【安価】やる夫は拳での殺人が合法化された世界に、TS転生するようです【R18＆R18G】

1477 ：名無しさん＠狐板：2024/11/18(月) 21:21:30 ID:xQtzrwrd

…こういう時、師匠であれば恐らく「北斗の拳は自らの友や力なき者達を護る為に振るえ」と言うだろう
師匠とその弟子達を救う為にこの東京が蹂躙される事を受けいれ、友人のえりなや罪もなき人々が皆殺しにされゆく事を受けいれてしまったら…
きっと生き返った師匠に、全力でぶん殴られる事になってしまうと思う
だから基本的には哀しみを押し殺し、えりなと東京の人達を護る為に動くべきだ
(仮に蘇生出来たとして、恐らくアクアよりも強いであろうラオウ軍に対し、蘇生したばかりで本調子じゃない師匠が抗えるのか、という問題もある)

ただ前提条件として一つ気になる事がある…それは「必ずしも二者択一なのか」という事だ
拳帝軍が東京に向かう道中、北斗の寺に寄ったり手勢を派遣したりして轢き潰したりする可能性が無いのであれば、
どうにかラオウ達を叩きのめした上で改めて寺に赴き師匠達を蘇生すれば、今回の戦いでは頼れないまでも最終的には救ってあげられる筈…
ただし拳帝軍の進路などの関係上、それがもし現実に起こりうるのであれば…
確かに東京と北斗の寺、どちらを救うかを完全に天秤に掛けられた形となるのだろう

一応もしそうであった場合の対応策を二つ、この場にて提示させて貰いたい
一つはとても危険だが、別行動…乱菊に束を連れて北斗の寺へと向かって貰い、残りのメンバーは予定通り郊外で待ち受ける
そしてラオウ軍との戦いの最中、復活した師匠&門下生たち、＋乱菊の援軍勢に乱入して貰う、という形だ
ただしこれは北斗の寺への道中で乱菊が束を護りきれず、全てを喪ってしまうという事にもなりかねない選択肢なので…
君がどこまで乱菊を、そして束を信じる事が出来るかにもよる
もう一つの手は敢えてこちらから文を出してラオウ軍に挑戦状を叩きつけ、「北斗の寺付近で戦おう」と戦場を指定してしまう事だ
北斗の寺はラオウにとっても因縁のある地の筈…決戦場所として指定すれば、乗ってくれる可能性はそこそこあると見る
もし上手くいけば主力全員＋束で北斗の寺へと赴きつつ師匠達の蘇生を図る事ができ、
拳王軍も東京には向かわないのでえりな達が殺される事もない…まさに一か八かの両取り作戦という事だ

…この二つの案を皆に相談してみて、もしどちらかで話が纏まるならそれでよし
もしどちらもダメだった場合は…当初の通り、乱菊を説得して東京の皆を護る方向にて動くとしよう
(ちなみに二つの策のうちから選ぶとすれば、どちらかと言えば挑戦状作戦を推奨)