【R-18G】入足出探偵事務所事件ファイルNO３７【女神転生シリーズ】

1 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2024/11/17(日) 13:23:25 ID:2txyFTh6: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【　　　注意！！　　　　】

　　　　　　　　　　　　　　　本作は女神転生シリーズならびに、デビルサマナーシリーズの二次創作です。

　　　　　　　　　　　　　　　歌詞の書き込みはご遠慮ください。

　　　　　　　　　　　　　　　以下のセンシティブ展開を含みます。苦手な方はご注意ください

　　　　　　　　　　　　　　　陵辱、獣姦

　　　　　　　　　　　　　　　バーチャルYouTuberのアダルト展開、性交シーン
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　旧トリップ：なつしお ◆ZtuqNJcOVE

　　　　　　　　　　　　　　　当スレは過去作含めて、まとめフリーとなっております。

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::::〈ﾆニア´　　　｀'守ﾆﾆム:_:_:_:::|　|　＼ |　:ト　 |:ト .| |ト.．　:|　＼┴k<ﾆﾆ二l|'´|／||. ＿＿ﾆ／　　 |｡o≦ｉ:|/|ﾆ||:i:i:＞ ´
|＼＼Y　　　　　　　Yﾆﾆﾆム¨|￣..|＼|￣￣￣￣ﾞト .| |トミ｀ｉ | ＼ |　| |￣~|￣|' ｒ‐:´　　　＼　　 ,ﾍ_＿:ｉ:|/ ＞ ´ |￣￣
|　| |::ｉ{　　　　　　　　}ﾆﾆﾆﾆム|　　|　 |:.:.:.:.:.:.:.:.: :.:.ト .| |トミ｀| | ＼ |　|￣￣|‐‐|' {__　　　ﾆ=‐－─{と二ﾌ＼ ´　　　|
|　| |从　　　　　　　从三三ﾆム＿|＼|:.:.:.:.:.:.:.:.:. :.:|‐┴──| | ＼ |￣~ﾞ|　|.　＿ﾉ＿＞､¨ ／＼「l´:::::::::;勹ｰ{〉　　　.|
|　| |¨込　　　　 ,ｲ三三三三ム,| ＼＿＿___ _　　　　　　　　　　　　　 ∠_.:　/　（●）（●）ヽ:::::::;'"　｛￣＼_ ｡o1￣
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.　　　　　　　 <:i:i:i廴================================================ミ　 .）／￣　　　　　　／⌒＼′
.　　　　　　　 ||／.く:i:ｉ:>　　　　　　【女神転生シリーズ二次創作】　　　　　　　　 || ／　　　　　　　／　　　　）i
　　　　　 t>ｉ゜　 ´　　　入足出探偵事務所事件ファイルNO３７　　　　　　 .||　　　　　　　　　　／　　　 /__｣
.　　　　　　　 ||　　　　　　　　デビルサマナーやる夫VS電工偽神　　　　　　　　||　　　　　　 .／　/￣￣￣
.　　　　　　　ゞ=================================================== 彳

　
1852 ：名無しさん＠狐板：2025/01/10(金) 23:58:49 ID:5tZbUAZ5: クドラクダイン！
1853 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 00:03:43 ID:pTWt3XlS: 　　　　　　　　　　　　　　 `'守斧k､　　　　　　　　　　　　　込沙'　　為心.　　　　　　　　　恢;ｊi}
　　　　　　　　　　　　　　　 `'守斧k､　　　　　　　　　　 {{、　 .イ犱㌢ '. 　　　　　　　　 |ｊ;遡
.　　　　 , -､　_ 　 _　　　　　 `''气会ｭ｡._ 　　 ! 　　　　逾≡斧i7Ⅳ　　' .　　　　　　　　}7Ⅳ 　　　　　 _,.．-'''"￣｀〉
　　　　／,イ/　|.}　{.|.　　　　　　　　｀“'气会ｭ｡.,_ﾄ､　　　　　逑丞圭i:刈　ｨｆ秘、　　　　焔ﾘ　　　　　　 .／ _,.．-'''"/ /
..　　　〈／ //　 |.}　|.|　　　　　　　　　　　　｀¨“''气垈ｭ｡.,_　　逑丞圭ｊ!圦　弋ｚ少ｧ　　　　炒′ 　　　　￣　　　　/ /
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..　　_.　　　　　　　　　 ., -―＝''''''¨¨´￣￣￣￣"゛'''＝―-、.斧丞圭歪圭斧丞沁ｭ｡〆　　　　　／　　　　　　　 ./ /
　　 |.〉　　　　　 ―-＝三.　　　　　闇の象徴　　　　　　三＝-─　.歪圭爬了¨´ 　　　 ∠　-‐　　　　　　　 / /
..　　||　「|　　　　　　　 .｀‐―＝　..,,,,_＿＿＿＿_,,,,..＝―‐´　　`''寺斧丞圭歪;遡　　　　　／　　　　　　　　 ./ノ
　　 l|　 |」　　　　　　　　　　　　　ー―-气　　　　　　　　　 j｀寸斧丞圭7丞　　　〃　　　　　　　　　　 ´　　「|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　　　　　　　.′ Ⅵ斧丞圭7沁.　 .ィ:′　　　　　　　　　　　　　 | | 〈＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　 |! 　　　 .′　逑斧丞圭斧ﾊィ㌢　　　　　　　　　　　 | |　＼＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ、　　　　　　　ヾ、　ｊ{ 　　斧k 　 }斧丞圭歪圭Ⅳ　　　 _.｡ｭ=≠一　　　　　　　| |　　　＼＼
　　　　　　　　　　　　ヾ、　　　　　＼__　　　　　　ヽヽ!ヽ、_,.為秘　炸斧丞圭歪冽 _.｡ｭ≦7≦｡.＿_ 　　　　　 | | 　　　＼＼
　　　　　　　　　　　 |〉　丶.　　ー―-气　　　　　　　＼　　ゞ辷沙' .ｲ斧丞圭歪圭洲竺≫''¨´￣￣￣　　　　　　 .|｜　　　　　 ∨
　　　　　　　　　　 j」 ,､　　｀　ｰ- 　.._　　` ー-ｭ｡、　　　＼　　　.｡ｒ今斧丞圭歪圭7l為'´　　　　　　　　　　　　　 |/
.　　　　　　　　　 }/ . }〕　　　　　　二ニﾆ≠一垈、　　厶｡ィ劣斧丞圭歪圭圭丞Ⅳ　　　　　　　　　　　　　　　　　＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀　､　｀ｰ- ._ Ⅵ≧=炸斧丞圭圭歪圭圭丞斧迦! 　　　　ト､　　　　　　　　　　　 |｜
　　　　　　　　　　　　＼　　　　　　＼　　ー－‐　　`犱､為斧丞圭歪圭丞斧:才'"´　j　　　　　　 }i沁　　　　　　　　　　　 |｜　〈ヽ、
　　　　　　　　　　　　　ヽ、　　　　＼　｀“'气≧ｭ｡.為斧丞圭歪圭丞斧才´ｨ示ﾐ　.'　　　　　　炸i}} 　　　　　　　　 |｜　　＼〉
　　　　　　　　　　　　　　｀ｰ-　._　　　` ｰ- ､｀'守斧丞圭歪圭:圭丞ア´　弋沙' .′ 　　　　刈Ⅳ　　　　　　　　　 |｜
　　　　　　　　　　　　｀､　　　　｀　 .　　　ヽ　`守斧丞圭歪圭7Ⅳ　　　　　　.′　　　　　 .ｨ劣jｱ　　　　　　　　　 |/
　　　　　　　　　　　　　　＼＿__　　　　＼__　　　ﾄ､｀寸斧圭丞圭7:垈:ｭ｡._＿,.ィ7 　　　　_,.イ７j㌢
　　　　　　　　　　　　　　　＼　｀　　 .　＼｀ヽ.　ﾊヽ. `守斧於主丞圭竺歪ｊ丞ｭ｡.＿｡ｭ≦為≦ｭ｡.,＿__　　　　　　　　　　「|　 __
　　　　　　　　　　　　　　　　　ヾｰ:‐:ｭ｡._｀メ､Ⅵﾊ　 }　' .　逑於主丞圭竺歪圭丞斧主;才´¨¨￣￣￣￣　　　　　　　　　　 | |　ヽ＼
　　　　　　　　　　　　　　､　　　｀¨'''冬z圦ﾍ代ｊ'.　ｉ　 }　於主丞圭竺歪圭丞斧7才´　　　　　 } |　「|　　　　　　　　　　 | |　　ヽ|
　　　　　　　　　　　　　　ヾー―　一 ´`斧:ｔｭ｡.} 　!,.イｊ冽丞圭歪竺歪圭丞7才´　「|　　　　 } |　 } |　　　　／"７　　　　　 |ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　｀ー- 　- ィ釼歪恢;　刈淤主丞圭竺歪圭丞;j才´　　 |.|　「|　　　 {ﾉ　　{}　　／／|　|　　＿
　　　　　　　　　　　　　　　ヽー――一≠ｭ.､｀冰ｱィ斧丞圭＞''"´¨¨`''＜圭Ⅳ　　　.| |　| }　　　　　　　　／／　|　|　　〈　〉
　　　　　　　　　　　　　､㍉. ﾍ　　 .ｨ劣j歪ﾊ刈逑7丞;ア´　　　　　　　｀寸ﾍ　　　 .|_|　 |j　　　　　／／　　|　|　　　 | |　　 __
　　　　　　　　　　　　　　　寸心,.イ丞圭圭劣_為丞j:Ⅳ 　　　　　　　　　}劣k　　　　　　　　　　／／　　 |　|　　　 | |　　〈　|
　　　　　　　　　　　　　　　　ヾ弖三ﾆ≠-‐- 气丞圭ｊ圦　　　　　 _　ノヽ.為7:会ｭ｡　　　　　　　／／　　　　/　ﾉ　　　 | |　　　|｜
　　　　　　　　　　　　　　 ‐ 　　　　　　　　　　`守圭逍t､　　　　　　　　｀''冬圭丞≧．.,_　　　　 .￣　　　　 /　/ 　　　 | |　　　|｜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀'守会ｭ､　＼＿＿　　　　 ./　/　　　　 | | 　　 |｜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 Ⅵ7トゞ　　＼　￣￣　 /. ノ　　　　ﾞ"　　　ﾞ"
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ′ 　　　　Ⅵﾍ、　　　｀ー- 、￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 Ⅵ沁、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 Ⅵ;沁
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀寸ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　刈
=================================================================================================================

　　　　　　　　　　　　　　　　　　クドラクが瀕死になるのを起点に、二つのユニークスキルが放たれる。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　一つは【闇の象徴】。

　　　　　　味方へ最大限のバフを与えるスキルは、１体分の損失を持って最低でも二手の行動をスキップしただけの効果をもたらす。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――――そうして。

　
1854 ：名無しさん＠狐板：2025/01/11(土) 00:07:25 ID:RC9ZbJMY: 出るか、マッチポンｐ…種族と神話を越えた友情コンボ（やる夫・談）！
1855 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 00:08:10 ID:pTWt3XlS: 　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿　　　　　　　　　　 ., -―＝''''''¨¨´￣￣￣￣"゛'''＝―-、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ 　-=ニニニニ＼　　　 ―-＝三　　　　善なる十字架　　　　 .三＝-─
　　　　　　　　　　　　　　　 /ニﾆ=-=ニニニニニニニニ＼.　　　　　　　 .｀‐―＝　..,,,,_＿＿＿＿_,,,,..＝―‐´
　　　　　　　　　　　　　　　 }ニニﾆ=- _　 -=ニニニニニﾆﾆ=-　_.　　　　ヽ -─|i──li───|i──|i-/
　　　　　　　　　　　　　　 /=-_　-=ニニニニニニニニニニニﾆﾆ- _　　 iｌ.　　　　破魔プレロマ　　　　,li
　　　　　　　　　　　　　 _　-ニニニニ=-　￣￣　　-=ニニニニニﾆ＼　/ー|i──l|───l|───|iヽ'
　　　　　　　　　　　　／ニニニ=-￣　 /　　／　　　 ´^''　一ニニニ}.　　　　　　　　　　ヽ -─|i──li───|i──|i-/
　　　　　　　　　　　　　_-ニニニ／　, 　:. /{＿彡v /}:　 ′.:〉　＜ニニニ/　　　　　　　　　 iｌ　　　　　ハマオン　　　　　 ,li
.　　　　　　　　　　 /ﾆﾆ乂__彡/⌒{　 i＼{f葱㍉　/／∠,/}　 }iニﾆﾆ-　　　　　　　　　　　 /ー|i──l|───l|───|iヽ'
　　　　　　　　　　　 {-ニニ⌒7 { 　 Ν_〉　　　　 ⌒¨´fう㍉　八ニ／
　　　　　　　　　 -=ニ__彡公｡, 　　　　　　　､　 :Ν-=''^｀
　　　　　　　　　　￣- ¨ア . ７圦　　　　　　 ´　小
　　　　　　　　　　　　　　ｰ彡　,/　　 :.　　　￣　 ‐　　 ′　　　　　　いくらか力不足だが、これだけの差があれば――――ッ！
　　　　　　　　　　　　　 ⌒７＿＿＿＿_
.　　　　　　　＿＿＿_　　 /ニニニニニニ/{=- 　_／
.　　　　　　／ニニニニニ=-　_-ニニニニ/.j{　 /
.　　　／ニニニニニニニニ=-　_-ニﾆ/ﾆj{i:i:i{ニ- _
　　　_ -=ニニニニニニニニニﾆ=- ＿]　［＿i:i:{=-/「|
_ -=ニニニニニニニニニニニニﾆ-]　 ╋　.［ｉ:i{-/=-|
ニニニニニニニニニニニニニニニ￣]　［￣:ｉ:i:〈ﾆﾆｉ|
＼-=ニニニニニニニニニニニニニﾆ-оﾆｉ:i:i:i:i:ニニ-_
i:i:i.. -=ﾆニニニニニニニニニ=- ／￣＼ニ|:i:i:i:i:ｉﾆо=-_
ｉ:i:i:i:i:i:.. -=ニニニニニニニﾆ=- ...:i:i:i:i:ｉ／ニ|i:i:i:i:i|ニ「￣＼_
`　ｉ:i:i:i:i:i:.. ´^'' ‐-　　 -‐ ''^｀...:i:i:i:i:i:_　-=ﾆﾆ|i:i:i:i:i|ニ‘,i:i:i:i:i:i|
ﾆﾆ=-　_　ｉ:ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:　_　-=ニニニﾆ|i:i:i:i:i|ニﾆ＼i:i:i:|
ニﾆﾆ=-´^'' ‐-　　　　 -‐ ''^｀-=ニニニﾆ=-|i:i:i:i:i|ニニﾆ^''┘
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　　　　　　　　　　　　　　　連動し。味方の瀕死をトリガーとして、幻魔クルースニクのユニークスキルがきらめく。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【善なる十字架】の効果は単純明瞭にして、クドラクとは真逆。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　敵対する相手の全能力へ、最大級のデバフを与えるというものだ。

　
1856 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 00:11:22 ID:pTWt3XlS: 　

　　　　　　　　　　　　　　　､　　　　　　　　　　　ヾｰ　､
　　　　　　　　　　　　　　　ﾍ＼　　　　　　　　　　　＼　`　､
　　　　　　　　　　　　　 1 ',. ヽ.　　　　　　　　　　　/　　　　｀　､
　　　　　　　　　　　　　　　ﾄ､〉　ヽ. 　 /|　　　　　　/　　 ,-ｔ､._　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　|ﾍ　　　ﾍ　/ j　　　　.,ｨ〈　　 /‐-　_ ‐-　 _＼
　　　　　　　　　　　　　＿.| ﾍ　　　У　ｽ,,　r一'ﾞ／　 /ミ`　.､　‐-　 _ ＼
　　　　　　　　　　　　／　 |l 　｀￣|/　　〈ｔ､〈＾ヾ''ﾍ　　/､　 `　､ `　､　　　 `i
　　　　　　　　　　 |　　　ｷ.　,ｒ'７′ ,､メ,-ﾍ　｀ｰ-i_/､＼ `　､`　､　`　､　 |　　　　　　　　　――むっ！？
　　　　　　　　 |￣,ｨ‐‐ｧ弋ｉ'ﾞｌ,,{ /ｱ´ｺ /　ヽ　　 | .下､　＼　` ､ `　､.　　|
　　　　　　　　　　.|／　〈　　￣｀ヾｖ'"Ｔ l ヽ　｀ーdｪｭ､　＼. ＼　`　､.　　 |
　　　　　　　　　 ./　　　,ｲ〉　　　　　｀>ﾍヽ｀''Ｔ´￣｀ヽ､｀'i　＼　＼　　`　 |
　　　　　　　　　├ｰ--'／ﾞ>､.＿　 _,ｨ<´ ＼｀¨'ﾍ　　ｉ　,ｨ'´￣｀ヽ.､　＼　　＼
　　　　　　　　　└-､ /　 .j 7'Ｙ´Τ ､　　　　　　 i|i　　　　 /　.､＼　＼.　　＼.　　　　　／＼　　　　 |￣|
　　　　　　　　　　　　|>､__j | _　　　　＼　　　　　　 |i|i| 　　 /　　　／　＼　＼　　　　／　／　 |￣|　|＿| ／＼
　　　　　　　　　　　　／ﾍﾍ.　',.‐＿　　＼　　　ｉ　|i|i|　ｉ　.//.　　／　.`　､＼　＼　　／　／　　 |　｜　　 |＿／
　　　　　　　　　　　./　　　ヽヽj.　￣ ‐＿　＼　 |　|i|i|　| ///.　／　 .＼　 `　､＼　＼. ＼／　　　 |.　 |
　　　　　　　　 ,ｚ一:|　　　 _,,ノ｀´ 　〔. ￣ ‐　_ ､　　　　　// ／　　　＿　-‐　　`　､　＼.　　　　　 |＿_|
　　　　　　　　 |/ｽ､｀ー匕.＿　　　　　　　　　　　　　　　　　_　-‐　￣　　　　＿　,ｚ一､.　＼　　　　　　　　／＼
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　　　　　　　　 ,ｨｹ'＾　 ,.イ　l,　　＿二ニ==‐　　　　　　　　 _　.ヽ　　　ﾍ/´　从　)ヽ ,/ /　　＼　　　　　　￣￣￣　　／　 |
　　　　　　　,ｨ仍|　　 /　ト､￣　　　　　　　　／　　　　　　＼　‐　_　　／＼///ノノｨ'／　　　　＼　　　　 |￣￣＼　　／　　／
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　　　　　　　　　　　　　　これは。相手の強化状態がどれほどあろうと、一切関係なく最低まで落とし込める代物。

　　　　　　　火力を上げていたモト、ヒノカグツチ、ライドウの物理と魔法攻撃へのバフが反転したかのように最低へと落ち込む。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　反してやる夫達は最高潮へ。
　　
　　　　　　　　　この一瞬。レベル差を埋める最大級の補助を持って放たれた一撃に、外法モトがたたらを踏んで膝をついた。

　
1857 ：名無しさん＠狐板：2025/01/11(土) 00:18:57 ID:EkH7cAbj: やったか！？
1858 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 00:21:12 ID:pTWt3XlS: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }丶人　　ィ7
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　｀`　 "" /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / {=7 ((^).)　{
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.　　　　　ヽ -─|i──li───|i──|i-/　　　　　　　　　´ 　　　　　ヽ　　　　　　＼人_人,_从人_人_人,_从,人／
.　　　　　 iｌ　　　物理貫通Ⅲ 　　　 .,li　　　　　　 .′ ヽ、　　_ノ　ヽ.　　　　　）　　　ライドウ！　　（
.　　　　　 /ー|i──l|───l|───|iヽ' 　　　　　　（●）　（●）　ｉ　　　　　　／⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ﾍ
　　　　　　　　　　 _　　　　　　　　　　　　　　／入　　　　　　 /
.　　　　　　　　　　　＼＞ _　　　　　　　　　　 /ﾆ{八孑(__人__）ィﾆゞ　　　
　　　　　　　　　　　　　　　` ＜＞ ._　　　　　　 /ﾆﾆゝﾆ｀ヾ::....:::〈／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾞ''＜.＞ ._　　　　　|ﾆ, -一ヽﾆﾆヾノ/〉　　　　　 .ﾞ''ゞﾆ-,,,　 . ＼,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀＜＞　_ 　 |ﾆ|ﾆﾆﾆ｀ーﾆ=〉!　　　　　　　　　　　｀'''ﾆ;;-,,. ｀'-　　　＼,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀＜＞ﾊﾆ!ﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽ=}　　　　　　　　　　　｀''ﾆ;; ,,　　'i､　｀ﾗ-、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ¨＜､乂ﾆ、ﾆﾆﾆﾆ={　　　　　　　　　　　　　　　　　｀''ミ-､∨､　｀
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノ>┴=-._､ﾆﾆﾆﾆ=ヽ´丶＿　_,∠>┐　　　　　　　　　｀'-,ﾞ　＼.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 Уﾆﾆiﾆﾆヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=ヾヽ:　　 >　　　　　　　　　　　　＼. ｀
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　　　　　　　　 r‐ ､　　　　 |ﾆﾆﾆ| 　　　　ｉﾆﾆﾆiﾆﾆ=!ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=<　　　ヽ -─|i──li───|i──|i-/
`'ｰ..、　　　　　　 ∨∧　　　 |ﾆﾆﾆ|-‐:1ﾆﾊ　＿ﾆﾆiﾆﾆ=l !ﾆ=＼ﾆﾆﾆﾆﾆ= ヽ　　 iｌ.　　　　物理ブースタ　　 . ,li
　　　｀''ｰ..,、　　 ∨∧_ .｡s≦ﾆﾆﾆ＞ﾞ´|ﾆﾆ| |ニ|ﾆﾆﾆﾆﾆ=! !.ヾ:.ﾆ＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=i　 /ー|i──l|───l|───|iヽ'
　　　　　　｀''._ .｡s≦ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|　　|ﾆﾆ| |ﾆ/ﾆﾆﾆiﾆﾆ=| ＼ｰヾﾆヾﾆﾆﾆﾆﾆ=:{.　　　　　　ヽ -─|i──li───|i──|i-/
　　　　　　 ≦ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＞''´|ﾆﾆﾆ|　　|_／ ,ｊ/=ﾆﾆﾆﾆﾆ=|　　　　丶ﾆヾﾆﾆﾆ=/　　　　　　 iｌ　　　物理ハイブースタ　 ,li
　　　　　　 `ﾞﾞ＜ﾆﾆﾆﾆﾆ〈　　 |ﾆﾆﾆ|　　　　 ./ ＼ﾆ/ﾆﾆ／　　　　　　　｀ヾ=≠"　　　　　　　 /ー|i──l|───l|───|iヽ'
　　　　　　　　　｀````∨∧　　}ﾆﾆ/　..,_　　 /ヾ=､　,才､"´
　　　　　　　　　　　　　＼/　　}ﾆ/　　　｀ﾞ''〈　　　　 ;j
　　　　　　　　　　　　　　　　　{ /　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿　　　　 __
　　　　　　　　　　　　　　　　　{_{　　　　　　　　　　　　　　 {ﾆﾆﾆﾆﾆ}　　　 /ﾆ_)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼ﾆ＞'ﾞ´　　　/ﾆ/....,,＿、　　　　　　　　　　　　　_,,..
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　　　｀''-..,Yｰ　,,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ﾆ/　　　　　　 , -､ヾﾆ｝｛ﾆﾆ }
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..｀'-,,,ﾞ＼、　　　　　｀''ｰﾐi,ﾞ''ｰ..、　　　　　　　　　　　　　　　　　/ﾆﾆﾆ/　　　　　　 ∨　 /ﾆ／
　　　　｀ﾞ'!・　　　　　　　　｀　　｀''‐､、　　 /￣￣´ﾞﾞ''''―　,,,_｀.乂ﾆﾆ/　　　　　　　　　　　　'"´_i--........,,,,,_,i.... ．
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀''- ,, ＼　　　ー..i..,,,y二' ￣　　｀"　　 ._　　｀ﾞﾞ''―/゛　　　　　ﾞ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ﾞ'''ﾊi．　　　 .｀'―　.,ﾞ,ﾞﾞ';;i_.　　　　　｀''ﾆ￢-..,,_　　　 '''ﾆコ━=ｉ,ﾞ,´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　´ .｀"　　　　　　　｀ﾞ''ｰ ..,ﾞ''-､,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀''''ﾆｭ、
=================================================================================================================

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　全能力の低下に対し、やる夫は全能力を最大に。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　この優劣差をもってついに。やる夫の刃がライドウへと届く。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【耐性】を貫通する斬撃を三度。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　血しぶきを見やり、確かな手応えが手に残った。

　
1859 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 00:26:27 ID:pTWt3XlS: 　　　　　　 ., -―＝''''''¨¨´￣￣￣￣"゛'''＝―-、
　　__―-＝三　　　　女魔の峻烈　　　　三＝-─
'"´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..｀‐―＝　..,,,,_＿＿＿＿_,,,,..＝―‐´　　　　　　　　　　　　　　　　 .ｨ
ゝ､;,:._＿＿＿＿＿_:.:.:.:.: ＜~ 　( _　l!　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノ'(　　 γ
＜´:.:.:.:.:￣￣:.:.:.:.:.:.:.￣`:..＜_.ノﾚ´　|! .l　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/´.ﾉ{　ゝノｿ/
.､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:___:...＜´⌒λ_　|!│　　　　　　　　　　　　　　　　　　〃,.' .ﾑ　Y "’丿_
　｀＞==‐＝＝'''':.¨´¨:.'' ー-zｨ'´f　..l{ｿ　　,,..-─≠‐-..,, 　ム　　　　　　　　〃/　　∧ ゝ /ｲ｀ヽ､＜__
'ﾞ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:._,,-'" 　　}レ |{ア'´'´ﾆ=-‐-　 ;ヽ:｀ﾑ=ﾑ　　　　　　 / ./　　,ｲ　∨ｲ´　　 `ゝ⌒｀ヽ、
｀≧ｰ---:.;,;,;___;,;,;,-≦⌒''ｰzｨ'´λ.／:γ´⌒￣￣≧.､ヽY三ﾆﾊ　　 __.　/ ./.　ヽ -─|i──li───|i──|i-/
　　＞.:'"´￣:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ノ'´ __ｨ夕´::::/:::::;:::;ｨ':::::::::::::;::::;ヽﾊ三ﾆﾘ､ノ'"三ﾘ,　 '　ノ..iｌ.　　　悪しき果実の貪り　　.,li
ノ´:.:.:.:.＿_;,;,:.:.__:.:.-=''"¨:￣フ⌒ｱ:ｨ::::'ゝｲｲ_l:::::::ｲ::丿::l!/三三,ｨ_ｿ三ﾆｲ∥/ン'　 /ー|i──l|───l|───|iヽ'
―''"´￣＞'"´￣ :.:.:.:.:.:.:.,ｨト／イ{::ﾊ∨ハ{_.ﾍ::/ﾉ:ｲゝ:ﾊゝ..イ:/:!三ﾆ,ｲ. ∥.ｲﾚ　 .丈　　ﾞて⌒ﾞ''＜z;,__:.:.:.:.:.:.
　　 .ノ'´:.:.:.:.:.:___;,;,;,-≦＞=‐-‐''乂ﾍ{ｲ丈アゝ/上ﾍ{廴ヾ!|::!八ﾆﾆﾉ≦llｲ､ゝｧ´　ﾞﾍ､.__　＼:.:.:.:.:..:.:.:.:` ｰ
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／ヽ -─|i──li───|i──|i-/.ﾆﾆﾍ　　.ｨ'ﾟ三｀ヽ´ 　 !'{　　　　ﾑﾆj,ﾍ､　 ≧=≧＞'o:::`ヽ､::ゝ､　　　)'.　　　　 _,,,ﾆｺ〈　〈〉
　'::iｌ　　ミナゴロシの愉悦　　 ,li 三ｨ廴ｲ三三三ﾑ　ﾑ::ゝ､　　/l!三!_ﾑ.＞.､__ イ::::::1::::::::: ＼ヽ:ヽ　　ゝ　　　（__,,,-ｰ''.　　　　 /~7 ／）
/::. /ー|i──l|───l|───|iヽ':` ｰ(｀ ´)三三ﾆへY::::::::::::＞.!_ﾍﾆ.!ﾆﾊ三ﾆゝ､｀ヽ:::',:::ヽ:::::::ﾍﾍ::∨　　　　　　　　　　 /二~|/_/∠／
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:/ ｲ.∧:: ! j{_.＞ﾆゝ'´:::::ｨｧ'´⌒乂ﾆ,ｨ'＞ｧ´_|!ﾆﾘ三三三三三三三=＼:::::::::}::,':::/::::::::;!:::::/::::::;:::: ﾘソ´ 　　　　　　ャｰ-､フ /´く／／>
;:l廴;ゝ.＼ゝ≧ｧ=/::::／./≦ﾆ,ｲンﾞ夕´三三{三三三三三三三j=ｱ三ﾆヽイ:ｲ::ｲ::::::: ﾘ:ノ:::::: /_イ､'´　　　　　　　　 `ｰ-､__,| 　　　`"
!:!　　`ゝ＜＞'⌒!ノ'´ﾆ{_＞三'(三'(三三ノ’ﾍ三.､三三ﾆ,イﾆ.ｲソ,ﾊﾆ､ﾆム::'´:::_＞≦::::::::::ｲ"ム'ﾍ、
弋,／´三＞.､三{三三下三三＞ノ三イ,ｨ'三三三≧_､(´1{ﾍ{'´　ゞ l!心=ゝﾆ二__:::　ヽ -─|i──li───|i──|i-/
.ノて三ﾆノ'´ﾆ｀＞z､三,三ア´イ=≦三ｲ,三fｌrﾍｕｧ､ゝﾘ,ﾊ廴＞za夕 |lﾍ____ﾆ三二　 iｌ　　　物理ギガプレロマ　　 ,li
三三ノ'´ﾆﾆノ'´三ノ／ﾞ／./三=}!=f.ｱ´'(⌒)ﾘ.ｿ＾ヾ｀ｿ｀)　∨ ／　｀フﾑ{_､三三＞、 /ー|i──l|───l|───|iヽ'
ﾆ／〃ﾆ.／三ﾆイ〃_ｿﾆﾆゝ三/1ﾘ⌒ゝ:゛ヾ∀ﾍ　　　 _ノ'ﾍ'≧=＜　　l:ゝ乂! ､三ﾆ＼三三三ﾑﾞｰz '´　　イ
ｲ､ﾉ'=イ-≧=fﾆﾆ|!/´三三三.lソ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ∧ｧ⌒ｧ'＾＞z,∠...__ ＞.|:.:.:ﾉ':.:.:.:｀ヽ､ﾆ.ヽﾆ三ﾆ.ﾘ／　　　 '´_ノ'´
ﾍ:.｀ヽ'´三ヽ -─|i──li───|i──|i-/:.:.:.: ∧.ノ　　ﾉ＾ﾍ .ノ´` .､ !:.:.:.:.:c:.:.:.:.ﾘ: ＼=∨__ノ'　　　／｀ヾ、
..ム:.:.:∨／.iｌ. 　　　会心専心　　　　 ,li.0:.:.:.:∧￣'vゝ ._ﾑ＞ __ノ∨__:.:.:.:.:.:.:":.:.:.:.:ﾍﾉア　　　／ゝ　　ｿ
三 ':.:.:.}!三 /ー|i──l|───l|───|iヽ'.:.:.:.:.:.:.:. ヽ丿　　ﾊl! /＾ヽﾘ'´ヽ:.:.:.:.:.:.:.:0:.:.:.ﾉ'　　ノ'´ 　　.＞ ´
三ﾆ}:.∥_∥イ≦´ｿ:.:.:.:.:.:.:.ﾍ',:.ﾟ:.:.:.:.:.:.:.:.ﾟ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ム￣｀くz∨､_ .ﾉ　ｕ}〉:.:.:.:.:ﾟ:.:.:.／　　／　　 .／´
三=ｿｲ三,'三三ｲ:.:.:.:.:o.:.:.:.:.:`ー :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.0:.:.:.:.:.:.:. ヽ,ﾉ　ﾉ.ゝ､≧zイ〈:.:.:.:.:.:.:／　／Yゝノ'´
三乂ｿﾆ{!三ﾆ〃:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:C:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾟ:.:.:.:. ヽア'≧lλ},{　 ∨:.:　´　イﾉ　ﾉ／　　　ノ'
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ﾆﾆ.＼￣￣'￣'''_ノﾞﾞ:.:.:.:.c:.:.:.ｲ　　ノ:: イ 1:.:.:.:.ﾉl:/"　γ父ノ　＞'´　.ノ'´　,ノ゛ｨ'(ン´.:.:.:.:.:.:.ﾉ'´:.:.:.:.:
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三{三三三ハ(:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::l　　ゝ≦ '"´　'´　　　　　／≧"´　　 ,ｨ'´／:.:.:.ア /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,'1:.:.:.:.:.
三|ﾊ三三,':.:.:.ゝ:.:.:.:.:.:.: ヽ､:.:. l　　　　　　　　　　　＞ 'ﾟ .イレ'´　＞丿´:.:.:.:.:.:.ﾊ/:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ∥l:.:.:.:.:.
三.! !三∥下⌒ヾ:.:.:.:.:.:.c:.:､ヽ!　　　　　＿,,＞≦辷ﾆ_,,＞ 'ﾟ´⌒ノ'´:.:.:.:.:.:.:.: / '.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ∥ .!:.:.:.:.
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　　　　　　　　　　　サマナーへ続き。ただ一点、瞬間の最大火力を高めに高めた女魔エイシェトがその必殺を放つ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　バッドステータスへ陥った相手へ、より大きなダメージを与える物理スキル。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　確実にダメージを与える貫通効果を付与するチャージスキル。

　　　ユニークスキルのそれは、自身と同種の仲魔が会心を当てやすくなるものへ、更にパッシブで重ねがけて確率を確定へ近づける。

　　　　　　　　　そして。通常ダメージの低下と引き換えに会心時に威力を上げるスキルはこの時、最大の効果を発揮した。

　
1860 ：名無しさん＠狐板：2025/01/11(土) 00:29:39 ID:RC9ZbJMY: いくらライドウといえどこの種族と神話を越えた友情コンボ（やる夫・談）を食らえばただでは済まない…はず！
1861 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 00:30:32 ID:pTWt3XlS: 　
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　　　＼＼-=ニニV-=ﾆニ∧　＼＼ﾆ=-丶　{-=ﾆニ/-=ﾆニニﾆ=-／-=ﾆニニニニ／〉／}-=ﾆﾆ〉　　'　　　　/-=ﾆニﾆﾆ=-／-=ﾆニニ／／
　　｡＼＼-=ﾆニﾆ{-=ﾆﾆ/ﾆ＼ __＼＼ﾆ=-＼＼ﾆﾆ'-=ニニﾆ=-／-=ﾆニニニニニﾆ/-=ﾆ〉-／　 '’　　　 /-=ﾆニﾆﾆﾆ／-=ﾆニニ／／
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　　　〈_]　　＼-=ﾆニﾆ＼-=ﾆニニ=-＼＼＼ﾆ=-/ﾆニﾆ=-／ﾆ/／-=ﾆニニニニﾆ/ﾆニ／ﾆ／／ﾆ/／／-=ﾆニニ／-=ﾆニニ／
　　　　　 <7 ＼-=ﾆニﾆ＼＼ﾆニニ=-＼＼＼/ﾆニ=-／ﾆﾆ／／-=ﾆニﾆ／=- /／／-=ニ／=-／／-=ﾆニニ／-=ﾆニニ／　　　'’ ／
＼　　｀ _＼　　＼＼ﾆニﾆ＼＼ﾆニニ=-＼＼-=ニ／ﾆﾆ／／-=ﾆニﾆ／ﾆ=-／／-=ニ／=-／／-=ﾆニニ／-=ﾆニニ／　　／／
＼＼　　 L＼＼　「＼＼＼ニ丶＼ﾆニニ=-＼＼-=ニ／／-=ﾆニﾆ／ﾆ=-／／-=ニ／=-／／-=ﾆニニ／-=ﾆニニ／　　／／
三=-＼＼ `┘　　　＼」' ＼＼ニ＼＼ﾆニニ=-＼＼ -／-=ﾆニﾆ／ﾆ=-／／-=ニ／=-／／-=ﾆニニ／-=ﾆニニ／　　／／
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　紅蓮属ヒノカグツチが、エイシェトの攻撃に晒される。

　　　　　　　　　　　　　毒状態に陥り。違うことなく最大威力を発揮したスキルは、同時に女魔の体力を回復させる。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　一石二鳥の最大火力はヒノカグツチを削りきり、瀕死へと追い込んだ。

　
1862 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 00:32:11 ID:pTWt3XlS: ::::::::;'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;　　　; ,':::::::::::::::::::.,'　 , ' ,' 　　　 ,.':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::; '
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: : : : : : : iニニニニ=＼: : : : : : :.:///彡イ//:ｉ／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ斗匕:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:＼ニニニニニニニ＼　　　　　見事――ゆえに、最大級の返礼をしよう
ニニニﾆ|ニニニニ=／ﾊ: : : : : /≦:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:/／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ／＼ニニニニニニニ
ニニニ,八ニニニ／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉi__彡イ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ￣:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ斗匕:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ／ニニ＼ニニ=-　≦ニ
: : : : Ⅵニ＼ﾆ／ ∧:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ斗≦:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ／|ニニニ彡イ=ニニニニニ
: : : : :iニニ,／ニニ=i:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ≧=≦:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ斗 'ニｉ|ﾆ／ニニニニニニニニニ
≦ ニ≧／ニニニ人:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:斗≦ /ニニニ/ニニニニニ=====-=ニﾆ
ニ＼=, ニニニニ /ニ７≧=-:ｉ:ｉ:ｉ＿＿＿ji斗r≦ニニ=/ニニニ/ニニニニ /＼: : : : : : : : ＼
ニニ/ニニニニ=/ニｼ: : : : : : :/: : : : : : : : :.i|ニニニ,/ニニニ , ニニニ彡' ニﾆ＼: : : : : : : :
ニ=/ニニニニ=/_彡 : : : : : : :./: : : : : : : : : 八ニニ /ニニニニ７≦ニニニニニ='＼: : : : : :
ニ/ニニニニ=/: : : : : : : : : :.:/: : : : : : : : : : : : ＼ﾆ/ニニニニニiニニニ∧: : : : ＼==＼: : : :
ﾆ, ニニニニﾆi: : : : : : : : : : :.,: : : : : : : : : : : : : : : ヽニニニニニ,i|ニニ /ニⅥ: : : : :辷==＼: :
人ニ=---=≦}ヽ≧=-: : : ＿i: : : : : : : : : : : : : : : : :iニニニニニ人ニニニニ､: : : : : : ＼==＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――――だから。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　紅蓮属ヒノカグツチは、散り際にこそきらめくスキルを放った。

　
1863 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 00:34:55 ID:pTWt3XlS: 　

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / 　 :|　 |　　!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　 :|　 | 　 !
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　　　　　　　　　　　 /　　/　　　　 V　∧ . /　/　　　　　　　　　　　　 ,'
　　　　　　　　　　　　　 /　　/　　　　　 V／ ./　/ /＼　　　　 .　　 ,　　,'　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,
　　　　　　　　　　 /　　/　　　　　　　　　　/　/ /　 /　　　　 ;'　　,'; 　.'　　　　　　　　　　　　　　　　　 /
　　　　　　　　　　＼_/　　　　　　　　　　/　/ /　 / 　　　　 ;'　　; ;　 '　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼/ /　 /　　._, ､　　　　 ;　i　　　　　　　　　　　　　　　　 / ,'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧　　　　 /　 / ､-r'　._　iV　　 ,;'　l- ､　_　　,　'　　　　　　　　 /　;
　　　　　　　　　　　　　　　　厶イ ∧ 　　 /＿/　 V ､　　 i Vゝ-;'vr'ﾒ､ v' .><､　　　 i　　　　　　　,'i /　 ;'
　　　　　　　　　　　　　　 /￣｀'　　　 ∧　　 Y　,)-r-'て´｀く´ ', V ,_ｲ｀ヽ　,ゝ(　- ,)　　 ,l!　　,:'　　　.,' i/　　;　　　　　　　;.
　　　　　　　　　　　　 | 　　＞ー=ﾍ. ∧　　　　　 /￣/- ､ヽl　V　｀ヽ　>_ ゞ-､(　　_..i !　./　　　 ,' "　,　 ;　　 .　　　　;'
　　　　　　　　　　　　　　＼／　　　 V.∧　/￣￣　.￣/　 )　l　 V -v"　　v　(　>'　　　｀ヽ､　,r ,'　　　　;'　　,'　　　　"
　　　　　　　　　　　　　　　 t､　　　 .．＜　 .j .／　／ r─.ヽ､　　 ,i　　V(　｀ゝ､　　r(　ヽ　　ｨ'､ }i　,'　　　　,'rf"´｀i.
　　　　　　　　　　　　ﾞ　　　､ヽ　　／　.＞　／　／　| |　　　 ),イ　i　　V｀ヽ､ /r' ( ､　　　　　ｿ　/ 　, "　 ;/　　/ } .　　　　　　　　　　　　　　,'
.　　 /ﾍ　　　　　　　　　　　／　 .／　　＼／　　 |_| '　_　 .(　　 .i　　 V　　>ィ´ ｀γｰ､　　 'r ´｀ヽ､　 ,...l!_　　 /}/j　/　　　　　　　　　　　 "
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　　　ヽ　　　　ゝY い-､'　i／　r 'T 7ヽ,' r-'-ﾐv r '､　ｨ',　ヽ.　　　ゝ　　､　　ヽ　　ヽ､　　　　ゝ　　　　　　　r = ﾐ　　ｿ　イ"　 ,/ /vｲ´｀ヽ､　,　　　./　　)'"　,　 ,ｨ'
　　　　　ﾞ　､　ゝ V､　　　 -=-｀ヽ　　 r´｀ヽ　_ヽ,　ふ　',　､　ヽ. -r=ｰ- ､　　ヽ　　　　ヽ　　　　　　　　　　 (　　　｀ヽv'　r-,イ　/つ､　　rﾝ-く r '　-ぐv λ
　　ヽ　　　　　(　γ´ ヽ　　ィ´｀ヽ ! 　ｲ｀ヽ　　　ﾊ　　ﾘ　)',　　　ヽ.　　　 )　　　　　　, イ´　｀ﾞｰ､　 /i,　　　f_　　　　ﾘ　 /　　/　　ゝ-､ィ´｀ヽ､　-､ｰ(　, )　 ,
　　　　　　　　ゝ(　ヽ　 r´｀ヽ､　j　　ゝ､. v´｀ゝ､ィ｀ヾ､f" .',　　　　　ゝ'´ ｀ヽ､　　　 /　　　　　　 )/ /　　　　　　　-=く｀ヽ- ､,/ (_　　　　'　　 rヾ　　　　ゝ､ヽ,ｲ
　　　　　､　　 (､　｀ヽv´)　　　j- ､　　　-´｀ヽ､　　　/　}!i　　　　 r´"　　　　　｀ - ､ (　　　　　　　 _) /_ - ､ . - ､　_, - ､.)　　　ｿ　　　i ,　　,ィ´　　j-､　　 j､_ソ　 . イ
　　　､　ヾ､　　て_,.　　=ﾐ　　　'　　)　イ　　ソ　 ,イ　ソ乂_　, - (　　　　　　　　　　ｿ ) -　ヽ　　　´　｀ヽ　ｿ　　｀､　　 i　　　ヽ､　/'　　　ゝ　　 (　　　　ｿｨ　　 ,　,
　　｀ヽ　ヾ丶　(　　,　　ヾ､r -=ｰ､(　　 r'⌒>'´　 /　ヽ　 .)'　　　ノ　､　　,r⌒ ､　　.　　　　　　　　　　 j　　　　､　　 .ﾉ_　　　 - ソ , -=- ､　ヽ　 r -､､ )_)　　 ,ｲ'　'
　　　ﾞ　　ヽ r=(｀ゞ=- ､　　 (　　　　　ヾ,ィ´ ｀ヽ､　　 /　　( ｿ r -､　　　　　 t　　　j　　　　　　　, =-= .､_　　　　,　　'　/　　　　　 )}'　　　　ｿrｿ　　ゝ､　ソ　,イ, "
　　　　　　 (　｀r ´｀ヽv´ ｀ヽ　　　　　 j-､　　　ゝ-<　r '´｀ヽ､　　ﾞ´　｀⌒j　,ゝ　く　　　　　　, '"　　　　　ヽ､　　/'　　　,　　　　　/　ヽ /　　 '　- =､　) v' ｀>v'　　,
　　　　　　r'　 r'　　r'　　, -=-､　 /　 (　ｿ　_ ,.r' -､　　　　　乂　　　　,ソ-(　　　ヽ)　- , 　/　　　　　　,　　　ヽ'"　　,　'　　,　　 '　　 ji/　_,..._　　ｲ　´　｀)　´｀j
　　　　　(　　　ヾ　　' /　　　　｀､　 r'　　ヾ(　　　 /'　'",　_　　ゝ,　ヾ､　´　　　､　　ヽ､r -､ｽ　　　　　,',　　　　l　　_　　　.ﾊ　　　　 .イﾐ<´　　｀ヽ　ソ　｀ヽ　(　　　,
　　　　 rゝ､　ヽ　, - v　､　　　　ゝ-'　　　,　 /　　, ｨ　 '"　)　　ヽ､　=-､　､､　　　　　　　ゞ'　　　f彡'　　　　　'´　｀ヽ､　　　　　　　　}li　,　-　　)ィ　イ　　　)
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――――ヒノカグツチを中心に、万能の爆裂が広まる。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　攻勢へ転じ、今まさに勝運に乗ろうとしたやる夫たちへ防ぐすべはない。

　　　　　　　　　　　　　　増して【万能】とは。生半な耐性による防御を許さぬ、絶対がゆえに名付けられた属性だ。

　
1864 ：名無しさん＠狐板：2025/01/11(土) 00:35:30 ID:EkH7cAbj: やられたらやり返す。倍返しだ
1865 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 00:37:47 ID:pTWt3XlS: .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｛　　　 ∧(_.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノ´　　　　　　　　　　　　　ノ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＿＿.:.:.:.:.:.:.: : : : : : :
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ｖぃい爻x　　　　　　　　　　　　　　　　　__,,..ﾆ=-　 '　 ,. -‐'ｆﾌﾌ　　　　　７　;;;;;;;;;;;;;　　　　;;;#;;;　　　｀､
爻爻爻爻　　　　　　　　　__　　-‐　　￣.　　　　　 / 　ｒ‐´ ｒ‐､　　　　 / 　 ;;;#;;:::::::::::V:::::::::::::u,─┳ ヽ
爻爻爻爻　__　　-‐　　￣　　　　　　　　　　ﾉ　 _/＿」　 .l　　　　　　|┯ 　⌒＼ゞﾍ,i,ﾉヽ＿＿,,,,, ・　　!
二ﾆ=-　￣　　　　　　　　　　　　　　　　 i;;;;# _ ＿　.） ,'　　　　　　 |　U::::（（・））:::'"≡（ー‐ ）iiii　　!
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　　　　　　　　　　　　　　　　　バフの恩恵により、ダメージはあれども瀕死になるほどではない。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　エイシェトも先程、相手の体力を吸収してみせたばかり。

　　　　　　　　　　　　　まだまだ立て直せる。それだけの余力はあるのだと、やる夫はライドウへ向けて剣を構えた。

　
1866 ：名無しさん＠狐板：2025/01/11(土) 00:38:29 ID:RC9ZbJMY: まだだ、まだ終わらんよ！
1867 ：名無しさん＠狐板：2025/01/11(土) 00:39:30 ID:DM7ltbpd: ああ、仮に倒せるレベルの敵がいたら削れる保険用意してたか
前の戦いと違ってここら辺の備えの差でかいな
1868 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 00:48:22 ID:pTWt3XlS: 　 ┌┐　　.ロロ┌┐　　.ロロ┌┐　　.ロロ　　┌─┐
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　　　　　　　　 g'゜　.。 ‘，　　_　　ゝ_のｱ／{.　　‰　¨　　
　　　　　　　　　ﾟ｡　 ‰*ﾟ　＜- ゝ､_　（ i´ノ'∠ｰｧ　　ﾟ｡，
　　　　　｡'゜ﾟ％｡ﾟ*｡,　ｔ'ﾟﾟﾞ+　｀⌒,ﾆ≧y≦_- '´ﾟ'｡　　;'ﾟ.　ヽ -─|i──li───|i──|i-/
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　　　　　　　｡％, 　｡+｡　／　　/ ．、　, ，　　'‰*ﾞ 8 ﾟ　　ﾟ｡　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/
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　　　　ﾟ *｡｡,　　　 {.　｀ヾ.､｀_ｰ'⌒ヽ、ヽ'　｀ｖ'i｛.､　ﾟ'｡~/. .|∨./ .|　　　　　　　　／　　 `､￣｀(__)　　　　　　　 |　　　　　／　／
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　　　　　　＿8＿ﾟ；_}.'＿／　/ _≧zrzｒzr'ｚ≦ｚj´i＼g'¨ﾟ*｡　.|　‘,　ﾔ　　　 .／　　　＼　　　　‘,..| | |　 ∨/　　　 _7　　　 .／￣／
　　　　ノ´　　%　'ﾟ　　　＿./_/_/.}　　　　　　.ハ.{,｡ヽ　｡|＼|　 ‘,. ヤ　　 /　　 _　　＼　　　:| | | |　　∨/　　　7 ,'　　　　　／￣／
　　　´ｰ､　 *'ﾟ ‘*｡　／_/_/　/、_　　＿／/7,ﾉ｡ .｡.＿ |　＼.　　ヤ　　' 　／　＼.　　＼　:| | | |:`､　「ｉ　　 .√ 　　　￣　　／
　　　　　 .)　ﾟ*'ﾟ　；／ /_/　／｀ー‘'’‐Y　　77　；ﾟ. ＼　＼　＼　や　‘,　/|　　/　＼　「::＼..| | |乂ヽ|‘,_ 　 .√　　　　￣￣　￣／
　　　　　.{ 　 ┌────────────────┐ ＼　　 ∨/ ∨ i　　{　　|: ＼＼{｀ｊ:| | |:/ｒ:乂(: :ｖ､.√　　　　　￣￣／
　　　　　ヽ. │　　　女神コノハナサクヤ：LV９９　　　...│ :.:.＞――- ､ .八　 ‘,.　＼―>乂(| | |'ノ､ｰ{:`(_}:〕　　　　　￣￣／
　，　　　　　└────────────────┘ :.:.:.:.:.:,:.:.:.:.:.:.:.､　.＼　＼　｀/　　 .| | |_／⌒ｒ_'ノ: ',　　　_　￣￣／
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　　　　　　　　　　――――はたして健在。ヒノカグツチ、モトと入れ替わる形で次の二体が選出される。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　GUMPより一体。封魔管より一体。

　　　　　　　　　　　　　　　それぞれ呼ばれた仲魔は、直ちにサマナーの指示へと従ってみせた。

　
1869 ：名無しさん＠狐板：2025/01/11(土) 00:49:56 ID:+GEE/bJK: 2台持ちかよ！
1870 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 00:52:21 ID:pTWt3XlS: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　､　./| .／ }／' __
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｉ ', i .|/　./ /´ ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|',|　ｖ　　　　　, ′
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｉ`､‘,　　　　　　{　　　　　　／￣_＞
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _', `､　　　　　- '　　　　　　 {　 (
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　八＼　　　／ｒ_､__　＿　　＿ノ　　} ./|／|,:/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_＼｀　 /　」_Y__)」:ノ‐､|　　ｒ‐ ' // ／/ .ﾌ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼｀　 .{ /　　　　`､',ヽ__ﾌ　./ .／/　　´／ﾌ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜｀_､　__ ＜_.／ｉ/{_　ｊ､ｉ　`､　|　 /／　　　　´／
　　　　　　　　　　　　　　　　 _.､-‐'∨∧」:_{{_:_:{〕､{ｒｯﾚ'ｒｯ}　「　 ` /{　　　　　 ´￣／　　
　　　　　　　　　　　＿＿ ――~｀``乂_」´　ｒ―'彡＼ｒ;_ノ}／:＾:､ノ　}　　　　 ´￣／
　　　　＿＿ ――　　　　　　　　　/／　　{/￣フ乂_Y .{/: : :/乂ノ.　　　　　ヽ -─|i──li───|i──|i-/
　 (__)―　　　　　　　　　　　　　　´ 　　　　　Y　　　8∨|_:／^}　　　＼　￣ iｌ　　　　メギド――　　　　　,li
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　｡:|:ノ:{>､' 乂「＼_ ＜￣　/ー|i─.ヽ -─|i──li───|i──|i-/
　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿　　　　　 .}　　　|:_:/　ﾚ'＼「〉:>、￣.　　　　　　 iｌ　　　 ――ファイア　　　　.,li
　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　 _￣二＞､ｊ {　/::」､　　　 ∨: :_:､.　　　　　　　 /ー|i──l|───l|───|iヽ'
　　　　　　　　　　　 ./　　　/´￣￣￣〔_「__´_ノ＼.二二.ノ､_ 　　　＼: `､_
　　　　　　　　　　　 ′　　,′　　　　／　＼___ノ　/　ｉ :ｉ:{ |､` ､　　　 `ｰ「:_}Ξ}　　
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . く　　　／　　　　　　　　　￣(_ノ' / r''´　　ヽ_>　　　＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ライドウとオファニムが同時にスキルを放つ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　合体技と呼ばれる封魔管による使役術が極地。

　　　　　　　　　　　　　　悪魔を生身で使役し切る魂の強さを持ってこそ煌めくその業は、この瞬間。

　　　　　　　　　ライドウのクリムゾンネイルが放つ弾丸の全てを、万能属性へと変え威力を上乗せする必殺だ。

　
1871 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 00:56:58 ID:pTWt3XlS: 　
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　　　　　　　　　　これまで必要としていたリロードさえなく、瞬間的に放たれる万能弾丸がやる夫を、仲魔をえぐる。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　仕切り直す間を与えるものかと高速で。

　　　　　　　　　　　　　　　切り札の一つを切るに至った好敵手へと、ライドウは惜しみなく全力を叩き込んだ。

　
1872 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 00:58:39 ID:pTWt3XlS: .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｛　　　 ∧(_.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノ´　　　　　　　　　　　　　ノ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＿＿.:.:.:.:.:.:.: : : : : : :
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:乂_　　 |__,|　⌒ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:⌒廴_　　　　　　　　ノ'´´.:.:.:.:.:.:__,．-～'"´　　　⌒～￢～～''´
⌒ヽ､.:.:.:.:.:.:.:⌒～:| |､____,　⌒ヽ､.:.:.:.:.: : :fつ.:.:.:´"'～～～''"´.:.:.:.:.:.:,,ノ'´　　　　　　　　　　_,､,､ノ　　　__,,
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￣￣￣{;';';';';';';';';';'|_|;';';';'ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;./V三三三三三リ三三三三三リ三三三三三≧､　￣￣￣￣
￣￣￣￣￣￣￣￣￣´'ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ; 《三三三三三三》三三三三三三二二二二二二＞／ヽ
ｖぃい爻x　　　　　　　　　　　　　　　　　__,,.. Ⅵ笊三三三三}}三三三三三三!三三＜￣￣　　／　　　>.
爻爻爻爻　　　　　　　　　__　　-‐　　￣　　ﾉ三三三三三ツ三三三三三三}｀ヽ<三ﾂ＼二j '´ｲ　／
爻爻爻爻　__　　-‐　　￣.　　　　　　／三三三三＞'三三三三三{三三爿　　｀ヽ＼-∠、ヽ'´
二ﾆ=-　￣　　　　　　　　　　　　　　／三三三三ニ/三三三三三三≧､三{{　　　　　ヽ‐=ぃ.ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　　 ,r===く==く￣｀ヽ三／三三三三三三三三三ヽ!　　　　　　　　｀¨
　　　　　　　　　　　　　　 /三三三三三ヽ《__/1三三三三三三三三三三三≧=ｭ､,,_ 　　　　 . . . :
　　　　　　　　　　　　　ゝﾝ⌒!三三三三}　　 !三三三三三三三三三三三三三三≧ｭ､,,,,_.. : : : : : :
　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ三!三三爿　　 |三三三三三三三三三三三三三三三三三三≧ュ､,,_
　　　　　　　　　　　　　　 x≦三ﾉ|三/三}　　　.}三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三≧ｭ､,,_
　　　　　　　　　　　　　　ヽ≧==三ﾂ三》　　　 Ⅵ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三≧ｭ､,,_
　　　　　　　　　　　　　　　比斗ﾂ=''"　　　　　/三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
=================================================================================================================

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――――決着の一瞬。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　やる夫の口から溢れた悔しさを、ライドウは確かに耳にし。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　だからこそ何も言わず。己の全力を叩き込み、やる夫を打倒した。

　
1873 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 00:58:56 ID:pTWt3XlS: ==================彡′:::: : |　　 |＼|ｰｉ| 　　:ト　＿＿＿ |　|::::|　 |＿|ｉ| _,;'´|／||'´|／／二ニﾆィ´　　　/|ﾆ||i:i:i:i:i:i:i:
:::::::／ﾆﾆﾆﾆ==ﾆﾆﾆﾆﾆム::::::::::::::|＿＿|＼|‐┤＼.ｉト .|i:.￣￣.:|ヽ |::::|　 |∩」| |l|'´|／||'´|¨:|二ﾆﾆ／　|　　 ,. |/|ﾆ||i:i:i:i:i:i:i:
::::〈ﾆニア´　　　｀'守ﾆﾆム:_:_:_:::|　|　＼ |　:ト　 |:ト .| |ト.．　:|　＼┴k<ﾆﾆ二l|'´|／||. ＿＿ﾆ／　　 |｡o≦ｉ:|/|ﾆ||:i:i:＞ ´
|＼＼Y　　　　　　　Yﾆﾆﾆム¨|￣..|＼|￣￣￣￣ﾞト .| |トミ｀ｉ | ＼ |　| |￣~|￣|' ｒ‐:´　　　＼　　 ,ﾍ_＿:ｉ:|/ ＞ ´ |￣￣
|　| |::ｉ{　　　　　　　　}ﾆﾆﾆﾆム|　　|　 |:.:.:.:.:.:.:.:.: :.:.ト .| |トミ｀| | ＼ |　|￣￣|‐‐|' {__　　　ﾆ=‐－─{と二ﾌ＼ ´　　　|
|　| |从　　　　　　　从三三ﾆム＿|＼|:.:.:.:.:.:.:.:.:. :.:|‐┴──| | ＼ |￣~ﾞ|　|.　＿ﾉ＿＞､¨ ／＼「l´:::::::::;勹ｰ{〉　　　.|
|　| |¨込　　　　 ,ｲ三三三三ム,| ＼＿＿___ _　　　　　　　　　　　　　 ∠_.:　/　（●）（●）ヽ:::::::;'"　｛￣＼_ ｡o1￣
|　| |¨￣≧=- -=≦:..: : : : : |＼／.:|: :..:　＼　　　｀　　 . _　　　　　　　／:::::::::/.{　　（_人_）　　｝..´　　〈＼_／｝ |└─
|　| |¨￣_| :| |:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_|:..:|　　|￣ |≧ ＼　二ﾆ‐二　￣￣｀　､　~"ﾞﾞﾞﾞﾞ~~~...＼.　｀⌒´　／⌒￣:厂＼＿_/〉 |: : : : : :
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_‐_‐_‐_‐_‐:_:____ |::::::|:|:_:_:_:_ : : : : /＿）　　 /　　　 }::::::: ::::::::::::::::::／: : : : : : : 厶斗匕了 : : : : : : : ｌ: : : :.|　　　　 ,
_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_ |::::::|:|_‐_‐_‐_‐_,/　／　　 /　　　　　￣￣｀ヾ::::::::/: : : : : : : :｢｣三弌フ'′ : : : : : : : ｌ: : : :.|　　　　　 ′
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.　　　　　　　 ||／.く:i:ｉ:>　　　　　　【女神転生シリーズ二次創作】　　　　　　　　 || ／　　　　　　　／　　　　）i
　　　　　 t>ｉ゜　 ´　　　入足出探偵事務所事件ファイルNO３７　　　　　　 .||　　　　　　　　　　／　　　 /__｣
.　　　　　　　 ||　　　　　　　　デビルサマナーやる夫VS電工偽神　　　　　　　　||　　　　　　 .／　/￣￣￣
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1874 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 01:00:23 ID:pTWt3XlS: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 γ≦:::￣::::::::≧ｰ-...,
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'' ﾞ´￣　　　　　　　　　　　￣￣''''　ｰ- .,＞ '´　　　　　　_　　　　｀ヽ＼::::::::::::::::::::::ヽ
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　　　　　　　　 _,,..-‐ ' "´￣　￣ア´ 　／　　 ,　　　　　　 ∨　　　ヾ' ::::::::::::::::::∨
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　　　　　　　　　　　　　 , 〃´ ∥　〃　　ﾉ{/ l　　　　イ　 ,　　 , 　 ∨ 　 ∧ :::: ､:::::j
　　　　　　　　　　　　／ /　　,j{　 ' ｰア￣l!　'　　　〃 l_　.ｲ　　l　　 !　　　 {／ ∨八_
　＿　　　　　 _..＞'ﾟ　 !　 /{ ﾍ　!"´　　　ﾍ　ヽ　.ｲ∥ !｀ﾊﾄ､,　l　　 |!　　　ヽ　/く　　｀ﾞ'
´　　｀≧一 '´／　　ﾑ ∥'.　ﾍ∨ゞ≠=ｫ,　　＼! j　ﾍ.l　,　　ﾞ　　 l　　　　ﾍ Y : : ＼
, -―――-z　ﾞ　　 ,　'"´ ﾍ{ , ＼ﾍゝ"　　　　　　｀ゞ､,,___ ∨ ﾉ　ｒ　,　　　1, ﾍj.//―‐　　　　　　　明日はおやすみだから、久しぶりに張り切ったぜ
　　　　.＞'〃　／　イ .ﾉ｀乂　 7＞-　　　　 '　　　　｀⌒ヾ∨ 丿.丿　　 l ∨∨
　_.＞" 　./　／..イ＞r⌒'ｰ-‐､＜!　　(　　.ｨ　　　　　　　"／／´,.ｲ　　 ,ﾍ.l　∨ヽｰ- ､　　　　　　　という理由で決着ー
￣_,,..-‐'' ¨´￣￣〈:::::;::::::::::::::::ﾉヽ_ゝ. 　￣　ゝ.__ ノ　､_.イ.ｧ´　／〃　　 1ﾑl. 　∨　､.　＼
'"　　　　　　　　　ゝ､}:::}:::;::::ﾉ´⌒　￣｀≧ｰ- ..,,_　　　＞く_.イ/./,'　　　! ｌﾑ. 　 ∨　＼　　　　　　　クドラク、クルースニクのスキル挙動は公式で
　　　　　　　　＞ '"⌒ゝし-〈　　　　　　　　　　｀ゝ'´::f"::::ヽｌ/ │　　.'　', ∧ 　ヽ　　｀
　　　　 ,　'"　　　　ノ　　.ﾉ　　　　　　　　__,,.. -‐　7:::/::::丿::∨　!　　ｌ!｀ヽ　､　　ヽ　　　　　　　　ライドウの銃撃を一定時間、万能属性にするのも公式スキル
　　　ノ'´ 　　　　　　/　　'´　　　　　　.. '"´　　　　(_::ｲ:::,ｲ::丿::ｿ　ﾏ　 !∨ ＼　＼　　＼
　　'´　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　下 (:: イヾ､｀ヽ､ |! ∨　　､　ヾ、
　　　/￣￣￣/ 　　　　　　　γ　　　　　　　　　　　　　 ´ 　 ∨　　へ､ヽ.　　＼　　｀　､
　　　￣ .ﾌ　./　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∨　　　＼､__　　｀ﾞｰ-
　　　__／　 (＿　　　　　　　　　__/￣/_＿_ 　　　　　　　　　 ∨　　　　　ヽ｀≧=ｰ‐
　　/____ノゝ＿/ 　　　　　 /__　　___ 　 /
　　　　　　　　　　　　　 /　 /　/　/　　　　　　　　＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　　 /＿/　　￣　　　　　　 └ ﾏノ　　　〇　　　　〇
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　くノ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
1875 ：名無しさん＠狐板：2025/01/11(土) 01:05:08 ID:EkH7cAbj: 乙
仲魔数の物量には物量で
1876 ：名無しさん＠狐板：2025/01/11(土) 01:05:28 ID:QSUfxfQ7: 乙
1877 ：名無しさん＠狐板：2025/01/11(土) 01:08:26 ID:B7iGQLVf: 乙、ゲームならレベル差だけなら何とかなるけどライドウ相手には無理なんだ
1878 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 01:09:25 ID:pTWt3XlS: >>1868
※修正

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　 ││ 　　　 ││ 　　　 ││　　　　　 ┌─┐ .，
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　　　　　　　　 g'゜　.。 ‘，　　_　　ゝ_のｱ／{.　　‰　¨　　
　　　　　　　　　ﾟ｡　 ‰*ﾟ　＜- ゝ､_　（ i´ノ'∠ｰｧ　　ﾟ｡，
　　　　　｡'゜ﾟ％｡ﾟ*｡,　ｔ'ﾟﾟﾞ+　｀⌒,ﾆ≧y≦_- '´ﾟ'｡　　;'ﾟ.　ヽ -─|i──li───|i──|i-/
　　　　　　ﾟ'　.｡ﾟ　　‘，｡*'ﾟ　 , ＜⌒ 大⌒ヽ｡,,｡ﾟ　　‰*.iｌ.　　　　　デクンダ　　　　 ,li
　　　　　　　；　　%,｡*’　　　/~^ｰ／．?．､～_､ g'ﾟ゜｡　｡ﾟ/ー|i──l|───l|───|iヽ'
　　　　　　　｡％, 　｡+｡　／　　/ ．、　, ，　　'‰*ﾞ 8 ﾟ　　ﾟ｡　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/
　　　　　*’ 　　 ‘。ﾟ　'ﾟ／　　八　`’　‘´八　　＼　　ﾟ，　 *ﾟ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / |
　　　　　ﾟ｡　ﾟ‘; 　　8 ／　　　／ <l＼　　ｲ>　ヽ　　 *｡%,｡　ﾍ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / ./　.／ .／
　　　　 . ｡ﾟ｡¨　　｡ﾟ/　　　／　.へ＿,与〔-,　　　 } 　ﾉ　 ~；/　 }　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / ./ ／/／ /　／
　　　｡ﾟ　　　ﾟ；ﾟ /　　／　　ﾉ　　　　＞< ｰﾍ. / ／｡‰.*ﾟ/ 　(　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　／ ./　　/.／/
　　　　8　　ﾟ｡.,*　{ 　 /　＿_ }　 Y　ノ´ 　　ヽｉ .ゝｧ‘，　,｡/　　　/|　　　　　　　　　／＼　　　　_　　　　　　　　 /　　 ./　　／　/
　　　　ﾟ *｡｡,　　　 {.　｀ヾ.､｀_ｰ'⌒ヽ、ヽ'　｀ｖ'i｛.､　ﾟ'｡~/. .|∨./ .|　　　　　　　　／　　 `､￣｀(__)　　　　　　　 |　　　　　／　／
　　　　　　　　ﾟ'｡　ヽ. i　　 / ＼　￣ヽ　ν　ノ ,リ　＼'ﾟ/　 .| ∨　.|　　　　　 .／＼　　　 ‘,　.「| |＼　　　　　　_|　　　　　　／
　　　　　　＿8＿ﾟ；_}.'＿／　/ _≧zrzｒzr'ｚ≦ｚj´i＼g'¨ﾟ*｡　.|　‘,　ﾔ　　　 .／　　　＼　　　　‘,..| | |　 ∨/　　　 _7　　　 .／￣／
　　　　ノ´　　%　'ﾟ　　　＿./_/_/.}　　　　　　.ハ.{,｡ヽ　｡|＼|　 ‘,. ヤ　　 /　　 _　　＼　　　:| | | |　　∨/　　　7 ,'　　　　　／￣／
　　　´ｰ､　 *'ﾟ ‘*｡　／_/_/　/、_　　＿／/7,ﾉ｡ .｡.＿ |　＼.　　ヤ　　' 　／　＼.　　＼　:| | | |:`､　「ｉ　　 .√ 　　　￣　　／
　　　　　 .)　ﾟ*'ﾟ　；／ /_/　／｀ー‘'’‐Y　　77　；ﾟ. ＼　＼　＼　や　‘,　/|　　/　＼　「::＼..| | |乂ヽ|‘,_ 　 .√　　　　￣￣　￣／
　　　　　.{ 　 ┌────────────────┐ ＼　　 ∨/ ∨ i　　{　　|: ＼＼{｀ｊ:| | |:/ｒ:乂(: :ｖ､.√　　　　　￣￣／
　　　　　ヽ. │　　　国津神コノハナサクヤ：LV９９　　.│ :.:.＞――- ､ .八　 ‘,.　＼―>乂(| | |'ノ､ｰ{:`(_}:〕　　　　　￣￣／
　，　　　　　└────────────────┘ :.:.:.:.:.:,:.:.:.:.:.:.:.､　.＼　＼　｀/　　 .| | |_／⌒ｒ_'ノ: ',　　　_　￣￣／
　‘.　　　　　　_ '，‘.　　　　　　　　　　　　　　　　　-‐:.:.:.:.:/:.:rｧ':.／{:.:./:.:.:.:.:.ヽ .＿￣＼_ﾉ　从ｉ | | |　乂 ∧: : : :',ヽ_　＼￣
.　 ‘，　　-‐　 ‘. 　‘.　　　　　　　　　　　　　￣:.:..:　-‐r‐ ( V:／ﾒｫ`/イィ:.:.:i､l .|: : :｀`:.､｀乂{苡_| | |, ﾉ´ .|::乂:_:_:ｊ: ｉ　￣￣
.　ﾔ　　　　　　‘.､　‘.　　　　　　　　,　-':.:.:.:.:.:.:／::::::::::l.　 ‘. 廴 `¨ﾟ , ｨﾗ/:.:/ .l |: : : : : : ＼|..乂..| | |} |: : :乂: : : : :ﾉ
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　　　　‘.　　　　 ‘ ‘　‘　　　　／:::::::::::::::::::::／:::::::::::j .'厶''"´::ヽ:::::::::::::::::::ﾉ　　 .＼_.／ __〕｝.| | |　イ　│　　　疾風属オファニム：LV９９　　　..│
　　　　 ‘.　　　　　 ‘ ‘　‘　　／:::::::::::::::::::::／::::::::::::::/≠-―‐ 'f´ `ー　　´　　　　 |:/{／: :_:_:`|_|_|　/{‐ └───────────────┘
　　　　　‘ 　　　　 ‘ ‘　‘＜::::::::::::::::::::／::::::::::::::::／　/:::::::::::::;′　　　　　　　　 ././: ／: :_':,「:| |彡'＾＼_　~''- _　　　　　ｊ/
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　　　　 {　‘ 　　　　 ‘ ‘　‘ > }::::イ:::::::::::／`''＜＿__/:::::::::::::{　　　　孑　　　　.／　 /乂i＼／| | |＼/|. ＼　＼_/　　＼
　　　　廴‘　　　　　　‘ ‘　‘ゝ':´:::::::::_　'　　　　　／:::::::::::::::::l=＝　//　　　 .／　　./　|　| /{./`:|/＼| |:､　＼／　` ､　＼
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　　　　　　　　　　――――はたして健在。ヒノカグツチ、モトと入れ替わる形で次の二体が選出される。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　GUMPより一体。封魔管より一体。

　　　　　　　　　　　　　　　それぞれ呼ばれた仲魔は、直ちにサマナーの指示へと従ってみせた。

　
1879 ：名無しさん＠狐板：2025/01/11(土) 01:27:21 ID:RC9ZbJMY: 乙でしたー
1880 ：名無しさん＠狐板：2025/01/11(土) 03:03:47 ID:DM7ltbpd: 乙
1881 ：名無しさん＠狐板：2025/01/11(土) 04:51:10 ID:4L0hfvIf: 乙乙
届かぬかあ
1882 ：名無しさん＠狐板：2025/01/11(土) 05:51:44 ID:IcyVTExi: 乙でした
1883 ：名無しさん＠狐板：2025/01/11(土) 08:40:16 ID:g1lnUTH7: 乙
1884 ：名無しさん＠狐板：2025/01/11(土) 09:05:45 ID:4+3e2nPC: 乙です
1885 ：名無しさん＠狐板：2025/01/11(土) 12:37:14 ID:bAnRTEzi: 一体全体どこのガンスミスがクリムゾンネイルなんてゲテモノの製作依頼をうけおったのだろうか？
しょっちゅうゴルゴに無茶ぶり依頼されるデイブみたいな一流の馴染みの店でもあるのか？
1886 ：名無しさん＠狐板：2025/01/11(土) 16:01:07 ID:2P7it4bD: 乙
たぶん、二人がライドウ争ったころは才能や実力はほぼ互角だったんだろうな
1887 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 20:20:19 ID:pTWt3XlS: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　______
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　　　　　　　　　ｰ-ﾆイ/ 　{　　/　l　　　　　　､_ﾊ　　　　　 ∨
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　　　　　 l⌒l 　|ﾆ|´ ',./　ﾊ {　　　｀へ　ｲﾚ'　　|　ｲ　　ｌ　　　 !
　　　　　　 |三!'´.l=/ 　'ﾍ./.ｨﾆ二ﾆゞ　　｀´ゝ､=‐､,ソl　　.|　　　 .|
　　　　　／|三!　.ｌ/ 　ヽ　l ´/／/／　　　　｀゛''ゞ丿　　│　　　ﾍ　/´ヽ　　　　　　　　乙、コメントありがとうございます！
　　　／　 .l三!　.ｌ　　 lゝ{　　　　 /´⌒⌒ヽ/／／ /　　l',.　　　 ∨三/ 　r=､
　　　,'/　　 |三ﾘ､{､､　.{　ゝ　　　ゝ ´　　ソゝ二ｲ　　 ,' ヽ　　./三/　 /三ｿ　　　　バトル展開も一区切りで本作も折り返しかな
　　　 {　　 {_ゝ` ｿヽ‐-ヽ-‐≧=‐-_ 　二二__＜´ノ　　/　　ヽ　/三/＼/三/
　　／ﾍ ∠ﾆ‐'ｰ-‐ソ;;;:::::::::／:{　　｀{ }´￣ゝ二´＿. イ　　　 ∨三/　/三/　　　　　　ラストに向けてシーン展開していきまーす
　 ./　 ∠ﾆ三ﾆｲ´-‐'"´￣ {: ノゝ_,イlﾍﾊ､__ノ: : ゝ; : :｀ー-ｨvｿ}{ｿﾆｿ､./三/
　 ,'　./ﾆ三ﾆ,ｲ:.{´: : : : : : : :ゝ`ｰ.､＿};{＿＿ヽ: ;ノ｀ﾞ''ー-ゝ__ソ｀ヽ｀ノゝイ/!
　 |　/ﾆ三ﾆﾊ : l: : : : : : : : : :ﾑ:::::::::::/l:::::::::::::个: : : : : : : ＼ヽ三三＼､_ｲﾚ
　ﾍ,'ﾆﾆﾑﾆl ﾍ: ﾍ: : : : : : :／＼::::::_;l/:::::::::;:イﾍ : : : : : : : : :}.ﾊ三三￣ﾂ }
　　ヽ三!三! : : ｿ: : : : イ´:::::ノ:｀´:::::｀'ｰ'´:::::::::::',: : : : : : : :/./:l.ﾆ/ﾆﾆ/ /
　　 .) ヘ{アｌ: : ∧{: ／:::,イ´｀ゝ､;;ｨ_;;､:::::::ﾍ:::::::::::l､: : : : :{ン'´ ;'_/ﾆﾆ/ /
　　 '´　ゝ､{.∨　ﾍ:{ﾆソ'´:::::::ノ ; ; ; ; ｀1'"´＼:::::::ﾞ＼:.ﾊl: : : ://ﾆﾆ/.ノ
　　　　　　　｀　　｀/:::::::: イ､ ; ; ; ; ; ; ﾍ:::::::::{_ﾆ=ｰ-ｲ l|: : :ｲ/ﾆﾆ∧(
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1888 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 20:20:36 ID:pTWt3XlS: ==================彡′:::: : |　　 |＼|ｰｉ| 　　:ト　＿＿＿ |　|::::|　 |＿|ｉ| _,;'´|／||'´|／／二ニﾆィ´　　　/|ﾆ||i:i:i:i:i:i:i:
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::::〈ﾆニア´　　　｀'守ﾆﾆム:_:_:_:::|　|　＼ |　:ト　 |:ト .| |ト.．　:|　＼┴k<ﾆﾆ二l|'´|／||. ＿＿ﾆ／　　 |｡o≦ｉ:|/|ﾆ||:i:i:＞ ´
|＼＼Y　　　　　　　Yﾆﾆﾆム¨|￣..|＼|￣￣￣￣ﾞト .| |トミ｀ｉ | ＼ |　| |￣~|￣|' ｒ‐:´　　　＼　　 ,ﾍ_＿:ｉ:|/ ＞ ´ |￣￣
|　| |::ｉ{　　　　　　　　}ﾆﾆﾆﾆム|　　|　 |:.:.:.:.:.:.:.:.: :.:.ト .| |トミ｀| | ＼ |　|￣￣|‐‐|' {__　　　ﾆ=‐－─{と二ﾌ＼ ´　　　|
|　| |从　　　　　　　从三三ﾆム＿|＼|:.:.:.:.:.:.:.:.:. :.:|‐┴──| | ＼ |￣~ﾞ|　|.　＿ﾉ＿＞､¨ ／＼「l´:::::::::;勹ｰ{〉　　　.|
|　| |¨込　　　　 ,ｲ三三三三ム,| ＼＿＿___ _　　　　　　　　　　　　　 ∠_.:　/　（●）（●）ヽ:::::::;'"　｛￣＼_ ｡o1￣
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.　　　　　　　 ||／.く:i:ｉ:>　　　　　　【女神転生シリーズ二次創作】　　　　　　　　 || ／　　　　　　　／　　　　）i
　　　　　 t>ｉ゜　 ´　　　入足出探偵事務所事件ファイルNO３７　　　　　　 .||　　　　　　　　　　／　　　 /__｣
.　　　　　　　 ||　　　　　　　　デビルサマナーやる夫VS電工偽神　　　　　　　　||　　　　　　 .／　/￣￣￣
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1889 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 20:26:12 ID:pTWt3XlS: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧
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鑾鑾鑾鑾鬱ﾞ欒ｉ欒ii|i:i:i:|i:iｋ;:;:;:;:'＾'㍉　::,､,､,､:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　ﾟ　:　:　:　:　:　:　: __､-‐'''"´´: : : : : : ｀`ア: :, : / : : ‘,: :＼: : :＼: ＼
鑾欒欒ｉ欒ｉ欒i鑾i鑾|i:i:i:|i:i|慫ix;:;:;:;:;:;:'".:.:.:.:.:.:`'～～～'"~^'`｀⌒ヽ　:　:　:　:　_　-- '''"´: : : : : : : : : : : : : :水 /: : /: : : : : : :‘,: : : : : : : ∨/ヽ
欒欒欒ｉ欒ｉ欒i鑾i鑾|i:i:i:|i:i|戀慫ix;:;:;:;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:: : : : : : : : : : :´"''＜⌒: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾋ　/: : : : : :|: :| : : : |: : :∧: : : :∨ , =ミ
戀戀欒i欒ｉ鑾ｉ鑾i鑾|i:i:i:|i:i|欒戀慫Ｘx;:;:;:;:.:.:.:.:.:.:.:.:: : : : : : : : : : : : : : : : : : ⌒ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : 乂 .: : : .:|: :/|: :| : : : |: :|:/∧: : : ／ヽ: :＼
丁丁丁丁丁丁丁|｢i|i:i:i:|i:i|:¨丁丁丁丁丁丁丁丁丁丁丁丁丁丁丁丁丁丁丁丁丁丁　_｣｣_ -‐-ミ ‐-ミ |: : : l :,-‐|: : : : : -―-ミ:| : .:ﾞ　　　} : |: ＼ , -r ､
貅貅W ⊥｜｜｜| ||i:i:i:|i:i|:‐┤｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜　Υ　　｀丶:＼ヽ: : : |: : : l/　八 :{ : :/ ,xfぞ㍉: ′ 　　: : |: |: {丶}:|: {〉
貅貅貅貅Wｖｖ_⊥| ||i:i:i:|i:i|　｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜从　　　｀丶: :.'，: : :|: : : |xfぞ㍉: :〈　´ Vソ,: , 　　　 } : |: |: {　 }:|: {′
ｉ{Ｉ批豼貅貅Ｙ:{/:::::Ｙ|i:i:i:|i:i|妣批iﾋ｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜ /沁,　　　　＼:ﾟ;‘; i|: :|: :込 Vソ ⌒｀ /i/iノ: ′ 　　 ,:} : |: |: {¨´}:|: {
,ｨｼ＞--ﾐ＿,乂{:::::ﾉ''|i:i:i:|i:i|::~"''弌批⊥⊥⊥⊥⊥⊥-''"´￣""""""''㍉....⊥⊥-‐ーー /沁,　　u　　＼{八 : : ハi/i/ ′ 　　 ⌒〕　　　 ,ﾞ:,: : : :|: {　 }:|: {
{ { ｉ{ {_{_} }--ｧ ,::::::Ｖ:|i:i:i:|i:i|;:;:;:;:;:;:.:.:`ヽ､::γ´::i_｣_｀i´;:;:;:;:;:;::::............:::;:;:;:;:;:;∨´;:;:.........:::::;:;:;:;:;:; |:.､　　　　＼{＼: :込、　　-　　　/ 〕　　　ﾞ:〕: : : :|: {　 ,: : {
ゝV| |=　j{:;八 {:::::::::Ⅵi:i:|i:i|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:__〕-{::川=　Ｙ;;;;;;;;;;;;;;;γ´￣｀ヽ;;;:::-┴‐‐　;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ;: |: |＼　　　　　＼:丶∨〕ｈ｡. _ . ィ/: :〕　　　　〔:〕: : : :,: ,　 ,: : ;′
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廴_りヽｙﾞ-=二三三Ｌi:i:|_｣二==─　　--ｒ'''㍉'~ヽ=＝＝= 乂: :ﾉ: 乂二─　　- - --==＝　|: : :| |:.:.＼　＼ }　.)ﾉ｀¨¨´ { :{ｰ乂_｝　　　〔.: ;ﾞ /:/　/: :/′
ΞΞ＝─ ‐ ‐　　　　‐‐‐‐　　　　‐ ‐ ‐ 乂ヽ_.:__Ⅵｰｰ　{乂: :ヽ: :ノ,- - - - - - - - - - 　|: : :| : ;.:.:.:.＼　　{　　u ＼　.＼_:_ノ :　　　　 [|: : : :′,: : ; :{
二二二────　　‐‐‐‐　　　　　‐‐二二二二‐‐ ‐ ‐ ゝノ : ﾉ (　}- - - -　　　　　- - - .: : / :/.:.:.:./　)>''~　｀丶　　　　　　:,　　　 :.{|: : |:|　 |: /: :{
二二三三三三三─ ‐‐‐‐　　　　‐ ‐ ‐───‐ ‐ ‐　‐二三三ΞΞ二-　　　- - -　　- : : / :, ,:.:.:./ ／　　　　 :. 　　　_ J 　} ⌒　ム.: :|:|　 |/ {: :.
── ─ ─ ─　　　 ‐‐‐‐　　‐ ‐　　‐==‐‐‐‐─　　　─==＝＝＝=─　　　─‐　- -　　|: : |//:.:.: ,　　　　　　 ::　. :´　　　 ,:　　 /:| |.: : :|　 | 八: :.
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|: : |:.:.:. ,　　　　　　　　,　　　　　　　 : u / :.:| ‘,: : |　 : 　　 ´''=‐-
=================================================================================================================

　　　　　　　　　　　　　　　　湯けむりが立ち込め、可愛らしいうさぎちゃんが温まった湯を柔らかく振りまく。

　　　　　　　　くすくすと聞こえる楽しげな声。場に満ちた高密度のマグネタイトが、やる夫や仲魔たちの身体を癒やしていく。

　
1890 ：名無しさん＠狐板：2025/01/11(土) 20:27:21 ID:DM7ltbpd: そういう治療のか
1891 ：名無しさん＠狐板：2025/01/11(土) 20:32:07 ID:bAnRTEzi: やる夫たちはかなり派手にやられたしな
1892 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 20:32:33 ID:pTWt3XlS: 　　　　 γ⌒ヽ
　　　　 ( 　⌒ ）　　　＿＿＿_　　　　　　　 γ⌒ヽ
　　　　ゝ＿ｲ.　　／　　　　＼　　　　　　( 　⌒ ）
　　　　　　　　　　／　　　　　　　＼　　　　ゝ＿ｲ
　　　　　　　　　／　　_ノ　　ヽ､_　　＼
　　　　　　　　　|　　（ ≡）　　（≡ ）　　|　　　　　　　　　　　　ふぃ～～～～
　　　.　　　　 ,　＼　///（__人__）/// ／
　　　.　　　　γ⌒　　　　｀ ⌒´ 　　 ⌒＼
　　＿＿＿_ ,′　　　　　　　　　　　｡＿＿＿＿＿
／＿＿＿＿〉　　　　　　　 i　　　　　　　ﾏ＿＿＿＿＿
／|＿,､＿_,, |　　　 i:　　　　　　 .:　　　 .j　　{＿,.__＿,､＿　　　　　　 _...::::::::::::::::::::..._
／: ::;.;::.. ;:. . |　　　 |　　ー--　　ー-　〈ﾊ　　!:... ;...　;..:::....　　　　 , .:::´::::::::::::::::::::::::::::::::＞､
: ;;::....　;..:....;.."～ー'ー---～-------≠干¨´:.. :.;,,　 :....:::: 　　　／:::::::::::::::::::::／::＿:＿:::::::::丶
;:..::.　 :;; :　　.;　;:.,;:.;　 :;,:.　,;:;.: . ,.:.:.　　,:.:;..　:.:..　:.;,.　.; ,;..　: 　ノ:::::::／:::::/::::::/ニ=====≧x::::::ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ ／:::::::::::_イ::::':::::/::::::ノ:::::::::::::::::::ヾヽ:ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉﾌ:::/´　　　Y:::i:::::/::∠!:::イ/}:::::::::ﾉ:::::ヾ:ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {:::l l:::{　 {　　　l:::l:::::l::"　ﾚ｀イ j!::::::/}:::::::::}:::iﾄ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｲｨ,:::::{⌒i　　　|｀i::::i 茫斥　　j!.l:::/⌒'::::ﾉ:::ﾄ:::イ＾ヽ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 !::::::::|:::::|　　　i {:::::l弋少　　　　 zx､ .}:/::::ド､　　　　丶、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .!:::::::::i:::::j　　　iヽ::::! ///　　　　,炒　ｲ::::/ｼ ::ﾝ ´　　　ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |::::::::::l:::::!　　　i:::i::::i　　　　　 '　///ｲ::::::i::＞'　　　 .／　　　ぼっこぼこに負けたわね
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i::::::::::l::::l　　　 l V:::l＞､´-'　＿　≦ {:::::l　l:'　　／::!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {::::::::::l:::{　　　.:l　v:ﾊ　　 7￣　　　　 {:::::i　i, イ }::::::!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 jﾊ::::::::::ﾍ　　 .:!　ヾ:.i:.　　ノ　　　./　　イ}:::::::'　i:::::::i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 :' }::::::::::l::::ﾍ　　　　　{ヾ､　　　　　 i'::::::丿:}::::/　.':::::::i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i .|::::::::::l:::::::ﾍ　　　　　_)　　､　　　｀::r;:::ｲ::ノ　.ﾉ::::v.!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .!　!:::::::::}::::::::::ﾊ　　　　　 :ｃ::　!　　　　:ｲ::::::ト≦::::ノi　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l　j:::i::::ｲ:::::::::::::ﾊ　　　丶....　　　　　　　!::::i:i　　ﾊ　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 V::ﾉ::::::i::::::::::::::::::ﾊ　　　　　　　　　　　　l::::l:{　/ l　 l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i::ｲ::::::::::::i::::::::::::::i:ﾊ　　　　　　　　　　　 }::::i　ｲ　{ .ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ:::!:::::::::::ﾊ:::l::::::::::}:::ﾍ　　　　　　　　　　 .j::ﾊ　{｀¨´
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　異界の中へ稀に存在する『回復の泉』。

　　　　　　　　　それと同じ施設を備えたヤタガラスが保持する拠点に運び込まれたやる夫が、緩やかに息を吐き出す。

　　　　　　　　　あのあと瀕死へ追い込まれたエイシェトを初め、多くの仲魔が思い思いに湯を楽しんでいるのが見えた。

　
1893 ：名無しさん＠狐板：2025/01/11(土) 20:35:10 ID:bAnRTEzi: トリッシュの回復の泉は思いっきりボラれたっけな
1894 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 20:38:02 ID:pTWt3XlS: 　　　　　　　　　＿＿＿＿＿
　　　　　 ,..-''"´ 　　　　　｀''-,,
　　　 .／　　　　　　　　　　　　　＼
　　 ./　　　　　　　　　　　　 u. 　ヽ
　　/　　＿＿＿　　　　　＿＿＿＿　　 ',
　 ,'　　＿＿＿_　　　　＿＿＿_　　 ',
　 l　　 l ●　　 l　　　　 .l ●　　 l　　　 l
　 l　　ヽ､＿ノ　　　　　　ヽ､＿ノ　　 .l
　 ',　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,'
　　',　　　　　（＿_人＿＿）　　　　　　/　　　　　　　うっせいやい
　　ヽ、　　　　　└――┘　　　　／
　　　 ._｀''-..,,_　　　￣￣　　　 _,,..-''"_
,..-''"´　　　　　　　　　　　　　　　　｀"''-..、
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　　　　　　　　　　　　　　　敗北は予定調和のことだから、などと言い訳のしようもできない完敗である。

　　　　　　　　体の痛みはとうの昔に失せてはいるが、事の他に熱を入れた戦いの結果はまだ悔しさを訴えシクシクと痛む。

　　　　　　　　　　　気まずさと情けなさと子供っぽいやりきれなさを自覚しながら、やる夫は温かな湯を顔へ被った。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ほのかに、薬草の香りがあった。

　
1895 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 20:45:48 ID:pTWt3XlS: なんかネットの接続が安定しないな……少し中断しまーす
1896 ：名無しさん＠狐板：2025/01/11(土) 20:46:14 ID:bAnRTEzi: いったん乙
1897 ：名無しさん＠狐板：2025/01/11(土) 20:48:01 ID:RC9ZbJMY: いったん乙ですー
1898 ：名無しさん＠狐板：2025/01/11(土) 20:54:59 ID:DM7ltbpd: 一旦乙
1899 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 20:56:13 ID:pTWt3XlS: 安定したかな？
とりあえず再開していきまーす
1900 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 20:57:06 ID:pTWt3XlS: 　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞.≦:￣≧＜　γヽ _,,､
　　　　　　　　　　　　　　　　／::〈'＾ソ__::::___:::::｀ゝizﾉ-くﾉ
　　　　　　　　　　　　　　ノ个/::::_ノ≦:-‐'':::¨ア､≧'夕ゝ､ヽ､
　　　　　　　　　　　　　　ゝ{ｱ ,ｨ彡'ﾞ´__,,-≦ ､ ∨,´.j!ﾞ'..＜　∨
　　　　　　　　　　　　　　./＾jzfzｧ≦ﾉj/::ムt‐七' ∨/,､;;;;;｀ｰ廴
　　　　　　　　　　　　　　'　ン ∥ lﾉ::ｲ〃丿ｨ芯ｿﾏｌ./!｀⌒⌒ｿ
　　　　　　　　　　　　 _ノjイへﾉ'ｲﾍｨ'芯ﾞ'´ 　":::ｲｪ　l! ,∨　　∨　　　　　　　　すねちゃ駄目ですよ～サマナー
　　　　　　　　　　丿´/ 从{ ｰゝﾞ:::　r ,　u丿ｨ　!│∨ 　ﾞl∨
　　　　　　　__　　　　／　.ｲ ,/个'ﾍ {z＞　_ﾟイ个ﾌ丿_∨ヾ、 j! ∨
　　　＞イ⌒ ＞／ /　イﾉ /_ イゝﾉｲｨ'ノ}!てｲ乂(⌒ヽ`'ﾑ '´ ! ヽ
　　 γ{ (´.＞ '.／　ノ'ﾟ´ .ノ／-‐‐- ア'ﾟ´￣ﾞ７':(f)､ｰｿ!　 ,.　ヽ.j!ヽ､ゝ,
　　, 乂ﾝ'´　〃≦´　 fｱ::'´　　u　 /　　　　ゝ⌒ｿヽソ　ハ　ｌｲ　ﾞ　､＼
　　ゝｲ　　ｲ　　　　 ,jﾟ''ﾞ　　　　ﾟ　　　　　　　　　|!　 '　ゝﾘ　､.∨（`ヽ､＜
γ´.γゝ　 j!ｰ-‐.≦´ {　c　　 .ノ　｀ヽ、　ι　　　丿 ∥ ∨　ﾞ|　ヽﾟ　 ,｀ヽ ∨ ヽ
ゝ{　{　_ ｀ ,ゝ＞__..ｙ　ゝ　_ノ'´　 '　､　　　　　-ｧ'´　ﾉ'　　∨ .!　　.,ゝ＼　 } j｀ヽ'､
　ゝ､_.ソ　＼≧イ　　 ,ｨ　{　ｨ'　｛　ヽ　　　　ｲ　　!∨　　'　 , {､ ! ﾞゝ.-イﾉ≧ｰ-＞､
　　　　　　／｀ｧ=≦ノ　　j 　　　　　｀　､ﾉ＾j ﾟ　 ,　'.　　 ∨乂 j　弋ソ'ﾞ´⌒｀ヽ.　､ヽ
　　　　　 ./ / ｒ(　 , 　　丿　　 ,　　　　　　 ∨.{　　 ∨∨ 　 ∨､∨ ｰ≦ゝ　　　　 ) j |! }
　　　　　 { ﾟ{ｪ〈≧/ 丿／　　　j　　　　　　ヽ､　u　.|　 '　　 ∨ゝゝ　｀≧=‐-＜ｲノ.ｲ
　　　　　乂|!　≧'"　, 　　　　　｀　　　　､　ﾟ　＼　.j　　,、, 　 ∨' {ｰ-≧=ｰ-‐z｀ヽ'´ｨｩ-＜
　　　／´　ﾞゝｒ'　　 /　　 ,　　　　　　　　　ヽ　u　＼　　ﾔ､　 ! ゝ!ゝ､｀ﾞ'ｰ≧ ｿク＜⌒)　 }
=================================================================================================================

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　湯の中をかき分け、地母神キュベレーがやる夫の側へと身を寄せる。

　　　　　　　　　　　　　　　しょうがないなぁと浮かぶ表情は母性にも、恋人を甘やかす少女のようにも思えた。

　
1901 ：名無しさん＠狐板：2025/01/11(土) 21:01:17 ID:wpPQ8sqt: はーい
うさぎちゃんはアーミヤかw
1902 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 21:05:20 ID:pTWt3XlS: ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
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,_‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐_Ξ ﾆ= -‐冖　“＇
⌒ｈ｡,_‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐_Ξ ﾆ= -‐冖'' “＇､xΧヽく .,
ｋ.,_ ⌒)ｈ｡,_‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ _Ξ ﾆ= -‐冖　“＇　　　　　　　　＾うノノ乂父メヽ｀
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　￣`～-ヘ|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉl　　　　 [1:|　／ヽ|:|:|;i|;i|;i|γ⌒　 Υ　　　　　　　　　　　 ( ノ　　　　　　　 |┴---ｰ‐―┤ニニ二￣_,,,,..|;i|---―‐′　　.;:;:;;:;;:;;:;:;.;.;.:.:.
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　　　　　　　　　　　　あやされるようにされてしまえば、今度は拗ねている事へ気恥ずかしさが浮かんでくる。

　　　　　　　　　　　　頼りにする事も多く。そして、時に身体を重ねることもある仲魔達との付き合いは長い。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　だからこその気配りは、無下にできない優しさに満ちていた。

　
1903 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 21:14:03 ID:pTWt3XlS: 　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿
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　　　　　 |　　　　　　　　　::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|　　　　ちょっと落ち着いたお
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　思い思いに湯へ浸かり、身体を癒やす仲魔たちへ軽く言葉を返す。

　　　　　　　　　　　　　魔獣グラシャラボラスが気にするなとばかりに、すいっと湯船を泳ぎながら横切っていく。

　　　　　　　　　　　　子供じみた仕草をしていた男をからかうように、エイシェトがにんまりと笑みを濃くしていた。

　
1904 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 21:22:32 ID:pTWt3XlS: 　　　　　　　　　　　＞''::::::＿..ヽ::::::::;｀::....､
　　　　　　　　　.／,ｨ≦´二二≧ 、:: ヽ:::: ヽ γﾟ⌒ .、
　　　＿　　　ｲ:ﾉ＜´:::::::::::::; :: ｀'∨::::∨:: ∨ ,　　　!
γ ´　､　｀ﾟｰ'::: l!::::ｭ::::::::::::::::1::::::::: ∨::::∨ :::/ 　　 '
. , .:c.ﾟ　∨　.ﾑ::::l::::::!: 1:::::::::: l ＼:::::::ヽ ::: ' :: '　　　　l
..ﾑ　　　 ∨_;:::::::l!::::j! ｲ;:::::::::::l　ｰ＜::|!::::::l∥　　　 ,
　ﾟ　　　∨l:::::::'::イﾍ:!ゝヽ::ｭ_,,ｨ≦Zl!::::: l;　　　　,　　　　　　それで、ここからはどうするのかしら？
　 .ﾑ　　　 'ﾑ:::: 1/,ｨzzゝ　ヾﾍ,,弋z ｲ:::::: l　　　 .l
　　ﾍ　　　ﾏ : ﾑ弋zｿ　　'　　　　 ,::::::::j'　　　　 l　　　　　　憂さ晴らしも兼ねて、遊んでもいいけれど……
　　　 ,　　　 ' ::: ﾑ"　　　　　　　 :::::: ;　　　　 '
　　　ﾍ　　　　ヽ:::::ｌゝ　　 ´　　ｲ:::::: '　　　　 ,
　　ﾟ　ﾍ　　　 ;::: l､::::: ≧ .., ＜ﾘ:::::::ｲ　　　　 |
　　　　　 .､　　 , l!:: l｀ヽｰ -　}　　ﾟ_ノ´ |　　 ,　　l
　　　　　ヽ∨ .j::::;　　` 、γ'´/´ 　ﾟ　ﾉ　 j
　　　　　　ﾉゝ} ﾉ: ﾉ　　　 ` ./:::/ 　　 !　 '　　ﾉ;
　　　　　 .'::::::ノ'´　　　　,　 '::::;　　　, .l ∨ 　 /: ﾑ
　　　　　 rcγﾟ　　　　／　,,{::::l!　　/　{　{　　'::::::::::,
　　　　 /:Yﾟ"　c　　　ﾟ　 (::Gﾍ:∨　{ ´　　ｲ::::::::::: '
　　　 ./: 八　,　　　　 {　　 `ﾟ''⌒ﾞヾ､　　　丿:::::::::: 1::,
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　　 l!　.ﾑ::::'　　　　　､　　　　　　 /:::l'::::: ' .!:::: ﾟ:::::l!:;
　　　ヽ　ゝj　　　　　　＼_　　　　 ∨:j.': /　' :/::: ｲノ
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　　　　　　 .|　　　ヽ.　　　　　　　　　ﾞく=≦
　　　　　　八　　　}!　　　　　　　　　　cﾟ＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　女魔が艶めかしく身体をくねらせ、いやらしく舌を伸ばして誘う。

　　　　　　　　　　　　　彼女、エイシェトを妻の一人とした『神の毒』たるサマエルの眉が、わずかに蠢いた。

　　　　　　　　唯一の神を称するものへ去勢され、男性機能を失った赤蛇の身体は今や妻と同じ女性のものである。

　　　　　　　　　　混沌とした交わりへ戯れに耽ることはあるとはいえ、いくらか思う所があるのも事実ではあった。

　
1905 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 21:28:26 ID:pTWt3XlS: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　‐　¨¨￣￣￣¨"''　、
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿_　　　 ┬‐┬‐　　　　　　　＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　ゝ　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i|　　　　　情報の共有とか終わって
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　　　　　　　　　　　　　　 i| ｀ｰ┬'＾ｰ--‐'′　　　　　　　　　 i|　　　　次の行動をどうするか、決めてから考えるお
　　　　　　　　　　　　　　　‘，　丶　　 )　　　　　　　　　　　　　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ‘，　￣　　　　　　　　　　　　　　　/
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　　　　　　　　　　冫　　　　　　　　　　　　　 i|　　　　　　　､
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　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　 i|　　　　　　　　　　｀､
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　　　　　　　　　　ヤタガラスが騒動を止めるために動いたのは事実だが、それだけでライドウが出てくる理由はない。

　　　　　　　　　　背後に自分の調べだした事件と関連して、調査を開始しているという話はある程度は聞いている。

　　　　　　　　　　　　　とはいえ、それだけだ。細かな打ち合わせや共有はこのあとに行うこととなっていた。

　
1906 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 21:32:25 ID:pTWt3XlS: 　　　　　　　 ´'＜￣￣￣＞｡,　　　　　　　＼＼　　　　＼＼／／| | | | | | | | | | | | | | | | | |/
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´"''7´￣￣｀'㍉__人_,_,_,＿＿ノ　　　　　　　 ´'＜|　 |｀i ＼　　　匚]二二二二二二二二ﾟ||// /　　／
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三二‐:::::::::....　　／￣　　....::|＼＿／￣￣￣￣＼／￣￣￣￣　＼　:　.　　　　　　　　　　　　　. . . : : :
三三二─　_￣|:::.............::::::::::::::／　　　　　　　　. .:}　　　　　. . . . : : }
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――――とはいえ。関係者の集合等、時間はまだいくらか残っている。

　　　　　少しの間。やる夫は回復の泉でたっぷりと英気を養いつつ、たおやかな女体の数々で目の保養をし、心身を癒していった。

　
1907 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 21:32:54 ID:pTWt3XlS: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ┌───┐
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1908 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 21:38:25 ID:pTWt3XlS: |::::|::::|::::|: : | |　　／／|:|:|:|:|:|:|:l:|::|:|:|:|:|:|:|:|:|:|／／ : : : ／: : : : ＼／: : : : : : : : : : : : : :／／￣／￣／￣／
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　　　　海を望む福岡県糸島の別荘地。その合間をくぐり抜け、山間部へとさしかかるあたりにヤタガラスの拠点はあった。

　
1909 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 21:44:26 ID:pTWt3XlS: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .｡s≦ニﾆi| |　　　　| |
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .｡s个ニニニﾆ＞'" i| |　　　　| |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,｡s个ニニニ。s1|　　　 i| |　　　　| |_,.｡s≦ﾆ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｡s≦ﾆﾆﾆ＞'ﾞ| || || || || || || |　｡s≦|_|ィi二二二二二二
　　　　　　　　　　　　　　　　ｒ＿＿_ｭ　　　｡s个＞i|￣||　　　| || || || ||jＩ斗ｒ≦三三＜二二ﾆ=-　￣　_
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　　 _ -〔_〕｢｣ｰ=　:　:　:　:　:　:　:　:　｀`～､、＾　└‐||二||￣¨LL:::::|i:｢¨　┬=ﾆ二三三三i|:|　:|i:i:i|i:|｢｢丁T
. ／　〔_〕｢｣‐‐ﾆ　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　｀`～､、: :´"'' =-　_　└　　宀＝-⊥_｣｣{{^^i}:|　:|i:i:i|i:|:|:|:|:|:|:
´: : 〔__〕｢,｣‐‐ニ:,　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　　　　　　　｀`～､、: :::´"'' =-　_　　　　└ |￣|｜´|i:i:i|i:|「「丁T
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　土地、建屋は広々とふんだんに用いられて贅沢に敷地を使う。

　　　　並ぶ家屋はいずれも、純和風建築ばかり。最新家電の数々はいっさいなく、水道の代わりに井戸が深々と掘られている。

　　　　　　　　　　　　　　　　裏手には菜園と家畜小屋が並び、ちょっとした村を再現しているかのようだ。

　　――――事実。この土地は、終末後の機械文明が喪失したおりに人類が生き延びるために必要な備えを用意した場所である。

　
1910 ：名無しさん＠狐板：2025/01/11(土) 21:45:24 ID:bAnRTEzi: 弟子の方はどんなあんばえかな？
1911 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 21:51:13 ID:pTWt3XlS: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐ＼＼　　ノ;';';';';';∨i:i:∧ヽ＼　 //､､li:i:i{: :}i:i:}＿
　　 ,小　　　　　　　　　　　　　　　　＼　,､vﾐﾐﾐ斗zzzzzzz二≧x　(;';';';';';';';'∨i:i:∧ ＼＼/: : : }i:i:}: :}i:i:}　／
...　/ || ,ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　~＞zz彡イﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐ弌i:i:i:i:ミs｡;';';';';';';';'∨i:i:∧ /＼＼: : }i:i:}: :}i:i:}／／
ノ;';';､|| ′＼　　　　　　　　　　ー‐‐‐‐=彡''"ﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐ`'弌i:i:i:i:i:ﾐs｡;';';';';'∨i:i:i:/:/: : ＼∨i:i/／i:i:／
;';';';';';';';';';';';';')　　　　　　　　 ;';';';';';';';';';'ﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐ:|:|ミミ≧s｡i:i:≧s｡.,∨i:i:i∧: : : :〉i:i:/i:i:i:／癶
三≧s｡.,;';';';';') ＼　,.､-‐､　 ,;';';';';';';'ﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐ|:|ﾐﾐﾐﾐΩ;';';'`''弌s｡ｰ=ミi:∧: :/i:i:/i:,.ｲ／／ |＼;';';'
,,,,||__,||_Yﾐx;';';'乂_'": : : : : Y´;';';';';';';ﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐ＞''"　　｀`'＜: : : `'マi:i:i:i:ﾑ Vi:i:/_|:|／/ | |　＼
''''||" |:|¨||､乂;';';';';'): : : : : ん;';';';';';';';'Tﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐ∠二二二二二二､＼: :: : ＼i:i:Ni:i:ｉ{: |:|: : : : : : : : : ::
::::||/ |:|＾||､＼＼＼＼: : : :乂;';';';';';';';'乂ﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐ:|口|口l「l|￣: :＼ヽ:|: :／ﾍi:i:i:i:ﾑﾉ:|: : : : |l: : :／:
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　　　　　　　　　＿,,,,...､､､､--──　　　'''"~ﾞ"~"~"`～.、 ,ｲ__ｱ　　　　　 ∨∧jI斗rぅうここﾆ=＜ﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐ
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~:~: : :　:　:　:　.　.　　　　　　:　:　: : : : : : : : : : : : : : : : ::/::::/: : . .　　　　　ん从爻;';';';';';'ぃf从乂爻爻彡'　　. . : :
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　　　　　　　　　　もちろん。そんな事態が起きぬよう、ヤタガラスは奮闘しているが何事も上手くいくとは限らない。

　　　　　　　なにより自然災害のような、起こるべくして起こる代物へ霊的守護をどこまで用いるかと言う課題も未解決だ。

　　　　　　　　　人民救済を目的に、恣意的に神や悪魔の力を用いることは。利己的な欲でなくとも、意味は同じ。

　　　　　　　『正しい』と思うことへ力を振るう事で回避した災害発生のエネルギーがどこへ逃げるかさえ、予測がつかない。

　　　　　　　ゆえに。いつか人々や国を救う事が叶わない日が来るかもしれないと、各地へこうした拠点が設けられたのだ。

　
1912 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 21:59:40 ID:pTWt3XlS: ―┼―┼―┼―┤ | ├―┼―┼―┼―┤ | ├―┼―┼―┼―┤ ||　 |
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　　　　　　　 |　: : : :　（　　人　　） : : : : l　　　　おまたせだお～
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　　　　　　　　　　　　　　　　　とはいえ。有事に備えた拠点も、常からフル稼働しているわけではない。

　　　　常は設備維持のための人員や訓練生が集い、腕を磨く場としつつ憩いの時を過ごす合宿場のような使われ方をしている。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そのためか、どこか温泉宿のような雰囲気を醸し出していた。

　
1913 ：名無しさん＠狐板：2025/01/11(土) 22:03:03 ID:RC9ZbJMY: ＞常は設備維持のための人員や訓練生が集い、
＞腕を磨く場としつつ憩いの時を過ごす合宿場のような使われ方をしている。

ってことは、ヤタガラス時代のサイコロステーキ先輩もここで技術を学んでいた可能性もあるってことかな？
1914 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 22:04:41 ID:pTWt3XlS: .　　　　　　　／: : : : : :＿__／: : : : : : : : : : : : ＼
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　　ﾉ: :├─ ─┤ {∨ / : 人乂_;ツ　　　 {_ツﾉ: :/:|
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.　　　　|: : |: :| : :| 　 )人＿ﾉ:／　　 |＼　￣＼＼ : : ＼＼
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　　　　　　　　　浴衣へ着替え、リラックスした様子で広間へ入ってきたやる夫へ花梨が気安く手を振り自分の横へ招く。

　　　　　　　　　　　　　　　　反対隣にはニュイが足を崩して座り、ポテトチップスをつまんでいる。

　　　　　　　　　　　　　　　　大きなテーブルを挟んで対面側には、ヤタガラスの関係者が数名。

　　　　見知った顔と知らない顔が半々程度だが。この場にいる以上、一定の信頼はできると気に留めずやる夫は花梨の横へ座った。

　
1915 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 22:11:44 ID:pTWt3XlS: 　　　　　　　　　　 ─━━　ミ
. 　　　　／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
　　　　　　':.:.:.:　　 ----ﾐ:.:.:.:.:r─一ﾍ
.　　　　 /:.:.:./　　 -----ヘ:.:.:{ﾄ､＿_,ﾊ
　　　 ':.:.:.:.l／:.:.:.:.＼:.:.:.:､:.:.:.:.:.＼__{:.:.:.
　　　　にｽ/:.:./ハ:.:.:.:.X:.:.:＼:.:.:.:.､ヽ:＼:.、
　　　　|:{_ｲ:.:.┼ミ＼:.ｌ　ィ笊ヽｌ:.:.V{:.:.::`ト､
　　　　|:r个l:.:.ｌ芹心　`　Vツ　 |:.:.:|:.ヽ:.:.:!＼ヽ
　　　　|:.:.:|从:.ヽVツ ,　　　　　 |:.:.:|:.:.:.:Ⅵ　 ∨　　　　　久しぶり
　　　./|:.:.:l:.:.:.}:.:ハ　 r　´) 　 /ｈ:.:|:.:.:.:_}＼
　　　　|:.:/:.:.人:.:.父ト　二　イｲ {i:i7´:i:i:＼ﾊ　　　　　　ずいぶん、腕のたつ子を弟子に取ってるじゃない
　　ｌ V:/{:.:.l:.:.:.iヽ:.:.|:.:.:.:.:/rf⌒ヽ/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∧
　　 ∨l　 >ハ:.:!:.:.メ:厂ヽくﾑィ　 }:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i: ∧　　　　こっちに就職させてくれない？
　　　　∨ｲi:i:i乂:.:.:.:.{　　 /ﾚ　　/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iﾄ､
　　　　/i:i:i:i:i:i: ／￣｀７´.八　　{､:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:|ハ
　　　./i:i:i:i:i:iY:iヽ,ﾊ　/　/:.:.:.ヽ./i:i:＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/:.:.:ﾟ，
　　　{i:i:iヽ:i:i:{i:i:i/:i/⌒V|:.:.:くｲi:i:i:i:i:i:i:X:i:i:i:i:i:i:{:.:.:.:.:.!
.　　八:i:i:i:i:｀:|i:i〈i:ｉ{ d /i:|:.:.{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:{:i:ヽ:i:i:i:i:}:.:.:.:.:|
.　　　ヽ:i:i:i:ｉ川:iヾ:∨:i:i:|:.:..ヽi0i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼i:{:.:.:.:. |

　　　　　　　　　　　　　＿_
　　　　　　　　　　 ,,-''"´　　｀ﾞ''-,,
　　　　　　　　 , '　　　　　　 ' ,
　　　　　　　　　　/　-‐‐-　　　-‐‐-　',
　　　　　　　 ,'　　rt_jヽ　　 rt_jヽ　 ',
　　　　　　　　　l　　　　　　　　　　　　　 l　　　　　　
　　　　　　　　　|　　　（　　.,、　　）　　 |　　　　　　将来の助手候補だから駄目だおー
　　　　　　　　　ヽ　　｀￣´ ｀￣´　　　/　　　　　　
　　　　　　　　　　｀＞..,,_　　ー　._,,..-＜_
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　　　対面。ヤタガラスで訓練に励んでいた時代、ともに切磋琢磨した旧友あるいは幼馴染とも言えるハルヒへと『久しぶり』と返す。

　　　　　　　　　　　やる夫は福岡、ハルヒは東京と活動場所は遠く離れているため情報の交換も密とはいかない。

　　　　　　　　こうして対面でやり取りするのも随分懐かしいと、二人は感慨深くけれど変わらぬ気安さのまま接していた。

　
1916 ：名無しさん＠狐板：2025/01/11(土) 22:13:02 ID:Vhf6To/Z: ほーう、予想してたより親しい間柄だったんだな　＞ハルヒ
1917 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 22:19:20 ID:pTWt3XlS: 　
　　　　　　　　　　　　 -=====ミ
　　　　　　　　　　イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.、:.:.:＼
　　　　　　　　／:.:.:.／　二二二、ヽ:.:.:.:.ヽ
　　　　　　 ./:.:.:.:.:/ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼}:.:.:.:.:.:.
　　　　　 ':.:.l:.:.:.:|/:.:.:}、:.:.:.:ﾄ :.:／:.|:.:.:.}く￣}
　　　　　　 l:.:.:.:.:.:.:.＼/ハ:.:.:.:l／　刈:.:.:.「＼/
　　　　　　 |:i:.:.:.:.:.:|:/ ＼＼:.ｌｘ云ｧ！:.:.「)ｲ　、
　　　　　　 }ﾊ:.l:.:.: x云ｧ　　　　"" |:.:.:.|:.:∨∧　　　　　　助手候補？
　　　　　　　　从:.:.:|""　　′　　　 |:.:.:.|:.:. ∨∧
　　　　　　　 |:.:.ハ　　　＿　　　ｲ|:.:.:.|:.:￤∨∧　　　　なんか良くわからん立場ね……
　　　　　　 /,|:.:.:.|:父ト┌ヘ｀.イ:.:.l:|:.:.:.|:.:.:|　 }Ⅵ}
　　　　　　《/|:.:.:.|:.:.:.:,}/ ム_}.斗1:l:|:.:.:.|:.:.:|　《/　　　　　ま、来たくなったら連絡して頂戴。給料とやりがいは良いから
　　　　　＿.从:.:.Y.ｲ/ ´_＿} 　 |刈:.:. |:.:⊥_
　　　　　 /:i:i:i:i:i|:.:.:.|i:「{　　 -ﾍ⌒V:ｉ|:.:.:.|:i:i:i:i:i:｀ヽ
　　　　 {:i:i:i:i:i |:.:.:.|′}　　 tノ_＿}:ｉ|:.:.:.|:i:i:i:i:i:i:i:i|
　　　　　　}:i:i:i:i:i:|:.:.:.|/`￢≠≧　＼:i|:.:.:.|:i:i:i:i:i:i:i:i|
　　　　　！:i:i:i:i:l:.:.:/＼＿＿_/_＿ﾉ:i|:.:.:.|/i:i:i:i:i:i:ｉ{
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　　　　　　　　　　　　　 ''"~~~~"''
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.　　　　　　八小:::: ′ 　 ::::::: / /}ノ }: :∧＼
.　　　　　　　 /∧人　　､ ,　　 / /}:}　 }:∧ ∨}}　　　　　考えときまーす
　　　　　　　　/: :/}＼＞　.__　イ /ノﾉ　/:{　∨:ﾘ
　　　　　　 {: : { }: : )ﾉﾊ__} 　 { {／＿{: :{　/: ∧
　　　　　　人_／二]/　}　厂＼/ { 二＼{ :/: :}〉
　　　　　　　　 /／／ {　}／／∨こ{／⌒ }/:／
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　　　　　〈／}＿_／}{＿_／/ニニ{　　　八
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. 　　　人＞＜_/￣＞──‐＜　　　/
　　　　厂　　　 {//{　　　　　　＼　/
.　　　 └ＬL[ノ⌒{＿{__　＿＞┐＿/
　　　　　 {＿＿　　{//{￣　　　￣二ﾝ
.　　　　　八'＼_{＿{￣￣＞─＜_
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　花梨の年齢を思えば、将来を決めるにはまだ速いといえる時分。

　　　　　　軽々にやる夫の助手という立場へ縛られるよりも、才覚と腕を磨いてから正式に決めるべきだとはやる夫も考えている。

　　　　　　　　　が、一方で。花梨がやる夫の助手という片腕になることを望み、努力を重ねているのも良く知っている。

　　　　　　　　　　だから外からの勧誘にはハッキリと断りを入れ、その気遣いを感じた花梨の顔がゆるく綻んだ。

　
1918 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 22:22:05 ID:pTWt3XlS: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノ〉
　　　　　　　　　　　　　＿＿／ /＿　Λ
.　　　　　　　＿＿／＜＼/ 　〈＿ﾆ/二＼　　　 ┌‐＜　　　　　　　　　　　 γ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
　　　　　／二二二ニﾆ〉　＿／/＿ニ _　 -┌＜￣ﾆﾆ＼　　　　　　　　　　｜　　　　　　これで全員？　　　　　　 |
　　　　　　　|二二二⌒＞ﾉ　／＿_ _　-=二ﾆ_､ ''゛ ⌒|ニﾆﾆ∨　　　　＿＿　　　　乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ
　　　　　　　|二ニニニ／／ニ＞''´二ﾆ_､ ''゛ : : : : ／ニニ／乂＿＿＿) : : :＼
　　　　　　／￣＼／　/(_／二ニ_､ ''゛: : : : : : : : |ニニﾆ＞┐: : : : : : : : : : : : :＼　／￣￣＼
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　　　　）＼|:::::::::::::::::::|／二二／｜　＼＼.: : : : : :.＼ニニニニニニニニﾉ: : : : : : :|
＿__,／　 Λ::::::::::: ／二二／　　/　　　＼＼.: : : : : :.＼ニニニニニr＜: : : : : : : : |　　＿＿＿＿_
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　　　＼＿_／/二／| / 《 |上ツ |/ ／笊ミ| 　 |＼＼,＿＿＿_______＼:::::::::::::::::::::::∨ ／　　　＿／
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二ニニﾆﾆ＞／二二二二二二二ﾆ=-　 _　　　　＼(___／二=-　＿　　／　／／　/　　　| Λ　　 |
二＼＿二／二二二二二二二二二二二二=- ￣￣＼＼＿ニニﾆﾆ|￣~ﾟ"''＜／　 / 　　／ Λ　 Λ
二二＼-/二二二二二二(二￣＼二二二二二＼＿＿）ﾆ＼　｀`''＜|　　　　　丶 /　　／　 /　|／＼＼＿＿_／
二二二｜二二二二二二＼二二∨二二二二二∨Λ二ﾆﾆ＼　　｀丶、　　　　＼／　／　 / 　　＼＿／
二二二｜二二二二二二ニニニニ＼二二ニニﾆﾆ|:/:|ニニニﾆ＼　　　　＼　　　　｀、　　／　
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二二二二ﾆﾆ＼二二二二二二二ニニニニ∨ﾆﾆ //:/二二二ニニ|　　　　　　　　　　　　| |　＼＿＿,／
二二ニニニニﾆ＼二二二二二二二ニニﾆﾆ∨／／二二二二二 |　　　　　　　　　　　｜＼＿＿／
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　　　　　再会の挨拶が区切られるのを待って、ニュイがその豊満な身体を乗り出しテーブルの中程に置かれた急須を手に取る。

　　　　　　　　　　　　　　　　　ヤタガラス側に座った年若い男が、頬を染めて顔を横へ背けた。

　　　　　　　見知らぬ顔だが、テーブルから一歩下がった位置にいるためここからの対話へ深く関わる立場でないようだ。

　
1919 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 22:26:54 ID:pTWt3XlS: 　

　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿ _
　　　　　　　　　　　　　ィi〔:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:..､
　　　　　　　　　　／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
　　　　　　　　　　イ:.:.:.:.:.∠二二二　＼:.:.:.:.:.:.:.:.ﾟ，
　　　　　　　　　 ,:..:.:.イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i
　　　　　　　　／i:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:. !
　　　　　　　　｀7|:.:.':.:.:.:.ハ1:.:.:.､:.:.:.:.:.:.:.:.:.V⌒7:.:.|
　　　　　　　　 / i}/:.:.:.:/ ＼＼{ ＼:.:.:.:.:.:.:.「＼l:.:.:|
　　　　　　　ﾚｲ:.i:.:.:. ===　　　´￣､:.:.:.:.:.Ｌ.Ⅵ:.:.|　　　　　や、あとはライドウと白哉くんね
　　　　　　　　　刈:.:.:.l　　　　　 ====Y:.:.:.| ) ∧:.|
　　　　　　　ｨ7|:.:八　 ′ 　　　 |:.:.: l:.}//:.:.|　　　　　……いえ、前提になる情報共有くらいは
　　　　　　　／i:i:ｉ:|:.:.i:i:ｉ＼　つ　　　ｨ|:.:.:.:!:.:.:.:.:.:.|
　　　　　 ./i:i:i:i:i:i:|:.:.|i:i:i:i:i:≧=- .≦,Xl:.:.:.:i＼:.:.:. !　　　　先に初めときましょうか
　　　　　　 {:ｉ:i:i:i:ｉ:/:.:.从￣Уｰ‐く.イ /:!:.:./:i:i:ｉ:ヽ:.|
　　　　　　 }:i:i:i:i:/:.:./:廴__.{/`　ﾉi:i:ｲ:.:.:.,:':i:i:i:i:i:i:i:i:､
　　　　　ｲi:i:i:ｉ:/:.:./"　／∧ 　 {iｱ.:.:.:.:ｲ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iﾊ
　　　　 /:i:i:i:i /:.:.∧.イｲ {＿7／:.:.／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}
　　　イ⌒ヽｉ{:.:.:,:i:i ＼ィi〔i／:.:.／:i:i:/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾘ
　　 /⌒ヽ　 V:.:.{:i:i:0}:i:i:i: /:.:.:.ｲ:i:i:i:ｉ/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:/
　　,｢7７￢､　ヾ:.V:i:/:i:i: /:.:.:/:i:i:i:i /:i:i:／:i:i:i:i:i:i:i:ｲ
　./:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:≧=====ｧト---ミ:iｲ:i:イ:i:i:i:i:i:i:i:i:i/
　ヽ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:} |　　〃:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/

　
1920 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 22:36:37 ID:pTWt3XlS: 　　　　　　　　　　　　　　　／: : :＿＿＿､: : : : : : : : : :＼
　　　　　　　　　　　　　　／: /／　　　　　＼: : ヽｆニヽ: : ヽ
　　　　　　　　　　 , ': : :/´ ／￣￣￣￣｀ヽ: : ﾄ､＼＼:ﾊ
　　　　　　　　　　　　/: :/:/.／|: i: ､:＼: : : ＼: :l: : ﾊヽ__ソ: ﾊ
　　　　　　　　　　　 /: : i: l´: | l: :､: :＼:＼ : : ヽ:i : : ﾊ_ｊ､＼ : ﾊ
　　　　.　　　　　　 , :i : l: l: : | l､: :ヽ: :､｀ﾒ＼ : ﾄl: : : :lゝヽ.ヽ: :l
　　　　.　　　　　　 | l|: :l: :、トl､＼| ヽｌ／,≠斗|: : : :K ﾊ∧_〉:|　　　　　　私達とやる夫、奇しくも似た時期に調査を開始した
　　　　.　　　　　　　l ｌl: :l､: ヽ　iｙさ　　　'戈こi l : : : |ﾉﾉ∨ :ｌ:l
　　　　　　　　　　　ﾍlゝ: ､ヽ: ヽ戈ﾂ　　　　￣　l : : : ﾚ': : : : : ｌ:ｌ　　　　　　例の『自殺ゲーム』
　　　　　　　　　　　　` ＼l　i: : ゝ　､　　　　　｜: : : l: : : : : : | l
　　　　　　　　　　　　　　｀`l: : :へ　　ｔ.‐　　　l: : : : l‐ 、: : : l ﾊ　　　　　その裏で暗躍してるヤツの正体はまだ、不明だけど……
　　　　　　　　　　　　　　　　l: : : : : ＞　､　　ｲ: : : :ハ./＼: : i: ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　|: : : : : : : : :/丁 /: : : :/／;:;:;:;:ﾊ: :､: ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　 l: : : :ｌ : __／∠. /: : : :/';:;:;:;:;:.　ニﾆ＝ヽ
　　　　　　　　　　　　 l: : : :l／;:;:／< //: : :/;:;:;:;:　／. -―- ､ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 |: : : /;:;:;:/／ /l/l: : /;:;:　／:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:丶i
　　　　.　　　　　　　　　 /l: : : !;:;:;:/　 /／l｜: l　／;:;:;:;:;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|
　　　　　　　　　　　　　 /;:'l:ﾄ､ l;:;:/ 　 |/;:;:｜l: :l／;:;:;:;:／;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ﾊ
　　　　　　　　　　　　 /;:;:ﾊ! ﾍ!.;:|　. /;:;:;:;:ハ l;:;:;:;:_／;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:l ﾊﾊ

　　　　　　　　　　　 .ィ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..＼
　　　　　　　　 .／:.:.／　　二二二＼:.:.:＼:.:.:.:.:.:.ヽ
　　　　　　　 .,:':.:,:.:/　ィi〔:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.ヽ￣￣ﾊ
　　　　　　　厶/:./:.:.:.:.:{!:.:.:.:.、:.:.:.:.:.:.:.:.:.: :.:.:.:Y＼/: i
　　　　　　　　i:.〃:.:.:.:.:.:/ハ:.:.:.:.＼:.:.:.／:.:lﾊ:.:.: |_ノ:.:.:.|
　　　　　　　く |:.:.:.:.:.:.|'＼＼:.:.:.:.:Χ:.:.:从:.!:.:. | l ＼:.l
　　　　　　　　|ハ:.:.:.:.:.:| 　＼ヽ:｢　ィf笊Ｙ:|l:.:.:| l＼ヽ
　　　　　　　　|!　|:.:.:. N rf笊lﾄ　　　匕ﾘ　|l:.:.:l八:. ＼＼
　　　　　　　　　从:.:.刈　匕ﾘ　 ,　　　""" |i:.:.:|、＼:.l.＼　　　　　　『機械』や日常使いしているポッドから
　　　　　　　　 /　|V:.:∧""　　　　　　　 |l:.:.:|:.ヽ　＼
　　　　　　　 ./　/|:.|:.:.::込、　　 -　　／ |l:.:.:|:.:.:.:＼　　　　　　　　情報を抜く技術が異常に高いのは確実よ
　　　　　　　 /　/ l|:.ｌ:.:.:.:|!:.:.:≧=‐-　　　　 |l:.:.:|:.:.:.:.:.:.:ヽ
　　　　　／彡　ｉ|/:.:.:. |!:.:.:/:.:.:.:∧_ r==彡:.:.:.|i:＼:.:.:.　　　　　　　　だから、会談場所をここに選んだの
　　　 .イ　　|　　/:.:.:.:.: | -‐=≦　芥⌒ヽ i|l:.:.:|i:i:i:i:}ト
　　　　⌒}_,／　 /:.:.:.:.:.:.ｉ|:i:人　 - }_/ｰ　　 |l:.从:i:i:/:i:i
　　　　　　　　　,:.:.::.:./:.从i:>i:} 　 / l ＼　八:.:.:.:∨:i:i:i
　　　　　　 {:.:.:.:/l:./i「:i:i:八 ,/　:! 　 ∨i:∧:.:.:.:∨i:i
　　　　　　　 .人:.:.:li:/i:∧:i:i:ｉ:У　　ヽ .ノi:i:i:ｉ∧:.:.:.:∨i
　　　　　　　 /:.:.:.}:.:.:／i:i∧i:i:i|　/　/i:i:i:i:i:i／:ｉ∧:.:.:.:∨
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ここは一切の電化製品をおかず、完全に独立した施設である。

　　　　　　　　　　　　いかに敵が電子戦に優れているとしても、根本的に存在しなければ立ち入ることはできない。

　　　　　　　　特に今回はサマナーが使うCOMPにすら制限をかけ、この部屋への持ち込みを厳禁としているほどである。

　
1921 ：名無しさん＠狐板：2025/01/11(土) 22:41:00 ID:wpPQ8sqt: 似た時期に調査を開始したけどやる夫たちは標的になってライドウチームはまだっぽいのは電化製品経由で調べたりでの差だったんだなぁ
1922 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 22:41:05 ID:pTWt3XlS: 　

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿　_ -=ﾆニニ＼
　　　　　　　　　　　　　 ,､-{　　／ニニニニニﾆ＼
　　　　　　　　　　　　　　 /::／／ニニニニニニニニ∨
. 　　　 zzzzx　　　　　　　 |｢／:::::::::::::::｀''＜ﾆﾆ二:/＾寸}!
　　　＿＿寸ﾆ}ｈ、＿＿＿_{　し')::::::::::::::::::::::::｀''＜/. 　 }ﾘ
.　　＼ニニニニニニニニニ)ｈ､＿＞―┐:::::::::::::::}　　（(
　　　　＼ニニニニニﾆﾆ二二二)ｈ､ﾆﾆ/::::::::::::::::::}　　　)
.　　　　　＼ニニニニニニニニニニニニ｀''＜::::::}　　　　　　　　　　　　どんな悪魔でも、ネットを介して情報を抜き取れるって聞いたけど
　　　　　　　＼二＞＜ニニニニニニニニニﾆ二)ｈ､
　　　　　　　　　ヾ( ＿__)ニニニニニニニニニニ二二)ｈ､　　　　　　　　その性質を利用しているって事？
　　　　　　　　　　　＼ニニニニニニニニニニニﾆ二二二)ｈ､
　　　　　　　　　　＼ニニニニニニニニニニニニニﾆ二心,
　　　　　　　　　　　　 ⌒/7i:i:i＞――――――――=ﾆミｈ､＼
　　　　　　　　　　　　　　　 /_ -''⌒ヽ＼.: : : :. :. :. :.＼: : ＼　　　＼
　　　　　　　　　　　　　 _ -/　　　　ﾏ　＼　　　: : : : ＼　＼　　　　＼
　　　　　　　　　　 _,､く＼ |　　　 /　}! /|:i:i:＼　　　　　: :＼
　　　　　　　 ,ｨｧ　　＼|　　　|　　}!/ |:i:i:i:i:i:~ ‐ _
　　　　　　　　　 '-{　　　 |＿＿|＿//_/|:i:i:i:i:i:i:∧　~ ‐ _　　　　＼　　　　　　　　　、
.　　　　　　　　 {ﾆ{.　　　　|＿＿|ｚｚｚｚ/ ∨i:i:i:i:i:ｉ∧　　　＼　　　　　　　　　　 ` ､
.　　　　　　　乂廴＿＿|. . . . |zzzz/　 ∨i:i:i:i:i:i:∧　　　　＼　　　　　　　　　　　ヽ
.　　　　　　　　　｀¨∧ﾆ|. . . . |ﾆ∨{　　 ∨i:i:i:i:i:ｉ:∧.　　　　　}.　　　　ヽ　　　　　　　　'，
　　　　　　　　　　　〈/∧|. . . ./ニﾆ∧. 　 ∨i:i:i:i:i:i:ｉﾊ　　　　 /　　　　　 : :}　　 } 　　　 }!
　　　　　　　　　　　　〈/　/. . ./ニニ二:h､　 ∨i:i:i:i:i:i:ｉ|. 　　 /　　　　　: : :.,　　　　　　　　 }!
　　　　　　　　　　　　／⌒Y. |＼ﾆﾆ二二h.　∨i:i:i:i:i:ｉ|　　／　　　　.: : : : /　　　　　　 }!
　　　　　　　　　　　 |<>____)_|_　∨ニニﾆﾆ:ｈ､i:i:i:i:ｉ:ｉ:| ／　　　　.: : : :. :./　　　/　　　　 ,′
　　　　　　　　　　　 |ニニニﾆ|　 ∨ニニﾆ二:ﾑi:i:i:ｉ:ｉ| 　　 . . : : : : : : /　　　/　　　　　 /
　　　　　　　　　　　 |ニニﾆﾆ/. 　 |ニﾆ二二二}i:i:i:i:i|.: : : : : : : : :. :.／.　　　　　　　　,
　　　　　　　　　　　 |二二ﾆ/　　 |ニﾆ二二二}i:i:i:i:i|.: : : :. :. :. :.／　　　　　　　　　／
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　　　　　　　　　　　　　　　ニュイが問を向ける。ハルヒは少し意外そうに顔をしかめ、それから答えた。

　
1923 ：名無しさん＠狐板：2025/01/11(土) 22:47:43 ID:bAnRTEzi: パラダイムX内の各VR施設で普通に悪魔が出てたしなぁ
1924 ：名無しさん＠狐板：2025/01/11(土) 22:49:17 ID:xuoLAwwq: インターネットも悪魔にとってはでっかい餌場だしの
1925 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 22:49:35 ID:pTWt3XlS: 　|　 | |　 | 　　　　 |:::| 　　 |:::|　 | 　|:|　　　　　　　　　 |:|:|　　　　　　　　　 |:|
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　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　ｲ:!:.:.:.:.:.{:厶斗、:.:.:.:.:.ﾊ:.:.、:.l:.:.:.:.:{!:.:.:.
　　　　　　　　/ 　　　　　　　　　／/:.:l:.:.:.:.:.:N 　　ヽ:.:.:.:.!　ヽ:.`ト:.:.:ハ:.:.:l　　　　　　
　　　　　　　 l二二二二二二二ニ　／／ｌｲl:.:.:.:.:.:|　　　、　＼:{　　l:.川:.: !:..、:.:{.　　　　サマナー界隈でもまだ、あまり話題になってないはずだけど
　　　　　　　 |　||　　　　　　　　 .}／　//从:.:.:.:N.====　　　 ==== ,小:.|:.:.:ヽ＼___　　　　
　　　　　　　 |__lｿ.　　　　　　　　　／ｨ:.:.:.:.Ⅳ:.八　　　､　　　 /:.j/:.ﾄ :.:.:.:＼＼{　　良く知ってたわね
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }_.八:.:.:./:.:.:.:.:.i＼　　г￢　　 .ｲ|:.:.:.:.:|:iゞ===ﾐ、}　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｲ:i:i:¨7:.:.:.:.:.:.:|i|　〕iト　___　.イ　 |:.:.:.:.i|:i:i:i:i:i:i:i::Ⅸ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /{:i:i:i:ｲ:.:.:.:.:.:.:.|i|_＿_≧==≦.＿_.|:.:.:.:.l|:i:i:i:i:i:i:i:i}　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ./:ﾊ:i:i:i:ｉ|:.:.:.:.:.:.:.|ヘ----芥--- ､ハ:.:.:.:l|:i:i:i:i:i:i:i:ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:.:.:.:ヽ:i:ｉ|:.:.:.:.:.:.:.ﾄ:､　　/| |ヽ.　　　/}:.:.:l|:i:i:i:i:i:i/:.:.:.
　　　　　　　　　　　　　　　　 ./:.:.:.:.:. {:i:i:|:.:.:.:.:.:.:.|:i:ﾈ一’ | |　＼ .ｲ:ｉ|:.:.:l|:i:i:i:i:iｲ:.:.:.:.i
　　　　　　　　　　　　　　　　 /{:.:.:.:.:.:.ﾊ:i:i|:.:.:.:.:.:.:.|く　　　│!　　　 /:i:|:.:.:l|:i:i:i:i:i:|:.:.:.: |
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　　　　　　　　　　　　　　　　　ヤタガラスでも最近になってようやく、確実な事実だと把握したものだ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長い歴史の中。

　　　　　　　とりわけ近代――COMPの登場――に前後して、ヤタガラスが後手に回ることが多くなった理由の一つでもあると同時に。

　　　　伝統を守り紙や口頭を用い、偽装や入れ替わりへの対処を行っていたことが活動を悪魔の目から逃れて続けてこれた理由でもある。

　　　　　　　　　　
1926 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 22:51:47 ID:pTWt3XlS: .　　　　　　　　　　 ''"ﾟ~￣￣￣~ﾟ"''
.　　　　　　　 '｀ : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ、
.　　　　　／: : : : : : : : : : : : : : : ￣＼: : : : : :＼
　　　　／￣: : : : ￣＼: : : : : : : : : : : ＼: : : : : :＼
.　　　 / : : : : : : : : : : : : : : : : ￣￣＼ : : ＼ }: : : : :,
　　　 /.: : : :. :. :. :.|.: : : : : :.＼.: : : :. :. :.＼<{二}⌒>: ::,
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　　　:: : | : : |: : |: :|　＼ :＼.: : :.＼＼.: : : :.|ﾆ|: : ＼＼}
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　　 |: : |: : :.＼: :_｡s≦zzｚミ＼: : :.|　 ∨⌒Y/＼］: :＼＼
.　　八: : ＼＿　〃⌒{;;;;炒　 |: : :.|　　 ⌒} }: :|ﾆ|: : : : ＼＼
　　　　＼／ハ　　　￢''^ 　 |: : :.|　　ン人 |ﾆ|.: : : :.|: :＼＼
　　　　　 | : : ﾉ　　 ::ヽ::ヽ::ヽ::|: : :.| ∪ ／{ : : |ﾆ|.: : : :.|: : : :＼〉
　　　　人／　　　　　　　　　|: : :.|　 /　八／|ﾆ|.: : : :.| : : : : |　　　　　　　あの、それ……現代の環境じゃ
.　　　　　＼　　　 -､　　　|: : :.|　　　　　 }.|ﾆ|.: : : :.| : : : : |
　　　　　　　　|＼_ノ￣__）　　 |: : :.|/　　　 /.|ﾆ|.: : : :.|: : : : 人　　　　　　どこでも好きなだけ悪魔が出入りできるって事になりません？
　　　　　　　　| |ﾆ| ／　　　八: : |　　　 /　|ﾆ|: : : |: ＼.: : : :.＼
　　　　　　　　| |ﾆ|∧　　 __ イ|＼|￣＼／　 .|ﾆ|: : : |: : : : : :＼ : :＼
.　　　　　　 /|ﾆ| /‘'＜⌒　 /: :人　 /＼　　＼〉: : | : : : : : : : ＼／
　　　　　　 /: |__|: : : |: : |　 /／　　 /へ_[＼/　| : : |: : ＼: : : :／　＼
.　　　　　 /: :|: /|: : : :＼| ／//　＼{ : : l￣＼　＼ |＿／＼ (　　　　＼
　　　　　 /: : :|∧|.: : : :.／　//　　／＼/: : : : :＼　＼　/ 　￣　　　　 }
　　　　　＼: :|　 |: : ／　　 | | .／: : : :/:|＼ : : : : ＼　　/　　　　／　 .}
.　　　　　＼　＼{ 　　 .| |　＼: : /: :|: : |＼: : : :/　/　　　　／　　　 }

　
1927 ：名無しさん＠狐板：2025/01/11(土) 22:52:06 ID:qoHDJnDa: 自分を情報化して通信回線を利用して移動する
これが初期の作品からやってるのがメガテンの悪魔だからな
1928 ：名無しさん＠狐板：2025/01/11(土) 22:54:38 ID:gxNTmCfb: そもそもCOMPは大破壊を生き延びるためのものだからね
崩壊世界で破棄された施設のセキュリティハックするのは基本技能なの
1929 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 22:57:35 ID:pTWt3XlS: 　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿ _
　　　　　　　　　　　　 .ィi〔:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`:..､
　　　　　　　　　　／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ー─＼
　　　　　　　 ,:':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.':.:.:.:.:.:}──‐ヘ
　　　　　　　　 /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:f二,/:.:.:.:.: ｲ:.:.:,:.:.:､:.:.:.:.ヽ
.　　　　　　　 /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. く.　 /:.:.:.:.:./:.:.:./:./ハ:.:.:.:.:i
　　　　　　　　':.:.:.:.:.:.:.:.:.:./,/ ∨:.:.:.:.:./　Χ:./ 　 1:.:.:..|
　　　　　　　/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ｲ ==ミ:.:.:.:.:./／:.:イ＼ / |:.:.:.:.!
　　　　　 ,.:.:.:.:.:.:.:.:／　{　 V:.:.:.:.:/" 　─ｰtｯ゛ﾙ':./ﾘ
　　　　　 ./:.:.:.:.: ／／八　 |:.:.:.: ′u　≧==　〈ﾚ′　　　　　　　　　なるわね
　　　　　/:.:.:.:.:.:.:.V´/ /:.:.＼|:.:.:.:.i　　　　　　　　､
　　　　./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:V :.:/　 |i:.:.:.:|　　　　　　　／　　　　　　　　　　だからヤタガラスの権限を強化して、市井に圧をかけろとか
　　　ｲ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ア´　　|l:.:.:.:| u　　｢「￣￣ヽ
　／:ィi〔i:i:ｉ≧=====彡、　　|l:.:.:.:|、　　｀7⌒ヽ　　　　　　　　　　　監視の目を強化するべきだとか、もー色々と面倒くさいことになってるわ
.ｲ／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i: |:i:i＼　＼　|l:./ :!　￣　/⌒ヽ　　冫
:/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:i|:i:i:i:i:iヽ. 　 |lｲ.:.:|===ミ.ﾚ⌒ヽ. 　 /
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヾ|:i:i:i:i:i:i:i:厂 |l:.:.:.:|:i:i:i:i:i:圦/`　　 /
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:八:i:i:i:i:i:i:{　 ,|l:.:.:.:|:i:i:i:i:i {.ｲ　　 ′
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}ヽ:i:i:i:i:`７|l:.:.:.:|:i:i:i､iY　　　〈
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　　　　　　　　　　　　　人の命を守るために悪魔が自由に出入りできる環境を阻害するため、規制をするべきだ。

　　　　　　　　　　　その論調はこれまでよりも活発となり、言葉だけで止めることが難しくなっているのが現状である。

　　　　　　　　　　一連の事件と関係なく。社会が発展するのに合わせて、悪魔の存在はより身近なものへと変わっていく。

　
1930 ：名無しさん＠狐板：2025/01/11(土) 22:58:20 ID:bAnRTEzi: マニトゥから生まれた電霊級の無法な連中はいないだろうが
1931 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 23:00:54 ID:pTWt3XlS: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉゝｧ　　　-- ミ　＼-ﾆ二二二二 _
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　／／. . . . . . . .. 　 Y二二二二二 _
　　　　　　　　　　　　　　x- __　　人　 {.〃. . . . . . . . . .. 　 |二二二二二|. . .
　　　　　　 -==ﾆ二 _ ノ／ --ミ _／ハ　{ {. . . . . . . . . ノ　　√}＼ニ二二 |. . ／〉
　　　　　　　＼. . .／i:i:i >-- ⌒(i:i:i>≫　 { 乂_. . . . . イ　／. ﾉ　 ≧=====≦ イ
　　　　　　　　 ⌒ ､i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:≧≦i:)二ﾆゝ-ﾐ￣￣　_ .イ／　 ┌──≪. . . . .
　　　　　／:::::::::::::＼i:i:i:i:i:i ＜／　 /⌒ ､二＼　 x======ミ　八. . . . √. . ......|
　　　 __ ／::::::::::::::::::::::: 7⌒. .／　　:/／｀ヽ＼二＼≧s。 _ └≧≦. . .ノ/∧. . . |
　　　{　　＜::::::::::::::::::: 7＞ ./　　　笊ぅx _／　＼二＼＿＿ -=ﾆﾆ二二二ハ. . |
　　　＞　　＜:::::::::: 7　　{ 八l 　乂／　／　人二二二二二二＼二／　八. |
　　　　　　＞　　 ⌒7　　　 ⌒人」／⌒⌒ ｨzzzミ＼二二二二二二＼　　　＼
　　　　 /. . . . . √ 　　　 ) ≧┐　､　　　　乂ソ≫＼二二二二二二＼─=ﾆ_
　　　　　/. . . . . .√　　　　　.〃　∧ 　　　　　_≪　　　＼二┌ミ二二二二二二　　　　　　
　　　　./ . . . . . .√　　　　　 {　 / 八｀ﾆ^　ト _ﾄ､⌒> ＿ .ﾉ＼八: :＼二二二二二　　　　　電脳に住まう悪魔が日常へ
　　　 /. . . . . . ..√--=ﾆ二_　⌒≫≪)hs。_ 〉　　＼----《､　　＼: :)二二二二二
　　　. . . . .--彡. . .＼ニ二二＼二＼(　( |　ゝ---彡---=》＼　　　＼≧========　　　　まるで神さま達が生きてた頃の時代へ戻るみたいね
　　人... . . . . . . . . . . .＼-二二二／　＼｀ヽ､　　 _ _ ─〈　　＼　　　＼
　　　　≧s。. . . . . . ﾉ::::::＼二／　／　 )　」＞ ´　 --- ∨ /　` ～　＼
　　　　　　　　ﾆ==-=ﾆ:::／＼__. ／┌ ┘　} L _　／　　　　∨　　　　　～
　　　　　　　　　　　 . . . . . . . . .＼_ ノ　´￣|　マ/　　　　　　 :.
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　　　　　　　|乂　　　.′　　　　 7::::::::::::::|　　　　　|. . . . . . |　　 .､
　　　　　　人_　　　　　　 _7:::::::::::::: |　　　　　|. . . . . . |
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　　　　　　　　　 ` L. . . |:::::::::|:::::::::::: ／　　　∨. . . . ..　　　　　　＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――――それは果たして、神話の時代への回帰にも似たもの。

　　　　　　　　　　　　　　新時代の、人と悪魔の神話《デジタル・デビル・ストーリー》はもう、始まっているのだ。

　
1932 ：名無しさん＠狐板：2025/01/11(土) 23:06:21 ID:RC9ZbJMY: おおー、ここで「デジタル・デビル・ストーリー」というワードが出てくるかー
1933 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 23:06:34 ID:pTWt3XlS: 　

　　　　　　　　　　　　　 -───- ミ＿_
　　　　　　　　　　　　.ｨ:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`:..､ `　､
　　　　　　　　　　 .ノ:.:,,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ　i:ト．
　　　　　　　　／:.:.:.:.:‐　ニニニ二二二.. _￣ V:.:-ﾍ
.　　　　　　 /ﾚ　　...:.:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;.:.:.:.:.:.:.:}ﾄ1{:.:.:.:.ﾟ，
　　　　　　 ′／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.／　;! ヽ:.:.:ﾄ
　　　　　　 ,　.ｲ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. /:.:.:.:. く　 /|　/:.:.:!
　　　　　　 }/:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:}:.:.:.:.:.:.:.:.:.':.:.:.:.:.:.:.:.｀7 广i:.:ﾊ:.|
. 　　　　 /:.:.:.:./:.:.:.:.:i:.:.:.:,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./{ ﾊ　!/:.:ｿ　　　　今回の事件はこれからの時代への試金石となると、私は思ってるわ
　　　　 /:.:.:.:./:.:.:.:.:. l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ｲ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{　l!:.Ⅵ:.メ
. 　　　 /:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.: !:./:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∨{:.:.|l ヽ　　　　　だからこそ
　　　 /:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:..ｌ:':.:.:／:.:.:/:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:| |:.:.||　i
. 　　 /:.:.:.:./:.:.:.:.:/:.:.:.:.l:.イ:.:.:.: /:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:. | |:.:.||　|　　　　　望む形で決着をつけ、今後へつなげていきたい
　　 /:.:.:.:./:.:.:.:.:/:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.;.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:. /| |:.:.|ｌ￤
. 　 /:.:.:.:./:.:.:.:.:/:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.ｲ:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:. イ:.:ﾄ〈:..ﾊ　!
　 /:.:.:.:./:.:.:.:.:ｲ:.:.:.:.:,:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.::.:.:ｲ:.:.:≦===仆:.:.:.:.:ﾚ
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　　　　　　　　　　　　　　　／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:、:.:.:＼
　　　　　　　　　　　 /:.:.:.:.:/　二二二二二二、ヽ:.:.:.:.:ﾟ，
　　　　　　　　　　　　　 /:.:.:.:.:.:l／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼!:.:.:.:.:廴__
　　　　　　　　　　　く′:.:|:.:.:l:.:.:.:.:ハ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.| ＼　{
　　　　　　　　　 /ｉ:.:.:.:.|:.:.:l:.:. /　ﾟ,:.:.:.:.:.: ト .:.:.:.:.:.:.:!:.:. | ＿У
　　厂¨＼__　　　　〈_,|:.:.:.:.l:.:. !､/　　！:.:.:.:.: !　＼:.／:.:.:.「＼:.!
　ノ　　〝　⌒ヽ_　　　|:.:.:.:.|:.:.:|/＼__　lﾊ:.:.:.:.:|　 __ノヽ:|:.:.:.| ､Ⅵ
　{　　　　　　　　〝ヽ. /l:.:′|:.:.:l 芹芥㍉　＼:.l.イ芥茅 |:.:.:.|ヽヽ＼　　　　　　不透明な部分もあって、まだ大々的に動けないけど
　|　　　　　　　 |//l:.:乂|:.:.:l　乂ｚУ　　　ゝｚメ　|:.:.:.lノ＼ﾟ，|
　|　　　　　　　 |！|:.:.:.:.|:.:.:|　　　　　 ′　　　　　 |:.:.:.|:.:.:.:.|Ⅳ　　　　　　だからこそフリーサマナーであるアナタ達には期待してるわ
　ゝ　　　　　　　　　ﾉ./│:.:.:.|:.:.:|　　　　　　　　　　　 |:.:.:.|:.:.:.:.|/{
　　ﾟ，　　　　　　 , --===ミ:|:.:∧　　　＿　　　　　　　ｲ|:.:.:.|:.--=====　．　　報酬は古泉くんが引っ張ってくるから、協力をよろしくね！
　　 r────＜ i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|:.:.:|父ト　Ｖ__ 二二ソイ:i:i:|:.:.:.|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ヽ
　　 |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:丶 i:i:i:i:i:i:i|:.:.:|i:＼　 ≧=--　≦　.／i:|:.:.:.|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧
　　 |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:| i:i:i:i:i:i:i|:.:.:|i:i:i:i:＼　 .７Ｍ　／i:i:i:i:|:.:.:.|i:i:i:i:i:i:i:i:i:{￣/ヾi:i＼
　　 |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:| i:i:i:i:i:i:i|:.:.:|ｉf¨¨¨¨¨ΤＷΤ¨¨¨¨ヾ|:.:.:.|i:i:i:i:i:i:／「￣ヽ　＼i:iヽ
　　 |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:| i:i:i:i:i:i:i|:.:.:|i:}　　　！　 {　　　　 l|:.:.:.|i:i:i:／ヽ　ヽ　 }　　 Yi:i:
　　 |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:| i:i:i:i:i:i:i|:.:.:|iﾊ　　 ,才⌒ ヽ.　　　/|:.:.:.|i:i:i{　　 }　！　　 /:i:i:

　
1934 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 23:10:52 ID:pTWt3XlS: 　　　　＿＿___＿,,,,,,..........､､､､､､､　　---丁[二二二二二|丁!ニニ|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
￣￣￣　　　　　／　＼　　　　　 |::|　　　　 :|　 | | |　　:::|:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |:|.:.:.:.:.:.:.:.:
　　　　　　　　　_∠ ､--‐‐…┯　　　　　 |::|　　　　 :|　 | | |　　:::|:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |:|.:.:.:.:.:.:.:.:
　　　　　　　 '"´| ‐=￢冖ﾆ'ｉ｜　　　　　 |::|　　　　 :|　 | | |　　:::|:|￣｀丶 : : : : : : : |:|: : : : : :
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二⊃、　　　　　 .| |__　-　¨　_」-　 _　-::|:::::::::|¨¨¨¨¨¨¨¨_, -　／　　　　　　　　　　　　ヽ　ヽ、
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¨¨¨¨´ヽ＿＿＿￣_,　-　｀: : : : : : : : : : : : :_, -ﾆ¨:ﾆ‐ ¨ /　｀ﾞ`'''ﾞﾞﾟ　　　　､_,,.-'' 　　　　':'"　　　　ヽ、
:::::::::::::ノ¨¨¨¨_ -|'": : : : : : : : :.: : :.:: _, -ﾆ¨_ﾆ- ¨＿＿. i　、　　　　　　　　　．。- = ナ '´　　　　　　ヽ
｀¨¨_´ -=こ=-ｉ:::|: : : : : : :.: :.:_, -ﾆ¨:_ﾆ- ¨￣￣￣￣　./　ﾏ=t7心。、　'´{イt_ァ 7´,ｨ　　　　　　　　　　ヽ
-=こ=- "´ 　 |:::|: : : : ::_, -ﾆ¨::_ﾆ- ¨.　　　　　　　 / .　弋ﾓ_无　　　　　｀¨¨´　　　　　　　　　　　 i
'"´|　　　　 |:::|, -ﾆ¨:::_ﾆ‐ ¨　　　　　　　　　 /　　　｀¨´　ﾉ　　　　＼　　　　　　　　　　　　　 l
.　 |　　　 _,. -ﾆ¨::::_ﾆ- ¨＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿,'　　　　　　 ,'　　　　　　ヽ　　　　　　　　　　　　 l　　　　わかってるお
.　_|　-ﾆ¨::::_ﾆ- ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ i　　　　　（　　　i　　　　　）　　　　　　　　　　 /
ﾆ¨:::::_ﾆ- ¨　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ',　　　　　　　｀ﾟ''｀｀ﾟ''ー' ´　　　　　　　　　　／
ﾆ- ¨　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀¨i　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
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　　　　　　　　　　　人の世の歩みを止めるわけには行かない。だが、悪魔がより脅威となる時代がやってくる。

　　　　　　　　　　　　　　　今まさに。新しい時代の脅威へ挑むことになるとまで想像していなかったが。

　　　　　　　　　　　　　　　もとより、解決のために奔走していたやる夫はためらうことなく頷くのだった。

　
1935 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 23:11:06 ID:pTWt3XlS: ==================彡′:::: : |　　 |＼|ｰｉ| 　　:ト　＿＿＿ |　|::::|　 |＿|ｉ| _,;'´|／||'´|／／二ニﾆィ´　　　/|ﾆ||i:i:i:i:i:i:i:
:::::::／ﾆﾆﾆﾆ==ﾆﾆﾆﾆﾆム::::::::::::::|＿＿|＼|‐┤＼.ｉト .|i:.￣￣.:|ヽ |::::|　 |∩」| |l|'´|／||'´|¨:|二ﾆﾆ／　|　　 ,. |/|ﾆ||i:i:i:i:i:i:i:
::::〈ﾆニア´　　　｀'守ﾆﾆム:_:_:_:::|　|　＼ |　:ト　 |:ト .| |ト.．　:|　＼┴k<ﾆﾆ二l|'´|／||. ＿＿ﾆ／　　 |｡o≦ｉ:|/|ﾆ||:i:i:＞ ´
|＼＼Y　　　　　　　Yﾆﾆﾆム¨|￣..|＼|￣￣￣￣ﾞト .| |トミ｀ｉ | ＼ |　| |￣~|￣|' ｒ‐:´　　　＼　　 ,ﾍ_＿:ｉ:|/ ＞ ´ |￣￣
|　| |::ｉ{　　　　　　　　}ﾆﾆﾆﾆム|　　|　 |:.:.:.:.:.:.:.:.: :.:.ト .| |トミ｀| | ＼ |　|￣￣|‐‐|' {__　　　ﾆ=‐－─{と二ﾌ＼ ´　　　|
|　| |从　　　　　　　从三三ﾆム＿|＼|:.:.:.:.:.:.:.:.:. :.:|‐┴──| | ＼ |￣~ﾞ|　|.　＿ﾉ＿＞､¨ ／＼「l´:::::::::;勹ｰ{〉　　　.|
|　| |¨込　　　　 ,ｲ三三三三ム,| ＼＿＿___ _　　　　　　　　　　　　　 ∠_.:　/　（●）（●）ヽ:::::::;'"　｛￣＼_ ｡o1￣
|　| |¨￣≧=- -=≦:..: : : : : |＼／.:|: :..:　＼　　　｀　　 . _　　　　　　　／:::::::::/.{　　（_人_）　　｝..´　　〈＼_／｝ |└─
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|　| |¨￣_| :| |＼:_:_:_:_:_:_:_:_: ＼|　　|＿_l.＞＜|.）　　　　＼　　　　　　｀ー─二八(　个=今　／　　/:.:. : : : :／　|_,.｡o≦
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|　| |¨￣_| :| |::|:::|::::::|:|二||:|¨¨|￣ . ／　　　／⌒ー－==二￣￣￣　　　　　　　　　　＿＿＿／: :｛　|| | | |　　 | | | |‐
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_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_ |::::::|:|_‐_‐_‐_‐_,/　／　　 /　　　　　￣￣｀ヾ::::::::/: : : : : : : :｢｣三弌フ'′ : : : : : : : ｌ: : : :.|　　　　　 ′
_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_.ミ::::|:|_‐_‐_‐_‐/　/　　／　　　　　　　　　Ｖ:::,′ : : : : : : | Γ￣￣＼:..:.:. : : :_／￣￣　　　　　　　 ,.
.　　　　　　　 <:i:i:i廴================================================ミ　 .）／￣　　　　　　／⌒＼′
.　　　　　　　 ||／.く:i:ｉ:>　　　　　　【女神転生シリーズ二次創作】　　　　　　　　 || ／　　　　　　　／　　　　）i
　　　　　 t>ｉ゜　 ´　　　入足出探偵事務所事件ファイルNO３７　　　　　　 .||　　　　　　　　　　／　　　 /__｣
.　　　　　　　 ||　　　　　　　　デビルサマナーやる夫VS電工偽神　　　　　　　　||　　　　　　 .／　/￣￣￣
.　　　　　　　ゞ=================================================== 彳

　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
1936 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/11(土) 23:11:56 ID:pTWt3XlS: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　 r.: ´: : : : : : : : :≧､
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　　　　　　　　　　　　　　＞ ´　　　　 {　　　　＼: : ヽ
　　　　　　　　　　　　　／　　 i　　　　 ',　-- i､　ヽ: : }
　　　　　　　　　　　　/　　.ｲ／!　　{　　 .＼　 | ヽ　 ∨
　　　　　　　　　　 /　　./ﾊ　i　＼ﾄ､　　|　＼|　　 .| ',
　　　　　　　　 ,　　　　{ ヽ{┃　　＼{. ┃}　　 |　',　　　　きりがー良いので、本日はここまーで！
　　　　　　　 / ,　　i　!　　┃　　　　　 ┃|　/　.!
　　　　　　　　　 / ｲ　　ハ{　　　　　　　　　　 j/i　 ,　　i　　　　情報交換とターゲット決めまでのターンは、もうちょい
　　　　　　　 // .{　　込　　　　　｀　 ´　　　/　/　　 ',
　　　　　　　　 { { 　ﾄ　 ( __≧=― --　　r≦{乂　/　　　 ',　　　さくっと綺麗にまとめられるよう、頑張りますわ！
　　　　　　　 .ゞ=ｲ　＼__ノ　ﾍ: :}/:〈ﾊ〉:ヽ≧≦　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　/　　　/　／j:人: : Ｙ: : :ﾉ　　　　　 {　　　＼
　　　　　　　　／　/ ／　 / __＞.:}≧个≦{:.＜__　　ハ　　}
　　　　　　　 /　／.j/{　　 { .{: : : : :＞=＜ : : : : : }／　 }　ハ　 .}
　　　　　　 { /　　　乂＿乂: : :ィ::::/⌒',:::＞- イ　　 /／　 }　/
　　　　　　　ヾ= 7　　　　）ﾉ /ﾚ::/　　 .',:::V i　　　／　　 /／
　　　　　　　　　　　　　｀￣　 {. {:/　　　 .',::} .}
　　　　　　　　　　　　　　ヽ/　　　　ゞ/

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
1937 ：名無しさん＠狐板：2025/01/11(土) 23:12:27 ID:gxNTmCfb: おつでしたー
1938 ：名無しさん＠狐板：2025/01/11(土) 23:12:57 ID:NAM7ZMCB: 乙でした
1939 ：名無しさん＠狐板：2025/01/11(土) 23:13:24 ID:RC9ZbJMY: 乙でしたー
1940 ：名無しさん＠狐板：2025/01/11(土) 23:15:09 ID:bAnRTEzi: 乙でした
1941 ：名無しさん＠狐板：2025/01/11(土) 23:16:43 ID:qoHDJnDa: 乙でした
1942 ：名無しさん＠狐板：2025/01/11(土) 23:28:44 ID:EkH7cAbj: 乙
ヤタガラスにやる夫の古なじみとしてSOS団の面子が揃ってそうだな
1943 ：名無しさん＠狐板：2025/01/11(土) 23:32:44 ID:4L0hfvIf: 乙乙
電子の悪魔かあ
1944 ：名無しさん＠狐板：2025/01/12(日) 00:00:13 ID:sSl6i9E+: 乙
1945 ：名無しさん＠狐板：2025/01/12(日) 00:11:00 ID:Y9tuq+2b: 乙
1946 ：名無しさん＠狐板：2025/01/12(日) 06:00:37 ID:y+0+fevp: 乙でした
1947 ：名無しさん＠狐板：2025/01/12(日) 07:55:05 ID:o1Goj03l: 乙です
1948 ：名無しさん＠狐板：2025/01/12(日) 08:27:30 ID:KRo85rDq: 乙でした
1949 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/12(日) 20:13:06 ID:5D2ZKCvy: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　 r.: ´: : : : : : : : :≧､
　　　　　　　　　　　　　　　　　＞- ――- ＜: : : ＼
　　　　　　　　　　　　　　＞ ´　　　　 {　　　　＼: : ヽ
　　　　　　　　　　　　　／　　 i　　　　 ',　-- i､　ヽ: : }
　　　　　　　　　　　　/　　.ｲ／!　　{　　 .＼　 | ヽ　 ∨
　　　　　　　　　　 /　　./ﾊ　i　＼ﾄ､　　|　＼|　　 .| ',
　　　　　　　　 ,　　　　{ ヽ{┃　　＼{. ┃}　　 |　',　　　　　　乙、コメントありがとうございます！
　　　　　　　 / ,　　i　!　　┃　　　　　 ┃|　/　.!
　　　　　　　　　 / ｲ　　ハ{　　　　　　　　　　 j/i　 ,　　i　　　　　それでは会議シーンやっていきましょうー
　　　　　　　 // .{　　込　　　　　｀　 ´　　　/　/　　 ',
　　　　　　　　 { { 　ﾄ　 ( __≧=― --　　r≦{乂　/　　　 ',
　　　　　　　 .ゞ=ｲ　＼__ノ　ﾍ: :}/:〈ﾊ〉:ヽ≧≦　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　/　　　/　／j:人: : Ｙ: : :ﾉ　　　　　 {　　　＼
　　　　　　　　／　/ ／　 / __＞.:}≧个≦{:.＜__　　ハ　　}
　　　　　　　 /　／.j/{　　 { .{: : : : :＞=＜ : : : : : }／　 }　ハ　 .}
　　　　　　 { /　　　乂＿乂: : :ィ::::/⌒',:::＞- イ　　 /／　 }　/
　　　　　　　ヾ= 7　　　　）ﾉ /ﾚ::/　　 .',:::V i　　　／　　 /／
　　　　　　　　　　　　　｀￣　 {. {:/　　　 .',::} .}
　　　　　　　　　　　　　　ヽ/　　　　ゞ/

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
1950 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/12(日) 20:13:17 ID:5D2ZKCvy: ==================彡′:::: : |　　 |＼|ｰｉ| 　　:ト　＿＿＿ |　|::::|　 |＿|ｉ| _,;'´|／||'´|／／二ニﾆィ´　　　/|ﾆ||i:i:i:i:i:i:i:
:::::::／ﾆﾆﾆﾆ==ﾆﾆﾆﾆﾆム::::::::::::::|＿＿|＼|‐┤＼.ｉト .|i:.￣￣.:|ヽ |::::|　 |∩」| |l|'´|／||'´|¨:|二ﾆﾆ／　|　　 ,. |/|ﾆ||i:i:i:i:i:i:i:
::::〈ﾆニア´　　　｀'守ﾆﾆム:_:_:_:::|　|　＼ |　:ト　 |:ト .| |ト.．　:|　＼┴k<ﾆﾆ二l|'´|／||. ＿＿ﾆ／　　 |｡o≦ｉ:|/|ﾆ||:i:i:＞ ´
|＼＼Y　　　　　　　Yﾆﾆﾆム¨|￣..|＼|￣￣￣￣ﾞト .| |トミ｀ｉ | ＼ |　| |￣~|￣|' ｒ‐:´　　　＼　　 ,ﾍ_＿:ｉ:|/ ＞ ´ |￣￣
|　| |::ｉ{　　　　　　　　}ﾆﾆﾆﾆム|　　|　 |:.:.:.:.:.:.:.:.: :.:.ト .| |トミ｀| | ＼ |　|￣￣|‐‐|' {__　　　ﾆ=‐－─{と二ﾌ＼ ´　　　|
|　| |从　　　　　　　从三三ﾆム＿|＼|:.:.:.:.:.:.:.:.:. :.:|‐┴──| | ＼ |￣~ﾞ|　|.　＿ﾉ＿＞､¨ ／＼「l´:::::::::;勹ｰ{〉　　　.|
|　| |¨込　　　　 ,ｲ三三三三ム,| ＼＿＿___ _　　　　　　　　　　　　　 ∠_.:　/　（●）（●）ヽ:::::::;'"　｛￣＼_ ｡o1￣
|　| |¨￣≧=- -=≦:..: : : : : |＼／.:|: :..:　＼　　　｀　　 . _　　　　　　　／:::::::::/.{　　（_人_）　　｝..´　　〈＼_／｝ |└─
|　| |¨￣_| :| |:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_|:..:|　　|￣ |≧ ＼　二ﾆ‐二　￣￣｀　､　~"ﾞﾞﾞﾞﾞ~~~...＼.　｀⌒´　／⌒￣:厂＼＿_/〉 |: : : : : :
|　| |¨￣_| :| |＼:_:_:_:_:_:_:_:_: ＼|　　|＿_l.＞＜|.）　　　　＼　　　　　　｀ー─二八(　个=今　／　　/:.:. : : : :／　|_,.｡o≦
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|　| |¨￣_| :| |::|:::|::::::|:|二||:|　 |　　　 ||／　　　　　　　　　　　　／　　ｌ　　　　　　 ′ 　 /: :／}| | | |　　 | | | |‐
|　| |¨￣_| :| |::|:::|::::::|:|二||:|¨¨|￣ . ／　　　／⌒ー－==二￣￣￣　　　　　　　　　　＿＿＿／: :｛　|| | | |　　 | | | |‐
|　| |¨￣_| :| |::|:::|::::::|:|二||:|¨¨|　　）　　　　　　　　　　　　／￣￣￣￣　　　　　／//} : : : : : :.:Γ　|| | | | 　 r | | | |‐
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　　　　　 t>ｉ゜　 ´　　　入足出探偵事務所事件ファイルNO３７　　　　　　 .||　　　　　　　　　　／　　　 /__｣
.　　　　　　　 ||　　　　　　　　デビルサマナーやる夫VS電工偽神　　　　　　　　||　　　　　　 .／　/￣￣￣
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1951 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/12(日) 20:17:29 ID:5D2ZKCvy: ┼―┤ | ├―┼―┼―┼―┤ | ├―┼―┼―┼―┤ |┼―┤ |　 ││　　 |　||　 |
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　　　　　　　　　　　　　襖の向こうから館を管理する女中の声があり、ハルヒの許可を得てからすっと横へ動く。

　　　　　　　　　　　　　　　　　姿を見せたのは二人。福岡県の支部を預かる朽木白哉と、ライドウだ。

　
1952 ：なつしお ◆myjeheQZSo ：2025/01/12(日) 20:25:47 ID:5D2ZKCvy: 　　　　　　　　　　 ─━━　ミ
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　　　　にｽ/:.:./ハ:.:.:.:.X:.:.:＼:.:.:.:.､ヽ:＼:.、
　　　　|:{_ｲ:.:.┼ミ＼:.ｌ　ィ笊ヽｌ:.:.V{:.:.::`ト､
　　　　|:r个l:.:.ｌ芹心　`　Vツ　 |:.:.:|:.ヽ:.:.:!＼ヽ　　　　　おかえり
　　　　|:.:.:|从:.ヽVツ ,　　　　　 |:.:.:|:.:.:.:Ⅵ　 ∨
　　　./|:.:.:l:.:.:.}:.:ハ　 r　´) 　 /ｈ:.:|:.:.:.:_}＼　　　　　　　悪いわね、使いっ走りにさせて
　　　　|:.:/:.:.人:.:.父ト　二　イｲ {i:i7´:i:i:＼ﾊ
　　ｌ V:/{:.:.l:.:.:.iヽ:.:.|:.:.:.:.:/rf⌒ヽ/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∧
　　 ∨l　 >ハ:.:!:.:.メ:厂ヽくﾑィ　 }:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i: ∧
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.　　八:i:i:i:i:｀:|i:i〈i:ｉ{ d /i:|:.:.{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:{:i:ヽ:i:i:i:i:}:.:.:.:.:|
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　　　　　　　　　　　　　　　　ハルヒが労いとともに、空いた座席の前に湯呑みと茶菓子を置く。

　　　　二人はやる夫がミスト経由で調査を依頼したやる夫のポッドの解析情報を得るためと、先の騒動の事後処理のためだ。

　　　　　　　　　　　　　　ライドウはやる夫へ軽く手を降ったあと、そそくさと座り茶をゆっくりと口へ運ぶ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あとに続いた白哉が成果を口にした。

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