きよひーは原始時代を生きるようです【オリジナル】

1 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/13(日) 12:52:44 ID:wcJ8BBAV: .　　　 _
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【注意】

・このスレはオリジナルです。

・更新速度は遅くなると思いますが、大目に見てください。

・雑談等はOKですが、スレが荒れないようにお願いします。

・まとめフリーですが、一切の責任は負いかねます。
420 ：名無しさん＠狐板：2024/10/25(金) 07:50:18 ID:mNbeczib: そもそも時代を考えろと言うがそれなら王国の方が分不相応だろ
421 ：名無しさん＠狐板：2024/10/25(金) 08:03:03 ID:07+JU3B7: まあ裏事情を知らず振り回される側のユウキ含めた現地民達は最大限頑張ってると思うが神側の清姫をそこと同列視するのは違う気はする。
422 ：名無しさん＠狐板：2024/10/25(金) 08:09:43 ID:rD9paIvk: 古代社会で生まれた異世界人と
現代日本からの転生者では何もかも違う

>>367で「やめろショッカー！ブッ飛ばすぞぉぉぉおおッッ！！」とか言ってるんだものｗ
仮面ノリダー懐かしい
423 ：名無しさん＠狐板：2024/10/25(金) 09:01:58 ID:V06PpG3M: 結局きよひーや神が前作であれだけ叩かれたのも『自分が優れていて正しい、従わないやつが愚かで間違ってる』の主張を無理矢理押し通そうとしたからだしね
そこから魔族が似たことをするとそれは痛烈に批判するから余計にヘイトが溜まるという
424 ：名無しさん＠狐板：2024/10/25(金) 14:04:47 ID:/jMyrB3b: 神に対してはともかく清姫に対しては別に悪感情はないかな
清姫はやれる事はやってるし文明の発展にも大いに貢献してる
425 ：名無しさん＠狐板：2024/10/25(金) 14:10:16 ID:Nl9eQ/Sr: 悪感情というか感情移入難しくて困るのよね
きよひーは「上手くやってる」感はあるけど無駄に内心で見下してんのがなぁ
426 ：名無しさん＠狐板：2024/10/25(金) 15:02:09 ID:aKPmIAOo: 魔法使いと神とか転生してる系の上の存在はやってる事civやってるみたいなもんだからそんなもんな気がする(言動)
427 ：名無しさん＠狐板：2024/10/25(金) 15:02:34 ID:DxuqLbin: 貢献してるからといって悪辣な言動までが好印象に繋がるわけではないしな
ワンピのシーザーと似たようなもん
428 ：名無しさん＠狐板：2024/10/25(金) 15:05:54 ID:pBBnM4kQ: そもそも神々の前世が婚活失敗責任転嫁女ってのもきよひーのイメージからだしな。
429 ：名無しさん＠狐板：2024/10/25(金) 22:50:53 ID:TTbPFaNW: そういやきよひー自身の子供とかはいるのかね
430 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/25(金) 23:32:14 ID:fa4KbJgn: >>429
きよひーは前世では子なしの独身貴族で、現世では同族とは敵対している魔族なので子供はいません。
431 ：名無しさん＠狐板：2024/10/26(土) 00:13:19 ID:d5pPwJVA: 魔族、人間と繁殖可能って言ってるけど純粋にＴＳしてるから男相手が無理だったのかも
432 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 11:36:12 ID:lkKEeyRr: ttps://www.youtube.com/watch?v=p3OnCHTN5t4

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　　　　　　　　{/////////＼_ ｉ: : :{ 　 {　|　　{ 乂rツ　　　ヽんハ/ /　/　　 /i　 '　　これより七大神会議を始めるわ。
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　　　　　---=ﾆニ⌒. . . ---- ミ､ﾆﾆ=-　, : ./∧　＼V＾}ﾆﾆ{　　　＼. 丶
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　　　　　　 /　　　　　 /　　 L＼: . Vﾆニ=---／/＼ﾆﾆ∧ﾆニ〉

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　天空神　ヴィクター
433 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 11:36:52 ID:lkKEeyRr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿__　　　 ′　　ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 -‐　_＿＿_｀　 ( _　彡'_＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　,..:i:i:_i:i_i:i_:i:i:i:iヽﾑf´　　｀`～､、
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（＿ /　 '　.:/ /　ji　　 }＼,　´￣　＼　ヾX　　　i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /ｲ　{　,'　j　,ハ　 }　,斗f七I　　 ',ヽ　)　ー-:}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/,　!　{　,斗ｬ≠ミ､　' 　乂;シ i　　:/／　　iＴ/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{/ /／ﾊ:　ヽ夊;ソ＼|　　　 '　　 .:|　(＿丿,　　　３０年前は盗賊被害が酷かったけど、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　`ー‐'　 ) i　,　.:iﾍ　　｀　　 .ｲ从ハ　　/／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_／　|八　:|　＞-　,ﾆイ:::/＼/　 )!　 '"　　　　　現在では落ち着いているわね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼从j / 　`ー‐ ´ // 丶´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / 　、,/　 γ⌒.,　// 　　ヽ　　　　　　　王国騎士団と王国戦士団の活躍のおかげね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿　　　　 -＝ｨi{ {ヽ　ゝ- ' , ./ ,　　／
　　　　　　　　　　　　　 ,, 　 ´　＿＿｀`～､　,　 /　　}....`ー-彡 /_/-‐彡 ´
　　　　　　　　　　　　／ -‐　´　　　｀`～､　　,′　　)γ ´　　 |:/　　　 /
　　　　　　　　　　　　 / /　　　　　　　　　　γ′ i　　〈_/　　　 /　　　 ,　二＞､
　　　　　　　　　 /　,　　　　　　　　 ,,. -/　￤　　　　　　 , ′　　　　　　 )　）
　　　　　　　　　 ,　　　　　　､丶`　 _/　　ﾊ　　　　　　　　　 ∠二二, -＜
　　　　　　　　　　　{　　{　　､丶`　､丶iγ,-‐‐./ 　　　　 / 　　　/､　　ﾉ＼＼　ヽ
　　　　　　　　　　　{　　{　／　_､‐''゛　 ∥./二_/: : :　　　　 ,　　　　 ′ ＼`ヽ　) _)_ノ
　　　　　　　　　　八:　／　／　　r― /:i:i:i:i:i:i:i}: : :.! 　　/　　／　　　＼＼）
　　　　　　　　　　　／　ｨ　　　γ-_-〈:i:i:i:i:i:i:i:i} : : :l　　/　　,. : 　　　　　, ＼｀ヽ、
　　　　　　　　　　 /　／ :乂　　 {_-_-_-/)f≧:i:i{ : : : ; ノ　／: : 　　　　　 ), ノ＼｀ヽ、
　　　　　　　 /　/　＼／　　 `''＜://|:|:i:i:i:_:i) .:／　　/: : : 　 ,､＿_ ／⌒　　 ',　　＼
　　　　　　　　　ｉ　 |　　　　　　　／/|ｉ|.|:i:i/_-_ j　　　 |_: : 　丿........ノ　　　　 ',　　 ',
　　　　　　　　　 |　 |　　　　　／／| ~|.|¨ ＼_-ﾑi　i　 l...彡⌒ヽ⌒/　　　　　　　　 }
　　　　　　　　　 | /:i　　　　／／ / | , /　　＼_j /ﾉﾉj_ﾉ,r～ーミ′　　　　　 }　　 }
　　　　　　　　　 |′|　　　,.　´／　 ,　 // ＼　//j /`~~/γ　　　　　＼　　　　　　,　　 /
　　　　　　八　乂　　￣　　　i　 ¨} ＼: ＼__'/|　(｀ｿ　　　　　　　＼　　　/　　/
　　　　　　　　　＼　＼　　　｜ :/} ／＼__∥￣廴{　　　　　　　　　＼　/　／
　　　　　　　　　　　　＼　＼　　　,从|ﾉ- ‐'"´ ∥＿__／＼　　　　　　　　　＼／

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　地母神　エドナ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　＼⌒＼＿＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　八　　　｜／　　　　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿ /⌒＼￣~ﾟ"'' ＜　　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼／/　　　　　　　＼＼／＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　.: 　　　　　　＼ } ヽ＼　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　: :|　　 : :|:.∧　＼　　＼:ﾊ : ＼　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 √　: :|　　: :|/　　､　　　　:|＼: : : :＼　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜|　　八　　 :|／￣＼ :. 　 j|/ |＼__: : ＼　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜| 　￣＼　:|　　ィﾃミk:|: : 八.)￣／: : : .　　　　　　　　近衛騎士団の連中が使えたらもっと楽だったけど、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜|　.:| ｨﾃミ＼　　 ∨ﾂ小:/　))／: : : : : : : : .　`､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ┌|人人　ゞﾂ　　　　 ⌒|∧/ 〉　 : : 　＼: : : :　 `､　　　彼らには別の仕事があるから仕方ないか。
　　　　　　　　　　　　　　　　　 "''￢　ﾊ　　　`　　　　　|　 V: : .　　: : : : :＼: : 　　`､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　八_込　　 v　ﾌ　／| ／＼: : . .＼: : : : : ＼: :　　`､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／{　＞　　__ . . . : :|　 : |　＼: .　＼: : : : : ＼　　 `､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　八---／)∧n∧ﾊ|　从_____＼: :　＼. . . . . . .　　 ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /|　ｲ＿_//＼⌒辷辷.ﾉ|: /|　::／:::::::＼: :　＼. . . . .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 //|/::::|／ｲ　　￣l」_,／ |/ :|　|￣￣|／＼: :　＼.. . .　　｜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／/::::::::://　＞＼　　　 | /:|　|￣／|::::::::|　＼: : 　＼. . . . |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {ノ＼ :::// ＼|　　　 :.　''"⌒/　|__ ／　|:::: /　　＼: :　＼. ..|
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (　八ノ　　＼_.{／￣./￣￣／ .／ ::::::::::|　　　　　　　 |.＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 Y.公､　　　〈_〉　|∨|__::／ .／:::::::::::::／　　　　　　　/ . . . . . . |
　　　　　　　　　　　''"ﾟ~￣￣￣￣~ﾟ"''　√￣＼　　人 √＼　L／／￣￣　　　　　　　　 / . . . . . . . |
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　　　　　/. . . . .／　　　　　　　　　　 |　　　 √ｱ　　　　//＼」　　　　　　　　　　／ . . . . . .／. ../
　　　　. . . . /　　　　　　　　　／|　　　 √'　　　　ｲ∧／(=-　　＿＿_,,.､丶´. . . . . . ／. . . /
　　　　 |. . . ../　　　　　　　　／| ﾆ|　　　//　　　／ﾆﾆ|ニﾆ＼. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .／
　　　　 |. . . .　　　　　　　　.:.:::::::＼|　　_//　　／ニニ人ニニ|｀¨^^^^^^^^^¨´. . . . . . . ／
.　　　八. . ..{　　　　　　　　 /:::::::::::::::|　〈V ＼ √￣￣:::::::::＞＜|＼ . . . . . . . . . . . ..,.､丶´
　　　　　心. . .､　　　　　　) /:::::::::::／￣／　＼ ∨ 〉::::::::::::::::::::::::::::)＼｀＾^^^^^^^^^~´
　　　　　　　＼＼＿＿／ .::::::::::::〈___／〉　　　ﾊ_.〉＼:::::::::::::::::::／:::::::|
　　　　　　　　　￣￣　　 ∥:::::::::::/　__　~|　 //￣＼　＼::::::::／￣￣:::＼
　　　　　　　　　　　　　　∥::::::::::::し{_.ﾉ　 |／/.　　　＼　＼:::::::::::::::::::::::::::＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　風神　リーファ
434 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 11:38:08 ID:lkKEeyRr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｨヽ
　　　　　　　　　　　　 ,　　´/ 　ﾑ｀ｰ､
　　　　　　　　　 ,　´　　　　　 ‘､　ヽ
　　　　　　　　　 , ´　　　　　　　　　ヽ､　 ':,
　　　　　　　　　 /　　　　　,　{　|　＼　､＼　'，
　　　　　　　 /　 /　| {　! ! !| ! ､ i__从､ヽ　＼!
　　　　　　　　 ,　 /! ! {_,|-ト| |从lｲl l/_}､ ‘，ﾄ　＼
　　　　　　　　　;'　/ | !　{,.rtｫ､ヾ、 ,ｨﾁ㍉} !{,| | ＼_ ＼　　　　　　盗賊団が出てきたのは王国と他の集落との格差が原因だが、
　　　　　　　　　{　|! { |,　|弋)ｿ　　　弋(ｿ !从!.|　　|＼ヽ
　　　　　　　　　从!! |ﾘVIﾑ　　　'　　　　| 　リ　　 ,　ヽ ':,　　　　これは是正するわけにはいかない。
　　　　　　　　　　ﾘ'，!､|{　ﾊ､　　 ‐‐　　,. |　 |　　　 ,　　 '，!
　　　　　　　　　　　ﾘヾ!|　| |≧　､_,..イ=j!　ﾘ　　　 ,　　 } |　　　そんなことをしたら文明コントロールが滅茶苦茶になってしまう。
　　　　　　　　　　 j!　Ⅵ| |} | ,..:[ﾆ]=| |j　/-､　　　 ',　　| !
　　　　　　　　　 /rrr､_Ⅵ| |:{/ :::: /| |! ////7r77ﾊ､　 | !
　　　　　　＿／////// ／|:::::/ ハi!//////////∧ リ
　　　　　　　／//////// ／::{ /::/／::::ヽ ∨////////∧
　　　　　 /////////,／:::::::| {:／::::::::::::::} |///////////ト､
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　　　　　　　 ,': : : :: :: ::/i: : : i: : : : : : ____:/i: : :i: : : : : : : : : : : : |　　　確かに文明を持っているのは私たちが管理している王国だけでないといけません。
　　　　　　　　　 i: : : : : : : i＜￣: : : : : ::´: ::/｀|: :/i: : : : : : : : : : : : |
　　　　　　　　　 |: : :: :: :: ::|　V: : : : : : : :／　/／　i: : : : ::V ::i : :: ::|　　　そうしなければ地球の様に一つの惑星に国家が乱立してしまうでしょう。
　　　　　　　　　 |::ii: : : : : :i____ヽ、: : :: ::i 　 _____　 .|: : : :: ::i :/: : : ::|
　　　　　　　　　 |::|V: : :イ斧::うミ　): ::/ イ斧::うミ i: : : : : :|/: :: :: ::|　　　そうなれば計画が破綻してしまいます。
　　　　　　　 V ゝ、ﾍ .V: : ツ　　　　　乂: :ツ//::/: :/ : : : : :: ::|
　　　　　　　　／: :/: : :ﾍ＞: : :　　 .,　　　: : : : ／::/: :/: : : :: :: :: ::|
::＞------ ´: : : /: /: : ::ヽ.,,,　　　　　　　　　　／: : :::／: : : /: : ::ﾍ
: : : :＿＿＿＿___i: ,'_: : : : ﾍ　　　ー　一　＞＿／: : : : : : :/: : : : : ﾍ
´＿＿,.　＜＞--V| .|: : : : : :>.,　　　　　　　 ,,イ.i/: : : :／:/`ー---'　____
───＜ /　　　 i　|ヽ、: ﾍー .＞..., _ ,. ＜／/ ,...イ |: :/　　　,.:: ／/ .,.ﾍ.,
.ヽ,--／￣　　　　 |　|　　`－.| .!,ゝ,__ニニ＞´　/ ././／`ー-:: ／, ' ., ' .Vﾍ＞
　ヽ　　　　　　　 |　| 　 __　　.ヽ,＼　./∧V　./ ./　　 `ー一´　/　/　　 V.ﾍ
　　ﾍ　　　　　 ,' ,'　〈　i　　　｀i .i.〈 .V./　 Vﾍ　　　　　　　　|　.|　　　i
　　　 i　　　　 /./　 ,ｨ=ヽ________i .i　/ヽ'ﾍ　　.Vﾍ　　　　　 .|　.|　　 /
　　　 | 　　　 /./　　ゝ_.ノー--i　i　ヽ', .//　／／　　　>-, 　 i　.|　　i
　　　 i　　　 >´/　　　　,' ,'　　　＼.＼　i}{/／ ,- ＞-ｨ=ヽ./　　|　|　　 .|
　　 ./　　.／／　　　 .,' ,'　　　　＼＞< .／　　 `.!、　ﾉ　　 .|　|　　 .|
　 ./　 .／／　　　　　/./　　　　　　／ ,、〈　　　　　 i　|　　　 |　|　　 .|

.　　　　＿＿__ 　＼　＼
.　　／　 /　　　＼　＼　|
　 / ｜　{　　　　　＼,..斗┴:ミ
　　　　八　　　　　/:::::::::::::::::::::ヽ　　＿＿
.　| 　＼　＼　　 {:::::::::::::＞　''´￣　　　｀`～､、
､　、　　　ｰ―γ⌒ヽ／　　　　　　　　　　　　　　`丶、
. ＼＿＿＿＿彡〉,,__ノ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　／　ｒ'　＼　-/　　 /　　　　　　　　　　　　　 `、
　　　--==彡　 /　　　｀7　　　　　 |　　|　　　｜　 |
　　　　　　／　　 ' 、　ヽ＼|　　　l　 |　　 |　　|　　　　|　　|　　|
　　　／　　　 |　＼　　｜　　 |　 |: 　/|　 ∧　　　|　　|　　|
.　　_／　　__　八　　　ミ｜　｜　| 斗┼-ﾞ　 ,　　∧⌒|　　|
　｀¨¨¨¨￣　 /／|＼　　 |　　　l　/|:/　 |/　　ｉ　 / 　', ∧　 |
.　　　　　／　 |　 |＼/ |　　　|:/ 斗=≠ミ　　|: / x=ミ　|　 |　　　王国以外は旧石器時代の状態のまま王国が発展拡張して
　　　　　　　　 |　 |　 {　|　　　|' ヽ{　んj l　　 |/ 　|::j|ﾉ /|　 |
.　　　　　　　　 |　 |　八｜　　 |　　　乂_ｿ　　　　ﾋｿ　ﾞ　　 |　　　この青藍全土を掌握する。
　　　　　　　　　ｌ/ 　 `!　　 |　　　　　　　　　　 {　　 |
　　　　　　 /　 /　　 :|　　　|　　　　　　　　　　′　ﾊ　　 |　　　つまり王国以外の国家が誕生しない状態で、
　　　　　　　　/　 /　　　　|　　ﾄ､　　　　ｰ-　‐ 　ｲ|　　 |
　　　　　 /　 /　　　 __|　　 |　　 .　　　　　　／:|｜　　　　　　この惑星を王国で統一するのがベストだわ。
. 　　　　 /　 / 　　　 {:∧ 　　| 　 ____＞　.,_, ィ　　|｜　 ,′
　　　　 /　 /　　　　〉:∧　　|￣∨ /|__,ﾑ､}＿　　l｜　/
. 　　　 /　┌―ーく￣＞ミ∧　 |　　〈Γ　　}ﾉ　厂￣l　/
　　　 / 　／＼　　＼／　`∧　トミ .」＿／ヽ＾7 　　|∧
. 　　 /　／　　 `　、　｀⌒ヽ厶 |＿　　{　　 _,厶へ,　/　l
　　 /　/　　　　　　　＼　　 |　＼　￣γ⌒ヽ　　　',〈　｜
. 　 /　/ 　　　　　　 |　　｜　　　人___ノ　　　 l　'、|
　 / ／　　　　　　　 | 　八　　　　　イ', V＼＿_｣___| ﾄ
/￣`　、　　　　 , -‐　L 斗‐ ＼_　イ/　|:∧∨＼　＼::∨|
　　　＼　　　／　　　 /:::::::::::::::::::::/　 i|/:∧∨:/＼_」::::＼
￣＼　　　＼,. 〈　　　／::::::::::::::::::::::: ヽ／:::/:∧∨:/:::::::::::::::::`、
　　　＼　　｝ﾊ　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:∧∨:::::::::::::::::::: `、
　　　　ヽ_／ ∧｀¨´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |::::::::::::::::::::::::::::',
435 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 11:38:51 ID:lkKEeyRr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿_＿_
　　　　　　　　　　　　 ....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:....、
　　　　　　　　　／:.:.:.:.:.:.:.:.: ＼ :.:.:.:.:.:. |:.:.:＼
.　　　　　　　　　／:.:.:.: /:.:.:.:.:/:.:.:.)ﾄ､/⌒ |Ｌ:.:.:.:.＼
.　　　　　　　／:.:.:／:/:.:.:.:.:/:.:.:／⌒＼　厂＼:.:.:.:.:.、
　　　　　　　_....:.:.:__／:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.Ⅹ:.:.:.:∧:.:.:‘,＼
　　　　_ 　 -=ア:.:.:.:.:.:.:.:. |:.:.:.:.:|:.:.:.: ∧|:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:./ﾊ:.:.: |ト　/　　　　　　前回の歴史では、青藍が初めて農耕を始めたのは紀元前２万年頃だったわ。
.　　　/厂　／:.: ／ :.:. /:.|:.:.:.:.:|:.:.:./　 |:.:.|:.:.:.:.:.:.＼:.:.|:.:.:.|ｌ／| ＼
　　　|/　 /:.: ／:.:.:. ／:.:.:|:.:.:.:.:|:.:/　　‘，ﾄ､:.:.:.:.:.:.: ＼_／ニﾉ　/|　　　　私たちが青藍に降臨したのが紀元前１０万年頃だから
　　　　 /:／:.:.:. ／: /:.:. |:.:.:.:.:|/￣__｀　＼＼ト=ﾆニニイ＼ﾚ
.　　　 /:/:.:.:.:／:.:.:./:.:厂|:.:.:.:.:|xf笊⌒　　　んハ∧:.: |:.:.:.:.:.　　　　　　本来の歴史よりも８万年も前から、この青藍に干渉して農耕をやっているわ。
　　　〈:人:.:.:.|:.:.:|:.:.:. 〈　 |:.:.:.:.:l　ヒﾝ　　　　　ﾋﾝ　ﾊ:.|:.: |:.:.:.:.:.|
.　　　＼＼|:.:.:|:.:.: 、＼|:.:.:.:.:| 　　　　 ' 　　从 |:.: |/:./|ﾉ　　　　　　この８万年の時間的アドバンテージを活かして、青藍を掌握するべきね。
　　　　　　＼|＼:.:＼∧:.:.:.:ト . 　　　ｰ　'　／:.: /|:.:/／´
　　　　　　　　　　｀⌒∧:.: | |ﾆ＞　.＿_ イノ}:／/|/
　　　　　　　　　　　　　＼|ﾉ⌒ ｰ=ﾆ「＼　　,／)’
　　　　　　　　　　　 _.　イ:.:.<⌒＼:.|　 }ト　＿_
　　　　　　　　　／￣￣ |＿|:.:.:.:.＼＿}|＿lｊ:.:.:.＼「￣＼　 _
　　　　　　　　／　　｢| |二| :.:.:.:.:.:.:.: / [￣]:.:┌‐ 、｢| ∨| |
　　　　　　　　( 　　　 |:| |二|:. ／〉:.:./: <_Ⅹ_> ￣＼>|　|:.| |
. 　　　　 [￣￣￣＼ |:| |二∨^/:.:./:.:.:.∧__ﾏﾊ:.:.:.:.:.:＼_|:.| |
　　　　　　　＼￣￣＼＼ l/＼∨､_/:.:.:.:.:＼＼} |Ｌ＿＿__)x|_|
.　　　　　　　＼:.:.:.:.: ＼＼　厂}'⌒＼:.:.:.:/＼,ﾉニﾆ=- .,_:.:.｀＼

　　　 ____
　／^⌒ ＞-=ミ､ ,.　　 ¨　￣￣　¨　　 .
／　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　丶
　　　'　　/　　 ,　　　 _　　　　　　　　丶　　　＼
　 /　　 /　　 /　,ﾍ,,,/ｱ　　　　　､　　　ﾟ｡
　'　　 '　　 /　 '""ﾞﾞ"{　　 '，､　＼　　　　　　 '，　　　　創造神様にとっては例え計画が失敗しても、また宇宙の時間を巻き戻せばいいのだけど、
/ィ　　　　 ′　ｉ　　 {　　　丶＼　ヽ　 :ｉ
　|:　　:i 　　　 { 　　{ 　丶　＼丶　　ｰ}　　　　}　　　　私は今更やり直しはしたくないわ。
　|i　　:ｌ　　　_j__{_ 　八　　ｉ＼　丶＼＿j_　　　　 }
　|l　　:{ 　 :　 { ﾊ￣｀＼　ﾄ､　ヽ´￣　ヽ}　　　　 ,　　　　かなりの時間と労力を投入しているし、私たちの子孫だって王国には数多くいるわ。
. 从　 :{ 　 i　从ｱ示沁､　ヽ{⌒,ｨ竓示芹ｧ}
　　丶{ 　ｌ　　Ⅳ V_ツ　　　　乂_rツ　'　　 , 　/　　　　　時間を巻き戻して、その子孫たちを無かったことにはしたくない。
.　　　从　|　　乂_　　　　　　　　　　　 /　　ﾊ　'
. 　　　ヽﾄ､　{::i⌒　　　 i 　　　　 /　ｨ / }/　　　　　　
　　　　　　　＼{込、　　 r　 ‐┐ 　 ,ノｲｫ　|"
　　　　 r ─‐┐ }　ｉ > . 　､__ ノ　　ィ/　|　|_＿__「 ¨ >､
　　　　 | 　　ﾄ-}　l=ｧ=}＞　_　イ　_{__ >|　|i:i:i:i:ｉ:|　　　|
　　　　 | 　　 li:i:}　|i:{｀┴‐‐┐　　　}/}　 |　|i:i:i:i:ｉ:|　　　|
　　　　 | 　　 l:i:i}　|ｲ>､　　 ∧　　 }/}_,. |　|i:i:i:i:ｉ:|　　　ト .
< ¨¨¨＞V　　 |,<}　|八　　‐- ∧ 　 //.-‐|　|¨＾>､|　　 /. . .＼
. . . . . . . . ＼ _|　}　l　　　　　 VV 　　 |　| 　 __|　／. . . . . .丶

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿|　＼　　　／!
　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿__乂ヽ V- ／　/
　　　　　　　　／　　ｨf{＞――――ミh、 }ｌ/　　/
　　　　　　　　　　　ｨf{>'゛　　　　　　　　　　 V　／|
　　　　　　 /　　　/／　　　　　　 l　　　 V 　 |
　　　　　　,　　　 /′　　　　　　　 l l　　　 ',　　|
　　　　　 l 　　∥　　 ,′ ',　　　　　ｌ !　　　　　 |
　　　　 l　　　l' 　　ﾊ　　ﾊ　　　 ', ｌl　　　　l ／!
　　　　 l 　　 l　　　/　'　/_ } 　　//ｌ｜ |　　 l l／!　　　　確かに三回も宇宙の時間を巻き戻すのはどうかと思う。
　　　　 |l　　 |　ｌ　 l ￣V￣~｝　//l￣ｌハ　 l |__l
　　　　 |ｌ　ｒ‐|　 ,　lｧ灼示ﾐ､｝// 芍示ﾐ } ,　＿l　　　　　私も今回で目的を達成しておきたい。
　　　　　　ハ| (| 　 , l　ゝ-′　／　ゞ-′ ﾊ!//　 l
　　　　　　乂!　　｜__　　　　　　,　　　ﾊ:|/　　l　　　　　　巻き戻しは２回で十分ね。
　　　　　　　　　ｆこ/=／こh､　　 __　　　.:.:.:.ﾊ　　l
　　　　　　　＿__Vニ=ﾆ=包ﾉ__ ´　′,.ｲ:.:. ,'　|　 |
　　　　／　　　　＼ﾆ=ﾆ=ﾆ=ﾆト　ィｌ{‐|:l:.:,'- ,乂｛
　　　　,　　　　　　〔二｢｣ﾆ二>!　　 ll　|:l:;　　ヽ
　　　 |　　　　　　　//ﾆ|ﾊ=ﾆ=!)）　 ll　|:l 　　　 V
　　　　ｌ　　　ヽ、｢ﾆ=Lﾊニ=!　　 ll 〈〉　　　　V
　　　　ｌ', 　ｧﾇXこ>｀7-====-′　　ハ{｝／　　　ｖ
　　　　| Уﾇ´　　　V　　　　ト、ｒ ‐､」　V、　　　　　、
　　　〈ﾇX　　　　　　　 |└　 /　　 } ヽ
　　　　|　Λ　　　　,′　　　l　　 / 　　 } 'Λ
　　　　|-くΛ　　　,′　　　 |ヽ_/　　. : :/ 　Λ
　　　ｆ⌒ 'Λ 　 ,′　　　 |￣￣｀｀~'''　―――――　、ヽ
　　　 | 　　 Λ　｛　　　　　, ,,、-―　　　,､-―-　　　　 V
　　　　|　　　 Λ　　　　／　　　　　　ヽ/　　　　　ヽ　　　〉
436 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 11:39:43 ID:lkKEeyRr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-―…―-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀`
　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　＞''"~　　　　　　　　　　　　＼　　　　＼
　　　　　　　　／/　　　　　|　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　／ ./　　　　　 :|:.　　　ヽ　 | ＼　　　　ヽ
　　　　　　／　 /　　　　　　 | ∨　　ﾄ､ |＞''＼
　　　　／　　　　　　　 |八 ∨ 　 |ハi　リ__ヽ　 /:.　　　　 ',　　　　　前回の私たちはお世辞にも褒められた存在ではありませんでした。
　　　　　　　　　|/ 　　　 :|　＼≧=-　〃~~~　 , ./:.　｜
　　　,:　　　　　 |　|　　　　 |~"''⌒ 　＼　　　　 i/}　　 |　　 |　　　　　　創造神さまから瑕疵があると評価されたのも無理もありません。
　　　　　　　　　|　|　　　　／＼i,斗　⌒　　　　　　/ ／i |　　 |
　 //.　　　　 |　|　　　　`､〃　　　'　　 ⌒ヽ./イ　リ　 /
. // 　　　　八 |＼入　　＼　　　　／　　ノ　 _/／__i／__　　　　＼
　　　　　　　　　　＼　＼|＼　　＞　　ゝ--　　　 |┌――― |　　　　　＼
∥　　　　　　　＼ ,{i　＼〈＞　　　＿＿／ :| i　　　　　/.　　　　　　＼
{｛　　　　　　　　　　 /八　 :i ＼＼￢　/ゝ..‐=ﾆ| |　　　￣ヽ　　　　　　　＼
{｛　　　　　　　　, へ/　　＼| ＿＼＼| 人＿＿__| |　　　　／ `''＜＿＿　, へ
{｛　　　　　　　　<　　＼＿＿＿>　〉 ⌒　<＞<／:| | 　　　　　　　　 /　　 .〉
{｛　　　　　　　／ヽ　 /(⌒ヽ　　　／／f´　　||　＼､　　　　 /ヽ　　 /　/　∧
{｛　　　,,､～''~　/ /　 /　ヽ ⌒ヽ_／／　 ,|　／　o　 .〉ー〃⌒ヽノ　　/　/　∥
{｛,,､　~　　　　./ /　 /　　 ( .〇 )__.〈　／∧＼　　　／／￣乂ゝ'ノ　　　|　｛　｛i
{｛　　　　 .／ /　 /　　　ー''　＼／)／)　＼／／　　　　 | |　　　 :|　｛　｛i
八　　　 .／　./　 /　　　　　| |　　.／／／(＼　＼　　　　　 | |　　　 :|　｛　｛i
　＼　.:/　　/　 /　　　　　 :| |　 / ./ ／ )(＼. ＼　＼　　　 | |　　　 :|　｛　八
　　　./　／　./　　　　　　 | | ./　　/　/　＼＼　　＼　　　へ　　 :|　｛＼
　　　/ ／.:/　/　　　　　　／　　　　 / 　　＼　　　　　~"''～ヽヽ`''＜　＼＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __
　　　　　　　　　　　　　　＼-､:'"￣￣::.//::.::.､
　　　　　　　　　　　　　／::.::.:＼＼>― //::.::.::.::.＼
.　　　　　　　　 ,..::.::/::.::.::.::.:＞＼_/ 二ﾆ=..､::.::＼
　　　　　　　　 /::.::/::.::.::|／::￣:＼〈::.::.::.::.::.`､::.::.:'，
　　　　　　　 ;′::ｉ::.::.::.::|::.::i{::.::.::.┘::.::.:人.::.::.:`､::.::.'，
　　　　　　　 .::.::.::.|::.::.::.::|::./ ＼::.::.:＼::.::.::.:＼::.::.'，::人/ト,_
　　　　　　　　　/::.::.::.:|::.::.::.::|/-‐ '"＼::.::.:＼::.::__,.:_-.:'"::_／＼:＼
　　　　　　 /::.::/::.::|::.::.::.::| ,,斗=ミ　｀¨¨⌒斗=ミ, 丁::.:}::.＼|:: /　　　　それは言わないでよ。
　　　　　　 ,..::.:／::.::.::|::.::.::.::|《　んﾊ　　　　　んﾊ》 |::.::.}::.::.::∨
.　　　　　／::／,::.::.::/´|::.::.::.::　とつﾂ　　／)　とう　′::.}::.`､:.:}　　　　　今思い出しても黒歴史だわ。
　　　 /::／　/::.::.::{ {^|::.::.::.:|　 j 　 /^i／ rく,)_ ι　}_i::.::}ｉ:.:.ⅱ}
.　　　 }/|　　,::.::.::.:人Ⅵ::.::.:∧｡ﾟ ,,ノ ./__./(＼＼＼^ｉ }:.::ハ::.八{
.　　　八乂__{:i.::.::.::.::::i八::.::.:込,〈:ｉ:ｉ:/:ｉ:ｉ/:i:(＼＼＼乂,/　j/__
　　　　＼_从::.::人:人::.＼::.::.:/:i:i＞=ミ:i:/＼＼/^Ⅵiﾊ／/ﾞﾞ＼.　/^i
　　　　　　　＼::.::＼:.＼::＼(´＿__ 　 |:i:i/∧∧:i:| 　＼人　　∨ |/,
　　　　　　　　｀¨¨~｀⌒￣ | |　|　｀_. |:/-,_∧:i:ｉ:|　|^ヽ ∨＼　|　|: |
　　　　　　　　　　 /⌒＼￣~"'| | └ '"|_/　∨ｉ∧:i:|　乂__〉∨　　|　|: |
.　　　　　　 |＼　i{　　 /＞-<|　￣　 /⌒ヽ:∨i/＼ ‐-....__ .|＼　|　|: |
　　　　　 |　 Ⅵ　　./ /　/＾　　 .〈＼___|　∨i∧＞--.....亅　丿_／

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／/////≧､　　い,＼　　 ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ =イ――ｰ-=-/ )ーｲ.::.::.::}　　　}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　,　 ´　　　　　　　　｀乂ﾘ::.::.:/　　 /
　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　､　　ヾＶ　　厶_ ｨ'
　　　　　　　　　　　／　　　　 ,　　　 l　　　　　＼, ハヾ二＝＜
　　　　　　　　　　 / 　　　　　　 ,ｲ　　　 .ﾄ、､　　　　＼｝iﾍ　＼_´
　　　　　　　　　　　　 /　.{　　　,|　 ./ ∨　　　} ﾍヾ､　　、　　＼ﾍ　　￣￣　ｱ′
　　　　　　　　　　　　　　 i　　 ,' i　√　、ﾄ､　i!　刈__ﾐ＼≧-＿　ニ=-　　　イ
　　　　　　　　　　　｜　 |　　i　,{ .{示､　Ⅵ ＼!((´　｀,)｝Ⅵ≧ｰ|　 |=-―　´
　　　　　　　　　　　　 { 　 i! 　 l {{Ⅵ　,}}　　　　 ` ﾞ（￣(　 ∨　　}Ⅵー｀=‐　　　そうだよ。
　　　　　　　　　　 Ⅵ |＼ﾄ,|　｀)¨¨) 　　＿＿､）.　）　}　　 | ﾉ{`ヾ
　　　　　　　　　　　　 Ⅵ 　ヾ､ (　 ( |´￣　　　 i!( 　(　　.i!　　|!　|　　　　　　思い出したくもないわ。
　　　　　　　　　　　　　　∨i.｜　 )　 )|　　　　　 i!)　）　｜　 i!　.|
　　　　　　　　　　　　 ∨ |　　(　 ( | 　 ,.:－==､!　 (　　 .i!　　i　　　　　　　　おかげで創造神さまにこんな懲役をかされているのよ！
　　　　　　　　　　　　 Ⅵ、　)　 ) {／.:::::::::::::::::|　 .)　 .:::|　 ,ﾍ　%
　　　　　　　　　　　　､＼　 (　|::::::::::::::::::::::::i　( イ:::::| ./.　∨.%
　　　　　　　　　　　　　　 Ⅵ　≧ ._!::::::::::::::::::::::_}ミｿ7;≧|/=7ﾐ､∨ %
　　　　　　　　　　　　　　　 Ⅵ .Vｿ〈`ー――≦ /-､ヽ　　〃/＾､∨ %
　　　　　　　　　　　　　　　､ー＜´ f⌒＜　　＞　ヽ／　 ///　　 i ∨ %
　　　　　　　　　　　　　　　ｆ｀＜ 7 ｀ヾ: : : : : : : ＞´＜￣}丶ヽ　　 l　∨ %
　　　　　　　　　　　　　　 { 　 //f　￣￣ヾ' ⌒ Vi´　　 i!rf'´　　　|＞.7、%
　　　　　　　　　　　　　　　　V　ー7､　　　 {{　ｒｃ)}　　　 t　〉-― ´　/　∨ %
　　　　　　　　　　　　　　 ,廴_斗 V.　　_＞-＜　､　　　ﾍ　〉=- 彡'》,
　　　　　　　　　　　　　　　　ゝ、　　　｀fー ´　| | |　　＼　ー'ﾆ|￣　　 {　　∨　＼
　　　　　　　　　　　　　 }三ﾆイ | | 　 _ﾉ | }__＿,} }三三ﾆ!　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　〈　　,|ﾆヾﾆー'ｨiｷ`'ｰ=-ソ三三ﾆ}　　　　 |!　　　＼　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　＼　.{三三三三〔　,ニ三三三//iヽ.　　小　　　＼　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 }　＼三三三ﾆ∨三三三三/　V 　　 { !　　　　　　＼　　＼
437 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 11:42:18 ID:lkKEeyRr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ 　 , !
　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　　―――-　　_　　/　 .://　　　　＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ -=＝＝＝＝⇒》》､　↓　://　､丶｀　／
　　　　　　　　　　　　　　　　_､丶7￣￣￣￣＜《《《》ヽ､ヽ／Y´..::: 　／
　　　　　　　　　　　　　 /／　　,′.:　　　:: |　　　￣)》》》〉ヽ'∠ ,,...､く
　　　　　　　　　　 //　　　 ,　 .::　　　 l |　　　　￣￣｢　 V　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　,　 ,′ /　!　 :　　　 l |　　　　　　　ｌ　　[⌒＼　ﾉ|　　
　　　　　　　　　　　,′,′ ,'　ﾊ　:: 　　 / ﾊ　 },　　　　 | 　 |⌒＼／ノ!
　　　　　　　　 } 　ｌ　 l　/　i　　　　//ｌ　',　ハ　　　　l 　 |　／／　|
　　　　　　　　 |　 | 　 l_/＿ i　　　// ,'""V⌒', 　　　j 　｜/ /　　　　　　　前世の分はもう十分に働いているわよ。
　　　　　　　　 |　 | 　 |′　丶　／　,' 　　　　 , 　　 ′　l/ /　　　′
　　　　　　　　　 i　 ] 　 |气笊歹＼ｉ　,' 勺芝ｳ冖}}　l/　　 'l /　　　,′　　　　というか、話を元に戻しましょうよ。
　　　　　　　　　 l　ﾊ　 | 　 ¨´　　ｉ /　　゛¨´　 ∥ ,' 　　,' j-―‐-/
　　　　　　　　　 lﾊ 'Λ ﾑ　　　､ｉ′　　　　 ∥V　 //　j＿＿/　　　　　　確か巻き戻しは避けたいってとこだったよね。
　　　　　　　　　　　 V|Λ'Λ　　　　　　　　　　 /　 / //　 j '///
　　　　　　　　　　　　 |ﾊ//,へ　　　⌒ 　　　　,ｨ/　 /|/l′　ｊ'/ﾊ′
　　　　　　　　　　＿V/|＿〕ｈ｡,_　　　､＜ｨ ′//　　　 !/! }
　　　　　　ｖ ´ 　　　､V,|//＼ﾆ=〕i≦､sf{7 ! 　'_　　　　　V{
　　　　　　　　 ,′　　　　　 ‘|/　　＼====- '゛ ] /　〕｢￣ ¨' ､‘{
　　　　　　　　,　　　　 v　 // ~"''-､､lf⌒ヽ　_,,､l/ｌ| 〈〉　　　
　　　　　　　 |　　　　　 V/〈　　　弋zzﾉ'´　　ｌ|　{ ｝　　　　[
　　　　　　　　|　　　　　_V　ヽ　　　　　　　　　　　ｊ｛〈〉／　　 !
　　　　　　　｝　　ｨﾇｻУ　 ⌒ヽ＿　　　＿　 / ヽ{ }´　　　 ′
　　　　　　　　l　厂ノ￣ ′　　　　Vヽヽ___ /／ У 　ｖ　　　 ,′
　　　　　　　_｣f´ﾉ　　　 l:: 　　　　　ヽ└― ┘__｣　　　}　　　 ′
　　　　 rヌ又｢　　　　　l:::　　　　 └､　　_/　　　 ,′　　 ′
　　　　　¨⌒ ｌ　　　　　l::::　　　　　　ヽ/　　　　　/　　　 ,′
　　　　　　 ]　　　　 l::::　　　　　　　 Λ　　　 /　　　 ′
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　´　　　　　　　 < ⌒　｀　　　＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . . . '　　　　　　＼　　＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　′　　　　　　　　. : '　　　 '　　ﾊW/. .　　 '，　、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {　　　 . .　　. ' 　 .::i: .　　.::　/　/''ﾞ7 . .}　　　}. i、＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　. : :/　. :/. : Y　{: . 　 i: /｀メ、/　. / . .　　 . }　⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 :. . : : / . : ‐‐┐ {　{: . .　{芯＾㍉ {　. .' . ./　　. .'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 '，: / ／i:i:i:i:i:}:.人八: .　{ﾋﾘ　　:.　/. ./　　' /
　　　　　　　　　　　　　　　　 r‐へ }〉／:i:i:i:i:i:i:i:,: : 彡{: ＼:乂　　　乂. ./　／}/　　　ええ、ゲームの様にリセットでやり直しができるのは強みですが、
　　　　　　　　　　　　　　　　 |:i:i:i:i:i〉}:i:i:i:i:i:i:i:i:i/㌘　: {: . . i＼　　　〉 '}／
　　　　　　　　　　　　　　　　 |i:i:-={/⌒:i:i:i:i:i:/ ￣　ﾆ八 : {　　__　　ｲ /　　　　　　　　面倒な事には変わりはありません。
　　　　　　　　　　　　　　　　八i:i:i∧:i:i:i:i:i:i:i/__　ﾆﾆ=--V个: ._ ／　}/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /i:i:i:iｲ⌒}＼:i:i:/／　　　　. . .⌒ <　　　　　　　　　　　　　まあ、創造神さまは駄目なら何回でも巻き戻すつもりでしょう。
　　　　　　　　　　　　　　　 └‐//　. :}i:i:}^7/　　　　　　　　. . : : '，
　　　　　　　　　　　　　　　　〈/　. : :|i:i:|〈　__　　　　　　　　　. : : ::､
　　　　　　　　　　_＿__　　　　__ ／　. : : 八i:i:i:〉⌒Y　　　　　　　　. : : :}: ＼
　　　　　. . : : .　 .　　　ﾆ=--　　　　. : :/⌒L/___ノ}　　　　　　　__ 人: . .＼
　　／. .　 ⌒ ＞　´　　　　　　 . . : ∧　　「/r‐〈　　　　　　　　 -=/ ⌒＼ . ＼
.　　' . :/　　／. .　　　　　　　　　 . . : ,ﾆﾆ}: . .V∧=-　　　　　　 -=ﾆ/　　　　　. .
　 { . : {　 . . .　　　　　　　 . .　　. . :..ｲﾆﾆ/､: :∧/}ニ=-　　　--=ニﾊ: . .　　　. '，. . .
　八: : .､/. .　　　　　　 . . . ' . . .／　}ニ7: . V : }/|ニニ=-　-=ﾆﾆ7/∧ : : : : : : }　 . }
　　＼ '. .　　　　　 . . /:/. .／　　 }ニ|: . /:..__|/|ﾆニ=- -=ニニ{: :/∧ : : : : : ′. ,
.　　　 {. .　　　 . . .　__ /./／　　　〈ﾆﾆ{: ｲ／ﾆ|/「￣ﾆ=---/⌒: : . .∧_ : イ . . ./
.　　　八. .　 . . .／ ⌒7／　　　　 └く^ 八　　￣　_＿　---{ ⌒ =---__〉　ﾉ　. .'
.　　　　＼　. . {　　　{:{　　　　　　　　 L{⌒＼　　　　 ⌒ﾆ=-〉ﾆﾆﾆ=- _〉／. . /

　　　　　　　　　　　　　 , '　　　　　　　　　　　　　　　　＼ﾆヽヽ／L
　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　i!　　　　　　　ヽﾆと､__ ＞
　　　　　　　　　　　　　　 ,'　　　i　　!　　　　　 i i　　　　　　　　V　 V　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　 ,'　　　.i　 /|　　　　　.i　i　 i　　　i 　 i　　　 } ＼
　　　　　　　　　　　　　 ,　　 i /i__/_.i i!　　　 Aj―i- L　　.i　　i　　　 iト　＼__i　　　　死にゲーにハマったゲーマーよりはマシだけど、
　　　　　　　　　　　 i!　　.i i~i i＿Ⅵi　　./.,'!`　 Ⅵi､　 i　　.j　.i 　 i　　＼ /
　　　　　　　　　 i!.i　　i.|　＿＿i}､　. / } ---Ⅵ.V i　 .∥　!　 i}　　　 ./i}　　　　創造神さまのあのノリはついていけないわ。
　　　　　　　　　　　　　i!i{! 　 i!∥}三i}ﾐ＼/ iﾉｆT三ﾆ=､Ⅵ､ ∥　.i　 .ii　　／ﾉ
　　　　　　　　　 {! i　i､.i! 　i三i|　　/　　　|三ﾆ|　》 /ｉ/　.,'　　i ｉ_／／ i!
　　　　　　　　　　 i､i　il}　乂.ﾉ　　　　　.乂ノ　i!/ /　 ,' 　 ,'　i .／　 .,'
　　　　　　　　　　　　　 i ` il}.　　　　　　　　　　　　 /　　 ./　 .,'　 .i´　　 ,'
　　　　　　　　　　　　　　　ii　乂　　　　⊂つ　　　 ..ｲ,'　　 /／}/　　.i＼__/
　　　　　　　　　　　　 i!　 {　＞　　＿　,,　＜!　 ∥　 /´　　　　 i＼./
　　　　　　　　　　　　　　　 V .i　　　　＿>=ﾆﾆニ}　.,'　／　　　　　 .i　/
　　　　　　　　　　　　　　　　Ⅵ　　／　　　ｎ　　 `/／　　　　　　　ｉ/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /∥　ﾍ⌒ヽ　　／`-､　　　　　　　 /
438 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 11:43:24 ID:lkKEeyRr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｨヽ
　　　　　　　　　　　　 ,　　´/ 　ﾑ｀ｰ､
　　　　　　　　　 ,　´　　　　　 ‘､　ヽ
　　　　　　　　　 , ´　　　　　　　　　ヽ､　 ':,
　　　　　　　　　 /　　　　　,　{　|　＼　､＼　'，
　　　　　　　 /　 /　| {　! ! !| ! ､ i__从､ヽ　＼!
　　　　　　　　 ,　 /! ! {_,|-ト| |从lｲl l/_}､ ‘，ﾄ　＼
　　　　　　　　　;'　/ | !　{,.rtｫ､ヾ、 ,ｨﾁ㍉} !{,| | ＼_ ＼　　　　　やはり今回で成功させる必要があるな。
　　　　　　　　　{　|! { |,　|弋)ｿ　　　弋(ｿ !从!.|　　|＼ヽ
　　　　　　　　　从!! |ﾘVIﾑ　　　'　　　　| 　リ　　 ,　ヽ ':,　　　その為には失敗に繋がる要因は可能な限り排除しておくべきだろう。
　　　　　　　　　　ﾘ'，!､|{　ﾊ､　　 ‐‐　　,. |　 |　　　 ,　　 '，!
　　　　　　　　　　　ﾘヾ!|　| |≧　､_,..イ=j!　ﾘ　　　 ,　　 } |
　　　　　　　　　　 j!　Ⅵ| |} | ,..:[ﾆ]=| |j　/-､　　　 ',　　| !
　　　　　　　　　 /rrr､_Ⅵ| |:{/ :::: /| |! ////7r77ﾊ､　 | !
　　　　　　＿／////// ／|:::::/ ハi!//////////∧ リ
　　　　　　　／//////// ／::{ /::/／::::ヽ ∨////////∧
　　　　　 /////////,／:::::::| {:／::::::::::::::} |///////////ト､
　　　　　　{/////// ´::::::::::::::|,:'::::::::::::::::::: | |//!///////////＼
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　　　　／＼////∧:::::::::::::://:i＼:::::::::::::::: | |//＼///////,.イ
　　／　　　,>==-{ |::＞::::::{ |::::ヽヽ:::￣::::://///＞､二二二ノ
　／　　.:／　　　ヽゝ/|::.-!/::::::::r-＼::::::::￣￣´!　　',　　　 ',

　　　　　　　　　　　　　　　 _　-‐　　￣　｀丶
　　　　　　　　　　　／　　 /　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　／/　 /　/　　/　　　　　　＼
　　　　　　　　　 , '　/　 /　 ! 　ｲ＿ /　　　}　　ヾ、
　　　　　　　　　　/ 　 l　 /　　レ'/ |　ｲヽ　　ﾊヽ　 ', ヽ
　　　　　　　　　　;　　 !　{　　 V テﾐヽV|　 ,ｲ/|　|　　l　|　　　　となると文明コントロールは絶対に必要だね。
　　　　　　　　　　|　 ,ｲ　ﾊ　｛　Ｖ､ノ　　レ'ｨミ |　l　　ﾊ |
　　　　　　　　　　|　ﾊ| 　 lヽ＼ﾊｰ'　　　ﾄﾊ/ィ/ /ﾘﾚ　　　　幸い王国人に『余所者の集落を啓蒙して豊かにしていこう』なんて、
　　　　　　　　　　| 　 l　　ﾄ､＼ヽ '　　　　 ,ﾋﾉlイﾚ'|＼
　　　　　　　　　　|　 , 　ハヽ |＼ヾ　{ フ　 "ﾉ/|　リ　＼　　　　考える人がいなくてよかったわ。
　　　　　　　　　　|　/　/　∧} !＼＼ _.. 　＜{ノ | /　＼　＼
　　　　　　　　　　ﾚ'　/　 / / ＼ニノ＼　ﾊ　ﾘ＼　＼　＼
　　　　　　　　　　|／　　／/　　＼《0》 l｀ー､　　ヽ　＼　　＼
　　　　　　　　　　|　,　 ´／　　　ヾ〃 | 　｢| ｌ＼　ハ　ヾ、　＼
　　　　　　　　　　Ｖ￣´　　､､　　 | |　ヾ-( ) ､　∨　 l　ハ＼　ヽ
　　　　　　　　　／´ |｀ヽ.　　 ○===､＼//¨ ヾ＼ } 　レ'　 l 　ヽ　ﾊ
　　　　　　　／　　 i|　　l　　　||　　＼〈　　ヾ　ヽ　 |　　 !　　 ∨ |
　　　　　　　l/ 　　 l|　 { l　　 ll　　　　/ﾊ＼　ヾ　 ∨　　 |　　　} /
　　　　　　　|!　　／/ 　､l　　 ll　　　//　', ',＼　ヾ　 V　　 l　　 /'
　　　　　　　|l ／／　　　 |　　 ll　　ヾ、 ', ', ||　　ヾ　 ∨　 l
　　　　　　 /レ '　　　　ｲ　　 ll　　　ヾ､', ',＼　ヾ　 V /
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　　　 /　　　　　　　 /　　|　　　ｌl　　　　　 | |　| |　　 V　｀ﾍ＼＼
　　 /　　　　　　　　/　　 l　　〈〉　　　 | |　| |　　　V　　＼|　＼
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＼ //○=　　　/　　　　/　　　　ー---‐'‐'　　　　　＼＼　ハ

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.　　　　／／::.::./::.::.::.|::.::.::.::|::.::./　 ⅱ::人::.::.::.::.::.::＼_:|／(人::.::.)
. 　　／／::.::.::./::.::.::.,::|::.::.::.::|::./　--八::.::.:＼::-―::.::.::.::.::.::.／／
　　／::/　/::.::.:/::.::.::/::.:|::.::.::.::|´　＿_ 　＼::.::.:＼ー---‐:＜:ハ
　 (::.::〈　/::.::.::,::.::.::.//ﾞ＾|::.::.::.::,ィ灯示㍉　　￣灯ハ}::.:|.::.::.}::.::.}　　　本人にとっては善行でも私達には避けたい事だから、
　　＼_;:>::.::.::.:|::.::./::{ くj|::.::.::.狄　)rリ　　　　　じ′ :.::.|::.::.:}.::.::
　　　〈::.::.::.::.|::.::{::.: ＼,|::.::.::.::|　｀~　　　　 ,　　　八::.|:::.:/::.:/　　　そういう奴は始末しないといけないわね。
.　　　＼::.:.:乂八::.::.:|_|::.::.::.::|　　　　　　　　,　　,小::.:|／)／
.　　　　｀¨¨⌒　＼;从::.::.::.::ト _　　｀　　　／/ ::.::.|　　　　　　　といっても、この時代じゃそんな奇特な奴はまずいないわ。
　　　　　　　　　　　　　＼::.::.|＼,,≧=-....　イ人{_|::.::.:
　　　　　　　　　　　　　　　＼乂 |＞-/Ⅵ|〕iト.. _/::／
　　　　　　　　　　　／|　｀⌒＿/　|^^〕　 |⌒´〕iト..._　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そんな奴がいたらビックリよね」＞天空神
　　　　　　　　　／　 |___　 |＼∧ _|__,〕 _/イ⌒>　　〕ｈ､
439 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 11:44:12 ID:lkKEeyRr: 　　＼　　　　　　　/ {　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　│ 　　　 :,
　　　丶　　　　　 {　　　　　　/　　　　　 | 　､　　　　　　　|　　　　　 :,
　　　　＼　　ﾊ　 {　　　 ′　　　　　　トv∧ 　　　　　 | 　　　　 ′
:,　　　　　　＼___,{ | 　:、　 /　　　　　　 .| 　　ﾟ。　}　　　 |＼　　　 | i
　, 　　　　　　／{　　　＼,′　　　　{.　　;　　　、　!　　　 .′_∨　　　| |
　′　　　　　/　　い　　.′.|　　　 |　　 ′ 　　＼|　　　 ;／　 }v　　 |八
　 ;　　　 r― 　　_}__、___;　　|　　　 |　 /-- 　..,,___, ∨ 　./斗ﾐ:､{ ぃ　 ′
　 |　　　　〉、⌒ヽ　　　 ′ ｲ　　ｨ| ./　_＿ﾉ__　　　|　 /_)r} j /　｝! /
　 | 　　 /　ヽ　｛｀ー‐/／､|　　　　{/_／´__)爪＼　 | ./ |iﾞｿ　.′/ |/
　 |　　／-----＼　　 ⌒　　>:, 、　｝｝　 |/；/|　　 |/　 ¨´　| ｛　 ′　　　つまり、前回の地球の歴史を反面教師にして、
　 |　　　　　 /　　、　　く　ﾊ＼_/　丶.,乂zﾂ　　 / 　　:.:.:.:{　}
　 | 　　　　 ./ 　　＼＿__/　∨ ‘｡:.:.:.:.:.: ￣　　　　　〉　　 ,　.′　　　　　今後発生するであろう問題を事前に潰して置く。
　 | 　　　　 / 　　　　　ﾄ,　　　 }　　　　　　　　　　　 / /
　 |　　　　　′　　　　　ノ| ﾊ　　 /、　　　　　　ィ　　.ｨ　 {　　　　　　　それに比べたら盗賊団など大事の前の小事にすぎないわ。
　 | 　　　ｲ　　　　　　　/{　ﾚ|_乂〈　｀　　.,　　　´￣　／ ′│
　 |　　 /　| 　　　　　 } ﾚヽ,_|　　ﾄ､/｀ヽrｲ＞　 ,__／ﾆﾆ| 　 |
　 l　　 :′..|　　　　　　 /　∨|_,|　　 |==== ﾛ入＼　∨: : : | 　 ′
　 |　 /　　 |　　　　 ∧　　＼|　　 |/|　　ﾊj⌒ 　＼∨: :.:{　/

　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /,
　　　　　　　 /　　　　　 .|　 |　　　　　 :|　 |　　　 ./,
　　　　　　　　　/ . 　　　 |　|　 |　　　　　 :|　 |　 |　　　 /,
　　　　　　 / 　　　　 |　|　 |　　　　　 :|　 |　 | {　　 ./,
.　　　　　 /　　　　 :|　 |: / _,,ノ　　　　　|ーﾊ　| {
　　　　　 /　　　　　 |: /|/´＼ﾙ'＼　　ァ==≪∧|　　　　　　　　　それはそうなんですが、盗賊団になる集落の数が多すぎたのは予想外でした。
.　　　　 /／^|　|　| 　|/ ,ｨ灯沁　　 )　 / r') 　ハ/　　 ∥
.　　　　　 ´　　|　|　|　 | 〈 Vr ン　　/ イ　ゝ-''　/　/　/　　 ',　　　　普通なら王国に移民しようとする筈なのに移民希望者はほとんどいなかったです。
　　　　　　　　 | 八 |＼|:　＼　　　　　　　　 ./　/　/　　　 .',
.　　　　　　　 /|　　＼ ∧　⌒　　　 '　　　 ./／|／　　 ∥
　　　　　　　 / :| 　　＼∧　　　　　r　っ　　　人./　　 /
.　　　　　　 /　 |　　　　「个　　　　　　　　　 ⌒/7 /　/　|〈
　　　　　　/　八　　　 :|　　　　:}＞　　　＜　{___// /　/　 :|　',
.　　　　　/　　　＼　　|_ -‐￢f ー――――' )　／㍉　　 |　　　:|
..　　　　/　　　　　/ ＼ |-‐　￣ T冖￢‐￢冖T　　　　　}ヽ　| 　 i　|

.　　　　　／　　　　　＼
.　　　　　 /　　　　　　　‐=‐ ､__,　　　　-‐━‐-
　　　　　　　 .:::::「⌒7:　　　　 ∨ '′
　　　　 |　/{:::::|　｛::::....　..:／　　　　　　　　　　　＼
　　　　 ∨::::::::::＼_,>‐<::::/　＼/ 　　 ∧　　　　　 ∧
.　　　　　＼:::::::::::::(_____)/ 　　　　　 ∧ 　＼　　＼{
.　　　　　　　＼::／　 ..::「　　 | 　ｉ　　 |　＼　　＼ﾍ　　＼
　　　　　　　 ⌒ア　...::::::〈　　＼| 　| 　　 |＼,,_＼「￣　＼____＞　　　そうよね。
　　　　　　　＜____/:::::／|〉＼　 | 　　 ∧!　　　　　斗::七ﾍ|
.　　　　　　　　厶イ　 j∧　　i|　　　 | ,斗:::七　　弋J { ｝､　　　　うちの移民条件は、『過去に王国で盗賊行為等の重犯罪を犯していない』
　　　　　　　　　　　 |:::/＼/|　　　 |　弋_J　　　､　　｝⌒i
　　　　　　　　　　　 |/ ..::人|　　　 |　　　　　　　　 /　 /　　　　『自分の意志で移民を希望している』の二点だけだものね。
　　　　　　　　　　　　 / ..::::::::∧　　「＼　　　　 )⌒　,.:::{　 |
　　　　　　　　　 / ..:::::::::::::∧ 　 |..,,,__　　---‐=升=‐　|_　　　　こんなの条件ですらないザル状態よ。
　　　　　　　　　　　　 / .「⌒＼⌒Z＼ |ﾆﾆiﾆﾆ7⌒Z ﾄ,　〉　　V]>、
　　　　　　　　　 / .:::|/　⌒＼ ⌒Z|-=ﾆﾆﾝ⌒Z　| ｀｛∧__,／ ∧
.　　　　　　　　　 / .::: ,′　　　＼>⌒Z__] 　/＼__,〉　＼____／　∧
　　　　　　　　　 / .::::: ′　　　　 `、〈￣`(__)____]　 / 　 |　　　 ∧
　　　　　　　 /　::::::;　{＼　　　　　`,_,Ｌ__／∧＼>､| 　 ∧ 　　　 |
　　　　　　　　　/　 :::::::|　 : : `、　　　 /　!::::|_|::'∧::::::∧,__{　| 　　　 |
　　　　　　　 ,'　　::::::::|　 : : : :〉__,,.　'′∧:::::::::: '∧:::::::}　＼　　　　ﾉ
.　　　　　　 /　　:::::::[ﾆﾆ二彡ﾍ__,,....::::／⌒i:::::::::〉〉:::/　　　＞--<
　　　　　　　/　　 ::::::::::|::::::::::::::::〈:::::::／　‐=ﾆ>:::://:::/　　／:::::::::::::::＼
　　　　　 ,′　　 :::::::::::〉:::::::::::::::::￣{　　　　　/⌒7=‐----‐=ﾆ⌒'マﾍ''ｰ=ミ_
.　　　　　 ′　　 :::::::::｛::::::::::::::::::::::::::＼　　　　　　　　　　　　　　　　}:::} 　　〉
　　　　 {　　　 ::::::::::∨::::::::::::::::::::::::::::＼＿＿_＿＿__,,... 　 ,,___＿/::/＼｀ﾝ

七大神にとって計算外だったのは王国に移民を希望する者がほとんどいなかった事であった。

令和日本の基準で考えると、旧石器時代の原始人の生活などやってられないから先進国の王国に移民して帰化したいと普通は思う。
440 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 11:45:17 ID:lkKEeyRr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｨﾍ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.ｌ　.ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　　　　　　　　　　　　　　ﾉ　　.＼　　　　　　　　　　 _,､ﾉ -'" '
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　ｏｨﾉ　　　　　　　　　　　　　丿　　　 "㌧_　　,ｨ　 ,､_　_ｨ-'~´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ..　'　　　　　　　　　　　　　　　.ｧ､_　l　　　　　　　 `ｰ"f .／'"　"
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　'　　　　　　　　　　　　　　　　　,_ノ　｀"　　　　　　　　　　{_,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｪ=ｧ　　　　　　　　　　　　　　〈 γヽ, -‐､　　　　, -‐ｰ-''"ﾞ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.,　ﾞ'　　　"　　　　　　　　　　　　　　）ﾞ'ヽ,　　　ヽ、γﾞ
　。　　　　　　　　　　　　゜　　　ｭ,ｨ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝ-' こ　　　　ﾞ′
　　　､ｧ.ｨ　　 .,　　　　　　　　ｨ"~　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _/ﾞlｰｧ7
　　　　　　　　"　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ! 　　 .l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｬｲ　　　　ﾞi
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ./　　　　　 .ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｨｧ　　γ"　　　　γ"
　　　　　　　　　　　　　　　　 .,、　　　　　　　　　,-‐ｧ　　 '" ,-‐"　　　　,.-ｬ'
　　　　_,　　　　　　　　　　　" "　　　　　　　　　ﾉｸ .＿_,-‐'"　　　　　　l
　　　ｨﾉ　　　　　. 　　_,　-''"ｰ-､ ___　　　　 , -''"　　　　　　　　　　　　!
　　　.,､　　　ｨｰ-''"~　　　　　　　　｀ﾞZ､_,.ﾉ　　　　　　　　　　　　　 ./"
　.,　ｨyｫr-'".Yﾞ-ｰ､ .ｨｭ_,. ,＿,. ., . .、　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ
ｭ'" .みi‐,　　 'ｰヽ　ﾞ",-T、_,冖､_ ィ'っ　　　, ァ　　　　　　　　,-､　 .!
　　ﾞ´ﾏ2)　　　ﾞ} ''丁　　__,_　　_iﾞ"ﾉﾞ　　　　ゝト-､ _γァ i'"ﾞﾞｿ"_i"~
　　 Tノ"　　　,-'　ゝ,-'"　 .V"　　ヽ　 ,-'￣ﾞ　　　　　　ﾞ" ﾟ　ﾞ~
　　 .i ,､　　／　　　　　　　　　　　　ﾞ"　　　　　　　　　ﾟ　｡
　　ゝl ! ,､/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　'
　　　"ﾞ~　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.

彼女たちの前世の祖国日本は移民受け入れには消極的な国だった。

日本に移民しようとするなら先ほどの二つの条件どころか数多くの条件を満たさないといけない。

それを基準に考えると王国は移民を積極的に受けれている国家で、彼女たちの視点では破格の好条件だった。
441 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 11:45:56 ID:lkKEeyRr: 　　　　　　　　　_　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _
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　　　　　　　　　 }ニニニニ=-　/　 ' 　 / : : ..:.:./　　　 '，　 '， --=ﾆニニニ{
　　　　　　　　　 ∨ﾆニﾆﾆ=-　'　: ｉ　 '　i.:./W 　　＼　ｉ　　} } -=ﾆニニニ/
.　　　　　　　　　　 ∨ﾆニﾆ=- ｉ　ｉ |　 i　 {/ﾞﾞ"{ 、　丶＼}　　} } --=ニニﾆ/
　　　　　　　　　　∨ﾆﾆ=-- | 　| {　 {-八-　{　＼＼＼}　　i/ --=ﾆニﾆ/
　　　　　　　　　　 |ﾆニﾆ=- |八| {　 { 笊芯八　､＼ ∨　 / --=ニニニ{
　　　　　　　　　　 |ﾆニﾆ=- |⌒|八　Ⅳ　　　 ,＼{＼Ⅵ 　八-=ﾆニニニ|
　　　　　　　　　　 |ﾆニニニ=- | /＼{乂　 _　　　　/　 'i:i:i:i〉--=ﾆニニ|
　　　　　　　　　　 |ﾆニニニ=- 〈i:i:i:i:i:込、　　｀　ｲ／i:i:／--=ﾆニニﾆ|
　　　　　　　　　　 lﾆニニﾆ=-- ⌒「-=} i个: ._　イ :{:{-=ｉ --=ﾆニニニﾆ|
　　　　　　　　　　 |ﾆニニニﾆ=-- |ﾆﾆ} }「＼: : __ 八 V l --=ﾆニニニﾆ|
　　　　　　　　　　 |ﾆニ=-- ￣￣八-=} 八__{_/ __ / } }八￣￣　 --=ﾆ|
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　　　　　　　　　　／／　　／-=／ { :{i:ｉ〈_／⌒＼} ノ r‐ ､`:i:i:i:i:i:i:i:i＼_＼＼
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.　　　　　　　　 L ___〈ﾆ=-　-=ﾆ{: : : : . /: : : :{: : : . . ¨⌒ : : : }ﾆ=-「＼ ___ ｲﾆ〉___ 」
　　　　　　　　　 ⌒|Ｌ___　-=込、: : : : : : :人: : : : : : : : : : ｲ:「⌒ } /////__」
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. /-=ﾆニﾆV7/////／￣ }-=ﾆニニニニニニニニニニニニニニﾆ=-Vニ=-∨ﾆニニニﾆﾆ=-/
〈ﾆニニ=- }////／-=ﾆニ/-=ﾆニニニニニニニニニニニニニニニ=-∨ニ=-Vニﾆ=-「￣￣

それなのに王国に移民しようとする者はほとんどおらず、大量の盗賊団が襲撃してくる有様だった。

この事態に彼女たちは余所者の人間は自分たちと常識が違う事を再認識することになった。
442 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 11:46:49 ID:lkKEeyRr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　／　　　　　　　　　＼　＼　　　 /,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　ヽ　＼　　　 /,
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　/　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　 |/,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼＿＿＿__　　　 | /,
　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　｜＿ }､　　　　　ﾄ　|　 |　 | Λヽ　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　／|　　 | ＼　 |　 |　|　| V　　|/　| |　　　＿＼
　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　/　∧|＼|　　＼|＼l　l　|ｨ灯芥乃Υ　　　　个　＼
　　　　　　　　　　　　　／／　　　　　 |.,斗ｬ冬ミ　　　_Уノ　乂::::て　|イ　八　　|　＼＼
　　　　　　　　　　　　／个　/　　　　|＼乂:::::て　　　　￣　　　¨¨´〃 /／　＼ | ､ _ﾉ／
　　　　　　　　　　　　　　 |　 /　　＼八　〃¨¨´ 　　　　'　　　　ー彳＼　　　＼＼＿_ノ}
　　　　　　　　　　　　　人 /　　/　/＼＼＿ﾉ} 　　　＿＿_ 　　　 |ﾉ　}　 |　　　　＿／
　　　　　　　　　　　／{　　/　/∧　｀¨¨¨´　　　γ´:::::::::::::::}　　ー==イ　八　　ヽ　＼
　　　　　　　　　／　｜　　 /　＼＼_＼　　　　乂:::::::::::::_ノ　／{ ＼ | /＼　 l　l　　＼　　　　　　　／￣￣￣￣＼
　　　　　　　　　　　／／八　 |　＼　＼ /込ノ　　　　　　／l_＿＿_ /　　'.　/|/ 　　＼＼　　　　 /　　　 ⌒ヽ　　　}＼
　　　　　　　　__ -=≦　　　　＼|＼　＼　　　＜__○Oo｡｡　＿､+'”ノ} ⌒ヽニT～-|/　＿＿_　　＼＼　　乂_＿＿_／　　 }　 ‘ ，
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　／　　　　　　_,,..　-‐　'' "´　　　人　 _＿＿＿_彡　　　　／＼　　　/ニ/　　 __ 　　 |ニ|＼＼｀`～､、　　　　　／　/　 /
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　　　　　　＿_　-=ニ／　　　　く/　　　＼/　　､ヽ=`､　＼＿ﾆﾆ／　 ‘，　　　　　 Vﾆヽ　　　　＼ニ＼ー　＿＿　　　　　　　＼　　＼　　 /
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　　　￣￣/ ／ﾆ／　　　　　　　 {　　厂|ニ|ゝ　＼　ー‐z ‐┐ﾆ∧ﾆ　　 /ﾆ＼＿＿/ﾆ/(_) l＼__　 }　　＼ニ＼　　　　　　　＼　＼/／
　　　/ 　／ﾆ／　　　　　　　　／Y ｲ l　lニl　＼__つ _／／二)ニ∧ﾆ　丶ニニニ＼ﾆ＼　;　 }　　ヽ　　＼ニ＼　　　　　　　　＿_／＼
　　 /　／ﾆ／　　　　　　　　／ﾆ/} /　l　V∧　　ー─‐＜_／ﾆ⊃ﾆ∧ﾆ　　}＼　　　＼ﾆ/　　　　 ‘，　　　＼ニ＼　　　　　　　 }　　}
　　／ﾆ／　　　　　　　　 _-ﾆ／　}　　l　丶∧　　|　　 |ﾆ| /ニ/ニﾆ Vﾆ　　＼_＿＿＿_／　　　　　 }　　　　＼ニ-_───､　　八／
　　ﾆﾆ/　　　　　　　　　 /ニ/　／}　　＼　＼＼＿_／ﾆ八ﾆ/　ニﾆ　Vニ　　　　＼　　　　　　　　　　|　　　　　＼ﾆ-_　　､_ﾉ　／／
　/ニ/　　　　　　　　　 /ニ/／　；　　　　＼__＼＿___／/ﾆ/ 　ニニ　 Vニ　　 /　丶_＿_ 　　　　 |　　　　　　＼=-_＿_／／
　ﾆﾆ′　　　　　　 /ニ/　　　__＼　　　　　　￣￣/　/ﾆ/　　ニニ　＼ﾆ＼　　 !ﾆ! ＼　　　　　／　　　　　　　　　＼=-_ ￣
/ニ/　　　　　　　　　/ニ/-　¨¨　　　丶､　　　_ - ／　 /ﾆ/　　ーニニ＿　＼ﾆ＼　＼＼　｀¨¨¨¨¨´＼　　　　　　　　　　＼=-_
ニ/　　／￣￣￣￣￣　　＿＿　-=ニニ＞─‐＜　／／　　　　/ニ/　　　＼ﾆ＼　＼＼　＼_ ＼ニ＼　　　　　　　　　　　＼=-_

それでも女神たちは王国に移民を希望する数少ない人間を快く受け入れた。

既に盗賊団によって深刻な被害が出ていた事から王国人からは余所者に風当たりが厳しくなっていたが、

それでも王国に馴染んで帰化できるように支援した。

逆を言うと女神たちが余所者にできたことはそれだけだった。
443 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 11:47:28 ID:lkKEeyRr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　__ .ﾍ
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それ以外の者たちには情けをかける事は一切なかった。

王国騎士団と王国戦士団を動かして盗賊団を積極的に討伐していき、王国に仇成す者たちを排除させていた。

王国の民意がそれを支持していたし、女神たちも余所者よりも王国の民を優先していたからだ。
444 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 11:48:47 ID:lkKEeyRr: 　　　 /:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.|:.:.:;＞''" _　-..,_＼ | ∧
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:.:.:.:;′:.:.:.:.:.:.:.:.:./⌒ヽ{:.:.:.:.:.:|,ｨｆﾞJ::} }　　　　　じ} :.:.|　　　　まあ、過ぎたことを言っても仕方ないわ。
:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{ { r乂{.:.:.:.:.: 　乂＾ソ　　　　　ゞ′:.|
:.:.:.|:.:.:.:.ⅰ:.:.:.:.人乂_,;:}:.:.:.:.:.:|　　　　　　　　　　　 :.:.|　　　　それに効率だけを言うなら他の集落を無理に帰化させて取り込むよりも
:.:.:.|:.:.:.:.ⅱ:.:.:.:.|:.:.:＼。|:.:.:.:.:.:|　　　　　　　　　 ′:.:.:.|
:､:人:.:.::八:.:.:.人:.: _人_ :.:.:.:.:|　　　　　( ⌒) /.:.:.:.:|　　　　排除して土地を確保して開拓していく方がいいわ。
　＼(＼:.:.:＼:.:.:.:＼Υ|:.:.:.:.:.:|_　　　　　　　　人:.:.:.:.|
　　　　＼|　＼:.:.:_〈=|:.:.:.:.:.:|　＞-..... __　／|:.:.:.:.:.:;′
　　　　　　 `⌒|八:.:.:.:.:.|￣ ―-く）,__　　|:.:.:.:./
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　　　　　/　　　　　,　 {i　|　　　　 i　　i　　 l　 i　　　　 ∧
　　　　 .{　　　　　 i　, {l |　　　　　|}　ﾄ、　 |　 |　　 i 　 ∧
　　　　 { |　　l　　|　{　ﾄ{ ||　　　　::|}＿|ﾊ i　 |　 |　　|　　 :i
　　　　 { i|　 |　_斗Ｔi丁{iV',　　　::::|} .|"ﾔＴ‐|-s|_　 :|　　 :|
　　　　 .{i |　七　 |　|ﾍ}　! V',　　　::| }ｿ＿ﾔj |　 |　　|　　 :i　　　　そういうとアメリカ人が先住民を排除した理由がわかりますね。
　　　　　{i l　 |、 ,lィ升テﾐx.V　　　ィ升テ笊x|　 :|　 :| i . 　:i
　　　　　 {!ﾒ　{k､代赱ソ　　＼　　::代赱りノ》 :l　 :i :| ::.　:|　　　　領土を拡張して開拓しようとするなら国を持たない先住民は邪魔でしかない。
　　　　　 .ﾂ/i { ヽ i:/:/:/:/　　　＼_ﾉ:/:/:/:/:/} ./　ﾉ :| i:::.　|
　　　　　//:::::＼､ヾ＼　　　'　　　　　　　　　//　／l　:| :l:::::. |
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　　／.::::::::::::::::i　::::ゞ　　　　､ __　　　　　ﾑイ　 :iNi_.:|　::l::::: }
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　　　　 l　　　l' 　　ﾊ　　ﾊ　　　 ', ｌl　　　　l ／!
　　　　 l 　　 l　　　/　'　/_ } 　　//ｌ｜ |　　 l l／!　　　だからといって昔の白人のノリでこっちから殺しまくるわけにはいかないわよ。
　　　　 |l　　 |　ｌ　 l ￣V￣~｝　//l￣ｌハ　 l |__l
　　　　 |ｌ　ｒ‐|　 ,　lｧ灼示ﾐ､｝// 芍示ﾐ } ,　＿l　　　　あくまで盗賊団を討伐しているだけという形式を壊したくないわ。
　　　　　　ハ| (| 　 , l　ゝ-′　／　ゞ-′ ﾊ!//　 l
　　　　　　乂!　　｜__　　　　　　,　　　ﾊ:|/　　l　　　　　長期的に見るなら歴史的正当性は国益の為になるし、
　　　　　　　　　ｆこ/=／こh､　　 __　　　.:.:.:.ﾊ　　l
　　　　　　　＿__Vニ=ﾆ=包ﾉ__ ´　′,.ｲ:.:. ,'　|　 |　　　　　アメリカ人みたいに歴史的な汚点を残したくはない。
　　　　／　　　　＼ﾆ=ﾆ=ﾆ=ﾆト　ィｌ{‐|:l:.:,'- ,乂｛
　　　　,　　　　　　〔二｢｣ﾆ二>!　　 ll　|:l:;　　ヽ
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　　　　ｌ　　　ヽ、｢ﾆ=Lﾊニ=!　　 ll 〈〉　　　　V
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445 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 11:50:55 ID:lkKEeyRr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿__
　　　　　　　　　　　　　　　_,. 　 ´　/ﾑ￣｀ヽ､
　　　　　　　　　　　　　,　´　　　　/　　':, 　　ヽ
　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　 '，　　　'，
　　　　　　　　　／,　 ,　　　　　　　ﾏﾑ　　　‘，
　　　　　　　　／ｲ　 /　,!　/ |　|　､　､ﾏヽ　　 }　　　　しかし、このまま王国が拡大すれば彼らは取り残されることになるな。
.　　　　　　　 // // ｲ- {､_/　|　ﾄ,_,|ﾑ - ', }､ ‘，　 |
.　　　　　 //　{ !　| |下ﾃ､从乢i,ｨﾃ=rｧ| |-､､ヽ.　!　　　　盗賊団になって討伐されるか、移民として取り込むかしないと面倒なことになる。
　　　　　　 // 　 !{i　!从! ﾋijj 　　ﾋijｿﾘ从r } ＼Ⅵ
.　　　　　 //　　ﾘ|　|{ :叭　 '　　　　　 |　|- '!　　＼､　　　国内に無国籍の原始人がいる状況になるからな。
　　　　　//　　　　Ⅵ!＼!i ＼　‐　　　,/ /＿,| 　 |　､＼
　　　　 { !　　　／　 / |　| ｀ーr ≦,/ /-―rr}　{　 { ﾏ:､
　　　　 | !　　／　／__,.Ⅳ///}::::::| { //,ｨ7777ﾊ､　|　ﾏ!
　　　　 | {　／　／／//| |／r/:: /| |/ ////////∧ 　| |
　　　　　ヾ!' 　／,./// ／:://:／ｲ:/,ｲ/{／//////､ﾊ.　| }
　　　　／　／／//イ:::::::://イ::::::// /ｲ/////////＼!/ｲ
　　 ,:'　　 /　 {／:::::::::::::i／::::::::::// /////,. -77￣77､ﾊ､
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　　　　{. .{::::::::::::{　　 //////∨''"ﾟ~￣￣~ﾟ"'/. . . . . . . .../⌒ヽ
.　　　八八:::::::::人　 {///////}. . . . . . . . ＼. . . . . . . . ./ . . . . .
.　　　　＼＼:::::::::＼∨/// (⌒). . . . . . . . . |. . . . . . . / . /|. . . :.
　　　　　＼. . ...＿:＞''⌒¨⌒. .＼. . . . . . .| . . . . . ./ . / .|. . . ﾊ　　　青藍には主権国家は王国だけだから、
　　　　　　　　｀¨¨ア¨´. . . /. . . . . . ＼. . . . | . . . . . . . /＼|:|:.:/. |
　　　　　　　　　／. . . . . ./. . . . . . ./. . ￣ /|.. . . . ...／f⌒刈/. . |　　　王国が領有を主張したらどこでも領土にできるけど、
　　　　　　　／. . . . . ..../. . . . . . ./. . . . ....{(|. . . . .. 　　　L}/. . . |
　　　　／. . . . . ..／/. . . . . . ./ . . . . . 人| . . . . | ' ' 　　乂. 八　　　そうなると先住民でも違法滞在者になってしまうわ。
　　　　 ⌒¨¨¨¨¨´　/. . . . . . ./. . . ...／. ....| . . . . |/＼__　　//
　　　　　　　　　　　 /. . . . . . ./. . . . /..........八. . . . |＼_ ノ　ｲ´　　　　　流石にこれはどうかと思うわよ。
　　　　　　　　 /. . . . . . ./. . . . /.......／＼＼. ...ト　 _／/
　　　　　　　　　　/. . . . . . ./. . . . /...／|ﾆﾆく)⌒＼∨ | . /
　　　　　　　 /. . . . . . ./. . . . . ／＿＞---＜ﾆ∧__| /
.　　　　　　 /. . . . . . ./. . . . . //　 /　　　　　∨〉　＼
　　　　　　 /. . . . . . ./. . . . . //　 /　　　　　 }(＿＿/
.　　　　　 /. . . . . . ./. . . . . /／| /　　　　　　 / 〈＼|＼_　 -==-　_
　　　　　 /. . . . . . ./. . . . ...√￣/　　　　　　 / . . ∨|ﾆ/-=ニニニ=- _
　　　　　／. . . . . . ./. . . . . ...{/　/＿__　　　　/ ／. . .｜ -=ニニニニﾆ=-_
　　　 ⌒7 . . . . . . /. . . . . . . |　/　　　＼　 / '. . 　　. | {-=ニニニニニ=-_
　　　 /. . . . .／/. . . . . . /. |./＿_　　　＼. . . .　　 √ -=ニニニニﾆ=-_
　　　　 . . . ／　 . . . . . .../|..../ 　　＼　　 / . . . .　 √ ∧-=ニニニニ=-
　　　 |. . ./　　 .|. . . . ../ .|./ 　　　　＼_/. . . . . . ./　/ﾆﾆ　-=ニニ=-~
　　　 |. ./　　　|. . . ../　./　　　　　 /　＼. . ..／　/ニニニニニニ}
　　　 |./　　　.|. . ../.　〈　　　　　　〈. 　　＼　／ニニニニニﾆﾆ.}

　　　　　　　　　　　　　　----　　　　　　　　___
　　　　　　　　／　　　　　　　　　　｀　,. ＜　 ⌒＼
　　　　　　　 '　／　　　　,,　 '　　　　　　　　＼
.　　　　　 /　 '　　 '　　/ﾊ/{　　　　　ヽ　　　'，　<⌒＼
.　　　　　 '　/ ,　 / _ / /'''"ﾞﾞ{ 　 : 丶　 V
　　　　　 { / /　 '　 /｀ﾒ､　　{ 　 i　ﾄ､＼ v　　　}　　 }
　　　　　ﾚ /　　　ｨ抖-=ミ八　ﾄ､{__ >‐ }　　　　　　　　　　それを考えると彼らが盗賊団になるのは後腐れが無くていいわね。
　　　　 / /{　　　Ⅳ,_)/ﾊ　　＼{ ｨ=ミ､ /　　　　　 ,
.　　　 /ィV从　　ﾄ､乂ツ　　　　んﾊ》　　 '　/　/　　　　　違法滞在者に振り回されずにすむ。
　　 r o｡ . }ﾊ{.丶{.i⌒, ,　　　　　 Vﾂ_ﾒ　ｲ　ﾊ　'
　　　}////≧{. . . .{　　　　　　 ' 　 , ,⌒7´ } /　}/　　　　　　つまり現状は好都合と判断していいわ。
　　 ////二_≧s｡..{　　　 ' ¨¨¨ｱ　　 ' {　ﾉ'　 /
　 .厶 ´.....　　＼　>､　　乂__ノ　　ｲ . {
　/............　　　　ヽ　/≧s｡ _　イ　 {. . {
. ′.......　　　　　　　V. . ＼ｱ　〉　　 {. . {
.............　　　　　　〈{丶. . ヽ/¨ >､　 v. .'，
..........　　　　　　　　　}､/ﾊ＞＼　‘，　V.∧
....... 　　　　 ,.斗ｧ ^yﾑ'>､//>＞＼ﾊ　 ∨∧
＼.._ ｡o≦...／{彡'　　＼////V>､ ≧=- }. . .}
.............／⌒ヽ { /　　　　丶///>､/>､}　/. . ,
__ ,.斗　　　　ｲ. . . . 　　　 V//ｱV/∧/. . /
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. ＼_,>'¨)ﾆ>､: :､: : : : : : : . . . 　 }⌒　´ }>､
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､てﾆニニニニニﾆ>､--->､　 /{､　　 '　　 ´　　￣　≧s｡

王国としては盗賊団は邪魔な存在だったが、今後の発展を考えると余所の集落は邪魔な存在だったので、

盗賊討伐という大義名分で始末してしまうのは長期的に見れば悪い話ではなかった。
446 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 12:08:22 ID:lkKEeyRr: ttps://www.youtube.com/watch?v=prKQE9mZfnM

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　　　　　　　　　　　 ′:人::.::.人::.::.::.::.:＼::.::.::.::.::.::.::.::.::.:.:／-‐／::＼
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　　　　　　　　　　　 ∧::.::|xｆ笑ミ｀¨¨⌒　　　　　　|::.::.::.|r_) }＼::.::.::.::.:＼　　　)::.::.)
　　　　　　　　　　　 i::.i＼乂乂ソｒ　　　　　　 ,::.::.::.:|__ノヽ::.v::.::.::.::.::.:＼／::／
　　　　　　　　 /.::.|::.::.｀⌒ 　　　　　　　 /::.::.:.::.|:人ﾊ:Ⅵ＼::.::::＼::.::Y´　　　　次は私から議題があるわ。
　　　　　　　　　　　::ｉ::.:|::.::.::ﾊ　　　 _　 -‐　　　　⌒ｉ::.::.::.|::Y::.:}::} |::.::i::.::.::.::i::.::|
　　　　　　　　　　 |:|::.:|::.:./:込,　　　　　　　　／|::.::.::.|::.::.:/::.}ﾉ::.人::.::.: |::.人　　　　清姫が魔女に変換する魔法を完成させたわ。
　　　　　　　　人｀:.|::.:从::.::.ヽ　　　　　　　／　 ,::.::.::.:_::.ノ_:ノ／　 )::.:/´ 　 )
　　　　　　　　｀`|::.|(__＞､::.:＞-......-＜ﾆ=-/::.::.::/::.:/⌒´＿_／／　 _／　　　　今後は魔女が活動する事になるわね。
　　　　　　　　　／|- 人:|＿　　 )´)人(/|. r‐…=/::.::／＞ｧ:⌒| __　　￣＼
　　　　　　／　 .|/:i:i:i:i＼　￣＞''"ヽ/ /／／::／/　／:i:i:i:ｉ||ﾆ|　　　　 |
　　　　　　　〈　　 |:i:i:i:i:i:i:/イ　 _,γ⌒)/ ＼⌒ﾞ´__　Υ:i:i:i:i:ｉ:ｉ:||ﾆ|　＞''"⌒〉
　　　　　　　　'/ 　 .|:i:i:i:i:i/>‐'ﾞ´ ／丁ノ　　　＼__＼＼:i:i:i{:i:i:i:ｉ||_／/i／⌒ヽ
　　　　　　　　 '/_　 -=ﾆ_　-‐:i:〈_彡':⌒＼／⌒) ＼＼):i:{:i:i:i:／/i／　　 /
　　　　　_　-=ﾆ _　-‐:i:i:i:i:i:i:i:i:/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/　/／二ﾆ＞》:i{:／/i／　　　 /
　　　〈___>|__》:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i; i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼У　　　　　Ⅴ/ｉ／　　　　 /
　　　　/　　/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|　|　　　　 |／　　　　 /
.　　　/　　/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:Ⅵ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/ /　　　　　∧　　　　　 ./
.　　 i　　 Ⅵ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/:i:i:＼:i:i:i:i:i:i:i／／　　　　　/i/i＼　　　 ./
　　　 :、　＼_:i:i:i:i:i:i:i:_i:i.ｲ＞''"⌒＼イ_／　　　　　／､i/i/ｉ/＼　 /
.　　　＼　　　￣¨ﾞ７　　　　_　-‐　７｀¨¨¨二¨¨´:i:i:i:i＼i/i/i/i＼′
　　　　 `ー- ‐＜〈＼_ -‐　　 _ -‐／￣　　 /:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:＼i/i/i/i〉
　　　　　　　/　　＼＼＿_ -‐ /￣/　　　　 /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼__/
　　　　　〈　　　　 |　　　　／　　| 　 __　-‐/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/

i{　/　　.ｲ　　|　　　 /　／　　　　{　　 }:　　　 /,:′ {　　　 }
¨ｱ　／} {: 　 |　　 ,' :／￣｀`ヽ、 ',　　}　　　 //　　 ;　　　ｉ　|
厶イ-/　ヽ.　|　　 {/,ｨ竓竿≧x､＼i{　,′　　〃　　　i　　 }　|
､　　{ 　　､{　　 .ｲi{: : {::（__, ｀ヾ{ ｀} ,′ 　 /ゝ――‐イ　　|　|
､＼　|　　　　{ヽ　 |弌.: じ∨　　　　ﾘ　　 , ｨ竓竿≧x 　　 |　|　　　　それ大丈夫なの？
. ＼　ゝ、　 i{ 　'，:|　ゝ:_シ＿　　 /　／ i{ {:;(_,: 　}il}　}:　∧ |
. ／＼.　＼　　ゝ{　　　　　　 / ／　　乂_ｼ　〃 /＾i　{-ﾍ{ｧ　　　人間を人工種族に種族変更する魔法でしょう。
´　　　ゝ./＾:､　 /＾ヽ　　　　　 /　　　:ﾉ　　￣´ 　/　〉 |／
　　　　 {　　∨/　　 '，　　　　　　　　　　　　　 /　 /´}i　　　　　　民族対立ではなく種族対立を招きかねないわ。
　　　　 {:　　ヽ　　　ﾉ　　　　　　　　　　　　　　　/　.ｲ　ゝ
　　　　　ヽ　　　} 　 /　　　　　 -―- -､　　　 /　/　'，　　　　　　　ガンダムSEEDのコーディネーターみたいな事になりかねないわ。
　　　　　 }ｉ＼　　　/＼　　　　　　　　　　　 .ｲ ∨　　}
__　　　　ﾘ　 }ヽ　∧　＼　　　　　　　　　 .イ　　/　　/
／｀ヽ、,斗―|　}i　　'，　｀ヽ、　　　 .｡s≦　ゝ.　　　/
　　　｀＞､ :|　　　　∨＾∨⌒i＞r‐'′　　　　　〉　 .ｲ
　　　／:.:.:.:.:＼　　　　:}　　　 |／}　　　　　　 /　/　}
　／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼　　 |≧s｡.　　/　　　　　　　{ 　　ﾄ､

　　　　　　　　　　　　　　　　　／:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:./ﾑ,}:.:.:.!
　　　　　　　　　　　　　　 /:. /:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.:ヾ彳:.:.: }
　　　　　　　　　　　　　　　　 /:.:. |:.ﾊ:.:.:.:.|ﾊ_:.:八:.:.:.: }:.:Y:.:.:./
　　　　　　　　　　　　　　 |:.{:.:/ミﾒ､!:.:「:::::弋:.＼:. |/!＼´__
　　　　　　　　　　　　　　 |:.|..厂ｃ ::Ⅵ:::￣c^}＼{:.|:.|:.:.:.:ｱ、　　　　　　　ガンダムSEEDは創作だからいいのであって、
　　　　　　　　　　　　　　 |:.:.:|ー-::::::::::::ー一!:.:.:./: 圦:.:.:.:.＞
　　　　　　　　　　　　　　 |:.:.:| ij　　　　　　u.|:. /_j:.:|　｀¨´　　　　　　　現実であんな泥沼な対立は困るわよ！
　　　　　　　　　　　　　　 |: 八　 [ 　　 ]　　.|:/:.:.:.:.:|
　　　　　　　　　　　　　　ﾚ'|:.:.＼　　　　ィ〃 :.: .:.:.|
　　　　　　　　　　　　　　　　 |:.:.:.ｒ:≧ ≦　 |/:.:.:.:.:.:.:.:|　　　　　　＿_
　　 _r≦^ヽ　　　　　　　　 r -┴ ┤ふふふ├――‐┴ｧ　　　ｨｸｸｸｨ
　 ιﾍ川 .|r､　　　　　 /^ヾ厂 .Y駄Ｙ⌒ ア　 {√｀` 、　　.f 7.　 `7
.　　Ｙ: ,..:::´/　　　　　　　/　く/　　ゞ:彳　　.トミ_/　　　 } 　八　　 /
　　　 |:::{　 /　　　　　 __./　／个ｰ=彳|!　＼_/ﾆﾑ::{　　　 .}.　　　′./
　　 .∧　j:∨.　　　　 /　Ｙﾆニ乂_ノﾆ八_ノﾆﾆﾆﾆ∧＿＿j!　　/_　 ':､
　　　　|∨: /＼　　　/ミｈ､!ﾆﾆﾆﾆﾆ| |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/　　　 }　/ﾆﾆ≧∧
　　　　|/ﾆ/　　＼／　　⌒ﾏﾆﾆﾆﾆ:| |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆノ＾!＞''"　｝′ ⌒ヾ:圦
　　　　＼′.　　　`ヽ　　}_,jI!≧=‐ﾆ| |ﾆﾆニ‐=≦ニ/圦　 ./　　　　ヾﾆ〉
　　　　　＼　　　　　　ﾉ:.:. |ﾆﾆﾆニ!.|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ/:.:.:.:|　　　　　　＞''~
　　　　　　　＼　　　.／:.:.:.:. }ﾆﾆﾆニ iﾆﾆﾆﾆﾆニ:/:.:.:.:.∧ {　　　／
　　　　　　　　＼.／:.:.:.:.:.:.:. |ﾆﾆﾆﾆ| |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ〈:.:.:.:.:.:.:.:＼＿／
　　　　　　　　　　/:.:.:./:.:.:.:./:ﾆﾆﾆﾆ| |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ∨:.:.:.:.:.:.:.:乂
　　　　　　　　　 |:.:.:/ :.:.: /ﾆﾆﾆﾆﾆ| |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
　　　　　　　　　 |:./|:.:.:.:/ﾆﾆﾆﾆﾆノ人ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ:∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
　　　　　　　　　ﾚ' |:.: 〈､ﾆﾆﾆﾆ/ /ﾆヾt､ﾆﾆﾆﾆﾆﾉﾉ､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
447 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 12:09:03 ID:lkKEeyRr: 　　　　　　　　　　　　　　　　 __,,...　-―- ..,,_
　　　　　　　　　　　　　,､丶`::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::＼
　　　　　　　　　　　／::.::.::.::.／::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::＼
.　　　　　　　　　 ,.::.::.::ﾄ､::.:/::.::.::.::___::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:＼
　　　　　　　　　 /::.::.::.:| |::____::.／／::.::.＼::.::.::.::.::.::.::.::.::＼
.　　　　　　　 ,ｨ;.::.::.::.__| |　／∠ _::.::.ヽ::.::＼::.::.::.＼::.::.::.::＼
　　　　　　　 //::.::.イ^∧Ⅵ／￣〕iト...＞'，::.::`､::.::.::.:ヽ:｀`～‐-.._
　　　　　／´/.;.::.::i::.i{ム､(::.::.::.::.::.::.`､:.::.|::.::.::.:ｉ::.::.::.::.::'，::.::`､＼＼
　　　　　/::.{ /::.|::.::.|::八::.::.::.:::＼::.::.::.::.:＼.::.::.::.:|::.::.::.::.:::}::.::.::.::`､　'::.:〉　　その通りよ。
　　　　 {::.::/::.::|::.::.|/､__＼::.::.::.::.＼::.::.::.::.::.::人ノ}::.::.::.::.::}::.::.::i::.::'，j/
　　　　｀Y::.::.::|::.:::|　　　＼_ー--＼__-‐:'.::_／＾V::.::.::.:}::.::！::.::}　　　　無制限だと女尊男卑社会になりかねないし、
　　　　　　{::.::.::|::.::.ﾄ,冬ミ　　　 ,xzｪｪｪｭ, 丁::.::.:|r,j }::.::.::.::}::.::ⅱ::/
　　　　　　{::.::.::|::.::.|ﾊ└′　　　 └ ┘　 |::.::.::.|_ ノi::.::.::.:.}::.::ハ′　　　　そうでなくても魔女と人間の種族対立は起こるでしょうね。
　　　　　人::.::.|::.::.|込　　i　　　　　　　 |::.::.::.|::.::/::.::.::.人/
.　　　　　＼|::.::.|::.ｉ.::.､　､　　　 u.　/|::.::.:::|／)::.:／
. 　　　　　人::.::|八/个:.. 　｀　　.イｉ|::::.::.:ﾄ､⌒´
. 　　　　　　｀⌒　　　　 -=≦二斗ﾑ-'^´　＼
　　　　　　　　　　　　　　_〈__/∧ ／⌒|　　　　〕iト..._
　　　　　　　　　　　　　　 /乂i∨/i∧ ￣_」__,,..

　　　　　　　　　　 ;′　 ///　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　＼／　／:,
　　　　　　　 ′　.///　　　　　　　　　　　　　　　　`､　　　　　　 ', 　　', ／　　}
　　　　　　　　　　{　　:'//　　　　　　　　　　　　ﾄ　 |＿､　　　　　　　　i　　　　}
　　　　　　　　　　　 Ⅴ 　　　　 {　　　　　　 |/＼| 　＼　　　　ｉ ',　| 　　 :
　　　　　　　　　　{ 　　{　　　　　　 {　　　　　　 |　　　__,,...,_＼　　ﾄ､| ::ー-..._{
　　　　　　　　　　{　　{　　　 {　　ト､　　　　　 l 　,ｨ笊⌒ヽ }}＼　 | 　 |-... ＿|
　　　　　　　　　　　　　　 {＼　 ´ ＼　 l　　　 l　　 _) い):}　　 ;＼| 　 |　　　 {　　　でも、魔法技術の発展させるには魔女は有効ね。
　　　　　　　　　　　人　　　{ / ＼| __,,..＼ﾄ､　　|　　乂__ ソ　　 |　　　 l|　　　 {
　　　　　　　　　　八　　＼　 { 　 ,ｨ笊⌒ヽ　＼　:′　　　　　　　 |　　　 l|　　 i; {　　　となると量よりも質を重視しましょう。
　　　　　　　　　　　ヽ　　＼　《　_) い) }　　　)/　　　　　　　 | 　　 j|　　 |{ :
　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　乂__ シ　　　　　　ヽ　　　　　　,:　|　　ハ　　|乂　　　魔女に人数制限をかけて少数精鋭にするの。
　　　　　　　　　　　　　　＼　　　＼__ 　　　　　　　　ノ　　 ,从/　 /　 :: 　|
　　　　　　　　　　　＼　　　⌒　　　　　　　ー　　　　 /::Υ|　;′ 人　{
　　　　　　　　　　　　　　 }＼　　个　 _　　　　　　　＿____ .ｲ__:::}￤;′＿　＼_
　　　　　　　　　　　　　　　　 }'　ヽ　　|ｒ‐==≧=-　-/::::::::__:::::＼ ∨　|/､. 〉　｀ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　丿　　　　||_::_／､〕iト､/::::::::/:::::::::_:｀ヽ∨::ﾉ〈　〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧ |　'|　ｌ　`'＜|:::::::/:::::／:::::::`ヽ∨　〈　〉　　　 ',
　　　　　　　　　　　　　　　 ,　-‐　")!　 |　l　　　､::::':::::/:::::::／⌒ヽ∨ 〈　〉　　　　}
　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　 ´　　 |　l　　　＼:::::::::::/::::::::,ｨ::::〉＼〈　〉 /:　　 }

　　　　　　　　　 __
　　　　　　　〈(⌒
　　　　　　　　　_＿V>､ __　　　,. 　　¨ ￣￣ ¨　　 .,
　　　　　　　／^⌒´　　^⌒ヾ´　　　　　　　丶　　　｀　.
　　　　／⌒ ＞　 ¨¨ア　　 ,{　　、＼　　　＼　丶　＼
　　　　 ' 　／　　／　　　,ﾍ/ﾊ　　＼　、 -- ∧　　＼　'，
. 　　 /　　' 　　ｲ　　　　 /''"ﾞﾞﾞ{ 丶　　＼ ≧=- _} '，　丶　
.　　　　 /　　／ /　　　　ｲ　　　{丶　＼　斗＜ __ }　 v　　　 }
　　　　 /　／{　/　　／‐┼ -　八　＼_ 'ｨﾁ竓笊ミ　　∨　　 }
　　　/／　 v　　／/　　{ ｨ竓笊㍉(⌒ヽ乂_rツﾒ　/∧　　　　　それなら魔女の総数をとりあえず５００人にまで制限すればいいでしょう。
　　　／　　　 / ／　/　　 Ⅳ V__ツ　ヽ　　　　_ ノ　ｲ// }　 '
.　　　　　　 /ｲ　ｨ i　　 :乂_ 　　　 i　　　 ⌒7 ｨ . { //} /　　　　時代が進んで人口が増えれば段階的に増やすのもありですね。
　　　　　　 '　|　/八{　　 i　i⌒　　　 _＿__　　 ^´ } . {厶ｨ/
　　　　　　/　 | / ⌒从　ﾄ从　　　　└==┘　　　 ,. . }//≧s｡　__
.　　　　　　　 }'　　/. . 丶{/ 个: .　　　　　　　　ｲ/. . .}//////////>
　　　　　　　　　　/. . . . / 　　　＞　., _　＜　/ . . ,//「ｵ≧s｡／
　　　　　　　 /. . . . /__ 　ィi〔//r‐‐┐　 |￣/. . ../}'/|　|　　　|
-　　　_＿__ .. 斗　 _,. 　|　ト---ｫ//{　　|　　|　' . ／　lⅥ　| 　 .斗 ¨¨＞ .
ﾆ=--　-=ｧ.. . . .¨¨ｱ　　|　|i:i:i:i:i/＼ﾉ　ﾚ^V /. / 　.ｲ　 |　| ／: : : : : : : : : : ､
. 　　ィi〔. . . . .／　斗-|　|i:i:i:i////>､〈 <>〉. / ⌒´　_/￣: : : : : : : : : : : : : : '，
ィｉ〔. . . . . . . ／／: : ィi〔/////V/////>､ｲ .ｨ､斗<//(_＞--=ミ､: : : : : : : : : : :}
≧=─　 ¨　　 ' : : //////////〉//</／／///＼＞´　丶　　 |: ＼: : : : : : : : {
.　　　　　 { : : /ｨ/ｱ ⌒^ V/⌒ ア. .<///ｧ==ミ､>　　　　V　L: : :丶: : : : : : {
.　　　　　　　 } : : : /　__ ,.. 　-=≦. >´/ﾊ//{　　　　　　　　　　　{ ヽ: : :＼: : : : 〉
.　　　　　　　 ': :／′⌒ ´￣ｱ. . '<//ｲ　V//>　　　　　　　 }　 }　＼: : : -=ｵ
　　　　　 /: /: :{　　　　 /. ./　　　 ∨ ￣　　　　　　　　　　 V 　　｀ヽ: : r{
　　　　　　/ 「 :_:∧　　　　'. ./　　　　 ' .　　　　　　　　　 '_/　　_,.斗 ¨￣ ^丶
.　　　斗V／　　丶　 /. ./　　　　ｲ　丶　　　　　　イ　＼¨´--　 ,. ＜　/
448 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 12:09:57 ID:lkKEeyRr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿_　__
　　　　　　　　　　　 ,､丶`::.::.::.::〈::.::.:｀`～､、
　　　　　　　　　　　　／::.::.::.::.::.::.::.::.::`､::.::.::.::.::.::＼
　　　　　　　　　　　 ,.::.::.::.::.::.::.::.＼- ､::.::.::.::.::.:/|::.::.::.＼
.　　　　　　　　　　 /／::.::.::.::.:/::.::.::＼＼:￣`//_::.::.::.::.::`､
　　　　　　　　／::.::／::.::.::|,,.. ＜＞ヘ＼//＜＞ |::.::.i::＼
.　　　　　　　　／::.::／ :.::.::.::.:|＞''"::/}i::.::.〉_〈::.::.:: "''|::.::.ﾄ､::.:＼
.　　　　　　／_､‐''゛::.::.|::.::.::.::|::.::.::./ ⅱ::⌒ ⌒::.::＼:|::.::.|::.'，::.::＼
.　　　　／／::.::./::.::.::.|::.::.::.::|::.::./　 ⅱ::人::.::.::.::.::.::＼_:|／(人::.::.)
. 　　／／::.::.::./::.::.::.,::|::.::.::.::|::./　--八::.::.:＼::-―::.::.::.::.::.::.／／
　　／::/　/::.::.:/::.::.::/::.:|::.::.::.::|´　＿_ 　＼::.::.:＼ー---‐:＜:ハ
　 (::.::〈　/::.::.::,::.::.::.//ﾞ＾|::.::.::.::,ィ灯示㍉　　￣灯ハ}::.:|.::.::.}::.::.}　　　　幸い清姫は魔女にするのは一級魔法使いの女性の志願者に限定するそうです。
　　＼_;:>::.::.::.:|::.::./::{ くj|::.::.::.狄　)rリ　　　　　じ′ :.::.|::.::.:}.::.::
　　　〈::.::.::.::.|::.::{::.: ＼,|::.::.::.::|　｀~　　　　 ,　　　八::.|:::.:/::.:/　　　　　ついでに人数制限の事も伝えましょう。
.　　　＼::.:.:乂八::.::.:|_|::.::.::.::|　　　　　　　　,　　,小::.:|／)／
.　　　　｀¨¨⌒　＼;从::.::.::.::ト _　　｀　　　／/ ::.::.|
　　　　　　　　　　　　　＼::.::.|＼,,≧=-....　イ人{_|::.::.:
　　　　　　　　　　　　　　　＼乂 |＞-/Ⅵ|〕iト.. _/::／
　　　　　　　　　　　／|　｀⌒＿/　|^^〕　 |⌒´〕iト..._
　　　　　　　　　／　 |___　 |＼∧ _|__,〕 _/イ⌒>　　〕ｈ､

　　　　　　　　　　　　　／ i
　　　　　　　　　 / /} |
　　　　　　　　　　 / /　! !
　　　　　　,　-　　､/ / 　.! !
　　　　 /　　　 {　{　　} }イ　　_　　--　　　_
　　　　 ,　　r‐‐ ､.}　!　　} ∠　　　　　　　＼　＞‐ ､
　　　　/　　{　「＼__j 　, 1　　　ミ、　　／￣　　　　　＼
　　　　　　　∧　V　　 /　!　　　　 >'"　　　　　　　　　‘，
　　　　i　　　∧　V 　/} 　!　　　　/ 　　　 /___|　|　　|　V
　　　　|　　　　∧　V .{ |　　､　　 /　　　　 /　　}　}　　} 　∨
　　　　|　　　　　.i　/　! !　　　　/ ｉ　　　 ,　　　Ⅵ!　　ﾊ　ｉ
　　　　|　　　　　.i　!.　| |､　　./ 　!　　　/ ＿__　}′ ./__.}　.!
　　　　|　　　　　.i　! .八　　､./'´V.} 　/} ,′___-ミi! 　/ 　/ | |　　　　まあ、魔族の代わりにまともな者が出てきたと思えは良いかしら。
　　　　|　　　　　.i　!/ ∧￣゛　‐-.} ./ .}{ f㌣う`　}　/f「`小v′
　　　　|　　　　　.i 　./ / ＼＼￣}}/ 　j! 弋り　 ∨ .ij　!ハ}　　　　あの連中のようにならないならそれでいいわ。
　　　　|　　　　　V/i /　　.＼ `ｰ}＼/ }　　　　　　ヽ.!
　　　　i　　　　　 !′　　　r‐T八　} .j　　　　　　 i
　　　　i　　　　　 !　　,　　￣｀ヽ }ヽｲ　　　　　,　-　.ｲ
　　　　i　　　　　 !　./ 　　　　､　!＞　　_　　／ .|
　　　　i　　　　　 ! /　　　　　　　}　!人/__　￣ i　　.!
　　　　i　　　　　 !,′　　　　　　 |　|=f′　ヽ　.| 　 .!
　　　　i　　　　　 !{　　　　　　 |　|T{　　　}　V　/
　　　∧　　　　　 .!| 　　　　　ハ/ }i!　　　.| 　V/
　　　　.∧　　　　 !|　　　　　　 ′ ! .}i!　　　｀　、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿

　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　/
　　　　　　　　　　　　　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | {　　　　　 | i| i|　　　　',
　　　　　　　　　　　　　　 ,.　　　 | :| {　　　　　 | i| i| i|　　　 ',
　　　　　　　　　　　　　　 |. 　　|/|､|＼| ',　　 |/|/|/|　　　　',　　　　　確かにそれならなんとかなりそうですね。
　　　　　　　　　　　　　　|〉　　|,ｨ灯芋ヽ',　 /,灯笊　　./
　　　　　　　　　　　　　　 |∧　〈　ヒリ　 }／　ヒリ〉　/　　　　　　　では魔女に関してはそれでいいとして、
　　　　　　　　　　　　　　 |　 | 　＼､　　　　　　　　 / ／
　　　　　　　　　　　　　 |　.:|　　　＼　　　　'　　　 /イ　　 /　　　　　　他に議題にしたいことはありますか？
　　　　　　　　　　　　 |　八　　 |〕ﾄ｡　　´　｀　　.ノ　　 /
　　　　　　　　　　　 |　　＼　',＿＞　　　＜_./　／　　　　∨
　　　　　　　　　　 |　　　　/＼　t========ｯ/／　∨　　　　∨
　　　　　　　　　　　　　　|　＞''~　 /_ノ＼/∧∨＿／　　　}~"''～　､、
　　　　　　　　　　　　＞''~　　　　　 /_ .∧∨/ ／　　　　　　　　　　＜
　　　　　　　　　　／ | |　　　　　　　 //　/< >',.| |　　　　_　　　　　　　| |./,
.　　　　　　　　 /　　| |　　　∩　　.//　//　./_.| |　　　//　　　　　　　 | |　/,
　　　　　　　　 /　　 :| |　　 (〇) =〈〈　〈〈　　　 | |==(〇）　　　　　　ｉ |　 ./,
.　　　　　　　 /　　 ./| |　　　 | |　　 /_　＼／, ／　　| |　　　　　　　　 | |　　 /,
　　　　　　　/　　 .//| |　　　 | |　　　 /_　, ／　　　 | |　　　　　　　　ｉ |　　 ./,
.　　　　　　/　　.//　/_　　 :| |　　　 /∧/_　　　　 | |　　　　　　　　 | |　　　 /,

七大神は魔女は魔法技術の発展に貢献することは認めつつも、新たな問題を引き起こしかねない劇薬であると認識していた。

これには魔族という人工種族を造り彼らに離反されたことで潜在的な問題を抱えてしまった失敗も影響していた。

魔族は七大神に多大なメリットを与えていたが、相応のリスクも存在していたからだ。
449 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 12:11:03 ID:lkKEeyRr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . .　　　- ── - 　　　 __　 -- ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . . : : . . .　　 . .　　　　　　　　＜ ⌒＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ . . .　／⌒ . .　　　　　＼　　　　＼　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . . : : . 　 '　 /. ./　　　　　　 '，　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　' . : . .,　/　 ' . :/W　　　　　丶　 i
　　　　　　　　　　　　　　　　 / . : . ./　' 　 i : /'ﾞﾞﾞ{　　、　＼　＼}　ｉ　　　 } 　 '，
　　　　　　　　　　　　　　 ' . : . ./　ｉ　　{:./＼八　　＼　ｉ＼　}　 }　　　 }
　　　　　　　　「＼ __　　　　 : : : . .′　|　　{,ｨ笊示ミ､　　i ＼{-‐Ⅵ　,　　　　　　}
　　　　　　　　|/////＼ __　　 {: : .. 　 Y^|　 Ⅳ,_)/::: }　＼ {　ｨぅミ }　　　　 /
　　　　　　　　{/////////＼_ ｉ: : :{ 　 {　|　　{ 乂rツ　　　ヽんハ/ /　/　　 /i　 '　　　次は配下の神について議論したいわ。
　　　　　　　乂//////////ハ: : :. 　乂|　　{　　　　　　　　ﾋﾂ / '　 /　 ' /　} /
　　　　　　 /⌒//////////∧: : . 　八　乂　　　　　　 '　__ノ / 　／}/　ﾉ'　　　　確か下級神に昇格した者が増えてきたと聞いたわ。
　　　　　　　///////////////八: .j_: :／}＼ {⌒　　 _　　　 ⌒7 '　／　/
　　　　_＿ └へ//////////／^ア￣￣ }: . 个: .　　　｀　　イ /}イ
　　　「/////////二ﾆ=--／. .／ﾆ=-- 　 }: .　}　　＞　＜__ }八人
　　　 ⌒二二ﾆ==--⌒. . . . . .{ﾆ=-　　　　}: . .ﾊ ___　{ﾆニニ} ⌒ ＼. ＼
　　　　　---=ﾆニ⌒. . . ---- ミ､ﾆﾆ=-　, : ./∧　＼V＾}ﾆﾆ{　　　＼. 丶
_　--=ﾆﾆ⌒ . . . . . .／ﾆﾆ=--　 ⌒＼=-/. :/　　'，　 }　{ﾆﾆ|_＿_　　　＼. .＼
. . . . . . . . . . . . . . ., -=ﾆ=--　　　　　⌒, . :,　　　〉　「＼＼_〉　　ヽ　　　､. . .＼
. . . . . . . . . . . . . .ｲﾆﾆ=--　　　　___／/. :∧___／ﾆﾆV/}ﾆﾆ=-へ　　'，　　 . . . .'，
. . . . . . . . . . .／　{ﾆ=--　　　／　　_/. :/　　　 __／i:i:「:i:i:i:i:i:i:＼i:i:>､_}　　　　 . . . ...
. . . ---=ﾆ⌒　　∧=-　　　／　_＿/'. : ,　　　 /i:i:i:i:i:i:i|i:i:i:i:i:i:i:i／〉i:i:i:i:i>　　　 } . . .}
⌒　　　　　　　 /ﾆ=-⌒　　／⌒} /: : :　　. .└へi:i__/L／⌒'， ⌒¨＼　　　 . . . .
　　　　　　　　/ﾆ=-　　　　/　／ / : : {. . : : : : : : : : : : : : : . . }. . . : : : . .　　　, . . /
　　　　　　〈_＿ __　　　/　 /. : .: : : 圦: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :}　　/. . .
　　　　　　　　/二二＼_/ 　/ . : ,. . . .{V丶 : : : : : : : : : : : : : ,: : : : : : : : ,　　, . . '
　　　　　 └‐=ｧ‐ ､ _＿/､. : ,{ . . . V⌒ ≧=-　_＿__　イ: : : : : : : : ｲ　 /／
　　　　　　　　　 / 　　 ⌒　}／八: . . .Vﾆﾆ=- ____／//＼_≧=-- ＜>　／
　　　　　　 /　　　　　 /　　 L＼: . Vﾆニ=---／/＼ﾆﾆ∧ﾆニ〉

　　　　　　　　　　　　　　 -‐…･･･‐-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾍ
　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　＼ {　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　丶　 ‘，
　　　　　　 /　　./　　　./　　　　　　　　　　　　 ,
.　　　　　 /　/　ⅰ　　 /　/{　　}ヽ __ヽ　　　＼′
　　　　 ′/　{ ⅰ .斗{ ￣｀　　{　{　　｀＼ﾊ　＼＼　___
　　　　　　 /|　ﾊ　　 {x=≠ミ､　Ⅵｘ=≠ミ :{､　　≧=‐-　　　　といっても現状では中級神はいないから形式的な物だな。
　　　　　| ！| i{ ‘，　＼ V ソ　＼{　V:ソ }ﾊ{ ヽ}　　＼
. 　　　 | ！| i{:　‘，＼{ 　　　 ,　　　　刈　 /　　　＼　　　彼らが昇格して階級が埋まるのは時間がかかるだろう。
.　　　　 | ！Ⅵ　　　　　=‐-､､　 ,　　ム｛　　　　　＼
　　　　　 : ！｀ヾ　{＼　　＼ }　 __　.ｨ　＼＼　＼　　　　　＼
　　　　　､ {　{ .ﾊ　ヽ＼　丶.===={ 　　 }＼ ',.　　＼　　　　　＼
.　　　　　＼ : { { ＼{ 〃＼　 ',ﾆﾆﾆﾆﾆ=- 　 ',:{.　　　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「それは仕方ないわ」＞天空神
　　　　　　　　ヽ> 　〃ﾆﾆ＼{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ， .}i=ミ
　　　　　　／　　 /ニﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ，}　　ヽ　　丶
　　　　　　　/ 　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ，　　　　　　＼
.　　　　　　　　　 r'ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ､　　,　　　　　　＼
.　　　　　 ,　／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ､　’
　　　　　 ′ ﾆﾆﾆﾆﾆ___/￣￣￣￣￣￣￣ }ﾆﾆﾆﾆY ., 　丶
　　　　 ,　 ′ﾆﾆﾆ.∧/　　　　　　　　　 ∧ﾆﾆﾆﾆ　’　＼＼
　　　　 ‘　{ﾆﾆﾆﾆ.∧/　　　　　　　　　 =-‐‐‐, ﾆﾆ八　　＼＼
　　　　 ,　八ﾆﾆﾆ∧.′　　　　　　／ﾆﾆﾆ⊂ニ､ﾆ/　！　　　＼
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七大神は青藍神話の支配層である。

彼女たちは神話勢力を高めるために神々の体制を構築する必要がった。

そこで、上級神、中級神、下級神、従属神の四つの階級を取り入れた。
450 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 12:12:28 ID:lkKEeyRr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __　　　　　　　---
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従属神は見習い期間中の神で、一般的に半神などから昇神した者はまず従属神になって見習い期間を過ごす。

下級神は従属神が役割を貰って昇格した神。

中級神は下級神から七大神直属の部下に取り立てられた神。

上級神は創造神と七大神の八柱で構成されていた。

現在は青藍神話の階級制度を整備する過渡期にあった。
451 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 12:13:23 ID:lkKEeyRr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿___
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　　　　　　　　　　　　　 /::＼／::.::.::.::.::.::.ー-...._::ヽ::.::.::.ヽ::.::.::.:＼
　　　　　　　　　　 /:.::{::.::.::.:{::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.｀`～､::}＿__.::.::_,)
　　　　　　　　　　　 ′:人::.::.人::.::.::.::.:＼::.::.::.::.::.::.::.::.::.:.:／-‐／::＼
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　　　　　　　　　　　　 |::.::.:|／　＼::.::.:＼￣乂^ソ》 |::.::.::.|⌒:v::.::.::.::.＼ー--- ､::＼
　　　　　　　　　　　 ∧::.::|xｆ笑ミ｀¨¨⌒　　　　　　|::.::.::.|r_) }＼::.::.::.::.:＼　　　)::.::.)
　　　　　　　　　　　 i::.i＼乂乂ソｒ　　　　　　 ,::.::.::.:|__ノヽ::.v::.::.::.::.::.:＼／::／　　　とにかく今は我慢の時ね。
　　　　　　　　 /.::.|::.::.｀⌒ 　　　　　　　 /::.::.:.::.|:人ﾊ:Ⅵ＼::.::::＼::.::Y´
　　　　　　　　　　　::ｉ::.:|::.::.::ﾊ　　　 _　 -‐　　　　⌒ｉ::.::.::.|::Y::.:}::} |::.::i::.::.::.::i::.::|　　　　　　計画が成就すれば私たちの役割も終わるわ。
　　　　　　　　　　 |:|::.:|::.:./:込,　　　　　　　　／|::.::.::.|::.::.:/::.}ﾉ::.人::.::.: |::.人
　　　　　　　　人｀:.|::.:从::.::.ヽ　　　　　　　／　 ,::.::.::.:_::.ノ_:ノ／　 )::.:/´ 　 )
　　　　　　　　｀`|::.|(__＞､::.:＞-......-＜ﾆ=-/::.::.::/::.:/⌒´＿_／／　 _／
　　　　　　　　　／|- 人:|＿　　 )´)人(/|. r‐…=/::.::／＞ｧ:⌒| __　　￣＼
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　　　　　　　　'/ 　 .|:i:i:i:i:i/>‐'ﾞ´ ／丁ノ　　　＼__＼＼:i:i:i{:i:i:i:ｉ||_／/i／⌒ヽ
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　　　　八　　　　　 /　　　　／　　　　　　　　＼　、
　　　　 ∨　.∨ 　　 /　　　／´　　　　／ﾊ　　　　　∨ ヽ
.　　　∨　　＼　 .′　　 /　　　　 ., '¨｀　八　　　 l 　 ∨
　　　　l:　　　ﾆ二l 　　 ∨　　　　 /　　　 ∧　　　　|　　 ∨
　　　｜　　　 ´　 ', 　 ∨　　　　 ./ ─-　、　.∧　　从　　 l
　　　　l　　／　＿从＿ {∧| 　　.∧　　　　　 .ﾊ　 /.｜　　 l
　　　　l. , '　　＼　　ノ　 {　　l /ィfテ云ミx　　 l　.ﾑ　l　ﾊ　!
　　　　l/　　　　　＼　　　ﾊ　 .| ´ ヾ _)iﾊｱ　　∨, '_)iﾊ{ 　ﾊ l　　　　　同時に神話の時代が終わって私たちは隠居できる。
　　　　l　￣￣　　　＞　　ハ　{　l.　乂zツ　　 ./ｲ乂ﾂ.|　/ l∧
　　　 |　　　　　　　 l＞ﾊ ∧| ﾉ　　　　　　　 {　l / ノ　　　　　　人類がそこまで進化できればいいわね。
　　　从　　　　　　　　　｜　l ﾄ、ハ　　　　　　 ′　从 ′
　　　　ﾊ　　　　　　　从 r {　　 l.　　　　　r 、　 , '
.　　　　∧　　　　　　-=≠∨ 丶　八丶　　　｀　.／ノ
　　　　 ∧　　　　 .ﾊ　　｀＜ヽﾄ　∨ヽ＞=- イ〉　{
.　　　　 ∧　　　　 .}　　　　丶{　　',＝!　　　 .′｜
　　　　　　.∧　　 γ二ﾆ>=-　从.　　ﾏ八　　　 {　　!
　　　　　　 ∧　 Y..........ﾉ /......＞丶　 {　＼　ﾊ.　从
　　　　　 .∧　.}...／　/...........{　ﾄ､ヽl ヽ　｀＜l./
　　　　　　 .∧ 〃.!　∧...........|　l....ヽ.　 ∨　､　　｀く
　　　　　　　　　 .{.....|　{............ ｜ {.......ﾊ.　 ∨ー=ﾐ≧=-　へ
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　　　　　 .八....ノ　/........................}　 |...... ｲ　　　 -=彡　　　　　/

七大神は王国を動かしながら長期的な計画を進めていた。

それが成功するかどうかはまだ誰にも分からなかった。
452 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 12:14:10 ID:lkKEeyRr: 今日の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
453 ：名無しさん＠狐板：2024/10/26(土) 13:07:00 ID:/cmGYQrL: 乙でした
つまりだいたいシヴィライゼーションだな
454 ：名無しさん＠狐板：2024/10/26(土) 13:58:22 ID:P6h0tnNl: 乙です
455 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 14:06:17 ID:lkKEeyRr: >>446　誤字修正
×ガンダムSEEDのコーディネーターみたいな事になりかねないわ。→　〇ガンダムSEEDのコーディネーターみたいな事になったらどうするの？
456 ：名無しさん＠狐板：2024/10/26(土) 15:50:16 ID:lPVlLiZQ: 乙です

2chの歴史板住民が数人集まってCiv4遊んでるみたいｗ
457 ：名無しさん＠狐板：2024/10/26(土) 16:51:43 ID:qyEnWjy0: 乙です。
まあそらそうやろ。リセット可能とかそりゃゲーム感覚にもなるわ。
正直、世界征服をリアルでやろうってんなら一回や二回のやり直しで上手くいかせれるって思う方が間違いだな。
458 ：名無しさん＠狐板：2024/10/26(土) 17:00:12 ID:Do55Hzt2: 乙
まぁ常識の違いで妥協せずに相容れないつもりならあとはもう力のごり押ししかないよな
ただそれだけで世界征服が出来るなら苦労はしないが
459 ：名無しさん＠狐板：2024/10/26(土) 20:49:15 ID:UpDaRxoQ: 超常的な力押しで世界がなんとかなるなら、エックスメンやらヒロアカの世界はもうちょっとマシになってる筈だしねえ。
結局ウルトラマンのような力を持てても持った後で持ったなりの苦労はセットでついてくるのよな。世知辛い話だ。
460 ：名無しさん＠狐板：2024/10/26(土) 22:00:32 ID:iFhTRJpm: 乙
これって前作Fateの宇宙勝利まど神でアクアだけが生き残った星の話？
あっちだと最終的にアクア以外の神は全滅してたな
461 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 22:42:35 ID:lkKEeyRr: >>460
その前作とはまったく関係がありません。
462 ：名無しさん＠狐板：2024/10/26(土) 22:44:52 ID:iFhTRJpm: >>461
回答ありがとうございます
463 ：名無しさん＠狐板：2024/10/26(土) 22:46:45 ID:KWDlteIa: 黒こなさんだったかが創造神で宇宙創生キットみたいなのでなんかやってた話じゃない？
探したけど過去ログ化されてる？　っぽいけど
464 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 23:03:07 ID:lkKEeyRr: >>463
ネタばれになるので詳細は伏せますが、その作品はエターにして新たに本作として作り直しています。
465 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 00:04:42 ID:F84T2gkW: ttps://www.youtube.com/watch?v=Iq0ntBagBQY

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　　　　　　　　 |:::|ﾍ: : :ﾄ, |: : :ﾚT ::::: ﾘ　|: :/ 　　| ::::::｀ヽ､|: : :|: : |::!: :|　_.）　　　会長、この不気味な模型は何ですか？
　　　　　　　　 |::| |:|: : |:|: |: : ﾄ.ヽ.ｰ'ﾉ　 |/ 　　　|c.ｰ.'/ ﾉ: : ::|: : :|:|: : |´
　　　　　　　　 |::| |::＼:|:| :|: : |.　￣　　　　　　　｀￣ ´./: : :ｲ: : : |ﾊ: :|
　　　　　　　　ﾚ　|: : :!: | : |:. :ヽ　　　　　´_ 　　　　/: : /: |: : : ﾄ |: :|
　　　　　　　　　　 |: : |: :|: : |: : |.＼　　　　　　　／: : /: : |: : : |:| |/
　　　　　　　　　　 |: : |: :.|: : |: : |: : :｀:T ｰ-‐ 　r.´: : :／!: : :|: : : :|.:|ﾉ
　　　　　　　　　　/: : |: : |: : |＼|-=ﾆ´l__ ┌- 上ﾆ>ｲ: :|: : :|: : : :|: :|
　　　　　　　ｲ: : :|: : /: : |.-┤　 _/　|/入　　　 ): : |: : :|: : : :|: : |
　　　　　　　／:/: : : |: / : : : |_,,..-‐''　　| .| ./　　イ: : : |: :/: : : : |: : ヽ
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　　　　〈.: : i: : : |: : : : :/: : :|　　　　　_ / .／ﾉ |: : : :!: : : :/: : : :|ヽ: : : :ヽ
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　　 /:/ i: :／｀t＿.ﾊン´ ヽ,ｲi ﾍ　　＼　　／ヽ_　　.|　ヽ,　 /　　　i: : : : : : : l
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　　 | 　!: : : l´￣(　)￣｀l 　　　　　　　人　　|: :|/:／　　　ヽ　　 l: : : : |: : i
　　　　i.: : ,ゝ､_/ﾊ___／| 　　　　　　／　 /￣(T)￣ヽ　　　　｀､.　|: : : /|: :/
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　　　　　　　　　　　 ∨: :　l　　 :|　 | :|:.　　　　|　　　 :|: .　　｀ト- ∠二
　　　　　　　　　　　 ________ｊ{ : :　:|　　 :|ｌ　 | :l: :　　 /|　:| :|　|: :　　　, }／／￣
　　　　　　　　＼____八　　　 :|:|ｌ　 | l|: :　　:/.:|　:| :|　|: :　　 /∧∠_____
　　　　　　　　　　／∠㏍、　＼|从　|八: .　:/ /|::/|/|　|: : :　//厶％Жｱ
　　　　　　　　　　　＼＼]Ж＼　 :灯苧ミ　＼/|/ ,灯苧ミ:|: : : ／￣＼[／　　　それは防空兵器『光線級』の参考資料よ。
　　　　　　　　　　　　　￣了＼＼:杙-夕　　　　代-夕小イﾍ}　　 : : |
　　　　　　　　　　　　　　 |　　 :| 斗 ⌒｀　　,:　　　⌒｀/ 　 |ノｊ　　 : : :|
　　　　　　　　　　　　　　ｌ　　 :| :小、　　　　　　　　　 //　 :|イi　　 : : :|　　　　　　　　　　　　「防空兵器ですか？」＞パチュリー
　　　　　　　　　　　　 ,　　. :| 　ｧ‐‐=z,、｀　 ´　　　//　 :|::|:|　　 : : :|
　　　　　　　　　　　　　　 /　. ::/:| :/-=㍉_/ト　__ . : ´ ／//　∧!:!:. 　 : : :|
　　　　　　　　　　　 /　: ::/. :|/-=㍉_//V∧　　／／/　/ :∧!::.　　＼|
　　　　　　　　　　　　　 /　: ::/. : /-=㍉_//:: V∧／／: :/／／/∧: :.　　　＼
　　　　　　　　　　 /　: ::/／/-=㍉_//:: :: :V/／:: :: :: :／/////＼: :　　＼＼
　　　　　　　　　　　　 /　: :／/,/-=㍉_/∧:: :: :／:: :: : ::／//|///////＼: :　　＼
　　　　　　　　　 /　: :///,/-=㍉_///∧／:: :: :: :／////|//////// ∧: :　＼＼
　　　　　　　　　　　/　／/,/,/-=㍉_/// ／ :: :: : ／//////l|////////／∧: :　丶
　　　　　　　　　 /／/////-=㍉_/// / :: :: ::／////////ｌ|//////／/ //|: : .　　＼
　　　　　　　　　／//,〈///-=㍉_/// / :: ::／//////////ｌ|////／//// /l|: : : 　　　＼
　　　　　　　　 ///////／)┐㍉///,/:: :: :: ::////////// ｌ|//／,///// //l|: : :　　　　　＼
　　　　　　 /////_／／／㍉///,/:: :: :: ::////////,/,/ ｌ|／,////// ///ｌ|: : : :＼　　　　＼
　　　　　　　／ヘ／／／>､　/≫-=≒=≒=≒=-≪///////////// /// /ｌ : : : :　＼　　 : .＼＼
　　　　___／:: :: ::{ 　　／ ∧厶二三二三三二三二＼ ////////／〈//// : : : : : : : 丶　 : : .＼
　　／//|:: :: :: ::{　　　／/∧-=ﾆ三二三二三二三ﾆ=////// ／///∧//: : : : : : : : : : : : 、: : : : .＼

　　　　　　　　　　　　　　 /|　　　　　　　　　　　　　　　 ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧|　　　 -‐: :　￣￣　: : ‐- ..、　| ∧
　　　　　　　　　　　　　 ∧/| ／. : : :　　　　　　　　: : : :＼| /∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　| /／. : 　　　　　　　　　　　　　 : : |　/∧
　　　　　　　　　　 ∧　| /. :　　　　　　　　　　　　　　　____|, 　/∧
　　　　　　　　　　　　　〈　∨/. :　　　　　|　　　　　　　　　　＼＼　/∧
　　　　　　　　　　　　　　 ∨ /. :　　　ｌ　 | :l:　　　 |　　　　　　＼　　/∧__
　　　　　　　　　　　 ∨: :　l　　 :|　 | :|:.　　　　|　　　 :|: .　　｀ト- ∠二　　　　魔族や魔女は自然と空を飛べるけど人間はそうではないわ。
　　　　　　　　　　　 ________ｊ{ : :　:|　　 :|ｌ　 | :l: :　　 /|　:| :|　|: :　　　, }／／￣
　　　　　　　　＼____八　　　 :|:|ｌ　 | l|: :　　:/.:|　:| :|　|: :　　 /∧∠_____　　　　仮に魔族の軍勢と戦争になったら人間たちは空から一方的に叩かれる事になるわ。
　　　　　　　　　　／∠㏍、　＼|从　|八: .　:/ /|::/|/|　|: : :　//厶％Жｱ
　　　　　　　　　　　＼＼]Ж＼　 :灯苧ミ　＼/|/ ,灯苧ミ:|: : : ／￣＼[／
　　　　　　　　　　　　　￣了＼＼:杙-夕　　　　代-夕小イﾍ}　　 : : |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「魔族が王国に侵攻してくるんですか？」＞パチュリー
　　　　　　　　　　　　　　 |　　 :| 斗 ⌒｀　　,:　　　⌒｀/ 　 |ノｊ　　 : : :|
　　　　　　　　　　　　　　ｌ　　 :| :小、　　　　　　　　　 //　 :|イi　　 : : :|
　　　　　　　　　　　　 ,　　. :| 　ｧ‐‐=z,、｀　 ´　　　//　 :|::|:|　　 : : :|　　　　　　まだ可能性の段階だけど、将来的に起きないとは言えないから、
　　　　　　　　　　　　　　 /　. ::/:| :/-=㍉_/ト　__ . : ´ ／//　∧!:!:. 　 : : :|
　　　　　　　　　　　 /　: ::/. :|/-=㍉_//V∧　　／／/　/ :∧!::.　　＼|　　　　　　それに対処する為の道具を用意しているのよ。
　　　　　　　　　　　　　 /　: ::/. : /-=㍉_//:: V∧／／: :/／／/∧: :.　　　＼
　　　　　　　　　　 /　: ::/／/-=㍉_//:: :: :V/／:: :: :: :／/////＼: :　　＼＼
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467 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 00:06:36 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　．　---　． ,......､
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,. ｨ≦　　　　　　r''_r-‐ ､　＼
　　　　　　　　　　　　　　イ　　　　　　　　　　　　　　｀ヽ　ヽ.
　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　 l 　.l.V｀ヽ__
　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　|ヽ　　　　　j　 .j .i≦　ﾉ_
　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　ヽ｀ヽ.,___／　 /V=＜´　＞
　　　　　　　〈　　　　　　　　　　　　　　　　ゝz＿ ≠ <､　　　＞´
　　　　　　　　r-:ﾆ寸　　　　　　　 __　ィー一''´　｀　__　　 .＞＞ /|ﾊ
　　　　　　　　」＝ー＞､__ ／￣／　　/　　　 _,.．-:''":::ヽイ::::ヽ::::Ｙ｜ﾑ
　　　　　　　＜　　 ´　　　　　''　　__ / 　／:::::::::::::ヽ:::::::::::::＼::ﾏ::l　|､/　　　　　　つまりこいつで魔族が飛行魔法を使うのを阻止すると？
　　　　　　　　＼_r＜/ヽ.,_＿,r≦::::::Trtく::::::::::::ヽ:::::ﾑﾏ:::::::::;ｨ:ﾞﾊ:: |i.」
　　　　　　　 /　| |:::l:::::::::::::::::::::::::::| i!ﾏ:::::::::::::::ヾ::ﾄjｨ. イ::i.j:::::|: :|
　　　　　　　　　/ 　i! ﾊ::l::::::::::l::::::::::::::::l .i! V ｰ　'卞云イ /ﾘ/:::::::|:::i!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そういう事よ」＞きよひー
　　　　　　　 l 　」ﾊ:::VTi::::::jﾉ寸卞歹　　　　　　　　　//::::::::::じj-､ r:､
　　　　　　　　　￣　|:::::::::::| ﾚｼﾍ　￣　　　　i　　　　　ｲ;:::::::::::::::::::::r≒､､
　　　　　　　　　　 | :: __:λ:::::::: ヽ、　　　　　　　 ,.　 .,/| |:ﾏ:::::::::,:イ´　　ヾ j　　　　とてもそれが可能には見えませんが。
　　　　　　　　　　　| f´　　.ヽ::::::::::: ＞．.,_　 ‐ =:´ ／／ |　｀Tz/　　　　　ﾏ:､
　　　　　　　　 | :|　　　　） ::::::::::::::: |v ≧ｰ､イ f´､　i!　こj i ___　ー　　ﾏﾊ
　　　　　　　　　　 | ::|　　　 /:::::::::::::::::: i!､　　./l:＼ j::ヾ＿z　　 j　　　　　　　 V
　　　　　　　　　　j :: i! 　　 / :::::::::::::::::: ﾊz_　　:ﾉ >i十fー::､-=二 ≦''マ､　　　　了
　　　　　　　 l :::: j　　,ｲ :,r､:::::::::,イ　./::Yー ∧､tｼ｀　＼';.　　';::::::｀.､　　 :ﾊ
　　　　　　　　　/ :::: i　　 i .f　.ﾑ:::/'　　 /:::::::::ヾ　　/.l l　　／:i!　　 l:::::::::::iﾏ　　ヽ
　　　　　　　　 /:::::::::j　　 V|.　. .i/:　　　'::::::::::::::i' ｀ '∨|ｿ/¨::::::j　　 ::::::::::::iﾑ　　 :ヽ
　　　　　　　 /:::::::: ,'　／不ヾノ,':ｉ　　　{:::::::::::::::i,ー＝= / :::::::;'　　　j::::::::::::i }　　　　ヽ
　　　　　 /::::::::::,'　ﾏ　　ｲ .ｉ:::ｉ　　　i::::::::::::::::( ￣.二i､::::::/　　　/::::::::::/.ﾉi　　　　　ヽ
. 　　　　 /:::::::::::,'　　ヾz, i | ﾑ::';　　　ヽ::::::::::::::)イ　　.}::｀i...＜. ノ:::::: _.,'イ　l　　　　ヽ
　　　　　 ./:::::::::::./　　　 / .| L._ヽ､.　　　ゝ＞¨:::}　　 j:::Y 　　 i::::¨::) .l ::V　l　　　　　　＼__
　　　　 ./::::::::::::/ |　　　 L__| ::::::::: /｀¨T¨　,j:::::::l ￣.了:::::j　- ､ｿ:::::::::i　) : V　　　　　　　　ﾉ;;ﾄ
ー‐ zノ:::::::::::／　　　　　　　i::::::::::: j::::::j　　ﾉ::::::j　　_ﾄ::::::(　　 i::::::::::::::ｌ　ﾏ ::V　　　　　　／／
_こ ´::::::::: ／　　　　　　　 .j:::::::::./::::ノ　／:::::/ー /:::ﾆ::ノ　　ﾉ::::::::::ノ､　:i :: V　　　,ｨ＜r''　ﾑ
::::::::::::::::ノ､　　　　　　　　 ./:::::::::/:::/　_ﾉ:::::::::/ ≠んﾆ=二zzxヽV:::::::::ヽヽi:i :: V__ｨ≦:／　　　ヽ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|ﾍ
　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　 | ∧
　　　　　　　/ |　　　　　　　　---　　　_　　　|　∧
　　　　　　 /　|　,　　´　　　　_　　　　　　` 　 ';　 ∧
　　　　　　,'　／　　　　　　　　＼　　　　　　　V　 ∧
　　　　　 ,　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　V　 ∧
　　 |＼ /　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼￣　----∧
　　 |　ヽ:/　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　　 }　___
　　＼　/　　　,'　　　　　　　　　　　　　　　 l　　` ト- ／￣／　　　　こいつには極めて高度な技術が必要なの。
　＿＿〉{　　　 :|　 l　　l　　　　　　 |　 |　　　}　　　 V　　／
　＼　从　　　|　 l　　l　　l　　　 /　/　　　,:　　　 /-＜￣　、　　　今は到底不可能だけど魔族の魔法で再現できないか試している最中ね。
　　＞ -〉　　　|＼|＼ |ﾍ　l　　// |/-|/|　/　　　 /　　　　　／
　＼　　人　、人ｨﾍ云ミ Vﾍ / / ｲ芹≠V　／／ |Y^Y_ ／　　　　　あくまで将来に備えた準備にすぎないわ。
　　　＼,,/| ＼＼从廴.::ﾉ　　　　　ゞ- イ／/ｲ　}　||　|_|l
　　　　　| |　|_|ヽ|ヽ　　　　 '　　　　　　 |　　 |_ノ　　　　,
　　　　　|_|　　　 | 心　　　　　　　　　　　|　　 |　　　 V 　'　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「わかりました」＞パチュリー
　　　　　l　　　　 l　　ト　　　｀　´　　　ｲ　 ,;　　　　 V　 ,
　　　　 ,　　　　 /l　　|　　＞　　_　イ _ | 　 / V　　　　V
　　　　/　　　　/ l　　 --　V∧　　／/ l　 /　〉＼　　ヽ l
　　　 /　　　／￣/￣｜　　V∧／//／l　/ ／|　　＼　　＼
　　　/　　l 　　〈　　 |　　　V///／　 l / ´　 |　　　＼　　ヽ
　　 /　___ |　　　〉　　|　　　 V／　　／「￣￣　　　　　> 、＼
　　/ / V |　　　　| 　　|　　／　　／　　|　　　　　／＼ |　　＼
468 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 00:07:55 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　＜｀ヽ　　　ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　）　}　　　　!
　　　　　　　　　　　　　 ,　 ,ｒ─‐ｧ　　　　　　　　　　　　　　｀､ー‐'′ﾉ＿＿メ＿ _
　　　　　　　　　　　　　　i 　 | 　 / 　＿ｒ─- ､/ヽ-‐ ` ー‐ イ　`‐一 ´　　　　　　ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　|＿|　/／　＿＿ヽ_　　　イ` ､　　　＼　　　へ　　　／ミﾐヽ
　　　　　　　　　　＿_ __ 　|　／￣ヽ／/　　　ヽ＿ｊ　 |　　　 ∧／　　＼／＼　　　　それはともかく会長
　　　　　　　＜　　　_＿＞ヽ／7ヽ__/　/　　　　　　　　　Λ＿_ノィ　 / ,　|　　ヽ.　ヽ
　　　　　　　　　＞''´ 　|　.／ |　　/　 .′　　 !　.∠..,,_ ,＿ _　／ |　/イｲﾉヽ　　ﾊ　 !　　　魔女の事を公表してからというもの社交界では面倒な事になっています。
　　　　　　　　　　　　　ー― |　 /　,.′　　　.| /＿_／/＿／　　|/≦ｹ i　 i　　,'　i .}
　　　　　　　　　　　　　　　 i /　　　　　　′`≦行芋ミ｀　　　　-=彡,i　 .|　/　 .|.|
　　　　　　　　　　　　　　／　　　　 ,′　|　弋z彡_　　　　　　八　ｊイ　　ﾘ　　　　　　　　　　　　　　　「貴族のお嬢様が騒いでいるのでしょう？」＞きよひー
　　　　　　　　　　　　　／　 ′　　　　 /　　 | 　´´　´　　　　ゝ　ｲ　　　ｉ
　　　　　　　　　　　 .／　　/　　　　　./　　　 ! 　､　　　ｰ　' ／ ,′　　/ |
　　　　　　　　　／　　　,.′　　　 ./　　　　 .|　　＞　 _　, .イ　 ,′　 /　 i　　　　　　　　その通りです。
　　　　　　／　　／　　　　 /　　　　|､￣∧￣入　.!　 /　　　'　　八
　　　　　　　／　　／　　　　　 '　　　　　　j　∨_ノ´＼l/　!./　　ｲ　　/　＼_,
　　　　／　　／　　　　　　　ｲ　　　　　　 .i 　 }| 　ll 　|{　ﾘ/／　　　ｲ
　　　 .／　　　／　　　　　　 '　　　　　　　　ﾘ　　}| 　ll 　|{ 〃　　　／

　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧　　　　　　　　　＿＿＿　　　　　　　　　 ∧
　　　　　　　　　　　　　　 ///,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　'//,
　　　　　　　　　　　　 ////,＞　´　　　　　　　　　　　　　　　｀＜i///ﾊ
　　　　　　　　　　 ///／　　　　　　 /　　　　　　',　　　　　　 |///∧
　　　　　　　　　　　　　　//'　　　　 /　　　′　　　　　　',　　 ∨　　　 |/////,
　　　　　　　　　　　　 {/　　　　 /　　./　　　　　　　　 ,　　　∨　　　|/////ﾊ
　　　　　　　_　　　　/　　./　　/ 　　 '　　　　　　　 i　　　 ',　　　∨////∧
　　　　　　　　　ﾏﾆ=- /　　 '　　 '　　　 {　 i　　　　　　　 !　　 __}＿＿__V --=ミ､
　　　　　　　 V///　　 {　　 |　　　 .ﾊ　|　　　　　} 　 /　　　＼////////////,ヽ
　　　　　　　　　　＼{　　　 ',　　ﾄ.　 _斗 ',七',　　　./ ｀ｲｰ-　　　＼///////////,}＿　　　しかし、魔女は魔法技術を発展させる為の存在です。
　　　　　　　　　　＜iﾊ　　　', ー七ヽﾄ､{　ヽ{　', 　 /|　/ }　／}｀/ー　|≧=---r--彡/／
　　　　　　　　　　／|　',　　 .ﾄ,,ｨ≦弐笊竺ミｘ､ヽ/　}/,ｨ≦弐笊竺ミｘ!　　　 |///／　　　　王侯貴族には無用の長物ですよ。
　　　　　　　　　＼　.∧　　|《　 {:　)刃乃}}　　　　　 {　)刃乃}}　》　　　 /=≦ヽ
　　　　　　　　　　　　Ｙ |　＼ {　　之弐沙ﾘ　　　　　　之弐沙ﾘ /　　　　/＼　／
　　　　　　　　　　　ﾊ i!　|　ヾ　　　ー―　　　　　　　　ー―　/　／　/ }ヽ. Ｙ|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そうなんですか？」＞パチュリー
　　　　　　　　　　　 ~ .i! ｜V　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ムイ　}／ﾑ i.} ﾊ|
　　　　　　　　　　　　　i!　.|　{ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　/　ﾉ八~|
　　　　　　　　　　　 i!　 | 八　　　　　　　 ―　　　　　　　　 /　　　/ -イ　　i!
　　　　　　　　　　 i!　 }　　.ゝ　　　　　　　　　　　　　　 /　　　/　　　　　i!
　　　　　　　　　　　　 i!　 .|　 i　/ 　 ≧=-　　＿　　＿＿　-=≦　/ /　　　　 i!
　　　　　　　　　　 i!　　}／}/ 　　　　＞／||　〃:.｀:.＜../　／}/　　　　　　　!
　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　／/ /i＞＜彡／/　//イ{　　　　　　　　 !
　　　　　　　　　　　/　　　　　　/　　　/ V　':.:.| }Kく「ﾚ:.:/　/　 ,　∨　　 ',　　　　　　!
　　　　　　　　　 {　　　　 /　　 /　/　i:.:.:.| |全_L!:/　/　 /　　∨　　',　　　　　　!

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i　∨
　　　　　　　　　　　　　　　　}',　　　　_　　　――　　　　、　　i　 ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　i　', ／　　　　　　　　　　　　　　ヾ　　∨
　　　　　　　　　　　　　　　　i,／　　　　　　　　　　　　　　　　　',
　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　_　　ヽ　',　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　ヽ￣　ー'-　　＼　　／/
　　　　　　　＼　ー/　　　　　　　　　　　　　　',　　　　　＼　　　　ヽ　V　　/
　　　　　　　　　＼ ,/　　　 .i　　　　　　　　　　　', 　 ',　　　　　＼　　　 /　 /
　　　　　　　　　　　　/　　　　 i 　i　　　　　　ヽ　　 l　　.i　　　　　 ',　　　　／　　　　　だって魔女になるという事は人間をやめる事になるから、
　　　　　　　　　　　　{　　 .{ 　 i　.{　　　　L＿i__ヽ　}　　i　　　　　 i　　へ
　　　　　　　　　　　　i　　　{　./i　|',　　　 }　.ハ　ヾ}　.ﾉ　　　　　　lノ:::::::::::ヘ　　　　　由緒正しい血統を後世に残す使命がある王家と六大公爵家はまず使えません。
　　　　　　　　　　　　i　　　 { /ゝ个、　　i }　 xzZzza ﾉi　　　　.i　./::::::::::::::::::::::ヘ
　　　　　　　　　　　　.i　、　ぃィkz.' ,　 i　ﾚアVIりヾ/.／　　/i ./ﾍ:;;;;;∧::::::::::::/　　　侯爵家以下の連中はいくらでも変えの利く連中だから不老長寿にする価値なし。
　　　　　　　　　　　　 ', i ＼　 {《Vｊﾊ　ヽi　　　　ｘンｿ　i　　/　}/i } |　　ト--　'
　　　　　　　　{~. ^, 　　ヾ　| ＼{. Xツ　　　　　　　// ｿ }／　　　l. 'ﾉ'i',　 .|',　',　　　　　ほら、いらないでしょう？
　　　　　　　ﾉi　',　.　　ヽ.|　　ヾ''' 丶　　　　　　　　　　　|　　　ﾚ　 i_',　.|_ゝ ',
　　　　　　　/i .l　',　i　　　 |　　',　　　, --　、　　　　　　 i　　ハ　　　　　　　',
　　　　　　　', i　'　　.i　/'i　|　　ゝ　　ヽ、　..　　　　　　　 .i　　i　　、　　 i　　　 ∨
　　　　　　　 i　／　　ﾚ　i　 i　　 {　＼　　　　　　／　　 .i　　i　　　、　　i　　　 ∨
　　　　　　　 .i　　　 /　.}　 i',　i　',　　个ｰ=彳　　　　　 ..i　　|　　　i　　　i　　　　 ∨
　　　　　　　　|　　　.{　 i 　 i ', i ', 　　i　ヘ__|　　　　　　ﾘ　 .|　　　　　　　i　　　　∨
　　　　　　　　.|　　 .{　ﾉ　./　',i ／{__／. ＼iiゝ　　　　ノ'i　i',|ヽ　　　　　　i 　　　　.　∨
　　　　　　　　」　　;　ｿ＿/,, ／　i |:::::＼:: : ＼iiゝ　　　　 ', | }/i::＼　 _　　 i　　　　ト.　＼
　　　　　　　/il　^'''　./...',　　　　 .i i::::::::::::＼:: : ＼iiゝ　　　.i| //i :: iヾ_ゝ＼ i.　　　　 l　＼
　　　　　　/:::::::l　　　i ::::::',　　　　.i.l 、:::::::::::::ヽ:: :: ヾiiゝ　　///i :: :i:::::::...'、　＼　　　 i　　ヽ　',
　　　　　.∧::::::::|　　 i　＼ ',　　　　＼ヽ :::::::::::ヽ:: :: ヾiiiゝ///i :: ::/:::::::::::ヽ, 　　 i 　　l　　　',　∨
　　　　/　 .i:::::::＼ } | 　＼',.　　　　　,　./:::::::::::ヽ:: ::ヾiii//ｿ :: ::/:::::::::::::::::>',　 ./　　　l　　　',　∨
　　　 ./　　　⌒i::::＼.|;',　　　i　　　　 ;　/::::::::::::::::ヽ:: :: ∨ｿ :: ::/:::::::::::::／,　　 .ﾍ―i　 .i 　　i.　 ∨
　　　/　　　　　 Lﾍ::ヾ ',　　　l　　　 ;　/::::::::::::::::::::::ヽ:／　:: ::/:::::::::／／　　　/::::::'ハ　 i　　/　　∨
469 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 00:09:05 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　 _,,..　-───- ､._　　　／＼
　　　　　 ,.　''"´　　　　　　｀ヽ　ヾ' ､／-‐- '､
　　　　 ,:' 　　　　　　　ﾄ､,__.ﾉ　 }　;'　　　　 ':,
　　「｀ヽ{、　＿＿、 , -─,ゝ.,_　　_.ノ＿、　　　ﾉ─┐
　　}＿rア´r-、　｀ヽ, -くァ'"´￣　＼＞､--＜ヽ＿」
　　_／　 , '"ヽ--‐'´　　ヽ　　　',　 ;　ヽ　}　　　}　　　　　確かにその通りですね。
　　}　　ｒ/　 /　/　/　ハ　 ', | イ|　 |　ト､_ ＼　ﾉ
　　L__./;　　;　 ;　 ;　　|　|　 | |　_」ﾆ、_」　 |ヽ｀￣｀ヽ　　　ただでさえ魔女には人数制限が掛かっているのだから
　　く._ヽ| 　 |l　|-┼l|　|　|＿|ｧ"ｿ　ﾊ}| |!　 |　|ト-､　_}
　　　　 |　　|l　|_j」ﾆl_ 」　　　　乂_,ｿ.|　　 |　|　 |イ_　　　　役に立たない貴族のお嬢様はお呼びじゃないですね。
　　　　 |　　|_,.ｲ　ｿ ,ﾊ　　　　　　 xx.|--イ__」　/´ _｀ヽ
　　　　 |　　| |ヽ. 乂_ｿ　　 ,　　　　 .|　　|　|　し'´/　}｀l、
　　　　 |＿イlハxx　　　　　　　　　　|　　|　|　 |／　 '　; }
　　　　　　　| |　ﾑ　　　　　i ´ヽ　　 '|　　|　|　/　　　　 /
　　　　　　　| | 　人　　　　　　／　|　　|　|´{　　＿/アヽ.,_
　　　　　　　| |　　 |｀ﾞTlァ=ｰ-r''　　/|　　|　|　ヽ／　ヽ　　　　｀7
　　　　　　　| |　　 |　 |__r /ｒ } 　 /　|　　|　| r‐'　　　　　　　　 {
　　　　　　　| |　　　;/´　{　}__アk'´￣|　　|　K　　＼　　　}_　　_,}
　　　　　　　| |　　　}　 |/ く　ムゝ　 ',　　　;　ヽ、　　　'´　　　　＼
　　　　　　　'､＿_ 　ﾉ　/ / /}l|l{　ヽ.　∨　/　　ﾑ　K´ 　　　　　　ヽ　　←裕福な商家の出身
　　　　　　　/:::::::::｀ﾞ''::....､{_////＼_」　 }三{＜.,__]ﾊ　　　　　　　　　 ':,
　　　　 /´ヽ;::::::::::::::::::::://7; ,','　　/7　/　ﾊ＼/　 {　　　　　　　　　　 ',
　　　ノヽ､ }::::::::::::::::::/// { {.{　　{_{　,'　　 }　　　'、　　　　　　　　}

　　　 j!　 .|　　 _　　 -―――-　　/　　 |
.　　 ,′　レ ´. . . . . . . . . . . . . . . .⌒ヽ/、　 /}
　　 /　　 .|.／ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .｀　〈 .|
　 ./　　　 |　./. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ＼
　/　　　 /_ノ| . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ . ヽ. . . . .V
ノ　／￣　　/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | . .| . . . . .∨
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|　　ィ´ . . . | .| . .|／ . .! . . . . . . . . . ...| ノ| .ﾉ! .|.. . .|
|　 /.::」 . . . ...| .|／| . .| ..|ハ . . .| . . ./|ｨ===ミz、! . . |　　　　王国では七大神の血は貴賤を問わず幅広く広まっています。
_／⌒ﾊ . . . . ', | . .|ヽｨ==ミ } . .ﾉ . ./ｨ {:i:ヽ:|　}】. . .i .|
　　　　.} . . . ..ヽｨ／ /:,-:::| ／} .／　辷ノ　ﾉ|　 /./　　　　その所為か魔法の才能と身分は関係がないです。
、　　 /|ヽ . . . . 【{.　 { :i::」:|　　　　　　　　 .|／|ｲ
｜「 . ! |　i! . . . ..＼　｀¨ ´　　　　　、　 ,:,:,:　|//|　　　　　まあ、裕福な方が魔法の英才教育を受けやすいのは確かですが。
｜| . .| .ヽ」＼ . .＼|　 ,:,:,:,,　　　　　　 ′　　　 |//|
｜| . .| . |∧ . ｀⌒「　　　　　　　　　　　　　　 /|//|
｜| . .| .//∧　　 ∧　　　　 ,　-‐　フ　　 ∠｜/,!
｜| . .|////∧　　｀ゝ　　　　｀　ー ´　　ｲ| . ｜/,!
｜| ..//////∧ . . .∧ ｀≧　　　＿＿／二Vヽ.ﾉ//
/:/ ///ｨf二ﾆ}!、 . . ∧　　　 ∧;i!i!|::::: ∨二]|}//
. | . ,ｨ仁二二 Ⅶヽ . .∧　　　,//|i!i!|::::::: ∨二]./
斗f´二二二二Ⅷi!i＼.∧_ 　 |//|i!i!|:::::::::::| 二]!
⌒＼二二二二}ヽi!i!i!.＼}/≧}//|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i＼二二二｝ﾄ:＼i!i!i!i!≧///.|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ:::＞i!i!i!i!i!i!i!i!|i!i!|::::::__::::｀ヽ」
i!i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ:::::::::::＞i!i!i!!|i!i!|r ´/::::::::::::∨
i!i!i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ::::::::::: ,ｨ　¨ ⌒´_/:::::::::::::::::}
470 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 00:10:28 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , : : : : : :/: : : : : : : : : : : : : :＼　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 : : :/ : : :/: : : : : : : : : :.}.: : : : : :.} 　 |
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　　　　　　　　　　　　　　 : : :{ : : : :/{.: : : : :./: : : :＿}: : :./}: : : : :}: ::
　　　　　　　　　　　　　　　　 :: : :{.: .:.冖二¨￣/}: : : /　 }￣/丁:.:.:.: :}.:.:ｉ
　　　　　　　　　　　　　　　 {: : :{.: .:.芹圷冬ミ }: : /　抖芹冬ミ : : : : ::}　　　しかし、それは貴族令嬢に言っても納得しないでしょう。
　　　　　　　　　　　　　　　 {: : :{: : :とう乂ツ　￣　乂ツとう::/: :/: ::}
　　　　　　　　　　　　　　　　 } : : : : :{:::::::::::　　　　!　　 :::::::::/イ :.:/.: .:.}　　　どうしたらいいでしょうか？
　　　　　　　　　　　　　八: : ﾊ:八　　　　＿　　　　 /: :/: : : :}
　　　　　　　　　　　　　　　 /／:ヽ( : / _　‐=ﾆ⌒　　ﾆ-　_　/／: : : :/:}
　　　　　　　　　　　　　　　／／＼／⌒　　　　　　　＼　 ⌒ﾆ/: : : :/:┴ミ
　　　　　　　　厂＼/ ／＿＼)　　　　　　　　　　へ /: : : :/￣＼　ヽ
.　　　　　　　　　ﾉ＿〈∨ 　　＼〉￣￣　　　　　　 / 　_{_}─‐┐￣　＼　'，
　　　　　　　　　　　／ : |　＿￣|　|＿　　　　　　　　　　{_／　＼　　|/￣　　∨ '，
.　　　　　　 }￣＼/:_:_／|　　 L.ﾉ_ﾉ　　　　　　　　　 /: : : :.ハ／|　|￣　 ∨
.　　　　　〈＿＿{_}_/{　j 　 /　　　　　　　　　　 /＼{: : ／　　 /＼)　　　 ∨＼
.　　　　／.: :. .:.／　乂＿_{　　　　　　　　　　　　 / 　_{_}￣　7　　　 ∧‐--=彡＼＼
　　　　／: : : : : ∧　　　, -‐∨　　　　}　　　　　　 {／ : : |＼_｣　 }　　　 }─-ﾐ　　　　｀`～､、__
.　　　 /: : : : :／　　　 /　　　∨　　　/　　　　　　　/: : : :/　　　 :}　　　 }　　　　　 }　　　　　＼)__
. 　　 {: : : : / 　　 }　 {　　　 {　　　{　　　　　　 /: : : :/ 　　　　　　 } 　　 }　 ∧⌒＼　　 )ノ
　　　八: : :/.　　　　　八　　／{　　　　　　　　八 : : / 　　　 /　　　〈＼__ノ　　 ∧　　　　 (__)
　　_(__/＼(＼____,′　　ヽ/i:ｉ:ハ　　 '，　　　　　＼(　　　 :/　　　　/|i:i:ｉ＼　　　/}　　　　　 )_)
　 (_／　　廴_　 {　　　 /ｉ:ｉ∧ｉ:ｉ'，　　＼　　　　　＼　　　　　　　〈_i|＼／　　　/}　　　／_)
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　廴__　　　　 {　　　　　 |　乂_＼　　　　　　　　　　　　 /￣　 _ﾉ ∧　　　　 }　／__)
.　　廴＼　　　 ∧　　　　　/　　} (　＼＿＿＿＿＿_／_______／　　{⌒}　/∧ 　　　 /ノ__)
.　　　｀⌒￣￣廴∧＿___／廴__ﾉ　＼＿＿＿厂)　　　　　 _/⌒￣　 {　＿」＼____／
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　　　　　　　　　　　　　　}ヽ　　　　´　　　　　　　　　　 ∧　＼
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　　　　　　　　〃　　｀￣／　　　|　　　　　　　　 ',　　　　 ',　　　　V　　／
　　　　　　　　{　　　　　／　　　　ﾊ　　　i　　　　 ',　　　　　 i　　　　ﾏ≦.
　　　　　　　　乂＿　イ　　　　 ′　　 |　　　i　斗七''￣「 |　　　　 i |
　　　　　　　　　／ |　i 　　.」＿_ i　 i　　 }　　 |　 | |　　　　ﾊ |　　　　 | .i
　　　　　　　＜..＿|　|　　　 |　　 |￣「　.ﾊ　　 |　 | ! .ﾊ　 /　 |　　　.i　|　i　　　　　『無視すればいいでしょう』と言いたいところですが、
　　　　　　　／　　|　|　　　 |　　 |　 |　/::::'　　 l　/::j/:::j.ィﾁ￣,　　　/| /　 i
　　　　　く　 {⌒|　|　　　　＿_|＿j/:::::::::',　/}/:::::,ｨ´:ij:::}　 .::|　　/ j/　　.i　　　　　放置してこちらにちょっかいを出して来たら困るわね。
　　　　　　　　／ ./|　　　　　　＼　{:::ij:㍉:::::}/::::::::::::::乂::ノ　..::/　／ / |　　 i
　　　　　　　　　 //|　ﾊ　　　　 | |::.乂::ノ　　　.::;　　　　　 /.イ　　　　 |　　　　仕方ないわ。
　　　　　　 // .|　 ∧　､　ﾄ.{ﾊ.　　　　＿　　＿　　＿ /　.|　　　/　　 |
　　　　　　　　/ｲ　,　　　＼ト.._{ .| ∧--vfニﾆﾆYニニYニニト-- ＜/＿　 .|　　　　七大神から圧力をかけて貰いましょう。
　　　　　 / 　 /　　　　i　　　.-=〈ニニニニニ|ニﾆﾆ}ニニニニﾆ/ニニ.＼|
　　　　　　 /　　/　　/　　}_.-=fニニ∨ニニニニ|ニニi|ニニニニ/ニニニニi
.　　　　　 /　　/ 　 /　　 /ニニヽニﾆ∨ニニニニニニ|ニニニ_/ニニニニﾆj　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「それはやっていいのですか？」＞パチュリー
　　　　　/　　/　／　r≦ﾆヽニﾆﾆ､ﾆﾆ.∨ニニニ|ニニニﾆニﾆ/ニニニニ／|
.　　　　/　　/イ　.′.|ニニﾆ.＼ニニ､ニ∨ニニﾆ|ニニニニﾆ/ニニニ_.／＼|
　　　 /　／　　/　　 >､ニニニ＼ニﾆ､ﾆ∨ニﾆﾆ!ニニニニ/ニニニ／　／ヽ
　　〃　　　　 /　　 /_　｀''＜ニニ＼ニニニニﾆﾆ!ニニニ./ニﾆﾆ／　　,　／ V
.　 //　　　　 ,　　　 V　｀ヽ　｀''＜ニニニﾆ∨ニﾆ|ニニﾆ/ニﾆ／　　　/ / 　　',
　　　　　 ,　　　　　i　　　ヽ　　 ''＜ニニニニﾆ|ニニ/ニ／　　　　/ /　　　_i__
　i { 　　　　 /　　 |　　　　 ∨　　　　''＜ニ＞ ´￣￣￣_ノ　　　　/ /　　.ｨf笊/
　| |　　 /　　/　　＿|＿　　　 .∨　 V　／ {´　ー== ニ､: : ',　　　 {/　.ｲ笊ｲ　′
　| |　　./　　/　　ﾏ笊笊≧x　ハ　　}／ {　 |　　__　---ィ: : :}　　 /{ｨ笊イ　　 {
　:,　　./ 　　　　 ∨　　ミ笊} _...ィ　　 .{　 |　　＿＿): : : : : } /､/ /イ　　　　ハ
　 ', ∨　　　　 / 　 ∨　　　　 {ff_/　　　 {　 |＿　　ィ＜￣￣/　　＼　　　 / 　〉
　　∨　　　 .／, 　　 i　　　　 .／/　　　 {　 |__..イ|| ﾊ∨＿__.,　　　　}.
.　 /　　　／　/　　　.}　　／　/　　　 .{　 |￣￣「　ﾊ∨　 i　　　　,　　　　　　 {
　　　　／　　/ 　 /　/　　　　　.′　　／, 　 ,　　ﾘ　ﾊ∨　|　　　./　　　　　　ﾊ
　　　　　 /　　/ ./　　/　　　　／　 { 　{　　〃　　　}:}　 !　　ｲ　　　　　　　　',
　　　/　　 /　　/ .〈　　/　　　　　. :　　　 }　 }__.//＿＿_.j:j＿| 0　　',　/　　　　　　 ',
　　 /　　./　　ｲ　　}　 ′　　　 . : :　　　 ,　 ,　(__)　　　 (__)　 ',　　　∨ /　./
　　i　　 /　／/ 　 /　　　　　　　　　　　/　/　笊　　　 /笊　　',　　　 ∨　/　　　　　　＼

　ト _____} / . . . . . . . . . . . . |. . . . ..| . . . . .＼:::::::::::::::_}／:: |
　ヽ::::::::::/. ..|.　.　.|... . . . . ...|. . . . ..|. . . . . . . |⌒∨:::::::::::::∧
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　　　〈|. . | . |.　.　|. . |. . . ../. //. /ｨ斥≧-..｜. . .|!　| }!,|!. .|∨
　　　.|. . |. ..!. . . .| . .|＼. . . / | / ゞﾟ¨´　|. /|. . . ハﾉ/. }!. .|!.∨　　　　　　　七大神も魔女の乱造には懸念を抱いています。
　　　 .|. . |. ..|. . . .|. .∧　|. ./　|/ 　　　 |//./. / . |/.. |.j. ..j . ∨
　　　/┤.、八. . . |／⌒ |ノ　　　　　　 / |/.. /. . .|. . .| . . .!. . ∨　　　　　　この件で妥協したら次からは断れなくなり、
、___/ . | . ./ . ＼. |　,ｨ衍ｿ　　　　　　　 |/.|.... ..| .../. . . |. . . ∨
　　　　.| ./＼ . ノ |　ゞﾞ´　 }　　　　　,ィ!　　　 | .. ..|. /. . . /. . . . ∨　　　　　人数制限など守る事は不可能になるでしょう。
　　　　.|/　　|＼. .＼　　　｀＿＿／:::/　　　 .| .. ..|/_____/. . |. . . .∨
　　　　　 ∧. .｀⌒ ヽ　／:::::::::::::＼´　　　　/| .. ..|///∧___.!. . . . ∨　　　　つまり七大神にとってもこの事態は不都合なんです。
　　　　　　　 ∧ . . . . . .,;ﾟ:::::::::::::::::::::7　　　／.｜. . /jI斗f´　 ∨. . |. ∨
　　　　　　　 .∧ . . . ...,;ﾟ::::::::::::::::::::7__　／　イi!. ..//　　　　 | . . | . .∨
　　　　　　　 |. . . . .,;ﾟ::::::::::::::::::::7　＼_// ﾌ. .//　　　　　　| . . |. . . ∨
　　　　　　　 |. . . . .;ﾟ:::::::::::::::::: 7. . . /:::／/. .//　　jI斗f二_| . . |. . . . ∨
　　　　　　　 |. . . ..,;ﾟ::::::::::::::::: 7 . . /:::/ ./. .//jIf´＿_／ :::: | . . |ヽ. . . .∨
　　　　　　　 |. . . .,;ﾟ ::::::::::::::: 7斗7:: / ./. .／::::::::::::::::::::::::::::‘,. . ‘,:::∨. . ∨
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　　　　　　 ./|. . . ,;ﾟ::::::::::::::::7　.／　./´__/:::::::::::::: ／￣￣￣.‘,. . ‘,:::∨. . ∨
　　　　　　 / .|. . ..,;ﾟ:::::::::::::::7／　　./:::::::::}ヾ}:::: ／　　　　　 ‘,. . .|::::∨. . ∨
　　　　　 ./　 |. . ..;ﾟ::::::::::::::7---＜/-==彡<::／　　　＿＿＿＿‘,. ..|ヽ:::!. . . .∨
　　　　　　 |　　|. . .;ﾟ:::::::::::::7 {_ﾉ／/:::::::::::::::／　　　／:::::::::::::::::::::: ‘,. |=- }. . . . .∨
471 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 00:11:37 ID:F84T2gkW: 　　　　　/.;.;.;.;.;.;.;.;.;';.　　　　　　　　　　　　／~フ｀ヽ.
.　　　　ζ､ ;.;.;.;.;.;.;, i､　__／ミ:;､´ ｀＞､､　i´　(　　　 ';.
　　　　 l　　｀"'ｯ-/ -､＿/´　ヽ-‐' 　〉｀ヽ､丶.　　ノ〉
　　　　 |　　／ ' |ｿ　　/　　　　　　ヽ "'"~丶ヽ￣´ ﾉ |__
　　　　 |､ , ./ｰ,.''´/　　 | i　　ヽ　　 |. i　 l..｀-i.ヽ.彡´~　|
.　　　 l.Y ヽ/　　| ,. 　.ll |ii　　 l　|　 |i. l.i　|　l　レヽ.　　 |.
　　　　 'yーi'　 | |　';._,..|i!ヽ;　　l .i, ｯ'ilｯ|lﾄ､l.　l　|ヾヾ."'''-/
　　　　　´､/ | 　| | ,-〈 .| l.　'ヽ　:ｲﾉ lﾉ il /|''　|　l Y´>､ノ
　　　　　　ｿ iﾄ　l ;　 |>:'"｀'.i　)/.l/..l~"'''-〈l.　 |　| i ';｀'､
　　　　　　l l''|ヽ |ヽヽ〈廴:::::l　/ /　..廴::::/〉　 l　 l i .l´~　　　　（大それた事になってしまったわ）
　　　　 | l .| ヽ';.ヽヽ. :::::::::　　　　　::::::::/　 /|　ﾚi .l
　　　　　　|l　|　l ヾヽヽ' ､　　　 _　　　.,..ｲﾉﾉ |　 |.i |.l　　　　　（これ大丈夫なんでしょうか？）
　　　　　　il　| ﾉ. ヽヽヽl　｀' ;-　　‐; ´ ノ /　 |　 | l.lﾉ
　　　　　　　ﾉ /　　 l';.　i,.,.,. ト､ ,......l>./／l　　|.　| λ
　　　　　 ,;ﾉ /　　　| ';.i'　__,/ i:'λ ／/　l　　 |　| /.ヽ
　　　／/　{　　　/　)''´　　 |. ﾚ　_,. | λ　　|　|　　ヽ
　　　 / / 　 l　　 /　ﾉ------/／--|　|　　ﾉ　ﾄ､　　ヽ
.　　　〉､　　ヽ　/　 /　　,.,./ 〉ﾝ´ﾌ 'i|　 l　 /　　| |　　ヽ
　　　/　｀'-i..,,_〉〈,.,.ノ.| ξ.ｿ // ／／〉､__∨＿,.,.j. |　　　ヽ
　　 /, 　／フ||ﾄ~''ヽ. .!　〉〈　　　 / /|~~ｿ~>ｰi.　　|　　　 ';.
　　/1　,冫､ λ/ン＜ﾚ/　ヽ　　　,<´ｰｿi<_､入　　 i　　　　';.
　 //|　ヽ. ,､ｲ〉.-i''ﾞ´　＼　｀ヾζ｀ﾂ.､l |､λ,/　　 l　　　　|
　 ii .|　　｀i ､.∨,丿　　　　"'''-‐´〉 .|　l　,'.Y ヽ.　　 |　　　| |
　.ll　|　 <´〉ﾄ;.ｿ｀ｿ　　　　　／';.＿>､ﾚ＜　　＼　|.　　 | ﾘ
　 i　ヽ〈ヽ/ i／.ヽ　　　　／..＿i 彡ﾄ.|=　)　　　;ヽ |　　/ﾘ
　　　ヽー､/ヽiｰ´　　　／　　 /,、 / |__,,.,､）　　 :　ﾘヽ /i´
　　　　ヽ　　ﾉ　　　／　　　　　　'　　 '　　　　　　 '　｀

　　　　　　　　　　　　　　　|ヽ　　　　　　＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　| ﾊＹ　＞''て　　　　|＼｀''＜　＞''7
　　　　　　　　　　　　　　　|/ |>'´: : : ≧: : : : : |　＼: : ,ｲ　/
　　　　　　　　　　　　　 r'~　/: : : / : : : : : : : : :'，　＼.　 /
　　　　　　　　　　　　　 | ,ィ^: : : ,' : : : : : : : : : : ﾍ　　　ヽ |∨__
　　　　　　　　　ヽ￣,' : : : : ,' : : : : : : : : : : : : :｀ヽ　/´　／
　　　　　　　　　　　　　>l : : : : :| : : : : : :＿__: : : : : : : |/　／===ﾐ
　　　　　　　　　　　ﾍ |: : ＞'"￣ : : : : : : : ｀''＜ : : | ／　　　//　　　　大体あの魔法は濫用防止の為に術式を非公開にしています。
　　　　　　　　　　　 |: : : : : : ', : : : : : : : : : : : : : :/:.ﾄ<⌒ヽ_/
　　　　　　　　　　　　　ハ､ﾄ､ヽ､ : : : :,ｲ:/ｨ:／|ｲ:ｲ/: :|.i ｢| :｢|l　　　　　　人間が使えるように調整などしていないので、
　　　　　　　　　　 ,: : |ヘ',ﾆ①ﾍ／ﾆニ①二|: : : :.| /|」 :|」l
　　　　　　　　　　 7: : |: : :ﾊ二ニニﾆニニ二|: : : :l: : : : : : :l　　　　　　事実上私しか使えない専用魔法なんですよね。
　　　　　　　　　　 7 : : |: : :|∧　　＿＿　　ｌ : : :ﾊ: : : : : : :',
　　　　　　　　　 /: : : :|: : :|//ﾐh､　ﾏ_:_ｿ　 , l : : ﾊ ∧: : : : : ∨ /　　　だから気にする必要はありませんが、やはり不愉快ですね。
　　　　　　　　　　　/: : : : :|i : :|//⌒⌒ヽ､ .＜. l: : :/　／乂 : : : : ∨ /
　　　　　　　　 /: : : : : :|l : :|7 /ﾆﾆﾆ7/　　从:/／　　／｀''＜:.∨ /
　　　　　　　 ,ｲ: : : : : : 从八 /ﾆﾆﾆ7∧ﾍ／},ｲ´　　／　　　　__､:＼
　　　　　　 , イ: : : : : : : : : :/ 7/ﾆﾆﾆ7/　／／　　／　　　／　ヽ!: :＼
.　　　　＞''´: : : : : : : : : : : /| 7/ﾆﾆｱ,ｲ／／　　／　　|　/／　　　 l : : : :` ､
　＞''´ : : : : : :／ : : : : : : |. 7/ﾆﾆｱｲ. ／　　／　　 i |.／　　　　　|! : : : : : :ヽ

魔法ギルドが女性限定とはいえ不老長寿になれる魔法があることを公表した反響は凄まじかった。

同時に魔法ギルドがその魔法の使用対象の条件『一級魔法使いの女性限定』を公表してもその影響は出ていた。
472 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 00:14:10 ID:F84T2gkW
473 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 00:14:47 ID:F84T2gkW: ttps://www.youtube.com/watch?v=rCgd72MNAM4

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ¨￣￣¨
　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　＼＼
　　　　　　　　　　　　　　　/　/　　 ,/　　ヽ ‘，
　　　　　　　　　　　　　　/i　//　/〃　　 }　ﾊﾊ　 |　ﾟ｡
　　　　　　　　　　　　 .//j .| | 〃 {{　　 .ﾊ | ||.! |　｜
　　　　　　　　　　　　 //　! | | 从小.　 / jルi小i!　i|　　|
　　　　　　　　　　　　'/　 ,i! ! i! fT㍉ Vﾘ ,ィチ㍉|　i|　　|　　　　　私みたいな平民でも一級魔法使いになりさえすれば不老長寿になれる！
　　　　　　　　　　　 i!　/,ﾘ从乂ﾏﾘ　　　之ン,ﾘ　ﾊ
　　　　　　　　　　　　| /〃　 i!.从　丶　　　　ｲ/　i! {　 |　　　　　一級魔法使い試験は死ぬ可能性があるから受けていなかったけど
　　　　　　　　　　　　//{{ {　jﾘ/ 个　｀´　 . ィ/　ハ}　 |
　　　　　　　　　　　.// /从 {./／j _ _.≧≦ﾆ/　 /　ﾉ　　，　　　　危険を冒してでも試験を受ける価値はあるわ！
　　　　　　　　　　 / '　乂ﾊ Y¨｢/ヽヽYY⌒y .／＞｡　　，
　　　　　　　　　　.{ 　　 / /} } /fi＾¨｀＾＾ｱ={ /／　　｀¨ヽ，　　　一級魔法使い試験は完全実力主義よ。
　　　　　　　　　　　　　./ /ノｲ:i Ч　　 /{ヽ从　　r―＝く.　，
　　　　　　　　　　　　 / /i:i:i:/:ﾉ　.{　　 {jﾑ　　＿/i:i:i:i:i:i:i:i:.　.，　　身分が低くても関係ないわ。
　　　　　　　　　　　 , '∠i:__／　　ﾊ　　Ⅶ ／:/／i:i:i:i:i:i:i:iハ　，
　　　　　　　　　　／/r ァ ´　　／i∧　 ∨_i:／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|i:i:|　，
　　　　　　　　／　/7/　　　∠...⊥.ﾑ　 `マヽi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|i:i:|　　，
　　　　　　／　　そi{　　／ }:|::::|||::::ﾊ　　そ.ﾊｉ:ｉ:i:i:i:i:i:i:|i:i:|　　，
　　　　　.／　　　　そゝイ　ノ:j:::::|||:::{::::.　　　そ} .ゝ--=イ¨´ ヽ　 ‘，
　　　 .／／　　／　　 /},く:::/／＾iⅥ::::::＼ｲりT´ .| }　 .ﾄ　　　ﾄ　 ‘，
　　.／,./　　／／　　／ /У/　 |:|ゞi＝＝≠ '´＼j/　　|ﾊ　　 ! ﾟ｡　‘，
. ／／/　／／　　／　./:/ /　　.|:| |:|　　　　　　　＼ ./　}　　j　‘， ‘，

　　　　　　　　　　　　二級魔法使いの町娘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,...-‐v￣V¨}＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,　イへ¨￣／::'，':..，ゝ┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::／__-‐-＿::::::::'，:::::＼:ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 //／フ¨　￣　¨弋≧.､￣::|::ヽ:＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/Fヲ　　　　　　ヽ　　弋＼:|:::::::〉::}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{ﾌ　　 {　　 , ヽ　',　ヽ，￣￣{￣＞.....，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　 |　 ',　　 !'，ヽ }／', }　',＿　＼::::::::::::::::::＞...,
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,..ｲ　　{　　ゝ　　'　／,..イ¨|　ゝ )　　｀＜:::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /::::{　|，',　　＿､　',´　んハ | 　ヽ､　　　　￣￣￣￣　　　　うおおーー！！
　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::::,'!　{ ゝ￣rやﾐ＼}　 ¨￣　|　　 |ヾ､　　　　　　　＞　,
　　　　　　　　　　　　　　　／::::::::/ { , ﾄ､＼ゝマｿ　､＿　　 |　　 }　〉! ＼＼　　　　　　　＞　,
　　　　　　　　　　　　　　／::::＞ /　，ゝ＼　ゞ=‐-　ゝ _)　ィ　／　}､　＼　＞，　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　 ∠　 '´　 /　　＼＼＼　≧=‐-　／ / ／,.　イ-―‐- ､､　　　＞，　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　￣　　　　 __ﾉ　/ ´/ イニニニニニ＼　＜　＼
　　　　　　　　　　　　　　／　　，､　　　　　　　 r≦7　 /　/フ／￣/ニﾆﾆ{ニﾆ＼　｀　，＼
　　　　　　　　　　　／　　　　＼ニ≧―‐＜　Vﾆ{ ／　/／ニニ,'ﾆ／{ニ!ニニﾆ＼　　ヽ　＼
　　　　　　　　　／　　　　 , ≦＼ニニニﾆ＼',／　／〈ニニニ{/ﾆﾆ.!／',ニゝニﾆヽ　　 ,　　ヽ
　　　　　 ,，　' ¨￣￣￣ ¨ '　　，ニﾆﾆ＞＿＿ﾆ／　 /ニﾆゝニニニニニﾆﾆ＼}＼ニ', ー　 }　　　'，
　　　　　／　＿＿＿＿＿　　　　　｀　　､ニニﾆ／　　/ニニニニ￣ﾌニニニニニﾆ} ＼_，　　′　　 ,
　　　／　／　　　　　　　　　＞， ¨¨　､＼ﾆ/　　　/ニニﾆr__￣／7ニニニニﾆﾆ.|　　＼，/　　　　｝
　　／　／　　　　　　／　　∧｀　､　＼＼　　　{ﾆﾆr‐..:'::::}/￣〉{ニニニニニﾆ]　　　／　　　 /
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!　　,　＼　　ヾ　/　 ,.， -―-＼　　　ヾ　　　／　　　 }　　 |ニニニニニﾆ{　'ニニニニニニニニニﾆ
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　 '，　',　　　　 {＼￣　¨　 ―ゝ― -　ｧヽ　　　　　　　 }　　 |ニニニニニニニニニニニニニニニニﾆ
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　　　　 i　ﾚ´　　　　　l　l　　 l　　＼　　　　　／　　/　i_,=- l　　 /　　　　　　　 ,'
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元々才能のあった女魔法使いは奮起して、年に一度行われる一級魔法使い試験対策に取り掛かるようになった。

一級魔法使い試験の危険性から、二級魔法使いで妥協していた優秀な女性たちが勢いづいたのだ。

これは正当な行動であり、何も問題はなかった。
474 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 00:15:48 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　 / 　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　 l　.:.:.　/　 .:.:.:.／　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　＼
　　　　　　　　　　　　 |.:.:.:.:.:,′.:. ／　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　',
　　　　　　　　　　　　 |.:./.:.:| .:.:./.:.　　　　　 .:.:.:/　　　　 !. 　　　:ﾊ:　ヽ.:. |
　　　　　　　　　　　　 |/.:.:.:.| :.:,'.:.:.:. 　　 ..:.:.:.:.:.:{　　ヽ　 |:.. 　　 |:.:l:　 |:.: j
　　　　　　　　　　　　/ :.: .: |.:.:l:./:.:.:. 　 .:.:.:.:.:.:. /.:.　　 |.:ｉ　|:.:..　　.:.}.:.|.:.:.:j∨
　　　　　　　　　　／　.:.:／|.:.:|:|.:.:.:.:.: .:.:.:.:.:／/:..:.:.　　:.|人 |:.l.:.:　:.:/.:.j.:.:/　　　女性限定で不老長寿になれる魔法が実用化しただと！？
　　　　　　／　.:.:.:./.:.:.:|.:.:|ﾍ.:.:.:.:./.:.:.:/:::/:./:.:.::.‐＜　　＞‐:.／.:.:/イ
　　　　　　　　/　..:.:.:.:.:.{:.:.:/|:.　　＼:.{＼.:{＜:./ .:.:.:.: ／｀Y´Vj;イ -=7 八　　　　こうしちゃいられない！
　　　　　 /　. :.:.:. _斗''´ |:.　　　ﾄ　＼∠.:.:._／　　 !　　 |:　　|:.:.:.:.＼　
　　　　　　　{　 .:.:.: l´　ｌ.　/　　,'　.:ﾄ、:::::::::　　　　　　::::::::::　ｲ　　 |＼ :.:.: ＼
　　　　　　　ヽ :.:.:.:|　　 ∨ 　 /　.: |　l＞　　　(^ｰっ　　イ.:.:.:|:　　 l　∧ :.: 　}
　　　　　　　　） :.: |　　 /　　/ .:.:.:.:|　l　＼. ＞ーz＜　　∧.:.: '､　　∨　`ー､ﾉ
　　　　　　　／..:.:.:.:|.　 /　　..:.:.:.:.:.:.:|　|　/＾＼／ﾍ　　／　ヽ.:.: ＼　＼　　│

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　モブ貴族令嬢

　　　　　　　　／￣｀ー -- 、｀／　ヽ |/ ＼∧
　　　　　　__/　／ ´￣￣｀＞｀Y　　厶,/ﾊ　　ヾヽ
　　　-ｰ:´.:ﾉ／　　　　　／　　 | 　 / 　　 |　　ハ: :＼
　／: : : : :.∨　　/　　 /　　　　l　 /　　　 |　 /　i|: : : ヽ
/: : : : : : : /　　/　　　ｌ　　ート､L__　　　|／　__}: : : :/
{: : : : : : :./　　 |　　　 | 　　　ヽ/　　　　´ ￣　.,': : :/
: : : : : : :/　/　_| 　　 |　,ィ示テミﾄ、　　　,ィテﾄ､ﾄ; :./　　　　この魔法を使われると人間をやめて異種族になってしまう。
＼: : : : ｿ /　/ |＼　　!　ヽ　代ノ}　　　　　{ﾍﾉ!. ﾊ∨
　＼: / / 　ヽ|　＼ |　　　ゞー′ 　　　ゞｿ ,' |　ヽ　　　　流石にこれは拙くないですか。
　　　/ ∧　　 l　　　ﾍ　U　　　　　　ヽ　　　 |. ! 　 ',
　／ /　ヽ　 |　　　　{　　　　　　　 __　　　　ハl 　ハ
／ ∨　　　＼.!　　　　',＼　　　　（　ﾉ　　イヽ|／　ﾍ
.　 /　　　　　　|、　　　 ∨!≧ｭ、　　ィ´ 　　 |　　　〉,
　/　　　＿ _| ＼　　　! 　　＼￣ｿ｀ト、　　 |_ 　　/　l
./ヽ、　　/::::::::::| 　＼　 | 　　　 ∧ ∧ |　ヽ　　|/＼/ 　 }
　　ヽ／:::::::::::::|　　　＼ !:＼／ ‐十ｰ | 　　＼.|::::::∧ / |

　　　　　　　　　　　モブ貴族令嬢
475 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 00:16:49 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　　 /　　　　/　　　　＼ヽ　　ヽ　ヽ
　　　　　　　　　 //　 /　∧　　　 :.　＼＼　 :.',:.. ',
　　　　　　　　//　: {　/:.ﾊ　:l:.　ﾄ;.: |l_ﾊ_:| 　 :.:l:.:. l
　　　　　　　　　　ｌﾊ　从丁≧ｭ､}:.: 厶斗矛廾　 :.|:.:. ｌ　　　　　　　　そんなの問題ない！
　　　　　　　　　　ﾚ' ヽ:|:.:} ,仟:r'} j／　之:ﾝﾞ　| 　 .:.|:.:. ｌ
　　　　　　　　　　　　ﾄ-ゝゞ'´ ' ＿_　　　 | 　 .:.|:.:　',　　　　　　　　おれは人間をやめるぞ！　ジョジョーーッ！！
　　　　　　　　　　　　 / | ∧　　 f'ーヽ　　 ! 　 .:.ﾄ､　＼
　　　　　　　　　 /　.|　ヽ　ヽ　_,ﾉ　　イ　　 .:.|:.}:. 　　＼
　　　　　　　　　／　 |　　 :.:＞、_,. ＜ |/　　　.:.|:.:',:.:.　　　＼
　　　　　　　／　.:.:.:ノ　,z=＝|テ廾ァ､／　　.:.:.:/＼＼:.:.:.:.:.　｀￣｀ｰ- ､
　　　　　　／.:.:.:.:.／　〃.:.:／{＝／／＼.:.:.:.:／:::::::｀ヽ＼:.:.:.:.:.:.:. 　　　　ヽ
　　　　　　 / .:.:.:.:／　 //{／!::::::レ'／　.:.:.:＼/::::::::､:::::::::}:.:＼:.:.:.:.:.:.:.:. 　　　〉
　　　　　〈　 :.:〈　　 /∧|::::::ヽ:::::〈　　　:.:.:.:./＼:::::::::＼:::ｌ.:.:.:.:.＼:.:.:.:.:.:.:.:　　/
　　　　　　＼人.　 /7ﾞ　＼::::::::::::ヽ　　　:.:.＼::ヾ!:::::::::::ヾ､__:.:.:.:.〉:.:.:.:.:. 　 /
　　　　　　　　/::::::ヽ//　　　＼:::::::::::＼　　 :.:.:ヽ;||:::::::＼::::::::}:.:./:.:.:.:.:.　　/
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　　　　　　／　{二}ｿ.:.:.:.　　／ || ＼::／ .:.:.　　/}ヽ＼:::::::::::::ヾ、＼:. 　　＼

　　　　　　　〉　　　　　ﾉ／｀＞─、＿＿＿／　　／　　　/:::＼
　　　　　　　',　ヽ　 ∨/ /´　　　　　　　　　　　／／　　　/:::::: 　ﾍ
　　　　／⌒｀＞、／　　ﾉ　ｉﾍ、　　　　〆　　／／　　　　/::::::::ー .∧
.　　　 /　　　ヽ）　　／　　 |:::ヘ　　　 |＼　／￣　　　 /:::::::::::　ゝ∧
　　　〈　　　　　人__／.　　　〔::::::::＼　　＼ ∨ .ヽ、　　　　/::::::::::::::　 (　∧
　　　ヽ　　，　 i　　、　　　ﾏ:::::::::::｀ヽ､__　ｷ‘，　＼.＿_ノ::::::::::::::::￣. 　 ∧
　∠´⌒ヽ、／　　 }　　ヽ＿ノヽ､::::::::::::::::‘,.　ｷ.‘，　　／:::::::::::::::::::::ｱ　　／ ∧
〈.　　　　 ',　　　 /／　　／ヽ　　￣￣ヽ:::::〉ｿ ./.　／::::::::::::::::::::::::ｱ￣￣.　　∧　　　　おれは人間を超越するッ！
.‘，　　　 ',　／　　／マ　.｀＞──- ￣∠ / ／::::::::::::::::::::::::::::::::}─ 　　 /　〉
　‘，　,ﾍ　ｱ´.　　／　　　｀── ＿__∠´　.／ /::::::::::::::::::::::::─イ./ 　　　　|.　/　　　　ジョジョ、おまえの血でだァーッ！！
　　ゝ／.　　} 　　 / ヘ　　　　 ∠　　　　／　 /:::::::::::::/＼:::::::::::::::ヘ、　　／ ./
. {⌒ヽ　　/　　　/. 　ﾍ　　　ヽr-､　｛　　/:::::::::::::/＼｀ヽ:::::::::::::｀＞　　/￣￣ヽ
. 〉　入_ソ　　　/　/　　ﾍ　　　　｀ヽｿ　｀─´:::::::::::::/ ｌ　ヽ　｀ｰ─ ´　　ノ　　　　｝
/　　 < 　　　　 /.　　　ﾐ　＿ ― 、ヽ＿/::::::::::::::::/　ヽﾞ'ｰ─┤ 　　／　　　ノ
　￣ソヽ　　　　〈　　　〈ゞ─- 、　く　　|:::::::::::::／　　　　　　 .|　　／ﾆ　　　ソ´
　ノ |　ゞﾉヽ　　ゝ　　 { ｛　√ヘ　.ノ-､｀＜.／|　　　　　　／ .／ﾆ‐ヽ　　 /　　　※このAAはイメージです。
￣　 |　　　/　　／　　　　ﾏ.∨.　　｀ヽ､_ ‘，　　 |　　　　　　　／ﾆ=‐──‐ ´
　　 |　　　|　　 !　　　　　ハヽﾐ”‐-、　ノノ ‘，　　｀≧ﾐ　　＞´二ﾆ=‐
　　 |　　　.＼　|　　　　ノ　　￣＼ヽZ二＿ﾏ7-‐'ﾞﾞ￣＞´三ﾆ=‐
　　 | ＼.　　　人　　｛　　　　　　｀ヽフ　　　　　＞´三二ﾆ=‐

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　　　　　　　　　　从''//　　　`ｰ-.、　　　　　vvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvv、
　　　　　　　　　iv「i―〃ヽ､　　介　ヽ　　　 ≫　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　≪
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　　　　|フﾉ　　ヽへ）　　　　　　　　　　　|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
　　　　￣　　　￣

悲報、ディオ・ブランドー氏は１０万年も前に名台詞を先取りされてしまう。

いろんな意味で王国は先進的な国家であった。
476 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 00:17:44 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　／￣｀ー -- 、｀／　ヽ |/ ＼∧
　　　　　　__/　／ ´￣￣｀＞｀Y　　厶,/ﾊ　　ヾヽ
　　　-ｰ:´.:ﾉ／　　　　　／　　 | 　 / 　　 |　　ハ: :＼
　／: : : : :.∨　　/　　 /　　　　l　 /　　　 |　 /　i|: : : ヽ
/: : : : : : : /　　/　　　ｌ　　ート､L__　　　|／　__}: : : :/
{: : : : : : :./　　 |　　　 | 　　　ヽ/　　　　´ ￣　.,': : :/
: : : : : : :/　/　_| 　　 |　,ィ示テミﾄ、　　　,ィテﾄ､ﾄ; :./　　　　気持ちは分かりますが、落ち着いてください。
＼: : : : ｿ /　/ |＼　　!　ヽ　代ノ}　　　　　{ﾍﾉ!. ﾊ∨
　＼: / / 　ヽ|　＼ |　　　ゞー′ 　　　ゞｿ ,' |　ヽ　　　　これは難関である一級魔法使い試験合格が条件です。
　　　/ ∧　　 l　　　ﾍ　U　　　　　　ヽ　　　 |. ! 　 ',
　／ /　ヽ　 |　　　　{　　　　　　　 __　　　　ハl 　ハ　　　民間魔法しか使えない私たちは無理ですよ。
／ ∨　　　＼.!　　　　',＼　　　　（　ﾉ　　イヽ|／　ﾍ
.　 /　　　　　　|、　　　 ∨!≧ｭ、　　ィ´ 　　 |　　　〉,
　/　　　＿ _| ＼　　　! 　　＼￣ｿ｀ト、　　 |_ 　　/　l
./ヽ、　　/::::::::::| 　＼　 | 　　　 ∧ ∧ |　ヽ　　|/＼/ 　 }
　　ヽ／:::::::::::::|　　　＼ !:＼／ ‐十ｰ | 　　＼.|::::::∧ / |

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_ 　-――-　､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　'⌒ : : : : : : : : : : ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 / : : : : : : {: ヽハ : : :.ヽ:ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /ｲ: : {: :/{ ∧ : : : }:∧ :_}: ﾊ　　　,.-、　　　　　　　　　　　　そんなもの圧力をかければいいだけよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　 {/|: : :Ⅳﾄ＼ハ: : ﾉj.斗Ⅵ : |　　 .{　ｉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ､:小__　＞j/＜　_／|: i:|　　　'、 '、　　　_　-‐'^)　　　　その為の権力でしょうが！
　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ノ :ﾉ:}　 _..　-=ﾆﾆ>、 /: 八　　 }.　ヽｰ'"´_.. -‐'´
　　　　　　　　　　　　　　 '´:／ : ゝ ∨ 　　　ﾉ/: :ハ:ヽ　 /　　　　 ^ー─----､
　　　　　　　　　　　　　　　　／: ／: : : /厶≧=rー=≦/: :/ｰﾍ__;＞′　　　　　 ‐x―---'
　　　　　　　　　　　　 /: ／: : : : /'´::::::::::ﾍ☆／:/: :（::::(＿...ィ､＿　　　　 __>､＼
　　　　　　　　　　　｛: :ゝ : : : :（::::::::::::＼::∨::::人: : :＼:::::／::::｛弋三三ﾉ〈　＼）
　　　　＿_　　　　＿＿ノ : : ﾉ＼: : :＼::::::::::::::爪::::::::::＼: : :＼::＿人　　　　　/
　　〃￣｀ﾞヽ　／ : : : : : : ／r-'ﾉ: : : : :）::::／/|ヽ＼::::_ノ: : : : ）＿　 {ヽ　　 ,/
.　　 {{　　　 }} / : : : :ﾄ､ ___{__:{／ : : : ／'´ ￣　|　￣／ : : : : /　　ｉ|`ー ─rく
　　ゝ､_＿xく { : : : : | : : : : : : : : : :／/　　　　│　/ : : : : : :（. 　　ｉ|　　　　|: :＼
　　　　￣ rﾍ＾＼rーヘ:.: : : : : ; イ´ /j　　　　｛, 八: : : : : : : :`ー-ｲ__　　　|: : : :＼
　　　　　　 { =ヘ.{＼　　￣￣　 ' ノ　|.　　　　 }　　丶､＿＿__:_:_;／　　　|: : : : : :）

一方で社交界は荒れていた。

権力乱用してでも不老長寿を手に入れようとした貴婦人や令嬢たちが騒ぎ出していた。

しかし……。
477 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 00:18:07 ID:sF5XyFgS: まぁそりゃそうなるわな
むしろこうなることを予想出来ない方がおかしいわ
478 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 00:19:24 ID:F84T2gkW: i:i/ 　--=/ﾆ〉　 |//| || }/|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ___
i:i{　　--={ﾆ{　　{//{ || }/}　　　　　　　　　　　　　　　　　 /／⌒
i:i{　　--={_/＼　V∧}{//　　　　　　　　　　　　　　　　　　__　〈<_ 　　　 ------　　　 . .
ヽ＼　　 -=ﾆﾆ{＼V∧/　　　　　　　　　　　　　　　　　 ^⌒　ﾆ=- ´__　　　　　　　　　 . . .
ﾆ}i:i:i}_/(　　-=乂ニ}ニ{＼__　　　　　　　　　　　／／. .　　　　　 ⌒　　　　　　＼　　　　 . .＼
ﾆ}i:i:i:i:i:i:〉　　　 -==}ニ{ﾆ/^{　　　　　　　　　　／／. .　　 /　::..　 ...::′　　　　　 '，　　＼ . .'，
ﾆ}ﾍi:i:i/　　　-- _　Y⌒Y -='，　　　　　　 ′ｨ. .　／　/　 .::.ﾊW/　丶　　　＼　i　　　　'，. :.
ﾆ=-ヽ{　／i／⌒-={:::::::}ニ=-　　　　　　　 /／ /. .／ '　 '　　 {/'ﾞ"ﾞ{ 　　＼　　､＼}　　　　　. . .:
ﾆﾆ=-}Vi:／-=ニニ乂_ﾉﾆニ=-　　　　　　／　 '. . 　 /　/　／ {　　 {　＼　ｉ＼／＼:}　　　　i . .:}　　　　魔女になれるのは一級魔法使いの女性のみだ！
ニ=-/i:i/-=／⌒r─‐‐へﾆﾆ=-'，　　　　　　　. .　　/　/／　i 八＼八　 i＼{ｨﾁ笊ミⅥ　　　　}. .:,
ﾆ=-,:i:i/-=, 　　 V/////}ﾆニ=-}　　　　　ｉ. .　/　/　　　ｨ笊示ミ､＼{〃　Vツﾒ / 　　　　 ,. ./　　　　　それに異議のある者は上級貴族であろうとも爵位と領地を没収する！
ヘ_/i:/=-/ 　　 /ﾆﾆﾆV^＼ﾆ=-|　　　　　 |. .ｲ　 ′　　　{､ Vツ　　＼　 ¨´ / /　 /　 / ,
i:i:i:ｉ:ｉ:,-=/　　　〈ニニニ〉　 -=ﾆ|　　　　　 |/ |　 {　　 {　乂_　　ｉ　　　　　　　ノ / 　 '　 / / _＿__
ﾍi:i:i:{-=ｉ　　　　　Vﾆニ/ 　　 -=　　　　　　 | 八　、　八. . :{⌒　　　　　　　 ⌒7　／　　, _/:i:i:i:i:i:i:i:i}
　}i:ｉ:|-=|　　　　　 }￣ {　　　　　　　　　　　　 ⌒＼{＼　 i＼乂　　-　 ‐ 　　 _ノ／:/　／/{i:i:i:i:i:i:i:i:i/
_/ｉ:/ﾆﾆ|　　　　　 |_＿|　　　　　　　　　　　　　　＼＼{＾:込、　　　　　　 ⌒´..:ｲｉ／|─┴へ:i:i:iｲ
{ｉ:ｉ:{-=ﾆ|　　　　　 | |i:i:|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｉ　{i:i:i::..　　　　 ....:::: :{ﾆ|. . |=-　　　}/i:{
∨∧-=|　　　　　 | |i:i:|　　　　　　　　　　　　　　　　 r‐}　{ﾆニﾆ＞＜: : r─‐|ﾆ|. . |=-　　　|i:i:i:〉＞----
ﾆVｉｉ}=-|　　　　　 | |i:i:|　　　　　　　　　　　　　　　　 |ﾆ|　|ﾆニﾆ「:{:::} 　/ 　...::|ﾆ|. . |=-　__／ﾆ=-　　　　　＼
ニ∨ｉ〉 |　　　　　 | |i:i:|　　　　　　　　　　　　　　　　 |ﾆ|　|ﾆニﾆ|:..V＾V　 _＿ |ﾆ|. . {__／ﾆﾆ=--　　　　　　 '，
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-=ﾆﾆ=-　　　　　 | |i:i:|　　　　　　　　　　　′　　--=ﾆ=- /: .〈i:i:i:／i:/i:i:i:i:i:i:i:i＼ﾆ=-￣∧ V　 . : :/ニ}ﾆニ=- _
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　＼ニ=-　　　　 | 二|　　　　　　　　　ｉ　 -=, . . . .　/. ./ . :└ ⌒〈 i:i/ 　〈i:i:i/⌒ 　 . :.|　|: . ./-=/ﾆニニニニニ=-/
　　＼=- 　　　 | 二|　　　　　　　　　 |　 -/: : : : : :'. . {: : ／i:i:i:i:i/:i:i{: . .　⌒. . : : : : : :|　|V/{⌒ ＼-=ﾆﾆ=-　￣〈
　　　　＼-　　　　| 二|　　　　　　　　　 } -={: : : : : : {. .八:└へ __{/⌒: : : : : : : : : : : : : |　{/V|＼=- ＼-=ﾆニニ=- ＼
.　　　　＼_〉　 | 二|　　　　　　　　 /-=八: : : : : :.＼. .＼ : : : 人: : : : : : : : : : : : : : :八　V∧: .＼ﾆﾆ=-_　--=ﾆニ=-＼

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　　　　　　　j∧: :.:| : : 乂Vｧ≧≠=kｚ∨ヽ: : : : Ⅳz=≠テ≦､ ∧: : |: : l: : |
　　　　　　 lヽ: ヽ : ﾍ〃 fて　,ハ　　 }:.: :.:/ 　 fて　ハ　}ﾄ　} : j: :∧.:.|
　　　　　　　 }: :|＼＼:.|ヾ弋っ;辷ﾘっ　 j／/　　c辷う少'〃　/／: :,': :ヽ!　　　　　　あんまりだわ！
.　　　　　　 /: :ﾊ: : ￣ {ヽ(　う¨¨´　　　 ,　　　　｀¨¨( つイ : : : ∧: : : ＼
　　　　　　／: : : : ',: : : Ｏ°　 :::::::::::::::::　　′　　 :::::::::::::　　　ｌ◯ : ,'　ヽ: : : : ＼
　　　　／: : : : : : ◯ : : : ',　　　　　　＿　　＿_　　　　　　　,′ : / : : : : : : : : : ＼
　　　 / : : : : : : : : :∧ : : : ヽ　　　　/´　　｀´　　｀ヽ　　　 /: : : / : : : : : : ＼: : : : :＼
　　　,': : : : : : : :／ : ∧: : : : :＼　　{　　　　　　　　 }　　　ィ´: : :∧.: : : : : : : : :＼: : : : :ヽ
　　　i : : : : : ／: : _;/ ∧: : : : : : ＞ `ー一　　ー‐ ' _＜:' : : : :.,'::::::ゝ、 : : : : : : : 丶 : : : :',
　　　{ : : : '´: : :／ ::::::::::ヽ : : : : : :＼＞　､＿　＜／/ : : : : : :l:::::::::::::＼ : : : : : : : :.ヽ : : :
　　　∨: : : _／:::::::::::::::::::::',: : : : : : : :ヽ＼　　／　/ : : : : : : :|::::::::::::::::::＼: : : : : : : : ヽ: :
　　　/: : /´:::::::::::::::::::::::::::::} : : : : : : : : ∨⌒∨＾ヽ　/. : : : : : : : !:::::::::::::::::::::::ヽ : : : : : : : }: :
　　 {: : :{ :::::::::::::::::::::::::::::: j : : : : : : : : : }.　/⌒ヽ ∨ : : : : : : : : {:::::::::::::::::::::::::::}: : : : : : :,' : :

主神からの一喝によってそれは静まり返ってしまった。

上級貴族にとって爵位と領地は命よりも大事な者が多く、それを没収されるなど耐えられる事ではなかった。

そしてこれは主神が干渉するほどの大事であることを理解して上級貴族は自重した。
479 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 00:23:16 ID:F84T2gkW
480 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 00:24:07 ID:F84T2gkW: ttps://www.youtube.com/watch?v=OKMRgqx66qo

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　/:,ｲ::l:::::l::::::{,ｲて心　　　　 ∨ｿ|::::/::::|／i!　＼::::::＼:::::::::::::＞｡
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　　　　　 ./: :, -ヽ:{r＼: : ヽ　　　:::::;:::::::::::::::::::::::ｲ/}.イ:. :./: : : / ∧
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　　　 /: :｀ヽf￣￣.フ∧ }.Y : ﾊ .!　　　　ｒ､. ｀|　.ﾊﾊY 　　 .ﾉ　　　　　 |: : : ＼
　　 ./: : : / .}-=≦ノ./∧∨: :}　｀}　　　　 {　|　 |　{ {: ﾉ　　　 {{　　　　　 |: : : : : :＼　　　　　　グサッ！
　　/: : :.八 .乂　´〉 ´}/∧}: ｲ　ﾉ　 .､　〉-｀≠　 Yﾉ⌒ヽY＾　　　　　 |: : : : : : : :ヽ
　./ : : /: : :＼　ｆ<__イ//ノﾊﾉ　/　　　 ':::/ {ｒ――　 .V　　　　　　　　 .八: : : : : : : : :'.　　　　　グサッ！
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: : :/: : : : : : : : ハ　　　　Vﾊ|三三ﾊ　.{ 　　 .７　　/≧=-＜三三/: : : : : : : : : : : : : : : .|

　　　　　　　　　　　　　元シノノノ侯爵家長女　タバネ

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483 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 00:27:45 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　 r,―zzz-、
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　　　　　　　　 /: :{/: : : : : : :.:∧: :/ |: : :!:＼: : ',: : : :..　 ∨∧
　　　　　　 /: : :' : : : : ｲ´/￣|:7ヽ|: : :!: !: ＼:!: : : : : .　∨∧
　　　　　　　 ': : :/: /:/:./:|:ｲｨr=ｫ､　{: :.:.|: |-､:.:.|: :.:.:.ﾄ､: .　＼_〉
　　　　　　　/: : /: ｲ:/:ｲ:.:.圦込り　乂:_｣ __| |: :l: : : :|　｀＼
　　　　　 ,: : :/:´: :'∧ : : l 　　　　　之ｵ|:./:.| ,:.:|
　　　　 /: : : {: : : : :|＼: 〉　　　　　 '　　｀¨/': :.八: |　　　ほら、ホウキちゃんを死なせた報いだよ！
　　　　　/: : : : :,: : |: :.|: :| ､　　　r ―.､　　 /: :|:/　リ
　　　／: :/: : :∧: :, : |: ,　＼　ゝ　ﾝ　 .ｲ: :./'
　　 /: : :./: : :/: : :, : : |＼　　｀　._　＜:./:イ: .
　　,: : : ,.　 ´〈ﾑｰ.∨: | /∧　　 /＼|: : : ,: : :ト､:.
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　　　　　　　　　　　　ノ　　　　　　　　　､　 /⌒丶　　ヽ　／:::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{
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　　　.斗　＞'" .　'"　　)　　　/l　　　　 ,　}::::､:::::::::::::::､::}:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〈　　　　{ 　〔_　｀ヽ
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　　Λ:::::::Ⅵ　　　　　　　　／/　／⌒ >'⌒ヽ＜ ::::::::: ヽ::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::...、　　　　　゛ー┘
　〈/ ＞､:;ヾ､＿　　　　　〈　 /{_　〔ノノィ　,　ヽ::::::::::j＿_ノ::::::::::::::::::::::::::ィ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::...、
　〈//　Ll＞　.　　　　　　　　ヽ＿ヽ　￣　 ⌒￣`ー--'　￣　　ミ､::::::::／　`　　.,:::::::::::::::::::＿_:::::::_:::::_>
　〈/　　　　　　ヽ　,_　　　　　ﾉ　　ﾝ　　　　　　　　　　　　　　　　　￣　　　　　　　￣￣
　　　　　　　　　　}/　　￣￣
484 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 00:28:54 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　, -　へ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,. {　/　＼＼─ ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／,:/|　|　}V:ﾊ　V　iト-､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/;'/;'/::| iﾊ ⅣV｝　|　 |　∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ′{/|/ﾚV　'´o ∨ ｌ|　 |　l ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | /{：：：/=ミー=' Ⅳ},　l|　l Ｖﾍ、
　　　　　　　　　　　＿rへ-､_　　　　　 j/l:{-'^〈::.　　＼　j/ ∨l, ﾄ､弋　　　白昼堂々と人を刺しやがった！
　　　　　　　　　／:::/:{:::::::::::::⌒ト､　　　 | ::l　 r===　、　＼ l ;ﾊ|　ノﾍ
　　　　　　 /:{:/人:!ﾊ:l:ﾄ;::::::::::::::ヽ　　 ∨’,　!::::::, -.ﾞ　　 > -＜　|⌒　　　殺人事件だーー！
　　　　　　　/{::jム}　}'f ｡㍉::::::::::::::::l　　　　∧ l:/　　 } ／j / / ﾊ |`
　　　　　 {::}:｛ﾟ/　　ｰ- /::::::::::::: 弋　　　 ∧L__彡／　厶 vV　`
　　　　　　　 }:::〈　ゝ＿　　'⌒ﾉ:/^Y:「`　　　　 , =fﾆ´-　￣　＞､
　　　　　　　ﾉⅥ,　{::::::::ﾍｰ=彡｛／:V　　　_,. -ﾉVxﾑ　　　／: :./≧=---::.........＿
　　　　　　 ∧ l／　 }　.イ::::ﾊ从,. ＜:::／/VへV∨／: : : /::::::::::::::::::::::::::: : : :
　　　　　　　　 ∧ー ,.´<--ミ＜::::::::::::／: :｛:く＞ {.／: : : : :/::::::::::::::: : : : : : : :
　　　　　　　　　 {ﾆ「ニニ=／: : : : : :: : ｰ＜ |ﾍ::V^/: :⌒＼/::::::::: : : : : : : : : :

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　r―=＝二￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 >‐-_'´　u V:::::|
　　　　　　　　　 r―-―=＝、　　　　　　　　　　　　　　　, '　r-- ､　　 }:::::|
　　　　　　　　　アー-'^⌒}:::::!　　　　　　　　　　　　　（　 '　　 }　「r､:::|
　　　　　　　　　/　　　 u　〉:::|　　　　　　　　　　　　　　　 > i}　　ﾘ　 |ヒ}}: |
　　　　　　　　ヽ =＝ﾍ　 /-､::!　　　＿　 __　　　　　　／　ｰ-u'　　 |ン::: |
　＿　rｧ__　　／ i　　 }}　|ヒ}!::|　　　＞ ^´　ヽ　　　 ∠__r=_`-ｲ丁ヽ.|ヽ:::::|
＞::::^':::::::::'.　/　　=u彡　 |ン::::|　　　イ/⌒く　 |　　　､---ヾエヱ二」 !　＼|r　　　　　ひ、人殺しだ！
そ:／ヽ:::::_::! ｀1工エｴﾊ ./＼:: 「｀ヽ　 .> i うヒ}l　　 <r ､V^ｰ ´｀ー '_|　／／
　ハ｡＝Y{.）|　　 _}-r‐://　　ヽ＼ﾘ　<_r-┬!ﾄ､|_　　∠≦ﾘ::}　 ,　イ　／／.....
　 <.｀_^､/く:|　　Lー-ｲ/　　／/:.:.:.＼　 f＝' j　| ヽー-＜j /ｲ　　＼/／..........
　　〉-- / ／＼（＿,イ　／:.:./:.: |｀Y´|＼イ-､　l　|　　　/｀ヽ#＼　 /...................
　　ヽ__/／　　＼　　　　（＼:.:.:.|　|　|:.::__|　|　K´　　　l　　＼#Y=―- ､.........
＼　　 }-― 、　　＼r──　　`'┴┴r!（___　 _ア´￣｀ヽ{　　　 }/.................ヽ....
:.:.:.＼/　　　 }　　　 }`ー―― ､　､‐':.:.:.:.:.}　　 , ＜｀ヽ　'._/ 　 /............................
:.:.:.:.:.:V　　__/　　　 :.Y´￣￣￣　　 >:.:/:./ 　 /＼　　 }　} ◯./..◯...................../
:.:.:.:.:.:.:Vノ.　　￣｀Y:.:.|　（￣￣￣￣:.:/:.:/　　.|:.:.:.:.> ／ /　　.}............................/
:.:.:.:.:.:.:.:.',　＼. ヽ_人.人　￣￣￣￣）:.:(__,.ｨ__j:.:／（__／　 ,イ...............／....../
:.:.:.:.:.:.:.:.:.'. ヽ_ＶＬイ:.:.:.:.:￣「￣「￣:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.／　　|:.＼／　j--―..´........../
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　　　　　　　　　　／　 ||/＼ _,. .--- ミ∧-､,∧
　　　　　　　　　　　 |　　 _||/／: : : : : : : : : :乂__ノ
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　　　　　　　　　　　　　　乂__／: : : :.:|{､: Ⅵ: |: l .∨: : : :.
　　　　　　　　　　　　　　 /:,: /: :|: |:_|､:从､__､_l:__l: |:.|: :,::.
　　　　　　　　　　　　 /:ｲ: |: : |:ｲ: |-､､: :.:|{: | ､l｀|:.|: :.|: .
　　　　　　　　　　　　　　{:/, ｨｧ : |:.|!:.|:::::::＼｣::::::::＼! l: :.|: : .　　　　　　うふふっ！
　　　　　　　　　　　__　／／|: : {:::Y⌒ヽ:::::::::::::::::: j:/: : l: :＼､
　　　　　　　　 ,r/／｀' ／: : |: 从::乂__ﾉ:::::,::::::::::: /': : :.:l: :|: :｀＼　　　はははははっ！
　　　　　　　 {〈{_!_{とヽ l/: |､: : ﾑ::::::::_::_:::::::::ｨ :: ム:イ: :.|: :|
　　　　　　　 { ｀／´　/ ,: :/: :＼｣込､｀ー　 ´ .ｲ: : : : : : |: :|
　　　　　　＿r￣｀ヽ､／ /: /:r､:,: : : : : |l＞　 -く| ∨: : : :.:.:|: :
　　　　 /　/　　　〉--＜￣{ Ⅵ: : : ;'|!　　　 Ⅵ:,: : : : : |-､
　　　〈＿{----､ /　　　　　〈l ﾏ: : :/l|ﾑ＿　　_,|　､: : :.:.:| l〉｀ヽ
　　　　　 /　　　/／⌒ヽ　　〈l |!: ://ﾉ　|　｀ ´　,　　､: : :|li〉　　￣ Y
　　　　　,　　　　'´ ＼///}　　　/: /イ　　{　　　　ﾏ　　∨:|ｲ　　　　　j
　　　　 ,　　　 }　　 }//｣　　｢:ノ　　 ,｣　　､　　＼　Ⅵﾊ､　　＿,ｲ
　　　　 {　　　/　 ,..イ--'＼__,.〉:,ﾉ ____イ＿　　∨:.　　〉＿乂:ﾊ／// ∧
　　　　　,　　 _,..イ: :/: /: : : : 〈: :〉´{//ﾉ　　｀ヽ l:::イ´　{//,}ト,:}///／´ヽ
　　　　￣　/:/: :/: /: : : : : :}从 ||￣　　　　｀´　　　￣ jj }从Y､　　　 :.
.　　　　　 /:/: :/: /: :.,: : : | /人 :.､　　　　　　　　 ///: :|: : :〉　　　 :,
　　　　　 /:/: :/: /:.:.:.{: : : :|: : : :|｀ｰl｀＿,...:　　　　､＿_//ｲ: :.:|:／　　　／
　　　　 ,.:/: :/: ,:: : :.:.|: : : :|: : : ﾑ　 | |　　　　　　 //{: r-rく_　　／
　　　　　 ,: {: :/: / l: : : |: : : :|: : : : :.〉 | |　　　　　　　　 { {ヽ{ /　　ヽ '
　　　　　 {: |: {:.:.'　|: : : |: : : :|:_:_: :〈　//_,..ィ========､ﾉﾉイ=､　／:|
　　　　　 |: |: l:/ 　|: : : |: ,..ィ二二/{二二||ﾆ||二二||ﾆ||二ﾆ| 　 Yﾆ＼!
　　　　　 |: |: /　　|:,.ィニニニニr{/!ニニ||ﾆ||二二||ﾆ||二ﾆト､　∨ﾆﾆ｀ヽ､
　　　　　 |: |: {　／ニニニニ／､＼ー ||ﾆ||二二||ﾆ||二イ　}　 }N^〉ニニ＼

その日、王都で白昼堂々と女性が刺殺される事件が発生した。

即座に衛兵隊に拘束された犯人は勘当された元シノノノ侯爵令嬢タバネであり、

彼女は『戦士長が妹を殺したから敵討ちをした』と供述した。
485 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 00:30:20 ID:F84T2gkW
486 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 00:32:25 ID:5Sh+M6u8: まあ上からの命令だったからとはいえ実際に見殺しにしてるしな
インガオホーよ
487 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 00:33:25 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　 Ⅳ八i　　　乂_　　　　　　　　　　ノィ　　　 /} /
　　　　　　　　〈i:i:i:|　　从⌒　　　　 i　　　　　 /. i　　/ ﾉ'
　　　　　　　 Vi:Ⅳ 　込、　　　　　　　　　ｲ. . }　/{
　　　　　　　　 }i:i:八　{i:i:i:i:::...　　´　｀　　ィi:ｉ:| . ﾉイ￣＼
　　　　　　　　 }/´ {::＼乂r‐‐} ＞　 _　＜　}_「|. .{::rく_ ／ |　　　　　　　　　　　　　優秀な女戦士の魂か。
　　　　　　　 | ￣{ }. .}⌒{＼j__ 　　 ___／　} |. .|::|　|　　 |
　　　　 ---- Ⅳ　 '. .,:::::::{ 　　} 　　 } 　　 } |. .|::|　|　　 |‐　── -　　　　　　　これなら使い道があるな。
　　／　　　　 Ⅳ/. / __,八　 {_ 　 _/　　八|. .i､|　|　　 |　　　　　　　＼
　 '　　　　　...... 　_Ⅳ. '{´ 　　＼_＾∧^__ ,..／　 V∧|__j__　ｲ.........　　　　　　 '，
/　　　......................{ /./_j　　　／i〈//〉i＼　　　 V∧r‐‐ ´..................
　　 ............................7/}＼＿／i:i:i/i:∨iVi:i:i:＼ _ -=V. {...................................　　　 }
{　 ............／{⌒ヽ//_j 　}／i:i:i:i:i/i:i:i:|i:i∧i:i:i:i:∧ニ{ ∨〕iト __/}⌒＼............　　　 {
i　 ........./.....乂　//___ ,ノi:i:i:i:i:i:/i:i:i:i:ｉ|i:i:i:∧i:i:i:i:∧ﾆ〕i V∧　/ ^＼....}.............
}　..........{........./V.／　 ⌒)i:i:ｉ:/i:i:i:i:i:i:|i:i:i:i:i:i:r‐ ､i:i:〉　　 ⌒∨/　　}.〈..................　　　､
　........../........{　 ´　　　 (i:i:i:i:{Y⌒7Vi:i:i:i:i:i∧ 　⌒　　　　　V / 〈......＼................　　　>
.........../......／/　　　　　　＼i:i:i}ﾆ/　{i:i:i:i:i:i:i:i:i〉　　　　　　　　V / ＼.......＼...............／
､....../...／　.′　　　　　　 '⌒ﾆ>､ ^7⌒¨¨´　　　　　　　 V'，　＼.......＼__／{
. ￣／　 -{　　 . . . . . .　　　　¨ : :V　　　　　　. . . . . .　　　 }.∧- ､　＼.......　　〉
..／　 /　圦. . : : : : : : : : : . . .　　: : :　　　. . : : : : : : : : : : : : '. . ∧　＼　＼___ .ｨL_
　_＿_/ 　{. . .､: : : : : : : : : : : : : . . : : . . : : : : : : : : : : : : : : : ﾊ. . . ∧　　＼_＿__」／}
￣￣__,_　|. . ｉ...>､: : : : : : : : : : : : :ｨ^iト : : : : : : : : : : : : : イ　 ∨ . . }、　　￣￣　/
　　⌒¨¨`|. . {/ 　 ≧=-　　 -=≦　　　 ≧=-　　 -=≦　 __／〉 . . | ＼　 __　　,.〈
　　.............|. . |>､　　　　　　　／^＼＿／^＼　　　　　ィi〔￣ V. . . .|........¨⌒　　　}
　　　　 ....|. . |个〕iト ___　ィi〔ﾆニニ}i:i:i{ﾆニﾆ〕iト __／-=ﾆニニ〉. . 八............　　　/

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　　　　　 ∨/∧　　　　　　　　　　　　　　　　　:.　.:i　　.:'　　　　. ./Y. .,. ./}/
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.　　　　　　 ∨/∧　　　　　　　　　　　 {i:i:i:i:i:i〕iトrt＜i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ}' }/
.　　　　　　　　 Vﾆ∧　　　　　　　　　　 Vi:i:i:i:i:-={_}=-i:i:i:i:i:i:i:i:i|┐
　　　　　　　　 Vﾆ∧　　　　　　　　　　　　{i:i:i:i:i:iィ/^∨i:〕iト .,i:ｉ/_j _＿
　　　　　　　　　　Vﾆ∧　　　　　　　　　￣└ ｧi:i:i/. .　∨i:∧ 「　　　　　＼
.　　　　　　　　　 Vﾆ∧　　　　　　 ' 　　　 /i:i:i/. . 　　∨i:∧　　　　　　　 '，
　　　　　　　　　 Vﾆ∧　　　　　{　　　....... {i:i:/ . .　　　 ∨i:i:〉 - ､..
　　　　　　　　　　　 Vﾆ∧　　　　 ............{⌒V/ . .　　　　 }{⌒ '，　}........　　　 }
.　　　　　　　　　　 Vﾆ∧　　　　'，........乂_/ 　 '　　　 /}ﾊ　　rく ....................,
　　　　　　　　　　 Vﾆ∧ 　　 ∧.........../ 　./　. . 　 /_j. }　　/V∧.............../
　　　　　　　　　　　　 Vﾆ∧　　/　}......../　. ./　. . 　 'ﾆ/. .'ニ7__ ＼＼........〈
　　　　　　　　　　　　　　 Vﾆ∧　　 r'__.. ' . . . '　. . 　 /}/／＞-{ ￣＼>､＼....∨
　　　　　　　　　　　　 Vﾆ∧　 /／. . .／ . .　　 ' ／ ´　　∧　　 Ⅵ └r┘

戦士長ユウキは王国の公式記録では死亡とされた。

犯人のタバネは殺人罪で死刑となり、この一件は公式記録ではそれで終了した。
488 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 00:35:09 ID:sF5XyFgS: うわっ…殺されたのはともかくこいつ等に絡まれるのは凄く可哀想だ…
489 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 00:36:01 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . =≠ミx
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〃　　 V
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　　　　　　　　　　　　　　　　　／⌒Y　／.:: ｀::　.
　　　　　　　　　　　　　　　／.:/'"´ ￣￣｀＼:: :::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／.:: :/ _ . =≠＝= ミVﾊ:: ::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　／.:: ::::/´:/: :::/~~ヽ.::::::::∨:ﾊ: :: ::.
　　　　　　　　　　　　　　／/::: /.:/.::/::|:::/　　　∨::ﾊ.::::::ﾊ:: :::: .
　　　　　　　　　　　　　ｰ=イ.:: ::i :::ｌ::/:: :i/　　　　 ∨ ﾙハ:ﾊ:: :: ::＼
　　　　　　　　　　　　　　　 .:: ::.::l:: :l/ﾙ'⌒　　　　　.斗ミ　i:: |: :::::.:i⌒
　　　　　　　　　　　　　　　 i:: ::.::l:: :|　,ィ灯ﾐ　　　　 ir'ﾊ》j:::l|:: :.:i::|
　　　　　　　　　　　　　　　 |:: :: :l::从《乂ｿ　　　　　ー'　.:::ﾘ:: :::从
　　　　　　　　　　　　　　　 | :: :::i::::∧ ""　　　 '　　 "" /:/ﾉ:: :::::∧
　　　　　　　　　　　　从:: ::!:::{ ∧　　　. _　 _ ,　　 j:ｲ.::}:i::::ﾘ'::∧
　　　　　　　　　　　　　　　 ∧.:::i::::|/:〕ﾄ .　　　　　　　 . ｲ:::::|:l:::ﾊ: '::∧
　　　　　　　　　　　　 /::∧::.::::|::::i::!::::＞　 . __. ＜!::::i::: ﾘ:':ﾊﾊ::::'::∧
　　　　　　　　　　　　　　/::/::∧::::从:l::!::::::::::rト、／´}::::l:::/::/::::∧ ::'::∧
　　　　　　　　　　　　 /::/::/::∧:: :V:ﾘ.::::::::ﾉ　 ∨　　｀ト./::/.:::/::∧.:::':∧
　　　　　　　　　　 /::/::/::/::∧:: :V´￣/　 (⌒)　　ｌ|./::/ ￣｀ヽ::. ::'::∧
　　　　　　　　　　　　/::/::/::/::/::/＼::＼ /斗〈∧〉＼ﾘ:／　　　　　∨:::'::∧
　　　　　　　　　 /::/::/::/::rf⌒＼_＼/:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_∨__　=≠彡⌒ヽ::'::∧
.　　　　　　　　　 /::/::/::/::/: : :<>〔二〉《<>=井=<>》〈二〕<>: : : : : : /∧:'::: ::.
　　　　　　　　　　/::/::/::/::/: : ／:::://＼`ー‐‐--‐‐ ｧア::ヽ/⌒ヽ: :〈〈/ ＼: ::＼
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　　　　　　　. '. :::, '::／: : : /:::::::::::从:::::::::::〈〈甘〉〉:::::::::::::::: }:::}::::::::::::::::}: : : : :／ﾊ:: ::: ::.:.＼
　　　　　　／::::／:::∧: : : 〈::::::::::::::Vﾊ::::::::::::c井っ::::::::::::::::::ﾊV乂::::::::::ﾉ: : ,　'　 ∨:: :: :: :: :::.ヽ
　　　　／::.:／:: :::〈　＼: : ＼::::::::::Vﾊ:::::::::::| || |:::::::::::::::: /::/::: ::::片≠彡　　／:: ::: :: ::: :: :::ハ
　　　. :: ::, ::':: :: :: ::/＼　　`ー== 彡}:::}::::::::: | || |:::::::::::::::::{:::{:: :: ::::{＿＿ .斗＜:x:: ::: ::: :: :: ::::::::ﾊ
　　/. :: /.:: :: ::/:: /:::::〈＞　. __ _.彡:!:::! :::::: :| || |:::::::::::::::::|:::|:: :: :: :: ￣}.　　　　Vハ: ::: :: :: :: :: ::::.
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../::: ::/:: : :: :/:::/::: / ＼　　ー '　〉⊥:j::__::__j_jj_j:::::::::::::::: !:::!::: ::: :: :: ::∧ ＿__彡'∨ﾊ.::: :: :: : : :: |
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┃｜　　　　　　　ユウキは古代を生きるようです（古代編）　　　　　完　　.｜┃
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490 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 00:36:17 ID:F84T2gkW: これで本作の古代編は終わりで、次は番外編をやる予定です。
今回の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
491 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 00:38:07 ID:sF5XyFgS: 乙
492 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 00:38:36 ID:F2rMOd1E: 乙
493 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 00:39:08 ID:5Sh+M6u8: 乙ー
494 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 00:39:21 ID:mQpeD69K: 乙でした
495 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 01:08:17 ID:jsggc8yu: 乙
496 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 01:09:16 ID:9/VYQkhG: ユウキちゃんがエインフェリアに加工されてしますｗ
497 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 01:09:34 ID:9/VYQkhG: 乙～
498 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 01:10:45 ID:sSr3sdl/: 乙でした
499 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 07:23:32 ID:9MYbKP84: 乙です
こんな形で死ぬとは思わなかった
500 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 17:18:11 ID:6oa7gfKj: 乙
501 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 20:44:23 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_..= Ｔ￣|￣Ｔ` = ､.
　　　　　　　　　　　　　　　 ∧／ヽヽ | -┴-､|　/／＼∧
　　　　　　　　　　　　　　　 |　＼＿../:::::::::::::::::::ヽ...＿／　|
　　　　　　　　　　　　　　　| l＼_. （(:::::::; "~丶::::::::)）　_／| |
　　　　　　　　　　　　　　　| |ヽヽ~ Υ:::ﾞ､_ﾟ_ノ::::Υ／~／ | |
　　　　　　　　　_,.........＿　ゝ＼ヽヽ|::;;‐､::||::;:-､:| ／／／--‐‐‐‐--､
　　　　　　　　（--＿_:::::::￣~＼,Ａ､ |::| `､※ノ |:|/　／::::::::::::＿＿／/
　　　　　　　　ヽ　／二二_-- | .,|丶::）V~~V|（ﾉ∠`‐‐‐‐~~´ ヽ／
　　　　　　　　　　/／　lゝ､　￣| _|彡.,ﾍ|l二'ﾚ||‐：‐ |||　　　　　 |､ヽ
　　　　　　　　　　>|/ -‐＼.` -'　ゝ.⊥⊥二､:::||‐：‐ ||／　＿|　|_>
　　　　　　　　　　 >|　　　　)　　∠　_,...-''´:::::::||：‐‐|||,イ´￣　|´|
　　　　　　　　　　　|_,ゝ-‐'´　 _/ 　,/|：::::::::::::::：||‐／/`/⌒　ノ　||
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　　　　　　　　　 //:|::::::::|　|:::::::|||＿_||（(_太_)）ゝ､　 |ヽ／|　 |　 | |
　　　　　　 //::|::::: /　|::::::: |||＿_||:::V^^V:::::||‐`---､　＼　 |　 | |
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┃｜　　　　　　　　番外編　魔王戦争の概要【オリジナル】　　　　　　　　...｜┃
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【注意】

・この話は番外編なので、先に『ユウキは古代を生きるようです』をご覧ください。

・この話は古代編から３０００年後を舞台にしています。
502 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 20:45:10 ID:F84T2gkW: ――ランス大陸の地図

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│①コパ地帯　　　　　 │
│②リーザス地帯　　 │
│③ゼス地帯　　　　 │
│④カラー地帯　　　　 │
│⑤キナニ地帯　　　 .│
│⑥ヘルマン地帯　　 .│
│⑦氷雪地帯　　　　 │
│⑧未開拓地帯　　　 │
│⑨ジャパン　　　　　　..│
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　　./　　　i　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ　　　ヽ　　　　　　　　＼＼i
　 /　　　　i　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　コパ地帯　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　}　　　　　　　　／
　 }　　　　ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　}　　　∧　/　　　　　　　 i
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　　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　У　　　　　　　　ﾍ/
　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 j　　　/　　　　　　　　 <
　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　r''　　　　　 _　　　　/
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　　　　　　　　　　　　i　●王都　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿／　　 /　　　　　 L　＼＿　 i
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503 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 20:45:51 ID:F84T2gkW: ttps://www.youtube.com/watch?v=1B-ggjsYf1k

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ランス大陸南東部にあるコパ地帯に七大神が降臨して神話の時代が始まり、神暦が作られた。
504 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 20:48:25 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　／:::::::::/　|:. 　 ,,ﾉ＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
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神暦４０２年、七大神は魔法技術を発展させるために４８体の魔族を造り上げた。

しかし、清姫を除いた魔族は七大神の命令に従おうとはしなかった。
505 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 20:49:20 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　　　 ┌　　　　　　　／　_　-‐━‐-　ミ
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　　　　乂_ﾉ丿ニニニニﾆﾆ〔:l　 |: /　　　　　　.√Yj{::::::::::ｉ| |:::::::: l|Υ|l　　　　〔_二ニニ公, Υ|
.　　　　Ⅵ [ニニニニﾆﾆﾆ〔 |　:l/　　　　　　/ 　 √Yj{＼::::::i| |::::::::::ｌ|Υ|l　　　　〔_ニニニニ]　 :| 丶
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神暦４９７年、七大神に創造された第一世代の魔族の中で最大の魔力を有していたバーンが魔族を率いて七大神と決別する。

コパ地帯を抜けて、リーザス地帯に向かい、

更にリーザス地帯とヘルマン地帯を隔てる大山脈であるバラオ山脈を超えてヘルマン地帯にたどり着いた。

バーンは農耕に適さない北部の新天地であるヘルマン地帯と氷雪地帯を魔族の拠点と定める。

同時に彼は魔族を支配する魔王となった。

初代魔王バーンの誕生である。
506 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 20:49:56 ID:sF5XyFgS: まぁ魔族については従わなくても当然というか…
507 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 20:49:59 ID:F84T2gkW: ／　／　　　　　　／　　／　　　／　　　 /　　／　　 /八　　　　＼　　＼　　　丶＼　　　　　＼　　＼　　　＼
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　　　　　　　　／　　／　　　／　　　　 /　/　　　／ |＼　／|:＼　　　　＼　　＼　　　　＼　　　　　‘,　　　V/}ｈ､
　　 _ -‐…‐　　／ '′_　-‐./　　　／／/　/　　／ｒ-　Ｖ⌒ヽ/　┐~''～ ,,_ 　＼　　丶　　　　´'マ〕iト、　V/ヘ V/ニ＼
-=ニﾆﾆﾆ/　／∨　／＼ .:/　　／　　/　/　　／　＼　 :!　　:|　 /　　/　　〕ｈ｡　`､　　＼＞- 　＼　 }＼ V/ﾆ＼ニニﾆ
.ニニﾆﾆ/／ニﾆ|: / V/　V　／＿彡　:　/:l　/＼　　　　＼| ⓛ |／　　　　／i:i／＼}＜⌒＼}／⌒ ＼}　/ニﾆ)}ニニニニﾆ
ニニﾆﾆ{(ニニﾆi|∧　V/ :|: /∧　⌒丁 |/-:|∧_〕i:＼　　　| Υ |　　　 .／i:i:∠-=ﾆ丁⌒　ﾊ/　　　 ./　/ニニニニニ=-／
. ￣ -=ニニニニ/∧　∨:|/　.∧　 ^圦　　⌒＞. _i:i:i＼　　＼／　 .／i:i:i:_.、＜⌒狄(　 ../∧　　／／ニニニニ=-￣＼
　　　￣ア─=ﾆﾆ/∧　∨ 　/ ∧　´⌒〕ｈ、弋炒トミxi:＼ヽ　〈 /／i:i:xf　弋炒／⌒　 ./ /∧／／ニニ=-￣　　　　　　＼
　　　／/　 .／'￣ -=ニ　V/　　　　　　⌒´^≧=- 　 ┘⌒_ﾉ )　( ⌒ ｀`　-─=彡　　 /　八　.／| :{　＼＼　＼
／／　　./ ./|:　 /　//⌒/.　　 .∧　　　　　　　　　　 'へ　　　へ　　　　　　　　 ./　　.＼　　＼　＼} ＼＼
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バーンはヘルマン地帯と氷雪地帯の先住民たちを殲滅して、そこで狩猟と遊牧を行い生活することにした。

魔族たちはこの地で人間と同じように男女の性交によって子を作ることにした。

バーンは魔族の未来の為に子孫を残さなければならないと判断したのだ。
508 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 20:51:02 ID:F84T2gkW: 　　　／　　　　　　　　　　　　　　 ‐-=ﾆ　_　　＿__ __彡'.:::::;'
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　 //　　／　　　　 /ﾘ　| ハ　ヽ＼　　＼＼　　く:::::::/
　 /,'　／　　／　／V　 ;L.ｨ } } 　}　　　　　　Y´＼`丶､′
　 / ／　　／　／　/　ｲ゜ﾊ7}八∧ ﾄ､ヽ　　八　 }／　ヽ
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.　Ｖ// 　i ｰzr‐ヒ歹=ミ》　斗ｾﾃア ∧i ∨l/　　　　}
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　∨ /　　 !　　　　　　 | 　　 ∧　　ヽ　＼
　 l　i　　　ﾄ､　　　 _　二,　　　∧　､　　　､　＼
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　 l　l　　 ├‐-込、　　　 ,∠Lトミ }＼　　　＼　　　＼
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　　　l　. i .', . ﾍ. . . . . . /: l. 芝芋芋芍ミｉt|/. . . . . . . . .i, .i '　_ ｲ_-_-_二ム. .ﾍ
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その一方でバーンは清姫と密かに接触して、彼女の伝手で七大神と密約を交わす。

密約の内容はヘルマン地帯と氷雪地帯に七大神とその勢力は干渉しない事、魔族はそれ以外の地域に干渉しない事だった。

つまり相互不干渉条約である。
509 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 20:51:44 ID:F84T2gkW: 　　　／　　　　　　　　　　　　　　 ‐-=ﾆ　_　　＿__ __彡'.:::::;'
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またカラー地帯、キナニ地帯を緩衝地帯にすることで衝突を避ける事、

ヘルマン地帯と氷雪地帯にいる人間の先住民はすべて魔族が始末し、

余所から人間がヘルマン地帯と氷雪地帯に侵入したら、これも始末する事が決まった。

その期限は魔王バーンの在位期間が終わるまでとされた。
510 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 20:52:35 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　　　　　　　 __　　　　　 _＿__
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七大神がここまで譲歩したのはバーンの寿命が尽きる間に大陸を統一するつもりはなかった事が挙げられる。

急激な拡大は無理が出る事を知っていた彼女たちは時間を掛けて少しずつ慎重に発展させるつもりだった。

また魔族の拠点は農耕に向いていない僻地だったので、土地としての魅力がなかった事も大きかった。

その程度のゴミ立地を使わせるだけで魔族の知識と術式が確保できるなら損はない。
511 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 20:53:25 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ 　 --　　_　 __　　 }:.
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　　　 √-　　　　/ﾆ=-　　　　　　／ _､-''~　　／／　　　ﾔﾔ:| 　 |　　 V/

更に魔族は個人主義が強すぎる為、強力な魔族が恐怖で相手に言う事を聞かせて動かすしかない。

つまり個人として好き勝手に生きるのは得意でも、社会を構築して集団として発展するには非常に不向きな種族だった。

そんな魔族は放置しても文明コントロールを脅かす存在にはならないというのが、七大神の考えなのだ。
512 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 20:54:05 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , 　　/.. -―-　 .._
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ:.:|/z＼「' 乏|:.:.:|Yヽ:.:.:.:',:.:.:.:|:.:}
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唯一の懸念は魔族は人間の文明に触れており、狩猟だけでなく遊牧ができる程度の能力があったから、

余所の人間が魔族と接触して、それらのノウハウを学んでしまう事だろう。

七大神にとっては魔族そのものよりも魔族と接触した余所の人間に与える影響の方が問題だった為、

魔族に元からいた人間と余所から入り込んできた人間の始末を義務付けたのだ。
513 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 20:56:15 ID:UYmR1tUa: やっぱりこうしてみると魔族の方がマシだな
514 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 21:01:26 ID:F84T2gkW: 　　　　　　＼／／／／　　／＼ﾆニ＼／／／/ {心） }__|　│＼　＼　　＼　　　＼
　　　　＿／／／／　　／‐≦ﾆﾆニ二＼}＼／ } l　　厂|　∧　 |＼　＼　　＼___ 　＼
　　　 /　│ ／／＿_／l| | ￣｀{ 乂ｔ__テ＜ﾆﾆ＼l八__ノ　| /　|　 |　 |　　|　　　|＼＼　 |　　　　　　。。。。。。。。。。。。
　　　　ﾚ'_／￣/ /|　 | |　　⌒ﾌ7宀‐- 　￣ィノ　ﾉ{ﾆﾆ7/　 |　 |　 |　　|＼　│　}　＼|＿＿
　　　　 /　　＼/ //|　 l |　　　　　　　／ }　ﾄｔメﾆﾆﾆニl／|　 | 　 lー}　 |￣|￣|_ ﾆ=‐'’　　┌‐┼ヽ　l＿＿__　__l三l__
　　　 { 　　 ,ノ| || | |　 l |　　　　　　　　　　　､|　 |　＼__》‐／|　|　 |　ﾉ　 |　 |__｣ﾆ=‐'’　　　　　ﾉ[］乂　ノ土ｌ土ヒ　 l王l　　┼‐l l　。。。
.　　　＼　　 r'| || | |　 l |　　　　　　　　 -―〈＿ﾉ　　　∨　 il　j／j／　|__|／=‐'’　　　　　　　ノＬl,ハ　ノハヽ　二|二　ﾉこ
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　　　 /＼　　 ||| || | |l　l│　　　　　　┬‐--　、　　　 /　||　l l|　　|二=‐'’
　　　 / / ＼__｣|| || | |l　|│　　　　　　￣￣　┘　　 /|│||　| l|　　|‐'’　　　　　　　　　　　　　　　さすがの　余も……
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こうして七大神との対立を避けたバーンは魔族の発展に力を注いだ。

しかし、そんな彼の治世にも終わりの時が来た。
515 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 21:01:44 ID:XPu4/B6M: まあ視点が正しく神って感じ
おもにギリシャの方の
516 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 21:02:24 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　　　　　　 -=ミ｀ヽ-=ミヽ､　　　　　　　,ｲi
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神暦２３５６年、第一世代の魔族たちが次々に寿命で死ぬ中、何とか生き残っていたバーンがとうとう寿命によって崩御。

享年１９５４歳、バーンほどの強大な大魔族であっても２０００年の時を生きる事は出来なかった。

偉大な初代魔王を失った魔族はこれ以降まとまりを失い、ヘルマン地帯と氷雪地帯で各々好き勝手に生きるようになる。
517 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 21:04:01 ID:Z7TzSV5y: 寿命か…こちらのバーンは凍れる時の秘法とか魔力と肉体を分けるとかできんかったのな。
518 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 21:05:47 ID:sF5XyFgS: ギリシャと同類はねぇ…
まぁバーン様はよくやったよ
519 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 21:08:41 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __
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バーンの死によって密約は効力を失ったが、それでも七大神はヘルマン地帯と氷雪地帯並びに緩衝地帯には手を出さなかった。

他に開拓できる場所はいくらでもあったし、魔族の領域と直接ぶつかると面倒だったので、それを避けていたのだ。

魔族も統率を失った事と距離の防壁によって組織だって王国領に介入してこない事で相互不干渉が結果的に維持されていた。
520 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 21:09:28 ID:M+HoCCJI: フリーレン魔族から食人性消した感じの種族だから、生み出す魔法に偏りあり過ぎるんだよな
若い頃から思い入れのある魔法ばっかり鍛えるから、趣味外の実用性のある魔法とか作らんし

年取ってから、寿命を延ばす魔法を作ろうみたいな事はできんと思うよ

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