【安価】やる夫は拳での殺人が合法化された世界に、TS転生するようです【R18＆R18G】

1995 ：名無しさん＠狐板：2024/11/20(水) 08:49:39 ID:ZuDH6sqA

相手は高練度の二重使い…勝利する為には幾重にも策を用いていかねばならないだろう
とりあえず君の判断としては「接近戦は自殺行為」との事なので、まずは飛び道具を当てる事が出来るかどうかから検討してみたい
彼女の対応は「冷静に躱す」だった…つまりラオウのように闘気を気合で弾いたり、
ゆんゆんのように同じ飛び道具で相殺したりといった事は出来ない可能性が一応ある
(単に避けるのに何の苦もないスピードだったから何の気なしに避けた、という可能性もなくはないが。
二重の技には飛び道具技も一応あった気がするので、使えないと思い込むのは危険だと念の為忠告させて頂く)

もし飛び道具技の飛来速度も天龍呼吸法に影響されるのであれば、勿論使っていく必要があるだろう
その上で”元斗流輪光斬”――四つの刃を不規則に飛ばす事により回避し辛くする、というのを試みていきたい
それも出来れば天将奔烈の通常オーラではなく、有情拳の快楽オーラ…
触れれば快楽で動きが止まってしまいかねない刃を飛ばすという形で一先ず攻めてみるのが吉だろうか
ある程度軌道をコントロールできるのであれば、回避力の高い相手にどう動かせば当てていけるか…それを考えながら飛ばす必要があるだろう
(たとえば四枚の刃を囮にして、後から必殺の天破活殺で穿つ事を狙っていくなど)

ただ正直、この相手には飛び道具が碌に当たらないor向こうから詰め寄ってくるなどの形で接近戦を余儀なくさせる可能性が大いにあるとも思っている
もしそうなった場合でも慌てずに。一応君には優位となる情報が二つ備わっている筈だからだ
一つは「二重の流派が脂肪だとか柔術だとかの、いわゆる『柔』の拳法とは相性が悪い」という事を舞から教えて貰っている事
そしてもう一つは、「同じ二重使いの舞の技を、すぐ近くでずっと見続けてきたという経験が備わっている筈」だという事だ
慌てず相手の構えと筋肉の動きを良く観れば、舞が普段どう動いていたかと重ね合わせ、次にどんな技をどんな軌道で放ってくるかもある程度読める筈…！
天龍呼吸法は勿論、空極流舞や必要に応じての断迅拳移動などで回避力を確保し、ぬるりと「柔」の動きにて彼女の攻めをいなせれば…
底に秘孔を叩き込むだけの隙が産まれるやも知れない！　千載一遇のチャンスだ！
…但し相手も舞同様の「全身二重」は出来ると思うので、秘孔を突きに行く際は最低限オーラを纏った拳で行う事を忘れずに！