【R-18】あなたたちは運命の扉の先で稼ぐようです　34扉目【安価・あんこ・ＲＰ】

2501 ：名無しさん＠狐板：2025/07/12(土) 20:58:04 ID:uf0lsyVH

『教育と言っても一朝一夕で終わるようなものじゃないから、まぁ……おいおいね』
ある程度は孤児の教育を任されるであろう、幼気な母が妖精騎士染みた言葉を紡ぐ
今ではすっかり、仲良しな竜の少女の口癖が移った形。汎用性は割と高いのだそうな
多少の迷惑は構わないとして、治療のお手伝いができそうな子たちに注意事項は話す
教育前の最低限。やる気があれば、その分だけしっかり付きっきりで学ばせるつもりだ

背中越しに感じる仄かな膨らみの柔らかさと、周囲の淫魔のものと異なる甘く優しい香り
重ねられた手の白さ、肌身は触れたら解けてしまいそうな処女の雪を彷彿とさせるもので
耳元で囁かれ、温かくも落ち着かない気持ちとなり、孤児が様子を伺うように顔を動かせば
幼気な母は少しだけ心配するような表情をして、安心させるようにそっと微笑み返してくれる
子供を相手にしている故の無防備さもあるだろう。然し、悪意無く寄り添う存在を誰が嫌うか
最低限度の学びを得る過程で恋愛的な好みにまで多大な影響を及ぼすのは、必然であろう
他にも女の子を見紛うばかりの魔導人形の純朴な少年や、挑発的な態度で揶揄う少女等々
教育現場で孤児たちに様々な試練が襲い掛かるのだが、それはまた別のお話。閑話休題