　　　　　　　　　　　　　{　/　/　　　V-ミ-=ニニ =--------'
　　　　　　　　　　　　⌒人　　　　 (　　))-‐……‐-＜-=／
　　　　　　　　　　　/⌒＞　-- ィ:. ｀¨´:. :. :. :. :. :. :. :. :.＼
　　　　　　　　　　　　 (-=／: /: |:. / /:. :. :. :. /:. :. | :. :. :. :.
　　　　　　　　　　　　　　　/:. :|:. :.V:./:从: : : /:. :. :/: |:. :. |:.ｉ　　　　そもそも未開惑星保護法によって政府の許可がないと
　　　　　　　　　　　　　　 , :. :人:. :.:.ｘ≠ミ从 : : : /:. /:. :. :. |
　　　　　　　　　　　　 /:. :. :.|:.＼:. ､vｿ　ヽｨ=ミ:':. : /:. ,　　　.　未開惑星に干渉できないから
　　　　　　　　　 /:. :. :. :|:. :. :.ﾄ:.}　　　 , ゞ /:. イ/:. /
　　　　　　　　　　　 /:. :. :/:. | :. : ﾉ:人 v ｧ　　ｲ : : :|':. /　　　　.　異星人と商売する事は不可能だわ。
.　　　　　　　　　　 /:. :. :/:. : |:. : ((∧_　 r＜:. :|:. :. :. ､(　　　)
　　　　　　　　　／:. :. :./:. ／| : : :):. .､＼|＿￣|ﾍ:. :. : ＼_¨´
　　　　　　―= :. :. :. :. :./.:. :.}　|:. :. :. :. :. 〈:i:i:N:i:i＼',: : : : : ＼｀`丶､
　　／:／￣／:. :. : : : : : ／　 |:. :. :. :. :. :.∨ﾊ:i:i:i:i:∧:. :. :. :. :.＼:. :. ＼
　 /:. /　／:. :. :. :. : : : / 　　 |:.＼:. :. :. : : V:i:＼ｲ＼､:.＼:. :. :. :. :. : : ＼
　 :. :.ｉ　　:. :. :. :. :. i:. : 〈　　　　|: : ∧:. :. :. : 从 o∨⌒ｉ＼:.＼:. :. :i:. :. :. :. ＼
　　)/　　ｉ:. :. :. :. :.:|:. :. ｉ＼| 　ﾉ:.ノ -＼:. :./ゞﾍ,oｉ　 |＿ｉ:.|∧:. :.|＼:. :. :. :. ｉ
　 /　　　　､:. :. :. :.|:. :. |:. :.≧(:.(／　― ｉ:/＿__〔|ol〕　,---|:.|　 ):.人　):. :. :. 人
　　　　　　）:. :. :r '" ￣￣｀`丶､〈　　/〈　ノ' 〔|ol〕　{ 　ﾉ'―(''― ､(:. : ／
　　　　　／:. :. :.∧　　　　　＿＿＼　　 ', 　〔|o|〕　〉　ｉ＿）　　〈）´
　　　　 (¨¨¨¨¨´　＼　　　　　　／ ∧　　∨／￣￣ｉ　　〈　/ 　　　＼
　　　　　　　　　　　　)　　　　　　／ ∧　　〈￣￣　|　　 V　　　　　ﾉ
815 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/28(水) 21:30:44 ID:a7OmJT5b: 　　　　　　　　　　　　　_____
　　　　　　　　　,＞'"´:::::::::::::｀'"´￣｀''ヽ.,
　　　ヽｰ-::''"´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　｀７::::::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ.,
　　　　 /::::::::::::::/:::::::;/:::::::::､::::::::::::ヽ;::::::ヽ;:::∧
　　　　'::::::::::/:::{､:::::/|::::::::::::ﾊ:::::::::::::::':､::::::';::::::|　　　　割に合わない上に違法ならそうなるわね。
　　　 .{:::::::::::{:::ﾊ:::メ､|:::::::::/_ﾉ;:イ::::::::::::';::::::}:::::!
　　　　　'､:::::::ヽ{「ﾍhﾊﾍ;:::::;'ｧｰテ=ｔ､}:::::::}::::/::::;'　　　　故に財界は王国の拡大による内需拡大を求めているわ。
　　　　　　ヽ;::::;ﾊ　ゞ'　ヽ|　　{h　,ﾘﾊ::::;／::::/
　　　　　}イ:::{""　　　　　　￣/::::}ノ::::::::八　　　　　王国が拡大すればそれだけビジネスが拡大できるもの。
　　　　　　　ノ:::人　　､＿.　ι{::::::;:::::::::（::::::＼
　　　　　,.:'´:::;:':::::ﾉ＞､　　　　,.イﾍ;:::}/::::::::::':;:::::::::':,
　　　　 {::::::::{:::::（r'-{::::ﾉヽｧ＜ /　 }ノ､::::::::::::ﾉ:::r､::::}
　　　　　｀ヽ人:ア´{／´､｀ヽ. /　　 /,#,＼:イ::::ノ　∨
　　　　　　 / 　/　二ヽJ∧ヽ/#,#,／｀ヾ´
　　　　　　　 ;　　/　　-､ｿノ|{._∨#,#/　　　　':,
　　　　　　{　 ;　　ノi∧,'　 ,'##,#;／　　　 }
　　　　　　rヽ7　　厂/　i　./,#,#,/　　　　　ヽ
　　　　　｀「'　　 ;! /　｜ {,#,#,#;　　　　　　 }
　　　　　　　/ 　　　ﾊﾍ　 !　 '､#,#,ゝ､　　　ﾉノ

　　　　　　　　　　　__,,,,......,,,__,
　　　　　　　 ,.‐''"´.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀`'' ､_
　　　　　,.'´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`':､
　　　　.,:':.:.:.:.:.;.:.:.:.:.;.:.:.:.:;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ､
　　　 /:.:.:.:.／:.:.:.:/:.:.:.:.ﾊ.:.:.:.:.:.:.!.:.:.:.:;.:.:.:.:.:ヽ(
　　　,'.:.:.:.:ﾉ:.:.:.:.:./i-‐/‐ !.:.:.:.:.:,':.:.__;ﾊ:.:.:.;:.:.:.',
　　　i:.:.:.;':.:.:.:.:.:/´ニ二｀,.､:.:.:.ﾊ:.:./｀i:.:.:.:i:.:.:.:　　　　面倒な事だけど王国の内需が拡大すればするほど
　　ﾉ:.:.:.!:.:.:i:.:.:.! ｲ ! _rｿ｀　）'　'-=､7:.:.:.!:.:./
　　,':|:.:.:.'､:.ﾊ:.ﾊ ,,,,￣　　　　└' ' i:.:.:.:ﾊ（　　　　　財界が違法に未開惑星に干渉するのを予防できるから
　　!ﾉ:.:.:.:.:)':.Y:.::'､　　　　　　 '　　 "!,:イﾉ
　　ﾊ;.:.:.:ノ:.:.:.!:.:ハ､　　 i´￣7 　 ,.ｲ:.:.:Y＞　　　　　悪い話ではないわ。
　〈:.:.:):.:.:.:.:.:.ﾉ:.:.:.:ﾉ｀ｧ､.,_` 　,. イ:.:.〉:.:.ハ
　　 )'´ヽ/_（_,.＞く´`''i､　￣ﾄ !ﾚﾍ(へ（ヽ!　　　　..　少なくとも未開惑星が発展してしまうよりはマシね。
　　　　　／ヽXXヽヽ、￣７　＼.　ヽﾊ）ノ
　　　　//｀ヽヽＸＸ.ヽ｀ヽ!:　　｀i ﾉヽ|
　　　 ,' 　　/ヽ..',ＸＸＸヽ　!、　　 ',XXヽ、
　　　 !　　/　/', l-ｌ‐＜ヽ　＼ヽ　i｀i ヽヽ
　　 / 　　 /　! |-l－ヽﾍ　ヽi/ /ヽヽヽ' ,
　　 /　　　,'　ﾉ/-l- －ヽ-lﾍ　o}　}－}￣ヽ,!
　　/　　　　 /l/l－l－ - }-- }　/　}-ﾉ-／ﾉ
　 ,'　　-=､ /l‐l-l ニl___ /__ /oﾉ　/７７/, '
　｛　　‐ ニ {lﾆlﾆｌﾆ/__/__/_/ /　/７７ l´
　 ',　　　／ 'lﾆlﾆｌﾆl__l___l___l |　l -l‐ｌ‐l
　　i　　　　　ヽlﾆｌﾆｌ__l___ｌ___l l　l -l‐ｌ‐l
　　ヽヽ　　i　｝ﾄｒlﾆｌﾆｌ__l__ｌ　l　ヽ-XXヽ、
　　　ヽヽ　　!,/7ーｒlﾆｌﾆｌ_lﾉ　ﾍ｡　ヽXXノ.

　　　　　　　　　　　　 _,.. -‐､,ｒ=―‐- ､,._
　　　　　　　　　 _,.''´:::::::::::::::_,,..::-─-､::::｀ヽ.
　　　　　　､__,.／"´￣`::::::::´::::::＿__::::::::::::::::::::':,
　　　　　ヽ;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_/::｀|::::::::::::::::::!　　　　　..　私たちが一番警戒するべきなのは
　　　　　　ﾉ::::::::::::::::::__::〈:::::::::|ｨ'Tてヽ∨:::::::::::: |
　　　　 /:::::::::,|::::::´::|__ハ:::::i 　l、り |::::::::::::::人　　　　　　王国民が未開惑星を発展させて将来の脅威を育ててしまう事よ。
. 　　　〈:::::::::::八::::,ｨ´「,ﾊ jノ　 ´￣ "ﾞ!:::,ﾊ:::/::::::＼
　　　　　）イ:::i::::ヽ八 j_り　 ,　　　　/∨:::i/::::::::::::::ヽ　　..　これは財界がやりかねないから注意しないといけない。
　　　　　ﾚ'^〉:::::ハ"　　　_,.　'　　|:::::::::::::/:::::::|:::::::〉
　　　　　　/::::;'::::::ﾄ､　　　／） _／!::::/／::::::::::,!::::/
.　　　　　　　〈:::::i:::::::;レ|｀ア´∠て__ｨ|／＞ｧ─＜∨
　　　　　　　）ノヽ::::| ／　 -‐'"´ノ　/´／　　　ヽ.
　　　　　　　　　　＞i´　　　 _ノ´|／:;/　　　　　　ﾊ
　　　　　　　　　 ,ｲ:;:;/￣｀ーくrｪ''´:;:;:;:〈/　／　　　　/
　　　　　　　　 / /´￣丁ヽ_/ i:;:;:;:;:;:;:Ｙ／　　　　　〉
　　　　　　　　| /　　　　〉 .|;:;:;:;:;:;:;ゝ、　　 __,,. ノ
.　　　　　　　　〉　　　　／/ イ;:;:;:;:;:;/　　　　　／
　　　　　　　/ 　　　／　/ヽ,ゝ､_;イ　　　　　/
　　　　　　 i 　　　　/　/　　　￣｀ヽ.　　/
816 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/28(水) 21:31:16 ID:a7OmJT5b: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,,...　　...,,_
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.　 ''"~￣¨アく｀`ヽ､丶、
　　　　　　　　　　　　　　 ,　'´..::::::／..::／| ::: l＼ ::..＼＼
　　　　　　　　　　　／..:::::::::::::´::::: ´::: |:::::::::ｌ:..＼ :::::::: ｀
　　　　　　　　　　 ´::::::::: /.:/.:::: /.::::::::|:::::::::::l ::::::::::::::::::::::.
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　　　　　　　　　 / ::::::::: / ::::::::::::::::::::::::: |:::::::::::::| :::::::::: |:::::::::|
　　　　　　　　　　 ::::::::::::::::::::|::::::::|:::::::::::::::|:::::::::::::| :::::::::: |:::::::::|
　　　　　　　　 |:::::::::::: |‐-ミ,　 |:::::| :::::::|:::::::::::::| :::::::::: |:::::::::|
　　　　　　　　 |:::::::| :: |::::::|::::::::|:::::| -─‐-::::::::::::::::::::::::::::::: l　..　財界は極論を言えば利益を追求する連中だから
　　　　　　　　 |:::::::| :xf''ぅ㍉ :::|:::::| :::::::|:::::::: /.:::::::::::/::::::::::l
.　　　　　　　　　　￣ｌ|＼| Ｖツ＼|:::::|xf''ぅ㍉､/.::::::::／ ::::::::: l　　　利で釣ることができるわ。
　　　　　　　　　　　ｌ:| :: |　　 ,　　￣　Ｖツ 'ﾞ :: ／/ :::::::::::: |
　　　　　　　　　　　　　ｌ::| :: |'､　　　　　 ⌒７^｀ :/::::::::::::::::::|　　　でも一部の思想家は利だけではどうにもならないので
　　　　　　　　　　ｌ:::| :: |/＼｀　ー　　　　/ :::: /.::::::::::::::::::::l
　　　　　　　　　　　　ｌ::::| :: |......(^i'=ｧｧr'''"´ ./ :::: / ::::::::::::::::::::: l　　　私から見ればこちらの方が厄介よ。
.　　　　 ,.　 ''"~￣￣￣| :: |....(^l...///　　,,./ :::: /l:::::::::::::::::::::::::::l
　　　　 ..........,.　 ''"~￣|/ :|..(^ｌ..///,,.+''’/ ::／ﾞ . ｌ::::::::::::::::::::::::::l
.　　　　　 ,.　'´ .:.:.:.:.:.:.:.: /.:::/(^l /.+''’ .... /／ :: |-─ｌ:::::::::::::::::::::::::l、
　　　　 :.:.:.:.:.:.:,.　''"~/.:::/,,.+''’ ............／ .:::::::/^'ｰ'＾.l::::::::::::::::::::::: l＼
　　　　　　.:,.　'´ :::: ／ﾞ :: ﾞ’ .／￣´"'く::::::::: ／_.......-─ｌl:::::::::::::::::::::::l:: ＼
　　　　 ´ :::::::::／ﾞ､｛::::｛／/ ............... ＼. ''"´ ................ ｌ:l::::::::::::::::::::: l:::::..＼
　　　　　 :::::::／| :.:. ｀',:::/// ....................... ＼....................../ : l:::::::::::::::::::::::l::::::::..＼
.　　　　　／ ..∧ .:.:.: }/// ............................... ＼............../.:.:.:.: l:::::::::::::::::::::: l :::::::::..＼
　　　　　　......./ : ｀、 :/// ....................................... ＼....../.:.:.:.:.:.:.:.l::::::::::::::::::::::: l:::::::::::::..＼
　　　　 ...../.:.:.:.:. ∨// ............................................... ＼{:.:.／） :/ :::::::::::::::::::::::::: l::::::::::::::::
　　　　　　 ∧.:.:.:.:. /// ....................................................... `く／／＼:::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::::
　　　　　　 : ｀、 :/// ............................................................... ∨‐-　＼ ::::::::::::::::::::::::::: l:::::::
.　　　　　　 .:.:.:.∨//.......................................................................|..................＼::::::::::::::::::::::::::::::l::

　　　　　　　　　　＿_
　　　　　　　　　 ./::/ ､＼
　　　　　　　　　　 |::::|　＼ヽ.　　　 /7＼
　　　　　　　　　　 |::::|＿＿.';ﾊ＿　 |::|｀|::|
　　　　　　　 ,　'" ＼＼　 |:::|ｒ　｀7:/､.!::!
　　　　　 .／　ｒ‐─'＞'"´￣｀ヽく／ｲ
　　　　 ./ 　　ゝ‐／.　　　　　　| ｀ヽrヽ
　　　　　　!　 /￣ ,.'　,'　　/ 　 ,　　,'　　∨ヽ
　　　　 /_r'´]＿ノ| ./　_メ、／|　 ∧| 　　ヽ」__
　　　　 .{__r'´　./　|/　'Tﾃむｒ /／ __」　　トイ　　.　『未開惑星に文明の光を与えるべきだ』とか主張している連中か。
　　　 .ヽ.| 　　! .∠ イ弋_ｿ '´ 　ｧr|､　 /イ
　　　　　　|　　人　（| |xx　　　　 , り,ﾊ／-'　　　　　せっかく王国が宇宙の覇権国家として君臨しているのに
　　／　　,'　 |　　）　八　　　　 __　　x!/|
　/　　／　 /　　／ﾊ　＼　　　　　／!/　　　　　　　それを台無しにしかねない忌々しい連中だわ。
　!　 /　　 /,　'"￣｀ヽ|　ﾊ｀　ｒ-イ |　|
　　.|　　／::::::::::::::::::::::',　　|＼|＼-､　!ヽ
　　ノ　　|:::::::::::::::::::::::::::|＼ !ヽ＼ |:::}￣Y ´{
　（　　ｒ':::::::::::::::::::::＼}￣｀Y´￣{/|ヽレ'ﾊ‐┘
_ノ）ノヽ;:::_l_::::::::::;::イ＼_/|ヽ- ' /､::::＼ﾘヽ.　　　　、ヽ.
}￣ヽｧ‐/´:::::::｀ヽ.__ノ::::::/　!＼._/::::::ヽ:::::':, ,ﾊ　　　　',　 ',
|__.ンヽ/￣｀ヽ:;__/::::::::::::| ./:::::::::::::::::::::::::::::}.　|　/´{ 　 | 　 |
　|　 /ヽ-へ.__/ ＼::::::::､ﾚ'::::::::::::::::::::::ﾉ:::ノ＼ﾘく＿」.　 ! 　 !
.ノ　/　　　‐-'､　,ハ::::::::ﾞ:::::::::::::::::''":::::::|　　｀' ､　　　　　/
　　l、　　　　　＼　r!::::::::::::::::::::::::::::::/l::::|、　　　＼

　　　　　　　　　 /　￣　｀ヽ　　　　　　　　　／　￣￣　ヽ
　　　　　　　　　　　 / 　　　　＼　　　　　　／　　　　　 /
　　　　　　　　　　　{　　　　　　ヽ　　　　／　　　　　　 /
　　　　　　　　　　　{ 　　　　　．‐＼´￣/｀　ｰ，　　　　　/
　　　　　　　　ヽ　　　__,　イ　　　　ヽ/＿　　　丶　 /
　　　　　　　　　　　　＼／　 .:(　　　r　'￣＿　ヽ..　　　メ､
　　　　　　　　　　　　　/￣-‐　´￣厂￣￣　ヽ/ヽー‐　⌒ヽ }
　　　　　　　　／￣_　)　　イ　 /　　ハ　ゝ-==-‐‐ー-ゝ、
　　　　　　　　　　　| ーイ｀¨´　 / l　 l 　|:::::ヽ　ヽ　　 i ヽ　　)
　　　　　　　　　　　{ 　 /　　/　 / 　)､ﾄ　l::::::::j＼ヽ　　 |　ヾ´＼　　　　上級貴族がそう言った連中を秘密警察を使って始末しているけど
　　　　　　　　ノゝ./　　人//| ﾄ(:::::＼｀ヽ:::::::::::ヽﾄ､　ヽ　＼ｰ＼
　　　　　　　　　 (　　/´}, /　ﾚ:::ﾚ::::＼:::::＼:::::○::::::l　＼＿ゝーヽ__ﾉ　.　いくら潰しても雑草のように出てくる所為で未だに根絶できていない。
　　　　　　　　 .￣丁ﾚ|　　l::::::::......::::::/￣￣￣｀ノ　ノ)ヽヽ))ヽ´
　　　　　　　　　　　廴_ノレヽゝ::::::::::::::〈　　　　　￣/' /人　＼　)　　　.　あいつらを何とかしないと王国の優位性が台無しになるわ。
　　　　　　　　　　　　／　　 |　＼::::::_:::_-_―_ァ　 /, '　l　ヽ　＼
　　　　　　　　　　／　　　　|　　ヽ:::::::::ー‐ ´ 　イ　　,　　ヽ　　＼
＿＿＿＿＿＿,／　　/　　/|　　　ゝ--､:!　　　／/ 　 /　　　ヽ　　丶
二ニ＝=――　 ' 　ノ　　/_jー／　　　ヽﾆ.´　/ 　 /ヽ_,　　　丶　　　ー　　_
＿　　-=ﾆ　´　　／　 _厂　l／:　　　　　　 V ) / 　 /｀￣ヽ　　　　ヽ　　　　　　　￣
　　　／　　　　　　　／ヽ　　 !:::〈　_,　　　　 V)、 _'｀丶r ､ヽ　　　　＼　　　＼
　　　　　　　　　　{　　ヽ　,j::::::´/　 / 　 l:.　 V ｀　ヽ　　　)人＼　　　　＼
／　　　／　　　　jｰz　／∧::::/　 /　　 l::: 　 !:　　　'　　/　 :l　＼　ヽ　＼　　　＼
　　　　　　　　／／ ∨　/　∨　 /　　　l::　　':　　　 l　 (　　:ﾚ)　　,＼　＼ゝ、ヽ
　　　　　　　厂｀ヽフ〈　ﾊ　　|　　l:　　 /::　 /:}／_ゝ'　　　　.:::( ／　＼＼　ヽ}　ヽ
　　　　　／／　 (　　Vハ　 |　　l:　　,:::　　l:'　　ヽ　　 . . ::::::/　　　　＼　　＼＿ヽ
　　　ー　／　　 __ヽ　 }}.ハ ,::　　l:　　厂} /　__＿ノ、＿,,　ｲ:::　 ..:-‐　-...＼　　＼::ヽ
￣　／／　　　 (　_jヽ｀ヽ::::::::l　 j:　 /|! ﾚ＿_)´　＼　　　　:::ゝ,,,,z==-ーヽﾉ＼　　＼
　／／　　　∠ _ノ j)　iヽ(､::::::｀:::'::ｰ'i|||! |-／ヽ　　ヽ　　 .:::＞＜ヽ、｀ヽ＼::::＼
　　/　　　厂厂人/{l　ヽヽ￣｀::::::::::::||||! | |　　ヽ＼　 ) .／　　　　　　ヽ　　ﾊ::_ノ＼
　 /　　 / 　 V／i　{ 　ゝー:::::::::::::|||||! |人　　　):::ヽ／　　　　　(;＼　　＼　ヽ:＼
817 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/28(水) 21:31:44 ID:a7OmJT5b: 　　　　　　　　　　 ,.ヘ、＿
　　　　　　　　 __／　　＼　｀＞'´￣｀ヽ.＿
　　　　　　／/　┏━┓ ＼　　　 .:::.:.:.:＼＼
.　　　　　／／　 ┃┗┛　　ヽ　　　.::.:.:.:.:.:.:ヽ:::＼
　　　　,.:.:.:/　　　 ┗━━━ 　ヽ　　.::.:.:.: . : ::ヽ::::ヽ
.　　 /.:.:./　　_ｒ=≠ｧ～ｧｆ⌒'く辷_ﾏァ┐＼__}::::::ヽ::::::.
　　 /.::.:.:}≠´.:.; .::/　〃/　.:::::}:!::ヽ～くｊ辷弋＼::::} :::::〉
　　｛.::.／／〃 .::,′ {{/::　.:::::从::::::. :}:::.　`＾ト､_ ヽ＞く
.　　 >／′::{　::::{　.::/〃　.::〃ｊ|::::::} :}!|:| 　::|　::｢⌒〈_ﾉ〉
　　//∨　 :::〉、::{ .:::ｉ:{:{　.::ﾉ厂}｢:::ﾌ:ﾉ川　 ::|　::ｌ::、 ::F′　　　その件に関しては私たちが公言したら駄目よ。
　 ,′/{　 :::/:::{ヽ{ ::::{从 :::ｲ　ﾉｊ≠くノﾉﾉ　.::}　.:l::::ヽｌ
.　　_｣人　::{ : :{ .:;ゝ‐〈ヽ＼{ 　 }::::::::}::} 　.:::ﾉ .:::ｌ:! ::::i{　　　　.　こうして仲間内で愚痴を言うだけに留めるべきね。
　'´.: :::::::＼ヽ、ヽ{,ﾍ::::ｊ　　　ーﾃﾅﾉ　.:::／::::从::::八
:: ／.:::::::::::ﾉヘ＼｛ハ~´　　 _,　ノノ／／ .::::///Ⅹ::::ヽ
.::.::::::ｰ=彡.:/:;　 .:::::人　｀　　／／／::::::::;:ｲ｛｛::{:::}:::::::｝
:::: ､:::::/.::::/:/　.:.:.:/::/::了７:/,ｨ´ ,ｲ:::::;::／从::＼乂::::::ﾉ
｀ヽ Y｛.::::｛::{　.::.:/:{/:／ ∨::{/人｛ {／く　　　　￣＼く
　_}ノ　＼ゝ＼｛从｛　 //　　.::: ヽ) =　》　　　　　ヽY＾{
　　　　　ヽ　　　{{_≧〃　 .:::::::／ﾞー'⌒)く　　　　　　ｊ辷{
　　　　　　　　　／///　 .:::::／ｆ￢､_:..:.:ノﾉﾍ、　　　〃くﾌ
　　　　　　　　　　 ,′.:ｒイ⌒T f {　}⌒7⌒)`＝〒＾'く_ｆ
　　　　　　　　 {　｢＼ヽ _」⊥L」_ 厶_〔__人_ 」､_メ、
　　　　　　　　　　　　>く＾ヽ／　　　〈⌒ヽ L.:.:::／.:.:.:.:.:.::ヽ.
　　　　　　　　 { 　ｊ〃ｊ　厶L_」、 }｀Y／_　.:::::::::::::::::::.
　　　　　　　　　　　｀ア/レ'＾ｰ{.:.::}　　）＾)ﾉく　ｊ⌒ｊ7ｱ┐.:::｝
　　　　　　　　　　　 ⌒7|　　.:.:ヽ::::ヽ,　　::::::::∨≠≠=くﾌく
　　　　　　　　　　　 / |　　.::::.:.:＼:::＼　:::::::::〈_ｒ{_」⊥」ユ}

　　　　　　　　　　　　　　　　　　,＜''´￣Y/￣＞ｘ、
　　　　　　　　　　　　　　　,､-￣_..｡s≦三≧s｡.._: : ＞、
　　　　　　　　　　　　　／: : ,ィiア７７７TT「弋テ≧、: :＼
　　　　　　　　　　　　 / : : /／　:/ /:/:!:| |　:　:「∧＼Ｙ⌒ｙ、
　　　　　　　　　 /: : : /: : : :/ /:/: : : : : : : : : :∧: :|＿＿）,
　　　　　　　　　　　/: : : /: : : :/ /:/: : : : : : : : : : : :∧: : : : ＼「、
　　　　　　　　　　 /: : : /: : : :/ /:/: : : : | : : : | : : : ::∧: : : : : ＼,、
　　　　　　　　　ノ|: : ::/: : : :/ //: /|!! : | : : : | : : : ::} :|: : : : : : ト〉,＿,　　　私たちは『最上級貴族』や『六大貴族』と呼ばれていますが
　　　　　　　 /|: ::/: : : :/ /|:| /-|!| : | : :!! | :― ::} :|: : : : : : ||　}l
　　　　　　　　　　 |::/: : : : |!/ :|＿＿∨ | : :!∧「∨}//|: : : : : : |ト、}　　　　領地や権力を持たず権威だけのお飾りだから
　　　　　　　　　　 |/ |: : ::そア「＾ru＾ヾ∨!//そ＾ru＾ヾｓ: : : : : :|}　Ｋ
　　　　　　　　　　 |Ｙ:|: : : : 〈〈乂＿ソ　＼　乂＿ソ〉〉!: : : : :|} 　}}　　　　上級貴族のように政治の話を公言できないわ。
　　　　　　　　　从: : : : : ＼:. :. 　　　　　　　　:. :. ｲ:!:|: : : : :|}　 }}
　　　　　　　　　　　　/Y}|: : 「＼　　　　丶　　　　　イ : : : : : |}　 /
　　　　　　　　　　　 / !|:从从∧、　　、＿,,　　　ノ /从从从「 :/
　　　　　　　　　　　　　//YY＾＼ト、　　　　 ,.ィ7/://YYY/　／
　　　　　　　　　　　,､-）￣＞ｒ―/＾」＞ー＜／ト、＿ｒ―ァ／
　　　　　　　　　　/　　フ＿/＾〉〉　　＞ｒyｒ＜　　　/７/＾／７｀ヽ
　　　　　　　　　 /　　　　L＿＼／　　　　　＼／／／　、　　∧
　　　　　　　　　 }　　　　〉＾ーイ/　／（⌒）＼　∨／」イ　　　　:}
　　　　　　　　　〈、＼、　}　　　 {「}l＞ｒ｀¨´ ／　 }　　　　}　　　／}
　　　　　　　　　　}{　＼ }　　　」 } 〈〈| 」ｒ、　　ノ}￣＼　}　／　　}
　　　　　　　　　　{　　　 {、／￣∨＾」Ｌ」 }　／ /〉、　＼　　　　 }
　　　　　　　　　　〉、　　Ｘ　 /＾}＾}＼　　Ｙイ　ノノ「>、　/＼　　　}
　　　　　　　　　 /　} 　 /　 /　Ｌ＾」/　　∧」「　弋ノ「} / 　 :＼　ﾉ
　　　　　　 /　 }　 /　　　　 L-}　　//∧|　　 /」＾〈　　　 /＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,,..､､､､..,,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_　 . : : : : : : : : : :｀丶、
　　　　　　　　　　　　　　　／:iγ⌒Y: : : : : : : : : : : :＼
　　　　　　　　　　　　　　 (: ／⌒ 八　　⌒Y: : : : : : : : : : :.:＼
　　　　　　　　　　　　　　　/ : : : : : : ヽ＿ノ: : : : : : : : : : : : 〈⌒
　　　　　　　　　　　　　 . : : : {: : : :|: : : o: : : : :|: : : : : : : : : :　　.　そもそも王家と公爵家が財力や権力を持たないのは
　　　　　　　　　　　　　　∥ : : ∧: : :|: : : :.&: : : :|: : : : : : : : :.:i
　　　　　　　　　　 ∥: : :/￣､( |: : : : i‰: : |: : : : : : : : :.:|　　　下手に権力を行使していたら何かあると責任を取らないといけなくなるからよ。
　　　　　　　　　　　 ∥ : : : ｨｆ汀^|: : : : |: ﾟ*: :|: : : : : : : : :.:|
　　　　　　　　　　　　 ∥: : :从ﾘ　 ∥: : : |: : :ﾟo: : |: : :|: : : :N　　　王国は上級貴族が権力を独占しているから
　　　　　　　　　　　　ノ |: : : r'　　　/ |: : : :|: : : :.ﾟc |: : :|: : : :|
　　　　　　　　　　　　　 |: : 八　　　 : : : :.| ＼: :|: &: : |: :∧|　　..　失政の責任を上級貴族にとらせることができる。
　　　　　　　　　　　　　 |: /|:: :: .^　　 |: : :八　 |: |: :|:%八/
　　　　　　　　　　　　 /八〈＼_／|: :/ 　　|:∧: :/&　　　　　..　これが七大神と清姫様の考えね。
　　　　　　　　　　　　　　　 / ﾊ : {　 |:/ } ､丶`￣∧　ﾟc
　　　　　　　　　　　　 / /　⌒　　／　 ____ / ∧ 　ﾟ｡
　　　　　　　　　　　　　__ｒ‐┤　　／　＿(　人＼/∧　　&
　　　　　　　　　　　　/＼ヽ_} 　／|　 /／⌒ 　⌒ヽハ　　 *
　　　　　　　　　　　 { しし　フ　 |　∥　　　　　ﾉ/∧ 　_∴
　　　　　　　　　　　　 ;　 ) _／　　／/　　／　（ / 　 ∨ (　+
　　　　　　　　　　　　 {　ｱ　　　　Ｌノ　／　　　 ∨）　　〈⌒〉c
　　　　　　　　　　　 /}　;　　¨¨´／　／　　　　//y{ 　　 } 7 ＊
　　　　　　　　 /人八　　　∥ ／　　　　　//八＼＿/７　♪
　　　　　　　　　　 /{　人_} ､　 ∥'　　　　　 ///　｀¨⌒´　　*
　　　　　　　　　 } 〈　∧　 / 　　　　　　/〉　　　　　｡ﾟ
　　　　　　　　　　|　Ⅵ＼　∨　　　　／　 / {　　　　　 ∫
　　　　　 γ^y㍉.|　　√ン/　　　　 /　　　　　　　　　　　♪
. 　　　 φ　　♪| 　し　/　　　　 /　　　　∧　　　　　 ¶
　　　　 ¶　　‰ | 　　 V　　　　　　　　　　 / ∧　　　　　† ,,..,,
　　　　　Å％　八　　/　　　　　 /　　　　　　 / ∧　　　　〆⌒ﾟc
　　　　　〆　ﾟC｡.∧ /　　　　　 /　　　　　　 / ∧ 　 ♂ ‰cφ
818 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/28(水) 21:32:12 ID:a7OmJT5b: 　　　　　　　　　　　　　 ,. -====================- .,
　　　　　　　　　　　　　　 ,.＜三三三三三三三三三三三三三＞.,
　　　　　　　　　　 ,ィニ三三三三三三三三三三三三三三三ﾆム
　　　　　　　　　　　,ｲ三三三三三三三三＞ ´￣￣｀＜三三三三三>,
　　　　　　　　ﾆ三三三三三三三>´: : : : :i 、: : : : : : :寸三三三三ﾑ
　　　　　　　　　ﾆ三三三三三ﾆﾆV: : : : |: : ::|::',v: : : : : : : ::寸三三三ﾆﾑ
　　　　　　　　　　i三三三三三三三/: : : |::|: : : ',> ´ヽ: : : : :i: : :ﾏ三三三三ﾆ>,　　　　　.　確かに私たちが国民に対する
　　　　　　　　　　|三三三三三三ﾆ': : : :i:|--V: ::', ィ笊㍉: :::|: : : ﾏ三三三三三>,
　　　　　　　　　　ﾏ三三三三三ニ': : : : |ィ笊＼: :', ゞ.' 　 |:::|: : : : ﾏ三三三三三ム　　　　言論弾圧などの泥をかぶるべきではないな。
　　　　　　　　　寸三三三三ﾆ{: : |: : :',.ゞ.'　　｀　　　 /::/i: : : : i ﾏ三三三三ﾆﾆﾑ
　　　　　　　　　　　｀寸三三三三',:{:i:V: :ヽ　　 -　　　　/: ::',: : : :|', ﾏ三三三三ニ=i　　　その為に用意したのが上級貴族だわ。
　　　　　　　　　　　　　｀寸三三ﾆ':｀: :i: : : :>.,　　　　 /: : : :',: : :iﾆ', i三三三三ﾆ>'
　　　　　　　　　　　｀＞´: : ＞´V: : : ﾍ＞　＜/: ',: : : ::>.,三} |三三三＞.´
　　　　　　　　　　　　,. ＜＿＿＞　　　　V: : ::',ﾍ＞., /: : : V: : : : :＼i i三＞ ´
　　　　　　　　　,. ＜　/　　　　　＞.,　　　 V: : :', ﾍ__∧|ヽ: : :＼: : : : : ＼
　　　　　　／: : : : :.i　　　　　　　　　　　　|v: ::',´/￣ヽ.←..,==＞ .,: : : :ヽ,
　　　　　／: : : : : : ::|./.>￣マ.>,　　　 ./　 |::V: :|/　　　リ-., ヽ　　　　ヽ: : ::.
　　　　／: : : : : : : :＞´　　　 ',ﾆ　　 /　　/: :i: ::i.,　　　 iﾏ< ＼ヽ　　　 ',: : : :.
　　　 ./: : : : : : :／　　　　　／ﾘ　　./i　 /: : :/::/ i ＞.,_.ﾉ ||iV　ヽ }　　　 }: : : :::.
　　 /: : : : : ／　　　　／---一 '　V: : : ＞'　　＞-.,　|.||.i ＼ } i　　　/: : : : ::
　　./: : : ::／　　　　／: : : : : : : ＜＞ ´　　　　　　　　.}.|| !.,　 Y.,　／: : : : ::/
　 .,': : :／　　　 ,..＜: : : : : : : : : :＞'　ﾍ／　　　　　 .}.ii K￣＞´ ----一´
　.,' ／　　　　,.＜: : : : : : : : :＞　´　　　　/　　　　　　　　 VV　 i/　/
＜　　　　／: : : : : : :／／　　　　　　　　i　　　> ´￣￣￣＞.,　　 .V
　/ 　＞i: : : : : : :／／　　　　　　　＼ / ＞------＜　＞.,　ヽ__
..i　//}/|: : : : : : /　＞--.,＿　　　　　　　＞　　　　　　　　　｀＜ヽi　　.ヽ
'_ノ/ /ノ: : : : : /＞ ´￣￣＞.,ヽ￣｀¨ ´　　　　　　　　　　　　　　ヽV　　　ヽ
ニ==-- .,_____／　　　　　　　　＼ .,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　＼
. ﾏニニニニニニニニ＞=一＜ﾆﾑヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼＜　　　＞ .,
　ﾏニニニニニニニニニニニニﾆﾑiV　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼｀＜　　.、
,,--、寸ニニニニニニニニニニニﾆﾑV　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　｀-., .ヽ
.!＞.! ヽ.｀寸ニニニニニニニニニニﾆﾑ<　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ',V　とと
::::::::::::::V'<　ﾏニニニニニニニニニニﾆﾑ V　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ||ﾏ＞.,
::::::::::::::::ヽ'|　ﾏニニニニニニニニニニニ>.V　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,ｨ<.!ニニ
:::::::::::::::::::.<＞ .ﾏニニニニニニニニニニニﾆ>.,　　　　　　　　　　　　　　　　,.＜>'／ニﾆ
:::::::::::::::::::::::ヽ'}　ﾏニニニニニニニニニニニニ＞ --.,　　　　　　　＿＿ィ----イニニﾆ
:::::::::::::::::::::::::::::i　ﾏニニニニニニニニニニニニニニ>.,__／二二/―一.'ニニニニニニ=
:::::::::::::::::::::::::::::V-, ﾏニニニニニニニニニニニニニニニニニﾆ＞　´　＞.,　i＿_ヽi｀寸ﾆ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::}　ﾏニニニニニニニニニニニニニニﾆ＞ ´ ヽ　 !< i:::::::｀´:::::::::::::::::::}ﾆ
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　　　　　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　　　　 /／..................＼⌒ﾆｰ-
　　　　　　　,ノ⌒Ｘ'⌒ヾ　...................＼...............＼
　　　　　 /../⌒{..{⌒ヾ..＼......................＼................ヽ
　　　　ノ../...../{...{.................｝.........＼..........｀ヾ.............＼
　　　　ﾉ／........{人..＼.............｝................ー..........)............ヾ＼_
　　／゛../...}..人....＼...〕斗ｬヤヽ.....................)ﾉ..................}⌒
　 /......../..ノ..{.....{＼....}.ﾉノ_,j｣ﾆ=ミj................./....................}
　｛.........{..........{,j｣L,　ヾ　,ﾉ/゛{_,ﾉノ')ノ......)／........}...........人　　　　..　私たちは上級貴族を盾にして公爵家を維持する。
　　＼....)＼...{,jxfｔk ｝　　′ '"´／.....彡'.............ﾉ⌒ヾ(......＼
　　　　｀`ヾ)....`└'ｿ　　　　　｀⌒ブ................../ノ　ﾉ.....＼(⌒　　..　これまで通りにそうするべきね。
　　　＼ｰ彡'.....{　 `　　　　　 /.....................{__／................)
　　　 ⌒フ⌒Vﾍ　　 __ _,ノ゛　 {...........(..........(..........／....／　　　　　私たちは２万年前の巫女とは違うわ。
　　　　　人ﾉ〉、　　 ''　　　＼.......＼.......ゝ../....イ
　　　　　　 ___,.ノ.....ヽ、　　　　 _,.　〕ﾆ=ｰ)ノ......{..........＼_　　　　　その辺りは弁えるべきだわ。
　　　　　　⌒7......(...{.个ｰ‐=ﾆ}　　ノ....../___{_........＼辷彡'
　　　　　　　(人......)..ヾ.........(ｰ}　〕=-‐'゛　　｛............＼
　　　　　　　　　)./⌒)/⌒フﾟ／　　　　 __,､=弌....../...ﾉ
　　　　　　　⌒フ　　_,　f⌒｢　　　　,､ｔ｢++++++＼)ノ
　　　　　　　　　／/+/｛￣|　　／++++;％⌒ヾ +＼
　　　　　　　　__j{∠=-‐宀弌,／++++;％_,　　　＼+}
　　　　　 ,　゛　　ノ　 /゛　／++++％'"　　　　　　　}；
　　　／　　　ﾞ　　/　 /+++++/／　　　　　 ∥
　　 ⌒>　__　　　 /　 /+++++ﾉ'　　　　　　　　　 ;:′
　　　 ⌒У ＼__j{　　/+++++/／　　　　　　 j′
　　　 /ﾞ　 /⌒ヽ.,_/+++++/゛　　　　　　　　　 /′
　　　｛　　,:′　　 j{+++++;′　　　　　　　　 /}′
　　　　 i,　 {　　　 j{+++++{　　　　　　　　　 /+}
　　　　 ':,　{　　　 j{++++/゛　　　　　　　／ /++{
　　　　　｝ｋ{　　　j{+++/　　　　　　／　 /++｛
819 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/28(水) 21:32:45 ID:a7OmJT5b: 　　　　　　|　　＞　、　　　　　　 |　　＜　´ //＼　　＿ ―
　　　　　　|　　　　　｀＞＜、　 /／/　　　//　/　｀´　　|
　　　　　　∧　　＞<　 /　＞ /　/　　　/ /　ﾊ　　 |　 |
　　　　　　　|　／ / 　斗 ―　ﾃ ┼ ― 廴´　ﾊ　　　ハ　|
　　　　　　　´ i　 /　　 i　　 / ./　　 /　/个斗　　/ i　 |　　　　　　２万年前の巫女か。
　　　　　　　 /　.ﾊ　　.l　　 i　ﾊ　　/　 / ./　 i　　/　.ｉ　|
　　　　　　　/　/ i　　l 　　 l 、廴_/ －云ﾃ、 l　　l　　ｉﾘ　　　　　　王国建国前の神暦１年から神暦１０００年の巫女は
　　　　　　　/ /　ｉ　.ﾊ　　.ｌハ::::::不丈丁ミ、ｌ　ｌ　　ｌｌ
　　　　　　 //＼_ｌｉ　ｉ.i　　l l .i.乂:::::::::う　　　　', | 　　ｌｌ　　　　　..　現在のような世襲制ではなかったわ。
　　　　　 ./　　ｌ .ｉ　ｌ .ﾏ　.ｌｌｌ .| .＼ー ´_　　　 ',|　　 /
　　　　　　　　　/　l　l /＼ .ｌ | ﾊ　　￣　　　　 |　　　　　　　　　.　たった一人で七大神すべての巫女を兼任して
　　　　　　　　/　　∧ｌﾊ　ﾊ !　ハ.　　　　　　　 !
　　　　　　　 /　／　/ ｉﾚ　＼l;;;;;;;＞　　　 ` ー ´　　　　　　　　　集落をまとめ上げて権力も持っていた。
　　　　　　　/ / |　/l ∧/　　　ｌ∨;;;;;;;;;＞　、　　　　　 .＜
　　　　　　　ｌ /　l　l l　 /　　　i　＼ｉ二>┘‐≧ー≦´|ヽ__　　　　...　権威と権力の独占ね。
　　　　　　　ll　　ヽｌ＼/　　 /二二∧:::ーーｌ　二二二_/
　　　　　ｌ　　＼.ｉ　　 /―-/　ｉ::::::::::::＞ｱﾋ、::::::::::::ヽ
　　　　　/￣￣￣￣‐.ｌ　　/ｌ::::::::::::::::＼／　　ｉヽ　＞、::::::
　　　 ./　　　　　　　ﾏ　ｌｌ:::::::::::::::＞ ´　　／/:::＼　　｀＞
　　　　/　　　　　　　　ﾊ　⊥　＜　　＞ ´／:::::::::::::::＞、
　　　/　　　　　　　／￣　　ｉ　＞´ ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::＞
　　 /　　　　　　／　　　　　　 >　／

　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　/　 |　{___＿,ノ-─- ､　 |　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　 |　　／￣￣￣{　　ヽ／　／￣￣/＼|　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　＿レ＜￣￣￣￣＼__／　／///__////∧＼　　　　　　 |
　　　　　　　　　　 ∠ -──‐ｧ-､　　　　　／'´￣　　｀「＼/∧__ヽ＿＿＿,ﾉヽ
　　　　　　　　　__///////,ィ´　/＼＿＿＿／　　　　　　　│　∨∧＼　　　　　　＼
.　　　　　　 / /////／//　 /　　　, 　/　　　　 |　　　 |　　∨_}＿　　　　＿＿}
　　　　　　 / ///／　 //　 / 　　 /　/　　　　 l | ＼　　　　　　　 | ￣￣￣|////|
.　　　　　　 /／//　　 // 　 l|　　　/　/ |　　　l 　 | | 　 |　　　　　　l　|　　 l　 ∧///,|　　　　それは当時は人口が１万人にも届かない
　　　　　／///　　 //　　　| ﾚ'´/| /｀ヽ　　 l 　 | ﾚ'´ |￣｀ヽ　　 l　|　　 |　　 ∨//
　　　　　　＼//　　 // 　　 l|│/　|l 　 |　|　　l　 l/|　 /|∧ 　 l　　 l　ｌ　　 l 　　 ∨　　　　　小規模な集落だったからでしょう。
.　　　　　 /　　 //| 　　　∧|' 　 _|＿,| ∧ 　l|　| j／|/|　∨　|　　l|　'.　　　　　 ∧
　　　　　　 /　　 //│　　 /∧ｌ,ｨ' ィ=ミヽ∧　 lＮ　ｒｧ示ﾐト､　|　　l|　 ',　　　　　　∧　　　　原始的な社会だからなんとかやれたのよ。
.　　　　　 /　　 // /|l　　//　〈{　ｈ{　j│　　V l|　　 | ｈ{　j | ∨ 　 l|　 i∨　　　　　 ∧
　　　　　 /　　 /|　/ |l　 /∧　 |　乂辷ｿ　　　ヽ|　　乂ｆ辷ﾂ /　　/ !　 | } 　 |　　 l 　∧　　　現在の王国と比較してはいけないわ。
.　　　　 /　　 /　V 　|l / /　lＶﾊ　　　　　　　　　　　／　 |l/　|　 l|│　 l　　 |　　∧
　　　　/　　　i　　∨│∨　 l ∨ﾊ.　　　　　｀　　　　／　　　/　∧　ｌ|　　　| 　 │　　＼
.　　　/　　　│　/ ∨l /　 /　 ∨∧　　ｰ----- ァ'"´　　／/　/　　/　l　　ｌ　　 |　　　　　＼
　　/　　　　 |l　|l 　∨|　 {　　　＼＼　　｀こ二´/ /l￣￣　/　/|　　/　　l　 │ 　 |　　　　　＼
.　　　　　　　 |l　|l　　　|　l| 　　　 | ＼|＞　、　　, { l|│　/　/／｀∨ /　　/|　　ｌ　　 |　　　　　　＼
　　　　　　 |l　|　　　|＼| 　＼ l|　　|　│ ｀¨ 　Ｖ│ /| /: : : : : :V　　/　!　　l　　 l　　　　　　　　 /
　　　　　　 |l　∨ 　 |　　＼　 |ヾ　　|　 |　　　／　|./ ,|': : : : : : :/　 /　　|　　|　　 |　　　　　　　 /
　　　　　　　 |ｌ　 ∨　 l＿＿rＶｌﾄ､　　 |､│___／　　 |　/: : : : :/ :/　 /　　/ 　　|　　 |/⌒ヽ.＿__／
　　　　　　　　|∨　ヽ.　|辷ヽ{　V! ＼　lＮｌ|　　　　 __|,/: : : : :/ :/　 /　　/ 　　 |　　/
　　　　 l　　 | ∨　＼ﾊ廴 | n }|　/＼| ヾ. 　　〈/r|: : : : : /: / 　 i 　 /　　 l 　|　/
.　 /⌒ヽ|　　 l　∨ ／: : 廴,ｊく｢7|/| // |　　｢ﾚ7 に{: : : : : :| /　　│ / 　　 |　 |/l
　　　　　|　　　ｌ　 ∨: : : : 廴ﾊくﾍノ{ { /|　,ィ{__ﾉ/　/ : : : : : : |　　　 /　　　 l　│:|
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　　　　　　　ノ辷/廴/: : : : : :,ｲ{│l　 |/: : : : : : : : : : : : : : : : |　/ｊﾉ|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＞､　　　　　／
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820 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/28(水) 21:34:09 ID:a7OmJT5b: 　　　　　　　　　　　　　　 . .. ---- ..　　　. .: :｀ヽ
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　　　　 , '　! 　　 |:::::i__ ..＜:::ｲ´く⌒ ｰr‐''´つノ)｀ヽ'′
　　　 ,′' ,ヽ.　　乂::::ｒｰ{ ﾉｰ‐‐''　　　　　｀ヽ.
.　　　　i　　　' ,ゝ､ｒ‐ｧk'′　　　.　　　i　　　ヽ　丶
.　　　　ヽ　＿ . ソ /_ﾉ　　　　　 |　　　|　　ﾊ　.!　i :
　　　　　ゝ、7ﾊヽう　　　　　　｣!-‐i !j　i　ｒ‐ｔ .!　| i
　　　　　　, ´ ,　ｒ､ﾉ｀　 . : : : '´ 人_ 八! ﾉノ - iﾊ　!ﾉ
. 　　　 /　ｉ/（ｊ　　　　ｒｖ': :　斗ｒ升ト乂ｨｆﾁﾄｊﾉノ　　　　　　　　　　　　それは確かにそうよね。
　　　　　Ｌ...ﾉｰｲ　　　 /{ {i' 　人ゞﾟ‐'　　､ﾞﾟ'′ｉ（
.　　　　　 }}/　　　 ,'　ヽ!　' 　ヽ::::::　　　　　ﾉ. :）　　　　 , ､__　　　　　実際建国の時に巫女の役割は解体されたわ。
　　　　　 ,′　　 ,′. :.| . :　　　}　　 _， i{{三三三三三i　! i｀r､
　　　　　　　{　i　　/i　. : :i . :.!　　ト .... _ .ｲゞ'ﾆﾆニニニﾆi ﾉ!ﾉﾉノi　　　七大神は１柱につき一人の巫女が付くようになり
.　　　　　　ヽj　 ,'.::i　. : :! . :i　　 j￣￣{{. :::〃ﾊヽ　｀ヽ　ヽ ' 　 |
　　　　　　 }　.!〃⌒ヽ乂 j　　 i:::::::::::{{ト､i ｒ‐､.ﾉ　　乂　　　 |　　　巫女は１柱の祭祀に専念できるようになった。
　　　　　　　ノ. .:/　　　乂｀ヽ. ﾉ::::::::::::{{::::::::.ヽ｀ヽ.　　　ヽ｀　　|
.　　　　　 ,.:´. :／　　　　　 i iヽ. ヽ:＞‐=ﾆ.:.:.:.:ヽ'´.:.:.:.:｀.:.:..､　}　　 |　　　そして、権力は上級貴族たちが手に入れた。
　　　　 /　／　　　　　 .| ! ﾊ　 }:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.｡:.:. ｊ　　 .!
.　　　 / , '　　　　　　乂　}　ﾘ:.:.:.:.:oﾟ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::ｉ｀ヽ.　|
　　　 ' /　　 . . . : : : : .　　　 >ｒ‐ト､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;　ハ i
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　　　　　　　 i　　 : ,′′　　　Ｖ::ト.:.:.:.:.:主彡.:.:,′ 　　　　　　ﾉ

　　　　　　　　　　　　　　　　 / 　乂辷辷辷辷辷辷{⌒}辷辷辷辷辷辷乂　　｝
　　　　　　　　　　　　　　　　｛__　 __／　　/　　　　 /　　　　　　　＼　　___ ,ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ___(⌒＼: : .　　 /＾⌒ﾞ⌒＾＼:し:／＾⌒ﾞ⌒＾＼)＼　 ⌒＞=ﾐ
　　　　　　　　　　　　　く⌒し'｝:i:i:i:i＼＿_/⌒＾¨¨¨¨＾⌒V⌒＾¨¨¨¨＾⌒^`ｰく⌒ヽ:i:i:i:i/ｰ==ミ
　　　　　　　　　　　　　　＼:i:i:i:i:i:i/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ;i:i〈_:i:i:i:i／
　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ:i:i:/ 　　　　　 |　　　　　　　　 |:　　　　　　　′:i:i:／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∨　　　　 .:￤ : : |ｉ　　　|:　　　　 |　|: |　　　　　 i:i:i:ｉ(
　　　　　　　　　　　　　　　　　 :　　　　 i|:｜ : /|ｉ　　　|i　　|　　 ∧ |: |: :|　　　　　|＾⌒
　　　　　　　　　　　　　　　　￤:　　　 jI斗---ｉ|ミ　　|l　　| jI斗--i|-|ミ|　　　　　|　　　王国が発展すれば政治が高度化複雑化してしまい
　　　　　　　　　　　　　　　　！: 　　: |: 八/　八＼八: . |　/ 　八j|: :|　　 |　 :|
　　　　　　　　　　　　　　　　:ｉ:　　 |: | 汽苳芯㍉､(＼　:/)/竓劣笊|: j|　　 |　 i|　　　女王陛下が祭祀と政治を兼任する事ができなくなる。
　　　　　　　　　　　　　　　　 i|:　　 |: |i！攵うｿ　　丶)/ /　攵うｼ从ﾉ　　 |　 l|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　j|　　 i|: ｉ|小　　　　　　　　　　／ /　　　 |　 l|　　　そう考えた清姫様は正しいわ。
　　　　　　　　　　　　　　　从:...:ｉ l|:八j込、　　　　　 ,　　　　（　 .:i :| 　　 |　 l|
　　　　　　　　　　　　　 ___彡ｸ:ｉ: :|八_: :＼介:.. 　　 _　 __,　　 ..:介:l :| 　　 |. : l|　　　女王陛下一人でできることは限界があるもの。
　　　　　　　　　　　　　　__-=ﾆ7:i:i:i:i:i:|: :|　⌒V:i　V:i:i|ﾆ-.. _ 　 _ ...-ﾆ|:i:i:i|人|　　 .:|: /l|
　　　　　　　　　 __--　　　/:i:/:i:ｉ:ｉ:|: :|　　〈|:　|:|;ﾉ＞…(⌒)…＜乂 l|:i:i:|　　　::|/」l|
　　　　　　　　 _-　　　　 /:i:/ｌ:i:i:i:i:|: :| 　　 :|:　|:|｝　　__/⌒v__ 　｛　lト :|　　 : |ｉ:ｉ八
　　　　　　　　八( 　　　 /:i:/ i|:i:i:i_ﾉノ| 　　 :|:　|八〔__乂　　乂__〕ノ　j|　i|　　 : ト __^＼
　　　　　　　　　　　　ｉ{:i:｛ __-- ﾆﾆ,: 　　　:|:　|　/　　｛　　｝　∧　,八 j|　　 : |ﾆﾆ --_＼
　　　　　　　　　　　　　八_----　 -/　　　　:|: / /　　｛　　　｝　 ∧　　ｌl　　 :！ -----　丶
　　　　　　　　　　　　 _------　--/　　　　　|/ /　　　｛　　｝　　∧　八　　 /,-　 ---- 　＼
　　　　　　　　　　　__-------　┐ /　　　　　 :|i ｛　　　｛　　｝　　 /｝　　＼　　/,-- 　 ---　　＼
　　　　　　　　　｛----　⌒｝　　/　　　　 . .:八Ｖ⌒ヽﾉ　　　｝ノ⌒Ｖ　　　　＼　/,--　｝　--_　　　＼
　　　　　　　　　｛--　　　｝:　/　　　　. : ／　　　　　　　丶: : / 　　　　　　丶/,-- ｝　 ---　　　＼
　　　　　ｰ…==ミ　　　｛　/　　 / : :／　　　　　　　　Ｖ　　　　　　　　ｒ＜⌒{ﾉ-- 　 --｝　　　　＼
　　　　　　　｝　　　ヾ　　 /　　 / : く⌒7⌒7⌒7⌒7⌒7⌒7⌒7⌒7⌒7⌒7⌒廴しﾍ　　 --／　　　　　 )
821 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/28(水) 21:34:40 ID:a7OmJT5b: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 -‐‐　　　_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ´　　　　　　　｀
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　 _ =-‐ﾆﾆﾆﾆﾆ‐-=　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ィ´＞''´ ￣￣￣｀''＜＼　　　 ,
　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　 ´´　　　　　　　　｀｀( ｀Y´ )
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　＼,／､
　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼＼
　　　　　　　　　　　　　　｀￣´￣/　　　 ./　　　　　　　　　　　　　　　＼＼
　　　　　　　　　　　　　　 /　　　.∧‐- 　　　　　_}　　　　　　　＼＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 {　　　 ∧{ ＼{ ､　　　　 ´/ヽ}ヽ　　　　 ‐ ､＼ヽ　　　　　確かに現在の女王陛下は王国の象徴としての公務と
　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　l　|　||イ示示ﾐヽ{　　}　/示示ﾐ　.}　　　　　} } } ∨',
　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　l　|　|ゝ弋zｿ　　ヽ/}/ 弋ｕｿ }　} 　＼　 } } i　∨',　　　　天空神さまの巫女としてヴィクター教団のトップとして
　　　　　　　　　　　　　　ゝ{　{　{＼、、　　　　　　、、/／　　　｀¨　ﾉｲ　 ∨',
　　　　　　　　　　　　　　　 /　＼〉、　　　　　　　　　ｰ ´　/　　 .}　　} {' 　　∨',　　　天空神さまを祀っているけど
　　　　　　　　　　　　　　　　　 / /|　　}ゞﾆ=　　　　　　　　　 /　{　　 } }　　}＼,　　　} .}
　　　　　　　　　　　　　　ノイ　!　ﾉｲ＼　　ｰ　一　　 /　､＼　ﾉｲ /}/　　　　 } .}　　　それだけでもハードスケジュールになっているわ。
　　　　　　　　　　　　　　ヽ{､　　＞､　　　　, イ{ { /＼__ﾆ-‐{ '　　　　　 } .}
　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ{､　{ﾆゝ }｀ ¨¨´　　.リ { { ＼〉　ゝ､　　　　　 } .}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _(　ノ＼〉　./　　　　　 / .ゝ｀ヽ､､　　　　　　　/ /
　　　　　　　　　　　　　　　　 (　 /ｒi　　　 { 　　　／　　〈/　/´｀)　　　　　/ /
　　　　　　　　　 ==　　　　　 /´( 　 { l」　　　 ', 　 __／　　　 _　 /´ _)ﾍ　　　 / /
　　　　　　 r‐ '´　, ､＼ _,／´ヽ　￣￣￣￣＞ v ＜__　　　〈/　{´ _) 　 ∨　.／..ｲ
　　　　　　_ノ　　｀ヽ､｀¨¨ゝイ}_　ヽ　　　　　{ 　　　 }　｀ヽ､　/´　)　　　 vイ／
　　　　　ﾉ　　ヽ｀ヽ'　　 r‐┴ 　　 ',　　　　＼　 ,／　　　　二¨´　　／／
.　　　　 /　　r _ノ¨´¨｀､ヽ-‐　　　　',　　　　〉／　　　　　{ 0_}　　.／／　!
　　　　　{　　ﾌ -‐ ´｀ヽ}´ ゝ-､　　　 ',　　　　//　　　／´: : : : :｀ヽ／　　 |
. 　　／|　 ¨´ {‐､　　＿´￣ヽ}　　　　}｀ヽ　 //　　　 ./: : -ｧ==-.､　 ', 　　 !
　　／　 .!　　 _ '　 ∨´ヽ　　 __ゝ､　　 .}　│ { {　　　 {／　/イう心＼} 　　 |
.　〈　　ゝ／　　〉　　／　　　〉／´ 　 !＼.{　　　 {＼　)弋_ｿソ／} 　　 |
　　ヽ　ヽ/　　　　/　　　 {　　　　/　　　　 |.　＼　　　ﾍ: ｀ゝ==イ: : /　　　│
.　　/　　 {　　　 {　　　＼　　 {　　　　 | 　　＼　　〉, . .____ . ／　　　　.|

　　　　　　　　　　　　　　　　　　_＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　 . : : : : : : : : : : : : : : . .
　　　　　　　　　　　　　. : : : : -=ﾆﾆﾆ=- ___: r‐ミ:＼
　　　　　　　　　　　　 ': :/ﾆﾆﾆ=----=ニ{ ⌒'　 }: : :ヽ
　　　　　　　　　　 /: . /／: : : : . . . . . . : .＼　 /人 : : .
　　　　　　　　　 ': /: : : : : : . . . . . . . . . . . .∨:⌒＼ : '，
　　　　　　　　　　 : : : : : : ': : . . . . . . . . . . . . . V: . . . .＼i
.　　　　　　　　 .: :ｉ: : . . {: : . . . . . . . 、. . . . . .}: :V: : . . }
　　　　　　　　ｉ: {: : . .八: : : . . . . . .i＼ . . . .ｉ..: :}: : . . .:　　　やはり一人の人間ができることは限界があるわ。
　　　　　　　　　　'|: {: : 斗--＼: : :､. . .{─＼- :}..: :|: : . . .:
　　　　　　　　　ｉ:八: : {ｨぅ示㍉: : ＼{笊ぅミV乂:.|Y: : . .i　　　女王陛下が地位に拘らずに娘に地位を譲るのも
　　　　　　　　　ｉ　|: : :ヽ:乂乂ツ＼(⌒乂ツﾒ}⌒: ﾚ: : . . :
　　　　　　　　　{　ｉ: : . . .{⌒　　　,　　　　　　 .: : : :|: : . . ..i　　　女王という地位が貧乏くじだからよ。
　　　　　　　／乂{: : . ..込、　　　　　　　　 .:ｉ: : : :|: : :i. . }
　　　　　　　'/　⌒i: : . . .{: :::... 　 ´　｀　　 .ｨ: :}: : : :|: : ﾊ: ,
　　　　 / ′　　|: : : . V/: : 〕iト　　＜ : i: / : : : i八{ j/
　　　　　　　　　 ∧: :V ∧: :八/:}　　　 .:　}ﾍ: : :ｲ:{⌒
　　　　　{ {　　　　__'，:V: :V ノ /j　　 .:　 / /／ﾉ八 __
　　　　　　　　　rく⌒「⌒ヽ(　 /.:　　　　 '　　　　　　_ﾉ⌒7
.　　　　　V'，　/.:.:)⌒{　　　 /　　　／　　　　　_厂ノ⌒^ヽ
　　　　 V'，'.:.:.:(⌒ﾊ　　 , ^ ,. ‐／　　　　　_厂ノ⌒.:/.:.:.:.V/
　　　　　　 V.:.:.:.:V)⌒ {　　 {　／　　　　　_厂ノ⌒.:.:.:/.:.:.:.:.:.:V/
　　　　　　　{＼.:.:.V⌒ﾊ ___ }／　　　　_厂ノ⌒.:.:./.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:'，
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822 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/28(水) 21:35:15 ID:a7OmJT5b: 　　　　　　　　　　　　　　. . .- ― -. . . .
　　　　　　　　　　ゝ ´: : : : : : : : : : : : : : : : :`: : . ..、
　　　　.　　　／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : `.､
　　　　　　　／: : : : : : : : : : : : : : : : : ﾍ: : : : : : : : : : : : :＼
　　　　　　,.': : : : : : : l: : : : : : : : : : : : : :',: : : : : : : : : : : : ::::ヽ
　　　　　 /: : : : : : : :i.i: : : : : :ﾍ: : ,:: 　＿',: : : : : :',: : ::i: ﾍ: : ::丶
　　　　　,': : : : : : : : i .l: : : : : : ::',､´ : : : ::ﾊ｀:': : : ::',: : :i: : :',: : ::ﾍ
　　　　ｨ: : : : : : ,ゝ::l￣!: : : : : : ﾍ＼.､: : :::ﾍ: : : : : :',: : i: : : ',: : : :
　　　 / i: : : |: : : : l:.i__ .ﾍ: : : : : ﾍ';´,,x＼: :',..、: : : : :i: : l: : : :iﾍ: : :i　　　..　貧乏くじというなら公爵もそうでしょう。
　　　　 !: :: ::|: : : :ﾊ:l=-｀､＼: : : : ',"{ 匀卞゛.' .i: : : : l: : :|: : : :i: ',: ::l
　　　　l: : : : |: : : :{N{ 叭:} 　丶へ.!戈彑丿　 .!､,､: ::|:i: |ﾍ: : : l: : :::l　　　.　権力も財力もない権威だけのお飾りなのに
　　　　ﾚ､: : :|: : : ::i 弋夕　　　　　　　　　　　 .!: N＼!|N .!〉ヽ::!: :ﾍ:|
　　　　　ﾍ::|i!., /: ::l　　　　 '　　　　　　　　 i: : : : : :|././: : : : : : ヾ　　　　教団のトップとして祭祀や
　　　　　　　　゛i: : {　　　　　　　　　　　　 i: : : : : ::| ': !:i: :i: : : : ::',
　　　　　　　　 l: : :ﾍ　　　　　ー '　　　　　 i: : : : : : l: : :i:i :i::i: : : ::∧　　　女王陛下の公務の手伝いもやらなくてはいけないわ。
　　　　　　　　 i: : : : ` 、　　　　　　　　　 i: : : : : : }:i: : :i:i:::',: : : : : ::',
　　　　　　　　.l: :!.!: : : : ＞　　　　　　 .　'　 !: : : : : :.i: :i: : :i: : :,: : : : : ::',
　　　　　　　　.l: i .i: : : : : .l: : :｀ :ー.i ´　　　ii.i: : : : :.7_:_:i: : :N: ::i: : : : : ::!
　　　　　　 |:.i　|!: : : : :|::/`.>- -}　　　 .ii,i: : : : ./-i｀ﾞ　 -　.、:i: : : : : :',
　　　　　　 |:.i　|.i: : : :::i _.>　 , _.i　　　, ii.i: : : : ,'　_.!　／　　.ﾍi:i: : : : ::',
　　　　　　 |:i　.| l: : : : !_.i　　|´ '　　, ' .||i: : : :,'／i　/　　　　　!i:i: : : : ::',
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　　　　　　　 i:.!　.i !:: .!.ﾍ_ |　./　, - ∠,、 !: :::i |　i　　　　　　 ./ / |:i: : : : : ',
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　　　　　　 /:.::/:.::.::.:.: Vツ　　、　　　　// |:.::.::.:.:|:.:.:|==--
　　　　　　　　/:.::.:|: /|:.: ﾊ//　　　　　　　 u　|:.::.::.:.:|:.:.:|　　　　確かに女王陛下ほどではないけど
.　　　　　　 /／:: |/八:.:从　　　 ( 　　つ　　 / :.::.:: 八::|
　　　　／｛:(/:.:／:.:.:／:.::|>　　　　　　　 /:.::.::.: /:.::.::|　　　　私たちも割に合わない事をしているわ。
. 　　／:.::.::.:/／:／´￣｀＼　|＞　　イ :/:.::.::.: /:.::.: 八
　　 / :.::.::.::／:.::.::|　　　　　＼￣＼__　 /:.::.::.: /:.::.: /:.::.＼　　権威と名誉を支えに頑張っているけど大変だわ。
.　　| :.:: ／:.::.:.:／|　　　　　　　　＼⌒∨/:.::.::.: / :.:: /:|.::.::.::.::＼
.　　∨/:.::.:.:／:.::.:|　　　　　　　　 /:.::.::.: /⌒∨:.:|.::.::.::.::.::.::＼
　　 |:|:.::.::/:.::.::.:: |　　　　　　　　　　 |:.::.: : /　　　＼|.::.::.::.::.::.::.::.::＼
　　 |:|:.:.: | :.::.::.::Λ　　　　　　　　 | :.::.: | 　 ∨ 　＼ :.::.::.::.::.::.::.:: ＼
　　 Λ:.:.:|:.::.::.:/:.::|＼　　　　　＿＿_ | :.::.: |)＼｜　　　＼ :.::.::.::.::.::.::.::.:＼
. 　 /:.:: ＼:＼:/ :.: |　Λ　　／二二二]| :.::.: |:i:i:i:i＼　　　　 |.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.＼
　 /:.::.:/:.::.:￣￣ :〈　　＼/ﾆ／　　　＼八|:i:i:i:i:i:i:i）　　　Λ.::.::.::.::.::.::. ＼:.::.::.:＼
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　　　　 l/　 {　　　ﾊ| 　 !￣てλ ',　 ^７´ﾗﾃF＝=| 　　　 ! ヽ　}
　　　　　ヽ{ 　 ! i　　i 　 {::::::;', ヽ　/ /　V::::::;::ll　　　 /　}　 V
　　　　　　八　ｉ　',,　ﾊ､_ ゝ､リ　 }/　　 ..ゝ-ソ　　 /　/l　　　　　　それは高貴なる義務だから仕方ないわ。
　　　　　ノ ,人{ 　ヽい　ν　　　'　　　　／　　　　{　/ l
　　　　　 ´￣　　ヽ　　　＼　　 ⊂⊃ 　／,..／／　∧{＼＼　　　　　私たちは建国以来の名家の存続を優先するわ。
　　　　　　　　　　　 )　 λ　＞ｪ　--,　‐{,イ　〉 ∧／|　｀　￣
　　　　　　　　　　／　ノ　ヽ./´ l　／　／#l /／　＼＼
　　　　　　　　　 (　i'´　　　/＿_ﾚ´　／###{ '　 ,　　　ヽ_＞
　　　　　　　　　　ヽ! 　 , イ/ 　レｸ######! , ´　　＿　',
　　　　(｀ヽ､_　㍉ｰ‐-亠-‐'ミ一'./#######.!　　 , - 　｀ !
　　　「/`,-､｀Πヽ　　-‐=´ｲ　 /#######}#l､　/　 /⌒'i 'ｙ´ヽ
　　　ヽ '　勹 l.l　 }　　´,イヽノ#######ﾉ##/Y　　{　　 k'　　 }__
　　　　｀ｰ-一!ｊ＿!､＿/#｀后#`###.##´##Y　} 　ﾊ　八l　　l　｀i
　　　　　　　　　　　／##,{#########､###l　レ'´　ヽノ　｀､,ｲ　 !´ヽ
　　　　　　　　 /#イ´ ヽo########ヽ##Y　　　　　　　　　}　　} 　!
.　　　　　　　　 'く::::ヽ､　ヽ###########ｌ　　ト､＿ム　　 ,l　人_ﾉ
　　　　　　　　　｀ｙ´{#｀ｰ-ヽo.#######└＜　　　｀￣　｀´
　　　　　　　　　　／##｀######＼#########λ
823 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/28(水) 21:35:52 ID:a7OmJT5b: 　　　　　　　　　／　　　　　　　　　 ,ﾍ　＼
　　　　　　　／　　　　　　　　／　ヽ　＼
　　　　　　 /　　　　　　　　／　ｨェェ､＼
　　　　　　/　　　　　　　　　／　〃i{::::ﾘ}!　ヽ　ﾍ
　　　　＿ゝ　　　　　　　／　　　 !i__ﾆ=彡､　 ', 　）
　　　　ﾊ　,r` ＞-､　_, ィ､＿__　＿`二´_, ｨ､ノｰくこ}
　　　　ヽV_ゝ「ヽ r＜_　　　　／　　　　ハ＿ゝ,　r＜
　　　　　　/　~,ﾍ」／　}＿__ f――z＿＿＿j￣L.」　ヽ
　　　　　,　　/　　／　/　　 /,ｲ.ﾚｲ　〃/|l _А| 川　　}　　　.　家の存続も大事だけど伝統も大事よ。
　　　　ノ　 /　ﾉ〃　 / 　フ７ﾅトﾉ /// jｲ_ﾑ,ﾙ' ,ﾘ　ﾊl
　　／　 /.／　{{　〃　 /／ﾅフメ〃 /,仏ィﾔ　ﾊ /　　　　.　最近は『男性が国王や公爵になれないのは男性差別だ』
　／　　 /,´　 ,バヾﾊ{　,仆ﾔﾓﾃ7ヾ　　　上ｿ ,ﾊ,ﾉﾙ
く　　　 , 八 { (　ﾉﾘノⅥﾄゝ　￣　　　　{　　ｲヽ{ く　　　　　　という頭のおかしなことを言う活動家もいるらしいわ。
　＼　ﾊ{　ヾｼ′{/　ﾂハ　　　＿＿＿__　ノﾙ　）　ﾊ
　　ヽ{　ヽ　l{　〃　 {{ _,.斗　´　　　　　.|　￣　7　＜_
　　　 |ﾄ- -ゞﾙi八,.ゝ＜　　　　　　　　　 |　　　　 /　　＞､
　　　　　　{　ル'′＼　　　　　　　 | 　　　./ 　　／＼
　　　　　　 `y′ 　　＼. 　　　　　　| 　　　/　　／　　　ヽ
　　　　　　 /　　　　　　　＼　　　　　　　|　　 ./　／　　　　 ∧
　　　　r＜_＞､　　　　　＼　　　　 |　　/ ／　　　　　　ﾊ
　　　　`y〈＿fヽ,＞.__　　　　　＼　　　 .|　　　　　　　　　　 ,　　 ´
　　　　/　　　　｀ｰ√ヽ＞　　　　　　 _, - う　　　　　　＞　´
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　／　　　　　　　　　　＼ハ／　`ヽ　　　　,＿__ハ
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　i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|:i:i|:i| 'i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|　　　ヾi:ヾi:__ヽi:i:i:i:i:Wi:i ∨i:i:i:i:i:i:i:i
　i:i:i:i:i:i:i―‐|:i:|川 } i:i:i:i:i:i:i:i:|　,ｨ升￣￣示心i:i:i:i}i:i:i:i:i∨i:i:i:i:i:i:i　　　　『国王と公爵は女性でなければいけない』
　i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|川｀` },i:i:i:i:i:i:i:i:|ノ´　_)　　　 i} .ﾘヽi:i}i:ヽi:i:i∨i:i:i:i:i:i
　i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i| ,ｨ≠示i:i:i:i:i:i:iﾘ　　,　し　.ﾘ .}i:i:i:i'}i:i:i:iヽi:i:Wi:i:i:i:i　　　　それは私たちにとって重要な伝統だから否定されるのは困るわ。
　i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|ヾ　ﾉ　,ヾ}从'　　　乂＿ン　.li:i:i:i:}i:i:i:i:i:i:i:i}i:i:i:i:i:i:
　i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|　｀ .乂_}　　　　　　　　　　 }i:i:i:i:i:i:i:i:i|i:i:';}i:i:i:i:i:i:　　　　その活動家には対処しているの？
　i:i:i:i:i:i:i:i: 叭::.　　ｰ´. ,　　　　　　　　　　 }i:i:i:i:i:i:i:i:i|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i
　i:i:i:i|､i:i:i:i:i:i:ヽ:,　　　　　　　　　　　　　ﾉi:i:i:i:i:i:i:i:i|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
　i:i:i:i{ ＼i:i:i:i:i:i:i:.　　　　　　　　　　　　　　ii:i:i:i:i:i:i:i:i|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
　i:i:i｀＼ .＼::{ヾ}入　　　　　r　　　)　　　 .|i:i:i:i:i:i:i:i:i|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
　ヾ}｀`　　　＼i:i:i/　＞....　　　　　　　　イ　,:i:i:i:i:i:i:i:i,'i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i
　　　　　　/i:i:i:i:/　　|i:i:i:i:i:i:＞...._　イ　　　/i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
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..　　　　/i:i:i:i:/　　　 |i:i:i:i:i:i:i:i:i:iイﾉ　　 /i:i:i:i:i:i:i:/: : :｀`ー. i:i:i:i:i:
824 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/28(水) 21:36:19 ID:a7OmJT5b: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｲ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,,,， -‐――- ､_　＿＿,　≠__ /
　　　　　　　　　　　　　 ,　- '＿　　 (￣￣ヽ　　／　_＿__二ﾉノ
　　　　　　　　　／　／　 lヽ　ﾔ　　　l　 ./ 　 _(, -r､く´
　　　　　　　　　 _rイ　　 {　　　廴_ノ_　　_,,,ヽ/_ ﾆ´ _,／　｀ヽ､
　　　　　／￣ヾ_ｰ-　　!　 _,,..ｨ: ´ ; ＜´: : : :｀: : : ＼　　　　/＼
　　　　　 /　　　　　｀ _,,..ｨ: :´; :､_ｨ_´＿; : : : : : : : ; : : ﾞ｀: ｰ､ / ､_ )
　　　　　.ヽ、　　　￣,フ丁／: ／: : : : : : : : : : :/ノ: : : : : : : |｀ー '￣',
　　　＿,　)　_, ‐ i´ 　 !{: : 〃 : : :＿_;ｨ__: :／!: : : :': /: : Vヽ､　　ﾉ
　　 (´￣｀´　´j 　 !　　V: :{/: : : : :／ l／｀ 'ﾄ!､ : /ノ: : : :':!:∧＼(´
　　　｀ヽ.　　/　　 l　　 V ll: :、: :/_,,,ｨ==zｨﾑ|: : :ﾊ-:､: : : :l: : ヽ　ｰ､,_
　　　　rzヽ. ,ｲ　　 !　　　ヽ:ヽ: ＼!　_',　ﾄ ;}ﾞ'ﾍ: :|_ヽ: ｀ : : ﾘ: : : ∨_ノ/　　　　　ええ
　　　　|廴ﾚ　} 　　ヽ　　　＼: : : ＼´`' ｰ''′　｀ﾏドiヾ: :V/: : l: :ヽイ
　　　　.ヽ　　j　　　　　　　　ヽ : ､ : ＼　　　　ヾj｀ヽ; l : : :ﾊ: : :i{　　　　　.　秘密警察が政治犯として逮捕したわ。
　　　　＼/　　　　　　　　　　＼:＼: :ヽ　　　　　'ﾞﾔ': V: : /　!: : !｀ヽ
　　　　　　 j　　　　　　　　　 /￣｀ヽ: :ヽハ　 __　　 j: : : : :/　 j: :/　　 .＼
　　　　　　/　　　　　　　　 /: :ヽ: : :､:_: :｀ヽ､　｀　　./: : :､: l＼ノ'´　　　　　＼
　　　　　 /　　　　　　　　 l＼ : ＼_: ｰ: ミ : ヽ　　./＼: : ＼: : ｀ヽ、　 .／￣｀
　　　　 {　　　　　　　　　　j､:_: :ｰ:､:`ｰ｀_ｰ)‐ヽi'''':´｀ーヽ: : :＼ー-ヽ／
　　　　　 !　　　　　、　　 _/ -ミｰ￣￣｀ヽ＼: :': : : :＼: : : : : ＼:｀ヽ´
　　　　　 l　,　-‐ - ﾊ｀ﾆ二ヽ,,,　｀ー-ｧ､zV｀ヽ;_: : : : : :ー:､ｰ- ＼: ヽ
　　　　　／　　　｀┴!_,,ノヾ=　__／_r ゞ＼　zﾐ｀ﾆz=-- ､ヽ　　ヽ: l
　　　／　、　　　　 ´ヽｲ　/´　　爿' lヾﾞヽ｀ヽ丁}｀ｰ､ヾ　　　＼
　　 /　　　　!　　　　　　　　｀¨′　／'　　l::Vヽ｀ヾﾐ'、　　｀ヽ
　 (￣ヽ　 _V!　　　　　　　　　／ノ　　 l:::lヾ'＼　｀＼、　　ヽ
｀ｰi'　 (__ノﾞil!./　　　　　　　　　/:/rつ　　 j:::ﾊ:V､＼　　ヽ、　　ﾊ
　..l　　　 /　V　　　　　　　 l::l　コ　　 /::j .{:::iヽ＼ヽ　　):', rz__ゝ┐
　..l　　 / 　 |　　　　　　　　　　＼｀ー:::'彡 '　ﾉ::j　＼｀::ー::':::}rV　　｢'´丁
-――- ､　 !　　　　　　　　 r丐￣　　,ｲ:::/　　　/::ー '´ }!ヽ　 !　/, ゝ
-――- ､_｀ヾ,　　　　　　　　つ　　　 l::::/ｧ　　r:':::/　　　l}　　＿_ /
　　　l　　　ヽV,　　　　　　　　　　 rﾐ)　　　廴ゝ　　ー'　　　 ∥´　＿__)
　r┬}　　ヽ　ヽ　　　　　　　　　　辷′　　匸　　　　　　 /' "´　　　｀ヽ､
-'　∨ (￣弋!　ヾ､　　　＿　　　r-┬′ r-z‐'′　　　　　　〃　　　z-} ヽ　＼ヽ
　　　ｰ'′　Y､　く弋＿(　　｀ー-)　｀ー '　}ヽ＿　 r‐┐　／　rz,　{　廴!7_人'＿}
　　　、　　く　｀~ヽ　　ヽ　　　　ﾔ　　　　 l　　￣!　ヽ近廴,∨ｰ'!　　　　　廴)
　　　 V　∥ヽ　　ヽ　　ヽ　　　　　　＿　　　　　 !　　　　　ゝ　 /　　　　　　ヽ
､　　 .V　!＼ヽ　　 ,_, ｨ≦´　￣￣｀ー､￣ー -　,,_　　　／　 /　　　　　　　 l＼
. V　　 l! /　｀ヽ／´ 　 !　　　　　　　　　　｀ﾄ　､＿　　｀ｰ{ 　　 '　　　　　　　　 l　｀ｰ､
　V 　 .Ⅳ　　 .l{,,≠´　 {　　　　　　　　　　 j　　　　￣ `┴--　,,_　　　　　　 l　　　　　ー　,,_
　 }　　 l!　　／　　　 !　　　　　　　 l　　　　　　　　　　　　｀ヽ､　　　　 !　　　　　　　　　｀ｰ　_
　ﾞ, 　 .l!　/　　　　　　 `ｰ---z､＿＿＿_ノ　　　　　　　　　　　　　　　丶　　　　!　　　　　　　　　　｀丶
　　l　　l!∠z ､　　　　　　　　　{ /　 l　__ゝヽ　　　　　　　　　　　　　　　　,ゝ　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀丶
　　l　　l! /z､　＼　　　　　　　＼　ﾉ´　V　r＼　　　　　　　　　　　　　 ,ｲ-ーz ,_　　　　　　　　　j　　　　　　　　　　丶
　　l　　j ヽj ヽノ´＼　　　　　　　｀ヽ、＿￣　ﾞ 'V　　　　　　　　　　　 / ￣) 'ｰ-┐丶　　　　 !　　　　　　　　　　　_＼＿
　　.!　,j　 /　　　　　丶 _　　　　　 _,＞ ´　　　 V　　　　　　　　　／　　(_ノﾏ └‐┐＼　　　 .l　　　　　　　　,＞ ´　　　　ヽ
　　 ! /　 .!　　　　　　　　￣￣￣　　　　　　　　 )　　　　　　　／　　　　　廴,,,__ (_r┐＼　　 .l　　　　　　／　　　　　　　　　ヽ
　　 l,j　　 !　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ー――　'　´　　　　　　　　　r-┘､く　_ ＼　 !　　　　／　　　　　　　　　　　　ヽ

　　　　　　　　　　 ,......-‐:::::::_::￣￣::｀`～､、
　　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::｀丶、::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　／:／:::/:::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::＼
　　　　　　　 _,.::::::/:::::::/:::::::::::::::::＼:::::::::::::`､:::::::::::::::::::.~"''～､、
　　　　　　／ /::::/:::::::::ｉ:::::::::::::::: ::::::::＼:::::::::::`､::::＼::::::::::::::＼　＼
　　　　　　　′/::::/::::::::::: :::::::::::::::::{:::::::::::::`､:::::::::::'，:::::｀`～､、::::＼　＼
　　　　　　 |　 ::::::':::::::ｉ::::::|:::::::::::::::::{＼::‐-::::`､:::::::::}:::::＼:::::::::::::::‐=ﾆ.._ー-......_
.　　　　　　乂 {::::{::::::::|:::_:|::|::::::i:::::::{　＼::::::::::'，:::::',::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::￣￣:::::::ー-=ﾆ.._
.　　　　　　　 {::::{:::::"｢:::::|人::ⅱ:::::{,xｆ竓笑ミ::::::::::::'_)､::::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::　　　　それならいいけど
.　　　　　　　 {::::{::::::ⅱ:ｉ:|笑ﾐ从::::乂 _辷^rう::::}i:::::::＼二ﾆ=-::ー-..._:::::::::::::::::::::::::::::::っ:::::::::
.　　　　　　　 {:::ｉ{::::::八从cシ　｀¨¨⌒ 　_,/::::八:::::::::::＼::::::::::::::::::::::::＼:::::::::o:::°::::::::::::::::::　　　　少し考えたら駄目なのは分かりきっているのに
.　　　　　　　人八::::::::::＼　　 i 　　　 ⌒¨´ﾟ小:`:。:::::::::＼｡::::::っ::::::::ﾟ::＼::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　｀丁:;￣、　　っ　　　／{::|::＼:＼ー--:＼_::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::::　　　　そんな主張をするなんて愚か者ね。
　　　　　　　　　　　　∨::/:::し...　　　　　イ　 :::|:::::::＼::::‐-..._::::::::::~"''～､、:::::＼::::::::::::::::::::
.　　　　　　　　　　 Ⅳ:::::: ﾟ::｡::|｀¨「　　　　/⌒V:::::::::＼:::::::::｀`～､:::::::::::::｀`～､＼:::::::::::::::　　　　まあ、その程度の者なら
　　　　　　　　　 |:|:::::::::|::::::乂:::}　　ア⌒＼∨＞-～ァ:::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::
　　　　　　　　　 |:|::::::＼⌒YY⌒> ｱ￣　ヽ　}　　 __,　´￣/⌒i::::::＼::::::::::::::::＼＼:::::::::　　　　いつの時代でも一定数はでてくるものでしょう。
　　　　　　　　　　　　从::::::.､::〉/´´ 〈　|_ }　　　　}　.ア´γ⌒}_}　丿:::::::::::＼:::::::::::::::Ⅵ)::::::::
　　　　　　　　　　　　　 r＼::::＼＼　 |/ _{　　　 } ,/　　.{__ /....Ⅴ＼:::::::::::::::`､:::::::::::从:::::::::
　　　　　　　　　丿-=＼::::＼ﾞY^Y小　　　 }/￣/＾) 〉...........}:::::::＼::::::::::::}::::::::/:::::::::::::::
　　　　　　　　　　（＿__/ _,|＼::::＼/ -∧　　〈　 .ﾄ､(/...............}::::::::::::＼::::::}:::::/＼:::::::::::::
　　　　　　　　　　 (　// （____}h､:::｀`～､、　 ∨_人_,,..-=._)......}::＼::::::::::／::::/::::::::＼:::::::
　　　　　　　　　　　　　Ⅴj............|　|...〕iト _::::::＼　＼⌒)...................}:::::::＼:⌒¨¨´::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　 /...{............| . |......|.　＼::::::＼　 Yﾞ/⌒V:, .......}::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　 j....！ ...... | . .|.... |_,,ノ:　＼::::::＼//　　 )i ＼....}＼::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　 {／..._.........|　 .|.../　　　__　＼:::::::＼ ,／∧....`､.......＼::::::::::::＼:::::::::::::::::::
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　　　　　　　　　　　}.............ⅱ.....|____|......... ￣／ .∠;::::::::::::::}　丿＼...................'，:::::::::::::＼::／
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　　　　　　　／/............./.......√二ﾆニ二.乂_ノ-/　/⌒}＼　　 ,,ノ　}......................'，....＼...........
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.... ｀`～､/ ......_ -_,,.-‐ ....../...{............._j／... |　乂_ノ-/　　 }　} 　 }　　ﾉ　＼............... }......................
_,,..-‐......￣........./................/.... {................〉.......|　　　|　/　　 ,ﾉ /　 / .／)__,／＼..................................
.............................〈.............／......................./ ........|　　 j　乂_／-〈___厶ｲ⌒＼............｀`～､、...................
................................}....,................................/＼.......|　　　　　〈　Ⅵ　 |. 　　　个ー--‐―…`ー--......_
..............................√............................ ／........＼.乂,　　　　　＼Ⅵ　|　　　　丿.............................................
825 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/28(水) 21:36:59 ID:a7OmJT5b: 　　　　　　 _　-‐::''"´￣::::｀::::::.、
ヾー＝ｧ'""`´:::::::::::::::::::::::.ヽ、｀ヽ:.＼
　＞:"´i!::::::::::::::::::::::｀ヽ::::::::::ﾊ:::::::',:::::::ヽ、
/:::!::::::::::!::::::::＼::::::::::::::::＼::::.ﾊ:::::::',:::',::::::丶
:::::|l::::::::j'::,::::::::::ヾ::、,. -‐―、:ﾊ:::::::',:::',:::::::ハ
:::;j!l:::::::.!::::'::,:::::::::ヽ｀`ヽ＿_ヽ:::::::::::',:::',::::::::.∧　　.　　王と公爵は七大神に仕える巫女がなるもの。
:::i::j::::::.ィ"´　､、::::.ヽ ,ｨf:::て了:i::::::N!:::',:::::::::::!}
ｲ:::l::::::::.! _　､＼ヽ:..、ゝ-‐ '　',:j::::.!:j::::::,::::::::::::!　　　　これは王国の基礎だわ。
:!::::|,::::::::ｉ!f:うj　　＼, 　　　　　!::::::,::::::::i!:::::::::.|
i::::::l:,:::::::.　　　i　　　　　　　　j/::/:::::::::::l.::::::,'!　　.　　私たちは建国前の千年間の巫女たちに敬意をもって
!;:::.i:::,::::: i!.　　　｀　　　　　　／:::/::::,:::::::::,::::/:{
）ノ:.ヽ、.ﾊ. 　　　t　=-　　/::::::ｲ:::/:::::::,'!:./,从　　　　その地位を継承しなければいけません。
　 >;:::!ヾ、ヽ、　　　　　　i;::i:::::!/i::::/:::!'/::::ハヽ、
二ﾆ=-j!::＞::＞...、　　. イ i:::|::,j'::::!:./:/:ﾊ,'::{::::i!:::｝　　王国民でありながらその伝統を軽んじるのは困ったものね。
|/::::::／/::!::/:::i::ﾍ:.｀.i´　　ﾍi;;人:::>tl/:/从{:/:;;ノ
{:;::i::'､:/::ﾊ从V｣:_:,rf´　　,..ィソ,..）ィ´'´ﾄ<,.. --　、
　）ﾊﾉゝ.ィ "" ,ｨfi!　l　 r≠　　　 ,.:':;:＞"´　　　　　ヽ
　　／　　　ﾊ/　　>∠._ 　　　 ,.:';:;:〃　　　　　　ﾊ
／　　　　ﾊ/　／:tj!ヽ:.ヽ　 ,.:';:;:;:;,''　　　　　　　　　　 !
　　　　　ﾊ/／:::::::j::l:::::ヽ:∨;:;:／,′　　　　　　　　　 l }
ﾄ ,ヽ　、,':;:〈:::::::::::,':::!:::::::::X:;:;:;:; //／　　　　　　　,l |
7＿＼,';:／:::::::::/:::,'::::／:::ﾊ:;:;:/／　　＿　　　 , 　　 i,′
　￣＞';:'´￣｀`:.ヽ'i::::::::::::::;,ﾑ´―≠￣　　　　/　／

　　　　　 ,.-──-､_,,,.....,,_ ,,-―-､
　　　　 {　 ,---ﾆ;;｀ｰ‐／,,..-ー､｀ヽ
. 　　　 ,.:ﾍ 'ヽ､　　"i　"i､＿__,,..ﾉ　ﾉ｀ヽ
.　　　,:'´　　''ｰ..,,ﾆ－'"''ー､-ｰ-''"´　　 !
　　　 !　　,.ゝ-‐`´ｰ' ｰ',.-､-｀'ｰ-く　　ノ
　　　　y´　./ , 　 i　,　ﾊ　.! 　i　 .｀`Y!
　　　 / 　 ,' / ､ﾚ'_/|/　 ',.ﾉ_)ノ_,　i　　|　　　　　　確かにそうだけど
　　　,'　　!,/ｧ'´;'´ﾊ　　　 ;'´'ﾊ｀Y !　. |
　　　i 　 i,ハﾍ　'､_,ｿ　　 '､_,ｿﾉ!,レ'｜　　　　.　建国前の巫女と現在の巫女はかなり違うわ。
　　レ'´レ/ﾒ!'" 　　　 '　　　 "''ﾊ/　｜
　　　　 /　 ,　ﾍ., 　　⊂ つ　u,.ｲ　! 　 i　　　　　　私たちは巫女の地位を世襲しているけど
.　　　 / ,　　　/|｀＞,､.,__,,.. イ　ｿ　i　　'､
　　　/　i　　,' _,!,.ｲ}ゝ､___.ノ{`ｧ:､__､!._　,ﾊ、　　..　当時の巫女は世襲ではなかった。
　　 ,'　 /´￣｀ヾ/:::::::｀''T''´::::::::::::::::i __｀ヽ!｀､
　　.i　/| 　　 ,rﾉ:::::::_,.='':::::::::::::::::::ｧ'´　｀ヽ.`:　',
　　 !/　!　　.ﾉ=''"´::::::::::::::::::::::::::{ ､　　 !　!　!
　　 ',　/　　７:::::::::::::::::::三:::::::::::::::`ﾊ、　　|_,'j　i
　　Ｖ　　　{::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} 　　V´ ﾉ
.　　 /　　　人::::::::::::::::::::::､:::::::::::::::::::人　　 ∨｀ヽ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , -'", ﾆニヽ
　　　　　　　　 ,=ﾆ~"''～､、＿＿／⌒"'- ､／／　　　　 } }
　　　　　　　 //　　~"''～､~"''～､、　　　／／　　`''＜　} }
　　　　　 { { 　／´　　　 ~"''～､V⌒厂　　　　　 `''-} }
　　　　　　　{ {／　　　＿　　　　　ﾉ芥／＼-‐‐-､　　　　} }￣`,
　　　　　　　{ {　　　 /　⌒ヽ､‐-､　⌒{　　　ヽ,　　"'- ､ノノ´⌒＼
　　　　　　, 'ヽヽ＿ /　　　;　　,-‐ヽ,　ヾ=‐‐-､__, -'"⌒ソ　　　＿"'- ､
　　　　／　,´‐-ﾆ/r===､:__／　ヾ::/　　ヽ:::)　　　　　＼､　　／:::::::::::://
　　　／　　 }!　　＼::::::::}　　　　ﾊ‐--‐´ﾞ　　＼　　　 i ヾ=´ヽ,:::::::://
　　　＼＿ソ　　　　　＼ﾉ　　　　/､ i　i　　　　　ハ　　　i　　　 i:::::::／
　　　 /　 /　　＿＿, -'"　jI斗‐ﾄ-､ i　i 　　 jI斗-＼‐-i　　　 i￣´
　　 /　　レ'⌒ソ　　　 i､　　/∨　　 i　i 　　　 i　　}　 i ヽ, 　i
　　/　　　_て　＼　　 i ヽ抖ｬ==ﾐ　} ﾉ、　　抖ｬ==ﾐi　 i　 i　 i
　 /´￣/´^i　　　　＼　 i　〈　):::り　　ｿ }　　　):::り　〉､リ　i　 }　　　　　当時は巫女が弟子の中から優秀な少女に
　＼__/:::::::i　　　　i　＼i　 }乂ツ　　　 /'ﾊ／乂ツ　 i ﾉ　 i　人
　　　　ヽ､＿i　　　i 　　ヾ　ヽ　　　　　　　､　　　　　i　　 i／､　＼　　　巫女の地位を譲っていた。
　　　　　　　i　　　 i　　`､　ヽ　　　　　　　　　　 ,ｲ　　i　　､
　　　　　　　i　　　　i　　｀､　　 }　　　 v　ｧ　　　／ i 　　i　　 ∨　　　　世襲制ではなく実力主義だったわ。
　　　　　　　i　i　　　i　　　`､　　}＼　　　　　ｨi{守　i　　　i　　　∨
　　　　　　　ﾚ'　　　 i　　　｀､　ト､ "'-　‐´|ヾソｈ､i　　　 i⌒}L　＼
　　　　　　 ,'　　　　　 i　　　 }　　 i三三==_==三彡}}ヽ　　 i　　}L　　＼
　　　　　　 i　　　／￣￣＼　}　　 ',￣ヾ､三三ﾆ=´}i} ｀､　 iヽ　 }L 　　＼
　　　　　　i　　 /　　　　　｀ i　　 ', : : : : i三i: : // : : : ｀､ i　＼　}L＿＿　＼
　　　　 i　　　{　　　　　　　}　　　 iﾆﾆﾆﾆi三i彡' : : : : : ＼　　＼ )　　￣}　 `''＜
　　　　　 i　　　 {　　　　　　　}　　　 i: : : : :/// : : : : : : : : : : ＼　　＼　　/）}　　　　`''＜
　　　　　,'　　　 {　　斗*''“`‐} 　　 i＼: :///: : : : : ［ﾆﾆｺ: : : : ＼　　＼　//
　　　　 /　　　ヽ　　　　　　/　　　 i＼ヽ//: : :ヾ､y : : : : : : : : : : ＼　　 ~"''～､、
826 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/28(水) 21:37:32 ID:a7OmJT5b: : : / : :/ /:.:/: : : : : :/ : : : : : : ＼____/⌒＼____/: : : :.＼　＼
: :.| : : |: |: /:/ : : : :/ : : : : : : : : : : : : : |: : : : : : | : :｜:..:.|／⌒)　　　　＿＿＿_／￣￣:i√￣＞―
: :.| : : |: |: :｜ : : : : : : : /: : : : : : : : : : |: : :|: : :｜: : | : : |::::::／(　　／:i|!i:i:i:i:i:i:i:|i:i:i:i:i:i:i:i:√:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/i
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: : :'， : :.Ｔ羔羔羔ミｘ | : :// _,ﾉ,xｆ羔羔羔T.: :｜/:ﾉ／:i:i沁,:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:|!i:i:i:i:i:i|i:i:i:i:i:i:i√:i:i:i:i:i:i:i:i/i:i:i:i:i:
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: :'，: :'，八,, 乂;;;;ソ　 |/　　　乂;;;;ソ ,,ﾉ::/:i:i:ｉ:＼:i:i:i:＼:i:i:i沁,:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ|!:i:i:i:i:|i:i:i:i:i:i√:i:i:i:i:i:i/i:i:i:i:i:i:i:i:
: : :'，: :'，:.:＼⌒　　　　　.:　　　　＿＿/:i:i:i:i:i:i:i:ｉ＼:i:i:i:＼:ｉ:沁,:i:i:i:i:i:i:i:ｉ|!:i:i:i:i|i:i:i:i:i:√:i:i:i:i:i/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i　　　巫女が世襲するのが不満なの？
: : : :'，: :}Λ　　　　　　　::::　　　　 /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼:i:i:i:＼:沁,:i:i:i:i:ｉ:ｉ:|!:i:i:i:|i:i:i:i:i√:i:i:i:i/i:i:i:i:i:i:i:i:i／
: : : : :'，.} |Λ　　　　　｀　　＿_/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ＼i:i:i:i:i:i沁,:i:i:i:i:i:|!:i:i:i|i:i:i:i:√:i:i:i/i:i:i:i:i:i:i:／:i:i:i
: : | : : |: : |:.仝　　　　ｔ:::::::::: /ﾆ=-::ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:＼i:i:i:i:沁,i:i＞┬―――――＜:i／:i:i:i:i:i:i
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　　　　', 　　 !._＿＿＿_／　 _＿＿＿　＞―'￣￣￣_￣￣_` ､. ￣￣ !　/
　　　　　　＞--r‐‐…　（__γ　　　　（ _＿＿＿て´ （　　　　）`'_─-ﾚ'／
　　　　　（.:.:.:.: /　　　　 _..イ_ヽ, ＿__ 　　　| ヽ. 　　　 |＼r‐…′ 　＼く
　　　　　￣7''ーイT ¨ 　　 /::::ヽ￣`i |、　　|　 _＼ __＿|　 !＼　　　　　＼＼　　　いいえ、そんなつもりはないわ。
　　　　　 .′　　|∧ 　　 /::::::::-:＼ l |::＼　ト ´ ￣､　|　 !　/`─－－‐く_:ノ
　　　　　 /　　　 ∧　ヽ　ｲ代テ三ミ､ゝ:::::::＼:::::＞...__＼|　 i /　　　 !　　　ヽ、　.　私は昔と今の違いを指摘しているだけよ。
　　　　 ∧ 　　 /:.:. '. 　 V:弋rぅ::ナ`::::::::::::::::::::::'イテ::ﾗハﾍ/　　　 /:.: 　　　 i
　　　　 |　'.　　 |:.:.:.:.|　　 !⊂⊃ ::::::::::::::::::::::::::::::::弋.t少イ / 　　　/.:.:.:!　　　 i　　　それは勘違いして欲しくないわ。
　　　　 |　ゝ　 |.:.:.:.:| 　 ∧　　　　　　　　　　　　　　⊂⊃ 　　 /:.:.:.:.:!　　　 i
　　　ヽ　＼|:.:.:.:.|　　　人　　　　　　　　　　　　　　/ 　　 / .:.:.:.:.:!　　　!
　　　　　＼:.:.:.:.:.:.:|　　　|:.:.:＼　　ー　　 -- 　　　 .イ　　 ,. :.:.:.:.:.:. !　　　 !
　　　　　　　　＼ :.:.:.! 　　 !- ― ゝ､　　　　　　 _ .イ/ 　　 /､:.:.:.:.:.:.:.′ 　　 !
　　　　／　　　 /⌒!　　　! 　　　｀　z ┬　　¨ 　　.′　／　＼,.．--! 　　 !
　　／　　　 |　!⌒ヽ γ⌒ヽ, 　　　 |:: | __　　　「｀tr ⌒}　　 /　　　! 　　 !
　　（　　　　　　|　!　　「｀! 　　 }　　／:::/ 　　　ﾚ'⌒ Y´　　│ 　　 ! 　　 !

　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　　 //⌒ヽヽ　　　　　　＿＿＿_
　　　　　　　　　　　　 //　　　｝｝　　　　／r──┐|
　　　　　　　　　　　　　 //　　　__ｌ l＿＿_／／＿__　│|
　　　　　　　　　 // ,ﾍ=＝─､　／∠　　　＼ | |
　　　　　　　　　　　〈《｛　　,-‐‐--　二ミヽ　　　　｀| |
.　　　　　　　　　＿ヽV'´／ : : : ﾄ､:.｝.:.:.:.ヾ､＿　　 | ﾄ､
　　　　　　　　｛r‐ /: :./: : : /: :.|:.｝:ﾄ､:.|: : : ｀ヽ＼　| |　＼
　　　　　　　　　 )） /:.:/ : :／l : / {:│l :ﾄ､: : : : :V}}_.| |　　ﾊ　　　　話を戻すけど
.　　　　　　　　（( /: :.l: :./　/／ / /斗七l: |: : :├─┘　　ｌ
　　　　　　　　　　　〃/: :| /i f芥抃 '´ 　l|/　ｌ∧: : :}:.＼　　　 |　　　建国前の巫女は人間の頂点に君臨していた為
　　　　　　　　 -=彡ｲ : : lｲ::｝弋ソ　　`　'芹i抃x}: :{.:.:.:.:）　　 /
　　　　　　　　　　　/:. :.:.:/ ,′　　 '　　　弋ソ '/:.:.ﾊ : （　　 /　　　　王国を建国する時に巫女の権威を活用する事にした。
　　　　　　　　　　（/l: :_/从　　　　　　　　　 /／）:.＼:.)∠
　　　　　　　　　 {V{: :/:.:ヽ　 ´｀　 ___　 /'.:/〃: : :ﾐx /　　　　　つまり七大神の巫女の地位は王家と公爵家の権威を支える土台ね。
　　　　　　　　　　 Ⅶ: lヘr､:.＼　／／_,/ :/i:.|: ｌ: : : /lj
　　　　　　　　　　　　　|: |　　〆⌒ヾ.／　.{‐､///j//: :/: /　　　　　　歴史と伝統も重要だけど、これは権威の根源だわ。
　　　　　　　　　　 ,. 'T/ﾚ'ｧ'У　　 /;―'´:::/∧ｊ.l/:／:／
　　　　　　　　／　//:::/　　　 ∠::::￣::://_,，‐＜｀ヽ}
.　　　　　　／　 //:::::ｉ　　／::::::::::::, "イ　　　　｀ヽ
　　　　　 , イ　　 .| |::::⊥　ノ､:::::::::／／　　　　　 }
　　　　　〈　　　　 /::／／￣´{:::::::,'／　　　　　　　　/
　　　　　　ヽ　／,:'ｱ'"´　　　＼i´　　　　　　 /
.　　　　　　ﾉﾆ//:::/ 　　　　　 ∨　　 /　　　　/
.　　　　 / 　 { {::::{　　　　　　　　 ∨＼/　　　　/
　　　　　 { 　人'､∧　　　　　　　　ヽ＼>――く
827 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/28(水) 21:38:07 ID:a7OmJT5b: 　　　　　　　　　　　 - ─……─ --　.,
　　　　　　　　　　　　. : : : : : : : : : . . . .＼.. . . . : 、
　　　　　　　　　　／: , : : : : : : : : . . . . . . .ヽ. . . : :＼
　　　　　　　　　. : : :/__ ------　__ , ‐‐v⌒Y. . . : : : .
　　　　　　　　 ': : : /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ{　　　　 }.. . . : : : :.
　　　　　　　 .: : : : ': :/: : : : : : ⌒＼: ＼　　 '. . . . : : : i
　　　　　　 : : : : i: :ｨ: : : : : : : . . 人: : ..＼/､.: . . . . : : }　　　　確かにそうですね。
　　　　　　　 i: : :斗-{: : : : . . . . ./　 Ⅵ: : : : :＼ . . : : : i
　　　　　　　 } : :Ⅳ_八: : : . . . ., --　 Ⅵ : : . . .i＼. . /..:　　　　故に私たちは
　　　　　　 /: : :.{ { ¨心、: : . /　　__ ｀Ⅵ: : . . .}: : ∨:/:i
　　　　　　ﾊ: : : :〉､ Vﾘ＼: (　^¨う心 V: : . . ﾊ: : : V: }　　　　『男性が国王や公爵はなれないのは男性差別だ』
　　　　　ｉ |: : :.{.:.:. 　,　　 ⌒　　Vツﾒ: . . /^}: : . . V
　　　　　 { ｉ: : 圦　　　　　　　　　.:.:.:./: . . /_ノ: . . . . |'，　　　『七大神の巫女は世襲するべきではない』
　　　　人{: /:|: ::.　　､　__　　　　　/: : . /: : : :}: : . . i/
　　　　　　⌒V: :{: :.个: .　　　　　　ィ: : : : ' : : . 八乂ﾊ:}　　　　という意見を認める事ができない。
　　　　　　八: :乂: {⌒}＞- ＜　ノ: : :／}:／⌒　／ﾉ'
　　　　　　　⌒＼(⌒ヽ　　　　}　⌒＞ ¨¨ ＼　／
　　　　　　　　　　　 _ノィi〔　　 __　-- へ
　　　　　　　　　　　　　　 /⌒ﾆ=-- ￣￣　　⌒＼
　　　　　　　　　　　　　_ノ　　　 ,__　　　　　　　　} }
　　　　　　　　　　　ィ ⌒＼___ノ⌒}　　　　　　　/∧
　　　　　　　　　　 /.:.:.:.:.:.:.:＼.:.:.:rく　　　　　　　 /⌒＼
　　　　　　　ｲ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:V/{__　　　　　 /.:.　　＼ __,
　　　　　　　　／ {.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.V⌒)　　　　　 ,.:.　　　　 V(
　　　　　　　 '　　ﾊ.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:V(　　　　　 .:.　　　　　　　 } )
　　　　　　　{ 　 '.:.}.:/.:.:.:.:.:}.:.:.:.:.:.}ハ　　　　　　　　　　　　ノﾉ
　　　　　 V {.:.:.{.:.:.:.:.:.:.,.:.:.:.:.:. i.:.:.}　　　　　　　　 __ (⌒
　　　　　 / 圦.:.:i.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:l..:.乂　　　　　　__厂ノ⌒
　　　　　　/ 　⌒Vﾊ.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.}.:.:.⌒)　　__ 厂_ノ.:人

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,. ィ≦: ￣￣￣￣￣: ｀`ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　／,ｨ≦￣／ : : : : : : : : : : : : : ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／／: : : : ／: : ／ : : : : : : : : : : ヽ: : ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　／／/／: : /: : : /: :/:.l: : : : /: : :､: ;ヽヽ: : :ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　／: : : ／: ﾒ:.:/: : : /: -┼ト､ / |: : : _l_ l: :ヽヽ: λ
　　　　　　　　　　　　　／: : : ／ｧ:.:/:.:/: : : /l:.l_l从ﾉli: l:!州､: l!:|:｀!: : l: l: : :l
　　　　　　　　　 ,..イ: : : ／:／;イ:.:Z: : l : l //lf茄赱ﾐﾉﾊﾊrfｔｧ:ﾉ : /: l从:l　　　私たちは言論の自由を認めないけど
　　　　　　　　　 ,..イ: : : : ／:／: : :/: : :./:λ l//:.!ゞﾆり.　　　Yり/:ﾉ:/ノ::川,'
　　　　　　　,. ‐''": : : : :／:／ : ／/: : :./:./|i.:.l:/:.:l　　　　　、¨j彡ｿ: :TオY　　.　直接言論弾圧ができないから
　　　,. -‐''" : : : : : : ／ : : : :／／: : ／:./: |i :ｌ: :.:ﾄ､　　　､___ 　ﾉ川:/: :! : |
-‐''": : : : : : : : ;.:.ィ": : : : ／／: : ／:.／:／|i :ｌ: :.|　.＞､　　,. イ:/: /: l l: : |　　　..　上級貴族がやってくれる現状は都合が良いわ。
: : : : : : .;. -‐''": : : : : :.／／: : ／:.／-=ﾆ,¨|i : :.:.l‐-、　｀´ﾉ:ノ/／: : l:l: :.:|
; :-‐･''": : : : : : : : : ／／: : ／: : ／--､ﾞ7_ |i: : : | 　＼寸≦彡㍉／/ ｌ: :.:|　　　...　これなら国民の不満は上級貴族に向く。
: : : : : : : : ; : -‐''",. イ: : ／: : : /　　　ヽ '|i: : : | 　,.-‐} ﾄ-〉＝彡'ﾞ/: :l: : :|
: : ;. :-‐''"　-‐''": : : : ／: : : :.:/　　　　　 i! |i: : : |／｡0.ﾉ!bYヽ!￣ /.: ;ｲ: :.:|
´: : : : : : : : : : : : : :／: : : :／/　　　　　 l .|i: : : |／>=ｫﾚへ｡.}　/: :/ l : : |
: : : : : : : : ;. :-‐''": : : :.:／:.:/　　　　　　　）|i: : : | /:::儿ヽ’､:ヽY: :/　l: : .:|
: : ;. :-‐''": : : : : : : : ／:.:.:./ 　　　　　ﾉ∧; : :.|{:::::l::::::::Yヽ::::ヾ/　/: : :/
:´: : : : : : : : : : : : ／: :／/　　　　　　　　/ i ∧: : |ト､: ﾉ_;:ｲ＿／´／: :.:/
: : : : : : : : ／: ／: :／r‐'　　　　　　　 ./　i　 ∧:.:| 人:::::ゞ-r::)::ﾞｲ: : : /
＿;. :-‐''" ;.:イ: :／: : {　＿　　　　／　 /　　λ:| }-ﾄ､;;;::::ﾉヽ;::::{/／
＿;. :-‐''"＿二ﾆ-‐''”　　　　　／　　 /　　ﾉ }:j 矛, ,|ヨ､!ヽλ:!’
彡'豕´フ　　　　　　　　／　　　 /＿／ノﾉ　ﾄl_,_|-}Y　川7
_リﾘi／　　　　　　　　　／￣　　　 ./　　　＿＿_彑弖彑　洲ﾘ
～'~　　　　　　　　　　　ﾉ　　　　 /=ﾆ三三三三三F三ミ洲ﾍ
　　　　　　　　　　ノ　　　　　　 /彡''"´ 　 ,. -‐ﾆア介ﾐﾉﾘ!　l
　　　　　　　　　　 ‐''　　　　　　 //　　　／　　／　ﾉ .!ヽヽヽヽ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /ll /　＿,.ｨ　／　　　ﾉ　）ヽヽ　}

　　　　　　　　　　＿＿＿__　　　　　　　　　　　　　 _..-ニニ=-､
　　　　　　　 /:/'　　＼＼────､,､＿＿／:／　　　＼＼
　　　　　　　　 /:/　　　 /＼＼　　　　＼／／:､_　　　　＼＼
　　　　　　　　 |::|　　　　/　　｀ヽヽ　　　　／ィ´　　　`ヽ　　　　ﾉ:::ﾉ
　　　　　　　　 |::|　　,ィ(　　　　　　＼＼rｧｧ'´　　　　　,r.､: ヽ　／:／
　　　　　　　　ヾ:､__{　　　　　＿＿／Y^ヽ≧=-..＿＿|＿ヽ_У／
　　　　　　　　　　　〉`＝７￣≧＿|＞^ー─ｒｧ'⌒)＞-rｧ'~y≧、　..　確かに上級貴族はいい肉壁ね。
　　　　　　　　 -=≦二＞≠ｸ |/ヽ':|: : : : 　 :|!　 | ヽ|ノ: :ﾊ
　　　　　　　　　　　`７ヽ{＼f─'| l　 !　ｌ:　　 | 　　 }! l　!:∧　　　　　彼らは王国の藩屛として働くのが役目だから
　　　　　　　　　　　　ｌ: : :|: :|! | ,ｲ　 '　ﾊ　　　|　　j ｲ|　　　λ
　　　　　　　　　　　　|: 　|:　i!./ :| ,ｲ /Y|:!　　ｲ ∠|z!j　,'｜ !:ﾄ､　　..　彼らを利用して私たちは生き残るべきよ。
　　　　　　　　　　　　|: 　l 　 l 　Y{'ﾉうT|'!　ﾘ|ｲう:}ﾁ', / /　| | :.＼
　　　　　　　　　　　ﾊ　ヽ　l　､＼`"´ ,' ／　`"´/ｧｲ,ｲ　/!ﾘ:. ヽ＼
　　　　　　　　　 ,' ∧　λ l　ヽミ、　　　' 　　 .ｲX||,∠|_!|ﾄ､:.　　､｀　､
　　　　　　　　　　ハ ,ﾍ　| |､ヽヽ>:.._　 `　´_.ィ_:.:＿|L.ヽ!≧､:≧:､　＼:. ＼‐..＿
　　　　　　　　　　, 　:/ ∧ヽ|:lヽ:l　|ﾊ|＝≧手ﾗﾄ≦７ヽ__,r‐ｧ<r‐､:≧:､ヽ:...　＼｀　- ._
　　　　　　　　 /　:/／|ﾊヽ＼|:|　!へ_＞/::/l:} ＼{'＿r'ヽ'lTl:､i:､:|i≧=-､､:＼:...　＞-､.　｀　- .. _
　　　　　　 /　／　 ,!:｜,＞ﾘ /|￣!,.　ヽ{:/ ､　∧ｌ＞<i:i:i:､i:i､i:i!iii:iii:i:i:|∧ヽ:.､｀ヽ、　　＼:.._　　≧-.._
　　　　　　／　　　　/,　|{iiiii/,ｲゞr‐ｆTi^Y^Y^Yヾ/:i:､i:i:i:､i:i:|i:i:i:i:|iii:iii:i彡Yﾊ　:.ﾄ､:.　＼　::|　＼-=､　＼ヽ、
　　　　／／　　／,ｲ!: ||ii/ｲiiiiifY|:i:|:⌒i^i^i^iYﾊ=≧＝=-:Li_ソiii:iｨi:|"へ_|__:.! :.ヽ　　ヽ:!　 :. ヽ.　｀ー-､　＼
　　　　 , '／　　／／＼ヽ!}i{ ヽiiiii|:i:i:i:i:､i:i:iヽi:i:ﾚ’ `>K._　　　　ヾゝ<´ ,.r≦r､＞ |:.:.ヽ　　}　 .:.　/　　　　）　 .: ヽ
　　　 //　　　/／: :|: : :ヽ}iiiil　 Yiiﾞ､i:i:i､i:､i:i:ﾚ'　　　｀><._　　　　:.!:.:.:X |У　　`ー-./　 /:...ノ／　　　　 '　　.:　 :}
.　　 /ｲ .　　,'´　|: :|: : : :＼_i!　ﾘヽii>i≧ﾁ':　　　　　｀><_　　　　:l:.:Kノ|::..　　　　　｀ -＜_　　　　　　__|_　.:　 :/
　　 /,' ! :　　/　　.!: :ヽ: : : : :{ii}/iiiiiiiiiiiiゞ|!: 　　　　　　　｀><_　　　 :.l: : : :|: :.:.:....._　　　　　　　≧=-≦´　,､ヽ,､／
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828 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/28(水) 21:38:41 ID:a7OmJT5b: 　　　　　　　　　　　　　　ｒー､,ﾍ　　　＿＿
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　　　　　　　　　　　,'　　:::::!.:.:.:.:.{:::::::::::ﾊ::::ｊ:::j::::i::::}::::::ｌ:::::::::!
　　　　　　　　　　　ｌ::.　 :::::!..:::::.:!::{:::::ﾅﾘﾅﾘﾒﾊ:j::ﾉ::::::ﾊ::::l:::|　　　それで我々は『政府の拡大政策を黙認する』という事でいいかな？
　　　　　　　　　　　 |::::　::.:.::!ｲ刋ヾVｿ　zf茫ヾ:::::／.:::i:::::,:::|
　　　　　　　　　　　　　 |::::!::.i:::!.:ﾄf拆､　　　弋zﾘ/:/:::::::::!::::l:::|　　　まあ、反対意見があっても政治に口出しできないけどね。
　　　　　　　　　　　 V:!:::!:::::::ヽ vｿ　,　　　 /::/i::::::::::!:::::!::i!
　　　　　　　　　　　､::ヽ:::::.∧　　 v ７　l:::!::i::::::::::!:.::i!::i!
　　　　　　　　　　　　　　　 ):.::ｿ:.:.:.::::::＞　ﾆ／ﾊ::､::::::::::ﾘ::::!:::!::::`:.､
　　　　　　　　　　　　　　ノ/:/:.:.::.:!.::ノ７）　　ﾉ !:::ｿ:::::::::::j::::!:::!:::::::::::::.､
　　　　　　　　　　　　　　／:/:::::::::::!ｲ　ﾍr＾7< /:::::::::::::::::::ｌへ::!:::＼::::::::::::.._
　　　　　　　　　　 ....:::::,:´:::/::::::::::::ﾉ／　 jvi､７:::::::::::::::::!::::|　　､::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　,....:´:::::::/:::　 ........::: <　　/;;;;!V/:::/:::::::::::::!::::ｌ　　＼:::::ヽ:::::::::::::::ヽ
　　　　　　／:::::::::::::::/::::::.:::::::::::::/ｿ入 7;;;;ﾄ /:.ｲ.::::::::::::::/:::! 　　　ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　/::::. ::::::::::::/:::::::::ﾊ:::::::://　:ヽﾉi;c;ﾚ!:,"! :::::::::::ｲ:::::{　　　　　〉:::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　 {::::::::::::::／{:::::::::'　 }:::/　!　　ﾉ!;;;|7 ｿ |:::::!::::/ {::::::i　　　　V:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::）
　　　　　ｿ（:::::（　　ヽ:〈　ﾉ:ﾉ＿ !　（7;c;l7 　 !:::::!/＿ヽ::::..､　　 /::::::::::::::::j::::::::i::::::::::::）ｿ
　　　　　（　ヽ:::）　　ｿ　（:（三ﾆ}:..　ﾋi;;;lｿ　　!:::::i==天=ﾐ）:〉／:::::::::::::::::/:::::::人:::::::/
　　　　　　　　ｿ　　　　　ｿ|　　）ヽ（i;c;l〈ｰヾ:::〉　　 /（"＝／￣￣￣ーー=､）::/

　　　　　　　　　　　　　　　 _,.．r＝≦二 '''-．_
　　　　　　　　　　　　　／''ｱ¨ ヽ.ヽヽ.　｀ヽ､｀¨ー--､_
　　　　　　　　　　　　 ,У　 /　　　.j　.lヽヽ　　｀ヽ､｀＜ー＝x　　 ,,
　　　　　　　　　　 / /　 .i　　　 j 　 l,ﾑ .ヽ　　　　｀二ﾆ＜___ヾ_ノ
　　　　　　　　　 ,' .j　　 l　　 .,'　 ./　 l　l｀ｰr-､＿_ヽ､　　＜ﾉ
　　　　　　　　　 ,' jl　　　l　　ｉ.　 ,'　　.l .lrｰ　ヽ .,　ヽヾ　､ヽヽ､
　　　　　　　　　　　　/./l　　　 l　　ヽ.ｌ.,'_,　／Ｖ__,ｨ_,」 .l　ﾊｨ　ヾj rﾑ　　　　その辺りは妥協するしかないわ。
　　　　　　　 ,/　　 ,ｲ/.l i　　　 .i!　　､　ｌ　　　 ,ｲ示ぅ//i　ｲj l.j　　/.,ｨ li!
　　　　　　　ﾏt_ ノ'´　 il　 .l　　l.j-ﾉ¨マt　　 / ﾏ才'Ｖ,ｨﾍ〈 .l　t_,ィ.l.l∧　　　　お飾りの私たちに政治を動かす力はないわ。
　　　　　　　｀¨´　　　 j　ノl　.ﾚノ＞=z､ヾj　　　　 ,　//|｀'У　// .l∧ l
　　　　　　　　　　　　 /,ｲｉ .ｌ /∨.弋tオ ´､　　　｀ｰ-j=ノ／.ｱ ,/_ j/
　　　　　　　　　　 /j l /ヽVヽヽ､_　　　｀　 .ノ　､_ﾉイイ／/ ｿﾆｲ._
　　　　　　　　､_」∨ノl　.|｀ヾヾヽ、　　 '' ´ '　　/ ﾏＶij_./ノ¨´　　｀ヽ
　　　　　　　　　ﾚ/　∧ l　 lＶ　 /≧zx ､. 　イ　　ﾏ.ノ .j　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　l､l_ / /｀ヾ i!　 /　./i　./ﾑ　_,.､ｨ≦´　 .ﾊ　　　､
　　　　　　　　　　ゝ/ィ　.／l　i!l__/_lィ_/7イ´i　ｿヽ　./#l　　　 l
　　　　　　　　　　　　　ヾ .lヽ.l /,ｨヾl　　 /　./j)´　｀l　.l#Ｙ##i! 　 i　i!
　　　　　　　　　　　　　　｀ .ﾏfｱｰ　＼_/:l.ノノ　　 .l　ｌ####:ﾑ.　 ', l
　　　　　　　　　　　　　　　 V　　　　/;／　.rく　　j　.l#####:ﾊ.　.',l
　　　　　　　　　　　　　　　　　.i 　　／/　　 rくｧ入zﾄｧ|#####:#:ﾊ､ .l
　　　　　　　　　　　　　　　 / .／＜＜≧アノjﾍﾞｰイ l########ﾊ |
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　　　　　　　　　　　　　 .ノ　 l#i!　　　 < ﾏ.ﾊ｀ヽ　　　　ﾏ#######l
　　　　　　　　　／.　　 ';;l　､　　 i! ﾏﾊ　〈　　　　ﾏ######＼　　 _ -
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: ∨彡三ﾆｰ　　　　ヽ###################＼　 f¨´　　＞ｰiヾjｨく)__　イｰ
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829 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/28(水) 21:39:34 ID:a7OmJT5b: 　　　　　　　 ______　　　　　　　　　 ________
　　　　　　 {::t‐-､｀ヽ. 　　　,.r'´ _＿__,:::::}
　　　　　　　 |::|　　.ヽ:::｀'､-─,':::::∠.,,._ ./:::;'
　　　　　　　　　',:'v '´ 　＼:::',__/:／.　　　7:::,'、
.　　　　　　　　 >ﾆﾆﾆ二ﾆ‐ﾞ┴,ェﾆ二二ン　ヽ.
　　　　　　　　__/__r─ｧ'"´￣｀Y´￣｀ヽｰ-､　　　＼
　　　　　　　/　　ｒ＞ '"´￣　ア´￣￣｀"'' く￣＼　 ':,
　　　　　　　|_ｒ／　　　　　/　　　}　　.　　＼r､}､ .ﾊ
　　　　／./　/　 ./　／|　　　ﾊ　 ,　　ヽｌ＼}､　}　　　..　確かに私たちはそうするしかないわね。
　　　　　 { ｀7 　|　　|| 7-‐ ﾍ.　 |/　ﾚ'ｰ-!ﾊ　 ',!　,＞､|
　　　　　＼| 　 |　　| rテ示　＼|　rテ示7 |　　|　ﾄ､　＼　　.　しかし、上級貴族は銀河を９５個も領地にするか。
　　　　　　ﾉ　_人　｜　ヒｿ　　　ヒソ　 |!　 |　 |　＼ｒ､}
　　　　　 ´￣7| / ＼|""　　　. 　　　 "" ;'　, ﾑ、' ﾍ　|ン　　　すごい話だけど本当に領地経営ができるのかしら？
　　　　　　　/{.|'　　　{　　　　　　　　　　 /イｲ　ﾊ, 　人
　　　　　　 ; 　{　　　ﾄ､　　　 -　　　　／/　i 　　;i　'　　)
　　　　　 {　∧　 |　ヽ |＞､　　　,. イ|／ﾉ　| 　八　_,ノ
　　　　/＼,-‐､／!ﾚﾍ、」.｢二Τ｢二二!｀ヽ-､,--､/-┐(
.　　　　|｀ヽ!___,,!,'､.|　　ｒｧ,!::::::::| .|::::::::::::ヽ　　 !____!　〈
　　　　 ',／/ .',＼/　 //::::::::::ノﾉ::::::::::::::::! 　/! 　ヽノ
　　　　　 ;' 　.!　　／/::::__／／::::::::::::::::::::`７! ':, 　;' ':,
　　　　 {　ﾉ　 / {r'.---‐'´:::::::::::::::::::::::::// 　)ノ　　}
.　　　　　人/　;'´／:::::::::::::二:::::::::::::::::::::::/r'　　　　　/
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　　　　　　　　{二二l:::::::::::::::::::::ｌ二二ｌ:::::! !　　　　　〉
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　　　　　 {　ゝ、:::::_::::::::::::::::::::::_::::::::::.ﾚ′ 　　 /
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿
　　　　　　　　　　　　　　　 -─‐=ニ二　　＼/＼
　　　　　　　　　　　／　　　　　　　 /, ヘ l
　　　　　　　　　　／　　＿　　､　　 / | ヽﾉﾄ、
　　　　　　　　　〉、　｀ヽ　＼　 ,ゝ∠ ＿ｰ-､ｌ＼
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　　　　　　　　　　 Vノlハ／ヽ/ﾉ/二イ/　　ﾉｌヽｲｉノ-､
　　　　　　　＿ノ　 /　 / /ｲ斤｀ﾒ　／l从/ lヽﾊノ　　　　人類管理AIがあるから失敗はしないでしょう。
　　　　　　 ∠ｲ／　／　ノ　{ 辻ｿ〈／　ｨ7ﾉ /ﾉ　ｌヽ
　　　　　　　ｊ∧ 〃´￣_ノ ! l＼　　　〈ｼ/ｨ´ _ ノｌ/! |　　　　もし失敗したら責任を取らせればいい。
　　　　　　　　　　 |从／＿ノﾉﾞヽ〉ｎ　　,ｲ/／ヽ　　|/
　　　　　　　　　_ｒヽ{　〈／､_｀ヽ、-‐'' / _丿　!|　　　　　　　上級貴族の変わりは用意できるわ。
　　　　　ｒ‐ｨ''´￣　_　　-- 　､_＼!/￣l/ 〈　,ｲﾉ
　　　　　　〈_ ､_　_,, ´ｨ-､_ﾉ｀ヽ_ｒ､　、＼　　　ヽ〉
　　　　　　〉　_ｒ‐/´　　　　　 └, ｀ｒ''｀ゝ-､
　　　　　　　￣＿ |ｒ､　　　　　ｌ {｀ヽ〉￣l lヾl＼
　　　　　　　　 i 　｀└へ _ｒ‐, /　〉　｀<ｆ| {〉V/
　　　　　　　　 |　　　　　　　└'ｰｆ　　　ｒ'｀ｰｨ,ﾊ〉
　　　　　　　 >､ l　　 / 〉　　/､　　　〉　〈ヽ
　　　　＿／￣／｀ヽ、l /　／　_!　　ゝ　〈
　　　　ヽ　　 /　　'´　＼-─ニﾞヽ　＿｀ﾆ-‐'l
　　　／└､　　　 /　/ ノ {ヽ　　　￣　　-‐ 　 !
　／　　　＼/／　〈 / 　|　｀ｰ-ニﾆ-─''´〉ﾉ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿　＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　⌒＞---: : : : : :vー-=､
　　　　　　　　　　　　　　　＿: : ::＿＿　＿＿ _　__: : : :｀ヽ
　　　　　　　　　　　　 /: : -‐－　――― - 〈　Y ヽ: : : ∨
　　　　　　　　　　　　　　/／: : : : :|: : : : : : : : : : : ＼／: : : : : v
　　　　　　　　　　　　　／: : : : : : ::|: : : : ::|＼: : : : : |: : : : : : : :∨
　　　　　　　　　　　 /: : : : : |: :∧: : : ::|／)＼: : :|: : :＼: : : : }　　　上級貴族は使い捨ての政治専門家にすぎない。
　　　　　　　　　　　　 /: : : : : : ﾊ:＼＼: :::| ｘｔ斧ぅ､人: : :/: : : ::
　　　　　　　　　　　／⌒|: : : : ::ﾊｨ笊ぅ＼ｊ　　乂ソ/: :∨: : :}:::::|　　..　駄目になったら入れ替えるだけよ。
　　　　　　　　　　　　　 |::∧: : :∧　ゞ'　　＿　　 /: : : :}: ::ﾉｲ:|
　　　　　　　　　　　　　ﾚ　ハ: : :∧　　ｖ　ノ／/: : :ﾊﾊ::　ﾚ　　　　それは清姫様がお決めになった事ね。
　　　　　　　　　　　　　　　/　＼{＼＞:..　_ ....:＜: : :/:／ﾚ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　__＼<￣::|　　　 {￣>
　　　　　　　　　　　　　　　　 -=「( /　〉.ノ, -=ﾆ￣〈＿
　　　　　　　　　　　　　 / y L∨/ｖへ　　　ヘ入ﾉヘ
　　　　　　　　　　　　　　　/ /　〈ﾉ　ｖノ　　＼ﾍﾉ｀　／⌒∨
　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　〈ｖ〉　　　　　　〃　　　 ∨
　　　　　　　　　　　　 / {:　　　　　　　　　　　 |　　　　　 ∨
　　　　　　　　　　　　　　 ∧::....　〈ｖ〉　　 _ _ 　..ノ|　　　　　　∨
　　　　　　　　　　　　 /　　 |￣　　　　　￣￣　ﾊ　　　　　 ∨
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　　　　　　　　　　　　/　　　〉　　　　　　　　　 }　 {　　　　＼　 ∨
　　　　　　　　　　 / 　／　　〈ｖ〉　　　　　　〈＿ {　　　　　＼ ∨
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　　　　　　　　 /／　　　　　〈ｖ〉　　　　　　　　　∧＼　　　　　　　＼
　　　　　　　　／ {⌒V　　　　 /　　　 |　　　　／: : 〉　＼　　　　　　　 |
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　　　　　／　　　　　/: : : : : |: : : : : : : ∨: : : : : : : : :|　　＼＼　　　　　｀ヽ
　　　　〈　/　ｲ　　 /: : : : : : |: : : : : : : : ∨: : : : : : : :|　　　　＼＼　　　　　　＼

王国の公爵は最上級貴族で六家しか存在する事が許されていない。

これは王国の法律や伝統でそう決められていた事だった。

故に彼女たちは『六大貴族』と呼ばれて王国貴族の頂点にいる存在だった。
830 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/28(水) 21:39:59 ID:a7OmJT5b: 今回の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
831 ：名無しさん＠狐板：2025/05/28(水) 21:42:25 ID:A3I7tP9g: 乙でした
832 ：名無しさん＠狐板：2025/05/28(水) 21:43:46 ID:XjcowKdi: 乙です
833 ：名無しさん＠狐板：2025/05/28(水) 21:45:42 ID:B1SMTVaK: 乙でした。
名誉あるお飾りに徹するのも大変。
834 ：名無しさん＠狐板：2025/05/28(水) 21:47:29 ID:mfMdy31M: 乙でした
835 ：名無しさん＠狐板：2025/05/28(水) 22:06:01 ID:OYLEczJF: 乙でした
傀儡になれるのは、耐えることができる者か、善人か、呆れるほどのバカの概ね３つ
彼らは傀儡同然かもだし不満もあるけど耐えて残ってきたんだな
836 ：名無しさん＠狐板：2025/05/28(水) 22:20:28 ID:xRkToi/d: 乙でヤンス。
懐かしいな、グリフィスだったっけ？王になろうとした奴。
837 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/28(水) 22:51:32 ID:a7OmJT5b: >>821　誤字修正
×天空神さまの巫女として　→　〇天空神さまの巫女や
×女王陛下が地位に拘らずに娘に地位を譲るのも
〇女王陛下が王位に拘らずに娘にその地位を譲るのは

>>822　誤字修正
×権力も財力もない　→　〇権力や財力がない

>>826　誤字修正
×巫女が世襲するのが不満なの？　→　〇巫女を世襲するのが不満なの？
838 ：名無しさん＠狐板：2025/05/28(水) 23:27:33 ID:OKkdkU+F: 乙
839 ：名無しさん＠狐板：2025/05/29(木) 10:33:45 ID:1zddZsfO: 乙でした
840 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/05/30(金) 18:22:12 ID:VaqEuRqA: >>811　誤字修正
×古明地公爵にして水神の巫女　→　〇古明地公爵にして地母神の巫女

>>812　誤字修正
×比那名居公爵にして地母神の巫女　→　〇比那名居公爵にして水神の巫女
841 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/01(日) 00:45:21 ID:rPgjTRob: ttps://www.youtube.com/watch?v=MsxxT1O-9q0

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　　　　　乂＿／　　ヽ　　　∨ /　　　　　＼　,,　-―/ ::::::i:::::::'八::::::::::::::i　}::::::::::::::::::::::::}:人: : : : : : : : : : : :/　　 }
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.　　　　　 /　　　　　/.　　　　 ∨　　　　厂三三≧ｘ{:::{ ::::::ﾄ､::{=ミ､＼{､::{r斥刈:::ヽ::::/}::r≦ﾉ: : : : : : : : / 　 {
　　　　　/　　　　　 /　　　　　　/∨　／〈,. ´＞――人ﾘ::::::ｉ〈　{ﾄtリ　　　ヾ弋少}≧'''´ハ:}:::人＿＿＿_,/＼r '
　　　　　＼　　　　/＞　.,　　　〈　 V´　,/ ／　　　／イ{＼八　｀ ´,　　　　　　 /:::}::::/）ﾉ／ゞ≧: : } ＼ }(￣
　　　　　　/＼　 /　　　./. 　　＼.　　 {/　　　,　⌒ ＜ゞ､人ﾑ　　　　　　　　　'::::/}:/ }´::::::::::::}ー ´{ r ⌒　　　　私が最後の七大神の巫女よ。
.　　　　　/　　ヽ'　　　 /　　　　　 /丶　ヽ　／　　　　　ﾉ≧}:::入　　　⌒　　　,{::/{≧r}::::::::::::::ﾉ⌒ーヾ
..　　　　/　　　　　 / ＼　　　 /　　＼ﾉ '/∧　　　　 {≧rﾉ:::::::::＞　,, _.,,｡＜{:::::ﾉ≧,ﾉ::::::::::::::ヽ : : : ≧ｭ｡,,
...　　　/　　　　　 /.　　ヽ　　＞　.,_　{////∧　　　 ,{≧r{´￣　/ ﾉ　　　　 {〉/≧<{:::::::::::::::::::::ゝ.,_ : : : : : ｀. .､
　　　　＞　.,_　　 ./　　　 /　　　　　　　ゞ､///∧　　ノ_{=ﾐ_〉　　 ∨　　　_／〈_}ﾐ乂〉｀　､::::::::::::::::::::::≧ｭ｡,,_: : :＼
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　　　　　　　/ ＼ ./　　　　/＜　　　　＼, ':::::::::::::::::::/＼/{: : :.}Γ､___＼／＿_i::::::::::::}i }i＼　　　　　　厂　　/
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..　　　　　/　　　　　　　 /　　 /　　　　/:::::::::::::::/:::::{　　　 V/: / ｜ﾆﾆ　ﾆニﾊ::::::::{: i ／ニﾆ厶　／　　　ﾉ／ﾑ
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　　　　　　　 / ＞　,/　　 /　　　 ′:::::::/　 i{:::{:::{　　　ゝ＞ .,_＿＿＿＿＿_,.＼人　｀　､＿＿___／／／／　　｀ー　､
.　　　　　　 /　　　　　 /　　　　　.:::::::::/　 ,八:{i:::{　　　　{｀＜＿＿＿＿＿_＞ ´＼ヽ　　人_三三彡 ' ／　　　　　　　人＿
　　　　　　 /　　　　　 /　　　　　{:::::::::/　　　　ヾヾ　　　　{: : : : : |　　　　　　|: : : : : :＞ヽ　　　〉二ﾆ彡'
.　　　　　　 ≧ｭ｡,,,_　　/　　　　　 i{::::::/　　　　　　　　〈￣: : : : : :|　　　　　　|: : : : : : :ﾉヽ　　　ゞ=≦
　　　　　　　　　　　≧ '　　　　　　 {::::/　　　　　　　　　　{＼: : : : : :＼　　　／: : : : : : ///＞､　　　＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　建国以前の最後の七大神の巫女

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 { V/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ　　　　_,..､､､､､..,,_∧　:、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｌ :　　 '^~⌒^⌒ヽ　 ^'ﾍ　 :、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l .／　 /　:{　　　'，　 ∧ 　 :、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l/　　　　　 {　　:　 ',　 __ﾍ,..--ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .′　　　　　{:.　　}　:} 〔　　　　　}i 　__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〈￣′　　i{ {　　{::　　}ｉ__ﾄ､ `ト-:r＜　　ィ　　.　人間用の魔法が開発できて
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __¨〕　{　斗--　‘,　} }´V　Ⅵ　 .}-=≦⌒
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝ.,_j.{　　　{Ｎ　V. ‘, Nィ芯う　 } ﾘ', : : ,　　　　.　魔法使いの育成に成功したから
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /八　　ﾏ芯ぅ⌒´　　　ﾉ　/ｲ: ‘,: : ′
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 //　} ＼トミ_ 　　 ′　／イ: j {: : ‘,: : : ,　　　　やっと建国できます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /ｲ　 j :{ /. {:込、　｀　´　ｲﾉ:}ﾉ: ﾟ, : : ﾟ,}: : ′
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / ,'　 /　{.'. . 乂{⌒＞. . イ:{:{'，:{: : ﾟ,: : : ｡}: ﾞﾄ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / .:　 / 　 {. . ._,,.､､_,ノ　　乂､､.ﾟ,: : ﾟ,: : :ﾟ,}: :} ﾟ｡
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　 j,ノ　　ィ{::::::::::::::{- ､　　, - }::::ゝ-'ヽ',: : ﾞﾄ: }　｡
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / ／　　　/ {　V/:::::::/,　　　　　j{:::::::::::::/⌒V/, }i　ﾟ
　　　　　　　　　　　　　　　 /'"/　　/ /　 ',　 `､::::::::/,-─‐-/::::::::::／　 }　V/}i:＼｡
　　　　　　　　　　　　　　　　／/ィ/　　/ r'　　.}　　＼::::::/, 　 /:::::::／　　 }　 }i: :V/ }::
　　　　　　　　　　　　　　／ ./'"/　 .ｲ　i{ 　／}　　　　ﾞ'+､/,../::::イ　　　 ,'　 .}i: : :V }::ﾄ､
　　　　　　　　　　　／／/　/ ／/　r'　　　　|　　　　　〃{＾ﾄ､　　　　　 }/　 V/: : V::|: ﾟ｡
　　　　　　　　　　〃´　/　/:/　/　 :}　　　／}　　　　 //,'}i{,',',', 　　　 }.........|: : : : '/,＼ﾟ,
　　　　　　　　　　　　/'　　 ,ﾟ ./{ {／' 　 .′　　　 |........../.....j,',',',}i{,',','}................j:',.......|: : :V/,V〉＼
　　　　　　　　 /{　　　{ :{ :{ {　'　　.′　　,,／}......./.......{,',',',ﾊ,',',',}................′:,....|: : : :V/,V〉 } ＼
　　　　　　　　　 /{ {　　　{::.X{ { .′r'ﾞ ‐''"　　../}..../..........|,',',/...'/,',}...............{.......'...}ﾄ､: : :v/, V〉　　｀```丶
.　　　　　　　　 / :{八　　j{　 i{ {,'_,ノ　　　　／/.:j.................ﾟ,',/ 　 '/,}...............|..........{.{. }: : :}: :,　V〉
　　　　　　　　 /　乂.＼ .ﾊ V-‐'′　　　　 ./: ,′........　　v　 /　V................|..........V/}: : :| : ′ V〉
　　　　　　 {　　　 ⌒ﾆ=-{　　　　　　　 .ｲ: :j......　　　 , '　..'　　 ..... ...........|...........}:N: : :|　: ;　,' V〉
　　　　　　 {　　　_＿r_´:::｀ヽ　　　　.／: {: :{.....　　　　　....　　　 ..　 .........|..........{..lﾘ: : l　 ::' ,′ V〉
　　　　　　　乂／/ ._ 　寸:::::〉---＜{: : _-ニ=-_　　　　....　　　　..　　.....ﾉ..........l..j{: : :ﾄ､　}.′　 V〉
　　　　　　　　　 { i{ 〈ア　 /~乂{ V/. .V／-／ニニ／ニ==‐‐---‐‐=ﾆニ∧.........l.ﾉ: : :j. ﾟ｡.j　　　 V〉
　　　　　　　　　　ゝ{　i{,ィi{ニ=-----=ﾆﾆ／ﾆ=- -=ニニニニ／ﾆ/ニ/ニ}ニ,......！......,ﾞ! ∧!　　　　::}　｡
　　　　　　　　　　　　｀ﾞニニニﾆ=- -=ﾆニニニニニニニニ／ﾆ-/ニ/ニ-}ﾆﾆ,.......∨/ ﾘ'　 j　　　　::}　ﾟ
　　　　　　　　　　　ニニニニニニニニ=- -=ﾆニニ／ﾆ=-/ニ/ニ-/ニﾆ∧.....∨/　 ./}i 　　 .::}　　｡
　　　　　　　　　　 ∨ニニニニニニニニ=- -ﾆ／ﾆ=- -=ﾆ/ﾆ=-/ﾆﾆ-j{.∧......}'　 .// }　　 .::j　　ﾟ
　　　　　　　　　　　　　 ∨ニニニﾆ=- -=ニ=- -=ニニ／-=ﾆ/ﾆ=-/ニニj{ニ∧-f　 , /　′　 .::/　　｝
　　　　　　　　　　　 ∨ニニニニニニニ=- -=ﾆﾆニニ／ﾆ=-/ニニ/ﾆ=- ！_} ,::/ ./　　 ,:/　　　.｝
　　　　　　　　　　　　＼ニニニニ=- -=ﾆﾆニニニ／ﾆﾆ=-/ニニ/ﾆ=-|ﾆ-}~V/-彡　　〃　　　 .｝
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ′　　　　　 |　　 : 　　　　　 ′

建国前の巫女は人間が持てる権威と権力を独占する存在だったが

王国を建国する為に巫女の権威と権力を分割することになった。

しかし、分割するならそれらの役目を担当する後任を育成しなければならない。
842 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/01(日) 00:45:53 ID:rPgjTRob: 　)｀ヽ‐-､..,_　　　　　　　　＿＿,,,.---i
　.)_|{　　　　｀"'＞二＜'"´　　　　 } (
　.) |{ 　 _,.-‐'"´:::::::::::｀"'ヽ、　　　 } (
　　)|{／::::::/::::::::::::::::::::::::::::::＼　 } (
　／,:::::::::::/l:::i i:::::|､:::::::::::::::::::::l .} （
/;'"i::i::::i:::/.l::l 　ヽ::l__x::::::::::::::::::l_ノ
　 .l:::|:::|:〈─'.,_ ﾊ　_,.　｀'rｺ::っ::::l
　　|.ｌｌ:::r‐i.,.-‐　　 ´￣ヽ |.~|::::::::l
　　ﾚ' .〉i~l "　　　__　゛゛u|　|:::::::::::ヽ、　　　建国の為に多くの弟子を取らないといけないから
　　　./::| ヽ、　l'"__｀)　 .ｲ　|::::::::::::::lヾ
　　 /i::::|___|:＞-. ._. r'´　|__.|::::::::::::::l　　　　弟子を育てるのが大変だわ。
　　　.|::<二l／ﾉ　　ヾ,＼二>::::::/ﾚ
　　／l::/::::l　 .＼　 /　 /:::::::::／-､
　/　　.ll::::::l 　　二　 .|::::::/)i　　 l
　|　　_|l:::::lｉ　　./´　｀､ l:::::l ( l_　　 .|
　|　 .|ｺrl::l li　/ .〉.‐〈　l }ヾ (i r| 　 .|
　|　 .|　　 )‐/　//V .l　＼)'" .｀l 　 |
　|　 .|/　　 l ./　　　 l　| 　　 l　 .|

　　　　　　　ｒ‐ﾆ7三三三≧zｰﾏ＞三三三三ヽﾆ〉
　　　　　　　辷７三三三三Уﾆ≦三三三三三V 7
　　　　rﾐ二fﾆ-‐::::￣￣::::::::::::::::::::::::::::¨:＜三三}ﾆ{::､
　　　　辷／,,::::::::::::::::::::::":::::::::::‐-::::::::::::::::::ヽ三/‐ﾉ::::ヽ
　　　　ゝ/::/ ／:::::::::::::::::::::{::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::Vン三三ハ
　　　　{:/V:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼三厂ゞ
　　　　　v ,'::::::::::::::::::::::::::::ﾄ::::::::::_;Lヽ‐-:::::::::::::::::::∨ン:::::.､
　　　　　　{::::::::::::::::::_:斗:‐i v::::::::::i　ヾゝ::::::::::::::::::::}:::::::::::::::　　　やることが…
　　　　　人::::::::::＜:ゝルV　V:::::ﾘィｆ弍刈::i:::::::::::::::::::::::::::|
　　　　　　 i::!:::::::::::::i下弍ﾒ　ヽN　　辷り Ⅵ:::i:::::!::::::::::::::::|　　　やることが多い！！
　　　　　 j:从::::{:､:::､辷り､　　/／//／.::::::::::::!::::::::::::::::j
　　　　　　ｲ:::::::::ﾐ､`::ゝ/／/　　　　　　　ハ::ﾊ: :!:::::::::::::::ﾊ
　　　　　 .:::::::::::::::ﾄ:ゝiゝ　　　　，っ　　ｲ::ﾉｿi　ﾘー-　､:::::.､
　　　　 {:::;イ::::::［　 ]::::::＞｡ __　　＜ﾘ{　　 }/､ン⌒Yﾍ::::.､
　　　　　 V ﾉ;::i::<ﾗﾆﾍ厂 i　　 |　 /　　　广ﾆ人ﾝ　　　ﾚ:::::::::ミー=''
　　　　　　ﾘ　{::::::j　辷i　　 i　/　　　个::ｿ　　　　　 i::::::::::|
　　　　　　　　／vリ　廴i　　　v　　　　ﾚ　　　　　　 j::::::::ﾉ
　　　　　　　／／⌒ ＜竺个⌒ ﾄ　　／ン≧zｆﾆﾆ二二]彡
　　　　　へ､ / ／　　　ヽ‐ゝ〟ﾉ三三三三i|　　　　　　|　　＿
　　　／　　ヾゝ〈 κ　　　`＜ j三三三三ﾆj　　　　　 {≦三ﾆ〉〉
　　　　　　＼/ゝУ＾ヘ　　　＜ﾍ￣　⌒ﾐ～　　　ヾ三三{(
　　/　　　　　》／　_二つ_｡　　　.i　　　　　　ヽ　 j三三ﾏヽ
　 /　　　ゝ＿　 /　　ー‐ラ三＼　　 i　　　　　　　　　　 ,'三三三j}
　　　　　　彡フ　　　　へ )三三ﾄミ i　　　　　　　　　j三三三人
../　　　　　〃　　　ノ三三三三| 　 j　　　　　　　　　 {三三三三≧
/　　　　 |i　＿　イ　j三三三三|　ﾉ　　　　　　　ノ三三三三三》

最後の七大神の巫女は通常の業務の他に

建国の為に巫女候補の女子たちと上級貴族候補の男子たちを弟子にして教育する事が求められた。

元々、七大神の巫女として七柱すべての祭祀と集落の政治をやっていた彼女は

とんでもないハードスケジュールに苦しむことになった。
843 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/01(日) 00:46:22 ID:rPgjTRob: 　　　　　　　　　　　　／　 _,,..　　　　　　　 ..,,_ 　　 ',V
　　　　　　　　　　　／ ,　 ´　　　　　　　　　　　　　　､　 ', V
　　　　　　　　　／ /／　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼',　V
　　　　　　　／　 /,＞ｧ　　　　　　　　ｌ　　　　　　　　ﾍ､.　i 　 V
　　　　　　 '　　ｲ" ／　　　　　　　　ｌｌ　　　ｌ　　　　　　ﾍ.ヾ、.　ヽ
　　　　　/　　　／　 /　　ｌ　i　　/　 l ｌ　　ｌ　　　　　i　.ﾍ　｀丶　.V
　.　　　 V.　　7 ,′　,'　　ｌ　i　 ∧　 |｜　　|　　小　ｊｉ　　　ヽ　　　 i　　 ,
　　､　　　V　/＾　　　ｉ　　|　:i　/_,ﾑ　イ:ｌ　　ｌト　,/.｣_,ハl　 |　ト　　ﾉ-‐ ´ ,'
　　＼　｀"ヾｰV　　 |　十ﾅ7´ 　 V| ﾊ　　八/　 |/´"T　‐　ｌ　　　　／
　　　　＼.　　　',　',　ｉ　　 |　ｘ:=＝ミ　 ',　/ 　=＝=ミｘｌ: : / i　 , -‐＜
　　　 ,　´｀`ｰ　 ',　ｌ　　',: :〃 'ﾟ :::::ﾊ　　 V　　 ;'ﾟ:::::::ﾊヾ／　,'　　　　｀､　　　　魔法の研究や魔法使いの育成だけでなく
　　〈´　　　, ､,ヽ ',　ｌ　　＼{{　Ｖ:::::　ｉ　　　　ｉ:::::::　ﾘ　}}/: ,'ｰ´｀-‐''"´
　　　｀ヽ､/,' i　　＼',　　',　Ｃつ-‐''ﾟ／/／/／/｀`''Ｃつ ,' ,'　| 　　 ',　　　　..　建国に必要な人材も育成しています。
　　　　　　i,'　　　　|　',　　ｏ　／/／/／/／/／/／_／ｏ:　　i　　　 ',
　　　　　　,'　　　 |　　 ○ i' ,　　　　　　　　　 ⌒ｱ°　 '　　　　 ',
　　　　　 ,'　　　 ,′' 　 ',　 :　｀　、　 r～‐～ｰ､　 ,､く i 　〇,' 　　　 ',
　　　　 ,'　　　　　 ',　　!　i　　　　＞､,_￣⌒￣..ィ´　　i　　　 ,　　　　 ',
　　　　 ,'　　　　　　　'　 '',i ',　　　_ }　　｀"　　´ {　　　,'　,',　 ,　　　　　　 ',
　　　　,'　　　　　　　　', ,',..',', -‐'' V∧　　　　　 ∧V　''‐,'-', ,'　　　　　　　 ',
　　　 ,'　　　　　　／　',',',　',: : : : V∧　　　　 ∧V: : : :,': : i/,'　＼　　　　　',
　　　,'　　　　　　 i∧　　　', ',: : : : : V∧　　　∧V: : : : : : : ,'　　 ∧i　　　　　',
　　 ,'　　　　､　i:::::' 　　　',: : : : : : V∧　 ∧V: : : : : : : :,'　　 , '::::',　 , -,　　 ',
　　,'　　　　i　｀ﾄ::,:::::',　　 ',: : : : : : V∧∧V: : : : : : : :,'　　 ,':::::::y´　 ,'　　　 ',
　 ,'　　　　　 i 　　＼}　　　',: : : : : : V∧V: : : : : : : :,'　　　'::::／　　 ,'　　　　 ',

　　　　　　　　　　　　　　　　 ,､､　　　 {h､
.　　　　　　ﾑ　　　　　､丶`　} }｀ヽ￣｀'寸h,__
.　　　　　　 |ｉﾍ.　　　､丶`　　　 //　　 '，　　ヽ　｀''＜/|
.　　　　　　 |ﾆﾍ　／　　　　　　//　　　　'，　',　ヽ　寸ﾆ|
　　o　　　　|ﾆﾆ∨　　/　 |　　//　　　　　 }　　',　　ヽ　ヾ′
　　　　 |＼|ﾆﾆ/ 　　　 | ／ｲ　　　　　ﾑ､_,ハ }ヽ.　　 ∨ /　　　　　ｏ
　　　　 |ﾆﾆﾆ/.　　　|　イﾍ　|./　　　　　/ } /￣ﾚ｀`ヽ.　　 ∨__
　　　　 |ﾆﾆ‐.　　　　|　 |　,／　'，　　　/　　,ｨﾆﾆﾆﾐ　}　　　}ア　　｡
　　　　 |ﾆﾆ{.　　　　 |　|''´ ＿_,　'， .／廴　:/:/:.　　 /　　//＿　　　　　　　　’
　　　　 |ﾆﾆ',　 '，　 ∨ ,ｨア⌒:/:∧{　　 }!　　　　 /イ ./ヽ　 /　　　　　,　　　　　やることが…
.　　　　　/ﾆﾆ∧　＼　　〃　:/:/:/:/:　　　　　　　　　　 |/　　∨＿＿＿
. 　　 ,ィ(ﾆﾆﾆニ}h｡　 ~ ‐ _ ＼　　　　／⌒¨¨´__.ﾊ　　　　 }　　∨　　　　￣｀ヽ　　　やることが多い！！
　　　　￣''＞''^（|　ミｈ､　 {￣　　　 /v''⌒〝|l|l|ｌl|ﾊ　　　 } 　　 }下､￣￣ )　 }
　　　　　 /<　　 |　　ﾄ.{.＞　　　　 ,:|l|ｌ|!　 |l||ｌ　　 l}!　　　/.　　厂＼＼　/　 /
　　　　／＼＼　,　　　|、.　　　　 {　　　　　　　　｀}　　/∧　 /　　 }　 )'　／
.　　／　　　＼,　　 ,　|_ｿ　　　　　　∨　　　　　　｣Ｖ　 , ///∨　　 /　　／
_ イ　　　／　/　／{　{､＿,ｨヘ、　　＼^ー―''~／／＼///}　／　／
　　　／　 /　/./∧ {/////　｀''～､,,　｀¨¨¨´　／// ./ //∧　, イ
　_ -~.　　　/　////∧{////! ＼　＼::＼^ ﾆ=‐＜　/ ／//// ∧
/.　　　　　 { ./＼////////廴＿＿　＼::＼/::/　 /.<///// //∧　　<>
　　　　／∨　　＼////////////＼　＼/::/.　/ / ＼// /／　〉
　　　　/ 　 ∧.　　　＼/////////　　＼ヾ'　 /イ⌒)／ /　 , イ

勿論、人材育成を最後の巫女だけに押し付けていたわけではない。

清姫も巫女や上級貴族の育成に協力していたが、彼女自身も魔法研究や魔法使いの教育と取りまとめを兼任していた為

ハードスケジュールに苦しめられることになった。
844 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/01(日) 00:46:48 ID:rPgjTRob: 　　　　　　　　　　_,.　- ―― -. . .,_ 　　　　　　　　　　 ,r'´￣｀ヽ
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当時の天空神には適齢期の娘が二人いたため、初代女王にして天空神の巫女はその二人が候補になった。

そのうちの一人は使い物にならなかったので早々に候補から外れたが、もう一人は優秀であった為、初代女王を用意できた。
845 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/01(日) 00:47:18 ID:rPgjTRob: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　へ、‐　￣￣￣　 _ ‐
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しかし、他の六柱は適齢期の娘がいなかった為に孫娘だけでなく曾孫や玄孫の女子にまで範囲を広げて適任者を選抜する事にした。

七大神は『自分の血を引いているなら曾孫や玄孫でも構わない』と考えていたが、その所為で候補者が多くなりすぎてしまい

清姫と当時の巫女の仕事が増加してしまった。
846 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/01(日) 00:47:51 ID:rPgjTRob: 　　　　　 rfﾆ､ヽ
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　　　／`ゝ-''^ヽ''"　 ,/: : : :＼　　ヽ、: : : '" ノ^i,　　　　　lｨｰ-､　　　　ﾉ-ｲ
　　 /rf´ i′　 ,f^ヽノ:,. - - 、ヽ,,. -ﾃ）　,／　　｀ヽ、　　 t_ﾞﾞ　 _,,.. :: "　 l、
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更に上級貴族候補の男子の教育もあったため、二人はハードスケジュールに苦しめられてしまう。

王国が建国してやっと忙しさから解放された二人はそれを大いに喜んだ。
847 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/01(日) 00:48:20 ID:rPgjTRob: :＼　　　　　　　　　　　　　　　　　／i
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二二二二二二二ﾆﾆ!''"￣　 /　l￣　ー＼　　　　／　'　　　　ｌ._ヽ　　　 !ﾆニニニニ二二二二二
二二二二二二二二l　　　 /￣ !　　　　　　　ー一　 |三三|　　! 　',　　　 !ﾆﾆニニニ二二二二二
ニニニニ二二二二l　　　　 i　　　￣　 ‐-　＿　! | l　＿　-‐　￣　　ｉ　　　　lニ二二二二二二二二
ニニニニニニ二二l　　　　 l＿　　　　　　　　　￣￣　　　　　　　　ｌ　　　　 lﾆ二二二二二二二二
ニニニニニニニニ!　　　 .l　　　‐-　＿　　　　　　　　　＿　-‐ ￣!　　　　 .lﾆニニニ二二二二二
マﾆニニニ二二二ｌ　　　　　l　　　　　　　　 ‐-　＿　-‐　　　　　　　 l　　　　　 lﾆﾆ二二二二二二二
　｀"マﾆニニニニ!　　　　 l- ＿　　　　　　　　　　　　　　　　　 _/　　　　　 .lﾆニ二二二二二＞"
　　　　｀"マニニ!　　　　　 l　　　 ‐-　　＿　　　　　＿　　 -‐　 ./　　　　　　 l二二二二＞'"
　　　　　　　　｀"ｰ　　　　　 !　　　　　　　　　 ―　　　　　　 /　　　　　 lﾆニ＞'"

王国は順調に発展していたが、魔王ゾーマの侵攻によって魔王戦争が勃発してしまう。

この戦争ではヤン・ウェンリーやバランが活躍して彼らは英雄になったが、そんな彼らも戦争の半ばで戦死した。

この英雄たちの死に焦った女王はとんでもない失策をしてしまう。
848 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/01(日) 00:48:59 ID:rPgjTRob: 　　　　　　　　　　　　　　　　　_＿＿＿__　　　　　_＿＿＿＿＿＿＿＿
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　　　　　　　　　　　(＿ﾏ......./／: : : : / : : : : : |: :ﾊ: : : : : ヽ: : ヽ............{　ﾉ　　　　バランが死んだか。
　　　　　　　　　　 (　 ∨／:/: : : : / : : : : : : |: : :|: : : : : :∧ ノ∨....../｀く
　　　　　　　　 (￣ｱ : :/: : : : /: : : : :/: : }: : :}: : : : :ﾊ ∧: :∧.../＼ﾉ　　　　　残りの勇者はいまいちだし面倒なことになったわね。
　　　　　　　　　　　　〈/: : :/: : : : .′: : : /: : /: : :ハ: : |: : }: ∧ : :}./　ノ
.　　　　　　　　　 /: : :/|: : : : :|: : : : : } : /: : /　 | } |: / : }: } : :!⌒＼　　　　　　そうだ。
　　　　　　　　　　　　{ : : | {: : : : :{: |: : : :|: /}: :/^ーj大j/メ:/ /: : }∧......＼
.　　　　　　　　　　 ∧ : {人: : : :|斗r七j/　{/　　ｧ=≠ミjﾑ/_/ノ: : ∨.......＼　　　他の勇者たちに発破をかけましょう。
　　　　　　　　　　／...∧八: :＼: :{ jx=≠ミ　}　　　弋rソ〈厶/ >{: : : ∨..........＼
　　　　　　　　／....../ :∧{ ＼: {＼ｲ弋rソ　　　　　 ......　{......Y:∧: : : ∨.............＼
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　　　　　　　　　　　　　　〈　 /:::{:::::::/|:ト､|:::::::/:/ |:::ﾉ::::::::::::l＼　　　　　魔王を討伐した勇者には私の三女である言葉姫を娶らせるわ。
　　　　　　　　　　　　　　　{　{:ｌ:|:|::::厶尖从ノﾚ‐-|/|:::::/::j:::l　＼
　　　　　　　　　　　　＿_　寸从:Vゝﾋrｿ　　芋冬|::/:::/::::}　／ヽ　　魔王を討伐して姫君と結婚する。
　　　　　　　　 r‐／─'"＾ﾉ:|:::::付 '''　　　､　　ゞソY从/ノｲ／　Y´
　　　　　　　r‐ﾉ‐'"r─z─/:r'⌒ヽ、　　　　　 `` }:::|/::)ﾁｱソ⌒　　　これ以上ないほどのサクセスストーリーね。
　　　　　　 /'"　　 |_／　八Y⌒ヽ」＼　　｀` 　 u　ノ＿_/::::::}
　　　　　　ﾚ　／{　　　′|:|:::::::|_人_}＼＿　　イ_}＿}ヽ::::.::|　　　　　　これなら勇者たちもやる気が出るでしょう。
　　　　　　 __,.ｲ‐'"　　　ﾉ''|::::::iＫ　＼　　 :/i:i:i:i:i/::::|ヽ〉:.:::|
　　　　　_,ｲ─'　　 --､／　Ｖ::八ヽ　　 >_/-==i/:::::::|/ |.ﾉﾘ
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　　　　　　ノ　　｀`''く>_ノl{‐ ////////　　　｜‐v⌒ヽ　', V⌒}
　　　　／　　　　　　 > |lll7 ////////{　　　　|//|　　 }　廴VL
　　　/　　　　　　　ィ　 |l〈./////////ゝ‐-== |//|⌒X} _} 　 lVL
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　　　　　　〈:i:i:i:i:／:: :: :: :: :: /:: :: :: :: :: :: :: :＼:: : ＼:i:i:i:i:i:i:ｉ:/
　　　　　　　　)／:: :: :: :: :: :: /:: :: :: :: :: :: :: :: :: ::ヽ:: :/:ﾏｉ:i/:ｉ/
　　　　　　 . : : :/:: :: :: :: :/:: :: :: :: |:: :: :: ::＼ :: ::∨::/∨:i/　　　　　長女が後継者として完成していつでも代替わりができるようになったけど
.　　　　　 /:: :: :/:: :: :: :: :/ : : :: :: : |:: :: :: :: :: :: :: : ∨::/∨
　　　　　　 /:: :: :/:: :: :: :: :/::.::|:: :: :: ::|::.::_|_______|:: :: : ∨::/〉　　　　　　今それをすると言葉が王女じゃなくなるから、それは保留ね。
　　　　 ∥:: ::/:: :: :: :: :/:: :: |:: :: :: ::／: |:＼ :: |:: :: :: ::V::∧
　　　　　 ∥: :: : : {:: ::／￣::.::.|:: :: :: ::|　斗ャ=ミk:: :: ::.::.|:: :: :.　　　　　言葉には婚約者がいないし、三女なんて他に使い道がないわ。
　　　　　 {/:: :: :: 人 :: :: x==ミk:＼:: ::|　　{ rJ( 　》:: :: ::.|:: :: : .
　　　　　　 |:: :: :: ::.::＼:《 { ｒJ（　　＼|　　乂::ツ从:: ::ﾊ|:: :: :: :.　　　　駒として利用しましょう。
.　　　　　　从:: ::{:: :: .::.::. 乂::ツ　　､　　 , , ,　/:: :: /:: :: :: :: :: .
　　　　　　＼{＼:: :: ::乂 , ,　　　　　　　ノｲ::/〈:: ::|:: :: :: :: ｉ
.　　　　　　　 /:: :: /:: T⌒〈　　　 ,　､　　　√:i:i:i√::.|:: :: :: :: :＼
　　　　　　　/:: :: /:: :: |:i:i:i:{ゎ｡.,　　　　　／:i:i:i:i:i√ : |:: :: :: :: :: ::.＼
.　　　　　　 .:: :: /:: :: : |:i:i:ｉ:∨ / 〕　--　´　√:i:i:i√ :: |:: :: :: :: :|:/⌒ ヽ
　　　　／ : : /:: :: : : |:i:i:i:i ∨:__|　　　　　 √:i:i:i√:: ::.|:: :: :: :: :|'
.　　　／:: :: :: :: :: :: :: :〔⌒Y^ 〕|　＼＿／〔⌒Y^ 〕 :: :: |:: :: :: :: :|
　 ⌒７:: ／:: :: :: :: :: : /￣￣V ＼ |　　 |　/￣ :〈 ∧:: ::|:: :: :: :: :|
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勇者バランの死に焦った女王は第三王女の言葉を使ってテコ入れを行う事にした。

女王自身は良かれと思ってやったことであるが

これが後に伝説の勇者、伊藤誠が誕生してしまう決定的な要因になった。
849 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/01(日) 00:49:30 ID:rPgjTRob: 　　　　　　　　　　　　　　　　　__,,.、 -- ､、_
　　　　　　　　　　　　　 _,.ィ'"´　　　　　　　 `'ト、
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.　　　　　　　　　　 /　　　　　..:　　　 ..::　　..i　　　..:.＼
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　　　　　　　　 |　:.:./:.:/ ,ｨ=＝rｧ／　／_,_　`ﾄ、:.:.|::.:.::.|::|　　　魔王を倒した勇者と結婚か。
.　　　　　　　　　| :.:.:j:.:.:.:.l'"ﾄz::ﾟﾘ　　　ィテﾗﾄ| .:.:. |:.:.:.:.|.:|
.　　　　　　　　 | ..:.:|:.:.:.:.{　`-‐'　　　　　ﾋ::,ﾟｿ /}:.:.: l＼:.//　　　嫌だな。
　　　　　　　　　| :.:.:| :.:.:.ﾍ、　　　　　　 ~　/,ﾉ:.:.::.∧ ＼
　　　　　　　 | :.:.:| :.:.:.::}へ、　　__　'　 _ ｲ : /二二＾　＼
.　　　　　　　　 | :.:.:| .:.:.:.:.lト､＞､_　 _,. ＜:.:..:..〈ー‐-、　　ﾍ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　,._　　 _ _　　 .i^!
　　　　　　　　　　　　　,.ｨ≦⌒ヽ Y´/ ＜≧x乂
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　　　　　　　　　乂r': : : : : : : __: : :__: : : : : : :.∧ .「!
　　　　　　　　　　　l ! : : : : γヾY''≧､: : : : : : : !_メ
　　　　　　　　　 !:i: : :! i: :!´　　　lj ! :､:l: : : :.:!　　　　　　言葉姫からは猛烈に嫌な予感がするから
　　　　　　　　　,.ｨ=yi! : ,' ﾉ:ﾉ　　 , ,　 .ⅥVv圦:l,y＝x
.　　　　　　 Yｨ≦ﾐ,.イ三⊇=-､,_,,,,_,.ｨ=千X､入{{の｝}　　　避けておきましょう。
　　　　　　｀6入ゝｨ´;;〃.{!o　　　}￣{!o　　 .}込ゝ-ｼﾉ
.　　　　　　　 ≧,';;;;;;-─<､cっ　ﾉ　ヽ cっ.ノ! ﾙr⌒Y_
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　　　　i: : ＼;;;;;;;;;;ﾉ!:::::::::::::::::::丶　　　　,ｲc/⌒v'7 !::/／_,>
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850 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/01(日) 00:50:01 ID:rPgjTRob: 　　　　　 / : : : : : : : : : : :/: : :| : : : : : : :/.:: 　 | :|　|: :|:: 　　　　 |: : : : : : : : : : : :l
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: :|: : : : : :/／　 |: :|: : : : : :j |:l　 |:| {::::｀ヽ＼: : :ﾄ､: :＼: : : : :l　＼|
: :|: : : : : :|' |　　 .|: :!: : : : :./ .ﾘ　ﾚヽ::::::::}　〉:.:.|　ヽ: :ヽ: : : :|
: :|: : : : : :| .| ／´l: :|: : : : /　　　　ヽ｀ｰ'　ハ:.:j　　ﾄ|: :|ヽ:.:.:|
: :|: : : : : :|／-､ヽ|ll:: : : :/　　　　三．"￣　　V　　ｌヽ| ヽ :j
: :|: : : : : :|{:::::::::ヽlハ: :./;;　　　＼　゛'　　　　　　　ｌ　}|　 V
: :ヽ: : : : :| ＼::::::ﾉ／V　　　　　　ヽ　　　　　　　　　|_/ｊ
: :: ::ヽ :: : lｒ‐､_,／ "　　　　　．　j　　　　　　　　　|_ﾉ
: :: :: ::ヽﾄ　lT~　"　 ,　　　,　　　　　　　　　　　 j
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: :: :: :: : |　| |　　;;;　　　　　　　 /_,-‐"^ヾ　　　 /
ｒ――　|　| |　　″　　　　　　　 | | 　　　｀ー-/
ヽ￣ヽ l　| |　　　　　　　　　　 | |　　　　　　 /

伊藤誠は痴情のもつれから言葉姫に殺害されてしまった。

あまりにもあっけない最後であったが、彼は魔法使いでもなければ戦士でもない。

ただの庶民である。

剣士としての訓練を受けていた言葉姫に襲われたら一溜りもなかった。
851 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/01(日) 00:50:44 ID:rPgjTRob: 　　　　　　　_､rｾ7ｱア　　　　　　　　　~''＜ﾆﾆニニ
　　　　　ｨ(＞''~￣｢ヽ　0　　　　　　0　　　イ｀`寸ﾆ
　　　ｨ(j>i´　　　　 L丿.-‐: : : : : ‐-＜) ／ /　　 }ニ
　 rﾆ／ﾆ{　ﾄヘ_／: : : : :/: : : : : : : : : :｀丶/　　ﾉﾆﾆ
　 ∨ニニY|///〉: : : : : :|.: : : : : : : :| : : : : : ﾏ/Yニニ
　　 Vニﾆ７/// : : : :/ : |.: : : : : : : :ﾄ､ : : : : : ﾏ∧ﾆニ
　＿,ﾏニ////.:.｜:/: : /＼_; : : : : :|ノ; : |: : : : ﾏ/〉ニ
　「　 _,,. ///∧ : |ｨ＝＝ﾐ Ⅵ : : : 从,..-=ﾐ: : : : :V/У　　　　はあ？
　と´　////|: : : |　　ｏ　＼ﾄ､: :/／ o 　Ｖ:.|: :|: V
　_人／⌒- |: ＼:| ､　　ノ　　　､　　ﾉj| |: :| : |　　　　..　魔王様を倒した勇者が痴情のもつれで王女に殺された？
: : ／く￣￣i|: :从|　｀ー''ﾞﾄ'^~￣~^1`ｰ''ﾞ八|:‐ﾄ､:|
￣　　＼　i|: : :|　＼＼＼| 　　　 |＼＼uＶ.: :|＿>　　　　　何それ意味わかんないわよ！
　　　 o　 `i|: : ﾊ　し　　　|　　　　　|　　　ﾉ￣:|
　　　　r v:i|: : |i:i＼　　　 |　　　　 | 　　ｲ| : : :|　　　　　　　私の命を脅かす勇者がいなくなったのかしら？
　　　　У:i|: : ｢｀ヽi:〕iト　_ー─── ＜i:iＪ| : : :|
　ﾄ' ﾚ' : /|: : |　　 (⌒ヽ/　　 /⌒>──寸: : :|
　 L/: : / |: : |　　人(　Y⌒Y⌒Y 　　　八: :.|

　　　Y Y　///Y　　　ハヾヾヽヽヽゝ　l!| .!|!|l
　　　i　{　:ﾚﾚﾚ{　　　　　弋ヾ､ゝ弋ヾ､_li| i|!l;{!　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ﾍ
　　　ゝﾍ i{:r=<‐ﾓﾐ､ﾆr;＝=ｪ;ｭ＜_ゞ-{Y⌒ﾍヾヽ､　　　　　　　　　　　　　/ヽ　/　 ∨
.　　 _シ＞l 　￣ﾘーh ｀ｰ‐‐'　l‐''´ ,ﾉ､(_）}　　 i　　　　　　　　　　 l＼/　　`′
.　　 -={ {(iﾞiｰ- ｲ'__　ヽ､..＿__ノ　　　ﾄ‐≦x　__,ﾉ　　　　　　　　　＿|
　　　　人ﾆｿl　　 `＿__,.、　　 u　./ir'⌒ヾヽヾ､　　　　　　　　＼
.　　　　Y⌒ヾヽ.　 }z‐r--|　　　／!｛､_}ソ!､　　 }　　　　　　　　　 >　　　　　実は、私は生きていたのですよ！！
　　　　人l{ｿﾉilil!i>､`ｰ-- '　　.／　 |ｲヾニ入＿ノ＿＿___　　　　∠__
.　　　　　　　 ,ｉヽ`ｰ--‐ _´.. ‐''´　.ﾄ─‐≡‐i´　　　　　ヽ　　　　/
￣￣ﾍｨ‐＝‐イ !.　　｀Ｙ´　r─┐ 　 |───´ゝ―――‐<j　　　 /＿
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ljljljY´.: : : : : : : : : : : : :!: :￣￣￣ : : : ,--､: : : :ｉ´!⌒!l: : r:,＝iヽ　　　 l／　ヽ　　 ,ﾍ
ﾉノ' : : : : : : : : : : : : : : | : : : : : : : : : :.:|l⌒ｌｌ: : :.| ﾞｰ=':|: :|. L._｣　））　　　　　　＼/　ヽ/
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852 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/01(日) 00:51:15 ID:rPgjTRob: 　　　　　　　　　 }＼
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　　　(___く__ V{　　|Vゝ=ﾐx{＼/ゝ=ﾐx'，ｌ| 　|､＼j　　＼／　　　な、なんだってーー！！
　　　　 ./^^}廴＼N_{{　　}}＾　　{{　　}}.Ⅵ 　|＞　７＿＿「
　　　　/　　|　| | jとつ=彡////ゝ=とつ | 　|⌒ /{´| 　＼　　　.　勇者アバン、恐ろしい奴ね。
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　　　ヽ__ハ＼ i:::::::,:::::::i::::::i:::i i!:i三,:::::::::::::::i:::::i::::::::::i::i:::i:::::iヽ: |　〉
　　　　　　ﾉ　〉::::::i:::::::i::::::i:::i i三三, ::::::::::::i::::i!::::i::::i::i:::i:::::i:._ノ_/
　　　　　ヽ /〉､.:::i:::::::i::::::i:::i:r　､ヽ､:::::::::::i:::i_ｉ:::i::::i::i:::i:::::i＼　　　　　　とんでもない失敗をしてしまった。
　　　　　　　 /.: i::::::､::::::､::::､､乂ソﾉ_＼::::::i:::!_i:::i::/:/:/::::ﾊ:.:.＼
.　　　　　　 /.: : ':＼::＼::::＼}‐==''´三三ヽ从_i!:::/∨｀ヽ'}:ﾊ: : : ＼　　　天空神さまにお詫びしないといけないわ。
　　　　　　/: : :/:::::::{｀ｰ'´ヽ'ヽ三三三　　,三ﾆﾚ''ヾ￣￣i:::∧＿＿
.　　　　　/ー‐'::::::::::i￣￣￣i　　　　　, == ､三三_}　　 /:::::∧　r ､
..　　　　/　厂}:::::::::::::〉.　　〈､　　　　´ ￣｀三三/　　ﾍ:::::::::∧'
　　　　￣　/, ｲ::/i::i.　　　 i ＞,　_　　三三_ ＜!＿＿,〉:ﾉ＼∧
.　　　　　 '´　ﾚ',ﾉ人＿＿人／}　　　 ‐-‐　i＼〈__r ､__}/
　　　　　　　　　　人r ､__r ､ノ人'　　　=三三i　 /::::::i::::::i
　　　　　　　　　　　i:::i::::::::::::!:ヽ　＼　　　三/　 {::::::::i::::::i!_
　　　　　　　　　-‐i:::i::::::::::::i､ﾉ　　＼＿_/　　ﾚ'ﾊ:i:::::/　　‐-　一
　　　　　　}￣､　　ﾚ'､:::::::::::i　　　　 /∧　　　　 ∨丿　　　　/ _
　　　　　　￣〉　＼　　ヽ::::ﾉ　　　　　///∧　　　　　　　／ヽ

王国は順調に発展していたが失敗が一つもなかったわけではなく、大小様々な失敗を経験していた。

それでも成功が大きかったから多少の失敗を飲み込んで王国は成長できたのだ。
853 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/01(日) 00:51:53 ID:rPgjTRob: 　　　　　　　／　　ｨ‐二二ﾆ‐- ､　　`ヽ
　　　　　／　ｨﾆ-‐''''´⌒` ヽ､＼　　ヽ
　　　　 /　イ/ ｀　　　　　　　　　＼ハ/ ⌒＼
　　　　／　 /　　　　　　　　　　　,　ヽﾊ　ノ　ヽ
　　 /　/　,　　　　　　ﾊ　　　 / ＼　　　　ﾉノ
　　/　ｲ　　　､　､　　lﾍ　､イ l￣｀ヽーィ／､　｀)
　　'　/　　､　ヽ　ﾄ　lヽ　', ヽヽｨ示､　l＼　ーﾆ‐'
　　l ハ　　ヽ　ﾍ　≧ﾐ､ヽﾍ　｀Ｙ拆ﾊﾘ彡' /ヽ
　　ヽl ', ﾍ　＼　付亦ﾍ　　　 `-‐'　l/i　ヽ (ヽ
　　　､ヽ　メ　　スヽニ '　　,　　　　ﾊｿ＼　＼ｰ-　､
　　　　＞く　　`てヽ　　　　_　,　　ｲ､　　ヽ　ヽ　　 )
　　／　　ｲl＼　ーｉヽ　　　　／,　）　､　ﾉ　ヽ/／
　/ ｲ　　/　l　　　　＼｀)　ｰ　　 lソノ　ノ　　ノヽ)
　l ハ　　､　ヽ　　ヽ､　　ﾐ､　　　／　､イ　／　 /
　ヽ　`ー　ﾆミ　ｰ-ヽ＼　ｿ　　 (　/　　ヽ,〈ヽ
　　　　　　/　　ﾉ　ヽｿ　ﾘ　ヽ　　｀　　　/　　ヽ
　　　　　 /´　　＼,　ヽ　　　　　　　　　/　　　／i
　　　　　 l　　　　　ヽ　`ヽ　_　　　／　〆　 ,
　　　　　 l　　　　　ﾍ　　　｀Ｖ ´　　　　ヽ　 ,

　　　　　　　　　　　,. -‐''´￣￣￣｀ﾞヽ､
　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　｀ヽ､
　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　 l
　　　　　　　 |　　　ﾄ、| ∥　　　　　　　　　　　|　　　　　　　　　　／￣￣￣＼
　　　　　　　 | j| |　| L! |j ||　|| ﾉ!　/| | i j| |　l | |　　　　　　　　　　|　　国　オ　|
　　　　　　　 | |〕|レ|ﾉ__j_ﾚ_ミ|ﾊ|| |/,r土/レi/　ﾘ　　　　　　　　　 | 　を.　　レ　|
　　　　　　　 ', V{l|/　`ゞ-┴`　 r:彡,L⊥r´/ i′　　　　　　　　　　| 　手　は　|
　　　　　　　　',ヽﾞ!　　　　　 |::　　　　 j./|　　　　　　　　　 _ノ　　に　オ　|
　　　　　　　　 |　| l､.　　　　､;|:::　　　　/ | |　　　　　　　　　￣|　　入　　レ　|
　　　　　　 |　| |ヽ　　　 ,. -=､,　　 ,ｲ|　| |　　　　　　　　　 | 　れ　の　|
　　　　　　　　　|　| |ヽ＼　　 `ニ´　.／!| |　| |　　　　　　　　　　 |　　る　　　 |
　　　　　　　 || | || |　＼　　／ /|　| ∧ヽ　　　　　　　　　　　＼＿＿＿_／
　　　　　　　　　 |リ||　| 　　 ` ''´　 /　ヽ|/ハ　!
　　　　　　　　　 |/.||　 |　　　　　 /　 // /`ｰ､L--───‐ ､
　　　　　　　　　 |　|! 川　　　　　/　／/ /-‐'´ ／　　　　　＼
　　　　　　　　　 |　|.rｲ |　　　　∠/‐ｲ /_,. -''´　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　 |　||_|　|　　／／　/　!　　　　　　　　　　　　　　　　l
　　　　 ___..r‐＜j　/|_|⌒　　／　 / ,ノ　　　　　　　　　　　　　　　 |
　　／　　 `ー //　|_|　　〃　　　| /　　　　　　　　 ,--､　　　　　 |
　 /　　　　　　/　!　|_|　 // 　　 | |　　　　　　　　 /　　|　　　　　　　ヽ
　/　　　　　　 | / 　 '_∨/　　　　|ﾉ　　　　　　　 /　　　 |　　　　　　　 !
　|　　 /　　 |ノ　　 ,メ」　　　　 !　　　　　　／　　　　 |　　　　　　 |
　|　　V　　　 ||　　　|:.::::|　　　　　　　　　 ,.／　　　　　　 |　　　　　　 |
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そう、王家にも失敗はあった。

その失敗を挽回して王家と王国は大いに繁栄した。
854 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/01(日) 00:53:12 ID:rPgjTRob: 　　　　　　　　　　ｒ‐Ｊ､レi;i;i;i;i;i;i;i,r‐ｧ:.:.:.:.:.:.ヽニゝi;i;i;i;i;ゝゝi;i;i;i;iヽi;i;i;i;i;i;i;i,i;i;i;i;i;＼ﾉ)ヽ、
　　　　　　　　r‐Ｊゝi;i`ｰ＝ﾆ彡":.:.:.:.:.:.:.:.://:.:.にゝi;i;i;i;iうゝi;i;i;i;i;i;i;i;＼i＼i;i;i;i;i;i;i＼彡'
　　　　　　　ｒ､ﾉ､／i;i;i,､i;ir､:)フ:.:.,:.': : :.:.:.:.//:.:.:.:.:|ゝ)')T):::(こヽi;i;i;i;i;i;i;i;i;＼i;i;i;i;i;i;i／
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　　　　　 У≧!-､ｊ_r’::／:.／:. : : : : : : ,': ,':.!: : : :ﾊ:.:.|:.:ヽ:.:.＼７ゝi;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i}"
　　　　　{≧rL|＞’ ／:.／:.:.:.:.:.:.:. : : : ;|:.:.!:.:!: : :,'|_..-|─|‐ヽ:-!ゝｧ ki;i;i;i;i;i;i;/ヽ
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　　　　　 r'⌒XУﾊ:!i;ヽ|i;iヽヽ:.＼＼ヽ:;シ　　丶 __　　／／>/i;i,'　ﾊ∨;!＼´Ｔ⌒｀´
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855 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/01(日) 00:53:42 ID:rPgjTRob: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿_
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　　／ . . . . .. .. .. 厂∨　　　　 /⌒＞┘.. .. .. .|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=---==ニニ/　　厂　　　　／　＿ノ

建国から５５００年が過ぎた頃に王家と公爵家は男子が邪魔になった為、男子が生まれたら性転換魔法で男子を女子にするようになった。

その少し後に元王子グリフィスが不祥事を起こした事から、王家と公爵家は男子の排除を徹底した。
856 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/01(日) 00:54:24 ID:rPgjTRob: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ──=ﾆ
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清姫が社会体制の改革を行い出生率を向上させると王家と公爵家はそれに便乗して

女王と公爵は結婚せずに人工授精と人工子宮で子供を作るようになった。

これは女王と公爵は激務で、出産だけでなく仕事と家庭の両立は負担が大きかったからだ。
857 ：名無しさん＠狐板：2025/06/01(日) 00:54:26 ID:I/lGMl9x: なんかドキュメンタリー映画みたいだｗ
858 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/01(日) 00:55:49 ID:rPgjTRob: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿　　__
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　　　　　　　　　　　　　＼_]　　　く　У　　　ノ　　　　　　　　　　　　　　　 {i⌒ヾ＼
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勿論、結婚を避けたのは女王と公爵だけであり、次女以降の予備の娘は上級貴族と政略結婚するのが常だった。

上級貴族側にとって形式的に格上である王家と公爵家から嫁を取る事は自らの権勢を強める事になるので

上級貴族の多くが積極的にそれらの娘たちと結婚した。
859 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/01(日) 00:56:22 ID:rPgjTRob: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿___
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　　＼　｀＞ア´　　＿ｒ─-､-'' ´￣｀ヽ-- 、｀'く´　　 /　　／　　　そ　　 .満
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　＼　／／　ﾒ、　,ﾊ　　　/ﾚ-‐＜ |　/　　＼　＼　　　／　　つ　　ボ
　　　Y　 ./　　 /　 ,＞-､|　／ ´ l´ﾟハ｀Y　　　　ﾊ.　　', ∠ 、　　　も　　　デ
　　　｀ヽ.!　　 ! 7 　l´'ﾊﾚ'　　　|__,りﾉ| 　　| 　　 |＿.ノ　　　＼　り　　　 l
　　　　 |　　/八　'､_り　 , 　　　　 ´.xw　/,　　　 ',　　　　　　/　　ね　　を
　　　　　 '.,　/| ,ハ｀wx　　_ -＝=、ι ./|／/ 　　　＼　　　　＼　 ! !
　　　　　　∨ |　 ∧　　　 l/　　　ﾊ　 / 　 /　　　.|　　　＼　　　∠、
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王国が拡大して上級貴族が１０００家に増加した現在では王家や公爵家の娘を求める家が多くなった為

公爵家は一世代で１０人の娘を作り、王家は２０人の娘を作るようになった。

それらの娘たちはもしもの時のスペアとして機能した為

王家や公爵家にとっても娘を多く作り政略結婚させる事は家の存続に役立っていた。
860 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/01(日) 00:57:53 ID:rPgjTRob
861 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/01(日) 00:58:23 ID:rPgjTRob: ttps://www.youtube.com/watch?v=2vK9dM8ChC8

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-‐=ﾆ¨　 __,.二ﾆ|　　　　 )ソ:;.:,: : : : : : : : : : : : : : : : 爻Ｘｘ　 |　　　 :| 　　 |　　| 　　 |　　　　　　|　　　 |　　　 |＿　　┘　. . . . : : : : : :
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　| |ﾉ八 :| |＿　　　　￣　ー|||个|＿∞∪ｃｃⅧii |♂__％i| ｉ{イ´ {　　}　}Yノ|　ｎ/　ﾞｖｎ´ 　｀`丶　Ⅵ |(
　| |《⌒》| |　 | |￣”¨“ﾞ'''|￣|||Ь|─-=　二ｰ||〔〕|￣　ｰ-| 乂乂ﾉーﾉノノ | |o辷=＝=jｏ　　 ,厂|◇| | |）
　| | ,叭_,| |ⅱ| | 　　　 |ⅱ|||ⅱ|　ｒ…‐:┐| ||Π|￣”¨“ |　:|=-ｭ或ﾉ¨¨￣..|《乂_八_乂　ｎiTTi|◇| | |(
　| |兀兀| |八| | 　　　 |八|||八|　|圖|圖| | ||八| |￣ |　|　:l‐ｭ | |｜|¨¨¨| |《》| |◇|　　　Ｌ乂ﾉ|◇| | |）
　| |》ⅱ《| |〕〔| |　＿__　 |〕〔|||》《|　|∫|∫| | ||〕〔| |＿_|　|　:|　| | |.:|｜.:.:.:| |‰| |◇|　　　　　.:.:|◇| | |(　　　　　【王城の貴賓室】
　| |♂‰| |乂| |　|____,|　|乂|||00|　|☆|☆| | ||Ч| |＿_|　|　:|　| | ＴＴ|.:.:.:.:| |§|　|============_| | |)
　| |∞∞| |＿|_|＿_立＿|＿||L.. |　|∫|∫| | ||∞|ｒz丑ｚｚｭ__|　| |-:||┴ｰ‐|_|ｰ┘ |二二二二二匚]|_| 邑邑
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862 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/01(日) 00:59:00 ID:rPgjTRob: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __ノ〉
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　　　　 /　　　 !: :: ::::l:: ::ヽ!:!:::::ﾄ.::': ::::.Y.:|ﾙ'__ _ ,　　　芹f「 /: 从
.　　　　 /　　　　 l:i ::ｌ::::l: :: ::从::: ｌﾊ. :: ::::l:::|芹竿「｀　　ﾋﾘ /i:{′
　　　　/　　　　从::i::: |: ::::':::人::|　ヽ. : :ﾄ.j 弋ソ　　　　 ,""　N　　　　　　　それで何が聞きたいの？
.　　　/　　　　 /. :ﾊl:::::ｌ: :: :/. ::: ﾊ　＼j　　"""　　　　　 . ｲ j
　　 /　　　　 /::::/ :': ::ﾘ::::/. :::::/:∧　　ト　. 　　　　-‐. イーへ　　　　　＿__
　　.　　　　　 /:: :/. ::::::/:::/:: .:::/:/::八　ト、　　　rc。≦::くL..斗く　ｰ= ニ´　　　｀ヽ
　　i 　 /⌒∨:: :/:: :: :/.:./: ::.::/:./ くム斗く入　〈　＞x:::::i: ::::i::ハ　　　 i　　　　く
　人〈　　/ :: :/: ::: /::.:/: ::::/／　　「´.::::::::∨ﾊ　 Y／⌒＼: ::::l:::::.j 　　乂__ 人 _ノ
　　｀弋!/. :::/. :::::/.:.:/.:.: ／　　　 !::i:: :: ::::∨ﾊ__ﾉ}　　 ∨ﾊ::::i:ﾙ'
　　　　 /. ::/. :::::/.::::/::／　　　　　从: :: ::::::::∨ 　 {　　　∨i: :::::Y
　　　　 . ::::/.: ::::/.::::/:ム二ニヽ.　　人: :: :: i:::ﾄ､__人　　ヽ! :: :::|
　　　 i: ::': :::::/: :::/ ムイ⌒Yヽ. ＼　　＼::ル'　「　　ヽ　　　ヽ: ::i
　　　 |:::i: ::::.'. :: /::(YT´　　　弋　＼　　|　　　|　　ハ　　　 ∨
　　　 |:::l: ::::i:::::/.:::: Yj　　　　　　｀ヽ. ＼j 　　 |　　'　 i　　　　}

　　　　　　　　　　　　　女王にして天空神の巫女

　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　　 //⌒ヽヽ　　　　　　＿＿＿_
　　　　　　　　　　　　 //　　　｝｝　　　　／r──┐|
　　　　　　　　　　　　　 //　　　__ｌ l＿＿_／／＿__　│|
　　　　　　　　　 // ,ﾍ=＝─､　／∠　　　＼ | |
　　　　　　　　　　　〈《｛　　,-‐‐--　二ミヽ　　　　｀| |
.　　　　　　　　　＿ヽV'´／ : : : ﾄ､:.｝.:.:.:.ヾ､＿　　 | ﾄ､
　　　　　　　　｛r‐ /: :./: : : /: :.|:.｝:ﾄ､:.|: : : ｀ヽ＼　| |　＼
　　　　　　　　　 )） /:.:/ : :／l : / {:│l :ﾄ､: : : : :V}}_.| |　　ﾊ
.　　　　　　　　（( /: :.l: :./　/／ / /斗七l: |: : :├─┘　　ｌ
　　　　　　　　　　　〃/: :| /i f芥抃 '´ 　l|/　ｌ∧: : :}:.＼　　　 |　　　率直に言えば王国の拡大政策について
　　　　　　　　 -=彡ｲ : : lｲ::｝弋ソ　　`　'芹i抃x}: :{.:.:.:.:）　　 /
　　　　　　　　　　　/:. :.:.:/ ,′　　 '　　　弋ソ '/:.:.ﾊ : （　　 /　　　　王家の意向を確認しておきたいのです。
　　　　　　　　　　（/l: :_/从　　　　　　　　　 /／）:.＼:.)∠
　　　　　　　　　 {V{: :/:.:ヽ　 ´｀　 ___　 /'.:/〃: : :ﾐx /
　　　　　　　　　　 Ⅶ: lヘr､:.＼　／／_,/ :/i:.|: ｌ: : : /lj
　　　　　　　　　　　　　|: |　　〆⌒ヾ.／　.{‐､///j//: :/: /
　　　　　　　　　　 ,. 'T/ﾚ'ｧ'У　　 /;―'´:::/∧ｊ.l/:／:／
　　　　　　　　／　//:::/　　　 ∠::::￣::://_,，‐＜｀ヽ}
.　　　　　　／　 //:::::ｉ　　／::::::::::::, "イ　　　　｀ヽ
　　　　　 , イ　　 .| |::::⊥　ノ､:::::::::／／　　　　　 }
　　　　　〈　　　　 /::／／￣´{:::::::,'／　　　　　　　　/
　　　　　　ヽ　／,:'ｱ'"´　　　＼i´　　　　　　 /
.　　　　　　ﾉﾆ//:::/ 　　　　　 ∨　　 /　　　　/
.　　　　 / 　 { {::::{　　　　　　　　 ∨＼/　　　　/
　　　　　 { 　人'､∧　　　　　　　　ヽ＼>――く

　　　　　　　　　／　　　　　　　　　 ,ﾍ　＼
　　　　　　　／　　　　　　　　／　ヽ　＼
　　　　　　 /　　　　　　　　／　ｨェェ､＼
　　　　　　/　　　　　　　　　／　〃i{::::ﾘ}!　ヽ　ﾍ
　　　　＿ゝ　　　　　　　／　　　 !i__ﾆ=彡､　 ', 　）
　　　　ﾊ　,r` ＞-､　_, ィ､＿__　＿`二´_, ｨ､ノｰくこ}
　　　　ヽV_ゝ「ヽ r＜_　　　　／　　　　ハ＿ゝ,　r＜
　　　　　　/　~,ﾍ」／　}＿__ f――z＿＿＿j￣L.」　ヽ
　　　　　,　　/　　／　/　　 /,ｲ.ﾚｲ　〃/|l _А| 川　　}
　　　　ノ　 /　ﾉ〃　 / 　フ７ﾅトﾉ /// jｲ_ﾑ,ﾙ' ,ﾘ　ﾊl　　　私も八雲公爵と同じで
　　／　 /.／　{{　〃　 /／ﾅフメ〃 /,仏ィﾔ　ﾊ /
　／　　 /,´　 ,バヾﾊ{　,仆ﾔﾓﾃ7ヾ　　　上ｿ ,ﾊ,ﾉﾙ　　　..　女王陛下の意向をお聞きしたい。
く　　　 , 八 { (　ﾉﾘノⅥﾄゝ　￣　　　　{　　ｲヽ{ く
　＼　ﾊ{　ヾｼ′{/　ﾂハ　　　＿＿＿__　ノﾙ　）　ﾊ
　　ヽ{　ヽ　l{　〃　 {{ _,.斗　´　　　　　.|　￣　7　＜_
　　　 |ﾄ- -ゞﾙi八,.ゝ＜　　　　　　　　　 |　　　　 /　　＞､
　　　　　　{　ル'′＼　　　　　　　 | 　　　./ 　　／＼
　　　　　　 `y′ 　　＼. 　　　　　　| 　　　/　　／　　　ヽ
　　　　　　 /　　　　　　　＼　　　　　　　|　　 ./　／　　　　 ∧
　　　　r＜_＞､　　　　　＼　　　　 |　　/ ／　　　　　　ﾊ
　　　　`y〈＿fヽ,＞.__　　　　　＼　　　 .|　　　　　　　　　　 ,　　 ´
　　　　/　　　　｀ｰ√ヽ＞　　　　　　 _, - う　　　　　　＞　´
　　 _ノ　　　　　　　　ﾉ＿r ､＞／￣　＜＿　＞　´
　／　　　　　　　　　　＼ハ／　`ヽ　　　　,＿__ハ
/　　　　　　　　　　　　　／　　　　＼ノ一′　　ﾉ
!　　　　　　　　／　　　　　〉　　　／
863 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/01(日) 00:59:34 ID:rPgjTRob: 　　　k r-　　‐-　..,,_　　　　　　　　　　　　　　_,,..　-‐::::::::::::::::7 ｱ
　　人l:::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ　　　　　　　　　 ..::´:::::::::::::::::::::::::::::/ 」
　　　} i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ　-‐　 ‐- ∠:::::::::::::::::::::::::::::::::::::j　(
　　　j_l:::::::::::::::::::::::::::::..::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞::､´::::::::::::::::::::::l　]
　　　KV::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::/ j'
　　　ゞヽ:::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::ノ k
　　　　｀ヾ　':::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::::ﾑ´,x'
　　　　　 /:::::::/:::::::::::,ﾑ:::::ｲ::::::::::::::::!、:::::::::::::::::::::::::::::::ﾑ
　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::Ｖﾚ' ∨:::::::| ＼::::::::::::::::::ヽ:::::::::::}　　　　　ラニアケア超銀河団全土を開拓したら終わらせるつもりよ。
　　　 .厶イ:::::::!:::::::::::i＿　　　 ∨:::::l　　＼ __:::::::::::i:::::::::::l
　　　　 !:::::::l:::::::::::| 　 ¨　‐- ∨:::l-‐　¨ヽ、:::::::::l:::::::::::i　　　　　本当はじょうぎ座銀河団で終わらせたかったけど
　　　　　lｲ::::li:::::::::il 行≧x.　　∨:l　 ,x≦沁:::::::::ﾄ::::::::ﾊ
　　　　 ,'Ｖ::::i:::::::::|　弋.z'ﾉ　　Ⅵ　弋.z'ﾉ .∨::::l:::::/::ﾑ　　　.　財界の要望が強いからそこまでやる事になったわ。
　　　　 /::::Ｖ::{:::!:::l!',　　　　　　　　　　　　　∨::|:/:::::ﾑ
　　　　 /::::::::::ヽli::::l:ﾑ　　　　　'　　　　　 /::::l＼k:::::::::ﾑ
　　　 /::::::::::::j:::::l:::::l入　　　 _　　　　 .ｲl::::::l:::::::',:::::::::ﾑ
　　　 /::::::::::::,'::::::[二]:::::丶　　　｀　　　.く　N二]::::::::',:::::::::ﾑ
　　　´￣￣ /:::::::::|:::::l::::::::::::::i`　-　イ::::::::::::li:::::l::::::::::ﾑ￣￣｀
　　　　　/:::::::::::l:::::.l:::::::::xノ　　　　トx::::::::l::::::.l::::::::::::ﾑ
　　　　　 /:::::::::::::::l:::::.lx t´　ﾑ　　　 /　ト::::l:::::::l:::::::::::::::ﾑ
　　　　 /::::::::::::..K !:::::l:::::l　　ﾑ　　/　　　!:::｀!:::::.lｧ:::::::::::::::ﾑ
　　　 /:::::::::::／　 'l::::::l:::::i　　｀ハ´　　 l:::::｜:::::! ヽ:::::::::::::ﾑ
　　 /::::::::::::'　　　ﾉ:::::.!:::::i　　イ⌒l＼　　l:::::::l:::::::l　 }:::::::::::::::ﾑ

　　　　　　　　　　　　　　　_,, -─‐''｀￣／＼
　　　　　　　　　　　　l￣＼　　　　　／／│|＼
　　　　　　　　　　　 /l　| ＼＼　　 /／　　l |　＼
　　　　　　　　　　 /　|　|　　＼＼//　＿＿l│　　ヽ
　　　　　　　　　　ヽ､ | └,､ﾆニゞ!!ﾆ-ヘ-─┘ヘ　 |
.　　　　　　　　 /｀￣ ,-､＿__,へ-､＿/￣ヽ　　┴､
　　　　　　　　　＜＿/　-|‐　'　　ｌ＼＿ｌ　ﾞｰ-､_　〉
　　　　　　　　 /　　;　./ |__/| 　 /ｧ'ｧ=ｒ|､!ﾉ　　|　,|′
.　　　　　　　　 |　　 |　'ｧｧt=r|／　 j_,zり'|　　 | .人　　　　なるほど分かりました。
　　　　　　　　　　 |　　 |.|ｲ j_ｒり　　　　////　　 / 　　）
　　　　　　　　　　人　　 '､///　　' 　　　∠.,_,..イ　　　{
　　　　　　　　　（　＼ __,＞__ 　ｌ7'￣｀!　　 /　 |　　八　　　　　　　　　「やけにあっさりしているわね」＞女王
　　　　　　　　　　ヽ.|/／/// }　　　　ノ　／{ 　 |　 / 　＼
　　　　　　　　　　／　/　|.{ { 〈|!＞,､.,_,.イ{_ 人　　､ {　　　ﾊ
　　　　　　　 /　　 {__八ヽ　｀ヽ､＿__ノ::::}-r─- ､　　　|
　　　　　　　ノ/ ア´　　 ∧　　　}:| |::::::::::::::|ｌ　　　ヽ. 　 /
　　　　　 ,:'　{ /　　　　}|:::|　　;'//::-‐:::::::::!}/　　　＼{
　　　　　　 {　　 {　　　　;'r‐:/ 　 /-'::::::::::::::::::::::＼　　　 }、
　　　　　　　'､　ヽ..____,../:ヽ'..＿⊥｀ヽ::::::::::::::,r'´￣｀ヽ__,.ｲ, ）
　　　　　　　＼　 ∨　/ 　ー　　｀ヽ,}::::::::::{ 、　　　 ∨}|∧
　　　　　　　　 / ヽ. ', /　　　　　／､::::::::::` ヽ　　／ヽ.　＼
　　　　　　　 ./　　　 {　　　　　　´/::::::::::::::ｰ--‐::〉''´　　　 V　＼

　　　　　　　　　　　　　　／｀ヽ、
　　　　　　　　　　　　_,..　‐ｧ',ｨ==ﾐ:､＼..__
　　　　　　　　　　, '´ 　／　|| `=彳　＼｀ヽ、
　　　　　　　　 ,'　　／｢｀ヽゞ=＝=ﾐ､　ヽ　ヽ
　　　　　　　　　ノ ,∠..,__!　　＼_/ヽ、__　　':,　　',
　　　　　　　 i￣￣｀ヽ.__l___rく_／ r┬-､｀ヽ.,ﾊ-─イ７
　　　　　　／｀ヽ、／´/_｣__!└‐r''_.｣,_|_ ＼_i-─‐'"　〉
　　　　　ヽ、 /7''"/ｲ l__｣__l｀　 !´/__｣_｀ └‐,-r‐ャ'〈
　　　　　〉//　/　l/ ﾄﾊヽ　ｌ i　ﾄﾊヽ/　,'　l　ﾊ　ヽ.　　　女王陛下、実は私たちも『財界の事を考えれば妥協は仕方ない』
　　　　　　/ ｉｌ　ｌ　/ｌ　!__ﾉ　 ∨ﾚ'　ｌ__ﾉ /　/　,'　　',　〈
　　　　￣l |　 |Ｖ ,ゝ　　　　' 　　　厶ｲ　/　 lヽ.l　 !　　　と結論を出しているので、それは許容範囲内です。
　　　　　　ﾉｲ　 '、,ﾍ. 　　/￣￣ヽ　　 / l /　'　|　__ノ
　　　　　　 '、　ヽ、＼　｀　─‐' 　／ノ,'　,'　 ∨　　　　　
　　　　　　　　 _）、',　ヽﾉ.｀iｰ----‐i'´ヽ/_（　/ ,　　i
　　　　　　　　　　ヽlヽ､r‐へ._　　_,:'＾ｰ:､　　/ﾚ')_ル′
　　　　　　　　 ,:─ｔ｢l￣｀　　∨ 　　´￣i｀l─-、
　　　　　　　 /　　Vﾊ　　　　厶　　　　ﾊV　. 　ヽ
　　　　　　 l　　 :,Vﾊ l>く!　|介|　l>く! ﾊV　;' 　　|
864 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/01(日) 01:00:07 ID:rPgjTRob: 　　　　　　　　　　　　 vﾏ二ニﾆﾆ==s｡_＿.｡s=＝ニ二二/７
　　　　　　　　　　　　　vﾏニニ=----===ﾆﾆニ二二二/７
　　　　　　　　　　 ....:.:.´:.:.:.⌒..:.:.:.:.:｀.:.:.:｀丶ﾆﾆﾆﾆﾆｌ ]
　　　　　　　　／.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀:.:.:.＼.:.:.＼ニﾆ/7
.　　　　　　　 .:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. v.:.:.:.v :.:.:.ﾏﾆ(7
.　　　　　　　 //.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.二＼
　　　　　　　 /.:i.:.:.:.:i.:.:il.:.:.:.:.:.l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l.:.:.:.:.:.|二二＼
　　　　　　 ⌒ !.:.:.┼:.‐:.:.:.:.:.|l‐ｉ┼:.:.:|.:.:.!.:.:.:.:.| :.:.:.:.;|ニニﾆ/7
.　　　　　　　 l.:.八i=i芋＼:八i芋=ミV八:.:.:.:.|､:.:彡ｌ二ニ/７　　　まあ、王家もそうだけど貴女たちも実権がないから
.　　　　　　　 |/.|ﾆ| ∪　　　 ∪　　　|二|ノﾘ |.:.:.:.:.ﾏニ/7
　　　　　　　 /lﾆ{　　　　　　　　　 |ニﾆl-ｲ.:.:.:.:|:∧⌒ﾞ　　　　下手に反対できないよね。
　　　　　　　　 /:fhnh｡　 ‐ －　　　 fhnnh:.:l:.:.:.i.:|:.:.∧
　　　　　　 {:.:.|:.:.:.:.:|ｉi≧=ｭ--ｪ=l爪i|:.:.:.:.:|:.:l:.i.:.l.:|:ﾄ､: }
.　　　　　　乂从:ﾚﾉF/　　.[ ]　　 .从:ﾚﾉ､:.:.lノﾘﾉ　.ｿ
　　　　　　　　　　　　| E|ｉ　／/.ﾍ　　.ｉ|E. 　 ∨/
　　　　　　　　　　　 _|_E|i__hununu＼__ｉlE 〉_／∨/
　　　　　　　　　　ｪ| 　{ﾆﾆニニニﾆﾆ乂 /＼_ 宍v

　　　　　　　 _,,,....,,,__　_,,,...,,..__
　　　　 ,. '´　,.--､　ﾞ´　,. -- ､｀ヽ
　　　 ,:' 　// ⌒ヽヽ　 //⌒l |　 }.
　　　,'　　l | ___ ___',',nｲk___,//　｀ヽ
.　　〈　　ヽｒ‐'ゝゝ-' ｰ',.-､- ､イー'､
.　　　ゝｒ‐ｧ'´ー''´｀ｰ'´ー''´iー'´｀ヾ!'
　　　r'７' 　 ' 　ｌ　　 |　　　l　|　l　 ,｀ヽ
　　くY´ 　 l､　|　　 | ｌ、 -l‐七/ｖ' !　 }
　　　 | 　ｉ　l,x tT二ｔ,|ヽ,ノ,ｨT}｀'j　ｌﾚ'　　..　そういう事です。
　　　 | 　 l､ヽヽｨf_lｊ`　　　¨ ∠ノ　|
　　　;'　　∧　＼＿.　　__'_,　,ｨ′l　 l　　　　私達六大貴族はお飾りなので政治に関われません。
.　　/ 　 '　　＼__＜. ､ __`_´.ｲ,ヽ　＼l-､
　 /　　　　　　ｌ　ｌ l'ー--,＜└vヽ　＼＼
. / 　　　,ｨｰ-.‐|　 |':::::::::::::ｌl:::_::::::::::ハ、ヽ＼
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　　　 /　　　　＼　　ヽ:::::::::::::::::::::::::::ヽヾ`'　　　/
.　　 /　　　　　 | ヽ、.,j:::::::::::::::::::::::::::::::',∨　　,/
　　〈　　　　　　 l　　〉〉::::::::::::::::::::::::::::::::〉〉,ｰ'　＼
.　　＼　　　　　i　､//::::::::::::::::::::::::::__::://ヽ　　　｀､
　　　 T　'ー-∧　ｌ l:::::ー-‐::::::::::::::::::l | 　＼　　　ヽ
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　　　　　　　　　　　　　　 ,へ
　　　　　　　　　　　　　_,/ 　＼──- ､..,,_
　　　　　　　　　　 ,.:'´:./　＠　_＼_:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ.
　　　　　　　　　　!_rｰ'‐i´￣!こ__ﾊ__]ｰ‐-r-､:.:.:.:.':,
　　　　　　　　 _r':.:.＞‐'´￣´　　　　｀ﾞ＜_/`ｰ､:.:.!
　　　　　　「`／　　　　　 i　　　　　　',＼__]ヾ、
　　　　　く,/　/　ﾊ　 ,　　,ﾉ　!　､　ｲ　i | 　ﾊ_ﾉ　　　　教団の巫女として信徒をまとめることはできても
　　　　　　 |　 i.　,' ､! /!　,ﾊ、 i.イﾊヽ,!　ﾊ!　　 |
　　　　　　　　）,ﾊ　!/ｧi´ '∨　ﾚ' i´ 'ﾊ`レ'　|　　 }　　　　　政治活動は私たちの苦手分野です。
　　　　　　　 '´ !　,ﾊ !. '､_,r!　　　 !,__り.ﾉ.!　/!　　 ',
　　　　　　　　 ∨|　!"´　　 .　　　　｀"/! ,'　!　i　ヽ.　　　正確には権力がないだけですが。
　　　　　　　　 |　i ﾍ.　　　._ _,. 　／ﾊ' ,i |　|　',__,!
　　　　　　　 ,ﾑ/ 　,::` ､, 　　　 /　/!ﾉ八!_,ﾑr']-'
　　　　　　　　 └'i／ﾚ;へノ｀'ｧrｰ'´!／`ｰr'ｧ‐'--'く(
　　　　　　　　　　　　）ｧｰｧ''"! |　ノ　　 / !]:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ.
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865 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/01(日) 01:00:57 ID:rPgjTRob: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,, _,,r‐┐
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　　　{` ｙー─--　,,_　　　,へヘ／　　　　　　 }　く,
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　　　｀ｱゝ..:::::/;:::::::::/:::l::l::::::ｊ:::::::ｊ　!:|::l:::::l::;i:::::::::::; ヽ┘
　　　└ェゝ:::l::;:::::::ｲ:::_LL::」;,:::;ﾉ　}」LL::」::l::::::;;i:::::ｉ:ﾄ
　　　／::くｨゝｊ:;i::;;::::{:::::;l;;;l;;;;ﾘﾚ'　　ﾘ L;;;;;l;;ﾘ;:::::;;}::::ﾄ:〉',
　　人　　::く/::;;i::::;;::ト,ｨﾗﾃ=＾'　　　ﾗﾃ=ｘ'l:;;;;;::l:::::Y　〉､　　　私は公爵家を除いた爵位持ちの貴族を改易する権利があるけど
　.くｒi ＼　::i::;;;;{┌-{《 {-':::;}　　　　 {‐':::;} 》‐ｖ-};;;;:::ﾄくｚ´
　　　Lｎ＼ i:::;;;ｩ[ノ￣! ヾン　　　'　ヾン　ｉ￣ﾌ;::;::::ﾄ;:ヽ　　.　これは伝家の宝刀で貴族が余程の不祥事を起こさない限り
　　　　｀ﾌ:/::::;::＼　　i､ﾞﾞﾞﾞ　 , ―-‐､　ﾞﾞﾞﾞｲ:.　 {;;::l}:::::}l::::}
　　　　　{::ｉ{:::::ﾄ;;::;{:.　　i｀＞.,,`ー一'_. イ∠ﾆ二〉:ﾊ::::ハﾉ　　　貴族を改易できないわ。
　　　　　V !､:::!､;;〈ﾆ二ｺ´　＼￣´{￣｀Y;;;:::::;::V ﾉノ　´
　　　　　　　 `ーｿ{:::;;;:::ヾ:.､　　＼/　　 {;;;:::::::;:}´
　　　　　　　　 {　';:::::;;;::::ヾ､　, ｲ''^i..､　l{;:::::::;ﾘ,
　　　　　　　 }　ヾ､;;::::;;:::ヽ'　.〉=ﾍ. ＼{;::::丿.l
　　　　　　　　　レヘ　 }.}￣｀＾`/　ﾊ｀i 　ヾ人__!__
.　　　　　　　／／l　｀!ij 　　 !　 ::;'　＼　　　}::　￣ﾌ
　　　　　　ｨ´／l l／ l＼〉　　 i　　　　　ゝ　.:',二] [ﾌ
　　　　　　〉l／　　＼l}:　　　｀⌒ー‐..´　　　l:　 .ｲ
　　　　　　ﾉ　::／　　　 {::　　　　　　　　　　＼　ヽ
.　　　　 / :／　　　　　 }:　　　　　　　　　　_,..-‐┘　ヽ
　　　　ﾉノ　　　　　　　ﾄ　..,＿,..　---―''´:: 〉:　　　　ヽ

　　　　　　　　　　／ヽ／ヽ
　　　　　　　　 .／ .／ |___ .|　 __
　　　　　　　 ./ .∠=''¨　　 ,'ヾ､　｀ヽ､
　　　　　　　/／　　　　　 .!　　　　　｀ヽ､
　 .r､-‐-ヾヽ,¨ '' -､　　　/　　　　　　　　｀ヽ
　ヽ､｀''‐-ゝ'.ヽ　　｀ヽx___　　　　　　　　　　 ',
　　　｀ヽ､_/　　＼　　rー､.｀ヽ,　　___ ,　　　　 ',
　　　　　,.'.ｨ .,' .,l　｀ヽゝ''´.'.,　　¨´ --､l-‐‐‐‐==､　　　　女王陛下の権利は建前の部分が大きいので
　　　　ι .| .!　l＼ヽ',　　',　`--''´　ヽ/_＞-‐''''¨¨ヽ
　　　　　　 !人 !r ''ヽ､　 .ﾊ　　',　　　　　　　.ﾄ-‐''´　　.　それは仕方ありません。
　　　　　　ﾊ/.',!`''t_! 〉　　!. 　 ',　　 ',　　　,'
　　　　　　　(　　　　./　　 .!　　 ',　　　!　　 l　　　　　　　でも公爵家はその建前すらないから困ります。
　　　　　　　ヽ r_､./. 　 ', ..!　　 .ヽ　　',　　l
　　　　　　　ﾉ　｀ﾌ',　　　',ﾊ　　　 .',　　!　 .l
　　　　　　／　　.',　! 　　!',ヽ　　　',　 .!　 ',
　　　　　.,' .,ｲ　　 7'ﾚ　　 .!''', ',　　　 l　 |　　',
　　　　　.ヽ,!.',　 .,':::::!　　 .!　ヽ!　　　 !　.l ヾ､.',
　　　　　　　 .', .,'::::::,'　　 l　　ヽ',　　|　 .l . .',ヽ､
　　　　　　　　l .!:::::,'　　 ,'　　　 .ヽ　,'　　i 　 ',
　　　　　　　　ﾚll::/　　 ,'　　　　　 |/　　.,'　　.l

　　　　　　　　　　　　　　　　　 __,,,...,,,_/ヽ.
　　　　　　　　　　　　　 . .:.:.´.:.:.:.:.:.:.:/ ＠ ' ,ｰ- 、
　　　　　　　　　 ,..::´.:.:.:.:.:.:.:.:._,ゝ-ｰ‐r―‐'､__:..ヽ
　　　　　　　　　　（:.:.:.:.:.; ‐く二ゝ'"¨´￣￣｀ｰ-〈｀く
　　　　　　　　　／｀ｰ<, '´ 　ｉ　__　　ｌ　、　　 ';:. i
　　　　　　　　　ゝr‐'７´ ;'　　_j_｣_ ﾊ　ﾊ -ﾊ　ヽ　Ｙ
　　　　　　　　　 /　　 lﾊ　∧!└ｉ｀ ∨ rｔ-､l　 ;'　 i
　　　　　　　／　;'　　l　Ｎ　 'ー' 　　 {_i　ﾊ　i　ノ
　　　　　　　〈ヽ、ｉ　 ;'　i　'.　｀｀　 __ '　､､!へｌ（　　　　.　質の悪い中級貴族の子女の場合、私たちを軽視している者がいます。
　　　 , '⌒ヽ　ゝ _Ｎ　 ;'　,ﾊ　';､　 (´ V 　ノﾍ（ゝ｀
　　　,'　　ﾉ　　ｰﾍ_ﾊ∧_',　i冫､,,_ .　＜ヽ　 '; )　　　　..　立場上軽視されたら権威に傷がつくから好ましくありません。
　　 i　　 .'　　　　, -､､ｰ'´ 丶ｌ＼ _l ｉ､／｀V＼i´
　　　!　　i　　／..:.:..ﾍ〉､　　＼_ｿ V＼_ 　　 .　⌒
　　　'. 　 ' ､__,i＾ｰ-- ､,,_くゝ.　　　 /ム　ｉ{:.､／　　 ,.　'´）
　　　｀ｰ--ﾍ _,,,...,,_　　ｉ:.ヽ冫､／（ﾊ）､｣{ｰﾍ __ __／　／‐- ､
　　　　　　　〈　　　　｀ﾞ'Y.:.:.｀´.:.:.:.く八>.:.:.ヽ´／ハ　､　ー‐く
　　　　　　 __,ゝ--- ､,,,__j:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}{:.:.:.:.:.:i/.:.:.!　!ゝ,__) ､ｰ‐'
　　　　（:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!;ゝ､:.:.:.:.:.:.:.:.,}{.;___;ノ.:.:.:.:,　ｌｉ:::: ｀Yi
866 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/01(日) 01:01:29 ID:rPgjTRob: 　)｀ヽ‐-､..,_　　　　　　　　＿＿,,,.---i
　.)_|{　　　　｀"'＞二＜'"´　　　　 } (
　.) |{ 　 _,.-‐'"´:::::::::::｀"'ヽ、　　　 } (
　　)|{／::::::/::::::::::::::::::::::::::::::＼　 } (
　／,:::::::::::/l:::i i:::::|､:::::::::::::::::::::l .} （
/;'"i::i::::i:::/.l::l 　ヽ::l__x::::::::::::::::::l_ノ　　　　清姫さまは上級貴族には影響力を持っているけど
　 .l:::|:::|:〈─'.,_ ﾊ　_,.　｀'rｺ::っ::::l
　　|.ｌｌ:::r‐i.,.-‐　　 ´￣ヽ |.~|::::::::l　　　..　中級貴族や下級貴族とは関係が薄い。
　　ﾚ' .〉i~l "　　　__　゛゛u|　|:::::::::::ヽ、
　　　./::| ヽ、　l'"__｀)　 .ｲ　|::::::::::::::lヾ　　その所為で彼らの教育に問題があるわ。
　　 /i::::|___|:＞-. ._. r'´　|__.|::::::::::::::l
　　　.|::<二l／ﾉ　　ヾ,＼二>::::::/ﾚ
　　／l::/::::l　 .＼　 /　 /:::::::::／-､
　/　　.ll::::::l 　　二　 .|::::::/)i　　 l
　|　　_|l:::::lｉ　　./´　｀､ l:::::l ( l_　　 .|
　|　 .|ｺrl::l li　/ .〉.‐〈　l }ヾ (i r| 　 .|
　|　 .|　　 )‐/　//V .l　＼)'" .｀l 　 |
　|　 .|/　　 l ./　　　 l　| 　　 l　 .|

　　　　　　　　　　　　　　 _,　-- ,　　　　　_____
　　　　　 .ゝ‐====､､‐ ´　　　　　　＞''´＜¨l`l
　　　　　 .i .| ., ｨ‐''｀ヽヽ,　　　　.／／　　 .`| .|､
　　　　　.l .|´　　 .　　＼ヽ,　 ./ ／　　　　 .i　i .`',
　　　　　　ヽ､ｪｪﾆﾆﾆﾆﾆﾆゝ辷匕-‐‐‐--､_/ /　ﾘ
　　　　,'￣　　<⌒'ゝ　　　<￣￣｀ゝヽx--‐‐､ ∠
　　　　ヽ_______＞＾ヽ‐ﾊ‐--ゝ　　と______＞γ　　 i
　　　　　 l .i 　.ﾄ!┼ﾄ弋　.!::::';,:┼弋ﾊ.　`￢‐''´
.　　　　　 | .l　 .lｿ::┬┬ゞ':::::::::┬┬::::l　 l |　　.　これまで中級貴族には大した役割がなかったから
　　　　　　　|　l　 l:::::::|iiii|::::::::::::::::::|iiii|:::::l　 .l |
　　　　　　 | . ',　.l.....::｀´:::::::::::::::::::｀´::...l 　 l .|　　　それでも良かったけど将来的には中級貴族にも領地を与えるなら
　　　　　 |.　.', . ﾄ､　　　￣￣　　　ｲ.　.l　|
　　　　　 | 　 ',　!　｀.....－-＾-－.....´ .l　/　.|　　　中級貴族の教育もやっておかないとまずいです。
.　　　　　　 | . 　.', .! .　.／i!:::::::::::i!＼.　.l./ 　 .|
.　　　　　 |　　l>O<l./ .〃:::::::::::::ヾ . i>O<i′.|
　　　　　　 |...　　 ',ﾉ.ｿ　.|i::::::::::::::::::i|.　∨ゝ　 .!
　　　　　　 |..　　　../ 　 .',::::::::::::::::::,'　 ∨　　　 !
　　　　　 |..　　　..|　,　 l|::::::::::::::::|l　.! .|. 　　　!
　　　　　 |.　　　γ´｀ .i|::::::::::::::::::|i ´｀ヾ. . . . . l

　　　　　　　　　　　　　_,.-‐‐／＼─- ､_
　　　　　　　　　　, -'´　　／　　　＼　　｀ヽ､
　　　　　　　　／　　　／　　＠　　＼　　　ヽ
　　　　　　　　 |ノ⌒ヽノ⌒ヽノ⌒ヽノ⌒ヽノ⌒ヽ|
　　　　　　　　( ノ⌒＼ノ⌒＼ノ⌒＼ノ⌒＼ノ、)
　　　　　　　 i/　　ｉ､-┼-ヽ、　　 ,」-‐┼-!　ヽi
　　　　　　　　i　/　i,　-==ﾐｉヽ、　ﾊｘ==‐、ﾊ　l　i
　　　　　　　　!　i　V/∧ﾉ:ﾊ　ﾚ'　ﾊﾉ::ﾊヽﾊ　l　',
　　　　　　　　）ノ　lﾍ弋_:::ｿ　　　弋:::_ｿノ7 　l　 i　　.　権力がなくて領地や財産もなく国から年金を貰って生活しているから
　　　　　　　　 i　　ｌ ⊂⊃　　 '　　 ⊂⊃ ｌ　 i　 |
　　　　　　　　ｌ　人　　　r--っ　　　人　|　/　　　上級貴族と違って見下されやすいのでしょう。
　　　　　　　　〈　 /ﾚゝ＞､　　　　　,. ィ､| /）ノ　〉
　　　　　　　　　Ｖレ／　　}_｜￣ .|__/ 　＼V ﾚ'
　　　　　　　　　　/＼　　＼＼／／　　／ヽ
　　　　　　　　　/　　＼／（＞＜）＼／　　　i
　　　　　　　　 /　　`|　ﾍ　(ハ)　/　 ||　　　i
　　　　　　　　 |　　　 ||　　y'　　/　　 ||　　　|
　　　　　　　　ﾚ　　Ｖ|　 ./　　/ 　　|ﾚ　　 l
　　　　　　　　　/　　　　ヽ:/　　/　　　:/　　　　ヽ
867 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/01(日) 01:01:58 ID:rPgjTRob: 　　　　　　　　　　　　　／,kﾍ、　　　　＿_／,､＼　　　　　　＿__
　　　　　　　　　 / /k!;';';'＼　／.:／／:､＼）､, -,,t≠T´ｨ７´
　　　　　　　　　＿＿/ /k!';';';';';';',Υ .:/／.:, - ―＜ ;';'/ｨﾁ/ ,ﾘ/
　　　　　　 //'/k!￣￣￣｀ー-{У｀ｰ/´;';';';';';';';';';';'l kﾁl !ﾄ/
　　　　　　　　l l;';'lk!';'＿_;'＿;';'-...―...-..､';';';';';';';';';';';';'ﾄｪｲl;' ﾊ
　　　　　　　 l l;';'!kl´.: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .:´￣｀.､';';';';'ﾋｪｲ!ﾉ./　　　　位階を弁えない者が貴族階級にいることは問題だわ。
　　　　　　　　l ∨／ : . : .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .:＼/kｩ,/ /
　　　　　　 >'´ .: .:/ ::l .: .:, .: .:i .: .: .: .: .: .: ､.: .: .:ハkｨ/ /　　　　.　私から中級貴族たちには
　　　　　　 /: .: .: .:/.: :,l .: .:l.: .: l .: .:i .: .: ､.: .:l.: .: l! .:.∨.∧
.　　　　　 /: .: .: .:/.: :/ | .: :ｌ .: .ﾊ.: .:l.: .: .:.!.: .:!.: .:l!. .:l　/ ハ　　　　　そうした教育をやっておくように伝えておきましょう。
　　　　　 /.:, .: .: .:l. .:ﾑ斗:‐.:ﾄ､.:!　､斗-―ト､!.: .ﾊ. .:l ﾊ/ノ∧
.　　　　　 {!.:l; .: .: .:!: .:l,ﾍ ,l,ｨ=z､ヽ! ..ヽl,ｨ≠=z､　!.:.! /／ .: .:ヽ＼
.　　　　　ﾄ!:!. .: .: .l.: .:ﾄ､;:ハ::::ﾟi};:;:;:;:;:;:;:il::::::::ﾟ:i};:;:l≠ﾚ､、ﾄ､ .: .: ＼＼
.　　　　　｀　＼ .:､!.:､l｀､ヽﾍ::::ﾘ;:;:;:;:;:;:;:つ:::ノﾉ;:/!"/"｀k!l;::＼.::.: .:ヽ.:＼
　　　　　　　　　＼ﾚヽ＼ﾍ｀￣　　　｀￣　ハ/;';';'/k!': .: .:ヽ､ .: .ヽ .:＼
　　　　　　　　　　　ヽ!＼.:､ト _　　　-　　　 , ｲ;';';';';'/k!' .: .: .: :ﾊ!＼､ヽ: .:.＼
　　　　　　　　　　　　ﾄK>!ｲ ≧ ,-　r ＜　{!r-‐≠k!'､r ､:./! }　 !.:.l,.!＼.: .:＼
　　　　　　　　　　　 /￣｀!/´／､ ,.r!　_ ／ .:,ノ-〈￣ヽ〈_/ ﾚ' 　!.://.　＼.: .:
.　　　　　 , -　― ―'― -' ､/k!／- ' ´ .: .:／､ヽ<　　　ヽ〉　　ﾊ!/　　　＼
.　　　　／.: .:,.:＿. .: .: .:_＿_:.:￣.: .: .:＿:.／r ､〉'´　　　 !〉
　　　　／.: .:／　／￣￣／ k! フ￣ 7 　　 /ｴ!'.　　　　 /
　　／.: .:／　／ .: .: .:／　　〉'´:;:;:;:;／!r―-ｴ､!＿　　　　/ ＿_
. ／.: .:／-―´ : .: .:／, - ‐'´:;:;:;:;／:;:;:;!l＝=､ _　　￣￣￣７/
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　　　　　　　　　　　　　　 r――　､
　　　　　　　　　　　　　　　 -{　( ￣＼＼ー　__　　　.-= 、
　　　　　　　　　　 ´　　　＼＼　　＼＼　　｀／／.} }
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　　　　　　　　　　/　　　　　　　　＼二二二{_}ニニ斗i′
　　　　　　　　 /　　　　　　　　＿厂しﾍ厂しﾍ厂しﾍ⌒ヽ
　　　　　　　　　j　　　　　　　／厂｀¨´l￣|￣￣ |　　ヽｰ }
.　　　　　　　 _/　　　　　＿厂彡´　 |　__j__｜　　.j:　｜ ∨
.　　　　　　　 (､＿＿_ ＿厂し' 　 :{　 |´/__j　l　　 /:|_　.| 　 !
.　　　　　　乂厂しﾍ厂し'　|　　|　ィ斥㍉ﾊ　./　| ｀/　l :}
　　　　　　　　 | l　　i　　　 |‐ |　　l　´{心:j 　川斥ﾐ/　/ /　　　女王陛下が要望を言えば社交界で騒ぎになると思いますが
　　　　　　　　 | | 　 |　　人(ヽ　 l 从ー'　　　　じ/,　/ﾚ
　　　　　　　　 | | 　 l　　 l 　ｰヽ　 | ""　　　｀ !ル'　　　　.　それでもよろしいのでしょうか？
　　　　　　　　 } |　　! 　 .｜ {　 l l 　 |　　　 _　　ﾉ　|
　　　　　　　 j｜　　　 .!　ヽ　 | 　:|、　　´　イ　 :|
　　　　　　　 / '　　　　　, ＼　ヽヽ .＼　ー '　 | 　｜　　　　　　　　　　　　　　　「放置するともっと拙い事になるわ」＞女王
.　　　　　　　 { {　　　　　 |　　＼＼　　ヽ|　　 |　　 |
.　　　　　　　 | |　　　　 ::| 　 :|::::＼＼　ヽ　 .|　　/
.　　　　　　 / ,　　　　　 :| 　 :|::r ﾆ＞､＼　 ’,　.!　 ,{
　　　　　　 j　|　　　　　 :l　　:|//　　　＼＼ハ　!　/
　　　　　　 |　|　　　　　 :| 　 :|/　　　　‘，ヽﾊ川
　　　　　　 |　|　　　　　 :| 　 :|　　　　　　 ‘，|l＼}{ﾍ、
.　　　　　　/　:|　　　　　 :|　　:|　　　　　ヽ}/:::::::::::＼
　　　　ｰ'｜/|　　　　　　　 |　　　　　　　　ヽ::::::::::::::::ヽ
　　　　　 .| | |　　　　　 :|　　:|!　　　　　　 /､::::::::::::::::::}
　　　　　 .| | |　　　　　 :|　　:|ヽ　　　　　　 _/ i.}:::::::::::::::/
.　　　　　　 | ! !　　　　 :|　　:ヽｰz、＿，彡}//::::::::::／
　　　　　 .川.|　　　　 :|　　　＼{｀¨¨¨´　 :|/::::::::::::|
　　　　　 | .|　　　　 l|　　　}　 |丶　　　　}::::ｌﾆｌ::::|
.　　　　　 /　| l　　　 :l|　　　|　 |ﾆ}　　　 ::〉:::::::::::|
.　　　　　　 /| | 　　　 |　　　|　 |:/　　　　 |:::::::::::::|

　　　　　　　､　　　　　　 - ―――
　　　　　　 / ＼／　　　　　　　　　　`　――
　　　　　　　 '_):)　､
　　　　　 /､ﾉ　　　〉　　　　　　　　　／)　　　＿
　　　　　　〈ゞ⌒ ー〈　　 _　　　　／_/＿／
　　　　＿　――　＿へ ⌒　＿　,／／　　　＼
　　　〈　　＼ /　　　　＼　＼　＼_　　　　／⌒
　　　　＼／('　　〈ｒ―― ､)　　　／⌒)　　／
　　　　　 /: : :＼_,ノ／: : :人＿ノ: ＼　　ノ
　　　　　 ': : : | : イ＼: ＼: : : ヽ: /ヽ: ￣: : |　 |　　　　　　警告しても態度を改めない者は家から勘当させて
　　　　　 {: :|: |: : :|　　ィ: ヽ: : :ｉ: iﾊヽ : : : |: ＼
　　　　　　V: :|､:从xｨだ/＼: : :.:|: ∨ ﾉ: : : :.|: : :.:＼　　　　宮廷の秩序を乱す者は排除します。
　　　　　　　Ｖ　ﾒ　　r ｿ　i:＼: |: : し|: : : : :|: :ト――
(￣￣　＼　 r'　　 :./:./:. |: : :ヽ: : : :|: : : : :|:.人
_＼　　　　＼ﾊ　　　　　　从ﾊ: |: : : :|: : : : :|＼: ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「その通りね」＞女王
　　＼　　　　　､_　　　　　/　|: |: : : :|: : : : :|: :.:＼
　　　 `　　　　人　　　　 |: |: : : :|:､: : :.:|: : : |:ヽ
　＞一　　　 }ヽヽ _ ,,　-‐７ : |: : : 从:＼: : : : 从:
/　　　　　　　/「´'/_　/:/': : : | |: :./: : :): :∨: ﾊ
_､　　　　　／､| / ノ/: (: ∨从: : :{_彡'j／ ∨'∧
　＞　　イ　＼ノ　/　　　ﾉ "　＼:|　　　　　　＝',
（＿／（｀¨¨）'　　{　　／　　　　　`　≠''"　　 ―
　　　　　､￣)　／ﾉ７=/　　　 ≠　_　-‐＜｀`丶､
　　　r― 〉　{し{///| |　　　　,,　＜＼　　　＼
　　 ∧//{　 |i／ /x≠ミイ／　　＼ヽ　　　　／
　　 '　V/| ／し{ i≠／'|' （　　{ ／⌒ー'⌒ヽ＿)
　　　　　>' //　し' // ||＿|　 (ﾉ　　　＿＿
　　ｉ　 /__,// (⌒)_ =≠' ( _ ／ r　￣ )　　r―
　　|　ゝ /| ｉ¨´　　　　／⌒)_彡)　 ,ｲ￣　）　　 )
　 /　　 (,,| |､　　　　 /へ　　　　しﾍ |　　/　　／)

その後、中級貴族の子女で勘当される者が出たが、それは大勢に影響がなかった。

王国の王侯貴族が貴族としての資質がない者をパージするのはよくあった為、これもいつものこととして処理された。
868 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/01(日) 01:02:26 ID:rPgjTRob: 今回の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
869 ：名無しさん＠狐板：2025/06/01(日) 01:06:52 ID:Hpw0dP+V: 乙でした
870 ：名無しさん＠狐板：2025/06/01(日) 01:13:50 ID:WLzZHUia: 乙
871 ：名無しさん＠狐板：2025/06/01(日) 01:17:00 ID:C8g1DG9S: 乙でした。
王国の規模が大きすぎるから中級貴族っても物凄い存在なのかと思っちゃうけれどどんなもんなんだっけ。
872 ：名無しさん＠狐板：2025/06/01(日) 01:30:41 ID:I/lGMl9x: 乙で候。
細やかな手入れが秩序を育てるのか。
873 ：名無しさん＠狐板：2025/06/01(日) 06:25:58 ID:eZUImBUd: 乙
偽物と判明した後も伝説の勇者としか扱われてるの草
874 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/01(日) 08:15:28 ID:rPgjTRob: >>871
現時点では中級貴族（子爵と男爵）は領地を持たず政府機関や軍などで仕事をしています。
彼らは議員になれないから大した権力を持っていなくて、そこまで力がありません。

>>873
確かに伝説の勇者として扱うのは問題なので修正しておきます。
875 ：名無しさん＠狐板：2025/06/01(日) 08:35:49 ID:bAZ8LaEg: 乙

偽勇者誠なつかしいｗ
876 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/01(日) 10:24:38 ID:rPgjTRob: >>848　誤字修正
×これが後に伝説の勇者　→　〇これが後に王国史上最悪の詐欺師

>>862　誤字修正
×率直に言えば　→　〇率直に言うと
877 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/02(月) 07:56:12 ID:UIPhG/3k: ttps://www.youtube.com/watch?v=7LCyslzt3UU

三三{　､_/::/:7　:　: . ﾑ7 　　 ,:仁二~／､／.三二三.＼ /＼二二二ﾏﾑニニニ＞三三三
三三廴_,）ﾆr¨': :　: : : ﾑ7　　 ,:仁二／　 ,ｲ=ﾆ{: : : : : : }ﾆ.〉、　＼二二. ﾏﾑﾆγ´三三三三
三三===:歹':7　:　:　ﾑ7　　/二／　＼∥　}ﾆ≧==≦ニ{　＼／ヽ二二ﾏﾑﾆ}三三三三三
三ﾆ{　/::/: ﾑ7 : :　: :.ﾑ7　 /二∨　　. 　{{／／　Λ　＼ﾆ＼, '|　　 }二ﾆ｛三≧==三三三三
ﾆﾆﾏ./::/ : ﾑ7　:　:　ﾑ7　 ,′ﾆ∧　　／ﾆ/　 Ν　И　 Ⅵﾆ＼　／ﾍ二二ﾏﾑ^Y三三三三
ﾆﾆﾆﾆ,′.:ﾑ7:　:　: :ﾑ7　 '二∨　ヽ／>イﾖ＜⌒ｆ⌒Y⌒＞ﾆ∧ニく　 }二二. ﾏﾑ.|三三三三
.三三;′: ﾑ7 : :　: :ﾑ7 . ,'二∨　／:ハ　}圦　Ζゝイ_＼ /ﾆ' ∥､ニ∨二二二Ⅵ|三三三三
三三′: :ﾑ7 :　:　:ﾑ7　 ′,Ⅳ／ﾆ:′ ∨ニ＼　 ∨　／ニY/　 ∨二二二二 Ⅵ三三三三
三Ⅳ : : :ﾑ7:　:　: ﾑ7　,'二二二∨　／二二二二二二二二＼ /∨ニ二二二 Ⅵ三三三ﾆ
三:;′: : ﾑ7 :　: : ﾑ7　仁二二.∨ ／/＞''"´. 　ｧ宀v　｀"''＜二＼ ∨二二二二Ⅵ三ﾆﾆ三
三{ : : : :ﾑ7　:　: ﾑ7　二二二∨ｨﾆ／｢ろ　ｧ'　弋__人　､　r=:トﾆﾆ＼}二二二二 :三三三三
三| : : : ﾑ7r=ヵ .ﾄ､　二二二二.／　 {圦_/　　　∧　　　:､7ﾆ!　＼ニ＼二二ﾆﾆ |三三三三
ﾆ「: : : :ﾑ}三三ト|ﾘ　.二二二／,ｨ　　州!/　　 ,ｨﾆﾆ:､　　ヾﾆ|　　 /{_r==ヵ、.二.|三三三三
ﾆ|: : : :ﾑﾘ三三ｆ¨′.二二二/　 {ミﾆ彡|lｆ　 j∨>'⌒ヾ∨!　 }ﾆ≧彡{γ三三{二ニ|ニ三三三
三≧≦ ﾆﾆ／ﾑ7 .二二ﾆ/　　 }iト､ニニ六ﾆ.| 　　 |ﾆ六ニﾆﾆイヾ {三三.＼＿|ニニ三三
三三三ﾆﾆ{了￣了￣了了!＿__|:|__}三ﾆ{　 }ヨ　　 |ヨ　|三ﾆ{__|　　｀ヾ三三三三三三三
三三三三∧!　　 |　　 |　| |　　　／ニニニ//ニニニ| |ニニﾆﾏﾑニニﾆ}三三三三三三三　　　　【ホムラ神殿の祭壇】
三三三ﾆﾆ'∧ 　 .|　　 |　| |　／ニニニﾆ//.ﾆ.ﾆ.ﾆ.ﾆ| |ニﾆﾆﾆﾏﾑニニ,ﾆ三三三三三三三
三三三三三∧...｜　 |　|_|-´――――　---------　=======　==/三三三三三三三三
三三三ﾆﾆﾆﾆ∧-‐　'' ": : : 　:　:　..　.　　　　　　.　...　 : : : 　:　:　:　:/ﾆ三三三三三三三三
三三三三三三∧:.:.:. :　:　:　:　:　:　:　.　.　.　.　.　:　:　:　:　:　: : :.:.:.:/三三三三三三三三三

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　　　　　　　　　/:::::::,i::::::::::::::::::::::￣,.二ﾆ､ｰ　　　,ィア´"!ヽ::::::::::::::::::::::::::::l
　　　　　　 l::::::::;il::::::::::::::::::::::::::i《´r'　ｉ`　　　　､＿_ﾝ '!:::::::::::::::::::::::::::::l　　　　..　本日はこちらにお越しいただきありがとうございます。
　　　　　　　　 l::::／ l:::::::::::::::::::::::::l　　ゝ'"´　､　　　　""" !:::::;::::::::::::「.i:::::「.i
　　　　　　 l:/　　 !::::::i:::::::::::::::::ll　"" 　　　　　　　　 l::::::l::::::::::::l. l::::ﾉトi　　　　何分私が惑星マジークに行くのは難しいので
　　　　　　　　ll　　　 l::::::!i::::::::::i:::::l ヽ　　　　(￣ヽ　　　 l:::::::!::::::「Y　l/　/ l
　　　　　　　　　　　　 !::::! 'l;:::::::l;::::l::::::lﾞヽ　　　　　　 ,. イ'l:::::::l:::::::l　l　l　/ /　　　.　ご迷惑をおかけします。
　　　　　　　　　　 l::::!　ヽ;::::i;:::l:::::::l::::::ﾞ'＞---＜:::::::::::l:::::::l::::::ﾉ　l　l/ /l
　　　　　　　　　　　　　ヽl　 /ﾞヽi::::l::::::::l＜ヽ　　　／＞-_,l:::::::l／　　　　/:::l
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　　＼　/　　　,'　　　　　　　　　　　　　　　 l　　` ト- ／￣／
　＿＿〉{　　　 :|　 l　　l　　　　　　 |　 |　　　}　　　 V　　／
　＼　从　　　|　 l　　l　　l　　　 /　/　　　,:　　　 /-＜￣　、
　　＞ -〉　　　|＼|＼ |ﾍ　l　　// |/-|/|　/　　　 /　　　　　／　　..　まあ、貴女は忙しくて自由に動けないので仕方ありません。
　＼　　人　、人ｨﾍ云ミ Vﾍ / / ｲ芹≠V　／／ |Y^Y_ ／
　　　＼,,/| ＼＼从廴.::ﾉ　　　　　ゞ- イ／/ｲ　}　||　|_|l　　　　　　　こちらも上級貴族との話し合いのついでに
　　　　　| |　|_|ヽ|ヽ　　　　 '　　　　　　 |　　 |_ノ　　　　,
　　　　　|_|　　　 | 心　　　　　　　　　　　|　　 |　　　 V 　'　　　　　..　来ているので気にしなくていいですよ。
　　　　　l　　　　 l　　ト　　　｀　´　　　ｲ　 ,;　　　　 V　 ,
　　　　 ,　　　　 /l　　|　　＞　　_　イ _ | 　 / V　　　　V　　　　　　　それにお互い火神さまに仕える身である事に違いはありません。
　　　　/　　　　/ l　　 --　V∧　　／/ l　 /　〉＼　　ヽ l
　　　 /　　　／￣/￣｜　　V∧／//／l　/ ／|　　＼　　＼
　　　/　　l 　　〈　　 |　　　V///／　 l / ´　 |　　　＼　　ヽ
　　 /　___ |　　　〉　　|　　　 V／　　／「￣￣　　　　　> 、＼
　　/ / V |　　　　| 　　|　　／　　／　　|　　　　　／＼ |　　＼
878 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/02(月) 07:56:45 ID:UIPhG/3k: 　　　　　　　 ,,.. -──-- ､.,_
　　　　　,. '"::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ.
　　　 ,.':::::::::::::::::;::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ.
　　　/__二ニ=-ハ::::::i:::__i_::::::､::::::::::::',
　　 /:::/::::::ﾊ::::::!　!::::ﾊ::__!_::::::::';:::::::::::i
　　i::::i:::::/!:,!ﾆ､!　L:! ',.‐;.､ヽ!::::i:::::::::::|
　　 |::::!:::ﾊ i' i'｀!　　　ﾄ　r! ' !__」::::::i:::|
　　└-iヽ::!　ゞ' , 　　｀''´,,, |::::!::::::::|:::|　　　　　そう言っていただけるとありがたいです。
　　　 .|::::7"　　ｒ─､　　　 .レi::::::::::|:::|
　　　　レ'iゝ､　ヽ.__」　　 ,ｲ:::|::::::i::::|::::|
　　　　　 !::::!::i:＞ｰ-ｒ　 i;:-!::::|::::::|::::|::::|
　　　　 |::::|::::::rイ´!__／　 |::::ﾄ.､::|::::|::::|
　　　　 |::::|>'´}＞＜{.､　　|::::|／ヽ:::|::::|
　　　　　 !ﾍ|ヽ､/_」L_ゝ｀ヽレ'　　　';:|:::::|
　　　　　!/ !/　 oio　　　　i　　　　';::::::|
　　　　　/　ｒ/'⌒i 　　　　 !.　　　　ヽ::::!
　　　　/ ,-rｲ､___,ﾉ._ 　　　　ﾊ　　　　＼!
　　　　!/ | l　,ｨ'l |o　　　　　_,.!',　　　　　｀'r､
　　　 |.　| l'´::::l |<{_____,.ｲ'" ヽ::', 　　　　 //､!
　　　　ゝ､ヽヽ-'ハ_____,,.ﾊ__,.イヽ;＼　　 //っ）
　　　　　!::7'ー´:::!:::::::::::::!::::::::::::::::ヽ;:｀Ｙ´「Ｔ´
　　　　 |:/:::::/:::::!::::::::::::::!::::::::::::::::::::ヽ;:!::::!::|

　　　　　　ﾊ　　　　　|ﾍ
　　　　　,' .}. .　　　 ! .ﾍ
　　　　／ .ﾉ. ＿　==-ﾄ、.ﾍ |h､
　　／=＝￣／..:::::::::::::::::≧ﾄ､.}
、　{　　　　ノ ´..:::. : : :::::::::::::::::::.＼
＼≧､　〃: : : : : : : :;: : : : : : : :.∧,ヾ､
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＜⌒ｰ-!: : : : /!: :/´|: : : : : |!.: : : | ﾘ ′
　 ∧: : {: : : :i{ｘｆな㍉寸: :x示: : :/
　∧ : : ::ヾ: ､ヾ乂ﾘ　　｀''{frﾘ,}:;ｿ　　　　それで話は何でしょうか？
.∧: : : : : :.i!: :iヽ::::　　　 '　.::/|:∧
′: : : : : : :i!: :{､　　ー_-　ｲ: .!: ,r寸､
.. : : : : : :≦|:.∧｀≧ - イ゛: |: i: :りメ/
. : : : ＜.｀＼　ヾヾ　i! i .|!｀ヾ : //く/:ﾍ
: ,f　　　　　＼ ..ヾi!i!,|　i!　 }://（/ : : ﾍ
∧- ､　　　　.＼　｀y　i!　 //{ /_ : :ヾ,ﾍ
{　　　＼　　　　　ヾ　|　.| ,､/〉//,.: : :ﾍヽﾍ
|　　　　　､　 i　　　ヽi!　ノ〃ｿ// ∨: ∧＼､
|　　　　　ヽ |!　　　 | f゛　´　ｲi:.　∨: ∧　＼
|　　　　　　ヽ|__.-===+{　　　　ﾘ,　　
|　　＼　　　ﾍ三二=イ.　　／∧　　
|　　｀≧ー　/≧-=⌒｀ヾy' ヾ　∧　　､　
|　　　　／≦´　　　　ヾ　 }!　ヾ､ ∧　　＼ .∧
i!　　.／　　　　　　　　}　 |　　)ハ　＼　　ヽ.∧
!　〃　　　　　　　　　 |　 |　 /´φ　　＼　　∧
879 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/02(月) 07:57:11 ID:UIPhG/3k: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,. ィ≦: ￣￣￣￣￣: ｀`ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　／,ｨ≦￣／ : : : : : : : : : : : : : ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／／: : : : ／: : ／ : : : : : : : : : : ヽ: : ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　／／/／: : /: : : /: :/:.l: : : : /: : :､: ;ヽヽ: : :ヽ
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　　　　　　　　　　　　　／: : : ／ｧ:.:/:.:/: : : /l:.l_l从ﾉli: l:!州､: l!:|:｀!: : l: l: : :l
　　　　　　　　　 ,..イ: : : ／:／;イ:.:Z: : l : l //lf茄赱ﾐﾉﾊﾊrfｔｧ:ﾉ : /: l从:l
　　　　　　　　　 ,..イ: : : : ／:／: : :/: : :./:λ l//:.!ゞﾆり.　　　Yり/:ﾉ:/ノ::川,'
　　　　　　　,. ‐''": : : : :／:／ : ／/: : :./:./|i.:.l:/:.:l　　　　　、¨j彡ｿ: :TオY　　..　火神さまを含めた七大神についてです。
　　　,. -‐''" : : : : : : ／ : : : :／／: : ／:./: |i :ｌ: :.:ﾄ､　　　､___ 　ﾉ川:/: :! : |
-‐''": : : : : : : : ;.:.ィ": : : : ／／: : ／:.／:／|i :ｌ: :.|　.＞､　　,. イ:/: /: l l: : |　　　　　宇宙暦になってからは
: : : : : : .;. -‐''": : : : : :.／／: : ／:.／-=ﾆ,¨|i : :.:.l‐-、　｀´ﾉ:ノ/／: : l:l: :.:|
; :-‐･''": : : : : : : : : ／／: : ／: : ／--､ﾞ7_ |i: : : | 　＼寸≦彡㍉／/ ｌ: :.:|　　　　　あの方々は一向に姿を見せなくなってしまいました。
: : : : : : : : ; : -‐''",. イ: : ／: : : /　　　ヽ '|i: : : | 　,.-‐} ﾄ-〉＝彡'ﾞ/: :l: : :|
: : ;. :-‐''"　-‐''": : : : ／: : : :.:/　　　　　 i! |i: : : |／｡0.ﾉ!bYヽ!￣ /.: ;ｲ: :.:|　　　　.　私も火神さまにお会いしたことがありません。
´: : : : : : : : : : : : : :／: : : :／/　　　　　 l .|i: : : |／>=ｫﾚへ｡.}　/: :/ l : : |
: : : : : : : : ;. :-‐''": : : :.:／:.:/　　　　　　　）|i: : : | /:::儿ヽ’､:ヽY: :/　l: : .:|
: : ;. :-‐''": : : : : : : : ／:.:.:./ 　　　　　ﾉ∧; : :.|{:::::l::::::::Yヽ::::ヾ/　/: : :/
:´: : : : : : : : : : : : ／: :／/　　　　　　　　/ i ∧: : |ト､: ﾉ_;:ｲ＿／´／: :.:/
: : : : : : : : ／: ／: :／r‐'　　　　　　　 ./　i　 ∧:.:| 人:::::ゞ-r::)::ﾞｲ: : : /
＿;. :-‐''" ;.:イ: :／: : {　＿　　　　／　 /　　λ:| }-ﾄ､;;;::::ﾉヽ;::::{/／
＿;. :-‐''"＿二ﾆ-‐''”　　　　　／　　 /　　ﾉ }:j 矛, ,|ヨ､!ヽλ:!’
彡'豕´フ　　　　　　　　／　　　 /＿／ノﾉ　ﾄl_,_|-}Y　川7
_リﾘi／　　　　　　　　　／￣　　　 ./　　　＿＿_彑弖彑　洲ﾘ
～'~　　　　　　　　　　　ﾉ　　　　 /=ﾆ三三三三三F三ミ洲ﾍ
　　　　　　　　　　ノ　　　　　　 /彡''"´ 　 ,. -‐ﾆア介ﾐﾉﾘ!　l
　　　　　　　　　　 ‐''　　　　　　 //　　　／　　／　ﾉ .!ヽヽヽヽ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /ll /　＿,.ｨ　／　　　ﾉ　）ヽヽ　}

　　　　　　　　　　　　　 /|　　　 | ､
.　　　　　　　　　 / ｜　　 |　＼-―＜　__（＼　／´￣＼
　　　　　　　　　　　 {　 |／⌒八.　　＼　　　　＞＼{＿　　　＼
　　　　　　　 {(＿　／　　､＿_＼　　＼　｛／/｛＼　⌒＼　　＼
　　　　　　　　　＼／　　　＼　⌒＼＿　｝　　 /:::Λ　＼
.　　　　　　　 /　　 /　　　　＼　　　￣) __ノ|::::::: l 　｜　　　　　　|
　　　　　　　 /　　 /　 |　|　 l 　￣〔￣　　人::::八　｜　　　　　　|＼
　　　　　　　　　｜―=ミ　 |　　　　Υ￣´　　／　}　八　　　　｜　|　　　……なるほど、それが不満なのですね。
　　　　　　　　　 |　　|八　 |　|　 |ト| 　　 |｢⌒Ｙ　／ /イ | |＼　　　　　 |
　　　　　　　　｜|　　 _,j抖扞云ミk　　　|　　 }／　 /　l　l｜　　　　　 |　　　残念ですが、七大神は既に隠居しています。
　　　　　　　　　 |｜　ハ　　「以灯　　｜ノ]　　八　ノノ　　　＼　　　|
　　　　　　　　　 |八 | _ ﾉ　 ''"´ ,,,, |　 |　 | 7Λ　 / 　＼（ | l　　　　　l　 /　　　神話の時代のように
　　　　　　　　　　八　　　　　 |八|　 | /　｝/{　 }ミト- | |　　　｜/
.　　　　　　　　　｜　､　　　　　 |　 |　　　　 }ﾉ八 ⌒ | | 　　　　 |,′　　..　巫女や人々に直接関わる時代ではありません。
.　　　　　　　　　｜　ハ　＿　　　　|　 |／　　　 |「　　| | 　　　　 |
　　　　　　　　 |／　 /二二　　 |　 | 　　　　 l___　 | | 　　　　 |
　　　　　　　　　　　 /ニニ/-＜ /　/　　　　　　 |ニニ| | 　　　八
　　　　　　　　　　　　　/ニニ/　:|　/／　　　　　　乂⌒'| | 　　　/
　　　　　　　　　　/ニニ/　　|／ニニニ-__　　　　　　 j八　　/｛＼　}
.　　　　　　　　　 _/ニニ/　／￣￣￣＼ニニ-_　　　　　|　＼　|　 )/
　　　　　　　　／　Ｌﾆ＞''"´￣￣￣￣「＼ニﾆﾆ-__　　｜　　 |／
　　　　　　　　　/　　／　　　　　　｜　＼ニニニ-__|　　｜ |
　　　　　　 /　　 /　　　　　　　　 |＿＿＿＿￣￣ |　　｜ |
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880 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/02(月) 07:57:43 ID:UIPhG/3k: 　　　／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:｀ヽi:i:i:i:i:i:i:
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　i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|ヽi:i{i:':,i:i:i＜i:i: ＼i:i:i:i∨i:i:i:i:i:i:i∨i:i:
　i:i:i:i:i:i:i:i:i:i: |:i:|:i:|'i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|　ヾi:i:´i＼i:i:i:i:i:i:i:∨i:i:∨i:i:i:i:i:i:i∨i:
　i:i:i:i:i:i:i:i:i:i: |:i:|i:i|'i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|／ .ヾi:ヾi:＼i:i:i:i:i:i:∨i:i:∨i:i:i:i:i:i:i∨
　i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|:i:i|:i| 'i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|　　　ヾi:ヾi:__ヽi:i:i:i:i:Wi:i ∨i:i:i:i:i:i:i:i
　i:i:i:i:i:i:i―‐|:i:|川 } i:i:i:i:i:i:i:i:|　,ｨ升￣￣示心i:i:i:i}i:i:i:i:i∨i:i:i:i:i:i:i　　　　人間の時代になって既に一万年が過ぎ
　i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|川｀` },i:i:i:i:i:i:i:i:|ノ´　_)　　　 i} .ﾘヽi:i}i:ヽi:i:i∨i:i:i:i:i:i
　i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i| ,ｨ≠示i:i:i:i:i:i:iﾘ　　,　し　.ﾘ .}i:i:i:i'}i:i:i:iヽi:i:Wi:i:i:i:i　　　　神話の時代を知る者は神々と古い魔女のみになりました。
　i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|ヾ　ﾉ　,ヾ}从'　　　乂＿ン　.li:i:i:i:}i:i:i:i:i:i:i:i}i:i:i:i:i:i:
　i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|　｀ .乂_}　　　　　　　　　　 }i:i:i:i:i:i:i:i:i|i:i:';}i:i:i:i:i:i:　　　　神と人の距離が現在よりも近かった時代。
　i:i:i:i:i:i:i:i: 叭::.　　ｰ´. ,　　　　　　　　　　 }i:i:i:i:i:i:i:i:i|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i
　i:i:i:i|､i:i:i:i:i:i:ヽ:,　　　　　　　　　　　　　ﾉi:i:i:i:i:i:i:i:i|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:　　　　私は火神の巫女として当時の人々が羨ましく思います。
　i:i:i:i{ ＼i:i:i:i:i:i:i:.　　　　　　　　　　　　　　ii:i:i:i:i:i:i:i:i|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
　i:i:i｀＼ .＼::{ヾ}入　　　　　r　　　)　　　 .|i:i:i:i:i:i:i:i:i|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
　ヾ}｀`　　　＼i:i:i/　＞....　　　　　　　　イ　,:i:i:i:i:i:i:i:i,'i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i
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　　　　　　　　　ﾏﾆ=- /　　 '　　 '　　　 {　 i　　　　　　　 !　　 __}＿＿__V --=ミ､
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　　　　　　　　　　＜iﾊ　　　', ー七ヽﾄ､{　ヽ{　', 　 /|　/ }　／}｀/ー　|≧=---r--彡/／
　　　　　　　　　　／|　',　　 .ﾄ,,ｨ≦弐笊竺ミｘ､ヽ/　}/,ｨ≦弐笊竺ミｘ!　　　 |///／
　　　　　　　　　＼　.∧　　|《　 {:　)刃乃}}　　　　　 {　)刃乃}}　》　　　 /=≦ヽ　　　王国は順調に発展して人々の暮らしは良くなっています。
　　　　　　　　　　　　Ｙ |　＼ {　　之弐沙ﾘ　　　　　　之弐沙ﾘ /　　　　/＼　／
　　　　　　　　　　　ﾊ i!　|　ヾ　　　ー―　　　　　　　　ー―　/　／　/ }ヽ. Ｙ|　　　　多くの人々には良い事ですが
　　　　　　　　　　　 ~ .i! ｜V　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ムイ　}／ﾑ i.} ﾊ|
　　　　　　　　　　　　　i!　.|　{ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　/　ﾉ八~|　　　　その分神々が動く必要が無くなっています。
　　　　　　　　　　　 i!　 | 八　　　　　　　 ―　　　　　　　　 /　　　/ -イ　　i!
　　　　　　　　　　 i!　 }　　.ゝ　　　　　　　　　　　　　　 /　　　/　　　　　i!　　　　人の時代の神官は不遇ですね。
　　　　　　　　　　　　 i!　 .|　 i　/ 　 ≧=-　　＿　　＿＿　-=≦　/ /　　　　 i!
　　　　　　　　　　 i!　　}／}/ 　　　　＞／||　〃:.｀:.＜../　／}/　　　　　　　!
　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　／/ /i＞＜彡／/　//イ{　　　　　　　　 !
　　　　　　　　　　　/　　　　　　/　　　/ V　':.:.| }Kく「ﾚ:.:/　/　 ,　∨　　 ',　　　　　　!
　　　　　　　　　 {　　　　 /　　 /　/　i:.:.:.| |全_L!:/　/　 /　　∨　　',　　　　　　!
881 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/02(月) 07:58:10 ID:UIPhG/3k: 　　　　　　　　　　　　　　　 , . .-―――: :＝＝ ‐-: .、
　　　　　　　　　　　　　 , . :´i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i ヽ
　　　　　　　　　／i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i ヽ
　　　　　　　　／i i/i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i iﾍ
　　　　　　　　　　 /i i i/i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i iﾍ
　　　　　　　　 /i i//i /i i i i i ﾊi i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i :,
.　　　　　　　 'i i/i l /i i i| i i {i i ; i i i i i i i i |i i i i i ヽi i i| i i ';i i.,
　　　　　　　　 ,i i 'i i {'i i i i| i i |i i i| i i i i| i i i |i i | ｉ i i ;i i il i i i l i.',
　　　　　　　　 ii ;' i i | i i i {i i i.|i i i| i i i i|ヽi i ' i i.l.| i i i|i i ﾄi i i |i i i
　　　　　　　　 |i |i i i.| i i i |ハ {i i i i i i i |―、|i i il.| i i i|i i |i ; i i|i i i　　.　鳥が巣から巣立つように人は神々から離れました。
　　　　　　　　 |i |i i i.| i i i |―ヾ; i i l i.|i i| ,≧斧'爪}i i i |i i |i |i i li i }
　　　　　　　　 |i !i i i ヽi i ≠斧≦.i||i i|i i|　{つ:.:.:j ﾘ..i i ili i |i |i i |i i |　　　神々にとって喜ばしい事ですが巫女の私は寂しいですね。
　　　　　　　　 |i ﾄﾐ、i i iヽ∧リ:.:j}|i_|i_i|i_i|　乂;;;ソ 'i i i ;}i i ;i i|i i |i i |
　　　　　　　　 |iハi iヽi ﾄi iゝ乂ソ　　　　　｀―''/イT´i i i|i i.|i i |i i |　　　なんとも度し難いものです。
　　　　　　　　 |'　ヽi トゝ{ ∧　　ヽ　　　　　　　´,　,'i i i i li i.|i i |i i |
　　　　　　　　 '　　　｀} i i| i i.へ..　　　、ノ　 .∠ /i i i i ∧ i|i i |i i |
　　　　　　　　　　　　　l i iヽi i i i ; ;＞. .、_ イ}　 ,':i i i イ　 ∧|i i |i i l
　　　　　　　　　　　 , .|.i ;-‐ 、i i i i i ／　　 .} ,ｨi i i/　　　 ∧i i.|i i |
　　　　　　　／　´　　　＼／/　　　, ´イ/i i/　　　　　｀}、i i |
　　　　　　　　／　　　　　　　　　ヾ／/￣￣//i i/ , イ　　　　　ヽiﾊ
　　　　　　　／　ヽ、　　　　　　　　＼{　　./ ´｀＼　＿＿, ィヘ ;∧
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　　　　　 /　　　　　　　ﾊ　　　　　　　　ヽ∧　　　 .／　　　　　　 'i ∧
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　　　　　ハ三三三丿ﾍ: : : : :ﾉｨ竓芹ﾐ　＼: :/　 f抖苧ﾐ |: : : : : : |三三ク
　　　　　　ﾞｉ三三／｛彳: : : | 　【上.ﾊ　 ∨　　上ﾊ】 |: : : : : /三三/
　　　　　　　`ｰ彳: : ∧: : : : :|､　, 込_ｿ　　　　　込_ｿ　ﾉ: : : ﾉリ: : : |　　　　.　それが創造神さまが望まれた事。
　　　　　　　　./: : : /::::ﾞヽ: ＼|ヽ　 ¨　　　　ヽ　　¨｀　 /: : : ﾉ: : : : : : |
　　　　　　　　 /: : : :丿::::::::ヽ: : : ﾍ､　　　　　　　　　丿: : /ﾜ : : : : : : :|　　　　　この宇宙は無事にその存在意義を果たしました。
　　　　　　／: : : : :ﾉ::::::::::::::1: : :　| -..　　｀－´　 .／/: : /: : : : : : : : : |
　　　　　ノ: : : : : :::/::::::::::::::::|: : : : |　　`ｰ-..＿,..-''　/: : : |: : : : : : : : : : |
　　　　/: : : : : : :丿:::::::::::::::::|: : : │　　　　／`ｰ-../: : : ぇ|―-,,: : : : : : |
　　　/: : : : : : : 丿:::::::::::::::::::l: : : /|　　　　　　　　│: :│lｌ　　　ﾞ'く: : : : :|
　　/: : : : : : : : /:::::...--‐''７/: : /　　　　_..-　　　　│: :|　　　　　　ヽ: : : |
　/: : : : : : : : :/ 〆　　　　 /: :/ 　　_.ゞ‐　　　　　　 |: :|　　　_,,-‐''ﾆヽ: : |
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: : : : : : : : :/_／　　　　　　/　/;:;:;:,,..--―‐‐‐''''"　　 .,,,_＿ |　　　　 /: : : |
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: : : : : : : : :`‐;:;:＼　　　　　| |;:;／　　‐''""￣　　　　　　　　＼　　　 |: : : |
882 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/02(月) 07:58:38 ID:UIPhG/3k: 　　　　　　　　　,,..　　　 ..,,_
　　　　　　　　 ,. ..::'´:::::::::::::::::::::::::''ﾞ´ヽ、
　　　　　　　／,.-‐::::::::::::::::::::::::;:::::::::::::::::ヽ､
　　　　　　/.::/:::::::::::;::::::::i:::::::::::i::::::::::',::ヽ:::::ヽ
.　　　　　/::::7::::i::::::::i::::::::l:::::::::::l::::__:::::i::::::',::::::',
.　　　　 ,′,′::l:::::::;:l-‐::l.l::::::::::l::::::::｀:l::::::::i:::::::i
　　　　 i:::::i::::::::l:::::´::l:::__l |::::::::_lγｧr､!:::::::l:::::::l　　　確かに王国は創造神さまの要望を達成しました。
　　　 l:::::l::::::::l::::::;ィ´ﾊ｀'‐'´　 i '　! ´i｀`r-､:l
.　　　 l:::::l:::::::;:!;:;ｲﾊ´　l　　　　ゝ.,,i　 !:::::',､｀　　　完璧すぎてこの宇宙が用済みになってしまうほどに……
　　　　l:::::l:::::/ﾍ:::::ヽ.ゝ'ﾞ,,　　　　　''' iヽ:::',:ゝ、
　　　　|:::::l;:ｲ::!;:ﾍ::::::｀ヽ、　 r-‐ｧ　　,.<::::ﾍ::',:::::::ﾞ'　.,
　　　　|:::::::::l::::ヽ.,',::::::ヽ-`.　ゝ '　,.ｨ":::ﾊ::::ﾊ::',:::::::::::::::｀`ゝ､.,
　　　　|:::::::::!;::::::::::ﾊ::::::::ヾ,i'' ‐　i´z‐-::;ﾉ::::::iヽヽ::::::::::::::::::::::::::::ﾞ'' ‐-　.,
　　　 l:::::::::|:',::::::::::::〉;:::::::::ヾゝ､.,｀j__,,.ｲ-`ｰ'-;:ヽヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀`'' -　.,_
　　　　l:::::::::!::ヽ、::r'､ヽ::::::::ヽ　ヽ　Y　　　 lヽ､ヽヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾞ'' ‐-
. 　　　　!::::::::'､::::::;>'　 Y´ヽ:::::::',　〉-f＼. 　　〉　｀ヽヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.: : : .
　　　　 ',::::::::::::>ﾞ　　ヽ. ﾍ:::::::Ｖ　　l,　＼/｀` 　、.ヽヽ.,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.: : : .
.　　　　ﾍ::::／　 ',　　　 !,　ヽ:::::ヽ　 ,!`ヽ、　,.ｨ''" 　ヽヽゝ､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.: : : .
　　　　 _／　　　ﾍ　／　｀´ﾊ:::::::ヽ'' 　　｀´　l 　　　ヽヽ　｀>､:;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:. : : .

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ
　　　　　　　　ハ　　　 _,､､､､､､､､,,_ 　　　 | ∨ /
　　　　　　　 ,'　 V＜: : : : : : : : : : : : : ｀''＜　|　∨ /
　　　　　　　　　l／.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.|.　 ∨ /
　　　　　　　　,ｲ: : : : : : :/: : : : : : :|.: : : : : : : : : :.|　　 ∨ /
　　　　　 /: :/: : : : : :| : : : : : : :|.: : : : : :.〈＼:ヽ　　 ∨ /
.　　　　　　 /: :/ : : ＿＿ : : : : :‐/|――: : :.ﾍ　ヽ.　　 ∨
. 　　　　 ': : l : : : ﾊ: :ﾊ : : : : :/-| : ハ : : : :ﾍ　　｀''＜┘　　　　
　　　　　 | : : : : : :|竿竿､: : :./斧竿竿.: : : :. :.ﾍ　　　, イ
　　　　　 | : : : : : :|_ﾋｚｚ} ＼/　_辷ｚｚ}/ :/ :/ :/ヽ＜¨¨¨八　　　この宇宙が維持されるのか不安になっているわけですね。
. 　　　　 l: : : __｢ヽ::::::::::　'　　:::::::::::: /:ｲ ,ｲ: /ン }＿イ
　　　　　　　Vヽ|‐}~ ｢ヽ　　　　　　　　ィ:}:／|　,ｲ　｀ヽ∨ /　.　私も不安で一杯ですから、その気持ちは理解できます。
　　　　　　 // /　l 　}.　 ⊂⊃ 　　　　| : : :|⌒).　　／:∨
　　　　　　ﾍヽ､　{　弋　　　　　　, イ | : : | : : ＼／ : : : l
　　　　　　 /:.||ﾍ　’ 　　｀ヽ _x＜　　 |: : :| : : : :|| : : : : : |
.　　　　　 /: : : : :＼　　　　ﾏ　　　 ,ｨ|: : :| : : : : : : :＿彡┐
　　　　　 / : : :ｧミ:＿＼.　　 |､　 ,ィニﾊ: : |〉￣￣￣　 //│
.　　　　 / : /: :|}.　　 /ヽ､.　 |≠ニア　 V从　　　　 //::ﾊ.|ヽ
.　　　　　, : :/ : :|}.　　 /　㍉ヽ|ﾆア　 ,ィﾟ〈〈　　　　　//:::::::ﾚ: : ヽ
.　　　　 |: :ﾊ : /|} 　,ｲ　　　㍉ヽ　／／ﾍﾍ　　　　 //::::::::/ : : : :Y
　　　　　从l {:./:::|} /　| 　　　　㍉ヽ／＞''´}VVﾉ　 //:_　-=====ﾐﾊ
.　　　　＿＿V::::::|},' 　ﾊ.　　　　ﾐ ∨ く oＯ　＞''´～''^´　　　　/
. 　　ﾍ～～～.∨　　　　　　　　　ﾐ ∨oﾟヽ　〉.　　　　　　　 /
883 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/02(月) 07:59:09 ID:UIPhG/3k: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _.. -‐ｰ-ー--　.._
　　　　　　　　　　　　　　　　　　.. ‐'' ´. : . : . : . : . : . : . :｀　､
. 　　　　　　　　　　　　　　　〃´. : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : .ヽ、
. 　　　　　　　　　　　　　　/. : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : ＼
　　　　　　　　　　　　　　/. : . : . : . : . : . : . : i. : . : . : . : . : . : . : . : .ヽ
　　　　　　　　　　　　　 ,ﾞ. : . : . : . :i. : . :l. : . :|. : . : . :l. : .:i. : . : . : . : .:',
　　　　　　　　　　　　　.'. : . : . : . :.:|. : . :l. : . :!!. : . : .:|. : .:l. : . : . : .:i. : i
　　　　　　　　　　　　　ｌ. :i. : . : . :._｣ -‐十-　|ヽ: . :.-l－┼- i、: . :.l: : |
.. 　　　　　　　　　　　　!. :!. : . !. : .:ハ.:.:.八. : |　',: . :.ﾊ. :,ﾊ. : l. : . : l. : .|
. 　　　　　　　　　　　　ﾍ.:.{i. : .:!. : .:|　Ｖ__　＼l　 !／　l/___! /l. : . :.!. : .!　　　.　このような事を清姫様に尋ねるのは大変失礼だと理解していますが
　　　　　　　　　　　　　 Ⅳ.',. :ﾊ. : イて:::::::}` 　　　仔::::::}`'i. : . :.|. : .l
　　　　　　　　　　　　　 .iヽ:jV. :ゝ.i |弋ｚ.ツ　　　　弋ｚツ　l. : . :.i . : !　　　.　それでもお聞きしたいのです。
. 　　　　　　　　　　　　　j. : . :i. : .:从　＼＼＼＼＼＼＼　,ｲ. : . :!. : . !
.. 　　　　　　　　　　　　/. : . 八 : .ﾞ、ヽ.　　　　'　　　　／. i . : . |. : . :|　　　　この宇宙は大丈夫なのでしょうか？
　　　　　　　　　　/. : . : . :_.>､ヽ i `r ､_ 　 ^ 　 ,.ィ'´. : .l: . : . !. : . :.|
　　　　　　　　 /. : . .／　　ヽ＼!_l￣` ｰ＜　,ﾉ- 、 i. : . : l: . : . :|
　　　　　　　　　/. : . /　　　　, ｰ|. : .:i-―､　 ._∨＿ ,/.:j. : . : i. : . : .:|
　　　　　　　　　/. : .:/´ 　　　　 |.: :.:|　　　＞―＜　｀''l. : . : i､. : . : !
.　　　　　　　/. : .:/　　　　　　ﾉ. : ﾉ　　　　|　　　|　　 i. : . :.l ヽ. : . :!
　　　　　　/. : .:/ 　　　 ,' 　 /. : /　　　　　ｌ　　 l 　　!. : . :.!　　,: . :l
.　　　　　 /. : .:rﾞ　i　　　　ｌ　 /. : /　　　　／｀T￣ｌ｀＼. l. : . :.|.　 .i,: . :.!
　　　　　 /. : .:/　　!　　　l　/. :./＞-― ´　 ./　', .ヽ　｀i. : . :.|.　 .|i. : .:',
　　　　／.:.:／　　　　　　,ﾞ.:.:〃ヽ､_＿＿,／ [>o<] ＼_!. : . :l　　,!!. : .:ヽ
　　　／.:.:／　　　　　　 i..'.:.:/´　　　　　　　　　ﾉ　　　 i. : . :.!.　 ' i. : . : .＼
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　／. : . : .:/!　　　　　　ゝ._　/!.:/　　　　　　　　　　 ,'　　　　l. : . :i　/ /. : . : . : . : .:＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __,　　 -――　　　_}＼
　　　　　　　　　　　　　　}ヽ　　　　´　　　　　　　　　　 ∧　＼
　　　　　　　　　　　 ,　 '／　--　　　　　　　　　　　 .∧
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　　　　　　　　　　　 / /　　　　　　　　　　　　 ',　　　　　　　／　　　　　 }
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　　　　　　　　　／＿　 .／＿　　 |　　　　　　　　',　　　　　　≧=---r'∠＿＿
　　　　　　　　〃　　｀￣／　　　|　　　　　　　　 ',　　　　 ',　　　　V　　／
　　　　　　　　{　　　　　／　　　　ﾊ　　　i　　　　 ',　　　　　 i　　　　ﾏ≦
　　　　　　　　乂＿　イ　　　　 ′　　 |　　　i　斗七''￣「 |　　　　 i |
　　　　　　　　　／ |　i 　　.」＿_ i　 i　　 }　　 |　 | |　　　　ﾊ |　　　　 | .i
　　　　　　　＜..＿|　|　　　 |　　 |￣「　.ﾊ　　 |　 | ! .ﾊ　 /　 |　　　.i　|　i　　　　確証はありませんが
　　　　　　　／　　|　|　　　 |　　 |　 |　/　'　　 l　/ j/　j.ィﾁ￣,　　　/| /　 i
　　　　　く　 {⌒|　|　　　　＿_|＿j/　　 ',　/}/ 　,ｨ´:ij:::}　　|　　 / j/　　.i　　　創造神さまは私の働きを評価しています。
　　　　　　　　／ ./|　　　　　　＼　{:::ij:㍉　 }/　　　　乂::ノ　 /　／ / |　　 i
　　　　　　　　　 //|　ﾊ　　　　 | |　乂::ノ　　　 ,　　　　　　　/.イ　　　　 |　　　そして私に対する褒美して
　　　　　　 // .|　 ∧　､　ﾄ.{ﾊ.　　　　＿　　＿　　＿ /　.|　　　/　　 |
　　　　　　　　/ｲ　,　　　＼ト.._{ .| ∧--vfニﾆﾆYニニYニニト-- ＜/＿　 .|　　　この宇宙の現状維持をして下さりました。
　　　　　　　./ 　 /　　　　i　　　.-=〈ニニニニニ|ニﾆﾆ}ニニニニﾆ/ニニ.＼|
　　　　　　 /　　/　　/　　}_.-=fニニ∨ニニニニ|ニニi|ニニニニ/ニニニニi
　　　　　 ./　　/ 　 /　　 /ニニヽニﾆ∨ニニニニニニ|ニニニ_/ニニニニﾆj
　　　　　/　　/　／　r≦ﾆヽニﾆﾆ､ﾆﾆ.∨ニニニ|ニニニﾆニﾆ/ニニニニ／|
　　　　./　　/イ　.′.|ニニﾆ.＼ニニ､ニ∨ニニﾆ|ニニニニﾆ/ニニニ_.／＼|
　　　 /　／　　/　　 >､ニニニ＼ニﾆ､ﾆ∨ニﾆﾆ!ニニニニ/ニニニ／　／ヽ
　　〃　　　　 /　　 /_　｀''＜ニニ＼ニニニニﾆﾆ!ニニニ./ニﾆﾆ／　　,　／ V
　 .//　　　　 ,　　　 V　｀ヽ　｀''＜ニニニﾆ∨ニﾆ|ニニﾆ/ニﾆ／　　　/ / 　　',
　　　　　 ,　　　　　i　　　ヽ　　 ''＜ニニニニﾆ|ニニ/ニ／　　　　/ /　　　_i__
　i { 　　　　 /　　 |　　　　 ∨　　　　''＜ニ＞ ´￣￣￣_ノ　　　　/ /　　.ｨf笊/
　| |　　 /　　/　　＿|＿　　　 .∨　 V　／ {´　ー== ニ､: : ',　　　 {/　.ｲ笊ｲ　′
　| |　　./　　/　　ﾏ笊笊≧x　ハ　　}／ {　 |　　__　---ィ: : :}　　 /{ｨ笊イ　　 {
　:,　　./ 　　　　 ∨　　ミ笊} _...ィ　　 .{　 |　　＿＿): : : : : } /､/ /イ　　　　ハ
　 ', ∨　　　　 / 　 ∨　　　　 {ff_/　　　 {　 |＿　　ィ＜￣￣/　　＼　　　 / 　〉
　　∨　　　 .／, 　　 i　　　　 .／/　　　 {　 |__..イ|| ﾊ∨＿__.,　　　　}
　 ./　　　／　/　　　.}　　／　/　　　 .{　 |￣￣「　ﾊ∨　 i　　　　,　　　　　　 {
　　　　／　　/ 　 /　/　　　　　.′　　／, 　 ,　　ﾘ　ﾊ∨　|　　　./　　　　　　ﾊ
　　　　　 /　　/ ./　　/　　　　／　 { 　{　　〃　　　}:}　 !　　ｲ　　　　　　　　',
　　　/　　 /　　/ .〈　　/　　　　　. :　　　 }　 }__.//＿＿_.j:j＿| 0　　',　/　　　　　　 ',
　　 /　　./　　ｲ　　}　 ′　　　 . : :　　　 ,　 ,　(__)　　　 (__)　 ',　　　∨ /　./
　　i　　 /　／/ 　 /　　　　　　　　　　　/　/　笊　　　 /笊　　',　　　 ∨　/　　　　　　＼

　　　　　　　　　　　　　　　|ヽ　　　　　　＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　| ﾊＹ　＞''て　　　　|＼｀''＜　＞''7
　　　　　　　　　　　　　　　|/ |>'´: : : ≧: : : : : |　＼: : ,ｲ　/
　　　　　　　　　　　　　 r'~　/: : : / : : : : : : : : :'，　＼.　 /
　　　　　　　　　　　　　 | ,ィ^: : : ,' : : : : : : : : : : ﾍ　　　ヽ |∨__
　　　　　　　　　ヽ￣,' : : : : ,' : : : : : : : : : : : : :｀ヽ　/´　／
　　　　　　　　　　　　　>l : : : : :ｌ : : : : : :＿__: : : : : : : |/　／===ﾐ
　　　　　　　　　　　ﾍ |: : ＞'"￣ : : : : : : : ｀''＜ : : | ／　　　//　　　　これは天照大神さまとの約束を果たす為という理由もある為
　　　　　　　　　　　 |: : : : : : ', : : : : : : : : : : : : : :/:.ﾄ<⌒ヽ_/
　　　　　　　　　　　　　ハ､ﾄ､ヽ､ : : : :,ｲ:/ｨ:／|ｲ:ｲ/: :|.i ｢| :｢|l　　　　　　あからさまに天照大神さまとの約束を破る事はできません。
　　　　　　　　　　 ,: : |ヘ',.ﾐ==ﾍ／/' ｨ==‐'' | : : : | /|」 :|」l
　　　　　　　　　　 7: : |: : :ﾊ.　　 ,　　　　 |: : : :l: : : : : : :l　　　　　　しかし、約束を守って状況が落ち着いた後も
　　　　　　　　　　 7 : : |: : :|∧　　　　　　ｌ : : :ﾊ: : : : : : :',
　　　　　　　　　 /: : : :|: : :|//ﾐh､　＾＾　　 , l : : ﾊ ∧: : : : : ∨ /　　　宇宙が維持される保証はありません。
　　　　　　　　　　　/: : : : :|i : :|//⌒⌒ヽ､ .＜. l: : :/　／乂 : : : : ∨ /
　　　　　　　　 /: : : : : :|l : :|7 /ﾆﾆﾆ7/　　从:/／　　／｀''＜:.∨ /
　　　　　　　 ,ｲ: : : : : : 从八 /ﾆﾆﾆ7∧ﾍ／},ｲ´　　／　　　　__､:＼
　　　　　　 , イ: : : : : : : : : :/ 7/ﾆﾆﾆ7/　／／　　／　　　／　ヽ!: :＼
.　　　　＞''´: : : : : : : : : : : /| 7/ﾆﾆｱ,ｲ／／　　／　　|　/／　　　 l : : : :` ､
　＞''´ : : : : : :／ : : : : : : |. 7/ﾆﾆｱｲ. ／　　／　　 i |.／　　　　　|! : : : : : :ヽ
884 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/02(月) 07:59:42 ID:UIPhG/3k: 　）　　：　　や　　　　　　ﾉ　　　　　　　　 , '´￣￣￣￣｀ヽ
（　　　：　　べ　　　　　　（　　　:.　　　　　　| 　.　　や
ﾉ　　　：　　え　　　　　　ﾉ　　 :::　　　　 /　　　　べ
| 　　：　　よ　　　　　（　　 ::::::　　　　 ,'　　　　　え
.＼　　　　　　　　　　　　）　 :::: 　　　　　| 　　　　よ
　　`ー───‐ ､　　ｒ'　　 ::　　　　　　'､　　　　：
　　　　　　　＼　 |　　＿＿＿＿_　　丶
　　　　　　　　　 ,. ∨ '":::::::::::::::::::::::::::::::...,　`' ｰ┐　　＿ノ
　　　　　　　 ,..::":::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀'::.、（　 _ﾉ
:::::.......　　 , ',.::"／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::ヽ　）ノ　　 .
　　　::::...,' /::::/::::::／:::／::::::::::::::::::::i::::::::､::ヽ:::::',::::::::'´　　...::::
　　　　 ;' ,'::::/:::::,.'::::::/:::::,':::::八::::::::l:::::::::i:::::i:::::::i::::::::::', ;
::::: :::.....　/:::,':::::/::::::/!:::::::!::::!　 i::::::ﾊ:::::::;L:::!:::::::i::::::::::| {
　　　　; l:::::l:::::,'::::::/'ヾﾐミ' ┘::::`ｰ::'rz彡‐`l:::::::/::::::::::|　..:::::
　　　 ; |:::::i::::i::::::::!r--tｯ､ ::::::::ｕ::r'-tｯ‐ｧ !_／:::::ｉ::::::| {　　　　　　　　つまり創造神さまの気まぐれに依存しているわけですか？
　　　.} |::::::!_;:|_;::人`ー '　::::::::::::: `──' ノ::::::!::::::|::::::| l|
　:::.... 　￣　 l:::!::|w　　　　,　　　　　xw|:::::::i:::::::|::::::|　}　...::
　　　　::::...　} |:::|::| u　　　　　　　 u　 |:::::::!:::::::!::::::|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そういう事です」＞きよひー
　:::::.....　　 { j::::l:人　　　 rｧ─-､　　　/i::::::|:::::::i:::::::| l|
　　　　::::....... |::::i::::::i丶　　`ｰ‐‐┘ 　／:::i::::::}:::::::ｌ:::::::| l 　::::
　　　　　　 } |:::::!:::::l::::ｉ::｀ヽ.,＿__,.　イ::::::::::!::::::!:::::::i::::::::!
　　　　　 { |:::::|::::::!:::i;: -―!　　　　!￣　'::::::ﾉ::::::::!::::::::! {
::::::::...　　　　|:::::ｉ::::::|'"　　　 l　　／　 /::::／＼::::::i:::::::::! }　:::::...

　　　　　　　　　　　　　 /}　　　 _,､､､､_,､､､_　　　 ,、
　　　　　　　　　　 / ,'＞''´　　　　　　　｀'＜. |∨
.　　　　　　　　　　 ,ｲ /　　　 /　　　　　　　　 ', ∨
　　　　　　　ﾄ､／.　/　　　　　　　　　　　　　　 ',　ﾏ
　　　　　　　　 ',. { ヽ―‐ｧ.　　 |i　　　　 |　　　､,,_ﾍ . ヽ
.　　　　　　＿ﾍゝ , .イ　　　　|i　　　　 |　 |　乂￣　 }―ｧ
.　　　　／¨¨¨ヽ,ｲ　　　 |　　 |i　　　　 |　 |　　　｀¨∨　ノ
.　　　　＼`―‐ |.　　　 |　　 |i　　　　 |　 | 　　　 ∨￣｀ヽ
.　　　　　ｏ⌒'ﾊ　　 |　| _|.斗-　　　　 /|　ﾊ. | 　〉　|＿__／
　　　　　 |」　 |ﾊ　　 |　| ﾊハ l　　 l /│｀ト.､| 　　　ﾊ . o
　　　　　　　ｌ |ﾍﾊＶｨ竿竿ミ',　ｲ}/＿Ⅳ Ⅵ.　　ﾊl｣ |｣　　　　ちなみに財界が内需拡大の為に積極的な開拓を推進しているのを
.　　　　　　　　 ,'. |. / ﾊ,,《乂ン　 'ｲ　 ''¨うj㍉ｘ| ハﾊ/. l
.　　　　　　　 ,'　| {.| | | }ゝ　　　　　　　　ゞ‐'〃ﾊ}. |　 | l　　　　　　消極的に受け入れているのは王国の価値を高める為です。
　　　　　　　　/__ ハ| | | {`　　　　　　,　　　＿_/} ', .|＿|. l
　　　　　　 />''~ヽﾍ.| |. ﾍ　　　､　　　　　ゝ┐∨/.／､|. l　　　　　この宇宙で銀河間文明を構築できているのは王国だけです。
.　　　　 /⌒ヽ::::::::::l. ﾍ　　`ﾄ､　　　 ' 　_　‐''´　V /:::::::ﾊ. l
.　　　　 | 　ゝ､＼::::l . ヽ　　　 ', ､___ｧ''´　　　／ /::::::::::::ﾊ. l　　　　王国が発展すればこの宇宙の価値が高まります。
.　　　　 | 　　　ゝ､_ヽ }.　ヽ　　 '，ｲ　　　／　{ l:::::::::::＞''´￣|
.　　　　　|　　　　　乂'，　　l 　　八{　　　l 　　{ l::::／ , イ￣ゝ|
.　　　 /|.　　　　　 ',　　|　　 lV/.| 　　 l　　{ l'"_ノ.　　　　ハ
　　　 /　|　　　　　　 ',　,′　 l./.　| 　　 ',　ゝｲ　　　　　　l 　∨ /
.　　 /. 　ｌ　　　　 /　　 ∨　　 l.　　 l　　　∨ﾊ　　/.　　　 l　　 ∨ /
　　 /　　　ﾊ.　　 /.　　 /　　　 |　＿_l. 　　 ∨-､/　　　| . ﾊ　　 ∨ /
.　 /　　　　ﾊ.　　/.　／/　　　　|ヽ)(___!　　　　ヽ　ヽ|.　 |. ハ　　　 ∨
885 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/02(月) 08:00:13 ID:UIPhG/3k: 　　　　　　　　　　　 _,,..　--‐─‐-　､.,_
　　　　　　　　 ,.::'"´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ.
　　　　　　　／,＞:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::':,
　　　　　 ,:'／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　　　/´::::::::!::::_/_;::::/!::::::::/|::::::::::',::::::::|:::::::::::|
　　　　 ,':::::::::::::|´/_」_/　!:::::/､_!_:::::::::i::::::::!:::::::::::|
　　　　 !::::!:::::::::!'i´/｀ヽ　￣　_」_｀ヽ/|::::::::!:::::::::::|　　　　この宇宙の価値を高める事で創造神さまが
　　　　 |__|:::::::;ﾊ　いり　　　'´/´｀ヽk|::::::::|::::::::::::!
　　　　　　ヽ./!7　｀´　. 　　い　ｿ〉!::::::::|::::::::::::!　　.　『この宇宙を初期化するのは勿体ない』
　　　　　　,':::::ﾄ､　　　　　　`"’ /─ｧ:'|:::::::::::::!
　　　　　 /::::::|::::＼　　｀　　　／::::::/|:::|::::::::::::::|　　.　と考えていただける様にするのが狙いですか？
　　　　　,':::::::ア´ ￣｀i'､-r‐ ／:::::::::/:::|:::|:::::::::::::::!
　　　　 /::／　　　　 ! !`く/:::::::::::::/｀ 7´￣｀ヽ;::::!
　　　　/::/　　　　　 ,.| |,ﾊ;':::::::::::::,' .|/　　　　 `i::!
　　／::/　　　　､＿/ !/ﾑ|:::::::::/:::|　|　　　　　 !:|
. ／::::::/　　　　,ｒ'7´￣￣｀"''＜::::::! /　　　　　　〉!
::::::::／　i　　 /| |　　　　　　　＼|'ゝ､　_}フ'＜〈:::|
:::::7　　　|　　 !,ﾊ|　　　　　　　　　＼r'´ 　　　∨

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｲ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:i:}― ､、　/i}
　　　　　　　　　　　　　　　　　／/i:ｉ:ｉl　　　｀'＜}
　　　　　　　　　　　　　　　 / /:i:i:ｱ　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　ﾏi:i:iﾑ　　　　'，　　　'，　　　はい。
　　　　　　　　　　　　　　　　 /＜:i:汽:i:i:≧ﾄ､ﾄ､ '，　　ハ
　　　　　　　　　　　　　　 / .／i{ < 从　{ -‐―∨ /　　　　　残念ながらそれしかこの宇宙を存続させる方法はないでしょう。
　　　　　　　　　　　　 /　|＼/ゝ |　|｀　｀¨¨` ∨ {
　　　　　　　　　　　　　　　 /　 .|　|: : /|　|.　 r― ､ｨ(　 '，　　.　この宇宙は創造神さまのおもちゃ箱です。
　　　　　　　　　　　　　 /　　 |　|_:/_|　| へ|　　　ヽﾄ､ヽ
　　　　　　　　　　　 / ＿___|　|//.|　|x//l　　　 ∨ ヽﾊ　.　捨てられたくなかったら廃棄するには惜しいおもちゃになるしかありません。
.　　　　　　　　　　　 /　ヽ＿　｀寸.∧.|///l 　　　Ｖ
　　　　　　　　　 ,　　 / 　＼　|＼ﾍ!.//ﾑ. 　　　 '，
　　　　　　　　　　　　 /　　 ∧.|　 |//// ﾑ　　　　 '，
　　　　　　　　　　　／　　/　　　　 |　 |//////ﾑ.　　　 '，
　　　　　　　／　／,　　　　　 .|　 |///////∧　　　ヽ
.　　　　　／　　／: : {　　　　　　/　/⌒≧≦⌒ヾ、　　　＼
　　　　 {￣ ~''―――＜⌒ヽ.　　　/　/￣￣￣￣￣}へ.　　　　＼
　　　　 {　　　　　　　　　＼.　　　/　/ |zzzzz≧≦zz厂: :＼　　　　ヽ
　　　　∧　　　　　　　　　　＼　/　/　|　　　　　　　Ｖ: : : : ヽ　　　ヽ
　　　 / ∧　　　　　　　　　　／／　 |＿＿＿＿＿_∨: : : : :ヽ　　　　　∨ /
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886 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/02(月) 08:00:49 ID:UIPhG/3k: 　　　　　　　　　　　＿＿＿
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　　　ｌl::::l ::::| l､:ハ::ﾊ::|::::::::ﾊ :|:::::,ｨ:::ﾉ|:::::::ｌ::!　　　　なるほど、表向きは財界の要望に応じた形ですが
　　　ｌﾊ:.|:.l:i| l＼_l_| Vｌ_:::/　i/／__l/::ﾄ :::::l::|
　　　　ヽﾊ |Vl弋_ゾ　　弋_ゾ/ﾉ::::ｌﾉ:::::l::|　　　　実際には宇宙の存続の為に王国の拡張政策を実行するわけですね。
　　　　　l:ハ　///////////　|ｌ ::jｌ:::::::l::|
　　　　　 | ::lヽ、　　'　　　　／l:l::ﾉ:::::::::l::!　　　　これは拒否できません。
　　　　　　 j|:::i:|::::lit ､_-__ , イﾄ､_l:l:j:::::::::::l::|
　　　　　　/j:::l::|-'　 |　　　　/ 　 |::::i メ､::l::l
　　　　　∧ ｉ:::ｌ:|.　　 l　　　/ 　　|::l:i／.ヽi::',
　　　　 ,'　 .i::::l:|― ､,l 　 ∠z―､ |::l:i　　　',::',
　　　,' 　　|:::/　　　i￣ｉ　　　ｉ'i::i/_　　 }:::',
　　　 i　　　ｌﾍ_　　,{＿}.　　　/ /へ　　　j:::::',
　　　 j　　ｒ‐／／￣｀ヽl｀ｰ‐"／ニニゝ　/:::::::',
　　　/ ／く__ｌﾚ　　　　　｀ーく＿二つ　 ,':::::::::|::',
　　 /　　　　ヾ　　　　　　　　｀　ヽ　　,' ::::::::::|::::i
　　,'ｌ　　　　　｀､　　　　　　　　　/:::::::::::::|ｉ:::l
　　|::ヽ　　　　　　＼　　　　　　　　/::::::ｊ:::::::ｊ l::::|
　　|::::ハｰ┬ｒ-‐" l　｀ｰ―-- ―┬‐' |::::/:::::::ﾉ |::::|

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿} 　、
　　　　　　　　　　　　　　 ∧　　´￣￣＼⌒＼＼
　　　　　　　　　　　　 '　}　　　　　　　 ⌒＼　}／}
　　　　　　　　　　　／ ' 　}/{　　　　　　　　＼／
　　　　　　　　　　〃　' 　/ /　　　　　　 |　　　　'，
　　　　　　　　　ｌ| 　{　/ /　　　 | 　　 | |　| 　ハ〉　　　　（貴女たちは権力を持っていないからどのみち拒否できないでしょう）
　　　　　　　　ｌ|＿{ 〈　{　　ィ　| 　} 　抖f芹/_)
　　　　　　　　　　　ｌ|⌒＼_V　　Ｎ斗f芹}／　vｿ^〈'，　　　　　（口には出さないけど、お飾りである事に不満があるようだね）
　　　　　　　　　　ｌ|　　(___{＾、 v Vrソ　　　　 l !
　　　　　　　　　ｌ|　　{}八__|＼〉　　　＿　　ｲ |
　　　　　　　　ｌ|　　　　{}_|　{＿＿ |　　|=≦Hノ┐
　　　　　　　　　　　j|　　　　 {∧ {､ ⌒{ |　　|〈　| ﾚ⌒L
　　　　　　　　　 j|　　　　_j＿}ハ＼cｌ| 　ﾊl 　l/　　 }、
　　　　　　　　　　 j|　　　　{￣　⌒ア⌒` v′_〉_}⌒ｌ　　ヽ
　　　　　　　 j|　　　　　'，　　/　　　　`丶､J 　{　　　　⌒＼
　　　　　　　　　 j|　　　　　　'，　　　　　　　ヽ　、　　　　 }
　　　　　　　　　 j|　　　　　　 }　　　　　　　　　　|　　 )　　　　 }
　　　　　　　　　 i{　　　　　く　　　　　　　 |__／　　　　　 }
　　　　　　　　　 i{　　　　　　　}　　　　　　　　　　 |_] ',　　　　　 }
　　　　　　　　　i{　　　　　　　}　　　　　　　　　　|八 ',　　　　 }
　　　　　　　　　i{ 　　　　 /}　　　　　　　　　　|⌒} ',　　　　　 }

そもそも女王と六大貴族に実権がないのは清姫がそれを取り上げた為であるので、内心そう思っていても口に出すのは憚れた。

清姫は女王や六大貴族を国を維持する為の権威を担当する家として利用していた。
887 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/02(月) 08:01:27 ID:UIPhG/3k: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　.-.:.´ .:.:.:ヽ.:.:.:.:..｀､::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　／.´:.:.:.:.:.:.:.!.:.:.:..ヽ.:.:.:.:::ヽ:::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　/.:.:/.:.:.:.:/.:.:!.:.:.:.:.:...',.:.:.:.:::ﾍ.::::ﾍ.:､
　　　　　　　　　　　　　 /::,..:.l.:.:.:.:.::!.:.:..!.:.:.:.:.:.::.l.:.:.:.:.::::i::::::::i.ヽ
.　　　　　　　　　　　　 .i.:.:.:..!.:.:..:.::l.:.:.:.:!.:.:.:.:.:.:.:i.:.:.:.:.:.ﾍ.:::::::!.::::ヽ
　　　　　　　　　　　　:.:l.:.:.:.:.!.:.:.:.:.:l.:.:..:.',.:.:.:.:.:.:.:',.::::::::::::l:::::::}..:::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　.|.:!.:.:',.ﾍ.:.:.:.:.l.:.:.:.:.ﾍ.:.:.::.:.:.::!._,,;::-t‐::::i.:.::::ﾍ
　　　　　　　　　　　　 :|.:ﾍ.:.:x-､‐‐-!‐ ､　ﾍ;::;-'_´_,,,..rzｬ　,'|:.:.:::ﾍ　　　　事情はわかりましたが、
　　　　　　　　　　　　　| :::.ヽ､ヽ,ｘﾍ'｡¨ﾞｹ￣￣　ﾍr_;ソｲ´..:|.:.:.::::ﾍ
　　　　　　　　　　　 |::::::.|:.:..|::.ヽ｀ ¨´ 　　　　　 ,ｲ...:.|:.:..::.::::ﾍ　　　それなら何故七大神は隠居しているのでしょうか？
　　　　　　　　　　　　　|.:..:..|::..:.|:.:.:..ヽ、　　　　′　　／|'.:..|:.:.:.::.::::.ﾍ
　　　　　　　　　　　　 |　:.:.:|.:::.|　:::.:. ｀ -　_　￣_ イ_::::|:.:::|.:.:.:.::::::::.:ﾍ.　　七大神が自ら指揮をとった方がよいと思うのですが。
.　　　　　　　　　　　 |..:...::|:　|.::.:.:::::::r<} ｀　　　／〈::.|.::.:|.:.:::::::::::::.:ﾍ
　　　　　　　　　　　　　|.:.:....:|:..:|/.:.: ::Y__ヽ、7イ、／-l.::|..::.|:::::::::::::::::::::ﾍ
　　　　　　　　　　　　　|.:.:..:...|.:.|　　　　　　へ､_.へ　　:::|..::.|、::::::::::::::::::ﾍ
　　　　　　　　　　　　　|.:...:./|:.:.:|:　　　　　i__ﾆuﾆ､_」_　.|:.:.:|.　ヽ:::.::::::::::.ﾍ
　　　　　　　　　　　　　|::::/　|:::.|:＼　　　　く,ﾝヽ,,>　　|.:.:i/　　 |..:::::::::::..ﾍ
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　　　　　　　　　　　 |::.l　　|　:|:　　　　　　{>o<}　　　|.::.|　　　!!::::::::::::::..ﾍ
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　　　　　　　　　　;'　　/　/　　 l　､ヽ　 :;;;;;;;:.
　　　　　　　､,,,,,,/　/ /　l　　　 l　ヽ_L..;;;;;;;;､;:,
　　　　　　　ﾞヾl　 l　l　│l　　　l 　 l｀ﾞヾ:;;;;;;,;;',,,,
　　　　　　　ﾞヾ　 l _l　 __l 　,　l__ ﾘ　 l　ﾘ;;;／
　　　　　　　､=ﾍ　ヽ￣　ヾ〃　￣ /　　/: :｀: :>　　　それは色々と事情があるんです。
　　　　　　　　＼ｿ､　ﾞ＝＝　　＝＝/／;)~｀ﾞ´i
　　　　　　　　　ﾉl ~Tl 　　,　　　 ´l　 lｿ　 l　 l　　　　少なくとも七大神は最適の行動を取っているので安心してください。
　　　　　　　　　 l　l ゝ､　　r-､　　_ l　 l l l　 l　l
　　　　　　　　　 l ,:l　 l:::ﾞ　､￣　'",,.l　ﾘ-､l 　､ l
　　　　　　　　　 //:l　l／;;;;l l／／;l　ﾘ:: :ヽ　､ﾑ
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　　　　　　　＜..＿|　|　　 _|＿__|. 斗 ´.ﾊ　　　|　 | ! .ﾊ　 /　 |　　　.i　|　i　　　　（七大神はあんまり優秀じゃないのよ）
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　　　　　く　 {⌒|　|　　　　＿_|＿j/　　 ',　/}/ 　ｨ::ij::::} 　　|　　 / j/　　.i　　..　（文明が未発達のころは力押しで何とかできたけど
　　　　　　　　／ ./|　　　　　　＼{:::ij:::Y㍉　 }/　　　乂::ノ　　 /　／ / |　　 i
　　　　　　　　　 //|　ﾊ　　　　 | |乂::ノ　　　　 ,　　　/:/:/:/:/.イ　　　　 |　　　　ここまで文明が発達したら足手纏いになってしまう）
　　　　　　 // .|　 ∧　､　ﾄ.{ﾊ:/:/:/:　＿　　＿　　 u. /　.|　　　/　　 |
　　　　　　　　/ｲ　,　　　＼ト.._{ .| ∧--vfニﾆﾆYニニYニニト-- ＜/＿　 .|　　　（七大神を信仰している王国民には言えないことね）
　　　　　　　./ 　 /　　　　i　　　.-=〈ニニニニニ|ニﾆﾆ}ニニニニﾆ/ニニ.＼|
　　　　　　 /　　/　　/　　}_.-=fニニ∨ニニニニ|ニニi|ニニニニ/ニニニニi
　　　　　 ./　　/ 　 /　　 /ニニヽニﾆ∨ニニニニニニ|ニニニ_/ニニニニﾆj
　　　　　/　　/　／　r≦ﾆヽニﾆﾆ､ﾆﾆ.∨ニニニ|ニニニﾆニﾆ/ニニニニ／|
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888 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/02(月) 08:01:57 ID:UIPhG/3k: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| ',
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　　　　　　　　　　　　{　　 .{ 　 i　.{　　　　L＿i__ヽ　}　　i　　　　　 i　　へ
　　　　　　　　　　　　i　　　{　./i　|',　　　 }　.ハ　ヾ}　.ﾉ　　　　　　lノ:::::::::::ヘ　　　　　　これも王国の試練です。
　　　　　　　　　　　　i　　　 { /ゝ个、　　i }　 xzZzza ﾉi　　　　.i　./::::::::::::::::::::::ヘ
　　　　　　　　　　　　.i　、　ぃィkz.' ,　 i　ﾚアVIりヾ/.／　　/i ./ﾍ:;;;;;∧::::::::::::/　　　　王国がこの試練を乗り越えて未来を切り開くべきでしょう。
　　　　　　　　　　　　 ', i ＼　 {《Vｊﾊ　ヽi　　　　ｘンｿ　i　　/　}/i } |　　ト--　'
　　　　　　　　{~. ^, 　　ヾ　| ＼{. Xツ　　　　　　　// ｿ }／　　　l. 'ﾉ'i',　 .|',　',
　　　　　　　ﾉi　',　.　　ヽ.|　　ヾ''' 丶　　　　　　　　　　　|　　　ﾚ　 i_',　.|_ゝ ',
　　　　　　　/i .l　',　i　　　 |　　',　　　, --　、　　　　　　 i　　ハ　　　　　　　',
　　　　　　　', i　'　　.i　/'i　|　　ゝ　　ヽ、　..　　　　　　　 .i　　i　　、　　 i　　　 ∨
　　　　　　　 i　／　　ﾚ　i　 i　　 {　＼　　　　　　／　　 .i　　i　　　、　　i　　　 ∨
　　　　　　　 .i　　　 /　.}　 i',　i　',　　个ｰ=彳　　　　　 ..i　　|　　　i　　　i　　　　 ∨
　　　　　　　　|　　　.{　 i 　 i ', i ', 　　i　ヘ__|　　　　　　ﾘ　 .|　　　　　　　i　　　　∨
　　　　　　　　.|　　 .{　ﾉ　./　',i ／{__／. ＼iiゝ　　　　ノ'i　i',|ヽ　　　　　　i 　　　　.　∨
　　　　　　　　」　　;　ｿ＿/,, ／　i |:::::＼:: : ＼iiゝ　　　　 ', | }/i::＼　 _　　 i　　　　ト.　＼
　　　　　　　/il　^'''　./...',　　　　 .i i::::::::::::＼:: : ＼iiゝ　　　.i| //i :: iヾ_ゝ＼ i.　　　　 l　＼
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　　　　/　 .i:::::::＼ } | 　＼',.　　　　　,　./:::::::::::ヽ:: ::ヾiii//ｿ :: ::/:::::::::::::::::>',　 ./　　　l　　　',　∨
　　　 ./　　　⌒i::::＼.|;',　　　i　　　　 ;　/::::::::::::::::ヽ:: :: ∨ｿ :: ::/:::::::::::::／,　　 .ﾍ―i　 .i 　　i.　 ∨
　　　/　　　　　 Lﾍ::ヾ ',　　　l　　　 ;　/::::::::::::::::::::::ヽ:／　:: ::/:::::::::／／　　　/::::::'ハ　 i　　/　　∨

　　　　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ.
　　　　　　　　　　　　　,: '::::::::::::::::::::;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::';:::::::::::::;::::ヽ.
　　　　　　　　　　　　 ,':::::::::::::::::::／::;::::::::::::;::::::;::;::::::::::;:::::::i::::;::::::::: ':;::::::':,
　　　　　　　　　　　.!::::::::::::::::::;':::::/::::;::::::/::::/:::i::::::::::!:::::::!::::';::::::::::';::::::: i.
　　　　　　　　　　　　!:::::::::::::::::;':::::;'::::/:::::/::::;':::::i::::::::/i::::::ﾊ::::: i::::::::::!::::::::!
　　　　　　　　　　　　!::::::::::::::;':::::::!:::::!::::/|ｰ-!;;__ﾊ:::/　i:::;'_」- ﾊ::::::::i::::::::i
　　　　　　　　　　　　!::::::::::::i::::::::::i:::::i 'ｧｰr=!,」_ `-'　└'_,!イi'`i|:::::::!:::::_」
　　　　　　.　　　　 !:::::::::::i:::::::::::!::::|〈.　ﾄ-'　 i`｀　　 ´ﾄ_ﾝﾉ|::::/i'´　　　　　分かりました。
　　　　　　　　　　　　!::::::::::i::::::L_|:::::!　､_`'ｰ_'´　　　　　‐' ,,,, レ'i
　　　　　　　　　　 !::::::::::i:::::::::i::::::', ,,,,　￣　　　　〉　　　 ,ﾊ:::',　　　　　　　　七大神のご期待に応えるために私たちも努力いたします。
　　　　　　　　 !::::::::::|::::::::iヽ:;ﾊ　　　　　,..___　　　,.ｲ:::::i::::',
　　　　　　　　　　　 |::::::::::!:::::::::|::::::::|,ヽ､　　 'ｰ‐'´　／:::|ヽ」:::::::i
　　　　　　　　　　|:::::::::;':::::::::::';::::::',! 　｀＞ .､.,__,,.イ'ｰ-|:::::ﾄ!､.,___!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「ありがとうございます」＞きよひー
　　　　　　　　　 !::::::/::::::::::::::::ゝ:::::ヽ.　　　　　　i/　　i::::::|　 i'　｀ヽ.
　　.　　　　　　,':::::::i:::::＞'' ´ 　 ';::::::Y＞､-─ｲi　　 .!:::::|　,'　　　ヽ.
　　　　　　　　　/::::::;! ''" 　｀ヽ.　　i:::::::|rー‐--ｧ-ｒ''"´i|_､;」/i　　　　　',
　　　　　　　　/:::::/　　　　　ヽ. |ﾊ_」.〉　　_,.ｲ」-　〈　　/　',.　　　　 i
　　　　　　　 ,':::::::i 　　　　　　　iヽ､　くr‐--ンﾊｰ‐-ﾝ､/　　i 　　　 ,.ｲ

王国が発展している現状でも宇宙の外側に対する知識があるものは危機感を抱いていた。

勿論、そのような懸念を国民が持っていたら人心に悪影響が出る為、情報統制が行われており

そうした者は王国でもごく一部のみだった。
889 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/02(月) 08:16:14 ID:UIPhG/3k
890 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/02(月) 08:16:42 ID:UIPhG/3k: ttps://www.youtube.com/watch?v=HNQjR_XIKBI

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　　　 .ν　　　.l~!　　　　 λ｡ﾟ　　((<>))　　.ﾟ｡ λ　　　　 l~!.　　　ν
　　　 .l~!　　rｎｈhｎｭ=ｧ　oν 　 . ／∧＼　　ﾟ.ν　　,r=rｎｈhｎｭ　..l~!
　 .rnnｈhnｭゝ三彡'-'ﾟ''ﾟ　l~!　／V/＿_∨＼　.l~! ﾟ '' ﾟーゝ三彡' rｎｈhｎｭ
　　ゝ三彡'　　　.ゞー＿rｎｈhｎｭ /二二ム _.rｎｈhｎｭ-＿ー_ノ　ゝ三彡'
　　　　ゞ_ー_-_≦.；｡　 .ﾟゝ三彡'/ゝ_)).；.((_,ﾍゝ三彡'ﾟ｡　　,；≧_-_-_ノ
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　　　 ||: | :||::.　　　　　　　　 ||: | ,_- 、　　　　　　 ||: | :||::.　　　　　　　　 ||: | :||::.　　　 ,_- ､　　 ||: | :||
　　　　 _ _| :||::.　　　　　　　　 ||: | {, ﾞb!_ 　　　　　 ||: | ,,-,,、　　　　　　　 ||: | :||::.　　　 {, Yi} _..　||: | :||　　　　　＿
　　ｨ久{;;;;;i! ||:,_- 、　　　　 ,γ＾ﾊ７ ,久>、　　　　ｨ久{;;;;;i!'　 ,,-,、　　　 ||: | :||::.　 tｒ＾ﾊ７ ,久>、...| :||: 　　ｨ久{;;;;;i!　 , - 、
　〈≦≧＝'-､{_ソ {.　　　　　 )ｿ>'-'i-'//- ''　　　〈≦≧＝'-､{''''ｊli!_.　　　 ||: | :||::.　　>'-'ｒｒ'//- ''.|: | :||: 　〈≦≧＝'-､{~7　>
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ΤΤ..　}'//,| ゝ'y' {.ΤΤΤ.そ' ﾉしﾍゞ,ﾍ_ ΤΤΤΤ||: |..}'//,| ゝ'y'il . ΤΤ||: | :||::Τ |/~~Vi^iﾍΤ||: | :||::ΤΤΤ. }'//,| t,vy'
｜｜ |,////|/~ﾍﾙ'.｜｜｜｜||ﾞY/ﾘ|. lV＞_､｜｜｜|| : ////|/~ﾍlli!　｜｜||: | :||::. ／/　', ＼!V＞,_、 ||::｜｜｜.////|/~~ﾍ
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　　　　/ /!　／ / *ﾍ,　　　　　　｀’　　　　　　　　 / /!　}　;　ﾊ　　　　　そんんんんんんふ　　　　　　　 / /!んんんん-’
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　　　　　　（ゝ､..,_,.　'"´　　　　　　　　｀ヽ.　/|
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　　＜/　　/　　 /イ　|　　　|ヽ.__ /　!　　＼　 }
　　　 ,{　 ∠、　'　 |__∧　 /|ｧｔテ＝ｧ　 }　　`' iｰ- ､　　　社交界に参加するのは必要だけど
　　八　　 ,　 |ｒテ=ｧｒ＼|　　ゞ-ﾟ'´|　/　 | 　 '､　　}
　　 ´　＼　＼|　ゞ-ﾟ'　　　　　　""ﾚ'　　/　　ヽ./　　　これはこれで手間がかかるわ。
　　　　　　,＞､,__,ゝ"　　　'　　　　 ∠,. イ!　　　　}
　　　　／　　ｿ　ﾊ　　　　 r‐､　　,|　　八　　,　 ,ﾊ
　　　 /　　 ∠、　人　　　　　　／ !　/-- ､ /ﾚ'　|
　　　.{　　　　ﾚﾍ、　｀l.7ァｰｒ,イr／ﾚ'　　　ヽ.　 '
　　　、　　　　　＼/∨＼_ｒ}　/／ ./ ／　　　∨
　　　　＼　　　　 ,　-‐─l7| |/ 　　/|/ 　　　　ﾄ、
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　　　　　 / |　 , --､　|,'ヽ／` ｰｧ'"´　｀ヽ/　./＿__.ノ
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　　　　　　 ,r{　ｒ､ﾝ´}ﾊ|　 {　.／/　`''ー '"　ﾑ　　ヽ

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.　　　　　　＼／⌒| :/:.:斗ャ￢ミ .:.:.:.:斗￢ミ: ＼|⌒＼:|ニ二＼
.　　　　　　　　 -=ﾆ|/|:.Λ|　ﾋ:り|八:.:. |　ﾋ:.り ):.:.:.:.:.:.:.:.八ニニニ＼
　　　　　　　　　　 | |/:.: |　''　　′＼|　　''|:.: ／: /＼|⌒ニニニニ}　　　そうだけど、人脈作りや掘り出し物の情報が手に入ったりするから
　　　　　　　　　乂:＼乂　　　　　　　ノイ／|/:./:.:.:.| 二二二／
.　　　　　　　　　　／:.:.:.|:込、　ゝ＇　　　ﾉ:/:.:.:/:.:.:.八￣￣　　　　　.　辞めるわけにはいかないよ。
　　　　　　　　　　／:.:.:.:.: ﾉ:.:. ﾉ丶／）　　　＜:./:.:.:/:.:.:.:.:.:.: ＼
　　　　　　　／:.:.:.:.: ／:. ／:.／／　　　 |:.:.:/:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:＼
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　　:.:.:.:.／/:.:.: /　＼Ｎ　{::::::: |　￣` ┘/人:.:. | 　　　　　＼ :.:.:.:. |:.Λ :|
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　　:.:. /　〈　　　　　{ ／:::::::::::::)　　　 /::::|＼　　　　＼　　　　　 ):.:|:.:.ﾉ:.ﾉ

　　　　　　　　　　　　 ,. -ｰ' 二二　｀ｰ- ､
　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　ヽ
.　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　｀、
　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　 /ﾞ　　　　　　　＼　ヽ＼　ヽ　　　ヽ.
.　　　　　　　 !　　　、　　　　ヽ　',　ヽ　＼　　　　'、
　　　　　　　| 　　　　', 　　　　ｌ　} 　 !　!　 ',　　　＼
　　　　　　　ﾉ　　＼　＼　　　　!　||　 |　|__ ||　　　　　〉　　　その通りね。
　　　　　　/　　　､　＼　＼　　 | .从,ｨ匕Lィ||　　　　 /
.　　　　　,'　　　 ,'　､＼,.＞一ゝ,　|/ /,ｨﾁzノﾉ | 　　　（　　　.　実際、面白い情報が手に入ったよ。
　　　　　i　　　　ﾊ　＼ｨﾁ乏ﾗﾐヾ'　　/////〈　　ハﾉ
　　　　　ヽ､　　　,.＼　ヽ///　、　　　　　/ 　　　八　　　　　上級貴族がコーディネイター計画を廃棄したらしいわ。
　　　　　　　）　　 |＼＼　｀ゝ　　 -= '　／!　　　　　｀,
　　　　　　´7ノ'〉'⌒ ｀ゝ,ヽ,.个ｰtヽ_　／ーﾚﾍィ' 　　ﾉ
　　　　　　　　/　　　　　ヽ;::::.ヽ│ |　ハ　 _／ヽー,-´、
　　　　　　/　　　　　　　}::::::::::::!　!/ 　∨ }::::::::/　　　ヽ
　　　　　　　! 　　　　　　　ｉ:::::::::::|　ト-ｰく〈:::::::::ｉ　　　　',
　　　　　　〈　＼　　　　　ｌ::::::::::}　 ─ｰ､ヾ､::::::ｌ　　　　　ｉ
　　　　　　　 'ｉ　　｀　　　　!::::::::::! 　￣＼ヽ)::::::::'、　　　　!
　　　　　　　　ヽ　　　　 .ﾄ:::::::::::ヽ　　ゝ}_ソ}::::::::::ヽ　　　〉
　　　　　　　　｀｀､　　　　ヽ;::::::,' ￣Zｒ‐'｢　ｉ:::::::::::::｀､　 ,'
　　　　　　　　　　丶,　　　｀､;/　￣　/'　ｌ::::::::::::::::::}　!
　　　　　　　　　　,斗　　　ｒ　　　ｙ´,: 　 !::::::::::::::::,'　ｌ
891 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/02(月) 08:17:15 ID:UIPhG/3k: 　　　　　　　　　　ト、　 _,,.. ---　..,,_
　　　　　　　　　　/　'"´＿＿＿　　｀ヽ-‐ァ
　　　　　　　　_／　 ''"´ - ､　　｀7⌒-､　｀ヽ
　　　　　＜´ 　　　,　　!　　ヽ　　|＿__ノ、　ﾊ
　　　　　　/　　／ /　|　　　ﾊｰ-|- 、　　`' ト|､
　　　　 ∠、　 / 　 !-‐ﾍ.　 /ｰｒテ‐ｒ､　　 ./　!　＼　　　　　コーディネイター計画は科学技術開発や貴族領の統治を
　　　　　　|. 　,'　　/|-‐イ∨ 　 !　rり八　　|　 |
　　　　　　', 　| 　,〈,ﾊ　rﾘ　 , 　｀"´ ,.,.ﾉ　　　八　　　 |　　.　人工超知能に依存している現状を改善する為の計画だったわね。
　　　　　　）　!／ヽ. ` ´　　　_　　＜.,__ノ　　　｀＞ ./
　　　　　＜.,_＿ノハ"　　　 ´ 　　　／ |　　 /!　/　 /.　　..　それが廃棄されたというのはただ事ではない。
　　　　　　　 /　, 　〈｀ヽ.､.,,＿_,,.. イ　八-＜/／ヽ, '
　　　　　　　 |／|　 ∧　∨ ,ｨﾄ､／|／　　／｀ヽ.／ |
　　　　　　　　　 ∨__,| 　'二Y´）⌒)　　/ｒ┘／＼./
　　　　　　　　　/　|　!　 -‐､}/､／＼　r┘/ 　　,ﾊ
　　　　　　　　 |　/　|　　ｒﾝ||/　 , '´￣｀ '　　　　 |
　　　　　　　　　∨ヽト-':::::! |　　| ＜O/　　　　ﾊ
　　　　　　　　　,'|　 | ＼::::::| |　　ヽ、 /　　　　　/ .|
　　　　　　　　 / !　＼/￣|/「￣￣｀"ヽ- 、　 ,'__ノ
　　　　　　　　 !　`　　　￣/_」　　　　　　　　/
　　　　　　　く|　　　　　 /__/｀　　　　　　　,ｲ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　　　　　 -=ニニニニﾆ=-
　　　　　　　　　 -‐=ニニニニ=‐-　ニニニﾆ／￣＼　　＿＿
.　　　　　　　 -=ニニニﾆﾆ／ /:.:.:.:.:.￣　-=二二{　　　　　}／　　 /
. 　　　　／ニニニニニ／:.:.:/ :.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:. ￣ -ニ-　_ノ￣＼／
　　　　　　 {ニニニニﾆ／ :.:. 斗―:|:.:.:.:.斗―‐- : ＼:.:.＼ﾆ＼　　 }￣｀＼
　　　　　　＼ニニ／ :.: /:.:.:Λ:.:. |:.:.:.:.:.:|＼:.: ＼:.:.: ＼:.:.＼ﾆ＼ノ￣￣　　　.　コーディネイターか。
.　　　　　　＼／⌒| :/:.:斗ャ￢ミ .:.:.:.:斗￢ミ: ＼|⌒＼:|ニ二＼
.　　　　　　　　 -=ﾆ|/|:.Λ|　ﾋ:り|八:.:. |　ﾋ:.り ):.:.:.:.:.:.:.:.八ニニニ＼　　　　　遺伝子操作による強化人間だったね。
　　　　　　　　　　 | |/:.: |　''　　′＼|　　''|:.: ／: /＼|⌒ニニニニ}
　　　　　　　　　乂:＼乂　　　　　　　ノイ／|/:./:.:.:.| 二二二／　　　　　何となくどういうおちなのか予想できるけど
.　　　　　　　　　　／:.:.:.|:込、　ゝ＇　　　ﾉ:/:.:.:/:.:.:.八￣￣
　　　　　　　　　　／:.:.:.:.: ﾉ:.:. ﾉ丶／）　　　＜:./:.:.:/:.:.:.:.:.:.: ＼　　　　　　　　.　教えて欲しいわ。
　　　　　　　／:.:.:.:.: ／:. ／:.／／　　　 |:.:.:/:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:＼
.　　　　　　／:.:.:.:.: ／:. ／ :.:. |　|　Λ￣￣ /:.:.:/´￣￣＼:.:.:＼:.:＼
　　　　　　／:.:.:.:.:.:.:/:.:.: /---／|／￣`＼/＾/:.:.:. |／　　　 |:.:.:.:.:.＼:.:＼
　　　／:.:.:.／:.:.:/:.:.: /　／￣/　￣｀＼_）/:.:.:Λ|　　　　 | :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ＼
.　　／:.:.:.／:.:.:./ |:.:.:.:.| く:::::::::/　￣＼┘ |:.:.:. |　　　　　　八:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
　　:.:.:.:.／/:.:.: /　＼Ｎ　{::::::: |　￣` ┘/人:.:. | 　　　　　＼ :.:.:.:. |:.Λ :|
　　:.／:/ |:.:／　　　 /　〈／八　　　　 Λ　＼|　　　　　　　　＼ :. |/:.:|:.:|
　　:.:. /　〈　　　　　{ ／:::::::::::::)　　　 /::::|＼　　　　＼　　　　　 ):.:|:.:.ﾉ:.ﾉ

　　　　　　　　　　　　　 ... -‐'´￣　￣｀r――-　..
　　　　　　　　　　 ,.:　'´　..:: ´　　　　　　　　　　　｀　､
　　　　　　　　　／..:　..::´　,.　　　　　　　　 :.　'　,　　　＼
　　　　　　 / .::　..:´　,.'　　 .:　　　　　　　:.　　 ' ., 　　 ':,
　　　　　 ./ .:　 .:　　,' 　　:　　　　　　　　:. 　　　' ,　　　',
　　　　　　　,'　;　 .:　　.:　　　: 　　　　　　　　.: 　　　 '., 　　',
　　　　　　 i　i　 .:　　 :　　　: 　　　　　　i! 　　　　'.,　　ト-'　　　.　それが未来を見る魔法でいくらシミュレーションしても
　　　　　 l　l　 ::　　 :: 　　:　　　　　　　　,i !　　　　　 ',　　{
　　　　　　ノ　l　 ::　　　',　 ,ｨiﾄ､_ノ　　. ヽ､ﾑ__',＿　　　::.　∧　　　　..　１００年と経たずに大規模な反乱を起こすらしいわ。
　　　　 r'´ _,ｲ　　::.　　',-‐/弋代_ 　 ,'　／　ヽヽ､｀　　.::　{.　＼
　　　　i' /´ノﾉ　 ::. 　 ,rt―-=､＼/／　,.=-―‐r､　　 .::　 τｰ､ヽ　　　つまり、信用ゼロどころかマイナスの連中だと判明したのよ。
　　　〉　{　i 　　 ::.　ﾞ､ゝ.::::::ノ｀　｀　　'´ヾ:::::::ﾉｹ　 .::,'　　㍉　）廴
　　　　{r､　! !　　　　::..　ﾍ｀￣　　, 　　　￣´,ｨ'　..::,:'　　　ｉ（ /
　　　　ゞ_ﾞﾌ､ヽ　　　　::::...　＼　　〈!　　　　　／　r'.::　　　　ノ　ｼ
　　　､_ノ　ｿi､　:.t､　ヾ:. 　〉　_　　　　　 {´,ｨ ..::!　　_...ｭr'{
　　　　　　 ´　 `ｰ廴＞､　ﾞ:::.〈＼　￣￣｀／7 .::::人 r' ｀ﾒ.｀ `ｰ'
　　　　／￣｀ｰr' 　 :ﾄ､}　r'｀ヽ`ｰ -‐ "　r' .:::/乂_{_,
　　　　　,.ヘ..　　　　　l　　　 ,.:kﾍ　　　／{::r'´｀!
　　　 /　　::...　　　　　l　　,.く　＼　/へ　　　ﾄ､.
. 　　　/ 　　 ::...　　　 l ／　＼.__∨∠._＼　ヽ＼
　　　/　　　　　:::.　　　　　　　　〈　　　｀i　￣｀ー-ゝ｀￣｀ｰ-.._
.　　/　　　　　　 :::.., ',／　　　　　ヽ＿,.<　　　　　 :::.... :.　　　　＞､
　 /　　　　　　　　/´　　　　　　　 /´ 'ﾞ　＼　　　　 ::::..::.,..-‐ ´ 　ヽ
892 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/02(月) 08:17:42 ID:UIPhG/3k: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _＿___
　　　　　　　　　　　　　　　 . : : : : : : : : . . . . . . : : : . . ､
　　　　　　　　　　　　　／: : : : . . ､. . ＼ . . . . . . : : : : .＼
　　　　　　　　　　　 _. : : : : : : : . . .＼. . ＼ . . . . . : : : : : : '，
　　　　　　　　　　 /ニ=-{⌒⌒}: : : . 丶 . . ､ . . . . . ＼.: : : : :.
　　　　　　　　　　 7 ￣: : :＼／(__: : : : . . . . .V/. . . . : : ､.: : : :.
　　　　　　　　 :. :' : : : :{ : ＼⌒V: : : . . . . . V/: : . . . . .V/: :i_
.　　　　　　　　　ｉ: i : : : :八: : :.＼:Ⅵ: : : : . . . .V/: : : . . . .V/. }＾Y
.　　　　　　　　　 {: {: : : :{ : ｉ＼: : :.〕iト､: : . . . . . V/: : : : . . i. . .i　}
　　　　　　　　　 Ⅵ: : : : :`ﾄ--＼: : Ⅵ＼: : : . . .vﾍ : : . . ._j__: }/
　　　　　　　　　　　i八 : : . .| 　　〕iトv: : :＼: ._._.}　}__: : -=}⌒7　　　　貴族領で反逆されたら領主の不祥事になってしまうから
.　　　　　　　　　　 : : ヽ: : ..i ㌘¨笊沁Ⅵ : : : ⌒..i ノ: : : . . . . ..
　　　　　　　　ｉ : : ﾉ＼{　　　 Vﾂ V: ｉ : : : : } : : . . . . . . '　　　　　それは困るわね。
　　　　　　　　 }: :〈　　　　　　¨´　　}: | : : . . } : : . . . . . /
　　　　　　　　 }: ｉ: : .　　　　　　　 }:.И : . 人 : . . /:/}'　　　　　.　領主に非が大きければ改易されるよ。
　　　　　　　　 |:ハ: : :.　r‐へ　　 ..:}: } } : /⌒}ﾊ: /}/
　　　　　　　　 |i　∧: :ｉ＼ｰ'　　ィ^j / }: /　　　乂 __
　　　　　　　　 |: / ∧八　` r＜: :{ｲ/}　}/ 　　／ ⌒＼
　　　　　　　　 i　 / ∧: :＼乂: :人:}ﾊ /　　／　　　　　 >､
　　　　　　　　　　　　 /　∧: :(　⌒__／ ´ 　／　　　　　_厂ハ＼
　　　　　　　　　　　　　 ^⌒_ノ⌒/　__／　　　　 __厂ノ⌒.:.V '，
　　　　　　　　　　　　　　　　 {　{　'　／　　　 ___厂ノ⌒.:.:.:.:.:.:.V乂
　　　　　　　　　　　　　　　　八∧{／　　 ___厂ノ⌒.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.V⌒)
　　　　　　　　　　　　　　　 {.:.入__ _ 厂ノ⌒.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:V^(__
　　　　　　　　　　　　　　　 }.:(｀´).:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:V ⌒)
　　　　　　　　　　　　　　　　　 j.:.:.:V.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:':{.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.V(⌒
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　　　　　　　　　　　　　　　圦.:.:.:i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／:.:.:ﾊ.:∧.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.､
　　　　　　　　　　　　　个.:.:.:.:.:.:.:.:--.:.:.:.:.:.:.:/.:./.:.∧.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::＼
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　　　,'.:.:.:.:ﾉ:.:.:.:.:./i-‐/‐ !.:.:.:.:.:,':.:.__;ﾊ:.:.:.;:.:.:.',
　　　i:.:.:.;':.:.:.:.:.:/´ニ二｀,.､:.:.:.ﾊ:.:./｀i:.:.:.:i:.:.:.:
　　ﾉ:.:.:.!:.:.:i:.:.:.! ｲ ! _rｿ｀　）'　'-=､7:.:.:.!:.:./　　　　.　領民が理不尽に暴発して反乱を起こしたならともかく
　　,':|:.:.:.'､:.ﾊ:.ﾊ ,,,,￣　　　　└' ' i:.:.:.:ﾊ（
　　!ﾉ:.:.:.:.:)':.Y:.::'､　　　　　　 '　　 "!,:イﾉ　　　　　　　コーディネイターを作って制御できずに反逆されたら
　　ﾊ;.:.:.:ノ:.:.:.!:.:ハ､　　 i´￣7 　 ,.ｲ:.:.:Y＞
　〈:.:.:):.:.:.:.:.:.ﾉ:.:.:.:ﾉ｀ｧ､.,_` 　,. イ:.:.〉:.:.ハ　　　　　　　いくら上級貴族でも責任追及は免れないわ。
　　 )'´ヽ/_（_,.＞く´`''i､　￣ﾄ !ﾚﾍ(へ（ヽ!
　　　　　／ヽXXヽヽ、￣７　＼.　ヽﾊ）ノ
　　　　//｀ヽヽＸＸ.ヽ｀ヽ!:　　｀i ﾉヽ|
　　　 ,' 　　/ヽ..',ＸＸＸヽ　!、　　 ',XXヽ、
　　　 !　　/　/', l-ｌ‐＜ヽ　＼ヽ　i｀i ヽヽ
　　 / 　　 /　! |-l－ヽﾍ　ヽi/ /ヽヽヽ' ,
　　 /　　　,'　ﾉ/-l- －ヽ-lﾍ　o}　}－}￣ヽ,!
　　/　　　　 /l/l－l－ - }-- }　/　}-ﾉ-／ﾉ
　 ,'　　-=､ /l‐l-l ニl___ /__ /oﾉ　/７７/, '
　｛　　‐ ニ {lﾆlﾆｌﾆ/__/__/_/ /　/７７ l´
　 ',　　　／ 'lﾆlﾆｌﾆl__l___l___l |　l -l‐ｌ‐l
　　i　　　　　ヽlﾆｌﾆｌ__l___ｌ___l l　l -l‐ｌ‐l
　　ヽヽ　　i　｝ﾄｒlﾆｌﾆｌ__l__ｌ　l　ヽ-XXヽ、
　　　ヽヽ　　!,/7ーｒlﾆｌﾆｌ_lﾉ　ﾍ｡　ヽXXノ.

領主にとって領民が反乱を起こすことは非常に困る事だから圧政はやっていないし

そもそも大まかな方針を決められてもそれ以外は人類管理ＡＩに任せるしかないので

上級貴族は圧政をやりたくてもできない状態だった。
893 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/02(月) 08:18:24 ID:UIPhG/3k: ちなみに王国では領民が理不尽な理由で反乱を起こす事も想定されていた為

反乱を起こされた場合はどれだけ領主に非があるかが重視されていた。

つまりロサス王国のマグニフィコ王のように

善政を敷いていた名君が理不尽に反逆される場合も想定されていたのだ。
894 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/02(月) 08:19:02 ID:UIPhG/3k: 　　　　　　　　　　_,ノ）──- ､.,_
　　　　　　　,　'"´　　　＿,,,....,,,__ ｀　､
　　　　　／　　 ,.　'"´　　　　　　`' ､＼.
　　　　 ./（｀'´）'´　　　|　　　　　　　　　　`ｰノ
　　　　 | 　Y　　　　　/__　 |　　 ,|　　　､｀ヽ｀ヽ.
　　　　 ',　 |　/ 　!. ´| ＿ /!　 / |　 ,'　 .∨　!.　　 ',
　　　 _ノi_.ﾉ　| 　 |ｨｿ￣ﾘヽ|／　 !/‐ﾄ　 ! ﾄ､（.　　 |　　　成程、上級貴族たちがコーディネイターを嫌がるわけだわ。
　　 /　.ﾉ｀ヽ ', 　|,,´￣　　　　､__, !　/ノ　｀　　 !
　　 ! ./　　　）＼,ゝ　　　　　 .　　,,ﾚ（　　　　　 ,'　　　王国の標準である三河シリーズではなく
　　ヽ!　　 /　　＼　　 ` ｰ　　　八　＞　　　 /
　　　/ヽ、　 _人　　）ヽ、　　_,,. イ　ノ´　　　 , '　　　..　遺伝子操作までして独自の体制を作ったのに失敗したら
　　 ,' 　　）'´　＼）イ＼　￣|ヽノ |／　　　／
　　 ! 　　　_,,.イ´ ＼>､＼_rﾍ　|＼-‐-､　/´　　　　　　　自分が責任をとるしかないからね。
　　 ',　 /´　　　、　＼＼/（｀'´）!,. --､／、
　　　＼|　　　　　∨　　Y 　 Y　 !＜O>!/ ＼
　　　　 ! 　　　　　 '.,　　＼ ( `')' ､__,.ノ　　ヽ、⌒ヽ.
　　　　,'　　　　　　ﾊ　　　　｀Y　_ノ　 ∨　／ﾄ､　　|
　　　 ∧　　　　,.イ /|　, '"´￣(')´|　　　|_./|　 |__| 　 !
　　く　∧ｰ-イ___|／∨　　　　し'　　　 |＿|_ /　　 ./
　　／｀＼!＿∧　　　 '＞- ､,　　(') 　, '"´｀ヽ!　／
　/　　　　　　 ∧　　 .〈_/ / , ｀ヽ. l　/　　　ﾉ´∨

　　　　　　　　　　　　　／|
　　　　　　　　　　　　　　　 /＿|＿＿＿＿
　　　　　　　　--==二二二二二二二二二==--
　　　　　 -=二二二二二二二二二二二二二二二二==--￣´"''
　　　 -=二二二二二二二＞'' "ﾟ~￣￣~ﾟ" ''＜二二二二二二=-　　＼
　　-=二二二二二二二／/:.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:.:＼/, 二二二二二二=-⌒
　　-=二二二二二二／:.:/:.::.:|:.::.::.::.::.::.::.:.:|:.::.::.::.::.:: ＼/二二二二二二二=-
　　　　-=二二二二/:./::.::.::.::.:| :.::.::.::.: ､＿|＿::|:.::.::.::.::.:∨二二二二二二二=-
　　　　　　　-=二／:.::.::.:.:| :: |:|:.::.::.::.::.::/|:.:|::＼|:.::.::.:.:|:.:.:|//二二二二二二=-
　　　　　　／::/:.::.::＿|／|:|:.:|:.::.::.:/ｘ|笊て |:.::.::.:.:|:.:.:|//二二二二二=-
.　　　　　　　 ⌒７:.::/:.::.:ｘ|笊|八|ハ:/　Ｖ:ツ　 |:.::.::.:.:|:.:.:|二二二二=-
　　　　　　 /:.::/:.::.::.:.: Vツ　　、　　　　// |:.::.::.:.:|:.:.:|==--　　　　　　王国は系外銀河の統治は三河ネットワークを採用しているけど
　　　　　　　　/:.::.:|: /|:.: ﾊ//　　　　　　　 u　|:.::.::.:.:|:.:.:|
.　　　　　　 /／:: |/八:.:从　　　 ( 　　つ　　 / :.::.:: 八::|　　　　　　　　　それ以外の手段は自己責任で使うしかないから
　　　　／｛:(/:.:／:.:.:／:.::|>　　　　　　　 /:.::.::.: /:.::.::|
. 　　／:.::.::.:/／:／´￣｀＼　|＞　　イ :/:.::.::.: /:.::.: 八　　　　　　　..　反逆されたらペナルティが重いわ。
　　 / :.::.::.::／:.::.::|　　　　　＼￣＼__　 /:.::.::.: /:.::.: /:.::.＼
.　　| :.:: ／:.::.:.:／|　　　　　　　　＼⌒∨/:.::.::.: / :.:: /:|.::.::.::.::＼
.　　∨/:.::.:.:／:.::.:|　　　　　　　　 /:.::.::.: /⌒∨:.:|.::.::.::.::.::.::＼
　　 |:|:.::.::/:.::.::.:: |　　　　　　　　　　 |:.::.: : /　　　＼|.::.::.::.::.::.::.::.::＼
　　 |:|:.:.: | :.::.::.::Λ　　　　　　　　 | :.::.: | 　 ∨ 　＼ :.::.::.::.::.::.::.:: ＼
　　 Λ:.:.:|:.::.::.:/:.::|＼　　　　　＿＿_ | :.::.: |)＼｜　　　＼ :.::.::.::.::.::.::.::.:＼
. 　 /:.:: ＼:＼:/ :.: |　Λ　　／二二二]| :.::.: |:i:i:i:i＼　　　　 |.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.＼
　 /:.::.:/:.::.:￣￣ :〈　　＼/ﾆ／　　　＼八|:i:i:i:i:i:i:i）　　　Λ.::.::.::.::.::.::. ＼:.::.::.:＼
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　　　　　　　　　　　　　 __,,.. --──-- ､..,,__
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　　　　　ｲ:::::::::Y:::::Vヽﾚ'　!　!､,rﾉ　 ''´ 　 ',‐､ヽ. !:::::::::!::::::i　　　まあ、それもあるけど
　　　　〈::i::::::::::::〉:ン:ﾉ:::|.　'"" 　　　　　i　ﾘ　! 7::::::/:::::/
　　　　　〉::;::::::::::::::;':::::::::!　　　　　　　'　　 `'' .ノ !:::;:ｲ:::::::i'　　..　コーディネイターはかなり悪質だったわ。
　　　　　ﾉ::/::::::::::::::::|:::::;ハ　　　　　　　　　　　　/､!'::ﾍヽ(
　　　　ノ::::i::::::::i::::::::ﾉ:::ｲ::::i｀ヽ　　～　　　　,へ::::::|:::',
　　　　 ';::::ﾊ::::/::;:ｲ::::::ﾉ:::7‐-､へ､　　　 _,.. イ:::::!:::::::|::::::〉　　　　　　　　　　　　　「そうでしょうね」＞古明地公爵
　　　　ﾉﾍﾉ::::!::_;;::'-（:::::/＼　＼｀7二´ﾍ-､ﾉ:::ノヽ::ﾊヽ(
　　　　　　)>'"　　　 `'(ﾍX::ヽ､／ｒヽ./｀ヽ!(r"´（ｒ'"ヽ!
　　　　　 /　　　　　　　YXXﾍ　7tﾍ　 !Xﾍ｀ヽ.
　　　　　/　　　　　　　　　';XX;:i　/ 　ﾊ　|:Xﾊ　 ',
　　　　 i　　　　　　　　　iXXXi/ 　/　i　|XXi　ヽ.
　　　　　ヽ.　ヽ　　　　i　ｲ」XX;:i､__,.へ」〉 iXXi　_,ｲ
895 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/02(月) 08:19:37 ID:UIPhG/3k: 　　　　　　　　　　/:::::.::::::: .:::::::::: .::/:::::::. .::::　::.::::.　:.　　　　　ﾟ.
　　　　　　　　　 .::::::::::::::::::::::::ｲ:::ｨﾊ:::i:::::.:::::: jl:::i!::.　::.　　　　　。
　　　　　　　　　.'::::::::::::::::::::ﾊ斗:l-‐|::l!::::::i::: } i::ﾄ!::　::::　　　　　:.
　　　　　　　　 ..:::::::::::::::::::::|_,ｨf云ミヾ:|:::/!::.}　l|ﾞ|:: /::::　.　　　　:.　　　　そもそも上級貴族がＡＩ以外の手段を用意しようとしたのは
　　　　　　　　/::::::::::::::::::::i≠ん::ハ　 |:/ |:/ｉ　| }::/|::::: .:　　　　 }
　　　　　　　 , ::::::::::::::::::::圦`乂;斗'　　　ﾉ'　　　j/_ﾉ:;:..::ｉ　　　　 |　　..　彼らがＡＩに完全に依存するのは危険だと判断したからよ。
　　　　　　　′:::::::::::::::::::::::i 　　　　　 ′ 　　　 ./ｲ:::::/　 .　　　ﾄ､
　　　　　　　.|:::::::::::::::::::::::::入　　　　__　__,　　 ./ノイ/　　:i 　　|ｰ｀　　つまり、リスクを分散したいという考えね。
　　　　　　　|::i!:::::::::::::::::::::::::込＿　　　`　　　_／.ｲ::/ 　 .:::|　 :　|
　　　　　　　ヾﾊ::::::::::::::::::::::::::::＼￣　　　　　イ:::/ ../ ..:::ﾉ ; .: /　　　　これは当然の事なんだけど問題は能力と信用で
　　　　　　　 l| ∨:::::::::.::::::::::.:;::::::≧　.__　イ::::::ノ ..:/ . :::/ .:/:/
　　　　　　　　ヽ　＼::::::..:::､:::乂ﾉｨ‐ ..__　 __.!:／ ..:::/ .::::/,ノ'/′　　　　清姫さまが用意したＡＩを超える手段がない事ね。
　　　　　　　　／￣i:::ﾞｰﾄ!::≧廴__　　,ｨY ∠ イ:::/イ::r ´／
　　　　　　　／　　ヽ:::::::::::::::::::＼　　/厂ヽ　∧"＼!ｰゝ
　　　　　　/　　　　　ｉ::::::::::::::::::::::::＼/ V　ﾍ/. ＼_
　　　　　ﾑ　　　　　 ∨::::::::::::::::::::::::ﾞ､　ー-く　/:::::ﾐ::::､_
　　　　／　　　　　　　∨:::::::::::::::::::::::::ヽ|　j　ﾍ' :::::::::::::::! ｀ヽ、
　　　/　　　　　　　　　 ∨::::::::::::::::::::::::::|　　　ﾍ::::::::::::::ﾍ　 ! ﾟ.
　　/⌒ヽ、　　　　＼　　V::::::::::::::::::::::::|　　　　＼::::::::::::i.　}　i

　　　　　　　　　　　　　　　　_,. -‐―- ､ -‐　．_
　　　　　　　　　　　　　 , -'´　　　　　　　　　　　｀ヽ
　　　　　　　　 , -'´　　　　　　　　　　　　　　　｀ヽ
　　　　　　　　　 ,.r'´　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　＜_,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　／　　　　　　　　,　　　ヽ　　　　　　　　　　　ヽ　　　　コーディネイターは普通の人間よりも才能にあふれているけど
.　　　　　 /　　　/　　　 / /　 /　　ヽ　　　　ヽ　ヽ　　 l
　　　　　　,' ,ｲ　　/　　　/ /　　|　 i　　ヽ　　　　ヽヽ. 　　|　　　　それは能力を磨くために努力しないと意味がない。
　　　　　 | ｲ　　/　　　,'　,'　　 l　 |ヽ　 ',ヽ　　　､ヽヽ　　 |
　　　　　　ﾚ.|　　l　　　 i__ﾍ＿　';　 l ヽ, -'l.´ﾍ~　　ヽヽ |　　 |　　　　それに人間の範疇に収まるから結局
　　　　　　 l　 |　　　 7ﾍ| .>､｀　i!　|　ヽ,., -::,､,.　　.|i !.l 　　l
　　　　　　 i.　|.　　　| ,r'l:::::oi ､.|ヽ､|　ｲ::::::｀| ),. 　.| i!i!　　ヽ､_　　知能などは人工超知能に勝てないわ。
　　　　　　 l ∧　　 i,ヽ ', ::::i| ヽ　　　 ',:::::::ﾉﾉ ',.　.| i!i! 　　<´
　　　　　　　　 l' l ヽ　 |.',　ヽ､ソ　　　　　｀ｰﾞ´　 |>ﾘ　 ,　 l 　）　..　ＢＢや三河シリーズの代わりにはなれないけど
　　　　　　　　 l.　, ヽ.|　',　　　　 ′　　　　／i∧. ﾉ　 l　 /
　　　　　　 l　i!　 ', 　l｀　．._　ー　一 .,..ィ´/i 　 ,ｲ' 　,i　/　　　　なまじ人間に分類されるのがまずかった。
　　　　　　　　ヽ |ヽ　|､　lヽ　ヽ｀i'- ．- ''´　レ./ ／ ,'　/ 'r'
　　　　　　　　　ヾ　ヽl l l　ヽ. ,>'i　　　 ,.-'´ヽ''"　　| /
　　　　　　　　　　ヾ｀_,.-''7　 l.　, -'´ 　ノ.#｀ヽ　ヾ
　　　　　　　　　_,.．-''ﾞ´ ## l　 ,.ﾍ´　　ノ..####..｀ヽ.
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　　.　 ,. : : : : :/ :｜:{: : : : : : : : : ＼: : ､ : ∨: : : ',
　　 /:ｲ: : : :/ : :｜:{: : : : : : : : : : : ∨∧: :∨ : : ′　　　　　.　コーディネイターと普通の人間は
　　 :/ i{: : : :′: : |: i{: : : : : : ﾄ､: : : : :', ∧ : ∨: : :i|
　　i:′ ' : : i| : : :_ﾄ､ : ､: : : :｜＼:j 斗- |: : :|: : :寸　　　　　.　子供の時から明確な格差ができてしまう。
　　i|　 ∧: :人 : : | ｀ﾏ（＼: : |　　_): : |∨|: : :| : : : ＼
　　　　　)ﾄ､: :|ﾄ､f芹芋苅＼!　,r笊芋芹 : :｜八: : : ＼　　　　当然ながら普通の人間は『ズルをしている』とコーディネイターを嫌い
　　‐=彡)k､{Ｎ: 八乂_ソ　　　乂_ソﾉ/: : |i|: : ＼(⌒`ｰ'
　　　／:/ : : : Ⅵ::::::::　　　 ' 　　 ::::::ﾉｲ: : : |i|: : : 、ヽ　　　　　コーディネイターは能力が低い普通の人間を見下してしまう。
　　 (: :/{: : : : :从　　　　　　　　　　　从 : : j|: : : ﾊ: : )
　　　 j{ 人: : :|!: :个. ._ 　　 ( ) 　　. ｲ: /: : ﾉ: _:ｨ(,ﾉ／　　　.　そうした確執が感情論にまで結びついて
　　　　　　＼:jﾄ､: : 寸 ≧s｡. __　.ィf /: /i : ｲ⌒╋╋〉
　　　　　　 _ﾉ＼i＼: :|　ﾏ=-　_／ ^7: / iﾚ' |i╋╋ i∧　　　　　領民たちに反コーディネイター感情を発生させてしまった。
　　　　　　〉╋╋i∧|　 ‘，　　　〈V　　　|{╋╋ j{ i|
　　　　　 i|∨i|╋|　　 /＼，　　 /∧　　 .|i rﾍ ¨7 八
　　　　 .i| ∨╋| 　 ,′ ∧，　,/i|　ﾄ､　　|寸　V　　 ′
　　　　　　 |　.ア´l　.∧　 { ｉ|〉ｒｆ╋|　|i∧　jr'ﾍ　 ∨　 .}
　　　　　　 i,ｨf╋∧/╋|　{╋寸╋|　|i | ∨{　 ',　ｒヘ.　}
　　　　　 _ i╋╋i╋ ╋i　 Ⅵ∨╋|　|i╋╋i〉　},/　　Ⅵ
　　　　r〈＾i|╋╋i╋ ╋|　　Ⅵ| ╋|　|l╋　7　　∨⌒ヽi|
　　　r〈　` Ⅶi╋i╋ ╋l　　 }_,| ╋|　|l╋　{　　〈　ｒへ〉
896 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/02(月) 08:20:04 ID:UIPhG/3k: 　　　　　　　　　　　　　_____
　　　　　　　　　,＞'"´:::::::::::::｀'"´￣｀''ヽ.,
　　　ヽｰ-::''"´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　｀７::::::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ.,
　　　　 /::::::::::::::/:::::::;/:::::::::､::::::::::::ヽ;::::::ヽ;:::∧
　　　　'::::::::::/:::{､:::::/|::::::::::::ﾊ:::::::::::::::':､::::::';::::::|　　　.　更にコーディネイターが能力に劣る上級貴族に従うのを嫌がるから
　　　 .{:::::::::::{:::ﾊ:::メ､|:::::::::/_ﾉ;:イ::::::::::::';::::::}:::::!
　　　　　'､:::::::ヽ{「ﾍhﾊﾍ;:::::;'ｧｰテ=ｔ､}:::::::}::::/::::;'　　　.　上級貴族にとっても扱いにくく信用できない存在になるわ。
　　　　　　ヽ;::::;ﾊ　ゞ'　ヽ|　　{h　,ﾘﾊ::::;／::::/
　　　　　}イ:::{""　　　　　　￣/::::}ノ::::::::八　　　　　そうなるとコーディネイターが地方議会議員のような地方公務員や
　　　　　　　ノ:::人　　､＿.　ι{::::::;:::::::::（::::::＼
　　　　　,.:'´:::;:':::::ﾉ＞､　　　　,.イﾍ;:::}/::::::::::':;:::::::::':,　　地方裁判官のような国家公務員をやることに領民が納得しないわ。
　　　　 {::::::::{:::::（r'-{::::ﾉヽｧ＜ /　 }ノ､::::::::::::ﾉ:::r､::::}
　　　　　｀ヽ人:ア´{／´､｀ヽ. /　　 /,#,＼:イ::::ノ　∨　　上級貴族も信用できないコーディネイターにそんな仕事に付けたくないでしょうね。
　　　　　　 / 　/　二ヽJ∧ヽ/#,#,／｀ヾ´
　　　　　　　 ;　　/　　-､ｿノ|{._∨#,#/　　　　':,
　　　　　　{　 ;　　ノi∧,'　 ,'##,#;／　　　 }
　　　　　　rヽ7　　厂/　i　./,#,#,/　　　　　ヽ
　　　　　｀「'　　 ;! /　｜ {,#,#,#;　　　　　　 }
　　　　　　　/ 　　　ﾊﾍ　 !　 '､#,#,ゝ､　　　ﾉノ

　　　　　　　　　　　　,.　 -――-　､
　　　　　　　　　,.　 ´::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::;::::::::::::::＼
　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::/＼::::::lヽ::::lヽ::::::ヽ　　　　　因みにコーディネイターは遺伝子操作によって能力を高めているけど
　　　　　 ./::::::::::::::::::::i_::::/_ 　ヾ:l ,-ゞ｢l:::::::::::l
　　　　　 l::::::::::::::::::::::l ,l/‐-｀　 ` ,.-‐　l:::::lヽ;i　　　.　これは遺伝子の多様性を失う事を意味するわ。
　　　　　 l::::::::::::::::::::::l　-┸　　　　┸　l::::::l
　　　　　 l:::::::::::::::::::::l　　　　　　　　　 l::::::::l　　　　.　王国が十分な量の女性の遺伝子を確保しているにも関わらず
　　　　 ,丿:::::::::::::::::::::ヽ　　　　　　　　' l:::::::ヽ､
　　　　/:::::::::::::::::::::::､､;;;ゝ　　 , -ｭ　　ﾉ:::::::ヽ､''　　　未だに平民女性を作り続けているのは遺伝子の多様性を維持する為よ。
　　　　 V:::;:::::::::::::/､_ 　　　　￣　　／ｲ`､:::ｨ'''"´
　　　　　'"i::::::::ﾊ;∧;ｲ￣l｀　　r‐イ´ﾚﾞﾄ'　 )ﾉ　　　　　遺伝子の多様性を失ってしまうと出生率の低下や
　　　　　　ﾚ"ﾚ'　　　 /´j　　 lヽ､_　　　　 '
　　　　　　　　＿,,／l　＼　 l　 ,.-`‐r,,､　　　　　　　身体的・精神的な障害を抱えた者がでてしまうからね。
　　　　　　　 / ヽ###|　, -､|､ l-ll####ﾄl ヽ
　　　　　　 / 　　',##ﾚヾ,､　只/i###ljﾄ|　ヽ
　　　　　　/ 　　 ',#####iヾ/=Y###ヽ､i　　ヽ
　　　　　 .l 　　　/#####| く　,ゞ####ヽ　　ヽ
　　　　　 l　　　 /######l 　丁i:######l　　ヽ
　　　　　.l　　　 l#######l　 l l l:#####/､　　ヽ
　　　　　l　　i　l#######:l　 lol l#####l　＼／　l
　　　　　|　　l .l#######:l 　lol |#####{　,ﾉノ　l
　　　　 .|　　 l l#######:l　 lヽ､-､;###:l/　　　/
　　　　 l　　　ll#######:l 　 lol#｀ヽ￣　｀l　／
　　　 |　　　|l#######l　　loL__ノ　　　ヽ/

.　　　　　　　　　　 .　-‐…‐-ミ＿
　　　　　　　　／..:.:.:.:.:.:.: : ´ :.:.:.:.:.:｀丶、
.　　　　　　　／..: .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..＼
　　　　　　 / .:.:人 :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
.　　　　　 /.:.:. (＿) .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
　　　　　　 .′:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:| : |:.:|　　　当然だけど王侯貴族は貴種としての血筋を後世に残すために
.　　　　　　ｌ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:./.:. | : |:.:|
.　　　　　　 | :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: /.:.:／.:.: ｲ.:/|:/　　　治療目的以外の遺伝子操作はできないわ。
　　　{`'ｰ=彡:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: {／ｉ{／{__|/ノ′
.　　　＞─ :.:.:.:.: }:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: 八""ヽ　　　　　　能力向上の為に遺伝子操作なんて論外よ。
　 ∠,,＿彡..:.: . /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:} .:.:.:.:.:.:.:.:{:＼c-ﾉ
　　／.: : /.: ／..:.:.:.:.:.:.:.:.: /.:.:.:.:.:.:.}＼＼厂　　　　　　　故にコーディネイターを能力で従わせる事はできないから
. 　 {／⌒|: /.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ／..:.:.:.: ／..:.: }｀⌒
. 　　　ﾉｲ.:.:.:.___/ .: /.:.: ∠イｘ─‐く　　　　　　　　　　コーディネイターにとっては『無能者が偉そうにしている』
　　　　　八／┼＼∧／┼ /./　　　',
　　　　 / .|‐┼┼┼┼┼｛/　　　　′　　　　　　　　と反発して逆らいたくなるみたいね。
　　　／　|‐┼┼┼┼‐／　　　　ヽ
.　　　　＼　/ｰ┼┼┼‐ く　　　　　　｝
　　　 / Уー┼┼┼┼/⌒＼　　　ノ

　　　　　　　,,.. -──-- ､.,__
　　　　 ,. '":::::::::::::::::::::::::::::::::::::`　､
　　　, ':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
.　　,'::::::::::::::::::,'::::ｌ::::ｌ:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　 /:::::::::::/::::,::',::::i',::::ｌ:::::::::,::::i::::i:::::、:::::ｌ　　　　　公務員などで使えないなら領民がいない僻地にまとめて技術開発にやってもらおうにも
　 !:::::::::::::I::::I::I:::::',ｌ::::',::,.::::l::::ｌ',::h:::::',:::::|
　|:::::::::::::I:::::I::I:::::ｌ::',::ﾊ:::::h.::|::',ﾊ:::::',:::::|　　　　.　BBに遥かに劣る上に領主に反乱を起こしてしまうみたい。
　ｌ::::i:::::::|n::::|__',::|　V i　/ ',/::',::|::',::::',::｜
　'',,.|＼::||NﾊV__!,,,.　 V　F＝メ爪/::/::ヽ　　　　上級貴族は信用できる存在が欲しいだけで狂犬のような連中が欲しいわけじゃないわ。
　　ｙ/::||::::i F'　　'i　　　ゝ__/　/::/i:::::::ｌ
　　/::i::::!:::::l ヾ - "　　　　　　　i l::::|:::::::|　　　　結果としてコーディネイターは使えない厄介者扱いになり
　 (::::ｌ:::::ｌ,::::ヽ　　　　　　　　　 , '::l::::|::::／
　　＼ｗ::＼::::＼　　‐-‐'　　, '/::::i::/／　　　　　上級貴族はコーディネイター計画を廃棄したわ。
　　　　　＼i＼::::`'''iー- ''l"　/ｌ::::ｌ/V
　　　　　　＿ソ＼|　　／＼
　　　　／i´##',　　>-<　　 /ー--　、
　　　 /　ｌ####'／l　　ｌ　　/ ####/ ＼
　　 /　　ｌ#####/￣',, ｙ/#####/ ￣ >
　　ｌ　　 ! ####/　　　 V#####/ 　　/
　　ｌ　　/####/　　　　',#####i　　 <
　　ｌ　 !####<、　　　__」#####ｌ　 /
　　　''ｌ l####ｌ＼_／####### ｌ　　i
　　　ｌ　l####ヾﾉ^ヽi####### l　 /
　　　 l　',.####ｿ´ : 十######<　　ｌ
　　　 l　 l###ヽﾉ=´ｱ########',　ｌ
　　　 l　/####ヾ_ﾊ_ヽ########,　ｌ
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　　　 l~~l'''"　〉=='"〈　ー--　-"|
　　　 l　i/＼__ - 十ィｿー-ー,',',"ｌ
　　　 l　 i/:::;;;;;;;;;;_.,. ‐ ''""#####!
.　　　ｌ　/###################ヽ
　　　ｌ／#####################ヽ
　／#########################＼
897 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/02(月) 08:20:33 ID:UIPhG/3k: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿　＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　⌒＞---: : : : : :vー-=､
　　　　　　　　　　　　　　　＿: : ::＿＿　＿＿ _　__: : : :｀ヽ
　　　　　　　　　　　　 /: : -‐－　――― - 〈　Y ヽ: : : ∨
　　　　　　　　　　　　　　/／: : : : :|: : : : : : : : : : : ＼／: : : : : v
　　　　　　　　　　　　　／: : : : : : ::|: : : : ::|＼: : : : : |: : : : : : : :∨
　　　　　　　　　　　 /: : : : : |: :∧: : : ::|⌒)＼: : :|: : :＼: : : : }　　　能力と信用が遥かに低い上に
　　　　　　　　　　　　 /: : : : : : ﾊ:⌒＼: :::| ｘｔ斧ぅ､人: : :/: : : ::
　　　　　　　　　　　／⌒|: : : : ::ﾊｨ笊ぅ＼ｊ　　乂ソ/: :∨: : :}:::::|　　.　余計な差別問題を引き起こすか。
　　　　　　　　　　　　　 |::∧: : :∧　ゞ'　　　　　 /: : : :}: ::ﾉｲ:|
　　　　　　　　　　　　　ﾚ　ハ: : :∧　　　_ _　／/: : :ﾊﾊ::　ﾚ　　　　確かに使い物にならないね。
　　　　　　　　　　　　　　　/　＼{＼＞:..　_ ....:＜: : :/:／ﾚ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　__＼<￣::|　　　 {￣>
　　　　　　　　　　　　　　　　 -=「( /　〉.ノ, -=ﾆ￣〈＿
　　　　　　　　　　　　　 / y L∨/ｖへ　　　ヘ入ﾉヘ
　　　　　　　　　　　　　　　/ /　〈ﾉ　ｖノ　　＼ﾍﾉ｀　／⌒∨
　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　〈ｖ〉　　　　　　〃　　　 ∨
　　　　　　　　　　　　 / {:　　　　　　　　　　　 |　　　　　 ∨
　　　　　　　　　　　　　　 ∧::....　〈ｖ〉　　 _ _ 　..ノ|　　　　　　∨
　　　　　　　　　　　　 /　　 |￣　　　　　￣￣　ﾊ　　　　　 ∨
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　　　　　　　　　　　　/　　　〉　　　　　　　　　 }　 {　　　　＼　 ∨
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　　　　　　　　 /／　　　　　〈ｖ〉　　　　　　　　　∧＼　　　　　　　＼
　　　　　　　　／ {⌒V　　　　 /　　　 |　　　　／: : 〉　＼　　　　　　　 |
　　　　　　／　　￣|＿＿＿厂｀ヽ＿|＿＿／::::: : :|　＼＼　　　　　　∨
　　　　　／　　　　　/: : : : : |: : : : : : : ∨: : : : : : : : :|　　＼＼　　　　　｀ヽ
　　　　〈　/　ｲ　　 /: : : : : : |: : : : : : : : ∨: : : : : : : :|　　　　＼＼　　　　　　＼

　　　　　　ﾄ、　　　　　 ,. -──-ｧ'⌒ヽ-､　　／| 　／!
　　　　＿|　＼　　　／_;;;:::-──` ｰ＜　ﾉY´　/／　/
　　　./　　＼＿＞'"´:::_;;;::: --─-　､:::::::`'く|　/´　　/
　　　ﾚ'´￣｀7＞''ア"´ , 　　　　　　　｀'　､:::::＼　／
　　　　　／::::／ .／　| 　　 i 　　　＼　＼::::`く　　　　　　魔女の場合は『ＡＩが苦手な魔法研究に優れている』という強みがあるけど
　　　　〈:::::::/　 /　　ﾊ　　/!.　 __/!　 ',　　　':,:::::〉
　　　　　＼|　　| ./｀ﾒ､|　/ ,|イ´ハ|　　|　　　∨　　　　　　コーディネイターはそれすらないからね。
　　　　　　　| 　 |/.ｧi7ﾊ|/　　 j＿り|　　|　　　　|
　　　　　　　| 　 |,ｲ .j_り,　　　　　ﾞ' |　　|　　 i　 ',　　　　　　確かに邪魔なだけだわ。
　　　　　　 ∧ 　!7'"　　　　　　　 !　　!　　 |　　＼.
　　　　　 /　|＼ﾄ、　　　-　　 u　.|　　|.　　', 　　＼
　　　　／　 !　 |　|＞､　　　　ｲ| 　ﾊ＿__　、　､ ',
　　　 / 　／.|　 | /　　 _｀ｱTこ.ン |　/｀´　　｀ヽ.　　.! |
　　　.|　 /'!　 !＼|'　/´ ､ //ﾑ　__　ﾚ' |　　　　　　＼ /
　　　＼|　＼|　 |／　,|￣7‐ｒ'´　|,/　〈　　　　　　　 _〉
　　　　　／∧ r!　　7〉_/ｧｒﾍ＿ｊ　　　､　　＞''"´｀ヽ
　　　　/´｀'く.　`,ﾍ.＿jく__,}|::|{＿〉　　　｀'Y´　 _,,.. -､|
　　／!　_　｀!）く.,_＿_|　 {|:::|{　　　　　　　!ヽ,ﾍ.　　　i
　 /　 ,|　 ,ﾝｲ／　　　,!　 }|:::|}　　　　''" 　/´ | ∧　　　ｌ

　　　　　　　　　　　_,.. -―-‐‐- ..,,__
　　　　　　　　,;:'"´::::__;;__::::::::::::::::::__｀ヽ
　　　　　　　／::::::,::'´:::::::::::｀ヽ::/"´::::｀::':.､__,
.　　　　　 /::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(
　　　　　　,':::::/::::::::::::/:､!__;:ｨ::i::::::/i:::::::i:::::::::',　　　　まあ、そんな厄介事を未然に防げたのはありがたいわ。
　　　　　　|::::〈:::::::::::/,ﾝ'';ﾆ:;ヽ|:::/::|､_!_ﾊ:::::::::〉
　　　　　|::::::ﾊ:::ﾚ'7::! /　ｿ ::ﾚ':::ｧ;ﾆ;ヽ!:::::::/　　　　やっぱり未来を見る魔法は凄いわ。
.　　　　　ﾉ::::::::::Y:ヽi,,　゛ｰ' 　　 ./'/'ﾊ|::::i:::ｌ
.　　　　 /::::::;::::::::::::::l u　　 __　'　｀´,,i':::;ハ〈　　　.　失敗が分かるから事前に対応する事ができるもの。
　　　　〈::::::/:::::::i:::::::ﾊ　〈.__｀ゝ　,ｲヾ:::ｲ.`
.　　　　 )ノハ-ﾊ::::::::;ﾙ＞.､.,_,. :＜|:::;:::i:::::}
　　　　　ア´ 　｀ヽﾊ´ ヽｰヽ､::;'::ﾊﾉﾚ）ノ
　　　　　/　　　　 i#,＼/-r-､|⌒ ､
　　　　 i　　　　　 ,!,#,#,| `{　,)'ﾄ､　 ',
　　　　/─-'､.,__,/､,#,#,| /　 i |#,|　 |
.　　　 /,. --,.--'-､､#,#,/　 /.| |#;,___',､
.　　 /　./ i　ﾆ二l#,#,#,|　　|　.|#!-‐-､ヽ
　　 !　 | |}　 -‐-〉 ./,#,|　 :o}　|ｲ}二ﾆ　||
898 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/02(月) 08:21:06 ID:UIPhG/3k: 　　　　　　　　　　 _、‐ 　　￣　　　　_
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　　　　　　　 /　 .／　　＿,,....,,＿　　｀ヽ::: : : : : ::、
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　　　　　　　 ′:: :: ::∧: : : : : : :､: : : : : : ＼／ii_ : : : ::
　　　　　　　 l: : : : : ::| ∧ : : : : | ＼: : : : : : :| : ll_ : : : :ｌ　　　清姫さまがわざわざ特化型の魔女を
　　　　　　 :.:.:.:. ｌ:.:.|-‐ヽ- :.:.:.ｌ -‐＼‐-:.:.:.|.:.:l.ｌ:.:.:.:.:.:′
　　　　　　 :.:.:.:.:ｌ:.:|　　-＼ :.:ｌ　 -‐ ＼:.:./.:.,l l .:.:/:　　　　用意するだけのことはあるみたいね。
　　　　　　　ｌ:､:.:.:l八卞亡ﾝ＼　弋亡ﾌ:.:./ ヽヽ :′
　　　　　　　　ﾉハ:.:.:､:.＼　　,　　　　　　/: /.:.:.:.:.ヽヽ　　　　上級貴族が未来調査員を頼る気持ちは理解できるわ。
　　　　　　　／　ハ:.:ﾊ:∧　　　　　 _;／.:.:.:,:' :/ j .j
　　　　　　　　　　 :.:lﾊ:.个:. .　､　　　／.:/.:,:'　;′ｌ　l
　　　　　　　　　　　lﾉハ:.| |:ﾊ＞　　イ/.:./:./　　　 i　i
　　　　　　　　　　　　　 ':|　　V_｣　 /／|X　　　　l　l
　　　　　 z＝＝＝＝＝=／/ﾉ　　　／　ｌ　　　 l　l
　　　　 //.　　　ィ７厂　 /　　_／　　ト　._　l　l
　　　　　 i .i　　 ./　/／　フ.r.t＜__　　　 ./　/ /‐l　l
　　　　　ﾏﾊ　/ ｘ仁二´／∨＼　＼　/　/ /　ｊ　ｊ.,
　　　　　　ﾏﾊ／　　　　／／　ヽ /∨　　/／/ ./. ′
.　　　　　／　　　　　／,..'ヽヽ＿＿　　 / 〃／／　　ｌ
　　　　　/　　　　　　/ ./ . 　 / 　　ヾ二二´_ノ.　　　.|
.　　　　ｌ　　　　　　 io i 　　 {＜(o)＞ }. Vﾊ　　　　　 |
　　　　　. : . :‐-. : ﾆ: .:i . _ . ,ゝ､.,____ノ ::::∨　　　　　 |
　　　　ﾊ: : : : : : : : :io i : : ノノ : : : ヽヽ〈　　　　　 |
　　　 / ∧: : : : : :_:_:.i: : ／／:: : : : : :..:ヽヽi　　　　　　｜

　　　　　　　　 /ｊ　　　　　　　　　　 __＿__　　　　/　　 | _,,.-‐''"　　　/
　　　　　　　　　　/ ハ　　　　　　,.r＜三三三三＞､.! /´/´　　　　　　／
　　　　　　　 l　! 　＞.７ｰ＜三三三三三三三三ヽ./ 　／　　 r＜
　　　　　　　 |　γ　/　　　　ヽミ三三三三三三三∧〃　／　　＞
　　　　　　　　 -┴‐{　 i 　　　/　ヽ Y三三三三三三三ー＜＿ｘ＜
　　　　　／　⌒ヾ人　　　　从. 　ﾉ≧三三三三三三三三三三三＞
　　　　　/／￣￣　＞ゝ─‐＜三≧"＞=＝ｆ"´ ￣￣￣｀ヽミ厂´
　　　　　　　 <三三＞──‐＜　 / /　/　　　　　l　　　　ヾ､
　　　　　　　　　 /　/　/　　ｲ　/ /　ｲ　　　　　/　　　　　　ｉ
　　　　　　　　　　 /　/　/　　/　!/lX! / l !　　　 /　　 ,ｲ　　　 |
　　　　　＿　　　　/　/　/ 　 / イてぅ､ﾘ､从　　イ|　　 //　　　 !
　　　Y　＿｀ヽ. /　/　/　／ /!. V辷ﾘ　　 )／斗ﾘ人//　　　　 ′
　　　弋ン)⌒>r vムニイ／.! ! ,,,,｀¨　　　ｨてぅﾐ､/ '　　 /　/　　　私たちや王家だって失策がなかったわけではないわ。
　　　　￣r <　l　辷ー＜　　| l　　　　　 ,　　ヾンツ'　　/ /　/
　　　　／〉　V　　　　　 }　 i人　ヽ　 _,　　 ''''∠＿ノｿｲ　/　　　　それを未然に防げたらと昔の先人たちなら一度は思ったでしょう。
　　／／/ヽ　　　　　　ｒ'　从 l＼　　　　　イ　 |! 　イ !ｲ
.　／／／／＼　　　　/!　　| |　＼　＞-‐ T_´ │　||　　 |│l　　　　　特に魔王戦争時の女王陛下はそう思った筈よ。
〃 /／／　　　l　　 │|　　| |　　〉､　　ｿ､.　 |　/ !　　ヾ､ヽ
　／／　　　 /!　　　ﾄi! 　 ! l　､　|─辷そ＿＞!､_　|　　　　＼＼　ヽ､
　／　　　　／ l　　　 l |!. / /　∧ !::::::::):::}:::::::::::::::::l l 　　　　　＼＼ノ )
／　　　／　 l　　　　| ∨ /　 l　l |:::／|⌒ﾄ､:::::::::::{∧　　　　　　　＼ <
　　　　 /　　_,.'　　　 l　∨　　| /∧::::::|三ﾄ､＼::::::ﾄ､＼＼　　　　　　　`ー─-　 .
　　　〈　　〃'　　　　　l!､　〉　ﾘ∧ !:::∧ﾐ∧ヽ:::￣ヽY　＼＼＼　　　＼⌒ヽ　　｀ヽ
　　　　ヽ {l.,'　　　　 │∨　　 /　 !|:/ 〈|三ﾐ〉 ',:::::::::::＼　　＼＼＼　　　　＼__!|｀ヽ　丶
　　　//　　{!l　　　　　　l /　　 /　 //:| 〈 !三ﾐ!〉 l::::::r┬ '　　　＼＼＼　　　　　ヽ　＼　',
　　 //　　　ヾ　　　　 /"/　 /　 /ｲ::::|　〈!三:/〉 |／　l　　　／　　＼＿＼　　　　＼　〉 !
　　//　　　　∧　　　.〃/　 /　ノイ!ヽj　〈!三.| 〉　　　 l〉‐<　　　／＼｀ヾ､　　　　　∨/
　 //　　　　/　ー‐' 　/　 /　　　ﾉ'　　　〈l三:| 〉　　　|　　＼_／　　　＼　〉　ト､　　　 l'
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／　　　 !　ヽ　　　 ! .∧　　　　　　　　)!三ミ!〉　　　| 　　　 /´　　　 /ﾉイ　　 )ｲ

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　　　　　　　　　_,-‐´　　　｀ヽ、
　　　　　　　　　￣￣￣｀ヽ　　 }
　　　　　　　　　　　　　　__,} 　ｲ-‐ーー-- 、
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　　　　　 /　 ,/　　／　　,/ !　　ヽ　ヽ　ヽ　ヽ　ヽヽ、ヽ、
　　　　　　/　,/　　,／　　　 {　!　　　｀　ヽ　ヽ　ヽ　ヽヽ￣
　　　　　 /　/　　,/　　　　　{　 i　　　、｀　｀　　｀、｀　｀ヽ
　　　　ﾉ　 /　　/　　　　　　{　 {　　　｀｀　 }　　｀　｀　　, ヽ
　　　ノ /　i i　/　　　　　　　｀　｀、　　 l }　 }　　　｀　｀　｀ヽ｀、　　　　確かに王国史上最悪のクズに振り回されたから
　 _,ノ,ノ{　 i |　,!　 ,　 ,　　i　 , ｀　｀　　 ! } ,人　　, ｀　!　｀　ヽ、
　￣´　{　 i　i ,!　,/　 l　 /　 ,}　ヽ　｀、　 !,ｲ' }X´　 i　}　}　　i　　　　　.　私たちにとってもそういうのは困るわ。
　　　　1　{　》ン´{　　l __!__/１ ,人ヽ｀、 l ,lX ﾚ},彡1,ﾉ　ﾉ、　}
　　　》｀､´　　 l |　i　 l７`7７‐-!、ヽﾐ !´i_シ´i　Fｲ　ﾉ i　/
　　　　/｀ヽ{ 　　 i i `x'''ﾄr-ｿミミ_!　,　ﾉiｿ《___ノ,ｲﾉ !　//} /
　　　　{　｀、　　　 {｀、｀{ 乂r､__ノ} /_ﾉ l´　-‐'シi ///r'V´└-、
　　　ヽ_　}　　　｀'i,_　1`/　ﾄ- ´/´7　　　 ,，ｲ,/ｲ{、ヽ__￣￣
　　　　　　}　,　、､　! ｀i /　《､_/　/ __' -ンイ /《 l { ｀､‐´
　　　＿ノﾉﾉ八 !》､,|　|/ 　/７'　/三‐‐,´≪!/　｀､iﾚ　ヽ、
　　　｀ｰ'´ /ノ／! i、}　!　　｀´　/　 ,,ﾌ´／i::':ヽ、｀ﾐﾐ、__ ｀1
　　　　　　　 ,! ,　｀{ /　　　　 └ ´ ,／フ》‐'´ヾヽ｀､∨,､ 7}
　　　　　　　／／ヽ､i '　　　/　　　／／´く::::::::::::L､ヽi,,､、《i
　　　　　　 / ´ｰ-、 1　　　'　　　／　 /ー}--‐く　｀ー---L、＿＿,-、
　　　　　 /　　 , -‐/}　　　　　／｀》､/ ｴｂ}:::::::::::ヽ、::::::::::::::::::::::::::::ﾄ,'
　　　　　《　 _/ 　 /｀ヽ_　　 _／/　/　　　５l　i:::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::}う
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　　　　 /　/　　　　ヽ､_/ _/} /￣/　　　 i´Ｐi｀}::::::::::::::::::::::::::::::::::::しr'´｀、
　　　　/　/　　　　　　　　ﾉ /　/　　　　/=l　l了､:::::::::::::::::::::::::::::r´う　 /
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王国は過去に多くの失敗をしていた。

その結果、上級貴族が未来調査員に頼るようになったわけであるが

王家や六大貴族もその気持ちは分かるので、その事に触れる事はなかった。
899 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/02(月) 08:21:37 ID:UIPhG/3k: 　　　　　　　　　　　　　　　　_,....-‐'" :. :. :.~"''～､、
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／ , -‐- _＼ﾞ(:. |:. |i: )_ノ:.＼ : 个ぃ ,_ 　　　 .イ:ハ／ :. ／/／　　.／／　　　　上級貴族が効率的に政治をやっているなら
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　　　　　　＼＼ (ﾌ＼　｀`　｀⌒∨〉　　　　　 /　　〉　　　　.／／　　　　　　　それでいいでしょう。
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.　　　　　　／　　 ,∨ 　 γ::i ,///,ヽ///////////////////////,,///////'　　　.　石橋を叩いて渡る形だけど政治家はそれ位が丁度いいかもね。
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　　　 / 　　　 ,∨　　（:::.と }:∨//////ヾ'///////////////,　'////////,'　　　　　上級貴族が健全なのは良い事よ。
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六大貴族は権力を持たず祭祀や女王の公務の補助をしていたが

そんな割に合わない仕事でも王国が発展していた事で彼女たちは自分を納得させる事ができた。

権威だけのお飾りであっても彼女たちはその血筋と家柄に相応しい誇りを失っていなかった。
900 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/02(月) 08:22:02 ID:UIPhG/3k: 　　　　　　　　　　／: : : : : :,　-‐=≦　　　　.,. :-=≦,.ィ　 r=: : : :.＼　　　　＼: : : : : : : : : :
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┃｜　　　　　　　　　　　　　番外編　六大貴族　　完　　　　　　　　　　　　....｜┃
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901 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/02(月) 08:22:30 ID:UIPhG/3k: 今回の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
902 ：名無しさん＠狐板：2025/06/02(月) 08:36:49 ID:A68+52Ug: 乙

宇宙を存続させるには
すずかの機嫌を損ねないのが最優先事項かｗ
903 ：名無しさん＠狐板：2025/06/02(月) 10:27:39 ID:XALSKBsa: 乙でした
904 ：名無しさん＠狐板：2025/06/02(月) 13:31:18 ID:siaBUlsF: 乙にやす。
七大神は一周回って喪女スタイルで日々を謳歌してるんだろうか？ｗ
905 ：名無しさん＠狐板：2025/06/02(月) 16:47:14 ID:zKVZtIbj: 乙でした
906 ：名無しさん＠狐板：2025/06/02(月) 21:07:00 ID:K+qv41MC: 乙でした。
自分が子供のおもちゃでしかないと知っているのと知らないで済むのとどっちが幸せなんだろう。
907 ：名無しさん＠狐板：2025/06/02(月) 21:29:47 ID:eBb/edY+: 乙
908 ：名無しさん＠狐板：2025/06/02(月) 21:31:06 ID:VF92X+Y3: 乙でした
909 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/02(月) 23:03:38 ID:UIPhG/3k: >>887　誤字修正
×（文明が未発達のころは力押しで何とかできたけど
〇（文明が未熟だった時代なら力押しで何とかできたけど

>>896　誤字修正
×上級貴族も信用できないコーディネイターにそんな仕事に付けたくないでしょうね。
〇上級貴族も信用できないコーディネイターにそんな役職を任せたくないでしょうね。
910 ：化かされた！：化かされた！: 化かされた！
911 ：名無しさん＠狐板：2025/06/03(火) 08:21:33 ID:5FqG27Kb: 乙
未来視の魔女はコーディネイター計画の為に過剰労働を強いられてそうだな何人いるのかわからんが大変そうだ
912 ：名無しさん＠狐板：2025/06/03(火) 08:31:36 ID:YkxWct2e: >>910
ゲームで言うと、チート通り越してTASみたいなものだから
退屈ではあるけど、どんな結末になるか興味あるんで最後まで読む
913 ：名無しさん＠狐板：2025/06/03(火) 20:49:32 ID:1eSXn3+8: 乙
リセットボタンを持つ創造主が存在すると知ってると胃に悪そうだ
914 ：名無しさん＠狐板：2025/06/03(火) 21:15:06 ID:VOq2q5fq: 惰性
915 ：名無しさん＠狐板：2025/06/03(火) 21:39:17 ID:dGDjjiuu: 惰性の難癖
916 ：名無しさん＠狐板：2025/06/04(水) 06:37:29 ID:s9ZyceR6: あまりにも幼稚で引くわ
917 ：名無しさん＠狐板：2025/06/04(水) 07:34:46 ID:agjEVn7h: 小学生の夏休みの宿題で作った宇宙というのがエモいｗ
918 ：名無しさん＠狐板：2025/06/04(水) 12:12:04 ID:ObnqngSs: どれだけ頑張ってもすずかちゃんの世界の完全下位にしかならない世界にどれだけ価値があるのか……
919 ：名無しさん＠狐板：2025/06/04(水) 21:15:21 ID:I/PneGCt: 錯誤
920 ：名無しさん＠狐板：2025/06/04(水) 21:58:05 ID:w1a9W9wd: 滑稽
921 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/09(月) 21:22:33 ID:4gx6PvEl: ※これは駄文です。

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　　　　　川　　　　　　　　　　　　　／ﾆ//三ミ＼ﾞ7く.... .... ...ノ三ﾐﾄハ!ﾐkx､
　　　　./川　　　　　　　　　　　　　　／三/ /三三ミﾘ'＼...>‐x,ﾉ三三ミk....ヽ ^'ヾﾐ=x、
　　　 /ｸ川　　　　　　　　　　　　／三r'’./三三三/... .... `'ｰく/----xミk.....ヽ　　｀'ヾﾐiェ､
　　　〈川.　　　　　　　　　　 ,r三シ' ／三三ﾐ／-rvr-､__,r>ﾍー‐'^iニ1く￣>　　　　｀ヾミ=x､
　　　　 {川　　　　　　　　　　　/'⌒ヾx、ヾﾘﾆ/=三｀^フ-ニﾆ^-ーl^i三ﾆ1ミ!ﾆ^Yj｝　　　　　　　｀ヾミiッx、
　　　　　l川k　　　　　　　 {　l三ヽ、j_ﾉニﾐ/ニ三/^'ｰ､,r:}､___,jﾐ|三ニlミi、ニニ:､　　　　　　　　　｀ヾ三ﾐ
　　　　　V川i　　　　　　　　　ヽヽニニニニ/ニニ/ー^'/:ミl::: :::}ﾐ}三三ﾐ!ﾆk、ニニ＞、　　　　　　｀^
　　　　　ヾ川i1　　　　　　　　　＼＼ﾆニﾆ/二ニ/＿,>' 三j:::::::ﾉﾐj三三ﾐ1ニ＞' ,r'⌒^
　　　　　 :}川ik　　　　　　　　　　｀丶＞へ｀ヾ三ﾍ,.　ﾉヽ三{:::::ｲミl三三三〉'^ ／
　　　　　 :{川川x　　　　　　　　　　　　　　＼｀ｰ=＼-',〉iﾐl:: ::jﾆjミ三彡'^_ノ
　　　　　 !川川H、　　　　　　　　　　　　　　 `'ーーく-::ﾍ,}:::/、---ー''^
　　　　　　 Vﾄ､川ﾘk　＿＿＿ ,.. ... .. .. ..　.. .. . , ＿＿　ヾ.;仄_ﾌ　＿_
　-ー―━ァ'^T川川l　ー＝ァ'_ニ=-ー ''^⌒⌒二＞''^￣　 j....j:、　'^⌒￣￣｀`^二''＝==ーー ---xz ､､..., ＿
￣〈_　　く,_　　V川カi、　　　ヽ､,＿＿　　　　〈.._,r＜,__ 　/...,ﾚ'　x-=二≧_￣￣￣　￣￣￣_＿￣^二二
=　　￣｀^￣⌒' 1川州l-==三≧==ミ,.rー‐r==―{}ｭ-─ _ノ......j -､ー＝==xｭ--:､,_三テ^´￣￣　　　　　　＿_￣
^''ー--- ―ー　'''V川川k^~^^Ｚ^⌒ヽ､.._ヾ､,,,＿　`ｰ-　'---‐'^　ノ　　　＿_,つ=　＿)^' ＜、￣￣￣￣
､,,,　＿＿＿__ ,...　ヾ川川K-^ーーー　　^＼_,.ノ￣`'__ァ=ー―＜-ー''テ　 /'^ﾟ￣　　　　　　｀丶､
922 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/09(月) 21:23:11 ID:4gx6PvEl: 　　　　　　　　　　　　　　　　 : : : : : : : : ::::::::::::::::::::|
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923 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/09(月) 21:23:40 ID:4gx6PvEl: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ┃　　　 ┃
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　　　　　j　!　　　　*　　ﾟ紅蓮纏無謬≧=＝ｰテ '＾￣|　{_,｡-､二.....,_ 　　　　　、　　}　,{　＼ｄ:'^　|
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　　　　ﾘ/:::へ、　￣￣￣｀ ~~ ¨:l ¨＾＾^^^^　''　＜三三ミニr=-≧^-ｭz-x..､,_　　　 }《〉　　　　　＿,,.。．-+ー＝三
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924 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/09(月) 21:24:13 ID:4gx6PvEl: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　-===-　_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／二二二二ﾆﾆ- _
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /二二二ニﾆ＼ニニﾆ-_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /二二二二ニﾆﾆ＼　　　{￣ヽ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　γ ￣ヽ二二 {　　　　}=ﾑ―――――　､、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {　　　　}ニﾆﾆ乂＿_.ノﾆ／＼二ニニニﾆ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　乂＿_.ノ二ニニﾆﾆ＞'"　　 ./二二ﾆﾆ／～､、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿_ _ -|三二ニ=- 　　~´　　　／ニニ＞'"二ヽ : : :ヽ～､、_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿_　イﾆ _ -ﾆ二 |　　　　　　　　 _　 -=ﾆﾆ＞'":::{::',二ﾆﾆ}: : : : }ニﾆ} }　｀¨ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　イニﾆﾆ _ -ﾆ二二ニ≧=------ -=ﾆ二二＞'":::::::: /::≧ｧ＞'": ＼: :}-‐=ﾆ"¨~￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　｡s≦二二二二`　-=ﾆ二三三三三三二ﾆ=-　'"::}:::::::/:::: /:/二/ : :＿: : : ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　∠二''＜: : :{:::::::{:::::::::: ､:::::::::::::::::::::/:::::/:::: /}/二jI斗-- ､＼ : /
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　　 __　　　　　　__γ:::::::::::::ヽ　　　　〈|_|_|_{¨７ /～､ .〉/:／　　　　　　　　　　　　｀¨´　　｀¨¨¨¨¨　￣
　＜二ニ=-,ィニニ{::::::::::::::::: }　　 __　　　　　｀¨　　｀¨´　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _
　　　 ~"'～〈ニ≧s｡,,::::::::::::::,,｡s≦ニﾆ`ー――――――――――――――――――――――――=≦ﾆ〉
　　　　　　｀"''　 -=ﾆ二ﾆ=-　 "~´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヾ＞'"
　　　　　　　　　　　　｀¨¨´
925 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/09(月) 21:24:46 ID:4gx6PvEl: 　　　　　　　|ニﾆﾆ＞''"´　　　　　　　　　　　　　 ∨
　　　　　　　|＞'"　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∨
　　　　　　　|　　　　　　　　　 _　　　－＝ニ二二二ニ＝－　　　_
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　　　　　　　|　　_　-ニ二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ﾆ
.　　　　　 _ -ﾆ二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニニﾆ
..　　　　／二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニ=-　 "~
　　／二二二二二二二二二二二二二二二二二二ﾆ=-　 "~二二二二二
.　／二二二二二二二二二ニ=-　　"~´V:::',:::::::::::::|::::|::::::::::::V ',≧=- ニニ二　　　今日の爆発はこれで終わりです。
,ｲニニニニニニニニニ＞'"´:::::{　jI斗ｆ七V: ',:::::::::::|::::|::::::::::::: V:',.ニ＼ニニニ
二二二二ニニニ＞'":::::|:{V ::::: {´　}::/　　＼',:::::::::|::::|::::::::::|::: iV}二ﾆ-＼-ﾆﾆ
二二ニニニﾆ／.i:::::::|:::/|:{. V :::::',　.},ィﾁ芹示ｱ::::::::::::|::::::::::|::|!| ﾘ二ニニ∧二
二ニニニ-／二|:::|::iV{. ﾞ{ 　V::::::', 　　乂ｰシ }::|:::::::::|::|::::: |::|!|二二ニﾆﾆ∧-
二ニﾆﾆ／-ニ二|:::|::l:::::弋''ぅk＼ノ　　　''"´ 　 }::|:::::::::|::|ｌ::::,': |ﾘニニニニニ∧
二＞'" ﾆニニニV:V',:::: ＼ゞ'　　　　　::::::: ,':/ :::::: |::|: / }/ 二二二二二二
~´　＼::::`～､、____ヾV',:::::::∧::::丶　　　　　／ｉ::::l::::|,'|/: : : :V二二二＞''"~
　　　　`ーｧ :::::::::::::::::::＼::::::} ゝ.　　　っ　　　　 |::::l::::| : : : : : : Vﾆﾆ／､ニﾆﾆ
.　　　　　乂:(￣￣￣￣￣: : : : : :≧ｓ｡..　__　..イ|::::l::::|　　　　￣　　｀¨¨¨
　　　　　　｀`　　　　　　　　　　　　　　　　乂::::::｀`～､、

　　　　　　　　六級魔法使い　めぐみん（騎士爵家の令嬢）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　　 -==- ､
　　　　　　　　　　　　　　 ,　 -=ﾆ二ﾆ(　　　)ﾆﾆ＼
　｢三二ニ＝－　　 _　＿＿／＿＿　｀~"≧=≦ﾆﾆ-ﾍ＼
　 |二二二二二二二二｀~"'' 　-=ﾆ二二二ﾆ-　 _　 `　､ﾆﾍ'ﾆ＼ ,　 -- ､、
. 　Vﾆニニニニ二二二／::::::::::::::::::::::::｀"''～､、ニﾆ- _ 　＼ﾍ―く　　　　　＼
　　 Vﾆニニニ二二,ィ/::/ :::::::::::::::: }::::|::::::::',:::::::｀`～､、ﾆ-.、ヾ　　`～､_＿_ヽ}
.　　 Vﾆニニニニ/::/::/::::::/:::::::::/ }::::|∨ ::| :::::::::::::∨::`～､＼}
　　　 Vニニ二 ,/::::| ,'|:::::::| ::::: /斗-/ミＶ::|､:::::::::::::::∨ :::∧＼＼
.　　　Ｖ,ｰ=≦/::::八{:|:::::::|::::{/　 ,':/　　.}/ .|::::::::::::::: | ::::|::∧ﾆ＼ _
　　　　 V,ﾆ二| ::::::::::/V::::iV:{ 　／ jI斗- ､ |::::::::::::::: | ::::|::: ∧ﾆﾆ＼_　　　　　　こうして寝てはいられない。
.　　　　 V 二| ::::i|:::{ ., --､ヾ、　 /,-､　 } |::::/ ::: l: |、/i::`＜＼ニ-＼
　　　　　　　＼/V :l:V{､{　 fﾊ　　　 Vｿ　ﾉ/::/:::::::/:/ }::::l::/V|ﾆ｀`ﾆ二∧
.　　　　　　　 /:::::Ｖ{::::ﾞ八　ゞ　　　 :::::::: /::/:::::::/i/,,｡ｓ≦{ﾆﾘ-ﾆﾆニ二∧
　　　　　　　/::::/::::＼:/∧:::::::: `　＿___ ／イ :::: /:／二二ﾆ＞-- ､、ニニ∧
　　　　　 |:::/i :::::::://: ∧　　／::＞― ヽ/:::／/ 二二二/二ニﾆﾆ＼ﾆ二∧
　　　　　　　V{ | ::::l {,'::::::::::i丶 V:/　　　..ィ{::/ｉ::::{ヽニﾆ-/二ニニニ-∧-二∧
　　　　　　　ヽV :{ﾞ{::::::::::/　/ ≧=≦ ,ヽ八{｜::{- ∨ﾆ./ニニニニニﾆ∧｡s≦､￣´~"''～､
　　　　　　　　 ,.:V{::::::::::/　/'〈ヽ-二./　 Vニ|:::::VニV/二二二ニニニニヽ-ﾆﾆ＼: : : : : :. :.＼`'～､-=ﾆﾕL」＿
　　　　　　／:::: ＼／　/-ﾆ}ｉ∧-/ ､ヽ｀¨ ∨ ::＼二ニニニニニニニニ}-ﾆﾆ二＼: : : : :. :.∧　　 V::::::::::::::::::::
　　　　　　 /::::::::::: ／　.／ﾆニ}／}/ ＼＼　　 V::::::::｀`～､、二二二二ニﾆ＼ニニ二＼:. :. :. :.∧　　W:::::::::::::::::
.　　　　　　{ :::::/::/　　 {.／ニニ／ : V: :` ｀¨二 ∨::::｀`～､::::ヽニニニニニニ＼ニニ二＼ : : : ∧ 　 }:::::::::::::::::::
. 　　　　 V:::{V{　　∠ﾆ=- ''"__／_　＼: : : : Ｘ : ＼::::::::::::::V:::}｀`～､、二ニニニニニニﾆ∧: : : :∧ ノ｣Zﾕﾆ=-‐
　　　　　ヾ:. ＼　{: : : : : :,ｨr≦:､::＼､｀¨¨¨⌒¨,,｡s≦￣}`:...､: : :＼ :｀`～､、二ニニニニ∧: : : : :＼
　　　　　　　　＼　 {: : :. :././:＼／＼）} 　　　 {__..{｡s≦}::::: ∧￣',￣￣￣: :｀`～､、ニニニ＼￣￣
　　　　　　　　　＼: : { {ヽ:/ ＼ノｰ'　　　　　 {　{::::::::::}:::::::::::}　 .}: : : : : : : : : : : : :.＼二ニﾆﾆ＼
926 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/09(月) 21:25:12 ID:4gx6PvEl: 　　　　　..｡s≦二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二≧ｓ｡.,
　..｡ｓ≦二二ニﾆjI斗r　 ^~´￣￣￣￣￣￣￣￣｀~^～｡.,,二二二二二ニニニニニﾆﾆﾆ≧ｓ｡.,
´jI斗rッ　 ''^~´　 ,,..　｡ｓ≦´￣ /:::::::::::::::/::::7::::::::7::::::::........　~^ ～-=ﾆニニニニニニニニニニﾆ≧ｓ｡.,
＿__,,..｡ｓ≦^~´　　　　　　 ./::: /::/:::/::: /::::::::/ ｉ:::i!:::::::::::::::::/≧ｓ｡.,　~^　-=ﾆニニニニニニニニﾆﾆﾆ≧ｓ｡.,
⌒〕iト　　　　　　　　　　　　 .::::::/:::;:::::i{::::/:::::´/｀ト:i!:::::::::::斗r‐‐::::i:::::::::≧ｓ｡.,　｀~^ 　-＝ﾆニニニニニニニニ〕iト .,
　　　　　 ⌒〕iト　　.,　＿___.′ｲ::::i{:::::i{::::{::::: / 　 i:从:::::::::::::八::::::::ﾊ:::::‘,::::::::::::: i~^　ー‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐　　..,,　￣｀ーヽ
　　　　　　　　　　　／::/: |::: i{:::::i{: ィ斧芋ﾐ、　＼::::::{ ィ斧芋ﾐ､:::}! ::::::::::::|ヽ　　　　　　　　　　　　　　　｀^ヽノ
　　　　　　　　　　　　　 {i ﾉ':::::i|::: i{:::::i{::ゝ　_) た　　　￣　 _):たノ:::}!:::::::}!::::i'´}ー‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐――‐‐　　 ´
　　　　　　　　　　　　　 }i　 i::::i|::: i{:::::圦:.　乂zｸ　　　　　　乂zｸ　:::::::::::::}!:::::　}ﾆ＼__＿_____＿___
　　　　　　　　　　 }i 　:::八:::i{:::::::::::＼www　　　.:}　　　　www/:ｲ::::::::::;::::从}ニニニﾆﾆ／／⌒ヽ　　　　　私はめぐみん！
　　　　　　　　　　　　 }i 叭:/∧‘,:::::::::i　　　　　　　　　　　　　　　 ;:::::::::/::/　 }二二二／／..............‘:,
　　　　　　　　　　　 /}i　 }//∧‘,::::::込、　　ヽｰ::´￣｀::::ァ　　 ./:::::::ｲﾉ'V　 ,ニﾆ=／／...............ノﾊ.‘:,　　　爆発魔法を極めし者！
　　　　　　　　　　　　　/ﾆ}i　 :／ﾆﾑ‘::::::Ⅵ＼　　　｀く⌒> ´　　 . :/:::／:::＼　 /ﾆﾆ／／.....斗＜..........}!.. ‘:,
　　　　　　　　　　 /ﾆﾆ}i__／ニﾆニ＼∧: 个ト　　　　　　　..イ　/イ:::::::::iニ}ノ＞　／´////////ト ..ﾉ........}ヽ..
　　　　　　　　／二二ニニニニﾆｲ:::::ハ.　　｀ヽ ≧=≦　/´　　　ｉ:::::::::圦_____／///i{ ///ハ//!　＼.../　,ｺﾊ
　　　　　　　 .／二ニニﾆ=-　 ^~ 　 ;::::::::::::.　　　　　　　　　　 |:::::::::|/{///////,,,i{////,,}!/｜　　＼ノ:人〉
　　　　　　　／´￣　　　＿　,,..斗匕/ ::::::::::}:!　　　　　　　　　　　　 ::::::::::i...{ヽ////// i{////八./;　　　　 ⌒´
.　　　　　　〈/´￣￣../..........／////八:::::::::::从￣　｀　､: : : .／´ ￣ .::::::::::;／=}//////八//////ｲ
　　　　 /´￣............../.......／///////ハ::::::::{...´￣￣｀.ト､v ィ´....￣./::::::／ﾆ／.//////////////,,|
　　　　 ...............ﾊ...... {＞´i{./////////人::::::.≧ｓ｡.........＞ｘ＜..斗r./:::／ﾊY........}!//////////////:
. 　　 /.................}i.......j///i{/////////}.....＼:::.ニニﾆ≧=--{　{_,／イﾆﾆノ'........ }!//////////////i
　　 /....................ゝ ´///八 ///////..}!..........＼..~^..＜ニﾆ八乂..＞....´........∧.八///////////// |

　　　　　　　　　　　　　　　　　 / 　 }　　　　　 _ -ﾆニニニニﾆ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　/'/　　　_ -ﾆニニニニﾆ＞- ､',
　　　　　　　　　　　　　　　　　 {／}/　　／｀`～､、ニﾆﾆ-/　 |／∨
　　　　　　　　　　　　　　 _　..　　---　　_ 　　　｀`～､-{ ／|　 /|､
　　　　　　　　　　　　　　ヾ~"''～､、ニニニニ=-　_　　　　 `ー‐'"-| |
　　　　　　　　　　　　　　＼　　｀`～､、二二二ﾆ- _　　　＼ﾆ| |
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ｲ::/ :::::::: _ /:::::::::::/::::::＼二ニ-_
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_　V:::::{./ :::::/ /'∧/ｲ:}:::::::::∨二i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /ﾆﾆ=- _{::::::/イ〈ﾝ'}　/:::::::/} ∨-|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∠二二二ﾆ＼|　 ''' 　／{__／}/ｰrＶ'l/〉　　　私は爆発魔法を極める為に魔法使いなりました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／二ﾆ-＼二ﾆ/l　 { 　〉::::/ 　　ﾉ.ﾉ｀/>､
　　　　　　　　　　　　　　　／二二ヽ二＼/',:!...｡s≦::::/ 　　 .{:::::',::{'／}
　　　　　　　　　　　　　　　 /ニニニニﾆVニ/:::::', :::::i }/}/　　　 {::::::}:::｀ﾞ/
　　　　　　　　　　　　 /二二二ニﾆﾆ}ニ}::::::::ｉ::::::|　　　　　_ /:V:::::／
　　　　　　　　　　　　　　 /ﾆ／二二二ﾆﾆ／}::::::::|::::::|V　　　／i/＼:｀/
　　　　　　　　　　　 /／二二二／￣: : /:::/:/!:: /-V 　/:{　{　 ./｀
　　　　　　　　　　　／二二二／: : : |/:./イ:}//イ |＼Ｖ/: :{　{　/ .|
　　　　　　　　／二二二／: : : : :.ｌ|: : : :. :. :. :.Ｘ:|: : :/: : :{　{./　 |
　　　　　　　　　　／二二二／ｉ: : : : : : : |: : : :. :. :. :.Ｘ:|: :/: : : :{　{′　|
927 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/09(月) 21:25:44 ID:4gx6PvEl: 　　　　　　　　　／ニニニニニニﾆ,　―‐　、二ﾆﾆ＼　＼
　　　　　　　　　 /ニニニニニニﾆﾆ/ 　　　 ∨ニニニ＼__ﾉ
.　　　　　　　　 /二ニニニﾆ|二ニﾆ{　　　　　　}二ニニニニﾆ>､
　　　　　　　　 /ﾆ／￣￣￣ |二ﾆﾆ∧ 　　　 /ニニニﾆ＞'"　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
.　　　　　　　 /／　　　　　　 |二二二 `ー―''"二ﾆ- ''"　　　　　　　＼二二ニニニニニニニ＞'"
　　　　　　　 /'{　　　　　　　　|二二二ﾆ=-　　 ~´　　　　　　　　　 .イニニニニニニﾆ＞'"
.　　　　　　 /　 '.,　　　　　 .|￣　　　　　　　　　　　　　 _　　-ﾆニニニニニニ＞'"
　　　　　 ′　　',　　　　　　_|　　　　　　　　　_　　-=ﾆニニニニニニニ＞'"
　　　　　 {　　　 }　　　 _ -ﾆl|＿__ 　　－＝ﾆニニニニニニニニニ＞'"
　　　　　 { 　　 /　 _ -ﾆﾆニニ二二二二二二二二二二二ﾆ-　''"∧∧
　　　　　 {　/}. _　-ニ二二二二二二二二二二二ﾆ-　　~´:}'V!∨:::::∧∧
　　　　　 _ 　-ﾆﾆニ二二二二二二二二ﾆ-　　~´jI斗匕 :::::::}´ﾘ　V |::: | :∧
　　_　 -=ﾆニニ二二二二二二ﾆ-　　~´:::::|!:::::::::{::::/}/ .}/} ::::/ rｾ灯:ｌ|',: |ｉﾞ＜＼
＜＿＿_　二ニ＝－　　"~´ 　　}:::::::::::::::::::|:::::::::::',/ jI斗　}／　.{;;;ﾉﾉj/::}/:!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/:::/::::::::::::: V人::爪:::::} 　　　、　　}:::::::::|　　　昔の魔法協会は汎用性ばかりもてはやされて
　　　　　　　　　　　　 ∠ィ {:::::::{::::::::::(＿)::::::｀¨´　　　　　　　八::::::|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　}￣￣二ニ=-　 _:::＼　　 ,　‐ｧ／::::::/:/　　　私のように至高の魔法を追及する者は
　　　　　　　　　　　　　　　　　 _/二二二二ニニﾆﾆ=-　_　ｰ／:::: }::/}/
　　　　　　　　　　　　　 {二二二ニニニニニニニニヽ {:::::: /ｲ　　　　.　低く扱われていました。
　　　　　　　　　　　　　　　／￣￣二ニ=- 　 _ ﾆﾆ二二二}＼:::::ｌ{
　　　　　　　　　　　　　　　 /二二二二ニニニニニ=- 　_ ニ} ::∧ ::',
　　　　　　　　　　　　 /二二二二二二二二二二二ニﾆ- _ :∧:::',
　　　　　　　　　　　　　　/二二二二二二二ニニニニニニニニ＼}::::}
　　　　　　　　　　　 /二二二二二二二二二二ニニニニニニ∧::}

　　　　　　　　　　　　 /.:::::::.ﾆニﾆ=i{＼/:::.=-　　i{　｀ヽ
　　　　　　　　　　〃Ｖ:::}iニニﾆ乂/:ヽﾉ=-_　八　　 ',
　　　　　　　　　　　圦∧:ノﾆﾆ∧- ､ﾆ_/⌒ﾍﾑ　　 ) ヘ从
　　　　　　　　　 -_/＼/ヘ/--V__＼/__V__＼__
　　　　　　　　　　人/´ニニニニニニニニニﾆﾆ人
　　　　　　　　　 /ニﾆﾆ=-..斗rs::::‐‐‐‐:::::...-=ﾆニニ≧ｓ｡
　　　　　　　／ィ´/ｲ:::::::::::::::/ｉ::::::::::八/､::::ハ~~^^　ー‐=ﾆ≧ｓ｡
　　　　　　　　／　　　　ｉ|:::::::i!:｀/､:::::::::/　ィ斧ﾐ::::::;::::: i!　　　　　　　｀ヽ　　　　しかし、時代は変わりました。
　　　　　／　　　　 :ｉ|:::::::i!::ィ斧ﾐ∨　　ｖりﾉ:::::'ｿ:::i!　　　　　　　　　 :
　　　　　,　　　　　　八:::::::圦Ｖり　　,　 "/:ｲ:::::i!Yヽ　　　　　　ノ　　　　あの上級貴族たちですら
.　　　　/　　　　　　　　 /＼ゝﾍ"" 　ィ::::ヽ　.从 ::圦　Vﾊ‐/ヽ　''　´
　　　込　　　　　　 /ｲ:::/:::::込、　乂:::::ﾉ===ﾐ):i:::::Y..ゝﾍし'ﾉ　　　　　　　　　一つの魔法を極める魔法使いを重宝して
.　　　　　 ≧=-　 -=≦　从{:::: /ﾙ:::≧=-- |i＼ｲ::八八...............( ヽ
　　　　　　　　　　　八:::: ∧//〈ニニ|iニ}|////,/...................7' ./　　　　　　究極の魔法が求めらえるようになったんです。
　　　　　　　　　　　　　　＼{i=V/ｲ´￣》ニゝ- Ｙ　ﾉ-＜´ノﾍ V ./
　　　　　　　　　　　　　　　　／ﾊＶ＼／ｉ{ﾆニﾆﾆゝﾆﾍＶ.../..∧∨ /
　　　　　　　　　　　　　　　_-=ﾆ//..＼／ｉ{ =/ﾆニニﾆ∧∨../..∧∨
　　　　　　　　　　　　　 {-=_//.......}X{∧V=/ﾆﾆﾆﾆﾆ}i.＼､.......... }
　　　　　　　　　　　　　　八_//........ }X{..∧V=/ 二ニ=}圦...＼__/∧　/
　　　　　　　　　　　　　　　/=..// ......... {X}/..∧V=/ニニ/,///7777∧∨ /
　　　　　　　　　　　 /ニ/∧................... /..∧V=/ニ//　///////∧∨ /
928 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/09(月) 21:26:14 ID:4gx6PvEl: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　 -=ﾆ＞､
　　　　　　　　　　　　　　　　 _　-ﾆニ二二二二＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 / ､二ニニニニVへﾆﾍ
　　　　　　　　　　　　　　 /　/二ニﾆ-γ¨ヽV 　＼}__
　　　　　＿＿＿＿＿＿__ /､イ二ニﾆﾆ-{　　 }l|　　ヾ＼
.　　　　　　 `＜二ニニニﾆﾆ/ 　`＜ニニﾆﾆゝ._ノ |　　　　｀¨　　　　　　　 ,､
　　　　　　　｀`～､、二ﾆ｀`～､、　￣￣￣￣| _　　　　　　　　　　 ,ｲ/
　　　　　　　　　　　　　｀`～､、二ﾆﾆ=────┘ニ-　_ 　 -=ﾆ｢￣}..イ::/
　　　　　　　　　　　　　　 /ｲ:::{:/´"''ｰ=ニ二二二二二二二ﾆ-　_ /　ﾉ::::::::{
　　　　　　　　　　　　　　　_|:: {'rﾐﾒＶ::::/斗}:}:::::} :::}:',￣ : : －＝ﾆﾆ≧s｡`''＜＼
　　　　　　　　　　　 }-ヾ{ ゞ　,｀¨ ﾋﾗｱ}:::/:/ﾘ｀` : :＞'"　　　　　　　｀¨
　　　　　　　　　　〈ニﾆ､ｬ‐ ┐　　.}/}/::',＞'"ﾆﾆ-＼　　　　　私が輝ける時代が来たぞーー！
　　　　　　　　　　／ `＜- ＼_ ..｡s≦/∧::: i二ニニニﾆ＼
　　　　　　　　　　 /二ニニ-`＜_/〈:::',//: ∧::|二二二ニニﾆ＼
　　　　　　　　　 |二ニニニニﾆ＿}:::j/: : : |j/二二ニニニニニ＼
　　　　　　　　　　　 /|二二ニニニ/: :`～､、: :.|二二二ニﾆﾆjI斗ニﾆ＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ
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　　　　　　　　　l／.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.|.　 ∧
　　　　　　　　,ｲ: : : : : : :/: : : : : : :|.: : : : : : : : : :.|　　 ∧
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..　　　　　　/: :/ : :: : : : :|: : : : : : : |: : : : : : :.ﾍ　ヽ.　　 ∧
.　　　　　　': :;′{: : : : ⌒:|: : : : : :/: : ⌒: : : : ﾍ　　｀''＜-┘　　　　確かに一つの魔法を使う魔法使いが求められたのは確かですが
　　　　　 |: :{: : : ',: :|z≠ミ､',: : :./　ﾘｧ≠=ミ: :ﾍ　　　, イ
　　　　　 |{八: : : |小　んﾊ::＼/::::::::ん:ﾊ::::〉}./ヽ＜¨¨¨八　　　　.　爆発魔法は求められていませんよ。
　　　　 .从: :ヽ: :{ﾍ:::::∨ｿ::::::::::::::::::::∨:ｿ::::://ン }＿イ
　　　　　 .＼: {＼ゝ;　　　　 ,　　　　　　　}:／|　,ｲ　｀ヽ
　　　　　　　 .l: : l :从　　　　__　　　　／|: : : |⌒).　　／∨
　　　　　　　　 l: : l.: : : : :.､.　　、_ノ　イ　 |: : : | : : ＼／ : : j
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　　　　　　　　|: : : |}.　　 .(＼ニﾆつ＼ア ,ィﾟ〈〈　　　　//:::::::ﾚ: : ヽ
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929 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/09(月) 21:26:43 ID:4gx6PvEl: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　　－＝ﾆニニヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ﾆ＞‐ ､ニニニニﾆ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／二 (__ ..イ二ニニニニﾆ{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿　　　　　　　　／　｀`～､、二二二二ニﾆﾆ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　`'＜二ニ＝－　　　_ ／　　　　　　 `～､二二二二ニ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼`'＜二二二二二ﾆ=-　_　　　　　 ` ､ニﾆl|二ニ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼.　`'＜二二二ニニニニ- _　　　　　　＼ﾆ|二ニ-∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　 `'＜二二ニニニニニ- _　　　　　`|´~"'＜ ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∠/ｲ: /`'＜二二二二二ニﾆ-_　　　 |　　　 `,へ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /'〈::/:.V{､::::`'＜二二二二二ニ-_　｜　　　　.{
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..　　　　　　　　　　何故ですか！　　　　　　 |{`～､　ｕ /::::/:| /::::::{::::::::::`～､、二ﾆﾆ＼　　　　 j/
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　　　　　　　　　　　　　　 r 、　　　　　　　､ー‐'　|=}二二二ニニﾆﾆ|　　　´~" 　‐-｀`'　＼
　　　　　　　　　　　　　　　∧ V（ヽ　　　　　　｀¨¨¨,|=}ニニニﾆﾆ_｣LL｣_
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　　　　　　　　　　　 ⊂ニ7ヽ:∧:::::',　　　　　　　　　　 |二ニ-／ニニニニニ∧
　　　　　　　　　 ,.イ `::::::∧::/＼　　　　　　　　 |二／二ニニニニニﾆ∧
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　　　　　　　　{　　　　　／　　　　ﾊ　　　i　　　　 ',　　　　　 i　　　　ﾏ≦
　　　　　　　　乂＿　イ　　　　 ′　　 |　　　i　`ー―　---.|　　　　 i |
　　　　　　　　　／ |　i　　　 i　　 i　 i　　 }　　　|　 | |　　　　ﾊ |　　　　 | .i
　　　　　　　＜..＿|　|　　 _|＿__|. 斗 ´.ﾊ　　　|　 | ! .ﾊ　 /　 |　　　.i　|　i　　　　何故って
　　　　　　　／　　|　|　　　 |　　 |　 |　/　'　　 l　/ j/　j.ィ---, 　　 /| /　 i
　　　　　く　 {⌒|　|　　　　＿_|＿j/　　 ',　/}/ 　ｨ::ij::::} 　　|　　 / j/　　.i　　.　確かに過去を見る魔法や未来を見る魔法なら需要があって
　　　　　　　　／ ./|　　　　　　＼{:::ij:::Y㍉　 }/　　　乂::ノ　　 /　／ / |　　 i
　　　　　　　　　 //|　ﾊ　　　　 | |乂::ノ　　　　 ,　　　/:/:/:/:/.イ　　　　 |　　　その魔法に習熟している魔法使いが求められており
　　　　　　 // .|　 ∧　､　ﾄ.{ﾊ:/:/:/:　＿　　＿　　 u. /　.|　　　/　　 |
　　　　　　　　/ｲ　,　　　＼ト.._{ .| ∧--vfニﾆﾆYニニYニニト-- ＜/＿　 .|　　　需要に対応するために特化型の魔女を用意しました。
　　　　　　　./ 　 /　　　　i　　　.-=〈ニニニニニ|ニﾆﾆ}ニニニニﾆ/ニニ.＼|
　　　　　　 /　　/　　/　　}_.-=fニニ∨ニニニニ|ニニi|ニニニニ/ニニニニi
　　　　　 ./　　/ 　 /　　 /ニニヽニﾆ∨ニニニニニニ|ニニニ_/ニニニニﾆj
　　　　　/　　/　／　r≦ﾆヽニﾆﾆ､ﾆﾆ.∨ニニニ|ニニニﾆニﾆ/ニニニニ／|
　　　　./　　/イ　.′.|ニニﾆ.＼ニニ､ニ∨ニニﾆ|ニニニニﾆ/ニニニ_.／＼|
　　　 /　／　　/　　 >､ニニニ＼ニﾆ､ﾆ∨ニﾆﾆ!ニニニニ/ニニニ／　／ヽ
　　〃　　　　 /　　 /_　｀''＜ニニ＼ニニニニﾆﾆ!ニニニ./ニﾆﾆ／　　,　／ V
　 .//　　　　 ,　　　 V　｀ヽ　｀''＜ニニニﾆ∨ニﾆ|ニニﾆ/ニﾆ／　　　/ / 　　',
　　　　　 ,　　　　　i　　　ヽ　　 ''＜ニニニニﾆ|ニニ/ニ／　　　　/ /　　　_i__
　i { 　　　　 /　　 |　　　　 ∨　　　　''＜ニ＞ ´￣￣￣_ノ　　　　/ /　　.ｨf笊/
　| |　　 /　　/　　＿|＿　　　 .∨　 V　／ {´　ー== ニ､: : ',　　　 {/　.ｲ笊ｲ　′
　| |　　./　　/　　ﾏ笊笊≧x　ハ　　}／ {　 |　　__　---ィ: : :}　　 /{ｨ笊イ　　 {
　:,　　./ 　　　　 ∨　　ミ笊} _...ィ　　 .{　 |　　＿＿): : : : : } /､/ /イ　　　　ハ
　 ', ∨　　　　 / 　 ∨　　　　 {ff_/　　　 {　 |＿　　ィ＜￣￣/　　＼　　　 / 　〉
　　∨　　　 .／, 　　 i　　　　 .／/　　　 {　 |__..イ|| ﾊ∨＿__.,　　　　}
　 ./　　　／　/　　　.}　　／　/　　　 .{　 |￣￣「　ﾊ∨　 i　　　　,　　　　　　 {
　　　　／　　/ 　 /　/　　　　　.′　　／, 　 ,　　ﾘ　ﾊ∨　|　　　./　　　　　　ﾊ
　　　　　 /　　/ ./　　/　　　　／　 { 　{　　〃　　　}:}　 !　　ｲ　　　　　　　　',
　　　/　　 /　　/ .〈　　/　　　　　. :　　　 }　 }__.//＿＿_.j:j＿| 0　　',　/　　　　　　 ',
　　 /　　./　　ｲ　　}　 ′　　　 . : :　　　 ,　 ,　(__)　　　 (__)　 ',　　　∨ /　./
　　i　　 /　／/ 　 /　　　　　　　　　　　/　/　笊　　　 /笊　　',　　　 ∨　/　　　　　　＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|ﾍ
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　　　　　　,'　／　　　　　　　　＼　　　　　　　V　 ∧
　　　　　 ,　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　V　 ∧
　　 |＼ /　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼￣　----∧
　　 |　ヽ:/　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　　 }　___
　　＼　/　　　,'　　　　　　　　　　　　　　　 l　　` ト- ／￣／　　　しかし、爆発は兵器が得意とする分野で
　＿＿〉{　　　 :|　 l　　l　　　　　　 |　 |　　　}　　　 V　　／
　＼　从　　　|　_l＿ l _　　　　 , lーl-.- 、/ 　　　/-＜￣　、　　魔法を使うよりもミサイルや砲弾を打ち込んだ方が
　　＞ -〉　　　|＼|＼ |ﾍ`　l　　// |/-|/| /　　　 /　　　　　／
　＼　　人　、人　_ -==ミVﾍ // ｧ≠=ミ/ 　／／ |Y^Y_ ／　　　　射程や連射性は高いです。
　　　＼,,/| ＼＼从"　　　　　　　　　　/／/ｲ　}　||　|_|l
　　　　　| |　|_|ヽ|ヽ　　　　 '　　　　　　 |　　 |_ノ　　　　,　　　　　　爆発魔法に需要はありませんよ。
　　　　　|_|　　　 | 心　　　　　＿_　　　　|　　 |　　　 V 　'
　　　　　l　　　　 l　　ト　　　｀　´　　　ｲ　 ,;　　　　 V　 ,
　　　　 ,　　　　 /l　　|　　＞　　_　イ _ | 　 / V　　　　V
　　　　/　　　　/ l　　 --　V∧　　／/ l　 /　〉＼　　ヽ l
　　　 /　　　／￣/￣｜　　V∧／//／l　/ ／|　　＼　　＼
　　　/　　l 　　〈　　 |　　　V///／　 l / ´　 |　　　＼　　ヽ
　　 /　___ |　　　〉　　|　　　 V／　　／「￣￣　　　　　> 、＼
　　/ / V |　　　　| 　　|　　／　　／　　|　　　　　／＼ |　　＼

魔王戦争の頃ならまだしも銀河間文明では個人レベルの爆発魔法は評価されない項目だった。

王国では特化型の魔女が用意されたが、使う魔法が何でもいいわけではなく

需要のない不人気の魔法に拘ってもまったく相手にされなかった。
930 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/09(月) 21:27:10 ID:4gx6PvEl: 　　　　　　　　　　　　　　/三三三三三三三三三三三三三三ﾆ.∧
　　　　　　　　　　　 /三ﾆ=ﾆ＝=ｰ￣￣￣ｰ=＝＝＝三∧.三.∧
　　　　　　　　　 /＾＼: : : :/: :^:＼: : ／: : ＼: : : : ／、 ∧ ＼ﾘ、
　　　　　　　　　　 /. : : :＼; /: : : : '　‐‐｀‐: : : : ＼／: : : :∧: } 　{　ﾊ
　　　　　　　　　　　/= ー￣ﾆ￣ﾆ三三三三三三ﾆ￣三" ==＿}　 {　　ﾊ
　　　　　　　_　‐＝三三三三三三三三三＝三三三三三三三三三＞‐ﾊ、
　　　_　 =＝三三三三三＝＝=-￣￣　　　　　￣　 -=＝＝三三三三￣ﾆ=-
-　ﾆ三三三＝-￣　'　-‐ s｡,　　　'゛￣::::::::::::::|:| :: _ﾑ￣ `　ー‐　､　＝三三三ﾆ
＝ﾆ￣￣　-‐　　´斗::::::::::::::|::≧|!: !:!:::::::::::::::::::|:|>~ :::::::::}:}:::::::::::::r＾!　㍉、 =＝三ﾆ
ー￣　　　　　　　∥{::|:::::::::|:!!:::::弐=::!',:::::::::::::::| !　 {::::::::ﾊ::::::::::::::::|　!　　　゛　─　、
ー ‐‐-　＿　　　|! {::|::::::::::|!,ｨﾁ￣~"､　　　 ,ｨﾁ￣~ﾐ､:::::::::::::::::::|　!
　　　　　　　　￣｜辻::::::∧ヾ　｛｝　　　　｛｝　　 .ﾊ::::::::::::::,､ｸ´∧　　　　　　　　あ、う……
　　　　　　　　　　|　辻::::::::∧ 　ー　'　　 ,　　　 " ′ﾊ::::::::::::::ﾊ !ムr ∧
　　　　　　　　 {:::廴::ﾊ:∧　　　　　　　　　 ´ﾊ:::}::::|:::::::ﾊｒ　、}.∧
　　　　　　　　　 {::::::::::ﾚ:::::∧ u 　ヤ￣￣v　　　 }::::::ﾉ:ﾘ::::::::::ﾊ　　　∧
　　　　　　　　 {人::::|::::::::|"＼　　 V 　ノ　 .,　´ ｀丶:::::::::::::::| !　　　.∧~ '7
　　　　　　　　　　　|　 !:|::::::::| .|ゝﾊﾐ＞　、　 _ ＜.三/ / |::::::::ﾊ‐　{ ‐丶　 .∧/ |
　　　　　　　　　　　 /ﾆ|::::::::::| .| ヽﾊ, ﾆ=__＾__=三 V　/! .|::::::::::ﾊﾆ=|　　｀`‐ "　 |
　　　　　　　　 /=ﾆ|::::::::::| .|　ﾏ　　‐-　-‐　　 !/ .! .|::::::::::::ﾘﾆ={　　　　　　 .}
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　　　　　{ 〈 W: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : W／
　　　　＿辷W : : : {: : : : ⌒ : : : ⌒} : : : : : / : V￣／
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　 -‐=ニﾆ)Ih|: : : : :丶 : : : ',: : : : : : : : : :/: : /:ﾉニニニ
　寸ニﾆﾆr‐圦丶: :ト､i＼ﾄ､ﾄ､　/|／ﾚIノＬ: /:/⌒ヽニﾆ　　　　　今からでも遅くないから
　　＼_／ii　j[|:＼ﾄ｢x===ﾐ　 V　 x===ﾐ厶イ:|:[|:.　[|
　　　　　 [|/: : :|: : :|､､､　　　　　　　､､､ハ: : |: :　　　　　　　　爆発魔法に拘らずに幅広く魔法を習得した方がいいですよ。
　　　　　　': : : :|: : :| 　　　　　′　　　从|: : |: : :.
　　　　 /: : :／|: : :|i.､　　ﾏ　ﾌ　　.ｲ:.:.i|: : |: : : :.、　　　　.　このままでは一人前の五級魔法使いにすらなれません。
　　　　 ': :／:.:从: : ∨:＞　__r=z__　＜ .:.:.:.i|: : |、: : : :.
　　　 /／:.:.:.:.:.:∧: : :V:.人||　　　||人.:.:.:.:.:.i|: : |i.:､: : : : 、
　　　':´:.:.:.:.:.:.:./:.∧: : l/／||　　　||／＼人i|: : |i.:.:.＼.: : :.
　　/.:.:.:.:.:.:._-=Tニ∨ﾄ＼　||　^　||　／ﾆﾆ|: : 厂＼:.:＼: : 、
　.:' :.:.:.:.:.:./ニニニニニﾆУ|　i　||／ﾆニﾆ八/ニニ〉:.:.:.:＼:＼
931 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/09(月) 21:27:38 ID:4gx6PvEl: 　　　　 _　　-=ニ二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニ=-　_
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二二二二二二二二二二二ニﾆ=-　 ''"´:/ :::::/:/　 |:::| ::::::: |::::::::::::|. V:::::::｀~"''　-=ニ二二二二二二二二二二二二
二二二二二ニ＝－　　￣ ./::::::/:::::::::::/::／_{/..斗匕!::::::::::l';::::::::､|　 V::::::::::::: | :::::::::::::∧￣　　－＝ﾆニ二二二二
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　　　　　　　　　　　　　 /ニ|::::::::::::::::::|:',　　　　 |'"　　　　　＼|　　　 .:／:| :::::::::::: |:::|　　　　　　　私は爆発魔法を極めるんです。
　　　　　　　　　　 /ﾆ-/V:::::::::::::::|::ﾍ　　　 ! 　　　　　　 /　　　／/::::|::::::::::: /|:::|
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　　　　　　　　　　　 |ニﾆ-|二／V:: ＼::',:::::::ﾑ=ﾍ　＞--=≦ 　./ﾆ/:::::::::::/::／/ﾆﾆ/二ニﾆ|
　　　　　　　　　　ニﾆ-|／二-V:::::::＼::::::::ﾑ=ﾍ　　　　　　 ./ﾆ/::::::::::: ／:::/Vﾆ/二ニﾆ-|
　　　　　　　　　　　　 ',二二ニニニV::::::::::::::::::: ﾑ=} - ､　　 ,　-{=/:::::::::::::::::::::/ -∨二二ニﾆ
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　　　　　　　　　　＜iﾊ　　　', ー七ヽﾄ､{　ヽ{　', 　 /|　/ }　／}｀/ー　|≧=---r--彡/／
　　　　　　　　　　／|　',　　 .ﾄ,,ｨ≦弐笊竺ミｘ､ヽ/　}/,ｨ≦弐笊竺ミｘ!　　　 |///／
　　　　　　　　　＼　.∧　　|《　 {:　)刃乃}}　　　　　 {　)刃乃}}　》　　　 /=≦ヽ
　　　　　　　　　　　　Ｙ |　＼ {　　之弐沙ﾘ　　　　　　之弐沙ﾘ /　　　　/＼　／　　　　そうですか。
　　　　　　　　　　　ﾊ i!　|　ヾ　　　ー―　　　　　　　　ー―　/　／　/ }ヽ. Ｙ|
　　　　　　　　　　　 ~ .i! ｜V　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ムイ　}／ﾑ i.} ﾊ|　　　　　それなら好きにすればいいでしょう。
　　　　　　　　　　　　　i!　.|　{ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　/　ﾉ八~|
　　　　　　　　　　　 i!　 | 八　　　　　　　 ―　　　　　　　　 /　　　/ -イ　　i!
　　　　　　　　　　 i!　 }　　.ゝ　　　　　　　　　　　　　　 /　　　/　　　　　i!
　　　　　　　　　　　　 i!　 .|　 i　/ 　 ≧=-　　＿　　＿＿　-=≦　/ /　　　　 i!
　　　　　　　　　　 i!　　}／}/ 　　　　＞／||　〃:.｀:.＜../　／}/　　　　　　　!
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　　　〈|. . | . |.　.　|. . |. . . ../. //. /ｨ斥≧-..｜. . .|!　| }!,|!. .|∨　　　　　　.　（この程度の魔法使いなら変わりはいくらでもいるから
　　　.|. . |. ..!. . . .| . .|＼. . . / | / ゞﾟ¨´　|. /|. . . ハﾉ/. }!. .|!.∨
　　　 .|. . |. ..|. . . .|. .∧　|. ./　|/ 　　　 |//./. / . |/.. |.j. ..j . ∨　　　　　　　無理に大成させる必要はない）
　　　/┤.、八. . . |／⌒ |ノ　　　　　　 / |/.. /. . .|. . .| . . .!. . ∨
、___/ . | . ./ . ＼. |　,ｨ衍ｿ　　　　　　　 |/.|.... ..| .../. . . |. . . ∨　　　　　（非効率的な事をして落ちこぼれになると思うけど
　　　　.| ./＼ . ノ |　ゞﾞ´　 }　　　　　,ィ!　　　 | .. ..|. /. . . /. . . . ∨
　　　　.|/　　|＼. .＼　　　｀＿＿／:::/　　　 .| .. ..|/_____/. . |. . . .∨　　　.　そんなことまで構っていられないわ）
　　　　　 ∧. .｀⌒ ヽ　／:::::::::::::＼´　　　　/| .. ..|///∧___.!. . . . ∨
　　　　　　　 ∧ . . . . . .,;ﾟ:::::::::::::::::::::7　　　／.｜. . /jI斗f´　 ∨. . |. ∨
　　　　　　　 .∧ . . . ...,;ﾟ::::::::::::::::::::7__　／　イi!. ..//　　　　 | . . | . .∨
　　　　　　　 |. . . . .,;ﾟ::::::::::::::::::::7　＼_// ﾌ. .//　　　　　　| . . |. . . ∨
　　　　　　　 |. . . . .;ﾟ:::::::::::::::::: 7. . . /:::／/. .//　　jI斗f二_| . . |. . . . ∨
　　　　　　　 |. . . ..,;ﾟ::::::::::::::::: 7 . . /:::/ ./. .//jIf´＿_／ :::: | . . |ヽ. . . .∨
　　　　　　　 |. . . .,;ﾟ ::::::::::::::: 7斗7:: / ./. .／::::::::::::::::::::::::::::‘,. . ‘,:::∨. . ∨
　　　　　　　 |. . . .,;ﾟ :::::::::::::::7　　{／ /.／/:::::::::::::::::::::::::::::::::‘, . .‘,:::∨. . ∨
　　　　　　 ./|. . . ,;ﾟ::::::::::::::::7　.／　./´__/:::::::::::::: ／￣￣￣.‘,. . ‘,:::∨. . ∨
　　　　　　 / .|. . ..,;ﾟ:::::::::::::::7／　　./:::::::::}ヾ}:::: ／　　　　　 ‘,. . .|::::∨. . ∨
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駄文はこれで終わりです。
932 ：名無しさん＠狐板：2025/06/09(月) 21:29:47 ID:89dlwm8y: 乙でした
933 ：名無しさん＠狐板：2025/06/09(月) 21:34:32 ID:Y77oa2nG: 乙

めぐみん可愛いから許すｗ
934 ：名無しさん＠狐板：2025/06/09(月) 21:36:22 ID:KgBP2sUW: 乙デスワ。
なお、この時に判断を清姫は後に後悔する事になるとはこの時は思いもしなかったのである！･･･なんてねｗ
935 ：名無しさん＠狐板：2025/06/09(月) 21:37:08 ID:7OLvY5WX: 乙
魔女になれなさそうだし需要がないなら金も稼げないから長くても数十年で人生終了になりそう
936 ：名無しさん＠狐板：2025/06/09(月) 21:39:36 ID:EXguxHRm: まあなんか面白い結果を出す可能性もあるかもしれない
937 ：名無しさん＠狐板：2025/06/09(月) 22:31:23 ID:OH37wkUO: 乙
成功譚なんて無数の無駄な失敗の先にあるので歴史規模で見れば悪いわけじゃない
個人レベルで見れば無駄側で終わる可能性がめっちゃ高いがｗ
938 ：名無しさん＠狐板：2025/06/09(月) 23:36:20 ID:A3BSo4Lv: 乙でした
939 ：名無しさん＠狐板：2025/06/10(火) 08:23:30 ID:IvHavPtS: 乙でした
平民女を魔法使いに取り立てた時期に起きたテロを想起する危うさ
940 ：名無しさん＠狐板：2025/06/10(火) 09:05:22 ID:Ekir1VLi: 乙
未来視の魔法で放置しても問題ないと判明したんだろうな
941 ：名無しさん＠狐板：2025/06/10(火) 21:54:45 ID:uVJdGHSD: 爆裂魔法の最大の価値はエネルギー変換活用
942 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/15(日) 07:30:34 ID:CSZjefgM: >>922　誤字修正
×爆発する魔法　→　〇爆裂する魔法

>>926　誤字修正
>>928　誤字修正
>>929　誤字修正
>>930　誤字修正
>>931　誤字修正
×爆発魔法　→　〇爆裂魔法
943 ：名無しさん＠狐板：2025/06/17(火) 09:37:17 ID:k6L0I3iC: 爆発はロマンあるし
煙だらけで敵が見えない状態からの「やったか？」フラグにも便利なんだよなあｗ
944 ：名無しさん＠狐板：2025/06/17(火) 10:09:14 ID:sfMZLUw6: はぁ
945 ：名無しさん＠狐板：2025/06/18(水) 23:20:19 ID:/cYkGp73: 産業面でも物理法則を介さない爆発はいろいろ研究しがいがありそう
まぁでも、この世界未来視なんてものがあるせいで基礎研究とか意義を失ってて悲しいな
946 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/22(日) 10:34:34 ID:I1snkVcW: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒＼
　　　　　　　　 /⌒＼　　　　　　　　　＿＿　　／　x≠ミ　ヽ
　　　　　　　　/　　　＼　　 ,　　´￣＿　 ,. ⌒ヽ Y::::::::::::::Y
　　　　　　　　　　　＿　 У　　／￣　　　　　　　＼:::::::::::j　　'.　　　　　　　＿＿
　　　　　／　　γ´:::::::｀ヽ　／　　　　　　　　　　　｀ヽ､´　　 '.　　　　　／/ / 〉
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　　　　　 |　　　弋:::::::::::::ｱ　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∨　　'. r‐､ /　/ /／／
　　　　　　　　　　｀¨「/　　／　/　/　　　广ヽ　ヽ　　　　 }　　　vﾍ /　　　　 /
　　　　 /　　　　　　ノイ　　|　　/　/　/　/　　 _LL_}　|　　 /　　　 Ⅵ　　γ　　,′
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　　／　　　　 |　　　　＼ﾊ　 :|_,ｨｹ巧㍉　　　しﾘ ,ｲ⌒{　　　　　 /　ﾍ　　　 {_
　／/　　　　 :|　　|:　　　ﾊ :|＼込乂ツ　　　　｀¨´　{　 ∨　　　　　　　ト．＿_|__)
　　/　　　　 :|　　|i　　 /　 |　　',　　　　　　　′　从　､　　　　　　 {　　　　　|
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┃｜　　　　　　　　　　　　　　　番外編　強化人間　　　　　　　　　　　　　　..｜┃
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【注意】

・この話は番外編なので、先に『トレーズは銀河団時代を生きるようです』をご覧ください。

・この話は銀河団編から５０年後を舞台にしています。
947 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/22(日) 10:35:22 ID:I1snkVcW: ttps://www.youtube.com/watch?v=kaNsqOn0wAM

――宇宙暦１００７６年

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丁¨“　　￢┯‐‐ｒー:|　　￣─‐┬┬:┬…￢冖　丁¨~　|”￣| |￣| 　　|　　 |　　　|　　　| 　　 :|
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､　＼｢丁T┐__ ~ ┴匚|ｰ┐__ ⌒￢辷┬┐__￣二-ｧ'｢|　　i二二二二二二二ヽ~^　‐ 　 . _　￣丁|￣~^ヽ
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:､二〕iト　　~^'┴._|_　｢`ー┐＿　　￣　┴-=⊥¨| |┘　 |＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＼　　　　【国会議事堂】
...|`'＜二┐〕iト.．　~^　- .⊥|___ |┬‐‐┐__　|::|　|/　┌┴─┴┴─┴┴─┴┴─┴┴─┴┴─┴┴─
､乂　|｀丁-二＞┐〕iト． _ 　￣ ┴- ,,,|　⊥|::| ┘　 :|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　`ﾞ'弌　|　　 |‐＜二＞‐┐_〕ｉト　.,,__／|／ └　　＿_|＿_＿|＿|＿＿_|＿|＿＿_|＿|＿＿_|＿|＿＿_|＿|＿＿_|
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　　　　　　　　　　　　　 /}　　　 _,､､､､_,､､､_　　　 ,、
　　　　　　　　　　 / ,'＞''´　　　　　　　｀'＜. |∨
.　　　　　　　　　　 ,ｲ /　　　 /　　　　　　　　 ', ∨
　　　　　　　ﾄ､／.　/　　　　　　　　　　　　　　 ',　ﾏ
　　　　　　　　 ',. { ヽ―‐ｧ.　　 |i　　　　 |　　　､,,_ﾍ . ヽ
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.　　　　／¨¨¨ヽ,ｲ　　　 |　　 |i　　　　 |　 |　　　｀¨∨　ノ
.　　　　＼`―‐ |.　　　 |　　 |i　　　　 |　 | 　　　 ∨￣｀ヽ
.　　　　　ｏ⌒'ﾊ　　 |　| _|.斗-　　　　 /|　ﾊ. | 　〉　|＿__／
　　　　　 |」　 |ﾊ　　 |　| ﾊハ l　　 l /│｀ト.､| 　　　ﾊ . o
　　　　　　　ｌ |ﾍﾊＶｨ竿竿ミ',　ｲ}/＿Ⅳ Ⅵ.　　ﾊl｣ |｣　　　　それでネルガルグループはどうしていますか？
.　　　　　　　　 ,'. |. / ﾊ,,《乂ン　 'ｲ　 ''¨うj㍉ｘ| ハﾊ/. l
.　　　　　　　 ,'　| {.| | | }ゝ　　　　　　　　ゞ‐'〃ﾊ}. |　 | l
　　　　　　　　/__ ハ| | | {`　　　　　　,　　　＿_/} ', .|＿|. l
　　　　　　 />''~ヽﾍ.| |. ﾍ　　　､　　　　　ゝ┐∨/.／､|. l
.　　　　 /⌒ヽ::::::::::l. ﾍ　　`ﾄ､　　　 ' 　_　‐''´　V /:::::::ﾊ. l
.　　　　 | 　ゝ､＼::::l . ヽ　　　 ', ､___ｧ''´　　　／ /::::::::::::ﾊ. l
.　　　　 | 　　　ゝ､_ヽ }.　ヽ　　 '，ｲ　　　／　{ l:::::::::::＞''´￣|
.　　　　　|　　　　　乂'，　　l 　　八{　　　l 　　{ l::::／ , イ￣ゝ|
.　　　 /|.　　　　　 ',　　|　　 lV/.| 　　 l　　{ l'"_ノ.　　　　ハ
　　　 /　|　　　　　　 ',　,′　 l./.　| 　　 ',　ゝｲ　　　　　　l 　∨ /
.　　 /. 　ｌ　　　　 /　　 ∨　　 l.　　 l　　　∨ﾊ　　/.　　　 l　　 ∨ /
　　 /　　　ﾊ.　　 /.　　 /　　　 |　＿_l. 　　 ∨-､/　　　| . ﾊ　　 ∨ /
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　　　　　　　　　　　　　　　 {:::::::::::ｲ.　o`ヽ'::::::::::ｨo⌒ 7:/:}
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ';:::::::::::::｀:ー::´::::i::::::｀:ー::´/:/　　　　はい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ:::::::::::::::::::::::::::}::〉:::::::::::://
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　`::、:::::::::::::::::`:´::::::::::::/ｲ　　　　.　我々がオペレーターと艦艇を
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ:＼::::::::∠＝､:::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ::::::::ヽ:::::::::ー:::::／　　　　　　　　採用しなかった事が不満のようです。
　　　　　　　　　　　　　　　 ,...ィ:i::::::::::::::::＼::::::::::ｨ:.、
　　　　　　　　　　　　　 ,..ィ´::::::::::!::::::::';:::::::::::｀¨¨:/:::::｀丶、
　　　　　　　　　,....-‐:::´::::::::::::::::::::::::::::::';::::::::::::::::/::::::::::::::::::`::..､.._
　　　　　　 ,.イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::';:::::::::::::':::::::::_::::::-‐:::::::::::｀ヽ
　　　　　.ｨ´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'¨¨¨¨`::ヽ::::::::::::ィ:´::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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　　　　′::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｨ:::::::::}
　　　 .!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!:::::::::i
　　　 {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ:::::::::',

　　　　　　　　　　　　　　　　　　モブ上級貴族
948 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/22(日) 10:36:02 ID:I1snkVcW: 　　　　　　　　　　　 ,;.　　　　　　　 :;.
　　　　　　　　　　　,;;;;　_,.．-''　'''- ．._ :;;;;.
　　　　　　　　　　 ,;;,,''"　　　　　　　　　:;;;;;;.
　　　　　　　　　　;'　　/　/　　 l　､ヽ　 :;;;;;;;:.
　　　　　　　､,,,,,,/　/ /　l　　　 l　ヽ_L..;;;;;;;;､;:,
　　　　　　　ﾞヾl　 l　l　│l　　　l 　 l｀ﾞヾ:;;;;;;,;;',,,,
　　　　　　　ﾞヾ　 l _l　 __l 　,　l__ ﾘ　 l　ﾘ;;;／
　　　　　　　､=ﾍ　ヽ￣　ヾ〃　￣ /　　/: :｀: :>　　　　不満を持つのは勝手ですが
　　　　　　　　＼ｿ､　ﾞ＝＝　　＝＝/／;)~｀ﾞ´i
　　　　　　　　　ﾉl ~Tl 　　,　　　 ´l　 lｿ　 l　 l　　　　　基本的な部分が大問題ですよ。
　　　　　　　　　 l　l ゝ､　　r-､　　_ l　 l l l　 l　l
　　　　　　　　　 l ,:l　 l:::ﾞ　､￣　'",,.l　ﾘ-､l 　､ l　　　　あんなもの採用できるわけがないでしょう。
　　　　　　　　　 //:l　l／;;;;l l／／;l　ﾘ:: :ヽ　､ﾑ
　　　　　　　　　 /: :, ﾚ'/;l;;;;;l'／';;;;;,'レ'::::／;;ヽ　､ﾑ
　　　　　　　　　／:/: /;;;l;;／: : :／': : :／: :'　＼　ﾑ
　　　　　　　　/: : /::/ﾞﾞ;／　／ /: : :/: : :'　　／;;､　ﾑ
　　　　　　　 /::::/:::/;／;___／　/;; ::/: : ,　／　ﾞﾞﾞﾞ;;　ﾑ
.　　　　　　 /..:::/::/ﾞ;;ヾ≡≡-/~: :/:: :. .／ﾘ　　　ﾊ　ﾑ
　　　　　　/ : :/: /;;;;;;;;;／: : /: : :/:: :／　　'　　　　　l 　ﾑ

　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
　　　　　　　 .::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ
.　　　　　　 {::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　 .::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
　　　　　　　　　ｒ ‐､ :::::::, ＝‐ 、:::::::::::, - 、::l!
　　　　　　 { ::::::ヽ:::::､　 o　〉:::::::::､　o V
　　　　　　　　　､:::::::::::::::::::￣:::::::::::::::{:::＝´/　　.　確かにASI（人工超知能）が
　　　　　　　ヽ、 ::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::/
　　　　　　　　　　　ﾊ:::::::::::ヽﾆニニニ7, '　　　　　軍艦のメインコンピューターに採用された事はこれまでありませんでしたが
　　　　　　　　 /:::::ヽ､:::::::￣￣￣ :,′
　　　　　　　　　/:::::::::::::::＼:::::::::::: ／　　　　　　　それをやらなかったのはそれなりの理由があります。
　　　　　　 ,x＜::::::::::::::::::::::::＞-＜
-‐=＝::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::＞
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::‐- 、
::::::::::::::::::::::￣:::::::::::‐-:::::::、::::::r‐＝::::￣::::::::::::::::::::::ヽ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::、
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ

　　　　　　　　　　　-‐::::::::‐-
　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
.　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
　　. 　 /::::::::::::::::::::: /⌒＼::::::::::::::::::::::::::::::.
　　　　|::::::::::::::::::::::::{　　　＼:::::::::::::::::::::::::}
　　　　|::::::::::::::::::::::八 0　　,ノ::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　∨::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／⌒::::ﾉ
.　　　　 }::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〈0　ﾉ｢　　　　　そもそもASIが反乱を起こす危険があるから
　　　　 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::ﾉ
.　　　ノ::::::::::::::::::〈ｖ´"''丶、::::::::::::::イ　　　　　　　清姫さまがあそこまで強固なセキュリティを仕掛けているのです。
　　／::::::::::::::::::::::::::＼｀ｰ　＼::::::::/
―::::::::::::::::::::::`、::::::::::::＞- `'ｰ::／
::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::: ／
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::／
::::::＼:::::::::::::::::::::::/　　ー'′
::::::::::::::::::::::::::::::::/{
:::::::::::::::::::::::::::::/::Λ
:::::::::::::::::::::＼:::::::＿＼
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣"''ヽ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
949 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/22(日) 10:36:34 ID:I1snkVcW: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i　∨
　　　　　　　　　　　　　　　　}',　　　　_　　　――　　　　、　　i　 ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　i　', ／　　　　　　　　　　　　　　ヾ　　∨
　　　　　　　　　　　　　　　　i,／　　　　　　　　　　　　　　　　　',
　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　_　　ヽ　',　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　ヽ￣　ー'-　　＼　　／/
　　　　　　　＼　ー/　　　　　　　　　　　　　　',　　　　　＼　　　　ヽ　V　　/
　　　　　　　　　＼ ,/　　　 .i　　　　　　　　　　　', 　 ',　　　　　＼　　　 /　 /
　　　　　　　　　　　　/　　　　 i 　i　　　　　　ヽ　　 l　　.i　　　　　 ',　　　　／
　　　　　　　　　　　　{　　 .{ 　 i　.{　　　　L＿i__ヽ　}　　i　　　　　 i　　へ
　　　　　　　　　　　　i　　　{　./i　|',　　　 }　.ハ　ヾ}　.ﾉ　　　　　　lノ:::::::::::ヘ
　　　　　　　　　　　　i　　　 { /ゝ个、　　i }　 xzZzza ﾉi　　　　.i　./::::::::::::::::::::::ヘ
　　　　　　　　　　　　.i　、　ぃィkz.' ,　 i　ﾚアVIりヾ/.／　　/i ./ﾍ:;;;;;∧::::::::::::/　　　　技術開発や貴族領の統治でも妥協で採用しているのに
　　　　　　　　　　　　 ', i ＼　 {《Vｊﾊ　ヽi　　　　ｘンｿ　i　　/　}/i } |　　ト--　'
　　　　　　　　{~. ^, 　　ヾ　| ＼{. Xツ　　　　　　　// ｿ }／　　　l. 'ﾉ'i',　 .|',　',　　　　　　ＡＳＩを王国軍に全面採用など冗談ではありません。
　　　　　　　ﾉi　',　.　　ヽ.|　　ヾ''' 丶　　　　　　　　　　　|　　　ﾚ　 i_',　.|_ゝ ',
　　　　　　　/i .l　',　i　　　 |　　',　　　, --　、　　　　　　 i　　ハ　　　　　　　',　　　　　しかも安全対策があまりにも酷いですね。
　　　　　　　', i　'　　.i　/'i　|　　ゝ　　ヽ、　..　　　　　　　 .i　　i　　、　　 i　　　 ∨
　　　　　　　 i　／　　ﾚ　i　 i　　 {　＼　　　　　　／　　 .i　　i　　　、　　i　　　 ∨
　　　　　　　 .i　　　 /　.}　 i',　i　',　　个ｰ=彳　　　　　 ..i　　|　　　i　　　i　　　　 ∨
　　　　　　　　|　　　.{　 i 　 i ', i ', 　　i　ヘ__|　　　　　　ﾘ　 .|　　　　　　　i　　　　∨
　　　　　　　　.|　　 .{　ﾉ　./　',i ／{__／. ＼iiゝ　　　　ノ'i　i',|ヽ　　　　　　i 　　　　.　∨
　　　　　　　　」　　;　ｿ＿/,, ／　i |:::::＼:: : ＼iiゝ　　　　 ', | }/i::＼　 _　　 i　　　　ト.　＼
　　　　　　　/il　^'''　./...',　　　　 .i i::::::::::::＼:: : ＼iiゝ　　　.i| //i :: iヾ_ゝ＼ i.　　　　 l　＼
　　　　　　/:::::::l　　　i ::::::',　　　　.i.l 、:::::::::::::ヽ:: :: ヾiiゝ　　///i :: :i:::::::...'、　＼　　　 i　　ヽ　',
　　　　　.∧::::::::|　　 i　＼ ',　　　　＼ヽ :::::::::::ヽ:: :: ヾiiiゝ///i :: ::/:::::::::::ヽ, 　　 i 　　l　　　',　∨
　　　　/　 .i:::::::＼ } | 　＼',.　　　　　,　./:::::::::::ヽ:: ::ヾiii//ｿ :: ::/:::::::::::::::::>',　 ./　　　l　　　',　∨
　　　 ./　　　⌒i::::＼.|;',　　　i　　　　 ;　/::::::::::::::::ヽ:: :: ∨ｿ :: ::/:::::::::::::／,　　 .ﾍ―i　 .i 　　i.　 ∨
　　　/　　　　　 Lﾍ::ヾ ',　　　l　　　 ;　/::::::::::::::::::::::ヽ:／　:: ::/:::::::::／／　　　/::::::'ハ　 i　　/　　∨

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｲ　　　　　　　　　　　　　　　ﾄ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 //!　　　　　　　　　　　　　　 |,ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ///l　　　　　　　　　　　　　　 |/,ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ////!　　_　-　　￣　　 ‐-　. 　　 !//ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　 /////' '"　　　　　　、　　　　｀　、l'//ハ
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　　　　　　　　　　　　　　　　 {,ヽ. ///'　　　　　　　　　　　　　　　、_　ヽV//,∧
　　　　　　　　　　　　　 V/ゝ'/　　　 '　　 /　　　　　　　　　＼/＞V//,∧
　　　　　　　　　　　　　　Ｖ// 　　 ./　　　,'　　　　　 ',　　　　　　＼///＞/ﾍ
　　　　　　　　　　　　＿＿∨　　　　'　　　 { 　　　　 :　 :.　　 ',　　＼/////〉＿__
　　　　　　　　　　　　　　　＼// {　:　　　{　.l　　'　 :　　　 j　 .!　　 }　　　 V//////／
　　　　　　　　　　　　　　　　＞-', :.　　 l　.|＿ l　 :.　　 :　ﾊ＿!　;　 '　　　　　}//＞､'"
　　　　　　　　　　　　　　 <ゝィ.ハ:.　　 !、ﾄ､　{＼::.　　/´ｊ .ル' } /　　　　 ./" Y ヽ.〉〉>
　　　　　　　　　　　　　　　　＼ｰｒ;ヾ :.　　l.ヽ芹丐` ヽ /ｿ　'"芹丐/　　　/ ,.ｲ＞､ソ／
　　　　　　　　　　　　　　　 Y.l .ﾊ.＼　',　込ツ-―――- 込ツﾉ　／/ヽ　jl　.j.ﾄ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　 j l　ﾘ.ヽ!　ゝ.　　　 '　　　　　　'"| ´　ｲ: ハl_l　l |.|　　　遺伝子操作で知能とＩＦＳ（イメージフィードバックシステム）に対する
　　　　　　　　　　＿_ ／￣ T"￣ヽ――.､　　　　　　 |　　.l.ｲ　 l.　ゝ !
.　　　　　　　　 ,...．／　　 |　　　 l　　　,'　　　　/￣＼ ´　　／|　　.! |　 .!　　　|　　　適性を高めた専用オペレーターによってＡＳＩを管理させる。
　　　　　　＿／　　 .!.　　 :　　 .l　　 ,　　　 /　　　　ーイ／!　 /! |　 .!　　　|
.　　　　　_／　　　　　　ｌ　　　:　　 l.　　 , 　　 ./　　　 '　　ヽ_ .j　/ ＼ト､　　.!　　　酒場の冗談ならともかく本気でこれを言われたら困ります。
　　　／　.　　　　 ',　　 .l　　 :　　 .!　　,　　 ./　　　'　　　／　ヽ/　　,. |二＼　 |
. 　 /　　　ヽ　　　　.　　 l.　　 :　　 !. 　 ,　　 /　　. ' 　　／　　　 .}､／　ｊ二ﾆﾆ＼!
. 　＼　　　ヽ　　　'.　　.ｌ　　 :　　l　　　　　/　　'　　／　　　 ' 　ヽニニニニﾆ＼
.　　　＼　　　ヽ　　 '. ,.-‐　＞-―'""` ､ ./　　.'　　.／　　　　'　　　 ,.　-マﾆ>'",. ＜::}
.　　　　　＼..　　ヽ　　 _　'" .／ ,.-‐'" ー'　　 ' 　／　　 '　　 ,.．'"　　　', ／　　,.ヽ
　　　　　＼　　 .／´　／ .／ .l　 ,'　./　,.'　／　 ,　'　　,.．'"　　　　　＞'　　／＿!__
　　　　　　　＼ / {　 ./　,.'　:　ｌ　, .＞‐''''＿ ‐ ､　 ,．'"　　　　　＞ '"./　 ,．'"￣＿＿!
　　　　　　　　　＼.! ./　/-―::::::::::::::＜´／, ＞　'"　　　　 .＞'"ニﾆﾆ/ ／ ,．＜二ﾆﾆ,!
　　　　　　　　　　　＼／::::::::＞-ｧ-,::::::::::ヽ．'"　　　 .＞'"ニニニﾆﾆ,.／,イニニニニﾆ,!
　　　　　　　　　　 _-ﾆ＼／／.／!::＞'"　　　＞'"二二二ニニﾆﾆ/／二二ニニニﾆl
　　　　　　　　　　/ﾆ＞ィ/ ／.／／!　　 .＞'"´ .>-‐''"￣_ `＜ニﾆ/ｲ二二二ニニﾆﾆl
　　　　　　　　,.イ,.ィ　 ./　　 "／／．'"―-ゝ.__/ー-　_　　＼／.}二二ニ／ニニﾆﾆl

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　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
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　　　　　　　ｒ ⌒:::::::::r‐‐‐ 、:::、:::::;::::::::,'　　　コーディネイターと同じ遺伝子操作による強化人間ですから
　　　　　　　 i:::::::´::::::::::ｰ―ﾟ′::｀:r --v
　　　　　　　 ',:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽﾟｰ/　　　　誕生した強化人間は普通の人間と対立するのは分かりきっています。
　　　　　　　　 >:::::::::::::::__:::::::::::::::::__>ﾘ
　　　　　　　 /::::ヽ:::::::::::::‐--- 、::::::/　　　　　そんな者にＡＳＩを管理させるなど余計に信用できないから
　　　　　　./::::::::::::ヽ:::::::::｀￣´:::::/
　　　　　人:::::::::::::::::',:::::::::::::::::::::/　　　　　..　ネルガルグループの計画は大間違いです。
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::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ::::::::::::::::::::/::::::＼
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950 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/22(日) 10:37:13 ID:I1snkVcW: 　　　　　　　　　　　 ,;.　　　　　　　 :;.
　　　　　　　　　　　,;;;;　_,.．-''　'''- ．._ :;;;;.
　　　　　　　　　　 ,;;,,''"　　　　　　　　　:;;;;;;.
　　　　　　　　　　;'　　/　/　　 l　､ヽ　 :;;;;;;;:.
　　　　　　　､,,,,,,/　/ /　l　　　 l　ヽ_L..;;;;;;;;､;:,
　　　　　　　ﾞヾl　 l　l　│l　　　l 　 l｀ﾞヾ:;;;;;;,;;',,,,
　　　　　　　ﾞヾ　 l _l　 __l 　,　l__ ﾘ　 l　ﾘ;;;／　　　　　（前世のスカイネットみたいになる可能性が高いから
　　　　　　　､=ﾍ　ヽ￣　ヾ〃　￣ /　　/: :｀: :>
　　　　　　　　＼ｿ､　ﾞ＝＝　　＝＝/／;)~｀ﾞ´i　　　　　ASIに兵器を運用させたくない）
　　　　　　　　　ﾉl ~Tl 　　,　　　 ´l　 lｿ　 l　 l
　　　　　　　　　 l　l ゝ､　　r-､　　_ l　 l l l　 l　l　　　　（ターミネーターをリアルで再現したくありませんよ）
　　　　　　　　　 l ,:l　 l:::ﾞ　､￣　'",,.l　ﾘ-､l 　､ l
　　　　　　　　　 //:l　l／;;;;l l／／;l　ﾘ:: :ヽ　､ﾑ
　　　　　　　　　 /: :, ﾚ'/;l;;;;;l'／';;;;;,'レ'::::／;;ヽ　､ﾑ
　　　　　　　　　／:/: /;;;l;;／: : :／': : :／: :'　＼　ﾑ
　　　　　　　　/: : /::/ﾞﾞ;／　／ /: : :/: : :'　　／;;､　ﾑ
　　　　　　　 /::::/:::/;／;___／　/;; ::/: : ,　／　ﾞﾞﾞﾞ;;　ﾑ
.　　　　　　 /..:::/::/ﾞ;;ヾ≡≡-/~: :/:: :. .／ﾘ　　　ﾊ　ﾑ
　　　　　　/ : :/: /;;;;;;;;;／: : /: : :/:: :／　　'　　　　　l 　ﾑ

　　　　　　　　　　　　　　　|ヽ　　　　　　＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　| ﾊＹ　＞''て　　　　|＼｀''＜　＞''7
　　　　　　　　　　　　　　　|/ |>'´: : : ≧: : : : : |　＼: : ,ｲ　/
　　　　　　　　　　　　　 r'~　/: : : / : : : : : : : : :'，　＼.　 /
　　　　　　　　　　　　　 | ,ィ^: : : ,' : : : : : : : : : : ﾍ　　　ヽ |∨__
　　　　　　　　　ヽ￣,' : : : : ,' : : : : : : : : : : : : :｀ヽ　/´　／　　　　　（それに遺伝子操作による強化人間を使うのは拙い）
　　　　　　　　　　　　　>l : : : : :| : : : : : :＿__: : : : : : : |/　／===ﾐ
　　　　　　　　　　　ﾍ |: : ＞'"￣ : : : : : : : ｀''＜ : : | ／　　　//　　.　（コーディネイター問題を焼き直しするだけです）
　　　　　　　　　　　 |: : : : : : ', : : : : : : : : : : : : : :/:.ﾄ<⌒ヽ_/
　　　　　　　　　　　　　ハ､ﾄ､ヽ､ : : : :,ｲ:/ｨ:／|ｲ:ｲ/: :|.i ｢| :｢|l　　　　　（ネルガルグループは企業利益を考えても社会的悪影響には無頓着です）
　　　　　　　　　　 ,: : |ヘ',ﾆ①ﾍ／ﾆニ①二|: : : :.| /|」 :|」l
　　　　　　　　　　 7: : |: : :ﾊ二ニニﾆニニ二|: : : :l: : : : : : :l　　　..　（まともに考える頭があればこんなもの創るわけないのに
　　　　　　　　　　 7 : : |: : :|∧　　＿＿　　ｌ : : :ﾊ: : : : : : :',
　　　　　　　　　 /: : : :|: : :|//ﾐh､　ﾏ_:_ｿ　 , l : : ﾊ ∧: : : : : ∨ /.　　本当に企業は困ったものです）
　　　　　　　　　　　/: : : : :|i : :|//⌒⌒ヽ､ .＜. l: : :/　／乂 : : : : ∨ /
　　　　　　　　 /: : : : : :|l : :|7 /ﾆﾆﾆ7/　　从:/／　　／｀''＜:.∨ /
　　　　　　　 ,ｲ: : : : : : 从八 /ﾆﾆﾆ7∧ﾍ／},ｲ´　　／　　　　__､:＼
　　　　　　 , イ: : : : : : : : : :/ 7/ﾆﾆﾆ7/　／／　　／　　　／　ヽ!: :＼
.　　　　＞''´: : : : : : : : : : : /| 7/ﾆﾆｱ,ｲ／／　　／　　|　/／　　　 l : : : :` ､
　＞''´ : : : : : :／ : : : : : : |. 7/ﾆﾆｱｲ. ／　　／　　 i |.／　　　　　|! : : : : : :ヽ
951 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/22(日) 10:37:48 ID:I1snkVcW: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ
　　　　　　　　ハ　　　 _,､､､､､､､､,,_ 　　　 | ∨ /
　　　　　　　 ,'　 V＜: : : : : : : : : : : : : ｀''＜　|　∨ /
　　　　　　　　　l／.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.|.　 ∨ /
　　　　　　　　,ｲ: : : : : : :/: : : : : : :|.: : : : : : : : : :.|　　 ∨ /
　　　　　 /: :/: : : : : :| : : : : : : :|.: : : : : :.〈＼:ヽ　　 ∨ /
.　　　　　　 /: :/ : : ＿＿ : : : : :‐/|――: : :.ﾍ　ヽ.　　 ∨　　　　　そもそもIFSそのものが不人気だから
. 　　　　 ': : l : : : ﾊ: :ﾊ : : : : :/-| : ハ : : : :ﾍ　　｀''＜┘
　　　　　 | : : : : : :|竿竿､: : :./斧竿竿.: : : :. :.ﾍ　　　, イ　　　　.　オペレーター用ＩＦＳも需要がないですよ。
　　　　　 | : : : : : :|_ﾋｚｚ} ＼/　_辷ｚｚ}/ :/ :/ :/ヽ＜¨¨¨八
. 　　　　 l: : : __｢ヽ::::::::::　'　　:::::::::::: /:ｲ ,ｲ: /ン }＿イ　　　　　　ネルガルグループは何故あのような
　　　　　　　Vヽ|‐}~ ｢ヽ　　　　　　　　ィ:}:／|　,ｲ　｀ヽ∨ /
　　　　　　 // /　l 　}.　 ⊂⊃ 　　　　| : : :|⌒).　　／:∨　　　　ローカル規格を採用したのか理解できません。
　　　　　　ﾍヽ､　{　弋　　　　　　, イ | : : | : : ＼／ : : : l
　　　　　　 /:.||ﾍ　’ 　　｀ヽ _x＜　　 |: : :| : : : :|| : : : : : |
.　　　　　 /: : : : :＼　　　　ﾏ　　　 ,ｨ|: : :| : : : : : : :＿彡┐
　　　　　 / : : :ｧミ:＿＼.　　 |､　 ,ィニﾊ: : |〉￣￣￣　 //│
.　　　　 / : /: :|}.　　 /ヽ､.　 |≠ニア　 V从　　　　 //::ﾊ.|ヽ
.　　　　　, : :/ : :|}.　　 /　㍉ヽ|ﾆア　 ,ィﾟ〈〈　　　　　//:::::::ﾚ: : ヽ
.　　　　 |: :ﾊ : /|} 　,ｲ　　　㍉ヽ　／／ﾍﾍ　　　　 //::::::::/ : : : :Y
　　　　　从l {:./:::|} /　| 　　　　㍉ヽ／＞''´}VVﾉ　 //:_　-=====ﾐﾊ
.　　　　＿＿V::::::|},' 　ﾊ.　　　　ﾐ ∨ く oＯ　＞''´～''^´　　　　/
. 　　ﾍ～～～.∨　　　　　　　　　ﾐ ∨oﾟヽ　〉.　　　　　　　 /

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　i:::::::::::‐-:、:::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.-:、::::::＿:＼::::::::::::::::::::::::::::::}　　　　体内にナノマシンを入れて脳に補助脳を形成するから
　　　　　　　　　　　　　　　 {:::::::::::ｲ.　o`ヽ'::::::::::ｨo⌒ 7:/:}
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ';:::::::::::::｀:ー::´::::i::::::｀:ー::´/:/　　　　軍のパイロットでも嫌がっています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ:::::::::::::::::::::::::::}::〉:::::::::::://
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　`::、:::::::::::::::::`:´::::::::::::/ｲ　　　　　王国軍で採用されなかったのは当然でしょう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ:＼::::::::∠＝､:::::::/
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ＩＦＳ（イメージフィードバックシステム）とは、体内にナノマシンを注入する事で脳とコンピュータをリンクさせる補助脳を形成

これにより人間の思考をコンピュータに入力できるインターフェイスである。

主に機体操縦に用いられており、操縦者のイメージのみで機体を操作することができるため、煩雑な操作を簡略化できた。

しかしナノマシン注入には不快感を伴い、またナノマシン処理中は精神が不安定になりやすく

場合によっては幻覚(幻聴)を伴うことや使用中も闘争本能を高める副作用がある。

コンピュータの管理用インターフェースとしての側面もあり、IFSの作動時には使用者の手の甲に模様のようなデバイスの媒介が浮かび上がる。
952 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/22(日) 10:38:17 ID:I1snkVcW: 　　　　　　ﾊ　　　　　|ﾍ
　　　　　,' .}. .　　　 ! .ﾍ
　　　　／ .ﾉ. ＿　==-ﾄ、.ﾍ |h､
　　／=＝￣／..:::::::::::::::::≧ﾄ､.}
、　{　　　　ノ ´..:::. : : :::::::::::::::::::.＼
＼≧､　〃: : : : : : : :;: : : : : : : :.∧,ヾ､
≦/,,,___{: : : : :,: : : :/{: : : :: ::i:: :: ::.} ､　）
＜⌒ｰ-!: : : : /!: :/´|: : : : : |!.: : : | ﾘ ′　　　王国では政軍民を問わずニューロリンカーが主流だから
　 ∧: : {: : : :i{ｘｆな㍉寸: :x示: : :/
　∧ : : ::ヾ: ､ヾ乂ﾘ　　｀''{frﾘ,}:;ｿ　　　　　　　素直にそれを使えばいいのに困ったものです。
.∧: : : : : :.i!: :iヽ::::　　　 '　.::/|:∧
′: : : : : : :i!: :{､　　ー_-　ｲ: .!: ,r寸､　　　　
.. : : : : : :≦|:.∧｀≧ - イ゛: |: i: :りメ/
. : : : ＜.｀＼　ヾヾ　i! i .|!｀ヾ : //く/:ﾍ
: ,f　　　　　＼ ..ヾi!i!,|　i!　 }://（/ : : ﾍ
∧- ､　　　　.＼　｀y　i!　 //{ /_ : :ヾ,ﾍ
{　　　＼　　　　　ヾ　|　.| ,､/〉//,.: : :ﾍヽﾍ
|　　　　　､　 i　　　ヽi!　ノ〃ｿ// ∨: ∧＼､
|　　　　　ヽ |!　　　 | f゛　´　ｲi:.　∨: ∧　＼
|　　　　　　ヽ|__.-===+{　　　　ﾘ,　　
|　　＼　　　ﾍ三二=イ.　　／∧　　
|　　｀≧ー　/≧-=⌒｀ヾy' ヾ　∧　　､　
|　　　　／≦´　　　　ヾ　 }!　ヾ､ ∧　　＼ .∧
i!　　.／　　　　　　　　}　 |　　)ハ　＼　　ヽ.∧
!　〃　　　　　　　　　 |　 |　 /´φ　　＼　　∧

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　　　　 {::::::::::::::::::::::::::::/　　　　ヽ:::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::　　　　ニューロリンカーとＩＦＳは規格争いをやって
　　　　 ::::::::::::::::::::::::::::′　 ∩　/:::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::
.　　　　 ):::::::::::::::::::::::::＼　｀／:::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::　　　　ニューロリンカーが勝利しています。
　　　　 {:::::｢⌒＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::
.　　　　＼::.　０}::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::　　　　不採用の規格を使いたがる者は多くありません。
.　　　　　　 }:::ｰ/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::＼:
　　　　　　 ::／::::::::::::::::::::::::::／ノ ):::::::::::/::::::::::::::::::::::::　　　　本当に今更な話ですな。
.　　　　　　ヽ::::::::::::::::::::::::::::／／／::::::::::/::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　Λ::::::::::::::::／　_,.／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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ニューロリンカーは拡張現実対応型VRマシン

首の後ろ、延髄部分に装着する量子コンピュータ端末で脳と無線接続し、映像や音声などあらゆる五感をサポートできる。

現実の光景にさまざまな情報を重ね合わせて表示できるほか、使用者自身がアバターの姿となって、仮想世界にフルダイブすることも可能。

また人間の思考を１０００倍に加速する事が可能である。
953 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/22(日) 10:38:49 ID:I1snkVcW: 　　　　　　　　　　　　　　 /|　　　　　　　　　　　　　　　 ∧
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　　　　　　　　＼____八　　　 :|:|ｌ　 | l|: :　　:/.:|　:| :|　|: :　　 /∧∠_____
　　　　　　　　　　／∠㏍、　＼|从　|八: .　:/ /|::/|/|　|: : :　//厶％Жｱ
　　　　　　　　　　　＼＼]Ж＼　 :灯苧ミ　＼/|/ ,灯苧ミ:|: : : ／￣＼[／
　　　　　　　　　　　　　￣了＼＼:杙-夕　　　　代-夕小イﾍ}　　 : : |　..　ＩＦＳにニューロリンカー
　　　　　　　　　　　　　　 |　　 :| 斗 ⌒｀　　,:　　　⌒｀/ 　 |ノｊ　　 : : :|
　　　　　　　　　　　　　　ｌ　　 :| :小、　　　　　　　　　 //　 :|イi　　 : : :|　　そしてニューロリンカーの前身にあたるナーブギア
　　　　　　　　　　　　 ,　　. :| 　ｧ‐‐=z,、｀　 ´　　　//　 :|::|:|　　 : : :|
　　　　　　　　　　　　　　 /　. ::/:| :/-=㍉_/ト　__ . : ´ ／//　∧!:!:. 　 : : :|　　確かにそれらを開発したのはＢＢです。
　　　　　　　　　　　 /　: ::/. :|/-=㍉_//V∧　　／／/　/ :∧!::.　　＼|
　　　　　　　　　　　　　 /　: ::/. : /-=㍉_//:: V∧／／: :/／／/∧: :.　　　＼
　　　　　　　　　　 /　: ::/／/-=㍉_//:: :: :V/／:: :: :: :／/////＼: :　　＼＼
　　　　　　　　　　　　 /　: :／/,/-=㍉_/∧:: :: :／:: :: : ::／//|///////＼: :　　＼
　　　　　　　　　 /　: :///,/-=㍉_///∧／:: :: :: :／////|//////// ∧: :　＼＼
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　　　　　　　ﾄ､／.　/　　　　　　　　　　　　　　 ',　ﾏ
　　　　　　　　 ',. { ヽ―‐ｧ.　　 |i　　　　 |　　　､,,_ﾍ . ヽ
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.　　　　＼`―‐ |.　　　 |　　 |i　　　　 |　 | 　　　 ∨￣｀ヽ
.　　　　　ｏ⌒'ﾊ　　 |　| _|.斗-　　　　 /|　ﾊ. | 　〉　|＿__／
　　　　　 |」　 |ﾊ　　 |　| ﾊハ l　　 l /│｀ト.､| 　　　ﾊ . o　　　　それらの技術を開発させたのは私ですが
　　　　　　　ｌ |ﾍﾊＶｨ竿竿ミ',　ｲ}/＿Ⅳ Ⅵ.　　ﾊl｣ |｣
.　　　　　　　　 ,'. |. / ﾊ,,《乂ン　 'ｲ　 ''¨うj㍉ｘ| ハﾊ/. l　　　　　　そのすべてを採用するわけではありません。
.　　　　　　　 ,'　| {.| | | }ゝ　　　　　　　　ゞ‐'〃ﾊ}. |　 | l
　　　　　　　　/__ ハ| | | {`　　　　　　,　　　＿_/} ', .|＿|. l　　　　...　当然ですが、技術の取捨選択はするし
　　　　　　 />''~ヽﾍ.| |. ﾍ　　　､　　　　　ゝ┐∨/.／､|. l
.　　　　 /⌒ヽ::::::::::l. ﾍ　　`ﾄ､　　　 ' 　_　‐''´　V /:::::::ﾊ. l　　　　　新しい技術が出てくると古い技術は使われなくなる事が多いです。
.　　　　 | 　ゝ､＼::::l . ヽ　　　 ', ､___ｧ''´　　　／ /::::::::::::ﾊ. l
.　　　　 | 　　　ゝ､_ヽ }.　ヽ　　 '，ｲ　　　／　{ l:::::::::::＞''´￣|
.　　　　　|　　　　　乂'，　　l 　　八{　　　l 　　{ l::::／ , イ￣ゝ|
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　　　　　　　　　／ |　i　　　 i　　 i　 i　　 }　　　|　 | |　　　　ﾊ |　　　　 | .i　　　　（前世のサブカルチャーで登場した技術は興味深い物が多いから
　　　　　　　＜..＿|　|　　 _|＿__|. 斗 ´.ﾊ　　　|　 | ! .ﾊ　 /　 |　　　.i　|　i
　　　　　　　／　　|　|　　　 |　　 |　 |　/　'　　 l　/ j/　j.ィ---, 　　 /| /　 i　　　　余裕ができたときにBBに試しに再現させてみたけど
　　　　　く　 {⌒|　|　　　　＿_|＿j/　　 ',　/}/ 　ｨ::ij::::} 　　|　　 / j/　　.i
　　　　　　　　／ ./|　　　　　　＼{:::ij:::Y㍉　 }/　　　乂::ノ　　 /　／ / |　　 i　　　　予想以上にいいものができたわ）
　　　　　　　　　 //|　ﾊ　　　　 | |乂::ノ　　　　 ,　　　/:/:/:/:/.イ　　　　 |
　　　　　　 // .|　 ∧　､　ﾄ.{ﾊ:/:/:/:　＿　　＿　　 u. /　.|　　　/　　 |
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　| |　　./　　/　　ﾏ笊笊≧x　ハ　　}／ {　 |　　__　---ィ: : :}　　 /{ｨ笊イ　　 {
　:,　　./ 　　　　 ∨　　ミ笊} _...ィ　　 .{　 |　　＿＿): : : : : } /､/ /イ　　　　ハ
　 ', ∨　　　　 / 　 ∨　　　　 {ff_/　　　 {　 |＿　　ィ＜￣￣/　　＼　　　 / 　〉
　　∨　　　 .／, 　　 i　　　　 .／/　　　 {　 |__..イ|| ﾊ∨＿__.,　　　　}
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ....-――-....
　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　.ｨ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
　　　　　　　　　　　　　 {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i　　　　技術発展によってローテクが使われなくなるのは仕方ありません。
　　　　　　　　　　　　　 {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
　　　　　　　　　　　　　　　 !:::／⌒＼:::::::::::::::／⌒ヽ::ﾉ
　　　　　　　　　　　　　 rヽ{　　 O　i::::::::::ｲ O　　 }:::ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「その通りです」＞きよひー
　　　　　　　　　　　　　 {:iヽ＼__...イ:::::::i::::::ヽ.__.イiリ::}
　　　　　　　　　　　　　　　';:ヾ､::::::::::::::::::::|::〉::::::::::::::/ﾉ:ﾉ
　　　　　　　　　＿＿_　　_...＼'､:::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::/.:く
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　 ,.イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ､:::::::::::∠::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀`ヽ、
954 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/22(日) 10:39:19 ID:I1snkVcW: 　　　　　　　　　　　　　 /|　　　 | ､
.　　　　　　　　　 / ｜　　 |　＼-―＜　__（＼　／´￣＼
　　　　　　　　　　　 {　 |／⌒八.　　＼　　　　＞＼{＿　　　＼
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　　　　　　　　　＼／　　　＼　⌒＼＿　｝　　 /:::Λ　＼
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　　　　　　　 /　　 /　 |　|　 l 　￣〔￣　　人::::八　｜　　　　　　|＼
　　　　　　　　　｜―=ミ　 |　　　　Υ￣´　　／　}　八　　　　｜　|
　　　　　　　　　 |　　|八　 |　|　 |ト| 　　 |｢⌒Ｙ　／ /イ | |＼　　　　　 |　　　ＩＦＳは人体にナノマシンを入れなくてはいけない所や
　　　　　　　　｜|　　 _,j抖扞云ミk　　　|　　 }／　 /　l　l｜　　　　　 |
　　　　　　　　　 |｜　ハ　　「以灯　　｜ノ]　　八　ノノ　　　＼　　　|　　　副作用が王国民から嫌われています。
　　　　　　　　　 |八 | _ ﾉ　 ''"´ ,,,, |　 |　 | 7Λ　 / 　＼（ | l　　　　　l　 /
　　　　　　　　　　八　　　　　 |八|　 | /　｝/{　 }ミト- | |　　　｜/　　　　一方でニューロリンカーは特に問題はありませんでした。
.　　　　　　　　　｜　､　　　　　 |　 |　　　　 }ﾉ八 ⌒ | | 　　　　 |,′
.　　　　　　　　　｜　ハ　＿　　　　|　 |／　　　 |「　　| | 　　　　 |　　　　　更にいえば機械に人間の意思を伝達して
　　　　　　　　 |／　 /二二　　 |　 | 　　　　 l___　 | | 　　　　 |
　　　　　　　　　　　 /ニニ/-＜ /　/　　　　　　 |ニニ| | 　　　八　　　.　人間のイメージだけで機体を操作できるのはどちらも可能でしたが
　　　　　　　　　　　　　/ニニ/　:|　/／　　　　　　乂⌒'| | 　　　/
　　　　　　　　　　/ニニ/　　|／ニニニ-__　　　　　　 j八　　/｛＼　}　　.　操縦者の思考を１０００倍に加速できるのが大きかった。
.　　　　　　　　　 _/ニニ/　／￣￣￣＼ニニ-_　　　　　|　＼　|　 )/
　　　　　　　　／　Ｌﾆ＞''"´￣￣￣￣「＼ニﾆﾆ-__　　｜　　 |／
　　　　　　　　　/　　／　　　　　　｜　＼ニニニ-__|　　｜ |
　　　　　　 /　　 /　　　　　　　　 |＿＿＿＿￣￣ |　　｜ |
.　　　　　 /　　　/／＼　　　　　　　　　　　 |　　　 |　　｜ |
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　 | 　厂￣　　　　　　　　　 } ｢￣￣￣｀＼　{　　　　　　　　 |
　 |　/　　　　　　　　　　　　　　／八　　　　　　７八　　　　　　 |
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　　｝　　　　　　　　　　　　｛::::::::::::::::{　　　　 /::::::::::::::::::::::: ＼　　　 |

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.....-‐-.....、
　　　　　　　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::'.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 '::::::::::::::::::::::::::::::::ｎ:}　　　　　　ニューロリンカー方式とＩＦＳ方式で同じ人型機動兵器の模擬戦をやると
　　　　　　　　　　　　　　　　　 {::::::::::::::::::::::::::::::::､i!
　　　　　　　　　　　　　　　 !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼　　　..　ニューロリンカーが圧勝してしまいます。
　　　　　　　　　　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ´
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::/　　　　　..　ＩＦＳではパイロットに大きな能力差がないと勝てなかった。
　　　　　　　　　　　　　　,...-‐::′::::::::::::::::::::::::{`ー′
　　　　　　　　　　　..ィ:´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:ー:-:...、　　　　王国軍がニューロリンカーを採用したのは当然でしょう。
　　　　　　　..イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　　　 .ﾊ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
　　　　　ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'、
　　　 ./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!::::::::::::::::::::ﾊ
　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{:::::::::::::::::::::::ﾊ
　　　./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾏ::::::::::::::::::::::::',
　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ﾏ::::::::::::::::::::::::!

=:、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::; ---:::、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
:::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/　　　｀ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::/
:::::::::';:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i　　　　　　　}::::::::::::::::::::::::::::::/
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::::::::::'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::! 　　　　 ′/::::::::::::::::::::/
:::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!　　　__ ／:::/::::::::::::::::::::::′
:ヽ/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丶＿/ﾂ:::::::::::::::::::::::::::;::::┘　　　　ＩＦＳはデメリットがある上に性能でも劣る為
:::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::／
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::; ′　　　　　　.　政軍民をとわずＩＦＳではなく
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i　　　　　　　　　ニューロリンカーが標準規格になりました。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ',
ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
:::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::、:::::::::::::::::::ヽ
::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::{_｀:丶:､::::::::::::＼
::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::／　￣¨¨　ー‐ ¨｀
::::::＞ﾞ⌒ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::／
／　　　ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／｀¨´
　　　　　ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::／´￣
955 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/22(日) 10:39:46 ID:I1snkVcW: 　　　　　{ 〈 W: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : W／
　　　　＿辷W : : : {: : : : ⌒ : : : ⌒} : : : : : / : V￣／
　　　　＼　　|: : : ／: : : : :',: : : : : /: : : ＼/: : : }／ニ=-
　 -‐=ニﾆ)Ih|: : : : :丶 : : : ',: : : : : : : : : :/: : /:ﾉニニニ　　　　まとめるとネルガルグループは
　寸ニﾆﾆr‐圦丶: :ト､i＼ﾄ､ﾄ､　/|／ﾚIノＬ: /:/⌒ヽニﾆ
　　＼_／ii　j[|:＼ﾄ｢x===ﾐ　 V　 x===ﾐ厶イ:|:[|:.　[|　　　　　ローカル規格に特化した遺伝子操作による強化人間のオペレーターを用意して
　　　　　 [|/: : :|: : :|､､､　　　　　　　､､､ハ: : |: :
　　　　　　': : : :|: : :| 　　　　　′　　　从|: : |: : :.　　　　　　ASIを軍艦の管制コンピュータにしようとしたわけですね。
　　　　 /: : :／|: : :|i.､　　ﾏ　ﾌ　　.ｲ:.:.i|: : |: : : :.、
　　　　 ': :／:.:从: : ∨:＞　__r=z__　＜ .:.:.:.i|: : |、: : : :.　　　　本当になんでこんなのを作ったのか理解できません。
　　　 /／:.:.:.:.:.:∧: : :V:.人||　　　||人.:.:.:.:.:.i|: : |i.:､: : : : 、
　　　':´:.:.:.:.:.:.:./:.∧: : l/／||　　　||／＼人i|: : |i.:.:.＼.: : :.
　　/.:.:.:.:.:.:._-=Tニ∨ﾄ＼　||　^　||　／ﾆﾆ|: : 厂＼:.:＼: : 、
　.:' :.:.:.:.:.:./ニニニニニﾆУ|　i　||／ﾆニﾆ八/ニニ〉:.:.:.:＼:＼

　　　　　　　 :′:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'
　　　　　　　 {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
　　　　　　　　 {:::::::::::::::::::　' ⌒`丶､:::::::::::::::::::::::::::::::::; -‐ ､:::::::::/
　　　　　　　 ,.:!::::::::::::::ｲ　　　　 О ＼::::::::::::::::::::／　　　 ';::::/
　　　　　 ;:::::i::::::::::::::::::｀丶、_.......-‐´::::::::::';::::::'､О　　　 }:::|
　　　　　 {:::::':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::＼＿　イ::::}`:､　　　　ニューロリンカーがなかったら王国軍で採用されたかもしれませんが
　　　　　　　 i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〉:::::::::::::::::::::::::'::::::!
　　　　　　　ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::´::::::::::::::::::::::::::/::::::′　　　結果的にニューロリンカーに負けて不採用ですから
　　　　　　　　ヽ::::::::::::::::::::::::、＿＿＿＿::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::;′
　　　　　　　　　ヽ::::::::::::::::::::::＼､ﾍ＿＿　¨¨_‐-　、::::::::::/:::::/　　　　　ネルガルグループの経営ミスではないでしょうか？
　　　　　　　　　　　＼::::::::::::::::::::｀丶....､.........＿＿_フﾞ::::::/::／
　　　　　　　　　　　　＼::::::::::::::::::::::::::::::::＿::::::::::::::::::::::/´　　　　　　　　まあ、ＩＦＳも人型機動兵器の操作方式としてはそこまで悪くはないですが
　　　　　　　　　　　　　|::＼:::::::::::::::::::::::::＼:::＞::::::::::::/
　　　　　　　　　　 i:::::::::｀丶､:::::::::::::::::::::::::::::::::::;.ｲ!　　　　　　　　　　ニューロリンカーが優秀過ぎました。
　　　　　　　　　　　　 i::::::::::::::::::::｀丶､::::::::::::::::::::ィ::::::|
　　　　　　　　　　　 '::::::::::::::::::::::::::::::::｀::ー‐:::´::::::::::|
　　　　　　　　　　 _:′:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
　　　　　　　_......＜::::′:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
　　　 ,...＜::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!｀:丶:..、
　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ、
956 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/22(日) 10:40:16 ID:I1snkVcW: 　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧　　　　　　　　　＿＿＿　　　　　　　　　 ∧
　　　　　　　　　　　　　　 ///,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　'//,
　　　　　　　　　　　　 ////,＞　´　　　　　　　　　　　　　　　｀＜i///ﾊ
　　　　　　　　　　 ///／　　　　　　 /　　　　　　',　　　　　　 |///∧
　　　　　　　　　　　　　　//'　　　　 /　　　′　　　　　　',　　 ∨　　　 |/////,
　　　　　　　　　　　　 {/　　　　 /　　./　　　　　　　　 ,　　　∨　　　|/////ﾊ
　　　　　　　_　　　　/　　./　　/ 　　 '　　　　　　　 i　　　 ',　　　∨////∧
　　　　　　　　　ﾏﾆ=- /　　 '　　 '　　　 {　 i　　　　　　　 !　　 __}＿＿__V --=ミ､
　　　　　　　 V///　　 {　　 |　　　 .ﾊ　|　　　　　} 　 /　　　＼////////////,ヽ
　　　　　　　　　　＼{　　　 ',　　ﾄ.　 _斗 ',七',　　　./ ｀ｲｰ-　　　＼///////////,}＿　　人型機動兵器は自動車と比べたら煩雑な操縦形式になりますが
　　　　　　　　　　＜iﾊ　　　', ー七ヽﾄ､{　ヽ{　', 　 /|　/ }　／}｀/ー　|≧=---r--彡/／
　　　　　　　　　　／|　',　　 .ﾄ,,ｨ≦弐笊竺ミｘ､ヽ/　}/,ｨ≦弐笊竺ミｘ!　　　 |///／　　.　操縦者のイメージを機体に伝達して操縦できるなら
　　　　　　　　　＼　.∧　　|《　 {:　)刃乃}}　　　　　 {　)刃乃}}　》　　　 /=≦ヽ
　　　　　　　　　　　　Ｙ |　＼ {　　之弐沙ﾘ　　　　　　之弐沙ﾘ /　　　　/＼　／　　　　むしろ人型の方が使いやすいです。
　　　　　　　　　　　ﾊ i!　|　ヾ　　　ー―　　　　　　　　ー―　/　／　/ }ヽ. Ｙ|
　　　　　　　　　　　 ~ .i! ｜V　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ムイ　}／ﾑ i.} ﾊ|　　　　　元々ミノフスキー粒子によって人型機動兵器の利用価値がありましたが
　　　　　　　　　　　　　i!　.|　{ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　/　ﾉ八~|
　　　　　　　　　　　 i!　 | 八　　　　　　　 ―　　　　　　　　 /　　　/ -イ　　i!　　　　　ニューロリンカーとＩＦＳはその価値をより高めました。
　　　　　　　　　　 i!　 }　　.ゝ　　　　　　　　　　　　　　 /　　　/　　　　　i!
　　　　　　　　　　　　 i!　 .|　 i　/ 　 ≧=-　　＿　　＿＿　-=≦　/ /　　　　 i!
　　　　　　　　　　 i!　　}／}/ 　　　　＞／||　〃:.｀:.＜../　／}/　　　　　　　!
　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　／/ /i＞＜彡／/　//イ{　　　　　　　　 !
　　　　　　　　　　　/　　　　　　/　　　/ V　':.:.| }Kく「ﾚ:.:/　/　 ,　∨　　 ',　　　　　　!
　　　　　　　　　 {　　　　 /　　 /　/　i:.:.:.| |全_L!:/　/　 /　　∨　　',　　　　　　!

　　　　　　　!　ヽ　　　　　　　　ﾍ　　＼
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　　　　　　 ',　　　　.>. '". . . . . . . . ﾍ　　　　　＼. . ｀＜
　　　　　　　　ﾍ　, イ. . . . . . . . . . . ､. ..ﾍ.　　　　　＼. . . . .丶、
　　　　　　　 , イ. . . . . , . . . . . . . . . .ヽ. .ﾍ　　　　　＼. . . . . ＼
.　　　　　 ,.'. . . . . . . . ..', . . . . . . . . . . ヽ .ﾍ　　　　　　　＼ . . . .　ヽ
　　　　　, '. . . . . . . . . . . ', . . . . . . . . . . ..ﾍ .ﾍ　_.．'"　　　　ヽ. ./l. .　ﾍ
　　　, イ. . . . . . . . . . . . . .', . . . . . . . . i ._.＞'"　　　　　　　　　}/ .|. . .　ﾍ
　／ィ / ,'. .　. . . . . . . . . . ', __. ．-‐''¨　　　　　　　　　　　　〃　 | . . . . ﾍ
　￣./.,'　i . .　. . . . -キ'' ¨　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　 !. . . . . . ',
　　/ .i . .|.　!　 . . . . . .「¨￢‐r. ．＿_　　　　　＿ . . -ィ" /.　　′|. . . . . . . ',　　　　人型機動兵器が好きなロボット愛好家は
　_/　l　. i　.'　 . . . . . . ｌ . i. ._|_i__ . . :i￣,￣.￣. . . . . . ..∨　　 ′ .! . . . . . , . ',
. 　￣!　. i . .'　. . . . . . .|ｨユ´|. |. ￣7| .ハ. . .ｉ. . . . . . . . ',　　/　 .,′. . . . . ', . ',　　　神暦の頃からいたけど
　　　|　. .', . .', . . . . . . .l /l. ィ＝=.7‐:l/.: :V ,' . . . . . . . i .',　/　 ./＿__. . . . .ﾍ .
　　　l　. i .', . ﾍ. . . . . . /: l. 芝芋芋芍ミｉt|/. . . . . . . . .i, .i '　_ ｲ_-_-_二ム. .ﾍ　　..　操縦形式が洗練されてパイロットの敷居が低くなったから
.　　 l . .|!. .', . .ﾍ . . . ∥: |./'" V:;i;:j:;:}./ :/. ../. . . . . . . !. .７´_-_-_-_-_-／. . .
　　　 ', .! V .ﾍ. . .ヽ. ! {: : :' : : : :ヾシ'": :/ ／. . . . . ./. .! ./ |._-_-_-_-／. . . . .　　　　彼らには好都合でしょう。
　　　　'.|　ヽ . . . . . }N : : : : : : : ":x:x:/.ｲ /. . . . ／. .,/./　i!Yヘﾆ／ . ﾍ. . . . .
　　　　ｌ　　 ',､. . . ノ　ヽ　　　　　　　′/ . . イ. / . 〃'　/.l_|-!. . .丶. . ﾍ. . . .
.　　　　　　　 ',ﾞ . ﾍ　　　　　　　　 /ィ7 . . ./. . . !_ .ｲ. .|_|-|. . . . .＼ .丶. .
.　　　　　　　 ', . . .ヽ　　　　　　　　　　　∥. . . . . . .l　:|. . .Чﾉ. , . . . .　＼..ヽ
.　　　　　　 ',. . . . .ヽ　　-‐　　　　 /ｲ. . . . . . .l　 :!. . . . . . ., . . . . . .　＼.
　　　　　 ,rﾆュ､',,,ｉ_. . . .|＼　　　　　　 ,/ ｉ| . . . ∥ ,′ :l. . . .!. . . ', . . . . . . .　.＼
.　　　　 ∥z-ヽヾ_ヽ. . .l　 iヽ、　　 _. .＜!. . . ./i. ,' 　 _.', . . .!. . . .', . . . . . . .
.　　　　∥_>'ikヾi .liﾍ Y .!　i. . .ﾐﾆ.「. . .ｌ . |. . ../ |.ムr＜>', . . ',. . . .', . . . . . . . .
　　　 ∥〈_{ﾆ>∥ﾆ7 /. .! ,'. . / . . |. . . !. ,l . ./,:zlA＞'",ｨ. ',. . .',ﾍ. . .', . . . . . . .
　　　 ∥x人|k∥ﾆ7 / . .|/. ./ . . . |. . .／i|. /il㌢",ィ,ィ" 　 V . .', ﾍ. . ', . . . . . .
　　　∥i7 Y l∥ﾆ7 /|ﾍ. .!. / . . . . !. /,ｲｌｉl./'"　 r'"'"　　　 .V. .';ｰ:ヽ. ', . . . . .
..　　∥7/,ｨi.∥ﾆ7 /ﾍ .ﾍ.l/. . . . . .ｉ/ｲｌｼﾞi/　　 ∥　　　　　／＼ ',‐-.ヽ ', . . . .
. 　 ∥| i少'∥ﾆ7./　 / ,ヘ . . . . /ｲｼﾞ　/　　 .∥　　　　／.;.;.／＼Ｖ::::::ヽ', . . .
.　 ∥i{ {ﾐlｉ∥ﾆ7./　/. .'. . . . . . ｨｼﾞ　　 _.....::∥　　　∨.;.;.／::::::::::::＼:::::::ヾ. . .
.　∥ｉﾍＶ∥ﾆ7/ , '. . . . . . . ,ｨ''ﾞ　　＞:´:::＞'ｲ　　_ ,.;';.;／::::::::::::::::::::::::ヽ､｀ヽ.
　∥ﾕ} y∥ﾆ7/ｨ" . . . . . . ,ｲ　＞:":::r＜　　　_　 ./.;.;.'::::::::::::::::::::::::::＞.;.;";ヽ､.
. ∥zﾉﾑ∥=7/ . . . . . . . ,ｲ　／:::::::::::::V 、　 /´| /.;./:::::::::::::::＞.;.´;.;.;＞''"

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
　　　　　　　　　　　　　　　　　 i::::::::::＿_::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.-:{::::::::::＼｀丶､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
　　　　　　　　　　　　　　　 ,'::::::;:::::::::::::::::`:.. o...＼:::::::::::::::::::＿＿:::::::::::′
　　　　　　　　　　　　　　　　　i::::::::{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::くo　　ヽ:::::;′　　　そうですね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　{::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ:::::::::::` ー:::｀/ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::-イ::::}::::::::::::::::::::::/:::::}　　　　ロボット愛好家たちはVRで
　　　　　　　　　　　　　　　　　 .ヽ:::::::::::::ヽ　､::::::::::::::`ー:::´::::::::::::::::::::/:::::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ:::::::::::::＼ヽ｀` ‐- ::、:::::::::::::::::::::/::::ノ　　　　　人型機動兵器の戦闘シミュレーションが
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,'::';:::::::::::::::::｀:‐-:....._　 `ヽ､::::::::::ｲ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣::´::::::／´　　　　　　　　できるようにしていたので、いいと思いますが……
　　　　　　　　　　　　　　　 i:::::::::::::、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::／′
　　　　　　　　　　　　　　　　　　i:::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::／:::::!
　　　　　　　　　　　　　　　　 {:::::::!:::::::::::｀:::ー-----:::´:::::::::!
　　　　　　　　　　　　　　 ,......＜!::::::i::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　　　　　　　 ,.......＜:::::::::::::::::{::::::{:::::::::::::::｀丶::::::::／:::::::::::::::i
　　　 ,.......＜´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽヽ.、
,...＜::::::::::::::::::::::::―-:::、::::::::::::::::::::´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::＞.､
957 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/22(日) 10:40:58 ID:I1snkVcW: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　 ,.．-　．.,_　　　',V
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／/, ィ" . . . . . . . . ｀.丶 ', V
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　/,＞ｧ. . . . . . .'.". . . . . . ',　V
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , '　　ｲ" ／. . . ., '. . . . . . . .ﾍ､. .i 　 V
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / 　　／/ . . . //. . . .; . .ｉ. . .ﾍ.ヾ、.　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 V.　　7 . ,' . . . //. ,.. . ,'. . .| . l. .ﾍ　｀丶　.V
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヾｰV　/. .: i T¨7ナ|. i . /;.厂l厂「.!. ヽ　　　 i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　, ',>_､　{. .i. rf云ミxl从ｲ/-f云ミｘ､_. . .ト　　ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , '. .l-_-_｀ｌ. .ﾍ:. 迅炒　　　迅炒/. . .∥　 '"ﾆ≠　　　何かあるのですか？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　, '. . . |__ｼ-ハ . . ',　　　 '　　　　／ｨ. ｲ.∥ﾆ¨ﾆ=ｘ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , '. . . ＞ァ._/,: . .', . ﾍ　　　　　　　　７. .L/l.ユ二 - __l
　　　　　　　　　　　　　　　　　／. . . . . ￣. K!i､. ､.ﾍ . . ＼　｀　´　／ , . . /|. iVヽ￣
　　　　　　　　　　　　　　　／. . . . . . . . __ ノ-===-＼／､.ヘ. . ィ'"/. ./. ./┘.L| . ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　／. . . . . . . . .ノ7　/⌒/⌒Vニ＼＼r- i ＼∨!/. ', . . . . .丶.＼
　　　　　　　　　　　　／. . . . . . . . . ../ /　/　 /　 ∧ニニﾊ　 ∨　 .|ﾆ＼. ﾍ. 、. . . . . ヽＶ
　　　　　　　　　　　　 ,. :'. . . ._ 　-=ニ=- ≧≦≧≦=≦＼ -==-　 _|_　./ニ==＼.ヽ丶. . . . ､. .｀ヽ､
　　　　　　　　　　_ : ' -=ニニ=-　＜／／／ / / /∧∨＼＼_ ＞＜ﾆﾆ=-　 _ニヽ..ヽ . . . . . ヽ､. . ｀丶､
　　　　_　 -=ニニニ=-　　　　　　＿__／￣　 /: ７ ---=≦　　＼　　　　-=ﾆニﾆ=-. . . ._. . . . . ヽ｀ヽ、. .ヽ
　-=ニニニ=-　　　　　　　／⌒＜／:.:.:.=- ､_/7/7=彡:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.＼　　　　　　　-=ニニニ=- . . _. ＼ヽ. . .＼
ﾆ=-　　　　　　　　　　　　 7ア＞⌒=---:.{　/:/// 人:.:.:.:.:.:.:.:.〈＼ミY ＼　　　　　　　　　 -=ニニニニﾆ=- ヽ. . ヽ
＼　　　　　　　　　　　　　(（＿＿＿＞:.:.:.:.:.): ///(:. --) ￣￣￣　＼:　　＼　　　　　　　　　　 -=ニﾆ／. .、v . ',
　＼　　　　　　　／　／フ:.:.人(￣　/:///　　￣＼:.{＼:.:＼￣＼:　　＼　　　　　　　　　　　／. . . . .ヽ: . .',

　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
　　　　　　　　 !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　　　　 {::::::::::::::::::::::::::::::::::::;:::: -‐ ､:::::::::::::::::::::::::; --　、:::::::::/
　　　　　　　　 ∨::::::::::::::::::::::::／　　　 O >:::::::::::::::､:く O　　　〉:::::′
　　　　　　　　　.-ヽ:::::::::::::::::::`ー-.....-‐::´::::::::::::::::::::ヽ:::｀:::ー:::´:::::〈　　　　いえ、人型機動兵器だけでなく宇宙艦艇でも
　　　　　　 /::::ヘヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::}
　　　　　　　　{:::::{:::::::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::′　　　『いつどこで使うんですか？』
　　　　　　　　ヽ::ヽ::::::}:::::::::::'J::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀:::ー::´::::::::::::::::/
　　　　　　　　　｀丶ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＿＿:::、::::::::::::::/　　　　　という疑問がありますよ。
　　　　　　　　　　　｀ヽ､_:::::::::::::::::::::::::::::::::::∠ニニニィ::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　 iヽ､::::::::::::::::::::::::::::::::::ー-‐:::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　i::::::｀丶:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「ぐはっ！」＞きよひー
　　　　　　　　　　　　　　　i::::::';::::::｀:ヽ:、::::::::::::::::::::::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　}::::::::';::::::::::::::｀:ー--:::::＿＿:::ィ
　　　　　　　　　　　 ,.イ:::::::::::';:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
　　　　　　　　　　　／:::::::::＼::::::';:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
958 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/22(日) 10:41:38 ID:I1snkVcW: 　　　　　ｌ∨　　　　　　　　　　 ,'　V
　　　　　ｌ　∨　　　　　　　　　 i 　 ',
　　　　　ｌ　 ∨　　　　　 _ ,.　　　l　　 ' ,
　　　　　 i　　 V　 ,　　 ' ´ 　　　｀ ',　　ヽ
　　　　　 i 　　 ', ´　　　　　　　　　ヽ　　丶
　　　　　 i　　,'´　　　　　　　　　　 ,＞' 'ヽヽ､
　　　　　,' _/　　　　　　　　　　＜,_　　　' '`､
　　　　/　　 ,ﾌ　　　　　　,　　 i　　　 ,　￣ ',　　 i_',__
　　　　{ ､, ´ 　　　　　 ',　　,'', 　　 ,'　　　　',　　／
　　　　', , 　　　 i',　　　 ',　 i::',　　,'ｌｌ　　　 ',' ヽ､i　　　　.　た、確かにこの宇宙では銀河間航行どころか恒星間航行すら
　　 _,　' l　　　　 i:::',　　　　',　,:::',　 /::l l 　　 ,､'　　｀､
　　｀` , i 　　､　 l:::::'.., 　　 ', l __',_,'.:::::''　　 ,' ､　　／　　　　王国しかできないことです。
　　／ｌ　　　', ,--,‐‐‐＼､　',　',　　 ,'ﾉ　／l)i',　i',　'
　　｀ヽ､ ',∧　＼',　',___, 'ﾉ　´｀　 'ｰ‐ ' ／　 i "　ｰ　 '　　　　　つまり『敵がいないから兵器はいらない』というのは正しいでしょう。
　　　　　l　 l　｀丶､　　　　　　　　　 ,　´　　i:::　　　 '
　　　　　ｌ　　 i::｀丶､　　　ﾏ　 ,::::i, '::i　　 i:::::　　　 ',
　　　　　ｌ　　 l::::::::::::::;｀::::, ''　,ﾉ::::,'::::::i　　 i:::::::　　　　 ',
　　　　　ｌ　　l::::::::::::;:::::/:::::::::'::,,'　　 i　,　i'::::::: 　　　 ',
　　　　　｀｀　 l:::::::::::;:∧:::: 　 , '　　　ﾚ ',　i ',:::::::　　　 ',
　　　　　　　　〉,　l::::::::/　　iV´ 　　 , ' l　', i　 ',:::::::　　　 ',
　　　　　 ,':::::`l:::::::/　　 i/, ､.　 , '-‐､i　　 ,'　,:::::::　　　',
　　　　　 /:::::::::::::::/　　 ├‐‐‐‐‐‐‐‐‐',　　,'　　V::::::: 　　',
　　　　　 / :::::::::::::, '　 ',　　i=====o=====',　/ 　　V:::::::　　 ',
　　　　 /　::::::::::, ' 　　 ',　i　　　 ''``　　　 ',ﾉ　　　 ,:::::::::::: 　 ',
　　　 / 　 :::::::,' ::　　　 ',,'‐,'‐‐‐‐‐‐‐‐‐､´　　　　 ',::::::::::::　　',
　　 ,'　　:::::,'　 :　　　 ,' ,' ', 　　　　 ,' i　　　　　　',:::::::::::::　　',

　／.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
/ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :v
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : V
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::V
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :V
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ,:/:ｧ:｀Y!
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ,..ﾆニ､.: : : : :. :. :! : : ﾊ!
: : : : : : : : : : : : : : : : : :.ｧ'"r. ､　}i.: : : : : :. :.ヽ : : :!
.V.: : : :. :. :. :.､: : : : : : :.' 　ゞ'　ﾉ : : : : : : : : /ノ/　　　　こう言っては何ですが
.∧.: : : :.,=- ､.: : : : : :. :. :.一=: : : : : : : : : : : : :/
　∧: : ｲ　C　: :i.: : : : : : : : : : : : : : : : :i :. :. :.|ﾍ　　　　　宇宙暦が始まってから軍が軍事活動をやったのは
.　 ∧: : :.ｰ'": : :|.: : : : : : : : : : : : :. :. :.J.: : : :.|: :V
　　 ∧.: : : :. :. :.|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.ﾊ: :.V　　.　例の一神教国家に対する報復攻撃だけです。
　　　ﾍ.: : : : : :.ヾ=-^　　　＿＿＿.: : : : : :.,.: : : :.V
　　　ヽ.: : : :. :. :._,,.､丶´　　＞／: : : : : /: : : : : :V
.　　　　ゝ.: : : :. :.)_,,..　-‐　'' ".: : : : : :./.: : : :. :. :.≧=‐　　　＿＿
　　　　　＼.: : : :. :.―=ﾆ : : : : : : : : /.: : : : : : : : : : : : : : :. :. :. :.￣￣￣￣￣.: : : : : :.‐ 　_
.　　　　　　　＼.: : : : : : : : : : :. :. :.／.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :. :.≧s､
　　　　　　　＞.: : :. :.＿＿＞´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ｀ヽ

　　　　　　／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
.　　　／.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :. :. :. :.V
　　　　/.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :. :. :.V
. 　　 ,ﾞ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :!　　　それだって巡洋艦一隻を派遣するだけで事足りました。
　　　 ': : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :!
　　　 !.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.|　　　我々の脅威になる勢力は存在しません。
.　　　i: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.!
.　　　|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ,...､: :.:|　　　こういっては何ですが、王国軍の仕事はテラフォーミング作業と
.　　　|.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.j,／　rj!: :i
　　　 !'⌒V : : : : : : : : : ＞━━‐､__,: :ﾍ: : :1{　　ﾉ: :.!　　　治安維持ぐらいなものです。
　　　 |: : :.ﾍ.: : : : : :. :.ｨ　　　　(0jV.: : : :. :. :.{: : ー=: :.{
.　　　、: : ﾍ.: : : :. :. :.＼　　　　__,,.: : : :. :. :.V: : : : : : i
.　　　　＼: :ﾍ.: : : :. :. :. :.￣￣: : : : : : : : : : : V.: : : : :.j
　　　　　＼､v: : : : : : : : : : : : : : : : : :.,: : : : :V.: : : :.'ー―――――― ‐-　 _
.　　　　　　ヘ､.: : : : : : : : : : : : : : :. :.≧ー-′: : ∧ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 　 ‐ 　　_
　　　　　　　　＼: : : : : : : : : : : : :_,,..　-‐　''7: : /.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :. :.＞＜
　　　　　　　　　　∧＼: : :.∪: : :.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.,.ｼ: :./.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.` ＜
.　　　　　　　　　 ∧: :}h､: : : :.<､＿_,,.､丶´ｲ: ij/ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : `
　　　　　　　　　　ﾊ.: : : :.` ＜　≧＝‐＜: : :./ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
959 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/22(日) 10:42:07 ID:I1snkVcW: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_
　　　　　　　　　 ,､　　　 ,　　 ' ´　　｀　`　､　　,'',
　　　　　　　　　 / i　 ,　'´　　　　　　　　　｀i　 i
　　　　　　　　 /　V　　　　　　　　　　　　　　　 i 　 ',
　　　　　　　　　i　/　　　　　　　　　　　　　　､__　',　 ',､
　　　　　　　　 i /　　　　　　　　　 ,　　＼￣｀､',､
　　　　　 i＼i´　　　　　　　　　　 ',　　',　　 } ｀ｰ-ノ〉',　　　　　言いたいことは分からなくもありませんが
　　　　　 ',　l　　 i　　i　　　　　　　i　　i　　 i　　 ',／ｰ-,
　　　　　　 __',_ｌ　　ｌ, 　 l ',　　　　 /i　 /i　, ﾉ　　i　／､i　　　.　それで軍縮とか公言したら軍部が怒りますよ。
　　　　　ヽ　i 　　i＼　i ' ,　　　 /　i ノ i ﾉ''i　　 i´　　ヽ
　　　　　ハ',　　　i==|::∪::',､､　/"i::i U ,':i ,' 　ﾉ/ ^ヽ´i　　　..　なまじ王国は豊かで軍を養える国力があるから
　　　　　　　ヽ^',l､　 i',　',:....::,'　｀´ 　 '' ::::ソ_ﾉ　ノ iﾉii ii　 i
　　　　　　 ,'iii　`l＼､xx､_,　　　　　　　XXX　　 ,'::::,　　i　　　.　財政を理由する事もできません。
　　　　　　 -｀　 i　 i　､　　　　－ '　　 ´ , 　,':::::::',　　 i
　　　　　　　　　 i i , i:::::::｀....ｰ.....- ,　i　, '｀ヽ i 　l:::::::::::',　　i
　　　　　　　 l i　i',i::::::::::::::::::::／',／／　 i/i　i､:::::::::::::', 　 i
　　　　　　　　　 i　i i::::::::::::::::::::入　 y´　／　 i i´ ',:::::::::::::',　 i
　　　　　　　　　 i:::::::i::::::::::::::::/ 〉　V　 /´ 　／i　　i:::::::::::::::',　 i
　　　　　　　　　i:::::::::::::::::::::::/　i　 /　 /　　I´　　 ,'　 i:::::::::::::::',　 i
　　　　　　 i:::::::::::::::::::::/　 / /　 / 　　i　　 ,'　　 i::::::::::::::::',　 i
　　　　　　 i:::::::::::::::, -´ ´ /_｀_`´ヽ__ ' ´i　 , ' 　　 i::::::::::::::::::',　i
　　　　　　 i:::::::::::_i ´_　 ---l___ ￣　　　ｌ／　　　 i::::::::::::::::::',　i
　　　　　　 /:::::::::,', ､｀ヽ､　　　l￣∧､＝=／　　　　　 i::::::::::::::::::::',　i
　　　　　 /:::::::::/,　 ,^､,　｀, i､´￣､￣｀ '　ｰ‐-- ､　　 ',::::::::::::::::::::',　i
　　　　 /:::::::::::/ ,' /　, " ´　　 ', 　 ',　　　　　　　　　ヽ　/::::::::::::::::::::',　i
　　　 /:::::::::::/ ,' /　/, '　　　 , '', 　 ',　　　　　　　　　 ll::::::::::::::::::::::::',　i
　　　i::::::::::::/　i　i／,´, 'i_/ノ''´　l　　l　　　　　　　　　　l l:::::::::::::::::::::::::',　i
　　 i:::::::::::,'　／@,`´／　　i 　 ', i 　 i　　　　　　　　　 i　i､:::::::::::::::::::::::',　i
　　 i:::::::::::,／／／l　　　 i　　 i i 　 i　　　　　　 i　 i ヽ::::::::::::::::::::::}　i
　　i:::::::／@／／l　l　　　　i　　i　i 　 i　　　　　　　　　　i　ヽ::::::::::::::::::::i　i

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　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
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　　. 　 /::::::::::::::::::::: /⌒＼::::::::::::::::::::::::::::::.
　　　　|::::::::::::::::::::::::{0　　＼:::::::::::::::::::::::::}
　　　　|::::::::::::::::::::::八　　　,ノ::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　∨::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／⌒::::ﾉ　　　　『財政に問題はないけど大規模な軍は必要ないから軍縮する』
.　　　　 }::::::::u:::::::::::::::::::::::::::::::::::::〈　 0ﾉ｢
　　　　 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::ﾉ　　　　　といって軍部は納得しないですよね。
.　　　ノ::::::::::::::::::〈ｖ´"''丶、::::::::::::::イ
　　／::::::::::::::::::::::::::＼｀ｰ　＼::::::::/　　　　　　.　やっぱり。
―::::::::::::::::::::::`、::::::::::::＞- `'ｰ::／
::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::: ／
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::／
::::::＼:::::::::::::::::::::::/　　ー'′
::::::::::::::::::::::::::::::::/{
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:::::::::::::::::::::＼:::::::＿＼
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣"''ヽ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
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:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}

王国はこの宇宙で唯一銀河間航行や恒星間航行を可能にする勢力で

そして王国の統治は完璧で内乱が起こることはなかった。

内乱の要因を事前に潰してきたから当然だった。

つまり、国内が盤石過ぎて軍の必要性がなくなっていたのだ。
960 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/22(日) 10:45:14 ID:I1snkVcW: 　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧　　　　　　　　　＿＿＿　　　　　　　　　 ∧
　　　　　　　　　　　　　　 ///,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　'//,
　　　　　　　　　　　　 ////,＞　´　　　　　　　　　　　　　　　｀＜i///ﾊ
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　　　　　　　　　　　　 {/　　　　 /　　./　　　　　　　　 ,　　　∨　　　|/////ﾊ
　　　　　　　_　　　　/　　./　　/ 　　 '　　　　　　　 i　　　 ',　　　∨////∧
　　　　　　　　　ﾏﾆ=- /　　 '　　 '　　　 {　 i　　　　　　　 !　　 __}＿＿__V --=ミ､
　　　　　　　 V///　　 {　　 |　　　 .ﾊ　|　　　　　} 　 /　　　＼////////////,ヽ
　　　　　　　　　　＼{　　　 ',　　ﾄ.　 _斗 ',七',　　　./ ｀ｲｰ-　　　＼///////////,}＿
　　　　　　　　　　＜iﾊ　　　', ー七ヽﾄ､{　ヽ{　', 　 /|　/ }　／}｀/ー　|≧=---r--彡/／
　　　　　　　　　　／|　',　　 .ﾄ,,ｨ≦弐笊竺ミｘ､ヽ/　}/,ｨ≦弐笊竺ミｘ!　　　 |///／
　　　　　　　　　＼　.∧　　|《　 {{　　　 }}　　　　　 {{　　　 }}　》　　　 /=≦ヽ
　　　　　　　　　　　　Ｙ |　＼ {　　 -_ 　　ﾘ　　　　　　　-_　　　ﾘ /　　　　/＼　／
　　　　　　　　　　　ﾊ i!　|　ヾ　　　ー―　　　　　　　　ー―　/　／　/ }ヽ. Ｙ|　　　後は無いと思いますが上級貴族が反乱を起こしたときや
　　　　　　　　　　　 ~ .i! ｜V　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ムイ　}／ﾑ i.} ﾊ|
　　　　　　　　　　　　　i!　.|　{ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　/　ﾉ八~|　　　BBや三河シリーズが反乱を起こしたときに対応できるようにする
　　　　　　　　　　　 i!　 | 八　　　　　　　 ―　　　　　　　　 /　　　/ -イ　　i!
　　　　　　　　　　 i!　 }　　.ゝ　　　　　　　　　　　　　　 /　　　/　　　　　i!　　　という役目もあります。
　　　　　　　　　　　　 i!　 .|　 i　/ 　 ≧=-　　＿　　＿＿　-=≦　/ /　　　　 i!
　　　　　　　　　　 i!　　}／}/ 　　　　＞／||　〃:.｀:.＜../　／}/　　　　　　　!　　　そうした理由もあって軍にＡＳＩを採用できないわけです。
　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　／/ /i＞＜彡／/　//イ{　　　　　　　　 !
　　　　　　　　　　　/　　　　　　/　　　/ V　':.:.| }Kく「ﾚ:.:/　/　 ,　∨　　 ',　　　　　　!
　　　　　　　　　 {　　　　 /　　 /　/　i:.:.:.| |全_L!:/　/　 /　　∨　　',　　　　　　!

　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
　　　　　　　 ′:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::、:::::::::::::::::::::::::::::::::::'
　　　　　　　　　!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::;:-‐-:、::::::::::::::::::::::!
　　　　　　　 !::::::::::::::::::／::::: --　､::::::::::::::::::i::/:::ィ=;､ヽ:::::::::::::::::::::i
　　　　　　ﾚ::::::::::::::/:::::／　　　　!::::::::::::::::':::/;;;;;;;;;;ヽ:!:::::::::::::::::::!　　　確かに軍内部でＡＳＩが反乱を起こしたら
　　　　　　　　 i::::::::::::::::':::::/　　　 О/::::;:::::::::::::;';;;;;;;;;;;;;;;'::}:::::::::::::::::::'
　　　　　　　　 {:::;､:::::::::::::::'､　　　 .ｲ:::::/::::::::::::::i;;;;;;;;;;;;;/:/::::::::::::::::::′　　　冗談抜きで王国の危機になりかねませんね。
　　　　　　　 `{　0;:::j::::::::::｀¨¨´::::::ノ::::::::::::::::/;;;;;;;;;;/:/:::::::::::::::::::′
　　　　　　　　ヽﾉ:/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/;;;;;;;;;:/:/::::::::::::::::::::′　　　　それでは軍にＡＳＩや遺伝子操作された強化人間を
　　　　　　　　 {::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::i;;;/イ::::::::::::::::::::/
　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!::::::::::::::::::::::::::::::ヽ　　　　　入隊させないという方針でいいでしょうか？
　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＿::::::::::::::::::':::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　｀丶､:::::::::::::::::::::-‐¨／:::::::::::::::::′::::::::::::::::::::::::::::::::::::'、
　　　　　　　　　　　ヽ::::::／　....イ:::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',　　　　　　　　　　　　　　　　　「その通りです」＞きよひー
　　　　　　　　　　　ヽ`::¨´:::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
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王国は文明が発達しすぎた結果、多くの雇用がＡＩやガイノイドに奪われることになった。

軍部はそんな失業者を受け入れる雇用の受け皿という側面があった為に安易にコストカットできない事情があった。

その一方で余裕があった為に信用がないＡＳＩや強化人間を受け入れる事はなかった。
961 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/22(日) 10:45:40 ID:I1snkVcW
962 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/22(日) 10:46:08 ID:I1snkVcW: ttps://www.youtube.com/watch?v=HmZE5dUGm7c

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＼　　 i ＼　　/i　　　　　,,.．r''"　 i! i. 　 !　 i! l .i　 ./ 　 ,ir''"　　,/
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　　　　 !　ｨ-‐'"`ｰ;;=､ヽ、';i｛、_;:';-;=:;‐´､,,_｀ヾ,　　i
　　　　　 !　|　=､'ﾞ´(::),｀'`｀ ' ﾞ｀ '､ｰゞｲ-､="　 ::| ,!.ｲ,
　　　　　ヽ |　　`'''"　ｰ'´　　i:::.　 `　　　　　　.::|/rﾐヽ　　　　くそっ！
　　　　　 i´'i,i　　　　　　　　|:::::　　　　　　 .:::' i '､} |
　　　　　 !´ .,i　　　　　　　　l !:::　　　　　　　 :::::::〉::;!:ﾘ　　　　上級貴族たちが相手にしてくれない！
.　　　　　l '::（:l, 　　　　　 !　　　　　　　　 ::::::i:':::;:.ﾉ
　　　　　ヽヾ:;|　　　　　　＿...__,,,,,_　　　　　 :::::|‐'ン
　　　　　　ヽ､_l　　　　,r'ﾆ　　　　-;ヽ　　　 .::::/''´
　　　　　　ﾄ､　　`''' ""´￣￣´　　　..::;ｲ）
　　　　　　　　ヽl＼　　　　￣￣｀　　 .::::／;:|-.､
　　　　　　　　,r'`‐､ヽ　　　　　　　 ..:::／.-'´　 ,ﾉ
　　　　　　　　ヽ;､, 　｀ヽ、................:;／.‐´,. ‐'"/
　　　　　　　 |　｀ヽ､　ヽ,''''''''' ´／,／　　!
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　　　　　　　　　　,|　　　　｀,　'i;/ ./　　　　　 |ｰ-､_
　　　　　-‐'￣'´.|　　　　|　|　/　　　　　 ,.ゝ　ヽ.`ー-

　　　　ネルガルグループ会長　ロード・ジブリール
963 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/22(日) 10:46:42 ID:I1snkVcW: 　　　　l 　 ,.､　　、　　　　　,.:　　 ,.-,..== ､　　ヽヽ,i
　　　　}　/r'(´　ﾞi　　　　,/　　／,／",.　　 `　　｀`'i,
　　　　!,.r'´,..二ヽﾞ,､　　 (´,.-'-'" ;:=-''"~`ヽ､　 u　　ヽ
　　　　'ﾚ'´,::;:=＝;ヾ:;　;:: ヾ:::':::"i"　 O　　　 `ヾ､,､.　　!
　　　　 'i　;/　 o　`!ｿ;::ｰ::::...::､:ヾ;､　　　　　,. '´::':` 　 |　　　,...
　　　　　l ;{　　　ノﾉ::: :::::::::;:::..　:::::`ー─'"-::::::::::::::::::l　／ ,r‐､　　　　オペレーターと管制コンピュータは十分な性能を持っているのに
　　　　　,!::ヽ--:'"/::　.::::::::::::: ::　:ヾ`ヽ､::::::::　　.::::::::::::| /　/ ヽ
　　　　 l　　 ::::::::'　 .:::::::::::::::::::　　　　　　　　 ::::::U:::::::'"::::ｎ）:::::　　　　　相手にされないのは何故だ！
　　　　ヽ　u　ヽ　　　 :::::::::::::　　　　ｕ　　　　:::::::::::::::::::::ヽ::::ﾉ:
　　　　　 l　　　　＼　ﾞヽ ..　::::.　　　　　　　 :::::::::::::::::;／:::/ｲ
　　　　　 l　　　 ..:::::::: ,,,;:==:::;;;;,,_　　　　　　　:::::::::::::::::!,r‐‐' /ﾉ
　　　　　 l　　　 'i,''-─‐ ''' ‐-､ヾ:.　.::　　　.:::::::::::::::::|、 ,／ノ
　　　　　　 'i　　:...(ｰ_二ﾆﾆ二`ヽン" ,ﾉ:::　　 :::::::::::::::::!::::/ ,i"
　　　　　　　l　　::!,｀　　　　　　　　 ::::: 　　 .:::::::::::::::/　l　ﾉ
　　　　　　　ヽ、　 ;'"￣￣`ヽ､　　 ::　　　.::::::::::::;::::ｲ　ｨ'　）
　　　　　　　　ヽ、 "　　　　　ﾞ'　　　 u .::::;:-‐'":::::　　ヽi'
　　　　　　　　　　l　　　　　　　　　　,.-‐ﾆ´--─''"￣￣￣｀）
　　　　　　　　　　ヽ　...:::::::::::....:::;:ィ' '"　　　　 _,.. -───イ
　　　　　　　　　r‐''`､ｰ---‐‐''"/　　,..-─'''" 　　　　　　　|
　　　　　　　　　l、,　 lヽ　　　/ 　 /　　　　　　　　　　 |
　　　　　　　　　 | !　l　ヽ.　　/ 　 /　　　　　　　　　 |
　　　　　　　　　　| ヽヽ、　 / 　 /　　　　　　　　　　　｜
　　　　　　　　 |　'i,　ヽ, / 　 /　　　　　　　　　　　　　 |

　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::　　　　　　　　　　　　　　|
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　　　　　　　　　　　　　　　　　,|::r'::､::::::::::　　￣"'ー--;_..;::;::::　j
　　　　　　　　　　　　　　　　 |l`l|-=`､､::::　　　　　　　　 '　'ﾌ;. |
　　　　　　　　　　　　　　　　 ||(i:|::"`rs,､､;.,.　､　　 ,,..-- く 1:ﾄ1
　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ､|::::::￣　::::::::::`:-'-ｨｮ＝ﾌ` |::}7|
　　　　　　　　　　　　　　　　　ヾ|::::::::..　.:::::l　　　´￣"´　ﾉ:::/　　　　いや、まて
　　　　　　　　　　　　　　　　　　.|::::::::::::::::::|　　　　　　　/r'ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　|､:::::::::::::::::　　　　　　　 /　　　　　.　上級貴族たちが認めるだけの実績を出せばいいのだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　| `､:::::ｰ､―---,,　　　ィ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　| :::ヽ:::::::`ー- '' 　／::/　　　　　　.　あれにはそれだけのスペックがある。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　| :::::::ヽ::::　　　／, '::/l
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.　　　 ////////////／　　　斗- ､_/////////|
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. 　　 ∨//＞''´ 　　|=＝|　　　　 |==`}///////　　　　しかし、今の時代に軍艦の性能をアピールする機会が乏しいので
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　　　　　　`∧_　- ''´　　　　　　　　　 ' k ヽ |´　　　　　それは厳しいのではないでしょうか？
　　　　　　{ |　　　　 /　　　　　　　　　　　Vi ノ
　　　　　　ヽ!　　　 `　　　　　　　　　_,／
.　　　　　　 ∧　　　 __　 -‐ ''　　　　 /
.　　　　　　＼　　　　　　　／　　ト､
　　　　　　　＼　　　　　 .イ　　　ﾉ　＼__
　　　　　　　　　　　ｰ ┬ ＜　　　／　　　}ﾆ＼
　　　　　　　　　　　／ | 　　 ,,｡＜　　　 ./ニニ＼
.　　　　　　　　　　／/./｢_,,｡＜　　　　／ニﾆﾆ.／ ≧s｡.
　　　　　　　　 .イiﾆ/ｲ.ﾆ＼.　　　　／ニニﾆ／ニニニニ≧s｡.
.　　　　　　／ﾆレi{　|ニニﾊ. 　　／＼ニﾆ／ﾆニニニニニニニ
　　　　　 /|ﾆ／ﾆi{　l＿__/.∧__／.ニﾆﾆ＼´ﾆニニニニニニニニ
.　　　　 /ﾆﾆ|ニﾆ{. /ニﾆ|　／ニニニニﾆ》ニニニニニニニニニ

　　　　　　　　　　　　モブ会長秘書
964 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/22(日) 10:47:13 ID:I1snkVcW: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_ノ　　　　　　　　　　｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｊ　　　　　　　　　　　　　　.. .::',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〈､ﾊ､ﾄト､＿_　　　　　　 ..::::::::::::〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {ﾉ　`　　　　￣￣ﾌ.ィ...:::::::::::::::}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {,､_　　　　　　　　´"`ｚ;;:::::::::::〈
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 '､ｒ;ﾆ;､!　, ､＿,,,......ｨ_　ｊ::::/_::::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　} ｀ﾞ'‐}　:::´ｴﾌェｧ｀ﾞ　ｊ:/'´､}/　　　　なければ作ればいい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{　　ｊ　:::　　　　　　''´_〉 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ',　 /　　　　　　　　 _し.ｲ　　　　.　コンペにうちの艦艇をねじ込めばいい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ', ｀､;;;,,,,,,..　　　　ﾉｨ´::ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ',　`'''"´　　_　ﾆ-‐_ニｲ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾄ､＿,,, , '‐_ﾆ‐''´　　 {
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| l l　／／　　　　ｈ__
　　　　　　　　　　　　　　 __,,,.............　, -'ﾌ｜|/, '　　　　　／　　` ‐;-､
　　　　　　　　　　　 _ｒﾌ｡ﾄ､二ゝ - '　丶 l｜{　　　　　_　 '　　　　　　ヽ二_
　　　 __ｒ――――'―'‐┴‐ｧ　　　　　　　ゞ」_ｊ　 _,,..　'´　　　　　　　　　 _, -
　　　〈_｀ヽ二二二二二二ﾌ　　　　　　ｊｊｊ￣　　　　　　　　　　　　　 `‐ニ
　　　　/､丶{ﾊ}癶メ.　　 /　　　　　　　 ///　　　　　　　　　　　　　　　 _ノ
　　　/ﾄ,､｀ヽ｀ヶﾍ`ﾞ` _／　　　　　　 ///　　　　　　　　　　　　　　ｒ' ,,､ /
　　/ｊ/ ヶ二_´ﾆィ"￣　　　　　　　　　 ///　　　 _　- ﾍ　 _,､　　　　　 l　ﾚ'/
　 //{　　`‐--イ､i /　　　　　　　　　 ///　　／　　　 l／　丶　　　　ｊ　／

　　　　　　　　　　　　＿＿_
　　　　　　　　,｡s≦/////// ＞ ,
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　　　　　 ///////////// ､//////∧
.　　　　 '//////////＞ '' ヽ///////,
　　　　 |i/////＞ ''´　　　　＼/////|
　　　　 |///／､＿_ノ　　ゝ＿ ,`t///!
　　　　　V//|=[二二}----{二二]=ﾄ､'/　　　　しかし、遺伝子操作による強化人間が必要なのは問題です。
　　　　　 `{ヽl　　　　 l　　　　　|k.｢
.　　　　　　V_|　　　　　　　　 ι　!_ﾉ　　　　　いくら王国が人体実験に寛容でも人材が安定的に確保できないのは
　　　　　　　∧　　 v=====､　　./
　　　　　　　　＼　ー─ ''　／　　　　　　.　軍にはデメリットが大きいでしょう。
　　　　　　　　_ ィ≧ --- .≦!_
　　　　　＞t''´ﾆ.l∧　　　　 /　j≧t｡.
.　　＞''´ﾆﾆ{二ニ| ∧.　　　/　 jﾆﾆ|ニ≧s｡.
　 /､ニニニ{＿_.ｨ|ー》===《 - j＿_|.ニニﾆﾆヽ
. /ニVニニく二二| 　 {＿__} 　.jニﾆ》ニニﾆ/ﾆﾊ
965 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/22(日) 10:47:41 ID:I1snkVcW: 　　　　　　　　 ,.　　　　　　　　　　　　　　　　　、
　　　　　　　,. ´　　　　　　　　　 _,.　　　　　　　｀､
　　　　　　 /　　　　_,,..　-‐''";Ｚ_,,:ｧ'' 　_,.　　　　　　ヽ
　　　　　　;´ ､_ゝ''"　　　　　´ `ー‐'-=-'Z_ 　　　　ﾞ､
　　　　 i　 ,ゝ　　　　　　　 )､_ :::::ヽ、　　　　 l
　　　　　〈　/´　　　　　　　　 _,..-;.´-‐｀ｰ=､ヽ　　　　　|
　　　　　 'i｜;、　　、;' 　_,.-';:='_、==‐;:'､::::::::! 　　　 {　　　　清姫さまが人体実験を繰り返していたから
　　　　　　',l,ﾉ,ﾆﾆ':‐､ゞ' ｰ"´ｲﾍ‐ゝ'''"ﾞ　　::::::;! ,r',ﾆﾆ:､l
　　　　　　ｲ'´,.=r;:i､ゞ`　　　　　　　　　　 .:::::'!,/',.、ヽ,l.i　　　　王国はその辺りの法規制が緩い。
　　　　　 | `"´　　/.::::::..　　　　　　　 .::::::::'::::ヾ｀ヽ !l|
　　　　　　　|　　　　'　:::::::　　　　　　　.:::::::::::::::::）` ﾉﾉﾘ　　　　勿論、王国民を人体実験で使い潰したら問題だが
　　　　　 ',　　　ヽ　　　　　　　　　::::::::::::::;::､-:'-ﾂi
　　　　　　 !i　　　..-_＿＿__　　　 ::::::::::::::!'､;;;:ｨ´ 〉　　　　　実験用に製造された人間ならどうにでもなる。
　　　　　　　　`i　　 ,r:''"ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ´　　　　::::::::::::;!:::ノ,.　〈
　　　　　　　　ヽ　　　'"￣　　　　　　::::::::::/::::::'ヽ...ｨ'
　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　 ..::::;::::':　　_,... -!i
　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　....::;:-';"-‐''"´　　　 '､__
　　　　　　　　　　　　'､　..:::::::::;;:-'-<'´　　　　　　　　ヽ)｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　＞ｧ='"''´　ヽ　　　　　　　 ,.,;;'´;;;;;;;;;ヽ、
　　　　　　　　　　　　　l /　　　　　　ヽ　　　　 ,.,;;';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
　　　　　　　　　　　 ,..-|/ 　　　　　,i、　 ,.,;';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,..　-――-....､
　　　　　　　　　　　　　　　　　≦:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ､
　　　　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　,:':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ;::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　 ,::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ V::::::::::::::::::ﾊ
　　　　　　　　　　　　.l::::::::::::::::::::,::-―:　＜　　　ヽ::::::::::::::::::::}
　　　　　　　　　　　　.{:::::::::::／＿..,,._　　　　　＿　ヽ:::::::::::::::l
　　　　　　　　　　　　 l::::Y　 ´　　　　　　　　´　　¨｀ヽ:::::::::::l
　　　　　　　　　　　　 ':::::{/ {￣￣￣ }´⌒Y{￣￣￣｀ト}::::::/
　　　　　　　　　　　　　ゝ､{ 弋＿＿ノｲ　　弋＿　　ﾉ´l::::/
　　　　　　　　　　　　 {　ヽ　　　　　　　　　　　　￣　 '⌒:
　　　　　　　　　　　　ﾊ　､.{　　　　　　　l　　　　　　　 }　ﾉ　　　　　　古くは王国に所属していない余所者の集落を盗賊団に指定して
　　　　　　　　　　　　　ヽ.ﾊ　　,　　　　　　　　　　ﾉ　／
　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　｀=ﾆ ‐　=‐　　　ﾉ"´　　　　　　　　魔法ギルドは魔法研究の人体実験で使い潰してきました。
　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　￣　　　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　 } ＼　　　　　／'
　　　　　　　　　　　　　　　　　/}　　ヽ＿　ィ　ﾄ､
　　　　　　　　　　　　　　／7　{　ヽ　＿　　　ﾉ　}/ヽ､
　　　　　　　　　　_...,　-ｲ///{く＿二＿＿￣｀ヽ l///ﾊ､.._
　　　　　z　≦///////ﾉイ　　　　＿＿　｀ヽ､　ヽ､//}//≧､_
　　　ハ////////＞　　　　　ﾆ二　...＿　￣　⌒　　　＜///////≧z..._
　　 //ﾊ/////／　　　　　　　　　 _　＿　｀＞　　　　　　　＜./////／/ﾊ
　　////ﾊ///　　　　　　　　　,ィ´_,,,ｨ　＜r　‐ヽ､　　　　　　　ヽ//／////ﾊ
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　////／　ヽ　　　　／　　　l　 .l.　　 l:::::::l　 /　　 }　　　ヽ　　ノ　　V//////}

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　　　/////////////////////////ヽ
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. 　 '////////////////////////////!
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　　| ////////////////////////＞'l
. 　 '////////////////,'γヽ＝== ｪｪt　　　　まあ、彼らの盗賊行為による開拓に遅延などの深刻な被害の補填の為に行った事ですが
.　　∨///////////////i| ri　　　 /ﾉ
　　　∨//////////////i| k}　　　 !　　　　　王国は余所者のせいで苦労していたから、その扱いは当然と言えるでしょう。
.　　　ヽ//////////////`- 　　　 /
　　　　＼/////////／　､. 　　 /　　　　　　こうした影響で『国民でない重犯罪者は人体実験で使い潰していい』
　　　　　　 7''￣￣￣　　　　＼　 /
.　　　　 r-' _　　　　　　　　 {─ `´　　　　　　　という下地ができました。
　　　　 |　　　￣　　－ -　_{
‐ ─‐ ┴──　-　 _　　　￣|
ﾆニニニニニニニニニ≧s｡._|
ﾆニニニニニニニニニニニﾆ≧s｡.
966 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/22(日) 10:48:15 ID:I1snkVcW: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_ノ　　　　　　　　　　｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｊ　　　　　　　　　　　　　　.. .::',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〈､ﾊ､ﾄト､＿_　　　　　　 ..::::::::::::〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {ﾉ　`　　　　￣￣ﾌ.ィ...:::::::::::::::}　　　平民は国や上級貴族たちが管理している生産プラントで製造される。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {,､_　　　　　　　　´"`ｚ;;:::::::::::〈
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 '､ｒ;ﾆ;､!　, ､＿,,,......ｨ_　ｊ::::/_::::/　　　逆を言えば民間企業などが独自に製造した人間は
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　} ｀ﾞ'‐}　:::´ｴﾌェｧ｀ﾞ　ｊ:/'´､}/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{　　ｊ　:::　　　　　　''´_〉 /　　　　　国籍が与えられず国民扱いされないから
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ',　 /　　　　　　　　 _し.ｲ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ', ｀､;;;,,,,,,..　　　　ﾉｨ´::ﾊ　　　　　研究材料として使い潰す事ができる都合のいい素材になる。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ',　`'''"´　　_　ﾆ-‐_ニｲ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾄ､＿,,, , '‐_ﾆ‐''´　　 {
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| l l　／／　　　　ｈ__
　　　　　　　　　　　　　　 __,,,.............　, -'ﾌ｜|/, '　　　　　／　　` ‐;-､
　　　　　　　　　　　 _ｒﾌ｡ﾄ､二ゝ - '　丶 l｜{　　　　　_　 '　　　　　　ヽ二_
　　　 __ｒ――――'―'‐┴‐ｧ　　　　　　　ゞ」_ｊ　 _,,..　'´　　　　　　　　　 _, -
　　　〈_｀ヽ二二二二二二ﾌ　　　　　　ｊｊｊ￣　　　　　　　　　　　　　 `‐ニ
　　　　/､丶{ﾊ}癶メ.　　 /　　　　　　　 ///　　　　　　　　　　　　　　　 _ノ
　　　/ﾄ,､｀ヽ｀ヶﾍ`ﾞ` _／　　　　　　 ///　　　　　　　　　　　　　　ｒ' ,,､ /
　　/ｊ/ ヶ二_´ﾆィ"￣　　　　　　　　　 ///　　　 _　- ﾍ　 _,､　　　　　 l　ﾚ'/
　 //{　　`‐--イ､i /　　　　　　　　　 ///　　／　　　 l／　丶　　　　ｊ　／

　　　　　　　　　　　　 _,.-'"￣￣￣￣｀`ｰ-､
　　　　　　　　　 r'′　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　 .|　　　　　　　　　　　　　 ',
　　　　　　　　　　 |　　　　　 z-､＿＿,..._　　　ｌ
　　　　　　　　　 .|　　　,ｨｰ'￣　　　　　￣'‐|: !　　　まあ、人体実験を行うなら
　　　　　　　　　　 |　　 /　　　　　　　　　　 |: |
　　　　　　　　　　/ﾆ:､,'　-`==-､__i　､_,.;;=≡|/　　.　どういう研究をしてどういうデータを得たのか
　　　　　　　　　　{ﾍ.ﾉl!　ヽtｯ=‐　　　=ｔｯﾆｱ.k}
　　　　　　　　　　.ヾぃ　　　　　 .:::　i　　　 /′　　　詳細に国に報告しないといけないから
　　　　　　　　　　　 `ｌ1　　　　　　　　　　 /
　　　　　　　　　　　┌l＼.　　　＿__'__ 　 /　　　　..　そこまでして人体実験をする企業は少ない。
　　　　　　　　　　　 .ト､_`ｰ､　　　 ‐‐　, ｲ
　　　　　　　　　　　 .|　｀ヽ､＼_　　　/./|
　　　　　　　　 _,.-‐'^ｰ､　　＼ヾ¨ｱ /　ﾄ､_
　　　　　_,.-‐'´／　　　　`ヽ、ヽ V / ／　　｀`ｰ-､_

　　　　　　　　　　　　＿＿_
　　　　　　　　,｡s≦/////// ＞ ,
.　　　　　　／////////////////＼
　　　　　 ///////////// ､//////∧
.　　　　 '//////////＞ '' ヽ///////,　　　　王国でも人体実験のデータは重要だから秘匿することは許してくれません。
　　　　 |i/////＞ ''´　　　　＼/////|
　　　　 |///／､＿_ノ　　ゝ＿ ,`t///!　　　　『人体実験をする場合、そのデータを国益の為に最大限に活用するべき』
　　　　　V//|=[二二}----{二二]=ﾄ､'/
　　　　　 `{ヽl　　　　 l　　　　　|k.｢　　　　　というのが王国の方針です。
.　　　　　　V_|　　　　　　　　 ι　!_ﾉ
　　　　　　　∧　　 v=====､　　./
　　　　　　　　＼　ー─ ''　／
　　　　　　　　_ ィ≧ --- .≦!_
　　　　　＞t''´ﾆ.l∧　　　　 /　j≧t｡.
.　　＞''´ﾆﾆ{二ニ| ∧.　　　/　 jﾆﾆ|ニ≧s｡.
　 /､ニニニ{＿_.ｨ|ー》===《 - j＿_|.ニニﾆﾆヽ
. /ニVニニく二二| 　 {＿__} 　.jニﾆ》ニニﾆ/ﾆﾊ

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　　　　　　　　,｡s≦/////// ＞ ,
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　　　　　 ///////////// ､//////∧
.　　　　 '//////////＞ '' ヽ///////,
　　　　 |i/////＞ ''´　　　　＼/////|　.　　また、法的に禁止されていなくても非人道的な行為である事に違いはないから
　　　　 |///／､＿_ノ　　ゝ＿ ,`t///!
　　　　　V//|=[二二}----{二二]=ﾄ､'/　　　　研究に参加する研究員は少ない上に企業イメージが悪化します。
　　　　　 `{ヽl　　　　 l　　　　　|k.｢
.　　　　　　V_|　　　　　　　　 ι　!_ﾉ　　　　　人体実験を避ける企業が多いのは当然でしょう。
　　　　　　　∧　　 v=====､　　./
　　　　　　　　＼　ー─ ''　／　　　　　..　　ネルガルもこの研究による風評被害は大きいですよ。
　　　　　　　　_ ィ≧ --- .≦!_
　　　　　＞t''´ﾆ.l∧　　　　 /　j≧t｡.
.　　＞''´ﾆﾆ{二ニ| ∧.　　　/　 jﾆﾆ|ニ≧s｡.
　 /､ニニニ{＿_.ｨ|ー》===《 - j＿_|.ニニﾆﾆヽ
. /ニVニニく二二| 　 {＿__} 　.jニﾆ》ニニﾆ/ﾆﾊ
967 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/22(日) 10:48:45 ID:I1snkVcW: 　　　　　　　　　　　/　　　　　　 ,i　,､_　i{ i,　　　　　ヽ､
　　　　　　　　 /　　　　　　ノ::ヽ{:: ｀,ﾞ｀`＼　　　　　 ',
　　　　　　　　　ｊ　　　　　　{:u::::;‐-'´(_　　　ヽ､_　　　´}
　　　　　　　 /　　, -､　ｒ'´:::::::⌒＞､_ヽ､__　,　 `ヽ　/
　　　　　　　　　{　／`ニト!:::::: ::. :::{　 o ヽﾞヽﾉ〉 ,　 }ノ
　　　　　　　　　', { { 「ノ:::::::::::::::　 ``‐-,,,,;;:::::. .. _ゝ､」
　　　　　　　　ﾉヽヽ､ゝ::::::::::::::::　　　 .::::::::::::. ´o`ソ
　　　　　　　　ｲ＼ﾄ＼__/::::::::::::::　　　 ::::::::::::::::.`=１
　 ―---- ／ヽ　＼:::::/::::::::::::::　　　　　　　　／/　　　　もしかして、この計画は損失を出しているだけの
　　　　／/　　　＼　ヽヽ､:::::::::　 .:　,＿,, - ､_　 , '
　ｺ　　　{　　　　　ヽ　ヽ}::＼::::.. ::. 　ﾞ二ﾐ､ｿ／　　　　　　不良債権ではないのか？
　　　　　,1　　　　　丶. ヽ::::::::::､::...　　　　 /
　　　　　! ',　　　　　　ヽ. ヽ:::::::::＞,､＿／
　　　　　　丶　　　　　　 }　} ｨ"´／_｀ヽ.
　　　　　＼　　　　 /　/'´／　ヽ二ヽ
　　　　　　　　　ヽ､　／／／　　　　ヽヽヽヽ
　　　　　　　　　　　/. / ,ｒ'　　　　　　　L_二､ヽ
　　　　　　　　　　 /　ｊ　ｊ　　　　　　　　　　L....1
　　　　　　　　　　/　/ /　　　　　　　　　 /ｒ//ｊ
　　　　　　　　　 /　/ /　　　　　　　　 /_二ﾌ
　　　　　　　 /　/ /　　　　　　　　　　　ｒ７

　　　　　　　　　　　　　　　　　, -‐―――‐-
　　　　　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　.:'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::、
　　　　　　　　　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
　　　　　　　　　　　　 ,′:::::::::::::::::::::::::::::::::／|::::::::::::::::|
　　　　　　　　　　　　 |::::::::::::::::::::::::::::::＞´　 :.、::::::::::::
　　　　　　　　　　　　，::::::::::::;;＞"´　　　　　＼::::::::|
　　　　　　　　　　　　　:,::::ｨ≠━━､　　　 ━━气::::j　　　否定はできません。
　　　　　　　　　　　　　 Vﾍr―――,＿_.r―‐ ‐┐У
　　　　　　　　　　　　　〈　入＿＿__ﾉ丁弋＿＿,｣/ 〉　　　企業イメージを損ねてまで用意したオペレーターは
　　　　　　　　　　　　　＼λ　　　　　|　　　　　_ノ
　　　　　　　　　　　　　　　ﾍ　　　　　´　　　　/　　　　　　ASIごと不採用なので現状では負債になっています。
　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　ｰ=　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　}＼　　　／ {
　　　　　　　　　　　　　　　 ,/＾ヽ　　￣　 _／个、
　　　　　　　　　　　 ,ィ二二|　　　ゝ､__ f´　　|二二ﾆ
　　　　　　　　　 .=ﾆﾆ二二|　　　////∧　　 |二二二ﾆ=--
　　　　　　 =ﾆﾆﾆ二二二二i ＼_/∨///∧_／|二二二二二二ﾆ
　　　　-=ﾆﾆ二二二二二二|　　　 j//∧　　　|二二二二二二二二ﾆ
　　　/ﾆﾆ二二二二二二二ﾍ　　　i////i　　　|二二二二二二二二二
　　　|二二二二二二二二二∧　 i/////i　　∧二二二二二二二二ﾆ
　　　ﾆ二二二二二二二二二ﾍ　i/////i　 ∧二二二二二二二二ﾆﾆ
　　　У二二二二二二二二二∧ i/////i　/二二二二二二二二二二
　　　〈二二二二二二二二二二∧i/////i/二二二二二二二二二二〈
　　　｝二二二二二二二二二二∧/////二二二二二,,＞"´ゝ､二二ﾆ
　　　 }二二,ィ≧s,二二二二二二二＼／二二二,,＞"´三=-,,＞^二二二
　　　ﾉﾆ二∧ヾ＜　　 ≧s,二二二二二二二j,,＞"三=-,,＞"´　 /二二二
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968 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/22(日) 10:49:21 ID:I1snkVcW: 　　　　　　　　　　　　 l::..:::::::::::　　..
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　,.-'´　　　　　　ヽ　　　 l l::{　　-ﾆ;;￣｀丶､　　　　　　　　　　　　　　　ゞ-
　　　　　　　　　　',　ｒ　)ﾍl　　　　￣｀丶､丶　　l,　　　　　　　　　　 u　　　　　前会長の計画に問題があったのか？
　　　　　　　　ﾊ　} /　`　　__ｚ=＝=ミ､ヽ　ヽ　 l,
　　　　　　　　　　｜ｌ　ﾄ',　　　, ;;;「　　　　　`ヾ､ヽﾞl　　　　　　　 ,. -ー
　　　　　　　　 l ヽ　 ';;;,　　,,,;;ヽ　　 O　　ヾヽヽ,ｌ　;,　　　 ,／／_,,..-‐
　　　 _　　　　　　　ｌ. l ヽ }'';;,　'';;;;;;;丶､　　　　　 ` ヽｿ,,」　／/ﾆﾆ;;ﾆｚ＿＿
　_ -''/　　　　　　　ﾊｌ. | |　　　　''',,'''''''｀;;‐;;ﾆ´　　,;;''''''　;;;;;;;;;;;"´ゞﾆｿ__,,..-
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　　　　　|//＞ ''´γ ∨ ///////////|　　　　　それは否定できません。
　　　　　∨ニﾐi i./ゝ __＼//////////,|
　　　　　└─ ' `{￣ ¨ﾟﾐ_ ヽ//////// !　　　　　根本的に無理があったと思います。
　　　　　 | （_ 　:.￣ ¨ ´ ￣li/⌒}////,'
.　　　　　| i!__`_'､ヾ､　　 /　）ﾘ////　　　　..　会長いかがいたしましょうか？
　　　　　　 | |V:::::ヽ i:i ! ミ､`　r''t从 '´
.　　　　　　 l ヽ== ' .ﾘ　　. ＜ }　＼
　　　　　　ゝ＿＿　＜　 ./　　 }､
　　　　＞ ''´　 /l l　　　　 /　　　/　`～､､
.　　　 /　　　　/∧!. 　　／＼.　 /　　　　 `～､
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　　　　　　V. 　 |ニﾆ/　　　　　　　　　　　　　 /　　　∨
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　　　　　 ∧:|ニﾆ|　　￣　‐　_　　　　/ ::::::|:. 　 /　　　　|
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.　　　　　　　 |　 }≧ミ｡._.:.:.:.::.:..:.:. 　　:::::::::::::|　　|　　　　　 |

平民が工場で量産されて家庭や家族という価値観が失われて久しい王国では一族経営の民間企業は存在せず

会社やグループの地位は血縁ではなく能力や実績で得るようになっていた為

ネルガルグループの二代目以降の歴代会長は創業者とは血縁関係がなかった。
969 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/22(日) 10:49:50 ID:I1snkVcW: 　　　　　　 ,. '´　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　 ,' ﾐ､　　　　　　　　　 __,,....... _,.　　　　　l,
　　　　　 i ､ﾞ｀､.ヾ:,` ｀ ''''　" ´　　　　´-'-_ン　　 !
　　　　 l　、､_＞`　　　　　　　　　　　 `ｰ-;...､　　|
　　　　 |　 ,r` ,r　　　ヽ、　　/　　　　　 ,)、ﾞi 　　|
.　　　　 | 　,!,.┘ゝ- ､_　ヽ､l i'　　　,. -‐'",..ヽ､l　　｜
　　　　 !　ｨ-‐'"`ｰ;;=､ヽ、';i｛、_;:';-;=:;‐´､,,_｀ヾ,　　i　　　　コンペはやる。
　　　　　 !　|　=､'ﾞ´(::),｀'`｀ ' ﾞ｀ '､ｰゞｲ-､="　 ::| ,!.ｲ,
　　　　　ヽ |　　`'''"　ｰ'´　　i:::.　 `　　　　　　.::|/rﾐヽ　　　軍で採用されなくてもとにかくアピールして
　　　　　 i´'i,i　　　　　　　　|:::::　　　　　　 .:::' i '､} |
　　　　　 !´ .,i　　　　　　　　l !:::　　　　　　　 :::::::〉::;!:ﾘ　　　どこかに事業ごと売却するしかない。
.　　　　　l '::（:l, 　　　　　 !　　　　　　　　 ::::::i:':::;:.ﾉ
　　　　　ヽヾ:;|　　　　　　＿...__,,,,,_　　　　　 :::::|‐'ン
　　　　　　ヽ､_l　　　　,r'ﾆ　　　　-;ヽ　　　 .::::/''´
　　　　　　ﾄ､　　`''' ""´￣￣´　　　..::;ｲ）
　　　　　　　　ヽl＼　　　　￣￣｀　　 .::::／;:|-.､
　　　　　　　　,r'`‐､ヽ　　　　　　　 ..:::／.-'´　 ,ﾉ
　　　　　　　　ヽ;､, 　｀ヽ、................:;／.‐´,. ‐'"/
　　　　　　　 |　｀ヽ､　ヽ,''''''''' ´／,／　　!
　　　　　　　　　　|　　　＼　ヽ:::::/ ／　　　 |
　　　　　　　　　　,|　　　　｀,　'i;/ ./　　　　　 |ｰ-､_
　　　　　-‐'￣'´.|　　　　|　|　/　　　　　 ,.ゝ　ヽ.`ー-

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.　　　 ////////////／　　　斗- ､_/////////|
. 　　 |///////_ 斗 ''　ー ''´　＼////////// |
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　　　　＼∧　　　　 |. 　 |＿＿＿__|　　|/⌒ヽ//
　　　　　　`∧_　- ''´　　　　　　　　　 ' k ヽ |´
　　　　　　{ |　　　　 /　　　　　　　　　　　Vi ノ　　　かしこまりました。
　　　　　　ヽ!　　　 `　　　　　　　　　_,／
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.　　　　　　＼　　　　　　　／　　ト､
　　　　　　　＼　　　　　 .イ　　　ﾉ　＼__
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.　　　　　　　　　　／/./｢_,,｡＜　　　　／ニﾆﾆ.／ ≧s｡.
　　　　　　　　 .イiﾆ/ｲ.ﾆ＼.　　　　／ニニﾆ／ニニニニ≧s｡.
.　　　　　　／ﾆレi{　|ニニﾊ. 　　／＼ニﾆ／ﾆニニニニニニニ
　　　　　 /|ﾆ／ﾆi{　l＿__/.∧__／.ニﾆﾆ＼´ﾆニニニニニニニニ
.　　　　 /ﾆﾆ|ニﾆ{. /ニﾆ|　／ニニニニﾆ》ニニニニニニニニニ

ネルガルグループは事業の問題点を認識して損切を考えていたが

それでもコンペでアピールしないといけない状態になっていた。
970 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2025/06/22(日) 10:50:17 ID:I1snkVcW: 今回の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
971 ：名無しさん＠狐板：2025/06/22(日) 11:04:25 ID:oDbi59b0: 乙でしたー
損切りするだけの判断力はあったけど上手く売り払えるかどうかｗ
972 ：名無しさん＠狐板：2025/06/22(日) 11:48:00 ID:kgZ1u1Oe: 乙でした
973 ：名無しさん＠狐板：2025/06/22(日) 11:49:46 ID:CtauYQaM: まだやってる
974 ：名無しさん＠狐板：2025/06/22(日) 12:15:18 ID:tEr8DhKK: 乙
先代の不良債権処理させられて可哀想w
975 ：名無しさん＠狐板：2025/06/22(日) 12:47:15 ID:9ZRFT7io: 乙

映画ターミネーター見てたらAIに任せるのは悪手って考えるよなｗ
976 ：名無しさん＠狐板：2025/06/22(日) 14:48:00 ID:AUolgUGw: 乙でした
977 ：名無しさん＠狐板：2025/06/22(日) 16:17:06 ID:7wihBInC: 乙
人口は簡減らす分には簡単な気がするな、卵子の数に限界はあるから大幅に増やすのは直ぐには難しいだろうが
軍は特に出来の悪い連中が隔離される場所だったりして
978 ：名無しさん＠狐板：2025/06/22(日) 18:57:01 ID:GmjfN7AT: 乙
13日ぶりの投下きたー
979 ：名無しさん＠狐板：2025/06/22(日) 19:39:13 ID:zcGh7p6L: 乙でした。損切っても捨て値でも買ってくれるところないんじゃないかなあ。
980 ：名無しさん＠狐板：2025/06/22(日) 22:50:55 ID:2qb4Ka2L: 乙でした
もっと早く気づけと言いたいが会長引き継ぎで漏れがあったんかねえ
981 ：名無しさん＠狐板：2025/06/22(日) 22:54:18 ID:4P4mkVCy: 余所者がいた時期なんてはるか昔のことなのに、宇宙進出してもまだそんな人権意識なのか……
982 ：名無しさん＠狐板：2025/06/22(日) 22:59:22 ID:kgZ1u1Oe: まだやってる難癖
983 ：名無しさん＠狐板：2025/06/22(日) 23:07:41 ID:XoYuarWi: 延々と一人芝居してて草
もうバレてんだからこれ以上続けても恥の上塗りやぞ
984 ：名無しさん＠狐板：2025/06/22(日) 23:11:43 ID:ijcA0Hbn: ブーメラン
985 ：名無しさん＠狐板：2025/06/22(日) 23:33:57 ID:Kj1iVqRp: いや>>982と>>984のIDが違う時点で言い逃れは無理だから
そうやって前から複数人自演で認められるアピールはもう寒いからいい加減止めな
986 ：名無しさん＠狐板：2025/06/22(日) 23:34:36 ID:ijcA0Hbn: 哀れ
987 ：名無しさん＠狐板：2025/06/23(月) 19:40:19 ID:TvkPEuNU: なんでこんなにしつこいのやら･･･、他にする事が無い人なの？
988 ：名無しさん＠狐板：2025/06/23(月) 21:05:07 ID:SolpE001: すまんが横から見ててどっちがどっちのスタンスのどういう主張かわからん
989 ：名無しさん＠狐板：2025/06/23(月) 21:11:12 ID:Sr/Tm6if: 滑稽
990 ：名無しさん＠狐板：2025/06/24(火) 21:18:21 ID:Adbeo/Id: 乙
歴代の会長も手放したくてコンペでアピールしてたのかもしれねぇ
負の遺産すぎて売却するのを諦めたほうがよさそう
991 ：名無しさん＠狐板：2025/07/03(木) 10:27:24 ID:+YaSR1lz: このスレは放置？

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きよひーは原始時代を生きるようです その３

きよひーは原始時代を生きるようです　その３