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きよひーは原始時代を生きるようです【オリジナル】
1 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/10/13(日) 12:52:44 ID:wcJ8BBAV
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┃| きよひーは原始時代を生きるようです【オリジナル】 ..|┃
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【注意】
・このスレはオリジナルです。
・更新速度は遅くなると思いますが、大目に見てください。
・雑談等はOKですが、スレが荒れないようにお願いします。
・まとめフリーですが、一切の責任は負いかねます。
1801 :
名無しさん@狐板
:2024/12/07(土) 23:25:33 ID:DeHUTy4B
扱いきれない道具を作ってしまった側の責任が重いのはわかる
でも抹消じゃなくて放逐で許してるんだから随分温情だと思うんだよな
世界で生きる自由はもらえてるんだし、世界に適合できるかはもうそいつらの責任だと思うんよね
バーンやエリちゃんみたいにちゃんと立ち回れる個体もいるんだからさ
1802 :
名無しさん@狐板
:2024/12/07(土) 23:29:40 ID:wFpkKFvp
>>1801
いや世界に適合できるかどうかではなくてそれで起きた問題を全て魔族の責任にするのはどうかって話なのよ
抹消じゃなくて放逐で許すのも天空神の判断
1803 :
名無しさん@狐板
:2024/12/07(土) 23:31:23 ID:DeHUTy4B
>>1802
自由に責任が伴うのは当然じゃね?
神の手から離れることを自分たちで選んだんだから、そこから先の責任は自分で取るべきだろ
1804 :
名無しさん@狐板
:2024/12/07(土) 23:33:50 ID:PVERxJb9
罪だなんだって考えよりも弱肉強食だヒャッハーって考えの方がわかりやすいよな
国からしたらただの敵、神々とのアレコレを失伝した魔族からしても人間はただの敵
後は殺し合うか妥協するかで話は終わり
1805 :
名無しさん@狐板
:2024/12/07(土) 23:34:22 ID:wFpkKFvp
>>1803
いやだから責任を取るとかそういう話ではないんだって…
そもそも魔族は最初に設定されたとおりに動いてるだけであってそれで駆除されても別に問題はない
ただ製造元が被害者面して責任転嫁してるのが叩かれて嫌われてるってだけなのよ
1806 :
名無しさん@狐板
:2024/12/07(土) 23:34:44 ID:PVERxJb9
スマンsage忘れた
1807 :
名無しさん@狐板
:2024/12/07(土) 23:40:39 ID:DeHUTy4B
>>1805
被害者面ってのがよくわからん
初期構想の使い方ではうまくいかなかったから別の運用方法に切り替えただけじゃね?
帯に短かったからたすきに変えた話
1808 :
名無しさん@狐板
:2024/12/07(土) 23:42:33 ID:wFpkKFvp
>>1807
すまん説明不足だった
被害者面ってのは最初の火神とかの話
別の運用方法に切り替えたのは天空神だし
1809 :
名無しさん@狐板
:2024/12/07(土) 23:46:14 ID:DeHUTy4B
>>1808
自分が作ったものの出来が良くなかったときに、作った道具に対してキレるのはおかしいってことがいいたいのね
いやー、人間ならしょうがなくね
自作PCとか組んでちゃんと動かなかったときに「なんで起動しないんだよぉ〜ポンコツぅ」って愚痴るくらい言うこともあるやろ
1810 :
名無しさん@狐板
:2024/12/07(土) 23:46:45 ID:QFEkf9Zj
別の運用に替えたならそれはもう魔族の責任ではなくね?
そうやって使うのを選んだのは神だろ?
1811 :
名無しさん@狐板
:2024/12/07(土) 23:48:28 ID:wFpkKFvp
>>1809
最初から本当に機械を作っていたのならなんの問題も起きなくてよかったんだけどね…
1812 :
名無しさん@狐板
:2024/12/07(土) 23:50:34 ID:DeHUTy4B
>>1810
魔族に責任を与えないなら、神が魔族に対して怒りを覚えるのは神の責任であり神の自由やん
1813 :
名無しさん@狐板
:2024/12/07(土) 23:53:09 ID:eUyS31XQ
自分で選択しといて上手くいかなかったらキレるのは責任ではないだろ
確かに自由ではあるけど魔族に比べたら見ていて浅ましいぞ
1814 :
名無しさん@狐板
:2024/12/07(土) 23:57:14 ID:wFpkKFvp
>>1813
まぁ魔族からしてみれば魔法研究さえできれば人類の発展とかどうでもいいしな
1815 :
名無しさん@狐板
:2024/12/07(土) 23:58:23 ID:DeHUTy4B
どう扱おうと神の自由なんだったら、便利な道具として扱おうがストレスをぶつけるサンドバッグとして扱おうが同じことじゃね?
魔族という道具に、責任はないけど自由意志を認める、なんて中途半端な見方をするのはどうなんだろ
自由と責任を与えるか、どちらも与えないか、の二択しかないと思うんよね
1816 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 00:02:21 ID:QQE5/Odn
このスレが荒れる理由がよく分かったな
他人のコメントに責任とか自由とか話を逸らすわ2択しかないとか極論を言い出すわでずっと難癖つける奴ばかりならそりゃ荒れるわ
1817 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 00:03:43 ID:w0pzl0O0
わからんなぁ
そもそも神と魔族は対等な存在じゃないのに
1818 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 00:05:02 ID:Iggfunjv
よくアンチが荒らしてるとかよく騒ぐけど一番荒らしてるのはアンチコメに一々噛み付いて話を長引かせる自称信者だからな
しかも匿名だからって他人の命を軽んじる誹謗中傷もするからそっちの方が見ていて不快になる
1819 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 00:06:57 ID:w0pzl0O0
創作の登場人物の命を現実の命と誤認するのはやめたほうがいいよ
1820 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 00:09:02 ID:hdcNsi/1
魔族は道具だっていうならそれに責任転嫁して愚痴る時点で愚かだからな
あとそういう発言が正しいと思うなら匿名ではなく実名でしてみれば?
それが正しいと思うならみんな肯定してくれるでしょ
1821 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 00:11:23 ID:Iggfunjv
誰も創作の登場人物の命とは言っていないんだがなぁ…
1822 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 00:14:15 ID:Jktvb1qX
アンチコメは議論が深まると大抵キレ気味になるのが不思議
憎しみが原動力故なのだろうか
1823 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 00:14:51 ID:VfQQ3pQX
創作の命は現実と違うっていうならむしろアンチの方がマシだよな
ここの自称信者の方がスレを越えて人格批判をしてくるし
1824 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 00:15:20 ID:w0pzl0O0
現実ならなおさら製造したものが使い物にならなくて不満に思うのは普通だし、全部ばらして作り直すことだって普通じゃろ
その不満というのは不出来なものを作った自責であって、責任転嫁ではないよ
対等じゃない存在に転嫁はできないもん
自分が負えるレベルの責任を転嫁できるってことは、相手もそのレベルにあるってことだもん
1825 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 00:18:21 ID:yHgDu+G+
今人格批判してるのアンチ側だけで草
1826 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 00:20:21 ID:TXaG+6fY
いやだから自責せずに不満を公言して責任転嫁を魔族にしたからここまで叩かれてるんでしょ
それに作り直すのが普通ならそれをしなかったのはただの自己責任だろ
1827 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 00:25:09 ID:Gh3QAaZM
読者の視点だと同じ物語の登場人物だが神と魔族は蟻と人間以上の立場の差があるからな
1828 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 00:28:19 ID:yO9Cyfp1
自分としてはどれだけ立場に差があろうが責任転嫁と言ってもおかしくないと思ったんだけど…
というかそうでなくとも魔族に対する言動は普通にカッコ悪いと思った
1829 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 00:30:39 ID:w0pzl0O0
なんでそんなに責任転嫁にこだわってるんだろう?
生かすも殺すも自由なんだよな
命の権利なんかよりはるかに軽い責任なんて単語にどんな重さを見出してるんだ?
1830 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 00:32:40 ID:CMqpiKug
いやホント凄いな
先に責任転嫁について文句言っていてそれは驚いた
1831 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 00:33:07 ID:Cys/s+3l
本当に怒ってるなら誠みたいに死後魂を凍結してるだろうし神はそんなに魔族に怒ってないと思われる
愚痴その他も困った子ね…という感覚?(それはそれとして国に攻めてきたら殺すが)
1832 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 00:34:39 ID:8VZbKxKW
いや誠についてもそこまで怒ってないというか…ぶっちゃけ凍結自体が苦になってるわけでもないからな
1833 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 00:35:43 ID:dLt20ANO
極論を言えばワンマン社長が平社員に色々と命令して上手くいかなかったら平社員にキレ散らかしてるだけだからな
それを見てどう思うかってだけ
1834 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 00:37:17 ID:jAY9aIOS
魔族にしても誠にしてもアンラッキーイベントマス踏んでくっそーって思ってる程度だよな
1835 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 00:39:54 ID:PYm84UzT
神と魔族が社長と平社員程度の格差なわけないじゃん
アンチはそのへんの認識が随分ぬるい気がする
1836 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 00:40:13 ID:JUvMp4jp
なんで神と魔族が同じ立場だと思ってるんだ?
その例えで神が人間なら魔族は愛玩動物だろ。品種改良されて生み出されが逃げ出して野生に帰ったペット
1837 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 00:41:21 ID:dLt20ANO
極論って単語も見えないのか…
アンチ叩きってその辺の認識がが随分ぬるい気がする
1838 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 00:42:47 ID:SY3slk60
だから、そんなぬるい例え話になるくらい認知がおかしいって話よ
1839 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 00:44:15 ID:cNr4Ad60
例え話に難癖つけててワロタ
てか仮に魔族が愛玩動物というなら女神はそれに仕事を任せたことになるんだが?
1840 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 00:46:15 ID:UEXvrNbc
愛玩動物だって人間に弄ばれるっていう役割を押し付けられてるんやで
それがペットの仕事やろ
ほな、奉仕種族は奉仕種族の役割はたさんとな
1841 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 00:46:50 ID:PULIhTdo
魔族が道具だとか愛玩動物だとか言うなら、それに仕事を押し付けて失敗してもそれは仕事を押し付けた神の自己責任ってだけだからな
それを神は悪くないと擁護するのは無理がある
1842 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 00:47:18 ID:JUvMp4jp
そら社長と平社員なんて書いたら突っ込まれるだろ。極論って書けば何でも許されるわけじゃねーよ
1843 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 00:48:07 ID:QITf0fuT
飼い犬が手をかむかむ、なんて言葉がある通りそれは恥辱でありイラつくんよな
1844 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 00:48:36 ID:v/leAplu
そもそも火神が魔族をキチンと奉仕生物として生み出しておけばこんなことにはならなかったわけだからな
1845 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 00:49:32 ID:QITf0fuT
>>1841
神が悪くないなんて言ってる奴おらんくね?
それが許されるだけの立場差があるというだけや
1846 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 00:51:40 ID:v/leAplu
それを言うなら元々許されるとかの話じゃないからな
嫌われてるかどうかの話だったんだから
1847 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 00:53:22 ID:8mODM1wU
ここで立場があれば何をしても許されるし誰からも好かれるって考える奴って学歴コンプとか凄そう
1848 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 00:54:10 ID:taX7qWli
神と魔族の立場の違いを社長と社員程度の差だと思ってる奴と人間と家畜以上の差があると思ってる奴がいる
どっちが適切かね
1849 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 00:54:19 ID:6Gg0O3SL
俺の感覚だとこう
出来が悪く魔族を作った神が出来の悪さに文句を言うのは見苦しい!嫌い!(わかる)
その後野良になった魔族による問題に愚痴を言うのも見苦しい!嫌い!(わからない)
1850 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 00:55:29 ID:FmHKDr5Q
>>1847
こうやってすぐ議論から逃げて誹謗中傷に走るのやめなよ
それだけで信用と発言の説得力失うから
1851 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 00:56:28 ID:QRd59E2c
そりゃ野良になったといっても女神側で普通にどうとでも出来たのを放置してたわけだからな
1852 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 00:58:28 ID:6Gg0O3SL
いやメリットとデメリットを天秤にかけて放置を選んだわけでデメリットに愚痴るのは当然かなーと
1853 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 00:59:17 ID:2qSiUCjr
>>1850
擁護してる奴らも同じ事してるしここでは誹謗中傷なんてザラだから今更信用や発言の説得力とか関係ないわ
てかそもそもたかが読者のコメントにそんな価値はない
1854 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 01:01:49 ID:K/+ntZ3z
擁護ってのがイミフなんだよな
神の失態を擁護してる奴なんていないだろ
1855 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 01:02:37 ID:zvuKUgsr
>>1852
俺個人としては自分で選んだ選択なんだから愚痴るのは見苦しいとは思ったな、それだけで嫌いにはならないが。
まぁどう思うかは人それぞれだからそういう意見もありだとは思う、ただそれを当然だと言うのは違う気がするな。
1856 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 01:05:05 ID:bzpiIty0
>>1855
タクシーという手段とバスと徒歩という手段があって、金銭面からバスを選んだけどバス停から目的地まで遠いの嫌だなぁって愚痴るのはダメってこと?
1857 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 01:08:25 ID:rQrKtWEA
いやあれは嫌だなぁって愚痴ではないかなと
1858 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 01:10:04 ID:w0pzl0O0
アンチが抱いてる感覚はいわゆる擬人化なんだよね
そもそもあの世界の魔族に人権という概念がないけど、非人間を人間基準で見立てようとしてるから陥る嫌悪感なんだと思うよ
1859 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 01:11:55 ID:EcSIMFfA
いや誰も魔族に人権なんか求めてすらいないぞ
1860 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 01:14:49 ID:CN6OfYww
あっこれ前に魔族関連で荒れた時と同じだわ
誰も魔族に一切の非はないと言い続けてたのに勝手に自己解釈していや魔族だって悪いじゃんと主張し続けてた奴がいたか
1861 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 01:15:58 ID:CN6OfYww
すまん誤字した
魔族に一切の非はないと言い続けてたじゃなくて魔族に一切の非はないと言っていないだったわ
1862 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 01:29:45 ID:6svNJM97
>>1857
自分が選んだからって受け入れられない結果は受け入れなくてええんやで
選んだら、そのせいで発生するすべてを全肯定なんてしなくええんや
党派性だけで物考えるようになっちゃうぞ
1863 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 02:05:14 ID:Kzd6CmAN
清姫出てきたらまた出てきたよと文句言うやつが出るに花京院の魂を賭ける
1864 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 02:09:35 ID:9vOFlkii
そんでもってその書き込みに噛み付く馬鹿が出るに承太郎の母親の魂を賭ける
1865 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 02:43:05 ID:DCN8hQji
きよひーはもう何度も色んな所に出てきてるし今更出て来る事に文句言う奴はおらんやろ
1866 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 07:38:32 ID:zzhDFEZS
投下来たかと思ってスレ開いたら読者レスだったでござる
1867 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/08(日) 10:19:55 ID:DTI/JwPC
ttps://www.youtube.com/watch?v=2vK9dM8ChC8
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_ -┐ | ⌒7: : : : : : : : : : : : :;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,( :| _| └ ¨ . . . . . . . . . . . . . : : : :
|-|‐| 爻父xく.: .: .: .: : : : :.:.:.:.::;.:,:;.:,:;.:,;';';';';';';';':;.:,:;.:,:;.:,くノ(ノ⌒( ̄_ . . . . . . . . . . . . . . : : :
|-|‐| _爻:;.:,:;.:,:;.:,: : : : : : : :.:.:.:.::;.:,:;.:,;';';';';';';';';';:;.:,:;.:,: : : : : : : : : : : : : ⌒7___ノ( __. . . . . : : : : : : :::γ´
|-|‐|__ --‐‐テ父:;.:,:;.:,: : : : .:.:.::;.:,:;.:,;';';';';';';'ヾ;:ミ::;.:,:;.:,:;.:,;';';';';';';';':;.:,: : : : : : .:.:.:.:;';';';';'爻 γ´ `ヽ: : : : : : :.: .:.: |
:"i ̄| xX爻爻;';';ヾ;:ミ:ヾ;:ミ:ミ;ミ;ミ;ミ;ヾ;:ミ:゙;゙;゙;゙;゙;゙;゙;゙;゙;ヾ;:ミ:ヾ;:ミ:ヾ;:ミ::;';';';';';';';': : ::;.:,:;.:,:;.:) γ⌒ ヽ . ..:..:| |: : : : : : : :.::.::|
| | _ 爻爻狄狄ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;爻ヾ;:ミ:ミ;ミ;ミ;ミ;ヾ;:ミ:ヾ;:ミ:ヾ;:ミ::;.:,: :,:;.:,;';';';';';';';';';';';';';( : : : . . | | . . . .| |: : : : : : : :.::.::|
|"|¨| ̄ 7爻爻ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;爻爻爻ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ヾ;:ミ:ヾ;:ミ:ヾ;:ミ::;.:, .:,:;';';';';';';';';';';')::: : : : : . . | | . . . .| |: : : : : : : :.::.::|
|¨|´| ノ爻爻淡淡淡父父父爻爻爻淡狄爻ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ヾ;:ミ:ヾ;:ミ::;.: ;.:,(:::: : : : : | | . . | |: : : : : : : :.::.::|
|-|‐| ⌒爻父父淡淡爻爻爻爻淡淡淡淡爻爻爻爻ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ヾ ミシ::::::: : : : : | | . . | |: : : : : : : :.::.::|
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| l: V// |/ ̄ ̄` _\| l |
| l: : V| | __ ,ィf笊_}_| | |
| l: : :`| | _,.ィf笊_ハ ヒzツノ | | | グリフィスが、そのような事を言っていたのですか。
| l: : : :| | 《 ヒzツ .:.:.:.:. | | |
| l: : : :| | .:.:.:.:.:. | | | 本当に困った方ですね。
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l l : : : i|i: |个 `¨ /| | l. l
! l : : : i|i:i | l: : :> . ,イ: : :| | l. .l
l l: : : : :i|i:i:. | l/ _}_ ``〜-< {⌒>:..:| | l . l
l l : : : : i|i:i:i. |:> ^⌒'⌒'⌒^⌒ >:| |-┴‐-、
l l: : : : : |i:i:i:i:. |⌒フ___人 人__人,〉-| |: : : : : : \
l レ´ ̄ ̄ ̄ヾ |Υ: : : : : :\/ : : : : : / | |: : : : : : : : \
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第三王女 ラナー
∨ ∨ 。 ,..V〉∠⌒ヽ
》〉==゚=()=。´x'´ 丶 \ \
/` 7¬―¬.´ \ 丶 \
/ / / : : :. :. 丶 \ ヽ
/ . .: :: : :. :. \ '.,
,'.: : |: : : : | :l : 丶 ー―ァ
|.: .; |: : : : | :| :. \_/.:|_,
!:. / , |: : : : :厂八`.:.  ̄.イ まったくだわ。
l / / ,|ヘ. : :. : /≠¬升1 ,-v‐:´ :|
j / /ハ___ゝ、 .: .:/ 八::...リノ´!〈 l : ! 王と公爵は七大神に仕える巫女がなるもの。
/ / /メ八:::t^ヽ`ー-′ `´´ l! f / : !
フ ,小`ヽゝ‐ ' | |ヘ. : :| . 根本的に巫女になれない者は王になれないわ。
 ̄ ヽ. ハ 、 /!ハ l : :!
Y ヽ ー:::: ´ イZ:.:.l:l : :i .. その程度の事すら弁えないなんてね。
_八 >-、___,..., / y'〉:.l:| : :、 __....ィ
\ィ^ー// v-、‐'´∠√`´∧:.リ :. /
/ ; 〃 />‐¬ 。 ゚ ∨: :. 〈
/ / ´ / 。 ゚ /´ ̄ ̄ヽ 丶
,′ ./ / / 。 ゚ / / \ \
! l 亅く_,.. 。 ゚ // / l :l
\ ハ ーr'|⌒ヽ〈 / l |ヘ :|
/ ', : !::::゚::l :| / | |ハ:,′
/ ! : ',::::::j :| / l ,' | ノ
l ! V/ / ! ,′ ,′ ヽ
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| ! \^ヽ ヽ、_/-‐‐´
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/ r‐个 ヽ __ / ∨ヽ.\
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王家の守護神 ピーチ(中級神)
1868 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/08(日) 10:20:24 ID:DTI/JwPC
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i| ∨ | | l |
i| :| | ,抖系ミ ,x抖ミ」 l |
i| :| |《 爪_ハ 爪_ハ 》 :| |
i| :| l ヒzツ ヒzツ´| | | 先代巫女を悪く言いたくはありませんが、
i| :| | | | │
i| :| | ′ l l ! どう見てもグリフィスの教育に失敗しています。
i| i| | 、 , l |i l
‖ :i| |\  ̄ .イ |i !
‖ i| |l::个.、 ィ : | |i : !
‖ .:i| ll : | __}> .,__,. .イ : |: :i| |i ; l
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/ : :、: \: : : : : : | |^⌒7冖廴i⌒f冖7⌒勹'| |:/: : : /: : : ヽ
私の名はラナー、王国の第三王女です。
そして、私と話している方が、王国の初代女王にして中級神のピーチ様です。
ピーチ様は天空神の直属の部下で、王家の守護を担当する女神です。
1869 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/08(日) 10:20:51 ID:DTI/JwPC
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从: : : : :', /.人 \ /: : : :/ , i
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ピーチ様は生前は王国の安定と後進の育成に力を入れていた方で、死後には昇神して従属神になり、
見習い期間が終わると下級神に昇格し、更に天空神さまの直属の部下として中級神に昇格しました。
こう書くとピーチ様が神として非常に優れているように見えますが、現実は違います。
実は下級神たちは中級神に昇格するのを避けている為、中級神のなり手がおらず、ポストがスカスカなんです。
1870 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/08(日) 10:21:21 ID:DTI/JwPC
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j〈 ̄ }::::::::::}《 斤z「` ィ芹Tヽ∨:∨::|::「\ 従属神が下級神に昇格するのは十分なメリットがあるから、
j{::::\_}::::::::::. 乂ツ 乂ツ ″iW:::::|::| \
j{:::::::j{:: }::::::::::}、 /ノ|:|::::|::| ボクも下級神に昇格するために頑張ったけど、
j{:::::::j{┌‘.::::::‘、\ ′ .:「:::::|:|::::|::|
j{:::::::j{::::| ‘.::::::‘.丶 _ _ /:::|::::::|:|∨::| 中級神になってもメリットがないというか、
j{::::::/::: └::´‘.::::::‘. > __ ....:::::|:::::::|:::::: 从::::|
|::::/::::::::::::::/∧:::::‘.=ュ /__:::::::::::::{:::::::{:::::イ |:::| デメリットが多いから、中級神への昇格は避けているよ。
|:/::: -‐く////∧:::::∨={///ヽ ‐- 、://{ ::::|
|/ ∨‐-/∧:::::∨\//∧ .:::::::::| :::|
. ′ ∨////ハ:::::∨////∧ i::::::::| .::/
/ }/////∧:::::∨////.} | ::::::| .:/
lニニニニニニニニニニニニニニニニニニ≧s。,
lニニニヽ‐_=‐イ ̄ \ニニニニニニニニl
}ニニニニ∧ ̄  ̄ ̄ヽ \ニニニニニ/
lニニニ/ィ .,、 riニ/
|ニニ/ / /l ,' lマ ヽ`, !、ー.コ 下級神なら自分の時間を取れて神殿を拠点に信仰を得る為に活動できます。
lニ/ 、/ l ハ ,'.l/ マ ,.//,r"ニヽ
lニ': : `ー= マ ./ =‐´ `".i i´ニ `' しかし、中級神は七大神直属の部下として仕事をやらないといけませんから、
}:マ: . l.ィう灯ぅ マ/ ィう灯ぅ. ` トマニ
/ll マ ll 乂ツ u 乂ツ l llニマl 信仰を得るための時間が取れませんし、自分の神殿に駐在する事すらできません。
/ニl :l l /// /// ,' /.八ニニマ
ハニ.l l/ヽ u 〜〜 u / ,イ)/l マニニヽ
/ニニフ ̄ ヽ> ____ <イ ̄ ̄<マニニニヽ
./ニy--_ __ノヘ /人 ヽマニニニニ\
/ニ/ ヽヽニニV,__ __ __ //ニ≧s。,ヽ マニニニニニヽ
/二 l \}_ノニニニV /イニニニニニニマ マニニニニ / /
/ニ{ ',--イハニニニニニ=---イ=ニニニニニニニニマ .マニニニ/ /
\\フ `¨ /ニニニニニニ〈〉ニニニニニニlニニニニニマ マ二二
ヽl------ヽニニニニニニニニニニニニイ:Vニニニニマ .マ
マニニニニニ./乂//冖冖l l乂=ハ Vニニニニl ム\
___
f:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:≧s。, _
l:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i> /ヽ
ハ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i//⌒ヽ._ノ
/::l:i:i:i:i:i:ヽ:i:i:i:i:i:i:i:ir-┴ フ ',
/:i:il:i:i:i:i:i:i:i:≧s。, ̄ ̄ // /: ',
/:i:i/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/ >-ィイ.//l: l
l:i:i:il:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:il / lイ/‐- l: .l',
ム:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i| l ィ示 ハ .ハ{ その結果として、中級神はまともな神殿を持つ事すらできません。
ム:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:il .l ヒl ,' l/
ム:i:i:i:il:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:l l ヽ 神官を揃える事ができずに、神殿の維持管理にすら困るから、
ム:i:i:i:i:|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:l l /
,':i:i:i:i:i:i|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:l | -イ 必然的にそうなります。
l ̄ ̄ l:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:l l l_ ,'
l l-:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i :l l ハ ¨l つまり、中級神は神殿ではなく、小さな祠で祀られています。
フ‐---l l、', l', .l マ .l
: : : : : L_____.l≧sム l .マ l これなら神官が不要なので便利ですよ。
: : : : : : : :/ l - マ_
: : : : : : : / `'<l }
: : : : : : / lヽく
: : : : : :/ l=- _
./: : : : / / l lニ',ニ=- _
/: : : / / / l lニ',ニニニ=-_
/: :/ // / l /ニニ',ニニニ=- _
何故、中級神のポストが空いているのかというと、
なまじ神が実在する為に、神殿で信仰を得る活動をしていない中級神は信仰を得られないからだ。
1871 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/08(日) 10:21:52 ID:DTI/JwPC
/:::::::/-、=ニニ==マ:::::::ヽ
. /:/:::::::/=‖:::::ハハヽ:::-ニ゚。::::::;::ヽ
. /:::/::i:::::::i七:::i:::/ ゙゙ マ:::l::`::マ::l:::l:::::ヽ
/:; イ:::::{::::::l.:i!|::イ/ マ:l:::::::i:}::!:::l::|iヾ\
´ {::::::l:::::_|」_i!_ __'|」::_!::l::::l::::l:|
i!:::: l::::ll:| |l _ _ ! マ |l:::l:::l::| 下級神ならランス大陸以外なら地元密着型の神として細々とやっていけるけど、
.. _i!;::::i!:::| l-==- -==-{::::|::l:l_!
ヽ_l::::|l::::! 弋:ソ ' 弋:ソ ',':::/::l_.イ 中級神だとそれすらできないからね。
i!::マ::ムハ ' /:イW:l::::!
i!:: マ:::ム:::. u//;:W:::|:::| ガチで青藍神話で記録されているだけで、まともに信仰されていない神なんだよ。
. i!::::::マ:::ム/ヘ. ○ .イ l:W:::::|:::|
i! < マ::::lニニ>... _ <==l:::7/ > .
W マ::|ニニ‖ |::i W
イ 、 マ:l=/ / l::! / }ヽ
. f〈∧ ヽヽ=\ r=- リ/ r----≦|
l=ヽ゚。 |ニニ/ ゝニ=|´ !ニニニニニ!
',::,__>ィ::::::::ヽ:::::....
ィニ=t≧/ィ;;;;;ヘ:::::::\:::::::ヽ、
/::::';;>7:. :. :. :. :. ',:::::::::::\:::::::ヽ
/:::::::::'/>/>-‐‐-<:. :,:::::::::::::::`ヽ::::::ヽ
/:::/:::::::///::/"゙''ヘ::i::::::`ヽ:::::::::::::::l<ヽ::::::,
/:''1:::::::::!:::::,'::/ ':::N:::::::::|::::::::::::::!;,:::`ヽ:::::, 七大神ほどの大物なら各地に神殿を構えて、
. /´ !::::::::j:::::,':/ .ィ十-Y::l::!:::::::::::|;;;;,,::::::::::::l
l:::::::j{::::/iT i!-‐E:i'::::::::::::l;;;;,ヽ:::::::::l すべての神殿を拠点にしていなくてもやっていけるよ。
. |::::::i:|Xィ示、 /んハ.Z|:::::::::::l;;;;;;,::::::::::::!
. l:::::::i| {!〈.い {//} G:j:::::::l ̄ ア:::::! でも、中級神ではそれは無理だよ。
. |::::::::ilヘ. 弋リ `¨´ ,:/::::::::!__, /:::::::l
|:::::::::ヽ.} 、 /|::::::::i /;;;!:::::::::l それだけ、王国では神が神殿を拠点にしていないというのは不利なんだ。
l::::::::::ハ : ′!::::::7:. :>、:::::::::.
|::::::::, i込 -‐‐- , ィ::::::7、:. :. :./::::::::::.
lj::::::, ,:::::丶、 ,。o< .!::::::';;;;;;;ヽ.ハ:::::::::::::.
. i!i:::::! l::::::::::::r ´:. :.}_ ィ:. :.}:::::'==7;;;,',::::::::::::.
i.'::::| l:::::::::::::ヽ:./レヽ-/:::::,' .{{/ー‐.¨¨ヽ :::.
l.Y l::::>-‐‐7:: ___ノj::::/ }} `.,::.
i Z .}'´ ./ィ j:::,' }} ,:::.
[ ,' ,':《 j:/___j{l7 i/ r---ュ___.}:::::.
Y/ i,::〃 .j:{〃:: :ll |' j.{:: :: :: :: :: :ミ
∠三二>-===z- .,_ ,. -=t:、
∠ニニニ´ニニニニニニニニニニ=≦ニニニニニY
/ニニ>―――‐-=ニニニニニニニニニニニ二l
/=/./`ヘ /`'へ :ィ_ `寸=ニニニニニニニl
/=7 /Y ´ `´ |__寸=ニニニニニl
ト .,_ /ニ7/ /} ./ l ヾ└iマニニニニニム
\  ̄ ̄ , イ / :i l lハ ', | ゙v=ニニニニム 中級神の方々は格式は私達よりも上ですが、それだけですよ。
`¨7ニ7´ .ノイ ハ! l! l ト、 : | ヤ=ニニニニム
/ニ! l |/ !i |、}ノ ヽ i l L._ヤニニニニニム 本当に中間管理職の悲哀を感じますよ。
/ニニ{ ! |-匕, }从 | ``ー-}A :l ヤ=ニニニニニム
/ニ∠ハ l:i. kf'斧ミ; \kf芹芋ミx}/ i! ;ニ二',=ニニニl 上からこき使われて、人間から信仰を得る事もできないなんて、
/∠ニ7 :}从 lc乂り 乂ツっ′ / l=ニニiニニVニl
∠ニニ7,:イ i \ト!:/:/: ' :/:/:/:/:./ / ,'.: !ニニl=ニニV:l 私は嫌です。
∠ニニニ7/=| :! lλ u __,、,、 ι/ィ /.: lニニl=ニニニ\
∠ニニニ=//ニ| ′ / :>、 ` ー ’ / /.:: i ',ニニlニニニニニ\
∠ニニニ/ /=ニ|/ / / 〕h。 -rt≦´/ /.: ノ ∧ニlニニニニニニニ\
ニニニニ/ />' 7 / ¨  ̄ ̄ `ヾ_〕 ./ /´ ̄ 二.,_フlニニニニニニニニニ\
ニ// < ___ .:/ / ´ ̄> ´ ゚*,_,.。/y‐:<ノY ´ ` <=ニニニニニニニニニ\
7 / ./ .:/ / / `ヽ ∠l: /Yヽム ∨ 、 _,.> ニニニニニニニ二iヽ
./ ∠ イ/ /__,,..::ィ ! l//Y \ ` l l \ `'<.,ニニニニニニニ7 !
/ ∠ _/__rf´ニニニニ| |¨Y⌒'y ´/ 〈 ` }i l \ ¨フ ニニニ7 /
f´ =ミiニニ二| | l / i_イ_`i ‖ ト ., ` :、\、 寸'壬三ニニ/ /
L>z-.、ノニニニ| | l f´ 八 《)ノ三ニ`ヽノ\)\ `'マニニ/ /
その不遇ぶりは『令和日本の管理職よりも待遇が悪い』と言えば想像ができるだろう。
それだけに青藍神話では、下級神は多いのに中級神の数がかなり少なかった。
1872 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/08(日) 10:22:34 ID:DTI/JwPC
/ヽ ,ィ
_ .iヽ/ i{_}i i
/}i i 二l斗', ̄  ̄ `ヽ
、 ,, x≦/、、iヾ { ヽ 、ヽ
',' , ∧\ ((__。s≦ i ヾ ヽ } } i} .. 待遇が悪い?
', ', ', ∧ \\ 。s≦ ノ ヽ /\ ‖
', ', ',', ∧  ̄ * i⌒i ̄/Jrヾミ) ノノ∠,, そんな事は関係ありません。
', ' ' ', ', ,', \_,, -‐'' ,ハ__ {`{、じ└',イソ/
,' , ', ' , ',' ', \ ,イ⌒ ヽ _ , j-、 天空神さまの為に働けるなら、文句はありませんわ。
' , ' , ', ', ><__/‖  ̄二ニ=-L,,,」∠∠_ノ
' , ' ', ', ,' __乂  ̄ / (_ ≧s‐- _-‐-、
' , ,,,_', ', .X r―≧s。_ァ-―.、―‐、――ァ‐-ミ、<´
' , ‖,r―ミミ、 ' ,├┤////j 乂_ ノ .j ノ /,,r''⌒''ヽ彡、
ii i://///∧ Y乂>-‐''二ニヽ -‐ t''彡\ 乂 ''x三ヾ ̄ ¨ ヽ
{i i//////∧,イ_二ニ=-ァ==¨ ̄ ̄ ̄`ヽ、ー-〈 ヽ三ヽ. ヽ
ヾ////////>-‐''¨´。s≦:::::::::::::ヽ ヽ ヽ ヽ三ヽ ヽ
\//i/// ./:::,ィ==、::::::::::::i}三ミ≧、 j ヽ ヽ三ヽ ヽ
__,,, -―-、 Yヽ /::::/ ,,rミ、::::::::‖三三ミii_ --―┴- _ヽ三ヽ ヽ
‖`ii三三≧、ii三‖:/ / .‖::::::::/ミ‖ ノ三三〉‐- _ ヽ‐- 、
‖::::ii三三三斗ヘ‖::i ‖ /:::::::::::/ミii三三三三三三三三/三ミ/三三ミ≧x::::::ヽ
ii:::::::ii三三ii {i::::::i i ノ::::::::::::/三ii /三。s≦三三三三/:::::::::i}
ii::::‖三三ii≧s。ii:::::}\-‐''::::::::::::::/三::乂三三三三三三三三三三三三三/::::::/::::::‖
ii::‖三三≧s。  ̄` ¨''+。::::/三三n'' 。s≦`ー''(,ィ{:/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
故に中級神は損得ではなく、七大神に対する忠誠心でなるものであった。
ピーチはそういう意味でも天空神直属の部下に相応しい存在だった。
1873 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/08(日) 10:23:12 ID:DTI/JwPC
ト、_ .ヘ _ .イ
ハ \/Yハ\/ ハ
V {{:::}} V<
/≧=-------=≦ \
ヽ ヽ ヽ
/ { ∨ ∨ ∧
′ l| 八 ∨ ∨ ∧
.′ l| ∧. ∨ ' .} やはり、男は駄目ね。
/ ./ ハ /\ \ | 八
ト、 ./ / xzx.、∨ { _xz≧x \! ≧=- 立場を弁えずに権力を欲しがるから迷惑だわ。
.ゞ __彡'-=≦l{ヾVrリ.Y l| 乂rリ.〃`丁 {丁´
从 { 八 ヾ.{ // | /八.乂_,
/ }八 ∧` ′ /八 |/ {ヾー<
 ̄ ̄从ハ { ヽ ⌒ ./ } { .八
/ >.人 ̄`ヽ、 _ .イ {_ | .八 ∧
/ .> ´ }ハ 二_ヽ >-rく} .}/ / ∧
/ / / } rァ 〉}´: : :{: }` < >-、 ヽ
/ ′ ァ--=≦〈∧j{: : : : : : : : : :{: : : : Y ヽ\
≧=-=彡 { /: : : : : : :.〃⌒Y: : : : : : : : : : : : : }八 } ≧=-彡/
\ ./! .′: : : : : : :{{::::::0}: : : : : : : : : : : : :/{: :}八 /
/´ /:.′ {:/: : : : : : : 乂::::ノ: : : : : : : :、:.V: :(:/: : : : :\<
` ̄ / /〃: : ′ ./: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.ヽV:.{{ : : : : : : : Y ≧=-
/{ .{ {{: : :′ /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ', : : : : : : : : : } ハ
l{八{ 从: ′ ′: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.八 .}
.人 ヽ W {: : : : : : : : : : : : .;{: : : : : : : : : : : : : : }: : : : : : : : :/ |
}′ 八: : : : : : : :、}: /}:\: : : : : : : : : : : 人:_:_:_:_: イ 八{
/ ヽ:、{: : : > ´ :_}_: : `<: : :/: : :イ: : : : :ノ /
/个'^ヽ_ 个ー<: : : : : {: : : : : : :`:¨:¨´八 ̄ ̄.} / /
.从 八∧: : : : : : ̄{-=: : : :_:__:_:_:_:{/}_ !/ .ィ l{
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ー ' 〉 .|ゝミ、
/ }- 。. _ > .人
/ / /: : :ヽ: : : ̄}:丁: ニ:ニ:ニ=--、- ヽ
_ __〈_〉┐
rv〈_〉<ハ∨∧_
∨∧∨∧>''’ `
/`フア^´ \__
/. /,/〉゚''* 。..,, /\ ,人::::}
/. . . }/// :/ ` %,/\Χ ∨
. /. . . ./// | --‐< \/__ヽ ‘;
|. . . . ∨{ |__/____ __`{ |ヽ
|. l. . . .Y | 〃 爪_i` 爪_lヾ ト(
|. l. . . . . | | ゞ'┘ ゞ'┘|:l | お母様の代でやっと性転換する魔法の使用が認められたから、
|. l. . . ...r| | ' l:l !
|. l. . . . {:| | ____ W 今後は王家や公爵家で男子を持て余す事はなくなるでしょう。
|. l. . . . `| | 乂`ヽノ /: |
|. l. . l . . | |\ .イ: |
|. l. . l . . | |. . .> .,_ / |i | 「そうだといいわね」>ピーチ
|. l. l l . . | |冖v冖v冖Tニチ. ./.}i |
|. l. l l . .八. |_人___人_人_ノ〉/ ∧. |
|_」⊥L/___〉 l: : : : : : : :{. . ./. .| l |
/: : : : : : \l l\: : : : : `゙''ナ'⌒ヽl l
. /: : : : : : : : : : ヽ l \: : : : /\: : : :l l
{: : : : : : : : : : : : ‘, l  ̄ \: :l l
{: : : : : : : : : : : : : ‘,l冖v冖v冖v冖v冖v、ト、
l: :/ : : : : : : : : : : : ‘, l─┴┬┴─┴─〈. |: :\
∨ : : : : : : : : : : : : : V: : : : : ! : : : : />へ`:、 : : l
}: : : : : : : : : : : : :_;_;ノ: : : : : :l: : :///>ヘ: ',: :/
/: : : : : : : >冖i⌒ヽ\: : : : :l: : { ´/ 〉ヘ: }〈
人: : : : :┌L_几jr'⌒〈´ : : : : :| : :| イi イ}:l冖、
/ /〕ニ=-辷八 ';: : : : : |: : | } l:几_r>
1874 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/08(日) 10:23:42 ID:DTI/JwPC
卜、_/\_/|
l<> 〈◯〉 <>l
. > ……… <
,イ. ヽ
. / ',_
, ',ノ 今の女王もグリフィスにもっと厳しく対応するべきなのに、
ノ { ',
. `7 ハ ゝ-ァ 叱責すらできていないなんて困ったものね。
-=彡 八 / <
,' \. ,イ フ′
乂ー彳 ヽ ', ヽ 乂__,,ィ
/≧=-=彡. ≧=-=≦´
. ,イ:./ ,′ \
{: /. / ,' ', ', ヽ Y
. V. / l l. ', ', ノ
. / / / l l ', ', /´
{ /{ {. |. | ', ノ Y
ゞ从. ', |. | } .イ }!
\ ヽ | | / ,イ 从
、_) ヽ ', ,' / / 人(
`¨´〕ヽ \ヽ ,イ .イ 人 (
. /:::::::ヽ ヽ ∨ イ ( ::::::) ノ\
/ /{ :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: : \:\:: :: :: :: :: :: ‘;
/ // :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :V∧/\:: :: :: : ‘;
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,′i/ ゚。::/:: :: :: :: :: ∧:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :{:::::::::::::::::::::::::}:: :: :: : |
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| :八 、_;;_;;_;; .:: :: :: :: :: :: :: :: :: ::\:: :: : \| :: :: l:.::|/i:i/:: :: : l |
| .: ::';_,,ィf厂 ̄_、:: :: :: :: :: :: : 、___\;;_:: ::| :: :: l:.::|i:i/:: :: :: :l |
| .: :: ';:、 乂__゚_ノ:: :: :: :: :: ::._,;ィ厂 ̄`_、 ̄| :: :: l: :|/i:: :: :: : l: |
| l :: :: ', `==彡': :: :: :: :: 、::.、 乂_゚_ノ/^:: :..:| :: :: l: :|:i:i: :: :: l: l: |
| l :: :: ::', :: :: :: :: :: :: :: :: `::ミ‐-‐=彡'.::.:: ::| :: :: l: :|:i:i: :: :: l: l: | ……初代様のおっしゃる通りです。
| l :: :: : i':, :: :: /:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::| :: :: l: :|:i:i: :: :: l: l: |
| l :: :: :::圦 :: ::ヽ:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: | :: :: l: :|:i:i: :: :: l: l: |
| l :: :: :: |l心 :ヽ、;;_;;_;: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :;.|:: :: :l: :|:i:i:: :: ::.l: l: |
| l :: :: :: |l:: ::.\ :: `'<二二ニ==-‐:: :: :, :'´ |:: :: :l: :|:i:i:: :: :: l:: l:. i
| l :: :: :: |:l:: :: :l个:.、 :: ::‐-:: :: :: :: ::,.:: :'´:: :: : |:: :: :l ::|:i:i:: :: :: l:: :l:. ‘;
| l l: :: :: |::l:: :: :l::l:: l:i> :,;__:_;:ィ:´:: :: :: :: :: :|:: :: :l ∧i:i:: :: ::.l:: ::l::. ‘;
| l l: :: :: |: l:: :: :l::l::::li:i:i:i<⌒⌒7:: :: :: /⌒'l:: :: :l/. . >i: :: :: l:: : l::. ‘;
| l l: :: :: |:: l:: :: :l::l::::li:i:i:i厶,_. . ⌒'⌒^^. . . .l:: :: :/_∧i: :: :: l:: :: l:::. ‘;
| l l: :: :: |:: :l:: :: :l::l>:'´⌒7´ . . . . . . . . . . l:: ::./: : : : : :\:: ::l:: :: l::::. ‘;
| l l: :: :: |:: : l:: : /: : : : :/⌒7 ̄ヽ/\//:: ::// ̄ ̄ ̄:.\l:: :: l:::. ‘;
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/ /: : : :\: : |: : :| : : : |: : : : | | ‘:,
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//.: : : : : : : : : : :|: : :| : : : |: : : : | | 〉
//.: : : : : : : : : : : : :|: : :| : : : |: : : : | | ト... /
/\.: : : : : : : : : : : : :|: : :| : : : |: : : : | | \`:.. ,. -一'' ´
}.: : : : : : : : : : : :.|: : :| : : : |: : : : | | \:`::... /
 ̄\: : : : : : : : : :|: : :| : : : |: : : : | l \:::`>___,,. ノ
\.: : :. :. :. :.|: : :| : : : |: : : : | | ` /
__}_.: : : : : :.|: : :| : : : |: : : : | | }
___,..イ ^⌒''´ ̄|: : :| : : : |: : : : | | ,,. -イ
: : : : : l |: : :| : : : |: : : : | | ,.イ l | (グリフィスを粛正しないなんて、お母様は本当に甘い方ですわね)
: : : : : :\__ノ |: : :| : : : |: : : : | | /: |:l l |
: : : : : : : : : : l. |: : :| : : : |: : : : | | /|:: :|:l l | (どう考えても、あいつは危険分子だわ)
: : : : : : : : : : :l |: : :| : : : |: : : : ! ├' !:: :!:!: l |
: : : : : : : : : : : \ :|: : :| : : : |: : : :. | | |:: :|:l l | (あいつが暴走する前に始末することを考えるべきね)
: : : : : : : : : : : : : \/!: : :| : : : |: : : : | | |:: :|:l l |
: : : : : : : : : : : : : : :.l |: : :| : : : |: : : : | | |:: :|:l l | (まあ、こちらが手を下さなくても、上級貴族たちを利用すればいいか)
\ : : : : : : : : : : : :_| |: : :| : : : |: : : . | | |:: :|:l l |
\: : : : : : : : : : : 〉 |: : :| : : : |: : : l | .|:: :|:l l | (絶対王政なんて彼らが認めるわけがないもの)
\: : : : : : : : : \ |: : :| : : : |: : : l l |:: :|:l l |
\: : : : : : : : : `|: : :| : : : |: : : l l .|:: :|:l l |
その後、社交界でグリフィスが王になって絶対王政をやりたがっているという噂が駆け巡ることになる。
当然ながら、この噂は上級貴族たちを刺激してグリフィスは上級貴族たちから警戒されることになるのであった。
1875 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/08(日) 10:24:22 ID:DTI/JwPC
lヽ
__ (} \ /\
。o≦:: : : : : :. ::∨ ゝ / , ‐ 、∨
/:: : : :. :. ::/ ̄ ̄ ヽ { ‘ ∨__
≦ミ丶 ___ -- ':: : : :. :. :. ::` ‐‐‐-、乂__ノ /
‐=ニ__:: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::ヽ /
、 __ >: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.',‐‐‐‐‐‐、
≦ニ ___: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::/: : : } : : : : : : ヽ
/: : : : /:: : : : : ::/: : : :/: : :://:: : : ::/:: : : : : :. :. ::}
′: : :/: : : : : :≧:: : : ::/: : :://: : : : : :/ : : : : : : : : : |
{: : : ::/ ≧ ’ /: : ::/-‐‐/イ / : : メ: : : : :}: : : : : : |
/: : ::ノイ : : : : /: :/f示芋气 //: :/ }: : : :′: : : : ::ト=-
/: : : : : ::∧: : ::// __):::::} // /: :/:: : : :. :. ::゚。
/:: : : : : ::/: :} : : : :: 乂zり x芋ミ//: : ::メ: : : : : : ゝ
|\ .メ:: : : : : ::/ : : ∨: : ::} 匕::リ /: : /: : : :/ゝ _ ニ=‐
|: : `‐‐≦:: : : ::≧‐‐≦: : ヽ: : 八 、 ムイ : : : : /
ゝ ___: : : :/ \ } /∧ ト ` ‐ ‐=ニ: ::/r从ハリ
/: : :/ < ∨| ≧ ‐ イ: : : :/ ′ まあ、今の女王はいいわ。
/: : : :/ .  ̄ 二 : : : :Y´ ///
/: : : :/ :: , - 、\ { /:: : : ::( /} 第一王女は後継者として問題ないし、
/: : : : : :| ::: { ‘,  ̄ ̄ 丶 ミニニ彡'
/: : : : : : :| ≧ 乂__丿 .: ∧ スペアの第二王女もちゃんと使えるもの。
/:: : : : : :. ::∨ / .:: ∧
′: : : : : : : ::∨ ′ ヽ  ̄ ヽ∧
{: : : : : : : : : : ::Y { .::
|: : : : : : : : : : : {____∧ :::. \
ゝ:: : : : : : : :. ::/ .∧ .::::: \
\:: : : : : :://\/\_.∧ .::::::: .:::
ヽ:: : : :. :. :. ::| ゚。 / .:::
ノ/从rハリ :| ト ノ }
}‐‐----‐‐{ ≧ ‐‐---‐‐ ≦ /
| | ゝ ノ
≦ ̄´| | ≧ ____ ≦
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\\\\| | ∧ |
ヽ\\ | | /.: / ∧ |
__〇==ミ
f⌒\(_ノ\
.ノ(_)(_)-─-ミ、、
γ⌒乂/´ \\
γ廴_// \__ \
| | | | '´|\ Y \__ノ
| | |/「 r斥 ノ _/ そうなると、貴女はスペアにもならないわ。
| | |_yf笊 __ノVソj癶 __>
_ノ ノ 込乂ン ' }◯ 貴女は優秀なのに使い道がないのが悩みどころね。
⌒> /\__> 。 人_|_ノ 〉
⌒¨¨「∧ 〈__) /| | 癶ノ
|' ∧ \`二ニ爪_| | √\
/ / / \ \─7ヘ⌒\八 ̄ \
/ \_,/ / \/⌒ ‐\〉 \`廴
{ / √ 、``丶 |
乂__ / ,/{ { / ̄\| |ヽ
<__/ \ `, / Y∨
. ‘,∨ . :.::| ',
. __,V⌒ : :.::人 @
∨ /∧ `¨´ Lノ
∨ /∧ }
/∧ }
_ . /∧ _,人
/ ∧ /∧__/ _ハ
/ ̄ ̄ >''~ /. . .. 〈_/ ノ \_
/ / .′〈. . . ...:.、 V / ノヘ
. . :/ / / ′ \. . .. :.、 ∨ / /\ . -─
. : ´: :/ / /′ : |\ \. ..∧ 〈 / ``'<
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>‐''"〈_〉>‐ヘ__
ト<〈_〉 -‐''"ヘ ∨//∧──- .,_
∨/∧ ∨///∧ ∨,.+'’ ̄ ̄ 、\
〉//∧ ∨,,.+''"’ \\∧
/ 〉-ァ''"~ } {::::l∧
/: :人/ / ∧ ,/ヽ:〉、}::::.、
|: 〈//,〉。, / / / \ ,。く V:::::::}、;ノ
| : }//{ ゚'*。/,_/ /\_>:''゚ \}___/::::}
|: :{//ハ |/ / ̄ ̄\/ > 、 | ト(|
| l: V// |/ ̄ ̄` \| l |
| l: : V| | ,_二二_| | |
| l: : :`| | _二二,、 〃^ ̄^`| | |
| l: : : :| | 〃^ ̄^`' .:.:.:.:.: | | |
| l: : : :| | .:.:.:.:.:. | | | そこまで、私を評価して頂けるなんて光栄です。
| l: : : :| | ′ | | |l
. | l : : : | ト、 _,.. -‐ァ | | |.l
l l : : : i|i: |个 `¨二´ /| | l. l
! l : : : i|i:i | l: : :> . ,イ: : :| | l. .l
l l: : : : :i|i:i:. | l/ _}_ ``〜-< {⌒>:..:| | l . l
l l : : : : i|i:i:i. |:> ^⌒'⌒'⌒^⌒ >:| |-┴‐-、
l l: : : : : |i:i:i:i:. |⌒フ___人 人__人,〉-| |: : : : : : \
l レ´ ̄ ̄ ̄ヾ |Υ: : : : : :\/ : : : : : / | |: : : : : : : : \
{/: : : : : : : : : : ', │\: : : : : : : : : : : : : / l ト、: : : : : : : : :`、
/ : : : : : : : : : : : ',. | \: : : : : : : : : / l | }: : : : : : : : : :`、
1876 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/08(日) 10:25:06 ID:DTI/JwPC
ト、 /, `ニ=‐--‐=ニ´ ヽ
| ニ=―=彡 / `ト
八 ,′ >
\ / }! ト、 <,
、__`フ イ '"兀¨ } '⌒、.ト、 __彡く
> __彡厶イ厶云ミ /x笊≪__, ヽ \
` ̄/ ,′∧〃 ら ハヽi. // "ら ハ ヾこ} )ヽ}、_ ノ} 天空神さまも貴女の能力は高く評価しているわ。
ト _厶 { 〈ハ{{ 辷rリ }/ 辷rリ }k厶イ‐=ミ辷彡
{ \__〃: : : \{N \ ー‐ ′ ー‐' /_ノ : : : : :ヽ だから昇神する気はないかしら?
ヽ {.: : : : : : : :.込ー` 、 .:γ⌒ヾ : : : }
≧=}: : : : ::γ⌒ヽ\ マ フ /: 八C::::ノ: : : /
人: {: :/人C::::ノ: : (^Yヽ `¨ xァワ/: : : : :`¨´Wレ〈
,x=彡 >、_,′`¨´: : : :` ー-^ヽ7^Y_:ノ: : : : : : : ヽ: : ,.イ、____ノ}
/ ____〉、」 : : : : : : : : ミl|: )}`¨¨{(: :|K: : : : : : : : : :∨ ‘,ー-ミメ
. /_∠_ : : / i!:.:.: : : : : : : : l|:UY<>YU:|l: : : : : : : : : : : }! γー┐‐-`ュ
-‐´: : :_ : r‐‐=x {: : : : : : : : : ヨ{(_人}{人_)}k : : : : : : : : : :八//  ̄ ヽ: : : :\
-‐ :¨ : : / ̄ \ヽ人: : : : : : : : : ヾx===x〃: : : : : : : : : イ: : 丶 丶 : : : \
:: : : : :/ _L_} : :` ー--‐==ゝc:::::::::ノゞ=‐--‐=≠: : : :⌒):\ \ : : : \
: : :/ /: : : : :ー--_彡//`¨¨´\\: : ー-=ミ辷__彡 : : : : : 、 \ ̄⌒ヽ
/ /: : : : :` ̄ ̄: : : : : /く辷辷辷く\丶: : : : : : : : : : : : : : : 〃\ \
,∠: :_ : : : : : : : : : : : : :/ }乙 乙ヘ `ー- .: : : : : ____彡 ヽ ヽ
{ ¨ ー‐--―=彡' ノ乙 乙込 { ‘,
_ __〈_〉┐
rv〈_〉<ハ∨∧_
∨∧∨∧>''’ `
/`フア^´ \__
/. /,/〉゚''* 。..,, /\ ,人::::}
/. . . }/// :/ ` %,/\Χ ∨
. /. . . ./// | --‐< \/__ヽ ‘;
|. . . . ∨{ |__/____ __`{ |ヽ
|. l. . . .Y | 〃 爪_i` 爪_lヾ ト(
|. l. . . . . | | ゞ'┘ ゞ'┘|:l |
|. l. . . ...r| | ' l:l ! . 昇神ということは、ピーチ様と同じように
|. l. . . . {:| | ____ W
|. l. . . . `| | 乂`ヽノ /: | 天空神さまの為に働けるようになるという事でしょうか?
|. l. . l . . | |\ .イ: |
|. l. . l . . | |. . .> .,_ / |i |
|. l. l l . . | |冖v冖v冖Tニチ. ./.}i | 「その通りよ」>ピーチ
|. l. l l . .八. |_人___人_人_ノ〉/ ∧. |
|_」⊥L/___〉 l: : : : : : : :{. . ./. .| l |
/: : : : : : \l l\: : : : : `゙''ナ'⌒ヽl l
. /: : : : : : : : : : ヽ l \: : : : /\: : : :l l
{: : : : : : : : : : : : ‘, l  ̄ \: :l l
{: : : : : : : : : : : : : ‘,l冖v冖v冖v冖v冖v、ト、
l: :/ : : : : : : : : : : : ‘, l─┴┬┴─┴─〈. |: :\
∨ : : : : : : : : : : : : : V: : : : : ! : : : : />へ`:、 : : l
}: : : : : : : : : : : : :_;_;ノ: : : : : :l: : :///>ヘ: ',: :/
/: : : : : : : >冖i⌒ヽ\: : : : :l: : { ´/ 〉ヘ: }〈
人: : : : :┌L_几jr'⌒〈´ : : : : :| : :| イi イ}:l冖、
/ /〕ニ=-辷八 ';: : : : : |: : | } l:几_r>
,,.+''∨∧V∧V∧…─-ミ__
∨∧∨∧;>'゙゙゚´  ̄ ̄\\\
/ 〉r-‐ ´ \\{\
〃__//, / \ ,}:∧:::::Y::::7
‖〈:::/ ゚!*ァ<.,/ /\\ ,.。*''゚ }′〉::::|::〈
i| }::{ |/ /`゚゚゚゚''\/'゚゚´\ | {:::/:::/
i| {:::} |/-‐─- -─=ミ、| Y:イ
i| ∨ | | l |
i| :| | | l |
i| :| | x===ミ ,ィ===ミ| | |
i| :| l | | | 天空神さまの為に働けるというのなら、喜んでお引き受けいたします。
i| :| | .:.:.:.:.:. .:.:.:.:.| | │
i| :| | ′ l l ! それが王族の誉れです。
i| i| | r-‐─ ァ l |i l
‖ :i| |\ 乂_ノ .イ |i !
‖ i| |l::个.、 ィ : | |i : ! 「それはよかったわ」>ピーチ
‖ .:i| ll : | __}> .,__,. .イ : |: :i| |i ; l
‖ i:i| |<´ ⌒Y⌒Y⌒Y⌒ヽ : | |i l :;: l
‖ / l {:i| |l : ) _>| |i l :l l
{i_⊥⊥L| |l/:⌒\/\/\(\::| |i:」⊥、l
/: : : : : : : | |\ : : : : : : : : : : : : : /}| |: : : : : ヽ
/.: : : : :. :. :.| |\\.: : : : : : : :. :.// | |: : : : : : ‘,
/: : : : : : : : : | | \  ̄ ̄ ̄ ̄ / :! !: : : : : : : ‘,
/.: : : : : : :. :. :.| | `‐-《二》-'´ | |: : : : : : : : ‘,
∧\.: : : : : : : :.| |  ̄ | |: :/: : : : : : 〈
/ : :、: \: : : : : : | |^⌒7冖廴i⌒f冖7⌒勹'| |:/: : : /: : : ヽ
ピーチだけでなく天空神も深刻な中級神の不足から、優秀な者をスカウトする事が多かった。
そして、ラナーはその人間離れした頭脳から知恵を司る女神になれる才能があると見込まれていた。
1877 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/08(日) 10:26:52 ID:DTI/JwPC
1878 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/08(日) 10:27:41 ID:DTI/JwPC
ttps://www.youtube.com/watch?v=tZmPRMw2t6E
s。 `く>>、\____マム__マム___,|:|______||___‖__//__//____アxく>>'´
`弌is。 `'く>>、\____マム__マム__,|:|_____,||____‖__//__//____アxく>>'´ ,ィn
`弌is。. `'く>>、\ ̄ ̄マム ̄~~マム ̄~~|:| ̄ ̄ || ̄ ̄~‖ ̄~ // ̄ 7/ ̄¨アxく>>'´ ,.ィn:|
`'弌is。`'く>>、\ニニマムニニマムニニ:|:|ニニi||ニニニ‖ニニ//ニニ//ニニアxく>>'´ ,ィn :|::|
. |::トミs。`'く>>、\二マムニニマムニニi:|二二||ニニ‖ニニ//ニ//ニアxく>>'´ ,ィn .|::|
. |::| `'弌s。`'く>、`ー‐`ー‐‐┴─ ┴─ ┴─‐┴‐─'─‐‐"─くく >>'´ ,ィn |::|
. |::| `'弌s。`Y´¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨`Y´,.ィn| |::|
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二ニ=‐ |ニ=- :|ZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZ| || |::|_,.。o≦ _二ニ=-‐ ''
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||::| o||o l| |i:i:| | (_)...Ω │:|i:i| _ll_ ┗━━ || || .:|l :| | :|::|::| |
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.::´:::::/:::::::://::::/::::::::::::::ヽ. \
/::::::::/::::::::/: /::::::/|:::::::/::|::i:ii::', \
/::::::::/:::::::rj:::/::/抃xミンハノi:|:||:::|. \
/:::::::/::::::::::リ::l::::i 乂Yシ゛./_辻リ::ノ. \ グリフィス!
. /:::::::/:::::::::::::l::::l:::|  ̄ , ヒシ/::i′ ヽ
/:::::::/:::::::::::::: |:: |: |、 ,.--,. .::::::| } 貴方は女王に『自分が王になりたい』と主張したそうね。
. /::::::/:::::::::::::::::::|:ハ:l._\ ¨´, イ:::::: | |
. ./::::::/::>━‐<:\:jリ;;;;`{ ¨:::::::::|:::::::::| 、__ノ 何で、そんな愚かな事をしたのよ!
./:::::r‐┴─- 、 \ヽ\;;;;|¨>‐┴‐ミト、
.:::::::i,-r──- 、:.\_|:.{;;;;;;;`;'´;;;;;;;;;\_.ヽ__
< ̄ ̄ヽ┴─‐-、 `i癶ミ:.}──、`ヽ、,-───‐:ミ、
Y´{⌒/}. `/ .|;{爻}: : : : : : :ヽ: : : : : : : : : :`ヽ
′::{∧ | .|;|: : : : : : : : : : :ヽ: : : : : : : : : : :',
,:::::::::::::::\_ | .};|: : : : : : : : : : : :|: : : : : : : : : : : i
,'::::::::::::::_,ノ ─ミヘ //: : : : : : : : : : :.八: : : : : : : : : :人
.′:::::::::::i , -‐━ミー'〈: : : : : : : :: : ∠≦二: : : : : : /‐〈
.′::::::::/{ r、 ⌒ー─‐ '´ `ー─ハ、 \
i::::::::/ | ',. f\ __ ノノ,--、ノ ヽ、 ヽ、
|:::::∧ \ {ヽヽ-、\ヽ┴ミ、`ヽ--'´ ヾ `ー‐z .i /
|:::::::::::\  ̄ {ヽ.ヽ、.¨¨ ヽ.| i ヽ-'ヽ--′
|::::::::::::::::i\__/ゝ\ヽ __} | | |
|::::::::::::::::|::::::::::::::::::::\三三三≧:| | | | |
|::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::}三三三三||.ノ | | |
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|:::::::::::::::::::::::::::::::/ \ }‐-:j |.| | | |
|::::::::::::::::::::::::::::/ ト、: :{ .|.| | | ト、
|:::::::::::::::::::::::: / ,ノ: ヽ:| | | |:::ヽ
|:::::::::::::::::::::::/| /:.|: : : ヽ.| | ∨:∧
|:::::::::::::::::::::/:.| /´: : :.:.|: : : : :|`ト、 | ∨::∧
|::::::::::::::::::/: : | _,ノ:|: : : : : |: : : : :| .| ヽ | ∨::::|
\::::::::::;人: :r‐'´: : :.}: : : : : |: : :.: | .| ヽ | ∨::|
ヽ/: : : :ノ: : : : :/: : : : |: : :.: | .| ヽ ∨|
./: : : : :/: : : : :/ : : : : : : |: : : : :| .| ヽ |`'
先代巫女にして前女王
__ _ _
_ _r ― 'ー - ^ ̄ ``ヾヽ、_
/ ´ ̄ -― f _, 人 \ヽ``ー 、
.li r '  ̄ _ ノ r' / ( ヽ ヽ、
〃 / r'' ,ノ }} ヽ、 ) i! l
.f″〃 {{ ( 、 ノ ノノ (( 、 / 、.
{. {ト ト i|ミ ヾ ヽ(( ( ( i ヽ i , ヾヽ
ヾ,ツ ノi} ノハ`ー、ヽヾヽ ヽヽ ヽ l i
{彡,_ノ>r'´ ¨ ̄`、_ソノ }}, i! ! | }i i、、 //
(( } _lk=r ´、_ノ´ ノ彡' ' ii{ 、( 母上、私は貴女の息子ですよ。
7 ´{iツ' _>- ' ー< _ ヽ y' ヽ
,ノ ¨ `フr' i}_ ヽ i | ( ノ それなのに何故あの女が王になっているのですか?
( ,ノ 〃レノ | | ), Y´
`ヽ丶 l! l ノ i| .} l 〃人、'、_
〈 __ ヾ ヽ |「 Yノ ,ノソ / / )`ー '´^
(  ̄` ) iL〃彡' / /
) ノ ヽ、ヽ /i ( ヾヽ /
ヽ { , )ノ ./77_ _ )/
f´ ̄ ̄`ヽ ヽ/ ( ,/〃、_/77 ` ̄ヽ /
ノノ _,.ノ〉 i 、 ヾ. ( ヾ /77{ ー<⌒ヽー 、_
/^ ー'´ (´ K ̄ ̄`ヽ= 、 )7/ ))) >' j ) )_
, -イ / / ` |_______)! 、 /7(( /´⌒)_ノノ
(( 〃 l ,ノノ| __ ,ノノ 〃( `ヾヽ/ ´⌒>- '
1879 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/08(日) 10:28:35 ID:DTI/JwPC
,. ----- ,,
.:.:''"´::::::::::::::::::┛┗...、
/::::::::::::::::::::::::::::::┓┏::::::ヽ
;:':::;::::::::;::::::::::;:::::::;:::::';::::ヽ.:::::::::',
/:::::;':::::/::!:::::::;!::::::ハ:::::!::::::::!::::::!:::!
/'::::::i::::;'::/!::::/!:::ノ::::レ'::ハノ|:::レ'::::! 王は天空神様の巫女が勤めるのが、王国の体制で、
i:::::::::i::::i/:::::::::::::::::::::::::::::::::::!:::!):::ハ
ハ;:::/!_;ハ ,.,. ""i::::|::;イ::i 王家の伝統やしきたりだからよ。
;ヽi´::!::::i'、 、--‐=ァ ,.:'!::::!:::!::|
/::::::;'::i::::!:/`iァ.,、..,,__,,. イ::::!::::|/::::i これは言うまでもなく分かりきった事でしょう!
;':::::::::!::!::::!::::::ri.ノ ヽr !::::!:::::;'
!::/::::::';|:::::!7´iミi;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;iミ|::::ト 、
レi:::::::/!::::::i_iミi_;;;;;;;;;;;_iミ|:::;! ',
'、:/ /⌒`i)___ 二二_____レ'(i⌒ヽ
r'",.-i Y Y Y iヽ
/ '´./i イ | ゝ ! i
;' /;':::ゝイ ヘ .人 ,イ::ゝイ ! i
! ! i::::::::::'; i:::::::'; i |
_____∠ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:.:、 \
:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i.:.:. : :ヽ 、__i}
:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l.:.:.:.:. : :’  ̄
:.:.:l:.:.:.:.|i:.:.:.:.:.:.::.}:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
:.:厶:.:.:.|l:.:.:.:.:.:.厶斗: !:.:.:.:.:! 王家が伝統やしきたりを無視できるわけがないでしょうが!
==-≧ハ:.:.://≦=:.:.:l:.:.:.:.:{
。 V/ 。 Y:ヽ.ノ . しかも、女性しか王位継承権が与えられないのは、七大神がお決めになった事よ。
==== === {:.:.:l
│l│l ___ V:.| 七大神の許しもなしに変えられないわよ。
| | u }:.:!
─‐ ノ:.:|
,ィ _ _ ,
__,、-‐' '"´  ̄ ``"く
_/ `ヽ、
r'/ ヽ
_/ ヽ ヽ }| }
'´ i } | .| / { ,、-──-、
ヽヽ. | r_{ r'ヘレ' `` / `ー‐彡'´
i ノ 人ゝ ___,,,,. ヽ _ / _,,、======'"´ゝ
j| | | ノ ト、{ `ヽ.l,;L ` ー-v‐'"´ `゙7′ / ,、-------'"
__川レ'ヽ`i` , ノ ノノ / / /'´フ`ー─-、、 ………。
l rァ`ヽ `ヽ ( ``ー‐'´ / / / ヽ
゙i, {´ (_\ ``'''ー-、 ,.〈 三ミ、___,/ /-‐''´ \ ,ィ
ヽ、__\ ヽ r'ヾ二ニニニ、-'" __,,、----- 、 `ヽ `'''''"/
ヽ `i | `i ̄ヽ、 ヽ. ゙i, `ヽ、 ``ー─'ニ´__ -'"´ \ \ `=く
゙ヽ、 \ | | | \ ヽ. ノ`ヽ、 `ー─‐r'´ `ヽ、 `ー‐、\ \
ヽ ヽ | ヽ l \ \ミ、 _\ _,ノ ヽ --- 、 \ヽ |
} } |\ ヽ\____ヽ ``"´  ̄ \_, \ l } /′
〈 |i ヽ l| | `ー─-ヽ ,、-- 、___∠ー-、 \. l,-'´
\ | // | | \ / ,、---- 、 ヽ ヽ ヽ、`ーイ
ヽ r// / |ヾ-、 ___ ,/==<´ ヽ ゙i ` ´ ̄ ̄
,、-''"´ /
1880 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/08(日) 10:29:21 ID:DTI/JwPC
, ' ´ ̄ ̄ ̄ ̄: :`: :
/ .: : : : : : : : : : : : : : : : : : :.` 、
_/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
/.: : : : i: : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ: : : : : : : :. ゜。
/'.:/: : : : :|: : : : : : : : \: : : : : : : : ヽ: : : : :. ハ
. // .:./: : : : : :|: : : : : : : : : : \: : : : : : : :i: : : : : :.'
//' : i: : : : : : |: : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:.|: : i: : : : ’
. //; | i: : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ: : : : : :.|: : : : : :|: : : : ::.
//..i : : : |: : |: : : : : : : : : : : : : : : : : : :、: : : : :|: : : : : :|: : : : : '
':i. | : : :.|: : : :: : : : : : : : : : :、: : : : : : :i>l: :. |: : : : :.:.|: : : : : : 。 今回の事で貴方は危険分子だと思われたはずよ。
. ;: :' . |: : : :|: : : :i: : : : : : i:{: : : :ヽ: : :.z≦_j_ji: : |: : : : : : : : : : : : :i
. |: i |: j: : : i: : :|}≧z、__ミ:ヽト=≦斗rf升 }.|: : : : : :.ト: : : : : : : :.:.| それに社交界で噂になったのは拙いわ。
. |: | jハノ{:八イ: : :弌_f弖ミ <゛゛,,∠¨¨¨"..|: : : : :.: |:ヾ: : : : : : :.:|
. |: |. |: : : : 、 ` |:/: : : : :|: : : : : : : : : | 上級貴族たちが動いたら、今の私では庇いきれないから、
':.{. |: : : : 込 ヽ /i: : : : i: |: : ヽ: : : : :.:.|
゚o |: : : : : :i 〕ト:. `' :. ̄`. /イ: : :i::人l: : \: : : : : | どうしようもないわ。
%.. |:i: : : : :.| ハ: : :>:.__.::::'" |ノィ"ニニ\r‐ 、: : : :.:|
\ jハ:i: : :i:ハノ┴‐r‐‐f⌒>‐=≦ /ニニニニi |:.:.:.トミ: :.:.|
ル' / /:.:.:./_,ノニムニニ/ニニニニニ|.|.:.:.:| ヽ、
イ /:.:.:/f≧zニニニニ{ニニニニニニリ:.:.:.l `ヽ、
f:.ハ /:.:.:/'ニニニニ}ニニ≦ニニニニニ .i:.:.:.:′. マヽ
. |:.i∧. /:.:/ニニニニニニニニニニニニニニ. ;:.:.:.; }ハ
j:.:|. ∨∠ニニニニニニニニニニニニニニニニ':.:.:.:i /:.:.:i
/ l/i//ニニニニニニニニ/ニニニニニニニニ ;.:.:.:.{ /:.:.:ノ
/ r{,ノ〈ニニニニニニニニ ,ノニニニニニニニニニ ':.:.:.∧ / /:.:./i
/ __/jゝ=\ニニニニニ/ニニニニニニニニニニ ;.:.__lニ∨ /:.:.:/. |
{ レ' /:.:. \ニニ / ニニニニニニニニニニニ i:/⌒iニ.|./:.:.:/. ├──ミ、
\/:.:.:.:.:.:.. \ ' ニニニニニニニニニニニニj i=彡:.:.:._/. i _/ i
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.. \ ̄ ̄ ̄ (_,ノ八_))ニ|.ー───‐┴'⌒ ノ
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ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.≧z:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:〉 \ イ/〉
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/:::::::::::::::::::::::::/::::``::‐-、 | |:::::::::::::::::::.!:::::::::::/::::::::::::::::l
/::::::::::::i::::::::::::l::::::::::::/_ .リ|:::::::::::::::::::ハリ'"::::::::::::::::::::::::|
/::::::::::::::i:::::::::::::/彡ィ==-ミ. |::::::::::::::::/ !__ |::::::::::::::::::::::::| 上の四人は大人しく王籍離脱して
/:::::::::::::::|::::::::::::lイ r):z:::Yヾ |:::::::::::::/,彡=-、ヾ、:::::::::::::::::l
/::::::::::::::::|:::::::::::::| {::‐タ、ノ ヾ::::/ .r)z::::Y`ミ ノ:::::::::::::::| 平民として平凡な生活をしてくれているのに、
/:::::::::::::::::|::::::::::::::|〇ゝ=' {-タ、:/ .ノ./::::::::::::: ハ
/::::::::::::::::::||::::::::::::::|, /////. ' ヽ='' Y):::::::::::/:::l どうしてグリフィスだけこうなのよ!
. /::::::::::::::::::::||:::|::::::::::|.', 、__ ////. /':/::::::イ::::::|
. /::::::::::::::::::::::||:::|::::::::::|ヽ, ノ ` /|::i::::::::::/:::::::|
. /::::::::::::::::::::::::||:::|::::::::::|:::::ヽ /:::|::l:::::::/::::::::::|
... /::::::::::::::::::::::::,ィ'ナ.|::::::::::|/、 l> 、 _ , <::::::::::::|:|::::::,' ::::::::::|
. /::::::::::::::::::::::/ / |::::::::::|\.\  ̄ /.Y \_,,::::|:!::::,' |::::::::::|
', ヽ ヽ '、 \
{ ヽ `=ミ、_ニ ``ヽ } )
'、 \_二`ア‐zz、、ヽ Y }
'i、 、_ヽ }ハ、 リ ノハ } ∧
´ミー‐--、彡 〃 マ, r'/ ) j { `,ヽ
i ', 、 `''ヽ ソ/ ‖ !} {{ {川( `ミz_ ', }
{ 'i, ヽ`ー‐===、Y,,, {トz、 ii ` `^` /l´ 私は兄上たちとは違う。
ヾ、_ `'=ミ、`ミ≦、 リ{iiii{{トミz/ { l
ヽ 、 ヽ、__下‐、`ヽト‐、`'' '、{ 王子として生まれたからには理想とする王になりたい。
ノ) }ヾ、`r‐、_ ノ} }ヘ X
y{/ ) ノノ } リ {ノ ((rヘ /ノ)
弋( r {{ 弋{ {{、 )リ , ///
`‐( 'i', { ヽ、_ヾ、´ , /j .._ィ´ /´/
'ー'ー `ー , /⌒、_::ノf// ノ
、_/ ∧:人f´
// /ノ
{ ノ,イ´
/{// j
/} })' /
1881 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/08(日) 10:30:04 ID:DTI/JwPC
/二二二二>: :'´ ̄/^ー─ミ、
// /: : :/: : : :./: : : : : \\
/'´ /: : : :/: : /: /: : : : : : : :.\\
/. /: : : : : /: : : : /: : : : : : : : : : : : : ヽ
. i /: : : : : /i: : : : : : : :/ヽ: : : : : : : : : : '
. {、 /: : : : : /亅: : : : : : /j i: : : : : : :.i: : : '
/:i: : : : :/ i∧: : : : :/ i _}ハ: :.:.i: : :|: : : i
/i: |i: : : :l ≧z、∨: :./z≦__,__ i: : :|:.|: : : : :| 大体、貴方はとっくに王籍離脱しているから、
i从: : : |弋f心、ヽ/ / ト'zソノ│:./: i: : i: :.:|
|: :|: :从  ̄ , " ̄. 亅/: /: : :|、: | もう王族じゃないわよ。
|: :|、: : ::. ヽ 'クi: :/: : : :i:ヽ|
∧:j─vー\ v' ) //:イ: : : : :|:.ノ|
/: :〈_人__/:> ' , ト<⌒⌒'フ: | 「私はそれを認めていない」>グリフィス
/: : : : i島妬: : fゝ` ´__,ノ¨;八 ̄ ̄:i:.:|
/: : : __人:ノ'⌒i三三三三三ノー‐i_r─<、i_
/: :/ヲゞ-'^'f´/ /≧≡==≡≦| /ゝ'⌒'´ヽ \
. /:/ /: : : : :././ /.三三三三三 |. / i: : : : : : : i ,
/:/. j: : :__,ノ_/ 三三三三三三 {./ ヽ: : :ヽ: :/.. |.
. /: ; レ'rー<____∧v──'´ ̄ヽ.. ヽ: : :∨ ;.
___/__/.//:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ \: } /
.f ー─-- /'./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ..〈 }/ /
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. /. /:.:/:.:.:.:.:.:.:.:. : :\:.:.:.:.:.\
{i_ノ}' .:.:.:':.:.:、:.:.:.:.:.\:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.ヽ
.  ̄ /:.:.:. l:.、/ \:.:.:.:.| ヽ/:.:.:.:.:.「:.: i
':.:.:.:.:.N \ }\:.l/ lハ:.:.:.:.|:.:.:l 貴方が最後まで拒否するから、
i:.:.:.:.:.:|── ──‐i|:.:.:.:ト:.:.|
|:.:.:.:.:.:|‐=== 、 ====‐:|:.:.:.:|:.:.:| あの子の命令で、貴方は王家から追放されたでしょう!
|:.:l:.:.:.:| 、__ u!:.:.从:.|
|:∧:小、 │ l |:.:/:.:.:.:′ バカな事をしたわね。
i:.::.:.:≧‐┴─ ┴=≦':/:/:./
/⌒マ V, フ:´: |ニニ/: : :/..∨:./
{、__.ィv’/:.:.:.:.:.:{, :':.:.:.:.:.:ヽ ∨
V....../、 l:.::.:.:.:. i.:.:.:.:.:.::.:.:.l /ヽ
} ̄ 乂_:.:.:人:.:.:_.:乂 \
ゝ..... ノ|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: . {\
i |...}=.イ芥ト、== イ.i ヽ _ム
| |./: /:/: : l::l: : : : | |.... W }
| l': : V: : : レ: : : : :| |. |..し_ノ
|. /: : : : : : : : : : : : :.| |. |.
,.、-‐'''"´  ̄ `゙'''- 、、,,_
'´ `゙ヽ、
゙ヽ、
\
ヽ,
ヽ
,/ ゙i
,r‐彡' // |
//ニ,Y ,彡'.ノ ,ィ' / }
//,.ニY i〃7彡'/.ノ ノノ. l
/゙!〈ヽ/ l// '´ ''ヾY / ./ / ./
//,ハ (;! | | i 、,,_ 'く彡 / /
//l, | l } ヽi;;ツ ::::i,イ彡'゙
/ //イヽ、! `i| ゙ l
// / :::|i l l, それは、あの女が勝手にやった事で、
// /,i ::l.! l| ゙、
/// i:l゙i !| -,、_,〉 あれは不当な行為だ。
、彡'" ; i::| ! j | 、__,j
:::::゙ヽ、 ; ,j::i| | i ./ >-'
:: ゙ヽ、:/|j| | .j/ .l
\川 li'ー,- '
\. |i /
.、 ゙ヽ、 》 l, i
゙ヽ、 ゙ヽ、 / ゙、゙i
ヽ,. \ /i l、 `i
:,.-''\__)!゙いl ヽ,
::,r'" `-、ヽ ヽ
1882 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/08(日) 10:30:43 ID:DTI/JwPC
_,,......-―..-......,,_
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::`..、
'::::::::::::::::::::::::::::::::┃┃::::::ハ
/:::::::::::::::::::::::::::::━┛┗━::::l
i::::::::::::::::::::::::::::::::━┓┏┯::::::l
l:::|:::::l::::l:::::::::|,:::::rハ┃┃:::|::::l:::l
|:::|:::::|::::|::|::::| ',:::| |::::l:::l::l|::::|:::| 女王にはそれが許されるのよ。
l:::ヘ:::l`t゙-ト‐.! ',:l !-ィ-テ|:::イ:::l
|::!::ヽl `ー' ,、 ー' .i/::|::::| というか、私でもあの子の立場だったら同じ事をしていたわ。
|:|::::l::|''" <ヾヽヘ、 " '|::::l:::::|
ノ::|::::ヾゝ、/ヾヽ\\ヽ /|::::|:::ハ つまり当然の行動よ。
ノレi::,'ハ.i::l l 〉 ヽ |/::/ .^ヽ::ヽ、
r‐- 、 / ヘ::| l |:/ y ,,, `-'''ァ
lュ __`ヽ ,:|. 人. |/_ にl
ノ `‐' /`−-、 ヽ,,-−''^ヽ-' ',
/ /= _ ~i!~ _ =\ ヽ
-‐=…=‐-
. : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ‐-
´  ̄ ̄ ̄ ̄/ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \〉-、
__/ / : : : : : : : : : : : : : : : :\: : : : : : : Y〈
{ ,.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \: : : : : :}_ノ
_ -‐―/ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ: : : : |
\ | ̄\ /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : \: :: : : : __: ::| まあ、どうしても王家に残りたいって言うのなら、
\ | \ ,: :/:/: : : /: : : : : /: : : :{ : : : \: : : : : : : Yヽ:l
\ | /}:/:/: : : /: : : : : : {:i: : : :\{ ー-\: i}: : : :iノ::{ 次期女王と結婚して、未来の王配殿下になるというのが、
| Y{: : : ; : : : : i/从{ \{ヽ\_,ノ Y: : : :|: :∧
| 八 : :{ : i : : {、__ ,ノ , ´ ̄ j/i : : :|i: : ∧ 一番現実的よね。
| /∨ヽ{\:入 ̄ < u. |: : : |{: : : ∧
| { | \ヽ{:\ ー ´ / |: : : |/⌒ー
| { | il:::::{{ >- _/ |: : : | `ヽ
| j | }}::::jj ニニニニニニニニィニj: : : :| i
| ` { 〃::〃ニニニ,ィニニニニニ/: : : ::j_____________|
| |⌒\{{::::::{{ニニニニニニニニニ /: : : :/ .|
| | }}:::::}}ニヾニニニツニニニ/: : : / / {
| | 《:::::::《 ニニニニニニニニ/: : : / / 〉
/ ̄ ̄ ̄\
| \_ _
:..''"´::::::::::::::::::: ̄`゙'::...、
.'"´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ.
. //:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゙i、
;'イ::::::::::::::ハ::::::::λ::::::::::::i:::::::::;::::::::::::::::::ヽ
|!:::i:::::::;::::,' |:::::::リ ';::::、::::::l:::::::::';:::::::i:::::::::::i
!l:::|:::::;イ::;' |::::/ ';:::i、:::::ト::::::、:';::::l:::::::::::::j でも、次の女王は第一王女のヨヨなのはほぼ間違いないでしょうね。
|!:::';Wl::::! l::/ Vl-\!\:::';:';::k:::::::::::::レ
ハ弋:::! ∨-ゝ' ゙’ー-z \:::イ::_:::::::::::l そして、ヨヨ姫には既に婚約者がいるから、王配になる事もできない。
け ゙━─ ━─巛|¨¨|´ `i:::j::|
/ !、 ι | |_,.ノ::リ:::| 手詰まりね。
├ -`jー- .._r―−、_,. zィL_,j:::::ハN::::i,
( ̄`_,.=-‐ ,/:::丁!:l::八::::::/ノ;;;;;//;;/ レ':::::;l::|、::r’l:::::} どうしようもないから、諦めなさい。
ゝ --一 ハ::::::| \! 廴:/ / i;/ r!:::::l:::| ヘ!リノ
. (_ ! !:::::| 八 i レiム::::{::リ
廴_ ヾ;j / i  ̄  ̄ ! \
\_,.ィ=====ミ! >
/::::::::::::::::::::::::::L__/
/.::::::::::::::::::::::::::ヽ=┘
`ー、,;_::::::::::::::::::_,;:ゝ
| |  ̄ ̄ | |
}〈 」 |
¨ ¨´
1883 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/08(日) 10:31:24 ID:DTI/JwPC
______ _ _ __
〃´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄。<.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:>。
〃 /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.\
〃´ /.:.:.:.:.:.:.ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:: :
|{ ′/.:.:.:|:.:.:.:.:.Y .:.:.:.:.:.:.:∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.: :
、:、_ノ /.:.:.:.!.:.:.:.:!.:i.:.:.:.:!:i.:|.:.Y.:.:.:.∨:.:.:.:.:.:.:.::.: :
:.:.:.|.:.!..:.:.:.!.:i:.:.:.:.!:i.:|.:.:i:.:.:::::::!.:::|.:::::::::::::::::!
{.:.:.:i.::ト.:.:.:.トi.:.:.:.:|::!:}:.:.i.:.:::::::.!.:::!.:::::::::::::::::!
ヾ 」:ハ ̄ `¨斧ミ |:.:.!.:.:::::::|.:::|.:::::::::::::::│
|::::::} 辷ソ !.:.:!.:.:::::::!.:::!::::::::::::::::::i 貴方はしばらく王都から離れてほとぼりが冷めるのを待ちなさい。
│:.ノ u..:|.:.:::::::!.:::|:::::::::::::::::::!
│::ヽ |.:.:!.:.::::::i!.:::|:::::::::::::::::::! 間違っても余計な事をしないでね。
i:::::::::\ ‐ j.:.:!.:.::::::i|.::::ヽ::::::::::::::::!
!::::::::::::个o。 イ!从.:.:::::リ.::::::::::∨:::::::::!
!::::::::::::::i::::::::f ̄ 7.:.::::::ハ.::::::::::::::∨::::│
i:::::::::::::::|:::::::j ′.:::/ ヽ:.::::::::::∨::::!
!:::::::::::::〃三三′.:::/三三 \::::::::X::!
|:::::::::::/.三三/.:::::::/三/ ̄ ̄丶:::::Y
|::::::/!三三/.:::::::/.///// Y::::::!
{/: : : : : : .′.:::〃///// }:::::::i
/: : : : : : : ./.::::::Y//////, !:::::::!
/ : : : : : .': : : {:::::::::{////// i:::::::::!
, : : : : : : ′: : 从乂ハ//// /.::::::::!
{: : : : : : {: : : : : : : : : : Y´ /.:::::::::::i!
ヽ. : : : : : : : : : : : : : : 〈. ./.:::::::::::::i
/: :Y: : : : : : : : : : : : .イ /.::::::::::::::::!
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/⌒ヽ,
/' \
ij _..l}.._
,.:´::::::::::::::::`:.、
,.'::::::::::::::::::::::::::::::.,
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!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,
/.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::, まったく災難だわ。
!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
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,..-≦::::::::::::::::.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|‐-ミ、
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′ /.:::::::::::::::/.::::::::::::::::/.:::::::::::::://::::::::::::::::::::::::::/i::::::/i::::| ‘。
l.:::::::::::::::/.:::;:::::::::/.:::::::::::::://.::::::::::::::::::::::/./.:::/__/.:/i ‘ 。
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人:::::::;' ///.:::::::::/. /.:::::::::::::::::/: : : : /: : : : : : : : : : | ‘。
/ `、;! ´。/.::::::::/ /.:::::::::::::/.: : : : : : : : : : : : : : : : : :| ‘。
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ヽ ヽ /.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.l ___, ‐ '´___, ‐'´
゚。 ゚。 /.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ゝ´_, ‐ '´: : :\
::::::::::::::::::/。::... ヽヽ
::::'::::::::::/::::::::::..... , 'i i
:::::::::::::/:::::::::ヽ, ' 'i l, 残 ・
:::::::::::/::::::::::::::l\ l l 骸 ・
::':::::/:::::::::::::::::l;;;;;"'-、,,__ ......::::::::::::l::l ・ ・
::::::/::::::::::::::::::::l;;;";ー--、"'ー-,,_..:::::'::::::::::l:i ・ 夢
::::::ト。::::::::::,:::::::\;;ヽ,,_゚ノ;;;;;;;;;;;i,_ヽ,::::::::::::::/ ・ の
::::7。ヽ、。::::::::::::::::\;;;;;:::::::::::::::;;;;,,,,'l:::::::::::/
::::l:::::::::"'t゚-‐ー-,,__二二"' ̄ ̄ヽ,l::::::/
ヽlo:::::::::::\,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i ̄\:::::::::/
/:::\:::::::::::::\;;;;;:::::::;;;;;;;フ ヽ/
゚:::ヽ:::"'ー-,,_:::'ー――--^>
\ o−-::。 ソー―i'''" ̄
;;;;;"'ー-,,,,_/;;;;;/,,/
\;;ヽ;;;;;;;;;;;;;;i,i,;;;;;;/
この時期の王家にとって最大の問題がグリフィスだった。
そもそも彼が問題になっているのは王国の体制と王家の伝統が関係していた。
1884 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/08(日) 10:32:08 ID:DTI/JwPC
. ⌒ 、
マ(r\
___乂\_\
| | . \_\
| | \_\
| |\.. \_\
. __| | \ , \_\ /ヽ
| i!___| / \/、... \_\ 〉、 / ̄ ̄: : : . . .、
| │ <. \ \_\ /`ヾ . : : : : : : : : : : : : :\
| │ \ > \_\ }丶 /: : : : : : : : : : : : : : : : \
| ├┐ >、 / \_\ _|_′: : : : : : : : : : : : : : : : : :.ヽ
| ││ < ヽ ' \ \_\L 〈: : : : : : : : : :___ : : : : : : :.} __ -――- ミ
└┬─┘│. \. \ \_ } ̄{: : : :>/`´:::::::::::ヽ:::::≧ュ。,´`ヽ: : : : : : : : : : : : : ` . 、
i i. \ > 「 ̄ ,〉,. ´:::::{::::{:::::::::::::::i::::::::::::::::::::`ヾ: : : : : : : : : : : : : : : : :}ー┐
. i i /\ /\ ゝr 〈/::::::/::人人 :::::::::::!:::::::::::::::::::::::',ム: : : : : : : : : : : : : : : ,―r'
. ノ ノ\ ∨ / ヽ' \ {_,乂:::::::'::::::/{\}::::::::::ハ::::::::::::::::::::::ム:ム: : : : : : : : : : : : : :;′ヾ
乂_/ ヽ ∨ / \ ,, -―/ ::::::i:::::::'八::::::::::::::i }::::::::::::::::::::::::}:人: : : : : : : : : : : :/ }
/ /. ∨ ,. ´ ′:::::i|:::::{\丶:::::{::::|/、::人::::::::::::,:人::>: : : : : : : : :/\_,ノ
. / /. ∨ 厂三三≧x{:::{ ::::::ト、::{=ミ、 \{、::{r斥刈:::ヽ::::/}::r≦ノ: : : : : : : : / {
/ / /∨ /〈,. ´>――人リ::::::i〈 {トtリ ヾ弋少}≧'''´ハ:}:::人____,/\r '
\ /> ., 〈 V´ ,/ / /イ{\八 ` ´, /:::}::::/)ノ/ゞ≧: : } \ }( ̄
/\ / ./. \. {/ , ⌒ <ゞ、人ム '::::/}:/ }´::::::::::::}ー ´{ r ⌒
. / ヽ' / /丶 ヽ / ノ≧}:::入 ⌒ ,{::/{≧r}::::::::::::::ノ⌒ーヾ
.. / / \ / \ノ '/∧ {≧rノ:::::::::> ,, _.,,。<{:::::ノ≧,ノ::::::::::::::ヽ : : : ≧ュ。,,
... / /. ヽ > .,_ {////∧ ,{≧r{´ ̄ / ノ {〉/≧<{:::::::::::::::::::::ゝ.,_ : : : : : `. .、
> .,_ ./ / ゞ、///∧ ノ_{=ミ_〉 ∨ _/ 〈_}ミ乂〉` 、::::::::::::::::::::::≧ュ。,,_: : :\
/ > ' ./ / >/ム 〉´:::::} } } ハ ハ }:::::::::{ /⌒ 、::::::::::::::::::::::::::::`ヽ : ヽ
. / /\ 〈 /: : : :ム/::::::::::} } }、 {\', ,/ , ,:::::::、:ム,/ ヽ::::::::::::::::> 、::::ム/
/ / \ \/ : : : : :/::::::::::,ノ } }、\、 ヽ〈 ィムi::::::::::ヽム マ:r ―- ミヽ::ノ
\ / / /> 、: /::::::::::::,イ}/´}:\\、{__}/ /i::::::::::::}ム:} マ-―-< i}'
. \. / / / ./:::::::::::::::/ {/: : : } : },\\_//{::::::::::::}: }i ヽ三ニ=ヽ
/ \ ./ /< \, ':::::::::::::::::::/\/{: : :.}Γ、___\/__i::::::::::::}i }i\ 厂 /
. / `' / 〉 /:::::::::::::::::::::;′ :{: : / | |┘┼┼└ i::::::::::/i ,ィ`ヽ / { ヽ
.. / / / /:::::::::::::::/:::::{ V/: / |ニニ ニニハ::::::::{: i /ニニ厶 / ノ/ム
> .,_. / / /::::::::::::/{:::::::{\/ ./: / r|___|__|__ム:::::ムi \ ̄`¨¨¨´ ///ノ\
/ > ,/ / ′:::::::/ i{:::{:::{ ゝ> .,_______,.\人 ` 、_____//// `ー 、
. / / .:::::::::/ ,八:{i:::{ {` <______> ´\ヽ 人_三三彡 ' / 人_
/ / {:::::::::/ ヾヾ {: : : : : | |: : : : : :>ヽ 〉二ニ彡'
. ≧ュ。,,,_ / i{::::::/ 〈 ̄: : : : : :| |: : : : : : :ノヽ ゞ=≦
≧ ' {::::/ {\: : : : : :\ /: : : : : : ///> 、 \
七大神の巫女の歴史は古く、建国前の1000年間の原始時代にまで遡る事ができる。
巫女は七大神が惑星青藍に降臨して神暦が始まった直後から存在しており、
当時の巫女は、七大神すべての巫女にして、本拠地の集落と海岸にある飛び地の集落を統治する長を兼任していた。
つまり、七大神の勢力圏で世俗における権威と権力を独占していたのだ。
1885 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/08(日) 10:32:39 ID:DTI/JwPC
, -‐'…‐-ミヽ
. r 、 , ___---‐‐¨ ̄二≠‐:|丶/|‐==―‐:.、
l ,i __ / l ゝ-ヽ:.:.:.:.:.:.:‐<´::::::::::::||::::::::::::::::::ヽ::ヽ、\
! ヽ/ , ′__ ゝ-ヽ:.:.:.:/:::/:::::/:::::/ミ.||:::::::!:::::::::::::ヽ:::::\:.\
.l .| </´__≠_rァ /´::ゝ-ヽ:.i::::/::::::i:::::/ /|:::::/:::::::::::::::|::i:::\::|:.:.:/‐‐
ヽ,| .|′|./ _y´ ,,-= ´./ 7‐‐|:./|:::i:::::::|::::/ |:/从|__::::/:/:::::|:::i:|/‐ z´
v / / ./_ヽ /" //:::::::::::::ヽ∨:::/|:::::::|_/-- / __∠从/:::::::/::::||z /
ー ヽ_ | ///:::::::::/ ゞ:::::/ |:::::::| 个テ、 ."{:::歹/::::::::/:/:|:l´
≠‐ |ヽ // i::::::/==≠zゝリz/|`ゝ´,  ̄´/::::/:://::::|
|∧ |ヽ / |::/ .,-‐ ̄ ̄::´l丶|z:::| r , //:./、/:::/
-‐‐…´|.|∧ | .|ゝ―― .リ‐/::::____/´|:::ハ /=__:./::::/
´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.| ∧ | ||:.丶:.:.:.:.:.:.:.:|/:.:.:.:.:./≠ ̄ ヽ/_ヽ、 ≠´::``ヽ|l/::/
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.| .∧ ||= \―――‐´./ 丶 ≧´/:::::::::::://::/
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i | ヽ/ l/ \ ,___ /`ヽ、 z| / /::::::::/ /
:.:.:.:.:.:_>/ i / /l l \´ ヽ≠ ヽ 、 z-l i:://ヽ__
-‐ ̄ / / / , ヽ/ |/| / /l_| ,′ '´ヽ |-′--/‐ ヽ′| |`
__ ´-´ /, ´ ´ / |/|/ / | |/./, ´ `/:.:.:.:.:.`ーーヽ二 ゝ .i
 ̄ , < r/ / __ ー/ // / /:.:.'. //:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|ヽ \ヽヽ、
/ ≠ /― / |_ ---ュ> ,/:.:.:.:..'.´/:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|/ヽ |:ヽ-
‐‐ ′― /――-/ ヽ- 、 |:.:./| ゝ::.:.:.:.:|:.:ヽ:.:.:.:>´/ / ヽ |:.:.:.}/ |ヽ
≠−‐-__ <´ /:.:.``/ /ヽ:.:.:.:.:.:|:.:.:/ / ,/ ヽ|:.:// .|:.|
/:.:.:.:.:/ /:.:.:.:.ヽ:.:.:.|:.:/ / // /ヽ´ ,|:.|
__ ∠___/ /:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.|/____ ---‐/ /:.:.:.:ヽ=´´_
/ ̄:.:.:.:.:.:.:.:.:/ l――――--__:.:.:.:.:.:.:.:.:| /:.:.:.:.:.:.:.:.| ///
/ ――――‐´ \;;;;;;;;;;/:.:.:.:.:.:`―――――――-!
それが可能だった理由は、当時の七大神の勢力は小規模で二つの集落を足しても人口が1000人足らずだったからだ。
旧石器時代の勢力として見るなら最大勢力であるが、現在の王国の規模と比べると弱小勢力にすぎなかったのだ。
当然ながら、これでは権力者といっても大した存在ではなく、当時の統治機能も単純だったから、何とか回せていた。
1886 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/08(日) 10:33:20 ID:DTI/JwPC
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/ . . . . . . / ________............/ _斗r七さ】
/ . . . . . . . . / 、【━━‐ ミ 、 ≠⌒ 「
. / . . . . / ..... 、\ 丶\〃 斗:::::━┷::‐::...、
/ . . / .............. \\ /:::::::/::::::/:::::::\\
. / . . . . . . ./ .................. /【\\ /::::/:::/::/::::/::/::::/:::::lハ:::::..
/ . . ./...................... [※\\ '::::/:::/::/::::/::/::::/]|:::]|::|:i::::乂__
. / /...................... 】※ \ 、 |::::|::::l::::|⊥|:|:|::|_|::]|:::]|::|:|:|:::||i⌒
/ /.................... / 【※ 丶丶::|::::|::]|::|::|ハ|::l⊥]|:[//|:|:|:::|||
. / /.................... / 【※ / \\:|::]|::|::|Tマ卞 |/´r件|:::|リ
/ . . . . . /...................... 【※. /j|:::::\\|::l::圦ヒツ | ヒツ/:イ
. / . . ./................ /込、≠ j||[:::::: |丶丶从 { 7::[|
/ ./............. // / /__j|:|[:::::::乂:::\\ヽ _ _ /::::[
. / ........... // / /___j|::|::::::::::|:::ハk\\.. _ ..イ|幵「
/ /.... ( [\ ./ /____j|:::|::::::::::|:::::]| : ⌒\\:::/ |襾|
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| l | | | | | /.:::/.:::/:|:::::|::::::::::|:::::]l: : : :圦]圦 「::::.\(_/ \
| 匚 ̄_ ̄匚 | \|. /.:::/.:::/ .:|:::::|::::::::::|:::::]|: : : :丶\[辷彡 小::::| [卍卍┐ /
」 L......................l | 、| /.:::/.:::/ ::: |:::::|::::::::::|:::::]|\:./: : :ー∧ /Lノ::/ 卍] 丶
\r┬───┬  ̄ \ /.:::/.:::/.::::::::|:::::|::::::::::|:::::]|: : ): : : : : : ∧─┥ \ 卍] 、 \
├───┴ミ 「 ̄ ̄ .:/.:::/.:::/.::::::::: |:::::|::::::::::|:::::]|/ : :/ : :/ :∧ :|:.:. / 卍] \_)
「 ̄ ̄ ̄| : .::/.:::/.:::/ .:::::::::: |:::::|::::::::::|:::::]|___/.: .: :/.: : :│ .:.:.:.:._// 卍]
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...................................................................し'⌒ヽ ‐ニ〔※※x.: .: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ://.: .: :/.: : :|
また、当時の巫女は現在のような世襲ではなく師弟制度であったので、
師匠である巫女が弟子の中から後継者に相応しい優秀な弟子を次の巫女に指名していた。
これは集落の長と七大神の巫女を兼任していた為、当時は血筋よりも能力が優先されていたからだ。
1887 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/08(日) 10:34:20 ID:DTI/JwPC
`''<「>-ヘ-く|三三三三三三三ミミ//三
_,..,、_」._三三三三三三ミ.//三ミ
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, ' ヽ三三三ミミ//三三ミ
_ノ / 八 /ハ \ゞ三三ミ//三三三
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ゝ-ィ刈代ツ 圷少从弋^ `'//三三三三
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厶ハハヽ. ヽ_ツ .イpソ/ハj // ` <
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ム.」.. 二ニ ..‐..- .」辷//ニミメ、
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/ ヽ ノ
. / ヽ. /
/ ___r‐;‐'⌒⌒ヽ._, ハ─ '´
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しかし、神暦998年に当時の巫女は清姫と共に天空神の娘であるピーチを弟子にして次の巫女として育成したが、
これは当時の巫女の意志ではなく、天空神の意向だった。
天空神は建国の為に天空神の巫女を師弟制度から世襲制への転換を行ったのだ。
そして、これ以降は初代女王の子孫たちが『女王にして天空神の巫女』の地位を世襲していった。
1888 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/08(日) 10:35:05 ID:DTI/JwPC
__ /二ニヽ }
} \__ /二二二ニ,__L
} ー {二≧s。 _ /二二ニニニi }
L __{二ニニニ≧s。jI斗‐===‐- _二二|ーL
} _二二二ニア゚.::.::.::.::.::.::.:_ -‐ 、 `,ー '< }
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L __ -二/.::.::.::.::.::./.::.::.::.::.::.::.::.::.:i}, .::.::.::.::.::.::.\
、 \7.::.::.::.::.::,.::.::.::.::.::.::.::.::.::.,.::.::.:゚, .::.::.::.::..::.::.::.`、
\ ー .:i{.::.::.:: / .::.::.::.::.::.::.::.::./.::.::.::.:゚,.::.::.::.::.`、.:.::.::.`,
ヽil l{.::.:: /.:,.::.::.::.::.:: ,.:.::./.::.::.::i.::.:}`、.::`, :.:.`,:.::.゚,.::.,
i|l八.::.,゚.:/.::.::.::.::.::/.:.::.'i.:i.::i__|i.: } `,斗f七}.:.:.:}l.:i}
l|l.::.::ヾ.::゚:.::.::.::.::./.:.::.::iTΓ|::」Lノ }:」」ilL}___}l´
l|l.::.::.li.:l{.::.::.::. /ilL:.::.」jI斗ャ 圻リ }ニ∨ 結局、29歳になっても一度も妊娠できなかったわ。
l|l.::.::.li.:l「`Y⌒Y^フ圻hノ狄 沙 ,゚ニニi__
l|l.:i.::八{`ヾー‐‐' i ~^^´ , {iニニノヽ} 私が石女(うまずめ)なのか、夫が種無しなのかはわからないけど、
l|l.:l.::.::人「(}ニニ{ u 从´{__ノ
l|l.:l.::.::.::.::ソ^Y^Yヽ, r つ , ^゚Vi´:.::.∨ 仕方ないから、親戚の娘を後継者にしましょう。
l|l人.::.::.::.⌒l{i⌒⌒、 うぅs。 イじ il|:.::.::. ∨
. 八{「\.::.::.:「{|.::.::.::.::.\‐- _jフ爪]′)' il|.::.::.::.::}i
______ ≫' |八:.::.::.::.::.::.\ /'゙⌒ { 、 '<⌒ 、 ̄~"''<
i ``'´、 ⌒i\.::.::.::.::{「 {.. . . .人 ~"''\ ”''<
. l| \ ⌒[\ .::.{i {\. . . .」≧s。.,_ \ ,___ ”''<
. l| \ i}丶{ー'゙ニニY~. .\ニヽ{{≧s。., \\\ `寸
ハ, l| , i}ニ‐ ‐ニ|i. . . . .\ニ∨ {{≧s。ヽ \\ ∨
. /二} l|/ ∨ i} __小 . . . . . .\}\ ゚, \`,  ̄_
,'ニ二}/, -―‐┓'´ } ゚ -ニニ/∧. . . . . . . \ \ \ |l l| i
辷彡()ーニニニ| / / _‐ニニニ/∧ . . . . . . . . . ヽi ___\ l| |
/ 人 二二二| -‐七I゛、_ ' _-ニニ二二二/∧. . . . . . . . .} | \\\ |
/ ` ー― く |i{/‐=ニニニ}ニニニ二/∧. . . . . ./ i| \\丶 |
ノ\ |i゚ニニ二二二,'ニニニ二/∧_/ニ} i|  ̄_\ |
/ }i、 |iニニ二二二/二二二二二二二二ニ} i| \\\
- ''~ ノ゙^\|iニニニ二/ニ二二二二二二二ニ/ ,八 \\\
. '゚ \_ 二二/二二二二二二_ =‐< \  ̄_\
ノニ”~^^^^^^^^^^^^^^~”二二二\ \ \\\
/二二二二二二二二二二二二二 \ 丶 \\\
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〈 /:i:i:i:i:i:``〜、、 /:i:i:i:i:i:i:〈⌒〔
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{ ∨:i/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:>'":: :: :: :: :: :: :: ``〜、、:| \.〕
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乂 ∧:i /: :: : : |:: :: :: :: |:: :: ::|:: :: :: :: :: :: |: :: :: :: ヽ
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乂_7:: :: :|:: :: |:: :: :: :八:: :: :: :: :: :: :: :: :: : : |:: :: :: ::i
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/|:: :: ::|:: :: :: :、:: :: ::.::|乂___ _ぅ汀| :/: /
/ii|:: :: ::|:: \/\:: ::.乂`⌒´ ヒツ 八::イ
/⌒:i|:: :: ::|:: :: :乂_ン⌒〈 ' イノ〉:| 29歳になっても男子しか出産できなかったわ。
ノ⌒_:i:i:|:: :: ::|:: :: :: ::|::|:i:i:i:iハ __ 从:: :|
乂__ ノ'⌒|:: :: : :: ::/ :: |::|_i:i斗x_ ( ノ イ:i:i|_: | 仕方ないから、親戚の娘を後継者にしましょう。
`⌒|:: :: :: ∨::/:.〔/ ノ^し'> ___,/人rvン::|
|:: :: :: : ∨::_::r|¨´:: :: ::| /_::::::::::::| :: :: :: : |
|:: :: ::> '" |:: :: :: :: | {ハ\:::::リ: :: :: :: ::|
|:: /\ |_ 八::.{从人_ ノ  ̄\:: へ::/
|:(__ 人_ヽ |_ \ /∨\ 〈⌒Y/
. |:: :: { ∧ / /〈 ̄ |.:\ 〉 |\
. |:: :/ Y⌒ヽ  ̄/ /.:.:.:Y⌒\ \〉__|〈 \/∨⌒)
|:/ 〉{ L\ ̄}/:.:.:.:.人 ヽ.:\_) / \(
7⌒/ ̄\ |_)/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:} ∨.:.:.:.:.V \ / ̄|
∨‖ 八.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:‖ i |.:.:.:.:.:.八 ∨ /\
しかし、歴代の巫女たちが全員自分の子供に王位を継承できたわけではない。
そもそも子供を産むことができなかったり、男子しか産むことができなかったケースは当然あった。
1889 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/08(日) 10:35:45 ID:DTI/JwPC
「~〉 イ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ ` ヽ、
',_ ! え, /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ lヽ,_
i´ ! ヾ ,.イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::';::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ , l ̄ / ノ
'、_i く;/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;:::::';::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ r‐'゙ /゙i'
く λ':;'::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::;::;'!:;::::';:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ i__/`゙ /イレ'
゙! /:::::::::::::::::::::;'::::::::::::::/:::::::::::::::::::;イ::‖l!:::::';:::::::::::::::::::::::::::::::::::::'、' r' ´ィ'゙
.〉::::;::::::::::::::::::;:::::::::::::/l!:::::::::::::://:/ i/ l::::::i';:::::::::::::::::::::';::::::::::::::',ノ, `iフ
/:::::;l!::::::::::::::::;':::::::::;:::!l_l__厶 レ ノ ';:::::l ';::::::::::::::::::::::::::::::::::::;'i'レ'゙
/::::::::l:::::::::::::::::l::::::::;ムノ┴-、/ /ト、,;! ';:::::::::::l:::::::::::::::::::::::i!lヽ
,'::::::::/l:';:::::::::::::l!::::/ 乂,,ん'::ノ`゙ ,...!l';:|`ヾ;::::::::!::::::;':::::::::::::;'i:! ヽ
,':::::::/;;;ヾ';:::::::;:::l!レ' ` ´ 千i゙゙i'ヽi:::::::/:::::/::::::::::::/ l! ヽ
l:::::::く,ィアトヾ::::i;:i~| . `ー' 、ノiヾ,i::::;イ;:i:::::::ノ:! . ヽ 娘が産まれたけど夭逝したり、
!:::::::::l ヽ`ヾ!'、| 、:; '゙ノ,/'f゙=!:::;ィミi :. ヽ
.l:::::::::::', iヽ、 '゙/ /'゙'/'ヘィミ!` ,、 rゝ ,r、i 〉-ッ 病弱だったりで、後継者にならないわ。
.l::::i:::i:::} i'、 、_ -‐ 、 / ,イ! 、,!,r」 ゙;',ィ>''/`i'゙
';::l::::l::! ';::゙i、 ``ー '゙` /,,.ィ:;' }:'、彡ri´ ジゝヘ/
';:i:::ll:! ';:| ヽ ` , イ:::::::::l !::ヽ `´´
ヾ!l| i、,-,イヾ〃V'';! \ , ィ:::´::::::::::::::::l ,、= 、 ,゙i:::::',
゙! ,},ィ'''彡-=-zミl ゝ 、 ,, ィ i升::::::;:::::::::::::::::::l_,ィ-‐‐‐-、゙!::::l
くィ::゙:::::::::::::::::::ヾ |::::::::::l゙、::::::::::::l:;ir=^イ`゙⌒`ヾil
l:::::;:::::::::::::::::::::'、 l`ヾミ:! ヾ::::::::ル !:::::::::::::::::::::::::;ヽ
, ィ!::l ヾ:::::::::::::::::::ト 、 ゝ、)`ヽ、ヾ::/ !iヾ::::::::::::::::::::lヾ!
, ィ ´ !::! '、::::::::::::::::ノ `ヽ、 ::/ `゙ヽ、 ヾ \::::::::::::::/
ヾ、 ヾ:::、:::::/ `ヽ、,...."/ `ヽ、 ヾ:::::;:イ
ヾ!i:/ ∠ゝ'ー'、 レ'ヾ、
ニニニニニニニニニ\ {二ニニニニニニニニニニ/// /
ニニニニニニニニニニ> '゛ :::  ̄ ー=ニニニニニ\\} {
ニニニニニニニニ= '" .:::::::.. .....:::::::::::::::::::::::ー=ニニ//} {
ニニニニニニニア゙ ...::/:::::::::::::::::::::::::::::::\::::::::::::::::く/ニ{_ \
ニニニニニニア ...::::/ / .:::/ :/ ヽ:::::::::::::::\ニニ}⌒ }
ニニニニニ7 ..::::::;:/ / \:::::::\{ /
ニニニニニ/ ..::::::// ′ \ \__/
Oニニニニ' .:::::::/ / :.
 ̄ ̄]ニニ,′ .::::::::/ ′ ,′ \ :::. :.
三] ]三{ :::::::::′ ; .: , ,′ .:/ ゚; :::.\ :::. :.
0ニ] ]三 ::::::::: .:: /.:::::::::.′ / .:/:. .:::. ::::::\ }\:.
ニ[__{ :::::::: .::: /.:::::::::/ .:::::::::::::/}::::....::::::{:::::. ::::::::::ヽ:. }:!
⌒ヽニニ ::::::′ .::::: /.:::::::::/..::::::::::::::::/ }:::::::::::::{\:::::::::. ::::::::::. レ
⌒> }ニニ ::::: .:::::::: /.:::::::::/:::::::::::::::/ }:::::::::}::| ヽ:::::::.::::::::::
{ ⌒⌒} ::::: .:::::::: /.:::::::::/::::::::::::::/ }::::::::}::| /}:::::}\::::.
\__} ::/..:::::::::: /.:::::::::::}:::::::ー/::{ 一…‥' }::::/{::「 }::::} }::|
にニニ}../:::::::::::::: /.::/:::/:::}::::::::/)ノ\ }:/ {/ _,斗}::{ }::|
にニニ}:⌒V〉:::::::{/)ノ厂}::::::/ーrt=弌===ミ、}/ f笊爪 }ノ, ;/ 私の娘たちは暗愚ばかりで、
にニニ}:::::::/::::::::::( ^{^ /::::/ ⌒ ー∨以 '′ ; ‘,
にニニ/:::::::レ')/.:.\: {;/{ ヽ : ‘, とても後継者にできないわ。
にニニ,゙.::::::::::::::::::::::::::::.‘, ‘, 人 ‘,
にニニ,゙.:::::::::::::::::::::::::::::::::.‘, ‘, / ‘, ,‘,[ 娘の教育に失敗したわ。
にニ,゙.:::::::::::::::::::::::::::::「 ̄ ‘, ‘,ト . - く:{ ; 丿く
厂}ニ,:::::::::::::::::::::r‐=ニ| ‘, ‘,[ 〕ニ=‐- ァ'゚ ゙:, [入厂]爪
/⌒jニ,::::::::/:::::::; '゛ ̄`ヾ\ [入厂]爪く / /^! :\ }::::::::::}
⌒V /::::::/}::::::;' \\ 〉:::::::::::::〈_/} ! {::::::\ }::::::::::}
/ニ,::::::://::::::: ∨\{:::::::::::::::/[¨¨] ! ;\::::::\}:::::::/
ニ,:::::::://::::::::::} ∨/{::::::::::::/ニ[___]\__j !丿ヽ::::::{ :::/
ニ,::::::://:::::::::::::}゚, ∨_\::::/ニノ {ニニ}`ー…・‘ /::::人/
ノ:::::/ {:::::::::::::::} ‘, ∨\)'ニ/ {ニニ} /:/
::::::/ {::::::::::::::::} ∧ / /ニノ {ニニ{ /⌒ヽ
/ {:::::::::::::::{く/∧ / /厂 {ニニ/`ー…・⌒!⌒ヽ
{::::::::::::::::::ヽ`ー…‥・ ・‘ {ニ\_人_}ニ{ }
\:::::}:::::::::}\ 人ニニニニニニ} ‘,
また、娘が産まれても幼くして亡くなったり、病弱で後継者になれないケースや、
娘が暗愚で後継者にできないケースも当然ながら存在していた為、
王家と公爵家では巫女の地位が親戚に移る事は割とある事だった。
1890 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/08(日) 10:36:35 ID:DTI/JwPC
/\ / .∧
|\/r=、.`′ ∧
Y::Y__{{>―‐=ミ、{{ヽ
. </ \<
/ .// ヽ ヽ
/ / ∧
′ } ./ ∧
| i `''-/}‐}、 ./ 、
| 八 _{__/ .| / / .| 从 \
从 }ヾ\ 八./ィzzzミ、< ≧ァ‐
/ /ィ≠ミヾ/ 从.}≧=--、 --<
/彡' .イ.∧ :::::::::::/ .八| \
 ̄.ム彡{ .从::::: ′ ./´} / .! .≧=-
|ハ 込 、 ー ' //} 八 l{ ̄
| V {}.个o 、 イ:Y/{ 八
| V ノノ}¨´、l / / .∧
,. ´ー―´ ,. ー―- ,i .,'っi′ `ヽ、
,_ ´_,, ., ´ ,,___,, ----=’、三i ヽ
, ´ - `ζ`-iレiー ´ ',~ゝ ヽ
.,-, .,.' =ζ ,'。,'ζ .',´ .ヽ、
,ー弋,i.′ {=,'。,'ζ ; ; i .`,
.i/ , '´-, ,。・ 个 .、 . i . /
.i ,.' , 'ーi ヽ、 , .' ` 、 / ,.i/i /
’、´ /、` 、 .´ .` 、 / ノ ..i、 i_/ ┴〜
.ヽ、 `/ `ヽー 、 ノ丶{ _,,人
` , ' .)´ i ̄ ̄ .i,
,.’ / , ’ i
,' ^,__,,.,_,' ./
i iミミ/ /
.i ,'`./ ,.'
.i ノ .,' /`i
. ’ ,、 /i-,' / ,.i
’ ′ ノ iミ,' ノ .ヽi
.’、 ノ〃 i.,' .、 ´ .ヽ.ヽ
` 、 .//〃 ./ .) ヽ.ヽ
/^ 、 ´ノ ./ ,.' i `、ヽ
/ ζヽ.` .,,__,,. ´ ノ ノ ^i i / `i ゝ
,' ζ ` ` 、 ノ ´ / i .} .iゝi._’., . / .’,
/ ζ, 、 `ー _ ー ´ ´ ノ ,人.i, ゝ ,_`~
i 'ζ ー -- ー´ ノ ζ -丶i
この問題をややこしくしていたのが、女性には出産適齢期が存在していた事だ。
王国では基本的に17歳から29歳までとされていた。
この王国の医療水準だと、30歳以上になると出産のリスクが高くて敬遠されていた為、
巫女は一般的に16歳で結婚して子作りに励み後継者を産もうとする。
逆を言えば、王家や公爵家の巫女たちは30歳になっても女子を産めなかったら、親戚の娘を後継者するのが習わしとなっていた。
1891 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/08(日) 10:37:27 ID:DTI/JwPC
// `\ ./(_∠二二二 :`: : .....
〈∨/. )`: ─‐: : : : : : : : :`ヽ: : : :\
//´. イ: ´: : : : : : : : : : : \: : :.\: : `\
// /: : : : : : : : ヽ: : 、: : : : ヽ: : : : : \: : :ミ、
// /: : /: : : : : : : : : : :\: : : : i: : : : : : :\: :ヽ
r‐、. // /: : /: : : : i: : : : : : : i: iヽ: : :.|: : : : : : : : ヽ: ト
〈〈\\// ’: :/: : : : : : 、: : : : : : |: ∨: :∧: : :、:ヽ: : : :.i:.|
ヽ\ゝ-′ i: : : : : : : i: : :{: : : : : : i∨ ∨zzミ: : :i: :}: : : :|:.| 29歳で産んだ子供も男子だったわ!
〉〉. |: :i: : : : : 「:\|\: :i: :/'リイ f炒《: ハ: ト: : :ハ:ト、
. // |: :|: : :.:i: :’: : :|`ヽ: ∨ '^ ._/:/:}:/: : |: : /: i: : ヽ 男子ばかり五人も産まれても意味がない!
// l: :l: : : :|: : :\{ `沁〔 :/:/: リ: : : |: : : : : : : : ',
// ': |、: : :ヽ: : : :{ヽ `ツ r,-、 |: : : fハ: : : : : __:、
'/ '| \: : :\: :{≧:/:. 、 /':.:.fソ/i: : :.|ニ}: : :/ \
/ \: : :\{ \. く(__彡'/ニl: : :.|ニУ'/. ヽ
. / __. \,、: ≧z〕: :r―t‐ァ'ニニム: : :|:./7 i ’
/ r‐┘ \__ /: : : :i: : :|: : :Уニニニム: : |/ l | |、
,.'ノ ;;; 、;;; `\... /: : : :/: : ノ'⌒マニニニニム: :{ニ{ |. |ミ、
/.ノ 、;; \ . )} i: : : :/-‐' //ニニニニ//`ニリ | l: : ヽ
_/. { 、;;; \ Y /,ノl: : / ∠ レ'.:.:. ̄⌒:\ム | ;: : : : 、
/∧ ト、、 \ )く/i. |: /l ∠:.:-=ニ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ_j ハ: : : : :\
. /{:.:} |/ ≧=‐┘} ハ }/ ,レ':.:.:.:ニ=‐:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l| ’: 、: : : :\\
i . /l_j |/////// / l /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.| i: : : : : : : : 〕`\
У | ヽ {////// /i }_/:.:.:.:.:.:.:───:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |. l: : : : : : : : : ’
/. ト、 ∨// /,ノ / i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ;|. !: : : : : : : : : : :、
i. { \ }/〉 ´ / }、:.:.:.:.:.:._ヽ_∠⌒r‐ュ:.:.:.:.:.:.:.:/:| ハ: : : : : : : : : : : ',
| \{.〈/... /i〈¨ー─‐┴7' r<_ フ'⌒ヽ、:.:.:.:.:.:.r| i: i: : : : : : : : : : : :',
| 厂.. ハ トv./ .| `Tiー- ./ // /  ̄ ̄i...{. ’: : : : : : : : : : : : : ’
| /7 /∧ ヽ} ノ. /: `こ /.人/ / 「 | 、 l: : : : : : : : : : : : : : ::.
|. // ///∧ i}' /: : : :`マ __} /| ヽ ∧: : : : : : : : : : : : : : :、
. |. //:.} ./////l | { /: : : /: : | /:./ | \ ∧ ミー‐┐: : : : : : : : : i
. }/. ⌒. ///////| i: : : /: : : | |:.ヘ | {\_/∧\ ヽ |: : : : : : : : : : |
そして、前女王は29歳の時に五男のグリフィスを産んだが、女子を産むことはできなかった為に、妹の娘(前女王の姪)を後継者にした。
ここで妹ではなくその娘にしたのは、妹では年齢が近すぎて時間的な余裕がないからだ。
少なくとも女王に即位してから女子を産むだけの時間的余裕が十分にある若い少女が女王になるべきだったのだ。
1892 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/08(日) 10:39:46 ID:DTI/JwPC
/ ィ‐二二ニ‐- 、 `ヽ
/ ィニ-‐''''´⌒` ヽ 、 \ ヽ
/ イ/ ` \ハ/ ⌒\
/ / , ヽハ ノ ヽ
/ / , ハ / \ ノノ
/ イ 、 、 lヘ 、イ l ̄`ヽーィ/、 `)
' / 、 ヽ ト lヽ ', ヽヽ ィ示 、 l\ ーニ‐'
l ハ ヽ ヘ ≧ミ、ヽヘ `Y拆ハ リ彡' /ヽ
ヽl ', ヘ \ 付亦ヘ `-‐' l/i ヽ (ヽ
、 ヽ メ スヽニ ' , ハソ\ \ー- 、
>く `てヽ _ , イ、 ヽ ヽ )
/ イl\ ーi ヽ /, ) 、 ノ ヽ//
/ イ / l \ `) ー lソノ ノ ノヽ)
l ハ 、 ヽ ヽ、 ミ、 / 、イ / /
ヽ `ー ニ ミ ー-ヽ\ ソ ( / ヽ,〈ヽ
/ ノ ヽソ リ ヽ ` / ヽ
/´ \, ヽ / /i
l ヽ `ヽ _ / 〆 ,
l ヘ `V ´ ヽ ,
第一王女 ヨヨ
, -: ': : : : : : :"⌒: ̄:` : 、
/: : : : へ._ : : : :へ、: : : \
__,く;へ_: : :| : : : : : : : \ ̄:ヽ、\
. /:__/: : :/: : |: :l: : : : : : : : \.: :ヽ: ヽ
/_//: : :/: / :|: l: : :ヽ: ヽ: : : : ヽ: : ヽハ
//: /: : : : : |: : l: : |: : |: : ヽ: :ヽ: : ヽ: : : : : : :ヽ: : ヽハ
. /:/: /: /: l: |: :,|: : ハ: : |: : : ヽ: :ヽ: : ヽ: : : : : : :ヽ : ヽ|
//: : l: :l: ::|: :|: :|: : :| ヽ lヽ : : :\: ヽ.: :\: : : ヽ:ハ: : : |
| l: : |: :|: : |: :|: ハ: :| ヽ \ _,斗:―r‐r‐ト: : : : :|: : :.|
| |: : |: :|: : | _,斗r十ト \´\ヽ __」__i.\ \: : |: : :|
| |: : |: :|: : ´|∨_」==vi ヽ/「 i:::::::「\ |ヽト: |: :/|
i l: : ハ: l: : :.ト ∧{::::::〉 レヘ:.::::} |/ |: :| .}レ': :|
∨:| Vヘ: ::ヘ ヽ vヘ:ハ ..く_二ソ |: :.レ: | : :|
ヽヽ∨へ:ハ ヾソ "":::..ハ/::|: :|: : :|
∧: :i:ヘ "::: ` /: {:::::|: :l: : ハ
/:/: ∧: \. --' ,.イ:|: :|::i:::|: :l: ::∧
//: : :}: ヽ`i:: 、. / .|::| :|:::i::::|: i:: : ∧
://: : : ハ: ヽ::::::ノT ' ‐ ' |::|: :V::::i∧: : : : ヘ
//: : ノ二 ヽ: :\ 〈 トヘ: :∨::i::∧: : : :.∧
//:/ /⌒ \ ヽト、: :ヽ\ ハ \:∨ハ:::∧: : : :} \
第二王女 フィーナ
,,.+''∨∧V∧V∧…─-ミ__
∨∧∨∧;>'゙゙゚´  ̄ ̄\\\
/ 〉r-‐ ´ \\{\
〃__//, / \ ,}:∧:::::Y::::7
‖〈:::/ ゚!*ァ<.,/ /\\ ,.。*''゚ }′〉::::|::〈
i| }::{ |/ /`゚゚゚゚''\/'゚゚´\ | {:::/:::/
i| {:::} |/-‐─- -─=ミ、| Y:イ
i| ∨ | | l |
i| :| | ,抖系ミ ,x抖ミ」 l |
i| :| |《 爪_ハ 爪_ハ 》 :| |
i| :| l ヒzツ ヒzツ´| | |
i| :| | | | │
i| :| | ′ l l !
i| i| | 、 , l |i l
‖ :i| |\  ̄ .イ |i !
‖ i| |l::个.、 ィ : | |i : !
‖ .:i| ll : | __}> .,__,. .イ : |: :i| |i ; l
‖ i:i| |<´ ⌒Y⌒Y⌒Y⌒ヽ : | |i l :;: l
‖ / l {:i| |l : ) _>| |i l :l l
{i_⊥⊥L| |l/:⌒\/\/\(\::| |i:」⊥、l
/: : : : : : : | |\ : : : : : : : : : : : : : /}| |: : : : : ヽ
/.: : : : :. :. :.| |\\.: : : : : : : :. :.// | |: : : : : : ‘,
/: : : : : : : : : | | \  ̄ ̄ ̄ ̄ / :! !: : : : : : : ‘,
/.: : : : : : :. :. :.| | `‐-《二》-'´ | |: : : : : : : : ‘,
∧\.: : : : : : : :.| |  ̄ | |: :/: : : : : : 〈
/ : :、: \: : : : : : | |^⌒7冖廴i⌒f冖7⌒勹'| |:/: : : /: : : ヽ
第三王女 ラナー
_,, _,,r‐┐
,r-‐´ '`i └i,
{` yー─-- ,,_ ,へヘ/ } く,
」 / `二ゝ-'-┴―- ..,, } 」
く { ..::::..../::;:::::::::::::::::;:::::::::::::::`ヽ、.....: } L_
[、 { ..:::::/::::::;::::::;:::::;::::::ハ:::::::::::::;;:::: ヽ:::} 」
「 { ..:::::/ ::::::/:;::/:::::j::::::} i:::l:::;::::::;;;;::: `、}└,
`アゝ..:::::/;:::::::::/:::l::l::::::j:::::::j !:|::l:::::l::;i:::::::::::; ヽ┘
└ェゝ:::l::;:::::::イ:::_LL::」;,:::;ノ }」LL::」::l::::::;;i:::::i:ト
/::くィゝj:;i::;;::::{:::::;l;;;l;;;;リレ' リ L;;;;;l;;リ;:::::;;}::::ト:〉',
人 ::く/::;;i::::;;::ト,ィラテ=^' ラテ=x'l:;;;;;::l:::::Y 〉、
.くri \ ::i::;;;;{┌-{《 {-':::;} {‐':::;} 》‐v-};;;;:::トくz´
Ln\ i:::;;;ゥ[ノ ̄! ヾン ' ヾン i ̄ フ;::;::::ト;:ヽ
`フ:/::::;::\ i、゙゙゙゙ , ―-‐、 ゙゙゙゙イ:. {;;::l}:::::}l::::}
{::i{:::::ト;;::;{:. i`>.,,`ー一'_. イ∠ニ二〉:ハ::::ハノ
V !、:::!、;;〈ニ二コ´ \ ̄´{ ̄`Y;;;:::::;::V ノノ ´
`ーソ{:::;;;:::ヾ:.、 \/ {;;;:::::::;:}´
{ ';:::::;;;::::ヾ、 , イ''^i..、 l{;:::::::;リ,
} ヾ、;;::::;;:::ヽ' .〉=ヘ. \{;::::丿.l
レヘ }.} ̄`^`/ ハ`i ヾ人__!__
. / /l `!ij ! ::;' \ }::  ̄フ
ィ´/l l/ l\ 〉 i ゝ .:',二] [フ
〉l/ \l}: `⌒ー‐..´ l: .イ
ノ ::/ {:: \ ヽ
. / :/ }: _,..-‐┘ ヽ
ノ ノ ト ..,_,.. ---―''´:: 〉: ヽ
そして、現在の女王には娘が三人だけで息子はいなかったが、これは王家だけでなく公爵家も同様だった。
勿論、これは偶然ではなく、それなりの理由が存在していた。
1893 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/08(日) 10:40:40 ID:DTI/JwPC
...-―:::´ ̄`:::..、ー:...
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./:::: :::::: |:::|::::::::/ i!::i!:::::::::∧::∨|:|:::::::::::::∨::::::::::::.\:.
/ !:: |::::::::|:::|::::::/ Z::::::::::::::\:.|:ト、::::::::::::∨::::::::::::. `\
./::::|::::|::::::::|_ハ__/ i从::::::::::::!{:|`\.\::_::∨::::::::::!
/ /|::::|:::::::::!| V ̄¨≧{. \::::::|斗≦¨ ̄\ヽ:、\:::::::!
. /' !::::i!:::::::::i!,.イテぅトミ \:! ィテ卞ミ、 iヾ`\i\{ 王にはなれないけど、臣籍降下して伯爵家を起こすことになり、
.::::八::::::::ト、弋z少 ` .込zソ /'.!:::}'::::::|ヽ `
./:::;イ{\:∧ /:/ハ::: | それに合わせて侯爵家の娘と婚約することになった。
// .|| {'6\:. | /イ} ,リ:::::|
./' 込. ゝ∧` /' /:ト、::{
|/ |>ー.. /..イ:::::| `\
|:::::ハ:::\ ´ ` /:::::::ト、:リ
|:/ ヘ::::::i\ .イル'\:::{ }'
' r┴‐┴┐ 、 /r┴―┐ヾ
.|―――!_.`¨´_|――‐.|
.|三三三| fi fi |三三 7
,ィ≦ゝ三三.! || || .|三三リ≧i
/三三\三ニ.! / V ヘ i三./三'∧\
神暦1403年頃の王子
,ィ:::::::::::::::::::::::::::::!::::::::マ:、::::::::!::::::::::::::ヽ:::::::::∧
,.ィ::::::::::::::::::::::::::::::::::!::::::::::マ:.、:::::i:::::::::::::::::::V::::::::∧
,.ィ::::::/::::::::::::::::::::::/:::::/i::::::::::::::マ:.、::i:::::::::::::::::::::V:::::::::∧
 ̄ ̄ /:::::::::::::::!____j:::::/ ,::::!::::::::::::メヽi',::::::!::::::::::::::V::::::V∧
,':::::::':::::::::i:::::/!`メミx',_;!:::::::::::::{',メz≦f--:::::':,::V:、:V,∧
':::::::ハ::::::::!::/_j:/__ `マ!',:::::`"Tヽ!´',:::i マ:',::::::',::Vヽ::':.`ヽ
':::/}:::::':,:::::V〃!',ぅメミ:、',{ ヽ::::::::i ィ云',::ミ、ヾ:、:.、::V:::iヾ:、 婚約破棄したけど、
,':/ }:::::::!':,ハヾ マタ ` ヽ:::::. ffj:} } }ム::ヽ:::::メ:V::!
i' .}::::::i :!ヾ、 ` ̄ .:! \:. ≧= "/::::;ィ !:::,' ヽ:i まあ将来に影響は少ないから問題ないさ。
,。.r≦"!:/!/i:、ムヽ :ノ ` / イ_ノイ::' ヾ
,。r≦>'"´ j' !ニi:::>, i ´ /_ィiヾ!/、
,ィ> '" _,jニニi/ム'ム、 __ し .イニハ `ヾヽ、
'::/ `Y ,.。r≦:斗iニニニニム:',\ (__ ___) ,.イニニニ、 ヾヽ、
'::/ jr≦:>'"´ iニニニニニムヽ, ヽ、 - ,.イノ /ニニニニ!:ヽ ヾ:ヽ.、
'::/ /:!イ !ニニニニニヽヽ_ ヽ_ .イ>" /ニニニニニ!\\ `メ::メ:.、
,::,' /:/! !ニニニニニニ! :ハ /Y ハニニニニi ヽ::メ.、 `メi:!
. ,::, /:/ i /ニニニニニニニ! ! V i ハニニニニニi `メ:::ヽ /iリ
,::, ./:/ i /ニニニニニニニi/ / ! ,イニニニニニ! `メ:ヽ j!
前提として、王国初期には王子を臣籍に降って侯爵家や伯爵家を起こして上級貴族になるケースが多かったが、
神暦1500年頃になると上級貴族の数が多くなったことから、それができなくなった。
1894 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/08(日) 10:41:19 ID:DTI/JwPC
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
. {::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
r ‐、 :::::::, =‐ 、:::::::::::, - 、::l!
{ ::::::ヽ:::::、 o 〉:::::::::、 o V 王子を婿養子にするのはちょっと困ります。
、::::::::::::::::::: ̄:::::::::::::::{:::=´/
ヽ、 ::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::/ 王女が臣籍降嫁してくれるなら大歓迎ですが、王子はね。
ハ:::::::::::ヽニニニニ7, '
/:::::ヽ、::::::: ̄ ̄ ̄ :,′ うちは跡取りがいるから、王子を押し付けられても困ります。
/:::::::::::::::\:::::::::::: /
,x<::::::::::::::::::::::::>-<
-‐==::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::>
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::‐- 、
:::::::::::::::::::::: ̄:::::::::::‐-:::::::、::::::r‐=:::: ̄::::::::::::::::::::::ヽ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::、
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
モブ上級貴族
....-――-....
/:::::::::::::::::::::::::::::\
.ィ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} うちは娘ばかりですが、それでも王子を婿養子にはしませんよ。
!:::/⌒\:::::::::::::::/⌒ヽ::ノ
rヽ{ O i::::::::::イ O }:::ヽ そんなことをしたら、王家に取り込まれてしまいます。
{:iヽ\__...イ:::::::i::::::ヽ.__.イiリ::}
';:ヾ、::::::::::::::::::::|::〉::::::::::::::/ノ:ノ
___ _...\'、:::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::/.:く
,.イ:::::::::::::::`::::::::::::::::ヽ:::::::::::,−、::::::::::;イ:::::::`ヽ、
/::::::::::::::::::::::::::::::__:::::::::\::::´ ̄`::::/::::::::::::::::::::\
,.′:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ヽ::::\:::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::\
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\:::::::: ̄::::::::::::::;:::イ ̄:::\:::::::::\
,.イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、:::::::::::∠::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::``ヽ、
上級貴族たちは後継者になれなかった王女の臣籍降嫁は歓迎していたし、女王と結婚して王配になるのも歓迎していたが、
王子を婿養子にすることは忌み嫌った為、男子を持て余すようになった。
同様の事態は公爵家でも問題になっており、王家と公爵家では男子は邪魔者になってしまい、
王子たちに対する待遇が悪くなってしまった。
1895 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/08(日) 10:41:49 ID:DTI/JwPC
/ // ____\r=- ___'//!
///// >''~  ̄ ̄二ニ=- '///, ``〜、、
〈/////{/ '////, ~'<
ト。,,_∧/// / !///∧ /
\///// / ' 、 '////∧ /
\_./ / ∧〕h、'/////.ヽ/ \
\‐= ./ ' !ヽ///〕h、///.}
/ r─ヽ' .| ! ! i | \////// /
' \ノ} ' ∧ / / | ' } ̄-==== ' /
/ ./ ().! ∧ {__∨ / ! / .| '|/ | '___/ {_/
| 〔 ! ィΥ{ らh、 / }/zz}/__ /:.:、/ 廴/
_ - ‐  ̄| / \| \ ヽ/ { .| - ァ ヽ/ 弋zア/ /} { | /{:.:.:|
|./ \ヽ乂/ / 、 / / { .! ! ! / /:.:.:|
/ /)h、 )h、 、 , /‐=≦ 〈ヽ , | | |.' /:.:.:./
/-=ニニ) ≧s。 ィi〔 / /∧ヽ! 、} } /:.:.:./
_____ /-=ニニゞ /∧ / // ノヽ /:.:.:./
 ̄ ‐=ニ二__.ノ-=ニア´ ,イヽ.∧ /, {/ ./、:.:.:.:/ _
/-=/ / /{ /,' /ニニ=-,// ∧
/-=ゞ / , / ./ 7 ,ニニニ=-,: : : : ∧ノ
/-=ゞ' _/7 } /7 / 7 ニニニ=-〕: : : : : :
_______../-‖ (_(ノ{ ノ' >'´ ‖ ニニニニ=-}: : : : : :
ニニニニニニニ/-=7 (_(ノ{ , 'ゝ´ ‖ iニニニ=-}: : : : : : :
ニニニニニニニ!-=,' __/(_(.人 ノ/ .‖} i∨ニニ=-!: : : : : :/
ニニニニニニニ!-=| ̄:::::::/}乂ヽ\' , ノ !ノ } }ニニニ=-|: : : :/
ヽ,ニニニニニニ!-=|:::::::::/ / { ̄⌒{У_____/}_ノ , !ニニニ=-! ̄
}≧s。ニニニニ!-=|::::::/ / ノ〜 / 7 \}-}-}ー乂ノノ{ /}ニニニ=-、___
'/////≧s。ノ-=7/// )__./ /⌒7ヾ-====-∧ /::,ニニニ=-!ニニニ
'//////////ア/ / / ./=≦ ∧__/:::::,ニニニニ=-,ニニニ
ヽ/////// ´ / /ヽ /::::::::::::::::::::,ニニニニ=-、ニニニ
\>'´ヽ / / \ _ ,::::::::::::::::::::::,ニニニニニ=-\ニ
/ /  ̄ ̄ '::::::::::::::::::::::iニニニニニニニ=-
. / /∨ !::::::::::::::::::::::::|ニニニニニニニニ
. / / \ !:::::::::::::::::::::::::'ニニニニニニニニ
/ / { ≧s。 - ‐  ̄ }:::::::::::::::::::::::::::'ニニニニニニニニ
≧/ /__ゝ '' ¨¨¨¨ ''' ‐\ ̄ ̄ ̄/}_丁ヽ:::::::::::::::::::: 'ニニニニニニニニ
/ / }\ 〔/⌒\(::::::::::::::::::::::'ニニニニニニニ
この状況を打開する方法は清姫が開発した性転換する魔法を使用する事だけだった。
『男子が邪魔なら、女子に性転換してしまえばいい』という理由だった。
ある程度成長した男子を性転換すると精神的に大きな負担を与えるが、生後すぐに性転換してしまえば問題なかった。
しかし、王家と公爵家は保守的な立場から、この魔法の使用には慎重になっていた。
1896 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/08(日) 10:42:36 ID:DTI/JwPC
( ''"゚~ ̄~゚"'' <:i:i:i:i:i:i:i:i:i:\__ノ___/
\ _)\/.:.:.:.:..:.-‐‐-.:..._.:.::..:`'<:i:i:i:i:i:i:| )___)
\___/.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`丶、.:.:.:`'<:i:|\(___/
_ 二=-‐=ニ7 .:.:. /.:(/ ̄ ̄~"''〜、、 .:.`、.::.:.:.:.:.:.`'<(__(_
_ 二=-‐=ニ~:i:_.、-''":i:i:i:/.:.:.:.: '.:.:.:.:.:.:.:\.:.:.:.:`丶、.:.:.:.:.:`、.:.:__r_.:.:.:.:`'<⌒ / ̄~"''〜、、
| ̄ ̄( \__.、-''":/:i:i:i:i:i‖ :.:.:. i.:.:.:.:.:.:.:.:.:. \..:.:.:.:.:.:\ .:.:.: ∨:i:i:i:i\_L.:.:.:.:.:.:.\_ // ̄~``〜、、 、
| / \_ \/:i:/:i:i:i:i:i:i|.:|.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. \.:.:.:.:.:..:\ .:.:i:i:i:i:i:i:i:i:)-〉/⌒'く⌒ // `丶.\
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`⌒\ / 乂_ `冖 -=ニ|.:|.:.:.:.:| .:.:.:.:.:.:.:.:.:. \.:.:.:.:.:∨乂ツ V .: |\.:.:____/ |\〉 //.:... /
( / / ⌒ニ- _ _|.:|.:.:.:.:|.:.:.:.:\ .:.:.. ( \.:.:/ |.:.:.:|/⌒\/ 八:i:i\ //: : ___ /
/ ̄\_/ / / ̄|.:|.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.\x<て ∨ 、 .:.:.:.| /'( / / _\i/ //:::::/ ) /
/ /⌒\\(__/__:|,八.:.:.|.:.\ 八〃乂ツ ' / .:.:.八' )| 〔,/⌒) //:::::/ /: . . /
⌒\/ >―――ミ( \.:.:.:.:.(\ ⌒>.. ' _/:j .:./ / ∧ (/ \ \〈〈::::: ' /:..... . . : /
___.、-''" / ̄ |\ |.\.:.:.\>--.:うニ=-‐=ニ~/| / ' (ヽ| | | ̄\.:/ .::::::::::::.:/
/ ____,,..、丶´ /ノ 八〔_\.:.(_/ |.:.:.|/ /U\/ | 「::::: |___| | / /\:__/
⌒`` ____/ _ /,: //└L(\:( 人 :| ..:::::〔~〕.:.:\ 〔⌒Y:::::::::::::::: l___/ | ' / ̄\ ̄ ̄ ̄~"''〜、、
└r―/ /_,/ | |/ ⌒7.:.:..:/ '⌒\__/\イ_/T\.:.:. \ 八 :::::::::::: 厂 |∨ . . . . . .∨ | \
 ̄(_/ _|_,八 j.:./ ⌒〕L__「 ̄ / | ∨::/::)/ ::::::::::::::: / | |八 | _:| |. \ \
/ / _.、-''"::⌒\.ハ / .| Vr__:::::::::: ∧- | |/∧ .|__/ :| |\__) )
/ _.、-''":::::::::::::\::::::::<| / (⌒\_,乂L〕/_):::: /::: 〉_| |//.| [ 人,,ノ ``〜、、 /
/ ____,,.、丶´::::::::''"゚~ ̄~"''〜、、::|,/)_/:_彡::::/ \::::::::::|:::/∧\ 〈/.| [ \ ``〜、、/
⌒冖 ̄ /:::::::::: .、-''" /⌒``〜、、::::::::``〜、、:::::::::::::/ |\::::|:: /:: |: 八 人ノ \
/:::::::::: /:/ ̄ ̄( ) ``〜、、::::::::\____/二ニ=| )人::::: ∧ \ \ |
_/ ̄ ̄ ̄ /__ \ ( >---- /------=彡:::::/:::::\ |::::: ̄ \ |
/⌒\ / /~二ニ=-<⌒\_____( /∧::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: \:::::: \ \ |
この性転換する魔法は長きにわたって塩漬けになっていた魔法であったが、現在の女王はこの魔法を使用に踏み切った。
これは前女王が女子を産めなかった結果、自分に席が回ってきた事を知っていた為、前女王の二の舞を踏む事を嫌ったからだ。
女王は公爵たちと話し合いをして、貴族たちを巻き込んで性転換する魔法を導入することにした。
1897 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/08(日) 10:43:14 ID:DTI/JwPC
__,. ´ /}
___,. -──‐ァ---<::`:::::::::...、 /Y
て ,..:::´::::::::/::::::ヽ:::::::::::::::\ /t{
V}、 /::::::::::::::/:{::::::::::ト、::::::::::::ヽ:ヾ´
ゝ> 、 /::::::://:::::/::::l:::l:|::::ヾ:::::::::ヽ:::`、\
⌒ヾ1:::::://:::::/:::::ハ::l:|:::::斗チミ:::ハ:::::',::::トx
j|::::::イl::斗爪「| l从、::::jr==ミ:::::}:::::l::::ヽ ヾ≧ァ
//::::::::}l::トリx==ミヾ \圦心 }}:リ::::|::::::::ヾr'´
ノイ:::::::::::l|ハ〃fチ ハ \ ヒzり ハ:::}::リ:::::::ヾヘ
,ィタ |::::::::::::::::ヘ V少 , :::::: jf⌒Y::ヽト、ハ /| ,ィ
∠{___L::::::::::::fタへ ::::: r-‐f /L_ト、ハ \r、 l { //
Y::::::ハ、__,}}ト 、`__´イ:::::::::{ ハ__、 ヽ'.」 l| {_
ト、 _ ヽ:N ∠{:::ハ:::::::::::::::::::::::::::::::」、::::::\ヽ、 `、 //
ト、ヽ'、 / | ,\´ Y:::::ヘ、::::::::::::::::::,< \::::::\⌒ヽY ノト、
ヽ ヽ} ´ l / }\:::( ̄ フく__j _ト、/:.{ ̄ト、ゝ、 {__ノヽ \
ト、 ノ/`ヽ、 レ:.`,ヽ、/:.Y ヾ、:.:.:.:.:.:\j \'、 `、}}\
ヽ 、 }ヾ⌒ ヘ人}:.:.:.:.ヽ/`:/ \:.:.:.:.:.:.{ 「} \ } \ , -──- 、
/ / ーl ,ト、 '.::::|.:.:.:.:.:.:∠_ 、 ノ:.:.:.:.:.:.ト、 \ゝ、 `ー-- < > 、
ノ{1| ノ/ } ヾ、 }:::!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ̄ ̄:.:.:.:.:.:.:.:.:|、::\ \ ヾ、 \
レ'l / ト、 ノ:::::〉、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.j \::\ ヘ ヾ、 \ __ \
j / ハ /::::::/ 〉:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ `丶\ ヽ `ー- ヾ、 ___\
/´ { /::::::/ /:.:.、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ハ `ヾ} __ _,. ´ ̄
´/ /} ! /::::/ /:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.」 `、  ̄ ̄ > ´
ノ レ' |}/ 7ヽ、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.> ヘ \ >...:´':::::......、
|´ /:.:.:.:.:`ー───:.:.:.´:.:.:.:.:.:.\ ヽ、__,. ´`丶、::::::::::::::::`丶、
この魔法の問題点は現在の社会が男尊女卑と言っていいほど男性が有利である為、
多くの平民の女たちが男性になってしまい、男女比がおかしくなってしまう事だ。
そこで、平民や爵位を持たない下級貴族には、この魔法を使用を法で禁止する一方で、
王家と爵位持ちの貴族の特権として、『生後一年以内の子供限定』という条件付きで使用が許されるようにした。
1898 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/08(日) 10:43:45 ID:DTI/JwPC
r‐J、レi;i;i;i;i;i;i;i,r‐ァ:.:.:.:.:.:.ヽニゝi;i;i;i;i;ゝゝi;i;i;i;iヽi;i;i;i;i;i;i;i,i;i;i;i;i;\ノ)ヽ、
r‐J ゝi;i`ー=ニ彡":.:.:.:.:.:.:.:.://:.:.にゝi;i;i;i;iうゝi;i;i;i;i;i;i;i;\i\i;i;i;i;i;i;i\彡'
r、ノ、/i;i;i,、i;ir、:)フ:.:.,:.': : :.:.:.:.//:.:.:.:.:|ゝ)')T):::(こヽi;i;i;i;i;i;i;i;i;\i;i;i;i;i;i;i/
,rf Уi;ir‐、)_|r:/:./: : : : : : /:,'|:.:.:.:.:.|: : |:.Y´)ハ)シヽi;i;i;i;i;i;i;i;i;i;iヽ:r'"
У≧!-、j_r’::/:./:. : : : : : : ,': ,':.!: : : :ハ:.:.|:.:ヽ:.:.\7ゝi;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i}"
{≧rL|>’ /:./:.:.:.:.:.:.:. : : : ;|:.:.!:.:!: : :,'|_..-|─|‐ヽ:-!ゝァ ki;i;i;i;i;i;i;/ヽ
`┴‐<:-''≦/:./ :.:.:.:.:.:.:.:!:.:.:,' !:.:|:.:|: : ,' !: :λ: :|_ ! |ヽ:ソ)、i;i;i;i;i/i;i;i;i;\
`</:,イ:.:.:.l:.:..:.:.:.:|:.:_|-|:λ:.!:.:/|:/ |:.:/xzz|:.ト、|:.:ヽ)、i;i;/不トTアハ、
/'l/ ,':!: :.!:.:.:.:.;ィ!´.|. |:.| |:.|∧ ,'/',イィう:::!'::ヾ:ト|:.:rf )'ゝ!: |:リ:|=|i;i;i;i;iヽ
/_/:.|:.:.:|:.:.:.:.:.:l|:.:.l_-Y-V、 X /' ハ::::じc::リ:.彡Lド'i!:.∧:.L:|i;i;i;i;iF}
|'f|:.:ハ:.:.|:.|: : :ヽ ;代う≧ゝX ヽ ヽ二;ノ/;イ/i,'|ヽ|/i;i;≧:.}-!i;i;i;|ニ}
(⌒y!:.|i;|:.:ハ:!、:.ヽ:.寸ヽ:::じc} </'_/'i;/i;|し!i;i;i;i/:.}ニli;i;i|ニ}
r'⌒XУハ:!i;ヽ|i;iヽヽ:.\\ヽ:;シ 丶 __ //>/i;i,' ハ∨;!\´T⌒`´
r‐ト、 /i;i;i;i;i;iヽi;ヽ<ヽ \:.`Tトー rァy'| ヽ.._ ,.イ/i;i/ 〉!;i;|/ヾ:..\ー 、
ノ≧/i;i;i;二ニ≧x<>i;i;/`Y\|i;i;iヽ },r' ̄ ̄ヽヽr' .,l'i;i/Yゞ=八!;i;ゝ:.|、 :.:.:\ \
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,r彡‐r'´_,..-≦三フ'彡ハ/i;i;i;|:|ヽ-、 Y::/ /::... <ヽヽ`ー┼K ヽ_:ノ .! /:゙、:.:.ヽ
リ ,r'三三三彡ァ<ー:.:.|'T ̄:l:! } }、. Y / ̄ ̄\ ヽ:ゞ、:. | | l/_」\|/'´ }:.:.:.:}
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|:/ /-ァ"≠≦ハ \:.:.:.ハ-'_| \ <ヽ∨/∧__「|:l\ヽ'/
リ /' / /' /:/| ヽ|:ト:ヽ/ \ \!::||/∧__ノ ハ::|/ヽi
_|__ ヽ!ト/ 〉:. \:...\!)'-’ ハソ )'
/ __≧-、|/ /::::: 〉::::>\ /゙\
/:,r、ヽ──',r≦: /::::::: /:/ .ヽ ,:.:.:.:.:.ヽ
,..-─≧k/::. r’__| |:::: /::::::::: / .:.:/ {:.:_:.-彡、
|i;i;i≧!7i;iハ / / ! !::: /:::::::::::/ .:.:./二 ̄,r‐|i;i;i;i>
 ̄/i;i/|i;i|、Y / / .| /::::::::/ .:.:.:/─‐' 7´|i;i;/
王家や公爵家は男子が産まれた場合は性転換する魔法で女子にしたい一方で、
侯爵家、伯爵家、子爵家、男爵家といった貴族たちは跡取りである嫡男を求めている為、この魔法は貴族にも需要があった。
王家と公爵家は女性を優遇していたが、侯爵家以下の貴族は男性を優遇していた。
因みに準男爵家、騎士爵家といった爵位を持たない下級貴族は無視していた。
この結果、上級貴族たちも支持に回り、性転換する魔法が上流階級で大っぴらに活用されることになった。
1899 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/08(日) 10:44:55 ID:DTI/JwPC
|>、________ /ニニニニニV ハ
| ハニニニニニニニニニニ>=rzzzyニニニニニニニY ハ
|><Vニニニニニニニニ>< ̄: ̄:≧=-、ニニニV l
V ハニニニニニニrチ::::.::::/:::::::/:::::::::|:::.|:>、ニニト、_L
< ̄`ヽニニ>'´ ̄ ̄`ヽ': ̄ ̄:`ヽ、::!:::.:ヽニト〜ト、
\ / >'::::::..:.../ .:::::ハ:::::::::::. :. \:::::.::ハリ〜‐|ヽヽ
<⌒>'::::/:/:.....::::::;イ:::|:: :::. :.. ヽ:. ::::}{ヽ |ニヽヽ
X7::::::イ:::/::::/::::::::/^|: :|:::::l:....:::.::::.::..:::.V:::八 (ニニニ7´
ー‐彡/://::/:::;イ::::,'::/| |: :|:::::l::::::::l::::::.:::.::::|::イ:ハ/ニニ/
_..-≦|/:::::!:/::::::|:|、:从!リ |ハ|:::::ハ:::::ハ_::::::::::::!:::::!:::|ニニイ
..ィチ:::≦::イ:::::::|ハ::::从r≧トミ、l _レチ斗七リハ:| :::|::/|: :!::::::ハ
イ/://::::r∠ヽへ::::|ハ’そう} "^らうヌヾ从:::rク::::::|::::::::!ハ
´ /://::__イ|__〕ニニXバ ヽニ' ヽニ ′|ニリニ!/::::::|::,':.:.ト、!
/'_彡:´:::::::::\>`7::::::::`ハ ′ ,イニニ7:::::::::リ/|:.::| l|
‐≦::::::::::::彡へ:7イ/|/|/>:... ` _ ..イ、/_|ゝ:::::,イ' 从リ リ
` ̄ ̄)' ヽ( γ≦フ´ ̄`ニ千 _.イ::::::/:::/'::::/リ _.イ⌒i
/|/フ´ _/_..-<//:::::///〃 `ヽ _..イ _ |
、 ,' У>r'⌒Y| /彡ヘノ ヽ_ / | | |
::\ __|__/_∠/_/ | ..イ ,イ / >─、 __/ .∧ L! リ
≧-、 / /!ニニ|/| У ! __ ノ __ ヽ _....-─≦ ̄ ̄ / ∧ _. ,'
_ ≧、 < 〃 /ニニ| |/ニニ゙.'/ / >zz\ _..-≦ / ∧ //./
 ̄ …─≧-..___/\ ./ /ニニニ!イニニニニV ,、`'"  ̄`< ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ / _ ∧7./
/ \ / /ニニニニニニニニニニニ|>、 // `>、 \ / .イ | / /
/ /ヽへ/ニニニニニニニニニニニニ! / | ̄`ー‐<| \ | _...-≦ V/
/ニニニニニニニニニニニニニニニニニ!'ニ! | ┌≦ |
ー-...._ ヽニニニニニニニニニニニニニニニニニ!ニl V rァニ=‐r─────┤ |
\ヽゝ ̄ \ニニニニニニニニニニニニニニニ!ニ7 ∨ _ .ハ  ̄ ̄`ー...__::! ノ
\ 、-、 //>、ニニニニニニニニニニニニ7ラ' ∨ | |,'::::::ヽ `-...___二ニつ_..-‐'"
/\ヽゝ / /ニ|≧──────┼’ ヽ|_||::::::::::ヽ `ー、( 不、L....-<...、
/ォァr \ rzzzzァ / ,'ニニヽニニニニニニニニニ/ニ!ニ>、 ヽ!::::::rz、::`=r─、 \//:::>'" ̄ ̄´
≦:イ} rハ{`ー──''" /ニヽニニニニニニニニニニ/ニ/}\ニ>、 ヽ≧二ニニ==´ ̄´
へ_,rミソ'´ ,r─ァ─rzzzァ≦|ニニニニニニニニニニニニニニニリニ゙.ニニ>、
_.-‐<ヽ/ニニニ≧-.、ニ!ニニニニニニニニニニニニニ/ニニニニ、ニニニハ
/ 、/ニニニニニニニニ|ニニニニニニニニニニニ/ニニニニニニ゙.ニニニハ
王侯貴族だけなら、男女比はそこまで問題にならないから、この魔法の恩恵を受ける事ができるのだ。
王家と公爵家は魔法ギルドに依頼して誕生した男子を女子にして、侯爵家以下の貴族たちも嫡男を確保した。
こうした流れの中で、前女王の息子たちは過去の存在として扱われていった。
1900 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/08(日) 10:45:24 ID:DTI/JwPC
今回の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
1901 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 11:14:07 ID:w0pzl0O0
乙です
デザインベビーみたいなこと始めちゃった
1902 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 11:19:57 ID:KXUplJOc
乙でした
グリフィスの言う理想とする王がどのようなもので、どうやってそれを思いついたのか知りたいような
1903 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/08(日) 11:41:15 ID:DTI/JwPC
>>1902
絶対王政は政治体制の一つとして政治学の分野で学ぶので、その手の教養がある者なら知っています。
しかし、絶対王政では体制に限界が来ると下手をすると王朝交代しなければいけなくなる為、
七大神がそれを採用せずに権威と権力を分割した事もちゃんと教わります。
1904 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 12:00:36 ID:KXUplJOc
>>1903
返答ありがとうございます
1905 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/08(日) 12:11:11 ID:DTI/JwPC
>>1893
誤字修正
×前提として、王国初期には王子を → 〇前提として、王国初期には王子が
1906 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/08(日) 12:17:56 ID:DTI/JwPC
>>1896
誤字修正
×現在の女王はこの魔法を使用に踏み切った。→ 〇現在の女王は、この魔法の使用に踏み切った。
1907 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 12:29:08 ID:zcdAMBtL
グリフィス、王籍から正式に排除されたのに屁理屈言って認めてないだけじゃないか
そろそろ事故死か病死してもらわないと大変な事になりそう
1908 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 12:29:51 ID:8hXu5R4V
乙
制限が徹底されて居れば便利な使い方だな、お家騒動が起こりにくい
1909 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 12:37:34 ID:8hXu5R4V
グリフィスは自分が王に成って当然と考えているけれど、前例も何も無い歴史的にもずっと女王制でやってきた歴史を学んで
政治制度も学習していて尚王に成れるという考えはかなりエキセントリックで面白いよな、転生者か何かかって
1910 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 14:36:18 ID:zzhDFEZS
乙でした
1911 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 14:53:17 ID:41gN92pP
下の方で男尊女卑が進行してる理由ってなんだろうな
上の方では魔女然り女性が強い権力を持ってばっかだからそれに倣って女性の権力が強くなりがちなイメージがあるが
1912 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 15:05:02 ID:BZmKzzqA
それこそ最初の七大神みたいな感じじゃね?
1913 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/08(日) 15:13:53 ID:DTI/JwPC
>>1911
男女平等を唱えつつも女性優遇をやりがちな令和日本では分かりにくいかもしれませんが、
寡頭制を採用している近世なら男尊女卑は当たり前でしょう。
お飾りで祭祀をやっているのが巫女(女王と公爵)で、世俗の権力は上級貴族(男性)が握っています。
といっても、七大神が動くとあっさりと解任されるわけですが。
1914 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 15:16:43 ID:RGxBoBRe
作者の思考の偏り強すぎてワロタ
1915 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 15:24:23 ID:Cn7w9uh6
>>1914
ここの作者はいつもこんな感じだぞ
荒れても下書きだから気にしないとか言うわりに一々弁明を挟んでくるし(しかもちょっとズレてる)
1916 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 15:33:15 ID:OWzhpaZj
ズレてるのはアンチのほうじゃねーかな?
1917 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 15:37:09 ID:fNxnwQpy
てかよくよく考えたら自分は下書きだけで本番はまとめに丸投げとか普通にヤバいよな…
しかもまとめた後でも後出し修正しまくるし他スレと比較してもかなりアレな作者というか…
1918 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 15:43:39 ID:UBtICdmq
まあここのスレって他のと比べると異質ではあるよな
1919 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 15:54:22 ID:CZ6eCELq
乙でした
1920 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 15:56:07 ID:CZ6eCELq
ageてしまって申し訳ない
1921 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 16:40:16 ID:gOzQfUpL
まともな権力者も中々ハードな仕事だからね
妊娠出産で動けなくなるし死ぬ可能性も高めの女性は文明がもっと 進まないと権力者になるのは難しいね
1922 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 17:50:33 ID:Ks5VReGz
女性には人口のために出産という役割がある以上、自己の成長のために使える時間や体力にハンデがあるからね
上澄みの天才ならともかく凡人の女性に最前線で働かせるメリットがあんまりない
1923 :
名無しさん@狐板
:2024/12/08(日) 18:38:26 ID:JUvMp4jp
乙
1924 :
名無しさん@狐板
:2024/12/09(月) 03:21:02 ID:ag8xqV/J
荒れ気味でもエタってないから変な安心感があるスレだ
1925 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/10(火) 18:49:52 ID:4QQ7YOfJ
ttps://www.youtube.com/watch?v=2vK9dM8ChC8
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| | | | {_\」⊥⊥丱_/xX水爻Xx γ⌒ .| | | | | | . .. :|
| | _|ニ=-‐¬「 ___爻:;.:,:;.:, : : : : : 爻Xx γ⌒ヽ :| | | | | | | | └
-‐=ニ¨ __,.二ニ| )ソ:;.:,: : : : : : : : : : : : : : : : 爻Xx | :| | | | | | |_ ┘ . . . . : : : : : :
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| | _ 爻爻狄狄ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;爻ヾ;:ミ:ミ;ミ;ミ;ミ;ヾ;:ミ:ヾ;:ミ:ヾ;:ミ::;.:,: :,:;.:,;';';';';';';';';';';';';';( : : : . . | | . . . .| |: : : : : : : :.::.::|
|"|¨| ̄ 7爻爻ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;爻爻爻ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ヾ;:ミ:ヾ;:ミ:ヾ;:ミ::;.:, .:,:;';';';';';';';';';';')::: : : : : . . | | . . . .| |: : : : : : : :.::.::|
|¨|´| ノ爻爻淡淡淡父父父爻爻爻淡狄爻ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ヾ;:ミ:ヾ;:ミ::;.: ;.:,(:::: : : : : | | . . | |: : : : : : : :.::.::|
|-|‐| ⌒爻父父淡淡爻爻爻爻淡淡淡淡爻爻爻爻ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ミ;ヾ ミシ::::::: : : : : | | . . | |: : : : : : : :.::.::|
\^> r、_ }ヘ|_, ィ r´/
_l Tニーr――-、>ュトイ
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l / l l l l l| l | | l| |l ト、 | l l | | i |
|i l| | | | , |-‐|┼|‐ト| l| ィ''T下マT''| | | l |
i |l |l | | ト,_LL;|⊥| i _>≧ヒ;ト、|| l | l|| ラナー、ピーチ様から昇神のスカウトをされたと聞いたわ。
|i | l ト、l |_/ |rリ‐] ^[イこi:] 〉| l l イ i|
| l l| ヽ lヽ [^ー'| トー゙ノ{ レ| レ | ノ .. おめでとう。
`ヽ ト、 ヽ:::: ̄ ,.  ̄~::::/ | | |
|i | \ ,_ _, / | | | |
|i | l |` 、_ _イi i i l. | |
|i _| l l _,へ ' ー_'´ イ | i i l | |
_/‐ニ;┤rニ┘ヽ、. |i|´___,,⊥| i i | l |
/ ///| | {ー ミミ_」/´_,-'コ^〉|lレ┴┘、|
__/___,rー┴ ュL|{三ニ¬{r::}}rフ三了|i | i| \
ト〆_ -ー‐ 二イハrクフ,{ェノrくート/ |i | ii ヽ_
/ ー―<_ i| ゝ、ク| i 〉_>' | | ii ノ _Vi
/,フ>-へ_ ^ ー^ 〈-イ__ / i 〉
_ノ, イーーヘi l ヘ、 , r 7⌒ヘ Yヒ_ _ _ ノ 〉ヘ
フイ /イ::::: ヽ l ,へ_,rイ i /\\|ミ=ニ二ニ=ー 〈
|-r´ |:::::. \ ノ / .i レ´ ::\ト、 \_r_ _ノ
| ̄`‐、l:::::.. ....:::::Yノ l レ'´:::: ::::::::/^rヘ 、 ミー< |i
ト-rェ_>、:::::::::::::::::::|i l|::::::::::: ::::::::::::::人_, r<^ーr ニコ|^ i|
V 〉ヘ二\_/^^ー ^  ̄_>ー 'レ'  ̄ ` |^i | |i| i
ニ=⊥ ハ }‐ ト‐ ー-- イ^T ー― イl | .| |i ノ
=f⌒ク / ト ト、 | l i | | レ iリ | l
イ / .ハ l \ ._ー|-- | i | | | l|| | l
ーフ,|/ ̄コ〈\⌒ ̄- | ー- 〉i⊥ | |/ lノ /
// /^ 人_ ー+ー ― イへ^ | |
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|. l. . . .Y | 〃 爪_i` 爪_lヾ ト(
|. l. . . . . | | ゞ'┘ ゞ'┘|:l |
|. l. . . ...r| | ' l:l ! フィーナ姉様、ありがとうございます。
|. l. . . . {:| | ____ W
|. l. . . . `| | 乂`ヽノ /: | .. ただ私はまだ12歳なので、実際に昇神するのは四年後にするつもりです。
|. l. . l . . | |\ .イ: |
|. l. . l . . | |. . .> .,_ / |i |
|. l. l l . . | |冖v冖v冖Tニチ. ./.}i |
|. l. l l . .八. |_人___人_人_ノ〉/ ∧. |
|_」⊥L/___〉 l: : : : : : : :{. . ./. .| l |
/: : : : : : \l l\: : : : : `゙''ナ'⌒ヽl l
. /: : : : : : : : : : ヽ l \: : : : /\: : : :l l
{: : : : : : : : : : : : ‘, l  ̄ \: :l l
{: : : : : : : : : : : : : ‘,l冖v冖v冖v冖v冖v、ト、
l: :/ : : : : : : : : : : : ‘, l─┴┬┴─┴─〈. |: :\
∨ : : : : : : : : : : : : : V: : : : : ! : : : : />へ`:、 : : l
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人: : : : :┌L_几jr'⌒〈´ : : : : :| : :| イi イ}:l冖、
/ /〕ニ=-辷八 ';: : : : : |: : | } l:几_r>
1926 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/10(火) 18:50:25 ID:4QQ7YOfJ
v、 / ⌒ |V| ,. ィ イ/ \
>\ r、__ノ〈i〉ー‐' └c' | ‐‐ \__
_/ ∧b┘_ ィー∧く ̄ ̄>┴ へ \〉
/ /^ ∨´ | | i \ \ \
|/ / / / | | ', \ \ \
/ / / | | ∧ i \ ヽ \ ヽ ハ
/ | | i | | | | i| \ \ ヽ i ∨}
|| | | | | | 乂 | | ハ ⊥\-r‐‐- ハ | | |
|| | | |斗rヤ T¨「 | \刈 _」_ \i | | i |リ 確かに今は早すぎるか。
| i| | i| |/リ ,rr==ミ リ イ「::::::il\∧ |/|く
Wi∧ i ハ / トt::::::} V辷ソ} { レN \ 私も14歳で、二年後に臣籍降嫁する予定だから
/乂\i从 ト _辷ツ  ̄´vx/ ∧ \ \
/ / | Nハ rvx 、 ∧ | \ \ \ まだ先だけど、王女でいられる時間は限られているわ。
/ / /| | ハ. \ _,_ /i|ハ ∨___\ \_
. / / ,ムL⊥∧ > 、 ィ /TT Y', ∨: i: \ `
/ / /: : : :.i|:./ヘ. ∨\_`__ー '_/ xリ::| ', ', |: : i: : :.\
/ _/: : : : : : ∨ / ハ ∨:::::::::::Y:::::::_/::::| | ', ハ: :.|: : : :.∧
//く: : : : : : : : | |「 ̄| |` <:_:」_:::::>'´ ̄ ̄/| | | /: :././∧
∧:.:.\: : : : : :.| | 〉 Tリ ̄ く r‐、リ>――‐く |_|ハ| : :./:/.:/∧
入\:.:.\: : : :」-| ∨ / ∧|:::リ人` <___/ |:::Y_: :_:/:: : :||
: : \\:.:.:.二コ::::| `く / / 「 \_/ ∨二 __/:__/ |
∧: : \_:.:/∨ \ト、 | | r‐'´ |\:.:.:.:.:ー.:.:イ |
|:.:.:.ー―:.:.:.:.:.: ∧ >‐< ハ___\:.:.:.::/| |
\:.:.___/ |ハ / _ -'ー、} /V`<二_コ厂| /
|i | 「 /|ハ \ / -‐¬/ /V/ / /
>‐''"〈_〉>‐ヘ__
ト<〈_〉 -‐''"ヘ ∨//∧──- .,_
∨/∧ ∨///∧ ∨,.+'’ ̄ ̄ 、\
〉//∧ ∨,,.+''"’ \\∧
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/: :人/ / ∧ ,/ヽ:〉、}::::.、
|: 〈//,〉。, / / / \ ,。く V:::::::}、;ノ
| : }//{ ゚'*。/,_/ /\_>:''゚ \}___/::::}
|: :{//ハ |/ / ̄ ̄\/ > 、 | ト(|
| l: V// |/ ̄ ̄` _\| l |
| l: : V| | __ ,ィf笊_}_| | | 来年には16歳になったヨヨ姉様が結婚して、
| l: : :`| | _,.ィf笊_ハ ヒzツノ | | |
| l: : : :| | 《 ヒzツ .:.:.:.:. | | | それに合わせてヨヨ姉様が即位するから、
| l: : : :| | .:.:.:.:.:. | | |
| l: : : :| | ′ | | |l 問題なく次代に王位を引き継げます。
. | l : : : | ト、 _, | | |.l
l l : : : i|i: |个 `¨ /| | l. l
! l : : : i|i:i | l: : :> . ,イ: : :| | l. .l
l l: : : : :i|i:i:. | l/ _}_ ``〜-< {⌒>:..:| | l . l
l l : : : : i|i:i:i. |:> ^⌒'⌒'⌒^⌒ >:| |-┴‐-、
l l: : : : : |i:i:i:i:. |⌒フ___人 人__人,〉-| |: : : : : : \
l レ´ ̄ ̄ ̄ヾ |Υ: : : : : :\/ : : : : : / | |: : : : : : : : \
{/: : : : : : : : : : ', │\: : : : : : : : : : : : : / l ト、: : : : : : : : :`、
/ : : : : : : : : : : : ',. | \: : : : : : : : : / l | }: : : : : : : : : :`、
1927 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/10(火) 18:50:51 ID:4QQ7YOfJ
〈o〉 , ィ
ヾ;,、, ,___ノ◇‐-ヘノY_
,Xミラ‐''7'‐'´ ̄ ̄`ヾヽ,
/_/` ::| , \\
/:/ :;' :! ';: ', ヽ:ヽ ヽ:\
,ィ´/ ::;' :!:! :| |,ハ } 、 :ヽ:ヽ :';:: ヽ
./ /; ::| :|::';::!';| ',、 }: ヽ;::. ';: ', :';:: ', それも、お母様が性転換する魔法を導入してくれたおかげね。
/ /:;' :{::{ :|__';|_:{ ', jxヘ ̄`::}';::',: } } !
| ,'|::| ', ', V´| ヾ ヾ ヘ xfホトv} :| ド! あの魔法で王家はより盤石になったわ。
', .! ';:! :', ';::', v'行ホ ゙t;:::;j}'゙|/!;ハ
', 'ト、::', ';::'.ト t;:;j} ` ´,,,,jヽ;:::: '.,. でも、上級貴族も保守的なのに、彼らが反対しなかったのは不思議だわ。
ヾヾヾヘ ,,,´ ' ,.':::', ヽ ヽ
/j;;;|;;;', ヽ ,, ` ´ /:::::::ヽ. ヽ:::::`ヽ、
, '´ ヽ V;;リニ, ‐- ´,j!::::::::::::::::', .ト、:::::`ヾ;、
, イ_ ';::', )`ヾミiii'´j;:::-ァ--、;j,/ \ ヾ;.、
, ´,'´-‐- .._`ヽ、}}:::}(〈`ヽ,,〉-<, ,ノ-, ノ´';::ヽ::::\ ヽ `ヽ
'´ /'´, -‐- ,,_`ヽv!;/ ',7ヾゝィ'゙ ノ j!} )i::::ヽ:::::\ ';: \\
('´ `>ノ ヾvヽハ,-v'´ ',} / .);::::::',、:::: '., ';:: ,
〈´ / ,/‐'ニ二‐- 、ヾ'゙! ヾ,_,,ノ';:';::::::',.\:::', ;:: '
人,,___,,, -‐''´ /'´ ', ヽ! , -‐''' ,ニヽ ';:';::::::', ';::! ; !
`ヽ / { ヽ j' .ノ ',゙ヾ;';::::::', !:} } ,'
',-r‐ ''''´ ', `゙iノ / !ヽ!:}:::::::! .,':;' ' /
|::`T'''''´`'‐イ\ ,ィ゙ ノ .ノ /!:}:::::;' // ': /
|;;;;;::`T''ー''iヾ, `:: ̄:::´ レヘ,,_____,,,ィラ'´:::j::!::/;/ ./:::; '
ノ `V / ` ‐-‐''` , '´ }::::j::/::/:/::/, ':/
,,.+''∨∧V∧V∧…─-ミ__
∨∧∨∧;>'゙゙゚´  ̄ ̄\\\
/ 〉r-‐ ´ \\{\
〃__//, / \ ,}:∧:::::Y::::7
‖〈:::/ ゚!*ァ<.,/ /\\ ,.。*''゚ }′〉::::|::〈
i| }::{ |/ /`゚゚゚゚''\/'゚゚´\ | {:::/:::/
i| {:::} |/-‐一'´ ` ー-ミ、:| Y:イ
i| ∨ | | l |
i| :| | ,抖系ミ ,x抖ミ」 l | それは、お母様が即位する直前に
i| :| |《 爪_ハ 爪_ハ 》 :| |
i| :| l ヒzツ ヒzツ´| | | 伯爵家で、入り婿がお家乗っ取りをしていた事が発覚して
i| :| | | | │
i| :| | ′ l l ! 社交界が大騒ぎになったからですわ。
i| i| | __ l |i l
‖ :i| |\ ´¨` .イ |i !
‖ i| |l::个.、 ィ : | |i : ! 「そんな事があったの!」>フィーナ
‖ .:i| ll : | __}> .,__,. .イ : |: :i| |i ; l
‖ i:i| |<´ ⌒Y⌒Y⌒Y⌒ヽ : | |i l :;: l
‖ / l {:i| |l : ) _>| |i l :l l
{i_⊥⊥L| |l/:⌒\/\/\(\::| |i:」⊥、l
/: : : : : : : | |\ : : : : : : : : : : : : : /}| |: : : : : ヽ
/.: : : : :. :. :.| |\\.: : : : : : : :. :.// | |: : : : : : ‘,
/: : : : : : : : : | | \  ̄ ̄ ̄ ̄ / :! !: : : : : : : ‘,
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∧\.: : : : : : : :.| |  ̄ | |: :/: : : : : : 〈
/ : :、: \: : : : : : | |^⌒7冖廴i⌒f冖7⌒勹'| |:/: : : /: : : ヽ
>‐''"〈_〉>‐ヘ__
ト<〈_〉 -‐''"ヘ ∨//∧──- .,_
∨/∧ ∨///∧ ∨,.+'’ ̄ ̄ 、\
〉//∧ ∨,,.+''"’ \\∧
/ 〉-ァ''"~ } {::::l∧
/: :人/ / ∧ ,/ヽ:〉、}::::.、
|: 〈//,〉。, / / / \ ,。く V:::::::}、;ノ
| : }//{ ゚'*。/,_/ /\_>:''゚ \}___/::::}
|: :{//ハ |/ / ̄ ̄\/ > 、 | ト(|
| l: V// |/ ̄ ̄` _\| l | はい。
| l: : V| | __ ,ィf笊_}_| | |
| l: : :`| | _,.ィf笊_ハ ヒzツノ | | | ですが、そのおかげで、上級貴族たちは嫡男を確保する為に
| l: : : :| | 《 ヒzツ .:.:.:.:. | | |
| l: : : :| | .:.:.:.:.:. | | | お母様の味方になったので好都合でした。
| l: : : :| | ′ | | |l
. | l : : : | ト、 _, | | |.l
l l : : : i|i: |个 `¨ /| | l. l
! l : : : i|i:i | l: : :> . ,イ: : :| | l. .l
l l: : : : :i|i:i:. | l/ _}_ ``〜-< {⌒>:..:| | l . l
l l : : : : i|i:i:i. |:> ^⌒'⌒'⌒^⌒ >:| |-┴‐-、
l l: : : : : |i:i:i:i:. |⌒フ___人 人__人,〉-| |: : : : : : \
l レ´ ̄ ̄ ̄ヾ |Υ: : : : : :\/ : : : : : / | |: : : : : : : : \
{/: : : : : : : : : : ', │\: : : : : : : : : : : : : / l ト、: : : : : : : : :`、
/ : : : : : : : : : : : ',. | \: : : : : : : : : / l | }: : : : : : : : : :`、
王国では入り婿が御家乗っ取りをする事は死罪に相当する重罪である。
そこまで重罪として扱われている理由は、その行為が貴族間の信頼関係を破壊してしまうからだ。
1928 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/10(火) 18:51:32 ID:4QQ7YOfJ
/::::::::::::::::::::< ̄¨` `'^゛^`ヽiヽ:::/::/:::::::::::::::::::::::::::::
i:::::::::::::::::::∠´ V!/イフィ::::::::::::::::::::::
i::::::::::::::::/  ̄i::::::::::::::::::::
i:::::::::::::::フ -‐‐‐-- 、 _ .、 i:::::::::::::::ヽ:
、__i::, =-、;7 __ `ヽニフノ ,≠=-、 .i::::::::::::::::::::
\::/ .ハ.i <i::::゚/ ヾ`:: /::´ i::::!¨\::::::
<i /⌒i  ̄¨ .::ィ-t‐、 /::::::!. \::
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`ト.ヽ_,| i:: /  ̄¨`
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i:::! ! i::. /
i/: : : ', ‐ ,_ノ: /
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/;;;;く \.: : : : : :.:ヽ  ̄ ̄ /
/;;;;;;;;;;;;;ヽ `゙ー-:,:,: : :\_ /
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22年前、伯爵家の次男として生まれた男が、令嬢しかおらず跡取りがいない伯爵家の入り婿になり、
伯爵家を継承したが、この男は結婚前から愛人と子供がいたのだ。
つまり、男にとって部屋住みの予備は嫌だから伯爵になるために入り婿になったが、嫁を愛しておらず、
結婚して伯爵になってしまえば、前伯爵夫妻と嫁は邪魔者でしかなかったのだ。
1929 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/10(火) 18:52:09 ID:4QQ7YOfJ
. \.:/.:.:.:.:.r''゛゛ ゛゛¨``""""" "ゞ二.:.ヽ
/.:.:.:.:.:.:.:{ }ミ.:.:.:|
. /.:.:/}.:.:彡|,ィ ⌒ \ y=== 、 |.:.:.:.:.}
〃 ノ.:.:.:./ ___ ヽ / ___ \l.:.:.:〈__
^¨}.:.寸 〈 i゚::l ` / i゚::l ヽ l_.:.:.≦
/.:}ハi ⌒ ̄ :|  ̄⌒′ }ハヽ彡
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∨i| {::| l.) /
寸 ゝ‐ / /
ヽ / ¨
、 ー ェェェエイ) /
l:ヽ ー ‐ .: :l
| ヽ、 , |
ハ|  ̄ ̄´ |ハ
/ \ / ∧
. x≦| \, ..,/ |≧x
. /.:.:.:.:.| ∧ .∧ ,|.:.:.:.:.\
その後、前伯爵夫妻と嫁は盗賊に襲撃されて死亡することになるが、これは盗賊に偽装した暗殺だった。
こうして、邪魔者を排除して愛人を後妻として迎え、子供を伯爵令息にしたが、彼の都合のいい状況は長くは続かなかった。
他家に嫁いでいた前妻の姉が、実家が乗っ取られてしまった事を知ったからだ。
当然ながら、彼女は嫁ぎ先の協力を得て情報を集めて、男の悪行を裁判所に訴えた。
これによって事が明らかになり、男は死罪となり、不祥事を起こしただけでなく後継者がいない伯爵家はお取り潰しになった。
しかし、これで一件落着とはいかなかった。
1930 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/10(火) 18:52:33 ID:4QQ7YOfJ
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,. '"´  ̄`ヽ  ̄`ヽ ||,r‐‐ ' li.:.:.:.:./ム i{}|| ヾ{ 二ヽ ー='´__ ヽ.: .:.lii.:.:.i
/ \ \ / VハハV  ̄`ヽ /:,′ ¨7 ``  ̄`` V.:lii.:.:.:l
/ ヽ ヽ / ,.ィつハハハ リ '、 ,'.:.{ 〈 .. .,、 ハ:.:.:.:.:.ヽ
/ / ,r'ニミ彡ミヽヽ. / _,ム/ ソll: :::ll / i {.:.:.! ,r=== 、_, ハl.: .: .: .:.ヽ
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/.:/.:/.:.:./ 乍彡'、、、,,_ ,,,,,iソノノ /.:.:.:.:`V:.:.:.:.:./ハハ/.:.:.:.:.:! ヾ.:ヽ __ / i.: l:l :l: :l: /
VV/.:.:.:ヽU〈 ==`′ ,r==イjjjj! l.:.:.:.:.:.:.:.l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l ヾ「¨¨¨´ .: .: .l :/
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.:.:.::l ヽ ヽ r---ァ/ l l ,.ィ "´. :. :. :. :.: .:l/ ヽ / . :. :.: .: .: .
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.:.:.::.:l \ ヽ __/.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:`丶、 i. l. /.:/. :. :. :.: .: .: .:/ ,. イ. :. :. :. :. :. :. : .: .: .:
.:.:.:.:.:l \_/ l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:lヽ l l /.:.,′.: . :. :. :. :. :.`7~~~~~~~~~~~~ト、/.: .: .: .: .: .: .: .: .: . :.
.:.:.:.:.:.ト、 ,.イ(( ハ l.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.r==== ∩、 /.:.:,′.: .: .: .:. : .:. `7ーー ー ー ーー ーV.: . :. :. :. :. :. :. :. :. :. :
.:.:.:.:.:.:l \/// `ー' V.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\ l lノ.:.:.:.:.i .: .: .: .: .: .: .:.:7ーー ー ー ー ー ーV. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :
.:.:.:.:.:.:.l // ト、..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:( ̄`ヽ ,.イl.:.:.:.:.:.:l. :. :. :. :. :. :. :. :7~~~~~~~~~~~~~ V.: .: .: .:. :. :. :. :. :. :.
他家から入り婿を取るのは、家同士の取引であり、信頼関係が不可欠な事であった。
入り婿は男子に恵まれなかった家が、他家の次男以降の男子を受け入れる事であるが、
受け入れ先は家の存続ができて、送る方は余った息子がまともな地位になれるという利点があった。
しかし、この事件で伯爵家は前伯爵夫妻と娘が殺害されて家を乗っ取られた上に、家がお取り潰しになったのだ。
これで、入り婿に不安を抱かない呑気な上級貴族は存在しなかった。
1931 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/10(火) 18:53:14 ID:4QQ7YOfJ
__-ニ二二二二ニ辷ス
__ _-ニ二二二二二二ニに ノ、
__-ニニ二二ニマム-‐:::::‐-ニ≦二二二二Y⌒ン
__-ニ二二>‐''" ̄:::::::::::::::::::::::::::::::::¨¨<二二ニ厂ヽ
r‐≦二二二/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::¨<ニ_ト、人
ゝ ハ二ニ-':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ミ:::::::::::::::::\i ン
Y >ヘ二/:::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::Vへ
( /ヘv :::::::::::::::::::::::::::::{::::::::::トミ:::::::::::::::::::::::::::::::::ト:::::、ニ‐_
ヘ ノ{i::::::::::::::::::::::!::::::::、;:::::::i ヽ::厶斗‐:-::::::}:::::}ヘ::::V二‐_
⌒〉ン!::::::::::::::{:::::::ト::>ヘ::::::::、 \:ゝゝ::z:::V::::::i:vヘ::}二二‐_
_'二ニ_::::::::::::::::::匕ヾ::、 、:::::\ 斥示圷ミx:::::j:::Y;!二二二_ 私にいい考えがあるわ。
/二二ニ_::::::从:::::ヘィf圷ミx\:z`ゝ トだけ?j}:::从::::V二二二二_
/二二ニニ〉ミ:::::、::::〈! rこれ vzツ .:人ハ:::::V二二二≧〉
仁ニ>≦/:::::ハ:::ゝ从 vzツ 、 """ノィ-二}:::::::ゝ<三三/
《<三三三'::::::::::!_Vニゝ """ 仁二i::::::::::::ヾ=三ス
ヾニ三三{::::>"_フ二ニ]:ゝ. ‐ ′ イ:|二ニj::::::::::::::}j/ニヽ
入三厂V ィ(.5.)__}:i::ル> __ <::ル[.__]:ルレ:::リ(ニ二二}
_-二> / /::γ"イ {:jr{〈、j i /ノ 〉 ノリi三≧_二j
-ニ/ , '_ へ/ /:〜レ,f \ / {::〜:ヘ `7 |三三三)
{/ イ - ヘ j /::::::::::i へ /へ ::::::::::j } ト<三彡
` { -‐ ヽ 〉 ;::::::::::::i /ミ..V.ヘ..彡\ v{:::リ 辷}
八 个ゝ冫 i::::::::ハ:i ∧ニY.......Yニ二\ V ノ Y ヽ
{ 、 ヽ 从:/ リ /二ニゝ.=..ノニ二二\人 7 /
< i i j{:::八ヘ/二二>..⌒..∨二二二\ン ., j
rミゝ >j }ノリニ二二‐-/.....从::i...\二二二ニヾ{ ん>
》_≧〈 v i_ニ二二ニニ/.......{::.....i........\‐-二二ニY イ /
ハニニ》 , i二二二‐V..........!::.....i!.............V二二二} /ォz今≦》
/〃 ̄入 i二二二‐7..........ノ::......i!..............〉ニ二ニ7 {iしベゞ
[「" 厂 7 iニ二二ニ_j.......イ...!..、:i:ト.........V‐ニ二ニ/ ハヽ
/ ト二二ニ‐{<::....i..........v.:i..\..〉二ニニ/ / レ〉
' i ヾニ二二、\j....!.....:|..:i...:::>ニ二ニ/ / 〉
{ ./ j )ニ二二}:ノ⌒廴..厂レ二二ニ∧ / /
V ∧ 小〈二\二二二二二二二二ニ/ニ} ∧
{ ゝ ー 彡 ノ\二\ニ二V二二/二ニ//フ / }
そんな貴族たちにとって、女王の提案は渡り船だった。
いくら保守的な貴族でも跡取りを確保する重要性を嫌でも理解できたから、
貴族たちは跡取りを確保するために性転換する魔法を受け入れたのだった。
1932 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/10(火) 18:53:46 ID:4QQ7YOfJ
_,ヘr-_r-、_
,、--<⌒ヽ| } ヽH l L
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/: : : :ノ /: : : : : : : : : : : :`' ‐-、/'―i
/ :`>' / i i : : : : : :\)
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,'.:.: : : .:. : |.:l:. : :.:.l.:7 ̄l ̄:フ'ト.l.:.:. : : : :.:.|: ヽ
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|.:.:. :.:.:.:. .:.l| ヽ.:.Kr'f'::;;;オ'`` ! .|.:./癶:. : : |.:| フィーナ様、ラナー様。
|.:.:l.:.:.:.:.:.i.: : :. `ト マ__フ レ=く. |.:.: :/ィ.:.l
|.:.:l.:.:.:.:.:.l : : :.l :| /;;(,リイ.:ノ/|.:/ . 女王陛下が『至急執務室に来るように』とおっしゃっています。
|.:.:l.:.:.:.:.:.|.:.: : .l.:.l ,. 'ミ' .ハレイ レ
L_|.:.:.:.:.::|.:.:. : .:',.l r- ,. /.:l:.:l:|
/⌒ヽ `‐-、::|;;:::.:.:.:.|'ヽ `´ /.:.:j: :l:|
. / ヽ、\ __i>、: :|.__\.、__ ィ升.:.:.:.:,'./lj
r'´ /⌒ヽヽ、 ∨ `┘ `7Lri \.:.:.// ,リ
ノ /.:.:.:.:.:.:.:.:..l l `rr―――〈i V | `y/
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{  ̄|.:.: : : : .:.:.:.\7_\、 / ___ヾ,_ノ¨ / ヽ.ヽ
) ノ.:.:.: : : : : :.:.:.:.:..\.:.:.)ヽー‐ァ-イ'7:ス¨\| | .|
. `‐(.:.:.: : : : : : : : .:.:.:.:.:.:ノノi } / ./ .i |/ | 「T´ -r-r‐'´
>――――――<ノノ ノ\ ./ i|l ヽ \  ̄「\
モブメイド
>、〉、人_ ノ〈r、〉ゝ._ ノゝ,〈/
. ,ィ升<>'´`ー¨/. ` ̄`ー'´`ヾー、
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. ,′/ ./ / .! ! i. \ .i:. :.i
i / :. ./―/--V .! 、 ̄¨‐-!-:. !.|
| ,′ i ,ィ芸ミx \.! ,x芸ミ.、.i:. ル゙
レ|:. .| i 〈 ir刎i! ヽ !r刎i!. 〉 : イ.|
\.:|\バ ゞー'' 、 ゞー'' /ィ゙ )!.| 至急?
i.` ゝ __ / レ' i:.|
|/ i 八 `ー' .: l .| | 何かあったのかしら?
| .| >、 .イ: i .| .! !
/ //! |:. | i≧。. _ 。<|:. |: .! .i | |
ハ//: | ∨|/.|三三≧ir彳..!:. :. | | |
/ ̄ ̄ ̄>、 .V>ニニ二|i!|彡、!―.、 |_|__
. / i.\ V}ー-―/io::ヽ" ‐-| ! ! `ヽ
/ .|::::: \| -―i ヽ::::::ノ}、:. ∨! ! ',
/―‐- _ .|::::::| `ヽ /!>i<゙ 、 .∨.!:. __ノ!
イ ̄ ̄ :.――≧‐-7=、i! ___i// .|! ∨ノV>、<_:.:.:|
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.-――:/::::::i!" ゞ''`ヽ .|! i /\ノ\:.:.:.:!
∠」L>''´ }─- 、
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/ /::::>‐‐''" \ト,、
/ /ハ:/ / / \ Vハ
/ }///゚'*。._// /ヽ l ∨
,′///{ |゚'*。., , '´ ', l__,,}
,′ {/// |__/'*。.,_/\_,,〉*'゚} |
,′ V;{ | ̄ ̄` \/_\{ |
,′ V ん,,,___, `/ | 分かりませんが、早く行くべきです。
/ l. { l ⌒^⌒^ ー==ィ/ /
/ . . .:l 从 | ,′ ,′
/ / . . . l: : :| | ′ j ′ 「そうね」>フィーナ
/ / / . . l : : | ト、 ` ー- ,.イ l
/ / / . . /く⌒! ! ` ., ,. イ | |
/__/_/ . . /: :_:> | |-ァ /`ア´: : :l. . | |
/: : : : \/__コ,,」 ! ⌒^⌒ >: : :/. . | |
/: : : : : : : : :\ \l |人__人_,ノ-<: ̄ | |
/ : : : : : : : : : : :‘, l |__: : : : / } l : : | |ヽ
{: : : : : : : : : : : : : :l l ト , ̄´ } l: : | !: }
/}: : : : : : : : : : :{ : : } l | `<二>′ l: :| l : l\
/: : : : : : : : : : : : ∨:/ l .l __ }:.| .l: : : : :\
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/ く__/__{__〉__,〉: : : : : : l/: : : : : : : : : : : : :.l/: /__}_〉_〉
1933 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/10(火) 18:54:16 ID:4QQ7YOfJ
1934 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/10(火) 18:54:54 ID:4QQ7YOfJ
ttps://www.youtube.com/watch?v=tZmPRMw2t6E
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| .| .| 彡彡iiミミミi[__iニニニi{__}. ̄. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|_||||| |__|、,...|| | .|| [[[[[[[||| .|
| .| ,,,|,,,, ッ彡ii}ミミミミ└==}============= |=...|| | .||./;;;;;;;;;;;;;;`"'<
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ゝ、;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;}_________.ノ ̄ ̄::::i. ヽヽ_________ヽ;;;;;;ヽ,。================`''
;;;;;;;\;;;;;;;;;;;;ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ii ......|::マ ̄ゝェェィ────‐iiェェ‐┘\;;{;;`ヽ,;;;;;;;;;;,ィ==========
;;;;;;;;;;;;;ヽ,;;;;;;;;;;}i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ii ..└ .マ:::::||::::|:::::::::::::\ ii:::::|ヽ;;;;;;;;;ゞ、;;;;;;;`ヽ,ゞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
_,, _,,r‐┐
,r-‐´ '`i └i,
{` yー─-- ,,_ ,へヘ/ } く,
」 / `二ゝ-'-┴―- ..,, } 」
く { ..::::..../::;:::::::::::::::::;:::::::::::::::`ヽ、.....: } L_
[、 { ..:::::/::::::;::::::;:::::;::::::ハ:::::::::::::;;:::: ヽ:::} 」
「 { ..:::::/ ::::::/:;::/:::::j::::::} i:::l:::;::::::;;;;::: `、}└,
`アゝ..:::::/;:::::::::/:::l::l::::::j:::::::j !:|::l:::::l::;i:::::::::::; ヽ┘
└ェゝ:::l::;:::::::イ:::_LL::」;,:::;ノ }」LL::」::l::::::;;i:::::i:ト
/::くィゝj:;i::;;::::{:::::;l;;;l;;;;リレ' リ L;;;;;l;;リ;:::::;;}::::ト:〉',
人 ::く/::;;i::::;;::ト,ィラテ=^' ラテ=x'l:;;;;;::l:::::Y 〉、
.くri \ ::i::;;;;{┌-{《 {-':::;} {‐':::;} 》‐v-};;;;:::トくz´ 突然呼び出して悪いわね。
Ln\ i:::;;;ゥ[ノ ̄! ヾン ' ヾン i ̄ フ;::;::::ト;:ヽ
`フ:/::::;::\ i、゙゙゙゙ , ―-‐、 ゙゙゙゙イ:. {;;::l}:::::}l::::} 面倒な問題が起きたのよ。
{::i{:::::ト;;::;{:. i`>.,,`ー一'_. イ∠ニ二〉:ハ::::ハノ
V !、:::!、;;〈ニ二コ´ \ ̄´{ ̄`Y;;;:::::;::V ノノ ´
`ーソ{:::;;;:::ヾ:.、 \/ {;;;:::::::;:}´
{ ';:::::;;;::::ヾ、 , イ''^i..、 l{;:::::::;リ,
} ヾ、;;::::;;:::ヽ' .〉=ヘ. \{;::::丿.l
レヘ }.} ̄`^`/ ハ`i ヾ人__!__
. / /l `!ij ! ::;' \ }::  ̄フ
ィ´/l l/ l\ 〉 i ゝ .:',二] [フ
〉l/ \l}: `⌒ー‐..´ l: .イ
ノ ::/ {:: \ ヽ
. / :/ }: _,..-‐┘ ヽ
ノ ノ ト ..,_,.. ---―''´:: 〉: ヽ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
カクカク | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| 説明中 |
|_____| シカジカ
, − - ||
■ □ ■ □ ■ □ ■ □ / (● ●| □ ■ □ ■ □ ■ □ ■
ゝ (__人)|
ハ ヽゆ
し |
し J
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1935 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/10(火) 18:55:25 ID:4QQ7YOfJ
/ / l .:::| .::/ l ::::::l ! l ヽ:::::::.. l ヽ:::.|:. ll l::::. !ハ::
! :| ! ::::::;!:::l ! ::::::l V::l ヽ::::::::.. :| i:::!: |:i´!::: ;'::::!:
| :! | :::::!l. :| ', :::::l N \::::::.. :l i:::l:: .:ルト|::::/::::::l:
| i ', :.:::::! ! l ∨ ::::l ` \__:!__,⊥|:::: :/::::||::/ノ::::::!: ,
| | ヘ ::::::i N___ ∨ :::::!ヾ_`'=---―二´ _マ-‐!==ヤ }i::::: .:/ :::::ll//|::::::レ::
| :! ::∨ ::::iハ´ ! `'ー-キ=;l ´ ̄t==ィ=テ、_i_ノ i;::::: ::/ :::::::lィ'::::!:::::::::: 『グリフィスがヨヨ姉様の寝室に侵入して
| ::i ::::ト, ::::i iハ t、=r=テ弋:! `ー'--'‐'´` l:::::::/ ::::::::!|:::::|::::::::::
∨::ト, ::::! ヽ.:::l !::ハ `'‐ー'‐´N i::::ノ :::::::l !:::::l:::::::::: 姉様を強姦した』ですか?
V:l V ::::l ヽ',l ::::ヘ ` /イ :::::::i li::::::!::::::::
ヽ! ∨:::! `ト、:::ヘ '、 | i .:::::::i::l !:::::i:::::::: なんということをしてくれたのでしょう。
` ∨:! ! ::::::::ヘ. /! ; :::::::::i:::l l::::::!:::::::
ヽヘ | :::::::::::i ゝ, ー_―‐-ュ、 /_! ; .:::::::/:::::! !:::::i::::::
ヾ、 | :::::i::::! | i > ._ `ニ´ , -'´´-‐‐! ; ::::::/_; - ┴、:',:::::
| :::::i::::i ! i | l ` ‐, .__ - r"i i´ ̄ i ; :::::/ i ヽ::
| :::::l::::! !i/`'‐ 、iヽ`i´ | l ! , j ::::/ l:::::ヽ
l ::::::!:::! / ヘノ | l { // .::::/ }:::::::
,,.+''∨∧V∧V∧…─-ミ__
∨∧∨∧;>'゙゙゚´  ̄ ̄\\\
/ 〉r-‐ ´ \\{\
〃__//, / \ ,}:∧:::::Y::::7
‖〈:::/ ゚!*ァ<.,/ /\\ ,.。*''゚ }′〉::::|::〈
i| }::{ |/ /`゚゚゚゚''\/'゚゚´\ | {:::/:::/
i| {:::} |/-‐─-::::::::::::::: -─=ミ、! Y:イ
i| ∨ |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: l l |
i| :| | ;抖系ミ::::::::::::::::::::::,x抖ミ」 l |
i| :| |《 /⌒ヽ::::::::::::::::::::::/⌒ヽ》 :| |
i| :| l::::廴;;;;;ノ::::::::::::::::::::弋;;;;;;ノ| | |
i| :| | | | │ ………。
i| :| | ′ l l !
i| i| | 、 , l |i l
‖ :i| |\  ̄ .イ |i !
‖ i| |l::个.、 ィ : | |i : !
‖ .:i| ll : | __}> .,__,. .イ : |: :i| |i ; l
‖ i:i| |<´ ⌒Y⌒Y⌒Y⌒ヽ : | |i l :;: l
‖ / l {:i| |l : ) _>| |i l :l l
{i_⊥⊥L| |l/:⌒\/\/\(\::| |i:」⊥、l
/: : : : : : : | |\ : : : : : : : : : : : : : /}| |: : : : : ヽ
/.: : : : :. :. :.| |\\.: : : : : : : :. :.// | |: : : : : : ‘,
/: : : : : : : : : | | \  ̄ ̄ ̄ ̄ / :! !: : : : : : : ‘,
/.: : : : : : :. :. :.| | `‐-《二》-'´ | |: : : : : : : : ‘,
∧\.: : : : : : : :.| |  ̄ | |: :/: : : : : : 〈
/ : :、: \: : : : : : | |^⌒7冖廴i⌒f冖7⌒勹'| |:/: : : /: : : ヽ
r'T"´`ヽ、 ,. -rァ
r'7:./:.:.:.:.:.:.\ /.:.:.:.i:.!,」
r'.. _ _.:.:.:.:.`ヽ.,,___ ,.:':.:.:.:.:.:.:.:.! (
「/:.| l│└ ┐. :.:.:ヽ-ヽ.,/:.:.:/:.:.:l:.「 !
. ┌‐┘ ノ./ー─┘"´ ̄::`ヽ`>'、:.:.:.:.:.:.!コ
. └―〃/ | ̄ ̄| : :::::::::::::::::`:::::'"´`ヽ!」、
!. / ̄ ̄|│ 「 ̄/:::::::;':::::;:::::::!::::::::;::::::::::Y
/. ヽ/ ̄| │.ヽ_> - 、:/:::::/!:::::;'::::::::>::::::::',>
,'::::/:.:;': └┘ :::::::/ ,/`メ |:::/| / :!、::::i::::i
/:::/:.:.:!_レ、;___L_/i´ ,レ' .レ !::::!::::|
,':rイ:.:.:.:.:!;'::::|::::::| ≡三三 三= !7r'ヽ! 本来ならグリフィスを反逆者として死罪にする所だけど、
. ,:'::ヽヘ、___!:::rト、:;_;! , ノi/!:.:.:',
/::::::/`ー^ー';::`i`ーi '"'" ,., レ^ヾコ .. 何故か、ヨヨがグリフィスに惚れ込んでしまったのよ。
,':::::::;':::::::::::::::ハr!____,ト.、 ∠! ,ハi
. i::::::::i::::::::::::::,':::i`rー‐i':::::`i. 、., _,. イ_,ム! その所為で対応に困っているわ。
!::::/!:::::::::;:イ::::::::|:::::::|r'イ`ヽ、 `"T"´i:::::;|:::::::|
V ';:::::/:::!::::rく|:::::::| ヽ >rィ'^ヽ、:::::!:::::;'
V '、::レ'´ヽ';::::::ト、.,_____,.イムヽ >:|:::/
r7 ヽ;::!:.:.:.:.:.:.:./ / ハーヘハ、|/
i´`' ー--‐='i':.:.:.:.:.:.:/ ,' i ';.:.:.Y´i
/` ー -- '|:.:.:.:.:.くヽ、.,___,,.ィヽ;.:!-'ァ、
1936 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/10(火) 18:56:11 ID:4QQ7YOfJ
/ .,l .}
/ .i / | i i, l
/ i ./| .} l |i . |i、 l .i }
.l l i | / ..| .| | .| ! l .ヽ .、 .} } | .|
| | | ___ムl,==ト=;L_ | | !.|._,`、=キ=-、.ム__ .| | |
.l ,l { ./| | .ヽ | ` ! .| リ .ヽ|ヽ ハ ` | .,! |
.| ハ .| .i .,リz===si,こ' .V ,-ニz==≡=zノ、l ,| .ハ .l
| | ヽ .| 、 .k/"/::;;;:::::ヽ`` '"r''''':::::::::}ヽ>} /l | /| .| |
.リ ヽ l ,ヽ | ` .--';;;;;)__| r-";;;;)_:j ' | / l/l ./ .| リ
.|i、|∧l\l ヾ__,,,,ン L,,,___,`ノ l.! / l/l |
| i |i , /| / | | は?
| | | .|,,_、 ..! /_,|/ | |
| .,l { .| |.`、 、_ _, / | .ノ | 何ですか、それは?
| .| i i.|.| \ - ./ / ./ .|
|/ .{ .lリ 丶,_ _,/ | l / / i | ヨヨ姉様はレイプ願望でもあったんですか?
| l .丶 } | ,-|` ・ 、 ____, ・"ト、 .| .| { / .| |
.i' i ヽ .ヽ | | `・- 、_ _., - ・' | | { .{ ./ | .} |
i' .i' 入 .| .| | ``ーi .V r- '" | | |.{ / | i
/ / ./ | .L___|__| .`i | .| .レ┴--| / .| ヽ
/ .i' / .| | `ー-、,-'' ̄`ー、/ |/^i | ヽ
,,.+''∨∧V∧V∧…─-ミ__
∨∧∨∧;>'゙゙゚´  ̄ ̄\\\
/ 〉r-‐ ´ \\{\
〃__//, / \ ,}:∧:::::Y::::7
‖〈:::/ ゚!*ァ<.,/ /\\ ,.。*''゚ }′〉::::|::〈
i| }::{ |/ /`゚゚゚゚''\/'゚゚´\ | {:::/:::/
i| {:::} |/-‐─-::::::::::::::: -─=ミ、! Y:イ
i| ∨ |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: l l |
i| :| | ;抖系ミ::::::::::::::::::::::,x抖ミ」 l |
i| :| |《 /⌒ヽ::::::::::::::::::::::/⌒ヽ》 :| |
i| :| l::::廴;;;;;ノ::::::::::::::::::::弋;;;;;;ノ| | | もしかして、グリフィスは天空神さまが言っていた
i| :| | , , , , , , , , | | │
i| :| | ′ l l ! 伝説のマジカルチ〇ポでも持っているのですか?
i| i| | `'r-‐─ ァ' l |i l
‖ :i| |\ 乂_ノ .イ |i !
‖ i| |l::个.、 ィ : | |i : !
‖ .:i| ll : | __}> .,__,. .イ : |: :i| |i ; l
‖ i:i| |<´ ⌒Y⌒Y⌒Y⌒ヽ : | |i l :;: l
‖ / l {:i| |l : ) _>| |i l :l l ※持っていません
{i_⊥⊥L| |l/:⌒\/\/\(\::| |i:」⊥、l
/: : : : : : : | |\ : : : : : : : : : : : : : /}| |: : : : : ヽ
/.: : : : :. :. :.| |\\.: : : : : : : :. :.// | |: : : : : : ‘,
/: : : : : : : : : | | \  ̄ ̄ ̄ ̄ / :! !: : : : : : : ‘,
/.: : : : : : :. :. :.| | `‐-《二》-'´ | |: : : : : : : : ‘,
∧\.: : : : : : : :.| |  ̄ | |: :/: : : : : : 〈
/ : :、: \: : : : : : | |^⌒7冖廴i⌒f冖7⌒勹'| |:/: : : /: : : ヽ
_ __ _
kf::::::::::::::::::::::`> 、 _,,.. -‐ ヘア
7V::::::::::::::::::::::::::_;;::ゝ-.........-´ ::;;_:::::::::::::ム人
ゝ.V:::::::::::::::..::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>...:::::::} ]
弋V::::, '::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>x
<V::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/:/:::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::ィ::::::::::::::::::::::::::::::::::ム
/:::::;'::::::::::::::'::::::::::/:::::::./i:::::::/ i::::,l:::::::ト:::::::::::::::::::::::}
/::::::::;'::::::::::::::i::::::::::,:::::-./_ N/ V l.::::!.ヽ::::::::}:::::::::}
く::::::::::::::l:::::::::::::::l:::::::::::::::::/ ¨ ―- l::::::.l .!__::::ト、:::::.i
\::::::::i:::::::::::::::l:::::::i::::::/ 丶 .!::::::! ̄.!:::::::l::∨::.l それは分からないけど、仮にそうだとしたら、
\::i:::::::::::::::::、::::!::./ !.ミ=== l::::/' .l:::::::l::::∨.!
`|:::::::::::::::::::ヽl,/::::l :::::::.. !/ミ==.レイ:.ト、.},イ . グリフィスがヨヨを強姦するなんて強硬手段に出た理由も納得がいくわ。
|:::::::::::::::::::::::l::::::::! 、 ..:::::::/::::∨ \{
l:::::::::::::::::::::::トー小 _ .イ:::::::l
i:::::::::::::::::::::::lー '! \ ‘ー’ ./::::トーイ
l:::::::::::::::::ィ´.!:::::.:l `.,ー‐.....:´:::::::::::.!ー.ィ
j:::::r x ´::::ヽ.l::::::| 〈 `ト t.....:::::::::::N::::::::
'/ i:::::::::} l::::::::ト、 __' l::::ハ`ヽ::i ∨::::. ※誤解です
/ l:::::::::i. ∨:!ヽ / i::::ム ';l ∨:::.
{ |:::::::.l .∨::l y }:::::::i ', ヽ::
1937 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/10(火) 18:56:43 ID:4QQ7YOfJ
>、〉、人_ ノ〈r、〉ゝ._ ノゝ,〈/
. ,ィ升<>'´`ー¨/. ` ̄`ー'´`ヾー、
/ / | i ', :.
. / ' ./ /| |\ :. :.
. ,′/ ./ / .! ! i. \ .i:. :.i
i / :. ./―/--V .! 、 ̄¨‐-!-:. !.|
| ,′ i ,ィ芸ミx \.! ,x芸ミ.、.i:. ル゙
レ|:. .| i 〈 ir刎i! ヽ !r刎i!. 〉 : イ.|
\.:|\バ ゞー'' 、 ゞー'' /ィ゙ )!.| 確かに強姦でも和姦に持ち込めるなら、有効な手段ですね。
i.` ゝ __ / レ' i:.|
|/ i 八 `ー' .: l .| | 犯した女を自分の傀儡にできるのですから、リターンは大きいです。
| .| >、 .イ: i .| .! !
/ //! |:. | i≧。. _ 。<|:. |: .! .i | |
ハ//: | ∨|/.|三三≧ir彳..!:. :. | | |
/ ̄ ̄ ̄>、 .V>ニニ二|i!|彡、!―.、 |_|__
. / i.\ V}ー-―/io::ヽ" ‐-| ! ! `ヽ
/ .|::::: \| -―i ヽ::::::ノ}、:. ∨! ! ', ※ただの暴走です
/―‐- _ .|::::::| `ヽ /!>i<゙ 、 .∨.!:. __ノ!
イ ̄ ̄ :.――≧‐-7=、i! ___i// .|! ∨ノV>、<_:.:.:|
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.-――:/::::::i!" ゞ''`ヽ .|! i /\ノ\:.:.:.:!
ヽ _ -― _ `{ゝ ` ―- //
<<´ -‐...... ̄:::::::::::::::::::::`ヽ //、
ヾ 、 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\」/、ヘ
/l l__ /:::::::::::::::::::::::ハ ハ::ヽ::::::::::::::::::::::ヽ \!
/::::`/´./:::::::l::::/:__,::::|: :||: :l、__l:::ハヽ:::::::::::::i\ ヽ
/::::::/ /l:::::::┼'丁::ハl: :‖ |:::::l丁トi::::::::::::::l:::::l l ……グリフィスは危険ね。
/::::::/ /:::!::::::::::/-=- 、: :l: : , ===-、::::::!::/:::::| |
/::::::/ /::l:::l:::::::ィ' i´n`! : : :: : : i´n`! !:::::::l/:l::l:::! | 国家反逆者として死罪にするわ。
/::::::/ /:::::| ハ:::::::l '⌒ ⌒` |::::::ハl::i:::| l
/// /:::::::::|'::::!:::::! ' _,ィ^ i⌒!:::::|:::/ / . 幸い上級貴族も反対はしないでしょう。
' / /::::|:::::::|:::::!⌒! `=ニ二 ̄_ノ | |:::::!:l::ヽ/
l_ {´::::‖:/:|::l::| |ヽ /ト=イ::::l::l:::/
l::l:::l::::ll/ヽl::l::ト=イ:::::> _ _ <:/::|:::::|:l:::/l/
|八|ヽ| lハノ!::::l ヽlヽl、:} {:::/l/l:/!:::::!:l/ , -,_
レ'l::::l -‐ '´\ /`' ‐- l:::::l、 r 、-、//\\
r'l::::l ゞ、 ,, >-< 、 ゙(´l|::::l l r ヽ ヽ l '\ //
l l:::l `ゞ、r/`{ y}'\、゙(´ l|::::l(`ヽ _ l / \ \
l l:::l `´ / /ハ\ `´ l /} r / \ / /
┌--┴ ヽ! / // \ //ヽ´ /|| / \ \
j= == =| ノ // l! //l'´ ヽヽ/ || \ /、 /
{ , -===、 `く/ r-、l// ´ l ヽヽ || / \' \
j//´ ̄`ヽj '⌒ // lヽ ヽ」 \ /、 /
〈! >‐─━┴==ミ..、___/::\
〉'´ _\\/:::::::::::ヽ
/ <::::::::: ̄`ヽ:::::::::::/_
/ ,人 ,.。*゚! ̄\::::::::::::::::::::o::::´::::::ヽ
/ / \ ,.。*゚ | \:::::::::::o:::o::::::::::::::`、
/ / ,。*゚ \| / ̄7:::::::::::::、:::::::::::::`、
ト、/ \,。*゚ >、 | \:::{::::::::::::::::} ̄{ ̄´
| |\/ ´,zzzz≧=-| }ヽ\:::::::::/ │
l ├- ´ん)ハ 》 | |: .∨ \/ !
i i芹ミ ヒzツ ! i|. . .} | . 確かに上級貴族たちもグリフィスを警戒しています。
. Y以} | 八 . i: |
| | ノ | ムイ}. .i | 反逆者として処罰するなら文句は言わないでしょう。
| l ヽ | i|__人. . |
圦 __ | |l: :l: : ':, |
| :. ´ l 八: :l: : : ':, l
| 丶 ..l //)_:l: : : : '; l
| __l_ \ ....:::::::/ / / \: : : :'; l
l「 __二ア7⌒⌒V />‐===ミ: : : :'; l
|| |. . .l. . l: \__ / /: : : : : : : : : : :\. ';. l
_/ ̄\!. . i/´〉 : レ/ /: : : : : : : : : : : : : : : \ l
/ \ |V__{ { l: : :/ /: : : : : : : : : : : : : : : : : : :‘, l
. 「 \ }_ノ ヽ 〉.l / /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : }: l
. { _コ }_ノ ∧/ / : : /.: : : : : : : : : : : : : : : :. :.|.':, l
l `¨´ 、 _/_/ / ̄ ̄: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : |. .':,. l
l }/ ̄ ̄ ̄: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :|. . .':,. l
人,__ ∧.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :. :. :.∧ . . ':, l
⌒フ `'⌒∧.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :. :. :. :./ l|. . . .: l
//) 人 Lノ冖¬=-<: : : : : : : : : : : : : : : : : : :./ l|. . . .: l
レ': : :{_几r┴廴__ \ : : : : : : : : : : : : : : : イ l|. . . .:. l
悲報、グリフィス氏。
彼は誤解から、とんでもない危険人物に認定されてしまいました。
当然であるが、グリフィスにそんなエロゲーみたいな能力はありません。
1938 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/10(火) 18:57:17 ID:4QQ7YOfJ
\ヽ l|l|l|l|l / / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
\ / | 崩 紙 駅 コ |
二 オ 絶 美 そ 二 | 壊 袋 の ミ |
― レ 対 し の ― | し が ホ ケ |
二 の 的 く 時 二 | た | 帰 |
― 目 な ― _ | よ ム り |
二 に も 気 そ 二 , ´ ` ヽ / で に |
― 映 の 高 の ― / \ ̄\ /
二 っ と く 男 二 , ' ヽ \____/
─ た し は ─/ ',
二 て 二 i , , ',
// \ i {i i { 从 i il l i } i i
// l|l|l|l|l ヽ\ ', | li从乂从 ヾ乂_L{-十{ゞ、 i |
|:::::::::::::::::::::::::/;;_y', iヾ゙ t‐ェ 、 , ´rt‐ェy Y゙,i fiノ 乂__ _ - ―
i:::::::::::::::::::_久 ゞ'゚イi トi l ` ̄ ,'  ̄ ノi iノ ヽ二_二
゙i:::::::::::/:::::::::`二::::i li八 、L ハソ /ヽ i、丶、_
∨:::::i:::::∠ニ´:::::::`:i |ilム ヽ三ァ ノノ{ 从\丶ヽ \ ̄` ー
\:i::/ ヘ ャァ | |il 少、 イノノ__ハ ヽ \`
`' ,.ヘ.____..イハ !lノヾミ`ー‐ ´イ´ `゙` 、 \
∨:::::::::::::i´ i {´ノ ヽ| イ´ / `ー
\___ノ.|ノ、 ヽ彡/ ィィイ´ ̄ ̄二二ミヽ ヽ
) } ヽ イ/ イ´ ` ミ 乂
/ハ i ノー‐〉_/ノ / ― 、ヽ
/ ノ }’ / | / ', ミ
/ /八 ( / | i' イ´ ̄`ヽ、ト
| ̄`ヽ_/ | ̄|| ̄! _| ̄!__ | ̄|| ̄!‐┘| ̄ ̄ ̄| \
ノ |`、 ニニ/ | || !|_ _ | | || !┌'’ ノ ̄| .!'´ `ヽ
)__ノ 、ヘ | || ! | || |┌’ ノ | || !┌イ /| .!
ヘ '.,ノ ノ| レ ノ| |└ ' ノ ノ! .レ' ノ__.ノ ノ , -
ゝ⊥..ノ .|_/ L...二二}|_/ !__/ |___/ , イ
i|:::::::| ヽ| / \fi i j ゝ、0 |
/i::::::::| `ー‐}ノ / / / `ヽ、c
/:::::::欲 望 の 守 護 天 使 ( 6 )'ノ /`ー―
L:::::::/ヘ }/ /
∨ }__./゚ /
/∨ ∠i゚- ― ― - /
グリフィスは王になるためにまず次期女王であるヨヨ姫と結婚して王配になることにした。
王配になった後で妻に王位を禅譲してもらう事で、王になればいいと思ったのだ。
しかし、ヨヨ姫に婚約者がいてそれすらできなかったから、彼は自暴自棄になって暴走してしまう。
1939 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/10(火) 18:57:51 ID:4QQ7YOfJ
_.,r‐―ュ_
_、ィ7  ̄>.,、_
_-^ 〈/⌒¬ <¬ ⌒ヽ、
/ ^-_ ヾ、 ヽ、 ヽ、
/ \、 、 〉, 〉, }\
/´ /, ) }l }l }}l }// })Y}
/ {/ }l } // ノ|! } }// //|´、
〈、 (、{/ {/ /Y乂(/^乂}/ノ/从/}/ }
∨/ /^∨/ ∨/ 弋斥チ |云チ/乂{ /
´'Y { /r!∨/ 辷 ´¨^` ∨` 「∧リ| (
ノ| い、 ∨/ `辷 ∨ |/∧|i
ζγi! 弋}^}/ } ^イ' ∧//∧、
} {_ノ} /, Y/{ {、 ー y^//\///\、_
_.,ィ7 } } }{^}l }∧_  ̄,/^{/, `ー、/, ヽ、
/ ノ| } }「7|h、 } }77 ̄´//∧\、 `寸// `ヽ、
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{/ / ノ /ノ } ̄!乂乂 ^`寸――0}//^}} ∨//^} }
ノ / _,ノ ノ ´ ̄^\_、  ̄'寸「」/ / }/ }l 乂
/ / /ζ rイ/ /__  ̄`ー、 `寸}/ }// 八
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ノノY } } l{ //_、イ∧ト、_ 八 〕|∧ } }フ } 乂 乂Y{ / }
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{ 八 } } } 乂/^| 八 /_」 ||_ノ}} ∨∧ ∨∧ ^`
ソ / }/ / / /r―r―' ̄^||!  ̄寸r- |! //r―、∧ ∨∧
乂ry( 乂从 / 7 !| .八、 /7 |! /// /^^`ーへへ∧
/ / / /∧|__」L、.,ィ7^|^寸└__」_ノ ノ ∨∧ ∨へ
. / / / ///∧Y⌒Y| | 7∧「|_/ ∨∧∧
/ / / /////!`| || 八 |/ ||!{/ ∨∧ }
, ´  ̄ ` 、
/ /´ ̄` ヽ、 ヽ
, ケ´_ ニニニ ヽ ヽ
/ // `ヽ. ヘ `,
/ / , ヽl ',
i /i , ィ 'l l
', i l ト ヽ l ノ_ ヘ l
l 、 N,仁ミ ヽl/ィニヽヽ ハ
l ,ヽ、ヽ`'" 込メ 人 \
イ ヽ l ` ' / / \ ヽ
/ ノ iヘ 、 , /ノ ` 、 ヽ
/_ ノ () i 、 _ / -―- 、 ` ヽ
/´ //  ̄ ィ´ ヽ ヽ
/ ソ ,〈, , ヽ 、
l l ゝヽノ i / イ' l `ヽ ', ',
、 ヽ ソ´ヘ´_、 ,メ/ / l 、/ , ',
ヽ ,メ l/ ( ノ)´ / ,l ヽ i i
` / ハ ´ / 、l 〈 l i
〈/ ``ー 彡 l ヽ ,' ;'
/' =ー ´ , l \ / /
ハ、 ノ/ l \/
l メ 、、 // /l _ - ミ、
/ ヽ/二二≦ヘニi―<tェ‐ィ' l _ ‐ へ ' /
元ネタでグリフィスが王女を強姦しても相手がグリフィスに惚れ込んでしまったからか、
それとも元ネタのヨヨ姫が他の男に寝取られたからなのかは不明である。
ただ言える事は彼が反逆者として死罪にされた事だけだった。
前女王とグリフィスの兄たちは、グリフィスの処刑に驚愕したが、女王から事情を聞かされると何も言えなくなった。
1940 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/10(火) 18:58:26 ID:4QQ7YOfJ
/. /. .|. . . . . . .|. . | ', . . . . . | |. .| ヽ . . . . . . . . | ',. .', . . . . . |マ . . . /ヽ
/. .l. . .|. . . . . . .|. . | ',. . . . . | |. .| \. . . . . ...| .',..|:. :. . . ..| H. . ./. ..l.
.j:. ..|. . .|. . . . . . .|. . | ',. . .:..:.| ヽ:j ヽ . . ...:.| ,.!:. :. . .:.:j. H. /!. . .|.
j. . .|. . .|. . . . . . .|. . | ',. .:..:.:| 、 _\ - |-―−,!. . . . ./. .H//!. . .|. /
|. . .|. . .|. . . . . . .iヽ:j‐- 、._',_、..| ヽ ¨  ̄ ,z―_ zゝ |:- イ j . . .:./. . .H/. |. . .レ
|. . .|. . .|. . . . .:.:小 、 _ _ュ,ェ,j .ィチ斥.刋, '′ .| . . /. . . .|イ . .!. . . . ヨヨ姉様はオディナ侯爵と結婚することが決まっていた筈です。
|. . .|. . .ヽ . . . .:.:|小 込匕ヽ. |  ̄ ̄ | . /. . . . .|.|. . .l. . . .
ヽ. .|. . . . ..\..:..:| |小 ヽ! |./. . . .:.:.:.|.|. . ..l. . . . それは、どう致しますか?
ヽlヽ . . . . .|ヽ.j .!.l. ハ ; イ. . ./. . ..|.|. . . .l. . .
\:.:.:.| |.; l ハ ヽ |. . /. . . .j.j. . . . l. .
ヽ.:! !:; ;.l. .:.\ 、 __ / |. ./. . . ./ |. . . . ..l.
ヽ |. . . . . . .| i> .. `ー‐ '´ イ― j../. . . /. ..|. . . . . .l.
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|. . . . . . .| ||. .|. .|.|. .|. .|イ7 ´ ォ| ||;;;;;;;;;;;;;/. . . ./ ',. . .
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`アゝ..:::,': : : : : : :l: : : : :│:: : : : :|:|: : : : : : : : l:ハ
└ェゝ:l: : : :|: : : |: |: : l: |: :|: : :|:.l:|ハ: : :|: |: |:.|: lハ
くィ |: l: : |: : : l斗‐十 : :|: : :|:.l:|十‐-ニl: |:.|: |: |
/::く|: |: : |: : : |: |∨l: i :,ヘ: :j|:.!ll j/ j/j:/: |: |: |
/::::::|: |: : | : : : !,ィチ〒ミ, ∨レ ィチテミx:i:: /:/V
/::::::::|: |: : l二ニl《 f;j f;j .》: /j/
`ヽ:::::|: |: : :!:::::::|. |:/| そんなの婚約を破棄するしかないでしょう。
ー|: !: :l:.l:::::::|U イ:::」
| ! : |: l二:| \ ⊂ニ⊃ ./ :!二! オディナ侯爵家に借りを作ることになるから
リ: : |: :|: : |: l j`ト 、 __ <:|: : :| : :|
,': : : | : | : ∨/l i :|: : :|: :∧ 政治的に拙いけど、結婚させるのはもっと拙いわ。
/: : :_/; -ヘ: : マl `\ /´ ト、/: ,': ヘ
j : : : : イ::ヽ ヽ: :} イ ⌒iヘ /: /i: : ヘ
/: : ,. ┤::::\ V /::〉ー ヘ.ハ //::::ト 、 l 「確かにその通りです」>フィーナ
. l: : / |:::::::::::\ /::./ ハ`i:::::V:::::::::::│ ヽ
へ / |::::::::::::::::::::::! ::;' \:::::::::::::::、 ._ 」_
r' `‐- ._ ':::::::::::::::::::::l ヽ:::::::::::ヘ/ }
/ l |:::::::::::::::::::::i ゝ::::::::::i \
/ 、::::::::::::::::::::`⌒ー‐..´::::::::::::::::::ノ \
/ /:::/ \⌒`::...、
/ /{/ / `、::::::::::>
/ /:::::::}。, / ∧ `、/
,′ }::::::::/ ゚*., l / ./ ‘:, }:`ヽ
,′ /::::::::{ ゚''*。.,, / / ‘:, ;|:::::::}
,′ ./:::::::::/ | /゚*。, / 。 \ ,。'゚i|:::::::}
| lV///{ |: / %。.,,,__/\_,,.。*< :i|\(
| l ∨/::| |/ / ___ \/ ´ ̄ `''ト | 幸いオディナ侯爵は高潔なお方です。
| l ∨/! |__/ ̄ ` ゚ ,。zz、 八 |
| l 〉-! |_ 斗芹劣ミ ィ爪_} 》 :| 事情を説明して、こちらが頭を下げれば事を治めてくれるでしょう。
. / l // |: |《{::ri::し} ヒzリ { |
/ :l l { { :|: | ヒzzツ .:.:.:.:.:.} !
. / . :| l ‘:, :|i | .:.:.:.:.:.:. , i | 「頭を下げるのは私なんだよね」>女王
/ . . :| | ‘:,;i|i | / |
/ . . .::| | ::i|i | ,_,. -‐' / i|
. / . . .:/ l ::::i|i l ,.イ i| それは、致し方ないでしょう。
/ . . .:/ :l ::::|:i|i l\ ,.イ i| i|
. . .:/ :l :::::| i|i Vヽ>。 ..,,,____/ .| i| i|
. . . / :l ::::| ヾ、 \⌒V⌒>:::/ .| :/: i|
. . / :l ::::|__人___\ >─┴-く / /: / l
. / :/ ::| : : : : : : : >'´: : : : : : : : : V: /: /| /
/ :/ / ::|,。*'゚⌒フ´: : : : : : : : : : : : : ∨::/ | /
.:/ / ::| / : : : : : : : : : : : : : : : : ∨ l /
1941 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/10(火) 18:59:16 ID:4QQ7YOfJ
k r- ‐- ..,,_ _,,.. -‐::::::::::::::::7 ア
人l:::::::::::::::::::::::::::::`ヽ ..::´:::::::::::::::::::::::::::::/ 」
} i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ -‐ ‐- ∠:::::::::::::::::::::::::::::::::::::j (
j_l:::::::::::::::::::::::::::::..::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::>::、´::::::::::::::::::::::l ]
KV::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\:::::::::::::::/ j'
ゞヽ:::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\:::::ノ k
`ヾ ':::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::::ム´,x'
/:::::::/:::::::::::,ム:::::イ::::::::::::::::!、:::::::::::::::::::::::::::::::ム
/:::::::::::::::::::::::::::::V レ' ∨:::::::| \::::::::::::::::::ヽ:::::::::::}
.厶イ:::::::!:::::::::::i_ ∨:::::l \ __:::::::::::i:::::::::::l それとヨヨの処遇だけど、
!:::::::l:::::::::::| ¨ ‐- ∨:::l-‐ ¨ヽ、:::::::::l:::::::::::i
lイ::::li:::::::::il 行≧x. ∨:l ,x≦沁:::::::::ト::::::::ハ こうなったら、ヨヨは地方都市の神殿に入れるしかないわ。
,'V::::i:::::::::| 弋.z'ノ Y 弋.z'ノ .∨::::l:::::/::ム
/::::V::{:::!:::l!', ∨::|:/:::::ム
/::::::::::ヽli::::l:ム ' /::::l\k:::::::::ム
/::::::::::::j:::::l:::::l入 _ .イl::::::l:::::::',:::::::::ム
/::::::::::::,'::::::[二]:::::丶 ` .く N二]::::::::',:::::::::ム
´ ̄ ̄ /:::::::::|:::::l::::::::::::::i` - イ::::::::::::li:::::l::::::::::ム ̄ ̄`
/:::::::::::l:::::.l:::::::::xノ トx::::::::l::::::.l::::::::::::ム
/:::::::::::::::l:::::.lx t´ ム / ト::::l:::::::l:::::::::::::::ム
/::::::::::::..K !:::::l:::::l ム / !:::`!:::::.lァ:::::::::::::::ム
/:::::::::::/ 'l::::::l:::::i `ハ´ l:::::|:::::! ヽ:::::::::::::ム
/::::::::::::' ノ:::::.!:::::i イ⌒l\ l:::::::l:::::::l }:::::::::::::::ム
_
‘《≫,,
‘《 ≫,,__ ヘ
‘《 ≫,,ミ 、____</\ >
. ´ ‘《 77´ r‐-‐'´\/h
/ ,.へ /⌒'く 乂__乂 i i /\ iト、
. / ,' /`⌒==ミi i_\/ 'ーr\ _____
,:ヘ /\/ ' ``ー'⌒T__乂_乂 _≫'´
んヘ/\/ \ , j⌒T⌒'く
;i イ イ^ー-/` / / / ,゙ U i`ー┐
ii ii .:| 1 /__/i /i '// / イ j __,ト、 iト、
|i ii 小 ii '/// 丁`jト // // /│-‐'´ __j___ j\\
|i 7⌒Vヘ ji厶竓竿ミく│'/^' /レ'ートく ̄; :j '/ `ヾ
i杁 、〈W 汽 {ヘ ん'^'´レ゙ /仏=ミN ; .: ;゙ V
|i iト、 j|\ | v'^ーツ ん 7マV:. ;゙ / /ii
|i ii i| ∧ `¨¨^ v'‐ツ 什:. / イ /!A
|i ii i| '//∧ 、 ^'ー /: レ゙/!ル゙ | jj それは、『私に女王になれ』という事でしょうか?
|i ii 从 '/ '‘, _ ´ ,小,イ< 亅 レ''
|i iレ'/i |V ' ‘, `´ . イ: :i:. :.V^'<
|レ゙ '/rー'ーV ‘>.、 _ .. :1| : :i : ii:. :! :.,\ 「その通りよ」>女王
八 | v':. ゚マ 「r┤: : ii : :i : ii:. :.! :;: :.\
// / ̄ ̄ミ'v:. 1l l | : : i:_:i : ij:.:. :! :iヽ、:. ヽ、
,..-‐…‐</ /V⌒ヽ, V j」」Lレく `⌒V:. :. :. i :|: .:} :. :`、
. / `寸大>、`¨^`| レ',ィ《i:i:i:i:i:i:》 》===| j‐く:. :〉. :.`、
ん やA\>r‐j‐--‐≪ Vi:i:iVi| _,ソ レ' V:..:. :.
. ,ィ抒=‐- .,_ マ/ヘ `弋 /⌒ `マ\/ ル'⌒ヽ、 ,ィi》,:. :.
. たニ‐- _Ξミ=‐- 、 マ/ハ V⌒Y / i\|/ \ jレ’ ,ィn´ |: :. :.
たニニ‐-三‐=ミ=‐入 Vハ | / 1 U ∨ ,ィn´,-三|: :. :.
, -: ': : : : : : :"⌒: ̄:` : 、
/: : : : へ._ : : : :へ、: : : \
__,く;へ_: : :| : : : : : : : \ ̄:ヽ、\
. /:__/: : :/: : |: :l: : : : : : : : \.: :ヽ: ヽ
/_//: : :/: / :|: l: : :ヽ: ヽ: : : : ヽ: : ヽハ
//: /: : : : : |: : l: : |: : |: : ヽ: :ヽ: : ヽ: : : : : : :ヽ: : ヽハ
. /:/: /: /: l: |: :,|: : ハ: : |: : : ヽ: :ヽ: : ヽ: : : : : : :ヽ : ヽ|
//: : l: :l: ::|: :|: :|: : :| ヽ lヽ : : :\: ヽ.: :\: : : ヽ:ハ: : : |
| l: : |: :|: : |: :|: ハ: :| ヽ \ _,斗:―r‐r‐ト: : : : :|: : :.| 確かに傷者にされただけでなく、
| |: : |: :|: : | _,斗r十ト \´\ヽ __」__i.\ \: : |: : :|
| |: : |: :|: : ´|∨_」==vi ヽ/「 i:::::::「\ |ヽト: |: :/| グリフィスの傀儡になったとしか思えないヨヨ姉様は駄目ですね。
i l: : ハ: l: : :.ト ∧{::::::〉 レヘ:.::::} |/ |: :| .}レ': :|
∨:| Vヘ: ::ヘ ヽ vヘ:ハ ..く_二ソ |: :.レ: | : :| 致し方ないでしょう。
ヽヽ∨へ:ハ ヾソ "":::..ハ/::|: :|: : :|
∧: :i:ヘ "::: ` /: {:::::|: :l: : ハ
/:/: ∧: \. --' ,.イ:|: :|::i:::|: :l: ::∧
//: : :}: ヽ`i:: 、. / .|::| :|:::i::::|: i:: : ∧
://: : : ハ: ヽ::::::ノT ' ‐ ' |::|: :V::::i∧: : : : ヘ
//: : ノ二 ヽ: :\ 〈 トヘ: :∨::i::∧: : : :.∧
//:/ /⌒ \ ヽト、: :ヽ\ ハ \:∨ハ:::∧: : : :} \
1942 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/10(火) 18:59:49 ID:4QQ7YOfJ
__ノ〉
. ´ ∨{
. - ─━━‐- _/ . --─┴ ─ -- .
/{ . ´. ´.:::>-‐ ァ=≠= ‐-:.:::. .
r─<. ∧ /. :: :: :: /. ::::/. :: :: ::: ::: :: :: :: :: :: :\
人 ∨ ∧ . . ::: ::: :::: :: ::: :: :: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: :: ::\
`Y ∨ ∧ /::.:/. :: :: ::: :: :: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: :: ::: ::: :::ヽ
乂 ∨ ∧ /.:::/. :: :: ::/. :: ::: ::: ::: ::: :: :: ::::: ::: :: ::: :: :: :: :: :: :: :ハ
Y ∨ ∧!:::::i. :: :: ::/. :: :: :: :: :::l: :: :: ::: i: :::ヽ: :: :: :: ::: :: :: :: :: :::.
. 人 ∨ ノ\j. :: :: :. :: ::i: ::::::::::::l: :: :: ::.::l: ::::::l:::i. :: :: ::: ::: ::: ::: ::. :.
) ∨ \:\: : i:.::.:::|: :::i::l:::::i: ::.:::l: ::l: :::l::|:::!:::::::i:i: :: ::i: :: ::.:i :i
( /i\:: :\:\!: :: :l: :::l::l::::::l: ::.::i: :ハ:.::リ:l.::l::::: 从:.:::i:l:: :: :八j
/ |: :::\: ::\|:::::: |: :: l:l:: :::i: :: :|/ ∨::リ人:/_ノ}:: 从 ::/
. . |: : : : i\.:::|: ::.::|: ::.从:::::ハ:i::リ‐‐- ∨ __ _,リ/:::ル'
/ !: :: ::::l:: ::ヽ!:!:::::ト.::': ::::.Y.:|ル'__ _ , 芹f「 /: 从 . 元々不測の事態に備えてフィーナにも後継者としての教育をしていたから、
. / l:i ::l::::l: :: ::从::: lハ. :: ::::l:::|芹竿「` ヒリ /i:{′
/ 从::i::: |: ::::':::人::| ヽ. : :ト.j 弋ソ ,"" N 貴女に出番が回ってきただけよ。
. / /. :ハl:::::l: :: :/. ::: ハ \j """ . イ j
/ /::::/ :': ::リ::::/. :::::/:∧ ト . -‐. イー へ ___
. /:: :/. ::::::/:::/:: .:::/:/::八 ト、 rc。≦::くL..斗く ー= ニ´ `ヽ
i /⌒∨:: :/:: :: :/.:./: ::.::/:./ く ム斗く入 〈 >x:::::i: ::::i::ハ i く
人 〈 / :: :/: ::: /::.:/: ::::// 「´.::::::::∨ハ Y/⌒\: ::::l:::::.j 乂__ 人 _ノ
`弋!/. :::/. :::::/.:.:/.:.: / !::i:: :: ::::∨ハ__ノ} ∨ハ::::i:ル'
/. ::/. :::::/.::::/::/ 从: :: ::::::::∨ { ∨i: :::::Y
. ::::/.: ::::/.::::/:ム二ニ ヽ. 人: :: :: i:::ト、__人 ヽ! :: :::|
i: ::': :::::/: :::/ ムイ⌒Yヽ. \ \::ル' 「 ヽ ヽ: ::i
|:::i: ::::.'. :: /::(YT´ 弋 \ | | ハ ∨
|:::l: ::::i:::::/.:::: Yj `ヽ. \j | ' i }
/∧ __ _、ィ
<\ _ -Y人_ノ{~'')ノ/.,,_
\L〕ニ´r冖冖¬‐へ{. . .〕iト
_、 '/^''/. . {.{. . . . . . . . . \^\. .
/ // . /. ./ {.{. . .{. . . . . . . . .\.`、/,
_、‐''/// //.‖ {八..八. ..V/,. . . . ..`、.v/,
, ,:/// ‖{. i{ . {. { \.\. V/,. . . . . .} Y
;′ /√ {. .{. .{. {八{ 、\ \」L二L」_. . ..}. }:| 私は侯爵家に臣籍降嫁する予定だったのでしたが、
{ ‖. { {. .jI斗‐‐- \.''´ _,,二,,_\\.}. }:|
{{ {..{八 . N.,,二,,_ 灯//沁Y}\}.ノ.: それは、大丈夫なのですか?
八.V∧ { i{ )沁 Vこン √レ.}'. .{
⌒ヽ{`ハ. Vン .:.:√' {.{. . .
}.}. .込,:.:. ` .:{ {/∧V八 「そっちは臣籍降嫁が王配になるだけだから何とかなるわ」>女王
, 八. }:介o。 ` ´ イ{.{ {: /∧V∧
// /. 八. .\:{ ≧=< _」i{ {: :}/∧', :.
, / _ア゛⌒^\.\{.:.:.:~^''Y´八 V}: /∧. . :. ,
. /, . / \.V``ヽ.:][_L、\〉 `\. . .} ′
/ /r…¬冖冖''^~: }゚。}⌒r‐r冖y⌒>┐ `、_}i ,
/ //: : : : : : : :_、‐''/ }、ヽ~^>ゝrく^二ア} } }i. ′
, , :r_,,,..、 -‐=ァ゛: //. ヽvヘL_{ }_ヽ┘ゝ-‐' 人 ,
. / / y′ _、‐゛: :// }二^'+、ヽ _\、‐ヘ }
/ , :/. .人. _、‐゛: : :_、‐゛__ v:.:.:.八}.}\_、‐゛ V^'+、 } }
/./. ./. . .>''~/ _、‐゛--  ̄[,ノ:.:.:.:.:.:.:\} } }. У:.:.:.:. }i .:
{ , ,゙. ./{. . .Lr 、.//{` _、-=┓.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.>:.}_ノ .:.:.:.:.:. } ,
{ { ,゙. / :{. . . .{: : r冖rヘt''~ ',.:.:.:.:.:.:.:.:イ八}.:.:.:.:.:.:.:.:.人./
. { { ,′:{. . . .{: : {: :八 : ', _、┴=ニづ.:.:.ゝ.ノ=--=≦} /
. {.{ .八. . 八 : V/:∧: :〉''~⌒}} ´ ~"''ー=ニ_ーr[zzx
八: /∧. . ./,: : V/ / ._」L_ }i : ``丶}
丶./∧. . ./,: : :V〈(_ 〃⌒^ヽ'′ _,,、、、、,,_ ノ i ',
〈! >‐─━┴==ミ..、___/::\
〉'´ _\\/:::::::::::ヽ
/ <::::::::: ̄`ヽ:::::::::::/_
/ ,人 ,.。*゚! ̄\::::::::::::::::::::o::::´::::::ヽ
/ / \ ,.。*゚ | \:::::::::::o:::o::::::::::::::`、
/ / ,。*゚ \| / ̄7:::::::::::::、:::::::::::::`、
ト、/ \,。*゚ >、 | \:::{::::::::::::::::} ̄{ ̄´
| |\/ ´,zzzz≧=-| }ヽ\:::::::::/ │
l ├- ´ん)ハ 》 | |: .∨ \/ !
i i芹ミ ヒzツ ! i|. . .} | . グリフィスは元王子で、ヨヨ姉様は第一王女ですから、
. Y以} | 八 . i: |
| | ノ | ムイ}. .i | 今回の件はどう見ても王家の不祥事でしかありませんね。
| l ヽ | i|__人. . |
圦 __ | |l: :l: : ':, | ... 天空神さまは、この件をご存知ですか?
| :. ´ l 八: :l: : : ':, l
| 丶 ..l //)_:l: : : : '; l
| __l_ \ ....:::::::/ / / \: : : :'; l
l「 __二ア7⌒⌒V />‐===ミ: : : :'; l
|| |. . .l. . l: \__ / /: : : : : : : : : : :\. ';. l
_/ ̄\!. . i/´〉 : レ/ /: : : : : : : : : : : : : : : \ l
/ \ |V__{ { l: : :/ /: : : : : : : : : : : : : : : : : : :‘, l
. 「 \ }_ノ ヽ 〉.l / /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : }: l
. { _コ }_ノ ∧/ / : : /.: : : : : : : : : : : : : : : :. :.|.':, l
l `¨´ 、 _/_/ / ̄ ̄: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : |. .':,. l
l }/ ̄ ̄ ̄: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :|. . .':,. l
人,__ ∧.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :. :. :.∧ . . ':, l
⌒フ `'⌒∧.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :. :. :. :./ l|. . . .: l
//) 人 Lノ冖¬=-<: : : : : : : : : : : : : : : : : : :./ l|. . . .: l
レ': : :{_几r┴廴__ \ : : : : : : : : : : : : : : : イ l|. . . .:. l
1943 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/10(火) 19:00:20 ID:4QQ7YOfJ
_,. . -─- . .._ /::::::::::::::ヽ,. -‐ : ´ ̄`: :ー- .._
___,. -‐ : "´: : : :ト、 : : : : : `ヽ{_::_::_::_∠´、: : : : : : : : : : : : : : : ` ー- .._
iー‐'て ̄Κ{ : : : : : : : : : : : : : \ヽ、_r_'::´:::::::::::::::::::::::::::`:ヽ、: : : : : : : : : : : : : : : :Κ}.丁スT ーァ
ヽ、 ', Yヽ、: : : : : : : : : : : : : >、:::::ヽ:::::::v::::/::::::::`ヽ:::::`ヽ、: : : : : : : : : : : : ムY | 〉 /
⌒ヾ ヽ ヾこlヽ、_ : : : : : : : : /::::-‐::`>::::::::::'⌒ヽ::::::::::ヽ:ヽ::::ヽ: : : : : : : : : : ∧.〉' ノ / ノ
く⌒`ぅ、`<厶 : : : : : ; '::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::\:::::::::':;::::::::::'; : : : : : , イ ブ./ Τヾ、
`ーく `ヽヽレト、_/-‐:7:::::::::::::::::!:::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::L_:_: ,rヘ 才 /´ ヽ__!⌒ `
{ / 入∨ス> ̄フ__/:::::::::::/|:::::::::::::\ヽ::::::::::::':;::::::::::::i::tー一ヾフ ノ´ ノ
`ヽ∠λヽ<ノイ:::ノl !:::::|::::/ !:::!::::ヽ:::::::ト`::::、_::::';::::::::::}::} |>'´ィ´ >'´ ええ、私が説明したら、
〈/ T /r〈,イ }/::|::/ _」::ト、:::::\::|:::`::::ー-キ´::!::l::ハ__r'´ ⌒ヾ、
`ー┴ァ'コVイ.人;:イ '´ Ν. \:::::*:⌒i::l:::::!::::l:::l::ト;:} ヽ _.ノ 天空神さまは『王家が対処しろ』と仰せになったわ。
/; ヽハ、 {::ト、、__ `\| Nハハ:::};:イレ'::| リ ,ハ⌒´
/: : :/: l:::.、 . 从λV::::ノ` __, |: :!リ.:l:::::::「¨´: ヘ 確かにその通りだわ。
/: : : : :/:r{ ヽ l:::',.`´ 、  ̄ | : ' : |:::::::|: : : : :ヘ
/: : : : ノイひr} ';:::\ ./ルヘコゝ::::ハ.: : : : :ヘ
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/: : : 、__/\{__ヽ.! マ l ! └.ノ.{::::::}:リー-‐ァ::ヽ : : : : ヘ
/: : : : : :/::;:イ コ__,}! ト、.ヽ‐- -‐/ !::::::リヨ__,.イ:::::::ヽ : : : :ヘ
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i: : : : : : : :/`7 /| |l } .| / _ }. _,.イハ::ノ⌒} L_ ト、: : : : : : |
l: : : : : : :/ フイ !ヽ /[!| 〉ヘイイ∨「ノイ厂´ .レノ ',: : : : : :|
|: : : : : :/ | { `ァ′/ ∨ノーr-┼─'"={ i : : : : :|
!: : : : :/ .| /[! }. jl ヽ__ノ : : ',ニ ハ .! : : : : !
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/ /::::>‐‐''" \ト,、
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/ . . .:l 从 | ,′ ,′ まあ、そうでしょうね。
/ / . . . l: : :| | ′ j ′
/ / / . . l : : | ト、 ` ー- ,.イ l
/ / / . . /く⌒! ! ` ., ,. イ | |
/__/_/ . . /: :_:> | |-ァ /`ア´: : :l. . | |
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{: : : : : : : : : : : : : :l l ト , ̄´ } l: : | !: }
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〈: : : : : : : : : : : : : : V⌒7-''! |〉⌒l⌒7 {⌒7_| |: :/: : : : :}
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/ >¬-冖─冖'< : : : : : : l l : : : : : : : : : : : : | /: }-冖-〈
/ く__/__{__〉__,〉: : : : : : l/: : : : : : : : : : : : :.l/: /__}_〉_〉
1944 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/10(火) 19:00:54 ID:4QQ7YOfJ
. - ──≠rァ
「`Y⌒ ヌー ── - . . ´. : : : : : : : : 〉: : j人
∨∧:.く : : : : : : : : : : : : : > -=≠==- < : : : : : : : : : : : : : 〈 : :/⌒}
∨∧: :\: : : : : : : :, ´:: ::: ::: :: :: ::: :: :: :: ::` . : : : : : : : : : :〉: { /
. ∨∧: : :〉: : : : :/. ::: ::: ::: ::: :: :: :: :: :: :: :: :: :: : :\ : : : : : : く: :从 /
}/ ∧:〈: : : :/. ::: ::: :/::/ ::: :: :: :| :::.Y :: :: :: :: :: :: :ヽ. : : : : : 〉: {.く
从.{ !: 〉:/. :: :: :: :::/::/: :: :: :: :::|:: :.:l:: :: :: :: :: :: :: : ::ヽ. : :/: 人 )
)从j: :/. :: :: :: : ::::/ : i :: ::: :: :: :|:.:::::ト、::: ::: :: :: :: :: :: :.∨: X: : :}'
( 〈:./: :: :::::/: :: :i: :: :l :: :: :: : : |: :: :!∧ :: : ::: : Y: :: :: :::∨ :〉:メ
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i:/ ./: :: ::|: :: :::从:从: : :: : : : l/ ∨ハ :_: :: |:::| :: :: : : l:/:.∧
j:レ i: :: :: :!::::::/:≧‐-x: :: :: :::::| __ . 斗<!: ::: ::|:::|: :ノ: : :::|: :': ∧
//:l:l: :: : l:|::::/,x≠=ミ\: ::: :| 〒 ≠=ミ: ::::} :i:Y :: :.::::|∨: :∧
//: :|:|: ::: :l:|:: 「 「 テ〒「 \::j { テ〒「!::ル':.:|.::: :: :::|. ∨: :∧ とにかく、私はオディナ侯爵に謝罪しに行ってくるからね。
. //: : :N: ::: 从: | 乂___ソ 乂___ソム!: : : :! :: :: : | ∨: :∧
//: : : 从::: ::j:人! xxx ̄ '  ̄xxxム斗く :: :: ::::|. ∨: :∧
. //: : : / }i:.:::.「.:从 |:: :: :::| :: :: : :! ∨: :∧
, '. : : : :/ l|l:: : |: ::.人 . イ. :: :: :|: :: ::i:::| V: : ハ
/. : : : , ' .从:::::|: : i: :.l\ r‐‐ュ . イ.:::|: :: :: ::|: :: ::l从 }: : : :i
/. : : : / //:∧.:|:: ::!::::|: ::〕> . _ ´{ :: j:: ::!: ::.::::::|:!: :::j |: : : :|
/: : : : jイ j/ / N: ::: ::.:|: ::j!::r‐| .トx:i:: ::|: :: :: :从:ル' j: : : :.!
i{: : : : :ノ〈 Y: :: ::.:|/ / :! Yトx.j:: :::::/:::::/ 从: : :.}
从: : : : ハ r =x __ _|: :: : ::| {_ノ V} !: :::/⌒\ __ /⌒{ノ `Y
∨: :/: : } X/\ 从: :: ::| | /Yヘ / j::::∧ / ノメ ヌ 人 /
く⌒ ーへ 入`X 人 :::::! 入 ./ ∧.ヘ / |:∧ ∨ 「 `ヽ ー‐ く
\ __ _ノ /⌒ヘ \j / / ∧. ヘ / j' ∨ .人 .
/ }人 jY / / / .∧ ヘ ∧ ∨ /⌒) i
/ 人 ) ∧ j / / 〈\ ∧. ヘ ∧ ∨ /⌒( j
厂 ̄ `ヽ/.::::\j ./ / ´〉\ \\. ヘ ∧ ∨ /⌒Y´  ̄ ̄`ヽ
/二フ ./.: : : : :j/ /j \ \. ∨ ∨∨. : : j. 〉
/ く7: : : : : :/ ./. \ ∨/ ./. : : : :}二] [二フ.∧
/ヽ
〈< >〉 ,.ィ
} { //
\ー-、 }/ヽ\__/{__) ,'
ヽ く_ト--‐く_,,.斗-――-、」‐-、
_〉、 _>''"´ ̄r、_ ―く \ \__
/ /ー- / ,' \ \ \
_/--,イ / i \ \ \ \
/ // / .,' i | | i \ \ \ ヽ
/ _,// / ,i| ||ハ | i ヽ. ヽ ヽ ヘ
/ ./ .// ,' i| ||ハ|∧ ヽ ヽ ヽ ヽ. ∧
/ レ' // i || ||| i! ヘ \ \ ヘ ヘ ハ ハ
/ / ./ i | || ||| i! ヽ \ ヽ ハ ハ ', i
,'. ,' ,' i| | | ハ ||| ',. \_>-――‐‐ト、 | i |
i i! i! | ト、 |_ハ,」,__i! ヘ \ \ \ |、 | ト、|
| |: |: | l>'"「',|ハ| !` ヽ. _,>==トミ.」ハ | ,' ,リ
| iハ | ハ. i!{ハ:|∧! ハ ハ \ <ハ{:::::::::::ハ .ゞ| イ ハ
| |∧ |!: ∧ ハ| ヽ,ィfア丁テy ヒノ:::::::} | ´ ! /| /:.:∧ わかりました。
| ∧|', ト、 ∧./{ V-::::::ハ 乂_,ィレ |/ |ハ:.:.:∧
| ∧ヘ { ヽ ∧ 乂、_ノ } x.Xx ハ: :ハ:.:.',:.:.:∧
\ト、 \ ヘ -‐''´ 、 /|∧: ∧:.',:.:.:∧
,' ! i \ ハ xXx. ,イ:::|:.:∧: ∧ヘ:.:.:.:ヘ
/ || ト、 \ ` ´ /:|:::::!:.:.:∧: ∧:ヽ: : ヘ
,.イ斗┴―-、', ハ::::> 、_ ,.イ::|::∧::::',:.:.:.∧: :ハ:.:.\: ヽ
/ ∨ ハ::::::::r| ` - __,.イ |!::|::::∧:::ヘ:.:.:.:ハ:. :|:.:.:. :\ \
/ ∨ ハ-┤` ー-、____,. イ´|::|::::::∧::::ヽ:.:.:.|: :|:\:.:.:. :\ \
/ __ ハ ハ 〉 ̄ ̄\ |i| _」――ァ-―- 、! .,'ヽ:.:\:.:.: \ \
. _/ ̄  ̄`>-、 ', !/ヽ. ヽ|l|_/ ∧_ |/:::::::\:.:\:.:.: \ \
| 斗--――--、 \ ! |ヽ/\__r―《 ̄\\/ ̄〉、 ヽ / \::::::\:.:.\:.: \ \
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ヽ | リ Y´} ̄ ̄\\__/ノ斗-┴、Vハ ト、:::::::ヽ:.: :\:.:. :\ \
. / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\_ ヽ.Vi/  ̄{ //\_/ ̄ ̄> / i | /ハ::::::::::ヽ:.:.:.:.\:.: \ \
く./  ̄// `ー┴〈\ ハ \ |-‐' | | ./ ∧:::::::::::ヽ:.:.:.:. \:.: \ \
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| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| そんなこんなで |
|_________|
, − - ||
■ □ ■ □ ■ □ ■ □ / (● ●| □ ■ □ ■ □ ■ □ ■
ゝ (__人)|
ハ ヽゆ
し |
し J
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1945 :
名無しさん@狐板
:2024/12/10(火) 19:01:14 ID:P53iYWmy
やはり前々から思ってたが女王ってかなり傲慢だよな
頭を下げるのは私だというのも女王なんだから当然なんだし
1946 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/10(火) 19:01:20 ID:4QQ7YOfJ
1947 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/10(火) 19:02:06 ID:4QQ7YOfJ
ttps://www.youtube.com/watch?v=HmZE5dUGm7c
r‐ニ7三三三≧zーマ>三三三三ヽニ〉
辷7三三三三Уニ≦三三三三三V 7
rミ二fニ-‐:::: ̄ ̄::::::::::::::::::::::::::::¨:<三三}ニ{::、
辷/,,::::::::::::::::::::::":::::::::::‐-::::::::::::::::::ヽ三/‐ノ::::ヽ
ゝ/::/ /:::::::::::::::::::::{::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::Vン三三ハ
{:/V:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\三厂ゞ
v ,'::::::::::::::::::::::::::::ト::::::::::_;Lヽ‐-:::::::::::::::::::∨ン:::::.、 オディナ侯爵に会って来たわ。
{::::::::::::::::::_:斗:‐i v::::::::::i ヾゝ::::::::::::::::::::}:::::::::::::::
人::::::::::<:ゝルV V:::::リ ィf弍刈::i:::::::::::::::::::::::::::|
i::!:::::::::::::i下弍メ ヽN 辷り Y:::i:::::!::::::::::::::::| 「それで、あちらはどうしましたか?」>フィーナ
j:从::::{:、:::、 辷り 、 /////.::::::::::::!::::::::::::::::j
イ:::::::::ミ、`::ゝ/// ハ::ハ: :!:::::::::::::::ハ
.:::::::::::::::ト:ゝiゝ , っ イ::ノソi リー- 、:::::.、 あっさりと婚約破棄に応じてくれたわ。
{:::;イ::::::[ ]::::::> 。 __ <リ{ }/、 ン⌒Yヘ::::.、
V ノ;::i::<ラニヘ厂 i | / 广ニ人ン レ:::::::::ミー=''
リ {::::::j 辷i i / 个::ソ i::::::::::|
/vリ 廴i v レ j::::::::ノ
/ /⌒ <竺个⌒ ト /ン≧zfニニ二二]彡
へ、 / / ヽ‐ゝ∨三三三三i| | _
/ ヾ ゝ〈 κ `< j三三三三ニj {≦三ニ〉〉
\/ゝУ^ヘ <ヘ ̄ ⌒ミ〜 ヾ三三{(
/ 》/ _二つ_。 .i ヽ j三三マヽ
/ ゝ_ / ー‐ラ三\ i ,'三三三j}
彡フ へ )三三ト ミ i j三三三人
../ 〃 ノ三三三三| j {三三三三≧
/ |i _ イ j三三三三| ノ ノ三三三三三》
/∧ __ _、ィ
<\ _ -Y人_ノ{~'')ノ/.,,_
\L〕ニ´r冖冖¬‐へ{. . .〕iト
_、 '/^''/. . {.{. . . . . . . . . \^\. .
/ // . /. ./ {.{. . .{. . . . . . . . .\.`、/,
_、‐''/// //.‖ {八..八. ..V/,. . . . ..`、.v/,
, ,:/// ‖{. i{ . {. { \.\. V/,. . . . . .} Y
;′ /√ {. .{. .{. {八{ 、\ー- ..,,_\_ . . . }. }:| あっさりと?
{ ‖. { {.八 _彡''^{. \\.\>\\\.}. }:|
{{ {..{八 . N V八〉 .ィぅて笊k.}\}.ノ.: . もしかして何の譲歩もなしにですか?
八.V∧ { .j灯芯 Vこン √レ.}'. .{
⌒ヽ{`ハ. Vン .:.:√' {.{. . .
}.}. .込,:.:. ` .:{ {/∧V八 「ええ、条件なしでね」>女王
, 八. }:介o。 ‘’ .イ{.{ {: /∧V∧
// /. 八. .\:{ ≧=< _」i{ {: :}/∧', :.
, / _ア゛⌒^\.\{.:.:.:~^''Y´八 V}: /∧. . :. ,
. /, . / \.V``ヽ.:][_L、\〉 `\. . .} ′
/ /r…¬冖冖''^~: }゚。}⌒r‐r冖y⌒>┐ `、_}i ,
/ //: : : : : : : :_、‐''/ }、ヽ~^>ゝrく^二ア} } }i. ′
, , :r_,,,..、 -‐=ァ゛: //. ヽvヘL_{ }_ヽ┘ゝ-‐' 人 ,
. / / y′ _、‐゛: :// }二^'+、ヽ _\、‐ヘ }
/ , :/. .人. _、‐゛: : :_、‐゛__ v:.:.:.八}.}\_、‐゛ V^'+、 } }
/./. ./. . .>''~/ _、‐゛--  ̄[,ノ:.:.:.:.:.:.:\} } }. У:.:.:.:. }i .:
{ , ,゙. ./{. . .Lr 、.//{` _、-=┓.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.>:.}_ノ .:.:.:.:.:. } ,
{ { ,゙. / :{. . . .{: : r冖rヘt''~ ',.:.:.:.:.:.:.:.:イ八}.:.:.:.:.:.:.:.:.人./
. { { ,′:{. . . .{: : {: :八 : ', _、┴=ニづ.:.:.ゝ.ノ=--=≦} /
. {.{ .八. . 八 : V/:∧: :〉''~⌒}} ´ ~"''ー=ニ_ーr[zzx
八: /∧. . ./,: : V/ / ._」L_ }i : ``丶}
丶./∧. . ./,: : :V〈(_ 〃⌒^ヽ'′ _,,、、、、,,_ ノ i ',
,,.+''∨∧V∧V∧…─-ミ__
∨∧∨∧;>'゙゙゚´  ̄ ̄\\\
/ 〉r-‐ ´ \\{\
〃__//, / \ ,}:∧:::::Y::::7
‖〈:::/ ゚!*ァ<.,/ /\\ ,.。*''゚ }′〉::::|::〈
i| }::{ |/ /`゚゚゚゚''\/'゚゚´\ | {:::/:::/
i| {:::} |/-‐一'´ ` ー-ミ、:| Y:イ
i| ∨ | | l |
i| :| | ,抖系ミ ,x抖ミ」 l |
i| :| |《 爪_ハ 爪_ハ 》 :| | . 確かにオディナ侯爵は人格者ですが、
i| :| l ヒzツ ヒzツ´| | |
i| :| | | | │ 文句も言わず譲歩もなしにあっさりと認めるのは意外でした。
i| :| | ′ l l !
i| i| | __ l |i l オディナ侯爵の忠誠心を見くびっていたようです。
‖ :i| |\ ´¨` .イ |i !
‖ i| |l::个.、 ィ : | |i : !
‖ .:i| ll : | __}> .,__,. .イ : |: :i| |i ; l
‖ i:i| |<´ ⌒Y⌒Y⌒Y⌒ヽ : | |i l :;: l
‖ / l {:i| |l : ) _>| |i l :l l
{i_⊥⊥L| |l/:⌒\/\/\(\::| |i:」⊥、l
/: : : : : : : | |\ : : : : : : : : : : : : : /}| |: : : : : ヽ
/.: : : : :. :. :.| |\\.: : : : : : : :. :.// | |: : : : : : ‘,
/: : : : : : : : : | | \  ̄ ̄ ̄ ̄ / :! !: : : : : : : ‘,
/.: : : : : : :. :. :.| | `‐-《二》-'´ | |: : : : : : : : ‘,
∧\.: : : : : : : :.| |  ̄ | |: :/: : : : : : 〈
/ : :、: \: : : : : : | |^⌒7冖廴i⌒f冖7⌒勹'| |:/: : : /: : : ヽ
1948 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/10(火) 19:02:38 ID:4QQ7YOfJ
__, -- 、___,
___. , -―='≦- 、._, -―-: : :l!{
、_, ´ ̄::/: : : : : : : : : : :` .、: : : : : :几
マ{! : : : :, ': : : : : : : : : ::l:: : : : : \: : :i{了
幵: : : /:.:. :: : :.:l:.l: : :.: ::l!:l__'.l.:.l:.::Y:W
Y: : ::l:.:l:.:.l:.:.l:,l!:il.:.:.::.:.:ハ:l:.:ハ:l:::.:.X)}
dト、l:.:|:.::!:'´l:!八:.:..:./ , =- 、l!:::Wlソ ええ、王国貴族の中でもその人ありね。
Y|:.:!:八:!ノ, =、ヽ/ .:::::. |:.:.l!.:l!\
d.!ヾヘ{!' .::::. ノ::::l!::|::::::ヽ. . オディナ侯爵は蔑ろにできないわ。
ゞ:}:::入 r __フ //¨゙{:.l!ヾ.::::::'.
/::::l::::l:i゙:> ._ __ ,.イ,':..:./トl. l:::::::}
/::::::|{ノヘ/⌒Yヾ. / l{:.:./ノ⌒:. l:::::::!
/:::::/!ヾ::.:::ヽ. { : /Yヽ.ハ/___ .{ |__!
{::::イ!リ:.::`..、.:.}:ヘ/ l!} ヽ:{___ __ `_-、_
ヽ.//.:.:.:./ヘW lノ \. ¨ ヾW/
/:.:/ <. '´く,___ト、__}ノ /ヽ
/:.<_/} .l : : : : >、_ /:.::.:.\
./:.:.:.:.`ト、 {: : :,イ `K:.:.:\、__:`:.、_.ノ
/イ:.::,イ.:.:.:了 lヽ./ ト、ヽ:.:.ヽ.___, ̄
|/ |____:.:'. { .|: :ナ‐、ー イ
{ __ノ__l l! }__: :ヽ._}_
/ ̄/: ::l ヽ. ! l丁: : : : ::ヽ.
, イ ̄: : : : :{ l \ | iト、:/ : : : ::\
{: : : : : : : : : ::\l! }l | l ヽ.: , : : : : : \
ノ: : : : : : : : :ヾ.: : { { / / ノ´: : : : : : : : }
rー¨´: : : : : : : ー-、ヾ.: :\ ハ / ./ 八:ヽ : : :: : : : l{
〈o〉 , ィ
ヾ;,、, ,___ノ◇‐-ヘノY_
,Xミラ‐''7'‐'´ ̄ ̄`ヾヽ,
/_/` ::| , \\
/:/ :;' :! ';: ', ヽ:ヽ ヽ:\
,ィ´/ ::;' :!:! :| |,ハ } 、 :ヽ:ヽ :';:: ヽ
./ /; ::| :|::';::!';| ',、 }: ヽ;::. ';: ', :';:: ',
/ /:;' :{::{ :|__';|_:{ ', jxヘ ̄`::}';::',: } } ! はい。
| ,'|::| ', ', V´| ヾ ヾ ヘ xfホトv} :| ド!
', .! ';:! :', ';::', v'行ホ ゙t;:::;j}'゙|/!;ハ\ そうですね。
', 'ト、::', ';::'.ト t;:;j} ` ´,,,,jヽ;:::: '.,. ` ‐- ,,,_
ヾヾヾヘ ,,,´ ' ,.':::', ヽ ヽ  ̄ '''''ー--
/j;;;|;;;', ヽ ,, ` ´ /:::::::ヽ. ヽ:::::`ヽ、
, '´ ヽ V;;リニ, ‐- ´,j!::::::::::::::::', .ト、:::::`ヾ;、
, イ_ ';::', )`ヾミiii'´j;:::-ァ--、;j,/ \ ヾ;.、
, ´,'´-‐- .._`ヽ、}}:::}(〈`ヽ,,〉-<, ,ノ-, ノ´';::ヽ::::\ ヽ `ヽ
'´ /'´, -‐- ,,_`ヽv!;/ ',7ヾゝィ'゙ ノ j!} )i::::ヽ:::::\ ';: \\
('´ `>ノ ヾvヽハ,-v'´ ',} / .);::::::',、:::: '., ';:: ,
〈´ / ,/‐'ニ二‐- 、ヾ'゙! ヾ,_,,ノ';:';::::::',.\:::', ;:: '
人,,___,,, -‐''´ /'´ ', ヽ! , -‐''' ,ニヽ ';:';::::::', ';::! ; !
`ヽ / { ヽ j' .ノ ',゙ヾ;';::::::', !:} } ,'
',-r‐ ''''´ ', `゙iノ / !ヽ!:}:::::::! .,':;' ' /
|::`T'''''´`'‐イ\ ,ィ゙ ノ .ノ /!:}:::::;' // ': /
|;;;;;::`T''ー''iヾ, `:: ̄:::´ レヘ,,_____,,,ィラ'´:::j::!::/;/ ./:::; '
ノ `V / ` ‐-‐''` , '´ }::::j::/::/:/::/, ':/
1949 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/10(火) 19:03:04 ID:4QQ7YOfJ
ト、 j: : : :ー-=チ: : : : ( 弋_.
从ミ辷ニ三: : : : : : : : : : : : ヽ、__j: : :',
Y代ヾミ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :〉
∧ヽヾ_: : : : : : : : : : : : : : : : : : :ト′
弋ヘミヾミ斗: :: : : : : : : : : : : : : : : : : :.レ/´
≦辷ー-ミ弋: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :/
`込ミミヾ. `¨`_''ヘ::イ'''¨´ア: : : :.{
\=ニ三テ` |::j 〈: : : : :ル′ 確かにグリフィス殿に婚約者を寝取られた事に
ヽ:.:ミ′\_ j/ _∠ ヾ: : /
{_ ーt:::テ≧ /≦r::テー Yヘ .. 何も思わないわけではないけど、
弋.ヘ ・ /´`¨ ∧.j
ヽ', (′ : | /彡′ 私が文句を言うと、視聴者から『お前が言うな!』
从 j 人
イィ:.:|\ ー===- /代ヽ .. と言われるのは目に見えているから、何も言えません。
(( \  ̄ / j从
,..<|>ー= ー一'r彡'': |、______r=─---
-一': : : :.| .: : :.∧ .//: : : : : :∧ニニニニニニ.l}ニニニニ
-─-一={ -<_ .:.:.:. .: : : ∧//: : : : : : : :∧ニニニニニ ||ニニニニ
/ |ヽ、 `'ー<:.:..: : : : :∨: : : : : : : : : :∧ ニニニニ.||ニニニニ
./ | ` ̄二: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :∧ニニニニ||ニニニニ
/ 人 .: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 込ニニ.jjニニニニ
オディナ侯爵ディルムッド
ミ_ミ=ニ込≧=ニ圭ミ弌ヾ_抓イ{リイyVZイ
三ニ=ー-=ミー=ニニ辷ー-=弌代小从:;/:::::/
=ニ三ニ=ミ_ `´ レ:::::/
ニ二ニ==ニ込 |::::/
辷ニ=≦''/ ', /::∧
ミー=ニ彡イ `丶、,__ ', /::/ /
、 `ヾミV 辷二¨¨' //イ
ハ Y ≦_込乂 /'′ {tf
V/ ・ /⌒ ', l これが寝取りか。
込ヽ;;,_ /::/ ヽ.
//ヽ、__ ヾ( イ . 確かに寝取られた方は溜まったものではないな。
//// ハ ` 二 /
.//从 \ _ -一う 困ったものだ。
/イヾヽ ヽ ´ =ニ /
リ \ > 、 '
::>... >、 ___丿
≧ー-ミ:::::::..... 从ハ
ニニニニニニ≧z、:::ヽ 小弋
ニニニニニニニニ_::∧ /::/|、__ , -────
ニニニニニニニニニハ:::::∨:/=}ニニ≧ー- _≦⌒ヽ \
ニニニニニニニニニハ:::::l:/ニリニニニニニニニニニニヽ ', \
ニニニニニニニニニニハ:::/ニニニニニニニニニニニニニ=〉 j 〉
オディナ侯爵は高潔な人物である。
王家の失敗に付け込んで利を得ようとするような男ではなかった。
まさに貴族の中の貴族だった。
決して、NTR分野での先駆者などではありません(笑)
1950 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/10(火) 19:03:33 ID:4QQ7YOfJ
. -‐…‐ 、
. ´ _, -‐==‐ _ \
/ ∠≠ =≡ミ心、 \
/ / ' ヾトミ、 .
/, / / l /Y |
/ ′イ! { { l | | ! { }l}__} /}
{ ,| {八 }-+-| ト ┼‐辷__彡′
{八 \__ イ芹ミ \j\イ芹ミ/\ |
,{\__/代沙 \弋沙'} \!__ノ
/人 ヽ 从 .; 从 川 ̄´
// /\イn} 、 - - イn}! 、く
{ / ∠ _\” 个 _ ,.イ__ノ`”} 、 \
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/ー=ミ、 |/_  ̄ ̄ミ| / 八 /
l \ ` '′ ,| ハ/ j/
| ト \ / }ノ }
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____| | ニ=ー | '
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l ハ l :T_ト l ィテx∨ \ \
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W/ 込 '' _' , イO \\. \ ヽ
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⊂ニ ノ¨ / ̄ ̄/ 〉 、 〈/ / 〉 ̄
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Ll ∧ \ /
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乂__ノ
そして、後日いきなり王位継承が伝えられて貴族たちに衝撃が走った。
本来なら来年にヨヨ姫が結婚して、それに合わせて女王に即位するのが決定していたのに、
ヨヨ姫とオディナ侯爵の婚約を破棄して、ヨヨ姫を王籍離脱の上で地方の神殿に入れる処置を行ったのだ。
1951 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/10(火) 19:04:03 ID:4QQ7YOfJ
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〈 人 ⌒7:: :: :: :: :: : |:: :: |:: :: :: :: ::.:|:: :: :: :: : : \
乂_ こノi::.:|:: :: :: :: ::|:: :: |_:|_::.::|::.|:: :: :: :: :: :: :: \
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〈 ∨:i:i:i:i:i:i:i八: : :\:: :: :: ::.乂_リ Vィか:|:: ::从::|
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乂 /\:i:i:i:i:i:i:i:|\ーへ‖~∧ ハ//∧Vl〕 }
 ̄)ノ> _:i:i:|:: : \:: :: 〈/ ∧ ' 人∨/∧ \ 人
(__ 人,ノ ̄|: ア⌒\::|∨=うぅ=-</:r<∨ン\l〕 \ \
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. , -‐'././ ,' .i i .ii ヽ i. ヘ , , ヽ
/ i' .i i i l l ヽ、.ヽ, i. ! ' , ' , ' ,
i | i i |,斗ェ┼zト-k,i | ! ', ', i ',
. i ! ! ! !,ハkf.,,_ヽ,ヽ i. i !.i i i i i .i
ゝ ' ,ヽ. メ.ヽ'ι;ハ\ ! ! ! ,' .| i. ! i i !
r‐'´ /ツ' '⌒`,' l /. , ' ! .i .! i i !
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!'ヽ / ,i'~ ,!. ! ! ! i ,'
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. r ' _,./ ,/''"i i i ヽ', i ',
. ,'└- -. ''"´,/ , '_j i .i i. \i '.
. ,. ' /! `i''," , '::::: ', ', .i i. ヽ.' ,
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, ' , ' /!ヽ'"/ //」::, '"´~ `ヽ \ \ \
/, ' ,r'"く _ソ.', '_",ヘ/ _,,.. -‐‐- .、.._ヽ ` 、 ` 、. `‐、
,'' /´` ‐-;/;;:i i'ァミF/'"´ ``'‐ ', `' 、 ` .、 `' 、
! _/"X´~`てf{,,ィi.iミシ/~ ! \ `' 、 ``' .、. `' .、
. r' ´´_`ヽ``‐ゥ/イくii>ト}-ーー''''""~~ ̄~~""'''ー-┐. ` 、 ` ' .、、``' 、 \
/ .‐-く_ソ_~ニフ "''~!~'{...:.:..:..:..:.:.:.:..:..:..:.. ..::::::::::ヽ、 `' .、 ヽ`' .、 ` .、 `:、
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. i /:ll, ; '",. ‐''"⌒``'‐k.~`''ーェ,,_.:.:.:::::::::::::::::::::::::::;,ン ` 、 `:、ヽ. `:、 `:, .i
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i::::::::::::i.:.:..:.:::;::;::;::;:;:;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;トュ,,二ニ二フソク ` 、 ヽヽ.. ',`ヽ i. ! .!
,へ.::::::::':、::;::;::;:;:;:;;;;;;;;;;;;;; , ';;;;;;;;;;;ハ. i ` ' .、 'i 'i ! ', l. ! !
/ `' - 'l^lゝ、.::;:;;;;:;:;::'-ヘ-ー'´>::;;! i ___________' .、_ ! !! ! l. ! !
イ ヽY;;;;;く / ;;;;;;;| ,/⌒く''''"" / ! ! !,' .! .,'
更に予定を前出しして、フィーナ姫が女王に即位する事になった。
勿論、『第一王女が元王子に強姦された』という醜聞を公表する事はできないので、
その理由は貴族平民を問わず伝えられる事はなかった。
貴族たちは何らかの政変があったのは理解したが、何も分からず困惑してしまう。
唯一事情を知っていたオディナ侯爵は黙して語らず、真相は歴史の闇に消えていった。
1952 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/10(火) 19:04:33 ID:4QQ7YOfJ
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x<: : : : : : : : : :≧o。
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. ‖ | l : ‖ ./ハi\八 ヽゝ f///:}} ∨\
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. \ ゝ}\ Vり:::::::::::::::::::::::::::`¨¨¨´ }\
人 } `¨ '''' ハ \
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〃 / 人 ヽ ノ イ、 \
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__,く;へ_: : :| : : : : : : : \ ̄:ヽ、\
. /:__/: : :/: : |: :l: : : : : : : : \.: :ヽ: ヽ
/_//: : :/: / :|: l: : :ヽ: ヽ: : : : ヽ: : ヽハ
//: /: : : : : |: : l: : |: : |: : ヽ: :ヽ: : ヽ: : : : : : :ヽ: : ヽハ
. /:/: /: /: l: |: :,|: : ハ: : |: : : ヽ: :ヽ: : ヽ: : : : : : :ヽ : ヽ|
//: : l: :l: ::|: :|: :|: : :| ヽ lヽ : : :\: ヽ.: :\: : : ヽ:ハ: : : |
| l: : |: :|: : |: :|: ハ__,L. ヽ \" ̄「 T ト- 、;_: : : : :|: : :.|
| |: : |: :|: : |: ;|イ「 ヽ| \´\ヽ __」__i.\ \ : : |: : :|
| |: : |: :|: : くv' _」=i ヽ /「 i::::::o「\|ヽト: |: :/|
i l: : ハ: l: : :.ト / {:::::::〉 レヘ:.::::}゚i|/|: ::| .}レ': :|
∨:| Vヘ: ::ヘヽ vヘ:ハ ..く_二iつ|: :.:レ: :| : :|
ヽヽ∨へ:ハ ヾツ ////ハ:/::|: :|: : :|
∧: :i:ヘ.l // ` /: {:::::|: :l: : ハ
/:/: ∧: \ 。 ,.イ:|: :|::i:::|: :l: ::∧
//: : :}: ヽ`i:: 、. / .|::| :|:::i::::|: i:: : ∧
://: : : ハ: ヽ::::::ノT ' ‐ ' |::|: :V::::i∧: : : : ヘ
//: : ノ二 ヽ: :\ 〈ー 、 _____,トヘ: :∨::i::∧: : : :.∧
//:/ /⌒ \ ヽト、: :ヽ\_______ハ \:∨ハ:::∧: : : :} \
たた一つ言える事は、かつて次期女王最有力候補だったヨヨ姫が失脚して、
予備すぎなかったフィーナ姫が逆転で王冠を得たという事実だけであった。
1953 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/10(火) 19:05:05 ID:4QQ7YOfJ
∧--lソ-- 、
_ ,--コヒニノ。、_,、 二`ヽ
/フ', , /l, ` ヽ、/ i
' ./, l .../ l l l ` ハ i
l l从/ニ、 l从-、 ヽ.l、 、i
lノ、l/l tj ィ,ミ、、 l \l
/ハ / l , 辷ハ//ヽ l ヽ
// i ! ∧ ー ,/ノヒl \_
ll ヽ, -ゝ`フ/:.:.:.:.:l l .、.\ `ヽ三二ニ==<、 ̄ ̄`ヽ
l 〉_ l lヽ、:.:.:.l ハ ヽ `ヽ、 `ヽ、< ̄ `ヽ、 l
ヽ )` `ヽ、 ll `ーゝ、ハ、 l `ヽ、、ヽヽヽ`ー 、 l i
ゝ ̄ー-ニ=- l , ヽ ヽ` l-、_ \ l \ l `ヽ、
(、ー―-- ) ::::' . l`ー-l 、 `ヽ、 l l ヽ、-、 `ヽ
_ )二ニニー- ./、 .. :ノ- `-l--l`==、ヽl l ハ l `ヽ、ヽ
. _ ,ゝヾヽ ( ==_/l `ー,--ハ_,-/- ') `ヽl l l l `ヽ、
.ゝ , `ー-、_,-,」 `ー,-':.:.:.:.:.ヽ /ノ/ >ゝ' l // / ./, `l
〉`ー-、 l _/_:.:.:.:.:.:.:.:.:/ ノ/、_ノ> ノ∧ ノ / ll
./ ヽヽ、 `丶、ヽゝ=、`ヽ、_ ノ ̄/> /ー / /____ ! i
/ l ヽヽヽー、,、 / ̄7、,-`ー' l l ̄ ̄/ー' ,-=='  ̄ー' ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ> ノノ
./ / ヽ ヽ, -Tー<:,) /ー'` <- 、 __/, `ー---,---=, //
/ l ヽ/`、ヽ 二l ,/l l`,-――' ̄ ̄</ ,-' ̄ ̄ /
.l ' \ `ヽ、、_l_ ノゝニ'、' ヽ、、−= /`ヽ、ヽ<__ /
二、l ヽ、 `ヽ ̄ ̄ l l、 `ヽ、ー'――' `、_>  ̄`ー―-、 ______
ヽ、`ヽ、 \ `ヽ、 l ` 、 `、___ `ー< ̄ ̄ ̄ ./ー-'、 .l
.ノー' ,---ゝ、 `ヽ 、<== ,->- `ヽ、 /二l⌒-' l-、
,-―' ̄、 ,->-、_ ` ー`、_ '<、 ___ ,-<−-, 、 /=,`V−-、_ノ
,ー-,=TT,-ゝ,(、>l-' `< `) ` ̄ ̄ ̄ ̄ /ー7∧ ./- <-、_,_ ノ_、(`  ̄`, )
、l`ー( ̄'ー`. 、 ̄ l`ー―`、=- ̄`ー,-、 /ー--、l ー'ヽフ-, l ( ̄`ー、_フ ̄ (-、)
l 丶 \ ` l `ー(ー-,`丶' ̄⌒' V ]、`ー- ll 「 `ヽ、ヽ l
|l|_|l
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∨ ∧ .| | ,>'゙´'´ >'゙ | .|| レ′/
\∨ ∧ | | >'゙´ ,>ァ>'゙´ W||,,/ /
\__/ | |/]>'゙´ '´ / /
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|l| | . r‐、, i⌒i i⌒Y ////
\ |l| /ヽ |/, '/, ∨. //
∧ ∨:∧ .∨, /, r.、-、/ /
. ,ヘ__ / / \\ rv^! /! /^!___ ,へ /^i、\∧ ∨/∨ ,r‐\\\/
∧ ∨〈 ̄',/ (∨ | || / ; ; ‖ /\ \ \ .| ', \! /、 ∨ |У^!\\\
_/ ∧ ∨',. ,/ (\':,Y } .∨ レ' ‖/\ \ \_', ヽ ヽ .|/ 〈_/_〉 ,|/
( \∧ ',| |/ \\\ ; / /,\ |/ !/) ,/|/
\、 \ ',: | \ ヽ ,′ / _i^i^i^ii^i.,'^,', ヽ |/ 弋_{ 才
、 \ ヽ ; { { / | ! ! ! !| |' //, :::∧ | //、 Y\_
.:〉 ./ 八 乂 \/\ .ヤ / .ハ ::::∧ ∨ |__>、 / ///
| ,′ ヽ ヽ /^! キ | / ∧ :::\__ /\ 〈///// ////
| {_ (_入___/ ヽ 乂__入 丶/ |ヽ アヽ ./ 〉、 ∨//>/////
::\ 〉\ | ∧ \∧__/〉イ /..: ! // |/ . ///\ ∨//\///
\ / )\. | :∧ \//\/_、+''" ̄ /| ,/ ,//////\'////.\
____/〉`У ,////\ | .:::∧ \ /| C ,//| \ C /////////.\/////
そして、王国は新たに若く美しい姫君を女王として迎えたのだった。
この時、フィーナ姫はわずか14歳であった。
王国の民衆はこの事態が真相がわからなかったが、それでもフィーナ女王は喝采されたのだった。
1954 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/10(火) 19:18:16 ID:4QQ7YOfJ
>>1941
誤字修正
×致し方ないでしょう。 → 〇わかりました。
1955 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/10(火) 19:19:30 ID:4QQ7YOfJ
――おまけの解説
-=≦⌒ヽ,...--――--..、
,...::⌒´:::::_:::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、
/イ:::::::::::/:::,.__,.. -――-- 、::`ヽ:::ヽ
´ .:'::::/::::/:::/ _______ ∨::∧::::.
/:::〃::::':::/:/:|__:|::{:::::: Y_:|:_:∨::∧::::.
.'::/ .':::: |/:/イ{::!l{::::、:::: ||::}、}、:ト|::::::::|::::|
|/ ::::: |{::|::::|Y__\}、::|}/_}'|:|::::::::|::::| 今回は本編で書けなかった解説をやります。
{ {::::::|从:::{,.ィフi:} リィ_フi::}Y::::::::::}:: |
、:::{:::::::ム Vソ 弋zソ,'::::::::/:::::| グリフィスとヨヨ、それにオディナ侯爵についてですね。
Y::::::::人 ' {:::::::,':::::: |
}::::::,.-、> _゚_ .ィ/::::::/::::::: |
|:::「 ⌒〉、ィ}7777l {:::::::{ 、::::::::.
,:::::| ´ ⌒}|=ミ、/ !:::::::|/⌒Y:::、
/::::r! /´ | ,/ |::::::::、 }::::::\
{/∧ ,イィ:介ヽ- 、_}::l:::::} |::::}::::::::.
/、: : : :\ノイ/ |!、__ノノ |:/:::/ ,:::::|::::::::}
〈 \: : :/ // ||::| /'{::イ {:::: |::::::::|
、 `/ {/| l|::| / | ,:::::/}::::::,
\_,イ /::/ {:::、___{ |::/ :::::/
}\::::/ |:::::::::::_」 !' l::/
/::∧´  ̄ ̄/ヽ | 从
ムイ ` \ :l
/ \
,ィ==ミ
>‐……‐<//⌒ヾ
/::::::::::::::::::::::::::::::: ̄`''<
. /:::::/>''" ̄ ̄ ̄\::::::::::::::::\
. /:::::/ _ ―ヽ::::::::::::::::::V
. ,::::::::|>''´::::/::::::|i::::::|i:::ヘ:::::ヘ:::::::::V
. |::::::::|_,,斗-/}:::::,イ''¨¨"''<::::::ヘ:::::::', この近世編では、ラナーの視点から描くシナリオになっています。
| ::::: |:::l:::_、}::/ レ'.ィ≠ミ从:::::::}:::::::}
| ::::: | ィア⌒ '" , ノイ::/:::::/ その為、元王子と第一王女がやらかしていますが、
| ::::: |! ___ ,:}:::/}:::/
| ::::: |、', マ : : : : 7 ムW::}/ ... これは王家の問題を描く為に起こした不祥事ですね。
. ハ::::::::',::ヘ. ヽ==イ_,、 .イ:::::|::::::|
/:::ヘ:::::::',::::::)h。.._r<\\:::::::|::::::| .. これを書く為に、婚約者がいる王女を寝取る男と寝取られる王女、
. /::::::::::',::::::',::::{//ゝ.ヽ` /::::: ,::::: ′
. /::::::::::::::',::::::',´V//.{ / </::::/_', そして婚約者の王女が寝取られてしまった上級貴族のAAを選ぶのに苦労しました。
. /::::::::::_,>',::::::', V‐| /x /::::/ ,ィヽ
/:::::::::/\_',::::::', ヘ.廴/ニ}/::::/ / }!
. /:::::::::::{ ヽ ',::::::', {ニニニニ}::::/ /. 八
/:::::::::::::ヘ / ',',::::::',=マニニニ∧/ / \./:::::\
::::::::::::::::::< ',::::: ', ∧. ∨. >:::::::::::ヽ
1956 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/10(火) 19:19:59 ID:4QQ7YOfJ
/′ {{ i j i i i i ii ! ヾ
{i }} ! 八 | 八 j、i i j}
{{ 〃 i i L__乂__乂 //_jレヘ川 {{
{{ {{乂__j 乂_弌弋rテく\ ( ノィrテ允 ノリ jj
}} jj 乂__彡、 ´^¨¨´` \) `¨¨^_彡 彡'゙ ______ xへ、
{ { 〃 ii彡゙ : :. `T j斗‐==云ニニィ゙ 〉
i i {{:.. .:从 .: 从 / ,..-‐==‐- ., く
从 ii i圦 ‘ー、__,ノ 厶ィ゙ / ´ ミ 、\_,,...-‐=====‐- ..,,_
,ィ゙ 从:. :i| `、 _ -‐- 、 イ⌒ , ' ア⌒)アアァァ=‐ニ¨´
. , '⌒^ ノリ彡、 八 \ `ヽ´ ̄ソ /⌒Y ,′ ア イア/》/____
/ __彡'゙ __彡、 \ ` 、 . イr'⌒ア| !i 7 ん'゙ ,《》=====‐-~¨..,_ ‐- .,
_-ニ二三ニ===ニΞ三 -ニ‐_ `¨¨,ィ | '/,-キ キキ { j ,《》' `丶、`丶、
Ξ‐三二‐- _‐Ξ三三 ‐ニ‐_`¨ /r宀┘/,‐=‘,‘, ¨´ 《》' `丶、`丶、
-‐Ξ‐二ニ=‐- _‐Ξ三 三‐ニ‐_/ しへ/ -‐ニ‘,‘:, `ー'⌒7ニ==‐- ., `¨´
グリフィス(出典:ベルセルク)
>:::´::::::::::::::::::`´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::> 、
イ‐'' ">''"::::::::::::::::::::::::::::::::::: __ ::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/:::::/:::::::::::::::::>'' ´ ` ''<::::|:::::::::::::ヘ
,イ:::::/:::::::::::::::::/ ,, ─── 、 |::::::::::|:::::',
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//./:::::::::::::::::::::::|イ::|::: |::::::|::::::| ',:: |::::::|:::|::::::|:::|::::::::::|:::::: l 本来なら王になれない立場なのに王になる夢を持つ男で、
'/ ,:::::::/:::::::|::::::::|:::::l:イ ̄:ハ::: | ',::l ̄:|`:ト从:: |::::::::::|::::::::|
,::::::/'::::::::| ::::: |:::::|::::|_|:/ミ.Y. |:ハィzzzzzxハ:|::::::::::|::::::::| 暴走して第一王女を強姦する役として、グリフィスを選びました。
|:::/ |::::::: |::l:::: |:::,ィ笊⌒Y. |' "{//,(__)心 :::::::: |::::::::|
|/. |::::::: |::l::::::l:‖{////{. h////リ }》:::::::ハ:::::: | 元ネタでは彼は平民ですが、本作では前女王の五男として誕生しています。
从:::::|:::l:: 从ヾVゝイリ. ヒゞ゚ィツ /::::::::::| }:::::::|
Y:::l:::::::ヘ ー‐''" , ¨¨¨" '1:::::::::|イ :::: | 彼を平民ではなく元王子という立場にしたのは
Vl:::::::{ |:::::::::,':::::::::::|
|i::::::ヘ、 ` ´ ,.|:::::: ,':::::::::::::| 屁理屈でも彼に『王になる資格がある』と主張させる為です。
,::|:::::::::|> 、 , イ:::,::::::::l::::::::::::::|
,::::|::::::::|::::::::::≧。、 __ 。<|:::::|:::,:::::::: |:::::::::::::|
,':::::|::::::::|:::::/ {ム、__,ィfム}\,'::::::::::l::::::::::::::',
/:::::::|::::::::lイ {//////////} .l:::::::::::| ::::::::::::::',
/:::::::, |::::::::ム. '//////// / |:::::::::::|゙<:::::::::: ∨ /
/::,ィム ,'::::::::::: }. '////////, {:::::::::::ヘ /∧:::::::∨ /
,イ::/ ', マ:::::::::::::/ '≫─‐≪' .乂:::::::::::}// ハ:::::::∨
. /::::/. ∨:::::::::,イ {zzzzz/ )::::::::ハ// ∧:::::::\
,イ::::::::, ヽ从::::::( ', / -=彡ツ/// / ',::::::::::ヽ
/::,::::::::::::::, ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `ヽ、l::::::::::::::::\
/´,.:´::::::,::::/ _____ |:::::::::::l:::::::::ヽ
/::::::/:::/,...::´::::::: |l:::::::::,:::::::}:::::`:::..、|:::::::::::|:::::::::::::.
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///::::::/::/:|__|_l::: |ヽ::::::|、-::|--、:|::: |:::::::::::|:::::::::::::::i グリフィスは元ネタでも王女を強姦していますし、
/' /::::::/::::ィ´::::| ∧::| ∨:| \} 从}:|::|:::::::::::|:::::::::::::::|
/ :':::::/:::|:::|:/{ ィ==ミ{ Y ィ=≠=ミ、:|:::::::::::ト、 ::::::::::| 犯した王女に何故か慕われている男です。
|::::イ::::'::::|{イ爪:::(_ 爪:::(_ }|:::::::::::| }l:::::::::::|
l:::; |::::|l:::|ト r;::::刈 {z::::刈 , ::::::::::::|_ノ::::::::: | 更に彼は恋人がいたキャスカも抱いているから、
{:/ |::::|l::从 Vzzり Vzzり /イ :::::::: |:::::::::::::::|
|' 八:::!Yム , |::::::::::::|:::::::::::::::| 寝取り男扱いしても問題ありませんね。
\〉リ:∧ |::::::::::::|:::::::::::::::|
|:::込、 `こ ´ イ|::::::::::::|:::::::::::::::| グリフィスをあっさりと殺したのは、視聴者に配慮して、
|:::::::::|::> < ||::::::::::::, :::::::::::: |
|:::::::::|::::::::::::::`:::T ´ ||::::::::::∧:::::::::::::::. .. 彼の処刑シーンを書くのを避けたからです。
|:::::::::|:::::::::::::/´| ,:::::::::::/、:::、::::::::::::::.
/::::::::::}> ´ ,:' /::::::::::{ `ヽ、::::::::::::.
,::::/:::::::| ,-、 ,..-∧::::::::::::| ,...::>-、:::.
{:/:::::::::八 {--- 、 / 、:::::::::| ///⌒}::::.
Y::::::イ |===ミ/ }:::: 从/::/ / |::::::::.
∧::::{ | / /::イ /::/ / ::::::::::::.
1957 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/10(火) 19:20:38 ID:4QQ7YOfJ
, ´  ̄ ` 、
/ /´ ̄` ヽ、 ヽ
, ケ´_ ニニニ ヽ ヽ
/ // `ヽ. ヘ `,
/ / , ヽl ',
i /i , ィ 'l l
', i l ト ヽ l ノ_ ヘ l
l 、 N,仁ミ ヽl/ィニヽヽ ハ
l ,ヽ、ヽ`'" 込メ 人 \
イ ヽ l ` ' / / \ ヽ
/ ノ iヘ 、 , /ノ ` 、 ヽ
/_ ノ () i 、 _ / -―- 、 ` ヽ
/´ //  ̄ ィ´ ヽ ヽ
/ ソ ,〈, , ヽ 、
l l ゝヽノ i / イ' l `ヽ ', ',
、 ヽ ソ´ヘ´_、 ,メ/ / l 、/ , ',
ヽ ,メ l/ ( ノ)´ / ,l ヽ i i
` / ハ ´ / 、l 〈 l i
〈/ ``ー 彡 l ヽ ,' ;'
/' =ー ´ , l \ / /
ハ、 ノ/ l \/
l メ 、、 // /l _ - ミ、
/ ヽ/二二≦ヘニi―<tェ‐ィ' l _ ‐ へ ' /
ヨヨ(出典:バハムートラグーン)
_
-=≦:::::::::=-、、
_,,二ヽ::::::>===- _
>''~:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`'<
/::::::::::/:::/::::::::::::::::::::::::::\::::::::::ヽ
,イ::::::::::/:::::ア ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 寸::::::::ヽ
. / :::::::: /::::::::/__________マ::::::::: ∨ / サブカルチャーでは、お姫様は人気なので、
'::::::::::::/::::::::/: /::::::::/:::: |::::::::|::: |:::::::',:::ヽ::::::::::∨
. |::::::::::/::::::::/:::::|:::::: ,|:::::: |::::::::|::: |:::::::::',:::::',:::::::::::'/ . 様々なお姫様のキャラが登場していますが、
. |/|::::/l:::::::::,::::: |:::::/.|:::::/|:::::::,':::::|:::::::::::}:::::}:::::::::: '/
. |l |::/ |:::::::::|::::: |:/`''トx |::::/、.斗匕⌒'!:::八::::::::::|l ヨヨは『嫌われ者のお姫様という条件なら彼女の名前が必ず出る』
|/ |:::::::::|::::: |.ィ≠‐ミ. |::/ |/,ィ‐≠ミノイ::::::::::::::::|l
|ハ:::: |::::: 《 んiい j/ ノ' んハ }}::::::::::::::::八 . と言えるほど、嫌われているお姫様のキャラです。
. ∧:::',:::::{ 乂ツ .乂ソ 从:::: /|:∧ `
. ,イ:::::ヽヘ从////, ///u イ:::∨:::}'::::ヘ
/:::::::::ヘ:::ヘム u /::::/:::::::::::::::ヽ
. , イ:::::::::::/:::::ヘ::::',::ゝ、 (`ニニつ U.ィ::::::,':::::::::::::::::::::::ヽ
, イ:::::::::::::::::/:::::::::::',::::',::::::>。、 ,。<:: |::::::{:::::::::::::::\:::::::::ヽ
/:::::::::::::::::::::/::::::::::>}:::::} } ≧≦ { |:::::::l<:::::::::::::::\::::::::ヽ
_
i! ,...::::::¨::::::::::::::`::.=- 、
ヽ`ー'´:::::::::_ - −-ヽ:::`::ヽヽ
/ ̄:::::::/::/' ´ _ - _ ‘,:::::‘,ヽ
,イ:::::::::/:::::l:/ , -.T::i:::::::iヽ、ヽ::::::::‘,::::::i!::.‘, 婚約者がいる王女が強姦されたからといって寝取られるのは
//:::::::/:::::::/::::/:::l::i !:::::i!-廾Tヽ¨:::i!::::::::i!:i:.‘,
. /:::::::////::::/i T l {:::::::{ ,ィ示心ヽ::i!:::::::i!::l:::i! . 不自然極まりない事ですが、彼女のAAを使用すれば、
{:::::,イ::i/,イ::i::::/ ,ィf心 ヽ:::::l {kし/i )〉i!:::::::i!::::::i!
',::./ l::i!:::::{::i!:::l! {kしi ヽl 乂;::リ' '}::i!:::::::i!::::::i! 元ネタが繋がりで、あっさり納得できてしまいます。
',l {::ト、::::llヽ::乂ゞリ' ' ノ イ,:::::i!::::::i!
',l::::ヽi!::./iヽ _ ' i、__i!:::::i!::::::i!
/:::::::::/ヽl l´ ヽ u 人::::i!:::::::i!::::‘,
/:::::::::::./:::::;へ ヽ_ ノ ィ:::::::::::::i!:::::',:::::::‘,
/:::::::::::::::/::::,イ:::::::> , イ l i=、:::::::::ヽ::‘::,:::::ヽ
/::::::::::::::::./::::/ l:::::::::::::::r-ヽ` ´ l/ `ー-、_ヽ::::ヽ::::::::ヽ
::::::::::::::::::::/:::::l_-ヽ--- ' / .| ../ ///入::::::ヽ::::::::\
:::::::::::::::::/:::/// / / ` / / // / ヽ::::ヽ:::::::::\
、、
ヾヽ、 __
__ヽ:.ヽ, イ:.:.:.:.:.:.:.:.:≧..、
イ二:_:_:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ、
イ' /:.:.:.:.:,':.:.:/:.:, -ー――- 、:.',:.:.:',、
/:./:.:.:,':.:.:,'イ __ ヽ,:.:.',',
':.:/,':.:.:.:':.:.:.:' , イ´:.,:.:.:.:.i:.:i:.> 、i:.:.:.,:',
':./:.:!:.:.:.:!:.:.:.!':,:.:.:i:.:,':,':.:.:.:.:!:i!:.:.:!:.:.`!:.:.:!:.', . ヨヨはAAだけ出して台詞がありませんが、
i' !:.:i:.:.!:.i:.:.:.:!:.!:.:.:!:.!:i!:.:.:.:.:i:.ハ:.:.!:.:.:i:!:.:.:!:.:!
i:.:.!:.:!:.i:.:.:.:!:!i:.:ハ;!i:!',:.:.:./リ .!:,'!:.:.:i!!:.:.:i:.:! これは下手に彼女にしゃべらせると生々しいセリフになってしまうからで、
',:i!:.:!:.!:.:.:.i:!:',:.!:i!:i!:::',://':__リ_i;;;/!i:.:.:.i:.:!
'i.',:i!:i:.:.:.:!i,,レ==::::::::'::´::::::::::::`:i:.:.:.:!:.! 視聴者に不快な思いをさせないための配慮です。
! ',i',!:.:.:.i"::::::::::::: ::::::::::::::::i:.:.:.i:.:!
!:!i:.:.:.! r――, /!:.:.:i:.:!
!:i:!:.:.:i:.ゝ ゝ -イ , イ:.:!:.:.:.!:.!
,':.i:.:.:.:.!:.:.:.:i:.:>- イ!_:.:.:.i:.:.:.:i:.:',
,イ:.,':.:.:.:.:!:.:.:.:/;;! !;;'、:.i:.:.:.:.!:.,:.ヽ、
,.':.:.:,':.:.:.i:.:.i,イ;;;;;;;;;! ノ;;;;;;;i:.:.:!:.:!:.'、;,;,;\
,イ:.:.:.,':.:.:.:.!:.:.',;;;;;;;;;;;;;ヽ、 /;;;;;;;;,':.:.:',:.:',;;ヽ:.:.:.:.:',
1958 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/10(火) 19:21:56 ID:4QQ7YOfJ
/ア'⌒
_ -====- _//__
. >''":::::::::::::::::::::::::::::、:::::::::::::::::::≧=-
/:::::::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`マ::::::::::<
. /::/:::::/________.マ:::::::::::::\
. ,'::::|::::::|::_:::::: |::::::::::::::::}:::::: |:::::::::::::::::::::ヽ また、このスレは健全なので性描写等はカットしているので、
. |:::::|::::::|´从`~''l::::::::::::: /__:|::::::|:::::::\::::::ヽ
. |:::::|::::::|.ィzzzzxハ::::ハ::/从:::/|::::::|::::::::::::ヘ`ヽ:', いきなりグリフィスのやらかしを女王に語らせるというやり方で
. |:::::|::::::|::|乂ソ V ノ'.ィ===ミ:::::∧:::::|ヽ::ヘ `
. |:::::|::::::|:ト、"" , ヒソ 八:/::::}:::八 ヾ', 話を進めています。
. |:::::|::::::|l、 ""イ::ィ::::|:::}:/
. |:::::|::::::|:)h、 `'t‐ァ' .イ:::::::|::/ 超展開に見えるでしょうが、健全スレなので、
. |::::::',:::::',:::::} 〕ハ { l |。<::::|:::::: |::{
. |::::::::',:::::',__}zz', ',.l l |-、::::::|:::::: |:::'/ . その辺りは、キング・クリムゾンが課程はすっとばしたと判断して下さい。
. /:::::::::::',::::::乂\', ', l |  ̄|:::::: |::::∨
/::::::>'´ マ::::ヘ\` ', /::::::/`寸\
. /:::::/⌒ヽ`xマ::::ヘ. {. ', ./::::::/}}/ マ::::\
/:::::/ ∧ `マ::: 八 .ィ==x 〃V ∨:::::\
. {::::::{ {: ヘ_マ:::ヘ`ヽ,ィi{::i:i:i:i:i> ∨ ∨::::::::ヽ
八:::: ! ', | マ::::∨ マ:i:i:i:/ \ ', ∨::::::::::ハ
)::::| ヽ| }:::从介i)< \ ∨:::::::::::}
,イ:::::::| | /イ:i:i:∧:i:ヘ\. \ ∨:::::::人
. /:::::::::::| /:i:i:i:i:i:i:i:i/ マ:iヘ. \ ヽ〉::::(
{:::/:: / \
:::{ i ヽ
:::| |`(_・)ミ u :. /\
:::| . :|  ̄`u (・):. / /
:::| : :| し ___ i / /
:∧ ∧ /++++{ .:|. / / /\
∧ ∧ ` ニニ 从. / / / /
==ミ:::..\ ι /:::ハ / \ く / /\
}ト、:.:.:>――く::/:::::::.. \  ̄ / /
、{ ・}<}ト、\、___ く::::_::::.. /\ \ .く /
ミ==ミメ、 ヾミ }::::}Y ヾ} / .\ \.  ̄
 ̄....:::::::) u : .人 {・}<!}}く \/
..::::::::/ ヾミ:く
し ι U :. このスレは健全だから、
U ,ィヘ____,.ィ i
し //ヽ_ ,ィl| ..::| / ̄\ . 課程はすっとばす。
u //┼┼┼{{..::::::| ./ .\
∠ニニニニニム): ::| / \
} l 、................. :::::| \ \
| | `ー==ミィ.:::::::| \ /
ij し ι U : ::| ..\ _ /
..:::|
___ ィ77777777>、 ::::|
///////////////////ヽ::/.. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
////////////////////.____________|
ト、/////////////> ´
:::::\/////////
:::::::::::二二二Y
===ミメ、人
:::::::::::::::::::::ヽト.、\
:::::::::::::::::::::::::|:::::> }
三三三≧=:/ /
┌┐ ┌┐ ┌┬┬┐ ┌┐┌┐ ┌┐ ┌┐ ┌┬┐ ┌┐┌─┬┬┐
┌┘└┬─┐┌┤└─┤││└─┤│││ ││ │└┐ ││├─┐┌┬┘└┴┐│││
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└┬│┌─┐├‐ ‐┼──┤│└┐┌┴┬─┐┌┘ ┌┘┌─┤│└┐├┴┼─┐┌┘
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└─────┴┘└──┴─┴─┴┘ └─┘└─┴───┴─┴─┴┘ └─┘
1959 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/10(火) 19:22:24 ID:4QQ7YOfJ
イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ \ \:::::ハ:.:.V
=ニ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ \ ! ´|::∧:.’
`ヽ:::::::::::::::/⌒ヽ/ __ ヽ、 、 !/ v‘,
ヽ:::::::: ′.:l \ 沙ゞ:.、 〉 /.〉 〉:〉
|:::::::ハ :.:〈 ’ ` ''''''"´ ィ'7´ /
|::::::::::::, ` __ {ゞ' /
__ j:::::::::::::::ー:, ノ´ ̄` 、¨´
/ ̄ヽ´ ̄`l l-- 、 /::::::::::::::::::| 、 、_ ‐:.:..__,>
>、 :, | | :, /|::::::::::::::ハ::| \ `丶..,_,:/
ニニゝ l | |__ /_ r!::::∧:::| ゞ! \ 、:,ノ´
ニニ{ /¨l/¨ l'¨¨l| }/⌒! ≧==- .,/`ヾ リ :, \ /
ニニニー' ー‐' ー‐'`¨/ |ニニニニニニニ′ : :> ., :, \__/
 ̄`¨¨ ==ニニ{ {ニニニニニニニ|: : : : : : : : :> ., /:.:.:.|.,__
// / `¨ 〉===-- r≦!: : : : : : : : : : : : :>ュ ':.:.:.:/、ニニニ≧=- .,_
/ /: : : : : :jlj: : : \: : : : : : :.:.:.:.:.:.:.:.:..ll 'j:.:.:/:.:.:.\:.:.:.:.:.ヽ> 、ニニニ
.′ / ヽ : : : : //: : : : : :\:...:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l|/ !:./:.:.:.:.:.:.:.〉 、:. :. \:. :. ヽ 、
/ / }: : : : jlj: : : : : : : : : 丶:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l| !/:.:.:.:.:.:.:/: : :ヽ:. :. :.ヽ:. :. \
ディルムッド・オディナ(出典:Fate/Zero)
ィ´ `_、
-=- / .:イ `
,。 "´ `' ´-‐=- 、
. , '´ -‐…‐- \ |i:
/ .:彳´ ,イ i| |i ト、 ヽ`ゝ、 :}. 八 .. 第一王女の婚約者で、婚約者を寝取られる上級貴族として
. ,イ |i" / .! /.| リ } ', }、 .:} :i|: ′ ヽ
. / .:. |i / レ |/| i| 'イ ハ !.:i|:. iト } ディルムッドに登場してもらいました。
{:. :i: |i / | /}′ }..:} : i!: I! } ′
. {::.:|: |i',ィ'"~゙゙` |′ '"~゙ヾ、 } :|:: };'′ 彼を選んだ理由は、婚約者を寝取られても視聴者から同情されないからです。
. |i::i|:. :}:/:/:/: ' :/:/:/;! :|! /
li::i|:.. 八 r‐ ┐ .:′.:|iイ 彼はケルト神話でやらかしているので、この点では同情できませんよ。
}::i|:. |i:、 ` 一 ..:j| .:::|i/,
リ|:: |i//::.... ..イ/イ .:::|i从
/ :リ::: },'////i:i: :爪'///,'{ ::W∧
. / イ:::: |'/>-‐}___{、‐、.从 :i|//∧
/ |i:::::. ソ". `{::::::::::::::}´ ヽ} :从'//∧
ィ´ `_、
-=- / .:イ `
,。 "´ `' ´-‐=- 、
. , '´ -‐…‐- \ |i:
/ .:彳´ ,イ i| |i ト、 ヽ`ゝ、 :}. 八
. ,イ |i" / .! /.| リ } ', }、 .:} :i|: ′ ヽ
. / .:. |i / レ |/| i| 'イ ハ !.:i|:. iト } それに、彼はFate/Zeroでもやらかしていますから、
{:. :i: |i / | /}′ }..:} : i!: I! } ′
. {::.:|: |i',ィ'"~゙゙` |′ '"~゙ヾ、 } :|:: };'′ この作品では、婚約者を寝取った男から
. |i::i|:. :} ' :;! :|! /
li::i|:.. 八 r‐ ┐ .:′.:|iイ 婚約者を寝取られた男に、チェンジしてもらいました。
}::i|:. |i:、 ` 一 ..:j| .:::|i/,
リ|:: |i//::.... ..イ/イ .:::|i从
/ :リ::: },'////i:i: :爪'///,'{ ::W∧
. / イ:::: |'/>-‐}___{、‐、.从 :i|//∧
/ |i:::::. ソ". `{::::::::::::::}´ ヽ} :从'//∧
1960 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/10(火) 19:22:58 ID:4QQ7YOfJ
. -=≦ミx _ -=======- _
. >:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`'く
/:::::::::/''"´ ̄ ̄ ̄`''<:::::::::::::ヽ
. /:/::::::/ ィ::: ̄ ̄:::::>x._|::::::::::|::::::',
/::/:::::/::::|:: |:::::::::|:::::|:::::::: |:::::::: |::::::::, . 今回は性描写や生々しい部分をすべてカットした。
. |::/:::::/:::斗-|、::::: |::―‐-、:|:::::::: | ::::: l
. |/|:::/:::: ,ィ竿ミ.}:::/芹雫ミx:::::::::::|:::::::::| 視聴者に不快な思いをさせないように配慮した寝取られでしたが、
|/|:::::《 {/し }/ {//(_ 》:::::::::/Y:::::::|
. Yゝ乂ソ .乂_ツイ::::::::l /::::::::| その所為で、中途半端な印象を持った視聴者もいると思います。
|:l ' |:::::::从:::::::::|
|:::)h、 マフ ,':::::::,'::::::::::::::'/
|::::::::|::≧―≦ /::::::/:::::::::::::::::'/ /
|::::::::|::::>/////:::::/ ヽ::::::::::::::V. /
,:::::::/'´´////'::::::/ zzzzV:::::::::::∨ /
/:::::/ /⌒/:::::::/≠ ― V:::::::::::∨
/:::::/| { / {::::::::{''´/ ⌒ヽ.V:::::::::::ハ
从:::|彡ヘ_ ゝ:::::} / } ',::::::::::::::l
〈: :只:ヽ / ):ノ. |. }::::::::::::::|
. / 7:ハ:ソ^ /. ハ }::::::::::::::|
_____ ,,-‐…‐- 、
´  ̄ミ´ ⌒\
/ ´´ ´ ´ ムイ⌒\ \ ヽ
. / / / / / l| ノlヘ、 `、)
l; ' ' ' ' lレャヤ〔l | | lト、 i'
|! i | | | l| 「' ァt‐jト、| l| ト、j
|! i | | | l| レノ,ィ圷}l |从j
|! i ト、j!''ー|ー‐ーlト、j ヽ {j 乂 でも、寝取り寝取られって、深く書くと見る方もきついから、
|! i | |'' ̄| ̄ l| /
|! i |/´| | l| ー' やはり、視聴者に対する配慮は大切ですね。
|! i | | | 入 /
|! i | | | 〈`¨¨¨´ そんなわけで、マイルドな寝取られを表現しました。
人 人 \
. / / / / _人_ \ .. それでは、この辺で解説を終わります。
/ / / / ,ィ≦ ̄ ̄ミt、 )
. ( ( ( 〃.:x====ミ、\)
\ \ \ {{: :ll: : : : : : : : : :ヽ〉
) ) ) {{: :ll: : : : : : : : : : :)〉
1961 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/10(火) 19:23:24 ID:4QQ7YOfJ
今回の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
1962 :
名無しさん@狐板
:2024/12/10(火) 19:24:40 ID:YY35Kg8Z
乙でした
1963 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/10(火) 19:44:12 ID:4QQ7YOfJ
>>1942
誤字修正
×私は侯爵家に臣籍降嫁する予定だったのでしたが、→ 〇私は侯爵家に臣籍降嫁する予定でしたが、
1964 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/10(火) 19:53:52 ID:4QQ7YOfJ
>>1950
誤字修正
×本来なら来年にヨヨ姫が結婚して、それに合わせて女王に即位するのが決定していたのに、
〇本来なら来年にヨヨ姫が結婚して、それに合わせて女王に即位する事が決定していたのに、
1965 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/10(火) 20:01:01 ID:4QQ7YOfJ
>>1951
誤字修正
×更に予定を前出しして、→ 〇更に予定を繰り上げて、
1966 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/10(火) 20:04:39 ID:4QQ7YOfJ
>>1953
誤字修正
×王国の民衆はこの事態が → 〇王国の民衆はこの事態の
1967 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/10(火) 20:11:28 ID:4QQ7YOfJ
>>1957
誤字修正
×元ネタが繋がりで → 〇元ネタの関係で
1968 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/10(火) 20:19:46 ID:4QQ7YOfJ
誤字修正をしました。
事前に確認しても投下したスレを見ると誤字がありますね。
1969 :
名無しさん@狐板
:2024/12/10(火) 20:28:32 ID:CRicxY10
乙です
1970 :
名無しさん@狐板
:2024/12/10(火) 21:07:43 ID:wTHz1SMO
乙
1971 :
名無しさん@狐板
:2024/12/10(火) 21:27:06 ID:CCPHr558
乙
1972 :
名無しさん@狐板
:2024/12/10(火) 21:42:19 ID:RakjaUJq
乙でした
1973 :
名無しさん@狐板
:2024/12/10(火) 23:40:13 ID:+0fLx/7l
乙
ラナーが暗躍してグリフィスがおかしな思想を吹き込まれるように仕向けたのかと思ったがそんな事は無かったぜ
1974 :
名無しさん@狐板
:2024/12/10(火) 23:46:17 ID:HU9MnP51
全知の神を戴きながら暗躍とか無理じゃろ
1975 :
名無しさん@狐板
:2024/12/11(水) 07:27:57 ID:ZlDpx6ir
乙です
やる夫スレでヨヨを見たの初めてかもw
1976 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/11(水) 08:30:46 ID:o7VDyEE1
>>1941
誤字修正
×傷者 → 〇傷物
1977 :
名無しさん@狐板
:2024/12/11(水) 13:44:02 ID:GfOKr0T9
誤字修正多すぎひん?
1978 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/11(水) 15:39:05 ID:o7VDyEE1
>>1977
投下したスレを見直したら誤字がやけに見つかりました。
誤字を減らすように、もっとチェックしておきます。
すいません。
1979 :
名無しさん@狐板
:2024/12/11(水) 16:25:33 ID:CjfuLI8y
まとめに直せって言ってるわけだし、負担掛けすぎてるよな
完全版どうこう言ってるわけだし
1980 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/11(水) 16:35:59 ID:o7VDyEE1
>>1979
確かにそうなので、誤字チェック用のテストスレを立ち上げて、誤字修正をしてからこのスレに投下した方がいいかもしれませんね。
1981 :
ADONIS
◆pWz0XGKEks
:2024/12/11(水) 19:23:57 ID:o7VDyEE1
誤字修正の為のスレを建てたので、そこで誤字修正をやっておきます。
1982 :
名無しさん@狐板
:2024/12/11(水) 20:28:34 ID:ecs3phyQ
乙でした
自分としては今話違和感感じなかったけど、作者さんが予防線を張るのは致し方ないね
だけど、グリフィスとヨヨのキャラ選定は上手いと思ったわ
1983 :
名無しさん@狐板
:2024/12/11(水) 20:42:11 ID:l6Elulfi
多分まとめの方だろうな
1984 :
名無しさん@狐板
:2024/12/11(水) 23:56:47 ID:htSHfFMF
他人の作品をただで並べてアフィってるんだからそのくらいまとめブログ側が頑張って修正してもいいんじゃないかとも思うけどどうなんだろ
1985 :
名無しさん@狐板
:2024/12/12(木) 04:59:13 ID:yosVCGBc
流石に限度はあると思う
そもそもここは下書きで本番は全てまとめブログ側に丸投げしてるんだし
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