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724 :名無しさん@狐板:2025/02/05(水) 23:18:25 ID:F3E5IyWr
>>723
姉妹と見紛うばかりの幼気な少女。好ましく思う王配に寄せた都合の良い反応。銀鼠色の王様粘体は気付いてしまう
表通りの少女たちと一緒。幼い竜と全力で遊んでも壊れない少女。価値基準が異なる気まぐれな、妖精と歌える少女
まるで、まるで必死に縋り付いて見捨てられないようにしているのではないかと。病衣の少女とも比べて、思うだろう
寄り添う相手がいない、些細で大きな違い。では、雑多に溢れる物は何か――――サクラ=トリスメギストスの名前
タグやラベル、銘に至るまでの全てに母親の名前が刻まれていた。自由を与えた、知恵を与えた、そして愛を与えた
嘗ての決戦で宣った言葉の通り、イヴの母は娘たちの幸せを考えていたのだ。最も、結末は惨憺たるものであったが
狂い否定し捻じくれた、然し確かな情の形。誰かに似た不器用な、想いを込めた贈り物。過去を遡る時計の針は残酷
真理の探求と娘の死に呪われた母親からの愛情。従魔たちが何を思うにしても此れだけは確実。少女は幸せではない
少なくとも、誰かが寄り添うまで。何かの思いが芽生えるまで。皆と一緒に成長するまで。病衣の少女のままである
娘夫婦は揃って、幼気な少女の成り立ちに疑問を抱くかもしれないが、其の答えはもうすぐ見えると半ば予想しよう

『秘密結社の地下工房は定番、なんて。ここから先は少しだけ、不快な気持ちになるかもしれないから……ふぁ、っ♥』
偶然、抱き寄せた時に判明した事柄だが、純粋無垢なる少女は非常に感度が高い。下腹部を撫でると素に戻るくらい
此処だけはどうしようもない、合わせるのにも苦労する項目らしい。本来、秘匿された重要な情報であろうが――閑話休題
――――複雑怪奇な魔道具の数々が詰め込まれた地下空間、最後であろう目的地は整然と実験機器が立ち並ぶ研究所
多種多様な生物が硝子張りの培養槽に浮かんでおり、命の気配は存在しない。というより、此処は模造品のようにも思える
絵物語に出てきそうな程の典型的な近未来研究所、ゆりかご島の実験施設が元なのは明らかに理解できる仕上がりだ
さて、道中は仮に調べても意味不明な文字化けした資料が出てくるだけ。本題となるのは、深奥にある培養槽の中身
奥に行く程、赤子のように培養液の中で微睡む幼気な少女と同じ容姿の者たちが増えてきていたが、最後だけは違う
――E-00 Origin――――ネームタグの下に状態、Lost――培養槽には、液体すらない。空っぽの器のみが在る光景
珍しい古代語か、或いは単なる暗号か。娘夫婦が普通に読めるにしろ、読めないにしろ。何も無い事は、分かるだろう
添えられた花束と古い日記はそのまま、墓前に供えた品々。日記のタイトルは、愛しき我が娘。思い出すはサクラ言葉

『理解してるわよ。私が偽物だって…………おかあさんはいつも、私を通して遠くの誰かを見ていたんだもの……えぇ』
最後の口癖は、自分を納得させているように聞こえて。少女の根底は、其処なのだ。前提として、本物ではないのだ
だからこそ、錫色の王様粘体と人型を与えられた娘同然の粘体姫は確実に察する。代替の少女は何かになろうとする
深層心理の強調された部分。数多の苦難と愛恋、様々な経験をして幼気な少女は命の答えまで見出す程に成長したが
過去は変わらず。根底が覆る事はない。愛する者、恋する者。深い絆を結んだ者たちは、朧気でも恐らく理解しており
少女の心に踏み入る条件が何故、必要なのかという疑問について。腑に落ちると思われる。間違えてはいけない事だ
次期淫魔女王と三つ目の秘密を解き明かした娘夫婦。答え合わせの前に、誰かが思い残した何かはないかと、聞いた


【■■の情報入手/追加判定】
ギン&アカリ:1d100 + 80(シークレット・ガーデン/其の三) + 5(大切な娘夫婦) - 65(本質の壁)

数値以上でボーナスを獲得。後程、詳しく開示
20.アカリへの思い
50.ギンへの思い
100.おかあさんへの思い
120.イヴについての思い


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