きよひーは原始時代を生きるようです【オリジナル】

1 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/13(日) 12:52:44 ID:wcJ8BBAV: .　　　 _
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【注意】

・このスレはオリジナルです。

・更新速度は遅くなると思いますが、大目に見てください。

・雑談等はOKですが、スレが荒れないようにお願いします。

・まとめフリーですが、一切の責任は負いかねます。
1591 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/26(火) 00:45:47 ID:sSYX0aCu: 　　　　　　　　　_,,,,---―‐---,,,,_
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　　　　ヽ .|　　 ,--､　　 ,--、　 |　/
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　　　 |　　　　 `ｰ ´ 　　 `ｰ ´ 　　　 |　　　ここは緑の里だから関係者以外は出ていった方がいいぞ！
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　　　　　　　＼　　 (二ニ二)ヽ／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「ここ緑の里だったんですか」＞イレイナ
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　　　　　　　 /　　 |＼―／|　　ヽ
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　　　!､ /　! |　 !＼　　＼ヽ　　　　 `　　　　　　　　 /／　　ｲ∥　ﾔﾔ======＜二二二二
　　　　ゝ＼_」ｉ　 j　　`‐---ヽ　　　　　　　　＿　 u 　 7　　　／ l /! 　ﾔﾔ
　　　 /　｀f´　γl　　　 l｀､　　　　弋 ‐ ￣　ノ　　 ∠ -‐ '´　　ｲ　!　　ﾔﾔ
　　／／　|　　/ !　　　　 i　｀､　　　　￣　　　　／′　　　　/　l 　　ﾔﾔ　　　　　　そ、そういう事ならここから立ち去りますね。
.／／ ,-‐ '__i´_ ,j　　　　i: , ===､､　　　　　　　ｨ_´_/ /　　　　∥ /　　　､ﾑ
／'／: : : : : : : : i　　　　 l´; ;/(　|　＞､　＜ ∥､/ /　　　　 ∥/　　　　　|　ﾑ
//: : : : : : : : : : :|　　　　　 l､;/　＼　　　　　　　 l　/ /!　　　　 ∥　　　　　 /　　ﾑ　　　　　　　　　　　　　　　　「ああ、その方がいい」＞罪人
/::::／二ﾆｭ､ : : i　　　　 i: :､　　＼　　　　 i/! / !　　　 ∥　　　　　/　　　ﾑ
!::/ﾆ二二二ｭ､: l　　　　　　!: : :､　　　＼　　　 /　! ｌ .l 　　　 !　　　　／ヽ、　　　ﾑ
/ﾆﾆ二二二二ｭ! 　　　　|: : : :､　　/´ｉ　　 /´i　､､､　　　　!　　／: : : : :i　　　　ﾑ
.二二二二二二i　　　　　　l: : : : : ､./　 !　　l 　l　　 l‐‐‐‐‐‐‐‐ <: : : : : : : : l　　　　ﾑ
1592 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/26(火) 00:46:04 ID:sSYX0aCu
1593 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/26(火) 00:46:41 ID:sSYX0aCu: ttps://www.youtube.com/watch?v=tZmPRMw2t6E

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　未開拓地帯　狩猟民族の集落

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|! |!　γﾆ=-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|｀ヽ´　/´￣　｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　／＼　　｀ヽ＼　　､
　　　　　　　　　　　　　　　ｰ=彡' / /　｀ヽ＼　　　 `ﾆ=‐
　　　　　　　　　　　　　　ｰ=彡'　,′　/| ﾄ､　　ヽ　＼
　　　　　　　　　　　　　　　/　/ |　斗‐j､l　　|斗‐j､`ｰ-`ｰ-
　　　　　　　　　　　　　　厶ｲ　 |　!,ｨ=ﾐ､ﾚ|　ｌ,ｨ=ﾐ､＼`ﾆ=‐
　　　　　　　　　　　　　　　厶イ乂|亠亠 .乂|亠亠 |ヽ`ｰ‐　　　という訳で、緑の里なら食料が沢山ありますよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　从爿　　　　 !　　　 'ｿ从|.
　　　　　　　　　　　　　　　　　|个ﾍ　┌=ﾆﾆ=┐　/イゝ.　　　　そこから取ってくれば、楽に食料を得られます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　|∧ｲ!＼`ｰ― ‐' ／＼|
. 　　　　　　　　　　　　_ xz≦ﾆ/ﾆ|ﾆ∧`ｰ--‐'小、_
　　　　　　　　　 xz≦ﾆﾆﾆ二/二l|ニﾆ＼_／ﾆ/二ヽ≧zx
.. 　　　　　　　/fﾑﾆﾆニ二./ニﾆ.!ニﾆ／＼=/ﾆﾆﾆl!ﾆﾆﾆ｀ヽ
.　　　　　　　/ﾆﾆﾑﾆﾆニ./ﾆﾆニlﾆ／〉‐〈 /二二/ニニ二∧
.. 　　　　　/ﾆﾆﾆ.ﾑ二二＼ﾆﾆﾆ∨. / 　 /ﾆﾆﾆ./ﾆﾆﾆ二/ﾆﾊ
.　　　　　　/ﾆﾆﾆ二l|ﾆﾆﾆ二.＼t二∨ 　./ﾆﾆﾆ./ﾆﾆﾆ二/二ﾆﾍ
. 　　　　 /ﾆニ二二|ﾆﾆニ二二＼二＼/ﾆニ／ニニニ/ﾆニ二.|
　　　　　/ﾆﾆﾆﾆﾆニ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ`マ/ニ／ﾆニ二二7ﾆﾆニ二|
. 　　　/ﾆニ二二二|ﾆﾆﾆﾆﾆ二二二/_／ﾆﾆﾆﾆニ二7ﾆﾆﾆﾆニ|
　　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆニ二|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ二二二7ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|

　　　　　　　　　　　二級魔法使い　パリストン＝ヒル

【審議中】
　　　 ∧,,∧　 ∧,,∧
　∧ (´・ω・) (・ω・｀) ∧∧　　　　どうする？
(　´・ω)　Ｕ) ( つとﾉ(ω・｀ )
｜　Ｕ (　　´・) (・｀　　)　とﾉ　　　確かに簡単に食料を得られるならありだよな。
　ｕ-ｕ（l 　　 ) (　　　ﾉu-ｕ
　　　　 `ｕ-ｕ'.　`ｕ-u'

　　　狩猟民族たち

【可決】
　　　　　 ∧,,∧ 　.∧,,∧
　 ∧∧(｀・ω・´)(｀・ω・´)∧∧　　　　よし、決まりだ！
　(｀・ω・´).∧∧) (∧∧(｀・ω・´)
　｜　Ｕ (｀・ω・´)(｀・ω・´) とﾉ　　.　緑の里から食料を確保するぞ！
　　ｕ-ｕ　（l 　　 ) ( 　　　ﾉ u-ｕ
　　　　　　`ｕ-ｕ'　 `ｕ-u'
1594 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/26(火) 00:47:28 ID:sSYX0aCu: 　　　 ┏┓　　　 ┏┓　　　 ┏┓　　　 ┏┓　　　 ┏┓　　　 ┏┓　　　 ┏┓ 　　　　 ┏┳┓
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　　　　――――∧＿∧
　　＿＿＿＿＿(　´Д｀)
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　　　―――（＿_）　　　　　　　　　　　　　　　―――==○====○=====X二＞
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿/　（＿_）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　―――（＿_）　　　――――∧＿∧
　　　　　　　　　　∧∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿(　´Д｀)
　　　　　　　　　 (#ﾟДﾟ)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　―――==○====○=====X二＞　　　　全部奪えーー！
＜二X=======と/:::::::]つ　　　　――――∧＿∧　　　　　　　　　＿＿/　（＿_）
　　　　　　　　 /;;;;;;;;i;ゝ　　＿＿＿＿＿(　´Д｀)　　　　　　　―――（＿_）
　　　　　　　　　（_/`Ｊ　　　　　―――==○====○=====X二＞　　　　――――∧＿∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿/　（＿_）　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿(　´Д｀)
　　　　　　　　　　　　　　　　　―――（＿_）　　　　　　　　　　　　　　　―――==○====○=====X二＞
　　　　――――∧＿∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿/　（＿_）
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　　　―――==○====○=====X二＞
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　　　―――（＿_）
1595 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/26(火) 00:48:05 ID:sSYX0aCu: 　　　　　　　　　　　　　　　　＿　　　　　　　　　　　　 __rｨ=ﾆﾆﾆ=ｭ､
　　　　　　　　　　　　 {　　　｀　‐=- __　　　　　_iﾆヽ＼ﾆﾆﾆﾆlﾆｭ､
　　　　　　　　　　　　　 '､　　　　...........ヾ=ｭ､_r‐-=ﾆﾆ=ｭ　ﾏﾆﾆﾆ〉ﾆｭ、
　　　　　　　　　　　　　　　､　　　　...............｀ヾﾆﾆ=ｭ､,_ヾ=ｭﾏﾆﾆ}=ﾆﾆｭ､ｨｧ
　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　..............r‐‐ヾﾆﾆﾆﾆ=ｭヽﾏﾆ〉　ゞﾆｧ'§
　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　 __...../,　/　､ヾﾆﾆﾆﾆﾆｭ､ﾞi　　　　。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣ /::://　{ｉ､　ﾄiゝヾ.ﾆﾆﾆﾆﾆｭ､.＿_　 {ii}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝi_.{!　.i!__ゝｉ､赱｀!　ヾﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=ｪｭx_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　i! i ､ {.,ゞ',　　∠／　 ',￣、..........................ノ　　　　あれが盗賊団か。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　k_　ｌ人　-‐　.ｲ　　 }　 ',................ _ ‐"
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　|. ｀ ‐'´/ 　 _ ｲ　　 ' ,￣￣　　　　　　　　本当に蛮族としか言いようがないわね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　iゝ lヽ,{_,ｪｲ,/ﾆﾆｭ.　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｉ　|　/ / ゞﾆ/ﾆﾆﾆﾆ!　ﾍ　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {　iｭ.ｉ l{　i.ﾆｲニﾆﾆﾆ}　ﾍ　',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }､ i､/_ヽ {.〈ﾆﾆﾆilﾆﾆ}　}i }　i}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 iﾆl｀i /! ｉ} }.ﾆ{ﾆﾆﾉﾆﾆﾆ!i !i／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 iﾆ{　 || .iﾉ }.ﾆ|ﾆ/ﾆﾆﾆﾆ} /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{ﾆﾆ!　||.i{　(.ﾆｲﾆﾆﾆﾆﾆ }　　　　　　　　 __＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / ﾆﾆ}　|| ヽゝ{/ ﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾊ　　　　　　／........./r‐‐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　i ﾆﾆﾆ〉.{{　 }ﾆi ﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆ!.　　　／............../　{＿__／l　　＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿/ﾆﾆ /__.{{ 　 !l{ﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆ〉-､／, '´／＿_r‐　　　￣　‐‐´ {
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_/　　　　｀　''''〈}ﾆｪｭ/.iﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／　,//　／　＿／　　／　　　　￣　‐
　　　　　　　　　　　　　　　　　/´　{　　　{ 　　〈lﾆﾆ.|￣ヾ､￣／　 ,ｲ//／／　　　　　／　　　　　　　二
　　　　　　　　　　　　　　　 {　　 ',　　　｀、　　 {lﾆﾆ.i　　　_ヽｨ､_　 ,ｲ/./　/　　__／　/￣　　　　　　　_/
　　　　　　　　　　　　　　　　 ',.　　 ', 　　　 !　　〈ｌ.ﾆ.|　 ,./// ｨ_ 〕ｲ././＿／　/　　　　　　　_／　　　＜
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　{　　　　　　　　　　　　　__ 二二.',　　',　　 |-‐ ､‐￣ゝ＿＞'´ﾆｭ､＼＿　　／　　　／￣　/二
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1596 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/26(火) 00:49:01 ID:sSYX0aCu: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミ　　　　　　　　　　　　　　　,､,､
　　　　　　　　　　　　　　　　　ハ　　　　ﾐﾐﾐ　　ﾐ　　　　　　.:..　　　 .:.:淡爻:,
　　　　　,.,.,.　　　　　　　　　　从ﾊ　　　ﾐﾐﾐﾐ　ﾐﾐ　　　　　.:;';':.　　 .:淡淡戀ﾊ
　＾^'㍉'´.:.:.:ミx　　　　　　　　从从　　　ﾐﾐﾐﾐＶﾐミ　,.,.,.,.　,;;';';';';',,　,:淡淡戀淡
　.:.:.:.:.:ｼ.:.:.:.:ｨzzzzzzzzzzzz/三三ﾍzzzzzzzzzｭﾐﾐﾐノ.:.:.:＿㍉|/／ ,淡淡l戀l淡　,;';',　.....
-ミ;';';';';';';';'///气///////====ｨ/////////∧∨.:.:／xヘ￣＼Ｙ淡戀鑾鑾淡;';';';',.: .: :..
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V／ﾍ|/／ＶΥ^Ｙ´＼|/／─┐　|ヽ|/Ｙｚzｚｚイ‐┬ｒ┬── ┬イ|ｧ─ｰャﾍV|/`|i'ﾟ´‐｀`'|i|''´─
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　緑の里

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |i｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |i　 | 　　ｲﾔｰ!!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧|i＿|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾀﾞ､ﾀﾞｯｺｽﾙｶﾗ
　　　　　　　　　　　｡･ﾟ･｡∧∧｡･ﾟ･｡　(ﾟへﾟ||)　　　∧∧　　　 ∧∧　　　　∧∧　　　ﾐﾉｶﾞｼﾃ…
　　　　　　　　　　　　　　(>_<*)　　　 (　つＯ　　(>0<*)　　　(ﾟ-T*)　　　 (ﾟヮﾟili)
　　　　　　　　　　　　　　ミ三彡　　　 |　　,,）～　ミ三彡　　　ミ三彡　　　ミ三彡
　　　　　　　　　　　　　　(＿__,,）～　し｀Ｊ　　　(＿__,,）～　 (＿__,,）～　(＿__,,）～
""""")... .. .. .. .. ..... . .. .(""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　緑の里の住民たち
1597 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/26(火) 00:49:39 ID:sSYX0aCu: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｪ=ﾆ=ｭ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　__,ｪ=ﾆ二二二ﾆﾆｭ､＿ ,
　　　　　　　　　　　　　　　　lﾆ二二二二ヽl二二二二/¶
　　　　　　　　　　　　　　　 /二二二二二､ﾆｭ´ 　　　 §
　　　　　　　　　　　　　　 r=ﾆ二二二二二二ｭ､l.　　　　 {ii}
　　　　　　　　　　　　 /「.二二二二二二二二ﾆｭ.　　　　|ii|　　　　＿＿＿＿＿＿
　　　_,　xzzzzzzzzzzx､＿{ ＼二二二二二二二二二!　　　ゞ',xz=ﾆ二二二二二二二二ﾆ=ｭ、
二二二二二二二二二二/ｭ､ヽﾆ二二二二二二二二}ｪｪﾆ二二二二二二二二二二二ﾆ=- '"
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二二二二二二二二､ﾆl ヽ二二二ｭx　_　￣￣￣　　_／ .〉ﾆ)二二二二二二二ﾆ=‐ '
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二二二二二二二二二ﾆ=ｭ､　　｀￣ ' ===== ' ´　／二二二二二二二二=‐'"
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　　　　　　　　　　　　 /､ゝｌ........ｌ.､　　　_ __　　./_..'....∥....!..∨
　　　　　　　　 /_l ヽ__!.......ｌ: :ｉｭ。_　 _ ｨﾉ∨...../:i.......i...､∨
　　　　　　　　　 /l´ ,: : : | ......!: :!　＞.｀´r ' /,....../:/........iヽ.､∨
　　　　　　　　　　/ｒ'rｭ､ : : l .......|: ｉ ∥ i　 i /!/ ...//........../: :}...､∨
　　　　　　　　　/ |／､二ｭ､! . ....ｌ: :ﾚﾍﾍ∨//!ゝ､..{........._x ﾆﾆ､...､∨
　　　　　　　／} ｀〃´7 ､二|　.....i:ヽi　> |_| < ゝ-zz.-=ﾆ二/二i.....､∨
　　　　　　//　〉‐´ヽ'二ﾆｭ i　 ....i／:: ::/-|:: ::＼/...{ 二二/二ﾆi.....}ﾍ∨
　　　　　 ∥ ∥ 〉〈二二二ｭ1 ､＼:: :: / | !＼:: /...ゝ- 'ﾆ/ 二二i......}ﾍ∨
　　　　　 {i　,′(　 )二二二ﾆ! ＼ゝ-'::∥ |:: :Li....../〉｀l/二二二i.......} } }
　　　　 i!　i　　〉〈二二二 iﾆi ゝ_＼::∥♥i:: :: !....i二ﾆ}二二二.i........} } }
　　　　､ .!　 i!　ヽ二二二i 二二〉:∥!　 !:: :ｲ...!二ﾆ/二二二i､...///
　　　　　ヽ!　| ＼　＼二二i二二ｭ∥.i 　i ﾚﾍ!...!二/二二二ﾆ!ﾆ!//
1598 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/26(火) 00:50:18 ID:sSYX0aCu: 　　　　　　　　　　 _=ニ∠二∠.二∠二､ヾi∥,
　　　　　　　　　 =ﾆ=/.=ニ/.=ニ/=ニ｀ﾐヾ.!/／,
　　　　　　　　　ﾆ=ﾆ|ニ＝|ニ＝|ニ＝ミヾ∨彡;
　　　　　　　　　ﾆ=ﾆ|＝ニ|＝ニ|＝ニ三ｼ'ﾊミﾐ;
　　　　　　　　　 =ﾆ=',ニ＝',ニ=.',ニ=.彡/,'iヾ､,ﾞ
　　　　　　　　　 _=ニ∠二∠.二∠二､ヾi∥, ;,,i,;冫.i∥,
　　　　　　　　 =ﾆ=/.=ニ/.=ニ/=ニ｀ﾐヾ.!/／,.｀ﾐヾ.!/／,
　　　　　　　　ﾆ=ﾆ|ニ＝|ニ＝|ニ＝ミヾ∨彡;..ミヾ∨彡;
　　　　　　　　ﾆ=ﾆ|＝ニ|＝ニ|＝ニ三ｼ'ﾊミﾐ; 三ｼ'ﾊミﾐ;
　　　　　　　　 =ﾆ=',ニ＝',ニ=.',ニ=.彡/,'iヾ､,ﾞ彡/,'iヾ､,ﾞ
　　　　　　　　_=ニ∠二∠.二∠二､ヾi∥, ;,,i,;冫.i∥, ;,,i,;冫.i∥,
　　　　　　　 =ﾆ=/.=ニ/.=ニ/=ニ｀ﾐヾ.!/／,.｀ﾐヾ.!/／,.｀ﾐヾ.!/／,　　←米
　　　　　　　ﾆ=ﾆ|ニ＝|ニ＝|ニ＝ミヾ∨彡;..ミヾ∨彡;..ミヾ∨彡;
　　　　　　　ﾆ=ﾆ|＝ニ|＝ニ|＝ニ三ｼ'ﾊミﾐ; 三ｼ'ﾊミﾐ; 三ｼ'ﾊミﾐ;
　　　　　　　 =ﾆ=',ニ＝',ニ=.',ニ=.彡/,'iヾ､,ﾞ彡/,'iヾ､,ﾞ彡/,'iヾ､,ﾞ
　　　　　　　｀=二ヾ=二ヾ=二ヾ二"<;,,i,;冫　."<;,,i,;冫　."<;,,i,;冫

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1599 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/26(火) 00:50:54 ID:sSYX0aCu: 【審議終了】
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∧,, ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∧,, ∧ ･ω･)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∧,, ∧ ･ω･)　　 )っ　　 ♪
　　　　　　　　　　　　　　　　　　∧,, ∧ ･ω･)　　 )っ＿_フ　　　　　　　　　やったーー！
　　　　　　　 ♪　　　　　　∧,, ∧ ･ω･)　　 )っ＿_フ(_/ 彡
♪　　　　　　　　　　∧,, ∧ ･ω･)　　 )っ＿_フ(_/ 彡　　　　　　 ♪　　　　こんなに簡単に食料が手に入った！
　　　　　　　　 ∧,, ∧ ･ω･)　　 )っ＿_フ(_/ 彡
　　　 ♪∧,, ∧ ･ω･)　　 )っ＿_フ(_/ 彡　　♪　　　　　　　　　　　　　　　さあ、食料を持ち帰るぞ！
　 ∧,, ∧ ･ω･)　　 )っ＿_フ(_/ 彡
　(　･ω･)　　 )っ＿_フ(_/彡　　　　　　　　　　　∧,, ∧
　(っ　　)っ＿_フ(_/彡　　　　　　　　　　 .　　　 (　　　　)　　　　　♭
　　( ＿_フ(_/彡　　　　　 ♪　　　　　　　　　　 (　　　)
　　 (_/彡　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (ゝ. Οﾉ　　♭
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミ　ヽ_)
　　　　　　　　 ♪
1600 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/26(火) 00:51:58 ID:sSYX0aCu: 　　　　　　　　　　　　　　　　　＿　　　 __　　　　　　　　　　　＿　　 __
　　　　　　　　　　　　　　　　　＼_＼＿_/ /＿＿＿＿＿＿＿＿＼_＼_/ /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/＼丶/ / 丶丶丶丶丶丶丶丶丶丶 / /＼
　　　　　　　　　　　　　　　 /∴ .＼ゝゝゝゝゝゝゝゝゝゝゝゝゝゝゝゝゝゝゝ＼
　　　　　　　　　　　　　　　＼ ∵./ﾉﾉﾉﾉﾉﾉﾉﾉﾉﾉﾉﾉﾉﾉﾉﾉﾉﾉﾉﾉﾉﾉﾉﾉﾉﾉﾉﾉﾉﾉ/
　　　　　　　　　　　　　　　　 /ﾐ,,＼/彡＼:;,, :;,, :;,, ;;,, ;;,, :;,, :;,, :;,, :;,, :;,, :;,, :;,, :;,,＼
　　　　　　　　　　　　　　　 /ﾐ,,i"~　　 `彡＼:;,, :;,, :;,, :;,, ;;,, :;,, ::,, :;,, :;,, :;,, ::.. ::,, :;,＼
　　　　　　　　　　　　　　　/ﾐ／rf￣rf￣r`彡＼:;,, :;,, :;,, :;､.:;,, ::.. ::.,:.:;,, :;,, :;,,.:､, :;,, :;,＼
　　　　　　　　　　　　　　/／rf"~,rf"krf"kr/ﾞ彡＼:;,, ::., ::., ::.. :;,. :;., :;,, :;,, :;,, :;.. ::,, :;,, :;,＼
　　　　　　　　　／rf"krf"krf"rfソ/,,;;.,,`彡＼:;,, :;,, :;,, :;,, :;,, :;,, ::.. :;,, :;,, :;.. ::,, :;,, :;,＼
　　　　　　　　　　　／rf"krf"k,rf"kfソ'/,,;; ,,;; ,,;:`彡＼:;,, :;,, :;,, :;,, :;,, :;,, ::,, :;,, :;,, :;,, :;,, :;,,..:;＼
　　　　　　　　　　（（（（（（（（（（（（（ソ /,,;: ,,;: ,,;; ,,;: `彡＼:;,, :;,, ::.. ::,, :;,, :;,, ::., :;,, :;,, :;,, :;,, :;,, :;＼
　　　　　　　　　 /ﾐ,|川 ;/ﾉﾉ　|川.　/,,;: ,,;: ,,;: ,,;: ,,;: ,,`彡＼:;,, :;,, :;,, ::., :;,, :;,, :;,, :;,, :;,, ::.. ::,, :;,, :;＼
　　　　　　　　 /ﾐ ,,;|川/.ﾉﾉ　 |川 /,,;: ,,;: ,,;: ,.:: ,,;: ,,;: ,,;:`彡＼:;,, :;,, :;,, :;,, :;,, :;,, :;,, :;,, :;,, ::.. ::., :;., :;＼
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　　　　　　　 ∧,,∧ 　　　　　　　　　∧,,∧ 　　　　　　　　　∧,,∧
　　　　　　（｀・ω・）∧,,∧ 　　　（｀・ω・）∧,,∧ 　　　（｀・ω・）∧,,∧
　　　　　　 < >(ニＯ┏━=з 　　< >(ニＯ┏━=з 　　 < >(ニＯ┏━=з　　　盗賊団の討伐だ！
　　　　　ッッ) ,_lﾐl !､　　ﾞｉ.　　　ッッ) ,_lﾐl !､　　ﾞｉ.　　　ッッ) ,_lﾐl !､　　ﾞｉ
　　ミ_（⌒~(, (__)|｀ッ　ﾄ,o_o).⌒~(, (__)|｀ッ　ﾄ,o_o)（⌒~(, (__)|｀ッ　ﾄ,o_o)　　　皆殺しにしろ！
　　　 (,　l!､￣| |ッ　　(, 　　(,　l!､￣| |ッ　　(,　　　(,　l!､￣| |ッ　　(,
　　 _ッ／ッッ~'''''''(, ッ~ﾞｉﾞｉ _ッ／ッッ~'''''''(, ッ~ﾞｉﾞｉ. _ッ／ッッ~'''''''(, ッ~ﾞｉﾞｉ
　　(,ッ　　ﾞｉ_)　　　|_|ﾌニッ(,ッ　　ﾞｉ_)　　　|_|ﾌニッ (,ッ　　ﾞｉ_)　　　|_|ﾌニッ
　　　　　　　　　ッ_) 　　　　　　　　　　ッ_) 　　　　　　　　　　ッ_)

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　王国戦士団
1601 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/26(火) 00:52:32 ID:sSYX0aCu: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿,　　＿, 　　＿　　＿　　＿　　＿,　　＿　　＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |_|_|　　 |_|_| 　　 |_|_|　　 |_|_| 　　 |_|_|　　 |_|_|　　 |_|_|　　 |_|_|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|￣|＿　|￣|＿　|￣|＿　|￣|＿　|￣|＿　|￣|＿　|￣|＿　|￣|＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　＿|　|　＿|　|　＿|　|　＿|　|　＿|　|　＿|　|　＿|　|　＿|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|＿|　　 |＿|　　 |＿|　　 |＿|　　 |＿|　　 |＿|　　 |＿|　　 |＿|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∧,,∧　　　　　　　　　 ∧,,∧　　　　　　　　　 ∧,,∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧,,∧（・ω・´）　　　 ∧,,∧（・ω・´）　　　 ∧,,∧（・ω・´）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ε=━┓Ｏニ)< > 　　 ε=━┓Ｏニ)< >　　 ε=━┓Ｏニ)< >
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　ノ lﾐl_, (ヾゝ　　　./　　ノ lﾐl_, (ヾゝ　　　./　　ノ lﾐl_, (ヾゝ
　　　　　／■＼　　　　ｳﾜｧｧｧｧ！　　　　　 (o_o,ｲ　ヽ´|(__) ﾉ~⌒）(o_o,ｲ　ヽ´|(__) ﾉ~⌒.(o_o,ｲ　ヽ´|(__) ﾉ~⌒）彡
　　　　　（ﾟДﾟ　；）　／■＼　　　　　　　　ﾋｨｨｨｨ！　　..ﾉ　　ヽ| |￣ノl　ﾉ　　　ﾉ　　ヽ| |￣ノl　ﾉ　　ﾉ　　ヽ| |￣ノl　ﾉ
　　／■＼　⊂　　（；´Д｀）　／■＼　　　　　　　 / /~ヽﾉ'''''''~ヽヽ＼ヽ_ ./ /~ヽﾉ'''''''~ヽヽ＼ヽ_ / /~ヽﾉ'''''''~ヽヽ＼ヽ_
　　（´Д｀；|）/⊃　⊂_ ⊂　丶（´Д｀；,）　　　　　　　　；;,;∴ﾌﾞｼｬ　　 (_/　　ヽﾉヽニﾌ|_|　　　(_/　　ヽﾉヽニﾌ|_|　　　(_/　　ヽﾉ
　　ゝ　　　/　　(´⌒;;;Ｙソ　　と_ ⊂ﾉ(´⌒;;;　　（ﾟДﾟ.;..　　　　　　　；;,;∴.;..'-　　　 (_ヽ　　　　　　　　　　 (_ヽ
　　し　Ｙ人　(´⌒;;;／■ （＿）Ｙ　人ヽ≡≡(´⌒;;;　　　　‐ｸﾞｴ＝;..'；;,;∴.;.⊃
　　　（＿）'し　　　⊂（ﾟДﾟ　；）（＿）　ソ　≡(´⌒;;;　　　　 ⊂（ﾟДﾟ.;..'；;.,;∴.

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾋｭﾝ　　　　　　　　　　ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ！！！
　　　　　／■＼　　　　　　　　　　　・―‐―＝─　-　- 　　ﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾝ
　　　　　（ﾟДﾟ　；）　／■＼　　　　　　　・―‐──　　　二＝─　-　-　　　　・―‐―＝─　-　- 二＝─　-　-
　　／■＼　⊂　　（；´Д｀）　／■＼　ｳｱｱｱｱｱ　　　・―‐――　＿-ﾋｭﾝ―─　-　-
　（´Д｀；|）/⊃　⊂_ ⊂　丶（´Д｀；,）　　　　　・―‐；;,;∴ﾌﾞｼｬ＝─　-　-　・―‐―　　二＝─　-　-
　　ゝ　　　/　　(´⌒;;;Ｙソ　　と_ ⊂ﾉ(´⌒;;;　　（ﾟДﾟ.;..　　・―‐―＝─　-　-；;,;∴.;..'-　-　・―‐―二＝─　-　-
　　し　Ｙ人　(´⌒;;;／■ （＿）Ｙ　人ヽ≡≡(´⌒;;;　　ﾁｭｲﾝ　　・―‐ｸﾞｴ＝;..'；;,;∴.;.⊃＝─　-　-
　　（＿）'し　　　⊂（ﾟДﾟ　；）（＿）　ソ　≡(´⌒;;;　　　　　・―‐― ⊂（ﾟДﾟ.;..'；;.,;∴.─　-　-ﾁｭﾝ
1602 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/26(火) 00:52:56 ID:sSYX0aCu
1603 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/26(火) 00:53:28 ID:sSYX0aCu: ttps://www.youtube.com/watch?v=438MFLNDnvc

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.ｨミ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /彡巡}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｨ彡'　　Y　　ｲ　_,,...,_　／}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　'"rX二〉!　　/ jⅥ彡ミﾐヾ〈
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,. ィベ _ィﾍ　入_!／'/'￣ﾏミヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 /: Tﾍ: ヽ':`イｨ/;'/　／/￣､'ｲﾄﾏヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ: γfｧ┴-／ｲ'/　/　　､　.:! 　ﾔ｀
　　　　　　　　　　　　　　　　／; ィ´､_>=,ｲ// ﾙ! ∧ 込　ヽ:.:i:/　 }
　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ: {　ヽｨﾍｲ巛'{　 /!.'　ﾍ　 ∨, ┴-､f
　　　　　　　　　　　　　　　`ー,≦┤∧"{iﾘ　./:;:{、.　ﾍ /　,. -- ､}
　　　　　　　　　　　　　　 f:´ﾒ　／'"　‘，　 /　:;:;:;:ヽ、/／ !　　　!
　　　　　　　　　　　　　_r:'"〈／　　　　 ‘，/　 :;:;:;:;:;:;＞;ﾍ /　　　ﾄ
　　　　　　　　　　　_У⌒'　　　　　 ‘，　 :;／´ ／,ｲ' ､.,.,ヽ',.ｨ〉
　　　　　　　　　　　　 >　./　　　　 /　　/ ｀ｰ＝==イﾘヽ＼"｀` ノ　　　　　　　ト､　__ ／}
　　　　　　　　　　　 __}心{　　　: : : ﾍ　/　　 /　　　/　　ﾒ:廴￣　　　　　　ィ彡>∠《ヾ,x'
　　　　　　　　　　　}ﾆﾆ〈　＼　: : : ! ‘，　／　　　入_メ; : : :ヽ,　　　　　彡f:;:;ﾊ,. ,ｿヾﾊヽ
　　　　　　　　_　　,仁ﾆ/＼.　＼: : :　 }／　　　／　／ﾍ: : : : >　　　　　　ノ:;:;〉二ヾ’/.!i
　　　　　　　,ｨ‐'、 |ニ'/　　＼　｀ヽ､_, -､_,. ＜　／　　 ,'{ : : 〈　　　　／;:;:;:/　 :ヘ/ / !
　　　 xｨ_,.ォ}=ﾍ　lﾆ' {　　　　｀ヽ､ //¨､∨_＞"　 ,.　　 i i: : : :〉　　　fr￢こi:{ヽ／ﾚﾒ　ﾄ､
　　　ｲ'/ ヽﾔニ､ヽﾚハ　　　　　　 LT二fﾁ／二/　　　 }.ﾏ: :f　　　　ヾ´:;:;:;:;水才.: ＼ヾヽ)
　　 /二ヽﾊ∨　i.:ﾉ {ﾆ{ 　ヽ　　　　 | 　 !' ／　 /,.　　　 .! ﾏ;i;!　　　〈;:ﾒ'　/　､　　　 /ヾ´
　　 .{ ､r K'イ ∨/仁､ﾏ!　　　＼;';　　!　 .!/　　,:;:'　　　　 !ﾐﾏ;!　　　 ,.入;　/　　 ∨　 /　.!ヽ
　　　≧彡＼__,ゞ三≧.i　　　　　｀ヾ;.!　 .!　　 ,:;:　　　　 /∠ﾐヽ　　ｲ:;:;:;:イ'　i　　 ! ,ノ　 / .λ
　　 \圭' :.:.　| 　ﾔ: ヾﾆ! ./　　　　　 i 　 !　　 ;:;　　　　λ'ﾆﾆ∨ 　 {;:;:;:〉、＼i　　　 !　　／〉
　　佳ｱ､_､ヽ／ ,. ﾍ:.:.:} Y　　 . . ／　ﾍ　ﾄ､、　ヾ　　　 ,i;i;「¨¨´　　 !:/'i　＼　｀　 .,_L_,／　／Y
　　iｱ/｀ヽﾆｰr'",.∠ ﾔ:!./　 . : :/　￣ナ≧ｲ＼　　　　/;i;i;! 　　　ﾉ《:;|　　｀　.,_　∧_,. ィ　　 }
　ﾉ《;! 　 ,　i¨¨! /　{ }y!{　 . : :　　　ィ圭/｀`!　　　　 ,ｨミ!ヾ`　　　 fｲ-ヾ!　　 ┬､ ┐¨r　　/　 ′
　｀¨¨i　 ´ヽ.i　ﾄ,r　 Y　 !　　　　／圭Ⅳ　　.!　i　　 ,佳ﾐ{　　　　　 `┬'’i　　　 i　､}　j ,ィ"′ ′
　　　 Y´/ メ=ﾍ! 　ﾉ! ./　　 /./ Y圭ﾐ{、　　ヽ|　　佳圭i、　　､_,ｨ　!;:,　ﾍ　　　i;　i_,/､ヽ.:　 !
　　　ﾉ ' ハ:;!　ヽ. /;ﾘ .＼　　ヽ. l圭ﾐ/　　　 /　 .{ Y圭/　　ﾒ;:;:;}　!;:;＼.ﾍ　　;' ./=-"ﾉ:.:ヽ/
　　 /　 Y j;f 　 {　il'　　ヽ　　{　!圭f　　　 /　　ヽ!圭!　　　｀};:;:ﾑ. i;:;:;:;:;≧　　/--=/j:.: , ′
　　　　　　　　　　　　　　ﾍ　＼圭|,、　　ﾊヽ:,　　〉i;i;!　　　/:::::::::::. !;:;:;:;:;:/'　〈:i:i:iｱ f.:　{
　　　　　　　　　　　　　ﾍ　　ヾ　ヽ　　 } ;:'　 f　　　　　i.:.:.:.:.:.:.:. };:;:;r"ゝ,　 Y:!　 }:　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　{　　 _　,ノ.　　,′　 .!　　　　　　　　〈;:;:;:i、 .ﾊ　 |:　/　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　｀¨´　｀　　　　　　　　　　　　　　　　　ヾ:;:;ヽj:;j　 !　'　 i

　　　　　　　　　　　　　　　　 |! |!　γﾆ=-
　　　　　　　　　　　　　　　　 |｀ヽ´　/´￣　｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　／＼　　｀ヽ＼　　､
　　　　　　　　　　　ｰ=彡' / /　｀ヽ＼　　　 `ﾆ=‐
　　　　　　　　　ｰ=彡'　,′　/| ﾄ､　　ヽ　＼
　　　　　　　　　　　　　　 /　/ |　斗‐j､l　　|斗‐j､`ｰ-`ｰ-
　　　　　　　　　　厶ｲ　 |　!,ｨ=ﾐ､ﾚ|　ｌ,ｨ=ﾐ､＼`ﾆ=‐
　　　　　　　　　　厶イ乂|亠亠 .乂|亠亠 |ヽ`ｰ‐
　　　　　　　　　　　　　从爿　　　　 !　　　 'ｿ从|.　　　　 Y'∩Y　　　　王国戦士団の皆さん、
　　　　　　　　　　　　　 |个ﾍ　┌=ﾆﾆ=┐　/イゝ.　　　　 |│| |ヽ
　　　　　　　　　　　　　 |∧ｲ!＼`ｰ― ‐' ／＼|　　　　　　 |│|│|　　　見事な戦いぶりです。
　　　　　　　　　 _ xz≦ﾆ/ﾆ|ﾆ∧`ｰ--‐'小、_　　　　　／）.! !亅ｌ
　　　　　　　　　xz≦ﾆﾆﾆ二/二l|ニﾆ＼_／ﾆ/二ヽ≧zx 　　 i ,ｲﾆ=-　 }　　　これで盗賊団が一つ消えましたね。
.　　　　　　 /fﾑﾆﾆニ二./ニﾆ.!ニﾆ／＼=/ﾆﾆﾆl!ﾆﾆﾆ｀ヽ　 {　ヽ　　}
　　　　　　 /ﾆﾆﾑﾆﾆニ./ﾆﾆニlﾆ／〉‐〈 /二二/ニニ二∧ 人＿　　ｲ_
.　　　　　 /ﾆﾆﾆ.ﾑ二二＼ﾆﾆﾆ∨. / 　 /ﾆﾆﾆ./ﾆﾆﾆ二//ﾊ　_|三三三|_
　　　　　 /ﾆﾆﾆ二l|ﾆﾆﾆ二.＼t二∨ 　./ﾆﾆﾆ./ﾆﾆﾆ二/ニ二 |ニ二二二|
.　　　　 /ﾆニ二二|ﾆﾆニ二二＼二＼/ﾆニ／ニニニ/ﾆニ二.|ニ二二二|
　　　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆニ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ`マ/ニ／ﾆニ二二7ﾆﾆニ二|ニ二二二|
.　　　/ﾆニ二二二|ﾆﾆﾆﾆﾆ二二二/_／ﾆﾆﾆﾆニ二7ﾆﾆﾆﾆニ|ニ二二二|
　　　/ﾆﾆﾆﾆﾆニ二|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ二二二7ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|ニ二二二|

　　　　　　　　　　　__
　　　　　　　　　　//ﾊ､
　　　　　　　 ////;ﾊ
　　　　　　　　 //////ﾘ
　　　　　　　 ./////E!/
　　　　　　　////＞E}¨　‐ ﾐ
　　　　　　 //／　　　　　　　ヽ
　　　　　　//'　　　　　　　　　 ‘，
　　　　　 //;|　　　, -‐　￣ヽr;',
　　　　　///{　　 /　　　　　 _,.ｨ∧　　　　　パリストン殿、貴方の仕事も見事でした。
　　　　 f///ﾊ_ ﾄ廴＿,. z‐tヶｧ !iﾊ
　　　　 |//八ヾヾﾑゞ'′i ',　　.!ﾘ‘，　　　　おかげでこちらも上手くいきました。
　　　　 '"´　ヽ _ﾍﾑ. 　　λ　.i!へ｀}
　　　　　　　　ﾉ丿ﾍ'ﾑ　　 '´_　;!K㌢
　　　　　　　 '＜圭i｀､ミ､'_ﾆ´ｲ'/: :＼ｰ-tっ.-.-.-
　　　　　　　,. ﾍ/: :｀:ｰ＞-二イ : : : : }ヽ=----:-:
　　　_,. .＜: :０: ﾄ:､: : : : ,ヘ:|＜＼/:У:|　ﾏﾆﾆ!: :
　/:´: : : : : : :／: : :＼: /: : :l!:,.:-: ﾍ/: : ! 　 !ﾆﾆ!: :
./: :_:__:,.:ィ≦i＼: : : : :´: :`┐ : : : : : : : i_,.斗マ=!: :
:／:i: : : ｀iニﾑ.　＼: : : : : : :i: :_; =-　"´ ﾍノ oヾ､
: : : i : : : ﾔニ=ト _,.斗‐ '"´　　　　　　　　＼∨｀`
: : : :ヽ: : : У'"γ/ j　　　　　 ',　　　　　＞ー
: : : : : ＼∧∠､ﾟ〈 /　　　　　　　　',　_,.　 '"

　　　　　　王国戦士団のモブ戦士長
1604 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/26(火) 00:54:08 ID:sSYX0aCu: 　　　、　、..,_ .__-''" ￣￣｀ｰ.ll、　　　　　,γ,,┤
　　　λｰ-ｿ- ~.,,.....、... ￣"^-」l,｀ゝ、　　　lｿγy
　　、__,＞　　..,,,,. . ,,,,,__｀'>＞ｿﾆイ'ヽ、　 l ll l │
　　,ゝ／/∧--二＼ヘー,＼'l「＼ﾒγﾏ　ll l l │
_,／ ,./∥lﾄ i＼＼＜i丶＼_Y,∧ll＼ﾐﾐ.i　i 　ll l l　.l
　￣ l ｿ llイ＼从~'Ν>,ｘ--ﾏ'ｖ,＼ ^＼y ..l ∥!λ│
　　　l,l!.∨斗≧ﾒゝ l ＼ｨまｷｬミ辷,j｀ﾍ,l　∨ /　 │
　ｌ　 i刈i>∨!ﾟ. ..iﾞ'i. ゝ' "辷__{_ゞ　l＼A_.l　　;l.　　│　　　いえいえ、私の働きなど大した事はありませんよ。
　ll　 ,ｿ/liｽ. '´~~｀il 　　　　　　　　lﾉ!.},∧　;;;l　　.│
_」∟ iﾉlﾍl;il. 　　ヽ、　　　　　　　仁ﾅ廴＼ヽ　/　　　　実際に討伐されたのは王国戦士団の皆さんですからね。
┐「￣/ｲﾄλ　ャ-─---ｧ　　　/ﾉ＼Nﾒ::｀:::ヽ／　〉
　ll　　_,,ノー＼　｀マ二ア　　／/: : :「::::l::::::／　／:::　　　私は手順を整えただけです。
　ll　/　-￢‐-.ミ、.｀￣´　.／ /:: : : :i::::::l:::::::>::~::::::::::
_,,../　　　τ-ｪ_、｀ｰ-,ｪ,イ ,／: : : : :l::::::l::∧:::::::::::::::::
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匚二二ｺ_:::::::::::::::l:::::∨.＼¨/: : ∨:::::::::::l:::::::::::ヽ::::::::::
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　　　　　　　　　　,..､､、
　　　　　　　　　 {{{ミヾ＼
　　　　　　　　　 {巛ﾐxヾﾐ＼
　　　　　　　　　　ヾﾄf」ミﾐヾ＼
　　　　　　　　　　　_ﾐｿ-─ヾ､ﾐx
　　　　　　　／´　　　　　ヾ､ﾐx、
　　　　　　　 ./　　　＿_　　ﾄヾ､ヾ;､
　　　　　　　 i,.　'"´　　　｀ヽil!　ヾ iヾ、
　　　　　 j _,.ィ＝, tヶ､￣;i!ヽ､, ､iヾ＼　　　　しかし、彼らは何故いつも略奪に走るのか。
　　　　　　　匕:;tｹﾊ｀￣　 i!ﾐx' ,ﾍ }'､ヾヾ
　　　　　　　　λ　|、､　　 .i!ﾐ　ﾚ,ｲ＼､｀　　.　王国に移民しようとしないのか、わからない。
　　　　　　　　ヽ', ｀,ﾞ_,. ､　 i!`　 /　{__ ij
　　　　　　　　　 }ﾍ　二´ .ｲ'　／イ: : :ヾ
　　　　　　　　　＼ﾍ＝'"　イ: : : : : : :_≧=､
　　　　　　　　　　　f:｀ヾf: : :,､ : : : ／＜:⊂⊃＞ｰ.-.､
　　　　　　　　　 ,-/:/:ヾ!:∨: :ヽ／: : : ／ﾆﾆ＞:-:､: :_:_≧.x､
　　　　　　　　 ,.ﾚ／:_:ノ: : :ヽ／: : : ／ﾆﾆア : : /: :／: : : : : :ヽ
　　　　　 ,ｨ二／:/´: : :|: : : : : : : : /ニア´: : : :/:／: : ／_; : :-:‐ヽ
　　　　 /ｨニ/ ∨: ;.斗-‐　￢¨＞＜∧: : :､ /: ! : ／／: : : : : : :{
　　　 ,ｲ': !ﾆ∧イi　　　　　　　i フべヘ＼: ヾ: :!:/／: : : : : : : : : i
　　／: i:r'"レ　.::|　　　　　ヽ　　　ヽ:｀: :ヽﾊ: : : : : : : : : : : : !
　,f: : : :/ｨ f ...::::::!　　　　　　　_,.　二￣--ヽ: : : ﾄヽ: ; :/: : : : : : : :',
1605 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/26(火) 00:54:51 ID:sSYX0aCu: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　―　､　　-
　　　　　　　　　　　　　　　　´　　　　　　　　｀
　　　　　　　　　､　 _／　　　 .´　　　　　　　、　＼
　　　　　　　　　　ヽ　　　/ ,　 {　　　　-　｀　､＼.　ヽ
.　　　　　　　　 /　　　 !/　乂（　　、　　　＼　　ﾞ
　　　　　　　　　　'　, /　/　,　 '　ヽ　　＼　ヽ　ヽ　 .!
　　　　　　　　　 l　: {　.{　ハ {　 l　｀i、',　｀ `ー-ヽ.!　 !
　　　　　　　　　　ヽ. 乂ヽl__,,,,_ヽ!＼{ ヽ!＼ '＼ヽ　l　ｿ　　　簡単な事ですよ。
　　　　　　　　 { :, ｀ '"￣｀`}　　 '""ヾ､ヽ　､　!､.'
　　　　　　　　　　　　l ｊ　　　　ﾉ　　　　　　 `　 l ﾉ .}　　　　彼らは根っからの狩猟民族なだけです。
　　　　　　　　　　　　ﾉ l　　　　ヽ　　　　　　　　/ｿ /.{
　　　　　　　　　　　ｰ'ハ　　　　　　　　　　　　' イ lヽゝ　　　食料に限らず欲しいものは狩りで確保する。
　　　　　　　　　　ノｲ＼　｀マ　ア´　　ｲ､ {ヽ､
　　　　　　　　　　　　／ /　＼　￣　　　' 　, ヽ｀　　　　　　その対象が野生動物だろうが、王国の人間だろうが変わりない。
　　　　　　　　　_　-ニ!ﾆﾆ、　　ー　 ´,.　'"　.∧
　　　　＿_　‐二二二!ﾆニヽ　　｀.ハ　　　./ﾆl＞、　　　　それだけの事です。
　　／ニニ二二二二ｌ二二ﾑ　　　//,∧ 　 /ニlﾆﾆ＞､
.　 /ニニニヽﾆニニニ!ﾆニニﾑ　 /V//∧ ./ﾆﾆlニニニ＞､

　　　　　　　　　　　__
　　　　　　　　　　//ﾊ､
　　　　　　　 ////;ﾊ
　　　　　　　　 //////ﾘ
　　　　　　　 ./////E!/
　　　　　　　////＞E}¨　‐ ﾐ
　　　　　　 //／　　　　　　　ヽ
　　　　　　//'　　　　　　　　　 ‘，　　　.　確かに王国を知っても、彼らの中から我らの傘下に入る者は５％にも満たない。
　　　　　 //;|　　　, -‐　￣ヽr;',
　　　　　///{　　 /　　　　　 _,.ｨ∧　　　　それが彼らの本質なのでしょうな。
　　　　 f///ﾊ_ ﾄ廴＿,. z‐tヶｧ !iﾊ
　　　　 |//八ヾヾﾑゞ'′i ',　　.!ﾘ‘，　　　まあ、余所者がどうであれ、我々は任務は遂行するだけです。
　　　　 '"´　ヽ _ﾍﾑ. 　　λ　.i!へ｀}
　　　　　　　　ﾉ丿ﾍ'ﾑ　　 '´_　;!K㌢
　　　　　　　 '＜圭i｀､ミ､'_ﾆ´ｲ'/: :＼ｰ-tっ.-.-.-
　　　　　　　,. ﾍ/: :｀:ｰ＞-二イ : : : : }ヽ=----:-:
　　　_,. .＜: :０: ﾄ:､: : : : ,ヘ:|＜＼/:У:|　ﾏﾆﾆ!: :
　/:´: : : : : : :／: : :＼: /: : :l!:,.:-: ﾍ/: : ! 　 !ﾆﾆ!: :
./: :_:__:,.:ィ≦i＼: : : : :´: :`┐ : : : : : : : i_,.斗マ=!: :
:／:i: : : ｀iニﾑ.　＼: : : : : : :i: :_; =-　"´ ﾍノ oヾ､
: : : i : : : ﾔニ=ト _,.斗‐ '"´　　　　　　　　＼∨｀`
: : : :ヽ: : : У'"γ/ j　　　　　 ',　　　　　＞ー
: : : : : ＼∧∠､ﾟ〈 /　　　　　　　　',　_,.　 '"
1606 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/26(火) 00:55:42 ID:sSYX0aCu: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 -―　-　_
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ‐　´､　,.-―-　、　、
　　　　　　　　　　　　　　／　　⌒`　‐　、
　　　　　　　　　　　　　　 /　/　 ,　　　、-　　､　ヽ　　ヽ　　　移民を希望する余所者を教育して王国に馴染ませる手間もバカになりません。
　　　　　　　　　　 './　　/　　―-　　、　＼ヾ､
　　　　　　　　　　　 l/ '/　'　　 ,　､　ヽ＼　　＼　 l　..　上層部は自ら強く希望して帰化しようとする者以外は受け入れる気はありません。
　　　　　　　　　　　　　 l　l　' ! ./! i､　l.＼　、　ヽ.　　丶l
　　　　　　　　　　　　ｿ　l　/トl l､Vl ＼ヽヽ_ -ゝ＼_ ＼　　つまり、こちらから移民して欲しいと彼らに要請できないわけです。
　　　　　　　　　　　ノ_ イ;/　､＿_`ヽ　 ''"､＿_,　l /ハ｀
　　　　　　　　　 ´　,ハ　:,　　　　 ! 　　　　 lﾉ/ ､ゝ
　　　　　　　　　　　　　ノ_-=ゝ ,　　　 }　　　　　　.!ｲｿ＞､
　　　　　　　　　　　＿-ﾆニニ/ﾆ＼　　　　　　　 .ｲｌ二ﾆlニﾆ-＿
　　　　　　　 ,-=ﾆニニニ二/ﾆ二ｌ.＼　ヽ￣ )　／　ｌ二二,ニニニﾆ-＿
.　　　　　　 /ﾆﾆニニ二二/ﾆﾆ二ｌ　　ー　イ　　 .!ニニﾆ,二二ニニﾆﾆヽ
　　　　　　 /ﾆ二lニニニニ＞=ﾆニ!　　 ///,ﾑ　　 lニニﾆィニニニニニﾆハ
　　　　 ,ﾆ二二lニニニニニ＞ニl　 ./ヽ//,∧　.lニニ＜ニニニニニﾆ/二i
　　　　　 iﾆﾆニニｌﾆﾆニニﾏニニニl / 　.l//l　 Vlニニﾆﾆ/ニニニニニ'ニﾆl
　　　　 lﾆニニニ,ﾆニニニﾏﾆ二二l　　.l//,l　　ｌ二二ﾆ/二二ニニニ,ニﾆﾆl
.　　　　　ｌニニニニ,ﾆ二二二ﾏﾆニ二,　 !'//,!　 '二ﾆﾆ/二ニニニﾆﾆ,二二ﾆl
.　　　　ｌﾆﾆニニニ,ニニ二二ﾏﾆニニ, l///,l ./ニニ/二ニニニニﾆ,ニニﾆﾆ!

　　　　　　　　　　,..､､、
　　　　　　　　　 {{{ミヾ＼
　　　　　　　　　 {巛ﾐxヾﾐ＼
　　　　　　　　　　ヾﾄf」ミﾐヾ＼
　　　　　　　　　　　_ﾐｿ-─ヾ､ﾐx
　　　　　　　／´　　　　　ヾ､ﾐx、
　　　　　　　 ./　　　＿_　　ﾄヾ､ヾ;､　　　　　　下手に、こちらから移民して欲しいと相手に求めてしまうと、
　　　　　　　 i,.　'"´　　　｀ヽil!　ヾ iヾ、
　　　　　 j _,.ィ＝, tヶ､￣;i!ヽ､, ､iヾ＼　　..　彼らの待遇を良くする必要が出てしまい、
　　　　　　　匕:;tｹﾊ｀￣　 i!ﾐx' ,ﾍ }'､ヾヾ
　　　　　　　　λ　|、､　　 .i!ﾐ　ﾚ,ｲ＼､｀　　　今度は王国人に不満を持たれてしまいますからね。
　　　　　　　　ヽ', ｀,ﾞ_,. ､　 i!`　 /　{__ ij
　　　　　　　　　 }ﾍ　二´ .ｲ'　／イ: : :ヾ　　　　その辺りのバランスは大切です。
　　　　　　　　　＼ﾍ＝'"　イ: : : : : : :_≧=､
　　　　　　　　　　　f:｀ヾf: : :,､ : : : ／＜:⊂⊃＞ｰ.-.､
　　　　　　　　　 ,-/:/:ヾ!:∨: :ヽ／: : : ／ﾆﾆ＞:-:､: :_:_≧.x､
　　　　　　　　 ,.ﾚ／:_:ノ: : :ヽ／: : : ／ﾆﾆア : : /: :／: : : : : :ヽ
　　　　　 ,ｨ二／:/´: : :|: : : : : : : : /ニア´: : : :/:／: : ／_; : :-:‐ヽ
　　　　 /ｨニ/ ∨: ;.斗-‐　￢¨＞＜∧: : :､ /: ! : ／／: : : : : : :{
　　　 ,ｲ': !ﾆ∧イi　　　　　　　i フべヘ＼: ヾ: :!:/／: : : : : : : : : i
　　／: i:r'"レ　.::|　　　　　ヽ　　　ヽ:｀: :ヽﾊ: : : : : : : : : : : : !
　,f: : : :/ｨ f ...::::::!　　　　　　　_,.　二￣--ヽ: : : ﾄヽ: ; :/: : : : : : : :',
1607 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/26(火) 00:56:26 ID:sSYX0aCu: 　　､　　　　　｀ヽ　　、　　　ｲ　　ノ
　　　ヽ　ー　 ´　　｀　-　　｀　ﾉ.イ '
　　　.　　　　　　　　ヽ　　　　丶
ー-´ィ　　　 .／　　　　 }　　｀　　ヽ
　／　ー-　'"　　 ,.　ﾉ　　'　　　　ヽ　　、
/　／　　　　￣´ 　 '　　　　　､　　　　＼
'"/　　／,　　　　 /　　'　　　　ヽ　丶　　　ｰ
'　　　　　　　　 /　,.ｲ　　　　＞ .＼
　／　　 '　 /　 /／　'　　　 ' 　i　　　',　ゝ　ヽ
　　　　/ 　 '　　/　,ｲ　　　ﾉ　ハ.!　　l.　　ヽ　｀　　　その通りです。
　　　 /　 / ／/／/　　／／―!',　 .!、　ト､
　イ／ィ弋::::イヽ/,.　イ /,.イ::::::ｱ l　/ }　 l.!　　　　　移民を冷遇してはいけませんが、優遇してもいけない。
　-'"i ヽ　￣￣ ´　　ﾚ' 　￣￣　!/ /l ､ l
　ﾉ ,ハ :.　　　　　　　　　　　　 j' ｨﾊ{　ヽ、　　　　最適な扱いを状況に合わせてするしかありません。
　'　　､.ハ　　　　 l 　　　　 / 、!　｀
　　　ﾉｲ　ト､　　　　 '　　　　　ｲ､ {.ヽ　　　　　　　　故に、こちらから彼らに『移民して欲しい』と頼めない。
　　 '　　ｒ―ｉ＼　`　 __ 　'　／!―,､ヽ
　　　 ,ｨ/ ＼!　.　'"　_,._｀　.ﾌ　ｌ／ .ト､
.　　ハ　　 ./　 /´-､　￣　／　　 }=l
＿‐=!ニ' 　/　_´＿　､ヽ　／　　 /.ﾆ!ﾆ-__
ニニ!ﾆニ, l.　　ー‐-　ヽ ⌒;　　 /ニ=!ニニﾆ-＿
ﾆ二lﾆﾆ二l　　､ -､　',　.〉/　　 ./ニニlニニニニニ=-＿
ﾆニlﾆﾆニｌ　　　;　〉　 /,　　　 /ニニﾆ!ニニニニニニニニ丶
ﾆニ＼ﾆﾆl 　　 !　{ ./.,ｲ、／,仁ニニｲニニニニニニﾆﾆ/ニヽ
ﾆニニヽ='　　　 ;　｀./;;;;,　´ ./ニﾆ／二二二ニニニニﾆ,ニニﾆ
ニニ／ﾆ'　　　ﾉ　　';;;;;;;;;,　./二ﾆﾆ＼二二ニニニニニ/二二ﾆ
ニニヽ_/　　　 '　 .ｲ;;;;;;;;;;;;. /二二ニ／二二二二二ニ/ニニﾆﾆ
へ/ ＞、　　　, '!;;;;;;;;;;;;;;;;;/二二ﾆ／ニニニニニニニ'二二二ﾆ
ニ＼　　＞､ /ﾆヽ;;;;;;;;;;;;/ニニﾆ,ｲ二二ニニニニニ/ニニニﾆﾆ

　　　　　　　　　　　__
　　　　　　　　　　//ﾊ､
　　　　　　　 ////;ﾊ
　　　　　　　　 //////ﾘ
　　　　　　　 ./////E!/
　　　　　　　////＞E}¨　‐ ﾐ
　　　　　　 //／　　　　　　　ヽ
　　　　　　//'　　　　　　　　　 ‘，　　　　その結果、ふるいにかけられて失格した者たちは討伐されるか。
　　　　　 //;|　　　, -‐　￣ヽr;',
　　　　　///{　　 /　　　　　 _,.ｨ∧　　　　これも必要な事ではありますが、因果なものですな。
　　　　 f///ﾊ_ ﾄ廴＿,. z‐tヶｧ !iﾊ
　　　　 |//八ヾヾﾑゞ'′i ',　　.!ﾘ‘，　　　しかし、貴方は魔法使いなのに、何故このような汚れ仕事をしているのですか？
　　　　 '"´　ヽ _ﾍﾑ. 　　λ　.i!へ｀}
　　　　　　　　ﾉ丿ﾍ'ﾑ　　 '´_　;!K㌢
　　　　　　　 '＜圭i｀､ミ､'_ﾆ´ｲ'/: :＼ｰ-tっ.-.-.-
　　　　　　　,. ﾍ/: :｀:ｰ＞-二イ : : : : }ヽ=----:-:
　　　_,. .＜: :０: ﾄ:､: : : : ,ヘ:|＜＼/:У:|　ﾏﾆﾆ!: :
　/:´: : : : : : :／: : :＼: /: : :l!:,.:-: ﾍ/: : ! 　 !ﾆﾆ!: :
./: :_:__:,.:ィ≦i＼: : : : :´: :`┐ : : : : : : : i_,.斗マ=!: :
:／:i: : : ｀iニﾑ.　＼: : : : : : :i: :_; =-　"´ ﾍノ oヾ､
: : : i : : : ﾔニ=ト _,.斗‐ '"´　　　　　　　　＼∨｀`
: : : :ヽ: : : У'"γ/ j　　　　　 ',　　　　　＞ー
: : : : : ＼∧∠､ﾟ〈 /　　　　　　　　',　_,.　 '"
1608 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/26(火) 00:57:08 ID:sSYX0aCu: 　　　　　　　　　　　　　,，　　　　＿
　　　　　　　　　　　／　　　　　__　ー-_ト、
　　　　　　／)'´)^)　　　　ー､__＼　､＼￣ﾆ=‐'
.　　　　／／／／　{ {　､　､　ヽヾl､ｌ＼.ヽ.ヽ
　　　　／.／／ヽ　 :{ ヾヾ、＼＼＿､ヽlヽヽ　ヽ
　　／.／::::/ ／ヽ、| i! ヾ＼_ヽ　ヽl } ヽl}　 l}　ﾊ___,
. ／　./／　// r´┤ Y＼ｨ､ﾆﾍ､ :}､ :ﾄ､ :ﾘ! l 1　:lイ
´　 .ノ　　／/ｿ/! ﾄｌﾄ､t 万:::}ヾヽl.∨:l_/┤!/　/
＿　 ___ノ∠∠ｿ{└Y　　´¨￣｀　 . ﾊﾀ::ハｿ'／　　　　簡単ですよ。
ゝ∠┐:::::::::::::/ヾlΤl!　　　　　　 l!￣` /´
￣￣7:::::::::::::l:::::::| ﾊﾊ、　､＿___ 　'　　 /　　　　　　　私は人間を陥れるのが大好きなんです。
:::::::::/:::::::::::::/:::::::| 　 | ヽ　　ヽ＿ア´ ／
.:::::/:::::::::::::::l::::::::::!　　＼::>､　　 ,.ｨヽ　　　　　　　　　だから狩猟民族を破滅させています。
:::/::::::::::::::::::l::::::::::!　　 __,､_ /≧≪::::::１__
/::::::::::::::::::/:::::::::::|　イ´:ｲ/'::::/::::::::::〈キｷ１
::::::::::::::::::/　::::::::::r' _〉:ィ/:::::/:::::::::::::∧Xx∧
::::::::::::::::::ゝ＝‐ : ﾚ'::::y':::::::/::::::::／/　Ｙ⌒∧
::::::::::::::::::::::＼:::::::|::／:::::フ::::::::/:::/ 　r‐､::　_ゝ-､
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　　　　　　　　　　,..､､、
　　　　　　　　　 {{{ミヾ＼
　　　　　　　　　 {巛ﾐxヾﾐ＼
　　　　　　　　　　ヾﾄf」ミﾐヾ＼
　　　　　　　　　　　_ﾐｿ-─ヾ､ﾐx
　　　　　　　／´　　　　　ヾ､ﾐx、
　　　　　　　 ./　　　＿_　　ﾄヾ､ヾ;､
　　　　　　　 i,.　'"´　　　｀ヽil!　ヾ iヾ、　　　　　あまり良い趣味とは言えませんが、
　　　　　 j _,.ィ＝, tヶ､￣;i!ヽ､, ､iヾ＼
　　　　　　　匕:;tｹﾊ｀￣　 i!ﾐx' ,ﾍ }'､ヾヾ　　　そうでもなければ、こんな仕事はできませんな。
　　　　　　　　λ　|、､　　 .i!ﾐ　ﾚ,ｲ＼､｀
　　　　　　　　ヽ', ｀,ﾞ_,. ､　 i!`　 /　{__ ij　　　　　最適な人選でしょう。
　　　　　　　　　 }ﾍ　二´ .ｲ'　／イ: : :ヾ
　　　　　　　　　＼ﾍ＝'"　イ: : : : : : :_≧=､
　　　　　　　　　　　f:｀ヾf: : :,､ : : : ／＜:⊂⊃＞ｰ.-.､
　　　　　　　　　 ,-/:/:ヾ!:∨: :ヽ／: : : ／ﾆﾆ＞:-:､: :_:_≧.x､
　　　　　　　　 ,.ﾚ／:_:ノ: : :ヽ／: : : ／ﾆﾆア : : /: :／: : : : : :ヽ
　　　　　 ,ｨ二／:/´: : :|: : : : : : : : /ニア´: : : :/:／: : ／_; : :-:‐ヽ
　　　　 /ｨニ/ ∨: ;.斗-‐　￢¨＞＜∧: : :､ /: ! : ／／: : : : : : :{
　　　 ,ｲ': !ﾆ∧イi　　　　　　　i フべヘ＼: ヾ: :!:/／: : : : : : : : : i
　　／: i:r'"レ　.::|　　　　　ヽ　　　ヽ:｀: :ヽﾊ: : : : : : : : : : : : !
　,f: : : :/ｨ f ...::::::!　　　　　　　_,.　二￣--ヽ: : : ﾄヽ: ; :/: : : : : : : :',
1609 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/26(火) 00:57:50 ID:sSYX0aCu: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ..,　-‐ 　‐-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,　'´,...　∠ :`ヽ､　｀　､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　､..＿__／／-‐　'　<⌒ヾ､ヾ､ヾ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼ｰ＝彡., ' . ､ヽヾ､ .＼ヾヽ、 ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｰ=彡' /..,'＼　　､ ` - ...__､ヾヽ　ﾄ､
　　　　　　　 r ､　　　　　　ノ/ ,/i./:,ﾊ｀､＿ヽ､_,ヽ　＼:ゞﾄﾐ=-
　　　　　　　 }　} 　　　　 .￣7{　{从ィ大ヽ、　ｉ!i'⌒ヽ、ヾ､_`__＼__,
　　　　　　　 |　|　　　　　　 ∠ 入｛ⅵ,ｨ＝ﾐ、＼! ,＝ミヾﾆ＼__＼_,　　　まあ、そういう事です。
　　　　　　　　　　i　.}_ 　, ､　　　　､_丿i､i`　　　　}　　　　　｀ .7;7､ i￣
　　　　　　　 ._ﾉ／ .∨　}　　　 .`ｰﾍﾊ　　〈ｉ　　　　 ,ｿ/ ;i＼_　　　　それと申し訳ございませんが、
　　　　　　　 ,ﾉ´￣ヽ. 〉./　　　　　　从! 　ー─- ..__,　　r'个.､!
　　　　　　　　}´￣｀ｌ_j´./　　　　　　 '´./ハ　ﾏー-､ｱ　,.ｲ、 {ヽ `　　　　　魔法ギルドの上役がこちらに来ているようなので
　　　　　　　|　こ._ｊ　 }　　　　　　 _イ ',ﾊ`､　｀￣　／ハヾヾ､,
　　　　　　　|　｀ヽ　ﾉ　　　　　　　 ' /　!　＼ー‐´／　.:〉:ヽ＼　　　　　　これから挨拶に向かいます。
　　　　　　　l　　ﾉ／　　　　 , ...: :´ :.:,': :::|　　　>< 　　 ,′.:| : :.＼
　　　　　 . ,⊥ﾆ´ .⊥、__...,.: :´:　: : : :.:,' : : | 　 / : : ヽ　/ . :.::| : : : : `
　　　　　f┴=＝＝=┴´|:::: : : : : : . :.:,′.: :!　/:::〉、/i　/　: : ::| : : : : : : : ｀
　　　　　　| : : : : : : : : : : :| : : : : : : : : ,': : : : :V　/ : :| ::y' : :: : : | : : : : : : : : : : : : ＞､
　　　　　　| : : : : : : : : : : :|:::.:.:.: : : : ::〈: : : : .:.:.∨: :: :|../ : : :::.:::::|:::: : : : : : : : :::／ : : : :i
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　　　　　　 //／　　　　　　　ヽ
　　　　　　//'　　　　　　　　　 ‘，　　　　それなら、引き留めるのは良くないな。
　　　　　 //;|　　　, -‐　￣ヽr;',
　　　　　///{　　 /　　　　　 _,.ｨ∧　　　　我々に遠慮せずに挨拶に行くといいだろう。
　　　　 f///ﾊ_ ﾄ廴＿,. z‐tヶｧ !iﾊ
　　　　 |//八ヾヾﾑゞ'′i ',　　.!ﾘ‘，
　　　　 '"´　ヽ _ﾍﾑ. 　　λ　.i!へ｀}　　　　　　　　　　　　　　　「そういって貰えると助かります」＞パリストン
　　　　　　　　ﾉ丿ﾍ'ﾑ　　 '´_　;!K㌢
　　　　　　　 '＜圭i｀､ミ､'_ﾆ´ｲ'/: :＼ｰ-tっ.-.-.-
　　　　　　　,. ﾍ/: :｀:ｰ＞-二イ : : : : }ヽ=----:-:
　　　_,. .＜: :０: ﾄ:､: : : : ,ヘ:|＜＼/:У:|　ﾏﾆﾆ!: :
　/:´: : : : : : :／: : :＼: /: : :l!:,.:-: ﾍ/: : ! 　 !ﾆﾆ!: :
./: :_:__:,.:ィ≦i＼: : : : :´: :`┐ : : : : : : : i_,.斗マ=!: :
:／:i: : : ｀iニﾑ.　＼: : : : : : :i: :_; =-　"´ ﾍノ oヾ､
: : : i : : : ﾔニ=ト _,.斗‐ '"´　　　　　　　　＼∨｀`
: : : :ヽ: : : У'"γ/ j　　　　　 ',　　　　　＞ー
: : : : : ＼∧∠､ﾟ〈 /　　　　　　　　',　_,.　 '"

王国はランス大陸の開拓を進めていた。

農業に不向きなヘルマン地帯と氷雪地帯は除いた場所は開拓する価値があった。

そんな王国の障害となっていたのが余所者の狩猟民族だった。
1610 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/26(火) 01:05:13 ID:sSYX0aCu: 　　　 ┏┓　　　 ┏┓　　　 ┏┓　　　 ┏┓　　　 ┏┓　　　 ┏┓　　　 ┏┓ 　　　　 ┏┳┓
┏━━┛┗┳━━┛┗┳━━┛┗┳━━┛┗┳━━┛┗┳━━┛┗┳━━┛┗┓ 　　　 ┃┃┃
┗━┓　 ┏┻━┓　 ┏┻━┓　 ┏┻━┓　 ┏┻━┓　 ┏┻━┓　 ┏┻━┓　 ┏╋┳┳┓ ┃┃┃
　　 ┃┃┃　　 ┃┃┃　　 ┃┃┃　　 ┃┃┃　　 ┃┃┃　　 ┃┃┃　　 ┃┃┃┃┃┃┃ ┗┻┛
┏━┛┃┃┏━┛┃┃┏━┛┃┃┏━┛┃┃┏━┛┃┃┏━┛┃┃┏━┛┃┃┣┻┛┃ ┏┳┓
┗━━┻┛┗━━┻┛┗━━┻┛┗━━┻┛┗━━┻┛┗━━┻┛┗━━┻┛┗━━┛ ┗┻┛
　　　　――――∧＿∧
　　＿＿＿＿＿(　´Д｀)
　　　―――==○====○=====X二＞　　　　――――∧＿∧
　　　　　＿＿/　（＿_）　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿(　´Д｀)
　　　―――（＿_）　　　　　　　　　　　　　　　―――==○====○=====X二＞
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿/　（＿_）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　―――（＿_）　　　――――∧＿∧
　　　　　　　　　　∧∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿(　´Д｀)
　　　　　　　　　 (#ﾟДﾟ)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　―――==○====○=====X二＞　　　　全部奪えーー！
＜二X=======と/:::::::]つ　　　　――――∧＿∧　　　　　　　　　＿＿/　（＿_）
　　　　　　　　 /;;;;;;;;i;ゝ　　＿＿＿＿＿(　´Д｀)　　　　　　　―――（＿_）
　　　　　　　　　（_/`Ｊ　　　　　―――==○====○=====X二＞　　　　――――∧＿∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿/　（＿_）　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿(　´Д｀)
　　　　　　　　　　　　　　　　　―――（＿_）　　　　　　　　　　　　　　　―――==○====○=====X二＞
　　　　――――∧＿∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿/　（＿_）
　　＿＿＿＿＿(　´Д｀)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　―――（＿_）
　　　―――==○====○=====X二＞
　　　　　＿＿/　（＿_）
　　　―――（＿_）

彼らの行動は民衆が開拓を行う為の意欲を奪っていた。

勿論、王国も略奪を働いた狩猟民族を盗賊団として討伐していたが、

それでも狩猟民族が近くにいる土地の開拓を民衆はやりたがらなかった。

苦労して開拓しても略奪されたら水の泡であるし、そもそも盗賊団に襲われるのは危険だからだ。

そんなリスクを負いたがる者はそうはいない。
1611 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/26(火) 01:06:46 ID:sSYX0aCu: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ....-――-....
　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　.ｨ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
　　　　　　　　　　　　　 {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
　　　　　　　　　　　　　 {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
　　　　　　　　　　　　　　　 !:::／⌒＼:::::::::::::::／⌒ヽ::ﾉ　　　閃いた。
　　　　　　　　　　　　　 rヽ{　　 O　i::::::::::ｲ O　　 }:::ヽ
　　　　　　　　　　　　　 {:iヽ＼__...イ:::::::i::::::ヽ.__.イiリ::}　　民衆じゃなくて犯罪者の労役として辺境を開拓させればいいんだ。
　　　　　　　　　　　　　　　';:ヾ､::::::::::::::::::::|::〉::::::::::::::/ﾉ:ﾉ
　　　　　　　　　＿＿_　　_...＼'､:::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::/.:く
　　　　　　 ,.イ:::::::::::::::｀::::::::::::::::ヽ:::::::::::,－､::::::::::;ｲ:::::::｀ヽ、
　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::＿_:::::::::＼::::´￣｀::::／::::::::::::::::::::＼
　　　 ,.′:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ヽ::::＼:::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::￣::::::::::::::;:::イ￣:::＼:::::::::＼
　 ,.イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ､:::::::::::∠::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀`ヽ、

　　　　　　　　　　　　　　　　モブ元老院議員

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::;r:::::::::::::::::::::::::|　　　　　　　　　　 __
::::::::::::::;　_:::::::ヽ::::::::::{::::／　　￣ }:::!　　　　　　　　　,::@::}　　　罪人を牢屋に入れてただ飯を食わせるなんて論外だから、
:::::::／　　＼::::::::::::::::::;′　0　　/:::|　　　　　　　　 /::::::/
::::〈　　０　ヽ::::::::::::::ヽ　　　ノ:::::;　　　　　　　　/::::::/　　　　労役をやらせるのは当然だし、これも立派な労役だな。
:::::::ゝ、＿_, ::彡::::::::::::::::::ミ:::~:::::::::;′　　 r::.､　 /::::::;′
::::::::::::::::::::::::::::::ノ::::::ﾄ:::::::::::::::::::::::::ト､　　　}:::::）_,ム::斗､
ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::!;::::::::::::::::::::::::;!::::::＼　;::r':::::::::_:_:_::::〉
:::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;:'::::::::::::У::|::::／:::::::::::::::）
:::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::/⌒ヽ::::::::::／:::::::::::::/:::::::!:::!::::::;:-::―::､
::::::::::::::::::＞::::::::::::::ゝ　ノ::::／:::::::::::::::::::l:::::::::ヽ|::::f:::::::::::::::::）
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　　　　 {::::::::::::::::::::::::::::/　　　　ヽ:::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::　　　　罪人たちは開拓をやってもらうとして
　　　　 ::::::::::::::::::::::::::::′　 ∩　/:::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::
.　　　　 ):::::::::::::::::::::::::＼　｀／:::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::　　　　ついでに彼らを盗賊団に対する囮にしてしまえばいい。
　　　　 {:::::｢⌒＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::
.　　　　＼::.　０}::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::　　　　王国が余所者を無差別虐殺できない以上、
.　　　　　　 }:::ｰ/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::＼:
　　　　　　 ::／::::::::::::::::::::::::::／ノ ):::::::::::/::::::::::::::::::::::::　　　　我々は一度は彼らの盗賊行為の被害を受けなければならない。
.　　　　　　ヽ::::::::::::::::::::::::::::／／／::::::::::/::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　Λ::::::::::::::::／　_,.／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::　　　　その被害担当を罪人にやらせるのだ。
　　　　　　　　＼:::::::<ィ／::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::''"
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　　　　　　　　　＼::::::::::::::::::::''"￣:::::"'''=‐-::::::;;__::
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　i:::::::::::‐-:、:::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.-:、::::::＿:＼::::::::::::::::::::::::::::::}　　　　罪人による開拓地の名称は緑の里でいいだろう。
　　　　　　　　　　　　　　　 {:::::::::::ｲ.　o`ヽ'::::::::::ｨo⌒ 7:/:}
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ';:::::::::::::｀:ー::´::::i::::::｀:ー::´/:/　　　　表向きは農業が盛んな場所だが、実際は罪人を生贄にして
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ:::::::::::::::::::::::::::}::〉:::::::::::://
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　`::、:::::::::::::::::`:´::::::::::::/ｲ　　　　　狩猟民族を始末する為の大義面分を整える場所にする。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ:＼::::::::∠＝､:::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ::::::::ヽ:::::::::ー:::::／
　　　　　　　　　　　　　　　 ,...ィ:i::::::::::::::::＼::::::::::ｨ:.、
　　　　　　　　　　　　　 ,..ィ´::::::::::!::::::::';:::::::::::｀¨¨:/:::::｀丶、
　　　　　　　　　,....-‐:::´::::::::::::::::::::::::::::::';::::::::::::::::/::::::::::::::::::`::..､.._
　　　　　　 ,.イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::';:::::::::::::':::::::::_::::::-‐:::::::::::｀ヽ
　　　　　.ｨ´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'¨¨¨¨`::ヽ::::::::::::ィ:´::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`::::::′::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　　′::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｨ:::::::::}
　　　 .!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!:::::::::i
　　　 {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ:::::::::',

こうして始まった緑の里という制度は極めて効果的だった。

王国側は緑の里の情報を意図的に近隣の集落に流して略奪を誘発させて、彼らを盗賊団として討伐するために大義名分を得ていた。

更に事前に場所が分かっているため、速やかに騎兵隊で盗賊団を討伐したのだ。

こうして、集落を駆逐したら、緑の里を更に奥地に移転させて、同じことをやって、集落を潰す事を繰り返すことで王国は領土を拡大していった。

つまり、緑の里とは罪人を囮にして狩猟民族を盗賊団として討伐する為の罠だったのだ。
1612 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/26(火) 01:07:26 ID:sSYX0aCu: 　　　 /:ｉ:/　　　　　　　　　　　　 {:ｉ:ｉ:ｉ:i∧
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　　 Ⅵ:{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:＼: : : : : : : : : : <:.＼:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:∧
＿　∧:ｉ:ｒ≦三７:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉY: : : : : : : : : :＼: Y:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:}
_ﾆﾆ≧Ⅵ∨ﾆ./:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i}: : : : : : : : : : : :.ヽ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ{.
三辷彡Ⅵ.ゝｲ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i/: : : : : : : : : : : : : : V:ｉ:ｉ:ｉ:i∧
ﾆ／ﾆ／三{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/: : : : : : : : : : : : : : : : V:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ∧
ﾆﾆ／ニ.}ﾆ{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i／: : : : : : : : : : : : : : : : :.:.:Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ}
ゞへ彡イﾆ.{:ｉ:ｉ:ｉ:イ: :/: ＼:}: : : : : : : : :/: : : : : :Ⅷ:ｉ:ｉ:ｉ√三）
彡ﾍ､彡}三{ｒ' : : |:./{从: 木: {: : : : : :/: : : : : : :.}:ｉ:ｉ:ｉ:/:＜´
　　‘，　＼l: : : :|'　　　ヾ{:./{: : : : :, :/斗--: : :}彡ｲ: : : : ≧s｡＿　イ
　　 ‘，ヽ l: : : :{ゞx.､＿_ ´ ヾ'{:／ノ　/:'イ: : :八ﾆ≧s｡_: : : : : : : 彡'
　　　 }: ､　l: : : :|.　｀冖'　　　　　　ﾉ:从'ﾆ入z彡'　　￣￣
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　　 /: : : : :.l: : : :|　　　､　　　　　　　/: :{:./´
.　 /: : : : : :.l: : : :|＼　　　　－　　ｲ: : :{:.{　　　　狩猟民族の皆さん、今なら簡単に食料が手に入りますよ。
　/: : ＿: : :.|:l: :从⌒＞　__　　＜{: : : :.:|:.{
. '／　　　　.{从: : r<,,≧='-._） rヲ|: : :./:Ⅳ.　　　　このチャンスはもうないですよ（笑）
'　　　　　　 {　 Ⅵ{ 込＿）＜＞つ{ : : {: |　､:､
　　　　　　　 ∧:.V丁丁丁-<∧Ⅳ: :{: l.　＼:.､
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＜二X=======と/:::::::]つ　　　　――――∧＿∧　　　　　　　　　＿＿/　（＿_）
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しかし、魔法戦争が始めると王国軍に狩猟民族を討伐する余裕がなくなり、彼らが野放しになってしまった。

更にエリザベートの暗躍があって、戦時中のゼス西部は盗賊団に好き放題荒らされる羽目になってしまった。
1613 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/26(火) 01:08:02 ID:sSYX0aCu: 　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
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　　　　　　　　　　　∨::::::::::::}::::::::::::::丶　　　　　　　}::::::::::::::::::::::::::;.O　　 '　　　火事場泥棒の卑しい盗賊団め！
　　　　　　　　　 ∨::::::::::::::::::::::::::::::＼　　　　 .ノ:::::::::::::::::::::::/ 　　 /
　　　　　　　　　　　　 .＼::::::i::::::::::::::::::::::::::::￣￣::::::::::::::::::::::::::::丶. 　 , ′　　　よくもやってくれたな！
　　　　　　　　／:::::::::ヽ'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`　´
　　　　　　　_.....イ:::::::::::::::::::::::';:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ;:′　　　　　　ぶっ殺せ！
　 ,....-－:::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::';::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;:′
'´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨:::::::::::::::::::;く⌒` ー- っ::::::;: ′
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　　し　Ｙ人　(´⌒;;;／■ （＿）Ｙ　人ヽ≡≡(´⌒;;;　　　　‐ｸﾞｴ＝;..'；;,;∴.;.⊃
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　（´Д｀；|）/⊃　⊂_ ⊂　丶（´Д｀；,）　　　　　・―‐；;,;∴ﾌﾞｼｬ＝─　-　-　・―‐―　　二＝─　-　-
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　　し　Ｙ人　(´⌒;;;／■ （＿）Ｙ　人ヽ≡≡(´⌒;;;　　ﾁｭｲﾝ　　・―‐ｸﾞｴ＝;..'；;,;∴.;.⊃＝─　-　-
　　（＿）'し　　　⊂（ﾟДﾟ　；）（＿）　ソ　≡(´⌒;;;　　　　　・―‐― ⊂（ﾟДﾟ.;..'；;.,;∴.─　-　-ﾁｭﾝ

当然ながら、戦後に彼らは王国軍の報復攻撃の的になったのは言うまでもないだろう。

これらの事情から王国人の余所者に対する評判は魔族よりも悪かった。
1614 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/26(火) 01:08:48 ID:sSYX0aCu: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｲ　　　　　　　　　　　　　　　ﾄ、
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　　　　　　　　　　　　　 V/ゝ'/　　　 '　　 /　　　　　　　　　＼/＞V//,∧
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　　　　　　　　　　　　　　　　＞-', :.　　 l　.|＿ l　 :.　　 :　ﾊ＿!　;　 '　　　　　}//＞､'"
　　　　　　　　　　　　　　 <ゝィ.ハ:.　　 !、ﾄ､　{＼::.　　/´ｊ .ル' } /　　　　 ./" Y ヽ.〉〉>
　　　　　　　　　　　　　　　　＼ｰｒ;ヾ :.　　l.ヽ芹丐` ヽ /ｿ　'"芹丐/　　　/ ,.ｲ＞､ソ／　　　───── 逃しません
　　　　　　　　　　　　　　　 Y.l .ﾊ.＼　',　込ツ-―――- 込ツﾉ　／/ヽ　jl　.j.ﾄ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　 j l　ﾘ.ヽ!　ゝ.　　　 '　　　　　　'"| ´　ｲ: ハl_l　l |.|
　　　　　　　　　　＿_ ／￣ T"￣ヽ――.､　　　　　　 |　　.l.ｲ　 l.　ゝ !
.　　　　　　　　 ,...．／　　 |　　　 l　　　,'　　　　/￣＼ ´　　／|　　.! |　 .!　　　|
　　　　　　＿／　　 .!.　　 :　　 .l　　 ,　　　 /　　　　ーイ／!　 /! |　 .!　　　|
.　　　　　_／　　　　　　ｌ　　　:　　 l.　　 , 　　 ./　　　 '　　ヽ_ .j　/ ＼ト､　　.!
　　　／　.　　　　 ',　　 .l　　 :　　 .!　　,　　 ./　　　'　　　／　ヽ/　　,. |二＼　 |
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.　　　＼　　　ヽ　　 '. ,.-‐　＞-―'""` ､ ./　　.'　　.／　　　　'　　　 ,.　-マﾆ>'",. ＜::}
.　　　　　＼..　　ヽ　　 _　'" .／ ,.-‐'" ー'　　 ' 　／　　 '　　 ,.．'"　　　', ／　　,.ヽ
　　　　　＼　　 .／´　／ .／ .l　 ,'　./　,.'　／　 ,　'　　,.．'"　　　　　＞'　　／＿!__
　　　　　　　＼ / {　 ./　,.'　:　ｌ　, .＞‐''''＿ ‐ ､　 ,．'"　　　　　＞ '"./　 ,．'"￣＿＿!
　　　　　　　　　＼.! ./　/-―::::::::::::::＜´／, ＞　'"　　　　 .＞'"ニﾆﾆ/ ／ ,．＜二ﾆﾆ,!
　　　　　　　　　　　＼／::::::::＞-ｧ-,::::::::::ヽ．'"　　　 .＞'"ニニニﾆﾆ,.／,イニニニニﾆ,!
　　　　　　　　　　 _-ﾆ＼／／.／!::＞'"　　　＞'"二二二ニニﾆﾆ/／二二ニニニﾆl
　　　　　　　　　　/ﾆ＞ィ/ ／.／／!　　 .＞'"´ .>-‐''"￣_ `＜ニﾆ/ｲ二二二ニニﾆﾆl
　　　　　　　　,.イ,.ィ　 ./　　 "／／．'"―-ゝ.__/ー-　_　　＼／.}二二ニ／ニニﾆﾆl

仮に清姫を筆頭とした魔法ギルドの非道の数々が表向きになっても、特に批判する者はいなかっただろう。

そう、王国の世論ですら、清姫の諌める事はないのだ。

『盗賊団には何をしてもかまわない』というのが王国の常識だった。

しかし、これは時代を考えれば、おかしな事でない。

日本でも江戸時代には罪人に対して拷問が行われており、それがなくなったのは近代になってからだった。
1615 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/26(火) 01:09:24 ID:sSYX0aCu: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |! |!　γﾆ=-　　　　　　　　　 |　　　 γ⌒Y⌒Y⌒ヽ
　　　γ⌒Y⌒Y⌒ヽ_　　　　　　　　　　 |｀ヽ´　/´￣　｀ヽ　　　　　　│　　　（　　　　　　 Yヽ
　　（　　　　　　　　　｀ヽ　　　　　　　　／＼　　｀ヽ＼　　､　＿＿人＿＿（　　　　　　　）
　　（　　　　　　　　　　）　　　　ｰ=彡' / /　｀ヽ＼　　　 `ﾆ=‐　￣｀Y´￣ γ 　　お　や　　〈
　 γ　　な　申　本　〈　　　　ｰ=彡'　,′　/| ﾄ､　　ヽ　＼.　　　　 ! 　　ゝ　　　待　ぁ　　.）
　　ゝ　い　し　っ　 .）　　　　　　/　/ |　斗‐j､l　　|斗‐j､`ｰ-`ｰ-　　.|　　　（　　　　た　 │　　〈
　　（　　//　訳　当　） i|　　　厶ｲ　 |　!,ｨ=ﾐ､ﾚ|　ｌ,ｨ=ﾐ､＼`ﾆ=‐　　　　　＜. 　　　せ　 │　　.）
.　　〉　ﾟﾟ　　　　に　＞│,　　　　厶イ乂|亠亠 .乂|亠亠 |ヽ`ｰ‐ 　　　　（　　　　// 　　　丿
　　（　　　　　　　　　 /＿人＿＿　　　从爿　　　　 !　　　 'ｿ从|.　　　　 Y'∩Y　　　ﾟﾟ　　　　　）
　　ヽ　　　　　　ﾉ￣｀Y´￣　　　　 |个ﾍ　┌=ﾆﾆ=┐　/イゝ.　　　　 |│| |ヽ　　　　　　ﾉ
　　　乂＿ノゝ＿ノ¨ 　　 |　　　　　 |∧ｲ!＼`ｰ― ‐' ／＼|　　　　　　 |│|│| 乂＿ノゝ__ノ¨
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　 rソ　　　　／／／: : : : .／　ｌ　|-‐‐-ミ.i|　　 |(.＼　　 ∨:/: :／
　人　　　　く__.／: : : : :.／　　　.| 人(/_　　i|　　 |==ﾐヽ　　∨／
Y＊ヽ　　　／: : : : : ／　　ｌ　 |ィf示もミ从　 .ﾉﾋﾊﾉ j|
乂_ソ　　　. : : : : : :Y　　　　 .|　杙乂_ツ　　)／　､´　.i|　　ｌ
　　　　　. : : : : : : : .　　ｌ　 |　从　¨¨´　　　　　　　　i|　　 |{　　　　　　おや、貴方は？
　　　 /: : : : : : : : :}　　 |　人　ﾊ　　　　 r　　ｧ　　八　 .八
　　　. : : : : : : : : : ﾉ　　　|　　⌒ヽ人　　　　　　　　 . : : /,ノ⌒
　／: : : : : : : : : .　　　　.|　　　　 /,(___　　　　　／　､　人
ィ(: : : : : : : : :..／/　　　从　　　　）人　　　　 { ´乂____＼　ﾆ=- _
: : : ﾆ=‐　　　 /　ｌ　　/ ﾊ　　　Y(______　　 .{---ミﾆﾆ=‐‐--ミ___)
　　　　　　　　./　人　/ /∧　　　/,　　 }ヽ　人　 {_(＿＿　　　/::/
　　　　　　　　′(　　ソ　ｒ∧　　　/,　 .}　乂_　＼〉ヽ:::::::::ヽ Y⌒ヽ
　　　　　　　人　 )　rソ__く:: ∧　　　/,__(: : : : 乂___〉ノ＼::::ﾊ人　　/,
　　　　{ヽ〈ヽ　ヽ乂ソ:::⌒ヽ:::::.　ｌ　　/,　¨¨¨¨¨¨〉〉ヽ::::::∨∧　　　/,
　　　　|　 .}　ﾊ(乂ソ::::::::::::::::::: }　|　　 /,::＼　　／乂ﾉ＼::∨∧　ヽ /,
　　　人　L 　 Vソ／⌒¨¨¨¨人人　　 /,:::ハ /::::::: {　　＼i:i:ｉ}　　〉
　　　乂＼　＼ `～､、i:i:i:i:／　 )i:i:＼　 /,⌒{:::::::::ｌ::|　　　　Yi:}　__ノﾉ
1616 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/26(火) 01:10:24 ID:sSYX0aCu: 　　　　　　　　　　　　　　　　 -…-
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　　　　　　　　　　 ,′,′,ﾊ.　ﾄ､　＼￣＼　.＼　＼＼!
　　　　　　　　 l　/i ./　!ヽ{　＼　＼＿＼＿_乂ハ　l!
　　　　　　　　　 l/　l/i　:l　 lﾄ､ﾄ､￣ﾄ、,斗ｰ＼　＼|　l}　　　　　私は緑の里に派遣されている
　　　　　　　　　　 :.　 ! {l　ﾚﾁΤヽ＼.l　Ｘ≦ﾆミ.ヽ、＼l
.　　　　　　　　 ‘，{ヽ　,ムキ｡ミ　　｀〃l °}ヽ　l个‐-孑'　　　二級魔法使いのパリストン＝ヒルと申します。
　　　　　　　　　　　 l ヽ人〈　{　 .L ヽ. 　 ┴‐┴' 　!::! !＼_
.　　　　　　　　 } ,/ハ｀¨¨￣　　}:|　　　　　　 ├.ｲー‐‐'　　　まさか、こんな所に魔女の方が来られるとは思わず、
　　　　　　　　　　　 }/λ.ﾊ　　　ヽ! 　　　　　rく　＼_,
.　　　　　　　　ノイ/ゝ∧　　､＿_｀＿＿,　　八＼￣　　　　対応が遅れてしまい、申し訳ございません。
　　　　　　　　　 ∠ノイ/ﾍ　　ヽ`――'ｱ　　ｲヽ._＼_,｀
　　　　　　　　　　　　　 ∠／ﾉ>i宍N￣￣　／ ,ﾚ　｀ﾄ､
　　　　　　　　　　　　　　　イィﾉ|Xxｘl､＿_／／　　　}ﾆ＼_
　　　　　　　　　　　　　　　　ノﾆl⌒ヽ!＼　／　　　 /ﾆニ|/＼_
　　　　　　　　　　　　／//ﾆﾆ!:　　l.　/^ヽ　　　 /ﾆ.,-‐､////≧z､_
　　　　　　　　　　／///ﾆニﾉ'-‐┤/:::::::‘，　 /ニｲ　ヽ-､＿////≧z､_
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　　　　 ,.ィ≦/////////ﾉ　　￣　ﾉＹ´:;⊥ ＞' ￣　ヽ--ｲ　〉　ﾄ､＼//ム、
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　　　　　　　　　／ニニニニニ_､ ''~　.∨ ∧　 '，　ィi「⌒
　　　　　　　　／ニニニニニ／ Ⅵ. 　　∨ ∧　 '，
..　　　　　　／ニニニニニ／　　.Ⅵ抖=ミ　　|.　　'，　　　　いえ、私もたまたま通りかかっただけなので、
....　　　　／ニニニニニ／.抖=ミ .Ⅵ乂ﾂ　　 l　　 '，
. 　　／ニニニニニ／. 　乂ﾂ、　　　 |　/.　　　 '，　　　お気になさらないでください。
. 　／ニニニニニ／.　＼圦　　 _　'　　/ /　　〉　 :.
　／ﾌニニニ_　-　　　 |　{Y} .]Iｯ｡,,＿_／{　　　./　　　:.
　| 〔ﾍ￣￣　　　　　 .|　{Y}　 /⌒|.　__人　 .ノ＿_. 　::　　　　　　　　　　　　　「そういってくださると助かります」＞パリストン
　|　　ﾍ　　　　　　 | _ -‐ /∧「　∧　〉〈 /　　　＼丿
.八　〈|　　　　　　 /　／_ -TT　└'.|　|′　　　 Ⅵ
./∧　 }　　　　　　　/⌒'／ <_／.Ц＼. 八　、　'，　　 .Ⅵﾍ
　/∧　<＼　　　 ./　／　／／/∧　.>　＼＼ .'，　 / 　ヽ
.　 /∧　＼＼.　　ヽ/　／／ ./ 乂／　　 .＼＼'，ノ　　〉
　/ /∧　 |.＼＼ /:ｉ:|　 |／.辷/　〈　　　　　　 /￣:i:|　　 .／＼
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1617 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/26(火) 01:11:02 ID:sSYX0aCu: 　　　　 i-、＼二￣'''　　　　 "￣'--、l l"'ヾ、　　　　　/l/　│
　　　　　＼￣"'　　　'⌒￣ ''--、、＿_l l∟ヾゝ- 　　　l ll iへ
　ヽ＿-'／/　　　-==＝ニ三＿∠==┐┌ヾ、ヾ　　川│　l
　　ヾフ／' l ,、＼-ー、二、干ミ-、＼l lヾヾヾへ　　川│　l
　,__／／l　l丶:ヾ-＿┐l iiヾ-ゝ,,＼　＼ll ＼ヾ-l　　l　川│　│
-─∧l∧i l/＼N i l￣〒＼　　＼丶ヽN 　ヾ、!, 　l　/川 l　│
　　　lil　、＼l幵幵卅　ヽ丶卅⌒"＼丶＼-＿l 　∨　 /　　│
　l 　　lli　l!ヽi卅毛ﾐﾐji＼丶彡6ミﾐ＼丶＿ヽ￣ l 　丶 l　　　│　　　つい先ほどまで仕事をやっていまして、
　ll 　 ∥川ヾ∥lﾟ:::::》ﾞ│＼l　」;:＿:;L,ﾞ　 i＼l｀＼l　　　l　　　│
　ll 　　∥Xlll,　"⌒ ''^∥　　　　　　　　　│/ｿ/丶　　│ 　　│　　　手が離せなかったんですよ。
　ll　　// !l iiii　　　　《　　　　　　　　　　 l X / 　＼　ヽ　　丿
┘└== /人iii,　　　　ヾ　　　　　　　　　 /--"ヾヾ--ヽ　ヽ　│
^^ll￣"/ﾉ　ﾉ-l　　　ーく二二''フ" 　　　//: : : l入ヾ-、_l,,- " 　>
　 ll　　 ,,--===＼　　∨二二フ　　　／/: : : : l::::::lヾ　<　　／^"::
　ll　／,,.------ ＼　｀￣￣"´　／　/: : : : :l::::::l:::i::::::>-"::::::::::::::::
　,,,／　　　,,＿___、｀-＼＿　__／"　/: : : : : :/:::::::l::ヽ^::::::::::::::::::::::::::
/／　　　　丿　└ヾヽ-彡ミ丿ヽ／: : : : : : : /:::::::l:::::ヽ::::::::::::::::::::::::::
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ト──""^∟:::::::::::::::::l::::::丶∧││;∧: ;/:::::::::::::::l::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::

　ﾞﾞﾞﾞﾞ=ﾆ二二二二二二ﾆﾆﾆ=＜ﾆ二二二二二二ﾆ=ｭ､__　　　　　` ＜ﾆｭ、　＼
:::::::::::::::::::::.＞=ﾆ二二二二二二二｀二二二二二二二二ﾆ=ｪｭ､_　　　　　` 、 /,ｪ=ﾆ
::::::::::::::::::::::::／.......` ＜二二二二二二二二二二二二二二二ﾆﾆ=ｪｭ､_　　　　 {二二
::::::::::::::::::／........................ ` ＜二二二二二二二二二二二二二二二二ﾆ=ｭ､_　/二二
:::::::::::::::/..................../....................` ＜二二二二二二二二二二二二二二二ﾆﾆ=ｭ､_=ﾆﾆ
::::::::::::/　/　　　 i . . ..........................` ＜二二二二二二二二二二二二二二二二ﾆ=ｭ
:::::::::/ ,.´! 　　　 !　　l　l　　. .......... }....../` ＜二二二二二二二二二二二二二二二
:::::://:::::l　　　　 ! 　 !l　!　　　　　/..../.l......./､` ＜二二二二二二二二二二二二二
::::〃:::::::|　　　　　 '､　l '､i 、　　　./ ,ｲ　l...../　∨....` ＜二二二二二二二二二二二ﾆ　　　　仕事の内容は想像がつきますので、
::∥:::::::::!　ｌ　　　〉､!￣ヽ　　/ / l￣!../￣　∨.......ｌ...` ＜二二二二二二二二二ﾆ
∥:::::::::::l　!l　　　　ﾊ　┳┳ ＼ /, ′l　 ┳┳━ .∨../...............` ＜二二二二二二二ﾆ　　　　あえて聞かないことにします。
|i:::::::::::::::l l:‘、　　 l ﾍ ┃┃ 　ﾒ′　.!.　┃┃　　　〉′　　................` ＜二二二二二ﾆ
|､:::::::::::::::ヽ:::ヽ、　 !　ｌ┗┛　　　＼. |　 ┗┛　　/　　　　　　　..../、|...` ＜二二二ﾆ　　　　　しかし、よくやれますね。
| ヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼　＼!　　　<　　｀　　　　　 ∠,r 　　　　／　/l..ヽ!ｌ...........`ｌ.....＜二
＼二/　　　　　　ﾊ--ゝ　　　　　　　　　　　　／　 ___　＜　　 /..!.......ｌ.............!.........ｌ
　　　　　　　　 l ｌ弋　　　　　　　　　　　　￣￣ / 　　　 /....ｌ...../　　　...l..........l
.　　　　　　　　 l .ｌ....＼　　　 ‐‐-　　 u 　U 　/　　　　 /.......!../　　　　..l...　　l
　　　　　　　　　　ｌ　ｌ.........｀...、　　　　　　　　, ＜/　　　　 /.........ｌ/　　　　 ...l....　　ｌ
　　　　　　　　l　 l..............|....>..、　　＜　　/　　　　　/‐‐-､/　　　　 ......!....　　l
　　　　　　　　　　ｌ　 !............l...........｀.´/､｀ヽ　　　l　　　　　 l´ヽ:::/　　　　 .........!..... 　 l
1618 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/26(火) 01:12:02 ID:sSYX0aCu: 　　／　　　　　　　　　　ヽ、　　　ヽ、　ヽ　　ヽ、　ヽ
＜___ ,ｲ　,ｨ　,ィ　ﾄ､　ヽ　　､　ヽ、　ヽ、　ヽ、　ヽ　.:
.　　 / : l　ﾊ　: l　ヽ、＼　　＼　ヽ、　ヽ、､＼_＿ヽ__,
　　 l i : l : ハ　 |ヽ、_ヽ、ヽ、＿ヽ、ヽ、、ヽ、 : | 　 |
　　 ! !　ﾄ､{　ヽ,斗-ミ| ヽ、ﾄ､　,斗‐-ミヾ、＼ :ヽ !:　 ,
　　 l i : { . ` k__Ｎ⊥_ヽ . ヽ　ヽ＿ヽ＿ヽヽ、ヽ、:ヽ/
.　　ヽヾﾊ　 | ,ｲﾃｔｭ‐ミ＼. ヽヽイﾃｔｭ‐㍉ヽ }`>､ヾ、＼__,　　　まあ、誰かがやらないといけないですから、
　　　　ヾiヾ>､!　.{:::::::::}　　ヽ-　｀ {:::::::::} ヾ ` i:/丿/`‐―'
　　　　　i:{ l::i｀｀¨￣￣ .l:|　　　　￣￣¨´　　〃ｿ,ﾊ＿＼,　　　　私がやっているだけです。
.　　　　　ﾊ `､　　　　　 !:!　　　　　　　　　　i!__ノ＿＼,￣
.　　　_ノ　`r-ｉ　　　　ﾉ:l　　　　　　　 / 　 /ヽ､￣　　　　　必要悪ですよ。
　　　　 ´彡j　〉　　　　｀　　　　　　　 /｀!ヽ.|::|二ﾞt､
　　 ,z=≦:;ｲ／ﾆ＼　　　　　　　　　　／　 |二`:|ニﾆﾆﾞﾄ、
=≦ニニﾆ´/ﾆ:ム　＼　￣￣￣｀　　／　　　厂ニ|二二二ミx、
二二二ニ/二二ﾊ.　　＼　　　／　　　　/ニニ|ニニニニﾆ心、
二二ニニ|二二ﾆﾑ　　　￣厂ヽ、　　　　./::二二|二二二二二ﾆ心、
二二ニニ|ニニﾆﾆﾞl　　　／:///∧.　　　/二ニニ|二二二二二二ニ心、
二二ニニ|二ﾆﾆﾆﾆ!　　/:∨////::＼.　/::二二二|二二ニニニニニニニ
二二ニニ|ニニﾆﾆ∧／:::/7777l : :::::∨二ニニニ|二二二二二二二ニﾆ
二二二ニl二ニニニﾑ:::;ｲ////∧ : ::/二二二二/二二二二二ニニニニ

　　　　　　 /　　　　 /　　.//　,' 　　　　 !　/ .,'　　 ',　　　　　',　 ∨
　　　　 /　　　　 ,/　　 //　,'　　　　　　 } ,'　,'　　　 ',　　　　　',　 ∨
　　　 ∥　　　／/　　,//i　,'　　　　　　 ∥　,'　　　 i　　　　　 ',　 ∨
.　　　 ∥ 　 ,　' ./　／∥i　,i　　　　　　 ∥|　!　/ 　　!.　　　　ﾄ､　∨
　　　 !,． '´ ／ ,　'´｀ﾞ li､| ∥　　　　 ∥ !/　 i 　　 |　　　　 | ',.　∨
. 　　 { ≒ｭ､_ '´　　　　|! | i |　　　　　 // ∥|　 | 　　 | 　　　　 |　'.,　',
　　　 |!　　｀,≒ｭ､_　　　 i | { 　　　 //､＿ i　ｉ　　　 |　　　　 | 　 ', .',
　　　 |i　　　|::::ﾋ!:｀≒=ｭ　l ! i　　　　// 　　　!　!　　 .| 　　　　　|　　 ',..',
　　　 i ', 　弋:::::⊂'　　　i!　i　　　//　　　　　! i!　　　　　　　　　ｉ　　　', ',　　　　緑の里は、見ていて気分がいいものではないから
　　　 ',､',　　　￣　　　　　　　　／i　≒ｭ､_　　ヽｌ　　 / 　　　 |　 ′　　 ', ',
　　　　'. ゝ､　　　　　　　　　　メ,　 {.〃:ﾋ!:::ﾞ,≒=ｭ.}　 /　　　　,l!　'　　　　 ', i　　.　立ち去るとしましょう。
.i､　　ﾍ　　　　　　　　　　　 , ＼|. ゞ::⊂'′　／! / 　　　 / !,'　　　　 i |
..!.',｀' ‐ ．_､　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.´　i/ 　　　 / ∥　　　　　 j }
. i. ﾍ　　　　　 __　　　　　　　　　　　　 /..　/　　　　 , '　 / 　　　　/ ,'　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「それは残念ですね」＞パリストン
　l.　＼　　　　　〈　｀'　．_ 　　　　　　 /....., ' 　　 .／　　/　　　ゝ､二ノ
　 i.　　＼　　　　｀ '　．_ﾉ　　　　　／..／　　 .．'´　　 /
　　i.　　　＼　　　　　　　　　　　　 ,．'´ ∠　‐　'

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／⌒＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ﾆﾆﾆﾆニ＼
　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿__　　 /￣￣＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼＿＿＿
.　　　　　／: : : : : : : : : : : : : : : : : : ｀丶、/￣＼. ＼ﾆﾆニ∨ﾆﾆﾆﾆニ／⌒∝o。＿
　　　 //: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼￣＼＼￣＼ﾆ∨ﾆﾆﾆ／　　　　　　＼_)
.　　　 ∨: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼ニ＼_￣＼.＼|⌒¨¨
...　　　　∨: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＿＿__＼ﾆﾆﾆ＼. ＼|
　　　　　 ∨: : : : : : : : : : : : : : : : : ／　　　　　　｀丶、ﾆ.＼_|
　　　　　　＼ : : : : : : : : : : : : : : :j　　 /　　　 i　　　＼ニ人__
　　　　　　　　＼＿＿＿____ : : : /　　| /＼　 ./＼　　.ﾊ￣￣ﾆ=――――――――‐-ミ
.　　　　　　　　 __＿＿／: : : : :/　 |　 f妙　＼|妙>Y,ﾊ八: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
.　　　　　　　＼: : : : : : : : ∠イ　＼__ゝ　　　　厶ﾉ/　｀、: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 〉
　　　　　　　　　　　＼: : : : : : : : :＼_込、　ﾏ￢　　ィﾟ¨　　　｀、 : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /
　　　　　　　　　　　　＼: : : : : /⌒|　 |＞　 _　イ/　{　　　　〉: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :/
　　　　　　　　　　　　　　＼＿/⌒八.　＼}　　ﾄく　八　　 /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ／　　　　それでは失礼します。
　　　　　　　　　　　　　　 /ﾆﾆ∨/＼　＼丿　＼＿__／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ／
　　　　　　　　　　　　　　　 /ﾆﾆニ∨∧＼＿＼/ 〈 / [_]　＼: : : : : : : : : : : :＿＿／
　　　　　　　　　　　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆ.＼＼(⌒∨⌒＼ﾆ|　＼　＼￣￣￣￣
　　　　　　　　　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆ＼＼__ﾉ＼＿)八　　＼　＼
　　　　　　　　　　　　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆ|＼＼i |　| ∨ﾆV＼　ﾊ　　￣￣＼
　　　　　　　　　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆニ.||.　＼＼人. ＼ |　 )／　　､　　　＼
　　　　　　　　　　　　/ﾆﾆﾆﾆﾆニ.|ﾆﾆﾆﾆ八　　i＼＼＼__〉　　＼　　　＼　　＼＼
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　　　　　　 ∧／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ |ﾆﾆﾆﾆﾆ ∧　i |　 |＼＼　　　　＼　　　＼　＼
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　　　　　｀'＜/＿　　　　＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ.|　　　　 |＞―-ミ::::::::|￣￣＼ヽ(＠| )〉
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　　　　　　　 |: : : : : : : : : /　人＿∧-/: |　 ∨ : ＼|　　 |: : :＼＿＿_∨/|　　＼＿＿＿／⌒＼__ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼
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　　　　　　　 |: : : : : : : : ﾚ'i:i:i:i:i:i:i:i|刈: : : |　　 ∨: :/＼_/＼: : : : : : : : : : ＼ﾆ￣￣＼／￣￣　-　_　-　_　-　_　-＼＿ノ〉
.　　　　　　　＼: : : : : :/i:i:i:i:i:i:i:i:/: : : : :八　　　∨ ／∧ 　| : : : : : : : : : : : ＼ﾆ| |￣-_-_-_ -　_　-　_　-　_　-　_　-　く
　　　　　　　　＼＿/i:i:i:i:i:i:i:i:/: : : : : : :∧　　　∨i:i:i:i:∨∧: : : : : : : : : : : : ∧] |-_-_-_-_- 　-　_　-　_　-　_　-　_　- ﾊ
　　　　　　　　　　　　　∨／⌒i:i|: : : : : : : : : ＼　　 |i:i:i:i:i:i∨　＼: : : : : : : : : /　∨＼-_-_-_-_ 　_　-　_　-　_　-　_　-　_ 人＿__
　　　　　　　　　　　　｝/i:i:／⌒∨＿＿＿＿〉　./i:i:i:i:i:i八　　 ∨: : : : : ／　　　＼」-_-_-_-_- -　_　-　_　-　_　-　_ 　_　-　_　＼
　　　　　　　　　　　 V／::::::::::::::|　　　　　　　 //⌒∨i:i:i:|　　 ∨ : ／　　　　　＼-_-_-_-_-_ 　_　-　_　-_-_　-　_ 　_　-　_ 人＿ノ〉
　　　　　　　　　　＼＿＿_/　　　　　　 /:::::::::::::∨i:/　　　 |／　　　　　　　　　　｀Y-_-_-_-_-_-_-_-_　_　-_-_-_-_　-　_　-　_　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　人＿＿___／　　　　　　　　　　　　　　　　乂-_-_-_-_-_-_-_-_-_　-　-_-_-_-_-_-　_＜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼-_-_＜⌒＼(⌒＼＿＿＿-_-_-_-_-_-_＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣￣　　　　　　　　　　　　￣￣￣￣＼_〉

私は緑の里を早々に立ち去った。

この場所は旅で訪れるべき場所ではないから、別の場所に行きたかったのだ。
1619 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/26(火) 01:12:29 ID:sSYX0aCu: 今回の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
1620 ：名無しさん＠狐板：2024/11/26(火) 01:13:30 ID:DpFx93OS: 乙でした
1621 ：名無しさん＠狐板：2024/11/26(火) 02:03:22 ID:onZ2FH+7: 乙でした
1622 ：名無しさん＠狐板：2024/11/26(火) 06:23:49 ID:MwNUhUYJ: 乙
1623 ：名無しさん＠狐板：2024/11/26(火) 08:54:49 ID:1bMLjmba: 乙です
1624 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/26(火) 15:52:47 ID:sSYX0aCu: >>1611　誤字修正
×民衆じゃなくて犯罪者の労役として辺境を開拓させればいいんだ。
〇民衆に辺境を開拓させるのではなく、犯罪者に労役としてやらせばいいんだ。
1625 ：名無しさん＠狐板：2024/11/26(火) 16:16:22 ID:06/hd0nP: いつもお世話になっております、やる夫スレ本棚という本作をまとめさせて頂いているものです
本ブログで掲載させて頂いている件でご連絡がありまして
コメントで荒らしに近いコメントをを書き込む方がいて、IPでの制限をかけても携帯からなのか完全に制限できず
現在コメント欄を閉めている状態です。今後も同じように続くと思われますので、掲載させて頂いている間コメントは閉めさせて頂きたく連絡させて頂きました
ご迷惑をおかけして申し訳有りません、連絡など有りましたらスレッドへの書き込みでもメールフォームからでも構いませんので
長文失礼しました
1626 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/26(火) 16:28:08 ID:sSYX0aCu: >>1625
まとめの方、どうもお疲れ様です。
荒らし対策ならコメント欄を閉めるのは仕方ないと思います。
綺麗にまとめられた作品を読者に視聴してもらえるなら問題ありません。
1627 ：名無しさん＠狐板：2024/11/26(火) 16:32:54 ID:06/hd0nP: お返事ありがとうございます
ご迷惑をおかけしてしまい申し訳有りません
今後はコメント欄閉める形で掲載させて頂きます、今後とも宜しくお願いします
1628 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/26(火) 16:40:25 ID:sSYX0aCu: >>1627
わかりました。
こちらも、よろしくお願いいたします。
1629 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/28(木) 01:23:34 ID:G9dJHft+: ※これは駄文です。

　　　k r-　　‐-　..,,_　　　　　　　　　　　　　　_,,..　-‐::::::::::::::::7 ｱ
　　人l:::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ　　　　　　　　　 ..::´:::::::::::::::::::::::::::::/ 」
　　　} i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ　-‐　 ‐- ∠:::::::::::::::::::::::::::::::::::::j　(
　　　j_l:::::::::::::::::::::::::::::..::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞::､´::::::::::::::::::::::l　]
　　　KV::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::/ j'
　　　ゞヽ:::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::ノ k
　　　　｀ヾ　':::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::::ﾑ´,x'
　　　　　 /:::::::/:::::::::::,ﾑ:::::ｲ::::::::::::::::!、:::::::::::::::::::::::::::::::ﾑ
　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::Ｖﾚ' ∨:::::::| ＼::::::::::::::::::ヽ:::::::::::}
　　　 .厶イ:::::::!:::::::::::i＿　　　 ∨:::::l　　＼ __:::::::::::i:::::::::::l　　　本当にどうでもいいけど、女王兼天空神の巫女は
　　　　 !:::::::l:::::::::::| 　 ¨　‐- ∨:::l-‐　¨ヽ、:::::::::l:::::::::::i
　　　　　lｲ::::li:::::::::il 行≧x.　　∨:l　 ,x≦沁:::::::::ﾄ::::::::ﾊ　　　このAAを使っていて……
　　　　 ,'Ｖ::::i:::::::::|　弋.z'ﾉ　　Ⅵ　弋.z'ﾉ .∨::::l:::::/::ﾑ
　　　　 /::::Ｖ::{:::!:::l!',　　　　　　　　　　　　　∨::|:/:::::ﾑ
　　　　 /::::::::::ヽli::::l:ﾑ　　　　　'　　　　　 /::::l＼k:::::::::ﾑ
　　　 /::::::::::::j:::::l:::::l入　　　 _　　　　 .ｲl::::::l:::::::',:::::::::ﾑ
　　　 /::::::::::::,'::::::[二]:::::丶　　　｀　　　.く　N二]::::::::',:::::::::ﾑ
　　　´￣￣ /:::::::::|:::::l::::::::::::::i`　-　イ::::::::::::li:::::l::::::::::ﾑ￣￣｀
　　　　　/:::::::::::l:::::.l:::::::::xノ　　　　トx::::::::l::::::.l::::::::::::ﾑ
　　　　　 /:::::::::::::::l:::::.lx t´　ﾑ　　　 /　ト::::l:::::::l:::::::::::::::ﾑ
　　　　 /::::::::::::..K !:::::l:::::l　　ﾑ　　/　　　!:::｀!:::::.lｧ:::::::::::::::ﾑ
　　　 /:::::::::::／　 'l::::::l:::::i　　｀ハ´　　 l:::::｜:::::! ヽ:::::::::::::ﾑ
　　 /::::::::::::'　　　ﾉ:::::.!:::::i　　イ⌒l＼　　l:::::::l:::::::l　 }:::::::::::::::ﾑ

　　　　　　　　　現女王にして天空神の巫女

　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿
　　　　　　　　　　　　　　　 ,..／::／::::::::::::::::::::::::::::ﾄ,
　　　　　　　　　　　　　 ...:::::/／:::::::::::::::::::::}::::::::::::::::',
　　　　　　　　　　／::::::/::::::::::::::::::::::::::::':::::::::::::::::::::',
　　　　　　　　　 .::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::ｨ::::::::::::::::ゞ
　　　　　　　　　　/::::::/::::::::i:::::::::::::::::::::::/:::／ {::::::::::::::::::',
　　　　　　　　 ..:;ｨ::::::i::::::::::{:::::l::::::::::;:イ／-―!:::::::::::::::::::',
　　　　　 .／ /::::::::ｌ::::::::┼＋::::::/::/ ィ笄７ﾌ:::::::::::::::::::',
　　　　　　　　ｉ::::::::::ｌ::::::::匁圦:::/∨　　`¨　}::::::::::::::::::::::　　　　そして前女王にして先代の天空神の巫女には、このAAを使っているわ。
　　　　　　　　 |ﾊ:::::::l::::ﾄ:::|. 　 }'〈　　　　 /i::::::: ｨ:::::::::::
　　　　　　　　 i! ';::::::l:: | ヾ　　　　＿ ,　　/::／ }::::::::::::.　　　　『東方Project』繋がりで、この二人のＡＡは使い勝手がいいわ。
　　　　　　　　 l　,';:::::Ⅵ 人　｀　　　　　イ: : : /::::::::::::l:::.
　　　　　　　 .／:::';::ハ!: : /＞... _ 　　 _..ｨ′ {＼::::::::::::i::::
　　　　　 .／:::::::::匕匸{ク､:::ｘ≦三三＞勺､人　＼/}:ハ::i
　　　　　　／:::::::::::::／:::::::: 7≦三三三7⌒'マァヾ＼　＼　}/
　　　　／::::::::::::::::/:::::::::::::/´}三三三,〃 ::::::::::::Y’　ヽ.　＼､
　　 ..::::::::::::::::,　７ ::::::::::::/　/三三　//:::::::::::::::: i.　　　У　-ヽヽ　　　＿
　　/::::::::::::::::/　/:::::::::::::/　/三三三{/:::::::::::ヽ￣ヽ r ´　／　 }　＼,／／
　./::::::::::::::::/　 .!:::::::::／r=━…・・・・i::::::::::／: ＼　.{ .／　 , 　 ∨ ./: :/
ノ::::::::::_＿/＿__|:::／／:/7 : : : : : : :｜::／.: : : : :.＼ヽ　.／　　　∨: :/
:::::::::/ : : : : : : : |´／ : /_i : : : : :／ : |:/ : : : : : : : : :ヽ_く　イ　　 .ヽ/
::::／￣￣￣￣／ /7: : : : : : : : ／: : ': : : : : : : : : : : rヽ.´ .!`ｰ　 __,ゝ､
:く　　　　　　 /: : /_i : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :l_} :＼ヽ　／　　　＼
:::::＼　　　 .{: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :/フ´

　　　　　　　　　　　先代巫女にして前女王
1630 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/28(木) 01:24:14 ID:G9dJHft+: 　　　　　　　ｒ‐ﾆ7三三三≧zｰﾏ＞三三三三ヽﾆ〉
　　　　　　　辷７三三三三Уﾆ≦三三三三三V 7
　　　　rﾐ二fﾆ-‐::::￣￣::::::::::::::::::::::::::::¨:＜三三}ﾆ{::､
　　　　辷／,,::::::::::::::::::::::":::::::::::‐-::::::::::::::::::ヽ三/‐ﾉ::::ヽ
　　　　ゝ/::/ ／:::::::::::::::::::::{::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::Vン三三ハ　　..　それで他の六柱の巫女は六人の公爵が勤めているけど、
　　　　{:/V:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼三厂ゞ
　　　　　v ,'::::::::::::::::::::::::::::ﾄ::::::::::_;Lヽ‐-:::::::::::::::::::∨ン:::::.､　　　これ設定だけで登場させる予定はないわ。
　　　　　　{::::::::::::::::::_:斗:‐i v::::::::::i　ヾゝ::::::::::::::::::::}:::::::::::::::
　　　　　人::::::::::＜:ゝルV　V:::::ﾘィｆ弍刈::i:::::::::::::::::::::::::::|　　　何故かって？
　　　　　　 i::!:::::::::::::i下弍ﾒ　ヽN　　辷り Ⅵ:::i:::::!::::::::::::::::|
　　　　　 j:从::::{:､:::､辷り､　　/／//／.::::::::::::!::::::::::::::::j　　　公爵は最上級貴族だから格は高いけど、それだけよ。
　　　　　　ｲ:::::::::ﾐ､`::ゝ/／/　　　　　　　ハ::ﾊ: :!:::::::::::::::ﾊ
　　　　　 .:::::::::::::::ﾄ:ゝiゝ　　　　，っ　　ｲ::ﾉｿi　ﾘー-　､:::::.､
　　　　 {:::;イ::::::［　 ]::::::＞｡ __　　＜ﾘ{　　 }/､ン⌒Yﾍ::::.､
　　　　　 V ﾉ;::i::<ﾗﾆﾍ厂 i　　 |　 /　　　广ﾆ人ﾝ　　　ﾚ:::::::::ミー=''
　　　　　　ﾘ　{::::::j　辷i　　 i　/　　　个::ｿ　　　　　 i::::::::::|
　　　　　　　　／vリ　廴i　　　v　　　　ﾚ　　　　　　 j::::::::ﾉ
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　　　　　へ､ / ／　　　ヽ‐ゝ〟ﾉ三三三三i|　　　　　　|　　＿
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　　　　　　＼/ゝУ＾ヘ　　　＜ﾍ￣　⌒ﾐ～　　　ヾ三三{(
　　/　　　　　》／　_二つ_｡　　　.i　　　　　　ヽ　 j三三ﾏヽ
　 /　　　ゝ＿　 /　　ー‐ラ三＼　　 i　　　　　　　　　　 ,'三三三j}
　　　　　　彡フ　　　　へ )三三ﾄミ i　　　　　　　　　j三三三人
../　　　　　〃　　　ノ三三三三| 　 j　　　　　　　　　 {三三三三≧
/　　　　 |i　＿　イ　j三三三三|　ﾉ　　　　　　　ノ三三三三三》

　　　　　　　　 ( {　|ﾆニニニニニニﾆ=───=ﾆニニニニニニﾆK　}
　　　　　　　　 {-ヽ|ニニニニﾆ＞''ﾞ: : : : : : : : : : : : :｀''＜ニニニニ|　 ]
　　　　　　　　｀`‐|ﾆニニﾆj>'´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼ﾆニﾆ７⌒}
　　　　　　　　　　人ニﾆﾆ/／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 寸ﾆ/⌒ｿ
　　　　　　　　　｛　ﾏﾆｙ'´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : V⌒〈　　　　ぶっちゃけると、領地や権力を持たない権威と格式しかない存在だから、
　　　　　　　　　　Y⌒∨ : : : : : : : : |: : : :､: : : : : : |: : : : ｌ: : : : : :∨ノ
　　　　　　　　_､r圦_ノ : : : / : : |: : j|: : : : :＼: : : : |: : : : |: : : |: : : V_　　　　『上位互換にあたる女王を出せば、公爵を出す必要性はない』
　　　　　_､rf〔ニﾆア/:/: : /: : : :| : 八: : : : : :',＼: : |､: : : |: : : |: : : :|ﾆ_
　　_､rf〔ニニﾆﾆｱ７_|′:.i|: : : : |:./|　∨: : : : | _ 斗|-ミ: :|: : : |: : : :|ニ_　　　というのが理由ね。
　く`''＜ニニニｱ_/_/: : : i|: : : : |/┼‐-ﾄ､: : : |´,ｨ斧芯圷ｧ: : ,': : : ,'ニ-_
　　(_／ `''＜_ｱﾆ{ﾆ| : : : i|:|: : : :陀芯圷ﾐ＼从　　V辷ｿ/ : /: : : /ﾆニﾆ_　　権威しかない貴族なんて登場させても話を膨らませられないもの。
　　　＼_/＿/ ￣ｱ: : : : i|:|: : : :ﾄヾこソ　　　　　　 / : /: : : /ﾆニニﾆ_
　　　　　　 _､‐''￣| : : : : 从: : 从　　　　　 !　　　　　　ﾚ'7 从:/ニﾆ＞''⌒>
　　　_､‐''゛ : _､‐''ｿ: : / : /|-＼:|圦　　　　　　　　　　／:/　/{_厶斗ｬﾋ''ﾞ
_､‐''゛: :_､‐''゛: :／ : : {:／|　｀¨´＼个..._　　 ─‐ 　ｨi:i:i:/￣￣〉i:i|: : : : :、
_,,.､丶´: : : : : : : :＞'⌒'y┐～.r～'乂i:i:＞　　_　＜Ｌi:i:｢L....イ:i:ｉﾘ : : : : :、
／: : : : : : : ;.rァ1允 |_/　从: : |i:i:i:＞''~くj　　　　　 |y'｜: : : トv': : : : : : :.
: : : : : _､‐''ﾞ: しし'^　ﾉ　/: : : :厂 }　　　　｀`～､、　/　 | : : : [　}`''寸: : | :、
─‐'''ﾞ／ : ノ　　／　 /: : : :/{⌒ｬ　　　　　　ｨこYこ>､| : : :/Lｺ　　V: :乂:.
　　／ : : / 　　　／: : : :/　Ｖ⌒ｬ　　　／圦　　　|圦: :/─ﾉ　　 |: :i| 　|
　／: :／:/{ 　　　／´/ : ／　　 V⌒ｬ__／ﾆニﾆ〉─〈ﾆﾆVﾆK 　　 |: 八｜
. : :.／:／八　　 {　 |／　　 j　 V_ノニニニ-/　 |　 Vﾆニﾆ-_|--┴''⌒ｿ
:.／:／　　∧　　　ﾏ<L　　　_ノ)　/ﾆニニニﾆ/　　′　∨ニニﾆ-_　　　 |
､ヽ`　　　ノ|　　 / ∧ 　　　 |/ニニニﾆ／　　/ 　　ﾏニニニ-_　　ノ、

　　　　　　　　　riｰ､　　　　　　　　　　　　　, ‐iｧ
　　　　　　　　 7!　　＼　　　　　　　　　／　　!「
　　　　　　　　」i　　　　＼　＿＿＿　／　　　　i7
　　　　　　　　r!　｀ヽ,,...-::´:::::::::::::::::｀::‐...,,ｱ´　 !ｭ
　　　　　　　 7i　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼　i」
　　　　　　　 L7/::::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::',L7
　　　　　　　　 /::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',::',
　　　　　　　　i':::|:::::::::,ｲ--‐'|　/＼`‐--/､:::::::::::|:::|　　　　　だから公爵については半ば死に設定になっているわ。
　　　　　　　./|:::レ::;ノﾚi／レ'　　＼/ 　ﾚ､;:::::」:::|',
　　　　　　 / .|::::::| 　|=〒ﾃ〒　　〒ﾃ〒=|　 |::::::|. ',　　　　一応、彼女たちは私のサポートをしてくれているし、
　　　　　 ./ 　|::::::|＿|　弋_ソ　　　弋_ソ　 |＿|::::::|　 ',
　　　　　　｀ヽ|::::::|::::::|｀i〃　　　　　　〃i´|::::::|::::::|.／　　　祭祀だってちゃんとやっているけど、
　　　　　　　　|:::::|::::::|ヽ￣｀ヽ、‐ r　´￣.ノ|::::::|::::::|
　　　　　　　　|:::::|::::::|、｀ l　　i‐‐i　　l ´ , |:::::::|:::::|　　　　　作中ではAAを出して描写する予定はないわ。
　　　　　　　　!,.-ﾚv､,!　､ l、　l- -l　 ,.l,r‐-ﾚv､,!::::|
　　　　　　／／　　　}/l .l　 l ｰ' l　 l l　　＼＼::|
　　　　　／／　　　　/　l .l　l ハ l　.l. l',　　　＼＼
　　　　　',　　　　　／　　l .l l/　 ',l　l. l　＼　　　　 /
＿＿＿＿',　　　　　　　　 l .ll＿＿l l. l　　　　　　/＿＿＿＿
　　　　　　＼　　　　　　 l .| 　　 |. l　　　　　　/
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1631 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/28(木) 01:25:02 ID:G9dJHft+: 　　　　　　　　r'T"´｀ヽ､　　　　　　　　　　　 ,. -rｧ
　　　　　　　 r'7:./:.:.:.:.:.:.＼　　　　　　　　／.:.:.:.i:.!,」
　　　　　　　r'7:.;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ.,,___ 　　,.:':.:.:.:.:.:.:.:.! (
　　　　　　「/:./:.:.:.:.:ヽ､:.:.:.:.:.:.:.:ヽ-ヽ.,/:.:.:／:.:.:l:.「 !
　　　　　 r'ﾝ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＞''"´￣::｀ヽ｀＞'､:.:.:.:.:.:.!ｺ
　　　　　 L!:.:.i.:.:.:.:.,.::'´::::::::::::::::::::::::::::::::｀:::::'"´｀ヽ!」､
　　　　　 !ﾍ:.:.:.:.／::::::::;:':::::::/:::::::;':::::;:::::::!::::::::;::::::::::Y
　　　　 /ヽ!ヽ/:/::::::::/:::::_/___:/:::::/!:::::;'::::::;ﾊ:::::::::::',>
　　　　 ,'::::/:.:;'::;':::::::::;':::::::/___/!_｀7 |:::/|ｰ/-:!､::::i::::i　　　それと魔王戦争時の女王のやらかしで
　　　 /:::/:.:.:!_ﾚ､;___L_/i´　!┘ i｀　ﾚ' .ﾚ'rｧr'､!::::!::::|
　　　 ,':rｲ:.:.:.:.:!;'::::|::::::| ﾍ. 　'､_,ﾉ　　　　 !' !　!7r'ヽ!　　　七大神が王家を見限らなかったのは、
　　.,:'::ヽﾍ､___!:::rﾄ､:;_;!.　 `'ｰ　　　　　,　`´ノi/!:.:.:',
　　/::::::/`ｰ^ｰ';::`i｀ーi　'"'"　　　　　_　　　,., ﾚ^ヾｺ　　　想定外の失策というのは
　 ,':::::::;':::::::::::::::ﾊr!____,ﾄ.､　　　　　 '´┘ 　　 ,ﾊi
　.i::::::::i::::::::::::::,':::i`rｰ‐i':::::｀i.　､.,　　　　_,. イ_,ﾑ!　　　　　どうしても発生してしまうからよ。
　 !::::/!:::::::::;:ｲ::::::::|:::::::|r'イ｀ヽ､　｀"T"´i:::::;|:::::::|
　 V　 ';:::::/:::!::::rく|:::::::|　ヽ　　＞rｨ'^ヽ､:::::!:::::;'
　　　　 V '､::ﾚ'´ヽ';::::::ﾄ､.,_____,.イムヽ　　>:|:::/
　　　　　　 r7　　ヽ;::!:.:.:.:.:.:.:./ / ハｰﾍﾊ､|/
　　　　　i´`' ｰ--‐='i':.:.:.:.:.:.:/ ,'　 i　';.:.:.Y´i
　　　　　/`　ー　-- '|:.:.:.:.:.くヽ､.,___,,.ｨヽ;.:!-'ｧ､

　　　　　　　　ＦＹ´¨ヽ､
　　　　　　　冫l: : : : : ｀ヽ､　　　　　／^ヽ、
　　　　　　　　〈　,| : : : :_: : : :｀ヽ、　／: : : : :ヾ､
　　　　　　　 Y |: : : :.:.:｀:.:ヽ_ 上ヱ:_:.:.:.-: : :ﾍヽ
　　　　　　　　　｜l: : : :.､＞''´::::::::::::::::::::｀`＜: : l┤
　　　　　　　　广|: : :／::::::;:::::::::!:::::::::::::::::::::::::ヽﾄ{
　　　　　　　　辷l: :/::;'::;':::i:::::::::!::::::::::::::::::::::::::::::Y
　　　　　　　　 }-i: l:::i:::::::::l::::;::::ﾄ､:::::!:::::::::: N:::';::!　　　そんなものを恐れていたら、それこそ何もできなくなる。
　　　　　　　　　ﾄ､`!:::i:::::::::|::::!::T卞､i::::ｌ::::::ﾅト::ﾄ|
　　　　　　 _｣ !:.|:::::::!:::::仁|;rﾃト､ヽ::l:;ｨ尓|:|::!　　　　だから天空神は王家や公爵家には必要以上に責め立てたりはしないわ。
　　　　　　 ┌'／: :|::l::::i::::::|ｰ代_ﾉ　　｀" じ'ﾙﾚi
　　　　　 r'/: : :/'|::i::::i::::::|::::!　　　 __ '　 ,!|ﾆ|　　　　そもそも人間は長くても３０年程度で代替わりするから、
　　　　　　//: : :./ｒ'!::!::::l::::::|::::lヽ、　　　.イ:::!:::|
　　　　 r'./: : :./ｨ' |::!:::::i:::: |::::ﾄ、｀　T´_:::i::::|:: !　　　　失敗を教訓に次の女王や公爵の糧にする方がいいからね。
　　　　_ﾉ/: : :./r'　 !:l::::::i::_,ﾑ:::| ヽ　　`Y^ヾ､:!:::|
　　　,｣ /: : : /ｒ' 　 i::!:::::「V/ﾍ:| 　＼　 !　 Vi::::!
　　 | /: : : /r' 　　ﾘ!::f´ヾＶ/'|! 　　　＼! 　 lＮ:!､
　　 f l : : : i ﾉ　　　|:::|　ヾ∨ﾑ､　 ,.z介r-弌ﾘ_｣
. 　ﾉ !: : : :l｛　　　ｌ:::l. 　　ﾄ､ﾏ/>'´:.:〈.,ﾑ〉: : : :.|
　　´`ヾ: : :|. ｝　　,.ｌ斗　　ﾚ'l／: : : : :ハ'ﾍ : : : |ｰ- ､
　　　　＼:| !　　くｰ┴一'´　|: : : : : / 　'　ヽ: : :l　 /
　　　　　Ｖ　　　ヽ_　　__,.､ﾄ,: : : :/　　 ',　ヽ: :!ﾆI
　　　　　　　　　 /ﾊｺ└‐'"　ﾍ: :./　　　 :,　　,ゝ!　〉
.　　　　　　　　 //仆､　　　　Ｖ､__,.へ､｣_／: : | {
　　　　　　　　〈/'!」|　　　　　　ヽ: : : :;.．-一'Tﾌ　｝

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,, _,,r‐┐
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　　　{` ｙー─--　,,_　　　,へヘ／　　　　　　 }　く,
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　　く {　　　　..::::....／::;:::::::::::::::::;:::::::::::::::｀ヽ､.....: } L_
　　 [､ {　　　..:::::／::::::;::::::;:::::;::::::ﾊ:::::::::::::;;::::　ヽ:::}　」
　　　「 {　　..:::::/　::::::/:;::/:::::ｊ::::::} i:::l:::;::::::;;;;:::　｀､}└,
　　　｀ｱゝ..:::::/;:::::::::/:::l::l::::::ｊ:::::::ｊ　!:|::l:::::l::;i:::::::::::; ヽ┘
　　　└ェゝ:::l::;:::::::ｲ:::_LL::」;,:::;ﾉ　}」LL::」::l::::::;;i:::::ｉ:ﾄ　　　　　ぶっちゃけると、失策でいちいち王家を見限っていたら、
　　　／::くｨゝｊ:;i::;;::::{:::::;l;;;l;;;;ﾘﾚ'　　ﾘ L;;;;;l;;ﾘ;:::::;;}::::ﾄ:〉',
　　人　　::く/::;;i::::;;::ト,ｨﾗﾃ=＾'　　　ﾗﾃ=ｘ'l:;;;;;::l:::::Y　〉､　　中国みたいに王朝交代を頻繁にやらなくてはいけなくなるわ。
　.くｒi ＼　::i::;;;;{┌-{《 {-':::;}　　　　 {‐':::;} 》‐ｖ-};;;;:::ﾄくｚ´
　　　Lｎ＼ i:::;;;ｩ[ノ￣! ヾン　　　'　ヾン　ｉ￣ﾌ;::;::::ﾄ;:ヽ　　　七大神は、それが嫌だから現在の体制を構築したのに、
　　　　｀ﾌ:/::::;::＼　　i､ﾞﾞﾞﾞ　 , ―-‐､　ﾞﾞﾞﾞｲ:.　 {;;::l}:::::}l::::}
　　　　　{::ｉ{:::::ﾄ;;::;{:.　　i｀＞.,,`ー一'_. イ∠ﾆ二〉:ﾊ::::ハﾉ　　　王家をあっさりと見限っていたら、その意味がないでしょう。
　　　　　V !､:::!､;;〈ﾆ二ｺ´　＼￣´{￣｀Y;;;:::::;::V ﾉノ　´
　　　　　　　 `ーｿ{:::;;;:::ヾ:.､　　＼/　　 {;;;:::::::;:}´　　　　　　　まあ、その変わり上級貴族には容赦がないから、
　　　　　　　　 {　';:::::;;;::::ヾ､　, ｲ''^i..､　l{;:::::::;ﾘ,
　　　　　　　 }　ヾ､;;::::;;:::ヽ'　.〉=ﾍ. ＼{;::::丿.l　　　　　　　戦時中に上級貴族を徴兵して遠征軍に放り込んでいるわ。
　　　　　　　　　レヘ　 }.}￣｀＾`/　ﾊ｀i 　ヾ人__!__
.　　　　　　　／／l　｀!ij 　　 !　 ::;'　＼　　　}::　￣ﾌ
　　　　　　ｨ´／l l／ l＼〉　　 i　　　　　ゝ　.:',二] [ﾌ
　　　　　　〉l／　　＼l}:　　　｀⌒ー‐..´　　　l:　 .ｲ
　　　　　　ﾉ　::／　　　 {::　　　　　　　　　　＼　ヽ
.　　　　 / :／　　　　　 }:　　　　　　　　　　_,..-‐┘　ヽ
　　　　ﾉノ　　　　　　　ﾄ　..,＿,..　---―''´:: 〉:　　　　ヽ
1632 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/28(木) 01:25:36 ID:G9dJHft+: 　　　　　_ ＿＿＿
　　　　ｋf::::::::::::::::::::::｀＞､　　　　　　_,,..　-‐　ﾍア
　　　　　7V::::::::::::::::::::::::::_;;::ゝ-.........-´ ::;;_:::::::::::::ﾑ人
　　　　　ゝ.V:::::::::::::::..::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞...:::::::} ]
　　　　　弋V::::, '::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞x
　　　　　　＜V::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　／:/:::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::ｨ::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾑ
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　　／::::::::;'::::::::::::::i::::::::::,:::::-./_ N/ 　 V l.::::！.ヽ::::::::}:::::::::}
　く::::::::::::::l:::::::::::::::l:::::::::::::::::/　 ¨　―-　 l::::::.l　 .!__::::ﾄ､:::::.i　　王家の失策は言葉姫の結婚だけど、
　　＼::::::::i:::::::::::::::l:::::::i::::::/　　　　丶　　.!::::::!￣.!:::::::l::∨::.l
　　　＼::i:::::::::::::::::､::::!::./ !.ミ＝== 　　 l::::/'　 .l:::::::l::::∨.!　　これは王家が決めなくてはいけない事だから、
　　　　　｀|:::::::::::::::::::ヽl,/::::l　:::::::..　　　　 !/ミ==.ﾚｲ:.ト､.},ｲ
　　　　　 |:::::::::::::::::::::::l::::::::!　　　　　　　､　..:::::::/::::∨　＼{　　　王家に決定権があるのよね。
　　　　　 l:::::::::::::::::::::::ﾄー小　　　　_　　　　.ｲ:::::::l
　　　　　 i:::::::::::::::::::::::lー '!　＼　　‘ｰ’　 .／::::ﾄーｲ
　　　　 l:::::::::::::::::ィ´.!:::::.:l　　｀.,ー‐.....:´:::::::::::.!ー.ｨ
　　　　　j:::::r x ´::::ヽ.l::::::｜　　〈　｀ﾄ t.....:::::::::::N::::::::
　　　 '／　　 i:::::::::} l::::::::ﾄ､　　　__'　l::::ﾊ｀ヽ::i ∨::::.
　　　 /　　　　 l:::::::::i. ∨:！ヽ　　/　　i::::ﾑ　 ';l　∨:::.
　　　{　　　　　 |:::::::.l　.∨::l　　 y　　　}:::::::i 　',　　ヽ::

　　　　　　　　r'T"´｀ヽ､　　　　　　　　　　　 ,. -rｧ
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　　　　　　「/:./:.:.:.:.:ヽ､:.:.:.:.:.:.:.:ヽ-ヽ.,/:.:.:／:.:.:l:.「 !
　　　　　 r'ﾝ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＞''"´￣::｀ヽ｀＞'､:.:.:.:.:.:.!ｺ
　　　　　 L!:.:.i.:.:.:.:.,.::'´::::::::::::::::::::::::::::::::｀:::::'"´｀ヽ!」､
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　　　　 /ヽ!ヽ/:/::::::::/:::::_/___:/:::::/!:::::;'::::::;ﾊ:::::::::::',>
　　　　 ,'::::/:.:;'::;':::::::::;':::::::/___/!_｀7 |:::/|ｰ/-:!､::::i::::i
　　　 /:::/:.:.:!_ﾚ､;___L_/i´　!┘ i｀　ﾚ' .ﾚ'rｧr'､!::::!::::|　　　ただ魔王戦争以降は王家と公爵家の結婚は政略結婚を無理強いするのではなく、
　　　 ,':rｲ:.:.:.:.:!;'::::|::::::| ﾍ. 　'､_,ﾉ　　　　 !' !　!7r'ヽ!
　　.,:'::ヽﾍ､___!:::rﾄ､:;_;!.　 `'ｰ　　　　　,　`´ノi/!:.:.:',　　　本人の意思を優先するようになったわ。
　　/::::::/`ｰ^ｰ';::`i｀ーi　'"'"　　　　　_　　　,., ﾚ^ヾｺ
　 ,':::::::;':::::::::::::::ﾊr!____,ﾄ.､　　　　　 '´┘ 　　 ,ﾊi　　　　　政略結婚は高貴なる義務だから褒められたことではないけど、
　.i::::::::i::::::::::::::,':::i`rｰ‐i':::::｀i.　､.,　　　　_,. イ_,ﾑ!
　 !::::/!:::::::::;:ｲ::::::::|:::::::|r'イ｀ヽ､　｀"T"´i:::::;|:::::::|　　　　　王家の都合で結婚話を決めた事でとんでもない事をなったからね。
　 V　 ';:::::/:::!::::rく|:::::::|　ヽ　　＞rｨ'^ヽ､:::::!:::::;'
　　　　 V '､::ﾚ'´ヽ';::::::ﾄ､.,_____,.イムヽ　　>:|:::/
　　　　　　 r7　　ヽ;::!:.:.:.:.:.:.:./ / ハｰﾍﾊ､|/
　　　　　i´`' ｰ--‐='i':.:.:.:.:.:.:/ ,'　 i　';.:.:.Y´i
　　　　　/`　ー　-- '|:.:.:.:.:.くヽ､.,___,,.ｨヽ;.:!-'ｧ､

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,, _,,r‐┐
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　　　{` ｙー─--　,,_　　　,へヘ／　　　　　　 }　く,
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　　く {　　　　..::::....／::;:::::::::::::::::;:::::::::::::::｀ヽ､.....: } L_
　　 [､ {　　　..:::::／::::::;::::::;:::::;::::::ﾊ:::::::::::::;;::::　ヽ:::}　」
　　　「 {　　..:::::/　::::::/:;::/:::::ｊ::::::} i:::l:::;::::::;;;;:::　｀､}└,
　　　｀ｱゝ..:::::/;:::::::::/:::l::l::::::ｊ:::::::ｊ　!:|::l:::::l::;i:::::::::::; ヽ┘　　　　ただし身分違いの貴賤結婚は推奨していないから、
　　　└ェゝ:::l::;:::::::ｲ:::_LL::」;,:::;ﾉ　}」LL::」::l::::::;;i:::::ｉ:ﾄ
　　　／::くｨゝｊ:;i::;;::::{:::::;l;;;l;;;;ﾘﾚ'　　ﾘ L;;;;;l;;ﾘ;:::::;;}::::ﾄ:〉',　　　　なるべくやめて欲しいのが本音ね。
　　人　　::く/::;;i::::;;::ト,ｨﾗﾃ=＾'　　　ﾗﾃ=ｘ'l:;;;;;::l:::::Y　〉､
　.くｒi ＼　::i::;;;;{┌-{《 {-':::;}　　　　 {‐':::;} 》‐ｖ-};;;;:::ﾄくｚ´　　　どうしてもやりたいというのなら仕方ないけど、
　　　Lｎ＼ i:::;;;ｩ[ノ￣! ヾン　　　'　ヾン　ｉ￣ﾌ;::;::::ﾄ;:ヽ
　　　　｀ﾌ:/::::;::＼　　i､ﾞﾞﾞﾞ　 , ―-‐､　ﾞﾞﾞﾞｲ:.　 {;;::l}:::::}l::::}　　　いろいろと問題が多いから苦労するわよ。
　　　　　{::ｉ{:::::ﾄ;;::;{:.　　i｀＞.,,`ー一'_. イ∠ﾆ二〉:ﾊ::::ハﾉ
　　　　　V !､:::!､;;〈ﾆ二ｺ´　＼￣´{￣｀Y;;;:::::;::V ﾉノ　´　　　　悲しいけど、現実は童話とは違うのよ。
　　　　　　　 `ーｿ{:::;;;:::ヾ:.､　　＼/　　 {;;;:::::::;:}´
　　　　　　　　 {　';:::::;;;::::ヾ､　, ｲ''^i..､　l{;:::::::;ﾘ,
　　　　　　　 }　ヾ､;;::::;;:::ヽ'　.〉=ﾍ. ＼{;::::丿.l
　　　　　　　　　レヘ　 }.}￣｀＾`/　ﾊ｀i 　ヾ人__!__
.　　　　　　　／／l　｀!ij 　　 !　 ::;'　＼　　　}::　￣ﾌ
　　　　　　ｨ´／l l／ l＼〉　　 i　　　　　ゝ　.:',二] [ﾌ
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　　　　　　ﾉ　::／　　　 {::　　　　　　　　　　＼　ヽ
.　　　　 / :／　　　　　 }:　　　　　　　　　　_,..-‐┘　ヽ
　　　　ﾉノ　　　　　　　ﾄ　..,＿,..　---―''´:: 〉:　　　　ヽ

以上、駄文は終わりです。
1633 ：名無しさん＠狐板：2024/11/28(木) 01:26:41 ID:gXendBRo: 乙
1634 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/28(木) 01:31:34 ID:G9dJHft+: >>1632　誤字修正
×とんでもない事をなったからね。→　〇とんでもない事になったからね。
1635 ：名無しさん＠狐板：2024/11/28(木) 01:36:36 ID:Htes8Pgg: 乙です
1636 ：名無しさん＠狐板：2024/11/28(木) 01:46:10 ID:sult/l3c: 乙でした
1637 ：名無しさん＠狐板：2024/11/28(木) 04:46:39 ID:iys9x/jS: なんか急に七大神が王家を見限るとか言い出したけどそんなこと誰か言ってた？
1638 ：名無しさん＠狐板：2024/11/28(木) 06:30:01 ID:nvdUVq9D: 多分まとめの方だな
1639 ：名無しさん＠狐板：2024/11/28(木) 07:53:37 ID:BuPH0RM0: 王族や貴族は跡取り以外の子は臣籍降下して
知識と教養のある庶民がどんどん増える
下剋上起こすのは大体この系譜
1640 ：名無しさん＠狐板：2024/11/28(木) 08:42:43 ID:jINnvJPw: そもそも指摘されてるのは失策ではなくその後だしな
1641 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/30(土) 23:44:23 ID:KQ6WiKF/: ttps://www.youtube.com/watch?v=XULkVpeC-yM

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〕ｉs｡.,|i:i|　|_::|:::::|｀''| : :| | ::|`ト|:::｀ｌ　||　　　　　　　_| _|_ |　∧ ﾊﾊ　.ﾊ　　　　　　　　　　　　 |んﾆﾆﾆﾆｧi㌻　 |:::::||:::::|
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￣¨7|i:i|ﾏﾑ￣￣７|i:i|¨:¨:¨:|:|:|_|_|_|_|l＼└‐ｰ┘|‐rr┴tt===＝＝ﾆﾆ二二_||:||⊥|_|ﾆ|┴┴＝|　| ||:||i:i:i:||i:i:i|　　||:_:_|
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ｨｼ　 |i:i|　ﾏﾑｨｼ　 |i:i|ﾆﾆﾆﾆ|:|_|_|_|ﾉ乂┴┴─┴=ﾆ¨ _,,..　-　'' "　　　　　　　 ∥　　　　 ∨| |｀'|i:i:i:||i:i:i|,,_
/;';';';';'__二ﾆ=-‐…￢_二ﾌ'' ¨--- ｀¨´　　_,,..　-=　¨　　　　　　　　　　　　　　　 |i. 　　　　　　ヽ|　|i:i:i:||i:i:i|　￣”“
¨¨￣＿　-┘''　¨￣‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐｡o≦_‐_‐_ｰ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|i　　　　　　　＼|i:i:i:||i:i:i|
=ﾆ¨----------------｡o≦_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |i　　　　　　　　　　≧s｡.,_:|

　　　　　　　　　　　　　　　　　　リーザス地帯　リッチの街

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 r‐‐‐‐‐-ミ　_____　ノ〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉﾆﾆﾆﾆ＼{ﾆﾆﾆﾆ.／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿_/___ﾆﾆﾆﾆﾆヽ____／
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　＿＿＿｀`～､、_{
　　　　　　　　　　　　　　　　 (( 　 /ﾆﾆﾆﾆﾆ≧s｡｀`～､
　　　　　　　　　　　　　　＼/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼＿＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /ﾆﾆ=‐　　　　-‐‐‐‐‐……‐‐‐‐‐-
　　　　　　　　　　　　　　　　　｢￣￣　‐=ﾆﾆﾆﾆﾆ=‐　　´　　￣￣￣￣　｀`～､、
　　　　　　　　　　　　　 _　　‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐ ､　　　　　/,: : : : : : : : : : : : : : : : : 〕iト
　　　　　__　　‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐ 　 :i|＼　　　　/,: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ))
　　　く‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐　 { 人　　从≠ミ　　　./,‐---------------‐　 ´
　　　　　　 ‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐　　 |　　ｨぅﾊ＼(　ゞ' }|　 j|　　　､
　　　　　　　　￣￣　　　　　 |　从¨´　 '　，".}|　 j|　 .人　＼　　　　　　　　　　ここがリッチの街ですか。
　　　　　　　　　　　　　　　　　从(ヽ `～､、　..ィ(|　从　　 .:＼__ ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 (ﾊ　　＼　 _).／}| /　　　人(ﾆﾆ∧ ＼　　　　　　　何か全体的に高級感がありますね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／: : }　ｌ } 　 Y＼}|___　ィ(:{ﾆﾆﾆﾆ=‐( ハ
　　　　　　　　　　　　／: : : : }　 |.: 　ｌ〈〉.从　ﾘ::: : {ﾆﾆﾆﾆﾆ=‐(⌒
　　　　　　　　　　　　　　 ´¨¨¨¨¨¨}　 |　　|/＼(　 /{: 〈>{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　ｌﾆﾆ| }　.:′　.|　Υヽ/　v:.:..{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　 |ﾆﾆ|人./ 　 . |　..|　　　 V:人ﾆ((__))ﾆﾆﾆ∧
　　　　　　　　　　　　　　 /|ﾆﾆ|: {/　　　.:＞　　 /　V : ＼oooﾆﾆﾆﾆ{.､
　　　　　　　　　　　 /＾アﾆ人ﾆﾉ〈　＞ ´　　　　ｨ______V: : :){ﾆﾆﾆﾆﾆ人＼
　　　　　　　　　 /／ﾆﾆﾆﾆ}　＞ ´　　　　‐=ﾆ⌒ヽ-_-＼〉ﾉ､ニニニニ＼ﾆ=- _
　　　　　　　　　　　　 /‐=ﾆﾆ/=‐　　　 ‐=　　　　　　　廴V_-_-)′＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐‐
　　　　　　　　　　　　ﾉﾆﾆﾆ./ /　 .:′　 .ｌ　　　 l 　　廴乂-/ニニ ∨ﾆﾆﾆ=‐
　　　　　　　　　　 /乂_____/<〈　_ﾉ　　　ﾊ　　　　'.　　　　⌒V{ﾆﾆﾆ〕／￣￣
　　　　　　／/　　　./　し〉〉ノ　　　′　　　　｀`～､　/::{ﾆﾆﾆ〈　　　　　　　　　　　　ィ(
　　　　　　　rく .〈　　　 ./／¨¨′　　　 .:¨¨'.　　　　 ',￣￣〈:::人ﾆﾆﾆ∨　　＞‐‐‐‐‐‐=ニ　／
　　　　　／人 ⌒＼　 //　　　　　　　　　　 '.　　　　 '.　　　＼::::＼ﾆﾆ∨／　　　　＿　ィ(
　　_ -=ﾆﾆﾆﾆ＼　　＼/|　　ｌ　　　　 ′　　　　　ｌ　　　　＼::::＼ﾆﾆ=‐‐‐‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼　/:::|　　 |　　　　/　　　 ',　　　　|　　　　　　＼::::　‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ﾆﾆﾆﾆ=‐ 　　 ¨¨¨¨7:::: |　　 | 　　 /　　　　　',　　　..|　　　　　 .＼＜＞｀`～､、‐=ﾆﾆﾆ
: : : : : : : : ／: : : : : .:::::::::|　　　　　　　　　 .',　　　|　　　　　　　　　｀`～､、: : : : :｀`～､、
: : : : : : ／: : : : : : :{{:::::::::|　__7　　 .′　　　　 .',　＿＿__　　　　　　　　　　　　　￣｀`～､、
: : : : : : : : : : : : ﾉ: :{{:::::::::|へ/　／¨¨Y　　　　 ____Y＾ヽi:i:i:i:i{
: : : : : : : : : : ／:::.:ﾉ{:::::::ﾉ　∥〉i:i:i:}i:i:i{　　　　}＼〈〉/＾∨i:i人
: : : : : : : : ／: :／ ∥::〈_ノ {Vi:ｉ:ｉ:/}i:i:i{　　　　}i:i:i:∨{i:i:i:∨⌒)
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⌒´　　　　　　　　く__________ ィ(　　　　　　／＼i:ｉ八__ ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(______　　ィ(

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／⌒＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿,.. -- /⌒ヽ､ { , --､　}
　　　　　　　　　　　　　　　　　￣´,　´　　 /　　　　｀　､　}／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　,　　/　　　　ヽ　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 / 　 /　／| 　　, ∧　 ∨ ∨＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 '　　/_/,..ノ| |　 |/､_∨　'　 V '
　　　　　　　　　　　　　　　 |　　{/ _＿ | ﾍ　|　_　∨ |　 |　} ：
　　　　　　　　　　　　　　　 | ､　|イ =ﾐ |'　∨´,=ﾐヽV 　 j ,' ；
　　　　　　　　　　　　　　　 l/＼|　 Vﾂ　,　　 Vツ '/ 　//
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　；|V :.:.:.:.　　 __ :.:.:.: /イ /){　　　　そりゃ、この街は金持ちが多くいるからね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,'人　　V::::::: ﾉ　u /　/　|
　　　　　　　　　　　　　　　　 /　/＞　　＿_,.　イ/　,:::.　|　　　　街自体も高級になるのさ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ イ´:::/:/ ヽ},..-- ´/　/-､　 ,
　　　　　　　　　　　　　　　 /　/:|:::/:::{V､｛ ∨　/　ｲ::::::ﾊ　 ,
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　 / {:}::＞:|　介 ∨'／_｣::/:::::}　 '.
　　　　　　　　　　　　　　 /　/ /::{〈:::: | // ／' /､::::::/:::::::|　　 ,
　　　　　　　　　　　　　　　 {　 {　{:::{:::V: |' {/::::{　{:ｲ:::V::::::::∧　　:
　　　　　　　　　　　　　　　 |ﾍ | /:::::}:::::V∨:／|　|::::::::{:::::::/::::}　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　V_::::::|:::::::::､V:::: |ﾍ{::::::: |:::::::::::::|　/ﾘ
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1642 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/30(土) 23:50:25 ID:KQ6WiKF/: 　　　　　　　　　　　　　　　　＿_　　　　　　　＿
　　　　　　　　　　　　　／ニニ￣ ── ニ／．
　　　　　　　　　　 /ニニニ＿＿＿_／　：
　　　　　　　　　　　　ノニニニニ＼　　　　　　∩
.　　　　　　　　　 ┌￢冖¨￣￣¨冖￢‐- _ . 　 ∪　　　　_､-''~￣￣~^''
　　　　　　　 └<￣￣￣￣￣＞=─‐<　　　_､　''~_､-''~　　　　／
　　　　　　　　 /ニニニ_ - 　　＿＿_> ''~ニ _､-''~　　　　　／
　　　　　　　　　　〈ニ _ -　 _ -　￣ニニニニ_､-''~　　　　　　　.／
　　　　　　　　　　_ - 　 _ - 二二二二二_､-''~　　　　　　　　ｨi「⌒
　　　　　　　　　〔＿ -ニニニニニ _､-''~∧ 　'，　　　　ｨi「⌒
　　　　　　　　　／ニニニニニ_､ ''~　.∨ ∧　 '，　ィi「⌒
　　　　　　　　／ニニニニニ／ Ⅵ. 　　∨ ∧　 '，
..　　　　　　／ニニニニニ／　　.Ⅵ抖=ミ　　|.　　'，　　　　それにしても、まひろさんも旅に出ていましたか。
....　　　　／ニニニニニ／.抖=ミ .Ⅵ乂ﾂ　　 l　　 '，
. 　　／ニニニニニ／. 　乂ﾂ、　　　 |　/.　　　 '，
. 　／ニニニニニ／.　＼圦　　 _　'　　/ /　　〉　 :.
　／ﾌニニニ_　-　　　 |　{Y} .]Iｯ｡,,＿_／{　　　./　　　:.
　| 〔ﾍ￣￣　　　　　 .|　{Y}　 /⌒|.　__人　 .ノ＿_. 　::
　|　　ﾍ　　　　　　 | _ -‐ /∧「　∧　〉〈 /　　　＼丿
.八　〈|　　　　　　 /　／_ -TT　└'.|　|′　　　 Ⅵ
./∧　 }　　　　　　　/⌒'／ <_／.Ц＼. 八　、　'，　　 .Ⅵﾍ
　/∧　<＼　　　 ./　／　／／/∧　.>　＼＼ .'，　 / 　ヽ
.　 /∧　＼＼.　　ヽ/　／／ ./ 乂／　　 .＼＼'，ノ　　〉
　/ /∧　 |.＼＼ /:ｉ:|　 |／.辷/　〈　　　　　　 /￣:i:|　　 .／＼
　|　　　＼|　　>'.＼:i|　辷| |_r〉￣　　　　 .／:i:i:i:i:i:|　 .／:i:ｉ:／＼
　|　　　　/ ／:i:i:i:i:ｉ:ｉ|　辷| |-(　　　　　 .／:i:i:i:i:i:i:i:ｉ|.／_､-''~:i:i:/:i|
　|　　　./　|:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ/|　 .)-| |彡　　　　／:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:||:i:i:i:i:i:i:i:i／:i:i|＼
.八　 ./　 .l:i:i:i:i:i:ｉ/i | 　.〕 | |_〕　　　〈:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:|l:i:i:i:i:i:／:i:i:i:i:i:i:i:i'，
.　＼/　　 |:i:i:i:ｉ:/:i:/　 .辷| | ﾍ　　　　'，:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:'，
　　　＼＿>─/:i:/　　{-<| | r )　　　　.'，:i:i:i:i:i:i:／￣￣|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __
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　　　　　　　　／. . . . . . .,'. . . . . . . . . . . . . . . . . ..＼
　　　　　　　　　 ,ｲ. . . . ./. .. ..i. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ
　　　　　　 ,ｲ. . . . . /. . . . .i. . . . . . . ..:::. . . . . . ..',. . ﾍ. . ヽ
　　　　　 ,.ｲイ. . . . .,'. . . . / i. ..i. . . . ..i. /v. . . . . ..i. . . .',. .>ﾍ
　　　　／< /../. . . i. . . ../　 V. V. . . .i/.,　ヽ. . . . .i. . . . i. i　＼
　　　　　　　 i. i. . . . i.ー/--＜ヽ V. . .i'　｀ーヽ-. .i. . . . .i. i
　　　　　　　 l. |. . . . i. /,.ィZZZZ ヽiヽ. i ZZZZゝ.,ヽi . . . . l. l　　　まあ、私も溜まったお金の消費と見聞を広めるのを
　　　　　　　 l/i. . . . .i/i{　.う::::::i　　　＼ ..う::::::i .ﾘ.,'. . . . .i. i
　　　　　　　 |　〉, 、. ',　　込:タ　　　　込.タ　./. ./. . ,'.,'　　　同時にできる旅は都合がいいから、よくやるんだよ。
.　　　　　　　　 |..ヽ{ヽ..',　/:/:/:/　＿　　　/:/:/./.,.ｲ. . ././
.　　　　　　　　 |. |. . .|::i　　　　 r ´:.:.:.^'.ヽ　　 ,ｲ<. . . .././
.　　　　　　　　 |. |. . .|: ゝ,　　　 !/ i/ i:.:.:ﾉ　　 ,.イ. . . /./.|
　　　　　　　　　,'. |. . .|::::::::＞.,./)' ./ .,'-.´,. ＜::::::i. . . ,':i. ..|
　　　　　　　　 ,'. ..|. . .|:＞-.t-// / ./ .〉　 .! .ヽ:::i. . ..,'::i. . i
　　　　　　 /. . .|. . .| .iﾆﾆ/￣ ≧s。/ <　　 .i=i. . ..i:: i. . i
　　　　　　　/ . . /i. . .i　〉´i　　　　　　ヽヽ　./ﾆi. . ..i.ヽi. ..i
.　　　　　　/. . . .i i. . .i /　　＞ .,＿＿//　.∨.ﾑ i. . ..i　 ∨i
　　　　　 /. . . . ..i.i. . .i i　　　　　　　 iﾍ　　ﾑﾆ... ...i　　 i.i
.　　　　 /. . . . . . i. . ..i'.i　　　　　　 /i.ﾏ,　 .ﾑﾆ.i. . ..i　　 i i
　　　　/. . . . . . ..i. . ..i　　　　　　 ./ i.i ヽ　ﾑV..i. . . i　 /. .i
.　　　/. . . . . . . .,'. . .i　　　　　　　ｲi　i.i　　ﾑV. .i. .. ..i　/:i. .i
　　 /. . . . . . . . ,'. . .,' 　　　　 / i.i　.i.i　.ﾑV...｜. . .|/::::i. .|
.　 /. . . . . . . . .,'. . .,'　　　　　　/ ..i i　 i.i ﾑV　　|. .. ..|:::::::i. .|
1643 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/30(土) 23:50:57 ID:KQ6WiKF/: ＜二ﾆ=ｭ､　　　　r-'ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二二ｭ､　 `＜二!　　　　　　ifII} }
::::::::..＜二二二ﾆ=ｪｭ､　_,ｪｪｪｪｪ__　　　　　　ヽ、　 Y　　　　　　　ilII} }
:::::::::::::::::::::::::::＜二二二二=ｪｭ､二二二ﾆ=ｭ､　｀　i　　　　　　　ゞ '
:::::::::::::::::::::::::::::::／／＜二二二二二二二二二ﾆ=ｭ､ヽ、__ｪｪ==ﾆﾆ二二ﾆ
:::::::::::::::::::::::::／／　　　／＜二二二二二二二二二ﾆ=ｭ､二二二二二二
:::::::::::::::::::::/ ／　　　 / i　　　　`＜二二二二二二二二二ﾆ=ｭ､二二二ﾆ
::::::::::::::::::// /　　　 /　l　　　　　l　i ` ＜二二二二二二二二二二二ﾆ二
::::::::::::::://::/　　　　l　 !　　　　　l 　!　､　 ` ＜二二二二二二二二二ﾆﾆ
:::::::::::::/::::::i ,　　　 ! /ﾍ　　　　/i　ﾊ　　､　 l 　 `＜二二二二二二二二ﾆ
::::::::::::i::::::::| i　　　ﾊ i‐-　　 / l ｌ/- '＼　　i　　 / ､` ＜二二二二二二ﾆ
:::::::::::l::::::::::i !　　　l　i_＿_＼/　 l/＿＿　ヽ/　　/ ｀￣ i:::::::::` ＜二二二二
::::::::::i!::::::::::､iﾍ　　i iｲ弋ソ`　＼i´弋ソ ` /　／!　i　 l　l￣￣￣
=ｭ::::::､ゝ-'　ヽ＼　､!　　　 '　　　　　 ∠ -‐　∥ /　 l. ﾍ　　　　まひろさんはファンの魔女たちとイチャイチャばかりしていると思っていたから、
　　￣｀´=====〈 i‐､　　　　_　　　　　　/　　∥ /　　i　ﾍ
　　　　　　　 /|　　､　　　｀　　　　/ 　 .∥ /　　　i　ﾍ　　　正直意外ですね。
　　　　　　 /ｌi　　 i　＞､　　　＜ / 　　∥ /　　　 i　ﾍ
　　　　　　　　/〈.l　　 l／: :／l　　　/　　　/／　　　 !　　ﾍ
　　　　　　　/〈 i　　 i´: : ln　 !　.//　　　// 　　　　/､_　　ﾍ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「君は結構きついこと言うね」＞まひろ
　　　　　 / l´l　　 l:､: : :i l　i′ l　i　　 / 　　　／: : : :ヽ　ﾍ
　　　　　　/ /ｭ∥ ∥:､:ヽi l i i ／ゝ､_____ ,　-‐: : : : :ｪ=/‐‐'　　ﾍ
　　　　/ /ﾆ∥ ∥: : ヽl ゝ､__／／/ l;;;;;l: : : : : :ｪ=二/二二!　　ﾍ
　　　　　ｉl /二i　　 !;＼ |´／l_/＼　! /￣ゝ---'二二/二二二!　　ﾍ
　　　　　l ∥ﾆ!　　 l;;;;;;;;ﾚ′ i i　　Yﾆ!　ヽ___/二二/ 二二二i　　　ﾍ
　　　　　 ∥二!　　 i;;;;/　　/| |　　 |二､　 i二二二/二二二二!　　　ﾍ

　／　　　　　　　 /　　 /　　 ,|　　 |　＼
　' 　　　　　　　　 /　　 /　／ |　　 |　　'.＼
,'　　　　　　　　　 '　　 / ｀/ヽ、|　　|　　|
　　　　　　　　　　　　　 |　/ ＿_ |　,:　　 | |　＞
　　　　　　　　　 _,|　　 |/ 　ハ | /　 / ∧|　＞
　　　　　　　　 /,-|　　{　　 |　} ｲ|　ｲ| ﾘ　｀
　　　　　　　　　 { l　|　､ |　　し　{_|/' ||/　　　　君は魔女としては若いから分からないと思うけど、
　　　/　　　　　乂 |　　＼:.:.:_ 　　 }　|
　　　　　　　　　 / |　　｢u /　＼　,:　|　　　　　寿命の長さから人間の男と死に別れる経験を重ねると、
　　/　　　　 / ／八　　'.　{　　ノ ,ｲl　|
　　　　　　／＜　　 '.　　'.､＿_,.イ |　 |　　　　　魔女は思い詰めるようになるんだよ。
　/　　,　＜　　　｀ヽ､　} 　 }'　 |　　 |　 |
　' r＜_, o 　　　　｀ }　　}＼|　　 |　 |
/ /　　　乂o_ 　　　 '.　　'.　ヽ､　|　 |
,'/　　　　　　人o　　　 }　　}　　o} |　 |
_{　　　　　　　人o　　 |　　|　　 o}|　 |
1644 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/30(土) 23:51:32 ID:KQ6WiKF/: ‐-ｭ　　　　　　　　　　　　　　 /二二ﾆ=ｭ　　　　　　　‐=ﾆ二二二二二二二二ヽ
二二二ﾆ=‐-ｭ　　　　　　 /　｀　‐=ﾆ二ﾆ=‐ｭ　　　　　　　　‐=ﾆ二二二二二二|
‐=二二二二二二ﾆ=‐-ｭ/　　　　　　　 ‐=ﾆ二ﾆ=ｭ　　　　　　　　　　 ‐=ﾆ二二 !
::::::::::‐=ﾆ二二二二二二ﾆ=‐-ｭ　　　　　　　　　‐=ﾆ二ﾆ=ｭ　　　　　　　　　　　　￣|
:::::::::::::::::::::‐=二二二二二二二二ﾆ=‐ｭ　　　　　　　　　　‐=ﾆﾆ=‐ｭ＿　　＿＿＿__」
:::::::::::::::::::::::::::::::‐=二二二二二二二二二ﾆ=‐-ｭ　　　　　　　　　　　　　　　　｀l
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::‐=二二二二二二二二二二ﾆ=‐-ｭ　　　　　＿＿＿＿＿＿＿_|＿　ｪ=ﾆ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∥ ‐ﾆ二二二二二二二二二二二二ﾆ=‐-ｭ-‐=ﾆ二二二二二二二ﾆ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∥∥∥...‐=二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ﾆ
ﾆﾆﾆﾆ≠::::::::::::::::::::::::::∥∥∥.........∥..,‐=二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ﾆ
ｪ=ﾆ≠":::::::::::::::::::::::::::,' /:ｉ...i..............!.∥i i＿_!‐=ﾆ二二二二二二二二二二二二二二二二二ﾆ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| i::::!..ｌ..............l.∥~!i........{...i!.......‐=二二二二二二二二二二二二二二二ﾆ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|.l:::::{ i､............i/＿i!＿＿ !ﾔ......../／＿＿‐=ﾆ二二二二二二二二二二ﾆ
゛≒==ｪ:::::::::::::::::::::::::::|l:::::::{{:i.............{..ヽ乂ﾋﾘヽﾔ／...|i ´ i:::ﾋ:ﾘヽ'i..........∥.!...i...!:::::::::::::::‐=ﾆ二ﾆ　　　確かに私も両親とは死に別れていますね。
　　　　　゛≒==ｪｪｪｭ:iｪｪｪヽ! ヽ.........'､　　　　　　　＼...i 　　　　　/ .......∥/ヽ.!...ｉ::::::::ｪ=ﾆ二二ﾆ
　　　　　　　　　　　　i! 　 ∥} l...'...､...＼　　　　　　' 　ヽ　　　　／ ....／i/ !.....ヽ...!ﾆ"
　　　　　　　　　　　　 v､ ∥/ l.........i .〉、　　　　　　　　　　７./.´.....´∥!............!
　　　　　　　　　〉,ﾆ=- j ........i: : :.> 、　　<ニニ>　　,　' //　........../!..!.............!
　　　　　　　　　　　 /- ';;;;;;;;! .......|: : :∥..iﾆｭ。_ 　 _ 。.ﾆ/..∥! 　......../:}/.......... !..}
　　　　　　　　　　　 /: :|;l;;;;;;;;;;;| 　　i: : :ｉ　....＼__...｀´.....／.....∥! 　　 / /　　 /／､
　　　　　　　　　　 _{: : : !l;;;;;;;;;;j 　　!: : !　　　i^ｉl...........{ヽ........! ｉ　　 / / 　／': : : :i
　　　　　　　 /二､: : {{;;;;-‐i　　 l: : l 　　 !:::!　　 !:::i　　 '､ '､__/_'_ ／: : : : : :/ﾆｭ
　　　　　　　　 /二ﾆ=､: :､_};;;;;!　　　|: : }　　∥　l　　 |　 }　　 /￣l;;;;/: : : : : : :.／!二ﾆ!
　　　　　　 /二二ﾆi=ｭ: : };;j　　　.ｉ､: :}　 ∧　｀!　∥ ∧　// ´ ￣!: : : : :／二i.二二l
　　　　　　　/ 二二二l二ﾆｭ,i 　　　l;;;､: ﾚ' ､　ヽ　∨　/　 }//　　　 i }: :／二二i二二ﾆ!ｭ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／￣￣　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　,　---- ､　ヽ_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,.,-|／/　　　　｀ヽ}　｀　､
　　　　　　　　　　　　　　　 ,..´／　{　 | 　 ,　　　　　　　　｀ヽ､
　　　　　　　　　　　　　　／／　　＼|　/　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　 /　　　　　　　　＼　　　 '.
　　　　　　　　　　　　　 /　　　　'　　,.:|　　　　　ヽ　　ヽ　　　 '.
　　　　　　　　　　　　　　/　　　 /　／　!　　　　 |　　 V　　　V　　 |
　　　　　　　　　　　　　 |　,　　 /__/__ノ | |　　 | ﾊ　　 V 　　 |　　 ,　　　　そういう経験を重ねた魔女は徐々に心が摩耗してしまうんだよ。
　　　　　　　　　　　　　 |,ｲ　　l　' 　　 | {　　 |/､∨　　|　　 |　　,ハ
　　　　　　　　　　　　　 /| {　　l/　　　 |/＼　l　｀＼ー|　　 | 　　　|　　　だから精神的なケアが必要なんだ。
　　　　　　　　　　　　 ,.-|∧　 |と===ﾐ､　　＼|　　　＼|　　 |　　　 }
　　　　　　　　　 /￣´ 　 | ＼|　:.:.:.:.:.:　　　　　====つ |　　ハ　　ｲヽ
　　　　　　　　　_／　　　-_r--､{　　　　　　　　　:.:.:.:.:.:.／ ,　/ﾉﾉ´
　　　　　　　 /　　　／　rｰ､｀ヽ＞-､ V～～～､＿／イ /- '
　　　　　　 {　　　'　　　｀ヽ／　　　＞'"⌒＞＜　　　イ
　　　　　　人　　　　　 {　　／　　　　　　　＼´---　　　　　　　,
　　　　　　　　＼　　　　　＼ /　　　　　　　　　　＼　　　　　　　 }
　　　　　　　　　｀ー------- {　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ -　　＿　　　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀　　＿_,.　イ
1645 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/30(土) 23:52:08 ID:KQ6WiKF/: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿／　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　＼　＼
　　ｉ　＼￣￣　＼　　　　厂二二　＼　　　　　　　　＼　＼＿＿＿
　　|　＼　＼　　　　＼　／　　　　　＼＼　　　　　＼　ヽ　　　　＞　⌒
　　|　　＼　ヽ　　　　｀￣￣＼　　　＼＼　　　　　＼厂￣´　　　 Y
　　∨　　　＼人　　　＿＿＿　｀　＜二二二≧､　　　　 Y　　　　　 |
.　　 ∨　　　　　　　　　　 /　/ ＼＿＿＿　≧=─ ￣＼＿}　　　　　ｒｙｉヽ
　　　 ∨　　　　　　　　　/　/　　　/ ∨　　｀￣＼＿∨∧＿）　　　　{{７{フ}
　　　　＼　　　　　 /　/　　　/　　∨　　│　　　｀￣＼_}ﾉ　　　　｀￣´
.　　　　＼　　　　 /　 {　　 / ´￣｀∨ 　 |　　　　 }　 }　⌒ー──────┐
　　　　　　＼＿　/ 　 .|　　 {　芹云ﾐ＼{/{　 ⌒ヽ/　 /　　　　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　　　/　　 |　　 | 　ゞ '　　　　芹云ﾐ /　 /　　　　　　　／￣￣´
　　　　　　　　　 {　　　 |　　 |　　　　　　ゞ ' /　　{￣￣￣￣´
　　　　　　　　　 |　　　ﾄ、 . |＼　　　　　　 /　　 .|　　　つまり、魔女のカウンセリングをかねて行動していると？
　　　　　　　　 ./ |　　　{Y∨人　＼　ﾟ　　ノ　　 .|
　　　　　　　 /　.|　　 /Ｙﾉ./　＼　＼　＜´　　　 /
　　　　　　　　/{　 .|　 ./Ｙﾉ./∧　　＼　{　＼＼　　 ./　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そうだよ」＞まひろ
　　　　　　 / .|　乂/Ｙﾉ / 　＼＼　 }　∨/}　冫イ
.　　　　　 /　/　／/Ｙ） /￣＼　＼＼　　} } | / | ┤
　　　　　 /　/　{ {≧≦}.{　　　＼　＼＼厶ィ　 |　|
.　　　　 /　/　 .| ./Ｙ}　│ 　　　 }／　ヽヽ　＼}　}
　　　　 /　/　　 |/Ｙﾉ　 |　　　　 |　/　　}从　 / ∧
　　　　{　 {　　{≧≦.| 　 |　　ｉ　　　|　ｉ　 |/　　ｉ/ ｲ　.}
　　　　|　 |　　ィ/ 　 { 　 |　　|　　　|　|　 |　　 .|从　 |
　　　　|　 |／　{　　　从　　 |　　　|　|　 |　　八　　　|

　　　　　　　　　　　／　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 {　 /⌒ヽ　　}
　　　　　　　　　　＼|　　　} ／
　　　　　　　　　　　　 ,　　´/⌒ ー'--
　　　　　　　　　　 ,　´ 　　 |　　　　　｀ヽ､
　　　　　　　　　／／／　　|　　　 | 　ヽ　　＼
　　　　　　　／//　/　　　イ　　 |＼　 ∨　'. '.＼
　　　　　　／　.' '　,' 　／　|　|　 | |　 V　 V　　l　｀
　　　　　　　　 | |　|　,:' ｀ｰ' |　|　 | |｀ｰ'∨ 　　 |　　　　　彼女たちの気晴らしも大事だけど、
　　　　　　　　 | |　| /　　　l ∧　V　　＼|　 | |
　　　　　　　　 | |　Vイひ芋j/　＼|'芋ちﾐ　|　 | |　　　　　そればかりだと、私も気が滅入るから旅を楽しんでいるのさ。
　　　　　　　　 | |　 '.　 Vツ　　　 Vツ　 /　 | |
　　　　　　　　 | | ＼」　, ,　　　　　　 , , , /ｲ　 | |
　　　　　　　　 | |　人　　　　　　　　　　人　 | |
　　　　　　　　 |∧　 | ＞　　^^^^^^　＜　| 　,
　　　　　　　 /　∧　V＜{l　T ー T 7　＞,　/　 '
　　　　　　 ,　 /_∧　V　＼＿,､＿／　/ ∧　　 '
　　　　　 /　/　｛∧　V　＞fヽ､く　 / /｝｀ヽ　∧
　　　　　　 ,'　 {　　｛∧　V ⌒_∧ヽヽ　{　{'｝　　} }
　　　　 / 　 |　 l　｛∧　V ∧｀｀　 ∨ /｝　 / j!　|
1646 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/30(土) 23:52:43 ID:KQ6WiKF/: 　　　　／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-　　 _
　　　 ‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-　_　----ミ　　　　　　　　　＿＿
　　　′ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐　　‐=ﾆﾆ=- ⌒)___　　-=ﾆ: : : : : .／　／￣￣.〉
　　　}ﾆﾆヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐. : : : : : : : : : : : :.　　／: : : : : ./
　　　}ﾆﾆ‐ﾉ∨ﾆﾆﾆﾆ／／ﾆﾆﾆﾆﾆ=‐. : : : : : : : : : : : : : : : /　／: : : : : : :./
　　　}ﾆ／　 ∨ﾆ=‐ .／ﾆﾆﾆ=‐. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : )／: : : : : : : : /
　　　(())　　　}ﾆﾆ.／ﾆﾆ=‐. : : : : : : : : : _　　-‐‐‐-　 _: : : : : : : : : : : .
　　ｒソ　　くﾆ／ﾆ=‐: : : : : : ＞　　　八ヽ　　.＼　　　ヽ: :/: : : : .
　 rソ　　　　／／／: : : : .／　ｌ　|-‐‐-ミ.i|　　 |(.＼　　 ∨:/: :／
　人　　　　く__.／: : : : :.／　　　.| 人(/_　　i|　　 |==ﾐヽ　　∨／
Y＊ヽ　　　／: : : : : ／　　ｌ　 |ィf示もミ从　 .ﾉﾋﾊﾉ j|
乂_ソ　　　. : : : : : :Y　　　　 .|　杙乂_ツ　　)／　､´　.i|　　ｌ　　　　そんな事を私に言っていいんですか？
　　　　　. : : : : : : : .　　ｌ　 |　从　¨¨´　　　　　　　　i|　　 |{
　　　 /: : : : : : : : :}　　 |　人　ﾊ　　　　 r　　ｧ　　八　 .八
　　　. : : : : : : : : : ﾉ　　　|　　⌒ヽ人　　　　　　　　 . : : /,ノ⌒
　／: : : : : : : : : .　　　　.|　　　　 /,(___　　　　　／　､　人
ィ(: : : : : : : : :..／/　　　从　　　　）人　　　　 { ´乂____＼　ﾆ=- _
: : : ﾆ=‐　　　 /　ｌ　　/ ﾊ　　　Y(______　　 .{---ミﾆﾆ=‐‐--ミ___)
　　　　　　　　./　人　/ /∧　　　/,　　 }ヽ　人　 {_(＿＿　　　/::/
　　　　　　　　′(　　ソ　ｒ∧　　　/,　 .}　乂_　＼〉ヽ:::::::::ヽ Y⌒ヽ
　　　　　　　人　 )　rソ__く:: ∧　　　/,__(: : : : 乂___〉ノ＼::::ﾊ人　　/,
　　　　{ヽ〈ヽ　ヽ乂ソ:::⌒ヽ:::::.　ｌ　　/,　¨¨¨¨¨¨〉〉ヽ::::::∨∧　　　/,
　　　　|　 .}　ﾊ(乂ソ::::::::::::::::::: }　|　　 /,::＼　　／乂ﾉ＼::∨∧　ヽ /,
　　　人　L 　 Vソ／⌒¨¨¨¨人人　　 /,:::ハ /::::::: {　　＼i:i:ｉ}　　〉
　　　乂＼　＼ `～､、i:i:i:i:／　 )i:i:＼　 /,⌒{:::::::::ｌ::|　　　　Yi:}　__ノﾉ

　　　　　　　　　　　　　　 --
　　　　　　　　　　　 /　　__　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 {　 /　ヽ/　_,,、
　　　　　　　　　　　　　＼i_ 　-‐ ´　ヽ‐-　 _
　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　 ',　　　｀ ‐---
　　　　　　　　　 , ' 　　　　　 :　　　 i　＼　　ヽ
　　　　　　　　　　／/　/　 /　　,､ :.　　　 |ヽ　ヽ　　 ,
　　　　　　　　　／　i　ｉ　　i　　ハ :　　　 |_ ヽ　 ',　　i
　　　　　　　　 ´　　 |　 ! 　 i　　,i／'i,: 　 / i　｀ｰ-　,　　 i　　　これは魔女なら多くの者が知っているよ。
　　　　　　　　　 |　 ! 　 l　''7　　'i　/ l/ zzzx_ヽ!　　.|
　　　　　　　　　　　 i 　i　　i ./,ｨチ”　"　　 fうn ﾞ}i |　i　l　　　彼女たちはそれを知った上で、お互いに役を演じているだけさ。
　　　　　　　　　 '　 i 　〈f{ {ﾐ沁　　　ﾋﾒﾘ　ﾞ ! /∨
　　　　　　　　　　 ∧　i, 　 ',ﾞ乂リ　　　 ,　｀´xxx|/|　　　　　ただの茶番だけど、それでも彼女たちの救いになるのさ。
　　　　　　　　　　　 i { i, ヽ､＼xxx　　　　　　　　i　!
　　　　　　　　　　　　 | ゝi, 　'l,｀ﾞ　　　 , 、　　ィ　 !
　　　　　　　　　 , |　 ;i', 　'l;＞- 　＿　＜i;i; i　　i
　　　　　　　　　　　　/ l　 ;i;i;',　 Y ＼　　./＼　＼ｰi 　 i
　　　　　　　　　 /　'　 ;i;>''i,　 i　　｀ ┐　　l ∧} :i,　 i
　　　　　　　　　　　'　,'　 /　　'i.　 l　　∧'l,　　| ｀}　: !　 !
　　　　　　　　　　 ,　/　 i‐、　'i　 |ゝ/ヽ　'l, 　| /'i　ｌ.　i'i=z
　　　　　　　　 i /　　|　ヽ　 i　|　　 | __i彡/　|　 ! /／;{
　　　　　　　 l/,,xｚ┴ｭ__ 'i　| .i　　／ ,,,ユと'''-､l/_;-<;;》
　　　　　　　　　 /∠=┬=ﾆ三＞|/___,/　　ニ}ニ　　ヽ 'i　⌒ヽ
　　　　　　　　 ,'　∨ﾆ7　　 >'⌒ヽ　Y　／-'ゝ＿＿/　} 　　〉
　　　　　　　 i　i　 `ﾞ!　／　　　ｌ　 |'¨| 　ﾟ|　/ /ゝ-､ ′　　/
　　　　　　　 ∨! 　 {　 ′　　　 !,ィﾞ　|　ﾟ|　| }ﾆ=' /｢ iー'''´
　　　　　　　　　　 ', 　ﾊ　　 ,ｨ-─'/∧_.|　__〉x|≦|_/　ﾚ
　　　　　　　　　　＼{ ｀r-r''L三三ﾆﾆ三|ﾆ三三O'ﾆi
1647 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/30(土) 23:53:25 ID:KQ6WiKF/: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞ ´　　　　　 ` ＜二二二二二二二二二二二＞､
::::::::::::::::::::::::::::::／ ,　　　　　　/　/!.i　　` ＜二二二二二二二二二二二>､＿＿
::::::::::::::::::::::::／/ /　　　 !　 /　/ l i 　　　 i` ＜二二二二二二二二二二｀二二ヽﾆ=ｭ
:::::::::::::::::::::/　/./　　　ｌ　/! /　 !.i 　　　 !　/l `l＜二二二二二二二二二二二二二二二二
::::::::::::::::::/　,ｲ/　　　　　l / l/　　.! !　　　　/ ｲ l　.i　 l`＜二二二二二二二二二二二二二二二
ｨ=:::::::::::/ /:::l l　　　　.l/‐.ｌi‐‐‐‐l'l´、　 / /ll`l‐/--! l､　`＜二二二二二二二二二二二二二
/:::::::::::/./:::::ｌ l　　　　 l′ ______ .l.l､ヽ　/ /　l i./ ____l !＼　l　`＜二二二二二二二二二二二二
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`""'''‐l'- ．.l　l､　　　ｌ`　 i:::ﾋ!:ﾘ　 /　＼　l 　l:::ﾋ!::ﾘ　' / 　　　 l /!＜二二二二二二二二
. 　　　|　　/ｉ　!＼　　＼ '､　｀　´　　　,　　ヽ　`　 ′　/ 　　　 //　! l::::`＜二二二二二二
　　　!､ /　! |　 !＼　　＼ヽ　　　　 `　　　　　　　　 /／　　ｲ∥　ﾔﾔ======＜二二二二
　　　　ゝ＼_」ｉ　 j　　`‐---ヽ　　　　　　　　＿　 u 　 7　　　／ l /! 　ﾔﾔ
　　　 /　｀f´　γl　　　 l｀､　　　　弋 ‐ ￣　ノ　　 ∠ -‐ '´　　ｲ　!　　ﾔﾔ　　　　　　長く生きるとそんなに精神が不安定になるんですか？
　　／／　|　　/ !　　　　 i　｀､　　　　￣　　　　／′　　　　/　l 　　ﾔﾔ
.／／ ,-‐ '__i´_ ,j　　　　i: , ===､､　　　　　　　ｨ_´_/ /　　　　∥ /　　　､ﾑ
／'／: : : : : : : : i　　　　 l´; ;/(　|　＞､　＜ ∥､/ /　　　　 ∥/　　　　　|　ﾑ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そうだよ」＞まひろ
//: : : : : : : : : : :|　　　　　 l､;/　＼　　　　　　　 l　/ /!　　　　 ∥　　　　　 /　　ﾑ
/::::／二ﾆｭ､ : : i　　　　 i: :､　　＼　　　　 i/! / !　　　 ∥　　　　　/　　　ﾑ
!::/ﾆ二二二ｭ､: l　　　　　　!: : :､　　　＼　　　 /　! ｌ .l 　　　 !　　　　／ヽ、　　　ﾑ
/ﾆﾆ二二二二ｭ! 　　　　|: : : :､　　/´ｉ　　 /´i　､､､　　　　!　　／: : : : :i　　　　ﾑ
.二二二二二二i　　　　　　l: : : : : ､./　 !　　l 　l　　 l‐‐‐‐‐‐‐‐ <: : : : : : : : l　　　　ﾑ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {　　 , -､- }
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 '.　/　　 ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,-- ､ ---｀'--
　　　　　　　　　　　　　 , - |　　　　　　　｀ヽ､｀　､
　　　　　　　　　　　　／　 |　　　　　　＼　　＼　　＼
　　　　　　　　　　　　　 '　　　 |　　　､　　ヽ　　ヽ　　'.
　　　　　　　　　　　　 /　　　　∧　　　 | ＼　　∨ 　∨　　'.　　　彼女たちは自分の意志で魔女になった。
　　　　　　　　　　 |　　　 / _∨　　 |l ⌒＼　|　　 |　　 |
　　　　　　　　　　 |　　　イ´ 　|,ﾍ　V, ==ミ＼|　　 |　　 |　　　それでもあまりにも長すぎる時間が彼女たちの心を圧迫しているから、
　　　　　　　　　　 |　　| |　,ｨ=ミ　＼l　_)ハヽ|　　 |_　　 |
　　　　　　　　　　 |　 |　 |,ｲ )ハ　　　 V り　 |　　 | ハ　|　　　魔法ギルドでは精神操作の研究がされているよ。
　　　　　　　　　　　　　､ |、 | 　Vり　　　　　　 | /'　| }l }　|
　　　　　　　　　　　　　ヽ＼　　｀　　　　　 /| 　 |' ノ ∧
　　　　　　　　　　　　　　 |　{　　　､　　ﾉ　　　 ,| 　 |: 　/ ∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「精神操作ですか？」＞イレイナ
　　　　　　　　　　　　　　 | 込、　　｀　´　　　ｲ:| 　∧: 　/　'.
　　　　　　　　　　　　　 /　/　|≧=-　r-=≦- '/　/　 ::.　　　 ,
　　　　　　　　　　　　　　,'　 ,　　|　　 r-,}∧　　 {　,⌒ー-＜　ヽ
　　　　　　　　　　　　 /　/　　/　 r/ /〈 ∧　　 | ｛::://:::::::::｀ヽ　 '.
　　　　　　　　　　　　　{/ ｛　　 {,イ:::{V　 }'　＼ィ|　|::{ {:::::::/:::::∧　 ,
　　　　　　　　　　　　　|　 |　/::::://:::| ／ﾊ＼ / =|　|-_':::::/::::::/:::ﾊ　 ,
　　　　　　　　　　　　　|　 | .':::::::==7:|　/　|　/::::: |　|::::::::/:::::::::::/:::}　 }

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　)　　ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　__/￣` ー─‐'- ＜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　´　i　　　　　　　　　　｀ヽ､_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　l　　　 i　　　＼　　ヽ＼‐ ,,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　,, /　　 '　　|.　　　 i |ヽ　　ヽ　　 ',　ヽ　｀'''‐
　　　　　　　　　　　　　　　　／ /,　　 ' 　 /!　　　 i |,,,,,,＿　 ',　　 ,　 ',
　　　　　　　　　　　　　　 ''´ 　 ' '　　 !　 ,'　l 'i、　 i !　　＼｀　 i　　 ,　 i　　　　長命に対応できるように精神を調整してしまおうというやつさ。
　　　　　　　　　　　　　　　ｌ i　　 l ''7¨''‐i, lヽ　i.| ＿＿_＼　　　 l　 !
　　　　　　　　　　　　　　 | i　　 i　l　　ヽ!　＼ { ￣ _)芯ｬヽ　　 !　|　　　　実際これは大事だと思うよ。
　　　　　　　　　　　　　从　 _ ',i'　　__ 　　｀　　|ﾐ彡| 》|　　　|、|
　　　　　　　　　　　　　　／／, -,.xzzzｭ　　　　 V_ソ　.i　, 　 ! l.!　　　　魔女たちの精神的な負担は無視できなくなっているからね。
　　　　　　　　　　　　　　 __,-､／／／／l 　　　 '　　　　///　/, ' 　 lノ l
　　　　　　　　　　　　　 / / r '　'''´／＼ |///　　, -: : :¨ヽ　　/ｲ　　 .i　　i､
　　　　　　　　　　　 ,しし' __　/__⊥,　ﾞi、　　　∨: : : : :/　　,;i　　 ,'i; 　 ',＼
　　　　　　　　　　　　 ∧ 、　　　 __,,,ノ　,i,ゝ __　　` ｰ　 __ ＜;i'　　 /;i;i,　　',　ヽ
　　　　　　　　　 r‐/∧　７¨´　　l　　ハ　 ';i;i;｢｢∧￣　　∨　　/i;i;i;i;i, 　ヽ　ヽ
　　　　　　　　　　 i::::{:':::∧ /∧　　i　　 i 　ヽ_>‐ハ,-〉 _,,, -/　　/二ア-;;,　　ヽ　 ',
　　　　　　　 i:::::ヽ'::::::＼_:::| 　i!　　i!_.-::´i;;;;;;l　,｀v´、　 '　　,';;／:::::::::::＼　ヽ i
　　　　　　　　　 /::::::::::＼::;::':／ ,,,,!　　i;:::::::::::l;;;;;;i|/ /o　ヽ i　　 '´:::::::::::::::/:::::ヽ　＼
　　　　　　　 /:::::::::::::::::::`´!＜::::|　　i::l:::::;::::l;;;;;;|　 l　　／;!　　|::::::::::::::::/:::::::::::ヽ　　＼
1648 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/30(土) 23:54:01 ID:KQ6WiKF/: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞ ´　　　　　 ` ＜二二二二二二二二二二二＞､
::::::::::::::::::::::::::::::／ ,　　　　　　/　/!.i　　` ＜二二二二二二二二二二二>､＿＿
::::::::::::::::::::::::／/ /　　　 !　 /　/ l i 　　　 i` ＜二二二二二二二二二二｀二二ヽﾆ=ｭ
:::::::::::::::::::::/　/./　　　ｌ　/! /　 !.i 　　　 !　/l `l＜二二二二二二二二二二二二二二二二
::::::::::::::::::/　,ｲ/　　　　　l / l/　　.! !　　　　/ ｲ l　.i　 l`＜二二二二二二二二二二二二二二二
ｨ=:::::::::::/ /:::l l　　　　.l/‐.ｌi‐‐‐‐l'l´、　 / /ll`l‐/--! l､　`＜二二二二二二二二二二二二二
/:::::::::::/./:::::ｌ l　　　　 l′ ______ .l.l､ヽ　/ /　l i./ ____l !＼　l　`＜二二二二二二二二二二二二
:::::::::::::l./:::::::l　,　　　　　j, イ　う::ヾ、　ﾒ, ' 　ﾚ ,ｨう:::ヽ!ヽヽ!　　　` ＜二二二二二二二二二二
`""'''‐l'- ．.l　l､　　　ｌ`　 i:::ﾋ!:ﾘ　 /　＼　l 　l:::ﾋ!::ﾘ　' / 　　　 l /!＜二二二二二二二二
. 　　　|　　/ｉ　!＼　　＼ '､　｀　´　　　,　　ヽ　`　 ′　/ 　　　 //　! l::::`＜二二二二二二
　　　!､ /　! |　 !＼　　＼ヽ　　　　 `　　　　　　　　 /／　　ｲ∥　ﾔﾔ======＜二二二二
　　　　ゝ＼_」ｉ　 j　　`‐---ヽ　　　　　　　　＿　 u 　 7　　　／ l /! 　ﾔﾔ
　　　 /　｀f´　γl　　　 l｀､　　　　弋 ‐ ￣　ノ　　 ∠ -‐ '´　　ｲ　!　　ﾔﾔ　　　　　　　精神を操作するという事は自分が自分でなくなるという事なのに
　　／／　|　　/ !　　　　 i　｀､　　　　￣　　　　／′　　　　/　l 　　ﾔﾔ
.／／ ,-‐ '__i´_ ,j　　　　i: , ===､､　　　　　　　ｨ_´_/ /　　　　∥ /　　　､ﾑ　　　　　　あえてやろうとするほどに追い詰めれているわけですね。
／'／: : : : : : : : i　　　　 l´; ;/(　|　＞､　＜ ∥､/ /　　　　 ∥/　　　　　|　ﾑ
//: : : : : : : : : : :|　　　　　 l､;/　＼　　　　　　　 l　/ /!　　　　 ∥　　　　　 /　　ﾑ
/::::／二ﾆｭ､ : : i　　　　 i: :､　　＼　　　　 i/! / !　　　 ∥　　　　　/　　　ﾑ
!::/ﾆ二二二ｭ､: l　　　　　　!: : :､　　　＼　　　 /　! ｌ .l 　　　 !　　　　／ヽ、　　　ﾑ
/ﾆﾆ二二二二ｭ! 　　　　|: : : :､　　/´ｉ　　 /´i　､､､　　　　!　　／: : : : :i　　　　ﾑ
.二二二二二二i　　　　　　l: : : : : ､./　 !　　l 　l　　 l‐‐‐‐‐‐‐‐ <: : : : : : : : l　　　　ﾑ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_　-----
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〃　　　　　｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __　　　　　{　　　　　　　　 }
　　　　　　　　　　　　　　　 _/　｀　-- 　_ゝ　, -‐'''''ヽ‐-　ﾉ
　　　　　　　　　　　　　 ,　　´ '　　　　　　　`ﾞ‐　_　　ﾉ ,／
　　　　　　　　　　　　　／　　 i　　　　　　　　　｀ヽ､｀ヽ ´
　　　　　　　　　　　,／　　／　|　　　　.'　　｀ヽ、　　ヽ　＼
　　　　　　　／/　　　'　　 |　　　 i　、　　ヽ　　 ' 　 ', ＼
　　　　　／　 // 　 ,'　　.／| 　　 .l　!ヽ　　　ヽ　　 i　　i　＼
　　　　　　 ´　　 , ,'　　 ! 　_,' --! i　　 .! l─- ,,_ 　 ',　　 ! 　 !
　　　　　　　　 i .!　　 ! '´/　　 'i i、　 l !　　ヽ｀　 !　　 i　　|
　　　　　　　 l/!　　 :　/　　　 '.| ＼ '{　　　＼　i　　 | 　 |　　　私だって精神調整なんてやりたくないよ。
　　　　　　　 | i,　 ∨　＿＿＿　ヽ　＿＿＿ヽ|　　 !　 i
　　　　　　　　 i　! 　'{.　　|　　|　　　　　.|　　|　　.!　　i'　 i　　　　でも、やるしかないんだよ。
　　　　　　　　　　 V ヽ　i,.　乂.ノ　 ,　　　乂.ノ　 /　　ｉ、 i'
　　　　　　　　　　　　 |＼i, xxxx　　　　　　 xxxx / ／　' } i
　　　　　　　　　　　 | 　 !　　　　r─┐ 　　 /イ　 /ノ i　　　　　　　　　　　　　　　　「そうですか」＞イレイナ
　　　　　　　　　　　　i|　　;＼　　　乂_ノ　　 _,,｡/ 　 /!　 .i
　　　　　　　　　 i|　　i : : ｀..ｰ--, 　 -‐ ´!-;/　　/::|　　|
　　　　　　　　　　　 i|　　i: : : i::::::Y<,|＿,,,..-＜/　　/:::::!　　|
　　　　　　　　　　　i|　　,' : : ,i:::＞};;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ 　 /zzzL_　 lヽ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ◯
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜ |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , _ 　／＼　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　__　-　¨/　｀￣｀''- _ヽ|
　　　　　　　　　　　　　 -‐''''／　　 ,'　　　　､　＼
　　　　　　　　　　　　　 /　　/　 | 　　 l　　 'i,　　ヽ､
　　　　　　　　　　　　　　 '　　 i　／!　　　l ∧　 i 　 i　' ＼
　　　　　　　　　　　　　　 i　　　|/, -l　, 　 |-､ヽ　!　　　|
　　　　　　　　　｢ｌ｢ｌ｢|　ﾚ|　　 |　　V　＼|　　ヽ　　l　l　　　　まあ、精神操作に関しては会長が試行錯誤しているらしいね。
　　　　　　　　乂ノ　　ヽi＼|　Ｏ　　　Ｏ　 /　　i } !
　　　　　　　　　 ||＿__r-|　| "　　, -- 、" /_／ /ﾉ !　　　　人体実験も派手にやっているらしいよ。
　　　　　　　　　　　　(　／　 !　ゝ __ 乂__ノ　 _/　 /　　i
　　　　　　　　　　　　＼>　　 i　 |:::::|ヽ二ﾌ￣/___/_＼　　　　　やっぱり、会長は凄いよ。
　　　　 i^ヽ＿__i^ヽ__∠i＾ヽ_⊥／｀!ゝ':o>ｰ''´　　｀ヽ:, ',
　　　γ´ゝ-′ ｡ゝ-'　。ゝ-' 。ヽノ｀＞-〉　　　　　 i::i ' ,
　　　| ｡　　 °　　　。　　。　　 °(_ 　<__　　　　　　 i:::l　ヽ
　　　廴ノ⌒ヽ　°　 /⌒ヽ　。, -､ 7'三ヽ|__, -＜__／::::l/` ＼
　　　　|　　　　l　｡　/　　　ゝ- ′　 {三三ﾊ::::::::::::::::::::::::::L_
　　　　|　　　　乂__ノ　　　　　　　　　 Y三三i三ヽ:::::::::::::::::::ゝ､
　　　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　|三三三三ﾊ:::::::::::::::::::::::＼
　　　ゝ _＿＿＿＿＿＿＿＿＿___ 人三三三三ム＿＿＿＿__)
1649 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/30(土) 23:54:38 ID:KQ6WiKF/: 二二二二二二二二二二二二二二二二＞ｭ､　　　　　　　､_　　〉
::::`::＜二二二二二二二二二二二二二二二二二＞ｭ､　　　｀ヽ〈
::::::::::::::::::::::`::::＜二二二二二二二二二二二二二二二二＞ｭ､　 |,ｪ=ﾆ二二二二二
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:::＜二二二二二二二二二二二二二二二＞､二二二二二二
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞........l.`...＜二二二二二二二二二二二二二ﾆｭ=ﾆ二二二二
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::／.,..............!.......!.....!..!.`..＜二二二二二二二二二二二二二二二二
::::::::::::::::::::::::::::::::::´:!../..............i........!.../:i.!､..........l.l::!.!:＜二二二二二二二二二二二二二
≠":::::::::::::::::::::::::::::ﾚ...ｲ............i.......!../___､_､.......i.i::i.!...........＿_＜二二二二二二二二二二
":::::::::::::::::::::::::::::::://´.l...............!../!/........ヽ_＼∥､!...ｲ~nう´/..∥`＜二二二二二二二二
::::::::::::::::::::::::::::::::〃:!.....{.............∨ｨ=┬n彳 ../＼_!...弋ﾋｿ........! !　ヽ　 !:i!::::::::≠　￣￣￣
≒ｭ_::::::::::::::::::::∥::::!../ﾄ､............＼`弋ﾋｲ ,　　　　、｀　　　 j ,!　　i /ヽi!ﾆ≠　　　　　会長が関与しているなら大丈夫ですね。
　　　 ≒=======f´.....ｲ...､.............＼_ 　　　　　　　　　　　j/!　　 i 　 ´＼
.　　　　　　　 r ´ ,ノ...ﾔ ...ゝ.‐── 　　　　　_, 　　　/::j　　　i､　　　＼　　　　あの人は、必要な事なら手段を選ばすに実行する方ですから。
　　　　　 ┌'　,-'i!　.....、　....､-.、　　　 '´￣.. 　　／....l　　　 ! ＼　　　ヽ
　　　　　　r‐' __/ /i!　........､　 ..､:::＞　　　　　　,....´..........!　　　 !‐-..ヽ　　 )
　　　　 ▽__/ 　 /.i..! ...........〉、　＼l...{ヽ......ﾆ=‐-'..l ｀ヽヽ.....1 　　 '､....∥　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「その通りさ」＞まひろ
▽ ､r‐´△　　　　!.......＿/: : ＼　｀　､＼................l､　 }: l ゝ'､　　　　 '___／＼
△ ' ‐／　　　 ∥／:ﾚ: : : : : :｀.､　　　｀　､‐‐､..｀i /ヽ; !: :.}:ゝ __／ヽ;;;;}.....　＼
　／　／　　　 //: : : :｀.､: : : : : : :＼　　　　　＼!　!〉!　! !: : !: : : :ヽ....〉‐'＼＿＿､
　　／　　　　/.∥: : : : : : :`:‐- ､: : : :＼　　　 !､､!!!､ !ヽ: : !: : : : :l､ !　ヽ　＿／＼
／　　 ...::　 ..::::::::〉: : : : : : : : : : : : : :｀: :‐-＼　　　} ヽ　　　}: l: : : ／ﾆ､!　　　＼.........
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　　　　,　ｨﾆ|　　　　　　　　　　￣￣￣￣￣　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿|＿＿＿＿＿__
ﾆ二二二二i_　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　__,,　ｨ　ﾆﾆニ二二二二二二二二二ニﾆ
二二二二二二ﾆ=ｚｚ､,,,＿＿＿＿＿＿,,,,,,,,,　ｨﾆニ二二二二二二二二二二二二二二二ニﾆ
二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニﾆ
二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニﾆ
二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ﾆ=‐.....................ﾄ､.ﾍ:::::::::::::::::::::::::::::::::
二二二二二二二二二二二二二二二二二二ﾆ=‐:::､´i、.........|.........................|..ヽﾍ:::::::::::::::::::::::::::::::
二二二二二二二二二二二二二二二ﾆ=‐/../ !/:::／ヽ!＼......l　　　　 ......l..i....i＼∨:::::::::::::::::::::::::
二二二二二二二二二二二二二ﾆ=‐ヽ.....//!::/／ｨz=zx､､_＼!　　　　　∥ !...〔::::＼::::::::::::::::::::::::
二二二二二二二二二二ﾆ=‐ｨ::n:ﾊヽヽ∨/ i　ｲ´i:::ﾋ::::!　ヾ〉∥　　　 /!∥.....}::::::::::::::::::::::::::::::::
二二二二二二二ﾆﾆ=‐i､::ゝ.. 乂ン　　　/ ﾍ∧　　ゝ- '　､ ' ∥　　　　/...i /!......}============
二二二二二ﾆ=‐.､......　 !ヽ　　　　　'´　　　　ヽ　｀'　　　　 //　　　 /....∥.i........}
二ﾆ=‐　　　 ∥......l.＼　i ﾑ　　　　　　 ´　　　　　　　　／/　　／..|.../......!.......∨　　　　　　　　　　（その陰でどれだけの犠牲を出しているのやら）
.　　　|i　　 ∥....γ.　l..ゝ‐.ﾑ　　　　　　　　　　　　　　　　／7....´..........i.......　..!....　.∨
　　　ﾍ＼_∥/.../　　i.　 .......ﾍ　　　　ヽ------､　 u 　　 ′................!...... 　 i..ﾍ　 ∨　　　　　　　　　（いや、私には関係ないか）
　　　　ゝ--'　 ..i　　 !　　 ........ﾄ.､　　　　｀￣￣ ´　　　, . ´/.......　......./!.....　　 } ﾍ　 ∨
　　　　 /　/　ｲ.. 　 !　　 ......|.....＞.､　　　　　　　＜!___/.....　　 .../..!.... 　　 } ﾍ　　∨　　　　　　　（余所者が何人死のうがどうでもいいわ）
.　　　　 /　/ /. 　＿,′　　 .....!ﾌ:￣／.iヽ､ ,　 =ﾆ.........!､Y..　　　　 ./: :!... 　　　 }　ﾍ　　∨
　　　　/　/　i　/: : :,′　　　....!: : : i ヽ i......................... y /.　　　　 /:i: :!..　　　 !　ﾍ　　∨
.　　 /__/ 　〉{: : : /　　　　 .∥: : :!　　＼　.........__／　∥　　　　∥: !: ! 　　　 iﾍ　ﾍ　　∨
　　 / /! ｀／ﾆ〕: :/　　　　　∥: : /　　 /ヽ　　 | ヽ　 {∥　　　 ∥:/:/　　　　 ∥::}ｭ､ﾍ　　∨
.　 /　/ /､ニニ､/ ∥ 　　 ∥: :/|　　 ! 　|　　 !　 |　i∥!　　　 i: /／　　　　 /: /二ﾆ､ﾍ　　∨
　/　/_/二}ニﾆ/ ∥ 　　　∥: ∥ !　 ∧　 i　 ∥　λ { { i　　　 Y　　　　　／／/二二ﾆ､ﾍ　　∨
./　///二ﾆ}ﾆ/　 i　　　　∥: : i 　 ∨､ﾍ　{　∥ /　!　>､ヽ　　　{　　　／:／ﾆ/二二二ﾆ､ﾍ　　∨
.　///二ﾆﾆ}/　　i!　　　 ∥:}: :|　　! 　ヽﾍ ∨ /　／ゝ′ i‐--ﾆﾆi／: :／二/二二二二ﾆ､.ﾍ　　∨

　　　　　　　　　　　　　　　,　 ´￣｀　､
　　　　　　　　　　　　 / -ｧ‐　､　　ヽ
　　　　　　　　　　弋 {　　　 i　 ,!
　　　　　　　　　　　　｀` ＿＿/／
　　　　　　　　　　　 , 　 ´　/｀`　´ ￣　、、
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　　　　　　　　 , '　　／　 ,　　　 ,　　ヽ　　ヽヽ
　　　　　　 ,//　 /　　　l　　　 ! ,、　　ヽ　　 ',　',､
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　　　　　 ' i　　 !　/＼__', | ,　　l.!　_,,,-<　 i　　 |　 |
　　　　　　　i/| l　 |　i　　　 ',| ヽ　 !ﾞ´　　＼|　　 |　 !　　　ところで、イレイナ。
　　　　　　 ! i　ｌ l'ｱ芝芯　　＼| ア芝芯¨i!　　 !、i
　　　　　　 Vl､　'{ 乂j彡' 　　　乂jj彡' ,　　, l l ,　　　　路銀はまだ大丈夫なのかい？
　　　　　　　　 | ヽ '、xxx　　'　　　　xxx　/ ／. |ﾉ !
　　　　　　　　　 |　｀rヽ""　　　　　 ""u/イ　　i|　l
　　　　　　　 | 　＼　　～---～　　／|　　i;i　 !､
　　　　　　　 ii　　l;i;i≧。　＿_ 　 -r≦i;i;l　　,i;i　 i ヽ
　　　　　　　　　ﾊ　　'i;i;i;i;i＞''ヽ　　　｀''＜i'　　i;i;i　 i　ヽ
　　　　　 r=======┐7∧＿ '　　＿＿／i　　iヽ､;　 i 　、
　　　　　　|‘¨’　　　ｉ |i/　＼＿＿___／　i　　i 　 -ヽ i, 　、
　　　　 r─--､.　　 ! !'i,　,----､_　　　 i!　 ,i／　　 } 'i, 　 ,
　　　　 l ｱ￣￣).　ｉ | 'i,　￣¨＞''⌒ヽ　!　 ,i　　　i　!　'i,　 i
　　　　　{　／二二)　! !　i r‐-､{　i´r　 'i,| 　 !,　　ヽ!;　 'i,　|
　　　　 i　 '´r─‐'　ｉ |　 l ｀ヽ､ゝゝL｢i　i,　 !　　　　 |;i, 　 i, |
　　　　　 ',　　i＿＿_i.｣ .l }　　ゝ　　ゝ 'i, l＿_.　　　|;i; i　 'i'
　　　　　　i　　 ' l-､ ,|　ﾊ|　　 !　｀ヽ''　　＼!　｀''‐､｣;i;i ｌi　 i
　　　　　 i　　　 | /ﾞ;|　/ }　　　l.　　　ヽ　　　＼　 !;i;i;i | !　'!
　　　　　 ,'　　　 }' i;iﾚ' 　　　 l:　　　　ヽ　　　　ヽ{;i;i;i; | i　 |
　　　　 {　　　 /　'i;i;i|　　　　 l:: 　　　ヽ　　　　 |;i;i;i l　l　.!
　　　　　 iゝ　／|　　i;i;|　　　　 l::.　　　　　＼　　 l;i;i;i i　 ! .l
1650 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/30(土) 23:55:10 ID:KQ6WiKF/: ::::::::::::::::::::／　　　　　　/ ／ﾞ＜二二二二二二二二二二二二二二二
::::::::::::::／/,　　　　 / /　!l　　　ﾞ＜二二二二二二二二二二二二二
::::::::::/　//　　　　　/,' /⌒!l 　　　 //＜二二二二二二二二二ニニﾆ
:::::::/, '/ l　　　　　/　!/＿ !i　　　　/, ' 7 / ﾞ＜二二二二二二二二二ﾆ
:::://:∥/!　　　　∥ .,ｨ==ｭ､i 　　 //　//＿_ ∨ﾞ＜二二二二二二二ニ
::∥::::!∥:!.　　　ﾊヾ" .乞ﾑヽ　／/ ／' ｨ===ｭ､､　 ∥､二二二二ニニﾆ
∥::::::! i::::∨　　 !ﾑ　.弋ｭﾉメ　　i　　 ´ 乞ﾑ　＼/　　ﾞ＜二二二二ﾆ
i:::::::::::i !::::::ヽ　　i　! .. :: :: ..　　＼ !. 　　弋ｭﾉ ,　'/　　　　 / !＜二二ニ　　　いえ、だいぶ少なくなって心もとなくなってますね。
:::::::::::::ヽ::_ｪ/.〉､ '､ !　　　　｀　　　　 .. :: :: .. ／　　　／l　!l　ﾞ＜二
===≠"´ /　lｌ　ヽﾍ　　　　 _　　　　　　　／　　　／ ∥ヽｌ| 　| ∨
　　　　/ ／i　: 　ﾄ、　　　　 ` 　　　 ∠　-, '　´　 ∥ 　ヽ　!　∨
　　　　/ _i _ﾉ!　:　 i´ .ヽ､　　　　　　　　, .ｨ/　　　 / // 　 }　.}　 ∨
　　　/ヽ/ ﾉ∥　:　|: :/: ＞ヽ､　　　, ．sﾁ　／　　 / //　　 !_/　　∨
　　/└' ｲｪ∥　 :　!: :!:.l∨ 　｀=lﾆ´　　／　　　　／l／　　　i: ヽ
　/　_l /ｪ!ｪ!　　 : !: :l |　∨　　/!　|ヽ〆　　　　／／　　　　　 i: : ヽ
/　 l /二ヾ|　　　 :!: : !i ／＼ / '′| /　　　　　/／　　　　　　 lｪ=､〈

　　　　　　　　　　　　　　 , -─-　_
　　　　　　　　　　　　／　　　　｀ヽ
　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　}
　　　　　　　　　　 {　＿＿　　　　　 '　　＿＿
　　　　　　　　　　 ∧　／　｀ヽ、　/‐　　　,, -､　 ‐　_
　　　　　　　　　　＼! 　 _　´ ヽ′　　 ´　　ヽ　　　｀ｰ　_
　　　　　　　　　　　　　　 ,　´　　　　　　　　　　　 ',　　　　　＼｀'' - ,,,＿
　　　　　　　　　　　　,, ／　 ,　　　　　、　　　 i　　、　　ヽ
　　　　　　　 ,,-''´/　　/ 　　 ,　　　　i　　　　 l､　　ヽ　　　ヽ
　　　　　 _ - ´ 　 /　　,' 　　 /　　 ∧　,　　　　　| ヽ　　 ',　　　,　,
　　　　　　´　　　　 i　　 i　　　 ,'　　, -─ .i　　　　　|￣｀''-､ '　　　i　i
　　　　　　　　　　　|　　 ! 　　 ! ／ /　　', |　　　 i　!　　ヽﾞ i　　　i　!
　　　　　　　　　　　| 　 :|　　　 i '　/ 　＿ ',|　　／l ,'_二,,_　ヽ l　　　|､|
　　　　　　　　 l 　 :l 　　 l　/ ,,xzzzzx| ／　 l/'',ｨ=｀ﾞ㍉､ |　　 |　　　　そうか。
　　　　　　　　　　　 i　　i 　　 i/ ,fｱ´,fﾃi_, "　　　　i::ri:::!　 }|i !　 ,　!
　　　　　　　　　　 ', 　'i　　 ∨i{'　 {::{::}::! 　　　 l..U.ﾘ　'"/　/!/　　　　それなら、そろそろ旅を切り上げて魔法ギルドに戻った方がいいよ。
　　　　　　　　　　　 ',　 i,　　　ヾ*.　乂_ノ　　　　 , ｀¨´x,x, / ／ ′
　　　　　　　　　　　 }　 {'､　､_＼x,x,x　　　　　　　　　 'イ　 !
　　　　　　　　　　 l　弋!,　　｀i'''` 　　 ,::´￣ヽ　　　ノ　　',　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そうなんですか？」＞イレイナ
　　　　　　　　　　　 , 'l　　　ヽ　　ヽ｡ _ 　弋:::::::ノ　 _,,,_＜i　　　、
　　　　　　　／ /　　　 i::ヽ　　ヽゝ､=‐--‐ｧ７´ .|=≧ｭ'、　　ヽ
　　　　　　　　　, '　 /　　　,i':::;心　　ヽ　｀¨ｰ-v'´　　}三ミ|ヽ'､　　＼
　　　　　　　　 /　 /　　　 /∠三ﾑ　　 'i,　　/` ﾞi^ヽ､ﾊ三=ｌ　ヽ＼　　　＼

　／　　　　　　　 /　　 /　　 ,|　　 |　＼
　' 　　　　　　　　 /　　 /　／ |　　 |　　'.＼
,'　　　　　　　　　 '　　 / ｀/ヽ、|　　|　　|
　　　　　　　　　　　　　 |　/ ＿_ |　,:　　 | |　＞
　　　　　　　　　 _,|　　 |/ 　ハ | /　 / ∧|　＞
　　　　　　　　 /,-|　　{　　 |　} ｲ|　ｲ| ﾘ　｀
　　　　　　　　　 { l　|　､ |　　し　{_|/' ||/　　　ああ、旅に出た経験が少ない魔女がやらかすミスが、旅の途中で路銀がなくなる事さ。
　　　/　　　　　乂 |　　＼:.:.:_ 　　 }　|
　　　　　　　　　 / |　　｢u /　＼　,:　|　　　　それを避けるためには、路銀が少なくなったら余裕をもって帰るのが大事なんだ。
　　/　　　　 / ／八　　'.　{　　ノ ,ｲl　|
　　　　　　／＜　　 '.　　'.､＿_,.イ |　 |　　　　ゆとりはいつだって必要さ。
　/　　,　＜　　　｀ヽ､　} 　 }'　 |　　 |　 |
　' r＜_, o 　　　　｀ }　　}＼|　　 |　 |
/ /　　　乂o_ 　　　 '.　　'.　ヽ､　|　 |
,'/　　　　　　人o　　　 }　　}　　o} |　 |
_{　　　　　　　人o　　 |　　|　　 o}|　 |
1651 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/30(土) 23:55:41 ID:KQ6WiKF/: 　　　　　　〔_: : : : : : : ′i:i:ﾆ=- _: : : : : _　　へ　　___
　　　　　 '/: : : : : : .|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼: : : : ´⌒ヽ〉　　　〕iト
　　　　　　 . :､: : : : ::|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:.　　／　　　　　　　　　＼
　　　　　　　{: : ＼: : .|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/　　　　　　　 l 　､　　＼
　　　　　八: : : : : :.|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:/ /　　　　}　　　　 |　　＼
　　　　　　　　'/:.:､: :.:|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/ 　　 /　 .}　　　j| .|　､　　＼　　/,
　　　　　　 '/: :.＼|i:i:i:i:i:i:i:i::.　 ′　/　　 }､　　 i| ﾊ　}＼　　`、　/,
　　　　　　　　 (___: :.|i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:′　　　　　_　-‐　　i|￣￣　｀　　　　 /,
　　　　　　　　＼: |i:i:i:i:i:ｉ:i:ｉ:{{ |　　　. /　ハ　从　}ノ､..__i|　.:i|
　　　　　　　　　　　　|i:i:i:i:i:ｉ:i:ｉ:{{ | 　　 :}/_. ‐=　 /ﾉ　´廴ソア　 i|　　　ｌ
　　　　　　　　　　　　|i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:乂　ｌ　八　Vソ}/ ,　　　""" i|　.:i|　　　|　　　わかりました。
　　　　　　　　　　　　＼i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:_}　　| ⌒/, """　　　　　 .八　j|　　　|
　　　　　　　　　　＼i:i:ｉ〈八　人　: : : .　　　r　ァ　　. :　　j|　　　|　　　この街を一通り見たら、魔法ギルドに戻ります。
　　　　　　　　　　　　　　　　rへ ∨　　|　:..:.ぅ-　_　　　ィ(/　　从　__.人
　　　　　　　　　　_..　‐=ﾆ　　〉 '"~~"' .ﾉ.／¨¨ｱ }　　 ´　 '/ 　　 . : : :＼)
　　　　　　　_ - 　　　　／ﾆﾆﾆﾆﾆ}Y: : : : / .ﾉ　　　　　}|　/_ノ: : : ./ﾆ＼
　　　　　／　　　　　. : .:／ﾆﾆﾆ､ﾆﾆ八{: : : : { 人　　　　 .八__〕: : : : /ﾆﾆ=‐
　　　／. : ﾆ=‐‐‐‐　　 ‐=ﾆﾆﾆﾆ＼ﾆ=‐ : : :/⌒ヽ　　　 /人ノ. : : :./ﾆﾆﾆﾆ‐}
　　／. :´　　　　　　　 ‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼_∧ 〈　{::::∧　　/⌒ｱ: : : : /ﾆﾆﾆﾆ_ノ
　. : :/　　　 ___ノく‐=ﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∧/, 乂:::∧_ノ::／. : : : :/ﾆ=‐　´ヽ
　( V　　　 ⌒¨¨¨¨¨＼ﾆﾆ人ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∧/,　　〉只〈　 . : :.::／ﾆﾆﾆﾆ=‐ 〉
　　　／´　　　　　　　ヽﾆﾆ＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∧: } ／:::ﾉ　::＼{: ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{
　／　　　　　　　　　　｀¨⌒＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾉ=}:::::::/　 .:::::::Yﾆﾆﾆﾆ〈ﾆﾆﾆ=‐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀¨¨¨´ﾆ=‐.:::/　ノ／＾|ﾆﾆﾆﾆﾆVﾆﾆ=‐
(､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　‐=ﾆﾆﾆﾆ}__〕⌒´_　　 v⌒ヽ　　‐=ﾆﾆｌ
　　　　　　　　　　　　　　　　　‐=ﾆﾆﾆﾆ }__〕　〔_　.|〈人人〉ﾆ}ﾆﾆ=‐|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{ﾆﾆﾆ=‐　__〕〇〔_　.| o 0 o{　 .‐=ﾆﾆ|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{ﾆﾆﾆﾆ/　._〕　〔_　.|ﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆ}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{ﾆﾆ=‐ 　 __〕　〔_　.|ﾆﾆﾆﾆﾆ{ﾆﾆﾆ=‐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .ﾉﾆﾆﾆ={　 __〕　〔_　.|ﾆﾆﾆﾆ.ハﾆﾆ=‐
　　　　　　　　　　　　　　　　｢＼ﾆ=‐　　__〕〇〔_　.|ﾆﾆﾆ //∧ﾆ=‐
　　　　　　　　　　　　　　　　／ﾆﾆﾆﾆ/　　__〕　〔_ 　 ‐=ﾆﾆﾆﾆ∧ﾆﾆ{
　　　　　　　　　　　　　　　　　／ﾆﾆﾆﾆ=‐　　　__〕　〔_ 　 ∨ﾆﾆﾆﾆ=‐_ ﾆ{
　　　　　　　　　　　　　　　／ﾆﾆﾆﾆ=‐ ､　　　 __〕　〔__　　∨ﾆﾆﾆﾆﾆ}ﾆ‐
　　　　　　　　　　　　　／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／-＼　 __ﾉ⌒Vソ　　　}ﾆﾆﾆﾆ= }ﾆ‐
　　　　　　　　　　／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／_-_-_-｀⌒´_-_-_.￣￣￣}ﾆﾆﾆﾆﾆﾊﾆ=‐
　　　　　　　　／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐　_-_-_-/_-_-_-_-_-ﾉ_-_-_-}ﾆﾆﾆﾆﾆ /,ﾆ=‐
　　　　　　　 _ ‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐　_-_-_-_./_-_-_-_-／_-_-_-_-}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/,ﾆ=‐
　　　　　_ -=ﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/_-_-_-_./_-_-_-_／_-_-l_-_-_　‐=ﾆﾆﾆﾆﾆ/,ﾆﾆ}
　　　　／ﾆﾆﾆ /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/_-_-_-_./_-_-_.／_-_-_-.|_-_- /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}ﾆ }
　　／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ./_-_-_-_-_-_-／_-_-_-_-.ﾉ_-_-/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆ‐
　　‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐　乂⌒ﾆ=-　 __(___-_-_-_／_-_-/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾉ
　‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／　　　⌒V人_＿V⌒¨¨¨¨¨¨¨⌒{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ {ﾆ／
‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／　　　　　'，｀⌒＾⌒ーへ__ノ⌒v⌒ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{´
‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／　　　　　　　'，　　　　　 .:|.　　　　‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{

　　　　　　　　　 , /　 /　　/| 　　 | ＼　　ヽ　ヽ　ヽ
　　　　　　　／ i 　 ' 　 /　l 　　 |　_＞''´　i,　　',　　i＼
　　　　　　　 ´ 　 |.　 {. ¨7''‐-', 、　i|　＿_＼ 'i　　 i　　l　＼
　　　　　　　　　　| 　ｉ　i ,,ィz-V＼ { '´r'心ﾞﾞヽ|　　 |　　|
　　　　　　　　　 | i　 ', |i{ r沁　　｀゛　ﾋYﾘ　ﾞ!　　|-.　|　　　うん、それでいいよ。
　　　　　　　 i/l 　 '{　弋ノ　､　　　｀´, , , i　/　|｀ ! |
　　　　　　　　　ヽi＼!, , , ,　　 , --　、""" ﾚi　　|ノ　!　　　それじゃ、私も街を見て回るから、
　　　　　　　　　　　　|　l """ 　 f'　　　 ,　　　|　　|;　 i、
　　　　　　　　 /ﾊ丶　　　、　　ﾉ　／l　　 !　 i,ヽ　　これで失礼するね。
__　　　　　　　　_　/ ,' 'i,　＞｡_　｀ｰ　''´_ '/;i;i;i;i, 　 'i,　 i, ヽ
三三ﾆ=--rｘ-┴i｀ '''‐ _i　　i;i;i;i;_ﾆr-=≦＿l;i;i;i;i;i;i,　　'i 　 i,　ヽ
三三三三三三=ﾊ　　　 i　　'i｀ヽｰ──‐-|--|;i;i;i;i,　　'i　　i,　ヽ　　　　　　　　　　「わかりました」＞イレイナ
=ﾆ三三三三三三|　　　 'i,　　i, (￣'''''‐-､_|_r┴＜;i,　　'i　　'i,　ヽ
　　¨''''ｰ＜三三三|　　　　'i, 　 'i,∨:::::::r-;l:::::};┐:::|`ヽ　 'i, 　 'i,
　　　　　　｀＼ﾐ三|　　　ヽ　 'i|::::::::::::::/T〈｀:::::::{､ヽ　ヽ　 'i,
　　　　　　　/ l `‐=|　　　　 'i;　　'i,:::::;／::::l'i;:＼:::::|::＼'i,　ヽ　ヽ
　　　　　　ｉ /l 　 ∧　　　　　i;　　 i,´::::::::∧'i;:::::｀¨- ''´ i 　 'i,
　　　　　 |/　＼　ヽ　　　　 'i　　: i＼::/ミl :'i;／　　　 !　　'i ､
　　　　　　　 /　＼　'l＼　　　l 　 i l三三ﾆl :|三l,　　　| 　 i ix〉
1652 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/30(土) 23:56:27 ID:KQ6WiKF/: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｏへ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〔Y ﾊ　爪
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　乂比比乂
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〔〕　 / ／￣＼ヽ　.〔〕
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〔　〕　Ｙ　　　　Ｙ　〔　〕
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　弌￣[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[￣_7
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｒ　ｉ＿ ‐┴=｢丁:|￣ x===ミ￣丁| |= ┴-　ｔ＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_　- ,,￣┬ ￢「| | | |　| ／　 _　　＼　| | | |丁￢‐=二_¨'' ‐　_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜＞イ__||┌| | |¨| |人人〃_）Y´ ｀Ｙ（__∨人人|| [] ||┌ ||_ 〕iト _＞
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 || |] ||Ｌ||└LL二弌ZZZZ7_人＿人__弌ＺＺＺ7＿　||└ ||Ｌ|||] |||
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,｣L｡s≦ﾆ二三三三| | | || ト　二二　イ | | || |三三三三三≧s｡L,,_
　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿_,.｡o≦三三二ﾆ=- 'TT丁￣| | | || ト／⌒＼,.イ | | || |￣ΠＴＴ''　ｰ=ﾆ二三三≧s｡.,＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　弌ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニＹニ=┬ Ｔ丁　_,| | ﾚ'⌒| | ﾚ'⌒| | | || L_ﾏZZZｱ_,」 | | || |´`'| | | |⌒ヽ | |,,　| |:|_ 丁|-=ﾆＹﾆﾆﾆﾆﾆﾆニｱ
　　　　　　　　　 |　| l :|￣ | ||:| | ||: |..ﾚ'´| | |'´:ﾞ| | |::::::::| | |::::::::| |_| || |　 ||￣ ||　 | | |_||_|::::::| | | |::::::::| | | ヽ| |:| ヽ| |　| | |丁|￣| | |:|　|
　　　　　　　　　 |　| l :|⌒ | ||:| | ||´| |:::: | | |::::::| | |::::::::| | |:::::::[_]_]￣ＴＴＴＴＴＴＴＴ￣[_[_]: : | | | |::::::::| | |:::: | |:|:::: | |｀'| | |::|::|⌒| | |:|　|
　　　　　　　　　 |　| l :|ﾉ」 | ||.| | ||: | |:::: | | |::::::| | |::::::::|_|_|＿[弋ﾆﾆﾆｱＺＺＺＺＺ弋ﾆﾆﾆｱ＿|_|_|_|::::::::| | |:::: | |:|:::: | |:: | | |::|::|ﾉ」| | |:|　|
　　　　　　　　　 |　|￣|￣ |￣| | |_,｣⊥ ┴==ﾆﾆ二三三三三:|_|| |￣| |　xーミ　 ,| |￣| |三三三三三二ﾆ＝┴ ⊥L_|_| |￣|￣|￣ |　|
　　弌ﾆﾆﾆﾆﾆ弌三三三三三|二ﾆ=-┬ Ｔ丁￣｜_ |　　l　 :| || |　 | |/／^＼∨| |　 | |l 　 |　　|￣|￣丁Ｔ冖 ‐-=ﾆ二ア三三三三三アﾆﾆﾆﾆｱ
.　　　 |　　　_　　　　:|　 | 　 :|　 |ﾊl　:|＾|　 |＾|　　|⌒|　　l'⌒| || |　 | | |ＺＺZZ|:| | |　 | ||⌒Y 　 |⌒|　　|＾|　　|｀l　 |　　l　 :|　　:|　|　|x≠ﾐ　 |
cSｃ　 .|　ｃＳｃ｀Y　　 |⌒|ｃSｃｃｃ| :|ｃSｃ　ｃSｃ　 |:c0ｃ　.|ニ:| || |⌒| |　|ｉﾆﾆ|　| | |⌒| ||ニ |　ｃSｃ:|　cSｃ　　|ｃｒｃ:||ｃｃ|ｃｃ| |⌒|　|　|::::::ｃSｃ |　ｃSｃ
　||　　 |　　|||:::::|　　 |迥|　|| | || | :| |||: |　 ||||　　 |::::||　　|::::::|_||_|─| |　|::::::::|　| |_|─| ||_:::::|　　||::::|　　||||　　| :||　|| || | || | |迥|　|　|:::::::::||　 |　　 ||
　||　　 |　　|||:::::|　　　代ヲ || | || | :| |||: |　 ||||　　 |::::||　　|::::::| || |￣| |　|::::::::|　| | |￣| | |:::::|　　||::::|　　||||　　| :||　|| || | || 代ヲ|　|　|:::::::::||　 |　　 ||
　ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二二二二二二二二二二二匚｢￣匚]二二二匚[￣匚]二二二二二二二二二二二ニニニニニニニニニニニニ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣￣　　　　　　　　￣

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　リッチ王立歌劇場

　　　　　　　　　　＼＼　／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.＼＼ﾆ{　 { {乂ﾊ
　　　　　-‐………‐-　　 ___　　　-‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐-　 _＼＼　ﾏ＜☆}
‐=ﾆ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ≧s｡　＿＿＿＿＿　　　　｀`～､、 .ﾉ刈
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾆ=‐　　　‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-　　 _　〕〕＼ソ
＼: : : : : : : : : : : : : : : :.._　-　　 }(_　　　　 | ヽ　 ‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-　　_＿
　＼__: : : : : : : : : _ -　　　　 }ハ　　　 |　-‐‐-ミ　 ‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-　　　_
¨¨¨¨¨｀: : : : : : ／: :|i　　　､丶`~~｀　　　　ｌ　 j|　} ﾊ .|　　　‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
: : : : : : : : : : : : : : : :|i　　　　ｌ }} } 　　　　　 i|　}ﾉ V|　　　 |　　‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
: : : : : : : : : : : : : : : :|i　　　　|八(___人　丶　　从､､..　'. 　　 .|/,¨¨¨¨¨　 ‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
: : : : : : : : : : : : : : : :|i　　　　|x====ミ＼(＾＼(``~~~ ヽ　　 | /,　　　　　　　　　‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐
: : : : ＿＿＿＿＿..从　　ｌ: : . ､､､､　　　'　　　 """ /　　　　|　/,　　　　　　　　　　　　¨¨¨¨¨¨¨´
　　　　　　　　　 )＼人圦　　　ｒ　　　ミ　　　/　　　从: /,
　　　　　　　　　　 . : : }＼⌒ヽ　　　 v: : : :ﾉ　　 /　′　　/　　 ./,　　　　　歌劇というのも悪くはないですね。
　　　　　　　　　　 ′ . }　｀¨ 个 : .　　　　　　ィ(_ノ　　 ./　/〉　/〉
　　　　　　　 / 　ｒソ　ｌ　 |　　＞　　＜ .|〉/　　　/　//　//　`、
　　　　　　　〈`、　　rソ　　 |　 |　　/〕}　　　　 /.′　　/　//　//　　 `、
　　　　　〈＼　'. ∨ rソ{　　ﾉ___　ィ(　V　　　／　　　 ./ _ノ ‐へ{　､
　　　　　＼＼'.　　(　{　 /　 / ｌ　　/＾Y　/＾＼人 _ノ/ﾆﾆつへ　 .＼　∧
　　　　　　 rへ　　＼ {　.:　 / 人　/／乂(__ノ　ヽ__ｒ〈　´　〈vへ〉　　　/ ∧
　　　　　　〈⌒〈ｖへ｀Y　 /　ｖ⌒´:::/＼:::::＼　r ｣　　 {　　 /､__ 　 . / ∧
　　　　　 / ∧⌒　　　 |　/　く:::::::://　 }:`、:::::Y¨〔　ゝ　 _Ｙ　〉ｉ{　　 ./ ∧
　　　　　./　　} ＼　　 .: /　　　ヽノ/　　.:::)_)___.{　［　　ｌ　　 .|　/i:i:{ 　　 / ∧
　　　 ./　　ｒ／⌒Y´¨ {　　　　 )∨ 　人::::::: 从　[　　 |　　 .|./i:ｉ:ｉ:{　　　　/ ∧

　＿　zz　=ﾆﾆﾆ=　zzz　ｭx ､,____　￣￣⌒'～==ｭ､　＼
⌒￣........................｀...'....‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニニ=ｭ､,._　｀ヽ　　＼
..........................................................., ｨ' ‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニニ=ｭ､,_￣〈
....................................................／ /　　 /　｀ 'l‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=ｭ､._ｨ===ﾆﾆ
　............................................ｲ　 /i　　 l　／､| i !｀''‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=ｭ､ニニ
　　　......................................|　ノ.{　　.i'',ｨｭ､　N i 　 Nヽ=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
　　　　　__, - ノ.................} / /i､　N　vｭﾘ`　 l /ﾉ__'´| ｀'‐ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
￣￣￣ _ -　.....................,' { ﾍ.| ＼! .xxx　　　ﾍｌiｭﾘヽ! 　 }｀'‐ﾆﾆﾆﾆニニ
　　‐= _　　　　　　　....∥r'　/!　l　　乂　__　' xx/ﾉ　.ﾉ!...ｌ}..ヾﾆﾆﾆﾆニ　　　悪くはないですが、この街は物価が高いですね。
　　　　　‐- _ 　　　 /　| ノ...|　!.、　　　　　　　 /‐‐i'ノ.....ｌ|.......ヾ､ﾆﾆﾆ
　　　　　　　　⌒‐- /　/ ﾉ ....|　i⌒ヽ､.　　　 _,ｨ'..　　l.. i__/} -‐ ⌒ゞ-ﾆ　　　路銀の消費がバカになりません。
　　　　　　　　 ∧／ﾉ..........|　乂iヽ､｀'‐-'´ /..　　 }... ',‐'
　　　　　　　　／ゝ／￣｀'　-|/　} 〈l　ヽ.　　ｉ...　　　 })... ∨　　　　　　　　　まひろさんに言われていたし、帰りましょうか。
　　　　　／　 , ′ 　　　/ 　}　ヽ　　　{.....　　 /'.　　∨
　　　　　／　　, ′　　　　 /　 ∥／ゝ-､　　'.､‐‐‐'__ 　　 }
.　　　／.　,＞'　　　　 ,ｨ/　　 /_ 　 / | ﾑ　　＼乂_ ﾏ.￣､
　　　　／　　　　　　／ /　 .／　レ'　 |ヽﾑ　　` ､　ﾏ....　＼
.　　／　　　　　　／...l.//　/　　　/|　　|　ヽ .ﾍ、　　｀　＼.....　＼
　／　　　　 ,.ｨ'´.........{l/{　乂_　 / .| 　 i　 }　}i ヽ　　　　　ヾ､.....　＼
. {　　-─-<´...................ﾍ乂__ノ　ゝ┤　.|　/ / レ'ﾍ　　　　　ヽ.........　ヽ
1653 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/30(土) 23:57:16 ID:KQ6WiKF/: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／⌒＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ﾆﾆﾆﾆニ＼
　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿__　　 /￣￣＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼＿＿＿
.　　　　　／: : : : : : : : : : : : : : : : : : ｀丶、/￣＼. ＼ﾆﾆニ∨ﾆﾆﾆﾆニ／⌒∝o。＿
　　　 //: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼￣＼＼￣＼ﾆ∨ﾆﾆﾆ／　　　　　　＼_)
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...　　　　∨: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＿＿__＼ﾆﾆﾆ＼. ＼|
　　　　　 ∨: : : : : : : : : : : : : : : : : ／　　　　　　｀丶、ﾆ.＼_|
　　　　　　＼ : : : : : : : : : : : : : : :j　　 /　　　 i　　　＼ニ人__
　　　　　　　　＼＿＿＿____ : : : /　　| /＼　 ./＼　　.ﾊ￣￣ﾆ=――――――――‐-ミ
.　　　　　　　　 __＿＿／: : : : :/　 |　 f妙　＼|妙>Y,ﾊ八: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
.　　　　　　　＼: : : : : : : : ∠イ　＼__ゝ　　　　厶ﾉ/　｀、: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 〉
　　　　　　　　　　　＼: : : : : : : : :＼_込、　ﾏ￢　　ィﾟ¨　　　｀、 : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /
　　　　　　　　　　　　＼: : : : : /⌒|　 |＞　 _　イ/　{　　　　〉: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :/
　　　　　　　　　　　　　　＼＿/⌒八.　＼}　　ﾄく　八　　 /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ／
　　　　　　　　　　　　　　 /ﾆﾆ∨/＼　＼丿　＼＿__／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ／　　　では、魔法ギルドに行きますよ。
　　　　　　　　　　　　　　　 /ﾆﾆニ∨∧＼＿＼/ 〈 / [_]　＼: : : : : : : : : : : :＿＿／
　　　　　　　　　　　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆ.＼＼(⌒∨⌒＼ﾆ|　＼　＼￣￣￣￣
　　　　　　　　　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆ＼＼__ﾉ＼＿)八　　＼　＼
　　　　　　　　　　　　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆ|＼＼i |　| ∨ﾆV＼　ﾊ　　￣￣＼
　　　　　　　　　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆニ.||.　＼＼人. ＼ |　 )／　　､　　　＼
　　　　　　　　　　　　/ﾆﾆﾆﾆﾆニ.|ﾆﾆﾆﾆ八　　i＼＼＼__〉　　＼　　　＼　　＼＼
.　　　　　　　　　／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ |ﾆﾆﾆニ.∧ 　i | ＼＼/　　　　＼　　　＼　　＼＼
　　　　　　 ∧／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ |ﾆﾆﾆﾆﾆ ∧　i |　 |＼＼　　　　＼　　　＼　＼
＼　　　　　 |: :＼／￣￣|ﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ||　i |　 ||ﾆ＼＼　　　　　＼　　　＼ ⌒
　丶、　　 / ￣ : : : : : : :|＼＿/＿ﾆﾆﾆﾆニ.|　 i |　 ||ﾆﾆ＼＼　　　　　＼　 ⌒
､.//　＼r‐┴‐-ミ: : : : : : :∨: : : : :/ﾆﾆﾆﾆﾆ./／⌒＼||ﾆﾆﾆﾆ＼＼　　 |⌒
. ＼// 　￣`丶、￣/＼＿＿＿/ﾆﾆﾆﾆﾆ /i:|i:i:i:|:i:i:i:i∨ﾆﾆﾆ／　 ∨￣二ﾆ=┐
　　｀'＜///　　￣｀`丶、＿__／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/／￣＼i:i:i:i:∨.／／|___j(＠) (＠) ト
　　　　　｀'＜/＿　　　　＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ.|　　　　 |＞―-ミ::::::::|￣￣＼ヽ(＠| )〉
　　　　　　　　　／￣丶、　＼＿＿／￣/　丶　　/　　　　 |::::::::|: : : : : : ￣￣]/
.　　　　　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ｀丶、//　丶、,′　　　 / i　丶　/.|::::::::|: : : : : : : : : : :|
　　　　　　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∨i:i:i:i:丶、　/　　　　 ′|　　　 |::::::::|＿＿＿＿＿:|
　　　　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/＼i:i:i:i:i:i:i:/　　　　 /i:i:i:ｉ|　　　　 |:::::: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. |
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　　　　　 /ﾆﾆ／￣: : : |/-_-_-_-_-_′　　 /｀丶、 |　　　 |／⌒＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |
.　　　　　|ﾆ／: :/ : : : : ∨-_-_-_-_.′　　 /-_-_-_-_|　　　 √丶、⌒マ⌒¨¨¨¨ ＼
.　　　　　∨: : / : : : : : : :＼-_-_-_′　　/l＼-_-_-_！　　　√　　＼　∨＼ﾆﾆﾆﾆ＼＿＿＿＿＿＿
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　　　　　　　 |: : : : : : : : : /　人＿∧-/: |　 ∨ : ＼|　　 |: : :＼＿＿_∨/|　　＼＿＿＿／⌒＼__ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼
　　　　　　　 |: : : : : : : : :/ ／⌒∨ .|/: : | 　 ∨: : : |　　.|: : : : : : : : : :＼∧　　　＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＞-ﾆ￣￣￣￣＼
　　　　　　　 |: : : : : : : : ﾚ'i:i:i:i:i:i:i:i|刈: : : |　　 ∨: :/＼_/＼: : : : : : : : : : ＼ﾆ￣￣＼／￣￣　-　_　-　_　-　_　-＼＿ノ〉
.　　　　　　　＼: : : : : :/i:i:i:i:i:i:i:i:/: : : : :八　　　∨ ／∧ 　| : : : : : : : : : : : ＼ﾆ| |￣-_-_-_ -　_　-　_　-　_　-　_　-　く
　　　　　　　　＼＿/i:i:i:i:i:i:i:i:/: : : : : : :∧　　　∨i:i:i:i:∨∧: : : : : : : : : : : : ∧] |-_-_-_-_- 　-　_　-　_　-　_　-　_　- ﾊ
　　　　　　　　　　　　　∨／⌒i:i|: : : : : : : : : ＼　　 |i:i:i:i:i:i∨　＼: : : : : : : : : /　∨＼-_-_-_-_ 　_　-　_　-　_　-　_　-　_ 人＿__
　　　　　　　　　　　　｝/i:i:／⌒∨＿＿＿＿〉　./i:i:i:i:i:i八　　 ∨: : : : : ／　　　＼」-_-_-_-_- -　_　-　_　-　_　-　_ 　_　-　_　＼
　　　　　　　　　　　 V／::::::::::::::|　　　　　　　 //⌒∨i:i:i:|　　 ∨ : ／　　　　　＼-_-_-_-_-_ 　_　-　_　-_-_　-　_ 　_　-　_ 人＿ノ〉
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　人＿＿___／　　　　　　　　　　　　　　　　乂-_-_-_-_-_-_-_-_-_　-　-_-_-_-_-_-　_＜
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路銀が少なくなった私は魔法ギルドに戻ることにした。
1654 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/12/01(日) 00:00:11 ID:I7Q7/wpL
1655 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/12/01(日) 00:00:45 ID:I7Q7/wpL: ttps://www.youtube.com/watch?v=6B_Z5Mubcaw

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿癶_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／::/＼:∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧／:|`Ｙ丁:|　　|
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_ 　　 |　| |_|,|　∧ l　 :|　　|-　,_Ⅵ∧_| ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　癶＿__∧_,,ｒ|⊥i　　|/￣ヽ| /:: :∨‐:|　　|ﾍVﾍ|_|: : :|_|:::| xヘ
　癶　　　　　　　　 |　　　　　｜　　　|　|'＾ｉ'＾ｉ |　| |　 |ﾆ|_/:::ﾊ__∨|￣~|　 |　　|VﾍVﾍ::::::::::|::::| |::::|￣
　|￣|_　　＿i!　　　∧　　　　 /:',　　　 |　|　|　| |　| |　ﾊ　ﾊ¨/::∨￣ヽ　|∠ヽ　［＼＿_[]二::|::::| |::::|
¨¨¨,∧¨¨∧∧ ∧ |[]|　　　 |　|/二二　|ﾍ　 | |/∧ /::∨_∨¨∧￣　|￣| | |＼|　|ﾍ二二|￣_ⅱ : |
:¨￣|¨:|￣|￣|丁∧xヘ∧　　 |￣　　￣/:::∨￣VV_|￣|＿|＿| |￣￣xﾍ|_|_|／＼|　|＿∧∠_j{i,￣＼
　　 |　|　 |　 |::|/￣￣/__',＿_」,,...､､､-─|￣..|｢｢｢｢| | |￣|ﾍ::::::∧｢￣　|_|:::＼|xヘ/＼へ/_:∨:/:||i¨¨/
￣￣￣￣￣ﾞﾞﾞ| |¨|¨|¨|:|｜　　　　 _ ,-く￣￣ ∧　| | |　∧|￣|_」L　‐<::::＼/|〈:::/::::/:::::∧/::/:::|:|:Y:::::
￣{─‐ｔｔｭ_　　リ|i_|i_|i_|｣⊥-‐ュ_∠＼:::_>::::::://￣∧　/:::^〉‐ 丶::＼: : ＼,イヽ|/::::/::::::/::ﾍ｀|ヘL|_|＼
: : }.:.:.:_二￣/￣￣i!￣ﾍ::_ -　￣:::::寸´ |::::::://:::::/　∨::::/ﾍ::::::::∨::::＼_イ_|i...||ヽ/::::::/:::::::／:::::::＼
'''"´~ 从　_ム-，:/ ∨__∧::::ﾆﾊﾆﾊ::/￣￣￣￣￣￣}|¨/_,||＼::: ﾍ__,.斗匕ﾘ.. || 〈::::::/::::∠_:::::::::::／＼
　从从;';',∧:::::::∨　 |］/ .圦::::[]:::[]:/:癶::::::::癶:::::::::::/ |/＿||＿Y´ ||　 ||　|/... ||｀'|:::/／|ﾍ^ア／|::|
从;';';';';'ｨ'　ﾔ'"´|-‐ |/　_||_∨::::::::/:::|　|i::::::|　|i::::: /|i, ::|＿||___,|／||⌒||　|...... .|　|¨i|:: ¨|_|ｱ／￣|::|￣
;';';';';';';';'|「┌|　　|ｒ｢i|==| | |=ﾔ=ｧﾟ:::::￣::::::::::￣:::::∧ﾟ|i,::|　___　 |　 ||　 |ﾚ'　　　|｀'|　|::::::::／　＼､|::|／
;';';';';';';';'|「┌|　　|‐ ¨|==| | |==|　丁丁丁丁丁丁｢「| ｢:::|　|::::|　|「」|| ／　　　　ﾍ |　|｀Ｙ======|￣|==

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　王都

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　.'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　i:::::::::::‐-:、:::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.-:、::::::＿:＼::::::::::::::::::::::::::::::}
　　　　　　　　　　　　　　　 {:::::::::::ｲ.　o`ヽ'::::::::::ｨo⌒ 7:/:}
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ';:::::::::::::｀:ー::´::::i::::::｀:ー::´/:/　　　ようこそ、エリザベート殿。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ:::::::::::::::::::::::::::}::〉:::::::::::://
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　`::、:::::::::::::::::`:´::::::::::::/ｲ　　　　前回は失礼しました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ:＼::::::::∠＝､:::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ::::::::ヽ:::::::::ー:::::／
　　　　　　　　　　　　　　　 ,...ィ:i::::::::::::::::＼::::::::::ｨ:.、
　　　　　　　　　　　　　 ,..ィ´::::::::::!::::::::';:::::::::::｀¨¨:/:::::｀丶、
　　　　　　　　　,....-‐:::´::::::::::::::::::::::::::::::';::::::::::::::::/::::::::::::::::::`::..､.._
　　　　　　 ,.イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::';:::::::::::::':::::::::_::::::-‐:::::::::::｀ヽ
　　　　　.ｨ´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'¨¨¨¨`::ヽ::::::::::::ィ:´::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`::::::′::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　　′::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｨ:::::::::}
　　　 .!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!:::::::::i
　　　 {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ:::::::::',

　　　　　　　　　　　　　　　　　　モブ上級貴族

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/;,;/　　　　　　 |;,;,;,{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／;,;,'　　　　　　　 {;,;,;,;,;,;､
　　　　　　　　　　　　　　　　　／;,;／　　　　　　　 Ⅵ;,;,;,;,;＼
　　　　　　　　　　　　　　　 .イ;,;,／　　　　　　　　　　＼;,;,;,;,;,;ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　≦:彡''　　　　 .......---........　　　　＼;,;,;,;∧
　　　　　　　　　　　　／;,;,;,;,;{＿___, .*:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ≧*.----Ⅵ;,;,}
　　　　　　　　　　　/;,;,;,;,;,;,イ;,;,／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:／/;,;,;/;,;,;,Ⅵ;,!
　　　　　　　　　　 {;,;,;,;／/;,;,/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉⅥ;,;,{;,;,;,{;,;,;,;,;};,;,;{;､
　　　　　　　　　　　Ⅵ';,;,/;,;,/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:Ⅵ;,|;,;,;,|;,;,;,;ﾉ;,;,;,};,}
　　　　　　　　 Y;,;,{;,;,,:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:iⅥ;,;,;,;乂辷彡'＼　　　　　　いえ、王国が落ち着いたようで何よりです。
　　　　　　　　　　.ﾉl;,;,;|;,;,{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:Ⅵ;,;,;,;,;,;,Yﾆﾆﾆﾆ _
　　　　　　　　／.ﾆⅥ;,;, |:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ|:i:i:}:ｉ:ｉ__:ｉ:ｉ:ｉⅥ;,;,;,;,;, }ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ_
　　　　　　　ゞﾆﾆﾆⅥ;, |:ｉ:ｉ:i:Ⅳ:{ Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:iﾊ:斗f笊ﾘ }:ｉ:ｉ:ｉ:i:!ゞイ彡ﾆﾆﾆﾆﾆ彡'
　　　　　　　　　辷彡' ｀¨Ⅳ:ｉ芋笊¨Ⅵ:ｉ:/　}:ﾉ ,斗f示丐:ｉ:l'　 |:ｉ:ｉ{ﾆﾆ=-r'':i:i:＼
　　　　　　　　 /:ｉ:ｉ:ｉ/ 　　 {从:爪示心ヾ'　　　“ 仡廴ﾉ:ｉ:ｉ:il　八:i:i:|　　＼:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
.　　　　　　　 /:ｉ:ｉ:ｉ/　　　　 |:ｉ:ｉ:ﾊ V:し}　　　　乂zシ|:i:i:il_,/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:|　　　　＼:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
　　　　　　　 /:ｉ:ｉ:ｉ/　　　　 .|:ｉ:i:i:∧ゞ'´　{　　　　　　　 |:i:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:il.　　　　　＼:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
　　　　　　 ,:i:i:i:ｉ: '　　　　　　|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ圦　　　 _　　 -　　 .|:i:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i|. 　　　　　＼:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
　　　　／:ｉ:ｉ:／　　　　 .小|:ｉ:ｉ:ｉ:i}.ゝ　　　｀¨´　　イ {|:i:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i小. 　　　　　　＼:ｉ:ｉ:ｉ:i:
. 　　 /:ｉ:ｉ:／　　　　　 /:i|:ｉ|:ｉ:ｉ:ｉ:i}　|:ｉ:≧s.｡_ ィ／ﾆ从:ｉ:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧　　　　　　　　）:ｉ:ｉ:ﾉ
　　 /:ｉ／　　　　　　 /:ｉ:ｲ |:ｉ:ｉ:ｉ:, __|从:ｉ:ｉ:ｉ} | /ﾆﾆ./' }:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧　　　　　　　/:ｉ／
.　　/''　　　　　　　　ノ'' /:ｉ:ｉ|:ｉ:ｉ/ﾆﾆﾆ辷彡' 辷彡/二l:i:从-===ミx:ｉ:从　　　　　　/''
　　{　　　　　　　　／　 /:i／|:i/　／ﾆゞ= Y ＝っﾆﾆ |:i/====ミﾆﾆヽヾ＼　　　 ./
　　　　　 /⌒Y⌒ヽ　　　／　 l/ ./ﾆﾆ辷彡'ゞ､>ﾆﾆ∧.ﾉ'' 　　　＼=∧. ＼:.､
1656 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/12/01(日) 00:01:15 ID:I7Q7/wpL: 　　　　　　　　　　　　　 __＿___
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　　　　　　　 ',:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽﾟｰ/
　　　　　　　　 >:::::::::::::::__:::::::::::::::::__>ﾘ
　　　　　　　 /::::ヽ:::::::::::::‐--- 、::::::/
　　　　　　./::::::::::::ヽ:::::::::｀￣´:::::/　　　　　前回の件で勇者アバンの事が王国で知れ渡り、
　　　　　人:::::::::::::::::',:::::::::::::::::::::/
　　_____／::::::i:::::::::::::::::::＼::::::::::::/　　　　　　我々はあの詐欺師の偽りから解放されました。
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ー<´
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ　　　　　　　ますは、そのお礼を申し上げたい。
::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ::::::::::::::::::::/::::::＼
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　　　　　　　　＼ﾆ__　　　　　　　　　　　　 {ﾆ-ｌ
　　　　　　　　　ヽﾆ_　　　　　　　　　　　　＼_ﾆ-_
　　　　　　　　ﾉﾆﾆ}　　　　　_ _　　　　　　　　‐_ﾆ-_
　　　　　　　_ -ﾆﾆﾆノ ,...:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..､　　　＜ﾆ-_
　　　　　_-ﾆﾆﾆ＞　 .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼　　｀ﾆﾆヽ
　　　_-ﾆﾆ／　　´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀　　　ヽﾆ-_
　　　/ﾆニ,　　　′:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽニｷﾆニｌ
.　　ﾆﾆﾆ{　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｷニ}ﾆニ}
　　 {ﾆﾆﾆヽ__ﾏﾆﾆﾆﾆｷ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::lﾆﾆ}ﾆﾆ}
　　ｷﾆニﾆﾆﾆ}ﾆﾆﾆﾆｷ::::::::::::::i::::::::::::::::::ﾞ::::::::::::::::::::::::::::}ﾆﾆ}_ノ
　　　∨ﾆ二二}ﾆニﾆﾆ}::::::::::::::ｌ::::::::::}::::::::l:::::::::::::-‐-:::::::}ﾆﾆ}i:i:i|
　　　　＼ﾆ二ｿﾆニﾆﾆ}::::l:::::::::i:::::__ハ::::::}:::::::::´:/}ﾊ::::ｌ:::}二}i:i:i:>
　 ,ﾑ‐--‐i＞ｲ二二二}::::|::::::::＜:::::}　}:::::ｌ::::::::::/,-=､}::l:::}i:i:i:i:iｙ､
.　ゝ‐ﾏi:i:i:i:i:/i:i乂二ﾆﾉ::::|:／:::ﾊ::::::}__ ヽﾊ:::ﾊ/rｲ} ./ﾚ}ﾉ|i:i:i:i:iヽ::::＼　　　　　　　いえ、皆さんがあの愚物に騙されているのはよくありませんからね。
　　　〉i:i:i:i/i:i:i:|i:i:i:i:､::::::::l:::::::::{ 从ﾉzz 　从　{ ｿ　 {:::::::}i:i:i:{⌒｀ヽ :::＼
　　 /i:i:i:i:/i:i:i:i:i|i:i:i:i＼ヽ{:::::斗笊Jﾘ　　　　　､´:::: l::::::::}<､::＼　｀ :::::＼　　　　私たちの証言が役に立ったのなら喜ばしい事です。
　　〉i:i:i/i:i:i:/ヽ}i:i:i:i:i:iゝ､.{:::::::{ ゝｰ"　　　　　　ﾉ:}:::::}::::､｀ :::＼　　ヽ:::::＼
　／:⌒:::⌒/　 }::::::::::::::::::::{::::::{ ゝ :::: 　　　　,､　／--==ﾆﾆニl￣ヽ　　　､::::::
´::::::::::::::::::/　 /:::::}:::::::､:::::ﾊ::::::､　｀i　　-　　　 ´ﾆ=-/::/､　／　　 ∨　　ヽ::
::::::::::::::::::/　 , :::::::l::::::::lヽ:::::ヽ::::ゝﾇﾆニﾆﾕｺｨ＜　 //　　てヽ´,　　 ∨＿＿
::::::::::::::, 　　.'::::::::/:::::::::}:::＼:::〉::{＼´ ￣≧ﾆ八ﾆﾆ /　　　＼Ｙｲﾍ／ｧ‐-テ
::::::::／　　 /:::::::/::::::::::|::::::::>　｀ヽ　　　/ﾆﾆ幵ヽﾆ＼　 l　　　 |　/--ｲ
::／　　　 /:::::::/::::::::::::}::::l.　　　　　　/ﾆ〈〉 ∧ ﾑﾆﾆﾆ-_i 　　.|/　　 ,__、,＿、
　　　　 /::::::::/::::::::::::::{::::{　　　　　 , /ﾆﾆﾆ/　∨ﾑ＼ﾆﾆﾆｷ　　Ｌ_､''"i:i:i:i:i:i:iﾊ
.　　　 /::::::::/::::::::::::::::{::::::､　　　　 {,/ﾆﾆﾆ/　　∨ﾑ　＼ﾆﾆ}:＼　}　＼i:i:"⌒
　　　/::::::::/:::::::::::::::::::|:::::::::、　　　 ∨ﾆﾆ/. 　　∨ﾑ　　＼ｌ　　У 　　|　　 ∨

その頃、エリザベートは王国の上級貴族と話し合いをしていた。
1657 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/12/01(日) 00:01:46 ID:I7Q7/wpL: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ....-――-....
　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　.ｨ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
　　　　　　　　　　　　　 {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
　　　　　　　　　　　　　 {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}　　　　さて、今回の申し出は
　　　　　　　　　　　　　　　 !:::／⌒＼:::::::::::::::／⌒ヽ::ﾉ
　　　　　　　　　　　　　 rヽ{　　 O　i::::::::::ｲ O　　 }:::ヽ　　　『キナニ地帯とヘルマン地帯の境界線について』と聞いています。
　　　　　　　　　　　　　 {:iヽ＼__...イ:::::::i::::::ヽ.__.イiリ::}
　　　　　　　　　　　　　　　';:ヾ､::::::::::::::::::::|::〉::::::::::::::/ﾉ:ﾉ
　　　　　　　　　＿＿_　　_...＼'､:::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::/.:く
　　　　　　 ,.イ:::::::::::::::｀::::::::::::::::ヽ:::::::::::,－､::::::::::;ｲ:::::::｀ヽ、
　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::＿_:::::::::＼::::´￣｀::::／::::::::::::::::::::＼
　　　 ,.′:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ヽ::::＼:::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::￣::::::::::::::;:::イ￣:::＼:::::::::＼
　 ,.イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ､:::::::::::∠::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀`ヽ、

　　　　　　　　　　　　　　 }‐=|　　　　　　　　　　　　　　　　　　｡ｓ≦／
　　　　　　　　　　　　　　 }‐=|　　　　　　　　　　　　　　 Y‐=ﾆ／
　　　　　　　　　　　　　 '‐ﾆ|　　　　　　　　　　　　 |ﾆく
　　　　　　　　　　　　　 /‐ニ}　　　　　　　　　　　　 |ﾆ-_
　　　　　　　　　　　　　_‐=ﾆ　　　　　　　　　　　　　　　　 {ニ-_
　　　　　　　　　　　／‐=ﾆ人　　　　　　　　　　　　 Vニ-_
　　　　　　　　　　／‐=ﾆ／　　　　　　　　　　　　　　　　　　寸ﾆ-_
　　　　　　　　／‐=ﾆ／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　`、=-_
　　　　　　　／‐=ﾆ／　　　　　 _　-=ニニニニ=-　_　　　　　　　＼=-_
　　　　　／‐=ﾆ／　　　　　ィ(: : : : : : : ⌒: :｀`～､、＼　　　　　　　}ﾆ-_
.　　　Ｙ‐=ﾆ／∧　／⌒ｱ､丶`: : : : : : : : : : : ヽ: : ＼く⌒(＿＿__ノニ-_
　　　 {‐=ﾆ|ニ‐∧/ニ‐／: : ／: : : : : : : : : : : : : : : : : ＼//＼ニニニ=‐
　　　　　_‐ﾆ{ニニ‐⌒ア: : ／: : : : ': : : : : : : : : : : : ∨/: : .ヽ//..Yニニ=‐
　　　　　人八ニニ′.:: : : : : : : :../: : : : : : : : : : : : : : V/: : : .∨/}ニニ‐.ﾉ
　　　　　　　_ﾉ＼/ﾆ/::/: : : : : : ./: : : : : : : : : :...:.:ｌ: : : : : : : : : ∨.{　イ／
　　　　　　　　＼}=/::/: : : : : : :/ |: : : : : : : : : : :...}: : : :.|i: : : : : .V､)イ
　　　　　　　　　 }/::/: : : : : :.../. j|: : : : : : !: : : : : }: : : :.|i: : : : : : W＼
　　　　　　　　／V′: : : : : /　八: : : : : .|: : : : .八: : ﾉ|i: : : :.ｌ: : }i:i:i:i:＼
　　　　　　　〈i:/i:i:|i: : : : : :⌒｀`～､、: : :.|: : :／,,､丶` ￣: :.:.|: : |i:､i:i:i:i:i〉　　　正確に言えば
　　　　　　　　〈/i:i:|i: : : : : .{ｨｆ芸沁k. : : : }:／ィf斥ﾊ^ア: ::.:.:|: : |＿＼(
　　　　　　　　人i:i:|i: : : : : :{　乂ソ　＼: (　　乂_ソノ|: : : :..|: : |　　　　　　　この境界線を越えて衝突してしまう可能性を危惧しています。
　　　　　　　 ⌒¨八⌒ヽ:八　　　　　＼､　　　　 .: : ﾉ: .|: : |
　　　　　　　　　　　ﾉ: : :Y⌒:.　　　　　　 '　　　　　　 /)／: : |: : |
　　　　　　　　　Ｙ{: : : : : : |込　　　　　　　　　　 .:Y: : : : ..|: Ｎ
　　　　　　　　　　.::{: : : : : : |　个:.　　　‐‐‐　　　ィ(: :{: : : : :..|: {人
　　　　　　　　　　}人: : : : :..|　　　≧s｡　　　ィi〔⌒　 . : : : :.人.{⌒ヽ
　　　　　　　　　　(⌒＼: : : |　　／^ヽ　　　　／∨　{: : ／: : :.!
　　　　　　　　ﾉ: : : : ＼人ィ(ニニ‐＼　／ニ‐}=‐)／: |: : : |
　　　　}⌒廴j>　´￣￣￣ ): ヽニニニニＹニニノニニニ=‐──‐-ミ　ノ⌒ｱ
　　Y⌒廴　/‐=ニ＞──────ｧ==〉〈＼──────-ミニニ∨　ﾉ⌒ヽ
1658 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/12/01(日) 00:02:16 ID:I7Q7/wpL: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　.'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　i:::::::::::‐-:、:::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.-:、::::::＿:＼::::::::::::::::::::::::::::::}
　　　　　　　　　　　　　　　 {:::::::::::ｲ.　o`ヽ'::::::::::ｨo⌒ 7:/:}　　　確かにリーザス地帯は大山脈が、カラー地帯は大森林が
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ';:::::::::::::｀:ー::´::::i::::::｀:ー::´/:/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ:::::::::::::::::::::::::::}::〉:::::::::::://　　　　天然の要塞になっています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　`::、:::::::::::::::::`:´::::::::::::/ｲ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ:＼::::::::∠＝､:::::::/　　　　　　未開拓地帯はそもそも王国には関係ない。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ::::::::ヽ:::::::::ー:::::／
　　　　　　　　　　　　　　　 ,...ィ:i::::::::::::::::＼::::::::::ｨ:.、
　　　　　　　　　　　　　 ,..ィ´::::::::::!::::::::';:::::::::::｀¨¨:/:::::｀丶、
　　　　　　　　　,....-‐:::´::::::::::::::::::::::::::::::';::::::::::::::::/::::::::::::::::::`::..､.._
　　　　　　 ,.イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::';:::::::::::::':::::::::_::::::-‐:::::::::::｀ヽ
　　　　　.ｨ´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'¨¨¨¨`::ヽ::::::::::::ィ:´::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`::::::′::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　　′::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｨ:::::::::}
　　　 .!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!:::::::::i
　　　 {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ:::::::::',

　　　　　　　　　　　　　 ) ｝二二|ﾆ| 　　 ∨〉二二
　　　　　　　　　　　　　　′二二￤ﾘ　　　　∨〉二二'.
　　　　　　　　　　　　　/| 二二二,/-ミ　　 /二二二 }
　　　　　　　　　　 /八二二二(二二Y´ 二二二/,/{
　　　　　　　　　　　　{｛ニ〉⌒ヽニ＼二 |: : : : : :｀: ＜,∧
　　　　　　　／＾ア⌒.::::::／⌒:,, 〉 ∧: :| : : : : : : .＼}
.　　　　　　／.:::／.::::::::::::/.:::/.:::::.＼二}: :|: : :ｉ : : :|: : : .
　　　　┌‐...:::::r'⌒ヽ,.::::::::::（ .:/∧:::::::::.＼ :｜ : ｉ: : : |: : : : Ｖ⌒ア
.　　　　＼::::::::|::::::／:＼:::::::::/:.:|　＼r‐ミ＼ : : ｉ:Χ/. : ｉ| : |::く´
.　　　　　　＼:::〉:/. : : / ＼:::::::::|　＼|: : : : : :∧/:二＼_,ﾘ : ;::::::〉　　　はい、現在問題なのはキナニ地帯で問題が発生して、
　　　　　　＼′. :/ . : : ＼ノ| rヘｊ i: : : : :| 　 ⌒7,癶厶ｲ／
　　　　　　　　 /. ://. : i : : | : 八乂｜ｉ: : : :￤　｀〈ｿ｛^: : |＼　　　　事態が悪化してしまう事です。
.　　　　　　　 /. ://∧: i : : |: :⌒ﾞヽ :|: : : : : :| 　､､、　乂: : : .｀、
　　　　　　　 . : : : /！ｉ : : |: : : /＾　|: i : : : :| 　　　　　人:＼: .　　　王国は戦前はキナニ地帯を緩衝地帯にしていましたが、
　　　　　　　 : : : /　‘: : : : :|: : /　　 |: i : : : :|　　　-┐)⌒,: :|＼:
.　　　　　 |: : /　　|: : : : ﾘ: /⌒＞:|: i : : : :|　　　 /´ 　 ∨　 )　　現在では大規模な開拓を行われており、
.　　　　　 | /(　　￤ : : / /二二人 : : : : |≧=‐‐　　　　/
.　　　　　 |′　　/|: : :/ /|二二二〕〉,: : : :| i : : |　　　　　　　　　　緩衝地帯になっていません。
　　　　　　　 / :| : : :/: ト二二/ ∧: : ｜ｉ: : :|
　　　　　　　　　 /. : : : :/: :｜⌒＞ミ〈｛ '. : ！: : ｜
　　　　　　 . : ／ : : /. : :｜／二ﾉ＾〉:∧ :‘ ＼ :
　　　　　　／:／ . : : /:∧: :j|´二／＼{＼: 〉: : : . ＼
　　　　／:／: : :/. :/:/⌒〉:j|_／^＼二二|′＼: .＼ヽ
1659 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/12/01(日) 00:02:57 ID:I7Q7/wpL: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.....-‐-.....、
　　　　　　　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::'.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 '::::::::::::::::::::::::::::::::ｎ:}　　　　おっしゃりたい事はわかりますが、それは魔族側の侵攻が原因です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　 {::::::::::::::::::::::::::::::::､i!
　　　　　　　　　　　　　　　 !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼　　キナニ地帯が緩衝地帯として役に立たなくなったので、
　　　　　　　　　　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ´
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::/　　　　王国で抑える事にしました。
　　　　　　　　　　　　　　,...-‐::′::::::::::::::::::::::::{`ー′
　　　　　　　　　　　..ィ:´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:ー:-:...、
　　　　　　　..イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　　　 .ﾊ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
　　　　　ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'、
　　　 ./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!::::::::::::::::::::ﾊ
　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{:::::::::::::::::::::::ﾊ
　　　./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾏ::::::::::::::::::::::::',
　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ﾏ::::::::::::::::::::::::!

　　　　　　　　　　 ,イ/　　　　　　　　　　　｀</ヽ､
　　　　　　　 ///　　　　＿＿＿　　　　 ∨∧
　　　　　　　　　///{＿＞.:´: : : : : : : : ｀.ヽ==､}//ﾊ
　　　　　　　　　{//ニ/: : : : : : : : : : : : : : :.Ⅵﾆ∨,/
　　　　　　　 ∨ﾆ;': : :/: :∥: : ､: : : ヽ: : :Ⅵﾆ∨　　　　勿論、それは分かっておりますが、
　　　　　　　　　　>={: /:.|: : i{: : : :}ｉ: : |: :|: : :.Ⅵ=ﾄ､
　　　　　　　　 <ニl :{: :l: : :i{: : : }i }从: |: : : :Ⅵ}ニ>　　　問題を未然に防ぐためには話し合いが必要です。　
　　　　　　　　　 /:/.!: :V,ｨミx}从ｿ,ｨifトx.!: : : :.| .´l: }
　　　　　　　　　,' :| .|: :.{ _Vり　　 Vり 'l: : :.!:.!　 ! :l
　　　　　　　　 |: :j　!: :.八　　 '　　　　八: :.}:.!　 !: :!　　　　　　　　　　　　　　　　　「それは、確かにそうですな」＞上級貴族
　　　　　　　　　!: ｉ　|: : :}i: >、ー '　 ,.ｲ: :.l: :l :l　 l: :.!
　　　　　　　　　!:.:|　!: : :}i: : :.＞- .イ: .!＿!: :!: }__ |: :}
　　　　　　　　 |: :! .,: : : }i : :_}ニニﾆi､　ﾉ}: :!ヾニ≧!､　　　　　 , ､
　　　　　　　 ,: :/_ﾉ; -Vﾘ,ｨｯ〈〉l ヾﾆﾆ>､/ｲ!　ヾﾐニﾆ>､　　 _ﾉ }!l
　　 ,.┬-､　./:.,ィｱ´　 ,ｨｱ´.lﾆﾆ!　ヾﾆﾆﾑ　　/:.､　寸ﾆﾆ>､_ノ　 }!l
　　「　 !　l!｀ >'ﾆ/　　.〃　　 !〈〉!　　.ヾニﾑ ,: : !: >.､.｀>‐'´＼　　 }!l
　　}＼ }　},ｨﾆ>'　　 ,ｲ !　　　!ニl＿_　ヾﾆﾑ!: :.l: : :.／　　　　＼　} !
　　l /ヽ!ｨi>'"　 ,イ: : : ヽ,ｨﾆﾆ〈〉ニﾆ≧s､ニ;!: : !,／｀ー――‐ｧ'´ ヽ
.　 j'__　｀ｧ､,ィ´　.!.: : : :/lニニニニニニﾆ>､!: : ゝ--､ー―-ｧ'´　　 /
　 { 　 >=､　＼　 ! : ／ ,!ニﾆ〈〉:ニニニﾆﾆ,: : : : ヽ　ヽ_:／　　　／
　ヽ,ｨニﾆ;>二二二ｱ--{二ニニニニニﾆﾆi: : : : : :.},ィﾆﾆ>､　／
　　ﾄﾐﾆ「＼　_／::ソ:::,ｨニニ>､ニニニニ=┴----<ニニニﾆ<
　　,ﾆﾆ}'!ヽ／ーァ.='ﾆニニﾆ｀´ニニ>､_　　　, ´.⌒ヾニニﾆ>'＼
　 .ヾ:/ } ./ヽ　ヾニニニﾆﾆ,ｨニニニﾆﾆ>､／　　　/　}ヾ>'ニﾆ>'
　　　　 !/,==ﾆニヾニニニ/=!ニニニニニ}.＼　　./　ﾉ l
　　,ィﾆニニニニニ寸zzソニlニニニ≧'「´_＿>､/　/　,!
1660 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/12/01(日) 00:03:29 ID:I7Q7/wpL: 　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::r= ､:::.
　　　　　 |::::::::::::::::; ィ::::::::::::::::::|::::|
　　　　　　ﾉ::::::::::∠゜ノ:::::::::::::::::ﾉ::::　　　　　　　つまり、境界線の徹底とお互いにそれを超えないように注意するという事ですな？
　　　　〈ｫｬ::::::::::::::::::::::::::::::レ:::::::ﾄ、
　　　　　　 У::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::＼_
　　　 ,＞-―- ､:::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そうなりますね」＞エリザベート
　　__｣　　　　　ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::
　（:::::l　　　　　 };::::::::::::::::::::::::::::::::!:::::::::
.　(:::::|　　　　　　ﾊ::::::::::;::ィ:::::::::::::::l::::::::::
　 (:::::ゝ≦三≧ｙ′ ￣　人::::::::::::::::／:::
　　(:::::::::厂::了　　　／:::::::ヽ:::::r:'::::::::::
　　ヽ:::::::::::::ﾉ

.　　　　　　　 /ﾆニニ/　　　　　　　　 {ﾆニニﾆ=-_
　　　　　　　 /ﾆニ=-　　　　 ___　 _＿__　　＼ﾆニﾆﾆ=-_
.　　　　　　 /ﾆニ／　　. : :´.: .:/.:⌒ヽ:ヽ.: .:｀: . ⌒＼ﾆﾆ=-_
　　　　　　/ﾆニ(__　／.:／.: .:/.: .: .: .: }: }.: ＼.: .>‐‐ﾍ＼ﾆﾆ'，
.　　　　 'ﾆニ/ﾆア.: .: '.: .: ./.: .: .: .: : }: }.: ､:.:∨ニニ{ニVニ}
　　　　 {ﾆ／ﾆ/.: .: /.: .: .:, .: .: .: .: .:./:/.: .:..'，{ﾆニﾆ{-=jﾆﾆ'
　　　　　　Vﾆﾆ': .: .::/.: .: .:/.: .: .: .: .: '.:/.: i.: .: .: Vﾆﾆ人-=ﾆ7
　　 rへ　 {ﾆ/ : .: .:′.: .:/.:./.: .: .:／ｨ..: .:.} .: .: i.:.}､ニニ>､ノ} _＿__
　　_人:ｉ:i:i:i>ｧ.: .: .: .: .: i.: .: ｲ .: .: .: : /}⌒/}.: /.:}.:.}.:＼ﾆニﾆ人i:i:i:i:i:i〉
　└､:i:i:i:ア/.: .:ｉ.: .: .: : { : / ｉ: .: .: .: / i.:/　}:/.: :|.:.}.: ノ^Yi:i:i:i:i:i:＼i:/　　　　幸い、私は今の魔族では最強の存在で顔がききます。
　　　}／ｉ:ｉ:,.: .ｉ.:| .: : .: .:{.:/　{: .: .: }/　ｨぅた笊Ⅵ: }/^) /:i:i:i:i:i:i:i(⌒
　　 {:i:i:i:ｉ:{: /{.:| .: i.: .: {/⌒八.: :/ 〃　乂ツﾒ:/.: | 　/}:i:i:i:i:i:i:i/　　　　　　魔族たちにキナニ地帯に踏み込まないように説得することは難しくありません。
　　人:i:i:ｉ:|':i:i|.:{.::.:{.: .: {ｨぅて笊　　　　 .:.:.:.:.:/..: .:| ｲ.:.|i:i:i:i／^: .
　　{.: .:.:⌒|/^|.:{.:i.:{.: .:.Ⅳ､乂ツ　,　　　　ノ.: .: .:|.:.|.: L／､ .: .: :.　　　　　ですから、そちらも民衆を説得して欲しいのです。
　八.: .:.／ .: |八{人:rﾍ圦:.:.:.　　　　 _,　⌒ｉ .: .: |.:.|.: .: .: .:.V/.: ./,
　　 }／.: .: ／/.: ／{ﾆニト--- ､ｰ　　　 .::}.: .:.八:|.: .: .: .:. }.:/, .: /,
.　／:...: :⌒__/／　人　..　_＼＼＼　_　イ: :}.: .:'.: .}ﾊ.: .: .: .:.|.: ./, .: /,
／.: '⌒ rくﾆﾆ{ ____ ⌒} _＿　> }/}､＼__　 /.:.ｲ.: 人.: V/.: : |.: .: ./,.: :/,
:／　　 V／ﾆ乂____　{::::{ ／ｲ://八＼)ﾆY／八.: .: .: .:V/ : |.: .: .: /,: .:/,
　　／／{ﾆニﾆ/＼⌒V」　〈/､ﾆニニ=-}{ﾆニニ=--ミ∨/:|.: .: .: .:/, .: /,
....: : ／　＼__/ ⌒〉ｱ　　　　＼-=ﾆﾆ八ﾆﾆ=-⌒ ￣　ヽ|.: .: .: .: ./,: .:/,
.: ／　　　　/{:..../{//　　 __、　　　　¨¨/ ⌒Y{⌒ ＼　　　　＼.: .: ./⌒＼/,__
:′　　　　人⌒7⌒＼__ ,. 　＼　　 /ﾆニ/}人ニニ>､.:./　　　`<^{ 　／ ⌒Y
　　　　ｲ ⌒　{_／⌒}、'，^: .　　　/ﾆ〈〉/^V∧⌒＼ﾆ＼　　　　 V∠ __ . . .}
　　　／/　　　人　　〈::::i∧: : :　　/ﾆニ/　　V∧　　＼ﾆ'，　　　/⌒7.:.}　/
　　< _ -=ﾆ7⌒Y⌒7⌒7.: :.　: : ./ﾆ〈〉/ 　　 V∧　　　 V∧ __ ﾉ　／⌒V
__ -=ﾆ: .: .:人___{　人(⌒.: .:.:. 　 'ニニ, 　　 . : V∧　　　 Vﾆ〉ﾊ / 　　丶
.: .: .:../⌒7.: .: :└‐‐ｲ／^7.: ::.　{ニニ{　 . . : : :__Vﾊ: .　　　V /　人　 . :}/　＼
.: .: :/ 　 '.: {.: .: .: : ／　 /.: .: : /ﾆニ/　　／ﾆﾆ}Y{＼: .. 　 }( __ ｨ^＼.:/.:.,　　､
.: .: '　　 {.:人.: .: .:'　　　/.: .: :／{ﾆﾆ/ __ ィﾆニﾆﾆ}/{ﾆﾆ＼ __}､^V.: .: .:ハ// 　 .: :}
＼{ 　　八(⌒＼(　 __ノ: : ／⌒「｀ｰ<ﾆニ{ﾆニﾆﾆ}∧ﾆニﾆ/ﾆ} /.: .: .:/　V　　 . :
　丶　　　　　　　 ⌒¨¨´　　　 V＼-=ニ|ﾆニ=-〈+::〉-=ﾆ{ニ{.: .: ｲ:/ 　 ,　　　. ::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　}ﾆﾆヽニ|-=ニ=-∨-=ﾆﾆV/i／ﾉ'　　/　　　 . :
　　　　　　　　　　　　　　 {-=ニニ|-=ニ=-}/{-=ﾆニ}ﾆ:　　　　 ′　　. :′
1661 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/12/01(日) 00:04:09 ID:I7Q7/wpL: 　　　　　　　　　　　-‐::::::::‐-
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　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
　　. 　 /::::::::::::::::::::: /⌒＼::::::::::::::::::::::::::::::.
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　　　　|::::::::::::::::::::::八 0　　,ノ::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　∨::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／⌒::::ﾉ
.　　　　 }::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〈0　ﾉ｢
　　　　 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::ﾉ　　　　確かに民衆が勝手にヘルマン地帯に侵入してしまう可能性もありますね。
.　　　ノ::::::::::::::::::〈ｖ´"''丶、::::::::::::::イ
　　／::::::::::::::::::::::::::＼｀ｰ　＼::::::::/　　　　　　対処しておきましょう。
―::::::::::::::::::::::`、::::::::::::＞- `'ｰ::／
::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::: ／
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::::::＼:::::::::::::::::::::::/　　ー'′
::::::::::::::::::::::::::::::::/{
:::::::::::::::::::::::::::::/::Λ
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:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣"''ヽ
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:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}

　　　 /:ｉ:/　　　　　　　　　　　　 {:ｉ:ｉ:ｉ:i∧
.　　 /:ｉ:/｡ｒ≦:≧.､----------､　　Y:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
　　 Ⅵ:{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:＼: : : : : : : : : : <:.＼:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:∧
＿　∧:ｉ:ｒ≦三７:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉY: : : : : : : : : :＼: Y:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:}
_ﾆﾆ≧Ⅵ∨ﾆ./:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i}: : : : : : : : : : : :.ヽ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ{.
三辷彡Ⅵ.ゝｲ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i/: : : : : : : : : : : : : : V:ｉ:ｉ:ｉ:i∧
ﾆ／ﾆ／三{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/: : : : : : : : : : : : : : : : V:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ∧
ﾆﾆ／ニ.}ﾆ{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i／: : : : : : : : : : : : : : : : :.:.:Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ}
ゞへ彡イﾆ.{:ｉ:ｉ:ｉ:イ: :/: ＼:}: : : : : : : : :/: : : : : :Ⅷ:ｉ:ｉ:ｉ√三）
彡ﾍ､彡}三{ｒ' : : |:./{从: 木: {: : : : : :/: : : : : : :.}:ｉ:ｉ:ｉ:/:＜´
　　‘，　＼l: : : :|'　　　ヾ{:./{: : : : :, :/斗--: : :}彡ｲ: : : : ≧s｡＿　イ
　　 ‘，ヽ l: : : :{ゞx.､＿_ ´ ヾ'{:／ノ　/:'イ: : :八ﾆ≧s｡_: : : : : : : 彡'
　　　 }: ､　l: : : :|.　｀冖'　　　　　　ﾉ:从'ﾆ入z彡'　　￣￣
.　　　/: :.:ゝl: : : :|　　　　　　　{　ヾ=彡ｲ:ｉ/ ア
　　 /: : : : :.l: : : :|　　　､　　　　　　　/: :{:./´　　　　　我々は王国と戦っても得る物がないので、そうして下さると有難いです。
.　 /: : : : : :.l: : : :|＼　　　　－　　ｲ: : :{:.{
　/: : ＿: : :.|:l: :从⌒＞　__　　＜{: : : :.:|:.{　　　　　　まあ、得る物がないのは王国も同じでしょう？
. '／　　　　.{从: : r<,,≧='-._） rヲ|: : :./:Ⅳ.
'　　　　　　 {　 Ⅵ{ 込＿）＜＞つ{ : : {: |　､:､
　　　　　　　 ∧:.V丁丁丁-<∧Ⅳ: :{: l.　＼:.､
　　　　　　　/∨　 .{　{　{　l.　寸lⅣ {Y:. 　　＼:.､
__,,　　　　 /∨.{　 .{　{　{　}　　ヾ. Ⅵ.{: :､　　　＼:.､
1662 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/12/01(日) 00:04:42 ID:I7Q7/wpL: 　　　　　　　　　　 _＿＿＿＿＿___
　　　　　　　　　, '::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ
　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　.／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
　　 ./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
　　i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,'
　　|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::__::/
　　{::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ﾊ,'iヽ　　　　その通りです。
｀ヽゝ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ 　ｙ::,'::/
::::::/:ヽ::::::::::::::::::::::::::; _＿_＿＿__::::::::::::::::ヽ___/:::ﾚ′　　　　ヘルマン地帯と氷雪地帯は寒くて暮らしづらい上に、
:::::',:::::::＼:::::::::::::::< __　　 _＞‐´::::::::::::::、::::::::::/
:::::::i::::::::::{:::::::::::::::::::::::｀￣´::::::::::::::::::::::::::::＼:::::,'　　　　　　　農耕に向いていないので、旨味がまったくありません。
:::::::::｀ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>∧
::::::::::::::::＼__:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::＼
::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::＼
::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::＼__
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞::::::::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀￣￣￣´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i

.　　　　　　　　　　 /　／／　　　　　　　　　　　 | 人
　　　　　　　　　　　 / ／／　　　　　　　　　　　　　　∨〉｀、
　　　　　　　　 /⌒7′　　　　　　　　　　　　 ∨〉｀、
　　　　　　　　　　//'ﾞ⌒ヽ,／⌒>、　-――- ミ __r‐ .　)＼｀、
　　　　　　　　　　|｛　/ ／＿／／. : : : / : : : : : .＼＼＼⌒Ｖ|
　　　　　 ┌‐人乂//___,/ /. : : /. : ′: : : : : : : .∨〉＾Ｖ ,/|┐
　　　　　　 ___|二二ヽ,/___,/ /. : : / . : : : : : : : : : : : .∨〉. ∨/‐‐┐
　　　　　〈二二二二|｛___,｝ |: | : : : : : :|: : : : : :|: l: :|: :∨〉「´ 二 |
　　　　　　∨ /二／,乂＿｝ |: |‐-iＬ: : :| :| : : __| ｣Ｌ| : :|｛ ^|＼二/　　　　お互い戦っても損にしかならない。
.　　　　　 ∨ ／二..厶⌒Ｖ|: l: :八: :｀:| :ﾄ､´: ﾘ: :| :| : :Ｌ〉┘ﾆ∨〉
　　　　　　　∠二二/　　〈｀7∧:仁＼∧| 从/:∨:厶イ〉　 ∨ﾆ＼　　　　そんな無益な戦いはやるべきではありません。
　　　　　　　　/ :/ 　　　 /. :/ ⌒＾^ 　　　斗=ミ´ﾘ:|./　　　Ｖﾆ／
　　　　　　　　|: ′　　　 ./. :/ﾊ｀｀｀　　′　､､、/:八　　　　|∧|
　　　　　八(　　　 /. :/. :人　丶　ノ　　 . : : : : .　　　丿
　　　　　　　　＼　　. : : : :／⌒＞　　　　イ: |: : |: : : .
　　　　　　　　　／. : :／〉:/: : : :「＼,爪二||: :|: : |＼: : .ヽ
.　　　　　　　　／. : :／　/:/: :∧丿ニ｝|｛二〉'ﾞ:|: : l｀ヽ＼: . ＼
　　　　　__,∠: : 　´　　/:厶斗く.二／ |｛／　八: :|⌒ヽ, ｀⌒｀＼
　　　　　 ___ 　　　／, ／￣＞二.〉Ｙ〈二｀、　∨,　　ノ＾二'.
　　　　　〈　⌒^トミ /_,//　)／ﾆアﾞ〈/∧,〉､二＼　｛　.ｎ|/／　|''ﾞ⌒〉
　　　　┌‐＼__　　　|ﾆ|｛ .//〈〉/　 |｛二｝|.　＼〈〉＼　 |└し'＾！／
　　　　　＼　｀⌒　｀＼|｛//二/ 　 :|｛二｝|　　Ｖ二.〉, ゝ　　_,／(
1663 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/12/01(日) 00:05:16 ID:I7Q7/wpL: 　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
　　　　　　　 .::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ
.　　　　　　 {::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　 .::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
　　　　　　　　　ｒ ‐､ :::::::, ＝‐ 、:::::::::::, - 、::l!
　　　　　　 { ::::::ヽ:::::､　 o　〉:::::::::､　o V　　　　確かにそうですな。
　　　　　　　　　､:::::::::::::::::::￣:::::::::::::::{:::＝´/
　　　　　　　ヽ、 ::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::/　　　　　正直ヘルマン地帯と氷雪地帯を取るぐらいなら
　　　　　　　　　　　ﾊ:::::::::::ヽﾆニニニ7, '
　　　　　　　　 /:::::ヽ､:::::::￣￣￣ :,′　　　　　　未開拓地帯に進出して開拓した方がマシでしょう。
　　　　　　　　　/:::::::::::::::＼:::::::::::: ／
　　　　　　 ,x＜::::::::::::::::::::::::＞-＜
-‐=＝::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::＞
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::‐- 、
::::::::::::::::::::::￣:::::::::::‐-:::::::、::::::r‐＝::::￣::::::::::::::::::::::ヽ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::、
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ

　　　ｉ{ﾆ二/ﾆﾆﾆ／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :｀（ﾆﾆﾆﾆ7ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
　　　从ニ/ﾆﾆ‐, : : : : : : : : : :/ : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾏﾆﾆ‐'ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
　　　　　∨ﾆニ/: : :, : : : : : : :/! : : : : : : : : : :,i : : : : : : : :.ﾏﾆ‐{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
　　　　　 {ﾆニ/: : :/,: :__: /. :/｜ : : : : : : : : /.! : : : : : : : : :‐ﾆ.乂ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
　　　　　　ﾆﾆ': : : ′: : ./ ｀ﾒ､ | : : ,: : : : : :/　| : : : : : : : : : ﾆﾆﾆﾆ7⌒ｰ=≦_
　　　　　人ﾆi: : : ; : : : / {: ′｀| : /.: : : : :/　 .| : : : : } : : : . ﾆﾆニ7　　‘,　｀ヾ
　　 ,. イ　　ヽ: : :.i: : : :ｧ〔 {　　|: ' : : : : :/ ￣Τ:ｹiー' : : : : }､ﾆニ.　　　‘,　　　　　　未開拓地帯の進出には難航していると聞いていますが、
　´ 　　　 ' i : : :l : : :.⌒斥ミ､‘,{､: : : :/　　 .ﾚ'　|:/} : : : : :}:.＼‐{
.　　　　　 { .|{: : :| : : :.{ ′i´)} 　　＼/　　　ｧｱ示ミ､ : : : : }: :__｀乂　　 i}　　　　..　いずれは開拓に成功するでしょう。
.　＼　　　 { 从 : { :{ : :{ V^炒　　　　　　　　　′弐ヾ,: : : : ;´_　.7:/ ｀　　i}
　　　>､___j}⌒ヾ､ : :､:‘, ｀ ´　　　　　　　 {　.i´)}/ : : : :,_ノ ./:/ 　 ‘,　　　　　　　それまでの辛抱です。
　／.: : : :/　　 '^ ＼人{　　　　　'　　　　　乂ン'.: : : : :/ ﾌ /:/ 　　 }
　': : : : : /　　　　.| : : :,　　　　　　　　　　　　　　 /.: .: : :/'´ .ｲ ′　　　}
　: : : : :/　　　　　i: : :込、　　　ヾ／{＿_,　　　　厶ィ : :/_,.ィ: : 廴,,斗- ミ＿_,ノ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そうですな」＞上級貴族
　: : : :/ 　　　 .,'l: : : : : :＼　 _‐ﾆ;'　 ´　　　　 }: : : /￤: : : : ｉ.: : :{八
　: : : ′　　　　/ | : : : : : : : ._‐ニ/　　／}　＜　': : :/.:.:|: : : : : | : : {､.:.ヽ
　: : :,　　　　 / : | : :}ヽ : : _‐ﾆ‐/ｰ=／_‐ﾉ　　　;: : /.: .:.|: : : : : | : : {. ＼ﾑ
　:. :i{.　　　　/ : : | : :}‐ﾑ /ニ‐/: ／ニ／　　 ,.. -‐rﾏ : :|: : : : : |: : :‘,　 _ヾ
　:. :i{　　　厶イ :j.: .:}ニ/ﾆﾆ７／ニ／ ,.｡s≦ﾆニノ:::}: : |: : : : : jI斗*''":::::｀
　:. :i{..　　　　　; :.i _ ,ﾆ7´⌒ '〈ニ／イニニ＞''´ :::::ﾉｰ┴‐=≦:::::::::::::::::::::::::::V
　､:八　　　　 /:/´:::,‐ｲ　　;　　ヾくﾆニ＞''´／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
.　＼ﾑ　Y´￣ /⌒,　　　　　　'　ヽrイニ／乂＿__,,..　-=ニ二二二ミ､::::::::::::
.　　　ヾ　{ 　 ./　 /　　　　　　　　　ヽ／廴__｣､￣　　　　　　　　　　‘,.ﾏ:::::::::
　　　　　∧ ./　 / 　　　　　　 ,∠/´　__j:＼＼　　　　　　　　　　　} }:::::::::
.　　　　/／}'　　′　　　　　　　　/⌒ヽ /´ :::::::::＼＼　　　　　　　　 } }:::::::::

　　　　 }　,｝___rヘ,jI斗-‐　　　　　　　、＿＿__,｝ |　　 ∨〉,
　　　//　/　 ,｣_ノ|: : : : : : : : : : : :⌒＼ : : : ＼⌒＼＼|＼　 |｛__|
　　　/　/　__,,.|_ノ|. :／: : : : : : : : : : : : ＼: : : :｀､　／＼　､|｛__|
　　.′　 ___,,.ﾘ__,.　′. : : : : : : : : : : : : : :ヽ: : : : :∨ ／＾Ｖ .〉！
　　　 /　　　/__./　. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :∨ ／ ^Ｖ :| .’
.　　/　‐=ｧ.′/. : : : : : : : : : : : : : : : : : : | : : : : : : : Ｖ　 __,.|ノ/
　　　　／__／/. : : : : :/: : :／ : : : : : : : ｜: : : : : : : :|　,_＿|,/,
　　　＼__／ :/. : : : : :/: :Χ : : : :|: : : : : : : : :| : : : : : |　　ﾘ^､＼
.　　二＼ :/. : : : : :/: :/: : ＼: : |: : : : :/: : : | : : l : : |--ミ/二- : ＼　　　　それに未開拓地帯を開拓したら
.　　　二二＞. : : : : :云==ミ∧＼ : : : /: : | : | : : l : : | ___/＼二-: : :
　　　二／//|: : : : : |灯 ;｛　ヾ∧|: : :/|　斗ｒ七 : : : : |,／ |二|二∧:　　　　次は未知なる異大陸に進出するのもありでしょう。
.　　／. ://: |: : : : : 「｀　┘　　 |／　|/∨∨. :/: /:丿二ﾉ⌒|二二〉
　　. : : ://∧|: : : :∨ ヽヽヽ　　　　　云=ミ/|: ∧/´( ￣~　　＼／
　　: :／//: : |: : : : i|　　　　　　　　、　　厶∨ /∧: :.／⌒;　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「異大陸ですか？」＞上級貴族
　　　／⌒⌒ヽ,: : 八　 (⌒ヽ　　 ′ヽヽ ,(: :f⌒＼/　 .ﾉ｜／⌒Ｙ
　　 ---ミ,ﾆﾆゝ┐,込、　　　｀ア　　ノ: : | |: :　！/ ,／; ／　／/
　　　 ____　＼ (,_|＼: ‐┐　_,,...｡o＜⌒: : :| |:,.|　 |ゝく∨└=≦　／^;
　　　　＼　 ( 〉ﾆ,: ｀､　√￣￣　＼: : | / |　/ヽ,,.人__ノＬ,／／
　　　　　　　＼ ( 〉ﾆ|: : | -トミ　　　　ﾉ＼/　し　/　　　　　(,／(,/
　　　　　　　　　＼).,ﾘ: : :Ｖ/八.　　　/　 ,〈　ﾉ‐‐ミ　‐-ミ　　　　/:＼
　　　-‐‐‐-ミ　　 }/|: : : :∨ニ＼___{⌒^　＼　　,ノ　　　　　.′＼＼
　　　　　　　＼ｒくﾆ|: : : :｜ニニ｝ニＹ´ニニニ≧=--　　..,,__,ノ⌒＼
. 　　　　　　＼ﾆ,: : ∧|ニニ,ﾉニ｛-ニニニニ| ∧　　　　　∨〉,
.　　　-‐‐-ミ　　＼ﾆ:|　;ニ／|ニニ〉 -ﾆニニ〈(/,∧ 　　　 .rく|
　　　⌒Ｙ⌒ヽ,＼　　 }丿/-ﾆニ|⌒ﾞく⌒＼ニ／└く⌒⌒⌒⌒　 |
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　　　　 ‐-ミ ()⌒Y　∨‐ﾆニ.′　　＼ニニﾆ＼　〉　　　___＿彡
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1664 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/12/01(日) 00:07:10 ID:I7Q7/wpL: 　　　　　　　 :′:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'
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　　　　　　　　ヽ::::::::::::::::::::::::、＿＿＿＿::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::;′　　　確かにそうした話は聞きますが、
　　　　　　　　　ヽ::::::::::::::::::::::＼､ﾍ＿＿　¨¨_‐-　、::::::::::/:::::/
　　　　　　　　　　　＼::::::::::::::::::::｀丶....､.........＿＿_フﾞ::::::/::／　　　　　そこまで遠距離になると情報伝達と移動時間が問題になります。
　　　　　　　　　　　　＼::::::::::::::::::::::::::::::::＿::::::::::::::::::::::/´
　　　　　　　　　　　　　|::＼:::::::::::::::::::::::::＼:::＞::::::::::::/　　　　　　　　　今の王国では現実的ではないでしょう。
　　　　　　　　　　 i:::::::::｀丶､:::::::::::::::::::::::::::::::::::;.ｲ!
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　　　　､x　　　　　　　　　　　　　　　 l/!
　　　　ヾ>､　　　　　　　　　　　　　　ヾ>､
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.　　　　　　　 }/,′　＞ :´: : : : : :.＜: : ///r‐'//}
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　　　　　 /∥　/: :.〃/: : : : : : ､: : : ::ヽ<///>ﾆヽ>vﾐ;!
　　　　　　ﾊ八_,ｲ: :∥: !.: : : ヽ.: :.＼:.ヽ: :､ゞ==にﾆlﾆﾍ'
　　　　　　Ⅵ//,{: : i{: :.|:､: : : :{＼:ヽ}ﾍ:}: : Y´ }ニニ}ニ>　　　　　今はそうですが、航海技術が発達すれば不可能ではなくなるでしょう。
　　　　　　｀¨>ﾆ{/ i{.: :|: ＼: :.ヽ ,ｨ芹外: : } i/:＼＼: : ＼
　　　　　　　/{ニ{=V: : ゝ--｀¨´ " ゞ='＾.l: :∨ : : : ､＼: :.ヽ　　　これは将来の話ですが。
.　　　r.、　 ,､lニlﾆゝ}､:},ｨ≠ﾐ　　　　　　!: : :＼: : : :＼ヽ: :＼
　　　ﾏﾑ　 lﾊ:T´⌒,:j: :ヽ　　 '　 ┐　 ., ,ﾍ : : :＼: : : :ヽ ) : : }
　　　　ﾏﾑ　l/l　　 ∥!: : |:>、　ゝ　' 　,ｲ: |: :}: : : : ＼: : : ヽ: :/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「まあ、そうですな」＞上級貴族
　　　　,ﾍiﾑ_l/l .,ｨ!,:/ |: : :lﾉ: ::＞｡... イ,zl: :!:./: : : : : : ＼: : :)/
　　 _〈ﾊ/}　　V/},_.　l: : :ヽニニﾆ|ﾆ}{ﾆl:,ﾙ'二ﾆ}:.}ﾘ>､: }ヽ'
　　 <_ヽ'¨　　 ′j二7iヾ: : :},.ｨ≦ニ},rﾆﾆl￣￣ﾉソ､,'∧: :|
　　「て,ヽ_　　／ヽ/i/ ,.＞'ﾆ>',ニﾆﾊ:ニﾆ､　 /'"　,ﾆﾆ}: ;!
　　ヽ{ ,/: {_, --テ'´∥,:ﾆﾆ>'"/<>:/　lﾆ〈〉:}､　　　,ﾆﾆ;':/
　　　,=ゝ==='=i}__,.∥,〈〉>'　,:仁ﾆ/　 lニニ:ﾉ　　,ｲニ/:(
　　 }ニ辷ニ＞i>∥ V'"　 .!ニﾆ{ , --､_)^/　　,ｲﾆ,/'^´
　　　￣.∧ 　　ヽ__,.┤　　.l:<>ﾆ .}てヽ_,/　　/ﾆﾆ/＿
　　　　　 ∧　　　ヽ/ |　　 !ニﾆ!. V⌒L_　 ./ﾆﾆ/　 ,ｲ
.　　　　　 ∧ 　　 } .,!　._,ｨニニ!_ ヽ　 /ゝｱﾆﾆ,=-､｀ァ

エリザベートはヘルマン地帯と氷雪地帯の価値の無さを強調しつつ、王国の矛先を未開拓地帯と異大陸に向けさせる事にした。

王国との対立を避けるためにはこれは必要な事だった。
1665 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/12/01(日) 00:07:36 ID:I7Q7/wpL: 今回の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
1666 ：名無しさん＠狐板：2024/12/01(日) 00:08:01 ID:M6L8p1h5: 乙
1667 ：名無しさん＠狐板：2024/12/01(日) 00:10:01 ID:HY1NbEFh: 乙でした
1668 ：名無しさん＠狐板：2024/12/01(日) 00:14:59 ID:znRxGnLJ: 乙でした
1669 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/12/01(日) 00:33:09 ID:I7Q7/wpL: >>1658　誤字修正
×現在では大規模な開拓を　→　〇現在では大規模な開拓が
1670 ：名無しさん＠狐板：2024/12/01(日) 09:32:28 ID:kRkRaQTK: 乙です
1671 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/12/01(日) 14:34:24 ID:I7Q7/wpL: ttps://www.youtube.com/watch?v=2vK9dM8ChC8

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-‐=ﾆ¨　 __,.二ﾆ|　　　　 )ソ:;.:,: : : : : : : : : : : : : : : : 爻Ｘｘ　 |　　　 :| 　　 |　　| 　　 |　　　　　　|　　　 |　　　 |＿　　┘　. . . . : : : : : :
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|-|‐|　　　　　爻父ｘく.: .: .: .: : : : :.:.:.:.::;.:,:;.:,:;.:,;';';';';';';';':;.:,:;.:,:;.:,くノ(ノ⌒(￣_　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　. . . . . . . . . . . . . . : : :
|-|‐|　　　　_爻:;.:,:;.:,:;.:,: : : : : : : :.:.:.:.::;.:,:;.:,;';';';';';';';';';:;.:,:;.:,: : : : : : : : : : : : : ⌒7___ノ(　　　　　　　　　　　　　　　　　__. . . . . : : : : : : :::γ´
|-|‐|__　--‐‐ﾃ父:;.:,:;.:,: : : : .:.:.::;.:,:;.:,;';';';';';';'ヾ;:ﾐ::;.:,:;.:,:;.:,;';';';';';';';':;.:,: : : : : : .:.:.:.:;';';';';'爻　　　　　　　　　　　　　 γ´　｀ヽ: : : : : : :.: .:.: |
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　　　k r-　　‐-　..,,_　　　　　　　　　　　　　　_,,..　-‐::::::::::::::::7 ｱ
　　人l:::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ　　　　　　　　　 ..::´:::::::::::::::::::::::::::::/ 」
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　　　ゞヽ:::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::ノ k
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　　　　　 /:::::::/:::::::::::,ﾑ:::::ｲ::::::::::::::::!、:::::::::::::::::::::::::::::::ﾑ
　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::Ｖﾚ' ∨:::::::| ＼::::::::::::::::::ヽ:::::::::::}
　　　 .厶イ:::::::!:::::::::::i＿　　　 ∨:::::l　　＼ __:::::::::::i:::::::::::l　　　　伊藤誠の問題は何とか片付いたわね。
　　　　 !:::::::l:::::::::::| 　 ¨　‐- ∨:::l-‐　¨ヽ、:::::::::l:::::::::::i
　　　　　lｲ::::li:::::::::il 行≧x.　　∨:l　 ,x≦沁:::::::::ﾄ::::::::ﾊ　　　　新聞も国営でやれるようになったから
　　　　 ,'Ｖ::::i:::::::::|　弋.z'ﾉ　　Ⅵ　弋.z'ﾉ .∨::::l:::::/::ﾑ
　　　　 /::::Ｖ::{:::!:::l!',　　　　　　　　　　　　　∨::|:/:::::ﾑ　　　再発防止も完璧だわ。
　　　　 /::::::::::ヽli::::l:ﾑ　　　　　'　　　　　 /::::l＼k:::::::::ﾑ
　　　 /::::::::::::j:::::l:::::l入　　　 _　　　　 .ｲl::::::l:::::::',:::::::::ﾑ
　　　 /::::::::::::,'::::::[二]:::::丶　　　｀　　　.く　N二]::::::::',:::::::::ﾑ
　　　´￣￣ /:::::::::|:::::l::::::::::::::i`　-　イ::::::::::::li:::::l::::::::::ﾑ￣￣｀
　　　　　/:::::::::::l:::::.l:::::::::xノ　　　　トx::::::::l::::::.l::::::::::::ﾑ
　　　　　 /:::::::::::::::l:::::.lx t´　ﾑ　　　 /　ト::::l:::::::l:::::::::::::::ﾑ
　　　　 /::::::::::::..K !:::::l:::::l　　ﾑ　　/　　　!:::｀!:::::.lｧ:::::::::::::::ﾑ
　　　 /:::::::::::／　 'l::::::l:::::i　　｀ハ´　　 l:::::｜:::::! ヽ:::::::::::::ﾑ
　　 /::::::::::::'　　　ﾉ:::::.!:::::i　　イ⌒l＼　　l:::::::l:::::::l　 }:::::::::::::::ﾑ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿
　　　　　　　　　　　　　　　 ,..／::／::::::::::::::::::::::::::::ﾄ,
　　　　　　　　　　　　　 ...:::::/／:::::::::::::::::::::}::::::::::::::::',
　　　　　　　　　　／::::::/::::::::::::::::::::::::::::':::::::::::::::::::::',
　　　　　　　　　 .::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::ｨ::::::::::::::::ゞ
　　　　　　　　　　/::::::/::::::::i:::::::::::::::::::::::/:::／ {::::::::::::::::::',
　　　　　　　　 ..:;ｨ::::::i::::::::::{:::::l::::::::::;:イ／-―!:::::::::::::::::::',　　　　まあ、そうなんだけど、
　　　　　 .／ /::::::::ｌ::::::::┼＋::::::/::/ ィ笄７ﾌ:::::::::::::::::::',
　　　　　　　　ｉ::::::::::ｌ::::::::匁圦:::/∨　　`¨　}::::::::::::::::::::::　　　　エリザベートが何を考えているかわからないのが不気味ね。
　　　　　　　　 |ﾊ:::::::l::::ﾄ:::|. 　 }'〈　　　　 /i::::::: ｨ:::::::::::
　　　　　　　　 i! ';::::::l:: | ヾ　　　　＿ ,　　/::／ }::::::::::::.
　　　　　　　　 l　,';:::::Ⅵ 人　｀　　　　　イ: : : /::::::::::::l:::.
　　　　　　　 .／:::';::ハ!: : /＞... _ 　　 _..ｨ′ {＼::::::::::::i::::
　　　　　 .／:::::::::匕匸{ク､:::ｘ≦三三＞勺､人　＼/}:ハ::i
　　　　　　／:::::::::::::／:::::::: 7≦三三三7⌒'マァヾ＼　＼　}/
　　　　／::::::::::::::::/:::::::::::::/´}三三三,〃 ::::::::::::Y’　ヽ.　＼､
　　 ..::::::::::::::::,　７ ::::::::::::/　/三三　//:::::::::::::::: i.　　　У　-ヽヽ　　　＿
　　/::::::::::::::::/　/:::::::::::::/　/三三三{/:::::::::::ヽ￣ヽ r ´　／　 }　＼,／／
　./::::::::::::::::/　 .!:::::::::／r=━…・・・・i::::::::::／: ＼　.{ .／　 , 　 ∨ ./: :/
ノ::::::::::_＿/＿__|:::／／:/7 : : : : : : :｜::／.: : : : :.＼ヽ　.／　　　∨: :/
:::::::::/ : : : : : : : |´／ : /_i : : : : :／ : |:/ : : : : : : : : :ヽ_く　イ　　 .ヽ/
::::／￣￣￣￣／ /7: : : : : : : : ／: : ': : : : : : : : : : : rヽ.´ .!`ｰ　 __,ゝ､
:く　　　　　　 /: : /_i : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :l_} :＼ヽ　／　　　＼
:::::＼　　　 .{: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :/フ´
1672 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/12/01(日) 14:34:54 ID:I7Q7/wpL: 　　　　　　　　 ( {　|ﾆニニニニニニﾆ=───=ﾆニニニニニニﾆK　}
　　　　　　　　 {-ヽ|ニニニニﾆ＞''ﾞ: : : : : : : : : : : : :｀''＜ニニニニ|　 ]
　　　　　　　　｀`‐|ﾆニニﾆj>'´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼ﾆニﾆ７⌒}
　　　　　　　　　　人ニﾆﾆ/／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 寸ﾆ/⌒ｿ
　　　　　　　　　｛　ﾏﾆｙ'´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : V⌒〈
　　　　　　　　　　Y⌒∨ : : : : : : : : |: : : :､: : : : : : |: : : : ｌ: : : : : :∨ノ
　　　　　　　　_､r圦_ノ : : : / : : |: : j|: : : : :＼: : : : |: : : : |: : : |: : : V_
　　　　　_､rf〔ニﾆア/:/: : /: : : :| : 八: : : : : :',＼: : |､: : : |: : : |: : : :|ﾆ_
　　_､rf〔ニニﾆﾆｱ７_|′:.i|: : : : |:./|　∨: : : : | _ 斗|-ミ: :|: : : |: : : :|ニ_
　く`''＜ニニニｱ_/_/: : : i|: : : : |/┼‐-ﾄ､: : : |´,ｨ斧芯圷ｧ: : ,': : : ,'ニ-_　　　　常識的に考えると、『王国との戦いを避けるために動いている』
　　(_／ `''＜_ｱﾆ{ﾆ| : : : i|:|: : : :陀芯圷ﾐ＼从　　V辷ｿ/ : /: : : /ﾆニﾆ_
　　　＼_/＿/ ￣ｱ: : : : i|:|: : : :ﾄヾこソ　　　　　　 / : /: : : /ﾆニニﾆ_　　　と判断できるけど、油断できないわ。
　　　　　　 _､‐''￣| : : : : 从: : 从　　　　　 !　　　　　　ﾚ'7 从:/ニﾆ＞''⌒>
　　　_､‐''゛ : _､‐''ｿ: : / : /|-＼:|圦　　　　　　　　　　／:/　/{_厶斗ｬﾋ''ﾞ
_､‐''゛: :_､‐''゛: :／ : : {:／|　｀¨´＼个..._　　 ─‐ 　ｨi:i:i:/￣￣〉i:i|: : : : :、
_,,.､丶´: : : : : : : :＞'⌒'y┐～.r～'乂i:i:＞　　_　＜Ｌi:i:｢L....イ:i:ｉﾘ : : : : :、
／: : : : : : : ;.rァ1允 |_/　从: : |i:i:i:＞''~くj　　　　　 |y'｜: : : トv': : : : : : :.
: : : : : _､‐''ﾞ: しし'^　ﾉ　/: : : :厂 }　　　　｀`～､、　/　 | : : : [　}`''寸: : | :、
─‐'''ﾞ／ : ノ　　／　 /: : : :/{⌒ｬ　　　　　　ｨこYこ>､| : : :/Lｺ　　V: :乂:.
　　／ : : / 　　　／: : : :/　Ｖ⌒ｬ　　　／圦　　　|圦: :/─ﾉ　　 |: :i| 　|
　／: :／:/{ 　　　／´/ : ／　　 V⌒ｬ__／ﾆニﾆ〉─〈ﾆﾆVﾆK 　　 |: 八｜
. : :.／:／八　　 {　 |／　　 j　 V_ノニニニ-/　 |　 Vﾆニﾆ-_|--┴''⌒ｿ
:.／:／　　∧　　　ﾏ<L　　　_ノ)　/ﾆニニニﾆ/　　′　∨ニニﾆ-_　　　 |
､ヽ`　　　ノ|　　 / ∧ 　　　 |/ニニニﾆ／　　/ 　　ﾏニニニ-_　　ノ、

　　　　　　　　　　　　_,,......-‐――‐-......,,_
　　　　　　　　　　..´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀..､
　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ:::::ヽ
　　　　　　　/::::::::::::::::::::::::::::::;!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
　　　　　　/:::::::::;'::::::::::;':::::::/ !::::::;ﾊ::::ﾄ.、::::::::::';:::::::i
　　　　　　!::::::::::!:::i::､/|:::::;'　|:::::;'　|:::|::ﾊ::::::::::::!:::::::l
　　　　　　|:::|:::::|::::|「｀iヽ､!　.!_/　 ,!_」/-!:::::::::ﾉ::::::::i　　　　でも、やつの提案自体は問題ないわ。
　　　　　　ヽj＼|:::ﾊ.､弋り　　ｧ‐ｒ‐ｧt､|:::!::/:::::::::::l
　　　　　　　｀i:::|:|"　　 , 　　　弋__ﾉﾊ::」/）::,'::::::ﾊ　　　　こっちだって、ヘルマン地帯と氷雪地帯なんてゴミ立地は欲しくない。
　　　　　　　　 |:::|人　　　　　　　￣ﾞ/:::::ﾊ::/::::::::::';
　　　　　　　　 |:::|::::::＼　　､　　　 ,:':::::/:::|':::::::::::::::|
　　　　　　　 ./|:::|:::::::::::::ヽ.,＿_,.　イ|:::::;'::::::|::::::::::::i:::|
　　　　　　　/:::!:::|ｧ'r:7´￣ i 　　　｀|::::|ｰr-'､_:::::/!:::!
　　　　　　./:::::|:::|　l::| 　　｀. 　　'￣|::::|/::::/ 　｀ヽ:::|
　　　く＼ｒ'´`く|:::|/i;;;;;;;;;;;;;;;;;;y;;;;;;;;;;;;|::::|::::/　　　 ∨
　　　ア､　　|/7」;;;;;;;;＿､/＿＿;;;|:::,':::/ y　　　 | 　/|
　　／　　ヽ　ｲ　￣＿_厂　.＿゛_|/ ￣｀V-─'''"´|//
　 /　　　、　　 |￣´　 ./　/´　　　　｀ヽ 7　　￣　!く
1673 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/12/01(日) 14:35:22 ID:I7Q7/wpL: 　　　　　　　　r'T"´｀ヽ､　　　　　　　　　　　 ,. -rｧ
　　　　　　　 r'7:./:.:.:.:.:.:.＼　　　　　　　　／.:.:.:.i:.!,」
　　　　　　　r'7:.;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ.,,___ 　　,.:':.:.:.:.:.:.:.:.! (
　　　　　　「/:./:.:.:.:.:ヽ､:.:.:.:.:.:.:.:ヽ-ヽ.,/:.:.:／:.:.:l:.「 !
　　　　　 r'ﾝ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＞''"´￣::｀ヽ｀＞'､:.:.:.:.:.:.!ｺ
　　　　　 L!:.:.i.:.:.:.:.,.::'´::::::::::::::::::::::::::::::::｀:::::'"´｀ヽ!」､
　　　　　 !ﾍ:.:.:.:.／::::::::;:':::::::/:::::::;':::::;:::::::!::::::::;::::::::::Y
　　　　 /ヽ!ヽ/:/::::::::/:::::_/___:/:::::/!:::::;'::::::;ﾊ:::::::::::',>
　　　　 ,'::::/:.:;'::;':::::::::;':::::::/___/!_｀7 |:::/|ｰ/-:!､::::i::::i
　　　 /:::/:.:.:!_ﾚ､;___L_/i´　!┘ i｀　ﾚ' .ﾚ'rｧr'､!::::!::::|
　　　 ,':rｲ:.:.:.:.:!;'::::|::::::| ﾍ. 　'､_,ﾉ　　　　 !' !　!7r'ヽ!　　　そういう意味では未開拓地帯だけでなく異大陸にも進出するのはありね。
　　.,:'::ヽﾍ､___!:::rﾄ､:;_;!.　 `'ｰ　　　　　,　`´ノi/!:.:.:',
　　/::::::/`ｰ^ｰ';::`i｀ーi　'"'"　　　　　_　　　,., ﾚ^ヾｺ　　　あの辺りは文明を持たない未開人しかいないもの。
　 ,':::::::;':::::::::::::::ﾊr!____,ﾄ.､　　　　　 '´┘ 　　 ,ﾊi
　.i::::::::i::::::::::::::,':::i`rｰ‐i':::::｀i.　､.,　　　　_,. イ_,ﾑ!　　　　　王国軍の敵じゃないわ。
　 !::::/!:::::::::;:ｲ::::::::|:::::::|r'イ｀ヽ､　｀"T"´i:::::;|:::::::|
　 V　 ';:::::/:::!::::rく|:::::::|　ヽ　　＞rｨ'^ヽ､:::::!:::::;'
　　　　 V '､::ﾚ'´ヽ';::::::ﾄ､.,_____,.イムヽ　　>:|:::/
　　　　　　 r7　　ヽ;::!:.:.:.:.:.:.:./ / ハｰﾍﾊ､|/
　　　　　i´`' ｰ--‐='i':.:.:.:.:.:.:/ ,'　 i　';.:.:.Y´i
　　　　　/`　ー　-- '|:.:.:.:.:.くヽ､.,___,,.ｨヽ;.:!-'ｧ､

　　　　　　　　　　　　__,x=＝＝=- ､
　　　　　　　　　 .／´::::::::::::::::::::::::::::::ヽ､
　　　　　　　　 ./::::::/:::::::::::::::::::::､:::ヾ:::::::',
　　　　　　 .r‐/::::::/::::::::::::::::::::i:::::ヾ::::',::::::',
　　　　／⌒ヾ､::::::i::i:i::::::::::::::::ﾊ::::i:ヾ::::i:::::::',
.　　.／　　　　ヾ:::|从､:::::::::::/_j_从::i::ﾉ､:::::i　　.　問題はどうしても後手に回ってしまうから、余計な手間がかかる事ね。
　　/　　　　､　　}::|j-‐｀ヾ:::/´.,ｨｪｫ|::/:.:.ト､|
　　|　　　　　ヽ　i | ,ｨ宍ﾐ｀´　ﾍ_ソ}/:.:.:.:|'.i::i　　　緑の里を使うにしても手間と時間がかかるのは避けられないわ。
　　|　　　　　 . i∧ﾄ｀ゞ‐'　.､　　　' {ww ﾚ':::!
　　|　　　　　　ヽ:.:.:',ｕ　　　 _　　/:::::::ﾊ:::::',
　　ヽ　　　　　./〉ﾄ;.:.:＼　 ´　　 ,ｲ::::/ﾘ::ヾ:::',
　　 /　　　　〈/ .i { wwi｀r ､__／__|::/::::::::ヾ::::',
　 |　　　　ﾉ〉　/　 i::::::リ￣￣￣ﾘ＞r‐r‐‐､:',
　 |　　 r､｀　 /　 } 从ﾘヾ､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i:.:.|　　＼
　 i.　〈ノ　 /　　ﾉ　|ヾ､:.::.｀ｰ──‐'´:.:.:｀ヽ､.　＼'⌒iヽ､
　人　　／}､　　 / |;;;;;;|:.:.:.:.:.:.::.｀i´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀r､　ヾ:ﾉ　ヽ
.〈,イﾄ-'´　 .i::ヽ　.i　i;;;;;;i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|;ヽ .//〉　 ',
　　^　　　ﾉ;ｲ∧.i /;;;;;;;}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i;;;;i/ ヽ′　＼
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　　　　　　　　从ヘｒ':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|　　〉　　　　　　 |　　　 /. /
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1674 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/12/01(日) 14:35:51 ID:I7Q7/wpL: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,, _,,r‐┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,ｒ-‐´　　'`i └i,
　　　{` ｙー─--　,,_　　　,へヘ／　　　　　　 }　く,
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　　　└ェゝ:::l::;:::::::ｲ:::_LL::」;,:::;ﾉ　}」LL::」::l::::::;;i:::::ｉ:ﾄ　　　　　　本当に面倒くさい連中ね。
　　　／::くｨゝｊ:;i::;;::::{:::::;l;;;l;;;;ﾘﾚ'　　ﾘ L;;;;;l;;ﾘ;:::::;;}::::ﾄ:〉',
　　人　　::く/::;;i::::;;::ト,ｨﾗﾃ=＾'　　　ﾗﾃ=ｘ'l:;;;;;::l:::::Y　〉､　　　いっそ問答無用で殲滅しておきたいわ。
　.くｒi ＼　::i::;;;;{┌-{《 {-':::;}　　　　 {‐':::;} 》‐ｖ-};;;;:::ﾄくｚ´
　　　Lｎ＼ i:::;;;ｩ[ノ￣! ヾン　　　'　ヾン　ｉ￣ﾌ;::;::::ﾄ;:ヽ
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　　　　ｉ::::::ｌ:::::::::::::: ハγ⌒ヽ、::::::l.　γ⌒ヽ::::::::::::::::|::::′::::::::::　|l　　　気持ちは分かる。
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　　　　 |:::i::|::∧:::,:.:.:!　　　　　　　　　　　　　 |:.:.:.:.:.:.l 　 }::::::::,　　 |l
　　　　 |:∧!'::::::V:.:Y　　　　　　　　　　　 |:.:.:.:.:.:.|_.ノ:::::::/　　,ﾘ　　　天空神さまもそれは許可していないわ。
　　　　　　 |::::::亡.人　　　　～～～‐　、　 |:.:.:.:.:.:.|::::::::::::′　 ,::′
　　　　　　　.乂::::|:::¨父ト　 ( ＿＿＿＿ ) イ７亡７》::::::::〈　　.//
　　　　　　　》:|::::::|:::::::::::::/::::::<:i:ｰ一彡:i:/::|:::::::::::V:::::::::::::＼//　　　　　　　　　　　　　　　　　「わかっているわ」＞女王
　　　　　　　　/::::|::::∧::::::: ｲ斗//≧≠＝彳:::′:::::::/:::::::::::::::::::ヾ
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王国は余所者の人間に手こずっていた。

それ故に階級の上下問わず彼らは嫌われていたのだった。
1675 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/12/01(日) 14:37:25 ID:I7Q7/wpL
1676 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/12/01(日) 14:37:56 ID:I7Q7/wpL: ttps://www.youtube.com/watch?v=p3OnCHTN5t4

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　　　　　　　　　　　 i::.i＼乂乂ソｒ　　　　　　 ,::.::.::.:|__ノヽ::.v::.::.::.::.::.:＼／::／
　　　　　　　　 /.::.|::.::.｀⌒ 　　　　　　　 /::.::.:.::.|:人ﾊ:Ⅵ＼::.::::＼::.::Y´
　　　　　　　　　　　::ｉ::.:|::.::.::ﾊ　　　 _　 -‐　　　　⌒ｉ::.::.::.|::Y::.:}::} |::.::i::.::.::.::i::.::|　　　つまり、科学技術も導入したいと？
　　　　　　　　　　 |:|::.:|::.:./:込,　　　　　　　　／|::.::.::.|::.::.:/::.}ﾉ::.人::.::.: |::.人
　　　　　　　　人｀:.|::.:从::.::.ヽ　　　　　　　／　 ,::.::.::.:_::.ノ_:ノ／　 )::.:/´ 　 )
　　　　　　　　｀`|::.|(__＞､::.:＞-......-＜ﾆ=-/::.::.::/::.:/⌒´＿_／／　 _／
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　＼　从　　　|　 l　　l　　l　　　 /　/　　　,:　　　 /-＜￣　、
　　＞ -〉　　　|＼|＼ |ﾍ　l　　// |/-|/|　/　　　 /　　　　　／　　　科学技術による懸念は理解しますが、
　＼　　人　、人ｨﾍ云ミ Vﾍ / / ｲ芹≠V　／／ |Y^Y_ ／
　　　＼,,/| ＼＼从廴.::ﾉ　　　　　ゞ- イ／/ｲ　}　||　|_|l　　　　　　魔法技術だけで目的を達成するのは不可能だと思います。
　　　　　| |　|_|ヽ|ヽ　　　　 '　　　　　　 |　　 |_ノ　　　　,
　　　　　|_|　　　 | 心　　　　　　　　　　　|　　 |　　　 V 　'
　　　　　l　　　　 l　　ト　　　｀　´　　　ｲ　 ,;　　　　 V　 ,
　　　　 ,　　　　 /l　　|　　＞　　_　イ _ | 　 / V　　　　V
　　　　/　　　　/ l　　 --　V∧　　／/ l　 /　〉＼　　ヽ l
　　　 /　　　／￣/￣｜　　V∧／//／l　/ ／|　　＼　　＼
　　　/　　l 　　〈　　 |　　　V///／　 l / ´　 |　　　＼　　ヽ
　　 /　___ |　　　〉　　|　　　 V／　　／「￣￣　　　　　> 、＼
　　/ / V |　　　　| 　　|　　／　　／　　|　　　　　／＼ |　　＼
1677 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/12/01(日) 14:38:24 ID:I7Q7/wpL: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . .　　　- ── - 　　　 __　 -- ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . . : : . . .　　 . .　　　　　　　　＜ ⌒＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ . . .　／⌒ . .　　　　　＼　　　　＼　＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　' . : . .,　/　 ' . :/W　　　　　丶　 i
　　　　　　　　　　　　　　　　 / . : . ./　' 　 i : /'ﾞﾞﾞ{　　、　＼　＼}　ｉ　　　 } 　 '，
　　　　　　　　　　　　　　 ' . : . ./　ｉ　　{:./＼八　　＼　ｉ＼　}　 }　　　 }
　　　　　　　　「＼ __　　　　 : : : . .′　|　　{,ｨ笊示ミ､　　i ＼{-‐Ⅵ　,　　　　　　}　　　魔法技術と科学技術が融合した文明を構築するという事か？
　　　　　　　　|/////＼ __　　 {: : .. 　 Y^|　 Ⅳ,_)/::: }　＼ {　ｨぅミ }　　　　 /
　　　　　　　　{/////////＼_ ｉ: : :{ 　 {　|　　{ 乂rツ　　　ヽんハ/ /　/　　 /i　 '
　　　　　　　乂//////////ハ: : :. 　乂|　　{　　　　　　　　ﾋﾂ / '　 /　 ' /　} /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「はい」＞きよひー
　　　　　　 /⌒//////////∧: : . 　八　乂　　　　　　 '　__ノ / 　／}/　ﾉ'
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　　　　_＿ └へ//////////／^ア￣￣ }: . 个: .　　　｀　　イ /}イ
　　　「/////////二ﾆ=--／. .／ﾆ=-- 　 }: .　}　　＞　＜__ }八人
　　　 ⌒二二ﾆ==--⌒. . . . . .{ﾆ=-　　　　}: . .ﾊ ___　{ﾆニニ} ⌒ ＼. ＼
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　　　　　　　／. . . . . ..../. . . . . . ./. . . . ....{(|. . . . .. 　　　L}/. . . |　　　それ大丈夫なの？
　　　　／. . . . . ..／/. . . . . . ./ . . . . . 人| . . . . | ' ' 　　乂. 八
　　　　 ⌒¨¨¨¨¨´　/. . . . . . ./. . . ...／. ....| . . . . |/＼__　　//　　　　２１世紀の地球みたいに深刻な環境破壊は拙いわよ。
　　　　　　　　　　　 /. . . . . . ./. . . . /..........八. . . . |＼_ ノ　ｲ´
　　　　　　　　 /. . . . . . ./. . . . /.......／＼＼. ...ト　 _／/
　　　　　　　　　　/. . . . . . ./. . . . /...／|ﾆﾆく)⌒＼∨ | . /
　　　　　　　 /. . . . . . ./. . . . . ／＿＞---＜ﾆ∧__| /
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　　　　　　　　　 |: : :: :: :: ::|　V: : : : : : : :／　/／　i: : : : ::V ::i : :: ::|　　　　化石燃料の使用や汚染物質を川や海に垂れ流したら駄目だけど、
　　　　　　　　　 |::ii: : : : : :i____ヽ、: : :: ::i 　 _____　 .|: : : :: ::i :/: : : ::|
　　　　　　　　　 |::|V: : :イ斧::うミ　): ::/ イ斧::うミ i: : : : : :|/: :: :: ::|　　　　それは法で規制すればいいでしょう。
　　　　　　　 V ゝ、ﾍ .V: : ツ　　　　　乂: :ツ//::/: :/ : : : : :: ::|
　　　　　　　　／: :/: : :ﾍ＞: : :　　 .,　　　: : : : ／::/: :/: : : :: :: :: ::|
::＞------ ´: : : /: /: : ::ヽ.,,,　　　　　　　　　　／: : :::／: : : /: : ::ﾍ
: : : :＿＿＿＿___i: ,'_: : : : ﾍ　　　ー　一　＞＿／: : : : : : :/: : : : : ﾍ
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───＜ /　　　 i　|ヽ、: ﾍー .＞..., _ ,. ＜／/ ,...イ |: :/　　　,.:: ／/ .,.ﾍ.,
.ヽ,--／￣　　　　 |　|　　`－.| .!,ゝ,__ニニ＞´　/ ././／`ー-:: ／, ' ., ' .Vﾍ＞
　ヽ　　　　　　　 |　| 　 __　　.ヽ,＼　./∧V　./ ./　　 `ー一´　/　/　　 V.ﾍ
　　ﾍ　　　　　 ,' ,'　〈　i　　　｀i .i.〈 .V./　 Vﾍ　　　　　　　　|　.|　　　i
　　　 i　　　　 /./　 ,ｨ=ヽ________i .i　/ヽ'ﾍ　　.Vﾍ　　　　　 .|　.|　　 /
　　　 | 　　　 /./　　ゝ_.ノー--i　i　ヽ', .//　／／　　　>-, 　 i　.|　　i
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　　 ./　　.／／　　　 .,' ,'　　　　＼＞< .／　　 `.!、　ﾉ　　 .|　|　　 .|
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1678 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/12/01(日) 14:38:55 ID:I7Q7/wpL: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿|　＼　　　／!
　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿__乂ヽ V- ／　/
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　　　　　　 /　　　/／　　　　　　 l　　　 V 　 |
　　　　　　,　　　 /′　　　　　　　 l l　　　 ',　　|
　　　　　 l 　　∥　　 ,′ ',　　　　　ｌ !　　　　　 |
　　　　 l　　　l' 　　ﾊ　　ﾊ　　　 ', ｌl　　　　l ／!　　　発展する前に環境保護に関する法律を整備するわけね。
　　　　 l 　　 l　　　/　'　/_ } 　　//ｌ｜ |　　 l l／!
　　　　 |l　　 |　ｌ　 l ￣V￣~｝　//l￣ｌハ　 l |__l　　　　確かに大事だわ。
　　　　 |ｌ　ｒ‐|　 ,　lｧ灼示ﾐ､｝// 芍示ﾐ } ,　＿l
　　　　　　ハ| (| 　 , l　ゝ-′　／　ゞ-′ ﾊ!//　 l
　　　　　　乂!　　｜__　　　　　　,　　　ﾊ:|/　　l
　　　　　　　　　ｆこ/=／こh､　　 __　　　.:.:.:.ﾊ　　l
　　　　　　　＿__Vニ=ﾆ=包ﾉ__ ´　′,.ｲ:.:. ,'　|　 |
　　　　／　　　　＼ﾆ=ﾆ=ﾆ=ﾆト　ィｌ{‐|:l:.:,'- ,乂｛
　　　　,　　　　　　〔二｢｣ﾆ二>!　　 ll　|:l:;　　ヽ
　　　 |　　　　　　　//ﾆ|ﾊ=ﾆ=!)）　 ll　|:l 　　　 V
　　　　ｌ　　　ヽ、｢ﾆ=Lﾊニ=!　　 ll 〈〉　　　　V
　　　　ｌ', 　ｧﾇXこ>｀7-====-′　　ハ{｝／　　　ｖ
　　　　| Уﾇ´　　　V　　　　ト、ｒ ‐､」　V、　　　　　、
　　　〈ﾇX　　　　　　　 |└　 /　　 } ヽ
　　　　|　Λ　　　　,′　　　l　　 / 　　 } 'Λ
　　　　|-くΛ　　　,′　　　 |ヽ_/　　. : :/ 　Λ
　　　ｆ⌒ 'Λ 　 ,′　　　 |￣￣｀｀~'''　―――――　、ヽ
　　　 | 　　 Λ　｛　　　　　, ,,、-―　　　,､-―-　　　　 V
　　　　|　　　 Λ　　　　／　　　　　　ヽ/　　　　　ヽ　　　〉

　　　 j!　 .|　　 _　　 -―――-　　/　　 |
.　　 ,′　レ ´. . . . . . . . . . . . . . . .⌒ヽ/、　 /}
　　 /　　 .|.／ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .｀　〈 .|
　 ./　　　 |　./. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ＼
　/　　　 /_ノ| . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ . ヽ. . . . .V
ノ　／￣　　/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | . .| . . . . .∨
|　　　　　／ .| . . . . . . __|__ . . . . . . . ￣|￣|ヽ| . . . .∨
|　　ィ´ . . . | .| . .|／ . .! . . . . . . . . . ...| ノ| .ﾉ! .|.. . .|
|　 /.::」 . . . ...| .|／| . .| ..|ハ . . .| . . ./|ｨ===ミz、! . . |　　　　科学技術は弊害が大きいですが、恩恵も大きいです。
_／⌒ﾊ . . . . ', | . .|ヽｨ==ミ } . .ﾉ . ./ｨ {:i:ヽ:|　}】. . .i .|
　　　　.} . . . ..ヽｨ／ /:,-:::| ／} .／　辷ノ　ﾉ|　 /./　　　　それに電気エネルギーを使うには科学技術が必要です。
、　　 /|ヽ . . . . 【{.　 { :i::」:|　　　　　　　　 .|／|ｲ
｜「 . ! |　i! . . . ..＼　｀¨ ´　　　　　、　 ,:,:,:　|//|
｜| . .| .ヽ」＼ . .＼|　 ,:,:,:,,　　　　　　 ′　　　 |//|
｜| . .| . |∧ . ｀⌒「　　　　　　　　　　　　　　 /|//|
｜| . .| .//∧　　 ∧　　　　 ,　-‐　フ　　 ∠｜/,!
｜| . .|////∧　　｀ゝ　　　　｀　ー ´　　ｲ| . ｜/,!
｜| ..//////∧ . . .∧ ｀≧　　　＿＿／二Vヽ.ﾉ//
/:/ ///ｨf二ﾆ}!、 . . ∧　　　 ∧;i!i!|::::: ∨二]|}//
. | . ,ｨ仁二二 Ⅶヽ . .∧　　　,//|i!i!|::::::: ∨二]./
斗f´二二二二Ⅷi!i＼.∧_ 　 |//|i!i!|:::::::::::| 二]!
⌒＼二二二二}ヽi!i!i!.＼}/≧}//|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i＼二二二｝ﾄ:＼i!i!i!i!≧///.|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ:::＞i!i!i!i!i!i!i!i!|i!i!|::::::__::::｀ヽ」
i!i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ:::::::::::＞i!i!i!!|i!i!|r ´/::::::::::::∨
i!i!i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ::::::::::: ,ｨ　¨ ⌒´_/:::::::::::::::::}

　　　　　 r―‐--ミ.　　　　　{ 　　　　 }i　　 ,＞'′　　￣ 7
　　　　　ゝ　　　　｀＞、 _j〕厶斗-- 〔　／　　　　　　 /
　　　　　　ヽ.　　　 ,.＞'ﾞ/　　＼-- ､　｀'＜　　　　　　 , ′
　　　　　　＼　／　 /　　　　　　　　｀ヽ、＼　　　／
　　　　　　　　 >　　　i{　　　 :i　|　　　　ヽ＼ :}ヽ. ／
　　　　　　　　　〃　　 ∧　　　 |　|　　　　 ∨ :,}i 〈
　　　　　　　　 /:i　　://　ｉ　　　 {　ト､　　　 ∨ :,　}
　　　　　　　　 | i|　〃　 '，　　|ｉ　}　＼　:, 　 |:　∨}
　　　　　　　　 | i|　 |ｉ　　　∨　 |i ,′ ,,..≧ｘ、ト、＼
　　　　　　　　 | ﾊ.　|｀＞s｡ ∨　i/,x≦==ミ､}　|〈 /_7心＿_
　　　　　 r―j ﾄ.ヽ iｨf斧≧x.､　i{　ｲ(_笊灯}　} }´_,. -‐ ／
.　　　　　＼ﾉ'ﾞ〈∧{ ゞ V.ｿ　＼{　　V..ｿ ∨//´　ﾉ／
　　　　　　　 /＼ ',　}i　　　　　　　　　　xx　/ ∧　イ {　　　..　すでに、科学技術の発展の芽は出ているわ。
　　　　　　　　　｀{　∧　　　　′　　　　　〈　 /´ j{　,
　　　　　　　　ヽ. 込　　 r-―ァ　　／〉　{ 　 |ｉ　;　　　　元老院が火薬を作るだけでなく、火縄銃を開発したらしいわ。
　　　　　　　　　　 }: 〈＞｡.　〉＾ヽ、 .ィ〔.　i 　 }　 | 　}
　　　　　　　　 {　 }　　｀/￣｀　ヽ/ﾄ､ :|　 :|　 |　j{　　　　まあ、実用化には程遠いからお蔵入りしたみたいだけどね。
　　　　　　　　 |　 |　　／-､￣　 /__j　 1　ｌ　ｌ　} }
.　　　　　／￣｀|　.ﾞイ´{_(＾>　　 {―'{　 ; 　 |――-、
　　　　　　／.:.:.:.:.:.:.:i　ﾚﾞ∠_ ¨}　　 ,ｲゝ∧}　， j{‐-､　　ﾄ､
　　　　 ,' /.:.:.:.:.:.:.:.:i .ﾚ′　｀ i /∨/'´￣´}.　', /:.:.:.:.:} 　|.:.:,
　　　　　, /.:.:.:.:.}.:.:.:∧{　　　　ﾄ'　　{　　／， }':.:.:.:.:.:.〕　〕:.:}
　　　 j{/.:.:.:.:./:.ィ／〔　　　 >'´￣Ｋ¨´　　}　}i.:.:.／.:}　 }:.:.!
　　　／'.ヽ:.:./'／、 r'´　　〈ｘ≦´ ∨-‐_二}　|／:.:.:.:|　 {:.:.:,
　　／.'.:.:.:.:.Уくヽ. Ｙ　　　 /　}ｉ　　 ∨´　,斗､|:.:.:.:.:.:.{ 　i{.:.:.ヽ
.　〈〈.:.:.:.／ _／、＼} 　　 /　／!　　　{￣´} 　 |:.:.:.:.:.:.ゝ　ヽ:.:.:}
　　ヽ.､:/￣ _〕　＼＼　　{／ ,.ｲ:　　　∨　〉'ヽ{:.:.:.:.:.:.:/　 /:.:/
　　　ﾄ.{￣´　　　 .＼＼/ ／　}i.　　　 ∨ ゝ.　}.:,ｲ.:./ .／／
　　　ゝ| {　　　　　　　>　 <.　　 } 　　　　∨　｀7′!/_〉'⌒
.　　　トゝ、　　　　　＼／　　 }　　　　　∨ /　　|'/イ
1679 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/12/01(日) 14:39:32 ID:I7Q7/wpL: 　　　 ____
　／^⌒ ＞-=ミ､ ,.　　 ¨　￣￣　¨　　 .
／　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　丶
　　　'　　/　　 ,　　　 _　　　　　　　　丶　　　＼
　 /　　 /　　 /　,ﾍ,,,/ｱ　　　　　､　　　ﾟ｡
　'　　 '　　 /　 '""ﾞﾞ"{　　 '，､　＼　　　　　　 '，
/ィ　　　　 ′　ｉ　　 {　　　丶＼　ヽ　 :ｉ
　|:　　:i 　　　 { 　　{ 　丶　＼丶　　ｰ}　　　　}　　　火縄銃では実用化されないのは当然だな。
　|i　　:ｌ　　　_j__{_ 　八　　ｉ＼　丶＼＿j_　　　　 }
　|l　　:{ 　 :　 { ﾊ￣｀＼　ﾄ､　ヽ´￣　ヽ}　　　　 ,　　　あれは戦国日本では大規模に使用されたけど、
. 从　 :{ 　 i　从ｱ示沁､　ヽ{⌒,ｨ竓示芹ｧ}
　　丶{ 　ｌ　　Ⅳ V_ツ　　　　乂_rツ　'　　 , 　/　　　王国では産業廃棄物でしかない。
.　　　从　|　　乂_　　　　　　　　　　　 /　　ﾊ　'
. 　　　ヽﾄ､　{::i⌒　　　 i 　　　　 /　ｨ / }/
　　　　　　　＼{込、　　 r　 ‐┐ 　 ,ノｲｫ　|"
　　　　 r ─‐┐ }　ｉ > . 　､__ ノ　　ィ/　|　|_＿__「 ¨ >､
　　　　 | 　　ﾄ-}　l=ｧ=}＞　_　イ　_{__ >|　|i:i:i:i:ｉ:|　　　|
　　　　 | 　　 li:i:}　|i:{｀┴‐‐┐　　　}/}　 |　|i:i:i:i:ｉ:|　　　|
　　　　 | 　　 l:i:i}　|ｲ>､　　 ∧　　 }/}_,. |　|i:i:i:i:ｉ:|　　　ト .
< ¨¨¨＞V　　 |,<}　|八　　‐- ∧ 　 //.-‐|　|¨＾>､|　　 /. . .＼
. . . . . . . . ＼ _|　}　l　　　　　 VV 　　 |　| 　 __|　／. . . . . .丶

　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　 ,　　 ´　　　　｀ヽ､　,...､
　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　／　ﾑ
　　　　　　 ,　　　　　　　　　　　　　　　　 {ヽ
　　　　　　　　/　　　　／　　　　　　　　　　ﾏ{
　　　　　　　 ;'　　　 ,:'　/ /　 ,　　 / |! '， '，　 ','，
　　　　　　　 ;　　　 |　/ / / / 　ｲ　|i! |ﾑ　'，　',ﾑ
　　　　　　　 |　　　 /,.ｲ /_/__／ｲ　} l ﾊ }　ﾑ　 }:ﾑ
　　　　　　　 |　　:|　//| ㌣笊㍉｀ } /　二ヽ　 }|　ﾄ､ﾑ　　　　兵器が未熟だと魔法使いが使用する攻撃魔法の方が
　　　　　　　 | |　 | /ﾊ {/! 弋)ｿ　 /　 {iｿﾒ|　/l}　|　ﾏ}.
　　　　　　　 | |　 |{ |　|　|　　　　　　　ゝ {!.| /　!,/ 　ﾏ|　　　どうしても優れているからな。
　　　　　　　 | |　 || |rﾊ　! ､　　　　__　　人/|　/　　 }:!
　　　　　 , ,'　 j{ {{､ヽ |　｀ヽ､　　　／　|　!　　　　 |:|　　　おまけに欠点が多くてコストパフォーマンスが悪いとなると、
　　　　　　 ,:'/　 / {i!|/＼i､｀ヽr､{｀ ´/>＼j /　　　　ﾘ
　　　　 // /777ﾊ､＼//} |:::::::ト､ヽ// /ｲ　　　　　/　　　　どうしようもないな。
　　　　　// ///////}//ヽil |::｀ヽ､::∨Ⅳ/∧
　　　　 ,..イ////////|///,| |:::::::::::::｀ヽ､:ｰ--'....._
　　　 {//////////ﾊ///| |::::::::::::::::::::::;ヽ::::::::::::::｀ヽ､
　　　　 ∨/////////∧/ | |::::::::::::::::::::::;;;;;;',;;;;;::::::::::::::;;;,
　　　 / ,ヽ//////////}//| |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;};;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!
　　 / ,<_　｀＼__,//＞´/ !| |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;∧ヽ;;;;;;;;;;;;;;/
.　　/ / / ｀ヽ､_////／>/il| |､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／:::{!::∨;;;;／
. 　,. / / 　　 /､ヽ/<／///| |:::::｀:::::￣´://:::::|!::::r'´|
　/ /　{　　ヽ　｀二二二__j!:::::::::::::::::://::::::::|!::::}ﾆ｣
. { /　　'，　　 '， |　 |　　|r== 二二二ヽ::::::/rミ､ |
　/　　　 ,　　　 '，|　 |　　|}/////////ﾏ'，:////{. |

　　　　　　　!　ヽ　　　　　　　　ﾍ　　＼
.　　　　　　　!　　ヽ　　　　　　　ﾍ.　　　＼
　　　　　　 ', 　　ヽ　　　 _.. . -‐:ﾍ.　　　＼-. .、
　　　　　　 ',　　　　.>. '". . . . . . . . ﾍ　　　　　＼. . ｀＜
　　　　　　　　ﾍ　, イ. . . . . . . . . . . ､. ..ﾍ.　　　　　＼. . . . .丶、
　　　　　　　 , イ. . . . . , . . . . . . . . . .ヽ. .ﾍ　　　　　＼. . . . . ＼
.　　　　　 ,.'. . . . . . . . ..', . . . . . . . . . . ヽ .ﾍ　　　　　　　＼ . . . .　ヽ
　　　　　, '. . . . . . . . . . . ', . . . . . . . . . . ..ﾍ .ﾍ　_.．'"　　　　ヽ. ./l. .　ﾍ
　　　, イ. . . . . . . . . . . . . .', . . . . . . . . i ._.＞'"　　　　　　　　　}/ .|. . .　ﾍ
　／ィ / ,'. .　. . . . . . . . . . ', __. ．-‐''¨　　　　　　　　　　　　〃　 | . . . . ﾍ
　￣./.,'　i . .　. . . . -キ'' ¨　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　 !. . . . . . ',
　　/ .i . .|.　!　 . . . . . .「¨￢‐r. ．＿_　　　　　＿ . . -ィ" /.　　′|. . . . . . . ',
　_/　l　. i　.'　 . . . . . . ｌ . i. ._|_i__ . . :i￣,￣.￣. . . . . . ..∨　　 ′ .! . . . . . , . ',
. 　￣!　. i . .'　. . . . . . .|ｨユ´|. |. ￣7| .ハ. . .ｉ. . . . . . . . ',　　/　 .,′. . . . . ', . ',　　　　私としては銃火器が発達するのはありだと思いますよ。
　　　|　. .', . .', . . . . . . .l /l. ィ＝=.7‐:l/.: :V ,' . . . . . . . i .',　/　 ./＿__. . . . .ﾍ .
　　　l　. i .', . ﾍ. . . . . . /: l. 芝芋芋芍ミｉt|/. . . . . . . . .i, .i '　_ ｲ_-_-_二ム. .ﾍ　　　　本来魔法使いは技術者であって、戦場で戦う兵士ではありません。
.　　 l . .|!. .', . .ﾍ . . . ∥: |./'" V:;i;:j:;:}./ :/. ../. . . . . . . !. .７´_-_-_-_-_-／. . .
　　　 ', .! V .ﾍ. . .ヽ. ! {: : :' : : : :ヾシ'": :/ ／. . . . . ./. .! ./ |._-_-_-_-／. . . . .　　　　魔法戦争の時の様に前線で戦うなど、畑違いもいい所です。
　　　　'.|　ヽ . . . . . }N : : : : : : : ":x:x:/.ｲ /. . . . ／. .,/./　i!Yヘﾆ／ . ﾍ. . . . .
　　　　ｌ　　 ',､. . . ノ　ヽ　　　　　　　′/ . . イ. / . 〃'　/.l_|-!. . .丶. . ﾍ. . . .
.　　　　　　　 ',ﾞ . ﾍ　　　　　　　　 /ィ7 . . ./. . . !_ .ｲ. .|_|-|. . . . .＼ .丶. .
.　　　　　　　 ', . . .ヽ　　　　　　　　　　　∥. . . . . . .l　:|. . .Чﾉ. , . . . .　＼..ヽ
.　　　　　　 ',. . . . .ヽ　　-‐　　　　 /ｲ. . . . . . .l　 :!. . . . . . ., . . . . . .　＼.
　　　　　 ,rﾆュ､',,,ｉ_. . . .|＼　　　　　　 ,/ ｉ| . . . ∥ ,′ :l. . . .!. . . ', . . . . . . .　.＼
.　　　　 ∥z-ヽヾ_ヽ. . .l　 iヽ、　　 _. .＜!. . . ./i. ,' 　 _.', . . .!. . . .', . . . . . . .
.　　　　∥_>'ikヾi .liﾍ Y .!　i. . .ﾐﾆ.「. . .ｌ . |. . ../ |.ムr＜>', . . ',. . . .', . . . . . . . .
　　　 ∥〈_{ﾆ>∥ﾆ7 /. .! ,'. . / . . |. . . !. ,l . ./,:zlA＞'",ｨ. ',. . .',ﾍ. . .', . . . . . . .
　　　 ∥x人|k∥ﾆ7 / . .|/. ./ . . . |. . .／i|. /il㌢",ィ,ィ" 　 V . .', ﾍ. . ', . . . . . .
　　　∥i7 Y l∥ﾆ7 /|ﾍ. .!. / . . . . !. /,ｲｌｉl./'"　 r'"'"　　　 .V. .';ｰ:ヽ. ', . . . . .
..　　∥7/,ｨi.∥ﾆ7 /ﾍ .ﾍ.l/. . . . . .ｉ/ｲｌｼﾞi/　　 ∥　　　　　／＼ ',‐-.ヽ ', . . . .
. 　 ∥| i少'∥ﾆ7./　 / ,ヘ . . . . /ｲｼﾞ　/　　 .∥　　　　／.;.;.／＼Ｖ::::::ヽ', . . .
.　 ∥i{ {ﾐlｉ∥ﾆ7./　/. .'. . . . . . ｨｼﾞ　　 _.....::∥　　　∨.;.;.／::::::::::::＼:::::::ヾ. . .
.　∥ｉﾍＶ∥ﾆ7/ , '. . . . . . . ,ｨ''ﾞ　　＞:´:::＞'ｲ　　_ ,.;';.;／::::::::::::::::::::::::ヽ､｀ヽ.
　∥ﾕ} y∥ﾆ7/ｨ" . . . . . . ,ｲ　＞:":::r＜　　　_　 ./.;.;.'::::::::::::::::::::::::::＞.;.;";ヽ､.
. ∥zﾉﾑ∥=7/ . . . . . . . ,ｲ　／:::::::::::::V 、　 /´| /.;./:::::::::::::::＞.;.´;.;.;＞''"
1680 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/12/01(日) 14:40:03 ID:I7Q7/wpL: 　　　　　　　　　　　　　　　　 __,,...　-―- ..,,_
　　　　　　　　　　　　　,､丶`::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::＼
　　　　　　　　　　　／::.::.::.::.／::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::＼
.　　　　　　　　　 ,.::.::.::ﾄ､::.:/::.::.::.::___::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:＼
　　　　　　　　　 /::.::.::.:| |::____::.／／::.::.＼::.::.::.::.::.::.::.::.::＼
.　　　　　　　 ,ｨ;.::.::.::.__| |　／∠ _::.::.ヽ::.::＼::.::.::.＼::.::.::.::＼
　　　　　　　 //::.::.イ^∧Ⅵ／￣〕iト...＞'，::.::`､::.::.::.:ヽ:｀`～‐-.._
　　　　　／´/.;.::.::i::.i{ム､(::.::.::.::.::.::.`､:.::.|::.::.::.:ｉ::.::.::.::.::'，::.::`､＼＼
　　　　　/::.{ /::.|::.::.|::八::.::.::.:::＼::.::.::.::.:＼.::.::.::.:|::.::.::.::.:::}::.::.::.::`､　'::.:〉　　　　あの戦争で魔法ギルドが受けた被害は甚大だったから、
　　　　 {::.::/::.::|::.::.|/､__＼::.::.::.::.＼::.::.::.::.::.::人ノ}::.::.::.::.::}::.::.::i::.::'，j/
　　　　｀Y::.::.::|::.:::|　　　＼_ー--＼__-‐:'.::_／＾V::.::.::.:}::.::！::.::}　　　　　　魔法使いを戦場に出すのに消極的になるのは分かるわ。
　　　　　　{::.::.::|::.::.ﾄ,冬ミ　　　 ,xzｪｪｪｭ, 丁::.::.:|r,j }::.::.::.::}::.::ⅱ::/
　　　　　　{::.::.::|::.::.|ﾊ└′　　　 └ ┘　 |::.::.::.|_ ノi::.::.::.:.}::.::ハ′
　　　　　人::.::.|::.::.|込　　i　　　　　　　 |::.::.::.|::.::/::.::.::.人/
.　　　　　＼|::.::.|::.ｉ.::.､　､　　　 u.　/|::.::.:::|／)::.:／
. 　　　　　人::.::|八/个:.. 　｀　　.イｉ|::::.::.:ﾄ､⌒´
. 　　　　　　｀⌒　　　　 -=≦二斗ﾑ-'^´　＼
　　　　　　　　　　　　　　_〈__/∧ ／⌒|　　　　〕iト..._
　　　　　　　　　　　　　　 /乂i∨/i∧ ￣_」__,,..

　　　　　　／ ,,.　-‐‐-ミ　　　ヽヽ
　　　　　　　 /／′　　 ..-‐`-ミ　 |　|
.　　　　　　 //　{　　　 /:::::::::::::::::::Yミﾉ
　　　　　　　|　　＼　　{::::::::::::＞‐┴┴‐-ミ
.　　　　　　八　　＼｀ ( 　)''´　　　　　　ヽ　　ヽ
　　　　　　＼　_,,.．'７　　　　　　　　　　　　　＼
.　　　　 ‐=ﾆ二　　 /　 /　　　　　　　 |　　＼　',
.　　　＿＿＿_／　　 ′ 　　｜:l∨ 　　 |　　　　V
.　　　＼　　　　／　ｉ　 |　 |: ∧:| ∨　　| l、__|、　Ｖ|
　　　　ー―／ノ|　　|: /|/ ¨Т ∨　 |/ ＼l ＼　＼
.　　　　　　￣　　|　　|/　,ｘ==ミ　＼ |　　　　 :|￣|￣
　　　　　　　　　　　｜　｜《ん::ﾊ　　　　＿_,_　|　 |　　　　魔法ギルドが戦争に参加するなんて魔族との戦争以外ないでしょう。
　　　　　　　　　　　 i', 　 | 　乂.ソ　　　＾¨´　,'|　 |
　　　　　　　　　　 | 〉　ﾄ、　　　　　，　　 / |　 |　　...　そして、魔族たちは王国との戦争を回避しようとしているわ。
　　　　　　　　　 | ∧　|:公｡,　　　ｒ‐　ｧ　　　|　/
　　　　　　　　 |/ ∧｜　　_'ト　｀　´　.∠　　|:/|　　　.　そこまで心配することはないでしょう。
.　　　　　　　　　 | 　 ∧',　〈i::ﾄ,　≧=＜」ノ{＿ |' :|
　　　　　　　　　　　|　　　_＼‐くヽi:〕iト-ィi〔i／　　L ｣＿＿
　　　　　　　　　＜¨¨ ￣　　乂'⌒ ＞‐‐＜＼_／　　　／
　　　　　　　　　／｀`～､、　　￣`ー――'´　　　／ヽ
.　　　　　　　 /　　　　 ', 　 {￣￣ Y⌒Y_￣　}　 |　　｜
　　　　　　　　　　　　　　　 |＿_}　　　人__ﾉミ　　｣―Ｖ　 |
.　　　　　　　　 ∧ 　　　∨| |乂＿_／'　|　l￣::::::＼}_____',__
　　　　　　 / ∧　　＿〈l |:::::::::::::|　 | ',　〉:::::::::::::::＞''ﾆ⊃,
　　　　　　　　/ 　 ∧／　　　l,':::::::::::: ヽ∧ ∨::::::::::::::/　ニﾆヽ|
　　　　　 /　　/ /　　　ィi〔ヽ／¨７¨¨７＜|::::::::::::/　　 ―ヽ|
. 　　　　 /　　　　＼／　　　 {　　.'::::::/　　 `丶 /　　 /￣ヽ〉
　　　　 / 　 /　　 ∧　　　 ∧　,l::::::|　　　　　｀`＜￣＼｛
. 　　　 /　　　　　　 ∧　　　　 `くＬ:斗-‐＞ミ　　　　　　　　}
　　　 /　　　　　　 ∧　　　/　　　／　　|｀`～､、　　　/
. 　　 /　　　　　　　 ∧　　　　　　 ,.ﾆ=-┴‐┘:::::｀'ト-'′
　　　 |　　　　　　　　　　 ∧　　　　ィi〔::::: |　|:::::::::::::::::::::|

　　　　　 ,/　　　　　　∥　　　　 '，　'，　 '，　　　　　ヽ
　　　　　/　　　　　,　 {i　|　　　　 i　　i　　 l　 i　　　　 ∧
　　　　 .{　　　　　 i　, {l |　　　　　|}　ﾄ、　 |　 |　　 i 　 ∧
　　　　 { |　　l　　|　{　ﾄ{ ||　　　　::|}＿|ﾊ i　 |　 |　　|　　 :i
　　　　 { i|　 |　_斗Ｔi丁{iV',　　　::::|} .|"ﾔＴ‐|-s|_　 :|　　 :|　　　　　確かに鮮血のエリザベートが王国と話し合いをしているけど、
　　　　 .{i |　七　 |　|ﾍ}　! V',　　　::| }ｿ＿ﾔj |　 |　　|　　 :i
　　　　　{i l　 |、 ,lィ升テﾐx.V　　　ィ升テ笊x|　 :|　 :| i . 　:i　　　　　どこまで信用できるの？
　　　　　 {!ﾒ　{k､代赱ソ　　＼　　::代赱りノ》 :l　 :i :| ::.　:|
　　　　　 .ﾂ/i { ヽ i:/:/:/:/　　　＼_ﾉ:/:/:/:/:/} ./　ﾉ :| i:::.　|　　　　私としては魔族を信用するのはよくないと思うけど。
　　　　　//:::::＼､ヾ＼　　　'　　　　　　　　　//　／l　:| :l:::::. |
　　　　.//::::::::::| ＼ﾐヽヽ　　　　　　　　　　∠／ｲ :}　 :|　:l::::: |
　　／.::::::::::::::::i　::::ゞ　　　　､ __　　　　　ﾑイ　 :iNi_.:|　::l::::: }
　／.::::::::::::＞匕:l　::::iｬ≧s｡　　　 `　　｡s≦)ﾉ / :lN} |　＜_:::::}
／.:＞　　　　　{　i　::ﾄ､ﾔ{ ﾄ≧x､_｡x≦　））/ノ :ﾉN}　;　　　　＜
Vl　　　　　　　｀、ﾔ :{　ヽﾔ二二二二二ノﾘ } :lﾉV
Ⅵ　　　　　　　　｀ﾔ:{　　＝＝　x　＝＝　 .ｿⅣ
.Ⅵ　　　　　　　　　　ｬl ＼　 .>∨∨<／_＜Ⅳ　,/′
　Ⅵ　　　　　　　　　　_＼＼ .∧∧　Ⅵ∧　　'´
　 Ⅵ.　　　　　　　　　　"'/Ⅳ／∨＼ヽ∨∧
　　Ⅵ　　　　　　　　　　/Ⅳ　　　　　　　∨∧
1681 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/12/01(日) 14:40:31 ID:I7Q7/wpL: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／⌒}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　|
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　　　　　 | : : : : : : ∧.: : : : : : :. :.∧ : : : : : : ∧.: : : :.}ﾄ: : ＼/ /: :|　　　信用じゃなくて、利害関係にすぎないわ。
　　　　　 |: : : : :.//　∨.: : : : : :./　∨.: : : : : :.∧.: : :.| .|: : :/ ∧　|
　　　　　 |: : : :.//──ﾍ.: : : :.ｲ──へ.: : : :. :.∧.: :.| .|／／ : ∨　　.　私達は現時点では魔族を滅ぼすつもりはなく、
　　　　　 |: : : :{　　　　　∨: : :.|　　　　　＼.: :. .:.∧...| .|／.: : :. :.}
　　　　　 |: : :.∧　芹云ﾐ ∨: : !　　芹云ミ }＼厂｀}＾Y.|､＿＿ｲ　　　　王国と魔族はどちらも戦争しても利がない。
　　　　　 |: : : :.∧　辷ツ＼ト: :|　　　辷ツ .|.: : :. :.ﾉ.丿ｊ＿＿__/
　　　　　 |: : : : :.∧　　　　｀｀{　　　　　　 |.: : : :.／.:.:.|.:. :. .:.|　　　　.　所詮それだけね。
　　　　　 |: :.∧: : ∧　　　　　　　　　　　　 |: : : :./: : /.|.: : : :.{
　　　　　 |: /　∨: :∧　　｀　　　　　　 .|: : :./∧/: :|: : : :/
　　　　　 |/　　 ∨ : : ＼　　‐-　　　　／.|: :.//＿＿.|...//
　　　　　 }　　　 ∨: : :.ｉ　＞　＿　　／　./{:./∧ﾆﾆﾆﾍ/
　　　　　　　　　　 ∨.:.:.| /　　　∧＿_ ／　| /　＼ﾆﾆ}
　　　　　　　　　 ∨人　　　/　L＿＿／|'　　／⌒＼
　　　　　　　　　　　　　　|　　 /　ｒ'＾Y　　　　 //　／＞ヘ
　　　　　　　　　　　　　　|　 ./　　{しｸ　　　　//　 //　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　人 /　　　｀´　　　 //　 //　　　　　　Y
　　　　　　　　　　　　　{　 ,'　　　　　　　　 //　 //　　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　ゝ/{　　　　　　　／　{　// 　　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　{人　　　＿_ /　　　∨　　　　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　|　 }}＿//／´　　　　} 　　　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　|　　⌒ ノ　　　　　　ヽ　　　　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　|　　}　{　　　　　　　八＼　　　　 |

　　＼　　　　　　　/ {　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　│ 　　　 :,
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　　　　＼　　ﾊ　 {　　　 ′　　　　　　トv∧ 　　　　　 | 　　　　 ′
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　′　　　　　/　　い　　.′.|　　　 |　　 ′ 　　＼|　　　 ;／　 }v　　 |八
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　 |　　　　〉、⌒ヽ　　　 ′ ｲ　　ｨ| ./　_＿ﾉ__　　　|　 /_)r} j /　｝! /
　 | 　　 /　ヽ　｛｀ー‐/／､|　　　　{/_／´__)爪＼　 | ./ |iﾞｿ　.′/ |/
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　 |　　　　　 /　　、　　く　ﾊ＼_/　丶.,乂zﾂ　　 / 　　:.:.:.:{　}　　　..　さっぱりしているけど、魔族が相手ならそれぐらいが
　 | 　　　　 ./ 　　＼＿__/　∨ ‘｡:.:.:.:.:.: ￣　　　　　〉　　 ,　.′
　 | 　　　　 / 　　　　　ﾄ,　　　 }　　　　　　　　　　　 / /　　　　.　丁度いいかしらね。
　 |　　　　　′　　　　　ノ| ﾊ　　 /、　　　　　　ィ　　.ｨ　 {
　 | 　　　ｲ　　　　　　　/{　ﾚ|_乂〈　｀　　.,　　　´￣　／ ′│　　　　　今更あいつらがこちらに臣従してくるとは思えないもの。
　 |　　 /　| 　　　　　 } ﾚヽ,_|　　ﾄ､/｀ヽrｲ＞　 ,__／ﾆﾆ| 　 |
　 l　　 :′..|　　　　　　 /　∨|_,|　　 |==== ﾛ入＼　∨: : : | 　 ′
　 |　 /　　 |　　　　 ∧　　＼|　　 |/|　　ﾊj⌒ 　＼∨: :.:{　/

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ
　　　　　　　　ハ　　　 _,､､､､､､､､,,_ 　　　 | ∨ /
　　　　　　　 ,'　 V＜: : : : : : : : : : : : : ｀''＜　|　∨ /
　　　　　　　　　l／.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.|.　 ∨ /
　　　　　　　　,ｲ: : : : : : :/: : : : : : :|.: : : : : : : : : :.|　　 ∨ /
　　　　　 /: :/: : : : : :| : : : : : : :|.: : : : : :.〈＼:ヽ　　 ∨ /
.　　　　　　 /: :/ : : ＿＿ : : : : :‐/|――: : :.ﾍ　ヽ.　　 ∨　　　　魔族を抱え込むなんて内憂でしかありません。
. 　　　　 ': : l : : : ﾊ: :ﾊ : : : : :/-| : ハ : : : :ﾍ　　｀''＜┘
　　　　　 | : : : : : :|竿竿､: : :./斧竿竿.: : : :. :.ﾍ　　　, イ　　　..　あいつらの性格からまずないと思いますが、
　　　　　 | : : : : : :|_ﾋｚｚ} ＼/　_辷ｚｚ}/ :/ :/ :/ヽ＜¨¨¨八
. 　　　　 l: : : __｢ヽ::::::::::　'　　:::::::::::: /:ｲ ,ｲ: /ン }＿イ　　　　　万が一にもそういう話があるなら慎重に判断するべきでしょう。
　　　　　　　Vヽ|‐}~ ｢ヽ　　　　　　　　ィ:}:／|　,ｲ　｀ヽ∨ /
　　　　　　 // /　l 　}.　 ⊂⊃ 　　　　| : : :|⌒).　　／:∨
　　　　　　ﾍヽ､　{　弋　　　　　　, イ | : : | : : ＼／ : : : l
　　　　　　 /:.||ﾍ　’ 　　｀ヽ _x＜　　 |: : :| : : : :|| : : : : : |
.　　　　　 /: : : : :＼　　　　ﾏ　　　 ,ｨ|: : :| : : : : : : :＿彡┐
　　　　　 / : : :ｧミ:＿＼.　　 |､　 ,ィニﾊ: : |〉￣￣￣　 //│
.　　　　 / : /: :|}.　　 /ヽ､.　 |≠ニア　 V从　　　　 //::ﾊ.|ヽ
.　　　　　, : :/ : :|}.　　 /　㍉ヽ|ﾆア　 ,ィﾟ〈〈　　　　　//:::::::ﾚ: : ヽ
.　　　　 |: :ﾊ : /|} 　,ｲ　　　㍉ヽ　／／ﾍﾍ　　　　 //::::::::/ : : : :Y
　　　　　从l {:./:::|} /　| 　　　　㍉ヽ／＞''´}VVﾉ　 //:_　-=====ﾐﾊ
.　　　　＿＿V::::::|},' 　ﾊ.　　　　ﾐ ∨ く oＯ　＞''´～''^´　　　　/
. 　　ﾍ～～～.∨　　　　　　　　　ﾐ ∨oﾟヽ　〉.　　　　　　　 /
1682 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/12/01(日) 14:41:00 ID:I7Q7/wpL: 　　　　　　　　　　　　　　　　　 ----
　　　　　　　 --ミ､ ,.　´　　　　　　　｀　.
　　　　　　／　ｧ ⌒´　　　　　　　　　＼　　＼
　　　　 '　 / ／　/　 '　 ,　　　丶　　ヽ　丶　 .
　　　　 / ,ｨ　'　　, 　ﾄ､/{ 　丶　＼　　 V　　v ∧　　　　　魔族はそれでいい。
.　　　 ' / |　　　　　　{''"ﾞ{　､　＼　 ≧=- v　　'，ﾊ
　　　　 {/　|　:　　i　　 {　八　＼　斗＜´ =-}　　 }　 }　　　　それよりも科学技術をどの程度取り込むかだな。
　　　　 }'　 |　:　　l　‐‐{ -- ＼　ﾄ､ｨﾁ笊芋ｱ　　 '
　　　　　　 Ⅳi　　{　　从ｨﾁ笊ヽ{⌒ 乂rツ /　'　/ 　′　　.　清姫はどう思う？
　　　　　　　,八　ﾄ.　 Ⅳ V_ﾂ　　　　, , / /　/　/
　　　　　　丶{ ＼{从 , ,　　　,　　　　ノｨ. . .厶ｨ _＿＿
　　　　　　　　　　　　 V圦　　　　　_　　　/}. .//////////ｱ
　　　　　　　　　　　　　}. .介: .　　´ 　　 .ｲ'　,「￣　 ¨ ヽ⌒
　　　　　　　　　　　　　}. . .}　r､≧=- ＜ _/ / |　　　　 }__
　　　　　　　　　 ,. . . }　| | ｰrｫ } 「 /../　|　　　　 ´: : : :≧s｡
　　　　　　　　　　　_/. . . , __| |i:i:i} {　//. / ¨ｱ､_／: : : : : : : : : : :丶
　　　　　　　　　／/. . . /　 { ∨　 У'. / ／　/: : : : : : : : : : : : : : : '，

　　　　　　　　　　　　　　　|ヽ　　　　　　＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　| ﾊＹ　＞''て　　　　|＼｀''＜　＞''7
　　　　　　　　　　　　　　　|/ |>'´: : : ≧: : : : : |　＼: : ,ｲ　/
　　　　　　　　　　　　　 r'~　/: : : / : : : : : : : : :'，　＼.　 /
　　　　　　　　　　　　　 | ,ィ^: : : ,' : : : : : : : : : : ﾍ　　　ヽ |∨__
　　　　　　　　　ヽ￣,' : : : : ,' : : : : : : : : : : : : :｀ヽ　/´　／
　　　　　　　　　　　　　>l : : : : :ｌ : : : : : :＿__: : : : : : : |/　／===ﾐ
　　　　　　　　　　　ﾍ |: : ＞'"￣ : : : : : : : ｀''＜ : : | ／　　　//
　　　　　　　　　　　 |: : : : : : ', : : : : : : : : : : : : : :/:.ﾄ<⌒ヽ_/　　　　私たちの目的の為には重化学工業の発展が必要です。
　　　　　　　　　　　　　ハ､ﾄ､ヽ､ : : : :,ｲ:/ｨ:／|ｲ:ｲ/: :|.i ｢| :｢|l
　　　　　　　　　　 ,: : |ヘ',.ﾐ==ﾍ／/' ｨ==‐'' | : : : | /|」 :|」l　　　..　その為には王国でも産業革命を起こす必要があるので、
　　　　　　　　　　 7: : |: : :ﾊ.　　 ,　　　　 |: : : :l: : : : : : :l
　　　　　　　　　　 7 : : |: : :|∧　　　　　　ｌ : : :ﾊ: : : : : : :',　　　　まずは蒸気機関の開発から着手するべきかと。
　　　　　　　　　 /: : : :|: : :|//ﾐh､　＾＾　　 , l : : ﾊ ∧: : : : : ∨ /
　　　　　　　　　　　/: : : : :|i : :|//⌒⌒ヽ､ .＜. l: : :/　／乂 : : : : ∨ /
　　　　　　　　 /: : : : : :|l : :|7 /ﾆﾆﾆ7/　　从:/／　　／｀''＜:.∨ /
　　　　　　　 ,ｲ: : : : : : 从八 /ﾆﾆﾆ7∧ﾍ／},ｲ´　　／　　　　__､:＼
　　　　　　 , イ: : : : : : : : : :/ 7/ﾆﾆﾆ7/　／／　　／　　　／　ヽ!: :＼
.　　　　＞''´: : : : : : : : : : : /| 7/ﾆﾆｱ,ｲ／／　　／　　|　/／　　　 l : : : :` ､
　＞''´ : : : : : :／ : : : : : : |. 7/ﾆﾆｱｲ. ／　　／　　 i |.／　　　　　|! : : : : : :ヽ

　　　　　　　　　　　　　　　　　-―――-
　　　　　　　　　　　　　 ´　　　　　　　　　｀　､
　　　　　　　　　／　　　　　　　　/ヽ　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　 ∨　　　　 ‘，
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.　　　　　　／/　 / /　 /　.!　/　|　.|　　ヽ ∨ .ﾊ　|
　　　　 /　/　 /　|　/　 ,.|　|　.ﾊ　|　 ',　＼ヽ　|　l 　 i　　　.　蒸気機関ということは石炭を使うのか？
　　　　　/　,ｲ　./ !.｜i　 ./ |　|　|｜ﾄ､　＼　ヽヽ!　|
　　　　, '　/ i　/　!　!十‐t-.L_ﾄ､{　Ⅵ　ヽ_.斗.十＼!　　i　　　　流石にそれはどうかと思うぞ。
　　　 /　/　 | ﾊ　|　|下､fr笊卞ﾐ　ヾ!,ォ笊芍アﾄ､. ＼
　　 ./　/　　.!{　Ⅵ　Ⅵ　|乂少　　　　　込少　} | ﾘ＼＼i
　　 i　/　　　|'　 .∧　 |ヽ!　　　　　i　　　　 ∧}/　.个ト＼
　　 |./　　　　　 / /＼{　ﾄ　　　　_ _ 　　　　/　/　　 .| |　.iヽ＼
　　 |{　　　　 / /　∧　 i.＞　　　　　ｨ/　/ 　　 | | .∧ ＼＼
　　 ||　　　 ./ /　/ ∧　ﾏi　|≧　_　≦｢i/　/　　　　| |　 ∧　ヽﾊ
　　 i!　　　　/ /　/ / ∧　ﾏ! |＝［ﾆ］＝|/　/　　　 .| |　　∧　 Y.|
　　 |　　,ｨ≦≧ｭ､_/_厶rﾍ　 Ⅵ::::::::::::::::〃 ./≧ｭ､　　_ィ＝ｭ､.∧　} |
　　　 ∠三三三7三三ﾆ7ﾍ　Ⅵ:::::::::::://ｨ∧三三≧ヽ三三心　∨ !
　　∠三三三ﾆ7三三ア,∠ﾑ. Ⅵ::::::://./'三ヾ.三三ﾆﾑ三三ﾆﾊ/ ∧
1683 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/12/01(日) 14:41:26 ID:I7Q7/wpL: 　　　　　{ 〈 W: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : W／
　　　　＿辷W : : : {: : : : ⌒ : : : ⌒} : : : : : / : V￣／
　　　　＼　　|: : : ／: : : : :',: : : : : /: : : ＼/: : : }／ニ=-
　 -‐=ニﾆ)Ih|: : : : :丶 : : : ',: : : : : : : : : :/: : /:ﾉニニニ
　寸ニﾆﾆr‐圦丶: :ト､i＼ﾄ､ﾄ､　/|／ﾚIノＬ: /:/⌒ヽニﾆ
　　＼_／ii　j[|:＼ﾄ｢x===ﾐ　 V　 x===ﾐ厶イ:|:[|:.　[|　　　　いえ、蒸気機関は所詮は水を加熱すればいいだけです。
　　　　　 [|/: : :|: : :|､､､　　　　　　　､､､ハ: : |: :
　　　　　　': : : :|: : :| 　　　　　′　　　从|: : |: : :.　　　　　それなら六級魔法使いでも可能なので、
　　　　 /: : :／|: : :|i.､　　ﾏ　ﾌ　　.ｲ:.:.i|: : |: : : :.、
　　　　 ': :／:.:从: : ∨:＞　__r=z__　＜ .:.:.:.i|: : |、: : : :.　　　石炭を使う必要などありません。
　　　 /／:.:.:.:.:.:∧: : :V:.人||　　　||人.:.:.:.:.:.i|: : |i.:､: : : : 、
　　　':´:.:.:.:.:.:.:./:.∧: : l/／||　　　||／＼人i|: : |i.:.:.＼.: : :.
　　/.:.:.:.:.:.:._-=Tニ∨ﾄ＼　||　^　||　／ﾆﾆ|: : 厂＼:.:＼: : 、
　.:' :.:.:.:.:.:./ニニニニニﾆУ|　i　||／ﾆニﾆ八/ニニ〉:.:.:.:＼:＼

　　　 /:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.|:.:.:;＞''" _　-..,_＼ | ∧
.　　 /:.:.:.:.:.:.:.,.:':.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.|／＞''":.},:.:.:.:.:.＼　|:.:.'，
　 ,.:′:.:.:.:／:.:.:/:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.|／:.:.:.:.:.:.:.}l:.:.:.:.:.:|:.|　＼:'，
／:.:.:.:. ／:.:.:.:./ .:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.ハⅰ:.:.|:.ﾚ"⌒:.:.、
:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:′:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:; .:.:.:.:.:.:.:/　 |ⅱ:.:.|:.:.:.:.:.:.::.:.:＼人/|
:.:／:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:./ ＿ j八:.人:._:..:.:.:.:.:.:.:.:＼/
/.:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:|:.:.:.／´　　　　＼:.＼:｀:.:.:.:.:.:.／
:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.__:.:.{:.:.:.:.:.:|／ ,.斗=ミ　　　,冬ﾐ:丁￣
:.:.:.:;′:.:.:.:.:.:.:.:.:./⌒ヽ{:.:.:.:.:.:|,ｨｆﾞJ::} }　　　　　じ} :.:.|
:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{ { r乂{.:.:.:.:.: 　乂＾ソ　　　　　ゞ′:.|　　　つまり機関士に底辺の魔法使いを採用すればいいのね。
:.:.:.|:.:.:.:.ⅰ:.:.:.:.人乂_,;:}:.:.:.:.:.:|　　　　　　　　　　　 :.:.|
:.:.:.|:.:.:.:.ⅱ:.:.:.:.|:.:.:＼。|:.:.:.:.:.:|　　　　　　　　　 ′:.:.:.|　　　確かにそれならありね。
:､:人:.:.::八:.:.:.人:.: _人_ :.:.:.:.:|　　　　　( ⌒) /.:.:.:.:|
　＼(＼:.:.:＼:.:.:.:＼Υ|:.:.:.:.:.:|_　　　　　　　　人:.:.:.:.|
　　　　＼|　＼:.:.:_〈=|:.:.:.:.:.:|　＞-..... __　／|:.:.:.:.:.:;′
　　　　　　 `⌒|八:.:.:.:.:.|￣ ―-く）,__　　|:.:.:.:./
　　　　　　　　／|　＼:.:.乂:ﾆ=‐‐┬→〉八／

　　　　　　　 | 　ｉ　　 /　　{::::::::::::::::::__;;」,,＿
　　　　　　　 | 　 i　　 |γ⌒> ''¨´￣　　　　｀`～､、
.　　　　　＼　、　 | 　 i　　_レァ´　／　　　　　　　　　　＼
　　　　　　＼｀¨¨¨¨¨¨´ ,ｲ　|　　'　　　　／　　　　　　　　 `、
. 　　＿＿＿,,＞‐　　　/i│ 　 /　　　 ´　　/　　　　i　　　　 ',
.　　　＼　　　　　　 /| | 　 ∨　　　/　 /　/ 　　　 | 　 V ヽ
.　　　　　｀　　..,,＿＿,　|　　∨　　　/　 /　/|｜　 |　 |　　V　l |
.　　　　　　　／　　/l 八　V 　　 /‐／l／‐ト|　　 |　 |　　 ∨l |
. 　　　　￣￣￣/^| ｌ γ7　　　/／　　八|　　 |‐/ト､　　Ｖ |　　　　　蒸気機関が実用化するということは
　　　　　　　　　 | l　{〈|i　　　| ｘ=≠ミ　　八　/|/ 八｀　　∨
.　　　　　　　　　　 |　人|i　　 | 　　　　　 ∨＿_ 　＼　　 ,　　　　　蒸気機関車や蒸気船が実用化されるのか。
　　　　　　　　 ,′　｜　　｜　　　　　　　＾~ヾ､／＼　',
　　　　　　　　　　 /　　　/|　　　| 　　　　　，　　 /　　　 |＼＿　　.　一気に文明が花開くわね。
　　　　　　　 /　　　/ :|　｜｜　　ヽ　　　　　 /|　　|
　　　　　　　　　 /　　　/　∧ 八 |＼　　　 ¨´ 　　ｲ｜　｜/
　　　　　　 /　　　/ 　　∧ i|＼　｀　　　　ィ　　 |　 /l/
　　　　　　　　/　　　/　　　 ∧トく⌒Ｌ　`r≦ヽ |　　 ,　/|
　　　　　　＼￣｀`～､、ｒ―＜｀`～､、ヽ｀７ア,ノ |:　　/ / :|
.　　　　　／＼　　　　 ⌒ア¨￣`丶｀ﾆﾆィヽ''７二/ /¨¨¨ア
　　　　 /　　　｀`～､、　　{　　　　　 >'⌒ヽ／　 /イ|　／ヽ
.　　　 /　　　　　　　| 　人　　　―{｛　　 }}―　　 / 〈　　 }
1684 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/12/01(日) 14:41:58 ID:I7Q7/wpL: 　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /,
　　　　　　　 /　　　　　 .|　 |　　　　　 :|　 |　　　 ./,
　　　　　　　　　/ . 　　　 |　|　 |　　　　　 :|　 |　 |　　　 /,
　　　　　　 / 　　　　 |　|　 |　　　　　 :|　 |　 | {　　 ./,
.　　　　　 /　　　　 :|　 |: / _,,ノ　　　　　|ーﾊ　| {
　　　　　 /　　　　　 |: /|/´＼ﾙ'＼　　ァ==≪∧|
.　　　　 /／^|　|　| 　|/ ,ｨ灯沁　　 )　 / r') 　ハ/　　 ∥　　　　　　仕方ありませんね。
.　　　　　 ´　　|　|　|　 | 〈 Vr ン　　/ イ　ゝ-''　/　/　/　　 ',
　　　　　　　　 | 八 |＼|:　＼　　　　　　　　 ./　/　/　　　 .',　　..　化石燃料を使用しない事と、環境保護に関する法を整備する事を条件に
.　　　　　　　 /|　　＼ ∧　⌒　　　 '　　　 ./／|／　　 ∥
　　　　　　　 / :| 　　＼∧　　　　　r　っ　　　人./　　 /　　　　　　科学技術の導入を認めましょう。
.　　　　　　 /　 |　　　　「个　　　　　　　　　 ⌒/7 /　/　|〈
　　　　　　/　八　　　 :|　　　　:}＞　　　＜　{___// /　/　 :|　',
.　　　　　/　　　＼　　|_ -‐￢f ー――――' )　／㍉　　 |　　　:|
..　　　　/　　　　　/ ＼ |-‐　￣ T冖￢‐￢冖T　　　　　}ヽ　| 　 i　|

　　　　　　　　　　　　　　　 ,　　　 ´　￣　｀ヽ､
　　　　　　　　　　　　　　,　 ´　　　　　　　　　　　｀ヽ､
　　　　　　　　　　　　／　　　　　　,-､　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　／　　　　　　 / 　∨　　　　　　 '，
　　　　　　　／,　　　　　　　　　　　 '，
　　　　　　　　, ' /　　　　　　　　　　ヽ　ヽ　　､
　　　　　 , '　/ 　 /　　　　　　　　　ﾑ　', 　　i　　　　　i
　　　　　　/　〃　 /　 /　　　　　　､　　 ',　'，
　　　　 /　//　 / _ / /ｲ　 {i　{,　　{　､　':,　':,　　|　　　　　i　　　　　　　その辺りが落としどころだな。
.　　　 /　/ |　,ｲ　l ＼| |i　,ハ. !ﾏ.　|　ﾑ　ﾑ　ヽ　} 　　　　 ',
　　　　,'　/　 !　 |.　| | |圷､_　 | | _ﾏ_ﾄ,＿}　ﾄ､　∨　　　　　　､　　　　　まったく、思うようにいかないものだ。
　　　　| /　　{　ﾊ{　|ｲ | ﾋｿ　 { Tｨtｫr､Ⅵ　! i ﾑ　∨
　　　　{ i　　ﾏ |　Ⅵ ﾘ} ¨　　　　弋i,ｿﾉ}|　| {　ﾑ　∨　＼　　　　＼
　　　　| |　　　ﾏ!　 l　人　'　　　　　　　 | ｲ| ! ﾘ∧　ﾏ
　　　　| | 　　ヾ.　| 　 |i＼　- 、　　　 / ｲﾘ /､　',　}　　　ヽ　　　　＼
　　　　ヾ　　　　 | 　 | / ヽ　＿,.....イ{//　 /ミ∨ ! |　, -- ､
　　　　　　　　　　　ﾏ.　|'////／//}　　 /　 /／///_ﾘ//////｀ヽ
　　　　　　　　　 //ﾏ |////,＼//::::::::/　 /////// |////////∧
　　　　　　　　　　{//ﾊ |//////{/:::::: /　 //////////////////∧
　　　　　　　　　　|///,ﾘ/{////ｲ:::::::: !　////////{////////////ﾊ
　　　　　　　　　　∨/////////::У:: ! /////////､//////////// }

　　　　　　ﾊ　　　　　|ﾍ
　　　　　,' .}. .　　　 ! .ﾍ
　　　　／ .ﾉ. ＿　==-ﾄ、.ﾍ |h､
　　／=＝￣／..:::::::::::::::::≧ﾄ､.}
、　{　　　　ノ ´..:::. : : :::::::::::::::::::.＼
＼≧､　〃: : : : : : : :;: : : : : : : :.∧,ヾ､
≦/,,,___{: : : : :,: : : :/{: : : :: ::i:: :: ::.} ､　）
＜⌒ｰ-!: : : : /!: :/´|: : : : : |!.: : : | ﾘ ′
　 ∧: : {: : : :i{ｘｆな㍉寸: :x示: : :/　　　　　これも創造神様から与えられた課題を達成する為です。
　∧ : : ::ヾ: ､ヾ乂ﾘ　　｀''{frﾘ,}:;ｿ
.∧: : : : : :.i!: :iヽ::::　　　 '　.::/|:∧　　　　　ご了承ください。
′: : : : : : :i!: :{､　　ー_-　ｲ: .!: ,r寸､
.. : : : : : :≦|:.∧｀≧ - イ゛: |: i: :りメ/
. : : : ＜.｀＼　ヾヾ　i! i .|!｀ヾ : //く/:ﾍ
: ,f　　　　　＼ ..ヾi!i!,|　i!　 }://（/ : : ﾍ
∧- ､　　　　.＼　｀y　i!　 //{ /_ : :ヾ,ﾍ
{　　　＼　　　　　ヾ　|　.| ,､/〉//,.: : :ﾍヽﾍ
|　　　　　､　 i　　　ヽi!　ノ〃ｿ// ∨: ∧＼､
|　　　　　ヽ |!　　　 | f゛　´　ｲi:.　∨: ∧　＼
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|　　＼　　　ﾍ三二=イ.　　／∧　　
|　　｀≧ー　/≧-=⌒｀ヾy' ヾ　∧　　､　
|　　　　／≦´　　　　ヾ　 }!　ヾ､ ∧　　＼ .∧
i!　　.／　　　　　　　　}　 |　　)ハ　＼　　ヽ.∧
!　〃　　　　　　　　　 |　 |　 /´φ　　＼　　∧

これまで、七大神は科学技術の導入に慎重だったが、清姫の説得により、消極的でも認める事になった。

これ以降、王国では積極的に科学技術が研究されることになるのであった。
1685 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/12/01(日) 14:42:21 ID:I7Q7/wpL
1686 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/12/01(日) 14:44:30 ID:I7Q7/wpL: ttps://www.youtube.com/watch?v=HmZE5dUGm7c

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　｢_l ,!｢_ｌ　｢_l　｢_ｌ|｢l｢ｌ｢ｌl!llｴll llｴlｌ llｴll l!llｴll llｴll llｴlli.l!;;;;;ｉｌ llｴll llｴll llｴlｌ| llｴll llｴlｌｌ |｢_l　｢_l　｢_ｌ,|iｌ| ｢_l　｢_l
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　　　　　　　　 /,　　 ‘,　|　　 ´　 ∧　　八〔＼　　|　　|　＼/ﾏ-_　　　　 ∨/ﾊ　　　　ただいま！
　　　　　　　　 /,　　　 Ⅵ　　 | |　| ∧　/{　 Vｱ雰ミﾘ　 |i ＼＼ﾏﾆ- _　　　＼_j
　　　　　　　　　 /,　　　　|　　 | ﾊj抖=乂｀、　ﾋツ }〉　　|ﾊ　＼　ﾏﾆﾆ-
　　　　　　　　　　　/, 　　 |　　八´　　　＼〉　〃 / j　仏ﾉ　＼＼`マﾆﾆ- _　
　　　　　　　　　　　 /, 　　｀、　　ﾄ〃　　＿__　　／ /　/　|　ﾊ　 ∨ |//`マﾆﾆﾆ-　_＿_
　　　　　　　　　　　　/,　　　＼　＼_　 (´￣　)　　ｲ／　八　 |　　∨/////￣￣￣￣
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　　　　　　　　　　　　 _ -‐‐- ､_, へ　　 ∧　　　　 _,,.．-‐…‐┐
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　　　　　　　　　　二ニﾆんｉｉ iｙ巧｣　乂j巧芥ｉi　 ii iiﾚ'ﾞ
.　　　　　　　　　　 _j／|　 jj|ｌ八ﾚｉじﾘ　、　じﾘ从　jj ｉi
　　　　　　　　　　　_-((　｀¨´八___彡　　r 　┐　　jj‐‐''ﾉﾘ　　　イレイナ、帰ってきたか。
　　　　　　　　　_-ニ／＼／ｉi亅i i小、　`ｰ ' 　ｨ辷_彡'ﾞ
　　　　　　　　_-=／_______{i ｉi ｉ乂__j」⊥|ｌ r‐=≦辷_彡'ﾞ
.　　　　　　二《￣￣￣入ﾉﾘ／⌒'<ミ|｣￢　_辷彡'‐ 、
　　　　　　　二L》‐‐‐辷彡'ﾞ/ゝ　 /i/　｀¨辷彡'´　　＼
.　　　　　　｀¨¨《____彡'ﾞ　 /　　　/i厶r‐辷彡ﾞi　　　　　　〉
　　　　　　　　　｀¨／))　/r‐-､ /i/Y⌒>=>//|　　　 __／
　　　　　　　　　　　と¨__ ￣え　＼ｉ斗iｷ¨¨¨¨¨ヽ　　フ
　　　　　　　　　＼__＿__え　　 `'＜〉､ | | |│　/______
　　　　　　　　　（　　ヽj／＞､　 ` JＪＪＪノ^　　 /
　　　　　　　　　　　　　`ー=ﾆ「/i/i/i/i＞､_＿__,厶=-‐　《
　　　　　　　　　　　　 ___入/i/i/i/i/i/i/i/i/i《⌒ヽ　》
　　　　　　　　　　　　　（／　　｀¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨´ Ｖ　　∨
　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　 V⌒^`
　　　　　　　　　 rヘ／　　　　　　　　　　　　 |__

　　　　　　　　　 __,,,,....,,,＿　　 _
　　　　,.ﾍ.__''"´　　､　　　.ﾄ｀＞）｀ヽ
　　　く　＼|-─＜￣￣八　ｰ' 　ﾉ､ /＼
　　　 |＼__./＞-─''"´￣￣｀' ｰ＜　,ﾊ／]
　　__ﾉ-‐へ/　/　 /|__　.!　 ,　　　＼|‐ｧ'
　. |＿＿／|　,' 　/´| __/|　/!　|__ | 　ヽ|
　　 `!　　　|　|　/‐ｒ‐‐ｒ└'　!､」__ !｀|　 |'
　　　|　　　|　.!/|､弋_,ﾘ　　　|_lj　|/　 ,'
　　　|　　　|　 ⊂⊃　　　　 '　　⊂!__/
　　　|　　　|　　 |　　　∠ ] 　　,ﾊ ||　　　まあ、丁度いい時期ね。
　　　|　　　|　　ト､., 　＿_,,.. イ　! !!.
　　　|　　　| 　　 |ヽ-､＼_|｀ヽ、|　　||
　　　| 　　∧　　 !7＼__/ﾑ　 /| 　 ,'|
　　　| 　　|/ ヽ..ﾚﾍ.＿_く_八）」`!　/ .!
　　　',　| .,' [＞l]く]ﾊ　　}| ll |{ [＞l]く]
　　　ヽ| .!　　＼」 | 　　{|　 |}　 | ﾊヽ!
　　　　 `|, 　　　　|、　 }| ll |{　 |__」　ヽ､__
　　＿＿/　　　　　|＿__{|　 |}　　 ! 　/　__｀ヽ.
　　|:::::::/　　　　　 .!::::!lll|| ll |{　　 |　,'　/ｒ‐-､ ',
　　|:::::,'　　　　　 |::::|lll|.!　 |}　　 !. !　| {二　| |
　　|:::::i　　　　　　.|::::|lll||. ll |{　　ﾊ |　| ヽこノ/
1687 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/12/01(日) 14:45:05 ID:I7Q7/wpL: 　　　　　　　　　　＼＼　／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.＼＼ﾆ{　 { {乂ﾊ
　　　　　-‐………‐-　　 ___　　　-‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐-　 _＼＼　ﾏ＜☆}
‐=ﾆ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ≧s｡　＿＿＿＿＿　　　　｀`～､、 .ﾉ刈
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾆ=‐　　　‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-　　 _　〕〕＼ソ
＼: : : : : : : : : : : : : : : :.._　-　　 }(_　　　　 | ヽ　 ‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-　　_＿
　＼__: : : : : : : : : _ -　　　　 }ハ　　　 |　-‐‐-ミ　 ‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-　　　_
¨¨¨¨¨｀: : : : : : ／: :|i　　　､丶`~~｀　　　　ｌ　 j|　} ﾊ .|　　　‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
: : : : : : : : : : : : : : : :|i　　　　ｌ }} } 　　　　　 i|　}ﾉ V|　　　 |　　‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
: : : : : : : : : : : : : : : :|i　　　　|八(___人　丶　　从､､..　'. 　　 .|/,¨¨¨¨¨　 ‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
: : : : : : : : : : : : : : : :|i　　　　|x====ミ＼(＾＼(``~~~ ヽ　　 | /,　　　　　　　　　‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐
: : : : ＿＿＿＿＿..从　　ｌ: : . ､､､､　　　'　　　 """ /　　　　|　/,　　　　　　　　　　　　¨¨¨¨¨¨¨´
　　　　　　　　　 )＼人圦　　　ｒ　　　ミ　　　/　　　从: /,
　　　　　　　　　　 . : : }＼⌒ヽ　　　 v: : : :ﾉ　　 /　′　　/　　 ./,　　　　　　旅は楽しかったですよ！
　　　　　　　　　　 ′ . }　｀¨ 个 : .　　　　　　ィ(_ノ　　 ./　/〉　/〉
　　　　　　　 / 　ｒソ　ｌ　 |　　＞　　＜ .|〉/　　　/　//　//　`、　　　　機会があれば、またしたいですね。
　　　　　　　〈`、　　rソ　　 |　 |　　/〕}　　　　 /.′　　/　//　//　　 `、
　　　　　〈＼　'. ∨ rソ{　　ﾉ___　ィ(　V　　　／　　　 ./ _ノ ‐へ{　､
　　　　　＼＼'.　　(　{　 /　 / ｌ　　/＾Y　/＾＼人 _ノ/ﾆﾆつへ　 .＼　∧
　　　　　　 rへ　　＼ {　.:　 / 人　/／乂(__ノ　ヽ__ｒ〈　´　〈vへ〉　　　/ ∧
　　　　　　〈⌒〈ｖへ｀Y　 /　ｖ⌒´:::/＼:::::＼　r ｣　　 {　　 /､__ 　 . / ∧
　　　　　 / ∧⌒　　　 |　/　く:::::::://　 }:`、:::::Y¨〔　ゝ　 _Ｙ　〉ｉ{　　 ./ ∧
　　　　　./　　} ＼　　 .: /　　　ヽノ/　　.:::)_)___.{　［　　ｌ　　 .|　/i:i:{ 　　 / ∧
　　　 ./　　ｒ／⌒Y´¨ {　　　　 )∨ 　人::::::: 从　[　　 |　　 .|./i:ｉ:ｉ:{　　　　/ ∧

　　 |::::::::::::::::≧x　　　　 {　　｀ヽ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧
.　八:::::::::::::::::::::::::::::`ｰ,.ィ　　Ｙ⌒Vxく´￣￣｀ヽ:::::::::::::::::::::∧
　　　{::::::::::::::::::::::::::::::::::＼　 λ γ ―一'　　　/:::::::::::::::::::::::∧
　　　∨^＼ゝ⌒Y´￣ヒ升≧=－=ミ　　　　／::::::::::::::::::::::::::::∧
　　,. ┴　r‐`ー=乂`ﾄ､し'⌒ﾒ、＼::::::｀ヽ f　｀ヽ::::::::::::/＼ :::::∧
　　＼　　　　／　〃　 /　　く,. -‐=＝ヽ＼.　　＼ ::,′　ヽ ::::ﾊ
　　　冫　,-‐/　　/　　{　　　　ハ　ソ'⌒ﾒ、＼　　∨　　　 ∨:::}　　　　そうだろう。
　　く　　　 {.　　　　　 ',　　　　　｝　)　　　}｀ヽ＼　｝　　　ヽ:}
　　　｀ヽ　! /　 {　　　∧　丶　　! 人　}　 `ｰ―‐＼　　　　　∫　　　　旅は良いものなんだ。
　　　　乂ﾉ'{ 　八　乂⌒Y ∧　八匕_ 从　ヽ　｝冫::＼
　　　　　　　入ヽ j八弌:iﾉ'　 )ｲ弌::} ﾒﾚ　 .} ﾉ､＼:::::::＼
　　　　　　〃　＼ハ､乂ﾘ　　　　弋ｿﾉﾙ'　从 ,ﾊﾄ ∨:::::∧
　　　ｰ=彡 {　　} ゝ`ヾ　　　　'　　　　/　ｊハハ　＼｝::::::::∧
　　　　{八' 　ﾉ人　ト　　ｰ一'　　ｲ У｝　　`ｰ一' ::::::::::::＼
　　　　｛　!　ﾉﾙ'`＿γ::/ ＞　- .＜ /　' ｲヽハ　ｊ丿:::::::::::::::::::＼
　　　　∨ヽイ´￣　/:::::i!　＼　／ゞ､__丿￣下)イ　`ｰ ――‐一'
　　　　　　　/　　ヽ }:::::::| ヽ / ヽノ{ ゝヽ)' フ.　∧
.　　　　　　/　　　ヾ::::::{　｛i!i!i} 　.ﾚ一'ヽ/　　'　',
　　　　　く /　i　　,ハ:::::',＿{i!i!i}＿{ 　,　} ｝　　八
　　　　　　冫　{　　ﾘ:::::::ゞ {!i!i!}::::::7/jﾊ彡　　ﾒノ

　　　　　 ′　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }　∨∧ ∨
.　　　　ｉ{　　　　　　　 _,,.　 -‐- ミ__　　　i ､____ ノ　 }　　,　,
　　　从　　 ,.｡s≦　　　　　　 'ﾞ⌒`' ､_乂　　　ﾉ　 .}　}
　　　　　_≫''" -‐‐- ミ　　　 /　　　　ﾞ'く ⌒｀`'*´,　　ﾉ ,ﾉ
.　　　　ｱﾞ　　i::::::::::::::,:::::`' ､____,,.　-‐==‐ミj}　　　　　`'くイ
　　　　{⌒` ､|:::::::::::/:::::,ﾟ :::,ﾟ::::/^ｉ､:/　il:::,'｛_____,.｡s≦`,ニV
　　　人二ﾆi|::::::::::ﾟ::::::lｉ:::::lｉ::/　Ｌi＼,jｌ/::::::::::;::::|_ｉ::::::::il二}
　　　 ⌒＼ﾆi{:::::::::lｉ::::::l|:::::l| ｧ午劣ミ｀{ｉ:::::::::/'ﾞ´j::|::::::::lｌ_ノ
　　　　　　｀i{:::::::::li::::::::ﾞ⌒「　辷ン　　ｰ=彡斧ﾐﾉ::::::,ﾉ
　　　　　　　j{:::::::::lｉ::::::::::::::l|　　　　　　　炒小¨´
.　　　　　　 j{::::::::::lｉ::::::::::::::l|　　　　　　　 ,　　,i{i:::i　　　まあ、その辺りは人それぞれね。
　　　　　 .:::::::::::::lｉ::::::::::::::l{　　　　　　　　　斤:::|
　　　　　 /:::::::::::::八::::::::::::::ﾟ,ト　　／｀ヽ　.イ::iｌ::::|　　　好みの問題だもの。
.　　　　 /:::::::::::::/7沁､:::::::::::ﾟ,　〕rくノ` , i八:|:::iｌ::::|
　　　　/:::::::::::::/jI斗く^＼:::::::ﾟ,＼li　iﾞ　/⌒Vﾑ:::iｌ::::|
.　　　/:::::::::_ア゛　　＼ヽ :::ﾟ,　li　L/　／　}ﾑjｌ::::|
　　 /:::::::: ｱﾞ　　　　　＼i}:_j},八　 ¨´ｰ 'ﾞ/`'7､::ﾉjI斗┓
　　 ::::::::::/　　　　　　　　「二)_)ﾆ沁､　　　 {､〈ニ)_)ニニ|
　　 :::::::/　　　　　　　　 L／7::`ヽ心,　　 {_{＼´::`i ､_ノ
　　 ::::/　　　　　　　　　　　　{::::::::::∨沁,　 }_}　＼ﾉ、
.　　 /　　　　　　　　　　乂::::::_j}_{_{ﾑﾉﾉ　　　丶＼
　　　　　　　　　　　　　　〈二ミ)_)=}_}ﾆ{_{　　　　　Ｖヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 L彡'＾'く{_{ニ}_}　　　　 ∨∧
　　　､　　　　　　　　　　　　　　7::::::::::}_}ﾆ{_{　　　　　 Ⅵj}
　　､　＼　　　　　　　　　　　 {:::::::::::{_{ニ}_}　　　　　　 W
　　:::＼　＼　　　　　　　　人::::::::::}_}ﾆ{_{ 　　　　　 }i
1688 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/12/01(日) 14:45:33 ID:I7Q7/wpL: 　　　　　　　　　　　　　　　　｛／￣￣￣￣￣￣＼___＼＼{／
　　＿＿＿／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼＿＿＿＿￣＼_ﾉ　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼_　 }　　　／　　　　　　　　　／
　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼　　　　　　　　　　　　　￣￣＼_/　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　／＼＿＿＿＿__　　　　　　　　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　 ' 　 |　|　|　　 | 　＼　　　　　　　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　　　　　　　/　　 |　| 八　ﾉXれt| ＼＿＿__　　　　　＿＿__／
　＼　　　　　　　／|　　/ ｲ{　八 yiれ＼|　 Vり）　 /｜＼ Tﾆﾆ＞'
　　＼＿＿＿_／／　　　八　小｀Vｿ､　　　 ⌒L/ ﾉ|　　| |￣　　　　　　　そういえば、会長は見かけませんね。
　　　　　　　　　＜＿＿__| )　　＼__｣ﾄ.　　　　　　　ﾉ　|八　 | ＼
　　　　　　　　　　　　 |(_　　 |　 |个　　‘ ’　ｲ　　ﾉｔノ　ﾄ、　＼　　　　..　不在ですか？
　　　　　　　　　　　　　 ⌒｀　 |　 |八ヽ_≧＜ノ[　　∨ 　　|厂＼　＼　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　 |ノ｢ｱ´ｲ〈　｢|⌒Tﾆﾄ＿ノ,／⌒ヽ　|＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　 |　| |　||人ソ∨ﾉﾆﾉ／／　／　＼)ヽ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ　｜ | |　｢圦＼｣,_人）／　　/　　　 }　｝ }

　　　　　　　　　　　　　　　＿／￣￣~^''　　＿
　　　　　　　　　　＿／　　　　r― 　　　 )　）
　　　　　　]ニ=-{　　｀{ ／⌒Ｌ) ＼__厂)∠／￣)
　　　　　　　　　／乂_／{(:.:|:.:|从:.:.:ﾉハ:.::.:＼　／
　　　　　　　　 <／⌒( (⌒:.:.:| ::Vﾋツ^　 |从:.:: ＼￣)
　　　　　　　　　 (￣:|:.::.::.:＼|　　　　,ﾋﾘ＼:.:￣￣￣~ﾟ"''
.　　　　　　　　 /＾｝／二つ:.::.::.::＼　 r ，　}(:.: ＼:.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:.:＼　　　　　　会長は今は重要な会議に出ているわ。
　　　　　　　　 / ／／￣二つ:.::.::.::＼　　ｲ/＼:.::.:＼＿＿＿:.::.::.::.::. ＼
　　　　　　　 |/　　　／　＼:.::.::.::.::.:: ＼:.::.::.::.::＼:.::.:＼＿_　＼:.::.::.::.::.:｝　　　　魔法ギルドに戻るのは少し待たないといけないわ。
　　　　　　　 |　　　￣＼　￣~^''　:.::.::＼￣|￣＼:.::.:＼（　　):.::.::.::./
　　　　　厂 Λ　　￣＼〉　　　　　　　＼::＼＼＿厂:.::.::.:）)／:.::.::／
.　　　　／:::::::::: |　　　厂Lﾉ　　 |⌒＼／　　):.:ﾉ　　＼＼:.:(￣＼＜]　　　　　　　　　　　　　　　　　「それは間が悪いですね」＞イレイナ
　　　（＿＿::::: |　／::::::::)⌒＼| {　　　[＞ｔ＜]　　　 }　} }＼(￣＼
.　　　　＼∨⌒:| 　 ∨￣|　　　 Λ　　／:.:／}　}　}　＞ｰく　＼
　　　　　 Τ　(＼＿__)　|　　　/::::∨ |::／　　 }　}　 } ／/Λ　＼＿＿
. 　　　　＼　＼＿_ ∨　　 /　　［＞ｔく］　　/　 } ／　 }〉　＼　　 /
.　　　　　　　＼　　　　　 /　　／: ﾉ　　 / } ／　:}　 }/＼　　￣￣￣￣}
　　　　　　　　＼　　／　 ⌒|／　　　/ ／　{　 {　 {　} /＼　　　　　 /
　　　　　　　　　￣￣　　／　　　　／ :{　{　 {　 {　 {　/　Ｌ厂＼＿／
　　　　　　　　　　／　　　　／　{　{　{　 {　 {　 {./　/ } ＼
.　　　　＼＿＿＿＿／　　　　／{　　:{　{　{　 {　 {　　　/　Λ　＼
　　　　　　　　　　　　　　　／:::Λ 　 {　＼＼　　＼　　　　　＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　-._
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,. ＜ﾆニニ｀､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 , ＜ﾆﾆニニニニニヽ　　　　,.-､
　　　　　　_　-―-　_　　　 _,.イニト､ニニニニニニニ,. ┐,.イﾆ,ﾆゝィ/
.　　　／ﾆﾆニ二二＞イ　￣"'!　 `マニ二二二／　 !ﾆ二/　｀´
　　　 'ﾆ７´　ヽ￣‐=ﾆニ＞､　　.',　　　＼ﾆﾆニ,.'　　　 ;ﾆﾆ/＿_
.　　　　{ﾆ.!　　　;　　.{ 　｀　､＼､ﾉ　＿　ヽ- /　 _,.　.ﾉマｲニニニヽ
.　　　 ',r}　　　乂＿｣, ,.　 -‐.）　＼､ ` ー-｝　.） ´　　　}ニニニﾆﾆ/､
　　　　 } ￣ ´　　　 ,./ ;　 ,(´　 '"　_ ＞-===＝=-　＿,ｲニニﾆﾆノ　 }　　　会長は細かい事は気にしないから問題ないわ。
　　　　　ゝｰヽ-‐　 ´ {　!　:.ハT ｰ'" ヽiノ `‐=ニニニニニニニ／´ﾊﾉ
　　　　　　　人. _,.ィ八　、.{ ,.- ､ゝ、　 }ィ弌ゝ.}ﾆﾆニニニ＞"‐,ｨ./ ┘　　　それよりもお前の復職手続きをしておくな。
.　　　　　　　　　　 ; ゝ、ゝ_ヾｿ　 )ノゝソ人_,. ┬ー'" ＞.／ｰ'
　　　　　　　　　　　 i .;　i ;　、　ヽ　 ,　ノイ　ノ` T´ {｀´ '
　　　　　　　､　　ﾉ , ハ{ 　ゝ ._ `　　　イ! '´ .}　!　:.　 ,　 {　　　　　　　　　　　　　　　　「はい。よろしくお願いいたします」＞イレイナ
　　　　　　　` ｰ- イ　: ヽ、　〈　T__´ィﾞ./ '"ﾉ:.　l　 :.　、 ',
　　　　　　　　　 ;　　;　,.ヽ　}ｿ､　 _, { {,. イ＞- ､　､　ヽ　､　,
　　　　　　　　　　　 ,　_ ／　!_りﾉイ`　､(Y ﾉ ‐〈　　丶　、　 __ノ、
　　　　　　　　　 , '"　　　,.ｲニ二{　-=(_{=-　ﾉ　　　　｀　ヽ　ヽ
　　　　　　　　　 ,.ｲ,　.i　 ,ｲニニニ{,. イ　: !ゝ_,}:.　　　 .{;　ﾉ､　　､. ヽ
　　　　　　　　　 ,　ﾊ　;　.{三三三三/,'{ 　八ﾆ',.ヽ　 :､　､,ｲ　　,　　　 '
　　　　　　／　＞、 ._ 'ニニニニゝ､ヽ　; ）ﾆ/ハ.__.ノ／､　 }　 .;　　}
1689 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/12/01(日) 14:46:00 ID:I7Q7/wpL: 　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　＜｀ヽ　　　ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　）　}　　　　!
　　　　　　　　　　　　　 ,　 ,ｒ─‐ｧ　　　　　　　　　　　　　　｀､ー‐'′ﾉ＿＿メ＿ _
　　　　　　　　　　　　　　i 　 | 　 / 　＿ｒ─- ､/ヽ-‐ ` ー‐ イ　`‐一 ´　　　　　　ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　|＿|　/／　＿＿ヽ_　　　イ` ､　　　＼　　　へ　　　／ミﾐヽ
　　　　　　　　　　＿_ __ 　|　／￣ヽ／/　　　ヽ＿ｊ　 |　　　 ∧／　　＼／＼
　　　　　　　＜　　　_＿＞ヽ／7ヽ__/　/　　　　　　　　　Λ＿_ノィ　 / ,　|　　ヽ.　ヽ
　　　　　　　　　＞''´ 　|　.／ |　　/　 .′　　 !　.∠..,,_ ,＿ _　／ |　/イｲﾉヽ　　ﾊ　 !
　　　　　　　　　　　　　ー― |　 /　,.′　　　.| /＿_／/＿／　　|/≦ｹ i　 i　　,'　i .}　　　イレイナが帰ってきたのが、この時期でよかったわ。
　　　　　　　　　　　　　　　 i /　　　　　　′`≦行芋ミ｀　　　　-=彡,i　 .|　/　 .|.|
　　　　　　　　　　　　　　／　　　　 ,′　|　弋z彡_　　　　　　八　ｊイ　　ﾘ　　　少し前まで少々立て込んでいたからね。
　　　　　　　　　　　　　／　 ′　　　　 /　　 | 　´´　´　　　　ゝ　ｲ　　　ｉ
　　　　　　　　　　　 .／　　/　　　　　./　　　 ! 　､　　　ｰ　' ／ ,′　　/ |
　　　　　　　　　／　　　,.′　　　 ./　　　　 .|　　＞　 _　, .イ　 ,′　 /　 i
　　　　　　／　　／　　　　 /　　　　|､￣∧￣入　.!　 /　　　'　　八
　　　　　　　／　　／　　　　　 '　　　　　　j　∨_ノ´＼l/　!./　　ｲ　　/　＼_,
　　　　／　　／　　　　　　　ｲ　　　　　　 .i 　 }| 　ll 　|{　ﾘ/／　　　ｲ
　　　 .／　　　／　　　　　　 '　　　　　　　　ﾘ　　}| 　ll 　|{ 〃　　　／

　　　　　　〔_: : : : : : : ′i:i:ﾆ=- _: : : : : _　　へ　　___
　　　　　 '/: : : : : : .|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼: : : : ´⌒ヽ〉　　　〕iト
　　　　　　 . :､: : : : ::|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:.　　／　　　　　　　　　＼
　　　　　　　{: : ＼: : .|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/　　　　　　　 l 　､　　＼
　　　　　八: : : : : :.|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:/ /　　　　}　　　　 |　　＼
　　　　　　　　'/:.:､: :.:|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/ 　　 /　 .}　　　j| .|　､　　＼　　/,
　　　　　　 '/: :.＼|i:i:i:i:i:i:i:i::.　 ′　/　　 }､　　 i| ﾊ　}＼　　`、　/,
　　　　　　　　 (___: :.|i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:′　　　　　_　-‐　　i|￣￣　｀　　　　 /,
　　　　　　　　＼: |i:i:i:i:i:ｉ:i:ｉ:{{ |　　　. /　ハ　从　}ノ､..__i|　.:i|
　　　　　　　　　　　　|i:i:i:i:i:ｉ:i:ｉ:{{ | 　　 :}/_. ‐=　 /ﾉ　´廴ソア　 i|　　　ｌ　　　勇者アバンの件ですね。
　　　　　　　　　　　　|i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:乂　ｌ　八　Vソ}/ ,　　　""" i|　.:i|　　　|
　　　　　　　　　　　　＼i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:_}　　| ⌒/, """　　　　　 .八　j|　　　|　　　王国では大騒ぎになっていましたから、
　　　　　　　　　　＼i:i:ｉ〈八　人　: : : .　　　r　ァ　　. :　　j|　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　rへ ∨　　|　:..:.ぅ-　_　　　ィ(/　　从　__.人　　　魔理沙さんとパチュリーさんも大変でしたでしょう。
　　　　　　　　　　_..　‐=ﾆ　　〉 '"~~"' .ﾉ.／¨¨ｱ }　　 ´　 '/ 　　 . : : :＼)
　　　　　　　_ - 　　　　／ﾆﾆﾆﾆﾆ}Y: : : : / .ﾉ　　　　　}|　/_ノ: : : ./ﾆ＼
　　　　　／　　　　　. : .:／ﾆﾆﾆ､ﾆﾆ八{: : : : { 人　　　　 .八__〕: : : : /ﾆﾆ=‐
　　　／. : ﾆ=‐‐‐‐　　 ‐=ﾆﾆﾆﾆ＼ﾆ=‐ : : :/⌒ヽ　　　 /人ノ. : : :./ﾆﾆﾆﾆ‐}
　　／. :´　　　　　　　 ‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼_∧ 〈　{::::∧　　/⌒ｱ: : : : /ﾆﾆﾆﾆ_ノ
　. : :/　　　 ___ノく‐=ﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∧/, 乂:::∧_ノ::／. : : : :/ﾆ=‐　´ヽ
　( V　　　 ⌒¨¨¨¨¨＼ﾆﾆ人ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∧/,　　〉只〈　 . : :.::／ﾆﾆﾆﾆ=‐ 〉
　　　／´　　　　　　　ヽﾆﾆ＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∧: } ／:::ﾉ　::＼{: ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{
　／　　　　　　　　　　｀¨⌒＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾉ=}:::::::/　 .:::::::Yﾆﾆﾆﾆ〈ﾆﾆﾆ=‐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀¨¨¨´ﾆ=‐.:::/　ノ／＾|ﾆﾆﾆﾆﾆVﾆﾆ=‐
(､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　‐=ﾆﾆﾆﾆ}__〕⌒´_　　 v⌒ヽ　　‐=ﾆﾆｌ
　　　　　　　　　　　　　　　　　‐=ﾆﾆﾆﾆ }__〕　〔_　.|〈人人〉ﾆ}ﾆﾆ=‐|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{ﾆﾆﾆ=‐　__〕〇〔_　.| o 0 o{　 .‐=ﾆﾆ|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{ﾆﾆﾆﾆ/　._〕　〔_　.|ﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆ}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{ﾆﾆ=‐ 　 __〕　〔_　.|ﾆﾆﾆﾆﾆ{ﾆﾆﾆ=‐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .ﾉﾆﾆﾆ={　 __〕　〔_　.|ﾆﾆﾆﾆ.ハﾆﾆ=‐
　　　　　　　　　　　　　　　　｢＼ﾆ=‐　　__〕〇〔_　.|ﾆﾆﾆ //∧ﾆ=‐
　　　　　　　　　　　　　　　　／ﾆﾆﾆﾆ/　　__〕　〔_ 　 ‐=ﾆﾆﾆﾆ∧ﾆﾆ{
　　　　　　　　　　　　　　　　　／ﾆﾆﾆﾆ=‐　　　__〕　〔_ 　 ∨ﾆﾆﾆﾆ=‐_ ﾆ{
　　　　　　　　　　　　　　　／ﾆﾆﾆﾆ=‐ ､　　　 __〕　〔__　　∨ﾆﾆﾆﾆﾆ}ﾆ‐
　　　　　　　　　　　　　／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／-＼　 __ﾉ⌒Vソ　　　}ﾆﾆﾆﾆ= }ﾆ‐
　　　　　　　　　　／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／_-_-_-｀⌒´_-_-_.￣￣￣}ﾆﾆﾆﾆﾆﾊﾆ=‐
　　　　　　　　／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐　_-_-_-/_-_-_-_-_-ﾉ_-_-_-}ﾆﾆﾆﾆﾆ /,ﾆ=‐
　　　　　　　 _ ‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐　_-_-_-_./_-_-_-_-／_-_-_-_-}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/,ﾆ=‐
　　　　　_ -=ﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/_-_-_-_./_-_-_-_／_-_-l_-_-_　‐=ﾆﾆﾆﾆﾆ/,ﾆﾆ}
　　　　／ﾆﾆﾆ /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/_-_-_-_./_-_-_.／_-_-_-.|_-_- /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}ﾆ }
　　／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ./_-_-_-_-_-_-／_-_-_-_-.ﾉ_-_-/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆ‐
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　　　　　　　　// : 　 |く　/｀ヽ　 ::::　 / ｀ヽ /l l　:　l￣
　　　　　　　 //　 .　 ',　ゝ‐ '　　 ;: 　｀￣ lil! l !　　l　　　　大変というか、魔法ギルドも揉めていてな。
　　　　　　　//|　　:.　l　u　　　　　　　　　 ,'ﾘ .: 　 ',
　　　　　　 // |　 i　 : ﾄ、　　ｬ─ -_‐ｯﾞ　　/ｲ　;　　 !　　　本当に面倒だったわ。
　　　　 ,.､//　j　 l　; l l少、　　￣　　　／l / 　 :　　 l
　　r-‐' /7､ / 　/ j　/ } l　｀l　ｰ -　‐ ´!　l ,'　 / 　　 l
　　l　と'_{ （/ﾉ /ﾊ '､{ /:'rィ´ ＼　　　 ,.ｲ｀k､l　,'　i　　　l
　/　 _.､__〉 ',／/ハ　ヽ:::::ヽ　　｀兀´　　 /::|　ﾄ､l　　i 　!
　{　､＿_}:::厶ｨ‐'´ l　 }:::::::::＼〆lo＼／:::::ｌ　l　l　　ト､_l
　l､　 _,.ﾌ;:/　　ヽ　/　ﾉ::::::::::::::Y´:三｀Y:::::::::::ヽ ! j 　 {　　ヽ
1690 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/12/01(日) 14:46:37 ID:I7Q7/wpL: 　　　　　　　　 __,,,,....,,,＿　　 _
　　　,.ﾍ.__''"´　　､　　　.ﾄ｀＞）｀ヽ
　　く　＼|-─＜￣￣八　ｰ' 　ﾉ､ /＼
　　 |＼__./＞-─''"´￣￣｀' ｰ＜　,ﾊ／]
　__ﾉ-‐へ/　/　 /|__　.!　 ,　　　＼|‐ｧ'
. |＿＿／|　,' 　/´| __/|　/!　|__ | 　ヽ|
　 `!　　　|　|　/‐ｒ‐‐ｒ└'　!､」__ !｀|　 |'
　　|　　　|　.!/|､弋_,ﾘ　u 　 |_lj　|/　 ,'
　　|　　　|　 ⊂⊃　　　　 '　　⊂!__/
　　|　　　|　　 |u　　　＿_　 U ,ﾊ ||　　　　本当にね。
　　|　　　|　　ト､., 　＿_,,.. イ　! !!
　　|　　　| 　　 |ヽ-､＼_|｀ヽ、|　　||
　　| 　　∧　　 !7＼__/ﾑ　 /| 　 ,'|
　　| 　　|/ ヽ..ﾚﾍ.＿_く_八）」`!　/ .!
　　',　| .,' [＞l]く]ﾊ　　}| ll |{ [＞l]く]
　　ヽ| .!　　＼」 | 　　{|　 |}　 | ﾊヽ!
　　　 `|, 　　　　|、　 }| ll |{　 |__」　ヽ､__
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　|:::::::/　　　　　 .!::::!lll|| ll |{　　 |　,'　/ｒ‐-､ ',
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　|:::::i　　　　　　.|::::|lll||. ll |{　　ﾊ |　| ヽこノ/

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　　　　　　／/＞チ　/　/ ／　iゝ辻ソ　　､'...辻;;ｿ/| |　　| 〉ﾘ///∧　　　.V＞　'
　　　／＞´/ / {　{　/|/　　ﾄ(_ﾉ::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ_)ﾉ　　|,///////.　　　ﾍ
...　　／´//マ ./　.|　ヽ{ 　　 .|ヾ、　 γ´￣ヽ　　 .j　 i　 |＞　 ´. 　’　　　　　　　　　他の魔女たちから、あそこまで詰め寄られたのは初めてだわ。
.　／/////ｰ／　 .|　 λi.　　ﾊ　　　　，　　 .:}　　　/　 .|　/　　　＿_}　　　　 ’
.////////./　　/ ﾊ /　ヽ、　个　　　ヽ __ ノ　　イ　 ,ｲ|/´￣｀>´　　ﾊ　　　　　}　　..　困ったものね。
////////.,　／　/ヽ　＼＼ﾍ　介　　 _ ,　イ__ﾑ /　|　　／.　　　ﾍ..　　　　l
/////// .{　/|　 /　 {　ヽ、　＼ヽ才 ¨¨　　￣ . / /　ﾉ　 /　　　　　 } |ヽ.　　　;
////////i /-| ,　　人　　ﾍﾄ､{.ヽ}＿　　　 , -‐ﾉ_{ -く　 / 　　　　ﾊﾊ＿＿__{
￣￣￣￣|,　 /　　/　ハ　ﾚヾﾍ{く`　￣ ´ィ　{ /　ィ´　　　　　　　　　ヽヽムｲ|
.　　　　　　 /　　/　/　入 |　/`Ⅹ＼, --{￣／ r´/ |　i　　　　　　　　　｀ ´　 .|
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＼￣　 ,　イ　　／　/　,　ﾍ }､//////.'ィ´ ヽ{/////.∧ ﾍ　＞-‐ｲ､
　　￣　 /　　　　 /／　　　 iﾍ///////|　　ヽ）､////∧　￣ }　λ ＼
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　, -‐-､ }　λ　ﾊ｀}　　　　　 ∨/／　, -‐ ´..　　　　|_ム-――-､-ゝ、,　 ´　　　｀　、
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　　　///　　/　i!| 　　i i､l＿＼　＼　 }　　　　ﾄ､　',　　　 ',
　　〃∥ 　∥ ∥!　　　}.} i 　_,ｨﾆ=ｭ､ヽ!　　　 l ∨ ',　　　 i
.　〃∥ 　　ｉ　∥ｲ!ﾏ,　∥!　l´んﾊ　ヾ∥　　　∥　.ﾄ､ﾍ　　　 !
. ∥ ,{ 　　 l ∥.,ｨｭ､ﾏ∥ ﾑ　弋ﾋﾘ　 /∥　　 /!　　|__ ゝ　　 !　　　　そ、そうですか。
.∥　|　　　l∥∥ん｀ﾒ､ゝ､ﾍ　￣／/　　／　|　　ﾏヽ　　　!
∥　 l　　　{ ヾ弋ﾘ　　｀￣　　　∠　／　i　 !　　　|∥ ∥ i　',　　　（そりゃ、あんな事があったら追求したくなるでしょうね）
li　　 ilﾍ.　　∧ﾑ　　 ,　　　　　　　　　　　　j ∥　　.ﾚ　∥　!　',
|l　　i!　＼＿.ヽ}　　｀　　　　　__　　　　　　 |∥　　　l　 ∥　.ﾄ､ ',
{__/　ヽ　／ |　.i　　　 ,__,ｨﾆ＿〉　　　 u　ﾚ　　 ∥ ∥　　', ',､ﾍ
　　, ｲ二二ﾆ=ｭ∧　　　ゝ'´　　　　　　　　/　　　 ∥ ∥　　 ', ', ､ﾍ
　,ｲ二二ニニニニヽ、　　　　　　　 /　　　　 /　/　　　 ', ' , ヽ
ｲ二二二二二二ニニヽ、　　　　　 _, / 　　　./ﾊ/　　　　　 }　 ',　ヽ
二二二二二二二二二ﾆヽ、　_,､ｨ≦　/ 　　　 /　/　　　　 /　i　　',　　＼
二二二二二二二二ニニﾆﾍ´＼} 　 / /　　　 /　/　　　 /}　,'ヽ　 ',　　　ヽ
二二二二二二二二ニニニ∧　　∨/!　　　　/／　　　　 //　/: : ゝ､｀ヽ
ニニﾆ二二二二二二二二二∧ / //　　　 /　　　　 / '　/: : :,　-‐: : :＼
1691 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/12/01(日) 14:47:15 ID:I7Q7/wpL: 　/::::::::::::::::::::::::::::/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼:l┘ー :::::::::::　-　´
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l　　 l　　　_l＿＿　l l l　 l　　- /　　=＝＝ミ l　l　 /　　 /　l:::::::::::_ -　´　　　　それよりもイレイナの土産話が聞きたいな。
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l　　 l　　　 l　　　 l　V 　　l　/　　　匕z 少　l　l / /　 /　　 l　ヽ　_　　　　　　色々楽しんだようだしな。
l　　 l　　　　l　　 lr＝＝ミ V　　　　　　xxx　l　l/ /　/　　　 l　　　　｀　-　､
l　　 l　l　　　l　　l 　　　　　　　i　　　　　　 /　／　/　　　　　　　　　　　　　　 )
l　　　l　l　　　l　 l､ xxx　　　　 __　- ┐　ｲ／　　/　l_　──　､　　　　　　／
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　　　　　　　　　　　　 V /八　　　厂.::.::./::.::/イ::./L八::.::.::.::}:ｲ::.}　 Lイ
　　　　　　　　　　　　　　〉/ノ＾，　　{:|.::.::. {_／~￣~"　　"~￣~"|:: }　　　)
　　　　　　　　　　　／厂　　＼_ﾉ |.::.::.:/　斗＝ミ　　斗＝ミ:: }　／
　　　　　　　　　　　 ///＾＼＿,.､-ﾆ¨|::.::. l:〈 VLリ　　　　VLリﾉ::. l厂　　　　　そうね。
　　　　　　　　　　＼{　　{ﾉ.::.::. /＼|::.::.: l:: ｀¨´　　　　ｊﾉ¨´　{::.::ｌ:. ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　／.::.::.／.::.::.l|::.::.::.|:l　　　　　　 ´　　　八::|::ｌ＼〉　　.　私もどちらかというと、そういう話題の方が好きよ、
　　　　　　　　　　　　　　　／.::.::.／ .::.／ l|::.::.::.|::l＼　　　‐-　　／|:: l |::|:
　　　　　　　　　　　＿＿／.::.::.／ .::.／ .: .:l|l:.::.::.|::.l　¨ﾆ‐　,_　_,.イ::|::.|:: l |::|:l:
　　　　　_､- ''"~￣ .::.:.::.::.::.::／ .::.／ ..::.:／l|:＼: |::.|-‐…‐-ｒ-}＜jﾞ人:|l: l∧!八､
　　＿／.::_､-‐…ァ／.::.::.／ .::.::.::. ／／.::.八 : |＼八/⌒＼　＿ﾋ'＿,八｛{} {r‐…<
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　　　　　　 {l　　 !:´, 　　 {. ／てn心ヽ｀､　､ ´ ﾄﾋﾘ　/ /　　　 /.ｉ |　　　　分かりました。
　　　　　　 {　　ヽ´､　　＼｀弋_ン　　　￣　ゞ‐‐'　 , ′ 　／∥∧
　　　　　　　　1　　ヽ' ヽ､_ ＼　　　　　　′　　　　／＿ ,　'　 ∥ i ∧　　　私も色々と見聞きしたので話したいことが多かったです。
　　　　　　　　＼ｪｨ　i　| 　｀T!｀　　　　　　　　　　　　　　// i　　∥　l∧ﾍ
　　　　　　　　　　 ∥l 　　 | ､　　　　　､‐=ﾆﾘ　　　　 //　 ! 　 /　∥∧ﾍ
ヽ｀ヽ　　　　　　　　 ∥ ! 　　 !......>.､　　　ヽノ　　　,...'../　　|　 /　∥　ﾍﾍ
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　　ヽ　ヽ　　　 ./i´　|＿　 |--/: : :l (　|...｀´..............!/　　　 l∥‐ / 　　　 i　ﾍ
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