きよひーは原始時代を生きるようです【オリジナル】

1 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/13(日) 12:52:44 ID:wcJ8BBAV: .　　　 _
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【注意】

・このスレはオリジナルです。

・更新速度は遅くなると思いますが、大目に見てください。

・雑談等はOKですが、スレが荒れないようにお願いします。

・まとめフリーですが、一切の責任は負いかねます。
25 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/13(日) 14:09:25 ID:wcJ8BBAV: 　　　　　　　 _,(>
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　　　く(,,_火乂　, ´　　　　 /∠／:.:.:.:.:.:.＼:.:.＼
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　　ﾞ;人/;';';';'乂;);';(人　　ハ:.:＼:.:.ⅰ:.:.:|:.:.:.:.:.:.`ー-=ミ､
　　人;'γ(;';';';'(';';';'㌻ﾞ　　 {:i:{＼⌒ー--‐::ァ:.:.:.:.:.:.|:.＼ :＼
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　　　火;';';';';';^;'ｱ ´ 　　　 <　　　　 |.:.:.:.|丿:.:.i:.:.:.:|:.:.:/／　　　　火神ホムラ降臨！
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それ以前は農耕が始まる前の旧石器時代で狩猟採集社会だったが、

今から約５００年近く前に火神さまを含めた７柱の女神たちがこの惑星青藍に降り立った。

これを記念して七大神降臨紀元、通称神暦の始まりとなっており、実質上の神話の時代の幕開けだった。
26 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/13(日) 14:10:17 ID:wcJ8BBAV: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_‘, ..--.. ./
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　{　/:: {:: ::{:: {　　　　　 ′　　　　 }:: }:: :: :‘, :: ::V
　　　　　　　　　　　　　　　　 {:: ::{:: ::{:: { .　　　　　　　　　　,ﾞ }:: }:: :: :: :}:: ::ﾉ　　　　　これからは内政チートだわ。
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　　　　　　 r一'⌒V{: : : :∧: : : ＼二二ﾆﾆ=-／ ‐-‐ ＼-=ニニ二／ : : : : : /./ / : : : :/
　　　　　 ∧: : : : :}:::ヽ: : : :＼ : : : `'＜ﾆ＞'" 　　　　 `'＜_＞'".: : : : : :／‐- ' .,_ : :/
　　　　　 /∧: : :.丶´ 丶 : : : ≧=--=≦:ヽ＼　　　　　／.:.:.:.:.≧=- -=≦',~"''＜: : :｀ヽ
　　　　　　 /∧: : : : ＼　＼￣ } V/:.:.:.:.:.:.:|ニ＼____／ﾆﾔ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:} 　 ',　　 ´"' ‐′
.　　　　　 /∧: : : : : :＼　＼'　 V/:.:.:.:.:.:|ニニﾆ}ニﾆﾆﾔ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./　　 ′ 　　　！
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　　　　　　　　 ` -‐ ''^~　　　　 Ⅵ､:.:.:.:.:.|ニニﾆ{ニニ=-V/:.:.:. ／: ',　　　 ‘,　　　 ‘,
　　　　　　　　　　　　 /∧　　　　　 }: ＼_:√ニニ！ニニニV/:'" : : : ′ 　　　　　 ‘,
　　　　　　　　　　　　　丶　　　 ,ﾞ : : : √二ﾆﾆ！ニニﾆﾆV/: : : : : 丶　　！　　　 ′
　　　　　　　　　　　　　 ‐- /: : : : √二二=-}-=ニニニV/: : : : : : :ヽ　！　　　 ',
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七大神とはそれぞれ地、水、火、風、空、光、闇の七つの属性を司る女神たちで、

七大神のリーダーにして主神の天空神とそれに匹敵する権能を持つ、地母神、水神、火神、風神、光明神、暗黒神のことである。

女神たちの前世は令和日本人女性で前世の記憶と女神としての権能を持っていた為になろう系の内政チートをやることになった。
27 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/13(日) 14:11:04 ID:wcJ8BBAV: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,xrｾ升＞┴==ァ_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／´::／{::.i{￣:Ⅴ::.:`芍>、
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,/::.:/ _ ___ 　　　＼_､__::.::.::＼::}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／::.::./"^⌒ﾞ`　、　　 __　＼::.::.::.::.＼　　 __
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／:/::.::/ 　　　　　　 ⌒㍉、＼::.::.::.::.＼_ 　_}〉
　　　　　　　　　　　　　　　 _,,.､丶:／/::.イ {　　　　＿ _　　　　　　j〉/::＼__::.::.::.::.:／　　森林資源の保護の為には植林しかないけど、
　　　　　　　　　　　　　　　／::.::.::.／::./::.::.〔叭　　 /:::::::::｀i　　　　　／::.::./::/::|￣
　　　　　　　　　　　　／::.／ア::.::.:/::.::/::.ハﾍ　 ~''　:::__} 　　／::.::.::./::/::.::|　　　　　　植林のノウハウなんてないから
　　　　　　　　　　　　　　 ::.::.:ハ::乂人乂八::.|::.::'，＞-......___　　／::.::.::.／r} .::.::.:|
　　　　　　　　　　　　　 |::./　｀Y´::.:{::.:{::.::＼::.::.}　　　　　 ∠ -<>'"≧彡::.|::.::|　　　　　　一から試していかないといけないわよ。
　　　　　　　　　　　　　 j/ 　　从::.::{::.乂_:＞r＜,_　　　　　 /::.::.／::.::./::.::.::.l::.::.|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{::｀`:＼_;:＞∥=∥≧===＝ﾆア__::.::./::.::.::.:_|___:|
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しかし、文明の発達は単純な事ではなかった。

古代文明では文明の発達とともに木材の消費量が爆発的に増えて森林が減少してしまい、

森林がなくなって文明が崩壊するパターンが多いのは歴史を知っていれば分かっていた事だった。

その為、農耕こそ開始できたが、青銅器や鉄器の大々的な生産には慎重にならざるをえなかった。
28 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/13(日) 14:11:45 ID:wcJ8BBAV: 　　　　　　　　　　ﾄ､　　　　 ,..‐ｧ＿
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　　　　　　　　|:.:.: ,.-=ミ　　　　　￣-=ミ'ーr―‐→'":.:..:.:.:.:.:.:.:.:.人＼:.:.:.:.＼　　　　　木材の代わりに化石燃料を使えば……。
　　　　　　　　|:.: {{　　 }　　　　 {　　　}　 |:.:.:.:.:.:|⌒ヽ.:.:.:.:.:.:.',:.:.:.:.＼＼:.:.:.:.＼
　　　　　　　　|:.:.:,乂_..ノ　　　　　乂_...ノ　 |:.:.:.:.:.:|r'ヽ }:.:.:.:.:.:.:.:',:.:.:.:.:.:`､＼:.:.:.:.)　　　いや、これも将来的に環境問題になるか。
　　　　　　　　|:.::.{　　　　′　　　　　　　　 |:.:.:.:.:.:|_;ノ./:.:.:.:.:.:.:.:.:}:.:.:.:.:.:.:.:，　)／
　　　　　　　　|:.:∧　　　　　　　　　　　 |:.:.:.:.:.:|_)イ|:.:.:.:.:.:.:.:.:.}:.:.:.:.:.:.:.:.},／　　　　　CO2削減、EVの失敗、頭が痛くなってきたわ。
　　　　　　　　|:.:.:込、　　<⌒_> 　　　　 |:.:.:.:.:_人_:.;:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:/
　　　　　　　　|:.:.:.:.:.:|＼　　　　　　　　　_....|:.:.:.:.:｀Y´/:.:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:./
　　　　　　　　|:.:.:.:.:.:|:.:个....___ 　 -‐　　　 |:.:.:.:/.:.:./:.:.:.:.:／:.:.:.:./:.:.:／
　　　　　　　　|:.:.:.:.:.:|人乂|:.:{　　　　　　 ;::.:./:.:／:.:.:／):.:.:.:／)／
　　　　　　　八:.:.:.:.:|　　 Ⅴ辷=‐=＝二〕j／／⌒¨´　⌒¨´
　　　　　　　　　＼:.:乂　　 |YY∨￣　　 |　 __,|
　　　　　　　　　｀¨⌒ ／|:|_|=|　 _＿亅　　入
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　　　_,.... -‐rｧ7ﾌ::::／　 < ￣ >:i:i:i＞''"　＿_{__::::::::::::::::｀`～､、

なまじ令和日本の知識があるために環境問題を考えて文明発達に及び腰になってしまう。

その結果、弥生時代（原始時代）の文明レベルのまま４００年が過ぎてしまった。
29 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/13(日) 14:12:30 ID:wcJ8BBAV: ／: : : : : : : : : : :/: : : : : : : / : : : : : : ＼＼. . . . . .｜|: : : :∧: : : : ',＼
: : : : : : ／: : : :/: : : : : : : / : : :　-――‐　＼. . . . |└― ､∧ : : : :V∧
: : : : ／: : : : :/: : : : : : : /: :／／´￣￣￣＼＼ ././￣￣ヽ∧ : : : :V∧
: : ／: : : : : :/: : : : : : : /／／: : : : : : : : : : : : ＼ ` /: : : : : : : :∧ : : : :V∧、
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√￣＼:.:| : : : : : : |,　 ´　　　　　　＼　　　＼(＼　／　　　｀∧| : : :|:.:∧: :＼: : :，
i　「＼　｀| : : : : : : | ＿＿＿＿＿___　　　　＼　　＿＿＿__ /i:.:.| : : :|:.:/∧: :∧ :｜　　　いや、停滞だって悪い事ばかりじゃないのよ。
|　|ｌ　i|＼| : : : : : : |⌒＾＾＾＾＾夊_歹＾｀　　　　　　 ⌒＾＾＾夊ｿ' /:.:.| : : :|:.:.:.:. |:.:.:.:.| :｜
|　|ｌ　lし/| : : : : : : |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i/:.:.:.:| : : :|:.:.:.: ﾊ:.:.:.:| :｜　　　文明が急速に発達したら人間が付いてくるのが大変だし、
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:.:.:＞-､ ∧ : : : : : :|　　　　　　　　　　　　　　 '　　　　　　　　从:i:.:.:| : : :|／://:.:/　|:/　　　　信仰の安定の為にも地盤を固めておきたいもの。
:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ∧ : : : : :|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:.:./:.:/| : : :!,／/:.:/　,ﾉ'
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この状況を打開するために女神たちはクリーンエネルギーの活用に乗り出して、

青藍に存在するマナを使った魔法を森林資源や化石燃料に変わる新エネルギーとして使用することにして、

マナを扱うのに長けた人工種族（魔族）を創造した。

魔族は青藍に満ちるマナ（魔力）を結合させた魔力の集合体として肉体が構成されており、

角が生えている事を除けば人間に似せた外見を持って誕生した。
30 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/13(日) 14:16:48 ID:wcJ8BBAV: 　　　 /:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.|:.:.:;＞''" _　-..,_＼ | ∧
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:.:.:.:;′:.:.:.:.:.:.:.:.:./⌒ヽ{:.:.:.:.:.:| ,x====ミ　　　斗=ｧ:.:.|　　　　　元ネタは葬送のフリ〇レンの魔族でいいか。
:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{ { r乂{.:.:.:.:.:.:　乂＾ソ　　　　 Yｿ :.:.:|
:.:.:.|:.:.:.:.ⅰ:.:.:.:.人乂_,;:}:.:.:.:.:.:|　　　　　　　　　　　 :.:.|　　　　　有名な作品だし。
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　 ./ /　/沁, 汽 ⌒〕iト. .寸L. 冖　 / ､丶｀_､＜⌒ -=ﾆ￣ |　　　|⌒¨
　　　　　　　　　　　　　　　　　八 :|　′　/　沁, 込　　ゞ“ノ〕iト　　　jI斗　`｀ゞ ”ノ　j狄⌒　〕　　 :|: . V/　　　　人間の為に働けか。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼ |/ ./ 　/ /∧.⌒^ー─　　`｀　　｀`　ー　　　-=彡(　　　〕　　 :| . . V/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / ./　 / // .∧.　　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　　〕　　 :|: . . .V/　　　　面白くないな。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / ./　 / // 　/∧　　　　　 |: .　　　　　　　　　　　　　　_〕　　 :|: . . . V/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / ./　 / //　 / ./∧　　　　　､: . 　　　　　　　　　 {_〕　　 :|: ｉ. . . .V/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 // ./　 / //　 / ./ ./∧　　　　　　￣ ´　　　　　　　　　　　/ ｌ〕　　 :|: |: . . . .V/
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　　　　　　　　　　　　　　　　 . :／ /. : /./　/　/ ./ ./　./ . 心, 　　　　 ___　　　　　　 ,必.　:〕　　 :|: |: . . .　〔_
　　　　　　　　　　　　　　　　　／／／/. : /./　/　/ ./ ./　./　/　心,　　　　　　　　　　　　ｲ⌒ ./ｉ〕　　 :|: |: . . .　〔_
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　　　　　　　　　／／. . . ./. . :/. : / . :/. ./. ./ . :/. . ／二/i:i:i:i:i:ｉ:ｉ|二二二二ニニニニニニニﾆﾆ].〕　　 :|: |: . . .　〔_

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　魔族　バーン

　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧　　　　　　　　　＿＿＿　　　　　　　　　 ∧
　　　　　　　　　　　　　　 ///,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　'//,
　　　　　　　　　　　　 ////,＞　´　　　　　　　　　　　　　　　｀＜i///ﾊ
　　　　　　　　　　 ///／　　　　　　 /　　　　　　',　　　　　　 |///∧
　　　　　　　　　　　　　　//'　　　　 /　　　′　　　　　　',　　 ∨　　　 |/////,
　　　　　　　　　　　　 {/　　　　 /　　./　　　　　　　　 ,　　　∨　　　|/////ﾊ
　　　　　　　_　　　　/　　./　　/ 　　 '　　　　　　　 i　　　 ',　　　∨////∧
　　　　　　　　　ﾏﾆ=- /　　 '　　 '　　　 {　 i　　　　　　　 !　　 __}＿＿__V --=ミ､
　　　　　　　 V///　　 {　　 |　　　 .ﾊ　|　　　　　} 　 /　　　＼////////////,ヽ
　　　　　　　　　　＼{　　　 ',　　ﾄ.　 _斗 ',七',　　　./ ｀ｲｰ-　　　＼///////////,}＿
　　　　　　　　　　＜iﾊ　　　', ー七ヽﾄ､{　ヽ{　', 　 /|　/ }　／}｀/ー　|≧=---r--彡/／
　　　　　　　　　　／|　',　　 .ﾄ,,ｨ≦弐笊竺ミｘ､ヽ/　}/,ｨ≦弐笊竺ミｘ!　　　 |///／
　　　　　　　　　＼　.∧　　|《　 {{(⌒'⌒)}}　　　　　 {{(⌒'⌒)}}　》　　　 /=≦ヽ
　　　　　　　　　　　　Ｙ |　＼ {　　 -_＼／ﾘ　　　　　　　-_＼／ﾘ /　　　　/＼　／　　　TS転生キター！
　　　　　　　　　　　ﾊ i!　|　ヾ　　　ー―　　　　　　　　ー―　/　／　/ }ヽ. Ｙ|
　　　　　　　　　　　 ~ .i! ｜V　 (////）　　　　　　　　　（////) イ　}／ﾑ i.} ﾊ|　　　　理想の美少女プレイをやるぞーー！
　　　　　　　　　　　　　i!　.|　{ 　　　　　　　　, ー―　ヽ　　　　　　 /　　　/　ﾉ八~|
　　　　　　　　　　　 i!　 | 八　　　　　 {/: : : : : : : }　　　　　 /　　　/ -イ　　i!
　　　　　　　　　　 i!　 }　　.ゝ　　　　　　ゝ :_:_:_:_:_ノ　　　　　/　　　/　　　　　i!
　　　　　　　　　　　　 i!　 .|　 i　/ 　 ≧=-　　＿　　＿＿　-=≦　/ /　　　　 i!
　　　　　　　　　　 i!　　}／}/ 　　　　＞／||　〃:.｀:.＜../　／}/　　　　　　　!
　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　／/ /i＞＜彡／/　//イ{　　　　　　　　 !
　　　　　　　　　　　/　　　　　　/　　　/ V　':.:.| }Kく「ﾚ:.:/　/　 ,　∨　　 ',　　　　　　!
　　　　　　　　　 {　　　　 /　　 /　/　i:.:.:.| |全_L!:/　/　 /　　∨　　',　　　　　　!

しかし、それが失敗だった。

試しに令和日本人男性の魂を利用して作り上げた清姫以外の魔族は女神たちの意向に従おうとしなかった。

これは元にしたイメージが悪かったようで、彼らは極端な個人主事者で魔法に異常なこだわりを持っていた為、

人間の為に魔法を開発するという役目を放棄したのだ。
31 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/13(日) 14:17:52 ID:wcJ8BBAV: 　　　　　　　　　　　ﾄ､　　　　 ,..‐ｧ＿
　　　　　　　　　　　| .|::'"＿￣／／:.:.:.:.:.｀`～､、
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　　　　　　　　ｉ:.:.:./　＼:.:.:＼:.:.:.:.:.: ､气＝斗=-トz.¨´:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
　　　　　　　　|:.:.:....-‐‐. ＼(　＼..　.zzzzzzzx,,,__.　　.／:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.＼
　　　　　　　　|:.:.:　, zzz　　　　　　　　　　　てつ.　.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.人＼:.:.:.:.＼　　　　　　清姫以外は私たちをシカトしているって何よ。
　　　　　　　　|:.:. zｯ´　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ.:.:.:.:.:.:.',:.:.:.:.＼＼:.:.:.:.＼
　　　　　　　　|:.てノ　　　　　　　　　　　ο..ヽ }:.:.:.:.:.:.:.:',:.:.:.:.:.:`､＼:.:.:.:.)　　　　創造主に対する礼儀はないの！
　　　　　　　/　V　　　　　　　　, ‐ ､_ ＿　　　　　ノ./:.:.:.:.:.:.:.:.:}:.:.:.:.:.:.:.:，　)／
　　　　　　　{　 o　　　r‐ァ－' : : : : : : ∧　　゜ . イ|:.:.:.:.:.:.:.:.:.}:.:.:.:.:.:.:.:.},／
　　　　　　　　|、　　　 .）/ : : : : : : : : : : : ∧　, ‐. _:.;:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:/
　　　　　　　　|:.ヽ ∩ 　（.{ : : : : : : : : : : : : : :） } .ﾉ'　:.:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:./
　　　　　　　　|:.:.:.:..U　　　ヽ : : : : : : : : : :,- ィ　c ＜.:.:.:.:／:.:.:.:./:.:.:／
　　　　　　　　|:.:.:.:.:.:| ｀O ,, ゝ‐⌒－⌒ ´　,､＜ :／:.:.:／):.:.:.:／)／
　　　　　　　八:.:.:.:.:| 　 c ｀ー　ァーャf...'^´　＼ . ¨´　⌒¨´
　　　　　　　　　＼:.:乂.　　_〈__/∧ ／⌒|　　　　〕iト..._
　　　　　　　　　｀¨⌒ /乂i∨/i∧ ￣_」__,,..

この魔族問題は七大神の中でも比較的仕事がなく手が空いていた火神が担当していた為、彼女にとっては踏んだり蹴ったりだった。

せめてもの救いは魔族には異常な食人本能がないことだろう。

これで魔族が人間を積極的に襲撃していたら大問題だったからだ。

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32 ：名無しさん＠狐板：2024/10/13(日) 14:18:35 ID:vygvv/Wf: 令和からもってきたまではわかる。なんでTSにした！ｗ
33 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/13(日) 14:21:34 ID:wcJ8BBAV: >>32
女神たちは形式美でTSをやっただけで、清姫はある意味テンプレの被害者です。
34 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/13(日) 14:24:33 ID:wcJ8BBAV: .　　　　　　　　 /|　､丶`￣｀¨¨¨¨¨ ヽ　　 |'，
　　　　　　　　 /‐| / .／　　　　　　　　　ヽ |∧
.　　　　　　　 /ﾆ∨ /　　　　　　―　　＼.　 |‐∧
　　　　　　　 /ニ/／⌒　　　　　　　　　　＼|ニ∧
　　　　　　｣ニ/　　　　　　　　　　　　＼　　|ﾆﾆ‐}
　　　　　　,ィニ/　 l.　　 ,/　　　　　ヽ　　ヽ ∨ﾆﾆ}!
　　　　　　｀'寸　 l.　　 ∥　　　　　　　'，　　Ｖﾆﾆ‐廴
　　　　　　　 { 　 |　 |　i!　　 |　　　　　l}　　/ﾆﾆﾆア´　　　　　ただ私も今のところは生活に役に立つ簡単な魔法しか使えません。
　　　　　　　 {ﾊ　|　 |　i!　　 |　　　　 l}　 /ﾆ＞''´∨ /
　　　　　　 | ∧ﾍ　|　i!　　 | ./}　,ｨ　/　/ｧ'＜　　 ∨ /　　　　それに魔法を人間が使えるようにする方法にいたっては手付かずのままです。
　　　　　　 |/　＼､|ヽ{ヽ　　|/ .ﾚ'　Ｖ　/　ﾊ　｀''＜ ∨ /
　　　　　　　 /　　{ ∧.　　 `r┘　　 /イ.　　} |　　　ヽ.∨ /　　　　申し訳ございません。
.　　　　　 /!　　{ 　 )h､　_ ＿__　　,ィ　　 .} |　　　　 ',∨ /
　　　　　 /.|　　 {　　 {: :)ｈ､ _　,ィ./: :}　　　} |　　　　　 ',.∨ /
.　　　　 /　|　　　∨ヽ.{∧ 　 ∨//　 .}　ﾊ/ .|　　　　　　', ∨ /
　　　　 /　 .|　　 | 　 | 　 ∧ 　 ∨　　/／ |　│　　　　　 }! ∨ /
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.　　　/　　 |　／_ ＿ヽ.　　 ∨　　 /.　　 |　│　∨. 　 /　 l　 ∨
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　　 { 　 /　 | 〈_,,､ ‐　　Ｖ≧x: : :./: : : : :./|　│　　 ∨ 　　 | 　 }!
　　.从./　 /　 └‐ ､　　　Ｖ￣￣￣￣｀ヽ |　│　　　| 　　 │　从
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　　　{　 /　　/　/: : :.ア¨¨ }.　　＼　　　　 |　│　　　|　　　　ｉＶ
.　　从/　　/　/: :／: : : : |}.　　　ヽ　　　|　│　　　|　　　　| ∨
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_　 -弌､―-　 __/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ _.-⇒､＼￣∨ﾏx
　　　　　　　　　　　　　　　／　　/ ／ｱ´￣＼＼/／＾＼
　　　　　　　　　　　　　／　/　 .,／　.|　　　　 > く.　　　 `､
　　　　　　　　　　　　 ,　　　　　｜　 .∧　‘,　　　　　　　　 ‘，
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　　　　　　　　　　　　,　　　 |　　 |　 /　＿_＼.　､＼　　　　　　、
　　　　　　　　　　／ ,　　　　|　　 | ./´　　　　＼(＼(＼　　　　　＼　 .ﾄ､ /|　　　　いえ、清姫はよくやっているわ。
　　　　　　　　／／　　　 |　　 |/__ｘ===ミ､　　　｀__ ﾆ=-　_　　　＼j／./
　　　　　　／／/　 /　　　|　　 |ア^ﾋ　灯ﾞ`　　　　ｨ灯圷､从ト　＿,＞′　　　　貴女の魔法を創る魔法は難しいのは分かっているし、
　　　　　　, 　／／　 /　　 /^|　　 |｀　乂,夕　　　　　vｰﾀ　〉　 ,
　　　　　./ イ／　　./　　 {　i|　　 |　　　　　　　　 '　　｀´　 ,: 　 ‘，　　　　　　　　　晩成型の魔法になるのは仕方ないわ。
　　　　 //　/ 　　 ′　　乂,|　　 |　　　　　　　　　　　　　 /| 　 Vﾊ
　　　 .〈〈　〈　　　　|　　　　 |　　 |　　　　　　ー　‐-　　 /ノ　　 ∨　　　　　　　　　　　 i⌒ヽ
　　　　｀＼|　｜　|　　　　 |　　ト　　　　　　　　　　 , 〈〉　 |　 '　　　　　　　　　 .r'ヘ.　i　　　　　　「ありがとうございます」＞きよひー
　　　　　八ﾄ|､|:　＼　　　八　　|_ﾊ.　〕i=- 　　　_ 　イ　 |　　,　　〉　　　　　　　　　　　八　寸
　　　　　　　　人　＼＼　　　∨´ 厂Ｙ　　　　　￣　|　　　 .|　 /　 /　　　　　　　　　　　　 | Ｙ⌒＼
　　　　　　　　　　＼　＼　　 _/　./　厂￣￣|ﾏｺ￣￣| 　 /| .∧／　　　　　　　　　　　 |圦___　ヽ
　　　　　　　　　　　｀⌒　｀⌒' .／ .／⌒!ー‐ | | | ―r个⌒^|/　　　　　　　　　　へ　　　 |ーﾍ(￣｀＼
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　|　　　　 ‘，ﾏrくｲ∥　　　　　　　　　｀７＼　｀弌ア　 /＜￣￣￣￣｀`弌> ∨　／厂￣ヽ
　| 　　　　 ‘，∨Ｌj∥　　　　　　　 /-=ニ＼　　.／ニニニ=- _　　／〉 `く　/　└┐　 |
　|　　　　 __jI斗┴r'∥　　　　　　　　 /ニニニニヽイニニニニニニ Υ　/　　ﾉ〉、　,／　 .ﾄ､

清姫は他の魔族と違い直属の上司である火神に敬っており、その意向に従っていた。

これは他の魔族と決定的にそりが合わないために火神という後ろ盾を欲しかったからだ。

ぶっちゃけると火神に媚びを売って火神の保護下に入っていた。
35 ：名無しさん＠狐板：2024/10/13(日) 14:27:24 ID:vygvv/Wf: テンプレ被害者で草ｗ
36 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/13(日) 14:27:46 ID:wcJ8BBAV: 　　　　　{ 〈 W: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : W／
　　　　＿辷W : : : {: : : : ⌒ : : : ⌒} : : : : : / : V￣／
　　　　＼　　|: : : ／: : : : :',: : : : : /: : : ＼/: : : }／ニ=-
　 -‐=ニﾆ)Ih|: : : : :丶 : : : ',: : : : : : : : : :/: : /:ﾉニニニ　　　　魔法を創る魔法は、
　寸ニﾆﾆr‐圦丶: :ト､i＼ﾄ､ﾄ､　/|／ﾚIノＬ: /:/⌒ヽニﾆ
　　＼_／ii　j[|:＼ﾄ｢x===ﾐ　 V　 x===ﾐ厶イ:|:[|:.　[|　　　　　魔法を創る時の労力を可能な限り削減するために追い求めた私の固有魔法です。
　　　　　 [|/: : :|: : :|､､､　　　　　　　､､､ハ: : |: :
　　　　　　': : : :|: : :| 　　　　　′　　　从|: : |: : :.　　　　　　ユニティみたいなゲームエンジンをイメージしたんですが、
　　　　 /: : :／|: : :|i.､　　ﾏ　ﾌ　　.ｲ:.:.i|: : |: : : :.、
　　　　 ': :／:.:从: : ∨:＞　__r=z__　＜ .:.:.:.i|: : |、: : : :.　　　　　これが中々難しいですね。
　　　 /／:.:.:.:.:.:∧: : :V:.人||　　　||人.:.:.:.:.:.i|: : |i.:､: : : : 、
　　　':´:.:.:.:.:.:.:./:.∧: : l/／||　　　||／＼人i|: : |i.:.:.＼.: : :.
　　/.:.:.:.:.:.:._-=Tニ∨ﾄ＼　||　^　||　／ﾆﾆ|: : 厂＼:.:＼: : 、
　.:' :.:.:.:.:.:./ニニニニニﾆУ|　i　||／ﾆニﾆ八/ニニ〉:.:.:.:＼:＼

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　　　　　　　　　／__/＿_:.ヽ:.:.:.:.:＼:.:.:.:.＼
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　　　　　　　　　　　/:.＼/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}:.:._／:.:.:/:.:.:.:.∨
　　　　　　　　　 ,:.:/:.::.:.:.:.:.:≧=--.:.::.:.:.:.:.:.ｲ:.:.:.:.:.:.:＼　　　　　　前世ではゲームクリエイターではなかったし、ライトゲーマーだったから、
　　　　　　　　 i:..|:/＼:.:ヽ:.:.,ｨf=ミ､:.:イ:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
　　　　　　　　 |:.:|i /´ ＼「￣f沁》|:.:.:.:.|｀Ｙ:.:.',:.:.ヽ:.:.:.:＼　　　ユニティのようなゲームエンジンは存在は知っていたけど使った事はないから、　
　　　　　　　　　　ﾊ:.:|: ,ｨ沁.　　　 "" |:.:.:.:.|f .}:.:. i:.:.::.}:.:.:.:.:.:}
　　　　　　　 /.:ﾊ:|八ゞ′ 　　　 |:.:.:.:.|イ:.:.:.:|:.:.:.:.:.:|:.:}/　　　私はそれに関して口出ししないわ。
　　　　　　　　　{:/　}:.:∧"　　r ､　　 |:.:.:.:.|<>:.:.:.ﾊ/}／}/
　　　　　　　　　ヾ.ﾉ:.:___:ゝ､　　　　　 |:.:.:./:./}／ /
　　　　　　　　　　 {/´::::_} }/≧-=＜__j／_.{　　＿＿__
　　　　　　　 /|:::::::}rﾉ､＼{＼{ 「　　　_r "´　　　　|／|
　　　　　　　　 ./|/ >::::::::/　　__ノ_|ア　/::::∨ 　　 .／／|
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　　　　　／>≦ニニ{ニニニ{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:::::::::「:.:.:.:ミ､　 |､　＼
　　　　　Vニニニニ:.ニニニ',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. 人__:::}---＜＼| ヽ.　＼
　　　　　,ニニニニﾆ.ゝニニﾆ＼:.:.:.:.:.:イ:.:.:.:}:.:.: :| 　　＼}　 ∨ 　ヽ
　　　　　iニニニニニニ＞--- =≦:.:.:.／:.:.:.:.__:.:|　　　　 |　　 ∨　　ヽ
　　　　　ﾏニニニニ.／ｰ ´　}ﾆ|＿:.／:.:.:.:／:.:.:.:.|　　　　 |　　 ∨　　ﾊ
　　　　　ゝ=ニニﾆｲ　 {　／／ /〈:.:.:.／:.:.:.:.:.イ|　　､　{　　　 ∨＿./∧
　　　　　　 i｀¨¨¨´ { ≧＜ﾆ人／:.:∧/:.:.:.:／　 | |　　　ヽ!　　　　'/////∧
　　　　　　 |　　　ﾏ_}ニニﾆニ∨:./:.:.:.:/　　､! |　　　　 V　　　 i///////,
　　　　　 ',　　　 .ｨﾏニニニﾆﾆ∨:.:.:.:/|　　　｀''＜　　　 V　　 |///////,
　　　　　　　ー　´ 　 Vニニニﾆﾆ∨:./ i|　　　　　　｀＞-.　',_ 　 .|///////ﾊ
　　　　　　　　　　　 }ニニニニニ∨　i|　　　　／´　　　　　｀''＜'///////,
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　　　　　i///////////⌒i　　￣￣　 _ノ,　　　 /　　／￣￣￣￣￣￣　　　　　',
　　　　　|//////////　 /　　　　　＼　　',　　　|　　/　　　　　　　　　　　　　　 i

ゲームエンジンは、ゲームを製作する場合において

その各々でアルゴリズム（情報を処理するための計算式の総体）をすべて設計・開発していた手間を軽減させるソフトウェアの総称である。

ゲームソフトは膨大なプログラムで構成されており、それを一から作り上げていくのは手間がかかり過ぎるから、

そうした手間を省きゲーム開発を効率化するために使用されているのがゲームエンジンだった。
37 ：名無しさん＠狐板：2024/10/13(日) 14:29:29 ID:vygvv/Wf: 初期型RPGツクールくらいから始めないと難易度で死にそうな魔法だなぁ。そりゃ晩成型だわ
38 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/13(日) 14:30:59 ID:wcJ8BBAV: 　　　 j!　 .|　　 _　　 -―――-　　/　　 |
.　　 ,′　レ ´. . . . . . . . . . . . . . . .⌒ヽ/、　 /}
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　 ./　　　 |　./. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ＼
　/　　　 /_ノ| . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ . ヽ. . . . .V
ノ　／￣　　/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | . .| . . . . .∨
|　　　　　／ .| . . . . . . __|__ . . . . . . . ￣|￣|ヽ| . . . .∨
|　　ィ´ . . . | .| . .|／ . .! . . . . . . . . . ...| ノ| .ﾉ! .|.. . .|
|　 /.::」 . . . ...| .|／| . .| ..|ハ . . .| . . ./|ｨ===ミz、! . . |　　　私は元は同人サークルで同人ゲームを作っていたんですよ。
_／⌒ﾊ . . . . ', | . .|ヽｨ==ミ } . .ﾉ . ./ｨ {:i:ヽ:|　}】. . .i .|
　　　　.} . . . ..ヽｨ／ /:,-:::| ／} .／　辷ノ　ﾉ|　 /./　　　だからユニティやツクールとかも結構使っていました。
、　　 /|ヽ . . . . 【{.　 { :i::」:|　　　　　　　　 .|／|ｲ
｜「 . ! |　i! . . . ..＼　｀¨ ´　　　　　、　 ,:,:,:　|//|
｜| . .| .ヽ」＼ . .＼|　 ,:,:,:,,　　　　　　 ′　　　 |//|
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. | . ,ｨ仁二二 Ⅶヽ . .∧　　　,//|i!i!|::::::: ∨二]./
斗f´二二二二Ⅷi!i＼.∧_ 　 |//|i!i!|:::::::::::| 二]!
⌒＼二二二二}ヽi!i!i!.＼}/≧}//|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i＼二二二｝ﾄ:＼i!i!i!i!≧///.|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ:::＞i!i!i!i!i!i!i!i!|i!i!|::::::__::::｀ヽ」
i!i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ:::::::::::＞i!i!i!!|i!i!|r ´/::::::::::::∨
i!i!i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ::::::::::: ,ｨ　¨ ⌒´_/:::::::::::::::::}

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:.:／:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:./　　 j八:.人:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:＼/
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:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.__:.:.{:.:.:.:.:.:|／　　　　　　　　＼:.:丁￣
:.:.:.:;′:.:.:.:.:.:.:.:.:./⌒ヽ{:.:.:.:.:.:| ,x====ミ　　　斗=ｧ:.:.|　　　　それでゲームソフト開発を効率化するゲームエンジンのように、
:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{ { r乂{.:.:.:.:.:.:　乂＾ソ　　　　 Yｿ :.:.:|
:.:.:.|:.:.:.:.ⅰ:.:.:.:.人乂_,;:}:.:.:.:.:.:|　　　　　　　　　　　 :.:.|　　　　魔法開発を効率化させる魔法を創る魔法を求めたわけか。
:.:.:.|:.:.:.:.ⅱ:.:.:.:.|:.:.:＼。|:.:.:.:.:.:|　　　　　　　　　 ′:.:.:.|
:､:人:.:.::八:.:.:.人:.: _人_ :.:.:.:.:|　　　　　ﾏ　_ｱ /.:.:.:.:|　　　　これなら短期的には魔法の粗製乱造にしか見えないけど、
　＼(＼:.:.:＼:.:.:.:＼Υ|:.:.:.:.:.:|_　　　　　　　　人:.:.:.:.|
　　　　＼|　＼:.:.:_〈=|:.:.:.:.:.:|　＞-..... __　／|:.:.:.:.:.:;′　　　長期的には大きく化ける可能性が高いわね。
　　　　　　 `⌒|八:.:.:.:.:.|￣ ―-く）,__　　|:.:.:.:./
　　　　　　　　／|　＼:.:.乂:ﾆ=‐‐┬→〉八／

清姫は自らが理想とする魔法使いのスタンスの為にあえて時間がかかる魔法を選んで晩成型となる方針をとっていた。

そして七大神もその方針を支持していた。

というか他の魔族が使い物にならない以上、清姫に任せるしかなかったのだ。
39 ：名無しさん＠狐板：2024/10/13(日) 14:36:19 ID:3sKMbRX3: アセットとか出来上がって積み重ねれば積み重ねるほど出来ることが伸びていきそうだ
40 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/13(日) 14:36:38 ID:wcJ8BBAV: 　　　　　　　　　　　　＿
　　　　　┼ ll　　　 ⌒)::::ヽ
　　　　　小　　　　　i:::vﾍ,
　　　　　　　ﾂ　　　　ゞ__.ン

　　　　　　　　　　発火の魔法

　　　　　　　 .....:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:.....
　　　　　 . .:;:;:;:;:;:;:;:;:;:.:;:..;:.:..:;:.:;:;:;:;:;:;:;:;:;:. .
　　　　 ,:;:;:;:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.. .:. .:. .:. ..:.:.:.:.:;:;:;:;:;:;:;:;:.
　　　　.:;:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.:... .. .. . .　.. .. .. ...:.:.:.:.:.:;:;:;:;:;:;:.
　　 .:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.:.:... ..　　　　　　 .. ...:.:.:.:.:.:.:;:;:;:;:;:.
　　 .:;:;:;:;:;:.:.:.:.. ..　　　　　　　　　　　 .. ..:.:.:.:;:;:;:;:;.
　　.:;:;:;:;:.:.:.:... .　　　　　　　　　　　　　　 . ..:.:.:.:;:;:;:;:.
　　.:;:;:;:;.:.:.:.. .　　　　　　　　　　　　　 . ..:.:.:;:;:.
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　　.:;:;:;:;:.:.:.:... .　　　　　　　　　　　　　　 . ..:.:.:.:;:;:;:;:.
　　 .:;:;:;:;:;:.:.:.:.. ..　　　　　　　　　　　 .. ..:.:.:.:;:;:;:;:;.
　　 .:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.:.:... ..　　　　　　 .. ...:.:.:.:.:.:.:;:;:;:;:;:.
　　　　.:;:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.:... .. .. . .　.. .. .. ...:.:.:.:.:.:;:;:;:;:;:;:.
　　　　 ,:;:;:;:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.. .:. .:. .:. ..:.:.:.:.:;:;:;:;:;:;:;:;:.
　　　　　 . .:;:;:;:;:;:;:;:;:;:.:;:..;:.:..:;:.:;:;:;:;:;:;:;:;:;:. .
　　　　　　　 .....:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:.....

　　　　　　　光る球体を生み出す魔法

　　　　　i:　l　　 ::　　　 |: 　 l　 :!
　　　　　|:　:　:　:|　　　 ::　　|:　:i
　　　　　|:　|: 　 :|　　 :　:! 　 :!　 |
　　　　　|:　i:　　:|: 　　 :|:　　:　.:|
　　　　　|:　|:　　　　 :　:|:　　:　.:i
　　　　　i: : !:　　:　:　:　.:|: 　 |:　:!
　　　　　|:　i: 　 :l:　　　 :　:　:　.:|
. 　　　 !:　::　　::　　　　　　　 |
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　　　　　i: : !　　:|:　。⌒):｡　　 | 　｡
　　　　　|:.゜|: j⌒しﾟ　　(　゜ｏ　Jし､
. 　　　 !:　; :!　　)　　につ｡ο⌒ちﾟ
　　　　 /:ﾘﾟてノ⌒し｡　　) 　　　丿
　　　　しj:　o　　　 | 　 j(　　　し
　　　ﾟ J⌒~℃　　oし∝~⌒⌒　 j　￣)
　 _j⌒㌫て　　ち　　　　　　　　て
　(。｡ｏ０О０o｡。ｏoοО○ｏoО○о｡o。

　　　　　　　　　水を出す魔法

現在できるのは発火の魔法や光る球体を生み出す魔法のような生活する上にちょっと便利な魔法に限られており、

更に使えるのが私だけだったために私がこれらの魔法を使って人間たちの役にたっている状態だった。

こういう生活魔法は人間が自分で使うのが望ましいが、人間用に調整する以前に人間が使えないから、

清姫が使うしない状態だった。
41 ：名無しさん＠狐板：2024/10/13(日) 14:37:43 ID:vygvv/Wf: ていうか本来、魔族全員で一丸となって作るべきゲームエンジンを１人で作ってる状況？
個人でまじで１から作るとなると、ユニティどころか初期のツクールすら作るのつらいぞ
42 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/13(日) 14:39:02 ID:wcJ8BBAV: 　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／／　 /::::::::::::.
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　　　　　　　　　　　　　i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/　　　乂__,∧:::::::::::::::::::.
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　　　　　　　　　 ′ r|::::l::::|:::::|:::|/ 　　___　　　　　　 l|::::::::::::::::|
　　　　　　　　　　　　 i∨ (|::::l::::|:::弌Tぅ‐-{　ヾ}　　 }ｱ　 l|::::::::::::::::|　　　魔法の粗製乱造しかできない落ちこぼれめ。
　　　　　　　　　　　　　ｌ:∨ |::::ｌ::::|::::|　|｀`　＼　　 /ィﾜラ |::::::::::::::/
　　　　　　　　　　ｌ:八_}::::l::::l::::|　|　　　　　　　 { ￣　　|/:::::::::/
　　　　　　　　　　　 |　　 }:::ｌ::::ｌ:::|　　　　　　　　　　 /:::::::::/
　　　　　　　　　　　　　 }八:::lV　　　　　　　　　　ノｲ::::／
　　　　　　　　　　　　　 r‐/∨　　　　　　　` '′　　　 /／
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　　　　　　　　　　　　／{　　],　　　　　｀　　__,..　-ﾆ{
　　　　　　　　　　／'/八　　],　　{　　　 ,　　 /} ]＼
　　　　　　　／ /////｝　 ],　 ',　　　 /　　/{　］//＼

その一方で他の魔族たちは強力な固有魔法を作り上げているのだから、彼らが清姫を見下すのは仕方がないだろう。

おまけに清姫が火神や人間たちに媚びた態度をとっているように見えるから軽蔑すらされていた。
43 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/13(日) 14:45:48 ID:wcJ8BBAV: >>42　誤字修正
×固有魔法を作り上げているのだから　→　〇固有魔法を創り上げているのだから
44 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/13(日) 14:49:40 ID:wcJ8BBAV: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
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　　　　　　　　　　 ┌ ミ:|:::|:::::ﾊ:!　　 {:!　　　 }::::::::ﾊ:{}:::::::::::;ィ:::7
　　　　　　　　　‘, ヽ.|:::|::::|_|:!　　､;;.,　　　,.;ｧ:, -ﾐj{'}::::::::;′::;′
　　　　　　　　　　 ',　;|:::|::::|`ﾄ!立入`'　　 ':::∠二,j{:}:::::::;ﾊ::/
　　　　　　　　　　 ',　Ⅵ::::! ‘;,　　　　 |:::{　　　j{:}::::::;ノ/
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　　　　　　　　　　　　　　　　 N　　　　　ヽ::':::::::::::::::::::'ｲ{
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　　　　　 /　　/ ./　　/　　　　／　 { 　{　　〃　　　}:}　 !　　ｲ　　　　　　　　',
　　　/　　 /　　/ .〈　　/　　　　　. :　　　 }　 }__.//＿＿_.j:j＿| 0　　',　/　　　　　　 ',
　　 /　　./　　ｲ　　}　 ′　　　 . : :　　　 ,　 ,　(__)　　　 (__)　 ',　　　∨ /　./
　　i　　 /　／/ 　 /　　　　　　　　　　　/　/　笊　　　 /笊　　',　　　 ∨　/　　　　　　＼

このように人間たちは原始的ながらも純朴な生活を送っている一方で、魔族たちには緊迫した空気が漂っていた。
45 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/13(日) 14:50:19 ID:wcJ8BBAV: 今日の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
46 ：名無しさん＠狐板：2024/10/13(日) 14:50:59 ID:vygvv/Wf: 乙ー
47 ：名無しさん＠狐板：2024/10/13(日) 15:09:03 ID:Dgmz31Oe: 乙

弥生文明レベルなら、極論すれば焼畑農業でも温暖化とか気にするレベルじゃないとは思う
48 ：名無しさん＠狐板：2024/10/13(日) 15:22:53 ID:pDwa3AA2: 乙
49 ：名無しさん＠狐板：2024/10/13(日) 16:07:40 ID:Ipmn6jxY: 乙です
農耕が始まった頃なら中国だと7500年ぐらい前かな
50 ：名無しさん＠狐板：2024/10/13(日) 21:30:38 ID:/aUAv48m: 乙
魔法を作る魔法はロマンあるよね
ハーメルンにもあったが、あれは名作だったわ
51 ：名無しさん＠狐板：2024/10/13(日) 21:43:19 ID:WEU/pLJd: 乙です
52 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/14(月) 01:03:38 ID:pFyGb0PT: >>34　誤字修正
×直属の上司である火神に敬っており　→　〇直属の上司である火神を敬っており
53 ：名無しさん＠狐板：2024/10/14(月) 07:26:13 ID:9UIup0jL: 乙です
確かに他魔族にも問題はあるけどどっちもどっち感が強いな
54 ：名無しさん＠狐板：2024/10/14(月) 11:07:50 ID:GYLqO/W6: 一番の戦犯は神様たちだしね・・・試し不十分だったのかへんなイメージ持って魔族を量産しちゃったみたいだし
当人が喜んだからいいものの形式でTSするしで杜撰感ある。目線がCIVプレイヤーぽいから仕方ないとこあるのかもだけど
55 ：名無しさん＠狐板：2024/10/14(月) 12:26:34 ID:g8AQWRxC: ぶっちゃけ文明が急速に発達したら人間が大変だって言うのも魔族を急に出す時点で今更だからねぇ
そもそも魔法を使用して人間の為に働けって言うなら、奉仕種族として生み出すのが大前提なのにそこを間違えた神がどうしてこんなことにって愚痴ってても…
56 ：名無しさん＠狐板：2024/10/14(月) 15:44:29 ID:GmglNsr9: よりにもよってフリーレン魔族w
せめて奉仕種族なら他になんかこう…あっただろ感がすごい
57 ：名無しさん＠狐板：2024/10/14(月) 16:11:06 ID:siALmBOx: なんの見返りもなく人間に奉仕しろとか奴隷になれと同義だしな
そりゃフリーレン魔族でなくても嫌だしシカトもするわ
58 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/14(月) 19:35:37 ID:pFyGb0PT: 　: : : : : : : : 　　　　　　　`ｰ--,
　　　　 : : : : : 、: .　　　　　　: : ﾞヽ、
　　　　　　::;.:".:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、,"'.:.:;,`:;,':,:;.,:;.:ﾞﾞﾞﾞ'''''''‐- ､ ,,,,,_
::;.:".:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、,"'.:.:;,`:;,':,:;.,:;.:::;.:".:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、,'.:.:;,`:;,':,:;.,:;.:｀ﾞ''ｰ-　　　　　　　_,,.--ｰ''''''"ﾞ
''"""'''''"""''""''''""''"''''"""''"""'''''"""''""''"""'''''"""''""''''""￣ﾞﾞ"'''''―-
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　　　　　　　　ﾊﾟﾁ
　　　　　　　　　　　　　　,　　ヾ､
　　　　　　　　　　　　　（ヽ、　,ﾉ）´(　､ゝ､
　　　　　　　　　　　　　　)　Y　人　ヽ)ゝ'丿,
　　　　　ﾊﾟﾁ　　　　　!）ﾉ'　ﾉ ,（　 `　　 ´（
　　　　　　　　　　　/ (（　 ´!.　､　　 t　ヽ､　｀t　 ,　　ﾊﾟﾁ､
　　　　　　　　　　 ,′,　ヽ　　 tゝ､丿）ﾉ i　　 Y(
　　　　　　　　　　i　/f　　゛　　　）　Y´　l'′　　　）

　　　　　　　　　　　　　弱火を出す魔法

　　　　　　　　ﾌﾞｸﾌﾞｸﾌﾞｸ……
　　　　　　　　　-　　　o　-
　　　-　─⌒　─ o　ﾟ　-　　⌒ o
　≦二=-j_　o　-　ﾟ　 -⌒　ﾟ-o　≧二弐ﾗｭ,_ _
　　― 　´' －---ﾟ__－oﾆ-=＝ﾆニ´
　　　　　　￣　　￣　―　￣

　　　少量の水を泡立たせる魔法

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . : __/￣＼: .
　　　　　　　　　　　　　　ﾞ　_＿／　　{＼　丶: .
　　　　　　　　　　　　　　. .　　 . : /　／＼　　〉　丶　 >: .
　　　　　　　　　　　　 . : 丶_＿/　 /: .: .: }　/ .: .: ∧<_ ﾍ　　'’
　　　　　　　　　　　　　　. :<　　　/.: -=ﾆﾆﾆ=-　<:. ＼　 }/:.
　　　　　　　　　　　　　　 . .＼　< :-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=- ＼: } /:.
　　　　　　　　　　　　　. :＼ -=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-　 }//: :.
　　　　　　　　　　　　　　 . . .: > -=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-　< /. :..
　　　　　　　　　　　　　　　　 . :／　 .: -=ﾆﾆﾆ=-￣＼＼: :.
　　　　　　　　　　　　　　 . :／／￣＼＼__.: .: : .: .: .:}　　>:. '’
　　　　　　　　　　　　 . . ／. .　　 .: :＼　/ 　／ /　／. :
　　　　　　　　　　　　　 '’ 　　　　 . : }∧　< __/／: .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 //: . ＼＿/: .

　　　　　　　　　　　　　　弱い電気を発生させる魔法
59 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/14(月) 19:41:39 ID:pFyGb0PT: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|ﾍ
　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　 | ∧
　　　　　　　/ |　　　　　　　　---　　　_　　　|　∧
　　　　　　 /　|　,　　´　　　　_　　　　　　` 　 ';　 ∧
　　　　　　,'　／　　　　　　　　＼　　　　　　　V　 ∧
　　　　　 ,　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　V　 ∧
　　 |＼ /　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼￣　----∧
　　 |　ヽ:/　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　　 }　___
　　＼　/　　　,'　　　　　　　　　　　　　　　 l　　` ト- ／￣／
　＿＿〉{　　　 :|　 l　　l　　　　　　 |　 |　　　}　　　 V　　／　　　　　（マルチタスクを使えば複数の魔法を同時使用できる）
　＼　从　　　|　 l　　l　　l　　　 /　/　　　,:　　　 /-＜￣　、
　　＞ -〉　　　|＼|＼ |ﾍ　l　　// |/-|/|　/　　　 /　　　　　／　　　（いずれもできそこないの劣化魔法ですが、
　＼　　人　、人ｨﾍ云ミ Vﾍ / / ｲ芹≠V　／／ |Y^Y_ ／
　　　＼,,/| ＼＼从廴.::ﾉ　　　　　ゞ- イ／/ｲ　}　||　|_|l　　　　　　　マルチタスクの訓練には使えます）
　　　　　| |　|_|ヽ|ヽ　　　　 '　　　　　　 |　　 |_ノ　　　　,
　　　　　|_|　　　 | 心　　　　　　　　　　　|　　 |　　　 V 　'
　　　　　l　　　　 l　　ト　　　｀　´　　　ｲ　 ,;　　　　 V　 ,
　　　　 ,　　　　 /l　　|　　＞　　_　イ _ | 　 / V　　　　V
　　　　/　　　　/ l　　 --　V∧　　／/ l　 /　〉＼　　ヽ l
　　　 /　　　／￣/￣｜　　V∧／//／l　/ ／|　　＼　　＼
　　　/　　l 　　〈　　 |　　　V///／　 l / ´　 |　　　＼　　ヽ
　　 /　___ |　　　〉　　|　　　 V／　　／「￣￣　　　　　> 、＼
　　/ / V |　　　　| 　　|　　／　　／　　|　　　　　／＼ |　　＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿} 　、
　　　　　　　　　　　　　　 ∧　　´￣￣＼⌒＼＼
　　　　　　　　　　　　 '　}　　　　　　　 ⌒＼　}／}
　　　　　　　　　　　／ ' 　}/{　　　　　　　　＼／
　　　　　　　　　　〃　' 　/ /　　　　　　 |　　　　'，
　　　　　　　　　ｌ| 　{　/ /　　　 | 　　 | |　| 　ハ〉
　　　　　　　　ｌ|＿{ 〈　{　　ィ　| 　} 　抖f芹/_)　　　（僕の考えた優秀な魔法使いを体現するには、この技術は必要でしょう）
　　　　　　　　　　　ｌ|⌒＼_V　　Ｎ斗f芹}／　vｿ^〈'，
　　　　　　　　　　ｌ|　　(___{＾、 v Vrソ　　　　 l !　　　（トレーニングは地味で面倒ですが、今は辛抱の時です）
　　　　　　　　　ｌ|　　{}八__|＼〉　　　＿　　ｲ |
　　　　　　　　ｌ|　　　　{}_|　{＿＿ |　　|=≦Hノ┐
　　　　　　　　　　　j|　　　　 {∧ {､ ⌒{ |　　|〈　| ﾚ⌒L
　　　　　　　　　 j|　　　　_j＿}ハ＼cｌ| 　ﾊl 　l/　　 }、
　　　　　　　　　　 j|　　　　{￣　⌒ア⌒` v′_〉_}⌒ｌ　　ヽ
　　　　　　　 j|　　　　　'，　　/　　　　`丶､J 　{　　　　⌒＼
　　　　　　　　　 j|　　　　　　'，　　　　　　　ヽ　、　　　　 }
　　　　　　　　　 j|　　　　　　 }　　　　　　　　　　|　　 )　　　　 }
　　　　　　　　　 i{　　　　　く　　　　　　　 |__／　　　　　 }
　　　　　　　　　 i{　　　　　　　}　　　　　　　　　　 |_] ',　　　　　 }
　　　　　　　　　i{　　　　　　　}　　　　　　　　　　|八 ',　　　　 }
　　　　　　　　　i{ 　　　　 /}　　　　　　　　　　|⌒} ',　　　　　 }

マルチタスクは『魔法少女リリカルな〇は』で登場する技術で、

作中の魔導師の多くが「複数の思考行動・魔法処理を並列で行う」トレーニングを積んでおり、

それらのマルチタスク処理は魔法の実践利用や高速化において欠かせない要素だった。
60 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/14(月) 19:49:20 ID:pFyGb0PT: 　　　　　　　　}＼　　　　　　　　　　　　　／{
　　　　　　　　V.∧　　　　　　　　　　　　/ 八
　　　　　　　　厂.ﾑ　　　　　　　　　　　.{￣ ∧
　　　　　　　　ﾉ＿_}　　　　　　　　　　　∨　　＼
　　　　　　　/￣　./　　　-─‐-─-　　　＼＿.ハ
　　　　　／　　 ./　／: : : : : :寸/: : : :.＼　　V　 ∧　　　　　　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　 ./ー‐彡' ／: : : : : -──-: : : : :.ﾑ　./　　 ∧　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　 V
　　　　 .|　　　 (/: ／:／: : : : : :.|: : : : ヽ: :ﾑ/＼＿＿}　　　　　　 .|　　　　ｱｾﾞﾘｭｰｾﾞ　　　　 |
　　　　 .|＿／　V: :.:/: : : : : : : :.|: : : : : : : :.ﾑ　　　 ./　　　　　　　　|　　　服従させる魔法　　　 |
　　　　　V　　　〉: : : :.─-|l: : : |: :-─: : : : :ﾑ　／　　　　　　　　／　　　　 .　　　　　　　　　　　 /
　　　　　 ∨　 ./: :|: :乂＿八＿ﾉ＿从_}: : : : : ∨　　　　　　　　　￣＼　　　　　　　　　　　　　／
　　　　　 /:＼/: : :|: : |艾芯　　　.芯艾}: : : : : : ＼　　　　　　　　　　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　.: :.:./: : :八:.八　　　　 '　　　八: : : : : : ハ
　　　　　|: : {: : : : : V:.: ＼　^ ー ^　 /: /: : : : : :.: : '　　　　　　　　／∨
　　　　　|: : |: : : :|: : V: : ハ≧==≦.': :/: : : : : : :}: :.}　　　　　　　 /}　 .ハ
　　　　.八:八: : :.乂:.:}: : : :ﾉニ0ニ.{: :.:{: : : : : :.:ﾉ:.:/　　　　　　　/::|　/ .ハ
　　　　　　Vハ: : : :V: :/:/　　　　　V:八: {: /: :.:／　　　　　　／::::|_/_/／
　　　　　　乂人:::乂乂ﾉ＼　　　　 (V(:∨:V:..:ﾉ＼　　　＿／／:::::::::::＼＼__
　　　　　　　/　(Y:乂乂ﾉ＼.VハV (Y)(:V:八Y:)　　∨　　VO)V::::::::::::::::::( O/
　　　　　　八　 (Y):(Y)Y)＼__|l l|　 (Y)(:V) (yﾉ　　　∨　　＼＼＿_＿／／
　　　　　　 .∧　从从八＼__|l l|__/:i:V:i:i八::乂　　　 V　　　＞-o-＜
　　　　　　　 ∧∨ }/八ﾉ　　 ∨　{:.从:_/　Vﾉ　　　 ∨　　〈〈⌒Y⌒〉〉
　　　　　　　　 ./／＼　　　 .::／　＿_　　￣ヽ/ ￣￣ ∨./　V,　　 //
　　　　　　　　/─-ミ＼　 .:/ .／　　　＼　　/∧/￣￣∨　　＼／
　　　　　　　　/￣＼＼＼l／／￣￣＼　}/　　V　　　/　　　　}Y{
　　　　　　　　乂厂　／　 | |　(＿／　／　/ 　0二二二二二二(O)二二二二二二)
　　　　　　　　 | ∨≧=ｰ .ﾉ八　 -─彡　./　 ,' |',　 V　　　　　　 /　　　　　　　 /|',
　　　　　　　　 |　.V￣＼　V//≧=≦／/／.,'　| ',　 ∨　　　　　/　　　　　　　　/ .| ',
　　　　　　　 /:|　 :}＼.　 V∨　　／　/: : :,': :.:|: .', : :∨ 　　　./　　　　　　　　/　 |. ',
　　　　　　 ./　　 .八　∨/＼　／　　＼: ,': : :.|: : ', : :.∨＿／　　　　　　　　/　　.|.　',
　　　　　　/　／￣:∨　/　.　＼　　　　　＼:.:.:.|: : :.',: :＼: : : : ＼　　　　　　/　　　|.　 ',
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　　　 /: : : : :/: : 人.／　＼./＼　　　　　　|: :.|: : : :＼: : : :＼: : : ＼: :＼
　.／/: : : : :/: : : :.ハ　　 /　　 /　　／￣.|: :.|: : : : : :.＼: : : : : : : : :＼/
　　/: : : : :.l{: : : : : :.:}＼　＼.／　　／　　 /l: : |: : : |: : : : :＼: : : : : : : : :＼─ミ
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　:/: : : : :|:.:|: : : : : : | 　 V　　　　　　/　　 |: : |: : : : ＼: : ＼: : : :/￣￣: : : : : : : : :＼
　: : : : : :.|:.:|: : : : : :八　　＼＿＿_／　　　..|: : |: : : : :.ハ: : : :.:.／: : : : : : : : : : : : : : :ハ

　　　　　　　　　　　葬送のフリ〇レンに登場する魔族

　　　　　　ﾊ　　　　　|ﾍ
　　　　　,' .}. .　　　 ! .ﾍ
　　　　／ .ﾉ. ＿　==-ﾄ、.ﾍ |h､
　　／=＝￣／..:::::::::::::::::≧ﾄ､.}
、　{　　　　ノ ´..:::. : : :::::::::::::::::::.＼
＼≧､　〃: : : : : : : :;: : : : : : : :.∧,ヾ､
≦/,,,___{: : : : :,: : : :/{: : : :: ::i:: :: ::.} ､　）
＜⌒ｰ-!: : : : /!: :/´|: : : : : |!.: : : | ﾘ ′
　 ∧: : {: : : :i{ｘｆな㍉寸: :x示: : :/
　∧ : : ::ヾ: ､ヾ乂ﾘ　　｀''{frﾘ,}:;ｿ　　　　　　（勿論、魔力隠蔽と魔力鍛錬もやっているわ）
.∧: : : : : :.i!: :iヽ::::　　　 '　.::/|:∧
′: : : : : : :i!: :{､　　ー_-　ｲ: .!: ,r寸､
.. : : : : : :≦|:.∧｀≧ - イ゛: |: i: :りメ/
. : : : ＜.｀＼　ヾヾ　i! i .|!｀ヾ : //く/:ﾍ
: ,f　　　　　＼ ..ヾi!i!,|　i!　 }://（/ : : ﾍ
∧- ､　　　　.＼　｀y　i!　 //{ /_ : :ヾ,ﾍ
{　　　＼　　　　　ヾ　|　.| ,､/〉//,.: : :ﾍヽﾍ
|　　　　　､　 i　　　ヽi!　ノ〃ｿ// ∨: ∧＼､
|　　　　　ヽ |!　　　 | f゛　´　ｲi:.　∨: ∧　＼
|　　　　　　ヽ|__.-===+{　　　　ﾘ,　　
|　　＼　　　ﾍ三二=イ.　　／∧　　
|　　｀≧ー　/≧-=⌒｀ヾy' ヾ　∧　　､　
|　　　　／≦´　　　　ヾ　 }!　ヾ､ ∧　　＼ .∧
i!　　.／　　　　　　　　}　 |　　)ハ　＼　　ヽ.∧
!　〃　　　　　　　　　 |　 |　 /´φ　　＼　　∧

この世界の魔族は元ネタを参考にしただけあって、その性質はあの世界の魔族とかなり酷似しており、

食人本能がないことを除けば目立った違いはなかった。

それ故、魔力で肉体が構成されているにも関わらず寿命が存在しており、

普通の魔族は３００年ほどで、大魔族でも２０００年を生きる事はできない。

その原因は体を構成する魔力の結合力が劣化するからだ。
61 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/14(月) 19:55:06 ID:pFyGb0PT: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,i{i{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ　　　　　　　　　　　　　 ,i{i{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.／V　　　　.ﾉ}　　　　　　　　,{i{'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|⌒{＿＿_∧/＿　　　　　 ,i{i{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　厂二只￣ﾉ　　　　　寸ハ　　　　 .,i{i{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ./／　　ヽ／　　　 }　　V }　　　　 ,i{i{'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／//　　　 }八／　　/　　　} |　　　　,i{i{'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿彡'　　　　　　/ ／}イ /　/ /八　　　.,i{i{
　　　　　　　　　　　　　　　 .／/　　　　　　　　// ｨ忝ﾉｲｨ忝// ハ　　 ,i{l{
　　　　　　　　　　　　　　／　 {　　　　　　イ八　　　　 '　八./ ﾉ　　 ,i{l{
　　　　　　　　　　　　　　　乂　　　／　　 ∧＼　　 - ／　／　　　,i{li{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ハ　 /　　／乂＼ ≧=彡, イ　　　　{三　V
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .ﾉイ　／　　　　　只. Vﾊ　　　　　　ｰ〈　 ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　./￣￣ヽ　／/ﾉ.　∨　　　　イ ,i{ハ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ./　　　　V／/　　　ﾑ＼__／　| ,i{il|/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　∨ニﾆ寸{{ﾆﾊﾉ　　 | .,i{i|'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ./　　　　　 ∨ニニVニﾉ　　　 | ,i{li|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 '　　　　　　　　Vニニ)イ　＿＿_| ,i{i{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {　　　　　　　 .ﾉ￣}X ＼　　　　 |.i{li|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞＼　　　／///}X/∧　ー-- |.i{i{
　　　　　　　　　　　　　　　 -=ﾆニ二二∧　　 V///X//∧　　　/.i{li|
　　　　　　　　　　　　-=ﾆニニニ二二二∧　　∨ニニニﾆ=-　/ .i{li{
　　　　　　斗=≦／二二二二二二ニニ∧彡　　｀寸ニニニ寸i{il|
　　　　.／ニﾆﾆ／二二二二ﾆ/二二二二二|　　 ∨　＼ニニニi{li{
　　　　|二二／二二二二ﾆﾆ/二二二ニニﾆ|　　　∨.　　＼ﾆﾆ.i{il|
　　　　|二／二ニニニニニ/二二ニニニﾆﾆ|　　　 V　　　〉＿厶
　　　　|／二二二ニニﾆﾆ/二二二二二二ﾆ|　　　　 ∨　　/　　　＼〉＼
　　／二ニニニニニニ/二二二二ニニﾆﾆ|　　　　　∨／＼＿＞'二＼＼＿
　　 (二二二二ニニﾆﾆ/二二ニニニニニニ|　　　　　 V　　 ,i{li{二二二Vニﾆl
　　　ﾏニニ二二二二/二二二ニニニニニ八　　　／　　 .,i{li{二ニニﾆ∨-/
　　　＼ニニニニﾆ/二二二二二二ニﾆﾆ/∧＿_／.V　厂.,i{li{ニニニﾆﾆ∨
　　　　　＼ニニニ/二二二二二二二二二二}　　　　〉´　　,i{li{ニニニﾆﾆ/
　　　　　　　＼ﾆﾆ/二二二二二二二二/ニニ|＿＿／　　　,i{li{Vニニﾆﾆ/／V
　　　　　　　　　∨二二二二二二二二/ニニ／＼　　　　 .,i{li{ ∨二二／V　∨
　　　　　　　　　　ﾏニニニニニニニﾆ/ﾆﾆﾆ/　　/.＼　　　 [ニ]　Vﾆ／　　∨　V
　　　　　　　　　　　ﾏﾆﾆニニニニニ/ニニ/　　/　　　ー--,i{il{─=彡　　　　V.　'
　　　　　　　　　　　　　/　　　／　.￣￣/　　/　　　　　　.,i{li{　　　　　　 l　 |
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　　　　　　　　　　　 ./＼.ﾆ/　　　　　　　|　　 .|　　　　　　,i{li{　　　　　　　　./　 .'V
　　　　　　　　　　　∧＿_/　　　　　　　 .|　　 .|　　　　　 .,i{li{　　　　　　 /　 ./　V
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　　　　　　　　　　|ニ.X＼　　　　　　　　　 ∨ ／　　　　}＿{　　.∧　　/　 ./　　V　　}ﾑ
　　　　　　　　　　|ハニニ＼　　　　　　　　 ∨　　　　 }__{　　　 .∧／　 ./　　　|〉／|ﾆ|
　　　　　　　　　　　　＼ﾆニﾉ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .∧　　/　　　/ ＼/ﾆ:|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.∧／　　／(__,イ-/}|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　乂二二/

　　　　　　　　　　　　　　　　葬送のフリ〇レンに登場する魔族

　　　／＼　　　／{　　　　　　　　　　 }＼.. 　　　／＼
　　／:::::::::::＼　　 / ﾏ　　　　　　　　　　　　ﾏ ∧.　　／:::::::::::＼
　／::::::::::::::::::::::＼/　ﾏ　　　　　　　　　　　　ﾏ　∧／:::::::::::::::::::::::＼
　＼::::::::::::::::::::::::/　 .ﾏ　　_ =＝￣￣＝= _　ﾏ.　 ∧::::::::::::::::::::::::／
　　＼:::::::::::::::/　　ﾏ.／. . . . . . . . . . . . . . . .＼ﾏ　　∧:::::::::::::::／
　　　　＼::::::/　───ｯ. . . . . . . . . . . . . . . .ｔ─── ∧:::::／
　　　＿＿_.ﾏ　　　　／. . . . l!. . . . . . . . .l!. . . ＼　　　　/＿＿_
　　｀＜　　ﾏ　／. . . . . . l!. . . . . . . . .j!. . ｌ. . . ＼　 /　　＞ ´
　　　　　｀＜　/. . . . . ._. . |ﾏ. . . . . . . ﾏ|_. .|. . . . . ヽ　＞ ´　　　　　　　（私は晩成型だから寿命を延ばさないといけない）
　　　　ｒ-=＝＝{. . . . . . . ￣{¨ﾏ. . . . ﾏ￣!. /. . . . . . .}＝＝=-t
　　　　V　 ,-､　',. . . . ..ィ卞卞T:＼／:卞卞Tェ. . . . .'　,-､. 　/　　　　　　（道半ばで死ねないわ）
　　　　｀∩　∩ ゝ. . . .{:: 辷ン::::::::::::::::辷ン :}. . . .ノ ∩　∩´
.　　　　 ∪　∪{_| ｀|¨´　　　　　　　　　　｀¨| . |_} ∪　∪
.　　　／:::::::|. . ..| . |ﾑ　　　　　 ⌒　　　　　ﾑ. .|. . . . |::::::＼
..　　／::::::::::::, .{三=- ､ゝ　　　　　　　　　ノ, -=三}. . .,:::::::::::::＼
　／::::::::::::::::ﾑ .≧=｡　＼ ≧=-　　　-=≦／　.｡=≦ . .ﾑ:::::::::::::::::＼
　＼:::::::::::::::ﾑ. . . . ./＼　＼ｒヽニYニ/／　／_'∧ . . . .ﾑ:::::::::::::::／
　　＼::::::::ﾑ. . . . A:ヽl ｀ -､ |　＞ ´　ﾍ., - ´ {/:::∧ . . . ﾑ:::::::／
　　　＼ﾑ . . . ./ ﾍ:::|∧/:::;'＜　　　　ﾍ:::∧/:::/　ﾍ. . . .ﾑ／
　　　　　ﾑ. . . ./　　ﾍ.∨＜　　　　　　　ﾍ∨:::/　　　ﾍ. . . .ﾑ

葬送のフリ〇レンの魔族は致命傷を負うと魔力の粒子になる。

これは人間が酸素・炭素・水素・窒素などで構成されているのに対して魔族はそれらが魔力で置き換えられているからだ。

こうした肉体の違いから魔族は魔力に敏感だし、人間よりも身体能力や反応速度に優れていた。

魔族の寿命は体を構成する魔力同士の結合力が弱まり、体を構成する魔力が離散して魔力の粒子になってしまう事を指していた。
62 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/14(月) 20:01:35 ID:pFyGb0PT: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｲ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:i:}― ､、　/i}
　　　　　　　　　　　　　　　　　／/i:ｉ:ｉl　　　｀'＜}
　　　　　　　　　　　　　　　 / /:i:i:ｱ　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　ﾏi:i:iﾑ　　　　'，　　　'，
　　　　　　　　　　　　　　　　 /＜:i:汽:i:i:≧ﾄ､ﾄ､ '，　　ハ
　　　　　　　　　　　　　　 / .／i{ < 从　{ -‐―∨ /
　　　　　　　　　　　　 /　|＼/ゝ |　|｀　｀¨¨` ∨ {　　　　　　　　そういうわけで火神さま
　　　　　　　　　　　　　　　 /　 .|　|: : /|　|.　 r― ､ｨ(　 '，
　　　　　　　　　　　　　 /　　 |　|_:/_|　| へ|　　　ヽﾄ､ヽ　　　　　　寿命を延ばす方法はないでしょうか？
　　　　　　　　　　　 / ＿___|　|//.|　|x//l　　　 ∨ ヽﾊ
.　　　　　　　　　　　 /　ヽ＿　｀寸.∧.|///l 　　　Ｖ
　　　　　　　　　 ,　　 / 　＼　|＼ﾍ!.//ﾑ. 　　　 '，
　　　　　　　　　　　　 /　　 ∧.|　 |//// ﾑ　　　　 '，
　　　　　　　　　　　／　　/　　　　 |　 |//////ﾑ.　　　 '，
　　　　　　　／　／,　　　　　 .|　 |///////∧　　　ヽ
.　　　　　／　　／: : {　　　　　　/　/⌒≧≦⌒ヾ、　　　＼
　　　　 {￣ ~''―――＜⌒ヽ.　　　/　/￣￣￣￣￣}へ.　　　　＼
　　　　 {　　　　　　　　　＼.　　　/　/ |zzzzz≧≦zz厂: :＼　　　　ヽ
　　　　∧　　　　　　　　　　＼　/　/　|　　　　　　　Ｖ: : : : ヽ　　　ヽ
　　　 / ∧　　　　　　　　　　／／　 |＿＿＿＿＿_∨: : : : :ヽ　　　　　∨ /
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　　　　　　　　 // 　|:.:.:.:.:|:|/´ ＼:.＼　　 f:沁》|:.:.:(./ｰ}´:i:::|:::「:i:.:.:.:.:.;.:.:.:.:.:.:.:.′ }/
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　　　　　　　　 /i　 /:..:.:.:.:.:.|､:《　{::ﾘ　　　　　 ""|:.:.:.:| /:::::／／ヽ}:.:/:.:.:./}／　　　　　　それなら貴女がすでにやっている魔力鍛錬と魔力隠蔽が効果的よ。
　　　　　　 {:.{　.:.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:. 　ゞ　 ′　 -.　　|:.:.:/,::::::/　/　　}:.:|:.:.:./
　　　　　　　　ヾ　{:.:.i:.:.:.:.:.:.:.:.从"　　 v　　ﾉ　　|:./ .|::::〈　/　　.八{＼{　　　　　　　
　　　　　　　　　　 |:.:.|:.:.:.:.:.:.＼:.:..ゝ　　ー　　 j/　 |／∨｀ー/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「その二つですか」＞きよひー
　　　　　　　　　　 ',:.:|､:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.＞　--＜＿__.∧. 　＼_/∨＿_＿
　　　　　　　　　　ヽ{ ＼:.:.:.:ヽ:.:.:＼:.:.:.:＼{＼ﾉﾉ￣ﾊ.:∨　　　 ∨.　|　　￣ヽ
　　　　　　　　　　　　　　｀￣　＼{ へ{__＞イ「|￣|,　|.:.:|　　　　　＼|　　　　 /　　　　　そうよ。
　　　　　　　　　　　　　／　￣/ﾆ=-./ __, -,__　,　 |.:.:|　　　　..:.:⌒＼　　 /
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:.:.:.:;′:.:.:.:.:.:.:.:.:./⌒ヽ{:.:.:.:.:.:| ,x====ミ　　　斗=ｧ:.:.|　　　フリ〇レンがやっていたから、やっていただけだろうけど、
:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{ { r乂{.:.:.:.:.:.:　乂＾ソ　　　　 Yｿ :.:.:|
:.:.:.|:.:.:.:.ⅰ:.:.:.:.人乂_,;:}:.:.:.:.:.:|　　　　　　　　　　　 :.:.|　　　実はそれらは魔族が一番やるべきことなのよ。
:.:.:.|:.:.:.:.ⅱ:.:.:.:.|:.:.:＼。|:.:.:.:.:.:|　　　　　　　　　 ′:.:.:.|
:､:人:.:.::八:.:.:.人:.: _人_ :.:.:.:.:|　　　　　ﾏ　_ｱ /.:.:.:.:|
　＼(＼:.:.:＼:.:.:.:＼Υ|:.:.:.:.:.:|_　　　　　　　　人:.:.:.:.|
　　　　＼|　＼:.:.:_〈=|:.:.:.:.:.:|　＞-..... __　／|:.:.:.:.:.:;′
　　　　　　 `⌒|八:.:.:.:.:.|￣ ―-く）,__　　|:.:.:.:./
　　　　　　　　／|　＼:.:.乂:ﾆ=‐‐┬→〉八／

火神さまが言うには魔力鍛錬で魔力が増えれば個体が保有する魔力密度が高くなり魔力の結合力が劣化が遅くなるとのことだった。

その為、高い魔力を持つ大魔族は寿命が長かったのだ。

また魔力隠蔽して外部にすべての魔力を放出しないようにすると、より魔力の結合力の劣化を阻止できるらしい。

普段は最低限の魔力だけを表に出して、それ以外の魔力を体内に留める事で周囲に魔力を放出しないようにすれば延命できるとの事だ。
63 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/14(月) 20:06:26 ID:pFyGb0PT: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿} 　、
　　　　　　　　　　　　　　 ∧　　´￣￣＼⌒＼＼
　　　　　　　　　　　　 '　}　　　　　　　 ⌒＼　}／}
　　　　　　　　　　　／ ' 　}/{　　　　　　　　＼／
　　　　　　　　　　〃　' 　/ /　　　　　　 |　　　　'，
　　　　　　　　　ｌ| 　{　/ /　　　 | 　　 | |　| 　ハ〉
　　　　　　　　ｌ|＿{ 〈　{　　ィ　| 　} 　抖f芹/_)
　　　　　　　　　　　ｌ|⌒＼_V　　Ｎ斗f芹}／　vｿ^〈'，　　　　魔力隠蔽はあいつらが一番やりたがらない事ですね。
　　　　　　　　　　ｌ|　　(___{＾、 v Vrソ　　　　 l !
　　　　　　　　　ｌ|　　{}八__|＼〉　　　＿　　ｲ |
　　　　　　　　ｌ|　　　　{}_|　{＿＿ |　　|=≦Hノ┐　　　　　　　　　　　　　　　　　「そうね」＞火神
　　　　　　　　　　　j|　　　　 {∧ {､ ⌒{ |　　|〈　| ﾚ⌒L
　　　　　　　　　 j|　　　　_j＿}ハ＼cｌ| 　ﾊl 　l/　　 }、
　　　　　　　　　　 j|　　　　{￣　⌒ア⌒` v′_〉_}⌒ｌ　　ヽ
　　　　　　　 j|　　　　　'，　　/　　　　`丶､J 　{　　　　⌒＼
　　　　　　　　　 j|　　　　　　'，　　　　　　　ヽ　、　　　　 }
　　　　　　　　　 j|　　　　　　 }　　　　　　　　　　|　　 )　　　　 }
　　　　　　　　　 i{　　　　　く　　　　　　　 |__／　　　　　 }
　　　　　　　　　 i{　　　　　　　}　　　　　　　　　　 |_] ',　　　　　 }
　　　　　　　　　i{　　　　　　　}　　　　　　　　　　|八 ',　　　　 }
　　　　　　　　　i{ 　　　　 /}　　　　　　　　　　|⌒} ',　　　　　 }

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,'i
　　　　　　　　 ∧　　　　　_,,　 ,,_　　　　 ,'　'
　　　　　　　　 /　', _,,　''"´　　　　｀`'ヽ､ ,'　 ',
　　　　　　　　 ,' 　 i´　　　　　　　　　　_　{　　 ',
　　　　　　　　＜´　／　　　　　　　　　　　＼｀ｰ､　',
　　　　　　　 (　/　,'　i,　　　　 ',　 ',　　 ',､　) }
　　　　　　　､ｰ｀,'　,'',　i ', 　 ll　､/_',　,'',　　 } ',　,'__
　　　　　　　　＼{　 i _',_,__', 　　 /　 Ⅴ i ',　 ,',,' _,,. '´
　　　　　　　 ',´　,',　i　 {　 } ＼／ ',￣￣i ,'　ｲ／　｀/　　　魔力の大小こそが権威や財産に相当する魔族だと
　　　　　　　丶7 ',ﾉ　 ',_,,'　 ""　 `ｰ- ' ,'丿iﾉｰ‐''´'
　　　　　　　ｌｌi　' ,　　　　　､_‐, 　 ,, ,' 　 ,' ,'',: 　 ',　　　　魔力隠蔽は卑怯者の所業ですからね。
　　　　, ､　　　´ ', 　 ,' ｀　ｰ‐--‐ y´,' ,i　　 i　　: 　 ',
　　､´　｀､､　　ﾚ', i　:　, ‐ '´ ', ',´, ' ,' i　　i　　:　　 ',
　　　｀　､　　､｀ｰ,‐',iｰ ' 　　 ,　' ,' ,' 　 i,　 '＼　:　　',　　　　　　　　　　　　　「だからあいつ等には言うだけ無駄なのよね」＞火神
　　　　　　 'ｰ'´-,,',　:',i　　　', ｀',ｰ‐''' ´´', ',i　入:　　 ',
　　　　　　　 ' ,　',　:　　　　:　 ,_..,,､．-‐i　／　＼　　 ',
　　　　　　　 ,'', '　:　　　　:　 ',_,,,,．-‐'／　　　｀', 　 ',　　　そうですね。
　　　　　　　 ,'　i',　:　　　 :　/ ', 　　∧　　　　　　', 　 ',
　　　　　　　 ,'　,' ,　 : 　　 ,'　' 　',　　,'　',　　　　　 ', 　 ',
　　　　　　　 ,'　 i　i　 :　　 :　 ',　 } 　 {　 }',　　　　　 ', 　 ',
　　　　　　　 ,'　 ,'　i　 :　　 : 　 ', 　i 　 i　 ,' ',_,,.. -､　　 ', 　 ',
　　　　　　　 ,'　 ,'　 i　 :　　 :　　 ',　i 　 i　 '　｀´｀´,'　　　', 　 ',

前世で『葬送のフリ〇レン』を知っていた清姫は主人公にならって魔力隠蔽をしながら魔力鍛錬をしていた為、

はた目からは清姫の魔力が幼い時からまったく増えていないように見えていた。

当然魔族の中で一番魔力が小さいと思われていた為、

粗末な魔法ばかり創る事もあって清姫は魔族の出来損ないという扱いをされていた。
64 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/14(月) 20:10:14 ID:pFyGb0PT: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿___
　　　　　　　　　　　　　　　 _..::.__'"::.::.::.::.::.::.::｀`～､、
　　　　　　　　　　　　　　　 ,.ィ７／/::.＿___::.:､::.::.::.::.::.::.::＼
　　　　　　　　　　　　　　　|＼／／￣￣::.::.＼＼::.::.:＼::.::.::.＼
　　　　　　　　　　　　　 /::＼／::.::.::.::.::.::.ー-...._::ヽ::.::.::.ヽ::.::.::.:＼
　　　　　　　　　　 /:.::{::.::.::.:{::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.｀`～､::}＿__.::.::_,)
　　　　　　　　　　　 ′:人::.::.人::.::.::.::.:＼::.::.::.::.::.::.::.::.::.:.:／-‐／::＼　　　　　　　　　この二つはあくまで魔力の結合力の劣化を遅延させているだけで
　　　　　　　　　　　　 |::.::. / ＼::.::.＼:.::.::.::.::.:二ﾆ=-=ﾆ二::.__:／:.::.::.::.::`ー-......._
　　　　　　　　　　　　 |::.::.:|／　＼::.::.:＼￣乂^ソ》 |::.::.::.|⌒:v::.::.::.::.＼ー--- ､::＼　　あくまで延命処置でしかないけどね。
　　　　　　　　　　　 ∧::.::|xｆ笑ミ｀¨¨⌒　　　　　　|::.::.::.|r_) }＼::.::.::.::.:＼　　　)::.::.)
　　　　　　　　　　　 i::.i＼乂乂ソｒ　　　　　　 ,::.::.::.:|__ノヽ::.v::.::.::.::.::.:＼／::／　　これでも５０００年程度しか持たないでしょう。
　　　　　　　　 /.::.|::.::.｀⌒ 　　　　　　　 /::.::.:.::.|:人ﾊ:Ⅵ＼::.::::＼::.::Y´
　　　　　　　　　　　::ｉ::.:|::.::.::ﾊ　　　 _　 -‐　　　　⌒ｉ::.::.::.|::Y::.:}::} |::.::i::.::.::.::i::.::|
　　　　　　　　　　 |:|::.:|::.:./:込,　　　　　　　　／|::.::.::.|::.::.:/::.}ﾉ::.人::.::.: |::.人　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「ちょっと厳しいですね」＞きよひー
　　　　　　　　人｀:.|::.:从::.::.ヽ　　　　　　　／　 ,::.::.::.:_::.ノ_:ノ／　 )::.:/´ 　 )
　　　　　　　　｀`|::.|(__＞､::.:＞-......-＜ﾆ=-/::.::.::/::.:/⌒´＿_／／　 _／
　　　　　　　　　／|- 人:|＿　　 )´)人(/|. r‐…=/::.::／＞ｧ:⌒| __　　￣＼
　　　　　　／　 .|/:i:i:i:i＼　￣＞''"ヽ/ /／／::／/　／:i:i:i:ｉ||ﾆ|　　　　 |
　　　　　　　〈　　 |:i:i:i:i:i:i:/イ　 _,γ⌒)/ ＼⌒ﾞ´__　Υ:i:i:i:i:ｉ:ｉ:||ﾆ|　＞''"⌒〉
　　　　　　　　'/ 　 .|:i:i:i:i:i/>‐'ﾞ´ ／丁ノ　　　＼__＼＼:i:i:i{:i:i:i:ｉ||_／/i／⌒ヽ
　　　　　　　　 '/_　 -=ﾆ_　-‐:i:〈_彡':⌒＼／⌒) ＼＼):i:{:i:i:i:／/i／　　 /
　　　　　_　-=ﾆ _　-‐:i:i:i:i:i:i:i:i:/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/　/／二ﾆ＞》:i{:／/i／　　　 /
　　　〈___>|__》:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i; i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼У　　　　　Ⅴ/ｉ／　　　　 /
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.　　 i　　 Ⅵ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/:i:i:＼:i:i:i:i:i:i:i／／　　　　　/i/i＼　　　 ./
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　　　　　　　　　　,／⌒´／: : : : : : : ﾉ|: : : |: : /　 ‘| : ::､: : ＼ : : |: : |iﾊ／L
　　　　　　　　　〈{ 　／: ／: : : : ／: |: : : |: / 　　､:＼＼: : ＼_|;／: : :／}〉　　　だから体を構成する魔力の結合力を強化する魔法を創ればいいわ。
　　　　　　　　 ./: ／: /: : ／: : : :|: : : |/￣￣｀　＼(＼ー==彡__ イ( ./
　　　　　　　　　〈:/|: : /: ／:/ :/⌒|: : : |zf笊^`　　　ヽ笊^Ｙﾊ: :| : : ‘，
　　　　　　　　　　　ヽ|: /: /: :/: 〈　 .|: : : | Ｌり　　　　Ｌｿ从i|: |: 〉:/}|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「専用の魔法という事ですね」＞きよひー
　　　　　　　　　　ヽ{∨ : ′i:个=ﾐ|: : : |　　　　　　 ′　　/ : ﾘ: |/l/ ,ﾘ
　　　　　　　　　　＼{＼|: l＼∧: : :ﾄ、　　　-　 '　　ｲ : /: /
　　　　　　　　　　　　　　　　ヽl⌒`∧ : | 「＞ .,_　　 _／)o／}:/　　　　　　　　　　そう、貴女の強みはオリジナル魔法をたくさん創れることよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ|ﾉ⌒ ｰ==子{　　　,／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _. イ　「＼　 √}ｈ_　　　　　　　　　　　　　　今は無理でもそうした魔法を創って体の維持に成功すれば永遠に生きられるわ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 -―┐_|　　＼__>i{_,八|⌒寸「￣｀＼__
　　　　　　　　　　　　　　　／　　　「| .lヽ|　　　　　 / < jＬ　 ‘|_　「|　 |i＾!
　　　　　　　　　　　　　 __〈　　　　 |:| .|/ﾊ　／〉　,/ 〔__ﾒ､_〕└=ﾐ.|:|　 |ｌ｜
　　　　　　　　　　　　 {二ﾆ- .,_ 　 .|:| :|//∨ /　,/　 >∧　ﾏi 　　＼ ,ﾘ｜
　　　　　　　　　　　　　　＼　｀ｰﾆ-._|:| :|/＼}/___/　　＼,∧__〉.,＿_____｀ヽ|
　　　　　　　　　　　　　　　 `､　　 `ｰﾆ-.,_　/ V⌒＼　　 )ト /⌒＞ｘ.,_ ￣｀＼
　　　　　　　　　　　　　　　／`､　　　　＼У　〉　　ヽ／:i:i:i:i:i∨:i:i:i:i:i:｀Y＾iＬ_,〉
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　　　　　　　／　　　／　　　　　ヽィ(　　　　　 V∧‘;i:i:i:i／Υ＼∠　イ
　　　　　／　　　／　　　　　　　　|∧　　　　ﾏ =-=彡､　／厂}　人

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　　　　　　　　　 Λ′＞'’: : : : : : : : : ＿_{　 Λ
　　　　　　　　　　ト( ／: : : : : : : : : : : : : : ＼⌒　　ヽ_-=/
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　　　　　　　　V､l: l: ::l､: |:「ﾄ､: : / |/　|/ｲ: : : ｲ(⌒)).//　　　　　確かに私の魔法なら可能ですね。
　　　　　　　　　｢l ;l : l ` ┃　　　┃ 　ノイ: :圧: :| ￣|
　　　　　　　　 / }hト､!/:/:/:/　　 /:/:/:/|.:! /わ) ! : : |　　　　　今は無理でも４０００年もあれば魔法の完成度を向上させて、
　　　　　　 /:i:i:i:i|: :j　　　　⌒ヽ　　　/: :/:ir'゛: | : :｜
.　　　　　 /:i:i:i:ｉ:ｉ|: (　　　 l　　　ｌ　　/: :/i:ｉ:|: : :.! : : |　　　　　体を構成する魔力の結合力を強化する魔法だって創れるでしょう。
　　　　　 /i:i:i:i:i:i:ｉ|:l: ≧s。ゝ-　　_ /: :/:i:i:i:|: : : ; : : !
　　　　　 /:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ|:|V⌒7/::ヽ￣　 /: /:i:i:i:i:i:!: : : V: :|
.　　　 /:i:i:i:i:i/ヽ斗| ＿ l !:::::Λ 　/／:〕ih｡:i:i| : : : V |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そういうことよ」＞火神
　　　／:i:i:i:i:i:/ 　 V/　 -〈:::::::::Λ　　/_へ^ヽ7 : : : : ＼
　／:i:i:i:i:i:i:i/　　 /　　二):::::::::::::＼/(_　　　l:::)ｦ!: : : : :ヽ
／イ:i:i:i:i:／＞'゛　 !　　 f )- _:::::::／::::「　　 l;;{/ lΛ: : : : : : .
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65 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/14(月) 20:13:51 ID:pFyGb0PT: 　　　　　　　　　　　　ﾄ､　　 _/|.....---............_
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　　　　　　　＿__,,/:.:.:|:.:.:.:.|/　　　＼:.:.:.＼　ｨ浮笑ミxヽー--‐:.:'"ヽ:.:＼:.:.:.:.:.:.:.＼￣￣):.:.}
　　　　　／＿:.:./:|:.:.:.|:.:.:.:.|／⌒ 　　＼:.:.:.＼　 _)rハ　|:.:.:.:.:.:.| /_) }:.:.:.:.＼:.:.:.:.:.:.:.＼／／　　さて、清姫。
　　　／:/　　 /:. l:.:.:.|:.:.:.:.|　 ,ｨ笑ミ　　｀¨¨⌒　ゞﾟ '"　|:.:.:.:.:.:.| :〉i　}:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.:.∨
.　　 /:.:.:.{ 　 ,.:.:.:.:.| .:.:|:.:.:.人狄　_)ｆﾊ　　　　　　　　　　 |:.:.:.:.:.:.|/ノ /:.:.:.＼:.:.:.:.:..、:.:.:.:.:|　　　　もう物資運搬の時間だから
　　　:.:.:.:.乂/:.:.:.:.人:.人:.:.:.:.|ヽ　ゞ'"　　､　　　　　 ´´　|:.:.:.:.:.:.|=彳:.＼:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
　　　＼:.:.:/|:.:.:.:/:.:.:.ヽ:.:＼人ハ　　　　　　　　　,　　　 |:.:.:.:.:Ｎ:.:(_).:.:.:.:.､:.:.:.:.:}:.:.:.}:.:.:.:/　　　　貴女には護衛として働いてもらうわ。
　　　　｀ {:.|:.: ∧:.:.:.:.:.:.:__:.＼:.込　´´　　ー　　　　　 |:.:.:./:.:.:.:人:.:.:.:.:.}:.:.:.: }:.:.:.}:.: /
　　　　　 j八:///＼ー/　　＼:.:.ヘ　　　　　　　　／/|:.:/:.:.:.; ｀Y´／:/:.:.:.:/:.／／
　　　　　　 Τヽ:/＼　　　　＼-､:＞......　　　　／　;′/:.:.:./:.:.:／:／.:.／⌒¨´　　　　　　　　　　　　　「そういえば出発は今日でしたね」＞きよひー
　　　　　　　　 |　 ∨ｉ∧　　　　　∨i＼>=-　二´　-= 》:/:.:／)／⌒´)／
　　　　　　　　 |　　∨ｉ∧　　/ 〉　〉/i/＼/二>|＼__>人)/
　　　　　　　　 |.　　 ∨ｉ∧ / / .／ ∨i/i/|＼＼＼|　|/丁ヽ、
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　　　　　　　　 |　　　　∨ｉ∧:i:i:i＞'"Y___〉　/{⌒/＼____:i:i:∨/i/i/i/i＞'"／|
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　　　　　　　　　＿／＜＞´　　 /　＜∧: {ﾊｨ==ﾐV':./ｨ==ﾐ}:/: 〈=i〉＜_　　　　　それじゃあ、装備を整えて
　　　　　　　　／　人ノ'　　　　　/　　　〉八: 从vツ ∨　vツｲ: :/〈=i〉　ﾉ
　　　　　　　,　_人ﾉ'　　　　　 /　　／|＿_＼:ミ　　 '　　 /: イノ〈=i〉イ　　　　　　これでよし！
　　　　　　 /人ﾉ'　　　　　 /　　/: :/::::::／|:个　｀　´　ｨ: :/: |､〈=i〉
　　　　　 , _人　　　　　　　　,:　　 |: /::::::/　 |: : |⌒l｀¨／j!:.∧:.|__〈=i〉､
　　　　　/ ﾉ　　　　　　　　 | 　　 |: | :: ∧　从: }､／〈　 /:ｲ､＼: 〈=i〉: :､
　　　　 ,　ﾉ'　　　 |　　　 | 　　 |:/:::/:::::} ／リ　｀ｰ ∨/-- ｀ヽ': 〈=i〉r､:＼
　　　 / ﾉ'　　　　　|　　　 |　､　l｛:::/:::::／｛ﾌ　　　　 //　　　 '.(〈=とｰヽ: .､
　　　 ,　(　　　　 ∨ 　　 |／＼|:|::｛,. ´. .〈i　　l／　/ﾊ)　　　　 }｀〈=ｰ｀ヽ〉: :＼
　　　/　ﾉ' 　　　　 V　　 |': : / |:|:V. . . . .〈i　/　／. ..｛　|, -―┴､〈=(ヽ {:､: : : ＼
　　 | ｛　　　　　　　　∨ 　 | : ｛　|:|人. . . . . .ｰ{-. ´. . . . .∨｢(￣　∨l〈=i〉　}: ＼: : : ＼
　　 | ﾉ'　　　　　　　　 } 　ﾉ: :∧/:{＼|≧=､イ^V／￣＼/::| ∨￣∨ 〈=i〉 /: : : ＼: : : ＼
　　 |｛　　　　　　 | ／:／　＼〉＿ノ::||===/＼／＼＼〉_,〉　　｝/〈=i〉' ＼: : : : : : : : :ヽ
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　　 | 〈　　　　　　　／　〈:::::::::::::〉　 --[__]､　　　/ヽノ^'　-／｛/:::{　〈=i〉　　　＼: : : : : : '.
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　　　　　　 ,　　　 /　　　/　　　ﾉ　{　 | ∧　　　ヽ　　　 |/∧ 〉　　　　　　 ∨===∧　 |
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　　　　　　　　　　　　 {　　　　 |⌒⌒´　　 '.　　　　 '.　⌒´　　　　　　　　　　＼===l|　 |
　　　　　　　　　　　　　 |　　　 |　　　　　　 .　　　　 '.　　　　　　　　　　　　　　　∨=l|　 |　　※火神から下賜された鋼鉄製の槍
　　　　　　　　　　　　　 |　　　 |　　　　　 '.　　　　 l　　　　　　　　　　　　　　　 V=|　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,　　　　|　　　　　　　　　　　　　 }_/　 |
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　　　　　　　　　　　　　　　　清姫（槍装備バージョン）
66 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/14(月) 20:15:39 ID:pFyGb0PT: 　　　　　　　　　　　　　　 .　/.;|　　　　　　　　　　　　.　　/.;.;.;|
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　　　　　┌ーーー＝: : : : : : |: : { |: : i: | : : : : /: :}: : : :ﾘ : :|: : : : :├ーー┐　　　　魔法は未完成なので魔法使いとしては役に立ちませんが、
　　　　　ハ三＞'') 丿ﾍ: : : : :ﾉｨ竓芹ﾐ　＼: :/　 f抖苧ﾐ　:|: : : : : :|三三ク
　　／}⌒Ｙ／ゝノｒ　　／） : |　【上.ﾊ　∨　　上ﾊ】　| : : : : /三三/　　　　　魔族は身体能力や反応速度が人間より優れているので、
　　′ }　 /　 /　/　／　,.' : : :|､　,込_ｿ　　　　　込_ｿ　ﾉ: : : ﾉリ: : :|
　/　　}　/　 /　/／　／::ヽ:＼|ヽ　 ¨　　　　ヽ　　¨｀　 /: : : ﾉ: : : : : :|　　　　　　　武装すればそこいらの人間など相手になりませんよ。
　　　〈 ./ ≧s｡／　／ ::::::::ヽ: : : ﾍ､　　　　　　　　　　丿: : /ﾜ : : : : : :|
　　　　´　　　　｝ｈ､ :::::::::::::1: : :　|-..　　｀－´　　.／: : :/: : : : : : : : : |　　　　　　まあ、私の敵は野生動物ですが。
　　　　　　　　　　　 /ｈ､::::::::|: : : : :|　　`ｰ-..＿,..-''./: : : |: : : : : : : : : : :|
　~"''*､　　　　　　 /　　　｝ｈ､ : : :|　　　　／`ｰ-../: : : ぇ|―-,,: : : : : : :|
　　　　 `''＜　　 /　　　　　　｝ｈ､　　　　　　　 │: :│lｌ　　　ﾞ'く: : : : :|
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　　　⌒/“''*､　　ヽ`''＜　　　　　　　　　｝ｈ､　　　 |: :|　　　_,,-‐''ﾆヽ: :　|
　　　　/ : : :: :＼ノ　　 `''＜　　　　　　　　　｝ｈ､ノ‐';:;:''ｰ／;:;:.／　 l: : :|
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　　　　　　　　　　　　　　　　／:.:イ.:.:.:.|:.:.:|:..ｨf=ミ､　　　　v沁:.:.:r''"´￣￣/ /　　　　　　／
　　　　　　　　　　　　　　　 {:.:（ /:.:.:.:.:|:.:.:ﾄ:{　v沁　,　　　　　|:.:.:＼　　　/ .′　　　　　／　　　　集落の周辺は私たちが管理しているけど、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヾ:.:.{:.:.:.:.:.|:.:.:|､_ヽ　　　r 　､　　/:.:./　＞.__|　{　　　　　,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼:.:.:.:∧:.:V:.:.:.:.ゝ. 　ー ' 　/:.:./{_／ﾆﾆ八　',　　イ　　　　　　　他の集落との道の安全はどうにもならないわ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼{＼＼∨＼从≧-≦/:.／ニニニニﾆ＼）イ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |＼　 r　￣／/_/　--/ｲ＜ﾆ{ニニニﾆ／　　　　　　　　　　　　危険な野生動物などはそちらで対処しなさい。
　　　　　　　　　　　　　　　　 _.j.. -=ﾆ|＜＞''´　　　　　　　 >ニニﾆイ
　／}　　　　　　＿＿＿　　_.ｨ〔＞≦ニﾆﾆ./ニ≧＜／ >　　／:∨ニﾆ./z_
／　ﾑ__..　-=ニ/////////／「ﾏニニニニニiニニニ/_／＼／:.:.:.:.:}ニﾆ////≧z..__　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「はい」＞きよひー
　　ﾑ＼///////////////イヽﾉニニニニニ.',ニニニニニ/:.:.:.:.:..:.:从イ///////////≧z..__
　　|.ﾏ { ヽ//＞''´￣￣ヽ{:.:.:∨ニニニニニニゝニニニ.／:.:.:.:.:.:.:.ｲ　 /｀''＜//////////////' ,
',　 | ∧＼{＼　 __　　　　八:.:.:.:＼ニニニ「./彡　≧= --- -=≦　　 /　　　　｀''＜///////////＼
∧ {.　∧　＼／::::`ー''"´　ゝ:.:.:.:.:`''＜ニ､{　　／r≦}　　　　　　＿/　　　　　　　　｀''＜/////////＼
///∧ ∧　ゝｸ､:::::{::::=----　≧=--rへ＞＜＿／ヽ´￣　　　 /　　　　　　　　　　　＼////////∧
'///　∨∧　ゞ-'く＼　　　　　　 }ーi'ニニﾆﾆﾏ__　-　~　.＞イ　　　　　　　　　　　　　＼///////∧
//,{　　∨　､　　　＼＼_r-._　 __　　 }--|ニニニニﾏ__　　イ　　 ′　　　　　　　　　　　　 ∨//////∧
///,　　＼＼　　　＼ |　|＼}､＼ .「:/ニニニニニ',: : : : {　　_{　　　　　　　　　　　　　 ∨//////∧
///ﾊ　　　_＼_＼＿＿ `ー_/＼＿__.|:{ニニニニニニ', : : : : 　　｀ヽ　　　　　　　　　　 ∨//////∧
///'∧　　｀''＜　　　　＼＼　く＼　ﾘﾆニﾆiニニニニ',: : : :i　　　　 ∨　　　　　　　　　　 i///////,∧
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67 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/14(月) 20:24:03 ID:pFyGb0PT: .. .. . ...　.::::..　.　.　.::　:　:..　.　...　:::　:::..　... .. .. . ...　...　..::. .. .　..　.　..　.:::::　::　:.　...　.:::::　:...　.　.:::
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从 MwM 从 MwMmwMwM　从WＹWﾉM　MWＹMWﾉWＹWﾉMﾉMＹWWＹWﾉM　MWＹMWﾉWＹWﾉMﾉMＹ
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七大神の勢力圏はこの農村地帯の集落を中心とし、農業に力を入れて集落を発展させてきたが、

他にも七大神が管理している集落があった。
68 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/14(月) 20:26:16 ID:pFyGb0PT: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
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Xｘィ狄爻爻狄ヾミヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::........{: : : : : : : : : : : : : ｘX爻狄ヾミヽ:::::::::.....::::::::::::::::::::::::::.............(: : : : : : : : :
爻ヾミ狄爻ヾミ狄爻｀ヽ,,＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿笊爻ヾミ狄爻'､＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
: : : : : ＿;＿;_;_;_;_二ニ-　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,
三ミ。.．～、,,　;。.　.．, : ...,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,　..,
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: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ~~"''～

それは、この農村から割と距離が離れた海岸に作った集落である。

何故、そんな飛び地に集落を作ったかと言うと、塩と海産物の確保の為である。
69 ：名無しさん＠狐板：2024/10/14(月) 20:27:14 ID:9gjY/Bdh: 塩は大事
70 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/14(月) 20:28:17 ID:pFyGb0PT: 　　　　　　　　 ,斗――――‐- ､
　　　　　　　 V^ｰ――――'^V
　　　　　　　＿)>､＿＿＿＿ <(＿
　　　　　／　　`ー------‐ '´　　＼
　　　　　/
　　　　　|　　　　　　　　　　　　　　　　 |
　　　　　| 　　　　　　　　　　　　　　　　|
　　　　　|　/　　　　　　塩　　　　　 |
　　　　　∨ /　　　　　　　　　　 /
　　　　 V　/ 　　　　　　　　 /
　　　　　　Ｖ　/ 　　　　　　　 /
　　　　　　　∨ /　　　　　　　　　 /
　　　　　　 ,ｨ^>､　　　　　　　　,ｨ^>,
　　　　　〈ﾆﾆﾆ≧=‐---‐=≦ﾆﾆ=〉
　　　　　　　｀　‐-=ニニニニ=-‐　´

　　　　　　　　　塩を入れた壺

塩は健康志向から悪いイメージを持つ者がいるかもしれないが、人間が摂取しなければいけない必要な物質だ。

文明が発達した現代ではピンとこないかもしれないが、戦国時代には戦略物資として扱われていたほどの必需品だった。

この塩は海水を調達できる海岸があるという地の利を活かした塩田で精製されていた。
71 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/14(月) 20:32:24 ID:pFyGb0PT: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ).:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:)
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この海岸は塩作りには最適であっても、潮風や海水に含まれる塩素が土壌に浸透したりして農業に悪影響が出てしまう為、

海岸付近では農業とくに米作りは不向きだった。

つまり海岸の集落とそこからある程度離れた農村地帯の集落を分ける必要があった。
72 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/14(月) 20:35:27 ID:pFyGb0PT: 　　 | ├────────┤ ヾ
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　　　　　　　　荷車

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　　　　　　　　　 =ﾆ=/.=ニ/.=ニ/=ニ｀ﾐヾ.!/／,
　　　　　　　　　ﾆ=ﾆ|ニ＝|ニ＝|ニ＝ミヾ∨彡;
　　　　　　　　　ﾆ=ﾆ|＝ニ|＝ニ|＝ニ三ｼ'ﾊミﾐ;
　　　　　　　　　 =ﾆ=',ニ＝',ニ=.',ニ=.彡/,'iヾ､,ﾞ
　　　　　　　　　 _=ニ∠二∠.二∠二､ヾi∥, ;,,i,;冫.i∥,
　　　　　　　　 =ﾆ=/.=ニ/.=ニ/=ニ｀ﾐヾ.!/／,.｀ﾐヾ.!/／,
　　　　　　　　ﾆ=ﾆ|ニ＝|ニ＝|ニ＝ミヾ∨彡;..ミヾ∨彡;
　　　　　　　　ﾆ=ﾆ|＝ニ|＝ニ|＝ニ三ｼ'ﾊミﾐ; 三ｼ'ﾊミﾐ;
　　　　　　　　 =ﾆ=',ニ＝',ニ=.',ニ=.彡/,'iヾ､,ﾞ彡/,'iヾ､,ﾞ
　　　　　　　　_=ニ∠二∠.二∠二､ヾi∥, ;,,i,;冫.i∥, ;,,i,;冫.i∥,
　　　　　　　 =ﾆ=/.=ニ/.=ニ/=ニ｀ﾐヾ.!/／,.｀ﾐヾ.!/／,.｀ﾐヾ.!/／,
　　　　　　　ﾆ=ﾆ|ニ＝|ニ＝|ニ＝ミヾ∨彡;..ミヾ∨彡;..ミヾ∨彡;
　　　　　　　ﾆ=ﾆ|＝ニ|＝ニ|＝ニ三ｼ'ﾊミﾐ; 三ｼ'ﾊミﾐ; 三ｼ'ﾊミﾐ;
　　　　　　　 =ﾆ=',ニ＝',ニ=.',ニ=.彡/,'iヾ､,ﾞ彡/,'iヾ､,ﾞ彡/,'iヾ､,ﾞ
　　　　　　　｀=二ヾ=二ヾ=二ヾ二"<;,,i,;冫　."<;,,i,;冫　."<;,,i,;冫

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　米

【審議中断】
　　　　　　　　　　　　　　＿
　　　　　　　　　　　　／´　　｀フ
　　　　　　　　　　　/　　　　　,!
　　　　　　　　　　　レ　 _,　 r ミ　　　　　　 ∧,,∧
　　　　　　　　　／　`ミ __,xノﾞ､　　　　　　r(　　　´ｎ
.　　　　　　　　/　　　　　　　　i　　　　　　 >　　,／　　　 ∧,,∧
　　　　　　　 ,'　　　　.　　　　 ,'　　　　　～'oー､_)　　　 r(　　ｎ)　　　　　　　　野生動物だーー！
　　　　　　　 ;　　　　　',　　l　 l　　　　　　　　　　　　　　`/　　<_
　　　　　　　i　　　　|　　|　|　　　　　　　　　　　　　～'し -一┘　　　　　　　手に負えないから逃げろーー！
　　　　　,.-‐!　　　　　ﾐ　　i　i 　　　　　　　　　　　　　　　　　　∧,,∧
　　　　//´｀｀､　　　　ミ　　､ｰ､　　　　　　　　　　　　　　　　　(　´・ω)
.　　　　| l　　　｀──-ﾊ､,,),)'''´　　　　　　　　　　　　　　　　～､/　っっ
　　　　ヽ.ー─'´)　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧,,∧ 　　　└ー-､ぅ
　　　　　￣￣　　　　　　　　　　　　　　　　r､´・ω・))
　　　　　　　　　　　　　　　　　　∧　,,∧　　　　　 >　　_/´
　　　　　　　ｎ__ｎ　　　　　　　(´・ω・｀)　　～'し-一┘
　　　　∧,,　∧ﾉ　　　　　　c' 　　っ
　　　　c('・ω・｀)っ　　　　　～(_,'ーo'

集落間の物資の運搬は荷車を使って、こちらが米を送り、帰りに塩や干物を持ち帰ることでなりたっていたが、

距離があるためにその道中は安全とはいえず、野生動物に遭遇することが多かった。
73 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/14(月) 20:38:59 ID:pFyGb0PT: 　　　　　　　　　　　　　　 }＼　　　　　　　　　　　ﾊ
　　　　　　　　　　　　　 / 　 ',　　　 --　 ..＿_　/　∨
　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　}／　　　　　　　　ミ､∨
　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　/ .ｲ　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　／　__＞ ´ /　　／　　　ヽ　　.　ヽノi
　　　　　　　　　　　　　 { /´　　　ｨ　　 / 　 /　　　 ',　　', 　 ',　}
　　　　　　　　　　 i｀''＜､　ｧ-＜./　 ./　　.{　　　　 i　　 i　　}ノ
　　　　　　　　　　､　ヽ/　　 .′　i　/　ﾊ　　　 |　i　|　　}　　 _
　　　　　　　　　　　　＼　 {　/　{　　 |从ﾊ{　',　　　/}/ Vi　　 -　´/
　　　　　　　　　　　　　〈￣ V {　　　 |,ｨ笊ミ､ヽ／ｨ笊㍉.　 /__ イ　　　　　道中は私が護衛します！
　　　　　　　　　　　　　　',　　.八　ヽ　ヽゞソ　　　ゞ'　/　/　/
　　　　　　　　　　　　　　 }　　　＼ト ---｀　　　　'　 ∠..ィ　 /　　　　　　　　皆さん、ご安心ください。
　　　　　　　　 r　⌒ミ{＿　..イ /ﾄ､　　 :､　　ｰ '　.ｲ　 ./　 }ヽ
　　　　　　　　　　＼__　　　　／ /　＼　',　≧ ≦{　.|　ﾊ__/､　＼
　　　　　　　　__ 　　 {＿＿　彡　/. --く.',　V.>=< 乂_j ./　＼　　　＞
　　　　　　 _/ .､)_　／　　　　 .／　　　　 ',　}/ ､/ヽ/ }/　｀ヽ＼/´
　　　　　　/_-､＼ﾉ　　　　　　/　　　　　　 }/.'，　　　　＼　}　',
　　　　〈　､)ﾉｰ'ヽ　　　　　.′　　　　　　 '，　　　　　　＼＜',
　　　＞/ ﾊ　/i　　}　　　／ , 　　　 j.,　　　　'，.　＼´　　　｀ヽ. マ
＞''"´ ./ /:::ゝ:/　　i　／＼/　　　　./.′　　　/^ヽ　　ヽ　　　 ',r､ヽ
　　　 / /::::://　　ﾄ､{-. : : :＼　　 /.'　　　　 /ノ　＼　 ',　　＿　.}{ ∨,ヽ
　　 ./ /:::::/:/　　　 '　＼＼: : ＼/ :{　　　 .ｲノ　　　ヽ　}　ゝ-､＼.｜}　＼
　　/ /:::::/:/　　　　 ',　　ヽ　＼: : :.八__ ／ノ　　　　　 V　 r_.⌒_ 　 |从　　＼
　 / /:::::/:/　　　　　 ',　　　',　　＼: : :.ゝ　　　　　　　　.ｲ=＜`-'''ｧ　 /_　　　　ヽ
／ /:::::/:/　　　　　 .',　　　}　 .／}＼: :＼≧=--- =≦=ゝ　＿/　　ﾊ　＼
/ /::::::／　　　　　　　 ',　　　／ノ　　≧ ---||ニニ// 　 /　ﾊ　　 V:}　　ヽ
../:::／　　　　　　　　　　　.／´　乂　く´　　　＼_.ｨへ＿.′//:.　 /::::}　　　 i
:::ｲ　　　　　　　　　 _..-''"{{　　　　＞''´}　　　　{_ﾉ　　＼} / i:::ﾊ./::::/|　　　 |
/　　　　　　　　 '"´/　／{{　　　＜　　{__ ..イﾆﾆﾄ､　ヽ_ノ .i　{::::/::::/　, 　　ﾄ､
　　　　　''"´　　／ニﾆﾆ∨ 　／|´　 .／ニニﾆi　＼_}　|V!　|::::::::/　/　　　 |　＼
　　　　　　　　／ニニニニヽ／彡|_..イア-,--r--',　　＿j .:|　|:::::::;　/　　　 !
　　　　　　／.／　　　　＞ ''"´　／　　/　　V　＼/　／.|　 ',::/ /　　　　.!
　　　　　／__/＿..＞ ''"´　 ..＞＜　　　　　　　＼　＼ﾆﾆ|　 .V　　　　　　.!
　　　／＿＿＿＿＞ ''"´　　｀ヽ≧=---　...＿__＼　ヽﾆ!　 {
　 .／: : : :..′　　　　　　　　　 ',　　　 ,..イ´　　　　､　　',　|　{
／: : : : : : i　　　　　　　　　　　　 ',ー''"　　　　　　　＼__',
: : : : : : : : |　　　　　　　　　　　　　　i′　　　　　　　　　　　i: :',
: : : : : : : : |　　　　　　　　　　　　　　|　　　　　　　　　 ,: :∧
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【採用】
　　　　　　　　　　ﾟ･　*:　 :　*･
　　　　　　*･　゜ﾟ･　*　:　　.｡.　.｡.:　　*゜
　　　*　･゜　ﾟ･　*:　.　.｡.:　*･　゜ﾟ　　･　*　　:..
　｡.　･　･*:.｡ ∧,,∧ 　.∧,,∧　　　.:*　･゜
　　　 ∧∧(´・ω・｀)(´・ω・｀)∧∧
　　　(´・ω・｀).∧∧) (∧∧(´・ω・｀)　　　　　清姫ありがとう。
　　　｜　Ｕ (´・ω・｀)(´・ω・｀) とﾉ
　　　　ｕ-ｕ　（l 　　 ) ( 　　　ﾉ u-ｕ
　　　　　　　　 `ｕ-ｕ'　`ｕ-u'
74 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/14(月) 20:43:02 ID:pFyGb0PT: 　　　　　　　　　　,r,､
　　　　/~ヽ　　 ,ｨ'/ |
　　　　| ;;; ヽr''''　ゞ'i　　　　　　　　　　＿,,,...--――-- ､.,_
　　　 | ;;;;,. r　､　　ゝー----――''''"";:　;:　;:　;:　;:　:;:　;:　`ヽ､
　　　　|　　　 ;: ;:ゝ;:,.　ミ　;::　　　;:　　;:　　;:　　;:　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　「狼だ！」＞集落の人間
　　　 /ミ　　　; : : ;　　　ﾐ　　;:　　;　　　;　　　;　　;　　　　　　　　 ;:!
　　　/　　　　=･!　 ;･' .;ゝ　　,;:　　;　;　　;　;　　;:　　　　　　　　　　;;|
　　　彡　ミ　　　ヽヾ"　　,;:　　;:　;　;　;　;　　　　　　　　　　　::　　ヽ
　　　　彡　　､　　　ﾍ　　;: ;:　　　　　　　　､､'"`ヽ　　　　　　,i　　ヽ
　　　　　　ヾ,　＼＿iフ　;: ;:　 ,,.-- ､､､､　ヾ　　　ヽ　　　　　/ヾ　　　ヽ
　　　　　　ヽ　　､　　　　　i''"　　　　　　　　　　　ヽ　　　 /　　ヽ　　 i
　　　　　　　 |　　　|ヾ　　　|　　　　　　　　　　　　　ヽ　　 ;!　　　｀ヽ､_｀ゝ
　　　　　　　 i　　 /　ヽ　　l　　　　　　　　　　　　　　ヽ　ヽ
　　　　　　　 ,! 　 /　　　|　　|　　　　　　　　　　　　　　　＼＼
　　　　　　　,l　 /　　　　 !　 !
　　　　　　 / ／　　　　　|　,i

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ト　　　　　　　　　　　　　 ┌辷┘
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　 |∧　　　　　　＿　┌ ┌辷┘
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　i:i|　 _　-─.:|/∧-ミ　　／　　Ｙ^ 辷┘
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i:i:／^｀`ヽ　 V/∧ 　`く　/　八￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／/　 /￢―-:V/∧┐　ヽ:　　　'，. 　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿ . :　′ :′|.:|~''＜i:i:i:i:i:ﾉ〉 /∧　　　}. .＼　＼` ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└// {　{　 { 八:| }　　r「i:i:/　 /. :}-=ﾆノ＼. .＼　＼＼　　　邪魔よ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 //|八乂:ﾑ斗七　 :| -< . ./. . :}＼: : . .　丶　＼￣＼＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / .| | ＼〉＼^沙′　:|┐:} /／ / 　＼: . . .　　　＼'，_＼`､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {′ 八　ノ　　　ノ　 .ノ.ﾉ .／. . /∧ 　　~''～ ,,_ .　　　 V/ﾆ＼--ミ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ):ﾊ　　, ⌒7. .「v:彡 . ／ ./∧ 　 /￣￣: : . 　　 V/ニ}}-=ﾆ- _
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌辷┘ヽ　　./ . 八>-=彡┌＜ﾆ＼/∧＼　 : : i　　. :V/ﾆ}}-=ニ/∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌辷┘　| ＞─- ミ ==※〉- ''"~￣＼-=ﾆ:}　}'， :..:| 　 . . V/ }}-=ﾆﾆ:/∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ┌辷┘　　／　　　　　＼: :八/　　　. . .ﾉ-=ﾆ:}　}∧....:|/　 . . .}-八-=ニニﾆ:＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌辷┘　_､‐''~　　　　　　　 : . . ′ . _ -ニニﾆﾆ:} ./ ∧ /　 . . . .}//ニニニニニニ=-　_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ┌辷┘_､‐''~　　　　　　　　　　　 ′ { . ／-=ニニニﾆ./-=ﾆ/　 . . . . .}/ニニニ=-　-=ニニニニ
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Lﾉ辷┘　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　 ./ 　 . . ／　─==ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニﾆ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　八　./　／{-=ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニﾆﾆ
75 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/14(月) 20:43:37 ID:pFyGb0PT: 　　　　　　　　　＼　　　　　　＼　　　　　 |　　　 ′　　　　　 /　　　　／　　　　／／
　　　　　　　　　　　＼　　　　　　＼　　　 |i　　/　　　　　 /　　　／　　　／／　／
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　　　　　　　　　　　　　＼　　　　　 i|/　　　　　／　　　　　／／　　　　　　＿二ﾆ=─
　　　　　　　　 --==-　　＿＼　　　　　　　　　　　　'’　　　　　／　　　　　　＿二ﾆ=─
　　　　　　　　　　　　　￣　--==-　　　　　　　　ﾞ . .　　' 　　　　　　　＿＿二ﾆ=─
　　　　￣￣￣二二二ﾆﾆ==─ ─　　　　　　 /　　/　　　　　── ──
─ ──── ──==ﾆ二二二￣￣￣　　　 /　　//　　　　￣￣￣￣二二ﾆﾆ=─ ───
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￣￣￣￣￣二二ﾆﾆ=─ ￣／　　　　 / '　　　//　　　　　＼　　￣￣￣ ────
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　　　　　　　　　　　　／／　/　　　 /　　　　 //　　丶　　　　＼　＼
　　　　　　　　　　／／　 ,　　　 //　　　　 // /　　＼＼　　　＼　＼　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　／／　　 /　　 / '　　　　 // /　|　 : 　　　＼　　　＼　＼
　　　　　　　　　／　　　　 /　　 /　　　　　 // /　 |　 !　　　　＼＼　　＼
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　　　　　　　　　　　　　 /／　 /　　　　　　 //　　　　|　||　　　　　　　　　＼＼＼
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76 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/14(月) 20:44:38 ID:pFyGb0PT: 　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　　,.≦ム::::::::::::￣マﾄ;ーz=-､--zzi-zzｰ､
　　　　　　　　　　　{:::::＜~￣￣￣ _,=_,ｨ{'""'ｚx''マ|,,ZZ,,ノ
　　　　　　　　　　　 'トﾏマ７ｚ=.ｚ''ニ="_ｨzzz､:::｀マ､ヽ,
　　　　　　　　　　　　　　｀ﾆｚ'´´＿,.イ''"´｀''≧=-._,ﾏ'ﾑ
　　　　　　　　　　　　　 { ﾄ.ヽ<＿_,.≧Zzz､_,.イ/:::::}ﾑ'}ト､
　　　　　　　　　　　　　　 i ::ゞ　　_,ｨ/'_,,_｀'ト,,:::::､::ﾐ:/:ﾏt}::::i
　　　　　　　　　　　　　　/{　,　　´ _,ｨ/マｚ,　｀::::::i::{､:::::ﾏ:i::;i
　　　　　　　　　　　　　 / ,' .i /　　　＿＿｀　..::､::i:::'k::::::!:}ﾑ
　　　　　　　　　　　　　ik.,'　}ｲ　ト,､'"ｚ'k､｀',ｨ'i::,:::|i}:::::'､::::|,'::::i
　　　　　　　　　　　　 iﾏ}'　,{.ﾏ,k｀,ｲ=-´｀:<ゝ,.イﾘ .}k::::!:::::{::::::i
　　　　　　　　　　　 | ヽ .{{ /三/' /　 :::::::',::::､:::::::!ﾘ::::ゝﾑ::::::}　　　　　「今度は虎だ！」＞集落の人間
.　　　　　　　　　　　　 !　} ﾏk三'　 {z､,,,,;;;;;ｨ!:::::',:::::}'::::::{ﾑ}}::::::}
　　　　　　　　　　　　い≦｀ト'ﾑ　　｀_ニ,´::::ノ:::/'::::irﾘマ}:::::i
　　　　　　　　　　　　　',　::::≧､ 'ト〈ivvvvｋ::;::::::_;;}.;マ´::/,ｲ}'
　　　　　　　　　　　　　 k　::::::＼::::::ﾄ,￣:￣:ノ''":::::/:::::::::/'"7
　　　　　　　　　　　　　　＼;;;;:::::＼::::'ゞヾ'"::::::::::i'::::::,.ｨ'::::/
　　　　　　　　　　　　　　　　ﾏ三ニ=ﾄ;:::::::::::::;イ´_,イ//zｲ
　　　　　　　　　　　　　　　　 ', ::::::::::::::::':ヾ/ﾘ〉´￣￣ }''ｲ
　　　　　　　　　　　　　　　　　'､:::::::::::::::::::kイ::::::::::::::::/:f
　　　　　　　　　　　　　　　　 }ﾆ=-:::::::::{:::::::::::::::::::/::::i
　　　　　　　　　　　　　　　　　ムｚｚｚ=''::::i＼_::;;;;;;ノ::::::;'
　　　　　　　　　　　　　　　　ｲ,,ヽi´　　　:::|　　 } :::::::::::',
　　　　　　　　　　　　　　　ゝ!ｲ.ﾘ　　　　:!　　/:::､:::､::､ｋ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｆ ,!' .i'　ｆ　.}　ト-ｲ=.'='-ｲ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀.ゝ'ゝ''ゝ '

　　　　　　　　　　　　　　 .　/.;|　　　　　　　　　　　　.　　/.;.;.;|
　　　　　　　　　　　　　　丿.;.;|　　　　_＿　　　　　　　　|.;.;.;.;|
　　　　　　　　　　　　　丿.;.;丿‐'''""￣: :￣: :^　‐ ､.　　|.;.;.;.; |
　　　　　　　　　　　　／.;.;.;.;丿: : : : : : : : : : : : : : : : : :`ヽ､.;.;.;.;|
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　　　　　　　　　／.;.;.;.;.;._ｨン--‐ソ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾞ亠------‐/
　　　　　　　 ∨.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :'、.;.;.;.;.;.;.;./
　　　－--=....│.;.;.;.;.;.;.;.;.;.,,..-'": : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ_,__;_,,./,,.
　　　　＼.;.;.;.;.;.ヽ.;.;.;'Y''^l: : : : : : i : : : { : : : : : : /:i : : :i:}: : : : : : : : :|.;.;.;.;.ノ
　　　　　＼､.;.;.;.;.`‐J: : : : : : : : :i : : : { : : : : : : /:i : : :i: |: : : : : : : : |.;.;／
　　　　　　　`ｰ___　│: : : : :　:-ーー‐| |: : : : : :|ーー‐-:: : : : : : : :|
　　　　　┌ーーー＝: : : : : : |: : { |: : i: | : : : : /: :}: : : :ﾘ : :|: : : : :├ーー┐
　　　　　ハ三＞'') 丿ﾍ: : : : :ﾉｨ竓芹ﾐ　＼: :/　 f抖苧ﾐ　:|: : : : : :|三三ク
　　／}⌒Ｙ／ゝノｒ　　／） : |　【上.ﾊ　∨　　上ﾊ】　| : : : : /三三/
　　′ }　 /　 /　/　／　,.' : : :|､　,込_ｿ　　　　　込_ｿ　ﾉ: : : ﾉリ: : :|　　　　はあっ！！
　/　　}　/　 /　/／　／::ヽ:＼|ヽ　 ¨　　　　ヽ　　¨｀　 /: : : ﾉ: : : : : :|
　　　〈 ./ ≧s｡／　／ ::::::::ヽ: : : ﾍ､　　　　　　　　　　丿: : /ﾜ : : : : : :|
　　　　´　　　　｝ｈ､ :::::::::::::1: : :　|-..　　｀－´　　.／: : :/: : : : : : : : : |
　　　　　　　　　　　 /ｈ､::::::::|: : : : :|　　`ｰ-..＿,..-''./: : : |: : : : : : : : : : :|
　~"''*､　　　　　　 /　　　｝ｈ､ : : :|　　　　／`ｰ-../: : : ぇ|―-,,: : : : : : :|
　　　　 `''＜　　 /　　　　　　｝ｈ､　　　　　　　 │: :│lｌ　　　ﾞ'く: : : : :|
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　　　⌒/“''*､　　ヽ`''＜　　　　　　　　　｝ｈ､　　　 |: :|　　　_,,-‐''ﾆヽ: :　|
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77 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/14(月) 20:45:39 ID:pFyGb0PT: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾞ''-､.　 ...,ﾞ''-､.　　　　｀''-､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀'-､. ｀ﾞﾍｉｺ;;､,　　　　.｀'-､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀'-､.　ﾞ'''て　　　　　　｀'-､　　　-、
　 : ､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿　　＿　　　 .｀ゝ､　ﾞ''-､　　　　　　＼　 .＼
　　ヽヽ.　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿|:i:i:i:|　|:ｉ:i|　　　　　　｀'-、　ﾞ㍉、　　　　　＼　ﾞﾞt､
　　　ヽ.ヽ　　　　　 |:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|￣　￣　　　　　　　 .｀''-、ﾞ''ﾐ'-､　､　　　ﾞ'' 、`.ｌ､
　　　　ヽヽ.　　　　 |:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|　　　　　　　　　　　　｀'-,　　｀'-,.ﾞ!t､.　　　.＼.ﾞ〈-,
　　　ヽ.ヽ .＼.　　　￣￣￣￣￣￣/i:i:i:i:ｉ:/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀-,ﾞ'ﾐ-、　　 `-ヽ'､.
　　　.､　ヽ.ヽ　＼ .ヽ.　　　　　　　 /i:i:i:i:i:/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 `'㍉＼　　｀､㍉
　.ヽ.､ .ヽ .ヽ,.ヽ　.ヽ. ヽ＼.　　　　　/i:i:i:i:i:/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　､｀'.ｌi ＼　　ﾞ')i㍉
　　.ヽヽ. ヽ .ヽ.ﾞ‐　 `- ヽ＼...　　/i:i:i:i:i:i/　　　　＿　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾞヽ、｀ﾍ､＼.　　ﾞ‐
..,　　ヽ.＼ヽ　ヽ　　　ヽ　ヽ　￣￣　　　　＿＿|:i:i:ｉ＿　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾞ' !､、.＼＼.
. ヽ.　　.ヽ `' !､　ヽ　　　 .ヽ　.＼　　　　　　 |:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ !､、.ﾞ'　.＼
　　ヽ.'､　ヽ. ..''ヽ　ﾞ‐　　　　.′　.ヽ,.　　　　　　 /:ｉi:i:i:ｉ|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀㍉,
　　　ヽ.ヽ　ヽ.　ﾞ　　　　　　　　　＼.　　　　￣|:i:i:ｉ|　　＿＿＿　　　　　　　　　　　　　　　　ﾞ' !､、
　　　 .ヽ.ヽ　ヽ,　　　　　　　　　　　　＼.　　　　　￣　　 |:i:i:i:i:i:i:i:ｉ|　　　＿＿　　　　　　　　　　　　　ﾞ' ㍉.
　　 .'､ .､ヽ.ヽ　ヽ.　　　　　　　　　　　　.ヽ,.　　　　　　　 |:i:i:i:i:i:i:i:ｉ|　　 |:i:i:i:i:|　　　　　　＿_　　　　　　　 .ﾞ'
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　　　　　　ヽ .ヽ　　ﾞ‐ 　　　　　＼　　　　　　　　 `'､　　　　　　＼　　　　/:i:i:i/
　　　　　　　＼＼　　　　　　　　　　＼,　　　　　　　　 `-、　　　　　　　｀'､ヽ. 二二
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　　　　　　　　ヽ, 　　　　　＼　　　　＼　＼,　　　　　　＼、.　　　　￣￣　、
　　　　　　　　　ヽ,　　　　　＼　　　　 .＼. ｀'-、　　　　　　　　｀'-､　　　　　　 .｀'-,ﾞ'-､
　　　　　　　　　　　　｀'ﾐ┐　　　　　＼　　　　 . ＼ . ＼　　　　　　｀'-､　　　　　　｀'-, ＼
　　　　　　　　　　　｀ !､,　　　　　＼　　　　　＼　＼、　　　　　　　　｀''-､.　　　　　｀'-､＼
　　　　　　　　　　　　　　　 `㍉＼　　　＼　　　　　＼　ﾞ'-､　　　　　　　｀''-..、　　　　｀'-､ﾞ'-､

その道中に野生動物に遭遇したが、清姫はそれらを撃退したのだった。

このように清姫は魔族の中で唯一人間との友好的な関係を構築していた。

しかし……
78 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/14(月) 20:56:34 ID:pFyGb0PT: 　　　　　　　　　　　　　　　　 ---
　　　　　　　　　　,,...::''":::::::::::::::::::::::::::::｀`丶､
　　　　　　　{＼'"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　ﾊ　＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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　　　　　　':::::/ゝノ｀`丶::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
..　　　　　.::::::|　　　　　　＼::ヽ::_:::::::::::::::: |／⌒):::::::i
　　　　　 |::::::|　}　　　／,,苳ｬ,ｱ:::::::::::::::::::| ／ /::::::::|
　　　　　 l::::::: =ﾐ　　 '' / ｀ﾞ´ヽ:::V: |::::::::: |　/,.::::::::::,　　　　もう我慢の限界ですバーン様。
　　　　 _,.弋tｯト }　　　　　 Ⅵ:::|::::::::: | / {:::::::::/
.　　　 Ⅵ:::::|¨´　　　　　　　　　|:::|::::::::: |　人::: /　　　　　いい加減あいつらとは決別しましょう。
　　　　　　V:::.　　　　､　　　　 ∨､::::::::lイ:::::::/
　　　　　　 ',::::.　　｀　　　　　　　 |::八|::::::::::ｉ
　　　　　　､:ヽ　　v へ　　　　　 j''　 |:::::::从
　　　　　　　　ヽ＼　 '⌒^　　　　／　　 |:／|
　　　　　　　　　　个:...　　　　　　　　 ,' 　 | ＿
　　　　　　　　　 ∨ えf爪　　　　 /　　／＞＼
　　　　　　　　　　　从ハ＼　　　 /　／／:i:i:i:i:i:i＼
　　　　　　　　　　　　　　　 ∧ }　　 , '／／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i
　　　　　　　　　　　　　 /:i:i　　／／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i
　　　　　　　　　　　　　　/:i:i:i|　,／／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i

　　　／　　　　　　　　　　　　　　 ‐-=ﾆ　_　　＿__ __彡'.:::::;'
　　　／　　　　　　 /　　､　　　　　　｀　ﾐ　＜/.:::::::;′
　 / 〃　　　　　　　 /　ト、＼　、　丶、　、　＼　/.:::::::/
　 //　　／　　　　 /ﾘ　| ハ　ヽ＼　　＼＼　　く:::::::/
　 /,'　／　　／　／V　 ;L.ｨ } } 　}　　　　　　Y´＼`丶､′
　 / ／　　／　／　/　ｲ゜ﾊ7}八∧ ﾄ､ヽ　　八　 }／　ヽ
　　ー--z彡≧ミx_,厶イ乂ｿ/　ｊ,x≦ハ,ハ//'"´＼l
.　Ｖ// 　i ｰzr‐ヒ歹=ミ》　斗ｾﾃア ∧i ∨l/　　　　}　　　　ふむ、確かに七大神と関わってもいい事はあるまい。
.　 ∨ /　i | ´＞-‐=≠^｀　|｀ニﾆ^ ∧ ∨{＼
　∨ /　　 !　　　　　　 | 　　 ∧　　ヽ　＼　　　　　　　それに向こうの方から仕掛けてくるかもしれん。
　 l　i　　　ﾄ､　　　 _　二,　　　∧　､　　　､　＼
　 l　l　　　l∧　　　｀ニﾆ　　 ∧ ヽ　　　　　　　＼。
　 l　l　　　|　　､　　　　　　　ｲ　ヽ　　　＼　　　　＼
　 l　l　　 ├‐-込、　　　 ,∠Lトミ }＼　　　＼　　　＼
　 l　| 　　l::::::::::::::.＼＿／.:7 |_{＿,ﾊ＿＼　　　　､　　　　＼
　 l　|　　ｌ::::::::::::::::::::::::::::::/イ| 厂￣＼}ヽ.＼　　　ﾏﾆ=‐-=ﾆ._＼／￣
　 l　|　　 l:::::::::::::::::::::::::::::::::/イ.:::::::::::::::}　 } ハ　　ハ　　　　　　 `ヽ

七大神が創造した初期ロットの魔族は清姫を含めても４８体だった。

清姫を除いた魔族は魔力が強い同族に従うという性質を持っていた為、

同世代で最も優れた資質を有していたバーンが魔族を統率していた。
79 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/14(月) 20:58:58 ID:pFyGb0PT: >>77　誤字修正
×しかし……　→　〇しかし、他の魔族はそうではなかった。
80 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/14(月) 21:00:23 ID:pFyGb0PT: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,.　-i|^V//////＞ .,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／////|:　V/////////＞ .,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／//////|　　V////////////>、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ////////　`　　｀xﾄ､/ﾊ////////ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　////////　　　　 }　}ハ}∨//////},. ┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,'///////　ｰ=h､　　fｲｨ'示シ}////r'´ イ/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,'///////‐tｭ‐‐ｧ》　 '´￣: :}i :}ﾊ//|'´i/./
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿i//_////{ 　￣　 '　　　　ﾘ: :|: } /| / /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼ｰ-=|//ﾊi|　　　　ヽ:::: ,　　　/: :j: :} /|/./　　　おお！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼` |/|N {　　　　　｀　　　　　 : : |ﾊ/|./}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　代＼{/ i{ﾊ　　　　　r ｰﾍ　　　 : : i: :}///　　　では、ついでにここの人間どもを一掃しましょう！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　}/`ｰ{ハ　　　 '´⌒`　　 : : /:.///ハ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　}/八　　　　　　　　 . : : : ://r､(
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　个h｡.,_　　　　 . . : : : :イ/ﾊ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/／　}`　　 _:_: :,.ィ´: :.{/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {i＼_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }i　　､　　　: : :,' :|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　八_'__　`'＜_
　　　　　　　 ,ィ＾ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }!,　 └､　　　:i: :i|-､　　　　　　　　　　　　　　　　rー-､　　　`ｰ-r 　V
　　　　　＿.=ｰ'"└ｧ'　 , ┐　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　r'}´}i i{、　　}　　 :j!: :ﾘ /＼　　　　　　　　　　　　　　ゝ.,_　`ｰ- ､　　}　　V
　　　ｨ´　＿..　xイ=-<_ノ}　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿_ 八:.{　`k　　'　　/: :/:./: : : :＼　　　　　　　　　　 r‐-=.,_ｰ-､　　＼/　　 .}
　　　 }　　丁　/´　__ ..ィ<^)　　　　　　　　　　　 ////／: : ﾊ:.':、　　　 /: /:./: : : : : ://＞‐-ｭｭｭ｡.,_　　　　`ｰ- .,_　 "''-=､　＼　 /}
　　　　 }　　 |　/　 ,f　／　/ ,ｨ^i　　　　　　　　　　　,r┘/ﾑ: : : : : :ハ:.':、　　　 /:./: : : : : ://///////////＞　(⌒)"''-ﾆｭ、　ヽ　　 i/
　　　　,'　　 |/　　,'／ﾓ／ /ｰｿ　　　　　　　　　. ィ///// ム: : : : : :ハ:.:':、　／:./: : : : : :.////////////////////＞ .,　￣ヽ　　　 `〕〈
　　／/　　／　　／　 /　,ｨ　/　　　　　　,. ィ/////////// ム: : : : : :ハ:.:.У:.／: : : : : : / ///////////////////////>　　　 . : : :/: :/
　〈ｲ / /ﾉ i 　 ´　　/／　./　　　,. ィ//////////////////ム: : : : : : :＼／: : : : : : :..///////////////////////／フ　　. : : : :/: :/
　　＼ヽ/〔////{ ,　 `'　　./　　　///////////////////////ム、: : : : ／: : : : : : : :.///////////////////////: :／　　. : : : : : ／
　　　｀＼ /ζ/ﾊ/　　〈　　　//////////////////////////ﾊ: : ／: : : : : : : : :.///////////////////////: : {　　 : : : : : : /{

　　　　　　_,,. -‐ ''"´　　　／ / /}
_,,. -‐ ''"´　　　　　＞''´ ／ / .}
　　　　　　_,,. -‐ ''"´　　／／　/
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＿＿＿__,,ィ _,,＞''´／／　　／
. / ./-=彡ヾh､　／イ.　　,ィﾏ
/ ./　 /　　､寸h､／＞''´ﾏ/　　/
. /　 / 　ミﾐ=ヾﾆh､}h.　 /　,イ
/　 /.　　_`圦　｀'寸ﾆVl}'´､/.}　/　　　　いや、この集落の人間には手を出すな。
　 /　　￣￣^'ﾐ､,,_{ｿ寸ﾘ }/ / /
. /　　｀ヽ　　｀ヽ ^¨`　┌彡/ / ./　　　　ここの人間は七大神の保護下にあるから
/　三=-　　　　　　　 ∨./イ／
　￣　　　　　　　　　 ∨　　　　　　　　手を出せば七大神を敵にまわしてしまう。
　　　　　　　　　　一-､　ノ
　　　　　　＿＿　　ﾔ￣　　　　　　　　　　奴らは無視してここから移動する。
　　　　　　　｀ 'ヽY_ノ
　　　　　　- ､　ﾉ
　　　　　　　 ,ｨ(´.ｌ
　　　　　 /ｌｌｌｌ
.､　　　　 /ｌｌｌｌｌ
: :`:.､　　 /ｌｌｌｌｌｌ
……―＜l ｌｌｌｌｌｌ
| | |ﾍﾍﾍﾍ l ｌｌｌｌｌｌ
| | |ﾍﾍﾍﾍﾊl ｌｌｌｌｌｌ
＜.lﾍﾍﾍﾍ.ﾊl ｌｌｌｌｌｌ
　｀''＜.| | | | | ｌｌｌｌｌ
　　　　',| | | | | ｌｌｌｌｌ

バーンは七大神から与えられた役目を放棄している状態から自分たちを粛正する可能性が高いことを警戒していた。

勿論、清姫の様に七大神に従い人間の役に立っていればそれは回避できる事はわかっていたが、

バーンはそんな不自由は生活などまっぴらごめんだった。
81 ：名無しさん＠狐板：2024/10/14(月) 21:02:26 ID:De+39uFd: まぁ火神ホムラがアレだと七大神と関わってもいいことないと判断されても妥当としか…
人間に手を出さず決別するだけ穏当だし
82 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/14(月) 21:03:14 ID:pFyGb0PT: 　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::/　＼__彡'＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::.
　　　　　　　 ,::::::::::::::::::::::::::/　　　　　　　＼:::::::::::::::::::::::::::::::.
　　　　　　 ,′::::::::::::::::::::/　　　　　　　＼:::::::::::::::::::::::::::,
　　　　　　 .::::::::::::::::::::::::/　　　　　　　　　 |`､::::::::::::::::::::::i
　　　　　　ｉ::::l::::::::::::::::/|　　　　 {　　　　　 |　`、::::::::l::::::::|
　　　　　　__|::::|:ｌ:::::::::::::| |　　＼__　　　 __／　l 　 i::::::::::|_;::斗┐
.　　　　＼￣＼:::::::氷弌zぅミヾ{　　 }ﾚ'rtzラﾌ　|::::::::｢ __ノ /
　　　　　　 `, rヽ|::::::::| |｀`⌒＾　 :.　　　　 ^⌒「　 |::::::::|/ ） /
　　　　　　　　∨(_|::::::::| |　　　　　 }　　　　　　　　 |::::::::|r ／　　　　この一帯から離れて新天地で拠点を作るのですか？
.　　　　　　 |＼|::::::l:|　　　　　　　　　　　 |:l::::::|/
.　　　　　　 |　 |::::::|　　　　　　　　　　　　 |:|:::/
　　　　　　　　　 |/|::|　　　　　　 `　´　　　　　　 ,:|/
　　　　　　　　　　　 |/＼　　　　 , .._.. 、　　　／|
　　　　　　　　　　　　l:::|＼　　　　ｰ　　　 . イ:|:::|
　　　　　　　　　　　　|/|　｀　　　　　　　　 |:八{
　　　　　　　　　　　　 r{　　　　　‐-‐　　　　 |┐
　　　　　　　　　　 /: }i,　　　 ',　　　　 /　}八
　　　　　　　　　　　 ,./: : : }i, 　　 ',　　　 /　,i{ : ∧.、
　　　　　　　　／/: : : : : }i,　　　　　 {　,i{ : : : ∧＼

　　　 / ⌒Y.　∨　＼　　＼　、　＼　　　　＼　　./三ニ
.　　 /i: ○ |i／ ∨ 　＼　　＼|＼　 ∧､　＼　　ヽ./三ニ=
　　//{ . 　 }l　　∨／{__ ..＜三ﾆ=‐､ ∧＼ ∧ ､ . ∧三ニ=
. 　 liﾑゝ=i〔:.／{_／三ニ＞＝-､=‐ 　＼} l i＼}　＼ ∧三ニ=
. 　三= 　〈三斗r‐=孑'′　／=-　./　li|　l i|　 /　＼}_,.＞''"　　　　ああ、とりあえず北に行って、そこで余の拠点を作る。
. 　三=- 　 {::.`ー─==ﾆニ´ミ、　 /　　i|　l ｉ|／＞''"´
　　 /　　 :{　寸ﾆ=-　　　　　 /　　 li| 　 i|´ 　＼＼　　　　　　　我ら魔族の理想とする楽園としてな。
　　　　　 |　　三ﾆ=-　　　　　　′　　ii|　　i| ､　　　＼＼
　　　　　 | 　 i=-　　　　　 / |　　 l il　 l i|　＼　　　丶　　　　それに手出しを控えるのはあくまでここと飛び地の集落のみだ。
　　＜　　| ／　　　　　　　ー| 　　l i|　 l i|､　＼　　　＼
　　　_＿￣＿_ ,,.. ､　}　　　　.ｲ　 |　　 l i|　　il|　＞ -へ,
　　 ─-----─　´　　　　　　　ﾉ!　　　i|　　i|　　ヽ　ヽ
. 　、　　　　ノ　　　 /　　／.:|　　 l i| 　 l i|　　　 i
　　　￣￣￣　　　　 ′∠　　|　　 l il　　 i|　　　 |
　　　　　　　　　　　 .　-=ﾆ三三|　　 l i|　　　i|　　　 |
　　　　　　　　／ﾆニ二三三|　　 l i|　　 l i|
　　　　　　／ﾆニ二三三三|　　 l il　　　 i|

しかし、バーンにとって自分たちの創造主たる七大神は恐怖の対象だった。

バーンは七大神と戦えば確実に自分たちが負けると悟っていた為、

七大神を怒らせることは避けたかった。
83 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/14(月) 21:09:21 ID:pFyGb0PT: 　　　　　　　　::::::::::::;i|::::::::::::::::::::::::::::::::::::八ﾉ
　　　　　　　　::{＼::;ｉ:|::::::::::::::::::::::::::::::::::;′`
　　　　　　　　::::,　＼l::::::::::::::::::::::::::::::::/　　`
　　　　　　　　::::i　＼|:::::::::::::::::::::::::::::/　　 |
　　　　　　　　::::| rヘ|::::::::::::::::::::::::::/|ﾄ､ {〉｜
　　　　　　　　::::| 　 (|:::::::::::::::::::::::/ 八圦 ,ﾉ　　　　確かに七大神が管理しているのは、この集落と海岸の集落のみ。
　　　　　　　　::::{　＼!::::::::::::::::::::/ /　＾` {
　　　　　　　 ::八　 |::|:::::::::::{::/　　　　　　　　　　つまり他の人間たちはどうしようとこちらの自由ですね。
　　　　　　　　:::::::＼_|::|:::::::::::|;′　　　　〉
　　　　　　　 ::ﾉ}::::/ |::|＼::::::|　　　　／
　　　　　　 /V　 |/ 　＼|　　　　　_}　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そういう事だ」＞バーン
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　'＾ﾉ
　　　　　　　　　 { 　　 r- .._　　　　 }
　　　　　　　 ',　　 }　　　　　 _ノ
　　　　　　 ::＼ ', 　ﾉ
　　　　　　　　＼::＼ /
　　　　　　　　 ::::＼::＼

　　　　　／　／／／　　　　 i　　／　　＿　ノ
　　　　　　　　　　／／　　　　　　　ト､ア⌒￣￣`ー--
　　　　　／　　　／／　／／／Ｖ＼ヽ
　　　　　　　　／　＿＿彡イ彡／　　∨　　　　　　　　＜
　　　 /　＿彡イ -=斗=＼}､　　 ⌒　 ∨ 　∧＼　　　　　＼
　　　　　 /////三∧ 　○ ヽ:.}､　_ノ　 ∨ 　∧　＼　　＼　＼　　　　　　　魔法の練習を兼ねて人間を蹂躙するもよし、
　　　　 '///,′ "´¨¨　　ー'′　ｒﾉ;,,　　∨　　　　ト、　　ヽ, 　＼
　　 /　　　///　　　　　　　 ′　i|　O㍉,,_∨ '、　　i　＼　　　　　　　　　　　ただの憂さ晴らしで人間を獲物として狩るのもよしだ。
　　　　　 '//　　　　　＿　　ー-　〉＼_ノ´/ﾚ′＼　| ､　＼
　　　　　 ,′ 　　｢、　￣　‐ミ_　　 ` /ﾚ三二＿＿＿＼＼　　　　　　　　これからは魔族が好きに生きられるようになるのだ。
　　　　　　　　　　　 |:::::￣:::. - .. __〉　　, '∧ 　 }　　　　￣￣　 ―
　′　　 /　　　　 |⌒ー､::::::::::::/　　 ′ ∧／　　　　＿＿　　--
/　　　 ′　　　　 |、　　 }､ ::::/　　/　　　∧≧三三三三ニ=--
　　　　//∧　　　 . V＞-ｲ }:::/ 　 ,　　　　　∧三ﾆ=-
.　　　/　 /∧　　　 :. ｀‐- __／　ｲ　　　　　 ∧´
　　　　　 //∧　　　　　　　　 ,　i l∨　　　　　 ∧
　　　 // 　　＼　　　　　／!l l　l ∨　　　　　 ∧､
　　　//l三ﾆﾆﾆ=-　ー- 　´　.| l 　l i ∨　　　　　 ∧丶
　 ////|三三三三ﾆ=-　　　 |＞-　l　∨　　　　　 ∧　＼

とはいえ、あまりに消極的だと配下の魔族が不満をためてしまう。

そこで七大神の管理外の人間を憂さ晴らしの道具として使う事で同族をまとめることにした。
84 ：名無しさん＠狐板：2024/10/14(月) 21:10:51 ID:/Ltt9h98: 清姫はともかく七大神もといホムラがね・・・
85 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/14(月) 21:11:40 ID:pFyGb0PT: . 、　　＼　　　　　　　　　　　＼
　∨　　＼　　　　　＼　　丶
　 .∨　　　.＼　＼　　　＼
　　 ∨、　 i　＼　＼　　　＼
　　　|　∨　|　　＼ =-＼　＼
　　　| i　Ｖ .|　　／三=/__＼}.　＼
　　　|´　 |.／{／三ﾆ＞'"´　　 ′ 丶
　　　/{ ／三=＞─-､≠　　 ./
.　　/ﾆﾆ＞'"　　　　 /=-　　/　＼　　　　　　　　（それに北の大地に移動すれば七大神の勢力とぶつかることはないだろう）
. 　〈才´　 ○　　 ,._′_　　,ﾞ
　三丶,, .. 　-‐＜¨¨￣　 / 　＼　　　　　　　　（寒い地域は農業に不向きだからな）
　　`寸三ﾆ=-　　　　　　′　　　＼
.　　　　　　　　　　　 /　　　　　　丶
.　　　　　　　 ;　　　 '　、＼
　　　i　　　　　 u　　　,ﾞ∨　＼丶
　　　|　ﾉ　　　　　　 ,ﾞ . ∨ 　＼
､　__ﾉ´　　　　　　　. __／∨
　　　　＿_　　　　　,ﾞ　　 .∨
＝　￣￣　　　　/　　＼　 ∨
.　　　　　　　 /　　　＼ ∨

／　／　　　　　　／　　／　　　／　　　 /　　／　　 /八　　　　＼　　＼　　　丶＼　　　　　＼　　＼　　　＼
. ／　　　　　　　／　　／　　　／　　　　 / 　／　　 .／　　＼　　　＼　　＼　　＼＼　　　　　＼　　 'ﾏ}h､　＼
　　　　　　　　／　　／　　　／　　　　 /　/　　　／ |＼　／|:＼　　　　＼　　＼　　　　＼　　　　　‘,　　　V/}ｈ､
　　 _ -‐…‐　　／ '′_　-‐./　　　／／/　/　　／ｒ-　Ｖ⌒ヽ/　┐~''～ ,,_ 　＼　　丶　　　　´'マ〕iト、　V/ヘ V/ニ＼
-=ニﾆﾆﾆ/　／∨　／＼ .:/　　／　　/　/　　／　＼　 :!　　:|　 /　　/　　〕ｈ｡　`､　　＼＞- 　＼　 }＼ V/ﾆ＼ニニﾆ
.ニニﾆﾆ/／ニﾆ|: / V/　V　／＿彡　:　/:l　/＼　　　　＼| ⓛ |／　　　　／i:i／＼}＜⌒＼}／⌒ ＼}　/ニﾆ)}ニニニニﾆ
ニニﾆﾆ{(ニニﾆi|∧　V/ :|: /∧　⌒丁 |/-:|∧_〕i:＼　　　| Υ |　　　 .／i:i:∠-=ﾆ丁⌒　ﾊ/　　　 ./　/ニニニニニ=-／
. ￣ -=ニニニニ/∧　∨:|/　.∧　 ^圦　　⌒＞. _i:i:i＼　　＼／　 .／i:i:i:_.、＜⌒狄(　 ../∧　　／／ニニニニ=-￣＼
　　　￣ア─=ﾆﾆ/∧　∨ 　/ ∧　´⌒〕ｈ、弋炒トミxi:＼ヽ　〈 /／i:i:xf　弋炒／⌒　 ./ /∧／／ニニ=-￣　　　　　　＼
　　　／/　 .／'￣ -=ニ　V/　　　　　　⌒´^≧=- 　 ┘⌒_ﾉ )　( ⌒ ｀`　-─=彡　　 /　八　.／| :{　＼＼　＼
／／　　./ ./|:　 /　//⌒/.　　 .∧　　　　　　　　　　 'へ　　　へ　　　　　　　　 ./　　.＼　　＼　＼} ＼＼
／　　 l: / .//|　/　//　 /　　　//∧　　　　　　　　　　　　〕　 |::::::　　　　　　　　　　..:　　　＼＼　　＼　ﾉ　　　＼　　　　（これも魔族の未来の為だ）
　　　 |/　 / :ﾚ　　/　 ./　　　//　　　　　　　　　　　　〕　:|::::::　　　　　　　　　 /| ＼　　＼＼　＼＼　　　　＼丶
.　／　／　　 .／　 :/　　　//　　.ハ　　　　　　　　　〕　:|:::::..　　　　　　　　 / :|＼. ＼　　　＼.　　＼丶　　　　＼
／　　／　／.／　 //　　　// 　 ./　:::.　　　　　　　＼　　　／　　　　　　　　/　 |┐丶　＼　　＼.　　＼
--ミ　　／／　_. -//　　　// 　 ./|^V込、　　　　、　　　　｀``｀　　　　ノ　　　.公　ﾉ:ｉ|＼‘,＼　　　 ‘,--ミ　＼　＼
　　＞─=ア⌒ ./　　/ 　./ 　 ./: |:::＼⌒)>、　　 ~''～ ,,_￣￣___,,. 　 ''^｀　　／､丶｀ :ｉ|::::::::‘,　＼　　　 ‘,　　｀`～ --=
. ／　　　　　　　′ ./ 　 //　:l/:::::l::::::::´'＜　＼　　　　　　￣　　　　　　..:::ア::::::::::::::|::::::::::‘,　卜　　 .:|
　　　　　　　 / 　/ 　 //　 l |:::::::::::::::::::::::｀```心,　　　￣　￣　　　／:::/::::::::::::::::ノ::::::::::::::|　 | |　丶　 |
　　　.／　　/ 　/　　 |′　:l |::::::::::::::::::::::::::‘i,:::/∧　　　　　　　　　　　 .:::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::: |　 |　　　　 :|
　　／　　　　 ./|　　| |　　|:| |:::::::::::::::::::::::::::::‘i,⌒沁,　　　　　　　　　 .::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｉ|　 | l　　　　|
. ／　　　　　|　　:|　　| |　　|:| |:::::::::::::::∧::::::::::::‘i,:::::::::＼　　　　　　／::::::/:::::::::/::::::::::::::::::::::::::::ｉ|　 | |　|:l　　|
　　　　　　 :|　　:|　　| |　　|:| |:::::::::::::/:/〉,::::::::::::::＼::::::::´^''=―=''^｀::::::: /:::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::l|　 | |　|:l　　|

バーンが北に行くのは将来的に七大神と勢力がぶつからないようにするためだった。

七大神は人間に農業をやらせていた為、将来的に七大神の勢力が拡大しても農業に不向きな地域は穴場になると考えていた。

そして魔族は人間とはスペックが違うため多少厳しい環境でも問題なかった。

七大神の勢力とぶつからなければ魔族は繁栄できるだろうと判断していた。
86 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/14(月) 21:17:45 ID:pFyGb0PT: 　　　　　　　　　　　　　　，≦l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:≧::.../|_
　　　　　　　　　　　　　　 _/l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l/ :|l:l＼
　　　　　　　　　　　／l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:/　:|l:l:l:l:l＼
　　　　　　　　　　　　 /l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l人:::∧l:l:l:l:l:∧
　　　　　　　　　 /:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l;l:l:l:/　　　 Ⅴl:l:l:l:∧
　　　　　　　　　　　　 l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:/ }州　　　 Ⅵl:l:l:l∧
　　　　　　　　　　　 |l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:/{ 〃/　　　　　 Ⅴl:l:l:l∧
　　　　　　　　　　　　 |l:l:l:トミl:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:l:/ l|　!l'　　　　ヽ　 Ⅵl:l:l:l:|
　　　　　　　　　　　　 |l:l:l:ヽ＼｀ｰ|l:l:l:l:l:l:l:/　j|　|{　　　　　 ;　　|州:l:lr‐ '７
　　　　　　　　　　　　　Ⅵl:l∧　｀ヽ|l:l:l:l:l:l:lト≪|　| ト､　　　/_,ｨ　|川:l:l!ィ /
　　　　　　　　　　　 Ⅵl:l:ﾊヽj |l:l:l:ｉl:l:人遂≧ミヾ＼j川(厶イ少}l:l|//
　　　　　　　　　　　从乂j丶ヽ|l:l:l:|l:l:|　|｀¨¨¨¨｀`ｰ'ヾ个¨¨´ //:ノ/　　　人間はそれでよいとして、散漫の清姫はいかがいたしましょうか。
　　　　　　　　　　　　　　 /＼}l:l:l:ヽ)川!|:||　|　　　　　　　　　　　'//j,ｲ
　　　　　　　　　　　 ////∨川八八 }　　　　　　　　　　)　　///　　　　私としては始末しておきたいのですが。
　　　　　　　　　／/////∧/ ヽ　　　　　　　 ´　'′　　 /'{
　　　　　　　　＿, ＜////////∧　　ヽ　　　　　　　　_　_、　　, '(
　　　　　　/￣　　　　＼///////∧　　＼　　　　　厶ﾆ斗　／
　　　 .／　　　　　　　 ∨//////∧　　　 ≫:...._　 ´ ´　／
　　　／　　　　　　　 ∨///////} 　　 / ::／＞ー '
　／　　　　　　　　　　　　∨//////|　　　／{　　　｀ー、
／　　　　　　　　　　　 ∨/////|　ィ i´//:}　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 }/////:l,/ |/!///|　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 }/////:l　 |/!///|　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 }/////:l　 |/!///|　　　　　　　　　　}

　〈〉℡／＾〕､＿／　／／　／/　　　　 /　　　　 /,　　　　　　　　　＼　　　　＞､　　　 , ｲ）
　　〈〉℡／＾〕､　／／　／ ./　　　　　/　　　　 /､ ',　　',　｀ヽ,　　　＼　　　- _　＼,イ//
　　〈〉 ℡／＾〕､/!／　／　 ./　／　／ /／.　 /_〈＾},　　',　　　',＼　　　',｀ー-､　- _ ＼/
　　//〈〉―、/／＾>､ /　　 / ／　／／/／／＾7 Эハ　 }　 ',　 ',　',　',　 ',ﾍ―　｀ヽ-_　',
　 /／〈〉 /／　{＼／＿/ ／／／／＼ /,／, ,　l{　ノ　 |　/',　 |,　 l.　',　',　 ',　〕　ア゜　`へ
　　　　〈二〉{＼ |　ｒ＼＼__／イ7／≠≧≧〉、〉}　Y!/　　|/　l|　!|;　 |　 ',　:',　 ',ﾚア゜
　　　 /〈二二ﾆ|　{　＼ﾌ||:　:|| 弍､＿ｒ.ｙ´¨寸ム !/,,∠-|,,―|　!||!　ﾄ､　',　:',　 ',゜　　　　　　　　　　　　　　　　あの好き好んで奴隷労働をやっている愚か者か。
　　／ノ７ｒ,､二!|　∨ |＼!||:　:|| ＾＾＾　 ¨ ¨´_-￣　/<ｒ.ｙ¨寸≦_ !||!　|　|　}＼}　 }
　　　　 //}/〉, 寸、＼　 |||:　:||　　　　￣　　　　 |∧¨¨＾＾7/|　!||! /:ﾆ|　}ア∧ |　　　　　　　　　　　　　/　　　それなら放置するべきだな。
　　　　＿/　/　/７ｒ,､　 /: 　 ||　　　　　　、＿,」　　　 /|:| //:/二 | /　　 }/　　　　　　　　　　　／
　　　　フ　 /　// //７ｒ、|　　:||　　　　、　　ヾ/ﾌ　　　 / :|:|///ニア/　　　　　　　､―（ニフ７￣７　　　　　　あいつが奴隷として活動していれば
　　　／　 /　// // //　!|　　:||　　　　＾ー-、,＿_ 　　 /|　|:|//ニｱ /　　　　 _, 仁二二（ア　　　/　. : : :
　／　　 /　// // // / :|　　:||　　　　　 >=､＿,,　　　 /| |　|:|/┬’ /　, 、 , 仁二二寸ア　　　　/　. : : : :　　　それだけ七大神は我らから興味を失うからな。
＜＿,　 /　// // // / /i|　　:||　　　　　　￣￣　　／|::| |　|:|「::|　　／　　寸二二ﾆ））　　　 ,/　. : : : : :
　＼＼―――-,､/ / /:::|　　:|ト、　　　　　　　　　/| : |::| |　|:| | | ／　　　　寸＝＝ｿ.　　／/　. : : : : : :　　　よい囮になるだろう。
　　　　＼、ｒ―()＼､//|::|　　:||/〕ｈ､　　　　　　 ./ !| : |::| |　|:|レ’　　　、　　　寸//　　　 /| :/　. : : : : : : :
　　　　　　＼￣ 0　＼!|::|　　:||≧s｡_〕ー――イ_＿|) :|::| |　|:|＼　　　　'、　　　㍉　　　//| '　. : : : : : :ノ
. . . . . . 　　　∨　ｒ―()i!|::|　　:||二二二二二二二二} !|::| |　|:|i　　　　　　'、　　　`〈　　;// |{: : : : : ／:::::::
. . . . . . . .', ',　∨　￣ 0!|::|　　:||二二二二二二二二{ !|::| |　|:||i　　　　　　 '、　　　 }　 // /　,/: ／::::: : : : :
. . . . . . . . .', ',　∨＼　 ||::|　　:||i二二二二二二二二℡!| |　|:| |iト､　　＼　」/,　　 ∨ / / ,イ／:::::::::: : : : ::
. . . . . . . . . .', ',　∨ 　//::|　　:||| i二二二二二二二二!!:| |　|:| |i∨∧　　＼」//　　　}/ / ｒイ::::::::: : : : : : : :
87 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/14(月) 21:26:09 ID:pFyGb0PT: 　　　　　　　　　　　　　　　　　／::::::::::::l＼::::::::::::::::::::::`ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::/|　＼:::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　 /::::::::::::::::::/ :|,,_　.: 〉、:::::::::::::::::::::::::.
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　　　　　　　　　　　　　ｉ::::::::::::::::::::::| 　　　　　　 |＼:::::::::::::::}
　　　　　　　　　　　　 |::::::::::::::::::|:::|　____}　　 _ノ:}　|　:|::::::|-―┐
　　　　　　　　　　　　 |::::::::::::::::::|:/　＼::{　　 }::/rｔぅア|::::::|／＾/
　　　　　　　　　　　　 |::＿_l::::::::|r‐rぅミ`ヽ　　　　 ´　|::::::|/）/
　　　　　　　　　　　　 |::＼r|:::::/|｀　　　　　　　　　 |::::/　/　　　　確かにあの愚か者にふさわしいですな。
　　　　　　　　　　　　 |/|:::/|::::|｜　　　　　　　　　　　 |/ _,/|
　　　　　　　　　　　　　　　};ﾊ:|::∧　　　　　　 ,　　　　 }::/　　　　　流石はバーン様です。
　　　　　　　　　　　　　　　 |/|:∧　　　　　　｀　　　　 /|
　　　　　　　　　　　　　　　　　|ﾊ/＼　　　 r‐ヘ／⌒〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　<⌒＼　　 ´／　　 ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　r＼　＼／　　　 /　〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /|:|　｝　_/　　／　　 ∧
　　　　　　　　　　　　　 _,.. -‐ﾆｱ :|:|　{　　　　　　/ ／　}＼
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　　　　　　　_,,　-ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆl　　 |:| 八　　　　　　 / 　 |ﾆﾆﾆﾆ-.._
　　　　　／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｌ　　　|:| 　〉　　　　　 /　　/ﾆﾆﾆﾆﾆニ＼
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　　 ∨、　 i　＼　＼　　　＼
　　　|　∨　|　　＼ =-＼　＼
　　　| i　Ｖ .|　　／三=/__＼}.　＼
　　　|´　 |.／{／三ﾆ＞'"´　　 ′ 丶　　　　　（清姫は火神と関係が深いから
　　　/{ ／三=＞─-､≠　　 ./
.　　/ﾆﾆ＞'"　　　　 /=-　　/　＼　　　　　　　清姫を始末すれば火神の怒りを買う可能性が高い）
. 　〈才´　 ○　　 ,._′_　　,ﾞ
　三丶,, .. 　-‐＜¨¨￣　 / 　＼　　　　　　　（あのような小物一人始末するためにそんなリスクをとれるか！）
　　`寸三ﾆ=-　　　　　　′　　　＼
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バーンは魔族としてかなり聡明であった為に指導者としも優れていたが、個人主事でわがままな魔族を誘導するのに苦労していた。

彼は魔族たちをまとめながらも魔族の繁栄の為に難しい舵取りをしていたのだった。
88 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/14(月) 21:26:45 ID:pFyGb0PT: 今日の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
89 ：名無しさん＠狐板：2024/10/14(月) 21:27:18 ID:9gjY/Bdh: 乙でした
90 ：名無しさん＠狐板：2024/10/14(月) 21:27:45 ID:De+39uFd: まぁアレが奴隷労働と言われるのは残当としか…
というかここまでバーン様の方が至極真っ当で好感を持てるわ
91 ：名無しさん＠狐板：2024/10/14(月) 21:28:17 ID:K046Ztz1: 乙でした
92 ：名無しさん＠狐板：2024/10/14(月) 21:29:09 ID:NY9+QAmJ: 乙ー
93 ：名無しさん＠狐板：2024/10/14(月) 22:44:48 ID:GYLqO/W6: 乙
バーン様、意外と現実わかってるな。神様から色々情報もらえてない分、知識狭いのは仕方ないが
そして某フリなんたらさんとかをベースに魔族作ったとか神様ほんと無策だな・・・ｗ
94 ：名無しさん＠狐板：2024/10/14(月) 23:18:36 ID:5zfCOm0o: 乙です
95 ：名無しさん＠狐板：2024/10/14(月) 23:25:37 ID:SwaP3QHD: 乙
魔族側は視野狭窄ではあるが神に対する不満はごもっともだからな
96 ：名無しさん＠狐板：2024/10/15(火) 01:25:54 ID:BakOEJAb: 乙
本当に奉仕種族が欲しいのに参考にする相手を間違い過ぎてるからね
とはいえ、あまり力使わず即戦力になる様に育つし力に服属するなら逆らわんだろうと思えばアリと考えるのかもしれんが
まあ、バーンの言うように能力に対する待遇が悪すぎってことなんだろうな
97 ：名無しさん＠狐板：2024/10/15(火) 07:10:46 ID:shKRxVXQ: 乙
そもそも奉仕というか奴隷種族を生み出すのがな…人間にとっても迷惑でしかないのよ
98 ：名無しさん＠狐板：2024/10/15(火) 12:15:16 ID:mr/cbndN: 乙
清姫、女神様へ魔族の悪口とか女神様からの情報の遮断とか色々とやらかしてるな
99 ：名無しさん＠狐板：2024/10/15(火) 12:32:10 ID:KqGwvSlA: 清姫は清姫で潰しがきかない使い勝手が悪い存在でしかないと決めつけてるから魔族と大差ないんだよね
神にとって従順で都合がいい存在だから重用してるだけっぽいし
100 ：名無しさん＠狐板：2024/10/15(火) 12:41:32 ID:SghTdwHo: 乙ー
まあ、生みの親の女神(笑)があれだけやらかしてて反省もせず創造主に対する礼儀はないのかとか言うレベルだからね・・・
101 ：名無しさん＠狐板：2024/10/15(火) 18:11:37 ID:MyXOw3CQ: 今回のケースは魔族がアホってより神がアホって案件なのがな
魔族は作られたベースの問題でこういう性格にならざるを得なかった可哀想な存在って感じ
102 ：名無しさん＠狐板：2024/10/15(火) 18:59:57 ID:iwmqNGMH: なんで一人だけ転生者なんだろう
全員転生者にすれば価値観の差異ももうちょいマシだったのでは
103 ：名無しさん＠狐板：2024/10/15(火) 20:20:11 ID:BakOEJAb: コスト問題か生前の倫理観やろな
とは言っても後者だったらきよひーが存在してる時点でもう意味ないけど
104 ：名無しさん＠狐板：2024/10/15(火) 20:27:47 ID:of7AJa3G: 倫理観についてもなんの見返りもなく人間に奉仕しろとか言ってる時点でな
105 ：名無しさん＠狐板：2024/10/15(火) 20:33:12 ID:OA8AAF0x: リアルの色々な神話でも神様色々ガバやらかしてるから多少はね？
106 ：名無しさん＠狐板：2024/10/15(火) 20:38:23 ID:3Fapor4T: これで全部魔族が悪いとか言い出したら笑うしかないわ
107 ：名無しさん＠狐板：2024/10/15(火) 20:50:47 ID:sEIxhiGb: 早熟な奴等(魔族)が女神の元を去っただけでは？
そして大器晩成(ガチ)と大器晩成(自称)が残った
108 ：名無しさん＠狐板：2024/10/15(火) 21:01:15 ID:FC5JPjuG: 清姫はともかくもう一人は？
109 ：名無しさん＠狐板：2024/10/15(火) 21:13:53 ID:iwmqNGMH: 七柱の神様のことでは
110 ：名無しさん＠狐板：2024/10/15(火) 21:26:08 ID:sEIxhiGb: 人類のつもりだったが伝わり辛かったらすまん
111 ：名無しさん＠狐板：2024/10/16(水) 08:41:09 ID:WKEc7usx: 葬送のフリーレン知らないから新鮮な気分で読める
112 ：名無しさん＠狐板：2024/10/16(水) 09:10:13 ID:VbLr1whN: 現状描写されてる範囲だと神様も清姫も排他的オタクサークルの人みたいに、趣味の合う身内やオタク思考にしか
興味ないし考えも浮かばないように見えなくもない。逆に趣味のあわない他者でも考慮できるのがバーン様
もっとも神と魔族じゃ力の差があるみたいなんで生存戦略で考えざるをえないだけかもだが
113 ：名無しさん＠狐板：2024/10/16(水) 10:06:24 ID:cZHPGLpJ: 女神も清姫も魔族に対して非難ばかりだけど客観的に見たらブーメランでしかないからな
114 ：名無しさん＠狐板：2024/10/16(水) 12:17:25 ID:393Xo9Bi: 各々異なる魔法を使える魔族が作れるなら、魔法の情報だけ抜いたら処理して繰り返せば魔法の情報あつまるんじゃないのと思ったけど
コストの問題でもあるんかね
内政チート目指してる割には一人だけ仲間はずれのワンオペ体制にしてるのもよく分からんし
実は最初から嫌われ者どもを作る目的でフリーレン魔族参考にしてたんじゃ
115 ：名無しさん＠狐板：2024/10/16(水) 12:28:10 ID:mPKx9K5N: そもそも汎用性のみ重視して、このすばのめぐみんをイメージして潰しがきかず使い勝手が悪い一発屋の問題児としか見ない時点でね・・・
要するに前世のゲームのような魔法使いプレイが好きだからなだけなのに、自分の価値観が絶対に正しく一つの魔法を追い求める求道者は駄目と決めつけてる
人間にとっても神様にとっても都合が良くて便利だから神様重宝されてるだけであって本質は魔族と変わらんのよ
116 ：名無しさん＠狐板：2024/10/16(水) 15:04:46 ID:EOADnv7X: まあ、生み出した経緯からして神が魔族を人間が繁栄するための道具扱いしてるのは明らかだしな
117 ：名無しさん＠狐板：2024/10/16(水) 16:56:36 ID:9szXFF8w: 女神はともかく清姫が他の魔族を嫌うのは割と妥当だと思う
自分の好きな趣味(魔法)をさんざん貶して侮辱してくる奴らなんて好きになれるわけないし
118 ：名無しさん＠狐板：2024/10/16(水) 17:06:19 ID:uKaFqu+C: さんざん貶して侮辱云々は清姫も同じじゃない？
119 ：名無しさん＠狐板：2024/10/16(水) 17:23:35 ID:QCjo9pqB: 魔法を鍛える時間を得る為に魔力を抑えてる事、魔法を開発する魔法の研鑽をしている事を伝えれば扱いマシに成りそうなのに敢えて隠してるから半ば自業自得
120 ：名無しさん＠狐板：2024/10/16(水) 17:29:22 ID:eFIrl1ze: ただ嫌いなだけならともかく一つの魔法を突き詰めることを役に立たないと言って見下してるのは清姫も同じだからな
神からの命令で人間に奉仕してるから先に言ったのも清姫っぽいし
121 ：名無しさん＠狐板：2024/10/16(水) 18:41:50 ID:L0wDalDe: 少なくとも魔族に罪はないよな
そうあれかしって作られたんだからその様に行動してるだけ
気性が荒い生物作ったぜ～で気性荒いからいらねって感じに近い
122 ：名無しさん＠狐板：2024/10/16(水) 19:07:09 ID:VbLr1whN: 火神が魔族をこう作ってしまった責任はあるから、行動強制や出来の悪い道具は処分だ！とかしてないのではと推測
中身が令和オタクでしかない上に形式美やらかしてるんでゲーム感覚強いと思われるが、その割には頑張ってる気はする
清姫は、創造主の命令に従ってるだけともいえるのに魔族が嫌ってくる以上、魔族を悪く言い返すのは一定程度理解できる
123 ：名無しさん＠狐板：2024/10/16(水) 19:11:37 ID:hvKVdcwf: むしろ上手く機能しない道具はちゃんと殺処分しとけよ
124 ：名無しさん＠狐板：2024/10/16(水) 19:12:42 ID:xxekxKYb: そもそも人間のために行動しても魔族側には何のメリットも無いからな
創造主の命令に従ってるだけといってもそれを他に強いたり自分たちの魔法の研鑽を悪く言われたらそりゃ嫌われるとしか
125 ：名無しさん＠狐板：2024/10/16(水) 21:00:52 ID:QFNgB4po: きよひーは特化型な求道者だって魔族を評して言ってたけど
きよひー自身が汎用型の求道者だったってオチじゃないんか

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