きよひーは原始時代を生きるようです【オリジナル】

1 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/13(日) 12:52:44 ID:wcJ8BBAV: .　　　 _
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【注意】

・このスレはオリジナルです。

・更新速度は遅くなると思いますが、大目に見てください。

・雑談等はOKですが、スレが荒れないようにお願いします。

・まとめフリーですが、一切の責任は負いかねます。
157 ：名無しさん＠狐板：2024/10/17(木) 00:33:54 ID:/F16ZuG+: おつ
158 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/17(木) 00:34:58 ID:y7HnMfiZ: >>139　誤字報告
×海神さま　→　〇水神さま
159 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/17(木) 00:40:28 ID:y7HnMfiZ: >>158
誤字報告ではなくて、誤字修正でした。
160 ：名無しさん＠狐板：2024/10/17(木) 00:44:47 ID:a4a0GX5y: 乙ー
161 ：名無しさん＠狐板：2024/10/17(木) 04:12:40 ID:dqNll8be: 乙
>>153
魔法は持たされて生まれたんじゃなくて、好きな魔法を開発してそれ以外には一切目を向けないだけじゃね？
162 ：名無しさん＠狐板：2024/10/17(木) 04:54:59 ID:qaqgeaZf: 乙
まぁ始めから奉仕種族として生み出されもしない限り、わざわざ人間のために魔法を使ってやる理由もないからな
てか７大神は拗らせ婚活女の集まりだったか…そりゃあれだけやらかしておいて反省すらしないわけだ
163 ：名無しさん＠狐板：2024/10/17(木) 05:22:01 ID:+EmWbg5Z: 乙ー
正直こんなのに心から従ってたら気狂い扱いされても仕方ないとしか思えんくらいヤバい集団だったからなぁ
清姫の場合は相手が自分よりも上位の存在だから以外の理由もあるから魔族よりは同情しずらいが
164 ：名無しさん＠狐板：2024/10/17(木) 07:06:30 ID:0g53x/x8: 乙
バーン様はこいつらと一切関わらずに決別を選択してよかったなホント
165 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/17(木) 08:04:20 ID:y7HnMfiZ: >>153
魔族たちは人間でも使える便利な魔法を開発するのが役目なので、自分専用の特化型魔法に傾倒しても評価されません。
勿論、その事は指摘されて注意されていますが、魔族には反発されています。
清姫は汎用性の高い魔法を磨き上げる一方で、将来的には人間でも魔法が使えるようにする研究をやる気です。
166 ：名無しさん＠狐板：2024/10/17(木) 08:12:30 ID:INe6Liwz: >>162
前提間違えてる。参考先が悪かったとはいえ、魔族は奉仕種族として生み出されたんだ
今回の話で7大神はただ便利に使おうとしたんじゃなくて、最初の方は期待をかけてこの環境では自分たち以上かもしれない待遇すら与えてるのに恩恵だけ受けて義務放置
ぶっちゃけ、7大神がアホな糞の塊じゃなくとも魔族に対してキレるわ
167 ：名無しさん＠狐板：2024/10/17(木) 08:24:44 ID:Fm6ixymH: 乙です

七大神は婚活に失敗した喪女かよｗ
何かのきっかけで一気に拗らせて無茶やらかしそう
168 ：名無しさん＠狐板：2024/10/17(木) 09:16:22 ID:tNxd7E2H: >>166
そもそも参考先を間違えてる時点で奉仕種族として生み出していないだろ…
魔族にとって固有魔法が何よりも第一なのだから人間でも使える便利な魔法を開発するのが役目だとか言われてもどうでもいいし、期待をかけてこの環境では自分たち以上かもしれない待遇だとかは恩恵にすらならん
169 ：名無しさん＠狐板：2024/10/17(木) 10:06:30 ID:/NNJ79RD: 誰も魔族側に問題や非が一切ないとは思ってないからな。
ただ女神側が愚痴ってる内容は元を正せば人間より魔法重視の設定にしておきながら人間に奉仕しろといって反感を買わせた製造元のホムラの責任なんだよ。
更に元が婚活に失敗したのを日本人男性のせいにするような連中だから自分は悪くないって責任転嫁してるのが魔族よりも嫌われてるだけ。
170 ：名無しさん＠狐板：2024/10/17(木) 11:46:13 ID:XCc+c2lr: 魔族はプライドの高い生物として生み出されてその上でなんか奉仕種族として仕事しろって言われてる状態なんだよな
そりゃ反発する
最初から温厚で世のため人のために行動する性格をベースにしてればよかっただけの話
171 ：名無しさん＠狐板：2024/10/17(木) 12:50:19 ID:qhE5sct7: 婚活失敗女子が揃って女神に転生するとかどんな奇跡やねん
とはいえ再度魔族が神の手で作られるわけでもないなら数千年もすれば寿命で勝手に死ぬみたいだし問題ないんじゃなかろうか
172 ：名無しさん＠狐板：2024/10/17(木) 13:09:57 ID:PGzV9rjm: ただの婚活失敗女子ならまだしも、何もかも男の所為だ！とか言っちゃうような存在だからな・・・
魔族だけでなく女神も纏めて消えて欲しいレベル
173 ：名無しさん＠狐板：2024/10/17(木) 14:44:51 ID:s1RRo9BB: てっきり魔族は自活してるもんだと思ってたけど人間に養われてたのか……
そりゃ嫌われるわ
174 ：名無しさん＠狐板：2024/10/17(木) 15:06:58 ID:Fhm7c/oq: まあ魔族からしてみれば人間が何をどうしようがどうでもいいからね
神を名乗るよく分からん存在が人間に奉仕しろと喚いてくるからうっとおしいだけで
175 ：名無しさん＠狐板：2024/10/17(木) 16:20:18 ID:5Y7Lohb/: >>171
仮に魔族が消えてもここの神だと自分のやり方は絶対に間違ってないと言って同じことを繰り返しそう
176 ：名無しさん＠狐板：2024/10/17(木) 23:59:22 ID:joyoCmJ0: 乙
元人間だからミスや偏見、無意識での差別は仕方ねーべさ。神なんて言ってるけど
ただの人類権力者と変わらないし、それなら多少ロクデナシ要素持ちなのは平均範囲内だろう
177 ：名無しさん＠狐板：2024/10/18(金) 05:00:36 ID:U0YTpkjn: アレを平均範囲内と言っていいのだろうか…
まぁそれなら魔族も許されるよな、あれはそうあれかしって作られたからその様に行動してるだけであって神以上に仕方ないし
178 ：名無しさん＠狐板：2024/10/18(金) 05:54:54 ID:Bh2aytT0: 役に立たないのはまあしょうがないが、役に立たないならちゃんと殺処分しろよ
179 ：名無しさん＠狐板：2024/10/18(金) 06:05:20 ID:ARU86hyG: >>178
いやホントそれな
清姫とかアクアが愚痴るのはまだ分かるがホムラはこれだけやらかしててよく被害者面できるなって感じ
180 ：名無しさん＠狐板：2024/10/18(金) 06:16:16 ID:8wm6AOCd: まあ、余計なことをして人間の脅威を無駄に増やした神側の不始末でしかないからな
181 ：名無しさん＠狐板：2024/10/18(金) 14:01:14 ID:Rvl+oZVq: どうして元ネタで人類と敵対する存在を奉仕種族にしたんですか？
182 ：名無しさん＠狐板：2024/10/18(金) 14:12:29 ID:VKryXNsz: でもよく考えたらこの程度の神の不始末なんて北欧神話とかギリシャ神話では普通の範疇だな
つまりは等しくクソって事だが
183 ：名無しさん＠狐板：2024/10/18(金) 14:13:47 ID:2aO3+v1W: 神に文句言ってるやつ多いけど、神も単なる一般女性を役職付きにした程度なんだから
どいつもこいつもアホばっかりなんだからそういうの観察するレベルでいいだろ
184 ：名無しさん＠狐板：2024/10/18(金) 15:13:02 ID:vIf0zGZ2: 単なる一般女性を役職付きにした程度なら誰も文句は言ってないからな
魔族を簡単に生み出せるような超常的な力を持っているから非難されてるんだ
185 ：名無しさん＠狐板：2024/10/18(金) 16:34:34 ID:1KLZuUl0: 仕様分かってない間は手探りで仕方ない面もある
186 ：名無しさん＠狐板：2024/10/18(金) 16:54:58 ID:ceRROyQ4: 失敗したこと自体は仕方ない、問題はその後なんだ
187 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/19(土) 08:19:54 ID:JwpBDxaF: ttps://www.youtube.com/watch?v=FzX8HJof9iQ

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炎炎狄爻爻爻爻爻X|「「|　xX爻爻Xく二|; ; ; ; ; ; |ﾆ>-'"⌒|.:.:| , : ' ´　. . : :〈／|／＼＿＿／く＼＿|〈＼|／￣￣｀
淡狄渋渋'渋'爻爻爻爻いい爻;＞''´く二/＼＿／二>-‐‐‐|.:.:|〈＼ﾊ|∨ＶＶ'|/〉'´| /　ﾉ　| ＼　＼.:＜⌒ｱ; ; ; ; ; ; ;
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188 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/19(土) 08:28:51 ID:JwpBDxaF: 　　　　　　　　　　　　　／ //　＿＿＿＿＼ｒ=- ＿＿_'//!
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　　 r─＜.　∧　　　　　　／. :: :: :: ／. ::::／. :: :: ::: ::: :: :: :: :: :: :＼
　　人　　 ∨ ∧　　　　.　. ::: ::: :::: :: ::: :: :: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: :: ::＼
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.　　　　　　人　∨ ﾉ＼j. :: :: :. :: ::i: ::::::::::::l: :: :: ::.::ｌ: ::::::l:::i. :: :: ::: ::: ::: ::: ::. :.
　　　　　　　　 )　∨ ＼:＼: : i:.::.:::|: :::i::ｌ:::::i: ::.:::l: ::l: :::ｌ::|:::!:::::::i:i: :: ::i: :: ::.:i :i
　　　　　　　　( ／i＼:: :＼:＼!: :: :ｌ: :::l::l::::::ｌ: ::.::i: :ﾊ:.::ﾘ:l.::l::::: 从:.:::i:l:: :: :八j　　　　　　そうね。
　　　　　　　／　 |: :::＼: ::＼|:::::: |: :: ｌ:l:: :::i: :: :|/　∨::ﾘ人:/_ノ}:: 从 ::/
.　　　　 .　　　　|: : : : i＼.:::|: ::.::|: ::.从:::::ﾊ:i::ﾘ‐‐- ∨　　 __ _,ﾘ/:::ﾙ'　　　　　　　　毎度の事だけど、この面倒な移動は何とかならないのかしら。
　　　　 /　　　 !: :: ::::l:: ::ヽ!:!:::::ﾄ.::': ::::.Y.:|ﾙ'__ _ ,　　　芹f「 /: 从
.　　　　 /　　　　 l:i ::ｌ::::l: :: ::从::: ｌﾊ. :: ::::l:::|芹竿「｀　　ﾋﾘ /i:{′　　　　　　　　　　手ぶらで移動した私でも悪路を旅するだけできついのに、
　　　　/　　　　从::i::: |: ::::':::人::|　ヽ. : :ﾄ.j 弋ソ　　　　 ,""　N
.　　　/　　　　 /. :ﾊl:::::ｌ: :: :/. ::: ﾊ　＼j　　"""　　　　　 . ｲ j　　　　　　　　　　　　荷車を動かしていた男衆の負担が重すぎるわ。
　　 /　　　　 /::::/ :': ::ﾘ::::/. :::::/:∧　　ト　. 　　　　-‐. イーへ　　　　　＿__
　　.　　　　　 /:: :/. ::::::/:::/:: .:::/:/::八　ト、　　　rc。≦::くL..斗く　ｰ= ニ´　　　｀ヽ
　　i 　 /⌒∨:: :/:: :: :/.:./: ::.::/:./ くム斗く入　〈　＞x:::::i: ::::i::ハ　　　 i　　　　く
　人〈　　/ :: :/: ::: /::.:/: ::::/／　　「´.::::::::∨ﾊ　 Y／⌒＼: ::::l:::::.j 　　乂__ 人 _ノ
　　｀弋!/. :::/. :::::/.:.:/.:.: ／　　　 !::i:: :: ::::∨ﾊ__ﾉ}　　 ∨ﾊ::::i:ﾙ'
　　　　 /. ::/. :::::/.::::/::／　　　　　从: :: ::::::::∨ 　 {　　　∨i: :::::Y
　　　　 . ::::/.: ::::/.::::/:ム二ニヽ.　　人: :: :: i:::ﾄ､__人　　ヽ! :: :::|
　　　 i: ::': :::::/: :::/ ムイ⌒Yヽ. ＼　　＼::ル'　「　　ヽ　　　ヽ: ::i
　　　 |:::i: ::::.'. :: /::(YT´　　　弋　＼　　|　　　|　　ハ　　　 ∨
　　　 |:::l: ::::i:::::/.:::: Yj　　　　　　｀ヽ. ＼j 　　 |　　'　 i　　　　}
189 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/19(土) 08:37:09 ID:JwpBDxaF: 　　　　　　　　　　　　　　 }＼　　　　　　　　　　　ﾊ
　　　　　　　　　　　　　 / 　 ',　　　 --　 ..＿_　/　∨
　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　}／　　　　　　　　ミ､∨
　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　/ .ｲ　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　／　__＞ ´ /　　／　　　ヽ　　.　ヽノi
　　　　　　　　　　　　　 { /´　　　ｨ　　 / 　 /　　　 ',　　', 　 ',　}
　　　　　　　　　　 i｀''＜､　ｧ-＜./　 ./　　.{　　　　 i　　 i　　}ノ
　　　　　　　　　　､　ヽ/　　 .′　i　/　ﾊ　　　 |　i　|　　}　　 _
　　　　　　　　　　　　＼　 {　/　{　　 |从ﾊ{　',　　　/}/ Vi　　 -　´/　　　　　やはり将来的に発展したら街道の整備をやった方がいいわね。
　　　　　　　　　　　　　〈￣ V {　　　 |,ｨ笊ミ､ヽ／ｨ笊㍉.　 /__ イ
　　　　　　　　　　　　　　',　　.八　ヽ　ヽゞソ　　　ゞ'　/　/　/　　　　　　　　物資の移動に手間がかかり過ぎるもの。
　　　　　　　　　　　　　　 }　　　＼ト ---｀　　　　'　 ∠..ィ　 /
　　　　　　　　 r　⌒ミ{＿　..イ /ﾄ､　　 :､　　ｰ '　.ｲ　 ./　 }ヽ
　　　　　　　　　　＼__　　　　／ /　＼　',　≧ ≦{　.|　ﾊ__/､　＼
　　　　　　　　__ 　　 {＿＿　彡　/. --く.',　V.>=< 乂_j ./　＼　　　＞
　　　　　　 _/ .､)_　／　　　　 .／　　　　 ',　}/ ､/ヽ/ }/　｀ヽ＼/´
　　　　　　/_-､＼ﾉ　　　　　　/　　　　　　 }/.'，　　　　＼　}　',
　　　　〈　､)ﾉｰ'ヽ　　　　　.′　　　　　　 '，　　　　　　＼＜',
　　　＞/ ﾊ　/i　　}　　　／ , 　　　 j.,　　　　'，.　＼´　　　｀ヽ. マ
＞''"´ ./ /:::ゝ:/　　i　／＼/　　　　./.′　　　/^ヽ　　ヽ　　　 ',r､ヽ
　　　 / /::::://　　ﾄ､{-. : : :＼　　 /.'　　　　 /ノ　＼　 ',　　＿　.}{ ∨,ヽ
　　 ./ /:::::/:/　　　 '　＼＼: : ＼/ :{　　　 .ｲノ　　　ヽ　}　ゝ-､＼.｜}　＼
　　/ /:::::/:/　　　　 ',　　ヽ　＼: : :.八__ ／ノ　　　　　 V　 r_.⌒_ 　 |从　　＼
　 / /:::::/:/　　　　　 ',　　　',　　＼: : :.ゝ　　　　　　　　.ｲ=＜`-'''ｧ　 /_　　　　ヽ
／ /:::::/:/　　　　　 .',　　　}　 .／}＼: :＼≧=--- =≦=ゝ　＿/　　ﾊ　＼
/ /::::::／　　　　　　　 ',　　　／ノ　　≧ ---||ニニ// 　 /　ﾊ　　 V:}　　ヽ
../:::／　　　　　　　　　　　.／´　乂　く´　　　＼_.ｨへ＿.′//:.　 /::::}　　　 i
:::ｲ　　　　　　　　　 _..-''"{{　　　　＞''´}　　　　{_ﾉ　　＼} / i:::ﾊ./::::/|　　　 |
/　　　　　　　　 '"´/　／{{　　　＜　　{__ ..イﾆﾆﾄ､　ヽ_ノ .i　{::::/::::/　, 　　ﾄ､
　　　　　''"´　　／ニﾆﾆ∨ 　／|´　 .／ニニﾆi　＼_}　|V!　|::::::::/　/　　　 |　＼
　　　　　　　　／ニニニニヽ／彡|_..イア-,--r--',　　＿j .:|　|:::::::;　/　　　 !
　　　　　　／.／　　　　＞ ''"´　／　　/　　V　＼/　／.|　 ',::/ /　　　　.!
　　　　　／__/＿..＞ ''"´　 ..＞＜　　　　　　　＼　＼ﾆﾆ|　 .V　　　　　　.!
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　　　　　　　　　　　　　　　{　{:ｌ:|:|::::厶尖从ノﾚ‐-|/|:::::/::j:::l　＼
　　　　　　　　　　　　＿_　寸从:Vゝﾋrｿ　　芋冬|::/:::/::::}　／ヽ
　　　　　　　　 r‐／─'"＾ﾉ:|:::::付 '''　　　､　　ゞソY从/ノｲ／　Y´　　　　将来的に発展したら、ということは今じゃないってことからしら？
　　　　　　　r‐ﾉ‐'"r─z─/:r'⌒ヽ、　　　　　 `` }:::|/::)ﾁｱソ⌒
　　　　　　 /'"　　 |_／　八Y⌒ヽ」＼　　｀` 　 u　ノ＿_/::::::}
　　　　　　ﾚ　／{　　　′|:|:::::::|_人_}＼＿　　イ_}＿}ヽ::::.::|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「今の人口では割に合わないので」＞きよひー
　　　　　　 __,.ｲ‐'"　　　ﾉ''|::::::iＫ　＼　　 :/i:i:i:i:i/::::|ヽ〉:.:::|
　　　　　_,ｲ─'　　 --､／　Ｖ::八ヽ　　 >_/-==i/:::::::|/ |.ﾉﾘ
　　　　 |__ﾉ　　 /　　＼　 V　}､‘，／|＿_|i　/::::::/VL　　　　　　　　　　　私はその辺りの計算が分からないけど、そうなんだ。
　　　　　　　 _{ 　　　 ',　　_/　`´ 　 | 　 V/:_／}　 V／ヘ
　　　　　　　 _ノzzz､　　_}／'/-─‐-､/　　 ∨ヽ　|　　(し(ノヽ
　　　　　　ノ　　｀`''く>_ノl{‐ ////////　　　｜‐v⌒ヽ　', V⌒}
　　　　／　　　　　　 > |lll7 ////////{　　　　|//|　　 }　廴VL
　　　/　　　　　　　ィ　 |l〈./////////ゝ‐-== |//|⌒X} _} 　 lVL
　　./　　　　　　　 /　ﾉイ//////////////////| =/　 '　　| lVL
　　'　　　　　　　 /､ ∨,'///////////////////,| /　　|　　| }! VL
　/　　　　　 /　＼////////////////////,'|'　　 .|　　| ﾊ
　　　　　　 /＼　 }＼////////////////// |　　 |　　| } |
/　　　　　　　/　　＼ﾉﾉ VＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺzzzzﾉ　　 |　　| } |
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190 ：名無しさん＠狐板：2024/10/19(土) 08:41:58 ID:0+gISdBc: ktkr
191 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/19(土) 08:42:50 ID:JwpBDxaF: 　　　　　　　 {Y {　{ヽ}V{ ／--、　　　　　　　　　　＿／　　／--_____
　　　　　　　ヽ〉ヽ」　／／￣　　　　　　　　　　／／_　 -= ￣　／. ｀　、
　　　　　　　　 {　　　　　{　　　　　　　　 ___／／　　　　　　-=7. . . . . . .＼
ー---＜　　 .从　　　　/　　　　　　　＼　￣　　　 -=7／ . . . /. . . . . . . ＼
＿　　　.＼　 /　　　./　　　　　　　　　　 ./＼　 /´. . . ../. ./. . /. . . . . . . . . . ヽ／
＼＼　　　 >./　　　 /.＿＿＿＿＿＿　.ノ. . /ヽ/. . . . . . {. /. . /. . . . . . . . . . .}. ∨
＿＼｀。s≦/-=≦　７. . . . . . . . . . . . . . ./. / . . ＼. . . . -ｨzzzzx、. . . . . . . . ./. .ハ
　。s≦.。s≦　　　　/＿＿. . . . . . . . . . ./. /. . . . .} ＼. .. .|vぅi!ﾊ｀.}. /. . . . ../. ./. . ∨
。s≦　　　　　　 _/. . . . . . . . . . . . . . ./. /. . . . ...} . . ＼..}:::｀⌒ 　 V. . . .／／. . . /
　　　　　　　　／. . . . . . . . . . . . . . . . . ./. . . . . . }. . . . . .}::::::::::　 ∠--イｨ=z . . . /　　　　　　街道は整備にかかる手間と
　　　　　　　 .{. . . . . . . . . . . . . . . . . .／. . . . . . . }. . . . . .}　　　　　　　 'vぅﾉ. . ／
　　　　　　　.イ＼. . . . . ＞-----、／. . . . . . ／./. . . . . /　　rv--r-、 ::ムイ.＼　　　　　　　それによる経済効果とのバランスが取れないと困ります。
　　　　　／　 }-----Y´　| |/{￣　￣＜ ___＞-ｲ . . . ／{ 　　{:::::::::)/ 　 /. {. . . . .＼
　　　／　 .／　　　 j!　 .| |.∧　　　　　.＼　　/. . ／　　＼　｀-- 　　イ. .人. . . . . .　　　　　現時点ではコスパが悪いですよ。
　　　　　　イ　　　　 /}　 .| |./∧ 　　　 / ＼ﾉ..／　|　　.／ゝ-=≦￣}. . . . . ＼. . . .
　　　　　　∧　　　 / .}　 .| |///}　　　　/　　 }../ー- 、　　＿／ji!　　＼__. ＼. . . .
　　　　　 / ∧　　　　/}　.////.人　　 /　　　　　　　 }　 /　　　 }!　　　　∨≧=----
　　　 ../ 　∧　　　// 　| |/∧　}　　 .′　　　　　　　　　 j!　　　ｲ　　〉
　　　　./　　 .∧　　 .|　 .| |// } / 　./　　　　　　　　　　　　 j!　 .／　　 ./
　　　 ./　　　 }　ヽ　　|　 .| |/ .／　r/_　　　　　　ヽ　／　　　　　.j!／　　／
　　／　　　　}　　＼ﾊ　ヽ∨。s≦∨　　　　　　 Y　　　　　　　 }∨　／
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　　　　 ./＿＿＿ .}ﾉﾞヽ}从::::::::::::::::::::::ム　　　　　　　　　　　　 [X]　}/
　　　　.／_／　　 /⌒７.} ハ::::::::::::::::::::::::::＼　　 /　　　_　-=≦:::::::::Y
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　　　　　　　　r'T"´｀ヽ､　　　　　　　　　　　 ,. -rｧ
　　　　　　　 r'7:./:.:.:.:.:.:.＼　　　　　　　　／.:.:.:.i:.!,」
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　　　 ,':rｲ:.:.:.:.:!;'::::|::::::| ﾍ. 　'､_,ﾉ　　　　 !' !　!7r'ヽ!
　　.,:'::ヽﾍ､___!:::rﾄ､:;_;!.　 `'ｰ　　　　　,　`´ノi/!:.:.:',　　　　　それじゃ、さっさと塩と干物を渡しましょう。
　　/::::::/`ｰ^ｰ';::`i｀ーi　'"'"　　　　　_　　　,., ﾚ^ヾｺ
　 ,':::::::;':::::::::::::::ﾊr!____,ﾄ.､　　　　　 '´┘ 　　 ,ﾊi　　　　　　　私も女神様たちに挨拶をしないといけないから忙しいからね。
　.i::::::::i::::::::::::::,':::i`rｰ‐i':::::｀i.　､.,　　　　_,. イ_,ﾑ!
　 !::::/!:::::::::;:ｲ::::::::|:::::::|r'イ｀ヽ､　｀"T"´i:::::;|:::::::|
　 V　 ';:::::/:::!::::rく|:::::::|　ヽ　　＞rｨ'^ヽ､:::::!:::::;'
　　　　 V '､::ﾚ'´ヽ';::::::ﾄ､.,_____,.イムヽ　　>:|:::/
　　　　　　 r7　　ヽ;::!:.:.:.:.:.:.:./ / ハｰﾍﾊ､|/
　　　　　i´`' ｰ--‐='i':.:.:.:.:.:.:/ ,'　 i　';.:.:.Y´i
　　　　　/`　ー　-- '|:.:.:.:.:.くヽ､.,___,,.ｨヽ;.:!-'ｧ､
192 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/19(土) 08:52:17 ID:JwpBDxaF: ttps://www.youtube.com/watch?v=prKQE9mZfnM

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　l二二二￣:|/////////∧ 　 Ⅵ |　| :|　　|-==‐::|　 l　| : | |　 :|　　　|　 |￣ｰ |　 |_|　|　 |　｀ﾉｰﾑ｀厂圦s｡｀`ヽ､
　￣￣￣~|　|//////////∧　　Ⅵ‐:| :|　　|　　　 |　 |ｰ|ｰ:| |　 :|　　　|　 |　　ノーﾑ　厂圦-ゝ-='"￣_,,..｡｡+-=≦
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　　　　　　＞s｡二二二二二二'//,　　ゝ─=彡￣￣_,.｡｡+-=''"⌒￣
193 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/19(土) 08:52:49 ID:JwpBDxaF: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 j/ ./:.:.:.:.:/:.:.:Y |:.:.:ｨｆ笊ミ＼{＼:.:.:.:.:.:..／:.:＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {/{:.:./i:.:.:.:.ゝ|:.:.:..|ゞ '　　　　￣ﾊ:.:}:.:.:.:}:.:.',　　　　二人ともお役目ご苦労。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧ 　ヽ{ |:.:.:.:.<>:.:.:.:.',　　　　｀　从:.:|:.:.:/i:./
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧ V　　乂从{ ﾍ:.:.:.:.＼　(_v　 .ｲ }:.:.ハ/ j/　　　　　『ゆっくり体を休めて欲しい』と言いたいところだけど、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　 ', Vｒ＜＜:.:.:.:.:.:', ＼:.:.:.:＼-＜　 /.ｲ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.′　', V　　　＞--..}　｀￣￣､　＼　　　　　　　　　　　少々面倒な事が起こったわ。
　　　　　　　　 r､　　　　　　　　　　　 |　　 | |__... イ////ﾉ　　　品　Vノ }
　　　　　　　　.八＼　　　　 ---､　　　　ノ~　-- {__／///r___フ　ﾏLi７. ＼/＿＿
　　　　　r--　＿＼ﾉ:､__／_ ⌒ヽヽ_..＞ ´￣`''＜／ V///　ヽ.／　　ヽ/　　　＼／/　　　　　　　　　　　　　　　　　「面倒な事ですか？」＞きよひー
　　　　　　ー--,ﾉ::::ヽ::::＼＿ヽ＿∨,　　　　 .イ＞|＼ヽ/　　/＼　 /ﾆ.',ﾆ＼　　.〉/
　　　　　 r ''"´_)::::::::}::::::／::::(__ノ__}_}　　 .イ/////}＼　}＼　　　.／ﾆﾆ.}ニﾆ＼/:.}
　　　　　｀￣/´_ヽ:::::::::::::::::ノ´＿　 -=≦//＞ ''´ ∧　八:.:.＼／|ニニ/ニニﾆﾉ:.八　　　　　　　　　ええ、魔族が離反して遠くに逃亡したのよ。
　　　　　　　/ノ　　｀￣｀￣////////.＞ ´　　／　 | ､ヽ :ゝ.:.:.:.:.:{ニイ =--- ≦-､
　　　　　　　　　　　　／///////＞ ´　　　 _/　　　 |　＼.> /ニニﾆ/'　 ',　　＼ } }∨
　　　　　　　　　　／/////////　　　／＼＼　 .|　　　/ニニﾆ/.{　　＼　　// .∨＿＿.＿
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　　　　　　　／　　|　|　　　 |　　 |　 |　/::::'　　 l　/::j/:::j.ィﾁ￣,　　　/| /　 i　　　　そうですか。
　　　　　く　 {⌒|　|　　　　＿_|＿j/:::::::::',　/}/:::::,ｨ´:ij:::}　 .::|　　/ j/　　.i
　　　　　　　　／ ./|　　　　　　＼　{:::ij:㍉:::::}/::::::::::::::乂::ノ　..::/　／ / |　　 i　　　　いつかはやると思っていましたが、とうとうやったんですね。
　　　　　　　　　 //|　ﾊ　　　　 | |::.乂::ノ　　　.::;　　　　　 /.イ　　　　 |
　　　　　　 // .|　 ∧　､　ﾄ.{ﾊ.　　　　＿　　＿　　＿ /　.|　　　/　　 |　　　　それで集落には被害はでましたか？
　　　　　　　　/ｲ　,　　　＼ト.._{ .| ∧--vfニﾆﾆYニニYニニト-- ＜/＿　 .|
　　　　　 / 　 /　　　　i　　　.-=〈ニニニニニ|ニﾆﾆ}ニニニニﾆ/ニニ.＼|
　　　　　　 /　　/　　/　　}_.-=fニニ∨ニニニニ|ニニi|ニニニニ/ニニニニi
.　　　　　 /　　/ 　 /　　 /ニニヽニﾆ∨ニニニニニニ|ニニニ_/ニニニニﾆj
　　　　　/　　/　／　r≦ﾆヽニﾆﾆ､ﾆﾆ.∨ニニニ|ニニニﾆニﾆ/ニニニニ／|
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　　　 /　／　　/　　 >､ニニニ＼ニﾆ､ﾆ∨ニﾆﾆ!ニニニニ/ニニニ／　／ヽ
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194 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/19(土) 08:58:44 ID:JwpBDxaF: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿_＿_
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.　　　 /:/:.:.:.:／:.:.:./:.:厂|:.:.:.:.:|xf笊⌒　　　んハ∧:.: |:.:.:.:.:.　　　　幸いな事に魔族たちは人間や集落に手を出さずに黙って出て行ったわ。
　　　〈:人:.:.:.|:.:.:|:.:.:. 〈　 |:.:.:.:.:l　ヒﾝ　　　　　ﾋﾝ　ﾊ:.|:.: |:.:.:.:.:.|
.　　　＼＼|:.:.:|:.:.: 、＼|:.:.:.:.:| 　　　　 ' 　　从 |:.: |/:./|ﾉ　　　　だからこちらには何の被害もないわよ。
　　　　　　＼|＼:.:＼∧:.:.:.:ト . 　　　ｰ　'　／:.: /|:.:/／´
　　　　　　　　　　｀⌒∧:.: | |ﾆ＞　.＿_ イノ}:／/|/
　　　　　　　　　　　　　＼|ﾉ⌒ ｰ=ﾆ「＼　　,／)’
　　　　　　　　　　　 _.　イ:.:.<⌒＼:.|　 }ト　＿_
　　　　　　　　　／￣￣ |＿|:.:.:.:.＼＿}|＿lｊ:.:.:.＼「￣＼　 _
　　　　　　　　／　　｢| |二| :.:.:.:.:.:.:.: / [￣]:.:┌‐ 、｢| ∨| |
　　　　　　　　( 　　　 |:| |二|:. ／〉:.:./: <_Ⅹ_> ￣＼>|　|:.| |
. 　　　　 [￣￣￣＼ |:| |二∨^/:.:./:.:.:.∧__ﾏﾊ:.:.:.:.:.:＼_|:.| |
　　　　　　　＼￣￣＼＼ l/＼∨､_/:.:.:.:.:＼＼} |Ｌ＿＿__)x|_|
.　　　　　　　＼:.:.:.:.: ＼＼　厂}'⌒＼:.:.:.:/＼,ﾉニﾆ=- .,_:.:.｀＼

　　　　　　　＿　　　　　　　　　　　　　　　_,,....,,_
　　　　　　　　　 y//~"''～､､＞‐-ミ　　　　／/////〈
　　　　　　　　　〈/////////＼::::::::＼　／/////// 〉
　　　　　　　　　ﾉ///////////`､_,,.　-‐=＝=‐-.　, 〈,_
　　　　　　　八////////// ''":::::::::::::＿:::::::::::::::::::::::::::::r-､
　　　　　　　 }///////／:::::::::::::::／　　:::::::::::::::::::: r──｀ヽ
　　　　　　　　　ｲ///////:::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::｀¨7ヽ　 ∨
.　　　　　　　　〉/////::::::::::::::::::::/ ::::::::::::::::::: /|:::::::::::::::::::::::`､　 ∨
　　　　　　　　　/＼// ,::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::/ .|::::::::::::::::::::::::::|　　 ,　　　　　　　　　　　　それは意外ですね。
　　　　　　 ..::::::/＼|::::::::::: ＿/:::::::::::::￣／　|:::::::}::∧ ::::::: |
　　　　　　　　 |::::::////',::::::::::|//|:::::x笊芳㍉　 .l:::::/|/- ',:::::::::|　　 {　　　　　　　　　　　　あいつ等なら逃走時にやらかすと思っていたけど、
　　　　　　　　 |::::///// :::::::: |//|:::::／Vzｿ　　ﾉ／斧ミｘ}:::::::::{　　 ∨　　　_　/
.　　　　　　　ﾉ /////:::ﾄ､:::: |//|: /|　　　　 .／　　ﾋﾝ丿| :::::::ﾊ　　　＼_／ ∨ /　　　　　私の思っていたよりも理性的だったみたいですね。
　　　　　　　 {://///::::::|　＼|//|//|　　　　　　　　ｲ::::::::::::',　　　 /　　 ∨ /
　　　　　　　 /////:::::: ,'　　 |//// i　　　　　　　　　　/:::::/|::::∧　　/　　　　∨ /
　　　　　 /////:::::::/　　∠ﾆﾆﾆﾆｱ　　　　 ⌒　　／::／　|::/　`､ /　　　　 ∨ /
.　　　　　 /////:::::::/　　　 __}:::::: ﾊ　个s｡.　　　.／:::::/　　 |/ 　 ! 〉　　　　　　　∨ /
　　　　　　////,':::::::/＿_ ｡s个|::::::::::ﾑ: : : :/｀¨ ムﾆﾆﾆﾏ____　　　 {/　　　　　　　　 ∨ /
.　　　　　////,'|:::／‐-　　　 ∨ :::: ﾑ: : 〈｀ヽ__ |::::::::::{/ 　　~"'*､}＿_　　　　　　　　∨ /
. 　　　　,'////　/　　　｀ヽ　　 ∨:::::::ﾑ : : ヽ　　|::::::::::|￣`､　　　　`､ ≧ｘ,_　　　　 ∨ /
　　　　{////　/　　　　　　`､　 ∨:::::::ﾑ＼/　　.|::::::::::|　　 }　　　　　 ',　　＼　　　　　∨ /
　　 /~"''～､／　　　　　　　 l＼　∨::::::ﾑ/　＼.ハ ::::: |　　 !　　　　　　〉　　　　　　　　 ∨
.　 /　　　　　｀丶、　　 , ヘ　!:::::＼＼:::∧ ￣ .|　ﾏ : |T　ﾘ　　　　 .／　　　　　　　　　 }
　〈　　　　　　　　＼／: : : :ﾉ :::::::: ＼＼∧　　|　　ﾏ::|八ﾉ。｡ *''ﾟ {　　　　　　　　　　　ﾉ

　　　　　　　　　　　　　 /|　　　 | ､
.　　　　　　　　　 / ｜　　 |　＼-―＜　__（＼　／´￣＼
　　　　　　　　　　　 {　 |／⌒八.　　＼　　　　＞＼{＿　　　＼
　　　　　　　 {(＿　／　　､＿_＼　　＼　｛／/｛＼　⌒＼　　＼
　　　　　　　　　＼／　　　＼　⌒＼＿　｝　　 /:::Λ　＼
.　　　　　　　 /　　 /　　　　＼　　　￣) __ノ|::::::: l 　｜　　　　　　|
　　　　　　　 /　　 /　 |　|　 l 　￣〔￣　　人::::八　｜　　　　　　|＼
　　　　　　　　　｜―=ミ　 |　　　　Υ￣´　　／　}　八　　　　｜　|
　　　　　　　　　 |　　|八　 |　|　 |ト| 　　 |｢⌒Ｙ　／ /イ | |＼　　　　　 |
　　　　　　　　｜|　　 _,j抖扞云ミk　　　|　　 }／　 /　l　l｜　　　　　 |　　　（そうか、バーンが抑えたのか）
　　　　　　　　　 |｜　ハ　　「以灯　　｜ノ]　　八　ノノ　　　＼　　　|
　　　　　　　　　 |八 | _ ﾉ　 ''"´ ,,,, |　 |　 | 7Λ　 / 　＼（ | l　　　　　l　 /　　　（確かにこんなところで暴走しても不利益でしかないから
　　　　　　　　　　八　　　　　 |八|　 | /　｝/{　 }ミト- | |　　　｜/
.　　　　　　　　　｜　､　　　　　 |　 |　　　　 }ﾉ八 ⌒ | | 　　　　 |,′　　　　あいつならそれを避けるでしょうね）
.　　　　　　　　　｜　ハ　＿　　　　|　 |／　　　 |「　　| | 　　　　 |
　　　　　　　　 |／　 /二二　　 |　 | 　　　　 l___　 | | 　　　　 |
　　　　　　　　　　　 /ニニ/-＜ /　/　　　　　　 |ニニ| | 　　　八
　　　　　　　　　　　　　/ニニ/　:|　/／　　　　　　乂⌒'| | 　　　/
　　　　　　　　　　/ニニ/　　|／ニニニ-__　　　　　　 j八　　/｛＼　}
.　　　　　　　　　 _/ニニ/　／￣￣￣＼ニニ-_　　　　　|　＼　|　 )/
　　　　　　　　／　Ｌﾆ＞''"´￣￣￣￣「＼ニﾆﾆ-__　　｜　　 |／
　　　　　　　　　/　　／　　　　　　｜　＼ニニニ-__|　　｜ |
　　　　　　 /　　 /　　　　　　　　 |＿＿＿＿￣￣ |　　｜ |
.　　　　　 /　　　/／＼　　　　　　　　　　　 |　　　 |　　｜ |
　　　　　　〈　　 /::::::::::::::＼　　　　　　　　　　　　　＼＿ |　　｜ |
　　　　　　　_ﾉ　／|/＼:::::::::::::＼　　　　　　　　　　　　　　 /|　　｜ |
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　 | 　厂￣　　　　　　　　　 } ｢￣￣￣｀＼　{　　　　　　　　 |
　 |　/　　　　　　　　　　　　　　／八　　　　　　７八　　　　　　 |
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　｛　　　　　　　　　／::::::::::::::::ﾉ￣￣　　八　ﾉ⌒＼　　　　　 |
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195 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/19(土) 09:00:33 ID:JwpBDxaF: 　　　k r-　　‐-　..,,_　　　　　　　　　　　　　　_,,..　-‐::::::::::::::::7 ｱ
　　人l:::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ　　　　　　　　　 ..::´:::::::::::::::::::::::::::::/ 」
　　　} i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ　-‐　 ‐- ∠:::::::::::::::::::::::::::::::::::::j　(
　　　j_l:::::::::::::::::::::::::::::..::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞::､´::::::::::::::::::::::l　]
　　　KV::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::/ j'
　　　ゞヽ:::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::ノ k
　　　　｀ヾ　':::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::::ﾑ´,x'
　　　　　 /:::::::/:::::::::::,ﾑ:::::ｲ::::::::::::::::!、:::::::::::::::::::::::::::::::ﾑ
　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::Ｖﾚ' ∨:::::::| ＼::::::::::::::::::ヽ:::::::::::}
　　　 .厶イ:::::::!:::::::::::i＿　　　 ∨:::::l　　＼ __:::::::::::i:::::::::::l
　　　　 !:::::::l:::::::::::| 　 ¨　‐- ∨:::l-‐　¨ヽ、:::::::::l:::::::::::i　　　　　　それで七大神の方々はいかがなさるのですか？
　　　　　lｲ::::li:::::::::il 行≧x.　　∨:l　 ,x≦沁:::::::::ﾄ::::::::ﾊ
　　　　 ,'Ｖ::::i:::::::::|　弋.z'ﾉ　　Ⅵ　弋.z'ﾉ .∨::::l:::::/::ﾑ
　　　　 /::::Ｖ::{:::!:::l!',　　　　　　　　　　　　　∨::|:/:::::ﾑ　　　　　　　　　　　　　　　「離反した魔族たちについては当面の間は無視するわ」＞火神
　　　　 /::::::::::ヽli::::l:ﾑ　　　　　'　　　　　 /::::l＼k:::::::::ﾑ
　　　 /::::::::::::j:::::l:::::l入　　　 _　　　　 .ｲl::::::l:::::::',:::::::::ﾑ
　　　 /::::::::::::,'::::::[二]:::::丶　　　｀　　　.く　N二]::::::::',:::::::::ﾑ　　　　それは意外ですね。
　　　´￣￣ /:::::::::|:::::l::::::::::::::i`　-　イ::::::::::::li:::::l::::::::::ﾑ￣￣｀
　　　　　/:::::::::::l:::::.l:::::::::xノ　　　　トx::::::::l::::::.l::::::::::::ﾑ
　　　　　 /:::::::::::::::l:::::.lx t´　ﾑ　　　 /　ト::::l:::::::l:::::::::::::::ﾑ
　　　　 /::::::::::::..K !:::::l:::::l　　ﾑ　　/　　　!:::｀!:::::.lｧ:::::::::::::::ﾑ
　　　 /:::::::::::／　 'l::::::l:::::i　　｀ハ´　　 l:::::｜:::::! ヽ:::::::::::::ﾑ
　　 /::::::::::::'　　　ﾉ:::::.!:::::i　　イ⌒l＼　　l:::::::l:::::::l　 }:::::::::::::::ﾑ

　　　 /:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.|:.:.:;＞''" _　-..,_＼ | ∧
.　　 /:.:.:.:.:.:.:.,.:':.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.|／＞''":.},:.:.:.:.:.＼　|:.:.'，
　 ,.:′:.:.:.:／:.:.:/:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.|／:.:.:.:.:.:.:.}l:.:.:.:.:.:|:.|　＼:'，
／:.:.:.:. ／:.:.:.:./ .:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.ハⅰ:.:.|:.ﾚ"⌒:.:.、
:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:′:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:; .:.:.:.:.:.:.:/　 |ⅱ:.:.|:.:.:.:.:.:.::.:.:＼人/|
:.:／:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:./　　 j八:.人:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:＼/
/.:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:|:.:.:.／｀ー-　　＼-＼´:.:.:.:.:.:.:／
:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.__:.:.{:.:.:.:.:.:|／ ,.斗=ミ　　　,冬ﾐ:丁￣
:.:.:.:;′:.:.:.:.:.:.:.:.:./⌒ヽ{:.:.:.:.:.:|,ｨｆﾞJ::} }　　　　　じ} :.:.|　　　　あいつらが私たちに牙を向いたり人間を襲撃していれば追撃して始末することも考えたけど、
:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{ { r乂{.:.:.:.:.: 　乂＾ソ　　　　　ゞ′:.|
:.:.:.|:.:.:.:.ⅰ:.:.:.:.人乂_,;:}:.:.:.:.:.:|　　　　　　　　　　　 :.:.|　　　　現状ではそこまでやる必要はないわ。
:.:.:.|:.:.:.:.ⅱ:.:.:.:.|:.:.:＼。|:.:.:.:.:.:|　　　　　　　　　 ′:.:.:.|
:､:人:.:.::八:.:.:.人:.: _人_ :.:.:.:.:|　　　　　ー;;;;‐　/.:.:.:.:|
　＼(＼:.:.:＼:.:.:.:＼Υ|:.:.:.:.:.:|_　　　　　　　　人:.:.:.:.|
　　　　＼|　＼:.:.:_〈=|:.:.:.:.:.:|　＞-..... __　／|:.:.:.:.:.:;′
　　　　　　 `⌒|八:.:.:.:.:.|￣ ―-く）,__　　|:.:.:.:./
　　　　　　　　／|　＼:.:.乂:ﾆ=‐‐┬→〉八／

　　　　　　　　　　　 /‐ﾆ/.　　 /　!　　　　 }.　　　　　寸ﾑ
　　　　　　　　　　 {ニ/_　　 /　 {　　　　　}　　　　`'寸ﾆﾆh､
　　　　　　　　　　　 <ﾆﾆア　　./　　{　　　　　}　　 }　 }　寸ﾆﾆh､
.　　　　　　　　＜ﾆﾆ‐/　　　 { ﾊ　 '，　　　/　/　/　/!　}　ﾏﾆﾆニ＞
　　　　　　　　　　＞{　　　{ト､、　 { ヽ、 ./　/　,,斗iｾ! ./　　∨''~´
　　　　　　　　 < 　ﾊ.　　 ,ｨぅ笊ﾐh､,, ∨／,ｨi笊窃㍉/　　ﾊ.}⌒>　　　　確かに離反した魔族は僅か４７人にすぎませんし、
.　　　　　　　　　＼｣∧ 　乂.Ｖこｿ　 ''´　　Ｖこｿ /　　/⌒{_/
　　　　　　　　　　　　 /　＼≧ `冖'´　　　　　　`冖^/, イ/}!　 ∨ /　　　　彼ら自身は２０００年と立たずに寿命で死ぬでしょうが、
　　　　　　　　　　　　/　　|　　ﾊ　　　　　　{　　　　　 /. 　 }!. 　 ∨ /
.　　　　　　　　　 /　　　|　　{.∧　　　　, ― 、　　 ./‐}.　 }!　　 ∨　　　　あいつらの子孫はその後も残りますよ。
　　　　　　　 /. 　　ﾊ　　{ニ}h､　　ゝ _ ノ　　ィニ/　从　　 ∧
　　　　　　　 /. 　　 /　Ⅵ、lﾆﾆニ)ｈ｡　　　, イﾆニ/／/　 ∨　　∧
　　　　　　　 /　　　　/　l　Ｖヾﾆﾆﾆﾆ|_.≧≦./ﾆﾆﾆﾆニ/　 / ∨ 　 ∧
.　　　　　　　　　　 / 　 l.　Ｖﾆﾆ〈｀丶､`'く/汽ﾆﾆﾆニ/　 /　　∨ 　 ∧
　　　　　　　/　　　 /　　 l 　Ｖﾆ〈｀丶、ヽ　＜＼ﾆﾆ./　 /　　　 ∨ 　 /'，
　　　　　 /　　　 /　　　　　　Ｖﾆ)ｈ｡　`.　　ヽ/∧　 /.　　　　 ∨ /　ﾊ　./
　　　　 /　　　　　　　　　　'，　Ｖ<￣｀`　　　 //　 ∨ ,､丶`￣￣.∨　,　∨ /
.　　　　　/　　　　 |　　　　　 '，　Ｖﾆﾆﾆh､　　//　　　＼.　　　　　 /　/　　∨ /
.　　　　 /　　　　　 |、　　　　　'，　 ∨ﾆﾆﾆ.＞//　　　　　ヽ　　　 /　/.l　　　∨ /
.　　　 /　　　　　　 | ＼　　　　　　　 ∨⌒¨⌒| |　　　　　　　'，　 /　/　|　　　 ∨
. 　　 /　　　　　　　|　　＼　　　　　　}.　　　 | | 　　　　　 '，/／　　|　　　　}

　　　　　　　　　　　　　　　　　＿
　　　　　　　　　　　　　＞''´　　｀'/ﾄ､
　　　　　　　　　　 /　 /　　　 /ｉ:|　ヽ
.　　　　　　　　　　 /　 /　　　 /:i:i:|　ﾊ}　　　　　魔族は外見だけでなく、生殖器においても人間を模倣しています。
　　　　　　　　　　 ,　　　　　　 {_}:i:i:ゞ
　　　　　　　　　　　 ,　　　　　　 .|ｲ |ﾉ　　　　　　　つまり、その気になれば人間と同じように性交で繁殖が可能なんです。
　　　　　　　　　 ' 　　　　 /! . |
.　　　　　　　　 ,　　　　　 / |!.从　　　　　　　今は良くても後で人間の脅威になりかねません。
　　　　　　　　　　/　　　　　 .∧ |!
.　　　　　　　　 /　　　　 /.　Ⅵ
　　　　　　　 /　　　　　　/＼　}!
.　　　　　 /　　　　　　/　　寸
.　　　　　　 /　　,l 　　 ./　　　　}!
　　　　　 /　　/.l　　　 |　　 _ -~ Ｖ
. 　　　 /　　/ / 　　 .|_ -~　　　 }
　　　 /　　/ /　　　 |　　　　／｀ヽ
. 　　 /　／ ./ 　 ,　　 |　　　／　　　 ∨
　　 /／　 ./　／|　∧│　／　　　　　 }
　　／　　 .／　 |/.　 ',|　　　　　　　　 }
.／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /
196 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/19(土) 09:01:42 ID:JwpBDxaF: 　　　　　　　　　　　　　 , 　　/.. -―-　 .._
　　　　　　　　　　　　　　　 ',--/:.:.:.:､:.:＼:.:.:.:.＼
　　　　　　　　　　　　ﾊ./:~~:.:.:㍉:.:.∨:.:.:..:｀''＜
　　　　　　　　　　　　　 ,:.:ﾊ:.:.:.:.:.:.､__}:／{:.:.ヽ:.:.:..:.:.:＼
　　　　　　　　　　　　　 |:.:|:.i:.ヽ:.:.:.:.:.:.ｨｲ:|:.:.:..:＼:.:.＼:.:V
　　　　　　　　　　　　　　ﾉ:.:|/z＼「' 乏|:.:.:|Yヽ:.:.:.:',:.:.:.:|:.:}　　　　私もそれについては思うところがあったけど、
　　　　　　　　　　　　　　/:.|:.:|ﾊﾘ, 　　 |:.:.:|ﾉ:.:ﾊ :.:.:}:.:/}ノ
　　　　　　　　　　　　 {:.:.|:.:|八　-　'　.|:.:.:|>.:.ノ}／}/　　　　　　天空神はそれを含めても問題なしと判断したわ。
　　　　　　　　　　　　　　ヽﾍ:.{＼{＞- イ|:.|/==ｫ
　　　　　　　　　　　　　　ヾ　　 _}「 j/　r　´￣ヽ __　　　　　つまり将来の問題も許容範囲内という事よ。
　　　　　　　　　　　　　　　　ト､　r''ア　　 /ﾆ',　　　／ _}
　　　　　　　　　　　　　　　　|..＞''´　r__＞ﾆﾆ',　／／　|
　　　　　　　　　　　　＞''´ ／⌒ヽ　 |ニニV　/　　 |
　　　　　　　　　　　　　ムイ'ﾆ{　　　　..イﾆヽﾆ/ ./　　　|
　　　　　　　　　　　　　{ﾆﾆ{ﾆr_ア＞''´:乂ﾆ∧{__/　　　 |
　　　　　　　　　　　　人ニ',ﾆ',:.:.:.:.:.:.:.:.:.／／{_　　ー―.}
　　　　　　　　　　　　 ≧=ゝヽ:.:.:.:.:／／　 ∧　ー―ｲ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 /|￣￣７'　／　ﾊ　　　i　＼＼
　　　　　　　　　　　　　　 , 　ﾏﾆ{_∧／／/ 乂,　　 V　＼ヽ
　　　　　　　　　　　　 ′　',ニ', {／　/　　　',　　∨　　＼ .､
　　　　　　　　　　　r--　.._/　　 .iﾆﾆi　　 .′ ＿＿,　　 i ＿＿＿､＼
　　　　　　　　　　　| {　　:,　　　/|ﾆﾆ|　　.|／／　 _', r''"´ ＿＿＿}＼,＼　　 __
　　　　　　　　　　　ﾄ､＼/　　 ./ |ﾆﾆ| ／ }}/_　-=:.∧∨,　　　　 , 　∨/＼/ ',＼

　　　 j!　 .|　　 _　　 -―――-　　/　　 |
.　　 ,′　レ ´. . . . . . . . . . . . . . . .⌒ヽ/、　 /}
　　 /　　 .|.／ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .｀　〈 .|
　 ./　　　 |　./. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ＼
　/　　　 /_ノ| . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ . ヽ. . . . .V
ノ　／￣　　/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | . .| . . . . .∨
|　　　　　／ .| . . . . . . __|__ . . . . . . . ￣|￣|ヽ| . . . .∨
|　　ィ´ . . . | .| . .|／ . .! . . . . . . . . . ...| ノ| .ﾉ! .|.. . .|
|　 /.::」 . . . ...| .|／| . .| ..|ハ . . .| . . ./|ｨ===ミz、! . . |
_／⌒ﾊ . . . . ', | . .|ヽｨ==ミ } . .ﾉ . ./ｨ {:i:ヽ:|　}】. . .i .|
　　　　.} . . . ..ヽｨ／ /:,-:::| ／} .／　辷ノ　ﾉ|　 /./　　　魔族の離反は天空神様にとっては好都合だったのですか？
、　　 /|ヽ . . . . 【{.　 { :i::」:|　　　　　　　　 .|／|ｲ
｜「 . ! |　i! . . . ..＼　｀¨ ´　　　　　、　 ,:,:,:　|//|
｜| . .| .ヽ」＼ . .＼|　 ,:,:,:,,　　　　　　 ′　　　 |//|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そういうことね」＞火神
｜| . .| . |∧ . ｀⌒「　　　　　　　　　　　　　　 /|//|
｜| . .| .//∧　　 ∧　　　　 ,　-‐　フ　　 ∠｜/,!
｜| . .|////∧　　｀ゝ　　　　｀　ー ´　　ｲ| . ｜/,!　　　　それはどういうことか、お尋ねしてもよろしいでしょうか？
｜| ..//////∧ . . .∧ ｀≧　　　＿＿／二Vヽ.ﾉ//
/:/ ///ｨf二ﾆ}!、 . . ∧　　　 ∧;i!i!|::::: ∨二]|}//
. | . ,ｨ仁二二 Ⅶヽ . .∧　　　,//|i!i!|::::::: ∨二]./
斗f´二二二二Ⅷi!i＼.∧_ 　 |//|i!i!|:::::::::::| 二]!
⌒＼二二二二}ヽi!i!i!.＼}/≧}//|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i＼二二二｝ﾄ:＼i!i!i!i!≧///.|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ:::＞i!i!i!i!i!i!i!i!|i!i!|::::::__::::｀ヽ」
i!i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ:::::::::::＞i!i!i!!|i!i!|r ´/::::::::::::∨
i!i!i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ::::::::::: ,ｨ　¨ ⌒´_/:::::::::::::::::}
197 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/19(土) 09:02:40 ID:JwpBDxaF: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_‘, ..--.. ./
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _､-''~:: :‘, ＿ /::｀`ヽ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ .::/_､-''::‘,　/‐- :: Vﾍ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:: /::/::{:: : {:: :∨:: ::‘, ｀ヽ :. ::’,　　　　　　　　　　いいわよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:: /::/:: :{:: : {:: :: :: :: :: :＼:: }: ﾔ: V/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:: ::{:: {:: :∧:: ‘i, :: :: :: :: :: ::＼ ::}:: ::V/::}　　　　　　　まず多くの神話では神々の敵対者というのは登場するけど、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /／: {:: {::/-‐＼:: ＼､ :: :: :: :: :: ≧=-..／_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ / : {:: { ,xぅぃ　` ‐-　ｨぅぃ､ --‐ ＜:.､　｀ヽ　　　　私たちの神話ではこれまで敵対勢力は存在しなかったわ。
　　　　　　　　　　　　　　　 /　./:: :: {:: 〈　辷ｿ　　　辷ｿ　〉:: :}:: ::‘,:: ＼ }::}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　{　/:: {:: ::{:: {　　　　　 ′　　　　 }:: }:: :: :‘, :: ::V　　　　　神々の威光を引き立てるには、それに敵対する悪があったほうがいいのよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　 {:: ::{:: ::{:: { .　　　　　　　　　　,ﾞ }:: }:: :: :: :}:: ::ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　乂::{:: ::{:: {.:.丶　｀　　 ´ 　ｲ:.:}:: }:: :}: ::/／　　　　　　つまり私たちの引き立て役ね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　｀`ヽ{:: {.:.:.: }`__　　　　イ／} }:: }:ノ}／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 V:ﾍ　｢: : : ￣: :￣:{　 /::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 V:ﾍ‐ ￢ :} } r―… /::/ ＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_ . .-‐…・＼:〉⌒く_ノ＞￣〈／^''＜.:.＼‐-　、
　　　　　　　　　　　　　　､丶｀: _ :　-‐…・・丶__.､イ…‐-　_: : : : :｀`'くヽ　 V/
　　　　　　　　　 __ ∠: _.､＜二ニニニニニニニニニニニ＞､_: _:_: ＼　 V　　／:}
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　　　　　　　　 ` -‐ ''^~　　　　 Ⅵ､:.:.:.:.:.|ニニﾆ{ニニ=-V/:.:.:. ／: ',　　　 ‘,　　　 ‘,
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／:.:.:.:/:.:.| : : : : : : |: : ／￣　　　￣　∨∧＼: ＼_;ｘく￣: : ＼_｀＞''":.:.:.:.:.:.:.:.:_;ィ(＿/:.／　　　それに人間の脅威となる明確な悪がいたほうが、
:.:.:.:._/:.:.: | : : : : : : l／　_　-――､-　　　、: :､｀⌒＼( ＞ｰ=ﾆ;,＿＿_;,　-=≦: : : :ﾏ¨´
√￣＼:.:| : : : : : : |,　 ´　　　　　　＼　　　＼(＼　／　　　｀∧| : : :|:.:∧: :＼: : :，　　　　　人間たちは私たちを必死に信仰してくれるから、
i　「＼　｀| : : : : : : | ＿＿＿＿＿___　　　　＼　　＿＿＿__ /i:.:.| : : :|:.:/∧: :∧ :｜
|　|ｌ　i|＼| : : : : : : |⌒＾＾＾＾＾夊_歹＾｀　　　　　　 ⌒＾＾＾夊ｿ' /:.:.| : : :|:.:.:.:. |:.:.:.:.| :｜　　　　　信仰を得るためには適度の脅威は好都合よ。
|　|ｌ　lし/| : : : : : : |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i/:.:.:.:| : : :|:.:.:.: ﾊ:.:.:.:| :｜
:.､＼|（　| : : : : : : | /i/i/i/i/i/　　　　　　　　　　　 /i/i/i/ |:.:.:.:. | : : :|:.:.:./|.|:.: ∧: |
:.:.:＞-､ ∧ : : : : : :|　　　　　　　　　　　　　　 '　　　　　　　　从:i:.:.:| : : :|／://:.:/　|:/
:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ∧ : : : : :|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:.:./:.:/| : : :!,／/:.:/　,ﾉ'
:.:.ﾄ､:.:.:.:.:.:.:|∧ : : : :ﾄ､　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .ｲ:.:./:.:/ ;| : :/___/／　´
:.:.|__＼:.:._人:∧ : : :|:.:)s｡._　　　　　ー‐=ﾆ __ア´　　／_人_:.:.:.: ｲ|: :/⌒´
＼:.:.￣:.:｀Ｙ´: ∧ : :|:.:.〈＼＞ .,_　　　　　　　　　　　イ:.:.:.｀Ｙ´／ /:.| /
⌒`¨¨⌒＼:.:. 〈∧ :|＼j＼＼　＞ .,_　　　　／):.:.:／):.／　 /:.:.l/
.　　　　　＼_:>∧|　 }　＼`ー--- ≧====个　{／　 {/　／:.:.:/
　　　　　　　　　　　＼ﾉ　　　}｀¨¨¨¨¨¨¨i＼￣＼　　　／:／}/
　　　　　　　　／＼　 _’　　　　 .|　＼＿}_　　／＾´ ／

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,, _,,r‐┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,ｒ-‐´　　'`i └i,
　　　{` ｙー─--　,,_　　　,へヘ／　　　　　　 }　く,
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　　く {　　　　..::::....／::;:::::::::::::::::;:::::::::::::::｀ヽ､.....: } L_
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　　　「 {　　..:::::/　::::::/:;::/:::::ｊ::::::} i:::l:::;::::::;;;;:::　｀､}└,
　　　｀ｱゝ..:::::/;:::::::::/:::l::l::::::ｊ:::::::ｊ　!:|::l:::::l::;i:::::::::::; ヽ┘
　　　└ェゝ:::l::;:::::::ｲ:::_LL::」;,:::;ﾉ　}」LL::」::l::::::;;i:::::ｉ:ﾄ
　　　／::くｨゝｊ:;i::;;::::{:::::;l;;;l;;;;ﾘﾚ'　　ﾘ L;;;;;l;;ﾘ;:::::;;}::::ﾄ:〉',
　　人　　::く/::;;i::::;;::ト,ｨﾗﾃ=＾'　　　ﾗﾃ=ｘ'l:;;;;;::l:::::Y　〉､　　　　　確かにそうですが、人間対する慈悲も大切にして下さい。
　.くｒi ＼　::i::;;;;{┌-{《 {-':::;}　　　　 {‐':::;} 》‐ｖ-};;;;:::ﾄくｚ´
　　　Lｎ＼ i:::;;;ｩ[ノ￣! ヾン　　　'　ヾン　ｉ￣ﾌ;::;::::ﾄ;:ヽ
　　　　｀ﾌ:/::::;::＼　　i､ﾞﾞﾞﾞ　 , ―-‐､　ﾞﾞﾞﾞｲ:.　 {;;::l}:::::}l::::}　　　　　　　　　　　　　　　　「勿論、その辺りの配慮はするわ」＞火神
　　　　　{::ｉ{:::::ﾄ;;::;{:.　　i｀＞.,,`ー一'_. イ∠ﾆ二〉:ﾊ::::ハﾉ
　　　　　V !､:::!､;;〈ﾆ二ｺ´　＼￣´{￣｀Y;;;:::::;::V ﾉノ　´
　　　　　　　 `ーｿ{:::;;;:::ヾ:.､　　＼/　　 {;;;:::::::;:}´　　　　　　　　　　ありがとうございます。
　　　　　　　　 {　';:::::;;;::::ヾ､　, ｲ''^i..､　l{;:::::::;ﾘ,
　　　　　　　 }　ヾ､;;::::;;:::ヽ'　.〉=ﾍ. ＼{;::::丿.l
　　　　　　　　　レヘ　 }.}￣｀＾`/　ﾊ｀i 　ヾ人__!__
.　　　　　　　／／l　｀!ij 　　 !　 ::;'　＼　　　}::　￣ﾌ
　　　　　　ｨ´／l l／ l＼〉　　 i　　　　　ゝ　.:',二] [ﾌ
　　　　　　〉l／　　＼l}:　　　｀⌒ー‐..´　　　l:　 .ｲ
　　　　　　ﾉ　::／　　　 {::　　　　　　　　　　＼　ヽ
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　　　　ﾉノ　　　　　　　ﾄ　..,＿,..　---―''´:: 〉:　　　　ヽ

ひどいマッチポンプである。

勿論、神話では離反した魔族たちは悪く書かれることになる。
198 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/19(土) 09:03:44 ID:JwpBDxaF: 　　　 /:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.|:.:.:;＞''" _　-..,_＼ | ∧
.　　 /:.:.:.:.:.:.:.,.:':.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.|／＞''":.},:.:.:.:.:.＼　|:.:.'，
　 ,.:′:.:.:.:／:.:.:/:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.|／:.:.:.:.:.:.:.}l:.:.:.:.:.:|:.|　＼:'，
／:.:.:.:. ／:.:.:.:./ .:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.ハⅰ:.:.|:.ﾚ"⌒:.:.、
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:.:／:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:./ ＿ j八:.人:._:..:.:.:.:.:.:.:.:＼/
/.:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:|:.:.:.／´　　　　＼:.＼:｀:.:.:.:.:.:.／
:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.__:.:.{:.:.:.:.:.:|／　　　　　　　　＼:.:丁￣
:.:.:.:;′:.:.:.:.:.:.:.:.:./⌒ヽ{:.:.:.:.:.:| ,x====ミ　　　斗=ｧ:.:.|　　　　　それと、天空神は私達のリーダーにして主神なのは知っていると思うけど、
:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{ { r乂{.:.:.:.:.:.:　乂＾ソ　　　　 Yｿ :.:.:|
:.:.:.|:.:.:.:.ⅰ:.:.:.:.人乂_,;:}:.:.:.:.:.:|　　　　　　　　　　　 :.:.|　　　　　主神として全知全能の神でもあるわ。
:.:.:.|:.:.:.:.ⅱ:.:.:.:.|:.:.:＼。|:.:.:.:.:.:|　　　　　　　　　 ′:.:.:.|
:､:人:.:.::八:.:.:.人:.: _人_ :.:.:.:.:|　　　　　ー;;;;‐　/.:.:.:.:|　　　　　この全知とは正確に言えば、
　＼(＼:.:.:＼:.:.:.:＼Υ|:.:.:.:.:.:|_　　　　　　　　人:.:.:.:.|
　　　　＼|　＼:.:.:_〈=|:.:.:.:.:.:|　＞-..... __　／|:.:.:.:.:.:;′　　　　『自らが担当している神話勢力の過去と現在の知識をすべて把握できる』という権能ね。
　　　　　　 `⌒|八:.:.:.:.:.|￣ ―-く）,__　　|:.:.:.:./
　　　　　　　　／|　＼:.:.乂:ﾆ=‐‐┬→〉八／

　　　 /:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.|:.:.:;＞''" _　-..,_＼ | ∧
.　　 /:.:.:.:.:.:.:.,.:':.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.|／＞''":.},:.:.:.:.:.＼　|:.:.'，
　 ,.:′:.:.:.:／:.:.:/:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.|／:.:.:.:.:.:.:.}l:.:.:.:.:.:|:.|　＼:'，
／:.:.:.:. ／:.:.:.:./ .:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.ハⅰ:.:.|:.ﾚ"⌒:.:.、
:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:′:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:; .:.:.:.:.:.:.:/　 |ⅱ:.:.|:.:.:.:.:.:.::.:.:＼人/|
:.:／:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:./　　 j八:.人:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:＼/
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:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.__:.:.{:.:.:.:.:.:|／　　　　　　　　＼:.:丁￣
:.:.:.:;′:.:.:.:.:.:.:.:.:./⌒ヽ{:.:.:.:.:.:| ,x====ミ　　　斗=ｧ:.:.|　　　　そして魔族は私達が創り上げた人工種族だから私たちの神話勢力に含まれるのよ。
:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{ { r乂{.:.:.:.:.:.:　乂＾ソ　　　　 Yｿ :.:.:|
:.:.:.|:.:.:.:.ⅰ:.:.:.:.人乂_,;:}:.:.:.:.:.:|　　　　　　　　　　　 :.:.|　　　　これは離反しようとそうでなかろうが関係ないわ。
:.:.:.|:.:.:.:.ⅱ:.:.:.:.|:.:.:＼。|:.:.:.:.:.:|　　　　　　　　　 ′:.:.:.|
:､:人:.:.::八:.:.:.人:.: _人_ :.:.:.:.:|　　　　　ー;;;;‐　/.:.:.:.:|　　　　つまり離反した魔族やその子孫の魔族たちが得る事になる魔法の知識や術式は
　＼(＼:.:.:＼:.:.:.:＼Υ|:.:.:.:.:.:|_　　　　　　　　人:.:.:.:.|
　　　　＼|　＼:.:.:_〈=|:.:.:.:.:.:|　＞-..... __　／|:.:.:.:.:.:;′　　　いずれは天空神の糧となるのよ。
　　　　　　 `⌒|八:.:.:.:.:.|￣ ―-く）,__　　|:.:.:.:./
　　　　　　　　／|　＼:.:.乂:ﾆ=‐‐┬→〉八／

.　　　　　　　　 /|　､丶`￣｀¨¨¨¨¨ ヽ　　 |'，
　　　　　　　　 /‐| / .／　　　　　　　　　ヽ |∧
.　　　　　　　 /ﾆ∨ /　　　　　　―　　＼.　 |‐∧
　　　　　　　 /ニ/／⌒　　　　　　　　　　＼|ニ∧
　　　　　　｣ニ/　　　　　　　　　　　　＼　　|ﾆﾆ‐}
　　　　　　,ィニ/　 l.　　 ,/　　　　　ヽ　　ヽ ∨ﾆﾆ}!　　　　　　　（なるほど、魔族が離反して遠くに行ってしまえば、
　　　　　　｀'寸　 l.　　 ∥　　　　　　　'，　　Ｖﾆﾆ‐廴
　　　　　　　 { 　 |　 |　i!　　 |　　　　　l}　　/ﾆﾆﾆア´　　　　　　　魔族を養うコストを省いて、彼らの研究成果を総取りできるのか）
　　　　　　　 {ﾊ　|　 |　i!　　 |　　　　 l}　 /ﾆ＞''´∨ /
　　　　　　 | ∧ﾍ　|　i!　　 | ./}　,ｨ　/　/ｧ'＜　　 ∨ /　　　　（まさに『楽してズルしていただきかしら』を実現した効率的なやり方です）
　　　　　　 |/　＼､|ヽ{ヽ　　|/ .ﾚ'　Ｖ　/　ﾊ　｀''＜ ∨ /
　　　　　　　 /　　{ ∧.　　 `r┘　　 /イ.　　} |　　　ヽ.∨ /
.　　　　　 /!　　{ 　 )h､　_ ＿__　　,ィ　　 .} |　　　　 ',∨ /
　　　　　 /.|　　 {　　 {: :)ｈ､ _　,ィ./: :}　　　} |　　　　　 ',.∨ /
.　　　　 /　|　　　∨ヽ.{∧ 　 ∨//　 .}　ﾊ/ .|　　　　　　', ∨ /
　　　　 /　 .|　　 | 　 | 　 ∧ 　 ∨　　/／ |　│　　　　　 }! ∨ /
　　　 /　　.|　　 |＿_|.　　 ∧.　/　　 /　　|　│∨　　　ハ　∨ /
.　　　/　　 |　／_ ＿ヽ.　　 ∨　　 /.　　 |　│　∨. 　 /　 l　 ∨
.　　 /　　　 |< / _,､　　Ｖ､.　 /　　 /　　　 |　│ 　 ∨ /　　 l. 　 '/
　　 { 　 /　 | 〈_,,､ ‐　　Ｖ≧x: : :./: : : : :./|　│　　 ∨ 　　 | 　 }!
　　.从./　 /　 └‐ ､　　　Ｖ￣￣￣￣｀ヽ |　│　　　| 　　 │　从
.　　　/　 /　　/　/:.ﾍ､　　 } ＼　　　　 |　│　　　| 　　 │ /
　　　{　 /　　/　/: : :.ア¨¨ }.　　＼　　　　 |　│　　　|　　　　ｉＶ
.　　从/　　/　/: :／: : : : |}.　　　ヽ　　　|　│　　　|　　　　| ∨
　／　　 /　/／: : : : : : :l}　　　　　　 |　│　　　|　　　 | 　∨
199 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/19(土) 09:04:33 ID:JwpBDxaF: 　　　　　　　　 ( {　|ﾆニニニニニニﾆ=───=ﾆニニニニニニﾆK　}
　　　　　　　　 {-ヽ|ニニニニﾆ＞''ﾞ: : : : : : : : : : : : :｀''＜ニニニニ|　 ]
　　　　　　　　｀`‐|ﾆニニﾆj>'´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼ﾆニﾆ７⌒}
　　　　　　　　　　人ニﾆﾆ/／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 寸ﾆ/⌒ｿ
　　　　　　　　　｛　ﾏﾆｙ'´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : V⌒〈
　　　　　　　　　　Y⌒∨ : : : : : : : : |: : : :､: : : : : : |: : : : ｌ: : : : : :∨ノ
　　　　　　　　_､r圦_ノ : : : / : : |: : j|: : : : :＼: : : : |: : : : |: : : |: : : V_
　　　　　_､rf〔ニﾆア/:/: : /: : : :| : 八: : : : : :',＼: : |､: : : |: : : |: : : :|ﾆ_
　　_､rf〔ニニﾆﾆｱ７_|′:.i|: : : : |:./|　∨: : : : | _ 斗|-ミ: :|: : : |: : : :|ニ_
　く`''＜ニニニｱ_/_/: : : i|: : : : |/┼‐-ﾄ､: : : |´,ｨ斧芯圷ｧ: : ,': : : ,'ニ-_　　　　　　つまり問題がないという事ですね。
　　(_／ `''＜_ｱﾆ{ﾆ| : : : i|:|: : : :陀芯圷ﾐ＼从　　V辷ｿ/ : /: : : /ﾆニﾆ_
　　　＼_/＿/ ￣ｱ: : : : i|:|: : : :ﾄヾこソ　　　　　　 / : /: : : /ﾆニニﾆ_　　　　　安心いたしました。
　　　　　　 _､‐''￣| : : : : 从: : 从　　　　　 !　　　　　　ﾚ'7 从:/ニﾆ＞''⌒>
　　　_､‐''゛ : _､‐''ｿ: : / : /|-＼:|圦　　　　　　　　　　／:/　/{_厶斗ｬﾋ''ﾞ
_､‐''゛: :_､‐''゛: :／ : : {:／|　｀¨´＼个..._　　 ─‐ 　ｨi:i:i:/￣￣〉i:i|: : : : :、　　　　　　　　　　　　　「素直なのは良いことだわ」＞火神
_,,.､丶´: : : : : : : :＞'⌒'y┐～.r～'乂i:i:＞　　_　＜Ｌi:i:｢L....イ:i:ｉﾘ : : : : :、
／: : : : : : : ;.rァ1允 |_/　从: : |i:i:i:＞''~くj　　　　　 |y'｜: : : トv': : : : : : :.
: : : : : _､‐''ﾞ: しし'^　ﾉ　/: : : :厂 }　　　　｀`～､、　/　 | : : : [　}`''寸: : | :、
─‐'''ﾞ／ : ノ　　／　 /: : : :/{⌒ｬ　　　　　　ｨこYこ>､| : : :/Lｺ　　V: :乂:.
　　／ : : / 　　　／: : : :/　Ｖ⌒ｬ　　　／圦　　　|圦: :/─ﾉ　　 |: :i| 　|
　／: :／:/{ 　　　／´/ : ／　　 V⌒ｬ__／ﾆニﾆ〉─〈ﾆﾆVﾆK 　　 |: 八｜
. : :.／:／八　　 {　 |／　　 j　 V_ノニニニ-/　 |　 Vﾆニﾆ-_|--┴''⌒ｿ
:.／:／　　∧　　　ﾏ<L　　　_ノ)　/ﾆニニニﾆ/　　′　∨ニニﾆ-_　　　 |
､ヽ`　　　ノ|　　 / ∧ 　　　 |/ニニニﾆ／　　/ 　　ﾏニニニ-_　　ノ、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|ﾍ
　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　 | ∧
　　　　　　　/ |　　　　　　　　---　　　_　　　|　∧
　　　　　　 /　|　,　　´　　　　_　　　　　　` 　 ';　 ∧
　　　　　　,'　／　　　　　　　　＼　　　　　　　V　 ∧
　　　　　 ,　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　V　 ∧
　　 |＼ /　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼￣　----∧
　　 |　ヽ:/　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　　 }　___
　　＼　/　　　,'　　　　　　　　　　　　　　　 l　　` ト- ／￣／
　＿＿〉{　　　 :|　 l　　l　　　　　　 |　 |　　　}　　　 V　　／　　　　　　（天空神のやり口はえげつないと言えるけど、
　＼　从　　　|　 l　　l　　l　　　 /　/　　　,:　　　 /-＜￣　、
　　＞ -〉　　　|＼|＼ |ﾍ　l　　// |/-|/|　/　　　 /　　　　　／　　　　　神々の女王ともなればそれぐらいでなければ務まらないわね）
　＼　　人　、人ｨﾍ云ミ Vﾍ / / ｲ芹≠V　／／ |Y^Y_ ／
　　　＼,,/| ＼＼从廴.::ﾉ　　　　　ゞ- イ／/ｲ　}　||　|_|l　　　　　　　　（これは心強いと高評価するべきでしょう）
　　　　　| |　|_|ヽ|ヽ　　　　 '　　　　　　 |　　 |_ノ　　　　,
　　　　　|_|　　　 | 心　　　　　　　　　　　|　　 |　　　 V 　'
　　　　　l　　　　 l　　ト　　　｀　´　　　ｲ　 ,;　　　　 V　 ,
　　　　 ,　　　　 /l　　|　　＞　　_　イ _ | 　 / V　　　　V
　　　　/　　　　/ l　　 --　V∧　　／/ l　 /　〉＼　　ヽ l
　　　 /　　　／￣/￣｜　　V∧／//／l　/ ／|　　＼　　＼
　　　/　　l 　　〈　　 |　　　V///／　 l / ´　 |　　　＼　　ヽ
　　 /　___ |　　　〉　　|　　　 V／　　／「￣￣　　　　　> 、＼
　　/ / V |　　　　| 　　|　　／　　／　　|　　　　　／＼ |　　＼

魔族の決別は七大神にとってその程度の扱いだった。

勿論、後世の人間たちの受ける被害は度外視しているのは言うまでもない。
200 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/19(土) 09:13:47 ID:JwpBDxaF: ttps://www.youtube.com/watch?v=40cesnpKHA0

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 !L
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l　ｌ
　　　　　　　　　　　　　　　　　、　　　 l　..ｌ
　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾘ､　　　l　　ｌ　 |.ｌ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｝ヽ.　i､.!　 . ｌ　! ｌ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 !　ヽ.|ﾞi｝　　.ｌ│ !
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　 .ﾞ'! ″　 ...ｌl　.ｌ　_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　!　　　　　　 ″ .ｌ ,!|
　　　　　　 _ィ'⌒ﾞ''ｰ-､,,_　　　　　ｌ　　　　　　ｌ,! .ｌ
＿,,. r‐'''"~　　　　　　　　￣｀''ヽ､,│　　　　　　　　″ .!
:::.:.:.:.:.:.:.:.:.:. :. :. :. :. :. :. : :､　　　　　　!　　　　　　　　　　ｌ　..:　　　　. ...　　...
:.:.::::::.:.:.::.:.:.:.::.:.:.:. :. _,,.ｨ～ﾞlヽ,　　、　 .!　　　　　　　　 !　 .!l　　　..:　　　　　　　　. ..
´~￣~~"＾´￣~ﾞ＾´　　　_,,,.ｌ,.＼　'ﾄ、 .ｌ　　　　　　　　ｌ　l .l　　　　　　　　　　　 _,,. -ー'''
　.... .　.. :...　 -─-= 二､..,,＿ｌ. ..ヽ　ｌ'､ .ｌ　　　　　　　　ｌ !　!..　　　　　-='､'ﾞ´:.::.:.:.:.:.:.:..:.:
...　　...　　　　　　　　　ｌ､　　　ｌ.　ヽｌ.ヽ|　　　　　　　　　　ﾈ　.!./|　　　　　　　 ~｀"ﾞ''ー- ､
.　:;:;'r-=´へ　　.. ... .. .ﾞぐ､,　 .ヽ　 .ﾞ'レ'l|　　　　　　　　　 |" l
／　/　'::... `:.＼、　　　　ヽ＼　ヽ　　゛　　　　　　　　　　　　　　 l　.、. .. .. 　　..:　　　　. .
.::"/::..`._　;'".へ'´｀yヽ√´ヽ　＼ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　/ /lゝ　. : .:,ﾊ. .. .. 　　..　:　:
　"`''''''ｰ――-´--------ヽ　＼'､　　　 ..　/⌒i 　　　　　 |./ l　　,iﾘ,ﾌ;:,'ゝ------‐―
　　　.　:　..:　.:.　､,､w..:､,､､,､wヽ,　 .＼､_,,..､　.|　 / ,..-､　　　　 ″ !　,i'ﾞ/ ﾌ.:;ilゞ,ﾊ.:.....:.,ﾍ..::::
,､,､,､wﾘﾞW゛jﾘwj从ﾘj"WﾞﾘwﾘﾞW＼　 .ﾞ l 　 l　| /´ l,､_ノ ,　　　　 lﾞ./ ./ﾍ;;ﾊﾊﾞゝ;>.:,ﾊ';'ヽ、
　从;:　｀:､ﾘﾞW゛jﾘw''､`'.､,:｀:,,‐'゛＼ヽ,　　|　 i'　'´_,,、　　　　　ド　 !ノﾊil;:ヽゝノﾊil;:ヽゝ
｀wﾘﾞW゛jﾘwj从ﾘj`'.､-='´　　_,ywj＼' !､ .|　し''´　」　　　　　　　　　　 !　　,，　ノﾉノ'ﾉ,'ﾊハゝ
.wj从ﾘj`'.､　,:,-‐'゛,,vw-‐W゛w从　Wヽﾞ'!l|　 ,,.-''´　　.　　　　　　　　ｌ .,／ !ﾊ';'ヽ..::...,ﾍ、ﾊ.:;>
￣~＾￣＾￣￣~`＾ﾞ'､,゛jﾘw :;.:".:;.:'､,,,_　｀'､|　.|　　　　　　,､ r‐'ｌ　.r､、'"　　^ﾌヽﾊil;:ヽﾊ,ﾊ';'ヽ、
''　ﾟ　　;~　,;　　　　ww:,､v､从ﾘjw｀'-,｀"".l､_ﾉ　　　　　i　ﾞl.|　ﾞl /　lﾞ　　　 ,i′ﾊｌ; ノﾊil;:ヽゝﾌ
　　　　　　　　　　　｀ﾞ''､::wj,､,､,､从ﾘj｀'-、　　　　　　│ ﾞl |　|/　lﾞ　　 /ｌ;:.'ilﾊil;: ノ'ﾉ,'ﾊハ,ゝ
　　~'　',;　　　''"'　　　　　､,,'.､゛jﾘwj＿＿ﾐｯ　　　　　　ﾞl,,ﾉ '"│ /　　 ,,,,,ﾆ=-ﾊｌ;:.'ilゞヾﾍﾞ .:;
~　　　　　　　　　　　　　　｀`'‐;.:".:;.:'"ﾞ:｀'''ｰ┐ .＿＿＿´　　.lﾞ　lﾞ＿＿z-⊥';'ヽ、 .:;>ﾍ:..::ﾊ::
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　　　　　　　　　　　~'　　　'　　　　　　｀`ﾘﾞ jﾘwj从jｒ、'＾　ｼハﾉｼ;:,';:,　ノﾉハﾊｌ;:.'ilゞヾﾉｖﾉ;:,l'
~ 　　　　　　　　'ﾟ　　 ;　　~'　',;''　　　　　　　｀ﾞ''、:w从jﾘ彡ﾊﾊﾉ;;:,　フﾉ;:,'ﾊﾉハﾊﾚ;;:ノﾉハﾊ
　　~'　',;''　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ﾞ'':::..wj 彡ヾ;:ﾉﾊﾊﾚ;:,.'ilヾノノﾊﾊノﾉ;:'ﾍ;;ﾊﾊ

　ノー='ﾞ乂
ﾉ　　　　　ゝ
)　７　ト　（
}. 　{__ノ　　{　　　─|─”　|　 |　＿＿＿
j　　　　　　j　　￣|￣　　ノ .イ　　　｀ヽ.　　　　ﾉVﾍVﾍVﾍｨ´
｝　V　）　　{　　　　　/　'⌒;/⌒／⌒_､r=≦ー――　)　　　　　　(
j　　　つ　　;　　　　　{__,j_　;j　　i　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::)　愚　魔　(
ﾍ　！！　/　　　　 .,.{⌒＼{　　j　　i:::::::::::::::` ＜￣￣)　か　族　(
　ﾍ　　　 jｲ　　,rｬﾌ:::::`､　 i'ｰｲ;V ﾉ￣￣￣ﾊ::::＼　;)　な　に　（
　　V √゛　　 j:｡::j::::::::::＼ノ!　　V　　　.／　∧::::::i　)　国　逆　(
　　 V　　　　　乂/::::::::::,ィ(：｀ー―≧=＜　.／∧≦‐)　を　ら　(
　　　　　　　　／::::::::／　　・'　，　　 V.＿／　　∧￣)　！　.う　（
　　　　　　　／:::::::／　　　　　　　　 V　　　　 ∧ ;)　　　　　　(
　　　　((　ｰｧ:::::｢´　　　　　　　　　ﾉV　　　　／'. ﾍ　　　　　/
　　　　　　ゝ'ｲ゛　　ｧｰゝイﾐ､___＿,／/j≧ー＝´　／!. V　　　/'
　　　　　　　　　　 f≦ｨ､}　∧弋ぇ、/! ゝ≧ー=≦　/.　 j　　/
　　　　　　　　 rﾍ!_V.:.`´:`ﾍﾉｰﾐx!∧　＼≧‐ﾆﾆｲ. 　 ⌒ｲ
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　　　　　　　　　　　　八_j､√/､}`Vj! }!ﾊ　　　　　　,ノ
　　　　　/二V=､_ﾆﾆﾆﾐ,/! V`j,_j､ｲﾘ人j　　　､ヽ`　ﾉ
　　　＞ {　　j一j　j`Vﾆﾍ乂´　≦ィ' /}ﾆヽイ　　／i
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　つ　ひ　 /　　　　　　　　　　　　　 / /
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　せ　り　( 　-=＝=＜.jﾍ　j　!　/ /／ｱ≦ .//j!ﾆニヽ
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201 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/19(土) 09:14:24 ID:JwpBDxaF: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞ '7　　　　　　】　　　　　　　　　　ｲ／
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202 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/19(土) 09:15:15 ID:JwpBDxaF: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧
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　　ゝ　　　/　　(´⌒;;;Ｙソ　　と_ ⊂ （　 :::ム　.（ﾟДﾟ.;..　　／::/　 ..lJ:::::::)｀ｽ
　　し　Ｙ人　(´⌒;;;／■ （＿）Ｙ　人 .￣´ヽ|.´ .:､　　　:::＿::::ノ.＝;...ヽ::/´.;.⊃
　　　（＿）'し　　　⊂（ﾟДﾟ　；）（＿）　ソ　≡(´⌒;;;　　　　 ⊂（ﾟДﾟ.;...|:l、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ _｣LL｣_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_　-‐-{(　　／￣￣~"''　　　　　　　　｢i:,
　　　　　　　　　　　　｢　　　　　　＿_彡'⌒　　　／　''"ﾟ~￣~ﾟ"''　　　　　 /ﾍ}
　　　　　　　　　　　　 Vヘ　　　　アﾟ　　　　　　　　　　　　　　　｀`～､、　,へ/
　　　　　　　　　　 V⌒　　 .／　／　　　　　 /　　　　 ⌒＼＼――=''^｀/
　　　　　　　　　　　　　 V⌒＼__彡'　　/　　./　./　:| 　　＼　＼＼／へノ
　　　　　　　　　　　＼/⌒ア　 _/　　 / //┌八:l :}　}＼＼＼}⌒＼／　　　　生き残った人間か。
　　　　　　　　　　　　　　　＼/ ⌒`ｱ　 /|八|　Lﾉ　| :|　}　 {＼込＿／
　　　　　　　　　　　　　　　 /＼　_7　 | 代艾ﾃ　　xぅ灯从乂_.＼(　　　　　　　　邪魔だ！
　　　　　　　　　　　　 /　//^7　.:ハ　　　 .:}　　　　 l 　 :|:　＼
　　　　　　　　　　　　　　 /　//　/　　八　　 .:}　　　八ヽ{:.　　＼＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　-‐…‐-　_
　　　　　　　　　　　 // //　/／//　 }:.　　-　--　 ./:∧　＼　　　＼＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／／　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　 /ｨ /{' .／　.//　｢:=-＼　 ''　　.:::::::::∧:. 　＼　　　　＼＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　／／
　　　　　　　　　　　 / .{　／　　.厶┐ﾉ:::::::::::::＼__／::::::::::::ト::..　　　＼＼　　　＼＼　　　　　　　　　　　　　　／　／､､､..,,_
　　　　　　　　　　　　　　　／　　 /:|'/八:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::V〕ｈ｡.　　＼＼　　　　　~''～ ,,_　＿＿_　　''"ﾟ~￣￣ア　／~^''～　,,　｀`～､、
　　　　　　　 _ -=ニニニ/　　　 /　|'//∧::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::V//∧~''～ .,,_ ＼　　´^''=─-- 　　--─=''^｀　　／／　　　　　　 ~^''～　,,
　　　　　　／ニ=-　-=/　　 :{:..∧.　'///∧､､､､､､..,,_::::::::::::::::_ノ::::V//∧　　　〔ニ=-　_　~^''～　,,＿＿＿＿彡'　／ _,,..､､､､､､..,,_　　　　　＼＼
　　　　　　|ア_. -=ﾆ⌒|　　　 V{　:.　V///∧::::::::::::::::::＼::::／::::::::ノV//∧　　 :〔ニニニﾆ＼　　　　＿　　-‐=''^｀　 _　-‐￢冖冖￢‐-　_ 　　　　＼}
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204 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/19(土) 09:18:08 ID:JwpBDxaF: .　／　 .／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　）　　＿ﾘ　/　　/ ／ ./
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205 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/19(土) 09:18:59 ID:JwpBDxaF: 　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／／　 /::::::::::::.
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　　　　　　　　　　　　 i∨ (|::::l::::|:::弌Tぅ‐-{　ヾ}　　 }ｱ　 l|::::::::::::::::|　　　　バーン様、人間の群れを掃討しました。
　　　　　　　　　　　　　ｌ:∨ |::::ｌ::::|::::|　|｀`　＼　　 /ィﾜラ |::::::::::::::/
　　　　　　　　　　ｌ:八_}::::l::::l::::|　|　　　　　　　 { ￣　　|/:::::::::/　　　　　次の群れを探しますか？
　　　　　　　　　　　 |　　 }:::ｌ::::ｌ:::|　　　　　　　　　　 /:::::::::/
　　　　　　　　　　　　　 }八:::lV　　　　　　　　　　ノｲ::::／
　　　　　　　　　　　　　 r‐/∨　　　　　　　` '′　　　 /／
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　＼　　　＼　＼:.､　　　ヽ
,　　,　　　　/　l　　ﾄ､　　　＼　　＼　＼　　　ヽ､　ヽ/｀ヽ､
　 /　,／　/　 ,!　　 l　＼　　　＼.　　＼　＼､　　＼　∨＿
／／　 /　ｲ|　　 i　/|＼　　　＼　　＼　＼｀ヽ､　',ヘ､　　￣｀ヽ
,／　　 /　　/.!　　 ,/｀ヽ／l＼　　　', ､　　ヽ　∨'' ＼ ',
　　彡/　　/　l　　/l　 0 l:/　 ,ヽ､　 l　＼　 ', ､ l　　＼
　　,.／　.／　,'.　 / 弋 __ﾉ,./l/／ }彡＼　＼ .ﾄ､
,／　／　　/ ,／＿ﾍ､　 l::／(ｿ,ｲ ,､＼＼　＼＼　　　　',　　　　　いや、無用だ。
彡_,彡　＿/／-｀::::::｀::}- ､ー ´　 ,' ＼. ＼＼　＼＼　　　 !
l l i从　　-＿_,..ｯ=-‐'''　,　､　　　l_,ノ .＼＼＼　＼＼　　 |　　　　　所詮は魔法の練習台にすぎん。
_', l i从　｀¨￣　　　　 ,　　 }　　 ,　　＼　＼. ＼＼　＼＼/
　l i j　',　　　　　　　　　ー,'_　　 ,　　　　　　ヽ､＼＼　＼＼　　　　　その為に移動を遅延させては元も子もない。
､_| l l　ﾞ,　　　　　　 ,ｨ_ ﾆィ　 / ＼　　　　　ヽ　ヽ＼　＼＼
　 l i ! l　l､､　　　　　､__　- '　/　ヽ､＼　　　　　　＼＼＼　＼＼
/∧ l l　', ', ＼　　　　　　　 j､､　　＼＼　　　　　　＼＼＼　＼＼
//∧ i l　, ﾍ__ ｀ヽ､　　　　 _ノ/∧　　　ヽヽ　　　　　　　＼＼＼　＼＼
///∧ ',　',　∨7777｀ー ´////∧　　　　､　､　　　　　　　ヽ　　　　　ヽヽ
////∧ i　|　＼//////////////ヽ　　　　　　　　　　　　　　､　＼＼　 ',　',
206 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/19(土) 09:20:06 ID:JwpBDxaF: 　　　　　　　　　　　　　　　　　／::::::::::::l＼::::::::::::::::::::::`ヽ、
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　　　　　　　　　　　　 |::::::::::::::::::|:/　＼::{　　 }::/rｔぅア|::::::|／＾/
　　　　　　　　　　　　 |::＿_l::::::::|r‐rぅミ`ヽ　　　　 ´　|::::::|/）/　　　　確かにただのおまけですから、
　　　　　　　　　　　　 |::＼r|:::::/|｀　　　　　　　　　 |::::/　/
　　　　　　　　　　　　 |/|:::/|::::|｜　　　　　　　　　　　 |/ _,/|　　　　　移動中に群れを見つけたらついでに潰す程度に留めておくべきですね。
　　　　　　　　　　　　　　　};ﾊ:|::∧　　　　　　 ,　　　　 }::/
　　　　　　　　　　　　　　　 |/|:∧　　　　　　｀　　　　 /|′　　　　　時間の無駄です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　|ﾊ/＼　　　 r‐ヘ／⌒〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　<⌒＼　　 ´／　　 ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　r＼　＼／　　　 /　〉　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「その通りだ」＞バーン
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /|:|　｝　_/　　／　　 ∧
　　　　　　　　　　　　　 _,.. -‐ﾆｱ :|:|　{　　　　　　/ ／　}＼
.　　　　　　　　　 _,.. -ﾆﾆﾆﾆﾆｱ　　|:| ！　　　　　　　　 /〉　ｌﾆ-_
　　　　　　　_,,　-ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆl　　 |:| 八　　　　　　 / 　 |ﾆﾆﾆﾆ-.._
　　　　　／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｌ　　　|:| 　〉　　　　　 /　　/ﾆﾆﾆﾆﾆニ＼
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　　　　　　　　::::::::::::;i|::::::::::::::::::::::::::::::::::::八ﾉ
　　　　　　　　::{＼::;ｉ:|::::::::::::::::::::::::::::::::::;′`
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　　　　　　　　::::| 　 (|:::::::::::::::::::::::/ 八圦 ,ﾉ　　　　　しかし、他の人間はまるで猿ですね。
　　　　　　　　::::{　＼!::::::::::::::::::::/ /　＾` {
　　　　　　　 ::八　 |::|:::::::::::{::/　　　　　　　　　　　集落の人間が上級に見えるほどです。
　　　　　　　　:::::::＼_|::|:::::::::::|;′　　　　〉
　　　　　　　 ::ﾉ}::::/ |::|＼::::::|　　　　／　　　　　おまけに何を言っているかさっぱりわかりません。
　　　　　　 /V　 |/ 　＼|　　　　　_}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　'＾ﾉ
　　　　　　　　　 { 　　 r- .._　　　　 }
　　　　　　　 ',　　 }　　　　　 _ノ
　　　　　　 ::＼ ', 　ﾉ
　　　　　　　　＼::＼ /
　　　　　　　　 ::::＼::＼

　　　 / ⌒Y.　∨　＼　　＼　、　＼　　　　＼　　./三ニ
.　　 /i: ○ |i／ ∨ 　＼　　＼|＼　 ∧､　＼　　ヽ./三ニ=
　　//{ . 　 }l　　∨／{__ ..＜三ﾆ=‐､ ∧＼ ∧ ､ . ∧三ニ=
. 　 liﾑゝ=i〔:.／{_／三ニ＞＝-､=‐ 　＼} l i＼}　＼ ∧三ニ=
. 　三= 　〈三斗r‐=孑'′　／=-　./　li|　l i|　 /　＼}_,.＞''"
. 　三=- 　 {::.`ー─==ﾆニ´ミ、　 /　　i|　l ｉ|／＞''"´
　　 /　　 :{　寸ﾆ=-　　　　　 /　　 li| 　 i|´ 　＼＼　　　　　　　　あそこは曲がりなりにも農業をやっていたからな。
　　　　　 |　　三ﾆ=-　　　　　　′　　ii|　　i| ､　　　＼＼
　　　　　 | 　 i=-　　　　　 / |　　 l il　 l i|　＼　　　丶　　　　　ここはそれすらしていない。
　　＜　　| ／　　　　　　　ー| 　　l i|　 l i|､　＼　　　＼
　　　_＿￣＿_ ,,.. ､　}　　　　.ｲ　 |　　 l i|　　il|　＞ -へ,　　　　　　　　より原始的なんだろうさ。
　　 ─-----─　´　　　　　　　ﾉ!　　　i|　　i|　　ヽ　ヽ
. 　、　　　　ノ　　　 /　　／.:|　　 l i| 　 l i|　　　 i
　　　￣￣￣　　　　 ′∠　　|　　 l il　　 i|　　　 |
　　　　　　　　　　　 .　-=ﾆ三三|　　 l i|　　　i|　　　 |
　　　　　　　　／ﾆニ二三三|　　 l i|　　 l i|
　　　　　　／ﾆニ二三三三|　　 l il　　　 i|

七大神の勢力圏では現代日本語が使われているが、他の人間の群れでは現地の言葉が乱立していた。

当然言葉が地域によってバラバラだったために意思疎通に苦労するのが実情だった。
207 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/19(土) 09:21:27 ID:JwpBDxaF: 　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::/　＼__彡'＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::.
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　　　　　　ｉ::::l::::::::::::::::/|　　　　 {　　　　　 |　`、::::::::l::::::::|
　　　　　　__|::::|:ｌ:::::::::::::| |　　＼__　　　 __／　l 　 i::::::::::|_;::斗┐
.　　　　＼￣＼:::::::氷弌zぅミヾ{　　 }ﾚ'rtzラﾌ　|::::::::｢ __ノ /
　　　　　　 `, rヽ|::::::::| |｀`⌒＾　 :.　　　　 ^⌒「　 |::::::::|/ ） /
　　　　　　　　∨(_|::::::::| |　　　　　 }　　　　　　　　 |::::::::|r ／　　　　しかし、人間は魔法の試し打ち以外では使い道がないですね。
.　　　　　　 |＼|::::::l:|　　　　　　　　　　　 |:l::::::|/
.　　　　　　 |　 |::::::|　　　　　　　　　　　　 |:|:::/　　　　　　　元からその程度の存在だったのかもしれませんが。
　　　　　　　　　 |/|::|　　　　　　 `　´　　　　　　 ,:|/
　　　　　　　　　　　 |/＼　　　　 , .._.. 、　　　／|
　　　　　　　　　　　　l:::|＼　　　　ｰ　　　 . イ:|:::|
　　　　　　　　　　　　|/|　｀　　　　　　　　 |:八{
　　　　　　　　　　　　 r{　　　　　‐-‐　　　　 |┐
　　　　　　　　　　 /: }i,　　　 ',　　　　 /　}八
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　　　　　　　　／/: : : : : }i,　　　　　 {　,i{ : : : ∧＼

　　　／　　　　　　　　　　　　　　 ‐-=ﾆ　_　　＿__ __彡'.:::::;'
　　　／　　　　　　 /　　､　　　　　　｀　ﾐ　＜/.:::::::;′
　 / 〃　　　　　　　 /　ト、＼　、　丶、　、　＼　/.:::::::/
　 //　　／　　　　 /ﾘ　| ハ　ヽ＼　　＼＼　　く:::::::/
　 /,'　／　　／　／V　 ;L.ｨ } } 　}　　　　　　Y´＼`丶､′
　 / ／　　／　／　/　ｲ゜ﾊ7}八∧ ﾄ､ヽ　　八　 }／　ヽ
　　ー--z彡≧ミx_,厶イ乂ｿ/　ｊ,x≦ハ,ハ//'"´＼l
.　Ｖ// 　i ｰzr‐ヒ歹=ミ》　斗ｾﾃア ∧i ∨l/　　　　}　　　　人間など正直どうでもいい。
.　 ∨ /　i | ´＞-‐=≠^｀　|｀ニﾆ^ ∧ ∨{＼
　∨ /　　 !　　　　　　 | 　　 ∧　　ヽ　＼　　　　　　　それより皆を集めて北上するぞ。
　 l　i　　　ﾄ､　　　 _　二,　　　∧　､　　　､　＼
　 l　l　　　l∧　　　｀ニﾆ　　 ∧ ヽ　　　　　　　＼
　 l　l　　　|　　､　　　　　　　ｲ　ヽ　　　＼　　　　＼
　 l　l　　 ├‐-込、　　　 ,∠Lトミ }＼　　　＼　　　＼
　 l　| 　　l::::::::::::::.＼＿／.:7 |_{＿,ﾊ＿＼　　　　､　　　　＼
　 l　|　　ｌ::::::::::::::::::::::::::::::/イ| 厂￣＼}ヽ.＼　　　ﾏﾆ=‐-=ﾆ._＼／￣
　 l　|　　 l:::::::::::::::::::::::::::::::::/イ.:::::::::::::::}　 } ハ　　ハ　　　　　　 `ヽ

パーンは北部の新天地に向かう途上で遭遇した人間の群れを潰していたが、

それらは七大神とは関りがなかったことから、特に問題になる事はなかった。
208 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/19(土) 09:22:05 ID:JwpBDxaF: 本日の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
209 ：名無しさん＠狐板：2024/10/19(土) 09:27:09 ID:aJ+7cDE+: 乙でした
うーん傲慢！
キン肉マンワールドの神様は割と真っ当だったんだなあ
210 ：名無しさん＠狐板：2024/10/19(土) 09:31:13 ID:kaGWlTZg: これはこれで合理的だな
殺処分するより生かした方が神にとってはメリットがあり、デメリットは少ないわけだ

しかしバーン達は、北部で食糧などはどうする気だ？
少人数なら、狩猟や遊牧でどうにかなるだろうが
211 ：名無しさん＠狐板：2024/10/19(土) 09:35:01 ID:Wfze7IPq: 乙
魔族が大規模に暴れるのは文明が進んでお互いの集団規模が大きくなった後になりそう
212 ：名無しさん＠狐板：2024/10/19(土) 12:09:19 ID:T9M+lKaS: 乙
まぁ魔族側からしてもこれ以上人間ガーで鬱陶しくないし、魔法の探求さえできればいいから天空神のやり方は悪くないんだよな
もっともこれで今までの神や清姫の魔族に対する非難は全て見当違いでありブーメランであったことが証明されたわけだが
213 ：名無しさん＠狐板：2024/10/19(土) 12:46:21 ID:abJgSv5J: 乙です
214 ：名無しさん＠狐板：2024/10/19(土) 14:09:00 ID:Nm+B57D+: 乙でした
215 ：名無しさん＠狐板：2024/10/19(土) 16:18:02 ID:uTmwJO3K: 乙
魔族っていう弟妹が先に産まれた兄姉である人間に奉仕しろって毒親にガミガミ言われて可哀想。そりゃ反抗期になるよ
きよひーの最終目標は女神に媚びを売りつつ女神を超えることだろうけど天空神にはバレてしまうのか。最初の神の犠牲者は決まったな
216 ：名無しさん＠狐板：2024/10/19(土) 16:35:42 ID:PyYvKneq: 乙
神様視点で内政チートやりたいだけで人間とか生み出したものへの思い入れや都合はあんまり気にしてないな
217 ：名無しさん＠狐板：2024/10/19(土) 16:44:16 ID:50GYNd9h: いやー、奉仕種族として作ってるのにモデルをフリーレンの魔族にしたり、自分たちの作ったものでよその人間がコロコロされてこの対応な辺り、喪女神も大概アレ(最大限オブラートな言い方)だけど。魔族は魔族で大概ではあるんだよね。養ってもらっても働かないわ、出て行ったら出て行ったで特に理由なく殺戮し始めるわ。そもそも性質がフリーレン魔族な時点で、もうアレなんだよな。
そこ言うと結局、ホムラが悪いって話になるけど。
218 ：名無しさん＠狐板：2024/10/19(土) 17:09:35 ID:iZEt2yk/: 元を正せばホムラが諸悪の根源でしかないからな
養ってもらってるといっても描写的に魔法研究のために時間がもったいないからみたいだしあれだけ人間人間喧しく喚かれてたら嫌悪感しかわかんよ
219 ：名無しさん＠狐板：2024/10/19(土) 17:26:57 ID:Gbr5Vqcw: 女神(笑)共がこれだけ叩かれてるのも人間のためとか言って逆に脅威を出しただけなのを全部魔族が悪いで責任転嫁したからだしな
220 ：名無しさん＠狐板：2024/10/19(土) 17:32:56 ID:W0EmavQu: 乙
元人間要素ひきずりまくってるっぽいのに、それなりに神様らしい高い視点のムーヴできるじゃん
天空神には関心したよ。人間たちはまあ頑張ってねとしか
221 ：名無しさん＠狐板：2024/10/19(土) 17:32:57 ID:50GYNd9h: まあ女神(笑)が諸悪の根源なのは確か。それはそれとして魔族がかわいそうだとは思えないくらい性質悪いけど。
222 ：名無しさん＠狐板：2024/10/19(土) 17:46:34 ID:T9M+lKaS: そりゃ誰も魔族に問題や非が一切無いとは誰も思っていないからな
女神が棚上げで文句言ってるのが魔族よりも嫌われてるってだけだし
223 ：名無しさん＠狐板：2024/10/19(土) 17:58:06 ID:kaGWlTZg: ちゃんと冷厳とした神ムーブするなら問題ない。見直したぜ
224 ：名無しさん＠狐板：2024/10/19(土) 18:00:47 ID:T43Y0oIX: まぁ神ムーブするなら最初からしとけとは思ったがな。
魔族叩いて責任転嫁したり前世がどうとかは正直いらんかった。
225 ：名無しさん＠狐板：2024/10/19(土) 19:22:39 ID:mDatbeMJ: 乙
もうちょい何とかできるやろ感は前世知識がノイズになってるんかね
単なる神ムーブならそういうもんだと思えるんだが
226 ：名無しさん＠狐板：2024/10/19(土) 20:03:05 ID:50GYNd9h: フリーレン魔族作っといて『なんで創造主の言うこと聞かないの』はもう、ね。
そら言うこと聞かないというかなんでそれをチョイスしたのかというか。信仰確保のため戦争を起こしつつ、魔族の魔法を手に入れるために作ったとかなら理解できるけどさあ。それはそれでクソだなってなるけど。
なんか思考制御されてるとか言われても納得できるレベル。
227 ：名無しさん＠狐板：2024/10/19(土) 22:13:07 ID:yclCtEiI: まぁ狙ってマッチポンプするならギリ威厳は保たれる…筈?
勘違い系とかだったら流石にあれだったけど
228 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/20(日) 01:35:14 ID:6r2VsQMB: ttps://www.youtube.com/watch?v=prKQE9mZfnM

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　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ,　|　　　￣｀`ヽ､　　　　　 /´　　　 |　ヽ-､
.　　　　　　　　　　　　　　　　l´　|　　､__　　　　ヽ_,--､ /　／_, 　＼　｀ゝ
　　　　　　　　　　　　　　　　 )　 |　　　｀`-､ __, ヽ--ヽ､ /／.　　　　,｀ l´
　　　　　　　　　　　　　　　　し､ヽ　　　＞::´::::::::::::::::::::::::::｀´ヽ､　　　|　,-｀
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　　　　　　　　　　∠　　　 /ノ/|:::|:|:|::|::|　.|｀ヽノ　　 ,　　ヾｿ /　 |::ヽ:ヽ:ヽ　　　　＼/
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　　　　　　　　　　　　　　ﾉ:::::::´|_, -'￣| |::/､__　/　　|　 `ll'´| >l |´￣｀`-､:: ::ヽ::/
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　　　　　　　　　　　　　　 |__/　::＼　:::::::ノ　　 _, - '´ ,　　　　 |l:::::.　　　　　　　＼_
229 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/20(日) 01:36:12 ID:6r2VsQMB: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|ﾍ
　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　 | ∧
　　　　　　　/ |　　　　　　　　---　　　_　　　|　∧
　　　　　　 /　|　,　　´　　　　_　　　　　　` 　 ';　 ∧
　　　　　　,'　／　　　　　　　　＼　　　　　　　V　 ∧
　　　　　 ,　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　V　 ∧
　　 |＼ /　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼￣　----∧
　　 |　ヽ:/　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　　 }　___
　　＼　/　　　,'　　　　　　　　　　　　　　　 l　　` ト- ／￣／
　＿＿〉{　　　 :|　 l　　l　　　　　　 |　 |　　　}　　　 V　　／
　＼　从　　　|　 l　　l　　l　　　 /　/　　　,:　　　 /-＜￣　、
　　＞ -〉　　　|＼|＼ |ﾍ　l　　// |/-|/|　/　　　 /　　　　　／　　　清姫、参上しました。
　＼　　人　、人ｨﾍ云ミ Vﾍ / / ｲ芹≠V　／／ |Y^Y_ ／
　　　＼,,/| ＼＼从廴.::ﾉ　　　　　ゞ- イ／/ｲ　}　||　|_|l　　　　　　この度のご用件は何でしょうか？
　　　　　| |　|_|ヽ|ヽ　　　　 '　　　　　　 |　　 |_ノ　　　　,
　　　　　|_|　　　 | 心　　　　　　　　　　　|　　 |　　　 V 　'　　　　　（火の神殿に火神様だけでなく巫女までいるのは珍しいわね）
　　　　　l　　　　 l　　ト　　　｀　´　　　ｲ　 ,;　　　　 V　 ,
　　　　 ,　　　　 /l　　|　　＞　　_　イ _ | 　 / V　　　　V
　　　　/　　　　/ l　　 --　V∧　　／/ l　 /　〉＼　　ヽ l
　　　 /　　　／￣/￣｜　　V∧／//／l　/ ／|　　＼　　＼
　　　/　　l 　　〈　　 |　　　V///／　 l / ´　 |　　　＼　　ヽ
　　 /　___ |　　　〉　　|　　　 V／　　／「￣￣　　　　　> 、＼
　　/ / V |　　　　| 　　|　　／　　／　　|　　　　　／＼ |　　＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿_＿_
　　　　　　　　　　　　 ....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:....、
　　　　　　　　　／:.:.:.:.:.:.:.:.: ＼ :.:.:.:.:.:. |:.:.:＼
.　　　　　　　　　／:.:.:.: /:.:.:.:.:/:.:.:.)ﾄ､/⌒ |Ｌ:.:.:.:.＼
.　　　　　　　／:.:.:／:/:.:.:.:.:/:.:.:／⌒＼　厂＼:.:.:.:.:.、
　　　　　　　_....:.:.:__／:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.Ⅹ:.:.:.:∧:.:.:‘,＼
　　　　_ 　 -=ア:.:.:.:.:.:.:.:. |:.:.:.:.:|:.:.:.: ∧|:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:./ﾊ:.:.: |ト　/
.　　　/厂　／:.: ／ :.:. /:.|:.:.:.:.:|:.:.:./　 |:.:.|:.:.:.:.:.:.＼:.:.|:.:.:.|ｌ／| ＼
　　　|/　 /:.: ／:.:.:. ／:.:.:|:.:.:.:.:|:.:/　　‘，ﾄ､:.:.:.:.:.:.: ＼_／ニﾉ　/|
　　　　 /:／:.:.:. ／: /:.:. |:.:.:.:.:|/￣__｀　＼＼ト=ﾆニニイ＼ﾚ
.　　　 /:/:.:.:.:／:.:.:./:.:厂|:.:.:.:.:|xf笊⌒　　　んハ∧:.: |:.:.:.:.:.
　　　〈:人:.:.:.|:.:.:|:.:.:. 〈　 |:.:.:.:.:l　ヒﾝ　　　　　ﾋﾝ　ﾊ:.|:.: |:.:.:.:.:.|
.　　　＼＼|:.:.:|:.:.: 、＼|:.:.:.:.:| 　　　　 ' 　　从 |:.: |/:./|ﾉ　　　　今日、呼び出したのは貴女にちょっと相談したいことがあったのよ。
　　　　　　＼|＼:.:＼∧:.:.:.:ト . 　　　ｰ　'　／:.: /|:.:/／´
　　　　　　　　　　｀⌒∧:.: | |ﾆ＞　.＿_ イノ}:／/|/
　　　　　　　　　　　　　＼|ﾉ⌒ ｰ=ﾆ「＼　　,／)’　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『何でしょうか？』＞きよひー
　　　　　　　　　　　 _.　イ:.:.<⌒＼:.|　 }ト　＿_
　　　　　　　　　／￣￣ |＿|:.:.:.:.＼＿}|＿lｊ:.:.:.＼「￣＼　 _
　　　　　　　　／　　｢| |二| :.:.:.:.:.:.:.: / [￣]:.:┌‐ 、｢| ∨| |
　　　　　　　　( 　　　 |:| |二|:. ／〉:.:./: <_Ⅹ_> ￣＼>|　|:.| |
. 　　　　 [￣￣￣＼ |:| |二∨^/:.:./:.:.:.∧__ﾏﾊ:.:.:.:.:.:＼_|:.| |
　　　　　　　＼￣￣＼＼ l/＼∨､_/:.:.:.:.:＼＼} |Ｌ＿＿__)x|_|
.　　　　　　　＼:.:.:.:.: ＼＼　厂}'⌒＼:.:.:.:/＼,ﾉニﾆ=- .,_:.:.｀＼

　　　 /:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.|:.:.:;＞''" _　-..,_＼ | ∧
.　　 /:.:.:.:.:.:.:.,.:':.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.|／＞''":.},:.:.:.:.:.＼　|:.:.'，
　 ,.:′:.:.:.:／:.:.:/:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.|／:.:.:.:.:.:.:.}l:.:.:.:.:.:|:.|　＼:'，
／:.:.:.:. ／:.:.:.:./ .:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.ハⅰ:.:.|:.ﾚ"⌒:.:.、
:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:′:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:; .:.:.:.:.:.:.:/　 |ⅱ:.:.|:.:.:.:.:.:.::.:.:＼人/|
:.:／:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:./　　 j八:.人:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:＼/
/.:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:|:.:.:.／｀ー-　　＼-＼´:.:.:.:.:.:.:／
:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.__:.:.{:.:.:.:.:.:|／　　　　　　　　＼:.:丁￣
:.:.:.:;′:.:.:.:.:.:.:.:.:./⌒ヽ{:.:.:.:.:.:| ,x====ミ　　　斗=ｧ:.:.|　　　　今後の国造りと政治と祭祀に関する事よ。
:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{ { r乂{.:.:.:.:.:.:　乂＾ソ　　　　 Yｿ :.:.:|
:.:.:.|:.:.:.:.ⅰ:.:.:.:.人乂_,;:}:.:.:.:.:.:|　　　　　　　　　　　 :.:.|
:.:.:.|:.:.:.:.ⅱ:.:.:.:.|:.:.:＼。|:.:.:.:.:.:|　　　　　　　　　 ′:.:.:.|　　　　　　　　　　　　　　　　「それは重大な事ですね」＞きよひー
:､:人:.:.::八:.:.:.人:.: _人_ :.:.:.:.:|　　　　　ﾏ　_ｱ /.:.:.:.:|
　＼(＼:.:.:＼:.:.:.:＼Υ|:.:.:.:.:.:|_　　　　　　　　人:.:.:.:.|
　　　　＼|　＼:.:.:_〈=|:.:.:.:.:.:|　＞-..... __　／|:.:.:.:.:.:;′　　　だからこそさけては通れない事ね。
　　　　　　 `⌒|八:.:.:.:.:.|￣ ―-く）,__　　|:.:.:.:./
　　　　　　　　／|　＼:.:.乂:ﾆ=‐‐┬→〉八／
230 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/20(日) 01:37:43 ID:6r2VsQMB: 　　　　　　　　 ( {　|ﾆニニニニニニﾆ=───=ﾆニニニニニニﾆK　}
　　　　　　　　 {-ヽ|ニニニニﾆ＞''ﾞ: : : : : : : : : : : : :｀''＜ニニニニ|　 ]
　　　　　　　　｀`‐|ﾆニニﾆj>'´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼ﾆニﾆ７⌒}
　　　　　　　　　　人ニﾆﾆ/／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 寸ﾆ/⌒ｿ
　　　　　　　　　｛　ﾏﾆｙ'´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : V⌒〈
　　　　　　　　　　Y⌒∨ : : : : : : : : |: : : :､: : : : : : |: : : : ｌ: : : : : :∨ノ
　　　　　　　　_､r圦_ノ : : : / : : |: : j|: : : : :＼: : : : |: : : : |: : : |: : : V_
　　　　　_､rf〔ニﾆア/:/: : /: : : :| : 八: : : : : :',＼: : |､: : : |: : : |: : : :|ﾆ_　　　　　将来の祭祀の在り方を決める以上、
　　_､rf〔ニニﾆﾆｱ７_|′:.i|: : : : |:./|　∨: : : : | _ 斗|-ミ: :|: : : |: : : :|ニ_
　く`''＜ニニニｱ_/_/: : : i|: : : : |/┼‐-ﾄ､: : : |´,ｨ斧芯圷ｧ: : ,': : : ,'ニ-_　　　　当代の巫女である私も無関係ではないわ。
　　(_／ `''＜_ｱﾆ{ﾆ| : : : i|:|: : : :陀芯圷ﾐ＼从　　V辷ｿ/ : /: : : /ﾆニﾆ_
　　　＼_/＿/ ￣ｱ: : : : i|:|: : : :ﾄヾこソ　　　　　　 / : /: : : /ﾆニニﾆ_
　　　　　　 _､‐''￣| : : : : 从: : 从　　　　　 !　　　　　　ﾚ'7 从:/ニﾆ＞''⌒>　　　　　　　　　　　　　　「確かにそうですね」＞きよひー
　　　_､‐''゛ : _､‐''ｿ: : / : /|-＼:|圦　　　　　　　　　　／:/　/{_厶斗ｬﾋ''ﾞ
_､‐''゛: :_､‐''゛: :／ : : {:／|　｀¨´＼个..._　　 ─‐ 　ｨi:i:i:/￣￣〉i:i|: : : : :、
_,,.､丶´: : : : : : : :＞'⌒'y┐～.r～'乂i:i:＞　　_　＜Ｌi:i:｢L....イ:i:ｉﾘ : : : : :、
／: : : : : : : ;.rァ1允 |_/　从: : |i:i:i:＞''~くj　　　　　 |y'｜: : : トv': : : : : : :.
: : : : : _､‐''ﾞ: しし'^　ﾉ　/: : : :厂 }　　　　｀`～､、　/　 | : : : [　}`''寸: : | :、
─‐'''ﾞ／ : ノ　　／　 /: : : :/{⌒ｬ　　　　　　ｨこYこ>､| : : :/Lｺ　　V: :乂:.
　　／ : : / 　　　／: : : :/　Ｖ⌒ｬ　　　／圦　　　|圦: :/─ﾉ　　 |: :i| 　|
　／: :／:/{ 　　　／´/ : ／　　 V⌒ｬ__／ﾆニﾆ〉─〈ﾆﾆVﾆK 　　 |: 八｜
. : :.／:／八　　 {　 |／　　 j　 V_ノニニニ-/　 |　 Vﾆニﾆ-_|--┴''⌒ｿ
:.／:／　　∧　　　ﾏ<L　　　_ノ)　/ﾆニニニﾆ/　　′　∨ニニﾆ-_　　　 |
､ヽ`　　　ノ|　　 / ∧ 　　　 |/ニニニﾆ／　　/ 　　ﾏニニニ-_　　ノ、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿___
　　　　　　　　　　　　　　　 _..::.__'"::.::.::.::.::.::.::｀`～､、
　　　　　　　　　　　　　　　 ,.ィ７／/::.＿___::.:､::.::.::.::.::.::.::＼
　　　　　　　　　　　　　　　|＼／／￣￣::.::.＼＼::.::.:＼::.::.::.＼
　　　　　　　　　　　　　 /::＼／::.::.::.::.::.::.ー-...._::ヽ::.::.::.ヽ::.::.::.:＼
　　　　　　　　　　 /:.::{::.::.::.:{::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.｀`～､::}＿__.::.::_,)
　　　　　　　　　　　 ′:人::.::.人::.::.::.::.:＼::.::.::.::.::.::.::.::.::.:.:／-‐／::＼
　　　　　　　　　　　　 |::.::. / ＼::.::.＼:.::.::.::.::.:二ﾆ=-=ﾆ二::.__:／:.::.::.::.::`ー-......._
　　　　　　　　　　　　 |::.::.:|／　＼::.::.:＼￣乂^ソ》 |::.::.::.|⌒:v::.::.::.::.＼ー--- ､::＼
　　　　　　　　　　　 ∧::.::|xｆ笑ミ｀¨¨⌒　　　　　　|::.::.::.|r_) }＼::.::.::.::.:＼　　　)::.::.)
　　　　　　　　　　　 i::.i＼乂乂ソｒ　　　　　　 ,::.::.::.:|__ノヽ::.v::.::.::.::.::.:＼／::／
　　　　　　　　 /.::.|::.::.｀⌒ 　　　　　　　 /::.::.:.::.|:人ﾊ:Ⅵ＼::.::::＼::.::Y´
　　　　　　　　　　　::ｉ::.:|::.::.::ﾊ　　　 _　 -‐　　　　⌒ｉ::.::.::.|::Y::.:}::} |::.::i::.::.::.::i::.::|　　　　　　まず聞くけど国作りの時期はいつがいい？
　　　　　　　　　　 |:|::.:|::.:./:込,　　　　　　　　／|::.::.::.|::.::.:/::.}ﾉ::.人::.::.: |::.人
　　　　　　　　人｀:.|::.:从::.::.ヽ　　　　　　　／　 ,::.::.::.:_::.ノ_:ノ／　 )::.:/´ 　 )
　　　　　　　　｀`|::.|(__＞､::.:＞-......-＜ﾆ=-/::.::.::/::.:/⌒´＿_／／　 _／　　　　　　　　　　　　　　「それでしたら、５００年後辺りが妥当です｝＞きよひー
　　　　　　　　　／|- 人:|＿　　 )´)人(/|. r‐…=/::.::／＞ｧ:⌒| __　　￣＼
　　　　　　／　 .|/:i:i:i:i＼　￣＞''"ヽ/ /／／::／/　／:i:i:i:ｉ||ﾆ|　　　　 |
　　　　　　　〈　　 |:i:i:i:i:i:i:/イ　 _,γ⌒)/ ＼⌒ﾞ´__　Υ:i:i:i:i:ｉ:ｉ:||ﾆ|　＞''"⌒〉　　　　　　　随分と時間がかかるのね。
　　　　　　　　'/ 　 .|:i:i:i:i:i/>‐'ﾞ´ ／丁ノ　　　＼__＼＼:i:i:i{:i:i:i:ｉ||_／/i／⌒ヽ
　　　　　　　　 '/_　 -=ﾆ_　-‐:i:〈_彡':⌒＼／⌒) ＼＼):i:{:i:i:i:／/i／　　 /
　　　　　_　-=ﾆ _　-‐:i:i:i:i:i:i:i:i:/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/　/／二ﾆ＞》:i{:／/i／　　　 /
　　　〈___>|__》:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i; i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼У　　　　　Ⅴ/ｉ／　　　　 /
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　　　　　　　　　ヽ￣,' : : : : ,' : : : : : : : : : : : : :｀ヽ　/´　／
　　　　　　　　　　　　　>l : : : : :ｌ : : : : : :＿__: : : : : : : |/　／===ﾐ
　　　　　　　　　　　ﾍ |: : ＞'"￣ : : : : : : : ｀''＜ : : | ／　　　//
　　　　　　　　　　　 |: : : : : : ', : : : : : : : : : : : : : :/:.ﾄ<⌒ヽ_/　　　　　残念ながら魔法をクリーンエネルギーとして利用して
　　　　　　　　　　　　　ハ､ﾄ､ヽ､ : : : :,ｲ:/ｨ:／|ｲ:ｲ/: :|.i ｢| :｢|l
　　　　　　　　　　 ,: : |ヘ',.ﾐ==ﾍ／/' ｨ==‐'' | : : : | /|」 :|」l　　　　　　文明を発達させるという構想を実現させるには
　　　　　　　　　　 7: : |: : :ﾊ.　　 ,　　　　 |: : : :l: : : : : : :l
　　　　　　　　　　 7 : : |: : :|∧　　　　　　ｌ : : :ﾊ: : : : : : :',　　　　　人間が魔法を使用する社会にしなければいけません。
　　　　　　　　　 /: : : :|: : :|//ﾐh､　＾＾　　 , l : : ﾊ ∧: : : : : ∨ /
　　　　　　　　　　　/: : : : :|i : :|//⌒⌒ヽ､ .＜. l: : :/　／乂 : : : : ∨ /
　　　　　　　　 /: : : : : :|l : :|7 /ﾆﾆﾆ7/　　从:/／　　／｀''＜:.∨ /
　　　　　　　 ,ｲ: : : : : : 从八 /ﾆﾆﾆ7∧ﾍ／},ｲ´　　／　　　　__､:＼
　　　　　　 , イ: : : : : : : : : :/ 7/ﾆﾆﾆ7/　／／　　／　　　／　ヽ!: :＼
.　　　　＞''´: : : : : : : : : : : /| 7/ﾆﾆｱ,ｲ／／　　／　　|　/／　　　 l : : : :` ､
　＞''´ : : : : : :／ : : : : : : |. 7/ﾆﾆｱｲ. ／　　／　　 i |.／　　　　　|! : : : : : :ヽ

　　　　　　　　　　　　　　　|ヽ　　　　　　＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　| ﾊＹ　＞''て　　　　|＼｀''＜　＞''7
　　　　　　　　　　　　　　　|/ |>'´: : : ≧: : : : : |　＼: : ,ｲ　/
　　　　　　　　　　　　　 r'~　/: : : / : : : : : : : : :'，　＼.　 /
　　　　　　　　　　　　　 | ,ィ^: : : ,' : : : : : : : : : : ﾍ　　　ヽ |∨__
　　　　　　　　　ヽ￣,' : : : : ,' : : : : : : : : : : : : :｀ヽ　/´　／　　　　　　まず魔法を創る魔法を習熟するのに３００年、
　　　　　　　　　　　　　>l : : : : :ｌ : : : : : :＿__: : : : : : : |/　／===ﾐ
　　　　　　　　　　　ﾍ |: : ＞'"￣ : : : : : : : ｀''＜ : : | ／　　　//　　　　人間が魔法を使えるようにする研究に１００年、
　　　　　　　　　　　 |: : : : : : ', : : : : : : : : : : : : : :/:.ﾄ<⌒ヽ_/
　　　　　　　　　　　　　ハ､ﾄ､ヽ､ : : : :,ｲ:/ｨ:／|ｲ:ｲ/: :|.i ｢| :｢|l　　　　　　人間の魔法使いの育成に１００年、
　　　　　　　　　　 ,: : |ヘ',.ﾐ==ﾍ／/' ｨ==‐'' | : : : | /|」 :|」l
　　　　　　　　　　 7: : |: : :ﾊ.　　 ,　　　　 |: : : :l: : : : : : :l　　　　　大雑把に見てもこれ位はかかるでしょう。
　　　　　　　　　　 7 : : |: : :|∧　　　　　　ｌ : : :ﾊ: : : : : : :',
　　　　　　　　　 /: : : :|: : :|//ﾐh､　＾＾　　 , l : : ﾊ ∧: : : : : ∨ /
　　　　　　　　　　　/: : : : :|i : :|//⌒⌒ヽ､ .＜. l: : :/　／乂 : : : : ∨ /
　　　　　　　　 /: : : : : :|l : :|7 /ﾆﾆﾆ7/　　从:/／　　／｀''＜:.∨ /
　　　　　　　 ,ｲ: : : : : : 从八 /ﾆﾆﾆ7∧ﾍ／},ｲ´　　／　　　　__､:＼
　　　　　　 , イ: : : : : : : : : :/ 7/ﾆﾆﾆ7/　／／　　／　　　／　ヽ!: :＼
.　　　　＞''´: : : : : : : : : : : /| 7/ﾆﾆｱ,ｲ／／　　／　　|　/／　　　 l : : : :` ､
　＞''´ : : : : : :／ : : : : : : |. 7/ﾆﾆｱｲ. ／　　／　　 i |.／　　　　　|! : : : : : :ヽ
231 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/20(日) 01:38:49 ID:6r2VsQMB: 　　　　　　　　　　　　ﾄ､　　 _/|.....---............_
　　　　　　　　　　　　　　　 '/.:´:.:.: //:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀丶、
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.　　 /:.:.:.{ 　 ,.:.:.:.:.| .:.:|:.:.:.人狄　_)ｆﾊ　　　　　　　　　　 |:.:.:.:.:.:.|/ノ /:.:.:.＼:.:.:.:.:..、:.:.:.:.:|　　　　なら建国時期はそれでいいわ。
　　　:.:.:.:.乂/:.:.:.:.人:.人:.:.:.:.|ヽ　ゞ'"　　､　　　　　 ´´　|:.:.:.:.:.:.|=彳:.＼:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
　　　＼:.:.:/|:.:.:.:/:.:.:.ヽ:.:＼人ハ　　　　　　　　　,　　　 |:.:.:.:.:Ｎ:.:(_).:.:.:.:.､:.:.:.:.:}:.:.:.}:.:.:.:/　　　　次に政治と祭祀だけど貴女は何か意見があるかしら？
　　　　｀ {:.|:.: ∧:.:.:.:.:.:.:__:.＼:.込　´´　　ー　　　　　 |:.:.:./:.:.:.:人:.:.:.:.:.}:.:.:.: }:.:.:.}:.: /
　　　　　 j八:///＼ー/　　＼:.:.ヘ　　　　　　　　／/|:.:/:.:.:.; ｀Y´／:/:.:.:.:/:.／／
　　　　　　 Τヽ:/＼　　　　＼-､:＞......　　　　／　;′/:.:.:./:.:.:／:／.:.／⌒¨´
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　　　　　／　 |i/i/i　-‐ ／　　／／＼＼　　〈＼|　　 |八:i:i:i:i:i＼　/ 　 _ .ﾉ　　 /
　　-‐ 　　　丁　　 /　　／／　　　｀⌒ ／:＼￣ /i 〉`ー-=/⌒7'"　＼　 /
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￣　　　　　 ;′　　 {　＞ `''＜_/ /＼__〉:i:i:i:i:i:i:i:/:i:i:i:i:i:i:i:i／⌒>|i|　　　　 /,
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i　∨
　　　　　　　　　　　　　　　　}',　　　　_　　　――　　　　、　　i　 ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　i　', ／　　　　　　　　　　　　　　ヾ　　∨
　　　　　　　　　　　　　　　　i,／　　　　　　　　　　　　　　　　　',
　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　_　　ヽ　',　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　ヽ￣　ー'-　　＼　　／/
　　　　　　　＼　ー/　　　　　　　　　　　　　　',　　　　　＼　　　　ヽ　V　　/
　　　　　　　　　＼ ,/　　　 .i　　　　　　　　　　　', 　 ',　　　　　＼　　　 /　 /
　　　　　　　　　　　　/　　　　 i 　i　　　　　　ヽ　　 l　　.i　　　　　 ',　　　　／　　　　　私はまずは政治と祭祀の分別を行い、
　　　　　　　　　　　　{　　 .{ 　 i　.{　　　　L＿i__ヽ　}　　i　　　　　 i　　へ
　　　　　　　　　　　　i　　　{　./i　|',　　　 }　.ハ　ヾ}　.ﾉ　　　　　　lノ:::::::::::ヘ　　　　　巫女の役割を改める必要があると思います。
　　　　　　　　　　　　i　　　 { /ゝ个、　　i }　 xzZzza ﾉi　　　　.i　./::::::::::::::::::::::ヘ
　　　　　　　　　　　　.i　、　ぃィkz.' ,　 i　ﾚアVIりヾ/.／　　/i ./ﾍ:;;;;;∧::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　 ', i ＼　 {《Vｊﾊ　ヽi　　　　ｘンｿ　i　　/　}/i } |　　ト--　'　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そう」＞火神
　　　　　　　　{~. ^, 　　ヾ　| ＼{. Xツ　　　　　　　// ｿ }／　　　l. 'ﾉ'i',　 .|',　',
　　　　　　　ﾉi　',　.　　ヽ.|　　ヾ''' 丶　　　　　　　　　　　|　　　ﾚ　 i_',　.|_ゝ ',
　　　　　　　/i .l　',　i　　　 |　　',　　　, --　、　　　　　　 i　　ハ　　　　　　　',
　　　　　　　', i　'　　.i　/'i　|　　ゝ　　ヽ、　..　　　　　　　 .i　　i　　、　　 i　　　 ∨
　　　　　　　 i　／　　ﾚ　i　 i　　 {　＼　　　　　　／　　 .i　　i　　　、　　i　　　 ∨
　　　　　　　 .i　　　 /　.}　 i',　i　',　　个ｰ=彳　　　　　 ..i　　|　　　i　　　i　　　　 ∨
　　　　　　　　|　　　.{　 i 　 i ', i ', 　　i　ヘ__|　　　　　　ﾘ　 .|　　　　　　　i　　　　∨
　　　　　　　　.|　　 .{　ﾉ　./　',i ／{__／. ＼iiゝ　　　　ノ'i　i',|ヽ　　　　　　i 　　　　.　∨
　　　　　　　　」　　;　ｿ＿/,, ／　i |:::::＼:: : ＼iiゝ　　　　 ', | }/i::＼　 _　　 i　　　　ト.　＼
　　　　　　　/il　^'''　./...',　　　　 .i i::::::::::::＼:: : ＼iiゝ　　　.i| //i :: iヾ_ゝ＼ i.　　　　 l　＼
　　　　　　/:::::::l　　　i ::::::',　　　　.i.l 、:::::::::::::ヽ:: :: ヾiiゝ　　///i :: :i:::::::...'、　＼　　　 i　　ヽ　',
　　　　　.∧::::::::|　　 i　＼ ',　　　　＼ヽ :::::::::::ヽ:: :: ヾiiiゝ///i :: ::/:::::::::::ヽ, 　　 i 　　l　　　',　∨
　　　　/　 .i:::::::＼ } | 　＼',.　　　　　,　./:::::::::::ヽ:: ::ヾiii//ｿ :: ::/:::::::::::::::::>',　 ./　　　l　　　',　∨
　　　 ./　　　⌒i::::＼.|;',　　　i　　　　 ;　/::::::::::::::::ヽ:: :: ∨ｿ :: ::/:::::::::::::／,　　 .ﾍ―i　 .i 　　i.　 ∨
　　　/　　　　　 Lﾍ::ヾ ',　　　l　　　 ;　/::::::::::::::::::::::ヽ:／　:: ::/:::::::::／／　　　/::::::'ハ　 i　　/　　∨

　　　　　　　ｒ‐ﾆ7三三三≧zｰﾏ＞三三三三ヽﾆ〉
　　　　　　　辷７三三三三Уﾆ≦三三三三三V 7
　　　　rﾐ二fﾆ-‐::::￣￣::::::::::::::::::::::::::::¨:＜三三}ﾆ{::､
　　　　辷／,,::::::::::::::::::::::":::::::::::‐-::::::::::::::::::ヽ三/‐ﾉ::::ヽ
　　　　ゝ/::/ ／:::::::::::::::::::::{::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::Vン三三ハ
　　　　{:/V:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼三厂ゞ
　　　　　v ,'::::::::::::::::::::::::::::ﾄ::::::::::_;Lヽ‐-:::::::::::::::::::∨ン:::::.､
　　　　　　{::::::::::::::::::_:斗:‐i v::::::::::i　ヾゝ::::::::::::::::::::}:::::::::::::::　　　　それはどういう事ですか？
　　　　　人::::::::::＜:ゝルV　V:::::ﾘィｆ弍刈::i:::::::::::::::::::::::::::|
　　　　　　 i::!:::::::::::::i下弍ﾒ　ヽN　　辷り Ⅵ:::i:::::!::::::::::::::::|　　　　私は何か問題を起こした覚えはありませんよ。
　　　　　 j:从::::{:､:::､辷り､　　/／//／.::::::::::::!::::::::::::::::j
　　　　　　ｲ:::::::::ﾐ､`::ゝ/／/　　　　　　　ハ::ﾊ: :!:::::::::::::::ﾊ
　　　　　 .:::::::::::::::ﾄ:ゝiゝ　　　　，っ　　ｲ::ﾉｿi　ﾘー-　､:::::.､
　　　　 {:::;イ::::::［　 ]::::::＞｡ __　　＜ﾘ{　　 }/､ン⌒Yﾍ::::.､
　　　　　 V ﾉ;::i::<ﾗﾆﾍ厂 i　　 |　 /　　　广ﾆ人ﾝ　　　ﾚ:::::::::ミー=''
　　　　　　ﾘ　{::::::j　辷i　　 i　/　　　个::ｿ　　　　　 i::::::::::|
　　　　　　　　／vリ　廴i　　　v　　　　ﾚ　　　　　　 j::::::::ﾉ
　　　　　　　／／⌒ ＜竺个⌒ ﾄ　　／ン≧zｆﾆﾆ二二]彡
　　　　　へ､ / ／　　　ヽ‐ゝ〟ﾉ三三三三i|　　　　　　|　　＿
　　　／　　ヾゝ〈 κ　　　`＜ j三三三三ﾆj　　　　　 {≦三ﾆ〉〉
　　　　　　＼/ゝУ＾ヘ　　　＜ﾍ￣　⌒ﾐ～　　　ヾ三三{(
　　/　　　　　》／　_二つ_｡　　　.i　　　　　　ヽ　 j三三ﾏヽ
　 /　　　ゝ＿　 /　　ー‐ラ三＼　　 i　　　　　　　　　　 ,'三三三j}
　　　　　　彡フ　　　　へ )三三ﾄミ i　　　　　　　　　j三三三人
../　　　　　〃　　　ノ三三三三| 　 j　　　　　　　　　 {三三三三≧
/　　　　 |i　＿　イ　j三三三三|　ﾉ　　　　　　　ノ三三三三三》
232 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/20(日) 01:40:14 ID:6r2VsQMB: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ
　　　　　　　　ハ　　　 _,､､､､､､､､,,_ 　　　 | ∨ /
　　　　　　　 ,'　 V＜: : : : : : : : : : : : : ｀''＜　|　∨ /
　　　　　　　　　l／.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.|.　 ∨ /
　　　　　　　　,ｲ: : : : : : :/: : : : : : :|.: : : : : : : : : :.|　　 ∨ /
　　　　　 /: :/: : : : : :| : : : : : : :|.: : : : : :.〈＼:ヽ　　 ∨ /
.　　　　　　 /: :/ : : ＿＿ : : : : :‐/|――: : :.ﾍ　ヽ.　　 ∨　　　　　　　いえ、貴女が悪いと言っているわけではなくて、
. 　　　　 ': : l : : : ﾊ: :ﾊ : : : : :/-| : ハ : : : :ﾍ　　｀''＜┘
　　　　　 | : : : : : :|竿竿､: : :./斧竿竿.: : : :. :.ﾍ　　　, イ　　　　　　　　巫女に仕事が集中しすぎていて将来的に無理があると言っています。
　　　　　 | : : : : : :|_ﾋｚｚ} ＼/　_辷ｚｚ}/ :/ :/ :/ヽ＜¨¨¨八
. 　　　　 l: : : __｢ヽ::::::::::　'　　:::::::::::: /:ｲ ,ｲ: /ン }＿イ
　　　　　　　Vヽ|‐}~ ｢ヽ　　　　　　　　ィ:}:／|　,ｲ　｀ヽ∨ /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「無理？」＞巫女
　　　　　　 // /　l 　}.　 ⊂⊃ 　　　　| : : :|⌒).　　／:∨
　　　　　　ﾍヽ､　{　弋　　　　　　, イ | : : | : : ＼／ : : : l
　　　　　　 /:.||ﾍ　’ 　　｀ヽ _x＜　　 |: : :| : : : :|| : : : : : |
.　　　　　 /: : : : :＼　　　　ﾏ　　　 ,ｨ|: : :| : : : : : : :＿彡┐
　　　　　 / : : :ｧミ:＿＼.　　 |､　 ,ィニﾊ: : |〉￣￣￣　 //│
.　　　　 / : /: :|}.　　 /ヽ､.　 |≠ニア　 V从　　　　 //::ﾊ.|ヽ
.　　　　　, : :/ : :|}.　　 /　㍉ヽ|ﾆア　 ,ィﾟ〈〈　　　　　//:::::::ﾚ: : ヽ
.　　　　 |: :ﾊ : /|} 　,ｲ　　　㍉ヽ　／／ﾍﾍ　　　　 //::::::::/ : : : :Y
　　　　　从l {:./:::|} /　| 　　　　㍉ヽ／＞''´}VVﾉ　 //:_　-=====ﾐﾊ
.　　　　＿＿V::::::|},' 　ﾊ.　　　　ﾐ ∨ く oＯ　＞''´～''^´　　　　/
. 　　ﾍ～～～.∨　　　　　　　　　ﾐ ∨oﾟヽ　〉.　　　　　　　 /

　　　 j!　 .|　　 _　　 -―――-　　/　　 |
.　　 ,′　レ ´. . . . . . . . . . . . . . . .⌒ヽ/、　 /}
　　 /　　 .|.／ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .｀　〈 .|
　 ./　　　 |　./. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ＼
　/　　　 /_ノ| . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ . ヽ. . . . .V
ノ　／￣　　/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | . .| . . . . .∨
|　　　　　／ .| . . . . . . __|__ . . . . . . . ￣|￣|ヽ| . . . .∨　　　　　まず巫女である貴女は集落の人間たちを取りまとめていて、
|　　ィ´ . . . | .| . .|／ . .! . . . . . . . . . ...| ノ| .ﾉ! .|.. . .|
|　 /.::」 . . . ...| .|／| . .| ..|ハ . . .| . . ./|ｨ===ミz、! . . |　　　　　　ようは権力者として政治を行っているわけですね。
_／⌒ﾊ . . . . ', | . .|ヽｨ==ミ } . .ﾉ . ./ｨ {:i:ヽ:|　}】. . .i .|
　　　　.} . . . ..ヽｨ／ /:,-:::| ／} .／　辷ノ　ﾉ|　 /./　　　　　　更に七大神すべての巫女を兼任しているでしょう。
、　　 /|ヽ . . . . 【{.　 { :i::」:|　　　　　　　　 .|／|ｲ
｜「 . ! |　i! . . . ..＼　｀¨ ´　　　　　、　 ,:,:,:　|//|　　　　　　　その所為でこの集落と海岸の集落を行き来する羽目になっています。
｜| . .| .ヽ」＼ . .＼|　 ,:,:,:,,　　　　　　 ′　　　 |//|
｜| . .| . |∧ . ｀⌒「　　　　　　　　　　　　　　 /|//|
｜| . .| .//∧　　 ∧　　　　 ,　-‐　フ　　 ∠｜/,!
｜| . .|////∧　　｀ゝ　　　　｀　ー ´　　ｲ| . ｜/,!
｜| ..//////∧ . . .∧ ｀≧　　　＿＿／二Vヽ.ﾉ//
/:/ ///ｨf二ﾆ}!、 . . ∧　　　 ∧;i!i!|::::: ∨二]|}//
. | . ,ｨ仁二二 Ⅶヽ . .∧　　　,//|i!i!|::::::: ∨二]./
斗f´二二二二Ⅷi!i＼.∧_ 　 |//|i!i!|:::::::::::| 二]!
⌒＼二二二二}ヽi!i!i!.＼}/≧}//|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i＼二二二｝ﾄ:＼i!i!i!i!≧///.|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ:::＞i!i!i!i!i!i!i!i!|i!i!|::::::__::::｀ヽ」
i!i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ:::::::::::＞i!i!i!!|i!i!|r ´/::::::::::::∨
i!i!i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ::::::::::: ,ｨ　¨ ⌒´_/:::::::::::::::::}

　　　　　　　　r'T"´｀ヽ､　　　　　　　　　　　 ,. -rｧ
　　　　　　　 r'7:./:.:.:.:.:.:.＼　　　　　　　　／.:.:.:.i:.!,」
　　　　　　　r'7:.;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ.,,___ 　　,.:':.:.:.:.:.:.:.:.! (
　　　　　　「/:./:.:.:.:.:ヽ､:.:.:.:.:.:.:.:ヽ-ヽ.,/:.:.:／:.:.:l:.「 !
　　　　　 r'ﾝ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＞''"´￣::｀ヽ｀＞'､:.:.:.:.:.:.!ｺ
　　　　　 L!:.:.i.:.:.:.:.,.::'´::::::::::::::::::::::::::::::::｀:::::'"´｀ヽ!」､　　　　　それは飛び地に集落を作る必要があり、
　　　　　 !ﾍ:.:.:.:.／::::::::;:':::::::/:::::::;':::::;:::::::!::::::::;::::::::::Y
　　　　 /ヽ!ヽ/:/::::::::/:::::_/___:/:::::/!:::::;'::::::;ﾊ:::::::::::',>　　　　信仰の維持の為に水神様があちらの担当について下さったからよ。
　　　　 ,'::::/:.:;'::;':::::::::;':::::::/___/!_｀7 |:::/|ｰ/-:!､::::i::::i
　　　 /:::/:.:.:!_ﾚ､;___L_/i´　!┘ i｀　ﾚ' .ﾚ'rｧr'､!::::!::::|　　　　　巫女もそれに対処しないといけないから致し方ないわ。
　　　 ,':rｲ:.:.:.:.:!;'::::|::::::| ﾍ. 　'､_,ﾉ　　　　 !' !　!7r'ヽ!
　　.,:'::ヽﾍ､___!:::rﾄ､:;_;!.　 `'ｰ　　　　　,　`´ノi/!:.:.:',
　　/::::::/`ｰ^ｰ';::`i｀ーi　'"'"　　　　　_　　　,., ﾚ^ヾｺ　　　　　　　　　　　　　　　　　　「でも巫女が複数居れば役割分担できますよね」＞きよひー
　 ,':::::::;':::::::::::::::ﾊr!____,ﾄ.､　　　　　 '´┘ 　　 ,ﾊi
　.i::::::::i::::::::::::::,':::i`rｰ‐i':::::｀i.　､.,　　　　_,. イ_,ﾑ!
　 !::::/!:::::::::;:ｲ::::::::|:::::::|r'イ｀ヽ､　｀"T"´i:::::;|:::::::|　　　　　　　　……それはそうよね。
　 V　 ';:::::/:::!::::rく|:::::::|　ヽ　　＞rｨ'^ヽ､:::::!:::::;'
　　　　 V '､::ﾚ'´ヽ';::::::ﾄ､.,_____,.イムヽ　　>:|:::/
　　　　　　 r7　　ヽ;::!:.:.:.:.:.:.:./ / ハｰﾍﾊ､|/
　　　　　i´`' ｰ--‐='i':.:.:.:.:.:.:/ ,'　 i　';.:.:.Y´i
　　　　　/`　ー　-- '|:.:.:.:.:.くヽ､.,___,,.ｨヽ;.:!-'ｧ､
233 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/20(日) 01:40:59 ID:6r2VsQMB: 　　　 j!　 .|　　 _　　 -―――-　　/　　 |
.　　 ,′　レ ´. . . . . . . . . . . . . . . .⌒ヽ/、　 /}
　　 /　　 .|.／ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .｀　〈 .|
　 ./　　　 |　./. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ＼
　/　　　 /_ノ| . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ . ヽ. . . . .V
ノ　／￣　　/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | . .| . . . . .∨
|　　　　　／ .| . . . . . . __|__ . . . . . . . ￣|￣|ヽ| . . . .∨　　　　つまり七大神すべての祭祀を兼任するのではなく、
|　　ィ´ . . . | .| . .|／ . .! . . . . . . . . . ...| ノ| .ﾉ! .|.. . .|
|　 /.::」 . . . ...| .|／| . .| ..|ハ . . .| . . ./|ｨ===ミz、! . . |　　　　　一柱につき一人の巫女が居れば、その女神の祭祀に専念できます。
_／⌒ﾊ . . . . ', | . .|ヽｨ==ミ } . .ﾉ . ./ｨ {:i:ヽ:|　}】. . .i .|
　　　　.} . . . ..ヽｨ／ /:,-:::| ／} .／　辷ノ　ﾉ|　 /./　　　　　政治に関しても国家が成立して発展すれば、
、　　 /|ヽ . . . . 【{.　 { :i::」:|　　　　　　　　 .|／|ｲ
｜「 . ! |　i! . . . ..＼　｀¨ ´　　　　　、　 ,:,:,:　|//|　　　　　　高度化と複雑化してしまうのは避けられません。
｜| . .| .ヽ」＼ . .＼|　 ,:,:,:,,　　　　　　 ′　　　 |//|
｜| . .| . |∧ . ｀⌒「　　　　　　　　　　　　　　 /|//|　　　　　　つまり政治には優秀な専門家が必要になります。
｜| . .| .//∧　　 ∧　　　　 ,　-‐　フ　　 ∠｜/,!
｜| . .|////∧　　｀ゝ　　　　｀　ー ´　　ｲ| . ｜/,!
｜| ..//////∧ . . .∧ ｀≧　　　＿＿／二Vヽ.ﾉ//　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「つまり巫女は政治ができなくなるのかしら？」＞巫女
/:/ ///ｨf二ﾆ}!、 . . ∧　　　 ∧;i!i!|::::: ∨二]|}//
. | . ,ｨ仁二二 Ⅶヽ . .∧　　　,//|i!i!|::::::: ∨二]./
斗f´二二二二Ⅷi!i＼.∧_ 　 |//|i!i!|:::::::::::| 二]!　　　　　　　　　はい、将来的にはそうなるでしょう。
⌒＼二二二二}ヽi!i!i!.＼}/≧}//|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i＼二二二｝ﾄ:＼i!i!i!i!≧///.|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ:::＞i!i!i!i!i!i!i!i!|i!i!|::::::__::::｀ヽ」
i!i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ:::::::::::＞i!i!i!!|i!i!|r ´/::::::::::::∨
i!i!i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ::::::::::: ,ｨ　¨ ⌒´_/:::::::::::::::::}

　　　 /:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.|:.:.:;＞''" _　-..,_＼ | ∧
.　　 /:.:.:.:.:.:.:.,.:':.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.|／＞''":.},:.:.:.:.:.＼　|:.:.'，
　 ,.:′:.:.:.:／:.:.:/:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.|／:.:.:.:.:.:.:.}l:.:.:.:.:.:|:.|　＼:'，
／:.:.:.:. ／:.:.:.:./ .:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.ハⅰ:.:.|:.ﾚ"⌒:.:.、
:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:′:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:; .:.:.:.:.:.:.:/　 |ⅱ:.:.|:.:.:.:.:.:.::.:.:＼人/|
:.:／:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:./　　 j八:.人:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:＼/
/.:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:|:.:.:.／｀ー-　　＼-＼´:.:.:.:.:.:.:／
:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.__:.:.{:.:.:.:.:.:|／ ,.斗=ミ　　　,冬ﾐ:丁￣
:.:.:.:;′:.:.:.:.:.:.:.:.:./⌒ヽ{:.:.:.:.:.:|,ｨｆﾞJ::} }　　　　　じ} :.:.|
:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{ { r乂{.:.:.:.:.: 　乂＾ソ　　　　　ゞ′:.|　　　　ふむ、では政治体制はどうするの。
:.:.:.|:.:.:.:.ⅰ:.:.:.:.人乂_,;:}:.:.:.:.:.:|　　　　　　　　　　　 :.:.|
:.:.:.|:.:.:.:.ⅱ:.:.:.:.|:.:.:＼。|:.:.:.:.:.:|　　　　　　　　　 ′:.:.:.|　　　　民主主義？
:､:人:.:.::八:.:.:.人:.: _人_ :.:.:.:.:|　　　　　　 r っ　/.:.:.:.:|
　＼(＼:.:.:＼:.:.:.:＼Υ|:.:.:.:.:.:|_　　　　　　　　人:.:.:.:.|
　　　　＼|　＼:.:.:_〈=|:.:.:.:.:.:|　＞-..... __　／|:.:.:.:.:.:;′
　　　　　　 `⌒|八:.:.:.:.:.|￣ ―-く）,__　　|:.:.:.:./
　　　　　　　　／|　＼:.:.乂:ﾆ=‐‐┬→〉八／
234 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/20(日) 01:42:09 ID:6r2VsQMB: 　　　　　　ﾊ　　　　　|ﾍ
　　　　　,' .}. .　　　 ! .ﾍ
　　　　／ .ﾉ. ＿　==-ﾄ、.ﾍ |h､
　　／=＝￣／..:::::::::::::::::≧ﾄ､.}
、　{　　　　ノ ´..:::. : : :::::::::::::::::::.＼
＼≧､　〃: : : : : : : :;: : : : : : : :.∧,ヾ､
≦/,,,___{: : : : :,: : : :/{: : : :: ::i:: :: ::.} ､　）　　　いえ、民主主義はやりません。
＜⌒ｰ-!: : : : /!: :/´|: : : : : |!.: : : | ﾘ ′
　 ∧: : {: : : :i{ｘｆな㍉寸: :x示: : :/
　∧ : : ::ヾ: ､ヾ乂ﾘ　　｀''{frﾘ,}:;ｿ　　　　　　　　　　　　　　　　　「あら、そうなの」＞火神
.∧: : : : : :.i!: :iヽ::::　　　 '　.::/|:∧
′: : : : : : :i!: :{､　　ー_-　ｲ: .!: ,r寸､
.. : : : : : :≦|:.∧｀≧ - イ゛: |: i: :りメ/　　　　　はい。
. : : : ＜.｀＼　ヾヾ　i! i .|!｀ヾ : //く/:ﾍ
: ,f　　　　　＼ ..ヾi!i!,|　i!　 }://（/ : : ﾍ
∧- ､　　　　.＼　｀y　i!　 //{ /_ : :ヾ,ﾍ
{　　　＼　　　　　ヾ　|　.| ,､/〉//,.: : :ﾍヽﾍ
|　　　　　､　 i　　　ヽi!　ノ〃ｿ// ∨: ∧＼､
|　　　　　ヽ |!　　　 | f゛　´　ｲi:.　∨: ∧　＼
|　　　　　　ヽ|__.-===+{　　　　ﾘ,　　
|　　＼　　　ﾍ三二=イ.　　／∧　　
|　　｀≧ー　/≧-=⌒｀ヾy' ヾ　∧　　､　
|　　　　／≦´　　　　ヾ　 }!　ヾ､ ∧　　＼ .∧
i!　　.／　　　　　　　　}　 |　　)ハ　＼　　ヽ.∧
!　〃　　　　　　　　　 |　 |　 /´φ　　＼　　∧

　　　　　　ﾊ　　　　　|ﾍ
　　　　　,' .}. .　　　 ! .ﾍ
　　　　／ .ﾉ. ＿　==-ﾄ、.ﾍ |h､
　　／=＝￣／..:::::::::::::::::≧ﾄ､.}
、　{　　　　ノ ´..:::. : : :::::::::::::::::::.＼
＼≧､　〃: : : : : : : :;: : : : : : : :.∧,ヾ､
≦/,,,___{: : : : :,: : : :/{: : : :: ::i:: :: ::.} ､　）　　　　そもそも民主主義は国民みんなで考える主義なので
＜⌒ｰ-!: : : : /!: :/´|: : : : : |!.: : : | ﾘ ′
　 ∧: : {: : : :i{ｘｆな㍉寸: :x示: : :/　　　　　　　国民の知識レベルが低い国だと悲惨な事になります。
　∧ : : ::ヾ: ､ヾ乂ﾘ　　｀''{frﾘ,}:;ｿ
.∧: : : : : :.i!: :iヽ::::　　　 '　.::/|:∧　　　　　　　第二次世界大戦後にアメリカが各国に導入させましたが、多くの国で失敗しています。
′: : : : : : :i!: :{､　　ー_-　ｲ: .!: ,r寸､
.. : : : : : :≦|:.∧｀≧ - イ゛: |: i: :りメ/　　　　　それぐらい民主主義は難易度が高い政治体制です。
. : : : ＜.｀＼　ヾヾ　i! i .|!｀ヾ : //く/:ﾍ
: ,f　　　　　＼ ..ヾi!i!,|　i!　 }://（/ : : ﾍ　　　　２０世紀でも失敗例が多いのに、文明レベルや教育水準が低い状態では破綻します。
∧- ､　　　　.＼　｀y　i!　 //{ /_ : :ヾ,ﾍ
{　　　＼　　　　　ヾ　|　.| ,､/〉//,.: : :ﾍヽﾍ
|　　　　　､　 i　　　ヽi!　ノ〃ｿ// ∨: ∧＼､
|　　　　　ヽ |!　　　 | f゛　´　ｲi:.　∨: ∧　＼
|　　　　　　ヽ|__.-===+{　　　　ﾘ,　　
|　　＼　　　ﾍ三二=イ.　　／∧　　
|　　｀≧ー　/≧-=⌒｀ヾy' ヾ　∧　　､　
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i!　　.／　　　　　　　　}　 |　　)ハ　＼　　ヽ.∧
!　〃　　　　　　　　　 |　 |　 /´φ　　＼　　∧

　　　　　　　　　　ﾄ､　　　　 ,..‐ｧ＿
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　　　　　　　　|:.:.: '"⌒　＼(　＼'"´￣:.｀ー-...........__:.:.／:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.＼
　　　　　　　　|:.:.: ,.-=ミ　　　　　￣-=ミ'ーr―‐→'":.:..:.:.:.:.:.:.:.:.人＼:.:.:.:.＼　　　　　民主主義が当たり前と思っていたけど、そんなに難しいの？
　　　　　　　　|:.: {{　　 }　　　　 {　　　}　 |:.:.:.:.:.:|⌒ヽ.:.:.:.:.:.:.',:.:.:.:.＼＼:.:.:.:.＼
　　　　　　　　|:.:.:,乂_..ノ　　　　　乂_...ノ　 |:.:.:.:.:.:|r'ヽ }:.:.:.:.:.:.:.:',:.:.:.:.:.:`､＼:.:.:.:.)
　　　　　　　　|:.::.{　　　　′　　　　　　　　 |:.:.:.:.:.:|_;ノ./:.:.:.:.:.:.:.:.:}:.:.:.:.:.:.:.:，　)／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「無理難題です」＞きよひー
　　　　　　　　|:.:∧　　　　　　　　　　　 |:.:.:.:.:.:|_)イ|:.:.:.:.:.:.:.:.:.}:.:.:.:.:.:.:.:.},／
　　　　　　　　|:.:.:込、　　<⌒_> 　　　　 |:.:.:.:.:_人_:.;:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:/
　　　　　　　　|:.:.:.:.:.:|＼　　　　　　　　　_....|:.:.:.:.:｀Y´/:.:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:./　　　　　　　　そ、そう。
　　　　　　　　|:.:.:.:.:.:|:.:个....___ 　 -‐　　　 |:.:.:.:/.:.:./:.:.:.:.:／:.:.:.:./:.:.:／
　　　　　　　　|:.:.:.:.:.:|人乂|:.:{　　　　　　 ;::.:./:.:／:.:.:／):.:.:.:／)／
　　　　　　　八:.:.:.:.:|　　 Ⅴ辷=‐=＝二〕j／／⌒¨´　⌒¨´
　　　　　　　　　＼:.:乂　　 |YY∨￣　　 |　 __,|
　　　　　　　　　｀¨⌒ ／|:|_|=|　 _＿亅　　入
　　　　　　　 _,,...-／|:i:i|:|_|:/:i:i:i:i:i:i:i/　　 {::::::｀`～､、
　　　_,.... -‐rｧ7ﾌ::::／　 < ￣ >:i:i:i＞''"　＿_{__::::::::::::::::｀`～､、

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:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.__:.:.{:.:.:.:.:.:|／　　　　　　　　＼:.:丁￣
:.:.:.:;′:.:.:.:.:.:.:.:.:./⌒ヽ{:.:.:.:.:.:| ､_,.....__,，　　　､_,..，:.|　　　　それでは政治体制は専制君主制でいくのかしら？
:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{ { r乂{.:.:.:.:.: 　｀⌒"´　　　　｀´:.::.|
:.:.:.|:.:.:.:.ⅰ:.:.:.:.人乂_,;:}:.:.:.:.:.:|　　　　　　　　　　　 :.:.|
:.:.:.|:.:.:.:.ⅱ:.:.:.:.|:.:.:＼。|:.:.:.:.:.:|　　　　　　　　　 ′:.:.:.|　　　　　　　　　　「いえ、寡頭制がいいと思います」＞きよひー
:､:人:.:.::八:.:.:.人:.: _人_ :.:.:.:.:|　　　　　ー;;;;‐　/.:.:.:.:|
　＼(＼:.:.:＼:.:.:.:＼Υ|:.:.:.:.:.:|_　　　　　　　　人:.:.:.:.|
　　　　＼|　＼:.:.:_〈=|:.:.:.:.:.:|　＞-..... __　／|:.:.:.:.:.:;′　　　　寡頭制って何？
　　　　　　 `⌒|八:.:.:.:.:.|￣ ―-く）,__　　|:.:.:.:./
　　　　　　　　／|　＼:.:.乂:ﾆ=‐‐┬→〉八／
235 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/20(日) 01:43:07 ID:6r2VsQMB: 　　　　　　　　　　　 ,;.　　　　　　　 :;.
　　　　　　　　　　　,;;;;　_,.．-''　'''- ．._ :;;;;.
　　　　　　　　　　 ,;;,,''"　　　　　　　　　:;;;;;;.
　　　　　　　　　　;'　　/　/　　 l　､ヽ　 :;;;;;;;:.
　　　　　　　､,,,,,,/　/ /　l　　　 l　ヽ_L..;;;;;;;;､;:,
　　　　　　　ﾞヾl　 l　l　│l　　　l 　 l｀ﾞヾ:;;;;;;,;;',,,,　　　　独裁制の一種で、国を支配する権力を少数の人や政党で握る政治体制です。
　　　　　　　ﾞヾ　 l　ヽ l l 　 l ＿_ ﾘ　 l　ﾘ;;;／
　　　　　　　､=ﾍ　ヽ_二￣ヾ〃,___二ﾞ/　　/: :｀: :>　　　今回は上級貴族で構成される元老院が政治を動かす事を考えています。
　　　　　　　　＼ｿ､　弋::::ﾘ　　弋::::ソ/／;)~｀ﾞ´i
　　　　　　　　　ﾉl ~Tl ￣　,　　￣´l　 lｿ　 l　 l
　　　　　　　　　 l　l ゝ､　　___　　_ l　 l l l　 l　l　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「何で君主じゃないの？」＞火神
　　　　　　　　　 l ,:l　 l:::ﾞ　､　'",,.l　ﾘ-､l 　､ l
　　　　　　　　　 //:l　l／;;;;l l／／;l　ﾘ:: :ヽ　､ﾑ
　　　　　　　　　 /: :, ﾚ'/;l;;;;;l'／';;;;;,'レ'::::／;;ヽ　､ﾑ
　　　　　　　　　／:/: /;;;l;;／: : :／': : :／: :'　＼　ﾑ
　　　　　　　　/: : /::/ﾞﾞ;／　／ /: : :/: : :'　　／;;､　ﾑ
　　　　　　　 /::::/:::/;／;___／　/;; ::/: : ,　／　ﾞﾞﾞﾞ;;　ﾑ
.　　　　　　 /..:::/::/ﾞ;;ヾ≡≡-/~: :/:: :. .／ﾘ　　　ﾊ　ﾑ
　　　　　　/ : :/: /;;;;;;;;;／: : /: : :/:: :／　　'　　　　　l 　ﾑ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾍ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾍ　ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾍ　　ヽ、
　　　　、　　　　　　　　　　　　　　 _.. .．．．ﾍ　　　ヽ､
.　　　 !＼　　　　　　　　　 , . ＜´. . . . . . . . ..ヽ　　　｀＜
　　　　 !.　ヽ　　　　　 , ＜ . .,ィ. . . . . . . . .＿＿_ヽ、　　　ヽＫ
　　　　　i　　.∨ 　 ,.イ . . . .¨. . . . . . . . . . . .＞、￣｀¨¨¨'''￢-V ヽ、
.　　　　　!　　 ',／.. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ、　　　　　　.Y .＼
　　　　　 !　　 ,:'. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ヽ. .ﾞ￢ー─‐-.、└一フ
.　　　　　 !　./.. . . . . . . . . . . . . . . . . . .ﾍ, . . . . . . ﾍ. . . . . . .', . .',　　∠. →ーｭ
　　ト .　　.',.,'. . . . . . . . . . . . . . . . . . . .',. .', . ', . . . _..',-‐. . ',. .', . .V"_-_-_-_-./
　　ﾍ｀＜} . . . . . . . . . . ',. . . . . . . . . .',. .',.､ィ". . . ', Ｖ. . .',. .', . .Ｗ-_-_-_/. ﾍ
.　　　ﾍ　 .!. ! . . . . . . . . . .' . . . . . . . . . ﾍ .', Vﾄ. . ..Ν　V . .',. .', . ',_ﾆ_-_./ . . . ﾍ　　　　専制君主制だと、中華の歴代王朝のように制度疲労が起こると
　　　　ﾍ　 !. !. . . . . . . . . . .', . . . . . . . . . :ﾍ ', V　_,zzt芝≒ij| ', ', . {.. .}_/. . . . . . .
　　　　　ヽ.!. ｉ . . . . .', . . .j,. .ﾍ . . . . . . . .!.', ',i ,;t芝F";:}.:.:} ∨. .i..i . | /.,' ＞ｰ‐- ．　　　一々王朝を交代させないといけなくなります。
　　　　　,ィ.ｉ .',. : . . . .'.ィ" i:. .!∨､. . . . . .!. ! イ´∨ゞ::ィ: ｲ'' ∥ リ!. :〈_,'ｲ ,ｨtニtz,､
　　　ィ"　　i. .', ', . ィ"', . . i V! .ﾍヽ . . . .|ﾍ|　l. 　ゞ´　　　 .' . . . |,V.V　ｲヾ3, ｀VC　　　それなら最初から日本の天皇制のように君臨すれど統治せず
　　　　＞'"_', .', .', . . . ﾍ. . ', ;,ｨti芝ヽ、　!　　　　　　　 .,'. . . ..l. . . .V i8ﾆ=-LiF
　　＜.-_-_-_', .ﾍ .', . . . ﾞ;,ｨi;k:'":､:;:;:}:.〉｀ '　,　　　　　　　　,'. . . . .!. . .', .V.Fl{｀iﾍ-､　　　　という形式でやるべきでしょう。
　　　｀＜-_', .',',..ﾍ. . . Ⅳﾍヾ､イ　　　　　　　　　　 i. . . . .,' ', . . ', Vi弋ヽﾍゞ
　　　　　　／∧ ',ﾍ. iヽ . Yヽ｀　　　　　　　 _.．、　　.ｉ . . . .ハ .', . . ',.VioYixﾍヽ　　　権威者と権力者の分断して、時代に合わせて権力者を交代させるわけです。
　　　　／ //.∧.', .〉､ iヽ.ﾍ}._、_　　　　　　　　V__.ﾉ　　 i . . . ,'. . ',__',. . .',.Vi7 ﾟ2_′
　　　　ヽ､/　¨ ハ.',{.　 !′ム'"人　　　　　　　　　　　 /.. . ..,'‐- ._V　｀￢∨'vn.＼
.　　　　　　　 ,' . ﾍ.',',　'　 !　i´ .V.＞. ．. ＿＿ . . ．イ∥ . ,'li}　 .l:.:V　　　∨{ l iv
.　　　　　　 /. . . .ﾍ '　　　 V. .V |r-=vｲt}　　　　　 ,',' . ,'i|i|　　|:.:.:V　　　VV､ヽ
　　　　　　 /. . . . . !ﾍ.　　　　 ', . } .|ﾍ　ヾi|ih､　　　 !!! ,'i|i|i　　.|:／　　　　Vﾞら
　　　　 , '. . . . . ..|. ヾ、　　 |. ∧'v:ﾍ　　寸|h、　　　!|,'i|i|7　　A　　　　　　V.ｽ

　　　　　　　　　　　　　　 _,. . -─- . .._　　 /::::::::::::::ヽ,.　-‐ : ´￣｀: :ｰ-　.._
　　　　　＿＿_,.　-‐ : "´: : : :ﾄ､ : : : : : ｀ヽ{_::_::_::_∠´、: : : : : : : : : : : : : : : ｀ｰ-　.._
iー‐'て￣Κ{ : : : : : : : : : : : : : ＼ヽ､_r_'::´:::::::::::::::::::::::::::｀:ヽ、: : : : : : : : : : : : : : : :Κ}.丁スT ーｧ
ヽ、　　',　Ⅵヽ、: : : : : : : : : : : : : ＞､:::::ヽ:::::::v::::/::::::::｀ヽ:::::｀ヽ、: : : : : : : : : : : : ﾑⅥ |　　〉　/
　 ⌒ヾヽヾこlヽ､_ : : : : : : : : ／::::-‐::｀＞::::::::::'⌒ヽ::::::::::ヽ:ヽ::::ヽ: : : : : : : : : : ∧.〉' ﾉ　 / ノ
　　　く⌒｀ぅ､`＜厶 : : : : : ; '::::::::::::::／::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::':;::::::::::'; : : : : : , イブ.／ Τヾ、
　　　 `ｰく　｀ヽヽレﾄ、＿/-‐:7:::::::::::::::::!:::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::L_:_: ,ｒﾍ才 /´ ヽ__!⌒ ｀
　　　　　　 { ／入∨ス＞￣フ__/:::::::::::/|:::::::::::::＼ヽ::::::::::::':;::::::::::::i::tｰ一ヾﾌ　ノ´　ﾉ
　　　　　　｀ヽ∠λヽ＜ノイ:::ﾉl !:::::|::::/　!:::!::::ヽ:::::::ﾄ｀::::､_::::';::::::::::}::} |＞'´ィ´　＞'´
　　　　　　　　　〈/　 T　 /r〈,ｲ }/::|::/　_」::ﾄ､:::::＼::|:::｀::::ｰ-ｷ´::!::l::ﾊ__r'´ ⌒ヾ、　　　　悪いけど話が複雑すぎてわけがわからなくなっているわ。
　　　　　　　　　　`ー┴ｧ'ｺVイ.人;:イ '´　Ν. ＼:::::＊:⌒i::l:::::!::::l:::l::ﾄ;:}　ヽ　 _.ノ
　　　　　　　　　 /; ヽﾊ、　　{::ﾄ､､＿＿　｀＼| Nハﾊ:::};:ｲﾚ'::| ﾘ ,ﾊ⌒´　　　　　　私じゃついてこれないわ。
　　　　　　　　　　　　/: : :/: l:::.､ . 从λV::::ﾉ`　　　＿_,　|: :!ﾘ.:l:::::::「¨´: ﾍ
　　　　　　　　　　 /: : : : :/:r{ ヽ　 l:::',.｀´　　､　　￣　 | : ' : |:::::::|: : : : :ﾍ
　　　　　　　　 /: : : : ノイひr}　　';:::＼　　　　　 .／ルﾍｺゝ::::ﾊ.: : : : :ﾍ　　　　　　　　　　　　　　　　　　「確かに貴女では無理でしょうね」＞きよひー
.　　　　　　　　 /: : : : :〈::::::rﾍ「|　　 Y⌒≧ｘ´__｀. イｰｧ|::::::::::}::::}::::ﾍ : : : : :ﾍ
　　　　　　　　　 /: : : ､__/＼{__ヽ.!　　ﾏ　l　! 　　 └.ﾉ.{::::::}:ﾘｰ-‐ｧ::ヽ : : : : ﾍ
　　　　　　 /: : : : : :/::;:ｲｺ__,}!　　　ﾄ､.ヽ‐-　-‐／　!::::::リﾖ__,.ｲ:::::::ヽ : : : :ﾍ　　　　　悪かったわね。
　　　　　　 ,′: : : :ノイ ;.イ＞ﾊ. 　　 ![!}　〉ｰ┬'′　〉:::r′.__ ﾉ＼i⌒ヽ : : : ',
　　　　　　　　i: : : : : : : :／｀７ /| |l　　　 } .| /　_ }.　_,.イﾊ::ﾉ⌒} Ｌ_　　ﾄ､: : : : : : |　　　　でもこんな見た事も聞いた事もない概念をぶち込まれても理解できないわよ。
　　　　　　　 l: : : : : : :/　　ﾌｲ　!ヽ　 /[!| 〉ヘｲイ∨「ノｲ厂´ .ﾚﾉ　　 ',: : : : : :|
　　　　　　 |: : : : : :/ 　　　 |　{　 `ｧ′/　　 ∨ノｰr-┼─'"={　　　 i : : : : :|
　　　　　　 !: : : : :/　　　　 .|　　 /[!　}. ｊl　　ヽ__ノ : : ',ニ　　ﾊ　　 .! : : : : !
　　　　　　 !: : : :/　　　　　　 |　　/　　/　|　　　ヽ: : : : ヽ　　　 |　　　 |: : : : :|
　　　　　　 !: : :/　　　　　　　ヽ. /[! . 厶イ＿,イ＿」 : : : : :.:〉　　 ! 　　 l: : : : :!
236 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/20(日) 01:44:23 ID:6r2VsQMB: 　　　 j!　 .|　　 _　　 -―――-　　/　　 |
.　　 ,′　レ ´. . . . . . . . . . . . . . . .⌒ヽ/、　 /}
　　 /　　 .|.／ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .｀　〈 .|
　 ./　　　 |　./. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ＼
　/　　　 /_ノ| . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ . ヽ. . . . .V
ノ　／￣　　/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | . .| . . . . .∨
|　　　　　／ .| . . . . . . __|__ . . . . . . . ￣|￣|ヽ| . . . .∨
|　　ィ´ . . . | .| . .|／ . .! . . . . . . . . . ...| ノ| .ﾉ! .|.. . .|　　　　　簡単に言うと、私たちが発展するには建国しないといけないけど国家には政治制度が必要。
|　 /.::」 . . . ...| .|／| . .| ..|ハ . . .| . . ./|ｨ===ミz、! . . |
_／⌒ﾊ . . . . ', | . .|ヽｨ==ミ } . .ﾉ . ./ｨ {:i:ヽ:|　}】. . .i .|　　　　　政治制度にはいろいろな形があるけど、どれも一長一短で一概にいいとは言えない。
　　　　.} . . . ..ヽｨ／ /:,-:::| ／} .／　辷ノ　ﾉ|　 /./
、　　 /|ヽ . . . . 【{.　 { :i::」:|　　　　　　　　 .|／|ｲ　　　　　　一応、現状に合わせた政治制度を採用する。
｜「 . ! |　i! . . . ..＼　｀¨ ´　　　　　、　 ,:,:,:　|//|
｜| . .| .ヽ」＼ . .＼|　 ,:,:,:,,　　　　　　 ′　　　 |//|　　　　　　政治制度は体制疲労を起こしてしまうから予めそれを対処できるようにしましょう
｜| . .| . |∧ . ｀⌒「　　　　　　　　　　　　　　 /|//|
｜| . .| .//∧　　 ∧　　　　 ,　-‐　フ　　 ∠｜/,!　　　　　　と言っているわけね。
｜| . .|////∧　　｀ゝ　　　　｀　ー ´　　ｲ| . ｜/,!
｜| ..//////∧ . . .∧ ｀≧　　　＿＿／二Vヽ.ﾉ//
/:/ ///ｨf二ﾆ}!、 . . ∧　　　 ∧;i!i!|::::: ∨二]|}//
. | . ,ｨ仁二二 Ⅶヽ . .∧　　　,//|i!i!|::::::: ∨二]./
斗f´二二二二Ⅷi!i＼.∧_ 　 |//|i!i!|:::::::::::| 二]!
⌒＼二二二二}ヽi!i!i!.＼}/≧}//|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i＼二二二｝ﾄ:＼i!i!i!i!≧///.|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ:::＞i!i!i!i!i!i!i!i!|i!i!|::::::__::::｀ヽ」
i!i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ:::::::::::＞i!i!i!!|i!i!|r ´/::::::::::::∨
i!i!i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ::::::::::: ,ｨ　¨ ⌒´_/:::::::::::::::::}

　　　　　　　　r'T"´｀ヽ､　　　　　　　　　　　 ,. -rｧ
　　　　　　　 r'7:./:.:.:.:.:.:.＼　　　　　　　　／.:.:.:.i:.!,」
　　　　　　　r'7:.;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ.,,___ 　　,.:':.:.:.:.:.:.:.:.! (
　　　　　　「/:./:.:.:.:.:ヽ､:.:.:.:.:.:.:.:ヽ-ヽ.,/:.:.:／:.:.:l:.「 !
　　　　　 r'ﾝ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＞''"´￣::｀ヽ｀＞'､:.:.:.:.:.:.!ｺ
　　　　　 L!:.:.i.:.:.:.:.,.::'´::::::::::::::::::::::::::::::::｀:::::'"´｀ヽ!」､
　　　　　 !ﾍ:.:.:.:.／::::::::;:':::::::/:::::::;':::::;:::::::!::::::::;::::::::::Y
　　　　 /ヽ!ヽ/:/::::::::/:::::_/___:/:::::/!:::::;'::::::;ﾊ:::::::::::',>
　　　　 ,'::::/:.:;'::;':::::::::;':::::::/___/!_｀7 |:::/|ｰ/-:!､::::i::::i　　　　　何とかわかったけど政治はそんなに難しいものなの？
　　　 /:::/:.:.:!_ﾚ､;___L_/i´　!┘ i｀　ﾚ' .ﾚ'rｧr'､!::::!::::|
　　　 ,':rｲ:.:.:.:.:!;'::::|::::::| ﾍ. 　'､_,ﾉ　　　　 !' !　!7r'ヽ!
　　.,:'::ヽﾍ､___!:::rﾄ､:;_;!.　 `'ｰ　　　　　,　`´ノi/!:.:.:',　　　　　　　　　　　　　　　　　　「ええ、極めて高度な専門職です」＞きよひー
　　/::::::/`ｰ^ｰ';::`i｀ーi　'"'"　　　　　_　　　,., ﾚ^ヾｺ
　 ,':::::::;':::::::::::::::ﾊr!____,ﾄ.､　　　　　 '´┘ 　　 ,ﾊi
　.i::::::::i::::::::::::::,':::i`rｰ‐i':::::｀i.　､.,　　　　_,. イ_,ﾑ!　　　　　　　確かに巫女では手に余るわね。
　 !::::/!:::::::::;:ｲ::::::::|:::::::|r'イ｀ヽ､　｀"T"´i:::::;|:::::::|
　 V　 ';:::::/:::!::::rく|:::::::|　ヽ　　＞rｨ'^ヽ､:::::!:::::;'
　　　　 V '､::ﾚ'´ヽ';::::::ﾄ､.,_____,.イムヽ　　>:|:::/
　　　　　　 r7　　ヽ;::!:.:.:.:.:.:.:./ / ハｰﾍﾊ､|/
　　　　　i´`' ｰ--‐='i':.:.:.:.:.:.:/ ,'　 i　';.:.:.Y´i
　　　　　/`　ー　-- '|:.:.:.:.:.くヽ､.,___,,.ｨヽ;.:!-'ｧ､

政治は量よりも質が大切であるが、民主主義はみんなが『こうしよう』と意見を通すために足の引っ張り合いになりがちである。

その一方で独裁主義なら優秀な者を権力者にするだけ政治の質を向上できるという利点があった。

ただし、その権力者が優秀で腐敗しないという条件が必要である。
237 ：名無しさん＠狐板：2024/10/20(日) 01:48:34 ID:LfdOMVvC: 神っていう不老がいるからそこら辺分かりやすくはなるか
238 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/20(日) 01:49:35 ID:6r2VsQMB: ttps://www.youtube.com/watch?v=HmZE5dUGm7c

　　　　　　　　　　　　　　 /|　　　　　　　　　　　　　　　 ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧|　　　 -‐: :　￣￣　: : ‐- ..、　| ∧
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　　　　　　　　　　　　　　　　　| /／. : 　　　　　　　　　　　　　 : : |　/∧
　　　　　　　　　　 ∧　| /. :　　　　　　　　　　　　　　　____|, 　/∧
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　　　　　　　　　　　　　　 ∨ /. :　　　ｌ　 | :l:　　　 |　　　　　　＼　　/∧__
　　　　　　　　　　　 ∨: :　l　　 :|　 | :|:.　　　　|　　　 :|: .　　｀ト- ∠二
　　　　　　　　　　　 ________ｊ{ : :　:|　　 :|ｌ　 | :l: :　　 /|　:| :|　|: :　　　, }／／￣　　　　それでは概要を一通り説明するので、
　　　　　　　　＼____八　　　 :|:|ｌ　 | l|: :　　:/.:|　:| :|　|: :　　 /∧∠_____
　　　　　　　　　　／∠㏍、　＼|从　|八: .　:/ /|::/|/|　|: : :　//厶％Жｱ　　　　　質問は説明が終わってからにしてください。
　　　　　　　　　　　＼＼]Ж＼　 :灯苧ミ　＼/|/ ,灯苧ミ:|: : : ／￣＼[／
　　　　　　　　　　　　　￣了＼＼:杙-夕　　　　代-夕小イﾍ}　　 : : |
　　　　　　　　　　　　　　 |　　 :| 斗 ⌒｀　　,:　　　⌒｀/ 　 |ノｊ　　 : : :|
　　　　　　　　　　　　　　ｌ　　 :| :小、　　　　　　　　　 //　 :|イi　　 : : :|
　　　　　　　　　　　　 ,　　. :| 　ｧ‐‐=z,、｀　 ´　　　//　 :|::|:|　　 : : :|
　　　　　　　　　　　　　　 /　. ::/:| :/-=㍉_/ト　__ . : ´ ／//　∧!:!:. 　 : : :|
　　　　　　　　　　　 /　: ::/. :|/-=㍉_//V∧　　／／/　/ :∧!::.　　＼|
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　　　　　　　　　　　 ′:人::.::.人::.::.::.::.:＼::.::.::.::.::.::.::.::.::.:.:／-‐／::＼
　　　　　　　　　　　　 |::.::. / ＼::.::.＼:.::.::.::.::.:二ﾆ=-=ﾆ二::.__:／:.::.::.::.::`ー-......._
　　　　　　　　　　　　 |::.::.:|／　＼::.::.:＼￣乂^ソ》 |::.::.::.|⌒:v::.::.::.::.＼ー--- ､::＼
　　　　　　　　　　　 ∧::.::|xｆ笑ミ｀¨¨⌒　　　　　　|::.::.::.|r_) }＼::.::.::.::.:＼　　　)::.::.)
　　　　　　　　　　　 i::.i＼乂乂ソｒ　　　　　　 ,::.::.::.:|__ノヽ::.v::.::.::.::.::.:＼／::／　　　　　　ええ、わかったわ。
　　　　　　　　 /.::.|::.::.｀⌒ 　　　　　　　 /::.::.:.::.|:人ﾊ:Ⅵ＼::.::::＼::.::Y´
　　　　　　　　　　　::ｉ::.:|::.::.::ﾊ　　　 _　 -‐　　　　⌒ｉ::.::.::.|::Y::.:}::} |::.::i::.::.::.::i::.::|
　　　　　　　　　　 |:|::.:|::.:./:込,　　　　　　　　／|::.::.::.|::.::.:/::.}ﾉ::.人::.::.: |::.人　　　　　　　　　　　　　　　　「そうするわ」＞巫女
　　　　　　　　人｀:.|::.:从::.::.ヽ　　　　　　　／　 ,::.::.::.:_::.ノ_:ノ／　 )::.:/´ 　 )
　　　　　　　　｀`|::.|(__＞､::.:＞-......-＜ﾆ=-/::.::.::/::.:/⌒´＿_／／　 _／
　　　　　　　　　／|- 人:|＿　　 )´)人(/|. r‐…=/::.::／＞ｧ:⌒| __　　￣＼
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239 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/20(日) 01:50:13 ID:6r2VsQMB: 　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::.
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私が提案する国は元老院が政治を行う寡頭制の象徴君主国家の王国です。

その国は、王家、公爵家、侯爵家、伯爵家、子爵家、男爵家、準男爵家、騎士爵家、平民という身分制度を導入します。
240 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/20(日) 01:51:08 ID:6r2VsQMB: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ||{}i　　　　　　　　i{}||
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　VV/.:.:.:ヽU〈　　　=＝｀′ ,r==ｲjjjj!　　　 l.:.:.:.:.:.:.:.l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l　　　　　　ヾ「¨¨¨´　　　　　.: .: .l :／
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貴族は最上級貴族、上級貴族、中級貴族、下級貴族にわける。

最上級貴族が公爵、上級貴族が侯爵と伯爵、中級貴族が子爵と男爵、下級貴族が準男爵、騎士爵となる。

このうち公爵家を六家にして、この六大公爵と王が七大神の祭祀を担当します。

王が天空神様の祭祀と国の象徴としての公務を行い、六大公爵はそれぞれ他の女神様の祭祀を行います。

注意点として王家と六大公爵家は領地を持たず、国から年金を支給してもらって活動します。
241 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/20(日) 01:51:58 ID:6r2VsQMB: ｉ|:州i:|ΞﾆΞﾆΞ|ⅱ州=|ｌ l|辷|:i:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:iC |辷|ｌ三三三三三三三三三三]辷|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i|辷|ｌｌ|=|l州{ |ΞﾆΞﾆΞ|:i州:|:ｉ:
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===========|;i;i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ｢¨Πニニ二二二ΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞ二二二ニニﾆΠ¨ﾞ「:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i:|;i;i;|=========

国政を動かすのは元老院という議会です。

議員は上級貴族の侯爵と伯爵で構成します。

王と六大公爵は建前上は表向きは政教分離の為に本当は失政に巻き込まれないために政治に関わりません。

これなら失政の責任は侯爵と伯爵に取らせることができます。

実際に失政や不祥事をやった侯爵や伯爵は元老院への参加停止をはじめお取り潰しなどの処罰も可能です。
242 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/20(日) 01:52:57 ID:6r2VsQMB: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　, ―-　、
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中級貴族は爵位の世襲は認めるけど、彼らを元老院に参加させると人数が増え過ぎてしまうから参加させない。

領地の経営を頑張ってください。
243 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/20(日) 01:53:41 ID:6r2VsQMB: 　　　　　　　　　　 __ ＿＿
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　　　　,.ｨ´　　／.ムVﾑ /｀`ヽ､ l/::::::::::::::＼　　　　 L｀`_ノ/{　　　　　　　　｀T´　/`ヽ
　　　　ﾚ'介 /.::::/ 〉ﾚ' /.:::::::::::::.＼::::::::::::::::::|　　 , .. ｲL, イ　/ヽ､　　　　 ,　イﾊ　/.:::::::.:.＼
　　　　ﾚ'　l/.:.:.:.l　V /.::::::::::::::::::::::.＼:::::::::::::|　 /　　l/ﾊ _／　　　＼　 /.:.::::::ヽl/.:::::::::::::::::::ヽ
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下級貴族は功績を上げた者に一代限りの地位を与えるもので爵位や領地はなく、彼らは国や上級貴族に仕える存在である。

ぶっちゃけるとただの名誉職です。

もっと功績を積んで中級貴族へ叙爵するのを目指すのもありです。
244 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/20(日) 01:55:10 ID:6r2VsQMB: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __,　　 -――　　　_}＼
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　　　　　　　　〃　　｀￣／　　　|　　　　　　　　 ',　　　　 ',　　　　V　　／
　　　　　　　　{　　　　　／　　　　ﾊ　　　i　　　　 ',　　　　　 i　　　　ﾏ≦
　　　　　　　　乂＿　イ　　　　 ′　　 |　　　i　斗七''￣「 |　　　　 i |
　　　　　　　　　／ |　i 　　.」＿_ i　 i　　 }　　 |　 | |　　　　ﾊ |　　　　 | .i　　　　それと、王や六大公爵は七大神の血を引く半神から取り立てればいいですが、
　　　　　　　＜..＿|　|　　　 |　　 |￣「　.ﾊ　　 |　 | ! .ﾊ　 /　 |　　　.i　|　i
　　　　　　　／　　|　|　　　 |　　 |　 |　/　'　　 l　/ j/　j.ィﾁ￣,　　　/| /　 i　　　うちの集落は大体七大神の血を引いているから誰を選んでも大差はないかもしれません。
　　　　　く　 {⌒|　|　　　　＿_|＿j/　　 ',　/}/ 　,ｨ´:ij:::}　　|　　 / j/　　.i
　　　　　　　　／ ./|　　　　　　＼　{:::ij:㍉　 }/　　　　乂::ノ　 /　／ / |　　 i　　　以上です。
　　　　　　　　　 //|　ﾊ　　　　 | |　乂::ノ　　　 ,　　　　　　　/.イ　　　　 |
　　　　　　 // .|　 ∧　､　ﾄ.{ﾊ.　　　　＿　　＿　　＿ /　.|　　　/　　 |　　　質問はございますか？
　　　　　　　　/ｲ　,　　　＼ト.._{ .| ∧--vfニﾆﾆYニニYニニト-- ＜/＿　 .|
　　　　　　　./ 　 /　　　　i　　　.-=〈ニニニニニ|ニﾆﾆ}ニニニニﾆ/ニニ.＼|
　　　　　　 /　　/　　/　　}_.-=fニニ∨ニニニニ|ニニi|ニニニニ/ニニニニi
　　　　　 ./　　/ 　 /　　 /ニニヽニﾆ∨ニニニニニニ|ニニニ_/ニニニニﾆj
　　　　　/　　/　／　r≦ﾆヽニﾆﾆ､ﾆﾆ.∨ニニニ|ニニニﾆニﾆ/ニニニニ／|
　　　　./　　/イ　.′.|ニニﾆ.＼ニニ､ニ∨ニニﾆ|ニニニニﾆ/ニニニ_.／＼|
　　　 /　／　　/　　 >､ニニニ＼ニﾆ､ﾆ∨ニﾆﾆ!ニニニニ/ニニニ／　／ヽ
　　〃　　　　 /　　 /_　｀''＜ニニ＼ニニニニﾆﾆ!ニニニ./ニﾆﾆ／　　,　／ V
　 .//　　　　 ,　　　 V　｀ヽ　｀''＜ニニニﾆ∨ニﾆ|ニニﾆ/ニﾆ／　　　/ / 　　',
　　　　　 ,　　　　　i　　　ヽ　　 ''＜ニニニニﾆ|ニニ/ニ／　　　　/ /　　　_i__
　i { 　　　　 /　　 |　　　　 ∨　　　　''＜ニ＞ ´￣￣￣_ノ　　　　/ /　　.ｨf笊/
　| |　　 /　　/　　＿|＿　　　 .∨　 V　／ {´　ー== ニ､: : ',　　　 {/　.ｲ笊ｲ　′
　| |　　./　　/　　ﾏ笊笊≧x　ハ　　}／ {　 |　　__　---ィ: : :}　　 /{ｨ笊イ　　 {
　:,　　./ 　　　　 ∨　　ミ笊} _...ィ　　 .{　 |　　＿＿): : : : : } /､/ /イ　　　　ハ
　 ', ∨　　　　 / 　 ∨　　　　 {ff_/　　　 {　 |＿　　ィ＜￣￣/　　＼　　　 / 　〉
　　∨　　　 .／, 　　 i　　　　 .／/　　　 {　 |__..イ|| ﾊ∨＿__.,　　　　}
　 ./　　　／　/　　　.}　　／　/　　　 .{　 |￣￣「　ﾊ∨　 i　　　　,　　　　　　 {
　　　　／　　/ 　 /　/　　　　　.′　　／, 　 ,　　ﾘ　ﾊ∨　|　　　./　　　　　　ﾊ
　　　　　 /　　/ ./　　/　　　　／　 { 　{　　〃　　　}:}　 !　　ｲ　　　　　　　　',
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　　 /　　./　　ｲ　　}　 ′　　　 . : :　　　 ,　 ,　(__)　　　 (__)　 ',　　　∨ /　./
　　i　　 /　／/ 　 /　　　　　　　　　　　/　/　笊　　　 /笊　　',　　　 ∨　/　　　　　　＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　 . : : : : : : : : : : : : : . .
　　　　　　　　　　　　　　　／/: : :===ミ,: : : : : : : : : ヽ
　　　　　　　　　　　　　＼':／｝: : : : : : : ',: : ＿, ノﾚ':i: :＼
　　　　　　　　　　　　 /: :_乂ﾉ_: : : : : : :￣: :／: : : ノ: : : :.＼
　　　　　　　　　　　　.: : :ﾄ.: : :､: : : : : : : : イ: : : 丁: : : : : : : :＼
　　　　　　　　　　　　i: : :| ＼: :＼ー.ｨ≠ミ､',: : : |: : : ヽ: : : : : : : : .　　　　　つまり王家と六大公爵家は権威者として存続させて、
　　　　　　　　　　　　|: : :|　-｀''ー` ′f沁》 ', : : |.-､: :.:',: : : : : : : : : V
　　　　　　　　　　　　|: i: {' ｨfミ､　　 :/:/:/:.|: : :|ｂ }: : :.',: : : : : : : ﾄ､!　　　実際の権力者である侯爵以下の貴族は必要なら潰すという事かしら？
　　　　　　　　　　　　}: : :ﾊ《沁　,　　　　　　|: : :|.ソ: : : :}: : : :}: : : }
　　　　　　　　　　　 /ﾊ: : : :',:/:/　　_　　　 |: : :|人: : : ﾊ: : :∧: :/
　　　　　　　　　　 {:.V:|: :.八　　 '　　　　　.:|: : ;｀Y´: :/ ﾉ／　 }/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「それが新陳代謝です」＞きよひー
　　　　　　　　　　　乂:.|_..-´_＼　　　　.ィ　 |: :/}ノ}／
　　　　　　　　　　　　　/:::::::ﾄ, }ﾉ:.＞≦ｒf 二 }:/ |_＞　´￣',　　 .／i
　　　　　　　　　　／|:::::::::{ノ/＼ト､:}　}..--,　八　　　 ', .／／|　　　　　確かに王朝を交代させるよりはマシでしょうね。
　　　　　　　　　　　{／^>:::ﾉ::ｨ　＿ﾉ7≦__／__/::::::',　　　　／／　.i!
　　　　　　　　　　 f　フ:::/´∠　-----　ミ､＿　}::::::',　　 / /　　　i!
　　　　　　　　　　/　{::::::i_.／ニ,′　　　　　＼::::::r- ＜/ /　　　.i!
　　　　　　　 ../＞≦ﾆ/ニニi!　　　　　　　 |::::＼__/ /　　　　i!＼
　　　　　　　_.ィfニニﾆﾆ{ニニ{{　　　　　　　 .:|:::::::|-'　'-　＿　 i!,　　ヽ
　　　　　　　〉ﾆﾆニニニ_ニニニ_　　　　　　 / L::::_}にコ_＿　＼..∨　　　､
　　　　　　 ,ﾆﾆ　 _ﾆﾆﾆﾆ､ニニﾆ:',　　　　 .ｨ　　＿|:_',　　　　＼_}　 V　　　＼
　　　　　　 {ﾆニニﾆニﾆニ＞-=ニゝ-=≦　／　　　　,　　　　　 |　　 ∨　　　 | ヽ
　　　　　　i Vﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｨ_／　7ﾆ〃_　／　　　 --=:',　　　　　|　　 ∧ミ､　　!//,
　　　　　　､＼ﾆﾆﾆニ/　{　　/ _／/ .'　　／　　 .ｲ i　　　　 }　　　ﾊ//＼|///,
　　　　　　　　｀''＜二.ィﾍ＿､／（__.ィ ∧　／　　／　i　!　　　　 ,　　　　 i////////,
　　　　　　　　　|　　　 {⌒iニニニニ∧ ∨　　.ｨ　　 ! .|　　　　　,　　　.i///////∧
　　　　　　　　　|　　　寸ニニニニニ∨　　/ i!　　乂}　　　　　∨　　　i////////ﾊ
　　　　　　　　　､＿／ﾏニニニニニ.∧　/　i!　　　　 ''＜　　　 V　　 .|/////////,
　　　　　　　　　　　　　　 ∨ニニニニﾆﾆ∨　.i!　　　　　　　..＞-　_',　　 |////////'∧
　　　　　　　　　　　　　ﾊニニニニニニ',　.i!　　　　　ｨ "´　　　　｀　＜//////////,
　　　　　　　　　　　　　　//,}ニニニニニニ',　',　　　／/　　　　　　　｀ヽ_//////∧
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　　　　　　　　 .////////ト＜ニニニﾆ.／　ﾏ´ ,＼>　＼＼' ＿＿　　　　＞ ''´　　　 }////|
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.　　　　 .　　　　|: : : : i＼.:::|: ::.::|: ::.从:::::ﾊ:i::ﾘ‐‐- ∨　　 __ _,ﾘ/:::ﾙ'　　　　　貴女とんでもない事を考えているのね。
　　　　 /　　　 !: :: ::::l:: ::ヽ!:!:::::ﾄ.::': ::::.Y.:|ﾙ'__ _ ,　　　芹f「 /: 从
.　　　　 /　　　　 l:i ::ｌ::::l: :: ::从::: ｌﾊ. :: ::::l:::|芹竿「｀　　ﾋﾘ /i:{′　　　　　　発想が凄すぎてついてこれないわ。
　　　　/　　　　从::i::: |: ::::':::人::|　ヽ. : :ﾄ.j 弋ソ　　　　 ,""　N
.　　　/　　　　 /. :ﾊl:::::ｌ: :: :/. ::: ﾊ　＼j　　"""　　　　　 . ｲ j
　　 /　　　　 /::::/ :': ::ﾘ::::/. :::::/:∧　　ト　. 　　　　-‐. イーへ　　　　　＿__
　　.　　　　　 /:: :/. ::::::/:::/:: .:::/:/::八　ト、　　　rc。≦::くL..斗く　ｰ= ニ´　　　｀ヽ
　　i 　 /⌒∨:: :/:: :: :/.:./: ::.::/:./ くム斗く入　〈　＞x:::::i: ::::i::ハ　　　 i　　　　く
　人〈　　/ :: :/: ::: /::.:/: ::::/／　　「´.::::::::∨ﾊ　 Y／⌒＼: ::::l:::::.j 　　乂__ 人 _ノ
　　｀弋!/. :::/. :::::/.:.:/.:.: ／　　　 !::i:: :: ::::∨ﾊ__ﾉ}　　 ∨ﾊ::::i:ﾙ'
　　　　 /. ::/. :::::/.::::/::／　　　　　从: :: ::::::::∨ 　 {　　　∨i: :::::Y
　　　　 . ::::/.: ::::/.::::/:ム二ニヽ.　　人: :: :: i:::ﾄ､__人　　ヽ! :: :::|
　　　 i: ::': :::::/: :::/ ムイ⌒Yヽ. ＼　　＼::ル'　「　　ヽ　　　ヽ: ::i
　　　 |:::i: ::::.'. :: /::(YT´　　　弋　＼　　|　　　|　　ハ　　　 ∨
　　　 |:::l: ::::i:::::/.:::: Yj　　　　　　｀ヽ. ＼j 　　 |　　'　 i　　　　}
245 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/20(日) 01:55:48 ID:6r2VsQMB: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __,　　 -――　　　_}＼
　　　　　　　　　　　　　　}ヽ　　　　´　　　　　　　　　　 ∧　＼
　　　　　　　　　　　 ,　 '／　--　　　　　　　　　　　 .∧
　　　　　　　　　　　　 / /　i´　　　　　＼　　　　　　　　､　　　　｀''＜
　　　　　　　　　　 / / 　.|　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　＼　 -―― Y
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　　　　　　　　〃　　｀￣／　　　|　　　　　　　　 ',　　　　 ',　　　　V　　／
　　　　　　　　{　　　　　／　　　　ﾊ　　　i　　　　 ',　　　　　 i　　　　ﾏ≦
　　　　　　　　乂＿　イ　　　　 ′　　 |　　　i　斗七''￣「 |　　　　 i |
　　　　　　　　　／ |　i 　　.」＿_ i　 i　　 }　　 |　 | |　　　　ﾊ |　　　　 | .i　　　　　これは日本や中国の歴史を参考にして考えてみた案ですね。
　　　　　　　＜..＿|　|　　　 |　　 |￣「　.ﾊ　　 |　 | ! .ﾊ　 /　 |　　　.i　|　i
　　　　　　　／　　|　|　　　 |　　 |　 |　/　'　　 l　/ j/　j／　　|　　　/| /　 i　　　　政治と祭祀を分ける事で、権威者が祭祀を行い、
　　　　　く　 {⌒|　| 　　　　 |＿j/　　 ',　/}/ 　,ｨ≦弍ミ　|　　 / j/　　.i
　　　　　　　　／ ./|　　　　　　　.ｨf弍≧x 　}/　　　　　　　 /　／ / |　　 i　　　　権力者が政治を行うという役割分担を明確化できます。
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　　　　　　 // .|　 ∧　､　ﾄ.{ﾊ.　　　　＿　　＿　　＿ /　.|　　　/　　 |
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　　　　　 ,　　　　　i　　　ヽ　　 ''＜ニニニニﾆ|ニニ/ニ／　　　　/ /　　　_i__
　i { 　　　　 /　　 |　　　　 ∨　　　　''＜ニ＞ ´￣￣￣_ノ　　　　/ /　　.ｨf笊/
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　:,　　./ 　　　　 ∨　　ミ笊} _...ィ　　 .{　 |　　＿＿): : : : : } /､/ /イ　　　　ハ
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:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.__:.:.{:.:.:.:.:.:|／　　　　　　　　＼:.:丁￣
:.:.:.:;′:.:.:.:.:.:.:.:.:./⌒ヽ{:.:.:.:.:.:| ､_,.....__,，　　　､_,..，:.|　　　清姫、貴重な意見だったわ。
:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{ { r乂{.:.:.:.:.: 　｀⌒"´　　　　｀´:.::.|
:.:.:.|:.:.:.:.ⅰ:.:.:.:.人乂_,;:}:.:.:.:.:.:|　　　　　　　　　　　 :.:.|　　　これは他の女神にも話しておくわ。
:.:.:.|:.:.:.:.ⅱ:.:.:.:.|:.:.:＼。|:.:.:.:.:.:|　　　　　　　　　 ′:.:.:.|
:､:人:.:.::八:.:.:.人:.: _人_ :.:.:.:.:|　　　　　ー;;;;‐　/.:.:.:.:|
　＼(＼:.:.:＼:.:.:.:＼Υ|:.:.:.:.:.:|_　　　　　　　　人:.:.:.:.|　　　　　　　　　　　　　　　「わかりました」＞きよひー
　　　　＼|　＼:.:.:_〈=|:.:.:.:.:.:|　＞-..... __　／|:.:.:.:.:.:;′
　　　　　　 `⌒|八:.:.:.:.:.|￣ ―-く）,__　　|:.:.:.:./
　　　　　　　　／|　＼:.:.乂:ﾆ=‐‐┬→〉八／

後世によるとこの時点で後の青藍王国の体制が決まったと言われている。

それ故、清姫を賢者と称する歴史学者が多かった。
246 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/20(日) 02:19:51 ID:6r2VsQMB: ttps://www.youtube.com/watch?v=VjhQHh420mQ

::.;;'' ;;:;: :::''::　 .;;'' ;;:;: :::''::.;;'' ;;:;: :::''''::: :;:;; '';;.:　　　　 :: :;:　;;:,: :''::: :;:　;;:,'　　';;.::; :; iw､ -‐''゛~｀
:;:;; '';;.::　　: :; ;; ''　　　　;;'' ;;:;: :::'':::　　　　　''::: :;:;; '';;.::　''::: :;:;; '';;.::''::: :;::;; '_,､-ｰ''ﾞ´
　　::: :;:;; ''"''::::;　　.::,''::: :;:;;　　　 ::;:;; ''"''::::;　　　.::,''::: :;:;;''::: :;:;　 '';;.::､ -'゛　- 　_　　ﾆ　　-
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　　　　　　　, r'　　　,r'´　　,r '　　　＼｀¨''｀¨''　‐　''¨´''''¨´/ 　ヽ　｀ヽ､　　ヽ､
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　　　　　　'i,　　　 i,　　　i,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ　　ﾉ　　　丿
　　　　　　ヽ　　 .ヽ　　ヽ､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , r'´　　,r'　　　,r'
　　　　　　｀ヽ､　｀ヽ､　　｀'''　ー-　､､,,,,,,,,,,,,　＿　,,,,,,,､､ r '´　　,､r'´　 , r '´

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　水滴を発生させる魔法
247 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/20(日) 02:20:30 ID:6r2VsQMB: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　 ,.．-　．.,_　　　',V
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／/, ィ" . . . . . . . . ｀.丶 ', V
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　/,＞ｧ. . . . . . .'.". . . . . . ',　V
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , '　　ｲ" ／. . . ., '. . . . . . . .ﾍ､. .i 　 V
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / 　　／/ . . . //. . . .; . .ｉ. . .ﾍ.ヾ、.　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 V.　　7 . ,' . . . //. ,.. . ,'. . .| . l. .ﾍ　｀丶　.V
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヾｰV　/. .: i T¨7ナ|. i . /;.厂l厂「.!. ヽ　　　 i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　, ',>_､　{. .i. rf云ミxl从ｲ/-f云ミｘ､_. . .ト　　ﾉ　　　　　（ふむ、出力が低い魔法なら安定して創れるようになったわね）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , '. .l-_-_｀ｌ. .ﾍ:. 迅炒　　　迅炒/. . .∥　 '"ﾆ≠
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　, '. . . |__ｼ-ハ . . ',　　　 '　　　　／ｨ. ｲ.∥ﾆ¨ﾆ=ｘ、　　　　（今は手品の域だけど使える事に意義があるわ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , '. . . ＞ァ._/,: . .', . ﾍ　　　　　　　　７. .L/l.ユ二 - __l
　　　　　　　　　　　　　　　　　／. . . . . ￣. K!i､. ､.ﾍ . . ＼　｀　´　／ , . . /|. iVヽ￣
　　　　　　　　　　　　　　　／. . . . . . . . __ ノ-===-＼／､.ヘ. . ィ'"/. ./. ./┘.L| . ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　／. . . . . . . . .ノ7　/⌒/⌒Vニ＼＼r- i ＼∨!/. ', . . . . .丶.＼
　　　　　　　　　　　　／. . . . . . . . . ../ /　/　 /　 ∧ニニﾊ　 ∨　 .|ﾆ＼. ﾍ. 、. . . . . ヽＶ
　　　　　　　　　　　　 ,. :'. . . ._ 　-=ニ=- ≧≦≧≦=≦＼ -==-　 _|_　./ニ==＼.ヽ丶. . . . ､. .｀ヽ､
　　　　　　　　　　_ : ' -=ニニ=-　＜／／／ / / /∧∨＼＼_ ＞＜ﾆﾆ=-　 _ニヽ..ヽ . . . . . ヽ､. . ｀丶､
　　　　_　 -=ニニニ=-　　　　　　＿__／￣　 /: ７ ---=≦　　＼　　　　-=ﾆニﾆ=-. . . ._. . . . . ヽ｀ヽ、. .ヽ
　-=ニニニ=-　　　　　　　／⌒＜／:.:.:.=- ､_/7/7=彡:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.＼　　　　　　　-=ニニニ=- . . _. ＼ヽ. . .＼
ﾆ=-　　　　　　　　　　　　 7ア＞⌒=---:.{　/:/// 人:.:.:.:.:.:.:.:.〈＼ミY ＼　　　　　　　　　 -=ニニニニﾆ=- ヽ. . ヽ
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　　　　　　　　　　　　 / ／ }　　　　　　'，　　{＼i{ 　′
　　　　　　　　 / / 　/　　　　　　　'，　　'， {　　∨
　　　　　　　　　＿〈 / 　/　　　/　　　　} 　 }　'，＼　〉　　　　　（相変わらずしょぼい魔法ですが、
　　　　　　　　　＼_ {　〃 |　|　{ 　'| 　　 } 　 }　ハ　〉＿
　　　　　　　　　／⌒ヽi{ 　|　| ∧ l l　　 /}　/ /　∧,′／　　　　　魔法を創る魔法の練習台にすぎないから問題ありません）
　　　　　　＼__ 〃i{ 　竿芋芹ｌ　　/竿芋芹 '　}⌒`ヽ、
　　　　　　　 /{}八　＼Ｌこ少　＼/　Lこ少/／)＼_／　　　　（ええ、役立たずではありませんよ）
　　　　　　　　　,　　　Ｙ⌒{　　　　　　厶ｲｌ　|{ 　{}
　　　　　　 , 　　　 l 　 {　　　　　　　　　　　|　|
　　　　　　　　′　　　 , 　{s｡　　　▽　　　ノＷﾊ
　　　　　　　/　　　　 ∧ﾉ⌒{≧= tｧ==ｧ=≦{/　　∨
　　　　　 ,　　　　　〈　　　L＼> Ｘ<∠ ﾉo/＼　　'，
　　　　　　′　/　　　__「＼　　〈⌒ててこi{〉 {_／⌒}　　'，
　　　　/　／i{　　　「￣⌒＼__jに⌒￣__〈__厂　　｛　　　，
　　　　'　/ 　 {　　 _〉　　　「￣⌒「￣￣厂⌒{　　Ｌ　　 '，
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248 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/20(日) 02:21:55 ID:6r2VsQMB: 　　　　　　　!　ヽ　　　　　　　　ﾍ　　＼
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　　　|　. .', . .', . . . . . . .l /l. ィ＝=.7‐:l/.: :V ,' . . . . . . . i .',　/　 ./＿__. . . . .ﾍ .　　　　　　　（現世では理想の魔法使いになれるのだから、
　　　l　. i .', . ﾍ. . . . . . /: l. 芝芋芋芍ミｉt|/. . . . . . . . .i, .i '　_ ｲ_-_-_二ム. .ﾍ
.　　 l . .|!. .', . .ﾍ . . . ∥: |./'" V:;i;:j:;:}./ :/. ../. . . . . . . !. .７´_-_-_-_-_-／. . .　　　　　　　　地味な下済みでも手は抜きません）
　　　 ', .! V .ﾍ. . .ヽ. ! {: : :' : : : :ヾシ'": :/ ／. . . . . ./. .! ./ |._-_-_-_-／. . . . .
　　　　'.|　ヽ . . . . . }N : : : : : : : ":x:x:/.ｲ /. . . . ／. .,/./　i!Yヘﾆ／ . ﾍ. . . . .　　　　　　　（前世では『３０歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』という言葉がありますが、
　　　　ｌ　　 ',､. . . ノ　ヽ　　　　　　　′/ . . イ. / . 〃'　/.l_|-!. . .丶. . ﾍ. . . .
.　　　　　　　 ',ﾞ . ﾍ　　　　　　　　 /ィ7 . . ./. . . !_ .ｲ. .|_|-|. . . . .＼ .丶. .　　　　　　　　私は４０代でも童貞で死んだエリート童貞です）
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.　　　　　　 ',. . . . .ヽ　　-‐　　　　 /ｲ. . . . . . .l　 :!. . . . . . ., . . . . . .　＼.　　　　　　　（魔法使いになる資格が私にはあります！）
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　　　　　　　　　　／|　',　　 .ﾄ,,ｨ≦弐笊竺ミｘ､ヽ/　}/,ｨ≦弐笊竺ミｘ!　　　 |///／　　　（最も創造神がこの世界をよりよくするという役目を与える為に確保した魂は
　　　　　　　　　＼　.∧　　|《　 {:　)刃乃}}　　　　　 {　)刃乃}}　》　　　 /=≦ヽ
　　　　　　　　　　　　Ｙ |　＼ {　　之弐沙ﾘ　　　　　　之弐沙ﾘ /　　　　/＼　／　　　　　元日本人以外にも独身で子供を残すことなく死んだという共通点がある）
　　　　　　　　　　　ﾊ i!　|　ヾ　　　ー―　　　　　　　　ー―　/　／　/ }ヽ. Ｙ|
　　　　　　　　　　　 ~ .i! ｜V　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ムイ　}／ﾑ i.} ﾊ|　　　　　（つまりそれは創造神にとってかなりの減点なのでしょうね）
　　　　　　　　　　　　　i!　.|　{ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　/　ﾉ八~|
　　　　　　　　　　　 i!　 | 八　　　　　　　 ―　　　　　　　　 /　　　/ -イ　　i!　　　　　（私の魂は七大神のサポート役として創造神が天空神に渡したそうです）
　　　　　　　　　　 i!　 }　　.ゝ　　　　　　　　　　　　　　 /　　　/　　　　　i!
　　　　　　　　　　　　 i!　 .|　 i　/ 　 ≧=-　　＿　　＿＿　-=≦　/ /　　　　 i!
　　　　　　　　　　 i!　　}／}/ 　　　　＞／||　〃:.｀:.＜../　／}/　　　　　　　!
　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　／/ /i＞＜彡／/　//イ{　　　　　　　　 !
　　　　　　　　　　　/　　　　　　/　　　/ V　':.:.| }Kく「ﾚ:.:/　/　 ,　∨　　 ',　　　　　　!
　　　　　　　　　 {　　　　 /　　 /　/　i:.:.:.| |全_L!:/　/　 /　　∨　　',　　　　　　!

前世の記憶を残して役目を与えて転生させる。

これは見方を変えれば労役を科されているとも解釈できた。

創造神が七大神を転生させる際に使われなかった予備が清姫の魂だったが、

それが人間の男性ではなく魔族の女性に転生したのは創造神にとっても予想外だっただろう。
249 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/20(日) 02:22:45 ID:6r2VsQMB: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __,　　 -――　　　_}＼
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　　　　　　　　{　　　　　／　　　　ﾊ　　　i　　　　 ',　　　　　 i　　　　ﾏ≦
　　　　　　　　乂＿　イ　　　　 ′　　 |　　　i　`ー―　---.|　　　　 i |
　　　　　　　　　／ |　i　　　 i　　 i　 i　　 }　　　|　 | |　　　　ﾊ |　　　　 | .i　　　　（いや令和日本では男性には結婚のメリットが一切ないくせに
　　　　　　　＜..＿|　|　　 _|＿__|. 斗 ´.ﾊ　　　|　 | ! .ﾊ　 /　 |　　　.i　|　i
　　　　　　　／　　|　|　　　 |　　 |　 |　/　'　　 l　/ j/　j.ィ---, 　　 /| /　 i　　　　デメリットはばっちり残っているんです）
　　　　　く　 {⌒|　|　　　　＿_|＿j/　　 ',　/}/ 　ｨ::ij::::} 　　|　　 / j/　　.i
　　　　　　　　／ ./|　　　　　　＼{:::ij:::Y㍉　 }/　　　乂::ノ　　 /　／ / |　　 i　　　（おまけにセクハラや痴漢扱いをされるリスクが大きすぎます）
　　　　　　　　　 //|　ﾊ　　　　 | |乂::ノ　　　　 ,　　　/:/:/:/:/.イ　　　　 |
　　　　　　 // .|　 ∧　､　ﾄ.{ﾊ:/:/:/:　＿　　＿　　 u. /　.|　　　/　　 |　　　（これではデメリットとリスク回避の為に女性を避けるのは仕方がないし、
　　　　　　　　/ｲ　,　　　＼ト.._{ .| ∧--vfニﾆﾆYニニYニニト-- ＜/＿　 .|
　　　　　　　./ 　 /　　　　i　　　.-=〈ニニニニニ|ニﾆﾆ}ニニニニﾆ/ニニ.＼|　　　　趣味を満喫した私は悪くない筈です）
　　　　　　 /　　/　　/　　}_.-=fニニ∨ニニニニ|ニニi|ニニニニ/ニニニニi
　　　　　 ./　　/ 　 /　　 /ニニヽニﾆ∨ニニニニニニ|ニニニ_/ニニニニﾆj　　　（しかし、神には令和日本の倫理観が通用するとは思えないからそういう事でしょうね）
　　　　　/　　/　／　r≦ﾆヽニﾆﾆ､ﾆﾆ.∨ニニニ|ニニニﾆニﾆ/ニニニニ／|
　　　　./　　/イ　.′.|ニニﾆ.＼ニニ､ニ∨ニニﾆ|ニニニニﾆ/ニニニ_.／＼|
　　　 /　／　　/　　 >､ニニニ＼ニﾆ､ﾆ∨ニﾆﾆ!ニニニニ/ニニニ／　／ヽ
　　〃　　　　 /　　 /_　｀''＜ニニ＼ニニニニﾆﾆ!ニニニ./ニﾆﾆ／　　,　／ V
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　　　　　　　　　　　 |: : : : : : ', : : : : : : : : : : : : : :/:.ﾄ<⌒ヽ_/
　　　　　　　　　　　　　ハ､ﾄ､ヽ､ : : : :,ｲ:/ｨ:／|ｲ:ｲ/: :|.i ｢| :｢|l　　　　　（ジョジョ、それはペナルティで転生した思うからだよ）
　　　　　　　　　　 ,: : |ヘ',.ﾐ==ﾍ／/' ｨ==‐'' | : : : | /|」 :|」l
　　　　　　　　　　 7: : |: : :ﾊ.　　 ,　　　　 |: : : :l: : : : : : :l　　　　　（逆に考えるんだ『第二の人生が手に入った』と考えるんだ）
　　　　　　　　　　 7 : : |: : :|∧　　　　　　ｌ : : :ﾊ: : : : : : :',
　　　　　　　　　 /: : : :|: : :|//ﾐh､　＾＾　　 , l : : ﾊ ∧: : : : : ∨ /　　　（不老にして理想の美少女プレイができる上に魔法まで使えるんだ）
　　　　　　　　　　　/: : : : :|i : :|//⌒⌒ヽ､ .＜. l: : :/　／乂 : : : : ∨ /
　　　　　　　　 /: : : : : :|l : :|7 /ﾆﾆﾆ7/　　从:/／　　／｀''＜:.∨ /　　（現世の私は恵まれているわ）
　　　　　　　 ,ｲ: : : : : : 从八 /ﾆﾆﾆ7∧ﾍ／},ｲ´　　／　　　　__､:＼
　　　　　　 , イ: : : : : : : : : :/ 7/ﾆﾆﾆ7/　／／　　／　　　／　ヽ!: :＼
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　＞''´ : : : : : :／ : : : : : : |. 7/ﾆﾆｱｲ. ／　　／　　 i |.／　　　　　|! : : : : : :ヽ

青藍王国建国前の神代初期には散漫の清姫と言われる最古の大魔族が既に存在していた。

長命で知られる魔族の中でも桁外れに長く生き、それ故に神に最も近いと称される彼女であるが、

この時代では比較的弱い魔族でしかなかった。
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その清姫は他の魔族とは精神構造があまりにも違い過ぎる事から、彼女こそ完全な魔族だと言う者もいた。

つまり、清姫こそが真の魔族で、他の魔族は魔族の出来損ないであるという説である。

当然だが魔族たちはこれに激しく反発しているが、人間たちの間では定説となっていた。
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確かな事は彼女は遠い未来において偉人として伝えられている事だろう。

ただし、その永遠の美貌もあいまって男性ファンが非常に多く、

世の男性の性癖を歪ませている元凶でもあるのは余談であった。
252 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/20(日) 02:25:46 ID:6r2VsQMB: .　　　 _　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヘ.;.;.;.;.;..:.. . . . . .:.:.;.;.;ゞ､iし,
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.　/ {　　 γ:;:;:;:;:;:／｢'"^｀　　／.:..:._､‐"{: :: :: :: :‘,_､‐'"~........./ 　　　　　　|: : : : : : ヽ.:Y´: : :..j}　j{´.': : :.j}　}.: : :: : : :
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　{/i　’, Y⌒ノ:;:;:;:;:;「.’,ノ( 乂:ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ‘,: :: :: :: : ｀`～､ √‐-　、. 　　　!::: : : . .　　　　　　〃 jl.._//_）.: : : : :: : : :
//.{l　　ﾞ.　,ぐ:;:;:;:;ノ / {i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ＼: :: :: : : : _､‐"　　　　.>､　　　　　　　　　　ﾉ:{./:..j}.／: : : : :
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　　/|　ノｰﾞ:;:Y　　. Ｖ/-‐''"~ ￣￣~^'''…‐- -‐{　r' ／/ ./{　‘: : : : : : :ヽ.　　　 }. . . . ﾉiしｲ j} 廴..　).: : : : :: : :
.　{ : し':;:;.:.::;:;!{　,,~　　 i|　　　　　　　　　 /∧　{././ {/　/ .{ .{.:.: : : : : : :.:.‘,　　 .}. . ./　　j{　j}　しｲ:: : : : :: : : : :
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┃｜　　　きよひーは原始時代を生きるようです（原始時代編）　　完　　...｜┃
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253 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/20(日) 02:26:28 ID:6r2VsQMB: これで本作の原始時代編は終わりで、次は主人公を変更して古代編をやる予定です。
本日の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
254 ：名無しさん＠狐板：2024/10/20(日) 02:31:34 ID:hordcphp: 完結乙
どっちが真の魔族なのか神様に聞いてみればいいのに未来では出来なくなってる？
七大神は死んだけどきよひーは生き続けられたハッピーエンドと思っていいのかな
255 ：名無しさん＠狐板：2024/10/20(日) 02:32:39 ID:Jfhu3QRB: 完結乙
製作者が意図していた魔族という意味では清姫のほうが真の魔族っていうのは確かにそうやな
256 ：名無しさん＠狐板：2024/10/20(日) 02:34:34 ID:K21IH+QT: 完結乙です
257 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/20(日) 02:44:19 ID:6r2VsQMB: >>249 誤字修正
×それはペナルティで転生した思うからだよ　→　〇それはペナルティで転生したと思うからだよ
258 ：名無しさん＠狐板：2024/10/20(日) 07:48:27 ID:HxF8FUnp: 完結乙！
259 ：名無しさん＠狐板：2024/10/20(日) 08:55:53 ID:SvWxZtzB: 完結乙
自分が見下していた奴に蹂躙される魔族とか見てみたかったけど、少なくとも第一世代の魔族が寿命でくたばるまでは戦争とかはなかったのかね。
バーンの意向も『あんな小物を殺すために神を敵に回せるか』みたいなスタンスだったし。
260 ：名無しさん＠狐板：2024/10/20(日) 09:02:50 ID:oYFhIhC4: 完結乙
これ以上神のマッチポンプとか見たくなかったしここで区切ったのは良かったと思う
261 ：名無しさん＠狐板：2024/10/20(日) 21:28:00 ID:MAQ5M7sD: 完結乙
262 ：名無しさん＠狐板：2024/10/20(日) 21:49:54 ID:9jbBABcq: 完結乙
次作古代編楽しみ…
263 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/21(月) 00:01:23 ID:RQ+RUi9P: 　　　 ,ｲ.｡＜ニニ,ｲ　　　　　　　　　　 :.:.|
　　　ﾏニﾆﾆ／　ヽ　　　　　　　　　　 {.:.|
　　　　｀¨´ﾟ｡　　　 >ヽ　　　　　　　　　_.:.:.､ﾏ.＿ ,:.:..､
　　　　　ﾟ｡　.｡＜イ_ﾑ　　　　　 .｡≦／::へﾍ／::::ヽ.:.:.:.._
　　　　／イ-=ニニニﾑ　　 .イ:/.:./＞=ニ二ニ=--ﾏ:.:.:.ヽ､
　　　　　/,イニニニニニﾆﾑ｡＜/.:.:.:.:/ﾆ////======ﾆﾆ,ﾏ.:.:ﾑ::.
.　　　　＼-=ニニニニﾆﾆﾑ¨,:.:..:.:W=-.:/.:.|.:.i¨｀´ヽ.;.ヽ.:.ヽﾏ.:.:ﾑ:.
.　　　　　＼ヽ_=- ,ニﾆヽ=ﾑ:.:..:.i.W.:/:/.:./{.:.l　　　ﾏ}ヽ.:.:.i,;W.:.:ﾑ:..
　　　　　　＼　(ニニニニ}､.:.:| .:|//_|.:|.._ﾏ{　　 ,|:|--ﾏ|l.:Wi.:.:ﾑ:.:..
　　　　　　　　　＼|ニニニニl}.:.:!.:.|:i{　,l:|_-､ヽ　　ィ:}ニ_ i!ﾏ.:.:|ﾏﾑ＼:.:.､
　　　　　　　　ヽ三ノニニ＼.:.| }ィ{_ﾉ心　｀　 ´{ノハヽ |.:|.:ﾏﾑ　｀¨ ー―
　　　　　　　　　 {ニニニニニヾ{ヽ弋.:.ｿ　　　　乂:ソ '　}/!.:.:',:.:.
　　　　　　　　　ﾏニニニニニ}ﾟ｡　 ¨´　　 '　　　　　 ,://W.:.:W｡
　　　　　　　　　　 |三ニニニニ!ﾍ＼　　 ,　-- .､　　 /:.:.:´:ﾏ.:.:ﾏ:.:.
　　　　　　　　　 {=三ニ=ニニﾄ､:ヽ　　ﾏ:::::::::::ﾉ　　 ..:.:.| .:.:.:.ﾏ:.:.ﾏ.:.:.
　　　　　　　　　　　　ﾏニニニ／=!|ﾆヽ:.:._　｀ ¨ ´　_.イ:.:.:.:.W.:.:.:.:ﾏ.:.:ヽ.:.:..
　　　　　　　　　　　　　　〉ニニニﾆﾆi:i イ.:.:.:≧s｡. ＜'､ﾆﾆ>.:.:.W.:.:.:.:.ﾏ.:､　ヽ＼　　　　 i
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┃｜　　　　　　ユウキは古代を生きるようです【オリジナル】　　　　　　　..｜┃
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【注意】

・この話は前作『きよひーは原始時代を生きるようです』の続編なので、先にそちらをご覧ください。

・この話は前作から９０６年後を舞台にしています。
264 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/21(月) 00:02:03 ID:RQ+RUi9P: ――神暦１００１年

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　ヽ､　　/　　　｀ヽ､　　　　ﾉ　　　ﾚ'　＼_ﾘ　　　　 / ／ヾ!　　　　|
　　　｀ー---‐- ､　　＼__ _「　ー二二rﾆﾆｲ＞vvイ｀ヽ､　　　　　　|
　　　　　　　　　　＼/ /7Yヽr､　　　ﾄ､ヽ〃/　　| ＼__/ヽ､_　　　 |
　　　　　　　　　　　　　Vﾑ　 /７ﾉ　　　　/ /ヽ､_ノヽﾉ　　|　　 lｰ─-ﾄ､
　　　　　　　　　　　 /　ﾄ---'　＼　　ヽ/　,r⌒ヽ　　 |　　/　　　 |ﾉ
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　　　　　　　　　　　　/　　|　/ﾉ |　　＼＼　ゝ- '　　　　|　 /＿ー　/|
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　　　　　　　　　　 /　ヽ　ヽ　 /　　　　　　＼＼　　　/ ,　　　ﾊ　　　∧

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　モブ魔法使い

　　　　　　　　　　　　　 /}　　　 _,､､､､_,､､､_　　　 ,、
　　　　　　　　　　 / ,'＞''´　　　　　　　｀'＜. |∨
.　　　　　　　　　　 ,ｲ /　　　 /　　　　　　　　 ', ∨
　　　　　　　ﾄ､／.　/　　　　　　　　　　　　　　 ',　ﾏ
　　　　　　　　 ',. { ヽ―‐ｧ.　　 |i　　　　 |　　　､,,_ﾍ . ヽ
.　　　　　　＿ﾍゝ , .イ　　　　|i　　　　 |　 |　乂￣　 }―ｧ
.　　　　／¨¨¨ヽ,ｲ　　　 |　　 |i　　　　 |　 |　　　｀¨∨　ノ
.　　　　＼`―‐ |.　　　 |　　 |i　　　　 |　 | 　　　 ∨￣｀ヽ
.　　　　　ｏ⌒'ﾊ　　 |　| _|.斗-　　　　 /|　ﾊ. | 　〉　|＿__／
　　　　　 |」　 |ﾊ　　 |　| ﾊハ l　　 l /│｀ト.､| 　　　ﾊ . o　　　　やっと魔法使いを揃える事が出来た。
　　　　　　　ｌ |ﾍﾊＶｨ竿竿ミ',　ｲ}/＿Ⅳ Ⅵ.　　ﾊl｣ |｣
.　　　　　　　　 ,'. |. / ﾊ,,《乂ン　 'ｲ　 ''¨うj㍉ｘ| ハﾊ/. l
.　　　　　　　 ,'　| {.| | | }ゝ　　　　　　　　ゞ‐'〃ﾊ}. |　 | l
　　　　　　　　/__ ハ| | | {`　　　　　　,　　　＿_/} ', .|＿|. l
　　　　　　 />''~ヽﾍ.| |. ﾍ　　　､　　　　　ゝ┐∨/.／､|. l
.　　　　 /⌒ヽ::::::::::l. ﾍ　　`ﾄ､　　　 ' 　_　‐''´　V /:::::::ﾊ. l
.　　　　 | 　ゝ､＼::::l . ヽ　　　 ', ､___ｧ''´　　　／ /::::::::::::ﾊ. l
.　　　　 | 　　　ゝ､_ヽ }.　ヽ　　 '，ｲ　　　／　{ l:::::::::::＞''´￣|
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.　　　 /|.　　　　　 ',　　|　　 lV/.| 　　 l　　{ l'"_ノ.　　　　ハ
　　　 /　|　　　　　　 ',　,′　 l./.　| 　　 ',　ゝｲ　　　　　　l 　∨ /
.　　 /. 　ｌ　　　　 /　　 ∨　　 l.　　 l　　　∨ﾊ　　/.　　　 l　　 ∨ /
　　 /　　　ﾊ.　　 /.　　 /　　　 |　＿_l. 　　 ∨-､/　　　| . ﾊ　　 ∨ /
.　 /　　　　ﾊ.　　/.　／/　　　　|ヽ)(___!　　　　ヽ　ヽ|.　 |. ハ　　　 ∨

清姫は人間に魔法を使わせる事に成功して、彼女は人間に魔法を教えて数多くの魔法使いを育て上げた。

これによって、七大神は青藍王国の建国に取り掛かった。
265 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/21(月) 00:02:41 ID:RQ+RUi9P: 　　　　　　　　　　　　　　 /＼　／ .∧
　　　　　　　　　　　　　　　　|＼/r=､.｀′　 ∧
　　　　　　　　　　　　　Ｙ::Y__{{＞―‐=ミ､{{ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　. ＜／　　　　　　＼＜
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　　　　　　　　　　 ′　　　　　　　　 }　　　　./ ∧
　　　　　　　　　　　 |　　　　　 i　　. -/}‐}､　　 ./ 　､
　　　　　　　　　　　 |　八 _{__ 　 .|　 / / .| 从　　　　　＼
　　　　　　　　从　 }ヾ＼｀八./ ｨ笊灯ﾐ､＜　　　　　 ≧ｧ‐　　　　天空様の娘の中で一番巫女としての適性がありました。
　　　　　　　　　　 /　　 /ｨ笊ﾊヾ／　　乂リ .从 .}≧=--､ --＜
　　　　　　　　／彡' .ｲ.∧. ゞ'　　　　::::::::　/　 .八| 　　＼　　　　　　　あとは礼儀作法とかもできますよ。
　　　　　　　￣.ム彡{　.从:::::　′　　　.／´} /　 .!　　　　 .≧=-
　　　　　　　　　 |ﾊ　込、　ｰ　'　　 .／/}　　八　　l{￣￣　　　　　その辺りは清姫様に教えられています。
　　　　　　　　　 |　V {}.个o.　　　イ　./／　{　　　八
　　　　　　　　　　 .＜＞.､ﾘ八　}¨´､r‐y／}　 .从　　　.∧
　　　　　　　　　　／: : : : : : /　　./､ {: :}: :}: /　　/　　　　./ ∧
　　　　　　　　　/＞‐=　¨￣￣｀ヽ: : ≧=-./　　/=‐-＜　　/　ヽ
　　　　　　　 .ｲ´　　　　　　__｀ヽ＼}: : : : :/ 　 /: : : : : : : Y 　 ∨　＼
　　　　　　//　.､__　　-―- ､.ヽ＼.Y､: :/　　/ : : : : : : : : }　　 ∨ 　 ≧=-
　　　　　 .{＞ ´: : : : : : ;{､::ノ:＼}:ヽ}: : V　　./: : : : : : : : : :| 　　 ∨￣￣￣￣
　　　　／: : : : : : : : :./:.｀´: : : : : : : : : { 　 .′: : : : : : : : :.|　　　 '.
　　　 {: : : : : : : : : :.′.: : : : : : : : : : :.八　{: : :{: : : : : : : : !　　　　 }
　　　 /.!: : : : : : ､: : {.: : : : : : : : : : : : : : {:.ヾ: : :|: : : : : : : : |　　　　 |
　　 ./.八.: : : : : : ＼:!: : : : : : : : : : : : : : /ー＜:{: : : : : : : : | 　　　 |
　　/　　ヽ: : : :‐-: :.乂: : : : : : : : : : : : 八-.､　乂:_:_:_:_: :.ノ　　　　 |
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　　ゝ＜　　 |: : : : : : : : : : : : : : :/　　　　 /　　　　　　　　 |　　八
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　　　　Y:´:{: : : : : |: : : : /　　　　　/::::::::::ヽ　 ≧=--　八/
　　　　　l{:::::::ヽ: : : : : : :./　　　　 .ｲ:::::::::::::::∧
　　　　 .八::::::::∧: : ／/　　　／-=≦:::::::::::::::::ヽ
　　　.Y::::::::≧=-::У:::/　　.／:-=:::::_::＿::::::::::::::::::＼
　　　.》::´:::::／::/: :У 　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ

　　　　　　　　青藍王国初代女王　ピーチ

　　　　 /　　　　　　　　､
　　　　　/　　　　　　　　　　　ﾄ
　　　 .'　　,　　　　　　 _＿｣_＼　､　　＼
　　　　i　　{　　　　　i :| '¨´ﾌ￣　_ヽ. ＼　　　＼
　　　　| i 　　,　rｭ、 /从/孑示斥≪丶　ｉｰ-　 __｀≧
　　　　}人　、＼　 /ｲ/　彳::しﾘ:C　i}　Ⅵ　ＫうY
　　　　　　＼Ｎトﾐ心　　　ゝ.,__シノ　　/ 　:ﾄ、}ﾘ　　　　因みに王位と公爵位は女性でないと継承できません。
　　　　　　　　｝八ヾ}　　　 .:: :::. 　／　　人｡/
　　　　　 ∠ 　 i{r' :::.　　　　　　∠/__彡' 　◯　　　　　元々祭祀を行うのは巫女、つまり女です。
　　　　　　　／　从　　､＿　　　　　　 }/ﾘ
　　　　　＜._＿__彡＼　｀ﾟ´　　　 ,　　　/　　　　　　　　私の立場は女王兼天空神の巫女なんですよ。
　　　, -‐…=＝=…‐-､_ヽ、__　イ　　　 { 　／:
　　 { -‐…=＝=…‐- }八　(⌒´ﾍ Y⌒Yヽ/ : : :
　　 ∧　　　　　　　　 /: : :ヾNY⌒Ⅵ : : ! / : : : :
.　 /⌒ヽ、　　　　／ : : .: '"´ゝ : :`: : : :/ : : : : :
　〈　　￣ ≧==ｫ≦: : ,. ': : :__:_: : : : : : : ,' : : : : : :
　ヽ　　　￣｀Y´: :／. :γ⌒｀ヾヽ : : : { : : : : : : :

他を圧倒する文明レベルと魔法の力によって、この惑星唯一の国は爆発的に発展していった。

そして４００年もの時間が流れた。
266 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/21(月) 00:06:07 ID:RQ+RUi9P: ――神暦１４０３年

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267 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/21(月) 00:06:58 ID:RQ+RUi9P: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.ｨミ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /彡巡}
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　'"rX二〉!　　/ jⅥ彡ミﾐヾ〈
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　　　 xｨ_,.ォ}=ﾍ　lﾆ' {　　　　｀ヽ､ //¨､∨_＞"　 ,.　　 i i: : : :〉　　　fr￢こi:{ヽ／ﾚﾒ　ﾄ､
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　　 /二ヽﾊ∨　i.:ﾉ {ﾆ{ 　ヽ　　　　 | 　 !' ／　 /,.　　　 .! ﾏ;i;!　　　〈;:ﾒ'　/　､　　　 /ヾ´
　　 .{ ､r K'イ ∨/仁､ﾏ!　　　＼;';　　!　 .!/　　,:;:'　　　　 !ﾐﾏ;!　　　 ,.入;　/　　 ∨　 /　.!ヽ
　　　≧彡＼__,ゞ三≧.i　　　　　｀ヾ;.!　 .!　　 ,:;:　　　　 /∠ﾐヽ　　ｲ:;:;:;:イ'　i　　 ! ,ノ　 / .λ
　　 \圭' :.:.　| 　ﾔ: ヾﾆ! ./　　　　　 i 　 !　　 ;:;　　　　λ'ﾆﾆ∨ 　 {;:;:;:〉、＼i　　　 !　　／〉
　　佳ｱ､_､ヽ／ ,. ﾍ:.:.:} Y　　 . . ／　ﾍ　ﾄ､、　ヾ　　　 ,i;i;「¨¨´　　 !:/'i　＼　｀　 .,_L_,／　／Y
　　iｱ/｀ヽﾆｰr'",.∠ ﾔ:!./　 . : :/　￣ナ≧ｲ＼　　　　/;i;i;! 　　　ﾉ《:;|　　｀　.,_　∧_,. ィ　　 }
　ﾉ《;! 　 ,　i¨¨! /　{ }y!{　 . : :　　　ィ圭/｀`!　　　　 ,ｨミ!ヾ`　　　 fｲ-ヾ!　　 ┬､ ┐¨r　　/　 ′
　｀¨¨i　 ´ヽ.i　ﾄ,r　 Y　 !　　　　／圭Ⅳ　　.!　i　　 ,佳ﾐ{　　　　　 `┬'’i　　　 i　､}　j ,ィ"′ ′
　　　 Y´/ メ=ﾍ! 　ﾉ! ./　　 /./ Y圭ﾐ{、　　ヽ|　　佳圭i、　　､_,ｨ　!;:,　ﾍ　　　i;　i_,/､ヽ.:　 !
　　　ﾉ ' ハ:;!　ヽ. /;ﾘ .＼　　ヽ. l圭ﾐ/　　　 /　 .{ Y圭/　　ﾒ;:;:;}　!;:;＼.ﾍ　　;' ./=-"ﾉ:.:ヽ/
　　 /　 Y j;f 　 {　il'　　ヽ　　{　!圭f　　　 /　　ヽ!圭!　　　｀};:;:ﾑ. i;:;:;:;:;≧　　/--=/j:.: , ′
　　　　　　　　　　　　　　ﾍ　＼圭|,、　　ﾊヽ:,　　〉i;i;!　　　/:::::::::::. !;:;:;:;:;:/'　〈:i:i:iｱ f.:　{
　　　　　　　　　　　　　ﾍ　　ヾ　ヽ　　 } ;:'　 f　　　　　i.:.:.:.:.:.:.:. };:;:;r"ゝ,　 Y:!　 }:　/
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　　　　　　　　　　　　　,:::::／::j::::::::::j:::::::::::::／:::／:／./:::/　　　 l::::ヽ'/∧!:::::::.
　　　　　　　　　　　 i::ノ:::::ｨ:::::::::::!::::::::／/∠＿　 ':::/　　　　l::::/::::ﾏ/}:::::::::.
　　　　　　　　　　　_,,ｨ彡イ:::|:::::::::::|::::::/　/　　　　ヽ:/ 　　　 j:::ﾊ:::::::ﾏ'::::::::::.
　　　　　　　　　 r‐‐‐-!:::::::::::l::Ⅴ　ｨf竓芹ﾐ､ '/　　　　 ,j__ .}::/:::ﾘ:::::::::::.
　　　　　　　　　　　ﾑ　 r'.i::::::::::::l::::{　.〈ん:.ｉr.' 　　　　　　｀ヽ.!::::|:::::::,':::.
　　　　　　　　　　 l:::ﾍ.　 !::::::::::::Vｉ!　 .弋　/　　　　　 ,ｨf竓ﾐ.;/ '::::l!:::::∧::',
　　　　　　　　　 l::::::::＼!:::::::::::::Ⅵ　　｀¨ 　　　　 .ん.ｉr.' .〉 /::::::|::::7　 ::',　　　　総員ここで一時休憩を取るぞ！
　　　　　　　　　　　　'::::::::::::::|:::::::::::::lⅤ　　　　　　　弋ノ　' ／::::::!{:::7
　　　　　　　　　　　 /:::::::r-‐i　　　　　　　　　　　　　 ' 　　　 /:::::::::::!ⅳ
　　　　　　　　 /::::::::∧:. l::::::::::::::!､　　　　　　　　　　　 /::::::::::::::! ′
　　　　　　　　　 / ＿::::::∧.:.!::::::::::::|　＼　　　 r ｧ　　　　　,ｲ.!::::::::::::'
　　　　　　　　／　　　　　　´,;,::::::::::::ﾄ、 . ＼　　　　 ,　＜´　.|::::::::::::'
　　　　　　　/　　　　　　、　;j::::::::::::!:.≧, ,r-` ＜＿＿ :::::.　.l::::::::::::'
　　　　　 /　　　　　　　　ゝ_,;j:::::::::::!__:.へ:./ ／　　 /‐‐ ､ .!:::::::::::'
　　　　.f≦'　　　　　　ヽ　　 ,;jⅥ::::::|　　　　　　　　〈　　　ヽ::::::::::'
　　　　.j ､ニニニカ　　〉　 ,;j' Ⅴ:::::!　　　　　　　＞　　　 |:::::::::'
　　　 /.|ニニニニ}　!　,/へ,;j'ﾆ=}::::::l　　　　　　　∧ 　 /　__.!::::::::'
　　 /.ﾆ'ニニニニ{　'´ ィﾍ >≦=!::::,'　　　　　 ,ェ'__ﾍ,ュ　 | r!::::::/
　　./ニﾆﾏｰ──‐ゝ≦:.f´　　　 |:::,'　　　　　　　　　　}:≧} }.|::::/

　　　　　　　　　　王国戦士長　ユウキ・コンノ

　　　_fヽ.ﾄ､　　　　　 i　＿　.,_　　　　　　　　　 }ミヾヽ、
　　 i ; !　| iヽ　　　　　　 ,'´　 _,,.. ｧｧz/７／ヽ　　　 /ヾﾐミヾﾄ､
　　 } ; |　!. i | ,-､　　　ｰｱﾊｿ`　"》;'/ヾ〉ﾞ;ﾊ　　./　　}ヾミﾐヾヽ､
　　.j ;. |　|. ! /,.' }　　　 /_,._ｧ　　　/,/　　ノ;ト／　　 /,.　-＝.ミミ､＿
　　i.:;ﾞ :::.. '"¨ヾ./　　　　　ヽr二ヽ ,/　　./ /: : :｀＞f_ｿ_:_:_:_:_:_:_: : : : :／:ｰ.､　　　　　はい、戦士長！
　　i ;　　｀:.、　ﾘ　　　　　　　ヽ-‐'_/　／!/: : : : :/:〉': ／/ﾆﾆ/／｀ァ:/: : : : :ｲ
　　j.:;-‐_,T｀／　　　　　　＿,}≠" イ／ : : : : / : ／ ./ﾆﾆ/ : : i:/: /: : : : :ｲi　　　　　総員休憩だ！
　 ,′;:'￣ー〉　　　　　　,ィ´: :_: T:´:､｀ヽ: ∠ヽ:/:.／　 /ﾆﾆ∧: : :i': : !: : : : /从
　 i　;　　　 ‘，　　　 _/:/:ィニ∧:＼‐Y: :＼:／∠　-イ=ミ∧:ヽ: :i : /: : : /从ﾘ
　 |-;:-─　_.二〉 ,.ィ≦: : ! : |ニ|､＼_,斗-= '"´　　ﾍ 9＞ヽ:ヽ:ヽ!:/iヽ: :/:j从
　凵斗＝_:-:zイ: : : : :i: : !: :j斗‐＜　.i　　　　　　　　ソｰ- ﾍ: :ヽ!: | : ヽｲﾘﾙ
　　 !i: :／／: : : : ､: : : :!: :i:fﾉC/　ﾉ　 !　　　　　　　　　　　　　｀ｰトヽ: :/仆ﾘ}
　　 i∨: ヘ: : : :＼: ＼: ‘，:!´ヾ／　　」,.　-─　　　　￣　　　ｰ-　‘，:ｲ//仆!
　　 .}:ヾ:､:_: :＞:‐:￢:ｰ: 二:iｰ斗　'"　 .!　　　　　　　　　　　　　　　　|,ｨ〃从 !
　　　廴i_:_: : : : :_:_: :｀: : :_: |　　　　　　',　　　　　　　　　　　　　　　／仆'/}ﾘ !
　　　　　　￣￣　￣￣　ﾍ.　　　　 ',　　　　　　　　　　　　　二.../从!仆! !
　　　　　　　　　　　　　　　ﾍ　　　　　　､　　　　　　　　　　ノo斗/仆ｿ i!l!
　　　　　　　　　　　　　　ﾍ　　　　　､　　　　　　　　　￣｀ /仆ｲﾊ　!i!
　　　　　　　　　　　　　＿ヽ　　　　　､　　　　　　　　　　ｨソ/;仆ﾘ ,! !|
　　　　　　　　　　　　　／o二　i',　　　　､　　　　　　　　　´/ /仆リ!　'′
　　　　　　　　_,､ィ≠∠　-イ　凵ﾈ､　　　　､　　　　　　,.ヘメi ,仆ﾊ　i!
　　　　,.斗＜　　　fr '" 「。￣　　/　＼　　　　､　　､､メﾞ　　　ｲ!fﾊ! ヾ　ヽ
　,ィ'" メｰﾞ　　　 ,ィﾍ　　≧=≠≦!､　　｀ｰ-　.,_､_ﾄ｀:.　　　　ﾊリ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　王国戦士団所属の兵士
268 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/21(月) 00:08:04 ID:RQ+RUi9P: ttps://www.youtube.com/watch?v=tZmPRMw2t6E

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　__,,　　-‐ '''ﾟ"´　　　　　　　_____　 ≧＜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_..,, 　-‐ ≦´j!1＞__,,...._-ｪっﾆ一 '' 　　　|! |!ｧ､_　　＞ ..,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 γ "´　　__....-一ﾆ二γ‐ｪfﾍゝ､　.r- 一　''　"´|! |! |! 　 |＜＞　jlｒ＞、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　j__,,,r-＜(个"二_,,... ノゝﾆ1.| |　|　.|　　　　　 |! |! |! 　 |.､　｀＜＞　＞､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,ｨ‐土＼__ 乂.ｲ´1ｲ^ﾆr‐ '' "´ 　 | | |　|　.|　　　　　 |! |! |! 　 |　 ≧ ＜｀ .＜＞､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　丁　.|| ７lr ''"f广| ||　|l　　　　 | | |　|　.|　　___,,.. -‐|! |! |! 　 |　　　　 .≧ ＜　＜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 j　__||_１|! 　 |１ | ||　|l　　　　_| |≦ﾟ|／￣　　　＞'´　.|! |! 　 |.､　　　　　　　 ≧ ､,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　へ＞f´ﾟ|!　__|￣| ||ム' -‐ '''ﾟ"´ .| | 　 !1　_＞ "´　　　　|! |! 　 ||!,＼γ⌒ゝ.__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l | r''二 1≦l!||　_　　　　　　| |-‐ "´ 　　　　　　　　|! |! 　 |　＼ﾞゝ-::__广ー-,,
　　 (　 1, _,ｨ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __　　＞-ﾟ| ≧ｰ--+-イl!≦j}　　　　　 | |　　　　　　　　　　 |! |! 　 |.　　.＼`‐￣ '' ｰ＜
　　　ゝ'にﾆヾﾆ＿　　　　　　ｲ、　　　　　　　　　　　〈∨≧=|　　.|　　　　　　||｛_,,..ﾉ　　　　　 | |　　　　　　　　　　　 ' ,..|! 　 |　　 !| ＼_ン- ﾆ－
　　 /乂、j|ﾞ'、｀''ゝ､ゞ__　イ,.乂´一ｧ　 __＿　,,＞ '≦ﾍ∨　 |　　.|　　　　　　||∥　　　　　　　| |　　　　　　　　　　_/_ﾉ´l!...__.!　／／／´
　.イ '' ＿ノl!　｀ﾞﾞアｧ二ｰ'^＿＞ｰ'ｻ´⌒ ヽ､ ⌒｀ﾞヽく´ｰﾍ∨.弋__ﾟ.|　　　　　　||!l!　　　　＿_..⊥!　　　　＞≦コﾆ -ﾆ二亡ーく_ノ'` - ..,,_
└ ﾍ＜￣|!　　 .ｨ/ｰ≠-ﾆ´　　　|!　　　　　＼　　　＼　ゝコーzﾍ　　　　　./ｰ辷コ二ﾆ-― ''｝{　　　　／　.＞ '" .イヽ　 .／｀ヽ　ヽ､ __　　　≧ｰ
　　　　｀ﾞ''ー/'´　､_　　　｀ゝ　　{　　 ∨　j! ﾞゝ　　　｀ヾ＞ﾆ≦.⌒＼　　ﾍ〈', 　__　l!　_　　ﾑ〈l　　　'　ﾝ'´　,ノ彡く ∨Y　　　　＼.　ﾏこ≧-..,,
　　　　　　弋　ノ"　　　　　　乂丿ｰ､ﾉ_,ノ.､　　＼＞≦=-≠ｰ＜ｰ､＞　　ﾍ∨.j./ﾌ', ﾍゝ-ノﾞ∧ン/ , /r≦イ´ﾉﾍ＿　,,,,,,,.　=＝　ヽ　ﾏ｀ﾞ''ー
　　　　　　ﾉ｀ﾞ丿　　　　　　_ノ'∨　　｀ゝ⌒　ﾆ-.ｨﾟ／´　　　　｀ヽ.ヽ　　｀ﾞ''ｰ-∥ｌﾉ..∨/ユ上ｪコ,' //=＝宀二亡ﾆ　￣　　 _j!　|l', 　 ,
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　ﾟ　　ﾉ.ｲ　./彡=＜´　ゝ､ム　　　￣｀ﾞ'ｰ-｀Y/ﾘ’　｀ゝﾆ辷＜|!　ﾍ .l!'コ―''ﾟ∥''''''''7/ 　　!"/　 |!|!1　　　 .ﾝｧ'ﾆ.ﾉ　j!　　　　￣｀ﾞ'1　 l
　　　／ン　　ゝzﾅｒ　　　　 1={　　　　　ﾟ　　 .1{ !ゝ､　(ﾉ! .) 1―ク广 ! .!ー斗 ,jﾘ-千７/ .亡ゝ人 __',七! ,,_ ｨﾆ／´1｀"二ﾆ　コ＝=ｰ-∥　.'-''"
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　　l!ﾘ　工上´　　　　　 .|l 　　/　　/ 　 .|! |　　 ||───────||　　 | l|　　　.|　|　　　　 l|　　　　　　　　　　 l
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｀ム　　　　　＼　　￣￣￣￣￣￣￣|l 　 |! |　　 ||　　　　　　　 ||　　 | l|　　　.|　|. 　 ∥　j廴　ﾍa=zﾞ∧､ヾl |　∧∨
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イ´　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾞ'ﾍ、 .＼／/. 　　　./ /
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269 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/21(月) 00:09:15 ID:RQ+RUi9P: 　　　　　 /:.:.:.:.:.:.:.:.／:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.|:|:.:.|:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:ヽ、
.　　　　 /:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.::.:.|:.:.:.:.:.:.|:|:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ :.:.:.:.:.:.:.:| ://:|＼
　　　　 /:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.|:.:.:.:.:.:.jﾉ:.:.|:.:.:.＼:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.|//:.:.}　ゝ､
　　　　 |ﾊ:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.∧:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.ト､:.:ヽ:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.|/.:. /／／ヽ
　　　　 {　|;ﾊ:.:.:.:.:＼ｉ　 V ＼:.:.:.:.:.:.:.:|､:.|　＼／|:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:./ ／　＿|
.　　　 |　|　|:.:.:.:.:.:.:|｀斗≧ｚ＼:.:.:.:. |ﾑ斗≦ﾊ/:.:.:.:/:.:.:.:.|:/|/　／:i､:.丶
　　　　　　|:| |:.:.|:.:.:.:.K くﾟｰﾒl｀　＼:.:.|　辷タ 'j:.:.:.:/:.:.:.:.:.:|　レく:.:.:.:.| ヽ:.:ヽ　　　　　　おい、何でこんなところで休憩するんだ。
.　　　　 |:Ｕ:.:.:i:.:.:..ﾊ　￣　　　ヽ|　　　 /:.／:.:.:.:.:|）:|/廴__〉:.:.:.i　 ',:.:.:',
.　　　　　　)ﾊ|:.:.:}:.:人:i '' "　　ﾉ　　　 " "〈イ.:.:.:.:.:.:.ﾊ:.:{/　／:.:.:.:.:.i　 ',:.:.:.',　　　　　さっさと盗賊団の討伐に向かうべきだろう。
　　　　　 /:.:/|:.:.:ﾚ:.:.:.`ﾄ　　　　　　　　　 |.:.:.:.:.:./ ∧|／:.:.:.:.:.:.:.:.:.i　 ',:.:.:.',
　　　　 /:./　|:.:i:.::.:.:.:.:.＼　　 =ﾆ二三ﾖ　　 |:.:.:.:./|/ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i 　',:.:.:.',
　　　 /.:/　 j:.:j:.:.:.:.:.:.:.:.:.|＼　　　　／　j:.:.:./　Ｖ|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ｉ　 ',:.:.:.',
.　　　　{:/　ノ:ｲ|:.:..:.:.:.|:.:.:|:.:.:|＼＿＿／_／/:.:.:/　　 |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i　 ',:.:.:.',
　　　 |!　　 /:.|:.:.:.:.:.:|:.:.:|:.:.:|:.:.| /大￣　 /:.:.:/ ￣＼_|＿＿＿＿＿＿ｉ　 ',:.:.:.',
　　　　 ┌ニﾆi:.:.:.:.:.:|ニ!:.:.:レ//{;,;ﾊ. 　/:.:.:/　　　 / /ー――――ｲ:i　',:.:.:.',
　　　　　 |厂￣＼:.:.:厂/ヽ:|. |// | i } /:.／　　　　　|｜　　　　　　／i :| 　',:.:.:.',
.　　　　　ﾊ＿＿＿ソ //　 /// /| |､!／＼　　　｜ト-------/ 　 |::| 　 ',:.:.:.',
　　　　 /| ir―――∠/＿/// /Y| |ﾉ}　　　ﾄ､＿__|｜￣￣￣/i｜　|::|　　 ',:.:.:.',

　　　　　　　　　シノノノ侯爵家令嬢　ホウキ・シノノノ

　　　　　　／:::::::/-､＝ニニ＝=ﾏ:::::::ヽ
.　　　　　／:/:::::::/=∥:::::ﾊﾊヽ:::-ﾆﾟ｡::::::;::ヽ
.　　　　／:::/::i:::::::i七:::i:::/　ﾞﾞﾏ:::l::｀::ﾏ::l:::l:::::ヽ
　　　 /:; イ:::::{::::::l.:i!|::ｲ/　　　ﾏ:l:::::::i:}::!:::l::|iヾ＼
　　　 ´　　{::::::l:::::_|」_i!_　　　　 __'|」::_!::l::::l::::l:|
　　　　　　i!:::: l::::ll:| |l　_　　　　　_ ! ﾏ |l:::l:::l::|　　　　ホウキ様、落ち着いてください。
..　　　　　_i!;::::i!:::| l-＝=-　　　 -=＝-{::::|::l:l_!
　　　　　ヽ_l::::|l::::!　弋:ｿ ' 　　弋:ｿ ',':::/::l_.イ　　　騎兵の馬は消耗が激しいから休憩を取らないと馬に負担がかかるんです。
　　　　　 i!::ﾏ::ﾑﾊ　　　　　 ' 　　　 /:ｲW:l::::!
　　　　 i!:: ﾏ:::ﾑ:::.　　　　　　　 u//;:W:::|:::|　　　（軍事の基本も知らないお嬢様が口出しするなよ）
.　　　　 i!::::::ﾏ:::ﾑ/ヘ.　　 ○　　 .ｲ l:W:::::|:::|
　　　　　i! ＜ﾏ::::lﾆニ＞...　_　＜=＝l:::7/ ＞ .
　　　 W　　　ﾏ::|ﾆﾆ∥　　　　　　 |::i　　　　W
　　　ｲ　　､ﾏ:l=／　　　　　 / l::! /　　　}ヽ
.　　f〈∧　　　ヽヽ=＼　　　　　 r=- ﾘ/ r----≦|
　　 l=ヽﾟ｡　　　 |ﾆﾆ/　　　　　ゝﾆ=|´　!ﾆﾆﾆﾆﾆ!
270 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/21(月) 00:10:15 ID:RQ+RUi9P: 　　　　　　　　＿＿／⌒＼　　／:. : :＼
　　　＿　　 /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : :／:.／　}: : i
　　 f:. /ヽ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ／:.／＼　i:.:. |
　　 {:. {―/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : :／:.／:.:.:.:.:.:＼:.: }
　　 i:.:.i　/:. : :r―――――― ､:.:.:.:.:. ＼
　　 |:. | / : :/‐=≦:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : :＼:.:.:.:.:.:＼
　　 |:. | { ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : :＼＿:.:.: ＼
　　 | : :/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : ＼＼ : ::＼
　　 |:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼＼ : ::＼
　　 /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼＼ : ::＼
　　 f:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ＼:.ﾞ／:.:.:.:.:.:',　＼ : ::＼　　　　ふん、何かにつけて休憩休憩とやる気のない奴だ。
　　/!:.:.:.:.:.:.: |:.:.:.:. : i:　＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／、:.:.:.:.:. : ﾟ。　ヽ : :.＼
　 / {:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:. : |: 　　＼:.:.:.:.:.: /斗＜:.:.:.:.:.:.: i　　 /:.:.:.:.　　　お前みたいな怠け者がいるから
. /　.:.::.:.:.:.:.: | : :≧=‐ ＿　　:＼:.:ｲ升リ / ﾟ。:. |:. |: 　/:.:.:.:.:.
/　　ﾟ。:. : ::.＼:.:.:/ぅ示ミｔ､　　＼乂ソ　　}:.:.::}:: |　/:.:.:.:.:.:.　　　　王国は盗賊の討伐に手を焼いているのだ。
{　　　＼:.:.:.:.:.:.: 《ⅥJﾘ　　　　　　￣　　ﾊ:.:∧/ /:.:.:.:.:.:.:.
i二二二} ＼:.:.:.:.:.ヽゞ-′　　　ヽ　　　:}/ /　／:.:.:.:.:.:.:.
―――/ 　＼:.:.:.:.:＼　　　＿＿　　八/／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「……申し訳ございません」＞ユウキ
　　　 {/二二ﾆ＼:. ＼_〉　　/　　　　)　　⌒ ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
　　　　＼＿＿＿＼＼　　ゝ ==== ' .:.:.:.:　　　＼:.:.:.:.:.:.:.:.
　　　　　　　　＿＿＼〉≧　　　_／:.:.:.:.:.:＼　　　＼:.:.:.:.:.:.
　　　　　　／: :|　 | ＼ ≧=‐　　　 {_:.:.:.:.:.:.:. : ＼　　　＼:.:.:.:.:.
　　　　／　| : |　 |: :|　}　　　￣￣/‐=≦ ＿＿＼_
　　　／　　 | : |　 |: :|　i　　　　　 /{＼　　＼　　　＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｨｉ｢:.:.:.:.:.:＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｨｉ｢:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
　　　　　　　　　　　　　　　 ∠ ------ ､:.:.:.:.:. : ﾟ，
　　　　　　　　　　　　　‐=≦:.:.:.:.:.:.:. : ≧o｡、　ﾍ:.:.:.:.:.:.:....
　　　　　　　　　 ,ｨｆ厂:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ヽﾑ:.:.:.:.:.:.:.:.....
　　　　　　　　 /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∨: : ∧:.:.:.:.:.: /:}:ﾏﾑ:.:.:.:.:.:.:.:.ﾟ，
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　　　　　　　/:.:.:.:.: ＼:.:.:.:.:ヽ／: : ∨:.:. ∧:/:.: : |:.: : }ヽ:.:.:.:.:.:. : ﾟ。
　　　　　　 .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ: ／＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.|:.:.:.:..:　ヽ:.:.:.:.:.:.:....　　　　　　　　　私は寛大だから許してやるが、
　　　　　　 {:.: : {＼:.:. : ,ｨﾁう＼＜:.:.:.:.:.＼:.:.:＼}:.:.:.:.:.::}　∧:.:.:.:.:. : ﾟ。
　　　　　　 i:.:. : ≧ ＼: : 込ｼ /　 {:.∨:.:.:.:.＼:.:.::＼:.: /　　∧:.:.:.:.:.:.:.:ﾟ。　　　　　　寛容にも限度があるからな。
　　　　　　 |:.:. : 〉ｼ　＼{　　　 /:i:.:.∨:.:.:.ﾟ，: ‐=ﾆ:＼　　　　}:.:.:.:.:.:.:.:.＼
　　　　　　 |:.:.:.:ゝ　　　＼　 / /!: : ∨:.:.:.ﾟ，:. : / }　ｌ　＞:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : ＼　　　　それを弁えろよ！
　　　　　　 :.:.: : {　--- ､　　:/ / :{:.:.:.:.:ﾟ，: : }:. /　:　 :}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
　　　　　　∧:.:.: ﾍ∨　　＼/／　 i:.:.:.:.:.:＼ :i:/　　}‐=:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
　　　　　 /:.:.}:.:.:.: ﾍ∨　　 /　　　 :|:.:.:.:.:.:.:.: ＼ヽ‐= ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
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　　　／　 :リ　ﾟ， iﾟ，:. ﾟ，　＼ } ／ i:/　//　　　　＼＼＼＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
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271 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/21(月) 00:11:25 ID:RQ+RUi9P: 　　　　　　　　　　　　　,イヽ/¨¨¨∨ ヽ
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下､ヽ. 　　　　　 |.＿＿＿＿＿＿＿＿ﾟ|! |＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_＿|　l|＿＿＿＿＿＿＿＿.!　　　　　　　　 .l
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_____上1　　r= 、　　　　　|l　　　　/　　/ﾟ.|! |　　|　　　l!　　 .!l　　 |!./　/　.|　|　l|　　　　　　 /　l|　　　　　　　　　　　 l
＝ｬg!ﾍ､_.ゝ .ﾘ　　　　　.|l　　　./　　/　ﾟ|! |　　|　　　l!　　 .l.l　　 l!　/ 　 .|　|　l|　　　　　 /　　l|　　　　　　　　　　　 .l
　　l!ﾘ　工上´　　　　　 .|l 　　/　　/ 　 .|! |　　|　　　l!　　 !l　ﾟ/　　　　 |　|　l|　　　　 /　　　l|　　　　　　　　　　　　 l
___.ｲ}　./´下⌒}　　　　 |l　 ./　　/　　 |! |　　|　　　l!　　　!l /　/! 　　 .|　|　l|　　　 /　　/ ﾟl|　　　　　　　　　　　 l
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272 ：名無しさん＠狐板：2024/10/21(月) 00:12:01 ID:9NdnzZa9: 厳しい
273 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/21(月) 00:12:40 ID:RQ+RUi9P: 　　　　　　　　　　　__
　　　　　　　　　　//ﾊ､
　　　　　　　 ////;ﾊ
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　　　　　　 //／　　　　　　　ヽ
　　　　　　//'　　　　　　　　　 ‘，
　　　　　 //;|　　　, -‐　￣ヽr;',
　　　　　///{　　 /　　　　　 _,.ｨ∧
　　　　 f///ﾊ_ ﾄ廴＿,. z‐tヶｧ !iﾊ　　　　　　………
　　　　 |//八ヾヾﾑゞ'′i ',　　.!ﾘ‘，
　　　　 '"´　ヽ _ﾍﾑ. 　　λ　.i!へ｀}
　　　　　　　　ﾉ丿ﾍ'ﾑ　　 '´_　;!K㌢
　　　　　　　 '＜圭i｀､ミ､'_ﾆ´ｲ'/: :＼ｰ-tっ.-.-.-
　　　　　　　,. ﾍ/: :｀:ｰ＞-二イ : : : : }ヽ=----:-:
　　　_,. .＜: :０: ﾄ:､: : : : ,ヘ:|＜＼/:У:|　ﾏﾆﾆ!: :
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:／:i: : : ｀iニﾑ.　＼: : : : : : :i: :_; =-　"´ ﾍノ oヾ､
: : : i : : : ﾔニ=ト _,.斗‐ '"´　　　　　　　　＼∨｀`
: : : :ヽ: : : У'"γ/ j　　　　　 ',　　　　　＞ー
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. ,:::::/:/::::::.　|::l:::::{::::::l:::i!　 {　,:::::::::( 心＼i/　　　　　//　,}::/l:::/:::::l:::::::::l:::| `＜:ﾑ　　　　　（部下たちの前で余計な事を言いやがって
/:::/:/:::::::::::. |::l:::::i::::: l:::l　　　{::::::ﾞ::::/ ',ヾ｀　　　 _,/;＜/:/ ;:/l::::::l::::::::::l::l　　　`＜､
:::/:/::::::::::::::;ｲ:l:::::l::::::::l: !　　弋:::ソ′　　　　　　ｼ.::::て}X　ｲ:::l::::::}::::::::::l:'　　　　　　　　　　これでは士気に影響がでるだろうが！）
/:/:::::::::::::::/:|::l:::::l::::::::i!{　　　　　　　　　　 /:::''::/ノ //;:::l::::;'::;::::::::::'
:/:::::::::::::::/ﾆ|::l:::::l::::::::|.i!　　　　　　　　　　　　弋:ソ　 .'　.ｲ:::l:/::/:::::::::'
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＜ヽ //////|::::::!:::::::|.........丶　　　　　　｀　　　　イ:::::::::/ //:::::::::l::::;'

私の名はユウキ・コンノ。

青藍王国戦士団の戦士長にして、コンノ騎士爵家の娘だ。

現状の私は厄介事を抱え込んでいる。

それはシノノノ侯爵令嬢を連れている事だ。
274 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/21(月) 00:13:46 ID:RQ+RUi9P: 　　　　　　　　　　　　...-―:::´￣｀:::..､ー:...
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　　　 ./:::: :::::: |:::|::::::::/ i!::i!:::::::::∧::∨|:|:::::::::::::∨::::::::::::.＼:.
　　　/ !:: |::::::::|:::|::::::/　 Ⅶ::::::::::::::＼:.|:ﾄ､::::::::::::∨::::::::::::.　｀＼
　　./::::|::::|::::::::|_ﾊ__/　　 i从::::::::::::!{:|｀＼.＼::＿::∨::::::::::!
　 / ／|::::|:::::::::!|　V￣¨≧{. ＼::::::|斗≦¨￣＼ヽ:､＼:::::::!
. /'　　 !::::i!:::::::::i!,.イテぅトﾐ　　＼:!　ィテ卞ﾐ､ iヾ｀＼i＼{
　　　　.::::八::::::::ﾄ､弋z少　　　　　`　 .込zｿ /'.!:::}'::::::|ヽ `
　　　 ./:::;ｲ{＼:∧　　　　　　　　　　　　　　　 /:/ﾊ::: |
　　　/／ .|| {'6＼:.　　　　　 |　　　　　　 /ｲ} ,ﾘ:::::|
　　./'　　込. ゝ∧｀　　　　　　　　　　　 /'　/:ﾄ､::{
　　　　　 |/　|＞ｰ..　　　　　　　　　　　　 /..イ:::::|　｀＼
　　　　　　　　|:::::ﾊ:::＼　　　´　｀　　　／:::::::ﾄ､:ﾘ
　　　　　　　　|:/　ﾍ::::::i＼　　　　　　.イﾙ'＼:::{　}'
　　　　　　　　'　 r┴‐┴┐ ､　　／r┴―┐ヾ
　　　　　　　　　 .|―――!＿.｀¨´＿|――‐.|
　　　　　　　　　 .|三三三|　 fi　fi　 |三三 7
　　　　　　　　,ｨ≦ゝ三三.!　 ||　||　.|三三ﾘ≧i
　　　　　　　/三三＼三ﾆ.!　/ V ﾍ i三.／三'∧＼

　　　　　　　ホウキの婚約者だったイチカ王子

　　　　　　 / :::::::::::::::::/:::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::|　＼
　　　　　　　/　:::::::::::::::::;::::::::::::;:::/::::|:::::::::::::::::::::|:::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::ｉ:::::| 　 ∧´
.　　　　　　/　 i::::::::::::::::i::::::::::/:/ |::∧:::::::::::::::::::|:::|::::::::|::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::i:::::|　　 ∧
　　　　　 ∧　 l:::::::::::::::」-‐:ﾁ:「　]::「 Ⅴ｀::::::::::::::/Ⅳ::Т:::::―-:::::::::::|:::::::::::i:::::|　　　∧
　　　　　＼＼:::::::::::´:::|:::::/|::| __.|::|　 ∨:::::::::;:/:::| `;:::|　＼::::::::::::::｀丶:::::::::::::|　　 _,∧
　　　　　冫|::::::::::::::::|:::/ |::∟⊥L ミ ∨:::::/::::::i ´Ⅵ =- ＼:::::::::::l:::::＼:::::::|　／＞┘
　　　　　　 /:/|:::::::::::::::::V ,〃　ﾁ牙ﾊ｀　＼/:::::::::,　斗ﾁ屶ぅぇ、::::;::::::::::::;:::::|／／1
　　　　　 .::/ .|:::ｉ::､::::::::::| 爪　乢　爿　　 / ＼:::::::,　抓　灼 ⅵⅤ:::::::::/::::::|／`;:::|
　　　　　 .:/　 |:::i:::::＼::八　　 `'　´　　　　　　＼:::.、ゞ -ク　ﾉﾊ |::::::::/:::::::ﾘﾊ　Vl
　　　　 ,:/　　|:::i:::::::::::＼:::､　　　　　　　　　　　　＼:､　　　　　 /::::::/::::::::/|　l　 |:|
　　　　 .:: 　　 |:::ｉ::::::::::::::::::ト＼　　　　　　 j}　　　　　／/／/ /::::／::::::::∧ﾄﾐ|　 |:|
　　　　 i:|　　 |:::iﾊ:::::::::::::::j込｀　　　　　　　　　　　 ∠_イ::::::::::::/　ﾘ　|　 |:|
　　　 l:|　　　|:i:|∧::::::::::::i　 ∧　　　、　　　　　　　 /´　j::::::::::/　/∧/　 |:|
　　　 l:l　　 ;::i:V∧::::::::::|　　＼　　　　　　 ´　　／|　 ./::::::::/ ／ ' /| 　 |:|
　　　　＼　 /::::i::|＼::::::::::|　　　/ .＼　　　　　　イ　 |　/::::::::/ ﾞ／／:::| 　 |:|
.　　　　　∨:ｉ::::ｉ:l　 ∨:::::|　　r七刋｀　　　　　＜　 L　 ∨:::::／／／:::::::::|　 ,:/
　　　　　　/::::l::::从::::::∨:::|＼,八　 | 　　 I爪　　　 | ｀`/::／＿／:::::::::::::::| //
　　　　　 /::::::|::::::::::::::::::＼|　/ 　＼ |　　　　　　　　　　|　/／＼ l:::::::::::::::::::::|::/

王国では王家と公爵家が政治的実権を一切持たないお飾りにすぎない事を考えると、

シノノノ侯爵令嬢はこの国でも有数の権力者の娘であった為に、王子の婚約者になった。
275 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/21(月) 00:15:19 ID:RQ+RUi9P: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／≧‐´ヽ＿　　　　　　　　　　　　　　 ,|!　　　　　　|!,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｲ:::::::〃:::::::::::::‐＜　　　　　　　＼　　　i|i|!　　　　　 !i||!.　　’／
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ___ノィ'´/:::{:::::|／从:::::::::ヽ　　　　　　　＼丶i|!|!　　　　　 .|!i|l／／
　　　　　　　　　　　　　　／─ｧ::::ﾍ　 {:::::{:::::|沁ﾊﾑ::::::从.　　　　＿＿＿）/´　　　i|!iｌ|i.　|i..　｀ヽﾍ＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　 //,イ:::::::::＞≠{'_, ヽ:ﾄ　_ ﾏi:::::ﾊ　　　　　　　　　　　　　 |i.|i!|il!il|ilil!||　　 }て￣￣￣￣
　　　　　　　 _,,,,,,─=='':::::::_::＞''≠　{: 　} く,､ﾏ｀´ノﾊ/　　　　　　　　　　　　　　　|| -──-|ｌ､
　　　　　 ,イ;;;ｧ───‐ｧ''ﾞ≠.　　　　　 /ｲ. く≧::::}　｀‐-､.　　　　　　　　　 |　／ /　　　　　 |i｀ヽ
.　　　　／イ´　　　 ,　イ≠　／ー'''''''''''{‐'　　 /≧;;;;;≧ｚｚｚ}　　　　　　　　　　　|i ‐''"　　　　　　ﾍ　 |i
.　　／´　　　　く::=〈..　　／::::／　　／',.　　 /__, 　　ﾉ｀ー'　　　　　　　　　　／.　　　 ,ィ::::::ヽ､　＼|　　　他の女に目移りするな！
.　　　　　┌「/｀¨‐',::=ヽイ::::／　_ ..イ:::::::',　　:} 　ヽイ　　　　　　　　　； { ヽ　　　 /:::::::::::::::::ﾍ､　ヽ
.　　　　　 '‐'‐く_..ィ',／ー‐'　,ｨ´:::::::::::::::::ﾊ　　 ',＿__{_　　＿____.　　　＿,,,,,　＿',　ヽ.　ノ::::::::::::::::::::ﾊ.　　‘，　　　がはっ！！
.　　　　　　 /／´ 　　　　 /／´イ::::::::ノ　',__／_.イ⌒ヽ＜ﾆ/─`　''"　　　｀''|三',　＼７::::::::::::::::::::::::} 　 ,ｨ}
　　　　　　　　　　　　　／::＞''" 　　 Vイzzzｘ　//ﾆ∧ ｡｡　　 _..-.、_|三ﾑ　　 /ｨ::::::::::::::::::::::| ／　ﾘ；
　　　　　　　　　　　　 /::::/. 　　　　 } 〃￣｀ヾ//=/　 ∨_,,　＜　　　　￣￣} 　　}:::::::::::::::::ﾊ{　　/
　　　　　　　　　　　　　从ﾊ　　　　　　　ｌ　ヾ.　　//=/_　イ=/　　　　　　　　 }／　ヽﾍ:::／V.　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ',　　ヾ//=/´}／／　　　　　　　 ∥　　　} ‘}　/　‐､ /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝ　//ア.　　|／.　　　　　　　　　 ∥､　　/　　}/　　　',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ./　　　 |　　　　　　　　　　　　_∥‐ﾆﾆ/　　　}ﾍ.　　 V
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ',ｚｚzｚｚ}　　　　　　　　　　　ゝJ¨ゝ)ﾆ}.　　　}　', 　　 V
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 !.　　 }　　　　　　　　　　　｀≧ｱ　¨}　　ﾑﾆ､ ',,,z≦ﾑ,-､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ',.　　 }　　　　　　　　 |　ゞ′ ,'.　　 {ﾆﾆﾑﾏ≠/{_/､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　 ./　　　　　　　　　 .i| ,ｲﾆﾆ}'　　　寸ﾆﾆ',{ﾏｎｎｎ⊂>
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｲ三心､./　　　　　　　　　 |,'ﾆﾆﾆ}　　　　　ﾏﾆﾆ} ｀￣￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,'三三ア　　　　　　　　　　　　　 {ﾆﾆｱ　　　　　ゞﾂ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,'三三/　　　　　　　　　　　　　　　 {三}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,'.三ア　　　　　　　　　　　　　　　　　¨´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /三ｱ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /三ｱ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｲ三ﾏ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {ヾ三心、

しかし、婚約は長くは続かなかった。

それはイチカ王子が真実の愛に目覚めて婚約破棄したというスイーツな理由ではない。
276 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/21(月) 00:16:06 ID:RQ+RUi9P: :::/::::::::::::::::::::::::::::／　/:::::/　　　V:::::!::::::::::::::::::::;' v:::! v::::!:::::::::::::::!:::ヽ::::::ム
/::::::::::::::::::--=ァ.,_　/:::::/　　　　 v:::|::::::::::::::::::;'　 ':::!　v:j斗:::::::::::!::::ﾊ｀マ:ム
::::::::::::::::::::::::／　　｀':::ｧミs。_　　 ;::::!:::::::::::::::/ ,.＞ｒ'"´!ハ:::::::::::::i::::::ﾊ　　＼:、
::::::::::::::::::::;ｲ　　 ,ｨｱ:/ｱ≧s,ミ＞､V:|',:::::::::::/'斗r≦ミ､}'　∨:::::::::!:::::::::,
:/:::::::::::／::{　ヘ{　!{fr:'::::j::{｀`　　 '::| !::::::ｱ/~!sr'::j:}　）:.、 };:::::::::j:::::::::::,　　　　　ホウキ、俺はお前のような女は嫌いだ！
'::::::::::∧:::::::,　　ヾ,　ﾏihrタ　　　ﾘ !:::ｱ　　j:ゞrタ　/'´`/::V:::::ハ:::::::::,
:::::::;ｲヽ＼:::.,　　　　 ^´　　　　　 j/　　　　｀~^　　　,:/:::::!::::'　ヽ:::::,　　　　　例え家の為の政略結婚でも我慢できない！
:::/_ﾉ /ﾊ　ヽ:、　　　　　　　　　　　 ´ {:.　　　　　　　ノイ:::::::! }'　　　ヽ:!
:{ ｀ /: : :!　　｀　　　　　　　　　　　　　 ':.　　　　　　 '´ﾊ:ﾊ:::::! '　　　　 |　　　　　だから婚約を破棄する！
V:.､ヽ: :.＼　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　ﾊ!'　 V:!
　Ｖ::＞.、｀~ﾑ　　　　　　　　　　　　　 ´　　　　　　　,'　'　　 v!
　　V::::::≧=::iﾑ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　｀
　　 ∨::::j::::::ﾊム　　　　　　-　――　 -　　　　,.ｲ
　　　∨_ﾊ_____ヽ__.＼　　　　　　 , --、　　　 ,.イ
　　f≦:::::::::::::::::::::::::::::!ヽ、　　　　　　　　　.イ::!

::::::::::::::::::::::::::::|::::{:::::V:::::::::::ヾ:::::V::::}:::!::::::::::::::::::V:::＼
::::::::::::::::::::::::::::|::::{:::::::V::::::::::::::ヾ::V::}::|'::::::::|:::::::∧｀＜:.、
:::::::::::::::{:::::::::::'!::::{V:::::V:::::::::::::::::ヾV::| ',:／!::::::|:::::,
::::::::::::::::V:::::::' V:{　V:::'V:::::::!::::::::::八i／|::::':::::::!::::ﾑ
:::::::::::::7''ﾏ:::7 ｰ::{-ミx::',V:::::!::::::::/ '"!__ !/:::::::::!､::::ﾑ
:::::::::::::|　 V::!　 V!　　Ｖ{~＼!::::/ ,ｨｒうヾ!::::::::::::|　＼:ﾑ　　　というか、暴力系ヒロインは暴力をふるう正当な理由がなければ受け入れられないぞ。
:::::::::::::|　　V!≫ｧ示うヾ:､　}:/ 　 Lﾀ　'::::::/:::::|　　｀ヾ
ヽ::::!::::! 　 ≪　Vぅｒ'タ　　 /　　 ,　／{'!::/ ヽ::!　　　　　　　ただの気分で婚約者に暴力を振るうのはただの精神異常者だ。
　ヽ|ヽ!　　　｀　~´　　　　　　　 :、　, j/　　V!
ｰ　｀　｀　　　　　　　　　　　　　　ヽ八　　　'　　　　　　　俺は精神異常者と結婚なんかしたくない！
ｰｒ:.、　　　　　　　　　　　　　　／'
::::! ム　　　　　　　　　　　　　　　 /｀　＜
ﾑ|　　ヽ、　　　　　　　　　 ,　 `　'　　　＼ヽ
、　　　:≧s。　　　　　　　　 /＼　,斗ｒ竺ｖ
≧ｓ。　　　　　≧s。 ,,　　　 /ﾆﾆ∧／´　', ',
≧ｓ。:≧s。＿__　　 /｀ヾ二´ﾆﾆ'ニヽ　　 i　,
ニニﾆ≧ｓ。______|ｰく　 / Vニニ'ニﾆﾆヽ、i　 ,
ニニニニニﾆﾆﾆｊ　/ |〈　 Vﾆ/ニニﾆ/::/ !　 ,

シンプルに嫌いで、政略結婚であっても我慢できないという救いようのない理由だった。

更にシノノノ侯爵令嬢が精神異常者だと王家を筆頭に社交界で知れ渡ってしまったのだ。
277 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/21(月) 00:17:16 ID:RQ+RUi9P: てへペロ

　　　て　　　　　　　　 .ﾊヽ／::::ヽ.ヘ===ｧ.　　　　　　　　　　ゆ
　　　へ　　　　　　　 {::{/≧=＝=≦V:/　　　　　　　　　　　る
　　　ぺ　　　　　　　　　>:´:::::::::::::::::::::::::｀ヽ、.　　　　　　　　　し
　　　ろ　　　　　　 γ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ　　　　　ヒ　　て
　　　 l　　　　　 ._／/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ　　　　ヤ
　　　☆.　　　　 | ll ! :::::::l::::::/|ハ::::::::∧::::i :::::::::i　　　シ
　　　　　　　　､ヾ|:::::::::|:::/｀ト-:::::/ _,X:jヽ:/::::l　　　.ン
　★彡　　　　　　ヾ:::::::::|V≧ｚ　!Ｖ　.ｚ≦ ./::::/　　　 .ス
　　☆彡(・ω<).　　 |:::::／)“ 　＿＿, 　“　ﾉ::/!　　　　☆
　　　　　　　　　　..ｨ‐f' ／ト＿ゝつ _　ィ:／::|
　　　　　　　　 / j_ﾉ_ｈ二二)　　　　　　　ヽ、
　　　　　　　　 {　￣ノ　　　　　　　　　　,、　ヽ

こうなるとシノノノ侯爵は令嬢の扱いに困ってしまう。

彼女は他家との関係を破壊する厄介者でしかない為、政略結婚に使えない。

表向き病死扱いで始末するべきだが、このタイミングでそれをやるとあからさますぎる為、

王国戦士団に同行させて名誉の戦死を狙う事にしたのだ。

確かにお国の為に戦って名誉の戦死を遂げたのなら、

高貴なる義務を果たしたとして貴族の対面を保つことができる。

精神異常者という家の恥を飼い殺しにするよりも遥かにメリットがあるだろう。
278 ：名無しさん＠狐板：2024/10/21(月) 00:17:19 ID:TvOLIgHz: それはそう
279 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/21(月) 00:18:21 ID:RQ+RUi9P: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:::{
　　　　　　　　　　　　　 ┏┓┏┓　　　　_　　}:|_,...==-､.
　　　　　　　　　　　　┏┛┃┃┗┓ ／:::＞=ヾ=====ヽ::ヽ
　　　　　　　　　　　　┗━┛┗━┛:::::/-三三ニ二二=ヽ:::､:...
　　　　　　　　　　　　┏━┓┏━┓::/《《-:´:ﾊﾊ::ヽ:::::;:::｀ﾑ:::::::::;＼､
　　　　　　　　　　　　┗┓┃┃┏┛/／||::::::l　　l:::::ヽ:|ヽ:::ﾑ::::::::::::ミ=-　／;:.;ｰ-､
　　　　　　　　　　　　　 ┗┛┗┛::l/:::;:::|ﾟ｡::l　　　!::ヽ_|／ヽﾑ:::::::::::::. 　///;.;.;.;.;.;.;＞｡.._
　　　　　　　　　　　　 /:::::::::i!::::i!ヘ､|:l　　　ﾘ´ ,i!-,__ ヾl::::::i:::i:::, ヽ//;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 /:::l::::i::::|:::l::!　王_｀.　　　 ,ｲち::} 〉l;::i:l::::|:::::,　ﾟ´ｰ-'＾ｰ､-';.;.;.ヽ_
　　　　　　　　　　　　　　　/,イl::::l::::|:::li! ,イ_)心　　　　.∨ｿ '　!:l::!::::|-;:::,　　　　　　〉;.;.;.／;.〉　　　何でそんな面倒事がこっちに来るんだよ。
　　　　　　　　　　 ´ 　|l::::l::::|:::l 丶.∨ソ　　,　　　　 ,ｲl;l::::|ﾉ::::::, 　　　　ヽ;.;.;.;.;.ノヽ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　l::::l::::|::;!ﾊ　　　　　　　　　　/ !:l:::::i!:l l:::::,　　　　　　　7l¨／／.;.',
　　　　　　　　　　　　　　　　　|::::l:::|:ヽ (.ﾍ　　　／⌒ヽ　　,!:!:::::i!:l　 l::::,　　　　　 ∠／／.;.;.;.;.l ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　|:::::l:|:!::|::＞ﾍ　　ゝ　　ノ　 , '.l:::::::i!l::l　 l:::::,　　　　　ヽ-.;'.;.;.;.;.;.;.;.;.;} ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　|::::::l|::::l:::|::::／＞　_　¨　イ.l　.l::::::i!:l:::l　ヾ{　　　　　＼.;.;.;.;.;.;.;.;.;{ _',
　　　　　　　　　　　　　　　 i!:::::|::::|::l::ヽ＼／|==､,´===|ヽl:::::i!:::l:::l　　　 ________　　_,､_ヽ.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;}
　　　　　　　　　　　　　　 i!::::|:::|:::!:_:::ヽ´::::::}ニニニ=-/l:::::i!' ´￣｀ｰ-/　〉〈-｀:.;..;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　i!:::|＜　　　　/ニニ==// //l::::i!　　　　　 /.;.;.;/=/／.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;l
　　　　　　　　　　　　　　　　___/:i!::|　　　　　/《//////////l::i!　　　　　　≫/=/';.;.;.;.;.;.;.;.;_.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.l
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　　　　　　 ll´.;.;.;.;.;.;ヽ:.ヽ::::::::l:::::::l:::l::::::::::i!/// //////////////i!:::::::::l:::::::l::::::::::::::＼
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.　　　　　　ゝ-ｧ--,一 '　ﾟ｡::l:::::::l::::l::::::::::',/////,/////＞'´ニニ|:::l:::::::::::::l:::::::::l:::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　 /::/:::::〉一 ' ∧::::::l:::l::::::::i//////i!ニニニニニニﾆ|::::l::::::::::::::l:::::::::l:::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　 /::/l::l:::::',_.,==.;':´::::l:::l:::::::::∨//.//∧ﾆi}ニニニニﾆil::::::l::::::::::::::l::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::∧
　　　　 /::/ l:i::l:::::::::∨.;.;_∧l_l:::::::::∧∨//|ニニ.ニニﾆﾆﾆﾆ∧:::::l::::::::::::::l:::l::::::l::::::::::i:::::::;:::::::l::∧

シノノノ侯爵家としては最善であるが、それを押し付けれた現場の兵士たちは迷惑な事だった。

しかし、ユウキは騎士爵家だった為に侯爵家に逆らう事はできない。

そもそも下級貴族の騎士爵家は功績を上げた者に一代限りで与える身分で、

コンノ騎士爵家もユウキの曽祖父が功を立てて興した家である。
280 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/21(月) 00:19:12 ID:RQ+RUi9P: :::: /:::::::::/::::|:::::::::::| :::::::::::::::::::::::::::: | 　｀^~　　 |::::::::::::::::::::::ﾞ,
:::/:::::::::/::::::|:::::::::::|::::::::::/::::::::::::j::::::| 　　　　 |::::::::::::::::::::::::|
/:::::::: /::::::::|:::::::::::|::::::::/ |:::::::::/ |::::|　　　　､.__|::Λ :::::::::::::::|
::::::::::/::::::::::|:::::::::::|::::::/　 ::::::/ 斗:/　　　　　　 |/　}ﾊ:::::::/}::|
::::／:: |::::::::|:::::::::::| ::/斗 |:::/　　|;'　　　　　　_､==ミ　}:::/　::|
ｰ―''､|::::::::|:::::::::::|:/ 　 _,|/_､≧　　　　　イし//ﾘ　 //　 j/
　　　 |::::::八::::::::::;: _,ィつ//し⌒　　　　　└‐とつ /::::|
＼　　|::::::::::::::､::::::'代 rぅ//ノ　　　　　　　　 { ::::|　　　　騎士爵家が侯爵家に逆らえるわけがないでしょう。
:::: ＼_|::::::::::::::::＼::::ﾞ:.、　　　　　　　　　　j　　　 ,::::::
::::::::/::|::::::::::::::::::::::＼:::＼　　　　　　　　　　　从　　　　　　相手はいつでも合法的にうちを潰せるんだよ。
:::: / :::::::::::::::::::::::::|　｀¨⌒　　　　　　　　　　　 ,:::::/
:::/:::::::|:::::::::::::::::::::|: . 　　　　　　､　　__ｱ　　／:::/
/:::::::::八::::::::::::::::::|h､: : : . .　　　　　　　　,.::':::::＜
´"'ﾐ、:::::::::::::::::::::|ニh r―‐≧o｡＿　イニニニﾆ､
　　　＼:::::::::::::::::|／￣￣＼　＼　＼＿ニニニニ､
　　　　　＼::::::::::〈_ノ⌒＼､-ｖ‐…､-‐-､_＼ニニﾆﾆ､
　　　　　　 }::::::::::|ニニﾆﾆ＼: : : : : : : : : : ⌒＼ニニﾆ､

王国は下級貴族を一々任命し直す手間を惜しんで彼らの世襲を黙認していたが、

これは指摘していないだけで、その気になればいつでも剥奪できた。

つまりシノノノ侯爵家がその気になれば問答無用でコンノ騎士爵家を潰せるのだ。

騎士爵家は一代限りのもので、その子孫の権利は法的には存在しないからだ。
281 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/21(月) 00:20:05 ID:RQ+RUi9P: .　　　　　　　　　　　／:::::::::/＜二三二＞ヽ::::',::‘:，
　　　　　　　　　　　　／:::::::::: /二=--‐‐--==二',:::i:::::‘:，
　　　　　　　　　　／::::/::::::::/´:::::::j::::/ﾞﾞヽ:::i:::::::i｀l:::l:::::::::,ヽ
.　　　　　　　-=ﾆ彡|/::::::::/l:l:::::/l:::/:::::::::',::|ヽ::|l::l:::l:::::: |ミ＼
　　　　　　　　　　　　|:::::::::i!_/l::/ {::i::::::::::::::',| ',::i !:l:_i! :::::|::| ｀ヽ
　　　　　　　　　　　　|:::::::::l∧工ｰ|:|､:::::::::::斗 'T¨i!}::l::::: |::i!
　　　　　　　　　　　　|:::i::: i! ィ {ﾉ:心:::::::::::::,ィﾉ示ヽ!::}::::::| 7;　　　　あのバカ女、早く死んでくれないかな。
　　　　　　　　　　　　|:::l::: i!l:::: 乂ﾘ::::::::::::::::::乂ﾘ .'//l::::::|'::::',
　　　　　　　　　　　　|:::l:l li!_', ￣　￣　' 　￣￣/'_,':::::::|::::i::',　　　　そうすれば盗賊の討伐に集中できるんだよ。
　　　　　　　　　　　　|::::i!::i:l::ﾍ　　　　　　　　 /:::l::::::::|l::::i:::',
　　　　　　　　　　　　}!:::i!::ヾ'´ヽ　　 ´　｀　　.イ＞l::::::/:l::: ',',:',
　　　　　　　　　　　 /::::::!::::ヽ..＜::|＞　_　＜|:::ヽ../l:: /::::l:::: ',ヾ､
　　　　　　　　 /:::::i:::l:::::::::＞'´＞----＜///=i!:/=-::l:::::::',　ヽ
　　　　　,=----／　　 i!:l､_/＞-=ニ////＞' ´　 l/／ｰ-=::::::',
　　　　/l: : ＞｡._　　　　 i! ∧　　　　　￣　　　　 //-‐　　　｀,:',

そして、実際にあった令嬢は本当に救いようがない女だった。

侯爵に『功を立てて実力を国に認めさせるのだ』と言われてそれを真に受けているから、愚鈍としか言いようがない。
282 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/21(月) 00:21:54 ID:RQ+RUi9P: 　　　　　　　　　　,..､､、
　　　　　　　　　 {{{ミヾ＼
　　　　　　　　　 {巛ﾐxヾﾐ＼
　　　　　　　　　　ヾﾄf」ミﾐヾ＼
　　　　　　　　　　　_ﾐｿ-─ヾ､ﾐx
　　　　　　　／´　　　　　ヾ､ﾐx、
　　　　　　　 ./　　　＿_　　ﾄヾ､ヾ;､
　　　　　　　 i,.　'"´　　　｀ヽil!　ヾ iヾ、　　　　　戦士長、どこの令嬢かは知りませんが、
　　　　　 j _,.ィ＝, tヶ､￣;i!ヽ､, ､iヾ＼
　　　　　　　匕:;tｹﾊ｀￣　 i!ﾐx' ,ﾍ }'､ヾヾ　　　彼女を戦場に参加させてよろしいのでしょうか？
　　　　　　　　λ　|、､　　 .i!ﾐ　ﾚ,ｲ＼､｀
　　　　　　　　ヽ', ｀,ﾞ_,. ､　 i!`　 /　{__ ij
　　　　　　　　　 }ﾍ　二´ .ｲ'　／イ: : :ヾ
　　　　　　　　　＼ﾍ＝'"　イ: : : : : : :_≧=､
　　　　　　　　　　　f:｀ヾf: : :,､ : : : ／＜:⊂⊃＞ｰ.-.､
　　　　　　　　　 ,-/:/:ヾ!:∨: :ヽ／: : : ／ﾆﾆ＞:-:､: :_:_≧.x､
　　　　　　　　 ,.ﾚ／:_:ノ: : :ヽ／: : : ／ﾆﾆア : : /: :／: : : : : :ヽ
　　　　　 ,ｨ二／:/´: : :|: : : : : : : : /ニア´: : : :/:／: : ／_; : :-:‐ヽ
　　　　 /ｨニ/ ∨: ;.斗-‐　￢¨＞＜∧: : :､ /: ! : ／／: : : : : : :{
　　　 ,ｲ': !ﾆ∧イi　　　　　　　i フべヘ＼: ヾ: :!:/／: : : : : : : : : i
　　／: i:r'"レ　.::|　　　　　ヽ　　　ヽ:｀: :ヽﾊ: : : : : : : : : : : : !
　,f: : : :/ｨ f ...::::::!　　　　　　　_,.　二￣--ヽ: : : ﾄヽ: ; :/: : : : : : : :',

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　　　　　　　 /:::::/::::::::/ﾆ=-‐..::::￣:::...‐=ﾆ∨:::::∨::.
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　　　　　　 ,:::::ｲ:::::::::{::／:::::|:::/　　　 ∨::::::::::∨:::::∨::.
.　　　　 j{:/::|::::::::::|:::/}／}/‐- 　　 ∨{:::::|::∨:::::∨::.
.　　　　　 j{/イ|::::::::::|/x===ミ､　　　　´｢_Ⅵ|::::∨:::::∨::.
　　　　　 j〈￣ }::::::::::}《斤ｚ｢｀　　　　ｨ芹Tヽ∨:∨::|::｢＼　　　　ああ、構わないよ。
　　　　 j{::::＼_}::::::::::.　乂ツ　　　　乂ツ ″iⅣ:::::|::| 　＼
　　　　 j{:::::::j{:: }::::::::::}、　　　　　　　　　 /ノ|:|::::|::|　　　　　　彼女の実家は彼女が名誉の戦死を遂げる事を望んでいる。
　　　　j{:::::::j{┌‘.::::::‘､＼　　　　　′　　　.:｢:::::|:|::::|::|
　　　 j{:::::::j{::::|　‘.::::::‘.丶　　 _ _　　／:::|::::::|:|∨::|　　　　　　それなら望みどおりにしてやるだけさ。
　　　j{::::::/::: └::´‘.::::::‘.　＞　 __　....:::::|:::::::|:::::: 从::::|
　　 |::::/::::::::::::::／∧:::::‘.=ｭ　/__:::::::::::::{:::::::{:::::ｲ　|:::|
　　 |:/:::　-‐く////∧:::::∨={///ヽ ‐-　､:/／{ 　 ::::|
　　 |／　　　 ∨‐-/∧:::::∨＼//∧　　 .:::::::::|　　:::|
.　　 ′　　　　　∨////ﾊ:::::∨////∧　　i::::::::|　 .::/
　 / 　　　　　 }/////∧:::::∨////.} 　 | ::::::|　.:/
283 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/21(月) 00:29:03 ID:RQ+RUi9P: 　　　　　　　　　　　__
　　　　　　　　　　//ﾊ､
　　　　　　　 ////;ﾊ
　　　　　　　　 //////ﾘ
　　　　　　　 ./////E!/
　　　　　　　////＞E}¨　‐ ﾐ
　　　　　　 //／　　　　　　　ヽ
　　　　　　//'　　　　　　　　　 ‘，
　　　　　 //;|　　　, -‐　￣ヽr;',
　　　　　///{　　 /　　　　　 _,.ｨ∧
　　　　 f///ﾊ_ ﾄ廴＿,. z‐tヶｧ !iﾊ　　　　なるほど、厄介払いということですか。
　　　　 |//八ヾヾﾑゞ'′i ',　　.!ﾘ‘，
　　　　 '"´　ヽ _ﾍﾑ. 　　λ　.i!へ｀}　　　上の方では色々あるわけですね。
　　　　　　　　ﾉ丿ﾍ'ﾑ　　 '´_　;!K㌢
　　　　　　　 '＜圭i｀､ミ､'_ﾆ´ｲ'/: :＼ｰ-tっ.-.-.-
　　　　　　　,. ﾍ/: :｀:ｰ＞-二イ : : : : }ヽ=----:-:
　　　_,. .＜: :０: ﾄ:､: : : : ,ヘ:|＜＼/:У:|　ﾏﾆﾆ!: :
　/:´: : : : : : :／: : :＼: /: : :l!:,.:-: ﾍ/: : ! 　 !ﾆﾆ!: :
./: :_:__:,.:ィ≦i＼: : : : :´: :`┐ : : : : : : : i_,.斗マ=!: :
:／:i: : : ｀iニﾑ.　＼: : : : : : :i: :_; =-　"´ ﾍノ oヾ､
: : : i : : : ﾔニ=ト _,.斗‐ '"´　　　　　　　　＼∨｀`
: : : :ヽ: : : У'"γ/ j　　　　　 ',　　　　　＞ー
: : : : : ＼∧∠､ﾟ〈 /　　　　　　　　',　_,.　 '"

　　　　　　　 /::/:::::::::::::/三三三三三三三三=l:::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　/:::/:::::::::::::/==-＜::::ﾊﾊ::::::＞-=ﾆ三!:::::::::::l:::lヽ
　　　　　 -=彡イ:::::::::::: /イ::::::::i:::/｀ﾞﾞﾞ´';::::i::::::::::ヽﾆl::::::::::::l::l:::ヽ
　　　　　　 /:::::::::::::/:::l::::::／l:/　　　 ';::ﾄ:::l:::::i::::::::}:::::::::::l::ﾄ､::::.
　　　　　　　　l:::::::i:::::::i:::ｲ:::/　 l:{　　　　 }:| ヽl:::ト::::::l::::::::::::l::l　｀ー-
　　　　　　　　|::i:::l:::::::l:lイ::l￣ T´　　　｀T￣ }:l｀ヽ:l:l::::::::::: l:l
　　　　　　　　l::i::::l::::::l:l ,ィf示ヾ　　　　　 ,行示ヽ､!l:::::::::::::l:l
　　　　　 _」:|:::ll::::::l! !　{_ﾉ沁　　　　　 {_ﾉ沁　! }::::i::::::::l:L_　　　その辺りは興味を持たないのが処世術だよ。
　　　　　　　‘，l::::l:l:: l 　弋z::ﾘ　　　　　　弋z::ﾘ　 /:/l::::::::i:l /
　　　　　　　　ﾄ:!:::l::l::ﾊ　　｀¨　　　, 　　　¨´ 　/:/::l:::::::::ll/　　　　ボクたちは求められた役目を果たすだけだよ。
　　　　　　　　l::l::::l:::l: ﾊ　　　　　　　　　　 / ',ｲ:l::::::::::i!
　　　　　　　　l::l:::::l:::ヾ:ﾊ　　　　　　　　　　　　／ｲ:l:l::::::::::j
　　　　　　　　l:l::l::::l::::l:::lヘ　　　　　,::.､　　　　／::l::ll::::::::::i!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「了解しました」＞兵士
　　　　　　　　ll::::l::::l::::l:::l--＞　　　　　　　ィニ}:::l:::l::::::::::i!
　　　　　　　 |::::ll::::l l{ニニニ|　＞　.　＜　.lニ/:/:::l::::::::::{
　　　　　　 |::::l::l:::l:＼ニﾆ=-＞-==､　 -{＞ー-:l::::::::::/
.　　　　　 |::::l::::l:::|:::::.｡s≦//＞-===〉〈=//=ニ|::::::::/､
　　　　　 |::斗ﾋ|:::|｀ヽ////////////////ニﾆ!:::: / 　',
　　　　　　 /´　　 |:::|　 ‘，/////////////ニニ|:::::/ 　　',
284 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/21(月) 00:30:14 ID:RQ+RUi9P: 　| ||￣￣￣´"　''　ー-　　__　｀`～､、＿　　　　　　　　　　　　　　　　／／／ .|　|:::::::::::::: |　 | 　 ||:::::::|　　　　|　 |
　| || ||￣￣￣￣￣｀`～､、 ´"''～､、 |　￣”¨７冖￢ｰ-　 __ 　　　／／／　　 |　|:::::::::::::: |　 | 　 ||:::::::|　　　　|　 |
｀ヽ: :｜　　　　　　　　　｀`～､、: : :||￣”¨“　└-　｡｡..,,＿ √¨了´／／　　　 |　|:::::::::::::: |　 | 　 ||:::::::|　　　　|　 |
`,　寸|　　　　　　　　　　　　　 |: : || | : |￣　　─-　　＿￣｀`''T´／　　　　イ :|:::::::::::::: |　 | 　 ||:::::::|　　　　|　 |
:∧　ﾔ　　　　　　　　　　　　　 |: : || | : |　　　　　　　　　￣｀'ｉ　| ||　　　　／, ﾞ|　|:::::::::::::: |　 | 　 ||:::::::|　　　　|　 |
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し'ﾞ　,ｉ|　　　　　　　　　　　　　 |: : || | : |　　　　　　　　　　　 |　| |l　　　/ /　 :|　|:::::::::::::: |　 | 　 ||:::::::|　　　　/　/
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| || |￣| ||　　||　 ||＿||＿||＿||＿|二i|| |‐:圦￣ ‐　,,　　|　　　　　　￣⌒＾^''=-:|　|ＬＬ_,,」」| |　￣|　|:::｝　{
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| || |二| ||　|　°　　°　°　° .|＿｣LＩ斗f七i|/////////≧s｡.,_　　　⌒＾''=-　|　| γ⌒Ⅵ.|　　 |　|::｛　　　｀ハ
| || |＿|_||_,,|　　　°　 °　°＿」-=ﾆ三三二弌/////////////うぅs｡.,,　　　　|　|:::{⌒Yﾞ | |｀丶 .|　|:::｝　　　　ゝ'
二二二三⊥-┬…=ﾆ三三-Ｌ|-‐　￣　　　　　　｀'＜＞─-ﾐ/////////≧s｡.,_|　|:圦⌒ヽ| |　　 |　|::｛　　　　.′

　　　　　 /:.:.:.:.:.:.:.:.／:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.|:|:.:.|:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:ヽ、
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　　　　 |ﾊ:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.∧:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.ト､:.:ヽ:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.|/.:. /／／ヽ
　　　　 {　|;ﾊ:.:.:.:.:＼ｉ　 V ＼:.:.:.:.:.:.:.:|､:.|　＼／|:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:./ ／　＿|
.　　　 |　|　|:.:.:.:.:.:.:|｀斗≧ｚ＼:.:.:.:. |ﾑ斗≦ﾊ/:.:.:.:/:.:.:.:.|:/|/　／:i､:.丶　　　　ふん、騎士爵家の娘ふぜいが
　　　　　　|:| |:.:.|:.:.:.:.K くﾟｰﾒl｀　＼:.:.|　辷タ 'j:.:.:.:/:.:.:.:.:.:|　レく:.:.:.:.| ヽ:.:ヽ
.　　　　 |:Ｕ:.:.:i:.:.:..ﾊ　￣　　　ヽ|　　　 /:.／:.:.:.:.:|）:|/廴__〉:.:.:.i　 ',:.:.:',　　　この私に口答えしおって。
.　　　　　　)ﾊ|:.:.:}:.:人:i '' "　　ﾉ　　　 " "〈イ.:.:.:.:.:.:.ﾊ:.:{/　／:.:.:.:.:.i　 ',:.:.:.',
　　　　　 /:.:/|:.:.:ﾚ:.:.:.`ﾄ　　　　　　　　　 |.:.:.:.:.:./ ∧|／:.:.:.:.:.:.:.:.:.i　 ',:.:.:.',
　　　　 /:./　|:.:i:.::.:.:.:.:.＼　　 =ﾆ二三ﾖ　　 |:.:.:.:./|/ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i 　',:.:.:.',
　　　 /.:/　 j:.:j:.:.:.:.:.:.:.:.:.|＼　　　　／　j:.:.:./　Ｖ|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ｉ　 ',:.:.:.',
.　　　　{:/　ノ:ｲ|:.:..:.:.:.|:.:.:|:.:.:|＼＿＿／_／/:.:.:/　　 |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i　 ',:.:.:.',
　　　 |!　　 /:.|:.:.:.:.:.:|:.:.:|:.:.:|:.:.| /大￣　 /:.:.:/ ￣＼_|＿＿＿＿＿＿ｉ　 ',:.:.:.',
　　　　 ┌ニﾆi:.:.:.:.:.:|ニ!:.:.:レ//{;,;ﾊ. 　/:.:.:/　　　 / /ー――――ｲ:i　',:.:.:.',
　　　　　 |厂￣＼:.:.:厂/ヽ:|. |// | i } /:.／　　　　　|｜　　　　　　／i :| 　',:.:.:.',
.　　　　　ﾊ＿＿＿ソ //　 /// /| |､!／＼　　　｜ト-------/ 　 |::| 　 ',:.:.:.',
　　　　 /| ir―――∠/＿/// /Y| |ﾉ}　　　ﾄ､＿__|｜￣￣￣/i｜　|::|　　 ',:.:.:.',

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿ _
; ; ; ; ;;>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , ＜: : :: :: ::へ
; ; ; ;; ;; ;;; ;;> 、　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:: : : : : : : : : :: :.ヽ
; ; ; ; ; ; ;; ;; ;;; ;;;> 、　　　　　　　　　　　　 /　::λ: : : ﾄ､ : : : : .',ヽ
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;; ;; ;; ;;> 、　　　　　　　　　　　　　　!:: :-L从: : {._.Ｘ: : : :::}　ゝ
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;;;>､　　　　　　　　　　　 l : {.<尓ヽ ',迩} 〉: : i_.厶　　　　　下賤な盗賊など私一人でも捻りつぶしてやるわ！
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;; ;; ;; ;; ;;>､　　　　　　　　　八{:', '''　,　`　 .ﾉﾙ' i, イ
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;; ;; ;;>､　　　　　　　　ﾚ,::|ﾍ　 r 丶　,ｲ: :/: : ﾄ､　　　　　そしたらあの怠け者の戦士長は追放してやる！
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;; ;; ;;> 、. 　　　 _八ｉ::::::ゝｰ'／/／.: : ::iヽヽ
＜; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;; ;; ;;;>　　／ヽ: : : :::y´'　, ＜　ヽ:::i　ヾ､
　　　`　＜; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;;;/　`>ｭ　　ヽ／　／　　＼{:ﾑ　`､
　　　　　　　 `　＜; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; /　　 /　　　　￣ヾｯ､　　　　 i: : ',　　ヾ､
　　　　　　　　　　　　`　＜; ; ; ; ; ; ; ;;;/ 　 , ´　　　　　　ヽ　',　　　 /: : ﾑ　　.}i
　　　　　　　　　　　　　　　　　` 　＜　_　 /　　　　　　　　　 ',　　　i:: :: ::ﾑ　 }l!
　　　　　　　　　　　　　　　　 L　　 Y　　　　　　　　　　　 }　　ﾉ､: : : ::ﾑ//
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 `　、_ , -―' 　　　　, イ .,　' 　ﾏ: : : :ﾑ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / : : :〈　 `^￣´　　　　〈　　　　　',: : :: :.',
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285 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/21(月) 00:31:49 ID:RQ+RUi9P
286 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/21(月) 00:32:40 ID:RQ+RUi9P: ttps://www.youtube.com/watch?v=LyZcehvFTWI

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ─=ミ　　___
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ξﾆﾐx'´: :
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゥ＝=-ミ　　　　＾⌒沁,＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ΞΞ二沁, _､‐''゛Ξﾆﾐi,
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒つ此く⌒　　　　　ﾉ;';';';';';';';';';';';';';';';';:;:;:;:;:｡ゎ㏄∝※沁,＼　　'ﾎ,＼　＼: :
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　　　　　　　　　　　　_从_　　　　　　　　　　　　　　　　　_,,..-‐批批批批_　　 _ノxX爻爻父x;';';';';';';';';',‥…ｯｯ‰。⌒ﾐ,^沁,＼＼い　　'い
　　　　　　　　　　　__〕i:i:i〔__　　 ,､-‐～ー-、　　　　ノﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;´'ﾎ批批批ﾋｯ ,爻爻狄狄狄爻爻x;';';';'ﾝ, , ,　　⌒ミ"~”~'㍉沁, ＼.|い＼ :い,
　　　　　　　　　　__亥i:i:i:i:亥_. :´: : : : : : : : :｀:、　　､`ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;´'ﾎ批批⌒,沁淡淡狄狄淡淡狄㌃””'ﾎ⌒メ∵7∵''狄⌒ '沁,　 | : ｉ＼/| |::
　　　　　　　　　⌒ﾎi:i:i:i:i:i:i:厂: : : : : : : : : : : : ´',､xXﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;: : : __|:|__xX狄淡淡淡o+∽+｡ﾐ'⌒＼⌒＼＼∵/ミx /　,‰ミい　|:::::l: //| |::
　　 __,，-‐‐-　 ____,,》i:i:i:i:i:i:ﾋ_ xXxXx: : ｉ : i : : 'xﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;_j_jﾋ此此此豼ｯ'´￣｀`丶､亥_. : : : ＼　＼＼　＼＼＼＼{::{／ハ::Ⅵ:: :|//.:| |::
｀X'´: : : : : : : : : : :爻i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｿﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ｖ小小ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;乂乂ｖ批妣妣批彡'⌒ミｯ,、＼＼　_,､丶⌒ミメ､＼ﾍ＼}_,}__,}/:://:::|:::|:|:::::|//.:| |::
;'xく: : : : ,小, : : : : : :》i:i:i:i:i:i:i:i:いﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;小小ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ乂乂批妣妣批批i:i:亥¨¨　＼ Χ⌒＼ぃいいぃ, ハ∧:::ヽ‐:/:://::/＼|:|:::::|/: :／
:;.:,:;.X: Xﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;X: : :_jﾒi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｿﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;j'j'j'j'j'ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞﾞ;ﾞ爻乂jﾋ此批批批i:i:㌻⌒　＼　＼＼⌒ヽヽ⌒'ホi, //∧::::∨:://::/＼::＼:::|:／:::／
:;.xく: : 爻ﾞ;ﾞ;ﾞ;爻: :⌒㌻i:i:i:i:i:i:i:i:ﾊﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;爻いﾊい爻ミ爻ﾃ批批批絲i今=-ミ　ハ,o∽o。　　}　i　/ 'ホ//:ハ::/::://::/ : |::＼::∨::／／
:;.:,:;.:Xﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞﾐ: : _jﾒi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｿ,ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐﾝﾊソいﾊいﾊミ爻ミ;';';';';|::|絲絲 |　:　: Ｙ ,j狄⌒＼´'ﾎ尢ﾎｯ,/:i:|/:|∧::::|:::::|/::/ |: :|/ ハ::∨://／
ｖ／⌒ミx∽o。ﾐ: : :ﾎi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾎﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ヾ;:ﾐ:乂ﾊいﾊいﾊツ爻ミ爻ミ;'|::|矧州ｉ|　: : __j狄’､＼ハﾉ＼/ハﾐx:::::/ ∧::|::::/::/: :|::/ /::/|::::|//:/／
/／⌒// ／⌒ミ,／⌒刈i:i:i:i:i:爻==ﾐヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:らいﾊいﾊ爻ミ爻ミ爻ミ爻i糾从　 : ヽ､∵い :/:/ﾊ/:://:::::|ﾊ:∨::|:::::| |::/::/: : i/ /::/::|::/::/:/:://
,/⌒ミｯｖ/　／／⌒ミｖ'⌒ミx／／⌒, ,／⌒／⌒ヽ／⌒ミ爻ミ爻爻ｹＶ i::| ,小,小ハ:Ｙ: i |/://: |://: |::::|: |::|　|::/:| |/::/:/ / /::/::::|/::/:/::/ /
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　ﾟ　　ﾉ.ｲ　./彡=＜´　ゝ､ム　　　￣｀ﾞ'ｰ-｀Y/ﾘ’　｀ゝﾆ辷＜|!　ﾍ .l!'コ―''ﾟ∥''''''''7/ 　　!"/　 |!|!1　　　 .ﾝｧ'ﾆ.ﾉ　j!　　　　￣｀ﾞ'1　 l
　　　／ン　　ゝzﾅｒ　　　　 1={　　　　　ﾟ　　 .1{ !ゝ､　(ﾉ! .) 1―ク广 ! .!ー斗 ,jﾘ-千７/ .亡ゝ人 __',七! ,,_ ｨﾆ／´1｀"二ﾆ　コ＝=ｰ-∥　.'-''"
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287 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/21(月) 00:33:30 ID:RQ+RUi9P: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿
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288 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/21(月) 00:35:44 ID:RQ+RUi9P: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　..:::´:::::／ｘｪ====ｘ:::::::ヽ::へ
　　　　　　　　　　　　　／::::::::／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧ｘ:ヽ::::ヽ
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　　　　　　　　　　　　|:l::|:::|:::l:/ ｲんｔ:ﾊ　　　　　ｘ==ﾐ､.j/!:l:::::::::::j　｀ヾ
　　　　　　　　ｆ´　|:!:::ﾏ:|j　　ゞ:シ　　　　　.んiﾊ }} .j/::/::: :;
　　　　　　　　　　　ゝ　!|::::::'､!　　　　　　　　　　ゞシ　ｌ::/:::::::;　　　　　えっ、何で一人で突撃しているの？
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　　　　　　　　　　 ,.'::::::::l:::: :ﾊ　　　　 _ 　　　　　 //:::: ::/
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　　　　　　　　　/::::::::::::r;l:: :|ニﾆヽ　　　　　　 .ｲ::/:::::::/
　　　　　　 /ｘ＝､:::ﾍ|::::|＞:':|､ .＞　　　 -<ﾆヽ::/::::::/:|
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　　　　　　　　　　,..､､、
　　　　　　　　　 {{{ミヾ＼
　　　　　　　　　 {巛ﾐxヾﾐ＼
　　　　　　　　　　ヾﾄf」ミﾐヾ＼
　　　　　　　　　　　_ﾐｿ-─ヾ､ﾐx
　　　　　　　／´　　　　　ヾ､ﾐx、
　　　　　　　 ./　　　＿_　　ﾄヾ､ヾ;､
　　　　　　　 i,.　'"´　　　｀ヽil!　ヾ iヾ、
　　　　　 j _,.ィ＝, tヶ､￣;i!ヽ､, ､iヾ＼　　　　　戦士長、これは如何いたしましょうか？
　　　　　　　匕:;tｹﾊ｀￣　 i!ﾐx' ,ﾍ }'､ヾヾ
　　　　　　　　λ　|、､　　 .i!ﾐ　ﾚ,ｲ＼､｀
　　　　　　　　ヽ', ｀,ﾞ_,. ､　 i!`　 /　{__ ij　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「ええーと……」＞ユウキ
　　　　　　　　　 }ﾍ　二´ .ｲ'　／イ: : :ヾ
　　　　　　　　　＼ﾍ＝'"　イ: : : : : : :_≧=､
　　　　　　　　　　　f:｀ヾf: : :,､ : : : ／＜:⊂⊃＞ｰ.-.､
　　　　　　　　　 ,-/:/:ヾ!:∨: :ヽ／: : : ／ﾆﾆ＞:-:､: :_:_≧.x､
　　　　　　　　 ,.ﾚ／:_:ノ: : :ヽ／: : : ／ﾆﾆア : : /: :／: : : : : :ヽ
　　　　　 ,ｨ二／:/´: : :|: : : : : : : : /ニア´: : : :/:／: : ／_; : :-:‐ヽ
　　　　 /ｨニ/ ∨: ;.斗-‐　￢¨＞＜∧: : :､ /: ! : ／／: : : : : : :{
　　　 ,ｲ': !ﾆ∧イi　　　　　　　i フべヘ＼: ヾ: :!:/／: : : : : : : : : i
　　／: i:r'"レ　.::|　　　　　ヽ　　　ヽ:｀: :ヽﾊ: : : : : : : : : : : : !
　,f: : : :/ｨ f ...::::::!　　　　　　　_,.　二￣--ヽ: : : ﾄヽ: ; :/: : : : : : : :',
289 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/21(月) 00:36:44 ID:RQ+RUi9P: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ー-､..
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　　　　　　　　　　　　,':::: /:::::::/::::::::: /:::/ 《〈三三三ﾆ=ﾏ::::::ﾟ｡,
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　　　　　　　　 i!:::::::i:／;:::::i:::::::l:/:::;ｲ::::::/:://　　 ';::l::i::::',::::::::',:ト-=ー
　　　　　　　　　　 i!::::／イ|:::::::l:::::::l!::/ l:::;イ:;ｲ:!　　　!:! |::i::l:::::::::',!
　　　　　　　 l::::r‐＜::|:::::::li:::::i!/ ‐|:/-|::!､i!　　 , -!l-!::|:::l:::i:::::ﾟ!　　　　　そ、そうだ！
.　　　　　　　　 l:::::',　ゝ |:::::::ll:::::|__zzi!_-､!|　!　　, -i!z.ﾘ|::::l:::l::::::ﾟ｡
　　　　　　　　　　!::::∧ ﾟ｡ |:::::::|',::::|!ｲ:ん} ヽ　　　んﾟ} .〉 /::,'!::l:::::::::',　　　　彼女は先頭を切って勇敢に戦って名誉の戦死を遂げたんだよ。
　　　　　　　　　 ,'　/:::::', ｀|:::::::::l',:::{弋::ｿ　　　　　弋:ｿ　/ i/ |:::}::::::::::i!
　　　　　　　 /:::/:::/:::＞i!:::::::::l::ﾄﾟ｀¨　　　　　　 ¨´　i ´　 |:∧:::::::::i!
.　　　　　　 /:::/:::/＜i:i:i:ii!:::::::::::l　ヽ　　　　 ´　　 ,'　　 /　 ',::::::::i!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「戦死するまで様子見をすると？」＞兵士
　　　　　 /::::/／:∨i:i＞::',:::::::::',､　　f　 ‐ ｧ　　 . ｲ　　　　　 i::::::::i!
　　　　／::::/:::/:::::::¨,＜/∧::::::::',ヘ　ゝ ‐' ....＜:|　　　　　　　 l:::::::i!
.　　　　／::::／:::/:::, ＜　　 ∨∧:::::::ﾟ｡ヽ｀/ ´| ヽ|::::|　　　　　　　 |:i!:::i!
　　　 /::::／:::／／　　　　　ﾟ｡//ヽ::::::ヽ/ 　 |　 i::_:!　　　　　　　ﾘ|:::i
.　　 /:／::／:: /　　　　｀ー- =',////＼:::＼_ﾉ　 i.:.:|　　　　　　　　 }:/
..　 /:':::,イ:::::: ,′　　　　ヽ　　 }/--==' ＞ミﾄ､　l.:.:|　　　　　　　／'
.　/::／:/:::::::::i　　　　　　　ﾟ｡フ〈　　　　　ノi!　_／:.:|

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　　　　　　i:::::i::::/::::::::i:::::::::::i:::/ ,!--‐i::i-　 i:i　ヽ　　　i::i　i::i:::::::i:::::i::::::::i
　　　　　i:::::i::r/::::::::/i::::::i:::iｨzX竓芹Vx 　 ii 　　　 i/　i:::i:::::::i:::::ii::::::::i　　　　そうじゃなくて、彼女は高貴なる義務を果たしただけさ。
　　　　　　i::::/i:/:::::／ヽi:::::i::::iヽ{::ij:::::ﾟ} }　　　!　　　-匕`i::i.i:::i::i::::::i.i:::::::i
.　　　　　!:::! /:::／＼＜i::::i:::::i. 乂:::ソノ　　　　　ｨ竓芹ﾐi/i::::ii::i::::::i i::::::i　　　　最後ぐらいそれで通してあげようよ。
.. 　　　　 i::／／::::::::i::＼i::::i!::::i. 　　　　　　　　　　 {::ij::.ﾟｿ//i::::i.i:i>:::i　i:::::i
　　　　ｨ'イ´.i:::::::::::ii:::i:::i:::::ii::::i 　　　　　　　　　　ゝ､シ /=i::i_i:ii:::::::i　i::::i
. 　　　 i:::i.　i::::::::::::i i::i::::i:::::ii:::i　　　　　　　　　 ` 　　　ﾑ<'!/ i:ii:::::::!　i:::i　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「……分かりました｝＞兵士
　　　　 i:::i.　i::::::::／⌒i:::::ii::::ii:::i　　　丶＿＿, 　　　ム::i !　ii.i:::::::ii　i:::i
.　　　　 i:::i.　i:::／　　　.i::::::ii::::i!::!＼　　　　　　　　 ..イ:::::::i 　 / i::::::i.i　i::i
. 　　　 i:::i.　i/　　　　　i:::::::iﾏﾑ::i､. ＼　　　　....::::::::::i:::::::::i.　/　i:::::,' |　i:i
.　　　 i:::i＝＝＝=ミ＜i::::::i. ﾏﾑ!｀丶､＞＜＼i::::::::::ii:::::::::i / 　i:::/　|　ii
. 　　　　i::i.　<>　　　＞i:::::::i　ﾏﾑ　　入＿＿　＼::::i.i:::::::::i 　 // 　/　ii
..　　　　,i::i＿|.|＿__ 　　i:::::::i　ﾏﾑヽ､　＼. 　￣|￣￣ｱ::::i　//.　 / 　ii
.　　　/_i::i＝＝<>＼　i::::::::i 　i＼＼丶.　＼／　　_/:::::::V/ 　 /. 　/
._｡s＜. 　i::i￣￣＼.　＼i:::::::::i　＼＼＼＞＜　　＿|:iV:::/∧. 　′ /
{. 　　　 i::i. 　　　＼. 　i:::::::::i＿／　 ≧s __　　/､::::::i V/:::∧.　　/
.i. 　　　 i::iー------＼i:::::::::iヽ. 　　　　　　￣/.　＼:i/,.V:::::∧／
..|￣＼　　i::i　　　　　 i:::::::::i/　　　　　　　　　＼／::ｲ　V:／ﾑ
. V.　　＼. i:i.　　　　　∧::::::i.　　　　　　　　　　ヾ::∧ ／V::::∧
／＼　　ヽii 　　　　∧::::::::i､　　　　　　　　　　　　i::::∧ 　 V:::::::＼
290 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/21(月) 00:37:54 ID:RQ+RUi9P: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿ _
; ; ; ; ;;>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , ＜: : :: :: ::へ
; ; ; ;; ;; ;;; ;;> 、　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:: : : : : : : : : :: :.ヽ
; ; ; ; ; ; ;; ;; ;;; ;;;> 、　　　　　　　　　　　　 /　::λ: : : ﾄ､ : : : : .',ヽ
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;; ;; ;; ;;> 、　　　　　　　　　　　　　　!:: :-L从: : {._.Ｘ: : : :::}　ゝ
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;;;>､　　　　　　　　　　　 l : {.<尓ヽ ',迩} 〉: : i_.厶　　　　私こそが青藍王国シノノノ侯爵令嬢ホウキ・シノノノだ！
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;; ;; ;; ;; ;;>､　　　　　　　　　八{:', '''　,　`　 .ﾉﾙ' i, イ
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;; ;; ;;>､　　　　　　　　ﾚ,::|ﾍ　 r 丶　,ｲ: :/: : ﾄ､　　　　王国に仇成す盗賊団め、この私が成敗してやる！
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;; ;; ;;> 、. 　　　 _八ｉ::::::ゝｰ'／/／.: : ::iヽヽ
＜; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;; ;; ;;;>　　／ヽ: : : :::y´'　, ＜　ヽ:::i　ヾ､
　　　`　＜; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;;;/　`>ｭ　　ヽ／　／　　＼{:ﾑ　`､
　　　　　　　 `　＜; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; /　　 /　　　　￣ヾｯ､　　　　 i: : ',　　ヾ､
　　　　　　　　　　　　`　＜; ; ; ; ; ; ; ;;;/ 　 , ´　　　　　　ヽ　',　　　 /: : ﾑ　　.}i
　　　　　　　　　　　　　　　　　` 　＜　_　 /　　　　　　　　　 ',　　　i:: :: ::ﾑ　 }l!
　　　　　　　　　　　　　　　　 L　　 Y　　　　　　　　　　　 }　　ﾉ､: : : ::ﾑ//
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 `　、_ , -―' 　　　　, イ .,　' 　ﾏ: : : :ﾑ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∧_ , ＜´ . 　＞＜／ｲ }　　　　ﾏ: : : : ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / : : :〈　 `^￣´　　　　〈　　　　　',: : :: :.',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /.: : : : : > ー―――--､／　　　　　 }: : : :::}

　　　　　　　　　　　　　　　　　　ト､ト-～'''‐-‐-─-､
　　　　　　　　　　　　　　ト､」　!　!　　!　　l　　i!　!`‐'７
　　　　　　　　　　　　　　　ﾄ､　　　!　　i　　l　i　　i　/／!　　　　　　,-‐-- ､
　　　　　　　　　　　　　　ﾄ､＼!ﾚルﾚﾉﾉﾉﾉ/イハﾄ､　/ｲ　　　　／／`彡ヽ＼
　　　　　　　　　　　　　ﾄ､＼ヽ!　　　　　　　　　　|// 7 　　 / / /´`´＼＼ヽ　　　　こいつ王国の連中か。
　　　　　　　　　　　　　 `ト､i　i ,─-､__　､__,-─　|ノﾉ7　　 /　/ /__　 ___＼l| |
　　　　　　　　　　　　　　 `ミ､|Y　-‐┰┐┌┰‐ｧ　|＾! ｲ　　 | ///___,`i'____　ﾄ､!､　　　しかし一人で来るとは舐めたものだぜ。
　　　　　　　　　　　　　　　　`┤|　　￣７!　f ￣　　 | | ﾉ　　 | |､/　ﾟ `i´ﾟ　　|/`!
　　　　　　　　　　　　　　 | |　　　 L | | 」　　　　|ﾉ/　　　 i||lﾄ､　ヽ､|, -　///
　　　　　　　　　　　　　 ∨　　､ｨ㎜㎜㎜_,　　ﾚく-──ｧW|＼　-=＝',ｲ／ヽ､＿
　　　　　　　　　　　　　　　 __／|＼　｀￣￣￣　　／|　＼__／　/!　 `'ー─'　|人_ﾉ!　　￣ヽ､
　　　　　　　　　　　／￣￣／　| 　＼＿＿＿_／　ト､　＼￣｀ヽ　　　　 | 　　　　　　＼
　　　　　　　／　　／　　ﾄ､　　　　　　　　　　 / ∧　　＼　　＼　　　　|　　　　ﾆ」/ﾉ　ヽ
　　　　　　／　　　　　　ﾄ､＼　　　　　　　／／　!　　　　　　　`ヽ　　|(`´Y!　　フﾟﾄ､）　!

　　　　　　 /|
　　　　　　　 /! |　　　　チ　　　　　　　　　　　　　　　　　　へ　　　　　　　　　　　／￣￣￣
　　　　　　 ! ! |　　　　ャ　　　ト､ト-～'''‐-‐-─-､　　　　ﾍ　　　　　　　　　　　　／
　　　　-──|┼|─‐-　ッ　ト､」　!　!　　!　　l　　i!　!`‐'７　：　　　　　　　　　　 /　　思　逃
　　／　 -─┼|┼‐-､　＼　ﾄ､　　　!　　i　　l　i　　i　/／!　　　　　　,-‐-- ､　　　|.　　　う　げ
.／　.／／￣ ! ! |｀ヽ　ヽ　ヽﾄ､＼!ﾚルﾚﾉﾉﾉﾉ/イハﾄ､　/ｲ　　　　／／`彡ヽ＼　 !. 　　な　ら
　　/ .　　　 ! ! |　　　　　ﾄ､＼ヽ!　　　　　　　　　　|// 7　　　/ / /´`´＼＼ヽ　＼　よ　れ
　　　　r‐-､　|┴|　　　　　 `ト､i　i ,─-､__　､__,-─　|ノﾉ7　　　/　/ /__　 ___＼l| | 　 _フ　　る
　　　　ト-ｲ /＾Y´＼　　　　`ミ､|Y　-‐┰┐┌┰‐ｧ　|＾! ｲ　　　| ///___,`i'____　ﾄ､!､　￣＼　と
　　　　|-‐!/o/´＼o＼　　　.`┤|　　￣７!　f ￣　　 | | ﾉ　　 | |､/　ﾟ `i´ﾟ　　|/`!　　　　　`ー─
　　　入 /o/　　　＼o＼　　　 | |　　　 L | | 」　　　　|ﾉ/　　　 i||lﾄ､　ヽ､|, -　///
　　 _（ /＼/＼　　　入o＼　　∨　　､ｨ㎜㎜㎜_,　　ﾚく-──ｧW|＼　-=＝',ｲ／ヽ､＿
　（　＼__）／`ｧ─‐'　/＼/__／|＼　｀￣￣￣　　／|　＼__／　/!　 `'ー─'　|人_ﾉ!　　￣ヽ､
　（`ー-r'ヽ　/　　 r‐'￣￣／　| 　＼＿＿＿_／　ト､　＼￣｀ヽ＾Y＾Y＾!＿_|_＿＿＿_　　　＼
　　`r‐‐'　　　　　_/　　　／　　ﾄ､　　　　　　　　　　 / ∧　　＼　　＼ |├┴┬──‐'´ﾆ」/ﾉ　ヽ
　／＼　　　　／　　　　　　　　ﾄ､＼　　　　　　　／／　!　　　　　　　`ヽつ　|(`´Y!　　フﾟﾄ､）　!
291 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/21(月) 00:38:59 ID:RQ+RUi9P: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　__
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　　　　ヽヽ.　　　　 |:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|　　　　　　　　　　　　｀'-,　　｀'-,.ﾞ!t､.　　　.＼.ﾞ〈-,
　　　ヽ.ヽ .＼.　　　￣￣￣￣￣￣/i:i:i:i:ｉ:/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀-,ﾞ'ﾐ-、　　 `-ヽ'､.
　　　.､　ヽ.ヽ　＼ .ヽ.　　　　　　　 /i:i:i:i:i:/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 `'㍉＼　　｀､㍉
　.ヽ.､ .ヽ .ヽ,.ヽ　.ヽ. ヽ＼.　　　　　/i:i:i:i:i:/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　､｀'.ｌi ＼　　ﾞ')i㍉
　　.ヽヽ. ヽ .ヽ.ﾞ‐　 `- ヽ＼...　　/i:i:i:i:i:i/　　　　＿　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾞヽ、｀ﾍ､＼.　　ﾞ‐
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　　　　　　　　　ヽ,　　　　　＼　　　　 .＼. ｀'-、　　　　　　　　｀'-､　　　　　　 .｀'-,ﾞ'-､
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　　　　　　　　　　　　　　　 `㍉＼　　　＼　　　　　＼　ﾞ'-､　　　　　　　｀''-..、　　　　｀'-､ﾞ'-､
292 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/21(月) 00:39:40 ID:RQ+RUi9P: 　　　　　　　　　　　　:,:　　　　　　　　 (/)
　　　　　　　　　　　　ﾉ霜斧ﾐx,゜　　　　　　'´　　　　　　　 _ノ(
　　　　　　　　　　　(圭圭圭{!'　　　　　　　　　　　　　　　　(圭{
　　　　　　　　　　　寸圭圭ｲ :';'''　　　　　　　　　　　 '´⌒
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　　　　　,ｨ圭||ｱ　'’　　　　＿_　　　　　　　　　　　　 ,ｨ(＿＿＿_,ｨ∵ 　　　　　　　 ,ｨ(＿
　　　　　炸圭( 　　　 ,ィ升彡　　　　　　　　　　　ノ圭圭圭圭そ　　　　　　　　　。　佳圭心､_
　　　　 ⌒`寸ﾄ､　　 ,{抄'⌒ 　　　ﾉ斧ﾐ､　o　　 ∴炸圭圭圭|iて ',∴ ･　　　　　　　　 _ノ佳佳佳て。
　　　　　　゜　　　　ﾉ/　　　　　 ⌒∴　　・　ﾉ(_ノ圭斥⌒',寸ﾐ､　　　　　　　　',.:,：･'｀¨∵¨¨⌒´
　　　　　,,、　　　／/　　　ノ(　　　　　　　　　/少'⌒ `　　　　　　　..,, _,.｡x≦少"・　　　　　　　,ｨ(＿∴_,：･・
　　π_ノ心､_ノ(,炸||(　　 ,,.,⌒　・っ　　∴ ･　　　　　　　　　　　　　 ;,,ｨ炒⌒;.　　　　c=≠二,ｨ炸圭圭(;''
　　　)圭圭圭圭圭ア　　∴：¨'`　　　`　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ',∴ ･　　　　　⌒　寸筵τ'⌒``
　τ｀Ⅷ:圭圭圭圭(_ノ廴　τミx｡、∴＿_　　　　　　　ノ廴_,ｨ炸廴ｨ
　　　)}圭圭圭圭圭そ `⌒'・　　 __,ｨ圭掛x、∵　　　 ,ｨ炸圭少⌒'・
　_,ｨ炸圭圭才寸圭廴｡x:≦少"´⌒''''⌒¨∵¨´　　　　　 ⌒¨¨∵：･
　　　⌒`寸ﾄ､∴｀寸ﾐ､　∵：･
　　　　　　`寸そ：¨'`沁っ

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　j;;圭圭圭圭圭圭圭圭,＞＼//////////,＼ヽ　 /´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/;;;#圭圭圭圭圭圭圭ノ　 ,;:　＼//////////,i ￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノ;,;圭圭圭圭圭圭圭/##;;　;,;;;;　　＼,////////ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 );;三圭圭圭圭圭＞#### ;#; ;;;;;;　　 ,　＼,///////i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {,;;;;三圭圭圭/￣# ；## ;;###　　　 ;;,　　)///////;)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/;#圭圭圭＞/＼　　ヾ　ﾒ#;;　;　　　　＞､//////;;{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヾ圭圭／//////＼　　　　Y''；　／圭圭i/////#}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　~{;;／//////////＼　　　；;;　}圭圭圭;;i////i;;;/
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　／///////＞ー////////｀i-イ圭圭圭圭;i///i
　　　　　　　　　　　　　　　　ー´/////,＞　　　////////,/圭圭圭圭圭三;i///i
　　　　　　　　　　　　--////////,／　　　　　/////////｀};;;;圭圭;#;;;/{;#;〈///i
　　　　　　　　　＞イ////////,／　　　　　　 i////////　｀~￣￣｀~　｀~ i_//,i
　　　　　＞イ/////////ゞー´　　　　　　　　////////　　　　　　　　　　　　{￣i
　　　ヽ////////＞イ　　　　　　　　　　　　i///////　　　　　　　　　　　　　i　｀i
　　 i＼ヽ//／　　　　　　　　　　　　　　　　　i//////　　　　　　　　　　　　　｀ー-ｲ
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293 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/21(月) 00:40:57 ID:RQ+RUi9P: 　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿　__ _＿
　　　　　　　　　 _ - "´￣´　　　　　　　　　　~´ヽ,
　　　　　　　　｢　　　、　ヽ　　l　　　　　 / / / ﾊ
　　　　　　　　　　　l　　､ヽ　ﾄヽ　l　 i |　| i　 / / /∧
　　　　　　　　　ト､_＼＼ヽヽヽｌ　| |　|｜/ /ノ/ ハ
　　　　　　　　　　三二 Y冖┴--ヽ.｣⊥⊥L∠ -ｰヾオ
　　　　　　　　　　 } ィ彡≦{　　　　　　　　　　　 }ﾐ!
　　　　　　　　　　ﾚ'//／ハ　　　　　　　　　　　　　　 i!|
　　　　　　　　　　 |///／／　　 _,.　　　　　　　､._ 　　 !
　　　　　　　　　　ﾚ'〃//　r''"´　, -┐　　 r-､_　｀`　 |
　　　　　　　　 /｀ヾ /,′r‐rﾆニ∠‐ヽ,＿ﾉ_へニﾆ‐┐l　　　　おい、相手は一人だ囲んで袋叩きにしろ！
　　　　　　　 | ^>､ﾏ＝{|　_ ィﾆニミ├‐十Kニﾆヾ､.|=}
　　　　　　　　 l ､（〉i}　└ ¨´──‐┘　 !ー──｀┘|
　　　　　　　　ヽｰく　　　　　　　　　　　 | 　　　　 l
　　　　　　　　＼__　　　　　　　　　､ _ｲ　　　　　 ′
　　　　　　　　　　 }　ﾍ　　　　　 ,.,.,;;;';;i_l`;;,,..,,　　 /
　　　　　　　　　＿｣　　ﾞ､　　　 r─一ｰ￢ーァ　 /
　　　　　　　　 /　　 `丶､ヽ　　ヽ￣￣￣｀ﾏ　 , ′
　　　　　　 /　　　＿　｀`＼　　＼二二/　/
　　　　　 ,.､-‐'"´￣　　　￣｀丶＼　｀ー一'’/
　　　 .／　　　　　　　　　　　　　　弋ﾙ州ﾘｶ″　＿
　　／　　　　　　　　　　　　　　　　＿＞-'一"´　　｀丶､ -‐-- __
　/　　　　　　　　　　　--一 ''"´　　　　　　　　　　　／　　　　　￣ァ─--　, --　＿
/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　／　　　／

　　　　　　　　　　　 /:. /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
　　　　　　　　　 /:. /,′:.:.:.:.:.:.:. : ＼:.:.:.:.:}＼:.:.:. : ＼＼
　　　　　　　　　／ィi〔 {:.:.:.:.: ―＜:. : :} : :斗‐ ヽ´ ヽ:.:＼〉
　　　　　　　　ィi〔　　　 l:.:.:.:.:／rミｔ｀ :}:.:. 才ミ　∨:.:}:.:}
　　　　　　　7‐=　　/　{:.:.:::.:.〈ぃﾘ｀　 !:.:./kjﾘ ) ∧八∧　　　　　何で誰も来ていないんだ！！
　　　　　 /:. : :＜´　　l:.:.:.:.:∧ゞ '　　|／　^　 /} /:.:.:.∧
.　　　　 /:.:.:.:.:.:. ｀''＜ :} : :/ ∧　　　 '　　 /ﾉ{j:.:.:.:/ } ＼
　　　　　 /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ｱｌ:. : :/ ∧ 　 (　 )　　ｲ　　‘， : :!＼_〉
　　　　　,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／　:} ∧:.:/:.:＞　　　∠:. |　　　}:.:./
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　　ヽ`'　　　　　　　　　　レイ__　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l　￣/　　,.､＜＿//__ヾ: : : !_　 ¨　　,/// : : :: ´〃
￣ `　　　　　　　　　　　　　　'-―‐　　　　　　　　　　　　　　 l　　 !　　゛"　ノ､: :　　＼: : :＿￣¨´　　　. : : :＿
＞　　　　　　　　　　　　　　　　ーヤ　　　　　　　　　　　 , - ､i　ヾ乂＿　〃//　 |　　　　　　￣　　　　: : : :',: :
　　　／　　　　　　　　　　　　　＜＿　　　　　　　　　　　　 i . .ナ　　　　　　彡　　 '　　 . : : : .　　　　　. : : l :ノ:
-/ ／ /／　/　 ./|ヽ　　 .ﾄ　}　　　＜　　　　　　　　　　　 |　 . ./　　　　　　　　　 ,　　　　　　　}: .　　　 . : : :i:!/: :　　　　よくもやったな！
/　/ ／/ﾘ /レ / .| ./ヽ　.! V ヽ　彡´　　　　　　　　　　　　 !　 : く　',　　　　　　　. :i r-､. . .r'` -'　　　　 . : : : :i: : :
　/　　//メ＿|/　 |/　 |　i　|　　　＼,ー――､　　　　　　　　{{､　　｀ ,: .　　　　　　　　　　　　　　　　　　. : : : : :l￣　　　　　死ね！
./ﾍ　/〃-┬-7　　二¨i从', |　　＿＼　　　　 `､　　　　　　　　{{､　: :', : .　　　　　　　　_　　-―――- ､: : : : : l＞､
. ',kV! "`¨　　　　　　 ’`　ﾘ',ヽ ',　ir-､―‐,--､ !　　　　　　　　　{{ゝ-ヽ　　　 /　, -__´_ 　　　　　ー-- }i: : : : :l: : :
ﾌヽ !　　　　　　i.:　　　 "/ /　ト'ril!｀’ .|　’´ il!'　　　　　　　＿／　　∧　　　　{_¨＿　　-―　　　　￣: : : :／l: : : :
／| ∧　　　　　　　 /ノ !＼i .,ヽi　,,　　,,　 i7､　　　　　／／　　　∧　　ヽ　　　　＿＿　＿　｀: : : ／ : i : : : :
―从∧　ニ＝＝-　　 / ∧|＿__从∧/二ヾ /ミ　　 ,　＜//　　　　　　　 ',＼　 `　´　´　　　　 . : : :.／: : : :i: : : : :
//// .∧　　　　　　／从〃￣　//{　 `ー‐ '　　 ,＜//// |　　　　　　 . : : i　＞　　　　　　　　. : : ／: : : : : :i: : : : :
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294 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/21(月) 00:44:03 ID:RQ+RUi9P: >>293　修正
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　　　　　　　　　　ﾚ'〃//　r''"´　, -┐　　 r-､_　｀`　 |
　　　　　　　　 /｀ヾ /,′r‐rﾆニ∠‐ヽ,＿ﾉ_へニﾆ‐┐l　　　　おい、相手は一人だ！
　　　　　　　 | ^>､ﾏ＝{|　_ ィﾆニミ├‐十Kニﾆヾ､.|=}
　　　　　　　　 l ､（〉i}　└ ¨´──‐┘　 !ー──｀┘|　　　　囲んで袋叩きにしろ！
　　　　　　　　ヽｰく　　　　　　　　　　　 | 　　　　 l
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　　　　　　　　　　 }　ﾍ　　　　　 ,.,.,;;;';;i_l`;;,,..,,　　 /
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295 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/21(月) 00:45:11 ID:RQ+RUi9P: 囲まれる
　ﾊﾞﾊﾞ　　　　　　　　ﾊﾞﾊﾞﾊﾞ　　ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ
　　　ﾊﾞﾊﾞﾊﾞ ∧＿,∧ 　　ﾊﾞﾊﾞ ∧＿∧ ﾊﾞﾊﾞﾊﾞ
　 ∧＿∧ﾊﾞ( ´・ω・∧＿∧　(・ω・｀ ) ∧＿∧
　（´・ω・）＝つ≡つ);;)ω(;;(⊂≡⊂＝（・ω・｀）
　(っ　≡つ＝つ　　(っ　 ⊂)　　⊂＝⊂≡　⊂)
　/　　　)　ﾊﾞ∧＿∧｜　x ｜∧＿∧ ﾊﾞ (　　　＼
　( /￣∪ﾊﾞ (　　´・) ∪￣∪(・｀　　)ﾊﾞﾊﾞ ∪￣＼ )
　　ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ/　　　 ) 　ﾊﾞﾊﾞﾊﾞ　(　　　＼　ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ
　ﾊﾞﾊﾞﾊﾞ　　 `ｕ-ｕ'. ﾊﾞﾊﾞﾊﾞ　ﾊﾞﾊﾞ`ｕ-u'

囲まれる2
　ﾊﾞﾊﾞ　　　ﾊﾞﾊﾞ　　　ﾊﾞﾊﾞﾊﾞ　　ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ
　　　ﾊﾞﾊﾞ　∧＿∧　∧＿∧∧＿∧ﾊﾞﾊﾞﾊﾞ
　　　 ∧＿∧´・ω・)(´・ω・｀)・ω・｀∧＿∧
　　　（´・ω・）∧＿,∧lll　∪)∧＿∧・ω・｀)
　　　 ∧＿∧ ´・ω∧∪∧(・ω・∧＿∧⊂)ﾊﾞﾊﾞﾊﾞ
　　　（´・ω・）≡つ);;)ω(;;(⊂≡（・ω・｀）___＼
　　　(っ　つ＝つ(っ　 ⊂)⊂＝⊂≡　⊂) ＼ )
　　　/∧＿∧∧＿∧ ∧ ∧＿∧∧＿∧＼ﾊﾞﾊﾞﾊﾞ
　　　( ( ´・ω)(　　´・)(　　　 )｀　　)(ω・｀ )　)
　　ﾊﾞ(っ　つ/　　　 )(　　　　)　　　＼　⊂)ﾊﾞﾊﾞﾊﾞ
　ﾊﾞ /　　　)`ｕ-ｕ'.　ﾊﾞ∪￣∪ﾊﾞ`ｕ-u' 　　＼ﾊﾞﾊﾞ
　　( /￣∪　ﾊﾞﾊﾞ　ﾊﾞﾊﾞﾊﾞ　ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ ∪￣＼ )

囲まれる5
ﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺ
ｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺ
ﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺ∧＿∧ ∧＿∧∧＿∧ﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺ
ﾎﾞｺﾎﾞｺ∧＿∧´・ω・)(´・ω・｀)・ω・｀∧＿∧ﾎﾞｺﾎﾞｺ
ﾎｺﾎﾞｺ（´・ω・）∧＿,∧lll　∪)∧＿∧・ω・｀)ﾎﾞｺﾎﾞｺ
ﾎﾞｺﾎﾞｺ∧＿∧ ´・ω∧∪∧(・ω・∧＿∧⊂)ﾎﾞｺﾎﾞｺ
ｺﾎﾞｺ（´・ω・）≡つ);;)ω(;;(⊂≡（・ω・｀）___＼ﾎﾞｺﾎﾞｺ
ﾎﾞｺﾎﾞ(っ　つ＝つ ( >>1 )⊂＝⊂≡　⊂) ＼ )ﾎﾞｺﾎﾞｺ
ﾎﾞｺﾎﾞｺ/∧＿∧∧＿∧ ∧ ∧＿∧∧＿∧＼ﾎﾞｺﾎﾞｺ
ﾎﾞｺﾎﾞ( ( ´・ω)(　　´・)(　　　 )｀　　)(ω・｀ )　)ﾎﾞｺﾎﾞｺ
ｺﾎﾞｺ(っ　つ/　　　 )(　　　　)　　　＼　⊂)ﾎﾞｺﾎﾞｺ
ﾎﾞｺﾎﾞ/　　　)`ｕ-ｕ'.　ﾊﾞ∪￣∪ﾊﾞ`ｕ-u' 　　＼ﾎﾞｺﾎﾞｺ
ﾎﾞｺ( /￣∪ﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺ∪￣＼ )ﾎﾞｺﾎﾞｺ
ﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺ
ｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺ
296 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/21(月) 00:46:09 ID:RQ+RUi9P: 　　　　　　　　　　,..､､、
　　　　　　　　　 {{{ミヾ＼
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　　　　　　　　　　　_ﾐｿ-─ヾ､ﾐx
　　　　　　　／´　　　　　ヾ､ﾐx、
　　　　　　　 ./　　　＿_　　ﾄヾ､ヾ;､
　　　　　　　 i,.　'"´　　　｀ヽil!　ヾ iヾ、
　　　　　 j _,.ィ＝, tヶ､￣;i!ヽ､, ､iヾ＼
　　　　　　　匕:;tｹﾊ｀￣　 i!ﾐx' ,ﾍ }'､ヾヾ
　　　　　　　　λ　|、､　　 .i!ﾐ　ﾚ,ｲ＼､｀　　　　……ご令嬢は討ち死にされたようです。
　　　　　　　　ヽ', ｀,ﾞ_,. ､　 i!`　 /　{__ ij
　　　　　　　　　 }ﾍ　二´ .ｲ'　／イ: : :ヾ
　　　　　　　　　＼ﾍ＝'"　イ: : : : : : :_≧=､
　　　　　　　　　　　f:｀ヾf: : :,､ : : : ／＜:⊂⊃＞ｰ.-.､
　　　　　　　　　 ,-/:/:ヾ!:∨: :ヽ／: : : ／ﾆﾆ＞:-:､: :_:_≧.x､
　　　　　　　　 ,.ﾚ／:_:ノ: : :ヽ／: : : ／ﾆﾆア : : /: :／: : : : : :ヽ
　　　　　 ,ｨ二／:/´: : :|: : : : : : : : /ニア´: : : :/:／: : ／_; : :-:‐ヽ
　　　　 /ｨニ/ ∨: ;.斗-‐　￢¨＞＜∧: : :､ /: ! : ／／: : : : : : :{
　　　 ,ｲ': !ﾆ∧イi　　　　　　　i フべヘ＼: ヾ: :!:/／: : : : : : : : : i
　　／: i:r'"レ　.::|　　　　　ヽ　　　ヽ:｀: :ヽﾊ: : : : : : : : : : : : !
　,f: : : :/ｨ f ...::::::!　　　　　　　_,.　二￣--ヽ: : : ﾄヽ: ; :/: : : : : : : :',

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _LL _　　　　　＿_
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.+'"::::::／:::::::::,.+'""寸::\≦- .､￣｀ヾ、
　　　　　 , -.､　　　　　　　　　　　　　　　　　／::／:／:::::::::／￣￣｀` ＜-､::::::ヽ
　　　　　f.....ﾉ}ヽ　　　　　　　　　　　　　　　 /:::, '::::/:::::::::／　＿LL _ 　　｀`V::::::ヽ
　　　　　寸くノヽ　　　　　　　　　　　　　 /:::/:::::/::::::::/:ァ'":／:::::::,ィ｀`'＜　 V:::::::V
　　　　　　｀ヾ､}./.Y､　　　　　　　　　　/／:/:::,':::::::/::,.':::,.ｲ:::::::::/　ヾ∠ヽ｀ヽ､V:::::::V
　　　　　　　　＼.｣...Y7¨Y､　　　　 ,. イ:::::,'::::,':::::::/,ムニﾕL_:, ' 　　　 :}:::::l::^}::::::l::!
　　　　　　　　　　,.＼｣し' / ).､　　＜ __,..斗{:::::l:::::::l/ |从　 l／｀ヽ　　　 j:::::j:::::!::::::|::V
　　　　　　　　　 fi:i:i:ｉ:＼`^ｰ'ノ~7　,ｨ1マﾆ=-!:::::!:::::予え示斥　　　　　'"⌒`メ::::,':::::::|::::V
　　　　　　＿,／｀ヽi:i￣｀ヽィ^ソY//,!　＼ヾヽ:ﾊ:::::l　込:ソ　　　　　　,zzミ" /::/::::i:: ﾄ､:::＼　　　よし、行くぞ！
　　　　　 ./i:i:i:i￣＼i:i`r-=...／ｨ..ﾉ//∧ /:::＼_|:::V:::l　　　　　　、"んﾘ㌦V::::::,|::::!　￣
　　　　　マ''''' ＜i:i:i`'く　　　｀｢//////:::::::::::::|:::::ヽ::.　　　　　　 '　 ¨"　´ /:::::/:|:::l　　　　　　　総員突撃！
　　　　　./　　　　〉､i:／　　　　|/////::::::::::::::::|:::::::ﾄ｀ヽ　　` 　　　　　／:／ｨ'::!::,
　　　　 /　　　　/--'　　　　 |////:::::::::,＞'"|:::::::|::＼　　　　￣　　 ≦- '":｢　!::l:,'　　　　　　　盗賊団を殲滅せよ！
,＞ｾア　　 _, ィ'.〉　　　　　　　.レ／:::::::く　　 ,l:::::::l::/　＼　　　　　　 , ｲ:::::::,' 　 !:l'
＼ﾆ/,.斗＜ﾆニ/　　　　　　　／::,z＜::::::ヽ_／::V::::ﾄﾐh､　:ヽ... ｡ｒ ≦´:::j::::::/|　　l/
vﾆ￣ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{ ＿,z ‐＜｀ヽ彡＜､ﾆﾆ＼―- ＜ヽ::li:i:ヽ｀ヽ :/y:::::＿::::,'::::/::::V　′
.Vﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾑﾆﾆ｀ヽ､ﾆﾆﾆ＼ﾆ.ヾヽﾆ__〉:　　　｀ヾヽi:i:i`ｰ〉イ:::/......}:,':,.ｲ:::::::::V
　Vﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.ノﾆﾆﾆﾆﾆ＼ﾆﾆﾆﾆﾆヾヽ廴　　　　　 Vi:iﾏ＝＝彡.....7:l/::::::::::::::::V
　 Vﾆﾆﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ,>- _ ~"''～､＿:Vi:`ｰ- ミ....-r'､:l!:::::::::::::::::::ヽ
　　ゝ ..,,＿＿_,.斗 -- ～ ―‐ ､ﾆﾆ.／:: : : . ｀ー- = .._￣ﾏ'''=-ヽ....￣｀ヽ、:::::::::::::::＼
'"´:::::::::::::::::::::::::,.+'"／:::::::::::::::::::ヽイ⌒ヽ、 : : : . .　　　 √｀}......‐-　_ .............`'＜:::::::::::::＼
::::::::::::::::::::::,.+'"　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ　　 : : : .　　/i:i:i:i}..................｀....-....._.......｀`～､、:＼
297 ：名無しさん＠狐板：2024/10/21(月) 00:46:24 ID:BUJMRaBl: 魔法は初期きよひーレベルかな？
298 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/21(月) 00:47:02 ID:RQ+RUi9P: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.ｨミ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /彡巡}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｨ彡'　　Y　　ｲ　_,,...,_　／}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　'"rX二〉!　　/ jⅥ彡ミﾐヾ〈
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,. ィベ _ィﾍ　入_!／'/'￣ﾏミヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 /: Tﾍ: ヽ':`イｨ/;'/　／/￣､'ｲﾄﾏヽ　　　　はっ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ: γfｧ┴-／ｲ'/　/　　､　.:! 　ﾔ｀
　　　　　　　　　　　　　　　　／; ィ´､_>=,ｲ// ﾙ! ∧ 込　ヽ:.:i:/　 }　　　　　突撃だーー！
　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ: {　ヽｨﾍｲ巛'{　 /!.'　ﾍ　 ∨, ┴-､f
　　　　　　　　　　　　　　　`ー,≦┤∧"{iﾘ　./:;:{、.　ﾍ /　,. -- ､}
　　　　　　　　　　　　　　 f:´ﾒ　／'"　‘，　 /　:;:;:;:ヽ、/／ !　　　!
　　　　　　　　　　　　　_r:'"〈／　　　　 ‘，/　 :;:;:;:;:;:;＞;ﾍ /　　　ﾄ
　　　　　　　　　　　_У⌒'　　　　　 ‘，　 :;／´ ／,ｲ' ､.,.,ヽ',.ｨ〉
　　　　　　　　　　　　 >　./　　　　 /　　/ ｀ｰ＝==イﾘヽ＼"｀` ノ　　　　　　　ト､　__ ／}
　　　　　　　　　　　 __}心{　　　: : : ﾍ　/　　 /　　　/　　ﾒ:廴￣　　　　　　ィ彡>∠《ヾ,x'
　　　　　　　　　　　}ﾆﾆ〈　＼　: : : ! ‘，　／　　　入_メ; : : :ヽ,　　　　　彡f:;:;ﾊ,. ,ｿヾﾊヽ
　　　　　　　　_　　,仁ﾆ/＼.　＼: : :　 }／　　　／　／ﾍ: : : : >　　　　　　ノ:;:;〉二ヾ’/.!i
　　　　　　　,ｨ‐'、 |ニ'/　　＼　｀ヽ､_, -､_,. ＜　／　　 ,'{ : : 〈　　　　／;:;:;:/　 :ヘ/ / !
　　　 xｨ_,.ォ}=ﾍ　lﾆ' {　　　　｀ヽ､ //¨､∨_＞"　 ,.　　 i i: : : :〉　　　fr￢こi:{ヽ／ﾚﾒ　ﾄ､
　　　ｲ'/ ヽﾔニ､ヽﾚハ　　　　　　 LT二fﾁ／二/　　　 }.ﾏ: :f　　　　ヾ´:;:;:;:;水才.: ＼ヾヽ)
　　 /二ヽﾊ∨　i.:ﾉ {ﾆ{ 　ヽ　　　　 | 　 !' ／　 /,.　　　 .! ﾏ;i;!　　　〈;:ﾒ'　/　､　　　 /ヾ´
　　 .{ ､r K'イ ∨/仁､ﾏ!　　　＼;';　　!　 .!/　　,:;:'　　　　 !ﾐﾏ;!　　　 ,.入;　/　　 ∨　 /　.!ヽ
　　　≧彡＼__,ゞ三≧.i　　　　　｀ヾ;.!　 .!　　 ,:;:　　　　 /∠ﾐヽ　　ｲ:;:;:;:イ'　i　　 ! ,ノ　 / .λ
　　 \圭' :.:.　| 　ﾔ: ヾﾆ! ./　　　　　 i 　 !　　 ;:;　　　　λ'ﾆﾆ∨ 　 {;:;:;:〉、＼i　　　 !　　／〉
　　佳ｱ､_､ヽ／ ,. ﾍ:.:.:} Y　　 . . ／　ﾍ　ﾄ､、　ヾ　　　 ,i;i;「¨¨´　　 !:/'i　＼　｀　 .,_L_,／　／Y
　　iｱ/｀ヽﾆｰr'",.∠ ﾔ:!./　 . : :/　￣ナ≧ｲ＼　　　　/;i;i;! 　　　ﾉ《:;|　　｀　.,_　∧_,. ィ　　 }
　ﾉ《;! 　 ,　i¨¨! /　{ }y!{　 . : :　　　ィ圭/｀`!　　　　 ,ｨミ!ヾ`　　　 fｲ-ヾ!　　 ┬､ ┐¨r　　/　 ′
　｀¨¨i　 ´ヽ.i　ﾄ,r　 Y　 !　　　　／圭Ⅳ　　.!　i　　 ,佳ﾐ{　　　　　 `┬'’i　　　 i　､}　j ,ィ"′ ′
　　　 Y´/ メ=ﾍ! 　ﾉ! ./　　 /./ Y圭ﾐ{、　　ヽ|　　佳圭i、　　､_,ｨ　!;:,　ﾍ　　　i;　i_,/､ヽ.:　 !
　　　ﾉ ' ハ:;!　ヽ. /;ﾘ .＼　　ヽ. l圭ﾐ/　　　 /　 .{ Y圭/　　ﾒ;:;:;}　!;:;＼.ﾍ　　;' ./=-"ﾉ:.:ヽ/
　　 /　 Y j;f 　 {　il'　　ヽ　　{　!圭f　　　 /　　ヽ!圭!　　　｀};:;:ﾑ. i;:;:;:;:;≧　　/--=/j:.: , ′
　　　　　　　　　　　　　　ﾍ　＼圭|,、　　ﾊヽ:,　　〉i;i;!　　　/:::::::::::. !;:;:;:;:;:/'　〈:i:i:iｱ f.:　{
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　　　　　　　　　　　　　　　　　{　　 _　,ノ.　　,′　 .!　　　　　　　　〈;:;:;:i、 .ﾊ　 |:　/　/
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ｰヽ､_　　　　 |:.:.:.ヽ＼!ililﾉi　＼ヽ　　　　ヽｰ_-_-;_　〉　　　　ｲ〃/⌒ヾY､ｲ:ヽ_:＼
ィｰ-;ゞT:ヽ　 λ:.:.:.:.:＼!il{;∧ ;　ヽ _ ー_7∧/.:.|　｀´　　　 //　入_,. ,ﾍﾊ:ｿゞヾ＝y　　,
-─‐､|」xヽ f:.:.:._; ィ/;i;i|l/〈ミ!: ,　:.:.:ヽ　 7¨/.:.:.:{、　　　　　// ,._∧ﾍヾ-'才ノ ./}べ>ｲ<ﾉﾍ
:;:7ノ　.!ﾄ､ヽ}li､/　rｲ;i;i;iLィ〉ヾ,:' .i:.斗-‐ '"｀ヾﾆ､〉　　　　ｲ';Y{.(ニ-≧← " ヽ/'　ｽｲ´　〉ﾉ　　,
:;:; ,ヽ　i.!　ヾ;lil!　 .};i;「´　　　〈　 ;:/　　　　　　 i,.┴z彡,　　￣　∧_!ノ/7､メﾞ .{{　ｲﾊﾟ,　　ﾔi、　 . ´ﾞ''''ー　..,,_.
'"f'’i !/,i　　i',ヽ>､ヾﾊ　　　 ./　/　　　　　　／´￣,./'⌒ヽ-､　.!:.:i. { 7￢;', :　ﾍ､' /　ヽ;'⌒Yilト　　　　　　　　 ´ﾞ'''～
>' ヘ!k　　　, } }㌢　l. !　_,.zx､、　　　　 '　　／八i。 _λili-､ﾔ:i. У/iヽ:'ﾉ'ﾁ､ヽ=,ｫ=ﾊヽ'∧i! }i　 . ,,,_
ヾ;　 r)　　.// ,!　　 .| | 彡'´>'"ヽ　　　　　r/´ﾄ､:､:ヾ:｀:>=彳/_:｀ヽ:.､L': :!ﾚｰｧィ彡ﾍ !トx｀¨ 　'//!　　　｀ﾞ'''ｰ　..,,,
ｰ-｀イ｀/ヽ/ ｲ　　　 | | 　 r',､_,.才＝,　ト-ｿX㌢ヽ: ミi-‐i'"巡ぇl-':.:._z彡／彡'　' ＼ v/ヾ /ヾｲ.:!　　　　　　　　 .｀"
｀` ー‐'=≠;:;:{　　　　! !_／Xゝ='､ﾘ:/ヽ从∨、　　＼:.､-=ノ＼､-彡'　　　　　　 /ヘ. ＼ .}:.:.i　　 . ..,,,
｀ヾ:.:.:.:.:k';:;:;:;/　　 ∠!ﾍY∨-‐''"i才-ﾍ1 ヽ寸､i　-　㍉ﾏヾﾞ　;　7ｰ-　　　＿／__／ﾍ_≠=;､Y:.:.;　　　　　｀ﾞ''ｰ　,,,
.＼､　ヾ:!./:ｲ　　　〈: fゝｲ才¨￣./ｲ/┴!｀　ヽz⇒､≧ /: ヽ　 ' ,/　　　￣／¨7／ヾ　￣ゝィ〉:.{　　　　　　　｀"
　ヽヽ､∨ ﾊ　　　才／〉':≧メ　 ||./ ;　　　／ｲ;i>イ､:／ﾍメ　　／'"　.:/i　　＼､ i　　>:ノ
　　ヽヽ_,∨ﾘ,,. -､ﾆ:Y :/!ﾟ:ヽ:,'; ; ' '入　!　　／べ;i;{:.λ;　ヾ_ヽY_　　 /'　　　/ ,ﾊ　　　ﾍ､_〉　}:.:{ : . .
　　≧三彡＜､ﾍ: !i;りヾ:-ヽ/ゝr 'ﾞ八｀ｰ≠'"　　 :;ik/:.:.:Tﾞ´ヾﾍY ヽ、ヽ　＼ /'.ﾉ!　: . : :';.:.ﾔ : : . : . .
,. -‐_ォ八　_,. Y:∨´`〈λ:iﾉメﾞ　∧　ヽ　:.､　:..　 / ﾊ:.:.:.!　　 l lヾ`ｰ　二／ヾ´.ｲ、　: . :.i:.:.ﾔ : . :　:　　　｀'ｰ ,,,
.／　/:}=;へ-イ:/ ;!｀// i.|il!.!- '" ヽ＼　、 - ､ / /.λ:.:.:v, / .l l　ヾ　　　 7/¨,.. ハ. .　: .: : : . . : .　.　　　　　 .｀''ｰ､.
-｀∨λ:L:_:ヾ才メ´,i.!ヾL!il_!､∨　　＼　ー--,'べ /　iｰ-ミﾍ　| !　　　　 .//'"＿ _ |　 :　:　: .　: .　:　　　、
　ノ:/:ﾄヾr: ┐!ﾒ　;' .!|　爻ヽﾂﾍ∨　　ヾ`　ｰイ=イ , 八　　ヾ:i ,′　 :,／ｲ:..´ 　　 !　　　　　　　　　　　ﾞﾞ'-､、
//:i: /:>ﾊ/_:_:{;　ｨ　.|| ｀ミﾐx ヽ＞､　　f ヽ｀　､ } ,}／　.ﾊ　　ﾚ　　 .:/´ 　｀ヾ､. .:ヽ　 . '-､　　　　　　　｀''-､、
:_: : 才ヘλ: ; ﾍ'　　||　ヾミﾐ　 ',/　＼ゝ､＼∨　ヾ､:.:.:.:', 　　 !: : : :{ 　　　　 }`.:.:}　　　｀'-､
i : T: : /　 У´ ﾍ.＼!!　,-ミ爻　i　　　ヽヽ.　}、　　 )　.:.Y　　 ',:.:.:./ 　 .　.　　 /:.:./ . : .　　　 .｀''-､
ゞ:､!:_ｲヾﾍ' ＼'; ヾ、ヾ:.:､　ミ爻,ﾊ　　　　　＼::. :ヽ　　ヾ:.:/　: . ﾉ:.／　. :　: . : . : : : . : .　.　　　　　　　｀'-,,
/ilililiｱ､_ﾉヘ＼! ﾄ'f　_',､ヾ、才≠爻_,. 　　　ｰ､:.:､　　}:.:!　: . : . .　　: . :　:　. . :　:　.　.　　　　　　　　 .｀'-､.
ilil／､ヾ !　i ヾ｀￢.＼- ヾ, Y／ﾐ{ヾイ　　　　　　 }:.:.ヽヾィ　　:　. : . .　　　.　　. 　　｀'-、　　　　　　　　　　　　｀'-､
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　　ヾ:..　｀f¨¨＼ヽ　　ヽ＼ヾゝ _ 〉{　:　:　: . . :｀ｰ '　　:　. :　　 .　　　　　　　＼　　　　　ﾞ'-、
　　　｀!ｰｲ　　　ﾊ ';　　　ヽ＼ ', 　〈　　: .　:　.　. : .　　　　　　　＼　　　　　＼　　　　　｀'-、
　　　　ヽ＼　　ヽ　:.{　　`ー辷_ソ　　 . ヽ　　　　＼　　　　　　　＼　　　　　　　＼　　　　　ﾞ'-、
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299 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/21(月) 00:48:26 ID:RQ+RUi9P: ttps://www.youtube.com/watch?v=F4VSfDPO7Ls

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　　／■＼　⊂　　（；´Д｀）　／■＼　　　　　　　 / /~ヽﾉ'''''''~ヽヽ＼ヽ_ ./ /~ヽﾉ'''''''~ヽヽ＼ヽ_ / /~ヽﾉ'''''''~ヽヽ＼ヽ_
　　（´Д｀；|）/⊃　⊂_ ⊂　丶（´Д｀；,）　　　　　　　　；;,;∴ﾌﾞｼｬ　　 (_/　　ヽﾉヽニﾌ|_|　　　(_/　　ヽﾉヽニﾌ|_|　　　(_/　　ヽﾉ
　　ゝ　　　/　　(´⌒;;;Ｙソ　　と_ ⊂ﾉ(´⌒;;;　　（ﾟДﾟ.;..　　　　　　　；;,;∴.;..'-　　　 (_ヽ　　　　　　　　　　 (_ヽ
　　し　Ｙ人　(´⌒;;;／■ （＿）Ｙ　人ヽ≡≡(´⌒;;;　　　　‐ｸﾞｴ＝;..'；;,;∴.;.⊃
　　　（＿）'し　　　⊂（ﾟДﾟ　；）（＿）　ソ　≡(´⌒;;;　　　　 ⊂（ﾟДﾟ.;..'；;.,;∴.

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾋｭﾝ　　　　　　　　　　ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ！！！
　　　　　／■＼　　　　　　　　　　　・―‐―＝─　-　- 　　ﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾝ
　　　　　（ﾟДﾟ　；）　／■＼　　　　　　　・―‐──　　　二＝─　-　-　　　　・―‐―＝─　-　- 二＝─　-　-
　　／■＼　⊂　　（；´Д｀）　／■＼　ｳｱｱｱｱｱ　　　・―‐――　＿-ﾋｭﾝ―─　-　-
　（´Д｀；|）/⊃　⊂_ ⊂　丶（´Д｀；,）　　　　　・―‐；;,;∴ﾌﾞｼｬ＝─　-　-　・―‐―　　二＝─　-　-
　　ゝ　　　/　　(´⌒;;;Ｙソ　　と_ ⊂ﾉ(´⌒;;;　　（ﾟДﾟ.;..　　・―‐―＝─　-　-；;,;∴.;..'-　-　・―‐―二＝─　-　-
　　し　Ｙ人　(´⌒;;;／■ （＿）Ｙ　人ヽ≡≡(´⌒;;;　　ﾁｭｲﾝ　　・―‐ｸﾞｴ＝;..'；;,;∴.;.⊃＝─　-　-
　　（＿）'し　　　⊂（ﾟДﾟ　；）（＿）　ソ　≡(´⌒;;;　　　　　・―‐― ⊂（ﾟДﾟ.;..'；;.,;∴.─　-　-ﾁｭﾝ
300 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/21(月) 00:49:39 ID:RQ+RUi9P: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾞ''-､.　 ...,ﾞ''-､.　　　　｀''-､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀'-､. ｀ﾞﾍｉｺ;;､.,　　　　／⌒
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀'-､.　ﾞ'''て　　 //　 .｀'-､　　　-、
..: ､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ゝ､.,.....､....-{l‐-. -=-...＼　 .＼
　ヽヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／::::;=-へll／:-=.､::::::へ.＼　ﾞﾞt､
　　ヽ.ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／::::: ,.'＞==＝====-ﾟ｡:::::::::ヽ .ﾞ'' 、`.ｌ､
　　　ヽヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／::::::::::,'三三三三三三ﾆﾟ｡::::::::::::＼ ..＼.ﾞ〈-,
　　ヽ.ヽ .＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /::::::::::::::,',＞-:::::::i:::::/i:::::::::::､‘，:::::::::ヽ＼＿.-ヽ'､.
　　.､　ヽ.ヽ　＼ .ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　 //::::::::::::,'::::::::::::::::::|ﾞﾞﾞ´.{::::::::::i::ヽﾟ｡::::::::::::ヽ￣...｀､㍉
ヽ.､ .ヽ .ヽ,.ヽ　.ヽ. ヽ＼　　　　　　　　　　　　　　 /,ｲ::::::::::::,'::::i:::::::ﾄ､:::i!　　ヽ::::::::l:::::::ﾟ｡:::::::::::::ヽ　　 .ﾞ')i㍉
　ヽヽ. ヽ .ヽ.ﾞ‐　 `- ヽ＼　　　　　　　　　　　　　　// li::::::::::::|::: |ヽ::::{ ヽ:',　　　＼トヽ::::::＼::::::::::::ヽ　　　　ﾞ‐
　　ヽ.＼ヽ　ヽ　　　ヽ　ヽ　　　　　　　　　　 // i:ll:::::::::::::ﾄ､:|　ヽ::ヽヾ､　　　＼ヽヽ::::::＼::::::::::ﾟ｡＼.
ヽ　　.ヽ `' !､　ヽ　　　 .ヽ　.＼　　　　　　　　 ./　 }i!:::::::i､:::l￢ニ.､ヽ{　　　,イニ_　ﾊ从l:::::i:::::::::::',.'　.＼
　ヽ.'､　ヽ. ..''ヽ　ﾞ‐　　　　.′　.ヽ, 　　　　　　　 /::|:::::::|:::';:',〈{ﾉ;;::}ヾ　　 ' {ﾉ;::}　} ,'イ　/i:::::}､:::::::',',.,
　　ヽ.ヽ　ヽ.　ﾞ　　　　　　　　　＼　　　　　　 /:::::{:::::::|:::iヾ',弋:ｿ　　　弋:ｿ　 ,'-'.／::|:::::!::ﾟ｡::::::',ﾄ､.、
　　 .ヽ.ヽ　ヽ,　　　　　　　　　　　　＼.　　　　　 /:::::::l:l::::::|:::ﾍヽ　　　　,　　　　　　 ;:::´:::::::|:::::l:::::ﾟ｡:::::',::::＼
　 .'､ .､ヽ.ヽ　ヽ.　　　　　　　　　　　　.ヽ,..　　　　/:::::::/::l::::::|:::::ﾍ　　　　＿＿　　　　ｲ｀ヽ::::::|:::/::::::::ﾟ｡::::}､＼:＼
　 .'､ヽヽ｀'､ヽ　　　　　　　　　　　　　　　＼.　　/:::::::/::::∧::::l::::::lﾍ　　ゝ　　ﾉ　／　　 ‘，|/__::::::::::ﾟ｡::l::ヽ＼:＼
　　ヽ＼ヽ .ヽ＼　　　　　　　　　　　　　.＼/:::::: /::::/::: >.-＜|二＞　. ￣ . ＜‘，　 i　　.ﾟ｡∨.:|::::::::::ﾟ｡l::::‘，＼:＼
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　　　　.ヽ .ヽヽ　ヽ　　　　　　＼　　　　　　　　＼.::/　　　　　＼///／　　 }/＼l＿_ノ.:.:／:i:i〉::::::::::::::::::::‘，.　＼:',
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301 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/21(月) 00:50:15 ID:RQ+RUi9P: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,ィ!´￣｀`i''ー─- ､､､,,_
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ「i''ー'"´　　 ,r-‐'ー''''"´￣
302 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/21(月) 00:51:42 ID:RQ+RUi9P: 　　　　　　　　　　　__
　　　　　　　　　　//ﾊ､
　　　　　　　 ////;ﾊ
　　　　　　　　 //////ﾘ
　　　　　　　 ./////E!/
　　　　　　　////＞E}¨　‐ ﾐ
　　　　　　 //／　　　　　　　ヽ
　　　　　　//'　　　　　　　　　 ‘，
　　　　　 //;|　　　, -‐　￣ヽr;',
　　　　　///{　　 /　　　　　 _,.ｨ∧　　　　戦士長、盗賊団を殲滅しました。
　　　　 f///ﾊ_ ﾄ廴＿,. z‐tヶｧ !iﾊ
　　　　 |//八ヾヾﾑゞ'′i ',　　.!ﾘ‘，
　　　　 '"´　ヽ _ﾍﾑ. 　　λ　.i!へ｀}
　　　　　　　　ﾉ丿ﾍ'ﾑ　　 '´_　;!K㌢
　　　　　　　 '＜圭i｀､ミ､'_ﾆ´ｲ'/: :＼ｰ-tっ.-.-.-
　　　　　　　,. ﾍ/: :｀:ｰ＞-二イ : : : : }ヽ=----:-:
　　　_,. .＜: :０: ﾄ:､: : : : ,ヘ:|＜＼/:У:|　ﾏﾆﾆ!: :
　/:´: : : : : : :／: : :＼: /: : :l!:,.:-: ﾍ/: : ! 　 !ﾆﾆ!: :
./: :_:__:,.:ィ≦i＼: : : : :´: :`┐ : : : : : : : i_,.斗マ=!: :
:／:i: : : ｀iニﾑ.　＼: : : : : : :i: :_; =-　"´ ﾍノ oヾ､
: : : i : : : ﾔニ=ト _,.斗‐ '"´　　　　　　　　＼∨｀`
: : : :ヽ: : : У'"γ/ j　　　　　 ',　　　　　＞ー
: : : : : ＼∧∠､ﾟ〈 /　　　　　　　　',　_,.　 '"

　　　　　　／:::::::/-､＝ニニ＝=ﾏ:::::::ヽ
.　　　　　／:/:::::::/=∥:::::ﾊﾊヽ:::-ﾆﾟ｡::::::;::ヽ
.　　　　／:::/::i:::::::i七:::i:::/　ﾞﾞﾏ:::l::｀::ﾏ::l:::l:::::ヽ
　　　 /:; イ:::::{::::::l.:i!|::ｲ/　　　ﾏ:l:::::::i:}::!:::l::|iヾ＼
　　　 ´　　{::::::l::::::l_|」_i!　　　　 _'|」:::_l:l:::::l:::l:|
　　　　　　i!:::: l::::ll:| |l_..,,｀　　　´_,.!_ﾏ |l:::l:::l::|
..　　　　　_i!;::::i!:::| lイ弐ヾ　　行弐ヽ{:::|::l:l_!　　　　うん、皆ご苦労様。
　　　　　ヽ_l::::|l::::!　弋:ｿ ' 　　弋:ｿ ',':::/::l_.イ
　　　　　 i!::ﾏ::ﾑﾊ　　　　　 ' 　　　 /:ｲW:l::::!　　　　それじゃあ、王都に帰還しよう
　　　　 i!:: ﾏ:::ﾑ:::.　　 r　─v　　 //;:W:::|:::|
.　　　　 i!::::::ﾏ:::ﾑ/ヘ　 ∨　ﾉ　　.ｲ l:W:::::|:::|
　　　　　i! ＜ﾏ::::lﾆニ＞...｀_´ ＜=＝l:::7/ ＞ .
　　　 W　　　ﾏ::|ﾆﾆ∥　　　　　　 |::i　　　　W
　　　ｲ　　､ﾏ:l=／　　　　　 / l::! /　　　}ヽ
.　　f〈∧　　　ヽヽ=＼　　　　　 r=- ﾘ/ r----≦|
　　 l=ヽﾟ｡　　　 |ﾆﾆ/　　　　　ゝﾆ=|´　!ﾆﾆﾆﾆﾆ!

その日、王国戦士団が盗賊を討伐した際に一人の貴族令嬢が名誉の戦死を遂げたが、

それは高貴なる義務として処理され、戦士長の責任になることはなかった。
303 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/21(月) 00:52:18 ID:RQ+RUi9P: 今日の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
304 ：名無しさん＠狐板：2024/10/21(月) 00:55:54 ID:pTRpK0Os: 乙でした
後で因縁つけられなかったらいいけどね
305 ：名無しさん＠狐板：2024/10/21(月) 01:01:59 ID:UJGupIry: 乙
新作やってんのさっき知ったばかりだわ
306 ：名無しさん＠狐板：2024/10/21(月) 01:10:25 ID:4uY0k12B: 乙
女神の血が濃い高位貴族で暴力自慢だから強いのかと思いきや盗賊ごときに負けてて驚いた
307 ：名無しさん＠狐板：2024/10/21(月) 01:16:17 ID:4uY0k12B: 読み直したら高位貴族じゃなくて上級貴族だった
308 ：名無しさん＠狐板：2024/10/21(月) 01:52:29 ID:nVxcsc3n: 乙
血の濃さだけだったら、原始時代の方が濃かったからね
１４００年も経っていたならこんなもんなんだろうな

まあ女神が健在なら定期的に半神は産んでそうだしそれなりに英雄クラスはいそう
309 ：名無しさん＠狐板：2024/10/21(月) 02:25:14 ID:wnFU2x9Z: 乙
やはりモップは駄目だったよ。暴力ヒロインの暴力には相応の名分がいるんだよ。
口を開けば憎まれ口の乱馬相手にあかねが怒るのとは話が違うんだよ。
310 ：名無しさん＠狐板：2024/10/21(月) 08:49:43 ID:X5Y5+x/+: 乙です

死にかけから覚醒とかのテンプレも起きず
あっけなく死んだの、逆に新鮮だｗ
311 ：名無しさん＠狐板：2024/10/21(月) 10:08:35 ID:yVBxf5Dc: 乙でした
中・短編集の方からの書き込み見て来ますた
312 ：名無しさん＠狐板：2024/10/21(月) 12:22:21 ID:Okn74AID: 乙
まぁこの程度ならまだ問題なさそうだな
313 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/22(火) 19:59:03 ID:zQsEsas3: ttps://www.youtube.com/watch?v=HmZE5dUGm7c

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｨ彡
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　　　　　　　　　　　　ｨ;fr二ｘ　　　　　,、　　,ﾊ　　　' ｲ､廴ﾊ　　　　　　　　　　　　 ,ﾊ
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　　　　　　　　　 ,. -ﾍ┘ｰﾄ､　　 ∧i;//,.斗､/: : /‐┴‐トヾ,　　　　　　_≧斗''"ヽ＼ _／
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　　　　　　　　　　　 i : : 「　　 !L:斗'ｿ　 { !＼､ｰ-廴_/_,ｿ､ｴ7ﾞ　　ｨ彡ﾞ'　　 .:　　　/／'ヽヽ',
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　　　　　　　 _{　ﾉ_/i二才:o: :i_／,.　´　／ｲ .／:／; :／: : ヽ:{　ノ＼ｰ￣二　 ┴--‐'"＜_／
　　　　　／　人ゞ: : :fニ＞／ ,/ 　／／ﾐ　＼ : ´:/}: : :_:_:」ﾞ:´　　＼＼　￣i￣フ´
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　　　 ./／／　 {ヾ┬r -!ﾆ i/;';f／／i　　　　｀t‐ ┬f'' /ニ/　　ﾞ　　　ヽ　ヽ-/　　　　　　　　　　　 ,]:i:i､　 ,ﾉ:i:i:〈
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　　　|.　　　　　　ヽ＼ﾉ;';';八　　　　 `　､_　　　ヽ＼　　_＼　ヽ　　|　 /　　　　　　　　　　У:i:〈:i:i:∨:i:i:i:if／~
　　　.}　　　　 ./´￣￣.／ｲ／　,〉　　　　/イ:i:i:i:i:「￣　¨¨　￣｀ヽ、ﾞ　　レ'　　　　　　　　　__/:i:i:i:i:i:iﾍ:i:i:〉i:i:i:i:i!
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　　　ﾉ　_,.／／　　／　ハ　辰¨￣〈.　/:i:i:i/ 　　　　　 /:i:i／‘，　Y　　　　　　　 /ｲ/´ ﾏ:i:i:i:i:}-- ､　ﾄ､＼
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　 i　　.!　　　　　 ' 　 }　　　 .ﾉ　 /'┘　 :i:i:i:＼　〉　　　.／｀:i:i:'　_,ﾉ:i:i:|

王国戦士団。

主に平民の兵士で構成される彼らは平民でありながらも、騎士の様に馬に騎乗して騎兵として戦うという特徴があった。

このような部隊が存在するのは治安維持を行う騎士団の不足が原因だった。
314 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/22(火) 20:03:15 ID:zQsEsas3: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　冂＿＿＿＿
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七大神によって建国された青藍王国は大いに発展していたが、

王国以外は未だに旧石器時代のままである為、その格差は圧倒的で、衣食住すべての質が大きく違っていた。
315 ：名無しさん＠狐板：2024/10/22(火) 20:11:06 ID:7ploZvWA: うーん、辺境の蛮族！
316 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/22(火) 20:17:19 ID:zQsEsas3: 　　　　　　　　　　　　　　　　 ,,...--――--...,,, 　＿＿
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　　　　　　　　　 l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;r''　l;;;;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;i
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　　　　　　　　　　　　　ヽ:;;;;;;;;;;;;）

それでも建国当初は道路事情の悪さや獰猛な野生動物が原因で移動に不自由していたことから、外部との確執はさほど発生しなかった、

しかし、王国の国土が拡大すると共に道路整備を行い、邪魔な野生動物を駆逐してしまうと、今度は外部の人間たちと遭遇することになった。

そうなると当然だが、彼らは王国の物品を欲しがるが、それを得る事は容易ではなかった。
317 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/22(火) 20:19:02 ID:zQsEsas3: 　　　　 Λ＿Λ
　　　　(´･ω･`)　　あの王国の物品が欲しいから交易がしたいです。
　　　　（　＿　）
　　　　　U　U

　　余所者の人間

　　 ∧＿∧
　　(･ω･｀ )　　いや君たちの持っている物なんてこっちじゃ価値はないよ。
　　 (∩∩)

　王国の人間

　　　　 Λ＿Λ
　　　　(´･ω･`)　　　えっ？
　　　　（　＿　）
　　　　　U　U

　　 ∧＿∧　　こっちは塩も手に入るから、余所から欲しい物なんてないんだよ。
　　(･ω･｀ )
　　 (∩∩)　　　残念ながら取引できないね。

　　　　 Λ＿Λ
　　　　(´･ω･`)　　　………
　　　　（　＿　）
　　　　　U　U

貿易をやろうとしても王国で売れるものがない為、それができないという状況に彼らは諦める事はなかった。
318 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/22(火) 20:20:02 ID:zQsEsas3: 　　　 ┏┓　　　 ┏┓　　　 ┏┓　　　 ┏┓　　　 ┏┓　　　 ┏┓　　　 ┏┓ 　　　　 ┏┳┓
┏━━┛┗┳━━┛┗┳━━┛┗┳━━┛┗┳━━┛┗┳━━┛┗┳━━┛┗┓ 　　　 ┃┃┃
┗━┓　 ┏┻━┓　 ┏┻━┓　 ┏┻━┓　 ┏┻━┓　 ┏┻━┓　 ┏┻━┓　 ┏╋┳┳┓ ┃┃┃
　　 ┃┃┃　　 ┃┃┃　　 ┃┃┃　　 ┃┃┃　　 ┃┃┃　　 ┃┃┃　　 ┃┃┃┃┃┃┃ ┗┻┛
┏━┛┃┃┏━┛┃┃┏━┛┃┃┏━┛┃┃┏━┛┃┃┏━┛┃┃┏━┛┃┃┣┻┛┃ ┏┳┓
┗━━┻┛┗━━┻┛┗━━┻┛┗━━┻┛┗━━┻┛┗━━┻┛┗━━┻┛┗━━┛ ┗┻┛
　　　　――――∧＿∧
　　＿＿＿＿＿(　´Д｀)
　　　―――==○====○=====X二＞　　　　――――∧＿∧
　　　　　＿＿/　（＿_）　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿(　´Д｀)
　　　―――（＿_）　　　　　　　　　　　　　　　―――==○====○=====X二＞　　　　　全て奪えーー！！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿/　（＿_）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　―――（＿_）　　　――――∧＿∧　　　貿易ができないなら奪えばいいんだ！
　　　　　　　　　　∧∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿(　´Д｀)
　　　　　　　　　 (#ﾟДﾟ)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　―――==○====○=====X二＞
＜二X=======と/:::::::]つ　　　　――――∧＿∧　　　　　　　　　＿＿/　（＿_）
　　　　　　　　 /;;;;;;;;i;ゝ　　＿＿＿＿＿(　´Д｀)　　　　　　　―――（＿_）
　　　　　　　　　（_/`Ｊ　　　　　―――==○====○=====X二＞　　　　――――∧＿∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿/　（＿_）　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿(　´Д｀)
　　　　　　　　　　　　　　　　　―――（＿_）　　　　　　　　　　　　　　　―――==○====○=====X二＞
　　　　――――∧＿∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿/　（＿_）
　　＿＿＿＿＿(　´Д｀)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　―――（＿_）
　　　―――==○====○=====X二＞
　　　　　＿＿/　（＿_）
　　　―――（＿_）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |i｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |i　 | 　　ｲﾔｰ!!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧|i＿|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾀﾞ､ﾀﾞｯｺｽﾙｶﾗ
　　　　　　　　　　　｡･ﾟ･｡∧∧｡･ﾟ･｡　(ﾟへﾟ||)　　　∧∧　　　 ∧∧　　　　∧∧　　　ﾐﾉｶﾞｼﾃ…
　　　　　　　　　　　　　　(>_<*)　　　 (　つＯ　　(>0<*)　　　(ﾟ-T*)　　　 (ﾟヮﾟili)
　　　　　　　　　　　　　　ミ三彡　　　 |　　,,）～　ミ三彡　　　ミ三彡　　　ミ三彡
　　　　　　　　　　　　　　(＿__,,）～　し｀Ｊ　　　(＿__,,）～　 (＿__,,）～　(＿__,,）～
""""")... .. .. .. .. ..... . .. .(""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""

彼らは王国の街や村で略奪するようになった。

王国はそれに対処しなければならないが、襲撃されたという報告を受けてから現地に騎士を派遣しても

略奪者たちはとっくに移動しており間に合わないのだ。

必然的に襲撃をしてくる連中の居場所を補足して討伐隊を派遣するしかなかった。
319 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/22(火) 20:20:44 ID:zQsEsas3: 　　　　　　　 ∧,,∧ 　　　　　　　　　∧,,∧ 　　　　　　　　　∧,,∧
　　　　　　（｀・ω・）∧,,∧ 　　　（｀・ω・）∧,,∧ 　　　（｀・ω・）∧,,∧
　　　　　　 < >(ニＯ┏━=з 　　< >(ニＯ┏━=з 　　 < >(ニＯ┏━=з
　　　　　ッッ) ,_lﾐl !､　　ﾞｉ.　　　ッッ) ,_lﾐl !､　　ﾞｉ.　　　ッッ) ,_lﾐl !､　　ﾞｉ
　　ミ_（⌒~(, (__)|｀ッ　ﾄ,o_o).⌒~(, (__)|｀ッ　ﾄ,o_o)（⌒~(, (__)|｀ッ　ﾄ,o_o)
　　　 (,　l!､￣| |ッ　　(, 　　(,　l!､￣| |ッ　　(,　　　(,　l!､￣| |ッ　　(,
　　 _ッ／ッッ~'''''''(, ッ~ﾞｉﾞｉ _ッ／ッッ~'''''''(, ッ~ﾞｉﾞｉ. _ッ／ッッ~'''''''(, ッ~ﾞｉﾞｉ
　　(,ッ　　ﾞｉ_)　　　|_|ﾌニッ(,ッ　　ﾞｉ_)　　　|_|ﾌニッ (,ッ　　ﾞｉ_)　　　|_|ﾌニッ
　　　　　　　　　ッ_) 　　　　　　　　　　ッ_) 　　　　　　　　　　ッ_)

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾋｭﾝ　　　　　　　　　　ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ！！！
　　　　　／■＼　　　　　　　　　　　・―‐―＝─　-　- 　　ﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾝ
　　　　　（ﾟДﾟ　；）　／■＼　　　　　　　・―‐──　　　二＝─　-　-　　　　・―‐―＝─　-　- 二＝─　-　-
　　／■＼　⊂　　（；´Д｀）　／■＼　ｳｱｱｱｱｱ　　　・―‐――　＿-ﾋｭﾝ―─　-　-
　（´Д｀；|）/⊃　⊂_ ⊂　丶（´Д｀；,）　　　　　・―‐；;,;∴ﾌﾞｼｬ＝─　-　-　・―‐―　　二＝─　-　-
　　ゝ　　　/　　(´⌒;;;Ｙソ　　と_ ⊂ﾉ(´⌒;;;　　（ﾟДﾟ.;..　　・―‐―＝─　-　-；;,;∴.;..'-　-　・―‐―二＝─　-　-
　　し　Ｙ人　(´⌒;;;／■ （＿）Ｙ　人ヽ≡≡(´⌒;;;　　ﾁｭｲﾝ　　・―‐ｸﾞｴ＝;..'；;,;∴.;.⊃＝─　-　-
　　（＿）'し　　　⊂（ﾟДﾟ　；）（＿）　ソ　≡(´⌒;;;　　　　　・―‐― ⊂（ﾟДﾟ.;..'；;.,;∴.─　-　-ﾁｭﾝ

王国軍の猛攻によりそれらの行為に参加した者は討伐されていく。

しかし、討伐任務を行う騎士に比べると相手の数が多すぎた。

それらは元々狩猟採取社会を送ってきた人間の集落であり、一つ一つのは３０人程度でしかないが、

数多く存在する集落に王国の情報が流れていて、彼らの多くが王国から略奪することを選んだ為、

いくら討伐してもキリがない状態だった。
320 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/22(火) 20:21:23 ID:zQsEsas3: 　　 ∧＿,.,.
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更に襲撃をかけてきている集落とそうでない集落を見分けることが難しいのが、王国を苦しめる事になった。

強硬派の上級貴族の中には『王国領近辺の集落は見つけ次第すべて殲滅するべきだ！』

という事実上の無差別虐殺を主張するものまで出てきてしまうほどだった。
321 ：名無しさん＠狐板：2024/10/22(火) 20:28:15 ID:726x372F: 狩猟民族からしたら動物を狩るのも人を殺して価値のあるものを取るのも変わらんのだ
狩猟の流れの中で獲物に反撃喰らって自分が死ぬ可能性があるのも含めて
322 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/22(火) 20:29:13 ID:zQsEsas3: ttps://www.youtube.com/watch?v=prKQE9mZfnM

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　　　　　　　　　　　　　　|〉　　|,ｨ灯芋ヽ',　 /,灯笊　　./　　　　　　いや、流石に無差別虐殺は拙いでしょう。
　　　　　　　　　　　　　　 |∧　〈　ヒリ　 }／　ヒリ〉　/
　　　　　　　　　　　　　　 |　 | 　＼､　　　　　　　　 / ／　　　　　　　どうにかしないと。
　　　　　　　　　　　　　 |　.:|　　　＼　　　　'　　　 /イ　　 /
　　　　　　　　　　　　 |　八　　 |〕ﾄ｡　　´　｀　　.ノ　　 /
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　　　　　　　　 /　　 :| |　　 (〇) =〈〈　〈〈　　　 | |==(〇）　　　　　　ｉ |　 ./,
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　光明神　コレット

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｨヽ
　　　　　　　　　　　　 ,　　´/ 　ﾑ｀ｰ､
　　　　　　　　　 ,　´　　　　　 ‘､　ヽ
　　　　　　　　　 , ´　　　　　　　　　ヽ､　 ':,
　　　　　　　　　 /　　　　　,　{　|　＼　､＼　'，
　　　　　　　 /　 /　| {　! ! !| ! ､ i__从､ヽ　＼!
　　　　　　　　 ,　 /! ! {_,|-ト| |从lｲl l/_}､ ‘，ﾄ　＼　　　　　　　　そうは言うが、一々集落の有罪無罪を調べられないという事情もあるからな。
　　　　　　　　　;'　/ | !　{,.rtｫ､ヾ、 ,ｨﾁ㍉} !{,| | ＼_ ＼
　　　　　　　　　{　|! { |,　|弋)ｿ　　　弋(ｿ !从!.|　　|＼ヽ　　　　　治安維持の為に早期に対処しないといけないぞ。
　　　　　　　　　从!! |ﾘVIﾑ　　　'　　　　| 　リ　　 ,　ヽ ':,
　　　　　　　　　　ﾘ'，!､|{　ﾊ､　　 ‐‐　　,. |　 |　　　 ,　　 '，!
　　　　　　　　　　　ﾘヾ!|　| |≧　､_,..イ=j!　ﾘ　　　 ,　　 } |
　　　　　　　　　　 j!　Ⅵ| |} | ,..:[ﾆ]=| |j　/-､　　　 ',　　| !
　　　　　　　　　 /rrr､_Ⅵ| |:{/ :::: /| |! ////7r77ﾊ､　 | !
　　　　　　＿／////// ／|:::::/ ハi!//////////∧ リ
　　　　　　　／//////// ／::{ /::/／::::ヽ ∨////////∧
　　　　　 /////////,／:::::::| {:／::::::::::::::} |///////////ト､
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　／　　.:／　　　ヽゝ/|::.-!/::::::::r-＼::::::::￣￣´!　　',　　　 ',

　　　　　　　　　　　暗黒神　リインフォース
323 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/22(火) 20:29:56 ID:zQsEsas3: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿___
　　　　　　　　　　　　　　　 _..::.__'"::.::.::.::.::.::.::｀`～､、
　　　　　　　　　　　　　　　 ,.ィ７／/::.＿___::.:､::.::.::.::.::.::.::＼
　　　　　　　　　　　　　　　|＼／／￣￣::.::.＼＼::.::.:＼::.::.::.＼
　　　　　　　　　　　　　 /::＼／::.::.::.::.::.::.ー-...._::ヽ::.::.::.ヽ::.::.::.:＼
　　　　　　　　　　 /:.::{::.::.::.:{::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.｀`～､::}＿__.::.::_,)
　　　　　　　　　　　 ′:人::.::.人::.::.::.::.:＼::.::.::.::.::.::.::.::.::.:.:／-‐／::＼
　　　　　　　　　　　　 |::.::. / ＼::.::.＼:.::.::.::.::.:二ﾆ=-=ﾆ二::.__:／:.::.::.::.::`ー-......._
　　　　　　　　　　　　 |::.::.:|／　＼::.::.:＼￣乂^ソ》 |::.::.::.|⌒:v::.::.::.::.＼ー--- ､::＼
　　　　　　　　　　　 ∧::.::|xｆ笑ミ｀¨¨⌒　　　　　　|::.::.::.|r_) }＼::.::.::.::.:＼　　　)::.::.)
　　　　　　　　　　　 i::.i＼乂乂ソｒ　　　　　　 ,::.::.::.:|__ノヽ::.v::.::.::.::.::.:＼／::／　　　それもあるけど、王国が余所の人間を蛮族と言い始めたわ。
　　　　　　　　 /.::.|::.::.｀⌒ 　　　　　　　 /::.::.:.::.|:人ﾊ:Ⅵ＼::.::::＼::.::Y´
　　　　　　　　　　　::ｉ::.:|::.::.::ﾊ　　　 _　 -‐　　　　⌒ｉ::.::.::.|::Y::.:}::} |::.::i::.::.::.::i::.::|　　　　　　これも拙くないかしら？
　　　　　　　　　　 |:|::.:|::.:./:込,　　　　　　　　／|::.::.::.|::.::.:/::.}ﾉ::.人::.::.: |::.人
　　　　　　　　人｀:.|::.:从::.::.ヽ　　　　　　　／　 ,::.::.::.:_::.ノ_:ノ／　 )::.:/´ 　 )
　　　　　　　　｀`|::.|(__＞､::.:＞-......-＜ﾆ=-/::.::.::/::.:/⌒´＿_／／　 _／
　　　　　　　　　／|- 人:|＿　　 )´)人(/|. r‐…=/::.::／＞ｧ:⌒| __　　￣＼
　　　　　　／　 .|/:i:i:i:i＼　￣＞''"ヽ/ /／／::／/　／:i:i:i:ｉ||ﾆ|　　　　 |
　　　　　　　〈　　 |:i:i:i:i:i:i:/イ　 _,γ⌒)/ ＼⌒ﾞ´__　Υ:i:i:i:i:ｉ:ｉ:||ﾆ|　＞''"⌒〉
　　　　　　　　'/ 　 .|:i:i:i:i:i/>‐'ﾞ´ ／丁ノ　　　＼__＼＼:i:i:i{:i:i:i:ｉ||_／/i／⌒ヽ
　　　　　　　　 '/_　 -=ﾆ_　-‐:i:〈_彡':⌒＼／⌒) ＼＼):i:{:i:i:i:／/i／　　 /
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　　　 _.二二二＞　　 r'― ､/　　　/ ／　,:　　|　＼
.　　　＼＿＿＿＿ノr＼＼;| 　　 |/_j　/|ィ　 !　＼}
.　　　　　　＜＿＿ノﾄ　＼|　　　/　ﾚ＼_|　 |　　ヽ
　　　　　　　　　　ハ　 _! 　 . i≠＝z　 |_ノ∀＼　:.
　　　　　　　　　　　 /　　Y　| 　 | |｀　じ　　　 ,zz､ j ＼j　　　　人種差別の兆しか。
　　　　　　　　　 /　　 l:　| 　 | lｰ----―-､ij　f::｜
.　　　　　　　　　 /　　// ｀ | 　 | :､　　　　　〉―!::: |　　　　　王国人の気持ちも分かるけど放置したら後の禍根になるわね。
　　　　　　　　　 / 　 //　　 | 　 l＼〉　 r― ､　ﾉ::| |
　　　　　　　 / 　 //　　ム　 |＼　　￣　／|::/ .|
.　　　　　　　 / ＿＿ｭ--｛::I:::V :､__｀_ｧ .　／}　,ﾚ　/
　　　　　　　　/　|＞ .､＼¨)_＞､＼＼|;;;;;;7　 /　|　/
.　　　　　／ /　　　＼＼て＿) ＼〉-ク―L._| /
　　　　　／　.′　　　　 |　|　｛￣｀¨¨>-､ノ＿j.'
.　　　 / 　 ..::i　　　　　 |　 ¨二〉 ―｛{ 　）　｝i
　　　 /　 ..::::::|　　　　　　「「;i;i｛＿＿／Π＼　j｜
.　　 /　..:::┌┴―　、　　 |　|;ｉ;ｉ;i;i;i;i;i;i;i|　| |　|;i〈　 ,
　　/　.:::::::::|＿＿　　＼'／,.ｲ;ｉ;i;ｉ;ｉ;i;i;i;i;i|Ｖ| |V|;ｉ;iヽ⊥ _
.　/　 .::::::::::};i;i;i;i;i;i;i;＼/　/;ｉ;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i∨､Ｖi;i;i;i;i;.,＿|
　{　　::::::::/￣￣　＼｛　/;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;ヽヽi;i;i;i;j ;i;|

　　　　　 ,/　　　　　　∥　　　　 '，　'，　 '，　　　　　ヽ
　　　　　/　　　　　,　 {i　|　　　　 i　　i　　 l　 i　　　　 ∧
　　　　 .{　　　　　 i　, {l |　　　　　|}　ﾄ、　 |　 |　　 i 　 ∧
　　　　 { |　　l　　|　{　ﾄ{ ||　　　　::|}＿|ﾊ i　 |　 |　　|　　 :i　　　それでは王国に略奪に来る者を盗賊と呼び、
　　　　 { i|　 |　_斗Ｔi丁{iV',　　　::::|} .|"ﾔＴ‐|-s|_　 :|　　 :|
　　　　 .{i |　七　 |　|ﾍ}　! V',　　　::| }ｿ＿ﾔj |　 |　　|　　 :i　　　盗賊たちが所属する集落を盗賊団と呼びましょう。
　　　　　{i l　 |、 ,lィ升テﾐx.V　　　ィ升テ笊x|　 :|　 :| i . 　:i
　　　　　 {!ﾒ　{k､代赱ソ　　＼　　::代赱りノ》 :l　 :i :| ::.　:|　　　これなら人種差別や民族差別ではなく、
　　　　　 .ﾂ/i { ヽ i:/:/:/:/　　　＼_ﾉ:/:/:/:/:/} ./　ﾉ :| i:::.　|
　　　　　//:::::＼､ヾ＼　　　'　　　　　　　　　//　／l　:| :l:::::. |　　　あくまで犯罪者を処罰しているだけだと主張できます。
　　　　.//::::::::::| ＼ﾐヽヽ　　　　　　　　　　∠／ｲ :}　 :|　:l::::: |
　　／.::::::::::::::::i　::::ゞ　　　　､ __　　　　　ﾑイ　 :iNi_.:|　::l::::: }　　　所詮は看板にすぎませんが、看板は人の意識にも大きな影響を与えます。
　／.::::::::::::＞匕:l　::::iｬ≧s｡　　　 `　　｡s≦)ﾉ / :lN} |　＜_:::::}
／.:＞　　　　　{　i　::ﾄ､ﾔ{ ﾄ≧x､_｡x≦　））/ノ :ﾉN}　;　　　　＜
Vl　　　　　　　｀、ﾔ :{　ヽﾔ二二二二二ノﾘ } :lﾉV
Ⅵ　　　　　　　　｀ﾔ:{　　＝＝　x　＝＝　 .ｿⅣ
.Ⅵ　　　　　　　　　　ｬl ＼　 .>∨∨<／_＜Ⅳ　,/′
　Ⅵ　　　　　　　　　　_＼＼ .∧∧　Ⅵ∧　　'´
　 Ⅵ.　　　　　　　　　　"'/Ⅳ／∨＼ヽ∨∧
　　Ⅵ　　　　　　　　　　/Ⅳ　　　　　　　∨∧
324 ：名無しさん＠狐板：2024/10/22(火) 20:30:13 ID:gVKr7rf8: まだ神がいるのか…………
325 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/22(火) 20:30:43 ID:zQsEsas3: 　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　 ,　　 ´　　　　｀ヽ､　,...､
　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　／　ﾑ
　　　　　　 ,　　　　　　　　　　　　　　　　 {ヽ
　　　　　　　　/　　　　／　　　　　　　　　　ﾏ{
　　　　　　　 ;'　　　 ,:'　/ /　 ,　　 / |! '， '，　 ','，
　　　　　　　 ;　　　 |　/ / / / 　ｲ　|i! |ﾑ　'，　',ﾑ　　　　　確かに文明レベルで劣っている相手を見下して
　　　　　　　 |　　　 /,.ｲ /_/__／ｲ　} l ﾊ }　ﾑ　 }:ﾑ
　　　　　　　 |　　:|　//| ㌣笊㍉｀ } /　二ヽ　 }|　ﾄ､ﾑ　　　　無条件で蛮族と呼ぶようになるには避けたい。
　　　　　　　 | |　 | /ﾊ {/! 弋)ｿ　 /　 {iｿﾒ|　/l}　|　ﾏ}.
　　　　　　　 | |　 |{ |　|　|　　　　　　　ゝ {!.| /　!,/ 　ﾏ|　　　王国が帝国主義になったら困る。
　　　　　　　 | |　 || |rﾊ　! ､　　　　__　　人/|　/　　 }:!
　　　　　 , ,'　 j{ {{､ヽ |　｀ヽ､　　　／　|　!　　　　 |:|
　　　　　　 ,:'/　 / {i!|/＼i､｀ヽr､{｀ ´/>＼j /　　　　ﾘ
　　　　 // /777ﾊ､＼//} |:::::::ト､ヽ// /ｲ　　　　　/
　　　　　// ///////}//ヽil |::｀ヽ､::∨Ⅳ/∧
　　　　 ,..イ////////|///,| |:::::::::::::｀ヽ､:ｰ--'....._
　　　 {//////////ﾊ///| |::::::::::::::::::::::;ヽ::::::::::::::｀ヽ､
　　　　 ∨/////////∧/ | |::::::::::::::::::::::;;;;;;',;;;;;::::::::::::::;;;,
　　　 / ,ヽ//////////}//| |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;};;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!
　　 / ,<_　｀＼__,//＞´/ !| |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;∧ヽ;;;;;;;;;;;;;;/
.　　/ / / ｀ヽ､_////／>/il| |､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／:::{!::∨;;;;／
. 　,. / / 　　 /､ヽ/<／///| |:::::｀:::::￣´://:::::|!::::r'´|
　/ /　{　　ヽ　｀二二二__j!:::::::::::::::::://::::::::|!::::}ﾆ｣
. { /　　'，　　 '， |　 |　　|r== 二二二ヽ::::::/rミ､ |
　/　　　 ,　　　 '，|　 |　　|}/////////ﾏ'，:////{. |

　　　　　　　　　　　　　 -――-　　　　 ,.┐
　　　　　　　　　　　　 ´　　　　　　　　｀　　/　|
　　　　　　　　　　/　　　　　／　　　　　　　 :.
　　　　　　　　　./　　　　／／　　　　　　　　 :.
　　　　　　　　 /　　　.／／　　　／　　　　＼　:.
　　　　　　　 ./　　／／/ ./　／ /　 / |　|　　}∧　:.　　　　　　　しかし、盗賊団とただの集落の区別はどうする？
　　　　　　　/　／／ ,/　/　/ ／　 / ,ｲ　| .| /　∧　:.
　　　　　 i ／／./ /|　 |アア}.＞く|/ / / /｜　| }.＼＼　　　　　区別できなければ無差別虐殺を誘発してしまうぞ！
　　　　　　／／ .f |｜.|　/灯テぅ㍉/　j./ 个x|　/ .|　| ＼ヽ
　　　　／イ/ 　 { | i!. Ⅵ./ 乂jン　　 /'ﾁ芬Yj./ | .|　|　　ヽﾟ｡　　何しろ回りの集落の大半が盗賊団だからな。
　　　／´ //　　人Ⅵ　从| 　　　／　ﾋﾝ // /}/| /　　　Y }
　／´　〃　／／¨{　　|　　　　　　 ,　 /ｲ //' j/　　　　| |
. //　　 /　 /　/　／i　　|　　　　　_　　　 //ｲ/　/ 　　　 | |
〃　　 /　 /　/　/　ﾊｉ　ﾄ､　　　　　イ　/　　　　　　　 | |
{!　　 /　 /　/　/　./:::i!　|::::::...　　　＜/　/　　　　　　 | |
|　　/　 /　/　/　 /　 | 从　:::::/｀手　 /　/| 　　　　　　 | |
　 ./　 /　/　/ ／　　 ∨∧.::/＼/　 /　ｲ .i!　　　　　　　 | |
　/　 /　/＞ ´　　　　＼{　　　＞' く　j 从　　　　　　　　 | |

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿_　__
　　　　　　　　　　　 ,､丶`::.::.::.::〈::.::.:｀`～､、
　　　　　　　　　　　　／::.::.::.::.::.::.::.::.::`､::.::.::.::.::.::＼
　　　　　　　　　　　 ,.::.::.::.::.::.::.::.＼- ､::.::.::.::.::.:/|::.::.::.＼
.　　　　　　　　　　 /／::.::.::.::.:/::.::.::＼＼:￣`//_::.::.::.::.::`､
　　　　　　　　／::.::／::.::.::|,,.. ＜＞ヘ＼//＜＞ |::.::.i::＼
.　　　　　　　　／::.::／ :.::.::.::.:|＞''"::/}i::.::.〉_〈::.::.:: "''|::.::.ﾄ､::.:＼
.　　　　　　／_､‐''゛::.::.|::.::.::.::|::.::.::./ ⅱ::⌒ ⌒::.::＼:|::.::.|::.'，::.::＼
.　　　　／／::.::./::.::.::.|::.::.::.::|::.::./　 ⅱ::人::.::.::.::.::.::＼_:|／(人::.::.)
. 　　／／::.::.::./::.::.::.,::|::.::.::.::|::./　--八::.::.:＼::-―::.::.::.::.::.::.／／　　　それは天空神の全知でやってもらいましょう。
　　／::/　/::.::.:/::.::.::/::.:|::.::.::.::|´　＿_ 　＼::.::.:＼ー---‐:＜:ハ
　 (::.::〈　/::.::.::,::.::.::.//ﾞ＾|::.::.::.::,ィ灯示㍉　　￣灯ハ}::.:|.::.::.}::.::.}
　　＼_;:>::.::.::.:|::.::./::{ くj|::.::.::.狄　)rリ　　　　　じ′ :.::.|::.::.:}.::.::　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「えっ、私が？」＞天空神
　　　〈::.::.::.::.|::.::{::.: ＼,|::.::.::.::|　｀~　　　　 ,　　　八::.|:::.:/::.:/
.　　　＼::.:.:乂八::.::.:|_|::.::.::.::|　　　　　　　　,　　,小::.:|／)／
.　　　　｀¨¨⌒　＼;从::.::.::.::ト _　　｀　　　／/ ::.::.|　　　　　　　　　貴女がやるしかないでしょう。
　　　　　　　　　　　　　＼::.::.|＼,,≧=-....　イ人{_|::.::.:
　　　　　　　　　　　　　　　＼乂 |＞-/Ⅵ|〕iト.. _/::／
　　　　　　　　　　　／|　｀⌒＿/　|^^〕　 |⌒´〕iト..._
　　　　　　　　　／　 |___　 |＼∧ _|__,〕 _/イ⌒>　　〕ｈ､
326 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/22(火) 20:32:41 ID:zQsEsas3: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __/二ﾆﾆヽ　　｝　 ; 　　｜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (　jﾆﾆﾆﾆﾆ｝　　/　　}　　 j
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,.　 -‐=冖宀‐-=ﾆ,(___)ｰ' 　ノ　　 ;
　　　　　　　　　　　　　　 , :'´　　　　　　　　　　｀: . ＼　　 __彡'′
　　　　　　　　　　　　　　／⌒¨＾　　　　　　　　　＼｀'<⌒ﾆ=-‐'′
　　　　　　　　　 /　　／　　　　　　　　＼　　　　　＼　｀`7=‐---‐ｧ
　　　　　　　　　　　 /　　　　　 /　　　　　　　　＼　　　 }、　　　 _,，'´
　　　　　　　　　　 .'　　 /　/ 　 ]　　　|　　　　　ヽ　　 / }ｰ=ﾆ¨_
.　　　　　　　　 .　　 ,′ | 　　]　　　|　　 |　　　　 ` ,　/ ∧___彡'⌒　　　　貴女なら、盗賊団の居場所はすべてわかるでしょ？
　　　　　　　　　　 ;　　　　/| /⌒|　　ﾄ, 　 |冖ト　　　　ﾏ /　|
　　　　　　　　　 | 　｜/ j/ 　 И　　|∧　|＼　ﾄ、　　ﾚ　」　　　　　　　　　それなら王国軍をそこに送り込むだけでいいわよ。
　　　　　　　　　 |　　 |/x灯气ミ人　 | ∧/　　ヽ|　| 、　|　　|_
　　　　　　　　　 |　　 |, 　 rｉ::jﾟ}　　＼| 　 ____ 　　 |　＼|　/　}
　　　　　　　　　|　　 |ﾊ　弋V　　　　　-‐==ミ　　 |　 !　 ,′〈　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「それなら、私が対処しておくわ」＞天空神
　　　　　　　　　 |　　ト{ :':':'　　 ,　　　　 ':':':':'　　r'┐|∨　/,∧
　　　　　　　　　　　 '.　　ｊ圦　　　　＿　　　　　　 |r=ミ/　/7=‐┐
　　　　　　　　　　　 ∧　]　＼　　∨　 |　　　　 <⌒＼｀'｛/／¨」'，　　　　　　　うん、頑張ってね。
　　　　　　　　　　　/ ∧ |　　「 >　　　ノ　　　イ〈⌒¨`丶、 }/⌒ヽ　'，
　　　　　　　　　　 ,′ ∧|　　{Y　＼__,.　-=ﾆ_,ノ　/ｰｸ　　　,′　　∨ '，
.　　　　　　　　 /　　∨〉　　j／　／入___厂　　.′.'　　　/　　　　 .　′
　　　　　　　　　 ′ 　 //r=- ,,⌒Z　　 /　＼(￣{　　　 .′　　　　　'.　＼
　　　　　　┌=ｧ'　　　〈〈_]ﾆﾆﾆﾆ=-⌒Z,,____／　∧ 　　ﾑ　　　　　　｝　　＼
. 　　　　 |V'　　　　 }ｰ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/⌒Yﾆﾆﾆ二] ﾊ　　/ﾆ〉_,,　-=ﾆﾆ二二7 　＼
　　　　　　 j/〉､　　　 /　]二二二ﾆ{　　ﾉﾆﾆﾆﾆﾆﾚ∧／ﾆﾝﾍﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二/　　　＼

　　　　　　　　　　　　　　　 _ 　 -‐…‐‐- 　 _
.　　　　　　　　　　　 ,､丶`　　　　　　　　 `ヽ、
　　　　　　　　　　　　／　　　　／　　　　 l　　　 `､
　　　　　　　　　　／　/　　　 /　　/　　　！　　　　｀、
　　　　　　　　 /イ /　/ /　{　　/　　 |　　.|　　　| 　 ‘,
　　　　　　　（ /　| /{/{__∧　│ }　│　/|　　　| 　　 ;
.　　　　　　 _‐~|　圦八(~" ,　| /　 /／ .|　　 /　　　|
　　　　　　　 .′/|.　ﾔ~ｱ伝c　) / _／ ~" /　／/　/ 　|　　　　というわけで、皆さんにはその通りに動いてもらいます。
　　　　 _　-‐{=/ .乂从　ぅこﾂ ⌒~ _､､､,_ /／／_,ノ　 /
　　　／／　乂 /{ {::|　xvx 　　　 ^う云ck￣√/ 　 /　　　　　よろしいですね？
　　／／　　（ j| {:乂,,_　　　　　′　　夊ツ_／　/　　/
　　{ ( 　　　_／＼_,|,八　　丈::　，ｘvｘア　　／/ /{
　　乂__､‐''゛'゛:::__,乂{:::::)h､/ }''7''゛　 ,＞‐-‐''゛ /|　|　、
､丶`｀ィ(:::::＿,トﾐh､三ﾆ[,ｱノ７ -‐=7::::／＿_／││　、
ｱｫ―┴‐┘ヾ　 ^㍉_／／)-|- 二]ミフ~~／/　 |　 '　丶、
::/　　/::〉　　　　〉:／｢{／)/|　　〈＿三)h､:　　|　ﾄ＼　ヽ
/　　(◎＼＿ _､‐'゛　∧ Ｖ│|√~´::::::_,,,、ｲ { 　 |　 |　^'ﾐ_
　　/::/＼:_､‐゛　　　厂〉寸.||::｢''"~´　 _､く {　　ｌ　 |　　 |`、
.　/／｢::f'ﾞ　　　　／ |:. 　　`|::|　　　'"ﾞ　 └､　　、 ∨　 |　'、
.／ｎﾔ:{　┬.r ''゛|　│　　　|::|　　　　　　　＼　　〈　 |　 }
{　　`ｏ >:〉く__) }::L___j|　　　 |=ミ､　　　　　　　〉=ｫ　 ∨|　/
’,　　 /:/￣7 　|::|／:込　　_У:/{ __/:〉　　　／//{　､　〈| /
　＼/:/ 　 /　／:::／／::} ／:／ _∨))　　／:／/　∨}　乂
　　　`'テ'゛／:／|:| 《::~~ ｨ〈:〈ｏ'ﾞ　∨　／:／　{:{　　＼/ｲ }

◯ーｧ　　◯ーｧ　　◯ーｧ　　◯ーｧ　　◯ーｧ　　◯ーｧ　　◯ーｧ　　◯ーｧ　　◯ーｧ　　◯ーｧ　　◯ーｧ　　◯ーｧ
／∠__　　／∠__　／∠__　　／∠__　／∠__　　／∠__　／∠__　　／∠__　／∠__　　／∠__　／∠__　　／∠__

◯ーｧ　　◯ーｧ　　◯ーｧ　　◯ーｧ　　◯ーｧ　　◯ーｧ　　◯ーｧ　　◯ーｧ　　◯ーｧ　　◯ーｧ　　◯ーｧ　　◯ーｧ
／∠__　　／∠__　／∠__　　／∠__　／∠__　　／∠__　／∠__　　／∠__　／∠__　　／∠__　／∠__　　／∠__　　　は、はーー！

◯ーｧ　　◯ーｧ　　◯ーｧ　　◯ーｧ　　◯ーｧ　　◯ーｧ　　◯ーｧ　　◯ーｧ　　◯ーｧ　　◯ーｧ　　◯ーｧ　　◯ーｧ　　　　女神様の仰せの通りに致します。
／∠__　　／∠__　／∠__　　／∠__　／∠__　　／∠__　／∠__　　／∠__　／∠__　　／∠__　／∠__　　／∠__

◯ーｧ　　◯ーｧ　　◯ーｧ　　◯ーｧ　　◯ーｧ　　◯ーｧ　　◯ーｧ　　◯ーｧ　　◯ーｧ　　◯ーｧ　　◯ーｧ　　◯ーｧ
／∠__　　／∠__　／∠__　　／∠__　／∠__　　／∠__　／∠__　　／∠__　／∠__　　／∠__　／∠__　　／∠__

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　上級貴族たち
327 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/22(火) 20:43:23 ID:zQsEsas3: ttps://www.youtube.com/watch?v=DjnXTcEfGSA

【審議中】
　　　 ∧,,∧　 ∧,,∧
　∧ (´・ω・) (・ω・｀) ∧∧　　　　天空神さまのおかげで盗賊団の討伐は順調だけど、
(　´・ω)　Ｕ) ( つとﾉ(ω・｀ )
｜　Ｕ (　　´・) (・｀　　)　とﾉ　　　あいつら次から次へと湧いて出てくるからキリがないぞ。
　ｕ-ｕ（l 　　 ) (　　　ﾉu-ｕ
　　　　 `ｕ-ｕ'.　`ｕ-u'

　　　　上級貴族たち

【審議中】
　　　　　　 ∧,,∧　∧,,∧
　　 ∧,,∧ (´・ω・)(・ω・｀)∧,,∧　　　　討伐に使う騎士団を増やせばいいじゃないか？
　　( ´・ω)(∧,,∧) (∧,,∧(ω・｀ )
　　ｌ　Ｕｌ (　　´・) (・｀　　)ｌと　ﾉ　　　　頭数が増えれば少しはマシになるだろう？
　　 .ｕ-ｕ　(　　　l). (l　　　) u-ｕ'
　　　　　 `ｕ-ｕ' 　 `ｕ-u'

【審議継続中】
　　　 ∧,,∧　 ∧,,∧
　∧ (´｀д´) (｀Д´ ) ∧∧　　　　いや、騎士団は貴族の子弟で構成されているから人数に限りがある上に、
(　｀・Д)　Ｕ) ( つとﾉ(ﾍ・´　)
｜　Ｕ (　　｀・) (・´　　)　とﾉ　　　花形の近衛騎士団になる者ばかりで実際に討伐任務を担当する王国騎士団に入りたがる者は少ない。
　ｕ-ｕ（l 　　 ) (　　　ﾉu-ｕ
　　　　 `ｕ-ｕ'.　`ｕ-u'　　　　　　　これでは人員を増やすことはできないぞ。

【審議中】
　　　 ∧,,∧　 ∧,,∧
　∧ (´・ω・) (・ω・｀) ∧∧　　　　いや盗賊団の討伐には機動力を考えて騎兵隊でないといけないだけで、
(　´・ω)　Ｕ) ( つとﾉ(ω・｀ )
｜　Ｕ (　　´・) (・｀　　)　とﾉ　　　それが騎士である必要はないだろう？
　ｕ-ｕ（l 　　 ) (　　　ﾉu-ｕ
　　　　 `ｕ-ｕ'.　`ｕ-u'　　　　　　　それなら、兵士から見込みのある者を騎兵に抜擢して討伐隊を編成すればいい。

【可決】
　　　　　 ∧,,∧ 　.∧,,∧
　 ∧∧(｀・ω・´)(｀・ω・´)∧∧　　　背に腹は代えられないか。
　(｀・ω・´).∧∧) (∧∧(｀・ω・´)
　｜　Ｕ (｀・ω・´)(｀・ω・´) とﾉ　　　仕方ない。
　　ｕ-ｕ　（l 　　 ) ( 　　　ﾉ u-ｕ
　　　　　　`ｕ-ｕ'　 `ｕ-u'　　　　　　　それで人数を水増ししよう。
328 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/22(火) 20:44:52 ID:zQsEsas3: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ┌:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 7:::::::::::::/ ￣￣　 `＜、:::::::,_斗匕´¨ ￣:｀:ヾ:::::::::::::::::::::::::::::ｲ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,'::::::::::::::{　　　　　　／:::／　　　　　　　: : : .∨:::::::::::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　 {:::::::::::::: {　　　　　　ﾍ:::::ﾍ　　　　　　　　: : : : ';::::::::::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }:::::::::::::;ゝ、　　　　　　＼∧　　　　　　 : : : :,ｨ∨::::::::::::::::ｲ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノ,〈::::::::i{ 乂＞ｭ,、　　 ',　＼'.,　　　　　_,ｨｲ≦ﾉ.:∨::::::::::: /
　　　　　　　　　　　　　　　　　〉-､i{ 　 `込≧ｭ-､__',　　.`　,,x≦斥ｿ彡〆. : i:≧ｰ､/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 7 .rx.i{　　 `ゝ_込} ヽ::;〉　::. ∠_ィ_ 込}__≧: : : :|:|〈‐ｭ }
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 '　{::: ﾍ　　　　　　 ,／i!　 :::.　　　ｰ　　 .／: : |:| :::::} }
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ', ゝ::..i!',　　,　-‐　　 |!　 ::::.　　　　　　 /. : : :ﾉﾉ､_ノｿ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼ `i! ',　　　　　　 :|!　 ::::::..　　　　　. : : :,ｲ､__／　　　　平民である私に新設される騎兵隊の隊長をやれと？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 `ｷ;;i!　　　　　.:f :!　　::::::〉:.　　　　.: : : i!ﾐ : :ｲ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｷ;;i!:　　　　　 `::::.. ..::::´　　　　 i: : : :i!ﾐ: : :i!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｷ;;i!,,ｨ　　　　　　　　　　 i: : i :i!ﾐ: : :i!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「その通りだよ」＞上級貴族
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧:派　　 , …= ＝＝ =… 、　. : :,ｲ刈 : : i!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿ i!.从ﾍ、　　　.::...................::.　　　;,,;ｲ::彡': : : i!
　　　　　　　　　　　　　　 r＜￣≦:::::::i!:::. ヾ､ﾐｭ､　 ≧i!毟i!≦　　 , イ≦'　　: : : :iﾄ .. 、
　　　　　　　　　r― ﾍ　　　:i`＜_＞- ､:::i!::::::..　ヾ､ﾐｭ､　,i|毟|!、　,,ｨイ彡'　　/: : : : :i!:::::::.≧ー､＿＿＿
　　　　　　　　 / 　 . ＞ｭ､ __/　　　＜　_＞- ､::. 　 `ﾐ≦三Ⅵ三≧彡'　　　/ : : ,x--―＜　　ﾑ　　　　＼
　　　　　　 /　　　　　＞ｭ､. 　　　　＜　 _＞- ，` ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ "　　　/ : : /　7 ￣　　　　 .ﾑ. 　// ￣￣＼
　　　＿＿,/　　　　　　　　　　 i:≧　　　　　　　 i::∧ 　 ',　　　　　　 . : : ∧∨　　　　　 .ﾑ //
＜￣　　　/　　　　　　　　 |::::::|　　　　　　　　l::::∧ 　 ',. 　　　　　 i : : ∧∨　　　　　　　　 //
　　　　　 .＞- ､_　　　　　　　 |::::::|　　　　　　　　|::::::::.＼.　　　　　　　 !:／／　　　　　　　　 | i
.　　　　　　　　＞- ､_　　　　|:::::.ﾍ、　　/￣￣　ー　､_ ￣ヽ、＿＿ /　7　　　　　　　　　　　 | |

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　戦士長　ガゼフ・ストロノーフ

　　　　　　　__,＞::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〉　　　　　　　　 /: : : : : : : : : : /: : /: : /:
　　　 ,ﾞ￣, ' ＞::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/　　　　　　　　 /: : : : : : : : : : /: : /: : /: :
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-== / /　　 .|::::::::::::::::::::::::::::::::::,. '　¨ ` ＜:::::::::::::::::::::::: _斗 ¨ﾞヾ:::::::::{　==- ､_ 　　　./: : : : : : : : : : /: : /: : /: : : :
　　/ /　　　＼::::::::::::::::::::::::::/　　　　　　　 ` 　 ,::::.,´　　　　 ';::::::ﾍ　　　＞==-､/: : : : : : : : : : /: : /: : /: : : : :
　 ,ﾞ ,ﾞ　　　　　　';:::::::::, ､::::::::/ ゝ、　　　　　　　　ﾞ,::::ﾍ　　　　ｨi,､:i!`　　　　　 /: : : : : : : : : : /: : /: : /: : : : : :
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　　　　　　　 7　';::::;{ .へ:.{:::{　｀_`込≧ｭ､　　／ '　　　,ｨｲ彡〆! !} ∨　　　　 ./: : : : : : : : : : /: : /: : /: : : : : : : :
　　i　　　　 .,ﾞ.　＼:{ i::: 〉{:::{ 　＼弋ｿ`≧､　ﾉ::'; .,,xｨｲ:ｱ /　,ﾞ /、 ∨　　　./: : : : : : : : : : /: : /: : /: : : : : : : : :
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　　i　　　 ,ﾞ　　li 　i:::i　 :ﾍ',,　　　　　, ´ 　 .:::i　 !　　　`　　 , .ﾉ::::l!　 i 　 ./: : : : : : : : : : /: : /: : /: : : : : : : : : : :
　　　　　　　 li 　|:::.＞!;;i! 　　　　　　 ..:r.:::::! ;;,!　　　　　 ,ﾞ,´ :::::i!　 : 　/: : : : : : : : : : /: : /: : /: : : : : : : : : : : :　　　はあっ！
　　　　　　　 li　::!::::::::;:;;i!.　　,ﾞ　　　ゝ;::.　　〉　　　 ,ﾞ.::　 ::7　,7ﾞ /: : : : : : : : : : /: : /: : /: : : : : : : : : : : : :
　　　ﾞ,　　　　　　 ,:::::::::;;:i!,,ｨ　　 ,へ　__　｀___´__.　ｨ　,,ﾞ :::　 /　,7ﾞ./: : : : : : : : : : /: : /: : /: : : : : : : : : : : : : :
　　　ﾞ,.　　'　　　 ',　',:::::::::;:从ﾍ、　ﾍ　 =　-　　　-　/　 ,ﾞ.:::,' ./.　/. /: : : : : : : : : : /: : /: : /: : : : : : : : : : : : : : :
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ガゼフは兵士の中でも強さと馬術の上手さで選別された者たちを騎士団にも劣らぬ精鋭に育て上げる事に成功した。

こうして王国戦士団は誕生し、戦士長になった彼は盗賊団の討伐に多大な功績を上げた。
329 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/22(火) 20:45:44 ID:zQsEsas3: 　　_／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : _: : : : : : ﾉ: : ﾉ
　彡: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /´　｀`''ｰ-､_ｨく
_／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /_/　　　　 V:.｀}
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :/､爻ﾄ､_ 　ヽ{: :ﾉ
: :ノ: : : : : : : : : : : : ＿ : : : : : : : : /　 `ー-ミｈ､　寸
: : : : : : : : : : : : : ／-､｀ヽ: : : ／~　　＼く⌒rぅﾄﾐｧ〉
: : : : : : : : : : : : : }〔　-〉　V: ｛　i　　　　　｀￣ノ^　'､　　　　　私は十分頑張ったが、
: : : : : : : : : : : : : | 〈　ﾉ　　彡　‘，　　　　　　　　　丶
｀ヽ : : : : : : : : : : ＼＼_ヽノ　　 ',　　　　　　　ｨ´　　 >　　　もう体力の限界だから引退する
　　＼: : : : : : : ／⌒ヽ　　|::|　　　　　　　　／　`⌒‐'ﾞ
　　　 }: _､-‐''゛　　　　｀￣|::|　　　　　　　　,,..-─ノ
　＿__|~＿＿　　　　　 |:::V／　　　　　'──┐
/　　　　　　｀`～､、　　 |:::::::::( 　　　　 -r‐:ﾉ
　　　　　　　　　　　　｀`～＼:::::::丶､　　　　 }:::|
　　　　　　　　　　　　　　　　｀`～､::::::`丶--''ﾞ:::|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀`～ミ''ｰ--─''ﾞ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼､、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　｀丶、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　|

しかし、長年戦士長として働いていたガゼフも加齢による衰えには勝てず、引退した。

老兵は死なずただ去り行くのみ。
330 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/22(火) 20:46:21 ID:zQsEsas3: 【審議中】
　　　 ∧,,∧　 ∧,,∧
　∧ (´・ω・) (・ω・｀) ∧∧　　　　ガゼフが勇退するか。
(　´・ω)　Ｕ) ( つとﾉ(ω・｀ )
｜　Ｕ (　　´・) (・｀　　)　とﾉ　　　まあ、歳を取ったから引退するのは仕方ないね。
　ｕ-ｕ（l 　　 ) (　　　ﾉu-ｕ
　　　　 `ｕ-ｕ'.　`ｕ-u'

【審議中】
　　　　　　 ∧,,∧　∧,,∧
　　 ∧,,∧ (´・ω・)(・ω・｀)∧,,∧　　　それはいいけど、次の戦士長はどうする？
　　( ´・ω)(∧,,∧) (∧,,∧(ω・｀ )
　　ｌ　Ｕｌ (　　´・) (・｀　　)ｌと　ﾉ　　　また平民にやらせるのはどうかと思うぞ。
　　 .ｕ-ｕ　(　　　l). (l　　　) u-ｕ'
　　　　　 `ｕ-ｕ' 　 `ｕ-u'

【審議継続中】
　　　 ∧,,∧　 ∧,,∧
　∧ (´｀д´) (｀Д´ ) ∧∧　　　　戦士長にはある程度の信用が必要だから貴族の子弟が望ましい。
(　｀・Д)　Ｕ) ( つとﾉ(ﾍ・´　)
｜　Ｕ (　　｀・) (・´　　)　とﾉ　　　しかし、王国騎士団でも定員割れしているのに
　ｕ-ｕ（l 　　 ) (　　　ﾉu-ｕ
　　　　 `ｕ-ｕ'.　`ｕ-u'　　　　　　　平民を率いる事になる戦士長になりたがる貴族の子弟なんかいるのか？

【可決】
　　　　　 ∧,,∧ 　.∧,,∧
　 ∧∧(｀・ω・´)(｀・ω・´)∧∧　　　　　確か騎士爵家の出で女だから騎士団に入れなかった奴がいたよ。
　(｀・ω・´).∧∧) (∧∧(｀・ω・´)
　｜　Ｕ (｀・ω・´)(｀・ω・´) とﾉ　　　　　女だけど剣の腕は凄いらしいからそいつにやらせようぜ。
　　ｕ-ｕ　（l 　　 ) ( 　　　ﾉ u-ｕ
　　　　　　`ｕ-ｕ'　 `ｕ-u'　　　　　　　　　まあ、それでいいか。
331 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/22(火) 20:47:06 ID:zQsEsas3: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／::::::::::::::: ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{::::/￣￣＼::|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　へ八:|_/へ.ﾆL_　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／/_＞ｰ──,,＼:::＼- 、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::/ニニニニニニヽ::::＼:ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /::::::/=＞'" /ヽ::::＼::::::::‘,:::::::ヽ'，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/::::::／:::::::/:::|.　‘,::::::‘,:::::: ‘,::::::::'，,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /::::::/::::::::::/ :: | 　 ‘,::::::‘,＿: i:::::::::‘,|
　　　　　　　　　　　　　　　　 /::::::/::::::: _,,..,,_ :| . 　 |／　＼:::|:::::::::::‘,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /::::::/人:::'´/// 人　　|j斗考ミ |::::::::::::::i
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,'::::::／:/∧::|斗ぅk　　　　ﾋr;ﾘ .:ｉ|::::::::::::::|　　　　女だがら騎士団には入れなかったけど
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,'::／ |::r::/∧| .ﾋrﾘ　　　　　　　ﾉ/:::::::::: |
　　　　　　　　　　　　　　　 ,'　　　|∧ V/:|　　　　　' 　 __　／ｲ ::::::::::: |　　　　戦士長になって王国の為に働くんだ！
　　　　　　　　　　　　　 /　　　 |/∧ V/　　ﾏｰ　　　ﾌ　　/|::::::::i:::: |
　　　　　　　　　　　　　　　　　／⌒∧ V/-┐　ｰ　　´　／.::|::::::人:: |　　　　皆よろしくね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /＿＿　 rくﾆ二〉、　.,_,　イ://.ｉ|／/ | 八
　　　　　　　　　　　　　　　／￣ニニ∧二二ﾌ|　　　 ./|.／/:/_ i|::::::::V/　　 ,|
　　　　　　　　　　　　　　　　〈ニニニニﾆ∧ニ/ ┘⌒ヽ_Lﾆ=-/:/￣ |::::::::::V/　 /|
　　　　　　　　　 _,,..　-‐/∧ _ -=-　 _.　|ニニY　　　}　　／ ┌┘^'' ,,::V_／::|
　　　　　　　_,,..　-‐ '' ”⌒::／:::/／ニニニニﾆ|ニﾆ/.::┐　　　　　┌┘ 　　 /i＼＿ノ
　　　　_､‐''゛-─ '' ”⌒. ／:::::://-= ￣ニ=- _「iﾆﾆi_ ＿|　　　　「￣i:i:/ 　　 /＼
.　　 /''”⌒／　　_､ '~／::::::/: ＼ニニニﾆﾆ八＼.ﾆ〉、　　　　└─''.　_／./ニﾆ〉
　　　|:::::::::::|　_､ ''~ ::／:::: ／::/:::::| ~''＜ニ=ｱ.　＼.＼.」＿＿　　　 ‘,｀`v/ニﾆ/
　　　|::::::_､ ''~ ::::::／::/::::/:::::/:::::: |:r┴┘-7　　 /＼ノ　　　｀`丶､　 i- ＿V//V/
..　　ﾉ／ :::::::: ／￣7::::/:::::/::::::::::|ﾊﾆ／ﾆ´　　 /　　　　　　　　　 ._|ニニL:::::::V/
. 　／::::::／／　　　i／::::::/::::::::::::|:::〈.:ﾆﾆ|　　 / |　　　　　　　　　　ｱﾆﾆヽﾆ|::::::::V/
..／::::::／／＼|　／:::::::／ | :::::::: |::/|ニﾆ|: . ./::/　　　　　　　 _／ニニ_＞'::ｉ:::::::V/
.ｉ::::::::::ｉ:::ｉ　|..＿／:::::::／　　|::::::::::::/ｉｉ|ニﾆ|､_/::/　　　　　　　 /ﾆヽ/￣::::::::::| :: |::V/
.{::::::::::|:::|:{ ＼ｰ　イ:::::|_Lﾆ=-＜´i:i:ｉ＼ﾆ.V//..|　　　　　　　　_/ニニV/::::::::::::|＼|::::V/
.{::::::::::|:::| ＼　　　_＞''".i:ｉ:{⌒ヽ:ｉ:ｉ:i|:ｉ:ｉ|　＼V　_| ＼　　　　_ -/ﾆﾆ／⌒) ::::::::: |　 |::::::V/
八::::＼::|＼_.　_／;;た〈:i:i:i:'/.:　|i:i:i:i:i:八　　 |￣i:i:i:i 'ｰ‐= ￣/i乂./ 　　~''＜_:::/-__　_::::V/
. 　＼:::::|.　 _ア{:i:i:i{ニ∧:i:i:i＼ |i:i:i:i:i:/∧. 　|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ :|､ﾆ|＼　.／二_／ ./}.::〉:::V/
　　　＼ ._ｱニ{:i:i:i:＼ニ｀`～､、-i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:＼|rノ''"´:i:i:i:i:i:i/　, ｲﾆ|　＞{〈ニ(__／/..}/ | 〉|
　　　　　 /ニﾆ＼i:i:i:i:｀`～､、ﾆ｀`～､、＿i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:r─ ､´　　＼/ 人.＼..／/ .√┘::|
　　　　 .たニニﾆ｀`～､、i:i:i｀`～､、ﾆ｀`～､、i:i:i:i:》《竺=/ -= ＿＞ｰ─／　　 √:: /:/
　　　　/たニニニﾆ.＼ニ｀`～､、　＿￣二二二二二ニ=-　￣＿＿　／　　　 .i:::／ /
. 　　た ‘,ニニニニﾆ＼|||　　　￣ニニﾆﾆ- _～　_　　　　　　　　／　　　　 |::::／
　　　.た|ﾆ‘,ニニニニ／￣~^'' 　,,_ニﾆﾆﾆ￣ﾆ- _.´"''ｰ──- ／　　　　 | :|V/
　　たｉ|ニ‘,ニニﾆ.／.::　　　 /:::::ヽ~''＜_ニニﾆ￣ﾆ- _ 　　／　　　　 ./ 　 |..　.V/
　　..た=|ﾆﾆ‘,ﾆﾆ／''^~￣~^''┐:::::::: Y. :　 ~''＜_ニニニヽ__／　　　　 ./　　..|　　 i
....　たﾆ.|ニﾆ‘,_//ニニニﾆﾆ=|::::::::::.7 -=ﾆﾆニ=~''＜_ﾆﾆV/ . 　　　 ./　　　.|　　∧＼
.　たニ '/ﾆﾆ.//=＞''^~￣~^' |:::::::::::|ニニニニニニ　~''＜V/　　　 /　　　 |　 /::::V/.＼
.　√ニﾆ '/=//／. . 　　　 . :|:::::::::├ .''^~￣~^''　_=/:::::::::::V/　　／ /　　　 | ./:::::::::V/　|
　√ニニﾆ'/ハ. .　　　　　 . . |:::::::::::|. :　　　　　　. /::::::::::::::::V/　　 ./ 　　 .／::::::::::::: V/.|

　　　　　　　　　　　__
　　　　　　　　　　//ﾊ､
　　　　　　　 ////;ﾊ
　　　　　　　　 //////ﾘ
　　　　　　　 ./////E!/
　　　　　　　////＞E}¨　‐ ﾐ
　　　　　　 //／　　　　　　　ヽ
　　　　　　//'　　　　　　　　　 ‘，
　　　　　 //;|　　　, -‐　￣ヽr;',
　　　　　///{　　 /　　　　　 _,.ｨ∧　　　　　はい。
　　　　 f///ﾊ_ ﾄ廴＿,. z‐tヶｧ !iﾊ
　　　　 |//八ヾヾﾑゞ'′i ',　　.!ﾘ‘，　　　（貴族の方だし、強さは圧倒的だから問題なし）
　　　　 '"´　ヽ _ﾍﾑ. 　　λ　.i!へ｀}
　　　　　　　　ﾉ丿ﾍ'ﾑ　　 '´_　;!K㌢
　　　　　　　 '＜圭i｀､ミ､'_ﾆ´ｲ'/: :＼ｰ-tっ.-.-.-
　　　　　　　,. ﾍ/: :｀:ｰ＞-二イ : : : : }ヽ=----:-:
　　　_,. .＜: :０: ﾄ:､: : : : ,ヘ:|＜＼/:У:|　ﾏﾆﾆ!: :
　/:´: : : : : : :／: : :＼: /: : :l!:,.:-: ﾍ/: : ! 　 !ﾆﾆ!: :
./: :_:__:,.:ィ≦i＼: : : : :´: :`┐ : : : : : : : i_,.斗マ=!: :
:／:i: : : ｀iニﾑ.　＼: : : : : : :i: :_; =-　"´ ﾍノ oヾ､
: : : i : : : ﾔニ=ト _,.斗‐ '"´　　　　　　　　＼∨｀`
: : : :ヽ: : : У'"γ/ j　　　　　 ',　　　　　＞ー
: : : : : ＼∧∠､ﾟ〈 /　　　　　　　　',　_,.　 '"

こうしてコンノ騎士爵令嬢ユウキが戦士長に就任した。

彼女は騎士爵家とはいえ貴族である事と優れた剣技で兵士たちを掌握する事に成功した。
332 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/22(火) 20:47:41 ID:zQsEsas3: 　　　　　　　　　　　＞-'''''--＜
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　　　 xｨ_,.ォ}=ﾍ　lﾆ' {　　　　｀ヽ､ //¨､∨_＞"　 ,.　　 i i: : : :〉　　　fr￢こi:{ヽ／ﾚﾒ　ﾄ､
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　　 /二ヽﾊ∨　i.:ﾉ {ﾆ{ 　ヽ　　　　 | 　 !' ／　 /,.　　　 .! ﾏ;i;!　　　〈;:ﾒ'　/　､　　　 /ヾ´
　　 .{ ､r K'イ ∨/仁､ﾏ!　　　＼;';　　!　 .!/　　,:;:'　　　　 !ﾐﾏ;!　　　 ,.入;　/　　 ∨　 /　.!ヽ
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　　 \圭' :.:.　| 　ﾔ: ヾﾆ! ./　　　　　 i 　 !　　 ;:;　　　　λ'ﾆﾆ∨ 　 {;:;:;:〉、＼i　　　 !　　／〉
　　佳ｱ､_､ヽ／ ,. ﾍ:.:.:} Y　　 . . ／　ﾍ　ﾄ､、　ヾ　　　 ,i;i;「¨¨´　　 !:/'i　＼　｀　 .,_L_,／　／Y
　　iｱ/｀ヽﾆｰr'",.∠ ﾔ:!./　 . : :/　￣ナ≧ｲ＼　　　　/;i;i;! 　　　ﾉ《:;|　　｀　.,_　∧_,. ィ　　 }
　ﾉ《;! 　 ,　i¨¨! /　{ }y!{　 . : :　　　ィ圭/｀`!　　　　 ,ｨミ!ヾ`　　　 fｲ-ヾ!　　 ┬､ ┐¨r　　/　 ′
　｀¨¨i　 ´ヽ.i　ﾄ,r　 Y　 !　　　　／圭Ⅳ　　.!　i　　 ,佳ﾐ{　　　　　 `┬'’i　　　 i　､}　j ,ィ"′ ′
　　　 Y´/ メ=ﾍ! 　ﾉ! ./　　 /./ Y圭ﾐ{、　　ヽ|　　佳圭i、　　､_,ｨ　!;:,　ﾍ　　　i;　i_,/､ヽ.:　 !
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その後は幾度となく盗賊団の討伐で功績を上げており、今回も厄介な任務を終えて王国戦士団は王都に帰還した。
333 ：名無しさん＠狐板：2024/10/22(火) 20:48:14 ID:7ploZvWA: 馬の維持費は経費で落ちるんでしょうね？手弁当だと平民には凄い負担ですよ？
334 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/22(火) 20:49:29 ID:zQsEsas3
335 ：名無しさん＠狐板：2024/10/22(火) 20:51:34 ID:YAq7nrj8: きよひーは魔法の研究かな今どんな感じやろか？
336 ：名無しさん＠狐板：2024/10/22(火) 20:52:25 ID:YAq7nrj8: >>335
言葉足らんかった現状貴族含めて魔法はどのレベルの実践レベルやろか
337 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/22(火) 20:52:53 ID:zQsEsas3: >>333
当然ですが、経費で落ちます。
王国戦士団は王国軍の職業軍人です。
338 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/22(火) 20:57:41 ID:zQsEsas3: >>335
現時点の魔法の実践レベルに関しては葬送のフリーレンの大陸魔法協会にかなり遅れをとっています。
339 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/22(火) 20:59:07 ID:zQsEsas3: ttps://www.youtube.com/watch?v=2vK9dM8ChC8

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　　　　　 /::::::::::/:{:::::{::::::::::::i!　　　　　　　"V::::}　_＿ ∨}:::::::::::::::}:::::::::i!
　　　　　 ∧::::::/::::{:::::{:::::::i!::{""'''　　　　　　 V:}芸瓜ﾘヽﾘ::::::::::::::::l--- ,i!　　　　　王子、この度の盗賊団の討伐任務で、
　　　　　 ∧:::::::::i:::::i!::::{::::::{ i{:lｭｪｮ、　　　　　 "ｌ乂::U:::｝/::i!:::::::::::::} 　／∧
　　　　 {:::::::::::::i!:::::i:::ﾊ:::::ｲ'ﾘら:u:ﾊ　　　　　　　 ~"~　 i::/l:::::::::::::}-"::::::::∧　　　　シノノノ侯爵令嬢が名誉の戦死を遂げました。
　　　　　 {:::::::::::::ﾊ:::::::V:{:::::l ヽ'乂_::ノ　　　　　　　　　　// l::::::::::∨:::∨:::::::∧
　　　　　 l::::::::::::{ ∨:::::''::V::{ヽ　　　　　　　　　　　　　 /　 }:::::::::∨::::::::∨::::::∧
　　　　　 l::::::::::::{　＼:::::::::V,∧ 　　　 '　　　　　　　 <::::::::V:::::::::::::::::<::::::∧
　　　　　 {:::::::::::l　　　l <::::::ヽ:∧　　　　ー--　’　　／ i!::::::::/--,:::::::::::::::＼::::∧
　　　　 V::::::::|　　 l::::::' <:::>、＞、　　　　　　　, <i:i:i:/::::::/:i:i:i:i::::::::::::::::::::::>、:∧
.　　　　　　V::::::l　　 i!:::::/::::l: -,,>、:::> "'' ｲ　 -<"_,>"r/:::::/- ,,,　---　、::::::::::::::>、ヽ
　　　　　　 ∨::::{ 　 /:::/::::::l::::::::<"-、i:i-"r--i'''"~ニﾆ/:::/-i!-　　　　ヽ::::::::::::::::＞、- 、
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　　　　　　　　 >乂/:::::::::::/:::::::_,,,r- 、 / 　 i!>-''"ニ{:::::{-=-　　　　　　 j:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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:::::::::::::7''ﾏ:::7 ｰ::{-ミx::',V:::::!::::::::/ '"!__ !/:::::::::!､::::ﾑ
:::::::::::::|　 V::!　 V!　　Ｖ{~＼!::::/ ,ｨｒうヾ!::::::::::::|　＼:ﾑ
:::::::::::::|　　V!≫ｧ示うヾ:､　}:/ 　 Lﾀ　'::::::/:::::|　　｀ヾ
ヽ::::!::::! 　 ≪　Vぅｒ'タ　　 /　　 ,　／{'!::/ ヽ::!　　　　　　……そうか。
　ヽ|ヽ!　　　｀　~´　　　　　　　 :、　, j/　　V!
ｰ　｀　｀　　　　　　　　　　　　　　ヽ八　　　'　　　　　　シノノノ侯爵は上手くやったようだな。
ｰｒ:.、　　　　　　　　　　　　　　／'
::::! ム　　　　　　　　　　　　　　　 /｀　＜　　　　　　　　　シノノノ侯爵には報告済みか？
ﾑ|　　ヽ、　　　　　　　　　 ,　 `　'　　　＼ヽ
、　　　:≧s。　　　　　　　　 /＼　,斗ｒ竺ｖ
≧ｓ。　　　　　≧s。 ,,　　　 /ﾆﾆ∧／´　', ',
≧ｓ。:≧s。＿__　　 /｀ヾ二´ﾆﾆ'ニヽ　　 i　,
ニニﾆ≧ｓ。______|ｰく　 / Vニニ'ニﾆﾆヽ、i　 ,
ニニニニニﾆﾆﾆｊ　/ |〈　 Vﾆ/ニニﾆ/::/ !　 ,
340 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/22(火) 21:00:36 ID:zQsEsas3: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　／:／⌒
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::/
　　　　　　　　　　　　　　＿＿_|::/_
　　　　　　　　　　　 ....:::::: -‐::＼::::|:{:::::::::...､
　　　　　　　／::／:::::／-=＝＝=- ､::＼＼
　　　　　　 /:::::/::::::::/二二二二二二∨::＼＼
　　　　　　　 /:::::/::::::::/ﾆ=-‐..::::￣:::...‐=ﾆ∨:::::∨::.
　　　　　 ,.:::::/::::::::/:::::/::::::::::／＾^V:::::::::｀∨:::::∨::.
　　　　　　 ,:::::ｲ:::::::::{::／:::::|:::/　　　 ∨::::::::::∨:::::∨::.
.　　　　 j{:/::|::::::::::|:::/}／}/‐- 　　 ∨{:::::|::∨:::::∨::.　　　　はい。
.　　　　　 j{/イ|::::::::::|/x===ミ､　　　　´｢_Ⅵ|::::∨:::::∨::.
　　　　　 j〈￣ }::::::::::}《斤ｚ｢｀　　　　ｨ芹Tヽ∨:∨::|::｢＼　　　既にご報告しております
　　　　 j{::::＼_}::::::::::.　乂ツ　　　　乂ツ ″iⅣ:::::|::| 　＼
　　　　 j{:::::::j{:: }::::::::::}、　　　　　　　　　 /ノ|:|::::|::|
　　　　j{:::::::j{┌‘.::::::‘､＼　　　　　′　　　.:｢:::::|:|::::|::|　　　　　　　　　　　「それならいい」＞王子
　　　 j{:::::::j{::::|　‘.::::::‘.丶　　 _ _　　／:::|::::::|:|∨::|
　　　j{::::::/::: └::´‘.::::::‘.　＞　 __　....:::::|:::::::|:::::: 从::::|
　　 |::::/::::::::::::::／∧:::::‘.=ｭ　/__:::::::::::::{:::::::{:::::ｲ　|:::|
　　 |:/:::　-‐く////∧:::::∨={///ヽ ‐-　､:/／{ 　 ::::|
　　 |／　　　 ∨‐-/∧:::::∨＼//∧　　 .:::::::::|　　:::|
.　　 ′　　　　　∨////ﾊ:::::∨////∧　　i::::::::|　 .::/
　 / 　　　　　 }/////∧:::::∨////.} 　 | ::::::|　.:/

　　　　　　　　　　　　...-―:::´￣｀:::..､ー:...
　　　　　　　　　....:::´::::::::::::::::::|::::::::::::::::::＼:｀::...
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　／ ´ /:::::::::: :::|::::::::::/|:::::::::::∧::∨ :: |:::::::::::∨:::::::::∧:::::.
　　　 ./:::: :::::: |:::|::::::::/ i!::i!:::::::::∧::∨|:|:::::::::::::∨::::::::::::.＼:.
　　　/ !:: |::::::::|:::|::::::/　 Ⅶ::::::::::::::＼:.|:ﾄ､::::::::::::∨::::::::::::.　｀＼
　　./::::|::::|::::::::|_ﾊ__/　　 i从::::::::::::!{:|｀＼.＼::＿::∨::::::::::!
　 / ／|::::|:::::::::!|　V￣¨≧{. ＼::::::|斗≦¨￣＼ヽ:､＼:::::::!　　　　シノノノ侯爵家は長女が問題児で侯爵が勘当している。
. /'　　 !::::i!:::::::::i!,.イテぅトﾐ　　＼:!　ィテ卞ﾐ､ iヾ｀＼i＼{
　　　　.::::八::::::::ﾄ､弋z少　　　　　`　 .込zｿ /'.!:::}'::::::|ヽ `　　　　次女のホウキ嬢は姉よりはまともで何とかなると侯爵は思っていたようだ。
　　　 ./:::;ｲ{＼:∧　　　　　　　　　　　　　　　 /:/ﾊ::: |
　　　/／ .|| {'6＼:.　　　　　 |　　　　　　 /ｲ} ,ﾘ:::::|　　　　　　実際には次女も問題外だったがな。
　　./'　　込. ゝ∧｀　　　　　　　　　　　 /'　/:ﾄ､::{
　　　　　 |/　|＞ｰ..　　　　　　　　　　　　 /..イ:::::|　｀＼
　　　　　　　　|:::::ﾊ:::＼　　　´　｀　　　／:::::::ﾄ､:ﾘ
　　　　　　　　|:/　ﾍ::::::i＼　　　　　　.イﾙ'＼:::{　}'
　　　　　　　　'　 r┴‐┴┐ ､　　／r┴―┐ヾ
　　　　　　　　　 .|―――!＿.｀¨´＿|――‐.|
　　　　　　　　　 .|三三三|　 fi　fi　 |三三 7
　　　　　　　　,ｨ≦ゝ三三.!　 ||　||　.|三三ﾘ≧i
　　　　　　　/三三＼三ﾆ.!　/ V ﾍ i三.／三'∧＼
341 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/22(火) 21:01:41 ID:zQsEsas3: 　　　　　　／:::::::/-､＝ニニ＝=ﾏ:::::::ヽ
.　　　　　／:/:::::::/=∥:::::ﾊﾊヽ:::-ﾆﾟ｡::::::;::ヽ
.　　　　／:::/::i:::::::i七:::i:::/　ﾞﾞﾏ:::l::｀::ﾏ::l:::l:::::ヽ
　　　 /:; イ:::::{::::::l.:i!|::ｲ/　　　ﾏ:l:::::::i:}::!:::l::|iヾ＼
　　　 ´　　{::::::l:::::_|」_i!_　　　　 __'|」::_!::l::::l::::l:|
　　　　　　i!:::: l::::ll:| |l　_　　　　　_ ! ﾏ |l:::l:::l::|　　　　（あれより酷いって姉はどんな女なんだよ）
..　　　　　_i!;::::i!:::| l-＝=-　　　 -=＝-{::::|::l:l_!
　　　　　ヽ_l::::|l::::!　弋:ｿ ' 　　弋:ｿ ',':::/::l_.イ　　　（さっさと姉妹同時に勘当していれば問題なかったのに…）
　　　　　 i!::ﾏ::ﾑﾊ　　　　　 ' 　　　 /:ｲW:l::::!
　　　　 i!:: ﾏ:::ﾑ:::.　　　　　　　 u//;:W:::|:::|
.　　　　 i!::::::ﾏ:::ﾑ/ヘ.　　 ○　　 .ｲ l:W:::::|:::|
　　　　　i! ＜ﾏ::::lﾆニ＞...　_　＜=＝l:::7/ ＞ .
　　　 W　　　ﾏ::|ﾆﾆ∥　　　　　　 |::i　　　　W
　　　ｲ　　､ﾏ:l=／　　　　　 / l::! /　　　}ヽ
.　　f〈∧　　　ヽヽ=＼　　　　　 r=- ﾘ/ r----≦|
　　 l=ヽﾟ｡　　　 |ﾆﾆ/　　　　　ゝﾆ=|´　!ﾆﾆﾆﾆﾆ!

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　　　　　 .′::/::::::／:::::::::::|:::-‐≠:::::７￣下′　 |:::: /　下′::::::,::|　＼
　　　　　 .′:/:r― ∨:::::::: |::::: / |::::: '　　 :||　　　| :/　　/ 　 }:::/:ﾘ　　　　　まったく娘が使い物になるかどうかの見極めすらできないとは
　　　　　.′/|::i　ﾌｘ∨:::::::|::::/　:!::::' ＿＿|!　　　|/　ィｆﾃﾌ》:1/:|
　　　　 .′'　|::l: //　 ∨::: l /≪ |::弋:ﾓﾃﾂ｀　　　　ﾞ¨´ ,:::|∨　　　　　　シノノノ侯爵にも困ったものだ。
　　　　.: /　 :|∧ 丶〈　∨: !′　 |′ `¨ ´ 　　　　　　　 :从
　　　　,/　　 |:::/丶.　　 ∨|　　　　　　　　　　丶　　.:∧:，　　　　　　あの一件で王家も迷惑を被ったからな。
　　　　　　　 |/　 |:::≧ー:∨　　　　　　　　　　 ′　/:′＼
　　　　　　　　　　|:∧::::::::，＼　　　　＿,.　‐ｧ　　／/　　　　　　　　　　シノノノ侯爵家も社交界で大恥をかいて誰も幸せにならない。
　　　　　　　　　　| ｒ≠≦　7　丶　　　　　　￣　／ i:/
　　　　　　　　　　 ∨////{　　｀　　　　 .　＜　 l′　　　　　　　　　　不幸な出来事だった。
　　　　　　　　　　.＿}////:|＿＿　　　≧ー ´:/／
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　　　　　　 ./: :／}:圦　( .ﾉ圦{　　　　　￣　 fｒ=ﾐ､ //}: :}V!　　　　まあ、シノノノ侯爵家には嫡男がいるし、
　　　　　　 /／ / } :ｨ:丶ヾ　　}　　　　　　　〉　 //圦: { }|
　　　　　　　／ ,／_}: : :｀ト、　　　　　　　　 ′,//: :.:Ⅹ{　　　　　俺もちゃんと婚約破棄できたからな。
　　　　　　　　／ /＾＼: Ｎ八　　　　 /￣￣ﾏ　　.八: : /　i{
　　　　＿＿_____/: : ＼＼　　＼.　　 {　　 ./　／: ｲ :/　　　　　　　　ある程度の被害は受けたが致命的ではない。
.　.／／￣>< ＼:｀＼ : ＼＼＿_＼　｀一' ／}／　}/
／／　.／　 >‐ ヽ: : ＼: : ー― ７ト　_　∠__　　　　　　　　　　　　　いくらでも取り返しがつく程度の事さ。
／　.／　／　ﾍ⌒ ､: : ＼: : : : /＼: : : : : ／
　／　／　／　 ‘,　 }: : : : ヽ: :/ ／ }: : ∠_
:"　.／　／　　　 }　:}: : : : : :｀ﾄ､{ 　 !: : : ＼≧ト
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342 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/22(火) 21:02:36 ID:zQsEsas3: 　　　　　　　　/.:.:.:.:.: /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.Wｲ.:.:.:/:./:./.:.:/!.::/ 　｀Wi.:.:|.:.:.:.ﾑ＼
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　　　　　　　　|.:.:.:.:::|:|.:.! :.:.:::i!.:.:..|.' {　{::::ijゝ!ヽ　　　　,'ｲ笊ﾄ､ |.:.l.:.:.:.:.}
　　　　　　　　|.:.:.＞¨!.:|.:.:.:.::lﾏ.:.:!.　　乂_ソ　　　　　 {:ij:ﾘ / !.:i.:.:.:W　　　　　（あの女は本当に厄介者だったんだな）
　　　　　　　　|.:ﾍ´　 !.:| :.:.:.::l.:ﾏ:.!　　　　　　　　　　ゝﾟ'　 ,'|/|:.:.:W
　　　　　　　　|.:.::l＼ .W.:.:.:.::::l.:.ﾏ:. 　　　　　　　〉　　 ,'ｲ.:.|.:.:W　　　　　（彼女を惜しむ気持ちがまるでないよ）
　　　　　　　　|.:.::l.:.:.:ヽW.:.:.:.:::l.:.:|ﾏ.　　　　　　　　　ﾚ|.:.:|:.:W
　　　　　　　　|.:.::l.:.:./:::ﾏ.:.:.:..:::l.:.|　ヽ　　　丶　　　,　　　ﾊ|.:.:!:.W　　　　　　（これでは令嬢が始末されたのは当然だね）
　　　　　　　　|.:.:.!.:/／=W.:.:.:..:l:.ト　　　　　　　￣　　 .ｲ　|.:.:|:W
.　　　　　　　ﾑ.:l／∨三W.:.:.:.:l:.|　＞　　　　　　　 ..イ;:/　 |.:.:|W
　　　　　　ﾑ.:.l:.=ﾟ｡∨ﾆﾏ.:.:.:.:.l:|＝==- .. _＞:: ....ｲ.:.:.:.:/ 　 |.:..|.:;
　　　　　　　ﾑ.:.:!:::ﾏﾑヽ/:::ﾏ.:.:.:.:i!三三三ﾆX=|.:.:./.:.:.: ,'　　i.:.: /
　　　　　　ﾑ.:.::l:::::::ﾏ/:::::::::::ﾏ.:.:.:|//////////ヽ:.:.:.:. ,'　　 |.:./

　　　　　　　　　　　　　　...-―――-.....
　　　　　　　　./￣￣￣｀:::.....､::::::::::::::::::::::｀::..
　　　　　　 ..::/:::::::::::::::::::::::::::::::::｀:::..､::::::::::::::::::::＼
　　　　 .／::/::::::|::::::＼:::＼:::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::＼
　　　 ./::::::::i::::::∧::::::::::＼:::＼:::::＼:::::::::::＼::::::::￣｀ヽヽ
　　　/:::::::::::|::::::::∧::::|::::::::＞‐＼::::::ヽ＿::::::＼::::::::::::∧｀＼
　　 .:::::::!:::::::i!::::::::::|＼i＞＜￣￣::::::::::＼:::::｀ヾ＼::::::::∧　　　　　コンノ卿も今回は不運だったな。
　　.:!::::::|:::::::ﾊ::::::|::|／ヾ　　｀＼::::::::＼::::::＼:::::::::::::::::::::∧
　/::|:::::/:::::::| .|:::::i!:|　　,≠rテトﾐ｀ｰ┬:ヽ:::::::＼::::::::::::::::::∧
./´ |:::厶ｲ::;ｨ个:::|,ﾘ　　{'　.込｣ /'　　!:::／￣｀ヽ::::::::::::|:::∧　　　　　　　　　　　　「いえ、これも任務です」＞ユウキ
　　.!;ｲ:::|ﾍ:::| /心}　　　　　　　　 }/　/ヾ.　　}:::::::::::ﾄ､:::ﾊ
　　{' |::::|:::ﾍ从ﾏ｣　　　　　　　　　　　　ヽ　}　 .ﾊ::::::::ﾄ!　｀ヾ
　　　ﾍ:::!::::::ハ　/　　　　　　　　　　　　 f／／::::::::;ｨ|　　　　　　任務に忠実なのは結構だな。
　　　　ヾ＼:::圦ヽ　　　　　　　　　　　　r イ:::/::::::/ }!
　　　　　　ヽ{.　　　 , -―，　　　　 /　 ∨::::::/　 |
　　　　　　　　＼ └‐ ´　　　　　／　　　_ヾ-ﾍ
　　　　　　　　　　＼　　　　　　　　 _.....::´ｘ≦三|
　　　　　　　　　　ヽ.__.　イ　_..::´:ｘ≦三三三}ーｭ＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　r≦r::´ｘ≦三三三ﾆ.／アニニニ≧ｭ≧‐､
　　　　　　　　　　　　　　　Ⅶ.ﾊ≦三三三三／アニニヽ.／　＼＼　＼

シノノノ侯爵家や王家もシノノノ侯爵令嬢が戦死しても問題にしていなかった。

社交界は表向きは華やかな世界であるが、それに適合できない者には冷淡なのが現実だった。
343 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/22(火) 21:03:23 ID:zQsEsas3: 　　　　　　　　　　　　　 /:::::／／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::/::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　 /:／ィ:/:::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::/:/:::::':::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　/:::::::::::/:::,'::::::::::::::::/:::::::／λ:::::::::/ｲ::::::ﾊ:::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　,ｲ:::::/:::/::::,i:::::::::::::::/::::／'::/　i:::::／:::::::::/ ':,:::::::!::::::::∧、:＼
　　　　　　　　　　,:':＞'/:::/／::!::::::::::::斗七7ァ‐ミi:::::::::::::≧ｧ=-',:::::ﾊ:::::::::∧ ｀`ヽ
　　　　　　　　　 '"´　,':::/:':::::__!:::::::/::／zz≧、　 i:::::::::/:::/_____ }:::,':::::::::::::∧
　　　　　　　　　　　 /メr":::/ィ:':::::ﾊ:i!〃う:Yiヾ! .':::::://ｨr'うﾒヾ!ﾊ:::::::::!、::∧
　　　　　　　　　　　　 !::::::{　〉',:::i　{ ヾﾏrタ　 ':／.! 　ｆrzﾘ ./!:ﾊ::::::::! ｀マ∧　　　　それとコンノ卿には近いうちに別の特殊任務が下るかもしれない。
　　　　　　　　　　　　 !:∧::､（ﾑ:i　　　 ´　　　'´ 　{!　　｀　ﾊﾊ:::::i　　　｀
　　　　　　　　　　　　　 !'　∨＼_,{、　　　　　　　　〉　　　　ﾊｲ::i ヾ:',　　　　　　　　といっても今度は貴族の後始末ではなく、あの魔法ギルド関係の仕事だ。
　　　　　　　　　　　　　　　〉::,、::::!、＿＿＿＿＿＿＿＿＿ﾑ__ヾ!＿＿＿　　
　　　　　　　　　　　　　　　/／ j:::::i: ,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀
　　　　　　　　　　　　　　　 ,------,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 '
　　　　　　　　　　　　　　　 fニニニ,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　'
　　　　　　　　　　　　　　　 !ニニﾆ,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　'
　　　　　　　　　　　　　　 ,fニニﾆﾆ,　 __　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,
　　　　　　　　　　　 ,斗≦ニニニﾆ' "　｀＜　　　　　　　　　　　　　　　 ,
　　斗-------≦斗≧;、ﾆﾆ＞'´　　 ___　　｀メ,　　　　　　　　　　　　　,
　/　ィ≦三三＞ '"´　　ヽ:i´　　,..ｨ'"　　　｀ー‐'"　　　　　　　　　　　　　!=≧ﾒ、

　　　　　　　　　　　　　　　／.::.::.:／///＼／///＼.::.::.::.::.:＼
　　　　　　　　　　　　　／.::.::.::./_ 　 -‐=＝=‐-　.:: `､.::.::.::.::.::＼
　　　　　　　　　　　　／.::.::.::.::./　〉〉〉〉　　　　　　＼',.::.::.::.::.::.::.:.
　　　　　　　　　　／'7 .::.::.:: /　//_// -‐==‐-　　 _　 ',.::.::.::.::.::.::.:.
　　　　　　　　／'　/.::.::.::.::/ -‐ .::.::.:/]/ヽﾍ.::.::.::.::.::.::＼.::.::.::.::.::.::.:::.
　　　　　　／´　 /.::.::.::.::/ .::./.::.::.:/:/　　　`､.::.:| .::.::.:|.::.::.::.::.::.::.::.::.:､
　　　　　　　　　　 .::.::.::.::.::.::.::.::'.::.::.:/:/ 　　　 `､:| .::.:.::|.:ｉ.::.::ｉ.::.::.::.:＼.:.
　　　　　　　　　　ｉ.::.::.::.::.i.::.::.:|.::. /j/　　　　　　:.| ヽ.::.|.:|.::.::|.::.::.::.:|:|^＼
　　　　　　　　　　 |.::.::.::.::.|.::.:/|.::/￣　　　　　－|--ｉ.::|.:|.::.::|.::.::.::.:|:|
　　　　　　　　　　 |.::.::.::.::.l.::.,斗气ミ､　　　　　　 _,...,,,|.::ﾊ|.::.::|.::.::.::.:|:|　　　　魔法ギルドですか。
　　　　　　　　　　 |.::.::.::.::.|./《　fノ:ﾊ　　　　 /fノ不㍉ }.::., .::.::.::. |:|
　　　　　　　　　　 |.::.::.::.::.|.:i 　乂ソ　　　　　 v:::::ｿﾉ^'.::/.::.::.::.::.:|＞　　　私は戦士なので魔法とは関係がないので心当たりはありませんが。
　　　　　　　　　　 |.::.::.::.::.|:ﾊ　　　　　　　　｀¨´　/.:/.:|.::.::.::.::.: |
　　　　　　　　　 ∧.::.::.::.:|ー:.　　　　 '　　　　　 /.:ｲ|.::|.::.::.::.::,. |
　　　　　　　　　/.::.ｉ.::.::.::.|ノ込　　　　　　　　　　７- |.::|.::.::.::./.:i|　　　　　　　　　　　　　「その辺りは魔法ギルドに確認すればいいだろう」＞王子
　　　　　　　 /:／|.::.::.::.|　 //＼　　　v::.､　　　ｲ{___|.::|.::.::.:,'.::八
　　　　　　　 ' 　 i|.::.::.::.|　,'/二ﾆ＞.,　　　　,. ＜ﾆ／　 |.::|.::. /　＼:.､　
　　　　　　 _/　　八 .::.:.:|　二二二二≧≦二ニ／　　ﾉ.::.::.:/ 　　 ',.＼　　　かしこまりました。
　　　　ノ/ｉ　　　　＼.: |　二二二二二二ニ／　　　 /.::./ ,' 　　 iヽ :＼
　　　　　ｉ//:|　　　　　＼ {ニ=《￣￣￣￣￣　　　／}.::/ /　　　/ノ}}::.::.＼
　　　　　 |＼:|　　　　＼　ノ二=≫　　　　　　　　　／二 :/ ｲ＿ ,／ﾆノ.::.::.::.:: ＼

貴族関係の厄介事を終えたユウキであったが、次は魔法ギルド関係の仕事が彼女に舞い込んできたのであった。
344 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/22(火) 21:03:51 ID:zQsEsas3: 今日の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
345 ：名無しさん＠狐板：2024/10/22(火) 21:05:13 ID:YAq7nrj8: 乙
346 ：名無しさん＠狐板：2024/10/22(火) 21:05:46 ID:jRh7Q9VE: 乙
娘２人とも駄目ってシノノノ侯爵家の血が濃すぎて障害者が生まれやすくなってるのか
あるいは婿入り嫁入りで入ってきた血筋と教育が悪かったのか
347 ：名無しさん＠狐板：2024/10/22(火) 21:09:04 ID:R/XT+1Wr: 乙です
348 ：名無しさん＠狐板：2024/10/22(火) 21:10:25 ID:gVKr7rf8: 乙
349 ：名無しさん＠狐板：2024/10/22(火) 22:00:59 ID:CfYmARHT: 乙でした
350 ：名無しさん＠狐板：2024/10/22(火) 22:16:13 ID:u11pVxXs: 乙でした
姉はアレより酷いってどんだけｗ
351 ：名無しさん＠狐板：2024/10/22(火) 23:41:20 ID:elW1YwBz: 乙
352 ：名無しさん＠狐板：2024/10/23(水) 02:23:34 ID:hkL3Y9ql: 乙でした
ヒカリちゃんが光明神じゃないのか
353 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/23(水) 03:57:32 ID:+I+nzWWP: >>352
ヒカリはAAの数が少ないので使いませんでした。
354 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/24(木) 07:57:56 ID:2tjFeIu4: >>289　誤字修正
×「……分かりました｝＞兵士　→　〇「……分かりました」＞兵士
355 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/24(木) 21:55:15 ID:2tjFeIu4: ttps://www.youtube.com/watch?v=HmZE5dUGm7c

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￣￣￣￣￣￣￣￣｢｢￣￣￣￣ <,;;ﾐｽ￣￣￣￣/三三'i￣￣ｨ ‐､￣ｒ´;;ヽ￣￣,<;,;ﾐｽ￣<;;.ﾐｽ￣ll!´￣￣
――ｒ´;;ﾍ ‐､´;;`ｒ´;;ヽ'―‐ ""ｨ‐､―,li!´―ｒ´;;ヽ―'―ｒ´;;ヽ' ~;;ヽ ;;;;ﾐｌ‐' 　'''''`――ｰli!´――li!´―――

魔法ギルドは魔法の開祖である清姫が会長を務める魔法研究と魔法使いの育成を行う組織である。

王国では魔法を使って文明を発達させている為、魔法技術の向上は文明の向上に繋がっていた為、

王国では魔法ギルドを支援して魔法技術の発展に力を入れていた。

それはボクにも理解できる。
356 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/24(木) 21:56:25 ID:2tjFeIu4: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ､
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　 Y⌒ゝノ ∨　　　　　　　　　亡!ﾆﾆl! | | | |　＞‐ ＜ .l 　　 |　!　　　　　 .|!ｰ―─ -- =ニ￣|　　　　　 l　 γ⌒'Y
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　　　　　　　　　　　　　　　　　,.ｲ´/_ ｨ__ソ　　　　　　　　　　　　 YY 　 ! !ﾞγﾞ｀ヽ　 |! ﾑゝ_　.!　! 　　　　 |!　　　　　　　　 |　l　　　　　 .l＜　ﾉ'＾ヽl ∨､
　　　　　　　　　　　　γ,､　　ｲ j!　ノ'≦1　　　　　　　　　　　　 __|.j　__,| | |{　　丿ｰ'-ｲｲ´　 !　l　　　　　　..|!_＿_　　　　　 j　.!　　　　　 l ､｀´_イ'ﾞ´　ﾑ〉
　　　　　　　　　　　　ﾉ父ｰｧl!ﾆﾉl!　　 _..人 r､　_ 、　　　　 r､ｲ乂fﾞY´_| | l'Yｨｱ'´　Yﾘｲ　　 l　.!　　　　　 └─＝== ﾆ二二　!　　　　　 ,　｀´ 丿ゝ､___j´
_,イ从_z　　　　　　 ´　　＼zく〈ｲｪ≦辷〈 .ゝヽ≦＜,__　__ .ゝｰ､z＜l_　! ! ! !ｲへ､　∨l!　　 !　!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|ゝｨ≦z,|ヒﾆ二ｿ
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. : . : . : . :つ､　　　　　　　＞ `ｰ -=≦´､_｀Yｰｧﾞ≦´　　　.ﾉﾊ　　｀ヾ､､;;;;;;;｀ヽハ j＞ム"￣　　'　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |ｩ/／　　_. イ⌒'〃　￣￣¨ '　＜
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. : . : . : . : . : . : . :ﾞｿz､トﾑ　　 ' ;;;;;;;;ﾘ､　　　　 } ﾍ,ﾘlｲ　|.乂'　 ,_ ﾍ　　ヽ　 |ﾍ　 !　　　　　　 ,　　＼;;;;;;;;;;;;;;;≧＜二二二二二二´__..ｨz二二ｿ|!ｿ　　ﾍ. ∨.＞､　＼｀＞　____ ｀ヽ
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: . z=-ゞ⌒z._,ノ'ﾞ´: .Yz=≦≧ﾞ、 1ﾑ;;;;', /z{　 j　　　　　　　　ゝﾆｲ ./ f　　　　￣　´　 .| .!　ゝ、｀ヽ　ゝ｀ヽ　　　　　ゝ...z　　　　　　　, ,　　　 .ノ /￣´ ∥　ﾞ　...::::. 　 {　{　　　 ∧ ﾞコ
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. : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : .⌒＞z斗z　　{ ∨　　　　　　 γ´ イ　....::::::::::::::::::::::.. 　ﾍ ∨　　　ﾞ , ヽ　ﾍ ∨ 　 ..::::::::::::::::::::::::::::::::::.....　ﾍ＼　￣　　〃 ,　　　　　　　ﾍ_ｲ　〉　　　｀´
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　　　　　　　　　　　　ｨ;fr二ｘ　　　　　,、　　,ﾊ　　　' ｲ､廴ﾊ　　　　　　　　　　　　 ,ﾊ
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　　　　　　　　　　　 |:ヽ: /T二ヾ:､　ｨ;∧ ﾊヾ'　/: イv_,､_　」_iハ,.,.,. ､_ヾミ`ﾞ｀　　　　ヽ.Xﾍ
　　　　　　　　　　　 i : : 「　　 !L:斗'ｿ　 { !＼､ｰ-廴_/_,ｿ､ｴ7ﾞ　　ｨ彡ﾞ'　　 .:　　　/／'ヽヽ',
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　　　 ./／／　 {ヾ┬r -!ﾆ i/;';f／／i　　　　｀t‐ ┬f'' /ニ/　　ﾞ　　　ヽ　ヽ-/　　　　　　　　　　　 ,]:i:i､　 ,ﾉ:i:i:〈
　　　/ ／　　　＼_! l　.У/;';'ｲ''" 　 ! ヽ､　､＼_|　!こУﾑ　､　　　　', .:/ ｲ　　　　　　　　　　　/:i:i:i:iУ:i:i:i:i:i:ﾊ
　　 i´　　　　　 ! i¨ヾ''{;';';λ　　　＼ヽヽ `　 ‘，', ｀¨¨´　　ヽ、　　 i/'" !　　　　　　　　　　,.､_,.]:i:i:i/:i:i:.:...7ﾆi:i}
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　 i　　.!　　　　　 ' 　 }　　　 .ﾉ　 /'┘　 :i:i:i:＼　〉　　　.／｀:i:i:'　_,ﾉ:i:i:|
357 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/24(木) 21:56:56 ID:2tjFeIu4: 　　　　　　　　　　,..､､、
　　　　　　　　　 {{{ミヾ＼
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　　　　　　　匕:;tｹﾊ｀￣　 i!ﾐx' ,ﾍ }'､ヾヾ
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　　　　 /ｨニ/ ∨: ;.斗-‐　￢¨＞＜∧: : :､ /: ! : ／／: : : : : : :{
　　　 ,ｲ': !ﾆ∧イi　　　　　　　i フべヘ＼: ヾ: :!:/／: : : : : : : : : i
　　／: i:r'"レ　.::|　　　　　ヽ　　　ヽ:｀: :ヽﾊ: : : : : : : : : : : : !
　,f: : : :/ｨ f ...::::::!　　　　　　　_,.　二￣--ヽ: : : ﾄヽ: ; :/: : : : : : : :',

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　　　　　　　　l:::::::i:::::::i:::ｲ:::/| | l:{| | | | | }:| |ヽl:::ト::::::l::::::::::::l::l　｀ー-
　　　　　　　　|::i:::l:::::::l:lイ::l￣ T´| | | | ｀T￣ }:l｀ヽ:l::l::::::::::: l:l
　　　　　　　　l::i::::l::::::l:l ,ィf示ヾ| | | | | | | |,行示ヽ､!:l::::::::::::l:l
　　　　　 _」:|:::ll::::::l! !　{_ﾉ沁| | | | | | | | {_ﾉ沁　! }::::i::::::::l:L_
　　　　　　　‘，l::::l:l:: l 　弋z::ﾘ　　　　弋z::ﾘ　/::/l::::::::i:l /
　　　　　　　　ﾄ:!:::l::l::ﾊ　　ﾟ｀¨　　　,　　　　 ¨´ﾟ /::/::l::::::: ll/
　　　　　　　　l::l::::l:::l: ﾊ　　　　　　　　　　 u　 / ',ｲ:l::::::::::i!
　　　　　　　　l::l:::::l:::ヾ:ﾊ　　u　　　　　　　　　／ｲ:l:l::::::::::j
　　　　　　　　l:l::l::::l::::l:::lヘ　　　　～～　u　　／::l::ll::::::::::i!
　　　　　　　　ll::::l::::l::::l:::l--＞　　　　　　　ィニ}:::l:::l::::::::::i!
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　　　　　 |::斗ﾋ|:::|｀ヽ////////////////ニﾆ!:::: / 　',
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だけど、ボクが率いる王国戦士団がその魔法ギルドの人たちと一緒に討伐任務に参加することになったのは分からない。

どうしてこうなったんだ？

おまけについてきているメンバーが可笑しいよ。
358 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/24(木) 21:57:45 ID:2tjFeIu4: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|ﾍ
　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　 | ∧
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　　　　　　 /　|　,　　´　　　　_　　　　　　` 　 ';　 ∧
　　　　　　,'　／　　　　　　　　＼　　　　　　　V　 ∧
　　　　　 ,　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　V　 ∧
　　 |＼ /　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼￣　----∧
　　 |　ヽ:/　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　　 }　___
　　＼　/　　　,'　　　　　　　　　　　　　　　 l　　` ト- ／￣／
　＿＿〉{　　　 :|　 l　　l　　　　　　 |　 |　　　}　　　 V　　／
　＼　从　　　|　 l　　l　　l　　　 /　/　　　,:　　　 /-＜￣　、
　　＞ -〉　　　|＼|＼ |ﾍ　l　　// |/-|/|　/　　　 /　　　　　／
　＼　　人　、人ｨﾍ云ミ Vﾍ / / ｲ芹≠V　／／ |Y^Y_ ／
　　　＼,,/| ＼＼从廴.::ﾉ　　　　　ゞ- イ／/ｲ　}　||　|_|l
　　　　　| |　|_|ヽ|ヽ　　　　 '　　　　　　 |　　 |_ノ　　　　,
　　　　　|_|　　　 | 心　　　　　　　　　　　|　　 |　　　 V 　'
　　　　　l　　　　 l　　ト　　　｀　´　　　ｲ　 ,;　　　　 V　 ,
　　　　 ,　　　　 /l　　|　　＞　　_　イ _ | 　 / V　　　　V
　　　　/　　　　/ l　　 --　V∧　　／/ l　 /　〉＼　　ヽ l
　　　 /　　　／￣/￣｜　　V∧／//／l　/ ／|　　＼　　＼
　　　/　　l 　　〈　　 |　　　V///／　 l / ´　 |　　　＼　　ヽ
　　 /　___ |　　　〉　　|　　　 V／　　／「￣￣　　　　　> 、＼
　　/ / V |　　　　| 　　|　　／　　／　　|　　　　　／＼ |　　＼

　　　　　　　　　魔法ギルド会長　清姫

　　　　　　　　　　＞==≠￣￣　＼　ヽヽ
　　　　　＿　／　　｀"　　　　　　　＼}　}　__
　　　　/　　 {　　　　　　　　 _r-z-ーイﾉ　　ヽ
　　　〈　／V￣￣ヽーｲ￣　　　ヾ-イ＼　　〉
　　　 Y　 ./ｨ-‐-z　〉　 |＿,　ｨ-ﾏ)　　＿_ゝ-ｲ
　　　イ　__ ,ゝ!::::::::::i/＿__ゝ::::::::|:::::ゝ‐イヽ_＞＼
　／ |＜/:::::::l:::::!:::::::|::::::|:::::::::!:::!::::/:::::}::::::::ト-‐'"7
　ヾ__／ｲ:::::::|::::::!:::::::!:::::l::::::::ﾉ:::!::::!::::::j::::::::ﾊ＿ノ
　　　⌒ i{::::::::iイｨテ示ﾐ￣　ｨテ示ゞ/:::::::::ﾘ::ヽ
　　　　　{!::::::::!ヾ　ゞﾝ　　　　ゞﾝ ./::/i::::ﾉ}:::::ヽ
　　　　 /V:_;_ヽ::ゝ　　　､　　　　ｨ:/::::!／:!:::::::::＼
　　　　/::::!::::::ヾ::ヾ、　　 -　　／::::::::::::::::|::::::::ヾヾ..、
　　　 /:::::|:::::::::!:::::ヾ:＞､ __ ,,ィ:::/:::::::::/:::::::|:::::::::::ヽヾゝ
　　　i{ /:::!:::::::::::::::::rーj、　　 _ィ':::::::::::/::::::::|:::::::::::::::} 　ヾゝ
　　　.V:::::|:::::::::::!::::::!　　＞＜　 !::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::}　　 )::}
　　　 |::::::八:::::::::::::八　 /.,.,.ゝ　!::::::::/:::::::::::j＼::::::::::;　　/:/
　　　 |::::::{:::!:::::::::!:::::::V.,.,.ハ.,.,Y:::::::/:::::::::::::/　ヽ::::::{　／
　　　 rﾍ／ヽ::::::::ヽ::::::ヾ.,人ヾ/:::::::!:::::::::::::/　　　〉;;;;!
　　　〈/＼　ヾ:::::::::::::::::V　 V::::::::::::::::::::::/＿／iソ>!
　　　 {＼/＞-ﾍ::::::::::::::::}....i...!:::::::::!:::::::::ｨt-f＿)／!:::|
　　　ヾ:::}へ__!__ゝ:::::::::ﾉ....|...ヾ::::::l::::::ィ-z_,ソ　　 V

　　　　一級魔法使い　パチュリー・ノーレッジ

　　　　　　　　　　　　　　　　 , -,　　　　　　　_ ,, -ー-,,
　　　　　　　　　　　　　　　　,'　,'　　 _ ,, - '' ":::::::::::::::::::::''ー-- ,,,,,
　　　　　　　　　　　　　　　,'　,'　__ﾉ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　,'　,' /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 ,'　,'./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;::::::::::::::::i
　　　　　　　　　　　　　　 ,'　,'./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,''"　　　ヽ:::::::::::::!
　　　＿＿＿＿＿＿＿..,'　くヽ:::::::::::::::::::::;;;::;;;;;;;;;::::::::::ｿ,､､　　　　ｌ:::::::::/
　　　ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::"7　丶::::::::::::::1l　"' -､,,ー､／ ´ ヽ　　ｌ:::::/
　　　　 "-;;:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ　　￣"ｌ⌒ｌｌ"''- ,,ヾ　ヽ　　））　　ｌ:::/
　　　　　　"-;;;;:::::::::::::::::::::::::::'' ,,,　　　ｌｌ　　　　i　 /___ --,,,,,,,,,＿!/
　　　　　　　　　 " - ;;:::::::::::::::::::::￣"''-､ﾉ二 - ー ´::::::::::::!､丶"'''''
　　　　　　　　　　　　/ /" テーiー;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::(￣ヽ　＼
　　　　　　　　　　　 / .l　 / ---l　l、ｌ　ｌｌ ,,二二""'''''''''''''(￣ヽ　ヽ
　　　　　　　　　　　 l /l　ハヾ"!"":i` ヽ l　''l";;"iフヽヽヽ￣ヽ
　　　　　　　　　　　　（ｌ/／ヽ｀￣　　　　　￣ハ　V　lヽｌ　　（
　　　　　　　　　　　　,'Vl　ｌ./ ヽ,,,　ｰ ─　　,,イ　ｌｌ　ﾊﾉ　　　　ｿ
　　　　　　　　　　　 ,'　ﾊ　　ﾉ /i　"i,,-　- ''i"　ﾊ/ l /　ヽ　　　 /　　 |
　　　　　　　　　, -'','　,' く　ｿ)ヽ　　　ー''" ''ﾌﾉ::|　　　　ヽ'"'i /　　 !
　　　　　　　　 /　 ,'　,'　L　´）:ヾ　　　- -　ノ::::::|　　　 "''l　l_/　　　 l
　　　　　　　　ｌ　　,'　,'　　ヾ ´)::::| "''ｰ--‐''"|:::::::|　　　ノl　l　　　　 l
　　　　　　　ｿ、,'　,'_　,-(　ｲ:::::ー‐---‐─:::::::::|　　　　ﾉｿ...,,,　　ノ
　　　　　　／　　,'　,'　｀i　(二)- ､::::::::::::::::::::::::::::::|--─''　　　　￣
　　　　　 i　　､ .,'　,'ー　ｰi ｌｌ　ヽ丶::::::::::::::::::::::::::|
　　　　ｌ　　ヽ　,'　　　/ ｌﾊ　　ｌ /:::::::::::::::::::::::::::|
　　　　　ヽ　　　ヽ　　　l::::::::ヽ　ｌ::::::::::::::::::::::::::::::::|
　　　　　　　ヽ　　　ヽ　　ヽ::::::::::｀::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ
　　　　　　　　,' ヽ　　ヽ　）"ー-----------―（
　　　　　　　 ,'　,' ）　　ｌ／ー ------------ ─＼

　　　　　　　　　　一級魔法使い　霧雨魔理沙
359 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/24(木) 21:58:36 ID:2tjFeIu4: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞:／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:／
　　　　　　　　　　　　　　　　 _.....､　 l:.{
　　　　　　　　　　　　　　　＞.:.:.／:::へ:､ヾ._ .＞:.:.:､
　　　　　　　　　　　　／.:.:.:.:/::::＞=＝=--:::::::‐:､:ﾍ
　　　　　　　　／:.:.:.:.:.:/=三//三三三ﾆ=＜}.:.ム
　　　　　　　　　　 /.;.:.:.:.:.:../ﾆ=-;.:.:./.:.ハ:::i:.:.:＜=i!:.:..:.ム
　　　　　　　　　／:/.:.:.:.:.W':.:/:/:.:.ィ.:/　　 |.:.:lﾏ.:｀i!.:.:.:.:.:.ﾑ
　　　　　　　／:.:ｨ}.:..:.:.:.W:.:/:/／l.:./ 　 u ﾏ.:! ﾏ.:.i!:.:.:.:..:ﾄ:ﾑ
　　　　　／¨´ ﾑ!.:.:.:.:.:.:i!.:i:/￣ l:/ヽ　　　 i!__ ﾏ:|:|.:.:.:..! ﾏ',
　　　　　　　　　ﾑ!.:.:.:,:.:.:.l:/| Ｙ ⌒Ｙヽ　　´」_ ,｀}:|l.:.:..:.:|　ヾ!
　　　　　　　　　ﾑ:|.:.:.:i.:.:.i.i!ｲ. {　　 }　　　Ｙ⌒Ｙ !}:.:i .:.i|　　　　（一級魔法使いは魔法使いの最高位でしょ、
.　　　　　　　ﾑ-!.:.:.:|.:.:i!:| 　乂_ノ　　　　　{ 　 }/ l:.:ﾑ:.l!
　　　　　　　　/:〉､!.:.:.:|.:.:|l:l　　　　　 ' 　乂ノ /:ｲ.::.:.i!　　　　　盗賊退治に関わるレベルの魔法使いじゃないよ）
　　　　　　　 //l.:.:|.:.:.:|.:.:.!i! し　　　　　　　　 //:.|.:.:.:!〉
.　　　　　 {/ i.:.:.|.:.:.:|.:.:ﾍヽ　　　 , ‐ｧ　　 /ｲ/.:|.:.:.!　　　　　（おまけに、あの会長まで来ている）
　　　　　　　i!　|.:.:i!.:.i.:|.:.:i|へ　　　　ｰ　　　　ハ.:.|.:.:.!
　　　　　　　　/!.:∧.:|.:i.:.:i!.三}丶　　　　　　　イ:::{.:.:.|.:.:.}　　　　　（お前は生ける伝説だろうが！）
.　　　　　　 /:i:./::::ﾏ!::|:.:.i!／::| 　＞ _　イ三>::::i.:.:.:|.:,ｲ
　　　　　　 /:::|/::::::::i!:::ﾏ.:.i!::::::|三∨三三|::｀:::::::i.:.:/i/.:.i　　　　　（この先に伝説の魔獣とかでもいるのかよ！）
.　　　　　 /::::::|::::::::::::::::::ﾏ.:i!:::////.////∧r===l:/ｧ':.:.:ﾑ
　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::＞ﾏ!/////////／　　 |/ー-　ﾑ
.　　　 /::::::::::, ′￣　　.}／ヽ ――― '　　　/, i　　　　　｀W
　　　 /::::::::::/　　 .　　 < <　　　　　　　　　　 i |!　　　　　 W
.　　 /::::::::::/ 　　 i 　 //〉〉　　　　　 r_´- !　　　　　　　 W

　/::::::::::::::::::::::::::::/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼:l┘ー :::::::::::　-　´
｀　‐　､::::::::::::::::/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　＿￣￣
　　　　　｀ i⌒l　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　-:::::´::::::::::::::::::::　─::::: 　＿
　　　　　　 l　 l　　　　　　　　　　　　　　 _　 -::::´::::::::::::::＿::::::::＿＿::::::::::＿::::::::::＿::::::─
　　　　　　ヽ　ヽ　　　　　＿　 ::─::::::´::─　　　￣￣＼　　　　　　＼::::::::::::::::::::::::::::::::::￣
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　　　　　 _ -´::::::::::_ - ´l　　　　　l　　　ヽ　　　￣ l 　l　l　　　　　　-<:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　 _ - ´::::::::_ - ´ 　 l　l　　　　　l　　　　l　　　　　l　 l　 l　　　　￣／::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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／　 l　　　 l　　　　l　l　l　　　 _ /´Vl　/　　l 　　　 l　　　l　l ／::::::::::::::::::_ -　´
l　　 l　　　_l＿＿　l l l　 l　　- /　　=＝＝ミ l　l　 /　　 /　l:::::::::::_ -　´　　　　　　　　　戦士長さん、今回の魔法実験の協力に感謝するぜ！
l　　 l　　　 l　　　｀l-l-l､　l　　/　〃ﾄ　　　rl　l/l　/ /　 / 　 l､／
l　　 l　　　 l　　　 l　V 　　l　/　　　匕z 少　l　l / /　 /　　 l　ヽ　_　　　　　　　　　　　今日はよろしく頼む。
l　　 l　　　　l　　 lr＝＝ミ V　　　　　　xxx　l　l/ /　/　　　 l　　　　｀　-　､
l　　 l　l　　　l　　l 　　　　　　　i　　　　　　 /　／　/　　　　　　　　　　　　　　 )
l　　　l　l　　　l　 l､ xxx　　　　 __　- ┐　ｲ／　　/　l_　──　､　　　　　　／
:l l　　 l　l　　　l　l　ヽ　　　　　l_　　ノ／／　　/　　i　　　　　　＼　＿／
::ﾚ:l　　l　l　　　 V　l 　｀　 _‐　､　__／／　　　/　　　 l　　　　　　　　　　　ー　＿
-‐ ヽ　lVヽ　　l　　l　　　_ l　　　　 / 　　　　/　　　　 l　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ､
　 /　ヽl　ヽ　l　　 l＿::´:::lヽ　　　 l　　　　 /　　　　　ﾉ　　　　　　　　　　　　　　　　　 i
./　　　　　　V　／　 l:::::::l　　　　　ヽ＿　　 _　‐､　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l
l　　　　　　/　　　l::::::::l　::──::::l　　｀ii´　　 l ' 　　　　　　　　　_ 　──　､　　 /
l＿　　　　　 /　　　┌:::￣::::::::::::::::::::l　　 -､　　l　　　　　　　　　／　　　　＿＿＼　/
　　 ──／　　　　l:::Ο:::::::::::::::::::::::::!／　 l ヽ /ヽ　　　　　　 / 　　　／　　　　ヽ/
　　 _ - ´　　　　　l:::::::::::::::::::::::::::::::::/　　　 l:::::::::::::l　　　　　　　l　　　／　　　　　　　＼
　i　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::/　　　　l:::::::::::::::ヽ　　　　　　i　 /　　　　　　　　　　＼
360 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/24(木) 22:00:19 ID:2tjFeIu4: 　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｨ'´
　　　　　　　　　　　　　　 /::′
　　　　　　　　　　　　 {::|
　　　　　　　　　　　 ,ｨヽ､ﾏ=-,ィ:へ
　　　　　　　　　　／::/≧///≦ﾍ::::＼
　　　　　　　　／:::::///＞-‐-＜ﾍ:::::::＼
　　　　　　　／:::::::::,'::::::::::::ムﾏ::i::::ﾍ:::::::ミt､
　　　　　／イ:::::::::i::::ⅳl:/　　 Ⅵ::::::!:::::::::i ヽ、
　　　　 '"　 ,'::::::::::!:/.￣`　　￣`Ⅷ!::!::::::l　　　　　はい。
　　　　　　 l:::::::{:::iｨ示ヽ　　　ｨ示Ⅵ:j:::::::l
　　　　　　　　l::::::::Ⅵ代zﾘ　　　弋ﾘ Ⅳ::::::ｱ　　　　　しかし、王国戦士団に協力を依頼したのは何故でしょうか？
　　　　　　　　|::::::::l ⅵ　　　 ,　　　 /ｲ::::::j{
.　　　　　　 '::::::::l:∧ゝ　､　,　　　/:!::::::j::.　　　　　皆様ならボクたちの協力など必要ないでしょう。
　　　　　　　 ':::::::|::::::＞､　　　　ィ＜!:::::,'::::.
.　　　　　　 ':::::::l {:. :. ｨｪｪｘ¨ｪｪ>､:. j:::::,':::::::.
.　　　　　　 ∧::::',::ヽ´_j＿＞ ´　 /::j:::,'_:::::::::.
　　　　　　　 /::::ﾊ:::',　《　　　　　《! .j::,'　ヽ:::::.
　　　　　 /==z　Ⅵr＝＝=,　〃{i .j/ {{⌒ヾ::::.
.　　　　　 ∧.ﾆｌ L__(ニニニﾆ)}＿ ::＿_.}}ﾆﾊ |〉:::.
　　　　 /::ﾍ=>:.:}( つ　て_⌒_.ﾏ .ヽ:. :. <ﾆ .L'::::::::.
.　　　　　/:::::ﾅニﾆ(　彡ゝｔ-‐‐.} {　.》ニﾆ=.}.{ﾏ::::::::::.
　　　　 /::／ニ==(rっ　　⊆⌒.)/ .Ⅳニニニ=ﾍ:::::::::.
　　　 /:{ニニニ=ゝ{ニニニﾆ}〃_,ィニニニニﾆﾍ::::::::.
　　　 {:λニニﾆムﾏ / ヽ //　ﾑ={ニニニニニ}:::::::::.

　　　　　　　　　　　 ,;.　　　　　　　 :;.
　　　　　　　　　　　,;;;;　_,.．-''　'''- ．._ :;;;;.
　　　　　　　　　　 ,;;,,''"　　　　　　　　　:;;;;;;.
　　　　　　　　　　;'　　/　/　　 l　､ヽ　 :;;;;;;;:.
　　　　　　　､,,,,,,/　/ /　l　　　 l　ゝ;;;;;;;;;;;;;;;;:〉
　　　　　　　ﾞヾl　 l　l　 l_　　　l 　 l｀ﾞヾ:;;;;;;,;;';;; '　　　　それは盗賊団の討伐が王国騎士団と王国戦士団の職責だからです。
　　　　　　　ﾞヾ　 lヾ￣l 　 lﾘ￣T‐-ﾘ　;;;／
　　　　　　　､=ﾍ　ヽ_二ﾐ､ヾ〃,ﾞ≡ﾐ､/　/: :｀: :>　　　いくら実力では問題なくてもその手の領分を犯すのは組織として好ましくありません。
　　　　　　　　＼ｿ､　弋:::ﾘ　　弋::::/ ／;)~｀ﾞ´i
　　　　　　　　　ﾉl ~Tl 　　 '　　　 ´l　 lｿ　 l　l　　　　その為、王国戦士団に依頼して協力してもらうという形式が必要なんです。
　　　　　　　　　 l　l ゝ､　ー'　　_ .l　 l l l　 l　l
　　　　　　　　　 l ,:l　 l:::ﾞ　､　'",,.l　ﾘ-､l 　､ l
　　　　　　　　　 //:l　l／;;;;l l／／;l　ﾘ:: :ヽ　､ﾑ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そうですか」＞ユウキ
　　　　　　　　　 /: :, ﾚ'/;l;;;;;l'／';;;;;,'レ'::::／;;ヽ　､ﾑ
　　　　　　　　　／:/: /;;;l;;／: : :／': : :／: :'　＼　ﾑ
　　　　　　　　/: : /::/ﾞﾞ;／　／ /: : :/: : :'　　／;;､　ﾑ
　　　　　　　 /::::/:::/;／;___／　/;; ::/: : ,　／　ﾞﾞﾞﾞ;;　ﾑ
　　　　　.　 /..:::/::/ﾞ;;ヾ≡≡-/~: :/:: :. .／ﾘ　　　ﾊ　ﾑ
　　　　　　/ : :/: /;;;;;;;;;／: : /: : :/:: :／　　'　　　　　l 　ﾑ

　　　　　　　　　　　 ,;.　　　　　　　 :;.
　　　　　　　　　　　,;;;;　_,.．-''　'''- ．._ :;;;;.
　　　　　　　　　　 ,;;,,''"　　　　　　　　　:;;;;;;.
　　　　　　　　　　;'　　/　/　　 l　､ヽ　 :;;;;;;;:.
　　　　　　　､,,,,,,/　/ /　l　　　 l　ヽ_L..;;;;;;;;､;:,
　　　　　　　ﾞヾl　 l　l　│l　　　l 　 l｀ﾞヾ:;;;;;;,;;',,,,　　　　　それに、この手の協力を王国戦士団に求めるのはこれが初めてではありませんよ。
　　　　　　　ﾞヾ　 l　ヽ l l 　 l ＿_ ﾘ　 l　ﾘ;;;／
　　　　　　　､=ﾍ　ヽ_二￣ヾ〃,___二ﾞ/　　/: :｀: :>　　　　先代のガゼフ殿の時には治癒魔法と解毒魔法の研究の為に協力してもらいました。
　　　　　　　　＼ｿ､　弋::::ﾘ　　弋::::ソ/／;)~｀ﾞ´i
　　　　　　　　　ﾉl ~Tl ￣　,　　￣´l　 lｿ　 l　 l
　　　　　　　　　 l　l ゝ､　　___　　_ l　 l l l　 l　l
　　　　　　　　　 l ,:l　 l:::ﾞ　､　'",,.l　ﾘ-､l 　､ l
　　　　　　　　　 //:l　l／;;;;l l／／;l　ﾘ:: :ヽ　､ﾑ
　　　　　　　　　 /: :, ﾚ'/;l;;;;;l'／';;;;;,'レ'::::／;;ヽ　､ﾑ
　　　　　　　　　／:/: /;;;l;;／: : :／': : :／: :'　＼　ﾑ
　　　　　　　　/: : /::/ﾞﾞ;／　／ /: : :/: : :'　　／;;､　ﾑ
　　　　　　　 /::::/:::/;／;___／　/;; ::/: : ,　／　ﾞﾞﾞﾞ;;　ﾑ
.　　　　　　 /..:::/::/ﾞ;;ヾ≡≡-/~: :/:: :. .／ﾘ　　　ﾊ　ﾑ
　　　　　　/ : :/: /;;;;;;;;;／: : /: : :/:: :／　　'　　　　　l 　ﾑ
361 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/24(木) 22:01:19 ID:2tjFeIu4: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞:／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:／
　　　　　　　　　　　　　　　　 _.....､　 l:.{
　　　　　　　　　　　　　　　＞.:.:.／:::へ:､ヾ._ .＞:.:.:､
　　　　　　　　　　　　／.:.:.:.:/::::＞=＝=--:::::::‐:､:ﾍ
　　　　　　　　／:.:.:.:.:.:/=三//三三三ﾆ=＜}.:.ム
　　　　　　　　　　 /.;.:.:.:.:.:../ﾆ=-;.:.:./.:.ハ:::i:.:.:＜=i!:.:..:.ム
　　　　　　　　　／:/.:.:.:.:.W':.:/:/:.:.ィ.:/　　 |.:.:lﾏ.:｀i!.:.:.:.:.:.ﾑ
　　　　　　　／:.:ｨ}.:..:.:.:.W:.:/:/／l.:./ 　 u ﾏ.:! ﾏ.:.i!:.:.:.:..:ﾄ:ﾑ
　　　　　／¨´ ﾑ!.:.:.:.:.:.:i!.:i:/￣ l:/ヽ　　　 i!__ ﾏ:|:|.:.:.:..! ﾏ',
　　　　　　　　　ﾑ!.:.:.:,:.:.:.l:/| Ｙ ⌒Ｙヽ　　´」_ ,｀}:|l.:.:..:.:|　ヾ!
　　　　　　　　　ﾑ:|.:.:.:i.:.:.i.i!ｲ. {　　 }　　　Ｙ⌒Ｙ !}:.:i .:.i|
.　　　　　　　ﾑ-!.:.:.:|.:.:i!:| 　乂_ノ　　　　　{ 　 }/ l:.:ﾑ:.l!　　　　それって盗賊団を使って
　　　　　　　　/:〉､!.:.:.:|.:.:|l:l　　　　　 ' 　乂ノ /:ｲ.::.:.i!
　　　　　　　 //l.:.:|.:.:.:|.:.:.!i! し　　　　　　　　 //:.|.:.:.:!〉　　　　治癒魔法や解毒魔法の人体実験をやっていたって事ですよね。
.　　　　　 {/ i.:.:.|.:.:.:|.:.:ﾍヽ　　　 , ‐ｧ　　 /ｲ/.:|.:.:.!
　　　　　　　i!　|.:.:i!.:.i.:|.:.:i|へ　　　　ｰ　　　　ハ.:.|.:.:.!　　　　　いったい何やってたんです？
　　　　　　　　/!.:∧.:|.:i.:.:i!.三}丶　　　　　　　イ:::{.:.:.|.:.:.}
.　　　　　　 /:i:./::::ﾏ!::|:.:.i!／::| 　＞ _　イ三>::::i.:.:.:|.:,ｲ
　　　　　　 /:::|/::::::::i!:::ﾏ.:.i!::::::|三∨三三|::｀:::::::i.:.:/i/.:.i
.　　　　　 /::::::|::::::::::::::::::ﾏ.:i!:::////.////∧r===l:/ｧ':.:.:ﾑ
　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::＞ﾏ!/////////／　　 |/ー-　ﾑ
.　　　 /::::::::::, ′￣　　.}／ヽ ――― '　　　/, i　　　　　｀W
　　　 /::::::::::/　　 .　　 < <　　　　　　　　　　 i |!　　　　　 W
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　　　　　{ 〈 W: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : W／
　　　　＿辷W : : : {: : : : ⌒ : : : ⌒} : : : : : / : V￣／
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　 -‐=ニﾆ)Ih|: : : : :丶 : : : ',: : : : : : : : : :/: : /:ﾉニニニ
　寸ニﾆﾆr‐圦丶: :ト､i＼ﾄ､ﾄ､　/|／ﾚIノＬ: /:/⌒ヽニﾆ　　　　知らない方が貴女の為ですよ。
　　＼_／ii　j[|:＼ﾄ｢x===ﾐ　 V　 x===ﾐ厶イ:|:[|:.　[|
　　　　　 [|/: : :|: : :|､､､　　　　　　　､､､ハ: : |: :
　　　　　　': : : :|: : :| 　　　　　′　　　从|: : |: : :.　　　　　　　　　　　　　　　　　「あっ、はい」＞ユウキ
　　　　 /: : :／|: : :|i.､　　ﾏ　ﾌ　　.ｲ:.:.i|: : |: : : :.、
　　　　 ': :／:.:从: : ∨:＞　__r=z__　＜ .:.:.:.i|: : |、: : : :.
　　　 /／:.:.:.:.:.:∧: : :V:.人||　　　||人.:.:.:.:.:.i|: : |i.:､: : : : 、
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清姫たち魔法使いたちは過去に盗賊団を使ってやらかしていた。

ユウキはそれを察したが身の安全の為に考えるのを止めるのだった。
362 ：名無しさん＠狐板：2024/10/24(木) 22:05:50 ID:DDLTNSdD: 医学の発展にギセイはツキモノデース。
363 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/24(木) 22:09:07 ID:2tjFeIu4: 　　　┌──────────────────────────────── ──　─
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　　　└── ──　─

ttps://www.youtube.com/watch?v=wsda72Rtsp0

――２０年前のやらかし

【天誅】
　　　　　　　　　　 / /
　　　　　　　　　　　　/ /
　　　　　　　　　　　　＼＼
　　　　　　　　　　　　／ /
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　　☆　　　　　　　＼　＼　　　*
＊＿|＼|＼|＼|＼／　　 / ／|／|／|＿　　☆
　　＼　　　　 ∧,,∧　 ∧,,∧ 　　　　　／
　　＜　　∧ ((´0皿))(0皿0｀)) ∧∧ 　＞　　＋
　　＜　(( ´0皿)　Ｕ) ( つとﾉ((皿0 ))　＞
　　＜　｜∈Ｕ(( 　´0) (0｀　 ))∈とﾉ　＞
　　＜　　ｕ-ｕ（∈∋ ) (∈∋ﾉu-ｕ　　＞
　　／　　　　　 `ｕ-ｕ'.　`ｕ-u' 　　　　　＼

　　　　　　広域を感電させる魔法

【審議中】
　　　　　　　　　　　　 _,,..,,,,_　　　　　　　_,,..,,,,_
　　　　　　　　　　　 / ,' 3　 `ヽｰっ　 / ,' 3　 `ヽｰっ
　　　　　　　　　 l　　 ⊃　⌒_つ　 l　　 ⊃　⌒_つ
　　　　　　　　　_,,..,,`'ｰ---‐'''''"　　 `'ｰ---‐'''''"
　　　　　　　　/ ,' 3　 `ヽｰっ　　　　　　　 / ,' 3　 `ヽｰっ　　　か、体が痺れて動けない。
　　　　　　 l　　 ⊃　⌒_つ　　　　　　　 l　　 ⊃　⌒_つ
　　　　　　　　 `'ｰ---‐'''''"　　　　　　　_,,..,,,`'ｰ---‐'''''"
　　　　　　　　　　　/ ,' 3　 `ヽｰっ　 / ,' 3　 `ヽｰっ
　　　　　　　　　 l　　 ⊃　⌒_つ　 l　　 ⊃　⌒_つ
　　　　　　　　　　　 `'ｰ---‐'''''"　　 `'ｰ---‐'''''"

　　　　　　　　　　　　　盗賊団の人間たち
364 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/24(木) 22:09:55 ID:2tjFeIu4: 　　　　　_/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}/:::::／:::::::厶
　　　　 /ｨ:::::::::::::／⌒｀`丶､_:::::_､-''⌒ヽ::::::.、
　　　　〈::::::::::::::{　　　　　　 /::::〉　　　　V:::､〉
　　　　_/:::::::::::::::}　　　　　 /:／ /　　　 {::::::〉
　　　　^V::::::::::::ﾉ爻ﾄz､、／　 /　,,..zｚ爻〉::::〉
　　　　　「｀ヽ::{　　ﾏ tぅヾｰ　 {<f tぅフ〈/Y　　　　清姫さま、盗賊団をすべて捕縛しました。
　　　　　〈 (ヽ`:| ､　ｰ‐''´　　 | `''ｰ　　 / }
　　　　　　､ヽ　 }　　　 |　,,, |　　　　 rﾚ'　　　　　ご要望通り縄で縛り上げております。
　　　　　　　＼｣:|　　　 '＾'､_ _ﾉ＾　　　 :|
　　　　　　　 |　|::VI　　　＿　＿　　　N:|
　　　　rこ￣i|　`､::L　　'´ _,,,,,,,,,_ ｀　 //|￣`ヽ　　　　＿__
　　　/　｀`～--- ＼＼　　｀i:::i´ 　／/,,」-‐''ﾞ ∧　　 /￣二=-
￣∨　　　　　　　∧ ＼＼_ﾉ::::L／／/　　　　∧　/ 　 ∥　　 |
　　| / ≧=‐ 　 _ 　∧＿ー──''゛_/　　_ 　-=≦ﾄIＬ＿∥　　 |
　　| |　　　　　　　≧=‐　Ｌ　＿_／-=≦　　　　　 |　　 ∥ 　　 |─-
　　| |　　　　　　　　　Ｖ「　　　　　　　 |　　∥　 _､‐'ﾞ

　ト _____} / . . . . . . . . . . . . |. . . . ..| . . . . .＼:::::::::::::::_}／:: |
　ヽ::::::::::/. ..|.　.　.|... . . . . ...|. . . . ..|. . . . . . . |⌒∨:::::::::::::∧
　　＼:/ . . |.　.　.|. . |. . . . .| . . . .｜. . . .|. . .|. . . |::::::::::::/￣￣￣./
　.＿ノ|　 /. ! . . . |. . |. . . . .| . |、. .|. . . . |. . .|. . . |:::::::: /　　　 ./
　　＼:|. . | . |.　.　|. . |. . . . .| . | | . |＼. . |. . .|. . . |⌒ヽ__／ヽ___/
　　　〈|. . | . |.　.　|. . |. . . ../. //. /ｨ斥≧-..｜. . .|!　| }!,|!. .|∨
　　　.|. . |. ..!. . . .| . .|＼. . . / | / ゞﾟ¨´　|. /|. . . ハﾉ/. }!. .|!.∨
　　　 .|. . |. ..|. . . .|. .∧　|. ./　|/ 　　　 |//./. / . |/.. |.j. ..j . ∨　　　　　ガゼフ殿、ご苦労様でした。
　　　/┤.、八. . . |／⌒ |ノ　　　　　　 / |/.. /. . .|. . .| . . .!. . ∨
、___/ . | . ./ . ＼. |　,ｨ衍ｿ　　　　　　　 |/.|.... ..| .../. . . |. . . ∨　　　　それでは皆さん、実験をやりましょう。
　　　　.| ./＼ . ノ |　ゞﾞ´　 }　　　　　,ィ!　　　 | .. ..|. /. . . /. . . . ∨
　　　　.|/　　|＼. .＼　　　｀＿＿／:::/　　　 .| .. ..|/_____/. . |. . . .∨
　　　　　 ∧. .｀⌒ ヽ　／:::::::::::::＼´　　　　/| .. ..|///∧___.!. . . . ∨
　　　　　　　 ∧ . . . . . .,;ﾟ:::::::::::::::::::::7　　　／.｜. . /jI斗f´　 ∨. . |. ∨
　　　　　　　 .∧ . . . ...,;ﾟ::::::::::::::::::::7__　／　イi!. ..//　　　　 | . . | . .∨
　　　　　　　 |. . . . .,;ﾟ::::::::::::::::::::7　＼_// ﾌ. .//　　　　　　| . . |. . . ∨
　　　　　　　 |. . . . .;ﾟ:::::::::::::::::: 7. . . /:::／/. .//　　jI斗f二_| . . |. . . . ∨
　　　　　　　 |. . . ..,;ﾟ::::::::::::::::: 7 . . /:::/ ./. .//jIf´＿_／ :::: | . . |ヽ. . . .∨
　　　　　　　 |. . . .,;ﾟ ::::::::::::::: 7斗7:: / ./. .／::::::::::::::::::::::::::::‘,. . ‘,:::∨. . ∨
　　　　　　　 |. . . .,;ﾟ :::::::::::::::7　　{／ /.／/:::::::::::::::::::::::::::::::::‘, . .‘,:::∨. . ∨
　　　　　　 ./|. . . ,;ﾟ::::::::::::::::7　.／　./´__/:::::::::::::: ／￣￣￣.‘,. . ‘,:::∨. . ∨
　　　　　　 / .|. . ..,;ﾟ:::::::::::::::7／　　./:::::::::}ヾ}:::: ／　　　　　 ‘,. . .|::::∨. . ∨
　　　　　 ./　 |. . ..;ﾟ::::::::::::::7---＜/-==彡<::／　　　＿＿＿＿‘,. ..|ヽ:::!. . . .∨
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〃　　　　ヽ
　　　　　　　　　 ,．－､　　　　　　　　　　　 ,'　 ,ｨ'77ﾊ.　',　　 ,　-　、
　　　　　　　　　　　〃　　＿ヽ　　　, 　￣　､　　 /|　 |'////|　Ｙ　〃　　　ヽ
　　　　　　　　　　ｉ　i　 ///匁:i　　/　　,ィｚ､　Y　,.ｲｌ:|　 |'////|　:|　 |　ｒｨ7ハ '，　　　　　　 ,　´　｀ヽ
　　　　　　　　　　 |　| 《'////,' |　〃ｌ　l,ﾞ//∧ :| /　ll |: 　V//,'ﾘ. 《　 l!　{///∧ i　　　　　　 / ｉ ,ィ77ｘ.’，
　　　　　　　　　ｒ=ｨ|　|　》////, | /l　|　l|////|／　　l |　　 V/ｲ巛ヽ |　 }////　;ヽ.　　　　　 ,ｲ　| |////7z|:　　　 /,
　　　　　　　／i|　||　|V///／| |　i! ｌ|　l|////　 l　　! |　　 V,'|　||　|V　 l//ｲ　l |　ト､　　_,｡=|:| l | |////7ﾞ:|　　　　| |
　　　　　　／ｌ|　|　||　|..V／／　ト、 |　l|///　　　　 | |　ｉ　 Ⅵ　||　| V　ﾄ/ｵ　　|./|　ﾞ，人_　|:| l | |////|　|　　　　| |
　　　　　 /|　|||　|　||　ｌ／／ l　ｌ :　　ヽ　|//ﾘ　　ｌ　:|| |　| ｌ　：|　||　|　V　Ｙ　ｌ　|　|. ／｀ヽヾｌ | l | |////|　|　　　　| |
　　　　 ,ｲ |ｔ_ﾘ:|　|　l;／／| 　|　| |　　　i ｌ|'//　　 l!　ｌ| |　| |　　|:　l|　|　 V ∧ l! ｌ |　|/ 　　ヾl | l | |V//,'|　|　　　　| |　　　はい！
.　　　 /|L ||　 |　|／／ i! | 　|　| |　l/　|///　　　 l|　l　|　| |　　|:　l|　|　　〉| ｌ| l! ｌ |　ｆ⌒`ﾐ　ｌ　　| |　 V/,ﾞ|　|　　　　| |
　　　/　三≧/／／　|　| |　 |　| |　'_,　|//ｹ＝ﾐ＿|　l　|　| |　　|:　l|　|,／　| ｌ| l! ｌ |　|　　　＼l　　l |:　　V,'|　|　　　　| |
.　　/　　｢|. ／／l　|　|　| |　 |　| |〃／ﾞヽ/　　=ヨТTT＝ーｚ　!　 |　||ｌ　　| ｌ| l! ｌ | ∧　　　　ヽ　ｌ |　　 Ⅵ: l|＞‐z 」 :L
　　ﾚ＝､|／／＼l　|　|　| |　 |　l,｣ｨ＝二 || 　ｰ＝ｲ|　| |　 |　l | :!　 |,.ｲ|V　 | ｌ|.｣.｣.｣　∧　　 ,｡＝ﾐ　!　　　 Ⅶ||　　　E三Y
　　{ミ刈| ｲ'///||＼l　l　| |　　ｆ＝ト､｀ヾヨ|:　ニ二|:l　| |　 |　l ヽ!＼l　 |　V | ｌ|三三ヨ　ﾄ､　 |:　　ﾞY＝ｚ__　:Ⅵ|　　ヾ三}}
　　{ミ三L.l'///,||||||l＼_ l |　　L|_|_|_ﾄ､ `ｰ}　　　 Ⅷ | |　 |　|　　| 　 l |　ヾ工ア　| ｀ヽ|　ヽ,|_|_|_|_|　　　￣ヾ|　　　 |/|
　　`マ///////l|||||　　|　|　　 `マ/∧　〈　　　 V. | |　 |　|　　| 　 l |　　》彡}}　|l　　|　|　V///| 　ｌ　　ｌ　|＼＿＿{/}
　　　　`マ///l　l||||　　|　＼|　| |`マ∧　:|　　／⌒Yi ｌ　 |　|　　| 　 l |　 /　|　　 !!　:　|　|　 V//∧　l　　 l　:|
　　　　　｀ﾏ　l　l||||　　|　　 |　| | 　ﾞﾏ∧ |　,人　　 |:｢二二ニニ＝‐ :|／:　 |　　 !!　:　|　|　|: V///i　ｌ　　l　 |
　　　　　　　　|　l||||　　|　　ヽ.| |　　 `マ:ﾚ<//LLＬ|｣￣ :l　|　　| 　 l |　 :　 |　　 !!　:　|　|　|　 V//|　l　　l　 |

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　モブ魔法使いたち
365 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/24(木) 22:10:36 ID:2tjFeIu4: 　ト _____} / . . . . . . . . . . . . |. . . . ..| . . . . .＼:::::::::::::::_}／:: |
　ヽ::::::::::/. ..|.　.　.|... . . . . ...|. . . . ..|. . . . . . . |⌒∨:::::::::::::∧
　　＼:/ . . |.　.　.|. . |. . . . .| . . . .｜. . . .|. . .|. . . |::::::::::::/￣￣￣./
　.＿ノ|　 /. ! . . . |. . |. . . . .| . |、. .|. . . . |. . .|. . . |:::::::: /　　　 ./
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　　　〈|. . | . |.　.　|. . |. . . ../. //. /ｨ斥≧-..｜. . .|!　| }!,|!. .|∨
　　　.|. . |. ..!. . . .| . .|＼. . . / | / ゞﾟ¨´　|. /|. . . ハﾉ/. }!. .|!.∨
　　　 .|. . |. ..|. . . .|. .∧　|. ./　|/ 　　　 |//./. / . |/.. |.j. ..j . ∨
　　　/┤.、八. . . |／⌒ |ノ　　　　　　 / |/.. /. . .|. . .| . . .!. . ∨　　　　さて、とりあえず生きたまま解剖して治癒魔法をかけてみましょう。
、___/ . | . ./ . ＼. |　,ｨ衍ｿ　　　　　　　 |/.|.... ..| .../. . . |. . . ∨
　　　　.| ./＼ . ノ |　ゞﾞ´　 }　　　　　,ィ!　　　 | .. ..|. /. . . /. . . . ∨　　　これで人体構造の把握と魔法の実験を両方できます。
　　　　.|/　　|＼. .＼　　　｀＿＿／:::/　　　 .| .. ..|/_____/. . |. . . .∨
　　　　　 ∧. .｀⌒ ヽ　／:::::::::::::＼´　　　　/| .. ..|///∧___.!. . . . ∨
　　　　　　　 ∧ . . . . . .,;ﾟ:::::::::::::::::::::7　　　／.｜. . /jI斗f´　 ∨. . |. ∨
　　　　　　　 .∧ . . . ...,;ﾟ::::::::::::::::::::7__　／　イi!. ..//　　　　 | . . | . .∨
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　　　　　　　 |. . . . .;ﾟ:::::::::::::::::: 7. . . /:::／/. .//　　jI斗f二_| . . |. . . . ∨
　　　　　　　 |. . . ..,;ﾟ::::::::::::::::: 7 . . /:::/ ./. .//jIf´＿_／ :::: | . . |ヽ. . . .∨
　　　　　　　 |. . . .,;ﾟ ::::::::::::::: 7斗7:: / ./. .／::::::::::::::::::::::::::::‘,. . ‘,:::∨. . ∨
　　　　　　　 |. . . .,;ﾟ :::::::::::::::7　　{／ /.／/:::::::::::::::::::::::::::::::::‘, . .‘,:::∨. . ∨
　　　　　　 ./|. . . ,;ﾟ::::::::::::::::7　.／　./´__/:::::::::::::: ／￣￣￣.‘,. . ‘,:::∨. . ∨
　　　　　　 / .|. . ..,;ﾟ:::::::::::::::7／　　./:::::::::}ヾ}:::: ／　　　　　 ‘,. . .|::::∨. . ∨
　　　　　 ./　 |. . ..;ﾟ::::::::::::::7---＜/-==彡<::／　　　＿＿＿＿‘,. ..|ヽ:::!. . . .∨
　　　　　　 |　　|. . .;ﾟ:::::::::::::7 {_ﾉ／/:::::::::::::::／　　　／:::::::::::::::::::::: ‘,. |=- }. . . . .∨

　　　　／　 /　　　 |　　　　　　／　,〃′ 　ヽ
　　　　／　　 / 　　　 l　　＿,,,,／　 /　　　　　　',
　　／　　　 /　　　　　 |￣　　　￣｀｀ﾞ''‥ ,,　　　 i!
　 /　　　　 /／ﾚ　　　ﾘ　　　　　　　　　｀''　, i!
　　　　　ｲ''　　　　　　　　　　　　　　＼　　　ヽ
　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　＼　　　 ',
　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　i!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,:;´:;`:;、　　　',
　　　　　　　　　　,:;´:;`:;、　　　　　　　　　 i:;:;:;:;;:;:;i　　　　',
　　　　　　　　　 i:;:;:;:;;:;:;i　　　　　　　　　　丶:;:;:ノ　　　　 ',
　　　　　　　　　丶:;:;:ノ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l!　　　何をするつもりだ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l　　　やめるんだ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　（　　　 j　　　）　　　　　　i!
　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ｰ-‐'´｀ｰ-‐'′　　　　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／

　　　　　　　　　　　　　　　　モブ盗賊
366 ：名無しさん＠狐板：2024/10/24(木) 22:11:26 ID:SJ/arSxr: これが魔族にあれこれ言ってた奴の姿よ
367 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/24(木) 22:12:06 ID:2tjFeIu4: 　　　／＼　　　／{　　　　　　　　　　 }＼.. 　　　／＼
　　／:::::::::::＼　　 / ﾏ　　　　　　　　　　　　ﾏ ∧.　　／:::::::::::＼
　／::::::::::::::::::::::＼/　ﾏ　　　　　　　　　　　　ﾏ　∧／:::::::::::::::::::::::＼
　＼::::::::::::::::::::::::/　 .ﾏ　　_ =＝￣￣＝= _　ﾏ.　 ∧::::::::::::::::::::::::／
　　＼:::::::::::::::/　　ﾏ.／. . . . . . . . . . . . . . . .＼ﾏ　　∧:::::::::::::::／
　　　　＼::::::/　───ｯ. . . . . . . . . . . . . . . .ｔ─── ∧:::::／
　　　＿＿_.ﾏ　　　　／. . . . l!. . . . . . . . .l!. . . ＼　　　　/＿＿_
　　｀＜　　ﾏ　／. . . . . . l!. . . . . . . . .j!. . ｌ. . . ＼　 /　　＞ ´　　　　　　そこは『やめろショッカー！ブッ飛ばすぞぉぉぉおおッッ！！』でしょう。
　　　　　｀＜　/. . . . . ._. . |ﾏ. . . . . . . ﾏ|_. .|. . . . . ヽ　＞ ´
　　　　ｒ-=＝＝{. . . . . . . ￣{¨ﾏ. . . . ﾏ￣!. /. . . . . . .}＝＝=-t　　　　　　　ネタ的なお約束です。
　　　　V　 ,-､　',. . . . ..ィ卞卞T:＼／:卞卞Tェ. . . . .'　,-､. 　/
　　　　｀∩　∩ ゝ. . . .{:: 辷ン::::::::::::::::辷ン :}. . . .ノ ∩　∩´
.　　　　 ∪　∪{_| ｀|¨´　　　　　　　　　　｀¨| . |_} ∪　∪　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「何をわけのわからない事を言っている」＞盗賊
.　　　／:::::::|. . ..| . |ﾑ　　　　　 ⌒　　　　　ﾑ. .|. . . . |::::::＼
..　　／::::::::::::, .{三=- ､ゝ　　　　　　　　　ノ, -=三}. . .,:::::::::::::＼
　／::::::::::::::::ﾑ .≧=｡　＼ ≧=-　　　-=≦／　.｡=≦ . .ﾑ:::::::::::::::::＼　　　　　翻訳魔法を使ってもネタが分からなければ話になりませんね。
　＼:::::::::::::::ﾑ. . . . ./＼　＼ｒヽニYニ/／　／_'∧ . . . .ﾑ:::::::::::::::／
　　＼::::::::ﾑ. . . . A:ヽl ｀ -､ |　＞ ´　ﾍ., - ´ {/:::∧ . . . ﾑ:::::::／　　　　　　　ノリが悪い。
　　　＼ﾑ . . . ./ ﾍ:::|∧/:::;'＜　　　　ﾍ:::∧/:::/　ﾍ. . . .ﾑ／
　　　　　ﾑ. . . ./　　ﾍ.∨＜　　　　　　　ﾍ∨:::/　　　ﾍ. . . .ﾑ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　 |ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , ' . ,'　　　　　　　　　　　 |.　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　　 ,'　　　　　　　　　　　　　 i 　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　 ,　　　　,　　 ----　　_　　.i 　　ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　 ,　.＞ ´　　　　　　　　　｀　.,i　　　　ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　 /　＿＿<　　　　　　　　　　　　　　 __i___　　 .ﾍ
　　　　　　　　　　　　　 ,ｲ/7>,　.i　　　　　￣/　 i　　　　　　 i　　　',　　　　　 |　　 rfヽ　　　　　　まあ、いいでしょう。
　　　　　　　　　　　　 .// //,' >-'.,　　　＞ ´　 /| 　　　　　 | 　　ヽ　　　　./____ i ',.ﾍﾍ
　　　　　　　　　　　　 i　　　 k　　　 ./´　　　 ./__',__　　　　　　,'_i___ .i　｀< 　　　 / i .ﾍ　 '.,　　　　貴方たちはショッカーの改造人間、
　　　　　　　　　　　　 |　　　 } ｀＜_.,'　　　＞´　　 ,　　　　 ./　|　 λヽ　ヽ__＞´　 '.,　　 .|
　　　　　　　　　　　　 |　　ノ￣￣ .i.　　 ' i　.|　　　｀　.,　　 /　 ,' ／ .|　　　 .}　￣￣i　l　　 .|　　　　もとい魔法ギルドの栄光ある研究の礎となるんです。
　　　　　　　　　　　,. 'i　　 .| ヽ　_　ﾍ　　 .|ヽ|　,..rzzz　｀　´ .zzzz.,　.,'　　 ., '　><　 /　',　　 |
　　　　　　　　　 |　',　　 .|:::>ヽ TTi ヽ.,　',　彡 ´￣　　　　￣｀｀ミ＞ .{ .TT　「「　　 }　　.|',　　　誉れ高い事ですよ。
　　　　　　　　　 |､　ヽ　 .|:::::::::ヽ l.| |　 .T:::::::::　　 ,　--　.,　　　:::::::}　 .|　|.」i .|.」／::::i　　.| i
　　　　　　　　　 | ﾍ　＼i::::::::::::V　|　 .|､　　　　　i:::::::::::::::i　　　 .|　 ,'__ 　 '／::::::::::i ,.＜　',
　　　　　　　　　 | 　ヽ　　｀　.,:::::::', i　 .| .ヽ　　　ゝ ::: ノ　　　 ,..ｲ　/　 i__/:::::::＞ ´　　　 ,　　　　　　　　　　　　　　　　　　「やめろーー！」＞盗賊
　　　　　　　　　 |　　　＼　　＞:::',.',　| ./i　＞s 。＿＿。s＜　 / / i　,' .i　´　　　　　　　 ,
　　　　　　　　　 |　　　　　　　　　　.i ﾍ| ヽ.',　　寸ニ<ニニ>'　　 /イ ..| ,'　.|　　　　　　　　　　}
　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　 |　 r　/.／ヽ' .Y　Y　｀´　ヽ　　.〉.|/.|　|　　　　　　　　　, '
　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　 .|V<　λ <_>.< λ.ﾉ__><__＞'　<　i　..i　| 　　　　　.／
　　　　　　　　　　　　　　＞.,　　　　　..|　　　　ヽ ´　｀＜＞´　｀＞ .,__/ 　　l　|. 　　　 ,..＜
368 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/24(木) 22:13:04 ID:2tjFeIu4: 　　　　　　　⌒ヽ
　　　--､　{　＼　 ∧　　　＿＿　　_ 　　,ｲ
　　(　＼　　　　　 /／). :´ : : : : : : ｀{ ＼/　{
　　　　　　　　　__{／: : : : : : : : : : :八　｝　} _
　　　　　　　　 / /': : : : : : : : : : : : : : : Υ}／ノ
　　　　　　／⌒〈.|: : : :＼: : : :／: : : γ´ ∨‐┐
　　　　　｛_　(　八i: {ヽ|||、_ﾉﾚ|||vYｲ|　　　}__/　　それと解毒魔法の実験の為に、
　　　　　　 }　_r'　 |: |　|||　　　|||　|:八__　〈: |
　　　　　 | /∧ . |:.{､､　　　､､|: : l圦　ﾊ|　　　盗賊団の皆さんにはいろんな種類の毒を飲んでもらいます。
　　　　　　j|': : ∧,ﾉ込､　　　　　 ,|: : |iiiiiУ/}
　　　　　 / : : //∧: :.|i:i:≧＝冖刋: : |iii/: //|　　　運が良ければ生き残れますよ。
　　　　　': : : ////∧ |ｰ圦 : У: : |: :/i/: ///|
　　　　/: : : //////∨]| //〉' : ／∨|/: /,'//|
　　　 .: : : : '//////∧ //: : ／///|: : :/,'//∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「ぎゃあああーーー！！」＞盗賊
　　 /: : : /////////{ /: ／/////| : ////{: : :.
　　 . : : : '//////// 〈ヱ二二ニニ| : |////|¨}: :.
　　' : : : '/////////〈===宍=====| : |////|/: : :.
　 .: : : : '//////////ﾉ　〈八〉　　 | : |////|: : : :l:.
　 |: : : :|//////////}77７７７７７７| : |////|: : : :| |
　 |: : : :| /////////{ //////////| : |///八: : : | |
　 |: : : :|/////////∧/////////∧: ∨/{　 }: : :|

　　　　　　　　　　　 /　|　　　　　　　　　　,' l
　　　　　　　　　　　　　/　 j　　　 ----　　 ,' Λ
　　　　　　　　　 Λ′＞'’: : : : : : : : : ＿_{　 Λ
　　　　　　　　　　ト( ／: : : : : : : : : : : : : : ＼⌒　　ヽ_-=/
　　　　　　　　　　} /: : : :/: : : : : : : : : : : : : : ‘'＜　ノ　 /
　　　　　　　　r==/: : /: , :∥: : : : : |: :l: : :,': : : : )'　　／
　　　　　　　 ||　l: :::::|＼: :l|:l: : : : : ／|: :/: : : : ﾍ‐＜）〉　　　盗賊団は男だけでなく女子供もいますから、治験データを取るのに便利です。
　　　　　　　　V､l: l: ::l､: |:「ﾄ､: : / |/　|/ｲ: : : ｲ(⌒)).//
　　　　　　　　　｢l ;l : l ` ┃　　　┃ 　ノイ: :圧: :| ￣|　　　　皆さん医療の発展の為に体を張って頑張って下さい。
　　　　　　　　 / }hト､!/:/:/:/　　 /:/:/:/|.:! /わ) ! : : |
　　　　　　 /:i:i:i:i|: :j　　　　⌒ヽ　　　/: :/:ir'゛: | : :｜
.　　　　　 /:i:i:i:ｉ:ｉ|: (　　　 l　　　ｌ　　/: :/i:ｉ:|: : :.! : : |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「やめろーー！」＞盗賊
　　　　　 /i:i:i:i:i:i:ｉ|:l: ≧s。ゝ-　　_ /: :/:i:i:i:|: : : ; : : !
　　　　　 /:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ|:|V⌒7/::ヽ￣　 /: /:i:i:i:i:i:!: : : V: :|
.　　　 /:i:i:i:i:i/ヽ斗| ＿ l !:::::Λ 　/／:〕ih｡:i:i| : : : V |　　　　　だが、断る！
　　　／:i:i:i:i:i:/ 　 V/　 -〈:::::::::Λ　　/_へ^ヽ7 : : : : ＼
　／:i:i:i:i:i:i:i/　　 /　　二):::::::::::::＼/(_　　　l:::)ｦ!: : : : :ヽ　　　我々は悪の組織ショッカーもとい魔法ギルドである！（キリッ）　
／イ:i:i:i:i:／＞'゛　 !　　 f )- _:::::::／::::「　　 l;;{/ lΛ: : : : : : .
/　,:i:i:i／／　　　 |　／　　　=- _::::::::ゝ、　Λ　 l:iΛ: : : : : : ヽ

秘密結社ショッカーもとい、魔法ギルドは王国戦士団の協力を得ていくつもの盗賊団を研究に利用した。

その甲斐あって治癒魔法と解毒魔法は実用化され、王国はより発展していた。

その陰で数多くの犠牲があったことは否めないが、医学の発展には犠牲がつきものです（ガチ）

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369 ：名無しさん＠狐板：2024/10/24(木) 22:16:19 ID:FfTB6ndg: まぁ発展に犠牲がつきものだとしてもその巫山戯た態度がなぁ…
しかもこれで魔族を非難してたから更に不快感が増す
370 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/24(木) 22:18:34 ID:2tjFeIu4: ttps://www.youtube.com/watch?v=DjnXTcEfGSA

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 //!　　　　　　　　　　　　　　 |,ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ///l　　　　　　　　　　　　　　 |/,ﾍ
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　　　　　　　　　　　　　､　　.///／　　　　　　　ヽ　　　　､　!///ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　 {,ヽ. ///'　　　　　　　　　　　　　　　、_　ヽV//,∧
　　　　　　　　　　　　　 V/ゝ'/　　　 '　　 /　　　　　　　　　＼/＞V//,∧
　　　　　　　　　　　　　　Ｖ// 　　 ./　　　,'　　　　　 ',　　　　　　＼///＞/ﾍ
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　　　　　　　　　　　　　　　＼// {　:　　　{　.l　　'　 :　　　 j　 .!　　 }　　　 V//////／
　　　　　　　　　　　　　　　　＞-', :.　　 l　.|＿ l　 :.　　 :　ﾊ＿!　;　 '　　　　　}//＞､'"　　　　ユウキ殿、言うまでもありませんが、
　　　　　　　　　　　　　　 <ゝィ.ハ:.　　 !、ﾄ､　{＼::.　　/´ｊ .ル' } /　　　　 ./" Y ヽ.〉〉>
　　　　　　　　　　　　　　　　＼ｰｒ;ヾ :.　　l.ヽ芹丐` ヽ /ｿ　'"芹丐/　　　/ ,.ｲ＞､ソ／　　　　例え女子供でも盗賊団に情けは無用です。
　　　　　　　　　　　　　　　 Y.l .ﾊ.＼　',　込ツ-―――- 込ツﾉ　／/ヽ　jl　.j.ﾄ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　 j l　ﾘ.ヽ!　ゝ.　　　 '　　　　　　'"| ´　ｲ: ハl_l　l |.|　　　　　　どのみち、彼らは殺すしかないのです。
　　　　　　　　　　＿_ ／￣ T"￣ヽ――.､　　　　　　 |　　.l.ｲ　 l.　ゝ !
.　　　　　　　　 ,...．／　　 |　　　 l　　　,'　　　　/￣＼ ´　　／|　　.! |　 .!　　　|　　　　　　それなら王国の国益の為に使い潰しましょう。
　　　　　　＿／　　 .!.　　 :　　 .l　　 ,　　　 /　　　　ーイ／!　 /! |　 .!　　　|
.　　　　　_／　　　　　　ｌ　　　:　　 l.　　 , 　　 ./　　　 '　　ヽ_ .j　/ ＼ト､　　.!
　　　／　.　　　　 ',　　 .l　　 :　　 .!　　,　　 ./　　　'　　　／　ヽ/　　,. |二＼　 |
. 　 /　　　ヽ　　　　.　　 l.　　 :　　 !. 　 ,　　 /　　. ' 　　／　　　 .}､／　ｊ二ﾆﾆ＼!
. 　＼　　　ヽ　　　'.　　.ｌ　　 :　　l　　　　　/　　'　　／　　　 ' 　ヽニニニニﾆ＼
.　　　＼　　　ヽ　　 '. ,.-‐　＞-―'""` ､ ./　　.'　　.／　　　　'　　　 ,.　-マﾆ>'",. ＜::}
.　　　　　＼..　　ヽ　　 _　'" .／ ,.-‐'" ー'　　 ' 　／　　 '　　 ,.．'"　　　', ／　　,.ヽ
　　　　　＼　　 .／´　／ .／ .l　 ,'　./　,.'　／　 ,　'　　,.．'"　　　　　＞'　　／＿!__
　　　　　　　＼ / {　 ./　,.'　:　ｌ　, .＞‐''''＿ ‐ ､　 ,．'"　　　　　＞ '"./　 ,．'"￣＿＿!
　　　　　　　　　＼.! ./　/-―::::::::::::::＜´／, ＞　'"　　　　 .＞'"ニﾆﾆ/ ／ ,．＜二ﾆﾆ,!
　　　　　　　　　　　＼／::::::::＞-ｧ-,::::::::::ヽ．'"　　　 .＞'"ニニニﾆﾆ,.／,イニニニニﾆ,!
　　　　　　　　　　 _-ﾆ＼／／.／!::＞'"　　　＞'"二二二ニニﾆﾆ/／二二ニニニﾆl
　　　　　　　　　　/ﾆ＞ィ/ ／.／／!　　 .＞'"´ .>-‐''"￣_ `＜ニﾆ/ｲ二二二ニニﾆﾆl
　　　　　　　　,.イ,.ィ　 ./　　 "／／．'"―-ゝ.__/ー-　_　　＼／.}二二ニ／ニニﾆﾆl

　　　　　　　 /::/:::::::::::::/三三三三三三三三=l:::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　/:::/:::::::::::::/==-＜::::ﾊﾊ::::::＞-=ﾆ三!:::::::::::l:::lヽ
　　　　　 -=彡イ:::::::::::: /イ::::::::i:::/｀ﾞﾞﾞ´';::::i::::::::::ヽﾆl::::::::::::l::l:::ヽ
　　　　　　 /:::::::::::::/:::l::::::／l:/| | | | ';::ﾄ:::l:::::i::::::::}:::::::::::l::ﾄ､::::.
　　　　　　　　l:::::::i:::::::i:::ｲ:::/| | l:{| | | | | }:| |ヽl:::ト::::::l::::::::::::l::l　｀ー-
　　　　　　　　|::i:::l:::::::l:lイ::l￣ T´| | | | ｀T￣ }:l｀ヽ:l::l::::::::::: l:l
　　　　　　　　l::i::::l::::::l:l ,ィf示ヾ| | | | | | | |,行示ヽ､!:l::::::::::::l:l
　　　　　 _」:|:::ll::::::l! !　{_ﾉ沁| | | | | | | | {_ﾉ沁　! }::::i::::::::l:L_　　　　あ、はい。
　　　　　　　‘，l::::l:l:: l 　弋z::ﾘ　　　　弋z::ﾘ　/::/l::::::::i:l /
　　　　　　　　ﾄ:!:::l::l::ﾊ　　ﾟ｀¨　　　,　　　　 ¨´ﾟ /::/::l::::::: ll/　　　　　（この人ガチだ）
　　　　　　　　l::l::::l:::l: ﾊ　　　　　　　　　　 u　 / ',ｲ:l::::::::::i!
　　　　　　　　l::l:::::l:::ヾ:ﾊ　　u　　　　　　　　　／ｲ:l:l::::::::::j
　　　　　　　　l:l::l::::l::::l:::lヘ　　　　～～　u　　／::l::ll::::::::::i!
　　　　　　　　ll::::l::::l::::l:::l--＞　　　　　　　ィニ}:::l:::l::::::::::i!
　　　　　　　 |::::ll::::l l{ニニニ|　＞　.　＜　.lニ/:/:::l::::::::::{
　　　　　　 |::::l::l:::l:＼ニﾆ=-＞-==､　 -{＞ー-:l::::::::::/
.　　　　　 |::::l::::l:::|:::::.｡s≦//＞-===〉〈=//=ニ|::::::::/､
　　　　　 |::斗ﾋ|:::|｀ヽ////////////////ニﾆ!:::: / 　',
　　　　　　 /´　　 |:::|　 ‘，/////////////ニニ|:::::/ 　　',
371 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/24(木) 22:19:20 ID:2tjFeIu4: 　　　　　　　　　　　　　　 /|　　　　　　　　　　　　　　　 ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧|　　　 -‐: :　￣￣　: : ‐- ..、　| ∧
　　　　　　　　　　　　　 ∧/| ／. : : :　　　　　　　　: : : :＼| /∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　| /／. : 　　　　　　　　　　　　　 : : |　/∧
　　　　　　　　　　 ∧　| /. :　　　　　　　　　　　　　　　____|, 　/∧
　　　　　　　　　　　　　〈　∨/. :　　　　　|　　　　　　　　　　＼＼　/∧
　　　　　　　　　　　　　　 ∨ /. :　　　ｌ　 | :l:　　　 |　　　　　　＼　　/∧__
　　　　　　　　　　　 ∨: :　l　　 :|　 | :|:.　　　　|　　　 :|: .　　｀ト- ∠二
　　　　　　　　　　　 ________ｊ{ : :　:|　　 :|ｌ　 | :l: :　　 /|　:| :|　|: :　　　, }／／￣　　　　王国民であれば例え盗賊行為をやっても死刑ではなく懲役ですむ場合がありますが、
　　　　　　　　＼____八　　　 :|:|ｌ　 | l|: :　　:/.:|　:| :|　|: :　　 /∧∠_____
　　　　　　　　　　／∠㏍、　＼|从　|八: .　:/ /|::/|/|　|: : :　//厶％Жｱ　　　　　それは罪を犯したことを反省して更生する前提があるからです。
　　　　　　　　　　　＼＼]Ж＼　 :灯苧ミ　＼/|/ ,灯苧ミ:|: : : ／￣＼[／
　　　　　　　　　　　　　￣了＼＼:杙-夕　　　　代-夕小イﾍ}　　 : : |　　　　　　　残念ながら狩猟採取社会の狩猟民族にはそれが通用しません。
　　　　　　　　　　　　　　 |　　 :| 斗 ⌒｀　　,:　　　⌒｀/ 　 |ノｊ　　 : : :|
　　　　　　　　　　　　　　ｌ　　 :| :小、　　　　　　　　　 //　 :|イi　　 : : :|
　　　　　　　　　　　　 ,　　. :| 　ｧ‐‐=z,、｀　 ´　　　//　 :|::|:|　　 : : :|
　　　　　　　　　　　　　　 /　. ::/:| :/-=㍉_/ト　__ . : ´ ／//　∧!:!:. 　 : : :|
　　　　　　　　　　　 /　: ::/. :|/-=㍉_//V∧　　／／/　/ :∧!::.　　＼|
　　　　　　　　　　　　　 /　: ::/. : /-=㍉_//:: V∧／／: :/／／/∧: :.　　　＼
　　　　　　　　　　 /　: ::/／/-=㍉_//:: :: :V/／:: :: :: :／/////＼: :　　＼＼
　　　　　　　　　　　　 /　: :／/,/-=㍉_/∧:: :: :／:: :: : ::／//|///////＼: :　　＼
　　　　　　　　　 /　: :///,/-=㍉_///∧／:: :: :: :／////|//////// ∧: :　＼＼
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　　　　　　　／ヘ／／／>､　/≫-=≒=≒=≒=-≪///////////// /// /ｌ : : : :　＼　　 : .＼＼
　　　　___／:: :: ::{ 　　／ ∧厶二三二三三二三二＼ ////////／〈//// : : : : : : : 丶　 : : .＼
　　／//|:: :: :: ::{　　　／/∧-=ﾆ三二三二三二三ﾆ=////// ／///∧//: : : : : : : : : : : : 、: : : : .＼

　　　　　　　　　 i::::::::::::/:::::::::::/:::::/::::/ｨ:::/:::/:/　　　　|:::i::::::::::;:::::::::::i{
　　　　　　　　 |::::::::,ｲ:/::::::::/::::/l:::/-:::/l::://　　　　 !:::l::::::i:::l::::::::::::i:!
.　　　　　　　　　 |:::／::ｲ:::::::::l::|:::{´!:{　{:/_|:/l{｀　　　 !::∧:::l::::!:::::::::::lﾑ
　　　　　　　　　ィ..イ::: |::::::::l: l:: |_;::{ﾁ示ミ:､ﾒ　　　　　 }:!-=|::!:::|:::::::::::|､ﾑ
　　　　　　　　 |::::;＞ !::::::::l::l:: | !;{:::ij:::r'　ヾ　　　　ｨﾁｪx :/|:::i:::::::::: | ＼::.　　　　確かにあいつら盗賊行為が悪い事だって意識がないね。
　　　　　　　　 |:::.¨ ´.!::::::::|::ﾏ:{　弋:ソ　　　　　　　,:ij:::r' ヽ}::/!::::i:::::|　　`｀､
　　　　　　　　 i!::ﾑ　 l:::i::::l::::ﾏ:!　｀¨ ´　　　　　　弋:ソ .//',ｲ::::;':::::l　　　　　　　野生動物を狩って肉や毛皮を得るのと、
.　　　　　　　　　　 li::::::ヽ l:::l::::l::::|:ﾏ.　　　　　　　　　 ¨　　 / |::/::::::l
　　　　　　　　 !:!:::::::i:｀ﾏl::::l:::|:::iﾟ｡　　　　　　　　´　　　　 ,' .ィ/:::::::l　　　　　　　　王国の村や町を襲って食料や物品を奪うのは一緒だと思っているよ。
　　　　　　　　　　 |::l::::::l:::::::ﾏ::::l:::{:::| ヽ　　　　　　　　　　　　.:::::/:::::::::l
　　　　　　　　　　 |＞=ﾆﾆニﾏ:::ﾏ;:::| 　　　　 , - 　　　ｲ:::/ |::::::::;　　　　　　　　たしかに反省して更生するのは厳しいね。
　　　　　　　　　 i!=l ﾏ=ニニﾏ:::ﾟ｡::!＞　　　　｀´　　 ...イ:::: /　i::::::::;
　　　　　　　 l::ﾏﾏﾏﾆ／i::';:::::ﾟ｡i　_　＞　_　..:＜::::/::::/ 　 !::::::;
　　　　　　　　　　l::::::ﾏ=／:::: |:::}:::::::';ii:i:i:i:i:i:i:i:i:.､,..|::::::::::/::::/　　 }:::::;　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そういう事です」＞きよひー
　　　　　　　 i!:::::}::::::::/:::: |::::l::::::::';!=:i:i:i:i:i:i:i∧:!:::::::/::::/　　 ;::::;'
　　　　　　　　ﾑ::::l::::: /:::: /|:::::l:::::::::i!/////.//∧:::/::::/　　　 ;:::;'
　　　　　　 /:::::::l::::/:｡＜/|::::::l:::::::::i!/////////＞／ニﾆﾌ ,::/
372 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/24(木) 22:20:22 ID:2tjFeIu4: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|ﾍ
　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　 | ∧
　　　　　　　/ |　　　　　　　　---　　　_　　　|　∧
　　　　　　 /　|　,　　´　　　　_　　　　　　` 　 ';　 ∧
　　　　　　,'　／　　　　　　　　＼　　　　　　　V　 ∧
　　　　　 ,　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　V　 ∧
　　 |＼ /　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼￣　----∧
　　 |　ヽ:/　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　　 }　___　　　　　狩りの時に獲物から反撃を受けて死ぬ可能性があるのは、
　　＼　/　　　,'　　　　　　　　　　　　　　　 l　　` ト- ／￣／
　＿＿〉{　　　 :|　 l　　l　　　　　　 |　 |　　　}　　　 V　　／　　　　　　野生動物も王国の村や町も同じです。
　＼　从　　　|　 l　　l　　l　　　 /　/　　　,:　　　 /-＜￣　、
　　＞ -〉　　　|＼|＼ |ﾍ　l　　// |/-|/|　/　　　 /　　　　　／　　　　彼らにとって尚更その違いが認識できないのでしょう。
　＼　　人　、人ｨﾍ云ミ Vﾍ / / ｲ芹≠V　／／ |Y^Y_ ／
　　　＼,,/| ＼＼从廴.::ﾉ　　　　　ゞ- イ／/ｲ　}　||　|_|l　　　　　　　　といっても王国人の先祖でも七大神が降臨する１４００年前以前は
　　　　　| |　|_|ヽ|ヽ　　　　 '　　　　　　 |　　 |_ノ　　　　,
　　　　　|_|　　　 | 心　　　　　　　　　　　|　　 |　　　 V 　'　　　　　　　彼らと同じでした。
　　　　　l　　　　 l　　ト　　　｀　´　　　ｲ　 ,;　　　　 V　 ,
　　　　 ,　　　　 /l　　|　　＞　　_　イ _ | 　 / V　　　　V
　　　　/　　　　/ l　　 --　V∧　　／/ l　 /　〉＼　　ヽ l
　　　 /　　　／￣/￣｜　　V∧／//／l　/ ／|　　＼　　＼
　　　/　　l 　　〈　　 |　　　V///／　 l / ´　 |　　　＼　　ヽ
　　 /　___ |　　　〉　　|　　　 V／　　／「￣￣　　　　　> 、＼
　　/ / V |　　　　| 　　|　　／　　／　　|　　　　　／＼ |　　＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __,　　 -――　　　_}＼
　　　　　　　　　　　　　　}ヽ　　　　´　　　　　　　　　　 ∧　＼
　　　　　　　　　　　 ,　 '／　--　　　　　　　　　　　 .∧
　　　　　　　　　　　　 / /　i´　　　　　＼　　　　　　　　､　　　　｀''＜
　　　　　　　　　　 / / 　.|　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　＼　 -―― Y
　　　　　　　　　　　 / /　　　　　　　　　　　　 ',　　　　　　　／　　　　　 }
　　　　　　　　　　　　　　 /　　　 i　　　　　　　 ',　　　　　＜　　　　　　 /
　　　　　　　　　／＿　 .／＿　　 |　　　　　　　　',　　　　　　≧=---r'∠＿＿
　　　　　　　　〃　　｀￣／　　　|　　　　　　　　 ',　　　　 ',　　　　V　　／　　　　つまり、一度でも人間を狩りの対象とする盗賊団になった彼らを
　　　　　　　　{　　　　　／　　　　ﾊ　　　i　　　　 ',　　　　　 i　　　　ﾏ≦
　　　　　　　　乂＿　イ　　　　 ′　　 |　　　i　斗七''￣「 |　　　　 i |　　　　　　生かして罪を償わせるなんてやるだけ税金と労力の無駄です。
　　　　　　　　　／ |　i 　　.」＿_ i　 i　　 }　　 |　 | |　　　　ﾊ |　　　　 | .i
　　　　　　　＜..＿|　|　　　 |　　 |￣「　.ﾊ　　 |　 | ! .ﾊ　 /　 |　　　.i　|　i　　　　　つまり皆殺ししかありませんね。
　　　　　　　／　　|　|　　　 |　　 |　 |　/　'　　 l　/ j/　j.ィﾁ￣,　　　/| /　 i
　　　　　く　 {⌒|　|　　　　＿_|＿j/　　 ',　/}/ 　,ｨ´:ij:::}　　|　　 / j/　　.i
　　　　　　　　／ ./|　　　　　　＼　{:::ij:㍉　 }/　　　　乂::ノ　 /　／ / |　　 i　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そうですね」＞ユウキ
　　　　　　　　　 //|　ﾊ　　　　 | |　乂::ノ　　　 ,　　　　　　　/.イ　　　　 |
　　　　　　 // .|　 ∧　､　ﾄ.{ﾊ.　　　　＿　　＿　　＿ /　.|　　　/　　 |
　　　　　　　　/ｲ　,　　　＼ト.._{ .| ∧--vfニﾆﾆYニニYニニト-- ＜/＿　 .|
　　　　　　　./ 　 /　　　　i　　　.-=〈ニニニニニ|ニﾆﾆ}ニニニニﾆ/ニニ.＼|
　　　　　　 /　　/　　/　　}_.-=fニニ∨ニニニニ|ニニi|ニニニニ/ニニニニi
　　　　　 ./　　/ 　 /　　 /ニニヽニﾆ∨ニニニニニニ|ニニニ_/ニニニニﾆj
　　　　　/　　/　／　r≦ﾆヽニﾆﾆ､ﾆﾆ.∨ニニニ|ニニニﾆニﾆ/ニニニニ／|
　　　　./　　/イ　.′.|ニニﾆ.＼ニニ､ニ∨ニニﾆ|ニニニニﾆ/ニニニ_.／＼|
　　　 /　／　　/　　 >､ニニニ＼ニﾆ､ﾆ∨ニﾆﾆ!ニニニニ/ニニニ／　／ヽ
　　〃　　　　 /　　 /_　｀''＜ニニ＼ニニニニﾆﾆ!ニニニ./ニﾆﾆ／　　,　／ V
　 .//　　　　 ,　　　 V　｀ヽ　｀''＜ニニニﾆ∨ニﾆ|ニニﾆ/ニﾆ／　　　/ / 　　',
　　　　　 ,　　　　　i　　　ヽ　　 ''＜ニニニニﾆ|ニニ/ニ／　　　　/ /　　　_i__
　i { 　　　　 /　　 |　　　　 ∨　　　　''＜ニ＞ ´￣￣￣_ノ　　　　/ /　　.ｨf笊/
　| |　　 /　　/　　＿|＿　　　 .∨　 V　／ {´　ー== ニ､: : ',　　　 {/　.ｲ笊ｲ　′
　| |　　./　　/　　ﾏ笊笊≧x　ハ　　}／ {　 |　　__　---ィ: : :}　　 /{ｨ笊イ　　 {
　:,　　./ 　　　　 ∨　　ミ笊} _...ィ　　 .{　 |　　＿＿): : : : : } /､/ /イ　　　　ハ
　 ', ∨　　　　 / 　 ∨　　　　 {ff_/　　　 {　 |＿　　ィ＜￣￣/　　＼　　　 / 　〉
　　∨　　　 .／, 　　 i　　　　 .／/　　　 {　 |__..イ|| ﾊ∨＿__.,　　　　}
　 ./　　　／　/　　　.}　　／　/　　　 .{　 |￣￣「　ﾊ∨　 i　　　　,　　　　　　 {
　　　　／　　/ 　 /　/　　　　　.′　　／, 　 ,　　ﾘ　ﾊ∨　|　　　./　　　　　　ﾊ
　　　　　 /　　/ ./　　/　　　　／　 { 　{　　〃　　　}:}　 !　　ｲ　　　　　　　　',
　　　/　　 /　　/ .〈　　/　　　　　. :　　　 }　 }__.//＿＿_.j:j＿| 0　　',　/　　　　　　 ',
　　 /　　./　　ｲ　　}　 ′　　　 . : :　　　 ,　 ,　(__)　　　 (__)　 ',　　　∨ /　./
　　i　　 /　／/ 　 /　　　　　　　　　　　/　/　笊　　　 /笊　　',　　　 ∨　/　　　　　　＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　／:／⌒
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::/
　　　　　　　　　　　　　　＿＿_|::/_
　　　　　　　　　　　 ....:::::: -‐::＼::::|:{:::::::::...､
　　　　　　　／::／:::::／-=＝＝=- ､::＼＼
　　　　　　 /:::::/::::::::/二二二二二二∨::＼＼
　　　　　　　 /:::::/::::::::/ﾆ=-‐..::::￣:::...‐=ﾆ∨:::::∨::.
　　　　　 ,.:::::/::::::::/:::::/::::::::::／＾^V:::::::::｀∨:::::∨::.
　　　　　　 ,:::::ｲ:::::::::{::／:::::|:::/　　　 ∨::::::::::∨:::::∨::.
.　　　　 j{:/::|::::::::::|:::/}／}/‐- 　　 ∨{:::::|::∨:::::∨::.
.　　　　　 j{/イ|::::::::::|/x===ミ､　　　　´｢_Ⅵ|::::∨:::::∨::.　　　　確かに盗賊団の所為で民に被害が出ているし、
　　　　　 j〈￣ }::::::::::}《斤ｚ｢｀　　　　ｨ芹Tヽ∨:∨::|::｢＼
　　　　 j{::::＼_}::::::::::.　乂ツ　　　　乂ツ ″iⅣ:::::|::| 　＼　　経済的な損失だけでなく、民心に対する悪影響もあるね。
　　　　 j{:::::::j{:: }::::::::::}、　　　　　　　　　 /ノ|:|::::|::|
　　　　j{:::::::j{┌‘.::::::‘､＼　　　　　′　　　.:｢:::::|:|::::|::|　　　　　おまけに治安維持の為にボクたちにような部隊を編成して動かさないといけない。
　　　 j{:::::::j{::::|　‘.::::::‘.丶　　 _ _　　／:::|::::::|:|∨::|
　　　j{::::::/::: └::´‘.::::::‘.　＞　 __　....:::::|:::::::|:::::: 从::::|　　　　　どう見ても王国には大きな損失を与えているよね。
　　 |::::/::::::::::::::／∧:::::‘.=ｭ　/__:::::::::::::{:::::::{:::::ｲ　|:::|
　　 |:/:::　-‐く////∧:::::∨={///ヽ ‐-　､:/／{ 　 ::::|
　　 |／　　　 ∨‐-/∧:::::∨＼//∧　　 .:::::::::|　　:::|
.　　 ′　　　　　∨////ﾊ:::::∨////∧　　i::::::::|　 .::/
　 / 　　　　　 }/////∧:::::∨////.} 　 | ::::::|　.:/
373 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/24(木) 22:21:11 ID:2tjFeIu4: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|ﾍ
　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　 | ∧
　　　　　　　/ |　　　　　　　　---　　　_　　　|　∧
　　　　　　 /　|　,　　´　　　　_　　　　　　` 　 ';　 ∧
　　　　　　,'　／　　　　　　　　＼　　　　　　　V　 ∧
　　　　　 ,　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　V　 ∧
　　 |＼ /　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼￣　----∧
　　 |　ヽ:/　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　　 }　___
　　＼　/　　　,'　　　　　　　　　　　　　　　 l　　` ト- ／￣／　　　盗賊団を使い潰してでも、その損失を少しでも埋める必要があります。
　＿＿〉{　　　 :|　 l　　l　　　　　　 |　 |　　　}　　　 V　　／
　＼　从　　　|　 l　　l　　l　　　 /　/　　　,:　　　 /-＜￣　、　　もっと医療技術が発達していれば臓器を提供させる方法がありましたが、
　　＞ -〉　　　|＼|＼ |ﾍ　l　　// |/-|/|　/　　　 /　　　　　／
　＼　　人　、人ｨﾍ云ミ Vﾍ / / ｲ芹≠V　／／ |Y^Y_ ／　　　　残念ながら臓器移植はまだ不可能なんです。
　　　＼,,/| ＼＼从廴.::ﾉ　　　　　ゞ- イ／/ｲ　}　||　|_|l
　　　　　| |　|_|ヽ|ヽ　　　　 '　　　　　　 |　　 |_ノ　　　　,
　　　　　|_|　　　 | 心　　　　　　　　　　　|　　 |　　　 V 　'
　　　　　l　　　　 l　　ト　　　｀　´　　　ｲ　 ,;　　　　 V　 ,
　　　　 ,　　　　 /l　　|　　＞　　_　イ _ | 　 / V　　　　V
　　　　/　　　　/ l　　 --　V∧　　／/ l　 /　〉＼　　ヽ l
　　　 /　　　／￣/￣｜　　V∧／//／l　/ ／|　　＼　　＼
　　　/　　l 　　〈　　 |　　　V///／　 l / ´　 |　　　＼　　ヽ
　　 /　___ |　　　〉　　|　　　 V／　　／「￣￣　　　　　> 、＼
　　/ / V |　　　　| 　　|　　／　　／　　|　　　　　／＼ |　　＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　／:／⌒
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::/
　　　　　　　　　　　　　　＿＿_|::/_
　　　　　　　　　　　 ....:::::: -‐::＼::::|:{:::::::::...､
　　　　　　　／::／:::::／-=＝＝=- ､::＼＼
　　　　　　 /:::::/::::::::/二二二二二二∨::＼＼
　　　　　　　 /:::::/::::::::/ﾆ=-‐..::::￣:::...‐=ﾆ∨:::::∨::.
　　　　　 ,.:::::/::::::::/:::::/::::::::::／＾^V:::::::::｀∨:::::∨::.
　　　　　　 ,:::::ｲ:::::::::{::／:::::|:::/　　　 ∨::::::::::∨:::::∨::.
.　　　　 j{:/::|::::::::::|:::/}／}/‐- 　　 ∨{:::::|::∨:::::∨::.　　　　　そうなんですか。
.　　　　　 j{/イ|::::::::::|/x===ミ､　　　　´｢_Ⅵ|::::∨:::::∨::.
　　　　　 j〈￣ }::::::::::}《斤ｚ｢｀　　　　ｨ芹Tヽ∨:∨::|::｢＼　　　　（臓器移植って何だろう？）
　　　　 j{::::＼_}::::::::::.　乂ツ　　　　乂ツ ″iⅣ:::::|::| 　＼
　　　　 j{:::::::j{:: }::::::::::}、　　　　　　　　　 /ノ|:|::::|::|
　　　　j{:::::::j{┌‘.::::::‘､＼　　　　　′　　　.:｢:::::|:|::::|::|
　　　 j{:::::::j{::::|　‘.::::::‘.丶　　 _ _　　／:::|::::::|:|∨::|
　　　j{::::::/::: └::´‘.::::::‘.　＞　 __　....:::::|:::::::|:::::: 从::::|
　　 |::::/::::::::::::::／∧:::::‘.=ｭ　/__:::::::::::::{:::::::{:::::ｲ　|:::|
　　 |:/:::　-‐く////∧:::::∨={///ヽ ‐-　､:/／{ 　 ::::|
　　 |／　　　 ∨‐-/∧:::::∨＼//∧　　 .:::::::::|　　:::|
.　　 ′　　　　　∨////ﾊ:::::∨////∧　　i::::::::|　 .::/
　 / 　　　　　 }/////∧:::::∨////.} 　 | ::::::|　.:/
374 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/24(木) 22:22:04 ID:2tjFeIu4: 　　　　　　　　　 __,,,,....,,,＿　　 _
　　　　,.ﾍ.__''"´　　､　　　.ﾄ｀＞）｀ヽ
　　　く　＼|-─＜￣￣八　ｰ' 　ﾉ､ /＼
　　　 |＼__./＞-─''"´￣￣｀' ｰ＜　,ﾊ／]
　　__ﾉ-‐へ/　/　 /|__　.!　 ,　　　＼|‐ｧ'
　. |＿＿／|　,' 　/´| __/|　/!　|__ | 　ヽ|
　　 `!　　　|　|　/‐ｒ‐‐ｒ└'　!､」__ !｀|　 |'　　　会長は厳しい事を言っているけど、これも王国の治安を守るために仕方ない事よ。
　　　|　　　|　.!/|､弋_,ﾘ　　　|_lj　|/　 ,'
　　　|　　　|　 ⊂⊃　　　　 '　　⊂!__/　　　　それは治安維持に従事している貴女が一番よく理解しているでしょう。
　　　|　　　|　　 |　　　∠ ] 　　,ﾊ ||
　　　|　　　|　　ト､., 　＿_,,.. イ　! !!.
　　　|　　　| 　　 |ヽ-､＼_|｀ヽ、|　　||　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「はい」＞ユウキ
　　　| 　　∧　　 !7＼__/ﾑ　 /| 　 ,'|
　　　| 　　|/ ヽ..ﾚﾍ.＿_く_八）」`!　/ .!
　　　',　| .,' [＞l]く]ﾊ　　}| ll |{ [＞l]く]
　　　ヽ| .!　　＼」 | 　　{|　 |}　 | ﾊヽ!
　　　　 `|, 　　　　|、　 }| ll |{　 |__」　ヽ､__
　　＿＿/　　　　　|＿__{|　 |}　　 ! 　/　__｀ヽ.
　　|:::::::/　　　　　 .!::::!lll|| ll |{　　 |　,'　/ｒ‐-､ ',
　　|:::::,'　　　　　 |::::|lll|.!　 |}　　 !. !　| {二　| |
　　|:::::i　　　　　　.|::::|lll||. ll |{　　ﾊ |　| ヽこノ/

　　/:::::,､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{　　　　 λnく　　　ノ
.　/::／　`ｰ´￣￣/:::::::,. -‐=一'　〉　　 ,r‐仆ﾊ-‐　ハ
. γ　　　　　　　 /-‐´　　　　　,. -‐=＝´三三三三三三≧=‐-
　　　　　　　　　{　 , -‐=＝'￣::::::::::::ィ⌒i,.ィ升‐- 冫一' 八::::::::::::::::::｀ヽ
　　　　　　 x≦三:::::::::::f⌒Y ‐- ヒ升一' 孑廾ト､　　＼￣了:::::::::::::::＼
　　　　 x≦三／´￣`一' 　,.斗匕　{ﾍ　　　ﾉ .} ｝ ∨.　　ハ　 `ｰz:::::::::::::ﾉ
　　　／::::::::::::::冫/´￣　　{/.ﾉﾙ' ＼ {　}八 / ≠=ｚz､　｝　　｝ミ -'::::::::::／
　／::::::::::｛´￣　{　　,　　 | / ,斗七爪　　′{::::{ｨ从　.}　　 }ヾ孑:::::::／　　　それに王国だって無暗に余所者に厳しいだけじゃないぞ、
　{:::::::::::::::::::λ‐-,! 　 !　　八　{::::し几　　　　心ﾘ　 /　′ ﾉ !ﾉ'´ 一'
　ヽ::::::::::::::::::`7　:|　　|　ハ　ヽ弋匕ｿ　　　　, 　　 /イ　｝　/　　　　　　　　　盗賊団にならずに自重している集落には何もしていないし、
　　　`ｰ－- 丕ｔ_|　ハ　　＼　＼　　　　　　　　　　八　｛
　　　γ 　　ノ　　 ∧　　　｀ヽ　　　　 ∠l　　　／｛ヽﾘ｝ヽ＿ｨ　　　　　王国に帰化したくてこっちに下る者にはちゃんと受け入れている。
.　　　　{ ､＿／　　／　ヽ　　ハ　　　　　　イ从ヽ iY ＼ヾ一'
　　　冫一'　∠´￣ヽ.ハ }ヽ　‘，ヽ ≧=－〃　イ⌒（ヾハ　＼　　　　　　　その為の支援だって王国はちゃんとやっているぞ。
　　　〃 / 　｛.　　　冫ﾉ' ｀ヽ　从｝　　　｛｛八　　｛ `| ｿ,､　ハ
　　　 }八{　〃　　　　　＼::::ﾉ'´:::ｊ丿　　　`:::::::::. 「｀ヽ／　ヽ　｝
　　　　′ ヽ｛　　　　　　ヽ:::::::::::`ｰ――′::::::/ ゝ彡ﾅ丶'　ト､
　　　　　　　｛　　　　　　　　　｝ :::::::::::::::::::::::::::::::::/　入／i∧｀ヽ /
.　　　　　　八　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::/,　＼　 |　ヽ／
　　　　　　　　＼＿＿__,／::::::::::::::::::::::::::::О::::｛　　　从ヽ　　ﾘ
.　　　　　　　　 |O　　　Ｙ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ.　　　ヾ　/′

　　　　　　／:::::::/-､＝ニニ＝=ﾏ:::::::ヽ
.　　　　　／:/:::::::/=∥:::::ﾊﾊヽ:::-ﾆﾟ｡::::::;::ヽ
.　　　　／:::/::i:::::::i七:::i:::/　ﾞﾞﾏ:::l::｀::ﾏ::l:::l:::::ヽ
　　　 /:; イ:::::{::::::l.:i!|::ｲ/　　　ﾏ:l:::::::i:}::!:::l::|iヾ＼
　　　 ´　　{::::::l:::::_|」_i!_　　　　 __'|」::_!::l::::l::::l:|
　　　　　　i!:::: l::::ll:| |l　_　　　　　_ ! ﾏ |l:::l:::l::|　　　　　でも、実際に自分から王国に下ることを決断した集落は少ないですよね。
..　　　　　_i!;::::i!:::| l-＝=-　　　 -=＝-{::::|::l:l_!
　　　　　ヽ_l::::|l::::!　弋:ｿ ' 　　弋:ｿ ',':::/::l_.イ　　　　過去に５件しかないと聞いていますよ。
　　　　　 i!::ﾏ::ﾑﾊ　　　　　 ' 　　　 /:ｲW:l::::!
　　　　 i!:: ﾏ:::ﾑ:::.　　　　　　　 u//;:W:::|:::|
.　　　　 i!::::::ﾏ:::ﾑ/ヘ.　　 ○　　 .ｲ l:W:::::|:::|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「それだけ頭が回る奴が少ないんだろ」＞魔理沙
　　　　　i! ＜ﾏ::::lﾆニ＞...　_　＜=＝l:::7/ ＞ .
　　　 W　　　ﾏ::|ﾆﾆ∥　　　　　　 |::i　　　　W
　　　ｲ　　､ﾏ:l=／　　　　　 / l::! /　　　}ヽ　　　そうですね。
.　　f〈∧　　　ヽヽ=＼　　　　　 r=- ﾘ/ r----≦|
　　 l=ヽﾟ｡　　　 |ﾆﾆ/　　　　　ゝﾆ=|´　!ﾆﾆﾆﾆﾆ!
375 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/24(木) 22:23:05 ID:2tjFeIu4: 　　　　　　ﾊ　　　　　|ﾍ
　　　　　,' .}. .　　　 ! .ﾍ
　　　　／ .ﾉ. ＿　==-ﾄ、.ﾍ |h､
　　／=＝￣／..:::::::::::::::::≧ﾄ､.}
、　{　　　　ノ ´..:::. : : :::::::::::::::::::.＼
＼≧､　〃: : : : : : : :;: : : : : : : :.∧,ヾ､
≦/,,,___{: : : : :,: : : :/{: : : :: ::i:: :: ::.} ､　）
＜⌒ｰ-!: : : : /!: :/´|: : : : : |!.: : : | ﾘ ′　　　先日も言ったように今回は魔女の研究を行います。
　 ∧: : {: : : :i{ｘｆな㍉寸: :x示: : :/
　∧ : : ::ヾ: ､ヾ乂ﾘ　　｀''{frﾘ,}:;ｿ　　　　　　　これは人間の女性を魔族亜種の女性に作り替える魔法です。
.∧: : : : : :.i!: :iヽ::::　　　 '　.::/|:∧
′: : : : : : :i!: :{､　　ー_-　ｲ: .!: ,r寸､
.. : : : : : :≦|:.∧｀≧ - イ゛: |: i: :りメ/
. : : : ＜.｀＼　ヾヾ　i! i .|!｀ヾ : //く/:ﾍ
: ,f　　　　　＼ ..ヾi!i!,|　i!　 }://（/ : : ﾍ
∧- ､　　　　.＼　｀y　i!　 //{ /_ : :ヾ,ﾍ
{　　　＼　　　　　ヾ　|　.| ,､/〉//,.: : :ﾍヽﾍ
|　　　　　､　 i　　　ヽi!　ノ〃ｿ// ∨: ∧＼､
|　　　　　ヽ |!　　　 | f゛　´　ｲi:.　∨: ∧　＼
|　　　　　　ヽ|__.-===+{　　　　ﾘ,　　
|　　＼　　　ﾍ三二=イ.　　／∧　　
|　　｀≧ー　/≧-=⌒｀ヾy' ヾ　∧　　､　
|　　　　／≦´　　　　ヾ　 }!　ヾ､ ∧　　＼ .∧
i!　　.／　　　　　　　　}　 |　　)ハ　＼　　ヽ.∧
!　〃　　　　　　　　　 |　 |　 /´φ　　＼　　∧

　　　　　　　　　　　　　,:::::／::j::::::::::j:::::::::::::／:::／:／./:::/　　　 l::::ヽ'/∧!:::::::.
　　　　　　　　　　　 i::ノ:::::ｨ:::::::::::!::::::::／/∠＿　 ':::/　　　　l::::/::::ﾏ/}:::::::::.
　　　　　　　　　　　_,,ｨ彡イ:::|:::::::::::|::::::/　/　　　　ヽ:/ 　　　 j:::ﾊ:::::::ﾏ'::::::::::.
　　　　　　　　　 r‐‐‐-!:::::::::::l::Ⅴ　ｨf竓芹ﾐ､ '/　　　　 ,j__ .}::/:::ﾘ:::::::::::.
　　　　　　　　　　　ﾑ　 r'.i::::::::::::l::::{　.〈ん:.ｉr.' 　　　　　　｀ヽ.!::::|:::::::,':::.
　　　　　　　　　　 l:::ﾍ.　 !::::::::::::Vｉ!　 .弋　/　　　　　 ,ｨf竓ﾐ.;/ '::::l!:::::∧::',
　　　　　　　　　 l::::::::＼!:::::::::::::Ⅵ　　｀¨ 　　　　 .ん.ｉr.' .〉 /::::::|::::7　 ::',
　　　　　　　　　　　　'::::::::::::::|:::::::::::::lⅤ　　　　　　　弋ノ　' ／::::::!{:::7
　　　　　　　　　　　 /:::::::r-‐i　　　　　　　　　　　　　 ' 　　　 /:::::::::::!ⅳ　　　それは肉体を魔力で構成された種族になることですよね。
　　　　　　　　 /::::::::∧:. l::::::::::::::!､　　　　　　　　　　　 /::::::::::::::! ′
　　　　　　　　　 / ＿::::::∧.:.!::::::::::::|　＼　　　 r ｧ　　　　　,ｲ.!::::::::::::'　　　　　人間をやめる事になりますが、よろしいのでしょうか？
　　　　　　　　／　　　　　　´,;,::::::::::::ﾄ、 . ＼　　　　 ,　＜´　.|::::::::::::'
　　　　　　　/　　　　　　、　;j::::::::::::!:.≧, ,r-` ＜＿＿ :::::.　.l::::::::::::'
　　　　　 /　　　　　　　　ゝ_,;j:::::::::::!__:.へ:./ ／　　 /‐‐ ､ .!:::::::::::'　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「七大神の許可はとっているわ」＞きよひー
　　　　.f≦'　　　　　　ヽ　　 ,;jⅥ::::::|　　　　　　　　〈　　　ヽ::::::::::'
　　　　.j ､ニニニカ　　〉　 ,;j' Ⅴ:::::!　　　　　　　＞　　　 |:::::::::'
　　　 /.|ニニニニ}　!　,/へ,;j'ﾆ=}::::::l　　　　　　　∧ 　 /　__.!::::::::'
　　 /.ﾆ'ニニニニ{　'´ ィﾍ >≦=!::::,'　　　　　 ,ェ'__ﾍ,ュ　 | r!::::::/
　　./ニﾆﾏｰ──‐ゝ≦:.f´　　　 |:::,'　　　　　　　　　　}:≧} }.|::::/

会長が言うには元々魔族は魔法技術の発展の為に七大神が創造した種族であったが、彼女以外の魔族は失敗して七大神と決別してしまっていた。

これは神話でも教わっている内容だけど、その所為で会長だけが魔法技術の発展に尽力する羽目になった。

一応、人間でも魔法が使えるようになったけど、人間は有能な魔法使いが少ない上にすぐに老い衰えてしまう。

つまり優秀な魔法使いのスペックの底上げと寿命の克服をやらないと研究に支障が出てしまうのだ。

会長はそれを踏まえて人間の魔法使いを魔族を参考に改良を加えた魔族の亜種、通称魔女に変える研究をしていた。
376 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/24(木) 22:23:48 ID:2tjFeIu4: 　　　　　　　 _　＿　_
　　　　　rへ!,_<Y-､　ﾞi
　　　 _r''r､ゞﾗ　　ﾉ　ﾌ
''rラi（vヾｰ'′　　/　7 ﾞi
　　 V'｀´　i＼ ,./　ﾌ　/
　　/'　　　｀ﾝ rく__,/
　　!　　　,､_ し' ｀ﾞ/ﾞ_ﾉ
.　ヽ、　 '´>>　／
.　　　＼＿,.-'´
　　イ´
　　｜
　　/
　 /　　　　　　　＿ﾉﾉｲ-ノノ）　__人__人__人__人__人__人__人__
　|　　　　　　,.,.（　　､ヽ'｀　　´ ）　　　　　　　　　　　　　　　　（
　ヽ　　　　　ゝ｀ ,-'_　　　　　　）　おれは人間をやめるぞ！（
　　ヽ＿　　（ノﾍ!（　| l ､､ゝ、　）　　　　　　　　　　　　　　　　（
　　　　　＼　代ｔ､ ,=毛i r=､ﾉ）　ジョジョ ――ッ！！　　　（　　　※人間をやめる人間のイメージです。
　　　　　　,.-=| ﾞ〈_　￣　 ,.ノ〈）　　　　　　　　　　　　　　　　（
　　　　　 rl､'_‐! |こヲ　 /ﾉ|ﾉﾞ| ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒
　　　　　/|､＿ l ﾞﾆ´_／/／　ﾄ
　　　　/　|　　i ｀"ﾞ´_,.-'´

　　　　　　　　　　　　 /{＿＿　　　　　＿_
　　　　　　　　　　 {人　 ⌒´￣￣＼__)＼　　ジョジョオオオ！
　　　　　　　＿＿__人　＼＼＿＿　　　 ∧　　もう少し………
.　　　　　　／(￣＼　　　　　　＼　＿＿__-　}　　　……もう少し
　　＿＿＿____＼＼＼　＼⌒＼＿＿＼＿　ﾉ
　（＿＿＿＿/⌒＼＼＼_.{￣＼＿_/＼一　(__　　　このすばらしい力を
　／＿__,／￣￣￣＼＼人＼∧={ {　}___ノ{_ }　　　　楽しませてもらうぞォ！
　(／￣￣￣￣ニニニ＼＼＼ /∧{ {　}/　　 )}　　　……自分でも……
／ﾆﾆニニニニニニ二二⌒＼＼.∧　人　　　　　　　どこまで……できるか
ニニ／ニ／￣￣￣￣￣￣￣￣＼ﾍ　/}　　　　　…まだわからないからなァ……………
=ﾆﾆニ／ニニニニニニニニニニニ＼__}
ﾆ二／ニニニニニニニニニニ￣￣＼⌒＼
=／ニニニニ／￣￣￣￣￣￣￣＼ニニニ＼

当然だが魔法ギルドは無差別に人間を魔女に作り替えるつもりはない。

魔女になった人間は魔法に特化した優れた魔法使いの資質だけでなく、身体能力や反射速度に優れた存在になる。

つまり角が無くて精神構造が人間に限りなく違い事を除けば魔族と同じ体になるのだ。

そうなれば大抵の人間は力に溺れて暴走してしまうだろう。

故に魔女にするのは元から優秀な魔法使い、つまり一級魔法使いに限定されてしまうのだ。
377 ：名無しさん＠狐板：2024/10/24(木) 22:23:55 ID:4PwmBXh8: 現実世界でもこう言う行動は普通にあったからね
378 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/24(木) 22:24:44 ID:2tjFeIu4: 　　　　　　　　　　　　　　　∧　　　　　　　　∧
　　　　　　　　　　　　　　 /　}　　　　　　　 {ハ
　　　　　　　　　　　　　/　 L-‐　 ''　ｰ-　_{ ハ
　　　　　　　　　　　　 /　/. . ../. . . . .＼. . ＼∧
　　　　　　　　　　　　 ./　/. . ../. . . . . . . .＼. . .'∧
　　　　　　　　　　　　 _{／). ../{. . . . . . . ..}. .∨＼_〉,
　　　　　　　　　..(＼(　　/. ./...{. {. . . }. . ..}. . .}＼￣)／）
　　　　　　　　　＼　ノ{. T⌒い'''. . } . 7⌒冰. ..＼_／
　　　　　　　　　　く ∨.ﾊ...{ｘｆな㍉. ..j. /ｘｆな㍉. ../ 　 >
　　　　　　　　　　 V{ {∧.乂弋ﾝ ∨ｨﾞ　弋ﾝ/. ./＼／
　　　　　　　　　　　 L{/. /＼.( .:.:.:　 '　　.:.:.: )／ﾍ. .L{
　　　　　　　　　　　 / イハ.〕iト　ｰ一　イ. /∨∨. . .
　　　　　　　　　　　/ /.:{. Ⅵ＼:..　＞-＜ /. /∨ .人. . . .
　　　　　　　　 / /.:.:.＼〈　＼　　　 /／ ./　/.:.:.＼. . .
　　　　　　　　　／癶.:.:.:.:.:} } _...　丶ノ'´　　{ ./.:.:.:.:.:.:.). . . .
　　　　　　　　ｲ＜　／＼川　　　　　　　　｀'} {へ＿／＼__. .
　　　　　　／／ﾍ￣　／￣＼　　　Υ　　　　／￣＼＼／ /＼＼
　　　　／／ /. .)＞/ 　二ヽ〉　　 :　　　 <／／　 (＼＿ハ.　＼＼
　　　 . . /　 /.√/　{　ゝ--､)ﾉ　　 {　　　　くﾆへ　∨ﾍ＼..}　　 '. . ..
　　　{. . {　./../ /　 '.　/八.:.:＼　　人　　　／/√ﾍ j　 ∨ ＼　　}. . }
　　　{. . {　{....{,/　　 ∨　.个s｡.,_＜ﾆニ＞-__,.｡s个　 /　　∨　 }　 }. . }
　　　{. . {　{.../　　　　∨ ,人__､rｾ7ｱ「｢ミメ、__ノ:{　 ,′　　＼,/　 }. . }
. 　　{. . {　V　　　　　 ∨.:.:.:＼＼三兀三／ /.:.:.{　′　　　　＼ }. . }
　　　 {. . {　{　　　　　　〈／＼:＼￣￣　／.:/＼V　　　　　　　 /j. . j
.　　　 {. . { ∧　　　　／ √ﾟ∞∞､＼__／..:c∽∽ﾟ{　　＼　　／ /. ./
　　　　＼＼＞--　　 /　　　　　‘，.:.::／　　　　ﾟ,　　　＼/　 /.／
　　　　　／　　　::.　／／￣￣＼ }.:./／￣￣＼　＼ ::　　＼／
　　　　／　　　　　イ　/　　　　　　Ⅵ/　　　　　　‘，ハ　　　＼
　　　/　　＿＿,／　ゝ{　　　　　 ⅱ　　　　　　　 j/.:.:}ﾍ　　　　＼
　　 /　　　　 |　　 ∧ 　　　　　 ii　　　　　　　 /.:.:ノ　}￣￣　　 }
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.　　|　　　　　 |　　 √.:.:.:.:}　}　　　ハ　　　厂ハ　　 |　　　　　 |
　　 |　　　　　 .|　　/.:.:.:. /ﾞ　　　　/.:./,　　ノ {.:.:.:.:.:.　　 |　　　　 |
　　｜　　　　　|　　|.:.:.:.:/　　　　 .:.:.:.:.:.{　　　　∨.:.:.: |　　|　　　　　.|
.　　 l　　　　 |　　|.:.:.:.:　　　　　√.:.:.∧　　　 V:.:.:.| 　 .|　　　　　|
　　　|　　　　 |　　|.:.:.:.:{　　　　 √.:.:.:.:∧　　　　 ',:.:.:l　　 l 　　　 |

また魔女と呼んでいるのはこの魔法で創れるのは女性だけだからだ。

そもそも人間を魔族に近い存在に作り替えるとなると魔族と人間の体の違いを調べて把握する必要がある。

ここで魔族の体を調べようにも女性である会長しかいないのだ。

必然的に人間の女性を魔族亜種の女性に作り替える方向に行くしかなった。

同じ人間でも男性と女性では体の造りが違い過ぎるのだ。

故に魔女と呼ぶことになったのだ。
379 ：名無しさん＠狐板：2024/10/24(木) 22:24:57 ID:nCXcQzeg: いくら正当化しようとしても清姫がアレだとな
ユウキとかは真面目に仕事してるとは思えるが
380 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/24(木) 22:27:45 ID:2tjFeIu4: 　　　　　　　　__,,,..　-──- ､.,_
　　　く＼ｧ'"´　　,-─-､＿＿　｀ヽ　lヽ
　　 l二＼ |ア´￣]-──ヽ.,__ ｀ヽﾄ _ﾝ　 }/｀∧
　　　i´￣__ト─'"´::::/::::::::::::::::::｀ヽゝ,__,..ｲ.／　}
　　 r'ヽ/:::::::::/:::::::::;'|;;;;;;/ |::::::::::::::::::::::｀ヽ｀「￣
　　 {　7:::::::　|!:::::::::|.|､::/ _|:::::::,|.|ヽ:::::::|::::∨、
　　ｿ .|:::::::::::|l:::::::::f斤ｱT !;;;;;/|」-| |::::ﾊ:::}._」
　　ヽ|:::::::::::||:::::::::| 弋_ﾘ　　　 fﾃｒ|/::::|./
　　　　|:::::::::::||:::::::::|""　　　　 . 弋j };;;;;」
　　　　|:::::::::::||:::::::::|　　　　　　　　"| | |
　　　　|.:::::::::八:::::::ﾄ､　　　　´　　人! |　　　　　／）
　　　 |!::::::::::::,ﾊ:::::∨＞､.,__,,. イ::::::|| |　　　／ /、
　　　 |l:::::　,ｲ　|:::::::}＼　「r ヽ |:::::::|!.|　　　r/　｀つﾊ
　　　 ||::ア´￣｀!:::::ﾘﾄ-､ヽﾚﾍ　」:::::::| |　　ｒﾍ　　ノ-イ
　　　　!/　　　　|::::/＼　 }ムﾊ. |:::::::| |　 /＼{＼＿||
　　　　;　　　／{]、　 ∨　.}l{ 　／ｱ三ミヽ、　＼＿/
　　　r'　　　く__/_」_r-､| 　 {l}／／　　　＼Ｘ´,三三ヽ
　　　ヽr‐ﾍ￣￣　　 ∨　／／　　　　／／　　　／
　　　　|￣ | 　　　　ヽく∠＿/´! ／´ﾊ　　　／
.　　　　'　　'､　　　　-─／　| {　｀'　 //ト-- '
　　　　ヽ. /＼　　　ｒ'　　　ヽヽ　　　ｲ}

　　　　　　　　　　／:::/::::::::::::::/ ｀ヽ:::::::::::::∧
　　　　　　　　／::::У:::::::::::／　　　　＼::::::∧
　　　､＿x≦::::::/〆＼:::::::ヽ　　　　　　ヽ:::∧　　　　　＿
　　　　 `ｰ一'´了スﾌ ‐-　厂￣　　　　　 ∨:∧ 　 ∠.　　 |
　　　　　　　／::r'　 ――く　　-‐‐-　　, ｀ヽ∨:冫´　　　 :|
　　　　　 ∠ -‐=＝一'´丕￣厂丁`ｰ‐=＝=ミﾚﾒ一'　　　.lノ
x≦三￣:::::::::::::,.ィ升 7´ 　乂＿__）´￣ヽ入ゝ::::｀´￣ヽﾊ´ て
::::::::::::::::::::::::::厂rf‐一'　／　／⌒　　　 `ｰ――-ｚ-丶::＼ ∫
::::::::::::r‐‐―'　冫　　／　　〃　　　　　　, 　　ハ　∨了::::::＼
::::::::::（　　 -‐〃　　/ 　=彡　　／　／ｲ　　　　}　ヒ　＼:::::::｀ヽ
＼::::::::｀￣刈｛　　｛　从　/ ,／-‐廾ト､ｿ　　　 /　　ハ￣｀ヽ:::::::::＼
　＼::乂´￣人　　ヽｊ八 { ﾉ圦癶㍉ 7　　　　,ノ　　l 　 !ヽ　:｝::::::::::/
　　　ヽ::::::弋ノ｝　　从　ヽｊ. ヾ辷ソ　!　　イ入　　/　i .} ､一':::::::::ノ
　　　　　≧－､　　八　ハ :.:.:.:.:. 　{ ／笊ヾﾉ　ノ　./l 八ﾊ:::::::／
　　 ,ィ⌒　　　｀ヽ　　∧　ﾘ.　　　 `　ゞ′ﾉ'´ﾉ　ノﾉ' -‐'´￣
　 r'　　　　　　＼ノ彡∧. 　 ‐ｭ　′.ノ　／／
. /j　　　　　　　､　　｝　＼个　　　ヒ升　〃爪
/´　　　　　　　ハ　　|ヽ　　　￣　〉.ﾊ/ ）　ヽr-‐ヘ
{.　　　　　　　ﾍ . ﾉ::::::＼＿＿冫ゝ冫　＼￣`ｰ､ヽ=ミ＿＿_
{　　　　　　　　　　∨:::::::::::::::::丶:::'::くYｎ::ゝ_∧ ｝｝弋｝　　　 'ハ
　　　　　　　　　　　∨:::::::::::::０:::::::r‐幵-､/ノ｝l ｊ丿`‐-う　　　　｝
ヽ　　⌒＼　　　　　冫::::::::::::::::::::::ヽ´￣V￣i}::::{二￣ヽﾒ　　　 ′
　＼,. ィ升｀ヽ. 　／::::::::::::::::::::::Ο::γ〆｀ヽ′:::::/　　/　　　　八
.　　 |O　　　　Ｙ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::八　ﾘ:::::::::{　　λ　　　　　 `ｰ―
. 　 ├l―――┤::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ〃:::::::::/＼.　＼

ここまで聞けば一級魔法使いの二人が、この実験に参加している理由も理解できた。

二人は魔女になる事を望んでいるから研究に協力して点数稼ぎをしたいのだろう。

人間をやめてでもいつまでも若くて美しいままでいたいという願望は同じ女として理解できなくもない。
381 ：名無しさん＠狐板：2024/10/24(木) 22:30:11 ID:DDLTNSdD: まあこれも行き過ぎると女尊男卑な社会を生み出しかねないから、魔女変換実験が上手くいったからって無制限に増やしてくのは悪手やろなあ。
382 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/24(木) 22:33:54 ID:2tjFeIu4
383 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/24(木) 22:34:29 ID:2tjFeIu4: ttps://www.youtube.com/watch?v=wsda72Rtsp0

【天誅】
　　　　　　　　　　 / /
　　　　　　　　　　　　/ /
　　　　　　　　　　　　＼＼
　　　　　　　　　　　　／ /
　　　　　　　　　　　／　 /　　＊
　　☆　　　　　　　＼　＼　　　*
＊＿|＼|＼|＼|＼／　　 / ／|／|／|＿　　☆
　　＼　　　　 ∧,,∧　 ∧,,∧ 　　　　　／
　　＜　　∧ ((´0皿))(0皿0｀)) ∧∧ 　＞　　＋
　　＜　(( ´0皿)　Ｕ) ( つとﾉ((皿0 ))　＞
　　＜　｜∈Ｕ(( 　´0) (0｀　 ))∈とﾉ　＞
　　＜　　ｕ-ｕ（∈∋ ) (∈∋ﾉu-ｕ　　＞
　　／　　　　　 `ｕ-ｕ'.　`ｕ-u' 　　　　　＼

　　　　　　広域を感電させる魔法

【審議中】
　　　　　　　　　　　　 _,,..,,,,_　　　　　　　_,,..,,,,_
　　　　　　　　　　　 / ,' 3　 `ヽｰっ　 / ,' 3　 `ヽｰっ
　　　　　　　　　 l　　 ⊃　⌒_つ　 l　　 ⊃　⌒_つ
　　　　　　　　　_,,..,,`'ｰ---‐'''''"　　 `'ｰ---‐'''''"
　　　　　　　　/ ,' 3　 `ヽｰっ　　　　　　　 / ,' 3　 `ヽｰっ　　　か、体が痺れて動けない。
　　　　　　 l　　 ⊃　⌒_つ　　　　　　　 l　　 ⊃　⌒_つ
　　　　　　　　 `'ｰ---‐'''''"　　　　　　　_,,..,,,`'ｰ---‐'''''"
　　　　　　　　　　　/ ,' 3　 `ヽｰっ　 / ,' 3　 `ヽｰっ
　　　　　　　　　 l　　 ⊃　⌒_つ　 l　　 ⊃　⌒_つ
　　　　　　　　　　　 `'ｰ---‐'''''"　　 `'ｰ---‐'''''"

　　　　　　　　　　　　　盗賊団の人間たち
384 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/24(木) 22:36:06 ID:2tjFeIu4: 　　　　　　／:::::::/-､＝ニニ＝=ﾏ:::::::ヽ
.　　　　　／:/:::::::/=∥:::::ﾊﾊヽ:::-ﾆﾟ｡::::::;::ヽ
.　　　　／:::/::i:::::::i七:::i:::/　ﾞﾞﾏ:::l::｀::ﾏ::l:::l:::::ヽ
　　　 /:; イ:::::{::::::l.:i!|::ｲ/　　　ﾏ:l:::::::i:}::!:::l::|iヾ＼
　　　 ´　　{::::::l::::::l十l:ti!_　　　　_'|-:十!::: l:::l:|　　　　盗賊団の男性を始末して、
　　　　　　i!:::: l::::ll:| |l_..,,｀　　　´_,.!_ﾏ |l:::l:::l::|
..　　　　　_i!;::::i!:::| lイ弐ヾ　　行弐ヽ{:::|::l:l_!　　　　盗賊団の女性は縄で厳重に拘束しました。
　　　　　ヽ_l::::|l::::!　弋:ｿ ' 　　弋:ｿ ',':::/::l_.イ
　　　　　 i!::ﾏ::ﾑﾊ　　　　　 ' 　　　 /:ｲW:l::::!　　　　後は皆さんのお好きになさってください。
　　　　 i!:: ﾏ:::ﾑ:::. 　　　　　　 //;:W:::|:::|
.　　　　 i!::::::ﾏ:::ﾑ/ヘ　　´ 　｀　 ..ｲ l:W:::::|:::|
　　　　　i! ＜ﾏ::::lﾆニ＞...　_　＜=＝l:::7/ ＞ .　　　　　　　　　　　　　　　　　「ご苦労様です」＞きよひー
　　　 W　　　ﾏ::|ﾆﾆ∥　　　　　　 |::i　　　　W
　　　ｲ　　､ﾏ:l=／　　　　　 / l::! /　　　}ヽ
.　　f〈∧　　　ヽヽ=＼　　　　　 r=- ﾘ/ r----≦|
　　 l=ヽﾟ｡　　　 |ﾆﾆ/　　　　　ゝﾆ=|´　!ﾆﾆﾆﾆﾆ!

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i｀V
　　　　　　　　　　　　　 iヽ　　　　＿　　-----　　　　|　∨
　　　　　　　　　　　 ,　 ',　　"´　　　　　　＿＿｀ヽ　 ∨
　　　　　　　　　　　　　　/　　}'　　　　　　　　　＼　　￣￣　ミ
　　　　　　　　　　　　 /＞''/　　/　　　　　　　　｀''＜　　　　 }
　　　　　　　　　　 r　´ 　 /　　 .′ 　　ヽ　　　　　　　｀''＜　ﾉ＞'''７
　　　　　　　　　　 {　　　/ /　　{　　　　 ',　　　 ',　　　 ',　 ',　　/
　　　　　　　　　　　 ', 　ｲ　　　　{ 　　　､_ﾊ_i＿　 ',　　　　}　 .',　/
　　　　　　　　　　＿_＼/　 i　i 　ﾄ.　　　　　| }ハ从/|　　　ﾑ　 }/
　　　　　　　＼　 i　i　|　| .斗ﾍ.　　　 i |.,ｨf弐ミ､!　　　/.| Ｙ }
　　　　　　　　　　　ヽ|　|　|　| 　|　＼　　Ｎ　乂ｚｿ》　　 ,'　}r } |
　　　　　　　　　　　　　{　|　|　| ,:f弐ミ.､＼{　　　　 / 　 /::　|ノ　|
　　　　　　　　　　 ',　､ ',　《乂ｚｿ　 , 　　　　　/イ／　|　| 　 |　　　　　ではやりますか。
　　　　　　　　　　　　　ヽ　＼＼_　　　　　　　　　　 |　　|　{　　!
　　　　　　　　　　　　　　　≧=- イ.　　　　 r_，　　　　 |　　 : |　　　　　　　魔女に変換する魔法
　　　　　　　　　　　　　　　　|　|　　ゝ.　　　　　　　イ　|　　　: |　　.∨
　　　　　　　　　　　　 , 　| 　　　| ≧= -- ≦　.／|　　　| |　　 .∨
　　　　　　　　　　　　　　 / ／!　| 　ト- く　＼__ ィ　 |　　./}/　　　∨
　　　　　　　　　　　 / /　 |ノ|　　{､__　＼　ハ　.／|　 /　＞--　ミ∨
　　　　　　　　　　　　 /　i　　　 ', 　{　　｀ヽ.＼ﾉ／　 }／ ´　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　 /　 ,　　ﾉ　　＼{　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ',
　　　　　　　　　　 /　 /＞''　　　　　､　　　　　　　　　　　　　　　 , 　　 }
　　　　　　　　　　　/　／　　　　　　　　 ',　　 ´　　　　　　　　 /　　　ﾊ
　　　　　　　　　　 / ./　　　　　　　　／　　　　　　　　　　ヽ′　　.′∨
　　　　　　　　　　 {　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　 ',　　／}.　 ∨
　　　　　　　　　/　八　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i..ｲ::／:}　　∨
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　　　　　／　{ ,.:　＼}＼　　　　　 :.　　　　　　　　＿＿＿　　　ﾉ　／　 V
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　　　　　　　〃　　　　　　 `≧=-　⌒´￣￣￣　　　　　　　　　,　　　ヽ.　　 ',　　　　＼
　　　 ./　　./ !　　　　　／　　　　　　　　　＼　　　　　　 /　　　　 ',　　 ',
　　　　　　 {　,　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　 ', 　　',　　　　　 V
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385 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/24(木) 22:36:51 ID:2tjFeIu4: 　　　　　／////////////////////≧x
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　　　　　 ///////////∠ﾕ　 l/////　_＿　 1// !
　　　　　 /////////γニヽ　 l//// γヽ　`////l
　　　　　 /l////////{ {　 } !　1//.'　ｉf ｌ } /'////ﾞ　　　な、何をするんだ！
　　　　　ハﾞ//////兮ゝ-ｼ　///′ 弋シ/|////7
　　　　　 /∧/////ｌ　￣　/／　　　　八///
　　　　　 //∧////| 　　／　　　 ´　／////
　　　　　 ////ヽ/ 代　　　　 _　-,　　／/////
　　　　　 r ==─:＼/ﾞ,｀　　　_￣__ ／//////
　　　　　ヽl￣ヽ´ 　　　　ｈ=ミ//////イ
　　　　　　＼‐',　　　　　　　匚| ｀ヽ///∧
　　　　　、＼｀ヽ. 　　　　ﾉ.斗 ´　V//ハ
　　　　　　ヽ　＼、　￣　¨¨　　〃　　 V/l ｀ヽ
　　　　　　　　　　ヾｰ─　　　 /′　/　Vﾘ
　　　　　　　〉　　　　　　　　 {　　ヽ
　　　　　　　 {　　　　　　　　　ｉ　　ヽ
　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　　　 |　　　_〉
　　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　　 |　／Y´
　　　　　　　　＿',　　　　　　　　　　ﾚ'　　|

　　　　　　　　　盗賊団のモブ女（ビフォー）

　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　ﾟ　　ｏ　。｜　。　　 /　　。　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ○　　。　ﾟ　｜゜　O　/　ｏ　／　。゜
　　　　　　　　　　　　　　゜　　。　＼　　o ﾟ O ﾟ　。 /ﾟ　　。　　　O
　　　　　　　　　　　　　　　　ﾟ　　。　＼　　 |　　　ﾟ o ／　　ﾟ　　。　゜
　　　　　　　　　　　　　　　。　゜　　。　　　｡　。　ﾟ　　　　　　。ｏ　　　゜
　　　　　　　　　　　　＿＿。＿＿＿　　　ﾟ　。　　　゜　　―O――――
　　　　　　　　　　　　　　゜　ｏ　｡　　　　ｏ　　　ﾟ　　　。　　ﾟ　　。　ﾟ
　　　　　　　　　　　　　　ﾟ　。　Ｏ　／　。｜゜　。ﾟ　＼゜　　O　　゜
　　　　　　　　　　　　　゜　　｡　／　。 /　 ○ﾟ　　　O　＼　｡　゜
　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｏ　゜。 /　ﾟ　｜　。゜　　ﾟ。　ｏ
　　　　　　　　　　　　　　　／　　　ｏ　　。゜ |　　　ｏ　゜　　　＼

　　　　　　　　　／　　　　　　／:::..　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　/　　　　　／::::::::::::::...:.......／　　　　　　　　　　..::.
　　　　　　　　　　　　　　　　 ..:::::::::::::／::::::::／::::::::::/::::...................:::::::::::::.
　　　　　　 ___＿＿＿＿/＿__::::::-―::'"::/::::::／|::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::
　　　　　　　￣￣￣￣/::::::::::::::/:::::::::／/:::／　 l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
　　　　　　　　　　　　 /:::::::;:::/:::{:;≫ﾐヽ/／　　 _l:∧:::::::::l:::::i::.::::::::::::::|
　　　　　　　　　　 .::/|::/|:::i::::ﾊ　iJk/' 　　 __ |{｀＼:::;::::::|:::::::::::::::::|
　　　　　　　　　　　　　;/ .l/ 乂Ⅵ::}　Vｿ　　　 Tネミ≪/:::::/::::::::::::::::::|　　　　な、何をしたんだ！
　　　　　　　　　　　　 i　 l　　/:::::j :.:..　　　　弋::::いﾊ〉::/::::::::::::::::::::::.
　　　　　　　　　　　　 l　乂／::::从　　ﾞ　　　　｀`７:::::::/)i::::::::::::::::::::::::..
　　　　　　　　　　　　 |　／'7::::::/::::ヽ　`　-　　..:.:.:./:::::::/ｲ:|:::::::::::::::::::::::::::＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　盗賊団のモブ女（アフター）
386 ：名無しさん＠狐板：2024/10/24(木) 22:36:58 ID:zuFRWEfD: 蝗相手にも博愛精神を発揮する系の人がみたいなら別作品みればええんやで
387 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/24(木) 22:38:13 ID:2tjFeIu4: 　　　　　　　　　　　　__,,.. ---─- ､__,. - ､,　　「｀ヽ,
　　　　　　　　 _,,. ''"´　　　　　　　　´｀ヽ.　ヽｒﾉ　 /ｰ-、
　　　　　 ,.. '"´ 　　　　　　　　　　ﾄ､　　ノ　 ! ヽ／　　/;
　,　　 ,.'" 　　　　　　　　ノヽ、　ノ´￣｀ヽ、ノ_,. -!、-イ」
ノヽ, /　,.へ、_rー--､_r'"　　_]ア'"´｀ヽ､___「｀ヽ.　｀ゝ┐
ﾄ､/!｀ヽ! _,.:'" ｀ヽ.　　 ,ゝ'"´　　　　　　　　　　｀ヽ/　_,!
:::';:::7_r'"ヽ_,. イ´｀'ｰ‐'´ 　　　;　　 ,　　 !　　;!　　｀ヾ! ｀ヽ.
:::::!/ヽ,r'"´.／　　,　　 /　 __　!　　ﾊ　-/!‐-/､!　 ',. 　 ',__ノ
＼! 　/ 　/　　 / 　./ '7´ 　/!　/　|_,/_」='､, | 　 .!　　 i
´ r ｲ　　,'　　 .,' 　 ,' ._」;-='t､ﾚ'　　　 'iﾉ i　! ! 　ﾊ　　 !　　　　　元の容姿が悪い場合は美少女になる効果も
ノ　 !　　i 　　 !　　!i´　!ﾉ　 !　　　　　 '､ﾉﾉト､/i　レ'´
、 _,i　　 !　!　 | 　 ,ゝ　 '､__,ﾉ　　　..::;:.　　´,.,.,i.　　V　　　　　　　　ちゃんと発揮していますね。
.i　　!　　ﾚ'!___,レi'´i　｀'ｰ　　　　　,.-､.,______ﾊ　　ヽ、
｀ヽ､.',.　　';　　|　　 ':, '"'"'" 　　／　',　　　　　　｀"'' ｰ、
　　　',　　!.　 i　 ',　｀ヽ., _,,... -'"　　　 ',　　　　　　　　　　',
　　　 ':,　 ',　 ', 　',i´￣　　　　　　　　 ',　　, ´　　　　　｀ヽ'、
　　　　ヽ.　!ン',　　', ／')　　　　　　　　',　　　　　　　（ヽ. ヽ.
　　　　　 '／　 ',. -/　/／.）/ 　　　　　　　', 　　　　　　　　､＼）､
　　　　　/´　 /´i::/　／／ｿ. 　　　　　　',,(　　　　　　ヽ､ヽ,ﾉ:!|
　　　　 ,'　　/i　 '､　´／　／）　　　　　　　/:ヽ .,　　　　　｀'!::/|
　　　　ﾉ、 /　ヽ､＼　　 '　/ .　　　　　　_,. 彡i^`,ミ三ニ;=r‐''"i/ ,'
　　 rく　 7　　　＼_｀'ヽイ｀ｰ--‐=;ﾆ´' _i 　 ',　 _ｒ_ンiヽヽ;:::;' /!
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.｀ヽ､:::::::::::」　　　　　　　 'ヽ.､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::,..'
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　　　ノ::::::::::／≠.二_.アｱノ｀ｰ‐'　¨.ヽ¨´ヽ
ｰ一::::::::::／|＿.ソ.　ヽ　　.､.___ 　　　 ',　　i
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::::::／7riJ －i‐ l　　lハﾉ .l＞fヽ　　　 V¨ｰﾆー､
アハり　:　」ｨz≦|ヽ　　´.i!:j｡lﾉ　ﾉ　 i!　 j　｀ヽヽ　　　　　人によってはそういうのもいるからな。
ｰ Y´　ｉヽ ∧弋シ　　　　 ¨　.lレ'､/V ＼　　　 .l　ヽ
.i　 i.i　 i. 　ヽＯ￣　　　　 ; 　ﾉ_ヽi____　　｀ｰ- _j　 ./　　　　これも必要な実験だぜ。
│ l,ｲ　ヽヽ＞　　　 _ _　／　ﾏ≧ ﾊ　　　　　￣ミ=-､
,ﾊ .l .l.　　＼ .＞z.,__　　／ヽ　　｀ｰ-rミﾐ､　　　　　｀ヾ､
::j　i! :ヽ.　　 .＼.　ｱヾ¨i　　 ',　　　　ヾ;tiﾂ､___　　　　　　ヽ
ﾉ .ハ|　｀ヽ　　＼ｰ一ﾌ､　 i　　　＿〈ヾ),.-.､￣￣¨ ヾヽ.i
￣　ト､　　｀',　　ヽ,ィ ',:::l.　,'　　ヽ　｀ヾr'　 / ｀ヽ､　.ノ　ヾ
　　 .ﾊ　ミ>､ﾉ　　　/ ﾉ　l:::i .∧　　　〉　イ=r､ .l_　　｀ヽ.　　ﾊi
　 .l.j::::l　 .才　　 .ﾉ¨　　.ﾄ:ヾ|　　　 ∠__´ .l .l r-≒､　　　ヽﾉ. i
　　i::::::〉'´　　／　　　　」 ::ヽ　　　　　ヾ　　.rヽ　　〉.　　ヽﾉ
　　 i::/　　t'ー...__　　,.イ::::::::::＼　　　　ハ　ﾚ/　 /　　　 .l.l
　,イ::i!　　 i:::::::::::::::｀:´:::::::::::::ﾊヽ::ヽ　　　_ノ　/¨ ／　　　　 ji
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヾｰV　/. .: i T¨7ナ|. i . /;.厂l厂「.!. ヽ　　　 i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　, ',>_､　{. .i. rf云ミxl从ｲ/-f云ミｘ､_. . .ト　　ﾉ　　　　　解析魔法では異常なし。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , '. .l-_-_｀ｌ. .ﾍ:. 迅炒　　　迅炒/. . .∥　 '"ﾆ≠
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　, '. . . |__ｼ-ハ . . ',　　　 '　　　　／ｨ. ｲ.∥ﾆ¨ﾆ=ｘ、　　　　魔法は完璧に機能しているわ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , '. . . ＞ァ._/,: . .', . ﾍ　　　　　　　　７. .L/l.ユ二 - __l
　　　　　　　　　　　　　　　　　／. . . . . ￣. K!i､. ､.ﾍ . . ＼　｀　´　／ , . . /|. iVヽ￣　　　　　　そいつはもういらないから始末しておいて。
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　　　　　　　　　　　　　　　　／. . . . . . . . .ノ7　/⌒/⌒Vニ＼＼r- i ＼∨!/. ', . . . . .丶.＼
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　　　　　　　　　　　　 ,. :'. . . ._ 　-=ニ=- ≧≦≧≦=≦＼ -==-　 _|_　./ニ==＼.ヽ丶. . . . ､. .｀ヽ､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「はい」＞パチュリー
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　　　　_　 -=ニニニ=-　　　　　　＿__／￣　 /: ７ ---=≦　　＼　　　　-=ﾆニﾆ=-. . . ._. . . . . ヽ｀ヽ、. .ヽ
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388 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/24(木) 22:39:04 ID:2tjFeIu4: 　　　　　　　　　　　　　　 .　/.;|　　　　　　　　　　　　.　　/.;.;.;|
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　　　　　ハ三三三丿ﾍ: : : : :ﾉｨ竓芹ﾐ　＼: :/　 f抖苧ﾐ |: : : : : : |三三ク
　　　　　　ﾞｉ三三／｛彳: : : | 　【上.ﾊ　 ∨　　上ﾊ】 |: : : : : /三三/
　　　　　　　`ｰ彳: : ∧: : : : :|､　, 込_ｿ　　　　　込_ｿ　ﾉ: : : ﾉリ: : : |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「わかったぜ」＞魔理沙
　　　　　　　　./: : : /::::ﾞヽ: ＼|ヽ　 ¨　　　　ヽ　　¨｀　 /: : : ﾉ: : : : : : |
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389 ：名無しさん＠狐板：2024/10/24(木) 22:39:36 ID:H+8NHaQv: 博愛精神というか自分は棚に上げて他者は批判するような奴はな…
390 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/24(木) 22:39:58 ID:2tjFeIu4: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
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.　　　　　 j{/イ|::::::::::|/x===ミ､　　　　´｢_Ⅵ|::::∨:::::∨::.　　　　　　　　素体を使いつぶしたようですが、
　　　　　 j〈￣ }::::::::::}《斤ｚ｢｀　　　　ｨ芹Tヽ∨:∨::|::｢＼
　　　　 j{::::＼_}::::::::::.　乂ツ　　　　乂ツ ″iⅣ:::::|::| 　＼　　　　　　実験は上手くいきましたか？
　　　　 j{:::::::j{:: }::::::::::}、　　　　　　　　　 /ノ|:|::::|::|
　　　　j{:::::::j{┌‘.::::::‘､＼　　　　　′　　　.:｢:::::|:|::::|::|
　　　 j{:::::::j{::::|　‘.::::::‘.丶　　 _ _　　／:::|::::::|:|∨::|
　　　j{::::::/::: └::´‘.::::::‘.　＞　 __　....:::::|:::::::|:::::: 从::::|
　　 |::::/::::::::::::::／∧:::::‘.=ｭ　/__:::::::::::::{:::::::{:::::ｲ　|:::|
　　 |:/:::　-‐く////∧:::::∨={///ヽ ‐-　､:/／{ 　 ::::|
　　 |／　　　 ∨‐-/∧:::::∨＼//∧　　 .:::::::::|　　:::|
.　　 ′　　　　　∨////ﾊ:::::∨////∧　　i::::::::|　 .::/
　 / 　　　　　 }/////∧:::::∨////.} 　 | ::::::|　.:/

　　　　　　　　　　　　　　 /|　　　　　　　　　　　　　　　 ∧
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　　　　　　　　　　　 ________ｊ{ : :　:|　　 :|ｌ　 | :l: :　　 /|　:| :|　|: :　　　, }／／￣　　　ええ、上手くいきました。
　　　　　　　　＼____八　　　 :|:|ｌ　 | l|: :　　:/.:|　:| :|　|: :　　 /∧∠_____
　　　　　　　　　　／∠㏍、　＼|从　|八: .　:/ /|::/|/|　|: : :　//厶％Жｱ　　　　実験体もちゃんと始末しております。
　　　　　　　　　　　＼＼]Ж＼　 :灯苧ミ　＼/|/ ,灯苧ミ:|: : : ／￣＼[／
　　　　　　　　　　　　　￣了＼＼:杙-夕　　　　代-夕小イﾍ}　　 : : |
　　　　　　　　　　　　　　 |　　 :| 斗 ⌒｀　　,:　　　⌒｀/ 　 |ノｊ　　 : : :|
　　　　　　　　　　　　　　ｌ　　 :| :小、　　　　　　　　　 //　 :|イi　　 : : :|
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391 ：名無しさん＠狐板：2024/10/24(木) 22:40:12 ID:DDLTNSdD: 魔女になった者も恨みを持つ者に能力を与える事になるから、結局殺すしかないしな。
どうして魔女になる実験が成功したかを解明かして誰にでもこうすれば魔女にできるという方法論確立する為に凄い量のヒトが死ぬんやろな…
392 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/24(木) 22:40:44 ID:2tjFeIu4: 　　　　　　／:::::::/-､＝ニニ＝=ﾏ:::::::ヽ
.　　　　　／:/:::::::/=∥:::::ﾊﾊヽ:::-ﾆﾟ｡::::::;::ヽ
.　　　　／:::/::i:::::::i七:::i:::/　ﾞﾞﾏ:::l::｀::ﾏ::l:::l:::::ヽ
　　　 /:; イ:::::{::::::l.:i!|::ｲ/　　　ﾏ:l:::::::i:}::!:::l::|iヾ＼
　　　 ´　　{::::::l:::::_|」_i!_　　　　 __'|」::_!::l::::l::::l:|
　　　　　　i!:::: l::::ll:| |l　_　　　　　_ ! ﾏ |l:::l:::l::|
..　　　　　_i!;::::i!:::| l-＝=-　　　 -=＝-{::::|::l:l_!　　　　　　　実験に使った女は殺すと塵になって消えてましたけど大丈夫なんですか。
　　　　　ヽ_l::::|l::::!　弋:ｿ ' 　　弋:ｿ ',':::/::l_.イ
　　　　　 i!::ﾏ::ﾑﾊ　　　　　 ' 　　　 /:ｲW:l::::!
　　　　 i!:: ﾏ:::ﾑ:::.　　　　　　　 u//;:W:::|:::|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そういうものだから気にしなくていいわ」＞きよひー
.　　　　 i!::::::ﾏ:::ﾑ/ヘ.　　 ○　　 .ｲ l:W:::::|:::|
　　　　　i! ＜ﾏ::::lﾆニ＞...　_　＜=＝l:::7/ ＞ .
　　　 W　　　ﾏ::|ﾆﾆ∥　　　　　　 |::i　　　　W　　　　　あっ、はい。
　　　ｲ　　､ﾏ:l=／　　　　　 / l::! /　　　}ヽ
.　　f〈∧　　　ヽヽ=＼　　　　　 r=- ﾘ/ r----≦|
　　 l=ヽﾟ｡　　　 |ﾆﾆ/　　　　　ゝﾆ=|´　!ﾆﾆﾆﾆﾆ!

　　　　　 ′　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }　∨∧ ∨
.　　　　ｉ{　　　　　　　 _,,.　 -‐- ミ__　　　i ､____ ノ　 }　　,　,
　　　从　　 ,.｡s≦　　　　　　 'ﾞ⌒`' ､_乂　　　ﾉ　 .}　}
　　　　　_≫''" -‐‐- ミ　　　 /　　　　ﾞ'く ⌒｀`'*´,　　ﾉ ,ﾉ
.　　　　ｱﾞ　　i::::::::::::::,:::::`' ､____,,.　-‐==‐ミj}　　　　　`'くイ
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　　　人二ﾆi|::::::::::ﾟ::::::lｉ:::::lｉ::/　Ｌi＼,jｌ/::::::::::;::::|_ｉ::::::::il二}
　　　 ⌒＼ﾆi{:::::::::lｉ::::::l|:::::l| ｧ午劣ミ｀{ｉ:::::::::/'ﾞ´j::|::::::::lｌ_ノ
　　　　　　｀i{:::::::::li::::::::ﾞ⌒「　辷ン　　ｰ=彡斧ﾐﾉ::::::,ﾉ
　　　　　　　j{:::::::::lｉ::::::::::::::l|　　　　　　　炒小¨´　　　　　　ご協力感謝しますわ。
.　　　　　　 j{::::::::::lｉ::::::::::::::l|　　　　　　　 ,　　,i{i:::i
　　　　　 .:::::::::::::lｉ::::::::::::::l{　　　　　　　　　斤:::|　　　　　　　戦士長さん、これで私は魔女になれるわ。
　　　　　 /:::::::::::::八::::::::::::::ﾟ,ト　　／｀ヽ　.イ::iｌ::::|
.　　　　 /:::::::::::::/7沁､:::::::::::ﾟ,　〕rくノ` , i八:|:::iｌ::::|
　　　　/:::::::::::::/jI斗く^＼:::::::ﾟ,＼li　iﾞ　/⌒Vﾑ:::iｌ::::|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「どういたしまして」＞ユウキ
.　　　/:::::::::_ア゛　　＼ヽ :::ﾟ,　li　L/　／　}ﾑjｌ::::|
　　 /:::::::: ｱﾞ　　　　　＼i}:_j},八　 ¨´ｰ 'ﾞ/`'7､::ﾉjI斗┓
　　 ::::::::::/　　　　　　　　「二)_)ﾆ沁､　　　 {､〈ニ)_)ニニ|
　　 :::::::/　　　　　　　　 L／7::`ヽ心,　　 {_{＼´::`i ､_ノ
　　 ::::/　　　　　　　　　　　　{::::::::::∨沁,　 }_}　＼ﾉ、
.　　 /　　　　　　　　　　乂::::::_j}_{_{ﾑﾉﾉ　　　丶＼
　　　　　　　　　　　　　　〈二ミ)_)=}_}ﾆ{_{　　　　　Ｖヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 L彡'＾'く{_{ニ}_}　　　　 ∨∧
　　　､　　　　　　　　　　　　　　7::::::::::}_}ﾆ{_{　　　　　 Ⅵj}
　　､　＼　　　　　　　　　　　 {:::::::::::{_{ニ}_}　　　　　　 W
　　:::＼　＼　　　　　　　　人::::::::::}_}ﾆ{_{ 　　　　　 }i

魔法ギルドの依頼を果たしたユウキであったが、前回とは違う意味で疲れてしまっていた。

彼女はしばらくは面倒な依頼が来てほしくないと内心で思ったのだった。
393 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/24(木) 22:41:12 ID:2tjFeIu4: 今日の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
394 ：名無しさん＠狐板：2024/10/24(木) 22:42:45 ID:DDLTNSdD: 乙です。
ユウキちゃんマジお疲れ様です。だが、これからも彼女の心労は続くだろう。悲しいねバナージ。
395 ：名無しさん＠狐板：2024/10/24(木) 22:42:57 ID:4PwmBXh8: 乙でした
現代医療もこうやって屍を積み上げていったものだからね、仕方ないね
396 ：名無しさん＠狐板：2024/10/24(木) 22:43:58 ID:aacvq/ZW: 乙でした
397 ：名無しさん＠狐板：2024/10/24(木) 22:44:06 ID:zuFRWEfD: 盗賊の捕縛から実験まで魔法使いだけでできる以上本当に名目だけのための付き添いでしかないから遠慮したいだろうなそりゃ
398 ：名無しさん＠狐板：2024/10/24(木) 22:44:20 ID:zuFRWEfD: 乙
399 ：名無しさん＠狐板：2024/10/24(木) 22:44:28 ID:SJ/arSxr: 乙でした
ぶっちゃけ害にしかならない奴らを有効活用してから始末するのはいいと思うしそれで犠牲が大量に出ても必要なことで流せる
ただ魔女もといきよひーが相変わらずヤバいからユウキが大変だなって同情はした
400 ：名無しさん＠狐板：2024/10/24(木) 22:44:51 ID:QxXTTViG: 乙です
ナチス、ソ連、中国と同じ事やっとる
401 ：名無しさん＠狐板：2024/10/24(木) 22:45:35 ID:DDLTNSdD: 多分、初期型の魔女と後期型の魔女とでは欠点や出力、特性が大分変わってるやろなあ。
安全性やら何やら、禁忌扱いされた形になってる技術も生まれたろう…
402 ：名無しさん＠狐板：2024/10/24(木) 22:46:34 ID:YPfh8cX5: 乙
そもそも神々や王国があるからこそ盗賊団がでてくるって感じがあるんだよな
403 ：名無しさん＠狐板：2024/10/24(木) 22:51:07 ID:zuFRWEfD: 感じがするもなにも王国の生活水準が周囲より上過ぎて交易できないから奪いにくるって作中でもろに説明されてるじゃん
404 ：名無しさん＠狐板：2024/10/24(木) 22:54:50 ID:SJ/arSxr: まぁそもそも周りの成長を考えずに王国を発展させすぎたのが原因の一つだからな
405 ：名無しさん＠狐板：2024/10/24(木) 22:55:27 ID:4PwmBXh8: だからこそ宗教広めるってのはこう言うのを抑制する効果があるんだよね
聖典にこれこれこう言う事がいい事でこういう事が悪い事って人間としての基準を設けてそれに従っていきましょうっていう
406 ：名無しさん＠狐板：2024/10/24(木) 22:58:04 ID:llEJcxpb: 全体ではなく一部を優遇してる状態だからね、やってることは魔族の時と一緒よ。
407 ：名無しさん＠狐板：2024/10/24(木) 22:59:59 ID:VT/I03Hw: 乙でしてー
概ね史実である
408 ：名無しさん＠狐板：2024/10/24(木) 23:04:36 ID:1hGoPB2l: 乙でした
魔法ノ発展ニ多少ノ犠牲ハツキモノデース（）
409 ：名無しさん＠狐板：2024/10/24(木) 23:05:53 ID:p7fzYPMm: 乙ー
まあ結局きよひーも魔族と同類やったんやなって
410 ：名無しさん＠狐板：2024/10/24(木) 23:07:28 ID:zuFRWEfD: つっても周りを発展させてないっていっても自分たちの配下に加わらない連中に技術配ってやる義理はないから当たり前の話だけどな
王国に下ったところは受け入れて支援してるわけだし盗賊根性でそれを悪いことだと思ってないやつに技術配らないことを一部優遇してるっていうのはただの言いがかりでしかない
411 ：名無しさん＠狐板：2024/10/24(木) 23:10:51 ID:VT/I03Hw: ぶっちゃけ古代でも現代でも安易な博愛精神なんて百害あって一利なしだもんね
412 ：名無しさん＠狐板：2024/10/24(木) 23:11:58 ID:SJ/arSxr: ここにきてまだ博愛精神だとか言ってる奴がいて驚きだわ
413 ：名無しさん＠狐板：2024/10/24(木) 23:13:55 ID:p7fzYPMm: 誰も盗賊に無償の奉仕をしろとか言ってないんだが、何を勘違いしてるんだ？
414 ：名無しさん＠狐板：2024/10/24(木) 23:22:00 ID:ePRGKmNp: 魔族の時もそうだったけど別にそいつらに問題や非が一切ないとは誰も言っていないんだよな。
ただそれを批判する奴が問題なのであって、ユウキとかの現地民が被害について愚痴を零すのは至極真っ当なんだ。
415 ：名無しさん＠狐板：2024/10/25(金) 00:10:10 ID:BkYr1IW9: まぁユウキがあまり関わりたくないと思うのも無理はないからね
416 ：名無しさん＠狐板：2024/10/25(金) 00:17:10 ID:6fIFTW2V: 乙
きよひーが元日本人だろうが1400年も経過したら性格も擦れるさ
むしろ肉体を魔族なんかにされたのに精神に何の影響もないほうが鋼メンタルおばけだろう
417 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/25(金) 01:24:29 ID:fa4KbJgn: >>378　誤字修正
×方向に行くしかなった。→　〇方向に行くしかなかった。
418 ：名無しさん＠狐板：2024/10/25(金) 07:20:27 ID:lxodVlUP: 何か批判を超えてネガキャンしてるのが居るけど少なくとも時代考えろよ獣以下に落ちてこっち襲ってくるやつを何で真面目に人間扱いしてやらなきゃなんだよ、どう考えても清姫達は国にとって最大限やってんじゃねーか…
419 ：名無しさん＠狐板：2024/10/25(金) 07:47:29 ID:Z0PF8FxP: そりゃ清姫の言動がアレだからに決まってるだろ
ユウキはキチンと被害を抑えるために仕事してるのは分かるがな
420 ：名無しさん＠狐板：2024/10/25(金) 07:50:18 ID:mNbeczib: そもそも時代を考えろと言うがそれなら王国の方が分不相応だろ
421 ：名無しさん＠狐板：2024/10/25(金) 08:03:03 ID:07+JU3B7: まあ裏事情を知らず振り回される側のユウキ含めた現地民達は最大限頑張ってると思うが神側の清姫をそこと同列視するのは違う気はする。
422 ：名無しさん＠狐板：2024/10/25(金) 08:09:43 ID:rD9paIvk: 古代社会で生まれた異世界人と
現代日本からの転生者では何もかも違う

>>367で「やめろショッカー！ブッ飛ばすぞぉぉぉおおッッ！！」とか言ってるんだものｗ
仮面ノリダー懐かしい
423 ：名無しさん＠狐板：2024/10/25(金) 09:01:58 ID:V06PpG3M: 結局きよひーや神が前作であれだけ叩かれたのも『自分が優れていて正しい、従わないやつが愚かで間違ってる』の主張を無理矢理押し通そうとしたからだしね
そこから魔族が似たことをするとそれは痛烈に批判するから余計にヘイトが溜まるという
424 ：名無しさん＠狐板：2024/10/25(金) 14:04:47 ID:/jMyrB3b: 神に対してはともかく清姫に対しては別に悪感情はないかな
清姫はやれる事はやってるし文明の発展にも大いに貢献してる
425 ：名無しさん＠狐板：2024/10/25(金) 14:10:16 ID:Nl9eQ/Sr: 悪感情というか感情移入難しくて困るのよね
きよひーは「上手くやってる」感はあるけど無駄に内心で見下してんのがなぁ
426 ：名無しさん＠狐板：2024/10/25(金) 15:02:09 ID:aKPmIAOo: 魔法使いと神とか転生してる系の上の存在はやってる事civやってるみたいなもんだからそんなもんな気がする(言動)
427 ：名無しさん＠狐板：2024/10/25(金) 15:02:34 ID:DxuqLbin: 貢献してるからといって悪辣な言動までが好印象に繋がるわけではないしな
ワンピのシーザーと似たようなもん
428 ：名無しさん＠狐板：2024/10/25(金) 15:05:54 ID:pBBnM4kQ: そもそも神々の前世が婚活失敗責任転嫁女ってのもきよひーのイメージからだしな。
429 ：名無しさん＠狐板：2024/10/25(金) 22:50:53 ID:TTbPFaNW: そういやきよひー自身の子供とかはいるのかね
430 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/25(金) 23:32:14 ID:fa4KbJgn: >>429
きよひーは前世では子なしの独身貴族で、現世では同族とは敵対している魔族なので子供はいません。
431 ：名無しさん＠狐板：2024/10/26(土) 00:13:19 ID:d5pPwJVA: 魔族、人間と繁殖可能って言ってるけど純粋にＴＳしてるから男相手が無理だったのかも
432 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 11:36:12 ID:lkKEeyRr: ttps://www.youtube.com/watch?v=p3OnCHTN5t4

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　　　　　　　　|/////＼ __　　 {: : .. 　 Y^|　 Ⅳ,_)/::: }　＼ {　ｨぅミ }　　　　 /
　　　　　　　　{/////////＼_ ｉ: : :{ 　 {　|　　{ 乂rツ　　　ヽんハ/ /　/　　 /i　 '　　これより七大神会議を始めるわ。
　　　　　　　乂//////////ハ: : :. 　乂|　　{　　　　　　　　ﾋﾂ / '　 /　 ' /　} /
　　　　　　 /⌒//////////∧: : . 　八　乂　　　　　　 '　__ノ / 　／}/　ﾉ'　　　最初の議題は盗賊団についてね。
　　　　　　　///////////////八: .j_: :／}＼ {⌒　　　　　 ⌒7 '　／　/
　　　　_＿ └へ//////////／^ア￣￣ }: . 个: .　　ﾟ　　イ /}イ
　　　「/////////二ﾆ=--／. .／ﾆ=-- 　 }: .　}　　＞　＜__ }八人
　　　 ⌒二二ﾆ==--⌒. . . . . .{ﾆ=-　　　　}: . .ﾊ ___　{ﾆニニ} ⌒ ＼. ＼
　　　　　---=ﾆニ⌒. . . ---- ミ､ﾆﾆ=-　, : ./∧　＼V＾}ﾆﾆ{　　　＼. 丶
_　--=ﾆﾆ⌒ . . . . . .／ﾆﾆ=--　 ⌒＼=-/. :/　　'，　 }　{ﾆﾆ|_＿_　　　＼. .＼
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. . . . . . . . . . . . . .ｲﾆﾆ=--　　　　___／/. :∧___／ﾆﾆV/}ﾆﾆ=-へ　　'，　　 . . . .'，
. . . . . . . . . . .／　{ﾆ=--　　　／　　_/. :/　　　 __／i:i:「:i:i:i:i:i:i:＼i:i:>､_}　　　　 . . . ...
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　　　　　　　　/ﾆ=-　　　　/　／ / : : {. . : : : : : : : : : : : : : . . }. . . : : : . .　　　, . . /
　　　　　　〈_＿ __　　　/　 /. : .: : : 圦: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :}　　/. . .
　　　　　　　　/二二＼_/ 　/ . : ,. . . .{V丶 : : : : : : : : : : : : : ,: : : : : : : : ,　　, . . '
　　　　　 └‐=ｧ‐ ､ _＿/､. : ,{ . . . V⌒ ≧=-　_＿__　イ: : : : : : : : ｲ　 /／
　　　　　　　　　 / 　　 ⌒　}／八: . . .Vﾆﾆ=- ____／//＼_≧=-- ＜>　／
　　　　　　 /　　　　　 /　　 L＼: . Vﾆニ=---／/＼ﾆﾆ∧ﾆニ〉

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　天空神　ヴィクター
433 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 11:36:52 ID:lkKEeyRr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿__　　　 ′　　ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 -‐　_＿＿_｀　 ( _　彡'_＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　,..:i:i:_i:i_i:i_:i:i:i:iヽﾑf´　　｀`～､、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／i／　　　　　＼i:i:} 乂＿__,, --- ゝ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /／　　　　　　　　~"''‐ォ}　　}　} `､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　/　.:/　　　:',　　　　　　＼ ,　 j　 `､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（＿ /　 '　.:/ /　ji　　 }＼,　´￣　＼　ヾX　　　i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /ｲ　{　,'　j　,ハ　 }　,斗f七I　　 ',ヽ　)　ー-:}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/,　!　{　,斗ｬ≠ミ､　' 　乂;シ i　　:/／　　iＴ/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{/ /／ﾊ:　ヽ夊;ソ＼|　　　 '　　 .:|　(＿丿,　　　３０年前は盗賊被害が酷かったけど、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　`ー‐'　 ) i　,　.:iﾍ　　｀　　 .ｲ从ハ　　/／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_／　|八　:|　＞-　,ﾆイ:::/＼/　 )!　 '"　　　　　現在では落ち着いているわね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼从j / 　`ー‐ ´ // 丶´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / 　、,/　 γ⌒.,　// 　　ヽ　　　　　　　王国騎士団と王国戦士団の活躍のおかげね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿　　　　 -＝ｨi{ {ヽ　ゝ- ' , ./ ,　　／
　　　　　　　　　　　　　 ,, 　 ´　＿＿｀`～､　,　 /　　}....`ー-彡 /_/-‐彡 ´
　　　　　　　　　　　　／ -‐　´　　　｀`～､　　,′　　)γ ´　　 |:/　　　 /
　　　　　　　　　　　　 / /　　　　　　　　　　γ′ i　　〈_/　　　 /　　　 ,　二＞､
　　　　　　　　　 /　,　　　　　　　　 ,,. -/　￤　　　　　　 , ′　　　　　　 )　）
　　　　　　　　　 ,　　　　　　､丶`　 _/　　ﾊ　　　　　　　　　 ∠二二, -＜
　　　　　　　　　　　{　　{　　､丶`　､丶iγ,-‐‐./ 　　　　 / 　　　/､　　ﾉ＼＼　ヽ
　　　　　　　　　　　{　　{　／　_､‐''゛　 ∥./二_/: : :　　　　 ,　　　　 ′ ＼`ヽ　) _)_ノ
　　　　　　　　　　八:　／　／　　r― /:i:i:i:i:i:i:i}: : :.! 　　/　　／　　　＼＼）
　　　　　　　　　　　／　ｨ　　　γ-_-〈:i:i:i:i:i:i:i:i} : : :l　　/　　,. : 　　　　　, ＼｀ヽ、
　　　　　　　　　　 /　／ :乂　　 {_-_-_-/)f≧:i:i{ : : : ; ノ　／: : 　　　　　 ), ノ＼｀ヽ、
　　　　　　　 /　/　＼／　　 `''＜://|:|:i:i:i:_:i) .:／　　/: : : 　 ,､＿_ ／⌒　　 ',　　＼
　　　　　　　　　ｉ　 |　　　　　　　／/|ｉ|.|:i:i/_-_ j　　　 |_: : 　丿........ノ　　　　 ',　　 ',
　　　　　　　　　 |　 |　　　　　／／| ~|.|¨ ＼_-ﾑi　i　 l...彡⌒ヽ⌒/　　　　　　　　 }
　　　　　　　　　 | /:i　　　　／／ / | , /　　＼_j /ﾉﾉj_ﾉ,r～ーミ′　　　　　 }　　 }
　　　　　　　　　 |′|　　　,.　´／　 ,　 // ＼　//j /`~~/γ　　　　　＼　　　　　　,　　 /
　　　　　　八　乂　　￣　　　i　 ¨} ＼: ＼__'/|　(｀ｿ　　　　　　　＼　　　/　　/
　　　　　　　　　＼　＼　　　｜ :/} ／＼__∥￣廴{　　　　　　　　　＼　/　／
　　　　　　　　　　　　＼　＼　　　,从|ﾉ- ‐'"´ ∥＿__／＼　　　　　　　　　＼／

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　地母神　エドナ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　＼⌒＼＿＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　八　　　｜／　　　　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿ /⌒＼￣~ﾟ"'' ＜　　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼／/　　　　　　　＼＼／＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　.: 　　　　　　＼ } ヽ＼　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　: :|　　 : :|:.∧　＼　　＼:ﾊ : ＼　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 √　: :|　　: :|/　　､　　　　:|＼: : : :＼　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜|　　八　　 :|／￣＼ :. 　 j|/ |＼__: : ＼　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜| 　￣＼　:|　　ィﾃミk:|: : 八.)￣／: : : .　　　　　　　　近衛騎士団の連中が使えたらもっと楽だったけど、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜|　.:| ｨﾃミ＼　　 ∨ﾂ小:/　))／: : : : : : : : .　`､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ┌|人人　ゞﾂ　　　　 ⌒|∧/ 〉　 : : 　＼: : : :　 `､　　　彼らには別の仕事があるから仕方ないか。
　　　　　　　　　　　　　　　　　 "''￢　ﾊ　　　`　　　　　|　 V: : .　　: : : : :＼: : 　　`､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　八_込　　 v　ﾌ　／| ／＼: : . .＼: : : : : ＼: :　　`､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／{　＞　　__ . . . : :|　 : |　＼: .　＼: : : : : ＼　　 `､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　八---／)∧n∧ﾊ|　从_____＼: :　＼. . . . . . .　　 ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /|　ｲ＿_//＼⌒辷辷.ﾉ|: /|　::／:::::::＼: :　＼. . . . .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 //|/::::|／ｲ　　￣l」_,／ |/ :|　|￣￣|／＼: :　＼.. . .　　｜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／/::::::::://　＞＼　　　 | /:|　|￣／|::::::::|　＼: : 　＼. . . . |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {ノ＼ :::// ＼|　　　 :.　''"⌒/　|__ ／　|:::: /　　＼: :　＼. ..|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　､{:::::::::√〉＼j　　　／　　〕／:::::::::/ 　/::::::|　　　　＼　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼:::::{-{_.＼＼　/　　　 /:::::::::::: /　 / :::::::|　　　　　　＼　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (　八ノ　　＼_.{／￣./￣￣／ .／ ::::::::::|　　　　　　　 |.＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 Y.公､　　　〈_〉　|∨|__::／ .／:::::::::::::／　　　　　　　/ . . . . . . |
　　　　　　　　　　　''"ﾟ~￣￣￣￣~ﾟ"''　√￣＼　　人 √＼　L／／￣￣　　　　　　　　 / . . . . . . . |
　　　　　　　／　_　. . -=＝＝=-　 _　 /　　　|ニニﾆ／＼:::|＿L/　　　　　　　　　　　　 . . . . . . /. ./
　　　　／. . . : :／　　　　　　　　 ∨　　　 |-==／　　　／ﾆﾆ/　　　　　　　　　　／. . . . . . . . ./
　　　　　/. . . . .／　　　　　　　　　　 |　　　 √ｱ　　　　//＼」　　　　　　　　　　／ . . . . . .／. ../
　　　　. . . . /　　　　　　　　　／|　　　 √'　　　　ｲ∧／(=-　　＿＿_,,.､丶´. . . . . . ／. . . /
　　　　 |. . . ../　　　　　　　　／| ﾆ|　　　//　　　／ﾆﾆ|ニﾆ＼. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .／
　　　　 |. . . .　　　　　　　　.:.:::::::＼|　　_//　　／ニニ人ニニ|｀¨^^^^^^^^^¨´. . . . . . . ／
.　　　八. . ..{　　　　　　　　 /:::::::::::::::|　〈V ＼ √￣￣:::::::::＞＜|＼ . . . . . . . . . . . ..,.､丶´
　　　　　心. . .､　　　　　　) /:::::::::::／￣／　＼ ∨ 〉::::::::::::::::::::::::::::)＼｀＾^^^^^^^^^~´
　　　　　　　＼＼＿＿／ .::::::::::::〈___／〉　　　ﾊ_.〉＼:::::::::::::::::::／:::::::|
　　　　　　　　　￣￣　　 ∥:::::::::::/　__　~|　 //￣＼　＼::::::::／￣￣:::＼
　　　　　　　　　　　　　　∥::::::::::::し{_.ﾉ　 |／/.　　　＼　＼:::::::::::::::::::::::::::＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　風神　リーファ
434 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 11:38:08 ID:lkKEeyRr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｨヽ
　　　　　　　　　　　　 ,　　´/ 　ﾑ｀ｰ､
　　　　　　　　　 ,　´　　　　　 ‘､　ヽ
　　　　　　　　　 , ´　　　　　　　　　ヽ､　 ':,
　　　　　　　　　 /　　　　　,　{　|　＼　､＼　'，
　　　　　　　 /　 /　| {　! ! !| ! ､ i__从､ヽ　＼!
　　　　　　　　 ,　 /! ! {_,|-ト| |从lｲl l/_}､ ‘，ﾄ　＼
　　　　　　　　　;'　/ | !　{,.rtｫ､ヾ、 ,ｨﾁ㍉} !{,| | ＼_ ＼　　　　　　盗賊団が出てきたのは王国と他の集落との格差が原因だが、
　　　　　　　　　{　|! { |,　|弋)ｿ　　　弋(ｿ !从!.|　　|＼ヽ
　　　　　　　　　从!! |ﾘVIﾑ　　　'　　　　| 　リ　　 ,　ヽ ':,　　　　これは是正するわけにはいかない。
　　　　　　　　　　ﾘ'，!､|{　ﾊ､　　 ‐‐　　,. |　 |　　　 ,　　 '，!
　　　　　　　　　　　ﾘヾ!|　| |≧　､_,..イ=j!　ﾘ　　　 ,　　 } |　　　そんなことをしたら文明コントロールが滅茶苦茶になってしまう。
　　　　　　　　　　 j!　Ⅵ| |} | ,..:[ﾆ]=| |j　/-､　　　 ',　　| !
　　　　　　　　　 /rrr､_Ⅵ| |:{/ :::: /| |! ////7r77ﾊ､　 | !
　　　　　　＿／////// ／|:::::/ ハi!//////////∧ リ
　　　　　　　／//////// ／::{ /::/／::::ヽ ∨////////∧
　　　　　 /////////,／:::::::| {:／::::::::::::::} |///////////ト､
　　　　　　{/////// ´::::::::::::::|,:'::::::::::::::::::: | |//!///////////＼
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　　　　／＼////∧:::::::::::::://:i＼:::::::::::::::: | |//＼///////,.イ
　　／　　　,>==-{ |::＞::::::{ |::::ヽヽ:::￣::::://///＞､二二二ノ
　／　　.:／　　　ヽゝ/|::.-!/::::::::r-＼::::::::￣￣´!　　',　　　 ',

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　　　　　　　 ,': : : :: :: ::/i: : : i: : : : : : ____:/i: : :i: : : : : : : : : : : : |　　　確かに文明を持っているのは私たちが管理している王国だけでないといけません。
　　　　　　　　　 i: : : : : : : i＜￣: : : : : ::´: ::/｀|: :/i: : : : : : : : : : : : |
　　　　　　　　　 |: : :: :: :: ::|　V: : : : : : : :／　/／　i: : : : ::V ::i : :: ::|　　　そうしなければ地球の様に一つの惑星に国家が乱立してしまうでしょう。
　　　　　　　　　 |::ii: : : : : :i____ヽ、: : :: ::i 　 _____　 .|: : : :: ::i :/: : : ::|
　　　　　　　　　 |::|V: : :イ斧::うミ　): ::/ イ斧::うミ i: : : : : :|/: :: :: ::|　　　そうなれば計画が破綻してしまいます。
　　　　　　　 V ゝ、ﾍ .V: : ツ　　　　　乂: :ツ//::/: :/ : : : : :: ::|
　　　　　　　　／: :/: : :ﾍ＞: : :　　 .,　　　: : : : ／::/: :/: : : :: :: :: ::|
::＞------ ´: : : /: /: : ::ヽ.,,,　　　　　　　　　　／: : :::／: : : /: : ::ﾍ
: : : :＿＿＿＿___i: ,'_: : : : ﾍ　　　ー　一　＞＿／: : : : : : :/: : : : : ﾍ
´＿＿,.　＜＞--V| .|: : : : : :>.,　　　　　　　 ,,イ.i/: : : :／:/`ー---'　____
───＜ /　　　 i　|ヽ、: ﾍー .＞..., _ ,. ＜／/ ,...イ |: :/　　　,.:: ／/ .,.ﾍ.,
.ヽ,--／￣　　　　 |　|　　`－.| .!,ゝ,__ニニ＞´　/ ././／`ー-:: ／, ' ., ' .Vﾍ＞
　ヽ　　　　　　　 |　| 　 __　　.ヽ,＼　./∧V　./ ./　　 `ー一´　/　/　　 V.ﾍ
　　ﾍ　　　　　 ,' ,'　〈　i　　　｀i .i.〈 .V./　 Vﾍ　　　　　　　　|　.|　　　i
　　　 i　　　　 /./　 ,ｨ=ヽ________i .i　/ヽ'ﾍ　　.Vﾍ　　　　　 .|　.|　　 /
　　　 | 　　　 /./　　ゝ_.ノー--i　i　ヽ', .//　／／　　　>-, 　 i　.|　　i
　　　 i　　　 >´/　　　　,' ,'　　　＼.＼　i}{/／ ,- ＞-ｨ=ヽ./　　|　|　　 .|
　　 ./　　.／／　　　 .,' ,'　　　　＼＞< .／　　 `.!、　ﾉ　　 .|　|　　 .|
　 ./　 .／／　　　　　/./　　　　　　／ ,、〈　　　　　 i　|　　　 |　|　　 .|

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､　、　　　ｰ―γ⌒ヽ／　　　　　　　　　　　　　　`丶、
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　　　　　　　／　ｒ'　＼　-/　　 /　　　　　　　　　　　　　 `、
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　　　　　　／　　 ' 、　ヽ＼|　　　l　 |　　 |　　|　　　　|　　|　　|
　　　／　　　 |　＼　　｜　　 |　 |: 　/|　 ∧　　　|　　|　　|
.　　_／　　__　八　　　ミ｜　｜　| 斗┼-ﾞ　 ,　　∧⌒|　　|
　｀¨¨¨¨￣　 /／|＼　　 |　　　l　/|:/　 |/　　ｉ　 / 　', ∧　 |
.　　　　　／　 |　 |＼/ |　　　|:/ 斗=≠ミ　　|: / x=ミ　|　 |　　　王国以外は旧石器時代の状態のまま王国が発展拡張して
　　　　　　　　 |　 |　 {　|　　　|' ヽ{　んj l　　 |/ 　|::j|ﾉ /|　 |
.　　　　　　　　 |　 |　八｜　　 |　　　乂_ｿ　　　　ﾋｿ　ﾞ　　 |　　　この青藍全土を掌握する。
　　　　　　　　　ｌ/ 　 `!　　 |　　　　　　　　　　 {　　 |
　　　　　　 /　 /　　 :|　　　|　　　　　　　　　　′　ﾊ　　 |　　　つまり王国以外の国家が誕生しない状態で、
　　　　　　　　/　 /　　　　|　　ﾄ､　　　　ｰ-　‐ 　ｲ|　　 |
　　　　　 /　 /　　　 __|　　 |　　 .　　　　　　／:|｜　　　　　　この惑星を王国で統一するのがベストだわ。
. 　　　　 /　 / 　　　 {:∧ 　　| 　 ____＞　.,_, ィ　　|｜　 ,′
　　　　 /　 /　　　　〉:∧　　|￣∨ /|__,ﾑ､}＿　　l｜　/
. 　　　 /　┌―ーく￣＞ミ∧　 |　　〈Γ　　}ﾉ　厂￣l　/
　　　 / 　／＼　　＼／　`∧　トミ .」＿／ヽ＾7 　　|∧
. 　　 /　／　　 `　、　｀⌒ヽ厶 |＿　　{　　 _,厶へ,　/　l
　　 /　/　　　　　　　＼　　 |　＼　￣γ⌒ヽ　　　',〈　｜
. 　 /　/ 　　　　　　 |　　｜　　　人___ノ　　　 l　'、|
　 / ／　　　　　　　 | 　八　　　　　イ', V＼＿_｣___| ﾄ
/￣`　、　　　　 , -‐　L 斗‐ ＼_　イ/　|:∧∨＼　＼::∨|
　　　＼　　　／　　　 /:::::::::::::::::::::/　 i|/:∧∨:/＼_」::::＼
￣＼　　　＼,. 〈　　　／::::::::::::::::::::::: ヽ／:::/:∧∨:/:::::::::::::::::`、
　　　＼　　｝ﾊ　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:∧∨:::::::::::::::::::: `、
　　　　ヽ_／ ∧｀¨´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |::::::::::::::::::::::::::::',
435 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 11:38:51 ID:lkKEeyRr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿_＿_
　　　　　　　　　　　　 ....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:....、
　　　　　　　　　／:.:.:.:.:.:.:.:.: ＼ :.:.:.:.:.:. |:.:.:＼
.　　　　　　　　　／:.:.:.: /:.:.:.:.:/:.:.:.)ﾄ､/⌒ |Ｌ:.:.:.:.＼
.　　　　　　　／:.:.:／:/:.:.:.:.:/:.:.:／⌒＼　厂＼:.:.:.:.:.、
　　　　　　　_....:.:.:__／:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.Ⅹ:.:.:.:∧:.:.:‘,＼
　　　　_ 　 -=ア:.:.:.:.:.:.:.:. |:.:.:.:.:|:.:.:.: ∧|:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:./ﾊ:.:.: |ト　/　　　　　　前回の歴史では、青藍が初めて農耕を始めたのは紀元前２万年頃だったわ。
.　　　/厂　／:.: ／ :.:. /:.|:.:.:.:.:|:.:.:./　 |:.:.|:.:.:.:.:.:.＼:.:.|:.:.:.|ｌ／| ＼
　　　|/　 /:.: ／:.:.:. ／:.:.:|:.:.:.:.:|:.:/　　‘，ﾄ､:.:.:.:.:.:.: ＼_／ニﾉ　/|　　　　私たちが青藍に降臨したのが紀元前１０万年頃だから
　　　　 /:／:.:.:. ／: /:.:. |:.:.:.:.:|/￣__｀　＼＼ト=ﾆニニイ＼ﾚ
.　　　 /:/:.:.:.:／:.:.:./:.:厂|:.:.:.:.:|xf笊⌒　　　んハ∧:.: |:.:.:.:.:.　　　　　　本来の歴史よりも８万年も前から、この青藍に干渉して農耕をやっているわ。
　　　〈:人:.:.:.|:.:.:|:.:.:. 〈　 |:.:.:.:.:l　ヒﾝ　　　　　ﾋﾝ　ﾊ:.|:.: |:.:.:.:.:.|
.　　　＼＼|:.:.:|:.:.: 、＼|:.:.:.:.:| 　　　　 ' 　　从 |:.: |/:./|ﾉ　　　　　　この８万年の時間的アドバンテージを活かして、青藍を掌握するべきね。
　　　　　　＼|＼:.:＼∧:.:.:.:ト . 　　　ｰ　'　／:.: /|:.:/／´
　　　　　　　　　　｀⌒∧:.: | |ﾆ＞　.＿_ イノ}:／/|/
　　　　　　　　　　　　　＼|ﾉ⌒ ｰ=ﾆ「＼　　,／)’
　　　　　　　　　　　 _.　イ:.:.<⌒＼:.|　 }ト　＿_
　　　　　　　　　／￣￣ |＿|:.:.:.:.＼＿}|＿lｊ:.:.:.＼「￣＼　 _
　　　　　　　　／　　｢| |二| :.:.:.:.:.:.:.: / [￣]:.:┌‐ 、｢| ∨| |
　　　　　　　　( 　　　 |:| |二|:. ／〉:.:./: <_Ⅹ_> ￣＼>|　|:.| |
. 　　　　 [￣￣￣＼ |:| |二∨^/:.:./:.:.:.∧__ﾏﾊ:.:.:.:.:.:＼_|:.| |
　　　　　　　＼￣￣＼＼ l/＼∨､_/:.:.:.:.:＼＼} |Ｌ＿＿__)x|_|
.　　　　　　　＼:.:.:.:.: ＼＼　厂}'⌒＼:.:.:.:/＼,ﾉニﾆ=- .,_:.:.｀＼

　　　 ____
　／^⌒ ＞-=ミ､ ,.　　 ¨　￣￣　¨　　 .
／　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　丶
　　　'　　/　　 ,　　　 _　　　　　　　　丶　　　＼
　 /　　 /　　 /　,ﾍ,,,/ｱ　　　　　､　　　ﾟ｡
　'　　 '　　 /　 '""ﾞﾞ"{　　 '，､　＼　　　　　　 '，　　　　創造神様にとっては例え計画が失敗しても、また宇宙の時間を巻き戻せばいいのだけど、
/ィ　　　　 ′　ｉ　　 {　　　丶＼　ヽ　 :ｉ
　|:　　:i 　　　 { 　　{ 　丶　＼丶　　ｰ}　　　　}　　　　私は今更やり直しはしたくないわ。
　|i　　:ｌ　　　_j__{_ 　八　　ｉ＼　丶＼＿j_　　　　 }
　|l　　:{ 　 :　 { ﾊ￣｀＼　ﾄ､　ヽ´￣　ヽ}　　　　 ,　　　　かなりの時間と労力を投入しているし、私たちの子孫だって王国には数多くいるわ。
. 从　 :{ 　 i　从ｱ示沁､　ヽ{⌒,ｨ竓示芹ｧ}
　　丶{ 　ｌ　　Ⅳ V_ツ　　　　乂_rツ　'　　 , 　/　　　　　時間を巻き戻して、その子孫たちを無かったことにはしたくない。
.　　　从　|　　乂_　　　　　　　　　　　 /　　ﾊ　'
. 　　　ヽﾄ､　{::i⌒　　　 i 　　　　 /　ｨ / }/　　　　　　
　　　　　　　＼{込、　　 r　 ‐┐ 　 ,ノｲｫ　|"
　　　　 r ─‐┐ }　ｉ > . 　､__ ノ　　ィ/　|　|_＿__「 ¨ >､
　　　　 | 　　ﾄ-}　l=ｧ=}＞　_　イ　_{__ >|　|i:i:i:i:ｉ:|　　　|
　　　　 | 　　 li:i:}　|i:{｀┴‐‐┐　　　}/}　 |　|i:i:i:i:ｉ:|　　　|
　　　　 | 　　 l:i:i}　|ｲ>､　　 ∧　　 }/}_,. |　|i:i:i:i:ｉ:|　　　ト .
< ¨¨¨＞V　　 |,<}　|八　　‐- ∧ 　 //.-‐|　|¨＾>､|　　 /. . .＼
. . . . . . . . ＼ _|　}　l　　　　　 VV 　　 |　| 　 __|　／. . . . . .丶

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿|　＼　　　／!
　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿__乂ヽ V- ／　/
　　　　　　　　／　　ｨf{＞――――ミh、 }ｌ/　　/
　　　　　　　　　　　ｨf{>'゛　　　　　　　　　　 V　／|
　　　　　　 /　　　/／　　　　　　 l　　　 V 　 |
　　　　　　,　　　 /′　　　　　　　 l l　　　 ',　　|
　　　　　 l 　　∥　　 ,′ ',　　　　　ｌ !　　　　　 |
　　　　 l　　　l' 　　ﾊ　　ﾊ　　　 ', ｌl　　　　l ／!
　　　　 l 　　 l　　　/　'　/_ } 　　//ｌ｜ |　　 l l／!　　　　確かに三回も宇宙の時間を巻き戻すのはどうかと思う。
　　　　 |l　　 |　ｌ　 l ￣V￣~｝　//l￣ｌハ　 l |__l
　　　　 |ｌ　ｒ‐|　 ,　lｧ灼示ﾐ､｝// 芍示ﾐ } ,　＿l　　　　　私も今回で目的を達成しておきたい。
　　　　　　ハ| (| 　 , l　ゝ-′　／　ゞ-′ ﾊ!//　 l
　　　　　　乂!　　｜__　　　　　　,　　　ﾊ:|/　　l　　　　　　巻き戻しは２回で十分ね。
　　　　　　　　　ｆこ/=／こh､　　 __　　　.:.:.:.ﾊ　　l
　　　　　　　＿__Vニ=ﾆ=包ﾉ__ ´　′,.ｲ:.:. ,'　|　 |
　　　　／　　　　＼ﾆ=ﾆ=ﾆ=ﾆト　ィｌ{‐|:l:.:,'- ,乂｛
　　　　,　　　　　　〔二｢｣ﾆ二>!　　 ll　|:l:;　　ヽ
　　　 |　　　　　　　//ﾆ|ﾊ=ﾆ=!)）　 ll　|:l 　　　 V
　　　　ｌ　　　ヽ、｢ﾆ=Lﾊニ=!　　 ll 〈〉　　　　V
　　　　ｌ', 　ｧﾇXこ>｀7-====-′　　ハ{｝／　　　ｖ
　　　　| Уﾇ´　　　V　　　　ト、ｒ ‐､」　V、　　　　　、
　　　〈ﾇX　　　　　　　 |└　 /　　 } ヽ
　　　　|　Λ　　　　,′　　　l　　 / 　　 } 'Λ
　　　　|-くΛ　　　,′　　　 |ヽ_/　　. : :/ 　Λ
　　　ｆ⌒ 'Λ 　 ,′　　　 |￣￣｀｀~'''　―――――　、ヽ
　　　 | 　　 Λ　｛　　　　　, ,,、-―　　　,､-―-　　　　 V
　　　　|　　　 Λ　　　　／　　　　　　ヽ/　　　　　ヽ　　　〉
436 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 11:39:43 ID:lkKEeyRr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-―…―-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀`
　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　＞''"~　　　　　　　　　　　　＼　　　　＼
　　　　　　　　／/　　　　　|　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　／ ./　　　　　 :|:.　　　ヽ　 | ＼　　　　ヽ
　　　　　　／　 /　　　　　　 | ∨　　ﾄ､ |＞''＼
　　　　／　　　　　　　 |八 ∨ 　 |ハi　リ__ヽ　 /:.　　　　 ',　　　　　前回の私たちはお世辞にも褒められた存在ではありませんでした。
　　　　　　　　　|/ 　　　 :|　＼≧=-　〃~~~　 , ./:.　｜
　　　,:　　　　　 |　|　　　　 |~"''⌒ 　＼　　　　 i/}　　 |　　 |　　　　　　創造神さまから瑕疵があると評価されたのも無理もありません。
　　　　　　　　　|　|　　　　／＼i,斗　⌒　　　　　　/ ／i |　　 |
　 //.　　　　 |　|　　　　`､〃　　　'　　 ⌒ヽ./イ　リ　 /
. // 　　　　八 |＼入　　＼　　　　／　　ノ　 _/／__i／__　　　　＼
　　　　　　　　　　＼　＼|＼　　＞　　ゝ--　　　 |┌――― |　　　　　＼
∥　　　　　　　＼ ,{i　＼〈＞　　　＿＿／ :| i　　　　　/.　　　　　　＼
{｛　　　　　　　　　　 /八　 :i ＼＼￢　/ゝ..‐=ﾆ| |　　　￣ヽ　　　　　　　＼
{｛　　　　　　　　, へ/　　＼| ＿＼＼| 人＿＿__| |　　　　／ `''＜＿＿　, へ
{｛　　　　　　　　<　　＼＿＿＿>　〉 ⌒　<＞<／:| | 　　　　　　　　 /　　 .〉
{｛　　　　　　　／ヽ　 /(⌒ヽ　　　／／f´　　||　＼､　　　　 /ヽ　　 /　/　∧
{｛　　　,,､～''~　/ /　 /　ヽ ⌒ヽ_／／　 ,|　／　o　 .〉ー〃⌒ヽノ　　/　/　∥
{｛,,､　~　　　　./ /　 /　　 ( .〇 )__.〈　／∧＼　　　／／￣乂ゝ'ノ　　　|　｛　｛i
{｛　　　　 .／ /　 /　　　ー''　＼／)／)　＼／／　　　　 | |　　　 :|　｛　｛i
八　　　 .／　./　 /　　　　　| |　　.／／／(＼　＼　　　　　 | |　　　 :|　｛　｛i
　＼　.:/　　/　 /　　　　　 :| |　 / ./ ／ )(＼. ＼　＼　　　 | |　　　 :|　｛　八
　　　./　／　./　　　　　　 | | ./　　/　/　＼＼　　＼　　　へ　　 :|　｛＼
　　　/ ／.:/　/　　　　　　／　　　　 / 　　＼　　　　　~"''～ヽヽ`''＜　＼＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __
　　　　　　　　　　　　　　＼-､:'"￣￣::.//::.::.､
　　　　　　　　　　　　　／::.::.:＼＼>― //::.::.::.::.＼
.　　　　　　　　 ,..::.::/::.::.::.::.:＞＼_/ 二ﾆ=..､::.::＼
　　　　　　　　 /::.::/::.::.::|／::￣:＼〈::.::.::.::.::.`､::.::.:'，
　　　　　　　 ;′::ｉ::.::.::.::|::.::i{::.::.::.┘::.::.:人.::.::.:`､::.::.'，
　　　　　　　 .::.::.::.|::.::.::.::|::./ ＼::.::.:＼::.::.::.:＼::.::.'，::人/ト,_
　　　　　　　　　/::.::.::.:|::.::.::.::|/-‐ '"＼::.::.:＼::.::__,.:_-.:'"::_／＼:＼
　　　　　　 /::.::/::.::|::.::.::.::| ,,斗=ミ　｀¨¨⌒斗=ミ, 丁::.:}::.＼|:: /　　　　それは言わないでよ。
　　　　　　 ,..::.:／::.::.::|::.::.::.::|《　んﾊ　　　　　んﾊ》 |::.::.}::.::.::∨
.　　　　　／::／,::.::.::/´|::.::.::.::　とつﾂ　　／)　とう　′::.}::.`､:.:}　　　　　今思い出しても黒歴史だわ。
　　　 /::／　/::.::.::{ {^|::.::.::.:|　 j 　 /^i／ rく,)_ ι　}_i::.::}ｉ:.:.ⅱ}
.　　　 }/|　　,::.::.::.:人Ⅵ::.::.:∧｡ﾟ ,,ノ ./__./(＼＼＼^ｉ }:.::ハ::.八{
.　　　八乂__{:i.::.::.::.::::i八::.::.:込,〈:ｉ:ｉ:/:ｉ:ｉ/:i:(＼＼＼乂,/　j/__
　　　　＼_从::.::人:人::.＼::.::.:/:i:i＞=ミ:i:/＼＼/^Ⅵiﾊ／/ﾞﾞ＼.　/^i
　　　　　　　＼::.::＼:.＼::＼(´＿__ 　 |:i:i/∧∧:i:| 　＼人　　∨ |/,
　　　　　　　　｀¨¨~｀⌒￣ | |　|　｀_. |:/-,_∧:i:ｉ:|　|^ヽ ∨＼　|　|: |
　　　　　　　　　　 /⌒＼￣~"'| | └ '"|_/　∨ｉ∧:i:|　乂__〉∨　　|　|: |
.　　　　　　 |＼　i{　　 /＞-<|　￣　 /⌒ヽ:∨i/＼ ‐-....__ .|＼　|　|: |
　　　　　 |　 Ⅵ　　./ /　/＾　　 .〈＼___|　∨i∧＞--.....亅　丿_／

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／/////≧､　　い,＼　　 ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ =イ――ｰ-=-/ )ーｲ.::.::.::}　　　}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　,　 ´　　　　　　　　｀乂ﾘ::.::.:/　　 /
　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　､　　ヾＶ　　厶_ ｨ'
　　　　　　　　　　　／　　　　 ,　　　 l　　　　　＼, ハヾ二＝＜
　　　　　　　　　　 / 　　　　　　 ,ｲ　　　 .ﾄ、､　　　　＼｝iﾍ　＼_´
　　　　　　　　　　　　 /　.{　　　,|　 ./ ∨　　　} ﾍヾ､　　、　　＼ﾍ　　￣￣　ｱ′
　　　　　　　　　　　　　　 i　　 ,' i　√　、ﾄ､　i!　刈__ﾐ＼≧-＿　ニ=-　　　イ
　　　　　　　　　　　｜　 |　　i　,{ .{示､　Ⅵ ＼!((´　｀,)｝Ⅵ≧ｰ|　 |=-―　´
　　　　　　　　　　　　 { 　 i! 　 l {{Ⅵ　,}}　　　　 ` ﾞ（￣(　 ∨　　}Ⅵー｀=‐　　　そうだよ。
　　　　　　　　　　 Ⅵ |＼ﾄ,|　｀)¨¨) 　　＿＿､）.　）　}　　 | ﾉ{`ヾ
　　　　　　　　　　　　 Ⅵ 　ヾ､ (　 ( |´￣　　　 i!( 　(　　.i!　　|!　|　　　　　　思い出したくもないわ。
　　　　　　　　　　　　　　∨i.｜　 )　 )|　　　　　 i!)　）　｜　 i!　.|
　　　　　　　　　　　　 ∨ |　　(　 ( | 　 ,.:－==､!　 (　　 .i!　　i　　　　　　　　おかげで創造神さまにこんな懲役をかされているのよ！
　　　　　　　　　　　　 Ⅵ、　)　 ) {／.:::::::::::::::::|　 .)　 .:::|　 ,ﾍ　%
　　　　　　　　　　　　､＼　 (　|::::::::::::::::::::::::i　( イ:::::| ./.　∨.%
　　　　　　　　　　　　　　 Ⅵ　≧ ._!::::::::::::::::::::::_}ミｿ7;≧|/=7ﾐ､∨ %
　　　　　　　　　　　　　　　 Ⅵ .Vｿ〈`ー――≦ /-､ヽ　　〃/＾､∨ %
　　　　　　　　　　　　　　　､ー＜´ f⌒＜　　＞　ヽ／　 ///　　 i ∨ %
　　　　　　　　　　　　　　　ｆ｀＜ 7 ｀ヾ: : : : : : : ＞´＜￣}丶ヽ　　 l　∨ %
　　　　　　　　　　　　　　 { 　 //f　￣￣ヾ' ⌒ Vi´　　 i!rf'´　　　|＞.7、%
　　　　　　　　　　　　　　　　V　ー7､　　　 {{　ｒｃ)}　　　 t　〉-― ´　/　∨ %
　　　　　　　　　　　　　　 ,廴_斗 V.　　_＞-＜　､　　　ﾍ　〉=- 彡'》,
　　　　　　　　　　　　　　　　ゝ、　　　｀fー ´　| | |　　＼　ー'ﾆ|￣　　 {　　∨　＼
　　　　　　　　　　　　　 }三ﾆイ | | 　 _ﾉ | }__＿,} }三三ﾆ!　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　〈　　,|ﾆヾﾆー'ｨiｷ`'ｰ=-ソ三三ﾆ}　　　　 |!　　　＼　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　＼　.{三三三三〔　,ニ三三三//iヽ.　　小　　　＼　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 }　＼三三三ﾆ∨三三三三/　V 　　 { !　　　　　　＼　　＼
437 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 11:42:18 ID:lkKEeyRr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ 　 , !
　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　　―――-　　_　　/　 .://　　　　＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ -=＝＝＝＝⇒》》､　↓　://　､丶｀　／
　　　　　　　　　　　　　　　　_､丶7￣￣￣￣＜《《《》ヽ､ヽ／Y´..::: 　／
　　　　　　　　　　　　　 /／　　,′.:　　　:: |　　　￣)》》》〉ヽ'∠ ,,...､く
　　　　　　　　　　 //　　　 ,　 .::　　　 l |　　　　￣￣｢　 V　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　,　 ,′ /　!　 :　　　 l |　　　　　　　ｌ　　[⌒＼　ﾉ|　　
　　　　　　　　　　　,′,′ ,'　ﾊ　:: 　　 / ﾊ　 },　　　　 | 　 |⌒＼／ノ!
　　　　　　　　 } 　ｌ　 l　/　i　　　　//ｌ　',　ハ　　　　l 　 |　／／　|
　　　　　　　　 |　 | 　 l_/＿ i　　　// ,'""V⌒', 　　　j 　｜/ /　　　　　　　前世の分はもう十分に働いているわよ。
　　　　　　　　 |　 | 　 |′　丶　／　,' 　　　　 , 　　 ′　l/ /　　　′
　　　　　　　　　 i　 ] 　 |气笊歹＼ｉ　,' 勺芝ｳ冖}}　l/　　 'l /　　　,′　　　　というか、話を元に戻しましょうよ。
　　　　　　　　　 l　ﾊ　 | 　 ¨´　　ｉ /　　゛¨´　 ∥ ,' 　　,' j-―‐-/
　　　　　　　　　 lﾊ 'Λ ﾑ　　　､ｉ′　　　　 ∥V　 //　j＿＿/　　　　　　確か巻き戻しは避けたいってとこだったよね。
　　　　　　　　　　　 V|Λ'Λ　　　　　　　　　　 /　 / //　 j '///
　　　　　　　　　　　　 |ﾊ//,へ　　　⌒ 　　　　,ｨ/　 /|/l′　ｊ'/ﾊ′
　　　　　　　　　　＿V/|＿〕ｈ｡,_　　　､＜ｨ ′//　　　 !/! }
　　　　　　ｖ ´ 　　　､V,|//＼ﾆ=〕i≦､sf{7 ! 　'_　　　　　V{
　　　　　　　　 ,′　　　　　 ‘|/　　＼====- '゛ ] /　〕｢￣ ¨' ､‘{
　　　　　　　　,　　　　 v　 // ~"''-､､lf⌒ヽ　_,,､l/ｌ| 〈〉　　　
　　　　　　　 |　　　　　 V/〈　　　弋zzﾉ'´　　ｌ|　{ ｝　　　　[
　　　　　　　　|　　　　　_V　ヽ　　　　　　　　　　　ｊ｛〈〉／　　 !
　　　　　　　｝　　ｨﾇｻУ　 ⌒ヽ＿　　　＿　 / ヽ{ }´　　　 ′
　　　　　　　　l　厂ノ￣ ′　　　　Vヽヽ___ /／ У 　ｖ　　　 ,′
　　　　　　　_｣f´ﾉ　　　 l:: 　　　　　ヽ└― ┘__｣　　　}　　　 ′
　　　　 rヌ又｢　　　　　l:::　　　　 └､　　_/　　　 ,′　　 ′
　　　　　¨⌒ ｌ　　　　　l::::　　　　　　ヽ/　　　　　/　　　 ,′
　　　　　　 ]　　　　 l::::　　　　　　　 Λ　　　 /　　　 ′
　　　　　　｝　　　 l:::::　　　　　　　ｌ/　　　 /　　　 ,′

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　___
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_＿__　　　　 __ .. <　⌒＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　´　　　　　　　 < ⌒　｀　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　 . .／　　　､　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . . . '　　　　　　＼　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . :/　　　 /　　　 . .　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　′　　　　　　　　. : '　　　 '　　ﾊW/. .　　 '，　、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {　　　 . .　　. ' 　 .::i: .　　.::　/　/''ﾞ7 . .}　　　}. i、＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　. : :/　. :/. : Y　{: . 　 i: /｀メ、/　. / . .　　 . }　⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 :. . : : / . : ‐‐┐ {　{: . .　{芯＾㍉ {　. .' . ./　　. .'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 '，: / ／i:i:i:i:i:}:.人八: .　{ﾋﾘ　　:.　/. ./　　' /
　　　　　　　　　　　　　　　　 r‐へ }〉／:i:i:i:i:i:i:i:,: : 彡{: ＼:乂　　　乂. ./　／}/　　　ええ、ゲームの様にリセットでやり直しができるのは強みですが、
　　　　　　　　　　　　　　　　 |:i:i:i:i:i〉}:i:i:i:i:i:i:i:i:i/㌘　: {: . . i＼　　　〉 '}／
　　　　　　　　　　　　　　　　 |i:i:-={/⌒:i:i:i:i:i:/ ￣　ﾆ八 : {　　__　　ｲ /　　　　　　　　面倒な事には変わりはありません。
　　　　　　　　　　　　　　　　八i:i:i∧:i:i:i:i:i:i:i/__　ﾆﾆ=--V个: ._ ／　}/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /i:i:i:iｲ⌒}＼:i:i:/／　　　　. . .⌒ <　　　　　　　　　　　　　まあ、創造神さまは駄目なら何回でも巻き戻すつもりでしょう。
　　　　　　　　　　　　　　　 └‐//　. :}i:i:}^7/　　　　　　　　. . : : '，
　　　　　　　　　　　　　　　　〈/　. : :|i:i:|〈　__　　　　　　　　　. : : ::､
　　　　　　　　　　_＿__　　　　__ ／　. : : 八i:i:i:〉⌒Y　　　　　　　　. : : :}: ＼
　　　　　. . : : .　 .　　　ﾆ=--　　　　. : :/⌒L/___ノ}　　　　　　　__ 人: . .＼
　　／. .　 ⌒ ＞　´　　　　　　 . . : ∧　　「/r‐〈　　　　　　　　 -=/ ⌒＼ . ＼
.　　' . :/　　／. .　　　　　　　　　 . . : ,ﾆﾆ}: . .V∧=-　　　　　　 -=ﾆ/　　　　　. .
　 { . : {　 . . .　　　　　　　 . .　　. . :..ｲﾆﾆ/､: :∧/}ニ=-　　　--=ニﾊ: . .　　　. '，. . .
　八: : .､/. .　　　　　　 . . . ' . . .／　}ニ7: . V : }/|ニニ=-　-=ﾆﾆ7/∧ : : : : : : }　 . }
　　＼ '. .　　　　　 . . /:/. .／　　 }ニ|: . /:..__|/|ﾆニ=- -=ニニ{: :/∧ : : : : : ′. ,
.　　　 {. .　　　 . . .　__ /./／　　　〈ﾆﾆ{: ｲ／ﾆ|/「￣ﾆ=---/⌒: : . .∧_ : イ . . ./
.　　　八. .　 . . .／ ⌒7／　　　　 └く^ 八　　￣　_＿　---{ ⌒ =---__〉　ﾉ　. .'
.　　　　＼　. . {　　　{:{　　　　　　　　 L{⌒＼　　　　 ⌒ﾆ=-〉ﾆﾆﾆ=- _〉／. . /

　　　　　　　　　　　　　 , '　　　　　　　　　　　　　　　　＼ﾆヽヽ／L
　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　i!　　　　　　　ヽﾆと､__ ＞
　　　　　　　　　　　　　　 ,'　　　i　　!　　　　　 i i　　　　　　　　V　 V　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　 ,'　　　.i　 /|　　　　　.i　i　 i　　　i 　 i　　　 } ＼
　　　　　　　　　　　　　 ,　　 i /i__/_.i i!　　　 Aj―i- L　　.i　　i　　　 iト　＼__i　　　　死にゲーにハマったゲーマーよりはマシだけど、
　　　　　　　　　　　 i!　　.i i~i i＿Ⅵi　　./.,'!`　 Ⅵi､　 i　　.j　.i 　 i　　＼ /
　　　　　　　　　 i!.i　　i.|　＿＿i}､　. / } ---Ⅵ.V i　 .∥　!　 i}　　　 ./i}　　　　創造神さまのあのノリはついていけないわ。
　　　　　　　　　　　　　i!i{! 　 i!∥}三i}ﾐ＼/ iﾉｆT三ﾆ=､Ⅵ､ ∥　.i　 .ii　　／ﾉ
　　　　　　　　　 {! i　i､.i! 　i三i|　　/　　　|三ﾆ|　》 /ｉ/　.,'　　i ｉ_／／ i!
　　　　　　　　　　 i､i　il}　乂.ﾉ　　　　　.乂ノ　i!/ /　 ,' 　 ,'　i .／　 .,'
　　　　　　　　　　　　　 i ` il}.　　　　　　　　　　　　 /　　 ./　 .,'　 .i´　　 ,'
　　　　　　　　　　　　　　　ii　乂　　　　⊂つ　　　 ..ｲ,'　　 /／}/　　.i＼__/
　　　　　　　　　　　　 i!　 {　＞　　＿　,,　＜!　 ∥　 /´　　　　 i＼./
　　　　　　　　　　　　　　　 V .i　　　　＿>=ﾆﾆニ}　.,'　／　　　　　 .i　/
　　　　　　　　　　　　　　　　Ⅵ　　／　　　ｎ　　 `/／　　　　　　　ｉ/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /∥　ﾍ⌒ヽ　　／`-､　　　　　　　 /
438 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 11:43:24 ID:lkKEeyRr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｨヽ
　　　　　　　　　　　　 ,　　´/ 　ﾑ｀ｰ､
　　　　　　　　　 ,　´　　　　　 ‘､　ヽ
　　　　　　　　　 , ´　　　　　　　　　ヽ､　 ':,
　　　　　　　　　 /　　　　　,　{　|　＼　､＼　'，
　　　　　　　 /　 /　| {　! ! !| ! ､ i__从､ヽ　＼!
　　　　　　　　 ,　 /! ! {_,|-ト| |从lｲl l/_}､ ‘，ﾄ　＼
　　　　　　　　　;'　/ | !　{,.rtｫ､ヾ、 ,ｨﾁ㍉} !{,| | ＼_ ＼　　　　　やはり今回で成功させる必要があるな。
　　　　　　　　　{　|! { |,　|弋)ｿ　　　弋(ｿ !从!.|　　|＼ヽ
　　　　　　　　　从!! |ﾘVIﾑ　　　'　　　　| 　リ　　 ,　ヽ ':,　　　その為には失敗に繋がる要因は可能な限り排除しておくべきだろう。
　　　　　　　　　　ﾘ'，!､|{　ﾊ､　　 ‐‐　　,. |　 |　　　 ,　　 '，!
　　　　　　　　　　　ﾘヾ!|　| |≧　､_,..イ=j!　ﾘ　　　 ,　　 } |
　　　　　　　　　　 j!　Ⅵ| |} | ,..:[ﾆ]=| |j　/-､　　　 ',　　| !
　　　　　　　　　 /rrr､_Ⅵ| |:{/ :::: /| |! ////7r77ﾊ､　 | !
　　　　　　＿／////// ／|:::::/ ハi!//////////∧ リ
　　　　　　　／//////// ／::{ /::/／::::ヽ ∨////////∧
　　　　　 /////////,／:::::::| {:／::::::::::::::} |///////////ト､
　　　　　　{/////// ´::::::::::::::|,:'::::::::::::::::::: | |//!///////////＼
　　　　　　|//////:::::::::::::::::::::{:::::::::::::::::::::: | |/,ｲ/////////////
　　　　　 //////{,:::::::::::::::::::i∧::::::::::::::::::::::! !/{/////////////
　　　　／＼////∧:::::::::::::://:i＼:::::::::::::::: | |//＼///////,.イ
　　／　　　,>==-{ |::＞::::::{ |::::ヽヽ:::￣::::://///＞､二二二ノ
　／　　.:／　　　ヽゝ/|::.-!/::::::::r-＼::::::::￣￣´!　　',　　　 ',

　　　　　　　　　　　　　　　 _　-‐　　￣　｀丶
　　　　　　　　　　　／　　 /　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　／/　 /　/　　/　　　　　　＼
　　　　　　　　　 , '　/　 /　 ! 　ｲ＿ /　　　}　　ヾ、
　　　　　　　　　　/ 　 l　 /　　レ'/ |　ｲヽ　　ﾊヽ　 ', ヽ
　　　　　　　　　　;　　 !　{　　 V テﾐヽV|　 ,ｲ/|　|　　l　|　　　　となると文明コントロールは絶対に必要だね。
　　　　　　　　　　|　 ,ｲ　ﾊ　｛　Ｖ､ノ　　レ'ｨミ |　l　　ﾊ |
　　　　　　　　　　|　ﾊ| 　 lヽ＼ﾊｰ'　　　ﾄﾊ/ィ/ /ﾘﾚ　　　　幸い王国人に『余所者の集落を啓蒙して豊かにしていこう』なんて、
　　　　　　　　　　| 　 l　　ﾄ､＼ヽ '　　　　 ,ﾋﾉlイﾚ'|＼
　　　　　　　　　　|　 , 　ハヽ |＼ヾ　{ フ　 "ﾉ/|　リ　＼　　　　考える人がいなくてよかったわ。
　　　　　　　　　　|　/　/　∧} !＼＼ _.. 　＜{ノ | /　＼　＼
　　　　　　　　　　ﾚ'　/　 / / ＼ニノ＼　ﾊ　ﾘ＼　＼　＼
　　　　　　　　　　|／　　／/　　＼《0》 l｀ー､　　ヽ　＼　　＼
　　　　　　　　　　|　,　 ´／　　　ヾ〃 | 　｢| ｌ＼　ハ　ヾ、　＼
　　　　　　　　　　Ｖ￣´　　､､　　 | |　ヾ-( ) ､　∨　 l　ハ＼　ヽ
　　　　　　　　　／´ |｀ヽ.　　 ○===､＼//¨ ヾ＼ } 　レ'　 l 　ヽ　ﾊ
　　　　　　　／　　 i|　　l　　　||　　＼〈　　ヾ　ヽ　 |　　 !　　 ∨ |
　　　　　　　l/ 　　 l|　 { l　　 ll　　　　/ﾊ＼　ヾ　 ∨　　 |　　　} /
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.　　　　／／::.::./::.::.::.|::.::.::.::|::.::./　 ⅱ::人::.::.::.::.::.::＼_:|／(人::.::.)
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　　／::/　/::.::.:/::.::.::/::.:|::.::.::.::|´　＿_ 　＼::.::.:＼ー---‐:＜:ハ
　 (::.::〈　/::.::.::,::.::.::.//ﾞ＾|::.::.::.::,ィ灯示㍉　　￣灯ハ}::.:|.::.::.}::.::.}　　　本人にとっては善行でも私達には避けたい事だから、
　　＼_;:>::.::.::.:|::.::./::{ くj|::.::.::.狄　)rリ　　　　　じ′ :.::.|::.::.:}.::.::
　　　〈::.::.::.::.|::.::{::.: ＼,|::.::.::.::|　｀~　　　　 ,　　　八::.|:::.:/::.:/　　　そういう奴は始末しないといけないわね。
.　　　＼::.:.:乂八::.::.:|_|::.::.::.::|　　　　　　　　,　　,小::.:|／)／
.　　　　｀¨¨⌒　＼;从::.::.::.::ト _　　｀　　　／/ ::.::.|　　　　　　　といっても、この時代じゃそんな奇特な奴はまずいないわ。
　　　　　　　　　　　　　＼::.::.|＼,,≧=-....　イ人{_|::.::.:
　　　　　　　　　　　　　　　＼乂 |＞-/Ⅵ|〕iト.. _/::／
　　　　　　　　　　　／|　｀⌒＿/　|^^〕　 |⌒´〕iト..._　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そんな奴がいたらビックリよね」＞天空神
　　　　　　　　　／　 |___　 |＼∧ _|__,〕 _/イ⌒>　　〕ｈ､
439 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 11:44:12 ID:lkKEeyRr: 　　＼　　　　　　　/ {　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　│ 　　　 :,
　　　丶　　　　　 {　　　　　　/　　　　　 | 　､　　　　　　　|　　　　　 :,
　　　　＼　　ﾊ　 {　　　 ′　　　　　　トv∧ 　　　　　 | 　　　　 ′
:,　　　　　　＼___,{ | 　:、　 /　　　　　　 .| 　　ﾟ。　}　　　 |＼　　　 | i
　, 　　　　　　／{　　　＼,′　　　　{.　　;　　　、　!　　　 .′_∨　　　| |
　′　　　　　/　　い　　.′.|　　　 |　　 ′ 　　＼|　　　 ;／　 }v　　 |八
　 ;　　　 r― 　　_}__、___;　　|　　　 |　 /-- 　..,,___, ∨ 　./斗ﾐ:､{ ぃ　 ′
　 |　　　　〉、⌒ヽ　　　 ′ ｲ　　ｨ| ./　_＿ﾉ__　　　|　 /_)r} j /　｝! /
　 | 　　 /　ヽ　｛｀ー‐/／､|　　　　{/_／´__)爪＼　 | ./ |iﾞｿ　.′/ |/
　 |　　／-----＼　　 ⌒　　>:, 、　｝｝　 |/；/|　　 |/　 ¨´　| ｛　 ′　　　つまり、前回の地球の歴史を反面教師にして、
　 |　　　　　 /　　、　　く　ﾊ＼_/　丶.,乂zﾂ　　 / 　　:.:.:.:{　}
　 | 　　　　 ./ 　　＼＿__/　∨ ‘｡:.:.:.:.:.: ￣　　　　　〉　　 ,　.′　　　　　今後発生するであろう問題を事前に潰して置く。
　 | 　　　　 / 　　　　　ﾄ,　　　 }　　　　　　　　　　　 / /
　 |　　　　　′　　　　　ノ| ﾊ　　 /、　　　　　　ィ　　.ｨ　 {　　　　　　　それに比べたら盗賊団など大事の前の小事にすぎないわ。
　 | 　　　ｲ　　　　　　　/{　ﾚ|_乂〈　｀　　.,　　　´￣　／ ′│
　 |　　 /　| 　　　　　 } ﾚヽ,_|　　ﾄ､/｀ヽrｲ＞　 ,__／ﾆﾆ| 　 |
　 l　　 :′..|　　　　　　 /　∨|_,|　　 |==== ﾛ入＼　∨: : : | 　 ′
　 |　 /　　 |　　　　 ∧　　＼|　　 |/|　　ﾊj⌒ 　＼∨: :.:{　/

　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /,
　　　　　　　 /　　　　　 .|　 |　　　　　 :|　 |　　　 ./,
　　　　　　　　　/ . 　　　 |　|　 |　　　　　 :|　 |　 |　　　 /,
　　　　　　 / 　　　　 |　|　 |　　　　　 :|　 |　 | {　　 ./,
.　　　　　 /　　　　 :|　 |: / _,,ノ　　　　　|ーﾊ　| {
　　　　　 /　　　　　 |: /|/´＼ﾙ'＼　　ァ==≪∧|　　　　　　　　　それはそうなんですが、盗賊団になる集落の数が多すぎたのは予想外でした。
.　　　　 /／^|　|　| 　|/ ,ｨ灯沁　　 )　 / r') 　ハ/　　 ∥
.　　　　　 ´　　|　|　|　 | 〈 Vr ン　　/ イ　ゝ-''　/　/　/　　 ',　　　　普通なら王国に移民しようとする筈なのに移民希望者はほとんどいなかったです。
　　　　　　　　 | 八 |＼|:　＼　　　　　　　　 ./　/　/　　　 .',
.　　　　　　　 /|　　＼ ∧　⌒　　　 '　　　 ./／|／　　 ∥
　　　　　　　 / :| 　　＼∧　　　　　r　っ　　　人./　　 /
.　　　　　　 /　 |　　　　「个　　　　　　　　　 ⌒/7 /　/　|〈
　　　　　　/　八　　　 :|　　　　:}＞　　　＜　{___// /　/　 :|　',
.　　　　　/　　　＼　　|_ -‐￢f ー――――' )　／㍉　　 |　　　:|
..　　　　/　　　　　/ ＼ |-‐　￣ T冖￢‐￢冖T　　　　　}ヽ　| 　 i　|

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　　　　　　　 .:::::「⌒7:　　　　 ∨ '′
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　　　　 ∨::::::::::＼_,>‐<::::/　＼/ 　　 ∧　　　　　 ∧
.　　　　　＼:::::::::::::(_____)/ 　　　　　 ∧ 　＼　　＼{
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　　　　　　　 ⌒ア　...::::::〈　　＼| 　| 　　 |＼,,_＼「￣　＼____＞　　　そうよね。
　　　　　　　＜____/:::::／|〉＼　 | 　　 ∧!　　　　　斗::七ﾍ|
.　　　　　　　　厶イ　 j∧　　i|　　　 | ,斗:::七　　弋J { ｝､　　　　うちの移民条件は、『過去に王国で盗賊行為等の重犯罪を犯していない』
　　　　　　　　　　　 |:::/＼/|　　　 |　弋_J　　　､　　｝⌒i
　　　　　　　　　　　 |/ ..::人|　　　 |　　　　　　　　 /　 /　　　　『自分の意志で移民を希望している』の二点だけだものね。
　　　　　　　　　　　　 / ..::::::::∧　　「＼　　　　 )⌒　,.:::{　 |
　　　　　　　　　 / ..:::::::::::::∧ 　 |..,,,__　　---‐=升=‐　|_　　　　こんなの条件ですらないザル状態よ。
　　　　　　　　　　　　 / .「⌒＼⌒Z＼ |ﾆﾆiﾆﾆ7⌒Z ﾄ,　〉　　V]>、
　　　　　　　　　 / .:::|/　⌒＼ ⌒Z|-=ﾆﾆﾝ⌒Z　| ｀｛∧__,／ ∧
.　　　　　　　　　 / .::: ,′　　　＼>⌒Z__] 　/＼__,〉　＼____／　∧
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七大神にとって計算外だったのは王国に移民を希望する者がほとんどいなかった事であった。

令和日本の基準で考えると、旧石器時代の原始人の生活などやってられないから先進国の王国に移民して帰化したいと普通は思う。
440 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 11:45:17 ID:lkKEeyRr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｨﾍ、
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｪ=ｧ　　　　　　　　　　　　　　〈 γヽ, -‐､　　　　, -‐ｰ-''"ﾞ
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　　　ｨﾉ　　　　　. 　　_,　-''"ｰ-､ ___　　　　 , -''"　　　　　　　　　　　　!
　　　.,､　　　ｨｰ-''"~　　　　　　　　｀ﾞZ､_,.ﾉ　　　　　　　　　　　　　 ./"
　.,　ｨyｫr-'".Yﾞ-ｰ､ .ｨｭ_,. ,＿,. ., . .、　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ
ｭ'" .みi‐,　　 'ｰヽ　ﾞ",-T、_,冖､_ ィ'っ　　　, ァ　　　　　　　　,-､　 .!
　　ﾞ´ﾏ2)　　　ﾞ} ''丁　　__,_　　_iﾞ"ﾉﾞ　　　　ゝト-､ _γァ i'"ﾞﾞｿ"_i"~
　　 Tノ"　　　,-'　ゝ,-'"　 .V"　　ヽ　 ,-'￣ﾞ　　　　　　ﾞ" ﾟ　ﾞ~
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彼女たちの前世の祖国日本は移民受け入れには消極的な国だった。

日本に移民しようとするなら先ほどの二つの条件どころか数多くの条件を満たさないといけない。

それを基準に考えると王国は移民を積極的に受けれている国家で、彼女たちの視点では破格の好条件だった。
441 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 11:45:56 ID:lkKEeyRr: 　　　　　　　　　_　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _
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　 ,-=ﾆﾆﾆ{/{i:i:i:ィi〔//////」-=ﾆニニニニニニニニニニニニニﾆ=-∨ニ=-Vﾆニニニニﾆﾆ=-}
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〈ﾆニニ=- }////／-=ﾆニ/-=ﾆニニニニニニニニニニニニニニニ=-∨ニ=-Vニﾆ=-「￣￣

それなのに王国に移民しようとする者はほとんどおらず、大量の盗賊団が襲撃してくる有様だった。

この事態に彼女たちは余所者の人間は自分たちと常識が違う事を再認識することになった。
442 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 11:46:49 ID:lkKEeyRr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　／　　　　　　　　　＼　＼　　　 /,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　ヽ　＼　　　 /,
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼＿＿＿__　　　 | /,
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　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　/　∧|＼|　　＼|＼l　l　|ｨ灯芥乃Υ　　　　个　＼
　　　　　　　　　　　　　／／　　　　　 |.,斗ｬ冬ミ　　　_Уノ　乂::::て　|イ　八　　|　＼＼
　　　　　　　　　　　　／个　/　　　　|＼乂:::::て　　　　￣　　　¨¨´〃 /／　＼ | ､ _ﾉ／
　　　　　　　　　　　　　　 |　 /　　＼八　〃¨¨´ 　　　　'　　　　ー彳＼　　　＼＼＿_ノ}
　　　　　　　　　　　　　人 /　　/　/＼＼＿ﾉ} 　　　＿＿_ 　　　 |ﾉ　}　 |　　　　＿／
　　　　　　　　　　　／{　　/　/∧　｀¨¨¨´　　　γ´:::::::::::::::}　　ー==イ　八　　ヽ　＼
　　　　　　　　　／　｜　　 /　＼＼_＼　　　　乂:::::::::::::_ノ　／{ ＼ | /＼　 l　l　　＼　　　　　　　／￣￣￣￣＼
　　　　　　　　　　　／／八　 |　＼　＼ /込ノ　　　　　　／l_＿＿_ /　　'.　/|/ 　　＼＼　　　　 /　　　 ⌒ヽ　　　}＼
　　　　　　　　__ -=≦　　　　＼|＼　＼　　　＜__○Oo｡｡　＿､+'”ノ} ⌒ヽニT～-|/　＿＿_　　＼＼　　乂_＿＿_／　　 }　 ‘ ，
__　‐　￣￣　　　　　　　　　　　＼｀¨⌒　　　　＿_ノ--　､─‐＜／　　/ニ/　　 /　　　 |ニ|`～､、　＼　　　　　　　　　　 /　　　}
　／　　　　　　_,,..　-‐　'' "´　　　人　 _＿＿＿_彡　　　　／＼　　　/ニ/　　 __ 　　 |ニ|＼＼｀`～､、　　　　　／　/　 /
／　　　_,,.､丶´　　　　　　　__　-=√ ＼＼　　＼ﾆ＼＿　　＼／　／/ニ/　　r ‐､|　　　|ニ|ﾆ| ＼＼　　　｀`～､、＿／　／ / /
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　／　　　　　､+'”　 /ﾆ/ﾆ∧ﾆ　　　　＿　　　＼ﾆ＼〈　〉／ﾆ／ _ニニ7ﾆl 　　 |ニ|ﾆ|　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ__
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　　　　　／　　　 /=/　　　 | ＼＼__ 　　／ヽニニニ〈　　　　　/=l　＼＼＼＼　　 /=/　＼_＼＼＿＿＿＿＿＿＿＿_　　　　　　　＼
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　　　￣￣/ ／ﾆ／　　　　　　　 {　　厂|ニ|ゝ　＼　ー‐z ‐┐ﾆ∧ﾆ　　 /ﾆ＼＿＿/ﾆ/(_) l＼__　 }　　＼ニ＼　　　　　　　＼　＼/／
　　　/ 　／ﾆ／　　　　　　　　／Y ｲ l　lニl　＼__つ _／／二)ニ∧ﾆ　丶ニニニ＼ﾆ＼　;　 }　　ヽ　　＼ニ＼　　　　　　　　＿_／＼
　　 /　／ﾆ／　　　　　　　　／ﾆ/} /　l　V∧　　ー─‐＜_／ﾆ⊃ﾆ∧ﾆ　　}＼　　　＼ﾆ/　　　　 ‘，　　　＼ニ＼　　　　　　　 }　　}
　　／ﾆ／　　　　　　　　 _-ﾆ／　}　　l　丶∧　　|　　 |ﾆ| /ニ/ニﾆ Vﾆ　　＼_＿＿＿_／　　　　　 }　　　　＼ニ-_───､　　八／
　　ﾆﾆ/　　　　　　　　　 /ニ/　／}　　＼　＼＼＿_／ﾆ八ﾆ/　ニﾆ　Vニ　　　　＼　　　　　　　　　　|　　　　　＼ﾆ-_　　､_ﾉ　／／
　/ニ/　　　　　　　　　 /ニ/／　；　　　　＼__＼＿___／/ﾆ/ 　ニニ　 Vニ　　 /　丶_＿_ 　　　　 |　　　　　　＼=-_＿_／／
　ﾆﾆ′　　　　　　 /ニ/　　　__＼　　　　　　￣￣/　/ﾆ/　　ニニ　＼ﾆ＼　　 !ﾆ! ＼　　　　　／　　　　　　　　　＼=-_ ￣
/ニ/　　　　　　　　　/ニ/-　¨¨　　　丶､　　　_ - ／　 /ﾆ/　　ーニニ＿　＼ﾆ＼　＼＼　｀¨¨¨¨¨´＼　　　　　　　　　　＼=-_
ニ/　　／￣￣￣￣￣　　＿＿　-=ニニ＞─‐＜　／／　　　　/ニ/　　　＼ﾆ＼　＼＼　＼_ ＼ニ＼　　　　　　　　　　　＼=-_

それでも女神たちは王国に移民を希望する数少ない人間を快く受け入れた。

既に盗賊団によって深刻な被害が出ていた事から王国人からは余所者に風当たりが厳しくなっていたが、

それでも王国に馴染んで帰化できるように支援した。

逆を言うと女神たちが余所者にできたことはそれだけだった。
443 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 11:47:28 ID:lkKEeyRr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　__ .ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　 ' 　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 '　/ ,　i　ﾊV>､＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / ,　Ⅳ}/}/}o━━‐ ─‐‐‐ ──‐‐
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＼i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i〕iト .,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　}八{込、 _ .ｲ} ////〕トj _＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,. 　-=≦i:i:i:i:i:i:i:i／
⌒〕iト .,i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i〕iト ., _＿＿__ ノ^{　/　　　　　　　　　　　　　　　　／r‐‐八{ﾆﾆ「j/////////}. .〕iト .,　　　　　　　　　　　　　　___　　　　　　　　ィi〔i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i／
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 Vノ

それ以外の者たちには情けをかける事は一切なかった。

王国騎士団と王国戦士団を動かして盗賊団を積極的に討伐していき、王国に仇成す者たちを排除させていた。

王国の民意がそれを支持していたし、女神たちも余所者よりも王国の民を優先していたからだ。
444 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 11:48:47 ID:lkKEeyRr: 　　　 /:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.|:.:.:;＞''" _　-..,_＼ | ∧
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:.:.:.:;′:.:.:.:.:.:.:.:.:./⌒ヽ{:.:.:.:.:.:|,ｨｆﾞJ::} }　　　　　じ} :.:.|　　　　まあ、過ぎたことを言っても仕方ないわ。
:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{ { r乂{.:.:.:.:.: 　乂＾ソ　　　　　ゞ′:.|
:.:.:.|:.:.:.:.ⅰ:.:.:.:.人乂_,;:}:.:.:.:.:.:|　　　　　　　　　　　 :.:.|　　　　それに効率だけを言うなら他の集落を無理に帰化させて取り込むよりも
:.:.:.|:.:.:.:.ⅱ:.:.:.:.|:.:.:＼。|:.:.:.:.:.:|　　　　　　　　　 ′:.:.:.|
:､:人:.:.::八:.:.:.人:.: _人_ :.:.:.:.:|　　　　　( ⌒) /.:.:.:.:|　　　　排除して土地を確保して開拓していく方がいいわ。
　＼(＼:.:.:＼:.:.:.:＼Υ|:.:.:.:.:.:|_　　　　　　　　人:.:.:.:.|
　　　　＼|　＼:.:.:_〈=|:.:.:.:.:.:|　＞-..... __　／|:.:.:.:.:.:;′
　　　　　　 `⌒|八:.:.:.:.:.|￣ ―-く）,__　　|:.:.:.:./
　　　　　　　　／|　＼:.:.乂:ﾆ=‐‐┬→〉八／

　　　　　 ,/　　　　　　∥　　　　 '，　'，　 '，　　　　　ヽ
　　　　　/　　　　　,　 {i　|　　　　 i　　i　　 l　 i　　　　 ∧
　　　　 .{　　　　　 i　, {l |　　　　　|}　ﾄ、　 |　 |　　 i 　 ∧
　　　　 { |　　l　　|　{　ﾄ{ ||　　　　::|}＿|ﾊ i　 |　 |　　|　　 :i
　　　　 { i|　 |　_斗Ｔi丁{iV',　　　::::|} .|"ﾔＴ‐|-s|_　 :|　　 :|
　　　　 .{i |　七　 |　|ﾍ}　! V',　　　::| }ｿ＿ﾔj |　 |　　|　　 :i　　　　そういうとアメリカ人が先住民を排除した理由がわかりますね。
　　　　　{i l　 |、 ,lィ升テﾐx.V　　　ィ升テ笊x|　 :|　 :| i . 　:i
　　　　　 {!ﾒ　{k､代赱ソ　　＼　　::代赱りノ》 :l　 :i :| ::.　:|　　　　領土を拡張して開拓しようとするなら国を持たない先住民は邪魔でしかない。
　　　　　 .ﾂ/i { ヽ i:/:/:/:/　　　＼_ﾉ:/:/:/:/:/} ./　ﾉ :| i:::.　|
　　　　　//:::::＼､ヾ＼　　　'　　　　　　　　　//　／l　:| :l:::::. |
　　　　.//::::::::::| ＼ﾐヽヽ　　　　　　　　　　∠／ｲ :}　 :|　:l::::: |
　　／.::::::::::::::::i　::::ゞ　　　　､ __　　　　　ﾑイ　 :iNi_.:|　::l::::: }
　／.::::::::::::＞匕:l　::::iｬ≧s｡　　　 `　　｡s≦)ﾉ / :lN} |　＜_:::::}
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　　　　 l　　　l' 　　ﾊ　　ﾊ　　　 ', ｌl　　　　l ／!
　　　　 l 　　 l　　　/　'　/_ } 　　//ｌ｜ |　　 l l／!　　　だからといって昔の白人のノリでこっちから殺しまくるわけにはいかないわよ。
　　　　 |l　　 |　ｌ　 l ￣V￣~｝　//l￣ｌハ　 l |__l
　　　　 |ｌ　ｒ‐|　 ,　lｧ灼示ﾐ､｝// 芍示ﾐ } ,　＿l　　　　あくまで盗賊団を討伐しているだけという形式を壊したくないわ。
　　　　　　ハ| (| 　 , l　ゝ-′　／　ゞ-′ ﾊ!//　 l
　　　　　　乂!　　｜__　　　　　　,　　　ﾊ:|/　　l　　　　　長期的に見るなら歴史的正当性は国益の為になるし、
　　　　　　　　　ｆこ/=／こh､　　 __　　　.:.:.:.ﾊ　　l
　　　　　　　＿__Vニ=ﾆ=包ﾉ__ ´　′,.ｲ:.:. ,'　|　 |　　　　　アメリカ人みたいに歴史的な汚点を残したくはない。
　　　　／　　　　＼ﾆ=ﾆ=ﾆ=ﾆト　ィｌ{‐|:l:.:,'- ,乂｛
　　　　,　　　　　　〔二｢｣ﾆ二>!　　 ll　|:l:;　　ヽ
　　　 |　　　　　　　//ﾆ|ﾊ=ﾆ=!)）　 ll　|:l 　　　 V
　　　　ｌ　　　ヽ、｢ﾆ=Lﾊニ=!　　 ll 〈〉　　　　V
　　　　ｌ', 　ｧﾇXこ>｀7-====-′　　ハ{｝／　　　ｖ
　　　　| Уﾇ´　　　V　　　　ト、ｒ ‐､」　V、　　　　　、
　　　〈ﾇX　　　　　　　 |└　 /　　 } ヽ
　　　　|　Λ　　　　,′　　　l　　 / 　　 } 'Λ
　　　　|-くΛ　　　,′　　　 |ヽ_/　　. : :/ 　Λ
　　　ｆ⌒ 'Λ 　 ,′　　　 |￣￣｀｀~'''　―――――　、ヽ
　　　 | 　　 Λ　｛　　　　　, ,,、-―　　　,､-―-　　　　 V
　　　　|　　　 Λ　　　　／　　　　　　ヽ/　　　　　ヽ　　　〉
445 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 11:50:55 ID:lkKEeyRr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿__
　　　　　　　　　　　　　　　_,. 　 ´　/ﾑ￣｀ヽ､
　　　　　　　　　　　　　,　´　　　　/　　':, 　　ヽ
　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　 '，　　　'，
　　　　　　　　　／,　 ,　　　　　　　ﾏﾑ　　　‘，
　　　　　　　　／ｲ　 /　,!　/ |　|　､　､ﾏヽ　　 }　　　　しかし、このまま王国が拡大すれば彼らは取り残されることになるな。
.　　　　　　　 // // ｲ- {､_/　|　ﾄ,_,|ﾑ - ', }､ ‘，　 |
.　　　　　 //　{ !　| |下ﾃ､从乢i,ｨﾃ=rｧ| |-､､ヽ.　!　　　　盗賊団になって討伐されるか、移民として取り込むかしないと面倒なことになる。
　　　　　　 // 　 !{i　!从! ﾋijj 　　ﾋijｿﾘ从r } ＼Ⅵ
.　　　　　 //　　ﾘ|　|{ :叭　 '　　　　　 |　|- '!　　＼､　　　国内に無国籍の原始人がいる状況になるからな。
　　　　　//　　　　Ⅵ!＼!i ＼　‐　　　,/ /＿,| 　 |　､＼
　　　　 { !　　　／　 / |　| ｀ーr ≦,/ /-―rr}　{　 { ﾏ:､
　　　　 | !　　／　／__,.Ⅳ///}::::::| { //,ｨ7777ﾊ､　|　ﾏ!
　　　　 | {　／　／／//| |／r/:: /| |/ ////////∧ 　| |
　　　　　ヾ!' 　／,./// ／:://:／ｲ:/,ｲ/{／//////､ﾊ.　| }
　　　　／　／／//イ:::::::://イ::::::// /ｲ/////////＼!/ｲ
　　 ,:'　　 /　 {／:::::::::::::i／::::::::::// /////,. -77￣77､ﾊ､
　　/　　　　 {:::::::::::::::/:::::::::::::: { | {/777///////////ヽ}
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　{　　　　　　 /､}::::´:/ﾊ＼ ::::::: | |<＼､///＿＿_///_／
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　　　　 /. . . . . ---ミ. . . ..＼　　　　　　＿＿＿＿
　　　 √ ／ :::::::　--＼. . . ...　　 . .'" . . . . . . . . . . ｀丶、
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　　　　{. .{::::::::::::{　　 //////∨''"ﾟ~￣￣~ﾟ"'/. . . . . . . .../⌒ヽ
.　　　八八:::::::::人　 {///////}. . . . . . . . ＼. . . . . . . . ./ . . . . .
.　　　　＼＼:::::::::＼∨/// (⌒). . . . . . . . . |. . . . . . . / . /|. . . :.
　　　　　＼. . ...＿:＞''⌒¨⌒. .＼. . . . . . .| . . . . . ./ . / .|. . . ﾊ　　　青藍には主権国家は王国だけだから、
　　　　　　　　｀¨¨ア¨´. . . /. . . . . . ＼. . . . | . . . . . . . /＼|:|:.:/. |
　　　　　　　　　／. . . . . ./. . . . . . ./. . ￣ /|.. . . . ...／f⌒刈/. . |　　　王国が領有を主張したらどこでも領土にできるけど、
　　　　　　　／. . . . . ..../. . . . . . ./. . . . ....{(|. . . . .. 　　　L}/. . . |
　　　　／. . . . . ..／/. . . . . . ./ . . . . . 人| . . . . | ' ' 　　乂. 八　　　そうなると先住民でも違法滞在者になってしまうわ。
　　　　 ⌒¨¨¨¨¨´　/. . . . . . ./. . . ...／. ....| . . . . |/＼__　　//
　　　　　　　　　　　 /. . . . . . ./. . . . /..........八. . . . |＼_ ノ　ｲ´　　　　　流石にこれはどうかと思うわよ。
　　　　　　　　 /. . . . . . ./. . . . /.......／＼＼. ...ト　 _／/
　　　　　　　　　　/. . . . . . ./. . . . /...／|ﾆﾆく)⌒＼∨ | . /
　　　　　　　 /. . . . . . ./. . . . . ／＿＞---＜ﾆ∧__| /
.　　　　　　 /. . . . . . ./. . . . . //　 /　　　　　∨〉　＼
　　　　　　 /. . . . . . ./. . . . . //　 /　　　　　 }(＿＿/
.　　　　　 /. . . . . . ./. . . . . /／| /　　　　　　 / 〈＼|＼_　 -==-　_
　　　　　 /. . . . . . ./. . . . ...√￣/　　　　　　 / . . ∨|ﾆ/-=ニニニ=- _
　　　　　／. . . . . . ./. . . . . ...{/　/＿__　　　　/ ／. . .｜ -=ニニニニﾆ=-_
　　　 ⌒7 . . . . . . /. . . . . . . |　/　　　＼　 / '. . 　　. | {-=ニニニニニ=-_
　　　 /. . . . .／/. . . . . . /. |./＿_　　　＼. . . .　　 √ -=ニニニニﾆ=-_
　　　　 . . . ／　 . . . . . .../|..../ 　　＼　　 / . . . .　 √ ∧-=ニニニニ=-
　　　 |. . ./　　 .|. . . . ../ .|./ 　　　　＼_/. . . . . . ./　/ﾆﾆ　-=ニニ=-~
　　　 |. ./　　　|. . . ../　./　　　　　 /　＼. . ..／　/ニニニニニニ}
　　　 |./　　　.|. . ../.　〈　　　　　　〈. 　　＼　／ニニニニニﾆﾆ.}

　　　　　　　　　　　　　　----　　　　　　　　___
　　　　　　　　／　　　　　　　　　　｀　,. ＜　 ⌒＼
　　　　　　　 '　／　　　　,,　 '　　　　　　　　＼
.　　　　　 /　 '　　 '　　/ﾊ/{　　　　　ヽ　　　'，　<⌒＼
.　　　　　 '　/ ,　 / _ / /'''"ﾞﾞ{ 　 : 丶　 V
　　　　　 { / /　 '　 /｀ﾒ､　　{ 　 i　ﾄ､＼ v　　　}　　 }
　　　　　ﾚ /　　　ｨ抖-=ミ八　ﾄ､{__ >‐ }　　　　　　　　　　それを考えると彼らが盗賊団になるのは後腐れが無くていいわね。
　　　　 / /{　　　Ⅳ,_)/ﾊ　　＼{ ｨ=ミ､ /　　　　　 ,
.　　　 /ィV从　　ﾄ､乂ツ　　　　んﾊ》　　 '　/　/　　　　　違法滞在者に振り回されずにすむ。
　　 r o｡ . }ﾊ{.丶{.i⌒, ,　　　　　 Vﾂ_ﾒ　ｲ　ﾊ　'
　　　}////≧{. . . .{　　　　　　 ' 　 , ,⌒7´ } /　}/　　　　　　つまり現状は好都合と判断していいわ。
　　 ////二_≧s｡..{　　　 ' ¨¨¨ｱ　　 ' {　ﾉ'　 /
　 .厶 ´.....　　＼　>､　　乂__ノ　　ｲ . {
　/............　　　　ヽ　/≧s｡ _　イ　 {. . {
. ′.......　　　　　　　V. . ＼ｱ　〉　　 {. . {
.............　　　　　　〈{丶. . ヽ/¨ >､　 v. .'，
..........　　　　　　　　　}､/ﾊ＞＼　‘，　V.∧
....... 　　　　 ,.斗ｧ ^yﾑ'>､//>＞＼ﾊ　 ∨∧
＼.._ ｡o≦...／{彡'　　＼////V>､ ≧=- }. . .}
.............／⌒ヽ { /　　　　丶///>､/>､}　/. . ,
__ ,.斗　　　　ｲ. . . . 　　　 V//ｱV/∧/. . /
､ _　ｧ-==≦: :{: : : : : : . . 　 }//⌒)///〉. /
. ＼_,>'¨)ﾆ>､: :､: : : : : : : . . . 　 }⌒　´ }>､
　 _) ／ﾆニﾆ>､: :. : : : : : : . . .　'. : : : : '　　>､
　( /ﾆニニニニ>､＞　 __ 　イ､ __　.ｨ　／....⌒＞o｡
､てﾆニニニニニﾆ>､--->､　 /{､　　 '　　 ´　　￣　≧s｡

王国としては盗賊団は邪魔な存在だったが、今後の発展を考えると余所の集落は邪魔な存在だったので、

盗賊討伐という大義名分で始末してしまうのは長期的に見れば悪い話ではなかった。
446 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 12:08:22 ID:lkKEeyRr: ttps://www.youtube.com/watch?v=prKQE9mZfnM

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　　　　　　　　　　 /:.::{::.::.::.:{::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.｀`～､::}＿__.::.::_,)
　　　　　　　　　　　 ′:人::.::.人::.::.::.::.:＼::.::.::.::.::.::.::.::.::.:.:／-‐／::＼
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　　　　　　　　　　　 ∧::.::|xｆ笑ミ｀¨¨⌒　　　　　　|::.::.::.|r_) }＼::.::.::.::.:＼　　　)::.::.)
　　　　　　　　　　　 i::.i＼乂乂ソｒ　　　　　　 ,::.::.::.:|__ノヽ::.v::.::.::.::.::.:＼／::／
　　　　　　　　 /.::.|::.::.｀⌒ 　　　　　　　 /::.::.:.::.|:人ﾊ:Ⅵ＼::.::::＼::.::Y´　　　　次は私から議題があるわ。
　　　　　　　　　　　::ｉ::.:|::.::.::ﾊ　　　 _　 -‐　　　　⌒ｉ::.::.::.|::Y::.:}::} |::.::i::.::.::.::i::.::|
　　　　　　　　　　 |:|::.:|::.:./:込,　　　　　　　　／|::.::.::.|::.::.:/::.}ﾉ::.人::.::.: |::.人　　　　清姫が魔女に変換する魔法を完成させたわ。
　　　　　　　　人｀:.|::.:从::.::.ヽ　　　　　　　／　 ,::.::.::.:_::.ノ_:ノ／　 )::.:/´ 　 )
　　　　　　　　｀`|::.|(__＞､::.:＞-......-＜ﾆ=-/::.::.::/::.:/⌒´＿_／／　 _／　　　　今後は魔女が活動する事になるわね。
　　　　　　　　　／|- 人:|＿　　 )´)人(/|. r‐…=/::.::／＞ｧ:⌒| __　　￣＼
　　　　　　／　 .|/:i:i:i:i＼　￣＞''"ヽ/ /／／::／/　／:i:i:i:ｉ||ﾆ|　　　　 |
　　　　　　　〈　　 |:i:i:i:i:i:i:/イ　 _,γ⌒)/ ＼⌒ﾞ´__　Υ:i:i:i:i:ｉ:ｉ:||ﾆ|　＞''"⌒〉
　　　　　　　　'/ 　 .|:i:i:i:i:i/>‐'ﾞ´ ／丁ノ　　　＼__＼＼:i:i:i{:i:i:i:ｉ||_／/i／⌒ヽ
　　　　　　　　 '/_　 -=ﾆ_　-‐:i:〈_彡':⌒＼／⌒) ＼＼):i:{:i:i:i:／/i／　　 /
　　　　　_　-=ﾆ _　-‐:i:i:i:i:i:i:i:i:/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/　/／二ﾆ＞》:i{:／/i／　　　 /
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.　　　＼　　　￣¨ﾞ７　　　　_　-‐　７｀¨¨¨二¨¨´:i:i:i:i＼i/i/i/i＼′
　　　　 `ー- ‐＜〈＼_ -‐　　 _ -‐／￣　　 /:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:＼i/i/i/i〉
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i{　/　　.ｲ　　|　　　 /　／　　　　{　　 }:　　　 /,:′ {　　　 }
¨ｱ　／} {: 　 |　　 ,' :／￣｀`ヽ、 ',　　}　　　 //　　 ;　　　ｉ　|
厶イ-/　ヽ.　|　　 {/,ｨ竓竿≧x､＼i{　,′　　〃　　　i　　 }　|
､　　{ 　　､{　　 .ｲi{: : {::（__, ｀ヾ{ ｀} ,′ 　 /ゝ――‐イ　　|　|
､＼　|　　　　{ヽ　 |弌.: じ∨　　　　ﾘ　　 , ｨ竓竿≧x 　　 |　|　　　　それ大丈夫なの？
. ＼　ゝ、　 i{ 　'，:|　ゝ:_シ＿　　 /　／ i{ {:;(_,: 　}il}　}:　∧ |
. ／＼.　＼　　ゝ{　　　　　　 / ／　　乂_ｼ　〃 /＾i　{-ﾍ{ｧ　　　人間を人工種族に種族変更する魔法でしょう。
´　　　ゝ./＾:､　 /＾ヽ　　　　　 /　　　:ﾉ　　￣´ 　/　〉 |／
　　　　 {　　∨/　　 '，　　　　　　　　　　　　　 /　 /´}i　　　　　　民族対立ではなく種族対立を招きかねないわ。
　　　　 {:　　ヽ　　　ﾉ　　　　　　　　　　　　　　　/　.ｲ　ゝ
　　　　　ヽ　　　} 　 /　　　　　 -―- -､　　　 /　/　'，　　　　　　　ガンダムSEEDのコーディネーターみたいな事になりかねないわ。
　　　　　 }ｉ＼　　　/＼　　　　　　　　　　　 .ｲ ∨　　}
__　　　　ﾘ　 }ヽ　∧　＼　　　　　　　　　 .イ　　/　　/
／｀ヽ、,斗―|　}i　　'，　｀ヽ、　　　 .｡s≦　ゝ.　　　/
　　　｀＞､ :|　　　　∨＾∨⌒i＞r‐'′　　　　　〉　 .ｲ
　　　／:.:.:.:.:＼　　　　:}　　　 |／}　　　　　　 /　/　}
　／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼　　 |≧s｡.　　/　　　　　　　{ 　　ﾄ､

　　　　　　　　　　　　　　　　　／:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:./ﾑ,}:.:.:.!
　　　　　　　　　　　　　　 /:. /:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.:ヾ彳:.:.: }
　　　　　　　　　　　　　　　　 /:.:. |:.ﾊ:.:.:.:.|ﾊ_:.:八:.:.:.: }:.:Y:.:.:./
　　　　　　　　　　　　　　 |:.{:.:/ミﾒ､!:.:「:::::弋:.＼:. |/!＼´__
　　　　　　　　　　　　　　 |:.|..厂ｃ ::Ⅵ:::￣c^}＼{:.|:.|:.:.:.:ｱ、　　　　　　　ガンダムSEEDは創作だからいいのであって、
　　　　　　　　　　　　　　 |:.:.:|ー-::::::::::::ー一!:.:.:./: 圦:.:.:.:.＞
　　　　　　　　　　　　　　 |:.:.:| ij　　　　　　u.|:. /_j:.:|　｀¨´　　　　　　　現実であんな泥沼な対立は困るわよ！
　　　　　　　　　　　　　　 |: 八　 [ 　　 ]　　.|:/:.:.:.:.:|
　　　　　　　　　　　　　　ﾚ'|:.:.＼　　　　ィ〃 :.: .:.:.|
　　　　　　　　　　　　　　　　 |:.:.:.ｒ:≧ ≦　 |/:.:.:.:.:.:.:.:|　　　　　　＿_
　　 _r≦^ヽ　　　　　　　　 r -┴ ┤ふふふ├――‐┴ｧ　　　ｨｸｸｸｨ
　 ιﾍ川 .|r､　　　　　 /^ヾ厂 .Y駄Ｙ⌒ ア　 {√｀` 、　　.f 7.　 `7
.　　Ｙ: ,..:::´/　　　　　　　/　く/　　ゞ:彳　　.トミ_/　　　 } 　八　　 /
　　　 |:::{　 /　　　　　 __./　／个ｰ=彳|!　＼_/ﾆﾑ::{　　　 .}.　　　′./
　　 .∧　j:∨.　　　　 /　Ｙﾆニ乂_ノﾆ八_ノﾆﾆﾆﾆ∧＿＿j!　　/_　 ':､
　　　　|∨: /＼　　　/ミｈ､!ﾆﾆﾆﾆﾆ| |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/　　　 }　/ﾆﾆ≧∧
　　　　|/ﾆ/　　＼／　　⌒ﾏﾆﾆﾆﾆ:| |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆノ＾!＞''"　｝′ ⌒ヾ:圦
　　　　＼′.　　　`ヽ　　}_,jI!≧=‐ﾆ| |ﾆﾆニ‐=≦ニ/圦　 ./　　　　ヾﾆ〉
　　　　　＼　　　　　　ﾉ:.:. |ﾆﾆﾆニ!.|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ/:.:.:.:|　　　　　　＞''~
　　　　　　　＼　　　.／:.:.:.:. }ﾆﾆﾆニ iﾆﾆﾆﾆﾆニ:/:.:.:.:.∧ {　　　／
　　　　　　　　＼.／:.:.:.:.:.:.:. |ﾆﾆﾆﾆ| |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ〈:.:.:.:.:.:.:.:＼＿／
　　　　　　　　　　/:.:.:./:.:.:.:./:ﾆﾆﾆﾆ| |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ∨:.:.:.:.:.:.:.:乂
　　　　　　　　　 |:.:.:/ :.:.: /ﾆﾆﾆﾆﾆ| |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
　　　　　　　　　 |:./|:.:.:.:/ﾆﾆﾆﾆﾆノ人ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ:∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
　　　　　　　　　ﾚ' |:.: 〈､ﾆﾆﾆﾆ/ /ﾆヾt､ﾆﾆﾆﾆﾆﾉﾉ､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
447 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 12:09:03 ID:lkKEeyRr: 　　　　　　　　　　　　　　　　 __,,...　-―- ..,,_
　　　　　　　　　　　　　,､丶`::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::＼
　　　　　　　　　　　／::.::.::.::.／::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::＼
.　　　　　　　　　 ,.::.::.::ﾄ､::.:/::.::.::.::___::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:＼
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.　　　　　　　 ,ｨ;.::.::.::.__| |　／∠ _::.::.ヽ::.::＼::.::.::.＼::.::.::.::＼
　　　　　　　 //::.::.イ^∧Ⅵ／￣〕iト...＞'，::.::`､::.::.::.:ヽ:｀`～‐-.._
　　　　　／´/.;.::.::i::.i{ム､(::.::.::.::.::.::.`､:.::.|::.::.::.:ｉ::.::.::.::.::'，::.::`､＼＼
　　　　　/::.{ /::.|::.::.|::八::.::.::.:::＼::.::.::.::.:＼.::.::.::.:|::.::.::.::.:::}::.::.::.::`､　'::.:〉　　その通りよ。
　　　　 {::.::/::.::|::.::.|/､__＼::.::.::.::.＼::.::.::.::.::.::人ノ}::.::.::.::.::}::.::.::i::.::'，j/
　　　　｀Y::.::.::|::.:::|　　　＼_ー--＼__-‐:'.::_／＾V::.::.::.:}::.::！::.::}　　　　無制限だと女尊男卑社会になりかねないし、
　　　　　　{::.::.::|::.::.ﾄ,冬ミ　　　 ,xzｪｪｪｭ, 丁::.::.:|r,j }::.::.::.::}::.::ⅱ::/
　　　　　　{::.::.::|::.::.|ﾊ└′　　　 └ ┘　 |::.::.::.|_ ノi::.::.::.:.}::.::ハ′　　　　そうでなくても魔女と人間の種族対立は起こるでしょうね。
　　　　　人::.::.|::.::.|込　　i　　　　　　　 |::.::.::.|::.::/::.::.::.人/
.　　　　　＼|::.::.|::.ｉ.::.､　､　　　 u.　/|::.::.:::|／)::.:／
. 　　　　　人::.::|八/个:.. 　｀　　.イｉ|::::.::.:ﾄ､⌒´
. 　　　　　　｀⌒　　　　 -=≦二斗ﾑ-'^´　＼
　　　　　　　　　　　　　　_〈__/∧ ／⌒|　　　　〕iト..._
　　　　　　　　　　　　　　 /乂i∨/i∧ ￣_」__,,..

　　　　　　　　　　 ;′　 ///　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　＼／　／:,
　　　　　　　 ′　.///　　　　　　　　　　　　　　　　`､　　　　　　 ', 　　', ／　　}
　　　　　　　　　　{　　:'//　　　　　　　　　　　　ﾄ　 |＿､　　　　　　　　i　　　　}
　　　　　　　　　　　 Ⅴ 　　　　 {　　　　　　 |/＼| 　＼　　　　ｉ ',　| 　　 :
　　　　　　　　　　{ 　　{　　　　　　 {　　　　　　 |　　　__,,...,_＼　　ﾄ､| ::ー-..._{
　　　　　　　　　　{　　{　　　 {　　ト､　　　　　 l 　,ｨ笊⌒ヽ }}＼　 | 　 |-... ＿|
　　　　　　　　　　　　　　 {＼　 ´ ＼　 l　　　 l　　 _) い):}　　 ;＼| 　 |　　　 {　　　でも、魔法技術の発展させるには魔女は有効ね。
　　　　　　　　　　　人　　　{ / ＼| __,,..＼ﾄ､　　|　　乂__ ソ　　 |　　　 l|　　　 {
　　　　　　　　　　八　　＼　 { 　 ,ｨ笊⌒ヽ　＼　:′　　　　　　　 |　　　 l|　　 i; {　　　となると量よりも質を重視しましょう。
　　　　　　　　　　　ヽ　　＼　《　_) い) }　　　)/　　　　　　　 | 　　 j|　　 |{ :
　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　乂__ シ　　　　　　ヽ　　　　　　,:　|　　ハ　　|乂　　　魔女に人数制限をかけて少数精鋭にするの。
　　　　　　　　　　　　　　＼　　　＼__ 　　　　　　　　ノ　　 ,从/　 /　 :: 　|
　　　　　　　　　　　＼　　　⌒　　　　　　　ー　　　　 /::Υ|　;′ 人　{
　　　　　　　　　　　　　　 }＼　　个　 _　　　　　　　＿____ .ｲ__:::}￤;′＿　＼_
　　　　　　　　　　　　　　　　 }'　ヽ　　|ｒ‐==≧=-　-/::::::::__:::::＼ ∨　|/､. 〉　｀ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　丿　　　　||_::_／､〕iト､/::::::::/:::::::::_:｀ヽ∨::ﾉ〈　〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧ |　'|　ｌ　`'＜|:::::::/:::::／:::::::`ヽ∨　〈　〉　　　 ',
　　　　　　　　　　　　　　　 ,　-‐　")!　 |　l　　　､::::':::::/:::::::／⌒ヽ∨ 〈　〉　　　　}
　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　 ´　　 |　l　　　＼:::::::::::/::::::::,ｨ::::〉＼〈　〉 /:　　 }

　　　　　　　　　 __
　　　　　　　〈(⌒
　　　　　　　　　_＿V>､ __　　　,. 　　¨ ￣￣ ¨　　 .,
　　　　　　　／^⌒´　　^⌒ヾ´　　　　　　　丶　　　｀　.
　　　　／⌒ ＞　 ¨¨ア　　 ,{　　、＼　　　＼　丶　＼
　　　　 ' 　／　　／　　　,ﾍ/ﾊ　　＼　、 -- ∧　　＼　'，
. 　　 /　　' 　　ｲ　　　　 /''"ﾞﾞﾞ{ 丶　　＼ ≧=- _} '，　丶　
.　　　　 /　　／ /　　　　ｲ　　　{丶　＼　斗＜ __ }　 v　　　 }
　　　　 /　／{　/　　／‐┼ -　八　＼_ 'ｨﾁ竓笊ミ　　∨　　 }
　　　/／　 v　　／/　　{ ｨ竓笊㍉(⌒ヽ乂_rツﾒ　/∧　　　　　それなら魔女の総数をとりあえず５００人にまで制限すればいいでしょう。
　　　／　　　 / ／　/　　 Ⅳ V__ツ　ヽ　　　　_ ノ　ｲ// }　 '
.　　　　　　 /ｲ　ｨ i　　 :乂_ 　　　 i　　　 ⌒7 ｨ . { //} /　　　　時代が進んで人口が増えれば段階的に増やすのもありですね。
　　　　　　 '　|　/八{　　 i　i⌒　　　 _＿__　　 ^´ } . {厶ｨ/
　　　　　　/　 | / ⌒从　ﾄ从　　　　└==┘　　　 ,. . }//≧s｡　__
.　　　　　　　 }'　　/. . 丶{/ 个: .　　　　　　　　ｲ/. . .}//////////>
　　　　　　　　　　/. . . . / 　　　＞　., _　＜　/ . . ,//「ｵ≧s｡／
　　　　　　　 /. . . . /__ 　ィi〔//r‐‐┐　 |￣/. . ../}'/|　|　　　|
-　　　_＿__ .. 斗　 _,. 　|　ト---ｫ//{　　|　　|　' . ／　lⅥ　| 　 .斗 ¨¨＞ .
ﾆ=--　-=ｧ.. . . .¨¨ｱ　　|　|i:i:i:i:i/＼ﾉ　ﾚ^V /. / 　.ｲ　 |　| ／: : : : : : : : : : ､
. 　　ィi〔. . . . .／　斗-|　|i:i:i:i////>､〈 <>〉. / ⌒´　_/￣: : : : : : : : : : : : : : '，
ィｉ〔. . . . . . . ／／: : ィi〔/////V/////>､ｲ .ｨ､斗<//(_＞--=ミ､: : : : : : : : : : :}
≧=─　 ¨　　 ' : : //////////〉//</／／///＼＞´　丶　　 |: ＼: : : : : : : : {
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　　　　　 /: /: :{　　　　 /. ./　　　 ∨ ￣　　　　　　　　　　 V 　　｀ヽ: : r{
　　　　　　/ 「 :_:∧　　　　'. ./　　　　 ' .　　　　　　　　　 '_/　　_,.斗 ¨￣ ^丶
.　　　斗V／　　丶　 /. ./　　　　ｲ　丶　　　　　　イ　＼¨´--　 ,. ＜　/
448 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 12:09:57 ID:lkKEeyRr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿_　__
　　　　　　　　　　　 ,､丶`::.::.::.::〈::.::.:｀`～､、
　　　　　　　　　　　　／::.::.::.::.::.::.::.::.::`､::.::.::.::.::.::＼
　　　　　　　　　　　 ,.::.::.::.::.::.::.::.＼- ､::.::.::.::.::.:/|::.::.::.＼
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.　　　　／／::.::./::.::.::.|::.::.::.::|::.::./　 ⅱ::人::.::.::.::.::.::＼_:|／(人::.::.)
. 　　／／::.::.::./::.::.::.,::|::.::.::.::|::./　--八::.::.:＼::-―::.::.::.::.::.::.／／
　　／::/　/::.::.:/::.::.::/::.:|::.::.::.::|´　＿_ 　＼::.::.:＼ー---‐:＜:ハ
　 (::.::〈　/::.::.::,::.::.::.//ﾞ＾|::.::.::.::,ィ灯示㍉　　￣灯ハ}::.:|.::.::.}::.::.}　　　　幸い清姫は魔女にするのは一級魔法使いの女性の志願者に限定するそうです。
　　＼_;:>::.::.::.:|::.::./::{ くj|::.::.::.狄　)rリ　　　　　じ′ :.::.|::.::.:}.::.::
　　　〈::.::.::.::.|::.::{::.: ＼,|::.::.::.::|　｀~　　　　 ,　　　八::.|:::.:/::.:/　　　　　ついでに人数制限の事も伝えましょう。
.　　　＼::.:.:乂八::.::.:|_|::.::.::.::|　　　　　　　　,　　,小::.:|／)／
.　　　　｀¨¨⌒　＼;从::.::.::.::ト _　　｀　　　／/ ::.::.|
　　　　　　　　　　　　　＼::.::.|＼,,≧=-....　イ人{_|::.::.:
　　　　　　　　　　　　　　　＼乂 |＞-/Ⅵ|〕iト.. _/::／
　　　　　　　　　　　／|　｀⌒＿/　|^^〕　 |⌒´〕iト..._
　　　　　　　　　／　 |___　 |＼∧ _|__,〕 _/イ⌒>　　〕ｈ､

　　　　　　　　　　　　　／ i
　　　　　　　　　 / /} |
　　　　　　　　　　 / /　! !
　　　　　　,　-　　､/ / 　.! !
　　　　 /　　　 {　{　　} }イ　　_　　--　　　_
　　　　 ,　　r‐‐ ､.}　!　　} ∠　　　　　　　＼　＞‐ ､
　　　　/　　{　「＼__j 　, 1　　　ミ、　　／￣　　　　　＼
　　　　　　　∧　V　　 /　!　　　　 >'"　　　　　　　　　‘，
　　　　i　　　∧　V 　/} 　!　　　　/ 　　　 /___|　|　　|　V
　　　　|　　　　∧　V .{ |　　､　　 /　　　　 /　　}　}　　} 　∨
　　　　|　　　　　.i　/　! !　　　　/ ｉ　　　 ,　　　Ⅵ!　　ﾊ　ｉ
　　　　|　　　　　.i　!.　| |､　　./ 　!　　　/ ＿__　}′ ./__.}　.!
　　　　|　　　　　.i　! .八　　､./'´V.} 　/} ,′___-ミi! 　/ 　/ | |　　　　まあ、魔族の代わりにまともな者が出てきたと思えは良いかしら。
　　　　|　　　　　.i　!/ ∧￣゛　‐-.} ./ .}{ f㌣う`　}　/f「`小v′
　　　　|　　　　　.i 　./ / ＼＼￣}}/ 　j! 弋り　 ∨ .ij　!ハ}　　　　あの連中のようにならないならそれでいいわ。
　　　　|　　　　　V/i /　　.＼ `ｰ}＼/ }　　　　　　ヽ.!
　　　　i　　　　　 !′　　　r‐T八　} .j　　　　　　 i
　　　　i　　　　　 !　　,　　￣｀ヽ }ヽｲ　　　　　,　-　.ｲ
　　　　i　　　　　 !　./ 　　　　､　!＞　　_　　／ .|
　　　　i　　　　　 ! /　　　　　　　}　!人/__　￣ i　　.!
　　　　i　　　　　 !,′　　　　　　 |　|=f′　ヽ　.| 　 .!
　　　　i　　　　　 !{　　　　　　 |　|T{　　　}　V　/
　　　∧　　　　　 .!| 　　　　　ハ/ }i!　　　.| 　V/
　　　　.∧　　　　 !|　　　　　　 ′ ! .}i!　　　｀　、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | {　　　　　 | i| i|　　　　',
　　　　　　　　　　　　　　 ,.　　　 | :| {　　　　　 | i| i| i|　　　 ',
　　　　　　　　　　　　　　 |. 　　|/|､|＼| ',　　 |/|/|/|　　　　',　　　　　確かにそれならなんとかなりそうですね。
　　　　　　　　　　　　　　|〉　　|,ｨ灯芋ヽ',　 /,灯笊　　./
　　　　　　　　　　　　　　 |∧　〈　ヒリ　 }／　ヒリ〉　/　　　　　　　では魔女に関してはそれでいいとして、
　　　　　　　　　　　　　　 |　 | 　＼､　　　　　　　　 / ／
　　　　　　　　　　　　　 |　.:|　　　＼　　　　'　　　 /イ　　 /　　　　　　他に議題にしたいことはありますか？
　　　　　　　　　　　　 |　八　　 |〕ﾄ｡　　´　｀　　.ノ　　 /
　　　　　　　　　　　 |　　＼　',＿＞　　　＜_./　／　　　　∨
　　　　　　　　　　 |　　　　/＼　t========ｯ/／　∨　　　　∨
　　　　　　　　　　　　　　|　＞''~　 /_ノ＼/∧∨＿／　　　}~"''～　､、
　　　　　　　　　　　　＞''~　　　　　 /_ .∧∨/ ／　　　　　　　　　　＜
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　　　　　　　　 /　　 :| |　　 (〇) =〈〈　〈〈　　　 | |==(〇）　　　　　　ｉ |　 ./,
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　　　　　　　/　　 .//| |　　　 | |　　　 /_　, ／　　　 | |　　　　　　　　ｉ |　　 ./,
.　　　　　　/　　.//　/_　　 :| |　　　 /∧/_　　　　 | |　　　　　　　　 | |　　　 /,

七大神は魔女は魔法技術の発展に貢献することは認めつつも、新たな問題を引き起こしかねない劇薬であると認識していた。

これには魔族という人工種族を造り彼らに離反されたことで潜在的な問題を抱えてしまった失敗も影響していた。

魔族は七大神に多大なメリットを与えていたが、相応のリスクも存在していたからだ。
449 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 12:11:03 ID:lkKEeyRr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . .　　　- ── - 　　　 __　 -- ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . . : : . . .　　 . .　　　　　　　　＜ ⌒＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . . : : . 　 '　 /. ./　　　　　　 '，　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　' . : . .,　/　 ' . :/W　　　　　丶　 i
　　　　　　　　　　　　　　　　 / . : . ./　' 　 i : /'ﾞﾞﾞ{　　、　＼　＼}　ｉ　　　 } 　 '，
　　　　　　　　　　　　　　 ' . : . ./　ｉ　　{:./＼八　　＼　ｉ＼　}　 }　　　 }
　　　　　　　　「＼ __　　　　 : : : . .′　|　　{,ｨ笊示ミ､　　i ＼{-‐Ⅵ　,　　　　　　}
　　　　　　　　|/////＼ __　　 {: : .. 　 Y^|　 Ⅳ,_)/::: }　＼ {　ｨぅミ }　　　　 /
　　　　　　　　{/////////＼_ ｉ: : :{ 　 {　|　　{ 乂rツ　　　ヽんハ/ /　/　　 /i　 '　　　次は配下の神について議論したいわ。
　　　　　　　乂//////////ハ: : :. 　乂|　　{　　　　　　　　ﾋﾂ / '　 /　 ' /　} /
　　　　　　 /⌒//////////∧: : . 　八　乂　　　　　　 '　__ノ / 　／}/　ﾉ'　　　　確か下級神に昇格した者が増えてきたと聞いたわ。
　　　　　　　///////////////八: .j_: :／}＼ {⌒　　 _　　　 ⌒7 '　／　/
　　　　_＿ └へ//////////／^ア￣￣ }: . 个: .　　　｀　　イ /}イ
　　　「/////////二ﾆ=--／. .／ﾆ=-- 　 }: .　}　　＞　＜__ }八人
　　　 ⌒二二ﾆ==--⌒. . . . . .{ﾆ=-　　　　}: . .ﾊ ___　{ﾆニニ} ⌒ ＼. ＼
　　　　　---=ﾆニ⌒. . . ---- ミ､ﾆﾆ=-　, : ./∧　＼V＾}ﾆﾆ{　　　＼. 丶
_　--=ﾆﾆ⌒ . . . . . .／ﾆﾆ=--　 ⌒＼=-/. :/　　'，　 }　{ﾆﾆ|_＿_　　　＼. .＼
. . . . . . . . . . . . . . ., -=ﾆ=--　　　　　⌒, . :,　　　〉　「＼＼_〉　　ヽ　　　､. . .＼
. . . . . . . . . . . . . .ｲﾆﾆ=--　　　　___／/. :∧___／ﾆﾆV/}ﾆﾆ=-へ　　'，　　 . . . .'，
. . . . . . . . . . .／　{ﾆ=--　　　／　　_/. :/　　　 __／i:i:「:i:i:i:i:i:i:＼i:i:>､_}　　　　 . . . ...
. . . ---=ﾆ⌒　　∧=-　　　／　_＿/'. : ,　　　 /i:i:i:i:i:i:i|i:i:i:i:i:i:i:i／〉i:i:i:i:i>　　　 } . . .}
⌒　　　　　　　 /ﾆ=-⌒　　／⌒} /: : :　　. .└へi:i__/L／⌒'， ⌒¨＼　　　 . . . .
　　　　　　　　/ﾆ=-　　　　/　／ / : : {. . : : : : : : : : : : : : : . . }. . . : : : . .　　　, . . /
　　　　　　〈_＿ __　　　/　 /. : .: : : 圦: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :}　　/. . .
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　　　　　　 /　　　　　 /　　 L＼: . Vﾆニ=---／/＼ﾆﾆ∧ﾆニ〉

　　　　　　　　　　　　　　 -‐…･･･‐-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾍ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　丶　 ‘，
　　　　　　 /　　./　　　./　　　　　　　　　　　　 ,
.　　　　　 /　/　ⅰ　　 /　/{　　}ヽ __ヽ　　　＼′
　　　　 ′/　{ ⅰ .斗{ ￣｀　　{　{　　｀＼ﾊ　＼＼　___
　　　　　　 /|　ﾊ　　 {x=≠ミ､　Ⅵｘ=≠ミ :{､　　≧=‐-　　　　といっても現状では中級神はいないから形式的な物だな。
　　　　　| ！| i{ ‘，　＼ V ソ　＼{　V:ソ }ﾊ{ ヽ}　　＼
. 　　　 | ！| i{:　‘，＼{ 　　　 ,　　　　刈　 /　　　＼　　　彼らが昇格して階級が埋まるのは時間がかかるだろう。
.　　　　 | ！Ⅵ　　　　　=‐-､､　 ,　　ム｛　　　　　＼
　　　　　 : ！｀ヾ　{＼　　＼ }　 __　.ｨ　＼＼　＼　　　　　＼
　　　　　､ {　{ .ﾊ　ヽ＼　丶.===={ 　　 }＼ ',.　　＼　　　　　＼
.　　　　　＼ : { { ＼{ 〃＼　 ',ﾆﾆﾆﾆﾆ=- 　 ',:{.　　　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「それは仕方ないわ」＞天空神
　　　　　　　　ヽ> 　〃ﾆﾆ＼{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ， .}i=ミ
　　　　　　／　　 /ニﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ，}　　ヽ　　丶
　　　　　　　/ 　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ，　　　　　　＼
.　　　　　　　　　 r'ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ､　　,　　　　　　＼
.　　　　　 ,　／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ､　’
　　　　　 ′ ﾆﾆﾆﾆﾆ___/￣￣￣￣￣￣￣ }ﾆﾆﾆﾆY ., 　丶
　　　　 ,　 ′ﾆﾆﾆ.∧/　　　　　　　　　 ∧ﾆﾆﾆﾆ　’　＼＼
　　　　 ‘　{ﾆﾆﾆﾆ.∧/　　　　　　　　　 =-‐‐‐, ﾆﾆ八　　＼＼
　　　　 ,　八ﾆﾆﾆ∧.′　　　　　　／ﾆﾆﾆ⊂ニ､ﾆ/　！　　　＼
　　　　 ‘　　　＼ ∧/　　　　　　　 .-=ﾆﾆﾆr=,ﾆﾆ7.′ 　！　　　　＼

七大神は青藍神話の支配層である。

彼女たちは神話勢力を高めるために神々の体制を構築する必要がった。

そこで、上級神、中級神、下級神、従属神の四つの階級を取り入れた。
450 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 12:12:28 ID:lkKEeyRr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __　　　　　　　---
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　　 Vﾆ=-＼　　　　　 ' /　/　/　/　: : :ﾊW　＼　　　'，　'，　.　　　　　　　／-=ﾆ/
　　　 Vﾆニニ＞─ ──i/　'　 /　 ′ i: /''ﾞﾞ{ 丶　＼　 } 　 } 　} ── ─＜ﾆニﾆ/
　　　　Ⅵﾆﾆニニニニ=-| 　ｉ :　　　　　{/ 　 {　　ｉ＼／＼}　　, 　} __-=ﾆニニﾆﾆﾆ/
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　　　　 Ⅵﾆニニニニﾆﾆ=-| {　　ｉ : 　笊示ミ＼{　乂ツﾒ　'　/ ':i:i:/-=ﾆニニニﾆ/
　　　　 Ⅵﾆニニニﾆﾆﾆ=-|八　 { {　 ⅣVツ　　　　ノ　/　' /i:i:/-=ﾆニニニﾆ/
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従属神は見習い期間中の神で、一般的に半神などから昇神した者はまず従属神になって見習い期間を過ごす。

下級神は従属神が役割を貰って昇格した神。

中級神は下級神から七大神直属の部下に取り立てられた神。

上級神は創造神と七大神の八柱で構成されていた。

現在は青藍神話の階級制度を整備する過渡期にあった。
451 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 12:13:23 ID:lkKEeyRr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿___
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　　　　　　　　　　　　　　　 ,.ィ７／/::.＿___::.:､::.::.::.::.::.::.::＼
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　　　　　　　　　　　　　 /::＼／::.::.::.::.::.::.ー-...._::ヽ::.::.::.ヽ::.::.::.:＼
　　　　　　　　　　 /:.::{::.::.::.:{::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.｀`～､::}＿__.::.::_,)
　　　　　　　　　　　 ′:人::.::.人::.::.::.::.:＼::.::.::.::.::.::.::.::.::.:.:／-‐／::＼
　　　　　　　　　　　　 |::.::. / ＼::.::.＼:.::.::.::.::.:二ﾆ=-=ﾆ二::.__:／:.::.::.::.::`ー-......._
　　　　　　　　　　　　 |::.::.:|／　＼::.::.:＼￣乂^ソ》 |::.::.::.|⌒:v::.::.::.::.＼ー--- ､::＼
　　　　　　　　　　　 ∧::.::|xｆ笑ミ｀¨¨⌒　　　　　　|::.::.::.|r_) }＼::.::.::.::.:＼　　　)::.::.)
　　　　　　　　　　　 i::.i＼乂乂ソｒ　　　　　　 ,::.::.::.:|__ノヽ::.v::.::.::.::.::.:＼／::／　　　とにかく今は我慢の時ね。
　　　　　　　　 /.::.|::.::.｀⌒ 　　　　　　　 /::.::.:.::.|:人ﾊ:Ⅵ＼::.::::＼::.::Y´
　　　　　　　　　　　::ｉ::.:|::.::.::ﾊ　　　 _　 -‐　　　　⌒ｉ::.::.::.|::Y::.:}::} |::.::i::.::.::.::i::.::|　　　　　　計画が成就すれば私たちの役割も終わるわ。
　　　　　　　　　　 |:|::.:|::.:./:込,　　　　　　　　／|::.::.::.|::.::.:/::.}ﾉ::.人::.::.: |::.人
　　　　　　　　人｀:.|::.:从::.::.ヽ　　　　　　　／　 ,::.::.::.:_::.ノ_:ノ／　 )::.:/´ 　 )
　　　　　　　　｀`|::.|(__＞､::.:＞-......-＜ﾆ=-/::.::.::/::.:/⌒´＿_／／　 _／
　　　　　　　　　／|- 人:|＿　　 )´)人(/|. r‐…=/::.::／＞ｧ:⌒| __　　￣＼
　　　　　　／　 .|/:i:i:i:i＼　￣＞''"ヽ/ /／／::／/　／:i:i:i:ｉ||ﾆ|　　　　 |
　　　　　　　〈　　 |:i:i:i:i:i:i:/イ　 _,γ⌒)/ ＼⌒ﾞ´__　Υ:i:i:i:i:ｉ:ｉ:||ﾆ|　＞''"⌒〉
　　　　　　　　'/ 　 .|:i:i:i:i:i/>‐'ﾞ´ ／丁ノ　　　＼__＼＼:i:i:i{:i:i:i:ｉ||_／/i／⌒ヽ
　　　　　　　　 '/_　 -=ﾆ_　-‐:i:〈_彡':⌒＼／⌒) ＼＼):i:{:i:i:i:／/i／　　 /
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　　　　八　　　　　 /　　　　／　　　　　　　　＼　、
　　　　 ∨　.∨ 　　 /　　　／´　　　　／ﾊ　　　　　∨ ヽ
.　　　∨　　＼　 .′　　 /　　　　 ., '¨｀　八　　　 l 　 ∨
　　　　l:　　　ﾆ二l 　　 ∨　　　　 /　　　 ∧　　　　|　　 ∨
　　　｜　　　 ´　 ', 　 ∨　　　　 ./ ─-　、　.∧　　从　　 l
　　　　l　　／　＿从＿ {∧| 　　.∧　　　　　 .ﾊ　 /.｜　　 l
　　　　l. , '　　＼　　ノ　 {　　l /ィfテ云ミx　　 l　.ﾑ　l　ﾊ　!
　　　　l/　　　　　＼　　　ﾊ　 .| ´ ヾ _)iﾊｱ　　∨, '_)iﾊ{ 　ﾊ l　　　　　同時に神話の時代が終わって私たちは隠居できる。
　　　　l　￣￣　　　＞　　ハ　{　l.　乂zツ　　 ./ｲ乂ﾂ.|　/ l∧
　　　 |　　　　　　　 l＞ﾊ ∧| ﾉ　　　　　　　 {　l / ノ　　　　　　人類がそこまで進化できればいいわね。
　　　从　　　　　　　　　｜　l ﾄ、ハ　　　　　　 ′　从 ′
　　　　ﾊ　　　　　　　从 r {　　 l.　　　　　r 、　 , '
.　　　　∧　　　　　　-=≠∨ 丶　八丶　　　｀　.／ノ
　　　　 ∧　　　　 .ﾊ　　｀＜ヽﾄ　∨ヽ＞=- イ〉　{
.　　　　 ∧　　　　 .}　　　　丶{　　',＝!　　　 .′｜
　　　　　　.∧　　 γ二ﾆ>=-　从.　　ﾏ八　　　 {　　!
　　　　　　 ∧　 Y..........ﾉ /......＞丶　 {　＼　ﾊ.　从
　　　　　 .∧　.}...／　/...........{　ﾄ､ヽl ヽ　｀＜l./
　　　　　　 .∧ 〃.!　∧...........|　l....ヽ.　 ∨　､　　｀く
　　　　　　　　　 .{.....|　{............ ｜ {.......ﾊ.　 ∨ー=ﾐ≧=-　へ
　　　　　　　　　 .|... l　l............... | ｜....... ﾄ､　∨　　{　　　丶 Y
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.　　　　　　 , '.....／　ﾉ................{　 l..........ﾊ　　　＿ィ.二二二ニヽ
　　　　　　 /.......{　γ................ ﾊ　 ',......... 八-=ﾆ　　丶　　　　从
　　　　　 .八....ノ　/........................}　 |...... ｲ　　　 -=彡　　　　　/

七大神は王国を動かしながら長期的な計画を進めていた。

それが成功するかどうかはまだ誰にも分からなかった。
452 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 12:14:10 ID:lkKEeyRr: 今日の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
453 ：名無しさん＠狐板：2024/10/26(土) 13:07:00 ID:/cmGYQrL: 乙でした
つまりだいたいシヴィライゼーションだな
454 ：名無しさん＠狐板：2024/10/26(土) 13:58:22 ID:P6h0tnNl: 乙です
455 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 14:06:17 ID:lkKEeyRr: >>446　誤字修正
×ガンダムSEEDのコーディネーターみたいな事になりかねないわ。→　〇ガンダムSEEDのコーディネーターみたいな事になったらどうするの？
456 ：名無しさん＠狐板：2024/10/26(土) 15:50:16 ID:lPVlLiZQ: 乙です

2chの歴史板住民が数人集まってCiv4遊んでるみたいｗ
457 ：名無しさん＠狐板：2024/10/26(土) 16:51:43 ID:qyEnWjy0: 乙です。
まあそらそうやろ。リセット可能とかそりゃゲーム感覚にもなるわ。
正直、世界征服をリアルでやろうってんなら一回や二回のやり直しで上手くいかせれるって思う方が間違いだな。
458 ：名無しさん＠狐板：2024/10/26(土) 17:00:12 ID:Do55Hzt2: 乙
まぁ常識の違いで妥協せずに相容れないつもりならあとはもう力のごり押ししかないよな
ただそれだけで世界征服が出来るなら苦労はしないが
459 ：名無しさん＠狐板：2024/10/26(土) 20:49:15 ID:UpDaRxoQ: 超常的な力押しで世界がなんとかなるなら、エックスメンやらヒロアカの世界はもうちょっとマシになってる筈だしねえ。
結局ウルトラマンのような力を持てても持った後で持ったなりの苦労はセットでついてくるのよな。世知辛い話だ。
460 ：名無しさん＠狐板：2024/10/26(土) 22:00:32 ID:iFhTRJpm: 乙
これって前作Fateの宇宙勝利まど神でアクアだけが生き残った星の話？
あっちだと最終的にアクア以外の神は全滅してたな
461 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 22:42:35 ID:lkKEeyRr: >>460
その前作とはまったく関係がありません。
462 ：名無しさん＠狐板：2024/10/26(土) 22:44:52 ID:iFhTRJpm: >>461
回答ありがとうございます
463 ：名無しさん＠狐板：2024/10/26(土) 22:46:45 ID:KWDlteIa: 黒こなさんだったかが創造神で宇宙創生キットみたいなのでなんかやってた話じゃない？
探したけど過去ログ化されてる？　っぽいけど
464 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/26(土) 23:03:07 ID:lkKEeyRr: >>463
ネタばれになるので詳細は伏せますが、その作品はエターにして新たに本作として作り直しています。
465 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 00:04:42 ID:F84T2gkW: ttps://www.youtube.com/watch?v=Iq0ntBagBQY

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466 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 00:05:30 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　/　、　ヽ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　, ─j＼__
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　　　　i.: : ,ゝ､_/ﾊ___／| 　　　　　　／　 /￣(T)￣ヽ　　　　｀､.　|: : : /|: :/
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　　　　　　　　　　　 ∨: :　l　　 :|　 | :|:.　　　　|　　　 :|: .　　｀ト- ∠二
　　　　　　　　　　　 ________ｊ{ : :　:|　　 :|ｌ　 | :l: :　　 /|　:| :|　|: :　　　, }／／￣
　　　　　　　　＼____八　　　 :|:|ｌ　 | l|: :　　:/.:|　:| :|　|: :　　 /∧∠_____
　　　　　　　　　　／∠㏍、　＼|从　|八: .　:/ /|::/|/|　|: : :　//厶％Жｱ
　　　　　　　　　　　＼＼]Ж＼　 :灯苧ミ　＼/|/ ,灯苧ミ:|: : : ／￣＼[／　　　それは防空兵器『光線級』の参考資料よ。
　　　　　　　　　　　　　￣了＼＼:杙-夕　　　　代-夕小イﾍ}　　 : : |
　　　　　　　　　　　　　　 |　　 :| 斗 ⌒｀　　,:　　　⌒｀/ 　 |ノｊ　　 : : :|
　　　　　　　　　　　　　　ｌ　　 :| :小、　　　　　　　　　 //　 :|イi　　 : : :|　　　　　　　　　　　　「防空兵器ですか？」＞パチュリー
　　　　　　　　　　　　 ,　　. :| 　ｧ‐‐=z,、｀　 ´　　　//　 :|::|:|　　 : : :|
　　　　　　　　　　　　　　 /　. ::/:| :/-=㍉_/ト　__ . : ´ ／//　∧!:!:. 　 : : :|
　　　　　　　　　　　 /　: ::/. :|/-=㍉_//V∧　　／／/　/ :∧!::.　　＼|
　　　　　　　　　　　　　 /　: ::/. : /-=㍉_//:: V∧／／: :/／／/∧: :.　　　＼
　　　　　　　　　　 /　: ::/／/-=㍉_//:: :: :V/／:: :: :: :／/////＼: :　　＼＼
　　　　　　　　　　　　 /　: :／/,/-=㍉_/∧:: :: :／:: :: : ::／//|///////＼: :　　＼
　　　　　　　　　 /　: :///,/-=㍉_///∧／:: :: :: :／////|//////// ∧: :　＼＼
　　　　　　　　　　　/　／/,/,/-=㍉_/// ／ :: :: : ／//////l|////////／∧: :　丶
　　　　　　　　　 /／/////-=㍉_/// / :: :: ::／////////ｌ|//////／/ //|: : .　　＼
　　　　　　　　　／//,〈///-=㍉_/// / :: ::／//////////ｌ|////／//// /l|: : : 　　　＼
　　　　　　　　 ///////／)┐㍉///,/:: :: :: ::////////// ｌ|//／,///// //l|: : :　　　　　＼
　　　　　　 /////_／／／㍉///,/:: :: :: ::////////,/,/ ｌ|／,////// ///ｌ|: : : :＼　　　　＼
　　　　　　　／ヘ／／／>､　/≫-=≒=≒=≒=-≪///////////// /// /ｌ : : : :　＼　　 : .＼＼
　　　　___／:: :: ::{ 　　／ ∧厶二三二三三二三二＼ ////////／〈//// : : : : : : : 丶　 : : .＼
　　／//|:: :: :: ::{　　　／/∧-=ﾆ三二三二三二三ﾆ=////// ／///∧//: : : : : : : : : : : : 、: : : : .＼

　　　　　　　　　　　　　　 /|　　　　　　　　　　　　　　　 ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧|　　　 -‐: :　￣￣　: : ‐- ..、　| ∧
　　　　　　　　　　　　　 ∧/| ／. : : :　　　　　　　　: : : :＼| /∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　| /／. : 　　　　　　　　　　　　　 : : |　/∧
　　　　　　　　　　 ∧　| /. :　　　　　　　　　　　　　　　____|, 　/∧
　　　　　　　　　　　　　〈　∨/. :　　　　　|　　　　　　　　　　＼＼　/∧
　　　　　　　　　　　　　　 ∨ /. :　　　ｌ　 | :l:　　　 |　　　　　　＼　　/∧__
　　　　　　　　　　　 ∨: :　l　　 :|　 | :|:.　　　　|　　　 :|: .　　｀ト- ∠二　　　　魔族や魔女は自然と空を飛べるけど人間はそうではないわ。
　　　　　　　　　　　 ________ｊ{ : :　:|　　 :|ｌ　 | :l: :　　 /|　:| :|　|: :　　　, }／／￣
　　　　　　　　＼____八　　　 :|:|ｌ　 | l|: :　　:/.:|　:| :|　|: :　　 /∧∠_____　　　　仮に魔族の軍勢と戦争になったら人間たちは空から一方的に叩かれる事になるわ。
　　　　　　　　　　／∠㏍、　＼|从　|八: .　:/ /|::/|/|　|: : :　//厶％Жｱ
　　　　　　　　　　　＼＼]Ж＼　 :灯苧ミ　＼/|/ ,灯苧ミ:|: : : ／￣＼[／
　　　　　　　　　　　　　￣了＼＼:杙-夕　　　　代-夕小イﾍ}　　 : : |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「魔族が王国に侵攻してくるんですか？」＞パチュリー
　　　　　　　　　　　　　　 |　　 :| 斗 ⌒｀　　,:　　　⌒｀/ 　 |ノｊ　　 : : :|
　　　　　　　　　　　　　　ｌ　　 :| :小、　　　　　　　　　 //　 :|イi　　 : : :|
　　　　　　　　　　　　 ,　　. :| 　ｧ‐‐=z,、｀　 ´　　　//　 :|::|:|　　 : : :|　　　　　　まだ可能性の段階だけど、将来的に起きないとは言えないから、
　　　　　　　　　　　　　　 /　. ::/:| :/-=㍉_/ト　__ . : ´ ／//　∧!:!:. 　 : : :|
　　　　　　　　　　　 /　: ::/. :|/-=㍉_//V∧　　／／/　/ :∧!::.　　＼|　　　　　　それに対処する為の道具を用意しているのよ。
　　　　　　　　　　　　　 /　: ::/. : /-=㍉_//:: V∧／／: :/／／/∧: :.　　　＼
　　　　　　　　　　 /　: ::/／/-=㍉_//:: :: :V/／:: :: :: :／/////＼: :　　＼＼
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　　／//|:: :: :: ::{　　　／/∧-=ﾆ三二三二三二三ﾆ=////// ／///∧//: : : : : : : : : : : : 、: : : : .＼
467 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 00:06:36 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　．　---　． ,......､
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,. ｨ≦　　　　　　r''_r-‐ ､　＼
　　　　　　　　　　　　　　イ　　　　　　　　　　　　　　｀ヽ　ヽ.
　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　 l 　.l.V｀ヽ__
　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　|ヽ　　　　　j　 .j .i≦　ﾉ_
　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　ヽ｀ヽ.,___／　 /V=＜´　＞
　　　　　　　〈　　　　　　　　　　　　　　　　ゝz＿ ≠ <､　　　＞´
　　　　　　　　r-:ﾆ寸　　　　　　　 __　ィー一''´　｀　__　　 .＞＞ /|ﾊ
　　　　　　　　」＝ー＞､__ ／￣／　　/　　　 _,.．-:''":::ヽイ::::ヽ::::Ｙ｜ﾑ
　　　　　　　＜　　 ´　　　　　''　　__ / 　／:::::::::::::ヽ:::::::::::::＼::ﾏ::l　|､/　　　　　　つまりこいつで魔族が飛行魔法を使うのを阻止すると？
　　　　　　　　＼_r＜/ヽ.,_＿,r≦::::::Trtく::::::::::::ヽ:::::ﾑﾏ:::::::::;ｨ:ﾞﾊ:: |i.」
　　　　　　　 /　| |:::l:::::::::::::::::::::::::::| i!ﾏ:::::::::::::::ヾ::ﾄjｨ. イ::i.j:::::|: :|
　　　　　　　　　/ 　i! ﾊ::l::::::::::l::::::::::::::::l .i! V ｰ　'卞云イ /ﾘ/:::::::|:::i!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そういう事よ」＞きよひー
　　　　　　　 l 　」ﾊ:::VTi::::::jﾉ寸卞歹　　　　　　　　　//::::::::::じj-､ r:､
　　　　　　　　　￣　|:::::::::::| ﾚｼﾍ　￣　　　　i　　　　　ｲ;:::::::::::::::::::::r≒､､
　　　　　　　　　　 | :: __:λ:::::::: ヽ、　　　　　　　 ,.　 .,/| |:ﾏ:::::::::,:イ´　　ヾ j　　　　とてもそれが可能には見えませんが。
　　　　　　　　　　　| f´　　.ヽ::::::::::: ＞．.,_　 ‐ =:´ ／／ |　｀Tz/　　　　　ﾏ:､
　　　　　　　　 | :|　　　　） ::::::::::::::: |v ≧ｰ､イ f´､　i!　こj i ___　ー　　ﾏﾊ
　　　　　　　　　　 | ::|　　　 /:::::::::::::::::: i!､　　./l:＼ j::ヾ＿z　　 j　　　　　　　 V
　　　　　　　　　　j :: i! 　　 / :::::::::::::::::: ﾊz_　　:ﾉ >i十fー::､-=二 ≦''マ､　　　　了
　　　　　　　 l :::: j　　,ｲ :,r､:::::::::,イ　./::Yー ∧､tｼ｀　＼';.　　';::::::｀.､　　 :ﾊ
　　　　　　　　　/ :::: i　　 i .f　.ﾑ:::/'　　 /:::::::::ヾ　　/.l l　　／:i!　　 l:::::::::::iﾏ　　ヽ
　　　　　　　　 /:::::::::j　　 V|.　. .i/:　　　'::::::::::::::i' ｀ '∨|ｿ/¨::::::j　　 ::::::::::::iﾑ　　 :ヽ
　　　　　　　 /:::::::: ,'　／不ヾノ,':ｉ　　　{:::::::::::::::i,ー＝= / :::::::;'　　　j::::::::::::i }　　　　ヽ
　　　　　 /::::::::::,'　ﾏ　　ｲ .ｉ:::ｉ　　　i::::::::::::::::( ￣.二i､::::::/　　　/::::::::::/.ﾉi　　　　　ヽ
. 　　　　 /:::::::::::,'　　ヾz, i | ﾑ::';　　　ヽ::::::::::::::)イ　　.}::｀i...＜. ノ:::::: _.,'イ　l　　　　ヽ
　　　　　 ./:::::::::::./　　　 / .| L._ヽ､.　　　ゝ＞¨:::}　　 j:::Y 　　 i::::¨::) .l ::V　l　　　　　　＼__
　　　　 ./::::::::::::/ |　　　 L__| ::::::::: /｀¨T¨　,j:::::::l ￣.了:::::j　- ､ｿ:::::::::i　) : V　　　　　　　　ﾉ;;ﾄ
ー‐ zノ:::::::::::／　　　　　　　i::::::::::: j::::::j　　ﾉ::::::j　　_ﾄ::::::(　　 i::::::::::::::ｌ　ﾏ ::V　　　　　　／／
_こ ´::::::::: ／　　　　　　　 .j:::::::::./::::ノ　／:::::/ー /:::ﾆ::ノ　　ﾉ::::::::::ノ､　:i :: V　　　,ｨ＜r''　ﾑ
::::::::::::::::ノ､　　　　　　　　 ./:::::::::/:::/　_ﾉ:::::::::/ ≠んﾆ=二zzxヽV:::::::::ヽヽi:i :: V__ｨ≦:／　　　ヽ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|ﾍ
　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　 | ∧
　　　　　　　/ |　　　　　　　　---　　　_　　　|　∧
　　　　　　 /　|　,　　´　　　　_　　　　　　` 　 ';　 ∧
　　　　　　,'　／　　　　　　　　＼　　　　　　　V　 ∧
　　　　　 ,　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　V　 ∧
　　 |＼ /　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼￣　----∧
　　 |　ヽ:/　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　　 }　___
　　＼　/　　　,'　　　　　　　　　　　　　　　 l　　` ト- ／￣／　　　　こいつには極めて高度な技術が必要なの。
　＿＿〉{　　　 :|　 l　　l　　　　　　 |　 |　　　}　　　 V　　／
　＼　从　　　|　 l　　l　　l　　　 /　/　　　,:　　　 /-＜￣　、　　　今は到底不可能だけど魔族の魔法で再現できないか試している最中ね。
　　＞ -〉　　　|＼|＼ |ﾍ　l　　// |/-|/|　/　　　 /　　　　　／
　＼　　人　、人ｨﾍ云ミ Vﾍ / / ｲ芹≠V　／／ |Y^Y_ ／　　　　　あくまで将来に備えた準備にすぎないわ。
　　　＼,,/| ＼＼从廴.::ﾉ　　　　　ゞ- イ／/ｲ　}　||　|_|l
　　　　　| |　|_|ヽ|ヽ　　　　 '　　　　　　 |　　 |_ノ　　　　,
　　　　　|_|　　　 | 心　　　　　　　　　　　|　　 |　　　 V 　'　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「わかりました」＞パチュリー
　　　　　l　　　　 l　　ト　　　｀　´　　　ｲ　 ,;　　　　 V　 ,
　　　　 ,　　　　 /l　　|　　＞　　_　イ _ | 　 / V　　　　V
　　　　/　　　　/ l　　 --　V∧　　／/ l　 /　〉＼　　ヽ l
　　　 /　　　／￣/￣｜　　V∧／//／l　/ ／|　　＼　　＼
　　　/　　l 　　〈　　 |　　　V///／　 l / ´　 |　　　＼　　ヽ
　　 /　___ |　　　〉　　|　　　 V／　　／「￣￣　　　　　> 、＼
　　/ / V |　　　　| 　　|　　／　　／　　|　　　　　／＼ |　　＼
468 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 00:07:55 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　＜｀ヽ　　　ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　）　}　　　　!
　　　　　　　　　　　　　 ,　 ,ｒ─‐ｧ　　　　　　　　　　　　　　｀､ー‐'′ﾉ＿＿メ＿ _
　　　　　　　　　　　　　　i 　 | 　 / 　＿ｒ─- ､/ヽ-‐ ` ー‐ イ　`‐一 ´　　　　　　ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　|＿|　/／　＿＿ヽ_　　　イ` ､　　　＼　　　へ　　　／ミﾐヽ
　　　　　　　　　　＿_ __ 　|　／￣ヽ／/　　　ヽ＿ｊ　 |　　　 ∧／　　＼／＼　　　　それはともかく会長
　　　　　　　＜　　　_＿＞ヽ／7ヽ__/　/　　　　　　　　　Λ＿_ノィ　 / ,　|　　ヽ.　ヽ
　　　　　　　　　＞''´ 　|　.／ |　　/　 .′　　 !　.∠..,,_ ,＿ _　／ |　/イｲﾉヽ　　ﾊ　 !　　　魔女の事を公表してからというもの社交界では面倒な事になっています。
　　　　　　　　　　　　　ー― |　 /　,.′　　　.| /＿_／/＿／　　|/≦ｹ i　 i　　,'　i .}
　　　　　　　　　　　　　　　 i /　　　　　　′`≦行芋ミ｀　　　　-=彡,i　 .|　/　 .|.|
　　　　　　　　　　　　　　／　　　　 ,′　|　弋z彡_　　　　　　八　ｊイ　　ﾘ　　　　　　　　　　　　　　　「貴族のお嬢様が騒いでいるのでしょう？」＞きよひー
　　　　　　　　　　　　　／　 ′　　　　 /　　 | 　´´　´　　　　ゝ　ｲ　　　ｉ
　　　　　　　　　　　 .／　　/　　　　　./　　　 ! 　､　　　ｰ　' ／ ,′　　/ |
　　　　　　　　　／　　　,.′　　　 ./　　　　 .|　　＞　 _　, .イ　 ,′　 /　 i　　　　　　　　その通りです。
　　　　　　／　　／　　　　 /　　　　|､￣∧￣入　.!　 /　　　'　　八
　　　　　　　／　　／　　　　　 '　　　　　　j　∨_ノ´＼l/　!./　　ｲ　　/　＼_,
　　　　／　　／　　　　　　　ｲ　　　　　　 .i 　 }| 　ll 　|{　ﾘ/／　　　ｲ
　　　 .／　　　／　　　　　　 '　　　　　　　　ﾘ　　}| 　ll 　|{ 〃　　　／

　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧　　　　　　　　　＿＿＿　　　　　　　　　 ∧
　　　　　　　　　　　　　　 ///,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　'//,
　　　　　　　　　　　　 ////,＞　´　　　　　　　　　　　　　　　｀＜i///ﾊ
　　　　　　　　　　 ///／　　　　　　 /　　　　　　',　　　　　　 |///∧
　　　　　　　　　　　　　　//'　　　　 /　　　′　　　　　　',　　 ∨　　　 |/////,
　　　　　　　　　　　　 {/　　　　 /　　./　　　　　　　　 ,　　　∨　　　|/////ﾊ
　　　　　　　_　　　　/　　./　　/ 　　 '　　　　　　　 i　　　 ',　　　∨////∧
　　　　　　　　　ﾏﾆ=- /　　 '　　 '　　　 {　 i　　　　　　　 !　　 __}＿＿__V --=ミ､
　　　　　　　 V///　　 {　　 |　　　 .ﾊ　|　　　　　} 　 /　　　＼////////////,ヽ
　　　　　　　　　　＼{　　　 ',　　ﾄ.　 _斗 ',七',　　　./ ｀ｲｰ-　　　＼///////////,}＿　　　しかし、魔女は魔法技術を発展させる為の存在です。
　　　　　　　　　　＜iﾊ　　　', ー七ヽﾄ､{　ヽ{　', 　 /|　/ }　／}｀/ー　|≧=---r--彡/／
　　　　　　　　　　／|　',　　 .ﾄ,,ｨ≦弐笊竺ミｘ､ヽ/　}/,ｨ≦弐笊竺ミｘ!　　　 |///／　　　　王侯貴族には無用の長物ですよ。
　　　　　　　　　＼　.∧　　|《　 {:　)刃乃}}　　　　　 {　)刃乃}}　》　　　 /=≦ヽ
　　　　　　　　　　　　Ｙ |　＼ {　　之弐沙ﾘ　　　　　　之弐沙ﾘ /　　　　/＼　／
　　　　　　　　　　　ﾊ i!　|　ヾ　　　ー―　　　　　　　　ー―　/　／　/ }ヽ. Ｙ|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そうなんですか？」＞パチュリー
　　　　　　　　　　　 ~ .i! ｜V　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ムイ　}／ﾑ i.} ﾊ|
　　　　　　　　　　　　　i!　.|　{ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　/　ﾉ八~|
　　　　　　　　　　　 i!　 | 八　　　　　　　 ―　　　　　　　　 /　　　/ -イ　　i!
　　　　　　　　　　 i!　 }　　.ゝ　　　　　　　　　　　　　　 /　　　/　　　　　i!
　　　　　　　　　　　　 i!　 .|　 i　/ 　 ≧=-　　＿　　＿＿　-=≦　/ /　　　　 i!
　　　　　　　　　　 i!　　}／}/ 　　　　＞／||　〃:.｀:.＜../　／}/　　　　　　　!
　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　／/ /i＞＜彡／/　//イ{　　　　　　　　 !
　　　　　　　　　　　/　　　　　　/　　　/ V　':.:.| }Kく「ﾚ:.:/　/　 ,　∨　　 ',　　　　　　!
　　　　　　　　　 {　　　　 /　　 /　/　i:.:.:.| |全_L!:/　/　 /　　∨　　',　　　　　　!

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i　∨
　　　　　　　　　　　　　　　　}',　　　　_　　　――　　　　、　　i　 ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　i　', ／　　　　　　　　　　　　　　ヾ　　∨
　　　　　　　　　　　　　　　　i,／　　　　　　　　　　　　　　　　　',
　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　_　　ヽ　',　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　ヽ￣　ー'-　　＼　　／/
　　　　　　　＼　ー/　　　　　　　　　　　　　　',　　　　　＼　　　　ヽ　V　　/
　　　　　　　　　＼ ,/　　　 .i　　　　　　　　　　　', 　 ',　　　　　＼　　　 /　 /
　　　　　　　　　　　　/　　　　 i 　i　　　　　　ヽ　　 l　　.i　　　　　 ',　　　　／　　　　　だって魔女になるという事は人間をやめる事になるから、
　　　　　　　　　　　　{　　 .{ 　 i　.{　　　　L＿i__ヽ　}　　i　　　　　 i　　へ
　　　　　　　　　　　　i　　　{　./i　|',　　　 }　.ハ　ヾ}　.ﾉ　　　　　　lノ:::::::::::ヘ　　　　　由緒正しい血統を後世に残す使命がある王家と六大公爵家はまず使えません。
　　　　　　　　　　　　i　　　 { /ゝ个、　　i }　 xzZzza ﾉi　　　　.i　./::::::::::::::::::::::ヘ
　　　　　　　　　　　　.i　、　ぃィkz.' ,　 i　ﾚアVIりヾ/.／　　/i ./ﾍ:;;;;;∧::::::::::::/　　　侯爵家以下の連中はいくらでも変えの利く連中だから不老長寿にする価値なし。
　　　　　　　　　　　　 ', i ＼　 {《Vｊﾊ　ヽi　　　　ｘンｿ　i　　/　}/i } |　　ト--　'
　　　　　　　　{~. ^, 　　ヾ　| ＼{. Xツ　　　　　　　// ｿ }／　　　l. 'ﾉ'i',　 .|',　',　　　　　ほら、いらないでしょう？
　　　　　　　ﾉi　',　.　　ヽ.|　　ヾ''' 丶　　　　　　　　　　　|　　　ﾚ　 i_',　.|_ゝ ',
　　　　　　　/i .l　',　i　　　 |　　',　　　, --　、　　　　　　 i　　ハ　　　　　　　',
　　　　　　　', i　'　　.i　/'i　|　　ゝ　　ヽ、　..　　　　　　　 .i　　i　　、　　 i　　　 ∨
　　　　　　　 i　／　　ﾚ　i　 i　　 {　＼　　　　　　／　　 .i　　i　　　、　　i　　　 ∨
　　　　　　　 .i　　　 /　.}　 i',　i　',　　个ｰ=彳　　　　　 ..i　　|　　　i　　　i　　　　 ∨
　　　　　　　　|　　　.{　 i 　 i ', i ', 　　i　ヘ__|　　　　　　ﾘ　 .|　　　　　　　i　　　　∨
　　　　　　　　.|　　 .{　ﾉ　./　',i ／{__／. ＼iiゝ　　　　ノ'i　i',|ヽ　　　　　　i 　　　　.　∨
　　　　　　　　」　　;　ｿ＿/,, ／　i |:::::＼:: : ＼iiゝ　　　　 ', | }/i::＼　 _　　 i　　　　ト.　＼
　　　　　　　/il　^'''　./...',　　　　 .i i::::::::::::＼:: : ＼iiゝ　　　.i| //i :: iヾ_ゝ＼ i.　　　　 l　＼
　　　　　　/:::::::l　　　i ::::::',　　　　.i.l 、:::::::::::::ヽ:: :: ヾiiゝ　　///i :: :i:::::::...'、　＼　　　 i　　ヽ　',
　　　　　.∧::::::::|　　 i　＼ ',　　　　＼ヽ :::::::::::ヽ:: :: ヾiiiゝ///i :: ::/:::::::::::ヽ, 　　 i 　　l　　　',　∨
　　　　/　 .i:::::::＼ } | 　＼',.　　　　　,　./:::::::::::ヽ:: ::ヾiii//ｿ :: ::/:::::::::::::::::>',　 ./　　　l　　　',　∨
　　　 ./　　　⌒i::::＼.|;',　　　i　　　　 ;　/::::::::::::::::ヽ:: :: ∨ｿ :: ::/:::::::::::::／,　　 .ﾍ―i　 .i 　　i.　 ∨
　　　/　　　　　 Lﾍ::ヾ ',　　　l　　　 ;　/::::::::::::::::::::::ヽ:／　:: ::/:::::::::／／　　　/::::::'ハ　 i　　/　　∨
469 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 00:09:05 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　 _,,..　-───- ､._　　　／＼
　　　　　 ,.　''"´　　　　　　｀ヽ　ヾ' ､／-‐- '､
　　　　 ,:' 　　　　　　　ﾄ､,__.ﾉ　 }　;'　　　　 ':,
　　「｀ヽ{、　＿＿、 , -─,ゝ.,_　　_.ノ＿、　　　ﾉ─┐
　　}＿rア´r-、　｀ヽ, -くァ'"´￣　＼＞､--＜ヽ＿」
　　_／　 , '"ヽ--‐'´　　ヽ　　　',　 ;　ヽ　}　　　}　　　　　確かにその通りですね。
　　}　　ｒ/　 /　/　/　ハ　 ', | イ|　 |　ト､_ ＼　ﾉ
　　L__./;　　;　 ;　 ;　　|　|　 | |　_」ﾆ、_」　 |ヽ｀￣｀ヽ　　　ただでさえ魔女には人数制限が掛かっているのだから
　　く._ヽ| 　 |l　|-┼l|　|　|＿|ｧ"ｿ　ﾊ}| |!　 |　|ト-､　_}
　　　　 |　　|l　|_j」ﾆl_ 」　　　　乂_,ｿ.|　　 |　|　 |イ_　　　　役に立たない貴族のお嬢様はお呼びじゃないですね。
　　　　 |　　|_,.ｲ　ｿ ,ﾊ　　　　　　 xx.|--イ__」　/´ _｀ヽ
　　　　 |　　| |ヽ. 乂_ｿ　　 ,　　　　 .|　　|　|　し'´/　}｀l、
　　　　 |＿イlハxx　　　　　　　　　　|　　|　|　 |／　 '　; }
　　　　　　　| |　ﾑ　　　　　i ´ヽ　　 '|　　|　|　/　　　　 /
　　　　　　　| | 　人　　　　　　／　|　　|　|´{　　＿/アヽ.,_
　　　　　　　| |　　 |｀ﾞTlァ=ｰ-r''　　/|　　|　|　ヽ／　ヽ　　　　｀7
　　　　　　　| |　　 |　 |__r /ｒ } 　 /　|　　|　| r‐'　　　　　　　　 {
　　　　　　　| |　　　;/´　{　}__アk'´￣|　　|　K　　＼　　　}_　　_,}
　　　　　　　| |　　　}　 |/ く　ムゝ　 ',　　　;　ヽ、　　　'´　　　　＼
　　　　　　　'､＿_ 　ﾉ　/ / /}l|l{　ヽ.　∨　/　　ﾑ　K´ 　　　　　　ヽ　　←裕福な商家の出身
　　　　　　　/:::::::::｀ﾞ''::....､{_////＼_」　 }三{＜.,__]ﾊ　　　　　　　　　 ':,
　　　　 /´ヽ;::::::::::::::::::::://7; ,','　　/7　/　ﾊ＼/　 {　　　　　　　　　　 ',
　　　ノヽ､ }::::::::::::::::::/// { {.{　　{_{　,'　　 }　　　'、　　　　　　　　}

　　　 j!　 .|　　 _　　 -―――-　　/　　 |
.　　 ,′　レ ´. . . . . . . . . . . . . . . .⌒ヽ/、　 /}
　　 /　　 .|.／ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .｀　〈 .|
　 ./　　　 |　./. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ＼
　/　　　 /_ノ| . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ . ヽ. . . . .V
ノ　／￣　　/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | . .| . . . . .∨
|　　　　　／ .| . . . . . . __|__ . . . . . . . ￣|￣|ヽ| . . . .∨
|　　ィ´ . . . | .| . .|／ . .! . . . . . . . . . ...| ノ| .ﾉ! .|.. . .|
|　 /.::」 . . . ...| .|／| . .| ..|ハ . . .| . . ./|ｨ===ミz、! . . |　　　　王国では七大神の血は貴賤を問わず幅広く広まっています。
_／⌒ﾊ . . . . ', | . .|ヽｨ==ミ } . .ﾉ . ./ｨ {:i:ヽ:|　}】. . .i .|
　　　　.} . . . ..ヽｨ／ /:,-:::| ／} .／　辷ノ　ﾉ|　 /./　　　　その所為か魔法の才能と身分は関係がないです。
、　　 /|ヽ . . . . 【{.　 { :i::」:|　　　　　　　　 .|／|ｲ
｜「 . ! |　i! . . . ..＼　｀¨ ´　　　　　、　 ,:,:,:　|//|　　　　　まあ、裕福な方が魔法の英才教育を受けやすいのは確かですが。
｜| . .| .ヽ」＼ . .＼|　 ,:,:,:,,　　　　　　 ′　　　 |//|
｜| . .| . |∧ . ｀⌒「　　　　　　　　　　　　　　 /|//|
｜| . .| .//∧　　 ∧　　　　 ,　-‐　フ　　 ∠｜/,!
｜| . .|////∧　　｀ゝ　　　　｀　ー ´　　ｲ| . ｜/,!
｜| ..//////∧ . . .∧ ｀≧　　　＿＿／二Vヽ.ﾉ//
/:/ ///ｨf二ﾆ}!、 . . ∧　　　 ∧;i!i!|::::: ∨二]|}//
. | . ,ｨ仁二二 Ⅶヽ . .∧　　　,//|i!i!|::::::: ∨二]./
斗f´二二二二Ⅷi!i＼.∧_ 　 |//|i!i!|:::::::::::| 二]!
⌒＼二二二二}ヽi!i!i!.＼}/≧}//|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i＼二二二｝ﾄ:＼i!i!i!i!≧///.|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ:::＞i!i!i!i!i!i!i!i!|i!i!|::::::__::::｀ヽ」
i!i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ:::::::::::＞i!i!i!!|i!i!|r ´/::::::::::::∨
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470 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 00:10:28 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , : : : : : :/: : : : : : : : : : : : : :＼　＼
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　　　　　　　　　　　　　　　 {: : :{.: .:.芹圷冬ミ }: : /　抖芹冬ミ : : : : ::}　　　しかし、それは貴族令嬢に言っても納得しないでしょう。
　　　　　　　　　　　　　　　 {: : :{: : :とう乂ツ　￣　乂ツとう::/: :/: ::}
　　　　　　　　　　　　　　　　 } : : : : :{:::::::::::　　　　!　　 :::::::::/イ :.:/.: .:.}　　　どうしたらいいでしょうか？
　　　　　　　　　　　　　八: : ﾊ:八　　　　＿　　　　 /: :/: : : :}
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　　　　　　　　厂＼/ ／＿＼)　　　　　　　　　　へ /: : : :/￣＼　ヽ
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　　　　　　　　{　　　　　／　　　　ﾊ　　　i　　　　 ',　　　　　 i　　　　ﾏ≦.
　　　　　　　　乂＿　イ　　　　 ′　　 |　　　i　斗七''￣「 |　　　　 i |
　　　　　　　　　／ |　i 　　.」＿_ i　 i　　 }　　 |　 | |　　　　ﾊ |　　　　 | .i
　　　　　　　＜..＿|　|　　　 |　　 |￣「　.ﾊ　　 |　 | ! .ﾊ　 /　 |　　　.i　|　i　　　　　『無視すればいいでしょう』と言いたいところですが、
　　　　　　　／　　|　|　　　 |　　 |　 |　/::::'　　 l　/::j/:::j.ィﾁ￣,　　　/| /　 i
　　　　　く　 {⌒|　|　　　　＿_|＿j/:::::::::',　/}/:::::,ｨ´:ij:::}　 .::|　　/ j/　　.i　　　　　放置してこちらにちょっかいを出して来たら困るわね。
　　　　　　　　／ ./|　　　　　　＼　{:::ij:㍉:::::}/::::::::::::::乂::ノ　..::/　／ / |　　 i
　　　　　　　　　 //|　ﾊ　　　　 | |::.乂::ノ　　　.::;　　　　　 /.イ　　　　 |　　　　仕方ないわ。
　　　　　　 // .|　 ∧　､　ﾄ.{ﾊ.　　　　＿　　＿　　＿ /　.|　　　/　　 |
　　　　　　　　/ｲ　,　　　＼ト.._{ .| ∧--vfニﾆﾆYニニYニニト-- ＜/＿　 .|　　　　七大神から圧力をかけて貰いましょう。
　　　　　 / 　 /　　　　i　　　.-=〈ニニニニニ|ニﾆﾆ}ニニニニﾆ/ニニ.＼|
　　　　　　 /　　/　　/　　}_.-=fニニ∨ニニニニ|ニニi|ニニニニ/ニニニニi
.　　　　　 /　　/ 　 /　　 /ニニヽニﾆ∨ニニニニニニ|ニニニ_/ニニニニﾆj　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「それはやっていいのですか？」＞パチュリー
　　　　　/　　/　／　r≦ﾆヽニﾆﾆ､ﾆﾆ.∨ニニニ|ニニニﾆニﾆ/ニニニニ／|
.　　　　/　　/イ　.′.|ニニﾆ.＼ニニ､ニ∨ニニﾆ|ニニニニﾆ/ニニニ_.／＼|
　　　 /　／　　/　　 >､ニニニ＼ニﾆ､ﾆ∨ニﾆﾆ!ニニニニ/ニニニ／　／ヽ
　　〃　　　　 /　　 /_　｀''＜ニニ＼ニニニニﾆﾆ!ニニニ./ニﾆﾆ／　　,　／ V
.　 //　　　　 ,　　　 V　｀ヽ　｀''＜ニニニﾆ∨ニﾆ|ニニﾆ/ニﾆ／　　　/ / 　　',
　　　　　 ,　　　　　i　　　ヽ　　 ''＜ニニニニﾆ|ニニ/ニ／　　　　/ /　　　_i__
　i { 　　　　 /　　 |　　　　 ∨　　　　''＜ニ＞ ´￣￣￣_ノ　　　　/ /　　.ｨf笊/
　| |　　 /　　/　　＿|＿　　　 .∨　 V　／ {´　ー== ニ､: : ',　　　 {/　.ｲ笊ｲ　′
　| |　　./　　/　　ﾏ笊笊≧x　ハ　　}／ {　 |　　__　---ィ: : :}　　 /{ｨ笊イ　　 {
　:,　　./ 　　　　 ∨　　ミ笊} _...ィ　　 .{　 |　　＿＿): : : : : } /､/ /イ　　　　ハ
　 ', ∨　　　　 / 　 ∨　　　　 {ff_/　　　 {　 |＿　　ィ＜￣￣/　　＼　　　 / 　〉
　　∨　　　 .／, 　　 i　　　　 .／/　　　 {　 |__..イ|| ﾊ∨＿__.,　　　　}.
.　 /　　　／　/　　　.}　　／　/　　　 .{　 |￣￣「　ﾊ∨　 i　　　　,　　　　　　 {
　　　　／　　/ 　 /　/　　　　　.′　　／, 　 ,　　ﾘ　ﾊ∨　|　　　./　　　　　　ﾊ
　　　　　 /　　/ ./　　/　　　　／　 { 　{　　〃　　　}:}　 !　　ｲ　　　　　　　　',
　　　/　　 /　　/ .〈　　/　　　　　. :　　　 }　 }__.//＿＿_.j:j＿| 0　　',　/　　　　　　 ',
　　 /　　./　　ｲ　　}　 ′　　　 . : :　　　 ,　 ,　(__)　　　 (__)　 ',　　　∨ /　./
　　i　　 /　／/ 　 /　　　　　　　　　　　/　/　笊　　　 /笊　　',　　　 ∨　/　　　　　　＼

　ト _____} / . . . . . . . . . . . . |. . . . ..| . . . . .＼:::::::::::::::_}／:: |
　ヽ::::::::::/. ..|.　.　.|... . . . . ...|. . . . ..|. . . . . . . |⌒∨:::::::::::::∧
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　　　〈|. . | . |.　.　|. . |. . . ../. //. /ｨ斥≧-..｜. . .|!　| }!,|!. .|∨
　　　.|. . |. ..!. . . .| . .|＼. . . / | / ゞﾟ¨´　|. /|. . . ハﾉ/. }!. .|!.∨　　　　　　　七大神も魔女の乱造には懸念を抱いています。
　　　 .|. . |. ..|. . . .|. .∧　|. ./　|/ 　　　 |//./. / . |/.. |.j. ..j . ∨
　　　/┤.、八. . . |／⌒ |ノ　　　　　　 / |/.. /. . .|. . .| . . .!. . ∨　　　　　　この件で妥協したら次からは断れなくなり、
、___/ . | . ./ . ＼. |　,ｨ衍ｿ　　　　　　　 |/.|.... ..| .../. . . |. . . ∨
　　　　.| ./＼ . ノ |　ゞﾞ´　 }　　　　　,ィ!　　　 | .. ..|. /. . . /. . . . ∨　　　　　人数制限など守る事は不可能になるでしょう。
　　　　.|/　　|＼. .＼　　　｀＿＿／:::/　　　 .| .. ..|/_____/. . |. . . .∨
　　　　　 ∧. .｀⌒ ヽ　／:::::::::::::＼´　　　　/| .. ..|///∧___.!. . . . ∨　　　　つまり七大神にとってもこの事態は不都合なんです。
　　　　　　　 ∧ . . . . . .,;ﾟ:::::::::::::::::::::7　　　／.｜. . /jI斗f´　 ∨. . |. ∨
　　　　　　　 .∧ . . . ...,;ﾟ::::::::::::::::::::7__　／　イi!. ..//　　　　 | . . | . .∨
　　　　　　　 |. . . . .,;ﾟ::::::::::::::::::::7　＼_// ﾌ. .//　　　　　　| . . |. . . ∨
　　　　　　　 |. . . . .;ﾟ:::::::::::::::::: 7. . . /:::／/. .//　　jI斗f二_| . . |. . . . ∨
　　　　　　　 |. . . ..,;ﾟ::::::::::::::::: 7 . . /:::/ ./. .//jIf´＿_／ :::: | . . |ヽ. . . .∨
　　　　　　　 |. . . .,;ﾟ ::::::::::::::: 7斗7:: / ./. .／::::::::::::::::::::::::::::‘,. . ‘,:::∨. . ∨
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　　　　　 ./　 |. . ..;ﾟ::::::::::::::7---＜/-==彡<::／　　　＿＿＿＿‘,. ..|ヽ:::!. . . .∨
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471 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 00:11:37 ID:F84T2gkW: 　　　　　/.;.;.;.;.;.;.;.;.;';.　　　　　　　　　　　　／~フ｀ヽ.
.　　　　ζ､ ;.;.;.;.;.;.;, i､　__／ミ:;､´ ｀＞､､　i´　(　　　 ';.
　　　　 l　　｀"'ｯ-/ -､＿/´　ヽ-‐' 　〉｀ヽ､丶.　　ノ〉
　　　　 |　　／ ' |ｿ　　/　　　　　　ヽ "'"~丶ヽ￣´ ﾉ |__
　　　　 |､ , ./ｰ,.''´/　　 | i　　ヽ　　 |. i　 l..｀-i.ヽ.彡´~　|
.　　　 l.Y ヽ/　　| ,. 　.ll |ii　　 l　|　 |i. l.i　|　l　レヽ.　　 |.
　　　　 'yーi'　 | |　';._,..|i!ヽ;　　l .i, ｯ'ilｯ|lﾄ､l.　l　|ヾヾ."'''-/
　　　　　´､/ | 　| | ,-〈 .| l.　'ヽ　:ｲﾉ lﾉ il /|''　|　l Y´>､ノ
　　　　　　ｿ iﾄ　l ;　 |>:'"｀'.i　)/.l/..l~"'''-〈l.　 |　| i ';｀'､
　　　　　　l l''|ヽ |ヽヽ〈廴:::::l　/ /　..廴::::/〉　 l　 l i .l´~　　　　（大それた事になってしまったわ）
　　　　 | l .| ヽ';.ヽヽ. :::::::::　　　　　::::::::/　 /|　ﾚi .l
　　　　　　|l　|　l ヾヽヽ' ､　　　 _　　　.,..ｲﾉﾉ |　 |.i |.l　　　　　（これ大丈夫なんでしょうか？）
　　　　　　il　| ﾉ. ヽヽヽl　｀' ;-　　‐; ´ ノ /　 |　 | l.lﾉ
　　　　　　　ﾉ /　　 l';.　i,.,.,. ト､ ,......l>./／l　　|.　| λ
　　　　　 ,;ﾉ /　　　| ';.i'　__,/ i:'λ ／/　l　　 |　| /.ヽ
　　　／/　{　　　/　)''´　　 |. ﾚ　_,. | λ　　|　|　　ヽ
　　　 / / 　 l　　 /　ﾉ------/／--|　|　　ﾉ　ﾄ､　　ヽ
.　　　〉､　　ヽ　/　 /　　,.,./ 〉ﾝ´ﾌ 'i|　 l　 /　　| |　　ヽ
　　　/　｀'-i..,,_〉〈,.,.ノ.| ξ.ｿ // ／／〉､__∨＿,.,.j. |　　　ヽ
　　 /, 　／フ||ﾄ~''ヽ. .!　〉〈　　　 / /|~~ｿ~>ｰi.　　|　　　 ';.
　　/1　,冫､ λ/ン＜ﾚ/　ヽ　　　,<´ｰｿi<_､入　　 i　　　　';.
　 //|　ヽ. ,､ｲ〉.-i''ﾞ´　＼　｀ヾζ｀ﾂ.､l |､λ,/　　 l　　　　|
　 ii .|　　｀i ､.∨,丿　　　　"'''-‐´〉 .|　l　,'.Y ヽ.　　 |　　　| |
　.ll　|　 <´〉ﾄ;.ｿ｀ｿ　　　　　／';.＿>､ﾚ＜　　＼　|.　　 | ﾘ
　 i　ヽ〈ヽ/ i／.ヽ　　　　／..＿i 彡ﾄ.|=　)　　　;ヽ |　　/ﾘ
　　　ヽー､/ヽiｰ´　　　／　　 /,、 / |__,,.,､）　　 :　ﾘヽ /i´
　　　　ヽ　　ﾉ　　　／　　　　　　'　　 '　　　　　　 '　｀

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　　　　　　　　　　　　　　　| ﾊＹ　＞''て　　　　|＼｀''＜　＞''7
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　　　　　　　　　ヽ￣,' : : : : ,' : : : : : : : : : : : : :｀ヽ　/´　／
　　　　　　　　　　　　　>l : : : : :| : : : : : :＿__: : : : : : : |/　／===ﾐ
　　　　　　　　　　　ﾍ |: : ＞'"￣ : : : : : : : ｀''＜ : : | ／　　　//　　　　大体あの魔法は濫用防止の為に術式を非公開にしています。
　　　　　　　　　　　 |: : : : : : ', : : : : : : : : : : : : : :/:.ﾄ<⌒ヽ_/
　　　　　　　　　　　　　ハ､ﾄ､ヽ､ : : : :,ｲ:/ｨ:／|ｲ:ｲ/: :|.i ｢| :｢|l　　　　　　人間が使えるように調整などしていないので、
　　　　　　　　　　 ,: : |ヘ',ﾆ①ﾍ／ﾆニ①二|: : : :.| /|」 :|」l
　　　　　　　　　　 7: : |: : :ﾊ二ニニﾆニニ二|: : : :l: : : : : : :l　　　　　　事実上私しか使えない専用魔法なんですよね。
　　　　　　　　　　 7 : : |: : :|∧　　＿＿　　ｌ : : :ﾊ: : : : : : :',
　　　　　　　　　 /: : : :|: : :|//ﾐh､　ﾏ_:_ｿ　 , l : : ﾊ ∧: : : : : ∨ /　　　だから気にする必要はありませんが、やはり不愉快ですね。
　　　　　　　　　　　/: : : : :|i : :|//⌒⌒ヽ､ .＜. l: : :/　／乂 : : : : ∨ /
　　　　　　　　 /: : : : : :|l : :|7 /ﾆﾆﾆ7/　　从:/／　　／｀''＜:.∨ /
　　　　　　　 ,ｲ: : : : : : 从八 /ﾆﾆﾆ7∧ﾍ／},ｲ´　　／　　　　__､:＼
　　　　　　 , イ: : : : : : : : : :/ 7/ﾆﾆﾆ7/　／／　　／　　　／　ヽ!: :＼
.　　　　＞''´: : : : : : : : : : : /| 7/ﾆﾆｱ,ｲ／／　　／　　|　/／　　　 l : : : :` ､
　＞''´ : : : : : :／ : : : : : : |. 7/ﾆﾆｱｲ. ／　　／　　 i |.／　　　　　|! : : : : : :ヽ

魔法ギルドが女性限定とはいえ不老長寿になれる魔法があることを公表した反響は凄まじかった。

同時に魔法ギルドがその魔法の使用対象の条件『一級魔法使いの女性限定』を公表してもその影響は出ていた。
472 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 00:14:10 ID:F84T2gkW
473 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 00:14:47 ID:F84T2gkW: ttps://www.youtube.com/watch?v=rCgd72MNAM4

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ¨￣￣¨
　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　＼＼
　　　　　　　　　　　　　　　/　/　　 ,/　　ヽ ‘，
　　　　　　　　　　　　　　/i　//　/〃　　 }　ﾊﾊ　 |　ﾟ｡
　　　　　　　　　　　　 .//j .| | 〃 {{　　 .ﾊ | ||.! |　｜
　　　　　　　　　　　　 //　! | | 从小.　 / jルi小i!　i|　　|
　　　　　　　　　　　　'/　 ,i! ! i! fT㍉ Vﾘ ,ィチ㍉|　i|　　|　　　　　私みたいな平民でも一級魔法使いになりさえすれば不老長寿になれる！
　　　　　　　　　　　 i!　/,ﾘ从乂ﾏﾘ　　　之ン,ﾘ　ﾊ
　　　　　　　　　　　　| /〃　 i!.从　丶　　　　ｲ/　i! {　 |　　　　　一級魔法使い試験は死ぬ可能性があるから受けていなかったけど
　　　　　　　　　　　　//{{ {　jﾘ/ 个　｀´　 . ィ/　ハ}　 |
　　　　　　　　　　　.// /从 {./／j _ _.≧≦ﾆ/　 /　ﾉ　　，　　　　危険を冒してでも試験を受ける価値はあるわ！
　　　　　　　　　　 / '　乂ﾊ Y¨｢/ヽヽYY⌒y .／＞｡　　，
　　　　　　　　　　.{ 　　 / /} } /fi＾¨｀＾＾ｱ={ /／　　｀¨ヽ，　　　一級魔法使い試験は完全実力主義よ。
　　　　　　　　　　　　　./ /ノｲ:i Ч　　 /{ヽ从　　r―＝く.　，
　　　　　　　　　　　　 / /i:i:i:/:ﾉ　.{　　 {jﾑ　　＿/i:i:i:i:i:i:i:i:.　.，　　身分が低くても関係ないわ。
　　　　　　　　　　　 , '∠i:__／　　ﾊ　　Ⅶ ／:/／i:i:i:i:i:i:i:iハ　，
　　　　　　　　　　／/r ァ ´　　／i∧　 ∨_i:／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|i:i:|　，
　　　　　　　　／　/7/　　　∠...⊥.ﾑ　 `マヽi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|i:i:|　　，
　　　　　　／　　そi{　　／ }:|::::|||::::ﾊ　　そ.ﾊｉ:ｉ:i:i:i:i:i:i:|i:i:|　　，
　　　　　.／　　　　そゝイ　ノ:j:::::|||:::{::::.　　　そ} .ゝ--=イ¨´ ヽ　 ‘，
　　　 .／／　　／　　 /},く:::/／＾iⅥ::::::＼ｲりT´ .| }　 .ﾄ　　　ﾄ　 ‘，
　　.／,./　　／／　　／ /У/　 |:|ゞi＝＝≠ '´＼j/　　|ﾊ　　 ! ﾟ｡　‘，
. ／／/　／／　　／　./:/ /　　.|:| |:|　　　　　　　＼ ./　}　　j　‘， ‘，

　　　　　　　　　　　　二級魔法使いの町娘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,...-‐v￣V¨}＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,　イへ¨￣／::'，':..，ゝ┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::／__-‐-＿::::::::'，:::::＼:ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 //／フ¨　￣　¨弋≧.､￣::|::ヽ:＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/Fヲ　　　　　　ヽ　　弋＼:|:::::::〉::}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{ﾌ　　 {　　 , ヽ　',　ヽ，￣￣{￣＞.....，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　 |　 ',　　 !'，ヽ }／', }　',＿　＼::::::::::::::::::＞...,
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,..ｲ　　{　　ゝ　　'　／,..イ¨|　ゝ )　　｀＜:::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /::::{　|，',　　＿､　',´　んハ | 　ヽ､　　　　￣￣￣￣　　　　うおおーー！！
　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::::,'!　{ ゝ￣rやﾐ＼}　 ¨￣　|　　 |ヾ､　　　　　　　＞　,
　　　　　　　　　　　　　　　／::::::::/ { , ﾄ､＼ゝマｿ　､＿　　 |　　 }　〉! ＼＼　　　　　　　＞　,
　　　　　　　　　　　　　　／::::＞ /　，ゝ＼　ゞ=‐-　ゝ _)　ィ　／　}､　＼　＞，　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　 ∠　 '´　 /　　＼＼＼　≧=‐-　／ / ／,.　イ-―‐- ､､　　　＞，　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　￣　　　　 __ﾉ　/ ´/ イニニニニニ＼　＜　＼
　　　　　　　　　　　　　　／　　，､　　　　　　　 r≦7　 /　/フ／￣/ニﾆﾆ{ニﾆ＼　｀　，＼
　　　　　　　　　　　／　　　　＼ニ≧―‐＜　Vﾆ{ ／　/／ニニ,'ﾆ／{ニ!ニニﾆ＼　　ヽ　＼
　　　　　　　　　／　　　　 , ≦＼ニニニﾆ＼',／　／〈ニニニ{/ﾆﾆ.!／',ニゝニﾆヽ　　 ,　　ヽ
　　　　　 ,，　' ¨￣￣￣ ¨ '　　，ニﾆﾆ＞＿＿ﾆ／　 /ニﾆゝニニニニニﾆﾆ＼}＼ニ', ー　 }　　　'，
　　　　　／　＿＿＿＿＿　　　　　｀　　､ニニﾆ／　　/ニニニニ￣ﾌニニニニニﾆ} ＼_，　　′　　 ,
　　　／　／　　　　　　　　　＞， ¨¨　､＼ﾆ/　　　/ニニﾆr__￣／7ニニニニﾆﾆ.|　　＼，/　　　　｝
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! {＼￣/ 　　ヽ　/　|!　ヽ /　　　　　＼　　ヽ　，ヽ:::::乂＿:::::/ニﾆ!＝＝=／　,　´／
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! { 　 ∧ 　　　 ,' ヽ }{　　 ,　ヽ　　　　　 /　　 '，　i!　　　，ニニニ_,,..ノﾆ／／_/ , 'ニニﾆﾆ＼
!　,　/　ゝ　　 /　　八　 /　　ヽ＿＿__/,,,...，　-　ハ　　　，ニニニﾆﾆ/／ニ/ /ニニニニﾆﾆヽ
!　∨--――――‐/　＼¨ ￣　ヽ　 /　　　　 /　 ,　　　',ニニニﾆ〃ニﾆ/ /ニニニニニニﾆヽ
!　 {ゝ　　　ゝ /　 /　　　＼　　　ヽ./　　　　 , '　　，　　 }ニニﾆﾆ/ニニ,　,'ニニニニニニニニヽ
!　　,　＼　　ヾ　/　 ,.， -―-＼　　　ヾ　　　／　　　 }　　 |ニニニニニﾆ{　'ニニニニニニニニニﾆ
.，　，　｀　，＿／　　　∧　　｀　､ｰ--一　´　　　　　|　　 |ニニニニニﾆ| {ニニニニニニニニニニ
　，　 ,　　　　 /　　　 /　ゝ　　　＼　　　　　　 |　　 |ニニニニニﾆﾚニニニニニニニニニﾆﾆ
　 '，　',　　　　 {＼￣　¨　 ―ゝ― -　ｧヽ　　　　　　　 }　　 |ニニニニニニニニニニニニニニニニﾆ
　　 ,　ゝ　　　 |　＼　/　　　　ゝ　 /　　'，　　　　　 ,′　　}ニニニニニニニニニニニニニニニニﾆ
　　　，　ゝ　 .{ 　　 /　　　　　ゝ/　　　 ,　　　　　/ 　　 ,ニニニニニニニニニニニニニニニニニ
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元々才能のあった女魔法使いは奮起して、年に一度行われる一級魔法使い試験対策に取り掛かるようになった。

一級魔法使い試験の危険性から、二級魔法使いで妥協していた優秀な女性たちが勢いづいたのだ。

これは正当な行動であり、何も問題はなかった。
474 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 00:15:48 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　 / 　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
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　　　　　　　　　　／　.:.:／|.:.:|:|.:.:.:.:.: .:.:.:.:.:／/:..:.:.　　:.|人 |:.l.:.:　:.:/.:.j.:.:/　　　女性限定で不老長寿になれる魔法が実用化しただと！？
　　　　　　／　.:.:.:./.:.:.:|.:.:|ﾍ.:.:.:.:./.:.:.:/:::/:./:.:.::.‐＜　　＞‐:.／.:.:/イ
　　　　　　　　/　..:.:.:.:.:.{:.:.:/|:.　　＼:.{＼.:{＜:./ .:.:.:.: ／｀Y´Vj;イ -=7 八　　　　こうしちゃいられない！
　　　　　 /　. :.:.:. _斗''´ |:.　　　ﾄ　＼∠.:.:._／　　 !　　 |:　　|:.:.:.:.＼　
　　　　　　　{　 .:.:.: l´　ｌ.　/　　,'　.:ﾄ、:::::::::　　　　　　::::::::::　ｲ　　 |＼ :.:.: ＼
　　　　　　　ヽ :.:.:.:|　　 ∨ 　 /　.: |　l＞　　　(^ｰっ　　イ.:.:.:|:　　 l　∧ :.: 　}
　　　　　　　　） :.: |　　 /　　/ .:.:.:.:|　l　＼. ＞ーz＜　　∧.:.: '､　　∨　`ー､ﾉ
　　　　　　　／..:.:.:.:|.　 /　　..:.:.:.:.:.:.:|　|　/＾＼／ﾍ　　／　ヽ.:.: ＼　＼　　│

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　モブ貴族令嬢

　　　　　　　　／￣｀ー -- 、｀／　ヽ |/ ＼∧
　　　　　　__/　／ ´￣￣｀＞｀Y　　厶,/ﾊ　　ヾヽ
　　　-ｰ:´.:ﾉ／　　　　　／　　 | 　 / 　　 |　　ハ: :＼
　／: : : : :.∨　　/　　 /　　　　l　 /　　　 |　 /　i|: : : ヽ
/: : : : : : : /　　/　　　ｌ　　ート､L__　　　|／　__}: : : :/
{: : : : : : :./　　 |　　　 | 　　　ヽ/　　　　´ ￣　.,': : :/
: : : : : : :/　/　_| 　　 |　,ィ示テミﾄ、　　　,ィテﾄ､ﾄ; :./　　　　この魔法を使われると人間をやめて異種族になってしまう。
＼: : : : ｿ /　/ |＼　　!　ヽ　代ノ}　　　　　{ﾍﾉ!. ﾊ∨
　＼: / / 　ヽ|　＼ |　　　ゞー′ 　　　ゞｿ ,' |　ヽ　　　　流石にこれは拙くないですか。
　　　/ ∧　　 l　　　ﾍ　U　　　　　　ヽ　　　 |. ! 　 ',
　／ /　ヽ　 |　　　　{　　　　　　　 __　　　　ハl 　ハ
／ ∨　　　＼.!　　　　',＼　　　　（　ﾉ　　イヽ|／　ﾍ
.　 /　　　　　　|、　　　 ∨!≧ｭ、　　ィ´ 　　 |　　　〉,
　/　　　＿ _| ＼　　　! 　　＼￣ｿ｀ト、　　 |_ 　　/　l
./ヽ、　　/::::::::::| 　＼　 | 　　　 ∧ ∧ |　ヽ　　|/＼/ 　 }
　　ヽ／:::::::::::::|　　　＼ !:＼／ ‐十ｰ | 　　＼.|::::::∧ / |

　　　　　　　　　　　モブ貴族令嬢
475 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 00:16:49 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　　 /　　　　/　　　　＼ヽ　　ヽ　ヽ
　　　　　　　　　 //　 /　∧　　　 :.　＼＼　 :.',:.. ',
　　　　　　　　//　: {　/:.ﾊ　:l:.　ﾄ;.: |l_ﾊ_:| 　 :.:l:.:. l
　　　　　　　　　　ｌﾊ　从丁≧ｭ､}:.: 厶斗矛廾　 :.|:.:. ｌ　　　　　　　　そんなの問題ない！
　　　　　　　　　　ﾚ' ヽ:|:.:} ,仟:r'} j／　之:ﾝﾞ　| 　 .:.|:.:. ｌ
　　　　　　　　　　　　ﾄ-ゝゞ'´ ' ＿_　　　 | 　 .:.|:.:　',　　　　　　　　おれは人間をやめるぞ！　ジョジョーーッ！！
　　　　　　　　　　　　 / | ∧　　 f'ーヽ　　 ! 　 .:.ﾄ､　＼
　　　　　　　　　 /　.|　ヽ　ヽ　_,ﾉ　　イ　　 .:.|:.}:. 　　＼
　　　　　　　　　／　 |　　 :.:＞、_,. ＜ |/　　　.:.|:.:',:.:.　　　＼
　　　　　　　／　.:.:.:ノ　,z=＝|テ廾ァ､／　　.:.:.:/＼＼:.:.:.:.:.　｀￣｀ｰ- ､
　　　　　　／.:.:.:.:.／　〃.:.:／{＝／／＼.:.:.:.:／:::::::｀ヽ＼:.:.:.:.:.:.:. 　　　　ヽ
　　　　　　 / .:.:.:.:／　 //{／!::::::レ'／　.:.:.:＼/::::::::､:::::::::}:.:＼:.:.:.:.:.:.:.:. 　　　〉
　　　　　〈　 :.:〈　　 /∧|::::::ヽ:::::〈　　　:.:.:.:./＼:::::::::＼:::ｌ.:.:.:.:.＼:.:.:.:.:.:.:.:　　/
　　　　　　＼人.　 /7ﾞ　＼::::::::::::ヽ　　　:.:.＼::ヾ!:::::::::::ヾ､__:.:.:.:.〉:.:.:.:.:. 　 /
　　　　　　　　/::::::ヽ//　　　＼:::::::::::＼　　 :.:.:ヽ;||:::::::＼::::::::}:.:./:.:.:.:.:.　　/
　　　　　　　{::::rｰ// .:.　　　 ∧:::::::::::::〉 :.: 　:.:.l:||::::::::::::＼:::l:.:{:.:.:.:.　　〈
　　　　　　／　{二}ｿ.:.:.:.　　／ || ＼::／ .:.:.　　/}ヽ＼:::::::::::::ヾ、＼:. 　　＼

　　　　　　　〉　　　　　ﾉ／｀＞─、＿＿＿／　　／　　　/:::＼
　　　　　　　',　ヽ　 ∨/ /´　　　　　　　　　　　／／　　　/:::::: 　ﾍ
　　　　／⌒｀＞、／　　ﾉ　ｉﾍ、　　　　〆　　／／　　　　/::::::::ー .∧
.　　　 /　　　ヽ）　　／　　 |:::ヘ　　　 |＼　／￣　　　 /:::::::::::　ゝ∧
　　　〈　　　　　人__／.　　　〔::::::::＼　　＼ ∨ .ヽ、　　　　/::::::::::::::　 (　∧
　　　ヽ　　，　 i　　、　　　ﾏ:::::::::::｀ヽ､__　ｷ‘，　＼.＿_ノ::::::::::::::::￣. 　 ∧
　∠´⌒ヽ、／　　 }　　ヽ＿ノヽ､::::::::::::::::‘,.　ｷ.‘，　　／:::::::::::::::::::::ｱ　　／ ∧
〈.　　　　 ',　　　 /／　　／ヽ　　￣￣ヽ:::::〉ｿ ./.　／::::::::::::::::::::::::ｱ￣￣.　　∧　　　　おれは人間を超越するッ！
.‘，　　　 ',　／　　／マ　.｀＞──- ￣∠ / ／::::::::::::::::::::::::::::::::}─ 　　 /　〉
　‘，　,ﾍ　ｱ´.　　／　　　｀── ＿__∠´　.／ /::::::::::::::::::::::::─イ./ 　　　　|.　/　　　　ジョジョ、おまえの血でだァーッ！！
　　ゝ／.　　} 　　 / ヘ　　　　 ∠　　　　／　 /:::::::::::::/＼:::::::::::::::ヘ、　　／ ./
. {⌒ヽ　　/　　　/. 　ﾍ　　　ヽr-､　｛　　/:::::::::::::/＼｀ヽ:::::::::::::｀＞　　/￣￣ヽ
. 〉　入_ソ　　　/　/　　ﾍ　　　　｀ヽｿ　｀─´:::::::::::::/ ｌ　ヽ　｀ｰ─ ´　　ノ　　　　｝
/　　 < 　　　　 /.　　　ﾐ　＿ ― 、ヽ＿/::::::::::::::::/　ヽﾞ'ｰ─┤ 　　／　　　ノ
　￣ソヽ　　　　〈　　　〈ゞ─- 、　く　　|:::::::::::::／　　　　　　 .|　　／ﾆ　　　ソ´
　ノ |　ゞﾉヽ　　ゝ　　 { ｛　√ヘ　.ノ-､｀＜.／|　　　　　　／ .／ﾆ‐ヽ　　 /　　　※このAAはイメージです。
￣　 |　　　/　　／　　　　ﾏ.∨.　　｀ヽ､_ ‘，　　 |　　　　　　　／ﾆ=‐──‐ ´
　　 |　　　|　　 !　　　　　ハヽﾐ”‐-、　ノノ ‘，　　｀≧ﾐ　　＞´二ﾆ=‐
　　 |　　　.＼　|　　　　ノ　　￣＼ヽZ二＿ﾏ7-‐'ﾞﾞ￣＞´三ﾆ=‐
　　 | ＼.　　　人　　｛　　　　　　｀ヽフ　　　　　＞´三二ﾆ=‐

　　　　　　　　　　　　　 _,,,ｨｨ､､
　　　　　　　　　　从''//　　　`ｰ-.、　　　　　vvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvv、
　　　　　　　　　iv「i―〃ヽ､　　介　ヽ　　　 ≫　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　≪
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　　　　　　　 ∧r===ｦl厂==='"　　 | /）　|
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　　　　|フﾉ　　ヽへ）　　　　　　　　　　　|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
　　　　￣　　　￣

悲報、ディオ・ブランドー氏は１０万年も前に名台詞を先取りされてしまう。

いろんな意味で王国は先進的な国家であった。
476 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 00:17:44 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　／￣｀ー -- 、｀／　ヽ |/ ＼∧
　　　　　　__/　／ ´￣￣｀＞｀Y　　厶,/ﾊ　　ヾヽ
　　　-ｰ:´.:ﾉ／　　　　　／　　 | 　 / 　　 |　　ハ: :＼
　／: : : : :.∨　　/　　 /　　　　l　 /　　　 |　 /　i|: : : ヽ
/: : : : : : : /　　/　　　ｌ　　ート､L__　　　|／　__}: : : :/
{: : : : : : :./　　 |　　　 | 　　　ヽ/　　　　´ ￣　.,': : :/
: : : : : : :/　/　_| 　　 |　,ィ示テミﾄ、　　　,ィテﾄ､ﾄ; :./　　　　気持ちは分かりますが、落ち着いてください。
＼: : : : ｿ /　/ |＼　　!　ヽ　代ノ}　　　　　{ﾍﾉ!. ﾊ∨
　＼: / / 　ヽ|　＼ |　　　ゞー′ 　　　ゞｿ ,' |　ヽ　　　　これは難関である一級魔法使い試験合格が条件です。
　　　/ ∧　　 l　　　ﾍ　U　　　　　　ヽ　　　 |. ! 　 ',
　／ /　ヽ　 |　　　　{　　　　　　　 __　　　　ハl 　ハ　　　民間魔法しか使えない私たちは無理ですよ。
／ ∨　　　＼.!　　　　',＼　　　　（　ﾉ　　イヽ|／　ﾍ
.　 /　　　　　　|、　　　 ∨!≧ｭ、　　ィ´ 　　 |　　　〉,
　/　　　＿ _| ＼　　　! 　　＼￣ｿ｀ト、　　 |_ 　　/　l
./ヽ、　　/::::::::::| 　＼　 | 　　　 ∧ ∧ |　ヽ　　|/＼/ 　 }
　　ヽ／:::::::::::::|　　　＼ !:＼／ ‐十ｰ | 　　＼.|::::::∧ / |

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_ 　-――-　､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　'⌒ : : : : : : : : : : ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 / : : : : : : {: ヽハ : : :.ヽ:ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /ｲ: : {: :/{ ∧ : : : }:∧ :_}: ﾊ　　　,.-、　　　　　　　　　　　　そんなもの圧力をかければいいだけよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　 {/|: : :Ⅳﾄ＼ハ: : ﾉj.斗Ⅵ : |　　 .{　ｉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ､:小__　＞j/＜　_／|: i:|　　　'、 '、　　　_　-‐'^)　　　　その為の権力でしょうが！
　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ノ :ﾉ:}　 _..　-=ﾆﾆ>、 /: 八　　 }.　ヽｰ'"´_.. -‐'´
　　　　　　　　　　　　　　 '´:／ : ゝ ∨ 　　　ﾉ/: :ハ:ヽ　 /　　　　 ^ー─----､
　　　　　　　　　　　　　　　　／: ／: : : /厶≧=rー=≦/: :/ｰﾍ__;＞′　　　　　 ‐x―---'
　　　　　　　　　　　　 /: ／: : : : /'´::::::::::ﾍ☆／:/: :（::::(＿...ィ､＿　　　　 __>､＼
　　　　　　　　　　　｛: :ゝ : : : :（::::::::::::＼::∨::::人: : :＼:::::／::::｛弋三三ﾉ〈　＼）
　　　　＿_　　　　＿＿ノ : : ﾉ＼: : :＼::::::::::::::爪::::::::::＼: : :＼::＿人　　　　　/
　　〃￣｀ﾞヽ　／ : : : : : : ／r-'ﾉ: : : : :）::::／/|ヽ＼::::_ノ: : : : ）＿　 {ヽ　　 ,/
.　　 {{　　　 }} / : : : :ﾄ､ ___{__:{／ : : : ／'´ ￣　|　￣／ : : : : /　　ｉ|`ー ─rく
　　ゝ､_＿xく { : : : : | : : : : : : : : : :／/　　　　│　/ : : : : : :（. 　　ｉ|　　　　|: :＼
　　　　￣ rﾍ＾＼rーヘ:.: : : : : ; イ´ /j　　　　｛, 八: : : : : : : :`ー-ｲ__　　　|: : : :＼
　　　　　　 { =ヘ.{＼　　￣￣　 ' ノ　|.　　　　 }　　丶､＿＿__:_:_;／　　　|: : : : : :）

一方で社交界は荒れていた。

権力乱用してでも不老長寿を手に入れようとした貴婦人や令嬢たちが騒ぎ出していた。

しかし……。
477 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 00:18:07 ID:sF5XyFgS: まぁそりゃそうなるわな
むしろこうなることを予想出来ない方がおかしいわ
478 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 00:19:24 ID:F84T2gkW: i:i/ 　--=/ﾆ〉　 |//| || }/|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ___
i:i{　　--={ﾆ{　　{//{ || }/}　　　　　　　　　　　　　　　　　 /／⌒
i:i{　　--={_/＼　V∧}{//　　　　　　　　　　　　　　　　　　__　〈<_ 　　　 ------　　　 . .
ヽ＼　　 -=ﾆﾆ{＼V∧/　　　　　　　　　　　　　　　　　 ^⌒　ﾆ=- ´__　　　　　　　　　 . . .
ﾆ}i:i:i}_/(　　-=乂ニ}ニ{＼__　　　　　　　　　　　／／. .　　　　　 ⌒　　　　　　＼　　　　 . .＼
ﾆ}i:i:i:i:i:i:〉　　　 -==}ニ{ﾆ/^{　　　　　　　　　　／／. .　　 /　::..　 ...::′　　　　　 '，　　＼ . .'，
ﾆ}ﾍi:i:i/　　　-- _　Y⌒Y -='，　　　　　　 ′ｨ. .　／　/　 .::.ﾊW/　丶　　　＼　i　　　　'，. :.
ﾆ=-ヽ{　／i／⌒-={:::::::}ニ=-　　　　　　　 /／ /. .／ '　 '　　 {/'ﾞ"ﾞ{ 　　＼　　､＼}　　　　　. . .:
ﾆﾆ=-}Vi:／-=ニニ乂_ﾉﾆニ=-　　　　　　／　 '. . 　 /　/　／ {　　 {　＼　ｉ＼／＼:}　　　　i . .:}　　　　魔女になれるのは一級魔法使いの女性のみだ！
ニ=-/i:i/-=／⌒r─‐‐へﾆﾆ=-'，　　　　　　　. .　　/　/／　i 八＼八　 i＼{ｨﾁ笊ミⅥ　　　　}. .:,
ﾆ=-,:i:i/-=, 　　 V/////}ﾆニ=-}　　　　　ｉ. .　/　/　　　ｨ笊示ミ､＼{〃　Vツﾒ / 　　　　 ,. ./　　　　　それに異議のある者は上級貴族であろうとも爵位と領地を没収する！
ヘ_/i:/=-/ 　　 /ﾆﾆﾆV^＼ﾆ=-|　　　　　 |. .ｲ　 ′　　　{､ Vツ　　＼　 ¨´ / /　 /　 / ,
i:i:i:ｉ:ｉ:,-=/　　　〈ニニニ〉　 -=ﾆ|　　　　　 |/ |　 {　　 {　乂_　　ｉ　　　　　　　ノ / 　 '　 / / _＿__
ﾍi:i:i:{-=ｉ　　　　　Vﾆニ/ 　　 -=　　　　　　 | 八　、　八. . :{⌒　　　　　　　 ⌒7　／　　, _/:i:i:i:i:i:i:i:i}
　}i:ｉ:|-=|　　　　　 }￣ {　　　　　　　　　　　　 ⌒＼{＼　 i＼乂　　-　 ‐ 　　 _ノ／:/　／/{i:i:i:i:i:i:i:i:i/
_/ｉ:/ﾆﾆ|　　　　　 |_＿|　　　　　　　　　　　　　　＼＼{＾:込、　　　　　　 ⌒´..:ｲｉ／|─┴へ:i:i:iｲ
{ｉ:ｉ:{-=ﾆ|　　　　　 | |i:i:|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｉ　{i:i:i::..　　　　 ....:::: :{ﾆ|. . |=-　　　}/i:{
∨∧-=|　　　　　 | |i:i:|　　　　　　　　　　　　　　　　 r‐}　{ﾆニﾆ＞＜: : r─‐|ﾆ|. . |=-　　　|i:i:i:〉＞----
ﾆVｉｉ}=-|　　　　　 | |i:i:|　　　　　　　　　　　　　　　　 |ﾆ|　|ﾆニﾆ「:{:::} 　/ 　...::|ﾆ|. . |=-　__／ﾆ=-　　　　　＼
ニ∨ｉ〉 |　　　　　 | |i:i:|　　　　　　　　　　　　　　　　 |ﾆ|　|ﾆニﾆ|:..V＾V　 _＿ |ﾆ|. . {__／ﾆﾆ=--　　　　　　 '，
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-=ﾆﾆ=-　　　　　 | |i:i:|　　　　　　　　　　　′　　--=ﾆ=- /: .〈i:i:i:／i:/i:i:i:i:i:i:i:i＼ﾆ=-￣∧ V　 . : :/ニ}ﾆニ=- _
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　＼ニ=-　　　　 | 二|　　　　　　　　　ｉ　 -=, . . . .　/. ./ . :└ ⌒〈 i:i/ 　〈i:i:i/⌒ 　 . :.|　|: . ./-=/ﾆニニニニニ=-/
　　＼=- 　　　 | 二|　　　　　　　　　 |　 -/: : : : : :'. . {: : ／i:i:i:i:i/:i:i{: . .　⌒. . : : : : : :|　|V/{⌒ ＼-=ﾆﾆ=-　￣〈
　　　　＼-　　　　| 二|　　　　　　　　　 } -={: : : : : : {. .八:└へ __{/⌒: : : : : : : : : : : : : |　{/V|＼=- ＼-=ﾆニニ=- ＼
.　　　　＼_〉　 | 二|　　　　　　　　 /-=八: : : : : :.＼. .＼ : : : 人: : : : : : : : : : : : : : :八　V∧: .＼ﾆﾆ=-_　--=ﾆニ=-＼

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　　　　　　　j∧: :.:| : : 乂Vｧ≧≠=kｚ∨ヽ: : : : Ⅳz=≠テ≦､ ∧: : |: : l: : |
　　　　　　 lヽ: ヽ : ﾍ〃 fて　,ハ　　 }:.: :.:/ 　 fて　ハ　}ﾄ　} : j: :∧.:.|
　　　　　　　 }: :|＼＼:.|ヾ弋っ;辷ﾘっ　 j／/　　c辷う少'〃　/／: :,': :ヽ!　　　　　　あんまりだわ！
.　　　　　　 /: :ﾊ: : ￣ {ヽ(　う¨¨´　　　 ,　　　　｀¨¨( つイ : : : ∧: : : ＼
　　　　　　／: : : : ',: : : Ｏ°　 :::::::::::::::::　　′　　 :::::::::::::　　　ｌ◯ : ,'　ヽ: : : : ＼
　　　　／: : : : : : ◯ : : : ',　　　　　　＿　　＿_　　　　　　　,′ : / : : : : : : : : : ＼
　　　 / : : : : : : : : :∧ : : : ヽ　　　　/´　　｀´　　｀ヽ　　　 /: : : / : : : : : : ＼: : : : :＼
　　　,': : : : : : : :／ : ∧: : : : :＼　　{　　　　　　　　 }　　　ィ´: : :∧.: : : : : : : : :＼: : : : :ヽ
　　　i : : : : : ／: : _;/ ∧: : : : : : ＞ `ー一　　ー‐ ' _＜:' : : : :.,'::::::ゝ、 : : : : : : : 丶 : : : :',
　　　{ : : : '´: : :／ ::::::::::ヽ : : : : : :＼＞　､＿　＜／/ : : : : : :l:::::::::::::＼ : : : : : : : :.ヽ : : :
　　　∨: : : _／:::::::::::::::::::::',: : : : : : : :ヽ＼　　／　/ : : : : : : :|::::::::::::::::::＼: : : : : : : : ヽ: :
　　　/: : /´:::::::::::::::::::::::::::::} : : : : : : : : ∨⌒∨＾ヽ　/. : : : : : : : !:::::::::::::::::::::::ヽ : : : : : : : }: :
　　 {: : :{ :::::::::::::::::::::::::::::: j : : : : : : : : : }.　/⌒ヽ ∨ : : : : : : : : {:::::::::::::::::::::::::::}: : : : : : :,' : :

主神からの一喝によってそれは静まり返ってしまった。

上級貴族にとって爵位と領地は命よりも大事な者が多く、それを没収されるなど耐えられる事ではなかった。

そしてこれは主神が干渉するほどの大事であることを理解して上級貴族は自重した。
479 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 00:23:16 ID:F84T2gkW
480 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 00:24:07 ID:F84T2gkW: ttps://www.youtube.com/watch?v=OKMRgqx66qo

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　　　　 ./／　 }:/: :| : : |: ' .|: | ∨: : :!: ∨:ハ＼.: : :| : : : : |: : : |
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　　　　　　 .//: : : | : 八|::::ﾚ::::::::∨人:::::ヾ:_:_{::::::::: |: : :. :.ﾘY: 八
　　　　　　 .〈 : : : :| : : : '::::Y⌒ヽ::V:_:{:::::::::::::::::::::::: ﾘ: : : /./: : :∧　　　　戦士長くたばれ！
　　　　　　 /＼: :八: : :∧乂__ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::/: : :./ｲ:}: : / ∧
　　　　　 ./: :, -ヽ:{r＼: : ヽ　　　:::::;:::::::::::::::::::::::ｲ/}.イ:. :./: : : / ∧
　　　　　 /: :/　　.ｒｸ　{≧=＼　､_　＿_::::::::イ::::::／.l| : :/｀ーｚ､ : 人
　　　　 ./: r'-､,､　.》　l|: : : 个　. ﾏ　　　 .ﾉ:／／} : /　　〈￣｀ヽヽ
　　　　 /: : 〉イl{　ー､　.V: : / ト､＞　こ　. イｲ/　/ : { 　　ハ　　　.V∧
　　　 ./:f￣ノ//ゞ-､. V.ﾉ: : {　{　｀　､｀´　. -{./　/{ : ﾉ　　　《´　　　 V: ヽ
　　　 /: :｀ヽf￣￣.フ∧ }.Y : ﾊ .!　　　　ｒ､. ｀|　.ﾊﾊY 　　 .ﾉ　　　　　 |: : : ＼
　　 ./: : : / .}-=≦ノ./∧∨: :}　｀}　　　　 {　|　 |　{ {: ﾉ　　　 {{　　　　　 |: : : : : :＼　　　　　　グサッ！
　　/: : :.八 .乂　´〉 ´}/∧}: ｲ　ﾉ　 .､　〉-｀≠　 Yﾉ⌒ヽY＾　　　　　 |: : : : : : : :ヽ
　./ : : /: : :＼　ｆ<__イ//ノﾊﾉ　/　　　 ':::/ {ｒ――　 .V　　　　　　　　 .八: : : : : : : : :'.　　　　　グサッ！
../ : : /: : : : : :l｀| 　 ≧=彡ｲ} 人　　　 /　.ﾊ r― ´　〉､　　　　　　　　　ﾉ: : : : : : : : : '.
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: : :/: : : : : : : : ハ　　　　Vﾊ|三三ﾊ　.{ 　　 .７　　/≧=-＜三三/: : : : : : : : : : : : : : : .|

　　　　　　　　　　　　　元シノノノ侯爵家長女　タバネ

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483 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 00:27:45 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　 r,―zzz-、
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　　　　　　　 ': : :/: /:/:./:|:ｲｨr=ｫ､　{: :.:.|: |-､:.:.|: :.:.:.ﾄ､: .　＼_〉
　　　　　　　/: : /: ｲ:/:ｲ:.:.圦込り　乂:_｣ __| |: :l: : : :|　｀＼
　　　　　 ,: : :/:´: :'∧ : : l 　　　　　之ｵ|:./:.| ,:.:|
　　　　 /: : : {: : : : :|＼: 〉　　　　　 '　　｀¨/': :.八: |　　　ほら、ホウキちゃんを死なせた報いだよ！
　　　　　/: : : : :,: : |: :.|: :| ､　　　r ―.､　　 /: :|:/　リ
　　　／: :/: : :∧: :, : |: ,　＼　ゝ　ﾝ　 .ｲ: :./'
　　 /: : :./: : :/: : :, : : |＼　　｀　._　＜:./:イ: .
　　,: : : ,.　 ´〈ﾑｰ.∨: | /∧　　 /＼|: : : ,: : :ト､:.
　 /: : /　　　〈ﾑ }!∨{' //|　　 {　/l|: : : l: : :|　 ,:.
　,: : :/　　＼:　〈ﾑl| }:ハ/}l|　　 ∨l∧: : :|⌒Y 　 : .
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　　　　　　　　　　　　　　　　　￣｀ヽ　､　　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::レ'´_≧=　＿ヽ
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484 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 00:28:54 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　, -　へ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,. {　/　＼＼─ ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／,:/|　|　}V:ﾊ　V　iト-､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/;'/;'/::| iﾊ ⅣV｝　|　 |　∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ′{/|/ﾚV　'´o ∨ ｌ|　 |　l ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | /{：：：/=ミー=' Ⅳ},　l|　l Ｖﾍ、
　　　　　　　　　　　＿rへ-､_　　　　　 j/l:{-'^〈::.　　＼　j/ ∨l, ﾄ､弋　　　白昼堂々と人を刺しやがった！
　　　　　　　　　／:::/:{:::::::::::::⌒ト､　　　 | ::l　 r===　、　＼ l ;ﾊ|　ノﾍ
　　　　　　 /:{:/人:!ﾊ:l:ﾄ;::::::::::::::ヽ　　 ∨’,　!::::::, -.ﾞ　　 > -＜　|⌒　　　殺人事件だーー！
　　　　　　　/{::jム}　}'f ｡㍉::::::::::::::::l　　　　∧ l:/　　 } ／j / / ﾊ |`
　　　　　 {::}:｛ﾟ/　　ｰ- /::::::::::::: 弋　　　 ∧L__彡／　厶 vV　`
　　　　　　　 }:::〈　ゝ＿　　'⌒ﾉ:/^Y:「`　　　　 , =fﾆ´-　￣　＞､
　　　　　　　ﾉⅥ,　{::::::::ﾍｰ=彡｛／:V　　　_,. -ﾉVxﾑ　　　／: :./≧=---::.........＿
　　　　　　 ∧ l／　 }　.イ::::ﾊ从,. ＜:::／/VへV∨／: : : /::::::::::::::::::::::::::: : : :
　　　　　　　　 ∧ー ,.´<--ミ＜::::::::::::／: :｛:く＞ {.／: : : : :/::::::::::::::: : : : : : : :
　　　　　　　　　 {ﾆ「ニニ=／: : : : : :: : ｰ＜ |ﾍ::V^/: :⌒＼/::::::::: : : : : : : : : :

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　r―=＝二￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 >‐-_'´　u V:::::|
　　　　　　　　　 r―-―=＝、　　　　　　　　　　　　　　　, '　r-- ､　　 }:::::|
　　　　　　　　　アー-'^⌒}:::::!　　　　　　　　　　　　　（　 '　　 }　「r､:::|
　　　　　　　　　/　　　 u　〉:::|　　　　　　　　　　　　　　　 > i}　　ﾘ　 |ヒ}}: |
　　　　　　　　ヽ =＝ﾍ　 /-､::!　　　＿　 __　　　　　　／　ｰ-u'　　 |ン::: |
　＿　rｧ__　　／ i　　 }}　|ヒ}!::|　　　＞ ^´　ヽ　　　 ∠__r=_`-ｲ丁ヽ.|ヽ:::::|
＞::::^':::::::::'.　/　　=u彡　 |ン::::|　　　イ/⌒く　 |　　　､---ヾエヱ二」 !　＼|r　　　　　ひ、人殺しだ！
そ:／ヽ:::::_::! ｀1工エｴﾊ ./＼:: 「｀ヽ　 .> i うヒ}l　　 <r ､V^ｰ ´｀ー '_|　／／
　ハ｡＝Y{.）|　　 _}-r‐://　　ヽ＼ﾘ　<_r-┬!ﾄ､|_　　∠≦ﾘ::}　 ,　イ　／／.....
　 <.｀_^､/く:|　　Lー-ｲ/　　／/:.:.:.＼　 f＝' j　| ヽー-＜j /ｲ　　＼/／..........
　　〉-- / ／＼（＿,イ　／:.:./:.: |｀Y´|＼イ-､　l　|　　　/｀ヽ#＼　 /...................
　　ヽ__/／　　＼　　　　（＼:.:.:.|　|　|:.::__|　|　K´　　　l　　＼#Y=―- ､.........
＼　　 }-― 、　　＼r──　　`'┴┴r!（___　 _ア´￣｀ヽ{　　　 }/.................ヽ....
:.:.:.＼/　　　 }　　　 }`ー―― ､　､‐':.:.:.:.:.}　　 , ＜｀ヽ　'._/ 　 /............................
:.:.:.:.:.:V　　__/　　　 :.Y´￣￣￣　　 >:.:/:./ 　 /＼　　 }　} ◯./..◯...................../
:.:.:.:.:.:.:Vノ.　　￣｀Y:.:.|　（￣￣￣￣:.:/:.:/　　.|:.:.:.:.> ／ /　　.}............................/
:.:.:.:.:.:.:.:.',　＼. ヽ_人.人　￣￣￣￣）:.:(__,.ｨ__j:.:／（__／　 ,イ...............／....../
:.:.:.:.:.:.:.:.:.'. ヽ_ＶＬイ:.:.:.:.:￣「￣「￣:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.／　　|:.＼／　j--―..´........../
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.V"´　　　ヽー--}ヽ　＼:.:.:.:.:.:.＼／　　　 j:.:.:.:＼/........................./

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.--- ､
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　　　　　　　　　　／　 ||/＼ _,. .--- ミ∧-､,∧
　　　　　　　　　　　 |　　 _||/／: : : : : : : : : :乂__ノ
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　　　　　　　　　　　　　　乂__／: : : :.:|{､: Ⅵ: |: l .∨: : : :.
　　　　　　　　　　　　　　 /:,: /: :|: |:_|､:从､__､_l:__l: |:.|: :,::.
　　　　　　　　　　　　 /:ｲ: |: : |:ｲ: |-､､: :.:|{: | ､l｀|:.|: :.|: .
　　　　　　　　　　　　　　{:/, ｨｧ : |:.|!:.|:::::::＼｣::::::::＼! l: :.|: : .　　　　　　うふふっ！
　　　　　　　　　　　__　／／|: : {:::Y⌒ヽ:::::::::::::::::: j:/: : l: :＼､
　　　　　　　　 ,r/／｀' ／: : |: 从::乂__ﾉ:::::,::::::::::: /': : :.:l: :|: :｀＼　　　はははははっ！
　　　　　　　 {〈{_!_{とヽ l/: |､: : ﾑ::::::::_::_:::::::::ｨ :: ム:イ: :.|: :|
　　　　　　　 { ｀／´　/ ,: :/: :＼｣込､｀ー　 ´ .ｲ: : : : : : |: :|
　　　　　　＿r￣｀ヽ､／ /: /:r､:,: : : : : |l＞　 -く| ∨: : : :.:.:|: :
　　　　 /　/　　　〉--＜￣{ Ⅵ: : : ;'|!　　　 Ⅵ:,: : : : : |-､
　　　〈＿{----､ /　　　　　〈l ﾏ: : :/l|ﾑ＿　　_,|　､: : :.:.:| l〉｀ヽ
　　　　　 /　　　/／⌒ヽ　　〈l |!: ://ﾉ　|　｀ ´　,　　､: : :|li〉　　￣ Y
　　　　　,　　　　'´ ＼///}　　　/: /イ　　{　　　　ﾏ　　∨:|ｲ　　　　　j
　　　　 ,　　　 }　　 }//｣　　｢:ノ　　 ,｣　　､　　＼　Ⅵﾊ､　　＿,ｲ
　　　　 {　　　/　 ,..イ--'＼__,.〉:,ﾉ ____イ＿　　∨:.　　〉＿乂:ﾊ／// ∧
　　　　　,　　 _,..イ: :/: /: : : : 〈: :〉´{//ﾉ　　｀ヽ l:::イ´　{//,}ト,:}///／´ヽ
　　　　￣　/:/: :/: /: : : : : :}从 ||￣　　　　｀´　　　￣ jj }从Y､　　　 :.
.　　　　　 /:/: :/: /: :.,: : : | /人 :.､　　　　　　　　 ///: :|: : :〉　　　 :,
　　　　　 /:/: :/: /:.:.:.{: : : :|: : : :|｀ｰl｀＿,...:　　　　､＿_//ｲ: :.:|:／　　　／
　　　　 ,.:/: :/: ,:: : :.:.|: : : :|: : : ﾑ　 | |　　　　　　 //{: r-rく_　　／
　　　　　 ,: {: :/: / l: : : |: : : :|: : : : :.〉 | |　　　　　　　　 { {ヽ{ /　　ヽ '
　　　　　 {: |: {:.:.'　|: : : |: : : :|:_:_: :〈　//_,..ィ========､ﾉﾉイ=､　／:|
　　　　　 |: |: l:/ 　|: : : |: ,..ィ二二/{二二||ﾆ||二二||ﾆ||二ﾆ| 　 Yﾆ＼!
　　　　　 |: |: /　　|:,.ィニニニニr{/!ニニ||ﾆ||二二||ﾆ||二ﾆト､　∨ﾆﾆ｀ヽ､
　　　　　 |: |: {　／ニニニニ／､＼ー ||ﾆ||二二||ﾆ||二イ　}　 }N^〉ニニ＼

その日、王都で白昼堂々と女性が刺殺される事件が発生した。

即座に衛兵隊に拘束された犯人は勘当された元シノノノ侯爵令嬢タバネであり、

彼女は『戦士長が妹を殺したから敵討ちをした』と供述した。
485 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 00:30:20 ID:F84T2gkW
486 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 00:32:25 ID:5Sh+M6u8: まあ上からの命令だったからとはいえ実際に見殺しにしてるしな
インガオホーよ
487 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 00:33:25 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　 Ⅳ八i　　　乂_　　　　　　　　　　ノィ　　　 /} /
　　　　　　　　〈i:i:i:|　　从⌒　　　　 i　　　　　 /. i　　/ ﾉ'
　　　　　　　 Vi:Ⅳ 　込、　　　　　　　　　ｲ. . }　/{
　　　　　　　　 }i:i:八　{i:i:i:i:::...　　´　｀　　ィi:ｉ:| . ﾉイ￣＼
　　　　　　　　 }/´ {::＼乂r‐‐} ＞　 _　＜　}_「|. .{::rく_ ／ |　　　　　　　　　　　　　優秀な女戦士の魂か。
　　　　　　　 | ￣{ }. .}⌒{＼j__ 　　 ___／　} |. .|::|　|　　 |
　　　　 ---- Ⅳ　 '. .,:::::::{ 　　} 　　 } 　　 } |. .|::|　|　　 |‐　── -　　　　　　　これなら使い道があるな。
　　／　　　　 Ⅳ/. / __,八　 {_ 　 _/　　八|. .i､|　|　　 |　　　　　　　＼
　 '　　　　　...... 　_Ⅳ. '{´ 　　＼_＾∧^__ ,..／　 V∧|__j__　ｲ.........　　　　　　 '，
/　　　......................{ /./_j　　　／i〈//〉i＼　　　 V∧r‐‐ ´..................
　　 ............................7/}＼＿／i:i:i/i:∨iVi:i:i:＼ _ -=V. {...................................　　　 }
{　 ............／{⌒ヽ//_j 　}／i:i:i:i:i/i:i:i:|i:i∧i:i:i:i:∧ニ{ ∨〕iト __/}⌒＼............　　　 {
i　 ........./.....乂　//___ ,ノi:i:i:i:i:i:/i:i:i:i:ｉ|i:i:i:∧i:i:i:i:∧ﾆ〕i V∧　/ ^＼....}.............
}　..........{........./V.／　 ⌒)i:i:ｉ:/i:i:i:i:i:i:|i:i:i:i:i:i:r‐ ､i:i:〉　　 ⌒∨/　　}.〈..................　　　､
　........../........{　 ´　　　 (i:i:i:i:{Y⌒7Vi:i:i:i:i:i∧ 　⌒　　　　　V / 〈......＼................　　　>
.........../......／/　　　　　　＼i:i:i}ﾆ/　{i:i:i:i:i:i:i:i:i〉　　　　　　　　V / ＼.......＼...............／
､....../...／　.′　　　　　　 '⌒ﾆ>､ ^7⌒¨¨´　　　　　　　 V'，　＼.......＼__／{
. ￣／　 -{　　 . . . . . .　　　　¨ : :V　　　　　　. . . . . .　　　 }.∧- ､　＼.......　　〉
..／　 /　圦. . : : : : : : : : : . . .　　: : :　　　. . : : : : : : : : : : : : '. . ∧　＼　＼___ .ｨL_
　_＿_/ 　{. . .､: : : : : : : : : : : : : . . : : . . : : : : : : : : : : : : : : : ﾊ. . . ∧　　＼_＿__」／}
￣￣__,_　|. . ｉ...>､: : : : : : : : : : : : :ｨ^iト : : : : : : : : : : : : : イ　 ∨ . . }、　　￣￣　/
　　⌒¨¨`|. . {/ 　 ≧=-　　 -=≦　　　 ≧=-　　 -=≦　 __／〉 . . | ＼　 __　　,.〈
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　　　　 ....|. . |个〕iト ___　ィi〔ﾆニニ}i:i:i{ﾆニﾆ〕iト __／-=ﾆニニ〉. . 八............　　　/

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.　　　　　　　　 Vﾆ∧　　　　　　　　　　 Vi:i:i:i:i:-={_}=-i:i:i:i:i:i:i:i:i|┐
　　　　　　　　 Vﾆ∧　　　　　　　　　　　　{i:i:i:i:i:iィ/^∨i:〕iト .,i:ｉ/_j _＿
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　　　　　　　　　　　 Vﾆ∧　　　　 ............{⌒V/ . .　　　　 }{⌒ '，　}........　　　 }
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　　　　　　　　　　　　 Vﾆ∧　 /／. . .／ . .　　 ' ／ ´　　∧　　 Ⅵ └r┘

戦士長ユウキは王国の公式記録では死亡とされた。

犯人のタバネは殺人罪で死刑となり、この一件は公式記録ではそれで終了した。
488 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 00:35:09 ID:sF5XyFgS: うわっ…殺されたのはともかくこいつ等に絡まれるのは凄く可哀想だ…
489 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 00:36:01 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . =≠ミx
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〃　　 V
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　　　　　　　　　　　　　　／/::: /.:/.::/::|:::/　　　∨::ﾊ.::::::ﾊ:: :::: .
　　　　　　　　　　　　　ｰ=イ.:: ::i :::ｌ::/:: :i/　　　　 ∨ ﾙハ:ﾊ:: :: ::＼
　　　　　　　　　　　　　　　 .:: ::.::l:: :l/ﾙ'⌒　　　　　.斗ミ　i:: |: :::::.:i⌒
　　　　　　　　　　　　　　　 i:: ::.::l:: :|　,ィ灯ﾐ　　　　 ir'ﾊ》j:::l|:: :.:i::|
　　　　　　　　　　　　　　　 |:: :: :l::从《乂ｿ　　　　　ー'　.:::ﾘ:: :::从
　　　　　　　　　　　　　　　 | :: :::i::::∧ ""　　　 '　　 "" /:/ﾉ:: :::::∧
　　　　　　　　　　　　从:: ::!:::{ ∧　　　. _　 _ ,　　 j:ｲ.::}:i::::ﾘ'::∧
　　　　　　　　　　　　　　　 ∧.:::i::::|/:〕ﾄ .　　　　　　　 . ｲ:::::|:l:::ﾊ: '::∧
　　　　　　　　　　　　 /::∧::.::::|::::i::!::::＞　 . __. ＜!::::i::: ﾘ:':ﾊﾊ::::'::∧
　　　　　　　　　　　　　　/::/::∧::::从:l::!::::::::::rト、／´}::::l:::/::/::::∧ ::'::∧
　　　　　　　　　　　　 /::/::/::∧:: :V:ﾘ.::::::::ﾉ　 ∨　　｀ト./::/.:::/::∧.:::':∧
　　　　　　　　　　 /::/::/::/::∧:: :V´￣/　 (⌒)　　ｌ|./::/ ￣｀ヽ::. ::'::∧
　　　　　　　　　　　　/::/::/::/::/::/＼::＼ /斗〈∧〉＼ﾘ:／　　　　　∨:::'::∧
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┃｜　　　　　　　ユウキは古代を生きるようです（古代編）　　　　　完　　.｜┃
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490 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 00:36:17 ID:F84T2gkW: これで本作の古代編は終わりで、次は番外編をやる予定です。
今回の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
491 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 00:38:07 ID:sF5XyFgS: 乙
492 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 00:38:36 ID:F2rMOd1E: 乙
493 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 00:39:08 ID:5Sh+M6u8: 乙ー
494 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 00:39:21 ID:mQpeD69K: 乙でした
495 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 01:08:17 ID:jsggc8yu: 乙
496 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 01:09:16 ID:9/VYQkhG: ユウキちゃんがエインフェリアに加工されてしますｗ
497 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 01:09:34 ID:9/VYQkhG: 乙～
498 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 01:10:45 ID:sSr3sdl/: 乙でした
499 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 07:23:32 ID:9MYbKP84: 乙です
こんな形で死ぬとは思わなかった
500 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 17:18:11 ID:6oa7gfKj: 乙
501 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 20:44:23 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_..= Ｔ￣|￣Ｔ` = ､.
　　　　　　　　　　　　　　　 ∧／ヽヽ | -┴-､|　/／＼∧
　　　　　　　　　　　　　　　 |　＼＿../:::::::::::::::::::ヽ...＿／　|
　　　　　　　　　　　　　　　| l＼_. （(:::::::; "~丶::::::::)）　_／| |
　　　　　　　　　　　　　　　| |ヽヽ~ Υ:::ﾞ､_ﾟ_ノ::::Υ／~／ | |
　　　　　　　　　_,.........＿　ゝ＼ヽヽ|::;;‐､::||::;:-､:| ／／／--‐‐‐‐--､
　　　　　　　　（--＿_:::::::￣~＼,Ａ､ |::| `､※ノ |:|/　／::::::::::::＿＿／/
　　　　　　　　ヽ　／二二_-- | .,|丶::）V~~V|（ﾉ∠`‐‐‐‐~~´ ヽ／
　　　　　　　　　　/／　lゝ､　￣| _|彡.,ﾍ|l二'ﾚ||‐：‐ |||　　　　　 |､ヽ
　　　　　　　　　　>|/ -‐＼.` -'　ゝ.⊥⊥二､:::||‐：‐ ||／　＿|　|_>
　　　　　　　　　　 >|　　　　)　　∠　_,...-''´:::::::||：‐‐|||,イ´￣　|´|
　　　　　　　　　　　|_,ゝ-‐'´　 _/ 　,/|：::::::::::::::：||‐／/`/⌒　ノ　||
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┃｜　　　　　　　　番外編　魔王戦争の概要【オリジナル】　　　　　　　　...｜┃
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【注意】

・この話は番外編なので、先に『ユウキは古代を生きるようです』をご覧ください。

・この話は古代編から３０００年後を舞台にしています。
502 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 20:45:10 ID:F84T2gkW: ――ランス大陸の地図

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　　　　 _,+v=''￣　ヾ　　　　　　/　　　　 { 　≧＝-‐''¨¨''ー'''¨´　∠,rz_　　　_,､＿,斗＝―――--.、
　　　　　<_　　　　　　 ',　　　　　.',　　　　 <　　　　　　　　　　　　　　　　　｀⌒´　　　　　　　　　　　／
　　　_,,斗''´　　　　　　　　　　　／　　　　　｀i　　　　　　　　　⑦　　　　　　　　　　　　　　　　_,,｡ｓ≦
　ヾ-、　　　　　　　　　　　　 ∥　　　　　　〈　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_jl斗七さ
　　　　￣7　　　　　　　　　　∥　　　　　　　 L　　　　　　　　　　　　　　 _,,へ／￣
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　　　∧　　　　　　　　　　　　　i　　　　　　　　　　￣　　￣　　　　　　　　　　　　　　　　　〉　　　　　　　!二!
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　　　ｱ　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　　　　⑥　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,,斗七´　　　 ≧≦ーｧ
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│①コパ地帯　　　　　 │
│②リーザス地帯　　 │
│③ゼス地帯　　　　 │
│④カラー地帯　　　　 │
│⑤キナニ地帯　　　 .│
│⑥ヘルマン地帯　　 .│
│⑦氷雪地帯　　　　 │
│⑧未開拓地帯　　　 │
│⑨ジャパン　　　　　　..│
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　 /　　　　i　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　コパ地帯　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　}　　　　　　　　／
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503 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 20:45:51 ID:F84T2gkW: ttps://www.youtube.com/watch?v=1B-ggjsYf1k

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ランス大陸南東部にあるコパ地帯に七大神が降臨して神話の時代が始まり、神暦が作られた。
504 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 20:48:25 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　／:::::::::/　|:. 　 ,,ﾉ＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
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神暦４０２年、七大神は魔法技術を発展させるために４８体の魔族を造り上げた。

しかし、清姫を除いた魔族は七大神の命令に従おうとはしなかった。
505 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 20:49:20 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　　　 ┌　　　　　　　／　_　-‐━‐-　ミ
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　　　　　　　　　 _ -=ﾆﾆﾆ/∧　　　　　〈//,|　.:|l::::::::::::::::::::}:八　　乂　_,,.､､､..,,_
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　　　 V⌒　〔ニニニニニﾆ[ 　 |　|/ 　　　　　 √Yj{:／:::i| |:::::::::l|Υ|l　　　 V/ニニﾆ八乂 _ﾉ　　＼
　　　　乂_ﾉ丿ニニニニﾆﾆ〔:l　 |: /　　　　　　.√Yj{::::::::::ｉ| |:::::::: l|Υ|l　　　　〔_二ニニ公, Υ|
.　　　　Ⅵ [ニニニニﾆﾆﾆ〔 |　:l/　　　　　　/ 　 √Yj{＼::::::i| |::::::::::ｌ|Υ|l　　　　〔_ニニニニ]　 :| 丶
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.　　　　　　Ⅵ _　-‐…‐-　 _[ :l/　　　　　　/　　 √Yj{:::::::::::::i| |ニ=-:i|Υ|l　　 :}　〔_Vアﾟ~￣￣~"'[　 :|＼＼
　　　　　:|/　_　-‐…‐- ._[ /　　　　　　/ 　　 √Yj{::::::::::::::i| |:::::::::::ｌ|Υ|l　　./　〔_V　''"ﾟ~￣~"'[＿_|｜＼＼

神暦４９７年、七大神に創造された第一世代の魔族の中で最大の魔力を有していたバーンが魔族を率いて七大神と決別する。

コパ地帯を抜けて、リーザス地帯に向かい、

更にリーザス地帯とヘルマン地帯を隔てる大山脈であるバラオ山脈を超えてヘルマン地帯にたどり着いた。

バーンは農耕に適さない北部の新天地であるヘルマン地帯と氷雪地帯を魔族の拠点と定める。

同時に彼は魔族を支配する魔王となった。

初代魔王バーンの誕生である。
506 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 20:49:56 ID:sF5XyFgS: まぁ魔族については従わなくても当然というか…
507 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 20:49:59 ID:F84T2gkW: ／　／　　　　　　／　　／　　　／　　　 /　　／　　 /八　　　　＼　　＼　　　丶＼　　　　　＼　　＼　　　＼
. ／　　　　　　　／　　／　　　／　　　　 / 　／　　 .／　　＼　　　＼　　＼　　＼＼　　　　　＼　　 'ﾏ}h､　＼
　　　　　　　　／　　／　　　／　　　　 /　/　　　／ |＼　／|:＼　　　　＼　　＼　　　　＼　　　　　‘,　　　V/}ｈ､
　　 _ -‐…‐　　／ '′_　-‐./　　　／／/　/　　／ｒ-　Ｖ⌒ヽ/　┐~''～ ,,_ 　＼　　丶　　　　´'マ〕iト、　V/ヘ V/ニ＼
-=ニﾆﾆﾆ/　／∨　／＼ .:/　　／　　/　/　　／　＼　 :!　　:|　 /　　/　　〕ｈ｡　`､　　＼＞- 　＼　 }＼ V/ﾆ＼ニニﾆ
.ニニﾆﾆ/／ニﾆ|: / V/　V　／＿彡　:　/:l　/＼　　　　＼| ⓛ |／　　　　／i:i／＼}＜⌒＼}／⌒ ＼}　/ニﾆ)}ニニニニﾆ
ニニﾆﾆ{(ニニﾆi|∧　V/ :|: /∧　⌒丁 |/-:|∧_〕i:＼　　　| Υ |　　　 .／i:i:∠-=ﾆ丁⌒　ﾊ/　　　 ./　/ニニニニニ=-／
. ￣ -=ニニニニ/∧　∨:|/　.∧　 ^圦　　⌒＞. _i:i:i＼　　＼／　 .／i:i:i:_.、＜⌒狄(　 ../∧　　／／ニニニニ=-￣＼
　　　￣ア─=ﾆﾆ/∧　∨ 　/ ∧　´⌒〕ｈ、弋炒トミxi:＼ヽ　〈 /／i:i:xf　弋炒／⌒　 ./ /∧／／ニニ=-￣　　　　　　＼
　　　／/　 .／'￣ -=ニ　V/　　　　　　⌒´^≧=- 　 ┘⌒_ﾉ )　( ⌒ ｀`　-─=彡　　 /　八　.／| :{　＼＼　＼
／／　　./ ./|:　 /　//⌒/.　　 .∧　　　　　　　　　　 'へ　　　へ　　　　　　　　 ./　　.＼　　＼　＼} ＼＼
／　　 l: / .//|　/　//　 /　　　//∧　　　　　　　　　　　　〕　 |::::::　　　　　　　　　　..:　　　＼＼　　＼　ﾉ　　　＼
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バーンはヘルマン地帯と氷雪地帯の先住民たちを殲滅して、そこで狩猟と遊牧を行い生活することにした。

魔族たちはこの地で人間と同じように男女の性交によって子を作ることにした。

バーンは魔族の未来の為に子孫を残さなければならないと判断したのだ。
508 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 20:51:02 ID:F84T2gkW: 　　　／　　　　　　　　　　　　　　 ‐-=ﾆ　_　　＿__ __彡'.:::::;'
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　 / 〃　　　　　　　 /　ト、＼　、　丶、　、　＼　/.:::::::/
　 //　　／　　　　 /ﾘ　| ハ　ヽ＼　　＼＼　　く:::::::/
　 /,'　／　　／　／V　 ;L.ｨ } } 　}　　　　　　Y´＼`丶､′
　 / ／　　／　／　/　ｲ゜ﾊ7}八∧ ﾄ､ヽ　　八　 }／　ヽ
　　ー--z彡≧ミx_,厶イ乂ｿ/　ｊ,x≦ハ,ハ//'"´＼l
.　Ｖ// 　i ｰzr‐ヒ歹=ミ》　斗ｾﾃア ∧i ∨l/　　　　}
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　∨ /　　 !　　　　　　 | 　　 ∧　　ヽ　＼
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　 l　l　　　l∧　　　｀ニﾆ　　 ∧ ヽ　　　　　　　＼
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　 l　l　　 ├‐-込、　　　 ,∠Lトミ }＼　　　＼　　　＼
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　 l　|　　ｌ::::::::::::::::::::::::::::::/イ| 厂￣＼}ヽ.＼　　　ﾏﾆ=‐-=ﾆ._＼／￣
　 l　|　　 l:::::::::::::::::::::::::::::::::/イ.:::::::::::::::}　 } ハ　　ハ　　　　　　 `ヽ

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.　　　　　　　!　　ヽ　　　　　　　ﾍ.　　　＼
　　　　　　 ', 　　ヽ　　　 _.. . -‐:ﾍ.　　　＼-. .、
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　￣./.,'　i . .　. . . . -キ'' ¨　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　 !. . . . . . ',
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　_/　l　. i　.'　 . . . . . . ｌ . i. ._|_i__ . . :i￣,￣.￣. . . . . . ..∨　　 ′ .! . . . . . , . ',
. 　￣!　. i . .'　. . . . . . .|ｨユ´|. |. ￣7| .ハ. . .ｉ. . . . . . . . ',　　/　 .,′. . . . . ', . ',
　　　|　. .', . .', . . . . . . .l /l. ィ＝=.7‐:l/.: :V ,' . . . . . . . i .',　/　 ./＿__. . . . .ﾍ .
　　　l　. i .', . ﾍ. . . . . . /: l. 芝芋芋芍ミｉt|/. . . . . . . . .i, .i '　_ ｲ_-_-_二ム. .ﾍ
.　　 l . .|!. .', . .ﾍ . . . ∥: |./'" V:;i;:j:;:}./ :/. ../. . . . . . . !. .７´_-_-_-_-_-／. . .
　　　 ', .! V .ﾍ. . .ヽ. ! {: : :' : : : :ヾシ'": :/ ／. . . . . ./. .! ./ |._-_-_-_-／. . . . .
　　　　'.|　ヽ . . . . . }N : : : : : : : ":x:x:/.ｲ /. . . . ／. .,/./　i!Yヘﾆ／ . ﾍ. . . . .
　　　　ｌ　　 ',､. . . ノ　ヽ　　　　　　　′/ . . イ. / . 〃'　/.l_|-!. . .丶. . ﾍ. . . .
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.　　　　 ∥z-ヽヾ_ヽ. . .l　 iヽ、　　 _. .＜!. . . ./i. ,' 　 _.', . . .!. . . .', . . . . . . .
.　　　　∥_>'ikヾi .liﾍ Y .!　i. . .ﾐﾆ.「. . .ｌ . |. . ../ |.ムr＜>', . . ',. . . .', . . . . . . . .
　　　 ∥〈_{ﾆ>∥ﾆ7 /. .! ,'. . / . . |. . . !. ,l . ./,:zlA＞'",ｨ. ',. . .',ﾍ. . .', . . . . . . .
　　　 ∥x人|k∥ﾆ7 / . .|/. ./ . . . |. . .／i|. /il㌢",ィ,ィ" 　 V . .', ﾍ. . ', . . . . . .
　　　∥i7 Y l∥ﾆ7 /|ﾍ. .!. / . . . . !. /,ｲｌｉl./'"　 r'"'"　　　 .V. .';ｰ:ヽ. ', . . . . .
..　　∥7/,ｨi.∥ﾆ7 /ﾍ .ﾍ.l/. . . . . .ｉ/ｲｌｼﾞi/　　 ∥　　　　　／＼ ',‐-.ヽ ', . . . .
. 　 ∥| i少'∥ﾆ7./　 / ,ヘ . . . . /ｲｼﾞ　/　　 .∥　　　　／.;.;.／＼Ｖ::::::ヽ', . . .
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.　∥ｉﾍＶ∥ﾆ7/ , '. . . . . . . ,ｨ''ﾞ　　＞:´:::＞'ｲ　　_ ,.;';.;／::::::::::::::::::::::::ヽ､｀ヽ.
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. ∥zﾉﾑ∥=7/ . . . . . . . ,ｲ　／:::::::::::::V 、　 /´| /.;./:::::::::::::::＞.;.´;.;.;＞''"

その一方でバーンは清姫と密かに接触して、彼女の伝手で七大神と密約を交わす。

密約の内容はヘルマン地帯と氷雪地帯に七大神とその勢力は干渉しない事、魔族はそれ以外の地域に干渉しない事だった。

つまり相互不干渉条約である。
509 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 20:51:44 ID:F84T2gkW: 　　　／　　　　　　　　　　　　　　 ‐-=ﾆ　_　　＿__ __彡'.:::::;'
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またカラー地帯、キナニ地帯を緩衝地帯にすることで衝突を避ける事、

ヘルマン地帯と氷雪地帯にいる人間の先住民はすべて魔族が始末し、

余所から人間がヘルマン地帯と氷雪地帯に侵入したら、これも始末する事が決まった。

その期限は魔王バーンの在位期間が終わるまでとされた。
510 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 20:52:35 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　　　　　　　 __　　　　　 _＿__
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七大神がここまで譲歩したのはバーンの寿命が尽きる間に大陸を統一するつもりはなかった事が挙げられる。

急激な拡大は無理が出る事を知っていた彼女たちは時間を掛けて少しずつ慎重に発展させるつもりだった。

また魔族の拠点は農耕に向いていない僻地だったので、土地としての魅力がなかった事も大きかった。

その程度のゴミ立地を使わせるだけで魔族の知識と術式が確保できるなら損はない。
511 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 20:53:25 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ 　 --　　_　 __　　 }:.
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更に魔族は個人主義が強すぎる為、強力な魔族が恐怖で相手に言う事を聞かせて動かすしかない。

つまり個人として好き勝手に生きるのは得意でも、社会を構築して集団として発展するには非常に不向きな種族だった。

そんな魔族は放置しても文明コントロールを脅かす存在にはならないというのが、七大神の考えなのだ。
512 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 20:54:05 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , 　　/.. -―-　 .._
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唯一の懸念は魔族は人間の文明に触れており、狩猟だけでなく遊牧ができる程度の能力があったから、

余所の人間が魔族と接触して、それらのノウハウを学んでしまう事だろう。

七大神にとっては魔族そのものよりも魔族と接触した余所の人間に与える影響の方が問題だった為、

魔族に元からいた人間と余所から入り込んできた人間の始末を義務付けたのだ。
513 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 20:56:15 ID:UYmR1tUa: やっぱりこうしてみると魔族の方がマシだな
514 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 21:01:26 ID:F84T2gkW: 　　　　　　＼／／／／　　／＼ﾆニ＼／／／/ {心） }__|　│＼　＼　　＼　　　＼
　　　　＿／／／／　　／‐≦ﾆﾆニ二＼}＼／ } l　　厂|　∧　 |＼　＼　　＼___ 　＼
　　　 /　│ ／／＿_／l| | ￣｀{ 乂ｔ__テ＜ﾆﾆ＼l八__ノ　| /　|　 |　 |　　|　　　|＼＼　 |　　　　　　。。。。。。。。。。。。
　　　　ﾚ'_／￣/ /|　 | |　　⌒ﾌ7宀‐- 　￣ィノ　ﾉ{ﾆﾆ7/　 |　 |　 |　　|＼　│　}　＼|＿＿
　　　　 /　　＼/ //|　 l |　　　　　　　／ }　ﾄｔメﾆﾆﾆニl／|　 | 　 lー}　 |￣|￣|_ ﾆ=‐'’　　┌‐┼ヽ　l＿＿__　__l三l__
　　　 { 　　 ,ノ| || | |　 l |　　　　　　　　　　　､|　 |　＼__》‐／|　|　 |　ﾉ　 |　 |__｣ﾆ=‐'’　　　　　ﾉ[］乂　ノ土ｌ土ヒ　 l王l　　┼‐l l　。。。
.　　　＼　　 r'| || | |　 l |　　　　　　　　 -―〈＿ﾉ　　　∨　 il　j／j／　|__|／=‐'’　　　　　　　ノＬl,ハ　ノハヽ　二|二　ﾉこ
.　　　　　　＼__}|| || | |l　| |　　　　　　　　　＼_____ﾉ　　　 /||　l l|　　|__｣ =ﾆ=‐'’
　　　 /＼　　 ||| || | |l　l│　　　　　　┬‐--　、　　　 /　||　l l|　　|二=‐'’
　　　 / / ＼__｣|| || | |l　|│　　　　　　￣￣　┘　　 /|│||　| l|　　|‐'’　　　　　　　　　　　　　　　さすがの　余も……
　　　 ///　　 |l| || | |ｌ │|　　　　　　＼_______,ノ　　 / ｌ|│|| │l|　　|
　　　 //|　　 |l| || | |ｌ │|　　　　　　　　　　　　　 /／l|│|| │l|　　|
　　　 //|　　　|l| || | |ｌ │|　　　　　　　　　　　　　/´| | l|│||　| ｌ|　　|

こうして七大神との対立を避けたバーンは魔族の発展に力を注いだ。

しかし、そんな彼の治世にも終わりの時が来た。
515 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 21:01:44 ID:XPu4/B6M: まあ視点が正しく神って感じ
おもにギリシャの方の
516 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 21:02:24 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　　　　　　 -=ミ｀ヽ-=ミヽ､　　　　　　　,ｲi
　　　　　　　　　　　　　　　　　_,,､斗―ヽ　ヽ　ヽ ∨ﾊ　　　 ,ｲ/
　　　　　　　　　　　　　 ',h　-=≦￣　　　　　　/ /　　 ,ｲi:/
　　　　　　　　　　　　ﾏiﾑ／　　　　　　　　　'≧=-/:i:i/
　　　　　　　　　　　　　　　ﾏiﾑ/　l. | .l l. ',　ﾊ　/＼ﾏ:i:i:/
　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾏi:i≧{/|/|ﾊハ/. }/　V ヾ'i´
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神暦２３５６年、第一世代の魔族たちが次々に寿命で死ぬ中、何とか生き残っていたバーンがとうとう寿命によって崩御。

享年１９５４歳、バーンほどの強大な大魔族であっても２０００年の時を生きる事は出来なかった。

偉大な初代魔王を失った魔族はこれ以降まとまりを失い、ヘルマン地帯と氷雪地帯で各々好き勝手に生きるようになる。
517 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 21:04:01 ID:Z7TzSV5y: 寿命か…こちらのバーンは凍れる時の秘法とか魔力と肉体を分けるとかできんかったのな。
518 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 21:05:47 ID:sF5XyFgS: ギリシャと同類はねぇ…
まぁバーン様はよくやったよ
519 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 21:08:41 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __
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バーンの死によって密約は効力を失ったが、それでも七大神はヘルマン地帯と氷雪地帯並びに緩衝地帯には手を出さなかった。

他に開拓できる場所はいくらでもあったし、魔族の領域と直接ぶつかると面倒だったので、それを避けていたのだ。

魔族も統率を失った事と距離の防壁によって組織だって王国領に介入してこない事で相互不干渉が結果的に維持されていた。
520 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 21:09:28 ID:M+HoCCJI: フリーレン魔族から食人性消した感じの種族だから、生み出す魔法に偏りあり過ぎるんだよな
若い頃から思い入れのある魔法ばっかり鍛えるから、趣味外の実用性のある魔法とか作らんし

年取ってから、寿命を延ばす魔法を作ろうみたいな事はできんと思うよ
521 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 21:13:03 ID:sZS9sZ3m: まあ、そういう風に作られたんだからしゃーないわな。
522 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 21:16:04 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　　　　 ___
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その間にも王国は発展を続けており、建国当初はコパ地帯の一部しかなかった領土が、

神暦４４００年にはコパ地帯、リーザス地帯、ゼス地帯、ジャパンの全部を領有する大国に成長していた。
523 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 21:27:55 ID:F84T2gkW: :＼　　　　　　　　　　　　　　　　　／i
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　二代目魔王　ゾーマ

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神暦４３８３年、二千年にも及ぶ空白期を過ごしていた魔族の中から一人の突出した者が現れ、

その魔族ゾーマはその強大な力で魔族たちを統率して、二代目魔王に就任した。

魔王ゾーマは世界征服を望んでおり、その為に武力侵攻の準備を進めていた。

そして……。
524 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 21:29:04 ID:XPu4/B6M: むしろこういう考えの方が生物として真っ当だよな
525 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 21:34:17 ID:F84T2gkW
526 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 21:35:12 ID:F84T2gkW: ttps://www.youtube.com/watch?v=tKhzUvRCiT4

――神暦４４０３年

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　　　　＼　皿／　　／　　　＼　皿／　／　　　＼　皿／　　　　＼　|
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突如として魔王軍（魔王が統率する魔族の軍勢のこと）がキナニ地帯を侵攻。

そのまま、ゼス地帯に攻め込んできた。
527 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 21:36:07 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧,..,.　　　　　 ∧∧
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この魔王軍の突然の侵攻に王国は慌ててゼス北部に防衛線を張って迎撃しようとしたが、惨敗してしまう。

これは当時の王国軍に魔族に対抗できるような優秀な魔法使いがおらず、対空手段が弓矢しかなかったからだ。

その結果、上空から魔王軍の魔法攻撃を一方的に受けて王国軍は総崩れとなった。
528 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 21:36:54 ID:F84T2gkW: 　ノー='ﾞ乂
ﾉ　　　　　ゝ
)　７　ト　（
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j　　　　　　j　　￣|￣　　ノ .イ　　　｀ヽ.　　　　ﾉVﾍVﾍVﾍｨ´
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j　　　つ　　;　　　　　{__,j_　;j　　i　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::)　愚　魔　(
ﾍ　！！　/　　　　 .,.{⌒＼{　　j　　i:::::::::::::::` ＜￣￣)　か　族　(
　ﾍ　　　 jｲ　　,rｬﾌ:::::`､　 i'ｰｲ;V ﾉ￣￣￣ﾊ::::＼　;)　な　に　（
　　V √゛　　 j:｡::j::::::::::＼ノ!　　V　　　.／　∧::::::i　)　国　逆　(
　　 V　　　　　乂/::::::::::,ィ(：｀ー―≧=＜　.／∧≦‐)　を　ら　(
　　　　　　　　／::::::::／　　・'　，　　 V.＿／　　∧￣)　！　.う　（
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　　　　　　　　　　 f≦ｨ､}　∧弋ぇ、/! ゝ≧ー=≦　/.　 j　　/
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　つ　ひ　 /　　　　　　　　　　　　　 / /
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　せ　り　( 　-=＝=＜.jﾍ　j　!　/ /／ｱ≦ .//j!ﾆニヽ
　エ　　｛ﾆニ)h､、ﾆjVｲ￣!≧/ｨニｱ j}､ {彡j､ﾆﾆﾆ.V
　エ　　　 j!.ﾆﾆﾆ=＼ヽ/　|　i!　／ヽj/ /ﾆﾊ彡'　＼ﾆﾆj
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ノﾙﾊ　　｀'Τニ=ゝ:::;;,∴ ･'{　∥V、イ　　　／　イ´　　　　j
529 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 21:37:07 ID:WExk2IyZ: まぁ神や清姫が非難ばかりだったのも自分達の都合しか考えてないだしこれもインガオホーとしか
530 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 21:37:36 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞ '7　　　　　　】　　　　　　　　　　ｲ／
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531 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 21:38:59 ID:F84T2gkW
532 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 21:39:40 ID:F84T2gkW: ttps://www.youtube.com/watch?v=MsxxT1O-9q0

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　　　　　　　　　　　　　　　斗ﾐj r‐ｭ,,,　 {　　,,._-‐ﾆヽﾙ'ﾞ .::.:.,′
　　　　　　　　　　　　　　　　　`斗　tt弐　ゝｨィｪｪﾃ‐　　ミミﾊﾙ　　　ヤン参謀、この事態を打開するために
　　　　　　　　　　　　　　　　　 `！｀￣´ﾉ　; ｀`　　´　　ミﾉ〃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　;　　　.　　:;.　　　　　.' ﾐ _ノｲ　　　　君には魔法ギルドと交渉して協力を取り付けて貰いたい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾞ､　　`ー ''´｀ヽ　　.;　j!〃ﾂ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }　　 r‐_‐ ｭ　 ;　　　,′ L__　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _」　　ヽこフ　　　　ﾉ　. 」.::::｀i
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　　　　　/:::「＿ { } { }＿ﾆﾆﾆｺｺ7.:::::::::::::::::::::::::::::::::/.::::/::/　　　￣￣……∴∴∴　 7.::::::::::::::::::::::ﾞ.
　　　 /.::::にﾆ { } ！_ｺ二**二ｺ.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::/ ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＝＝=== 7.:::::::::::::::::::::::::::ﾞ,
　　　 /.::::::::にﾆ { } ！_ｺ……＝┘.::::::::::::::::::::::::::::::::::::/.::: 　　………… ﾆﾆﾆﾆﾆ7:::::::::::::::::::::::::::::！
　　　 .:::::::::::::::::::::{ }　11.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::γﾆﾆヽL

　　　　　　　　　　　　　　　王国軍総司令官　シドニー・シトレ

　　　　　　　　　　　　　　　　／二二二二ニニニニニニニﾆヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 /ニニニニニニニニニ=＝＝ﾆﾆニ}
　　　　　　　　　　　 /ﾆﾆ二<_>ﾆﾆニ=‐＜//////////＞､
　　　　　　　　　　　　　　　 {ニニニニﾆ=イ,'////////////////∧
　　　　　　　　　　　　　＼ﾆﾆ=-イ/////////////////////∧
　　　　　　　　　　　　 ,ｨ///////////////////////////////ヽ
　　　　　　　　　　 //////////,{ V/////､//////////////,ﾄゝ
　　　　　　　　　　ノ//////ノ‐-　_＼///ゝー-―-ヾ///////l
　　　　　　　　　　　　　　 {///,{´ 　 T;;ﾃヽ｀ヾ`　T;;ﾃヽ　 !'/////ｿ　　　　なぜ私ですか。
　　　　　　　　　　　　　　ヾ//ゝ　　　　 '　　　　　　　　　l//!V//
　　　　　　　　　　　　　　　｀ｿ　　　　 j　　　　　　ﾉ//.ﾉ'/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｒ　　　,　　　　　　ソ,ｲ'/　　　　　　　　　　　　「軍内部に魔法ギルドとコネがあるのは君しかいない」＞シトレ
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　　　　ー ´ 　　　　 '.l//,{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　　―　―-　　　　 / .l//ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ー　　　　　 '　 !///l、　　　　　　まあ、そうですが。
　　　　　　　　　　　　　　＿-‐= ､　　　　　　　／　＿-=ﾆﾆ,
　　　　　　　　　　　　　 /ﾆﾆニニl　、　　　,　　　　/二二二ﾆ,
　　　　　　　　　　　　 /ニ二二/l,.- 二二,.-‐-､　,ニニﾆ／lﾆl_
.　　　　 ,.ィﾆﾆニ二二二二/ニ二二/　　　 ,.'/　　　 ,二二ﾆl／ニﾆヽ
　　　　 /ﾆﾆニニニニニニ/ニニ二/　　　.:::/　　　　　ニニニニニ/二二ﾆ=―--
.　　　 /ﾆﾆニニニ二二二/ニニニ/　　　ｰ'　　　　　 '二二二ﾆﾆ/二二二二ニニ
　　　/ﾆニニニニニ二二/ﾆﾆ二二、　　　　　　　ノニニニﾆﾆ/二二ニニニニﾆ

　　　　　　　　　　　　　王国軍参謀　ヤン・ウェンリー
533 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 21:40:58 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　　　　　　　 _ ＿
　　　　　　　　　　　　　　,..:´.::::::::::::.:.｀`ヽ､
　　　　　　　　　　　　　/.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ
　　　　　　　　　　　　/.:.:.::::::::::::::::::::,　＜.ミﾐヽ
　　　　　　　　　　　｛.:.:.:.:.rｧ.:.::;.ィ´　　 1Mミﾐ;､　　　　それと君には臨時で王国軍将軍代理の地位を渡すので、
　　　　　　　　　　　ゝ.:.:::::．'´　ー　　 `ヾミﾐヽ
　　　　　　　　　　　　彳ｦ}zﾆﾐヽ,,　　,､ィﾆ彡} ﾉj!　　　王国軍と魔法使いたちを率いて魔王軍を撃退してもらいたい。
　　　　　　　　　　　　 Ⅵ{ =ttｪｱ .:.: 斤ｪｱ爪ｿ
　　　　　　　　　　　　,.ｨ.:}ji　｀ﾞﾞ　　i ｀ﾞﾞﾞ´　j爪L
　　　　　,r'ﾆﾆﾐヽ.:.:.::::::l ミヽ　ィ　ｰ‐'ヽ　,: jｼ';;;;;:;`ー- ､､ __
　　　∠.:.:::::::::::.:.」.:.:.:.:.i1.:ヽ＼　にﾆﾆヽ　ｿ;;:;:;;.:.:.:::::::::::::::::::::.:.｀`ヽ､
　／.:.:`ヽ.:.:.:.:',',',.:.:.:.:.:.{.:.:.:.:＼＼ `¨¨´ ,.ｲ/::l.:.::::::::::::::::::::::::::::/.:.::::::::
　.:.:.:::::::::::::::::::::.}jjjL.:.:.:::{.:.:.:.:.:ハ　ゝrr く/.:::/l.:::::::::::::::::::::::::::/.:.:::::::::::
　.:.:.::::::::ヽ.:::L.::}jﾄﾄ､「「￣|.::/;;;;;L ...りﾉ.:::::::/`ー---.:.:.::::::/.:.:.:::::::::::
　.:::::::::::::::::｀ﾐヽ j}`ヽﾐヽﾆｦ　　´￣￣`ヽ::ﾚ　ﾆﾆ＝＝＝7.:::::::::::::::::
　::::::::::::::::::::::::::Vj}　ヽﾐV　　´￣￣｀`ヽｿ　ー-----77 /.:.:.:.:.::::::::::
　:::::::::::::::::::::::::::1j}_ 三 /　　　´ ￣ `ｿ人入二二ﾆ // /.:.:.:.::::::::;:::::

　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　 /:. 　　　　〈カj　　 ,．ー- ､＿ _ 　　　　 !
　　　　　　　 !;:::. .　　　　　　／　 . :. :.; ;: ;; .:. .｀`ｰ-､j
　　　　　　　ヽ;; :. .　＿_,．イｨｲﾊゞヽ､. : ;; :; :;:; . .　ヾ
　　　　　　　　 Y/;:;:;:;:;;〃ノﾝ' ﾉ'　いﾞ:､ヾ'､;:ヽ､;:; :;. .:　ヽ
　　　　　　　　 ,j;:;:;:;:;:ｲ::''´￣｀`ｰ､'　ｰ''"´_｀`､;:;:;:;:､　 ;!
　　　　　　　　/:::;;:;:;:;;j:::. . .〈じﾆゞ,i　　,ﾃﾗｰ､｀,!;;;;;;;; . ::;!　　　　私が将軍代理！？
　　　　　　　　ﾞ､j:;;;:;:;,:!::::.:. . 　 ´　l　　｀　　　 .!;;;;;;;;;;;;;ｿ
　　　　　　　　 /;:;:;:ﾄ;:!;::::. . .　　 , ‐、　　　　j;:,ｲi;;;;;;!　　　　　何故ですか？
　　　　　　　　 `､;:;:〉ﾊ!::::.:.:.　　　ー　　　　　 ,ﾘ j !;;:/
　　　　　　　　　 j/;:ヾ ,:::::::.:.　　　＿_　　　　ｿ ',::;/
　　　　　　　　　ﾘ;;;:;:;:ﾄ､:::.:.:..　〈二二ヽ　　/,ｲ;:!'ﾞ
　　　　　　　　 ,rー- ､ﾘ:＼::.:..　 ´￣｀　　,/;;:;!'ﾞ
　　　　　　　/:.: . ..　 `ｰ- ヾ::..　￣｀　／|ｿﾘ
　　　　　　,r‐' ー ‐- ､＿　　　｀ー─‐''" 　 ,!､
　　　　　ノ::::.:.:.:.:.. .:.:. .. . .￣｀`ヽ､TY⌒ヽ'´￣|　　　　　　　　　　　　　　　,rー-､_
　　　／;;;.:::::::::.::::::::::::::::::.:.. . .. . . .＼　　　　 j　　　　　　　　　　　　　　/　, 　　｀ヽ
　　 /;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::.:.:...: ..:.: . . .｀^ヽー､/l＿＿　　　　　　　　　 ,r'　/　　　　　l
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　/;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..: .:. :.. .. . .　.　　　　｀`ー､/ 　　　 _,r'"´￣￣｀ヽ
,/;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:...: ..:.: . . .　　　, ．　-─ '´
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534 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 21:41:32 ID:uxKQ4YpM: 因果応報の要素が何処にもねえ、あんなふうに産んだのは間違いだけどその後の選択は全部魔族やろ…
535 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 21:41:48 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　　　　　　　 _ ＿
　　　　　　　　　　　　　　,..:´.::::::::::::.:.｀`ヽ､
　　　　　　　　　　　　　/.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ
　　　　　　　　　　　　/.:.:.::::::::::::::::::::,　＜.ミﾐヽ
　　　　　　　　　　　｛.:.:.:.:.rｧ.:.::;.ィ´　　 1Mミﾐ;､
　　　　　　　　　　　ゝ.:.:::::．'´　ー　　 `ヾミﾐヽ　　　　君は魔法ギルドと合同訓練をやった事がある唯一の指揮官だろう。
　　　　　　　　　　　　彳ｦ}zﾆﾐヽ,,　　,､ィﾆ彡} ﾉj!
　　　　　　　　　　　　 Ⅵ{ =ttｪｱ .:.: 斤ｪｱ爪ｿ　　　　　現状では魔法使いを有効に使える指揮官は君しかいない。
　　　　　　　　　　　　,.ｨ.:}ji　｀ﾞﾞ　　i ｀ﾞﾞﾞ´　j爪L
　　　　　,r'ﾆﾆﾐヽ.:.:.::::::l ミヽ　ィ　ｰ‐'ヽ　,: jｼ';;;;;:;`ー- ､､ __
　　　∠.:.:::::::::::.:.」.:.:.:.:.i1.:ヽ＼　にﾆﾆヽ　ｿ;;:;:;;.:.:.:::::::::::::::::::::.:.｀`ヽ､
　／.:.:`ヽ.:.:.:.:',',',.:.:.:.:.:.{.:.:.:.:＼＼ `¨¨´ ,.ｲ/::l.:.::::::::::::::::::::::::::::/.:.::::::::
　.:.:.:::::::::::::::::::::.}jjjL.:.:.:::{.:.:.:.:.:ハ　ゝrr く/.:::/l.:::::::::::::::::::::::::::/.:.:::::::::::
　.:.:.::::::::ヽ.:::L.::}jﾄﾄ､「「￣|.::/;;;;;L ...りﾉ.:::::::/`ー---.:.:.::::::/.:.:.:::::::::::
　.:::::::::::::::::｀ﾐヽ j}`ヽﾐヽﾆｦ　　´￣￣`ヽ::ﾚ　ﾆﾆ＝＝＝7.:::::::::::::::::
　::::::::::::::::::::::::::Vj}　ヽﾐV　　´￣￣｀`ヽｿ　ー-----77 /.:.:.:.:.::::::::::
　:::::::::::::::::::::::::::1j}_ 三 /　　　´ ￣ `ｿ人入二二ﾆ // /.:.:.:.::::::::;:::::

　　　　　　／￣二ﾆ= 、　　　　＿_, --―=＝ﾆ二≧.＿_
.　　　　 / ／　　､　　＼　　／/ ｽ､　　 -=○≠‐ゝ,-‐　｀ヽ
　　　　　ﾚ'/　　　ヽ＼＼　`< .ｲ /　-‐=≠ﾆ二＿　/￣｀　 }
　　　　　ﾚ'　 , -‐ 　ﾊﾊ　ﾄ､　':. ｜-‐　_,.=ｧﾃ从:.　（_､￣｀　　'.
　　　　　|　 // /／　｜lｉﾄ､,(］ |.ｨ=彡'／ﾙ'‐-ﾊﾄ､ヽヽ　　　　＞―=ｧ‐―--　　　　　あくまで訓練したことがあるだけですよ。
　　　　　|/// /　　　 | l 川ﾄ､ｿﾙ'.:://(　行㍉ヽﾉﾊ_;ﾊ　　_/　　ｒ‐'　　￣
　　　　　|//　　　　 | l' ﾑィ斗くﾊ:l八　　｀ﾆ=　（ｆﾊﾘ:j:;>く.{　ノl＼　　　　　　　　　　魔法使いを指揮しての実戦は私もやったことがありません。
　　　　　|/　　　　　　| ﾄ､::::V人ゞﾘ　　　　　 _､〉/:イ　　＼ﾆ{ ヽ＼
　　　　　'　　　　　 | |',ﾊ::::）ﾉﾉﾌ′ 　　＿_ ､_ ´/人ゝ　　　｀ヽヽ＼＼
　　　　 ,　　　　　　 | |'i 川'((.:/　　　　 ´　￢｀ /　　　　　　　　＼ｰ==ﾐヽ　　　　　　　　　　　　　　「他の指揮官は訓練すらやったことがない」＞シトレ
　　　　 |　　　　　　　 , ﾘ/{/￣￣｀ヽ＼　　　　　/　　　　　　　　ー=､ヽ
　　　　 |　　　　　　　,'　//　　　　 //lﾄ.＼＿ ..ｨ＿　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　 |　　　　　　 ,　//l＼ー-=//　|　＼_|_,ﾍ　∧ｰ‐≠ﾆﾌ￣￣￣　ﾌ77ｱ广　　　　他よりマシということですね。
　　　　 |　　　　　 l　l/ |ヽ＼ //､__,l｀ヽ　　ﾉ}/ ハｰ-=ﾆ、　　　／ // /／
　　　　 | 　　　　 l　; /|　＼{{　ｰ-=二ﾆ=-く'_/＿}ｰ-､　ヽ＿／ /// /'
　　　　 |　　　　　　 /,　|　　　ヽ　　　＼＼　　爪　　　　＼ {　 |　/// /
　　　　｜　　　　　l //　|i　　　　',　　　　　＼{ l,ハ　　　　 ';i　 |'/// /
.　　　 l　　　　　///　 ||　　　　 ',　 l　　　　＼ヽ}　　　　　ﾊ　|'// / 　　／
　　　　 .　　　　//ｲ i　l||　　　　ヽ. l　　　　　　 |￣￣￣｢' | l|i/ /　　／
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536 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 21:41:54 ID:jsggc8yu: 1400年くらいに防空兵器『光線級』造ってたのに3000年あっても完成しなかったのか
537 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 21:43:22 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　　　　　,r'"´　　　　　　　｀ヽ､
　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　 l
　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　＿ j
　　　　　　　　 /　　　　<*ｶ　　,ィ'"´｀ヾヽ,ヽ ,j
　　　　　　　　　　 l　　　　　 _, -‐'´　　　　!　､ゞ}
　　　　　　　　　　ｨｲ｀ーｧィ'´-ー-､,,　､　　_,.｀`ゞｲ
　　　　　　　　　　彳j　从,ィﾆ二ﾆゝ､,,,'　_,,､ｨﾆヽｶ　　　　その通りだ。
　　　　　　　　　　 YΛ ,Yゞ ´ﾓｴ了::;　,´,fﾓﾃゝ:;!j
　　　　　　　　　　　ﾞj(j　j　　｀　　'´ 　 ;:. ｀ﾞ　´.::;ﾘ　　　　王国軍はこれまで盗賊団の討伐ぐらいしか戦ったことがないから、
　　　　　　　　　　　ヾﾄ､!､　　　　,､　,!;:　　 .::ｿ
　　　　　　　　　　　　 jヾ! ｀,　　　´ ｀^ ^ 　　.::i!.　　　　　魔法使いは不要で戦士だけで事足りていた。
　　　　　　　　　　 _入ﾄ､　 ;　 <ﾆ二ﾆ>'　; ::,!.
　　　　　　　　　　　/　　( f ､　　　｀二´ 　 '.:/i＼
　　　　　　　　　　_」　　　ヽ｀- ､_　　　　.:/ ,!　＼
＿__ ＿,　 -─'"´ | 　　　 Λゝ-‐`ゝー一 '､ﾉ〉　 / i､_
´TjjY　　　　　　 ! 　　/　 V　jﾄ､　　l　!　Y ,} 　 !, |　｀`ー - ､＿ __
　|Z!ﾄ､＿＿,,　-ー､　 /　　　ヽﾊ　ヽ j ﾉ　 ,!ｲ　 /ヽ!　　　　　　`''ー-'｀
　|Z! ﾊ＿＿7 __/　ヽ/　＼　　　｀`ー' ---‐'ﾞヽ/ 「￣￣｀`'''ー -､＿
　|Z!ｊ iii!二二二二二二!　　｀`ヽ　　　　　　 ,　,ｲ ,!￣￣｀`二二7＿/｀
　|Z!ｊ iii!＿。＿。ﾆﾆﾆﾆﾆ!｀ヽ　　　　　　　 /　,'　├三三二二二ﾆﾆ､_7

　　　　　　　　　　　　　　,r'"´　　　　　　　｀ヽ､
　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　 l
　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　＿ j
　　　　　　　　 /　　　　<*ｶ　　,ィ'"´｀ヾヽ,ヽ ,j
　　　　　　　　　　 l　　　　　 _, -‐'´　　　　!　､ゞ}
　　　　　　　　　　ｨｲ｀ーｧィ'´-ー-､,,　､　　_,.｀`ゞｲ
　　　　　　　　　　彳j　从,ィﾆ二ﾆゝ､,,,'　_,,､ｨﾆヽｶ　　　　　魔法ギルドが魔族に対処する為の合同訓練を軍に呼びかけても
　　　　　　　　　　 YΛ ,Yゞ ´ﾓｴ了::;　,´,fﾓﾃゝ:;!j
　　　　　　　　　　　ﾞj(j　j　　｀　　'´ 　 ;:. ｀ﾞ　´.::;ﾘ　　　　　君しか相手にしなかった。
　　　　　　　　　　　ヾﾄ､!､　　　　,､　,!;:　　 .::ｿ
　　　　　　　　　　　　 jヾ! ｀,　　　´ ｀^ ^ 　　.::i!.　　　　　　他の者は魔法ギルドが軍に不当に干渉していると考え、それを拒絶していた。
　　　　　　　　　　 _入ﾄ､　 ;　 <ﾆ二ﾆ>'　; ::,!.
　　　　　　　　　　　/　　( f ､　　　｀二´ 　 '.:/i＼
　　　　　　　　　　_」　　　ヽ｀- ､_　　　　.:/ ,!　＼
＿__ ＿,　 -─'"´ | 　　　 Λゝ-‐`ゝー一 '､ﾉ〉　 / i､_
´TjjY　　　　　　 ! 　　/　 V　jﾄ､　　l　!　Y ,} 　 !, |　｀`ー - ､＿ __
　|Z!ﾄ､＿＿,,　-ー､　 /　　　ヽﾊ　ヽ j ﾉ　 ,!ｲ　 /ヽ!　　　　　　`''ー-'｀
　|Z! ﾊ＿＿7 __/　ヽ/　＼　　　｀`ー' ---‐'ﾞヽ/ 「￣￣｀`'''ー -､＿
　|Z!ｊ iii!二二二二二二!　　｀`ヽ　　　　　　 ,　,ｲ ,!￣￣｀`二二7＿/｀
　|Z!ｊ iii!＿。＿。ﾆﾆﾆﾆﾆ!｀ヽ　　　　　　　 /　,'　├三三二二二ﾆﾆ､_7

　　　　　　　　,r'Ｚヽ　　　　　＿,,,;:-､s-──--ﾐ,,_
　　　　　　　＼l／　　_,:r'''"n ,,　　　'l;　ﾞl!　　ﾞl!, ﾞヽ､
　　　　　　　　　　　,;rii"　,　 ,ﾘ,ﾊﾍヽﾞi, l,　ﾞli.　　ﾞlli, ﾞlli,ﾞ'i;
　　　　　　　　 _,;r'" ,il'　;il' ,i'ｸﾉﾘﾞいﾐﾞゝ,､ﾞゝ　　ﾞli;lli, 'li;,ﾞi,
　　　　　　_,;r''"　 ,;il'"ノﾉノｼ'＿＿　　`''弋ﾐヾミヽﾞ;llllli;, l'}
　　　_,,:-''"　　,,;ill;'",;i'-''""二二￣`　　　,,:''''''ｰ-ﾞlll;iii,'lllli,'}
,>iii''"　　 ,,;ｨ彡''"/f"　　r'''("llli)`　　　　,/"'flliiﾐヽ.|!li,'llllliﾘ　　　　確かに今になって他の指揮官が魔法ギルドに協力を求めても
ll'"　　　,:i''　 }i　lﾞ {!　　　　`￣　 '"　　　i ､ `'''"　,;llll,lllll;ﾂ
.いi'　.;i'　r' ;il　i'{　`ﾞ　　　　　　　　　ﾞi､　　　クｼ''"　　　　　　相手は良い顔をしないですね。
　`i,　:lli,　　ﾞli :l: ﾞ'':､　　　　　　　　　..　　　 i;　　　.|
　　ﾞi,　ﾞllii;, ｰﾞ''li､　　　　　　　　　 ' -'''; r'"　　　 |
　　　ﾞi,　,l''llli;,　,,ﾐ　　　　　　　　＿－　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そういう意味でも君が適任だよ」＞シトレ
.　　　 ;ﾚ　 'llllli;　ﾞ:､　　　　　　'"￣　￣`''ヽ　 /
　　　 "|　　,ill'l!.　　ﾞi､　　　　　　　　-==　　　./
　　　 _|　　,il' 'ﾞ　　　ﾞ'ゝ､　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　ですが、私に魔族の撃退ができると思うのですか？
　　/" ヽ､　{,,_　　　　　`ﾞ'''ｰ::,,,_　　　　　　 /
　,/　　　 `''''ｰﾐ=-:;,,_　　　 `'￣`''''ー---r''
　　　　　　　　　　＼,-､_,:-ー､`ー-'''7ｰ:､__
　　　　　　　　　　　　　＼　 `ヽ　`ー''''"'＜,,_ `ヽ､
538 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 21:44:29 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　,;r''"　　　　　　　　　　　　　ﾞ'ヽ､
　　　　　,;r'"　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾞi;
　　　 ,i''　　　　　　　　　　　　　_,;ｪs;''''""ﾞ'''-<
　　　,i'　　　　　　〔.ｵ〉　　　,;:r''"￣ﾞ}　　ﾞヾ,,, ﾞ'i
　　　|　　　　　　　　　 _,;-''"　　　　{　; ミ,,ｯﾞ'　Lｯ
　　　ゝ､　　　　 _,,,;:-'''"　,,,＿,,,, 　　ﾞ''::^.ヽ　　＜
　　　=彡ﾞ`ｱｨ''"_,,,,,,_　　　　　　'"　　　 ::ﾞ彡　　 ,ﾞi;
　　　　,ﾒ,,_i"{ ;ﾆ.......ﾆﾐ=-､　　 i__,,;=-ﾆ二ﾆ<ｲr､　ｿ
　　　　ｲ,1|　}　　=ﾆ里ﾝﾞ　　 :f"<'ﾆ里ﾗｯ_,,ﾆﾘf ﾘl"
　　　　.ﾞ_iﾞi, ﾞ{i　 `''　　'"´　　 il.　　　-'''"　:::lﾐl /ゝ
　　,,,=''" ゞソ:ﾄ､　　　　　　,　 il　　　　　 .::lﾐ{,ﾉ,N）_
￣　　　l,i;/i　l ﾞ､　　　ｨ'ｰ''::::'':､）ｰ､　　 ,;:i',lﾞ彡"　ﾞ'''''ー-ﾆ,,_
　　　　　　`|ﾞ`:l! ﾞ　　　,;;-ー─-:､_ヽ　 ;i"/ ,!　　　,
　　　　　ヽ､ヽ､　　ﾞﾏ二二二ｱ'　,;'"/..,/ﾞ|　　,iﾞ
　　　　　　　ヽ､ﾞ＼　　｀'''===''´　..:::;ﾂ ,/　ﾞ|　 |
　　　＼　　　　　ﾞヽﾐミ:､　　　　,,;;;r'"　　　/ﾞ| |　|
　　　＿ﾞ,,;､　　　　,/"ﾞ'lﾞ"￣~ﾞ￣　`r''　　f"ｨ,l l ﾘ
　ﾏ''"|　　l!＼　,/'　　ﾞl,,,,,,;;i,＿　ﾉ　　 L,〃`'''ｰ--:､,,＿
::＼＼__,,,」ﾆ-〉-ｰ''ﾆ"二--ー-ﾆ,"ヽ､　　　 `''''ｰ-=::,,,＿
::＼＼＼　,／:'"　　　...:::;;;;;;;:::::....　`ヾ,,_/ﾞ￣ﾞ`'''''ー-:;,
:::.　＼＼>'　 :'"￣￣￣￣￣`''''''=-､ﾞｰぅ､ｰ- ,,　　,／￣
　　　 >　　　　　　::::::::--===-ﾆ;;;;____(ヽﾞiﾞ＼　￣`''''
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　君に出来なければ、他の誰にも不可能だと考えておるよ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／二二二二ニニニニニニニﾆヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /ニニニニニニニニニ=＝＝ﾆﾆニ}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /ﾆﾆ二<_>ﾆﾆニ=‐＜//////////＞､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {ニニニニﾆ=イ,'////////////////∧
　　　　　　　　　　　　　　　　＼ﾆﾆ=-イ/////////////////////∧
　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｨ///////////////////////////////ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 //////////,{ V/////､//////////////,ﾄゝ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノ//////ノ‐-　_＼///ゝー-―-ヾ///////l
　　　　　　　　　　　　　　　　＿{///,{´ 　 T;;ﾃヽ｀ヾ`　T;;ﾃヽ　 !'/////ｿ
　　　　　　　　　　　　　 _　-‐ ,.ﾉ,ヾ//ゝ　　　　 '　　　　　　　　　l//!V//　　　……了解しました。
　　　　　　　　　　　 ,　_,.　-‐ァ／　　｀ｿ　　　　 j　　　　　　ﾉ//.ﾉ'/
　　　　　　　　／ ´　,.　イ　　　　　　　　　ｒ　　　,　　　　　　ソ,ｲ'/　　　　　時間がないので、早速魔法ギルドと接触します。
　　　　　　 ,　" 　 ,　´ .／ -、　　　　　 ,　　　　ー ´ 　　　　 '.l//,{
.　　　　／　　　__,.´　,.'"　ﾉ　　　　　 ,　　―　―-　　　　 / .l//ﾊ
　　　／　　 ´,　/　/　　　'　　　　　　　　　　　　ー　　　　　 '　 !///l、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「うむ、頼んだぞ」＞シトレ
_,-=／　　　　 ,　 ´　ﾉ　／　　　　　＿-‐= ､　　　　　　　／　＿-=ﾆﾆ,
二､　　　　　ノ　　　 '　　　　　　 /ﾆﾆニニl　、　　　,　　　　/二二二ﾆ,
ﾆ二､　　／　　　／＿　　　　＿_　./ニ二二/l,.- 二二,.-‐-､　,ニニﾆ／lﾆl_
ﾆﾆニ､　 __-―イ二二二二二ニニ/ニ二二/　　　 ,.'/　　　 ,二二ﾆl／ニﾆヽ
ニ二二'ソﾆニニニニニニニ二二/ニニ二/　　　.:::/　　　　　ニニニニニ/二二-＿＿
ニニニ/ニニニニニニニニ二二/ニニニ/　　　ｰ'　　　　　 '二二二ﾆﾆ/二二二二ニニ
ﾆﾆ二/ﾆﾆニニニニニニニ二二/ﾆﾆ二二、　　　　　　　ノニニニﾆﾆ/二二ニニニニﾆ
539 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 21:44:39 ID:uxKQ4YpM: 魔女関連かな？拒否とかの理由は…
540 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 21:45:44 ID:sF5XyFgS: まぁ被害を受ける現地民は可哀想だが文句があるなら製造元に言うしかないよな
魔族の選択云々も火神の設定が原因だし
541 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 21:45:52 ID:F84T2gkW
542 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 21:46:24 ID:uxKQ4YpM: 上手く区別してたって言えるかもだけど、断絶が起きてるからもうちょっと民生用の魔法とかで近い存在に出来なかったのかな？
543 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 21:46:47 ID:F84T2gkW: ttps://www.youtube.com/watch?v=F1ViqzVB3M8

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿,,.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ‐ 二　　 l
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　　　　　　　　　　l' 　イﾛヽ　　l ｌｒヽ　ｒヽ　ｒヽ　ｒヽ　rヽ　rヽ　rヽl' 　イﾛヽ　　l　　ｌヽ
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　　　　　く　 {⌒|　| 　　　　 |＿j/　　 ',　/}/ 　,ｨ≦弍ミ　|　　 / j/　　.i　　　なるほど、そういう事ですか。
　　　　　　　　／ ./|　　　　　　　.ｨf弍≧x 　}/　　　　　　　 /　／ / |　　 i
　　　　　　　　　 //|　ﾊ　　　　 | |　　　　　　　 ,　　　　　　　/.イ　　　　 |　　　確かに現状は極めて拙いので、私たちも協力致しましょう。
　　　　　　 // .|　 ∧　､　ﾄ.{ﾊ.　　　　＿　　＿　　＿ /　.|　　　/　　 |
　　　　　　　　/ｲ　,　　　＼ト.._{ .| ∧--vfニﾆﾆYニニYニニト-- ＜/＿　 .|
　　　　　　　./ 　 /　　　　i　　　.-=〈ニニニニニ|ニﾆﾆ}ニニニニﾆ/ニニ.＼|
　　　　　　 /　　/　　/　　}_.-=fニニ∨ニニニニ|ニニi|ニニニニ/ニニニニi
　　　　　 ./　　/ 　 /　　 /ニニヽニﾆ∨ニニニニニニ|ニニニ_/ニニニニﾆj
　　　　　/　　/　／　r≦ﾆヽニﾆﾆ､ﾆﾆ.∨ニニニ|ニニニﾆニﾆ/ニニニニ／|
　　　　./　　/イ　.′.|ニニﾆ.＼ニニ､ニ∨ニニﾆ|ニニニニﾆ/ニニニ_.／＼|
　　　 /　／　　/　　 >､ニニニ＼ニﾆ､ﾆ∨ニﾆﾆ!ニニニニ/ニニニ／　／ヽ
　　〃　　　　 /　　 /_　｀''＜ニニ＼ニニニニﾆﾆ!ニニニ./ニﾆﾆ／　　,　／ V
　 .//　　　　 ,　　　 V　｀ヽ　｀''＜ニニニﾆ∨ニﾆ|ニニﾆ/ニﾆ／　　　/ / 　　',
　　　　　 ,　　　　　i　　　ヽ　　 ''＜ニニニニﾆ|ニニ/ニ／　　　　/ /　　　_i__
　i { 　　　　 /　　 |　　　　 ∨　　　　''＜ニ＞ ´￣￣￣_ノ　　　　/ /　　.ｨf笊/
　| |　　 /　　/　　＿|＿　　　 .∨　 V　／ {´　ー== ニ､: : ',　　　 {/　.ｲ笊ｲ　′
　| |　　./　　/　　ﾏ笊笊≧x　ハ　　}／ {　 |　　__　---ィ: : :}　　 /{ｨ笊イ　　 {
　:,　　./ 　　　　 ∨　　ミ笊} _...ィ　　 .{　 |　　＿＿): : : : : } /､/ /イ　　　　ハ
　 ', ∨　　　　 / 　 ∨　　　　 {ff_/　　　 {　 |＿　　ィ＜￣￣/　　＼　　　 / 　〉
　　∨　　　 .／, 　　 i　　　　 .／/　　　 {　 |__..イ|| ﾊ∨＿__.,　　　　}
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　　　　　　　l1: : : : : : ｨｲﾘ川ヽﾄ､;;;ヽヽ;;;＼｀ヾ;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞ,
　　　　　　　　 /ｲ: : : : ;.ｨｲｿ　　 '､ヽｰ＝＝==-､ミﾐヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i　　　　　　ありがとうございます。
　　　　　　　　〃,': :.j ｨｲ￣二ﾆヽ　 ';.:.:-ﾓﾃ=`ヽ )ﾊ;;;;;,r‐ ､;:;;;;;;;j!
　　　　　　　　lﾊ｛ i j j;;', 　ｨてﾃﾝ.;,　　　｀`ﾞﾞ￣` 　　!;;;;ﾚｲ　!;:;;;;;;;!
　　　　　　　　 `ヾ从;;;;;',　　"ﾞ ´ ,′:　　　　　　　　ﾉl/ﾘ )　,!;;;;;;;;!　　　　　　　　　　　「いえ、当然の事です」＞きよひー
　　　　　　　　　 `ヾ从;;;',　　　　ﾉ　,::.　　　　　　　　′ﾉｿ/;;;;;;;;j!
　　　　　　　　　　｀ﾞﾞj!　　　(　｀::.:.　　　　　　　　､_ノ;;;;;;;;;;j!
　　　　　　　　　　　ﾉﾊ　　　 `ﾞﾞ"´　　　　　　　　/, j;;;;;;;;;;;j!
　　　　　　　　　　　　　　 jﾊ　　　ｰ==＝…'　　　　/ ,ﾞ｛;;;;;;;;;j!
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544 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 21:47:46 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|ﾍ
　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　 | ∧
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　　　　　　 /　|　,　　´　　　　_　　　　　　` 　 ';　 ∧
　　　　　　,'　／　　　　　　　　＼　　　　　　　V　 ∧
　　　　　 ,　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　V　 ∧
　　 |＼ /　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼￣　----∧
　　 |　ヽ:/　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　　 }　___
　　＼　/　　　,'　　　　　　　　　　　　　　　 l　　` ト- ／￣／
　＿＿〉{　　　 :|　 l　　l　　　　　　 |　 |　　　}　　　 V　　／　　　　　ただ残念ながら私はギルドに所属する魔女や魔法使いに
　＼　从　　　|　_l＿ l _　　　　 , lーl-.- 、/ 　　　/-＜￣　、
　　＞ -〉　　　|＼|＼ |ﾍ`　l　　// |/-|/| /　　　 /　　　　　／　　　この戦いに参戦するように命令はできません。
　＼　　人　、人　_ -==ミVﾍ // ｧ≠=ミ/ 　／／ |Y^Y_ ／
　　　＼,,/| ＼＼从"　　　　　　　　　　/／/ｲ　}　||　|_|l　　　　　　魔法ギルドが軍に協力する事を伝えて、王国を守るための志願者を募る形になります。
　　　　　| |　|_|ヽ|ヽ　　　　 '　　　　　　 |　　 |_ノ　　　　,
　　　　　|_|　　　 | 心　　　　　＿_　　　　|　　 |　　　 V 　'　　　　　　我々は軍人ではありませんから、それはご容赦してください。
　　　　　l　　　　 l　　ト　　　｀　´　　　ｲ　 ,;　　　　 V　 ,
　　　　 ,　　　　 /l　　|　　＞　　_　イ _ | 　 / V　　　　V
　　　　/　　　　/ l　　 --　V∧　　／/ l　 /　〉＼　　ヽ l
　　　 /　　　／￣/￣｜　　V∧／//／l　/ ／|　　＼　　＼
　　　/　　l 　　〈　　 |　　　V///／　 l / ´　 |　　　＼　　ヽ
　　 /　___ |　　　〉　　|　　　 V／　　／「￣￣　　　　　> 、＼
　　/ / V |　　　　| 　　|　　／　　／　　|　　　　　／＼ |　　＼

　　　　　　　　／;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ｿ;:;:;:;:;:;:;:ゝ､
　　　　　　　〃;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:Yｲ|;:;:ﾍ;:;:ヽ:;:ヽ
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　　　　　/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ヽ
　　　　　ﾉｲ;:;:ノ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ノﾉﾊﾍ ∧;:;:;:;:;:;:;:ヽ
　　　　ﾙノノ;:;:;:;:ノノ;:;:ノ彡'ｿ/ﾉヾミﾊ;:;:;:;:从ﾘ
　　　 /彡彡ﾆ彡ｲ彡ﾆﾆ"　　　＿_　ﾍ;:;:ﾊﾙ'
　　　　ﾄ彡ｲｲ.l|　　￣｀　　　´fｫｯ｀ /ソ''　　　　　それは当然です。
　　　　　ヾ;;;;ヾ. ｿ　　　　　　 {　　 ,'
　　　　　　ﾙ;;;;ヽﾍ　　　　　ｰ-'　　ﾉ　　　　　　　　本来ならこのような要請が非常識ですから。
　　　　　　从;;;;;;;;;|　　／￣￣￣｀ミ辷ﾆﾆﾍ
　　　　　 >ﾊﾙj ヽ　 l´　　　　　　　　|　　i　｀ヽ､
　　　　　　 |＞ｰ--､.ヽﾍ　　　　　 /ﾆﾆ≧.　　|
　　　　　 |.:.:.:.:.:.:.:.:ﾊゝﾐ､　　　　zﾍ､＿__. 　､　|
　　　　　／.:.:|φl.:.:.:.:ﾄY´￣｀Yﾆﾆ>ヾ::（　　　　､　|___
--一'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ.　　ﾊ　ﾍ　 |.:l´￣　､　 ∨.:｀￣｀ヽ
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545 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 21:51:29 ID:uxKQ4YpM: 魔族はな生まれはともかく、その後の振る舞いは自分らでやったことやからどんだけ悪しざまに言われようがぶっ殺されようが、文句言えんような存在になったからなその部分は自業自得やわ…
546 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 21:53:45 ID:4aSYqqbO: いや魔族はそういう振る舞いをするように設定されてるぞ
そもそも何も対処せずに放置してたのも神の都合だし
547 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 21:56:16 ID:sF5XyFgS: まぁ魔族に対して同情の念は一切ないが神やきよひーがそれを非難する資格はないな
人間達なら言ってもいいだろうが
548 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 21:59:06 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　-._
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　　　　　ゝｰヽ-‐　 ´ {　!　:.ハT ｰ'" ヽiノ `‐=ニニニニニニニ／´ﾊﾉ
　　　　　　　人. _,.ィ八　、.{ ,.- ､ゝ、　 }ィ弌ゝ.}ﾆﾆニニニ＞"‐,ｨ./ ┘　　王国軍の指揮官はあのヤン・ウェンリーか。
.　　　　　　　　　　 ; ゝ、ゝ_ヾｿ　 )ノゝソ人_,. ┬ー'" ＞.／ｰ'
　　　　　　　　　　　 i .;　i ;　、　ヽ　 ,　ノイ　ノ` T´ {｀´ '　　　　　　　あいつなら信用できるな。
　　　　　　　､　　ﾉ , ハ{ 　ゝ ._ `　　　イ! '´ .}　!　:.　 ,　 {
　　　　　　　` ｰ- イ　: ヽ、　〈　T__´ィﾞ./ '"ﾉ:.　l　 :.　、 ',　　　　　　　これは参戦するしかないな。
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　　　　　　　　　　　 ,　_ ／　!_りﾉイ`　､(Y ﾉ ‐〈　　丶　、　 __ノ、
　　　　　　　　　 , '"　　　,.ｲニ二{　-=(_{=-　ﾉ　　　　｀　ヽ　ヽ
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　　　　　　／　＞、 ._ 'ニニニニゝ､ヽ　; ）ﾆ/ハ.__.ノ／､　 }　 .;　　}

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　 '､　　｀ヽ.　　＼　　ヽ　,| 　｜､:.:.:.:|　辷_ｸ　　　 ' 彳ﾆ;ﾘゝ｜:.:.:.:|!:.|
　　＼　　　＼　　ヽ　　｀´ !　　ヽ|ヽ.:.:.| 　　　　　　,　　　ﾞー'　　|:.:.:.:.:|l:.|　　　ここで日和見したら王国で居場所がないわよ！
　　　　｀ヽ､　　 `' ´ 　　　　　〉、|`,. -― ､　, --､　　　　　/|:.:.:.:. |ﾊ|
　　　　　　＼,　　　　　　＿,.　　,.ノ´　　　　_ﾉ i　￣ i　　　　 /:.:|:.:.:.:.:|:.:.l　　　やるしかないわ！
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かくして魔法ギルドは志願者を募って参戦することになったが、これに魔女や魔法使いは積極的に加わった。

魔法ギルドで評価の高かったヤンが指揮を取るというのも魔法使いたちを動かす一因となった。

魔女や魔法使いたちは自分たちの能力を全く把握できていない指揮官の元で戦うのは嫌だが、

彼は魔法ギルドの魔法戦力を知っており、訓練も一緒にこなした事があるので安心できたのだ。
549 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 22:00:52 ID:0iwsgA4y: というか神からしたら魔族の技術の収穫時期が来ただけだろうしなあ
550 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 22:02:30 ID:uxKQ4YpM: 設定したからは便利な言い訳に使うもんではないと思うわ考え直せとは一応言われて無理って言って、離れたところで自分たちだけはって振る舞ってる、密約を次代に引き継いでないし神々の力を伝えれてないだけで神々と同程度だよ、同じ穴の狢、両方変わらんよ…
551 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 22:04:59 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／＼／＼
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ちなみに魔女は当初は最大５００人までに人数制限がされていたが、王国の発展にともない制限が緩和され、

現在では最大５０００人まで拡張が認められていた。

当時の魔法ギルドには１０００人を超える魔女がいたが、そのほぼすべてが参戦した。
552 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 22:05:27 ID:5F1+TGVM: なんかやたら魔族を叩いてる人がいるけどこういう人こそ神々と同じだと思う。
どんなに魔族が悪いことしてても今の神達がやってることの方が酷いんだから同じ穴の狢は言い過ぎ。
553 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 22:06:05 ID:jsggc8yu: 何らかの条件を満たさないと創造神にリセットされて最初からやり直しになるからなぁ
七大神を脅迫してる創造神が一番悪いのに、一部の読者はなぜか七大神やきよひーを目の敵にする
ぶっちゃけ日本人を拉致ってゲーム気分で遊んでる創造神が諸悪の根源だろうに
554 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 22:08:20 ID:uxKQ4YpM: 何か異様な迄に女神側に一切の玉疵のない行動しろとか言ってるのが居るから、いやもうちょい考えてってなる
555 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 22:08:38 ID:sF5XyFgS: そりゃやってることが見てて不快だからでしょ
創造神が諸悪の根源だとしてもそれはそれだわ
556 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 22:10:37 ID:uxKQ4YpM: 見えてないだけで言われてる場面では明らか魔族がわ女神と変わんねーとしか感じられん…
557 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 22:10:44 ID:WtfzB5M9: そもそもこれはずっと前から言ってることだが魔族に問題や非がなあとは誰も言ってないんだよな
神々が自分達を棚上げして悪口言ってるのが嫌いなだけであって
558 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 22:12:18 ID:sjMcqLad: 魔族を叩く人って神を擁護したいのか分からんのだけど何がしたいの？
559 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 22:12:19 ID:XPu4/B6M: なお魔族のこの世代は女神からも何か言われてるわけでもなし魔族は純粋に生きてるだけで何も悪くない
勢力拡大だってごく普通の事だ
560 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 22:13:17 ID:F84T2gkW
561 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 22:14:50 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　.;i；';.
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　　　　　　　　　　　　　　　　　ゼス地帯北部

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　　　　　　　　／V′: : : : : /　八: : : : : .|: : : : .八: : ﾉ|i: : : :.ｌ: : }i:i:i:i:＼　　　　人間共が反撃に出てきただと？
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　　　　　　　　〈/i:i:|i: : : : : .{ｨｆ芸沁k. : : : }:／ィf斥ﾊ^ア: ::.:.:|: : |＿＼(　　　　そんなもの捻りつぶせばいいだけだ！
　　　　　　　　人i:i:|i: : : : : :{　乂ソ　＼: (　　乂_ソノ|: : : :..|: : |
　　　　　　　 ⌒¨八⌒ヽ:八　　　　　＼､　　　　 .: : ﾉ: .|: : |
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　　Y⌒廴　/‐=ニ＞──────ｧ==〉〈＼──────-ミニニ∨　ﾉ⌒ヽ

　　　　　　　　　　魔王軍十二魔将　鮮血のエリザベート

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.　　　　　　 |＼|::::::l:|　　　　　　　　　　　 |:l::::::|/　　　はっ！
.　　　　　　 |　 |::::::|　　　　　　　　　　　　 |:|:::/
　　　　　　　　　 |/|::|　　　　　　 `　´　　　　　　 ,:|/　　　　　迎撃に向かいます。
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　　　　　　　　　　　　 r{　　　　　‐-‐　　　　 |┐
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　　　　　　　　／/: : : : : }i,　　　　　 {　,i{ : : : ∧＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　モブ魔族
562 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 22:14:52 ID:0iwsgA4y: 誰も彼も欲望と目的に従って動いてるだけなので誰にも文句も擁護もないがね
慈愛と知性溢れる名君しかいないような嘘臭い物見るより楽しめる
563 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 22:15:41 ID:uxKQ4YpM: 女神がわの擁護する気は一切無いけど、魔族共は女神と何も変わらんだろ人を食う必要無いのに、無闇矢鱈と下等生物って殺して回ってんじゃん…
564 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 22:16:58 ID:M+HoCCJI: ここから数千年以上かけて、現代日本のモラルに近づいていくんでしょ
こっちの神話だって頭おかしい事ばっかだし、力ある超越者に道徳がどうの言ってもしゃーない
565 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 22:17:35 ID:p0BfuKuz: そもそも魔族が今まで自由にやってこれたのも神々がその方が都合がいいからで放置してたからだしな
魔族ばかり批判してる奴らはそこら辺を理解できていないんだ
566 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 22:17:51 ID:XPu4/B6M: そりゃ無闇矢鱈と下等生物って殺して回る存在をベースに作られたからな
567 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 22:21:57 ID:uxKQ4YpM: そういう生物だからで学習を放棄してんのが魔族だろそう作った女神がアホやのは確かやけど学ぼうとしないのは魔族共もやろ、女神の都合でも自由時間与えられて生殖さえも行ってんのに変わってねえってことなんだから…
568 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 22:26:12 ID:AdNMzOMX: このID:XPu4/B6Mって人多分前から魔族を叩いていた人なんだろうけどある意味凄いね…
誰も魔族は悪くないと言ってないのにどうしてここまで見当違いな反論ができるんだろ…
569 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 22:26:36 ID:XPu4/B6M: 痛いものは痛い、美味いものは美味い、生理的嫌悪感は生理的嫌悪感だ
生物としてそう設定されて作られたものをたかだか数世代で変えられるもんじゃない
それこそDNAのプログラム的な話になる
570 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 22:28:00 ID:sF5XyFgS: 少なくとも魔族を生み出しておいて被害が出ても知らんぷりしてた女神共と同じだけは絶対にない
571 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 22:32:55 ID:M+HoCCJI: あの、ただの異世界オリジナル物の創作でレスバするほどの事じゃなくね？
日本女性がルーツの転生女神と、元ネタフリーレン魔族って設定に過ぎないんだからさ
いい悪いとかじゃなくて、作品楽しもうよ
572 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 22:34:20 ID:w/nSzQr9: 流石にアレを日本女性がルーツというのは失礼な気がするけど
573 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 22:36:35 ID:F84T2gkW: ttps://www.youtube.com/watch?v=gpSvUECx3c8

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　　　 .|. . |. ..|. . . .|. .∧　|. ./　|/ 　　　 |//./. / . |/.. |.j. ..j . ∨　　　　　飛行魔法を使い上空から魔法攻撃で敵を殲滅する。
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、___/ . | . ./ . ＼. |　,ｨ衍ｿ　　　　　　　 |/.|.... ..| .../. . . |. . . ∨　　　　手堅い戦術だけど、それだけね。
　　　　.| ./＼ . ノ |　ゞﾞ´　 }　　　　　,ィ!　　　 | .. ..|. /. . . /. . . . ∨
　　　　.|/　　|＼. .＼　　　｀＿＿／:::/　　　 .| .. ..|/_____/. . |. . . .∨　　　光線級やりなさい！
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574 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 22:37:10 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_＿__
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　　　　　　　　　　ﾞ守彡'´:斧s｡___,....ノ ,.:':/(　i //| i j　　 !　..ﾉ'´
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575 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 22:37:50 ID:uxKQ4YpM: 数要ること想像するとキッメってなるな
576 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 22:37:53 ID:F84T2gkW: ¨ - ¨_‐　_
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577 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 22:38:04 ID:XPu4/B6M: うーんこれはキモい
578 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 22:38:16 ID:MNn9xHBh: ばっちり備えてるじゃん
余裕やな
579 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 22:38:39 ID:F84T2gkW: 　　　　　　/ 　　　 ,ﾉ./ 　　　　 /　　/ 　　　./ 　./ 　 ./ 　　　 ./.　　　　 ∧∧　　　　　　　 ./ . /　　　　 /　　　 ./
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580 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 22:38:54 ID:jsggc8yu: 光線級できてたのか
581 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 22:39:11 ID:Rx5eQkXz: Oh…、不覚にも魔族諸君にちょっと同情しちゃったぜ。
582 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 22:39:25 ID:F84T2gkW: .　　　　　　　 /ﾆニニ/　　　　　　　　 {ﾆニニﾆ=-_
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　　　　 {ﾆ／ﾆ/.: .: /.: .: .:, .: .: .: .: .:./:/.: .:..'，{ﾆニﾆ{-=jﾆﾆ'　　　　(__
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　　 rへ　 {ﾆ/ : .: .:′.: .:/.:./.: .: .:／ｨ..: .:.} .: .: i.:.}､ニニ>､ノ} _＿__
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:′　　　　人⌒7⌒＼__ ,. 　＼　　 /ﾆニ/}人ニニ>､.:./　　　`<^{ 　／ ⌒Y
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　　　　　 |::::::|　}　　　／,,苳ｬ,ｱ:::::::::::::::::::| ／ /::::::::|　　　　分かりません。
　　　　　 l::::::: =ﾐ　　 '' / ｀ﾞ´ヽ:::V: |::::::::: |　/,.::::::::::,
　　　　 _,.弋tｯト }　　　　　 Ⅵ:::|::::::::: | / {:::::::::/　　　　　敵の未知の攻撃で、空中にいる味方が次々に撃ち落されています。
.　　　 Ⅵ:::::|¨´　　　　　　　　　|:::|::::::::: |　人::: /
　　　　　　V:::.　　　　､　　　　 ∨､::::::::lイ:::::::/
　　　　　　 ',::::.　　｀　　　　　　　 |::八|::::::::::ｉ
　　　　　　､:ヽ　　v へ　　　　　 j''　 |:::::::从
　　　　　　　　ヽ＼　 '⌒^　　　　／　　 |:／|
　　　　　　　　　　个:...　　　　　　　　 ,' 　 | ＿
　　　　　　　　　 ∨ えf爪　　　　 /　　／＞＼
　　　　　　　　　　　从ハ＼　　　 /　／／:i:i:i:i:i:i＼
　　　　　　　　　　　　　　　 ∧ }　　 , '／／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i
　　　　　　　　　　　　　 /:i:i　　／／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i
　　　　　　　　　　　　　　/:i:i:i|　,／／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i
583 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 22:40:17 ID:F84T2gkW: ///////ilYs,　　　　　　　　　　　　　　　 jiil
///////ij////y‐‐ーtｓ。　　　　　　　　i||i|
///////j'////i}: : : : : : : : : : `ｈ､　　　 .jilil|
/////／////i/: : : : : : , : : : : : : :ヽ、　 .i|ili|
//////////i/: : : ／:/: : : : : : : ij: : ヽ、/ilil|
ソ//////ij//: : :/:／:i}: : : : : : : :j: : : : k'jilili|
/////i／／ : : ／: : ﾒi : : : : : : : l: : : : ::ﾔilili
//,ｘf〔／: : :/ :': ::／ i: :l: : : : : : :j: : : : : : ﾏil
--- ´:i: : : /: : ／-- .;: l: : j: : : : : : i: : : : :k'
、　 ,': i : : : //、〇　ヾi: :i: : : :ﾒ: :/: : : : : i　　　　あの火力、射程距離、命中力は異常よ！
.＼ i: ,'i: : : : il　ヽ、.　　.ｌ:/i : :/.i; / i; : :l: : l|
: : .ゝ/;i : :i}:/　　　　　　i' .|: /,ｘf、..|: : ,': /i}　　　　あれじゃあ、空中の友軍が全滅してしまうわ！
: :/ i:}ヾ; :ik'　　　_______　　k'　O　.j': :/K´ |
ｿ≧ｓ、ﾔ/i .／i／"~~~`'*。ゝ-　':;／i : : ::|
iﾆﾆﾆﾆiヾ: / ヽ‐、　　ﾒﾉ　　/: /i: /i: : : :}
三三三ﾏ; is。、　　.／　 .／: / j;/ .|: : : j
三三三ﾆヾj、`.`､／ . ,ｘf/ j: /　i;'　.{: : : j
三三三三三i>‐ .,ｘf : : /: il /　　　 ,i; : : j
ﾞﾞﾞ'''''''―-、´　　　＼: : :i: k: i　　　　j : : :i}
　　 i,　　 .ﾔﾆﾆts-、; : :i: :l: l　　　　i: : : /
　　 i;　　　i三三三i/: : k´i; |　　　 |: : /
　　 .,/　　.j三ソﾆi/: : : : ゝ::i　　　ｊ: /
　　 .i　　ﾉ三　iil/: : : : : :∧∨　　,'::/
　　./　 /三ﾆKi/ : ﾔ: : : : : ﾔ　　ﾒ'´
,st/　 /三三ili/: : : ﾔ: : : : : :ﾔ
_､+''"~`'*三iﾆi: : : : :kﾏ : : : : ﾔ
　　　　　,ｘf==l; : : :i: i .ﾏ: :ﾔ : ﾔ
ﾔ　　　 i　　　 `'*,.i: i　ﾔ: :ﾔ: :ﾔ
.ﾔ　　　.ﾒ　　　　,ｘf: :i}　ﾏ: ﾔ: :ﾔ
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　　　　　　　　　　　　　ｌ:∨ |::::ｌ::::|::::|　|｀`　＼　　 /ィﾜラ |::::::::::::::/　　　エリザベート様、いかがいたしましょうか？
　　　　　　　　　　ｌ:八_}::::l::::l::::|　|　　　　　　　 { ￣　　|/:::::::::/
　　　　　　　　　　　 |　　 }:::ｌ::::ｌ:::|　　　　　　　　　　 /:::::::::/
　　　　　　　　　　　　　 }八:::lV　　　　　　　　　　ノｲ::::／
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584 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 22:42:15 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　 }＼
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　　　　　　Ⅵ　′　　　　　　　　　　　　　'，　! { 　／、
　　　　／ / { _{　　|　∧ 　{　　.∧ 　i{　　， {　Y 　､⌒　、
　　　(___く__ V{　　|Vゝ=ﾐx{＼/ゝ=ﾐx'，ｌ| 　|､＼j　　＼／　　　こんなの聞いてないわよ！
　　　　 ./^^}廴＼N_{{　　}}＾　　{{　　}}.Ⅵ 　|＞　７＿＿「
　　　　/　　|　| | jとつ=彡////ゝ=とつ | 　|⌒ /{´| 　＼　　　　　とにかく友軍には今すぐ地上に降りて陸路で本陣まで後退するように命じなさい！
　　　　　　, 　! !(　　　 rｰ ⌒ｰ､　　ﾉ　|_／ .{ 　､　　＼
　　　　{ 　 / 　j {介s。　　ー＾ー' _　イｌ| 　|　|　.{　　＼　　}
　　　　{_／　/ ｌ{/И/うぅｧ=‐t=≦{ ､　人　!　!　　　　､/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「はっ！」＞モブ魔族
　　　　　　　厶イﾚ} 　 /　{／}i{＼_」　V　　ヽ　{＼}
　　　　　　　　　|ハ∧i{ 　{／{；}＼_} 　} i{ 　l＼}
　　　　　　　rユ{_￣辷辷]j _八__}辷辷]⌒ヽ⌒＼
　　　　　　　く＼　/ {__ ノ{⌒　{＿乂__}＼／}}／_] 　　 |{／
　　　　　　　く⌒＼V / 　廴　ﾉ{＿ﾏ廴ﾉ＞{_／　　 //
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. 　 {i:{ih､　i{:i:i:i:][:' /: : : :i|: :ｉ: : : : : :ｉ_:_ｉ ‐ ! : : : : Wﾊ:i:ｉ{　　／､
／　W}h､}h{:i:i:i:][i/ : : i: :l|_ ‐､.: .: : :|ｉ.:.|斗jｾﾁ : : :￣ }^ゝ‐彡': : :丶､
　　寸:i:}h,Ⅵ:ｉ八!: : :i|／　V ＼ : 八 {: ・　} i : : ::　/　.r‐.､＼: : : : :＼　　　　　　　空中は危ない？
　　　(￣ア　Ⅵｉ:ｉ:{ : : l| ji斗fｾﾁ　ヽ :: 'ゝ- ゛ :: : : ｉ/　　{　 }＼. ＼: : : : `､
　　　＞'　　. Ⅵi:{: : 八{　'，・ ):::::::,　　　 _　ｉ: : ::|i　/＼　jn､ `､　` ､: : :.`､　　　　　だったら地上で戦えばいいだけよ！
＞''"　/＿_ 　　v∧从∧　｀¨゛　　_. : : : V}　i|: : ::||i(　　＼,ノ＼　　＼: : :`､
＞''" 厂: : /＼__}⌒^ｉｉ⌒`､；#;　〈: : : : : :ﾉ　||: : ::|j斗‐‐/i__＼　 `､　　 V: :ハ　　　地上戦でも人間風情に負けるもんですか！
　　 /: : : / 　￣　 . ||: : : ｉ}h､　　＼--　‐=‐　／＼__ ⌒7⌒`丶､,〉､　 }:/ : :}
.　 / : : : ′ 　　　 .||: : : :V: : ≧s｡...,,,／　,ィ／　／　ﾉ＼′　　>__{ﾆ}h､/　∨　　　全軍地上戦を挑むわよ！
　 : : : : ::　　　　　　八i : : ::V: : : : }h､' ィi〔 /　／　／／i{__ ,／／{ }h､ﾆ` ､
　ｉ: : : i:ｉ　　　　　 ./: : | : ｉ: : V: :_ノr‐‐ ' j７.／/　/∧:{‐‐=≦⌒`寸h､ﾆY　＼
　 |/＼l:|　　　　 . _　--: : -=≦ﾆ=‐rニミY/i//:∨ﾆﾆNニニニ=‐>'^ヽヽ!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「はっ」＞モブ魔族
　/　(__＼　 _ ‐/ア´￣ : :￣　　 /ﾆﾆ７i|{//ﾆﾆ‐_　　　￣￣　/　　　＼
　　　 ⌒ヽ)　／７　　　　＼{　　 _-=ﾆ７ニイ ‐=ﾆ=‐_　　　　　 {__　　　 `､
　ｉ　　Aア'／ア´ 　　　　＼_‐ニﾆ７ｉ=〈:〉=lｉ ‐=ﾆ=‐_　　　　r‐=ニ=‐　　}`､
　|:　/　｀¨ア　　　　　　　　／ﾆﾆﾆ７ i|ﾆニﾆl|　 ‐=ﾆ=‐_　　__{　　　￣‐ニ} ^`､
　| /　　　i{　　　　　　ィi{　/ニﾆﾆア　:l|ﾆニﾆl|　　 ‐=ﾆ=‐_^７ニニ　== ‐‐ V ∧
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ニニニニニニ=‐　‐=＼ﾆﾆアニニニニニYニニニニ}h､ﾆﾆ}h､　　＿
ニニニニニニニニニ=‐＼=ﾆニニニニﾆ∧ニニニニニ}h､ﾆ/ニニニニ==‐‐　＿
585 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 22:44:02 ID:Rx5eQkXz: あー、戦争で相手を舐める…、それは悪手じゃろ。見事な敗北フラグを…
586 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 22:44:59 ID:F84T2gkW
587 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 22:45:42 ID:F84T2gkW: ttps://www.youtube.com/watch?v=oL7bj25vCrg

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　　　　　　　　 | 　＼__／⌒'. : : : : ..　个s｡..,,_|∧|: : : |: :八: : :/∨　)ツ |: :| : : : |ｒ／: .＼　　 '. : :　　　　全軍突撃！
　　　　(＼　　 (＼|　　　＼　　｜＼____,,..　-‐‐ 人,八: : :|:/斗劣′ 　 ' ' '厶ｲ : : : |: : : : : : .＼___,,.｝: :|／
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　　＞---　..,,_}　　　　　　　　ｒヘ,∠,___　　　　　／ . : : /⌒＞　　　　／/.: :/(:/::∧ : : : |／: :／
.　└‐‐-　.,,__/　-‐==‐-　 __/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ〕　　　　／. :／|（/: ／: : :／^ヽ´) /.: :/二＼::∧: : /. : :´
　　　 ┌‐‐‐｛　__,,...　　　 ⌒|ﾆﾆﾆﾆ/⌒´ﾆ=-　. : ／　八: : : :ｒﾍ「　　／⌒'＜二二二:::::.＼| : : |
　　　　￣￣｀^^厂￣´　__,,..|ﾆﾆﾆﾆ|　　　　　　　ﾆ=-´ .,,__,,ノ'ﾞ⌒'. 　　￣￣)二二二::::::::.| : 八
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　　　　　　　＼　　 ∠　/｝ﾆﾆﾆ/　　＼　　　　　/　　　　　 } 　-‐┐￣￣｀7′.::::::人乂__,,..　,
　　　　　　　　　＼_／⌒'┘|＜＞|　　　　＼　　　　　　　__,,..　__,.ノ　　＼(⌒ヽ,　/.::::/|:::/:/ ＼￣￣
.　　　　┌ヘ　　　　　　　　￣￣　　　rヘ＞--=ﾆ　〕二{(__/　｀､　　＼　　/.::::/丿: 'ﾞ　　＼
　　｛￣　ﾆ=-＼　　　　　　_,. 　 -=ﾆ　　ヽ, 　　　___ /二二厶..,,__L＼__,.／　./.::::/´:／
＼　｛　　　　　＼r‐=ﾆﾆ〉,　　　　　　　　　}_〉'ﾞ´ 　 /二二二二二∧⌒´　..:::::::::/／
＼＼＼　　　　 'ﾞ⌒∨ﾆﾆﾆ∧__,,..　　 -‐=ﾆ^ヽ,　　 /二二二二二二∧ ／.:::::::::::
..　＼＼)／　　　　＼ﾆﾆﾆ∧　　　　　　　　　＼/二二二二二二/二〉.:::／:∧{
　　　＼(__　　　／　　/|ﾆ〈〉ﾆ｣　　　　　　　く二ﾆ=トミ. 二二＼二二,/／)／　＼
　　　〔二し)_∠／　 /:！,二.,_,,..　 -‐=＝=‐-:|二／⌒^^＼二二＼二｛____
　　　　Ｌﾉ_,.クく___,,.厶__|〈⌒ﾞ'トミ..,,__二二二丿´ /　／　　＼二二＼二二＼
　　　　　　　＼＼　　　　）､二二./⌒ー=彡　/ く-‐=‐-ミ.　＼-‐‐ｧ二二ﾆ=--┐
　　　　　　　　　＼＼　／二＼二/　/　斗-‐┐ 　 )　／　,)／　＼（二二二二ﾆ=-　..,,__
588 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 22:45:58 ID:M+HoCCJI: 魔族ってかなり長寿だし、やっぱ繁殖能力低いんかな？
人間並みに数増えたらそれこそ設計ミスとしか思えんし
589 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 22:47:38 ID:sF5XyFgS: これで人間みたいに増えてたら大失態しか言いようがないし流石にそれはないと思いたい
590 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 22:48:06 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　　　 ,r ''.:.:　 ,ｨｲ彡'"´.:. ｀`ヽ .:.:.::::::::::::::.ヽ
　　　　　　　　　　 /"´　. : : : : ´¨｀`: : : : :::.:.:.:.:::::::::::::::::::::::ﾞ､
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　　　　　　　　　〃　 . : : : : : jii l l ﾄ､ ', : '; .:.:.:.:.:.:;;;;;;;;;;:.:.:.:.:.:.:.:',
　　　　　　　　 l1　. : : : : : :jii l i ﾄﾄ､;;;;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;`､
　　　　　　　l1: : : : : : ｨｲﾘ川ヽﾄ､;;;ヽヽ;;;＼｀ヾ;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞ,
　　　　　　　　 /ｲ: : : : ;.ｨｲｿ　　 '､ヽｰ＝＝==-､ミﾐヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i
　　　　　　　　〃,': :.j ｨｲ￣二ﾆヽ　 ';.:.:-ﾓﾃ=`ヽ )ﾊ;;;;;,r‐ ､;:;;;;;;;j!
　　　　　　　　lﾊ｛ i j j;;', 　ｨてﾃﾝ.;,　　　｀`ﾞﾞ￣` 　　!;;;;ﾚｲ　!;:;;;;;;;!
　　　　　　　　 `ヾ从;;;;;',　　"ﾞ ´ ,′:　　　　　　　　ﾉl/ﾘ )　,!;;;;;;;;!
　　　　　　　　　 `ヾ从;;;',　　　　ﾉ　,::.　　　　　　　　′ﾉｿ/;;;;;;;;j!　　　　ここまでは計画通りだね。
　　　　　　　　　　｀ﾞﾞj!　　　(　｀::.:.　　　　　　　　､_ノ;;;;;;;;;;j!
　　　　　　　　　　　ﾉﾊ　　　 `ﾞﾞ"´　　　　　　　　/, j;;;;;;;;;;;j!
　　　　　　　　　　　　　　 jﾊ　　　ｰ==＝…'　　　　/ ,ﾞ｛;;;;;;;;;j!
　　　　　　　　　　　　　　　ﾞ､　　　､ ___ ,,　　　　 / .,′ ;,;,;ｯﾂ
　　　　　　　　　　　　　　　ﾞ､　　　　　　　　__ /_ /＿ヾﾂ-‐…┐
　　　　　　　　　/´￣｀¨` ー-｀ﾄ､　　　　　/ 　　　　　　 .:. :.:.:.:.:::::',
　　　　　　　 //.::::',　　　,．‐くｿ　` ー＝ﾆ,'.::::::.!　.:r‐ '''"´rｶ!.:.:: ::::::',
　　　　　　　,ﾉ/.::::::::i　／　,r ‐-｀y ´￣｀`y.:.::;:;;′.:l rｶ `¨　　.:.:.:.:.:.:::L．-‐
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　　 |＼ /　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼￣　----∧
　　 |　ヽ:/　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　　 }　___
　　＼　/　　　,'　　　　　　　　　　　　　　　 l　　` ト- ／￣／
　＿＿〉{　　　 :|　 l　　l　　　　　　 |　 |　　　}　　　 V　　／
　＼　从　　　|　 l　　l　　l　　　 /　/　　　,:　　　 /-＜￣　、　　　ええ、敵は必勝と考えていた空中からの攻撃ができなくなりました。
　　＞ -〉　　　|＼|＼ |ﾍ　l　　// |/-|/|　/　　　 /　　　　　／
　＼　　人　、人ｨﾍ云ミ Vﾍ / / ｲ芹≠V　／／ |Y^Y_ ／　　　　　これで地上戦をするしかなくなります。
　　　＼,,/| ＼＼从廴.::ﾉ　　　　　ゞ- イ／/ｲ　}　||　|_|l
　　　　　| |　|_|ヽ|ヽ　　　　 '　　　　　　 |　　 |_ノ　　　　,
　　　　　|_|　　　 | 心　　　　　　　　　　　|　　 |　　　 V 　'
　　　　　l　　　　 l　　ト　　　｀　´　　　ｲ　 ,;　　　　 V　 ,
　　　　 ,　　　　 /l　　|　　＞　　_　イ _ | 　 / V　　　　V
　　　　/　　　　/ l　　 --　V∧　　／/ l　 /　〉＼　　ヽ l
　　　 /　　　／￣/￣｜　　V∧／//／l　/ ／|　　＼　　＼
　　　/　　l 　　〈　　 |　　　V///／　 l / ´　 |　　　＼　　ヽ
　　 /　___ |　　　〉　　|　　　 V／　　／「￣￣　　　　　> 、＼
　　/ / V |　　　　| 　　|　　／　　／　　|　　　　　／＼ |　　＼
591 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 22:49:04 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　 ,.　　-………‐-　...､
　　　　　 ,.:'´.: .:. :. :. :. :. :. :.: .: .: .: ｀`ヽ
　　　　,.:'´;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. :. :. :. :. :. :. :. :. .:.:}
　　　,.;´;:;:;:;:.:.:.:.:〈ｶﾉ. :. :.: . :.: . :.: .: ..:.ﾉ､
　　　{;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.:.,. ____ ,.　ｨｨィ;;. ｀ﾐヽ`
　　　ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;;.ｨィィ´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:`ヾ _ .
　　　,;';:;;;;;;:.:.:.:.:..:.i.:.:i.i:i..:.i:.:i.i:i.:i.i:ii.:i..:.ji!;:;:;:;:;:jﾄﾞ
　　　{;i;;;i;;i;;i;;;i;;;i;;j;;ij川州州j;i;j;i.i.:.:.:.ji.:i;:;:;:.jji!;
　　　{;i.:j;ji;:ji;:jiﾉﾉﾉ_-ﾉ-_ﾄﾞﾄﾞﾄﾞ､辷ﾄﾞﾄﾞ､;:;:ﾄﾞﾄﾞj!
　　〃;:i;:i!⌒i;!　 rィで ;ｿ冫　;'ﾃ.ｿヽilj;:i;ji:;ji!　　　　光線級が敵味方の識別ができればよかったけど、それができないから、
　　 {;i.:j;i! い:l　　　　　　　　 :　　　ﾘ jj川ｿ
　　　｀jﾄﾞﾄﾞ､ J}　　　　　　 .:　 '　　　ｲﾉﾉ'′　　　　　無差別に上空にいる者を撃ち落して、敵の飛行魔法を妨害するしかないね。
　　　　ji!.:ji!.j i!,　　　　　　｀ﾞﾞﾞ´　　　;:′
　　　　 j!;:j川ﾊ.　　　ー -- ‐'　　.〃
　　　　　ji! .:i jﾘ､: ､　　　｀ "´　　〃　　　　　　　　　　　　　　　　　　「私は光線級の管理で手が離せないから、魔法使いの指揮はお願いします」＞きよひー
　　　　 /^Lﾘj　 ':,　丶　　　　　. ｲjﾘ
　　　 /.:.:.:.:..:::::ー‐┐　｀ﾆﾆﾆ´ ....jﾘ!::::::`;
　,. イ〈.:.:.::::::::::::.:.:ハ::「⌒Y⌒ﾏ⌒ヽ|:ﾊ:::「]　　　　　　　了解しました。
　.:.:.:i.:::ヽ.:.:.:::::::::/;;;;;i::l　　ﾊ　 ,ﾊ　ｿ::::i::::::|｀`ー---
　.:::::l.:::::::.＼_:_:/;;;;;;｀` ー------‐';;;;;;j:::_ﾉ:.: .:. :...:.:.:.
　::::::l.:::::.:ヽ:::＼::::::::::::::::.:. . .:. :. :. :. :. :..:.:.:ﾊ.:.::::::.:.:.:.:::
　::::::l.:.:.:.:.:.:＼::::＼:::｀ヽ:::::::::::::::::::::::::::::／:/::ﾊ::::::::::::::::::
　.::::::l:::::::::::::::::ヽ::::::＼.:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;:;:..;/.::::ﾊ::::::::::::::::::..
　;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;.:.:.

　　　　　　　　　　　　　　／´￣￣￣￣￣￣￣　＼＿
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　　　　　　　　　　　　{　＿／￣￣￣￣＼＿　　　　 {ﾏﾉ　　　　＼
　　　　　　　　　{＿ノ´ :::: ／:::::::::::::::::::::::::::::::::＼　　　　　　　　　 }
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　　　　　　　 | :::: /::::::::::::: ／::::::::::::／／／⌒７/:: /:::::::| :::: |　　 } ,'　　/´￣｀＼
　　　　　　　 |::: / :::::::: ／{ :::::::::: /　芹云ミ　ノ::イ:: 厂｀ヽ:::|i 　 ∨＿/　 /⌒＼}　　　　やれやれ、明らかに給料分に見合わない激務だな。
　　　　　　　 |../::::::::イ　 | :::::: |/　　ゞツ　　　　{::芹示::::::八　　　　{＿/　ｨ_　ヽ
　　　　　　乂:::::::::人　人::::: i{　　　　　　　　　　　ゞ'/:: / ::: }　　　　　＼＿）　　ｉ　　　さっさと終わらせたいよ。
　　　　　　　　　　 Y::: ｉ:::::＼_ ＼八　　　　　　　　　　 ∨:::/:: ／| 　　　　　　　 |
　　　　　　　　　ﾉ::::ﾉ:::::::::::/{　　　　　　　　　　　　ﾉイ／　　＼　　　　　　　ﾄ､
　　　　　　　　イ::::::::::::::|人　　　　　　　　　　　　´/人{　　　　＼　　　　　 |　ヽ
　　　　　　　　　　　冫从{八{ 　＼　　　　　｀￣￣　 /´　　　　　　　＼　　　　 .|
　　　　　　　　　　|´　｀ー─────┐　　　　　 /　　　　　　　　　　 }＼　　　／
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＿／￣´　　　　　　　　　　＼/　　人　　　　　　　　　 |　|＿ |　　　　　＼
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592 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 22:49:38 ID:Rx5eQkXz: いやー、魔族だからなあ…。それこそ分身魔法とか人形魔法とか開発してるかもしれんし…。
軍団規模の戦力を扱える魔族とかもふつーに居るのでは？
593 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 22:51:17 ID:F84T2gkW: 　＼/::::::::／⌒´　　 _ノ:::::::::_厶 ==ミ､ _ノ　ヽ　　　＼′　　　　　　　 У　 /
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地上戦となった王国軍と魔王軍は魔法の打ち合いとなったが、ここでも圧倒的な差が出てしまう。

この日の為に清姫は貫通魔法（ゾルトラーク）を開発して、それを人間でも使えるように改良していた。

この魔法は防御魔法はおろか装備の魔法耐性すらも貫通し、肉体を直接破壊する攻撃魔法で、

貫通力・射程距離・速射性が高められており、この時代の他の攻撃魔法では対抗できなかった。
594 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 22:55:32 ID:eN1oxExH: ゾルトラークかマジ化作れたのか
595 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 22:58:40 ID:XPu4/B6M: コレは強い
相手の中に偶然反射系の魔法持ちでもいなかったら終わりやな
596 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 23:01:59 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　: 丿　　＼　＼.
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597 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 23:03:05 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .,､-ｰ''ｱ:;､-'/　　　　　　 ,,､-'７　　　　　 /￣/＿
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598 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 23:03:52 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　_､rｾ7ｱア　　　　　　　　　~''＜ﾆﾆニニ
　　　　　ｨ(＞''~￣｢ヽ　0　　　　　　0　　　イ｀`寸ﾆ
　　　ｨ(j>i´　　　　 L丿.-‐: : : : : ‐-＜) ／ /　　 }ニ
　 rﾆ／ﾆ{　ﾄヘ_／: : : : :/: : : : : : : : : :｀丶/　　ﾉﾆﾆ
　 ∨ニニY|///〉: : : : : :|.: : : : : : : :| : : : : : ﾏ/Yニニ
　　 Vニﾆ７/// : : : :/ : |.: : : : : : : :ﾄ､ : : : : : ﾏ∧ﾆニ
　＿,ﾏニ////.:.｜:/: : /＼_; : : : : :|ノ; : |: : : : ﾏ/〉ニ
　「　 _,,. ///∧ : |ｨ＝＝ﾐ Ⅵ : : : 从,..-=ﾐ: : : : :V/У　　　嘘でしょう！
　と´　////|: : : |　　ｏ　＼ﾄ､: :/／ o 　Ｖ:.|: :|: V
　_人／⌒- |: ＼:| ､　　ノ　　　､　　ﾉj| |: :| : |　　　　　真っ向からの魔法の打ち合いでも一方的にやられているじゃない！
: : ／く￣￣i|: :从|　｀ー''ﾞﾄ'^~￣~^1`ｰ''ﾞ八|:‐ﾄ､:|
￣　　＼　i|: : :|　＼＼＼| 　　　 |＼＼uＶ.: :|＿>　　　　　なんなのこれは！
　　　 o　 `i|: : ﾊ　し　　　|　　　　　|　　　ﾉ￣:|
　　　　r v:i|: : |i:i＼　　　 |　　　　 | 　　ｲ| : : :|
　　　　У:i|: : ｢｀ヽi:〕iト　_ー─── ＜i:iＪ| : : :|
　ﾄ' ﾚ' : /|: : |　　 (⌒ヽ/　　 /⌒>──寸: : :|
　 L/: : / |: : |　　人(　Y⌒Y⌒Y 　　　八: :.|

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　　　　　 |::::::::::::::::::::::::;'|::::/::::::::::::::::::::::::::::::‘,::',:::::::::::::::::::::::::!　　　　　エリザベート様、既に味方は壊滅的な被害を受けており、
　　　‐ - ミ:::::::::::::::::::::' |::;′::::::::::::::::::::::::::::::::',:ｌ',::::|!::::::::::::::::| ＿
　　　ヽﾄ､｀|:::::::{::::::' i|:; ＼::::::::{:::::::::::::::::,.　､:ｉ‘;::ｉ;:::::::: ｒ　／ /　　　このままでは全滅してしまいます！
　　　 ‘，ヽi|:::::::{:::::ﾄﾐ|tz｡.,_`ヾ{､vvﾉィ'/,. ｡z:|-;::||:::::::::|ｲ　 /
　　　　　 ',　 |:::::::{',:::!::::!￣:::::::｀::',"゛　/::::::￣::|´|::||::::::::;　. /
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599 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 23:04:32 ID:F84T2gkW: 　V//////////: : : ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼: :V////////////
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　　　＼.::::::::/.::l: : ::ｉ: : : |　ｘ:=＝ミ　　',: :/ 　=＝=ミｘｌ: : /: : : :|:::::::::::::. ::::::＼/´　　　　逃げるわよ！
　　　/ ＼/Ｌ: : ｌ: : 八: :〃 'ﾟ :::::ﾊ　　 V　　 ;'ﾟ:::::::ﾊヾ／: : : : :ｌ ::::::::::::::::〉:::::::::〉
　　　　　　ヽ: : ｌ: : : ＼{{　Ｖ:::::　ｉ　　　　ｉ:::::::　ﾘ　}}/: : :/: : :::::-=ﾆ´:::::／: .　　　　　このままじゃ、こっちが死んじゃうじゃない！
　　　　　　　＼ ',: : : : : Ｃつ-‐''ﾟ／/／/／/｀`''Ｃつ /: :／: : :八〔￣＼／: : : : : .
　　　　　　　　|: : ',: : : ｏヽ、／/／/／/／/／/／_／ｏ: : : : /: :ヽｌ
　　　　　　　 |: : ∧○: : : ＼　　　　　　　　 ⌒ｱ°: : :/: : : : ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「総員退却させます！」＞モブ魔族
　　　　　　　 ,′/,ハ :、: :｀､ )、　 r～‐～ｰ､　 ,､く/: : :〇: : : : : : :丶
　　　　　 /／: : xヘ(＼: :｀､＞､,_￣⌒￣..ィ´ ／: :／: :',: : : : : : : : :＼
　　　　　／: : ／: : : : : i ＼: : Ｖﾍ:l≧　_.｡r≦ィ　イ: :!: : :′: : : : : : : : :＼
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　　　　＼//＞''"://∥/ j{:.:.;'.:.:.:.:.:|:.:.:.,斗ｬ=ミ､　Ⅳ:.;:.:.:.:.:.:./,. |‐:.:/l＼:;:.:.:.:.:.:.:.}//|:/∧///!
　　ｒ‐一～'" .／,://〃//j{:./:.:.:.:.:.:.|〃ノ⌒:　　　 Ⅵ:.:.:.:./　斗ｬ=ﾐ,:.:./|:.:.:.:.:.:.:}//|///|///
　　{　　　__／　 l///＞'"ﾞl/:.i:.:.:.:.:.:.|{{　乂^ソ　　　　　＼/　' ノ:㍉　Ⅴ |:.:.:.:.:.:.:}//|///|／
　　乂￣　　＿､‐''゛ -r-/:.:.:|.:.:.:.:.:.:.とつ～‐　　　　　　ﾉ　乂'ソ　 }}　:.:.:.:.:.:.;//////|＼　　　　　私は５００年以上生きた大魔族よ！
　　　 )￣　乂-　く　:{:/ i:.:.:|:.:.:.:.:.:.|/／/／/／/／/／/／/ゝ～とつ ,:.:.:.:.:////////　　:、
　　　 (＿彡'　/:７7:. ‐/:/|:.:.:|:.:.:.:.:.:.|/／/／/／/／/／/／/／/／/ /:.:.／////:///　　　}　　　　それがなんでこんな目にあうのよ！
.　／:.:.:／　 /:.//:.:.:./:/i |:.:.:|:.:.:.:.:.:.|　　　乂　　　　　　　　　ヽ　　 /:／:/丶／/／ }　　　}
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ニニニニニニニニニニニニﾆ=-_:.`､:.:|＿ `　　＿__　_,,.､丶´:.:.:./:.:.:.:.:ﾊ_∧　　　　　 ,:.:.:.:.:}
ニニニニニニニニニニニニニﾆ=-_:}.:.,--､＼　　　　/:.:.|:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.　　　　　 }:.:.:.:.:}
ニニニニニニニニニニニニニニﾆ=-_|ﾆニ＼＼／二）:.|:.:.:.:.:./:.:.:.:.:/__:.:.:.:.:.:.:＼　　　/:.:.:.:.:.}
ニニニニニニニニニニニニニニﾆﾆ=-_ニﾆﾆ/⌒Ｙ_(⌒ヽ‐／:.:.:.:.:/=ニニニニ=- _ /:.:.:.:.:./

ゼス地帯北部の戦闘で鮮血のエリザベート率いる魔王軍を壊滅させた王国軍は、ゼス地帯から魔王軍を叩き出す事に成功した。

これが魔王戦争における王国初の勝利だった。
600 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 23:08:32 ID:XPu4/B6M: エリちゃんは頑張った
601 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 23:18:08 ID:F84T2gkW
602 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 23:19:00 ID:F84T2gkW: ttps://www.youtube.com/watch?v=438MFLNDnvc

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　　　　　　　　＼____八　　　 :|:|ｌ　 | l|: :　　:/.:|　:| :|　|: :　　 /∧∠_____
　　　　　　　　　　／∠㏍、　＼|从　|八: .　:/ /|::/|/|　|: : :　//厶％Жｱ　　　ヤン将軍代理、戦勝おめでとうございます
　　　　　　　　　　　＼＼]Ж＼　 :灯苧ミ　＼/|/ ,灯苧ミ:|: : : ／￣＼[／
　　　　　　　　　　　　　￣了＼＼:杙-夕　　　　代-夕小イﾍ}　　 : : |　　　　　と言いたい所ですが、まだ仕事があります。
　　　　　　　　　　　　　　 |　　 :| 斗 ⌒｀　　,:　　　⌒｀/ 　 |ノｊ　　 : : :|
　　　　　　　　　　　　　　ｌ　　 :| :小、　　　　　　　　　 //　 :|イi　　 : : :|
　　　　　　　　　　　　 ,　　. :| 　ｧ‐‐=z,、｀　 ´　　　//　 :|::|:|　　 : : :|
　　　　　　　　　　　　　　 /　. ::/:| :/-=㍉_/ト　__ . : ´ ／//　∧!:!:. 　 : : :|
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　　　{;i;;;i;;i;;i;;;i;;;i;;j;;ij川州州j;i;j;i.i.:.:.:.ji.:i;:;:;:.jji!;
　　　{;i.:j;ji;:ji;:jiﾉﾉﾉ_-ﾉ-_ﾄﾞﾄﾞﾄﾞ､辷ﾄﾞﾄﾞ､;:;:ﾄﾞﾄﾞj!
　　〃;:i;:i!⌒i;!　 rィで ;ｿ冫　;'ﾃ.ｿヽilj;:i;ji:;ji!　　　このままではゼス地帯北部がまた戦場になってしまうから、
　　 {;i.:j;i! い:l　　　　　　　　 :　　　ﾘ jj川ｿ
　　　｀jﾄﾞﾄﾞ､ J}　　　　　　 .:　 '　　　ｲﾉﾉ'′　　　　国土の外側に防衛線を配置しないといけない。
　　　　ji!.:ji!.j i!,　　　　　　｀ﾞﾞﾞ´　　　;:′
　　　　 j!;:j川ﾊ.　　　ー -- ‐'　　.〃　　　　　　　やはりキナニ地帯を落とす必要があるね。
　　　　　ji! .:i jﾘ､: ､　　　｀ "´　　〃
　　　　 /^Lﾘj　 ':,　丶　　　　　. ｲjﾘ
　　　 /.:.:.:.:..:::::ー‐┐　｀ﾆﾆﾆ´ ....jﾘ!::::::`;
　,. イ〈.:.:.::::::::::::.:.:ハ::「⌒Y⌒ﾏ⌒ヽ|:ﾊ:::「]
　.:.:.:i.:::ヽ.:.:.:::::::::/;;;;;i::l　　ﾊ　 ,ﾊ　ｿ::::i::::::|｀`ー---
　.:::::l.:::::::.＼_:_:/;;;;;;｀` ー------‐';;;;;;j:::_ﾉ:.: .:. :...:.:.:.
　::::::l.:::::.:ヽ:::＼::::::::::::::::.:. . .:. :. :. :. :. :..:.:.:ﾊ.:.::::::.:.:.:.:::
　::::::l.:.:.:.:.:.:＼::::＼:::｀ヽ:::::::::::::::::::::::::::::／:/::ﾊ::::::::::::::::::
　.::::::l:::::::::::::::::ヽ::::::＼.:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;:;:..;/.::::ﾊ::::::::::::::::::..
　;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;.:.:.
603 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 23:20:56 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　　　　 /|　　　 | ､
.　　　　　　　　　 / ｜　　 |　＼-―＜　__（＼　／´￣＼
　　　　　　　　　　　 {　 |／⌒八.　　＼　　　　＞＼{＿　　　＼
　　　　　　　 {(＿　／　　､＿_＼　　＼　｛／/｛＼　⌒＼　　＼
　　　　　　　　　＼／　　　＼　⌒＼＿　｝　　 /:::Λ　＼
.　　　　　　　 /　　 /　　　　＼　　　￣) __ノ|::::::: l 　｜　　　　　　|
　　　　　　　 /　　 /　 |　|　 l 　￣〔￣　　人::::八　｜　　　　　　|＼　　　　ヘルマン地帯とリーザス地帯はバラオ山脈が天然の要塞になっていますし、
　　　　　　　　　｜―=ミ　 |　　　　Υ￣´　　／　}　八　　　　｜　|
　　　　　　　　　 |　　|八　 |　|　 |ト| 　　 |｢⌒Ｙ　／ /イ | |＼　　　　　 |　　　　カラー地帯は大森林になっているので軍事行動に不向きです。
　　　　　　　　｜|　　 _,j抖扞云ミk　　　|　　 }／　 /　l　l｜　　　　　 |
　　　　　　　　　 |｜　ハ　　「以灯　　｜ノ]　　八　ノノ　　　＼　　　|　　　　しかし、キナニ地帯は肥沃な平原ですから軍事的に利用価値が高い。
　　　　　　　　　 |八 | _ ﾉ　 ''"´ ,,,, |　 |　 | 7Λ　 / 　＼（ | l　　　　　l　 /
　　　　　　　　　　八　　　　　 |八|　 | /　｝/{　 }ミト- | |　　　｜/　　　　　あそこは魔族との緩衝地帯として、これまで干渉してませんでしたが、
.　　　　　　　　　｜　､　　　　　 |　 |　　　　 }ﾉ八 ⌒ | | 　　　　 |,′
.　　　　　　　　　｜　ハ　＿　　　　|　 |／　　　 |「　　| | 　　　　 |　　　　　　　今となってはこちらで占領して防衛するべきでしょう。
　　　　　　　　 |／　 /二二　　 |　 | 　　　　 l___　 | | 　　　　 |
　　　　　　　　　　　 /ニニ/-＜ /　/　　　　　　 |ニニ| | 　　　八
　　　　　　　　　　　　　/ニニ/　:|　/／　　　　　　乂⌒'| | 　　　/
　　　　　　　　　　/ニニ/　　|／ニニニ-__　　　　　　 j八　　/｛＼　}
.　　　　　　　　　 _/ニニ/　／￣￣￣＼ニニ-_　　　　　|　＼　|　 )/
　　　　　　　　／　Ｌﾆ＞''"´￣￣￣￣「＼ニﾆﾆ-__　　｜　　 |／
　　　　　　　　　/　　／　　　　　　｜　＼ニニニ-__|　　｜ |
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　　　　　　／￣二ﾆ= 、　　　　＿_, --―=＝ﾆ二≧.＿_
.　　　　 / ／　　､　　＼　　／/ ｽ､　　 -=○≠‐ゝ,-‐　｀ヽ
　　　　　ﾚ'/　　　ヽ＼＼　`< .ｲ /　-‐=≠ﾆ二＿　/￣｀　 }
　　　　　ﾚ'　 , -‐ 　ﾊﾊ　ﾄ､　':. ｜-‐　_,.=ｧﾃ从:.　（_､￣｀　　'.
　　　　　|　 // /／　｜lｉﾄ､,(］ |.ｨ=彡'／ﾙ'‐-ﾊﾄ､ヽヽ　　　　＞―=ｧ‐―--
　　　　　|/// /　　　 | l 川ﾄ､ｿﾙ'.:://(　行㍉ヽﾉﾊ_;ﾊ　　_/　　ｒ‐'　　￣
　　　　　|//　　　　 | l' ﾑィ斗くﾊ:l八　　｀ﾆ=　（ｆﾊﾘ:j:;>く.{　ノl＼　　　　　　　　やれやれ、とんだ重労働だ。
　　　　　|/　　　　　　| ﾄ､::::V人ゞﾘ　　　　　 _､〉/:イ　　＼ﾆ{ ヽ＼
　　　　　'　　　　　 | |',ﾊ::::）ﾉﾉﾌ′ 　　＿_ ､_ ´/人ゝ　　　｀ヽヽ＼＼　　　　　こんなにこき使われるとはね。
　　　　 ,　　　　　　 | |'i 川'((.:/　　　　 ´　￢｀ /　　　　　　　　＼ｰ==ﾐヽ
　　　　 |　　　　　　　 , ﾘ/{/￣￣｀ヽ＼　　　　　/　　　　　　　　ー=､ヽ
　　　　 |　　　　　　　,'　//　　　　 //lﾄ.＼＿ ..ｨ＿　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　 |　　　　　　 ,　//l＼ー-=//　|　＼_|_,ﾍ　∧ｰ‐≠ﾆﾌ￣￣￣　ﾌ77ｱ广
　　　　 |　　　　　 l　l/ |ヽ＼ //､__,l｀ヽ　　ﾉ}/ ハｰ-=ﾆ、　　　／ // /／
　　　　 | 　　　　 l　; /|　＼{{　ｰ-=二ﾆ=-く'_/＿}ｰ-､　ヽ＿／ /// /'
　　　　 |　　　　　　 /,　|　　　ヽ　　　＼＼　　爪　　　　＼ {　 |　/// /
　　　　｜　　　　　l //　|i　　　　',　　　　　＼{ l,ハ　　　　 ';i　 |'/// /
.　　　 l　　　　　///　 ||　　　　 ',　 l　　　　＼ヽ}　　　　　ﾊ　|'// / 　　／
　　　　 .　　　　//ｲ i　l||　　　　ヽ. l　　　　　　 |￣￣￣｢' | l|i/ /　　／
　　　　 ',　　／八ﾊｌ||　　　　　　＼　　　　　　 |　　　 |　| l|　　　／

そして、王国軍はその勢いのまま進軍、キナニ地帯に駐留していた魔王軍を壊滅させて、そのままキナニ地帯を制圧。

この時の王国軍の強さは驚異的で魔王軍に深刻な損害を与えていた。
604 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 23:22:37 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|l|_|l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼＼　,＞'ﾞ´　|
　　　　　　　　　　　　＼　　　　 ,＞'ﾞ´　　　　|　　　　　　　　　　　　　|l|
　　　　　　　　　＼＼＞'ﾞ´　　,＞'ﾞ´|　 |　　　　　　　　　　　　「「 ! |l
　　　　　　　　　　　　　　〈　　＞'ﾞ´　　 |　 |　　　　　　　　　　 |　.|「 |l　.//,
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　　　　　　　　　　　 ∨ ∧　　　 .| 　|　　　 ,＞'ﾞ´'´　＞'ﾞ　|　.||　ﾚ′/
　　　　　　　　　　　　　＼∨ ∧　　　 | 　|　＞'ﾞ´ ,＞ｧ＞'ﾞ´　　　 W||,,/　 /
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　　　　　＿＿＿/　　　{//^i　　　_！｜　 , へ//／⌒} 　　・　　　　　　　　　′
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rｾ7ｱ7ｧ｡,_ /-+-+-+-+-+＼　　 ∧ 　　 ////| /　 |　　　| 　 | 　 |　　　/:::;'::;:::;从从〉ニ./
//|///}/ハ-+-+-+}-+-+-+ ＼_/_〉＼___　// .|/　　|　ワ/＿/|　　|　　|l||::::|､|: :|　〉 }ニ/|l|
//|///}///}_＿_／＿＿_／￣ヽ、-+-+-＼_　/　//|7777､:::|/|　　|　　　|::::|_/从ヮ／ﾆ/
//|￣￣　|ﾘ　　　　｛三{　　､_У}+-+-+-+./＼　　/```ﾏ彡　 |　　|　　/ﾆﾆ , -く:トﾆ /
//|　＿　 ||＿_,,.､丶´ ￣｀¨´+-+-+-+-+-/:;:;:;:;＼_|　　 }ｼ　 / //,′./ﾆニ/　,､ﾉニ/　　″
//|〈:::::/ /.|　/+-+-+-+-+-+-+-+- /＼+/:;:;:;:;:;:;:;:/＿__〉| へ′　/ .／￣￣￣ヽニ)′
//ト. _／/ﾘ /+-+-+-+-+-+-+-+-./　　/:;:;:;:;:;:;:;:;/ {::::::///:;:;:;＼/ ./ 　　从从从〉 {　|l|
＼! L//// /+-+-+-+-+-+-+-+-/　|l|/:;:;:;:;:;:;:;:;/:....＿_/:;:;:;:;:;:;:;:;У',　Y^!　　　　|
:::{　　}::::＼ __+-+-+-+-+-+-+- /　|l|/:;:;:;:;:;:;:;:;∧ 　/!:;:;:;:;:;:;:;:;／　　T圦　　/7 /ハ　 //
/⌒iｲ:::::::::r巛)+-+-+-+-+-+- /|l|　/:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;＼/;:;:;:;:;:;:;:/ 　 ///　 .＼_二/rっ}　//

王国の人々はこの圧倒的な勝利に歓喜した。

軍を率いていたヤン・ウェンリーは稀代の英雄として民衆から『奇跡のヤン』と呼ばれ絶賛された。
605 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 23:23:52 ID:F84T2gkW: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ _＿
　　　　　　　　　　　　　　　　 .　.:::´.: .: .:. :.: .:..: .:.｀`ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　／ .:.:.:.:.::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:. ｀`ヽ、
　　　　　　　　　　　　　 /.:.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:}
　　　　　　　　　　　　　!.:.:.::::::::::::::::::::::::〈 _〉:::::::::::::.　-‐=＝= '
　　　　　　　　　　　　　 '..:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::.　'´｀ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ´｀`ヾ: :ヾ
　　　　　　　　　　　　　 /`ｰ----rｰ--一　´　　　　　　　　'.:.:j!
　　　　　　　　　　　　　,':　:　:　:　i　r'ﾞ´　　　　　　　　　　　 i:.′
　　　　　　　　　　　　彳:　:　:　: .i　 :'´￣｀＞ ___ﾉ　　　　　ﾘ
　　　　　　　　　　　　　彳: ./⌒V　　　こrﾃ_ﾝ ,:.;'ｲ　ﾉ_-=ﾍ.!
　　　　　　　　　　　　　': 〈　ﾊﾐ　　　　　　｀~~´ j! j'='-'　 .i　　　　奇跡のヤンだと！
　　　　　　　　　　　　　　ﾞ : '　しi　　　　　　　　;　 j! .:　　　,:′
　　　　　　　　　　　　　　　ﾞ;ゝ‐i　　　　　　　 r ...　 !　.　ｲ　　　　　ふん、私ならもっと上手くやれる。
　　　　　　　　　　　　　　　　i: :ハ　　　　　　　　｀ｰ '　 :. .;′
　　　　　　　　　　　　　　　　i´　　'.　　　　 `ｰ_ --､_,　: /
　　　　　　　　　　　　　　　　|　　　 .　　　　　｀ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ´　 /
　　　　　　　　　　　　　　_＿」＿ _　ヽ　　　　　　　　 ,′
　　　　　　　　　　　　/¨.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./⌒i　｀ｰ -----ｲ
　　　　　　　　　　　 /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./: : : 厂⌒iヽ　 j!　 L__
　＿　　　　　　__ _ノ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ : : : l　　　い V ⌒ヽ.:.｀ヽ
　.: :. :.:. :フ. :.´¨.:.:.:.:.:.｀`ヾ､.:.:.:.:/. : : : :.l　　　l　ﾚｲ　　ﾚ'.:.:.i
　.:.:.:.:.:. :. :. : .:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.:l　　　:　j　　　〃.:.::::l
　. :. :.: .: .: .: .: .: .:. :.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.LL＿＿＿ノﾉ.:.:::::::l
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　::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..:.

　　　　　　　　　　　王国軍参謀　アンドリュー・フォーク

　　　　　　　　　　　　　　 _,,､､ｰiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii;;;,,,,__
　　　　　　　　　　　　 ,,ｉｉllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllliiiiヽ
　　　　　　　　　　　 ,,illllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll|
　　　　　　　　　　 ,rilllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll,!! -''"￣ﾐヽ、
　　　　　　　　　 ,iflllllllllllllｒ＾ｉllllllllllll, - ''";; /_/_〃彡彡ﾐ
　　　　　　　　　ｉlllllllllllllllllｉｉｰlll,-∠､-'´ ￣　:::::::ヽ.シ彡ﾞ,
　　　　　　　　　 {lllllllllllllllllll!!"　　　　　　　　 ::::::::::ｉ三彡ｉ
　　　　　　　　　 illllllllllllll"　　　　　　　　　　　::::::::::ｌ;ミ彡ｌ
　　　　　　　　　　'ー┬f　　　　　　　　　　　　"ゞ:::ｌﾐミミｌ
　　　　　　　　　　　　iﾐｉ　　　　　　　　　　　_,,,.-―'iﾐｆ⌒ｉ　　　王国の真の英雄は私なのだ。
　　　　　　　　　　　　〉ﾊ　＿＿　　　儿､,-'ｰ'ｉiﾕｦ:::ゞヽｦﾉ
　　　　　　　　　　　　ｉ　ｉ　　こﾆヨﾗ'ｧ　「｀ヽ￣　　:::l刀ﾝ　　　　ヤンではない！
　　　　　　　　　　　　ﾞ､ l　　　　　　ｌ　 |:::　　　　:::ｒレ'´
　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　！ :ｉ:、　　　::::ｌ:::::ｉ
　　　　　　　　　　　　　　ヽ、　　　ｒ､,,　ｒ'　　　 :::ｉ::::::ｌ
　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ｀ヽ、-ャ_-_ﾆア'´　::ｉ'::::::|iiiヽ
　　　　　　　　　　　　　　／_ヽ＿　ヽ `-ｒ-:::　　 :ﾉ　,‐illllllllヽ
　　　　　　　　　　　　rﾆ'´´　　　:::`K´ /　　　／,､‐il|illllllllllllヽ
　　　　　　　　　　　　レ'´　一一-ｖ、 /＿__,‐'ii､lllllllllll／ﾍllll└、
　　　　　　　＿＿＿ｆ´ｰ'　`''ｰ-､, j　/　　　〃lllli llllllll|／　ﾉllllllllllll`ｉｉｰ -､,
　　,,,,;;;;iiiilllllllllllllllllllllll|　　 =-ｧ-　ﾉV　ｊｊ　　〃lllllllヽllllllレ'´lllllllllllllllllllllllllllllll
ri´lllllllllllllllllllllllllllllllllllll|　　　ノー'´ ﾉ〃　　/lllllllllllヽllllllll　lllllllllllllllllllllllllllllllll
lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll|　　　　}ｒ-'´　　　　ノllllllllllllllヽllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll

しかし、すべての者がヤンに好意的だったわけではなく、王国軍にもヤン・ウェンリーを敵視する者がいた。

そして、それが後に大きな災いとなるのであった。
606 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/27(日) 23:24:23 ID:F84T2gkW: 今回の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
607 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 23:25:14 ID:sF5XyFgS: 乙
608 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 23:25:34 ID:LNYSkn/t: 乙でした
609 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 23:25:44 ID:w/nSzQr9: 乙
610 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 23:32:23 ID:M+HoCCJI: 乙
611 ：名無しさん＠狐板：2024/10/27(日) 23:39:32 ID:jsggc8yu: 乙
612 ：名無しさん＠狐板：2024/10/28(月) 00:26:06 ID:XVGdIJme: 乙でした
ワイは日本で負け組の福本モブが転生してブラック企業で働かされてると思って楽しんで読んでるぞ
元日本人のくせに性格悪い？みんな福本モブだからしゃーない。きよひーの前世だって童貞で他責思考の固まりだった
そもそも前世から完璧人間なら結婚して幸せに暮らしてるから邪神に選ばれない仕様じゃん
613 ：名無しさん＠狐板：2024/10/28(月) 01:35:41 ID:DUX/bL4Z: 乙
614 ：名無しさん＠狐板：2024/10/28(月) 04:51:20 ID:b8b5N9Oi: 乙
これはブラック企業で働かされてるとは言えんよ
615 ：名無しさん＠狐板：2024/10/28(月) 08:48:12 ID:KN6PrCW8: 乙です

AAの時点で嫌な予感しかねえｗ
616 ：名無しさん＠狐板：2024/10/28(月) 10:23:29 ID:VOJ/X9+e: 乙でした
フォークはなんで自信満々なの？　
大前提の、魔法使いが協力していいと思える指揮官がヤンだけなのを理解してないの？？
617 ：名無しさん＠狐板：2024/10/28(月) 10:34:00 ID:1Bdx/6/B: 乙
極論一部プレイヤーが悪態つきながら7人+αでcivをやってるだけに過ぎないのはある
現地人からしたらたまったもんじゃないが
618 ：名無しさん＠狐板：2024/10/28(月) 12:27:01 ID:dFBxrRx1: 乙
まぁこのまま痛い目を見ないなら負け組の福本モブとは全然違うからなぁ
619 ：名無しさん＠狐板：2024/10/28(月) 18:15:44 ID:XVGdIJme: 楽しみ方は人それぞれだしな
転生者が楽しんでるときは1日外出録ハンチョウ
魔族つくったような失敗したときは原作の痛い目みる前振り　って感じや
620 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/29(火) 00:20:17 ID:XnNld1vw: >>603　誤字修正
×ヘルマン地帯とリーザス地帯は　→　〇ヘルマン地帯とリーザス地帯の国境は
621 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/29(火) 22:08:04 ID:XnNld1vw: ttps://www.youtube.com/watch?v=UrT2OcDyZtM

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│　　┓ 魔 │　 ::::::::::::::::::　　　::::::::: :::::::::::::::　　　;;;;;;;;:::::::::::;;;;
│　ガ　　　 │　　　　　　 .|　　　 ;;;;;;;;;　　:::::::::::::
│　ッ.　.城.│　　　　　　 .|　　　　　　　　　　:::::::::::::
│　デ　　　 │　　　　　　　||　　　 .|　　　　　;;;;;;;;;;:::::::
│　ム　　 │　　　|　　　_| |__..　　.||
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　.＼　　丶　::ﾐ　　 | {::::::{　　＼丶|i/ __.ｲ:::/　! :|::::::::::::::::::　　　　何！
　　　ヾ　　 .＼ﾐ　　　∧､､ゝ_＿ )>,ilk´__ﾉl:/　.,ﾞ .,::::::::::::::::::
:＼ .　　＼　　＼　　ヾ∧‐-､￣　 ,z !､__liｨ　/ ./:::::::::::::::::::　　　　人間に敗北しただと！？
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　　　　｀(＞ . ､　　丶__人{/!ﾍj仆j∨|/ .rュ､::::::::::::::::::::／
ゝ.､　　___(⌒∨>､　　　ヾ,./l::::::::::::ﾉ! ／z(⌒)､:::::::::::／ュ
ゝ _　￣　__(⌒∨/:>､...＞ﾍヾ/l_/l//ハ　 (⌒)　￣　　∨､
　∨:,´￣　:(⌒∨/::/´ .,::´:ゝ.._ ノ､ヾ/ﾊ　(⌒)-━━━∨､
　 ∨:,-一━:(⌒∨/{　 .{:::::::::::::::::::::i l}/ハ　(⌒)＿＿＿__.∨､

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.　　　　　　　　　　　　　　　∥ヽ
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　　　　　　　＼　　ヽ、_　/´--__i￣└　　;;;-´~~　／　__　,,/　丿
　　　　　　　　ヽ　　 ~ﾍ -´γ　＿　 |￣　　　／　∠_ Ｖ　 (__,,;;-
　　　　　　　　／~ヽi-´｀~ヽ┸　/　∥ ヽ　　　/￣￣Lヽ─　　__＿iヽ　　その通りです。
　　　　___　／__　∠__i,___,,,--／　　丿　|　　/　／~i~　| ヽ─/i
　　　⊿　V、/ |-ヽ、/ （　／　_／　　／／／i　│　´￣~~i　）　　　　中央部（キナニ地帯）と南部（ゼス地帯）に送り込んだ軍勢は壊滅しました。
　　　　~＼　ヽ/|＼ヽi---´　　　i＿／／　／　 .i_ミ　　　　　／
　　　∠二＿/ノ´ | |ヽ￣~---´´__-／＿／　　　　i＿____ ,,;;´　　　　　　そこを担当していた十二魔将三人の内こちらに撤退できたのはエリザベートのみ。
　　　　| ┌-´´ヽ|/　廿--（（__○__））~∪　　　|　 |　iヽヽ
　　　　＼＿＿／|　　Ｕ　　　　　　　∪　　　　i　　|　 i .ヽ＼　　　　　他の二人は戦死しております。
　　　　／ﾉ |　|　 .i　 i　 ∪/￣~ヽ∪　 __＿___i　　　|　 i　　＼＼
　　／／　| 　|　　i　 ~--|　◯ 　|　／　　　　ヽ　　|　　|　　　|　　|
　／ .／　　|　i~　　ヽ_　　ヽ、＿/ /　　／　　　＼ |　　|　＿|　　|
/　　|　　　　ソ　　　　　ヽ___　　／　／　　　　　　|　　　.／　|　　|
|　　|~＼__/~　＿＿ ___＿　　 /　　／　　-（⌒）ヽ　|　／　　/　／
＼ヽ　　 i~__＿__　　~~~　　　　　／　__／／.Ｖ　二_|~~　　　/／
　　ヽ」　_|-──ヽ＿＿　　--～　　（　／;;;;;;;;;;;;─┐|
　　　∠ヽ／~~／　　／ヽ__＿---／Ｖ─;;;;;;;;;;;;;;;;;;;Ｖ
　　　　　 ,￣￣「-─~

　　　　　　　　　魔軍参謀　バラモス
622 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/29(火) 22:08:53 ID:XnNld1vw: 　　ﾍ　　　　　γ////////////////////V///　　　　／　　　＿ |　　 !
　　　ヽ　　　///////////////////////{/ {　　　　　／　　　-‐　 /　　/
　　　　　｀ヽ_{//ム===ュ//////////////∧ ヽ、　／　／　　　/　　/
　　　　　　ﾚ´　　　　ヽヽ//////////////ハ＿ア　　／　　　／　 /
　　　　　 {　　　　　　} .}//////////////////.!　／　　　　'　　／
.　　　　　／ﾊ　　　 ○/ /////////////////// !/　　　-‐´_　-‐´
　　　　　/　 jヽ、z-‐'_／////////////////////..／　／
　　　　イ　ｨλ///.l |////-z二二二ヽ/////// ／　／
　　　/:.:|　| {,､`ヽ__| |／ィ＝‐- ､　　ｧヽV////／　／
. 　 /:.:.:.!　! {三≧=チ -= ＿o／,-‐' __.| |////　 /　　　　馬鹿な！
　 /:.:.:.:.|　|　|三三ｦ､ヽ　　￣´ , -‐´ }| |///　 /
　.:.:.:.:.:八ヽ }ﾆ､ /} ヾ､　＿　_　),ｲ / ﾉﾉ//　 /　　　　　人間は魔法が使えず、毛皮を纏い
. |:.:.:.:.:.:.:.:ヽ｀i三_｀　__｀　_　ｨチﾉ,　{ {//　 /
. |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼マ￣ﾏjVﾏ人/｀´|,ｲ /　jﾉ/　 /　　　　　　　粗末な石器の槍で狩りをする事しかできない下等な連中だろうが！
　!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:` ｀ト'　}　　＿__ｨ / /　//　 /
.八:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ﾄ､ﾉ´ ,､ ,､ /У/　ﾑ' ／　　　　　　　　　あれだけの部隊を率いて、そんな連中に負ける訳がない！
　ヽ、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ}ﾍ/ /ハ／　　/ /
　　　＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾏ三ア￣　　　/ /
　　　　ﾍ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧三ｰ '　　 ./ /
　　　　　ﾍ:.:.:.:.:.:.:./ﾆヽ{＿_　ィ/ /
　　　　　　ﾍ:.:.:.:./　　γ⌒ヽ {　{
　　　　　　　ﾊ:.:/　　 /:.:.:.:.:.:.:.:|　|

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│ ＼
　　　　　　　　　　 │　＼　　　　　　　　 │ 　＼　　　,　　　　　　　　　　＿／　/
　　　　　　　　　　　│　　＼＿　　　＿ _│　＿＼＿/　　　　　　　　　／　　　 /　　　 A
　　　　　　　　　　　　│　　　　＼　/＿＿´´＿｀//　　＼/　　　　／'　　　　/　　＿/ /＿
　　　　　　　　　　　　　│　＿＿/　、　・Ｘ　　・ﾉ　＝　　│/／／　　　　　　/　ヾ,,,, '　　,,,,ゝ
　　　　　　　　　　　　　//´〃　　　　￣　＿￣　　/゜θ .│　　　　　　　　　/ /⌒　ヾ　　l　　　　確かに西部（未開拓地帯）と
　　　　　　　　　　　　　/　｀￣´/￣´￣´￣´）　　　　　　│　　　　　　　　 //　　/'(　　　ゝ
　　　　　　　　　　　/　）　　　/::::/ 　　　　//　　　　　))　│　　　　　　　//　　/　 '/　' '''│　　　中央部（キナニ地帯）の人間はおっしゃる通りでしたが、
　　　　　　　　　　Ａ　　　　　/::::/　　　　／/　　　　　　　│　　　　　/~/　　/　　　　　　 │
　　　　　　lゝ、_/ /　　　　 /::::/　　　／　　))　　　　)　　│　　　_　//　　/　　　　　　 /　　　　南部（ゼス地帯）の人間はまるで別物でございました。
　　　　　　＼｀　　＼　　　│/＿　／　　　　　　　　　　　/　　、/　/　　/ 　　　　　 /
　　　　　　　/ /　　　）＼　-------________,,,,,,,　、_____）/　　　　//│/　＼　　　　　 /
　　　　　　、〃＿　/＼│＿　　　　　　　／　　　＼　　　　　/　/　│　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「何？」＞ゾーマ
　　　　　　　（　/　　　　/　　-＿＿＿／　　　　　　＼＿_／　/　　│　　　　　/＼
　　　　　　　│　　　　 /-　＿＿＿＿l　　　　●　　　l＿　/　　　　　│＿＿／　＼＼
　　　　　　　 ”＼＿／│　　○　　　　＼＿＿＿＿／○　　　　　　　 │　　　　＼＼
　　　　　　　　　//　　│　　　○　　　　　　　　　　　○　　　　　　　│　　│　　　　＼＼
　　　　　　　　/ /　　│＼　　　○　　　　　　　　　○　　　　　　　　│　　│ 　　　　　＼＼
　　　　　　　/ /　　　/　　＼　　　○／￣＼　　○　　　　　　　　/￣＼　 │　　　　　　　＼ゝ
　　　　　　/　/　　　│　　　＼　　　＼＿／　○　　　　　　　　 /　　　　＼│　　　　　　　　　　∥
　　　　　/　/　　　　/　　　　　　＼　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　│　　　　　　　　　∥
　　　　/　/　　　　 │　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　│　　　　／￣＼∥
　　　/　/　　　　 │　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　 │　　／　　　 ∥
　　/　/　　　　　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　 │／　　　　 ∥
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││　　　　　　　τττ　　'―――――――――――――　　∀---__　∀

　　　　　　　　　　　　　　　i 　 i　　　　　　　　 i＼
　　　　　　　　　　　_ノ　　i　　　　　　　 /　 !
　　　　　　　　　　_, -‐ ´ 　　 i　　　　　　　／　　|
　　　　　　,　´ 　　　　　　 i　　　　　／　　 /
　　　　　　　, ´　　　　　　 ,'　　　　　　_/_　　　/
　　　　　　 ,'　　　　　　　　　,'　　 ,　‐´￣　　　￣｀ヽ　　　　　　　　　　　　　 ,'i
　　　　　 ,'　　　　　　　　　,'　／ρ　 {｀ヽ　　　　　ヽ　　　　　　_ _ _, - -　‐' i
　　＿　 ;　　　　　　　　 ;　 /　,､　　ヽｰ,､､__　　 _ ｰ;　　　, -'　　　　　　　,'
｀⌒´　｀Ｙ　　　　　　　　　ゞ１_ノ　　　 `(lλ_⊥_斤z　ﾉ｀ - '　　　　　　　　,'　　　　
　　　　　｀ヽ　　　　　　　　', (　　 i　　　　　　　　｀ヽく　　　　　　　　　　 ,'
　　　　　　　丶　　　　　　　', ヽ　ゝ､_　　　　　　　　ヾ　　　　　　 _,'　　　　　帰還したエリザベートがここに来ているので、魔王様がご確認ください。
　　　　　　　　　ゝ　　　　 ', { ＼　∨￣｀､＿＿￢　　　,〉　　　 _, - ‐ ´
　　　　　 ,　´　丶　　　　　', ヽ　　ヾ､::::::::::::::::::＼　／　 , ' ´
　　 ,　-一´　　　　　｀ー　_　　' ,　｀ー､_ ｀ｰ､::::::::::ﾉノ｀´　　 ,'　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そうか」＞ゾーマ
,彡'　　　　　　　　　　　　　｀-､ヾ､　　　｀ヽ_｀¨¨/´　　　 , ' ｀ｰ、　　　　 _
　　　　　　　　　　　　　　｀ーヾ>､r― -￣_　　_ , - '　　　　ｰ - ‐ 一´_ ｀_ｰ=ー
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ー（（　　, - ､｀ヽ　　　　　　　　　　　 _, '´｀ヽ
.　　　＿,　=＝=､＿　_　　　　　　ヾ、　ゝ-　　) )　　　　　　　　　_, '´　　　　ゝ、
　　　く　　　rー＿＿｀ヽ,｀ｰ _ _ 　 , '´｀　ー　＝_´_　　 _ 　　＿, '´　　　　　　　　｀ｰ
　　　_ハ＿,_斤i　　　￣　＿＿｀´○　　　　　　　○^´　｀ｰ´
　／´　　　　　ﾉ ,-― ￣￣,r一´　　 ○　　　　　　○
/　　　　　 ,-〃　　　イ￣　　 |ヽ　　 ○　　　　　○
　　　　　／ λ_　斤}'´　　　　|ヾ}　　　 ○　　　　○
.　　　　／　　　　￣　ﾊ　　　 |　i!　　　　　○,-,=､○
　　　 /　　　　　 /　｀ヽ　　 !　i|　　　　　（（　　 ))
　　　!　　　　　　 .ノ　　ヾ､__ノ　.!!　　　　　　ヾ＝〃
　　　 !　　　　　／　　,　⌒Y 　 / ﾉ|
623 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/29(火) 22:09:41 ID:XnNld1vw: :.∨
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:::::::..ゝ。.　　　　　　　　　/////////＞─…　＜//////!∧　　　　　　　　　∨.:::::::::::
　　　　　＞。　　　　　ノ//////／ ,r 一…-ｭ..､＼/////∧　　　　　　　。<
　　　　　　　//＞一<////////ﾞ .／　　　 __　　ヾ　∨////∧-- ｭ。＜
　　　　　　.///////////////　/　　γ´　丶　 : 　l/////!∧///∧
　　　　　///////////////{ 　l　　　l　( ９ ) l　　l 　}//////!∧///∧ 　　　　／
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　　　　＼////// !/////////入　ヾ _　　　　ｨ　　/////////////////l7
　　　　　　ヽ////|////////////>､.. ＿￣＿　イ////////////////／
　　　　　　　＼　l!//////////＞-＜//l|　:|//＞一＜ ///////|//／
丶　　　　　　　丶l////// ／　, ---､丶j　|／　, ヘ　丶/////|/　/　　　　　　　　　エリザベートよ。
　　＼　　　　　　　}////／　／　ヾ j　＼_＿__／/　　丶　∨///l!　/
　　　＼　　　　　 |//k´　／::::r- .､　　＼∨/　./ _＿...:∧　.∨//| 　　　 .／　　　　　どういう事か説明せよ。
　　　　　＼　　　|//i{　 l:::::::::l　　　＼ノlililゝ､／　　　Y∧　j//,!!　　......／
　　　　　　＼　　|//∧ ∨ヘゝ　_＿彡ﾍｿﾐ< 　__＿ノ..::/ ////| 　...／
　　　　　　　　＼　|///ﾊ　∨ -=ニ二ヘｿ　, ヘ二ニ=- .:/ / ///j　／　.／
丶　　　　＼　　.从///∧ .∨＞､　　　/ ﾊ j　　　,..＜./ / ////　　　／
　　ﾟ　　　　ヾ　　　∨././∧ ∨/､_　　　_＿__　　 _ユ/ / ////　　.／
　　　　＞_　　　.　　 ∨////　j冫　,ゝ､ﾍ⌒i⌒v-ｿ　}　丶///　／　　　　　　＜
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　　（＿__)　　　　　　　ゝノ :l　/}/(　　 .::ili::.　　 ∧j　　／　　　＜ ( ＿__）
　　（＿__)　　　　ヾ　＼　　　:!/　∨l..　　::|::　　l∨　／　＜　　　　 ( ＿__）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .∨l　　　　　l∨
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼ノゝｿ丶／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞-＜

　　　　　　　_､rｾ7ｱア　　　　　　　　　~''＜ﾆﾆニニ
　　　　　ｨ(＞''~￣｢ヽ　0　　　　　　0　　　イ｀`寸ﾆ
　　　ｨ(j>i´　　　　 L丿.-‐: : : : : ‐-＜) ／ /　　 }ニ
　 rﾆ／ﾆ{　ﾄヘ_／: : : : :/: : : : : : : : : :｀丶/　　ﾉﾆﾆ
　 ∨ニニY|///〉: : : : : :|.: : : : : : : :| : : : : : ﾏ/Yニニ
　　 Vニﾆ７/// : : : :/ : |.: : : : : : : :ﾄ､ : : : : : ﾏ∧ﾆニ
　＿,ﾏニ////.:.｜:/: : /＼_; : : : : :|ノ; : |: : : : ﾏ/〉ニ
　「　 _,,. ///∧ : |ｨ＝＝ﾐ Ⅵ : : : 从,..-=ﾐ: : : : :V/У
　と´　////|: : : |　　ｏ　＼ﾄ､: :/／ o 　Ｖ:.|: :|: V
　_人／⌒- |: ＼:| ､　　ノ　　　､　　ﾉj| |: :| : |　　　　は、はい！
: : ／く￣￣i|: :从|　｀ー''ﾞﾄ'^~￣~^1`ｰ''ﾞ八|:‐ﾄ､:|
￣　　＼　i|: : :|　＼＼＼| 　　　 |＼＼uＶ.: :|＿>　　　私が遭遇した人間共は事前情報と食い違いが激しくて……
　　　 o　 `i|: : ﾊ　し　　　|　　　　　|　　　ﾉ￣:|
　　　　r v:i|: : |i:i＼　　　 |　　　　 | 　　ｲ| : : :|
　　　　У:i|: : ｢｀ヽi:〕iト　_ー─── ＜i:iＪ| : : :|
　ﾄ' ﾚ' : /|: : |　　 (⌒ヽ/　　 /⌒>──寸: : :|
　 L/: : / |: : |　　人(　Y⌒Y⌒Y 　　　八: :.|

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　カクカク　|￣￣￣￣￣|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　説明中　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |＿＿＿＿＿|　シカジカ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,　－　-　||
　■　□　■　□　■　□　■　□　　　　 / 　（● ●|　　　　　 □　■　□　■　□　■　□　■
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝ　（__人）|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ　　　ヽゆ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　し　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　し　　　Ｊ
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624 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/29(火) 22:10:35 ID:XnNld1vw: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　i丶
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　∨
　　　　　　　　　　　　　　　　{i　　　　　　　　　,　- …… -　､　　　　　　　　　　　i　　∨
　　　　　　　　　　　　　　　　|　　　　　　　　／///////////∧　　　　　　　　　　　ﾉ　　∨
　　　　　　　　　　　　　　　　|　､　　　　　, ´//////////////∧　　　　　　　　　　　　　　}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　f////_/////////////ゝ──--一≦ 　　　　 ,
　　　　　　　　　　　　　　　　i 　　ゝ　 ___j/／　　　ヾ ////////{l///////　　　　　　　 ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　γ/,　　　, 　､　∨////// i /////i|　　　　　　　∧
　　　　　　　　　　　　　　　　.　　　　 {/i{ 　　.　iIi　; 　}///////| /////{　　　　　　　　∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　､　　　　|//,　　ゝ _ ノ　∧//////:h ////∧　　　　　_ 　ﾞ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝ　　　∨/ ,　　　　ノ/////////|//////∧ 　_ -
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞-=ヾ//＞ty ´///>=-､///∧,＿__... -＜　　　　　確かに我々の知っている人間とは違うな。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヾ_//} !//／::_ノ::::}///ｨ:::/..::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼ j___ヾ|〆_::r0ュ:::j////}/..::::: _ rﾔ~　　　　　高度な文明を持ち、強力な魔法を使う。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝ0/ヾ=-=ﾆ彡ｨ////.:::::／...:::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀丶. ゝｭﾊ j::::::::イ{/////j／......:::::::_ -=　　　　更に未知の対空攻撃手段を持つか。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヾWWﾍ}ﾘヾ:!///r´...::_ -＝....::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-＝ ∧::::::::::ﾉ:::ｿ!1/　／......::::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　∧iwwiﾒ .ﾉ| ／..:::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　 / 　ゝ- ／i/..::::rﾔ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .／i ノ..::::

　　　　　　　　　　　　　　　　　/ : : : : : : / : : : : : : : : : : : : : : : :ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　 / : : : : : : / : : : : : : :l : : : : : : : : : : ﾍ
　　　　　　　　　　　 / : : : : : : / : : : : : : : :l : : : : : : : : : : : ﾍ
　　　　　　　　　　　　　 / : : : : : : / : : : : : : : : :l : : : : : : : : :＼ : ﾍ
　　　　　　　　　　 / : : : : : : /-─-...､ : : : :l : :_...-──-...､: : :〉
　　　　　　　　　　　　　　∨ : : : : :丶::::::::::::::::｀丶､／::::::::::/:::::::＞ ´:/　　　　馬鹿な！
　　　　　　　　　　　 ∨ : : : : : : :丶､　ｌ/　ｌ　　　 /＞ ´ : l :/
　　　　　　　　　　　　　 ∨ : : : : : : :／　　　, -､　　　丶､ : : :l/　　　　　そんな人間がいる訳がない！
　　　　　　　　　　　　＿＿_l＿＿＞ ´ -────--イ_:::::::::｀ヽ}
　　　　　　　　　　　　ﾏ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :| : : :￣二ﾆ=- _
　　　　　　　　　　　　　ﾏ＿ : : : : : : : : : : : : : : : :［］ニニニニ［］ : : :/
　　　　　　　　　　 γ´ :￣￣￣￣≧s｡_ : : : : : : : : :| : : : : : : : : : : l
　　　　　　　　　　 / :＿＿ : : : : : : : : : : : :≧s｡_:［］ニニニニ［］ : :／ヽ
　　　　　　　　　_ r≦ : : : : : ﾆ=-. ._ : : : : : : : : : :≧s｡＿ : : : : :_／: : : :ﾄ､
　　　　　　　　　ﾏ : : : : : : : : : : : : : :ﾆ-. _ : : : : : : : : : : : :￣￣ : : : : : :/ :l
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　　　　　　ヽ . ´ : : : : : : : :≧s｡ : : : : : : : : : : : : : : :≧‐--‐≦: : : :／:l
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　モブ魔族

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ィ:::::::::::「￣:::::::}i＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　. :/::::::::::::::::::|l::.:.:.:.:.:,ﾘ:.:.:.:.:.:.
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　　　　　　　　　　　　　 /::::　:::::::::::::::::::::/::::::::::::::}:.:.:.:.: : : : }
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　　　　　　　　　　　　 .′:::::::::::::::::::::::::::{__:.:. : : :/:.:.:.:.:.:. : : : :
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　　　　　　　　　　　　::::::::::::::::::::{:. 　 ‐ニニ_ {ﾆx::::::.:.:.::::::::::/:l　　　　いや、実際に中央部侵攻軍と南部侵攻軍は壊滅している。
　　　　　　　　　　　 {:::::::::::::::::::|:::.　　　　　 }〉ニ≧x::::::::/:::::
　　　　　　　　　　　　　::::::::::::::::::ｌ:::::.　　　＿__　　｀マﾆ＼::::::::::}　　　それもあの十二魔将が二人も戦死しているんだぞ！
　　　　　　　　　　　　 ‘，::::::::::::::::.、:.. 　　 ─ `　　 }ﾆﾆ}}:::::::/
　　　　　　　　　　　 ∧:::::::::::::::::::＼＼　　　　／ﾆニ{ヽ:/
　　　　　　　　　　　　 {:.:.〉::::::::::::::::::::::＼≧,zz彡/ニニニ}:::}}　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「むう」＞モブ魔族
　　　　　　　　　　　 }/::::::::::::::::::::::::::::::＼ヽ xニニニ／／:
　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::卩::::::}ｌ}/⌒｀７:::::ｲ]:/
　　　　　　　 ...:::::::::::::::::::::::::::::::::f⌒):::}l:::::::|::l.:.:.:.:./:::::/八
　　　　 ___....::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l⌒i:::}}:::::::|::|〔__:]::::::::/ : :＼
　　 ,<⌒＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::八 ∨l::::::::|::|爻::::.:.∨　. : : : : : : . .
　／:::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::／::::::::::〔__} :::::::|::|爻:::.:.:,′ .、: : : : : :.:.:.:.:>.
　i:::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::／::::::::::::::::::::::}} ＼_r‐r＜::{　.: : :＼ : : : : :.:.:.:/.:＼
　|:::::::::::::::::::::::::::::.:.ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}}￣`|::l:７::|:::|: : : : : : :ヽ: : : :／.:. : : }
　l:::::::::::::::::::::::::::::::::.:.}:::::::::::::::::::::::::::::::::::::}i::::::::|::|爻:|:::|: : : : : : : :‘,:／:.:.: : : : :|

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　モブ魔族
625 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/29(火) 22:11:24 ID:XnNld1vw: :＼　　　　　　　　　　　　　　　　　／i
: : :＼: :. : ＞ ─ -　　_　　　　／　.:!
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: : : : //　　､　　　　 |.　∨.　　.::::|｀　､
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: : : | i ､　　　　　､　　∨ 　　 :::::::|　　丶ヾ　　　　　_＿
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: : : ∨､　丶　　　　　　､l!　　　　::::::k　　　　　／//////////// ＼
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/////ハ∨ ､ヾ　　丶　　 ∨　　　　ﾉ, 　,ﾞ////////!/　　　　__　 ∨|　　　　, ､
　､//// ):∨ ､＼　　　丶　 }ﾐ=-一彡／///////// {　　　 /　ヾ　}/!_＿....::´, |- ､　　_
､　＼//l: ::∨ ､　.＼　　　丶＞-一＜/////////_//∧　　　ゝ0ﾉ .//::::::::::::／/: : : ゝ-´: :
::丶　∨/: : :∨ ､　　＼　　　∨///////////／　　｀丶丶_ 　_　イ/::::::::〆　,.: : : : : : : : : :
: ､∧ 　∨ゝ: : ∨丶　　＼　 ∨////////／ .,.::::::´｀..､丶/ /,- ､i/　　　 ,..::ﾞ : : : : :_:_:_: :, -
: :( ∧　 .∨//ゝ丶丶　　.＼　∨ /////f´ ／>‐ ､　ヾﾞ..､__.., ﾍ　!__...　＜: : : : : : : :l//l: |//
: : : )∧ 　 ∨///l: : .､丶　　　＼∨/////|　|::::| 　　ヾ lil/／丶::| :|､丶: : : : : :,_＿ノ//:リ//
: : (　　＼　＼//ゝ.: : ＼丶　　　∨////|　|::::ゝ._＿ )ｭ, -一､j/ / .}　|: : : : :(///////////　　　　　事前の情報収集を怠ったな。
: : : : : :￣＼　＼//｀¨]: :丶丶.　　∨///|　| _>一 -､､|i､___ノ/ / ./ :/: : : : : :)////////／: :
⌒: : : : : : : : :>､　　＜////ﾊ､丶　.∨//|　|>‐7ヾ　ノlﾄ-=j/ノ　/ :/⌒): : : :{//////＞k: : :　　　　　わしとしたことがとんだ失敗だ。
: : : : ゝ: : : : : : : ＞ ..._　　＜//＼丶　∨/j　:|:::/ /ゝｭ､____j｀　／／///丶: :ﾉ//＞　　,.:ﾞ: : : :
: : : : : : : : : : : : : : /(　)> 。　　￣丶丶∧´／l/／∨l/|ノ|/ .／∠ _＿.....　＞　　　＜　ゝ: : : : :
: : : : : : : : : : : _＿: :(　)､ ///＞- ュヾ､丶_il :|:/l:::::::::::/　／∠ _＿　.....　　＜　 r一 ¨: : : : : :::
: : : : : :r 一 ´: : : : :ゝ一从////// >　´ 　l}　ゝﾞ/l/l/!,.::´( )＞ -… ､///////　 {: : : : : : : : : :::
: : : : ノ: : : : : : : : : : : : : : : :ｭ/// / 　, ´/ 人 _＿ ,／　ヾ} /　　　　　∨_/／　　ゝ: : : : : : : : :::
: :＜: : : : : : : : : : : : : : : : :ﾉヾ//l　 ///////.ハ ∨/∧ ／l 　 /-彡ﾉ_　ヾ　　　｀ ...: : : : : :::
: : : : 丶- 一 -: : : : : : : <: : : :∧{ 　{/////////} :}// /　ノ一　j_/⌒｀ /ﾍ　　　l | lヾ: : : : ::::
: : :､: : : :ヾ: : : ｿ:ヾ丶_: ノ:ﾐ: : : ∧ 　∨////// ﾉ./// { / 　| 　/　l/丶 /,　l＿　ノﾉ　　j: : : : :::
: : : :): : : : :): : }: :ｿ: : : : : : : : : : :∧.､　ゝ -一ﾞ, <////ゝ) 　j,-ゝ /　/ノ丶／ /　__　／　⌒: ::::
: : :/: : :r-: : : : :(: : : : : : : : : -､: : ∧/＞ー＜////r<￣t一　　:ﾞ ./　　 /丶/ゝ-　　　ノ: : ::::::
: :人: : :ゝ: :､: : :彡: : : : : :ﾉ: : /: : : : :＼//////// ∧,- ､　)_ !　 l./　　 /／ l　　　　　　　,,,, l:::::
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　　　　　　　＼　　ヽ、_　/´--__i￣└　　;;;-´~~　／　__　,,/　丿
　　　　　　　　ヽ　　 ~ﾍ -´γ　＿　 |￣　　　／　∠_ Ｖ　 (__,,;;-
　　　　　　　　／~ヽi-´｀~ヽ┸　/　∥ ヽ　　　/￣￣Lヽ─　　__＿iヽ
　　　　___　／__　∠__i,___,,,--／　　丿　|　　/　／~i~　| ヽ─/i
　　　⊿　V、/ |-ヽ、/ （　／　_／　　／／／i　│　´￣~~i　）　　　今からでも遅くはありません。
　　　　~＼　ヽ/|＼ヽi---´　　　i＿／／　／　 .i_ミ　　　　　／
　　　∠二＿/ノ´ | |ヽ￣~---´´__-／＿／　　　　i＿____ ,,;;´　　　　　人間に対する情報収集をするべきです。
　　　　| ┌-´´ヽ|/　廿--（（__○__））~∪　　　|　 |　iヽヽ
　　　　＼＿＿／|　　Ｕ　　　　　　　∪　　　　i　　|　 i .ヽ＼
　　　　／ﾉ |　|　 .i　 i　 ∪/￣~ヽ∪　 __＿___i　　　|　 i　　＼＼　　　　　　　　　　　　　　　　　「そうだな」＞ゾーマ
　　／／　| 　|　　i　 ~--|　◯ 　|　／　　　　ヽ　　|　　|　　　|　　|
　／ .／　　|　i~　　ヽ_　　ヽ、＿/ /　　／　　　＼ |　　|　＿|　　|
/　　|　　　　ソ　　　　　ヽ___　　／　／　　　　　　|　　　.／　|　　|
|　　|~＼__/~　＿＿ ___＿　　 /　　／　　-（⌒）ヽ　|　／　　/　／
＼ヽ　　 i~__＿__　　~~~　　　　　／　__／／.Ｖ　二_|~~　　　/／
　　ヽ」　_|-──ヽ＿＿　　--～　　（　／;;;;;;;;;;;;─┐|
　　　∠ヽ／~~／　　／ヽ__＿---／Ｖ─;;;;;;;;;;;;;;;;;;;Ｖ
　　　　　 ,￣￣「-─~
626 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/29(火) 22:12:42 ID:XnNld1vw: /／////////i／　／:::::::::｀丶　＼/i|　|///////////
/////////i／　／_.:::::::...､ヾ:::､ﾞ::.､丶l　l＞ -一､////
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/////| 　|::::/ /／_´ヾ＞ -一メ､_､_,il|::r一 :::::..｀! /　l//
/////| 　|::::}l i／　-一＿´￣｀┘ _─_ゝ　　｀Y:l/l!　|//
/////| 　|::::∨/ , 　_＿､､　　　,..:ﾞ:::!,.:ﾞ::! ヾ -<:::::::|　!//　　　　　　　　まず西部侵攻軍を呼び戻せ！
/////| 　|:::::::}iY(t<´ ヾー　　ゝ- ´ヾ::j　　ヾ､ヾ:| ,ﾞ//
/////| 　|::::::::lilili|/´丶 l..._ ＿,,, -─ ､　,,;;ir､　////　　　　　　　　　事前情報が当てにならん以上、迂闊に侵攻するのは危険だ。
/////| 　|::::::::|lil/ 　　}r-<　 ./{　　}´ヾ､ _ jﾐz､.////
/////| 　l!:::::::lil, 　　/／{::ﾞ､/:::| 　ﾉ　ﾉ´ l´ Y;////　　　　　　　　　　それと人間に偽装できる者を動員して各地の情報を集めろ！
丶///| 　 !::::::lil　　// 　|::::::::::::｀´:ゝ<:l_ ノ　| ///
　 ∨/|　　{::::::|| . //　　 !､.::.／l::::::; ､:/ } 　.////
＼ .∨! 　/:::::::k / 丶／l｀li´ 　l:／　l:/ l　////　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「はっ！」＞バラモス
ヾ　､∨ゝ.:::::..∧　　ゝ- ､　ゝノi{　　ﾉ　 |:/ l//
＼.　＼　丶:ヾ:∧ {　　　￣｀ - ゝ<´ゝ< {　l/
丶.＼　　　∨:::∧ 　　　ゝ - ､　　。イ　ゝﾞ
///＞､　＼.∨:::..ゝ _　　　　　＜　　　　＿＿＿
//////＞　´　￣￣ヾ:::￣´-─一
///> ´ 　＜　　￣　丶＼, -─────

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　　　　　＞。　　　　　ノ//////／ ,r 一…-ｭ..､＼/////∧　　　　　　　。<
　　　　　　　//＞一<////////ﾞ .／　　　 __　　ヾ　∨////∧-- ｭ。＜
　　　　　　.///////////////　/　　γ´　丶　 : 　l/////!∧///∧
　　　　　///////////////{ 　l　　　l　( ９ ) l　　l 　}//////!∧///∧ 　　　　／
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　　　　＼////// !/////////入　ヾ _　　　　ｨ　　/////////////////l7
　　　　　　ヽ////|////////////>､.. ＿￣＿　イ////////////////／
　　　　　　　＼　l!//////////＞-＜//l|　:|//＞一＜ ///////|//／
丶　　　　　　　丶l////// ／　, ---､丶j　|／　, ヘ　丶/////|/　/　　　　　　　　　　まずは情報を集めて分析する。
　　＼　　　　　　　}////／　／　ヾ j　＼_＿__／/　　丶　∨///l!　/
　　　＼　　　　　 |//k´　／::::r- .､　　＼∨/　./ _＿...:∧　.∨//| 　　　 .／　　　　　　しかる後に対策を考えればいい。
　　　　　＼　　　|//i{　 l:::::::::l　　　＼ノlililゝ､／　　　Y∧　j//,!!　　......／
　　　　　　＼　　|//∧ ∨ヘゝ　_＿彡ﾍｿﾐ< 　__＿ノ..::/ ////| 　...／
　　　　　　　　＼　|///ﾊ　∨ -=ニ二ヘｿ　, ヘ二ニ=- .:/ / ///j　／　.／
丶　　　　＼　　.从///∧ .∨＞､　　　/ ﾊ j　　　,..＜./ / ////　　　／
　　ﾟ　　　　ヾ　　　∨././∧ ∨/､_　　　_＿__　　 _ユ/ / ////　　.／
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .∨l　　　　　l∨
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ゾーマは情報収集を優先して人間との戦闘を後回しにした為、

これ以後しばらくの間は魔王軍と王国軍の戦闘が起きなかった。

この時点で魔族たちが持つ人間の知識は偏りが大きかったが、これには理由があった。
627 ：名無しさん＠狐板：2024/10/29(火) 22:13:54 ID:Xr3myMod: 地域差による文明の偏り酷いもんな
628 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/29(火) 22:14:54 ID:XnNld1vw: ／　／　　　　　　／　　／　　　／　　　 /　　／　　 /八　　　　＼　　＼　　　丶＼　　　　　＼　　＼　　　＼
. ／　　　　　　　／　　／　　　／　　　　 / 　／　　 .／　　＼　　　＼　　＼　　＼＼　　　　　＼　　 'ﾏ}h､　＼
　　　　　　　　／　　／　　　／　　　　 /　/　　　／ |＼　／|:＼　　　　＼　　＼　　　　＼　　　　　‘,　　　V/}ｈ､
　　 _ -‐…‐　　／ '′_　-‐./　　　／／/　/　　／ｒ-　Ｖ⌒ヽ/　┐~''～ ,,_ 　＼　　丶　　　　´'マ〕iト、　V/ヘ V/ニ＼
-=ニﾆﾆﾆ/　／∨　／＼ .:/　　／　　/　/　　／　＼　 :!　　:|　 /　　/　　〕ｈ｡　`､　　＼＞- 　＼　 }＼ V/ﾆ＼ニニﾆ
.ニニﾆﾆ/／ニﾆ|: / V/　V　／＿彡　:　/:l　/＼　　　　＼| ⓛ |／　　　　／i:i／＼}＜⌒＼}／⌒ ＼}　/ニﾆ)}ニニニニﾆ
ニニﾆﾆ{(ニニﾆi|∧　V/ :|: /∧　⌒丁 |/-:|∧_〕i:＼　　　| Υ |　　　 .／i:i:∠-=ﾆ丁⌒　ﾊ/　　　 ./　/ニニニニニ=-／
. ￣ -=ニニニニ/∧　∨:|/　.∧　 ^圦　　⌒＞. _i:i:i＼　　＼／　 .／i:i:i:_.、＜⌒狄(　 ../∧　　／／ニニニニ=-￣＼
　　　￣ア─=ﾆﾆ/∧　∨ 　/ ∧　´⌒〕ｈ、弋炒トミxi:＼ヽ　〈 /／i:i:xf　弋炒／⌒　 ./ /∧／／ニニ=-￣　　　　　　＼
　　　／/　 .／'￣ -=ニ　V/　　　　　　⌒´^≧=- 　 ┘⌒_ﾉ )　( ⌒ ｀`　-─=彡　　 /　八　.／| :{　＼＼　＼
／／　　./ ./|:　 /　//⌒/.　　 .∧　　　　　　　　　　 'へ　　　へ　　　　　　　　 ./　　.＼　　＼　＼} ＼＼
／　　 l: / .//|　/　//　 /　　　//∧　　　　　　　　　　　　〕　 |::::::　　　　　　　　　　..:　　　＼＼　　＼　ﾉ　　　＼
　　　 |/　 / :ﾚ　　/　 ./　　　//　　　　　　　　　　　　〕　:|::::::　　　　　　　　　 /| ＼　　＼＼　＼＼　　　　＼丶
.　／　／　　 .／　 :/　　　//　　.ハ　　　　　　　　　〕　:|:::::..　　　　　　　　 / :|＼. ＼　　　＼.　　＼丶　　　　＼
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--ミ　　／／　_. -//　　　// 　 ./|^V込、　　　　、　　　　｀``｀　　　　ノ　　　.公　ﾉ:ｉ|＼‘,＼　　　 ‘,--ミ　＼　＼
　　＞─=ア⌒ ./　　/ 　./ 　 ./: |:::＼⌒)>、　　 ~''～ ,,_￣￣___,,. 　 ''^｀　　／､丶｀ :ｉ|::::::::‘,　＼　　　 ‘,　　｀`～ --=
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　　　　　　　 / 　/ 　 //　 l |:::::::::::::::::::::::｀```心,　　　￣　￣　　　／:::/::::::::::::::::ノ::::::::::::::|　 | |　丶　 |
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初代魔王バーンは強大な力を持つ七大神を非常に恐れていた為、七大神と交わした密約を忠実に守った。

つまりすべての魔族（清姫を除く）がヘルマン地帯と氷雪地帯から出る事を硬く禁じ、

自分たちの領域に侵入してきた人間（余所の原始人）を発見次第抹殺させる事を徹底していた。

つまり第二世代以降の魔族は神々や王国人と関わる機会が一切なかったのだ。
629 ：名無しさん＠狐板：2024/10/29(火) 22:16:42 ID:0n3+6FRR: そもそも七大神の方が不自然な成長をさせてるからな
630 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/29(火) 22:16:47 ID:XnNld1vw: 　　　　　　／ :／ニ-　 . . . . :_､＜⌒　　　_､＜⌒　　　／ . / / 　 ∧_ 　 ‘,　　　: . . .　　　　　　＼ : . ＼
　　　　　　 . : ／　 V/ﾆ- _､＜⌒　. :　_､＜⌒. :／　　／ . . :/ /　　//V/ 　 ‘,　　＼: . . .＼｀`～､、　　　＼: . . .
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　　　　　　　　　　　 /　　._､＜⌒/　　.／/　　/　　 ./　/　|ｉ　 ,ﾞ |: _γ⌒ヽV/ ／丶 : . ＼　　　＼: . ＼＼
　　　　　　　　 /　／　 -ﾆ./　／ﾆ/ 　 /　　 ./　/　八　,ﾞ_ |＼〕. . . .〔:／丶　　＼: . .＼　　　＼: . ＼＼
　　　　　　　　　　 / .／　　　 ./ ／ﾆニ′ ./ 　 ⌒＞. . ./　|＼　:| 　〕. . . .〔　＼. ＼. 　＼: . .＼: .＼　　＼: . ＼
　　　　　　　　　　　　　　／　￣-|　./　 / /　/ ⌒〕iト. . .　寸L乂＿ﾉ　 / .＼. 〉　　_､＜⌒　｀`～､、　__彡
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　 ./ /　/沁, 汽 ⌒〕iト. .寸L. 冖　 / ､丶｀_､＜⌒ -=ﾆ￣ |　　　|⌒¨
　　　　　　　　　　　　　　　　　八 :|　′　/　沁, 込　　ゞ“ノ〕iト　　　jI斗　`｀ゞ ”ノ　j狄⌒　〕　　 :|: . V/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼ |/ ./ 　/ /∧.⌒^ー─　　`｀　　｀`　ー　　　-=彡(　　　〕　　 :| . . V/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / ./　 / // .∧.　　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　　〕　　 :|: . . .V/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / ./　 / // 　/∧　　　　　 |: .　　　　　　　　　　　　　　_〕　　 :|: . . . V/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / ./　 / //　 / ./∧　　　　　､: . 　　　　　　　　　 {_〕　　 :|: ｉ. . . .V/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 // ./　 / //　 / ./ ./∧　　　　　　￣ ´　　　　　　　　　　　/ ｌ〕　　 :|: |: . . . .V/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 //／　　　　 / ./ ./　.　　　　　　 ` ーこ=一　　　　　 ./.　:〕　　 :|: |: . . .　〔_
　　　　　　　　　　　　　　　　 . :／ /. : /./　/　/ ./ ./　./ . 心, 　　　　 ___　　　　　　 ,必.　:〕　　 :|: |: . . .　〔_
　　　　　　　　　　　　　　　　　／／／/. : /./　/　/ ./ ./　./　/　心,　　　　　　　　　　　　ｲ⌒ ./ｉ〕　　 :|: |: . . .　〔_
　　　　　　　　　　　　　　／／. :/. : /. . . . :/. ./. . . .| . . / ＿　 .心,　　　　　　　　 . :⌒　 /　〕　　 :|: |: . . .　〔_
　　　　　　　　　　　　　　　／／　. :/. : / . :/. ./. ./ . :/. .|_､＜⌒¨¨Y　.心,　　　　　　､.｀　._　-ﾆ].〕　　 :|: |: . . .　〔_
　　　　　　　　　　　　／／ /. . :/. : / . :/. ./. ./ . :/. . .|ﾆﾆﾆ/i:i:i:ｉ:|ニニ心、　　　.イニニニニﾆ].〕　　 :|: |: . . .　〔_
　　　　　　　　／／. . /. . :/. : / . :/. ./. ./ . :/. . . 八ﾆ./i:i:i:i:i:i|ニニﾆﾆ:〕I冖つ二二二二ニニ].〕　　 :|: |: . . .　〔_
　　　　　　　　　／／. . . ./. . :/. : / . :/. ./. ./ . :/. . ／二/i:i:i:i:i:ｉ:ｉ|二二二二ニニニニニニニﾆﾆ].〕　　 :|: |: . . .　〔_

バーンの死後はその統制が失われたが、それでも魔族たちは自分たちの領域から出る事はなかった。

これはバーンが長年かけて遊牧生活のスタイルを確立させたことが大きかった。

遊牧生活はヘルマン地帯に合わせて最適化されており、それ以外の場所で遊牧するノウハウがない上、

魔族たちはこれで十分生活できていた為、それを無理に変えようとはしなかった。

つまり魔族はヘルマン地帯に特化した遊牧民だった。
631 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/29(火) 22:18:59 ID:XnNld1vw: 　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／／　 /::::::::::::.
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　　　　　　　　　　　　　, ＾ヽ|:::::::::l::::::/:|:::/　　　　　　　ｌ::::::::::::::::|/
　　　　　　　　　 ′ r|::::l::::|:::::|:::|/ 　　___　　　　　　 l|::::::::::::::::|
　　　　　　　　　　　　 i∨ (|::::l::::|:::弌Tぅ‐-{　ヾ}　　 }ｱ　 l|::::::::::::::::|　　　　ふん。
　　　　　　　　　　　　　ｌ:∨ |::::ｌ::::|::::|　|｀`　＼　　 /ィﾜラ |::::::::::::::/
　　　　　　　　　　ｌ:八_}::::l::::l::::|　|　　　　　　　 { ￣　　|/:::::::::/　　　　　何という原始的な連中だ。
　　　　　　　　　　　 |　　 }:::ｌ::::ｌ:::|　　　　　　　　　　 /:::::::::/
　　　　　　　　　　　　　 }八:::lV　　　　　　　　　　ノｲ::::／
　　　　　　　　　　　　　 r‐/∨　　　　　　　` '′　　　 /／
　　　　　　　　　　　 / ｛　　＼　　　　　　　　　 /'′
　　　　　　　　　　　　　 /　！　　　＼　　⌒ ＾　　　／
　　　　　　　　　　　　／{　　],　　　　　｀　　__,..　-ﾆ{
　　　　　　　　　　／'/八　　],　　{　　　 ,　　 /} ]＼
　　　　　　　／ /////｝　 ],　 ',　　　 /　　/{　］//＼

そうなると、魔族が知る人間の知識はキナニ地帯や未開拓地帯から移動してきた人間に限られてしまう。

彼らは旧石器時代の原始人であった為、魔族たちはそれを基準に人間を評価してしまった。
632 ：名無しさん＠狐板：2024/10/29(火) 22:20:40 ID:/Mg4ozml: まぁそれはそう評価しても仕方ないわな
633 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/29(火) 22:21:12 ID:XnNld1vw: 　　　　　　　　　　／:.: ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
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　　　　　 /　　　　　ﾊ　　　　＼　ﾊﾊ　./ ｀爪　＼///　 /　　　　　　　　　 j　　 .|　　　 _ -―＜
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　　　　　　　 >ムヽ、　　.ﾍ　　　　　｀ヽ` ＜三三＞ '　／　　　　　　　 /　　　　ﾑイ　　 ` <　　ﾍ
　　　　　　／　　 }_z≧x　　＼　　　　　　＼　　　　　／　　　　　　　／＿　-‐ '　　　　　　｀ｰ一
　　　　　/　　　／　　　￣￣｀ｰ---―一-ﾐ＿＿≦＿_　-―…‐--　　一
　　　　　｀ｰ一'

当然ながらゾーマが持つ人間の評価もそうであり、彼が南部侵攻の際にわざわざ人間の情報を集めようとしなかったのは、

そんな価値すらないと判断していたからだ。

まあ人間を魔法を使えず石器を使っている原始人、下等な猿もどきと思っていた為、これは仕方がないだろう。
634 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/29(火) 22:24:05 ID:XnNld1vw: 曇77r─,g鍛曇アﾏニニﾆ',　　　 _､‐''゛ : : : Y(ﾆ(∨}l／ニﾆl: : : : |　 |　／＿＿　　　　　　　　　　　　　　　　＿_,ｨｱ　　 ,ｨｱ ,g鍛曇曇曇曇曇ア’／　,ｨｱ
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鍛” ,ｨｱ: : : : ニ=-　　 }ノ}-{: :辷l＼-:从' ヾり }ｲ : V : lﾉ　　ﾉ､__ﾉゝ‐ ´ _ ゝ‐ﾍ: : Ｖ´ニﾆﾆ＼＿　 /ﾆ=- ､　`¨ ,ｨｱ　　　＼／ ,g鍛ｱ’／＼　　／
”　/: _､‐''゛　　　　　＿_入ゝ{: : : :ﾚ苳ﾐ￣　,ィ､　}: : |r´　　／　ヽ　｀ｰ〔＿＿Ｖ二二 -‐ｧ丶ﾆ＼_Y─- ､ニ＼ __　　　　／ ,g鍛ｱ’　　　　／
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　　　　　　　　　 ,g鍛　　　　 ,g乂=}ニニニニニ/ニニ人_＼.ニﾆ| ‘，　　`ー-====r‐ '　‘，　　　　　　　　　 |＞ , 　━‐-　　　　　　　　rぅ　　　　／芍曇曇
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　　 ,g鍛 ×,g鍛’_,ｨｱ　 ,g鍛曇人`ｰニニﾆﾆ/-──── ＼ニ|　　＼}　　＼}　　　　　　‘，　　　　　　　 |//,|　　　　＼／　　　　　　　━‐-　　　曇曇
　,g鍛’　,g鍛曇鈔　 ,ｨｱ´ 曇癶　`ｰ{ﾆﾆニﾆ{_,,..　-─-､ニニニ)　　 rﾉ　　　＼__　／　　‘，　　　　　 ∨人　　　／＼　　　　,g鍛l}　　　　 ,g鍛曇
,g鍛’,g鍛曇曇ｱ　／　 ,ｨｱ’　　　　｀ｰ､ﾆゝ､乂＞ニﾆ/ /`ーr‐' 　　 l}　　　　　／　　　 |　　　　　　　　＼/＼／　　＼　　ﾉ芍炒　,ｨ　　,g鍛曇曇
曇曇曇曇鈔　／　 ,ｨｱ　　　　　　人＼ニニニニ/ /／i⌒`ー‐　´　　　　／　＼　　人　　　　　　　　　　}＼/丶　　　　　 ,ｨ／)竜ｭ鈔　,g鍛曇曇曇
曇曇曇鈔’ ／　　,ｨｱ’　　　　　 ,ｨ’　 `ー‐く￣￣　＞'　　　　　　　　　／　　　ヽ￣l‐､ヽ　　　　　　　 }'//}''＜///-=彡'　,g鍛曇､,g鍛曇曇曇曇
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ちなみにゾーマは配下の魔族の中から武闘派の大魔族１２人を魔王軍の将軍として抜擢していた。

それが十二魔将であり、彼らが率いた軍勢は強大な戦闘力を持っていた為、

人間に敗北するなど想定すらしていなかったのだ。

それがいきなり二人も戦死したのだからゾーマは驚愕していた。
635 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/29(火) 22:24:40 ID:XnNld1vw: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ _｣LL｣_
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　　　　　　　　　　　　八　　　　＼＿　''"ﾟ~￣~ﾟ"''　-=ニニニﾆアﾟ（⌒)　 V/ﾆﾆﾆ心、　／　 .／二ニニニﾆ＼ :|　ハl　 |　　　＼＼　　　　　　／
　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　　_　''"ﾟ~⌒ミiト_　´'＜ニニニ{ {　　　　 } }ニニﾆﾆ沁,/　／ニニニニニニﾆﾆ＼/ 　:|　 |　　　　＼
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更にこうなったのは、バーンを含めた第一世代が知っていた七大神やその勢力圏の集落の情報が失伝したことが大きかった。

一応、バーンたち第一世代は子供たちにそれを伝えていたが、彼らは真に受けず、それを後世に残そうとはしなかった。

そこにバーン死後の混乱と長い停滞期によって魔族から忘れ去られてしまったのだ。

この失伝こそがゾーマが世界征服の野心を抱き、魔王戦争を引き起こした原因となってしまう。
636 ：名無しさん＠狐板：2024/10/29(火) 22:26:34 ID:Xr3myMod: まあ何世代も経ったら伝承も風化するってのはどこも同じだよな
637 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/29(火) 22:38:14 ID:XnNld1vw
638 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/29(火) 22:38:43 ID:XnNld1vw: ttps://www.youtube.com/watch?v=HmZE5dUGm7c

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そして王国では軍の大勝利に民衆は歓喜していた。

これは元老院が魔王軍の侵攻に動揺する人心を鎮める為にヤン・ウェンリーの大勝利を派手に喧伝した為だった。

ただし民衆がヤンを称賛する一方で勝利の鍵となったゾルトラークと光線級についてはあまり知られていなかった。

これは魔法ギルドが魔族に情報が流出してしまうことを恐れて広めなかったからだ。
639 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/29(火) 22:39:32 ID:XnNld1vw: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ./.|
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　　　　　　　　　　艾￣　　　　　　　　　＼　＼＿.∧:::::::::::::} |:::::::|::}:::::厂:::::l__／　／　　　　　　　　／: : : : : :.:| .:.￣￣: |
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　　　　　　　／　　　　才　　　　　　　　　　　≧=ｰ-|⌒ヽl＼ V/:::::／l::厂|　　　　　＼　　　　　　艾: : : :.斗／:./.: ￣￣ : : :＼＿＿／. .: : : : : : : : ＼
　　　　　／　　　　　　彡イﾉイ才　　　　　　　　　八 V＼ｰ--＼￣￣/￣￣￣￣＼　　　　八{: : : : : :.／ .: : : : ー----: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
　　　　イ　　　　　　　　　　／-──／　　　　／　∧ 寸l＼＿__＼ .{ : : : : : : : : : : : ＼＿＿＿＿＿／　. .: : : : : : : : : : : : : : ∧: : : : ＼: : : : : : : : : : :(＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　腐敗の賢老　クヴァール

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　　: : : ::::: : : : : 　　　: : : :　　　 ;;; ; ヽ＞ ┴--` ､_ ==￢ｰ<`=￢'"Y:::｀ﾞ''―ﾉ　　　}}　　　魔族を殺す魔法（ゾルトラーク）
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まずゾルトラークであるが、これは『葬送のフリーレン』で魔族のクヴァールが創り上げた魔法であるが、

この世界にはクヴァールは存在しない為、魔族がこれを使ってくる可能性はない。

しかし、原作を知っていた清姫はこの魔法は魔族を殺す手段として効果的だと判断して、

ゾルトラークを１００年かけて作り上げていた。

この魔法はオーパーツだったので、魔法を創る魔法を駆使してもそれだけ時間が掛かってしまったのだ。
640 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/29(火) 22:40:11 ID:XnNld1vw: ┌──────────────────────────────────┐
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｜LIVE　　　【審議中】｜｜LIVE　　　　　　　【審議中】｜｜LIVE　　【審議中】｜
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｜Ｕ　 ) (´・ω・｀)　(　　｜｜ ( 　 ´･) /￣￣￣￣￣ヽ(･｀　　) ｜｜　(´・ω・｀)ﾉﾉ川川　｜
｜　　　 (　　　 )　　　｜｜(　　´･)　旦　　　　旦ヽ(・｀　｜｜　ﾉﾉ川川ﾚ　　　　　｜
｜　　　　　埼玉支部｜｜(　つ/ 旦　　　　　　旦 NY支部｜｜　　　　火星支部｜
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｜ (　´･ω) (ω･｀ )　 ∧,,∧　 ∧,,∧　 ∧,,∧ 　　｜|　　　( ´・ω・)　(ω・｀　) ( ´・ω・)　|
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｜ ( 　 ´・)　(・｀　 )　｜Ｕ｜ ( つと ∧,,∧ と)　　　　　　 |　Ｕ (　　　 )　|と　|　　 (　　 ) ｜
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清姫はこのゾルトラークを人間でも使えるように改良した後で、

魔法ギルドの魔法使いたちに対魔族戦闘を想定してゾルトラークの更なる改良と

ゾルトラークに対抗する為の防御魔法の開発をやらせた。

つまり人間の魔法として使うための細かい改良は部下に丸投げしたわけである。
641 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/29(火) 22:41:05 ID:XnNld1vw: 【審議中】
　　　　　　ｻﾞﾜｻﾞﾜ……
　　　　　　 ∧,,∧　 ∧,,∧　　　　　　　　 ∧,,∧ 　∧,,∧ｷﾓｷﾓ……
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　　　(　´・ω)　Ｕ) ( つとﾉ(ω・｀ )(　´・ω)　Ｕ) ( つとﾉ(ω・｀ )
　　　｜　Ｕ (　　´・) (・｀　　)　とﾉ｜　Ｕ (　　´・) (・｀　　)　とﾉﾄｵﾅｵﾅ……
　　　　ｕ-ｕ（l 　　　∧,,∧ 　∧,,∧　ｕ-ｕ（l 　　 ) (∧,,∧ 　∧,,∧
　　　　　　　 `ｕ-∧ (´・ω・) (・ω・｀) ∧∧`ｕ-∧ (´・ω・) (・ω・｀) ∧∧
　　　　　　　　　(　´・ω)　Ｕ) ( つとﾉ(ω・｀ )(　´・ω)　Ｕ) ( つとﾉ(ω・｀ )
　　　　　　　　　｜　Ｕ (　　´・) (・｀　　)　とﾉ｜　Ｕ (　　´・) (・｀　　)　とﾉ
ｶﾞﾔｶﾞﾔ……　　ｕ-ｕ（l 　　 )　(　　　ﾉu-ｕ　　ｕ-ｕ（l 　　 ) (　　　ﾉu-ｕﾄﾞﾖﾄﾞﾖ……
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【審議終了】
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こんなトンデモ魔法を押し付けられた魔法使いたちは、８０年の歳月をかけて魔族を殺す魔法（ゾルトラーク）を完成させた。

その後、攻撃魔法を使う魔法使いと魔女の間では魔族を殺す魔法（ゾルトラーク）を習得することは半ば義務化されていった。

これは清姫が今後予想される魔族との戦争に備えさせた為で、その成果がこの大勝利に繋がったのだ。
642 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/29(火) 22:41:47 ID:XnNld1vw: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_＿__
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　光線級

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次に光線級であるが、これは『マブラヴ』で登場するBETAの一種で、高出力レーザーは３０kmも離れた標的を撃ち落す程の威力を持つ。

これの登場で原作では航空機が駆逐されてしまい陸戦が主流となってしまった。

超音速のジェット戦闘機ですら、この光線級が相手ではまるで歯が立たず、一方的に狩られる存在にすぎない。

いくら魔族でも遮蔽物のない空中で光線級に狙われたらイチコロだった。
643 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/29(火) 22:42:23 ID:XnNld1vw: 　　　　(●ω●) 　　(●ω●) 　　(●ω●) 　　(●ω●)　　(●ω●) 　　(●ω●) 　　(●ω●) 　　(●ω●)
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しかし、この世界にはＢＥＴＡは存在しない為、清姫は魔族や魔女と同じで肉体を魔力で構成された存在として創り上げていた。

これは魔女に変換する魔法を用いて魔女を作り続ける事で磨き上げたノウハウを流用していた。

魔族と魔女が魔法を開発する技術者として創造されたのに対して、光線級は空中の敵を撃破する事に特化して創造されており、

魔女のように人間を素体にするのではなく、一から魔法生物を創り上げていた。

実はこれは知性や意志を持たない木偶人形にすぎず、清姫が魔法で操らないと何もできない粗末な代物だったが、

清姫は光線級を生物ではなく、『防空兵器でただの道具だ』と割り切って使用していた。
644 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/29(火) 22:43:08 ID:XnNld1vw: 　　　　　　　　　　　　　　　 /:i:i:i:i:i:}　|　　　　　　　　　　　　 |　／: : : :ｨf〔: : : : : : _
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清姫がこの光線級の創造に取り掛かったのは魔族との空中戦を可能な限り避けたかったからだ。

魔族や魔女は飛行魔法をただの歩行するだけのように当たり前に使えるが、

人間の魔法使いはそうではないから、空中戦になったら熟練度の差から魔法使いの方が不利になる。

その上、王国軍は空を飛ぶことすらできないのだ。

そうした事情から魔族を地上戦に引きづり出す必要があったので光線級を再現することにした。

それに特化した魔法生物なだけあって、その再現率は高く、多くの戦果を叩き出していた。

最も高度な魔法技術の産物だけあって、その生産と運用は魔法ギルドでも限られた者にしかできない代物で、

王国軍で採用して防空兵器として使うには問題があった。
645 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/29(火) 22:44:33 ID:XnNld1vw
646 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/29(火) 22:45:09 ID:XnNld1vw: ttps://www.youtube.com/watch?v=DjnXTcEfGSA

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――ｒ´;;ﾍ ‐､´;;`ｒ´;;ヽ'―‐ ""ｨ‐､―,li!´―ｒ´;;ヽ―'―ｒ´;;ヽ' ~;;ヽ ;;;;ﾐｌ‐' 　'''''`――ｰli!´――li!´―――

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　＿＿〉{　　　 :|　 l　　l　　　　　　 |　 |　　　}　　　 V　　／
　＼　从　　　|　 l　　l　　l　　　 /　/　　　,:　　　 /-＜￣　、　　　何とか初戦は勝てましたが、油断はできません。
　　＞ -〉　　　|＼|＼ |ﾍ　l　　// |/-|/|　/　　　 /　　　　　／
　＼　　人　、人ｨﾍ云ミ Vﾍ / / ｲ芹≠V　／／ |Y^Y_ ／　　　　　これからも気を引き締めていきましょう。
　　　＼,,/| ＼＼从廴.::ﾉ　　　　　ゞ- イ／/ｲ　}　||　|_|l
　　　　　| |　|_|ヽ|ヽ　　　　 '　　　　　　 |　　 |_ノ　　　　,
　　　　　|_|　　　 | 心　　　　　　　　　　　|　　 |　　　 V 　'
　　　　　l　　　　 l　　ト　　　｀　´　　　ｲ　 ,;　　　　 V　 ,
　　　　 ,　　　　 /l　　|　　＞　　_　イ _ | 　 / V　　　　V
　　　　/　　　　/ l　　 --　V∧　　／/ l　 /　〉＼　　ヽ l
　　　 /　　　／￣/￣｜　　V∧／//／l　/ ／|　　＼　　＼
　　　/　　l 　　〈　　 |　　　V///／　 l / ´　 |　　　＼　　ヽ
　　 /　___ |　　　〉　　|　　　 V／　　／「￣￣　　　　　> 、＼
　　/ / V |　　　　| 　　|　　／　　／　　|　　　　　／＼ |　　＼

　　　　　　　　　　＞==≠￣￣　＼　ヽヽ
　　　　　＿　／　　｀"　　　　　　　＼}　}　__
　　　　/　　 {　　　　　　　　 _r-z-ーイﾉ　　ヽ
　　　〈　／V￣￣ヽーｲ￣　　　ヾ-イ＼　　〉
　　　 Y　 ./ｨ-‐-z　〉　 |＿,　ｨ-ﾏ)　　＿_ゝ-ｲ
　　　イ　__ ,ゝ!::::::::::i/＿__ゝ::::::::|:::::ゝ‐イヽ_＞＼
　／ |＜/:::::::l:::::!:::::::|::::::|:::::::::!:::!::::/:::::}::::::::ト-‐'"7　　　　まだ彼らの本拠地には数多くの魔族がいるので、
　ヾ__／ｲ:::::::|::::::!:::::::!:::::l::::::::ﾉ:::!::::!::::::j::::::::ﾊ＿ノ
　　　⌒ i{::::::::iイｨテ示ﾐ￣　ｨテ示ゞ/:::::::::ﾘ::ヽ　　　　　　軍の再編して兵を補充することは十分可能です。
　　　　　{!::::::::!ヾ　ゞﾝ　　　　ゞﾝ ./::/i::::ﾉ}:::::ヽ
　　　　 /V:_;_ヽ::ゝ　　　､　　　　ｨ:/::::!／:!:::::::::＼
　　　　/::::!::::::ヾ::ヾ、　　 -　　／::::::::::::::::|::::::::ヾヾ..、
　　　 /:::::|:::::::::!:::::ヾ:＞､ __ ,,ィ:::/:::::::::/:::::::|:::::::::::ヽヾゝ
　　　i{ /:::!:::::::::::::::::rーj、　　 _ィ':::::::::::/::::::::|:::::::::::::::} 　ヾゝ
　　　.V:::::|:::::::::::!::::::!　　＞＜　 !::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::}　　 )::}
　　　 |::::::八:::::::::::::八　 /.,.,.ゝ　!::::::::/:::::::::::j＼::::::::::;　　/:/
　　　 |::::::{:::!:::::::::!:::::::V.,.,.ハ.,.,Y:::::::/:::::::::::::/　ヽ::::::{　／
　　　 rﾍ／ヽ::::::::ヽ::::::ヾ.,人ヾ/:::::::!:::::::::::::/　　　〉;;;;!
　　　〈/＼　ヾ:::::::::::::::::V　 V::::::::::::::::::::::/＿／iソ>!
　　　 {＼/＞-ﾍ::::::::::::::::}....i...!:::::::::!:::::::::ｨt-f＿)／!:::|
　　　ヾ:::}へ__!__ゝ:::::::::ﾉ....|...ヾ::::::l::::::ィ-z_,ソ　　 V
647 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/29(火) 22:45:52 ID:XnNld1vw: 　　　　　　　　　　　　　　　|ヽ　　　　　　＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　| ﾊＹ　＞''て　　　　|＼｀''＜　＞''7
　　　　　　　　　　　　　　　|/ |>'´: : : ≧: : : : : |　＼: : ,ｲ　/
　　　　　　　　　　　　　 r'~　/: : : / : : : : : : : : :'，　＼.　 /
　　　　　　　　　　　　　 | ,ィ^: : : ,' : : : : : : : : : : ﾍ　　　ヽ |∨__
　　　　　　　　　ヽ￣,' : : : : ,' : : : : : : : : : : : : :｀ヽ　/´　／
　　　　　　　　　　　　　>l : : : : :| : : : : : :＿__: : : : : : : |/　／===ﾐ
　　　　　　　　　　　ﾍ |: : ＞'"￣ : : : : : : : ｀''＜ : : | ／　　　//　　　面倒ですが、この魔王戦争は王国にとって初めての戦争です。
　　　　　　　　　　　 |: : : : : : ', : : : : : : : : : : : : : :/:.ﾄ<⌒ヽ_/
　　　　　　　　　　　　　ハ､ﾄ､ヽ､ : : : :,ｲ:/ｨ:／|ｲ:ｲ/: :|.i ｢| :｢|l　　　　　これまでのような盗賊討伐とはわけが違います。
　　　　　　　　　　 ,: : |ヘ',ﾆ①ﾍ／ﾆニ①二|: : : :.| /|」 :|」l
　　　　　　　　　　 7: : |: : :ﾊ二ニニﾆニニ二|: : : :l: : : : : : :l
　　　　　　　　　　 7 : : |: : :|∧　　＿＿　　ｌ : : :ﾊ: : : : : : :',
　　　　　　　　　 /: : : :|: : :|//ﾐh､　ﾏ_:_ｿ　 , l : : ﾊ ∧: : : : : ∨ /
　　　　　　　　　　　/: : : : :|i : :|//⌒⌒ヽ､ .＜. l: : :/　／乂 : : : : ∨ /
　　　　　　　　 /: : : : : :|l : :|7 /ﾆﾆﾆ7/　　从:/／　　／｀''＜:.∨ /
　　　　　　　 ,ｲ: : : : : : 从八 /ﾆﾆﾆ7∧ﾍ／},ｲ´　　／　　　　__､:＼
　　　　　　 , イ: : : : : : : : : :/ 7/ﾆﾆﾆ7/　／／　　／　　　／　ヽ!: :＼
.　　　　＞''´: : : : : : : : : : : /| 7/ﾆﾆｱ,ｲ／／　　／　　|　/／　　　 l : : : :` ､
　＞''´ : : : : : :／ : : : : : : |. 7/ﾆﾆｱｲ. ／　　／　　 i |.／　　　　　|! : : : : : :ヽ

　　　　　　.／　　　　　　　　　　　　　　　　　>､ヽヽ
　　　　 .／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼}　∨
　　　　/　　　　　　　　　　　,,＞‐- ､　　ﾄ､　　ノ　.|
　　 .∥　　　　　　＞､＿ゞ:::::::::::::::::＞､∧　￣　　　/
　　 .∥　　　＞:´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ＿>､＿_ ／}
　　　r‐､,.　 /:::::ｉ:::::::i:::::::::::::::::ｉ::::::::::::::::::::i::::::!:::::',＞､/ニ!
　　 .仁/ ／ｉ:::::::| __⊥-‐'::::::::l::::｀ー|-ﾆ:i__i::}:::}:::>､￣ヽ
　 x.´　 j .i:::|:::::::|∧/　ヽ＿__|ヽ＿_ﾄ､__」::::::|./:::::| ＼／　　　　かといって彼らの本拠地を潰すのも現実的ではありません。
　　.｀>ィ　ｉ:::|:::::::| .xぅ云x.　　　　 xぅ云x..i:::::/i::::i::! <_
　　...＞ﾍ |:::{:::::::|《弋::ソ　　　弋::ソ》i/::i::::::ﾄ.|!＜　　　　　ヘルマン地帯と氷雪地帯は広いですから、補給が破綻してしまいます。
　　　　 .ｿ::八::::|　　　　　　 ,　　　　　　 ∥:i:::::::|::',∨
　　　　ﾑ::i:i::＼,',/!/!/!　　　　　　/!/!/!.ﾊ::i:::::::|::::',::＼
　　　　ﾑ:::|::|:::::::込　　　　-―‐　　　ｲ::::i::::::::|::::::',::::::＼
　　　　ﾑ::::|:::|:::::::.ﾏ:::>､　　　　　　　　< ﾑ:::ｉ::::::::|:',:::::::',.:::::::＼
　　　　::::::|:::::|::::::::::ﾏ::',:｀l　‐---‐　l´::::::|::::i::::::::::|::::',:::::::',.::::::::::＼
　　　/::::::|::::::|::::',:::::::ﾏ__|≧s ._ s≦¨∨.|:::i::::::::::::|-‐- ､:::::',::::::::::::::.
　　 /::::::::|::::::|:::i:',::::::::ﾏ　　 /v'＾､　　｀|::.ｉ::::::::::::|　　　ヽ:::::::::::::::::::',
　 ../:::::::::i::／|::i:::',:::::::::ﾏ　/　ﾄ､　ヽ, 　|:::::::::::::::::| 　　　 ∨::::::::::::::ﾑ
　 /::::::::::/ 　 |:i::::::',:::::::::ﾏi＿i;; ;;ﾄ､__lヽ|:::::::::::::::::|　　　　 ∨､:::::::::::ﾑ
　/:::::::::::i　　.|::::::::ヽ::::::::::}//' ;. ;;ヽヽ .|:::::::::::::::,'　　　　　 ',　ヽ≧s.ﾑ_
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ｲ::::i:::::::::ji　　　　＼::::::＞‐┐;　'; ''' ,, |::::::::::/　　　　　　　　　　　　　　 >､
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／　　　　i　　ヽ　.ﾍ,.　└<::::｀ヽ。s≦　;;　l_￣｀iー‐ ＼　　_ 　　､-v＞゛
648 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/29(火) 22:46:34 ID:XnNld1vw: 　　　　　　　　　　　　　　 .　/.;|　　　　　　　　　　　　.　　/.;.;.;|
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　　　　　┌ーーー＝: : : : : : |: : { |: : i: | : : : : /: :}: : : :ﾘ |: : : : : :├ーー┐
　　　　　ハ三三三丿ﾍ: : : : :ﾉｨ竓芹ﾐ　＼: :/　 f抖苧ﾐ |: : : : : : |三三ク　　　ヘルマン地帯と氷雪地帯は広い上にやたら寒いから
　　　　　　ﾞｉ三三／｛彳: : : | 　【上.ﾊ　 ∨　　上ﾊ】 |: : : : : /三三/
　　　　　　　`ｰ彳: : ∧: : : : :|､　, 込_ｿ　　　　　込_ｿ　ﾉ: : : ﾉリ: : : |　　　　　下手に攻め込めば、1812年ロシア戦役の二の舞いになるでしょう。
　　　　　　　　./: : : /::::ﾞヽ: ＼|ヽ　 ¨　　　　ヽ　　¨｀　 /: : : ﾉ: : : : : : |
　　　　　　　　 /: : : :丿::::::::ヽ: : : ﾍ､　　　　　　　　　丿: : /ﾜ : : : : : : :|　　　　　戦略的に考えると、補給を容易に整えられるキナニ地帯で
　　　　　　／: : : : :ﾉ::::::::::::::1: : :　| -..　　｀－´　 .／/: : /: : : : : : : : : |
　　　　　ノ: : : : : :::/::::::::::::::::|: : : : |　　`ｰ-..＿,..-''　/: : : |: : : : : : : : : : |　　　　　防衛戦をするべきなので、そこをこちらで確保したわけです。
　　　　/: : : : : : :丿:::::::::::::::::|: : : │　　　　／`ｰ-../: : : ぇ|―-,,: : : : : : |
　　　/: : : : : : : 丿:::::::::::::::::::l: : : /|　　　　　　　　│: :│lｌ　　　ﾞ'く: : : : :|
　　/: : : : : : : : /:::::...--‐''７/: : /　　　　_..-　　　　│: :|　　　　　　ヽ: : : |
　/: : : : : : : : :/ 〆　　　　 /: :/ 　　_.ゞ‐　　　　　　 |: :|　　　_,,-‐''ﾆヽ: : |
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　　　　　　　 |　　　　　l　　　　　　/　　　,-'l__,／,／　／/　　l 　＼ .',＼/
　　　　　　　l　　　　　 l　　　　ヽ　ヽ　　　i.　'､　,'　 / /　　　l　　ヽ,'　　　　　会長、その事で気になることがあります。
　　　　　　　|　　　　　　l　　　　ヽ　　　　.l . l' ､＼/ /　　　 /　　　'l
　　　　　　　|　　　　　　 l　　　　ヽ　　　　l　ヽ|::＼　＼　　 /　　　　'l,
　　　　　　　|　　　　　　　|　　　　ヽ　　　.,'　　＼/ 　／＼ﾊ　　　 ,ﾊ,）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「何？」＞きよひー
　　　　　　　|　　　　　　　::.::　　　　　　　ﾉ　　　　　/　　　ﾊ　 ,'ヽ
　　　　　　　＼　 l　　　　:::::::　＼　　　　　'-, ヽ　　　>　　　ﾉ-'
　　　　　　　　　ヽ＼　　　:::,::::　　＼　　　　 ''-,,,__／　　　　　　　　　　　　　　民衆が『今度はこちらから攻め込んで魔族を討伐するべきだ！』
　　　　　　　　　,,-''''''''''''''""";"""""''''''''''''----,,,,,'''-,,,,
　　　　　　　／　　　／　 _,-'　　　　　　　　　　　 'l,　　''''-,,.　　　　　　　　　　と声高に主張しています。
　　　　　　,l'"　　　　ヽ　　,l　　　　　　　　　　　　　 l,　　　　 ',
　　　　　　 ''';'-,,,,　　　 ,,,'''　　　　　　　　　　　　　　 l,　　　　ヽ､／＼
　　　　　　 /　　'''''--'''　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　＼　　 .| 　／
　　　,'''--'''　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 '''''''--,,,,,|／
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　 '＼　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　,,,l''''／　　 ""'-,,
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649 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/29(火) 22:47:19 ID:XnNld1vw: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 j　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,'.!　　　　　　　　　　　　　　　　 |',
　　　　　　　　　　　　　　 /｜　　　　 . ．.- …… -. ．.　　　　 .| V
　　　　　　　　　　　　　　　　 /　l　　 , : '. . .,. . . . . . . . . . . . . ｀丶、　 .!　V
　　　　　　　　　　　　 /　 .!. , '. . . ., '. . . . . . . . . . . . . .'. , . . . ヽ　.!　 ∨
　　　　　　　　　　　　 /　　 i/,ィ. . ,.'. . . . . . . . . . . . . . . . . '., . . ﾍ､.i　　Ｖ
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　　　　　　　　　　 , '　ィ"　　/. . . . . . . . . . ,'. . . . . . .', . ., . . . . . . . .ﾍ　　｀丶＼
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　　　　　　　　　　, イ-_-ﾆ=-', . . . .;ﾍｌ.,z芹苡t､Vﾍ . /l/ .zf芋芍x, ﾘ; . . . ,'-=ﾆ_-_｀ヽ、
　　　　　　　／-_-_-_-,.r､_.', ',. . .', 'ﾞ .{弌ｉﾅ}: : : :.ヾ: : : : {弌ｉﾅ} ヾ/. . ,:.ムr ､-_-_-_-＼　　　　は？
　　.　　　　　　｀' ＜-_リi . ：. ',.'ヽ. ', : . ゝ- ｸ: : : : : : : : : .ゝ- ｲ. :/. .／/. ：. .!〈_-_＞ "
　　　　　　　　　　　：,' . !j . |ﾍ . ヾ:､　　　　　　,　　　　　　 /.イ. ./.!. .!j . ! ：　　　　　　　　何も知らない民衆がなに好き勝手言っているんですか。
　　　　　　　　　　　 !j. . . . . |. . . . .!　　　　　　　　　　　　　　 i. . . . .!. . . . .!!j
　　　　　　　　　　　　　ｉ. . . . . .l. . . . .lﾍ. 　　　　、　　,　　　　　, '!. . . . | . . . . .',　　　　　　　　　そんな妄言など聞く価値はありません。
　　　　　　　　　　　　　,'. . . . . . !. . . . l: :丶、　　　　　　　　　イ. .l. . . . .| . . . . . ',
　　　　　　　　　 ,'. . . . . . ..!. . . i !.: : : :｀i　. 　　　イ : : : : !.i. . . .l. . . . . . .',　　　　　　　　相手は盗賊団とは違うのですよ。
　　　　　　　　　 ,'. . . . . . . .l. . . l ',_ 、: :_| 　｀　 ´ 　 !_: : :, :i ,! . . ,'. . . . . . . ',
　　　　　　　　　 ,'. . . . . . . . :',. . fﾍ',. ヾi{《　　　　　　　》}iy　j/l. . .,':. . . . . . . . ',
　　　　　　　　　 ,'. . . . . . ＞ ´',. .|　 ',　ヾム　　　 ,ｨｌ㌢　./　|. .,'｀＜. . . . . . ',
　　　　　　　　　 ,' . . k'"､　　　 l', |、　　　ﾏﾑ,　　,ｲl㌢　　　 | ,'i　　　.r｀ヽ. . ..',
　　　　　　　　　 ,'. . . .|ﾍ　､　　 .l::',!:ヽ　　　ﾏlﾑ,ｲ㌢　　　 ,.:':l,'::j　　 r　,/.|. . . .',
　　　　　　　　　 ,'.r､. . |::::ﾍ　、　ヽ::::::ヽ　　　ﾏl㌢　　　　,.:':::::;l'"　　r　, ':::::ｉ . . ._.',
　　　　　　　　　 ,'. |､｀ヾ､::::ﾍ〈　　　/::::::::ﾍ　　　　/　　　 /:::::::ﾍ　　　<./:::::::;:!イ",､ |
　　　　　　　　 ,'. ..|　丶 _ﾍ::::i ,　 ./::::::::::::::ﾍ　　, ′　　　,:':::::::::::::ﾍ　　〈iﾞ::::; '_ r '　　 |',
　　　　　　　 ,' . . !　　　 -ﾍj　　 ';::::::::::::::::::ﾍ, '　　　　, '::::::::::::::::::::/　　'!::/-′　　　 | .',

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,,..-‐‐‐‐‐‐---､_
　　　　　　　　　　　　　　 ,,..-‐''"´￣　　　　　　　　　　｀"'ー‐‐‐‐‐‐､_
　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿_　｀ヽ
　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀"'‐､　｀'‐､　＼
　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　ヽ　 l
　　　　　　　　　　 l　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i　　 l　ヽ
　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　　＿　　　 r---､　　　　　　　　ノ　　 /　　 l　　　　　　　　　まったくです。
　　　　　　　　　,,..-ﾒゝ´二二--'´￣::::::｀'ー‐'´::::::::::::ヽ､＿_ヽ ---'´　 ,／　　　 l
　　　　　　　／.:／.:.:/´::::::/:::::::::::::::::::::::::::::,､:::::::::::::::::::::::::::::::::::｀"'ー‐ﾒ､＿_,-‐'´　　　　　　　　　そんなアホな事を言われても困りますよ。
　　　　　　　ゝ´.:.:.:.:/,:::::::/:::::::::::::::::::::::/::::/ i::::::i::::::ヾ:::::::::､::::::::::::::::::::::::ヽ,ｿヽ;.｀ヽ｀ヽ
　　　　　　　/.::.:.:.:.:/｀ヽﾍ::::::::::::::＿＿_,,,,/　ﾄ､::iヽ:::::i＿＿＿,,,, ::::::::::::::i:::::::::::ヽi;.;.ヽ;.;.ヽ
　　　　　　/.:.:.:.:.:.:/:::::::::i::::::::::i￣「::::::::::7 　ヽi　ヽﾉ|:::::::::::::ﾉ　ﾘ:::::::::::::i:::::::::::::::lヽ;.;.ヽ;.;.冫
　　　　　ヽ.:.:.:.:/l:::::::::::i::::::::::l　　`―‐'　　　　　　 `―‐'´ 　 i::::::::::::::i::::::::::::::l　i;.;.;.;.ヽ'
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　　　　　　　　　|　放課後ラブハーツ　 |　|　　　　　　　　　　 |::::::::::::l
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　￣￣＼,,,ヽ、,,i、,,,i、ノ'￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣(,,しL,/,,,r'~,,,-‐'￣￣

この時点で魔法ギルドはこの民意を気にしていなかった。

あくまでただの妄言にすぎないと軽く考えていたのだ。
650 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/10/29(火) 22:47:49 ID:XnNld1vw: 今回の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
651 ：名無しさん＠狐板：2024/10/29(火) 22:49:33 ID:0n3+6FRR: 乙
結局ここで妄言だと決めつけるから後々面倒なことになるんだよな
652 ：名無しさん＠狐板：2024/10/29(火) 22:50:00 ID:/Mg4ozml: 乙
653 ：名無しさん＠狐板：2024/10/29(火) 22:50:22 ID:yST+talT: 乙です
654 ：名無しさん＠狐板：2024/10/29(火) 22:51:07 ID:B1rbOk10: 乙
まあそれはきよひーゆえ致し方ない
655 ：名無しさん＠狐板：2024/10/29(火) 22:51:57 ID:Xr3myMod: 乙でした
こういう問題は出てみないとわからないからね
手遅れになる前に上手く抑え込めれば上々
656 ：名無しさん＠狐板：2024/10/29(火) 23:06:27 ID:3g7gKy5v: 乙
そんなこと言う民衆が兵士になって特攻せい
誰もそんな罰ゲームの不遇立地欲しがらないわ
657 ：名無しさん＠狐板：2024/10/29(火) 23:11:41 ID:6C2I2Hh6: 乙
そもそも烏合の衆に対して愚痴ること自体が間違い
何よりも重要なのは此奴等に邪魔をさせない事なんだから
658 ：名無しさん＠狐板：2024/10/30(水) 07:50:02 ID:8hNVW3DV: 乙です
659 ：名無しさん＠狐板：2024/10/30(水) 07:50:33 ID:L1l9vZ/J: 乙
現代日本の経験あるなら烏合の衆の声のやばさは程度次第だがまずいことはわかろうものだけど
転生して１０００年単位で神権政治やってたらそこらへんの感覚なくなってもしかたないか
660 ：名無しさん＠狐板：2024/10/30(水) 21:53:05 ID:hdWIkyLs: ところで魔女の皆さんは唯一の魔族のサンプルたるきよひーをモデルに改造されたという事はいずれは皆きよひー似のむちぷりなぼでーに？
661 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 22:06:43 ID:npmd0LlI: ttps://www.youtube.com/watch?v=HmZE5dUGm7c

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　-‐────‐- .､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　. :'´.::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　/.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　 /.:::::::::::::::::::::::, -=＝ミミﾐヽ¨¨`ヽ
　　　　　　　　　　　　　 /.:::::〈ｶ.::::::／　　　｀`ﾞﾞヾﾄﾞﾄ`ミﾐヽヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 {.:.:::::::::::::.　´　　　　　　　｀`ヾﾐﾐヽ.:.:ﾙ
　　　　　　　　　　　　　　　　ゝ…r ´　`¨¨´　　　　　　　ﾉﾉ　 .:.:.}
　　　　　　　　　　　　　　　斗ﾐj r‐ｭ,,,　 {　　,,._-‐ﾆヽﾙ'ﾞ .::.:.,′
　　　　　　　　　　　　　　　　　`斗　tt弐　ゝｨィｪｪﾃ‐　　ミミﾊﾙ　　　　君の出してきた計画書は却下する。
　　　　　　　　　　　　　　　　　 `！｀￣´ﾉ　; ｀`　　´　　ミﾉ〃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　;　　　.　　:;.　　　　　.' ﾐ _ノｲ
　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾞ､　　`ー ''´｀ヽ　　.;　j!〃ﾂ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }　　 r‐_‐ ｭ　 ;　　　,′ L__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _」　　ヽこフ　　　　ﾉ　. 」.::::｀i
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /´.:.:.:.ゝ　　　　　.:.:.,. イ.'´.::::::::::::::L__
　　　　　　　　　　　　　　　 /::∧:.::::::「＞ー…＜ /:∧::::::/l.:::／¨¨｀` ー……- ...___
　　　　　　　　　　　_＿． --イ::/::::V'´.:l/ . イ　　〃:/:::::'.::::ﾚ'/.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣:::ﾕ
　　　　　　,.ィ´.:.∠:_:/　　　 l//:::/::::/　し'´　/ノ.::::::::::::V::/ ` ー＝＝＝== ＿.::::::::::::/´.::::::`ヽ
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　　　 /.::::にﾆ { } ！_ｺ二**二ｺ.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::/ ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＝＝=== 7.:::::::::::::::::::::::::::ﾞ,
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　　　　　　　　　ｶ;!::-ｰ- ､､_ ＿ ,, ,::;{　　 _ ＿ _　1!/
　　　　　　　　〈ﾄ､::::ゝこﾃﾆ;::::j;;{:::斤'''reｧｰｭ｀`j!　　　　　な、何故ですか？
　　　　　　　,r‐< ﾊ!:::.:.:｀`　　'"´::;　ﾄ､｀`￣ ¨´　//_
_,,､､､-一''"´.:.:::::ﾄ､jﾄ､:.:.　　　 .:.;;　i　　　　　　ﾉ/:::::.ヽ
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662 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 22:08:44 ID:npmd0LlI: 　　　　　　　　　　　　　　,r'"´　　　　　　　｀ヽ､
　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　 l
　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　＿ j
　　　　　　　　 /　　　　<*ｶ　　,ィ'"´｀ヾヽ,ヽ ,j
　　　　　　　　　　 l　　　　　 _, -‐'´　　　　!　､ゞ}
　　　　　　　　　　ｨｲ｀ーｧィ'´-ー-､,,　､　　_,.｀`ゞｲ
　　　　　　　　　　彳j　从,ィﾆ二ﾆゝ､,,,'　_,,､ｨﾆヽｶ　　　　それは計画があまりにも杜撰すぎるからだよ。
　　　　　　　　　　 YΛ ,Yゞ ´ﾓｴ了::;　,´,fﾓﾃゝ:;!j
　　　　　　　　　　　ﾞj(j　j　　｀　　'´ 　 ;:. ｀ﾞ　´.::;ﾘ　　　　大体、軍は『キナニ地帯で防衛戦を行う』と既に決定している。
　　　　　　　　　　　ヾﾄ､!､　　　　,､　,!;:　　 .::ｿ
　　　　　　　　　　　　 jヾ! ｀,　　　´ ｀^ ^ 　　.::i!.　　　　　現状ではヘルマン地帯にこちらから攻め込むつもりはない。
　　　　　　　　　　 _入ﾄ､　 ;　 <ﾆ二ﾆ>'　; ::,!.
　　　　　　　　　　　/　　( f ､　　　｀二´ 　 '.:/i＼
　　　　　　　　　　_」　　　ヽ｀- ､_　　　　.:/ ,!　＼
＿__ ＿,　 -─'"´ | 　　　 Λゝ-‐`ゝー一 '､ﾉ〉　 / i､_
´TjjY　　　　　　 ! 　　/　 V　jﾄ､　　l　!　Y ,} 　 !, |　｀`ー - ､＿ __
　|Z!ﾄ､＿＿,,　-ー､　 /　　　ヽﾊ　ヽ j ﾉ　 ,!ｲ　 /ヽ!　　　　　　`''ー-'｀
　|Z! ﾊ＿＿7 __/　ヽ/　＼　　　｀`ー' ---‐'ﾞヽ/ 「￣￣｀`'''ー -､＿
　|Z!ｊ iii!二二二二二二!　　｀`ヽ　　　　　　 ,　,ｲ ,!￣￣｀`二二7＿/｀
　|Z!ｊ iii!＿。＿。ﾆﾆﾆﾆﾆ!｀ヽ　　　　　　　 /　,'　├三三二二二ﾆﾆ､_7

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663 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 22:09:23 ID:npmd0LlI: 　　　　　　　　　　　　 ,.-''"::::::::::::::::::::::::::::::::::
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　　　　　　　　　　 ! ﾉ,ｨ'ﾞ´｀ヾ　　　｀}　rｰ-､
　　　　　　　　　　　　〈 '"I,ｿ / 　　　　ｷヽiIﾘ i　　　　　何故だと？
　　　　　　　　　〉. ﾞ｀ ´　　　　i　ミﾐﾌ/ﾉ
　　　　　　　　　　 /　　　　　　 /　　　　〈,.,;　　　　　キナニ地帯で防衛戦を行って少しでも魔族を討ち減らしてから、
　　　　　　　　〈　-‐ヾ　　　 /　　 l 　ﾘ
　　　　　　　　　　　｀"i,.ｰ､_, ヽ　 i 　　 !　　ﾙ　　　　　攻勢に出た方が優位に戦えるのは分かりきっている。
　　　　　　　　　　　　　 (二ｿ　　　l　　 /i　　｀"
　　　　　　　　　　　　　了　　, 　　　ﾉ　　＿　　　　　いきなり無茶な遠征をやる必要はどこにもないよ。
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＼_人人人/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 : : : : : ∨:::::::
　）ﾋﾞｷｯ（　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 : : : : : : ∨:::::
　/^Y^Y^Y^＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 : : : : : : : : : :|彡::
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　￣´"''～　.,_　　　　　　　　　､　　　　　　　　　　 _､‐''゛￣￣￣｀`: : : : : ∨::::
　　　　　＿＿´"''～　.,_　　　　} 　　　{ 　　 _､‐''゛_.．-‐=‐-　_ : : : : : : : : |:::::
　_　＞'ﾞ´、　　, - 、｀ヽ、｀`～､ﾉ　　　　 ,．'´ ＞'ﾞ´　, - 、　　　＼_ : : : : : |:::::
　　´、　　　　 {ｒイ} 　'´ ｀ ::::::::::::. .:::::::. .:｀::::::::'´ ｀'　　{ｒイ}　　　'´ 　 ´´: : : |:::/　　　　そんな弱腰ではいけませんぞ！
　　　-　,;,_　 __ﾞ'ｰ'ﾞ_＿__,,ﾉ: : :/: :}:::::::::::{::: : 、　､＿___ﾞ'ｰ'ﾞ____',_／　´: : : : : |/
　 ⌒　　￣　￣　. : : :_,,.､ｲ　 :}　　　{: : :. ＼　_￣￣￣￣￣ . : : : : : : : : :} /　　　　すぐにヘルマン地帯の魔族を討伐するべきです。
　　　二　　　 :- : ￣　　/　　}　　　{: : : .　｀　 - 　＿　　 ´´　 : : : : : :}
　　　　　　　　　　　　　　 }　　　{: : : :.　　　　　　　　　　　　　. : : : : / }
　　　　　　　　　　　　　　 }　　　{: : : :　　　　　　　　　　 . : : : : :/_ノ
＼　　　　　　　　　　　　　 }　　　{: : : :　　　　　　　　　　　 . : : : ::/:j
:,　＼　　　　　　　　　　　 }　　　{: : : :.　　　　　　　　　　 . : : :::/: ,　　/
_:,　　　　　　　　　　　　　　〈　 :{　　　 }: : : : 〉　　　　　　　 . : : : : : ,′_/
:::::,　　　　　　　　　　　　　　｀ -　、＿_, -- '´　　　　　　　　　　: : : : : : :厂}
:::::::,　　　　　　　　　　　　　　　　: : : : : : ::　　　　　　　　　　　　: : : : : : ; ,/

魔族との戦争は当面の間、キナニ地帯で防衛戦を行って対応するというのは清姫とヤン・ウェンリーが考えたものだった。

ヤンはそれをシトレに説明して同意を得ていた。

実の所、軍はこれまで散発的な盗賊団の討伐しかやっていなかったので、

補給の重要さやヘルマン地帯に大軍を用いて攻め込む際にどれだけ補給に負担がかかるかは理解できていない者が多かったが、

シトレはそうではなかったので、その話がスムーズに進み軍の方針が決まっていた。
664 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 22:10:08 ID:npmd0LlI: 　　　　　　　　　　　　　　　　 _ ＿
　　　　　　　　　　　　　　,..:´.::::::::::::.:.｀`ヽ､
　　　　　　　　　　　　　/.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ
　　　　　　　　　　　　/.:.:.::::::::::::::::::::,　＜.ミﾐヽ　　　　　　私の話が分からないなら君に用はない。
　　　　　　　　　　　｛.:.:.:.:.rｧ.:.::;.ィ´　　 1Mミﾐ;､
　　　　　　　　　　　ゝ.:.:::::．'´　ー　　 `ヾミﾐヽ　　　　退出しなさい。
　　　　　　　　　　　　彳ｦ}zﾆﾐヽ,,　　,､ィﾆ彡} ﾉj!
　　　　　　　　　　　　 Ⅵ{ =ttｪｱ .:.: 斤ｪｱ爪ｿ　　　　（その程度の事すらわからない者が多すぎる）
　　　　　　　　　　　　,.ｨ.:}ji　｀ﾞﾞ　　i ｀ﾞﾞﾞ´　j爪L
　　　　　,r'ﾆﾆﾐヽ.:.:.::::::l ミヽ　ィ　ｰ‐'ヽ　,: jｼ';;;;;:;`ー- ､､ __
　　　∠.:.:::::::::::.:.」.:.:.:.:.i1.:ヽ＼　にﾆﾆヽ　ｿ;;:;:;;.:.:.:::::::::::::::::::::.:.｀`ヽ､
　／.:.:`ヽ.:.:.:.:',',',.:.:.:.:.:.{.:.:.:.:＼＼ `¨¨´ ,.ｲ/::l.:.::::::::::::::::::::::::::::/.:.::::::::
　.:.:.:::::::::::::::::::::.}jjjL.:.:.:::{.:.:.:.:.:ハ　ゝrr く/.:::/l.:::::::::::::::::::::::::::/.:.:::::::::::
　.:.:.::::::::ヽ.:::L.::}jﾄﾄ､「「￣|.::/;;;;;L ...りﾉ.:::::::/`ー---.:.:.::::::/.:.:.:::::::::::
　.:::::::::::::::::｀ﾐヽ j}`ヽﾐヽﾆｦ　　´￣￣`ヽ::ﾚ　ﾆﾆ＝＝＝7.:::::::::::::::::
　::::::::::::::::::::::::::Vj}　ヽﾐV　　´￣￣｀`ヽｿ　ー-----77 /.:.:.:.:.::::::::::
　:::::::::::::::::::::::::::1j}_ 三 /　　　´ ￣ `ｿ人入二二ﾆ // /.:.:.:.::::::::;:::::

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　　　　　 ,．'"´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.`ヽ､
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　　i　　`ヽ､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;, .ﾊ
　　!　　　　　｀`ー------‐'''"´　 /
　 /　　　　　　　　　　　　　　　 ,.ｲ
　.|　　　　　　　　　　　　　　 /^ﾘ !
　.ヽ　　　　　　　　　　　　　 ,j　1 |　　　し、失礼します！
　　＼　　　　　　　　　　　　i!,J /
　　　　ヾ　　　　　　　　　　ﾘ　 !
　　　　　i　　　　　　　　　 ,ｲ.　 !
　　　　　ヾヽj　　　　　 ,.ｨｲ^i　　!
　　　　r'''"´￣￣￣｀¨`　ヽj_ /
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665 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 22:10:56 ID:npmd0LlI: 　　　　|:::::: |＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿|:::::|
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666 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 22:11:32 ID:npmd0LlI: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　）　　　　）　　）　　　）
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　l;:;!'´ ｰ=';ゞ､j.:.:､:.:_,,､-ヾ;:/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　〉(　 <ﾆ･ゞ冫:::ﾅ･ﾆゝ ,jｿ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　i ｶ　　￣´{　i´｀￣　 !ﾘ　　　　総司令官は臆病者だ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝﾊ　　　,l　;,　　　　,jｿ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀i　　　ゞ '´　　　,!'′　　　　仕方がない元老院議員を当たるか。
　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾄ､　 ´二二｀　,ｲ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノi　｀､　￣　 ,/ ﾄ､
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　　　　　 ,ｲ二二　-─' ─ '"´ ＼ / 　 l　 i　　 /　　 l/　　｀`ー- ､ _ ｀二ﾆ''ｰ､
　　　　 /　i　　　　　　　　　　　　 i　　　｀`ー‐''´　　 i　　　　　　　　　　　　　ヽヽ
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　　　　　　　　　　　　 ,,ｉｉllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllliiiiヽ
　　　　　　　　　　　 ,,illllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll|
　　　　　　　　　　 ,rilllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll,!! -''"￣ﾐヽ、
　　　　　　　　　 ,iflllllllllllllｒ＾ｉllllllllllll, - ''";; /_/_〃彡彡ﾐ
　　　　　　　　　ｉlllllllllllllllllｉｉｰlll,-∠､-'´ ￣　:::::::ヽ.シ彡ﾞ,
　　　　　　　　　 {lllllllllllllllllll!!"　　　　　　　　 ::::::::::ｉ三彡ｉ
　　　　　　　　　 illllllllllllll"　　　　　　　　　　　::::::::::ｌ;ミ彡ｌ
　　　　　　　　　　'ー┬f　　　　　　　　　　　　"ゞ:::ｌﾐミミｌ
　　　　　　　　　　　　iﾐｉ　　　　　　　　　　　_,,,.-―'iﾐｆ⌒ｉ
　　　　　　　　　　　　〉ﾊ　＿＿　　　儿､,-'ｰ'ｉiﾕｦ:::ゞヽｦﾉ　　　　総理大臣である父上とその派閥なら私の考えを理解してくれるだろう。
　　　　　　　　　　　　ｉ　ｉ　　こﾆヨﾗ'ｧ　「｀ヽ￣　　:::l刀ﾝ
　　　　　　　　　　　　ﾞ､ l　　　　　　ｌ　 |:::　　　　:::ｒレ'´　　　　　民だって『魔族を討伐しろ！』と言っているんだ。
　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　！ :ｉ:、　　　::::ｌ:::::ｉ
　　　　　　　　　　　　　　ヽ、　　　ｒ､,,　ｒ'　　　 :::ｉ::::::ｌ　　　　　　怖気づいていられるか！
　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ｀ヽ、-ャ_-_ﾆア'´　::ｉ'::::::|iiiヽ
　　　　　　　　　　　　　　／_ヽ＿　ヽ `-ｒ-:::　　 :ﾉ　,‐illllllllヽ
　　　　　　　　　　　　rﾆ'´´　　　:::`K´ /　　　／,､‐il|illllllllllllヽ
　　　　　　　　　　　　レ'´　一一-ｖ、 /＿__,‐'ii､lllllllllll／ﾍllll└、
　　　　　　　＿＿＿ｆ´ｰ'　`''ｰ-､, j　/　　　〃lllli llllllll|／　ﾉllllllllllll`ｉｉｰ -､,
　　,,,,;;;;iiiilllllllllllllllllllllll|　　 =-ｧ-　ﾉV　ｊｊ　　〃lllllllヽllllllレ'´lllllllllllllllllllllllllllllll
ri´lllllllllllllllllllllllllllllllllllll|　　　ノー'´ ﾉ〃　　/lllllllllllヽllllllll　lllllllllllllllllllllllllllllllll
lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll|　　　　}ｒ-'´　　　　ノllllllllllllllヽllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll

アンドリュー・フォークはフォーク侯爵家の四男だった。

四男というスペアにもなれない立場から軍に入り立身出世をたくらむ男だった。

父であるフォーク侯爵は行政のトップである総理大臣で、神々を除けば王国の最高権力者だった。
667 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 22:12:09 ID:npmd0LlI: ｉ|:州i:|ΞﾆΞﾆΞ|ⅱ州=|ｌ l|辷|:i:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:iC |辷|ｌ三三三三三三三三三三]辷|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i|辷|ｌｌ|=|l州{ |ΞﾆΞﾆΞ|:i州:|:ｉ:
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｀ ,､rfi{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:乂ﾐh｡,'/|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| i|＝==ニＺＺＺzzzzzzzzzzzzzｚｚzzzzzｚｚｚＺＺＺニ==＝|i |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|ﾑ_,,,.ィﾞ__ノ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉﾐh｡,_
i{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i|;i;iトミ￣三二二㌻二}{＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_}{ﾐh｡,_二三￣__,,..斗;i;i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:
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元老院は王国の国政を議論する令和日本の国会にあたる議会であるが、二院制ではなく元老院だけの一院制で運営されていた。

内閣総理大臣は元老院が指名して任命されて、内閣を構成する大臣たちは総理大臣が指名して任命される。

ここで指名と任命が分かれているのは任命は女王がするからであった（ただし女王に拒否権はない）。
668 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 22:12:54 ID:npmd0LlI: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ||{}i　　　　　　　　i{}||
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　.:/　　　　　　,.ｨｨ彡'′　　　　　 l l l l　 (　　()　　　/.:.:ﾊ.:/　Vﾉﾉイ　　　 ',.:.:.',　　　　　　　　／,.: .:. :l .:l :. :/
　/.:/.:/.:.:./ 乍彡'､､､,,_　　　　 ,,,,,iｿﾉﾉ　　　/.:.:.:.:｀V:.:.:.:.:./ﾊﾊ/.:.:.:.:.:! 　　　ヾ.:ヽ　　　　__ ／　 i.: l:l :l: :l: /
　VV/.:.:.:ヽU〈　　　=＝｀′ ,r==ｲjjjj!　　　 l.:.:.:.:.:.:.:.l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l　　　　　　ヾ「¨¨¨´　　　　　.: .: .l :／
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この元老院議員は王国の侯爵と伯爵のみ、つまり上級貴族だけで構成されていた。

そして総理大臣も元老院議員から選ばれるのが通例となっていた。

ただし他の大臣に関しては元老院議員に限らず有能な人材を抜擢されることもあり、

一概に上級貴族だけの場所とは言い切れない部分もあった。
669 ：名無しさん＠狐板：2024/11/01(金) 22:13:00 ID:iXG+RyMJ: まぁそもそも衆愚が多いならまずそいつらをどうにかするのが大前提だからな
670 ：名無しさん＠狐板：2024/11/01(金) 22:14:25 ID:6wsM6zCI: 優秀な者だけで都合よく動かせるなら誰も苦労しないよね
671 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 22:23:08 ID:npmd0LlI
672 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 22:23:36 ID:npmd0LlI: ttps://www.youtube.com/watch?v=tZmPRMw2t6E

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　　　　　　　　 >:::::::::::::::__:::::::::::::::::__>ﾘ　　　ふむ、言いたいことはわかった。
　　　　　　　 /::::ヽ:::::::::::::‐--- 、::::::/
　　　　　　./::::::::::::ヽ:::::::::｀￣´:::::/　　　　確かに軍が消極的なのは困るな。
　　　　　人:::::::::::::::::',:::::::::::::::::::::/
　　_____／::::::i:::::::::::::::::::＼::::::::::::/
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　　　　　フォーク侯爵

　　　　 j::::::::::::::::::::::::::::::,r'''" ￣｀` ヽヾヾ.:.::::::j!:::::::::::::::::::::::::::!
　　　　 !::::::::::::::::::::::::ィ´　　　　　　　　　｀`ﾞヾjii!rr─- ､:::::::::::|
　　　　 !:::::::::::::::::::::::::!　　　　　　　　　　　　　　　　　　 !::::::::j!
　　　　 |::::::::::::::::::::::::!　　　　　　　　　　　　　　　　　　!:::::/
　　　　/::::::::::::::::::::::j!　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:::/
　＿ノ:::::/⌒ヾ:::::/　　　　　　　,'´　　　　　　　　　　　|::!　　　　　　　　今の軍上層部は敢闘精神に欠けていて駄目です。
´.:.:::::::::::::i　ﾍ　!::/ 　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　ﾘ
:::::::::::::::::::|　:::〉!::! /　　´￣｀`≧ｰ-､､ __,ｲ;;. j ,　　　　 !.　　　　　　　　　まったく情けないですよ。
:::::::::::::::::::ﾄ､　 j! !　　　ヽ二ゝ='´ﾆ>::;jk　,,ゞ-r=r'''"ヾ!jー -､＿
::::::::::::::::::::! 〉､　） '､　　　　　￣￣, イ:/ （;;:ー='─ /!':::::::::::::::::.:.｀ヽ
:::::::::::::::::::::! /　 jj!　ヽ　　　　　　　 .:.:.:.!　 /　　　　//::::::::::::::::::::::.:.::.:.
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::::::::::::::::::::::::ヽ　　ヽ　　　　　　　　　｀`ー'　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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673 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 22:24:34 ID:npmd0LlI: 　　　　　　　　　, - ------ 、
　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　 .／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　./::::::::::::::::::／｀ヽ:::::::::::::::::::::::::::',
　　　　ハ:::::::::::::::i　　 o ',::::::::::::::::::::::::::i
　　　 i:::::::::::::::::::::ヽ＿ノ:::::::::::::::::_:::::::,'
　　　　',::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/o ',:::/
　　　　ゝ-:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i__ ノ/　　　　ならば派閥の者に声をかけて働きかける必要があるな。
　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: /
　　　./:::::::::::::::::::::::::::r ニヽ::::::::::::/　　　　　王国に仇成す魔族は速やかに討伐せねばならん。
ー、/:::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽィ′:::／
:::::::｀ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
:::::::::::::::',:::::::::::::::::::、:::::::::／
:::::::::::::::::i::::::::::::::::/｀￣´
:::::::::::::::::i:::::::::::::/
:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::',
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　　　　　　　　　　　　　　　　 .　.:::´.: .: .:. :.: .:..: .:.｀`ヽ、
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　　　　　　　　　　　　　 /`ｰ----rｰ--一　´　　　　　　　　'.:.:j!
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　　　　　　　　　　　　　彳: ./⌒V　　　こrﾃ_ﾝ ,:.;'ｲ　ﾉ_-=ﾍ.!
　　　　　　　　　　　　　': 〈　ﾊﾐ　　　　　　｀~~´ j! j'='-'　 .i
　　　　　　　　　　　　　　ﾞ : '　しi　　　　　　　　;　 j! .:　　　,:′
　　　　　　　　　　　　　　　ﾞ;ゝ‐i　　　　　　　 r ...　 !　.　ｲ　　　　父上、その通りです。
　　　　　　　　　　　　　　　　i: :ハ　　　　　　　　｀ｰ '　 :. .;′
　　　　　　　　　　　　　　　　i´　　'.　　　　 `ｰ_ --､_,　: /
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　　　　　　ゝ::::::::::::::::::::::::::::::::;r――-=ﾆ､:::::::::/ ,.イ_,|:::::::::::::::::::::::::/::::::::::〈￣。￣｀ヽ::::::::::::::ノｰ、　　おい、フォーク侯爵の言う事はどう思う？
　　　　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::く＿＿＿_ﾟノ:::::::::Ｖ:::::l::::|::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::ー――'::::::::::::::::::::;::::〉
　　　　　　　　l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ー--::::::::::::::::::＼::::|::::l::::::::::::::::::::〈:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／:::/::/　　　確かに軍にやる気が感じられないわね。
　　　　　　　　＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨､:::l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／:::／／
　　　　　　　　　＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ィ´:::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／:::.、
　　　　　　　 ..ィ´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::l::::::::∨￣￣￣￣- フ::::::::::::::::::::／::::::::::::＼
　　　　　　 /´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ィ/:::::::::::::l::::::::::::::::ｰ/,ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
　　　　　 ./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::V＿＿_　ノ/:::::::::::::::::＼::::::::::://
　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::＼ー-､::::::｀ｰ:://
　　　...イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_::::ノ:::::::::::＼:::::::::::::::://
-‐::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ー-::://
:::::::::::::::::ー――----=ﾆ::::_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;::ニ=-‐::::::://
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ､::::::::::::::::::::::::::::::／::::::::::::::::::::://

　　　　　　　　　　　　　　　　フォーク派の議員たち

　　　　　　　　　　　-‐::::::::‐-　　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼　　　　　　　 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
.　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::―‐＜:::::::::::::::::::::::::::::::|
.　　　 /::::::::::::::::::::: /⌒＼::::::::::::::::::::::::::::::.　　　　 {::::::::::::::::::::::::::::/　　　　ヽ:::::::::::::::::::::::::::|
　　　　|::::::::::::::::::::::::{　　　＼:::::::::::::::::::::::::}.　　　　 ::::::::::::::::::::::::::::′　 ∩　/:::::::::::::::::::::::::::::|　　　王国に仇なる者は速やかに討つ、
　　　　|::::::::::::::::::::::八 0　　,ノ::::::::::::::::::::::ヽ　　　　　):::::::::::::::::::::::::＼　｀／:::::::::::::::::::::::::::::/:
　　　　∨::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／⌒::::ﾉ　　　 {:::::｢⌒＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::　　　これが大原則だろうに。
.　　　　 }::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〈0　ﾉ｢　　　　　＼::.　０}:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::ﾉ　　　　　　　　 }:::ｰ/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::　　　軍上層部は頼りないな。
.　　　ノ::::::::::::::::::〈ｖ´"''丶、::::::::::::::イ　　　　　　　　　　::／::::::::::::::::::::::::::／ノ ):::::::::::/:::::::::::
　　／::::::::::::::::::::::::::＼｀ｰ　＼::::::::/　　　　　　　ヽ:::::::::::::::::::::::::::::／／／::::::::::/:::::::::::::　　　民はこちらから攻め込む事を望んでいるから
―::::::::::::::::::::::`、::::::::::::＞- `'ｰ::／　　　　　　　　　　　 Λ::::::::::::::::／　_,.／::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::: ／　　　　　　　　　　　　　＼:::::::<ィ／::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::　　　これでは『頼りない』と思われるぞ。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::／　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼:::::::::::::::::::::::::::::／::::::::::::::::／
::::::＼:::::::::::::::::::::::/　　ー'′　　　　___　 r　　　　　　　　　　　＼::::::::::::::::::::''"￣:::::"'''=‐-　　　民になめられるのは困るな。
::::::::::::::::::::::::::::::::/{　　　　　　 /::::::::::::::::::ヽ　　　　　　　　　　　　　＼::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::/::Λ　　　　　　{::::::::::::::::::::::::　　　 _-:::::::::::::::-_　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::＼:::::::＿＼.　　　　{:::(　o)(o　):::}　　 /:::::::::::::::::::::::Λ 　/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣"''ヽ.　乂::::::::::::::::::ノ　　:::::::::( 0)(0 )::::::::. /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::ヽ　　∨:::::::::::::::::::::: /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

:::::::::::::::::::::::::::::::/￣ヽ:::::::<　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|::::::::r'"7:::::::::::::::l/:::
::::::::::::::::::::::::::::::',　　n|::::／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　}:::::::`ﾟ-´::::::::::::::::|_/
:::::::::::::::::::::::::::::::::`ー´::>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ',ﾂ::::::::::::::::::::::::::|:::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∠::::::::,.イ::::::::::::::/:::::　　　では、出兵案に賛成という事ですね。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧　　　　＿　　　　　　　　　　　　　　　 ,.-‐-　　　｀-ｲ_/::::::::::::/::::::
:::::::::::::::::::::',ヾ､::::::::::::::::::::＼　／::::::::ヽ　　　　　　　　　　　　 /::::::::::::_:::',_　　　ヽ:::::::／::::::::::　　　ああ、さっさと片付けるぞ。
∧:::::::::::::::::::＼ミ>__/￣￣　l::::::::::::::::::`,　　　　　　　　　　　 |::;_::::::<_ﾟﾉ::l::)　　　`-'">:::::::::::
:::∧::::::::::::::::::::二/　＿　　(',`-ﾟ'::´-ﾟ':l/ 　　　　　　　　　　　i:-ﾟ'::::::::::::::<　　　　　／:::::::::::::
::::::∧::::::::::::::/　 /:::_::::::ヽ　　ヾ::＝'::::l＿　　　　　　　　　　　＼::＝'´/:::',＿ _,. -'´:::::::::::::::::
:::/＼' ;:::::::::ﾉ　 (',:::`ﾟ::</　　,..ﾉ::--イ:::::::＼　　　　　　　　　　　 `l::::::::/:::-::/::::::::::::::`:::::::::::::
:::::::::::::＼￣　　/ﾊ:::::::/　／:::::::::::::::::::::::::::::',　　　　　　　　　　_／:::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::＼‐'´::::::`t'　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::l　　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::',:::::::::::::::::::::::::::::

フォーク侯爵とその派閥の議員たちは政治家としてはそれなりに優秀でも軍事は専門外の素人だった。

その上、戦争を経験したことがなかった王国では軍人ですら軍事的能力に欠けていたが、

これは盗賊団の討伐しかしてこなかった所為で戦争のやり方をしらなかったからだ。

かくして政府によってヘルマン地帯に出兵することが決定された。
675 ：名無しさん＠狐板：2024/11/01(金) 22:27:22 ID:APJdD+9l: まあこれはしゃーない
676 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 22:27:53 ID:npmd0LlI
677 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 22:28:45 ID:npmd0LlI: 　　　　　　　　　　　　　',　　　　　　　　　／ヽ　　　　　,,r=┐
　　、　　　　　　　　　 ',　　　　　　　 ./::　i:::|i　　　 /::;:::::|i
　　　i 　／ i !　　　　　　i　　　／￣ヽ　∥:　　i::|i　　 ∥/　::|i
　　　 X　　　　　　　　 i　　/　 ',　　i} {i::::ヽヽi└―-''::/ﾆ　::|i
　　　｀ー'´ 　　　　　 i　.∥　　 ',　ﾉ /´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　ヽ　　　　　　 i　.{i　　　 r'' ∥:::::::( i|i )　　 ( i|i .):::::::::::',
　　　ー、　　　　　　　　i　 i!　　　{i　{i-―--　　　｀´　　-―-::::::i}
　　　ノ　　　　　　　　 i　才つ　 i.　',:::;;r― 乂_ノ^乂_ノ―-:::::∥
　　　 ,　　　　　　　　　 i　{i　う　 ',　＼::::::...　　ヽ__j　　　..:::::::/
　　　.{　　　　　　　　 i 　',　　)　　ヽ　　｀*｡;;_　　　　.....:::::::／ヽ
　　　 ''ｰ''´　　　　　　　i　　 ',　 ',　　　｀¨¨´ ヽ｀¨''''ー--‐''´:::::::::::Y
　　　　　　　　　　＼　i| 　ヽ　　　　　',　 i}＿　　　 ::::::::::::::::::::',
　　､＿_,,　　　　　　 i￣　人......::ヽ　　　 ', て弋　　 ::::::::::::::::::::::|i
　　　　/　　　　　　　 i　　　　　＞‐-　≧t--‐'''(　　｀+｡,,_:::::::::::::::::::::|i
　　　　ヽ,,　　　　　 i　　　　　　　　　∠フ:　　｀　　　　｀¨´::::::::::::::i}
　　　　　　　　　 i　　　　　　　　 ∠フ:::　　　　　　、...::::::::::::::::::ノ
　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　 .∠フi|:::　　　　　　｀¨''‐-=-''「
　　　　　　　　　　／　　　　　　　　 ∠フ i|::::　　　　　　　　　:::::::::::|i
　　　　　　　　／　　　　　　　　　 ∠フ　i|::::　　　　　　　　　 ::::::::::|i
｀¨''''ー-―''''¨´　　　　　　　　 ∠フ　 i|::::.　　　　　　　　　　::::::::|i

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　王国軍のモブ将軍

　　､__人_.人　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　､__人_.人
　　）　ア　（　　　　　､__人_.人　　　　　　　　　　）　ア　（
　　）　ア　（　　　　　）　ア　（　　　　　　　　　　）　ア　（
　　）　ァ　（.　　　　）　ア　（　　　　　　　　　　）　ア　（
　　）　！　（.　　　　　）　ァ　（　　　　　　　　　　　　）　ア　（
　　⌒Y⌒Ｙ..　　　　　）　！　（　…　　　　　　　　　　　）　ア　（　　　　　何で出兵を決めやがったんだよ。
　　　　　　　　　　＿. ⌒Y⌒Ｙ.--―――- ､.　　　　　　）　ア　（
.　　　　 …／￣＼: : : ＼／: : : : : : : : : : : :.＼　　　　）　ア　（　　　　　こんなの補給はどうすんだよ。
　　　　　ｒ７　　　　＼: : : : : : : : : : : : : : : : : : :.}ヽ　　　）　ァ　（
　　　：　V　　　　　　　､: : : : : : : : : : : : : : : : ∧‘,　　　）！！（
.　　　入　　　　　　　 }: : : : : :＿: -:-:‐: : : /　}: ｝　　　⌒Y⌒Ｙ
　　　　ゝ-＼/＼　　　/:/: : : ://: : : : : : :.／　人ﾉ＼
　　　　　　　 |_／､＿_/７ : :.:.//: : : :: : ／⌒ヽ …＼_)
　　　　　　　： r－--ｒ'": : : / 乂: : : : :_乂＿ﾉ
　　　　　　　：乂＿ﾉ-一''"　 …￣￣

　　　　　　　　　　　　　　,r'"´　　　　　　　｀ヽ､
　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　 l
　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　＿ j
　　　　　　　　 /　　　　<*ｶ　　,ィ'"´｀ヾヽ,ヽ ,j
　　　　　　　　　　 l　　　　　 _, -‐'´　　　　!　､ゞ}
　　　　　　　　　　ｨｲ｀ーｧィ'´-ー-､,,　､　　_,.｀`ゞｲ
　　　　　　　　　　彳j　从,ィﾆ二ﾆゝ､,,,'　_,,､ｨﾆヽｶ
　　　　　　　　　　 YΛ ,Yゞ ´ﾓｴ了::;　,´,fﾓﾃゝ:;!j
　　　　　　　　　　　ﾞj(j　j　　｀　　'´ 　 ;:. ｀ﾞ　´.::;ﾘ
　　　　　　　　　　　ヾﾄ､!､　　　　,､　,!;:　　 .::ｿ
　　　　　　　　　　　　 jヾ! ｀,　　　´ ｀^ ^ 　　.::i!.　　　　……なんてことだ。
　　　　　　　　　　 _入ﾄ､　 ;　 <ﾆ二ﾆ>'　; ::,!.
　　　　　　　　　　　/　　( f ､　　　｀二´ 　 '.:/i＼
　　　　　　　　　　_」　　　ヽ｀- ､_　　　　.:/ ,!　＼
＿__ ＿,　 -─'"´ | 　　　 Λゝ-‐`ゝー一 '､ﾉ〉　 / i､_
´TjjY　　　　　　 ! 　　/　 V　jﾄ､　　l　!　Y ,} 　 !, |　｀`ー - ､＿ __
　|Z!ﾄ､＿＿,,　-ー､　 /　　　ヽﾊ　ヽ j ﾉ　 ,!ｲ　 /ヽ!　　　　　　`''ー-'｀
　|Z! ﾊ＿＿7 __/　ヽ/　＼　　　｀`ー' ---‐'ﾞヽ/ 「￣￣｀`'''ー -､＿
　|Z!ｊ iii!二二二二二二!　　｀`ヽ　　　　　　 ,　,ｲ ,!￣￣｀`二二7＿/｀
　|Z!ｊ iii!＿。＿。ﾆﾆﾆﾆﾆ!｀ヽ　　　　　　　 /　,'　├三三二二二ﾆﾆ､_7

　　　　　　　　　　　　　　　　／二二二二ニニニニニニニﾆヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 /ニニニニニニニニニ=＝＝ﾆﾆニ}
　　　　　　　　　　　 /ﾆﾆ二<_>ﾆﾆニ=‐＜//////////＞､
　　　　　　　　　　　　　　　 {ニニニニﾆ=イ,'////////////////∧
　　　　　　　　　　　　　＼ﾆﾆ=-イ/////////////////////∧
　　　　　　　　　　　　 ,ｨ///////////////////////////////ヽ
　　　　　　　　　　 //////////,{ V/////､//////////////,ﾄゝ
　　　　　　　　　　ノ//////ノ‐-　_＼///ゝー-―-ヾ///////l
　　　　　　　　　　　　　　 {///,{´ 　 T;;ﾃヽ｀ヾ`　T;;ﾃヽ　 !'/////ｿ
　　　　　　　　　　　　　　ヾ//ゝ　　　　 '　　　　　　　　　l//!V//
　　　　　　　　　　　　　　　｀ｿ　　　　 j　　　　　　ﾉ//.ﾉ'/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｒ　　　,　　　　　　ソ,ｲ'/
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　　　　ー ´ 　　　　 '.l//,{　　　　（これだから上級貴族は駄目なんだ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　　―　―-　　　　 / .l//ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ー　　　　　 '　 !///l、
　　　　　　　　　　　　　　＿-‐= ､　　　　　　　／　＿-=ﾆﾆ,
　　　　　　　　　　　　　 /ﾆﾆニニl　、　　　,　　　　/二二二ﾆ,
　　　　　　　　　　　　 /ニ二二/l,.- 二二,.-‐-､　,ニニﾆ／lﾆl_
.　　　　 ,.ィﾆﾆニ二二二二/ニ二二/　　　 ,.'/　　　 ,二二ﾆl／ニﾆヽ
　　　　 /ﾆﾆニニニニニニ/ニニ二/　　　.:::/　　　　　ニニニニニ/二二ﾆ=―--
.　　　 /ﾆﾆニニニ二二二/ニニニ/　　　ｰ'　　　　　 '二二二ﾆﾆ/二二二二ニニ
　　　/ﾆニニニニニ二二/ﾆﾆ二二、　　　　　　　ノニニニﾆﾆ/二二ニニニニﾆ
678 ：名無しさん＠狐板：2024/11/01(金) 22:28:56 ID:kiAWYYmE: 複数の意見が出ると言うのは一概に悪いことじゃないしな
今回はアレだが
679 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 22:30:28 ID:npmd0LlI: ttps://www.youtube.com/watch?v=OKMRgqx66qo

　　　　　　　　　　　　　　 _,,､､ｰiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii;;;,,,,__
　　　　　　　　　　　　 ,,ｉｉllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllliiiiヽ
　　　　　　　　　　　 ,,illllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll|
　　　　　　　　　　 ,rilllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll,!! -''"￣ﾐヽ、
　　　　　　　　　 ,iflllllllllllllｒ＾ｉllllllllllll, - ''";; /_/_〃彡彡ﾐ
　　　　　　　　　ｉlllllllllllllllllｉｉｰlll,-∠､-'´ ￣　:::::::ヽ.シ彡ﾞ,
　　　　　　　　　 {lllllllllllllllllll!!"　　　　　　　　 ::::::::::ｉ三彡ｉ
　　　　　　　　　 illllllllllllll"　　　　　　　　　　　::::::::::ｌ;ミ彡ｌ　　　　フォーク参謀であります。
　　　　　　　　　　'ー┬f　　　　　　　　　　　　"ゞ:::ｌﾐミミｌ
　　　　　　　　　　　　iﾐｉ　　　　　　　　　　　_,,,.-―'iﾐｆ⌒ｉ　　　　今回の遠征は王国開闢以来の壮挙であると信じます。
　　　　　　　　　　　　〉ﾊ　＿＿　　　儿､,-'ｰ'ｉiﾕｦ:::ゞヽｦﾉ
　　　　　　　　　　　　ｉ　ｉ　　こﾆヨﾗ'ｧ　「｀ヽ￣　　:::l刀ﾝ　　　　幕僚としてそれに参加させてもらえるとは武人の名誉。
　　　　　　　　　　　　ﾞ､ l　　　　　　ｌ　 |:::　　　　:::ｒレ'´
　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　！ :ｉ:、　　　::::ｌ:::::ｉ　　　　　これに過ぎたるはありません。
　　　　　　　　　　　　　　ヽ、　　　ｒ､,,　ｒ'　　　 :::ｉ::::::ｌ
　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ｀ヽ、-ャ_-_ﾆア'´　::ｉ'::::::|iiiヽ
　　　　　　　　　　　　　　／_ヽ＿　ヽ `-ｒ-:::　　 :ﾉ　,‐illllllllヽ
　　　　　　　　　　　　rﾆ'´´　　　:::`K´ /　　　／,､‐il|illllllllllllヽ
　　　　　　　　　　　　レ'´　一一-ｖ、 /＿__,‐'ii､lllllllllll／ﾍllll└、
　　　　　　　＿＿＿ｆ´ｰ'　`''ｰ-､, j　/　　　〃lllli llllllll|／　ﾉllllllllllll`ｉｉｰ -､,
　　,,,,;;;;iiiilllllllllllllllllllllll|　　 =-ｧ-　ﾉV　ｊｊ　　〃lllllllヽllllllレ'´lllllllllllllllllllllllllllllll
ri´lllllllllllllllllllllllllllllllllllll|　　　ノー'´ ﾉ〃　　/lllllllllllヽllllllll　lllllllllllllllllllllllllllllllll
lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll|　　　　}ｒ-'´　　　　ノllllllllllllllヽllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll

　　　　　　　　　　　　　　　　／二二二二ニニニニニニニﾆヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 /ニニニニニニニニニ=＝＝ﾆﾆニ}
　　　　　　　　　　　 /ﾆﾆ二<_>ﾆﾆニ=‐＜//////////＞､
　　　　　　　　　　　　　　　 {ニニニニﾆ=イ,'////////////////∧
　　　　　　　　　　　　　＼ﾆﾆ=-イ/////////////////////∧
　　　　　　　　　　　　 ,ｨ///////////////////////////////ヽ
　　　　　　　　　　 //////////,{ V/////､//////////////,ﾄゝ
　　　　　　　　　　ノ//////ノ‐-　_＼///ゝー-―-ヾ///////l
　　　　　　　　　　　　　　 {///,{´ 　 T;;ﾃヽ｀ヾ`　T;;ﾃヽ　 !'/////ｿ
　　　　　　　　　　　　　　ヾ//ゝ　　　　 '　　　　　　　　　l//!V//
　　　　　　　　　　　　　　　｀ｿ　　　　 j　　　　　　ﾉ//.ﾉ'/　　　（愚挙の間違いじゃないのか？）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｒ　　　,　　　　　　ソ,ｲ'/
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　　　　ー ´ 　　　　 '.l//,{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　　―　―-　　　　 / .l//ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ー　　　　　 '　 !///l、
　　　　　　　　　　　　　　＿-‐= ､　　　　　　　／　＿-=ﾆﾆ,
　　　　　　　　　　　　　 /ﾆﾆニニl　、　　　,　　　　/二二二ﾆ,
　　　　　　　　　　　　 /ニ二二/l,.- 二二,.-‐-､　,ニニﾆ／lﾆl_
.　　　　 ,.ィﾆﾆニ二二二二/ニ二二/　　　 ,.'/　　　 ,二二ﾆl／ニﾆヽ
　　　　 /ﾆﾆニニニニニニ/ニニ二/　　　.:::/　　　　　ニニニニニ/二二ﾆ=―--
.　　　 /ﾆﾆニニニ二二二/ニニニ/　　　ｰ'　　　　　 '二二二ﾆﾆ/二二二二ニニ
　　　/ﾆニニニニニ二二/ﾆﾆ二二、　　　　　　　ノニニニﾆﾆ/二二ニニニニﾆ

　　　　 .／^Y　　.i⌒ヽ
　　　　 /::ハ:|　　｜/:∧
　　　　 | _ -└―┘- _ |
　　　　/::::::〈i!_〉ﾊ〈i!_〉:::::＼　　　軍人として、命令があれば出征もするし、魔族と戦うというならば喜んで戦う。
　　　　|::::___/　 ^ 　 )二::::::|
　　　人::::┼ ゝ'´７´　.}:::::/　　　だがまずこの作戦の戦略上の目的は何か？
　　　　　＼:',　ヽﾉ　　/／
　　　 ./::::::≧=‐‐=≦:::::∧　　　敵軍と一戦するだけなのか、敵軍を壊滅させて和平交渉に持ち込むまで粘るのか
　　　　|::::::＼＿_＿＿_, -､!
　　　冫- ､:::::::::}＿＿＿ｿ　　　そもそも作戦自体が長期的なのか短期的なのか分からない
　　　人＿_,＿　{:::::::: ／|
　　　　　|::::::|　　￣￣|:::::|
　　　　　|::::::|　　　　 |:::::|
680 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 22:31:58 ID:npmd0LlI: 　　　　　　　／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.‘，
　　　　／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_,,..　-‐　'' "´‘,
　　　　_/.:.:.:.:.:.:.:.:.:〈大〉.:.:._､‐''゛;;;;;;;;;;;;;ミミ;;;;;;;∧
　　　　{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:._､‐''゛;_.．-‐‐-　_;;;;ミミ;;;; ∧
　　　　{:.:.:.:.:.:.:.:._､‐''゛⌒^´　　　　　: : `､;;;;;;;;;;;;;;∧
　　　　 Τ;;7¨´　　　　　　　　　 . : ::{;;;;;;;;;;;;;;;;;;|　　　はっ。
　　　　　{;;;;{　　　　　　　　　　　　 : : : {;;;;;;;;;;;;;;;;/
　　　　ヾ{　　　　　　 . :　　　　 }: : {;;;;/⌒Y　　　　大軍を持ってヘルマン地帯の奥深くに侵攻する。
　　　　　　 { {　,,,,,,___　八___､‐''゛⌒ : : : ∨ /　|
　　　　　　ヽ　冖茫ぅ　. : 、￣茫　: : : |i l //　　　　それだけで魔族共の心胆を寒からしめる事ができましょう。
　　　　　　 i　ミ三彡{ {: : ミ三彡　. :ﾉ　 /
　　　　　　　ヽ　　　　 { {: :　　　　　. :/:|-イ
　　　　　　　　ﾟ, 　　〈　､_〉　　　 : : :i　 |
　　　　　　　　　ﾟ, 　　､_三＿___，　. : : /: : |
　　　　　　　　　ヽ　｀二二´　　 . :／: : : |＼__
　　　　　　　　　､　　　　　／: :/: : ::|_ -:.:|
　　　　　　　　　／:. ＼＿＿__／: : : :_､‐''゛:.:.:.:.:.|
　　　　　　　　 /:.:.|:./|　: : : : 　　_､‐''゛:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. |
　　　　　　 |:.:.:.i/'⌒Y´￣￣7:.:.:.:.:.:.[＝＝]:.:.:.:.|_
　　　　　／|:.:.:.|　　/　　　 /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_､‐''゛:＼

　　　　　, -､　 /
　　　 ∧　 ∨ /　　　　　　　 ∧　　　　　　 ∧　/
　　　 / ∧　 ∨　 __　　　　　 / ,, = - ─- ='-, ∨/
　　　 /　/　 -｀l´　 Y 　　 , '´　　　　　　　　　｀ヽ/ /
　　　　 /　　--､　l　|　　／ _ =＝＝╋＝＝=　_　∨
　　　　　{　　 - ､　Y ﾉ　 /　''´_,,二二二二二二 ,,_ヽﾞ ,　　　　　それは敵が応戦してこない限り戦わないで退く、
　　　　　l　　　､　}y' ∨.ｲ ,ｨ_´ /_Ｕヽ　rｮ　/_Ｕヽ｀>､　}/
　　　　人　　 `-'　 ∧/::::::__二ﾆ,￣　,､　ﾆ二 ´:::::::{lヽ｀!/　　　示威行動ということなのか？
　　　　　　｀ ''=- ,　　 ∧::::´　／｀-f´::::｀T´＼｀'':::::::{lﾉ}ﾉ
　　　　　　　　　　＼　　 ’,::　　　　 ',:::::::/　　　　:::::::'y/__, -､/ /
　　　　　　　　　　　 `,...:::...:::` ,　　　　 ',::/　　　　 ::::::〃:::::::::y' ∨/
　　　　　　　　　　　　ヽ:::::::::::::ﾑ　　　　¨　　　　／ｲ:::::::／安全〉
　　　　　　　　　　　Ｖ:::::::::::::: -= ,,＿＿,, イ ´::::::::!¨ ヽ_＞'´::}
　　　　　　　　　　　ヽ::::::::::::::　　￣　　　　 :::::::|r __ﾉ　／
　　　　　　　　　　　　　　　ヽ::::::::::　　i l l　　　　　:::r'´　 _,, イ
　　　　　　　　　　　　　　　　 Y::::::::　　　　　　　　　:乂ノ´
681 ：名無しさん＠狐板：2024/11/01(金) 22:32:28 ID:eaf3uvEt: そりゃ事情も知らない理解できない奴らからしてみれば意味不明だから反抗もするわな
害悪を責め立てる暇があるなら無能が害悪にならないようにすべきだったんだ
682 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 22:32:51 ID:npmd0LlI: 　　　　　　　／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.‘，
　　　　／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_,,..　-‐　'' "´‘,
　　　　_/.:.:.:.:.:.:.:.:.:〈大〉.:.:._､‐''゛;;;;;;;;;;;;;ミミ;;;;;;;∧
　　　　{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:._､‐''゛;_.．-‐‐-　_;;;;ミミ;;;; ∧
　　　　{:.:.:.:.:.:.:.:._､‐''゛⌒^´　　　　　: : `､;;;;;;;;;;;;;;∧
　　　　 Τ;;7¨´　　　　　　　　　 . : ::{;;;;;;;;;;;;;;;;;;|　　　そうではありません。
　　　　　{;;;;{　　　　　　　　　　　　 : : : {;;;;;;;;;;;;;;;;/
　　　　ヾ{　　　　　　 . :　　　　 }: : {;;;;/⌒Y　　　　高度の柔軟性を維持しつつ臨機応変に対応する事になろうかと思います。
　　　　　　 { {　,,,,,,___　八___､‐''゛⌒ : : : ∨ /　|
　　　　　　ヽ　冖茫ぅ　. : 、￣茫　: : : |i l //
　　　　　　 i　ミ三彡{ {: : ミ三彡　. :ﾉ　 /　　　　　　　　　　　　　　　　「抽象的すぎるから、もっと具体的に話せ」＞モブ将軍
　　　　　　　ヽ　　　　 { {: :　　　　　. :/:|-イ
　　　　　　　　ﾟ, 　　〈　､_〉　　　 : : :i　 |
　　　　　　　　　ﾟ, 　　､_三＿___，　. : : /: : |　
　　　　　　　　　ヽ　｀二二´　　 . :／: : : |＼__
　　　　　　　　　､　　　　　／: :/: : ::|_ -:.:|
　　　　　　　　　／:. ＼＿＿__／: : : :_､‐''゛:.:.:.:.:.|
　　　　　　　　 /:.:.|:./|　: : : : 　　_､‐''゛:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. |
　　　　　　 |:.:.:.i/'⌒Y´￣￣7:.:.:.:.:.:.[＝＝]:.:.:.:.|_
　　　　　／|:.:.:.|　　/　　　 /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_､‐''゛:＼

　　　　　　　　　　　　　　　　 _ ＿
　　　　　　　　　　　　　　,..:´.::::::::::::.:.｀`ヽ､
　　　　　　　　　　　　　/.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ
　　　　　　　　　　　　/.:.:.::::::::::::::::::::,　＜.ミﾐヽ
　　　　　　　　　　　｛.:.:.:.:.rｧ.:.::;.ィ´　　 1Mミﾐ;､
　　　　　　　　　　　ゝ.:.:::::．'´　ー　　 `ヾミﾐヽ
　　　　　　　　　　　　彳ｦ}zﾆﾐヽ,,　　,､ィﾆ彡} ﾉj!
　　　　　　　　　　　　 Ⅵ{ =ttｪｱ .:.: 斤ｪｱ爪ｿ　　　　要するに、行き当たりばったりということではないのかな？
　　　　　　　　　　　　,.ｨ.:}ji　｀ﾞﾞ　　i ｀ﾞﾞﾞ´　j爪L
　　　　　,r'ﾆﾆﾐヽ.:.:.::::::l ミヽ　ィ　ｰ‐'ヽ　,: jｼ';;;;;:;`ー- ､､ __
　　　∠.:.:::::::::::.:.」.:.:.:.:.i1.:ヽ＼　にﾆﾆヽ　ｿ;;:;:;;.:.:.:::::::::::::::::::::.:.｀`ヽ､
　／.:.:`ヽ.:.:.:.:',',',.:.:.:.:.:.{.:.:.:.:＼＼ `¨¨´ ,.ｲ/::l.:.::::::::::::::::::::::::::::/.:.::::::::
　.:.:.:::::::::::::::::::::.}jjjL.:.:.:::{.:.:.:.:.:ハ　ゝrr く/.:::/l.:::::::::::::::::::::::::::/.:.:::::::::::
　.:.:.::::::::ヽ.:::L.::}jﾄﾄ､「「￣|.::/;;;;;L ...りﾉ.:::::::/`ー---.:.:.::::::/.:.:.:::::::::::
　.:::::::::::::::::｀ﾐヽ j}`ヽﾐヽﾆｦ　　´￣￣`ヽ::ﾚ　ﾆﾆ＝＝＝7.:::::::::::::::::
　::::::::::::::::::::::::::Vj}　ヽﾐV　　´￣￣｀`ヽｿ　ー-----77 /.:.:.:.:.::::::::::
　:::::::::::::::::::::::::::1j}_ 三 /　　　´ ￣ `ｿ人入二二ﾆ // /.:.:.:.::::::::;:::::

　　､__人_.人　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　､__人_.人
　　）　ア　（　　　　　､__人_.人　　　　　　　　　　）　ア　（
　　）　ア　（　　　　　）　ア　（　　　　　　　　　　）　ア　（
　　）　ァ　（.　　　　）　ア　（　　　　　　　　　　）　ア　（
　　）　！　（.　　　　　）　ァ　（　　　　　　　　　　　　）　ア　（
　　⌒Y⌒Ｙ..　　　　　）　！　（　…　　　　　　　　　　　）　ア　（　　　　　（アホだ）
　　　　　　　　　　＿. ⌒Y⌒Ｙ.--―――- ､.　　　　　　）　ア　（
.　　　　 …／￣＼: : : ＼／: : : : : : : : : : : :.＼　　　　）　ア　（　　　　　（アホすぎる）
　　　　　ｒ７　　　　＼: : : : : : : : : : : : : : : : : : :.}ヽ　　　）　ァ　（
　　　：　V　　　　　　　､: : : : : : : : : : : : : : : : ∧‘,　　　）！！（　　　　　　（何でこんな奴が軍にいるんだよ！）
.　　　入　　　　　　　 }: : : : : :＿: -:-:‐: : : /　}: ｝　　　⌒Y⌒Ｙ
　　　　ゝ-＼/＼　　　/:/: : : ://: : : : : : :.／　人ﾉ＼
　　　　　　　 |_／､＿_/７ : :.:.//: : : :: : ／⌒ヽ …＼_)
　　　　　　　： r－--ｒ'": : : / 乂: : : : :_乂＿ﾉ
　　　　　　　：乂＿ﾉ-一''"　 …￣￣
683 ：名無しさん＠狐板：2024/11/01(金) 22:34:03 ID:kiAWYYmE: >>681
とは言っても今まで蛮族を蹴散らすことしかしてなかったしむしろヤンみたいなのがあり得ないくらい天才ってだけだと思う
684 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 22:35:41 ID:npmd0LlI: ＼_人人人/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 : : : : : ∨:::::::
　）ﾋﾞｷｯ（　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 : : : : : : ∨:::::
　/^Y^Y^Y^＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 : : : : : : : : : :|彡::
　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . : : : : : : : : :|彡::
: /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _､‐''゛　　　　　　　　　　: : : : : :|彡::
/ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,.:'´　　　　　　　　　　　　　 : : : : ::|:::::::
　￣´"''～　.,_　　　　　　　　　､　　　　　　　　　　 _､‐''゛￣￣￣｀`: : : : : ∨::::
　　　　　＿＿´"''～　.,_　　　　} 　　　{ 　　 _､‐''゛_.．-‐=‐-　_ : : : : : : : : |:::::
　_　＞'ﾞ´、　　, - 、｀ヽ、｀`～､ﾉ　　　　 ,．'´ ＞'ﾞ´　, - 、　　　＼_ : : : : : |:::::
　　´、　　　　 {ｒイ} 　'´ ｀ ::::::::::::. .:::::::. .:｀::::::::'´ ｀'　　{ｒイ}　　　'´ 　 ´´: : : |:::/
　　　-　,;,_　 __ﾞ'ｰ'ﾞ_＿__,,ﾉ: : :/: :}:::::::::::{::: : 、　､＿___ﾞ'ｰ'ﾞ____',_／　´: : : : : |/
　 ⌒　　￣　￣　. : : :_,,.､ｲ　 :}　　　{: : :. ＼　_￣￣￣￣￣ . : : : : : : : : :} /　　　　　　他に何か？
　　　二　　　 :- : ￣　　/　　}　　　{: : : .　｀　 - 　＿　　 ´´　 : : : : : :}
　　　　　　　　　　　　　　 }　　　{: : : :.　　　　　　　　　　　　　. : : : : / }
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　　　　 j!;:j川ﾊ.　　　ー -- ‐'　　.〃　　　　ヘルマン地帯への侵攻を今にした理由は？
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685 ：名無しさん＠狐板：2024/11/01(金) 22:36:00 ID:iXG+RyMJ: まぁここら辺は神や清姫の魔族に対する言動と同類だしな
686 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 22:36:34 ID:npmd0LlI: 　　　　　　　　　　　　　　　　 ,． '"~￣￣~"'～､
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　　　　　　　　　　　ハ　―劣　￣ ―劣: : :i/⌒i　　　戦いには機というものがあります。
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　　　　　　　　　　八　　　{　}: 　　　 . :/ __/　　　　そのを逃しては結局運命そのものに逆らう事になります。
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　　　　 j!;:j川ﾊ.　　　ー -- ‐'　　.〃
　　　　　ji! .:i jﾘ､: ､　　　｀ "´　　〃　　　　　つまり現在こそが帝国に対して攻勢に出る機会だというのか？
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687 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 22:38:50 ID:npmd0LlI: 　　　　　　　　　　　　　　　　 ,． '"~￣￣~"'～､
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　　　　　　　　　　　ハ　―劣　￣ ―劣: : :i/⌒i　　　　　攻勢ではありません！
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　　　　　　　　　　八　　　{　}: 　　　 . :/ __/　　　　　　大攻勢です！
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　　　　　　　　　　　　 ,,ｉｉllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllliiiiヽ
　　　　　　　　　　　 ,,illllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll|
　　　　　　　　　　 ,rilllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll,!! -''"￣ﾐヽ、
　　　　　　　　　 ,iflllllllllllllｒ＾ｉllllllllllll, - ''";; /_/_〃彡彡ﾐ
　　　　　　　　　ｉlllllllllllllllllｉｉｰlll,-∠､-'´ ￣　:::::::ヽ.シ彡ﾞ,　　　　キナニ地帯を突破してヘルマン地帯の奥深くまで侵攻する。
　　　　　　　　　 {lllllllllllllllllll!!"　　　　　　　　 ::::::::::ｉ三彡ｉ
　　　　　　　　　 illllllllllllll"　　　　　　　　　　　::::::::::ｌ;ミ彡ｌ　　　　さすれば魔族は狼狽しなすことをしらないでしょう。
　　　　　　　　　　'ー┬f　　　　　　　　　　　　"ゞ:::ｌﾐミミｌ
　　　　　　　　　　　　iﾐｉ　　　　　　　　　　　_,,,.-―'iﾐｆ⌒ｉ　　　　王国軍の空前の大軍が長蛇の列をなし王国正義の旗を掲げて進む所
　　　　　　　　　　　　〉ﾊ　＿＿　　　儿､,-'ｰ'ｉiﾕｦ:::ゞヽｦﾉ
　　　　　　　　　　　　ｉ　ｉ　　こﾆヨﾗ'ｧ　「｀ヽ￣　　:::l刀ﾝ　　　　勝利以外の何者もありえないのです。
　　　　　　　　　　　　ﾞ､ l　　　　　　ｌ　 |:::　　　　:::ｒレ'´
　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　！ :ｉ:、　　　::::ｌ:::::ｉ
　　　　　　　　　　　　　　ヽ、　　　ｒ､,,　ｒ'　　　 :::ｉ::::::ｌ
　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ｀ヽ、-ャ_-_ﾆア'´　::ｉ'::::::|iiiヽ
　　　　　　　　　　　　　　／_ヽ＿　ヽ `-ｒ-:::　　 :ﾉ　,‐illllllllヽ
　　　　　　　　　　　　rﾆ'´´　　　:::`K´ /　　　／,､‐il|illllllllllllヽ
　　　　　　　　　　　　レ'´　一一-ｖ、 /＿__,‐'ii､lllllllllll／ﾍllll└、
　　　　　　　＿＿＿ｆ´ｰ'　`''ｰ-､, j　/　　　〃lllli llllllll|／　ﾉllllllllllll`ｉｉｰ -､,
　　,,,,;;;;iiiilllllllllllllllllllllll|　　 =-ｧ-　ﾉV　ｊｊ　　〃lllllllヽllllllレ'´lllllllllllllllllllllllllllllll
ri´lllllllllllllllllllllllllllllllllllll|　　　ノー'´ ﾉ〃　　/lllllllllllヽllllllll　lllllllllllllllllllllllllllllllll
lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll|　　　　}ｒ-'´　　　　ノllllllllllllllヽllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll

　　　　/　　　　　　　 ,　ｉｉｉ　ﾞ!,ヽ,　 ,ヽ, ゝ、.. ;;;,　ﾞヽ,
　　　 iﾞ　　　　　　 ,　 ,! , ｉｌｉ　l i., l;,　i, l;;;;,`ミﾞヾ';;;, ﾞi i
　　　 !iﾞ ;'　　 ,i　　,! ,/!,i,iﾊﾄ, i, !! |i', ﾞi; i;;;';';,,_ミ:: ;;, ﾘ
　　　 lv',ｨ'　,;;;i　〃;/ ﾘ.ﾘl| !lﾞ:,ﾄ,ﾞ:､li;'､ i:.ﾞi;..;;;;;;;,ヾ ;;:〈
　　 ,ｨ,ｨ/ ,,;;:;;ｲ,/ｼノﾝ' ﾉﾞl! ﾞ'いﾐ`ﾐゝﾐゝ､ﾞ';;;;;;;;;;;;;'v;;;i
　　'" /　,;;-''ｼr--=､∠,,__ﾞ､　ﾞゝ,;≧-─ﾐｰi;;;;;;;;;;;;;;;;;;l
　　　iﾞiﾞ　 ;;ﾍ |　ーt‐:ｧﾐ:｀､`　' '<"t::ﾗｰ-　|;;;ﾊ;;;;;;;;;;iﾞ　　　　フォーク参謀、キナニ地帯で防衛戦をするのは魔法ギルドが強く主張している事です。
　　　ﾞ;ﾞ､　（ﾊ,! 　｀""´'　ﾞ:　　 `' ｀ ´　　ﾉ;ﾘ ,i;;;;;;ﾉ
　　　ﾞ:,ﾞ:､.ヽ,ﾐﾄ: 　　　　　 ,　 :.　　　　　　ｹﾉ./;;ｬ'′　　　　それを無視して遠征するなら彼女たちの協力を得る事はできないでしょう。
　　　　　 `:､`ｰ;　　　　　 ,'.　 :::,　　　　'ﾞﾌｰ';;lﾞ
　　　　　　ﾉ,;;;;ﾞﾄ　　　　 `ｰ-‐'ﾞ　　　　 /};;;;;;;l、　　　　　　魔法ギルドなしでどうやって魔族と戦うつもりですか？
　　　　　 ,ｨ'ｽ､;;;|`､　　　-‐ - ─-　　 /,.};;;;;;;;;;｢
　　　　 _｣ゝ､;;;l　;ﾞ:、　　　'''''''　　　,ｨﾞ 'ｸ;;;:;:;;;;｣
　　＿／/　　 `:'､ﾞ; ﾞ' ､　　　　　 ,ｨ'ﾞ　;'ク:::::::::::;`;､＿
　'"／　 l　　　 r‐`ｉﾞ:,　 `ｰ---‐''ﾞ　　｢..:::::::::;ｨ^!;;;;;;;;;;;;
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　　　　　 | 　　,l:::::::|　　　/ バ　　　 ,l :::::;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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688 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 22:41:48 ID:npmd0LlI: 　　　　　　　／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.‘，
　　　　／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_,,..　-‐　'' "´‘,
　　　　_/.:.:.:.:.:.:.:.:.:〈大〉.:.:._､‐''゛;;;;;;;;;;;;;ミミ;;;;;;;∧
　　　　{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:._､‐''゛;_.．-‐‐-　_;;;;ミミ;;;; ∧
　　　　{:.:.:.:.:.:.:.:._､‐''゛⌒^´　　　　　: : `､;;;;;;;;;;;;;;∧
　　　　 Τ;;7¨´　　　　　　　　　 . : ::{;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
　　　　　{;;;;{　　　　　　　　　　　　 : : : {;;;;;;;;;;;;;;;;/
　　　　ヾ{　　　　　　 . :　　　　 }: : {;;;;/⌒Y
　　　　　　 { {　,,,,,,___　八___､‐''゛⌒ : : : ∨ /　|　　　　　魔族など七大神の加護を受けた我々の敵ではありません。
　　　　　　ヽ　冖茫ぅ　. : 、￣茫　: : : |i l //
　　　　　　 i　ミ三彡{ {: : ミ三彡　. :ﾉ　 /　　　　　　現にヤン参謀は圧倒的な勝利を得ているでしょう。
　　　　　　　ヽ　　　　 { {: :　　　　　. :/:|-イ
　　　　　　　　ﾟ, 　　〈　､_〉　　　 : : :i　 |　　　　　　　それともヤン参謀でなければ魔族に勝てないと言いたいのですか？
　　　　　　　　　ﾟ, 　　､_三＿___，　. : : /: : |
　　　　　　　　　ヽ　｀二二´　　 . :／: : : |＼__
　　　　　　　　　､　　　　　／: :/: : ::|_ -:.:|
　　　　　　　　　／:. ＼＿＿__／: : : :_､‐''゛:.:.:.:.:.|
　　　　　　　　 /:.:.|:./|　: : : : 　　_､‐''゛:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. |
　　　　　　 |:.:.:.i/'⌒Y´￣￣7:.:.:.:.:.:.[＝＝]:.:.:.:.|_
　　　　　／|:.:.:.|　　/　　　 /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_､‐''゛:＼

　　　　　　　　　　　 ,.．　.::::ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ`ヽ､
　　　　　　　 ,'.　''"´.:.:::::::::::::::､:::::::､:.:.`ヽ
　　　　　 ,.ィ´.:.:.:::::::::.:.｀`ヽ:::::.　　........: : :ヽ
　　　　〃.::::::l:l:||:i:::::::､:::::::.｀ヽ.::::::::::::::::::::.:.｀ヽ
　　　　ﾚ'.::::l::l:l:||:|､;;;;:､::､::::.:.ミﾐヽ::::ｨｲ::::::::::::.:.ヽ
　　　　 l:!.:.l.l.:川1ﾄﾐﾐゞﾐﾐミヽ.;ﾆﾆ三彡::::::::::::::::::｝　　　　（今度は神頼みか）
　　　　ﾘ.:;l.l.:ﾄﾄ､ミﾐヽ＞=＝'''''' `ヾミミﾐヽ:::::::::::}
　　､ _ノ,;ﾉﾉﾉ,. 'ﾆヽ｀ﾞ`'‐t〒ﾃ　::　ﾐﾐﾚ' ヽ::::､::::ﾞi　　　　　あの勝利は私の物ではなく、魔法ギルドによって得られたものだ。
　　　彳i.:lj小 ,ｨtﾃ;冫　｀￣　　::　ﾉﾉい´',::i:!:::ﾘ
　　　　 V,;i.:l.',　´~ﾉ　　　　　　　　　′)_ノ/:!N::(　　　　　私は彼女たちがいなければ魔族に勝つことはできなかった。
　　　　｀`ﾊ　く .:.;;;.　　　　　　　　 ,..ｲl.:l.:.:.VV
　　　　　　　ヾ',　　　- 　　 ,.　　　　 /ハi.:l.:l.::.:ﾉｿ　　　　それだけ魔族の強さは驚異的なんだ。
　　　　　　ﾞ､　´ﾆ二´　　　　　/　ﾉﾊl.:ﾘﾘﾉ
　　　　　　　 .ﾞ､　　　　　　　／　　 _ノﾉ:＼
　　　　　　　　　　ﾞ､　　　　　／,.　'´.:.:::.::::::::::::.ヽ
　　　　　　　　　　　 `ーｪ‐'彡'´　／ヽ.::::::::,. .:::‐‐＼
　　　　　　　　　　　,r'7⌒i`ヽ.::::く_／.:rｪｭｲ─- ､:.:.:.＼
　　　　　　　　 /　′/:l::::::.',.:::::::,..ム______ フ´¨¨¨¨｀`ヽ､
　　　　　　　　　　{ぃ.　/.:.:l.:::::::レ'´. : : :,r'"´. : : : : : : : : : : :.`ヽ
　　　　　　　　い / _／:/.: : : ｀¨`7.;;;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..',
　　　　　　　　 ,r'´.:.:::::::::::::/.:::::::::::::::::/.;;.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:::l
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　　　　　 /.:.:./.:.:::::::::/.::/_ｿ.:::::::::::,';.　-‐ ー-rr 'ﾆﾆﾆﾆﾆヽ.::::::l
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689 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 22:42:44 ID:npmd0LlI: 　　　　　　　／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.‘，
　　　　／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_,,..　-‐　'' "´‘,
　　　　_/.:.:.:.:.:.:.:.:.:〈大〉.:.:._､‐''゛;;;;;;;;;;;;;ミミ;;;;;;;∧
　　　　{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:._､‐''゛;_.．-‐‐-　_;;;;ミミ;;;; ∧
　　　　{:.:.:.:.:.:.:.:._､‐''゛⌒^´　　　　　: : `､;;;;;;;;;;;;;;∧
　　　　 Τ;;7¨´　　　　　　　　　 . : ::{;;;;;;;;;;;;;;;;;;|　　　ヤン参謀、敵を過大評価し、必要以上に恐れるのは武人として最も恥ずべき事。
　　　　　{;;;;{　　　　　　　　　　　　 : : : {;;;;;;;;;;;;;;;;/
　　　　ヾ{　　　　　　 . :　　　　 }: : {;;;;/⌒Y　　　　ましてやそれが味方の士気を削ぎ、その決断と行動を鈍らせるとあっては、
　　　　　　 { {　,,,,,,___　八___､‐''゛⌒ : : : ∨ /　|
　　　　　　ヽ　冖茫ぅ　. : 、￣茫　: : : |i l //　　　　　いわば敵を利する行為でありましょう。
　　　　　　 i　ミ三彡{ {: : ミ三彡　. :ﾉ　 /
　　　　　　　ヽ　　　　 { {: :　　　　　. :/:|-イ　　　　　　どうか注意されたし。
　　　　　　　　ﾟ, 　　〈　､_〉　　　 : : :i　 |
　　　　　　　　　ﾟ, 　　､_三＿___，　. : : /: : |
　　　　　　　　　ヽ　｀二二´　　 . :／: : : |＼__
　　　　　　　　　､　　　　　／: :/: : ::|_ -:.:|
　　　　　　　　　／:. ＼＿＿__／: : : :_､‐''゛:.:.:.:.:.|
　　　　　　　　 /:.:.|:./|　: : : : 　　_､‐''゛:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. |
　　　　　　 |:.:.:.i/'⌒Y´￣￣7:.:.:.:.:.:.[＝＝]:.:.:.:.|_
　　　　　／|:.:.:.|　　/　　　 /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_､‐''゛:＼

　　　　　　　　／ﾊ　　　　　＿
　　　　　　　　　　/.:.:.;＞-‐…─-＜.:.:(
　　　　　　　　　 ,仏´　　　　　　　　＼}
　　　　　　 /　　　　　╋　　　　　 ‘,　　　　　　　　　　　フォーク参謀、
　　　　　　　 ∠＿＿＿＿＿＿＿＿＿L
　　　　　　 /.:.:.:.L{_}_〉.: 　.:〈{_} ﾉ.:.:.:.:.ヽ　＿__　　　　　　ヤン参謀は実際に魔族と戦った当事者として感想を言っているのだ。
　　　　　　　　,.:-─‐-　　 `　　-──.:.:.:.ﾚ´.:.:.:.: ＼
　　　　　　　 {.:.:.:.:.-─｀ｰr'＾ーrｲ─‐-.:.:.}.:／⌒〉 ⌒ヽ　　　それを利敵行為呼ばわりとは、ヤン参謀に失礼ではないか！
.　　 ⊂ﾆ⌒ヽ ’,.:.:.:.:　　　＼_.ﾉ　　.:.:.:.:.:/:〈　　(_,､＿ﾉ
　　　　乂__　＼＼.:.:　　　　　　　.:.:.:.:／.:.:.:＼
　　　　　　　＼.:.｀¨:＞──‐‐─‐=彡.:.:.:.:.:.:.:.‘,
　　　　　　　　｀ー‐─イ.:.:.:./　　　ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:}
　　　　　　　　　　＿＿ﾉ.:.:.:.{ 　　　　 ‘,.:.:.:.:.:.:.:.′
　　　　　　　 /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:‘,　　　　 .}.:.:.:.:.:.:/
　　　　　　　　　{.:.:.:.:.:.:.:.:r-､.:.＼.....＿ノ.:.:.:.:.:./＼
　　　　　　　＼　　 └=ﾐー──┐.:.:.:.:./＼.:＼
　　　　　　　　　　　7　　　 /　　　　 }　　 /　　＼.:＼
　　　　　　　　　 (　　／　　　　　/ 　く.　　　＼.:＼
　　　　　　　　　　　｀¨¨´　　　　　　{　　　‘,　　　　　＼_)
　　　　　　　　　　　　　　　　　＼＿ノ
690 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 22:44:30 ID:npmd0LlI: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ _＿
　　　　　　　　　　　　　　　　 .　.:::´.: .: .:. :.: .:..: .:.｀`ヽ、
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　　　　　　　　　　　　　!.:.:.::::::::::::::::::::::::〈 _〉:::::::::::::.　-‐=＝= '
　　　　　　　　　　　　　 '..:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::.　'´｀ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ´｀`ヾ: :ヾ
　　　　　　　　　　　　　 /`ｰ----rｰ--一　´　　　　　　　　'.:.:j!
　　　　　　　　　　　　　,':　:　:　:　i　r'ﾞ´　　　　　　　　　　　 i:.′
　　　　　　　　　　　　彳:　:　:　: .i　 :'´￣｀＞ ___ﾉ　　　　　ﾘ　　　　どこがです。
　　　　　　　　　　　　　彳: ./⌒V　　　こrﾃ_ﾝ ,:.;'ｲ　ﾉ_-=ﾍ.!
　　　　　　　　　　　　　': 〈　ﾊﾐ　　　　　　｀~~´ j! j'='-'　 .i　　　　わたくしは一般論を申し上げただけです。
　　　　　　　　　　　　　　ﾞ : '　しi　　　　　　　　;　 j! .:　　　,:′
　　　　　　　　　　　　　　　ﾞ;ゝ‐i　　　　　　　 r ...　 !　.　ｲ　　　　　一個人に対する誹謗と取られては甚だ迷惑です。
　　　　　　　　　　　　　　　　i: :ハ　　　　　　　　｀ｰ '　 :. .;′
　　　　　　　　　　　　　　　　i´　　'.　　　　 `ｰ_ --､_,　: /
　　　　　　　　　　　　　　　　|　　　 .　　　　　｀ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ´　 /
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: : : : : .　　　　　　　　 ',
: :}: : : : .　　　　　　　　　 |
: :}: : : : : : .　　　　　　　　|
:〈: : : : :　　　　　　　_　　 ',
: : : : ::―＝ﾆ- _　　｀ヽ、',　　　　　　　そもそも、この遠征は七大神に反逆した悪の魔族を誅殺するという
: : : : : : : : : : : : ﾆ- _　　　 ',
: : : : : : : : ／￣`''＜ﾆ- _,,_〉〉　　　　　　崇高な大義を実現する為のものです。
: : : :　　　、　　 a`: : :　/
: : 　　　　＼____､ノ: : . .∨　　　　　　それに反対する者は結果として魔族に味方しているといわざるをえません。
: : 　　　　　　　｀¨¨´ /: : : ::∨
: : :　　　　　　　　 . : : : : :∨　　　　　小官の言う事は誤っておりましょうか？
: : : :　　　　　　　　　 . : : : : ::∨
＼: : .　　　　　　　　 . : }: : : : : :＼
: : }: : .　　　　　　　 . : 〈: : :＿: 　ﾉ
: : }: : . 　　　　　　　　: : : ⌒＞'ﾞ´
: : : : : :　　　　　　　　　: : : {
: : : : : : 　　　　　　 __　ﾉ
: : : : : :　　　 , -=≦三工´
: : : : : : 　　　　　　　　　　〉
: : : : : : . 　　　　　　　. : /
: : : : : : : .　　　　　　　　|
: : : : : : : : .　　　　　 |
: : : : : : : : : : .　　　　 |
〕iト ,,_ : : : : : : . 　　　 |
:.:.:.:.:.:.:〕iト ,,_: : : .　　　ﾉ
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: : : : ::―＝ﾆ- _　　｀ヽ、',
: : : : : : : : : : : : ﾆ- _　　　 ',
: : : : : : : : ／￣`''＜ﾆ- _,,_〉〉
: : : :　　　、　　 a`: : :　/
: : 　　　　＼____､ノ: : . .∨
: : 　　　　　　　｀¨¨´ /: : : ::∨　　　　　　例え魔族に地の利あり、あるいは想像を絶する魔法があろうとも
: : :　　　　　　　　 . : : : : :∨
: : : :　　　　　　　　　 . : : : : ::∨　　　　　それを理由にして怯むわけにはいきません。
＼: : .　　　　　　　　 . : }: : : : : :＼
: : }: : .　　　　　　　 . : 〈: : :＿: 　ﾉ　　　　我々が正義の軍として進軍すれば勝利する事間違いないのです。
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: : : : : :　　　　　　　　　: : : {　　　　　　　　さすれば……
: : : : : : 　　　　　　 __　ﾉ
: : : : : :　　　 , -=≦三工´
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〕iト ,,_ : : : : : : . 　　　 |
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691 ：名無しさん＠狐板：2024/11/01(金) 22:47:25 ID:9HbkJKAz: まあでもこう捉えられても仕方ないよね
実際に七大神がそうやって魔族を悪に仕立て上げてたんだし
692 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 22:50:02 ID:npmd0LlI
693 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 22:50:31 ID:npmd0LlI: ttps://www.youtube.com/watch?v=mCK_v9n2O_0

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.　　 {=-＼　　　　　　 / ／ア ⌒ ／　　　　　 ⌒＼　＼＼　　　　　　　　　／-=}
　　 Vﾆ=-＼　　　　　 ' /　/　/　/　: : :ﾊW　＼　　　'，　'，　.　　　　　　　／-=ﾆ/
　　　 Vﾆニニ＞─ ──i/　'　 /　 ′ i: /''ﾞﾞ{ 丶　＼　 } 　 } 　} ── ─＜ﾆニﾆ/
　　　　Ⅵﾆﾆニニニニ=-| 　ｉ :　　　　　{/ 　 {　　ｉ＼／＼}　　, 　} __-=ﾆニニﾆﾆﾆ/
.　　　 }ﾆニニニニニﾆﾆ=-| {　　: ｉ　八‐-八　 {ｨﾁ示笊　 /　「i:i:i〉-=ﾆニニﾆﾆ{
　　　　 Ⅵﾆニニニニﾆﾆ=-| {　　i : 　笊示ミ::＼{::::乂ツﾒ　'　/ ':i:i:/-=ﾆニニニﾆ/
　　　　 Ⅵﾆニニニﾆﾆﾆ=-|八　 { {　 ⅣVツ::／￣￣ノ　/　' /i:i:/-=ﾆニニニﾆ/　　　魔族に対しては『キナニ地帯で防衛戦をやる』
　　　　　 Vニニニﾆﾆﾆﾆ=-|⌒＼{人　乂￣　　'　　　⌒7／}/r‐─ ､-=ﾆニﾆﾆ′
　　　　　 Ⅵﾆニニニニニﾆﾆ=-〈i:ｉ:八込、　　r_ >　　ｲ. :/／⌒＼ '， -=ﾆ/　　　　　と聞いていたが。
　　　　　　 }ﾆニニニニニニﾆﾆ=-＼i:∧　个: .　 _　イ: :{. :,〈/ ￣＼ }_}-=ﾆﾆ{
　　　　　　 |ﾆニニニニニニ=-　　--=∧　Vﾆニ{ : : 「ﾆ}/ 〈/⌒ >'^ﾆ〉-=ﾆﾆ|　　　　　これはどういうことだ？
　　　　　　 |ﾆニニニﾆﾆ=-／　　 -=ニ∧ ∨、人__/　/{ﾆ└ 「ﾆ/￣{_-=ﾆﾆ|
　　　　　　 |ﾆニニニニ=-′　　　　 -=ﾆﾊ　V＼/i:i:ｉV∧ﾆ=-Ⅵ//／{-=ﾆﾆ|
　　　　　　 |ﾆニニﾆ=-- ｉ　　　　_　-=ﾆニ∧　Vi:i:i:i:ｉ:∧　V=- {_／//八-=ﾆ|
　　　　　　 |ﾆニニﾆ=-- | 　／---=ﾆﾆ/⌒ﾊ　}i:i:i:i:i:〉ｉ∧　v=-V/⌒///＼_|
　　　　　　 |ﾆニニﾆ=-- }　/　　　　-=//　　 }: } ⌒〈i:/⌒'，∨⌒＼///// ∧
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　　　　　　　　 ∨::::::::::::::::::::::::／　　　 O >:::::::::::::::､:く O　　　〉:::::′
　　　　　　　　　.-ヽ:::::::::::::::::::`ー-.....-‐::´::::::::::::::::::::ヽ:::｀:::ー:::´:::::〈　　　　いえ、民衆がこちらから攻め込むべきだと主張していて
　　　　　　 /::::ヘヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::}
　　　　　　　　{:::::{:::::::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::′　　　弱腰ではいられないのです。
　　　　　　　　ヽ::ヽ::::::}:::::::::::'J::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀:::ー::´::::::::::::::::/
　　　　　　　　　｀丶ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＿＿:::、::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　｀ヽ､_:::::::::::::::::::::::::::::::::::∠ニニニィ::::::::::::::　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「ほう、民衆がうるさいか」＞天空神
　　　　　　　　　　　　　　 iヽ､::::::::::::::::::::::::::::::::::ー-‐:::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　i::::::｀丶:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　i::::::';::::::｀:ヽ:、::::::::::::::::::::::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　}::::::::';::::::::::::::｀:ー--:::::＿＿:::ィ
　　　　　　　　　　　 ,.イ:::::::::::';:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
　　　　　　　　　　　／:::::::::＼::::::';:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　フォーク侯爵
694 ：名無しさん＠狐板：2024/11/01(金) 22:51:54 ID:kiAWYYmE: こうやって失敗する経験も必要な事だよな
人類は数十数百の歴史的失敗を積み重ねてそれを知識として蓄える事で成長してきた
695 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 22:52:56 ID:npmd0LlI: 　　　　　　　　　　　　　　　　　 ----
　　　　　　　 --ミ､ ,.　´　　　　　　　｀　.
　　　　　　／　ｧ ⌒´　　　　　　　　　＼　　＼
　　　　 '　 / ／　/　 '　 ,　　　丶　　ヽ　丶　 .
　　　　 / ,ｨ　'　　, 　ﾄ､/{ 　丶　＼　　 V　　v ∧　　　　　　それなら徴兵令を出して出兵を主張する民衆を徴兵すればいいだろう。
.　　　 ' / |　　　　　　{''"ﾞ{　､　＼　 ≧=- v　　'，ﾊ
　　　　 {/　|　:　　i　　 {　八　＼　斗＜´ =-}　　 }　 }
　　　　 }'　 |　:　　l　‐‐{ -- ＼　ﾄ､ｨﾁ笊芋ｱ　　 '　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「徴兵をなされるのですか！」＞フォーク侯爵
　　　　　　 Ⅳi　　{　　从ｨﾁ笊ヽ{⌒ 乂rツ /　'　/ 　′
　　　　　　　,八　ﾄ.　 Ⅳ V_ﾂ　　　　, , / /　/　/
　　　　　　丶{ ＼{从 , ,　　　,　　　　ノｨ. . .厶ｨ _＿＿　　　　　こういう時の為に、ちゃんと徴兵制度は整えているぞ。
　　　　　　　　　　　　 V圦　　　　　_　　　/}. .//////////ｱ
　　　　　　　　　　　　　}. .介: .　　´ 　　 .ｲ'　,「￣　 ¨ ヽ⌒　　　　出兵派の民衆はすべてでなくていいから、ある程度は徴兵しろ。
　　　　　　　　　　　　　}. . .}　r､≧=- ＜ _/ / |　　　　 }__
　　　　　　　　　 ,. . . }　| | ｰrｫ } 「 /../　|　　　　 ´: : : :≧s｡
　　　　　　　　　　　_/. . . , __| |i:i:i} {　//. / ¨ｱ､_／: : : : : : : : : : :丶
　　　　　　　　　／/. . . /　 { ∨　 У'. / ／　/: : : : : : : : : : : : : : : '，

　　　　　　　　　　　-‐::::::::‐-
　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
.　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
　　. 　 /::::::::::::::::::::: /⌒＼::::::::::::::::::::::::::::::.
　　　　|::::::::::::::::::::::::{　　　＼:::::::::::::::::::::::::}
　　　　|::::::::::::::::::::::八 0　　,ノ::::::::::::::::::::::ヽ　　　　確かに制度自体はありますが、
　　　　∨::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／⌒::::ﾉ
.　　　　 }::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〈0　ﾉ｢　　　　　使用されたことは一度もありませんぞ。
　　　　 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::ﾉ
.　　　ノ::::::::::::::::::〈ｖ´"''丶、::::::::::::::イ
　　／::::::::::::::::::::::::::＼｀ｰ　＼::::::::/　　　　　　　　　　　　「これが最初の事例になるだけだ」＞天空神
―::::::::::::::::::::::`、::::::::::::＞- `'ｰ::／
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:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣"''ヽ
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:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
696 ：名無しさん＠狐板：2024/11/01(金) 22:53:52 ID:iXG+RyMJ: 結局のところ民衆が騒ぐからやらざるを得ないだけだしな
それをただ馬鹿と決めつけるのは早計でしかない
697 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 22:54:32 ID:npmd0LlI: 　　　　　　　　　　　 _＿__
　　　　　　　　　,.ィi〔￣⌒＼
　　　　　　　　/　／　___
_＿____　　　 '　/／￣　〕iト.,
　　　　　〕iト{　' 　　　 __. . . . ＼
　　　　　　　　　　　　　 ⌒＼. .　＼
　　　　　　　　　　　　　　　＼^⌒＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　 i　　　＼　　　 '，
　　　　　　　　　 |　　　　 '，　　　:.
　　　　　　　　　 }　 :　　　　　ｉ　}　　　出兵派は徴兵すればいいが、
　　　　　　. .　}　　 }　 i　　　　}. .　}　}
　　　　　. .　　'　. . ′ | 　　　}. .　'　'　　　それは民衆だけでなく元老院議員も例外ではない。
　　　　. .　　/ . . ｲ. 　 |. .　　　. . /}/
　　　 . . 　 /. .　' {. .　 |. .　　 /. .'
. . .　. /　 /. .／　|. .　 |. .　' /}/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「えっ」＞フォーク侯爵
. /. . .'　 /ィ㌘　八. 　|. ./}/ /
/. ／_＿_∠　　　〕iト乂_
ィi〔i:i:i:i:i:i:i:i:i:〕ｉト., 　|. { ∨⌒
i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:＼|. {　}
i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ>| ﾉ
=-i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∠ｨi〔_
i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ／￣ ^「i
i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ/............　| |

　　　　　　　 Ⅳ八i　　　乂_　　　　　　　　　　ノィ　　　 /} /
　　　　　　　　〈i:i:i:|　　从⌒　　　　 i　　　　　 /. i　　/ ﾉ'
　　　　　　　 Vi:Ⅳ 　込、　　　　　　　　　ｲ. . }　/{　　　　　　　　　　　　　　　　何を驚いている。
　　　　　　　　 }i:i:八　{i:i:i:i:::...　　´　｀　　ィi:ｉ:| . ﾉイ￣＼
　　　　　　　　 }/´ {::＼乂r‐‐} ＞　 _　＜　}_「|. .{::rく_ ／ |　　　　　　　　　　　　　　お前たちは遠征を主張しているではないか。
　　　　　　　 | ￣{ }. .}⌒{＼j__ 　　 ___／　} |. .|::|　|　　 |
　　　　 ---- Ⅳ　 '. .,:::::::{ 　　} 　　 } 　　 } |. .|::|　|　　 |‐　── -　　　　　　　　大言壮語を吐くなら他人にやらせるのではなく
　　／　　　　 Ⅳ/. / __,八　 {_ 　 _/　　八|. .i､|　|　　 |　　　　　　　＼
　 '　　　　　...... 　_Ⅳ. '{´ 　　＼_＾∧^__ ,..／　 V∧|__j__　ｲ.........　　　　　　 '，　　　　自分の体を使ってやるべきだろう。
/　　　......................{ /./_j　　　／i〈//〉i＼　　　 V∧r‐‐ ´..................
　　 ............................7/}＼＿／i:i:i/i:∨iVi:i:i:＼ _ -=V. {...................................　　　 }　　　　当然お前の息子も例外ではない。
{　 ............／{⌒ヽ//_j 　}／i:i:i:i:i/i:i:i:|i:i∧i:i:i:i:∧ニ{ ∨〕iト __/}⌒＼............　　　 {
i　 ........./.....乂　//___ ,ノi:i:i:i:i:i:/i:i:i:i:ｉ|i:i:i:∧i:i:i:i:∧ﾆ〕i V∧　/ ^＼....}.............
}　..........{........./V.／　 ⌒)i:i:ｉ:/i:i:i:i:i:i:|i:i:i:i:i:i:r‐ ､i:i:〉　　 ⌒∨/　　}.〈..................　　　､　　　　　「息子は指揮官ではなく参謀ですよ」＞フォーク侯爵
　........../........{　 ´　　　 (i:i:i:i:{Y⌒7Vi:i:i:i:i:i∧ 　⌒　　　　　V / 〈......＼................　　　>
.........../......／/　　　　　　＼i:i:i}ﾆ/　{i:i:i:i:i:i:i:i:i〉　　　　　　　　V / ＼.......＼...............／
､....../...／　.′　　　　　　 '⌒ﾆ>､ ^7⌒¨¨´　　　　　　　 V'，　＼.......＼__／{
. ￣／　 -{　　 . . . . . .　　　　¨ : :V　　　　　　. . . . . .　　　 }.∧- ､　＼.......　　〉
..／　 /　圦. . : : : : : : : : : . . .　　: : :　　　. . : : : : : : : : : : : : '. . ∧　＼　＼___ .ｨL_
　_＿_/ 　{. . .､: : : : : : : : : : : : : . . : : . . : : : : : : : : : : : : : : : ﾊ. . . ∧　　＼_＿__」／}
￣￣__,_　|. . ｉ...>､: : : : : : : : : : : : :ｨ^iト : : : : : : : : : : : : : イ　 ∨ . . }、　　￣￣　/
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　　　　 ....|. . |个〕iト ___　ィi〔ﾆニニ}i:i:i{ﾆニﾆ〕iト __／-=ﾆニニ〉. . 八............　　　/

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　／^⌒ ＞-=ミ､ ,.　　 ¨　￣￣　¨　　 .
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　 /　　 /　　 /　,ﾍ,,,/ｱ　　　　　､　　　ﾟ｡
　'　　 '　　 /　 '""ﾞﾞ"{　　 '，､　＼　　　　　　 '，　　　　参謀だろうが関係ない。
/ィ　　　　 ′　ｉ　　 {　　　丶＼　ヽ　 :ｉ
　|:　　:i 　　　 { 　　{ 　丶　＼丶　　ｰ}　　　　}　　　　『必ず勝てる』と主張しているなら自分で証明するべきだ。
　|i　　:ｌ　　　_j__{_ 　八　　ｉ＼　丶＼＿j_　　　　 }
　|l　　:{ 　 :　 { ﾊ￣｀＼　ﾄ､　ヽ´￣　ヽ}　　　　 ,　　　　自分の言動が正しい事を証明する機会をくれてやる。
. 从　 :{ 　 i　从ｱ示沁､　ヽ{⌒,ｨ竓示芹ｧ}
　　丶{ 　ｌ　　Ⅳ V_ツ　　　　乂_rツ　'　　 , 　/
.　　　从　|　　乂_　　　　　　　　　　　 /　　ﾊ　'
. 　　　ヽﾄ､　{::i⌒　　　 i 　　　　 /　ｨ / }/
　　　　　　　＼{込、　　 r　 ‐┐ 　 ,ノｲｫ　|"
　　　　 r ─‐┐ }　ｉ > . 　､__ ノ　　ィ/　|　|_＿__「 ¨ >､
　　　　 | 　　ﾄ-}　l=ｧ=}＞　_　イ　_{__ >|　|i:i:i:i:ｉ:|　　　|
　　　　 | 　　 li:i:}　|i:{｀┴‐‐┐　　　}/}　 |　|i:i:i:i:ｉ:|　　　|
　　　　 | 　　 l:i:i}　|ｲ>､　　 ∧　　 }/}_,. |　|i:i:i:i:ｉ:|　　　ト .
< ¨¨¨＞V　　 |,<}　|八　　‐- ∧ 　 //.-‐|　|¨＾>､|　　 /. . .＼
. . . . . . . . ＼ _|　}　l　　　　　 VV 　　 |　| 　 __|　／. . . . . .丶
698 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 22:56:30 ID:npmd0LlI: 　　　　　　　　　 V: : : : : : : : : : : : : : :w
　　　　　　　　　　'.: : : : : : : : : : : : : : :.i
　　　　　　　　　｣.: : : : : : : : : : : : : :. :.!
　　　　　　　　＞{: :ｨ｡､: : : :ｧ｡ﾐ.: : : :.j＾v　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞――＜
　　　　＞ ´: : :.!: : ー }: : : :ー ': : : :/: :!　　　　　　　　　　　　　　　　　 /: : : : : : : : V　　　　　　　天空神さま、我々に戦場に行けとおっしゃるのですか？
　　＞ ´ : : : : : : l: : : : :.l : : : : : : :u : j／:.＼　　　　　　　　　　　　　　　　　 i: :_: : :.__.: : : |
／.: : : : : :. :. :. :.∧: : : tL:ｫ.: : : :. :. :.ﾊ: : : : :.＼　　　　　　　　　　　　　 !:`ﾟj　´゜' J6i!
: : : : : : : : : : : : :..ﾞﾊ: : :,_＿_ : : : : :./.: : : :. :. :. :.＼　　　　　　　　　　　　　　ﾊ : :__: : :u/八　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そう言っているだろう」＞天空神
: : : : : : : : : : : : : : :ﾊ: ('ニニ＞: : /: : : : : : : : : : : ヽ　　　　　　　　　　＞>.｀´_／:.!＜
: : : : : : : : : : : : : : : :.ゝ: :￣: : :.／: : : : : : : : : : : : : :.V　　　　　　　　＞ ´: : : :j.: : : : :j:. : :｀＜
.: : : : : : : : : : : : : : :. :. :.￣￣.: : : : : : : : : : : : : : :. :. :.v　　　　　　 ./.: : :. :.￣￣i尖! ￣￣.: : : :.ヽ　　　しかし、我々には議員という重要な役目があります。
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾉ　　　　　　　 .{.: : : :. :.i: : : :iゞ'j;_.: : :.j.: : : : : j
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :／／　　　　　　　　ﾊ: : : : : j: : /7L!f/ヽ :.ﾊ: : : : :.'
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: ﾊ: : :.V: : l: :{: : :{.: : : : : : : : : : : :. :.j.: : : :. :. :. :.＼　　　　　　　　　　　 /: : : : : : : : : : : : : : :.V

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　出兵派の議員たち

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . .　　　- ── - 　　　 __　 -- ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . . : : . . .　　 . .　　　　　　　　＜ ⌒＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ . . .　／⌒ . .　　　　　＼　　　　＼　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . . : : . 　 '　 /. ./　　　　　　 '，　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　' . : . .,　/　 ' . :/W　　　　　丶　 i
　　　　　　　　　　　　　　　　 / . : . ./　' 　 i : /'ﾞﾞﾞ{　　、　＼　＼}　ｉ　　　 } 　 '，　　　それは心配いらん。
　　　　　　　　　　　　　　 ' . : . ./　ｉ　　{:./＼八　　＼　ｉ＼　}　 }　　　 }
　　　　　　　　「＼ __　　　　 : : : . .′　|　　{,ｨ笊示ミ､　　i ＼{-‐Ⅵ　,　　　　　　}　　　フォーク侯爵を筆頭に議員を解任する。
　　　　　　　　|/////＼ __　　 {: : .. 　 Y^|　 Ⅳ,_)/::: }　＼ {　ｨぅミ }　　　　 /
　　　　　　　　{/////////＼_ ｉ: : :{ 　 {　|　　{ 乂rツ　　　ヽんハ/ /　/　　 /i　 '　　　　遠征で勝利すれば議員に戻してやるが、
　　　　　　　乂//////////ハ: : :. 　乂|　　{　　　　　　　　ﾋﾂ / '　 /　 ' /　} /
　　　　　　 /⌒//////////∧: : . 　八　乂　　　　　　 '　__ノ / 　／}/　ﾉ'　　　　　あくまで勝利できたらの話だ。
　　　　　　　///////////////八: .j_: :／}＼ {⌒　　 _　　　 ⌒7 '　／　/
　　　　_＿ └へ//////////／^ア￣￣ }: . 个: .　　　｀　　イ /}イ　　　　　　　　　　　　（これで勝てたら奇跡だろう）
　　　「/////////二ﾆ=--／. .／ﾆ=-- 　 }: .　}　　＞　＜__ }八人
　　　 ⌒二二ﾆ==--⌒. . . . . .{ﾆ=-　　　　}: . .ﾊ ___　{ﾆニニ} ⌒ ＼. ＼
　　　　　---=ﾆニ⌒. . . ---- ミ､ﾆﾆ=-　, : ./∧　＼V＾}ﾆﾆ{　　　＼. 丶
_　--=ﾆﾆ⌒ . . . . . .／ﾆﾆ=--　 ⌒＼=-/. :/　　'，　 }　{ﾆﾆ|_＿_　　　＼. .＼
. . . . . . . . . . . . . . ., -=ﾆ=--　　　　　⌒, . :,　　　〉　「＼＼_〉　　ヽ　　　､. . .＼
. . . . . . . . . . . . . .ｲﾆﾆ=--　　　　___／/. :∧___／ﾆﾆV/}ﾆﾆ=-へ　　'，　　 . . . .'，
. . . . . . . . . . .／　{ﾆ=--　　　／　　_/. :/　　　 __／i:i:「:i:i:i:i:i:i:＼i:i:>､_}　　　　 . . . ...
. . . ---=ﾆ⌒　　∧=-　　　／　_＿/'. : ,　　　 /i:i:i:i:i:i:i|i:i:i:i:i:i:i:i／〉i:i:i:i:i>　　　 } . . .}
⌒　　　　　　　 /ﾆ=-⌒　　／⌒} /: : :　　. .└へi:i__/L／⌒'， ⌒¨＼　　　 . . . .
　　　　　　　　/ﾆ=-　　　　/　／ / : : {. . : : : : : : : : : : : : : . . }. . . : : : . .　　　, . . /
　　　　　　〈_＿ __　　　/　 /. : .: : : 圦: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :}　　/. . .
　　　　　　　　/二二＼_/ 　/ . : ,. . . .{V丶 : : : : : : : : : : : : : ,: : : : : : : : ,　　, . . '
　　　　　 └‐=ｧ‐ ､ _＿/､. : ,{ . . . V⌒ ≧=-　_＿__　イ: : : : : : : : ｲ　 /／
　　　　　　　　　 / 　　 ⌒　}／八: . . .Vﾆﾆ=- ____／//＼_≧=-- ＜>　／
　　　　　　 /　　　　　 /　　 L＼: . Vﾆニ=---／/＼ﾆﾆ∧ﾆニ〉

王国は建国時に成文法を制定しており、その一部として徴兵制度が整えられていた。

その範囲は恐ろしく広く、現女王と現公爵以外なら誰でも徴兵できる代物で、その気になれば上級貴族や大臣であっても徴兵できた。

それ故、大臣や議員を解任させた上で徴兵するという荒業だって法的に可能だった。

これは元々は邪魔になった権力者を戦場に送り戦死させる為に仕掛けていたもので、今回始めて使われることになった。
699 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 23:01:42 ID:npmd0LlI
700 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 23:02:14 ID:npmd0LlI: 　　　　　　　 |
　　　　　　　 |　　　　 , ィァ
　　　　　　　 |.　　／　 /:＜.￣￣.¨. .‐-. .,
　　　　　　　 |､　./　　./..ィ. . . . . . . . . .､. . .｀ヽ
　　　　　　　 | ∨, ィ　フ. . ,. . . ,. . . . . . .｀. . . . .ヽ
　　　　　　　 |　　　／..／. . , '. . . . . . . . . . . . . . ﾍ
　　　　　　　 |、　／. ７丶ィ/./ . . . . , . . . . . i. . . . .',
　　　　　　　 |ﾍ　l i. -‐z､/у . . . . / . . . '. . i. .、. . |　,
　　　　　　　 |､ /. .!,' /:::::ﾍ'.l. . . .／､ . . '. . .'. .|ヽ . |/ |
　　　　　　　 |'/. . / 弋_ｼ′レイ　__、＼'. . ,'. . !　∨　l
　　　　　　　 |'. . /!　　　　　　　 /:::ヾ,' ヽ.' . . ',.　丶 !　　　　　天空神様、あれでよかったのですか？
　　　　　　　 |i. ..ハ.　　　　　　〈::::::ｼﾍ./ . ,. . .',　　,′
　　　　　　　 |', .i_._ﾍ　丶　_ 　　｀¨ｨｲ. .イ! . /.,_　'ァ　　　　　流石に徴兵は前例にありませんが。
.　　　r‐＜f', | ﾍ{, ': :ﾍ、　　　　　　, ' . . ／,ﾘｲ＿_￣ｱ
　　〈　丶, ∨ /: : : //ニ＝＝ﾆｱ. . .／Τ. , . . .| ￣
　　　〈　　　' ∨: : : :i/　　＞ ´／.イ.､.,.'.'| . i. .i. .|
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　　　ﾍ.　　 | : : ´: : : : :＞::´/￣￣　　 ! . !. ｌ. .|
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　　　　　ヽ　 ,′ﾍ::::::::;′ 　 ,..イ::::::::::::::::::〉 . . ',. .ﾍ
.　　　　　ﾍ ,′,'　';::::;′ ∠ --- 　::;_::::/..ﾍ . . . . .ﾍ
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　　　　　　　 |　　　ｌ　　　　 ',:／ . . . . . !. . . l . . .', i　　　V ヽ､
　　　　　　　 |　　　 l　　　　　 ,〉. . . . . i . . . !. . . . .!　　　 V. . ﾍ

　　　 ____
　／^⌒ ＞-=ミ､ ,.　　 ¨　￣￣　¨　　 .
／　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　丶
　　　'　　/　　 ,　　　 _　　　　　　　　丶　　　＼
　 /　　 /　　 /　,ﾍ,,,/ｱ　　　　　､　　　ﾟ｡
　'　　 '　　 /　 '""ﾞﾞ"{　　 '，､　＼　　　　　　 '，
/ィ　　　　 ′　ｉ　　 {　　　丶＼　ヽ　 :ｉ
　|:　　:i 　　　 { 　　{ 　丶　＼丶　　ｰ}　　　　}
　|i　　:ｌ　　　_j__{_ 　八　　ｉ＼　丶＼＿j_　　　　 }　　　今後民衆が無責任に戦線拡大を主張したら困るからな。
　|l　　:{ 　 :　 { ﾊ￣｀＼　ﾄ､　ヽ´￣　ヽ}　　　　 ,
. 从　 :{ 　 i　从ｱ示沁､　ヽ{⌒,ｨ竓示芹ｧ}　　　　　　　　下手な事を言えば自分が徴兵されるなら今後は大人しくなるだろう。
　　丶{ 　ｌ　　Ⅳ V_ツ　　　　乂_rツ　'　　 , 　/
.　　　从　|　　乂_　　　　　　　　　　　 /　　ﾊ　'　　　　この辺りで釘を刺して置くだけだ。
. 　　　ヽﾄ､　{::i⌒　　　 i 　　　　 /　ｨ / }/
　　　　　　　＼{込、　　 r　 ‐┐ 　 ,ノｲｫ　|"
　　　　 r ─‐┐ }　ｉ > . 　､__ ノ　　ィ/　|　|_＿__「 ¨ >､
　　　　 | 　　ﾄ-}　l=ｧ=}＞　_　イ　_{__ >|　|i:i:i:i:ｉ:|　　　|
　　　　 | 　　 li:i:}　|i:{｀┴‐‐┐　　　}/}　 |　|i:i:i:i:ｉ:|　　　|
　　　　 | 　　 l:i:i}　|ｲ>､　　 ∧　　 }/}_,. |　|i:i:i:i:ｉ:|　　　ト .
< ¨¨¨＞V　　 |,<}　|八　　‐- ∧ 　 //.-‐|　|¨＾>､|　　 /. . .＼
. . . . . . . . ＼ _|　}　l　　　　　 VV 　　 |　| 　 __|　／. . . . . .丶
701 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 23:03:57 ID:npmd0LlI: 　　　　　　　　　　　 ,;.　　　　　　　 :;.
　　　　　　　　　　　,;;;;　_,.．-''　'''- ．._ :;;;;.
　　　　　　　　　　 ,;;,,''"　　　　　　　　　:;;;;;;.
　　　　　　　　　　;'　　/　/　　 l　､ヽ　 :;;;;;;;:.
　　　　　　　､,,,,,,/　/ /　l　　　 l　ヽ_L..;;;;;;;;､;:,
　　　　　　　ﾞヾl　 l　l　│l　　　l 　 l｀ﾞヾ:;;;;;;,;;',,,,　　　　確かに民意の暴走は困りますね。
　　　　　　　ﾞヾ　 l _l　 __l 　,　l__ ﾘ　 l　ﾘ;;;／
　　　　　　　､=ﾍ　ヽ￣　ヾ〃　￣ /　　/: :｀: :>　　　これだから民主主義は採用できないんですよ。
　　　　　　　　＼ｿ､　ﾞ＝＝　　＝＝/／;)~｀ﾞ´i
　　　　　　　　　ﾉl ~Tl 　　,　　　 ´l　 lｿ　 l　 l
　　　　　　　　　 l　l ゝ､　　r-､　　_ l　 l l l　 l　l
　　　　　　　　　 l ,:l　 l:::ﾞ　､￣　'",,.l　ﾘ-､l 　､ l
　　　　　　　　　 //:l　l／;;;;l l／／;l　ﾘ:: :ヽ　､ﾑ
　　　　　　　　　 /: :, ﾚ'/;l;;;;;l'／';;;;;,'レ'::::／;;ヽ　､ﾑ
　　　　　　　　　／:/: /;;;l;;／: : :／': : :／: :'　＼　ﾑ
　　　　　　　　/: : /::/ﾞﾞ;／　／ /: : :/: : :'　　／;;､　ﾑ
　　　　　　　 /::::/:::/;／;___／　/;; ::/: : ,　／　ﾞﾞﾞﾞ;;　ﾑ
.　　　　　　 /..:::/::/ﾞ;;ヾ≡≡-/~: :/:: :. .／ﾘ　　　ﾊ　ﾑ
　　　　　　/ : :/: /;;;;;;;;;／: : /: : :/:: :／　　'　　　　　l 　ﾑ

　　　　　　　　　　　　　　----　　　　　　　　___
　　　　　　　　／　　　　　　　　　　｀　,. ＜　 ⌒＼
　　　　　　　 '　／　　　　,,　 '　　　　　　　　＼
.　　　　　 /　 '　　 '　　/ﾊ/{　　　　　ヽ　　　'，　<⌒＼
.　　　　　 '　/ ,　 / _ / /'''"ﾞﾞ{ 　 : 丶　 V
　　　　　 { / /　 '　 /｀ﾒ､　　{ 　 i　ﾄ､＼ v　　　}　　 }
　　　　　ﾚ /　　　ｨ抖-=ミ八　ﾄ､{__ >‐ }　　　　　　　　議員にしても入れ替えるべきだしな。
　　　　 / /{　　　Ⅳ,_)/ﾊ　　＼{ ｨ=ミ､ /　　　　　 ,
.　　　 /ィV从　　ﾄ､乂ツ　　　　んﾊ》　　 '　/　/　　　確かに軍事は専門外で詳しく知らないのは無理もないが、
　　 r o｡ . }ﾊ{.丶{.i⌒, ,　　　　　 Vﾂ_ﾒ　ｲ　ﾊ　'
　　　}////≧{. . . .{　　　　　　 ' 　 , ,⌒7´ } /　}/　　　　知らぬなら聞けばいいだけだ。
　　 ////二_≧s｡..{　　　 ' ¨¨¨ｱ　　 ' {　ﾉ'　 /
　 .厶 ´.....　　＼　>､　　乂__ノ　　ｲ . {　　　　　　　　　知る努力をせずに政治的都合のみで軍事を振り回すのは困る。
　/............　　　　ヽ　/≧s｡ _　イ　 {. . {
. ′.......　　　　　　　V. . ＼ｱ　〉　　 {. . {
.............　　　　　　〈{丶. . ヽ/¨ >､　 v. .'，
..........　　　　　　　　　}､/ﾊ＞＼　‘，　V.∧
....... 　　　　 ,.斗ｧ ^yﾑ'>､//>＞＼ﾊ　 ∨∧
＼.._ ｡o≦...／{彡'　　＼////V>､ ≧=- }. . .}
.............／⌒ヽ { /　　　　丶///>､/>､}　/. . ,
__ ,.斗　　　　ｲ. . . . 　　　 V//ｱV/∧/. . /
､ _　ｧ-==≦: :{: : : : : : . . 　 }//⌒)///〉. /
. ＼_,>'¨)ﾆ>､: :､: : : : : : : . . . 　 }⌒　´ }>､
　 _) ／ﾆニﾆ>､: :. : : : : : : . . .　'. : : : : '　　>､
　( /ﾆニニニニ>､＞　 __ 　イ､ __　.ｨ　／....⌒＞o｡
､てﾆニニニニニﾆ>､--->､　 /{､　　 '　　 ´　　￣　≧s｡
702 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 23:04:58 ID:npmd0LlI: 　　　　　　　　　　　 ,;.　　　　　　　 :;.
　　　　　　　　　　　,;;;;　_,.．-''　'''- ．._ :;;;;.
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　　　　　　　　　　;'　　/　/　　 l　､ヽ　 :;;;;;;;:.
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　　　　　　　ﾞヾl　 l　l　│l　　　l 　 l｀ﾞヾ:;;;;;;,;;',,,,
　　　　　　　ﾞヾ　 l　ヽ l l 　 l ＿_ ﾘ　 l　ﾘ;;;／
　　　　　　　､=ﾍ　ヽ_二￣ヾ〃,___二ﾞ/　　/: :｀: :>　　　まあ、所詮は入れ替え前提の政治専門家にすぎませんから、
　　　　　　　　＼ｿ､　弋::::ﾘ　　弋::::ソ/／;)~｀ﾞ´i
　　　　　　　　　ﾉl ~Tl ￣　,　　￣´l　 lｿ　 l　 l　　　　使えなくなったら別の政治専門家を雇えばいいですね。
　　　　　　　　　 l　l ゝ､　　___　　_ l　 l l l　 l　l
　　　　　　　　　 l ,:l　 l:::ﾞ　､　'",,.l　ﾘ-､l 　､ l
　　　　　　　　　 //:l　l／;;;;l l／／;l　ﾘ:: :ヽ　､ﾑ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「その通りよ」＞天空神
　　　　　　　　　 /: :, ﾚ'/;l;;;;;l'／';;;;;,'レ'::::／;;ヽ　､ﾑ
　　　　　　　　　／:/: /;;;l;;／: : :／': : :／: :'　＼　ﾑ
　　　　　　　　/: : /::/ﾞﾞ;／　／ /: : :/: : :'　　／;;､　ﾑ
　　　　　　　 /::::/:::/;／;___／　/;; ::/: : ,　／　ﾞﾞﾞﾞ;;　ﾑ
.　　　　　　 /..:::/::/ﾞ;;ヾ≡≡-/~: :/:: :. .／ﾘ　　　ﾊ　ﾑ
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　　　　　　　　　 __
　　　　　　　〈(⌒
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　　　　　　　／^⌒´　　^⌒ヾ´　　　　　　　丶　　　｀　.
　　　　／⌒ ＞　 ¨¨ア　　 ,{　　、＼　　　＼　丶　＼
　　　　 ' 　／　　／　　　,ﾍ/ﾊ　　＼　、 -- ∧　　＼　'，
. 　　 /　　' 　　ｲ　　　　 /''"ﾞﾞﾞ{ 丶　　＼ ≧=- _} '，　丶
.　　　　 /　　／ /　　　　ｲ　　　{丶　＼　斗＜ __ }　 v　　　 }　　　しかし、王国軍や元老院には
　　　　 /　／{　/　　／‐┼ -　八　＼_ 'ｨﾁ竓笊ミ　　∨　　 }
　　　/／　 v　　／/　　{ ｨ竓笊㍉(⌒ヽ乂_rツﾒ　/∧　　　　　もっとしっかりとしてもらわないと困るな。
　　　／　　　 / ／　/　　 Ⅳ V__ツ　ヽ　　　　_ ノ　ｲ// }　 '
.　　　　　　 /ｲ　ｨ i　　 :乂_ 　　　 i　　　 ⌒7 ｨ . { //} /　　　　こんな馬鹿な問題を起こすとは思いもしなかったぞ。
　　　　　　 '　|　/八{　　 i　i⌒　　　 _＿__　　 ^´ } . {厶ｨ/
　　　　　　/　 | / ⌒从　ﾄ从　　　　└==┘　　　 ,. . }//≧s｡　__
.　　　　　　　 }'　　/. . 丶{/ 个: .　　　　　　　　ｲ/. . .}//////////>
　　　　　　　　　　/. . . . / 　　　＞　., _　＜　/ . . ,//「ｵ≧s｡／
　　　　　　　 /. . . . /__ 　ィi〔//r‐‐┐　 |￣/. . ../}'/|　|　　　|
-　　　_＿__ .. 斗　 _,. 　|　ト---ｫ//{　　|　　|　' . ／　lⅥ　| 　 .斗 ¨¨＞ .
ﾆ=--　-=ｧ.. . . .¨¨ｱ　　|　|i:i:i:i:i/＼ﾉ　ﾚ^V /. / 　.ｲ　 |　| ／: : : : : : : : : : ､
. 　　ィi〔. . . . .／　斗-|　|i:i:i:i////>､〈 <>〉. / ⌒´　_/￣: : : : : : : : : : : : : : '，
ィｉ〔. . . . . . . ／／: : ィi〔/////V/////>､ｲ .ｨ､斗<//(_＞--=ミ､: : : : : : : : : : :}
≧=─　 ¨　　 ' : : //////////〉//</／／///＼＞´　丶　　 |: ＼: : : : : : : : {
.　　　　　 { : : /ｨ/ｱ ⌒^ V/⌒ ア. .<///ｧ==ミ､>　　　　V　L: : :丶: : : : : : {
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.　　　　　　　 ': :／′⌒ ´￣ｱ. . '<//ｲ　V//>　　　　　　　 }　 }　＼: : : -=ｵ
　　　　　 /: /: :{　　　　 /. ./　　　 ∨ ￣　　　　　　　　　　 V 　　｀ヽ: : r{
　　　　　　/ 「 :_:∧　　　　'. ./　　　　 ' .　　　　　　　　　 '_/　　_,.斗 ¨￣ ^丶
.　　　斗V／　　丶　 /. ./　　　　ｲ　丶　　　　　　イ　＼¨´--　 ,. ＜　/
703 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 23:05:42 ID:npmd0LlI: 　　　　　　　　　　　　　　　|ヽ　　　　　　＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　| ﾊＹ　＞''て　　　　|＼｀''＜　＞''7
　　　　　　　　　　　　　　　|/ |>'´: : : ≧: : : : : |　＼: : ,ｲ　/
　　　　　　　　　　　　　 r'~　/: : : / : : : : : : : : :'，　＼.　 /
　　　　　　　　　　　　　 | ,ィ^: : : ,' : : : : : : : : : : ﾍ　　　ヽ |∨__
　　　　　　　　　ヽ￣,' : : : : ,' : : : : : : : : : : : : :｀ヽ　/´　／
　　　　　　　　　　　　　>l : : : : :ｌ : : : : : :＿__: : : : : : : |/　／===ﾐ　　　やはり教育を改めて人材の強化に努めるべきですね。
　　　　　　　　　　　ﾍ |: : ＞'"￣ : : : : : : : ｀''＜ : : | ／　　　//
　　　　　　　　　　　 |: : : : : : ', : : : : : : : : : : : : : :/:.ﾄ<⌒ヽ_/　　　　軍人や政治家も見直すべきところはあるので、
　　　　　　　　　　　　　ハ､ﾄ､ヽ､ : : : :,ｲ:/ｨ:／|ｲ:ｲ/: :|.i ｢| :｢|l
　　　　　　　　　　 ,: : |ヘ',.ﾐ==ﾍ／/' ｨ==‐'' | : : : | /|」 :|」l　　　　今回の件を無駄にせずに有効に活かしましょう。
　　　　　　　　　　 7: : |: : :ﾊ.　　 ,　　　　 |: : : :l: : : : : : :l
　　　　　　　　　　 7 : : |: : :|∧　　　　　　ｌ : : :ﾊ: : : : : : :',
　　　　　　　　　 /: : : :|: : :|//ﾐh､　＾＾　　 , l : : ﾊ ∧: : : : : ∨ /
　　　　　　　　　　　/: : : : :|i : :|//⌒⌒ヽ､ .＜. l: : :/　／乂 : : : : ∨ /
　　　　　　　　 /: : : : : :|l : :|7 /ﾆﾆﾆ7/　　从:/／　　／｀''＜:.∨ /
　　　　　　　 ,ｲ: : : : : : 从八 /ﾆﾆﾆ7∧ﾍ／},ｲ´　　／　　　　__､:＼
　　　　　　 , イ: : : : : : : : : :/ 7/ﾆﾆﾆ7/　／／　　／　　　／　ヽ!: :＼
.　　　　＞''´: : : : : : : : : : : /| 7/ﾆﾆｱ,ｲ／／　　／　　|　/／　　　 l : : : :` ､
　＞''´ : : : : : :／ : : : : : : |. 7/ﾆﾆｱｲ. ／　　／　　 i |.／　　　　　|! : : : : : :ヽ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /∧'，
　　　　　　　　　　　　　　 |/|i:i| |
　　　　　　　　　　　　　　／{|/|i:i| |
　　　　　　　　　　　　　／／||/|i:i| |
　　　　　　　　　　　　 } /i:i:ｉ||/|i:i| |
.　　　　　　　　　　　　 //i:i:i:i:|V∧/
　　　　　　　　　　　　　_//i:i:i:i:i:Ⅳﾆ{L
　　　　　　　　　　　「/{i:i:i:i:i:i:i{Y⌒Y^＼
.　　　　　　　　　　　 V∧i:i:i:i:i:|^､__ﾉi:i:i:i:i＼　　　　　　 __
　　　　　　　　　　 V∧i:i:i:i:| |ニ|^　￣￣ ---　　＜⌒＼
　　　　　　　　　　　　 V∧i:ｉ:ｉ| |ニ|　／　／　　　　　　＼　丶
　　　　　　　　　　　　　　 V/〉i:ｉ| |ニ| / /　'　/w　　　＼　　 '，
　　　　　　　　　　　　　　 }/|i:i:i| |ニ|.' /　 i､/　{　、＼　 '，
　　　　　　　　　　　　　　 |/|i:i:i| |ニ|{ {　　{/＼八{＼斗　 }　}/　　　しかし、遠征軍がどれだけ生きて帰ってくるか。
　　　　　　　　　　　　､＼| |ニ|}_{　　{^芯^　ヽｨﾁ}　/　'
　　　　　　　　　　　　　　＼| |i:i:i|八　乂u　　 ,　¨ﾉｲ　/　　　　　酷いことになるだろうな。
　　　　　　　　　　　　 ___ ／ -=|i:i:i|￣＼{、　,__，　ｲ/}/
　　　　　　　　　　／. . . _/-=ﾆﾆ|i:i:i|∨//}.}iト　_ イ{. {
　　　　　　　　　　 '. . . . ノ､-=ﾆニ|i:i:i|ﾆ∨. }.}〉/､.:.＼Vﾊ　　　　　　　　　　　　　「全滅しても構わないでしょう」＞きよひー
　　　　　　　　　 {. r＜ニニVﾆ=-|i:i:i|L/^V/V_/＼://V:'，
.　　　　　　　　 _V⌒　`ー'⌒¨¨}|i:i:i|/／／ /i:i:'，　{ニV
　　　　　　　　　{⌒ _＿　　　 __／|i:i:i|..／　〈i:i:i:i:i＼＼ﾘ　　　　　　　割り切りが凄いな。
　　　　　　　 /: .　 --ミv__/　{: ..|i:i:i|: : : : . . ^}i:i:i:i:i:i〉　'，
.　　　　　　　人: .//////＼　〉:..|i:i:i|､: : : : : ..人⌒. . . . .}
　　　　　　／⌒∨////////^<⌒|i:i:i|_≧=-＜⌒､: : : : . '
　　　　　 {(　　ﾊ////////／/V￣ﾆ7^.: :}i}／.:「＞-r
　　　　　　　 {. }⌒ﾆ=- ､/ ///「ﾆﾆ}〉: :.///: : }///乂_
.　　　　　　　人(　__ 「ﾆニ＼//」ﾆﾆ7: :///. :／//////}ｰ‐ﾍ_
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704 ：名無しさん＠狐板：2024/11/01(金) 23:06:17 ID:yHKViTvQ: これもし仮に天空神がいなくて他女神と清姫だけだったら世界はヤバかっただろうな…
そもそも魔族への対応も製造元の元凶じゃなくて天空神がやってたしこの神がいるだけまだマシだったんだなぁと…
705 ：名無しさん＠狐板：2024/11/01(金) 23:07:33 ID:kiAWYYmE: 参考資料がない中で失敗するのは最初のうちは仕方ない
今回の失敗を糧に知識を蓄えてくれれば良さげ
706 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 23:09:55 ID:npmd0LlI: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|ﾍ
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　＼　从　　　|　 l　　l　　l　　　 /　/　　　,:　　　 /-＜￣　、
　　＞ -〉　　　|＼|＼ |ﾍ　l　　// |/-|/|　/　　　 /　　　　　／　　　それで、魔族との戦争ですか、
　＼　　人　、人ｨﾍ云ミ Vﾍ / / ｲ芹≠V　／／ |Y^Y_ ／
　　　＼,,/| ＼＼从廴.::ﾉ　　　　　ゞ- イ／/ｲ　}　||　|_|l　　　　　　どの程度で手打ちにしますか？
　　　　　| |　|_|ヽ|ヽ　　　　 '　　　　　　 |　　 |_ノ　　　　,
　　　　　|_|　　　 | 心　　　　　　　　　　　|　　 |　　　 V 　'
　　　　　l　　　　 l　　ト　　　｀　´　　　ｲ　 ,;　　　　 V　 ,
　　　　 ,　　　　 /l　　|　　＞　　_　イ _ | 　 / V　　　　V
　　　　/　　　　/ l　　 --　V∧　　／/ l　 /　〉＼　　ヽ l
　　　 /　　　／￣/￣｜　　V∧／//／l　/ ／|　　＼　　＼
　　　/　　l 　　〈　　 |　　　V///／　 l / ´　 |　　　＼　　ヽ
　　 /　___ |　　　〉　　|　　　 V／　　／「￣￣　　　　　> 、＼
　　/ / V |　　　　| 　　|　　／　　／　　|　　　　　／＼ |　　＼

　　　　　　　　　　　　　 ___
　　　　　　　　　　　／⌒^＼　　　　 ----
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ¨¨`´　　　　　　｀　.
　　　　　　　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　　　　 '　ｨ　/　　　,:i:iｱ　　　　　＼　　　 '，
　　　　　　　　　　 /／/　 ' 　　　/wｉ}　　　　　　　　'，
　　　　　　　　　／　/　/　　　 /　　{　　　　､　　　ｉ
　　　　　　　　　　　　 '　 '　　　 i {、　 { 　＼　＼　 }　　　}
　　　　　　　　　　　　　 { ｉ　　　　 И ＼八　､　＼／＼ } 　　 i　　　　現状では魔族を滅ぼすつもりはない。
　　　　　　　　　　　　　 | ｌ {　 :　　{笊示ミ､＼{＼ｨﾁ芹笊} 　　 ,
　　　　　　　　　　 И {　 i　　Ⅳ Vツ　　ヽ　Vツ　/ '　　/　　　　　適当に魔族を討ち減らして魔王が死ねば手打ちでいい。
　　　　　　　　　　 }八　{　　乂__　　　 i　　　　ノィ　　/┐
　　　　　　　　　　　　 )八　 i从⌒　　　　　　　 /　ｨi:i:i:{_　　　　魔族は人間の敵として使い道があるからな。
　　　　　　　　　　　　　　＼{ 込、　 ´　｀　　ｲ／i:ｉ:／^|
　　　　　　　　　　　　　　　　　「 }.}￣〕iト　_　ィi〔/^「￣　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|,./.:.:.:.:.:「 }　 __ ／ |　|...　　 __j_＿_
　　　　　　　　　　　　　　 ,.　 -//i:.:.:.:.:._|＾{ _/　 __/|　|.......／　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　／　　//| |.:／´ ∧/__／/...|　|_／　　　　　　　丶
　　　　　　　　　　　 '　　 //:::}><i:i:i:i/Vﾊ　　 '. ./ / 　 _＿　　　　　　 '，
　　　　　　　　　 {　　/^yィi〔/i:i:i:i/i:i:i:i∧-=ｧ. {__〕iトr ⌒}＼　 ..　　 ........}
　　　　　　　　　 i.......{／　〈i:i:i:i:/i:i:i:i/:i:i〉　'. .'　　 {､　/　 }　　 ...............|
　　　　　　　　　 }..... ′　　 ⌒/^ｱ⌒ｰ┘ {. .{　　　 V〈　〈　　　　 ......|､
　　　　　　　　　　　　 /.../{ . . . 　　　. :.{ 　　　 |. .|. . . . . .}ヽⅥ∧　　　　 ....|. ＼
　　　　　　　　〈_./.八 : : : : : . . :八. : : : : : |. .|: : : : : '..../ Ⅵ∧　　　　......|. . . ＼
　　　　　　　　　 }../-=>､ : : : : : : : : ､: : : : :|. .|: : : :ｲ....〈 __ Ⅵ∧ _　 --r┘､. 丶.＼
　　　　　　　　　〈/__ ィｉ〔7＞-_. :⌒: : ≧=-|. .{ ＜　　　}＼＾Ⅵ 　　_＿」､　 V/. }. . '，
　　　　　　　　　「⌒ 　 /　／「＼__／「＼八∧_ ,.　-=/　∧ ⌒￣　　__ 〉　 }. . ' . . }
　　　　　　　　　＼　　^7¨.......〉　}i:i:i:i:{　　〉...＼ヽ　 ∧ /　　　　　 /　 , . ./. . ./
707 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 23:11:00 ID:npmd0LlI: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|ﾍ
　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　 | ∧
　　　　　　　/ |　　　　　　　　---　　　_　　　|　∧
　　　　　　 /　|　,　　´　　　　_　　　　　　` 　 ';　 ∧
　　　　　　,'　／　　　　　　　　＼　　　　　　　V　 ∧
　　　　　 ,　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　V　 ∧
　　 |＼ /　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼￣　----∧
　　 |　ヽ:/　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　　 }　___
　　＼　/　　　,'　　　　　　　　　　　　　　　 l　　` ト- ／￣／
　＿＿〉{　　　 :|　 l　　l　　　　　　 |　 |　　　}　　　 V　　／
　＼　从　　　|　 l　　l　　l　　　 /　/　　　,:　　　 /-＜￣　、　　　確かに王国以外の国家を誕生させずに青藍を統一するというのは
　　＞ -〉　　　|＼|＼ |ﾍ　l　　// |/-|/|　/　　　 /　　　　　／
　＼　　人　、人ｨﾍ云ミ Vﾍ / / ｲ芹≠V　／／ |Y^Y_ ／　　　　　計画を成功させる上で重要ですが、
　　　＼,,/| ＼＼从廴.::ﾉ　　　　　ゞ- イ／/ｲ　}　||　|_|l
　　　　　| |　|_|ヽ|ヽ　　　　 '　　　　　　 |　　 |_ノ　　　　,　　　　　　まったく戦争をやらないのも、その後の事を考えると好ましくありません。
　　　　　|_|　　　 | 心　　　　　　　　　　　|　　 |　　　 V 　'
　　　　　l　　　　 l　　ト　　　｀　´　　　ｲ　 ,;　　　　 V　 ,
　　　　 ,　　　　 /l　　|　　＞　　_　イ _ | 　 / V　　　　V
　　　　/　　　　/ l　　 --　V∧　　／/ l　 /　〉＼　　ヽ l
　　　 /　　　／￣/￣｜　　V∧／//／l　/ ／|　　＼　　＼
　　　/　　l 　　〈　　 |　　　V///／　 l / ´　 |　　　＼　　ヽ
　　 /　___ |　　　〉　　|　　　 V／　　／「￣￣　　　　　> 、＼
　　/ / V |　　　　| 　　|　　／　　／　　|　　　　　／＼ |　　＼

　　　　　　　　　 __
　　　　　　　〈(⌒
　　　　　　　　　_＿V>､ __　　　,. 　　¨ ￣￣ ¨　　 .,
　　　　　　　／^⌒´　　^⌒ヾ´　　　　　　　丶　　　｀　.
　　　　／⌒ ＞　 ¨¨ア　　 ,{　　、＼　　　＼　丶　＼
　　　　 ' 　／　　／　　　,ﾍ/ﾊ　　＼　、 -- ∧　　＼　'，
. 　　 /　　' 　　ｲ　　　　 /''"ﾞﾞﾞ{ 丶　　＼ ≧=- _} '，　丶　　　　ああ、いずれ王国は宇宙に進出する事になる筈だ。
.　　　　 /　　／ /　　　　ｲ　　　{丶　＼　斗＜ __ }　 v　　　 }
　　　　 /　／{　/　　／‐┼ -　八　＼_ 'ｨﾁ竓笊ミ　　∨　　 }　　　そうなれば余所の星と接触して場合によっては争いになるだろう。
　　　/／　 v　　／/　　{ ｨ竓笊㍉(⌒ヽ乂_rツﾒ　/∧
　　　／　　　 / ／　/　　 Ⅳ V__ツ　ヽ　　　　_ ノ　ｲ// }　 '　　　　その時に王国が戦争を知らなければ不覚を取りかねない。
.　　　　　　 /ｲ　ｨ i　　 :乂_ 　　　 i　　　 ⌒7 ｨ . { //} /
　　　　　　 '　|　/八{　　 i　i⌒　　　 _＿__　　 ^´ } . {厶ｨ/
　　　　　　/　 | / ⌒从　ﾄ从　　　　└==┘　　　 ,. . }//≧s｡　__
.　　　　　　　 }'　　/. . 丶{/ 个: .　　　　　　　　ｲ/. . .}//////////>
　　　　　　　　　　/. . . . / 　　　＞　., _　＜　/ . . ,//「ｵ≧s｡／
　　　　　　　 /. . . . /__ 　ィi〔//r‐‐┐　 |￣/. . ../}'/|　|　　　|
-　　　_＿__ .. 斗　 _,. 　|　ト---ｫ//{　　|　　|　' . ／　lⅥ　| 　 .斗 ¨¨＞ .
ﾆ=--　-=ｧ.. . . .¨¨ｱ　　|　|i:i:i:i:i/＼ﾉ　ﾚ^V /. / 　.ｲ　 |　| ／: : : : : : : : : : ､
. 　　ィi〔. . . . .／　斗-|　|i:i:i:i////>､〈 <>〉. / ⌒´　_/￣: : : : : : : : : : : : : : '，
ィｉ〔. . . . . . . ／／: : ィi〔/////V/////>､ｲ .ｨ､斗<//(_＞--=ミ､: : : : : : : : : : :}
≧=─　 ¨　　 ' : : //////////〉//</／／///＼＞´　丶　　 |: ＼: : : : : : : : {
.　　　　　 { : : /ｨ/ｱ ⌒^ V/⌒ ア. .<///ｧ==ミ､>　　　　V　L: : :丶: : : : : : {
.　　　　　　　 } : : : /　__ ,.. 　-=≦. >´/ﾊ//{　　　　　　　　　　　{ ヽ: : :＼: : : : 〉
.　　　　　　　 ': :／′⌒ ´￣ｱ. . '<//ｲ　V//>　　　　　　　 }　 }　＼: : : -=ｵ
　　　　　 /: /: :{　　　　 /. ./　　　 ∨ ￣　　　　　　　　　　 V 　　｀ヽ: : r{
　　　　　　/ 「 :_:∧　　　　'. ./　　　　 ' .　　　　　　　　　 '_/　　_,.斗 ¨￣ ^丶
.　　　斗V／　　丶　 /. ./　　　　ｲ　丶　　　　　　イ　＼¨´--　 ,. ＜　/
708 ：名無しさん＠狐板：2024/11/01(金) 23:11:57 ID:iXG+RyMJ: 例えギリシャ並みでもキチンと対応してくれるなら、自分がやらかしたのを向こうが悪いで責任転嫁しただ愚痴るだけの連中よりかはまだ好感は持てるからな
709 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 23:12:50 ID:npmd0LlI: 　　　 j!　 .|　　 _　　 -―――-　　/　　 |
.　　 ,′　レ ´. . . . . . . . . . . . . . . .⌒ヽ/、　 /}
　　 /　　 .|.／ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .｀　〈 .|
　 ./　　　 |　./. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ＼
　/　　　 /_ノ| . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ . ヽ. . . . .V
ノ　／￣　　/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | . .| . . . . .∨
|　　　　　／ .| . . . . . . __|__ . . . . . . . ￣|￣|ヽ| . . . .∨
|　　ィ´ . . . | .| . .|／ . .! . . . . . . . . . ...| ノ| .ﾉ! .|.. . .|　　　　戦略、戦術などは戦争を経験していないと得る事は出来ません。
|　 /.::」 . . . ...| .|／| . .| ..|ハ . . .| . . ./|ｨ===ミz、! . . |
_／⌒ﾊ . . . . ', | . .|ヽｨ==ミ } . .ﾉ . ./ｨ {:i:ヽ:|　}】. . .i .|　　　　私たちがそれを多少なりとも知っているのは地球の歴史は戦争が多かったからです。
　　　　.} . . . ..ヽｨ／ /:,-:::| ／} .／　辷ノ　ﾉ|　 /./
、　　 /|ヽ . . . . 【{.　 { :i::」:|　　　　　　　　 .|／|ｲ　　　　　歴史を学べば戦争のやり方も理解できるようになります。
｜「 . ! |　i! . . . ..＼　｀¨ ´　　　　　、　 ,:,:,:　|//|
｜| . .| .ヽ」＼ . .＼|　 ,:,:,:,,　　　　　　 ′　　　 |//|
｜| . .| . |∧ . ｀⌒「　　　　　　　　　　　　　　 /|//|
｜| . .| .//∧　　 ∧　　　　 ,　-‐　フ　　 ∠｜/,!
｜| . .|////∧　　｀ゝ　　　　｀　ー ´　　ｲ| . ｜/,!
｜| ..//////∧ . . .∧ ｀≧　　　＿＿／二Vヽ.ﾉ//
/:/ ///ｨf二ﾆ}!、 . . ∧　　　 ∧;i!i!|::::: ∨二]|}//
. | . ,ｨ仁二二 Ⅶヽ . .∧　　　,//|i!i!|::::::: ∨二]./
斗f´二二二二Ⅷi!i＼.∧_ 　 |//|i!i!|:::::::::::| 二]!
⌒＼二二二二}ヽi!i!i!.＼}/≧}//|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i＼二二二｝ﾄ:＼i!i!i!i!≧///.|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ:::＞i!i!i!i!i!i!i!i!|i!i!|::::::__::::｀ヽ」
i!i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ:::::::::::＞i!i!i!!|i!i!|r ´/::::::::::::∨
i!i!i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ::::::::::: ,ｨ　¨ ⌒´_/:::::::::::::::::}

　　　　　　　　　　　　　 ---　　　　　　__
　　　　　　　　　 ´　　　　　　　　　｀´　　　＼
　　　　　／　　　　　　　　　ヽ　　｀<　＼
　　　　　 '　　'　　 ′　　ﾊ,,ｨ　　　　　:.　　　ヽ　＼
　　　　 /　 /{ｌ　　ｉ　　/"ﾞﾞ}i丶　 :　 }　　　　}^⌒＼
　　　　′ / ,{:　　┼ -ｫ- 　}l 　＼ i＼}　　 }
　　　 i　/ /ﾊ　　ｉ　/ { __ 八、　ﾄ､ }　　　　　　人間同士の戦争は後の禍根になりかねないから、
　　　 {ｨｉ /　}v乂_l/{Ⅳ示笊㍉{＼{斗}　　/ /
　　 __}从{　 }从{⌒ ヽ{ 　Vﾘ　ヽｨｧ,　　 ' /　　　異種族との戦争が望ましい。
　ィ〔///∧>}. .}i　　 , ,　　　　　〈ﾘ　／j/
〈////////ﾊ}. .}:.､　　　　　　　　, 厶ィ　　　　　　そういった意味でも魔族はちょうどいい連中だ。
'⌒ヽ//////'}. .}: : . .　　　 ‐-　ｲ
　「￣「l>厶ｨ}. .}　: : ≧s｡ _　ィ /¨ｵ
　ｉ　　 |:|ｉ:ｉ:{　}. .}　　:.「￣　} / 「{ 　|
　|　　 |:|ィ^ヽ}. .}　　:} 　ｨ/. /|:|　 |　-=ミ
イ ¨≧Ｌ>_⌒j. .,､__／　　/. /斗￢´: : : : : :＼
: : : : ‐ｧﾉ__)>j 〈//〉､　　,. . { : : :_:-: : : : : : : : :V
/: : : :/￣ >/ //////>､{. . { ¨´V＼>､: : : : : : }
: : : イ´　　/ ////////ﾊ. . V ヽ v　V∧: : : : ,
／　　　 / //////////∧. .V　＼　V∧ : : {
. . . . 　　'. /⌒V/／⌒ ¨¨ 丶. .v 　'， V/〉: : 〉
: : : : : : :{. { .　　 /{. : : : : : : : : ＼: : :}､　￣T´
: : : : : :八. .､ . . ,.　 . : : : : : : : : : .ヽ,　＼　{
丶 : : : : : ). .).イ/∧丶: : : : : : : : :ｲ＼__　>^>
710 ：名無しさん＠狐板：2024/11/01(金) 23:14:43 ID:frjvlFbT: 気兼ねなく戦えて最終的に滅ぼしても問題ない相手としての魔族か
711 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 23:15:10 ID:npmd0LlI: 　　　　　　ﾊ　　　　　|ﾍ
　　　　　,' .}. .　　　 ! .ﾍ
　　　　／ .ﾉ. ＿　==-ﾄ、.ﾍ |h､
　　／=＝￣／..:::::::::::::::::≧ﾄ､.}
、　{　　　　ノ ´..:::. : : :::::::::::::::::::.＼
＼≧､　〃: : : : : : : :;: : : : : : : :.∧,ヾ､
≦/,,,___{: : : : :,: : : :/{: : : :: ::i:: :: ::.} ､　）
＜⌒ｰ-!: : : : /!: :/´|: : : : : |!.: : : | ﾘ ′　　　王国はこれまで盗賊団の討伐しかやっていませんでした。
　 ∧: : {: : : :i{ｘｆな㍉寸: :x示: : :/
　∧ : : ::ヾ: ､ヾ乂ﾘ　　｀''{frﾘ,}:;ｿ　　　　　　　その所為で王国の議員だけでなく軍人でさえ、
.∧: : : : : :.i!: :iヽ::::　　　 '　.::/|:∧
′: : : : : : :i!: :{､　　ー_-　ｲ: .!: ,r寸､　　　　　戦争を理解していない者が多いのは問題です。
.. : : : : : :≦|:.∧｀≧ - イ゛: |: i: :りメ/
. : : : ＜.｀＼　ヾヾ　i! i .|!｀ヾ : //く/:ﾍ　　　　　それを解決する為に王国は戦争を経験するべきでしょう。
: ,f　　　　　＼ ..ヾi!i!,|　i!　 }://（/ : : ﾍ
∧- ､　　　　.＼　｀y　i!　 //{ /_ : :ヾ,ﾍ　　　その経験は後世の糧となります。
{　　　＼　　　　　ヾ　|　.| ,､/〉//,.: : :ﾍヽﾍ
|　　　　　､　 i　　　ヽi!　ノ〃ｿ// ∨: ∧＼､
|　　　　　ヽ |!　　　 | f゛　´　ｲi:.　∨: ∧　＼
|　　　　　　ヽ|__.-===+{　　　　ﾘ,　　
|　　＼　　　ﾍ三二=イ.　　／∧　　
|　　｀≧ー　/≧-=⌒｀ヾy' ヾ　∧　　､　
|　　　　／≦´　　　　ヾ　 }!　ヾ､ ∧　　＼ .∧
i!　　.／　　　　　　　　}　 |　　)ハ　＼　　ヽ.∧
!　〃　　　　　　　　　 |　 |　 /´φ　　＼　　∧

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　___
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_＿__　　　　 __ .. <　⌒＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　´　　　　　　　 < ⌒　｀　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　 . .／　　　､　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . . . '　　　　　　＼　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . :/　　　 /　　　 . .　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　′　　　　　　　　. : '　　　 '　　ﾊW/. .　　 '，　、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {　　　 . .　　. ' 　 .::i: .　　.::　/　/''ﾞ7 . .}　　　}. i、＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　. : :/　. :/. : Y　{: . 　 i: /｀メ、/　. / . .　　 . }　⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 :. . : : / . : ‐‐┐ {　{: . .　{芯＾㍉ {　. .' . ./　　. .'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 '，: / ／i:i:i:i:i:}:.人八: .　{ﾋﾘ　　:.　/. ./　　' /　　　まあ、そう考えなければやっていけんな。
　　　　　　　　　　　　　　　　 r‐へ }〉／:i:i:i:i:i:i:i:,: : 彡{: ＼:乂　　　乂. ./　／}/
　　　　　　　　　　　　　　　　 |:i:i:i:i:i〉}:i:i:i:i:i:i:i:i:i/㌘　: {: . . i＼　　　〉 '}／　　　　　　まったく因果な立場だよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　 |i:i:-={/⌒:i:i:i:i:i:/ ￣　ﾆ八 : {　　__　　ｲ /
　　　　　　　　　　　　　　　　八i:i:i∧:i:i:i:i:i:i:i/__　ﾆﾆ=--V个: ._ ／　}/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /i:i:i:iｲ⌒}＼:i:i:/／　　　　. . .⌒ <
　　　　　　　　　　　　　　　 └‐//　. :}i:i:}^7/　　　　　　　　. . : : '，
　　　　　　　　　　　　　　　　〈/　. : :|i:i:|〈　__　　　　　　　　　. : : ::､
　　　　　　　　　　_＿__　　　　__ ／　. : : 八i:i:i:〉⌒Y　　　　　　　　. : : :}: ＼
　　　　　. . : : .　 .　　　ﾆ=--　　　　. : :/⌒L/___ノ}　　　　　　　__ 人: . .＼
　　／. .　 ⌒ ＞　´　　　　　　 . . : ∧　　「/r‐〈　　　　　　　　 -=/ ⌒＼ . ＼
.　　' . :/　　／. .　　　　　　　　　 . . : ,ﾆﾆ}: . .V∧=-　　　　　　 -=ﾆ/　　　　　. .
　 { . : {　 . . .　　　　　　　 . .　　. . :..ｲﾆﾆ/､: :∧/}ニ=-　　　--=ニﾊ: . .　　　. '，. . .
　八: : .､/. .　　　　　　 . . . ' . . .／　}ニ7: . V : }/|ニニ=-　-=ﾆﾆ7/∧ : : : : : : }　 . }
　　＼ '. .　　　　　 . . /:/. .／　　 }ニ|: . /:..__|/|ﾆニ=- -=ニニ{: :/∧ : : : : : ′. ,
.　　　 {. .　　　 . . .　__ /./／　　　〈ﾆﾆ{: ｲ／ﾆ|/「￣ﾆ=---/⌒: : . .∧_ : イ . . ./
.　　　八. .　 . . .／ ⌒7／　　　　 └く^ 八　　￣　_＿　---{ ⌒ =---__〉　ﾉ　. .'
.　　　　＼　. . {　　　{:{　　　　　　　　 L{⌒＼　　　　 ⌒ﾆ=-〉ﾆﾆﾆ=- _〉／. . /

遠征はこちらに侵略してきた魔族を討伐する目的だった為に、政治的には間違っていないが戦略的に考えれば下策の極みだった。

なまじ政治的には正しいので天空神は遠征そのものを中止させずに出兵派を送り出すことで今後の教訓を得る方針を取ることにした。
712 ：名無しさん＠狐板：2024/11/01(金) 23:18:16 ID:ipP9qp2x: まぁ国を運営するなら民意や政治的なことにも注意しないといけないよね
713 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 23:18:52 ID:npmd0LlI
714 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 23:19:41 ID:npmd0LlI: ttps://www.youtube.com/watch?v=UrT2OcDyZtM

┌────┐:::::::::　　　　　　　　　　　　　　　　　:::::::::::::::::;;;;;;;;
│　　　　 │ ::::::::::,,,,,,,,,,:::::::::::::::　　　　　　　　;;;;;;:::::::::::::::::;;;;;;;;;;;
│　　┓ 魔 │　 ::::::::::::::::::　　　::::::::: :::::::::::::::　　　;;;;;;;;:::::::::::;;;;
│　ガ　　　 │　　　　　　 .|　　　 ;;;;;;;;;　　:::::::::::::
│　ッ.　.城.│　　　　　　 .|　　　　　　　　　　:::::::::::::
│　デ　　　 │　　　　　　　||　　　 .|　　　　　;;;;;;;;;;:::::::
│　ム　　 │　　　|　　　_| |__..　　.||
│┗　　　 │　　 .|;|　　/。。ヽ　 |,;|
│　　　　 │　　 |.;;|　ヾi||i;;,,,ﾉ ,-'。'-,
└────┘　　ﾉ　ヽ　 .|,l.|iii|/。。。。ヽ
　　　　　 ||　　 <。。。｀）イ。ヽ|ヾiiii;;;''""ﾉ.
　　.　　　　.|;;|　　　 |ii;;;"''（。。。。）;;|ii;;　;:|
　　　　　 .| ;;,|　　／'~~~';;; ヾii;;:iﾉ　　|;;　;|.
　　.　　　 .ﾉ ;;ヽ_　ヾミlli;;∧;|i;;;i.|　　 ||;∧.|| 　　 .||
　　　　／。。。。＼|ミ,-'　'-,i;;;|　ｌｌ　　いﾉヽ　　　|.|
　　　/o o o o o o .Y。。。。ヽ,,　ｌｌ　.|i; |。。＼,-'-',_　　:::::::::::::
　　　ヾミi;U;;o""''∧'~ヾii;;;;:''／ii　ｌｌ　..|i; .|;;;;:::::''ﾉ______ヽ:::::::
　　　　|iii;;;:∧::ヾ(,,,,,,,,,)ii|.ii;;'' |ii　　ｌｌ　 |ii;　|;;;丿iii;;;／　　　;;;;;;;;
　　　　 |iii;;;| |::ヾ｀|ii..|´ ii|. ヾ|ii　　＿,ノii;;　ヽ_ii;;::/
　　／'~'＼ﾉ::ヽ　 .|i;.|　 iiii .ヾii,-'~。。。。。。｀＼　　　　.|

　　,: 　 {!:　　　　　　　　　　　_＿
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　 ∧　　　ヾ:::::><::_:::::::::::::,z彡´　　＿　ヾ:::∨　　／:: .:
　　∧　　　　丶:::｀l ｀!::::::ﾐ　.　 >´,z≦≧､ :::∨-:::::::/　ﾞ
　　∧　　　　　　　j　:ヾ:::ﾐ　 ,´,.:´ 　 , - ､ヾ　!:::::〆. , ﾞ
＼　　＼　　　　　,ﾞ　,ﾞ　}::ﾉ　{ :!　　 { :Ｏ　 l} :l!　　 /
　＼　 :::丶_　, イ　,ｨ　　´　λ :. 　　ゝ-ﾞ　/;　l!　 ,　　　　＿
　　　｀:.::::::::ゝ-　＜　　　　　　>､ゝ　-一 ,ｨ　 l!イ-....::::::::::::::::
. ､　　ヾ:::::::::::::ゞ　　　／,.ヘ＼｀ ┐r ´　._　|: !:::::::::::::::::::::::　　　　わし等魔族を創造した七大神にその王国か。
　ヾ　　ヾ:::::::ﾐ　　　, .／γ ､＼丶j :|,／_丶.!　::::::::::::::::::::::
..､　　｀　　ヾ::ﾐ　　.　//:::::, -､ヾ､丶､_..ノ､:::∨|　!:::::::::::::::::::　　　　こんな重要な話が失伝していたとはな。
　.＼　　丶　::ﾐ　　 | {::::::{　　＼丶|i/ __.ｲ:::/　! :|::::::::::::::::::
　　　ヾ　　 .＼ﾐ　　　∧､､ゝ_＿ )>,ilk´__ﾉl:/　.,ﾞ .,::::::::::::::::::　　　　　間抜けな話だ。
:＼ .　　＼　　＼　　ヾ∧‐-､￣　 ,z !､__liｨ　/ ./:::::::::::::::::::
::::::｀::..､　　丶　　＼　ヾ∨!　>‐一--7 }/ /／::::::::::::::::::::::
　　　　｀(＞ . ､　　丶__人{/!ﾍj仆j∨|/ .rュ､::::::::::::::::::::／
ゝ.､　　___(⌒∨>､　　　ヾ,./l::::::::::::ﾉ! ／z(⌒)､:::::::::::／ュ
ゝ _　￣　__(⌒∨/:>､...＞ﾍヾ/l_/l//ハ　 (⌒)　￣　　∨､
　∨:,´￣　:(⌒∨/::/´ .,::´:ゝ.._ ノ､ヾ/ﾊ　(⌒)-━━━∨､
　 ∨:,-一━:(⌒∨/{　 .{:::::::::::::::::::::i l}/ハ　(⌒)＿＿＿__.∨､

　　　　　　　　　　　　　　　　__
.　　　　　　　　　　　　　　　∥ヽ
.　　　　　　　　　　　　　　　∥ .ヽ
　　　　　　　_______　　　　　∥　ヽ「　　　　　　__＿　　　　 ___;;;
　　　　　　　＼　　ヽ、_　/´--__i￣└　　;;;-´~~　／　__　,,/　丿
　　　　　　　　ヽ　　 ~ﾍ -´γ　＿　 |￣　　　／　∠_ Ｖ　 (__,,;;-
　　　　　　　　／~ヽi-´｀~ヽ┸　/　∥ ヽ　　　/￣￣Lヽ─　　__＿iヽ　　　七大神の存在もそうですが、
　　　　___　／__　∠__i,___,,,--／　　丿　|　　/　／~i~　| ヽ─/i
　　　⊿　V、/ |-ヽ、/ （　／　_／　　／／／i　│　´￣~~i　）　　　　　清姫の存在はにわかには信じられません。
　　　　~＼　ヽ/|＼ヽi---´　　　i＿／／　／　 .i_ミ　　　　　／
　　　∠二＿/ノ´ | |ヽ￣~---´´__-／＿／　　　　i＿____ ,,;;´　　　　　　　あの初代魔王様ですら２０００年を生きる事はできなかったのに、
　　　　| ┌-´´ヽ|/　廿--（（__○__））~∪　　　|　 |　iヽヽ
　　　　＼＿＿／|　　Ｕ　　　　　　　∪　　　　i　　|　 i .ヽ＼　　　　　　あの魔族は既に４０００年を生きています。
　　　　／ﾉ |　|　 .i　 i　 ∪/￣~ヽ∪　 __＿___i　　　|　 i　　＼＼
　　／／　| 　|　　i　 ~--|　◯ 　|　／　　　　ヽ　　|　　|　　　|　　|
　／ .／　　|　i~　　ヽ_　　ヽ、＿/ /　　／　　　＼ |　　|　＿|　　|
/　　|　　　　ソ　　　　　ヽ___　　／　／　　　　　　|　　　.／　|　　|
|　　|~＼__/~　＿＿ ___＿　　 /　　／　　-（⌒）ヽ　|　／　　/　／
＼ヽ　　 i~__＿__　　~~~　　　　　／　__／／.Ｖ　二_|~~　　　/／
　　ヽ」　_|-──ヽ＿＿　　--～　　（　／;;;;;;;;;;;;─┐|
　　　∠ヽ／~~／　　／ヽ__＿---／Ｖ─;;;;;;;;;;;;;;;;;;;Ｖ
　　　　　 ,￣￣「-─~

魔族たちは各地の情報を集めていた。

その結果、魔族から失われた情報まで見つける事になっていた。
715 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 23:21:26 ID:npmd0LlI: 　　　　　　　　　　　　　 ) ｝二二|ﾆ| 　　 ∨〉二二
　　　　　　　　　　　　　　′二二￤ﾘ　　　　∨〉二二'.
　　　　　　　　　　　　　/| 二二二,/-ミ　　 /二二二 }
　　　　　　　　　　 /八二二二(二二Y´ 二二二/,/{
　　　　　　　　　　　　{｛ニ〉⌒ヽニ＼二 |: : : : : :｀: ＜,∧
　　　　　　　／＾ア⌒.::::::／⌒:,, 〉 ∧: :| : : : : : : .＼}
.　　　　　　／.:::／.::::::::::::/.:::/.:::::.＼二}: :|: : :ｉ : : :|: : : .
　　　　┌‐...:::::r'⌒ヽ,.::::::::::（ .:/∧:::::::::.＼ :｜ : ｉ: : : |: : : : Ｖ⌒ア
.　　　　＼::::::::|::::::／:＼:::::::::/:.:|　＼r‐ミ＼ : : ｉ:Χ/. : ｉ| : |::く´
.　　　　　　＼:::〉:/. : : / ＼:::::::::|　＼|: : : : : :∧/:二＼_,ﾘ : ;::::::〉　　　（最古の魔族が創り上げた魔族の改良型と呼べる魔女）
　　　　　　＼′. :/ . : : ＼ノ| rヘｊ i: : : : :| 　 ⌒7,癶厶ｲ／
　　　　　　　　 /. ://. : i : : | : 八乂｜ｉ: : : :￤　｀〈ｿ｛^: : |＼　　　　（私達魔族は過去の遺物だと言うの？）
.　　　　　　　 /. ://∧: i : : |: :⌒ﾞヽ :|: : : : : :| 　､､、　乂: : : .｀、
　　　　　　　 . : : : /！ｉ : : |: : : /＾　|: i : : : :| 　　　　　人:＼: .　　　（魔族は優れた存在ではなく失敗作にすぎないの？）
　　　　　　　 : : : /　‘: : : : :|: : /　　 |: i : : : :|　　　-┐)⌒,: :|＼:
.　　　　　 |: : /　　|: : : : ﾘ: /⌒＞:|: i : : : :|　　　 /´ 　 ∨　 )
.　　　　　 | /(　　￤ : : / /二二人 : : : : |≧=‐‐　　　　/
.　　　　　 |′　　/|: : :/ /|二二二〕〉,: : : :| i : : |
　　　　　　　 / :| : : :/: ト二二/ ∧: : ｜ｉ: : :|
　　　　　　　　　 /. : : : :/: :｜⌒＞ミ〈｛ '. : ！: : ｜
　　　　　　 . : ／ : : /. : :｜／二ﾉ＾〉:∧ :‘ ＼ :
　　　　　　／:／ . : : /:∧: :j|´二／＼{＼: 〉: : : . ＼
　　　　／:／: : :/. :/:/⌒〉:j|_／^＼二二|′＼: .＼ヽ

　　　　　　　　　　　　　　　　 /ﾆﾆ=-}　　　　　　　　　 {ﾆニ=-_
　　　　　　　　　　　　　　 /ﾆ=-／　　　　　 _＿__　　　＼ﾆﾆ=-_
　　　　　　　　　　　　　　　　 /ﾆ=- r‐rへ.: ´.: .: .: .: .: .: .: :｀ :.rﾍ_＼ニ=-_
　　　　　　　　　　　　　 /ニ〈　/ﾆ}／ .: /.: .: .: .: .: .: .: :＼{ﾆﾆﾆ{＼ﾆ=-_
　　　　　　　　　　　　　　　/ニニ∨ﾆ'.: .: /.: '.: .: .: .: .: .: .: :＼.:＼ニV-=ﾆﾆ〉
　　　　　　　　　　　　乂ﾆニ/ﾆ'.: .: ｨ.: .:.{.: .: .: .: .: .: .: .: .:.'，.:.Vﾆ〉ﾆ／
　　　　　　　　　　　　 ⌒>ヘV.: .: : ' {.: :八.: .: .: }､.:.＼.: .: .:}.: .:.V:､:i:i＼　　　　（魔女は魔族を改良して完成させた完璧な種族）
　　　　　　　　　　　　 r＜i:i:i:i/i:i.: .: .: { 八.: .: ､.: .: }　＼.:＼: :}.: .: .:vi:＼i:i:＼
　　　　　　　　　　　　人_:i:i:i:/:i:i|.:ｉ.: .i八＼＼.: ＼人／＼.:ヽ}.: .: .:}:i:i:i:i:＼(　　　（そんな事は認めるわけにはいかない）
　　　　　　　　　　　 ... .: .:／^Li:i:i|.:{.: .{ｨﾁ笊㍉＼⌒ｨﾁ示笊Ⅵ:/.:}.:八i:i:i:(⌒､
　　　　　　　　 __ .: .: .: ／　　 ⌒}八.:乂V:ツ:::::,:::::::::::乂:ツﾉ.:/.:/ｲ.: :/,⌒ヽ.: .　　（それを認めたら私たちは立場がないわ）
　　　　　....: .: ィ.: .: .:／　　　／.: .: /.:::　　　　　　　　　ノィ{.: .: {.: .: :/,　 }.: }
　　　　 '.:／　'.: .:／　　　　　 '.: .: .: ./:/∧　　　, 、　　　 /:八.: .: V/.: .:./,/.: :'
　　　　{.:{　　{.: .:'　　　　　　/ .: .: .: ' /: .:込、　　　　　　ｲ.: .: .:ﾊ.: .:.V/.: .:/,.:/
　　　人乂_ {.: {　　　　　ィ.: /.: :/ /.: .: .:/: :＞　__　＜/.: .: .: /.:}.: .:.}/,: .: : /,
.　　　　 ⌒八.:乂 _　-=.: .{.: '.: ./.:/: .: : / .: :__ﾉ{/{ニニ{(_.: .: .: : }.: .:.}.:/,.: .: .: :.、
　　_＿　　 ___　¨⌒ ﾆ=--八{.: '／￣￣ __(__ 人乂ﾆニニ=--- }.: :八.:/,. :.: .: .:＼
〈　　 ⌒「￣ {( _＿_)^＼　　人(　_　-=ﾆニニノ(⌒＼( ￣￣￣ }.:/¨∨//, .: .: :＼＼
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　　　　八.:乂　　　>､_ノ〉-=ﾆﾆ/}ﾆニニニニニ=-/　 rく^ ⌒＼　＼: . . .|: . | . /　　／
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.　　　　　　　「 ⌒-=ﾆﾆ=-／ V-=ﾆニﾆ=-／人 /／⌒ﾆ=- ___: . ､_　---- ヘ´

魔族の中には魔女に対して不快に思う者がいた。

魔女は自分たち魔族を踏み台にして高みに上った存在に見えたからだ。

それは王国が清姫や魔女を成功と称している一方で、自分たち魔族を不良品扱いしている事も大きく影響していた。
716 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 23:22:47 ID:npmd0LlI: /／////////i／　／:::::::::｀丶　＼/i|　|///////////
/////////i／　／_.:::::::...､ヾ:::､ﾞ::.､丶l　l＞ -一､////
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/////| 　|:::::::,. -{lil人　　　　ヽ:::｀´ﾉl､＿＿　　　∨ |//
/////| 　|::::/ /／_´ヾ＞ -一メ､_､_,il|::r一 :::::..｀! /　l//　　　　いや、清姫は唯一七大神から離反することなく忠実に仕えていた魔族だ。
/////| 　|::::}l i／　-一＿´￣｀┘ _─_ゝ　　｀Y:l/l!　|//
/////| 　|::::∨/ , 　_＿､､　　　,..:ﾞ:::!,.:ﾞ::! ヾ -<:::::::|　!//　　　　つまり、七大神から延命処置を施されている可能性は十分にあるだろう。
/////| 　|:::::::}iY(t<´ ヾー　　ゝ- ´ヾ::j　　ヾ､ヾ:| ,ﾞ//
/////| 　|::::::::lilili|/´丶 l..._ ＿,,, -─ ､　,,;;ir､　////　　　　　それにしても４０００年か。
/////| 　|::::::::|lil/ 　　}r-<　 ./{　　}´ヾ､ _ jﾐz､.////
/////| 　l!:::::::lil, 　　/／{::ﾞ､/:::| 　ﾉ　ﾉ´ l´ Y;////　　　　　　それだけ生きているということは当然ながらわしよりも遥かに強いはずだ。
丶///| 　 !::::::lil　　// 　|::::::::::::｀´:ゝ<:l_ ノ　| ///
　 ∨/|　　{::::::|| . //　　 !､.::.／l::::::; ､:/ } 　.////
＼ .∨! 　/:::::::k / 丶／l｀li´ 　l:／　l:/ l　////
ヾ　､∨ゝ.:::::..∧　　ゝ- ､　ゝノi{　　ﾉ　 |:/ l//
＼.　＼　丶:ヾ:∧ {　　　￣｀ - ゝ<´ゝ< {　l/
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　　　　　　　　　　　　　　　　__
.　　　　　　　　　　　　　　　∥ヽ
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　　　　　　　_______　　　　　∥　ヽ「　　　　　　__＿　　　　 ___;;;
　　　　　　　＼　　ヽ、_　/´--__i￣└　　;;;-´~~　／　__　,,/　丿　　　　　　それもありまずが、人間共が近くこちらに侵攻してきます。
　　　　　　　　ヽ　　 ~ﾍ -´γ　＿　 |￣　　　／　∠_ Ｖ　 (__,,;;-
　　　　　　　　／~ヽi-´｀~ヽ┸　/　∥ ヽ　　　/￣￣Lヽ─　　__＿iヽ　　　まずはその対処をするべきです。
　　　　___　／__　∠__i,___,,,--／　　丿　|　　/　／~i~　| ヽ─/i
　　　⊿　V、/ |-ヽ、/ （　／　_／　　／／／i　│　´￣~~i　）　　　　　　私が草案を立てていますので、お聞きください。
　　　　~＼　ヽ/|＼ヽi---´　　　i＿／／　／　 .i_ミ　　　　　／
　　　∠二＿/ノ´ | |ヽ￣~---´´__-／＿／　　　　i＿____ ,,;;´
　　　　| ┌-´´ヽ|/　廿--（（__○__））~∪　　　|　 |　iヽヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「ふむ、話すがいい」＞ゾーマ
　　　　＼＿＿／|　　Ｕ　　　　　　　∪　　　　i　　|　 i .ヽ＼
　　　　／ﾉ |　|　 .i　 i　 ∪/￣~ヽ∪　 __＿___i　　　|　 i　　＼＼
　　／／　| 　|　　i　 ~--|　◯ 　|　／　　　　ヽ　　|　　|　　　|　　|
　／ .／　　|　i~　　ヽ_　　ヽ、＿/ /　　／　　　＼ |　　|　＿|　　|
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|　　|~＼__/~　＿＿ ___＿　　 /　　／　　-（⌒）ヽ　|　／　　/　／
＼ヽ　　 i~__＿__　　~~~　　　　　／　__／／.Ｖ　二_|~~　　　/／
　　ヽ」　_|-──ヽ＿＿　　--～　　（　／;;;;;;;;;;;;─┐|
　　　∠ヽ／~~／　　／ヽ__＿---／Ｖ─;;;;;;;;;;;;;;;;;;;Ｖ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　カクカク　|￣￣￣￣￣|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　説明中　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |＿＿＿＿＿|　シカジカ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,　－　-　||
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝ　（__人）|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ　　　ヽゆ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　し　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　し　　　Ｊ
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717 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 23:24:01 ID:npmd0LlI: :.∨
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　　　　＼////// !/////////入　ヾ _　　　　ｨ　　/////////////////l7
　　　　　　ヽ////|////////////>､.. ＿￣＿　イ////////////////／　　　　　　　　いささか消極的に見えるが、
　　　　　　　＼　l!//////////＞-＜//l|　:|//＞一＜ ///////|//／
丶　　　　　　　丶l////// ／　, ---､丶j　|／　, ヘ　丶/////|/　/　　　　　　　　　　そこまでやることか？
　　＼　　　　　　　}////／　／　ヾ j　＼_＿__／/　　丶　∨///l!　/
　　　＼　　　　　 |//k´　／::::r- .､　　＼∨/　./ _＿...:∧　.∨//| 　　　 .／
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　　　　　　　　＼　|///ﾊ　∨ -=ニ二ヘｿ　, ヘ二ニ=- .:/ / ///j　／　.／
丶　　　　＼　　.从///∧ .∨＞､　　　/ ﾊ j　　　,..＜./ / ////　　　／
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　　　　　　　＼　　ヽ、_　/´--__i￣└　　;;;-´~~　／　__　,,/　丿　　　　　ゾーマ様、人間は侮る事はできません。
　　　　　　　　ヽ　　 ~ﾍ -´γ　＿　 |￣　　　／　∠_ Ｖ　 (__,,;;-
　　　　　　　　／~ヽi-´｀~ヽ┸　/　∥ ヽ　　　/￣￣Lヽ─　　__＿iヽ　　これは必勝の為の策であります。
　　　　___　／__　∠__i,___,,,--／　　丿　|　　/　／~i~　| ヽ─/i
　　　⊿　V、/ |-ヽ、/ （　／　_／　　／／／i　│　´￣~~i　）　　　　　策もなしに人間に当たるのは危険です。
　　　　~＼　ヽ/|＼ヽi---´　　　i＿／／　／　 .i_ミ　　　　　／
　　　∠二＿/ノ´ | |ヽ￣~---´´__-／＿／　　　　i＿____ ,,;;´　　　　　　　エリザベートよ。
　　　　| ┌-´´ヽ|/　廿--（（__○__））~∪　　　|　 |　iヽヽ
　　　　＼＿＿／|　　Ｕ　　　　　　　∪　　　　i　　|　 i .ヽ＼　　　　　　そなたもそう思うだろう？
　　　　／ﾉ |　|　 .i　 i　 ∪/￣~ヽ∪　 __＿___i　　　|　 i　　＼＼
　　／／　| 　|　　i　 ~--|　◯ 　|　／　　　　ヽ　　|　　|　　　|　　|
　／ .／　　|　i~　　ヽ_　　ヽ、＿/ /　　／　　　＼ |　　|　＿|　　|
/　　|　　　　ソ　　　　　ヽ___　　／　／　　　　　　|　　　.／　|　　|
|　　|~＼__/~　＿＿ ___＿　　 /　　／　　-（⌒）ヽ　|　／　　/　／
＼ヽ　　 i~__＿__　　~~~　　　　　／　__／／.Ｖ　二_|~~　　　/／
　　ヽ」　_|-──ヽ＿＿　　--～　　（　／;;;;;;;;;;;;─┐|
　　　∠ヽ／~~／　　／ヽ__＿---／Ｖ─;;;;;;;;;;;;;;;;;;;Ｖ
　　　　　 ,￣￣「-─~
718 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 23:24:38 ID:npmd0LlI: 　　　　　　　_､rｾ7ｱア　　　　　　　　　~''＜ﾆﾆニニ
　　　　　ｨ(＞''~￣｢ヽ　0　　　　　　0　　　イ｀`寸ﾆ
　　　ｨ(j>i´　　　　 L丿.-‐: : : : : ‐-＜) ／ /　　 }ニ
　 rﾆ／ﾆ{　ﾄヘ_／: : : : :/: : : : : : : : : :｀丶/　　ﾉﾆﾆ
　 ∨ニニY|///〉: : : : : :|.: : : : : : : :| : : : : : ﾏ/Yニニ
　　 Vニﾆ７/// : : : :/ : |.: : : : : : : :ﾄ､ : : : : : ﾏ∧ﾆニ
　＿,ﾏニ////.:.｜:/: : /＼_; : : : : :|ノ; : |: : : : ﾏ/〉ニ　　　は、はい。
　「　 _,,. ///∧ : |ｨ＝＝ﾐ Ⅵ : : : 从,..-=ﾐ: : : : :V/У
　と´　////|: : : |　　ｏ　＼ﾄ､: :/／ o 　Ｖ:.|: :|: V　　　　確かに人間は侮れません。
　_人／⌒- |: ＼:| ､　　ノ　　　､　　ﾉj| |: :| : |
: : ／く￣￣i|: :从|　｀ー''ﾞﾄ'^~￣~^1`ｰ''ﾞ八|:‐ﾄ､:|　　　　多少臆病に見えても確実に勝てるようにするべきです。
￣　　＼　i|: : :|　＼＼＼| 　　　 |＼＼uＶ.: :|＿>
　　　 o　 `i|: : ﾊ　し　　　|　　　　　|　　　ﾉ￣:|
　　　　r v:i|: : |i:i＼　　　 |　　　　 | 　　ｲ| : : :|
　　　　У:i|: : ｢｀ヽi:〕iト　_ー─── ＜i:iＪ| : : :|
　ﾄ' ﾚ' : /|: : |　　 (⌒ヽ/　　 /⌒>──寸: : :|
　 L/: : / |: : |　　人(　Y⌒Y⌒Y 　　　八: :.|

　　　　　　ト､
　　　　　　 -_＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /
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　　　　　　　|ニﾆﾆ|　　　　　　　　　　　　　　　 /ﾆ-_
　　　　　　　|ニﾆﾆ|　　　　　　　　　　　　　　　　　　|ニﾆ-_
　　　　　　 _-ニﾆ７　　　　　　　　　　　　　　　　　　|ニﾆﾆ-_
　　　　　　_-ニﾆ/　　　　　 _. .:-──-- . ._　　　 -_ニニﾆ-_
　　　　　_-ﾆﾆ／　　　 _. : ´: : : : : : : : : : : : :｀: .､　＼ニニニ_
　　　　ｲ二／___r‐～‐ァ´ : : : : : /: : : : : : : : : : : : : ，＿__＼ニニ_
　　　｛ﾆ／ニﾆ/: : : : /: : : : : : : /|: : : : : | : : : : : : : : V: : : :ヽ入ニ|　　　　（バラモス、ここで私に話を振るなよ！）
　　　 Vニﾆﾆ/: : : : / : : : : / : /´|:|: : : : |｀: :|: : : : :|: :∨ : : : |ニ}ﾆ
　　　　｀`''ー| : : : : ': : |: : /|／　 |八: : :ﾉ　Ｖ＼从|: : :V: : : :|ニУ　　　　（ここで『人間相手に策など必要ない』なんて言ったら、
　　　　／⌒|: : : : ': : 八/　(　　)　　｀´　 (　　)　　| : : :|: : : :|＜
　　　／　 r──v : / 　　　　　　　　　　　　　　　 |: : : |＿_/_　‘，　　　　　私が人間に負けた事を蒸し返されてしまうわ）
　　 ( 　　＼ '⌒|: : |/:./:./:./:.　/＾￣￣ヽ　/:./:./:.|: : : |'⌒／､　‘，
　　　＼､　　|ﾐh､|: : |　　　　　 |　　　　 |　　　　 |: : : |／　 ‘，__〉　　　（私の立場上、バラモスに策に賛同するしかないじゃない！）
　　／／`''ｰ┘ : i|: : |　　　　　 |　　　　 |　　　　 l: : : |i: :|＿＿|＼
　. :／　　 /: : :/:.i|: : |i､　　　　　|　　　　 |　　　　 |: : :.|i: :|i: : : : |＼＼
:／　　　 /: : :/: :.i|: : |i込､ﾄﾄﾄﾄ､､　＿_　_ノﾄﾄﾄﾄ､,ｲ: : :.|i: ハ: : : :|　＼＼
　　　　 /: : :/^|: :ir～ゥ八＿＿ﾉ､＿＿| |＿入＿ﾉ⌒ヽ:|ｉ: |　|: : : |
　　　 ,/: : :/　ﾉ:.八　　 }　　}'⌒ヽ ⌒ii⌒「´　　{　/)　八: |　|: : : |

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　　　　　　　　　　　　　　　　{i　　　　　　　　　,　- …… -　､　　　　　　　　　　　i　　∨
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　　　　　　　　　　　　　　　　.　　　　 {/i{ 　　.　iIi　; 　}///////| /////{　　　　　　　　∧　　　そうか。
　　　　　　　　　　　　　　　　　､　　　　|//,　　ゝ _ ノ　∧//////:h ////∧　　　　　_ 　ﾞ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝ　　　∨/ ,　　　　ノ/////////|//////∧ 　_ -　　　　　　　　ならばその策を採用しよう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞-=ヾ//＞ty ´///>=-､///∧,＿__... -＜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヾ_//} !//／::_ノ::::}///ｨ:::/..::::::::::::::　　　　　　　　　　　バラモス、お前が迎撃の指揮を取れ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼ j___ヾ|〆_::r0ュ:::j////}/..::::: _ rﾔ~
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝ0/ヾ=-=ﾆ彡ｨ////.:::::／...:::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀丶. ゝｭﾊ j::::::::イ{/////j／......:::::::_ -=　　　　　　　　　　　　　　　　　「お任せください」＞バラモス
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヾWWﾍ}ﾘヾ:!///r´...::_ -＝....::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-＝ ∧::::::::::ﾉ:::ｿ!1/　／......::::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　∧iwwiﾒ .ﾉ| ／..:::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　 / 　ゝ- ／i/..::::rﾔ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .／i ノ..::::

魔王軍は人間の遠征軍を迎撃する準備に取り掛かるのだった。

魔王軍は先の大敗北から遠征軍を過剰評価してしまい、勝つために必要以上に力を入れる事になるが、それは後の話である。
719 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/01(金) 23:25:05 ID:npmd0LlI: 今回の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
720 ：名無しさん＠狐板：2024/11/01(金) 23:25:05 ID:ln1CbPkq: まあ清姫は神々にとって都合のいい駒だからこその扱いだしあまり気にする必要はないよね
721 ：名無しさん＠狐板：2024/11/01(金) 23:25:37 ID:iXG+RyMJ: 乙
722 ：名無しさん＠狐板：2024/11/01(金) 23:26:01 ID:SziBWjgk: 乙
723 ：名無しさん＠狐板：2024/11/01(金) 23:30:26 ID:frjvlFbT: 乙
724 ：名無しさん＠狐板：2024/11/01(金) 23:32:47 ID:Ww7gmpRW: 乙
725 ：名無しさん＠狐板：2024/11/01(金) 23:42:00 ID:Tfq5UzsF: 乙でした
726 ：名無しさん＠狐板：2024/11/01(金) 23:43:04 ID:XV+ptoYl: 乙でした
次回は主戦派共の在庫一掃セールかな・・・
727 ：名無しさん＠狐板：2024/11/02(土) 00:07:31 ID:qUFqCpnJ: 乙
全滅フラグたてすぎて草
せめてヤンだけは助かってほしいが・・・
728 ：名無しさん＠狐板：2024/11/02(土) 08:46:29 ID:MsM4nGq+: 乙です

フォークや戦争に賛成した議員が最前線に放り込まれるのは
当然ながら原作銀英伝にはなかった
徴兵された民衆（兵隊）は賛成反対関係ないが
729 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 08:56:59 ID:gZcU4OIr: >>686　誤字修正
×まり現在こそが帝国に対して　→　〇まり現在こそが魔族に対して
730 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 09:00:15 ID:gZcU4OIr: >>686　誤字の再修正
×つまり現在こそが帝国に対して　→　〇つまり現在こそが魔族に対して
731 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 15:09:11 ID:gZcU4OIr: ttps://www.youtube.com/watch?v=MsxxT1O-9q0

ｉ|:州i:|ΞﾆΞﾆΞ|ⅱ州=|ｌ l|辷|:i:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:iC |辷|ｌ三三三三三三三三三三]辷|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i|辷|ｌｌ|=|l州{ |ΞﾆΞﾆΞ|:i州:|:ｉ:
[|:州i:|ΞﾆΞﾆΞ|ⅱ州=|l l|迄|:ｉ|_‐_‐_‐ ､` i|迄|ｌｌ|ｌ｢iZＺＺＺZi;｢｢ZＺＺZZi;|ｌ|ll|迄|:|_‐_ｰ_ｰ_ｰ|:i|迄|ｌｌ|=|l州{ |ΞﾆΞﾆΞ|:i州:|:i:i
i:|:州i:|ΞﾆΞﾆΞ|ⅱ州=|l l|辷|:ｉ|_‐_‐ ､` i| i|辷|ｌｌ|ｌ|;i|;ｉ;ｉ;ｉ;ｉ;i;i|i;|l|;i|;ｉ;ｉ;ｉ;i;i;|i;|ｌ|ll|辷|:|_‐_ｰ_ｰ_ｰ| |辷|ｌｌ|=|l州{ |ΞﾆΞﾆΞ|:i州:|:i:i
ｉ:|:州i:|ΞﾆΞﾆΞ|ⅱ州=|l l|迄|:i|_ｰ､`　i | i|迄|ｌｌ|ｌ|;i|;ｉ;ｉ;ｉ;ｉ;i;i|i;|l|;i|;ｉ;ｉ;ｉ;i;i;|i;|ｌ|ll|迄|:|_‐_ｰ_ｰ_ｰ|ｉ|迄|ｌｌ|=|l州{ |ΞﾆΞﾆΞ|:i州:|:ｉ:ｉ
i:i|:州i:|ΞﾆΞﾆΞ| l}i州=|l l|辷|:i|‐､`　　ｉ |:ｉ|辷|ｌｌ|ｌ|;iZＺＺＺZi;|l|;ｉＺＺＺＺ:i;|ｌ|ll|辷|:|_‐_ｰ_ｰ_ｰ|ｉ|辷|ｌｌ|=|l州{ |ΞﾆΞﾆΞ|:i州:|:ｉ:ｉ
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{ Г} {_,}_､rf〔 ,′i:ｉ:|ｌ川ⅱ_______＿,ﾞ　|:ｉ:|;i;|:ｉ:ｉ/h､;;//｢￣￣￣'一'￣こｰー=彡ノ::::jｉ|;i;|:i:|　ﾞ,＿______ⅱ川 |:ｉ:ｉ|　 ',ﾐh｡,,_）( ｢ }
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｀ ,､rfi{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:乂ﾐh｡,'/|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| i|＝==ニＺＺＺzzzzzzzzzzzzzｚｚzzzzzｚｚｚＺＺＺニ==＝|i |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|ﾑ_,,,.ィﾞ__ノ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉﾐh｡,_
i{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i|;i;iトミ￣三二二㌻二}{＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_}{ﾐh｡,_二三￣__,,..斗;i;i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:
===========|;i;i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ｢¨Πニニ二二二ΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞ二二二ニニﾆΠ¨ﾞ「:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i:|;i;i;|=========

天空神により元老院の最大派閥だったフォーク侯爵率いる主戦派議員が全員解任させられた挙句、

徴兵対象となり遠征軍に参加することになった影響は、当然ながら元老院に激変をもたらした。

幸いなことは主戦派議員は最大派閥だっただけですべてではなかったから、残りの議員が運営すれば事足りた事だろう。

それでも総理大臣を始めとした行政のトップは総入れ替えになるなどの政変が起きていた。
732 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 15:15:22 ID:gZcU4OIr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /,r''"　　　　　　　､ヽ、ﾐ､l i, ヾﾉヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/, '"　　　　ｨr'⌒`''ｰ- ､ヾL}ﾘﾉﾂツハ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /／　　　／/　　　　　　　'（'ﾞ(￣`Y }
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/／　,､-''ﾞ　ﾉ!　　　　　　　　 `　　　|ﾐ|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ /　　　　／ﾉ　 ,,..　　　　　　　　ﾄ;|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∨ ,r‐ ､ ,ﾆ-ｧ'　　　　　　　　　..::　　　|'ﾘ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾚ! ⌒ゝヽ７ ,､-ﾆ三ﾞ'=:､　　　　 _,z=､｢
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{/| l′〈 l彡　<´-tｪｧｯ `'ヽ　 ,f,,ﾆ,ﾝ/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヾ'､ヽ､｢ ''´ ,! 　`-,｀￣'"　'"　ﾞト¨´.::|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,ﾘ^＼_;　　 '､　　　　　　　.:　|　　 ,'　　　　　フォーク侯爵が消えたから、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾚリ´|　 ':,　　　　　　,.ｨ　 ,:　| 　./
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｨj＾`l,　　　　　 ,.　　　　｀ -ﾆﾝ′/　　　　　　チャンスが巡ってきたぞ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/〈ﾞ､　い,　　　` `''-=─---r' ﾞ /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /ﾞ､＼　ﾞ､＼　　.;　　　ｰ-｀二´　/
　　　　　　　　　　　　　　　　 .／|　　　、　　　　　―　　　　　　从.′
　　　　　　　　　　　　　　　／　｜　　　　　　　/　　＿_　＼　　' |　　￣￣￣￣　　＼
.　　　　　　　　 -=≦ 　 | 　 .人　　　　　γ　ーく........＼ノ／::::|　　　|　　　　　　　　＼
.　　　　 -=≦　　　　　 |　　　 .＼　　　./　　 .ー＼........＼:::::::::　　　|　　　　　　　　　＼
. 　／　　　　　　　　　 |　　　　　.＼　/　　　ー　＼........＼/　　　.|　　　　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　 |　　／＼__Y 　　　＿＿　＼...シ/|＼　 |　　　　　　　　　|
.　　＼　　　　　　　　 |　.／　　　∨　　　　　|　／ー…心...|　＼＿＿／/
　　　 .＼　　　　　＿＿_ |　　　　.v∨　　　　　.ﾉ／-〈::::::::::/ | J　　　　　 ./　　　　/
　　　　　　　　　 .＼　　　　　／〈　　　　　　　"／ﾆム:::::::' ｒ===f―― 　 ./　　　　,
　　　　　　　　　　　　＼　　／　|:::::〉　　　　／|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ:::（::|ｒ―廴＿_　　｀ヽ
　　　　　　　、　　　　／　　｜:::::〉　／i:::::::ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∨´　　　　　　　ー　|　　/
　　　　　　　＼　　-=≦　　　人:::::::::＼:::）＼|ﾆﾆﾆﾆﾆ（__ 　ー……　　　八　.'
　　　　　　　　　´　　　　　　　　 .＼:::::::::ｿ　　|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ￣⌒　　　　　　　　　 ≧

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　総理大臣　ヨブ・トリューニヒト

　　　　　　　　　　　　　　　　-=ニ二二二二二二ニ=-
　　　　　　　　　　　　　／／／　　 -──────--ヽ
　　　　　　　　　　　　/{　/　/　／　／￣￣￣￣￣￣≧ヽ
　　　　　　　　　　　　{ ∨{ /　.厶　／　　／￣￣￣￣＼＼}
　　　　　　　　　　　　{V´￣￣￣￣￣￣＼≦ ￣￣￣ヽVハ
　　　　　　　　　　　 .lﾐ|　　　　　　　　　　　 }≦二二二ﾆ＼/
　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　 .}≧=ｰ----　＼)　　　まずは天空神さまにご機嫌伺いをして
　　　　　　　　　　〈ﾆV　 ∠ニニ=‐-　　　乂三ニ=ｰ-　＼〉
　　　　　　　　　　　　fｯ}　 <:::rt_ﾃ‐v　　　　　　寸∨⌒V ＼}　　　あの方の意向を確認しておくべきだな。
　　　　　　　　　　 '｀7　　＼￣　　　　　　　　 }/ /ハ∨ /
　　　　　　　　　　　 .{/　　　　　　　　　　　／　　　) :/ / /　　　　天空神さまの怒りを買えばフォーク侯爵の二の舞いになる。
　　　　　　　　　〈＿　ヽ　　　　　　　 /　　　　　／乂
　　　　　　　　　　　　∨＿＿＿　7　　　　　厂￣}l∨　　　　　　それだけは避けたい。
　　　　　　　　　　　　 .}ﾏｰ一　´　　　　　　　 /　/　从{
　　　　　　　　　　　　 .|　三　　　　　　　　／　/　　 ∨
　　　　　　　　　　　　 .|　　　　　　　　　　　 ./　　／ |
　　　　　　　　　　　　　≧=ｰ=≦///　　　 ./斗≦　　 V
　　　　　　　　　　　 .斗/　V////　　斗≦　　　　　　 .ハ
　　　　　　　　　／　/　　 V斗≦　　　　　　　/ハ／__　＼
　　￣￣￣￣￣／　 ./　／::::|　　　　　　　 /ハ | ーl/{　|
　　　　　　　／　／/　/:::::::::|　　　　　　　 | ーl:|　　|　ｰ|
　　　　　／　　/／イ:::::::::::::|　　　 /ハ　|　　||　　| 　 |
　　　　 .／　　 /　　/丁V:／|　　／| ーl　'　　||　　| 　 |
　　 .／　　　 ./　　/:::::::::|　　|　／　 | 　 |　l 　 |'　　|　　|.／〉
　／　　　　 ./　　/::::::::::::| 　 |／ .／ .| 　 |　|　　|　　' 　 .'　/
　＼＿_＿ ./ 　 /:::::::::::::/　　　／　　.| 　 | /　　': 　/　 / ./
　／　　　 / 　 /:::::::::::::/　　／　　　./　　:|'　　/　 /　 /／

　　　　　　　　 /. : :　''´ﾆﾆﾆミミﾐヽ.:`;､ .,ji i ､j!;i;i;ヽ
　　　　　　　 /, .: :'"´ -‐=ﾆ三三ミﾐﾐヽ ', j i i i!Ii;i;i;!i',
　　　　　　　　 /'′: : 　'"´彡ィ´ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ`ヾ';いj川ﾉｿｿノ;ミ!
　　　　　　　,ﾚ'′: :　　,.彡,ｲ　　　　　　　｀`j ))´　`ヽiミ!
　　　　　　　 !ﾚ': : ,. '´彡彡ｲ　　　　　　　　' '′　　　 iN!
　　　　　　　 !.:.,r'´.:.:ｨｲｲﾉﾉﾉ ,.　　　　　　　､ .._,　　　 N!
　　　　　　　　Vィ⌒ヽｨ彡ｿ: : : ,. -─- ､　　　　　　 , .-.リ
　　　　　　　 /i:ﾚ'⌒ヽi彡′: : :'"´ ￣｀`ヽ;;､,,　　 ,.ｨ二V
　　　　　　　 Ⅳ {: : :くi彡: : : : : : ｰtェﾃｯ: :. ｀`　斤ｪｯ /
　　　　　　　 Ⅳ､`ヽ( : : : :i. 　　｀`　￣´　　　｀ﾄ　~´1　　　　天空神さまからは、『主戦派の民衆を一万人ほど徴兵して遠征軍を編成しろ』
　　　　　　　　ゞﾐヽ _,: : : .:l　　　　　　　　　　.:.;　!　　,!
　　　　　　　　 V川( i: : : ::', 　　　　　　,. .:.::;;.　}　 ′　　　と言われているからね。
　　　　　　　　_j!｀ﾞﾞ::::!: : : : :. 　　　　　　　`ｰ､;; ,,/　,′
　　　　　　 /.ハ::::::::',ヽ : : : : 　 {　､.. _ ＿　　 _ ,　,′　　　　これも仕方ない事だよ。
　　　　　 ,/.:::',　'､::::::.:.＼: : : .　　　　､ .. _ ￣　 /
　　　　_/.::::::::', 　ヽ :..､:.:.＼: : .　　　　　_二´　,′
　　 ,.ィ´.;.:::::::::::::.',　　＼;;;.:.:.:.:＼:. .　　　　　　,′
　´.:.:::i.:;;;;.::::::::::::::::',　　　｀ヽ::::::::.`ヽ､　　　　_ノ
　:::::::::l.:;:::;::::::::::::::::::',　　　　　`丶､　　｀ﾞﾞﾞﾞﾞ/ ＼:.､
　::::::::::l.:;:;:;;;:::::::::::::::::',　　　　　　　｀丶､ _/_　　ﾄ､:.:.:.｀` ｰ- ､､
　:::::::::::l.:;:;:;:;:;.:::::::::::::::',　　　　　　　　　/:.:.:.:`ヽ l:::.＼:::::::::::::::::::.:.:.｀`:.:.
　::::::::::::l:;:;:;:;:;;:::::::::::::::::',　　　　　　 /.:.:.::::::::::i l:::::::::.＼::::::::::::::::::::::::::::::

前後の事情から総理大臣は天空神の考えを気にしていた。

この状況でそれを気にしない政治家がいたらそれこそ無能だからそれは当然であった。

それ故に天空神の命令は総理大臣を動かすのに十分な物であった。
733 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 15:20:58 ID:gZcU4OIr: 　　　　　　　　ﾄ､ﾄ､ﾄ,!ヽ
　　　　　　_)`'　　　　 `)i,,
　　　　ﾄ'`　　　　　　　　　ﾙi
　　　ト'　　　　r'''⌒''''ｰ'`'i_/
　　iヽ　　　／＿＿,ハ＿l 　　　　　　　　／￣＼
　　!,　 ,.-､,/─| (･　|‐|(･ l|　　　　　　　　 |　, ､　 |
　　 >　l.i!}lj　 └─┘j｣‐┘　　　　　　　＜　 ?　 .|
　　ﾌ__`ｧ　　U　　 ,,_,,　/　　　　　　　 .|　　　　|
￣￣/ l　/ i　　　／＿l, ,!__　　　　　　　 .＼＿／
　　 ,'　l /　 `''-､.￣　　/　ヽ
　　,'　 l　　　　　`ｰｧ―'　　/,!
　 ,　　 l　　　　 ,／|　　　／/
　　　　　 ,ﾉﾚソ7iﾉﾚiｲﾙiィ,
　　　　/`　､ﾄ!Ｙ!'ｊｊ,ﾑ,ﾑﾉｸｽ,
　　 _i`　､ﾄミr'‐'´'"''"''"'‐k;Z
　　 >　_ﾄﾞミﾉ　　　　,, , ､　l/　　　　　　＿＿
　　 Z　>ミl.　 ,....二" 　 ,`ﾆ!　　　　　　　 .／　　　＼
　　　rヽﾐ/　　'ｰ‐ﾟ‐'/　i,‐ﾟ '{　　　　　　　 |　　は　　|
　　　l.!i |j　　　￣　　　,〉　〉　　　　　　＜　　ぁ　　|
─,－辷i,　 U ﾒ　　　 ´ ､ /　　　　　　　　|　　？　　|
／::/ l　ハ　　　／￣￣('/￣ヽ　　　　　.＼＿＿／
:::::,'　l　　/`''‐､.￣￣￣/､:::::::::::i
:::,'　 l　 /　　　>──‐'::::j:::::::::/
::　　ヽ　　`ー'/ |::::l::::::::::::::::::/
　　　　　_,､----,r ''''' ヽ,--､　　　　　　　）､＿ノi､__ノi_,ｨ
　　　 ,／:::::::::／:::::::::::r;;;;;::::::＼　　　　､-'　　　　　　　　しi
　　　/:::::::::::/::::::::::;ﾊﾄ! 、ヾ;:::::`､　　　） ‐|‐　　|　‐|‐ 　フ
　　 ,':::::::::ﾉ:|ﾙiｲﾚ',r‐‐'" `i‐ﾐ:::j`!　　､-'　ﾑﾅj　　し○‐　 (
　　 l::ﾉ:ィくﾉ::ﾉ　　(　｡i,ﾉ〔｡i{/　　　ヽ　　　十,　 __l__　　＞
　 _ﾉ:::::::|た|::|　 u `'''' r_　>'ﾞi!､　　　　ﾉ　　(ﾆ|7）　 _|_/　 (
＿ﾌ:::::::ﾞこj::i| U　r───っ<　　　 '‐､　ﾆ|ﾆ　（_,ﾚ' ）　＞
::::::￣／/くノﾘ　　.| |￣￣:|ｌ/─ ､　　　ﾉ (_ﾚ' ）　r‐､　　 (
::::::::::/　l 　/ i　　 | |‐ ､､|l!:::::::::::i　　／‐,　　　|　 r'　　 r‐`
::::::::;'　 l　/　 `'‐､ | !　 ) ),}:::::::::::!　　　／‐,　　･　・　　r'ヽ
:::::::i　　l､　　　　ヽヽ`二ノ:::::::::/　　　　　/⌒Y⌒Y⌒ヽ
::::::i　／＼　　/‐'7`'─‐':::::::::::/

この事態に無責任に主戦論を声高に唱えていた民衆が驚愕した。

彼らがそれに反発しようにも徴兵制度は王国によって法整備されており、法的に何の問題はなかった為、それも難しい。

更に天空神の『王国に遠征しろと要求するなら、自分が遠征軍に参加しろ！』という命令にはぐうの音も出なかった。
734 ：名無しさん＠狐板：2024/11/02(土) 15:23:15 ID:J7WWgTNI: ただこの場合ちょっと知識がなかくちょっと流されやすいだけの真っ当にやる気があって信仰心もある民衆も結構やられちゃいそうだな
735 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 15:26:01 ID:gZcU4OIr: ::::::::/＼＿＿　　　　 |::／:::::::::::::::ﾉヽ￣}'´　　　　　／／　　　　-‐‐‐‐-　　　　／／　　　　　　　　　 /￣＼_／|＼＿＿／
::::::////＼￣　　　　　乂＿＿_ノ'´　ﾉｒく　　　　／／　　／::::::::::::::::: ::: |　／／　　　　　　　　　 xく::::::::／　 .|＿＿__／
￣|//////＼　　　　　　　乂_>く辷彡ﾊﾆi　　　／／　　　 .|:::::::::/:::::::::::::::::|￣￣＼　　　　　　　　　｢__　>'´　　　/＿＿/　／
￣＼/// ／|　　　　　　／￣＼ﾆﾆﾆﾆ|ﾆ|　_／／　　　　 |::::::/::::::::::::::::::/￣￣￣|　　　　　　　／／'´　／￣￣￣＼／::::::
　:::::/＼/___∧　　　　 /＼＿__/ﾆﾆﾆﾆ| ／ |／　　　　　　　乂/:::::＿＿／　　　　 /　　　　　　／／　　／:／:::::::::::::::::::::|＿＿
　／　ﾆﾆニ|__|　　　　/＼＿__/ﾆﾆﾆﾆ／　／￣＼　　　　　　　￣乂__ノ＼＿＿／ |　　　　／／　　　 /／:::::::::::::::::::::::::::|　　／
　　--ﾆﾆﾆﾆﾆ　 ,　'゜￣＼／＼ﾆ.／　／￣＼‐┘　　　　　　　　　/￣＼　　 /ﾆﾆ|　　 .／／　　　　　|::::::::::::::::::::::::::::::::/￣￣
‐‐‐‐二二　　 _ｒく::::::_､‐''゛　　 /　/__xく／　／＼ --　　　　　　／￣＼厶イﾆﾆﾆ|__,／／　　　　　 |:::::::::::::::::::::::::::／
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　　　　　　　　　　　　 /:::::/　　　　　　／／　　　　　　　　　　　/::::::::::::::::::::::::| - --ﾆﾆﾆﾆ　　　　／::::::::::／　　　/｀¨¨¨¨¨
　　　　　　　　　　　　　　 {_／　　　　／／　　　　　　　　　　　　 |:::::::::::::::::::::::::| ‐ ‐ﾆﾆﾆﾆ　　　／￣＼::／　　　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／／　　　　　　　　　　　　　　乂＿＿＿／‐ ‐ ‐‐‐　　　　 [＿　　 /　　　　　　|｀¨¨¨¨¨¨
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／／　　　　　　　　　　　　　　　　　|:::::::::::| ‐ ‐ ‐‐‐‐　　　　 /　/─'′　　　　乂＿＿＿
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こうして徴兵された民衆を貴族と主戦論に賛同したフォーク参謀以下の（無能な）軍人が指揮する約一万の遠征軍が構成された。

この民兵たちは戦国時代の槍足軽を参考に粗末な槍と防具を装備していた。

はっきり言って魔族と戦うには心もとないが、別に戦いに勝つのが目的ではないので問題なかった。
736 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 15:27:16 ID:gZcU4OIr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|/　ヽ、ゝ
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　　　　　　　　　　　~""'''..　　:;; 　:;　:::.. .,.,,.;.:;..,:.:;..:.,.:...,.,..,,.:.,:.,:;,.:;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　くゝ　,,-‐''　　ヽ ,.-ヽ、　 '､( ヽく　　　　'､(ヽく　　　　,r゛
　　　　　　..　.,　..　　..:.　　... ,.. .. . ..,...::,,::.:;:;;:..:;:.;:;;:,.,,,:;;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ' 　,ヽ　　,r'
　　　　　　　　　　　　　　　　／__＼'''''''''ー-/彡彡ヽ,.-'7゛ｃ,,-‐''ヽ　ﾉヽ"'''ｃ,,‐''　ﾉヽ,r゛
　　　　　　　　　　　　　　　　 '､( ヽく　　　/,.-‐''/　　/　くゝ-ー''''　　ヽ　　　7'　,.r'
　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ' ,⌒ヽヽ、　　ヽ/..,　/ヽ　　　　/彡ヽ彡ヽ　 ,､‐''ﾞ
''''''''''ー―─ ー―─--,,-ｃ ,,-‐''　ﾉヽヽ/ 　　,'...,;`/、ヽ、　　 /　/　ヽ,‐' ﾞ
　　　　　　　　　　　　　　くゝ-ー'''''' 　ヽヽ　　,'　,' ﾉ　ヽ、＼　ｌ_,.-‐''"
　　　　　　　　　　　　／＼　　ヽ,.-‐''"ヽ..ノ、,'/　　　 `_,.-‐''"
　　　　　　　　　　　　'､(ヽく　. .,.,,.;.:;..,:.:;.:;,.:;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
　　　　　　　　　　　　ヽ'　,ヽ　　/　 /　ヽヽ､__`ﾉ
‐- ,,,,,_─ー―─---ｃ,,‐''　ﾉヽ、(　 _,.-‐''"
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王国がその気になれば一万人どころか三十万人の遠征軍でも編成できたが、この遠征の目的は勝利ではなく、

国内にいる無能者の排除と民衆に対する牽制、更には王国人に戦争の厳しさを教えるための物だった。

故に遠征軍と呼んで恥ずかしくない程度の最低限の規模に抑えて軍事費の浪費を避けていた。

そして遠征軍の出陣の時が来た。
737 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 15:31:27 ID:gZcU4OIr: ――神暦４４０４年

　　　k r-　　‐-　..,,_　　　　　　　　　　　　　　_,,..　-‐::::::::::::::::7 ｱ
　　人l:::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ　　　　　　　　　 ..::´:::::::::::::::::::::::::::::/ 」
　　　} i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ　-‐　 ‐- ∠:::::::::::::::::::::::::::::::::::::j　(
　　　j_l:::::::::::::::::::::::::::::..::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞::､´::::::::::::::::::::::l　]
　　　KV::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::/ j'
　　　ゞヽ:::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::ノ k
　　　　｀ヾ　':::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::::ﾑ´,x'
　　　　　 /:::::::/:::::::::::,ﾑ:::::ｲ::::::::::::::::!、:::::::::::::::::::::::::::::::ﾑ
　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::Ｖﾚ' ∨:::::::| ＼::::::::::::::::::ヽ:::::::::::}
　　　 .厶イ:::::::!:::::::::::i＿　　　 ∨:::::l　　＼ __:::::::::::i:::::::::::l
　　　　 !:::::::l:::::::::::| 　 ¨　‐- ∨:::l-‐　¨ヽ、:::::::::l:::::::::::i
　　　　　lｲ::::li:::::::::il 行≧x.　　∨:l　 ,x≦沁:::::::::ﾄ::::::::ﾊ
　　　　 ,'Ｖ::::i:::::::::|　弋.z'ﾉ　　Ⅵ　弋.z'ﾉ .∨::::l:::::/::ﾑ
　　　　 /::::Ｖ::{:::!:::l!',　　　　　　　　　　　　　∨::|:/:::::ﾑ
　　　　 /::::::::::ヽli::::l:ﾑ　　　　　'　　　　　 /::::l＼k:::::::::ﾑ
　　　 /::::::::::::j:::::l:::::l入　　　 _　　　　 .ｲl::::::l:::::::',:::::::::ﾑ
　　　 /::::::::::::,'::::::[二]:::::丶　　　｀　　　.く　N二]::::::::',:::::::::ﾑ
　　　´￣￣ /:::::::::|:::::l::::::::::::::i`　-　イ::::::::::::li:::::l::::::::::ﾑ￣￣｀
　　　　　/:::::::::::l:::::.l:::::::::xノ　　　　トx::::::::l::::::.l::::::::::::ﾑ
　　　　　 /:::::::::::::::l:::::.lx t´　ﾑ　　　 /　ト::::l:::::::l:::::::::::::::ﾑ
　　　　 /::::::::::::..K !:::::l:::::l　　ﾑ　　/　　　!:::｀!:::::.lｧ:::::::::::::::ﾑ
　　　 /:::::::::::／　 'l::::::l:::::i　　｀ハ´　　 l:::::｜:::::! ヽ:::::::::::::ﾑ
　　 /::::::::::::'　　　ﾉ:::::.!:::::i　　イ⌒l＼　　l:::::::l:::::::l　 }:::::::::::::::ﾑ

　　　　　　　女王にして当代の天空神の巫女

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　　　　　　　　　　第三王女　言葉

　　　　 {}　　 {}　　 =┐　{}　　 {}　　 =┐　{}　　 {}　　 =┐　{}　　 {}　　 =┐　{}　　 {}　　=┐　{}　　 {}　　 =┐　{}
　　　　 ||　　 ||　　 ||│　||　　 ||　　 ||│　||　　 ||　　 ||│　||　　 ||　　 ||│　||　　 ||　　||│　||　　 ||　　 ||│　||
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　　／＼／＼／＼／＼／＼／＼／＼／＼／＼／＼／＼／＼／＼／＼／＼／＼／＼／＼／＼／＼／＼
.　　人:::::人:::::人::::::人:::::人:::::人::::::人:::::人:::::人::::::人:::::人:::::人::::::人:::::人:::::人::::::人:::::人:::::人::::::人:::::人:::::人::::::人
..　　Ｙ:::::::Ｙ:::::::Ｙ::::::::Ｙ:::::::Ｙ:::::::Ｙ::::::::Ｙ:::::::Ｙ:::::::Ｙ::::::::Ｙ:::::::Ｙ:::::::Ｙ::::::::Ｙ:::::::Ｙ:::::::Ｙ::::::::Ｙ:::::::Ｙ:::::::Ｙ::::::::Ｙ:::::::Ｙ:::::::Ｙ::::::::Ｙ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　遠征軍
738 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 15:32:15 ID:gZcU4OIr: 　　　　　　　 /,r''"　　　　　　　　､ヽ、ﾐ､l i, ヾﾉヽ
　　　　　　　/, '"　　　　　ｨr'⌒`''ｰ- ､ヾL}ﾘﾉﾂツハ
　　　　　　 /／　　　　／/　　　　　　　　'（'ﾞ(￣`Y }
　　　　　　/／　 ,､-''ﾞ　ﾉ!　　　　　　　　　 `　　　|ﾐ|
　　　　　 / /　　　　／ﾉ　 ,,..　　　　　　　　　ﾄ;|　　　　　諸君達、遠征軍将兵は『ヘルマン地帯に遠征するべき』と主張して
　　　　　 ∨ ,r‐ ､ ,ﾆ-ｧ'　　　　　　　　　　..::　　　|'ﾘ
　　　　　　ﾚ! ⌒ゝヽ７　 ,､-ﾆ三ﾞ'=:､　　　　 _,z=､｢　　　　　その敢闘精神を世に示してくれた。
　　　　　 {/| l′〈 l彡　　　<´-tｪｧｯ `'ヽ　 ,f,,ﾆ,ﾝ/
　　　　　ヾ'､ヽ､｢ ''´ ,! 　　`-,｀￣'"　'"　ﾞト¨´.::|　　　　　　天空神様はそんな諸君の意志に応えて
　　　　　　,ﾘ^＼_;　　 '､　　　　　　　　　.:　|　　 ,'
　　　　　　ﾚリ´ |　　 ':,　　　　　　,.ｨ　 ,:　| 　./　　　　　　　こうして諸君らに魔族を討伐する栄誉を与えて下さった。
　　　　　 ,ｨj＾`′l,　　　　　 ,.　　　　｀ -ﾆﾝ′/
　　　　 /〈ﾞ､　　い,　　　　` `''-=─---r' ﾞ /
　　　 / 　ﾞ､＼　ﾞ､＼　　.;　　　ｰ-｀二´　/
　　 /　　　ﾞ､　ヽ､＼ `ヽ､'､　　　　￣　/′
　　　　　　　＼　　`ヽ､　　ヾ､　　　　 _;'
　　　　　　　　　＼　　　｀''ｰ- ､￣￣｢ヾ'ｰ- ､_
　　　　　　　　　　l＼　　　　　　｀＞'‐-､ヽ　　 `''ｰ- ､_

（意訳）

お前たちは無責任に無茶な主戦論を言っていたから天空神様から邪魔だと判断されてしまい、

徴兵されて遠征軍に放り込まれたんだぞ。

　　　　　　　 /,r''"　　　　　　　　､ヽ、ﾐ､l i, ヾﾉヽ
　　　　　　　/, '"　　　　　ｨr'⌒`''ｰ- ､ヾL}ﾘﾉﾂツハ
　　　　　　 /／　　　　／/　　　　　　　　'（'ﾞ(￣`Y }
　　　　　　/／　 ,､-''ﾞ　ﾉ!　　　　　　　　　 `　　　|ﾐ|
　　　　　 / /　　　　／ﾉ　 ,,..　　　　　　　　　ﾄ;|
　　　　　 ∨ ,r‐ ､ ,ﾆ-ｧ'　　　　　　　　　　..::　　　|'ﾘ　　　　諸君らの主張通り、この遠征によって
　　　　　　ﾚ! ⌒ゝヽ７　 ,､-ﾆ三ﾞ'=:､　　　　 _,z=､｢
　　　　　 {/| l′〈 l彡　　　<´-tｪｧｯ `'ヽ　 ,f,,ﾆ,ﾝ/　　　　　魔族に対して決定的な勝利を得られる事を期待している。
　　　　　ヾ'､ヽ､｢ ''´ ,! 　　`-,｀￣'"　'"　ﾞト¨´.::|
　　　　　　,ﾘ^＼_;　　 '､　　　　　　　　　.:　|　　 ,'　　　　　　それでは出陣せよ！
　　　　　　ﾚリ´ |　　 ':,　　　　　　,.ｨ　 ,:　| 　./
　　　　　 ,ｨj＾`′l,　　　　　 ,.　　　　｀ -ﾆﾝ′/
　　　　 /〈ﾞ､　　い,　　　　` `''-=─---r' ﾞ /
　　　 / 　ﾞ､＼　ﾞ､＼　　.;　　　ｰ-｀二´　/
　　 /　　　ﾞ､　ヽ､＼ `ヽ､'､　　　　￣　/′
　　　　　　　＼　　`ヽ､　　ヾ､　　　　 _;'
　　　　　　　　　＼　　　｀''ｰ- ､￣￣｢ヾ'ｰ- ､_
　　　　　　　　　　l＼　　　　　　｀＞'‐-､ヽ　　 `''ｰ- ､_

（意訳）

お前たちは声高に大言壮語を吐いたのだから、自分たちでそれを実現して見せろ！

不可能だろうが、最低限の期待だけはしてやる。

じゃあ、さっさと行ってこい！
739 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 15:38:58 ID:gZcU4OIr: 行軍
　　　　　　　ザッ　　　　　　 ';';,　　　　　　　ザッ
　　　　　　　　　　　　　　　　　'';;';';;,.,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ''';i';'l;'';i;,.,
　ザッ　　　　　　　　　　　　　　　　 ''';;';'l';';|'''i;'';|;,.,　　　　　ザッ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ;;''';;';'';';';;;'';;'';;;
　　　　　　　　　　　　　　ザッ　　　　;;'';'|;';;''{}';''|;';';|;''{};;'';;;{}
　　　　　　　　　 {}.　　　　{}. 　 vym.{} wymy.=┐myvy　 =┐
　　　　　　　　　 ||　　 Mi||MVvvM ||.vMVv ||│MMVvV||│
　　　　　　　　　 ||lヘｨヘｨ||ィへィへl||へｨへｨ||┘ﾍ_ヘｨヘ||┘　　ザッ
　　　　　　　　　　／＼／＼／＼／＼／＼／＼／＼／＼／＼
　　　　　　　　／＼／＼／＼／＼／＼／＼／＼／＼／＼:人
　　　　　　人:::::人:::::人::::::人:::::人:::::人::::::人:::::人:::::人::::::人
　　　　　　　　　Ｙ:::::::Ｙ:::::::Ｙ::::::::Ｙ:::::::Ｙ:::::::Ｙ::::::::Ｙ:::::::Ｙ:::::::Ｙ::::::::Ｙ

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　　　　　　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::u:::::::::＼
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　　　　　　　　　　　　　 |:::::::::::.u￣￣~~ﾞヾ::::＿i
　　　　　　　　　　　　　　　|:::::ｕ:::::::::::::::::::::::〉ヾ;;;;;ｊ　　　おのれトリューニヒト。
　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:::::::_::::-r‐┬─‐ｊ:::::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　|:::::(L _/　 /　 //:::/　　　　総理大臣になって我が世の春を謳歌しおって！
　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::￣"￢ン:::/
　　　　　　　　　　　／.::::::::::::::::::::::::::::::::::::/　　　　　今に見ておれ。
　　　　　　　　　　／::::::::::::::::ヽ._＿＿＿ノ
　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{　　　　　　　　　必ず返り咲いてみせる。
　　　　　　　／::::::::::::::::／::::`￢_::::::::::＼
　　　　　　　　／::::::::::::::::__/:::::::::::!:::::::}::::::::::::::＼
　　　　　／:::::::::::::::::::/::ノ::::）(:::::::::/::::}::::::::::::::::＼
　　　　 /::::::::::::::::::::::〈:::::::::::⌒ヽ:::::::/::::〉::::::::::::::::::::＼
　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::ﾍ::::::::::::::::::::::/::::/::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ
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　　　　 |:::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|

　　　　　　　　　　　　　　フォーク侯爵
740 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 15:39:30 ID:gZcU4OIr: 　　　　　.,r'　 , ,r'　 ,〃　　　_,,..　 `ヽ,
　　　　 fﾞ、､_(（ !､〃fﾞr' ｨ;ﾆ=-≡､　ﾐ!
　　　　jﾞ`=ﾗ｀`ｰｧｧ-─''"⌒｀`ヾ:､　ﾐl
　　　 //,ｲ　　　（ (　　　　　　　　`ﾄ､ |
　　　fﾞ /iﾞ　　　　　`　　　　　　　　ﾄﾐ､ﾞ!
　　　|　/!　　　　　`ー'ﾞ　　　　 !`ヾ,）
　　　∨〈　-＝=､,,_　　 _,,ｨ=＝=､　|`>ﾐ!
　　　　ﾞ>j　:-=・=-冫　f -=・=-:.　 i'ﾞ,､iﾘ
　　　.　|`!　`ｰ　'"/:　 ` ｀`　'´ﾞ　　!｢l!ﾘ
　　　　 l,{、　　　ヽ:　　,　　　　　/'r',/　　　やれやれ、これではとんだピエロだよ。
　　　　ﾞ`i:､　　 ,ｨ,､　,..):､　　　./ rt'
　　　　　ﾞi,ﾞ;　 , ＿,.,＿,,,＿､　　 ,ﾄ'′
　　　　　　l､　ﾞ　､＿＿,.　 ′　/.|
　　　　　　|.＼　　　　　　　　　,ｲ　|
　　　　　 .｣:　',＼　　　　　,r／/　,｣`'ﾄ､
　　　 ,､イﾞヽ､　 `‐::::::::::'"'ﾞ_,､-'"　　l　＼
　 ,,／　iﾞ　　　`'-､.,_　_,､-''" 　　　　!　　l＼,_
''"/　　 |　　　　　／ﾞﾞ＼.　　　　　　 ;'　　 !　　`''ｰ
. /　　　|:､　　　 ∧　　ヽ　　　　　,ｲ　　　|
/　　　 ! ﾞ:,　 ,r'ﾞヽ,　　,∧ 　　／/　　　 |
.　　　　 |　ヽ/　／⌒ﾞく　ヽ／　/　　　 |

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 r'´`ー､
ー.､　　　　　 __　＿　　　　　　｀i￣: `＜)
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`ヽ､__: : : : : :<丶: : : : : : ;.:-‐`‐ゝ-∠＿ー': : : : l､
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`ヽ､__:.:.:.:／:.:::／;:/::／:::::／;ｲ::::/　|::::i::::::::::::::::::ヽ: : ┌'
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-──‐ァ'´::::::/:::|::|::::;ｲ/rﾆ<､`　 /ノl::::∠}::::::::i::|::::l´
　　　／:.:.:.::／::.:.:l/ﾚ': |{|ｈ::::l｀　 /' /／ ,ｲ::/:::|::l:::::iヽ､　　　　出陣する将兵の為にも
-‐‐'´_;.:::イ::::.:.:.:./┴､:ﾊ `- '　　,　 ´､＿/ｲ:／/:::i::l
;.-‐:'´::::∠:--‐‐'`-ｧ､.ハ　　 r‐-､　｀`ﾌｲ/l:./l::.:|/　　　　　　三文芝居の一つはしてやらないといけないわ。
:.:.＿_／二=-:.:.:.／∠:.:.:::ヽ､　ー'　 ,..イ‐‐'</:/:.:.lヽ
/:.:.:.:.`ヽ､＿__／rl´: :ﾄ､__;､| ` ‐ ＜:.:.:>‐-／/::.:.ﾉ|:.ヽ
;/:.::::__／::::::::::< {: ヽ: : : ヾ'　　　_Lァ´:.:,:.:ﾄt';:／　l／　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そうですな」＞トリューニヒト
l:.／∠-‐-､,-二ゝ､|: : ＿ヽ,.-三-:.:.:.:,:ｲ:/ﾉヾ:､
´￣＿....　 _ヽ　￣`＝-<´フ´:.:._;.＜／' 「`{
コ└‐‐‐'　ヾ:|　　　　　／-＜´__r‐ﾆ--'　 |
ー-､＿_　　_.ヽ.　／　／ |: : : ヾr'イ ,.ﾍ__,..-`---､＿_
　 r=-　＞‐=ﾆｧY｀Y ´ 　 l: : : : :[l: {ヽ.ﾉ'　　 r‐--､　　`ヽ､
ｧ／´￣,アーァ',':_: :ヽ､／ : : : r､: |ノ/ __　　￣` ' 　 ,､　 |
人＿∠__ノ「´,.」_l」: :__: : : : : :_<ﾉ;/': | //　　　　　　ヽヽ　ヽ
　　　　　　ヽl　　}: : : :`ヽ､: :l」: :ll: : :ヾ' ー､　　　　 `'ヽー}
　 ,..-‐ｧ／l　|__／: : ‐-: : :`ー-; :_:／ヽ　　ヽ.　　　　人ノ
' ´　 /'´　}_ﾉ: : : : : :L＿＿_: : :': :ヽ　　 |　　　　　　　 |　「ヽ
　　 ',..-‐'´: : :/: : : : : : : `ー--: : : :ヽ.　l　　　　　ヽ､　 l､ノ‐'
-─': : : : : ／: : : : : : : : : : : : ; : : : : : :V　　　　　　　ーヽ
: : : : : : : /: : : : i: : : : : : : : ／: : :/: : : :ヽ　　　　　　　　　ヽ､＿＿
741 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 15:40:21 ID:gZcU4OIr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　__,,,;:::-ｰ'ﾆ""　　ﾞﾐー-:､
　　　　　　　　　　　　　　　　,;r'''"　-ー＝ﾆミ:､ﾐヾ））　ﾞﾄ､_
　　　　　　　　　　　　　　　,;f" ''ﾆ"￣ーミヽ　ﾞ'i,）ｿ,ﾚ',,ﾑﾉ,,} ﾞi,
　　　　　　　　　　　　　　,;r' ,,ﾆ"-'',ﾆ＝''""''''''''''''ヽ＜"~　　ﾞﾄﾞl,
　　　　　　　　　　　　　,l'　 "　.,i'"　　　　　　　 -'ﾞゾ　　　　　ﾞlﾐl
　　　　　　　　　　　　 ,l'　　　,ﾘ　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾞl,ﾞi,
　　　　　　　　　　　　 |,　　ｿ | 　　,, 　　　　　　　､.,;:'　　　　　 .V
　　　　　　　　　　　　 `l　〃,|　　　　　＿,,,,,,_　　　　　_,,::=＝ｰ､}
　　　　　　　　　　　　　ﾞﾚ',ﾉ' }　　 ,-'''"_三二ﾞ''''ｰ　 7,;'-tﾃｼ　,i'　　　　魔法ギルドと王国軍主力は戦略通り
　　　　　　　　　　　　　ﾚー､|　　 .ﾆ三ﾞ'ｰ'ﾞｱ''"ﾉ　 l;ﾞゝ￣'"　 :{.
　　　　　　　　　　　　　 {　ヽﾞl, ,,　　　ﾞﾞ　　　 ∨. ﾞl;::.　　　　 }　　　　キナニ地帯で防衛戦をやらねばいけないので、
　　　　　　　　　　　　　　ﾞl､っﾞl.ﾞi,　　　　　　 .f　 , ヽ.:.　　　./
　　　　　　　　　　　　　　　ﾞヽ､_,, ヽ　　　　　　-'.ー=イ:'::　　　|　　　　　遠征軍に参加するのは遠征を主張するバカな軍人に限定しています。
　　　　　　　　　　　　　　　 :{　ﾞl､　`　　　　　　_　-‐ ､　 .;l
　　　　　　　　　　　　　　　　|　ﾞi.|ﾞi;　　　 :: '.-‐'"´-‐ ゛　　...;|　　　　　つまり無能を取り除いたので軍の質は向上します。
　　　　　　　　　　　　　　　　ﾞヽゝゝ＼　　　　 ===＝'''"　 ,/i
　　　　　　　　　　　　　　　　 .,ｲﾞ:l､::::.　ﾞヽ､　　　　　　　 ,r' ト､
　　　　＿＿　　　　　　　　　./i　ﾍ　:::.　　　`ヽ､,_　＿,,,:r'　／:i(＼
　　／__　　　￣＞＜｀ヽイ......../:i:i:i:i:i:i≧=-､`i ＿≦=-':i:i:i:i:ｉ:|　ﾏﾆ＝-､＿＿＿
_／..........＼....､...............ヾ/...........[:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i／У斗､:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:|:.......∨:.／..................
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　　　　　　　　　　　 /::::::/　/l:::::::┼'丁::ハl: :∥ |:::::l丁トi::::::::::::::l:::::l 　 l　　　フォーク参謀のような軍人は困るわ。
　　　　　　　　 /::::::/　/:::!::::::::::/-＝- 、: :l: : , =＝=-､::::::!::/:::::| 　 |
　　　　　　　　　　 /::::::/　/::l:::l:::::::ｨ'　i´n｀! : : :: : : i´n｀!　!:::::::l/:l::l:::! 　 |　　　天空神様も軍人の質を問題視しているから、
　　　　　　　 /::::::/　/:::::| ﾊ:::::::l　'⌒　　　　　　 ⌒`　|::::::ハl::i:::| 　 l
　　　　　　　　　 /／/　/:::::::::|'::::!:::::!　　　　　 '　　_,ｨ＾　　i⌒!:::::|:::/　 /　　　今回の遠征で無能軍人を排除しましょう。
　　　　　　　　 ' ／　/::::|:::::::|:::::!⌒!　　 `=ﾆ二￣_ノ　　　|　 |:::::!:l::ヽ/
　　　　　　　　　 l＿ {´::::∥:/:|::l::|　 |ヽ　　　　　　　／ﾄ=ｲ::::l::l:::/
　　　　　　　　　　　l::l:::l::::ll/ヽl::l::ﾄ=ｲ:::::＞　＿　＿　＜:/::|:::::|:l:::/l/
　　　　　　　　　　　|八|ヽ| 　 lﾊﾉ!::::l ヽlヽl､:}　　　　{:::/l/l:/!:::::!:l/　　　　　, -,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾚ'l::::l　-‐ '´＼　　／｀' ‐- l:::::l、　r ､-､／／＼＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 r'l::::l ゞ､　　 ,, >-< ､　　ﾞ(´l|::::l l r ヽヽ l '＼／／
　　　　　　　　　　　　　　　　 l　l:::l ｀ゞ､r／`{ y}'＼､ﾞ(´　l|::::l(｀ヽ　　_ l　／＼＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　l　l:::l　｀´ 　/ /ﾊ＼｀´　 l ／}　　r　／　＼／／
　　　　　　　　　　　 ┌--┴ ヽ! 　　 / //　　＼　／／ヽ´　 /||　／＼　＼
　　　　　　　　　　　　 j= 　==　=|　　ノ //　　l!　／／l'´ ヽヽ/　||　＼／､／
　　　　　　　　　　　　　 {　 , -=＝=､　｀く/　r-､l／／ ´ l 　　ヽヽ ||　／＼'　＼
　　　　　　　　　　　　　 j／/´￣｀ヽj　　　'⌒ ／／　　 lヽ　　ヽ｣　＼／､／

女王にとって議員と軍人が無能すぎて天空神の不評を買う事になったのは衝撃的だった。

王国は安定的に発展していると自画自賛していた所に突然の魔王戦争の勃発と

議員と軍人の軍事的能力の無さが浮き彫りになってしまった形だった。

彼女は政治的実権を持たない立場故に直接動けないが、新政権にはこれを改善して欲しいと思っていた。
742 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 15:41:20 ID:gZcU4OIr
743 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 15:41:51 ID:gZcU4OIr: ttps://www.youtube.com/watch?v=tZmPRMw2t6E

　　　　　　　　　　 ∧∧ ∧ 　　 ∧∧ ∧ 　　 ∧∧ ∧ 　　 ∧∧ ∧ 　　 ∧∧ ∧ 　　 ∧∧ ∧
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　　　　　　　　　　(ﾟーﾟ*)∨　　　(ﾟーﾟ*)∨　　　(ﾟーﾟ*)∨　　　(ﾟーﾟ*)∨　　　(ﾟーﾟ*)∨　　　(ﾟーﾟ*)∨
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　　　　　　　　　(ﾟーﾟ*)∨　　　(ﾟーﾟ*)∨　　　(ﾟーﾟ*)∨　　　(ﾟーﾟ*)∨　　　(ﾟーﾟ*)∨　　　(ﾟーﾟ*)∨
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キナニ地帯を通過してヘルマン地帯に突入した遠征軍一万であるが、彼らはすぐに肩透かしを食らう事になる。

魔王軍の組織だった抵抗はなく、というか村や町すらない広大な無人地帯をただ行進するだけだったからだ。
744 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 15:42:43 ID:gZcU4OIr: 　　　　　　　　　　　　　　　　__
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　　　　　　　　／~ヽi-´｀~ヽ┸　/　∥ ヽ　　　/￣￣Lヽ─　　__＿iヽ
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　　　⊿　V、/ |-ヽ、/ （　／　_／　　／／／i　│　´￣~~i　）
　　　　~＼　ヽ/|＼ヽi---´　　　i＿／／　／　 .i_ミ　　　　　／
　　　∠二＿/ノ´ | |ヽ￣~---´´__-／＿／　　　　i＿____ ,,;;´
　　　　| ┌-´´ヽ|/　廿--（（__○__））~∪　　　|　 |　iヽヽ
　　　　＼＿＿／|　　Ｕ　　　　　　　∪　　　　i　　|　 i .ヽ＼
　　　　／ﾉ |　|　 .i　 i　 ∪/￣~ヽ∪　 __＿___i　　　|　 i　　＼＼
　　／／　| 　|　　i　 ~--|　◯ 　|　／　　　　ヽ　　|　　|　　　|　　|
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　　ヽ」　_|-──ヽ＿＿　　--～　　（　／;;;;;;;;;;;;─┐|
　　　∠ヽ／~~／　　／ヽ__＿---／Ｖ─;;;;;;;;;;;;;;;;;;;Ｖ
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バラモスが考えた戦術は簡単に言うなら焦土作戦だ。

しかし、魔族が遊牧民であり農耕などやっていなかった。

つまり村や町など最初からなく、事前に魔族と家畜を移動させれば簡単に無人地帯にできるという利点があった。
745 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 15:43:43 ID:gZcU4OIr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　／::::::::::::l＼::::::::::::::::::::::`ヽ、
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　　　　　　　　　　　　 |::＿_l::::::::|r‐rぅミ`ヽ　　　　 ´　|::::::|/）/　　　　魔王様の命令だし、
　　　　　　　　　　　　 |::＼r|:::::/|｀　　　　　　　　　 |::::/　/
　　　　　　　　　　　　 |/|:::/|::::|｜　　　　　　　　　　　 |/ _,/|　　　　　仕方ないか。
　　　　　　　　　　　　　　　};ﾊ:|::∧　　　　　　 ,　　　　 }::/
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　　　　　　　　　　　　　　　　　|ﾊ/＼　　　 r‐ヘ／⌒〉
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　　　　　　　　　　　　　 _,.. -‐ﾆｱ :|:|　{　　　　　　/ ／　}＼
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　　　　　　　_,,　-ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆl　　 |:| 八　　　　　　 / 　 |ﾆﾆﾆﾆ-.._
　　　　　／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｌ　　　|:| 　〉　　　　　 /　　/ﾆﾆﾆﾆﾆニ＼
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バラモスはヘルマン地帯の東と中央の遊牧民を西や更にその先の未開拓地帯に移動させた。

これによって遠征軍が遊牧している魔族と遭遇しないようにしたのだ。

逆を言えば遊牧民はそれだけ融通がきく存在でもあった。
746 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 15:45:30 ID:gZcU4OIr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　, -ｰ‐‐-､ --‐‐‐――――――‐‐‐--､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / ,' ⌒｀ヽ. ヽ　｀ヽ　　｀ヽ　　｀ヽ　　｀ヽ　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| ｉ::::::::::::::::｀i　|　　!:　　　 !:　　　 !:　　　 !: 　 l
　　　 ∧,,∧　　　　　　　　　　　　 | l::::::::::::::::::l　|　　!:　　　 !:　　　 !:　　　 !: 　 l
　　　 /ο ・　∧,,∧　　　　　　　　　　| l:::::::::::::::::l　|　　!:　　　 !:　　　 !:　　　 !: 　 l
　　 /　　ノ./ο ・ )ﾐ .-､,_　　　　　 | l ::::::::::::::l　|　　!:　　　 !:　　　 !:　　　 !: 　 l
　　 (o_o,ｲ ./　　ノ lﾐ ,,..-‐‐‐-､,_　　　| l::::::::::::::l　|_＿i:＿＿_i:＿＿_.i:＿＿_.i:＿_,!
　　　　ﾉ..(o_o,ｲ　　ヽ　　　　~⌒）彡 .ｌ￣￣￣￣, =＝=､、＿＿＿＿, =＝=､、 _|
　　　　 / /~ヽ .ﾉ　　　　　　ノl　ﾉﾆﾆﾆﾆﾆｺ＿_ 〃＼.| ／ヾ _＿＿__〃＼ | ／ヾ_|
　　　　ヽニﾌ|./ /~ヽﾉ'''''''~ヽヽ＼ヽ_　､ ,/ |ヽ ||.―◎― ||　､ / |ヽ|| ―◎― ||
　　　　　　　 (.ヽニﾌ|_|　　　(_/　　ヽﾉ　　`=ﾆ= ヾ,／ | ＼〃　 `=ﾆ=ヾ,／ | ＼〃
　　　　　　　　 (_ヽ　　　　　　　　　　　　　　`＝=＝'　　　　　　　`＝=＝'

　　　　　　　　　　　　　　　　　補給部隊の荷馬車

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞.≦
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.＞.≦´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞.≦´ _ ,,　-‐‐__＜ﾆ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞ r≦ ､≦´≦斗≦≦ア´∨
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　r≦ ＞≦zz≦Y/≦父辷ン　.／　_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞≦zｰ-≠≦( )≦ゞ＞　´_ ＜ r≦三
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／＞≦彡≦ ノ　ﾉ＞'ﾟ´　　＜≦ﾆ三三三
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 Yγ(_／＝＞ '' ﾟ´　 _..　ｬ≦∧≧z ＜ﾆ三三
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧ ￣￣　___≧, ≦ ∧　∧ﾆ ∧ 　 ≧__ ＜ﾆ
　　　　　　　 __　＿_...ｨ　　　　 ___.＞≦⌒ ｧｰ--‐＜　　　　 ≧,≦￣´　ﾍ三ﾆ.∧　∧___∧ 　　　≧＜
　　　 γ'ﾞ´}{´二ノ⌒ゝzｰ '´￣∥　　〃　ぇ丿　｀ヽ　　　 ∧ 　　　∧ﾆ.┌‐=≦´ ∨ ,　　　　　≧
　　　　 __≧ｰ'ヽ≧､∥jｿ　　 ,　∥　　 ∥　　{{　　　　ｿゝ､＿　.∧ 　　　∧ ∧　　　　_.∨ﾞ＜
　　　 ∥⌒ﾞ'ｰ''＞ ≦´ __,ｭ._人_l{　　　 {ゝ　ゝ､　　ｲ{ﾆソ⌒ヽ:.,.ﾍ　　　∧ﾆ.ゝ=≦.∧三∧≧　＜
　　　.{!　　 / イY !｀≧二ン='ﾟ｀≧=ｰ-≧≦='廴` ､_ 弋z､__.ノ:.:.}　 ,　　　　,ﾆ三.∧.　ﾍ三∧三三≧ ＜
　　　　ゝ､..ノ./ 　.ト{　　　　　　　　　　　　　　　｀￣⌒＞､＼.:.: イ　 ∧　　　.∧=三.∧ 　ﾍ三∧ 三三三≧

これで遠征軍は物資の現地調達など不可能になる上に補給線は伸びる事になる。

そして、バラモスはそれを見逃さなかった。

地の利を活かして魔族の部隊で遠征軍の補給部隊を襲撃したのだ。
747 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 15:46:13 ID:gZcU4OIr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　）　　　　）　　）　　　）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　（　　　　（　　（　　　（
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿ _
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,．‐''"　　　　｀`ヽ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　<*j　＿,,､-‐─-､/､
　　　　　　　　　　　　　　　　j　　　　 , ィ`"""´'''ｰ- ､;:;:;:ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　＼_,．‐'´.:.::::::::::::::::.:.:.:.　 !;:;:;:;:!
　　　　　　　　　　　　　　　　〈;:;!　　 .:.:::::::::::::::.:.:.:.:.　 !;:;:;/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　l;:;!'´ ｰ=';ゞ､j.:.:､:.:_,,､-ヾ;:/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　〉(　 <ﾆ･ゞ冫:::ﾅ･ﾆゝ ,jｿ　　　　ええい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　i ｶ　　￣´{　i´｀￣　 !ﾘ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝﾊ　　　,l　;,　　　　,jｿ　　　　　補給物資すら運んでこれないとはなんという怠慢だ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀i　　　ゞ '´　　　,!'′
　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾄ､　 ´二二｀　,ｲ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノi　｀､　￣　 ,/ ﾄ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l　 l i　｀ー─‐''　 l　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 _/　　>､　　　　　　,r､　/iﾄ､
　　　　　　　　　　 _,､＿,,　-‐'´/　　/　i⌒Y^ﾘ´｀/　 i i /ヽ｀''ー- ､＿
　　　　　 ,ｲ二二　-─' ─ '"´ ＼ / 　 l　 i　　 /　　 l/　　｀`ー- ､ _ ｀二ﾆ''ｰ､
　　　　 /　i　　　　　　　　　　　　 i　　　｀`ー‐''´　　 i　　　　　　　　　　　　　ヽヽ
　　　 ,/ 　| 　　　　　　　　　　　 |　　　　　　　　　|　　「三三二二''ー- 、　 i　l
　　　/　　! 　　　　　　　　　|　　　　　　　 |　　　　　　　　　￣　　 !　|
　　 /　　,l　　　　　　　　　　 |. 　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　 | /i
　 ,/ 　　 l　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　 | i〈!

この事態に遠征軍の指揮官として将軍代理の地位を貰っていたフォークは対応できなかった。
748 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 15:46:45 ID:gZcU4OIr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　 .ｲ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ
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　　　　　　　　　　　　　　i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
　　　　　　　　　　　　　　{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
　　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::′
　　　　　　　　　　　./::::::::::､::::::::::::::::::::::＞　⌒ヽ､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　i::::::::::::::';::::::::::::::::/　　　　　　丶:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/　　　文句を言ってないでさっさと対応しろ。
　　　　　　　　　　　{:::::::::::::::';::::::::::::::{　　　　　　 О';:::::::::::::::::::::::::::::::::; ＝;′
　　　　　　　　　　　∨::::::::::::}::::::::::::::丶　　　　　　　}::::::::::::::::::::::::::;.O　　 '　　　　お前は軍人だろうが。
　　　　　　　　　 ∨::::::::::::::::::::::::::::::＼　　　　 .ノ:::::::::::::::::::::::/ 　　 /
　　　　　　　　　　　　 .＼::::::i::::::::::::::::::::::::::::￣￣::::::::::::::::::::::::::::丶. 　 , ′　　　　対処法を言え！
　　　　　　　　／:::::::::ヽ'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`　´
　　　　　　　_.....イ:::::::::::::::::::::::';:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ;:′
　 ,....-－:::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::';::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;:′
'´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨:::::::::::::::::::;く⌒` ー- っ::::::;: ′
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::｀¨￣￣´::::／

　　　　　　　　　　　　　モブ上級貴族

　　　　 j::::::::::::::::::::::::::::::,r'''" ￣｀` ヽヾヾ.:.::::::j!:::::::::::::::::::::::::::!
　　　　 !::::::::::::::::::::::::ィ´　　　　　　　　　｀`ﾞヾjii!rr─- ､:::::::::::|
　　　　 !:::::::::::::::::::::::::!　　　　　　　　　　　　　　　　　　 !::::::::j!
　　　　 |::::::::::::::::::::::::!　　　　　　　　　　　　　　　　　　!:::::/
　　　　/::::::::::::::::::::::j!　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:::/
　＿ノ:::::/⌒ヾ:::::/　　　　　　　,'´　　　　　　　　　　　|::!
´.:.:::::::::::::i　ﾍ　!::/ 　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　ﾘ
:::::::::::::::::::|　:::〉!::! /　　´￣｀`≧ｰ-､､ __,ｲ;;. j ,　　　　 !.
:::::::::::::::::::ﾄ､　 j! !　　　ヽ二ゝ='´ﾆ>::;jk　,,ゞ-r=r'''"ヾ!jー -､＿
::::::::::::::::::::! 〉､　） '､　　　　　￣￣, イ:/ （;;:ー='─ /!':::::::::::::::::.:.｀ヽ　　　　　高度の柔軟性を維持しつつ臨機応変に対応する。　　　
:::::::::::::::::::::! /　 jj!　ヽ　　　　　　　 .:.:.:.!　 /　　　　//::::::::::::::::::::::.:.::.:.
::::::::::::::::::::::!　　　!　　　　　　　　　 .:.:::::!　,!　　　 /.:::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::!　　　',　　　　　　　　,ｨ.::::::!　 !　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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::::::::::::::::::::::::::::::::.:.＼　　＼　　　　´￣　　, ｲ.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
749 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 15:47:28 ID:gZcU4OIr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　／´￣￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::u:::::::::＼
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　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::.〈:::::::::::::ヾ:::::::::::::::|
　　　　　　　　　　　　　 |:::::::::::.u￣￣~~ﾞヾ::::＿i
　　　　　　　　　　　　　　　|:::::ｕ:::::::::::::::::::::::〉ヾ;;;;;ｊ　　　　って、何も考えていないって事か！
　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:::::::_::::-r‐┬─‐ｊ:::::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　|:::::(L _/　 /　 //:::/　　　　　そもそもお前の計画自体が何も考えていない
　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::￣"￢ン:::/
　　　　　　　　　　　／.::::::::::::::::::::::::::::::::::::/　　　　　　行き当たりばったりにすぎないぞ！
　　　　　　　　　　／::::::::::::::::ヽ._＿＿＿ノ
　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{　　　　　　　　　　ふざけているのか！
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,．‐''"　　　　｀`ヽ､
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　〉(　 <ﾆ･ゞ冫:::ﾅ･ﾆゝ ,jｿ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　i ｶ　　￣´{　i´｀￣　 !ﾘ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝﾊ　　　,l　;,　　　　,jｿ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀i　　　ゞ '´　　　,!'′　　　　し、小官を侮辱なさるのですか・・・！？
　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾄ､　 ´二二｀　,ｲ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノi　｀､　￣　 ,/ ﾄ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l　 l i　｀ー─‐''　 l　ヽ　　　　　　　　　　　　　　「事実を言っているだけだ！」＞上級貴族
　　　　　　　　　　　　　　　　 _/　　>､　　　　　　,r､　/iﾄ､
　　　　　　　　　　 _,､＿,,　-‐'´/　　/　i⌒Y^ﾘ´｀/　 i i /ヽ｀''ー- ､＿
　　　　　 ,ｲ二二　-─' ─ '"´ ＼ / 　 l　 i　　 /　　 l/　　｀`ー- ､ _ ｀二ﾆ''ｰ､
　　　　 /　i　　　　　　　　　　　　 i　　　｀`ー‐''´　　 i　　　　　　　　　　　　　ヽヽ
　　　 ,/ 　| 　　　　　　　　　　　 |　　　　　　　　　|　　「三三二二''ー- 、　 i　l
　　　/　　! 　　　　　　　　　|　　　　　　　 |　　　　　　　　　￣　　 !　|
　　 /　　,l　　　　　　　　　　 |. 　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　 | /i
　 ,/ 　　 l　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　 | i〈!

この頃になると、流石にフォークの無能さは遠征軍に知れ渡ることになった上に、

そもそも事の発端はフォークであったこともあり、周囲から不平不満を持たれていた。

そして、物資がまともに届かず遠征軍の士気がどん底に落ちていった。
750 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 15:48:24 ID:gZcU4OIr: 　　　　　　　　　　　　　　　i 　 i　　　　　　　　 i＼
　　　　　　　　　　　_ノ　　i　　　　　　　 /　 !
　　　　　　　　　　_, -‐ ´ 　　 i　　　　　　　／　　|
　　　　　　,　´ 　　　　　　 i　　　　　／　　 /
　　　　　　　, ´　　　　　　 ,'　　　　　　_/_　　　/
　　　　　　 ,'　　　　　　　　　,'　　 ,　‐´￣　　　￣｀ヽ　　　　　　　　　　　　　 ,'i
　　　　　 ,'　　　　　　　　　,'　／ρ　 {｀ヽ　　　　　ヽ　　　　　　_ _ _, - -　‐' i
　　＿　 ;　　　　　　　　 ;　 /　,､　　ヽｰ,､､__　　 _ ｰ;　　　, -'　　　　　　　,'
｀⌒´　｀Ｙ　　　　　　　　　ゞ１_ノ　　　 `(lλ_⊥_斤z　ﾉ｀ - '　　　　　　　　,'　　　そろそろ頃合いだな。
　　　　　｀ヽ　　　　　　　　', (　　 i　　　　　　　　｀ヽく　　　　　　　　　　 ,'
　　　　　　　丶　　　　　　　', ヽ　ゝ､_　　　　　　　　ヾ　　　　　　 _,'　　　　皆の者、総攻撃だ！
　　　　　　　　　ゝ　　　　 ', { ＼　∨￣｀､＿＿￢　　　,〉　　　 _, - ‐ ´
　　　　　 ,　´　丶　　　　　', ヽ　　ヾ､::::::::::::::::::＼　／　 , ' ´
　　 ,　-一´　　　　　｀ー　_　　' ,　｀ー､_ ｀ｰ､::::::::::ﾉノ｀´　　 ,'
,彡'　　　　　　　　　　　　　｀-､ヾ､　　　｀ヽ_｀¨¨/´　　　 , ' ｀ｰ、　　　　 _
　　　　　　　　　　　　　　｀ーヾ>､r― -￣_　　_ , - '　　　　ｰ - ‐ 一´_ ｀_ｰ=ー
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ー（（　　, - ､｀ヽ　　　　　　　　　　　 _, '´｀ヽ
.　　　＿,　=＝=､＿　_　　　　　　ヾ、　ゝ-　　) )　　　　　　　　　_, '´　　　　ゝ、
　　　く　　　rー＿＿｀ヽ,｀ｰ _ _ 　 , '´｀　ー　＝_´_　　 _ 　　＿, '´　　　　　　　　｀ｰ
　　　_ハ＿,_斤i　　　￣　＿＿｀´○　　　　　　　○^´　｀ｰ´
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　　　キャー！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ワー！
　　　　　　　　　　　ワー！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ウォー！
MVvvMvyvMVvvMvyvMVvv、MVvvMvyvMVvvMvyvMVvvMVvvMvyvMVvvMvyvMVvv、MVvvMvyvMVv
Λ＿ﾍ＾－＾Λ＿ﾍ＾－＾Λ＿ﾍ＾Λ＿ﾍΛ＿ﾍ＾－＾Λ＿ﾍ＾－＾Λ＿ﾍ＾Λ＿ﾍヘ　＿,.ヘ　,.ヘ　ヘ　＿,.ヘ　,.ヘ
ﾍ＿＿Λ　ﾍ＿＿Λ　ﾍ＿＿Λ　ﾍ＿＿Λﾍ＿＿Λ　ﾍ＿＿Λ　ﾍ＿＿Λ　ﾍ＿＿Λヘ　＿,.ヘ　,.ヘ　ヘ　＿,.ヘ　,.
ﾍ＿＿Λ　ﾍ＿＿Λ　ﾍ＿＿Λ　ﾍ＿＿Λ＿＿,/ヽ＿　/ヽ＿＿,.ヘ　/ヽ＿＿,.ヘ　＿,.ヘ　,.ヘ　ヘ　＿,.ヘ　,.ヘ
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751 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 15:48:59 ID:gZcU4OIr: ボコボコの予感2
　　　　　　　　　　　＼　　　　　　∧＿∧　　　　　全員まと,／
　　　ﾊﾞﾊﾞﾊﾞ　ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ＼　　　　 (　･ω･)＝つ≡つボコ,／
ﾊﾞﾊﾞﾊﾞ ∧＿,∧ 　ﾊﾞﾊﾞ ,ﾍ＼　　　(っ　≡つ＝つ　　　　／,∧＿∧
　∧ﾊﾞ( ´・ω・∧＿∧ (・ω＼　 /　　　)　ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ／　 ( ･ω･ )　右ストレート
ω・）=つ≡つ);;)ω(;(⊂≡⊂（＼( /￣∪　　　　　,／　　ﾐ○　　o　かましてやんよ
　つ＝つﾊﾞﾊ(っ　 ⊂)⊂=⊂≡∧∧∧∧_　　　／ _∧　　 .|　　 |
　)ﾊﾞ∧＿∧ﾊﾞ|　x　| ∧＿ﾊ＜　　　ボ　＞／( ･ω･ )　　∪ ∪
∪ﾊﾞ(　　´・)ﾊﾞ∪＾∪(・｀　　)＜　予　コ　＞　　o　　○彡　　左ストレート
――――――――――- ＜　感　ボ　＞ ―――――――――――――――
　　　　　　　　ん　げ　曜　＜　! !　コ　＞　　SB　∧＿∧ 　　　　　∧＿∧
　　　　　　　　よ　き　？／＜　　　の　＞　；;;；;、(･ω(:;(⊂≡⊂＝（・ω・｀）
　　　　 ∧＿∧　　っ ,／天堂 ∨V∨∨ソ＼　　　　(っΣ⊂≡⊂＝⊂≡　⊂)
　　 ⊂（･ω･ ,）(月／__∧　　　　.・,'∧＿∧;,＼　　 /　　　) ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ (　　　＼
　　　　ヽ　⊂　）(／´・ω・）=つ≡つ);;)ω(;;(⊂=＼ ( /￣∪ 　　　　　　∪￣＼ )
　　　　（⌒） ,／ ,(っ　≡つ＝つ　 (っ　 ⊂) ,⊂≡＼　コモ？auと組ん
　　　　　三／　　/　　　) ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ｜　x　｜ﾊﾞﾊﾞﾊﾞ＼コにしてやんよ
　　　　　　　　　 ,( /￣∪　　　　　　.∪￣ ∪　　　　　　＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾋｭﾝ　　　　　　　　　　ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ！！！
　　　　　／■＼　　　　　　　　　　　・―‐―＝─　-　- 　　ﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾝ
　　　　　（ﾟДﾟ　；）　／■＼　　　　　　　・―‐──　　　二＝─　-　-　　　　・―‐―＝─　-　- 二＝─　-　-
　　／■＼　⊂　　（；´Д｀）　／■＼　ｳｱｱｱｱｱ　　　・―‐――　＿-ﾋｭﾝ―─　-　-
　（´Д｀；|）/⊃　⊂_ ⊂　丶（´Д｀；,）　　　　　・―‐；;,;∴ﾌﾞｼｬ＝─　-　-　・―‐―　　二＝─　-　-
　　ゝ　　　/　　(´⌒;;;Ｙソ　　と_ ⊂ﾉ(´⌒;;;　　（ﾟДﾟ.;..　　・―‐―＝─　-　-；;,;∴.;..'-　-　・―‐―二＝─　-　-
　　し　Ｙ人　(´⌒;;;／■ （＿）Ｙ　人ヽ≡≡(´⌒;;;　　ﾁｭｲﾝ　　・―‐ｸﾞｴ＝;..'；;,;∴.;.⊃＝─　-　-
　　（＿）'し　　　⊂（ﾟДﾟ　；）（＿）　ソ　≡(´⌒;;;　　　　　・―‐― ⊂（ﾟДﾟ.;..'；;.,;∴.─　-　-ﾁｭﾝ

念入りに準備を重ねた魔王軍三万に襲撃を受けた遠征軍はこの一戦で壊滅してしまう。

魔王軍は対空兵器を恐れていた為、地上戦を行っていたが、それでも魔女や魔法使いが一人もおらず、

指揮官が無能で民兵ばかりの疲弊した遠征軍を駆逐するのは容易な事だった。
752 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 15:54:50 ID:gZcU4OIr: ttps://www.youtube.com/watch?v=6B_Z5Mubcaw

　　　　　　　　　　　_　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／///r匕
　　　　　　　　　　　ヽ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 -=≦ﾆ≧ ､
　　　　　　　　　　　Ｙﾊ　　　　　　　　　　　　　　／'／　　　　ヽ＼
　　　　　　　　　 |:ｉ:ｉ:.　　　　　　　　　　　　　　　／'//　　　　　　　.）ﾉ
　　　　　　　　　 }:ｉ:ｉ:}　　　　　　　　　　　　　　 //// {　　　　　　　／
　　　　　　　　　　　　,:ｉ:i:i/　　　　　　　　　　 .ィ　　 {////∧
　　　　　　　　　　　ノ:ｉ:ｉ/ 　　　　　　　 /:ｉ:{.　　Ⅵ////ヽ
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　　　 _,,斗*､　　Ⅵ:ｉ:ｉ〉:／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:＼_ゞ:ｉ:ｉ:iY´　　　}～ ⌒ Y）≧*､
.　ーァ:i:べ从≧､Ⅵ／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:r≦//イ）:i:/ _斗*≦ア）　/　　　.>
　　彡'　 {∧　＼.{/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ{////{:ｉ彡'ﾆ（イﾆﾆﾆﾆ:Ｙ≧=- ､　（{⌒ヽ
　　　　　　へ　 /:{:ｉ:ｉⅣ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉⅥ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:Ⅵ//∧ﾆﾆﾆ.Ⅵ ﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆ>仁､　 Vヽ
. 　 -=≦ー "⌒{ﾆ{:ｉ:ｉ笊ヽ:ｉ:ｉ:ｉ≦笊:ｉ:ｉ彡＼:i:彡*＜ソﾆﾆﾆﾆﾆ:|ﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆ＼'　廴
　　　　　　　　　⌒{:ｉ:ｨ示:ｉ:ｉ:ｉ:ｨf示⌒ヽヽ:ｉ:ｉ:ｉⅥ:ｉⅥ:ｉ／彡=ミ､＼ﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.＼{￣ヽ＿＿ --=ミ､
　　　　　　　　　　 l乂:､ゞ}　Ⅵ. ゞ'　／　}:ｉ:ｉ込:ｉ:ｉ:ｉ:i／ﾆﾆ.Ⅵﾉ二＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/）ﾆﾆ Ⅵﾆ=-=rﾆ.}'
　　　　　　　　　　　ﾉ:i:ノ　　　｀¨´　　从ゞ辷彡'ﾆﾆﾆ≧*ヽﾆﾆﾆⅥ=---rﾆﾆ／＼　　/“´　 --}ｦﾉ　　　　はああっ！
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753 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 15:55:20 ID:gZcU4OIr: 曇77r─,g鍛曇アﾏニニﾆ',　　　 _､‐''゛ : : : Y(ﾆ(∨}l／ニﾆl: : : : |　 |　／＿＿　　　　　　　　　　　　　　　　＿_,ｨｱ　　 ,ｨｱ ,g鍛曇曇曇曇曇ア’／　,ｨｱ
　 /　,g鍛炒ア’　　ﾏ─　ﾉ}　／: : : :ヽ‐-ヽ:.＼=＼(ニニﾆ{___／|、 |／〈: : : : : : ヽ　／)　　　　　　　　　捌零　　　,ｨｱ ,g鍛’　,g鍛曇曇ア’／＼,ｨｱ}曇曇
_,/,g鍛ｱ’ｨｱ　　　　ﾏ７/／~: {: : : :}: :}＼: ヽ: :Ｖ＾ iVニﾆﾆＶ‐-.' ¨7　　ヽ─=＞‐'' ／　　　　　　　　　　惨'”　　 ,ｨｱ　　　　,g鍛曇曇ア’　　　 ,ｨｱ,g鍛'”
,g鍛ｱ’　＿　　　　　　Ｖﾊ/;ｨ: :|: ', : : : : | ,ｨ苳) : : V} 〉V／⌒　/　 /　/　_し ´　_　イヽ＿_　　　　　　　　　　 r炒　,ｨｱ　　　　　　 ,g鍛ア’／
鍛” ,ｨｱ: : : : ニ=-　　 }ノ}-{: :辷l＼-:从' ヾり }ｲ : V : lﾉ　　ﾉ､__ﾉゝ‐ ´ _ ゝ‐ﾍ: : Ｖ´ニﾆﾆ＼＿　 /ﾆ=- ､　`¨ ,ｨｱ　　　＼／ ,g鍛ｱ’／＼　　／
”　/: _､‐''゛　　　　　＿_入ゝ{: : : :ﾚ苳ﾐ￣　,ィ､　}: : |r´　　／　ヽ　｀ｰ〔＿＿Ｖ二二 -‐ｧ丶ﾆ＼_Y─- ､ニ＼ __　　　　／ ,g鍛ｱ’　　　　／
　.'／　 ,ｨ7　　　<ニﾆ/ﾆﾆ/)ﾄ{: : ﾍヾり`／､─‐'─‐ゝ‐'''ヽ　　 }　　 (　＿＿ {_ -‐＜ニニﾆゝニ)ニニニ＼ニヽヽ　　　 ,g鍛ｱ’
　{:{ ﾄ.　{: {　　　寸(､ﾆﾆ/从ﾆ',: :}:.＼　' v(_｀ｱ7＝=-'─-､　　　 }　　　　人‐　ゝニニニニﾆﾆ／ニニニニﾆヽニ',　〉　 ,g鍛ｱ’
　{:{ |:.i　: :.､　　　　寸人/ニ{_rv: :}｀￣ゝ─-／: :ノ／八　　＞-､/　　　　､γ＾丶､ニ/ニニニ/ニニニニニニﾆニ(L_,g鍛ｱ’　　　　　_,ｨ鈔＿
　､:乂:.､＼＼＿. : : : ノ＼_ノ/:./: : -=ニニ_: イ癶､＜＞ｰヘ_ 　)ｰ─＜￣｀`r----ヽニニ=/ニニニ＿＿_ニニニヽ ',　　　　　＜/ｨ鈔’///丶
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　　　　γ　　⌒ー┬─'　　￣<-..,, _　　　 ━‐‐　　ニﾆﾆVニニﾆ}､‐-''./ニニニﾆニ|　　　 /─　L,...イ_Y鈔く　/////／ _ノ≧=-　 _　　　　　＿_,g鍛曇曇
　　　　 {　　 r─-､　　　rz-r×‐-- ､｀¨''ー-/ニニﾆ=-　━‐-　ﾆﾆ} }ゞ¨ニ＼ニニﾆニ,　　 {　　　　　 ,ｨｱ　＜＞─く‐ｧ'／／　　　￣￣＼　　{曇曇曇
　　　　丶＿乂_}ΥL＿_)　/　　{／/´ニニ='ニニニニニ＞‐ﾉﾆ=-　━‐-　ニ＼ニﾆﾆ‘，＼乂　　　　，　　　　　　　　／／　　_､‐''￣`丶　　_rゝz‐曇曇曇
　　　　　　　　　　　｀`～､ノ　　/ﾆ/ニニニニニニニニ／／─-ニニニニニ=‐ ━‐-　=-＼　 )　‐-　＿　　　　／／＿＜_,,..　-‐　'' "´￣￣￣曇曇曇
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　　　　　　　　　 ,g鍛　　　　 ,g乂=}ニニニニニ/ニニ人_＼.ニﾆ| ‘，　　`ー-====r‐ '　‘，　　　　　　　　　 |＞ , 　━‐-　　　　　　　　rぅ　　　　／芍曇曇
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　　 ,g鍛 ×,g鍛’_,ｨｱ　 ,g鍛曇人`ｰニニﾆﾆ/-──── ＼ニ|　　＼}　　＼}　　　　　　‘，　　　　　　　 |//,|　　　　＼／　　　　　　　━‐-　　　曇曇
　,g鍛’　,g鍛曇鈔　 ,ｨｱ´ 曇癶　`ｰ{ﾆﾆニﾆ{_,,..　-─-､ニニニ)　　 rﾉ　　　＼__　／　　‘，　　　　　 ∨人　　　／＼　　　　,g鍛l}　　　　 ,g鍛曇
,g鍛’,g鍛曇曇ｱ　／　 ,ｨｱ’　　　　｀ｰ､ﾆゝ､乂＞ニﾆ/ /`ーr‐' 　　 l}　　　　　／　　　 |　　　　　　　　＼/＼／　　＼　　ﾉ芍炒　,ｨ　　,g鍛曇曇
曇曇曇曇鈔　／　 ,ｨｱ　　　　　　人＼ニニニニ/ /／i⌒`ー‐　´　　　　／　＼　　人　　　　　　　　　　}＼/丶　　　　　 ,ｨ／)竜ｭ鈔　,g鍛曇曇曇
曇曇曇鈔’ ／　　,ｨｱ’　　　　　 ,ｨ’　 `ー‐く￣￣　＞'　　　　　　　　　／　　　ヽ￣l‐､ヽ　　　　　　　 }'//}''＜///-=彡'　,g鍛曇､,g鍛曇曇曇曇
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754 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 15:56:10 ID:gZcU4OIr: 　　　 |＼　　　　　　　　　　 ∧　　　　　　　　　 ∧
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　　　j　　 /ニニﾆﾏﾑ /／'､ﾆ/.:/-､　i＞｀二´＜/ : ハ从:ヽ: : )ニニニニニﾆﾆ沁　　:　　　　　 ,///}　　　貴様が人間の指揮官か。
　　 {.　　くニニニﾆ:ﾏ＞＝<}: {:.:{ニﾆｙヲＹニヽ　/／Yニ}ﾆ,/／ニニニニニニニﾆ'、　|　　　　　 }///
　　く⌒ ¨¨ 〉＜ニニ:/ / i `､＼＼>ﾆ:{ﾆﾊiﾄ､ﾆ沁´ 　 , ﾆ;′~ニニニニニニニニニム　　　　　　　 }///　　　とりあえずやっておくわ！
　　 ',　　 jニニ＞:/ /　|　 `､_〉ニニ从_,li!､ヽﾆ7　 /ﾆ７ニニニニニﾆ＝＝==- ミ<´　',　　　　　 }///}
　　　 }　　 {ニニﾆﾆヽ!__,(⌒"´ ヽニニニ Yム.Ⅴ　 ,ニ7ニニニニニニニニニニニﾊ－ｧ　　　　 ,///7
　　　 } 　　iﾆニニニニヽ!_{ニﾊ .|ニニ＞く´　ｒ}Y___!ﾉ｀ヽ＿〕iト _ニニニニニニニニ}　ヽ　　　　　,////
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圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭_.-‐'' 二ﾆ　―ﾆﾆ｀-'”'"゛　　　　 .,_iiir=｀-''''"´

その日、遠征軍が全滅したという情報が王都に届いた。

これが民衆に与えた衝撃は大きかった。
756 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 15:57:31 ID:gZcU4OIr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　, -　へ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,. {　/　＼＼─ ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／,:/|　|　}V:ﾊ　V　iト-､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/;'/;'/::| iﾊ ⅣV｝　|　 |　∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ′{/|/ﾚV　'´o ∨ ｌ|　 |　l ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | /{：：：/=ミー=' Ⅳ},　l|　l Ｖﾍ、　　　おい、遠征軍が全滅したってよ。
　　　　　　　　　　　＿rへ-､_　　　　　 j/l:{-'^〈::.　　＼　j/ ∨l, ﾄ､弋
　　　　　　　　　／:::/:{:::::::::::::⌒ト､　　　 | ::l　 r===　、　＼ l ;ﾊ|　ノﾍ　　　　ああ、徴兵された奴は全滅か。
　　　　　　 /:{:/人:!ﾊ:l:ﾄ;::::::::::::::ヽ　　 ∨’,　!::::::, -.ﾞ　　 > -＜　|⌒
　　　　　　　/{::jム}　}'f ｡㍉::::::::::::::::l　　　　∧ l:/　　 } ／j / / ﾊ |`
　　　　　 {::}:｛ﾟ/　　ｰ- /::::::::::::: 弋　　　 ∧L__彡／　厶 vV　`
　　　　　　　 }:::〈　ゝ＿　　'⌒ﾉ:/^Y:「`　　　　 , =fﾆ´-　￣　＞､
　　　　　　　ﾉⅥ,　{::::::::ﾍｰ=彡｛／:V　　　_,. -ﾉVxﾑ　　　／: :./≧=---::.........＿
　　　　　　 ∧ l／　 }　.イ::::ﾊ从,. ＜:::／/VへV∨／: : : /::::::::::::::::::::::::::: : : :
　　　　　　　　 ∧ー ,.´<--ミ＜::::::::::::／: :｛:く＞ {.／: : : : :/::::::::::::::: : : : : : : :
　　　　　　　　　 {ﾆ「ニニ=／: : : : : :: : ｰ＜ |ﾍ::V^/: :⌒＼/::::::::: : : : : : : : : :

　　　　　　(ヽ、００　　∩
　　　　⊂ニ、ﾆ⊃　⊂　⊃
　　　　 ,, -‐- ＼　　　| |／⌒ヽ
　　　　（ ⊂ニニ　　 /　／⌒) ）　　　(ヽ、００　　∩
　　　　｀ｰ――'′　し∪　（ノ　　⊂ニ、ﾆ⊃　⊂　⊃
／￣ー―‐　、　　　　　　　　　　　 ,, -‐- ＼　　　| |／⌒ヽ　〇　〇
:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ　　　　　　　　　（ ⊂ニニ　　 /　／⌒) ）
:::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ　　　　　　　　｀ｰ――'′　し∪　（ノ　　　　　　　　　　　　　これって現時点で遠征を要求したら、
:::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ::::i　　 ., -―- 、　 ___
:::::::::::::::::::_＿_ノ､/〉'　／::::::::::::::::::て/::_:::ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あいつらみたいに俺たちまで徴兵されて遠征させられるんじゃ。
:::::::::::::::/ u　て;/7　/::::::::::::::::::;ｧ､､:::「ｪヽ::〉 __
::::::::::::/　　　　 /〈　 i::::::::r､::／=ﾐ｀く.u J／:::::::::＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　下手な事は言えないな。
:::::::::::j　u　　､ ´_}ヽ.|::::::iｵ/u　ﾆi < iヽｧ/:::::r----J　　.r:´二ﾆヽ
::::::::::i　　（二７´_.L.,　､ハ　〉　_　_ﾏ/ﾝ::::r ' ;tr /;j　　　i::/r-､r-|　 r一ー､
::::::::::|、　　 .r ' c ／､:.:.:ヽヽ　ｰ」: : : : ii ヽu.___､/　＿ん' ｀´ム.'　 |:::r―┤
:::::::::／￣ ´」ｰ／:.:.:.:.＼:.:.＼＼__j: : : : : ヽ　ヽフ｀ヽ´　 | | ヽ'ｰン､ _/ﾊu.'_' |
i:i i:::i:iヽi　´　!':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.',:.:i: : : : : : : :「=| : : : |: !　　７!｀:´|<　７ﾏ.ヽー'

この結果、国内の主兵論は静まり返ってしまった。

奇しくも遠征軍が見せしめとなったのだ。

なお七大神の意向で、一連のフォーク参謀を筆頭とした者たちの無能ぶりが教訓として広く公表された為に、

軍民問わずアンドリュー・フォークは無能軍人の代名詞となるのだった。

そして軍人はフォークの二の舞いを避けるためにまじめに能力を磨くようになったため、

長期的には王国軍の強化に繋がるのだった。
757 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 15:59:55 ID:gZcU4OIr
758 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 16:00:32 ID:gZcU4OIr: ttps://www.youtube.com/watch?v=DjnXTcEfGSA

　　　　　　　　　　　　　　　　-=ニ二二二二二二ニ=-
　　　　　　　　　　　　　／／／　　 -──────--ヽ
　　　　　　　　　　　　/{　/　/　／　／￣￣￣￣￣￣≧ヽ
　　　　　　　　　　　　{ ∨{ /　.厶　／　　／￣￣￣￣＼＼}
　　　　　　　　　　　　{V´￣￣￣￣￣￣＼≦ ￣￣￣ヽVハ
　　　　　　　　　　　 .lﾐ|　　　　　　　　　　　 }≦二二二ﾆ＼/
　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　 .}≧=ｰ----　＼)
　　　　　　　　　　〈ﾆV　 ∠ニニ=‐-　　　乂三ニ=ｰ-　＼〉　　　よし、世論はこれで安定したな。
　　　　　　　　　　　　fｯ}　 <:::rt_ﾃ‐v　　　　　　寸∨⌒V ＼}
　　　　　　　　　　 '｀7　　＼￣　　　　　　　　 }/ /ハ∨ /　　　　これでキナニ地帯の防衛戦を邪魔する勢力はなくなった。
　　　　　　　　　　　 .{/　　　　　　　　　　　／　　　) :/ / /
　　　　　　　　　〈＿　ヽ　　　　　　　 /　　　　　／乂　　　　　しかし、世論の暴走は拙いが、
　　　　　　　　　　　　∨＿＿＿　7　　　　　厂￣}l∨
　　　　　　　　　　　　 .}ﾏｰ一　´　　　　　　　 /　/　从{　　　　　　　民衆の士気が低下しすぎるのもよくない。
　　　　　　　　　　　　 .|　三　　　　　　　　／　/　　 ∨
　　　　　　　　　　　　 .|　　　　　　　　　　　 ./　　／ |　　　　　　　何らかのバランス調整がいるな。
　　　　　　　　　　　　　≧=ｰ=≦///　　　 ./斗≦　　 V
　　　　　　　　　　　 .斗/　V////　　斗≦　　　　　　 .ハ
　　　　　　　　　／　/　　 V斗≦　　　　　　　/ハ／__　＼
　　￣￣￣￣￣／　 ./　／::::|　　　　　　　 /ハ | ーl/{　|
　　　　　　　／　／/　/:::::::::|　　　　　　　 | ーl:|　　|　ｰ|
　　　　　／　　/／イ:::::::::::::|　　　 /ハ　|　　||　　| 　 |
　　　　 .／　　 /　　/丁V:／|　　／| ーl　'　　||　　| 　 |
　　 .／　　　 ./　　/:::::::::|　　|　／　 | 　 |　l 　 |'　　|　　|.／〉
　／　　　　 ./　　/::::::::::::| 　 |／ .／ .| 　 |　|　　|　　' 　 .'　/
　＼＿_＿ ./ 　 /:::::::::::::/　　　／　　.| 　 | /　　': 　/　 / ./
　／　　　 / 　 /:::::::::::::/　　／　　　./　　:|'　　/　 /　 /／

　　　　　　　　 /. : :　''´ﾆﾆﾆミミﾐヽ.:`;､ .,ji i ､j!;i;i;ヽ
　　　　　　　 /, .: :'"´ -‐=ﾆ三三ミﾐﾐヽ ', j i i i!Ii;i;i;!i',
　　　　　　　　 /'′: : 　'"´彡ィ´ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ`ヾ';いj川ﾉｿｿノ;ミ!
　　　　　　　,ﾚ'′: :　　,.彡,ｲ　　　　　　　｀`j ))´　`ヽiミ!
　　　　　　　 !ﾚ': : ,. '´彡彡ｲ　　　　　　　　' '′　　　 iN!
　　　　　　　 !.:.,r'´.:.:ｨｲｲﾉﾉﾉ ,.　　　　　　　､ .._,　　　 N!
　　　　　　　　Vィ⌒ヽｨ彡ｿ: : : ,. -─- ､　　　　　　 , .-.リ
　　　　　　　 /i:ﾚ'⌒ヽi彡′: : :'"´ ￣｀`ヽ;;､,,　　 ,.ｨ二V
　　　　　　　 Ⅳ {: : :くi彡: : : : : : ｰtェﾃｯ: :. ｀`　斤ｪｯ /
　　　　　　　 Ⅳ､`ヽ( : : : :i. 　　｀`　￣´　　　｀ﾄ　~´1　　　　確か清姫が言うには勇者が魔王を倒すのが形式美らしいな。
　　　　　　　　ゞﾐヽ _,: : : .:l　　　　　　　　　　.:.;　!　　,!
　　　　　　　　 V川( i: : : ::', 　　　　　　,. .:.::;;.　}　 ′　　　　魔王討伐の目指す者を勇者として扱う
　　　　　　　　_j!｀ﾞﾞ::::!: : : : :. 　　　　　　　`ｰ､;; ,,/　,′
　　　　　　 /.ハ::::::::',ヽ : : : : 　 {　､.. _ ＿　　 _ ,　,′　　　　　勇者制度を導入するのはいいかもしれない。
　　　　　 ,/.:::',　'､::::::.:.＼: : : .　　　　､ .. _ ￣　 /
　　　　_/.::::::::', 　ヽ :..､:.:.＼: : .　　　　　_二´　,′　　　　　　ぶっちゃけ、ただの鉄砲玉だけどどうでもいいな。
　　 ,.ィ´.;.:::::::::::::.',　　＼;;;.:.:.:.:＼:. .　　　　　　,′
　´.:.:::i.:;;;;.::::::::::::::::',　　　｀ヽ::::::::.`ヽ､　　　　_ノ
　:::::::::l.:;:::;::::::::::::::::::',　　　　　`丶､　　｀ﾞﾞﾞﾞﾞ/ ＼:.､
　::::::::::l.:;:;:;;;:::::::::::::::::',　　　　　　　｀丶､ _/_　　ﾄ､:.:.:.｀` ｰ- ､､
　:::::::::::l.:;:;:;:;:;.:::::::::::::::',　　　　　　　　　/:.:.:.:`ヽ l:::.＼:::::::::::::::::::.:.:.｀`:.:.
　::::::::::::l:;:;:;:;:;;:::::::::::::::::',　　　　　　 /.:.:.::::::::::i l:::::::::.＼::::::::::::::::::::::::::::::

かくして王国で勇者制度が導入されたが、この勇者には何らかの権利や保証があるわけではない。

王都で登録すれば誰でも勇者になれて魔王討伐を目指すことができるのだ。

もしも民衆が魔族討伐を主張しても

『それならお前が勇者になって魔王を討伐しろ！』と言い返す為の代物だった。

トリューニヒトにとってはあくまで民衆の戦意高揚と暴走抑止の方法だった。
759 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 16:01:07 ID:gZcU4OIr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __,　　 -――　　　_}＼
　　　　　　　　　　　　　　}ヽ　　　　´　　　　　　　　　　 ∧　＼
　　　　　　　　　　　 ,　 '／　--　　　　　　　　　　　 .∧
　　　　　　　　　　　　 / /　i´　　　　　＼　　　　　　　　､　　　　｀''＜
　　　　　　　　　　 / / 　.|　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　＼　 -―― Y
　　　　　　　　　　　 / /　　　　　　　　　　　　 ',　　　　　　　／　　　　　 }
　　　　　　　　　　　　　　 /　　　 i　　　　　　　 ',　　　　　＜　　　　　　 /
　　　　　　　　　／＿　 .／＿　　 |　　　　　　　　',　　　　　　≧=---r'∠＿＿
　　　　　　　　〃　　｀￣／　　　|　　　　　　　　 ',　　　　 ',　　　　V　　／
　　　　　　　　{　　　　　／　　　　ﾊ　　　i　　　　 ',　　　　　 i　　　　ﾏ≦
　　　　　　　　乂＿　イ　　　　 ′　　 |　　　i　`ー―　---.|　　　　 i |
　　　　　　　　　／ |　i　　　 i　　 i　 i　　 }　　　|　 | |　　　　ﾊ |　　　　 | .i
　　　　　　　＜..＿|　|　　 _|＿__|. 斗 ´.ﾊ　　　|　 | ! .ﾊ　 /　 |　　　.i　|　i　　　　勇者ですか？
　　　　　　　／　　|　|　　　 |　　 |　 |　/　'　　 l　/ j/　j.ィ---, 　　 /| /　 i
　　　　　く　 {⌒|　|　　　　＿_|＿j/　　 ',　/}/ 　ｨ::ij::::} 　　|　　 / j/　　.i　　　まあ魔王がいるのですから、
　　　　　　　　／ ./|　　　　　　＼{:::ij:::Y㍉　 }/　　　乂::ノ　　 /　／ / |　　 i
　　　　　　　　　 //|　ﾊ　　　　 | |乂::ノ　　　　 ,　　　/:/:/:/:/.イ　　　　 |　　　形式美的にも勇者がいても問題ないですね。
　　　　　　 // .|　 ∧　､　ﾄ.{ﾊ:/:/:/:　＿　　＿　　 u. /　.|　　　/　　 |
　　　　　　　　/ｲ　,　　　＼ト.._{ .| ∧--vfニﾆﾆYニニYニニト-- ＜/＿　 .|
　　　　　　　./ 　 /　　　　i　　　.-=〈ニニニニニ|ニﾆﾆ}ニニニニﾆ/ニニ.＼|
　　　　　　 /　　/　　/　　}_.-=fニニ∨ニニニニ|ニニi|ニニニニ/ニニニニi
　　　　　 ./　　/ 　 /　　 /ニニヽニﾆ∨ニニニニニニ|ニニニ_/ニニニニﾆj
　　　　　/　　/　／　r≦ﾆヽニﾆﾆ､ﾆﾆ.∨ニニニ|ニニニﾆニﾆ/ニニニニ／|
　　　　./　　/イ　.′.|ニニﾆ.＼ニニ､ニ∨ニニﾆ|ニニニニﾆ/ニニニ_.／＼|
　　　 /　／　　/　　 >､ニニニ＼ニﾆ､ﾆ∨ニﾆﾆ!ニニニニ/ニニニ／　／ヽ
　　〃　　　　 /　　 /_　｀''＜ニニ＼ニニニニﾆﾆ!ニニニ./ニﾆﾆ／　　,　／ V
　 .//　　　　 ,　　　 V　｀ヽ　｀''＜ニニニﾆ∨ニﾆ|ニニﾆ/ニﾆ／　　　/ / 　　',
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　| |　　./　　/　　ﾏ笊笊≧x　ハ　　}／ {　 |　　__　---ィ: : :}　　 /{ｨ笊イ　　 {
　:,　　./ 　　　　 ∨　　ミ笊} _...ィ　　 .{　 |　　＿＿): : : : : } /､/ /イ　　　　ハ
　 ', ∨　　　　 / 　 ∨　　　　 {ff_/　　　 {　 |＿　　ィ＜￣￣/　　＼　　　 / 　〉
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　　　　　　　 V　.|　　{　━┳┳　　　＼ ┳┳━ｧ　　　　　　 /　　　勇者ね。
　　　　　　／∧. { 　 Ⅳ　 ┃┃　　　　 ┃┃　/　　/　　' /}/
　　　　　 <i:i/i:i:i}八　乂　 ┗┛　　　　 ┗┛ /　　'　　/}/　　　　　まあ魔王を倒せたならそういうのもありでしょうね。
　　　　　　 Уi:i:ｉ:|. . 丶　＼_, ,　　　　,　　　 , ,/ ／　　ｨ
　　　　　　　/^}i:ｉ:「. . .|. . ＼(⌒　　　　　　　　　ノィ　／i|　　　　　　　なんかRPGみたいだね。
　　　　　　　'　 V/. . . .|. . 込、ｕ　　　　　　　　　 '}イ{i:i:i:ｉ|
　　　　　　　　 /　. . . |　　|: : :...　　　＼／　　ィ. . /. |¨⌒
　　　　　{ 　 /　　. /|　　|. . .i ≧s｡　 _ 　＜.{. .　{.　|
　　　　　　　/　　_/. .|　　|. . .}　　　　 { ./ . . {. .　|.　|
　　　　　 V　／'⌒ｰ|　　|_,ノ　　　　　 V__. . .|. .　|.　|
　　　　　　 '　__{ ⌒V　|　　|　　　　　　　＼i⌒v.　|.　|
　　　　／　 {⌒>´_)-∧　 |>､ ^　‐- 　 -‐　 Vハ. .|.　|
　　／　　／}/　乂r‐∧ ∨ ＼　　　　　　　 }/∧.|^}∧
　／　　／. . .〉　　＼/'，∨/ 丶　　　　　 / / ∧V 　V
,　　　　' . . . . {　　　　　＼V V/ 　＼　　 ′ /　∧ 　 }

この勇者制度に関しては七大神や清姫はあまり興味がなかった。

前世の娯楽作品でそういうのに慣れ親しんでいたからそういうものだと判断した。
760 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 16:01:38 ID:gZcU4OIr: 　 ,ｨ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾉ/|!
／: : : : : : : : : : : : / 丶､: : : : : : : : : : : ::,､: :/,'ﾄ､
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. {: : : : ＿: : : : : :,　　　　　　　　 ' }ﾊ)　　ﾚ ,'∧:}ｲヽ}
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: : : l /r=､　〉:l´ 丶ｰヾ.::ヽ､､　　　,ｨ＿/ , 'ﾉｲ／__,
〃: |　{/^} {:!::|　　｀弋tr_ｯ､:::､)､ / ｨrｯ-ア￣＿／
/: 八ゝ　{ iﾊ:|　､　　｀￣彡'=- {/｀ｰ彡'´ｲ二フ
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　　 ',､　　　　　　　　丶､＿＿_ // '|　i!￣＞､　　　　＼: : : : : :＼: : : : :､
　　　 ',｀丶､､　　　　　　　 | i! |　Lﾆj! ノ￣＼. ＼　　　　ヽ: : : : : : :ヽ : : :丶
　　　　',　　　　　＞──- ! i! !　＜　　　　／ヽヽ　　　　ヽ: : : : : : ヽ: : : ＼

　　　　　　　　　　　勇者　バラン

.　　　　　　　　 -=x　　,.ｨ=-ｫ＿
　　　　　　≦￣¨ヾﾍ^´　　　　 ≧x
　　　　,.ｨ´ 　｀　　　　　　　　　　 x:Y
　　　,.<´　　 y=x ,r=x.　　　　　　　｀Y
.　　/ ,　　 , 　i!-=v≠-!　i　　　　　 x　!
　　{ /　 ./ !.ｉ |　　　　 ∨:ｌ i　　　 i ! .ﾍ !
. 　 Ⅵ　 {　!､v!　　　　 Ⅵ､!　 l　　l !__ﾍi.＿
　　　Ｖヾヽ:{≧!､　　 ,.ｨ七Ⅶ､ l !γ⌒.ヽヾヽヽ
.　　 ,.ゝ‐v ,ｨ=‐‐v､_,.y',ﾆﾆﾗ=zzx{ .{^}｝ i:｝｝｝｝
　　 { ,ﾍ Y {! ´{ﾋY｀!^i 　{ﾋﾘ}　l´i.ﾄ.入ﾘ ;ﾉﾒﾒﾉ
　　人.ﾘﾉ∧ 　 ¨ ﾉ　､　¨　ノ　!;〈≧-≪-<-<
　　　＞<-1｀.t‐ ' .ｨ_　￣　　 ;ｉY⌒ヾ丶ヾヽY
!　　Y´γ､ !　ﾘ､　ー─一　'　ｲﾄゝ _リﾉﾉﾉｿ
─ 込　乂ﾘ　从i>､　¨　　／　_」＞-!≠─ '¨ 　＿__
─‐t≦¨¨T ￣.!´ﾆ＞ｰ≦=-＜::::::::::::!x─⊆⊇‐「!
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|.」」j ::::::::::::::::::::::::::γ⌒ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: l」
:::::::::::::::::::::::::::::::::::: 乂__ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

　　　　　　　　　勇者　アバン
761 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 16:02:23 ID:gZcU4OIr: 　　　 /: : /:: : :./: : : :.!:: : : !: : : !: : : ヽ:: : : : : ',
　　　/: : /: : : : |: : : : :|: : : :|: : : | ,: : : ',: : ::ヽ : !
　　　|: : |: : : : : ,,=''".＼: : /|"''=:;,ヽ: : :.|.: : : ﾄ､:|
　　　|: : |: : : : /" _,=､ | :/　|:./,=､Ｖ: ..|:.: : : | V
　　＜ : _: : : /　 ((;･.,;)|/　　ﾚ((･.,;) |:./ ヽ: : |
　　＜:: |. 小{　　￣　　　　　￣　　ﾚ{: :.|ヽ:|
　　　厶ﾍ　ﾊ　　　　　　　､　　　　 {ﾊ/　／⌒ヽ_ノ） ) ）
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　　　　　　　ヽ　　＼ｰｪｪｪｪｧt　　／　　 |　i|　　　　 (⌒)
　　　　　　___,ｒ| ＼　､＼＿｀ヽ／　　　ﾉ ,'.!　　　　ﾉ ~.ﾚ-r┐､
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　　　　　　　　　　勇者　伊藤誠

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　　　　　　　|::/　|:|ﾚヽ　　　　　　i 　　　　　　レｲ/'ﾘ::::::＞
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　　　　　　　 /:::::::::|::::::::|　/::/::::|　　 /:::::::::::::::::/::::/:::::::::::::::::

しかし、これによって勇者バランや勇者アバンといった有能な人物だけでなく、

後に魔王ゾーマを倒したと歴史書に記載される伝説の勇者、伊藤誠が市井から頭角を現すことになる。
762 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 16:02:57 ID:gZcU4OIr: 今回の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
763 ：名無しさん＠狐板：2024/11/02(土) 16:33:08 ID:iJaz18FH: 乙
764 ：名無しさん＠狐板：2024/11/02(土) 16:37:45 ID:MsM4nGq+: 乙です

って誠氏ねがゾーマ倒すんかいｗ
765 ：名無しさん＠狐板：2024/11/02(土) 16:41:50 ID:F7pTl1TR: 乙
766 ：名無しさん＠狐板：2024/11/02(土) 17:24:46 ID:NpIpWKjx: 乙
やっぱり優秀な人間はいるのはいいな
正直言って神々（天空神を除く）ときよひーはこれ以上でてこられても微妙だし
767 ：名無しさん＠狐板：2024/11/02(土) 17:33:39 ID:OwjThkk4: 乙
まぁユウキは古代時代をって言ってるのにあまり出なかったしな
768 ：名無しさん＠狐板：2024/11/02(土) 17:52:08 ID:kgZDj8yj: 乙でした
769 ：名無しさん＠狐板：2024/11/02(土) 20:32:39 ID:qUFqCpnJ: 乙
伊藤誠って名前がもう勇者召喚じゃねーか！
また日本人の犠牲者が増えたんか？
770 ：名無しさん＠狐板：2024/11/02(土) 20:41:50 ID:GBxNKOpa: 乙です。
ユウキは時代の敗北者じゃけえ。コラテラルダメージくらって泣く役だからね、しょうがないねｗ
真面目に魔法使い方面で魔女作ってんだから戦士方面でエインヘリヤルとかでも作んのかなと思ってたんだが、そんな事は無かったぜ。
771 ：名無しさん＠狐板：2024/11/02(土) 20:44:42 ID:75clvKIP: 乙
わざわざタイトル変える意味無いよな
文字通りの神視点はいいとしても清姫はもういらんし
772 ：名無しさん＠狐板：2024/11/02(土) 21:21:16 ID:B5NV6UZX: 世代交代したらシムシティ味のある現状は終わるのでは。
773 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 22:25:47 ID:gZcU4OIr: ttps://www.youtube.com/watch?v=p4KliXvW4rM

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　キナニ地帯
774 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 22:26:24 ID:gZcU4OIr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　: 丿　　＼　＼.
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775 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 22:27:02 ID:gZcU4OIr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __,,:::========:::,,__
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776 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 22:27:43 ID:gZcU4OIr: 　　　　　　 .／￣￣￣￣ヽ
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777 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 22:28:41 ID:gZcU4OIr: 　　　　　　　　　　　　　　 /|　　　　　　　　　　　　　　　 ∧
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　　　　　　　　　　　＼＼]Ж＼　 :灯苧ミ　＼/|/ ,灯苧ミ:|: : : ／￣＼[／
　　　　　　　　　　　　　￣了＼＼:杙-夕　　　　代-夕小イﾍ}　　 : : |　　　　やはり防衛戦ならば補給線が短くてすむので
　　　　　　　　　　　　　　 |　　 :| 斗 ⌒｀　　,:　　　⌒｀/ 　 |ノｊ　　 : : :|
　　　　　　　　　　　　　　ｌ　　 :| :小、　　　　　　　　　 //　 :|イi　　 : : :|　　　　戦線の維持が楽でいいですね。
　　　　　　　　　　　　 ,　　. :| 　ｧ‐‐=z,、｀　 ´　　　//　 :|::|:|　　 : : :|
　　　　　　　　　　　　　　 /　. ::/:| :/-=㍉_/ト　__ . : ´ ／//　∧!:!:. 　 : : :|　　　　まったく侵攻するだけが戦争ではないんですよ。
　　　　　　　　　　　 /　: ::/. :|/-=㍉_//V∧　　／／/　/ :∧!::.　　＼|
　　　　　　　　　　　　　 /　: ::/. : /-=㍉_//:: V∧／／: :/／／/∧: :.　　　＼　　　んっ？
　　　　　　　　　　 /　: ::/／/-=㍉_//:: :: :V/／:: :: :: :／/////＼: :　　＼＼
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'"　　　　　　ヽ　ヽ、　　 ,.ィ_､　ヽ　＼　､　＼マ､／　　ﾉ._　 !　　　　｀''ｰ .,,
　　 _.. ‐'"　　　　　　　/二ニニ＝ー----‐ー-＼マ＞ァ'　　　ｰ-　_　　　　　　｀ﾞ'ｰ .._
-'"´ 　　　　／　　,ニニニニニニ,V　　　 7'ー｀ー' |ｌ＼　　　　　　　‐　 _　　　　　　｀''ｰ
　　　　　 ,／　　　　{二二二＞''" / ∨＿_./--‐ﾆ! V.ｌl.　＼
　　　 ,／　　　　　｀ー‐'/ ＼ /　　　 l二ニﾆﾆ!　Vｌｌ　　　｀ー-‐｀ｰ-　＿＿｀　-　._
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778 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 22:29:39 ID:gZcU4OIr: 　　　　　　　　　　　　　 /|　　　 | ､
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　　　　　　　 /　　 /　 |　|　 l 　￣〔￣　　人::::八　｜　　　　　　|＼
　　　　　　　　　｜―=ミ　 |　　　　Υ￣´　　／　}　八　　　　｜　|
　　　　　　　　　 |　　|八　 |　|　 |ト| 　　 |｢⌒Ｙ　／ /イ | |＼　　　　　 |　　　　あいつ。
　　　　　　　　｜|　　 _,j抖扞云ミk　　　|　　 }／　 /　l　l｜　　　　　 |
　　　　　　　　　 |｜　ハ　　「以灯　　｜ノ]　　八　ノノ　　　＼　　　|　　　　魔法と剣を併用して戦っている。
　　　　　　　　　 |八 | _ ﾉ　 ''"´ ,,,, |　 |　 | 7Λ　 / 　＼（ | l　　　　　l　 /
　　　　　　　　　　八　　　　　 |八|　 | /　｝/{　 }ミト- | |　　　｜/　　　　　魔法剣士ですか、人間では珍しいですね。
.　　　　　　　　　｜　､　　　　　 |　 |　　　　 }ﾉ八 ⌒ | | 　　　　 |,′
.　　　　　　　　　｜　ハ　＿　　　　|　 |／　　　 |「　　| | 　　　　 |
　　　　　　　　 |／　 /二二　　 |　 | 　　　　 l___　 | | 　　　　 |
　　　　　　　　　　　 /ニニ/-＜ /　/　　　　　　 |ニニ| | 　　　八
　　　　　　　　　　　　　/ニニ/　:|　/／　　　　　　乂⌒'| | 　　　/
　　　　　　　　　　/ニニ/　　|／ニニニ-__　　　　　　 j八　　/｛＼　}
.　　　　　　　　　 _/ニニ/　／￣￣￣＼ニニ-_　　　　　|　＼　|　 )/
　　　　　　　　／　Ｌﾆ＞''"´￣￣￣￣「＼ニﾆﾆ-__　　｜　　 |／
　　　　　　　　　/　　／　　　　　　｜　＼ニニニ-__|　　｜ |
　　　　　　 /　　 /　　　　　　　　 |＿＿＿＿￣￣ |　　｜ |
.　　　　　 /　　　/／＼　　　　　　　　　　　 |　　　 |　　｜ |
　　　　　　〈　　 /::::::::::::::＼　　　　　　　　　　　　　＼＿ |　　｜ |
　　　　　　　_ﾉ　／|/＼:::::::::::::＼　　　　　　　　　　　　　　 /|　　｜ |
　　　　　　//／　./　　＼:::::::::::::＼　　　　　　　　 / :|　　｜ |
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　　　／　　 |　　　　　　　∨::::::::::::}　　　　　　　 / /
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.　 /　　　　　ﾉ　　　　　　　　 ∨ /　　　　　　　 / /　　　　　　 |
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　 | 　厂￣　　　　　　　　　 } ｢￣￣￣｀＼　{　　　　　　　　 |
　 |　/　　　　　　　　　　　　　　／八　　　　　　７八　　　　　　 |
　　/　　　　　　　　　　　／::::::::::::　＿,,..ノﾉ{　　＼　　　　　　　|
　｛　　　　　　　　　／::::::::::::::::ﾉ￣￣　　八　ﾉ⌒＼　　　　　 |
　　｝　　　　　　　　　　　　｛::::::::::::::::{　　　　 /::::::::::::::::::::::: ＼　　　 |

　　　　　　　　　 /　　　　/
　　　　　　　　　　　 /　　　　/
　　　　　　　　_ /　　　　/＿_
　　　　　　　　　　 /　　　　/ 　　）
.　　　　　　Ｙ　　/＿＿_／　＿／
　　　　　　人＿＿＿＿__／∨ Λ　　 rｰ‐/´￣￣＼
　　　　　（ {,ﾉﾉ　　/》'　　 ∨　}‐rrr∨〈／!　　　,ハ
.　　　　　　　Ｙ {｀ヽ /》′　　《}ﾐｰr///Λ_ヽ_l_　　 l＿|
.　　　　　　ヽﾉ､__＼　　　《'/// ｀ー=ﾐ} ∨/＞-|　 |',
.　　　　　　　人 __廴＞―‐く//　　　　人　V// Λ_/Λ
　　　　　　　／}／}／／__,　　＼＿　　{　l|　∨//////Λ　　 ,.:ｧ
　　　　　　/　/　/{　{イ／　　　　＞｀7' /{i　　}///////Λ ／/,.-―ｧ
　　　／￣〉 l　 lΛΛ/}　　_　＜/// {　{ {i　　|//// ＿__ /::: {::::::∠＿＿ / 〉
.　／　　 ´ /ヽ/　/ /ノ_＜////////Λ | |i　　|////､｀＞::::::::::::::::::::::::::::ｰ/ /!
／　＿_ ｨ7′ }／￣￣＞////////,' Λ! {i　　!/// ／::::/ヽ:::::::::::::::::::::: / Λ:｀:.:.. _
　＿,∠r‐'アフ'二二二＞/////////// {　} 　 l／ '⌒//ﾄﾐﾉゝ―-ﾐ::::／　l／〉;⌒´
Λ/ 　／ー '´///////////////// / Λ{i 　 |i　　　从,ﾄ､ゞrﾍ＿У　／／::::..　　　はああっ！
∨ー ´//////////////////////// / Λ}　 {ｉ　/ｌ　 {八_,} { , ―ｧ ∠∠＞:{从
////////////////// / r‐ ､////,'//,'/ Λ　 ∨/| r┴-/　ヽﾆﾟイ∠二＞'ヽ＿
/////／￣￣￣￣￣ヽ_八_,ノ＼//(⌒ヽ//Λ／//|r｀ｰrrﾐｰ＼ｰ//l! |从;ﾉ／: : : ＞―‐ｧ―. ､＿__
// ／　　　　　　　　　 Y´ヽノﾉヽ_,ゝﾆ,}￣|r}　V/||i　人ー‐'ノ〈/l/l/′／: : : ／: : : ／: : :.／: : :/⌒ァｰ-ミ
,／　　　　　　　　　　 | ノﾉｰ'　　｀ヽ{　 {lﾉヽ/ Λ廴∠￣二ニ/ー‐/=-: : /: : : :./: : :.／: : : r〈__∠ --､〉　ヽ
　　　　　　　　　　　 {〉ノ　　　　　　 }　 }｝　￣´〈二二二二/ー‐/=-: : /: : : :./: :.:./: : : :／: : {{　　,ｨ
　　　　　　　　　　　　 {ﾐ}　　＿＿_rrゝ､{{　Λl＼　〉ー‐/＼＿＿_l: : : : :{: : : : :{:. :.:.': :. :./: : : :/ヽ／/　　　 }
　　　　　　　　　　　　　　 {ﾉ　　＼＿ﾉﾉ＜｀＜Λ　＼＿/　　　　　｀ｰ―┴―‐┴‐┴ｰ┴‐＜ : {iヽ/ 　　　　ｨ
　　　　　　　　　　　ヽ＿__ノY}:./: : : :＞ﾐ　＞ﾐｰ-ミヽ＿＿　　　　　　＿＿＿＿__ 　｀　｀､`ー==彡}
　　　　　　　　　　　　　＼＿ノ:/: : : :/: : : :＞ミ/　　　｀ヽ、　｀ー――＜　　　 //////＞-=ﾐ　＼: : : :./
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀rﾐ: : :./: : ／:.:.//　　　　　　　　　　　｀ヽ　　　ヽ／////// 　／＼　＼:/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ 　＼{:.:./:.:. :.//　　　　　　　　　　　　　　　　／/// / ／　／　　　ヽ_/
　　　　　　　　　　　　　　　　〈　＜//ヽ{: : : { {　　　　　　　　　　　_　＜///// ／　／
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　　　　　　　　　　　　 /　　 l//////////////　　　　　　　　　　　　＼厂lΛ
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　　　　　　　　　 ′　　　　＼/////／　　　　　　　　　　　　　　　＼
.　　　　　　　　　 |　　　　　 //｀¨¨¨´　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼〉
.　　　　　　　　　 l 　　　 //
.　　　　　　　　　ヽニニニｲ
779 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 22:33:39 ID:gZcU4OIr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|ﾍ
　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　 | ∧
　　　　　　　/ |　　　　　　　　---　　　_　　　|　∧
　　　　　　 /　|　,　　´　　　　_　　　　　　` 　 ';　 ∧
　　　　　　,'　／　　　　　　　　＼　　　　　　　V　 ∧
　　　　　 ,　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　V　 ∧
　　 |＼ /　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼￣　----∧
　　 |　ヽ:/　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　　 }　___
　　＼　/　　　,'　　　　　　　　　　　　　　　 l　　` ト- ／￣／
　＿＿〉{　　　 :|　 l　　l　　　　　　 |　 |　　　}　　　 V　　／　　　　　しかも人間の身でありながら、魔族を蹴散らすとはね。
　＼　从　　　|　 l　　l　　l　　　 /　/　　　,:　　　 /-＜￣　、
　　＞ -〉　　　|＼|＼ |ﾍ　l　　// |/-|/|　/　　　 /　　　　　／　　　魔女になれない男にはそこまで注目していなかったので、
　＼　　人　、人ｨﾍ云ミ Vﾍ / / ｲ芹≠V　／／ |Y^Y_ ／
　　　＼,,/| ＼＼从廴.::ﾉ　　　　　ゞ- イ／/ｲ　}　||　|_|l　　　　　　これは盲点でした。
　　　　　| |　|_|ヽ|ヽ　　　　 '　　　　　　 |　　 |_ノ　　　　,
　　　　　|_|　　　 | 心　　　　　　　　　　　|　　 |　　　 V 　'
　　　　　l　　　　 l　　ト　　　｀　´　　　ｲ　 ,;　　　　 V　 ,
　　　　 ,　　　　 /l　　|　　＞　　_　イ _ | 　 / V　　　　V
　　　　/　　　　/ l　　 --　V∧　　／/ l　 /　〉＼　　ヽ l
　　　 /　　　／￣/￣｜　　V∧／//／l　/ ／|　　＼　　＼
　　　/　　l 　　〈　　 |　　　V///／　 l / ´　 |　　　＼　　ヽ
　　 /　___ |　　　〉　　|　　　 V／　　／「￣￣　　　　　> 、＼
　　/ / V |　　　　| 　　|　　／　　／　　|　　　　　／＼ |　　＼

　　　　　　　　　／::::::::::::}　　　　＼::::::ヽﾚ'／　ヽ、
　　　　　　　／::::::::::::::::::!　　　　　　}＿／　　　　/
　　　　　　 , ´:::::::::_,.＞へゝ-───ﾍニヽ、　　　' ､
　　　　　 /:x=:::´／-─‐ヽr⌒ー‐==くヽ:::::｀丶、　 j
　　　　／:r─ｧ'´　　　　　　　＼　　　ﾊ　＼::::::::｀ヾ、
　　／:／｀Y　　　　､＼　　＼　　ヽ、 }:::::::::::::::＼　　　　会長、あいつは勇者バランですよ。
　,..:´::::{＿// 　　ヽ　　　＼＼, ＜´'、｀､　'.｀ヽ、::::::::::/
/:::::::::r'´ / l 　　戈ト､＿_, x千ﾃ夊＿ゝ　'､　',　〉:::::::/
::::::::::::'､ / 小　　! rﾁ万　　ﾋぅり　ﾊ }　ﾊ　} /::::／、　　　　　　　　　　　　「あの制度で勇者を名乗るようになった者ですか」＞きよひー
ヽ::::::::::::＼{|　ﾄ､ '、ﾋり　、　　　 "ﾉ　l|　i、ﾄ､/::／::::::::＼
　｀　､::::::'|:7|　＼''､　､,　-っ／ｲノ　} V　｀ヾ、::::::::::::｀
　　　 >::-/ |　f´　 {＞￣-彡イﾑ　ﾉ /　　　　Y}}::::::::::　　　　前線では有名人ですね。
　　　 /:::イ　ﾉ　ﾄ､　 '､::ヽ、-=／/　　／ /´　　　}] ト　､::
　　 ,'::/::{　{　人　　ヽ:::｀ー‐:':{　　 (ゞｲ}、　　 ,　 j
　／::::::::::＼ヽﾍ　　　_}::::::::::::ﾟo｀ー‐ イ　￣｀ヾ_ノ、
/´:::::::::::ノ／くrﾍ乙こてゝ:::::::::::::o::::ﾟ:::ノ　、｀ヽ、　＼ト..､
:::::::::::::/ /　　　　ヽ　　　ﾊ:::::::::::::::::::／　　ヽ　　　　　 V}}:
::::::::::::j /　　　　 /´ト､　　＼ー‐ ´　　　　　}　　　　 ∨
::::::::::〈 {　　　 //　∨ヽ、　ﾄ､　　　　　　 /　　　　　　 Y
:::::::::::j　'.　　　 { {　　 L　　　　ヽ　　　／　　　　　　　　}
:::::::::::ヽ｜　　　ヽ、　｀　､＿_／ヾ　　　　　　　　　　 l
::::::::::::::} |　　　　　　＼　　　 '､　 _ノ　　　　　　　　　　 /
780 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 22:34:31 ID:gZcU4OIr: 　　　　　　　　　　　　　　　|ヽ　　　　　　＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　| ﾊＹ　＞''て　　　　|＼｀''＜　＞''7
　　　　　　　　　　　　　　　|/ |>'´: : : ≧: : : : : |　＼: : ,ｲ　/
　　　　　　　　　　　　　 r'~　/: : : / : : : : : : : : :'，　＼.　 /
　　　　　　　　　　　　　 | ,ィ^: : : ,' : : : : : : : : : : ﾍ　　　ヽ |∨__
　　　　　　　　　ヽ￣,' : : : : ,' : : : : : : : : : : : : :｀ヽ　/´　／
　　　　　　　　　　　　　>l : : : : :ｌ : : : : : :＿__: : : : : : : |/　／===ﾐ
　　　　　　　　　　　ﾍ |: : ＞'"￣ : : : : : : : ｀''＜ : : | ／　　　//
　　　　　　　　　　　 |: : : : : : ', : : : : : : : : : : : : : :/:.ﾄ<⌒ヽ_/
　　　　　　　　　　　　　ハ､ﾄ､ヽ､ : : : :,ｲ:/ｨ:／|ｲ:ｲ/: :|.i ｢| :｢|l　　　　　確かに勇者と呼ぶにふさわしい強さですね。
　　　　　　　　　　 ,: : |ヘ',.ﾐ==ﾍ／/' ｨ==‐'' | : : : | /|」 :|」l
　　　　　　　　　　 7: : |: : :ﾊ.　　 ,　　　　 |: : : :l: : : : : : :l　　　　　彼なら魔王を倒せるかもしれません。
　　　　　　　　　　 7 : : |: : :|∧　　　　　　ｌ : : :ﾊ: : : : : : :',
　　　　　　　　　 /: : : :|: : :|//ﾐh､　＾＾　　 , l : : ﾊ ∧: : : : : ∨ /
　　　　　　　　　　　/: : : : :|i : :|//⌒⌒ヽ､ .＜. l: : :/　／乂 : : : : ∨ /
　　　　　　　　 /: : : : : :|l : :|7 /ﾆﾆﾆ7/　　从:/／　　／｀''＜:.∨ /
　　　　　　　 ,ｲ: : : : : : 从八 /ﾆﾆﾆ7∧ﾍ／},ｲ´　　／　　　　__､:＼
　　　　　　 , イ: : : : : : : : : :/ 7/ﾆﾆﾆ7/　／／　　／　　　／　ヽ!: :＼
.　　　　＞''´: : : : : : : : : : : /| 7/ﾆﾆｱ,ｲ／／　　／　　|　/／　　　 l : : : :` ､
　＞''´ : : : : : :／ : : : : : : |. 7/ﾆﾆｱｲ. ／　　／　　 i |.／　　　　　|! : : : : : :ヽ

　　　　　　　　　　　　　　　　 , -,　　　　　　　_ ,, -ー-,,
　　　　　　　　　　　　　　　　,'　,'　　 _ ,, - '' ":::::::::::::::::::::''ー-- ,,,,,
　　　　　　　　　　　　　　　,'　,'　__ﾉ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　,'　,' /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 ,'　,'./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;::::::::::::::::i
　　　　　　　　　　　　　　 ,'　,'./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,''"　　　ヽ:::::::::::::!
　　　＿＿＿＿＿＿＿..,'　くヽ:::::::::::::::::::::;;;::;;;;;;;;;::::::::::ｿ,､､　　　　ｌ:::::::::/
　　　ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::"7　丶::::::::::::::1l　"' -､,,ー､／ ´ ヽ　　ｌ:::::/
　　　　 "-;;:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ　　￣"ｌ⌒ｌｌ"''- ,,ヾ　ヽ　　））　　ｌ:::/
　　　　　　"-;;;;:::::::::::::::::::::::::::'' ,,,　　　ｌｌ　　　　i　 /___ --,,,,,,,,,＿!/
　　　　　　　　　 " - ;;:::::::::::::::::::::￣"''-､ﾉ二 - ー ´::::::::::::!､丶"'''''　　　　いや、魔王は前線に来ないし、
　　　　　　　　　　　　/ /" テーiー;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::(￣ヽ　＼
　　　　　　　　　　　 / .l　 / ---l　l、ｌ　ｌｌ ,,二二""'''''''''''''(￣ヽ　ヽ　　　　あいつは勇者パーティを組んでいないから無理だろ。
　　　　　　　　　　　 l /l　ハヾ"!"":i` ヽ l　''l";;"iフヽヽヽ￣ヽ
　　　　　　　　　　　　（ｌ/／ヽ｀￣　　　　　￣ハ　V　lヽｌ　　（
　　　　　　　　　　　　,'Vl　ｌ./ ヽ,,,　ｰ ─　　,,イ　ｌｌ　ﾊﾉ　　　　ｿ
　　　　　　　　　　　 ,'　ﾊ　　ﾉ /i　"i,,-　- ''i"　ﾊ/ l /　ヽ　　　 /　　 |
　　　　　　　　　, -'','　,' く　ｿ)ヽ　　　ー''" ''ﾌﾉ::|　　　　ヽ'"'i /　　 !
　　　　　　　　 /　 ,'　,'　L　´）:ヾ　　　- -　ノ::::::|　　　 "''l　l_/　　　 l
　　　　　　　　ｌ　　,'　,'　　ヾ ´)::::| "''ｰ--‐''"|:::::::|　　　ノl　l　　　　 l
　　　　　　　ｿ、,'　,'_　,-(　ｲ:::::ー‐---‐─:::::::::|　　　　ﾉｿ...,,,　　ノ
　　　　　　／　　,'　,'　｀i　(二)- ､::::::::::::::::::::::::::::::|--─''　　　　￣
　　　　　 i　　､ .,'　,'ー　ｰi ｌｌ　ヽ丶::::::::::::::::::::::::::|
　　　　ｌ　　ヽ　,'　　　/ ｌﾊ　　ｌ /:::::::::::::::::::::::::::|
　　　　　ヽ　　　ヽ　　　l::::::::ヽ　ｌ::::::::::::::::::::::::::::::::|
　　　　　　　ヽ　　　ヽ　　ヽ::::::::::｀::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ
　　　　　　　　,' ヽ　　ヽ　）"ー-----------―（
　　　　　　　 ,'　,' ）　　ｌ／ー ------------ ─＼
781 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 22:35:36 ID:gZcU4OIr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|ﾍ
　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　 | ∧
　　　　　　　/ |　　　　　　　　---　　　_　　　|　∧
　　　　　　 /　|　,　　´　　　　_　　　　　　` 　 ';　 ∧
　　　　　　,'　／　　　　　　　　＼　　　　　　　V　 ∧
　　　　　 ,　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　V　 ∧
　　 |＼ /　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼￣　----∧
　　 |　ヽ:/　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　　 }　___
　　＼　/　　　,'　　　　　　　　　　　　　　　 l　　` ト- ／￣／
　＿＿〉{　　　 :|　 l　　l　　　　　　 |　 |　　　}　　　 V　　／　　　　　ソロプレイですか。
　＼　从　　　|　 l　　l　　l　　　 /　/　　　,:　　　 /-＜￣　、
　　＞ -〉　　　|＼|＼ |ﾍ　l　　// |/-|/|　/　　　 /　　　　　／　　　ドラクエで例えるなら勇者ロトではなく勇者オルテガに相当すると。
　＼　　人　、人ｨﾍ云ミ Vﾍ / / ｲ芹≠V　／／ |Y^Y_ ／
　　　＼,,/| ＼＼从廴.::ﾉ　　　　　ゞ- イ／/ｲ　}　||　|_|l　　　　　　なるほどね。
　　　　　| |　|_|ヽ|ヽ　　　　 '　　　　　　 |　　 |_ノ　　　　,
　　　　　|_|　　　 | 心　　　　　　　　　　　|　　 |　　　 V 　'　　　　　　まあ覆面パンツでないなら問題ないですね。
　　　　　l　　　　 l　　ト　　　｀　´　　　ｲ　 ,;　　　　 V　 ,
　　　　 ,　　　　 /l　　|　　＞　　_　イ _ | 　 / V　　　　V
　　　　/　　　　/ l　　 --　V∧　　／/ l　 /　〉＼　　ヽ l
　　　 /　　　／￣/￣｜　　V∧／//／l　/ ／|　　＼　　＼
　　　/　　l 　　〈　　 |　　　V///／　 l / ´　 |　　　＼　　ヽ
　　 /　___ |　　　〉　　|　　　 V／　　／「￣￣　　　　　> 、＼
　　/ / V |　　　　| 　　|　　／　　／　　|　　　　　／＼ |　　＼

　　　　　　　/　、　ヽ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　, ─j＼__
　　　　　 |　　　ヽ,　' , .|　　　　＿　　,.- ､_.　　　　／　／　　　＼
　　　　　　　>- _｀'ｰヽ、! |,.-､＿／,.-‐､｀i 　　l｀-､ _.　!　　|.　　　　　 |
　　　　　　 |　　　｀..ｰ-,_/,.-､l＿＿l/￣｀ヽ-‐'´＼_.|　｀' ､_　＼　　／|
　　　　　　 |　　 .::::::／/l|／: : : : /: : : : : : : : : : : i:＼_,.-‐',｀丶｀￣　 /|
　　　　　　|　 .:::::::/､_／:/: : : : : | : : : : : ! : : : : : !: : : :￣:ヽ＿｀､__,／_,l-‐┐
　　　　　　|.:::Y::/　./: : :| : : : : : | ﾊ: : : : |: : !: : : |: : :! : : !.: : : |.｀r七´ 　　|
　　　　　　 |::::|/＼. l : |::|: : !: : : :|:| |: : : : |: : |: : : |: : |.: : :|: : :! :∨＼::::. 　　|７
　　　　　　｀7,.. -,'´: : |::|: : |: : :,.ﾚ‐┤.: : :|: :|.|: :7ｱ::ﾅ-:､:|: : :|: : ｀ｰ-|｀"'ｰ´/
　　　　　　〈　/|: : : :|::|: :,.|-"::|　　＼: : |: :|.|:/ .|::/.|: : :|｀.: :|:: :|: |ン＼.／　　　ところで会長、
　　　　　　　　｀|: |: : : :|: |: : :|＼:|＿_　 |: :|::/ | ._,.ﾚ_ .|: :/|: : :|: : |: : |__.く
　　　　　　　　 |:::|ﾍ: : :ﾄ, |: : :ﾚT ::::: ﾘ　|: :/ 　　| ::::::｀ヽ､|: : :|: : |::!: :|　_.）　　　　私と魔理沙は勇者アバンのパーティに参加しようと思いますが、
　　　　　　　　 |::| |:|: : |:|: |: : ﾄ.ヽ.ｰ'ﾉ　 |/ 　　　|c.ｰ.'/ ﾉ: : ::|: : :|:|: : |´
　　　　　　　　 |::| |::＼:|:| :|: : |.　￣　　　　　　　｀￣ ´./: : :ｲ: : : |ﾊ: :|　　　　　　よろしいでしょうか？
　　　　　　　　ﾚ　|: : :!: | : |:. :ヽ　　　　　´_ 　　　　/: : /: |: : : ﾄ |: :|
　　　　　　　　　　 |: : |: :|: : |: : |.＼　　　　　　　／: : /: : |: : : |:| |/
　　　　　　　　　　 |: : |: :.|: : |: : |: : :｀:T ｰ-‐ 　r.´: : :／!: : :|: : : :|.:|ﾉ
　　　　　　　　　　/: : |: : |: : |＼|-=ﾆ´l__ ┌- 上ﾆ>ｲ: :|: : :|: : : :|: :|
　　　　　　　ｲ: : :|: : /: : |.-┤　 _/　|/入　　　 ): : |: : :|: : : :|: : |
　　　　　　　／:/: : : |: / : : : |_,,..-‐''　　| .| ./　　イ: : : |: :/: : : : |: : ヽ
　　　　　　/.: :/: : |: : : : : :/: :|＿＿＿ノoﾉ/　∠/: : : : :|/: : : : : :|: : : :ヽ
　　　　〈.: : i: : : |: : : : :/: : :|　　　　　_ / .／ﾉ |: : : :!: : : :/: : : :|ヽ: : : :ヽ
　　　　　 ∧: : : : : ＼: :/.: : :/　 ._,-､／ﾉ／ /／|: : : :|: : :/: : : : :|. i: : : : : ヽ
　　　　/: : ｀:-､: : :　Y＿／|　 .ﾄ､ｿ　i_/ ／／|＼: : Y´: : : : : ﾉ　!: : : : : : :i
　　　　/:!: : : ,.-‐て｀7ｰ〈　　|　 (Y　　　　　´　l￣フ(工)￣)￣´ 　!: : : : : : : l
.　　　/:/|: : :ヽ／/｀トヽ　)　 | __/＼　　　　　入＿/~＼ン＼　　 .!: : : : : : : l
　　 /:/ i: :／｀t＿.ﾊン´ ヽ,ｲi ﾍ　　＼　　／ヽ_　　.|　ヽ,　 /　　　i: : : : : : : l
.　　|: | i: : ヽﾍ_人/: : )＿／　　　＼.　￣ﾉ　　/｀.-´l＿/￣　　　　i: : : : : : : i
.　　|:/ |: : : : : :〈: _:Y: :_ﾉ　　　　　　￣￣|　　 |: : !: ﾉ: |　＼　　　 .!: : : : !: : !
　　 | 　!: : : l´￣(　)￣｀l 　　　　　　　人　　|: :|/:／　　　ヽ　　 l: : : : |: : i
　　　　i.: : ,ゝ､_/ﾊ___／| 　　　　　　／　 /￣(T)￣ヽ　　　　｀､.　|: : : /|: :/
　　　　!: :ヽ_/l/: :|人_/　　　　　／￣￣ﾄ､_// |＼_/７　　　　ﾊ. |: : /　l/
　　　　　＼.: : : : : : /　　　　　／　　　　ム__/.: :|＿／　　　　ノ　.∧/　ﾉ
　　　　　　＼: : : :/　　　　／　　　　　　　　|: : : :/＼　　　　ノ　ヽ
782 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 22:36:11 ID:gZcU4OIr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i　∨
　　　　　　　　　　　　　　　　}',　　　　_　　　――　　　　、　　i　 ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　i　', ／　　　　　　　　　　　　　　ヾ　　∨
　　　　　　　　　　　　　　　　i,／　　　　　　　　　　　　　　　　　',
　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　_　　ヽ　',　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　ヽ￣　ー'-　　＼　　／/
　　　　　　　＼　ー/　　　　　　　　　　　　　　',　　　　　＼　　　　ヽ　V　　/
　　　　　　　　　＼ ,/　　　 .i　　　　　　　　　　　', 　 ',　　　　　＼　　　 /　 /
　　　　　　　　　　　　/　　　　 i 　i　　　　　　ヽ　　 l　　.i　　　　　 ',　　　　／
　　　　　　　　　　　　{　　 .{ 　 i　.{　　　　L＿i__ヽ　}　　i　　　　　 i　　へ　　　　　　　貴女たちが手を貸そうと思えるほどの勇者ですか。
　　　　　　　　　　　　i　　　{　./i　|',　　　 }　.ハ　ヾ}　.ﾉ　　　　　　lノ:::::::::::ヘ
　　　　　　　　　　　　i　　　 { /ゝ个、　　i }　 xzZzza ﾉi　　　　.i　./::::::::::::::::::::::ヘ　　　アバンの事は聞いたことがありませんが、
　　　　　　　　　　　　.i　、　ぃィkz.' ,　 i　ﾚアVIりヾ/.／　　/i ./ﾍ:;;;;;∧::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　 ', i ＼　 {《Vｊﾊ　ヽi　　　　ｘンｿ　i　　/　}/i } |　　ト--　'　　　　まあ、いいでしょう。
　　　　　　　　{~. ^, 　　ヾ　| ＼{. Xツ　　　　　　　// ｿ }／　　　l. 'ﾉ'i',　 .|',　',
　　　　　　　ﾉi　',　.　　ヽ.|　　ヾ''' 丶　　　　　　　　　　　|　　　ﾚ　 i_',　.|_ゝ ',　　　　　許可します。
　　　　　　　/i .l　',　i　　　 |　　',　　　, --　、　　　　　　 i　　ハ　　　　　　　',
　　　　　　　', i　'　　.i　/'i　|　　ゝ　　ヽ、　..　　　　　　　 .i　　i　　、　　 i　　　 ∨
　　　　　　　 i　／　　ﾚ　i　 i　　 {　＼　　　　　　／　　 .i　　i　　　、　　i　　　 ∨
　　　　　　　 .i　　　 /　.}　 i',　i　',　　个ｰ=彳　　　　　 ..i　　|　　　i　　　i　　　　 ∨
　　　　　　　　|　　　.{　 i 　 i ', i ', 　　i　ヘ__|　　　　　　ﾘ　 .|　　　　　　　i　　　　∨
　　　　　　　　.|　　 .{　ﾉ　./　',i ／{__／. ＼iiゝ　　　　ノ'i　i',|ヽ　　　　　　i 　　　　.　∨
　　　　　　　　」　　;　ｿ＿/,, ／　i |:::::＼:: : ＼iiゝ　　　　 ', | }/i::＼　 _　　 i　　　　ト.　＼
　　　　　　　/il　^'''　./...',　　　　 .i i::::::::::::＼:: : ＼iiゝ　　　.i| //i :: iヾ_ゝ＼ i.　　　　 l　＼
　　　　　　/:::::::l　　　i ::::::',　　　　.i.l 、:::::::::::::ヽ:: :: ヾiiゝ　　///i :: :i:::::::...'、　＼　　　 i　　ヽ　',
　　　　　.∧::::::::|　　 i　＼ ',　　　　＼ヽ :::::::::::ヽ:: :: ヾiiiゝ///i :: ::/:::::::::::ヽ, 　　 i 　　l　　　',　∨
　　　　/　 .i:::::::＼ } | 　＼',.　　　　　,　./:::::::::::ヽ:: ::ヾiii//ｿ :: ::/:::::::::::::::::>',　 ./　　　l　　　',　∨
　　　 ./　　　⌒i::::＼.|;',　　　i　　　　 ;　/::::::::::::::::ヽ:: :: ∨ｿ :: ::/:::::::::::::／,　　 .ﾍ―i　 .i 　　i.　 ∨
　　　/　　　　　 Lﾍ::ヾ ',　　　l　　　 ;　/::::::::::::::::::::::ヽ:／　:: ::/:::::::::／／　　　/::::::'ハ　 i　　/　　∨

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ
　　　　　　　　ハ　　　 _,､､､､､､､､,,_ 　　　 | ∨ /
　　　　　　　 ,'　 V＜: : : : : : : : : : : : : ｀''＜　|　∨ /
　　　　　　　　　l／.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.|.　 ∨ /
　　　　　　　　,ｲ: : : : : : :/: : : : : : :|.: : : : : : : : : :.|　　 ∨ /
　　　　　 /: :/: : : : : :| : : : : : : :|.: : : : : :.〈＼:ヽ　　 ∨ /
.　　　　　　 /: :/ : : ＿＿ : : : : :‐/|――: : :.ﾍ　ヽ.　　 ∨　　　　それと別に魔王を倒すのは義務ではないので、
. 　　　　 ': : l : : : ﾊ: :ﾊ : : : : :/-| : ハ : : : :ﾍ　　｀''＜┘
　　　　　 | : : : : : :|竿竿､: : :./斧竿竿.: : : :. :.ﾍ　　　, イ　　　　　無理だと感じたら帰って来ていいですよ。
　　　　　 | : : : : : :|_ﾋｚｚ} ＼/　_辷ｚｚ}/ :/ :/ :/ヽ＜¨¨¨八
. 　　　　 l: : : __｢ヽ::::::::::　'　　:::::::::::: /:ｲ ,ｲ: /ン }＿イ
　　　　　　　Vヽ|‐}~ ｢ヽ　　　　　　　　ィ:}:／|　,ｲ　｀ヽ∨ /　　　　　　　　　　　　　　　　　　「「はい」」＞魔理沙とパチュリー
　　　　　　 // /　l 　}.　 ⊂⊃ 　　　　| : : :|⌒).　　／:∨
　　　　　　ﾍヽ､　{　弋　　　　　　, イ | : : | : : ＼／ : : : l
　　　　　　 /:.||ﾍ　’ 　　｀ヽ _x＜　　 |: : :| : : : :|| : : : : : |
.　　　　　 /: : : : :＼　　　　ﾏ　　　 ,ｨ|: : :| : : : : : : :＿彡┐
　　　　　 / : : :ｧミ:＿＼.　　 |､　 ,ィニﾊ: : |〉￣￣￣　 //│
.　　　　 / : /: :|}.　　 /ヽ､.　 |≠ニア　 V从　　　　 //::ﾊ.|ヽ
.　　　　　, : :/ : :|}.　　 /　㍉ヽ|ﾆア　 ,ィﾟ〈〈　　　　　//:::::::ﾚ: : ヽ
.　　　　 |: :ﾊ : /|} 　,ｲ　　　㍉ヽ　／／ﾍﾍ　　　　 //::::::::/ : : : :Y
　　　　　从l {:./:::|} /　| 　　　　㍉ヽ／＞''´}VVﾉ　 //:_　-=====ﾐﾊ
.　　　　＿＿V::::::|},' 　ﾊ.　　　　ﾐ ∨ く oＯ　＞''´～''^´　　　　/
. 　　ﾍ～～～.∨　　　　　　　　　ﾐ ∨oﾟヽ　〉.　　　　　　　 /
783 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 22:38:20 ID:gZcU4OIr
784 ：名無しさん＠狐板：2024/11/02(土) 22:39:21 ID:fMQdmr/Z: 乙
真面目にテロリズムがアンロックされる気がするんだが大丈夫だろうか
785 ：名無しさん＠狐板：2024/11/02(土) 22:40:13 ID:fMQdmr/Z: ごめんなさい、リロってなかった
786 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 22:41:09 ID:gZcU4OIr: ttps://www.youtube.com/watch?v=HmZE5dUGm7c

　 {/,/ i ,ｼ　/　//! i! 　　 i　 i　 i ､l l i　　　 i i i i!
　ﾊri|　!/ ./　// i ./　　　入　!､入入入　､　! ! ! !
-=シ／ ./　/ '＿!/　　　　　＼!＼＼＼＼＼!i i i　,.ノ
　,γγﾍ =r´￣二ニﾍ＿_,ｨ=＝＝=､、丶＼ヾｨ‐､＝´、
　{ { { { (} ､i!　´.｛iﾄ_ﾉ　｝テ{i.　´!¨打= ヾ､ｼ!i!i'γ⌒ヾ、ヽ
. 入ヾ入ソ人_.　￣　ﾉﾉ .|! 　｀＝ﾟ' ノ.}/ :ﾄ{ { {{()｝｝}l l |　　　お二人の参加を歓迎します。
　＞‐一＜ili i￣　￣´,　ゝ、　　　.ノ　 |ﾄヾ､入ｼﾉﾉﾉ
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　! i｛｛{{ilili}｝ﾉ/l　　　　ー一　　　　　 .／lilγ/⌒､ヾ､ilY
　l 入入ソノ//ヘ　　　　ー　　　　　／　.!i｛ { {{{{ )) }ilili
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼:|从ﾙ＞_-_≦=ﾕｧ⌒＼'　　　　　 .|二二二二二二二|ﾆ|　　　　魔理沙さん、パチュリーさん
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀___/三三三/-/　　　､　　　　　　|二二二二二二二|ﾆ|
　　　　　　　　　　　　　　　　／　/＜三＞ｨ三|　　　　　＼　　　　｜二二二二二二ﾆ|ﾆ|
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　　　　　　　　 /二二二/　　|三三ﾆ=ﾆ三三三三ﾆ-_　　　　 ‐_|二二二二二二二|ﾆ|
　　　　　　　　　　 /-二二／　　 .|三三三三ﾏ//ﾑ三三三ﾆ- _　　　 |二二二二二二ニ|ﾆ|
　　　　「ｌ「「ｌn/ニニ-　　　　 |'//|三三三ﾏ//ﾑ三三三三ﾆ- _ 　 |二二二二二ニニ|ﾆ|
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　　　 ⊂ヽ//八二-'　　　　　　 _-三三三三三三三/⌒￣-ﾆ三三三ｌ|二二二ニニニニ|ﾆ|
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　　　　　　　　　　　　　　　　 |-三|:ｉ∧ 　 -ﾆﾆ- |　　　＿＿_V-ﾆニ三|二二二二二ニ-|ﾆ|
　　　　　　　　　　　　　　　　 |-三|:ｉ:ｉ∧　　￣　′ ／:::::::::::::::::＼ニ三|二二二二ニニ-|ﾆ|
　　　　　　　　　　　　　　　　 |-三|:i:i:i:∧､＿＿_,|／:::::::::::::::::::::::/:i:＼,三|二二二二二二 |ﾆ|
　　　　　　　　　　　　　　　　 |-三|:i:i:ｉ:ｉ:∧:::::::::::::|:::::::::::::::::::::::: /:i:i:i:i:ｉ:＼l|二二二二二ニ |ﾆ|
　　　　　　　　　　　　　　　　 |-三|:i:i:i:i:i:i∧::::::::: |:::::::::::::::::::::::/:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ|二二二二ニニ |ﾆ|

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　盾戦士　メイプル
787 ：名無しさん＠狐板：2024/11/02(土) 22:41:22 ID:cLRUt01Q: 男の魔族捕まえて解体すれば魔男を創れるようになるのだろうか？
788 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 22:42:22 ID:gZcU4OIr: 　　　　　　　　　　　　 _ -‐‐- ､_, へ　　 ∧　　　　 _,,.．-‐…‐┐
　　　　　　　　　　　　　　　　‐Ξ二二ｱﾆﾆ=-､/　〉　　_ -=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｱ
　　　　　　　　　　　　　　　二二二ｱﾆﾆﾆﾆﾆ7　,〈 _ -=ﾆﾆﾆﾆィ⌒Xﾆｱ
　　　　　　　　　　　 Ξ二ﾆ仁ﾆ=ミﾆア　ィﾆﾆｱ´　　　　／　∨
　　　　　　　　　　　　　　　Ξニ二　／(￣￣￣)￣＼￣￣　厂　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　ﾆ二ニﾆ>‐‐‐‐)冖￢=＜ノ(　　　　八　/⌒¨´
　　　　　　　　　　　　 _‐ﾆィ⌒厶ﾆ＝'∧ 　i　　　＼)　　イ⌒¨´
　　　　　　　　　　　 _ﾆﾆﾆ7 /i ｉｉ | ｉ i| │ｉ乂___jｉ　 iヽ　jj
　　　　　　　　　　二ニﾆんｉｉ iｙ巧｣　乂j巧芥ｉi　 ii iiﾚ'ﾞ
.　　　　　　　　　　 _j／|　 jj|ｌ八ﾚｉじﾘ　、　じﾘ从　jj ｉi
　　　　　　　　　　　_-((　｀¨´八___彡　　r 　┐　　jj‐‐''ﾉﾘ　　　これからよろしく。
　　　　　　　　　_-ニ／＼／ｉi亅i i小、　`ｰ ' 　ｨ辷_彡'ﾞ
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　　　　　　　　　　　　　　　 {: : :{.: .:.芹圷冬ミ }: : /　抖芹冬ミ : : : : ::}　　　よろしくお願いいたします。
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.　　　　　 /:: :. :. :. :./: : : : : :/＼＿　　 } l::::l　 l::::l　l::::l 　 )　　　　人 : : : : ＼: : : : ＼
　　　　　　／ : : : : : :./ : : : : :./　　　　ノ l::::l　 l::::l　l::::l　 /　　　／　 ): : : : : :.＼ : : : :＼
　　　　／: : : : :. :. :./.: : :. : :/￣＼　　 /　/::/　/:::/　ｌ::::l 　、　　　　　／＼.: : : : :. :.＼ : : : :＼
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　／.: : : : : :. :. :. :./.: : : : :／　　　　ノ　/:::/　 l:::l　　l::::l 　 ( 　＿　　　　＼.: : : : : : : :.＼ : : : :＼

この場で勇者、盾戦士、魔法使い、魔法使いという四人の勇者バーティが結成された。

盾戦士のメイプルは防御力に特化した戦士で、パーティのガードを専門としていたが、一応戦士の分類の一つである。

ここで勇者と盾戦士はいいけど魔法使いが二人なのはおかしいと思うかもしれない。

通常、勇者、戦士、魔法使い、僧侶または神官という組み合わせが定番だからだが、これには理由がある。
789 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 22:44:10 ID:gZcU4OIr: 　　　　　　　 r'ｱ￣￣::｀ヽ
　　　　　　 i7_::,,. -- ､::::::::,>⌒＞-＜￣::｀丶、
　　　　　　 r!,.　-‐ '"￣::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ:::::::::＼
　　　　　　／／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::⌒i::::::::ヽ >' />
.　　　　∠,ｨ/::::::,::::::/::::::/::::::::::::::::::::::::::::::!::::::', ',／r'
　　　 /　　/::::/::::/::::::::l::::::l::::::::.ﾄ、::::::,::::::|::::::::i　!'`
　　　　　　i::::::i::::::l::::::,. i- ハ::::::|::::ヽ‐ﾄ- |::::::::liﾐi　　　　　　　　_,,..-=ﾆ二7
　　　　　 |::::::l::::::l::::::/ V　　＼!　　ヽ!ヽl::::::::liﾆ}＼　　　ﾋ'ｱ´
　　　　　　ﾚvﾍ::::ﾄ::〃⌒`　　　　'"⌒ヾ !:::::7´） /´　　　ﾉノ
　　　　　　ん～＼!　　　　＿_　　　　　「丁''　　　　r'ｧ⌒ヽ､
　　　　　　　　　 /iゝ.,　　　i　ﾉ　　 , ｨ´L 」　　　　 ||
　　　　　　　／〈::::::::i ＞　 --　＜　./::::ヽ　　　　||
　　　　　/｀丶､_ ＼::ﾊ1T iヽ／　/:::::::/::::::/_　　　　　.||
　　　　　!　　　 li |. 〉::::}.|ソ^ヽ､/」:::::/::::::/　iュ＿　　 !!
　　　／ `ーｧ┴ i/ハリくr-､_」:::::::〈:::::.:{　　　　「i￣￣ヽ
　　 /　　 //　　 /::::八 ,::::::::::::::::::::::::i::l:::! 　　　|＿＿_ノ
.　　|　　 .i |　＿レ'_＿＞ー-- -‐へﾘヽ!　　　　[] ',
　　 ',　　 !.|　 | ／:::::::::/　　i　l::::ヽ::::::＼`''ｰ-┴'"
　　　＼　k|　 |:::::::::::::/　　　!　!::::::::ヽ.::::::＼

　　　　　　　　　　　　　　巫女

　　　　　　　　　 ,＞'´　　｀ヾ', ,._
.　　　　　　　　　／／,.へ=ヘ　　ヽ,ヽ.,
　　　　　　　　　／ ,∠=-;――-',ヽ、　＼.'.,
　　　　　　　　　V>'　/, ｨ ;　 ',丶 ;　ゝ,'´,＞<ヽ
　　　　　　　　 V/'　,'´ｲ !.i'.,　} ＼,i,　ﾍ＞'"　 V　　　 _,.ｲ
　　　　　　　　　{ {　{.=＝ゞヾ＝=-i ./. .;:,　　 //V .ｏ(　)
.　　　　　　　　 ' ト､}'''　　　　　'''',.'.ｲ　 i i.V／ ,ゞゝ=//ｏ
　　　　　　　　 |　ゝ　　っ　 u¨´|i　 .; ; ;.|. .// ., '=ゞ).)
　　　　　　　　 |　介　,_　　　_, イ!!　,' i i ゝ(.(>ﾍ,.ｨ'..//=＞
　　　　　　　　 |　i |／ヾ,.: '´　 ∥ /｀ヽ〃,>ｨｨﾋ=ｲｲ
　　　　　　　　 |　';.!　　 .＼　 /' ./_,. -'　/ _,./〃||
.　　　　　　　　 /i,　 i　　　　ヽ'　//:/　／／ヽ,.ﾍ ~
　　　　　　　　 /　'i,　iヽ　　　　/　(_i:/／／　　　i,
.　　　　　　　 /　//ゞ=/,ﾍヽ＜(_/,.イ' ／　　　 V/
.　　　　　　 ,'　　.'//,iﾏ.'　 ' {_　((( 从'　　　　　　. Vヽ
　　　　　　　i.　　　　ﾄ':,　　 /}ヽ-'-'-=､　　　＿　V/.＼
　　　　　　ﾋ,,,_ _,...,丿.,_>;'" {=-}i　　　＼''"´‐- }>'　 '; .ヽ
.　　　　　 / ／　{':;.,.;';'; "'"}=-}i　　　　　ヽ‐-　 }.V/　; 　)
　　　　　　 /　　　　}ヽ／)-‐{=-.}i　　　　　　　　 /　V/;'／

　　　　　　　　　　　　　　　女神官

確かにこの世界には僧侶はいないが、巫女や神官は存在している。

しかし、神聖魔法や女神魔法といった信仰系魔法はこの世界には存在しない。

この世界の魔法は魔族や魔女由来のもので、それを人間用にアレンジしたものを魔法使いが使っているのだ。

つまり神殿に行っても怪我や病気を治療してもらえないのである。
790 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 22:45:00 ID:gZcU4OIr: 　　　　　　　　　　　 ,;.　　　　　　　 :;.
　　　　　　　　　　　,;;;;　_,.．-''　'''- ．._ :;;;;.
　　　　　　　　　　 ,;;,,''"　　　　　　　　　:;;;;;;.
　　　　　　　　　　;'　　/　/　　 l　､ヽ　 :;;;;;;;:.
　　　　　　　､,,,,,,/　/ /　l　　　 l　ヽ_L..;;;;;;;;､;:,
　　　　　　　ﾞヾl　 l　l　│l　　　l 　 l｀ﾞヾ:;;;;;;,;;',,,,　　　　　剣と魔法のファンタジー世界なのに
　　　　　　　ﾞヾ　 l _l　 __l 　,　l__ ﾘ　 l　ﾘ;;;／
　　　　　　　､=ﾍ　ヽ￣　ヾ〃　￣ /　　/: :｀: :>　　　　神殿に行っても治療してもらえないと聞くと理不尽かもしれませんが、
　　　　　　　　＼ｿ､　ﾞ＝＝　　＝＝/／;)~｀ﾞ´i
　　　　　　　　　ﾉl ~Tl 　　,　　　 ´l　 lｿ　 l　 l　　　　　王国では宗教家や医者は専門職という扱いなんです。
　　　　　　　　　 l　l ゝ､　　r-､　　_ l　 l l l　 l　l
　　　　　　　　　 l ,:l　 l:::ﾞ　､￣　'",,.l　ﾘ-､l 　､ l　　　　つまり怪我や病気を治療したいなら魔法医師がいる病院に行ってください。
　　　　　　　　　 //:l　l／;;;;l l／／;l　ﾘ:: :ヽ　､ﾑ
　　　　　　　　　 /: :, ﾚ'/;l;;;;;l'／';;;;;,'レ'::::／;;ヽ　､ﾑ
　　　　　　　　　／:/: /;;;l;;／: : :／': : :／: :'　＼　ﾑ
　　　　　　　　/: : /::/ﾞﾞ;／　／ /: : :/: : :'　　／;;､　ﾑ
　　　　　　　 /::::/:::/;／;___／　/;; ::/: : ,　／　ﾞﾞﾞﾞ;;　ﾑ
.　　　　　　 /..:::/::/ﾞ;;ヾ≡≡-/~: :/:: :. .／ﾘ　　　ﾊ　ﾑ
　　　　　　/ : :/: /;;;;;;;;;／: : /: : :/:: :／　　'　　　　　l 　ﾑ

　　　　　　　　　　　 ,;.　　　　　　　 :;.
　　　　　　　　　　　,;;;;　_,.．-''　'''- ．._ :;;;;.
　　　　　　　　　　 ,;;,,''"　　　　　　　　　:;;;;;;.
　　　　　　　　　　;'　　/　/　　 l　､ヽ　 :;;;;;;;:.
　　　　　　　､,,,,,,/　/ /　l　　　 l　ヽ_L..;;;;;;;;､;:,
　　　　　　　ﾞヾl　 l　l　│l　　　l 　 l｀ﾞヾ:;;;;;;,;;',,,,　　　　魔法医師を専門にしていなくても回復魔法が使える魔法使いや魔女は多くいますが、
　　　　　　　ﾞヾ　 l _L__l l 　 l ＿_ ﾘ　 l　ﾘ;;;／
　　　　　　　､=ﾍ　ヽ ` ､_ヾ〃 _, -'" /　　/: :｀: :>　　　そんな方々も仲間でもない者を治療する事はありません。
　　　　　　　　＼ｿ､　弋: ﾘ　　弋:::ソ/／;)~｀ﾞ´i
　　　　　　　　　ﾉl ~Tl 　　,　　　 ´l　 lｿ　 l　 l　　　　やはり怪我や病気を治療したいなら病院に行くしかないですよ。
　　　　　　　　　 l　l ゝ､　 r= ､　　_ l　 l l l　 l　l
　　　　　　　　　 l ,:l　 l:::ﾞ　ﾞー'　'",,.l　ﾘ-､l 　､ l
　　　　　　　　　 //:l　l／;;;;l l／／;l　ﾘ:: :ヽ　､ﾑ
　　　　　　　　　 /: :, ﾚ'/;l;;;;;l'／';;;;;,'レ'::::／;;ヽ　､ﾑ
　　　　　　　　　／:/: /;;;l;;／: : :／': : :／: :'　＼　ﾑ
　　　　　　　　/: : /::/ﾞﾞ;／　／ /: : :/: : :'　　／;;､　ﾑ
　　　　　　　 /::::/:::/;／;___／　/;; ::/: : ,　／　ﾞﾞﾞﾞ;;　ﾑ
　　　　　.　 /..:::/::/ﾞ;;ヾ≡≡-/~: :/:: :. .／ﾘ　　　ﾊ　ﾑ
　　　　　　/ : :/: /;;;;;;;;;／: : /: : :/:: :／　　'　　　　　l 　ﾑ

　　　　　　　　　　　 ,;.　　　　　　　 :;.
　　　　　　　　　　　,;;;;　_,.．-''　'''- ．._ :;;;;.
　　　　　　　　　　 ,;;,,''"　　　　　　　　　:;;;;;;.
　　　　　　　　　　;'　　/　/　　 l　､ヽ　 :;;;;;;;:.
　　　　　　　､,,,,,,/　/ /　l　　　 l　ゝ;;;;;;;;;;;;;;;;:〉　　　　形式美に合わせて女僧侶や女神官に回復魔法を使わせる為だけに
　　　　　　　ﾞヾl　 l　l　 l_　　　l 　 l｀ﾞヾ:;;;;;;,;;';;; '
　　　　　　　ﾞヾ　 lヾ￣l 　 lﾘ￣T‐-ﾘ　;;;／　　　　　彼女たちに魔法を習得させるのは非効率的なんですよね。
　　　　　　　､=ﾍ　ヽ_二ﾐ､ヾ〃,ﾞ≡ﾐ､/　/: :｀: :>
　　　　　　　　＼ｿ､　弋:::ﾘ　　弋::::/ ／;)~｀ﾞ´i　　　　悲しいことにロマンと効率は相容れないものです。
　　　　　　　　　ﾉl ~Tl 　　 '　　　 ´l　 lｿ　 l　l
　　　　　　　　　 l　l ゝ､　ー'　　_ .l　 l l l　 l　l　　　つまり、この世界では美少女僧侶や美少女神官なんてまずいませんよ。
　　　　　　　　　 l ,:l　 l:::ﾞ　､　'",,.l　ﾘ-､l 　､ l
　　　　　　　　　 //:l　l／;;;;l l／／;l　ﾘ:: :ヽ　､ﾑ
　　　　　　　　　 /: :, ﾚ'/;l;;;;;l'／';;;;;,'レ'::::／;;ヽ　､ﾑ
　　　　　　　　　／:/: /;;;l;;／: : :／': : :／: :'　＼　ﾑ
　　　　　　　　/: : /::/ﾞﾞ;／　／ /: : :/: : :'　　／;;､　ﾑ
　　　　　　　 /::::/:::/;／;___／　/;; ::/: : ,　／　ﾞﾞﾞﾞ;;　ﾑ
　　　　　.　 /..:::/::/ﾞ;;ヾ≡≡-/~: :/:: :. .／ﾘ　　　ﾊ　ﾑ
　　　　　　/ : :/: /;;;;;;;;;／: : /: : :/:: :／　　'　　　　　l 　ﾑ

　　　　　　　　　　　 ,;.　　　　　　　 :;.
　　　　　　　　　　　,;;;;　_,.．-''　'''- ．._ :;;;;.
　　　　　　　　　　 ,;;,,''"　　　　　　　　　:;;;;;;.
　　　　　　　　　　;'　　/　/　　 l　､ヽ　 :;;;;;;;:.
　　　　　　　､,,,,,,/　/ /　l　　　 l　ヽ_L..;;;;;;;;､;:,
　　　　　　　ﾞヾl　 l　l　│l　　　l 　 l｀ﾞヾ:;;;;;;,;;',,,,　　　　そんなわけで回復魔法や防御魔法などを使える方を希望するなら
　　　　　　　ﾞヾ　 l _L__l l 　 l ＿_ ﾘ　 l　ﾘ;;;／
　　　　　　　､=ﾍ　ヽ､ゝヾ〃 /ノ / /　/: :｀: :>　　　　その魔法を習得している魔法使いか魔女をパーティに加えてください。
　　　　　　　　＼ｿ､　 ,==､､　　 ,==､/／;)~｀ﾞ´i
　　　　　　　　　ﾉl ~Tl 　　,　　　 ´l　 lｿ　 l　 l　　　　間違っても美少女僧侶や美少女神官なんてファンタジーを
　　　　　　　　　 l　l ゝ､　 rー,　　_ l　 l l l　 l　l
　　　　　　　　　 l ,:l　 l:::ﾞ　｀_ 　'",,.l　ﾘ-､l 　､ l　　　　要求しないで下さいね。
　　　　　　　　　 //:l　l／;;;;l l／／;l　ﾘ:: :ヽ　､ﾑ
　　　　　　　　　 /: :, ﾚ'/;l;;;;;l'／';;;;;,'レ'::::／;;ヽ　､ﾑ
　　　　　　　　　／:/: /;;;l;;／: : :／': : :／: :'　＼　ﾑ
　　　　　　　　/: : /::/ﾞﾞ;／　／ /: : :/: : :'　　／;;､　ﾑ
　　　　　　　 /::::/:::/;／;___／　/;; ::/: : ,　／　ﾞﾞﾞﾞ;;　ﾑ
.　　　　　　 /..:::/::/ﾞ;;ヾ≡≡-/~: :/:: :. .／ﾘ　　　ﾊ　ﾑ
　　　　　　/ : :/: /;;;;;;;;;／: : /: : :/:: :／　　'　　　　　l 　ﾑ
791 ：名無しさん＠狐板：2024/11/02(土) 22:45:18 ID:/81sNdHq: そもそもゲームの世界じゃないからな
神や清姫の方が異常なんだ
792 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 22:46:00 ID:gZcU4OIr: 　　　　　　　　　 /|　　　 '"´￣　￣~"'' 　　ｉヽ
.　　　　　　　　 / :レ'´　　　　　　　　　　　　ヽ| 　 ,
　　　　　　　　　 {／　　　　　　　　　　　　　　 |　　',
　　　　　 {ヽ,:´　　　　　　　､　　　　　弋ｰ- ､ ',
　　　　　弋ﾞ~∨　　　:i j　 /　　　 :i　　　　　 i　＼　　 ',　　　　　それと巫女について補足説明しますが、
　　　　　　｀';′　　 j {　 !　　　　　|　 j ,ﾊ　　!　　 `ﾄ　｀フ
　　　　　　／| 　　　{灯`∧ 　　 :i,ﾊフlﾌ T　.;　　　厶＜　　　　この世界の巫女は建国前の巫女が前身になっていますが、
　　　　　　＼:、　　　y犾ぇ＼　　ﾉｯ犾¨㍉ｲ　　 /｀ヽ／
　　　　　　　 {}＼{ 　 { {:......:} 　｀゛　 {:............:}V　 .,:ﾞ　　{}　　　　　建国に合わせて大幅に制度が変更されています。
　　　　　　　 l＼:ﾘ弋..ツ　　　　ﾟ､:.__.:ツ厶イ　　　|
.　　　　　　　　 |! 圦""　　　　　　　　　 ""ｲ　l　　　 !　　　　　　具大的には神一柱につき、巫女は一人のみ、
.　　　　　　　 |l 　 {＞ .,_/^ア‐'　_,.　＜:/　/
　　　　　　　八　 j　　/=∧▽ /　 ∨ / ,.:ﾞ　　　 ',　　　　　定期的に巫女の代替わりはありますが、
.　　　　　　　 /　＼{　r'-f′У/ 　 i　Vイ　　　　　　 ,
　　　　　　　 ′　　　/辷'!iミ竺竺彡{ 　V 　　　　　 ',　　　　一柱の神に複数の巫女がいる状態は禁止されています。
　　　　　　　 .′;　　八 l :ﾘ}`T冖'''Tﾞ~i 　 ', 　 i　　　　　 ,
　　　　　　 i　i{　　ｉ　| ∨{,ｲ| 　 ./ﾄ､:ト､　',　 !　i　　 }　:i
　　　　　　 | 八{:　 |　ﾚ'i 八|:! 　 ! | ｉ｜:i＼', .;　从　 ,ﾊ　|
　　　　　　　V　＼ { 〈　l＼ |:! 　〉! ∨ﾉ!　 }ｲ /　 ∨　jノ
　　　　　　　　　　　ヾ人ﾉ　｀岱ｰ岱ｰ' 　ー' j/

　　　　　　　　　 /|　　　 '"´￣　￣~"'' 　　ｉヽ
.　　　　　　　　 / :レ'´　　　　　　　　　　　　ヽ| 　 ,
　　　　　　　　　 {／　　　　　　　　　　　　　　 |　　',
　　　　　 {ヽ,:´　　　　　　　､　　　　　弋ｰ- ､ ',　　　　とはいえ、巫女以外の神官（男）や女神官には人数制限はありません。
　　　　　弋ﾞ~∨　　　:i j　 /　　　 :i　　　　　 i　＼　　 ',
　　　　　　｀';′　　 j {　 !　　　　　|　 j ,ﾊ　　!　　 `ﾄ　｀フ　　巫女は特定の神に仕えている最高位の神職という扱いで、
　　　　　　／| 　　　{灯`∧ 　　 :i,ﾊフlﾌ T　.;　　　厶＜
　　　　　　＼:、　　　y犾ぇ＼　　ﾉｯ犾¨㍉ｲ　　 /｀ヽ／　　　天空神の巫女は女王が勤めて、他の六柱の巫女は公爵が勤めています。
　　　　　　　 {}＼{ 　 { {:......:} 　｀゛　 {:............:}V　 .,:ﾞ　　{}
　　　　　　　 l＼:ﾘ弋..ツ　　　　ﾟ､:.__.:ツ厶イ　　　|　　　　　この七大神の巫女は世襲制で巫女と言っても普通に結婚するし子供を産んでいますが、
.　　　　　　　　 |! 圦""　　　　　　　　　 ""ｲ　l　　　 !
.　　　　　　　 |l 　 {＞ .,_/^ア‐'　_,.　＜:/　/　　　　　　　　　これは次世代に繋ぐためには後継者を残すのは義務だから、
　　　　　　　八　 j　　/=∧▽ /　 ∨ / ,.:ﾞ　　　 ',
.　　　　　　　 /　＼{　r'-f′У/ 　 i　Vイ　　　　　　 ,　　　　むしろ早く結婚して子供を出産する事が良い事なんです。
　　　　　　　 ′　　　/辷'!iミ竺竺彡{ 　V 　　　　　 ',
　　　　　　　 .′;　　八 l :ﾘ}`T冖'''Tﾞ~i 　 ', 　 i　　　　　 ,　　　子供が中々生まれない時は親戚から養女を引き取って後継者にしています。
　　　　　　 i　i{　　ｉ　| ∨{,ｲ| 　 ./ﾄ､:ト､　',　 !　i　　 }　:i
　　　　　　 | 八{:　 |　ﾚ'i 八|:! 　 ! | ｉ｜:i＼', .;　从　 ,ﾊ　|
　　　　　　　V　＼ { 〈　l＼ |:! 　〉! ∨ﾉ!　 }ｲ /　 ∨　jノ
　　　　　　　　　　　ヾ人ﾉ　｀岱ｰ岱ｰ' 　ー' j/

　　　　　　　　　 /|　　　 '"´￣　￣~"'' 　　ｉヽ
.　　　　　　　　 / :レ'´　　　　　　　　　　　　ヽ| 　 ,
　　　　　　　　　 {／　　　　　　　　　　　　　　 |　　',
　　　　　 {ヽ,:´　　　　　　　､　　　　　弋ｰ- ､ ',
　　　　　弋ﾞ~∨　　　:i j　 /　　　 :i　　　　　 i　＼　　 ',　　　　それで巫女は後継者が祭祀を勤められるようになるとさっさと引退して、
　　　　　　｀';′　　 j {　 !　　　　　|　 j ,ﾊ　　!　　 `ﾄ　｀フ
　　　　　　／| 　　　{灯`∧ 　　 :i,ﾊフlﾌ T　.;　　　厶＜　　　　その後は楽隠居として悠々自適な生活をしています。
　　　　　　＼:、　　　y犾ぇ＼　　ﾉｯ犾¨㍉ｲ　　 /｀ヽ／
　　　　　　　 {}＼{ 　 { {:......:} 　｀゛　 {:............:}V　 .,:ﾞ　　{}　　　　　大概は趣味を見つけてのんびり第二の人生を生きていますね。
　　　　　　　 l＼:ﾘ弋..ツ　　　　ﾟ､:.__.:ツ厶イ　　　|
.　　　　　　　　 |! 圦""　　　　　　　　　 ""ｲ　l　　　 !　　　　　大体は四十前には隠居するのですが、当代は魔王戦争のゴタゴタがあるから、
.　　　　　　　 |l 　 {＞ .,_/^ア‐'　_,.　＜:/　/
　　　　　　　八　 j　　/=∧▽ /　 ∨ / ,.:ﾞ　　　 ',　　　　　引退が遅れると思いますよ。
.　　　　　　　 /　＼{　r'-f′У/ 　 i　Vイ　　　　　　 ,
　　　　　　　 ′　　　/辷'!iミ竺竺彡{ 　V 　　　　　 ',　　　　この時期は何かと大変ですからね。
　　　　　　　 .′;　　八 l :ﾘ}`T冖'''Tﾞ~i 　 ', 　 i　　　　　 ,
　　　　　　 i　i{　　ｉ　| ∨{,ｲ| 　 ./ﾄ､:ト､　',　 !　i　　 }　:i
　　　　　　 | 八{:　 |　ﾚ'i 八|:! 　 ! | ｉ｜:i＼', .;　从　 ,ﾊ　|
　　　　　　　V　＼ { 〈　l＼ |:! 　〉! ∨ﾉ!　 }ｲ /　 ∨　jノ
　　　　　　　　　　　ヾ人ﾉ　｀岱ｰ岱ｰ' 　ー' j/
793 ：名無しさん＠狐板：2024/11/02(土) 22:46:50 ID:NpIpWKjx: 結局こういうとこが問題なんだよな
実際に神としての力を持っている七大神はともかく
794 ：名無しさん＠狐板：2024/11/02(土) 22:48:17 ID:/yaY3RBf: まあ清姫が叩かれる最大の要因だよな
795 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 22:50:12 ID:gZcU4OIr: .　　　　　／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
　　　　 /: : : : : : : : : : : : : : : : :.、: : : : : : : : ヽ
.　　　 /: : /:: : : / : : : !:: : : : !: : !: : : ヽ:: : : : : ',
　　　/: : /: : : 斗--､ :|: : : : :|: : | ,ィＴ: ',: : :ヽ : !
　　　|: : |: : : : : |: /　＼: : /|:.ィ: :ヽ: : :.|.: : : ﾄ､:|
　　　|: : |: : : : /!/ ⌒ヽ| :/　|:./⌒ヽＶ: |.: : : | V
　　＜ : ｣_: : / 〈　　{}　|/　　ﾚ　 {}　}|:./ヽ: : |
　　＜:: |. 小{　　 _,,.. -　　　　､-.,_　ﾚ{: :.|ヽ:|　　　けっ！
　　　厶ﾍ　ﾊ　　　　　　　　､　　　　 {ﾊ/　V
　　　　　＼_!　　　　　　＿　'　　　　 !　　　　　　女を三人も侍らせやがって！
　　　　　　　ヽ　　　／　　｀t　　／
　　　　　　___,ｒ| ＼　 {　　　　/　／　　　　　　　　勇者パーティをハーレムか何かだと
　　　　／:/::::| ＼　ヽ｀_⌒ ィ ´
　　／::::::/::::::|　　＼　　　´ ∧＞､　　　　　　　　勘違いしているのか、てめー！
／:::::::::::/::::::::|　　　　＼　 /　 !＼::`ｰ- ､
::::::::::::::/:::::::::∧　　　　/二＼　|::::::ヽ::::::::::::＼
::::::::::::/::::::::::::::∧ヽ　 /: : : : :}ヽ!::::::::::〉:::::::::::::::

　　　　　　　　　　　　　　　　　,._　　 _ _　　 .i^!
　　　　　　　　　　　　　,.ｨ≦⌒ヽ Y´/ ＜≧x乂
　　　　　　　　　､rｫ .／: : : : : : : :ヾ' : : : : : : ∧
　　　　　　　　　乂r': : : : : : : __: : :__: : : : : : :.∧ .「!
　　　　　　　　　　　l ! : : : : γヾY''≧､: : : : : : : !_メ　　　　それは誤解ですな。
　　　　　　　　　 !:i: : :! i: :!´　　　lj ! :､:l: : : :.:!
　　　　　　　　　,.ｨ=yi! : ,' ﾉ:ﾉ　　 , ,　 .ⅥVv圦:l,y＝x　　　純粋に必要な能力を選んでいたら男性がいなかっただけですよ。
.　　　　　　 Yｨ≦ﾐ,.イ三⊇=-､,_,,,,_,.ｨ=千X､入{{の｝}
　　　　　　｀6入ゝｨ´;;〃.{!o　　　}￣{!o　　 .}込ゝ-ｼﾉ　　　私もここまで偏るとは思いませんでした。
.　　　　　　　 ≧,';;;;;;-─<､cっ　ﾉ　ヽ cっ.ノ! ﾙr⌒Y_
.　　　　　 /77:{;;;;;;ｰ─〈ll!.ー '　ー　￣.i,_入入_ｦ;｝立ｫ
.　　　　　＞ｰゝ;;;;;;;F=ﾉ,ﾍ　u　　　　　 .}::::::::>ｰ＜i !l:ﾄヽ
.　　　　r=i´;;;;;;;;;;;ﾐ;;/¨´:::::::圦　～～～ .ﾉ:::::::::::::::}::::i」i」ｶ｀ゝ
　　　　i: : ＼;;;;;;;;;;ﾉ!:::::::::::::::::::丶　　　　,ｲc/⌒v'7 !::/／_,>
.　　　　!: : : :＼／-!:::::::::::::::::::::::::｀ー‐.'.::c､!.○ Ⅶ !::::::::∧
　ｉ　{　.＞― '　　 .!:::::::::::::::::::::::::::::○:::::､_」　　 L,::!:::::::::::::}
　ヽゝ　　　　　　 .l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼_∩_／::!::::::::／
796 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 22:51:18 ID:gZcU4OIr: 　　　 /: : /:: : : / : : :.!:: : : : !: : !: : : ヽ:: : : : : ',
　　　/: : /: : : 斗--､ :|: : : : :|: : | ,ィＴ: ',: : :ヽ : !
　　　|: : |: : : : : |: /　＼: : /|:.ィ: :ヽ: : :.|.: : : ﾄ､:|
　　　|: : |: : : : /!/ ⌒ヽ| :/　|:./⌒ヽＶ: |.: : : | V
　　＜ : _: : : / 〈　{} 　 |/　 .ﾚ　{} 　} |:./ヽ: : |
　　＜:: |. 小{　　 _,,.. -　　　　､-.,_　ﾚ{: :.|ヽ:|
　　　厶ﾍ　ﾊ　　　　　　　　､　　　　 {ﾊ/　V　　　へっ、そうかい！
　　　　　＼_!　　　　　　＿　'　　　　 !
　　　　　　　ヽ　　　Tﾆｰ‐‐‐,‐''　／　　　　　　　俺は伊藤誠だ。
　　　　　　___,ｒ| ＼　｀二二´　／
　　　　／:/::::| ＼　ヽ｀_⌒ ィ´　　　　　　　　　　俺も勇者だ。
　　／::::::/::::::|　　＼　　　´ ∧＞､
／:::::::::::/::::::::|　　　　＼　 /　 !＼::`ｰ- ､

　　　　　　　　　 /　　 /　　　、ヽ`　　　　　　　　　　　　　 j　　　丶　＼
　　　　　　　　　　　/　　 /_ -=≦ 　　／　　／　　／　　／　 /ﾊ　∧　＼　｀、
　　　　　　　　　　　　　　/　￣￣＞ '’ _,、ヽ`　　／　　／ /　厶/∨/|
　　　　　　　　　　 |　　　|ー=≦　　　　　　　、ヽ`　　／＼/　／　｀ﾞY/　　　　 |
　　　　　　　　　　 |　　　|　　　 ≧=--‐≦　 -―ｧ'’「￣7／、　　　 ./ ./　　　 ∧|
　　　　　　／￣￣/￣￣￣/￣￣／￣＼/　/ ./￣|| ￣ﾞ芯ト＼　　厶/　./　/ |
.　　　　 /　　　/./　　　 /./ 　 //: : : ﾊ ∨/ /　　乢　―-　　|廴,,＿|　/　　/
　　　　　 | 　　　 | |　　　　| |　　 | |: : : : :|　/ /|　　　＼＿＿__/⌒f芯]/ /}/ﾚ′
.　　　　八　　八∨　　八∨ 八∨: :_;/ .／ﾘ　　　　　￣￣　　∨/／
　　　　 _＼＿＿＼　　　＼　＼＿／/　/　　　　　　　　　　　　＼　　　　私はアバンと申します。
　　　　／　　　　　￣￣￣￣￣￣￣＼/　/　　　　　　　　　 ∠／
.　　　/　 /　　　/　　 /　　　/ 　　/⌒∨　/　　　　　　　　＿　 _〉　　　　　同じ勇者としてよろしくお願いいたします。
.　　 |　 .|　　　 |　　 |　　　.|　　 |: : : :| ./:..　　　　　　 ´　　￣j
　　八 .八　　八　 .八　　八　　八 :_;/, ﾞ::::::...　　　　　　　　　 ,'´
　　　　￣¨¨ﾆ=━―　 =ﾆ＿＿＿＿_／　＞-::::....　　　　　　　 /
　　　　　　　　　/￣￣￣ﾆ=-　　_　　　　　　　　 y-　.,,__＿/
￣＼　　 ┌‐┴┐ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-　　　　 /し /
＿＿＞― ┴-　__jﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ- /'ｰ彡
　　　　 |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＞-ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/￣￣]ﾆﾆﾆﾆ＼
　　　　 |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/＞-ﾆﾆ └ ＿_/ﾆﾆﾆﾆﾆ「＼
797 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 22:53:11 ID:gZcU4OIr: 　　　 /: : /:: : :./: : : :.!:: : : !: : : !: : : ヽ:: : : : : ',
　　　/: : /: : : : |: : : : :|: : : :|: : : | ,: : : ',: : ::ヽ : !　　　　　　　　ふん。
　　　|: : |: : : : : ,,=''".＼: : /|"''=:;,ヽ: : :.|.: : : ﾄ､:|
　　　|: : |: : : : /" _,=､ | :/　|:./,=､Ｖ: ..|:.: : : | V　　　　　　　　てめーも魔王討伐を狙っているだろうが、残念だったな。
　　＜ : _: : : /　 ((;･.,;)|/　　ﾚ((･.,;) |:./ ヽ: : |
　　＜:: |. 小{　　￣　　　　　￣　　ﾚ{: :.|ヽ:|　　　　　　　　　魔王を討伐して真の勇者となるのは俺だ。
　　　厶ﾍ　ﾊ　　　　　　　､　　　　 {ﾊ/　／⌒ヽ_ノ） ) ）
　　　　　＼_!　　　　　　＿ '　　　　 !!　　 ,'　;'⌒'ー''´　　　　お前の出番はねえよ！
　　　　　　　ヽ　　＼ｰｪｪｪｪｧt　　／　　 |　i|　　　　 (⌒)
　　　　　　___,ｒ| ＼　､＼＿｀ヽ／　　　ﾉ ,'.!　　　　ﾉ ~.ﾚ-r┐､
　　　　／:/::::| ＼ ::::: ＼＿｀＼　＼'、　.／ //､　　ノ__　 |　.|　|　|
　　／::::::/::::::|　　＼　　　´ ∧.＼､_＞'´　ノ'´ 〈￣　　｀-Lλ_ﾚﾚ
／:::::::::::/::::::::|　　　　＼　 /"''-　 `ｰ一''´　　　￣｀ー‐---‐‐´

　　　　　　 ,ｨ,: : : : : : : : : : : : : : : : : : :‐-.､
　　　　　　　イ;:' : : : : : : : : : :,ｨ＝､,'_.: : : : : .､ヽ
.　　　　　　 /;, : : : : i : ｨ: : i: /ヾﾐYrﾆ'､: : : : : ヽ!
　　　　　　/;.;.;.;., : :/: /l: /l / 　　　ﾉｨ :!: : : ､Y
..　　　　　ﾑム孖ﾂⅩ/_≦/ﾆヽ　　　'　,':,ｲ:l: : l! !
.　　 ,ｨ≦/,'Y⌒Yｿﾉ=l{ ,ｨ=ﾐ､ 7ト-､ﾆニミﾉｲ: / '　　　貴方が魔王を討伐するのならそれはそれで良い事です。
　　 |｛｛｛{入)_)_Уｲ人_ 　 _//　 {!-=､ヾｼノ'
　　入ヾゝゝ>--く!|　　　￣ ´　_,込＿_,/y三ヽ　　　　重要なのは王国が平和になる事ですから。
. 　 Y´///.Y⌒ヾ;ﾉ、　´ ,r＝=､　　　/込)）｝｝}
　　 !｛{{入込_シノ　丶　　｀ﾆ ´　　 /r'ツ=-<´
　　　ヾ＝-<rー─‐- ＼　　　, ＜入､ﾉﾉY.ﾉ　　　　　　　　　　　　　　　　　「へっ、すかしてんじゃねぇ」＞誠
-y.,rﾆﾆﾆ=､,';:;,.: .:. :.r─┐T ≦上-==＝' "
┼┘￣￣ﾊ＞=-＜.￣　i└┘!_,､
｜!:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;: ｀＞┴=≦ﾊヾﾐﾆ!､_
｜!;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:;ﾊty≧ヘ、
798 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 22:54:07 ID:gZcU4OIr: 　　　　/: : /:: : : / : : : !:: : : : !: : !: : : ヽ:: : : : : ',
　　　/: : /: : : 斗--､ :|: : : : :|: : | ,ィＴ: ',: : :ヽ : !
　　　|: : |: : : : : |: /　＼: : /|:.ィ: :ヽ: : :.|.: : : ﾄ､:|
　　　|: : |: : : : /!/ -=o=-| :/　.|:/　Ｖ: |.: : : | V
　　＜ : _: : : / 　　　　　 |/　　ﾚ-=o=-|:./ヽ: : |
　　＜:: |. 小{　　　　　　　　　　ﾚ{: :|ヽ:|　　　　つまんねぇやつだな。
　　　厶ﾍ　ﾊ　　　　　　　　､　　　　 {ﾊ/　V
　　　　　＼_!　　　　　　　 '　　　　!　　　　　　　　　つきあってらんねぇよ。
　　　　　　　ヽ　　　　　　∠7　　／
　　　　　　___,ｒ| ＼　　　　　 ´ヽ '´　ﾍﾟｯ　　　　　　　　じゃあな。
　　　　／:/::::| ＼　ヽ｀_ 　ィ ´ ＼
　　／::::::/::::::|　　＼　　　´ ∧＞､ヾ)
／:::::::::::/::::::::|　　　　＼　 /　 !＼::`ｰ- ､
799 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 22:58:03 ID:gZcU4OIr: 　　　　　　　　　　　　＿_
　　　　　　　　　　／/⌒ヽ
　　　　　　　　　　八:::|　＿＿＿＿__
　　　　　　　　冫::´:::::::::::::::::::::::::::｀`:..、
　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　 .::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::|二ﾆ=-　＿＿　　　　　　＿＿__
　　　　　　　　 /::::::::::⌒:/:::::::::::::/::| ⌒|二二二二二二二二二二二二|
　　　　　　　　,:::::::::::/:::/|::::::::::::/l::∧::: |二二二二二二二二二二二二|
　　　　　 /|:::::斗-=== :::::::/ 斗-|::/|二二二二二二二二二二二二|　　　何ですかあの人は
　　　　　　　　|::::::::|γ　ヽ:::/　 γ |/｜二二二二／∧＼ニニニニニ〉
　　　　　　　　|::::::::|.乂_’ノ::::::::::::乂_’_,|ニニニ二―〈//〉―二二二二|　　　アバンさんに対して失礼にもほどがあります。
　　　　　　　　|:::::::ﾉ　　　 '､_,__､　　 |二二二ニ＼∨／ニニニニﾆ
　　　　　　　人:込、　　　乂_ﾉ　　 ./二二二二二二二二二二二-
　　　　　　マｋ|≧＝―=====≦ﾍ二二二二二二二二二二二/
　　　　　　　　　　マｋ_ _-=/《薔》ﾆ|≧|二二二二二二二二二二ニ|
　　　　　　　　　　　｀毛ﾃ'_Υ三三ﾑ-〈二二二二二二二二二二二|
　　　　　　　　　 -----|｀寸㌻´|-|二二二二二二二二二二ﾆ/
　　　　　　　　　 ---/-|ﾆ|-ﾞ-|ﾆ|-|二二二二二二二二二二-|
　　　　　　　　　　　　￣　ヽ」　 .!_/｀|二二二二二二二二二二-|

　　 _,,....,,_
-''":::::::::::::｀''::..､
ヽ:::::::::::::::::::::::::::｀'::.､
　|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ
　|::::ﾉ　　　ヽ､ヽr-r'"´　　（__
_,.!イ_　　_,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7
::::::rｰ''7ｺ-‐'"´　　 ;　 ',　｀ヽ/｀7
r-'ｧ'"´/　 /!　ﾊ　ハ　 !　　iヾ_ﾉ　　　しょうがないだろう。
!イ´ ,' |　/__,.!/　V　､!__ﾊ　 ,'　,ゝ
`! 　!/ﾚi　━━　　　━ ﾚ'i　 .ﾉ　　　　勇者といっても所詮は誰でもなれるから、
,'　ﾉ　 !'"　　 ______　 "' i .ﾚ'
　（　　,ﾊ　u 　 !______i　　人!　　　　　　がらの悪い奴だって出てくるさ。
,.ﾍ,）､　　）＞,､.,______,. イ　ハ
　（　）',.イ　ヽ､__ﾉ「ヽ.レ'ヽノ
　ﾉヽ/　　';::ヽ､/iヽﾉ::i　Y
　　ri　　　!:::::::`ｰ┘:::!　i
　 ./ヽｰ-,ｲ:::::::::::::::::::::!ﾝi

　　　　　　　　__,,,.....,,,,__
　　　_,. -''""　　　　　　｀ヽ､r'⌒L
　,. '"　　　　　　___　　 ___ノi ヽ/ 」
　lく＼「'l-､r__ﾆ..-─-rゝ､_ﾉ__ｲ__,.>
　ゝ,.＞'"￣　___　i　　　｀ヽ、>ﾝ」
　(ｲ　,' i　ｲrfｰ-!,」ﾊ　i　,　i　|
　 |　 Lﾊ_」ﾊ__rﾉ　　!,r-f ﾊ_」　　　所詮は鉄砲玉だもの。
　.|　　i ﾊi "" 　　　　ﾋﾊi l |
　|　　 | i　|､　　～　　人 |　　　　気にする必要はないわ。
　|　i　.| .|　|＞､...,,,. イ　|　|
. |　/　!　i　|７ゝ_Yｲ､_|　|　|
..|　ﾊ/ゝ　ﾝイ　i　：　i|　|　|_
.|　γ　(/ヽ rｲ .| 　!　.|ゝンi
|　,'　　　　.,'____ | 　:　[＞<} i/
|/　　　　 /　|ll| |　 :　 .（/ﾝ iﾊ
800 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 22:58:51 ID:gZcU4OIr: 　　　　　　　　　　　x - ─ z ､
　　　　　　　,. z＝ｲ　　　　ヘ
　　　　　　ｲ　　　　 .YMﾍ　　ﾍ
　　　　　 l 　　ｨ i i ﾘﾘ￣ﾔﾘﾘﾍ l!
　　　　 {　　 .ノイｲ.ｲ｀　 ≠ｲｿ. ﾉ
　　　　ｰ≦斗イｚi!´￣｀YY´￣｀iｲ=z　　　皆さん他人を無暗に悪く言うのはこれ位にして、
　　　 Y　　.i　jｌﾍ＿ﾉ .､＿.ﾉﾔ}
　　　ﾍ _ ｚゝｲl!　　 r -　ｧ　込ﾝ、　　　建設的な話をしましょう。
　　　　 Y　　.{!　j!、　ヽ　/　/ｲﾊﾘ
.　　　　ゝ z.込ソj ヘ　 ¨　ｲ込ン._
　　　≦≧z´￣r ､≒r ＞ <z≧Yｲ,:::ﾍ´￣＞＜
. 　　 ::::::::::::::::::ﾍ.∧::::xz._　　　 jイ::::::ﾍ｀ ≠＝イ
　　 ::::::/:::::::::::::: ',7ﾊz≠y､￣ ¨´::::::::::::〉 0
　　　:::/:::::::::::-:-::ﾔ/////,ﾍ:::::::::::＞イz､ _ ,. 斗
　　ｲ::::::￣:::_ ,: zj/////.ﾊ’＿＞"＞＜:::::::::::::
　　　:::＞ " ´　ヽ ,'/////.j!ー ¨ ￣.j.○.ﾚヘ:::::
　　　　　　 _.//////7´　　　　＼∧フ! /ヘ
　　　ﾍ　　 ,. ｨ .V/////7　＿　　　　　.j、Y
　　　/ゝ　/ /、ヘ /／ j!　　　￣　ｰ　　.i ,.ィzzz
　　　:::::::ﾍ　　ヘ　　＞.7o　　　　　　　　 j//////
　　　::::::/:ﾍ　　　＞ー ’z{二二二≒z　ﾉ/////

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　-._
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,. ＜ﾆニニ｀､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 , ＜ﾆﾆニニニニニヽ　　　　,.-､
　　　　　　_　-―-　_　　　 _,.イニト､ニニニニニニニ,. ┐,.イﾆ,ﾆゝィ/
.　　　／ﾆﾆニ二二＞イ　￣"'!　 `マニ二二二／　 !ﾆ二/　｀´
　　　 'ﾆ７´　ヽ￣‐=ﾆニ＞､　　.',　　　＼ﾆﾆニ,.'　　　 ;ﾆﾆ/＿_
.　　　　{ﾆ.!　　　;　　.{ 　｀　､＼､ﾉ　＿　ヽ- /　 _,.　.ﾉマｲニニニヽ
.　　　 ',r}　　　乂＿｣, ,.　 -‐.）　＼､ ` ー-｝　.） ´　　　}ニニニﾆﾆ/､
　　　　 } ￣ ´　　　 ,./ ;　 ,(´　 '"　_ ＞-===＝=-　＿,ｲニニﾆﾆノ　 }
　　　　　ゝｰヽ-‐　 ´ {　!　:.ハT ｰ'" ヽiノ `‐=ニニニニニニニ／´ﾊﾉ
　　　　　　　人. _,.ィ八　、.{ ,.- ､ゝ、　 }ィ弌ゝ.}ﾆﾆニニニ＞"‐,ｨ./ ┘　　　そうだな。
.　　　　　　　　　　 ; ゝ、ゝ_ヾｿ　 )ノゝソ人_,. ┬ー'" ＞.／ｰ'
　　　　　　　　　　　 i .;　i ;　、　ヽ　 ,　ノイ　ノ` T´ {｀´ '　　　　　　　　とりあえずは勇者として力をつけることから始めないとな。
　　　　　　　､　　ﾉ , ハ{ 　ゝ ._ `　　　イ! '´ .}　!　:.　 ,　 {
　　　　　　　` ｰ- イ　: ヽ、　〈　T__´ィﾞ./ '"ﾉ:.　l　 :.　、 ',
　　　　　　　　　 ;　　;　,.ヽ　}ｿ､　 _, { {,. イ＞- ､　､　ヽ　､　,
　　　　　　　　　　　 ,　_ ／　!_りﾉイ`　､(Y ﾉ ‐〈　　丶　、　 __ノ、
　　　　　　　　　 , '"　　　,.ｲニ二{　-=(_{=-　ﾉ　　　　｀　ヽ　ヽ
　　　　　　　　　 ,.ｲ,　.i　 ,ｲニニニ{,. イ　: !ゝ_,}:.　　　 .{;　ﾉ､　　､. ヽ
　　　　　　　　　 ,　ﾊ　;　.{三三三三/,'{ 　八ﾆ',.ヽ　 :､　､,ｲ　　,　　　 '
　　　　　　／　＞、 ._ 'ニニニニゝ､ヽ　; ）ﾆ/ハ.__.ノ／､　 }　 .;　　}

　　　　　　　　　　＞==≠￣￣　＼　ヽヽ
　　　　　＿　／　　｀"　　　　　　　＼}　}　__
　　　　/　　 {　　　　　　　　 _r-z-ーイﾉ　　ヽ
　　　〈　／V￣￣ヽーｲ￣　　　ヾ-イ＼　　〉
　　　 Y　 ./ｨ-‐-z　〉　 |＿,　ｨ-ﾏ)　　＿_ゝ-ｲ
　　　イ　__ ,ゝ!::::::::::i/＿__ゝ::::::::|:::::ゝ‐イヽ_＞＼
　／ |＜/:::::::l:::::!:::::::|::::::|:::::::::!:::!::::/:::::}::::::::ト-‐'"7　　　　　　そうね。
　ヾ__／ｲ:::::::|::::::!:::::::!:::::l::::::::ﾉ:::!::::!::::::j::::::::ﾊ＿ノ
　　　⌒ i{::::::::iイｨテ示ﾐ￣　ｨテ示ゞ/:::::::::ﾘ::ヽ　　　　　　　　アバンさんの必殺技は凄いけど、
　　　　　{!::::::::!ヾ　ゞﾝ　　　　ゞﾝ ./::/i::::ﾉ}:::::ヽ
　　　　 /V:_;_ヽ::ゝ　　　､　　　　ｨ:/::::!／:!:::::::::＼　　　　　　それだけでは魔王を倒すのは難しいわ。
　　　　/::::!::::::ヾ::ヾ、　　 -　　／::::::::::::::::|::::::::ヾヾ..、
　　　 /:::::|:::::::::!:::::ヾ:＞､ __ ,,ィ:::/:::::::::/:::::::|:::::::::::ヽヾゝ　　　　もっと強くなることが必要でしょうね。
　　　i{ /:::!:::::::::::::::::rーj、　　 _ィ':::::::::::/::::::::|:::::::::::::::} 　ヾゝ
　　　.V:::::|:::::::::::!::::::!　　＞＜　 !::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::}　　 )::}
　　　 |::::::八:::::::::::::八　 /.,.,.ゝ　!::::::::/:::::::::::j＼::::::::::;　　/:/
　　　 |::::::{:::!:::::::::!:::::::V.,.,.ハ.,.,Y:::::::/:::::::::::::/　ヽ::::::{　／
　　　 rﾍ／ヽ::::::::ヽ::::::ヾ.,人ヾ/:::::::!:::::::::::::/　　　〉;;;;!
　　　〈/＼　ヾ:::::::::::::::::V　 V::::::::::::::::::::::/＿／iソ>!
　　　 {＼/＞-ﾍ::::::::::::::::}....i...!:::::::::!:::::::::ｨt-f＿)／!:::|
　　　ヾ:::}へ__!__ゝ:::::::::ﾉ....|...ヾ::::::l::::::ィ-z_,ソ　　 V
801 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 22:59:34 ID:gZcU4OIr: 　　　　　　　　 /:::::/:::::::::::::/::::/:::::::::.:::::::Y:ヾ::::::::ヽ::::::ヽヽ
　　　　　　　　/ ::::/:::::::::::::/::::/::::::::::: ::::::i:::ｉ::::ﾍ:::::::::ヽ:::::ヽﾍ
　　　　　　/ ::::/::j::::::::::/:::∥i::::::::::::::i:::|:::ト:::::ﾄ:::::::::: V:::::Y::、
　　　　　 .'::::::7::::{:::::::::ｲ:::j |_|;::::: ::::::ｉ:::}:::L.V::} V::::::::1::ﾊ:::::ﾟ,
　　　　　　.':::::::'::::::|::::::7ィ'T~{::!i:::::::::::i::/l::ﾘ　 '::}ヽV::::: ｌ<ﾛ>:::1
　　　　　 '::i::::!:::::::1:::::{　V　.Ｙ∨:::::j!/ .}/_　 V 　 V:::i:}::V::|:::1
　　　　　　 j:::!:::|:::::{:::iﾄ:::|　_,.｡z、ヾ:::/　/ﾞ,ｨf6Zｈx,　}::/::::::::::i::::}
　　　　　∥j::::{::::::V:1 ;r':Ｊ'なr}`　V 　　込ﾟ_iリｨiィ::/::: ::::|::::|　　　そう言う事なら、私も頑張りますよ。
　　　　　　'::::{:::::､::::::ﾍ:l^　ヾ‐ '"　　　　　　　, , ,　 /::/:::::::::::}::::|
　　　　　 .|::i:|::::::乂::::ﾊゝ ' ' ' '　　　　'　　　　　ノｨ::i::::::::::: j;:::j
.　　　　　 {::1|::::::::l::`'ト{'､　　　　　_,.．--　、　　´　':::!::::::::::::':i:ﾘ
　　　　　i::|V::::: １:::::|i~ヽ　　　〈　　　　.ﾉ　　　 /:::j::::/::::7∥
　　　　　　`{ １::::::::V:::l;;:::::ト、　　 `　　 '´　　 ,.ィ:;:::/::/:::::7 '
　　　　　　　’::::::::::V:ﾄ;;::::{;;::`丶.､_　　　 ,. ｨ;;;;:::/::/::/::::::/
　　　　　　　　 ∨、::::Vﾍ;:::{ヾk;;;f'L,___　'^_,ノ:Y;/::/::/::::::/
.　　　　　　　ヾ:＼::＼ヽ{　` ﾞ}:...:...:...:...:...:...:ﾉV/ｼ'ｨ::ノ
　　　　　　　　 ` ｀＞'''^1‐'./ﾆニニニニﾆノイ´ﾆﾆｈ --　､
　　　　　　 /~´￣{ニニﾆ}....「ﾆﾆニニニﾆﾆ}._.ﾊﾆﾆニ} 　　 Y

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　　　　　　 , ´:::::::::_,.＞へゝ-───ﾍニヽ、　　　' ､
　　　　　 /:x=:::´／-─‐ヽr⌒ー‐==くヽ:::::｀丶、　 j
　　　　／:r─ｧ'´　　　　　　　＼　　　ﾊ　＼::::::::｀ヾ、
　　／:／｀Y　　　　､＼　　＼　　ヽ、 }:::::::::::::::＼
　,..:´::::{＿// 　　ヽ　　　＼＼, ＜´'、｀､　'.｀ヽ、::::::::::/
/:::::::::r'´ / l 　　戈ト､＿_, x千ﾃ夊＿ゝ　'､　',　〉:::::::/　　　　それで具体的にはどうすんだ？
::::::::::::'､ / 小　　! rﾁ万　　ﾋぅり　ﾊ }　ﾊ　} /::::／、
ヽ::::::::::::＼{|　ﾄ､ '、ﾋり　、　　　 "ﾉ　l|　i、ﾄ､/::／::::::::＼
　｀　､::::::'|:7|　＼''､　､,　-っ／ｲノ　} V　｀ヾ、::::::::::::｀　　　　　　　「魔族相手にゲリラ戦をやるわ」＞パチュリー
　　　 >::-/ |　f´　 {＞￣-彡イﾑ　ﾉ /　　　　Y}}::::::::::
　　　 /:::イ　ﾉ　ﾄ､　 '､::ヽ、-=／/　　／ /´　　　}] ト　､::
　　 ,'::/::{　{　人　　ヽ:::｀ー‐:':{　　 (ゞｲ}、　　 ,　 j　　　　　　確かに有効だな。
　／::::::::::＼ヽﾍ　　　_}::::::::::::ﾟo｀ー‐ イ　￣｀ヾ_ノ、
/´:::::::::::ノ／くrﾍ乙こてゝ:::::::::::::o::::ﾟ:::ノ　、｀ヽ、　＼ト..､
:::::::::::::/ /　　　　ヽ　　　ﾊ:::::::::::::::::::／　　ヽ　　　　　 V}}:
::::::::::::j /　　　　 /´ト､　　＼ー‐ ´　　　　　}　　　　 ∨
::::::::::〈 {　　　 //　∨ヽ、　ﾄ､　　　　　　 /　　　　　　 Y
:::::::::::j　'.　　　 { {　　 L　　　　ヽ　　　／　　　　　　　　}
:::::::::::ヽ｜　　　ヽ、　｀　､＿_／ヾ　　　　　　　　　　 l
::::::::::::::} |　　　　　　＼　　　 '､　 _ノ　　　　　　　　　　 /

　　　　　　　　　　　　　　　＿＜｀ヽ.　 ,ｒ─‐ｧ＿
　　　　　　　　　,. - ''"´￣ト､_ﾉ　 !＜| 　 / ,∠ ＿__
　　　く￣＼／　＿ｒ─- ､ゝ､.,__.ノ　_,|　/／　/　　/
　　　＿＼_7 r-‐ﾍ__ｒ─-､/ヽ-‐＜こ_｀く　＼|　　〈
　　 [＿.＞ｧ,7-‐'´　　　　　　　　　　　｀ヽ「｀ヽ|　／
　　　　|__/´　　　　　　　　　　　　ﾄ､　　　'ｒ-､ ∨　　　　私たちは四人しかいないけど、逆を言えば少人数の身軽さを活かせるわ。
　　　　 7　　./　　|. /　 /!　 /!､_/_」_ |　　| 　 !__〉
　　　_ノ　　 ,'　　.|/＿/_,|／ ,!イ´ハ「|　　ﾑ　|/　　　　　魔族に対してゲリラ戦をやるのはいい経験になるでしょう。
　　｀ヽ.! 　 ! 　　 | ｧ‐r-､　　　ゝ- '　!__./　　 !　　　　　　　_
　　　　 |＿_!,ﾊ.__/ｲ　いj　, 　　　　 "ﾞ|/ 　　.,'　　　　　　　/´ ｀i　　__
　　　　　　　　|　ハ ,.,. ´　　 _　　　　/　　　/!　　　　　　 /　　/ ／　）
　　　　　　　　|/ 　,|、　　　　　　　／　　　／/─-､,　　　/　　7'´ 　／
　　　　　　　／　　　|｀7＝ｧ‐rｧ／　　　　/／| 　　　ヽ. /　　'　／-─-､
　　　　／　　　　/ /_,.く｀こ/　　　　／rイ　　　　／　　 `ｰ- ､_　r--‐'
　　　　 /　／　　/ア´/]､__,/　　　／　/_/　　　(´　＿＿　　　　＼
　　　 |　/　　／ /　　[{　 {|　!　／　／_/!　　　/´「|7　　　｀' ｧｰｒへ. __）
　　　　 ∨ 　 /　/　　/ |　/|∨イ　／_／　|　　 /　 | |::::::::::::::::ｲ:::| |
　　　[_＞[ヨｲ.／　 i　|_/　|/ [Ξ]＜_]　　 /　　r! 　 |,ﾊ:::::::::::::::::::::|_|
　　　　／　/|　　 /　j/　[j /　　|＼」　　!　 ./7　　ヽ_ゝ､::::::::::://|

アバンたちはキナニ地帯で戦っている魔王軍にゲリラ戦を仕掛けるのであった。

その活躍は戦い方の地味さとアバン本人があまり自慢しない事もあり、王国軍と魔王軍の双方であまり広まる事はなかったが、

最前線では戦況に変化が起きていた。
802 ：名無しさん＠狐板：2024/11/02(土) 23:00:31 ID:/yaY3RBf: アバン先生はとても真っ当な人だな
これを言える奴が今までの登場人物の中にいただろうか
803 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 23:05:21 ID:gZcU4OIr: ttps://www.youtube.com/watch?v=oL7bj25vCrg

　　　　　　　　　　　　　　　　__
.　　　　　　　　　　　　　　　∥ヽ
.　　　　　　　　　　　　　　　∥ .ヽ
　　　　　　　_______　　　　　∥　ヽ「　　　　　　__＿　　　　 ___;;;
　　　　　　　＼　　ヽ、_　/´--__i￣└　　;;;-´~~　／　__　,,/　丿
　　　　　　　　ヽ　　 ~ﾍ -´γ　＿　 |￣　　　／　∠_ Ｖ　 (__,,;;-
　　　　　　　　／~ヽi-´｀~ヽ┸　/　∥ ヽ　　　/￣￣Lヽ─　　__＿iヽ
　　　　___　／__　∠__i,___,,,--／　　丿　|　　/　／~i~　| ヽ─/i
　　　⊿　V、/ |-ヽ、/ （　／　_／　　／／／i　│　´￣~~i　）　　　対ゾルトラーク用の防御魔法を作ったぞ。
　　　　~＼　ヽ/|＼ヽi---´　　　i＿／／　／　 .i_ミ　　　　　／
　　　∠二＿/ノ´ | |ヽ￣~---´´__-／＿／　　　　i＿____ ,,;;´
　　　　| ┌-´´ヽ|/　廿--（（__○__））~∪　　　|　 |　iヽヽ
　　　　＼＿＿／|　　Ｕ　　　　　　　∪　　　　i　　|　 i .ヽ＼
　　　　／ﾉ |　|　 .i　 i　 ∪/￣~ヽ∪　 __＿___i　　　|　 i　　＼＼
　　／／　| 　|　　i　 ~--|　◯ 　|　／　　　　ヽ　　|　　|　　　|　　|
　／ .／　　|　i~　　ヽ_　　ヽ、＿/ /　　／　　　＼ |　　|　＿|　　|
/　　|　　　　ソ　　　　　ヽ___　　／　／　　　　　　|　　　.／　|　　|
|　　|~＼__/~　＿＿ ___＿　　 /　　／　　-（⌒）ヽ　|　／　　/　／
＼ヽ　　 i~__＿__　　~~~　　　　　／　__／／.Ｖ　二_|~~　　　/／
　　ヽ」　_|-──ヽ＿＿　　--～　　（　／;;;;;;;;;;;;─┐|
　　　∠ヽ／~~／　　／ヽ__＿---／Ｖ─;;;;;;;;;;;;;;;;;;;Ｖ
　　　　　 ,￣￣「-─~

キナニ地帯の攻防戦は王国軍が優勢に進めていたが、それも魔族がゾルトラークの対処法を編み出してからは激変した。

魔女や魔法使いたちはゾルトラークの効果が低下した為、戦闘が激化して魔族との激しい消耗戦に突入してしまったのだ。
804 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 23:05:53 ID:gZcU4OIr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , ィ／　 .／　／
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,'!///／//／ , ィ//　　　　　 ,. '　／　..／　／　　'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/////////＜////　　　　／_l ／　／　／　　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　‐=マ////////////////＞､　f　／　.／　／ {　　　,ｲ.〈,＞､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.ィ77/////////////////､,.ｨ／　／　／-ヽ---イ／＼マﾆ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 '"／//////////////〃'!// ／　／　.／/ -―'',￣　　　＼マ.! ヽ
　　　　　　　　　,　-―　､　　　　　　 /-‐'////＼///／ .V //,.'／　／　／'　/　／　ハ　　　　　 /　　',
　　　　　 ,.　　￣｀　､　ヽ,.＿_　　　　　l/／/_　 '"ﾞ` 　 / / ／　／　／_/　/　　　 {　、　　　　　 /　　ハ
.　　　　,　　　ｉヽ　,.イ二二二ニニ=-＿_　 iヽ㍉､　,.tﾃ７／　／　／二/　/ 　　 ,.'　、　ｰ-　　-　　　　' 　}
　　　 ,(　＿_ ,.}_,.イ二ニニニニニニニニニlゝヽ　'" l,ｰ／　／　／ﾆ二/　/　　 .／　　　、　　　　　　　　/　 '
　　,/二二二二二二ニニニニニニニニニl　l ,ｨ/＞／　／　／ﾆﾆ二/　/ 　／　　　　　　ー　　　　　　／
　／-―――‐＝二二二二二ニニニニニl　.ll、ヽ '　／　／ﾏ二二/　/　　　　　　　　　　　 _　　-‐
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'/／　　', 　 iー./　、　　ヽ　' 　ヽ:::::ﾉ＜二l＿_!　-―　　l　,. ＜／　／/／/.＼
"　　　乂　ヽ'　、　　､　　ヽ _.ノ }´ v v v/ー,-,└――┘　l／　'"　／ ./／,.　＼
　　　　　ｰ（.　＼. 　ヽｰ/ ,. イ　￣　 ―-､/ 　　　　〈　　　 '"　／／ /／丶

しかし、勇者バランはこの危機的状況を覆し魔王軍を蹴散らして王国軍に多大なる貢献をした。

これは王国貴族、軍人、民衆ともに絶賛するほどのものであり、バランは最強の勇者として名をはせた。
805 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 23:06:37 ID:gZcU4OIr: 　　　　　　　　　　　　　　　　__
.　　　　　　　　　　　　　　　∥ヽ
.　　　　　　　　　　　　　　　∥ .ヽ
　　　　　　　_______　　　　　∥　ヽ「　　　　　　__＿　　　　 ___;;;
　　　　　　　＼　　ヽ、_　/´--__i￣└　　;;;-´~~　／　__　,,/　丿　　　　　　勇者バランは拙い。
　　　　　　　　ヽ　　 ~ﾍ -´γ　＿　 |￣　　　／　∠_ Ｖ　 (__,,;;-
　　　　　　　　／~ヽi-´｀~ヽ┸　/　∥ ヽ　　　/￣￣Lヽ─　　__＿iヽ　　　我らが総出で奴を抹殺しなければならない。
　　　　___　／__　∠__i,___,,,--／　　丿　|　　/　／~i~　| ヽ─/i
　　　⊿　V、/ |-ヽ、/ （　／　_／　　／／／i　│　´￣~~i　）　　　　　　というわけで私自らが残りの十二魔将を率いて
　　　　~＼　ヽ/|＼ヽi---´　　　i＿／／　／　 .i_ミ　　　　　／
　　　∠二＿/ノ´ | |ヽ￣~---´´__-／＿／　　　　i＿____ ,,;;´　　　　　　　　勇者バランを討つぞ。
　　　　| ┌-´´ヽ|/　廿--（（__○__））~∪　　　|　 |　iヽヽ
　　　　＼＿＿／|　　Ｕ　　　　　　　∪　　　　i　　|　 i .ヽ＼
　　　　／ﾉ |　|　 .i　 i　 ∪/￣~ヽ∪　 __＿___i　　　|　 i　　＼＼
　　／／　| 　|　　i　 ~--|　◯ 　|　／　　　　ヽ　　|　　|　　　|　　|
　／ .／　　|　i~　　ヽ_　　ヽ、＿/ /　　／　　　＼ |　　|　＿|　　|
/　　|　　　　ソ　　　　　ヽ___　　／　／　　　　　　|　　　.／　|　　|
|　　|~＼__/~　＿＿ ___＿　　 /　　／　　-（⌒）ヽ　|　／　　/　／
＼ヽ　　 i~__＿__　　~~~　　　　　／　__／／.Ｖ　二_|~~　　　/／
　　ヽ」　_|-──ヽ＿＿　　--～　　（　／;;;;;;;;;;;;─┐|
　　　∠ヽ／~~／　　／ヽ__＿---／Ｖ─;;;;;;;;;;;;;;;;;;;Ｖ
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　　　　　　/ﾆニ(__　／.:／.: .:/.: .: .: .: }: }.: ＼.: .>‐‐ﾍ＼ﾆﾆ'，
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　　　　 {ﾆ／ﾆ/.: .: /.: .: .:, .: .: .: .: .:./:/.: .:..'，{ﾆニﾆ{-=jﾆﾆ'　　　　(__
　　　　　　Vﾆﾆ': .: .::/.: .: .:/.: .: .: .: .: '.:/.: i.: .: .: Vﾆﾆ人-=ﾆ7　　　　　(
　　 rへ　 {ﾆ/ : .: .:′.: .:/.:./.: .: .:／ｨ..: .:.} .: .: i.:.}､ニニ>､ノ} _＿__
　　_人:ｉ:i:i:i>ｧ.: .: .: .: .: i.: .: ｲ .: .: .: : /}⌒/}.: /.:}.:.}.:＼ﾆニﾆ人i:i:i:i:i:i〉
　└､:i:i:i:ア/.: .:ｉ.: .: .: : { : / ｉ: .: .: .: / i.:/　}:/.: :|.:.}.: ノ^Yi:i:i:i:i:i:＼i:/
　　　}／ｉ:ｉ:,.: .ｉ.:| .: : .: .:{:/⌒{: .: .: }/　Ｙ⌒Ｙ^Ⅵ: }/^) /:i:i:i:i:i:i:i(⌒　　　　　えっ、私も参加するの？
　　 {:i:i:i:ｉ:{: /{.:| .: i.: .: {/　八 .: .:./ 　乂_ノ　/.: .| 　/}:i:i:i:i:i:i:i/
　　人:i:i:ｉ:|':i:i|.:{.::.:{.: .: {　Y⌒Ｙ⌒　　　　　 / : .:| ｲ.:.|i:i:i:i／^: .
　　{.: .:.:⌒|/^|.:{.:i.:{.: : :Ⅳ乂,ノ　,　　　　 u ノ: .: .:|.:.|.: L／､ .: .: :.　　　　　　　　　　　「つべこべ言わずに参加しろ！」＞バラモス
　八.: .:.／ .: |八{人:rﾍ圦 l|l|l|l　 r‐ へ　⌒ｉ .: .: |.:.|.: .: .: .:.V/.: ./,
　　 }／.: .: ／/.: ／{ﾆニト--- ､　､___ 〉　 }.: .:.八:|.: .: .: .:. }.:/, .: /,
.　／:...: :⌒__/／　人　..　_＼＼＼　_　イ: :}.: .:'.: .}ﾊ.: .: .: .:.|.: ./, .: /,　　　　わかったわよ。
／.: '⌒ rくﾆﾆ{ ____ ⌒} _＿　> }/}､＼__　 /.:.ｲ.: 人.: V/.: : |.: .: ./,.: :/,
:／　　 V／ﾆ乂____　{::::{ ／ｲ://八＼)ﾆY／八.: .: .: .:V/ : |.: .: .: /,: .:/,
　　／／{ﾆニﾆ/＼⌒V」　〈/､ﾆニニ=-}{ﾆニニ=--ミ∨/:|.: .: .: .:/, .: /,
....: : ／　＼__/ ⌒〉ｱ　　　　＼-=ﾆﾆ八ﾆﾆ=-⌒ ￣　ヽ|.: .: .: .: ./,: .:/,
.: ／　　　　/{:..../{//　　 __、　　　　¨¨/ ⌒Y{⌒ ＼　　　　＼.: .: ./⌒＼/,__
:′　　　　人⌒7⌒＼__ ,. 　＼　　 /ﾆニ/}人ニニ>､.:./　　　`<^{ 　／ ⌒Y
　　　　ｲ ⌒　{_／⌒}、'，^: .　　　/ﾆ〈〉/^V∧⌒＼ﾆ＼　　　　 V∠ __ . . .}
　　　／/　　　人　　〈::::i∧: : :　　/ﾆニ/　　V∧　　＼ﾆ'，　　　/⌒7.:.}　/
　　< _ -=ﾆ7⌒Y⌒7⌒7.: :.　: : ./ﾆ〈〉/ 　　 V∧　　　 V∧ __ ﾉ　／⌒V
__ -=ﾆ: .: .:人___{　人(⌒.: .:.:. 　 'ニニ, 　　 . : V∧　　　 Vﾆ〉ﾊ / 　　丶
.: .: .:../⌒7.: .: :└‐‐ｲ／^7.: ::.　{ニニ{　 . . : : :__Vﾊ: .　　　V /　人　 . :}/　＼
.: .: :/ 　 '.: {.: .: .: : ／　 /.: .: : /ﾆニ/　　／ﾆﾆ}Y{＼: .. 　 }( __ ｨ^＼.:/.:.,　　､
.: .: '　　 {.:人.: .: .:'　　　/.: .: :／{ﾆﾆ/ __ ィﾆニﾆﾆ}/{ﾆﾆ＼ __}､^V.: .: .:ハ// 　 .: :}
＼{ 　　八(⌒＼(　 __ノ: : ／⌒「｀ｰ<ﾆニ{ﾆニﾆﾆ}∧ﾆニﾆ/ﾆ} /.: .: .:/　V　　 . :
　丶　　　　　　　 ⌒¨¨´　　　 V＼-=ニ|ﾆニ=-〈+::〉-=ﾆ{ニ{.: .: ｲ:/ 　 ,　　　. ::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　}ﾆﾆヽニ|-=ニ=-∨-=ﾆﾆV/i／ﾉ'　　/　　　 . :
　　　　　　　　　　　　　　 {-=ニニ|-=ニ=-}/{-=ﾆニ}ﾆ:　　　　 ′　　. :′

魔王軍は勇者によって幹部たちが各個撃破されたうえで最後には魔王が討伐されるというお約束を無視して、

バラモスは反則とも言える魔王軍幹部総出で勇者一人をタコ殴りにするという暴挙に出た。

お約束を守れよ、バラモス。
806 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 23:07:48 ID:gZcU4OIr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /|　／(　　／: : : ／　　　　　　／: :/: : : : : : : : : : : : : : :＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::|／:::::::::｀¨¨¨¨¨¨ア　　　　／: ＿＿＿＿＿＿＿＿＿: : :＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |＼/::::::::::::::::::::::::::::::::::::＜　　　　／: :／＿＿＿＿＿＿＿　　｀丶、|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |＼|:::::::::::::::::::::::::::::::::: |∨|_::::＼　／:/／／二二二二二二二二ﾆ=‐　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::// /:|<⌒　/:::／／二二二二二二二二二二二/ /
　　　　　　　　　　　　　　　／＼:::::::::::＿_:::::／＾>'ﾞ/ / /::::＼/／／二二二二二二二二二二二ｰ/ /
　　　　　　　　　　　　　　／　／ヽ::::: }⌒|ﾊ{ /__{ _}/／〉:／　／￣￣￣＼二二二二二二二二／
　　　　　　　　　　　　　／　／: : : ﾚ|:-トwx　 | ｒｾﾌ/＼//　／￣￣￣＼　＼二二二二二こ／／
　　　　　　　　　　|＼／＼／　／: : : ／:::|:/＼'ｆテ| ¨Y'__＼//／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼　　＼二二二ﾆ／／
　　　　　　　　　　|　＼　＼／: : : ／／　／＼ノ^~___爻|/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼　　＼二ﾆ／／
　　　　　　＿xへ|￣＼＼　＼: ／／　／　　　{/､￣／￣￣￣￣￣.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::∧　　 ∨/／
　　　　　__/　＼ノ＼__::＼＼_／　＼　／　　／　｢｀７￣￣￣.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.::∧　　 ∨
　　　＿/　＼／ |／　}＼::|　 |＾＼　　＼　／　／＾＞'￣.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:./.:.∧　　 ∨
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　　　　　　　　　　　_ノ　　i　　　　　　　 /　 !
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　　　　　　,　´ 　　　　　　 i　　　　　／　　 /
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　　　　　　 ,'　　　　　　　　　,'　　 ,　‐´￣　　　￣｀ヽ　　　　　　　　　　　　　 ,'i
　　　　　 ,'　　　　　　　　　,'　／ρ　 {｀ヽ　　　　　ヽ　　　　　　_ _ _, - -　‐' i
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｀⌒´　｀Ｙ　　　　　　　　　ゞ１_ノ　　　 `(lλ_⊥_斤z　ﾉ｀ - '　　　　　　　　,'
　　　　【メラ】　　　　　　　', (　　 i　　　　　　　　｀ヽく　　　　　　　　　　 ,'
　　　　　　(:' 丶　　　　　　　', ヽ　ゝ､_　　　　　　　　ヾ　　　　　　 _,'　┏　　　　　　　　　　　　┓
　　　　',　　)）　ゝ､【ゾー】,　', { ＼　∨￣｀､＿＿￢　　　,〉　　　 _, - ‐ ´　　　ﾌｨﾝｶﾞｰ･ﾌﾚｱ･ﾎﾞﾑｽﾞ
　　　 }　 /(　´　丶　　 ('　　', ヽ　　ヾ､::::::::::::::::::＼　／　 , ' ´　　　　　　　　　三指爆炎弾！！
　　,'　ﾉし': :.ヽ　　｀ ',　 )）　【マ】｀ー､_ ｀ｰ､::::::::::ﾉノ｀´　　 ,'　　　　　　　　 ┗　　　　　　　　　　　　┛
,彡（(,ｲ: : 　 :: ::V）　　 }　/(｀-､ヾ､　 ,' ｀ヽ_｀¨¨/´　　　 , ' ｀ｰ、　　　　 _
　､ゝ: :　　　: ::(ﾉ}　,'　ﾉし':.:ヽ　｀ーヾ/(,r― -￣_　　_ , - '　　　　ｰ - ‐ 一´_ ｀_ｰ=ー
　　ヽ: :: : 　 : :: / （(,ｲ: : 　 : V）｀,'　ﾉしヽ　, - ､｀ヽ　　　　　　　　　　　 _, '´｀ヽ
.　　ゝ;:;:;:;从;;ノ=､ゝ :　　　: (ﾉ（(,ｲ: : : V）ゝ-　　) )　　　　　　　　　_, '´　　　　ゝ、
　　　く　　　rー＿ヽ : : 　 : : /､ゝ :　 : (ﾉ} ー　＝_´_　　 _ 　　＿, '´　　　　　　　　｀ｰ
　　　_ハ＿,_斤i　　　ゝ;:;:;从ノ＿ヽ : : : : /　　　　　○^´　｀ｰ´
　／´　　　　　ﾉ ,-― ￣￣,r一´ゝ从ノ　　　　　　○
/　　　　　 ,-〃　　　イ￣　　 |ヽ　　 ○　　　　　○
　　　　　／ λ_　斤}'´　　　　|ヾ}　　　 ○　　　　○
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　　　 /　　　　　 /　｀ヽ　　 !　i|　　　　　（（　　 ))
　　　!　　　　　　 .ノ　　ヾ､__ノ　.!!　　　　　　ヾ＝〃
　　　 !　　　　　／　　,　⌒Y 　 / ﾉ|

バランは一人でバラモスと十二魔将六名（この時点で六名が戦死）と交戦すると、

十二魔将四名を討った後にバラモスと相打ちになるのであった。
807 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 23:08:31 ID:gZcU4OIr: 　V//////////: : : ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼: :V////////////
　ヽ ///////:ｉ: : :/: : : : : : :／: : : :ｌ: : : : : : : : : : : : : : : ':,: : ｉ:Ⅷ////////ｼ'
　　　｀¨ ≦./{:ｉ:: :/: : : : : ／: : : : : :ｌｌ: : : : : ｌ: : : : : : :ｉ: : : :.',: : :ｉ:}/////＞''
　　　 /: ／|: : /: : /: : :ｌ: :i: : /: : l ｌ: : : : : ｌ: : : : : : :i: : : : :',: : : ｌ/⌒＼
. 　　 /／.:::::|: ,′::,': : ::ｌ: :i: ::∧: : |｜: : : : |: : : 小: :ｊｉ: : : : ｌ: : ::ｌ.｀、:::::.＼
　　　／.:::::::::/＾: : ::ｉ: : ::|: :i: :/_,ﾑ::イ:ｌ: : : : :ｌト::,/.｣_:,ハl: : : :|: : ::|:::::｀、 ::::::.＼..‐┐
　　く.:::::::::::::::::::|: : ::ｉ: : 十ﾅ7´ 　 V| ﾊ: : : :八/　 |/´"T: :‐::ｌ: : ::|::::::::｀、::::::::::.＼ﾉ
　　　＼.::::::::/.::l: : ::ｉ: : : |　ｘ:=＝ミ　　',: :/ 　=＝=ミｘｌ: : /: : : :|:::::::::::::. ::::::＼/´
　　　/ ＼/Ｌ: : ｌ: : 八: :〃 'ﾟ :::::ﾊ　　 V　　 ;'ﾟ:::::::ﾊヾ／: : : : :ｌ ::::::::::::::::〉:::::::::〉
　　　　　　ヽ: : ｌ: : : ＼{{　Ｖ:::::　ｉ　　　　ｉ:::::::　ﾘ　}}/: : :/: : :::::-=ﾆ´:::::／: .　　　　　死ぬかと思ったわよ。
　　　　　　　＼ ',: : : : : Ｃつ-‐''ﾟ／/／/／/｀`''Ｃつ /: :／: : :八〔￣＼／: : : : : .
　　　　　　　　|: : ',: : : ｏヽ、／/／/／/／/／/／_／ｏ: : : : /: :ヽｌ　　　　　　　　　　　　あれ人間じゃないでしょ。
　　　　　　　 |: : ∧○: : : ＼　　　　　　　　 ⌒ｱ°: : :/: : : : ヽ
　　　　　　　 ,′/,ハ :、: :｀､ )、　 r～‐～ｰ､　 ,､く/: : :〇: : : : : : :丶　　　　　　　　　　勇者怖い。
　　　　　 /／: : xヘ(＼: :｀､＞､,_￣⌒￣..ィ´ ／: :／: :',: : : : : : : : :＼
　　　　　／: : ／: : : : : i ＼: : Ｖﾍ:l≧　_.｡r≦ィ　イ: :!: : :′: : : : : : : : :＼
.　　　／: : ／: : : : : : :ｉ: : : ＞-ゝﾆﾆ. V .ﾆﾆ.ｱｱﾉﾉ: : :i: : : : : ヽ: : : : : : : : : ヽ
　　／: : ／: : : :／ﾆ≧｡Ⅵ:ｉ|X|ヽ:{ﾆﾆ}:|:{ﾆﾆ= |{｛ /:/_｡r≦ﾆﾆﾆ=_ .: : : : : : : : ヽ
. ／: : ／: : : : : /ﾆﾆﾆ=--＝ﾆ＞≦７::八::{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ_＼: : : : : : : ヽ
: : : ／: : : : : : /　　　 .　　／ﾆﾆﾆﾍ彡'ﾆヾ::>ﾆﾆﾆﾆﾆ＼　　　　｀､　　＼: : : : : : ヽ
-イ: : : : : : : :/　　　ﾚ／ﾆﾆﾆ／　} ﾆ:◇:ﾆ { ＼ﾆﾆﾆﾆ. ＼　／　｀､　　ヾ: : : : : : : ヾ
　ﾉ: : : : : :／　　／　ﾆﾆﾆ／　　 .} ﾆﾆﾆﾆ :{ 　＼ﾆﾆﾆﾆ=＼　　　　＼　ヾ: : : : : : : ヾ

尚からくも生きのこった鮮血のエリザベートはバランとの戦闘で勇者恐怖症を患ったらしい。
808 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 23:09:30 ID:gZcU4OIr: 　　　　　　　　　　　　　　　　　_＿＿＿__　　　　　_＿＿＿＿＿＿＿＿
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　　　　　　　　　　　(＿ﾏ......./／: : : : / : : : : : |: :ﾊ: : : : : ヽ: : ヽ............{　ﾉ　　　　バランが死んだか。
　　　　　　　　　　 (　 ∨／:/: : : : / : : : : : : |: : :|: : : : : :∧ ノ∨....../｀く
　　　　　　　　 (￣ｱ : :/: : : : /: : : : :/: : }: : :}: : : : :ﾊ ∧: :∧.../＼ﾉ　　　　　残りの勇者はいまいちだし面倒なことになったわね。
　　　　　　　　　　　　〈/: : :/: : : : .′: : : /: : /: : :ハ: : |: : }: ∧ : :}./　ノ
.　　　　　　　　　 /: : :/|: : : : :|: : : : : } : /: : /　 | } |: / : }: } : :!⌒＼　　　　　　そうだ。
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.　　　　　　　　　　 ∧ : {人: : : :|斗r七j/　{/　　ｧ=≠ミjﾑ/_/ノ: : ∨.......＼　　　他の勇者たちに発破をかけましょう。
　　　　　　　　　　／...∧八: :＼: :{ jx=≠ミ　}　　　弋rソ〈厶/ >{: : : ∨..........＼
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　　　　　　　　　　　　　　〈　 /:::{:::::::/|:ト､|:::::::/:/ |:::ﾉ::::::::::::l＼　　　　　魔王を討伐した勇者には私の三女である言葉姫を娶らせるわ。
　　　　　　　　　　　　　　　{　{:ｌ:|:|::::厶尖从ノﾚ‐-|/|:::::/::j:::l　＼
　　　　　　　　　　　　＿_　寸从:Vゝﾋrｿ　　芋冬|::/:::/::::}　／ヽ　　魔王を討伐して姫君と結婚する。
　　　　　　　　 r‐／─'"＾ﾉ:|:::::付 '''　　　､　　ゞソY从/ノｲ／　Y´
　　　　　　　r‐ﾉ‐'"r─z─/:r'⌒ヽ、　　　　　 `` }:::|/::)ﾁｱソ⌒　　　これ以上ないほどのサクセスストーリーね。
　　　　　　 /'"　　 |_／　八Y⌒ヽ」＼　　｀` 　 u　ノ＿_/::::::}
　　　　　　ﾚ　／{　　　′|:|:::::::|_人_}＼＿　　イ_}＿}ヽ::::.::|　　　　　　これなら勇者たちもやる気が出るでしょう。
　　　　　　 __,.ｲ‐'"　　　ﾉ''|::::::iＫ　＼　　 :/i:i:i:i:i/::::|ヽ〉:.:::|
　　　　　_,ｲ─'　　 --､／　Ｖ::八ヽ　　 >_/-==i/:::::::|/ |.ﾉﾘ
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　　　　　　ノ　　｀`''く>_ノl{‐ ////////　　　｜‐v⌒ヽ　', V⌒}
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　　　　　　　　)／:: :: :: :: :: :: /:: :: :: :: :: :: :: :: :: ::ヽ:: :/:ﾏｉ:i/:ｉ/
　　　　　　 . : : :/:: :: :: :: :/:: :: :: :: |:: :: :: ::＼ :: ::∨::/∨:i/　　　　　長女が後継者として完成していつでも代替わりができるようになったけど、
.　　　　　 /:: :: :/:: :: :: :: :/ : : :: :: : |:: :: :: :: :: :: :: : ∨::/∨
　　　　　　 /:: :: :/:: :: :: :: :/::.::|:: :: :: ::|::.::_|_______|:: :: : ∨::/〉　　　　　　今それをすると言葉が王女じゃなくなるから、それは保留ね。
　　　　 ∥:: ::/:: :: :: :: :/:: :: |:: :: :: ::／: |:＼ :: |:: :: :: ::V::∧
　　　　　 ∥: :: : : {:: ::／￣::.::.|:: :: :: ::|　斗ャ=ミk:: :: ::.::.|:: :: :.　　　　　言葉には婚約者がいないし、三女なんて他に使い道がないわ。
　　　　　 {/:: :: :: 人 :: :: x==ミk:＼:: ::|　　{ rJ( 　》:: :: ::.|:: :: : .
　　　　　　 |:: :: :: ::.::＼:《 { ｒJ（　　＼|　　乂::ツ从:: ::ﾊ|:: :: :: :.　　　　駒として利用しましょう。
.　　　　　　从:: ::{:: :: .::.::. 乂::ツ　　､　　 , , ,　/:: :: /:: :: :: :: :: .
　　　　　　＼{＼:: :: ::乂 , ,　　　　　　　ノｲ::/〈:: ::|:: :: :: :: ｉ
.　　　　　　　 /:: :: /:: T⌒〈　　　 ,　､　　　√:i:i:i√::.|:: :: :: :: :＼
　　　　　　　/:: :: /:: :: |:i:i:i:{ゎ｡.,　　　　　／:i:i:i:i:i√ : |:: :: :: :: :: ::.＼
.　　　　　　 .:: :: /:: :: : |:i:i:ｉ:∨ / 〕　--　´　√:i:i:i√ :: |:: :: :: :: :|:/⌒ ヽ
　　　　／ : : /:: :: : : |:i:i:i:i ∨:__|　　　　　 √:i:i:i√:: ::.|:: :: :: :: :|'
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勇者バランの死に焦った女王は第三王女の言葉を使ってテコ入れを行う事にした。

女王自身は良かれと思ってやったことであるが、

これが後に伝説の勇者、伊藤誠が誕生してしまう決定的な要因になってしまうのであった。
809 ：名無しさん＠狐板：2024/11/02(土) 23:09:34 ID:GBxNKOpa: まあ、そら戦力の逐次投入なんて実際にやったら悪手もええとこだもんな。
強敵を確実に倒すならちょっと頭のある奴ならそりゃ全戦力ぶっぱするよな。
810 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 23:09:59 ID:gZcU4OIr: 今回の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
811 ：名無しさん＠狐板：2024/11/02(土) 23:11:06 ID:NpIpWKjx: 乙
王女も同じ穴の狢だったな
812 ：名無しさん＠狐板：2024/11/02(土) 23:11:22 ID:/yaY3RBf: 乙
813 ：名無しさん＠狐板：2024/11/02(土) 23:11:58 ID:GBxNKOpa: 乙です。
バランやべえｗｗ　魔王軍の幹部ほとんど一人でやったのかｗｗｗ
814 ：名無しさん＠狐板：2024/11/02(土) 23:12:31 ID:5rcXkCOd: バランさんは南の勇者枠か
815 ：名無しさん＠狐板：2024/11/02(土) 23:14:34 ID:WZwJ8ny9: 乙です
816 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 23:20:15 ID:gZcU4OIr: >>805　誤字修正
×タコ殴りにするという暴挙に出た。→　〇袋叩きにするという暴挙に出た。
817 ：名無しさん＠狐板：2024/11/02(土) 23:27:55 ID:J7WWgTNI: 乙でした
長期的スパンでいうなら時間が経てば経つほど人類有利かな
魔王だの将軍だのって存在は数100年単位かけなきゃ育たないが人類はそうじゃない
818 ：名無しさん＠狐板：2024/11/02(土) 23:30:51 ID:y9lykc6y: 乙
まぁ優秀な人材がキチンと育てればの話だがな
819 ：名無しさん＠狐板：2024/11/02(土) 23:35:08 ID:qUFqCpnJ: 乙
召喚勇者じゃなかったのか
820 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/02(土) 23:46:28 ID:gZcU4OIr: >>819
勇者の伊藤誠は現地人です。
821 ：名無しさん＠狐板：2024/11/03(日) 00:08:15 ID:j2R5i4JE: 名字あるのがなんか違和感あったんだよね
822 ：名無しさん＠狐板：2024/11/03(日) 00:24:09 ID:yy5TlJTF: バランはフリーレンの南の勇者枠か
823 ：名無しさん＠狐板：2024/11/03(日) 08:28:22 ID:2kSGaRoD: 乙です

これバランとアバン一行がほぼ相打ちで魔王軍全滅させて
誠が労せずして美味しいとこ攫っていくパターンかな
824 ：名無しさん＠狐板：2024/11/03(日) 08:38:17 ID:fgzERxAg: 姫をダシに魔王退治か…ライブアライブのアリシア姫みたいにならないよな
825 ：名無しさん＠狐板：2024/11/03(日) 12:17:45 ID:ChNEn25q: 誠というトロフィーをめぐって女神たちが暴走するオチじゃね？
前世で手に入れられなかった、この世界で一番優秀な男だぜ
826 ：名無しさん＠狐板：2024/11/03(日) 14:08:13 ID:TzZabj7M: 普通ならそんなのあり得ないがあの女神共だとなぁ…
827 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/03(日) 16:36:08 ID:Z4ThO5VI: ――神暦４４０５年

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ヽ:::人ﾞ)`｀ﾞ‐ `　/=＝ｨﾉヽﾉ} ＼　}　j;;;;;ヽヽﾉ-　_ノ;;`i´￣｀ヽ＾　ｰ､ﾞ_`三'ﾉ　　　　　　いいぞ！
／ｿ､::}ﾞﾍ　　　/　ヾ;//イ¨〉ﾍ　ヽ!､ﾉ;;;;;;／　　イノ;;;;;}　　　 `ｰ`-―-'､＞―‐--
{　　ヾ､　｀＞ゞﾆ彡'｀ヽ:.:i;;;;|　＜i_ `／　　　/;;;;;;;;;;;;;ｉ　　　／ヽ　　/´　　　　　　　　やってやるか！
l　　　　＼　　／´ヽ.　　ﾞ.:|;;;|　「....」'´　　　 /;／７┐;}_,ゝ､　　　　´　　　　　　,. -
＞ｲ＾ヽ.__　ヽｲ　　／ヽ. ノﾍ;;|　 /)　　　／rヘi´/ ７､'´￣`llーr―r┬rt‐‐ ´
":. ' .／ "L/`|）〈__⌒`　〃`ヽ },ﾊ.　　／;;;;〈｀ｰ`ゝ'ノﾉ;';';'Y;';||;';'j:.:.:.|;';ヾiく;';';＼
　 ."　／´_ ）７' ／　　／´　　｀ヽ.〉／;;;;;;;／`7､＿/;';';';';';'};'||/;{:.:.:ﾉ;';';';ｉ|;'};';'イ
　　　´　/ｰ' r'／　／　　　　　∠｀ヽ_ ／　. '　／;';';';'／ |;';'||;';'f＝ﾞi;';';'||;'}′|＿
　　　ノ　　 |'　　／､　　　　　/　ヽ／　　　／ﾍ;';';／　　};';'||;';'|:.:.:.:|;';';||;'}　´

　　　　　　　　　　　　　モブ勇者たち

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　　　　　 /:.:.:.:.:.::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　/: : : : : : ::::i: ::::ﾊ:: :::::::: : :::ﾄ:::::::: : i: : :::::::::::ヽ
　　　　 /: : /: /: ::::::|:::/　.V::ﾄ::::::: :::| ＼::: :V: : :::::::::::|
　　　　 |: :/: /: :/:::::|/ _ノ .V|ヾ:::::::::| 　 ∨::i::::::::::::::::::}
　　　　　ﾚ.|:.::::|:::i:::::/|　　､ﾊi　＼::::|｀^ｰV::ﾄ::::::::::::::::ヽ　　　　　ほう、魔王を倒した勇者には褒美として言葉姫を娶らせるか。
.　　　　　 |::::::|:::l::/|::ﾚ'¨￣ヽ　　　ヾ| .ｨｧiｭVﾊ::::::::::::::::ﾊ
　　　　　 |::::::|:::K .V　ｨTj.}　　　　　 { J i ' ﾊ::::::::::::ﾄ;;ゝ　　　　いいね。
　　　　　　　|::::∧:r-､. ┴‐┴　　　　　￣￣　i .ﾋ V:ﾊ::::i::＞
　　　　　　　|::/　|:|ﾚヽ　　　　　　i 　　　､　　レｲ/'ﾘ::::::＞　　　やる気になってきたよ！
　　　　　　　ヾ.　 | ヽ∧ 　　＿　　.. -イ　　.r‐ム::ﾊ／
　　　　　　　　　　V:::/ ヽ､　　｀ー‐‐ ´　／'´
　　　　　　　　　　ヾi　　}＞　　　　　, イ
　　　　　　　　　　　　　　　　 | ｀ - ´_ -┴┐
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　　　　　　　　　　　　　　 / /:::::入　　 ./::::::::::|""＼
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:::::::::::::::::::/　|/　　　　　　　　　　ﾞ　ヽｿ　　　　　　なあに、要は俺が魔王を討伐したと認めさせればいいだけだ。
:::::::::::::::::∧　　　　　　　　　　　　　　　＼
:::::::∧:::/　｀ｰ　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　それなら、方法はいくらでもあるさ。
:::::/　∨　　　　　　　　`ｰ=ニﾌ /
／ﾍ　　　　　　　　　　　　　　 , '
＼　＼　　　　　＿　　　　 /
　＼　＼　　　 /　　｀　ー - ′
　　　＼　＼__ /
　　　　　￣＼＼

女王の発表はその思惑通り多くの勇者たちを奮起させるカンフル剤となった。

しかし、すべての勇者がそれを快く受け取ったわけではなかった。
828 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/03(日) 16:53:38 ID:Z4ThO5VI
829 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/03(日) 16:54:17 ID:Z4ThO5VI: ttps://www.youtube.com/watch?v=438MFLNDnvc

　　　　　　　　　　　　　　 { ,ﾍ Y {　｀!^ i 　　　l´ 　　i.ﾄ.入ﾘﾉﾒﾒﾉ
　　　　　　　　　　　　　　人.ﾘﾉ∧ ﾉ　､.　　ノ　　　 !;〈≧≪<-<
　　　　　　　　　　　　　　　＞<- ｀.‐.　　￣.　　　　 ;ｉ_,.．-‐丶ヽ
　　　　　　　　　　 Y´_,.．-‐―丶-‐'''゛゛ ~ ~"‐ ' - ,,__, -｀ｿ
　　　　　　　　　　　　　　　込' - ,,__,.．-｀: : : : : : : : : : : : : :lljlljlj: : ―- -　、
　　　　　 _,-‐'ヽ　　　　　　／ljljlljljjljlljlj､ : : : : : : : : : : : : : : : : :l: : : : : : : 　:ー、
.　　　ノ: : : : : ト､.　　　／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :l: : : : : : : : : : : : ｀　　　ﾁｬｯ
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　　　　　　　　 //　　　　　　　　　　　　il| 　＼　　　_　　-　　　　　　　　__　　_.＼　＼.: : : : : :s｡,____.--=ﾆ二
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　　　　　 ///　　　　　　　　　　　　. i|　　　　　　ヽ ''"~＼　　　　,｡ｬ'´: : ＼＿/ ＼　＼＼ ┴‐┴─┬── くｲ￣.ﾆ二
　　　　///　　　　　　　　　　　　　 .i|　　　　　　　　　　＼＼'´: : : __: --,｡ 'く: : :.＼丶＼　　　　　　､ `　､ `─‐┘
　　　.///　　　　　　　　　　　　　　.i|　　　　　　　　　　 r==/: : : : : : : : ,｡ '´　 /:＼:.＼＼.: : ヽ　　　､ `　､ `
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　 .///　　　　　　　　　　　　　　　i|　　　　　　　＼＼＼＼ :_,｡ｬ'´　　　　　　l l　／＼＼.: : :､ `　､ `
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 f¨¨　　 ,｡ｬ'´　　　　　　　　　 Lィ.＼　　＼　`　､ `
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　ﾍ　　　　　　＼＼　　　　　＼＼.　､ `
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　.l　　　　　　　　　＼＼　　＼　`
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀¨　　　　　　　　　　　 .＼＼
830 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/03(日) 16:54:51 ID:Z4ThO5VI: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|!│￣二彳￣＾ｲ「│ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾍ
|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l’│_/ン´　　　　lｌ │ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽ
|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　丿　リﾉ　　　　　彳亅ｕｮ_ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆゝ
|　　　　　　　,,／' 、　　　　　　　_,..-一‐‐’　jﾍl´　　　　　彳ﾉ/冫ﾞっ_ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ'、
!　　　　 _..ｨ'l!ﾆﾆﾆﾆｰ､　　　_.--''"ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∩　　　　　　　　!' ./｛_ﾉﾉ＼ﾆﾆﾆﾆﾆ'、
!　　　　/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾞヽ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆl　　　　 /"　　 ┘│ﾉl!「　　＼_ﾆﾆﾆﾆゝ
!　　　/'ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾞ'l　,- ,/ﾉ　　　　 |ﾆ|　|!|　　　　ﾞゝﾆﾆﾆﾆ'、
!　　ｌ"ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾝ「ソ/　　　　丿ﾆﾆ1彳　　　　　＼ﾆﾆﾆ1　　　　ぎゃあああーーー！！
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　　　　　　　　　　　　　　モブ十二魔将

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勇者アバンは十二魔将の一人を討伐した。
831 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/03(日) 17:05:14 ID:Z4ThO5VI: 　　　　　/::::::::::::.／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::ヽ
　　　　　 ,::ｌ:::::::::／:::::::::::::::ｌ::::::::::::::::::::::;::::::|!::::::ﾊ:::::::::ﾍ
　　　　　 ,::::::::::::::::::::::::::::::/|:::::::::::::::::::|::::::::ﾊ:::::|:::|::::::::::ﾍ
　　　　　 ,::::|/::::::::::::::::::::/　l::::::l::::::::::;ﾊ:::::/ |:::::|::::|::,、:::::|
　　　　　,':::::|:::::|::::l:::::::./　　l:::::|::::::::::| |::/　 |､::|::::Kﾛ>:::::|
　　　　 ,::::::::|:::::|::::l＼:;{z─‐ﾐ::ヽ::::::/_,ﾘ‐─,!:/|::::トV::::::::|
　　　　/::::::::|:::::l:::::kｴ行芯ﾄゝ`'レ'　.ｲ芯圷ﾐﾄﾘ:::::|::::ｵ:::::|
　　　 ,ｲ:::::::|:::::ﾄ::::|、乂/ｿ　　　　　込/ｿ　/:::/|::/|::::::|　　　　アバンさん、やりましたね。
　　　 .|:::::::|:::::|::::ヽゝ　　　　　　　　　 /イ::::l:'::,|::::::|
　　　　从::::|:::::|:::::::::|:、　　　　 '　　　　　　 .'::::::|:::/:|::リ　　　　これで残る十二魔将は鮮血のエリザベートだけです。
　　　　　 ;ソ:!;:::ﾄ::::::::|:へ　　　、　 _,　　　　, ':|:::/::/:::,'|/
　　　　　ヽ::ヾ::`,::l::::ァ>､　　￣　　　,..::ヽ::ﾚ::|ｲノ,∥
　　　　　　　　`ｿy::::l {/:::}　＞　- 　＜ヽ У::ﾘ:::ﾘ ;ン
　　　　　　　　　, riヽゝヽ二=≧三≦=二|'ﾍへ_
　　　　 _,　- '　ノ三ﾆヽー三三i i三三ー_仁≧`ﾄ- -　、
　　　 , '　　　, 仁三三ﾆ.≧-=_ﾌﾋ_=-≦仁三三ゝ　　　`、
　　　 ,'　　　人ニ三三三,'ヽУ⌒ ヽ、`仁三三二|　　　|
　　　ト、＿∥二三三三／/ >У⌒ヽ }.狂三三二|,,＿_,,|
　　　 l:::::::::::仁三三三≦（（ (´＠）ﾉ !　）＞三三ニ|:::::::::.|
　　　.|:::::::::::|ニ三三三＼. ｿ辷匕、ﾉノ/三三三ﾆﾘ:::::::::.|
　　　 l:::::::::::|ニ三三三≧　`ヽ'　ン , '≦三三三ﾆ}::::::::./

　　　　　　　　　　　　　　　　　,._　　 _ _　　 .i^!
　　　　　　　　　　　　　,.ｨ≦⌒ヽ Y´/ ＜≧x乂
　　　　　　　　　､rｫ .／: : : : : : : :ヾ' : : : : : : ∧
　　　　　　　　　乂r': : : : : : : __: : :__: : : : : : :.∧ .「!
　　　　　　　　　　　l ! : : : : γヾY''≧､: : : : : : : !_メ
　　　　　　　　　 !:i: : :! i: :!´　　　lj ! :､:l: : : :.:!
　　　　　　　　　,.ｨ=yi! : ,' ﾉ:ﾉ　　 , ,　 .ⅥVv圦:l,y＝x　　　　　その通りですが、エリザベートが問題です。
.　　　　　　 Yｨ≦ﾐ,.イ三⊇=-､,_,,,,_,.ｨ=千X､入{{の｝}
　　　　　　｀6入ゝｨ´;;〃.{!o　　　}￣{!o　　 .}込ゝ-ｼﾉ　　　　　彼女はあれ以来、前線に出ていないようです。
.　　　　　　　 ≧,';;;;;;-─<､cっ　ﾉ　ヽ cっ.ノ! ﾙr⌒Y_
.　　　　　 /77:{;;;;;;ｰ─〈ll!.ー '　ー　￣.i,_入入_ｦ;｝立ｫ
.　　　　　＞ｰゝ;;;;;;;F=ﾉ,ﾍ　u　　　　　 .}::::::::>ｰ＜i !l:ﾄヽ
.　　　　r=i´;;;;;;;;;;;ﾐ;;/¨´:::::::圦　～～～ .ﾉ:::::::::::::::}::::i」i」ｶ｀ゝ
　　　　i: : ＼;;;;;;;;;;ﾉ!:::::::::::::::::::丶　　　　,ｲc/⌒v'7 !::/／_,>
.　　　　!: : : :＼／-!:::::::::::::::::::::::::｀ー‐.'.::c､!.○ Ⅶ !::::::::∧
　ｉ　{　.＞― '　　 .!:::::::::::::::::::::::::::::○:::::､_」　　 L,::!:::::::::::::}
　ヽゝ　　　　　　 .l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼_∩_／::!::::::::／

　　　　　　　　__,,,.....,,,,__
　　　_,. -''""　　　　　　｀ヽ､r'⌒L
　,. '"　　　　　　___　　 ___ノi ヽ/ 」
　lく＼「'l-､r__ﾆ..-─-rゝ､_ﾉ__ｲ__,.>
　ゝ,.＞'"￣　___　i　　　｀ヽ、>ﾝ」
　(ｲ　,' i　ｲrfｰ-!,」ﾊ　i　,　i　|　　　　魔法ギルドが魔王軍に潜入させたスパイからも
　 |　 Lﾊ_」ﾊ__rﾉ　　!,r-f ﾊ_」
　.|　　i ﾊi "" 　　　　ﾋﾊi l |　　　　　鮮血のエリザベートは姿を隠していると報告されているわ。
　|　　 | i　|､　　ー　　人 |
　|　i　.| .|　|＞､...,,,. イ　|　|
. |　/　!　i　|７ゝ_Yｲ､_|　|　|
..|　ﾊ/ゝ　ﾝイ　i　：　i|　|　|
.|　γ　(/ヽ rｲ .| 　!　.|ゝンi
|　,'　　　　.,'____ | 　:　[＞<} i
|/　　　　 /　|ll| |　 :　 .（/ﾝ iﾊ
832 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/03(日) 17:15:31 ID:Z4ThO5VI: 　　　　　　　_,,.ｨ ≦- ￣　､ヽ、 ,r '　￣￣　≧
　　　 ,,,..ｨ=´　　　　　ヾヽ　ヽ,i! /／-≦三Ξ
　　／,ｨ'　　　　　　　　　　 ;　　　　　￣
　 /´　　　　　　　,ｨ　　　　__　　　 __　､､ヽ、ミ
. / //　　　/　ｨ // il　il l ll!l!lﾍ ,//込　i i ヽヾ
. !// / ///　/ // /i　!l i |ヾヽ.Y///ｸ､ i iヾ、＼
..!/ / / //ﾉ/ ,' l　,! |　l! ! !-───-￤l l、ﾍ
..i l ! i! i!,'// /　! /! l　i! l l!　　　　　 ∨!l',　ﾍ
. !l ! ,≠ !/ ,'/ // .!/,/! /l.! 　　　　　　ヾ小.　ﾍ
_,≧_ｚク　///,/　/,/l!|/. ﾘ　　　　　　 Nキ　ﾍ
≧=シ／ /-,行=＝≠＝-､、_＿__ ,,ｨz=＝≒＝ ∨　　それは面倒な事ですね。
Y,ｨ＝ﾗ／歪Y´≧＝＝==-､ヾ=≡ｲ',ｨ-=＝＝≦
{/〃三}｝}个《　、 Yﾟrｚ｝　/ｨ};}. ｛{ ヽ_｛rｪろY　　　　　それにしても魔王軍にスパイを潜入させていたとは思いませんでした。
{i l l l!;f,'//,' iﾍ、　￣￣-=彡ｌ! 　ﾄミ=-￣￣
込ニｼ//ﾉ,'ｨ|､ヽ､_　　　 _,,.zメ.　　Xz_　　　 _,
＞=-巛///ｨ!ﾍ　　￣￣.　　　＿__　　￣￣
,ｨ＝- ､ヾミﾐ|　l!.　　　　　　￣
.//⌒込　∨ .ﾉﾍ　　　　　 r──-,
l .! .l!i!Y;｝ ,}'　,!iliiﾍ　　　　　　￣￣
ﾍﾍ入込!/　./!/!il|丶　　　　￣　　　　　 ,ｲl!
込入_ソ'　 ///!/!!　丶　　　　　　　／ililil
≧二三_／､/ｼﾉﾉ!　　　＼　　　　　 .／ilililili,!'
ｨ＜￣≦＜ニニ-!　　　　ヘ　_＿__,.ｨ'ililililililiY:.:.
　　　　　　　ヽ┬;ﾄ<＿＿＿__ヾilililililililililililili/:.:.:.

　　　　　　　　　__,,,,,,,＿,,, --─ー─-----,,,　　　/ `'7
　r---,,,,,- ,,／　　　　　　,,　　　　　　,　　　　＼_/r''~ ヽ
　 i　　.i'　,'　　　　;　　　　　ヽ, 　／ ,, ''　　　 ,v-- , /
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　／　レ''　,, ''　　 ''　　　 /　　ﾊ ;;　'　　　ヽ`''''''’　.ノヽ
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　／/, '',　　／／　／/　＿,/, !/　' | ＿　! `iｰ .,ヽ　`i
　i　ﾉ　　　,/ ,' `'-''"ﾉ'',／::::::!`　　　　'i :::::!`,　iヽi ヽi／　　　　この程度の事は驚くに値しないわ。
　.Y　_,,-,r'i :/　　／,;λ:::::::::|　　　　　|::::::i i ソ　 ./
　i ／ ,;'　 'i;　 , ''　,/'i ;i,` ー"　　　　､ ` " ,,!ヽ／　　　　　　　それに魔王軍だって王国にスパイを送り込んでいるのよ。
　ﾘﾉ /　　 ,l／　〃 i　 i""　　　　　　　　人 ';ヽ,
　/..:　　／/ 　 ./　// ノ,, 　　　　　, 　 ,. '"iiヽ ' , ＼　　　　　　諜報活動だって立派な情報戦だわ。
./　　／ ,/　　./　//,-l::::::`''--,　--r '";; ;; ﾉ; ;ヽ, ヽ,ヽ,
i　i / 　,　　　/　//ヽヽ,　／;;;;;lヽ,;;;;ヽ;;;;/;　; ヽ　.i　'i,
!　ﾘ　 / 　　,'　,' /!,　＼ `'-ヘ,;;;;! i,;;;;;;ヽ//　;　; ,　;　 'i,
!　i　 / 　　 i　i　i<',,　　ヽ,　ヽヽ,i　'i;;;／/i　 ;　レ,',　　,i
i　 i　i　　　,i,　i　|　<,ヽ,,　 `''７つ ,V ,;'　i　 :;　 / /　　i
'i　 V i　　 i i　i　i　　 '''7　r i'　　／ ,'　　i　;　 / /　　 i

　　 _,,....,,_
-''":::::::::::::｀''::..､
ヽ:::::::::::::::::::::::::::｀'::.､
　|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ
　|::::ﾉ　　　ヽ､ヽr-r'"´　　（__
_,.!イ_　　_,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7
::::::rｰ''7ｺ-‐'"´　　 ;　 ',　｀ヽ/｀7　　　　うちが送っているスパイは魔女になりたての者だよ。
r-'ｧ'"´/　 /!　ﾊ　ハ　 !　　iヾ_ﾉ
!イ´ ,' |　/__,.!/　V　､!__ﾊ　 ,'　,ゝ　　　　長年生きている魔女は強大な魔力を持っていて
`! 　!/ﾚi　━━　　　━ ﾚ'i　 .ﾉ
,'　ﾉ　 !'"　　 ______　 "' i .ﾚ'　　　　　　魔王軍では悪目立ちしてしまうから、スパイに向いていないし、
　（　　,ﾊ　u 　 !______i　　人!
,.ﾍ,）､　　）＞,､.,______,. イ　ハ　　　　　　そもそもそんな魔女をスパイに使うのはもったいないからな。
　（　）',.イ　ヽ､__ﾉ「ヽ.レ'ヽノ
　ﾉヽ/　　';::ヽ､/iヽﾉ::i　Y
　　ri　　　!:::::::`ｰ┘:::!　i
　 ./ヽｰ-,ｲ:::::::::::::::::::::!ﾝi
833 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/03(日) 17:36:47 ID:Z4ThO5VI: 　　　　　 ′　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }　∨∧ ∨
.　　　　ｉ{　　　　　　　 _,,.　 -‐- ミ__　　　i ､____ ノ　 }　　,　,
　　　从　　 ,.｡s≦　　　　　　 'ﾞ⌒`' ､_乂　　　ﾉ　 .}　}
　　　　　_≫''" -‐‐- ミ　　　 /　　　　ﾞ'く ⌒｀`'*´,　　ﾉ ,ﾉ
.　　　　ｱﾞ　　i::::::::::::::,:::::`' ､____,,.　-‐==‐ミj}　　　　　`'くイ
　　　　{⌒` ､|:::::::::::/:::::,ﾟ :::,ﾟ::::/^ｉ､:/　il:::,'｛_____,.｡s≦`,ニV
　　　人二ﾆi|::::::::::ﾟ::::::lｉ:::::lｉ::/　Ｌi＼,jｌ/::::::::::;::::|_ｉ::::::::il二}
　　　 ⌒＼ﾆi{:::::::::lｉ::::::l|:::::l| ｧ午劣ミ｀{ｉ:::::::::/'ﾞ´j::|::::::::lｌ_ノ
　　　　　　｀i{:::::::::li::::::::ﾞ⌒「　辷ン　　ｰ=彡斧ﾐﾉ::::::,ﾉ　　　勇者バランの一件から分かるように下手に目立てば
　　　　　　　j{:::::::::lｉ::::::::::::::l|　　　　　　　炒小¨´
.　　　　　　 j{::::::::::lｉ::::::::::::::l|　　　　　　　 ,　　,i{i:::i　　　　　魔王軍に対策されて集中攻撃を受ける事になります。
　　　　　 .:::::::::::::lｉ::::::::::::::l{　　　　　　　　　斤:::|
　　　　　 /:::::::::::::八::::::::::::::ﾟ,ト　　／｀ヽ　.イ::iｌ::::|　　　　　それに王国に潜入している魔族のスパイ対策もあるから、
.　　　　 /:::::::::::::/7沁､:::::::::::ﾟ,　〕rくノ` , i八:|:::iｌ::::|
　　　　/:::::::::::::/jI斗く^＼:::::::ﾟ,＼li　iﾞ　/⌒Vﾑ:::iｌ::::|　　　　　魔王軍だけでなく王国でも目立たないように振る舞わないといけません。
.　　　/:::::::::_ア゛　　＼ヽ :::ﾟ,　li　L/　／　}ﾑjｌ::::|
　　 /:::::::: ｱﾞ　　　　　＼i}:_j},八　 ¨´ｰ 'ﾞ/`'7､::ﾉjI斗┓
　　 ::::::::::/　　　　　　　　「二)_)ﾆ沁､　　　 {､〈ニ)_)ニニ|
　　 :::::::/　　　　　　　　 L／7::`ヽ心,　　 {_{＼´::`i ､_ノ
　　 ::::/　　　　　　　　　　　　{::::::::::∨沁,　 }_}　＼ﾉ、
.　　 /　　　　　　　　　　乂::::::_j}_{_{ﾑﾉﾉ　　　丶＼
　　　　　　　　　　　　　　〈二ミ)_)=}_}ﾆ{_{　　　　　Ｖヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 L彡'＾'く{_{ニ}_}　　　　 ∨∧
　　　､　　　　　　　　　　　　　　7::::::::::}_}ﾆ{_{　　　　　 Ⅵj}
　　､　＼　　　　　　　　　　　 {:::::::::::{_{ニ}_}　　　　　　 W
　　:::＼　＼　　　　　　　　人::::::::::}_}ﾆ{_{ 　　　　　 }i

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,r≠ーﾐ::、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,.．-:::―‐ (-..､.　　jﾉ
　　　　　　　　　　　　　 ,｡::´:::::::::::::::::::::.::::::::::::｀丶
　　　　　　　　　　　／::／::;r::::／:::::::::::/:::::::::Y:::::ヽ
　　　　　　　　　　　　 /..::/::::::/:::/::::::::::/::::j:::::::::::::V:::,..ﾍ
　　　　　　　　　　　　　/ :::::::::::::':::/::::::::::::j:::::ｲ:::::i:::::::１::1:::::、
　　　　　　　　　　 ':::::::::::::::f:::j::::::::l :::ｲ:::l斗::,!::::::lx};::|:::::１
　　　　　　　　　　　 j ::::::::::::::i::::|:::i::::{:::/|::{_ |:ｲ::::;::7_!|:j、::::|
.　　　　　　 √＞､,___|:::::::::j:::::{::::1::i:::::Y,イ芥　}::ﾉ:/RiY/::::::}
　　　　　　 .ij/////X|:i:::::::|::::;1::::Vﾍ::::《ﾏ'ﾟリ / 'ﾞ　iJ'〃ﾒiｿ　　　　勇者バランのように魔王軍から組織的に狙われるのは拙いです。
　　　　　　 jj//// ／{:i::::::1::ｱ|::::::::i::ﾍ:{ ,,,｀¨　　　 , '''{:Y::!
　　　　　 ∥//／// 1k:::::V^'1:::::::{:::|　,　　　　　　 }::l::|　　　　　こそこそやるしかないですね。
.　　　　 ∥／///// Yﾄ:::::'､:;;i:::::::１:1 ｕ　　　 σ　.ｲ::j:j
.　　　　 ∥/////／//`匁:::ﾄ;;1::::::::i::lヽ､　　 .r''ﾆく;;::/l:}
　　　　 ∥///／/////／/` .YW:::::k１　 jrュ7ノﾆrへﾘ
　　　　 ∥/／/////／/////_,/乂V{ヾ‐-h'ヾ{ニニﾆ'^'!
　　　　 ∥ｲ/////／///,｡‐＜ﾆﾆ丶..ヾfﾆﾆ＝i１ﾆﾆﾆi{ﾝ
　　　 ∥ ////／/////　　　ヽニﾆヽ{ニニﾆ{iﾔニニ}
　　　 ∥///／/////∥　　　　　V_ﾉ^~>ー-=ﾍ〉=ﾐ､リ
　　 ∥｀` ＜j////／l{　　　　 .! L.ィ二ニﾆリ∥ﾆﾐ》
　　 √ ＼///｀ﾞ＜///1　　　　 i }ニニニニ//ﾆﾆﾑ
　　√ ///Y/////＼/ﾊ　　　_,....,_Yニニニf//ニﾆ.ﾊﾆ,
　 √/////}///////ヾiﾍ／..:..:..:..∨ﾆニ{ｲ/ニニ/.ｉ.)=!

　 {/,/ i ,ｼ　/　//! i! 　　 i　 i　 i ､l l i　　　 i i i i!
　ﾊri|　!/ ./　// i ./　　　入　!､入入入　､　! ! ! !
-=シ／ ./　/ '＿!/　　　　　＼!＼＼＼＼＼!i i i　,.ノ
　,γγﾍ =r´￣二ニﾍ＿_,ｨ=＝＝=､、丶＼ヾｨ‐､＝´、
　{ { { { (} ､i!　´.｛iﾄ_ﾉ　｝テ{i.　´!¨打= ヾ､ｼ!i!i'γ⌒ヾ、ヽ
. 入ヾ入ソ人_.　￣　ﾉﾉ .|! 　｀＝ﾟ' ノ.}/ :ﾄ{ { {{()｝｝}l l |　　　　　つまり私たちがやったことは可能な限り表沙汰にせずに、
　＞‐一＜ili i￣　￣´,　ゝ、　　　.ノ　 |ﾄヾ､入ｼﾉﾉﾉ
　/ /⌒/ヾ､ﾉ l　　　　ヽ　　　　￣　　　　ﾉ!lil>ｰ一＜ <　　　　　周囲には凡庸な勇者を装うわけですね。
　! i｛｛{{ilili}｝ﾉ/l　　　　ー一　　　　　 .／lilγ/⌒､ヾ､ilY
　l 入入ソノ//ヘ　　　　ー　　　　　／　.!i｛ { {{{{ )) }ilili
-入ニ三シノr'¨´ lヘ　　　　　／　　　!､入ヾ､ｿﾉｼ::! _ｨ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そうなります」＞パチュリー
::::::::::::::::::{:: /､ヽ､.ﾉ　丶　　　イ;;'´ 　　 |ノヽニﾆ/:::::;:ﾊ r'
:::::::::::::::::ゝ/　ヽ_ﾆr'｀ﾆ- ＝≦≡'-‐ ' ¨ ´＞イノ:::::::::/::::i!l
::::::::::::::::::::Y　　　　|　i￣＝＝＝‐　' ¨ ´　／:::::::::::::/::::://
834 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/03(日) 17:50:47 ID:Z4ThO5VI: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : :: : : :　:
:::::::::::::::::::: :: : : :: : :: :　　　_,,.. ---─--,. -‐- ､_
::::::::: :: : :　:　 .r'￣＞''"´　　　　　　　 '"´｀ヽ.　Y､
::::::: : : : :　　「｀Y´　　　　　　　　　　ﾄ､.,__,.ﾉ　i ｀ヽ,_／i｀ヽ､_
::: :: : 　　　ノ⌒ヾ､_,.-､.,__,ゝ'´￣｀ヽ､_,ゝ､.,___,,.ノｒ‐ｧ'　　|／　!
:: : 　　　i⌒ヽ､__／ヽ､.,_ノ´⌒ヽ､ｒ-'､　　 7ｰ-､　|/　 -‐ヽ､　/
: 　　　　ヽ､_!/　　　 /　/　 ,　　　　ヽ-､」_____/-ﾄ､,________!／
　　　　　　.i　/ 　ﾊ-十 /|　 /|　　､　　｀ヽ.!　ヽｰ-､ﾍ_」
　　　　　　　|　i 　 /ｒ-r-=､.|_/　|. _ﾄ､ ! 　i　　　Yヽ､___/ヽ.
　　　　　　　Lﾍ.__,ﾊ　 !　c!　　　L_」二L_ﾊ　　　i　　｀ヽ.__i　　　『敵を欺く前に、まず味方から』という言葉もあります。
　　　　　　　　　 /7,,` `'''´　　　´ i　 'cヽ!　 ,ﾊ|　　　 |ノ
　　　　　　　　　./ .!　　　　　　　`'ー''´レ'　i.　　　　 |　　　　卑怯ですが戦争とは騙し合いです。
　　　　　　　　 /　ﾉヽ.　　　　　　　　""//　 |　　 i　　|
　　　　　　　　,' 　 i　　＼　｀　　　　_,.イ./ 　 |　　 l　　|　　　　騙された方が悪いんです。
　　　　　　　　i　　　　　 i'｀7ｧ-r‐　7´/　,'　　 .|　　 l　　|
　　　　　　　　ヽ､　i　　./ｲヽ､!__／!7　　　　　!　　 !　　!
　　　　　　　　く__〉ｰｧ'´ /|ﾍ/-:､　　|　　　　　,ﾊ.､　|　　',
　　　　　　　　,!く7´|　 rY　/ / iヽ.,ハ　i 　 ,ｲ　　｀ヽ.　〉
　　　　　　　rく__,.ﾍﾊ　i7　/ ,'　i　i7　「二7＜]　　　　 Y
　　　　　　　ヽr-､,.ﾍ､r/ / .,'　 !　|」 /　ハ| 　　　　　　 !ゝ､
　　　　　　　　｀7⌒'ｰ'i ,'　 i　 l　 Yﾍ_ｒﾍ._」　　　ヽ, 　ヽ､7

　　　　　　　　　　　　　　　　＿_
.　　　　　　　　　＿＿∠￣￣｀ヽ
　　　　　　　 _ - ~::::::::::::::::::::~ ‐ _ く
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.　　　　　|::::::::::::::::|:::/:::::|::::::::::|::::ﾍ::::::::::::ヽ　　　　　　　　　　　　　パチュリーさん、ちょっと黒いですね。
.　　　　　|::::::::::::::::|:::|―从::::::ﾊ―ﾊ:::::::ﾍ::ﾊ
.　　　　　|::::::::::::::::|┬‐┬::V:::┬┬:l:o8o|ヾ}
　　　　 V:::::::::::: |::|;;;;;;｣::::::::::::|;;;;j:::|::::: /　　　　　　＿　　　　　　　　　　　　　　　　　　「これは戦争よ」＞パチュリー
　　　　　　V:::ﾍ:::::|￣￣￣　'　￣ /}:::://≧s｡__｡s≦//∧
.　　　　　　Ｖ::ﾍ:::|　　　{￣ﾌ　　 /ｲ::/ .//////////// ∧
.　　　　　　ヾ::ﾍ:|＞　　__　　＜::::::/ .////////////// ∧　　　あっ、はい。
　　　　　　ｧ―≦ﾆﾆ乂　ﾚﾆ}h／}::/ .//////////////// ∧
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　ｒ‐‐ 、　　　　　　　　　　　　　　　 l.: .: l.: .: .: ./.: / l/ 　　　　＼癶:_＼.: ゝ、
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　　＼　　ヽ　 ,- 、　　　　　　　　　 _上:lンイ彳￣￣￣ｌ''ﾆﾆ!　￣￣|ｌ./⌒t;く
　　　　　　ｌ./　　!　　　　　　　　／ン下〉ヽｌl　　　　 .l　 |!| 　　　 /.:,.ｨ癶/丿　　パチュリーさんの言っている通りですね。
　　　　　|　ヽ　　|　　　　　　　　 |.:ｲ.: こ｝ﾝﾉへゝ＿＿ /　　｛`''―'' l.:lシ‐='く
　　　／ン‐''''＼│　　　　　　　　ヽヽ -‐'ン│　￣￣　＿ ''´__　　 .l.:∨Yぃ| l　　　こちらの情報流出は可能な限り避けましょう。
　　　ﾉ　....-― ､ヽ 1　　　　　　　　　广二..辷!、. 　　　/------.l　 /ﾍゝﾞー'ン
　　　| ..--― ､ Y 　', 　　　　　　　　{.: {.: １|ｿ!./＼　　〈´￣￣｀ノ　/''''゛''￣＾　　　　　そういう意味では遭遇した魔族は口封じを兼ねて
　　　1　　　　 ∨　丿　　　　　　　　ﾞ-`ｰ彡―'"| ヽ　`　ニ''　 _ i
　　　│　－‐"　　│　　　　　　　　　　　　　　 /`ｰ--ヽ,,＿__,.-　へ　　　　　　　　　　討伐するのが望ましいです。
　　　ヽ　　　　　　/　　　　　　　　　　　___,,,,.... l.　　〇　　　 l 　　　ｌ-----....................,,_
　　　　 1　　　　_ｲ　　　　　 __,,..-‐'_二....-‐'''" ﾞ''‐ ､__　　　│_,,....-'"－‐''''''''''''''''ー-....こl.._
　　　　ﾉ(‐　　／１　　　 ,ノ―''''"´: : : : : : : : : : : : : : :￣￣￣: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
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　　　/ 　　　　　　!　／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 〇: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : l
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835 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/03(日) 18:01:19 ID:Z4ThO5VI: 　　/:::::,､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{　　　　 λnく　　　ノ
.　/::／　`ｰ´￣￣/:::::::,. -‐=一'　〉　　 ,r‐仆ﾊ-‐　ハ
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　　　　　　　　　{　 , -‐=＝'￣::::::::::::ィ⌒i,.ィ升‐- 冫一' 八::::::::::::::::::｀ヽ
　　　　　　 x≦三:::::::::::f⌒Y ‐- ヒ升一' 孑廾ト､　　＼￣了:::::::::::::::＼
　　　　 x≦三／´￣`一' 　,.斗匕　{ﾍ　　　ﾉ .} ｝ ∨.　　ハ　 `ｰz:::::::::::::ﾉ
　　　／::::::::::::::冫/´￣　　{/.ﾉﾙ' ＼ {　}八 / ≠=ｚz､　｝　　｝ミ -'::::::::::／
　／::::::::::｛´￣　{　　,　　 | / ,斗七爪　　′{::::{ｨ从　.}　　 }ヾ孑:::::::／
　{:::::::::::::::::::λ‐-,! 　 !　　八　{::::し几　　　　心ﾘ　 /　′ ﾉ !ﾉ'´ 一'
　ヽ::::::::::::::::::`7　:|　　|　ハ　ヽ弋匕ｿ　　　　, 　　 /イ　｝　/　　　　　　　そうなると、エリザベートを取り逃がしたのは痛かったな。
　　　`ｰ－- 丕ｔ_|　ハ　　＼　＼　　　　　　　　　　八　｛
　　　γ 　　ノ　　 ∧　　　｀ヽ　　　　 ∠l　　　／｛ヽﾘ｝ヽ＿ｨ　　　不幸中の幸いはあいつが持ち帰れた情報が多くないって事かな。
.　　　　{ ､＿／　　／　ヽ　　ハ　　　　　　イ从ヽ iY ＼ヾ一'
　　　冫一'　∠´￣ヽ.ハ }ヽ　‘，ヽ ≧=－〃　イ⌒（ヾハ　＼
　　　〃 / 　｛.　　　冫ﾉ' ｀ヽ　从｝　　　｛｛八　　｛ `| ｿ,､　ハ
　　　 }八{　〃　　　　　＼::::ﾉ'´:::ｊ丿　　　`:::::::::. 「｀ヽ／　ヽ　｝
　　　　′ ヽ｛　　　　　　ヽ:::::::::::`ｰ――′::::::/ ゝ彡ﾅ丶'　ト､
　　　　　　　｛　　　　　　　　　｝ :::::::::::::::::::::::::::::::::/　入／i∧｀ヽ /
.　　　　　　八　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::/,　＼　 |　ヽ／
　　　　　　　　＼＿＿__,／::::::::::::::::::::::::::::О::::｛　　　从ヽ　　ﾘ
.　　　　　　　　 |O　　　Ｙ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ.　　　ヾ　/′

　　　　　　　　　　　　　　　＿／￣￣~^''　　＿
　　　　　　　　　　＿／　　　　r― 　　　 )　）
　　　　　　]ニ=-{　　｀{ ／⌒Ｌ) ＼__厂)∠／￣)
　　　　　　　　　／乂_／{(:.:|:.:|从:.:.:ﾉハ:.::.:＼　／
　　　　　　　　 <／⌒( (⌒:.:.:| ::Vﾋツ^　 |从:.:: ＼￣)
　　　　　　　　　 (￣:|:.::.::.:＼|　　　　,ﾋﾘ＼:.:￣￣￣~ﾟ"''　　　　　　　　　　ええ、私たちは魔族に対して名乗るなんて事はしていないもの。
.　　　　　　　　 /＾｝／二つ:.::.::.::＼　 r ，　}(:.: ＼:.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:.:＼
　　　　　　　　 / ／／￣二つ:.::.::.::＼　　ｲ/＼:.::.:＼＿＿＿:.::.::.::.::. ＼　　　　勇者バーティであることはわかっても特定はできない筈だわ。
　　　　　　　 |/　　　／　＼:.::.::.::.::.:: ＼:.::.::.::.::＼:.::.:＼＿_　＼:.::.::.::.::.:｝
　　　　　　　 |　　　￣＼　￣~^''　:.::.::＼￣|￣＼:.::.:＼（　　):.::.::.::./　　　　あの有象無象の勇者たちもデコイとして役に立っているわ。
　　　　　厂 Λ　　￣＼〉　　　　　　　＼::＼＼＿厂:.::.::.:）)／:.::.::／
.　　　　／:::::::::: |　　　厂Lﾉ　　 |⌒＼／　　):.:ﾉ　　＼＼:.:(￣＼＜]
　　　（＿＿::::: |　／::::::::)⌒＼| {　　　[＞ｔ＜]　　　 }　} }＼(￣＼
.　　　　＼∨⌒:| 　 ∨￣|　　　 Λ　　／:.:／}　}　}　＞ｰく　＼
　　　　　 Τ　(＼＿__)　|　　　/::::∨ |::／　　 }　}　 } ／/Λ　＼＿＿
. 　　　　＼　＼＿_ ∨　　 /　　［＞ｔく］　　/　 } ／　 }〉　＼　　 /
.　　　　　　　＼　　　　　 /　　／: ﾉ　　 / } ／　:}　 }/＼　　￣￣￣￣}
　　　　　　　　＼　　／　 ⌒|／　　　/ ／　{　 {　 {　} /＼　　　　　 /
　　　　　　　　　￣￣　　／　　　　／ :{　{　 {　 {　 {　/　Ｌ厂＼＿／
　　　　　　　　　　／　　　　／　{　{　{　 {　 {　 {./　/ } ＼
.　　　　＼＿＿＿＿／　　　　／{　　:{　{　{　 {　 {　　　/　Λ　＼
　　　　　　　　　　　　　　　／:::Λ 　 {　＼＼　　＼　　　　　＼

　 Y Y　///Y　　　　ハヾヾヽヽヽゝ　l!| .!|!|l
　 i　{　:ﾚﾚﾚ{　　　 _,ｨ彡二ニﾍｪ､_ミ‐-ｪzz{!
　ゝﾍ i{ {/-‐＝ミヒ〈　丶.　　.lY¨l{　Y⌒ﾍヾヽ､
　 _シ＞ヾ､ヽ、　i:| ヾ､＿＼ノﾉ　l!､,ﾉ､(_）}　　 i　　　　木を隠すなら森に習い、
　 -={ {(i!ﾍヽ＿_ノﾉ._,　￣￣´ 　 l>>‐≦x　__,ﾉ
　　人ﾆｿr| |、　　＿ _　　　　　.ﾉir'⌒ヾヽヾ､　　　　勇者を隠すなら勇者たちで行きましょう。
　　 Y⌒ヾヽ.!ﾍ　　一　　　／:｛､_}ソ!､　　 }
　　.人l{ｿシﾉilil!i.､　　　　／::　ヾニ入＿_ノ＿_
　　　 _≧武斗─丶　　　／==I=======､≦/::::::::::＼
　／::::::::::＼ヽﾆﾆﾆﾆ￣　　ｌ｜　　　ｷ一::::::::::／:ヽ

勇者アバンのパーティは鮮血のエリザベートと交戦していたが、アバンの強さから不利だと悟ったエリザベートは即座に撤退した。

この素早い行動は勇者バランとの実戦経験が活きており、その所為でアバンたちはエリザベートを取り逃がしてしまった。
836 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/03(日) 18:02:55 ID:Z4ThO5VI: ///////ilYs,　　　　　　　　　　　　　　　 jiil
///////ij////y‐‐ーtｓ。　　　　　　　　i||i|
///////j'////i}: : : : : : : : : : `ｈ､　　　 .jilil|
/////／////i/: : : : : : , : : : : : : :ヽ、　 .i|ili|
//////////i/: : : ／:/: : : : : : : ij: : ヽ、/ilil|
ソ//////ij//: : :/:／:i}: : : : : : : :j: : : : k'jilili|
/////i／／ : : ／: : ﾒi : : : : : : : l: : : : ::ﾔilili
//,ｘf〔／: : :/ :': ::／ i: :l: : : : : : :j: : : : : : ﾏil
--- ´:i: : : /: : ／-- .;: l: : j: : : : : : i: : : : :k'
、　 ,': i : : : //、〇　ヾi: :i: : : :ﾒ: :/: : : : : i
.＼ i: ,'i: : : : il　ヽ、.　　.ｌ:/i : :/.i; / i; : :l: : l|
: : .ゝ/;i : :i}:/　　　　　　i' .|: /,ｘf、..|: : ,': /i}　　　　バランだけでなく、何でこいつもこんなに強いんだ！
: :/ i:}ヾ; :ik'　　　_______　　k'　O　.j': :/K´ |
ｿ≧ｓ、ﾔ/i .／i／"~~~`'*。ゝ-　':;／i : : ::|　　　　勇者は化け物ぞろいか！
iﾆﾆﾆﾆiヾ: / ヽ‐、　　ﾒﾉ　　/: /i: /i: : : :}
三三三ﾏ; is。、　　.／　 .／: / j;/ .|: : : j　　　　畜生めぇー！
三三三ﾆヾj、`.`､／ . ,ｘf/ j: /　i;'　.{: : : j
三三三三三i>‐ .,ｘf : : /: il /　　　 ,i; : : j
ﾞﾞﾞ'''''''―-、´　　　＼: : :i: k: i　　　　j : : :i}
　　 i,　　 .ﾔﾆﾆts-、; : :i: :l: l　　　　i: : : /
　　 i;　　　i三三三i/: : k´i; |　　　 |: : /
　　 .,/　　.j三ソﾆi/: : : : ゝ::i　　　ｊ: /
　　 .i　　ﾉ三　iil/: : : : : :∧∨　　,'::/
　　./　 /三ﾆKi/ : ﾔ: : : : : ﾔ　　ﾒ'´
,st/　 /三三ili/: : : ﾔ: : : : : :ﾔ
_､+''"~`'*三iﾆi: : : : :kﾏ : : : : ﾔ
　　　　　,ｘf==l; : : :i: i .ﾏ: :ﾔ : ﾔ
ﾔ　　　 i　　　 `'*,.i: i　ﾔ: :ﾔ: :ﾔ
.ﾔ　　　.ﾒ　　　　,ｘf: :i}　ﾏ: ﾔ: :ﾔ
. ﾔ　　　　　　／i: : : :i　　 ∨: : :ﾔ
　i　　　ｊ　／　 j: : : :i　　　ヾ;: : :i

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|ﾆ｛ニニ｝|　　　　|ニ｛ニニﾆｉ|
　　　　　　　　　　　　　　　　丿,.｛ニニリ　　　　|ニ｛ニニ ,人__
　　　　　　　　　　　　　　　／ニニニア´　　　乂ニニニニニニ-
　　　　　　　　　　　　／ニニニ-　　　　　　　　　ﾆ=-　　..,,__ニニﾆ-
.　　　　　　　　　　　／ニニﾆ-　　　　. . : : : ￣￣ : : : .┌ｚ,__ノ＼ニニﾆ-
　　　　　　　　　　　 ,　´／ニニ- ／^＞. : : : : : : : : : : : : : :/ﾆ,/ニ|:ニ＼ニニ|
　　　　　　　　　　　 |ﾆ｛ニニ ,ア´／. : : : : : : : : : : ＼ : :＼|ﾆ/ ニ:|:ニニＹﾆ/
　　　　　　　　　　　 |ﾆ｛ニニ/ , . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ∨ニﾆ！ニニﾉ /⌒＼
　　　　　　　　　　人｛ニ / /. : : : /: : : : : : | : : : : : : : : : : ∨ニﾆ∨ ／／.｀、:::::.＼
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　　　　　　　　　　　　　／|ﾆ : : : : : | : : : : : : :| : | : :|: : :￤: : : :|ニニ-∨/.:::::::::::｀、::::::::::.＼ﾉ
　　　　　　　　　　／.:::::|/^|: : :| : | : : : : : : ｣_:_l:_:∧: :/|: : : :｜ニﾆ‐ |:′:::::::::::::::. ::::::＼/´
　　　　　　　／.:::::::::/＾:::|: : :|__,ノ: | : : : :/: / /　l:/:｜: : : :|＼ニﾆ:|:::|::::::::::::::::::::〉:::::::::〉　　　　　　取り合えずあの勇者が寿命で死ぬまで身を隠そう！
　　　　　　く.:::::::::::::::::::::八: :｣ ∧:八: : :/ |/ｘｆ㌣灯爪 : : :∧,　＼ノ ^Ｌ:::::::-=ﾆ´:::::／: .
　　　　　　　　　＼.::::::::/.:::| :.＼:「＾灯ｈ∨　　　Ｖ^少つ: : : : |ｉ-‐ｧ ,＞＼〔￣＼／: : : : : .　　　　　安全第一よ！
　　　　　　　　　　/ ＼/Ｌノア,|: と^Ｖツ　　　.:/.:/.:/.::|: : ｉ : : :|(: :７´: : .　　　　　　　＼: : : :＼
　　　　　　　 /. : :/ :/ ∠二|: :.ｉ|/.:/: ﾉ　　　　　　|: : ｉ : : :| ∨ /: : : : .　　　　　　)＼: : : :
　　　　　　　　　/. : :/ :/　　　！八　　　　　　　　　　 |: : ｉ : : :| : ∨: : : : . ＼　　　　　 |: :∧: : :
.　　　　　　　 ′ : : : ;　　　　！. : :,＼　 ┌‐-っ　　　|: : ｉ : : :|: : :|: : i .＼: : : . ,　　　　| /　|: : :
　　　　　　　　　: : : : : |　　　 .: :|∨: :个　　　　　イ__ﾘ : : : : :∧: ﾉ: : ｉ : : :＼ : . ＼　　.|: 　 |: : :
　　　　　　　 |:∧: : : |　　　 /. : |ﾉ: : :∧ : :_ｱ壬「(（ /. / . : /: :|´: : :！: : : : .＼ : . ＼　　　:|: :　;
　　　　　　　 |′｀、: |　　./. : /^ Ｖ^ヽ⌒＼∨ノ∧/. / . : /(_ノ-‐==‐-ミ: : : : : : : : : .＼　 :|: : /
　　　　　　　　　　＼: 　 /. : 〈_ﾉl: |　〉'ﾞ⌒^⌒Ｖ⌒〈.:/| . :/／ニニニニニ : : '.　: : : : : : : . ﾉ／
　　　　　　　　　　　　　／／_ノ|　Ｌ|,/　　　　ﾉ∧／,！.:′７/ニニニニ‐}| : : '.　: : : ＜´／￣｀
　　　　　　　　　　　rく⌒(￣「二二厂￣￣｀ア ⌒＼ニ|/　 // ニニニ-　/: : : : '.　: : : : .＼
　　　　　　　　　　＼　 )￣￣´｀、　　　／　　　　〉ニ:| //∧ ニニ‐　/ ; : : : : '.　: : : :＼＼
　　　　　　　　　　　　＼⌒＼　　｀、　／／　-‐　〈ニﾆ| /〈　,〉ニ‐　　 /|: : : : : '.　: : : : :.＼
　　　　　　　　　　　　　 _,.＞.,__＼__＿__,.∠ ニ=-‐‐┘ﾆ//ニ∨ニ ,.／　　！: : : : : '.　: : : : : . ＼__
　　　　　　　　　　　　　 | 二 |:ニ ∧ ニニニ:|{____r'⌒7//ニニニ//　／　 ’ : : : : : : 、: :|￣￣￣￣
　　　　　　　　　　　　／| 二 |ニ〈　〉ニニニ|(___　　厶'ﾞ⌒ヽ,ニ// ／　　.′ :￤ : : | ＼:
　　　　　　　　　／. : ｉL,二|:ニ ∨ニニニノ,〉,　｀⌒7　　/|-//ｒ‐‐‐ミ / : : : ∧ : : |　　'.
　　　　　　 __彡. : :／|: : : :|￣￣￣|￣´　　∨〉　 /　　 |く__,ノ＾〉　　＼: : /　|: : :.|　　 }
　　　　　　￣￣￣´

鮮血のエリザベートは『強敵が寿命で死ぬまで逃げ隠れする』という某漫画のラスボスがやった戦法を使用。

その所為で、勇者アバンは最後までエリザベートを討つ事はできなかった。
837 ：名無しさん＠狐板：2024/11/03(日) 18:06:01 ID:CYPA/6JQ: なるほど、エリザベートはアウラ枠なのなｗ
838 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/03(日) 18:06:29 ID:Z4ThO5VI: 　　　　　　　　　　　　　　　　　,._　　 _ _　　 .i^!
　　　　　　　　　　　　　,.ｨ≦⌒ヽ Y´/ ＜≧x乂
　　　　　　　　　､rｫ .／: : : : : : : :ヾ' : : : : : : ∧
　　　　　　　　　乂r': : : : : : : __: : :__: : : : : : :.∧ .「!
　　　　　　　　　　　l ! : : : : γヾY''≧､: : : : : : : !_メ
　　　　　　　　　 !:i: : :! i: :!´　　　lj ! :､:l: : : :.:!
　　　　　　　　　,.ｨ=yi! : ,' ﾉ:ﾉ　　 , ,　 .ⅥVv圦:l,y＝x　　　　　それはそうと皆さん。
.　　　　　　 Yｨ≦ﾐ,.イ三⊇=-､,_,,,,_,.ｨ=千X､入{{の｝}
　　　　　　｀6入ゝｨ´;;〃.{!o　　　}￣{!o　　 .}込ゝ-ｼﾉ　　　　　私は魔王を討伐しても言葉姫との結婚は辞退したいと思うのですが、
.　　　　　　　 ≧,';;;;;;-─<､cっ　ﾉ　ヽ cっ.ノ! ﾙr⌒Y_
.　　　　　 /77:{;;;;;;ｰ─〈ll!.ー '　ー　￣.i,_入入_ｦ;｝立ｫ　　　どう思いますか？
.　　　　　＞ｰゝ;;;;;;;F=ﾉ,ﾍ　u　　　　　 .}::::::::>ｰ＜i !l:ﾄヽ
.　　　　r=i´;;;;;;;;;;;ﾐ;;/¨´:::::::圦　～～～ .ﾉ:::::::::::::::}::::i」i」ｶ｀ゝ
　　　　i: : ＼;;;;;;;;;;ﾉ!:::::::::::::::::::丶　　　　,ｲc/⌒v'7 !::/／_,>
.　　　　!: : : :＼／-!:::::::::::::::::::::::::｀ー‐.'.::c､!.○ Ⅶ !::::::::∧
　ｉ　{　.＞― '　　 .!:::::::::::::::::::::::::::::○:::::､_」　　 L,::!:::::::::::::}
　ヽゝ　　　　　　 .l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼_∩_／::!::::::::／

　　　　　　　　　　　　　　　r＝ﾐk
　　　　　　　　　　　 _,... Y}....,_
　　　　　　　　　　　　　,．'^::::::::::::::::::::｀ヽ、
　　　　　　　　　　 .ｲ:::::/::/:::::::ｉ:::::ヽ::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　/:/:::/::::!::::::::;}::::i::::Y:::Y::::、
　　　　　　　　　　 /::j:::::{::L{::::::::ﾄLﾊ:::::|,ﾊ1::::i
　　　　　　　 j::::l :/,rciV:!{ | jﾑ.}:::i}'Y'|:::::}　　　あれ、アバンさんは未婚で婚約者もいないと聞いてますが、
　　　　　　　 |::::ﾄ:{` じ　'　　ﾋﾘ》::i}:::::j:::: }
　　　　　　　 {:ｉ::|::l`　　'　　　　 j/::::∥:::j!　　　言葉姫はアバンさんの好みじゃないんですか？
　　　　　　　　 Vi::Vl､ _　n　　　 ,7::::/:::::∥
　　　　　　　　　　 'ﾄ､::|://､__　　' l::/::/:::/:/
　　　　　　　　　乂Y/zｭi-‐..'^..ﾚ'.iシ''′
　　　　　　　　　 ,.´｛ニリニニ}./ﾆニ〉.、
　　　　　　　　　　　∧..√ﾆ}ー-‐久-､/　　'
　　　　　　　　　　 /....》'^'7》,.n￣ﾆﾆト|　　 .′
　　　　　　　 /..／ﾆ//fl''スﾄ __ニ7.'".../
　　　　　　　　,､/∠ﾆ〃/ﾆ込'テニﾆ7:..:.../
　　　　　　　/ﾆrくﾆ〃.ハﾆニvニﾆﾐ7．-┴
.　　　　　Ｖ(ニく／　 Vﾆニﾆ-ィ´ﾆﾆﾆ./
　　　　　　｀¨~´　　　 }ィ^_}^ ,r''ヽﾆﾆ《　　　 __,..。､..,_
　　　　　　　　　　　 j‐''^ニ7 ニ;ﾞVイﾆ1'^￣.... ...ァxミ
　　　　　　　　　 ,. xﾑ斗='７..ﾆ;'_/ﾆﾆ＞=､:..:.,ィニﾆﾆi{、
　　　　　　　 ,.ｨニ{ｲﾆﾉﾆﾐ7 ﾆ;'Vﾆ／ﾆニ.入ニニニﾆ＞'⌒ヽ、
　　　　　 ,｡＜ﾆ,.ィ^l.ﾉﾍﾆﾆ7.ﾆ;'V...ﾍﾆ／ﾍニﾆ＞､=／...: ...: ...: }｝
839 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/03(日) 18:09:42 ID:Z4ThO5VI: 　　　　　　　　　 /　　 /　　　、ヽ`　　　　　　　　　　　　　 j　　　丶　＼
　　　　　　　　　　　/　　 /_ -=≦ 　　／　　／　　／　　／　 /ﾊ　∧　＼　｀、
　　　　　　　　　　　　　　/　￣￣＞ '’ _,、ヽ`　　／　　／ /　厶/∨/|
　　　　　　　　　　 |　　　|ー=≦　　　　　　　、ヽ`　　／＼/　／　｀ﾞY/　　　　 |
　　　　　　　　　　 |　　　|　　　 ≧=--‐≦　 -―ｧ'’「￣7／、　　　 ./ ./　　　 ∧|
　　　　　　／￣￣/￣￣￣/￣￣／￣＼/　/ ./￣|| ￣ﾞ芯ト＼　　厶/　./　/ |
.　　　　 /　　　/./　　　 /./ 　 //: : : ﾊ ∨/ /　　乢　―-　　|廴,,＿|　/　　/
　　　　　 | 　　　 | |　　　　| |　　 | |: : : : :|　/ /|　　　＼＿＿__/⌒f芯]/ /}/ﾚ′
.　　　　八　　八∨　　八∨ 八∨: :_;/ .／ﾘ　　　　　￣￣　　∨/／
　　　　 _＼＿＿＼　　　＼　＼＿／/　/　　　　　　　　　　　　＼　　　　好みとかではなく、言葉姫と結婚すると考えると、
　　　　／　　　　　￣￣￣￣￣￣￣＼/　/　　　　　　　　　 ∠／
.　　　/　 /　　　/　　 /　　　/ 　　/⌒∨　/　　　　　　　　＿　 _〉　　　　　　猛烈に嫌な予感がします。
.　　 |　 .|　　　 |　　 |　　　.|　　 |: : : :| ./:..　　　　　　 ´　　￣j
　　八 .八　　八　 .八　　八　　八 :_;/, ﾞ::::::...　　　　　　　　　 ,'´
　　　　￣¨¨ﾆ=━―　 =ﾆ＿＿＿＿_／　＞-::::....　　　　　　　 /
　　　　　　　　　/￣￣￣ﾆ=-　　_　　　　　　　　 y-　.,,__＿/
￣＼　　 ┌‐┴┐ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-　　　　 /し /
＿＿＞― ┴-　__jﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ- /'ｰ彡
　　　　 |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＞-ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/￣￣]ﾆﾆﾆﾆ＼
　　　　 |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/＞-ﾆﾆ └ ＿_/ﾆﾆﾆﾆﾆ「＼

　　　　　　　　　 __,,,,....,,,＿　　 _
　　　　,.ﾍ.__''"´　　､　　　.ﾄ｀＞）｀ヽ
　　　く　＼|-─＜￣￣八　ｰ' 　ﾉ､ /＼
　　　 |＼__./＞-─''"´￣￣｀' ｰ＜　,ﾊ／]
　　__ﾉ-‐へ/　/　 /|__　.!　 ,　　　＼|‐ｧ'
　. |＿＿／|　,' 　/´| __/|　/!　|__ | 　ヽ|
　　 `!　　　|　|　/‐ｒ‐‐ｒ└'　!､」__ !｀|　 |'
　　　|　　　|　.!/|､弋_,ﾘ　　　|_lj　|/　 ,'　　　それは言葉姫が何となく危険だと感じたという事かしら？
　　　|　　　|　 ⊂⊃　　　　 '　　⊂!__/
　　　|　　　|　　 |　　　∠ ] 　　,ﾊ ||
　　　|　　　|　　ト､., 　＿_,,.. イ　! !!.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「その通りです」＞アバン
　　　|　　　| 　　 |ヽ-､＼_|｀ヽ、|　　||
　　　| 　　∧　　 !7＼__/ﾑ　 /| 　 ,'|
　　　| 　　|/ ヽ..ﾚﾍ.＿_く_八）」`!　/ .!
　　　',　| .,' [＞l]く]ﾊ　　}| ll |{ [＞l]く]
　　　ヽ| .!　　＼」 | 　　{|　 |}　 | ﾊヽ!
　　　　 `|, 　　　　|、　 }| ll |{　 |__」　ヽ､__
　　＿＿/　　　　　|＿__{|　 |}　　 ! 　/　__｀ヽ.
　　|:::::::/　　　　　 .!::::!lll|| ll |{　　 |　,'　/ｒ‐-､ ',
　　|:::::,'　　　　　 |::::|lll|.!　 |}　　 !. !　| {二　| |
　　|:::::i　　　　　　.|::::|lll||. ll |{　　ﾊ |　| ヽこノ/

　　　　　　　　　 __,,,,....,,,＿　　 _
　　　　,.ﾍ.__''"´　　､　　　.ﾄ｀＞）｀ヽ
　　　く　＼|-─＜￣￣八　ｰ' 　ﾉ､ /＼
　　　 |＼__./＞-─''"´￣￣｀' ｰ＜　,ﾊ／]
　　__ﾉ-‐へ/　/　 /|__　.!　 ,　　　＼|‐ｧ'
　. |＿＿／|　,' 　/´| __/|　/!　|__ | 　ヽ|
　　 `!　　　|　|　/‐ｒ‐‐ｒ└'　!､」__ !｀|　 |'　　　　　なるほど、それなら言葉姫との結婚はやめておいた方がいいわね。
　　　|　　　|　.!/|､弋_,ﾘ　　　|_lj　|/　 ,'
　　　|　　　|　 ⊂⊃　　　　 '　　⊂!__/
　　　|　　　|　　 |　　　∠ ] 　　,ﾊ ||　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「それでいいんですか？」＞アバン
　　　|　　　|　　ト､., 　＿_,,.. イ　! !!.
　　　|　　　| 　　 |ヽ-､＼_|｀ヽ、|　　||
　　　| 　　∧　　 !7＼__/ﾑ　 /| 　 ,'|
　　　| 　　|/ ヽ..ﾚﾍ.＿_く_八）」`!　/ .!
　　　',　| .,' [＞l]く]ﾊ　　}| ll |{ [＞l]く]
　　　ヽ| .!　　＼」 | 　　{|　 |}　 | ﾊヽ!
　　　　 `|, 　　　　|、　 }| ll |{　 |__」　ヽ､__
　　＿＿/　　　　　|＿__{|　 |}　　 ! 　/　__｀ヽ.
　　|:::::::/　　　　　 .!::::!lll|| ll |{　　 |　,'　/ｒ‐-､ ',
　　|:::::,'　　　　　 |::::|lll|.!　 |}　　 !. !　| {二　| |
　　|:::::i　　　　　　.|::::|lll||. ll |{　　ﾊ |　| ヽこノ/
840 ：名無しさん＠狐板：2024/11/03(日) 18:10:20 ID:l1IlapML: まぁ有象無象はともかく普通は討伐したら婚約なんて迷惑でしかないからな
841 ：名無しさん＠狐板：2024/11/03(日) 18:12:10 ID:lWrQtzFj: マジで余計なことでしかないからなアレは
842 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/03(日) 18:12:27 ID:Z4ThO5VI: ::::::::::::::::::::::::::::/⌒'´　　｀二ﾞ'ﾍ::::::::::::::::::
:::::::::::::/!￣￣／￣｀¨¨´￣｀丶、〉:::::::::／
::r '7 ´ {　_／､＼､ r'升ﾍ　＼＼:_／　　　　　　いいも悪いもないさ。
::! ,.イ￣「ﾄ､　＼X´,r=ァ､＼＼＼＼
:jｲ　|　,L=-ﾍ＼　ド'沁り '!　ド､＼＼＼　　　　　そういう何となく危険を感じられるというのは戦う者にとって得難い感覚なので、
{ﾍ1 '.´ ﾍ'ィﾁ㍉｀ﾞ'　　"" !　! ilﾄ､＼＼'.
:ー!i　'.　{{ 弋ソ　　′　 /|　i/￣｀丶、ﾍ　　　　それは大切にするべきよ。
::::::'.ﾍ　＼＞="-　ｰ ´ /,/ /　　　　　＼
::::::::'.ﾍ　 ≧ﾆー-zr- ' 7　/
¨¨´ jﾉﾍ/　r=≠=}L 　/'　 !
　　/　,/　 j:::!　＿,. / ノ /!　　　　/｀ー-
　 _,.／　ノ:: 'ｰr- ､7　ノ::7　　　　i1　　 /
　{　　／::::::::::::|１ﾍ'､／:::::ﾍ､　　　!i _,.∠
　入_,/:::::::::::::::::L!_ﾉ__ト､::::::::ﾍゝ､!, '´::::::::

　　　　　　　　　　　　　　　　　,._　　 _ _　　 .i^!
　　　　　　　　　　　　　,.ｨ≦⌒ヽ Y´/ ＜≧x乂
　　　　　　　　　､rｫ .／: : : : : : : :ヾ' : : : : : : ∧
　　　　　　　　　乂r': : : : : : : __: : :__: : : : : : :.∧ .「!
　　　　　　　　　　　l ! : : : : γヾY''≧､: : : : : : : !_メ
　　　　　　　　　 !:i: : :! i: :!´　　　lj ! :､:l: : : :.:!
　　　　　　　　　,.ｨ=yi! : ,' ﾉ:ﾉ　　 , ,　 .ⅥVv圦:l,y＝x　　　しかし、上手く断る方法が思いつかないから困ります。
.　　　　　　 Yｨ≦ﾐ,.イ三⊇=-､,_,,,,_,.ｨ=千X､入{{の｝}
　　　　　　｀6入ゝｨ´;;〃.{!o　　　}￣{!o　　 .}込ゝ-ｼﾉ　　　どうしたらいいものか。
.　　　　　　　 ≧,';;;;;;-─<､cっ　ﾉ　ヽ cっ.ノ! ﾙr⌒Y_
.　　　　　 /77:{;;;;;;ｰ─〈ll!.ー '　ー　￣.i,_入入_ｦ;｝立ｫ
.　　　　　＞ｰゝ;;;;;;;F=ﾉ,ﾍ　u　　　　　 .}::::::::>ｰ＜i !l:ﾄヽ
.　　　　r=i´;;;;;;;;;;;ﾐ;;/¨´:::::::圦　～～～ .ﾉ:::::::::::::::}::::i」i」ｶ｀ゝ
　　　　i: : ＼;;;;;;;;;;ﾉ!:::::::::::::::::::丶　　　　,ｲc/⌒v'7 !::/／_,>
.　　　　!: : : :＼／-!:::::::::::::::::::::::::｀ー‐.'.::c､!.○ Ⅶ !::::::::∧
　ｉ　{　.＞― '　　 .!:::::::::::::::::::::::::::::○:::::､_」　　 L,::!:::::::::::::}
　ヽゝ　　　　　　 .l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼_∩_／::!::::::::／

　　　　　　　　　 __,,,,....,,,＿　　 _
　　　　,.ﾍ.__''"´　　､　　　.ﾄ｀＞）｀ヽ
　　　く　＼|-─＜￣￣八　ｰ' 　ﾉ､ /＼
　　　 |＼__./＞-─''"´￣￣｀' ｰ＜　,ﾊ／]
　　__ﾉ-‐へ/　/　 /|__　.!　 ,　　　＼|‐ｧ'
　. |＿＿／|　,' 　/´| __/|　/!　|__ | 　ヽ|
　　 `!　　　|　|　/‐ｒ‐‐ｒ└'　!､」__ !｀|　 |'
　　　|　　　|　.!/|､弋_,ﾘ　　　|_lj　|/　 ,'
　　　|　　　|　 ⊂⊃　　　　 '　　⊂!__/　　　そこはじっくり考えればいいでしょう。
　　　|　　　|　　 |　　　∠ ] 　　,ﾊ ||
　　　|　　　|　　ト､., 　＿_,,.. イ　! !!.　　　最悪の場合は断るために私が貴方の恋人役をやってあげるわ。
　　　|　　　| 　　 |ヽ-､＼_|｀ヽ、|　　||
　　　| 　　∧　　 !7＼__/ﾑ　 /| 　 ,'|
　　　| 　　|/ ヽ..ﾚﾍ.＿_く_八）」`!　/ .!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「すいません」＞アバン
　　　',　| .,' [＞l]く]ﾊ　　}| ll |{ [＞l]く]
　　　ヽ| .!　　＼」 | 　　{|　 |}　 | ﾊヽ!
　　　　 `|, 　　　　|、　 }| ll |{　 |__」　ヽ､__
　　＿＿/　　　　　|＿__{|　 |}　　 ! 　/　__｀ヽ.
　　|:::::::/　　　　　 .!::::!lll|| ll |{　　 |　,'　/ｒ‐-､ ',
　　|:::::,'　　　　　 |::::|lll|.!　 |}　　 !. !　| {二　| |
　　|:::::i　　　　　　.|::::|lll||. ll |{　　ﾊ |　| ヽこノ/
843 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/03(日) 18:18:06 ID:Z4ThO5VI: 　　　　　　　　　　　　　　　r＝ﾐk
　　　　　　　　　　　 _,... Y}....,_
　　　　　　　　　　　　　,．'^::::::::::::::::::::｀ヽ、
　　　　　　　　　　 .ｲ:::::/::/:::::::ｉ:::::ヽ::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　/:/:::/::::!::::::::;}::::i::::Y:::Y::::、
　　　　　　　　　　 /::j:::::{::L{::::::::ﾄLﾊ:::::|,ﾊ1::::i
　　　　　　　 j::::l :/,rciV:!{ | jﾑ.}:::i}'Y'|:::::}
　　　　　　　 |::::ﾄ:{` じ　'　　ﾋﾘ》::i}:::::j:::: }
　　　　　　　 {:ｉ::|::l`　　'　　　　 j/::::∥:::j!　　　　そういえばアバンさん
　　　　　　　　 Vi::Vl､ _　n　　　 ,7::::/:::::∥
　　　　　　　　　　 'ﾄ､::|://､__　　' l::/::/:::/:/　　　　　先日、光明神さまの神殿で光の玉を借りましたけど
　　　　　　　　　乂Y/zｭi-‐..'^..ﾚ'.iシ''′
　　　　　　　　　 ,.´｛ニリニニ}./ﾆニ〉.、　　　　　あれって何ですか？
　　　　　　　　　　　∧..√ﾆ}ー-‐久-､/　　'
　　　　　　　　　　 /....》'^'7》,.n￣ﾆﾆト|　　 .′
　　　　　　　 /..／ﾆ//fl''スﾄ __ニ7.'".../
　　　　　　　　,､/∠ﾆ〃/ﾆ込'テニﾆ7:..:.../
　　　　　　　/ﾆrくﾆ〃.ハﾆニvニﾆﾐ7．-┴
.　　　　　Ｖ(ニく／　 Vﾆニﾆ-ィ´ﾆﾆﾆ./
　　　　　　｀¨~´　　　 }ィ^_}^ ,r''ヽﾆﾆ《　　　 __,..。､..,_
　　　　　　　　　　　 j‐''^ニ7 ニ;ﾞVイﾆ1'^￣.... ...ァxミ
　　　　　　　　　 ,. xﾑ斗='７..ﾆ;'_/ﾆﾆ＞=､:..:.,ィニﾆﾆi{、
　　　　　　　 ,.ｨニ{ｲﾆﾉﾆﾐ7 ﾆ;'Vﾆ／ﾆニ.入ニニニﾆ＞'⌒ヽ、
　　　　　 ,｡＜ﾆ,.ィ^l.ﾉﾍﾆﾆ7.ﾆ;'V...ﾍﾆ／ﾍニﾆ＞､=／...: ...: ...: }｝

　　　　　 ||! |!　　|!l　　// ///　/,/　/,//j　　　　　ヽヽヽヽ　ヽヽ
　　　　　　 l|! |!　 |!l＿ノ/ ///　/ノ　/ノ/ノ　　　　　 } ﾊ　',ﾊ　 ',　',
　　　　　　ﾔrl!斗宀≪=彡ィrf七云三三ミ､__,〟, ＿ _ j/ ﾙ} ｝l}　｝　!
　　　　 ,ｨf ｢/ ,' /rぅヽ<ﾙ!ﾚ¨Ｙ] ｲ＾fﾐY´＾｢｀ヽ:r=!乏三辷えトﾙ'}}!　/} ﾘ
　　　 ;　　　　｛{ ） } }　 !,j　 {{{ ｀ー'ﾟ一' " // ]:｢´{r{^_勹　/〉ﾉ／ル'
　　　 |　　　　　Ⅶﾉノ　ﾉﾉ!　ヾヽ、＿____.ノ/　ｌ:|　｀ｰ‐'　 ///うヽミ=-　　　光明神さまが対ゾーマ用に用意された道具ですね。
　　　　ヽ.＿、、ﾒ≧─く巛|　　｀'ー―― '´ , , ヾ:､＿＿_ノ,ｲ}}〉〕} }}＾ヽ
　　　　　/'/　'//'//⌒ヽ Y!　　　　　　　　　｀‐"　｀ー一ｉﾄ､ﾄﾐ.__刀　　　　　これを使えば魔王は大幅に弱体化するそうです。
　　　　 ;　　　　　{{））　 }ﾙﾄ､　　　　　　　＝￢　　　　 /| |/r/,.r‐く
　　　ﾔ　　　　爪廴ノﾑﾘﾞヽ　　　　　　　ｰ-　　　　 /[|| |ﾚ'/}Ｙ:ﾊﾊ
　　　　ヽ.廴_从丈___彡"　　::＼　　　　　　　　 ,ｲ[||||弋｛ﾉ}川リ;
　　＿＿　　　　　　　/　　　　 ::::::ヽ　　　　　　　 ,.ｲ㏍㏍ﾄ廴廴.z彡'
／: : : : : ヽ｀≧=/ニニニニニIニニ＼　　　　,r个ー一七弍辷≦_
:＼ : : : : :｀ー‐ｧ'　　　　　　　 | |　　　｀ー ´ニニニニf´:／: : : : : :｀ヽ

　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　＜｀ヽ　　　ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　）　}　　　　!
　　　　　　　　　　　　　 ,　 ,ｒ─‐ｧ　　　　　　　　　　　　　　｀､ー‐'′ﾉ＿＿メ＿ _
　　　　　　　　　　　　　　i 　 | 　 / 　＿ｒ─- ､/ヽ-‐ ` ー‐ イ　`‐一 ´　　　　　　ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　|＿|　/／　＿＿ヽ_　　　イ` ､　　　＼　　　へ　　　／ミﾐヽ
　　　　　　　　　　＿_ __ 　|　／￣ヽ／/　　　ヽ＿ｊ　 |　　　 ∧／　　＼／＼
　　　　　　　＜　　　_＿＞ヽ／7ヽ__/　/　　　　　　　　　Λ＿_ノィ　 / ,　|　　ヽ.　ヽ
　　　　　　　　　＞''´ 　|　.／ |　　/　 .′　　 !　.∠..,,_ ,＿ _　／ |　/イｲﾉヽ　　ﾊ　 !
　　　　　　　　　　　　　ー― |　 /　,.′　　　.| /＿_／/＿／　　|/≦ｹ i　 i　　,'　i .}　　　　七大神も貴方が魔王を倒せる勇者だと認めたということでしょう。
　　　　　　　　　　　　　　　 i /　　　　　　′`≦行芋ミ｀　　　　-=彡,i　 .|　/　 .|.|
　　　　　　　　　　　　　　／　　　　 ,′　|　弋z彡_　　　　　　八　ｊイ　　ﾘ　　　　実際バラン亡き今、それができるのは貴方しかいないわ。
　　　　　　　　　　　　　／　 ′　　　　 /　　 | 　´´　´　　　　ゝ　ｲ　　　ｉ
　　　　　　　　　　　 .／　　/　　　　　./　　　 ! 　､　　　ｰ　' ／ ,′　　/ |
　　　　　　　　　／　　　,.′　　　 ./　　　　 .|　　＞　 _　, .イ　 ,′　 /　 i　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そうですね」＞アバン
　　　　　　／　　／　　　　 /　　　　|､￣∧￣入　.!　 /　　　'　　八
　　　　　　　／　　／　　　　　 '　　　　　　j　∨_ノ´＼l/　!./　　ｲ　　/　＼_,
　　　　／　　／　　　　　　　ｲ　　　　　　 .i 　 }| 　ll 　|{　ﾘ/／　　　ｲ
　　　 .／　　　／　　　　　　 '　　　　　　　　ﾘ　　}| 　ll 　|{ 〃　　　／
844 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/03(日) 18:27:44 ID:Z4ThO5VI: 　　　 /' ,.ィ　/　/　 ,.ﾍ/　　i　　　l ll　　l. ヽ　 | | !
.　　　／./　/　ｌ　 /ヾl　　ﾄ.　　 l lﾄ　　lヽ. ＼l l | l
　　 l　/!　 !　 l!　 {　 {　　 !ヽ. 　 l llヽ.　ヽ.` ‐-ゝ! !
　　 !. !.{　,ｲ、 lﾄ.　ｌ　 !　　l　＼.　ヾ、`‐､._＼/;:三ヾ￣
　　　ヽ! ｌ. |{ ヽ､i ＼! 　ヽ､ヽ　　`'ｰ-ゝ-‐　 Tｉｌ r ､l
　　　　ヽ!ヽ　{ `‐ゝ＿__　`'ｰゝ＿＿＿_-‐_,,.!{ ! ! {i } .} } }
　　　　　　｀'‐ゝ[i´　　 l二{￣　　/　　　] -‐!l ｌし'ﾘﾉﾉﾉ　　　　それでは期は熟したという事で、
　　　　　　　　　 l　　　ﾘ　.l　　 /　　/ .!　　 ,ゞ三<--─
　　　　　　　　　　ヽ､__/　　ヽ､._＿__ .ノ　　 !〃r' ヽ　　　　　　ヘルマン地帯に突入して魔王を討ちましょう！
　　　　　　　　　 <.＿_　　　　　　　　　 { ! !（ｌ } .} } }
　　　　　　　　　　　　　〈　　　　　　　　　 .!.ｌ l ` ﾘﾉﾉﾉ
　　　　　　　　　　　 { ￣｀　　　　　　　 .ヽﾐﾆｼ' ＿_
　　　　　　　　　　　　　　 `T　　　　　　　／ /´￣￣￣
　　　　　　　　　　　　　　　 ! 　　　　／　,r'-──- ､.
　　　　　　　　　　　　　　　ヽ､.___,. イ ,. ‐'´　､　　　　　`
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.. -┴ヽ、　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.‐'´　　　　＼　　　＼

　　　　　　　　　　　　＿＿ ,.ィ´￣￣￣｀ヽ、
　　　　　 ,.ヘ　／⌒'ー-‐'"　　　　　　　ヽrｰｧ
　　　　＿_≧:､＼　　＿　＿ｎ、＿,∠⌒ヽＹ′
　　｛　｢￣￣｀ヽ､`ｙ'⌒(こ}｀ヽ,ノて_ノ{⌒i)　 }ﾉi￣￣|
　　　ヽ∟=＝ｒ‐-ｎ{_,人,_,ﾉ⌒ｌ｢「　:| : :l＜,_,.ィ1^}r‐‐┘
　　　　 >､,ィん'⌒r'⌒厶Ll_._:||_|_:_:|_:_:|_|_:};.んし'ﾌ
　　　　{´　くr～'|: :| . : | : :|__,.二≧､ｨ≦ﾆ､l |`ｰ'
　　　　ヽ､ :Lnﾉ!: :| : : | : :｢ﾋ'_,厂　　ﾋ'ﾉ}/: !　　　ええ、この戦争で私の仲間も数多く戦死しているから
　　　　ﾚ' 　 i : :|　: :l : :l　　　　　 , 　ｆ: : !
　　　　　　 ! : :l　 : :!: :|.、　　　 ,､　　ﾉ　 |　　　魔王ゾーマにはしっかりと落とし前を付けさせてやるわ。
　　　　　　　　.'　: :|　 : :l: :l　＞､　　／ : .　|
　　　　　 .′.;_;:|　　 :l: |　　 {｀T´!:l : .; :　l
　　　　　　 /ｒ'⌒ｰ1: . 　 l !｢^フく^＼l | : .i :　i
　　　　　 ./ .:〉～^1: .　　ヽ∨|｢0|iヽ | } : :i : . !
　　　　　/ ;ノ　　 i : :　　: .＼||.0|l lＮﾉ ,: :!.: : |
　　　 ./ （　　　 ! : :　｀ヽ: :l｢￣ l/. :/. :| : . |
　　　 /　: :｝　　　 { : :ヽ; :　｝ }|　　l{: : { : :| : . l
　　 ./.　: ;ﾉ　　　ヽ、: :ヽ;ﾉ:ﾑ! 　 ||ヽ、ゞｊ: : ,ﾉ
　　/ .　:く　 ,ノ´ 　 [｢￣匚}勹　 !![｢二匚刀
　 / . : //｀Ｙ　　　广厂｀くl　/ || ,厂「｢`く
　｛ . : {｛ : : i　　　　/. :i| : .ヽ､}ノ　jj { : :jj: .　}
　ヽ　ヾ､.:.:.| 　　（.:_;｣L:_:__;ｲ　　||,ﾊ、ij: : 丿
　　ヽ　ヾ､:ｊノ　　 [L＿匚)勺　 ||ﾉ[匸匚}了
　　　ヽ、ヾ|　　　　ﾉ. :j!: :　ﾘ｢　 ||　｛: ﾊ: : ）

　　　　　　　＿
　　　　　　/:::/　　　　　　_＿＿__
　　　　　　{::::{　 _,. . : :´: : : : : : : : :｀: : .､
　　　　　＼:.､,'-､: : : : : : : :- ､: : : : : : ＼
　　　　　／: : : : : l: : : : : : : : :r､＼: : : : : : ヽ
　　　　 :': : : : | : : : : : ､ : ､: : /: : : :: : : : : : : '.
　　　　/: : : : : |: : : : : : :∨:∨: : : : : : : : : : : : '.
　　　 .': :/ : : : |: : : |: : : _|＿:V:Vｰ : : : : : : : : : :ヽ　　　　　　私も故郷の皆の敵討ちがしたいから
　　 /: /:': : : :l|: : : :'.: ｨ､:} ､: :l: |: : |: : : : : : : : : :∧
　　 .': /: |: : |:_从: : ∧:|　ｨ≠ミ､: : |: : : |: : :|: : :.l:|ﾊ　　　　　魔王討伐に賛成です。
　　 |:ｲ: :||:|: |´|:!{＼}　ﾘ '　V:(_; }: /: : : :|: : :|: : : ﾘ }}
　　 |l |: :||:|: ∨:{ｨ斧ミ　　｀ ¨/ｲ: : : |: |: : :|: : :|' /'
　　 |l |: :||:|: :从:〉 V::〉;　　　　 /: : :/|:/: : ∧: ,　　　　　　　　　　　　　　　「では皆さん行きますよ」＞アバン
　　　∨||:＼:}: :圦 ´　　 _, -　/: : :/' |'{:／　 V
　　　　｀∨: |:|: : 个: .　　　　 {: : ｲ, -┴ ､
　　　　　＼{:|＼:l|＼:}≧-¨´}|:/´::::::＿__|　　　　　　　　　　はい！
　　　　　　　｀＼｀　　　 '-=ﾆﾆﾆアﾆﾆ=-_
　　　　　　　　　　　　 _〉===ﾆ/ニ/　　＼
　　　　　　　　　　　 _-≦三三三|ﾆﾆ|　　　＼
　　　　　　　　　　/　_l三三三彡＼_|　　　　　＼
　　　　　　　／　　|ﾆﾆﾆ=≦ﾆﾆﾆﾆ＼ヘ、_r////＼
　　　　　　,′__　||／了＜了ﾆﾆﾆﾆ-＼　､.:i////∧
　　　　　　i|ﾆﾆ::{〈「ここﾊハﾆﾆﾆﾆ/ﾆ/≧ {:.{/////il
　　　　　　＼ﾆイ｀{《薔》ﾉ　.〉ﾆ=-/ﾆ/-/;　i.:i/////il
　　　　　　　 i;∧_乂___ｿ_ノﾆﾆ-/ﾆ/-/_|　 ':.:,/////l
　　　　　　　 ,'/∧､＿_／ﾆﾆﾆ-|ﾆ|ニ|ﾆ|　　Yﾆﾆﾆﾑ
　　　　　　　　　 ///∧ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ |ﾆ|ニ|ﾆ|　　 Vﾆﾆﾆ=_
　　　　　　　　　,'///.り∧ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=- lﾆi　　　 Vﾆﾆﾆﾆ

エリザベートが身を隠し他の魔王軍幹部が全滅したのをチャンスと感じたアバンは

魔王討伐を実行すべく、とうとうヘルマン地帯の奥深くに突入した。

そして……。
845 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/03(日) 18:40:29 ID:Z4ThO5VI
846 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/03(日) 18:41:13 ID:Z4ThO5VI: ttps://www.youtube.com/watch?v=UrT2OcDyZtM

┌────┐:::::::::　　　　　　　　　　　　　　　　　:::::::::::::::::;;;;;;;;
│　　　　 │ ::::::::::,,,,,,,,,,:::::::::::::::　　　　　　　　;;;;;;:::::::::::::::::;;;;;;;;;;;
│　　┓ 魔 │　 ::::::::::::::::::　　　::::::::: :::::::::::::::　　　;;;;;;;;:::::::::::;;;;
│　ガ　　　 │　　　　　　 .|　　　 ;;;;;;;;;　　:::::::::::::
│　ッ.　.城.│　　　　　　 .|　　　　　　　　　　:::::::::::::
│　デ　　　 │　　　　　　　||　　　 .|　　　　　;;;;;;;;;;:::::::
│　ム　　 │　　　|　　　_| |__..　　.||
│┗　　　 │　　 .|;|　　/。。ヽ　 |,;|
│　　　　 │　　 |.;;|　ヾi||i;;,,,ﾉ ,-'。'-,
└────┘　　ﾉ　ヽ　 .|,l.|iii|/。。。。ヽ
　　　　　 ||　　 <。。。｀）イ。ヽ|ヾiiii;;;''""ﾉ.
　　.　　　　.|;;|　　　 |ii;;;"''（。。。。）;;|ii;;　;:|
　　　　　 .| ;;,|　　／'~~~';;; ヾii;;:iﾉ　　|;;　;|.
　　.　　　 .ﾉ ;;ヽ_　ヾミlli;;∧;|i;;;i.|　　 ||;∧.|| 　　 .||
　　　　／。。。。＼|ミ,-'　'-,i;;;|　ｌｌ　　いﾉヽ　　　|.|
　　　/o o o o o o .Y。。。。ヽ,,　ｌｌ　.|i; |。。＼,-'-',_　　:::::::::::::
　　　ヾミi;U;;o""''∧'~ヾii;;;;:''／ii　ｌｌ　..|i; .|;;;;:::::''ﾉ______ヽ:::::::
　　　　|iii;;;:∧::ヾ(,,,,,,,,,)ii|.ii;;'' |ii　　ｌｌ　 |ii;　|;;;丿iii;;;／　　　;;;;;;;;
　　　　 |iii;;;| |::ヾ｀|ii..|´ ii|. ヾ|ii　　＿,ノii;;　ヽ_ii;;::/
　　／'~'＼ﾉ::ヽ　 .|i;.|　 iiii .ヾii,-'~。。。。。。｀＼　　　　.|

　　　　　　　　　　　　　　／ヾ_＿　　:}　　　 /　　　}　}　.／,　´∨ 　 :|　　　|　　　　　／　　　}
　　　　　　　　　　　　　/ ,　´////＞､l　　／　　　, 　l ///j:::::::::::∨　l　　　 | 　　　／i　　　　,
　　　　　　　　　　　　./ ////_///////lif´　　　　/ 　 ;ﾞ//,::::::::::::::::∨.,　　　..l 　.　／　　､　　／
　　　　　　　　　　　　/ ∧/´ 　｀ヾ////∧ 　　 ./　　///,:::::::::::::::::::::.v.　　　l､_／ i　　　　／
　　　　　　　　　　 |　∨i､　0　　}//////ゝ- <　　 ////::::::::::::::::::::::,ﾞ　　　,j　｀　　､　／　　　　　　　　　勇者よ！
　　　li:､　　　　　　l＼ ∨丶 _ .∠ -─＿_丶//ﾊ　////::::::::::::::::::::::/　　　　　　　　イ
　　　∨/i:.､　　　 | 　ｿ/////l　,　´　　∧ ∨/|j////:::::::::::::::::::::ノ　　　　　　　　　/ 丶.._　　　　　　　　　なにゆえ、もがき生きるのか？
　　　　＼∥/7 ー -一ｭ{////// / __ヾi / 　i ､∨/l //_＿ .....　´　　､｀　´ ￣　､　　　　　￣｀　￣｀　丶
　　　　　ヾ　　　　　　 ∨//∧ l-─ ,::ゝ＜ ∧∨､´　　　 }　　| 　　}　　　　　:}　　　　　_＿, ＿＿, ノ
　　　　　　　　｀　　…　.... _∨//∧ゝ-< ﾊ　メ＼l j//＞_-一 ━ ､ _　"　　　　　｀　　γ´丶
　　　　　　　　　　　　　|_　　｀￣ヾli:.:､-,t＜j｀￣///l／l :: ::／　　　丶 _ ...　　　　　　　_　　＼
　　　　　　　　 ,　´//￣ >一ヾ:|/､ﾍー＜ヾ//一|:／　　ゝ　　　　　｀＞-一＜　｀丶　＼
　　　　　　　　　　 //////////////＼, -　＜lililiｿ ─|{　　　　　　￣　＜7　　　　　　　　ゝ.　＿＼
　　　　　　　　　 ./////////////////::´　｀:::llili(_)_＿{ゝ､ _ ..。　＜ニ=-(
　　　　　　　　　//////////////／li{::: 　 ..::ﾉilil(_)　　|::レ::-＜彡三三ニ=-
　　　　　　　 ///,..::´￣｀　-t ´　(_)liゝ - 彡lilil(_)-━|:: :: :／::{三三三二ニ=-
　　　　　　　　l/／　　　　　　,:|-━(_)lilililililililililili(_) 　　|:: ::丶: ::ヾ三三三三二ニ=-
　　　　　　　　.　　　　　 -=|_＿ (_)lilililililililililil(_)- ━|:: :: :: :: :､::ヾ三三三三三二ニ=-
　　　　　　　　　　　　. 　 -=ニ| 　　(_)lililililililililili(_)...　　|:: :: :: :: :: ::､::ヾ三三三三三三二ニ=-
　　　　　　　　　　 -=ニ二|- ━(_)lililililililililil(_)一━|:: :: ::＼:: :: :: :: :ヾ三三三三三三三二ニ=-
　　　　　　　　　 -=ニ二三|.　　 (_)lilililililililili(_). 　　|:: :: :: :: ＼:: :: ＼ :ヾ三三三三三三三三二ニ=-
　　　　　　　　 -=ニ二三三|- ━.(_)lilililililililil(_) 一━|:: :: :: ＼:: :: :: :: ::＼:ヾ三三三三三三三三三二ニ=-

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　　　　　　　＼: :ﾍ: !: ﾍi: !＝x　　　　　 ',:!　　V:.', ',Vﾍ､＼ヽ、: : : 丶: : :＞z＞≦　ｨ＝x : ヽ≧x
　　　　　　　＞x＿|!´ヾ　　＼　　　　 ',　　 V ', ',ﾍﾍヽ＼丶z､: : :＞x≦´/ / ./　{　iヾヽヽ　Y
　　　　　　　　　　Y´///|!　　 ,ｨ=xヾ、＿_ ,,.ｨ-===≒=x込ゝx弋-ヘゝi! .! : Y´! .' /　 {　 { . l､　Y　 Y ヽ　　　ゾーマ、教えてやる！
　　　　　　　　　　,' .{ { { |!　　　　 Ⅵjl!＝r ´　　,..斗七千｀＞x、　　　! l: : :!: ｉ | .{ 　 .; 　 ', 入　|　! !
　　　　　　　　　 {: {: { {人　　　´ ''' ¨.ｉ!　 |! 　　ｨ￣￣弋ヲ＞ .Y≡彳入; ;i: ;| {　',　.入　丶　 ,.i　i i　　　　　私は、私の信じる人のために、
　　　　　　　　　　い.入ﾍ .丶　　'' ´　ﾉ　 |　　　｀　 -　 ¨＜　.|li´　 .〉ヘヘ､ヽ丶　ヘ . 　 У / /
　　　　　　　　　　入ヽ≧=- ㌦ __,.／　　､　　　 -─''''　＝＝//　　 i ヾ、ヘヘ　丶丶　__ ノ ,,._＞≦　　　　私を信じてくれる人のために、お前と戦う！
　　　　　　　　　　　ヾﾆ＝シ;i!　 ./　　　 .丶　　　　　　　　　//　　　{ ,' i≧xz､ -==≒≠＞＜ヽヽ
　　　　　　　　　　 Y / ./ /.∧　ヾ=-　　　　＞　　＿＿　＜ '　　　 .! i　､ i〃´/.!￣/￣ {ヽ　ヽヽ
.　　　　　　　　　 i!'　{　{　{　､　 rﾆﾆﾆX、　　　　　　　　　　　　 ! ∨V / .i　{　入、　、.Y i　}
　　　　　　　　　　　 { ;　{　{　',　∧　 !r :::::::::::｝　　　　　　　　　　　　 >、∨V　 ! 入ヾ込　ゝ,} } .,'
　　　　　　　　　 ! !　､　、入 ∧ ヾ＝=-彡　　　　　　　　イ.　丶 X{　入ヾヘヘ　≧/,' /
　　　　　　　　入ヾヘヘ .≧∧　 -　　　　　　　　　 ,,. ＜　　　 ,.ｨ≦xヘヾヘ._　ニﾆﾝ＞＜
　　　　　　　　　　丶x　ヘﾆシ.∧　　　　　　 ,,. ＜　 ,.ｨ-──‐-x ＿＿_.≧─--─彡'＜´
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847 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/03(日) 18:43:00 ID:Z4ThO5VI: 　　　　　　　　 ∧　　　　　　　 _ ヾ/////////////////////////∧
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　　　　　　　　　　　　 ∨//　/il/ヾ　ﾞ.　∨ /_ ＞ -､/////////////////　　　　　　死にゆく者こそ美しい。
　　　　　　　　　　　∨//|　}-丶::::ﾞ:､ゝ､ _＿..... - ､∨//////////////
　　　　　　　　)h､　　i///}　}ヾ_　ヾ-ﾞﾉ/(___ ....-::::..､ヾ∨////////////　/　　　　　　さあ我が腕の中で息絶えるがいい！
　　　　　　　　　　 )h､{//I{　jilr ､γr..､,..､ゝ､:::::::::::／i　∨/////γ─ヘ_ノ_ノ─
　　　　　　　　　　　　∨/ /〃　ヾ-｀､ ´_....､､￣-,ili/ 　ﾉ //////_。s≦
　　　　　　　　)h､　　ヾ/ /　／|／{ノ|ﾉ, ヘ､r-.／／//////, ﾟ
　　　　　　　　　　 )h､　　/／,ﾍ:::::::::::,ﾍ/| 　/／／//////／ _。s≦
.　　　　　　　　　　　>一 /{,ﾍ/:::::::,ﾍ//:| ./ { ／////_。s≦
　　　　　　- ニ三／　＞-}ﾉ,.ﾍ,.ﾍ,／}./　}/　|_|/。ｓ≦
　　　　 -ニ三, ／ﾆ／　　ゝ､￣´｀ｿﾞヾ三二ﾆ- _
　　 -ニ三三/三∥　　　　　　¨´ヾ　　∨三二ニ -

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┃　ゾーマが　あらわれた　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃
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848 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/03(日) 18:45:36 ID:Z4ThO5VI: 　　　　　　　　　 /　　 /　　　、ヽ`　　　　　　　　　　　　　 j　　　丶　＼
　　　　　　　　　　　/　　 /_ -=≦ 　　／　　／　　／　　／　 /ﾊ　∧　＼　｀、
　　　　　　　　　　　　　　/　￣￣＞ '’ _,、ヽ`　　／　　／ /　厶/∨/|
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　　　　　　／￣￣/￣￣￣/￣￣／￣＼/　/ ./￣|| ￣ﾞ芯ト＼　　厶/　./　/ |
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.　　　　八　　八∨　　八∨ 八∨: :_;/ .／ﾘ　　　　　￣￣　　∨/／
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　　　　／　　　　　￣￣￣￣￣￣￣＼/　/　　　　　　　　　 ∠／
.　　　/　 /　　　/　　 /　　　/ 　　/⌒∨　/　　　　　　　　＿　 _〉　　　　ゾーマ、これを食らえ！
.　　 |　 .|　　　 |　　 |　　　.|　　 |: : : :| ./:..　　　　　　 ´　　￣j
　　八 .八　　八　 .八　　八　　八 :_;/, ﾞ::::::...　　　　　　　　　 ,'´
　　　　￣¨¨ﾆ=━―　 =ﾆ＿＿＿＿_／　＞-::::....　　　　　　　 /
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849 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/03(日) 18:46:05 ID:Z4ThO5VI: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 -ﾆ- _　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　___　　　　　　　　　　　　　　
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勇者アバンは光の玉をかざした。

すると光の玉は強烈な光を放ち、周囲を照らした。
850 ：名無しさん＠狐板：2024/11/03(日) 18:46:28 ID:CYPA/6JQ: ゆうしゃはひかりのたまをつかった！
851 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/03(日) 18:46:46 ID:Z4ThO5VI: 　　　／.／／　　　.／　／　　.／,／　　　 .／　　　／ .／
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852 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/03(日) 18:47:17 ID:Z4ThO5VI: _　-‐……‐- ､
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　　　　　〈（　　｀ ‐-､-}-'　＞‐… '´　ﾉ }xxx{γヽY丁,=‐‐＿＿二テ､!
　　　　　　｀ー-＜__ｨ__ノ /　　r‐ ｲT爪|γ￣ヽ{　ﾍｲ!__／　＿_レ‐-ｭ}
　　　　　　　 _　=一' ⌒/　　　ﾉ／.| !|○ ヽ__ ノ|ﾊ　　ヾ￣￣　　､　 _ﾑ　　　　ぬう、闇の衣をはがすとはな。
　　　　　　,ｲ　　ｨ--t'　　　グ/ /.| !| ○:::::::::::::!.|ﾍ　　 '　丁ｱ￣{
　　　　　　ヾz=‐'　　｀ー一'／ / . ! !| |○:::::::::::| ! {　　　|　⌒ゝ＜%　　　　　　七大神の小細工か。
　　　　　　　　　　　 / ／. 　 | |j｜トz==zOィゝ､　 } ヽ__{_　' ｀ヽ
　　　　　　　　　　　　イ　　　 / .| |　! {`__　}　_ノ |ﾊ　 {　ヾ　｀ヽ_ノ}
.　　　　　　　　　／／　　 {　.| |　! （◎ ◎}| |｜|｀ｰ-､　 `ヽ　｀ヽ
　　　　　　　 γ´｀￣　／　　j　 | |　!::::ﾄｪｪｪｲ:! l｜|ﾍ　 } ｀ヽ__ﾊ _ノ　%
　　　　　　　　 ,廴＿__／　　　 i　 .| |　!::::::::::::::::::| |｜| ﾊ　|　　　 ´　　　ヽ、
　　　　　　　／　　　　　 {　　八　.| |　ヽ::::::::::::::ﾉﾉ .! |　ﾊ |　　|　　　＼　　＼_
　　　　　　,ヘ＿　　　　　　ノ　 ,ﾍ八ヽ　｀ー一 '　ﾉ.ﾉ　　 j　∨　|　　二￣￣　 }
　　　　γ´￣`ー―-‐＜_＿　　　　＼＼＿＿／／　　／　/　 {　γ　￣￣￣｀ヽ、
　　　　{, -=ﾆ＝＝=z_　　　＼`ヽ　｀　　ー―一　　／　_／　ム'　　 γ´￣￣｀ーヽ、
　　／　　　｀ヽ、　　￣`ー- z≧､　　＝==-　＿_　_／＿_／　　　_ノ　　　　　　　　 %
.γ´　　　＿_ -‐z`ー---一 '　　　｀ー-====-一＜＿　　　／__／ `｀ - _　　　　　　ﾉ j
.{￣￣￣＿　-‐ ´　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣￣　　　　　｀　‐- 二二二ノ
. ￣￣￣

ゾーマは闇の衣をはがされた。

闇の衣を失ったゾーマは大幅に弱体化した。
853 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/03(日) 18:51:41 ID:Z4ThO5VI: 　　　　　　　　 , -　　　　　　,...-――-....､|＼
　　　　　　　／/////＞､／,ィ.￣/￣¨ヽ:.}　ﾊ
　　　　　　　　　/////////// ＼|.　/　　　 _/.　　ﾄ､
　　,､　　　　　 ///////////// ∧ .|　　　//　　　λヽ
.　/ ﾍ　　　 '/////＿＿./////∧|　　 //　　　 / ﾍ:..
　'　　ﾍ.　　　..|///γ,-―-､∨///∧＿,ｨ´　　　 /￣ﾊ:’
. {　　　＼　　{// //.　　　 ';.V//////|:.| 　　 /　　　,ｲ:',
. ヽ.　　　｀ｰ‐V/{:.{ 　 ○　 ,':j////// {:.{　　 / , -‐''¨/:.:j
　　＼　　　 /:.ﾊ∧ヽ､＿＿ﾉ/////// ∧',　/／　　 /:.:./ー- ､_
　　　＼　 .i://ﾉ/ ｀ｰ∧∨‐' //,..-､////У..　　,.＿|:.:.,':.:.:.:.:.:.:.:.＞＝ニ＝=､
　　　　　｀ｰﾄ}_////r-､∧∨/／／}:.V///　,.-‐/ﾊ　|:.:.}:.:.:.:.:.:／:.＞＜::: |:.:.:.|　　　うおおおっ！
　　 ,-､＿,.ィﾁl:.|ﾍ//{{｀ヾﾐ＿彡ｨ也,ｲ:.}//ﾚ´　 /　　V:.:/:.:.:.／／:::::::::::::::::i:.:.:.j
.　　{:::::{:.:.:.:.:.:.:i:.|｀ヽ/ﾍ代必;:::`'ｰ=' _{:.{ﾑｸ,.-‐‐ﾚ⌒ヽV:.:.:./::,ｲ､ヽ::::::::::::::/:.:./
.　八::::',:.:.:.:.:.ﾊ:.{＿∨ﾉﾄ､"´ ﾊ>　/ｲｰｒｲ´,..-‐/　　　 }:.:./:/ λﾍﾍ::::::: /:.:./
.　　　';::::';.:.:.:.:.:ﾍ:',　｀￣,込`ﾏ＝'イ/ /／／￣{　　　 |/／|　 {.　ヽ＼/:／
.　　 ∧:::ﾊ:.:.:.:.:.ヾﾐzェェ--ヽ｀ｰ‐"_//／ |l8z |　　　 |' 　 |　ヽ　ﾍ　＼
.　／　ヽ:::ヽ:.:.:.:.:.}｀ヽ、¨丁T＞≦x'::}}／',i8 λ.　　　|　　ﾊ　　　　＼/　∧
. /　　　　＼::＼:.:.γ⌒ヽ|___|{/: : Cヾﾍ　ｨ8V ﾊ　　　j＿＿ﾍ　　　＼ﾉ　/. ﾊ
　＼　　　　 | ヾー={　　　＼|ゝ :＿ﾉﾉ::ﾊ' 8ﾊ', {｀ー　V　　ヽ ,..--r‐ '　ﾑ - ',
　　 }　　　　ヽ　　八　　　　＼::￣:::::::::ﾊ8　.}} i　　　 |　　　　　ﾉ　　ﾉ.　　 }
　　｀ー‐‐､＿,ィ=､_ﾉ＼　　　　＼:::::::::::oﾟ,-‐|| |　　　　| 　　　ﾊ　 /. 　　ﾉ
　　　　　　　　　　　　＼　　　,　｀＜8:|:i___|| } ､＿ ' V　　　　　}／　　　 /
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　　　　　　　　　　　　　ヽ/´ _　　｀寸　_　／　　｀ー　'　　ヽ　　／
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854 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/03(日) 18:52:22 ID:Z4ThO5VI: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　／　　　　　　　　／　　／
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855 ：名無しさん＠狐板：2024/11/03(日) 18:52:47 ID:CYPA/6JQ: ここでエリザベートがエントリーしてきたら熱いんだが、そんなご都合展開は無いんだろうな…
856 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/03(日) 18:53:01 ID:Z4ThO5VI: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿_
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　　　　　　　 -二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ﾆ
　　　　　　 _二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ﾆ
　　　　　　　　_二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二
　　　　　　　 |二二二二二二二二｜二二二二二二二二二二二|
　　　　　　　 |二二二二二二二二∧二二二二二二二二二二二|　　　　この程度の攻撃など効きません！
　　　　　　　 |二二二二二二―=〈//〉=―二二二二二二二二二|
　　　　　　　 |二二二二二二二二∨二二二二二二二二二二二|
　　　　　　　 |二二二二二二二二｜二二二二二二二二二二-/
　　　　　　　 |二二二二二二二二二二二二二二二二二二二/
　　　　　／二二二二二二二二二二二二二二二二二二二|
　　　　　　 |二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二|
　　　　　　￣|二二二二二二二二二二二二二二二二二二-/二-
　　　　　　　 |二二二二二二二二二二二二二二二二二二＼二二-
　　　　　　　／二二二二二二二二二二二二二二二二二二ﾆ/二二二-
　　　　　 |二二二二二二二二二二二二二二二二二二二/二二二二-
　　　　　 |二二二二二二二二二二二二二二二二二二-/､二二二二二-
　　　　　 |二二二二二二二二二二二二二二二二二二/--＼二二二二ニ-
　　　　　 |二二二二二二二二二二二二二二二二二-/ ---- )二二二二ﾆ-
　　　　　 |二二二二二二二二二二二二二二二二二ﾆ＼---/二二二二ﾆ/---
　　　　　 |二二二二二二二二二二二二二二二二二二/}＼-＼二二二-/------
　　　　　 |二二二二二二二二二二二二二二二二二-/ 八:i:＼-＼ニニ/---------
　　　　　 |二二二二二二二二二二二二二二二二二/ /:i:i:i:i:i:i:ｉ|--|ニ /---------
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　　　　　 |二二二二二二二二二二二二二二二二/-三三|:i:i:i:ｉ:|-------------
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　　　　　　　　　ﾊ:::::､:ﾍ_f'符｀　　　　　　　　　}/r=ﾆ7ﾆ-　ヾﾐ//ﾆニニﾆア.ｲニ＞x.ヾ ,ィニニニニﾆi>',ｨ　　皆さん。
　　　　　　　　　 {:ﾍ::::ヽ:トiﾏり　　　　　　　　　　/ﾆ{Nﾆニニﾆ Vﾆﾆﾆニア.ｲニニニラ.ｲニニニニ-／ｲﾆ
　　　　　　　　　　　い::ヽヽﾐｋ　`　,．ーr-､　　 ,.ィ_／|ﾆlニニニニ∨ニﾆ//ニニﾆﾆｱ.ｲニニニﾆ-／.ｲニニ　　ガードは私に任せて下さい！
　　　　　　　　　　 V::、::`':乂.　ヽ::::∠...｡＜ニ／ﾆﾆ1ﾒiﾆニﾆﾆﾆ/'∨_//ニニニｱ.ｲニニニニアｲニニニ
　　　　　　　　　　ヾ:ﾄ､::::::::;:;;．＜-ニﾆ....ィニﾆﾆニ入/ﾄ､_,...ィil}　　∨ニニニｱ.ｲニニニニアx Vニニﾆﾆ
　　　　　　　　 ,｡=＝ニ竺ア^ﾆ-,.｡xfニニニニニﾆﾆﾆﾆ`＝=ﾆヅ　　 .〈ニﾆ=//仁二二ニアｲﾆiﾍ.Vニニﾆ
　　　　　／....／ニﾆﾆ/'',.ィニニニニニニニﾆﾆﾆﾆ=＞'..T´　　　　　〈ﾐﾆ//ニニニニアｲニﾆﾆﾍ.V-ニﾆ
　　　　 ,ｲﾆ/..√ニﾆﾆ/ｲﾆニニニニニニニﾆﾆﾆ＞'´ニニﾊ　　　　　　Y//ニニニニ//ニニニニﾍ.Vi／
　　　　　/-ニ{....{ﾆﾆﾆ=∥-ニニニニニﾆﾆﾆﾆ＞'ニニニニニ1　　　　　 //ニニニニ//ニニニニﾆﾆ.〉 ∠.
　　　　ﾊﾆニﾍ...ヾﾆﾆﾆ{Iニニニニニﾆﾆﾆ＞'r'^^^^'＜ﾆ__,.　ﾆ} 　　　 //ニニニﾆ./x.Vニニニﾆﾆ〃.ｲﾆﾆ
　　　 {ﾆﾆﾆﾆﾆ>､....二>､ﾐﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾐ＞'／{'''／＼}...〉ﾚ' -ﾆ7　　　　.//ニニニﾆ//=ﾍ.Vニニニ/ .ｲニﾆﾆ
.　　　　ﾏﾆﾆニニニﾆﾆﾆ}..＞^''''''"^Vﾆ<lx､{..ヽ､／,ﾉｲニﾆﾆ/}ミx､.、 j.√ニニニ//ニﾆﾍ.Vニﾆ/ .ｲニニニ
　　　　　 ‘＜ﾆニニﾆ_,ン′　　　/l{ Vニニ｀¨''安ニニニｨ/.ﾘ=l}ニﾆl{√こニニ//ﾆﾆﾆﾆﾍ.V=/ ｲﾆﾆﾆﾆニ
　　　　　　　￣´￣　　　　　 ,j{ﾆl{-Vｈ、ニニニニィニ/i/-∥､　`'＜ﾆﾆ二//ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ〉`.ムﾆﾆﾆﾆﾆニ
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857 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/03(日) 18:55:22 ID:Z4ThO5VI: ／_ . |　　　　　　　　 /¨¨¨ヽ_,.．-　―-===､　　　　　　　　　　　　　　　（　ノ　　　　　　 ,.．-．.　　　　　　　（　j 　　　　 ,.ィ´
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ノ''iヽ: : :.／i￣i≦ﾑ￣ヽ　 .i!　　ﾏ:ﾑ､ . ヽ:,ﾘ　ﾚ'' 　　　 ,.ィ''／￣ .ヽ三二￣￣　￣￣￣￣¨¨¨''''''',≧z;.ｨ≦´／ .l　ヽ　　　　 o:::::　ﾏ(　)､:ヽ　｀ヽ､: : : : :
　＞ヽi´: :ノーi! ﾏ;ﾊ　　　i: ハ: 　　ﾏ: ﾑ　ヾzVi　 ', 　　 ,.ｨ≦ ﾉ　i　　　　　｀ヾ::　　　￣￣ ¨ヽ､　　　　ﾏi;;;;;;;fｱj　r＞≧¨¨¨¨¨¨.ヽ .;_::: 　ﾏ: : :ヽ:ヽ　　｀ヽ: : :
´,.イ: :.／　　 fﾊヽ;ハ　　　　ヽ　　 ';: :. ',.／　ヽ　ヾィ lハ､ヽ､_　l　　　　　　　ヾ　　　　　　　＼　　　ヾj;;;;;ﾉ　/ .ﾚ'´　｀ヽ----- :::::___¨ー-,ｧ: : :.ﾊ　　　　ヽ:
´: :.／　　 rtλrzヽヾ;ﾊ､　　　ヽ: 　 l＞'　　 ,.ィ'ﾊ.､_｀z'ｧノt.｀ヽ､ヾ.,__::..　　　　　　　　　　　　　　　ヽ､　 ,ィﾄ､､ '　 l____　.ヽ､｀ヽ､_::::::　o｀¨¨ﾊ: : : : :ﾊ
,イ　＿__　ﾌ: rく〉､ヽ､z≧z､　　ゞ''　　 ,.ィ´　　l: : : :|f¨ヽiﾊ､　ヽ>:､≧z－＝.､ _　　　　　　　＿_＿_≧/;;;;;;;ﾊ::...ー＝へ､. ヽ≒､.:::::: ､ r-､::　ﾏ: : : : :ﾊ　___
　 /　　　ヾ: /ヽ.j: ﾊi　　ヽ,ー＞'´　　,イ | 　 _,ｨｱl: : : l.l　ﾏﾊヽ　 .>''¨´￣ヽ: : ヽ:｀ヽ､.__　　　　　　　　/;;;;;;;;;;ﾏﾑ :::.. .__」ﾊヽ. ヽ　:::::::､｀ヽ､）　.ﾏ: : : : :ﾊ ¨
.　ヽ　　ﾉ:/　/: :l　lヽ､_f＞'　 _,.＜Zｚi!: i!≠,ィfィ|: : :i!' 　ﾏハヽ./　　　　　 i!ヽ: :ヽ: : :fﾆtr .､__　　　　￣ ¨￣　 ,.ｨ:´:ヽﾘ.ｌ　ヽ　l ::::::　｀ー.T.　ﾏ: : : : :ﾊ
　　 >ｰ.<:/　./: :i! . l: : ;:イ| l:jく　くｨ=ﾐ|: l￣　.Ⅵ.j: :./ 　　ﾏi;;;;l.ﾑ.　　　　ﾉ　ｒ＝＝=､ム≠i_｀ヽ､__　ヽ.　　　 iﾊ :::::: '　 .l　.i :::::　　　　 .i!　o.ﾏ: : : : :ﾊ
　 ,ｲ: （　)　.,': : i!　ィ': : :.:i! i:l　｀≒ ヽi: lー ''¨´ノ: /　　　　ﾏi;;;;l: :ヽ､＿,イ: :ヽﾏ　　　.ﾊ: : :ヽ: :ヽ､　ヾzi!､　　 .i!ヽ::::::::: 　ヽ ',　　　　 .ﾘ''ヽ　ﾏ: : : : :ﾊ
,.ｲ: : : /０　l: : : l／o|: : : : i! iﾘ　　ﾏ /:/.　　_イ: ﾉ　　　　i . 　ﾏ;;;l: :l ヽ　ﾏ: : : :ﾑ｀ヽ__ノヽ､: : :ヽ: f:≧z､｀ﾏ　rrz　｀ヽ　　　｀　　　　 /　 .ﾊ:.､i!: : : : : :i!
: : : :./　　 l: : : l　　 l: : : : :i!/　､　.|./:/ >イ: :／　　　　　i　　 .ﾊ ;;;l: :l　ヽ（｀¨ヽ: ';:ヽ　¨ 　　 .｀ヽ; :i!ﾊ: : : :.＼ﾏハ　ヽj　　　　　　　　ノ　　 j: : :＼: : : :.i!
ｒ''¨¨ヽ／ｌ: : : :l　o　|: : : :V　_ ,.ｨ-≠¨´: :;ｨ( ）　　　　　 /i　　ハ ;;;l: :l　　ヽヽ　）: ;: :ヽ　　　｡　　ヾヽ:.l｀ヽ; : : :l　ヽ　ノ　　　　　　　　 ,ｲ､_　　.ノ　＼: : :ヾ; : :l

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　魔族を殺す魔法！（ゾルトラーク）
858 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/03(日) 18:56:00 ID:Z4ThO5VI: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,､. 　 l　 |/ 〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,l |　　l　 |ﾚ'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,!　L.-ヾ=,'
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (_,.- '´|　L-'´ _)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.-'´　 ,.-'"
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｛,.- '´| |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　､|,i　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,,..、　　　　　　 ,..､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　｀ｰ､　　　／　ア
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ､　 'l　／　／
　　　　　／;;;;;:　　　　　 .,,广;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:..;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;:;:;;;;ヽ､.　　　　　 ;:;;＼　　　　　　｀ｰ',／　 /
　　　　 ,./ ;;;;:　　　　　.,./ ;;;;;:　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ;:;;;;;;; ｌ　　　　　　　　;:;;;＼　　　　　／　 /´
　　　 ,./ ;;;;:　　　　　,_／;;;;;:　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　;:;;;;;;｀ﾂi　　　　　　 ;;;＼　　　「　／
　　　./ ;;;;:　　　　　 ./ ;;;;;;　　　　　　　,、　　＿,r､..　 . _-ｉ、.　 ,,,，　　　　　 ;:;;;;;ﾞ'-、　　　　　　;:;;＼　　｀''"
　　,/ ;;;;;;　　　　　／;;;;;;;;;;:　　　　　　,,ﾉ'ﾞ"ﾞﾞﾞﾞﾞ´;;;;;;;;;;;￣´゛;;;;;;￣￣;ﾞ')、　　　　　　;:;;;;;;｀ﾞl、　　　　: ;;;;;;;＼
. ,./ ;;;;;;;:　　　　　ﾉﾞ;;;;;;;;;;;:　　　　　　,./ ;;;:　　　　　　　　　　　;:ﾞ'-〟　　　　　;:;;;;;;ﾞﾞ!､,　　　　 ;:;;;;;;;;;＼
. i";;;;;;;;;　　　　./ ;;;;;;;;;;;;: 　　　　/ ;;;;:　　　　　　　　　　　　　　　　　　;:;ヽ,　　　　　　;:;;;;;;;;`'､　　　 .;:;;;;;;;;;;l
. |;;;;;;;;;　　　　,l´;;;;;;;;;;;;:　　　　　,/ﾞ´;;;:　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ;:;ﾞ''ュ　　　　　 .;:;:;;;;;;ﾐi,　　　 ;:;;;;;;;;l
　!;;;;;;　　　　 !;;;;;;;;;:　　　　　.,,./ ;;;;:　　　　　　 ,ノ'―ｰ''''''''''''''ﾞﾞﾞ'' ｌ　　　　　　　;:;`-、　　　　　;:;;;;;rレ　　 .;:;;;;;;!
　|;;;;;;:　　　 :|;;;;;;;: 　　　 ,,ﾉﾞ;;;;;:　　　　　　,／;;:　　　　　　　;:;ﾞ'┐ 　　　　 ;:;:;｀ﾐ,　　　　 ;:;;;;;;lﾞ　　　　;;;;｝
　.!;;;;;:　　　 .t";;;;;;　　　　 .ｌ;;;;;;;;;　　　　　 ,./ ;;:　　　　　　　　　　　;:;＼　　　　　　:;:;;;;;l 　　　 ;:;;;;;/　　　　.;:;;l
　.l;;;;;;:　　　 :|;;;;;;;;:　　　 :l./ ;;;;:　　　､ﾉﾞ;;　　　　　_v-........＿、　　.;:;;｀''1 　　　 .:;;;;;;;;|　　　　 ;:;;;;;;!;:　　　　;;;,!
　:|;;;;;;:　　　　:|;;;;;;;;　　　 :!;;;;;;;　　　　 l;;;;;　　　,,....「ﾞ;;;;: . ;:;:;;;;;'く_.　　　;:;;;;!　　　　;:;;;;;;;.ｌ、　　 : ;;;;;;;;ヽ　　　　;;;.!
　 |;;;;;　　　　 ;!;;;;;;;;:　　　 !;;;;;;;　　　 ,!;;;;:　　　ﾞl丶;:　　　 .;:;;;;;.,!　　　;:;;;;,!　　　　;;;;;;;;;.ｌ‐　　 .;:;;;;;;;;.!　　　　;;;;.!
　 .!;;;;　　　　./ ;;;;;;;:　　　　/;;;;;;;　　　　 !;;;;;　　　 ;|;;;;;:　　　　 ;;;;;.!　　　;:;;;;;＞　　　;:;;;;;;.!　　　 ;:;;;;;;;;;,!　　　　;;;;｝
　 .|;;;;;　　　 .｀l,;;;;;;;;　　　　ﾞL;;;;;;　　　 l;;;;;;　　　　ｌ､;;;;:　　 ;:;:;;,,./　　　 ;;;;;|　　　　 ;;;;;;;;!　　　: ;;;;;;;;;;;|.　　　 :;;;;lﾞ
　　!;;;;:　　　　:.!;;;;;;;;　　　　l;;;;;;;;　　　 .ｨ／　　　　ﾞ'!........ ／　　　 ,..;:;;,iゞ　　　　;:;;;;;l 　　 : ;;;;;;;;;;:l′　　.;:;;;|
　　l;;;;;;　　　　,ｿ;;;;;;;　　　　|;;;;;;;　　　　 . ﾞ'│;;:　　　　　　　　 ;:;;;;./ 　　　 ;:;;;;;;/ 　　 ;;;;;;;;;;;;i'　　　 ;;;;;.!
　　.!;;;;;;;　　　:.!;;;;;;;;;　　　　＼,;;;;;;;;:　　　　｀'-､;;;:　　　　　　　　;:;;;;;,／　　　 ;:;;;;;; ／　　　 ;:;;;;;;;;;;l;　　　　:;;;｝
859 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/03(日) 18:56:40 ID:Z4ThO5VI: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　........._　　　　　|丶
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_...<:::(　):>｀j丶　　　 | 　∨
　　　　　　　　　　　　　　　　.､　　　　　ゝ､ヾ-一...::´::::::.∨　　:　　.∨
　　　　　　　　　　　　　　／/　　　　／:::／／:::_::::::::::::::::::∨／　　::::|
　　　　　　　　　　　 /:　l 　.　,.::´＞ー＜三ﾐ＼:::::::::::::l´　　..:::::::
　　　　　　　　　　　　　/:::　ゝ─{_＿)lil(,,／｀丶＼.＼:::::::l 　　.:::::／
　　　　　　　　　　　　､:::::　　　冫ノ久ヾ丶-一ﾞ:::::..丶 ∨:::　　／
　　　　　　　　　　　　　 >､　　ζ__＿,.､___,γ丶　Y:::::.}　l::::|ゝ
_＿　　　　　　　　　,　´／￣./　,ｨ∨l/丶l∧.　}　|::!:./ /::::::::::l　　　　　　ゾルトラークなど、とっくに対策済みだ！
:::::::::::::￣　　- .....／／ -　､ /／　ﾄ､:::::::::::∧/|　/:/ /::::::::::::!
:::::::::::::::::::::::::::::／／´ 　　　.＼　　　|:::丶::::::::_:::::l // /:::::::::::::＞　　＜
:::::::::::::::::::::::／／-─　-　　　.＼　 |:k/´ソ´　:l/:/　{:::＞　　＜::::::::::
:::::::::::::::::／／_　　　　　　　＼　丶k/　/ 　:l/ / ､.／　＜::::::::::::::::::::
:::::::::::／／　　　￣￣　─　- _丶|ヾ/l/l/l∧/::/.／／::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::入　ゝ､＿(丶)ゝ) ）,.::::::´:::::: >‐､二二／＜━-＼丶:::::::::::::::::::::::::
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860 ：名無しさん＠狐板：2024/11/03(日) 18:57:16 ID:CYPA/6JQ: 勇者アバンには心強い仲間が居た。一方魔王ゾーマはそばにもう誰も居なかった。
悲しいけどこれ戦争なのよね。
861 ：名無しさん＠狐板：2024/11/03(日) 18:58:22 ID:lWrQtzFj: いい加減しつこい
862 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/03(日) 18:59:43 ID:Z4ThO5VI: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／⌒ヽ
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　　　　　　　　〃　　　ヽ　 i／ ,　-―-　､＼　　　 |
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　　　　　　　　卜 _／〃、＼.｀ｰ---‐ '´.／ヽ　　　　　　＼
　　　　　　　　　>--‐く　　ヽ　｀ ¨¨¨¨ ´ ＼　＼　　　　＼
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　　　　　　〃ヽ　　　　　　 ∨　　/　　　/　　　　{　　　　　　　　　　　 ',
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　　　　　.　-―-　.　　｀ .、　 .　｀i　'.
　　. 　 ´　　　　　｀　.　　':､　　ｌ:,:′
―-　 ..,_　　　　　　ヾ　 ' . 　.　}i
　　　　　　　　‐-　 ..,_ 　｀ヾ. ':,　　ﾘ
　　　　　　　　　　　　　　‐- ..,_':,
　　　　　　　　　　　　　　 ': ､‐-　..,_
　　　　　　　　　　　　　　　　 ' .:ヽ.　　　 -　..,
　　　　　　　　　　　　　ヾ､　　　　 ':､｀: ､　　　　　..,_　　　 _,,..　_
　　　　　　　　　　 ':, 丶.　　　 ': 、.' .　　　　　　　　;'. ..,_　　'. _　　　　　　物体を加速して撃ち出す魔法！（レールガン）
　_　　　　　　　　　　　　　 '. 　 ' .　　　　' .　ヽ　　　　　　　　　　‐-:､''; ヾ.
　!ヽ　　　･　　　　　　　 '.　　 ':, 　　　 ':,　'.　　　　　　　　　　　　':, .　':.　　　　 .ｒ:､　　　　　　　　　__　　,.イ　＿＿
:〈_;ﾘ　　　　　　　　　　 i　　　}　　　　　'.　'.　　　　　　　　　　　 ':, 　':. 、　 .' 　':,　　　　　　 !:i:¨'':ｆｰ=＜::::__:::::::ヽ
　　　'.　 i ﾄ　　　　　　　　　 !. :　.ﾘ　　　　　 '.　'.　　　　　　　　　　 ':, 　':.｀: .､i /´ヾ;　　　　　　　 '.::{`ｰ'¨ｰｧ_｀: ､＞:::::}
　　　 ! . ; ヾ'.　　　 _　　　 ; 　 :.′　　　 .' .'　.:,　　　　　　　　　　 ':, 　':.　｀: ､　 ':, 　　　　　.-ゝ迩¨｀'㍉气､ﾍ:/∨
　　　 } :ﾘ　 `　　　　} ヾ　 .'　 .;'　 __　　 .:′ '. : '.,　　　　　　　　　　 ':, 　':. 　　ヾ. };　　　ｒ ´ 从ヽ｀ヽ　ヾ.沁::ﾊ
　　　.’ ′　　　　　ゞ_ｊ　 .’ :; '　　¨´ ; .:′ .;/'.　ヾ　　　　　　　　　　　　　':, 　':.　　　 '.__ｒｎ　　ﾍハitﾃﾄ､トヾ＼辷ｿ :::'.
. 　 ,:′　　　　　　　　　　.'.／　. 　　 .:′　.:′':,　　':、　　　　　　 .' . ' 　　 ':,.　':.　　ξ　i{ そｰ-八ロ .仆ｒｫ<}ハ _:::::::::ｊ
. ／　　　　　　　　　　〃　　*　　.:′ 　　　 ' .　: ':、　　　 .'レ'.:'　　　　　':,　':.　　ｱ''¨ヾｆ´ー-ｆj￣¨'〉{/! ﾉ小! ￣¨
´　　　　　　　　　　　　ｲ:′　　　　.:′. '　　　イ　' .　: ':、　　.:'　. :'　　　　　 :,　', .ィ:′　　　　/::`ーｲ{∧､!ヽ.′
　　　　　　　　　　　 .:' .:′ 　　 . ′.:'　　. :´.′ 　 ' .　: ' 、イ　. '　　 ,..　-‐ ''"　ヾ.,シ′　　 __,.ｲｒｰ‐ｧ;≦7ｰｧ
　　　　　　　　　 .ｲ .′　　　 .:'　／　. イ　.:'　　　　　. : :´　: . :';-‐ .:'　／　　　　　　　　　 ,.ｲ: 'ｰ一''´::::::｀:ｰ廴
　　　　　 .' !　　, :′.′　／レ' ,ｨ'ﾞ彡´　／　　　. : : ´　　〆､':､..,ｲ .:'　　　　　　　　　　 / ;:｡-ｒｰｧｰ- ､::::::::::::::i
ー――ｧ' ,;ー. ' 　 .′. :'　　　　　　 .／　 .　: :´ 　　　.イ　　`ｰ‐''´　　　　　　　　　 /'"　/ ｊ .′ﾉﾊヾ､_:::::::ﾄ､
　　　 ,:'／　.ｲ　　厶イ　　　　　 ,／　.ィ´　　　　　 . :'　　　　　　　　　　　　　　　　　厶､ ;/　 .{ｰ-;/　`ｰ- ､_炒
　　.イ.:' ,.イ　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　.イ　　　　　　　　　　　　　　　 ∨~~八~¨ヽ. | i ; ,. イ
. .:'／. :.'　　　　　　　　　　 .イ　　　　　　　 ,. 　　´　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　 .′.ヽ.　＼イ
863 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/03(日) 19:00:29 ID:Z4ThO5VI: 　　　　　 ._,_　　　 ,r‐-､　　　 _,,,,_、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,-'''r,
　　　　　ﾞ!　｀i　.〈,ﾞ゛ i‐′　　.＼,,,,/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 '',,ﾞﾞ''''''､　　　　　　　　　 }　　!
　　,,......　ﾉ　 ―― ,´　　 ,,.. - ､　　　　　　　　ｌ´ﾞ',　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀'ｰ'"　　　　　　　　　　　 |　 /
　　 `'-ｯ　 ,ｒ'"ﾞ7　 lﾞ　　　.｀ｰ--′　　., │　　.__,....!　―ｰ'ﾞ´ﾞ'ｯ　 .t''――'''''''''"^^^^'i　　　　　　　　　_ │　　　　　　 /　.,'
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　 ,／,..-'＿,,./ 　/ 　　　　 .i―‐'´ _／　　　　　 l　t'''"　　　　　　　　　　　　　　　　　l^"'"´ ._..-'゛　　　　　　 ,ﾐ"
　 ¨´　　｀､、 .,./ 　　　　　 .ヽ__,／　　　　　　　　　│ l　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝ,,..-'"　　　　　　　　　　 /　',
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　　｀''-..、　　 .!'､、　 .＼　　　 / 　　　　ヽ.,!三三三｝ ,i､/　　　　　l‐lﾞ　 ,ﾉン゛　　　　　 ,,/,..-‐' ／
、　　　　｀''､,　.ｌ　＼　ヽ　 │ 　　　　　 lﾞ三三三| / . ｌ′　　　./ .!　シ´　　　　　　 ./ 　　 /
. ﾞ''-､　　　　.＼.ｌ　　 .｀'-､.ヽ. !　　　　　　　　/.三三三|/　　.ｌ　　　 ,l　ｌン゛　　　　　 . ／　　　/
　　　｀''-､.　　 ..ﾞ!､　　　　ﾞゝゝ　　　　 /三三三三 !､　　l　　 ./ | ."　　　　　. ／　　　　./ 　　　　　　 ... -ｰ''',ﾞ
　　　　　 . ｌ　　　ヽ　　　　　ト､、　　　 /三三三三三　ｌ.　!!　 ./ ;;lﾞ　　　　 .,,./ 　　　　　 ./　　　　　 , ／ _..-'"´
　　　　　　 .ｌ　　　　ヽ　　　　..ｌ三ﾞ''-､__/三三三三三三 ∨｝ / 三|　　　.,ﾝ/'ﾞ　　　 .,／;∨　ー―ｰ'､,..-'″
　　　　　　　ｌ　　　　 `-、　　ヽ三三三三三三三三三三ﾃ三三|　.,..‐ﾞ／　 . _..-'"三ｒ'"￣￣￣￣"
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._..-'"　　　　 ,／;i./ .ｰ￣^ﾞ'､.,..-''ﾞ三-''7;i,ﾞ_‐´ .,./ 三三三三三 ! ヽ三三三三三ﾞゝ､＿＿二ュ三三ヽ、
　　　　 ._.. -ﾞ‐─^ﾞ~ﾞ''ｰ ..／ﾞ'''ｸ´　　 /三三ﾞ'ﾞ三三三三三三l′ |三三三三三三,____三三三、三三`'､
＿_‐''"　　　　　　　　　　　 / 　　　ｌ三三三三三三／.ｌ三三ヽ .!三三三三 |　　　￣　!.、｀'''ｰxy..ﾐlｌ― .＿＿
　　　　　　　　　　　　　　 / 　　　　ｌ丶;.,./ 三-､三／　　.ｌ三三三三、三三三|　　　　　 .| .!　　　　｀'-,,ヽ、
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　　　　　　　／　/ 　　　　 ,／　　　 ./ 　　　　　 .,ｲ　　　　 .!　＼　　　　ﾞ' li　　　　　ヽｒ'"'､,
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864 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/03(日) 19:01:09 ID:Z4ThO5VI: 　　　　　　　　　 .　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:;:.,':;":..,,,
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　　　　　　　 :　;　　　　　　　/　 /　　..‐´　　　ﾞ　　　　　　　/　　＼　　　＿　　;　:.:,;'
　　　　　　　　　 .;,..::,:'" 　　 /　　＼　　　　　　　　　　　./ 　/＼　＼　/_,/
　　　　　　 ::,;''　,.,..; 　　　　/ 　/＼/^　　　　　　　　　　　　/　 /　 /　`.　　　　"';:;　:.:,
　　　　　　　　　　　　　 ; ./ 　/　,;　　　　　　　　　　　＼/ 　/　 /　;.　　　　　;:; :.:,　　　　　「ぎゃあああーーー！！」＞ゾーマ
　　　　　　　　　　　　 / / 　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　 / 　ｷ　　i^＼
　　　　　　　　　　　　;ﾞ　^--'　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　^--'　　　ﾞ;　　＼, ＼
　　　　 ';:.:,;'　　　　 .;　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ;.　／丶, .ヽ
　　　　 ;　:.:,;'　　　　i;　　　　　　　　　　、,.　　　　　　　　　　;i　　　　　　.i￣　／--;"´
　　　 :.　:;:; 　　　　/i|lli;　i　. .;,　､　　　　,　　　　　　　, 　　　　　　` 　 ,i|;iil￣
　　　　　　 ;:;:.:,　　　 /ﾞ||lii|li||,;,.il|i;,|il　.:." 　　　　　　　　　.;,,　.i|i,..,.i|||l´i,.il|lヽ　,　　　;:..,;::.''"
　　　 ..,.,;　　　　　　　｀;;　":':....:...　.:.　　　　　　　　　　　,,::　..:.::.:..;,.. .从　　::.,　　;:;..,
　　　　　 "　';:.　:,;':.:　　　　　　　'　　 ". ..:　　　　　　　. ..:;"　　　　　..,.,;;:　.:':.,,"'"
　　　　　　　　　　　　　　　　　 '　　　　　　　　　　　　　..
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865 ：名無しさん＠狐板：2024/11/03(日) 19:01:58 ID:CYPA/6JQ: まあそりゃ使える魔法が一種類だけとか、めぐみんじゃないんだからそんな一発屋仕様で実戦やらないよね。
866 ：名無しさん＠狐板：2024/11/03(日) 19:04:27 ID:l1IlapML: まだ魔族を叩いてる奴がいるのか…
867 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/03(日) 19:04:51 ID:Z4ThO5VI: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　-._
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,. ＜ﾆニニ｀､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 , ＜ﾆﾆニニニニニヽ　　　　,.-､
　　　　　　_　-―-　_　　　 _,.イニト､ニニニニニニニ,. ┐,.イﾆ,ﾆゝィ/
.　　　／ﾆﾆニ二二＞イ　￣"'!　 `マニ二二二／　 !ﾆ二/　｀´
　　　 'ﾆ７´　ヽ￣‐=ﾆニ＞､　　.',　　　＼ﾆﾆニ,.'　　　 ;ﾆﾆ/＿_
.　　　　{ﾆ.!　　　;　　.{ 　｀　､＼､ﾉ　＿　ヽ- /　 _,.　.ﾉマｲニニニヽ
.　　　 ',r}　　　乂＿｣, ,.　 -‐.）　＼､ ` ー-｝　.） ´　　　}ニニニﾆﾆ/､
　　　　 } ￣ ´　　　 ,./ ;　 ,(´　 '"　_ ＞-===＝=-　＿,ｲニニﾆﾆノ　 }
　　　　　ゝｰヽ-‐　 ´ {　!　:.ハT ｰ'" ヽiノ `‐=ニニニニニニニ／´ﾊﾉ
　　　　　　　人. _,.ィ八　、.{ ,.- ､ゝ、　 }ィ弌ゝ.}ﾆﾆニニニ＞"‐,ｨ./ ┘
.　　　　　　　　　　 ; ゝ、ゝ_ヾｿ　 )ノゝソ人_,. ┬ー'" ＞.／ｰ'　　　　対ゾルトラーク用の防御魔法は物理攻撃に弱いんだ。
　　　　　　　　　　　 i .;　i ;　、　ヽ　 ,　ノイ　ノ` T´ {｀´ '
　　　　　　　､　　ﾉ , ハ{ 　ゝ ._ `　　　イ! '´ .}　!　:.　 ,　 {　　　　　　　覚えておくといい！
　　　　　　　` ｰ- イ　: ヽ、　〈　T__´ィﾞ./ '"ﾉ:.　l　 :.　、 ',
　　　　　　　　　 ;　　;　,.ヽ　}ｿ､　 _, { {,. イ＞- ､　､　ヽ　､　,　　　　超音速の物理攻撃はよく効くだろう。
　　　　　　　　　　　 ,　_ ／　!_りﾉイ`　､(Y ﾉ ‐〈　　丶　、　 __ノ、
　　　　　　　　　 , '"　　　,.ｲニ二{　-=(_{=-　ﾉ　　　　｀　ヽ　ヽ
　　　　　　　　　 ,.ｲ,　.i　 ,ｲニニニ{,. イ　: !ゝ_,}:.　　　 .{;　ﾉ､　　､. ヽ
　　　　　　　　　 ,　ﾊ　;　.{三三三三/,'{ 　八ﾆ',.ヽ　 :､　､,ｲ　　,　　　 '
　　　　　　／　＞、 ._ 'ニニニニゝ､ヽ　; ）ﾆ/ハ.__.ノ／､　 }　 .;　　}

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868 ：名無しさん＠狐板：2024/11/03(日) 19:06:08 ID:UUisPlyS: 気が散るからそういう野次を飛ばすのマジでやめな
869 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/03(日) 19:07:58 ID:Z4ThO5VI: 　　　　　　　　　　　　　　 { ,ﾍ Y {　｀!^ i 　　　l´ 　　i.ﾄ.入ﾘﾉﾒﾒﾉ
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870 ：名無しさん＠狐板：2024/11/03(日) 19:08:55 ID:cRJowGfY: 個人的にはメイプルの盾の頑丈さが気になる
871 ：名無しさん＠狐板：2024/11/03(日) 19:09:04 ID:CYPA/6JQ: 対策してるぞと声高に主張してどうするよ魔王様！
そこは「ばかめ」とでも嘯きながら思いっきり殴りつけて思い知らせる機会やろ！
ガンバレ！このまま負けたらピエロだぞ！
872 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/03(日) 19:10:21 ID:Z4ThO5VI: 　　　　　　　　　　　　　　 { ,ﾍ Y {　｀!^ i 　　　l´ 　　i.ﾄ.入ﾘﾉﾒﾒﾉ
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873 ：名無しさん＠狐板：2024/11/03(日) 19:10:43 ID:BwZSHFy+: まぁ元々女神のマッチポンプでしかないからここで勇者ロールされてもな…（アバンはカッコいいが）
ただID:CYPA/6JQの合いの手についてはガチで面白くないしつまらんからいい加減止めたほうがいいぞ
874 ：名無しさん＠狐板：2024/11/03(日) 19:11:54 ID:CYPA/6JQ: わるい、もう黙るわ。ちょっと頭ゆだってた。
875 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/03(日) 19:12:32 ID:Z4ThO5VI: >>872
間違えて同じ内容を二重投稿してしまいました。
すいません。
876 ：名無しさん＠狐板：2024/11/03(日) 19:15:33 ID:tr0Zd1q4: まぁこれから気をつけてくれるならいいが、あまり他者をコケにするような言動ばかりすると火神や清姫と大差なくなるから気をつけた方がいいよ
そういうネガティブなのは傍から見てもあまり気分の良いものではないし
877 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/03(日) 19:17:46 ID:Z4ThO5VI: 　　　　　　　　 ∧　　　　　　　 _ ヾ/////////////////////////∧
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　　　　　　　　　　　　　　　i ////////∧　ﾞ､li//ililililﾉ　　　,////////// 人
　　　　　　　　　∧　　　　 }//////__//〕h､　＞…＜　　//////////////ゝ-　　　よくぞ、わしを倒した。
　　　　　　　　　　∧　　 ∨///／__　ヾ///〕h､　_ ..　-＜////////////////　,
　　　　　　　　　　　∧ ∨//／／(　ﾞ . ∨// ////////////////////////　　　　　だが、光ある限り闇もまたある……。
　　　　　　　　　　　　 ∨//　/il/ヾ　ﾞ.　∨ /_ ＞ -､/////////////////
　　　　　　　　　　　∨//|　}-丶::::ﾞ:､ゝ､ _＿..... - ､∨//////////////　　　　　　　わしには見えるのだ。
　　　　　　　　)h､　　i///}　}ヾ_　ヾ-ﾞﾉ/(___ ....-::::..､ヾ∨////////////　/
　　　　　　　　　　 )h､{//I{　jilr ､γr..､,..､ゝ､:::::::::::／i　∨/////γ─ヘ_ノ_ノ─　　　　再び何者かが闇から現れよう……。
　　　　　　　　　　　　∨/ /〃　ヾ-｀､ ´_....､､￣-,ili/ 　ﾉ //////_。s≦
　　　　　　　　)h､　　ヾ/ /　／|／{ノ|ﾉ, ヘ､r-.／／//////, ﾟ　　　　　　　　　　　　だが、その時はお前は年老いて生きてはいまい。
　　　　　　　　　　 )h､　　/／,ﾍ:::::::::::,ﾍ/| 　/／／//////／ _。s≦
.　　　　　　　　　　　>一 /{,ﾍ/:::::::,ﾍ//:| ./ { ／////_。s≦　　　　　　　　　　　　　　わははは………っ。
　　　　　　- ニ三／　＞-}ﾉ,.ﾍ,.ﾍ,／}./　}/　|_|/。ｓ≦
　　　　 -ニ三, ／ﾆ／　　ゝ､￣´｀ｿﾞヾ三二ﾆ- _　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ぐふっ！
　　 -ニ三三/三∥　　　　　　¨´ヾ　　∨三二ニ -

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この日、王国の歴史では伝説の勇者、伊藤誠によって魔王ゾーマが討伐されたと記録される事になる。

魔王ゾーマの崩御によって魔王軍は崩壊して戦闘は終了した。

こうして王国史上初の戦争である魔王戦争は終わった。

後世の歴史家たちは伊藤誠を研究する一方で、アバンのような魔王討伐を目指した他の勇者たちに注目する事はなく、

彼らは研究する価値のないモブとして扱われる事になる。

それこそが王国の正しい歴史であった。
878 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/03(日) 19:18:12 ID:Z4ThO5VI: 今回の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
879 ：名無しさん＠狐板：2024/11/03(日) 19:19:01 ID:CYPA/6JQ: 別にコケにしてるつもりはなかったのだが…、不快に思わせたならすまない。
880 ：名無しさん＠狐板：2024/11/03(日) 19:20:07 ID:l1IlapML: 乙
いや流石にアレは魔族をコケにしてるとしか…
881 ：名無しさん＠狐板：2024/11/03(日) 19:20:28 ID:ImaG6iJ9: 乙
882 ：名無しさん＠狐板：2024/11/03(日) 19:21:55 ID:cRJowGfY: 乙でした
伊藤誠は上手くやったみたいだがどうやったのかは謎か
後これはまた時代がワープする感じかな
883 ：名無しさん＠狐板：2024/11/03(日) 19:22:39 ID:WiVqWvAU: 乙でした
まぁコケにしてるつもりはなかろうがせっかくのアバン先生の活躍にチャチャを入れてるようにしか見えなかったからな…
884 ：名無しさん＠狐板：2024/11/03(日) 19:23:17 ID:5W/kbx5M: 乙
885 ：名無しさん＠狐板：2024/11/03(日) 19:24:22 ID:CYPA/6JQ: 乙です。
886 ：名無しさん＠狐板：2024/11/03(日) 19:35:42 ID:21fmDKjH: 乙でした
アバンが誠に交渉して功績を譲ったのかな？
887 ：名無しさん＠狐板：2024/11/03(日) 19:40:04 ID:DMQYDchg: 乙でした
888 ：名無しさん＠狐板：2024/11/03(日) 20:41:01 ID:EH2XjJ3+: 乙
889 ：名無しさん＠狐板：2024/11/03(日) 21:41:44 ID:0fKrcIJM: 乙でした
ストラッシュについては禁断の二度撃ちかと思ったw
890 ：名無しさん＠狐板：2024/11/03(日) 21:52:35 ID:2kSGaRoD: 乙です

誠がどう立ち回ったか見たかった
891 ：名無しさん＠狐板：2024/11/03(日) 22:06:17 ID:EnLQOU7e: 乙
892 ：名無しさん＠狐板：2024/11/04(月) 01:00:48 ID:3zixQKyF: 乙
誠は生贄で草
天空神が全知だからバレバレじゃん
893 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 02:24:38 ID:RZJeyDEL: ttps://www.youtube.com/watch?v=HmZE5dUGm7c

　　　　　　　　　　　　　　ｶﾞﾀｺﾞﾄ
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　 (o_o,ｲ＿_ヽ´┃Oo~⌒）彡　　　 ∞/　.℃　.! 　!＼　.(( 　／／　　 ii
　　　ﾉｌｌｌｌｌｌｌｌヽ| |￣ノﾟl％ﾉ∞ 。∞ﾟ／　　　ヽ!／＼＼.))／／　　　行
　　　 / /~ヽﾉ'''''''~ヽヽ＼ヽ_ 　￣`　　　　　　　　　.＼i／ⅱ＿　　〃
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　　　　　　　　　　　　ﾊﾟｶﾎﾟｺ
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::::::::::::'､ / 小　　! rﾁ万　　ﾋぅり　ﾊ }　ﾊ　} /::::／、
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　　　　　　　　　　　　　　　＿＜｀ヽ.　 ,ｒ─‐ｧ＿
　　　　　　　　　,. - ''"´￣ト､_ﾉ　 !＜| 　 / ,∠ ＿__
　　　く￣＼／　＿ｒ─- ､ゝ､.,__.ノ　_,|　/／　/　　/
　　　＿＼_7 r-‐ﾍ__ｒ─-､/ヽ-‐＜こ_｀く　＼|　　〈
　　 [＿.＞ｧ,7-‐'´　　　　　　　　　　　｀ヽ「｀ヽ|　／
　　　　|__/´　　　　　　　　　　　　ﾄ､　　　'ｒ-､ ∨　　少しばかりお仕置きが必要ね
　　　　 7　　./　　|. /　 /!　 /!､_/_」_ |　　| 　 !__〉
　　　_ノ　　 ,'　　.|/＿/_,|／ ,!イ´ハ「|　　ﾑ　|/
　　｀ヽ.! 　 ! 　　 | ｧ‐r-､　　　ゝ- '　!__./　　 !　　　　　　　_
　　　　 |＿_!,ﾊ.__/ｲ　いj　, 　　　　 "ﾞ|/ 　　.,'　　　　　　　/´ ｀i　　__
　　　　　　　　|　ハ ,.,. ´　　 _　　　　/　　　/!　　　　　　 /　　/ ／　）
　　　　　　　　|/ 　,|、　　　　　　　／　　　／/─-､,　　　/　　7'´ 　／
　　　　　　　／　　　|｀7＝ｧ‐rｧ／　　　　/／| 　　　ヽ. /　　'　／-─-､
　　　　／　　　　/ /_,.く｀こ/　　　　／rイ　　　　／　　 `ｰ- ､_　r--‐'
　　　　 /　／　　/ア´/]､__,/　　　／　/_/　　　(´　＿＿　　　　＼
　　　 |　/　　／ /　　[{　 {|　!　／　／_/!　　　/´「|7　　　｀' ｧｰｒへ. __）
　　　　 ∨ 　 /　/　　/ |　/|∨イ　／_／　|　　 /　 | |::::::::::::::::ｲ:::| |
　　　[_＞[ヨｲ.／　 i　|_/　|/ [Ξ]＜_]　　 /　　r! 　 |,ﾊ:::::::::::::::::::::|_|
　　　　／　/|　　 /　j/　[j /　　|＼」　　!　 ./7　　ヽ_ゝ､::::::::::://|
894 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 02:25:26 ID:RZJeyDEL: 　　　　　 ||! |!　　|!l　　// ///　/,/　/,//j　　　　　ヽヽヽヽ　ヽヽ
　　　　　　 l|! |!　 |!l＿ノ/ ///　/ノ　/ノ/ノ　　　　　 } ﾊ　',ﾊ　 ',　',
　　　　　　ﾔrl!斗宀≪=彡ィrf七云三三ミ､__,〟, ＿ _ j/ ﾙ} ｝l}　｝　!
　　　　 ,ｨf ｢/ ,' /rぅヽ<ﾙ!ﾚ¨Ｙ]　　 /.　　.　ヽ:r=!乏三辷えトﾙ'}}!　/} ﾘ
　　　 ;　　　　｛{ ） } }　 !,j　 {{{　　/　　./　.// ]:｢´{r{^_勹　/〉ﾉ／ル'　　　その前に確認したいことがあります。
　　　 |　　　　　Ⅶﾉノ　ﾉﾉ!　ヾヽ、＿_/__ノ/　ｌ:|　｀ｰ‐'　 ///うヽミ=-
　　　　ヽ.＿、、ﾒ≧─く巛|　　｀'ー―― '´ , , ヾ:､＿＿_ノ,ｲ}}〉〕} }}＾ヽ　　　皆さんは別に名誉が欲しくて
　　　　　/'/　'//'//⌒ヽ Y!　　　　　　　　　｀‐"　｀ー一ｉﾄ､ﾄﾐ.__刀
　　　　 ;　　　　　{{））　 }ﾙﾄ､.　　　　　　 , ＿__　　　　　/| |/r/,.r‐く　　　　　勇者バーティに参加した訳ではないですよね？
　　　ﾔ　　　　爪廴ノﾑﾘﾞヽ　　　　　 - ｀　　　 /[|| |ﾚ'/}Ｙ:ﾊﾊ
　　　　ヽ.廴_从丈___彡"　　::＼　　　　　　　　 ,ｲ[||||弋｛ﾉ}川リ;
　　＿＿　　　　　　　/　　　　 ::::::ヽ　　　　　　　 ,.ｲ㏍㏍ﾄ廴廴.z彡'
／: : : : : ヽ｀≧=/ニニニニニIニニ＼　　　　,r个ー一七弍辷≦_
:＼ : : : : :｀ー‐ｧ'　　　　　　　 | |　　　｀ー ´ニニニニf´:／: : : : : :｀ヽ

　　　　　/::::::::::::.／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::ヽ
　　　　　 ,::ｌ:::::::::／:::::::::::::::ｌ::::::::::::::::::::::;::::::|!::::::ﾊ:::::::::ﾍ
　　　　　 ,::::::::::::::::::::::::::::::/|:::::::::::::::::::|::::::::ﾊ:::::|:::|::::::::::ﾍ　　　はい。
　　　　　 ,::::|/::::::::::::::::::::/　l::::::l::::::::::;ﾊ:::::/ |:::::|::::|::,、:::::|
　　　　　,':::::|:::::|::::l:::::::./　　l:::::|::::::::::| |::/　 |､::|::::Kﾛ>:::::|　　　私はゼス地帯にあった故郷の村が魔王軍に滅ばされたから
　　　　 ,::::::::|:::::|::::l＼:;{z─‐ﾐ::ヽ::::::/_,ﾘ‐─,!:/|::::トV::::::::|
　　　　/::::::::|:::::l:::::kｴ行芯ﾄゝ`'レ'　.ｲ芯圷ﾐﾄﾘ:::::|::::ｵ:::::|　　　復讐の為に参加したので、名誉とかは興味がないですね。
　　　 ,ｲ:::::::|:::::ﾄ::::|、乂/ｿ　　　　　込/ｿ　/:::/|::/|::::::|
　　　 .|:::::::|:::::|::::ヽゝ　　　　　　　　　 /イ::::l:'::,|::::::|　　　生きて行けるだけの金銭があれば他に何もいりません。
　　　　从::::|:::::|:::::::::|:、　　　　 '　　　　　　 .'::::::|:::/:|::リ
　　　　　 ;ソ:!;:::ﾄ::::::::|:へ　　　、　 _,　　　　, ':|:::/::/:::,'|/
　　　　　ヽ::ヾ::`,::l::::ァ>､　　￣　　　,..::ヽ::ﾚ::|ｲノ,∥
　　　　　　　　`ｿy::::l {/:::}　＞　- 　＜ヽ У::ﾘ:::ﾘ ;ン
　　　　　　　　　, riヽゝヽ二=≧三≦=二|'ﾍへ_
　　　　 _,　- '　ノ三ﾆヽー三三i i三三ー_仁≧`ﾄ- -　、
　　　 , '　　　, 仁三三ﾆ.≧-=_ﾌﾋ_=-≦仁三三ゝ　　　`、
　　　 ,'　　　人ニ三三三,'ヽУ⌒ ヽ、`仁三三二|　　　|
　　　ト、＿∥二三三三／/ >У⌒ヽ }.狂三三二|,,＿_,,|
　　　 l:::::::::::仁三三三≦（（ (´＠）ﾉ !　）＞三三ニ|:::::::::.|
　　　.|:::::::::::|ニ三三三＼. ｿ辷匕、ﾉノ/三三三ﾆﾘ:::::::::.|
　　　 l:::::::::::|ニ三三三≧　`ヽ'　ン , '≦三三三ﾆ}::::::::./

　　　　　　　 _　―　　￣￣　　― -　_
　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　l　　　　　　　　　　　　　　　＿　　＼
　　　_ ノ　　　　　　ー＿― -　､　 ⌒ヽ｀'､　｀､
　　 i　 -　￣ ´　ｲ￣ /; ｀ ―､」ヽ､　）　}　　ヽ
　　 |/　 ∠-― ´　　/ ,'　　／ |｀､ー‐'′ﾉ－　}　　　　魔女の私は名誉とかはいらないわね。
＿_<_　　/　/　＿_/_ ,'　／＿_|__ `‐一 ´､＿_ /
＼＿_＞!　/!￣＿＿_,'／＿＿＿,,,, 　／|＼　｀ヽ、　　戦争があると魔法研究に集中できなくて迷惑だから。
　／　 ,'　/l￣「::::::::::7　　　|:::::::::::::ﾉ／　 |　＼／
　＼　/　/.l ﾊ `―‐'　　　　`―‐'´ ＿＿. ｌ＼＿>　　　早く戦争を終わらせたいだけよ
　　　Y　 |￣￣￣｀ヽ. ＿ ,. -― ￣　　　 | ￣',
　　 / 　 .|　　（仮）　　|　|　例の　　　 .|　　 ',
　 /　　/⌒ヽ.　　　　 |　|　　　アレ。 /⌒ヽ.　 ',

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,,.. --､
　　　　　　　　　　　　　 ,..::''"´//////,＼
　　　　　　　　 |｀'ｰ‐--＜///////_;;:: -‐ ''"´￣｀7
　　　　　　　　　 ,'　　､_　　｀ヽr‐r'"´　　_　　　　　/
　　　　　　　　 __/　　_,,..＞=-‐'─'─-＜..,,_　　　 ,!＞
　　　　　　　 }＞''"´////,＿;;;;//;;;;;＿_'///,｀"'＜./
　　　　　　／////;:/7'"´　/ 　　､　　｀"''ヽ///｀ヽ.
　　　　／////,ﾉ // ,' 　/　　ﾊ　l.l 　　i　　＼////;＼
　　　　 i/////,｛ .// ,r　 ,!　|: 　 l:、　　＼: 　i　　Y/////＼
　　　　｀ヽ､//{.//　ｌ　/ ｌ　!l　　l::ヽ、　　ヽ　l　　l ',//////〉
　　　　　　　 |//　　l､z≠==ﾐ∨::::: z≠＝x､l l　 : l.///ﾝ''´
　　　　　　　　// : 　 |く　/｀ヽ　 ::::　 / ｀ヽ /l l　:　l￣
　　　　　　　 //　 .　 ',　ゝ‐ '　　 ;: 　｀￣ lil! l !　　l　　　　私たち魔女は世の女性たちから非常に妬まれているから
　　　　　　　//|　　:.　l　u　　　　　　　　　 ,'ﾘ .: 　 ',
　　　　　　 // |　 i　 : ﾄ、　　ｬ─ -_‐ｯﾞ　　/ｲ　;　　 !　　　名声を得て更に妬まれるのはデメリットが大きいよ。
　　　　 ,.､//　j　 l　; l l少、　　￣　　　／l / 　 :　　 l
　　r-‐' /7､ / 　/ j　/ } l　｀l　ｰ -　‐ ´!　l ,'　 / 　　 l　　　というか有名人になること自体良くないな。
　　l　と'_{ （/ﾉ /ﾊ '､{ /:'rィ´ ＼　　　 ,.ｲ｀k､l　,'　i　　　l
　/　 _.､__〉 ',／/ハ　ヽ:::::ヽ　　｀兀´　　 /::|　ﾄ､l　　i 　!
　{　､＿_}:::厶ｨ‐'´ l　 }:::::::::＼〆lo＼／:::::ｌ　l　l　　ト､_l
　l､　 _,.ﾌ;:/　　ヽ　/　ﾉ::::::::::::::Y´:三｀Y:::::::::::ヽ ! j 　 {　　ヽ
895 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 02:26:12 ID:RZJeyDEL: 　　　　　 ||! |!　　|!l　　// ///　/,/　/,//j　　　　　ヽヽヽヽ　ヽヽ
　　　　　　 l|! |!　 |!l＿ノ/ ///　/ノ　/ノ/ノ　　　　　 } ﾊ　',ﾊ　 ',　',
　　　　　　ﾔrl!斗宀≪=彡ィrf七云三三ミ､__,〟, ＿ _ j/ ﾙ} ｝l}　｝　!
　　　　 ,ｨf ｢/ ,' /rぅヽ<ﾙ!ﾚ¨Ｙ] ｲ＾fﾐY´＾｢｀ヽ:r=!乏三辷えトﾙ'}}!　/} ﾘ
　　　 ;　　　　｛{ ） } }　 !,j　 {{{ ｀ー'ﾟ一' " // ]:｢´{r{^_勹　/〉ﾉ／ル'　　　　そうですか。
　　　 |　　　　　Ⅶﾉノ　ﾉﾉ!　ヾヽ、＿____.ノ/　ｌ:|　｀ｰ‐'　 ///うヽミ=-
　　　　ヽ.＿、、ﾒ≧─く巛|　　｀'ー―― '´ , , ヾ:､＿＿_ノ,ｲ}}〉〕} }}＾ヽ　　　私も名誉には興味がありません。
　　　　　/'/　'//'//⌒ヽ Y!　　　　　　　　　｀‐"　｀ー一ｉﾄ､ﾄﾐ.__刀
　　　　 ;　　　　　{{））　 }ﾙﾄ､　　　　　　　＝￢　　　　 /| |/r/,.r‐く　　　　　下手に注目を浴びると動きづらくなります。
　　　ﾔ　　　　爪廴ノﾑﾘﾞヽ　　　　　　　ｰ-　　　　 /[|| |ﾚ'/}Ｙ:ﾊﾊ
　　　　ヽ.廴_从丈___彡"　　::＼　　　　　　　　 ,ｲ[||||弋｛ﾉ}川リ;
　　＿＿　　　　　　　/　　　　 ::::::ヽ　　　　　　　 ,.ｲ㏍㏍ﾄ廴廴.z彡'
／: : : : : ヽ｀≧=/ニニニニニIニニ＼　　　　,r个ー一七弍辷≦_
:＼ : : : : :｀ー‐ｧ'　　　　　　　 | |　　　｀ー ´ニニニニf´:／: : : : : :｀ヽ

　　　　　　　　　 __,,,,....,,,＿　　 _
　　　　,.ﾍ.__''"´　　､　　　.ﾄ｀＞）｀ヽ
　　　く　＼|-─＜￣￣八　ｰ' 　ﾉ､ /＼
　　　 |＼__./＞-─''"´￣￣｀' ｰ＜　,ﾊ／]
　　__ﾉ-‐へ/　/　 /|__　.!　 ,　　　＼|‐ｧ'
　. |＿＿／|　,' 　/´| __/|　/!　|__ | 　ヽ|
　　 `!　　　|　|　/‐ｒ‐‐ｒ└'　!､」__ !｀|　 |'
　　　|　　　|　.!/|､弋_,ﾘ　　　|_lj　|/　 ,'
　　　|　　　|　 ⊂⊃　　　　 '　　⊂!__/　　　　つまり伊藤誠は放置するという事ね。
　　　|　　　|　　 |　　　∠ ] 　　,ﾊ ||
　　　|　　　|　　ト､., 　＿_,,.. イ　! !!.
　　　|　　　| 　　 |ヽ-､＼_|｀ヽ、|　　||　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そうです」＞アバン
　　　| 　　∧　　 !7＼__/ﾑ　 /| 　 ,'|
　　　| 　　|/ ヽ..ﾚﾍ.＿_く_八）」`!　/ .!
　　　',　| .,' [＞l]く]ﾊ　　}| ll |{ [＞l]く]
　　　ヽ| .!　　＼」 | 　　{|　 |}　 | ﾊヽ!
　　　　 `|, 　　　　|、　 }| ll |{　 |__」　ヽ､__
　　＿＿/　　　　　|＿__{|　 |}　　 ! 　/　__｀ヽ.
　　|:::::::/　　　　　 .!::::!lll|| ll |{　　 |　,'　/ｒ‐-､ ',
　　|:::::,'　　　　　 |::::|lll|.!　 |}　　 !. !　| {二　| |
　　|:::::i　　　　　　.|::::|lll||. ll |{　　ﾊ |　| ヽこノ/
896 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 02:26:58 ID:RZJeyDEL: 　　　　　 ||! |!　　|!l　　// ///　/,/　/,//j　　　　　ヽヽヽヽ　ヽヽ
　　　　　　 l|! |!　 |!l＿ノ/ ///　/ノ　/ノ/ノ　　　　　 } ﾊ　',ﾊ　 ',　',
　　　　　　ﾔrl!斗宀≪=彡ィrf七云三三ミ､__,〟, ＿ _ j/ ﾙ} ｝l}　｝　!
　　　　 ,ｨf ｢/ ,' /rぅヽ<ﾙ!ﾚ¨Ｙ]　　 /.　　.　ヽ:r=!乏三辷えトﾙ'}}!　/} ﾘ
　　　 ;　　　　｛{ ） } }　 !,j　 {{{　　/　　./　.// ]:｢´ ./　　　 /〉ﾉ／ル'
　　　 |　　　　　Ⅶﾉノ　ﾉﾉ!　ヾヽ、＿_/__ノ/　ｌ:|　/ 　 / . ///うヽミ=-
　　　　ヽ.＿、、ﾒ≧─く巛|　　｀'ー―― '´ , , ヾ:､＿＿_ノ,ｲ}}〉〕} }}＾ヽ
　　　　　/'/　'//'//⌒ヽ Y!　　　　　　　　　｀‐"　｀ー一ｉﾄ､ﾄﾐ.__刀　　　　それに言葉姫との結婚をどう断るか頭を悩ませていましたが、
　　　　 ;　　　　　{{））　 }ﾙﾄ､.　　　　　　 , ＿__　　　　　/| |/r/,.r‐く
　　　ﾔ　　　　爪廴ノﾑﾘﾞヽ　　　　　 - ｀　　　 /[|| |ﾚ'/}Ｙ:ﾊﾊ　　　　もうその必要もありません。
　　　　ヽ.廴_从丈___彡"　　::＼　　　　　　　　 ,ｲ[||||弋｛ﾉ}川リ;
　　＿＿　　　　　　　/　　　　 ::::::ヽ　　　　　　　 ,.ｲ㏍㏍ﾄ廴廴.z彡'
／: : : : : ヽ｀≧=/ニニニニニIニニ＼　　　　,r个ー一七弍辷≦_　　
:＼ : : : : :｀ー‐ｧ'　　　　　　　 | |　　　｀ー ´ニニニニf´:／: : : : : :｀ヽ

　　　　　　 ,. -'''"　　　　　　　　　　　　　　　　"'''- ．._　　　　　　／＼
　　　　 , '　　　　　　　　, -'"￣ヽ､　　　　　　　　　ヽ､　　　 /　　　＼
.　　　 , '　　　　　　　　／~"" ヽ､　ヽ　　　　　　　　　　ヽ　 /　　, -'"´
　　　, '　　　　　　　 ´　　　　　',　　',　　　　　　　　　　　ヽ/, - ＜
　　 ',　　　　　　_＿_.|,.　　　　 l　　　l　　　　　　　　　　　　ヽ　　ヽ.
　「￣７l~""'' 　 ,/ |､　',ヽ　　　 .ノ　　人、　　　　　　　　　　 ',　　,　',
　 ',　/ し_,._,,．'　| |.',.　ヽ~'''　´　　ノ', ', 人　　　　　　　　　　 l-'"´　 ',
.　冫l l 　 |　　 |　| | ',　　｀''- ．．-'´　| ｿ　　ヽ　＿＿__　　　 }　　　ﾉ　　　　確かに言葉姫の問題があったわね。
　/　|,'.　 |　　 |　l. l ',　　　　　 ', ',　　 | "'-､　 ___,,.ノ´', ~｀l 　ﾉ　_,.-''´
　丶|　　|　　　|　 l l. ',　　　　　 ', l 　　l 　　 T　　 l.　 ',／ｰ〆￣~""'''　‐,
　　 l ､　|.　　　|.　 l l. ',　＿＿＿|.|_＿_|＿__.　 |　　 |　ヽ､　 '''- ．._　　 /　　　　　　　　　　　「その件では困っていたので好都合です」＞アバン
.　　 l~｀', l"'- ､|'､　 ll　'ー,‐-　.,.,|.L＿|.|＿　　|　　/|　　 | ｀~""´ >　"'''./
　　　｀　',.｀.　' ｀, ヽ｀　 ´〆ﾍ;;;;;;;;ーｯ.ﾉ　　~"ｿ　 / |　　 |　 ,, -'´
　　　　　 ~￣ヽ　ノ　　　　｀．ﾞ;;;;;／/　　　　　 /. |　　| | ,.,,',
　　　　　　　　 i ヽ　　　　xxxxxxx　／　　　　　 /　 |　　| ﾚ
　　　　　　　　 l 　ヽ､､　　　　／　　　　　／ ,.　|　　|. |
　 iｰ,　 ,i~l　　/　　　　｀' - ．-'''´　　　　　ノ／. .| |　　 |. |
..　',.',:::::::::',',　/　　　　　//／　　　　　 , -'". ´ 　ノ |.　　 |　|
　　',',::::::::::',',/　　　 /　/, '　　　_,.．-'''´.．-'＜‐´　| 　　 |　|
　　 ' ' ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ' '　　　´ ／　　-'''"　, -'"´　　　　　ヽ |　　　 l　 |
897 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 02:27:45 ID:RZJeyDEL: 　　　　　　　_,,.ｨ ≦- ￣　､ヽ、 ,r '　￣￣　≧
　　　 ,,,..ｨ=´　　　　　ヾヽ　ヽ,i! /／-≦三Ξ
　　／,ｨ'　　　　　　　　　　 ;　　　　　￣
　 /´　　　　　　　,ｨ　　　　__　　　 __　､､ヽ、ミ
. / //　　　/　ｨ // il　il l ll!l!lﾍ ,//込　i i ヽヾ
. !// / ///　/ // /i　!l i |ヾヽ.Y///ｸ､ i iヾ、＼
..!/ / / //ﾉ/ ,' l　,! |　l! ! !-───-￤l l、ﾍ
..i l ! i! i!,'// /　! /! l　i! l l!　　　　　 ∨!l',　ﾍ
. !l ! ,≠ !/ ,'/ // .!/,/! /l.! 　　　　　　ヾ小.　ﾍ
_,≧_ｚク　///,/　/,/l!|/. ﾘ　　　　　　 Nキ　ﾍ
≧=シ／ /-,行=＝≠＝-､、_＿__ ,,ｨz=＝≒＝ ∨　　　そもそも言葉姫の結婚は女王が公式に発表したものです。
Y,ｨ＝ﾗ／歪Y´≧＝＝==-､ヾ=≡ｲ',ｨ-=＝＝≦
{/〃三}｝}个《　、 Yﾟrｚ｝　/ｨ};}. ｛{ ヽ_｛rｪろY　　　　　　それを辞退するには、それ相応の大義名分がいります。
{i l l l!;f,'//,' iﾍ、　￣￣-=彡ｌ! 　ﾄミ=-￣￣
込ニｼ//ﾉ,'ｨ|､ヽ､_　　　 _,,.zメ.　　Xz_　　　 _,　　　　　そうでなければ言葉姫の面目を潰しかねない。
＞=-巛///ｨ!ﾍ　　￣￣.　　　＿__　　￣￣
,ｨ＝- ､ヾミﾐ|　l!.　　　　　　￣
.//⌒込　∨ .ﾉﾍ　　　　　 r──-,
l .! .l!i!Y;｝ ,}'　,!iliiﾍ　　　　　　￣￣
ﾍﾍ入込!/　./!/!il|丶　　　　￣　　　　　 ,ｲl!
込入_ソ'　 ///!/!!　丶　　　　　　　／ililil
≧二三_／､/ｼﾉﾉ!　　　＼　　　　　 .／ilililili,!'
ｨ＜￣≦＜ニニ-!　　　　ヘ　_＿__,.ｨ'ililililililiY:.:.
　　　　　　　ヽ┬;ﾄ<＿＿＿__ヾilililililililililililili/:.:.:.

　　　　　　　　　／::::::::::::}　　　　＼::::::ヽﾚ'／　ヽ、
　　　　　　　／::::::::::::::::::!　　　　　　}＿／　　　　/
　　　　　　 , ´:::::::::_,.＞へゝ-───ﾍニヽ、　　　' ､
　　　　　 /:x=:::´／-─‐ヽr⌒ー‐==くヽ:::::｀丶、　 j
　　　　／:r─ｧ'´　　　　　　　＼　　　ﾊ　＼::::::::｀ヾ、　　　　ああ、それがあるか。
　　／:／｀Y　　　　､＼　　＼　　ヽ、 }:::::::::::::::＼
　,..:´::::{＿// 　　ヽ　　　＼＼, ＜´'、｀､　'.｀ヽ、::::::::::/　　　王侯貴族の連中は面子を重んじるからな。
/:::::::::r'´ / l 　　戈ト､＿_, x千ﾃ夊＿ゝ　'､　',　〉:::::::/
::::::::::::'､ / 小　　! rﾁ万　　ﾋぅり　ﾊ }　ﾊ　} /::::／、　　　　不用意にそれを傷つける事をすれば
ヽ::::::::::::＼{|　ﾄ､ '、ﾋり　、　　　 "ﾉ　l|　i、ﾄ､/::／::::::::＼
　｀　､::::::'|:7|　＼''､　､,　-っ／ｲノ　} V　｀ヾ、::::::::::::｀　　　ブチ切れかねないわ。
　　　 >::-/ |　f´　 {＞￣-彡イﾑ　ﾉ /　　　　Y}}::::::::::
　　　 /:::イ　ﾉ　ﾄ､　 '､::ヽ、-=／/　　／ /´　　　}] ト　､::
　　 ,'::/::{　{　人　　ヽ:::｀ー‐:':{　　 (ゞｲ}、　　 ,　 j
　／::::::::::＼ヽﾍ　　　_}::::::::::::ﾟo｀ー‐ イ　￣｀ヾ_ノ、
/´:::::::::::ノ／くrﾍ乙こてゝ:::::::::::::o::::ﾟ:::ノ　、｀ヽ、　＼ト..､
:::::::::::::/ /　　　　ヽ　　　ﾊ:::::::::::::::::::／　　ヽ　　　　　 V}}:
::::::::::::j /　　　　 /´ト､　　＼ー‐ ´　　　　　}　　　　 ∨
::::::::::〈 {　　　 //　∨ヽ、　ﾄ､　　　　　　 /　　　　　　 Y
:::::::::::j　'.　　　 { {　　 L　　　　ヽ　　　／　　　　　　　　}
:::::::::::ヽ｜　　　ヽ、　｀　､＿_／ヾ　　　　　　　　　　 l
::::::::::::::} |　　　　　　＼　　　 '､　 _ノ　　　　　　　　　　 /
898 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 02:29:14 ID:RZJeyDEL: 　　　　　 ||! |!　　|!l　　// ///　/,/　/,//j　　　　　ヽヽヽヽ　ヽヽ
　　　　　　 l|! |!　 |!l＿ノ/ ///　/ノ　/ノ/ノ　　　　　 } ﾊ　',ﾊ　 ',　',
　　　　　　ﾔrl!斗宀≪=彡ィrf七云三三ミ､__,〟, ＿ _ j/ ﾙ} ｝l}　｝　!
　　　　 ,ｨf ｢/ ,' /rぅヽ<ﾙ!ﾚ¨Ｙ]　　 /.　　.　ヽ:r=!乏三辷えトﾙ'}}!　/} ﾘ
　　　 ;　　　　｛{ ） } }　 !,j　 {{{　　/　　./　.// ]:｢´{r{^_勹　/〉ﾉ／ル'　　　　平民の私がそんなことをすれば王家だけでなく、
　　　 |　　　　　Ⅶﾉノ　ﾉﾉ!　ヾヽ、＿_/__ノ/　ｌ:|　｀ｰ‐'　 ///うヽミ=-
　　　　ヽ.＿、、ﾒ≧─く巛|　　｀'ー―― '´ , , ヾ:､＿＿_ノ,ｲ}}〉〕} }}＾ヽ　　　貴族の方々も黙っていないから、ややこしい問題でした。
　　　　　/'/　'//'//⌒ヽ Y!　　　　　　　　　｀‐"　｀ー一ｉﾄ､ﾄﾐ.__刀
　　　　 ;　　　　　{{））　 }ﾙﾄ､.　　　　　　 , ＿__　　　　　/| |/r/,.r‐く　　　　　
　　　ﾔ　　　　爪廴ノﾑﾘﾞヽ　　　　　 - ｀　　　 /[|| |ﾚ'/}Ｙ:ﾊﾊ
　　　　ヽ.廴_从丈___彡"　　::＼　　　　　　　　 ,ｲ[||||弋｛ﾉ}川リ;
　　＿＿　　　　　　　/　　　　 ::::::ヽ　　　　　　　 ,.ｲ㏍㏍ﾄ廴廴.z彡'
／: : : : : ヽ｀≧=/ニニニニニIニニ＼　　　　,r个ー一七弍辷≦_
:＼ : : : : :｀ー‐ｧ'　　　　　　　 | |　　　｀ー ´ニニニニf´:／: : : : : :｀ヽ

　　　　　　　　 __,,,,....,,,＿　　 _
　　　,.ﾍ.__''"´　　､　　　.ﾄ｀＞）｀ヽ
　　く　＼|-─＜￣￣八　ｰ' 　ﾉ､ /＼
　　 |＼__./＞-─''"´￣￣｀' ｰ＜　,ﾊ／]
　__ﾉ-‐へ/　/　 /|__　.!　 ,　　　＼|‐ｧ'
. |＿＿／|　,' 　/´| __/|　/!　|__ | 　ヽ|
　 `!　　　|　|　/‐ｒ‐‐ｒ└'　!､」__ !｀|　 |'　　　このまま伊藤誠に言葉姫を押し付ける事ができるなら、
　　|　　　|　.!/|､弋_,ﾘ　u 　 |_lj　|/　 ,'
　　|　　　|　 ⊂⊃　　　　 '　　⊂!__/　　　　功績を奪われるぐらい許容できるのね。
　　|　　　|　　 |u　　　＿_　 U ,ﾊ ||
　　|　　　|　　ト､., 　＿_,,.. イ　! !!
　　|　　　| 　　 |ヽ-､＼_|｀ヽ、|　　||　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「はい」＞アバン
　　| 　　∧　　 !7＼__/ﾑ　 /| 　 ,'|
　　| 　　|/ ヽ..ﾚﾍ.＿_く_八）」`!　/ .!
　　',　| .,' [＞l]く]ﾊ　　}| ll |{ [＞l]く]
　　ヽ| .!　　＼」 | 　　{|　 |}　 | ﾊヽ!
　　　 `|, 　　　　|、　 }| ll |{　 |__」　ヽ､__
　＿＿/　　　　　|＿__{|　 |}　　 ! 　/　__｀ヽ.
　|:::::::/　　　　　 .!::::!lll|| ll |{　　 |　,'　/ｒ‐-､ ',
　|:::::,'　　　　　 |::::|lll|.!　 |}　　 !. !　| {二　| |
　|:::::i　　　　　　.|::::|lll||. ll |{　　ﾊ |　| ヽこノ/

　　　　　　　　 __,,,,....,,,＿　　 _
　　　,.ﾍ.__''"´　　､　　　.ﾄ｀＞）｀ヽ
　　く　＼|-─＜￣￣八　ｰ' 　ﾉ､ /＼
　　 |＼__./＞-─''"´￣￣｀' ｰ＜　,ﾊ／]
　__ﾉ-‐へ/　/　 /|__　.!　 ,　　　＼|‐ｧ'
. |＿＿／|　,' 　/´| __/|　/!　|__ | 　ヽ|　　　貴方がそこまでするなんて
　 `!　　　|　|　/‐ｒ‐‐ｒ└'　!､」__ !｀|　 |'
　　|　　　|　.!/|､弋_,ﾘ　u 　 |_lj　|/　 ,'　　　そんなに言葉姫から嫌な予感がするのかしら？
　　|　　　|　 ⊂⊃　　　　 '　　⊂!__/
　　|　　　|　　 |u　　　＿_　 U ,ﾊ ||
　　|　　　|　　ト､., 　＿_,,.. イ　! !!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「以前よりももっと強くなっていますね」＞アバン
　　|　　　| 　　 |ヽ-､＼_|｀ヽ、|　　||
　　| 　　∧　　 !7＼__/ﾑ　 /| 　 ,'|
　　| 　　|/ ヽ..ﾚﾍ.＿_く_八）」`!　/ .!
　　',　| .,' [＞l]く]ﾊ　　}| ll |{ [＞l]く]
　　ヽ| .!　　＼」 | 　　{|　 |}　 | ﾊヽ!
　　　 `|, 　　　　|、　 }| ll |{　 |__」　ヽ､__
　＿＿/　　　　　|＿__{|　 |}　　 ! 　/　__｀ヽ.
　|:::::::/　　　　　 .!::::!lll|| ll |{　　 |　,'　/ｒ‐-､ ',
　|:::::,'　　　　　 |::::|lll|.!　 |}　　 !. !　| {二　| |
　|:::::i　　　　　　.|::::|lll||. ll |{　　ﾊ |　| ヽこノ/
899 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 02:30:00 ID:RZJeyDEL: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,,.. --､
　　　　　　　　　　　　　 ,..::''"´//////,＼
　　　　　　　　 |｀'ｰ‐--＜///////_;;:: -‐ ''"´￣｀7
　　　　　　　　　 ,'　　､_　　｀ヽr‐r'"´　　_　　　　　/
　　　　　　　　 __/　　_,,..＞=-‐'─'─-＜..,,_　　　 ,!＞
　　　　　　　 }＞''"´////,＿;;;;//;;;;;＿_'///,｀"'＜./
　　　　　　／////;:/7'"´　/ 　　､　　｀"''ヽ///｀ヽ.
　　　　／////,ﾉ // ,' 　/　　ﾊ　l.l 　　i　　＼////;＼
　　　　 i/////,｛ .// ,r　 ,!　|: 　 l:、　　＼: 　i　　Y/////＼
　　　　｀ヽ､//{.//　ｌ　/ ｌ　!l　　l::ヽ、　　ヽ　l　　l ',//////〉
　　　　　　　 |//　　l､z≠==ﾐ∨::::: z≠＝x､l l　 : l.///ﾝ''´
　　　　　　　　// : 　 |く　/｀ヽ　 ::::　 / ｀ヽ /l l　:　l￣
　　　　　　　 //　 .　 ',　ゝ‐ '　　 ;: 　｀￣ lil! l !　　l　　　　そこまでヤバい女が王家から出るなんてな。
　　　　　　　//|　　:.　l　u　　　　　　　　　 ,'ﾘ .: 　 ',
　　　　　　 // |　 i　 : ﾄ、　　ｬ─ -_‐ｯﾞ　　/ｲ　;　　 !　　　そんなのと結婚したら伊藤誠はどうなるんだ？
　　　　 ,.､//　j　 l　; l l少、　　￣　　　／l / 　 :　　 l
　　r-‐' /7､ / 　/ j　/ } l　｀l　ｰ -　‐ ´!　l ,'　 / 　　 l
　　l　と'_{ （/ﾉ /ﾊ '､{ /:'rィ´ ＼　　　 ,.ｲ｀k､l　,'　i　　　l
　/　 _.､__〉 ',／/ハ　ヽ:::::ヽ　　｀兀´　　 /::|　ﾄ､l　　i 　!
　{　､＿_}:::厶ｨ‐'´ l　 }:::::::::＼〆lo＼／:::::ｌ　l　l　　ト､_l
　l､　 _,.ﾌ;:/　　ヽ　/　ﾉ::::::::::::::Y´:三｀Y:::::::::::ヽ ! j 　 {　　ヽ

　　　　　/::::::::::::.／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::ヽ
　　　　　 ,::ｌ:::::::::／:::::::::::::::ｌ::::::::::::::::::::::;::::::|!::::::ﾊ:::::::::ﾍ
　　　　　 ,::::::::::::::::::::::::::::::/|:::::::::::::::::::|::::::::ﾊ:::::|:::|::::::::::ﾍ
　　　　　 ,::::|/::::::::::::::::::::/　l::::::l::::::::::;ﾊ:::::/ |:::::|::::|::,、:::::|
　　　　　,':::::|:::::|::::l:::::::./　　l:::::|::::::::::| |::/　 |､::|::::Kﾛ>:::::|　　　それこそ知った事ではありませんよ。
　　　　 ,::::::::|:::::|::::l＼:;{z─‐ﾐ::ヽ::::::/_,ﾘ‐─,!:/|::::トV::::::::|
　　　　/::::::::|:::::l:::::kｴ行芯ﾄゝ`'レ':.: ｲ芯圷ﾐﾄﾘ:::::|::::ｵ:::::|　　　どんな理由があろうとも、
　　　 ,ｲ:::::::|:::::ﾄ::::|、乂/ｿ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:込/ｿ:.:/:::/|::/|::::::|
　　　 .|:::::::|:::::|::::ヽゝ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. /イ::::l:'::,|::::::|　　　あいつは嘘をついて王国の人たちを騙して、
　　　　从::::|:::::|:::::::::|:、　　　　 '　　　　　　 .'::::::|:::/:|::リ
　　　　　 ;ソ:!;:::ﾄ::::::::|:へ　　　、　 _,　　　　, ':|:::/::/:::,'|/　　　私たちの功績を奪ったんですから、
　　　　　ヽ::ヾ::`,::l::::ァ>､　　￣　　　,..::ヽ::ﾚ::|ｲノ,∥
　　　　　　　　`ｿy::::l {/:::}　＞　- 　＜ヽ У::ﾘ:::ﾘ ;ン　　　　　どうなろうが自業自得です。
　　　　　　　　　, riヽゝヽ二=≧三≦=二|'ﾍへ_
　　　　 _,　- '　ノ三ﾆヽー三三i i三三ー_仁≧`ﾄ- -　、
　　　 , '　　　, 仁三三ﾆ.≧-=_ﾌﾋ_=-≦仁三三ゝ　　　`、
　　　 ,'　　　人ニ三三三,'ヽУ⌒ ヽ、`仁三三二|　　　|
　　　ト、＿∥二三三三／/ >У⌒ヽ }.狂三三二|,,＿_,,|
　　　 l:::::::::::仁三三三≦（（ (´＠）ﾉ !　）＞三三ニ|:::::::::.|
　　　.|:::::::::::|ニ三三三＼. ｿ辷匕、ﾉノ/三三三ﾆﾘ:::::::::.|
　　　 l:::::::::::|ニ三三三≧　`ヽ'　ン , '≦三三三ﾆ}::::::::./

　　　　　 ′　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }　∨∧ ∨
.　　　　ｉ{　　　　　　　 _,,.　 -‐- ミ__　　　i ､____ ノ　 }　　,　,
　　　从　　 ,.｡s≦　　　　　　 'ﾞ⌒`' ､_乂　　　ﾉ　 .}　}
　　　　　_≫''" -‐‐- ミ　　　 /　　　　ﾞ'く ⌒｀`'*´,　　ﾉ ,ﾉ
.　　　　ｱﾞ　　i::::::::::::::,:::::`' ､____,,.　-‐==‐ミj}　　　　　`'くイ
　　　　{⌒` ､|:::::::::::/:::::,ﾟ :::,ﾟ::::/^ｉ､:/　il:::,'｛_____,.｡s≦`,ニV
　　　人二ﾆi|::::::::::ﾟ::::::lｉ:::::lｉ::/　Ｌi＼,jｌ/::::::::::;::::|_ｉ::::::::il二}
　　　 ⌒＼ﾆi{:::::::::lｉ::::::l|:::::l| ｧ午劣ミ｀{ｉ:::::::::/'ﾞ´j::|::::::::lｌ_ノ　　　まあ、そうよね。
　　　　　　｀i{:::::::::li::::::::ﾞ⌒「　辷ン　　ｰ=彡斧ﾐﾉ::::::,ﾉ
　　　　　　　j{:::::::::lｉ::::::::::::::l|　　　　　　　炒小¨´　　　　　　後の事は私たちのしった事ではないわ。
.　　　　　　 j{::::::::::lｉ::::::::::::::l|　　　　　　　 ,　　,i{i:::i
　　　　　 .:::::::::::::lｉ::::::::::::::l{　　　　　　　　　斤:::|
　　　　　 /:::::::::::::八::::::::::::::ﾟ,ト　　／｀ヽ　.イ::iｌ::::|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「ええ、その通りです」＞アバン
.　　　　 /:::::::::::::/7沁､:::::::::::ﾟ,　〕rくノ` , i八:|:::iｌ::::|
　　　　/:::::::::::::/jI斗く^＼:::::::ﾟ,＼li　iﾞ　/⌒Vﾑ:::iｌ::::|
.　　　/:::::::::_ア゛　　＼ヽ :::ﾟ,　li　L/　／　}ﾑjｌ::::|
　　 /:::::::: ｱﾞ　　　　　＼i}:_j},八　 ¨´ｰ 'ﾞ/`'7､::ﾉjI斗┓
　　 ::::::::::/　　　　　　　　「二)_)ﾆ沁､　　　 {､〈ニ)_)ニニ|
　　 :::::::/　　　　　　　　 L／7::`ヽ心,　　 {_{＼´::`i ､_ノ
　　 ::::/　　　　　　　　　　　　{::::::::::∨沁,　 }_}　＼ﾉ、
.　　 /　　　　　　　　　　乂::::::_j}_{_{ﾑﾉﾉ　　　丶＼
　　　　　　　　　　　　　　〈二ミ)_)=}_}ﾆ{_{　　　　　Ｖヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 L彡'＾'く{_{ニ}_}　　　　 ∨∧
　　　､　　　　　　　　　　　　　　7::::::::::}_}ﾆ{_{　　　　　 Ⅵj}
　　､　＼　　　　　　　　　　　 {:::::::::::{_{ニ}_}　　　　　　 W
　　:::＼　＼　　　　　　　　人::::::::::}_}ﾆ{_{ 　　　　　 }i
900 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 02:30:53 ID:RZJeyDEL: 　　　　　　　_,,.ｨ ≦- ￣　､ヽ、 ,r '　￣￣　≧
　　　 ,,,..ｨ=´　　　　　ヾヽ　ヽ,i! /／-≦三Ξ
　　／,ｨ'　　　　　　　　　　 ;　　　　　￣
　 /´　　　　　　　,ｨ　　　　__　　　 __　､､ヽ、ミ
. / //　　　/　ｨ // il　il l ll!l!lﾍ ,//込　i i ヽヾ
. !// / ///　/ // /i　!l i |ヾヽ.Y///ｸ､ i iヾ、＼
..!/ / / //ﾉ/ ,' l　,! |　l! ! !-───-￤l l、ﾍ
..i l ! i! i!,'// /　! /! l　i! l l!　　　　　 ∨!l',　ﾍ
. !l ! ,≠ !/ ,'/ // .!/,/! /l.! 　　　　　　ヾ小.　ﾍ
_,≧_ｚク　///,/　/,/l!|/. ﾘ　　　　　　 Nキ　ﾍ
≧=シ／ /-,行=＝≠＝-､、_＿__ ,,ｨz=＝≒＝ ∨
Y,ｨ＝ﾗ／歪Y´≧＝＝==-､ヾ=≡ｲ',ｨ-=＝＝≦　　　　それでは王都で勇者バーティ解散手続きを行って終わりにしましょう。
{/〃三}｝}个《　、 Yﾟrｚ｝　/ｨ};}. ｛{ ヽ_｛rｪろY
{i l l l!;f,'//,' iﾍ、　￣￣-=彡ｌ! 　ﾄミ=-￣￣　　　　　　これで私たちはこの時代に多くいた魔王討伐を目指していた
込ニｼ//ﾉ,'ｨ|､ヽ､_　　　 _,,.zメ.　　Xz_　　　 _,
＞=-巛///ｨ!ﾍ　　￣￣.　　　＿__　　￣￣　　　　　　勇者バーティの一つとして紛れ込めるので、
,ｨ＝- ､ヾミﾐ|　l!.　　　　　　￣
.//⌒込　∨ .ﾉﾍ　　　　　 r──-,　　　　　　　　　　その方が何かと都合がいいです。
l .! .l!i!Y;｝ ,}'　,!iliiﾍ　　　　　　￣￣
ﾍﾍ入込!/　./!/!il|丶　　　　￣　　　　　 ,ｲl!
込入_ソ'　 ///!/!!　丶　　　　　　　／ililil
≧二三_／､/ｼﾉﾉ!　　　＼　　　　　 .／ilililili,!'
ｨ＜￣≦＜ニニ-!　　　　ヘ　_＿__,.ｨ'ililililililiY:.:.
　　　　　　　ヽ┬;ﾄ<＿＿＿__ヾilililililililililililili/:.:.:.

　　　　　　　　 /:::::/:::::::::::::/::::/:::::::::.:::::::Y:ヾ::::::::ヽ::::::ヽヽ
　　　　　　　　/ ::::/:::::::::::::/::::/::::::::::: ::::::i:::ｉ::::ﾍ:::::::::ヽ:::::ヽﾍ
　　　　　　/ ::::/::j::::::::::/:::∥i::::::::::::::i:::|:::ト:::::ﾄ:::::::::: V:::::Y::、
　　　　　 .'::::::7::::{:::::::::ｲ:::j |_|;::::: ::::::ｉ:::}:::L.V::} V::::::::1::ﾊ:::::ﾟ,
　　　　　　.':::::::'::::::|::::::7ィ'T~{::!i:::::::::::i::/l::ﾘ　 '::}ヽV::::: ｌ<ﾛ>:::1
　　　　　 '::i::::!:::::::1:::::{　V　.Ｙ∨:::::j!/ .}/_　 V 　 V:::i:}::V::|:::1
　　　　　　 j:::!:::|:::::{:::iﾄ:::|　_,.｡z、ヾ:::/　/ﾞ,ｨf6Zｈx,　}::/::::::::::i::::}
　　　　　∥j::::{::::::V:1 ;r':Ｊ'なr}`　V 　　込ﾟ_iリｨiィ::/::: ::::|::::|　　　　アバンさんがそれでいいなら、
　　　　　　'::::{:::::､::::::ﾍ:l^　ヾ‐ '"　　　　　　　, , ,　 /::/:::::::::::}::::|
　　　　　 .|::i:|::::::乂::::ﾊゝ ' ' ' '　　　　'　　　　　ノｨ::i::::::::::: j;:::j　　　　私はもう何もいいません。
.　　　　　 {::1|::::::::l::`'ト{'､　　　　　_,.．--　、　　´　':::!::::::::::::':i:ﾘ
　　　　　i::|V::::: １:::::|i~ヽ　　　〈　　　　.ﾉ　　　 /:::j::::/::::7∥　　　　貴方はそれが最上の方法だと判断したのでしょう？
　　　　　　`{ １::::::::V:::l;;:::::ト、　　 `　　 '´　　 ,.ィ:;:::/::/:::::7 '
　　　　　　　’::::::::::V:ﾄ;;::::{;;::`丶.､_　　　 ,. ｨ;;;;:::/::/::/::::::/
　　　　　　　　 ∨、::::Vﾍ;:::{ヾk;;;f'L,___　'^_,ノ:Y;/::/::/::::::/
.　　　　　　　ヾ:＼::＼ヽ{　` ﾞ}:...:...:...:...:...:...:ﾉV/ｼ'ｨ::ノ
　　　　　　　　 ` ｀＞'''^1‐'./ﾆニニニニﾆノイ´ﾆﾆｈ --　､
　　　　　　 /~´￣{ニニﾆ}....「ﾆﾆニニニﾆﾆ}._.ﾊﾆﾆニ} 　　 Y
901 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 02:31:35 ID:RZJeyDEL: 　　　　　 ||! |!　　|!l　　// ///　/,/　/,//j　　　　　ヽヽヽヽ　ヽヽ
　　　　　　 l|! |!　 |!l＿ノ/ ///　/ノ　/ノ/ノ　　　　　 } ﾊ　',ﾊ　 ',　',
　　　　　　ﾔrl!斗宀≪=彡ィrf七云三三ミ､__,〟, ＿ _ j/ ﾙ} ｝l}　｝　!
　　　　 ,ｨf ｢/ ,' /rぅヽ<ﾙ!ﾚ¨Ｙ]　　 /.　　.　ヽ:r=!乏三辷えトﾙ'}}!　/} ﾘ
　　　 ;　　　　｛{ ） } }　 !,j　 {{{　　/　　./　.// ]:｢´ ./　　　 /〉ﾉ／ル'
　　　 |　　　　　Ⅶﾉノ　ﾉﾉ!　ヾヽ、＿_/__ノ/　ｌ:|　/ 　 / . ///うヽミ=-　　　はい。
　　　　ヽ.＿、、ﾒ≧─く巛|　　｀'ー―― '´ , , ヾ:､＿＿_ノ,ｲ}}〉〕} }}＾ヽ
　　　　　/'/　'//'//⌒ヽ Y!　　　　　　　　　｀‐"　｀ー一ｉﾄ､ﾄﾐ.__刀　　　　　名声を得るというのは世の男性が求めるものですが、
　　　　 ;　　　　　{{））　 }ﾙﾄ､.　　　　　　 , ＿__　　　　　/| |/r/,.r‐く
　　　ﾔ　　　　爪廴ノﾑﾘﾞヽ　　　　　 - ｀　　　 /[|| |ﾚ'/}Ｙ:ﾊﾊ　　　　　実際そうなると幸福とは限らないという事です。
　　　　ヽ.廴_从丈___彡"　　::＼　　　　　　　　 ,ｲ[||||弋｛ﾉ}川リ;
　　＿＿　　　　　　　/　　　　 ::::::ヽ　　　　　　　 ,.ｲ㏍㏍ﾄ廴廴.z彡'
／: : : : : ヽ｀≧=/ニニニニニIニニ＼　　　　,r个ー一七弍辷≦_
:＼ : : : : :｀ー‐ｧ'　　　　　　　 | |　　　｀ー ´ニニニニf´:／: : : : : :｀ヽ

　　　　　　　　__,,,.....,,,,__
　　　_,. -''""　　　　　　｀ヽ､r'⌒L
　,. '"　　　　　　___　　 ___ノi ヽ/ 」
　lく＼「'l-､r__ﾆ..-─-rゝ､_ﾉ__ｲ__,.>
　ゝ,.＞'"￣　___　i　　　｀ヽ、>ﾝ」
　(ｲ　,' i　ｲrfｰ-!,」ﾊ　i　,　i　|
　 |　 Lﾊ_」ﾊ__rﾉ　　!,r-f ﾊ_」　　　　下手に栄誉を求めるよりも
　.|　　i ﾊi "" 　　　　ﾋﾊi l |
　|　　 | i　|､　　～　　人 |　　　　　その後の人生をのんびりと暮らすというのはいいかもね。
　|　i　.| .|　|＞､...,,,. イ　|　|
. |　/　!　i　|７ゝ_Yｲ､_|　|　|
..|　ﾊ/ゝ　ﾝイ　i　：　i|　|　|_
.|　γ　(/ヽ rｲ .| 　!　.|ゝンi
|　,'　　　　.,'____ | 　:　[＞<} i/
|/　　　　 /　|ll| |　 :　 .（/ﾝ iﾊ

　　 |::::::::::::::::≧x　　　　 {　　｀ヽ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧
.　八:::::::::::::::::::::::::::::`ｰ,.ィ　　Ｙ⌒Vxく´￣￣｀ヽ:::::::::::::::::::::∧
　　　{::::::::::::::::::::::::::::::::::＼　 λ γ ―一'　　　/:::::::::::::::::::::::∧
　　　∨^＼ゝ⌒Y´￣ヒ升≧=－=ミ　　　　／::::::::::::::::::::::::::::∧
　　,. ┴　r‐`ー=乂`ﾄ､し'⌒ﾒ、＼::::::｀ヽ f　｀ヽ::::::::::::/＼ :::::∧
　　＼　　　　／　〃　 /　　く,. -‐=＝ヽ＼.　　＼ ::,′　ヽ ::::ﾊ
　　　冫　,-‐/　　/　　{　　　　ハ　ソ'⌒ﾒ、＼　　∨　　　 ∨:::}　　　私はアバンさんがその方が幸せになれるならそれでいいわ。
　　く　　　 {.　　　　　 ',　　　　　｝　)　　　}｀ヽ＼　｝　　　ヽ:}
　　　｀ヽ　! /　 {　　　∧　丶　　! 人　}　 `ｰ―‐＼　　　　　∫　　　人間の命は短いからこそ充実した生き方が大切だからね。
　　　　乂ﾉ'{ 　八　乂⌒Y ∧　八匕_ 从　ヽ　｝冫::＼
　　　　　　　入ヽ j八弌:iﾉ'　 )ｲ弌::} ﾒﾚ　 .} ﾉ､＼:::::::＼
　　　　　　〃　＼ハ､乂ﾘ　　　　弋ｿﾉﾙ'　从 ,ﾊﾄ ∨:::::∧
　　　ｰ=彡 {　　} ゝ`ヾ　　　　'　　　　/　ｊハハ　＼｝::::::::∧
　　　　{八' 　ﾉ人　ト　　ｰ一'　　ｲ У｝　　`ｰ一' ::::::::::::＼
　　　　｛　!　ﾉﾙ'`＿γ::/ ＞　- .＜ /　' ｲヽハ　ｊ丿:::::::::::::::::::＼
　　　　∨ヽイ´￣　/:::::i!　＼　／ゞ､__丿￣下)イ　`ｰ ――‐一'
　　　　　　　/　　ヽ }:::::::| ヽ / ヽノ{ ゝヽ)' フ.　∧
.　　　　　　/　　　ヾ::::::{　｛i!i!i} 　.ﾚ一'ヽ/　　'　',
　　　　　く /　i　　,ハ:::::',＿{i!i!i}＿{ 　,　} ｝　　八
　　　　　　冫　{　　ﾘ:::::::ゞ {!i!i!}::::::7/jﾊ彡　　ﾒノ

勇者アバンは王都に着くと勇者バーティ解散の手続きを行った。

魔王ゾーマ討伐が完了した今となっては勇者制度を維持する必要がなかったので、行政も制度廃止に取り掛かっていたのだ。

こうして、勇者アバンはひっそりと表舞台からその姿を消したのだった。

ちなみにアバンは光明神の神殿に行って光の玉をちゃんと返却していた。

その辺りもそつがないアバンであった。
902 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 02:33:56 ID:RZJeyDEL
903 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 02:34:26 ID:RZJeyDEL: ttps://www.youtube.com/watch?v=prKQE9mZfnM

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.　 -‐…‐-ミ､
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　l二二二￣:|/////////∧ 　 Ⅵ |　| :|　　|-==‐::|　 l　| : | |　 :|　　　|　 |￣ｰ |　 |_|　|　 |　｀ﾉｰﾑ｀厂圦s｡｀`ヽ､
　￣￣￣~|　|//////////∧　　Ⅵ‐:| :|　　|　　　 |　 |ｰ|ｰ:| |　 :|　　　|　 |　　ノーﾑ　厂圦-ゝ-='"￣_,,..｡｡+-=≦
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　　　　　　＞s｡二二二二二二'//,　　ゝ─=彡￣￣_,.｡｡+-=''"⌒￣

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　／^⌒ ＞-=ミ､ ,.　　 ¨　￣￣　¨　　 .
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　　　'　　/　　 ,　　　 _　　　　　　　　丶　　　＼
　 /　　 /　　 /　,ﾍ,,,/ｱ　　　　　､　　　ﾟ｡
　'　　 '　　 /　 '""ﾞﾞ"{　　 '，､　＼　　　　　　 '，
/ィ　　　　 ′　ｉ　　 {　　　丶＼　ヽ　 :ｉ
　|:　　:i 　　　 { 　　{ 　丶　＼丶　　ｰ}　　　　}　　　これで魔王戦争は終わりだな。
　|i　　:ｌ　　　_j__{_ 　八　　ｉ＼　丶＼＿j_　　　　 }
　|l　　:{ 　 :　 { ﾊ￣｀＼　ﾄ､　ヽ´￣　ヽ}　　　　 ,　　　何かと面倒な事だったな。
. 从　 :{ 　 i　从ｱ示沁､　ヽ{⌒,ｨ竓示芹ｧ}
　　丶{ 　ｌ　　Ⅳ V_ツ　　　　乂_rツ　'　　 , 　/
.　　　从　|　　乂_　　　　　　　　　　　 /　　ﾊ　'
. 　　　ヽﾄ､　{::i⌒　　　 i 　　　　 /　ｨ / }/
　　　　　　　＼{込、　　 r　 ‐┐ 　 ,ノｲｫ　|"
　　　　 r ─‐┐ }　ｉ > . 　､__ ノ　　ィ/　|　|_＿__「 ¨ >､
　　　　 | 　　ﾄ-}　l=ｧ=}＞　_　イ　_{__ >|　|i:i:i:i:ｉ:|　　　|
　　　　 | 　　 li:i:}　|i:{｀┴‐‐┐　　　}/}　 |　|i:i:i:i:ｉ:|　　　|
　　　　 | 　　 l:i:i}　|ｲ>､　　 ∧　　 }/}_,. |　|i:i:i:i:ｉ:|　　　ト .
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　′　　　　　/　　い　　.′.|　　　 |　　 ′ 　　＼|　　　 ;／　 }v　　 |八
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　 |　　　　〉、⌒ヽ　　　 ′ ｲ　　ｨ| ./　_＿ﾉ__　　　|　 /_)r} j /　｝! /　　　キナニ地帯で戦っていた魔王軍は魔王が討伐された事を知ると
　 | 　　 /　ヽ　｛｀ー‐/／､|　　　　{/_／´__)爪＼　 | ./ |iﾞｿ　.′/ |/
　 |　　／-----＼　　 ⌒　　>:, 、　｝｝　 |/；/|　　 |/　 ¨´　| ｛　 ′　　　総崩れになり、ヘルマン地帯に逃げ帰ったわ。
　 |　　　　　 /　　、　　く　ﾊ＼_/　丶.,乂zﾂ　　 / 　　:.:.:.:{　}
　 | 　　　　 ./ 　　＼＿__/　∨ ‘｡:.:.:.:.:.: ￣　　　　　〉　　 ,　.′
　 | 　　　　 / 　　　　　ﾄ,　　　 }　　　　　　　　　　　 / /
　 |　　　　　′　　　　　ノ| ﾊ　　 /、　　　　　　ィ　　.ｨ　 {
　 | 　　　ｲ　　　　　　　/{　ﾚ|_乂〈　｀　　.,　　　´￣　／ ′│
　 |　　 /　| 　　　　　 } ﾚヽ,_|　　ﾄ､/｀ヽrｲ＞　 ,__／ﾆﾆ| 　 |
　 l　　 :′..|　　　　　　 /　∨|_,|　　 |==== ﾛ入＼　∨: : : | 　 ′
　 |　 /　　 |　　　　 ∧　　＼|　　 |/|　　ﾊj⌒ 　＼∨: :.:{　/
904 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 02:35:01 ID:RZJeyDEL: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿|　＼　　　／!
　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿__乂ヽ V- ／　/
　　　　　　　　／　　ｨf{＞――――ミh、 }ｌ/　　/
　　　　　　　　　　　ｨf{>'゛　　　　　　　　　　 V　／|
　　　　　　 /　　　/／　　　　　　 l　　　 V 　 |
　　　　　　,　　　 /′　　　　　　　 l l　　　 ',　　|
　　　　　 l 　　∥　　 ,′ ',　　　　　ｌ !　　　　　 |
　　　　 l　　　l' 　　ﾊ　　ﾊ　　　 ', ｌl　　　　l ／!
　　　　 l 　　 l　　　/　'　/_ } 　　//ｌ｜ |　　 l l／!
　　　　 |l　　 |　ｌ　 l ￣V￣~｝　//l￣ｌハ　 l |__l　　　魔王以下の主だった大魔族はエリザベート以外は全滅。
　　　　 |ｌ　ｒ‐|　 ,　lｧ灼示ﾐ､｝// 芍示ﾐ } ,　＿l
　　　　　　ハ| (| 　 , l　ゝ-′　／　ゞ-′ ﾊ!//　 l　　　それ以外の魔族も８割は死んでいるわ。
　　　　　　乂!　　｜__　　　　　　,　　　ﾊ:|/　　l
　　　　　　　　　ｆこ/=／こh､　　 __　　　.:.:.:.ﾊ　　l　　　　これで魔族は相当な期間、組織だった動きは出来ないでしょう。
　　　　　　　＿__Vニ=ﾆ=包ﾉ__ ´　′,.ｲ:.:. ,'　|　 |
　　　　／　　　　＼ﾆ=ﾆ=ﾆ=ﾆト　ィｌ{‐|:l:.:,'- ,乂｛
　　　　,　　　　　　〔二｢｣ﾆ二>!　　 ll　|:l:;　　ヽ
　　　 |　　　　　　　//ﾆ|ﾊ=ﾆ=!)）　 ll　|:l 　　　 V
　　　　ｌ　　　ヽ、｢ﾆ=Lﾊニ=!　　 ll 〈〉　　　　V
　　　　ｌ', 　ｧﾇXこ>｀7-====-′　　ハ{｝／　　　ｖ
　　　　| Уﾇ´　　　V　　　　ト、ｒ ‐､」　V、　　　　　、
　　　〈ﾇX　　　　　　　 |└　 /　　 } ヽ
　　　　|　Λ　　　　,′　　　l　　 / 　　 } 'Λ
　　　　|-くΛ　　　,′　　　 |ヽ_/　　. : :/ 　Λ
　　　ｆ⌒ 'Λ 　 ,′　　　 |￣￣｀｀~'''　―――――　、ヽ
　　　 | 　　 Λ　｛　　　　　, ,,、-―　　　,､-―-　　　　 V
　　　　|　　　 Λ　　　　／　　　　　　ヽ/　　　　　ヽ　　　〉

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　　　　 /　/　 /　|　/　 ,.|　|　.ﾊ　|　 ',　＼ヽ　|　l 　 i　　　だが、王国も被害は大きいぞ。
　　　　　/　,ｲ　./ !.｜i　 ./ |　|　|｜ﾄ､　＼　ヽヽ!　|
　　　　, '　/ i　/　!　!十‐t-.L_ﾄ､{　Ⅵ　ヽ_.斗.十＼!　　i　　　王国軍の半数が戦死したから、その補充の為に
　　　 /　/　 | ﾊ　|　|下､fr笊卞ﾐ　ヾ!,ォ笊芍アﾄ､. ＼
　　 ./　/　　.!{　Ⅵ　Ⅵ　|乂少　　　　　込少　} | ﾘ＼＼i　　二度目の徴兵をやる羽目になったからな。
　　 i　/　　　|'　 .∧　 |ヽ!　　　　　i　　　　 ∧}/　.个ト＼
　　 |./　　　　　 / /＼{　ﾄ　　　　_ _ 　　　　/　/　　 .| |　.iヽ＼
　　 |{　　　　 / /　∧　 i.＞　　　　　ｨ/　/ 　　 | | .∧ ＼＼
　　 ||　　　 ./ /　/ ∧　ﾏi　|≧　_　≦｢i/　/　　　　| |　 ∧　ヽﾊ
　　 i!　　　　/ /　/ / ∧　ﾏ! |＝［ﾆ］＝|/　/　　　 .| |　　∧　 Y.|
　　 |　　,ｨ≦≧ｭ､_/_厶rﾍ　 Ⅵ::::::::::::::::〃 ./≧ｭ､　　_ィ＝ｭ､.∧　} |
　　　 ∠三三三7三三ﾆ7ﾍ　Ⅵ:::::::::::://ｨ∧三三≧ヽ三三心　∨ !
　　∠三三三ﾆ7三三ア,∠ﾑ. Ⅵ::::::://./'三ヾ.三三ﾆﾑ三三ﾆﾊ/ ∧

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿_　__
　　　　　　　　　　　 ,､丶`::.::.::.::〈::.::.:｀`～､、
　　　　　　　　　　　　／::.::.::.::.::.::.::.::.::`､::.::.::.::.::.::＼
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. 　　／／::.::.::./::.::.::.,::|::.::.::.::|::./　--八::.::.:＼::-―::.::.::.::.::.::.／／
　　／::/　/::.::.:/::.::.::/::.:|::.::.::.::|´　＿_ 　＼::.::.:＼ー---‐:＜:ハ　　.　それに魔法ギルドの被害も大きいわ。
　 (::.::〈　/::.::.::,::.::.::.//ﾞ＾|::.::.::.::,ィ灯示㍉　　￣灯ハ}::.:|.::.::.}::.::.}
　　＼_;:>::.::.::.:|::.::./::{ くj|::.::.::.狄　)rリ　　　　　じ′ :.::.|::.::.:}.::.::　　　　一級魔法使いは全滅、魔女も大半は戦死しているわ。
　　　〈::.::.::.::.|::.::{::.: ＼,|::.::.::.::|　｀~　　　　 ,　　　八::.|:::.:/::.:/
.　　　＼::.:.:乂八::.::.:|_|::.::.::.::|　　　　　　　　,　　,小::.:|／)／　　　　　魔女は戦前は１０００人を超えていたけど、
.　　　　｀¨¨⌒　＼;从::.::.::.::ト _　　｀　　　／/ ::.::.|
　　　　　　　　　　　　　＼::.::.|＼,,≧=-....　イ人{_|::.::.:　　　　　　　　　現在では５００人にも満たない有様よ。
　　　　　　　　　　　　　　　＼乂 |＞-/Ⅵ|〕iト.. _/::／
　　　　　　　　　　　／|　｀⌒＿/　|^^〕　 |⌒´〕iト..._　　　　　　　おかげで清姫が絶叫していたわ。
　　　　　　　　　／　 |___　 |＼∧ _|__,〕 _/イ⌒>　　〕ｈ､
905 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 02:35:40 ID:RZJeyDEL: ――絶叫する清姫

　　　　　　　　　　　　　　　　 ,､､　　　 {h､
.　　　　　　ﾑ　　　　　､丶`　} }｀ヽ￣｀'寸h,__
.　　　　　　 |ｉﾍ.　　　､丶`　　　 //　　 '，　　ヽ　｀''＜/|
.　　　　　　 |ﾆﾍ　／　　　　　　//　　　　'，　',　ヽ　寸ﾆ|
　　o　　　　|ﾆﾆ∨　　/　 |　　//　　　　　 }　　',　　ヽ　ヾ′
　　　　 |＼|ﾆﾆ/ 　　　 | ／ｲ　　　　　ﾑ､_,ハ }ヽ.　　 ∨ /　　　　　ｏ
　　　　 |ﾆﾆﾆ/.　　　|　イﾍ　|./　　　　　/ } /￣ﾚ｀`ヽ.　　 ∨__
　　　　 |ﾆﾆ‐.　　　　|　 |　,／　'，　　　/　　,ｨﾆﾆﾆﾐ　}　　　}ア　　｡　　　　　　　　　　　あああああああああっ！
　　　　 |ﾆﾆ{.　　　　 |　|''´ ＿_,　'， .／廴　:/:/:.　　 /　　//＿　　　　　　　　’
　　　　 |ﾆﾆ',　 '，　 ∨ ,ｨア⌒:/:∧{　　 }!　　　　 /イ ./ヽ　 /　　　　　,　　　　　　　　私が三千年かけて集めた魔女たちがーー！
.　　　　　/ﾆﾆ∧　＼　　〃　:/:/:/:/:　　　　　　　　　　 |/　　∨＿＿＿
. 　　 ,ィ(ﾆﾆﾆニ}h｡　 ~ ‐ _ ＼　　　　／⌒¨¨´__.ﾊ　　　　 }　　∨　　　　￣｀ヽ
　　　　￣''＞''^（|　ミｈ､　 {￣　　　 /v''⌒〝|l|l|ｌl|ﾊ　　　 } 　　 }下､￣￣ )　 }
　　　　　 /<　　 |　　ﾄ.{.＞　　　　 ,:|l|ｌ|!　 |l||ｌ　　 l}!　　　/.　　厂＼＼　/　 /
　　　　／＼＼　,　　　|、.　　　　 {　　　　　　　　｀}　　/∧　 /　　 }　 )'　／
.　　／　　　＼,　　 ,　|_ｿ　　　　　　∨　　　　　　｣Ｖ　 , ///∨　　 /　　／
_ イ　　　／　/　／{　{､＿,ｨヘ、　　＼^ー―''~／／＼///}　／　／
　　　／　 /　/./∧ {/////　｀''～､,,　｀¨¨¨´　／// ./ //∧　, イ
　_ -~.　　　/　////∧{////! ＼　＼::＼^ ﾆ=‐＜　/ ／//// ∧
/.　　　　　 { ./＼////////廴＿＿　＼::＼/::/　 /.<///// //∧　　<>
　　　　／∨　　＼////////////＼　＼/::/.　/ / ＼// /／　〉
　　　　/ 　 ∧.　　　＼/////////　　＼ヾ'　 /イ⌒)／ /　 , イ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |ﾍ
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　　　　　 ,　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 V　 ∧
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　　 |　ヽ:/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　　 }　___
　　＼　/　　　,'　　　　　　　　　　　　　 l　　　　　　　　 l　　` ト- ／￣／
　＿＿〉{　　　 :|　 l＼　|　 |　　　　　　/.　　 |　／　　　　　　 }　　　 V　　／　　　　　彼女たちは天才だから
　＼　从　　　|　_l　｀''ｰ- ''　　　　 /~''ー‐''"　 |. //.　　、/ 　　　/-＜￣　、
　　＞ -〉　　　|＼| ＼|_＼|ﾍ　　　 //　|/_|ハ|／|//.　　　　/　　　 /　　　　　／　　　揃える手間暇は王国軍の比じゃないわよ！
　＼　　人　、　|　.,f:狄裸ﾐ､ ∨ﾍ/　 ,fi尊厳ﾊ.　 ∥.　　　 / 　／／　　　　／
　　　＼,,/| ＼＼!　f黒卯f刃　　　　　{安珍愛} . ∥. 　　 /／　　　　　,'　　　　　　　　大損害だわ！
　　　　　| |　|_|. |　込ﾏ羅ツ.　　　　追焼燃ﾘ　/　　　／
　　　　　|_|　　　! （___ノ　　　　　　　　　　弋___）/　　／
　　　　　l.　　　ﾉ　/i/i/　　 iVVVVヽ　　　/i/i/￣7.　　　　　　　 /
　　　　 ,. 　　 {　　　　　　　i 　　　 ',　　　　　　／　　　　　　　　 /
　　　　/　　　　ヽ　　　　　 |　 li!|l| 　 ',　　　　／　　　　　　　 /
　　　 /　　　／￣.＼＿____ . ｰ-　 ..,,＿',　　∠　＿_,. イ　　　　 /
　　　/　　l 　　〈.,イl////|..　＿＿＿_　　　／　 ,イ/　　　　　/
　　 /　___ |. 　／.　 {////|V∧／//／￣／　イ.　 /　　　　　,
906 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 02:36:17 ID:RZJeyDEL: 　　　　　 ,/　　　　　　∥　　　　 '，　'，　 '，　　　　　ヽ
　　　　　/　　　　　,　 {i　|　　　　 i　　i　　 l　 i　　　　 ∧
　　　　 .{　　　　　 i　, {l |　　　　　|}　ﾄ、　 |　 |　　 i 　 ∧
　　　　 { |　　l　　|　{　ﾄ{ ||　　　　::|}＿|ﾊ i　 |　 |　　|　　 :i
　　　　 { i|　 |　_斗Ｔi丁{iV',　　　::::|} .|"ﾔＴ‐|-s|_　 :|　　 :|
　　　　 .{i |　七　 |　|ﾍ}　! V',　　　::| }ｿ＿ﾔj |　 |　　|　　 :i　　　　.　私としては伊藤誠の件が気になります。
　　　　　{i l　 |、 ,lィ升テﾐx.V　　　ィ升テ笊x|　 :|　 :| i . 　:i
　　　　　 {!ﾒ　{k､代赱ソ　　＼　　::代赱りノ》 :l　 :i :| ::.　:|　　　..　正直誰が魔王を討伐しても構わないと思っていましたが、
　　　　　 .ﾂ/i { ヽ i:/:/:/:/　　　＼_ﾉ:/:/:/:/:/} ./　ﾉ :| i:::.　|
　　　　　//:::::＼､ヾ＼　　　'　　　　　　　　　//　／l　:| :l:::::. |　　　　これは想定外です。
　　　　.//::::::::::| ＼ﾐヽヽ　　　　　　　　　　∠／ｲ :}　 :|　:l::::: |
　　／.::::::::::::::::i　::::ゞ　　　　､ __　　　　　ﾑイ　 :iNi_.:|　::l::::: }
　／.::::::::::::＞匕:l　::::iｬ≧s｡　　　 `　　｡s≦)ﾉ / :lN} |　＜_:::::}
／.:＞　　　　　{　i　::ﾄ､ﾔ{ ﾄ≧x､_｡x≦　））/ノ :ﾉN}　;　　　　＜
Vl　　　　　　　｀、ﾔ :{　ヽﾔ二二二二二ノﾘ } :lﾉV
Ⅵ　　　　　　　　｀ﾔ:{　　＝＝　x　＝＝　 .ｿⅣ
.Ⅵ　　　　　　　　　　ｬl ＼　 .>∨∨<／_＜Ⅳ　,/′
　Ⅵ　　　　　　　　　　_＼＼ .∧∧　Ⅵ∧　　'´
　 Ⅵ.　　　　　　　　　　"'/Ⅳ／∨＼ヽ∨∧
　　Ⅵ　　　　　　　　　　/Ⅳ　　　　　　　∨∧

　　　　　　　 | 　ｉ　　 /　　{::::::::::::::::::__;;」,,＿
　　　　　　　 | 　 i　　 |γ⌒> ''¨´￣　　　　｀`～､、
.　　　　　＼　、　 | 　 i　　_レァ´　／　　　　　　　　　　＼
　　　　　　＼｀¨¨¨¨¨¨´ ,ｲ　|　　'　　　　／　　　　　　　　 `、
. 　　＿＿＿,,＞‐　　　/i│ 　 /　　　 ´　　/　　　　i　　　　 ',
.　　　＼　　　　　　 /| | 　 ∨　　　/　 /　/ 　　　 | 　 V ヽ
.　　　　　｀　　..,,＿＿,　|　　∨　　　/　 /　/|｜　 |　 |　　V　l |
.　　　　　　　／　　/l 八　V 　　 /‐／l／‐ト|　　 |　 |　　 ∨l |
. 　　　　￣￣￣/^| ｌ γ7　　　/／　　八|　　 |‐/ト､　　Ｖ |　　　　　あの嘘つき野郎ね。
　　　　　　　　　 | l　{〈|i　　　| ｘ=≠ミ　　八　/|/ 八｀　　∨
.　　　　　　　　　　 |　人|i　　 | 　　　　　 ∨＿_ 　＼　　 ,　　　　　民衆を騙して自分が魔王を討伐した事を
　　　　　　　　 ,′　｜　　｜　　　　　　　＾~ヾ､／＼　',
　　　　　　　　　　 /　　　/|　　　| 　　　　　，　　 /　　　 |＼＿　　.　既成事実にしようとしているみたいね。
　　　　　　　 /　　　/ :|　｜｜　　ヽ　　　　　 /|　　|
　　　　　　　　　 /　　　/　∧ 八 |＼　　　 ¨´ 　　ｲ｜　｜/
　　　　　　 /　　　/ 　　∧ i|＼　｀　　　　ィ　　 |　 /l/
　　　　　　　　/　　　/　　　 ∧トく⌒Ｌ　`r≦ヽ |　　 ,　/|
　　　　　　＼￣｀`～､、ｒ―＜｀`～､、ヽ｀７ア,ノ |:　　/ / :|
.　　　　　／＼　　　　 ⌒ア¨￣`丶｀ﾆﾆィヽ''７二/ /¨¨¨ア
　　　　 /　　　｀`～､、　　{　　　　　 >'⌒ヽ／　 /イ|　／ヽ
.　　　 /　　　　　　　| 　人　　　―{｛　　 }}―　　 / 〈　　 }

　　　　　　　　　　　　　　　　　 ----
　　　　　　　 --ミ､ ,.　´　　　　　　　｀　.
　　　　　　／　ｧ ⌒´　　　　　　　　　＼　　＼
　　　　 '　 / ／　/　 '　 ,　　　丶　　ヽ　丶　 .
　　　　 / ,ｨ　'　　, 　ﾄ､/{ 　丶　＼　　 V　　v ∧　　　　それに関しては勇者たちに余計な事をした
.　　　 ' / |　　　　　　{''"ﾞ{　､　＼　 ≧=- v　　'，ﾊ
　　　　 {/　|　:　　i　　 {　八　＼　斗＜´ =-}　　 }　 }　　.　女王に問題があると思うがな。
　　　　 }'　 |　:　　l　‐‐{ -- ＼　ﾄ､ｨﾁ笊芋ｱ　　 '
　　　　　　 Ⅳi　　{　　从ｨﾁ笊ヽ{⌒ 乂rツ /　'　/ 　′　　　言い分があるなら聞いておこうか。
　　　　　　　,八　ﾄ.　 Ⅳ V_ﾂ　　　　, , / /　/　/
　　　　　　丶{ ＼{从 , ,　　　,　　　　ノｨ. . .厶ｨ _＿＿
　　　　　　　　　　　　 V圦　　　　　_　　　/}. .//////////ｱ
　　　　　　　　　　　　　}. .介: .　　´ 　　 .ｲ'　,「￣　 ¨ ヽ⌒
　　　　　　　　　　　　　}. . .}　r､≧=- ＜ _/ / |　　　　 }__
　　　　　　　　　 ,. . . }　| | ｰrｫ } 「 /../　|　　　　 ´: : : :≧s｡
　　　　　　　　　　　_/. . . , __| |i:i:i} {　//. / ¨ｱ､_／: : : : : : : : : : :丶
　　　　　　　　　／/. . . /　 { ∨　 У'. / ／　/: : : : : : : : : : : : : : : '，
907 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 02:37:00 ID:RZJeyDEL: 　　　　　　　ｒ‐ﾆ7三三三≧zｰﾏ＞三三三三ヽﾆ〉
　　　　　　　辷７三三三三Уﾆ≦三三三三三V 7
　　　　rﾐ二fﾆ-‐::::￣￣::::::::::::::::::::::::::::¨:＜三三}ﾆ{::､
　　　　辷／,,::::::::::::::::::::::":::::::::::‐-::::::::::::::::::ヽ三/‐ﾉ::::ヽ
　　　　ゝ/::/ ／:::::::::::::::::::::{::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::Vン三三ハ
　　　　{:/V:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼三厂ゞ
　　　　　v ,'::::::::::::::::::::::::::::ﾄ::::::::::_;Lヽ‐-:::::::::::::::::::∨ン:::::.､　　　　は、はい。
　　　　　　{::::::::::::::::::_:斗:‐i v::::::::::i　ヾゝ::::::::::::::::::::}:::::::::::::::
　　　　　人::::::::::＜:ゝルV　V:::::ﾘィｆ弍刈::i:::::::::::::::::::::::::::|　　　　申し訳ございません。
　　　　　　 i::!:::::::::::::i下弍ﾒ　ヽN　　辷り Ⅵ:::i:::::!::::::::::::::::|
　　　　　 j:从::::{:､:::､辷り､　　/／//／.::::::::::::!::::::::::::::::j　　　　完全に私の失策でございました。
　　　　　　ｲ:::::::::ﾐ､`::ゝ/／/　　　　　　　ハ::ﾊ: :!:::::::::::::::ﾊ
　　　　　 .:::::::::::::::ﾄ:ゝiゝ　　　　，っ　　ｲ::ﾉｿi　ﾘー-　､:::::.､
　　　　 {:::;イ::::::［　 ]::::::＞｡ __　　＜ﾘ{　　 }/､ン⌒Yﾍ::::.､
　　　　　 V ﾉ;::i::<ﾗﾆﾍ厂 i　　 |　 /　　　广ﾆ人ﾝ　　　ﾚ:::::::::ミー=''
　　　　　　ﾘ　{::::::j　辷i　　 i　/　　　个::ｿ　　　　　 i::::::::::|
　　　　　　　　／vリ　廴i　　　v　　　　ﾚ　　　　　　 j::::::::ﾉ
　　　　　　　／／⌒ ＜竺个⌒ ﾄ　　／ン≧zｆﾆﾆ二二]彡
　　　　　へ､ / ／　　　ヽ‐ゝ〟ﾉ三三三三i|　　　　　　|　　＿
　　　／　　ヾゝ〈 κ　　　`＜ j三三三三ﾆj　　　　　 {≦三ﾆ〉〉
　　　　　　＼/ゝУ＾ヘ　　　＜ﾍ￣　⌒ﾐ～　　　ヾ三三{(
　　/　　　　　》／　_二つ_｡　　　.i　　　　　　ヽ　 j三三ﾏヽ
　 /　　　ゝ＿　 /　　ー‐ラ三＼　　 i　　　　　　　　　　 ,'三三三j}
　　　　　　彡フ　　　　へ )三三ﾄミ i　　　　　　　　　j三三三人
../　　　　　〃　　　ノ三三三三| 　 j　　　　　　　　　 {三三三三≧
/　　　　 |i　＿　イ　j三三三三|　ﾉ　　　　　　　ノ三三三三三》

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,, _,,r‐┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,ｒ-‐´　　'`i └i,
　　　{` ｙー─--　,,_　　　,へヘ／　　　　　　 }　く,
　　　」 /　　　　　　　｀二ゝ-'-┴―- ..,,　　　　}　」
　　く {　　　　..::::....／::;:::::::::::::::::;:::::::::::::::｀ヽ､.....: } L_
　　 [､ {　　　..:::::／::::::;::::::;:::::;::::::ﾊ:::::::::::::;;::::　ヽ:::}　」
　　　「 {　　..:::::/　::::::/:;::/:::::ｊ::::::} i:::l:::;::::::;;;;:::　｀､}└,
　　　｀ｱゝ..:::::/;:::::::::/:::l::l::::::ｊ:::::::ｊ　!:|::l:::::l::;i:::::::::::; ヽ┘
　　　└ェゝ:::l::;:::::::ｲ:::_LL::」;,:::;ﾉ　}」LL::」::l::::::;;i:::::ｉ:ﾄ
　　　／::くｨゝｊ:;i::;;::::{:::::;l;;;l;;;;ﾘﾚ'　　ﾘ L;;;;;l;;ﾘ;:::::;;}::::ﾄ:〉',
　　人　　::く/::;;i::::;;::ト,ｨﾗﾃ=＾'　　　ﾗﾃ=ｘ'l:;;;;;::l:::::Y　〉､　　..　まさか、あの勇者アバン一行が自分達の功績を横取りされても
　.くｒi ＼　::i::;;;;{┌-{《 {-':::;}　　　　 {‐':::;} 》‐ｖ-};;;;:::ﾄくｚ´
　　　Lｎ＼ i:::;;;ｩ[ノ￣! ヾン　　　'　ヾン　ｉ￣ﾌ;::;::::ﾄ;:ヽ　　　　何も反応すらしないとは思いもよらず……。
　　　　｀ﾌ:/::::;::＼　　i､ﾞﾞﾞﾞ　 , ―-‐､　ﾞﾞﾞﾞｲ:.　 {;;::l}:::::}l::::}
　　　　　{::ｉ{:::::ﾄ;;::;{:.　　i｀＞.,,`ー一'_. イ∠ﾆ二〉:ﾊ::::ハﾉ
　　　　　V !､:::!､;;〈ﾆ二ｺ´　＼￣´{￣｀Y;;;:::::;::V ﾉノ　´
　　　　　　　 `ーｿ{:::;;;:::ヾ:.､　　＼/　　 {;;;:::::::;:}´
　　　　　　　　 {　';:::::;;;::::ヾ､　, ｲ''^i..､　l{;:::::::;ﾘ,
　　　　　　　 }　ヾ､;;::::;;:::ヽ'　.〉=ﾍ. ＼{;::::丿.l
　　　　　　　　　レヘ　 }.}￣｀＾`/　ﾊ｀i 　ヾ人__!__
.　　　　　　　／／l　｀!ij 　　 !　 ::;'　＼　　　}::　￣ﾌ
　　　　　　ｨ´／l l／ l＼〉　　 i　　　　　ゝ　.:',二] [ﾌ
　　　　　　〉l／　　＼l}:　　　｀⌒ー‐..´　　　l:　 .ｲ
　　　　　　ﾉ　::／　　　 {::　　　　　　　　　　＼　ヽ
.　　　　 / :／　　　　　 }:　　　　　　　　　　_,..-‐┘　ヽ
　　　　ﾉノ　　　　　　　ﾄ　..,＿,..　---―''´:: 〉:　　　　ヽ

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　　　　　　　　　　　　　　　　,.＜: : : : : : : : : : : : : : : : : ＞.,
　　　　　　　　　　　　　　,.＜: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ、
　　　　　　　　　　　　／: : : : : :／:/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾍ
　　　　　　　　　　　/: : : : : : :/: : : : : : : : : : ::',: : : : : : : : : : : : : :ﾍ
　　　　　　　　 /: : : : : : :,': : : : : : : : : : : : ::i: : : : : : : : : : : : : : :',
　　　　　　　 ,': : : :: :: ::/i: : : i: : : : : : ____:/i: : :i: : : : : : : : : : : : |　　　でも、それって言葉姫との結婚を避けるためですよね。
　　　　　　　　　 i: : : : : : : i＜￣: : : : : ::´: ::/｀|: :/i: : : : : : : : : : : : |
　　　　　　　　　 |: : :: :: :: ::|　V: : : : : : : :／　/／　i: : : : ::V ::i : :: ::|　　　つまり、それがなければアバンを動かすことはできましたよ。
　　　　　　　　　 |::ii: : : : : :i____ヽ、: : :: ::i 　 _____　 .|: : : :: ::i :/: : : ::|
　　　　　　　　　 |::|V: : :イ斧::うミ　): ::/ イ斧::うミ i: : : : : :|/: :: :: ::|
　　　　　　　 V ゝ、ﾍ .V: : ツ　　　　　乂: :ツ//::/: :/ : : : : :: ::|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「はい」＞女王
　　　　　　　　／: :/: : :ﾍ＞: : :　　 .,　　　: : : : ／::/: :/: : : :: :: :: ::|
::＞------ ´: : : /: /: : ::ヽ.,,,　　　　　　　　　　／: : :::／: : : /: : ::ﾍ
: : : :＿＿＿＿___i: ,'_: : : : ﾍ　　　ー　一　＞＿／: : : : : : :/: : : : : ﾍ
´＿＿,.　＜＞--V| .|: : : : : :>.,　　　　　　　 ,,イ.i/: : : :／:/`ー---'　____
───＜ /　　　 i　|ヽ、: ﾍー .＞..., _ ,. ＜／/ ,...イ |: :/　　　,.:: ／/ .,.ﾍ.,
.ヽ,--／￣　　　　 |　|　　`－.| .!,ゝ,__ニニ＞´　/ ././／`ー-:: ／, ' ., ' .Vﾍ＞
　ヽ　　　　　　　 |　| 　 __　　.ヽ,＼　./∧V　./ ./　　 `ー一´　/　/　　 V.ﾍ
　　ﾍ　　　　　 ,' ,'　〈　i　　　｀i .i.〈 .V./　 Vﾍ　　　　　　　　|　.|　　　i
　　　 i　　　　 /./　 ,ｨ=ヽ________i .i　/ヽ'ﾍ　　.Vﾍ　　　　　 .|　.|　　 /
　　　 | 　　　 /./　　ゝ_.ノー--i　i　ヽ', .//　／／　　　>-, 　 i　.|　　i
　　　 i　　　 >´/　　　　,' ,'　　　＼.＼　i}{/／ ,- ＞-ｨ=ヽ./　　|　|　　 .|
　　 ./　　.／／　　　 .,' ,'　　　　＼＞< .／　　 `.!、　ﾉ　　 .|　|　　 .|
　 ./　 .／／　　　　　/./　　　　　　／ ,、〈　　　　　 i　|　　　 |　|　　 .|
908 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 02:38:04 ID:RZJeyDEL: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,, _,,r‐┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,ｒ-‐´:::::::'`i └i,
　　　　　　　　　{` ｙー─--　,,_　　　　　　／::::::::::::::::::::::::}　く,
　　　　　　　　　」 /:::::::::::::::::::::::::｀二ゝ-――――- 、:::::::}　」
　　　　　　　　く {::::::::::::::.:::::::／ : : : : : : : : : : : : : : : ｀丶、::} L_
　　　　　　　　 [､ {::::::::::.::::／: : : : : : : : : : : : : : :ヽ : : : : : ＼　」
　　　　　　　　　「 {::::::::::::/ : : : : : : : : : : : : : : : : : |: : : : : : : :ヽ,
　　　　　　　　　｀ｱゝ..:::,': : : : : : :l: : : : :│:: : : : :|:|: : : : : : : : l:ハ
　　　　　　　　　└ェゝ:ｌ: : : :|: : : |: |: : ｌ: |: :|: : :|:.ｌ:|ﾊ: : :|: |: |:.|: ｌﾊ
　　　　　　　　　　　くｨ |: ｌ: : |: : : l斗‐十 : :|: : :|:.ｌ:|十‐-ﾆl: |:.|: |: |
　　　　　　　　　　　/::く|: |: : |: : : |: |∨l: i :,ﾍ: :j|:.!ll　j/ ｊ/ｊ:/: |: |: |
　　　　　　　　　　 /::::::|: |: : | : : : !,ｨﾁ〒ミ,　∨ﾚｨﾁﾃﾐｘ:i:: /:/V　　　あの詐欺師の嘘を暴こうにもアバンが動かない事にはどうにもなりません。
　　　　　　　　　　/::::::::|: |: : ｌ二ﾆl《　　ｆ;ｊ　　　ｆ;ｊ　 .》: /j/
　　　　　　　　　　｀ヽ:::::|: |: : :!:::::::|.　　　　　　　　　 |:/|　　　　　　証明しようがないんです。
　　　　　　　　　　　　ー|: !: :l:.l:::::::|U　　　　　　　　　　ｲ:::」
　　　　　　　　　　　　　 | ! : |: l二:| ＼　 ⊂ニ⊃　.／ :!二!
　　　　　　　　　　　　　ﾘ: : |: :|: : |: l j`ﾄ､　__　＜:|: : :| : :|
　　　　　　　　　　　　　,': : : | : | : ∨／l　　　　　 i :|: : :|: :∧
　　　　　　　　　　　　 /: : :_/; -ﾍ: : ﾏｌ　｀＼／´　ﾄ､/: ,': ﾍ
　　　　　　　　　　　　j : : : : ｲ::ヽ　ヽ: :}　　ｲ ⌒iﾍ　　/: /i: : ﾍ
　　　　　　　　　　　 /: : ,.　 ┤::::＼　V　/::〉ｰﾍ.ﾊ　/／::::ﾄ　､ｌ
.　　　　　　　　　　l: : / 　　|:::::::::::＼ /::./　ﾊ｀i:::::V:::::::::::│　ヽ
　　　　　　　　　　へ /　　　 |::::::::::::::::::::::!　 ::;'　＼:::::::::::::::､ ._　」＿
　　　　　　　　　r'　　｀‐-　._ ':::::::::::::::::::::ｌ　　　　　　ヽ:::::::::::ﾍ／　　 }
　　　　　　　　/ 　　　　 l |:::::::::::::::::::::i　　　　　　　ゝ::::::::::i　　　　＼
　　　　　　／　　　　　　　　､::::::::::::::::::::｀⌒ー‐..´::::::::::::::::::ノ　　　　　＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｨヽ
　　　　　　　　　　　　 ,　　´/ 　ﾑ｀ｰ､
　　　　　　　　　 ,　´　　　　　 ‘､　ヽ
　　　　　　　　　 , ´　　　　　　　　　ヽ､　 ':,
　　　　　　　　　 /　　　　　,　{　|　＼　､＼　'，
　　　　　　　 /　 /　| {　! ! !| ! ､ i__从､ヽ　＼!
　　　　　　　　 ,　 /! ! {_,|-ト| |从lｲl l/_}､ ‘，ﾄ　＼　　　　　　..　平民であるアバンが言葉姫との結婚を穏便に回避しようとするなら、
　　　　　　　　　;'　/ | !　{,.rtｫ､ヾ、 ,ｨﾁ㍉} !{,| | ＼_ ＼
　　　　　　　　　{　|! { |,　|弋)ｿ　　　弋(ｿ !从!.|　　|＼ヽ　　　　　誰かに『魔王を討伐した勇者』という立場を押し付けるしかない。
　　　　　　　　　从!! |ﾘVIﾑ　　　'　　　　| 　リ　　 ,　ヽ ':,
　　　　　　　　　　ﾘ'，!､|{　ﾊ､　　 ‐‐　　,. |　 |　　　 ,　　 '，!　　.　アバンにとってはあの詐欺師は好都合だったんだろうな。
　　　　　　　　　　　ﾘヾ!|　| |≧　､_,..イ=j!　ﾘ　　　 ,　　 } |
　　　　　　　　　　 j!　Ⅵ| |} | ,..:[ﾆ]=| |j　/-､　　　 ',　　| !
　　　　　　　　　 /rrr､_Ⅵ| |:{/ :::: /| |! ////7r77ﾊ､　 | !
　　　　　　＿／////// ／|:::::/ ハi!//////////∧ リ
　　　　　　　／//////// ／::{ /::/／::::ヽ ∨////////∧
　　　　　 /////////,／:::::::| {:／::::::::::::::} |///////////ト､
　　　　　　{/////// ´::::::::::::::|,:'::::::::::::::::::: | |//!///////////＼
　　　　　　|//////:::::::::::::::::::::{:::::::::::::::::::::: | |/,ｲ/////////////
　　　　　 //////{,:::::::::::::::::::i∧::::::::::::::::::::::! !/{/////////////
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　　／　　　,>==-{ |::＞::::::{ |::::ヽヽ:::￣::::://///＞､二二二ノ
　／　　.:／　　　ヽゝ/|::.-!/::::::::r-＼::::::::￣￣´!　　',　　　 ',

　　　　　　　　　　　　　　　　'"~￣￣~"''
　　　　　　　　　　／　 /　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　 /　　 |　　　　　 :|　　　＼
　　　　　　　　 / 　　 :|　　　　＼:|　 |　|
.　　　　　　　　｜　　| ／　　　　 |￣|　|
.　　　　　　　　　 |　　イ八　　　　　∧ / ∧　l 　 |　　　　　まあ、『本当に魔王を倒した勇者は伊藤誠ではなくアバンだ！』と言いたくても、
.　　　　　　　　｜　　|/　＼　　　/て笊ﾐx|　l 　 |
.　　　　　　　　　 |　　　,ｨて笊＼／　乂ゾ　|〉　　 |　　　　　当の本人が自らそれを主張しなくてはやりようがないですね。
　　　　　　　　 l ＼〈　乂ソ　 ,:　　 /i/i/ﾉﾉ　　|　|
　　　　　　　　　 h　＼　/i/i/　　　　 -=イ　　 ,ﾉ　|
.　　　　　　　　八　 | 込,　　　⌒⌒　イ　|　／|　 |
　　　　　　　　　　,′　へへへへ=ｰ＜ニ|￣| 　 | |　 |　|
　　　　　　　　／　ヘ＼＼＼）┐┌／ﾉ￣￣￣|l＼
.　　　　　　　　 / /　　ﾉ　　 ⌒つ　〉《》〈　　　 /〉 .||　＼
　　　　　　　　 / /　　　＿_／ ─‐〈〈　〉〉──（()）　||
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. 　　　イ　　 |　　　 ||:　 |　　　/　 :|:　 ∨　　 | 　 |　 |: |　 |
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909 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 02:39:22 ID:RZJeyDEL: 　　　　　　　　　　　　　　　　　 ----
　　　　　　　 --ミ､ ,.　´　　　　　　　｀　.
　　　　　　／　ｧ ⌒´　　　　　　　　　＼　　＼　　　　　.　まあいい。
　　　　 '　 / ／　/　 '　 ,　　　丶　　ヽ　丶　 .
　　　　 / ,ｨ　'　　, 　ﾄ､/{ 　丶　＼　　 V　　v ∧　　　　誰が魔王を討伐しようがどうでもいいからな。
.　　　 ' / |　　　　　　{''"ﾞ{　､　＼　 ≧=- v　　'，ﾊ
　　　　 {/　|　:　　i　　 {　八　＼　斗＜´ =-}　　 }　 }　　.　無理にアバンの功績を証明する必要はないだろう。
　　　　 }'　 |　:　　l　‐‐{ -- ＼　ﾄ､ｨﾁ笊芋ｱ　　 '
　　　　　　 Ⅳi　　{　　从ｨﾁ笊ヽ{⌒ 乂rツ /　'　/ 　′　　　アバン本人が望んでいないなら尚更だ。
　　　　　　　,八　ﾄ.　 Ⅳ V_ﾂ　　　　, , / /　/　/
　　　　　　丶{ ＼{从 , ,　　　,　　　　ノｨ. . .厶ｨ _＿＿
　　　　　　　　　　　　 V圦　　　　　_　　　/}. .//////////ｱ
　　　　　　　　　　　　　}. .介: .　　´ 　　 .ｲ'　,「￣　 ¨ ヽ⌒
　　　　　　　　　　　　　}. . .}　r､≧=- ＜ _/ / |　　　　 }__
　　　　　　　　　 ,. . . }　| | ｰrｫ } 「 /../　|　　　　 ´: : : :≧s｡
　　　　　　　　　　　_/. . . , __| |i:i:i} {　//. / ¨ｱ､_／: : : : : : : : : : :丶
　　　　　　　　　／/. . . /　 { ∨　 У'. / ／　/: : : : : : : : : : : : : : : '，

　　　 ____
　／^⌒ ＞-=ミ､ ,.　　 ¨　￣￣　¨　　 .
／　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　丶
　　　'　　/　　 ,　　　 _　　　　　　　　丶　　　＼
　 /　　 /　　 /　,ﾍ,,,/ｱ　　　　　､　　　ﾟ｡
　'　　 '　　 /　 '""ﾞﾞ"{　　 '，､　＼　　　　　　 '，
/ィ　　　　 ′　ｉ　　 {　　　丶＼　ヽ　 :ｉ
　|:　　:i 　　　 { 　　{ 　丶　＼丶　　ｰ}　　　　}
　|i　　:ｌ　　　_j__{_ 　八　　ｉ＼　丶＼＿j_　　　　 }　　　しかし、あいつを魔王を倒した勇者として認める事と、
　|l　　:{ 　 :　 { ﾊ￣｀＼　ﾄ､　ヽ´￣　ヽ}　　　　 ,
. 从　 :{ 　 i　从ｱ示沁､　ヽ{⌒,ｨ竓示芹ｧ}　　　　　　　　言葉姫と結婚させる事で生じる不利益には対処するべきだ。
　　丶{ 　ｌ　　Ⅳ V_ツ　　　　乂_rツ　'　　 , 　/
.　　　从　|　　乂_　　　　　　　　　　　 /　　ﾊ　'　　　　その辺りはどうする？
. 　　　ヽﾄ､　{::i⌒　　　 i 　　　　 /　ｨ / }/
　　　　　　　＼{込、　　 r　 ‐┐ 　 ,ノｲｫ　|"
　　　　 r ─‐┐ }　ｉ > . 　､__ ノ　　ィ/　|　|_＿__「 ¨ >､
　　　　 | 　　ﾄ-}　l=ｧ=}＞　_　イ　_{__ >|　|i:i:i:i:ｉ:|　　　|
　　　　 | 　　 li:i:}　|i:{｀┴‐‐┐　　　}/}　 |　|i:i:i:i:ｉ:|　　　|
　　　　 | 　　 l:i:i}　|ｲ>､　　 ∧　　 }/}_,. |　|i:i:i:i:ｉ:|　　　ト .
< ¨¨¨＞V　　 |,<}　|八　　‐- ∧ 　 //.-‐|　|¨＾>､|　　 /. . .＼
. . . . . . . . ＼ _|　}　l　　　　　 VV 　　 |　| 　 __|　／. . . . . .丶

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞―――――y――,
{￣ミr――――――――＜　, 斗――――――-ミ／ニニニニニニニ}　　{
｀、__{ニニニニニニニニニ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀＜=ニニニニニ/ ￣(｀
　 }　ﾏニニニニニニニ=／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ニニニニ/ ⌒ヽ>
r ' 　ﾏニニニニニニ／:;::':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ニニ /.　　 /
.｀,　＿ﾏニニニニニ/::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧ニ./￣｀Y
　｀; '　 .ﾏニニニニ/::::/::::::::::::::::::::::∧:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::∧/、　　 }
　 { 　　ﾏニニニ/::::/:::::::::::::::::::::::/　ヽ::::::::::::::::::::l::::::::::;:::lヽ::::::::::::::::::::∧ ｀ヽ '
　｀、　.丿ﾏニニl::::::{::::::::::::::::::::::/　　ヽ:::::::::::::::::l::::::::/l::l 　',:::::l:::::::::::::::∧　.〉　　　幸い言葉は三女で後継者ですらありません。
　　　{　　　 _ﾏニ/::::::{::::::::::::::::/l/　　　ヽ::::::::: /l:::::/　j/　　',:::l::::::::::::::::::::V'
　　　｀ー ,´ ノﾏ=}::::::::{::::::::l:::::/ ,.斗―-ミヽ:::::/ l:::/,.斗―-ミ;/}::::::::::::::::ﾊ::',　　　　まず二人を結婚させたら、即座に私が長女に地位を譲り隠居します。
　　　　　 }　　ﾏ::::::::::{:::::::l::::/　x竓芹ミx　ヽ/　j/　x竓芹ミx　l:::::::::::::::}　',;
　　　　　　｀、〈:::::::::∧:::::l',::l 《　ん心　　　　　　　ん心　》　l::/::::::丿、 ;　　　　そうすれば言葉は王女ではなく女王の妹という立場になります。
　　　　　　　｀, -〉:; -―';::l-'l　ヾ乂_ノ　　　　　　　乂_ノ　'　　j/｀Y ,'lニV
　　　　　　　 /ニl:::ヽ, 斗'.j ｨ　／/／/　　　　　、　　／/／/　ニニl:::l=ニV　　　　それと今回の一件を王家と公爵家の人間に伝えて
.　　　　　　 /ニ=l:::::::::lニニ=　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ニニl::::lニニV
　　　　　　/ニニl:::::::::lニニ=l〉、　　　　　　　　　　　　　　し　./ニニl::::l=ニニV　　　彼女たちに伊藤誠とは距離を取るように求めます。
　　　　　 /ニニ l:::::::::lニニ=l:::::＼　　　　　, ―― 、　　　　 .::=ニニl::::lニニニV
　　　　　トニニl::::::::::lニニ=l 、:::::...　　　　　　　　　　／::ノ　丁　∧l=ニニニV
　　　　　　￣｀l::::::::/ ノ ,ム _ >::::::个　、　　　　　　 ...:::::::::｀ーfｾ＾l―:'jI斗:f:ｾ '
　　　　　　　　　l:::::::::｀丁::::::l:::::::::::::::::::::l　｀　ー　´::::::::::::::::::::::::::l::::::::l:::::l::l
　　　　　　　　　l:::l:::::::::l:::::::::l:::::::::::::::::::::l　　　　　　l::::::::::::::::::::::::::l::::::::l:::,'l::l
　　　　　　　　　l:::;l:::::::l::::::::::l:::::::::::::::::::::l　　　　　　',斗ミ::::::::::;l::::l::::::::l:,' l::l
　　　　　　　　　',::l｀;:::;'l::::::::::l::::::; ´￣フ　　　　　　｀<　、＼;' l:::l::::::::l;　l/
　　　　　　　　　 ','　' ;, l:::::::::l／　　ヽ　　　　　　　　　　 }　＾' ;::l::::::::l　 '
　　　　　　　　　　　　' l:::::::::l　　　　ヽ　　　　　　　　 /　　　 l::::::::l
　　　　　　　　　　　　　 l:::;:::::l　　　　　ヽ― 、　 , -y '　　　　l::::::::l
　　　　　　　　　　　　　 l/ ',:::::',　　　　　　ヽ　　　　/　　　　 ,'::::::::l
　　　　　　　　　　　　　　　 ' ,::::',　　　　　　　＞、〈　　　 ,, '::::::::,'
910 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 02:40:07 ID:RZJeyDEL: 　　　　　　　　　　　　　 ---　　　　　　__
　　　　　　　　　 ´　　　　　　　　　｀´　　　＼
　　　　　／　　　　　　　　　ヽ　　｀<　＼
　　　　　 '　　'　　 ′　　ﾊ,,ｨ　　　　　:.　　　ヽ　＼
　　　　 /　 /{ｌ　　ｉ　　/"ﾞﾞ}i丶　 :　 }　　　　}^⌒＼
　　　　′ / ,{:　　┼ -ｫ- 　}l 　＼ i＼}　　 }
　　　 i　/ /ﾊ　　ｉ　/ { __ 八、　ﾄ､ }
　　　 {ｨｉ /　}v乂_l/{Ⅳ示笊㍉{＼{斗}　　/ /　　　まあ、王家と公爵家は可能な限り
　　 __}从{　 }从{⌒ ヽ{ 　Vﾘ　ヽｨｧ,　　 ' /
　ィ〔///∧>}. .}i　　 , ,　　　　　〈ﾘ　／j/　　　　あいつとは距離を取るべきだな。
〈////////ﾊ}. .}:.､　　　　　　　　, 厶ィ
'⌒ヽ//////'}. .}: : . .　　　 ‐-　ｲ　　　　　　　　　しかし言葉はどうする？
　「￣「l>厶ｨ}. .}　: : ≧s｡ _　ィ /¨ｵ
　ｉ　　 |:|ｉ:ｉ:{　}. .}　　:.「￣　} / 「{ 　|　　　　　　　　彼女だけは避けようがないぞ。
　|　　 |:|ィ^ヽ}. .}　　:} 　ｨ/. /|:|　 |　-=ミ
イ ¨≧Ｌ>_⌒j. .,､__／　　/. /斗￢´: : : : : :＼
: : : : ‐ｧﾉ__)>j 〈//〉､　　,. . { : : :_:-: : : : : : : : :V
/: : : :/￣ >/ //////>､{. . { ¨´V＼>､: : : : : : }
: : : イ´　　/ ////////ﾊ. . V ヽ v　V∧: : : : ,
／　　　 / //////////∧. .V　＼　V∧ : : {
. . . . 　　'. /⌒V/／⌒ ¨¨ 丶. .v 　'， V/〉: : 〉
: : : : : : :{. { .　　 /{. : : : : : : : : ＼: : :}､　￣T´
: : : : : :八. .､ . . ,.　 . : : : : : : : : : .ヽ,　＼　{
丶 : : : : : ). .).イ/∧丶: : : : : : : : :ｲ＼__　>^>

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __/⌒ヽ
　　　　　　/＼＿_　　　　　　　　　　　　／:i:i:ヽ＿_〕
　　　　　〈　/:i:i:i:i:i:｀`～､、　　　　　　　／:i:i:i:i:i:i:〈⌒〔
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　　　　乂__.∨:i/:i:i:i:i:i／:: :: :: :: : |:: :: :: :: :: :: :: :: ::｀丶、)
　　　　　　∥'⌒∨:i:i:i: .:: :: :: :: :: :: ::.|:: :: ::|:: :: :: :: :: :: :: : : ＼
　　　　　　乂　 ∧:i /: :: : : |:: :: :: :: |:: :: ::|:: :: :: :: :: :: |: :: :: :: ヽ
　　　　　　　 `ｒ―∨: :: :: :: |:: :: :: :: |:: :: ::|:: :: :: :: :: :: |:: ::|:: :: :: :.
　　　　　　　　乂_7:: :: :|:: :: |:: :: :: :八:: :: :: :: :: :: :: :: :: : : |:: :: :: ::i
　　　　　　　　　 :: :: ::|:: :: |:: :: :: :: ::.＼-:＼-:: :: :: /＿::|:: :: :: ::|
　　　　　　　　　　 |:: :: ::|:: :八:: :: :: :: ::|:/^　　＼::／ }::／|＼:: :: ,
　　　　　　　 /|:: :: ::|:: :: :: :､:: :: ::.::|乂＿__　　　 _ぅ汀| :/: /　　　言葉にだけは教えるわけにはいきません。
　　　　　　　　　/ｉｉ|:: :: ::|:: ＼／＼:: ::.乂`⌒´　　　　ﾋﾂ八::イ
　　　　　　　／⌒:i|:: :: ::|:: :: :乂_ン⌒〈　　　　　　　 ' 　ｲノ〉:|　　　　知ってもどうにもなりませんから、
　　　　　ノ⌒㍉:ｉ:ｉ:|:: :: ::|:: :: :: ::|::|:i:i:i:ｉﾊ　　　　　 __　　　从:: :|
　　　　乂__ ノ'⌒|:: :: : :: ::/ :: |::|_ｉ:ｉ斗x㍉　　 (　ノ　ｲ:i:i|_: |　　　　あの男もろとも遠ざけます。
　　　　　　｀⌒|:: :: :: ∨::/:.〔／ノ^し'＞　＿__,／人rvﾝ::|
　　　　　　　　　　 |:: :: :: : ∨::_::r|¨´:: :: ::|　　/_::::::::::::| :: :: :: : |
　　　　　　　　　 |:: :: ::＞ '" 　 |:: :: :: :: | 　 {ﾊ＼:::::ﾘ: :: :: :: ::|
　　　　　　　　 |:: ／＼ |＿　八::.{从人＿ﾉ　￣＼:: へ::/
　　　　　　　 |:(__ 人_ヽ　|＿　＼　　　/∨＼　　〈⌒Y/
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::::::::::::::,仁:: :: :: :: ::/:: :: :: :: :: :: ‐≠┼-|､::/ !/ ｌ: :: :: :: :: :: ':､: . : . : ヽ
::::::::::::,':: :: ｀:: :: :: ::i :: :: :: :: :: :: :/|:: /＿　｀丶､| i:: :: :: :: ;: :: ::': ､:　ﾉﾊ
＿:＞l:: :: :: :: :: :: ::| ::: :: :: :: :: ::{ィ仔≧zﾐ､_｀‐､ﾄ|:: :: : ;!/|: :: :: :. .' ､. . l
:::::::::::i:: :: :: :: :: :: 圦'､ :: ::.i .::.::|｀ヾ｛ f;;;ｿ:iゞ､｀￤.::.::ﾑ二メ.:: :: :: :: :.￤
:::::::::::j:: :: :: :: :: :: :: ヾヽ:: ::l:'､: |　　ゞ--' 　　　 !: ｨﾃky/:::.:: ::}:: :|: ﾊ!
:::::::::.i:: :: :: :: :: :: :: :: ::l｀ヽ:.{::.: l　 ::::::::::: 　　　　｀ﾋzｿｿ::.::.;.' /:: ﾉ/ ﾉ
:::::::::l:: :: :: :: :: :: :: :: : |:::::::｀ヽN　　　　　　　　　　　　 ::ﾊ::／':ｲ／´
:::::::':: :: :: :: :: :: :: :: :: :|::::::::::::::::| 　　　　　　　　　　冫 {仏／'´′　　　言葉が真実を知っても不幸にしかなりません。
::::/:: :: :: :: :: :: :: :: :: : |:::::::::::::::::l　　　　　　　　　　　ﾊ
/:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: : l:::::::::::::::::i　　　　　　 ´￣　, ｲ::l　　　　　　　..　知らない方が幸せな事もあります。
:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ､ー――-l＞..､ _　　　 ,.イ:::::::::l
:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :ﾑい人__jﾊ　ヾ/＞ｰ-ｲー――ｲ
:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :/ 　|:: :: :: :: ::{＼厶〉〉　ムﾊ_人K_ﾌ
:: :: :: :: :: :: :: :: :: :ム　 l:: :: :: :: ::{ 　ヽへ､　 |:: :: :: :: i
:: :: :: :: :: :: :: :: :, ′::￣人:: :: :: :: { 　/ム‐--..ト:: :: :: :l
:: :: :: :: :: :: :: :: ｊ:::::::::::斗'' "~´￣｀ﾞ丶､|　ﾊ:::::::|:: :: :: :ﾘ
:: :: :: :: :: :: :: ::,':::::::::::/ 　　　　　Ｃ　ヽ　ﾍ::::|::.::}:!::ﾉ
:: :: :: :: :: :: :: ,ﾞ::.::::::/　　　　　　　　｀, 人::ﾘ:::／｀fﾊｰ-､
:: :: :: :: :: :: ::,ﾞ:::::::::,' 　　　　　　　　　　　 .;　', ､:::::....ヽ/　}ｿ　}
:: :: :: :: :: :: ,::::::::::il　　　　　　　　　　　i　 ', ヽ::::／　/′ ﾊ
:: :: :: :: :: :: !:::::::. l 　　　　　　　　　　　　　!　 .',　/　　´　　　{
:: :: :: :: :: :: !::::::.:＼.._,,..　-‐‐'''　"　　"　　￣7　',｛　　　　　　ﾉ

実際に結婚しなければいけない言葉姫の立場からすれば、たまったものではないだろう。

真実を教えないのは女王の娘に対する愛情だったが、後にそんな女王の予測の斜め下を行く事態が発生してしまう。
911 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 02:42:43 ID:RZJeyDEL
912 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 02:43:31 ID:RZJeyDEL: ttps://www.youtube.com/watch?v=DjnXTcEfGSA

　　　　　　　　　　　　　 _,,,..-.ｰ.─.-.-....､._
　　　　　　　二ヽ,,..::"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀:..､
　　　　　　／::::::::｀`:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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　　　 i::::::::::::::::!:::::i i:::::::::l::::::::イ＼＼＼:::::::::＼:::＼::',
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　　　ｌ::::::i!:::i::::l;/i ._,,＼::::!､::::::l 　辻ヾ〉　＼:::ヾ） (ヽ､｀＼
　　　　 i:::::ﾊ::::|::::l:::i〈｀（ﾍ＼! ＼:', 　ゞ-′　　ラ∨/＼＼　＼
.　　　　 l:::i　l:::|::::lヾ､弋i;）ヽ　＼　　　　┌::ソﾉ　　＼＼　＼_
　　　　 ∨　l::::l::::l:::＼　" 　　　　　　　　　　ﾍ::::/ r--‐-､>､　　　｀ヽ
　　　　　　　＼|＼!＼　　′　　　　　　　　∨ 　 ` ‐-､｀`　　　　 `､
　　　　　　　　　ヾヾ　､　　　ｰ　´　　　 , 　　ヽ､　　　 -＼　　　　　 `､　キラッ☆
　　　　　　　　　　_, r ´:｀　､　　　　　 , ′ 、　 |　　!:.:ヽ : ヽ　　　　　ヽ
　　　　　　　_, r'´:.:.:.:.:.:.:.:./:.....｀ｰ＜´　　　ヽ　|　　|::.:.:ヽ: : ﾍ　　　　　　 `､
　　　　_, r ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.|　.ヽ　 -､ー_'/ 　　!::.:.:.:.:ヽ: : ` ､　 ____＿__i_
　　　/ﾞ: : : : : : : : : : : : ヽ:.:.:.:.:.:.／i!　 |　ﾍ　i. / 入　　|＼.:.:.:.:.ヽ;,r'`‐´_,, ..---┴‐,
　　 l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼／:.:.:.:!'! /ヽ､ヽrk'´:_,r､　ｲ:.:.:＼／ _>-‐'´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l
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伊藤誠、この男は王国の平民として生を受けた。

特に裕福でも貧乏でもない家庭で生まれたが、

それでも次男で家を継げる立場ではなかった為に家から出て自立する道を選んだ。
913 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 02:44:09 ID:RZJeyDEL: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　／￣｀`丶_ﾉ_ﾉノ,ﾊ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/／／/　／冖ﾐｘ　、　 }:}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {/⌒i /　　弋ｆﾝ ^Xﾉｘ-ﾘ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |{ 　 }′＼　ｰ‐‐′ 〈,ﾝ {
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |乂　　　　}　　　　ﾉ　Ｖ }
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∨^ハ　　　 _,　___ ‐‐┘
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〉 {　＼　　′ ヽ二7　,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∨　　ﾆ‐ _　　 -- 　/
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　__､＜二二二二二二|二ﾆ∧　　　￣＼ニ{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／‐‐二二二二二二/ﾆ|ニﾆﾆ∧　　　／¨∨|
　　 ┌-ｘ　　　　　　　　　　　　　／‐‐二二二二二二ﾆ/ニ:|ﾆﾆﾆﾆ:∧__／∨//| :|＼
.　　 ‘，　ヽ　　　　　　　　　 ./ﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ/ﾆニ|ﾆﾆﾆﾆﾆ∧　　 ∨∧ |ニ＼
/^ヽ　‘, ___}　　　　　　　　　　＿|＿／二二二二二二/二二|二二二二|　　　|//| |二二=-　＿
{‐　}　／ ./＼,-、　　　　　　 |二二二二二ニニニﾆ/二二:∧二二二ﾆ|　　 ///Ⅵ二二|二二二＼
{　　Ｖ　 /　 /　//^ｉ　　　　　/二二二／二二ニニﾆ|二二二∧二二二:|　　|////|ニﾆﾆ|二二二二‐_
.＼　|　 | ／　//　/　　　　/￣￣￣----二二二/ﾆ:|二二二-∧二ニﾆ:| 　.|////|ニﾆﾆ|二二二二二．
　 ∨　 |　　 /　 /＼　　 /‐‐‐ーｰ二二二二二/ﾆﾆ:|二二二二∧二二 |　 |////|ﾆﾆニ|二二二ﾆ/ﾆﾆl
　　＼__　　　 /＼ |＼/‐‐‐‐ｰﾆﾆﾆﾆ二二二/ﾆ二/二二二ニｰ∧ニニl　.|////|ﾆﾆﾆ/二二ﾆﾆ/ﾆﾆﾆ|
　　　　＼＿＿＿／/ |＼--二二二二二二/ﾆﾆ／二二二二二‐∧二∧ |////|ﾆニ/二二ﾆﾆ/ﾆﾆ二|
　　　　　 |ﾆ|　　　／／ﾆﾆＶ/二二二二二∨二二二二二二二二‐∧二∧////|二/二二二ﾆ二二二|
　　　　　/ﾆ|　／／ﾆﾆﾆニ〈二二二二二/二二二二二二二二二二＼ﾆ:∧// |-/二二二二ﾆ|ニﾆニ＼
　　　　 |ニ|／／二二二ﾆﾆ∨/二二二/|二二二二二二二二ニニニﾆ＼ﾆ∨//二二二二ﾆﾆ|ニニニﾆ|
　　　　　|ニ><二二二二二二〈二二二/ .|二二二二二二二二二二二ニﾆ＼∨ニニニニニニ|ニニニﾆ|
　　　　　＼二二二二二二二ﾆ|ニニ／　 ∨二二二二二二二二二二二ニﾆﾆ辷二ニニニﾆﾆ|二ニニﾆ|
　　　　　　 |二二二二ニニニﾆ|ﾆ／　　　 ∨ニニニニニニニニニニニニﾆﾆ辷二二ニニﾆﾆ|二二二ﾆ|

誠がその道を選んだのは王国政府が、勇者制度を導入したからだ。

彼にとってこれはチャンスだった。

魔王を討伐して偉業を成した勇者として立身出世したいと思っていた。
914 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 02:45:00 ID:RZJeyDEL: ＿＿＿＿＿＿＿＿|￣!　　　　　　　　　　 _
＿＿＿＿＿＿＿＿l.　`TY＾`￢i┬┬┬┬┬l |
￣￣￣￣￣￣￣￣|.　,┴{ r/厂￣〕‐┴┴┴l_|
￣￣￣￣￣￣￣￣|___!　　Ⅳ.:/::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　 `v':::::::::::::::::＼___
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∨/,..イ´:::::::::::::〃⌒ヽ､
　　　　　　　　　　　　　　　 _　〉'´:::::::::::::::::::::/::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　ｊ/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 i::::::/::::::i::::::::!:::::::::::::､::::::::::::::::::::::::::',
　　　　　　　　　　　　　　 |:::/::::::::ｉ::::::∧:::::::::::::ﾄ､::::::::::::::::::i､::l
　　　　　　　　　　　　　　､__Ⅳ::::/:::i:::::ﾒ__!::::::::::::匕ヽ:::::::::::::ハ:|
　　　　　　　　　　　　　ﾌ::l::ｒ'l:::/!::/ｾﾐl::::::ﾊ:::尨_ハ::::::i:::ﾄ､`!
　　　　　　　　　　　　 ´￣]八!/i」:i ￣ !／ Ⅳ　　　小ハl::::`､
　　　　　　　　　　　　　　　 i´:::::ｊ､八i　　´　　ｊ〉　　爪i:::::::::::::::::＼_
　　　　　　　　　　　　　＼:::::::::::ｊヽ､　ｔ＿ｱ　.ｨ､:::::＼ ::::::::::::::: 入_
　　　　　　　　　　　　　　　　　ｉ:::::::／:::/､ヽ　__／/ |i:::::::::::', ::::::::::::::::: /｀' ､
　　　　　　　　　　　　　／:::::::::>‐-i 　＞v＜´ ./|::::::／:::::::::::::::::::::::::::::,.:〉┐
　　　　　　　　　　　　　　 i::::::::::::::|:::::::|./､ヽ_／/Ｖ　|￣ヽ::::::::::_,∠ ::.=彡: :;::ﾊ
　　　　　　　　　　 ,-､__／:::::::::::::/:::::/　 .く＿ｿ　　　|::::::/':::＞:::; ::::::::::::::::::::::::: ＼
　　　　　　　　　　　く:::::::::ヾ::::::::::::/:::;ノ　 _./;:;:;ﾉ　／ .|:::::i::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::: ヽ、
　　　　　　　　　　　＼::::::::::::::／_∠＿／;:_／　　　　.i::::::＼ ::::::::::::: /＼_::::::::::::::::::::::::＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　￣￣＼　　　　...,,,...::'　　,,,,..._＞ '､_::::::/　　　＼::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 >-‐　　　　　　　_／||/ｉ　￣　　　　　＼::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i｀ｰ‐一[［二]]￣Ⅱ　／ .|　　　　　　　　＼::::::::::::::::::::::ヽ

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　　　　 /: : : : : : : : : : : : : : : : :.、: : : : : : : : ヽ
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　　　/: : /: : : 斗--､ :|: : : : :|: : | ,ィＴ: ',: : :ヽ : !
　　　|: : |: : : : : |: /　＼ノ￣￣｀ヽ、―ニ二
　　　|: : |: : : : /!/ ⌒／　´｀ヽ _　三,:三ー二
　　＜ : ｣_: : / 〈　　ノヽ--/￣ ,　　　｀￣￣￣
　　＜:: |. 小{　　 _,,..ﾐ }　　...|　 /!
　　　厶ﾍ　ﾊ　　　　」_}｀ー‐し'ゝL _
　　　　　＼_!　　　　_,:ﾍｒ--‐‐'´}　　　 ;ー------
　　　　　　　ヽ　　　 ,,ノ｀ヾ:::-‐'ーｒ‐'"＝＝-
　　　　　　___,ｒ| ＼　 {　　　　/　／
　　　　／:/::::| ＼　ヽ｀_⌒ ィ ´
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しかし、誠は弱かった。

戦士でなければ魔法使いでもなく、ただの平民でしかない。

これで魔族に勝てるわけがない。

『魔王どころかその配下の魔族にも勝てない』とキナニ地帯で魔王軍と戦った彼はそう結論付けた。
915 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 02:45:50 ID:RZJeyDEL: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 r-r┬─ 　、　　　　　　　 . 　 -──rfて
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　て}:ﾟ}｡::.::.::.::.＼　　　　　／::.::.::.::.::.:o:}ﾟ{r彳
　　　　　　　　　　　　　　　　　　弋b〈。::.::.::.::.::.::＼＿＿／::.::.::.::.::.::.::.｡〈:ﾟ:ﾄ〈
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 r乍o:}::｡::.::.::.::.::.::.::ヽ_:/::.::.::.::.::.::.::.:｡r‐┘八}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　弋人::ｰ┐｡,.　 ´￣ﾌ¨￣｀丶、::.:o_」ﾟ::.∧}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞ﾍ_>:´:::/::::::/::::::ﾊ:::::::::::::＼{｡_:イ㍗､＿
　　　　　　　　　　　　　　　　 r㍉-─ ´::.::./::::::::/:::::/::::::::::::::ヽ:::::::::::::＼广::.::.::.::/て
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　　　　〈::. ﾄ､::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::_::.::.:/
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そこで諦めて勇者を辞めればよかったのだが、

誠は女王の『魔王を討伐した勇者に褒美として言葉姫を娶らせる』という公式発表を聞いてしまう。

そこであるアイデアを思いついた。

誰かが魔王を討伐したら先んじて自分が討伐したと情報発信して周囲に認めさせればいいと。
916 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 02:46:32 ID:RZJeyDEL: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , ,.、
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　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.r::'"!ヽ,/　　＼,ﾄ､
　　　　　　　　　　　　　　　 ,:':::::::;r::＼i二二ﾆｿ;::＼
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　　　　　　　　　　　　　　ヽ::::'::;::':::::::::'.::::::::::::::,'.i:::::::::::.ヽ
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　　　　　　　　　　　　　　//;::':ｌ::::|::::|::::__,ｪ､::::|l/_斗:::ﾍ:::l
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　　　　　　　　　　　　 //:::::ｌ::::|::::|ハ｀¨´　 _ ,'　,ｲ:}::::ﾊヽ
　　　　　　　　　　　_／/':::::小⊥::|:::ﾄヽ_　｀　／从|/|/　__
　　　　　　　　　　　'´ ,/l:::://Y亠､｀ヽ‐ﾄ｀下≦ｿﾞﾐ三ﾆﾇ､_）_　　　　　　　そのネタいただきです
　　　　 ,r '⌒`　‐-‐ァ'ヽLｺ′　ヽ}＼ム_〉丈rミ_=L_尢-っ）
　　　　　└ ,r‐　￣ｿ′./　lヘ､､／〉っ　＼ヽくr-/｀ｰｭ､___'′
　　　　 /　　　　ｲ　 /!　 l　ｿヽ/ ´　　　゜｀く_;く/ /,､_｀ヽ｀ｰ- ､
　　　　　/　　／ヽ.___ . __ イ´ ヽ｀､　丶　　　'゜＼＼_' , 　　　｀ヽ〕
　　　〈　　／　　　　　　　　ヽ､ヽ　　　　ヽ〉 .ヽ〉｀ｰ､_　 _ノ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l l　　　　　〈 /〈ﾄ､_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉﾉ　　　　｡{　＼＼/
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　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　パ　　　＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　新聞記者

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　　　　　　　　 ⌒)斗.|::/ l/└¨　　ﾚ'　 ¨¨ /Vﾊ{
　　　　　　　　　　　　　 l/从.　　　　　　,　　/
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　　　　　 ,ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ﾆ∧ 　xxxx }ﾆ〈ﾆﾆﾆ }ﾆ
　　　　 |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ< 二二ﾊ xxxxx|.二＼ﾆﾆ}ニ
.　　　　　 {ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼ﾆﾆﾆ∧ｘxxx} ﾆﾆ/ﾆﾆ.}二
.　　　　　 {ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=＼ﾆﾆ∧xxx|ﾆﾆ/ﾆﾆ/ﾆﾆ
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　　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ 二二二二二＼∧x|=/ﾆﾆﾆ{ﾆﾆﾆ
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そこで誠は新聞を利用して情報操作を行う事にした。

王国にはすでに新聞があったが、これは瓦版と呼ばれる物で、一枚から複数枚の紙に木版印刷されていた。

この新聞は災害情報やゴシップ記事が人気で

新聞の製作に関わる者たちは情報の正確性よりも売れそうなネタを重視していた。

つまりガセネタでも面白いネタなら扱ってくれるのだ。
917 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 02:47:17 ID:RZJeyDEL: つ最新私お　!_ 　　_,,.／ /＼　　　　　　　,ﾉ最　な
か高聞はも　（,: '´::/＼/____,ヽ､　　　　＜.　高　ん
みの記　　し　./::::::ｧ:ヽ-'---─┘｀ヽ..　　　）だ　て
まネ者　　ろ　|:::／;:::::/|:::::::i::::::i:::::::::::ヽ.　く　.わ　こ
.しタ .と.　　い (:::::::/::::/-!:､/|:::::ﾊ::イ:::::::::',　 )　！　と
たを. し　　！　＞:i::::/ｧ;‐=!､|:::/ !ｧ'ﾊ::i:::::| 〈　　　　な
！　 .て　　　　（::::::ﾉｲ〈ﾄ､　! ﾚ'　ﾄ !!ﾚヽﾉ､＾ヽ.. 　の
　　　___ r'⌒Y⌒::イ:|::::|　ゝ-'　　 ,　｀".!:::|:i　ゝ､　）.　：
⌒Y´　｀　／ﾉ:::::ﾉ::::|::::':､"u　 r‐‐ｧ　ﾉ::::ﾄ!　　　⌒ヽ：
「l　　　　　〈:::::/:::::::|:::::ﾊ::＞.､｀__,..イ|ハﾉ ,. -､　　　ﾉ.：
| l___ [][]　　　ヽ!へ:/ヽ|;:イ´　＼_|　 |｀ｧ､ｨ´::ﾟ:::(＞　l二[][]
| r‐┘l二[][]　　　　/´　ヽ.＼　/ﾑ｀' i　__ヽ::::::/　　ｒ‐┘|
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　　　￣￣ｒ‐┘| ゝ,_r'´ ヾ､ /　 _ﾉ´| .【◎】ｒ‐┘|
　　　　　　￣￣　　｀>､　´　 ./└┴====￣￣

そして現在格好のネタが魔王戦争であった。

新聞記者たちは戦争の情報を記事にして庶民に売りまくっていた。

そして、誠はそんな記者たちに勇者として接触して積極的に取材を受けていた。

とにかく、記事のネタになって新聞記者と関係を持ち、庶民から勇者伊藤誠の知名度を上げる必要があった。
918 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 02:47:54 ID:RZJeyDEL: 　　　　　　　　　　 ,r‐/￣￣｀`ヽ､
　　　　　　　　　_,/:.:.:|　　　　　　ヽ.__
　　　　　　　 _/:.:.:.:／￣＼　　　　 l、＼
　 |＼　　　　/ :.:.::/.　　　　　＼　　　 l、. ヽ　　　／|
　 |　 `ｰ､_　l:.:.__/　　　　　　　ヽ　　　|　　L___／　.l
　 .l　　　　￣ヽヽ　　_,.．- ''´￣￣￣｀`ｰ-､］　　　.l.
　　ヽ　　　　　 |　＼／　 ,. -'''´￣￣￣｀`ヽ､　|　　./
　　＼　　　　l　／<　　l_,.．-'''´￣￣｀`ヽ､| 　|　./
　　　　＼__,.ノ' （/7 ） _,.．-==＝＝＝＝==┐｣／
　　　　　|:.:.＼___`ｰ‐'´l:|/ ⌒ヽ| :/　|:./⌒ヽV: |
　　　　 /:.:.:.:.:.:.:.|:　　 l:|　　{}　|/　　ﾚ　 {}　}|:./
　　　　/;ｨ':.:.i.:.:.:|:　　 .l:| _,,.. -　　　　､-.,_　ﾚ|
　　　　|:l |:.:.l.:.:.:||:　　 l:|　　　　　　､　　　　 l.|　　　俺は勇者として魔王を倒しに行く！
　　　　|:l |:l l.:. :l.|:　　 l:| 　　　　＿　'　　　　 !|
　　　└┴┴''' ヽ、　　＼　／　　｀t　　／〈
　　　　　　　　　　＼ヽ､_/〉 {　　　　/　／　::./〉
　　　　　　　　／:/::::|`ｰ‐'　ヽ｀_⌒ ィ ´　ﾞ‐‐‐'
　　　　　　／::::::/::::::|　　＼　　　´ ∧＞､
　　　　／:::::::::::/::::::::|　　　　＼　 /　 !＼::`ｰ- ､

　　　　　　　　　　/!ヾ'ー-z､
　　　　　　　　　/:;i:;:;:;:＼/;:;::Y(::...､　　　 ,!
　　　　　　　　/___i斗''"´ﾍ;:;r''",ﾄ、ヾヽｰﾆ'-‐ ､
　　　　　　　>＿,,r=＝〃ヽ｀ﾞ`;::ヽ､｀ｰ＜ミヽ!
　　　　　　 /:::::::::::/:::／´::::::::::::::::｀`ヾ､::ヽヽﾄ､
　　　　　　 /::::/::!::::iｰf::::、:::::::::::ヽｰ::､::::､`ヽヽヽi
　　　　　 ,':::::l::::|::::l:::::ヽ::＼:::::::､::',::,夲-::'､,ゝゝｿ
　　　　 |.:::::!::::ﾄ、':、,.斗分::、ヽ|ir'ｧ=ミ､,ｿ┴::､
　　　　〈::!:::::|::::,!ヽ, ﾍ,.='ｧﾁﾐ,ヽi ,ﾘﾋZj/' |二ヽ::ヽｰァ　　　いいネタです。
　　　　ﾄ､:::::!::|::::i::ヽｲ　_ﾋzﾉ　'´ ,. 　　 ',::ヾ::ヽ,::〉´
　　　　 l ﾉ:::::',::',::ヾ､大　´　 _,,.　-‐ｧ　　/::ヽ､N/
　　　／::ｲ::::,!ヽヽ､`ヽ､ヽ　`ー = "　.／ヾヽ､ﾘ　,､r､
　　　　'´i//ﾄ､l::::|ヽ､iヽ､ヾヱ　　　／い､ヽ､,/ﾆ、 /_,. -z
　　　　　l i､::! ヽ､ﾄ､ヾヽ､`ヽﾐー ‐ くｌz┴r'´￣ ,. --､　／ ,.､,z,ァx､__
　　　　　 `ヽ!　　｀iヽ,ゝ‐ァi^ヽ､__r='ｪ､,丕__／　 t-､ヽﾌy'//,ｨ災彡''７
　　　　　　　　　__ノ´ ゝ<´ ,ゝ､__.乍ﾆ三三三ミﾐヽゝﾍ_〉'/ｲ尨r'´ 　 /
　　　　　　　　/　　　　´ゝへ,ｨ　ｌ　r- 　　　｀`ﾐヾヽｬ'ｨ少"　　　/
　　　　　　　　|　　　　　/　　`ｰ'^l　i　　　　　　　　｀丁￣!　　　 ,'
　　　　　　　ﾉ　　　　　}!_　　　,r‐!　　　　　　　　　　 | ｰ '! 　　 ,'
　　　　　　 /　　　　　　ヽ、´/　　',　　　　　　　　r 、! i! ,! 　　 !
　　　　　　　＼　　　　＿_ﾉ ./　　　',　　　　　　　i^!. ',!　 ,ﾄ、　　ﾄ､
　　　　　　ゝz=＝＝ﾍ,ノ　　　 ',　　　　　 ! ヽ＼_,! ',　,.r''´ ヽ、
　　　　　　　　 '､＿　イ／　　　　　ノL＿＿＿___{ヽ `　　 ,､i´l　　　 !
　　　　　　　　､|　,'　　　　 /　　　　＿＿__ゝ _ 　 ,､!ｿﾉ　　　 ,!
　　　　　　　　　　ヽ　　　　　/　　／　　　＿＿__.了ノ／ﾄ---‐''"
　　　　　　　　　　　　＼＿＿,.イ、／　,.-‐''" /　,.　 {､｀＾ヽ

こうして、知名度を得ると次の段階に入る。

魔王討伐の為にヘルマン地帯に突入する事を記者に伝えて、それを新聞記事にしたのだ。

まさに堂々とした勇者の出陣である。

事情を知らない庶民からはそう見えただろう。
919 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 02:48:29 ID:RZJeyDEL: 　　　 /: : /:: : :./: : : :.!:: : : !: : : !: : : ヽ:: : : : : ',
　　　/: : /: : : : |: : : : :|: : : :|: : : | ,: : : ',: : ::ヽ : !
　　　|: : |: : : : : ,,=''".＼: : /|"''=:;,ヽ: : :.|.: : : ﾄ､:|
　　　|: : |: : : : /" _,=､ | :/　|:./,=､Ｖ: ..|:.: : : | V
　　＜ : _: : : /　 ((;･.,;)|/　　ﾚ((･.,;) |:./ ヽ: : |　　　　　　　　　　魔族の本拠地に殴り込み？
　　＜:: |. 小{　　￣　　　　　￣　　ﾚ{: :.|ヽ:|
　　　厶ﾍ　ﾊ　　　　　　　､　　　　 {ﾊ/　／⌒ヽ_ノ） ) ）　　そんなの本当にやるわけないだろ！
　　　　　＼_!　　　　　　＿ '　　　　 !!　　 ,'　;'⌒'ー''´
　　　　　　　ヽ　　＼ｰｪｪｪｪｧt　　／　　 |　i|　　　　 (⌒)
　　　　　　___,ｒ| ＼　､＼＿｀ヽ／　　　ﾉ ,'.!　　　　ﾉ ~.ﾚ-r┐､
　　　　／:/::::| ＼ ::::: ＼＿｀＼　＼'、　.／ //､　　ノ__　 |　.|　|　|
　　／::::::/::::::|　　＼　　　´ ∧.＼､_＞'´　ノ'´ 〈￣　　｀-Lλ_ﾚﾚ
／:::::::::::/::::::::|　　　　＼　 /"''-　 `ｰ一''´　　　￣｀ー‐---‐‐´

当然ながら本当に行ったわけではない。

誠は行くと言ってしばらく行方をくらましていただけである。

そして、彼は時を待った。
920 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 02:49:06 ID:RZJeyDEL: .　　　 /: : /:: : : / : : : !:: : : : !: : !: : : ヽ:: : : : : ',
　　　/: : /: : : : |: : : : :|: : : : :|: : | ,: : : ',: : :ヽ : :!
　　　|: : |: : : : : |: /　＼: : /|:.: :: :ヽ: : :.|.: : : ﾄ､:|
　　　|: : |: : : : /!jニﾆｺ| :/　|:./iﾆニＶ: :|.: : : | V
　　＜ : _: : : / 〈fｴ:ｴi |/　　ﾚ fｴｴ)　|./ヽ: : |
　　＜:: |. 小{　　　　　　　　　　　　ﾚ{:.| ヽ:|
　　　厶ﾍ　ﾊ　　　　　　　＞　　　　 {ﾊ/　.V
　　　　　＼_!　　　　　　　　　　　 !
　　　　　　　ヽ　　 !ー―‐r　　／
　　　　　　___,ｒ| ＼　｀ー―'　／
　　　　／:/::::| ＼　ヽ _￣ィ ´ 　　　　　　 (⌒)
　　／::::::/::::::|　　＼　　　´ ∧＞､　　　　　　ﾉ ~.ﾚ-r┐､
／:::::::::::/::::::::|　　　　＼　 /　 !＼::`ｰ- ､　ノ__　 |　.|　|　|

　　　　　　　　　　　＿
　　　　　　　_,,.. -／､/_',
　　　,..::'"´::::::::く　/　　ﾄ　、
　／:::::::／:::::::::::::｀'::ー‐':::::::＼
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::::rノ:::ﾚﾍ:/八」__ﾘ |／ 'ｧ!､ |::::::/!::::|
'::::::::::::::|∧ ''"　　　　　 !j ,ﾊ!／/／　　　　凄い！
/::::::::::::,|::::'､　　　､_ 　 '　　ﾞiヽ!´
､:::::::::::八::::::＼　　　￣　／::ﾊ　　　　　..　大スクープです！
ハ;:イ:::::/ヽ;::::::ﾄ,､　 __,.イ::::::/|/
　 |＞'く＼　＼|＼_,「ヽ::::|／「!　　　　　＿＿
／　　｀ヽ.＼　 /ﾑ」　ヽ- ､ |,'-､　　　//　　　｀ヽ、
　　　　　ﾊ　｀'（:::/|_〉　 |／　 'ｰ-､.//　　　　　/7'⌒ヽ、
　　　　　　ヽ.　 7:::|ﾑ　/　　　　rﾉ//　　　　 //　 _　 /
　　　　　 __　ﾉく.__」L!/　　　,イ´ //　　　　 ;´|' /´/|/
､　　 r'"´ｧ'´＼　　　/ 　　 /! ||ヽ.｀￣￣｀ヽノ　'´ / /
､ `ｰく_ｒ'｀　　　＼ /　　　/ ﾊ__ノ､　　　 /´ 　　／
:::＼　〉ヽ､　　　　 ´　　 / ｲ-ﾍ　　＼　i　　 ,イ

勇者アバンが魔王を倒した結果、魔王軍が崩壊したのを見た誠は行動を起こした。

自分が魔王ゾーマを倒したと記者に偽情報をリークして、それを記事にさせたのだ。

元々情報の裏付けなどしない記者たちはとんでもない偽情報を庶民に拡散してしまう。

当初は一部の記者だけだったが、あっという間に王国中で記事にされ

勇者伊藤誠が魔王ゾーマを討伐したという情報が王国中で知れ渡ってしまった。
921 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 02:49:41 ID:RZJeyDEL: 　　　　　／: : : : : :／: : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
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　｀ゝ: : : :／: : :, ': : : : : /: : : : : ; : : : : : : : :: : : : : :ﾊ.　　 □ 　|
＜: : : ／: : : :/ : : : : : /: : : :／/: : : : : : : :/ : : : : : ::.　　 ―┬―
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　　　　 .V: : ／i!::::/;イ7≠x/: : : ;: :／～|: : : : :.,ﾊ: :!　　￣￣￣
　　　　 /;／ゝ::　 :::::弋ｘﾙ:': :／;／ﾃｪ;::::l: : : : /　}/　　ヽ　マ
　　　　　ﾚ' :::::　　　:::::::::/;:／::::::::::ﾑｿ"/i!:,ｨ: :/　　　　　ﾌ |二|二|
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ここまで上手くいった理由は勇者アバンが魔族のスパイを警戒して味方にも情報を伏せていたことが大きかった。

アバンが他の勇者に埋もれるように隠密行動をやっていた為、その功績に反して知名度が非常に低かったのだ。
922 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 02:50:23 ID:RZJeyDEL: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　......._　 _
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更にありえない幸運が誠に訪れた。

本当に魔王を倒した勇者アバンがこれを異を唱えることなく黙認してしまったのだ。

これには事情を知った七大神が驚愕してしまう。
923 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 02:51:06 ID:RZJeyDEL: 　　　　　　　　　　　　　ヽ＿　　-―　＿｀{ゝ｀　―-　　　　　 //
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　　　　　　　　　 /／/　/:::::::::|'::::!:::::!　　　　　 '　　_,ｨ＾　　i⌒!:::::|:::/　 /　　　悪夢だわ！
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　　　　　　　　　 l＿ {´::::∥:/:|::l::|　 |ヽ　　　　　　　／ﾄ=ｲ::::l::l:::/
　　　　　　　　　　　l::l:::l::::ll/ヽl::l::ﾄ=ｲ:::::＞　＿　＿　＜:/::|:::::|:l:::/l/
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　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾚ'l::::l　-‐ '´＼　　／｀' ‐- l:::::l、　r ､-､／／＼＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 r'l::::l ゞ､　　 ,, >-< ､　　ﾞ(´l|::::l l r ヽヽ l '＼／／
　　　　　　　　　　　　　　　　 l　l:::l ｀ゞ､r／`{ y}'＼､ﾞ(´　l|::::l(｀ヽ　　_ l　／＼＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　l　l:::l　｀´ 　/ /ﾊ＼｀´　 l ／}　　r　／　＼／／
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自らの失策からとんでもない事態を招いてしまった女王は頭を抱えた。

自分たちはアバンが魔王を倒したことを知っているが、それを証明することができない。

その上、本人が我関せずという態度なのだ。

もう、どうしようもなかった。
924 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 02:54:55 ID:RZJeyDEL: ttps://www.youtube.com/watch?v=tZmPRMw2t6E

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こうして、伊藤誠は魔王を倒した勇者として言葉姫と婚約することになった。

しかし、彼の転落はここから始まった。
925 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 02:55:32 ID:RZJeyDEL: 　　　　　　　　　　　　　　 ,　'´￣｀ .､
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　　　　　　　　　 |.　　　i -‐ ''´伝以ioi以弐. ｀' ‐-.i.　　　|
　　　　　　　　　 |　　　ｉ { { {. 以少'ioi'弐以. } } }. i　　　 |
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926 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 02:56:08 ID:RZJeyDEL: 　　　　　　　　　 _,,,...----..,_
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　　　　　　　　ヽ＼　　　　　＼　　| :::／: : :::::::|:::＼:::::::|二二二|: : : :ヽ: : : : :＼

あまりにも都合よくいった彼は増長して、言葉姫のみならず、他の女性とも恋仲になってしまう。

それが言葉姫の暗黒面を引き出すことになった。
927 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 02:57:08 ID:RZJeyDEL: 　　　　　 / : : : : : : : : : : :/: : :| : : : : : : :/.:: 　 | :|　|: :|:: 　　　　 |: : : : : : : : : : : :l
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: :|: : : : : :|／-､ヽ|ll:: : : :/　　　　三．"￣　　V　　ｌヽ| ヽ :j
: :|: : : : : :|{:::::::::ヽlハ: :./;;　　　＼　゛'　　　　　　　ｌ　}|　 V
: :ヽ: : : : :| ＼::::::ﾉ／V　　　　　　ヽ　　　　　　　　　|_/ｊ
: :: ::ヽ :: : lｒ‐､_,／ "　　　　　．　j　　　　　　　　　|_ﾉ
: :: :: ::ヽﾄ　lT~　"　 ,　　　,　　　　　　　　　　　 j
: :: :: :: : | ＼l　　　　　;;;　　　　　　,=＝ヾ、　　　 /
: :: :: :: : |　| |　　;;;　　　　　　　 /_,-‐"^ヾ　　　 /
ｒ――　|　| |　　″　　　　　　　 | | 　　　｀ー-/
ヽ￣ヽ l　| |　　　　　　　　　　 | |　　　　　　 /

伊藤誠は痴情のもつれから言葉姫に殺害されてしまった。

あまりにもあっけない最後であったが、彼は魔法使いでもなければ戦士でもない。

ただの庶民である。

剣士としての訓練を受けていた言葉姫に襲われたら一溜りもなかった。
928 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 02:57:55 ID:RZJeyDEL: 　　　　　　　　　　　　　　　　　,._　　 _ _　　 .i^!
　　　　　　　　　　　　　,.ｨ≦⌒ヽ Y´/ ＜≧x乂
　　　　　　　　　､rｫ .／: : : : : : : :ヾ' : : : : : : ∧
　　　　　　　　　乂r': : : : : : : __: : :__: : : : : : :.∧ .「!
　　　　　　　　　　　l ! : : : : γヾY''≧､: : : : : : : !_メ
　　　　　　　　　 !:i: : :! i: :!´　　　lj ! :､:l: : : :.:!
　　　　　　　　　,.ｨ=yi! : ,' ﾉ:ﾉ　　 , ,　 .ⅥVv圦:l,y＝x
.　　　　　　 Yｨ≦ﾐ,.イ三⊇=-､,_,,,,_,.ｨ=千X､入{{の｝}　　　　やはりこうなりましたか。
　　　　　　｀6入ゝｨ´;;〃.{!o　　　}￣{!o　　 .}込ゝ-ｼﾉ
.　　　　　　　 ≧,';;;;;;-─<､cっ　ﾉ　ヽ cっ.ノ! ﾙr⌒Y_　　　　言葉姫を避けて正解でしたね。
.　　　　　 /77:{;;;;;;ｰ─〈ll!.ー '　ー　￣.i,_入入_ｦ;｝立ｫ
.　　　　　＞ｰゝ;;;;;;;F=ﾉ,ﾍ　u　　　　　 .}::::::::>ｰ＜i !l:ﾄヽ
.　　　　r=i´;;;;;;;;;;;ﾐ;;/¨´:::::::圦　～～～ .ﾉ:::::::::::::::}::::i」i」ｶ｀ゝ
　　　　i: : ＼;;;;;;;;;;ﾉ!:::::::::::::::::::丶　　　　,ｲc/⌒v'7 !::/／_,>
.　　　　!: : : :＼／-!:::::::::::::::::::::::::｀ー‐.'.::c､!.○ Ⅶ !::::::::∧
　ｉ　{　.＞― '　　 .!:::::::::::::::::::::::::::::○:::::､_」　　 L,::!:::::::::::::}
　ヽゝ　　　　　　 .l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼_∩_／::!::::::::／

後にその話を聞いたアバンはそっと胸を撫で下ろしたのだった。

自分の嫌な予感が的中したことを悟ったからだ。
929 ：名無しさん＠狐板：2024/11/04(月) 02:58:12 ID:HuqhFFeI: 凄い、まるで同情できない
930 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 02:58:31 ID:RZJeyDEL: 　　　k r-　　‐-　..,,_　　　　　　　　　　　　　　_,,..　-‐::::::::::::::::7 ｱ
　　人l:::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ　　　　　　　　　 ..::´:::::::::::::::::::::::::::::/ 」
　　　} i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ　-‐　 ‐- ∠:::::::::::::::::::::::::::::::::::::j　(
　　　j_l:::::::::::::::::::::::::::::..::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞::､´::::::::::::::::::::::l　]
　　　KV::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::/ j'
　　　ゞヽ:::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::ノ k
　　　　｀ヾ　':::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::::ﾑ´,x'
　　　　　 /:::::::/:::::::::::,ﾑ:::::ｲ::::::::::::::::!、:::::::::::::::::::::::::::::::ﾑ
　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::Ｖﾚ' ∨:::::::| ＼::::::::::::::::::ヽ:::::::::::}
　　　 .厶イ:::::::!:::::::::::i＿　　　 ∨:::::l　　＼ __:::::::::::i:::::::::::l
　　　　 !:::::::l:::::::::::| 　 ¨　‐- ∨:::l-‐　¨ヽ、:::::::::l:::::::::::i
　　　　　lｲ::::li:::::::::il 行≧x.　　∨:l　 ,x≦沁:::::::::ﾄ::::::::ﾊ　　　　　あいつが消えてくれたのはよかっだけど、
　　　　 ,'Ｖ::::i:::::::::|　弋.z'ﾉ　　Ⅵ　弋.z'ﾉ .∨::::l:::::/::ﾑ
　　　　 /::::Ｖ::{:::!:::l!',　　　　　　　　　　　　　∨::|:/:::::ﾑ　　　　言葉はどうしよう。
　　　　 /::::::::::ヽli::::l:ﾑ　　　　　'　　　　　 /::::l＼k:::::::::ﾑ
　　　 /::::::::::::j:::::l:::::l入　　　 _　　　　 .ｲl::::::l:::::::',:::::::::ﾑ　　　もう政略結婚に使えないし、どうしようもないわね。
　　　 /::::::::::::,'::::::[二]:::::丶　　　｀　　　.く　N二]::::::::',:::::::::ﾑ
　　　´￣￣ /:::::::::|:::::l::::::::::::::i`　-　イ::::::::::::li:::::l::::::::::ﾑ￣￣｀　　地方都市にある天空神さまの神殿に送りましょう。
　　　　　/:::::::::::l:::::.l:::::::::xノ　　　　トx::::::::l::::::.l::::::::::::ﾑ
　　　　　 /:::::::::::::::l:::::.lx t´　ﾑ　　　 /　ト::::l:::::::l:::::::::::::::ﾑ
　　　　 /::::::::::::..K !:::::l:::::l　　ﾑ　　/　　　!:::｀!:::::.lｧ:::::::::::::::ﾑ
　　　 /:::::::::::／　 'l::::::l:::::i　　｀ハ´　　 l:::::｜:::::! ヽ:::::::::::::ﾑ
　　 /::::::::::::'　　　ﾉ:::::.!:::::i　　イ⌒l＼　　l:::::::l:::::::l　 }:::::::::::::::ﾑ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／'⌒　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /../　　　　　　　／ニニニニニニニﾆﾆ}
　　＿＿＿＿＿＿＿______　　　 {...{　　　　　　／ニニニニニニニニニ/
　 {ニニニニニニニニニニ＼　 __{...{＿＿_＿／ニニニニニニニニニニ；
　 ‘，ニニニニニニニニニ≫'´...............................｀ ≪ニニニニニニニニﾆ；
.　　‘，ニニニニニニニ／.....................................................＼ニニニニニニニ，
　　　‘，ニニニニﾆﾆ／.................................................................＼ニニニニニﾆ；
.　　　 ‘ ニニニニ／.............................................................................ヽニニニニ,ノ
　　　　　；ニニﾆ/.......................................................................................‘，ニニﾆ{
　　　　　；ニニ/..............................................................................｛.............‘，ニニ；
　　　　　；ニﾆ,...............................｛.............................{..................｛...............‘，ニノ　　　　　はっ？
　　　　　；ﾆﾆ,........................{.........{............................｛..................｛.................；ﾆ/
　　　　　；ﾆﾆ..................{......!.........|......｛...........(_,､__| 斗匕.......}.................レ　　　　　　　あの男の葬儀？
　　　　ヽニi..................|…|ーi-匕...ｉl..............{＿j,...｣Lム.....}..................!‘，
　　　　　　＼}...i......|......|....=笊ヒｯi7八............{￣)爪ツ/.......}.......{.....|...|ﾆ‘，　　　　　あんなクズの葬儀なんて行くわけないでしょう！
　　　　　　 /乂l......|......ﾄ、....|`ｰ‐'　　＼......{ ｀ﾆ==彡}.......}.......{.....|...|ﾆﾆ‘，
.　　　　　 /ニﾆ}....｛......i....＼}＾¨´　　　＼j　　　　　}...../........{.../.ﾚニニ‘，
　　　　　/ニニ；.....}..i...|...i...｛　　　　 `　　　　　　 j／...!.......{/.....{ニニﾆ‘，
.　　　　/ニニﾆ乂j乂j八乂j 　　　　 _　　　　／乂j乂j/|.....i..|ニニニ‘，
　　　 /ニニニニ/.........]　　〕ト　　　　 ⌒^　　 , イ.......]　　　 [......}..}ニニﾆﾆ‘，
　　　{ニニニニ/...i...厂]　　 [⌒i..〕ト。　_, 　 '〔!....!..i⌒] 　　 [⌒i..{ニニニニ‘，
　　　＼ニﾆﾆ/.../|..∨)卍卍(∨/⌒}　　　　　{⌒＾V∨)卍卍(∨...|／￣￣￣＾
　　　　　⌒ーレ'⌒!.......j............∨ ヽﾉ　　　　 У　ﾟ｡/..............V}....}
　　　　　　　　 |...../................i　　＼_　　_,／　　　/...................}{....}
　　　　　　　　　 f'ﾟ´ |...................}　　　＞＜　　　 |.....................}レ
　　　　　　　　　　‘， |...................}　　//￣￣＼、　 |...................∧
　　　　　　　　　　 ∧.|...................}　./〈　　　ハ. 　|................./　:,
　　　　　　　　 / 　＼............/／　/`ー― '{　＼,乂........../　　 ,

勇者伊藤誠の葬儀には侯爵以下の貴族や平民は参加したが、

王家や公爵家からは誰一人として来ることはなかった。

かくして歴史書に魔王を討伐して王国を救済した伝説の勇者の最後として記録されることになるのだった。
931 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 02:59:13 ID:RZJeyDEL: 　　　　　　　　　　　 ,.　　　　¨ ￣￣ ¨　　 .,　　　　---　__
　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　｀＜　- ＜⌒
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　 / 　 /　　　 /wiｨ　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　 '　　/　　　 /'''ﾞ"{　　　　　　　＼　　　　'，　　＼
　　　　　　　　　　　　 ' 　　　ｨ. ｉ　　 {　丶　　　　i　 '，　　　　　　　i　＼
　　　　　　　　 { 　 ,ｉ　　i　斗┼‐‐八　､＼　‐┼- }　　　　 i　　 }^⌒ヽ
　　　　　　　　　　 /.|　　{　/}八　　＼{＼{ ＼ j ＼}　　　 }
　　　　　　　 V　.|　　{　━┳┳　　　＼ ┳┳━ｧ　　　　　　 /
　　　　　　／∧. { 　 Ⅳ　 ┃┃　　　　 ┃┃　/　　/　　' /}/
　　　　　 <i:i/i:i:i}八　乂　 ┗┛　　　　 ┗┛ /　　'　　/}/
　　　　　　 Уi:i:ｉ:|. . 丶　＼_, ,　　　　,　　　 , ,/ ／　　ｨ　　　　こんな男が私たちの神話で
　　　　　　　/^}i:ｉ:「. . .|. . ＼(⌒　　　　　　　　　ノィ　／i|
　　　　　　　'　 V/. . . .|. . 込、ｕ　　　　　　　　　 '}イ{i:i:i:ｉ|　　　　偉業を成した勇者として名を遺すなんて不愉快です。
　　　　　　　　 /　. . . |　　|: : :...　　　＼／　　ィ. . /. |¨⌒
　　　　　{ 　 /　　. /|　　|. . .i ≧s｡　 _ 　＜.{. .　{.　|
　　　　　　　/　　_/. .|　　|. . .}　　　　 { ./ . . {. .　|.　|
　　　　　 V　／'⌒ｰ|　　|_,ノ　　　　　 V__. . .|. .　|.　|
　　　　　　 '　__{ ⌒V　|　　|　　　　　　　＼i⌒v.　|.　|
　　　　／　 {⌒>´_)-∧　 |>､ ^　‐- 　 -‐　 Vハ. .|.　|
　　／　　／}/　乂r‐∧ ∨ ＼　　　　　　　 }/∧.|^}∧
　／　　／. . .〉　　＼/'，∨/ 丶　　　　　 / / ∧V 　V
,　　　　' . . . . {　　　　　＼V V/ 　＼　　 ′ /　∧ 　 }

尚、王家や公爵家だけでなく神々も伊藤誠を蛇蝎の様に嫌っているのは歴史のミステリーだった。
932 ：名無しさん＠狐板：2024/11/04(月) 02:59:51 ID:HuqhFFeI: この発言が残ったとしても、詐欺師というより娘をないがしろにした不倫野郎って部分に怒った
ことになるんだろうな、嘘でもないし。
933 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 03:00:09 ID:RZJeyDEL: 　　　　　　　_､rｾ7ｱア　　　　　　　　　~''＜ﾆﾆニニ
　　　　　ｨ(＞''~￣｢ヽ　0　　　　　　0　　　イ｀`寸ﾆ
　　　ｨ(j>i´　　　　 L丿.-‐: : : : : ‐-＜) ／ /　　 }ニ
　 rﾆ／ﾆ{　ﾄヘ_／: : : : :/: : : : : : : : : :｀丶/　　ﾉﾆﾆ
　 ∨ニニY|///〉: : : : : :|.: : : : : : : :| : : : : : ﾏ/Yニニ
　　 Vニﾆ７/// : : : :/ : |.: : : : : : : :ﾄ､ : : : : : ﾏ∧ﾆニ
　＿,ﾏニ////.:.｜:/: : /＼_; : : : : :|ノ; : |: : : : ﾏ/〉ニ
　「　 _,,. ///∧ : |ｨ＝＝ﾐ Ⅵ : : : 从,..-=ﾐ: : : : :V/У　　　　はあ？
　と´　////|: : : |　　ｏ　＼ﾄ､: :/／ o 　Ｖ:.|: :|: V
　_人／⌒- |: ＼:| ､　　ノ　　　､　　ﾉj| |: :| : |　　　　　　魔王様を倒した勇者が痴情のもつれで王女に殺された？
: : ／く￣￣i|: :从|　｀ー''ﾞﾄ'^~￣~^1`ｰ''ﾞ八|:‐ﾄ､:|
￣　　＼　i|: : :|　＼＼＼| 　　　 |＼＼uＶ.: :|＿>　　　　　何それ意味わかんないわよ！
　　　 o　 `i|: : ﾊ　し　　　|　　　　　|　　　ﾉ￣:|
　　　　r v:i|: : |i:i＼　　　 |　　　　 | 　　ｲ| : : :|　　　　　　　私の命を脅かす勇者がいなくなったのかしら？
　　　　У:i|: : ｢｀ヽi:〕iト　_ー─── ＜i:iＪ| : : :|
　ﾄ' ﾚ' : /|: : |　　 (⌒ヽ/　　 /⌒>──寸: : :|
　 L/: : / |: : |　　人(　Y⌒Y⌒Y 　　　八: :.|

　　　　　　　　　　　　　　　/　ヽ　　　　　　　 .|ii:i:i:i:i∧
　　　　　　　　　　　　　 /i:i:i:i:}　　　　　　　 |ii:i:i:i:i:i∧
　　　　　　　　　　　 /i:i:i:i:i7　　　　　　　 |ii:i:i:i:i:i:i∧
　　　　　　　　　　　　　/i:i:i:i:i:/　　　　　　　　　八i:i:i:i:i:i:i∧
　　　　　　　　　　　　　i:i:i:i:i:/　　　　　　　　＼i:i:i:i:i:∧
　　　　　　　　　　　／i:i:i:／　　　　_　 ‐==‐　 _　　　.＼i:i:i:i∧
　　　　　　　　　／i:i:i:／　　＞''": : : : : : : : : : :｝ｈ､　　＼i:i:∧
　　　　　　 /i:i:i:／　　／: :／: : .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼__　＼i∧
　　　　　　　　/i:i:i:/⌒¨¨〉: ／: : : : : : : : : : :⌒“''*､＼i:i:i:ヽノi:∧
　　　　　　　〈i:i:iYi:i:i:i:i:i/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ∧ ∨i:i:∧i:i:i:i:〉
　　　　　　　＼|i:i:i:i:i/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :∨i:i:∧／
　　　　　＿＿＿{i:i:i:i/: : : :: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :..|: ∨i:i:i:}　＿　 ‐=
　　　　く-_-_-_-乂i:i:.: : : : ′: : : : : : : : : : : : : : : : : :.:|: : Vi:i:i:〉-_-_-_-_/　　　
　　　　　＼-_／-_｀ |: : : : |: : : : : : i|: : : : : : : /八: : : }: : |V／-_-｝ｈ､ /
　　　　　　／-_-_-_ |: : : : |: : : : : : i|: : : : : : /// }: : /: : :|: : ∨-_-_-_-〉　　　いや待て、いくら何でもおかしすぎる。
　　　　　　＼-_-_-_ |: : : : |＼＿: :八: : : : :/　　＿__ |: :.::|＼.:∨-_-_／
　　　　　　　　~''＜Y {: : : : | 宀う心　＼: /　ィ笊うﾉ: : :.|￣〉＼／　　　　　その伊藤誠とかいう奴が本当に魔王様を討った勇者なのか。
　　　　　　　　　 |: : 八: : : :|∧　ｖリ　　　　　　ｖソ　八: :.!／: : ＼: :＼
　　　　　　　　　 |: /　ハ: : |＼'，::::::　　　,　　 ::::::::: / |: : 八: : |　　＼: :＼　　そして私が戦った勇者と同一人物なのかを調べるべきね。
　　　　　　　　　.:./　〈　 V:.|: : : )h､　　　 __　　　.ィ(: : : /: : : :..|　　　＼: :)
　　　　　　　 /.:/　　 Y: :＼: : : : : : ≧=-{::|=≦: : : : : /: : : : :..|　　　　　)/
　　　　　　　 ..:./ 　　 |: : : : : _..‐===　ｲ..|::|/〉ﾆ≧=-/-　､: : :.!　　　　／
　　　　　 {:/　　　　|: : : ://⌒¨¨ ／〉/://‐=彡⌒¨Yニ}: : :.
　　　　　 |{　　　 .|: : : .{:{　　／{　{ ://⌒　　　　 }ニ7: : :|

その情報は魔族にも衝撃を与えていたが、エリザベートは調査の結果、事の真相にたどり着くのであった。
934 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 03:00:48 ID:RZJeyDEL: 　　　　　　　　　　　　（　 _ Yﾆ_}_ ＼_　　　　　　　　　　　　　 /:ｉ:ｉ:ｉ／:{__　　------....._　　　　　　　　 }:i:i}
　　　　　　　　　　　　（⌒ゝ=､ﾆ　　 Y）- ､　　　　　　　　　　 |:ｉ／:ｉ／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:≧x.　　　　　}:i:i}
＿＿＿＿＿　　　_ -≦{ －--'ゝ　　 Y彡'　　　　　　　　　　 }:ｉ:／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:＼　　 }:i:i}
:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＿＿:ｉ:ｉ:i＞＜ﾆﾆﾆﾆﾊ ―／_ __　 } /　　　　　　　　／{:/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:/:ｉ:ｉ:ｉ:i:i}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉヽ:ｉ:ｉ／:iヽ　　.}:i:i}
.￣　　　７:i＼=- '' 厂^　..厂Ⅷ=-　ノ {　　　　　　　　　 /ﾆ∨:ｉ:ｉ:ｉ:i､:ｉ:ｉ/:ｉ:i:i:{:i:i:|:ｉ:ｉ:ｉ}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:iⅥ:i／彡､　}:i:i}
.　　　　 /:ｉ:i:i/　　./_　　　） ./Ⅷ=-≦　.{､　　　　　　　　　Yﾆ{:ｉ{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉⅩ{:ｉ:ｉ:ｉ:i|ｉ:ｉ:|:ｉ:i/|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:}:ｲ:ｉ:/:ｉ:ｉ:ｉﾉｲ:i/
　　　　/:ｉ:i:i/　　　ソ　　Y.／　Ⅷ=- .／/,} 　　　　　　　７从:ｉ:i:i_/　.|:ｉ:ｉ:ｉ:i|‐十オ|ミ､:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ}:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:彡'
...　　 /:ｉ:ｉ:i,　　　乂＿彡＿＿Ⅷ=-////!　　　　　　　　　 {:ｉ:ｉ:{:i:i爪示xⅥ:i:|:ｉ/}:ｉ/ |:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉⅣYﾆﾆﾆﾆﾆヽ　.　勇者アバン
　　　,:ｉ:ｉ:ｉ/　　　　　　　　　　 YⅧ=_ .彡{'　　　　　.イ⌒, _ .|:ｉ:ｉ:l从:{:{.v刈:ｉ:ｉ:从ｘ示芋ﾐ:ｉ:ｉ:Ⅳ:ｉ}ﾆﾆﾆﾆﾆ/
　　　{:ｉ:i/　　　　　　　 .／///Ⅷ=_ 　､　　.／ ⌒))　ﾚV|:ｉ:ｉハ:i:l 　､　Ⅵ {. 辷ソ:ノ:ｉ:ｉ:/__ﾉﾆﾆ=彡ｲ､　　　恐るべき男ね。
　　　{:i/　　　　　　　_ イ//////,Ⅷ=_　 /つ彡 ___,ノ-=　　}|:ｉ:{:ｉ:i:i圦　 _　｀　　从:i:i:/__,,..イ:ｉハ:ｉ:ｉ:ｉ∧
　　　{'　　　　　／////////>' Ⅷ=_ / /／ {'======-　士士=:}:i:i＼　　ー _　/ へｲ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:/　 Ⅵ:ｉ:ｉ∧
　　　　　　　 /'/////////　　.Ⅷ=_　{　_ 人　　　　　　　　　/:i:ｲﾆﾆ丁__.-=rV¨＞へ:ｉ:ｉ:i:i:i{　　 Ⅵ:ｉ:ｉ∧
　　　　　　　 ,/////////,l　　　.Ⅷ=.ー､　　）=--　　＿＿/／ Ⅵﾆ〃≦ﾆﾊ{_.} f' _.　Ⅵ:i:i|　　　Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ}
.　　　　　　　 {'////////,人.＿　.Ⅷ=_　＼　{　≧r ､　ﾉ .∧{-=≦Y__入ﾆﾆ从|:l{_{_{ {　 Ⅷr-､　　 }:ｉ:ｉ:i:ｉ:!
　　　　　　　 V//////＞''￣￣ヽ'' =- ､　＼　　.}-彡イﾆﾆﾆ=≦=/⌒ヾ“-=ﾆl:||:!|!　　 .}¨´（￣ヽ:ｉ:ｉ:ｉ:i/
　　　　　　　　　 V/／￣＼_　r≦　＼ﾆ≧s｡_　｀¨´　 /*''´　／ﾆﾆﾆ}ﾆﾆ {　　（}'.}:'ゝ　　 {　（⌒Y):ｉ/:i/
.　　　　　　　／―／ニ＼ﾆﾆﾆﾆﾆ.ヽﾆﾆﾆﾆY　　./-　.／ﾆﾆﾆ／.}ﾆﾆ {　　　）／{.‘　　（ヽ｀¨ .//{:/
　　　　　　　　／　.／ﾆﾆﾆﾆﾆ＼ﾆﾆﾆﾆﾆ:. ﾆﾆﾆ込／　／ﾆ不／　　}ﾆﾆ {　　ヽ＼.入　＿）　ーｧ　{'
　　　　　（__.／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼ﾆﾆﾆ=-=≦辷彡'ﾆﾆ／ﾆ {　　　 .}ﾆﾆ {　　　ﾍ　）､ヽ　 {　　イ､
　　　　　　　　ノ{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼／--=ﾆ丁ﾆﾆ／ﾆﾆ .∧ 　　,ﾆﾆﾆ.{　　（_{彡ﾍ≧r===彡{ﾆﾆ}
　　　　　 , イ: : :{彡}≧s｡_-=ﾆﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}ﾆ.／ﾆﾆﾆﾆ/ﾆ _　 ,ﾆﾆﾆ {　/彡へ　ヽゞ=== ﾍ¨´
　　　／　.人: : : :７ﾆﾆﾆﾆﾆ≧s｡_ .lﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ. ／ﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆ_ ,ﾆﾆﾆ＜　＼　　　　 .}.　　　，
.　／　　./: : :）: :/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ≧＜ﾆﾆﾆ=＜ﾆﾆﾆﾆ彡'ﾆﾆﾆﾆ=〉イ≧､　＼　≧=--､　{　　　　}

最後まで自らの存在を隠し続けて目的を達成して、その後は表舞台から消えた彼をエリザベートは警戒して、

アバン存命中は王国に干渉することを避けたのだった。
935 ：名無しさん＠狐板：2024/11/04(月) 03:01:18 ID:HuqhFFeI: 神側は付き合う必要ないんだし本当のことを記録しても構わない気がするが、人側に配慮したのかな。
936 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 03:01:58 ID:RZJeyDEL: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_..= Ｔ￣|￣Ｔ` = ､.
　　　　　　　　　　　　　　　 ∧／ヽヽ | -┴-､|　/／＼∧
　　　　　　　　　　　　　　　 |　＼＿../:::::::::::::::::::ヽ...＿／　|
　　　　　　　　　　　　　　　| l＼_. （(:::::::; "~丶::::::::)）　_／| |
　　　　　　　　　　　　　　　| |ヽヽ~ Υ:::ﾞ､_ﾟ_ノ::::Υ／~／ | |
　　　　　　　　　_,.........＿　ゝ＼ヽヽ|::;;‐､::||::;:-､:| ／／／--‐‐‐‐--､
　　　　　　　　（--＿_:::::::￣~＼,Ａ､ |::| `､※ノ |:|/　／::::::::::::＿＿／/
　　　　　　　　ヽ　／二二_-- | .,|丶::）V~~V|（ﾉ∠`‐‐‐‐~~´ ヽ／
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937 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 03:02:30 ID:RZJeyDEL: これで番外編は終わりで、次からは中世編をやる予定です。
今回の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
938 ：名無しさん＠狐板：2024/11/04(月) 03:07:19 ID:3zixQKyF: 乙
王家に伝わる本物の歴史として遺せばよかったのに
遠い将来のことならアバンが勇者だったとバレても問題ないじゃないか
939 ：名無しさん＠狐板：2024/11/04(月) 04:47:32 ID:G6I95HGU: 乙
女王が婚約だとか余計なことをしたからなぁ…
そのせいでアバンが無駄に対処しなきゃならなくなったし、ぶっちゃけ誠よりもそっちの方が迷惑だわ
940 ：名無しさん＠狐板：2024/11/04(月) 05:26:56 ID:AlJa2JbY: 乙
まぁ少なくとも女王だけは文句言う資格はないわな
941 ：名無しさん＠狐板：2024/11/04(月) 07:12:40 ID:jH1v7FXm: 乙
「調べてみたら、ヒンメルがまだ生きてるじゃない」
942 ：名無しさん＠狐板：2024/11/04(月) 09:36:13 ID:ibg5FhDq: 乙でした

姫をエサにぶら下げるってのは
ありそうで、あまりない気がする
943 ：名無しさん＠狐板：2024/11/04(月) 10:11:29 ID:wzUhgAC1: 乙

お約束って言うが
ダイ大だとフレイザード編で敵幹部が集まってたけどな
944 ：名無しさん＠狐板：2024/11/04(月) 10:33:07 ID:O8/xH85J: 乙でした
今回「勇者パーティ」が「勇者バーティ」になってました
945 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 10:36:34 ID:RZJeyDEL: >>944
誤字報告ありがとうございます。
早速修正しておきます。
946 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/04(月) 10:58:25 ID:RZJeyDEL: >>788　誤字修正
>>835　誤字修正
>>894　誤字修正
>>900　誤字修正
>>901　誤字修正
×勇者バーティ　→　〇勇者パーティ
947 ：名無しさん＠狐板：2024/11/04(月) 11:10:10 ID:j/OFqZ6J: 乙
948 ：名無しさん＠狐板：2024/11/04(月) 11:29:25 ID:CHIIhDsq: 乙
女神も清姫もギリシャと同レベルだが今回は女王に対する非難は至極真っ当だったな
魔王討伐の貢献者の邪魔をした挙句、当人達が気にしなかったとはいえ労うこともしないとか普通に大失態だし
949 ：名無しさん＠狐板：2024/11/04(月) 12:21:20 ID:UCTeqi/j: 元々そこまで欲しくなかったと言ってもわざわざどうするかを考えて辞退しなきゃならなくなったのは婚約のせいだしね
誠の件はそれらの手間をする必要がなくなったからむしろありがたいという
950 ：名無しさん＠狐板：2024/11/04(月) 13:13:07 ID:HuqhFFeI: 実はパッチェさんが残念がってたら楽しいのだが。
951 ：名無しさん＠狐板：2024/11/04(月) 14:23:55 ID:1PfkBrTC: そういえば言葉は誠が不義理をしなければ唯の可愛い奥さんでしかなかったのに嫌な予感がしたってのはどういうことなんだろう…
もし今回のが嫌な予感だとしたら仮にアバンが結婚しても浮気をしたってことになるが…
952 ：名無しさん＠狐板：2024/11/04(月) 15:56:07 ID:6NaIxrEz: 乙でした
953 ：名無しさん＠狐板：2024/11/04(月) 19:13:29 ID:7cy0Ra4O: 乙でした
浮気を疑われたら一気に殺しにかかられるとしたら、仲間が女性ばっかのアバンはやべーから、それで危険を感じたのかなあ
954 ：名無しさん＠狐板：2024/11/04(月) 19:34:20 ID:nR2XqDck: 乙でした
魔王を倒した勇者に叙爵しようとしていたわけではなさそうなので
言葉姫にとっては半ば王族を追放されて平民の餌にされたようなもので
内心が荒れて危険な状態だったとしても不思議では無いな
955 ：名無しさん＠狐板：2024/11/04(月) 19:43:08 ID:KQWwwjbO: 乙でした
マジで女王が無能過ぎたな
女神やきよひーもヤバかったがここまで酷くはなかったし
956 ：名無しさん＠狐板：2024/11/05(火) 00:38:19 ID:0peg3PBw: 乙
王女との結婚はそれで勇者達の士気上がってるし餌としては悪くなかったんだろうけど、餌が毒入りだったのとアバンが勇者過ぎた
957 ：名無しさん＠狐板：2024/11/05(火) 04:37:58 ID:3E3WTwTm: 乙
まぁ有象無象の士気が上がったところで関係ないからな
極論アバンがいれば魔王討伐はできたし
958 ：名無しさん＠狐板：2024/11/05(火) 18:52:18 ID:0peg3PBw: アバンがバランみたいに袋叩きにされなかった理由が本人が情報隠蔽徹底してほかの勇者たちにまぎれて無名の勇者でいられたからなんで
ほかの勇者たちがちゃんと働いてくれなければ南の勇者オチ再びだぞ
959 ：名無しさん＠狐板：2024/11/05(火) 19:04:54 ID:3E3WTwTm: いや情報隠蔽は魔女とかもいるんだから他の勇者の働きは関係ないぞ
960 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/05(火) 22:10:35 ID:LxR3Mfv9: 　　　　　　/,　　∨/∧ ∨//////// ／⌒>///＼ﾆﾆ＼＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾊ
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　　　　　　　　　 /,　　　　|　　 | ﾊj抖=乂｀、　ﾋツ }〉　　|ﾊ　＼　ﾏﾆﾆ-
　　　　　　　　　　　/, 　　 |　　八´　　　＼〉　〃 / j　仏ﾉ　＼＼`マﾆﾆ- _　
　　　　　　　　　　　 /, 　　｀、　　ﾄ〃　　＿__　　／ /　/　|　ﾊ　 ∨ |//`マﾆﾆﾆ-　_＿_
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┃｜　　　　　　イレイナは中世を生きるようです【オリジナル】　　　　　　...｜┃
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【注意】

・この話は前作『ユウキは古代を生きるようです』の続編なので、先にそちらをご覧ください。

・この話は前作から３１０２年後を舞台にしています。

・この話は『番外編　魔王戦争の概要』の１００年後を舞台にしています。
961 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/05(火) 22:12:40 ID:LxR3Mfv9: ――ランス大陸の地図

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　ヾ-、　　　　　　　　　　　　 ∥　　　　　　〈　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_jl斗七さ
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　　　ｱ　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　　　　⑥　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,,斗七´　　　 ≧≦ーｧ
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│①コパ地帯　　　　　 │
│②リーザス地帯　　 │
│③ゼス地帯　　　　 │
│④カラー地帯　　　　 │
│⑤キナニ地帯　　　 .│
│⑥ヘルマン地帯　　 .│
│⑦氷雪地帯　　　　 │
│⑧未開拓地帯　　　 │
│⑨ジャパン　　　　　　..│
└─────────┘

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　 /　　　　i　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　コパ地帯　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　}　　　　　　　　／
　 }　　　　ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　}　　　∧　/　　　　　　　 i
／　　　　　ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノ　　.r''　∨　　　　　　　　ﾉ
　　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　У　　　　　　　　ﾍ/
　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 j　　　/　　　　　　　　 <
　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　r''　　　　　 _　　　　/
　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　ﾉ　　　　／/　　　.{
　　　　　　　　　　　　i　●王都　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿／　　 /　　　　　 L　＼＿　 i
　　　／￣＼　　　　　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　/　　　　__　　L　　　｀´
　　　＼　／　　　　　　_}　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　 /　　　_／ノ　　 {
　　　　￣　　　　　　　}ﾍ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,,｡s≦　　　 i　　　〔　　}　　／
　　　　　　　　　　　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,,｡s≦　　　　　　　/　　　　)　.L　{
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962 ：名無しさん＠狐板：2024/11/05(火) 22:13:42 ID:0RqQpEyP: もう流石に清姫は出ないよな…女神はともかく
963 ：名無しさん＠狐板：2024/11/05(火) 22:17:18 ID:HcyZGB6D: 中世編はじまた！
964 ：名無しさん＠狐板：2024/11/05(火) 22:18:57 ID:3E3WTwTm: まぁ前のユウキみたいになってほしくはないよな
965 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/05(火) 22:24:38 ID:LxR3Mfv9: 　　　　　　　　　　　　　　　　　ｉ|
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　　　　∥/　　　　　l　/ ∥__　!l ∨　　i!/ i　 ∨　　l　　　 ∥!
　　　　i /! l 　　 l　ﾚ′/＿_　li　 ∨　/i　＿_＼　 i　　　　/ ,′
　　　　|/ l i　　　 i　i ／うメ`　i!　｀ﾒ　.ｌ/ うメ＼＼l　　 /　′
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　　　　　　　　　　　　　　イレイナ（幼少期）

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　　　 (　　　　＼　魔理沙の冒険譚　＼
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　　　　　　　　　　＼　《三三三三三三三三三=
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私、イレイナは幼いころから私は本を読むのが好きでした。

中でも一番好きだったのが『魔理沙の冒険譚』。

魔女の霧雨魔理沙が大陸各地を旅した記録を綴ったものです。
966 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/05(火) 22:25:14 ID:LxR3Mfv9: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i/
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　　　　 i!　 i　 l　　 /´i　,ｲ´,た､i　!　　／ / ′　 l　　　　　　　　　　 /　∥
　　　　　　 i　　 l　 ! ｀　i:ﾋ!::l　 ! ／/ / ´　　　l　　　　　/　　　　/　.∥
　　　　　　〉　　l　 ! 　弋ソ　／ /　　／二ヽ､∨　　　/ 　　／　　/
　　　　　　　 /　＼　!　!　　　　　　l/ 　　　l:ﾋ!:::i　 ∨　 /　　／　　 /　　　　私も魔理沙みたいに旅に出たい。
　　　　　　 /　　　ゝ i　　　　　　′　　　　弋.ン　 ' ∨/　／　　　　/
　　　　 //i.　　∥　 }.　　　　　　　　　　　､--､';;;,>､　　　　／
　　　　　∥　!　 ∥　　∧　　　fニ=-。、　　　　　〉　 ∥ l　　　　　ヽ
　　　　i 　 !　 i! 　 ∥/. ､　　`　‐-　′ 　　　/　　/__i 　　　　 }
　　　　　　 !　l ∨ i∥!　　､　　　　　　　　　　/　　/　 ∥　　　　 !　i
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　　　　　　　　　　　　　　ヽ＼- ___ヽ　　／／ /／､/ 　/／　 /　i!
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　　　　　　　＼三三三三三三三三三｀ｉ≧z､ー＝＝=='三lﾆﾆﾆニ≧Zzrz.､二＿　　－　　　　i!
　　　　　　　　＼三三三三三三三三三三ﾊ .三三三三 l三三三三三三三三三≧Zz.､二＿ i!
　　　　　　　　＼ﾆ;三三三三三,;.三三;三;ﾊｌ三三三三i|三三三三三三三三三三三三三＞
　　　　　　　　　　　　＼;三;三三三三三;三;三;ﾊ三三三三|ﾆﾆ三三三三三三三三三,.イ¨´
　　　　　　　　　　　　　＼ ;三三三三三;三三;;ﾊil三三三;i|三三三三三三三三三／
　　　　　　　　　　　　　　　 >､三三三三三三三ﾊ.ﾆ三三ﾆi!三三三三_三三三三三V
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.￣l=ｚ'ｚﾆ二三レ'''´￣

魔理沙に憧れて、私が『旅に出たい』と言うと、両親からは『大きくなって魔女になったら旅に出ていい』と言われました。

それは聞いた私は自分で言うのも何ですが、懸命に努力し、毎日毎日必死に勉強しました。
967 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/05(火) 22:25:58 ID:LxR3Mfv9: 　　　　　　　　　　　　　　　　　ｉ|
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　　　　i /! l 　　 l　ﾚ′/＿_　li　 ∨　/i　＿_＼　 i　　　　/ ,′
　　　　|/ l i　　　 i　i ／うメ`　i!　｀ﾒ　.ｌ/ うメ＼＼l　　 /　′
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後になって冷静に考えると両親は私の言葉を軽く流していたのでしょう。

両親はこのゼス地帯にある町で魔法医師として病院に勤めていますが、

一人前の魔法使いと認められる程度の五級魔法使いでしかありませんでした。

両親は魔法使いとしては凡庸で大成できなかったけど、魔法医師として立派に働いているので問題ないのですが、

両親が五級魔法使いである娘が、一級魔法使いになることが条件の魔女になれるわけがありません。

普通なら、この無理難題に挫折して別の道に行くはずでしたが、幸運なことに私には才能がありました。

そして……。
968 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/05(火) 22:36:13 ID:LxR3Mfv9: ttps://www.youtube.com/watch?v=J8N7i0zp2wQ

――神暦４4２５年（勇者伊藤誠の死から２０年後）

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　　　　　　.〃　' .i.　　　　i: /,,xr≠ミ〟i ﾏ　从　ｨf＝ｷﾄ､l :|　　　 i　＼､
　　　　　　〃　ｌｲﾏ　　　ｉｲ　 ⊃心｀　乂弋　⊃心　》 /　　　/ｉ
　　　　　　l l　　{i　ﾏ　　ﾍ　　乂_ソ　　　　ヽ､l 乂_ス.　/　　　ｲ: i
　　　　　　l l　　＼ l:＼ _ ム〃〃　　　　､　　　　〃〃/　／　ｌ: :i
　　　　　八ﾍ　　　　}: | : : i ｉ　　　　　　　　　　　　　　 ` ７.´　　ｉ:　ｉ　　　一級魔法使い試験に合格した。
　　　　　　ﾑ＼　　i!: :ｌ : : :|人　　　　乂　　ノ　　　　 .// 　　∧:. i
　　　　　　　　￣　　ｉ::│: : :!:`l＼　　　　　　　　　　　ィ:/　　 /: :ｌ::.　i
　　　　　　　　　　　i: :.│: : :ﾚ´: }: :ﾄ.　　　　　　　 .イ:: :/　　 /ｌ: ::!: :　 i
　　　　　　　　　　i: : :│: : :.ｌ_:_:{／ｌ　! ` 　-　 ´/〉ﾄ､/　　 :i:.:ｌ:/: :　　 i
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.　　　　　　　/ ｹ　i　.l　　: :ｌ　∧　　 /｀ヽ ∧　　　∧ __: :.l＿.　イ! ヽ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　イレイナ

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　　　　　　　　　　　ゝ‐'　 _,..、}L....,_
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　　　　　　　　〃　　/ ﾞ　{ 　　 l i | 　 '.　　　、
　　　　　　　 // .'　　,　ｉ　j{1　　j.ﾊj　　 1　　 li
　　　　　　　　// ! |　　|./{V´{ﾄ　ﾉ }'ヽ　...l　　 .ﾄ
.　　　　　　　 j ゜ l i{　　||;rtゎﾐヽ/ l,rぅt‐<:|　　ﾒﾍ　　　やった！
　　　　　　　 :{.{　V入　:{` ﾋ'ｦ　＼| ﾋリ　7 　/j'　｀
　　　　　　　　ゞ' 　∥＼> ''''　　 ′　 '''' ノイ!∧　　　.　これで魔女になれる！
　　　　　　　　　　 ,'fl 　.入　　マ..フ　　 //　/} 1
　　　　　　　　 .从} 　.l...i...>.､　　　.ィ..／　/..j　k
　　　　　　　 ./,r |　 .{.イ {,1　　 .{./　　ﾊ/　 .i'.
　　　　　　　 ['7　.l 　 |｜ﾍ　　　 /V｛　.{ﾉ　ﾉ } .
　　　　　　　　 /ｲ　 {　　| |　　>､.. < 　j`'r-}ニ-‐'′,
　　　　　　 /　|　 !　　１ﾚ'い.ﾍ .ﾉ.ﾍ/,r''''〈､　 .| 　 ,
　　　　　　　 '　 f!　i{ i　　|　　>'TT'<　:{/..ｉ l V　.j　　 ,
　　　　　　 ' ｲ .{ !　ﾊト..　V´　乂　ヽ　ﾊl ｝ }　 }.　ﾄ. i
　　　　　　 i ,!|　1　 {　 _`'ｰ'　 /.ﾊi、　}(p/,ﾞ　}　∥ .1い
　　　　　　 {{ １ .:}　 1　　i 〈∨.,' １∨^}..//}　′j::　｜!1
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私は魔法ギルドが年に一度実施している一級魔法使い試験に１６歳で合格し、一級魔法使いになった。

私にとって幸運なことに、この時期の魔法ギルドは２０年前の魔王戦争で戦死した魔女の補充に躍起になっており、

女魔法使いに対する試験内容が多少甘くなっていました。

そのおかげでギリギリですが、何とが合格できたんです。

これで私が魔女になるための道が開いたのだ。
969 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/05(火) 22:44:12 ID:LxR3Mfv9: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿,,.
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魔法ギルドは魔法の開祖である清姫が会長を務める魔法研究と魔法使いの育成を行う組織です。

王国では魔法を使って文明を発達させている為、魔法技術の向上は文明の向上に繋がっていた為、

王国では魔法ギルドを支援して魔法技術の発展に力を入れています。
970 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/05(火) 22:45:02 ID:LxR3Mfv9: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿　＿__
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　 /　　　　 /＼　　　　　　／ヽ　 / 　 ,､-'"　｀ヾ､　　㍉　　/
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　　　　　　　　　　　　　Vﾑ　 /７ﾉ　　　　/ /ヽ､_ノヽﾉ　　|　　 lｰ─-ﾄ､
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　　　　　　　　　　　 ∧ 　 |　i　 | 　　　＼＼　　　　　 r-┴-､　　　　|
　　　　　　　　　　 /　ヽ　ヽ　 /　　　　　　＼＼　　　/ ,　　　ﾊ　　　∧

その魔法ギルドは魔法使いに試験を受けさせて等級で分けています。

五級魔法使いになると一人前の魔法使いとして扱われるようになり、

二級魔法使いだとエリート扱いになりますが、一級魔法使いともなると天才の領域になっています。
971 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/05(火) 22:45:59 ID:LxR3Mfv9: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,癶、　　　　　.／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　､_／__.　＼　　／/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　／:∠
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〉　./:.:/　　ﾞヽ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　fヽ_)_ﾉ　〉=-　　 :ﾚ'　　〉
　　　　　　　　　　　　　　　　 r､　　　　　　　　て¨＿_.ノ::::::｀ヽ、＋=- 〈
　　　　　　　　　　　　　　　　 {　｀ー-- ..．＝＝／:／　⌒ヽ::::::::::::＜～＜
　　　　　　　　　　　　　　　弋　　　　　　／:／　　　　八:::-==x}ｉヽ、　〉
　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒１　　　／:.ィ＜　　　　　　】辷彡　 ≫''　　　　 ,}
　　　　　　　　　　　　　　　　 `'‐／:.／ ∧!个＜　　〃　　[ ¨⌒｀ヽ.、 __彡{
　　　　　　　　　　　　　　　　／:.／　/ .iΝ＼|ィｾ｀＜ ∽∽{!　　　　　　ノ　　 ‐‐
　　　　　　　　　　　　　　　　 ⊂／:.∠/ﾌ　/イﾊ{ｨｾ　__/ {｛ﾌ¨芋ミ「¨¨ 六六=彳　　, '⌒ヽ　＼
　　　　　　　　　　　　 ⊂フ.:.／　（〈　　丿个: --/　:ﾚ　　 Λ)):.　(　）)】.∮　 {｛　　 }　　}
　　　　　　　　　　　　　　　／:.／イ /　　} ／ｘ・・…千{　　｀、ノ,.イ　＼　　　　　ゝ　ノ　ノ
　　　　　　　　　　　　／:.: ノ⌒　　ミ=彡,　　＞-(　八　　＼　　　｀　　ー--==--　　彡
　　　　　　　　　　　ノ:.:.／　　　　}:::::::::::::{＼（.:.:. Ｙ.:.:.:.＼　　｀＜　　　　　　　　　　,..． '´
　　　　　 r-‐==‐-:.:.:.:./ 　　／ﾉ::::::::::::/三.}}:.: ┌┐:.: i)＞、　　ヽ__ノ　　　 -=二..
　 (__Y__)　/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノ　　／ _ 八::::::／　　 }二{{ _}}二{ 　ハ　　　く__　　)　　　　　　　ミ、
　　　}i＿ .{:.:.:.:.:f⌒¨￣　‐‐''(　　∠辷彡' ／⌒ :｝{:.: :.:.: ノ｀ｰ i }　｀ミ=‐‐=彡　　　　　　　　＼
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. 《:.:.:.:.:.｀ｰ':.:.:.:/´　　　　／　　／.:.: : : :,.．へ.: : : /＼／／: : : : : : : : : :＼＼　　＼　）.　＼　 :.
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　　　ノ、{　　 .　 '´　　 ∴ 　{: : : : :/　　　　　　〈　　＼___ ⌒）):. : : : :/ 　 ∴,／　)　　　　　ﾉﾉ
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. 　　　　 Ⅹ　　　　∴ 　　　{: : :/八　　　　　八　　　　 ,.㌻⌒ヽ: /.　　　　 ∴　　　／
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {　　　　}　 ∵　　　 ∴　　　　｀.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {　　　　}　　 ∵　∵ .Λ　　　 }
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｒ‐┤　　　ト､　　 ∵　　 Λ　　　 }-､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 Κ⊥__＿_⊥ﾉ　　　　　　(_⊥＿__..イ♪
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　了 .: :.:.:. :　〔　　　　　　　　＼ : :.:.: : ｛
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }≧=…=≦}}　　　　　　　　　了-=彡!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{ﾌ-‐…‐-くﾉ　　　　　　　　　ｒ　⌒`く:.〉

一級魔法使いは人間の魔法使いでは最高の等級であり、魔法の天才と断言できる人たちですが、

その一級魔法使いには女性限定で魔女になる資格が与えられます。

これこそが世の女性たちが死の危険すらある難関の一級魔法使い試験に必死に挑む理由です。
972 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/05(火) 22:46:30 ID:LxR3Mfv9: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／⌒＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　寸L ﾉ　rう)　　　厂＼ >＝ｲ≪}　彡ﾍ　　廴＼rｲﾉ　ﾍ〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　寸L ーrう)___ノ＿,ﾉ　 ,:≫≪九r少く_／廴　 {{__／
　　　　　　　　　　　　　　　　寸L　　　　｢￣　　/≫≪′ ＼　 (_　斗__ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　寸L　___斗ヘ　〈≫≪{＼　　　¨´
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.　　　　　　　　 /　　　　r‐rﾍ　　｛__／､^ 　　　 /〉乂乂乂乂乂乂乂{　　　 )＿)　　⌒　　　／^＼_〉/　　　　)厂　〉
　　　　　　　　　 {　　　／　 /　＼　､＾　　　　 /〈／⌒　　⌒　　⌒ Λ　　　　　　 }[　　　　　＼　　＼_{　／)
　　　　　　 /⌒＼¨　>{　　Λ 　 /^´　　　　　　 /　/　　{　＼　＼＿　）＼　　　　／廴　　　 _､rｼ乂＿_ﾉ/^ 　〈_
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　　　｛　廴　　　/^)　　 ∨　　　 ./　　　)-- 廴＼ﾆ=-　__　　　 .／⌒〉　／ヽ　　＼__|　　＿＿　　　　　)／　　/　/
　　　　 )　　廴　/　　　　　{ 　　 /　　(⌒-----廴)、　　　ﾆ=-　〈 ⌒V／　　 }　／⌒　　｛⌒　　　⌒＼(　＿_／＾/
　　　｛　　　　廴　　　　　 ∨　 /　　　(⌒------廴＼　　　　　＼/〉"⌒V/　{＾〉　　　　〉　　　　　　　　　｛_／(
　　　　＼＿/⌒>k　　　　 {　/　　　　 )---------廴)､　　　　　／（＼＿ﾉ　　〈　　　　　＼　　　　　　 __／^＼ )
　　　　　　└―　　＼　　　 ∨　　　(⌒ ---------- 廴＼　　　└-､ )　⌒＼　　)　　　　　　)　　　　__／⌒＼

魔女とは魔族亜種の女性のことであり、魔族を改良して魔法技術者として造られた人工種族です。

その肉体は人間のものから魔族と同じく魔力で構成された肉体に変換されており、

魔法の適性、身体能力、反応速度などが人間の時よりも格段に向上します。

更に不老長寿であり最年長の魔女は３０００年以上生きています。
973 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/05(火) 22:48:58 ID:LxR3Mfv9: 　　　　　／////////////////////≧x
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　　　　　 r ==─:＼/ﾞ,｀　　　_￣__ ／//////
　　　　　ヽl￣ヽ´ 　　　　ｈ=ミ//////イ
　　　　　　＼‐',　　　　　　　匚| ｀ヽ///∧
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　　　　　　　　　　ヾｰ─　　　 /′　/　Vﾘ
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　　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　　 |　／Y´
　　　　　　　　＿',　　　　　　　　　　ﾚ'　　|

　　　　容姿が悪い女性の一級魔法使い（ビフォー）

　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　ﾟ　　ｏ　。｜　。　　 /　　。　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ○　　。　ﾟ　｜゜　O　/　ｏ　／　。゜
　　　　　　　　　　　　　　゜　　。　＼　　o ﾟ O ﾟ　。 /ﾟ　　。　　　O
　　　　　　　　　　　　　　　　ﾟ　　。　＼　　 |　　　ﾟ o ／　　ﾟ　　。　゜
　　　　　　　　　　　　　　　。　゜　　。　　　｡　。　ﾟ　　　　　　。ｏ　　　゜
　　　　　　　　　　　　＿＿。＿＿＿　　　ﾟ　。　　　゜　　―O――――
　　　　　　　　　　　　　　゜　ｏ　｡　　　　ｏ　　　ﾟ　　　。　　ﾟ　　。　ﾟ
　　　　　　　　　　　　　　ﾟ　。　Ｏ　／　。｜゜　。ﾟ　＼゜　　O　　゜
　　　　　　　　　　　　　゜　　｡　／　。 /　 ○ﾟ　　　O　＼　｡　゜
　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｏ　゜。 /　ﾟ　｜　。゜　　ﾟ。　ｏ
　　　　　　　　　　　　　　　／　　　ｏ　　。゜ |　　　ｏ　゜　　　＼

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　　　　　　　　　　　　　;/ .l/ 乂Ⅵ::}　Vｿ　　　 Tネミ≪/:::::/::::::::::::::::::|
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　魔女（アフター）

おまけに『魔女に変換する魔法』には素体となる女魔法使いの容姿が悪くても

魔女になる時に容姿を美しくする効果まであります。

女性の容姿を考慮した素晴らしい魔法ですね。

その恩恵で魔女は美女と美少女しかいません。

そんな半永久的に若くて美しい存在、それが魔女なんです。
974 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/05(火) 22:50:22 ID:LxR3Mfv9: ttps://www.youtube.com/watch?v=UBlkFYag1Sc

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そして一級魔法使いになった私は早速魔女になる申請を行い、魔法ギルドが擁する魔女の一人になりました。

あの魔理沙と同じ領域に行く事ができるようになったのです。

しかし、これで終わりではありません。

魔法ギルドは魔女になった者には研修を行い能力を磨く制度があったので、それに参加しなければいけませんでした。

まあ、これは魔女にとって必要な知識や技術を教える為なので断る理由はありません。
975 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/05(火) 22:51:10 ID:LxR3Mfv9: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {　　　　｡o≦　　≧o｡{＼
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.':: :: ＞''"￣゛''＜:: :: ::〕iト　　　　……=≦　　-=≦:: ／::_ ＞､`　　 :: :／/, ノ:: :ﾉ-‐=≦　　私の魔法はユニティに匹敵します！
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魔法ギルドでは研修として魔女に『魔法を創る魔法』を習得させています。

この魔法は元々魔法ギルドの会長が建国前から創り上げていた魔法で、現在でも会長と魔女たちが改良を進めている魔法だった。

魔法を創る時の労力を可能な限り削減するために大量の術式データをアセットとして創り上げており、

それらを組み合わせる事で用途に合わせた魔法を簡単に創れるというトンデモ魔法である。

（要はRPGツクールやユニティを使ってゲームを製作しているようなものである）
976 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/05(火) 22:51:48 ID:LxR3Mfv9: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　 ,.．-　．.,_　　　',V
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こんな途方もない魔法を会長が創り上げたのは、やむを得ない理由があります。

それは、七大神から与えられた役目を果たす為です。
977 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/05(火) 22:53:04 ID:LxR3Mfv9: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 --
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そもそも、この世界には元々魔法はありませんでしたが、七大神はこの世界を魔法を中心として文明を興すことにしました。

そこで私たち人間を発展させるために魔法技術者として４８人の魔族を創造しました。

当初の予定では、この魔族たち全員が協力して人間の発展の為に魔法を開発する筈でした。
978 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/05(火) 22:56:40 ID:LxR3Mfv9: 　　　　　　　　　　　　　　　　　 ┌　　　　　　　　　 ┐
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　　　　　　　　　　　 V⌒＼‐-　　　　　　　　＜⌒ヽ/　　　人間の発展の為に尽くすなどやってられるか！
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　　　　　　　　　　　　　＼/ .:| |　　　　　Ν 八　　　　　　余たちは自由に生きるぞ！
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　　　　　　　　　 _　-‐‐-, ヘ-‐‐:ｌ/ 　　　　　 |＼
　　　　　　　　 /-=ﾆニ/　　　　 /　　.:　　　　 |l.　　⌒ヽ‐-ミ
　　　　　　　 ./{ニﾆﾆ./　/　　.//　　:|　　　　　八　　　　}ニﾆ＼
　　　　　　　　　 {: V/ﾆﾆ{　,′　 //　　　|　　　| 　　 ‘, 　　./ニﾆ/∧
　　　　　　　八　V//∧{　　 //　　　.:　　　 | |: 　　‘,　|/ニニニﾆ}
　　　　　　　 ⌒}ｈ.､＿八　 /　　　./　　　 | |　　　 Vニニニニハ
　　　　　　　　./ 　　.:/　￣Ｖ　　　 /　　　 :| |　　　　Ｖﾆﾆ.=-　／
　　　　　　　　　〈　　　　　 // /　　 .: 　　　 :| |　|　　　　 V/--＜ヽ
　　　　　　　　＼　　　 .ﾉ/ /　　/ .ｉ|　　　　　| |　　　　　 ´, 　　　 ‘,
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　　　　　　　　　　　　　 _/ 八　Vf莎＼{斗=ミ／　′ （_ ィﾍ　　`丶、　　　　　　　微力ですが、お役目の為に頑張ります。
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しかし、清姫以外の魔族はそれを拒否。

七大神や当時の人々と関係が悪化して、とうとう彼らは離反してしまいます。

その子孫が現在ヘルマン地帯と氷雪地帯に存在している魔族たちです。
979 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/05(火) 22:57:37 ID:LxR3Mfv9: 　　　　　　　　　　　　／　 _,,..　　　　　　　 ..,,_ 　　 ',V
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　　　 ,　´｀`ｰ　 ',　ｌ　　',: :〃 'ﾟ :::::ﾊ　　 V　　 ;'ﾟ:::::::ﾊヾ／　,'　　　　｀､
　　〈´　　　, ､,ヽ ',　ｌ　　＼{{　Ｖ:::::　ｉ　　　　ｉ:::::::　ﾘ　}}/: ,'ｰ´｀-‐''"´　　..　いや、やるしかないか。
　　　｀ヽ､/,' i　　＼',　　',　Ｃつ-‐''ﾟ／/／/／/｀`''Ｃつ ,' ,'　| 　　 ',
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　　　　　　　　　落ち着きなさい清姫。　　　　　　　 {　　 ∧ : { ,ｘ､＼　　　辷ソ　〉 : : |/　　 }: :‘,: : :}ヽ: : }ヾ
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　　　　　　　　　時間が掛かっても構わないから　　　　 /: : : }: : l　 '　　　　　　　 |: : : |　／: : :}: :} : /　 }/
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　　　　　　　　　しっかりとやればいいのよ！　　　　　　 {: : : :.} : : 、　乂＿ﾉ　　　 |: : :|.:/: : : ／"
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唯一残った清姫は『魔法を創る魔法』を磨き上げて様々な魔法を創り、現在の魔法技術の礎を築く。

この清姫の働きによって王国が建国された経緯もあり、

清姫が会長として君臨する魔法ギルドは王国でも強い勢力を持っています。
980 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/05(火) 22:58:21 ID:LxR3Mfv9: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ
　　　　　　　　ハ　　　 _,､､､､､､､､,,_ 　　　 | ∧
　　　　　　　 ,'　 V＜: : : : : : : : : : : : : ｀''＜　|　∧
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..　　　　　　/: :/ : :: : : : :|: : : : : : : |: : : : : : :.ﾍ　ヽ.　　 ∧
.　　　　　　': :;′{: : ムイ: : : : : :　/｀~ヘ､___: :ﾍ　　｀''＜-┘　　　そもそも元ネタのユニティは大勢のプログラマーが協力して創り上げているから
　　　　　 |: :{: : : ',: :|z≠ミ､',: : :./　ﾘｧ≠=ミ: :ﾍ　　　, イ
　　　　　 |{八: : : |小　んﾊ::＼/::::::::ん:ﾊ::::〉}./ヽ＜¨¨¨八　　　　私の『魔法を創る魔法』だって、大勢の魔族が協力して創り上げるべきなのに
　　　　 .从: :ヽ: :{ﾍ:::::∨ｿ::::::::::::::::::::∨:ｿ::::://ン }＿イ
　　　　　 .＼: {＼ゝ;とつ　　 ,　　　.とつィ:}:／|　,ｲ　｀ヽ　　　　彼らがボイコットしたから一人でやるしかありません。
　　　　　　　 .l: : l :从　　　＿__　　　／|｡: : |⌒).　　／∨
　　　　　　　　 l: : l: : ｡: :.､.　（ ⌒V 　イ　 .|: o:.|: : :＼／ : : j
　　　　　　　l: : |l..o._＿: : ＞￣.　´　　,.ｨ|: : :.|: : : : : : : 彡┐
　　　　　　　　.|: : :ｧミ:　＼.ミニ＼､　 ,ィニﾊ: : |〉￣￣￣ //│
.　　　　　　　　|: : .|} 　　 /ヽミﾐニ|≠ニア　 V从　　　 //::ﾊ.|ヽ
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　　　　　　　 .|: : : : :|} 人___.／＼　　　　　　∨　　〉.　　　　　　 /
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　　　　　|. 　　　／
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　　　　　|.　　/　　′. . . . . . . . . . . . .＞
　　　　　|＼/　　斗-. . . . . . . . . . . .. . . . . . .、
　　　　　|　　　　／. . . . . /. . . .. . . .. . . . . . . .　　　　でも、私は良いことを思いつきました。
　　　　　|　　／-/. _ ／/. . . . . . . . . . .!. . . . . .
　　　　　|　　〈. .../__／｀/ . . . . . /. . ./. .|. . . . . .}　　　一人で厳しいなら研究仲間を増やせばよいのです！
　　　　　|＼.　〉.{ ん心/}. . . . ._/._. ./. ....| . ト　　/|
　　　　　|. . V /　乂ノ　Ｌ . . ｨ. ..／丶. .| . |　＼.｜　　つまり魔族並みに魔法を開発できる人たちがいればいい。
　　　　　|. . . .{　　　　　　　　　ん心. ...V| . |. 　　j
　　　　　|. . .,小.　　　　　　　　乂ノ }:ノ . .∧ 　 /　　　魔族そのものは使えないから精神面とか改良して、
　　　　　|. ./:/:∧　丶　 _　　　__ ノ. /.!. . . 〉斗=ｧ
　 r‐ .._∩}: ¨7ﾆム　　　　　　ア. . ./斗 . /__＜　　　　人間をそれに創り替えれば解決します！
　 }　丶`V　/ニﾆﾆ〕うﾆ=-=≦.. . ..／:|i. . ./.「￣
　〉　　　 Vﾆﾆニ7}斗- _ -=∠. .ｨ: : |:|i. ./ . !　　　　　　私と同じように元人間なら人間の為に働く事に
　 }　　　　|ﾆﾆﾆﾆ{-=ﾆ二ﾆﾆﾆﾆﾆﾆV|:|i./ . . !
　丶　　ﾆ-=ﾆ二ﾆﾆﾆ-=Zﾕ=-- 　.|:|i. . . |.|　　　　　　そこまで反発しないでしょう。
　　　}　　 | Vﾆﾆﾆ-=ﾆ二7¨　　　_..斗|i. . . |.|
　　人　 /⌒Vﾆﾆﾆ7⌒¨　_　-=ﾆﾆﾆﾑ. . ..八
　　　　 V　　 Vﾆ_7　　_ -ﾆﾆﾆﾆﾆニﾌ. ../. . .＼
　　　　　}/.　　 V７,　／￣￣￣￣-く.」. . . . . . ...＼
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　　　　　　　 |ﾍ　l i. -‐z､/у . . . . / . . . '. . i. .、. . |　,
　　　　　　　 |､ /. .!,' /:::::ﾍ'.l. . . .／､ . . '. . .'. .|ヽ . |/ |　　　凡人にいきなり力を与えると暴走するのは分かりきっているので、
　　　　　　　 |'/. . / 弋_ｼ′レイ　__、＼'. . ,'. . !　∨　l
　　　　　　　 |'. . /!　　　　　　　 /:::ヾ,' ヽ.' . . ',.　丶 !　　　一級魔法使いに限定しましょう。
　　　　　　　 |i. ..ハ.　　　　　　〈::::::ｼﾍ./ . ,. . .',　　,′
　　　　　　　 |', .i_._ﾍ　丶　_ 　　｀¨ｨｲ. .イ! . /.,_　'ァ　　　一級魔法使いは魔法の天才が努力して初めてなれるものです。
.　　　r‐＜f', | ﾍ{, ': :ﾍ、　　　　　　, ' . . ／,ﾘｲ＿_￣ｱ
　　〈　丶, ∨ /: : : //ニ＝＝ﾆｱ. . .／Τ. , . . .| ￣　　　　自力でここまでなれる者なら更なる力を得ても暴走しないでしょう。
　　　〈　　　' ∨: : : :i/　　＞ ´／.イ.､.,.'.'| . i. .i. .|
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　　　ﾍ.　　 | : : ´: : : : :＞::´/￣￣　　 ! . !. ｌ. .|
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こうして誕生した魔女たちは『魔法を創る魔法』の改良に力を貸すことになりました。

その結果、ほぼすべての魔女がこの魔法を習得して魔法技術の発展に大いに貢献しています。

その為、魔女になったものは研修としてこの辺りの事もやらされます。

それらの研修や魔女としてある程度働くために時間がかかり、気が付けば８０年もの歳月が流れていました。

まあ、時間がかかったのは路銀を貯める必要があったのもあります。
981 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/05(火) 22:59:20 ID:LxR3Mfv9: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾍ＼
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　　　　ﾍ　 !. !. . . . . . . . . . .', . . . . . . . . . :ﾍ ', V　_,zzt芝≒ij| ', ', . {.. .}_/. . . . . . .　　　今やるのはお勧めしませんよ。
　　　　　ヽ.!. ｉ . . . . .', . . .j,. .ﾍ . . . . . . . .!.', ',i ,;t芝F";:}.:.:} ∨. .i..i . | /.,' ＞ｰ‐- ．
　　　　　,ィ.ｉ .',. : . . . .'.ィ" i:. .!∨､. . . . . .!. ! イ´∨ゞ::ィ: ｲ'' ∥ リ!. :〈_,'ｲ ,ｨtニtz,､
　　　ィ"　　i. .', ', . ィ"', . . i V! .ﾍヽ . . . .|ﾍ|　l. 　ゞ´　　　 .' . . . |,V.V　ｲヾ3, ｀VC　　　　　　　　　　「何故ですか？」＞イレイナ
　　　　＞'"_', .', .', . . . ﾍ. . ', ;,ｨti芝ヽ、　!　　　　　　　 .,'. . . ..l. . . .V i8ﾆ=-LiF
　　＜.-_-_-_', .ﾍ .', . . . ﾞ;,ｨi;k:'":､:;:;:}:.〉｀ '　,　　　　　　　　,'. . . . .!. . .', .V.Fl{｀iﾍ-､
　　　｀＜-_', .',',..ﾍ. . . Ⅳﾍヾ､イ　　　　　　　　　　 i. . . . .,' ', . . ', Vi弋ヽﾍゞ
　　　　　　／∧ ',ﾍ. iヽ . Yヽ｀　　　　　　　 _.．、　　.ｉ . . . .ハ .', . . ',.VioYixﾍヽ
　　　　／ //.∧.', .〉､ iヽ.ﾍ}._、_　　　　　　　　V__.ﾉ　　 i . . . ,'. . ',__',. . .',.Vi7 ﾟ2_′
　　　　ヽ､/　¨ ハ.',{.　 !′ム'"人　　　　　　　　　　　 /.. . ..,'‐- ._V　｀￢∨'vn.＼
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|　　　　　／ .| . . . . . . __|__ . . . . . . . ￣|￣|ヽ| . . . .∨　　　路銀はどうします？
|　　ィ´ . . . | .| . .|／ . .! . . . . . . . . . ...| ノ| .ﾉ! .|.. . .|
|　 /.::」 . . . ...| .|／| . .| ..|ハ . . .| . . ./|ｨ===ミz、! . . |　　　一週間以内の短期ならともかく長期の旅には
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　　　　.} . . . ..ヽｨ／ /:,-:::| ／} .／　辷ノ　ﾉ|　 /./　　　かなりの路銀がいりますよ。
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｜「 . ! |　i! . . . ..＼　｀¨ ´　　　　　、　 ,:,:,:　|//|　　　　ちなみに旅先で路銀を稼ぐのはお勧めしません。
｜| . .| .ヽ」＼ . .＼|　 ,:,:,:,,　　　　　　 ′　　　 |//|
｜| . .| . |∧ . ｀⌒「　　　　　　　　　　　　　　 /|//|
｜| . .| .//∧　　 ∧　　　　 ,　-‐　フ　　 ∠｜/,!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「何故ですか？」＞イレイナ
｜| . .|////∧　　｀ゝ　　　　｀　ー ´　　ｲ| . ｜/,!
｜| ..//////∧ . . .∧ ｀≧　　　＿＿／二Vヽ.ﾉ//
/:/ ///ｨf二ﾆ}!、 . . ∧　　　 ∧;i!i!|::::: ∨二]|}//
. | . ,ｨ仁二二 Ⅶヽ . .∧　　　,//|i!i!|::::::: ∨二]./
斗f´二二二二Ⅷi!i＼.∧_ 　 |//|i!i!|:::::::::::| 二]!
⌒＼二二二二}ヽi!i!i!.＼}/≧}//|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i＼二二二｝ﾄ:＼i!i!i!i!≧///.|i!i!|:::::::::::| 二]!
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982 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/05(火) 22:59:58 ID:LxR3Mfv9: 　　　　　　ﾊ　　　　　|ﾍ
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≦/,,,___{: : : : :,: : : :/{: : : :: ::i:: :: ::.} ､　）
＜⌒ｰ-!: : : : /!: :/´|: : : : : |!.: : : | ﾘ ′　　そもそも魔女は優秀で貴重だから魔法ギルドでも高給取りなんです。
　 ∧: : {: : : :i{ｘｆな㍉寸: :x示: : :/
　∧ : : ::ヾ: ､ヾ乂ﾘ　　｀''{frﾘ,}:;ｿ　　　　　　旅先で不安定な労働をやるよりもよっぽど効率がいいですよ。
.∧: : : : : :.i!: :iヽ::::　　　 '　.::/|:∧
′: : : : : : :i!: :{､　　ー_-　ｲ: .!: ,r寸､　　　そもそも路銀を旅先で稼ごうとする魔女はいません。
.. : : : : : :≦|:.∧｀≧ - イ゛: |: i: :りメ/
. : : : ＜.｀＼　ヾヾ　i! i .|!｀ヾ : //く/:ﾍ
: ,f　　　　　＼ ..ヾi!i!,|　i!　 }://（/ : : ﾍ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「えっ」＞イレイナ
∧- ､　　　　.＼　｀y　i!　 //{ /_ : :ヾ,ﾍ
{　　　＼　　　　　ヾ　|　.| ,､/〉//,.: : :ﾍヽﾍ
|　　　　　､　 i　　　ヽi!　ノ〃ｿ// ∨: ∧＼､
|　　　　　ヽ |!　　　 | f゛　´　ｲi:.　∨: ∧　＼
|　　　　　　ヽ|__.-===+{　　　　ﾘ,　　
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.　　　　　　 /: :/ : : ＿＿ : : : : :‐/|――: : :.ﾍ　ヽ.　　 ∨
. 　　　　 ': : l : : : ﾊ: :ﾊ : : : : :/-| : ハ : : : :ﾍ　　｀''＜┘　　　そんな魔女が魔法ギルドで長年働くとすごい貯蓄になります。
　　　　　 | : : : : : :|竿竿､: : :./斧竿竿.: : : :. :.ﾍ　　　, イ
　　　　　 | : : : : : :|_ﾋｚｚ} ＼/　_辷ｚｚ}/ :/ :/ :/ヽ＜¨¨¨八　　　それは良くないので、寄付にお金を出したり、
. 　　　　 l: : : __｢ヽ::::::::::　'　　:::::::::::: /:ｲ ,ｲ: /ン }＿イ
　　　　　　　Vヽ|‐}~ ｢ヽ　　　　　　　　ィ:}:／|　,ｲ　｀ヽ∨ /　　旅をして路銀を使う事で、各地の経済を回したりします。
　　　　　　 // /　l 　}.　 ⊂⊃ 　　　　| : : :|⌒).　　／:∨
　　　　　　ﾍヽ､　{　弋　　　　　　, イ | : : | : : ＼／ : : : l
　　　　　　 /:.||ﾍ　’ 　　｀ヽ _x＜　　 |: : :| : : : :|| : : : : : |
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　　　　　 / : : :ｧミ:＿＼.　　 |､　 ,ィニﾊ: : |〉￣￣￣　 //│
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.　　　　　, : :/ : :|}.　　 /　㍉ヽ|ﾆア　 ,ィﾟ〈〈　　　　　//:::::::ﾚ: : ヽ
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　　　　　从l {:./:::|} /　| 　　　　㍉ヽ／＞''´}VVﾉ　 //:_　-=====ﾐﾊ
.　　　　＿＿V::::::|},' 　ﾊ.　　　　ﾐ ∨ く oＯ　＞''´～''^´　　　　/
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983 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/05(火) 23:00:59 ID:LxR3Mfv9: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞ ´　　　　　 ` ＜二二二二二二二二二二二＞､
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　　　 /　｀f´　γl　　　 l｀､　　　　弋 ‐ ￣　ノ　　 ∠ -‐ '´　　ｲ　!　　ﾔﾔ　　　　　　　そうなんですか？
　　／／　|　　/ !　　　　 i　｀､　　　　￣　　　　／′　　　　/　l 　　ﾔﾔ
.／／ ,-‐ '__i´_ ,j　　　　i: , ===､､　　　　　　　ｨ_´_/ /　　　　∥ /　　　､ﾑ
／'／: : : : : : : : i　　　　 l´; ;/(　|　＞､　＜ ∥､/ /　　　　 ∥/　　　　　|　ﾑ　　　　　　　　　　　「魔理沙だって、そうしています」＞きよひー
//: : : : : : : : : : :|　　　　　 l､;/　＼　　　　　　　 l　/ /!　　　　 ∥　　　　　 /　　ﾑ
/::::／二ﾆｭ､ : : i　　　　 i: :､　　＼　　　　 i/! / !　　　 ∥　　　　　/　　　ﾑ
!::/ﾆ二二二ｭ､: l　　　　　　!: : :､　　　＼　　　 /　! ｌ .l 　　　 !　　　　／ヽ、　　　ﾑ　　　魔理沙さんもですか！
/ﾆﾆ二二二二ｭ! 　　　　|: : : :､　　/´ｉ　　 /´i　､､､　　　　!　　／: : : : :i　　　　ﾑ
.二二二二二二i　　　　　　l: : : : : ､./　 !　　l 　l　　 l‐‐‐‐‐‐‐‐ <: : : : : : : : l　　　　ﾑ

　　　　　　　　　　　　　 /}　　　 _,､､､､_,､､､_　　　 ,、
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　　　　　　　ﾄ､／.　/　　　　　　　　　　　　　　 ',　ﾏ
　　　　　　　　 ',. { ヽ―‐ｧ.　　 |i　　　　 |　　　､,,_ﾍ . ヽ
.　　　　　　＿ﾍゝ , .イ　　　　|i　　　　 |　 |　乂￣　 }―ｧ
.　　　　／¨¨¨ヽ,ｲ　　　 |　　 |i　　　　 |　 |　　　｀¨∨　ノ　　　　.　魔女の旅はため込み過ぎた貯蓄を使う事、
.　　　　＼`―‐ |.　　　 |　　 |i　　　　 |　 | 　　　 ∨￣｀ヽ
.　　　　　ｏ⌒'ﾊ　　 |　| _|.斗-　　　　 /|　ﾊ. | 　〉　|＿__／　　..　見聞を広める事、各地にお金を回る事が目的です。
　　　　　 |」　 |ﾊ　　 |　| ﾊハ l　　 l /│｀ト.､| 　　　ﾊ . o
　　　　　　　ｌ |ﾍﾊＶｨ竿竿ミ',　ｲ}/＿Ⅳ Ⅵ.　　ﾊl｣ |｣　　　　　普通は路銀がなくなる前に余裕をもって旅を終わらせます。
.　　　　　　　　 ,'. |. / ﾊ,,《乂ン　 'ｲ　 ''¨うj㍉ｘ| ハﾊ/. l
.　　　　　　　 ,'　| {.| | | }ゝ　　　　　　　　ゞ‐'〃ﾊ}. |　 | l　　　　　　　だから、まずは魔法ギルドで働いて事前に路銀を貯めてから、
　　　　　　　　/__ ハ| | | {`　　　　　　,　　　＿_/} ', .|＿|. l
　　　　　　 />''~ヽﾍ.| |. ﾍ　　　､　　　　　ゝ┐∨/.／､|. l　　　　　　旅をするほうがいいですよ。
.　　　　 /⌒ヽ::::::::::l. ﾍ　　`ﾄ､　　　 ' 　_　‐''´　V /:::::::ﾊ. l
.　　　　 | 　ゝ､＼::::l . ヽ　　　 ', ､___ｧ''´　　　／ /::::::::::::ﾊ. l
.　　　　 | 　　　ゝ､_ヽ }.　ヽ　　 '，ｲ　　　／　{ l:::::::::::＞''´￣|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「わかりました」＞イレイナ
.　　　　　|　　　　　乂'，　　l 　　八{　　　l 　　{ l::::／ , イ￣ゝ|
.　　　 /|.　　　　　 ',　　|　　 lV/.| 　　 l　　{ l'"_ノ.　　　　ハ
　　　 /　|　　　　　　 ',　,′　 l./.　| 　　 ',　ゝｲ　　　　　　l 　∨ /
.　　 /. 　ｌ　　　　 /　　 ∨　　 l.　　 l　　　∨ﾊ　　/.　　　 l　　 ∨ /
　　 /　　　ﾊ.　　 /.　　 /　　　 |　＿_l. 　　 ∨-､/　　　| . ﾊ　　 ∨ /
.　 /　　　　ﾊ.　　/.　／/　　　　|ヽ)(___!　　　　ヽ　ヽ|.　 |. ハ　　　 ∨
984 ：名無しさん＠狐板：2024/11/05(火) 23:01:16 ID:oFwOImGJ: なんとなく分かってはいたが美化してたな…
985 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/05(火) 23:01:59 ID:LxR3Mfv9: ――魔女たちのお金の使い方

　　　　　　　　__,,,.....,,,,__
　　　_,. -''""　　　　　　｀ヽ､r'⌒L
　,. '"　　　　　　___　　 ___ノi ヽ/ 」
　lく＼「'l-､r__ﾆ..-─-rゝ､_ﾉ__ｲ__,.>
　ゝ,.＞'"￣　___　i　　　｀ヽ、>ﾝ」
　(ｲ　,' i　ｲrfｰ-!,」ﾊ　i　,　i　|
　 |　 Lﾊ_」ﾊ__rﾉ　　!,r-f ﾊ_」　　　お金が溜まり過ぎたら、どうするかって？
　.|　　i ﾊi "" 　　　　ﾋﾊi l |
　|　　 | i　|､　　ー　　人 |　　　　　そんなもの健全な孤児院に寄付して対処しているわ。
　|　i　.| .|　|＞､...,,,. イ　|　|
. |　/　!　i　|７ゝ_Yｲ､_|　|　|　　　　私は一人で各地を旅するなんて危険な事はやりたくないもの。
..|　ﾊ/ゝ　ﾝイ　i　：　i|　|　|
.|　γ　(/ヽ rｲ .| 　!　.|ゝンi
|　,'　　　　.,'____ | 　:　[＞<} i
|/　　　　 /　|ll| |　 :　 .（/ﾝ iﾊ

　　　　　　　　__,,,.....,,,,__
　　　_,. -''""　　　　　　｀ヽ､r'⌒L
　,. '"　　　　　　___　　 ___ノi ヽ/ 」
　lく＼「'l-､r__ﾆ..-─-rゝ､_ﾉ__ｲ__,.>
　ゝ,.＞'"￣　___　i　　　｀ヽ、>ﾝ」
　(ｲ　,' i　ｲrfｰ-!,」ﾊ　i　,　i　|
　 |　 Lﾊ_」ﾊ__rﾉ　　!,r-f ﾊ_」　　　そもそも私は魔法の研究に集中したいから旅には興味はないわ。
　.|　　i ﾊi "" 　　　　ﾋﾊi l |
　|　　 | i　|､　　ー　　人 |　　　　　魔王戦争のときは研究をやっている場合じゃなかったし、
　|　i　.| .|　|＞､...,,,. イ　|　|
. |　/　!　i　|７ゝ_Yｲ､_|　|　|　　　　魔理沙に誘われてアバンさんについていったけど、あれは例外ね。
..|　ﾊ/ゝ　ﾝイ　i　：　i|　|　|
.|　γ　(/ヽ rｲ .| 　!　.|ゝンi
|　,'　　　　.,'____ | 　:　[＞<} i
|/　　　　 /　|ll| |　 :　 .（/ﾝ iﾊ
986 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/05(火) 23:02:30 ID:LxR3Mfv9: 　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::i
　　　　 /::::::::::::::::::::,ﾍ:::::::::::::::i
　　　,.ｨ「｀ヽ､_::::_,.イ__ ｀ヽ.ヽ:::_iヽ､
　 ,. ´:::〈__r--i__]--ヽｒ-､__7ヽ､::::::::::ヽ.
イ_,.'-rへン-'"￣｀ー'-､ﾊ､>､二ヽ､:::::::::｀ヽ.
_,.r'イ´　ﾊ　i　 i　､____ヽ.　ヽ!ヽ　｀ヽ､　______＞
ハ/　　 !_,!ｨ !　ハ,!=-ヽﾊ　　ゝｲﾆヽ＞'ヽ､_ノ
ヽ.ﾚ､　i rrt､ﾚ'　´ ﾋ_,.ﾉﾚﾍﾊ〉　　i__,.ン　　　お金が溜まり過ぎたら、どうするかって？
　　ﾉ)　ﾊﾊﾝ　　　　　 "　(/ﾝ　　ﾊ
　　ヽﾊY! "　'　　　　　　(ｿ) 　　 i/　〉　　　　　しばらく休職して各地を旅するな。
　　ノ　.人　　 ‐　　　（ﾉﾝ　　ﾊ　 (
　　〈.　 r V＞､.,___　 ,.ｨ(Yﾉﾍへ/ﾚﾍﾊ〉　　　　魔法ギルドは休職と復職の融通が効くから長期の旅がやりやすいね。
　　　)ヽﾊへハ　 ri／}>i<{'⌒ヽ､
　　　　　　｀y'´/_l__/:::ﾑｲ　　　 ',
　　　　　 r〈　ｲ:::::::::::::〈　　　､_,.ｨ>
　　　　　'y^ヽ!::::::;;::::::::ゝﾍr'　　ヽ.

　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::i
　　　　 /::::::::::::::::::::,ﾍ:::::::::::::::i
　　　,.ｨ「｀ヽ､_::::_,.イ__ ｀ヽ.ヽ:::_iヽ､
　 ,. ´:::〈__r--i__]--ヽｒ-､__7ヽ､::::::::::ヽ.
イ_,.'-rへン-'"￣｀ー'-､ﾊ､>､二ヽ､:::::::::｀ヽ.
_,.r'イ´　ﾊ　i　 i　､____ヽ.　ヽ!ヽ　｀ヽ､　______＞
ハ/　　 !_,!ｨ !　ハ,!=-ヽﾊ　　ゝｲﾆヽ＞'ヽ､_ノ
ヽ.ﾚ､　i rrt､ﾚ'　´ ﾋ_,.ﾉﾚﾍﾊ〉　　i__,.ン　　　私は旅をすれば見聞を広める事ができる。
　　ﾉ)　ﾊﾊﾝ　　　　　 "　(/ﾝ　　ﾊ
　　ヽﾊY! "　'　　　　　　(ｿ) 　　 i/　〉　　　　　溜まりまくった金は路銀として使えば経済も回る。
　　ノ　.人　　 ‐　　　（ﾉﾝ　　ﾊ　 (
　　〈.　 r V＞､.,___　 ,.ｨ(Yﾉﾍへ/ﾚﾍﾊ〉　　　　　いい事づくめだよ。
　　　)ヽﾊへハ　 ri／}>i<{'⌒ヽ､
　　　　　　｀y'´/_l__/:::ﾑｲ　　　 ',
　　　　　 r〈　ｲ:::::::::::::〈　　　､_,.ｨ>
　　　　　'y^ヽ!::::::;;::::::::ゝﾍr'　　ヽ.

　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::i
　　　　 /::::::::::::::::::::,ﾍ:::::::::::::::i
　　　,.ｨ「｀ヽ､_::::_,.イ__ ｀ヽ.ヽ:::_iヽ､
　 ,. ´:::〈__r--i__]--ヽｒ-､__7ヽ､::::::::::ヽ.
イ_,.'-rへン-'"￣｀ー'-､ﾊ､>､二ヽ､:::::::::｀ヽ.
_,.r'イ´　ﾊ　i　 i　､____ヽ.　ヽ!ヽ　｀ヽ､　______＞
ハ/　　 !_,!ｨ !　ハ,!=-ヽﾊ　　ゝｲﾆヽ＞'ヽ､_ノ
ヽ.ﾚ､　i rrt､ﾚ'　´ ﾋ_,.ﾉﾚﾍﾊ〉　　i__,.ン　　　旅の記録を本にして出したりもしたけど、
　　ﾉ)　ﾊﾊﾝ　　　　　 "　(/ﾝ　　ﾊ
　　ヽﾊY! "　'　　　　　　(ｿ) 　　 i/　〉　　　　　あれは意外と受けが良いな。
　　ノ　.人　　 ‐　　　（ﾉﾝ　　ﾊ　 (
　　〈.　 r V＞､.,___　 ,.ｨ(Yﾉﾍへ/ﾚﾍﾊ〉
　　　)ヽﾊへハ　 ri／}>i<{'⌒ヽ､
　　　　　　｀y'´/_l__/:::ﾑｲ　　　 ',
　　　　　 r〈　ｲ:::::::::::::〈　　　､_,.ｨ>
　　　　　'y^ヽ!::::::;;::::::::ゝﾍr'　　ヽ.
987 ：名無しさん＠狐板：2024/11/05(火) 23:02:39 ID:OT7UkOHC: てかまだ清姫いるのかよ…
流石に今回の出番はここだけだと思いたいが…
988 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/05(火) 23:04:57 ID:LxR3Mfv9: ttps://www.youtube.com/watch?v=k7AYib6uXcA

――神暦４５０５年（勇者伊藤誠の死から１００年後）

　　　　　ｌ＿＿＿＿＿＿＿　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ /
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ===ｪｪｪx､＿_　　　　　　　　　＼
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ==ｪｪx､_　　　　 |
`'＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=ｪx､_|　_,,xｪ=ﾆﾆﾆﾆﾆ
.'.'.'.'.'.'.'`'＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=､ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
.'.'.'.'.'.'.'.'./// ｀`'＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=､ﾆﾆﾆﾆﾆ
.'.'.'.'.'.'.'.//;'{　/　　　ｉ`'＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
.'.'.'.'.'.'〃';';{　|　　　　|/　|/ 　`'＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
.'.'.'.'.'∥';';'{ .ﾊ　　　 |!　_!,,,,,__ 从ﾄ　 `'＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
'.'.'.'.'∥.'.'.'{ |;;ﾊ　　　 |ィ´て心｀､从　 /ｉ/ｨ〒ヽ､ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
'.'.'.'.'||.'.'.'.'.i.l;iｲヽ　　 .ｉ `､乂ス　　乂 .i｀乂乃　,ゝ`'＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ　　　やっと旅に出る時が来たわね。
'.'.'.'.'|_ゝ';';';i!/||　＼ __､ :::::::　　　　､　ヽi　｀¨:::::: /　　　./`/＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
========/　}|.　　ﾄλ　　　　　　　　　　　　　/　　／　/ |　　｀`'ヽ､ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ　　　路銀もたっぷりあるわ。
　　　　　/　 .|I　　 |　｀､　　　ヽ　　　'　　　｀7,.7'　　　/　 i ヽ　　　　　　
.　　　　/　丿|　　 |.　 /＼　　　　　　　　　イ/　　　 /i　　｀､｀､
　 ___／　__レｲl　　 |_./＿//ﾄ.､　　　　イ､　 /　　　 //　　　}　　､
. ´ﾆﾆﾆ.l´::::::{:::|　　. i::::::/　| |.　｀　 ´　 i 〉ヽ |　　　 /'´　　　/l| ｀､ヽ
ﾆﾆﾆﾆﾆ|::::::::::､:|　　.i:::::|　 .ｉ　　　　　　|/　　i　　　 |　　／ /|i､ .iヽｉ
ﾆﾆﾆﾆﾆl::::::::::::::|　　　i::::|　　＼　　　／　　 ./＼＿ |_∠_ ∠ノ l　.|　ｉ
ﾆﾆﾆﾆﾆ＼::::::::::|　　　i::::i　　/´l　　 |＼　　/::::::::::l＿|:::::::::::::::::}ﾆﾆﾆﾆヽ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|ﾍ
　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　 | ∧
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　　　　　　 /　|　,　　´　　　　_　　　　　　` 　 ';　 ∧
　　　　　　,'　／　　　　　　　　＼　　　　　　　V　 ∧
　　　　　 ,　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　V　 ∧
　　 |＼ /　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼￣　----∧
　　 |　ヽ:/　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　　 }　___
　　＼　/　　　,'　　　　　　　　　　　　　　　 l　　` ト- ／￣／　　　　初めて旅に出る貴女に注意しておきますが、
　＿＿〉{　　　 :|　 l　　l　　　　　　 |　 |　　　}　　　 V　　／
　＼　从　　　|　 l　　l　　l　　　 /　/　　　,:　　　 /-＜￣　、　　　いくら魔女でも一人旅は危険です。
　　＞ -〉　　　|＼|＼ |ﾍ　l　　// |/-|/|　/　　　 /　　　　　／
　＼　　人　、人ｨﾍ云ミ Vﾍ / / ｲ芹≠V　／／ |Y^Y_ ／　　　　　油断せずに注意して危険な事は避けましょう。
　　　＼,,/| ＼＼从廴.::ﾉ　　　　　ゞ- イ／/ｲ　}　||　|_|l
　　　　　| |　|_|ヽ|ヽ　　　　 '　　　　　　 |　　 |_ノ　　　　,
　　　　　|_|　　　 | 心　　　　　　　　　　　|　　 |　　　 V 　'
　　　　　l　　　　 l　　ト　　　｀　´　　　ｲ　 ,;　　　　 V　 ,
　　　　 ,　　　　 /l　　|　　＞　　_　イ _ | 　 / V　　　　V
　　　　/　　　　/ l　　 --　V∧　　／/ l　 /　〉＼　　ヽ l
　　　 /　　　／￣/￣｜　　V∧／//／l　/ ／|　　＼　　＼
　　　/　　l 　　〈　　 |　　　V///／　 l / ´　 |　　　＼　　ヽ
　　 /　___ |　　　〉　　|　　　 V／　　／「￣￣　　　　　> 、＼
　　/ / V |　　　　| 　　|　　／　　／　　|　　　　　／＼ |　　＼

　　　　　　　　　　　　　　　|ヽ　　　　　　＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　| ﾊＹ　＞''て　　　　|＼｀''＜　＞''7
　　　　　　　　　　　　　　　|/ |>'´: : : ≧: : : : : |　＼: : ,ｲ　/
　　　　　　　　　　　　　 r'~　/: : : / : : : : : : : : :'，　＼.　 /
　　　　　　　　　　　　　 | ,ィ^: : : ,' : : : : : : : : : : ﾍ　　　ヽ |∨__　　　それと、魔女としての名誉に傷をつけるような
　　　　　　　　　ヽ￣,' : : : : ,' : : : : : : : : : : : : :｀ヽ　/´　／
　　　　　　　　　　　　　>l : : : : :ｌ : : : : : :＿__: : : : : : : |/　／===ﾐ　　愚劣な行動はしてはいけません。
　　　　　　　　　　　ﾍ |: : ＞'"￣ : : : : : : : ｀''＜ : : | ／　　　//
　　　　　　　　　　　 |: : : : : : ', : : : : : : : : : : : : : :/:.ﾄ<⌒ヽ_/　　　魔女はその能力と不老長寿から人間に妬まれます。
　　　　　　　　　　　　　ハ､ﾄ､ヽ､ : : : :,ｲ:/ｨ:／|ｲ:ｲ/: :|.i ｢| :｢|l
　　　　　　　　　　 ,: : |ヘ',.ﾐ==ﾍ／/' ｨ==‐'' | : : : | /|」 :|」l　　　　魔女の醜聞などがあれば心無い人々に叩かれますよ。
　　　　　　　　　　 7: : |: : :ﾊ.　　 ,　　　　 |: : : :l: : : : : : :l
　　　　　　　　　　 7 : : |: : :|∧　　　　　　ｌ : : :ﾊ: : : : : : :',
　　　　　　　　　 /: : : :|: : :|//ﾐh､　＾＾　　 , l : : ﾊ ∧: : : : : ∨ /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「は、はい！」＞イレイナ
　　　　　　　　　　　/: : : : :|i : :|//⌒⌒ヽ､ .＜. l: : :/　／乂 : : : : ∨ /
　　　　　　　　 /: : : : : :|l : :|7 /ﾆﾆﾆ7/　　从:/／　　／｀''＜:.∨ /
　　　　　　　 ,ｲ: : : : : : 从八 /ﾆﾆﾆ7∧ﾍ／},ｲ´　　／　　　　__､:＼
　　　　　　 , イ: : : : : : : : : :/ 7/ﾆﾆﾆ7/　／／　　／　　　／　ヽ!: :＼
.　　　　＞''´: : : : : : : : : : : /| 7/ﾆﾆｱ,ｲ／／　　／　　|　/／　　　 l : : : :` ､
　＞''´ : : : : : :／ : : : : : : |. 7/ﾆﾆｱｲ. ／　　／　　 i |.／　　　　　|! : : : : : :ヽ
989 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/05(火) 23:05:36 ID:LxR3Mfv9: 　　　　　{ 〈 W: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : W／
　　　　＿辷W : : : {: : : : ⌒ : : : ⌒} : : : : : / : V￣／
　　　　＼　　|: : : ／: : : : :',: : : : : /: : : ＼/: : : }／ニ=-
　 -‐=ニﾆ)Ih|: : : : :丶 : : : ',: : : : : : : : : :/: : /:ﾉニニニ
　寸ニﾆﾆr‐圦丶: :ト､i＼ﾄ､ﾄ､　/|／ﾚIノＬ: /:/⌒ヽニﾆ
　　＼_／ii　j[|:＼ﾄ｢x===ﾐ　 V　 x===ﾐ厶イ:|:[|:.　[|
　　　　　 [|/: : :|: : :|､､､　　　　　　　､､､ハ: : |: :　　　　　では、イレイナさん、
　　　　　　': : : :|: : :| 　　　　　′　　　从|: : |: : :.
　　　　 /: : :／|: : :|i.､　　ﾏ　ﾌ　　.ｲ:.:.i|: : |: : : :.、　　　いってらっしゃい。
　　　　 ': :／:.:从: : ∨:＞　__r=z__　＜ .:.:.:.i|: : |、: : : :.
　　　 /／:.:.:.:.:.:∧: : :V:.人||　　　||人.:.:.:.:.:.i|: : |i.:､: : : : 、
　　　':´:.:.:.:.:.:.:./:.∧: : l/／||　　　||／＼人i|: : |i.:.:.＼.: : :.　　　　　　　　「行ってきます」＞イレイナ
　　/.:.:.:.:.:.:._-=Tニ∨ﾄ＼　||　^　||　／ﾆﾆ|: : 厂＼:.:＼: : 、
　.:' :.:.:.:.:.:./ニニニニニﾆУ|　i　||／ﾆニﾆ八/ニニ〉:.:.:.:＼:＼

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:::/./::::::l　.! 　　　 ! ､l ｨｪｭ､ヽ　　 ∥　从.ﾋ!ﾘ　/　　　 ∨　＼二二二二二二二
::,'/::::::::l　 i　　　　ﾚ ∥ ん心＼　 /　ヽ　ゝ-'　　　　　 ∨　　 > 二二二二二二
∥:::::::::l　!ﾍ　　　　‘､∥ 弋ﾋﾘ　 .／　-　ゝ　　　　　　 λ 　 /.' lゝ=ﾆ二二二二　　　さあ、行きましょうか。
l::::::::::::::! l:∨､　　　　＼｀　` ′　　　　　　　　　　　　ﾊ　 /　 l.....ヽ ` -=ﾆﾆ二
l::::::::::::::l l::::∨＼　　　＼ヽ　　′　　　＿　　　　　　　　 ∧l／　　 !........ヽ: .　　＼　　　　風の向くまま気の向くまま、
l､:::::::::::::l l::::::ゝ.__｀__,､＿_＼　　　 ,　´　　　j 　　　　　 ′　　　　.ｌ...........　: .
:lﾍ::::::::::::ﾍ:::::::::/ 　 : : λ　　　　　 v´　　　ノ　　　　　 j: :　　　　　!........... l: : .　　　　　　魔女イレイナの旅の始まりです！
::ﾍﾍ___::::::::＼/l 　 : : ::ｌ....､.　　　　　ゝ‐　　　　　　ｲ: :　　　　　.!............!: : : .
:::::::ゝ...':::::::::/ l ｌ　: : : :l.......｀..､　　　　　　　　　　　〆 ..j: :　　　　 .∨........l: : : : .
.　｀ﾆ====/ ..l　! : : : :l................＞　　　　　　　＜　 ....l: :　　　　　　､......!: : : : .
　　　　i ... l　､: : : :l ....................... ＞　＜　　　　　....!: .　　　　　　　　､...l : : : : .
　　　　　l .....ｌ　ヽ : : ! 　.............. / ゝ、|　　　　　 ......1: .　　　　　　 ∨: : : : .　
　　　　 ! ....ｲ　　＼. l　　r‐‐‐/　　　　　‐-　　_ ..........ゝ: .　　　　　　　ヽ: : : .
　　　　 l /....l 　　　＼Y´　 V　　　　　　　　　　　ヽ　 l ＼: .　　　　　　　 i : : .／
　　　　　l ／ヽ　　　　　＼　　＼　　　　　　　l｀ヽ　ヽ　　　‐------､___i､／
.　　　／　　　＼　　　＼　　＼　　　　　 /　 l　　i　　　　/　 i　　ヽ　ヽ
990 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/05(火) 23:06:20 ID:LxR3Mfv9: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／⌒＼
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こうして、私の旅は始まりました。

私の旅路に何が待ち受けているのか、それはまだ何も分かりません。

それでも私は心から旅を楽しみました。
991 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/05(火) 23:06:52 ID:LxR3Mfv9: 今回の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
992 ：名無しさん＠狐板：2024/11/05(火) 23:08:15 ID:3E3WTwTm: 乙
993 ：名無しさん＠狐板：2024/11/05(火) 23:08:46 ID:ySFZtpU9: 乙です
994 ：名無しさん＠狐板：2024/11/05(火) 23:08:51 ID:aCWhVPHd: 乙
995 ：名無しさん＠狐板：2024/11/05(火) 23:16:05 ID:CO4+uizQ: 乙でした
996 ：名無しさん＠狐板：2024/11/05(火) 23:18:54 ID:NFVGGin+: 乙でした
997 ：名無しさん＠狐板：2024/11/05(火) 23:29:49 ID:dqT/v/hr: 乙
清姫アンチの相槌コメやめてくれ不快だ
998 ：名無しさん＠狐板：2024/11/05(火) 23:33:23 ID:Hbz7ug3Z: 乙です
999 ：名無しさん＠狐板：2024/11/05(火) 23:38:07 ID:iUW3Oeam: 乙
1000 ：名無しさん＠狐板：2024/11/06(水) 00:01:52 ID:Qv9i+o/Q: なんかブーメラン投げてるのがいるな
1001 ：名無しさん＠狐板：2024/11/06(水) 00:33:09 ID:DQtK31VX: 乙。
この時代では何が起こるのか楽しみだ。
1002 ：名無しさん＠狐板：2024/11/06(水) 07:42:19 ID:eo5rx8Nj: 乙
女神と清姫アンチはこころの中にしまって置けよそう言う作風なんだから我慢できないなら、見なけりゃ良いじゃん…
1003 ：名無しさん＠狐板：2024/11/06(水) 07:58:48 ID:3OuJEPJJ: まぁタイトルや主人公を変えてるのに女神どころか清姫をずっと前に出し続けてるんだから非難されてもしゃーない
1004 ：名無しさん＠狐板：2024/11/06(水) 08:05:27 ID:4BJ7atof: まあ、女神視点はともかく清姫の描写はな…
1005 ：名無しさん＠狐板：2024/11/06(水) 08:18:50 ID:qSv76ol3: 乙です

開始時が神暦497年で原始時代
今が4505年の中世

魔族がいて魔法がある世界が
近現代を迎えたらどうなるかなあ
1006 ：名無しさん＠狐板：2024/11/06(水) 08:27:39 ID:pzUarO8V: 別に清姫に不快感覚えてないからなんでこんな叩かれてるのかいまいちわからん
っていうか自分が不快だからって叩くなよ
1007 ：名無しさん＠狐板：2024/11/06(水) 09:16:53 ID:DDgoZ3cj: 不快なのもだがわざわざ出す必要もないからじゃね？
ぶっちゃけ説明なら天空神でこと足りるし
1008 ：名無しさん＠狐板：2024/11/06(水) 09:21:59 ID:pzUarO8V: 清姫はずっと出てくるんだろうし、それが嫌なら見るなとしか……
1009 ：名無しさん＠狐板：2024/11/06(水) 10:03:02 ID:ZXCnZR5a: 乙です
自分が不快だからって叩くなって言うけど、自分は不快感覚えてないから叩くなって言うのも感情の押し付けでは？
1010 ：名無しさん＠狐板：2024/11/06(水) 10:11:55 ID:fTyQViBY: 金取ってる訳でもない個人の趣味の創作を話の作り方が嫌いってだけで延々と叩いてもねえ…
1011 ：名無しさん＠狐板：2024/11/06(水) 11:06:37 ID:fNZuv9Y6: >>1010
そう思うならわざわざコメントせずにスルーすればよくない？
ぶっちゃけ赤の他人の意見にムキになって反論する方が無意味だと思う
1012 ：名無しさん＠狐板：2024/11/06(水) 12:40:35 ID:RpQt6+4K: 楽しんでんのに空気読めない事されてるからだろ、過剰すぎて鬱陶しいねん…
言わんかったらネチネチ書き込むやろが…
最初はともかく説明役でちょうどいい位置にいんのが清姫何だろ、魔法関係まとめてんのが清姫なんだから…
1013 ：名無しさん＠狐板：2024/11/06(水) 12:40:49 ID:I5EOqiiW: ここってよくわからん読者いるよな
誰某を好きだとか嫌いだとかそれに付随する感想はありとあらゆるやる夫スレでごく普通に大量に見られるものだろ
作者がやめてくれという発言をしたなら別だが読者が勝手にレスの抑制をさせるコメントするのはおかしくね

ちなみに私はこの清姫は普通に好きなキャラです
1014 ：名無しさん＠狐板：2024/11/06(水) 12:44:03 ID:HkrKWraC: まぁ作者が言うならともかくただの読者が口出しする権利はないよね
ちなみに自分は不快というよりも共感が持てない感じかな
1015 ：名無しさん＠狐板：2024/11/06(水) 12:46:23 ID:IhBjhzA4: 何にせよ投下中にアンチコメよくないと思うよ
1016 ：名無しさん＠狐板：2024/11/06(水) 12:55:06 ID:I5EOqiiW: >>1015
とりあえずもっと色々なやる夫スレを見回してみたらどうだ？
投下中のキャラクターに対するアンチコメなんてありふれてるしそういうのがむしろ推奨されてそうなキャラ造形を作る人もいる
まさか貴方も分かりやすい敵キャラにもアンチコメするなとは言わないよね
1017 ：名無しさん＠狐板：2024/11/06(水) 13:01:26 ID:RpQt6+4K: ageるなsageろ
1018 ：名無しさん＠狐板：2024/11/06(水) 13:04:21 ID:I5EOqiiW: すいません
1019 ：名無しさん＠狐板：2024/11/06(水) 14:03:47 ID:sg4hCsyy: >>1015
それを決めるのも作者であってただの読者が決める権利はないよね
1020 ：名無しさん＠狐板：2024/11/06(水) 16:53:06 ID:vDWrZnC9: 47人の魔族の怨念と違うか。
1021 ：名無しさん＠狐板：2024/11/06(水) 21:45:33 ID:FZxNjcZu: これからも清姫出続けるだろうことくらいすこしでも考える頭あればわかるだろうにいちいち出てくることに対して愚痴言い続けるのはただのアホでしょ
1022 ：名無しさん＠狐板：2024/11/06(水) 21:55:55 ID:LrgzgNjo: これからも清姫が出るならユウキとかイレイナとかわざわざ変える必要ないだろ
だからこそ今までずっと非難されてたのにそれを理解してない方がアホだぞ
1023 ：名無しさん＠狐板：2024/11/06(水) 22:01:29 ID:Qv9i+o/Q: >>1021
なんでここまで言われてるのかも分かってないのによく他人に考える頭がとか言えたよな…
せめて文句言うなら話の流れを把握してからにしなよ…
1024 ：名無しさん＠狐板：2024/11/06(水) 22:03:17 ID:0i+lzdsM: 時代ごとの視点キャラを分かりやすくしているだけでしょ
1025 ：名無しさん＠狐板：2024/11/06(水) 22:06:52 ID:V8ktbP5j: 前回のユウキは視点キャラっていえるほど扱いがよかったか？
1026 ：名無しさん＠狐板：2024/11/06(水) 22:10:59 ID:0R+q+Nev: あれで視点キャラは流石に無理がある
1027 ：名無しさん＠狐板：2024/11/06(水) 22:31:29 ID:wrDTPl9g: じゃあ、あんたが別スレ作ってそこで自分の納得いくやる夫スレ作品を書きな
1028 ：名無しさん＠狐板：2024/11/06(水) 22:35:26 ID:OlHlIeNX: もう何も言い返せなくなってて草
1029 ：名無しさん＠狐板：2024/11/06(水) 22:43:40 ID:lcWqg/0e: そんなに赤の他人のコメが気に入らないならわざわざ書き込みなんかせずにスレ閉じすればいいじゃん
話だけを見たいならここをまとめてくれてる人がいるからそっちへ行きな
1030 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/06(水) 22:53:53 ID:pbKG2dvl: なんだか、いい感じにスレが炎上していますね（笑）
燃えろ!!俺の小宇宙(スレ)
1031 ：名無しさん＠狐板：2024/11/06(水) 22:56:40 ID:mpabzlxi: なんか最近、自分を裁定者だと勘違いしてる人が増えた気がする。
1032 ：名無しさん＠狐板：2024/11/06(水) 23:12:11 ID:iuiOmWIT: コメントの書き方で荒れるのはあまり良くない兆候なんだよな…
悪いこと言わないからさっさと終わらせた方がいい
1033 ：名無しさん＠狐板：2024/11/06(水) 23:25:45 ID:pzUarO8V: 作者コメントがあったから戒めたのかと思ったら煽るのか……
流石にそれはねーわ……
1034 ：名無しさん＠狐板：2024/11/06(水) 23:31:52 ID:Qv9i+o/Q: >>1033
君がこれ以上何を言っても無駄だしもう諦めな
1035 ：名無しさん＠狐板：2024/11/06(水) 23:33:00 ID:WoXlMSgP: 多分同じ人なんだろうけど、清姫が出るたびに文句言うのはどうかと思うわ
好き嫌い何て当然あるし、清姫と女神の行いに突っ込み入れるのも気持ちはわかるが、毎回それを繰り返されても……って感じだし
1036 ：名無しさん＠狐板：2024/11/06(水) 23:33:42 ID:ALf2p9gp: なんか魔族に感情移入して主要キャラにヘイト溜めてる人がいるようだから魔族が滅びれば落ち着くんじゃない？
1037 ：名無しさん＠狐板：2024/11/06(水) 23:37:40 ID:xGSmqitM: まだ魔族に感情移入とか的外れなこと言ってる奴がいるのか…
1038 ：名無しさん＠狐板：2024/11/06(水) 23:46:19 ID:PPmEvTAh: まあ何を言おうとこのスレの主役はきよひーと7大神達なので諦めた方がいい
1039 ：名無しさん＠狐板：2024/11/06(水) 23:49:06 ID:Ax5+TfCq: 正直こういうキャラに対する感想が出るたびに非難するのもどうかと思うわ
好き嫌いは人それぞれだし言いたくなる気持ちもわかるが、それこそ意見は人それぞれで流せばいいものに喧嘩売る方が迷惑……って感じだし
1040 ：名無しさん＠狐板：2024/11/06(水) 23:50:30 ID:Qv9i+o/Q: >>1038
君は作者なのかな？
1041 ：名無しさん＠狐板：2024/11/06(水) 23:57:18 ID:OM8X90v6: せやなあ…下げるコメに噛みつくのではなく清姫や七大神上げコメで対抗する方が健全やな
1042 ：名無しさん＠狐板：2024/11/07(木) 00:00:42 ID:6xJTffwO: そもそも七大神も叩かれてるのは火神だけで天空神はむしろ評価されてるんだよなぁ…
こういうのも前々から言われてたのに把握していない人の多いこと…
1043 ：名無しさん＠狐板：2024/11/07(木) 00:01:11 ID:QJ+P5R8l: っていうか作者が戒めると思ったらもっとやれって煽ったからな
そりゃ荒らしてる方も調子のるし、今後も炎上するだろ……
1044 ：名無しさん＠狐板：2024/11/07(木) 00:03:03 ID:6xJTffwO: まぁ作者が炎上してる(笑)って言えるなら問題ないってことでしょ
1045 ：名無しさん＠狐板：2024/11/07(木) 00:06:04 ID:i+CFRcy0: ある意味作者冥利でもあるからな
もっと醜く争って作者を楽しませてやれ
1046 ：名無しさん＠狐板：2024/11/07(木) 00:07:47 ID:4V06R8Gt: まぁ今回の炎上自体が清姫や七大神を前に出し続けるならユウキとかイレイナとかでタイトル変更する意味なくね？ってのを勝手に清姫叩きだと勘違いした馬鹿共が騒いだだけだしな
そういう馬鹿でも役に立つなら本望だろうよ
1047 ：名無しさん＠狐板：2024/11/07(木) 00:23:35 ID:/2LRjOjW: つまり全タイトルにきよひーも入れれば問題解決や！
1048 ：名無しさん＠狐板：2024/11/07(木) 00:27:42 ID:4V06R8Gt: いや実際それで済んだ話だったんだよなぁ…馬鹿共が勝手に勘違いして騒がなければさ…
1049 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/07(木) 00:28:15 ID:ZeWXbx/2: ぶっちゃけるとコメントが荒れてもどうでいいですよ。
どうせ他の方がまとめをする時に削除されますから問題ない。
1050 ：名無しさん＠狐板：2024/11/07(木) 00:30:57 ID:/2LRjOjW: せやなw
1051 ：名無しさん＠狐板：2024/11/07(木) 00:33:35 ID:QJ+P5R8l: 別にこのスレが荒れても作者がどうでもいいっていうならいいんだろうけど
そんなスレをまとめさせられるまとめだけは可哀想だわ
1052 ：名無しさん＠狐板：2024/11/07(木) 00:35:54 ID:4V06R8Gt: そりゃ今までのやり方を見てたら作者が気にしてないのは分かりきってた事だしなぁ…気づいてなかったのは人のコメントに対して文句言ってた連中ぐらいでしょ
1053 ：名無しさん＠狐板：2024/11/07(木) 00:38:36 ID:GEZ3NdIe: まとめに影響ないしどうでもいいことに文句付ける馬鹿とそれに噛みつく馬鹿と馬鹿同士で好きにやれとしか言えないわな
1054 ：名無しさん＠狐板：2024/11/07(木) 00:38:50 ID:R+In5Md7: まあ、これで管理者気取りやろくに話も聞いてない奴らが出しゃばって荒れないよう気を使う必要が無くなっただけでもありがたい。
1055 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/07(木) 00:47:58 ID:ZeWXbx/2: というか、このスレはどちらかと言うと下書き的な扱いですね。
投下して誤字などを修正して、それを他の方がまとめで綺麗に清書してもらう感じかな。
投下すると誤字がどうしても出てしまいますから。
1056 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/07(木) 01:13:21 ID:ZeWXbx/2: ttps://www.youtube.com/watch?v=eUjSMeeFNPs

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　　　　　　　　　　　　　　　　コパ地帯　アイスの街

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　　　　　　　 {i. 　 {　　　　　　　　r‐-､ｪｪｪ　　　　／ニニ＼　　　　(　ヽ,　　　　　 __
　　　　　ｒ=､　 ,r/:iヽ-'{　　　　ｒ⌒}　 (}:::::::}::::::}.　　　　>/:::::::::::: ＼.　　 {i_i_i_ﾉ.　　　　　(_）
. 　　　ゝ::ヽ/::::::|::::{ヽ　　　　ゝ∧ ／⌒ヽニﾆ}O　　{ |:::::::::::::::::::::ヽ　　{＼　｝.　　O　/ハ
　　　　 /:::::::/:::::::::|::::{:::{.　　　　/:::/　　　　}:::::::::} }　　{ | :::: /:::::::::::: }　　| /}　} 　｛_｝｛/.....}
　　　　《....../::::::::::::|::::{:::{　　　　{:::/ / 　　 }:::::::::}_}　　{ |:::::/::::::::::::::/　 //ノ:＼　　|]]. {ﾆﾆｲ
　　　 }__/{:::::::{:::::|::::{:::{　　　　{:/ /　　　 }:::::::::}ii. 　 { | :/::::::::::::::/　 //:::::::::::::＼ |||　{///
　　　　{!::::::{:::::::|:::::|::::{:::{　　　　 {__}　　　 }::::::::/}} 　 { |/::::::::::::::∧. ｛ﾉ{::::::::::::::／ |i| . |/く
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1057 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/07(木) 01:14:01 ID:ZeWXbx/2: 　　　　　　　　　　　､
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　　　　　　　　 |　 i　　　　　 .', |　　　　 l　　　 |
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　　　　　　　　魔王を倒した伝説の勇者　伊藤誠の像
1058 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/07(木) 01:15:05 ID:ZeWXbx/2: :::::＜二二二二二二二ﾆ=ｪ__　　　　　　　　　　　　　　　ヽ､　　　　　/
::::::::::::::::::::::::::::＜二二二二二二二二二ﾆ=ｭ､　　　　　　　　ヽ､　　i
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞ﾆ二二二二二二二二二二ﾆ=ｭ､　　　　｀ヽ､
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／...........`....＜二二二二二二二二二二二ﾆ=ｭ､　 l====ﾆ二二二
:::::::::::::::::::::::::::::::::::／／.........../.....i.........`..＜二二二二二二二二二二二ﾆｭ二二二二二
::::::::::::::::::::::::::::::::/ /...............∥.....l l..................`..＜二二二二二二二二二二二ﾆｭ二二二
::::::::::::::::::::::::::::/ /　　　　 l　　.! l　...............∥...!..`＜二二二二二二二二二二二ｭ二ﾆ
:::::::::::::::::::::::::/ /!　　　　/　i　/_i　! 　　　∥! /､.........` ＜二二二二二二二二二二ﾆ
::::::::::::::::::::::://::i∥　　 i　ﾊ .i　 i i､. 　　　// !/　､.............i..`.＜二二二二二二二二ニ
::::::::::::::::::::::i /::l i　　　 ! /　i! 　 !i　､　　// /　＿_､　　l...........` ＜二二二二二二二ﾆ
:::::::::::::::::::::i l::::ｉ l､　　　 l l 　,ｲ斧ミ､＼//ﾍ,ｲ斤nヽヽ､∥　　.......i.`.＜二二二二二ﾆ
::::::::::::::::::::i l::::::､ｉヽ　　　ｉｉヾ　! ﾋ!ﾘ　 / ＼ i. 弋ﾋ!ﾘ /　/　　　　/!l......|...l ＜二二二二　.
ﾆ======i l===ヽ=＼＿＼!　｀　´　､　　｀　　　／　　　／ '∥....|...l
　　　　　ｉl　　　　　　/!.....! /／/　　　＿_　　/／/ ---‐....´ 　　/....i | .ﾍ　　　　　　　　伝説の勇者の像ですね。
　　　　　　＼_/　　 /´ ......、　　　i´ゝ‐ '｀!　　　　　∥　　　　/..../∧. ﾍ
　　　　　　　　 //ｉl ...........､　　ゝ--‐ ′　　　／/　　　 /..../　∧　ﾍ　　　　　　　この街にもあったんだ！
　　　　　　　　　//l´l ........... l｀ .､　　　　　　／／　　　　/..../　　 ∧.　ﾍ
　　　　　　　/　〉i .............ｌ‐---i　､　 ,　-ﾆ／　　　　　/／　　　 i 　ﾍ
　　　　　　　　 / r ´: l　..........i: : /l´ !................./ ／　　　 /　　　　　　　i､. 　ﾍ
　　　　　　 / /: : : l　.......∥: :l ﾉ＼.............,i /i　　　　　/　　　　　　 /∧. 　ﾍ
　　　　　　　/ /: : : : l.　.....／＼‐､/｀!...........ｌi i　､　　 ∥　　　　／: : ∧　　ﾍ
　　　　　 /　i: : : : :l 　/ ／_￣ヽ__>| 　　 !ゝi--､___,､∥＿　　＜: : : : : : ∧　　ﾍ
　　　　　　i l　〉: : : l　〉／ __｀ヽ､ヽ､i　　 /　/! //;;;;;;/: : : : : : : : : : : : : : :二.　　ﾍ
　　　　　　i ヽ/二ｭ､ｉ　ｉ　／___　ヽ､´i i ／　/ ／　ヽ: : : : : : : : : : : :　,=ﾆ二二　　ﾍ
　　　　　ヽl二二 |.　'iﾆ´__　｀ヽ-'　i i_ ／ /　　i 　＼=ﾆ二二二二二二二二　　　ﾍ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , 、
　　　　　　　　　　　　　　　　　／/^＼
　　　　　　　　　　　　　　　_,,/^´i,´￣ヽ,
　　　　　　　　　　 , :＜´::::｀￣::￣￣´::::::::: ＞.､
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　　　　　　　　 /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.ヽ: : : :ヽヽ
　　　　　　 / : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : v: : : :ヽ :ﾍ
　　　　　　 ′: : : : : : :|: :│: : : : : : :│: : : : ヽ: : :　| : :|
　　　　　　　|: : : : : : : : :|: :∧.: : : : : : :.|ヽ: : : : ｜: : :.| : |
　　　　　　　|: : : : : : : ７| ﾒ､｣ : : : : : |: | __＼^ : |: : : :| : |
　　　　　　　|: : : : : : :/ Ⅴ　 ∨:|: : :∧｢　＿,ヽ:|: : : |: : |　　　おや、勇者のファンの方ですか？
　　　　　　　|: : : : : : :|　　　 Ⅵ: : :|　/'ｆｱ勹V |: : : :| : |
　　　　　　　|: : : : : : :|,ｨ≠气、　＼:|　　|^{:jr| ﾚ|: : : :| : |
　　　　　 v: |: : : : |　　　　　　　｀　　｀¨¨´　|: : : :| : |
　　　　　　 Ⅵ.: : : :l　　　　 _＿＿_ 　　　 j : : : | :ﾘ
　　　　　　ヽ: : :|小　　　 {/^⌒ヽ} 　　 ,ｲ: : : : |/
　. 　　　　　 {^ヽ＼| |: :＞ . 　ヽ　__ /　 . ＜:/ : /ﾚ'
　　　　　　 |　l　ヽ|: {ヽ､{.:｀f　ｰ-‐　f/};/∨: :/
　　　　　　 |　|　　/^）_／⌒}　　　　 {⌒ / ／
　　　　　　 |　ｒ=宀ｖ'　　　　ｱヽ_,／　　　/ ' ｀─ ､
　　　　　 _／{ 　ｰ￢┐　／7‐-', ＼　／　　　　　 .＼、
　　　　　／　|　　ー┤　─/￣|‐' ｀‐'　､　　　　　　　ヽ
　　　 ,l、　 /　 г｣　　／`z'''ヽ　　　　　.!　　　　　　　　ヽ
　　　　<　ゝﾊ　　　∨ ／::::/_!ヽ::::ヽ　　　 /　　　　　　　.!
　　　 | 　ヽVﾊ　　　}/::::::::/(__八::::::::ヽ　　＼､　　　.ｉ　　､ /
　　　 |　　｀　}　　/ ＼;;;/　 |　 l::::::::/　、　　`''ｯュﾄ-＝~ ,.!
　　　　　　　　　／＼,!　´　　 .!　｀ｰ'　　　　　　/　.!-‐-‐ﾞ　!

　　　　　　　　　　　　　　　射命丸文
1059 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/07(木) 01:15:40 ID:ZeWXbx/2: 　　　　　　　　　　　　　　　　｛／￣￣￣￣￣￣＼___＼＼{／
　　＿＿＿／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼＿＿＿＿￣＼_ﾉ　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼_　 }　　　／　　　　　　　　　／
　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼　　　　　　　　　　　　　￣￣＼_/　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　／＼＿＿＿＿__　　　　　　　　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　 ' 　 |　|　|　　 | 　＼　　　　　　　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　　　　　　　/　　 |　| 八　ﾉXれt| ＼＿＿__　　　　　＿＿__／
　＼　　　　　　　／|　　/ ｲ{　八 yiれ＼|　 Vり）　 /｜＼ Tﾆﾆ＞'
　　＼＿＿＿_／／　　　八　小｀Vｿ､　　　 ⌒L/ ﾉ|　　| |￣　　　　　貴女は？
　　　　　　　　　＜＿＿__| )　　＼__｣ﾄ.　　　　　　　ﾉ　|八　 | ＼
　　　　　　　　　　　　 |(_　　 |　 |个　　‘ ’　ｲ　　ﾉｔノ　ﾄ、　＼
　　　　　　　　　　　　　 ⌒｀　 |　 |八ヽ_≧＜ノ[　　∨ 　　|厂＼　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　 |ノ｢ｱ´ｲ〈　｢|⌒Tﾆﾄ＿ノ,／⌒ヽ　|＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　 |　| |　||人ソ∨ﾉﾆﾉ／／　／　＼)ヽ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ　｜ | |　｢圦＼｣,_人）／　　/　　　 }　｝ }

　　　　　　　　　／⌒ ＼
　　　　　　　　　／/ _ .. ⊥. ＼
　　　　　　　　　　ム斗 ≠─ - ミj
　　　　　　／.:: ::: ::: :: :: :: :: : :: :.｀　　、
. 　　　　／. .:: . :: :: :: :: :: :: :: :: :: :::. ＼:＼
.　　　　　 /.:/:/ .:: ／ﾄ、 :::ヽ.:::ヽ:ヽ:::＼:::.ヽ: :.
　　　　　/:./:. .::ィ升「|　Y.::.:::Y 十ト、:::＼::ヽﾊ
　　　　ｌ:/.: !:: ::lム」.}　.l:ｌ :::::|::: !:::|::::＼: :::ヽ::::i
　　　　 |:! .::i.:::::化r!::ﾄ､从.::: | : ﾄ､l＼:: :ヽ::ハ::| 　　　 i
　　　　 |:! .::l::::::{匕ｊ: | 　　＼jx j__.＼j＼:::Vハl　　＿人＿
　　　　 |:!:: 从:::l`≠ '　　　　　￣　 .|!:: ＼从j　　　　｀Y´
　　　　刈/:人从""" 　　 '　　　 """ﾘ: :: ::::Ⅵ.　　　　 !
.　　　 /:./イ.:: :Y. ＼／＼‐ ‐ ' 　. イ.:: :::i:.ﾘ从
　　　/:./::: l::.:::::l::.::／　　　＼r＜ﾙｲ: :: : ﾘ::ｲ　　　　私は射命丸文、新聞記者です。
　　 j:/: ::: l:::::: :／　　　　　　＼ Ⅵ:: ::::./ﾙ'
　　　 { .:: :人／＼　　　　　　＼⌒　X.
　　　从: :: /　　＼　　　　　　／　　　　＼
.　　　　　∨　　　ヽ＼　　_／}「「｀ヽ.!　　＼
　　　　　ﾉ　　　　　 Ⅵ ヌ _ ∠ く rく. i.　　　　.
.　　　　〈　　　　　　　Y　　__ノハ　} }　　　　　 Y
　　　　　ヽ　　＿＿ﾉ　　 __ノ.⌒ ´　!.　　　　∧
　　　　　　ﾚ'´ ＿_／　　 _ _ノi　　　　j　　　／　〉
　　　　　　Ⅴ　／　　　 /　　 !　　　 {＞--く　／
　　　　　　 }　' 　　　./　　　l　　　 .∧ーr‐ ‐.1
　　　　　　 |　　　　　.ｲ　　　 j　　／ ∧. |　　 |
　　　　　　 |　　　 . ｲ入.　　 l　　　／／｀7 r── ┐
.　　　　　从 _. イ　ij　　≧＝!≠　彡　／　ﾉ　　　　|
　　　　　　／　　 ! .从　　　　 |　　　　　／　　　 |ー ── ─ ┐
　　　／　　　　　＼　　 !　　　　　　　　　　　　j: :: :: :: : :: : : ::.|
　　　く　　　　　　　　　 l　　　＼　　　　　　　从: :: : :: : : : : :ﾘ
　　　 / ＼　　　　　　　　　　ﾊ　　　＼　　　　 ./: :::＼: :: :: : :: /
.　　 /.:: ::::::＼　　　 j　　　　/::∧　　　　　＼　　 /: :: :: : ::＼: :: :/
　　/:: :: ::: :::/:.＼ _斗へ　 /: /o.:.＼　　　　　＼/: :＼: :: : :: ::ヽ:{
1060 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/07(木) 01:16:13 ID:ZeWXbx/2: 　　　　／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-　　 _
　　　 ‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-　_　----ミ　　　　　　　　　＿＿
　　　′ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐　　‐=ﾆﾆ=- ⌒)___　　-=ﾆ: : : : : .／　／￣￣.〉
　　　}ﾆﾆヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐. : : : : : : : : : : : :.　　／: : : : : ./
　　　}ﾆﾆ‐ﾉ∨ﾆﾆﾆﾆ／／ﾆﾆﾆﾆﾆ=‐. : : : : : : : : : : : : : : : /　／: : : : : : :./
　　　}ﾆ／　 ∨ﾆ=‐ .／ﾆﾆﾆ=‐. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : )／: : : : : : : : /
　　　(())　　　}ﾆﾆ.／ﾆﾆ=‐. : : : : : : : : : _　　-‐‐‐-　 _: : : : : : : : : : : .
　　ｒソ　　くﾆ／ﾆ=‐: : : : : : ＞　　　八ヽ　　.＼　　　ヽ: :/: : : : .
　 rソ　　　　／／／: : : : .／　ｌ　|-‐‐-ミ.i|　　 |(.＼　　 ∨:/: :／
　人　　　　く__.／: : : : :.／　　　.| 人(/_　　i|　　 |==ﾐヽ　　∨／
Y＊ヽ　　　／: : : : : ／　　ｌ　 |ィf示もミ从　 .ﾉﾋﾊﾉ j|　　　　　　　そうですか。
乂_ソ　　　. : : : : : :Y　　　　 .|　杙乂_ツ　　)／　､´　.i|　　ｌ
　　　　　. : : : : : : : .　　ｌ　 |　从　¨¨´　　　　　　　　i|　　 |{　　　　ということは新聞の販売もやっているんですか？
　　　 /: : : : : : : : :}　　 |　人　ﾊ　　　　 r　　ｧ　　八　 .八
　　　. : : : : : : : : : ﾉ　　　|　　⌒ヽ人　　　　　　　　 . : : /,ノ⌒
　／: : : : : : : : : .　　　　.|　　　　 /,(___　　　　　／　､　人
ィ(: : : : : : : : :..／/　　　从　　　　）人　　　　 { ´乂____＼　ﾆ=- _
: : : ﾆ=‐　　　 /　ｌ　　/ ﾊ　　　Y(______　　 .{---ミﾆﾆ=‐‐--ミ___)
　　　　　　　　./　人　/ /∧　　　/,　　 }ヽ　人　 {_(＿＿　　　/::/
　　　　　　　　′(　　ソ　ｒ∧　　　/,　 .}　乂_　＼〉ヽ:::::::::ヽ Y⌒ヽ
　　　　　　　人　 )　rソ__く:: ∧　　　/,__(: : : : 乂___〉ノ＼::::ﾊ人　　/,
　　　　{ヽ〈ヽ　ヽ乂ソ:::⌒ヽ:::::.　ｌ　　/,　¨¨¨¨¨¨〉〉ヽ::::::∨∧　　　/,
　　　　|　 .}　ﾊ(乂ソ::::::::::::::::::: }　|　　 /,::＼　　／乂ﾉ＼::∨∧　ヽ /,
　　　人　L 　 Vソ／⌒¨¨¨¨人人　　 /,:::ハ /::::::: {　　＼i:i:ｉ}　　〉
　　　乂＼　＼ `～､、i:i:i:i:／　 )i:i:＼　 /,⌒{:::::::::ｌ::|　　　　Yi:}　__ノﾉ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,.へ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／/　!ヽ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.― 1ヽ!‐-- -‐ l- ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／' ´:. ￣｀ｰ'.,__l__,. -.-:.､　ヽ　　　　　　　　その通りです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／:. :. ／:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. ＼:.ヽ
　　　　　　　　　　　 /⌒ヽ　　/:./:./:. :./:. :./:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.:.ヽ　　　　　　文々。新聞をよろしくお願いします！
　　　　　　　　　 |　　　',　/l:./:./l:. :.j_:._/:./ j:l:.:. :...|',:. :. :. }:. |:. :}:. :.i ト／｀ヽ
　　　　　　　　　　 !　　　 ∨ /:.ｲ:.|:. :.|:./≧ ､|:|:. :. :.| ',_,,::.-|-:|:. :|:. :.|:./　　　 }
　　　 ,. -‐…ー- ､　 '、　　　l.:.ハ:|:.:|:. :.K rテﾐ lﾊ:. :. 「z=-:､ |:. |:. :|:. :.|:!　　　ﾉ　　　＿
　　／　　　　　　＼ヽ　　 {. |:. }|:.ﾊ:. ﾊ. ﾋＺﾘ　　ヽ./.rテﾐ〉|:. |:. :|:. :.,'　　　/,. ‐''"´　　｀丶、
　 {　　　　　　　　　　　ヽj　　丶|:. :》: ﾊ从　　　　　　　ﾋZソｲ}/|: ｲ:..ﾉ　　／　　　　　　　　　＼
　ヽ、　　＿__　　　　　ヽ.　　ヽﾊ.:. :|:ﾍ. 　　､_　'　　　　　/l/ |:. |:./ 　 /　　　　　　　　　　　　 }
　　　｀¨¨´ 　 Λ　　 , ‐''"￣｀｀¨ヾ.{:. :|ﾊ:.＼　　　`　'　 ..イl;/::.|:.ハ{,. -┴- ､　　　,. ‐…ｰ‐--‐'
.　　　　　　　 {　' ／　　　　　　　 }.:.ハ }:.: :i＞ - -‐ ＜:l: l : :l: :}:／　　　　　＼　 }
　　　　　　　　〉　　　　　　 _,. -‐''´ヽ-,サ::/ ｀`ヽ　　／｀＼l.:.l: :/´￣￣｀丶、　　〉
.　　　　　　　 {　　　　 -‐''´　　　　ﾉ: l: ／　　　｀X´　　　＼人　　　　　　｀　ノ
　　　　　　＼　　　　　　／Υ.へ　　　／:::::＼　　／'Y´ ＼_　　　　　　 j
　　　　　　　　＼　　　 ,.-‐'′ /　　ヽ／::::::乂:::::＼/　　ヽ、　　￣　　／
　　　　　　　／ヽ.　　'´ 　　 /　　　　 /::::::／　 |＼::::ゝ　　　{ヽ、　　　　ﾉ＼
　　　　　　　　/　　　＼＿,,. ‐'7　　　　　 λ/| 　　 |:::::∨　　　＼`ー‐…'´　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/::::::/　　　|::::::i
1061 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/07(木) 01:17:59 ID:ZeWXbx/2: 　　　　　　　　　　　　　 __/＿＿＿＿＿＿__ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼　＼ﾆﾆ|
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＿／/: : : : : : : : : : : ://　　　　|　 /ーﾍ　　 .八| -- へ、| ＼＿＿＿ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
＿／ : : : : : : : : : : : / |　　　　 |,.ィ￢冖ｹ＼,∧ ￢冖ｹ㍉j　　　　 |: : :＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
＼ : : : : : : : : : : : : / : |八　　　|ﾊ〟Vツ　/＼〉　Vツノ/　　　/ .八￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　￣￣￣￣￣￣||￣]￣＼　八λ "　　　　　　　　　"厶　／　/　_
　　　　　　　 ||　乂　| ＼_ｊ圦　　　 __＿__,,、　　∠／　 /　　_　　　　　　　はあ、そうなんですか。
　　　　　　　　　　乂_　　 .八　　| 込、　　∨￣_ノ　　ｲﾉ　　 / |　　_
　　　　　　　　　　　　　 / (.| 　 |　　丶　　　　 .イ　/　　./　|　　 _
　　　　　　　　　　　　／人| 　 |　　＿_〕=-　　　 {_　/　　 /　 j　　 i　_　　　　　　　　　　　「反応が悪いですね」＞文
　　　　　　　　　 / ／　_| 　 |/⌒ア/　＼　　　ﾉ |/　　 |＼/　　｜　_
.　　　　　　　　　 |/　／: | 　 |: : : {人　 Л　　Л/　　　 .|／　　./　∧_
　　　　　　　　　　　[⌒7: : : | 　 |: : 八　＼{　＼/ 〈|　　　乂　　/　 .|　＼
.　　　　　　　　　ア^ヽ: : :|　　∨: :∧　　＼_| /人＿__　　＿_／＼　|　　＼
.　　　　　　　　　 /ﾆﾆﾆ＼.|　　 ∨: ∧　　冫こ＼　　|: :|:::[/: : : : :∧八　　　｀、
　　　　　　　　　　/ﾆﾆ＼ﾆﾆ|　　　＼: :＼ /　八.　∨/: √] : : : ／ﾆ-_ ｀、　　｀、
　　　　　　　　 /ﾆﾆﾆﾆ丶.|　∧　　　＼:_:∨ {　| 　 |/: / 八: ／ﾆﾆﾆ -_ ｀、　　|
　　　　　　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ八｛　＼＿__／: :|丿,小　.|: 〈_/l　∨ﾆﾆ/ﾆﾆﾆ_. ｀、　 .|
　　　　　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼ﾆﾆﾆﾆ＼: /　∧　Ⅵ／ﾆ.|　 |ﾆﾆ |ﾆﾆﾆﾆ_　｀、　|

　　　/: : :人 : ＼: : : : : : : : : ; ｨ::"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ　　　　　　　ﾐ
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　　　l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾄﾐ::::::::::::::::::::::::::::::',,ｨ'ﾞヾ::::!　　ヾ:::＼　　丶ﾐ:::ヽ　　/´',
　　　ﾔ:::::::::::::::::::::::::::::ﾐ_:::', ＼:::::::::::::::::::::::::::',　　∨ 　 ,ｨｯ!::::::::＼　　｀ヾ:ヽ ! 　 ',　　　　まあいいでしょう。
　　　 ∨::::::::::::::::::::::ﾄ､::i｀ヾｰ-ヾ､::＼::::::::::::::l ,ｨ　_,,ｨ彡" l::::::::::::::::ヽ　　ヾﾐi,　　',
　　　　∨::::::::::::::::::::ﾊ､ヾ_＿＿＿込::ヾミ;:::::l　 'ﾞ _　　　.!::::::::::::::::::::＼　　ヾi, 　 '､　　　貴女が勇者のファンみたいなので言っておきますが。
　　　　 .∨:::::::::::::::::::::'㌣i弋弌戎'フ｀｀　｀`　八｀ '''''┴‐- ＜::_::从iヽ　　　＼　',
,　　　　　 V:::::::::::::::::::::ヽヽ､｀ー _'ﾞ　ﾞ　　　　　　　ゝ､　_　　　　　｀`'''ﾞ'ｰ‐- ､　　　　　あの伊藤誠の偉業を知らしめたのは私達新聞関係者なんです。
.｀¨ﾆ!竺ﾄﾞ-V::::::::::::::ヽ::::::＼´￣　　　　　　 ,　　　 ,　レﾌ`丶 ,､_
''ﾞ´　　　　　∨:::::::::::::::｀::::､::＼　　　　　　　　／　.//:::ﾊ::::∧ヽ､;::
　　　　　　ﾞ!::::::::::::::::::::::::::`::::｀'ｰ-ｨ　　､,,_ 　ィ ´ 　／::ﾚｲ　∨イ´　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そうなんですか？」＞イレイナ
　　　　　　　 !::::ﾊ:::::ヽﾞヽ:::::::::::::::::ミｰ､ , _　　　　 _／:::::: 　j　 l´　　　 ,ｨ'´
　　　　　　 l::/,,以癶ゞヽ:::トー--≡ゝ、::￣::¨:::::::::"　　 !　ヽ　ｨ ´
　　　　　　　 .ﾚ´　　ヽ　　∨ヽ　　　　＼::｀ヽ:: 　　　　　 j　　ヽ .(　　　__
　　　　　 /　.:::　　　＼　　ヽ　　　　　｀　､:: 　　　　　 / r､　　＼＼　ｲ､
　　　　　　/ "´　　　　　　ヽ　 ∨　　　　　丶 , 　　　 ! j　｀iヽ､　丶ゝ､_ｽ
　　　, ｨ '"　　　　　　　　　　',　　∨　　　　　　 , i　　　　 ∨　 i:::::::ﾞi丶､ !　＼
≧'"¨￣｀'' ｰ -､　　　　　 ',　 ,　　 ∨　　　　 ∧ l｀''' ｰ　ﾞ',　 l::::::::l　　｀　　　｀ゝ
: : :＞-､　　　　　＼　　　　',　:　　,　V　　　 ∧　 i　　　　　 'i　l::::::j　　　　　__,
:／　　　｀ヽ,　　　　＼　　 :　　　 !　 V　　∧:ヽ　l　　　　 !∨::::j 　 ,,..ｨ:´:::ハ

　　　　　　　　　　　　　 _,.　-‐　"￣}＼
　　　　　　　　　　　　 -「ト_＿＿＿_i|_ﾑ
　　　　　　　　　　　´:: ::{{_＿＿＿__}j＿ト
　　　　　　／ :: :: :／:: :: :: :: :: :: :: :: ､:: ::｀､
　　　　　　　 :: :: :: ／:: :: :: :: :: :: :: :}:: :: :ヽ:: :: ::＼
　　　　　　/ :: :: :〃:: ::/:: / :: :: :: :/:: :: :: ‘,:: :: :: ::ヽ　　　　ええ、元々伊藤誠は当時多くいた勇者の一人にすぎませんでしたが、
　　　　 / :: :: :∥:: ::/:: / :: :: :: :/:: :: :: :: ::}:: ::|:: :: :.
　　　　　':: :: :: ::j!:: ::/:: /:: :/:: ::ｲ:: :: :: :: ::/} :: :!:: :: ﾊ　　　私たち新聞記者たちはいち早く当時無名だった彼に注目して
.　　　 ,!:: :: :: ::!:: :: !斗-‐j‐-/ } :: :: :/:/!::| :: :}:: :: !::!
　　　　/|:: :: :: ::|:: :: |,ｨ孑芹ミ　|:: :: /斗|-}､:: i:: :: }::|　　　彼の記事を数多く書いたんです。
.　　　/ :|:: :: :: ::|:: :: 《 r'::::ﾉ}　　 j:／j/ 　j/| ::/:: ::/:｜
　　,ノ'´ |:: i:: :: :|:: :: :| 戈:ツ　　　　＿ /:ｲ:: ::/::/::　　　そして、彼が魔王を討伐した事を王国に人々に伝えたのも我々なんですよ。
　　　　八:|:: :: :!:: :: |　　　　　 ,　 "⌒厶::! :/::/}:｜
.　　　 / :: :|:: :: :|:: :: |､　　　､　　　　人:: j/:: ﾊ,:::ﾉ　　　これは私たち新聞記者が成した誇るべき実績です。
　　　 {ハ:: ﾄ:: :人:: ::| ＞　　　　´　　イ:: ::}:: :: /}::}"
　　　　　ヽj八{从ヽ::「＼　≧r ＜::} :: !:: ::i:: ::/ ,'/
　　　　 ,.-‐ "￣ "ヽ! 　＼_,」ﾊ＜j／j;／j／ノ'
.　　　 /　＼　　　　＼　厶ﾄ､〉　｀ ‐-､
　　　　{　　　＼　　　　V::::::}:}:::＼　　　}＼
　　　　|　　　　　ヽ　　 /:::::::介､:::::〉　ヽ,!　＼
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.　　 | 〃⌒ヽ Eﾖ＼＼V/::::/　　　＼　　　｀､　〉
.　　 | 弋＿ノNitori }､　V⌒　　　　　ヽ　　　ヽ
. 　 └┬───r'´/ 　‘､　　　　　 ’,　　　 }
.　　　 |　　　　 V /　　ヽ　　　　　　 }　　　人
　　　｀ー‐-､／ V_rｧ　　‘,　　　　　 ,’　イ_＿ヽ
　　　　　　　　＼／⌒ヽ　　｀`　 ‐-　 /'" ￣　　ヽ､
　　　　　　　　　　＼　　　＞ ,. -‐ '"´　　　　　　, -‐､　',
　　　　　　　　　 }＼　　　　　　　　　, . : ＜　　　　　 }
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　　　　　　　　　　｀T::::::::::＞－＜三三三三≧=-‐ "
　　　　　　　　 /´￣￣￣￣´　　　{　　　　＼
1062 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/07(木) 01:19:05 ID:ZeWXbx/2: 　　　　　　　　　　　　　　　　＿_　　　　　　　＿
　　　　　　　　　　　　　／ニニ￣ ── ニ／．
　　　　　　　　　　 /ニニニ＿＿＿_／　：
　　　　　　　　　　　　ノニニニニ＼　　　　　　∩
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　　　　　　　 └<￣￣￣￣￣＞=─‐<　　　_､　''~_､-''~　　　　／
　　　　　　　　 /ニニニ_ - 　　＿＿_> ''~ニ _､-''~　　　　　／
　　　　　　　　　　〈ニ _ -　 _ -　￣ニニニニ_､-''~　　　　　　　.／
　　　　　　　　　　_ - 　 _ - 二二二二二_､-''~　　　　　　　　ｨi「⌒
　　　　　　　　　〔＿ -ニニニニニ _､-''~∧ 　'，　　　　ｨi「⌒
　　　　　　　　　／ニニニニニ_､ ''~　.∨ ∧　 '，　ィi「⌒
　　　　　　　　／ニニニニニ／ Ⅵ. 　　∨ ∧　 '，　　　　　なるほど、新聞が無かったら、
..　　　　　　／ニニニニニ／　　.Ⅵ抖=ミ　　|.　　'，
....　　　　／ニニニニニ／.抖=ミ .Ⅵ乂ﾂ　　 l　　 '，　　　　伊藤誠の功績が人々に知られなかったかもしれないのですね。
. 　　／ニニニニニ／. 　乂ﾂ、　　　 |　/.　　　 '，
. 　／ニニニニニ／.　＼圦　　 _　'　　/ /　　〉　 :.
　／ﾌニニニ_　-　　　 |　{Y} .]Iｯ｡,,＿_／{　　　./　　　:.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そうなんですよ」＞文
　| 〔ﾍ￣￣　　　　　 .|　{Y}　 /⌒|.　__人　 .ノ＿_. 　::
　|　　ﾍ　　　　　　 | _ -‐ /∧「　∧　〉〈 /　　　＼丿
.八　〈|　　　　　　 /　／_ -TT　└'.|　|′　　　 Ⅵ
./∧　 }　　　　　　　/⌒'／ <_／.Ц＼. 八　、　'，　　 .Ⅵﾍ
　/∧　<＼　　　 ./　／　／／/∧　.>　＼＼ .'，　 / 　ヽ
.　 /∧　＼＼.　　ヽ/　／／ ./ 乂／　　 .＼＼'，ノ　　〉
　/ /∧　 |.＼＼ /:ｉ:|　 |／.辷/　〈　　　　　　 /￣:i:|　　 .／＼
　|　　　＼|　　>'.＼:i|　辷| |_r〉￣　　　　 .／:i:i:i:i:i:|　 .／:i:ｉ:／＼
　|　　　　/ ／:i:i:i:i:ｉ:ｉ|　辷| |-(　　　　　 .／:i:i:i:i:i:i:i:ｉ|.／_､-''~:i:i:/:i|
　|　　　./　|:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ/|　 .)-| |彡　　　　／:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:||:i:i:i:i:i:i:i:i／:i:i|＼
.八　 ./　 .l:i:i:i:i:i:ｉ/i | 　.〕 | |_〕　　　〈:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:|l:i:i:i:i:i:／:i:i:i:i:i:i:i:i'，
.　＼/　　 |:i:i:i:ｉ:/:i:/　 .辷| | ﾍ　　　　'，:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:'，
　　　＼＿>─/:i:/　　{-<| | r )　　　　.'，:i:i:i:i:i:i:／￣￣|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/
.　　　　　／:i:/ 　 .└ﾍ| | ノ　　　　　 '，:i:i:i:i/　　　　.|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ/

　　　　　　　　　　/!ヾ'ー-z､
　　　　　　　　　/:;i:;:;:;:＼/;:;::Y(::...､　　　 ,!
　　　　　　　　/___i斗''"´ﾍ;:;r''",ﾄ、ヾヽｰﾆ'-‐ ､
　　　　　　　>＿,,r=＝〃ヽ｀ﾞ`;::ヽ､｀ｰ＜ミヽ!
　　　　　　 /:::::::::::/:::／´::::::::::::::::｀`ヾ､::ヽヽﾄ､
　　　　　　 /::::/::!::::iｰf::::、:::::::::::ヽｰ::､::::､`ヽヽヽi　　　　　　『ペンは剣よりも強し』という言葉があるように
　　　　　 ,':::::l::::|::::l:::::ヽ::＼:::::::､::',::,夲-::'､,ゝゝｿ
　　　　 |.:::::!::::ﾄ、':、,.斗分::、ヽ|ir'ｧ=ミ､,ｿ┴::､　　　　　　私たちのペンはそれだけ情報の拡散力が凄いんです。
　　　　〈::!:::::|::::,!ヽ, ﾍ,.='ｧﾁﾐ,ヽi ,ﾘﾋZj/' |二ヽ::ヽｰァ
　　　　ﾄ､:::::!::|::::i::ヽｲ　_ﾋzﾉ　'´ ,. 　　 ',::ヾ::ヽ,::〉´　　　伊藤誠の件は新聞記者の誇りです！
　　　　 l ﾉ:::::',::',::ヾ､大　´　 _,,.　-‐ｧ　　/::ヽ､N/
　　　／::ｲ::::,!ヽヽ､`ヽ､ヽ　`ー = "　.／ヾヽ､ﾘ　,､r､
　　　　'´i//ﾄ､l::::|ヽ､iヽ､ヾヱ　　　／い､ヽ､,/ﾆ、 /_,. -z
　　　　　l i､::! ヽ､ﾄ､ヾヽ､`ヽﾐー ‐ くｌz┴r'´￣ ,. --､　／ ,.､,z,ァx､__
　　　　　 `ヽ!　　｀iヽ,ゝ‐ァi^ヽ､__r='ｪ､,丕__／　 t-､ヽﾌy'//,ｨ災彡''７
　　　　　　　　　__ノ´ ゝ<´ ,ゝ､__.乍ﾆ三三三ミﾐヽゝﾍ_〉'/ｲ尨r'´ 　 /
　　　　　　　　/　　　　´ゝへ,ｨ　ｌ　r- 　　　｀`ﾐヾヽｬ'ｨ少"　　　/
　　　　　　　　|　　　　　/　　`ｰ'^l　i　　　　　　　　｀丁￣!　　　 ,'
　　　　　　　ﾉ　　　　　}!_　　　,r‐!　　　　　　　　　　 | ｰ '! 　　 ,'
　　　　　　 /　　　　　　ヽ、´/　　',　　　　　　　　r 、! i! ,! 　　 !
　　　　　　　＼　　　　＿_ﾉ ./　　　',　　　　　　　i^!. ',!　 ,ﾄ、　　ﾄ､
　　　　　　ゝz=＝＝ﾍ,ノ　　　 ',　　　　　 ! ヽ＼_,! ',　,.r''´ ヽ、
　　　　　　　　 '､＿　イ／　　　　　ノL＿＿＿___{ヽ `　　 ,､i´l　　　 !
　　　　　　　　､|　,'　　　　 /　　　　＿＿__ゝ _ 　 ,､!ｿﾉ　　　 ,!
　　　　　　　　　　ヽ　　　　　/　　／　　　＿＿__.了ノ／ﾄ---‐''"
　　　　　　　　　　　　＼＿＿,.イ、／　,.-‐''" /　,.　 {､｀＾ヽ

　　　　　　　　　　　　　 _,.　-‐　"￣}＼
　　　　　　　　　　　　 -「ト_＿＿＿_i|_ﾑ
　　　　　　　　　　　´:: ::{{_＿＿＿__}j＿ト
　　　　　　／ :: :: :／:: :: :: :: :: :: :: :: ､:: ::｀､
　　　　　　　 :: :: :: ／:: :: :: :: :: :: :: :}:: :: :ヽ:: :: ::＼
　　　　　　/ :: :: :〃:: ::/:: / :: :: :: :/:: :: :: ‘,:: :: :: ::ヽ
　　　　 / :: :: :∥:: ::/:: / :: :: :: :/:: :: :: :: ::}:: ::|:: :: :.　　　　その結果、人々は伊藤誠の偉業を知って王国中の街では、
　　　　　':: :: :: ::j!:: ::/:: /:: :/:: ::ｲ:: :: :: :: ::/} :: :!:: :: ﾊ
.　　　 ,!:: :: :: ::!:: :: !斗-‐j‐-/ } :: :: :/:/!::| :: :}:: :: !::!　　　伊藤誠の像が立てられる事になりました。
　　　　/|:: :: :: ::|:: :: |,ｨ孑芹ミ　|:: :: /斗|-}､:: i:: :: }::|
.　　　/ :|:: :: :: ::|:: :: 《 r'::::ﾉ}　　 j ／jｲﾃﾐ/| ::/:: ::/:｜　　　つまり、あの像はある意味私たちの新聞記者の成果ですね。
　　,ノ'´ |:: i:: :: :|:: :: :| 戈:ツ　　　　iﾉ::} 》:ｲ:: ::/::/::
　　　　八:|:: :: :!:: :: |　　　　　 , 　 `"ﾞ厶::! :/::/}:｜
.　　　 / :: :|:: :: :|:: :: |､　　　､　　　　人:: j/:: ﾊ,:::ﾉ
　　　 {ハ:: ﾄ:: :人:: ::| ＞　　　　´　　イ:: ::}:: :: /}::}"
　　　　　ヽj八{从ヽ::「＼　≧r ＜::} :: !:: ::i:: ::/ ,'/
　　　　 ,.-‐ "￣ "ヽ! 　＼_,」ﾊ＜j／j;／j／ノ'
.　　　 /　＼　　　　＼　厶ﾄ､〉　｀ ‐-､
　　　　{　　　＼　　　　V::::::}:}:::＼　　　}＼
　　　　|　　　　　ヽ　　 /:::::::介､:::::〉　ヽ,!　＼
.　　　_」＿＿＿__r ､　〈::::::/:::|　＼>　　＼　ヽ
.　　 | 〃⌒ヽ Eﾖ＼＼V/::::/　　　＼　　　｀､　〉
.　　 | 弋＿ノNitori }､　V⌒　　　　　ヽ　　　ヽ
. 　 └┬───r'´/ 　‘､　　　　　 ’,　　　 }
.　　　 |　　　　 V /　　ヽ　　　　　　 }　　　人
　　　｀ー‐-､／ V_rｧ　　‘,　　　　　 ,’　イ_＿ヽ
　　　　　　　　＼／⌒ヽ　　｀`　 ‐-　 /'" ￣　　ヽ､
　　　　　　　　　　＼　　　＞ ,. -‐ '"´　　　　　　, -‐､　',
　　　　　　　　　 }＼　　　　　　　　　, . : ＜　　　　　 }
.　　　　　　　　 / 　＼　　　　 ,. ＜}＞ ,..　　　　ノ
　　　　　　　　　　｀T::::::::::＞－＜三三三三≧=-‐ "
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1063 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/07(木) 01:19:50 ID:ZeWXbx/2: 　　　　　　　　　　　　　／//////＼
　　　　　　　　　　　　／//////////ヽ
　　　　　　　　　_-=/////////////// ヽ_　- 、
　　　　　　-=ﾆ三斗--‐ ﾌ/////////／´　＜‐ﾄ､
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　　　　　lＫl　　　　　　 l´　＜´////////＞´　　　ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉﾉ
　　　　　ゞﾉ　　　　　＜//////////＞__/! 　　 l.　　ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ/
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_///////////／::::://＞::　Y" 丶　ヽ-　　　　　" ; !/v !＿= -‐´
　￣＾¨ ‐ ---´ ｀¨‐-- _/　｛ノ!　ﾊ　ヽ　　´'　 ./ !lヽη,　　　　　　　　でも、最近の政府は新聞に厳しいですよね。
　　　　　　　　　　　　　/　 {「 !　ﾊ l 、ヽ｀　 _　 ´　! ﾊ/八,
　　　　　　　　　　　　 / //:;:;:;ヽ.l;:;ll:ヽ　l:;｀;:┴ミ-ﾉ^"´"＞｀っ
　　　　　　　　　　　　///:;:;:;:;:;:;;y:;:;ll:;ヽ l:;:;:;:;:;:;:;:r ⌒ヽ　r¨´ ヾヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「うぐっ！」＞文
　　　　　　　　　　　 /　l:;:r‐ -　_ll /:;:;ヽ l:;:;:;:;:;:;ﾉ: : : : :> 、｀:´: : l
　　　　　　　　　　　 {　/三三三/ヽ、_l　l;:;:;:;:;l: : : : : :l !ヽ: : : : : }
　　　　　　　　　　　ﾊr'三三三 / ヽ丶　l　l-__l: : : : : :l .ﾊヽ: : : : l
　　　　　　　　　　　l l三三三ミV /) } /v/: : :/: : : : : l: : ヽヽ: : :l
　　　　　　　　　　　V三三三三 /ノ)/: : : : : /: : : : : :l: : :ヽﾊ.、: l
　　　　　　　　　　　 l三三三三/　 /: : : : : /: : : : : : :l: : l: l　!ヽ: : ,
　　　　　　　　　　／三三三三l　　 l: : : : :/: : : : : : : l: : : : :l : y: :l
　　　　　　　　　/三三三三三.l　　lﾄ: ヽ: : : : : : : : : :l: : :ヽ llノ: : 八
　　　　　　　　/ミ三三三三三!　　lヽ-‐ へ、: : : : :ノ￣｀'/ l_ ／三l
　　　　　　 /三三三三三三 l　　l　　}三三ヽ- ´三三-ノ　　 l}三:l
.　　　　　 /三三三三三三三l　　 l　r三三三三三三三ヽ　　　l三ミl
　　　　　/ミ三三三三三三三l　　l/三三三三三三三三ミヽ　　l三ミl
　　　　/三三三三三三三三.l　　 l三三三三三三三三三ミヽ　 ll三ミヽ
　　　/三三三三三三三三三l　　l三三三三三三三三三三;ヽ　 ll三三ヽ
.　　/三三三三三三三三三 l　　 l三三三三三三三三三三ミヽ　l l三三ヽ
　 /三三三三三三三三三三l　　l三三三三三三三三三三三:ヽ　∧三三ヽ
　/三三三三三三三三三三 l　　 l三三三三三三三三三三三ヽ　∨三三ﾐヽ,､
.｀-‐ ‐- _三三三三三三三三ｌ　　l三三三三三三三三三三三ミヽ l l三三三.>ヽ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , .へ
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　　　　　　　　　　　 ′::::〈∨::::::::ｉ::::::/|-:/‐ﾄ::/|::::::j:::::::|:::,ﾊ::::::|
　　　　　　　　　　　 i!:::::/!:::::|::::::::::|:ｉ:/_L厶八i:::|::::/:::从|/|:::|:::!|
　　　　　　　　　　 i::::/ｲ:::::|::::::ｉ::ｉ爪　ん:::仆乂;;/::/⌒iVi/;|:::::i
　　　　　　　　　　 ',ー亠=壬:::N.　　弋)/ソ　 /／ィﾁ心八:.,′　　　政府は横暴です。
　　　　　　　　　 ,i'::::ゝ､〈_,,ﾉ:::|　　 `ー　　　　弋)ｿY:;ｆー‐ｧ
　　　　　　　　　 /:::::::|ﾊ:::::;/:::八u　／／／／／／ー　{/|/／　　　　私たちの過去の実績を無視して
　　　　　　　 /::;/V/:::`::'::!:ﾍ　　　　　 ,､_　　　　　 i:;/
　　　　　　　　 ::::/　/::::::!:::::!:::::＼　　　｛/　￣｀7　　　八　　　　　　　『法で規制しなければ社会の害になる』なんて言いがかりをつけているんです。
　　　　　　　　　i/　/:::::::::::::::ｉ:::::::::::i　　　､::::::_ノ　　　ｲ
　　　　　　　　　　ﾍｲ::::::ｉ::::::ｉ:::::::::::| 　丶、　　　　.イ:::::|　　　　　　　　酷いですよ。
　　　　　　　　 |::::::ｉi::::::|::::rｰﾘ　　｀ｧ‐:介:::i::ｉ::::|
　　　　　　　　　 -ﾘ::::八:八r' 　｀丶、　∧:/_:|::::i;:ｉ乂
　　　　　　／　 /／　＼ﾊ　　　　　>く　}､_ |:./|八
　　　　　　　 {{二二＼　　　＼＿_,乂/|∠__｝ `''＜_
　　　　　　　 /　　　＼＼＼　　　《＿,从＿》　　　 i｀}
　　　　　　　｛　　　　　丶＼｝.冫　　弋| |厂´　　＼　i |ヽ
　　　　　 ;　　　　　　　＼∨　　　　　兀　　　　＼∨/ ∧
　　　　　　　i{＼.　　　　　 ⌒∨＼　　　　　　　 V /　.｝
1064 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/07(木) 01:20:22 ID:ZeWXbx/2: 二二二二二二二二二二二二二二二二＞ｭ､　　　　　　　､_　　〉
::::`::＜二二二二二二二二二二二二二二二二二＞ｭ､　　　｀ヽ〈
::::::::::::::::::::::`::::＜二二二二二二二二二二二二二二二二＞ｭ､　 |,ｪ=ﾆ二二二二二
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:::＜二二二二二二二二二二二二二二二＞､二二二二二二
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞........l.`...＜二二二二二二二二二二二二二ﾆｭ=ﾆ二二二二
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::／.,..............!.......!.....!..!.`..＜二二二二二二二二二二二二二二二二
::::::::::::::::::::::::::::::::::´:!../..............i........!.../:i.!､..........l.l::!.!:＜二二二二二二二二二二二二二
≠":::::::::::::::::::::::::::::ﾚ...ｲ............i.......!../___､_､.......i.i::i.!...........＿_＜二二二二二二二二二二
":::::::::::::::::::::::::::::::://´.l...............!../!/........ヽ_＼∥､!...ｲ~nう´/..∥`＜二二二二二二二二
::::::::::::::::::::::::::::::::〃:!.....{.............∨ｨ=┬n彳 ../＼_!...弋ﾋｿ........! !　ヽ　 !:i!::::::::≠　￣￣￣
≒ｭ_::::::::::::::::::::∥::::!../ﾄ､............＼`弋ﾋｲ ,　　　　、｀　　　 j ,!　　i /ヽi!ﾆ≠
　　　 ≒=======f´.....ｲ...､.............＼_ 　　　　　　　　　　　j/!　　 i 　 ´＼　　　　　政府にそこまで言われるとは貴女たち何やったんです？
.　　　　　　　 r ´ ,ノ...ﾔ ...ゝ.‐── 　　　＿ _,　　　　/::j　　　i､　　　＼
　　　　　 ┌'　,-'i!　.....、　....､-.、　　　 '‐─‐' 　　／....l　　　 ! ＼　　　ヽ
　　　　　　r‐' __/ /i!　........､　 ..､:::＞　　　　　　,....´..........!　　　 !‐-..ヽ　　 )　　　　　　　　　　　　　　　　「政府の言いがかりなんですよ！」＞文
　　　　 ▽__/ 　 /.i..! ...........〉、　＼l...{ヽ......ﾆ=‐-'..l ｀ヽヽ.....1 　　 '､....∥　／
▽ ､r‐´△　　　　!.......＿/: : ＼　｀　､＼................l､　 }: l ゝ'､　　　　 '___／＼
△ ' ‐／　　　 ∥／:ﾚ: : : : : :｀.､　　　｀　､‐‐､..｀i /ヽ; !: :.}:ゝ __／ヽ;;;;}.....　＼
　／　／　　　 //: : : :｀.､: : : : : : :＼　　　　　＼!　!〉!　! !: : !: : : :ヽ....〉‐'＼＿＿､
　　／　　　　/.∥: : : : : : :`:‐- ､: : : :＼　　　 !､､!!!､ !ヽ: : !: : : : :l､ !　ヽ　＿／＼
／　　 ...::　 ..::::::::〉: : : : : : : : : : : : : :｀: :‐-＼　　　} ヽ　　　}: l: : : ／ﾆ､!　　　＼.........
　　:::::: 　 ...:::::::∥ﾆﾆｭｪ__: : : : : : : : : : : : : : : ヽ　　}　ヽ　　i:l: ／ﾆﾆﾆﾆ､　　　＼......

‐-ｭ　　　　　　　　　　　　　　 /二二ﾆ=ｭ　　　　　　　‐=ﾆ二二二二二二二二ヽ
二二二ﾆ=‐-ｭ　　　　　　 /　｀　‐=ﾆ二ﾆ=‐ｭ　　　　　　　　‐=ﾆ二二二二二二|
‐=二二二二二二ﾆ=‐-ｭ/　　　　　　　 ‐=ﾆ二ﾆ=ｭ　　　　　　　　　　 ‐=ﾆ二二 !
::::::::::‐=ﾆ二二二二二二ﾆ=‐-ｭ　　　　　　　　　‐=ﾆ二ﾆ=ｭ　　　　　　　　　　　　￣|
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:::::::::::::::::::::::::::::::‐=二二二二二二二二二ﾆ=‐-ｭ　　　　　　　　　　　　　　　　｀l
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::‐=二二二二二二二二二二ﾆ=‐-ｭ　　　　　＿＿＿＿＿＿＿_|＿　ｪ=ﾆ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∥ ‐ﾆ二二二二二二二二二二二二ﾆ=‐-ｭ-‐=ﾆ二二二二二二二ﾆ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∥∥∥...‐=二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ﾆ　　　（どうせ上級貴族の方々の不評を買ったでしょうね）
ﾆﾆﾆﾆ≠::::::::::::::::::::::::::∥∥∥.........∥..,‐=二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ﾆ
ｪ=ﾆ≠":::::::::::::::::::::::::::,' /:ｉ...i..............!.∥i i＿_!‐=ﾆ二二二二二二二二二二二二二二二二二ﾆ　　　まあ、新聞が駄目なら職を変えるのもありですよ。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| i::::!..ｌ..............l.∥~!i........{...i!.......‐=二二二二二二二二二二二二二二二ﾆ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|.l:::::{ i､............i/＿i!＿＿ !ﾔ......../／＿＿‐=ﾆ二二二二二二二二二二ﾆ
゛≒==ｪ:::::::::::::::::::::::::::|l:::::::{{:i.............{..ヽ乂ﾋﾘヽﾔ／...|i ´ i:::ﾋ:ﾘヽ'i..........∥.!...i...!:::::::::::::::‐=ﾆ二ﾆ　　　　　　　　　　　　　　　「私は新聞一筋なんです！」＞文
　　　　　゛≒==ｪｪｪｭ:iｪｪｪヽ! ヽ.........'､　　　　　　　＼...i 　　　　　/ .......∥/ヽ.!...ｉ::::::::ｪ=ﾆ二二ﾆ
　　　　　　　　　　　　i! 　 ∥} l...'...､...＼　　　　　　' 　ヽ　　　　／ ....／i/ !.....ヽ...!ﾆ"
　　　　　　　　　　　　 v､ ∥/ l.........i .〉、　　　　　　　　　　７./.´.....´∥!............!　　　　　　　　　　　そうですか。
　　　　　　　　　〉,ﾆ=- j ........i: : :.> 、　　<ニニ>　　,　' //　........../!..!.............!
　　　　　　　　　　　 /- ';;;;;;;;! .......|: : :∥..iﾆｭ。_ 　 _ 。.ﾆ/..∥! 　......../:}/.......... !..}
　　　　　　　　　　　 /: :|;l;;;;;;;;;;;| 　　i: : :ｉ　....＼__...｀´.....／.....∥! 　　 / /　　 /／､
　　　　　　　　　　 _{: : : !l;;;;;;;;;;j 　　!: : !　　　i^ｉl...........{ヽ........! ｉ　　 / / 　／': : : :i
　　　　　　　 /二､: : {{;;;;-‐i　　 l: : l 　　 !:::!　　 !:::i　　 '､ '､__/_'_ ／: : : : : :/ﾆｭ
　　　　　　　　 /二ﾆ=､: :､_};;;;;!　　　|: : }　　∥　l　　 |　 }　　 /￣l;;;;/: : : : : : :.／!二ﾆ!
　　　　　　 /二二ﾆi=ｭ: : };;j　　　.ｉ､: :}　 ∧　｀!　∥ ∧　// ´ ￣!: : : : :／二i.二二l
　　　　　　　/ 二二二l二ﾆｭ,i 　　　l;;;､: ﾚ' ､　ヽ　∨　/　 }//　　　 i }: :／二二i二二ﾆ!ｭ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ﾆﾆ==、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_　 ,　===ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ= 、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〈　ヽ、ﾆﾆﾆﾆﾆ`､ﾆﾆﾆ=ヽ、＿＿
　　　　　r＝＝ﾆﾆ,＝-x,､、　　　　　　／ミ､、ヽ、ﾆﾆﾆﾆヽ､ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ./
　　　　　∨';';';';';';';'`'＜,ﾆﾆ=＞x､ｌ´` ‐=ﾆﾆﾆ=､　ヽ、ﾆﾆﾆ/ ＼ﾆﾆﾆﾆ／
　　　　　　∨;';';';';';';';';';';';＼ﾆﾆﾆﾆ=＞x､_ ` '‐===、ヽ、ﾆ=〉　　￣￣
　　　　　　　∨';';';';';';';';';';';';';＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=＞x、` '‐=、ヽ､|
　　　　　　　　∨;';';';';';';';';';';';';';';＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=＞x ､_`　〉
　　　　　　　　　｀＜;';';';';';';';';';//. `/＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=＞x､=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐x､　　　　私は用事があるので失礼させて貰います。
　　　　　　　　　　　　｀￣￣∥从/.!=､`'＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ==ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ〉
　　　　　　　　　　　　　　　　ll.　|＼!{i ゝ　`'＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／
　　　　　　　　　　　　　　　　ゝ　 l´ 　/_,／　/`'＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／　　　　　　　　　　　「え、行くのですか？」＞文
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀)　 ,′　/　/　|　`'＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　λ, ′　/／　人　　 | ｀￣￣￣￣ ´
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　ｌ　／　　.／`、ヽ　￤　　　　　　　　　　　　　　　　　　ええ、暇ではないので。
　.　　　　　　　　　　　　　　　　 /、_,〉､　　／￣´ヽ, ヽ　｀､
. 　　　　　　　　　　　　　　　　　,ゝ /,ヽ´￣´￣￣`ヽ;　ヽ　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　/　〃_／ﾆﾆﾆﾆ=､　　ﾍ　ヽ　　｀､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「ちょっと待ってくださいよ！」＞文
　　　　　　　　　　　　　　　　　|　K´ﾆﾆﾆﾆ／ﾆﾆ=､.　ﾍ　ヽ　　｀､
　　　　　　　　　　　　　　　　/`, .ｌﾆﾆﾆﾆ./ ﾆﾆﾆﾆﾆｌ､＿l　｀､　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 / ∧‘|ﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆ=-ﾆﾆ|/` .i}、　}　　ｉ｀ﾑ
.　　　　　　　　　　　　　　 /.ｲﾆ|‘|ﾆﾆ〈ﾆﾆﾆﾆﾆ=-ﾆ|　　|.}. 　}　　|　ｉﾑ
.　　　　　　　　　　　　　　,' ﾊﾆ,_'__ｌﾆﾆヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽ | }　 }.} 　}.　} }
　　　　　　　　　　　　　　, .i ∨ﾆﾆﾆﾆﾆ〉ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ / .}　/ ｌ /　､_l }
. 　　　　　　　　　　　　　ｌ　|　∨ﾆﾆﾆﾆ(ﾆ=､ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆx/_/　/　 .　｀´
.　　　　　　　　　　　　　ｉ　|　 ∨ﾆﾆﾆﾆ〉ﾆﾆ､ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆx

イレイナは、この新聞記者に胡散臭さを感じたので、さっさとこの場を立ち去ることにした。
1065 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/07(木) 01:22:40 ID:ZeWXbx/2: ――Q&Aコーナー

【質問１】　何で歴史が修正されていないんですか？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,, _,,r‐┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,ｒ-‐´　　'`i └i,
　　　{` ｙー─--　,,_　　　,へヘ／　　　　　　 }　く,
　　　」 /　　　　　　　｀二ゝ-'-┴―- ..,,　　　　}　」
　　く {　　　　..::::....／::;:::::::::::::::::;:::::::::::::::｀ヽ､.....: } L_
　　 [､ {　　　..:::::／::::::;::::::;:::::;::::::ﾊ:::::::::::::;;::::　ヽ:::}　」
　　　「 {　　..:::::/　::::::/:;::/:::::ｊ::::::} i:::l:::;::::::;;;;:::　｀､}└,
　　　｀ｱゝ..:::::/;:::::::::/:::l::l::::::ｊ:::::::ｊ　!:|::l:::::l::;i:::::::::::; ヽ┘　　　　ぶっちゃけると、わざわざ修正する必要が無いからよ。
　　　└ェゝ:::l::;:::::::ｲ:::_LL::」;,:::;ﾉ　}」LL::」::l::::::;;i:::::ｉ:ﾄ
　　　／::くｨゝｊ:;i::;;::::{:::::;l;;;l;;;;ﾘﾚ'　　ﾘ L;;;;;l;;ﾘ;:::::;;}::::ﾄ:〉',　　　　魔王戦争から１００年が経過して当時の女王、言葉姫、アバン
　　人　　::く/::;;i::::;;::ト,ｨﾗﾃ=＾'　　　ﾗﾃ=ｘ'l:;;;;;::l:::::Y　〉､
　.くｒi ＼　::i::;;;;{┌-{《 {-':::;}　　　　 {‐':::;} 》‐ｖ-};;;;:::ﾄくｚ´　　といった関係者が全員死んだから問題は少なくなったのは確かね。
　　　Lｎ＼ i:::;;;ｩ[ノ￣! ヾン　　　'　ヾン　ｉ￣ﾌ;::;::::ﾄ;:ヽ
　　　　｀ﾌ:/::::;::＼　　i､ﾞﾞﾞﾞ　 , ―-‐､　ﾞﾞﾞﾞｲ:.　 {;;::l}:::::}l::::}　　それでも当時の女王が失策をやったのは間違いないし、
　　　　　{::ｉ{:::::ﾄ;;::;{:.　　i｀＞.,,`ー一'_. イ∠ﾆ二〉:ﾊ::::ハﾉ
　　　　　V !､:::!､;;〈ﾆ二ｺ´　＼￣´{￣｀Y;;;:::::;::V ﾉノ　´　　　王国があの詐欺師にいいようにされたのも事実よ。
　　　　　　　 `ーｿ{:::;;;:::ヾ:.､　　＼/　　 {;;;:::::::;:}´
　　　　　　　　 {　';:::::;;;::::ヾ､　, ｲ''^i..､　l{;:::::::;ﾘ,
　　　　　　　 }　ヾ､;;::::;;:::ヽ'　.〉=ﾍ. ＼{;::::丿.l
　　　　　　　　　レヘ　 }.}￣｀＾`/　ﾊ｀i 　ヾ人__!__
.　　　　　　　／／l　｀!ij 　　 !　 ::;'　＼　　　}::　￣ﾌ
　　　　　　ｨ´／l l／ l＼〉　　 i　　　　　ゝ　.:',二] [ﾌ
　　　　　　〉l／　　＼l}:　　　｀⌒ー‐..´　　　l:　 .ｲ
　　　　　　ﾉ　::／　　　 {::　　　　　　　　　　＼　ヽ
.　　　　 / :／　　　　　 }:　　　　　　　　　　_,..-‐┘　ヽ
　　　　ﾉノ　　　　　　　ﾄ　..,＿,..　---―''´:: 〉:　　　　ヽ

　　　　　　　女王にして当代の天空神の巫女

　　　　　_ ＿＿＿
　　　　ｋf::::::::::::::::::::::｀＞､　　　　　　_,,..　-‐　ﾍア
　　　　　7V::::::::::::::::::::::::::_;;::ゝ-.........-´ ::;;_:::::::::::::ﾑ人
　　　　　ゝ.V:::::::::::::::..::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞...:::::::} ]
　　　　　弋V::::, '::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞x
　　　　　　＜V::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　／:/:::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::ｨ::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾑ　　　　そんな失態をわざわざ民に広めて
　　　／:::::;'::::::::::::::'::::::::::/:::::::./i:::::::/ i::::,l:::::::ﾄ:::::::::::::::::::::::}
　　／::::::::;'::::::::::::::i::::::::::,:::::-./_ N/ 　 V l.::::！.ヽ::::::::}:::::::::}　　　王国や王家の面子をわざわざ潰す必要はないわ。
　く::::::::::::::l:::::::::::::::l:::::::::::::::::/　 ¨　―-　 l::::::.l　 .!__::::ﾄ､:::::.i
　　＼::::::::i:::::::::::::::l:::::::i::::::/　　　　丶　　.!::::::!￣.!:::::::l::∨::.l　　　勿論、バレたら認めるのはやぶさかではないけど、
　　　＼::i:::::::::::::::::､::::!::./ !.ミ＝== 　　 l::::/'　 .l:::::::l::::∨.!
　　　　　｀|:::::::::::::::::::ヽl,/::::l　:::::::..　　　　 !/ミ==.ﾚｲ:.ト､.},ｲ　　　　自分から知らしめたいわけじゃないわ。
　　　　　 |:::::::::::::::::::::::l::::::::!　　　　　　　､　..:::::::/::::∨　＼{
　　　　　 l:::::::::::::::::::::::ﾄー小　　　　_　　　　.ｲ:::::::l
　　　　　 i:::::::::::::::::::::::lー '!　＼　　‘ｰ’　 .／::::ﾄーｲ
　　　　 l:::::::::::::::::ィ´.!:::::.:l　　｀.,ー‐.....:´:::::::::::.!ー.ｨ
　　　　　j:::::r x ´::::ヽ.l::::::｜　　〈　｀ﾄ t.....:::::::::::N::::::::
　　　 '／　　 i:::::::::} l::::::::ﾄ､　　　__'　l::::ﾊ｀ヽ::i ∨::::.
　　　 /　　　　 l:::::::::i. ∨:！ヽ　　/　　i::::ﾑ　 ';l　∨:::.
　　　{　　　　　 |:::::::.l　.∨::l　　 y　　　}:::::::i 　',　　ヽ::

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,, _,,r‐┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,ｒ-‐´:::::::'`i └i,
　　　　　　　　　{` ｙー─--　,,_　　　　　　／::::::::::::::::::::::::}　く,
　　　　　　　　　」 /:::::::::::::::::::::::::｀二ゝ-――――- 、:::::::}　」
　　　　　　　　く {::::::::::::::.:::::::／ : : : : : : : : : : : : : : : ｀丶、::} L_
　　　　　　　　 [､ {::::::::::.::::／: : : : : : : : : : : : : : :ヽ : : : : : ＼　」
　　　　　　　　　「 {::::::::::::/ : : : : : : : : : : : : : : : : : |: : : : : : : :ヽ,　　　　それに言葉姫が痴情のもつれで伊藤誠を殺したのは事実よ。
　　　　　　　　　｀ｱゝ..:::,': : : : : : :l: : : : :│:: : : : :|:|: : : : : : : : l:ハ
　　　　　　　　　└ェゝ:ｌ: : : :|: : : |: |: : ｌ: |: :|: : :|:.ｌ:|ﾊ: : :|: |: |:.|: ｌﾊ　　　そんな過去の醜聞を今更蒸し返したくないわ。
　　　　　　　　　　　くｨ |: ｌ: : |: : : |: |＼|: ｌ: :|: : :|:.ｌ:|／ l |: |: |:.|: |: |
　　　　　　　　　　　/::く|: |: : |: : : |: |∨l＼:,ﾍ: :j|イl　j/ ｊ/ｊ:/: |: |: |　　　そんなことをしても何のメリットがないじゃない。
　　　　　　　　　　 /::::::|: |: : | : : ヤ〒戈Fヽ∨ﾚ〒戈Fｶ : /:/V
　　　　　　　　　　/::::::::|: |: : ｌ二ﾆl　弋::ノ　　　弋::ノｲ: /j/　　　　　幸い今となっては誰が魔王を倒したかはどうでもよくなっているわ。
　　　　　　　　　　｀ヽ:::::|: |: : :!:::::::|　　　　　　　　　　　　|:/|
　　　　　　　　　　　　ー|: !: :l:.l:::::::|U　　　　　　　　　　ｲ:::」　　　　　　このまま風化してくれたら有難いわね。
　　　　　　　　　　　　　 | ! : |: l二:| ＼　　 -― 　／ :!二!
　　　　　　　　　　　　　ﾘ: : |: :|: : |: l j`ﾄ､　__　＜:|: : :| : :|
　　　　　　　　　　　　　,': : : | : | : ∨／l　　　　　 i :|: : :|: :∧
　　　　　　　　　　　　 /: : :_/; -ﾍ: : ﾏｌ　｀＼／´　ﾄ､/: ,': ﾍ
　　　　　　　　　　　　j : : : : ｲ::ヽ　ヽ: :}　　ｲ ⌒iﾍ　　/: /i: : ﾍ
　　　　　　　　　　　 /: : ,.　 ┤::::＼　V　/::〉ｰﾍ.ﾊ　/／::::ﾄ　､ｌ
.　　　　　　　　　　l: : / 　　|:::::::::::＼ /::./　ﾊ｀i:::::V:::::::::::│　ヽ
　　　　　　　　　　へ /　　　 |::::::::::::::::::::::!　 ::;'　＼:::::::::::::::､ ._　」＿
　　　　　　　　　r'　　｀‐-　._ ':::::::::::::::::::::ｌ　　　　　　ヽ:::::::::::ﾍ／　　 }
　　　　　　　　/ 　　　　 l |:::::::::::::::::::::i　　　　　　　ゝ::::::::::i　　　　＼
　　　　　　／　　　　　　　　､::::::::::::::::::::｀⌒ー‐..´::::::::::::::::::ノ　　　　　＼

　　　　　　　　　　　　　　　／:ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|　　_）
　　　　　　　　　　_,,..､､､､､／:ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|／ (
　　　　　　　　／:: ::＼:: ::/:i:i:i:i:／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:|ヱノ
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:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＞―‐┘三二ﾆ=―‐-ミ:i:人 /
:i:i:i斗f七Iて:i:iア:: /:: :: :: : ／:: :: :: :: :: :: :: :｀丶、
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:_７:: ::/:: :: :: ::/⌒:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :ヽ
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i_7:: :: :／:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: `､:: :: :: :: .
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i7:: :: :':: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: : `､:: :: :: .
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i: :: ::∥:: :: :: :: :: :: :: :: :|:: :: :: :: :: :／:: :: : :i　　　それでも教訓の為に王家と公爵家には秘伝として伝えられているわ。
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|:: :: :: :: :: |:: :: :: :: :: :: |:: :: :: :: :/: ∧:: :: ::|
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|:: ::|:: :: ::.:|:: :: :: :: :: :: |:: :: :: :: ::ｨ圷Y:: :: :　　　公にはしたくないけど、教訓として後継者たちには知って貰う。
〈:i:i:i:i:i:i:i:i八::.:|:: :: ::.:|:: |:: :: :: :: 八-:: : / : Vリ从: /
ﾉ＼:i:i:／ｉ::∧:|:: :: ::.:|:: |:: : ／/　 ≫:/}/( 　 , , ∨:|　　　私たちにとって伊藤誠の件はそんな微妙な話になっているの。
＼_ノ::_/:i:/:i:i〉:: :: ::::|:: |:: :: :: xかﾊ　　　　 ` 　从| 〉
　 }: :_7:i:ｉ:ｉ:ｉ/::ｲ:: :: ::|:: |:: :: :《乂ツ　　　　　.: :ン
　.: :_7:i:i:i:i:i:/:i∧:: :: : ∧:: |::乂　, ,　　　､ 7　.: :: :}
/ ::_7:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:|:: :: 人:: ::.ン＼　　　＿＿　/: i::∥
:: : 7:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:| ／/ム从:i:i:irに二>:: :: `'＜八::|
:: :〈⌒Π人ノ⌒〈⌒{　　〈／　　　＼ :: :: ::＼＼
::/: ７ ¨´:: ::/:: : （⌒ン⌒.::　　　　　　　 Y:: :: ::.::〉
:: ::/:: :: : : /:: :: :/⌒´.:.:.:.:.:| 　　　　　　　ﾊ:: : : /
::./:: :: : : /:: :: ::.ｉ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|　　　　　　ｉ八:／
:: :: :: :: :/:: :: ::./|.:.:|.:.:.:.:.:.:. {ハ　　　　　 |.:..:〉
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:: :: :: :: /:: ／　 .:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.::_{__}／.:.:.:.:.:.:.:.:/ノ
:: :: :／{／　　　|.:.:|.:.:.:.:.:.:.:〈　＼／￣￣￣〈::}
: ／　　　　　 |.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.＼/＿＿_______∧
1066 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/07(木) 01:23:19 ID:ZeWXbx/2: 【質問２】　何で新聞を法で規制しようとしているんですか？

　　　　　　　　　　　　／:i:i／|:i:i:ｉ/:i:/　　　　　_,,..､､､､､､..,,_
　　　　　　　　　 /;i;i;i;i|　/:i:i:ｉ|:i/　＿　 -=ﾆ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:＼
　　　　　　_,,....,,_　 /:i:i:i:i:_|ノ:i:i:i:i:|￣:: :: :: -=ﾆ_:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/⌒ﾝ´
　'⌒＞:'":: :: :: ::／:i:i:i:ｉ/ノ:i:i:i:ｉ／:: :: :: :: :: :: :: ::｀`丶、:i:i:iメ _,ノ
　／:: :: :: :: :: : /:i:i:i:i:「/:i:i:i:ｉ／:: :: :: :: :／:: :: :: :: :: :: :: ＼ V
/::.／:: :: :: :／ :i:i:ｉ/ノ:ｲ::＼:: :: :: :: ::／:: :: :: : ／:: :: :: :: :: ヽ〉
／:: :: :: :／:: : |:ｉ:/:i:／|:: :: :＼ :: ／:: :/:: : ／:: :: ::/:: :: :: :: :: .
:: :: ::.:／:: ::.::/:∨:i/:i∥:: :: :: :: :7|:: : /:: ::/:: :: : : /:: :: :: :: :: :: ::.　　　　　王家は何もしていないわよ。
⌒／:: :: :: :/:i:i:i∨:i:i/:: :: ＼:: /:ｉ|:: /:: ::/:: :: : : /}:: :: ::.::./:: :: :: .
ア:: :: : : : /:i:i:ｉ:ｉ∧ｉ/:: ＼:: ,ﾍ:i:i:i:|:/:: ::/:: : ＼:/ .: :: :: ::/ : : :: : ::　　　　近年では伊藤誠の件は機密レベルが下がったから、
:: :: :: :: : /:i:i:i:i:/:: /:: |:: :: : {V:i:i:i:| :: ::y笊ぅ㍉＼:: :: : /}:: :: :: :: :i
:: :: :/:: /:i:i:i:i:/i: /:: : |:: ::|:人{:i:i:i:|):／乂ツ　):: ::.::／__.: :: :: :: ::|　　　　今の総理大臣には内密に過去の歴史を教えてあげただけよ。
:: ::/:: /:i:i:i:i:/　/ :: :: |:: ::|:: /{ ⌒〉　　　　 .: : ／か /:: :: :: : 从
::./:: ∥:i:i:i/:|　|:: :: :/|:: ::|::｀Ｔ爪|　　　　 ⌒´　ゞｲ:: : ／::/　　　　　それを聞いた総理が新聞に対して過剰反応しているみたいね。
,: ::.:∥:i:i:/ｉ:ｉ|　|:: ::/ :|:: ::|: : ∧八　　　　_　　　　' /:: ／:/::/
::.::.∥:i:i:i:i:i:i:|　|／八:: ::∧:/:: :: : ＼　　　 `　. : :／:ｉ:ｉ/::/:∧
::._∧:i:i:i:i:i:i:ｉ| 　 __／⌒メ_＼ :: ＼　＞　_　-=::.∧〈_ン〉/:ｉ:/∧
〈ノ〈:i:i:i:i:i:i|i　 )⌒ア⌒ヽう＼:: :＼{:: :: :: /:: /　}::⌒T:i:i:ｉ:ｉ:/∧
|:乂⌒Y:i:i:i:ｉ||i /.:.:./　　 ⌒Y ハ:: :|_|＼／}／　　:: ::.::|:i:i:i:i:ｉ:ｉ/∧
|:: ::⌒∧:i:ｉ:ｉ||/.:.:./ 　　　〈∧ |:: :| ＼|ヽ　　　 /:: ::.::|「λ:i:i:i:/∧
| :: : /{　∨;i||.:.:.∧ 　　　　（_ﾊ|:: :|　　＼ﾊ　 .: :: ::.::八^乂:i:ｉ:ｉ/∧
|: : ,　乂_,∨:|.:.:.|　､　　　　ヽ|:: :|＼　〈~∨::/: ::.:/　 ) 　＼:i:i:i:|
|: /　　〈　 ∨.:. | ⌒＼ ,.　　―八从＼＼∧ ∨::.::./　　｀⌒ヽ人⌒)
|/　　／＼　|.:.∧＿_／/　　　　　＼＼＼ _{＼:'　　　　　　｀⌒
　　/　　 /(人.:.:.:.ア　　＼　　＿　　　} 乂＼＼＼＼
_／　　ｒ'ン⌒ ＼.:＼　　　　 /.:.:.:.:＞-|.:.:.: 乂＼＼⌒＼
　 /⌒ン　　　 ∧.:.:{＼＿_/.:.:／／.:人.:./　|⌒乂∨'⌒＼

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　　　　　　　　　　　　　__〕_〕:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＞''":: :: :: :~"''～､、
　　　　　　　　　　　　　__〕_〕:i:i:i:i:i:i:i:i:＞'":: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::.:｀丶、
　　　　　　　　　　　　　〔___〕:i:i:i:i:i_ア:: :: ／:: :: :／:: :: :: :: :: :: :: :: :: :＼＿
　　　　　　　　　　　　　 _〕_〕:i:i:i_У:: :: :: :: :: ／:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::ヽ:i:~''＜
　　　　　　　　　　　　　 _〕八:i:_７:: :: :: :: :: :: :: :: :: : : : : :|:: :: :: :: :: : 　:　: ﾏ:i:i:i:i:i:~''＜
　　　　　　　　　　　　　 _〕_ノ _7:: :: :: :: :: :: ::./:: :: :: | : : |:: :: :: :: ::}:: 　:　:　＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i~''＜
　　　　　　　　r㍉　　　⌒):〈　 .: :: : : /:: :: :/:: :: :: : | : : |:: :: :: :: :: :: :: :: :: ::ｉ⌒:i:i:i:i:i:_ノ⌒刈
　　　　　　　　 )　＞rH匕:i:ｉ:∨|: :: ::./:: :: :/:: ::.|:: :: :| : : |:: :: :: ::./:: :: :: :: :: |:i:i:i:i:ｉ:／⌒ン⌒
　　　　　　　　⌒しﾍ乂:i:i:i:i:i:i〈:|:: :: :: :: ::./ ト : |:: :: :| : : |: |:: :: /:: ::.:|:: :: :: :|:ｉ:ｉ:／⌒ン⌒
　　　　　　　　　人ﾉ｀刈:i:i:ｉ:| :: : { : r‐ミ|::/ |:: :: :| : : |: |:: :/:: /::.:|:: :: :: :|／　)ン⌒
　　　　　　　　　　 ⌒乂ノ人;i;i;| :: ::.∨乂ツヽ:从 :: |＼ |: ト/|::/|:: ::|:: :: :: :|- 匕　　　　　これは私の個人的な考えだけど、
　　　　　　　　　　　　⌒乂ノ⌒:: :: ::.:{　⌒ヽ:::::::::＼| ＿|__/　/ .: ::.:|:: :: ::i |
　　　　　　　　　　　　 /:: : |⌒|:: :: :: .　　　⌒ヽ::::::::く_ツ＞ｲ:: ::.:|:: ::.八|｀丶、　　　　あんなふざけた話を聞いても新聞に何も対処しないから、
　　　　　　　　　 /:: : : |: 八:: ::.::∧　､　 '　 ⌒ヽ:::::: ／ノ:: :: :|: :/:i:i:iヽ:i:i:i:＼
　　　　　　　　　　　 ⌒)从::〈:: :＼:/ :: :. 　V　 _　　　　ｲ匕:: ::.::/_|:/うぅ＝T爪___〉　　そんな奴は為政者失格だと思うわ。
　　　　　　　　　　　　　　　＼:: ::.∧:: ::/＼＿　　　-=:: :: ／::.::./ 八～'⌒¨¨¨´
　　　　　　　　　　　　　　＼「＼ノ＜⌒＼＼　 |:: :: :: ::／:: : : /⌒¨´
　　　　　　　　　　　＿＞'"￣〈〈⌒＼⌒＼＼＼⌒＼∧::.:/
　　　　　　　　　　ア　　　　　＼⌒　ン:､＼＼〉__人__::/
　　　　　　　＿　__/　　　　　　　}⌒¨⌒ヽ〕ト--〈.:.:.:|＼　〉
　　　　　　 |￣｀`～､、　　　　 }/.:.:::＞― ミ　 ∧=ミ.:∧{
　　　　　　 |　　　　　＼　　　〈.:.:ｱ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼.:{ ⌒〈.:.:＼
　　　　＿＿ | ＼　＼　＼　　 ∨.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ　　∨/.:.＼
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　　　　　　￣V￣＼　 /∧　　 {.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: }　　　 ∨.:.:.:.人
1067 ：名無しさん＠狐板：2024/11/07(木) 01:24:12 ID:vUu+hS/E: 現実でも似たようなことあるよな
イエスキリストが実は紀元前4年に生まれてたとか
もう修正出来るような事象じゃないやつ
1068 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/07(木) 01:24:22 ID:ZeWXbx/2: 【質問３】　王家は魔女をどう思いますか？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __ノ〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　 .　　´　 ∨{
　　　　　　　　 . - ─━━‐-　_／　. --─┴ ─ --　 .
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　　 r─＜.　∧　　　　　　／. :: :: :: ／. ::::／. :: :: ::: ::: :: :: :: :: :: :＼
　　人　　 ∨ ∧　　　　.　. ::: ::: :::: :: ::: :: :: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: :: ::＼
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　　　　乂　∨ ∧　/.:::/. :: :: ::/. :: ::: ::: ::: ::: :: :: ::::: ::: :: ::: :: :: :: :: :: :: :ハ
　　　　　　　Y ∨ ∧!:::::i. :: :: ::/. :: :: :: :: :::ｌ: :: :: ::: i: :::ヽ: :: :: :: ::: :: :: :: :: :::.
.　　　　　　人　∨ ﾉ＼j. :: :: :. :: ::i: ::::::::::::l: :: :: ::.::ｌ: ::::::l:::i. :: :: ::: ::: ::: ::: ::. :.
　　　　　　　　 )　∨ ＼:＼: : i:.::.:::|: :::i::ｌ:::::i: ::.:::l: ::l: :::ｌ::|:::!:::::::i:i: :: ::i: :: ::.:i :i
　　　　　　　　( ／i＼:: :＼:＼!: :: :ｌ: :::l::l::::::ｌ: ::.::i: :ﾊ:.::ﾘ:l.::l::::: 从:.:::i:l:: :: :八j
　　　　　　　／　 |: :::＼: ::＼|:::::: |: :: ｌ:l:: :::i: :: :|/　∨::ﾘ人:/_ノ}:: 从 ::/
.　　　　 .　　　　|: : : : i＼.:::|: ::.::|: ::.从:::::ﾊ:i::ﾘ‐‐- ∨　　 __ _,ﾘ/:::ﾙ'
　　　　 /　　　 !: :: ::::l:: ::ヽ!:!:::::ﾄ.::': ::::.Y.:|ﾙ'__ _ ,　　　芹f「 /: 从
.　　　　 /　　　　 l:i ::ｌ::::l: :: ::从::: ｌﾊ. :: ::::l:::|芹竿「｀　　ﾋﾘ /i:{′　　　それって上級貴族の女みたいに妬んでいるのかって聞きたいの？
　　　　/　　　　从::i::: |: ::::':::人::|　ヽ. : :ﾄ.j 弋ソ　　　　 ,""　N
.　　　/　　　　 /. :ﾊl:::::ｌ: :: :/. ::: ﾊ　＼j　　"""　　　　　 . ｲ j　　　　　馬鹿馬鹿しいわ。
　　 /　　　　 /::::/ :': ::ﾘ::::/. :::::/:∧　　ト　. 　　　　-‐. イーへ　　　　　＿__
　　.　　　　　 /:: :/. ::::::/:::/:: .:::/:/::八　ト、　　　rc。≦::くL..斗く　ｰ= ニ´　　　｀ヽ
　　i 　 /⌒∨:: :/:: :: :/.:./: ::.::/:./ くム斗く入　〈　＞x:::::i: ::::i::ハ　　　 i　　　　く
　人〈　　/ :: :/: ::: /::.:/: ::::/／　　「´.::::::::∨ﾊ　 Y／⌒＼: ::::l:::::.j 　　乂__ 人 _ノ
　　｀弋!/. :::/. :::::/.:.:/.:.: ／　　　 !::i:: :: ::::∨ﾊ__ﾉ}　　 ∨ﾊ::::i:ﾙ'
　　　　 /. ::/. :::::/.::::/::／　　　　　从: :: ::::::::∨ 　 {　　　∨i: :::::Y
　　　　 . ::::/.: ::::/.::::/:ム二ニヽ.　　人: :: :: i:::ﾄ､__人　　ヽ! :: :::|
　　　 i: ::': :::::/: :::/ ムイ⌒Yヽ. ＼　　＼::ル'　「　　ヽ　　　ヽ: ::i
　　　 |:::i: ::::.'. :: /::(YT´　　　弋　＼　　|　　　|　　ハ　　　 ∨
　　　 |:::l: ::::i:::::/.:::: Yj　　　　　　｀ヽ. ＼j 　　 |　　'　 i　　　　}

　　　　　　　　r'T"´｀ヽ､　　　　　　　　　　　 ,. -rｧ
　　　　　　　 r'7:./:.:.:.:.:.:.＼　　　　　　　　／.:.:.:.i:.!,」
　　　　　　　r'7:.;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ.,,___ 　　,.:':.:.:.:.:.:.:.:.! (
　　　　　　「/:./:.:.:.:.:ヽ､:.:.:.:.:.:.:.:ヽ-ヽ.,/:.:.:／:.:.:l:.「 !
　　　　　 r'ﾝ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＞''"´￣::｀ヽ｀＞'､:.:.:.:.:.:.!ｺ
　　　　　 L!:.:.i.:.:.:.:.,.::'´::::::::::::::::::::::::::::::::｀:::::'"´｀ヽ!」､
　　　　　 !ﾍ:.:.:.:.／::::::::;:':::::::/:::::::;':::::;:::::::!::::::::;::::::::::Y
　　　　 /ヽ!ヽ/:/::::::::/:::::_/___:/:::::/!:::::;'::::::;ﾊ:::::::::::',>
　　　　 ,'::::/:.:;'::;':::::::::;':::::::/___/!_｀7 |:::/|ｰ/-:!､::::i::::i　　　確かに永遠の若さに憧れる気持ちは分かるけど、
　　　 /:::/:.:.:!_ﾚ､;___L_/i´　!┘ i｀　ﾚ' .ﾚ'rｧr'､!::::!::::|
　　　 ,':rｲ:.:.:.:.:!;'::::|::::::| ﾍ. 　'､_,ﾉ　　　　 !' !　!7r'ヽ!　　　王家や公爵家は高貴なる血筋を代々継承させていく使命があるわ。
　　.,:'::ヽﾍ､___!:::rﾄ､:;_;!.　 `'ｰ　　　　　,　`´ノi/!:.:.:',
　　/::::::/`ｰ^ｰ';::`i｀ーi　'"'"　　　　　_　　　,., ﾚ^ヾｺ　　その一員が人間をやめるなんてできないわ。
　 ,':::::::;':::::::::::::::ﾊr!____,ﾄ.､　　　　　 '´┘ 　　 ,ﾊi
　.i::::::::i::::::::::::::,':::i`rｰ‐i':::::｀i.　､.,　　　　_,. イ_,ﾑ!
　 !::::/!:::::::::;:ｲ::::::::|:::::::|r'イ｀ヽ､　｀"T"´i:::::;|:::::::|
　 V　 ';:::::/:::!::::rく|:::::::|　ヽ　　＞rｨ'^ヽ､:::::!:::::;'
　　　　 V '､::ﾚ'´ヽ';::::::ﾄ､.,_____,.イムヽ　　>:|:::/
　　　　　　 r7　　ヽ;::!:.:.:.:.:.:.:./ / ハｰﾍﾊ､|/
　　　　　i´`' ｰ--‐='i':.:.:.:.:.:.:/ ,'　 i　';.:.:.Y´i
　　　　　/`　ー　-- '|:.:.:.:.:.くヽ､.,___,,.ｨヽ;.:!-'ｧ､

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,, _,,r‐┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,ｒ-‐´　　'`i └i,
　　　{` ｙー─--　,,_　　　,へヘ／　　　　　　 }　く,
　　　」 /　　　　　　　｀二ゝ-'-┴―- ..,,　　　　}　」
　　く {　　　　..::::....／::;:::::::::::::::::;:::::::::::::::｀ヽ､.....: } L_
　　 [､ {　　　..:::::／::::::;::::::;:::::;::::::ﾊ:::::::::::::;;::::　ヽ:::}　」
　　　「 {　　..:::::/　::::::/:;::/:::::ｊ::::::} i:::l:::;::::::;;;;:::　｀､}└,
　　　｀ｱゝ..:::::/;:::::::::/:::l::l::::::ｊ:::::::ｊ　!:|::l:::::l::;i:::::::::::; ヽ┘
　　　└ェゝ:::l::;:::::::ｲ:::_LL::」;,:::;ﾉ　}」LL::」::l::::::;;i:::::ｉ:ﾄ
　　　／::くｨゝｊ:;i::;;::::{:::::;l;;;l;;;;ﾘﾚ'　　ﾘ L;;;;;l;;ﾘ;:::::;;}::::ﾄ:〉',　　　　　魔女を差別するつもりはないけど、
　　人　　::く/::;;i::::;;::ト,ｨﾗﾃ=＾'　　　ﾗﾃ=ｘ'l:;;;;;::l:::::Y　〉､
　.くｒi ＼　::i::;;;;{┌-{《 {-':::;}　　　　 {‐':::;} 》‐ｖ-};;;;:::ﾄくｚ´　　　私達自身がそれになるわけにはいかないのよ。
　　　Lｎ＼ i:::;;;ｩ[ノ￣! ヾン　　　'　ヾン　ｉ￣ﾌ;::;::::ﾄ;:ヽ
　　　　｀ﾌ:/::::;::＼　　i､ﾞﾞﾞﾞ　 , ―-‐､　ﾞﾞﾞﾞｲ:.　 {;;::l}:::::}l::::}　　　故に妬みや憧れはないわ。
　　　　　{::ｉ{:::::ﾄ;;::;{:.　　i｀＞.,,`ー一'_. イ∠ﾆ二〉:ﾊ::::ハﾉ
　　　　　V !､:::!､;;〈ﾆ二ｺ´　＼￣´{￣｀Y;;;:::::;::V ﾉノ　´　　　　所詮は別の種族だもの。
　　　　　　　 `ーｿ{:::;;;:::ヾ:.､　　＼/　　 {;;;:::::::;:}´
　　　　　　　　 {　';:::::;;;::::ヾ､　, ｲ''^i..､　l{;:::::::;ﾘ,
　　　　　　　 }　ヾ､;;::::;;:::ヽ'　.〉=ﾍ. ＼{;::::丿.l
　　　　　　　　　レヘ　 }.}￣｀＾`/　ﾊ｀i 　ヾ人__!__
.　　　　　　　／／l　｀!ij 　　 !　 ::;'　＼　　　}::　￣ﾌ
　　　　　　ｨ´／l l／ l＼〉　　 i　　　　　ゝ　.:',二] [ﾌ
　　　　　　〉l／　　＼l}:　　　｀⌒ー‐..´　　　l:　 .ｲ
　　　　　　ﾉ　::／　　　 {::　　　　　　　　　　＼　ヽ
.　　　　 / :／　　　　　 }:　　　　　　　　　　_,..-‐┘　ヽ
　　　　ﾉノ　　　　　　　ﾄ　..,＿,..　---―''´:: 〉:　　　　ヽ
1069 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/07(木) 01:25:28 ID:ZeWXbx/2: 【質問４】　七大神にとって勇者たちはどんな存在ですか？

　　　　　　　　　　　　　　　　 .　 -─…─-　.　　　　_＿
　　　　　　　　　　　　　　　　／／　　,　　　　　　｀<´, -‐=ミ､
　　　　　　　　　　　　　　 '　/　　　/ﾍ　　　　　　　^ ⌒＼　＼
　　　　　　　　　　　 /　/　　,ｨﾞﾞ"ﾞ{　　i ､＼　V　　　 '，
　　　　　　　　　　　 ,〈　 ′_ ,.斗- 八　`ﾄ､＼丶V　　　 :
　　　　　　　　　　　 {　V　　 / j{　　＼{^ﾆ=-__ }　　 }　 }i　　　勇者バランは最強の勇者で、勇者アバンは最優の勇者かしら。
　　　　　　　　　　　 r</^V{　　ｨﾁう笊㍉　ヽ ´￣　}　/　　ﾊ{
　　　　　　　　　　　ﾚ'　//从　{ 乂rツ　　　ｲ示ぅ ,　′/　/　　　　補足すると、強さで言えばバランは最強だったけど、
　　　　　　　　　　 / 　 }/乂iヽゝ , ,　　　　 Vﾘ　//　,　　'
　　　　　　　　　　　′　/L」　l圦　　　　 ' 　 , , ノ厶ィ　/　　　　　魔王軍に目を付けられて袋叩きにあって戦死した。
　　　　　　　　 /　　 ' 　　 /{ﾊ: ､　　　｡　　　 .ｲ. . ノィ^
　　　　　　　 ,　　 /　　 ,　 i ∧} >.　　　　イ. ｉ. . . . {　　　　　..　その一方で、アバンは自分の存在を隠蔽する事で魔王討伐に成功した。
　　　　　　　　/　　,　___ ∠斗∧ ∧　＞ｧf〔. . }. .|. . . . {
　　　　　　　,　　／/__　　｀ヽ; ; ;V　};>､　{､:>､. .l. .|. . i . {
　　　　／　／　, 　　丶　＼; }　i; ; ;＼/ ; ＼. .|_. ∧. .､
　　　／　／／/　　　　 '，,　 `}　l; ; ;／^＼ ; }. .Vヽ∧. .＼
-=≦´ _ ,." ／　,　　　　　　}′　八　､{//^V∧/ ､. ＼V丶 . .＼
　／⌒´／　／j{　　　　　/: : >　　＼V　　V∧　＼丶　＼. .丶
／　　 ,　　／. .j{　　　　　': : /　　　　 } V　　V∧　　｀¨､　　丶. . .'，
　　　/　／. . . j{　　　　 ∧: :{　　. . ／　/. .　 ⌒｀　. . . . .V　　　 V. .}
　　 { /. . . . . j{　　　　/. . V ､: : : :{ 　 /: : ./ . : : : : : : : : :} '，　　,. ./
　　八. . . . . .j{　　　 /. . . . V ≧s｡V　{_,.ィ　丶: : : : : : : :/　 v／／
　　　　) . . . ,j{　　　V. . . . . . .､　/　⌒)}　　　　＞-: : ィ　　＼X
　　／. . .／j{　　　　'， . . . . . V　. :／{ 0　　　　　 0 {､　　　丶＼
　　'　　 ,　 /　-‐=ミ　}. . . . . . /:/ : : : :V　　　　　　　　} ＼　　 ,.ｨ丶
　/　　/　乂　　　　 V. . . . . .V : : : : : }　　　　　　　 {　　丶　'´　　　＼

　　　　　　　　　　 ' 　 ,　　　　　　　,ｨW　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　 /　　/　　/　　　　/''"ﾞ{　　　　　＼　　　　　＼
　　　　　　　　　 /　　 '　　/　　 i　/　　 {　　　　　　　'，　　　　　＼
　　　　　　　　　　' 　　　　　　 { i 　　 {　　丶　　､　　　　　　'，⌒＼
　　　　　　　　　ｉ　　　　　　 {┼‐ --{　　､　＼　＼}
　　　　　　　　　 ,{　　{　　 :　　　i八{　　八　　ｉ＼　＼　 }　　　　　}
　　　　　　 /.ｉ　　{　　 i　　　{,ｨﾁ示笊ミ＼ {　＼-‐＼}　　　　　}　　つまり魔王討伐という目的の為に最適の行動をやったのが、
　　　　　　　ｨ介:､ -=八　{　　　{､　{::://(_, 　＼　ｨぅミ　}
　　　　 rくi:i:ハi:i:i＼⌒Yヽﾄ､　 {　乂/rツ　　　　　んｲ Ⅵ　　　　　　　アバンだから最優の勇者なのよ。
　　　　　＼/i个Vi:i:i:} ..{{　 |　＼乂　　　　　　　ﾋツ /　　 '　 /
　　　　　　　}:i:i|. .}ｉ:「　. .乂_| 　 i ¨⌒　　　　　　　　,　 _ノ　　ｨ /}/　　　二人とも優秀だから死後に『神にならないか』スカウトしたけど、
　　　　　　 Li:」/Lｉ」　. . }. .| 　 |　　　　　　　　__　　 ⌒7／/}/i:i>
　　　　　　 /. ./. } }　 . . '. . | 　 |:.　　　　　　<.:.:.:.:y　　 '　 /i:i／　　　　両者ともそれを辞退したね。
.　　　　　 ,. . /／/ 　. ./ . . | 　 | }丶　　　　　 ¨　　　ｲ　 /i:i{
. 　　　 /. .／. ｲ　 . ./. . ./| 　 |ﾉ　　: :::...　　　　　ィ.. .i　 '}i:i:{　　　　　　今頃は宇宙のどこかで転生しているんじゃないかな。
　　　 /／.／./　 . /. . ./...{ 　 {　　　　　＞r＜}. ｉ. . |　{ ⌒
　　　／. . .{. . {　 . .{. . /. .八　∧　　　　　 /. . ., . }. . }　{
　　　,{　 . .八. .＞--r=r‐´⌒V　∧ 　　　　 {. ／. ./. .　八
.　　/∧　. . ´　　　 V∧　　 v　 ∧　　　　＼. /. . / 　 . .＼
　 // . } . /　　　　 V∧　　 }　　 }　　　　 y. . /　　　 . . .＼
,ノ. . . /. .,　　　　　 V∧ 　 }　　 .　ー-　　 /. . .{　　　　　. . . 丶

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _＿__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ´ -＜⌒＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ----　,.／　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 ´　　　　　　　　 __ 　　　｀＜⌒＼
　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　 ⌒＼　　　　　＼　＼
　　　　　　　　　　　　'　　　　　　　　　　　､　　 Ⅵ. . .　　　 '，
　　　　　　　　　 /　　 /　　　　　 ,..::　　　　＼　 Ⅵ. . .
　　　　　　　　　　'　　　　　　　　ﾄ､{i:i:iｲ　､丶　　＼_ Ⅵ. . .
　　　　　　　　　　ｉ　　　ｉ'ﾞﾞﾞ""|　　{＼＼／丶Ⅵ . .　　　}
　　　　　　　　 {　　　 | 　　　 {　　斗 -八　丶ヽ,ｨﾁミ Ⅵ. .
　　　　　　　　　　 |　　　八´　八　⌒＼　⌒ {/(_ Ⅵ. .　 ,　　　　その他のモブの勇者は特に何もないわね。
　　　　　　　　　　　八　　　 Ⅵ　ｨﾁ笊^　　　　　Vﾘ　ｉ. .' /}/
　　　　　　　　　__Ⅵ∠介＼　　 Ⅵ〃{//(_,　　　　　 , , }/}/　　　　　まあ、アバンの隠れ蓑にはなったから、
　　　　　　 rくi:i:i:i:i:i介i:i:i:i＼丶　　Ⅵ 乂rツ　　　　 , 　　 . .i
　　　　　　 Ⅵi:ィi:i:/ |i:i:Ⅵi:i/　＼　乂_ , , 　　　　　　 '. .|　　　　　　十分役に立ったけど、あくまでそれだけね。
　　　　　　　　/i:ｉ:/. .|i:i:i|Ⅵ乂 V 〕iトf⌒　　　　　｡　　.ｲ. . |
　　　　　　 /i:i:/. . .|i:i:i| i . . . ¨V . ∧〕iト　　　　　／^|. . .|
　　　　　　｀「´. . . 「⌒.|. . . . . ﾊ. . ∧　　　ｱ¨¨^⌒) |. . .|
.　　　　　　　 |. . . . .' . . .| . . . _/　V. .∧　　　ハ　　'⌒Ⅵ . .|
.　　　　　　　 i. . ／ . . ._j. .ィ^{　＼∨. ∧　　{　 '，　　 Ⅵ. .|
.　　　　　　 j／. . . ィi〔⌒ 　＼　｀v . . .　　　　　Ⅵ 　 Ⅵ..|
.　　　　　／. . . .'.〈⌒〕iト __,. 　＼ }. . . ｉ　　　　ハ　_ﾊi..|
　　　　　／. . . . ./ . 乂/「￣　　　　　|. . . |＼　 __／//V⌒{..ト
　　　　, . . . . . . /. .⌒i＾乂 __「⌒＼, |. . i |　　¨{/////∧　}..| 　＼
.　　　/. . . . ／/. . .／{　　　　（⌒＾|. . l |〕iト _>､/////}　'.∧ 　　'，
　　 . . . .／{. ' . ／　 |　　　　〕iト┤ 川　　 ⌒ 〕iト /|/八..'，　 }
　　 . . ／　八 . {　　 |　　　　　　 }. . . |　　　　　 ⌒＼∧... 　 ,
1070 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/07(木) 01:26:03 ID:ZeWXbx/2: 　　　　　　　　　　　　　　 .　-=　 ¨ミ､_ ,.　-─‐‐-　 .,
　　　　　　　　　　　　　　／ィ　¨¨　`　 ^　　　　　　　　｀　.
　　　　　　　　　　　　 '／／　　　　　　　　　　　　　　丶
　　　　　　　　　　　 /'　 '　 ′　/　　　　　　　　　　 ^ヽ　　､ '，
　　　　　　　　 /　/　 /　　 ′　,ﾍ,ｨ　丶　　丶　　:. 　 V :.
　　　　　　　　　 /　　' 　　　 r''ﾞﾞ''{　 : 、＼　　ｰ=ｉ　　 i∧
　　　　　　　　　　' ｨ　ｉ　:　　:　ｉ　　{　 i　＼　＼　　　}　　 }/∧
　　　　　　　　　　　　ｉ |　ｌ　ｉ　 i　 {　　{　 l丶　＼　`ﾆ=-}　　}//∧　　それと自称勇者の詐欺師は論外ね。
　　　　　　　　　 Ⅵ　 |　ｌ　丁 T ‐-ﾄ､ {　＼,. -─ 　T　　////_〉
　　　　　　　　　　　 }ﾊ　|　|　　{笊示沁x＼　　x竓示笊,　 / T//{　　　あいつは重罪人として魂を封印しています。
　　　　　　　　　〈/∧N | 　 Ⅳ込zツ　　丶　込zツ /　 '　 }/i/{
　　　　　　　　　 }//〉从　从　　　　　　　　　　　/. ﾊ{　　{/{/」　　　私の神話に泥を塗ったのはゆるせないわ。
　　　　　　　　　　　 T¨. . }. ヽ{圦　　　　　 '　　　　ノィ i. . . /. . .i
　　　　　　　　　　 }. . . ｉ. . . ｉ. l. :.､　　 -_-　　 .ｲ |. |. . .′. . l
　　　　　　　　　　　　　, . . . .ｌ. . . |. l . . 〕>　　　　イ. . . |. |. . {. . . ..{
　　　　　　　　　　　　 / . . . ﾉ. . . |. l . . i .}　＞＜　{ . . . |. |. . .V. . . '，
　　　　　　　　　　　 ' . . . , . . . . .|. |_,.斗'　　　　｀>.,　{. {. . . }. . . . .＼
　　　　　　　　　 /. . . ,厶-=ミ斗ﾊ　　　　　　　　　　　V.vs｡ﾑ-=ミ､. . . ､
　　　　　　　　 '. . . ./　　　ヾ} . '，　 ‐- 　　 -‐　　　v }ｲ/ 　　　∨.'，.＼
　　　　　　　　　/. . . ./　　　.:ｉ　}. . .}＞s｡. __＿___ .｡o＜}. }/　　　　 V.ﾊ. . .ヽ
　　　　　　 , . . . r'　　　 V 　 }. . .}　￣　 ¨¨　￣　　}. }　 }/　　　　∨}. . . .}
　　　　　　　　{ . . /.V_　　厶-=.}. . .}二≧s｡ ___ ｡o≦二}. }=-V　　　__,r'/. . . ∧
　　　　　　　　 V. {. . } 〕iト '-=ニﾉ. .ノﾆニﾆﾆ=--=ﾆニニﾉ. jﾆ=-vィi〔￣{/. . . '. . .'，
　　　　　　　 } . . /i　　 {-=ﾆ乂(ニニニﾆﾆ=-=ﾆニﾆ(. .(ﾆﾆ=-}　　　 i. . . .{ . . . }

　　　　　　　　　　　　　　　　 _＿__　　 .　 -─……─-　.,
　　　　　　　　　　　　　　　　 .　´　　　　｀^´　　　　　　　　　　　 _ ｀　.
　　　　　　　　　　　　／　　／,　　　　　､　｀　.　　丶　　ヽ　丶
　　　　　　　　　　　 '　,　　/　/　　　,ﾍ　　　i＼　　丶　　＼
　　　　　　　　　　　　　/　/ 　 ′/ 　　 /"ﾞ}i　　 {丶＼　　＼　　'，　 V '，
　　　　　　　　　　　 ,　ｲ　　i　　　　 ' 　 }l　　ﾄ､＼丶ｰ=ﾆ __　:.
　　　　　　　　　 / |　:　ｌ　ｉ : 　　i 　从　八＼ｰ=ニ＜⌒}　　 }　}　　　　　　　　それと私たちの神話には天国や地獄はありません。
　　　　　　　　　　 i' 　|　i　{　 l　　斗 -‐┼ 、　＼　 ─‐‐- ¨ ^}　　 }　}
　　　　　　　　　　　 Ⅳl　{　 { :　　{,ｨぅ示㍉＼{⌒ 才芹ぅミ､　,　　 , _L_　　　　　　.　神々が干渉しなければ死後は宇宙のどこかで転生します。
　　　　　　　　　　　　　　　И j　 { i　　Ⅳ }r/::(_, 　丶　　}r/::(_, Ⅳ ′//ｱ＼>､
　　　　　　　　　　　　　　　　}从　N 　从込__少　　　込__少/ /　///{k. . ＼>､　　..　逆に言うと死後にスカウトされて神に昇神したり、
　　　　　　　　　　　 /ｲ∧{八　 {i: ゝ　　　　　,　　　　ノィj/}/〈//}k. . . . V
　　　　　　　　　　　 7/|..}///}丶{i ﾊ　　　　　　　　　 /　,/ .ｉ. . 7/ﾉ. . . . . '，　　　伊藤誠のように罪人として封印される事はあるわ。
　　　　　　　　　　　厶| `7/{. ..i. . .込　　｀　　 ´　　　 .'.ｉ . ｌ. . L」､. . . . . . .
　　　　　　　　　　　　 |. . T^i. .|. . ｉ. i .丶　　　　　　ｲ. .ｌ . |. . . {..i ＼. . . . .
　　　　　　　　　　　　 }. . ﾊ |. .|. . ｌ. ｌ . .i .＞　 __ 　イ. . |. .| . |. . . {..{　　ﾟ｡. . . .
　　　　　　　　　　　　 , ./ 　}. .|. . |. | . .} . }　　　　 {. . .|. .| . |. . . {∧　　}'，. . .
　　　　　　　　　　　　　　 / '　　 }. .|. . |. | . .l .,.l　　　　乂. |. .| . |. . . {. . '，/.∧. . .
　　　　　　　　　　　　　　 ' /　　__}. .ｌ. . | .{,.斗ﾉ　　　　　　　〕. .}s.j_ __ j,. -ミ、. . '，.,
　　　　　　　　　　　　　／. .'　／⌒Yｱ¨¨Vﾊ　 -‐'　　　ｰ-　　}. .}　ノ /´⌒　＼. .}/
　　　　　　　　　　　 '. . ./ ／　　　　､＼_ }. }　　　　　　　　　　' /,.i〔／　　　　 V
　　　　　　　　　　　 /. . /　{　　　　　　`ｰ=}. }≧s｡　____ .｡o≦/./ィi〔　　　　　　　　 }
　　　　　　　　　 . . . /　 _>､　　 Y´　 , . .}　　　￣　　　　/ｲ　　　 } 　 , - ,. --<
　　　　　　　　　 {. ./{ 　 ^>､＼　厶´_/ . ﾉ_　｀ヽ／　　 .'/.{__　ヽ /:. 　{／,ィ ¨i´
　　　　　　　　　　 i./. {　　.′ ＼>'´ニ/／ﾆﾆ≧=--=≦ニ{: : lﾆﾆ=-V::.／／　　 |
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　　　　　　　　　　　／　　　　　 / 　/wwi{　　　　　　 '，　　 '，
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　　　　　　　　　ｉｨ　　　　 /　 / |　　 {　　､　　＼　　､}　　 :　i
　　　　　　　　　 |' i　　 /　′ /__j＿ｨ八　ｉ＼､＿＼__}　　 :　}＼　　　　　念のために言いますが、あのゾーマですら転生できたから、
　　　　　　　　　　　|　　ｨ　 i　 /ｨ八　　　＼{ 　＼　ヽ}　　 i　}i:i:i:〉
　　　　　　　　　　　|　/i:{　 |　　{ ｨぅて笊㍉　ヽｨ爪_笊ｱ　　 }　}i:i/　　　　　魂を封印されるのはよっぽど悪質な場合だけですよ。
　　　　　　　　　　　| /i:i:|　 { 　八乂rツ　　　　乂rツ/　　 ' /|∧
　　　　　　　　　　　|'〈i:i:Ⅳ八　 { ＼_, , 　　 ,　　　 , ,ノｨ　／}/i:ｉ|　∧　　　　無暗に魂を封印していません。
　　　　　　　　　　　　 Vi:i/个＼乂⌒　　　　　　　　　 '／i . . ⌒V. .∧
　　　　　　　　　 V. . }. . . }⌒込、　　 r__, 　　 .ｨi 　 }___　　 V . ∧
　　　　　　　　　　　　 , . .rく⌒八. . .{　＞　 _ 　＜　}.| . /　∧　　V. . ∧
　　　　　　　　　 /. . .{／/　∧ ∧ __.:　　　　 :.. _/ |. ,　/- ､〉 /∧. ./ﾊ
　　　　　　　　　　　　{. . ./ 　{　/ ∧ ∧　｀ヽ　　／ /　j / ⌒)　 V　　V. /.}
　　　　　　　　　　 ,レ' { 　乂 / ﾊ　 }'，　　　 /　//　　(　　 }　　 V /
　　　　　　　　／　　i　　⌒＼　}　ｉ　＼　　　/　//　 _,乂　　i　　 } .v
　　　　　　　　／　　　　:　　　 ' 〕ｉト |　　＼__/　 { { __ハ　　 l'， ,　　'，
　　　　　　　　, 　　　　　ﾊ　　/　　 j　「^ ⌒<ﾆﾆ>'^| |　　 '，　　,　V
　　　　　 /　　　. . .／.∧　{　　/. /　　／∧＼ Ⅵ　　　　 , . / 　　 i
　　　　　　　′　. . .／. ./. .ﾊ八. . .{　{　　<i:i:i/　Vi:i:>Ⅵ　 . .:}　/. /　　　　}
　　　　　　/　 . . ／ /. . . /. .}　丶八∧: : : :ｨ. . . . ､　. }': : : :ｲ /. /　　　　/
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　　　　　'　　 ./　 , . . . . . . . .|　　　 {￣二ニニTニニﾆ7　　 i. '　　　 /
　　　　　{　　.′　{ . . . . . . . .|　　　 vﾆニニニ}ニニﾆ{　　　 { {　　　 {
1071 ：名無しさん＠狐板：2024/11/07(木) 01:27:43 ID:vUu+hS/E: 誠がやったこと自体は詐欺の範疇だが規模と影響がいかんかったんかね
1072 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/07(木) 01:28:09 ID:ZeWXbx/2: ttps://www.youtube.com/watch?v=wI1gLPCKAu0

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_ﾚさ/.|　. こﾊﾂ　 |　.|　　.|,<ゝ'＿ｲｨ_＿_.i⌒Ｌ　､．,．　　　 (.ｦ,-､,.､ /¨)ﾉ.)-､ｭ ! .|〈ｆ ),ﾄ､ﾉヽ,r>',.!　.,ｆ ζ.ヽﾄ._,ｨ.| ,､ヽ
.　 ',ｉ .| ノﾆﾆﾊ、 ..|　.|　　.|l,.,_.|　　__　　　　　 |〉-.r '''''''ヽ='ィ `､ぅ`,'.} Y{ ''ｒ'.Yヽiﾆ./'｝f''｛｝ｆ,.)､><ﾆェェ f_,.-'-亠,､(ノ
┌─r''1.i__.| ノ}.　|　.|_,...._,Ｌヽ.,'´　　ヽ‐_.ｉ1_┘､_i二二っ_ヾi¨¨i　},'/..l　l.ﾋi　 .l'f､)ィ' i'"1 i ｌ. i `i i.',ヽ~,.' .ｨ　　 i.i-
｜　 |_,.|ｺっ,,１i_　|　.|￣Ｔ,､mi　　　 i_ ,.7A.fヽ_―――．< ~ヽi.゛1　l　l ｌl,.､ i.iｰ'ヽﾆ、､i.l .l_.l　lll.',ヽ'<_/j　　　ﾄi′
⊥．⊥L．‐ ''" l　|　.|　 /皿皿` ．_,ィ(,,,,､)_., ､|ｽ.｢｢￣「￣|__}ｆ"ヽ_ .i　^ﾄ|ｲﾄ､|./. <ﾉ､ﾂくヽﾞ､.i i.ﾉﾘ "lﾖ.ﾉ〈_　　　,' .|￣
- ．_　　　_,.．-'''ｰ-‐Ｌ」口 , -'"_ﾌζ(`ｰ'―`-'"~| l　 .|　 .| |ニニｺ¨　 Ц~i ii.Ｔтl只´ l.l　_〉J',l ll　l　~ l　､￣.ﾄ､|ニ
．_ _,.｀＞´　| .}_ｔ_　　　|,ｨ'＿＿｀'＿`´_`ー_―_''_'ﾄ.ト_''_''"¨_┐ィ=.l　　　 └｀.}_ﾉｉ.Y_ _j `i´.,'　}i l'./| 　 l　 l',　.',
‐'"　　 |　._j　　　｢￣|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_|┘<ヽl―.､.　　　Ｊl.l　ｌ. ｉ. l"''~l　 i｀ﾄi　ﾄ.､　ｉ　l ',　.ｉ---
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　　　／､,>｀ﾄ､ﾉ_, ノ､( ヽ_ヽ‐/j　ｎ　.|l ,.-L__l ,r-__,..､l',(　__,<　),.>ｸ､-.､,..`､　　　　　　　　　　　　　　　　　~ ｀"´
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: : : : : : : : : : : : : : : :|i　　　　ｌ }} } 　　　　　 i|　}ﾉ V|　　　 |　　‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
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　　　　　　　　　 )＼人圦　　　ｒ　　　ミ　　　/　　　从: /,
　　　　　　　　　　 . : : }＼⌒ヽ　　　 v: : : :ﾉ　　 /　′　　/　　 ./,
　　　　　　　　　　 ′ . }　｀¨ 个 : .　　　　　　ィ(_ノ　　 ./　/〉　/〉　　　　　　街の市場か。
　　　　　　　 / 　ｒソ　ｌ　 |　　＞　　＜ .|〉/　　　/　//　//　`、
　　　　　　　〈`、　　rソ　　 |　 |　　/〕}　　　　 /.′　　/　//　//　　 `、　　　にぎわっているなー。
　　　　　〈＼　'. ∨ rソ{　　ﾉ___　ィ(　V　　　／　　　 ./ _ノ ‐へ{　､
　　　　　＼＼'.　　(　{　 /　 / ｌ　　/＾Y　/＾＼人 _ノ/ﾆﾆつへ　 .＼　∧
　　　　　　 rへ　　＼ {　.:　 / 人　/／乂(__ノ　ヽ__ｒ〈　´　〈vへ〉　　　/ ∧
　　　　　　〈⌒〈ｖへ｀Y　 /　ｖ⌒´:::/＼:::::＼　r ｣　　 {　　 /､__ 　 . / ∧
　　　　　 / ∧⌒　　　 |　/　く:::::::://　 }:`、:::::Y¨〔　ゝ　 _Ｙ　〉ｉ{　　 ./ ∧
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　　　　　　 j::::::::::::::::|ﾊ:::::::lｘ仡斥㍉|ﾊ::::::::::/}/_斗イ:|:::/::::::::|: :ｌ.
　　　　　　/:::::::::::::::::::/::|::::{{ {　// }　　':,::::/ 仡斥㍉,|/|::::::::::|:八
　　　　　/::::::::::::::::::::/:::::＼|　Ｖ://ﾉ　　 ` 　{　// } }} /::::::::/　　　　　私を置いていくなんて、ひどいですよ。
　　　　〃::::::::::::::::::/;::::::::/!　　｀¨´　　　　　　Ｖ://ﾉ　/::::/|/
　　　　ﾚ/ ,::::::::::::{∧:::::|::ｌ　　　 __　　　　　　｀¨´　厶ｲ: !
　　　　　　'ﾚﾒﾙ,::/:::ヽ:|小、　ｌ　￣　　７　　 /:::::::::|　　　　　　　　　　　　　　　　「何で、ついてきたの！」＞イレイナ
　　　　　　　　　　'ﾘ/ ﾚ　{八＼　＼＿__ ／　　／!::::::::}ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　 _/ ＼丶.　　__　.. ､＜_:_从／
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1073 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/07(木) 01:29:40 ID:ZeWXbx/2: 　　　　　　　　 /　　 /　　　　　/　　　　　　 `、
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　　　　　　　 |__ノｌ　　ｌxぅ斧ミ　／-‐x==ミ {
　　　　　　　 Y　 |　　杙 Vツ }／　　 V::リノ　　j|　　　まったく、私に何のようですか？
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　　　　　　　／ﾊヽ.八　　　　　⌒ヽ　""/　　 .从
　　　　　　／/　人(＼込　　ゝ　ノ　　人(　 /(
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./　ノﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ∨--ミﾆﾆ=- _::::::`、　　 }}　{{　 |｀`～､、＼
　｢ﾆﾆﾆﾆ､ﾆﾆﾆﾆ〈＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ- _::::/,　　 .}}　{{　 |:::{ﾆﾆ=- _　`、
　‐=ﾆﾆﾆﾆ.＼ﾆﾆ〔　　＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ- _/, 　 .}}O{{　 |:::{ﾆ／ﾆﾆ∧/,
〈ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐‐‐‐--ミ　　‐=ﾆﾆﾆﾆﾆ=- _　 }}＿》＾.|:::{＿＿ﾆﾆ-_ /,
　‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／::::::::＼　Vﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/,´¨¨¨¨¨ |:::{:::::::::::::＼ﾆ)　)
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　　　　　　　 /___i斗''"´ﾍ;:;r''",ﾄ::‐::-:. ､
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　　 l　l::::::::ｿ:::::::::::/:::::::/::/:::::ヽ:::::::､ヽヽ:::::ヽ:::::::::ヽ
　　　l　レ'7::::::::::::/:::::i::::斗--:::::'.:::::::}::::ヽ'.::::::::::::::::i:|
　　 / ├ ヘ:::::::::｛::i:,イ::|ﾊ:{:::::::::::V::/:}:l:::l:::'.::::ヽ::::ｌﾘ__人_
　／ヽ /　ﾉヽ:::::V ,＞-‐vヽ:::::::::}/j ﾊ|i::l:::::}:::::ｌ::V　｀Y´
/　　と__∠ ノｰ ' ´ _ . ＜ハ＼/　,z=､!::|::::ﾊ.::::ﾚ'　__ i __
{　　　＿｀ヽ　,.＜::::'.　うZソ　　 ´　　jｲ::/::::::::l;　　　!
　　　　　　　く:::::::＼:}　 '"'" 　　_, '　"/ｲ:::::ｌ::i::;':,　　　　　　ズバリ言うと取材です！
　　ｰr--　 _　　＼:::::ヽ　　　ﾏ __ノ　　,.'::/:::/ｲハ:;
ゝ､こﾉ:::::∨ |::｀ヽ.ﾉ､:::::ト､　　　　. ＜／イヽ::ヽ';,|　　　　　　貴女からはいいネタが感じられるんです！
ﾉ`ヽ /;l/i!::{'jハN:;/　｀ヾ＿｀　7´}＿ヽ　　　ﾉ´
　　　　ﾚ´ ｿ　／ヽ　　￣　i!{| / ニヽ_}_
　　／￣｀ヾ´　　｀ヽ、　　　.ﾉﾚ'´,￣　｀丶.
　／　　　　　ヽ　　　　ヽ、_／ヽし' ／　　　　ヽ、
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1074 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/07(木) 01:30:34 ID:ZeWXbx/2: ‐-ｭ　　　　　　　　　　　　　　 /二二ﾆ=ｭ　　　　　　　‐=ﾆ二二二二二二二二ヽ
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ﾆﾆﾆﾆ≠::::::::::::::::::::::::::∥∥∥.........∥..,‐=二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ﾆ
ｪ=ﾆ≠":::::::::::::::::::::::::::,' /:ｉ...i..............!.∥i i＿_!‐=ﾆ二二二二二二二二二二二二二二二二二ﾆ　　　　（こいつに関わると何書かれるかわかったものじゃない）
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:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|.l:::::{ i､............i/＿i!＿＿ !ﾔ......../／＿＿‐=ﾆ二二二二二二二二二二ﾆ　　　　（会長にも問題を起こすなって言われているから
゛≒==ｪ:::::::::::::::::::::::::::|l:::::::{{:i.............{..ヽ乂ﾋﾘヽﾔ／...|i ´ i:::ﾋ:ﾘヽ'i..........∥.!...i...!:::::::::::::::‐=ﾆ二ﾆ
　　　　　゛≒==ｪｪｪｭ:iｪｪｪヽ! ヽ.........'､　　　　　　　＼...i 　　　　　/ .......∥/ヽ.!...ｉ::::::::ｪ=ﾆ二二ﾆ　　　　　変な記事を書かれるのは避けないといけないわ）
　　　　　　　　　　　　i! 　 ∥} l...'...､...＼　　　　　　' 　ヽ　　　　／ ....／i/ !.....ヽ...!ﾆ"
　　　　　　　　　　　　 v､ ∥/ l.........i .〉、　　　　　　　　　　７./.´.....´∥!............!
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　k_　ｌ人　-‐　.ｲ　　 }　 ',................ _ ‐"　　　　　　　　　　　「あっ、空を飛んだ！」＞文
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　i ﾆﾆﾆ〉.{{　 }ﾆi ﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆ!.　　　／............../　{＿__／l　　＿
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　　　　　　　場がしらけたから　　　　　　　　　　　‐=-　'" ／.......li....i |.､_ヽ! ´ ／　}　　　 __人　　ヽ乂__`／　　　∥　/ゝ-‐'ﾆﾆﾆ/-､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∠ _..........l!.....ﾒ/{. 人　｀ ‐ ′ ,.ィ´| ＼ヽ､__ノ,ｨｭ､　　　 ∥ノﾆ/ﾆﾆﾆニ/-､　ヽ
　　　　　　　次の場所に行きましょう。　　　　　　　　　　　　￣メ/ i　｀￣｀ヽ､.ィ.´__　 lｲl´ヽ⌒Yﾆ/ﾆ >､＿＿}ﾆﾆ/ﾆﾆﾆニ/　　　ヽ }
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　il　ゝ_ﾆﾆｭ､　',　　|ゝ i |.i∨|　 .lﾆ|ﾆ/ﾆﾆ7ｭ､__ノﾆﾆﾆﾆﾆノ､　　､_ノ/
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝ- /ﾆﾆﾆ=-ﾆﾆﾆ! i　乂ﾆl　　l}､ヽ､_|ﾆﾆ｀i_|/／　＼　　　　 iヽ i＼　､
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　　　 .　　　ヽ　　　　　　　ゝﾆﾆ'＿_ , ｨ／::::::::::::::::::::｀ゝ､＿＿i/ﾆﾆﾆｲﾆ／⌒＼ﾆﾆニﾑ/iﾆﾆiﾍ｀ヾ､　ヽ　　 /　 ,.ｲゝ‐'ﾆﾆﾆﾆニ/.............../ﾆニニ
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　　　　　＼　　　　ゝ　＿_ ／／／,ｲ／ヽ　　　ゝ ' 　／　　/ﾆﾆ./ﾆﾆ/......／.ﾆ{ﾆﾆﾆﾆ=---- ､i_{ﾆﾆニ=ｭ､ﾆﾆヾ....',ｭ､ﾆﾆﾆﾆニ/..￣,ヾ､...........................
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　　　　　　　　　　ゝ　＿　　　　　　　　　　　￣＼_／- ＿ , ｲ '´ﾆﾆニ∥.../.､ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ￣ニニニ/. 　ヽ、　　　　　',...iﾆﾆﾆｭ､_ゝ／⌒〉..............................
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣￣￣

私に逃げるようにアイスの街を去ることになりました。

とんだ災難でしたが、これも旅の醍醐味でしょう。
1076 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/07(木) 01:31:45 ID:ZeWXbx/2: 今回の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
1077 ：名無しさん＠狐板：2024/11/07(木) 01:33:13 ID:MGXgtL11: 乙でした
1078 ：名無しさん＠狐板：2024/11/07(木) 01:38:07 ID:Aqsqfg+j: 乙でした
1079 ：名無しさん＠狐板：2024/11/07(木) 07:41:40 ID:BosftYKu: 乙です

誠はゾーマより酷い扱いか
1080 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/07(木) 07:56:50 ID:ZeWXbx/2: >>1071
伊藤誠が王国の歴史と青藍神話で英雄として扱われる事になったのが、神々の不評を買っています。
しかし、今更それを蒸し返すのも恥の上塗りになるので尚更怒りを買っています。
1081 ：名無しさん＠狐板：2024/11/07(木) 08:04:01 ID:CSxQzuTO: まぁ誠に関しては好感が持てるどころか嫌悪感しかないしな、私怨ではあるが残当だろう
最も元を正せば女王のやらかしからなのでそっちにも責任の追及はすべきだと思うが
1082 ：名無しさん＠狐板：2024/11/07(木) 09:42:39 ID:/uYGwVsM: 乙でした　魂の封印中は意識はあるんだろうか？
1083 ：名無しさん＠狐板：2024/11/07(木) 10:03:54 ID:R13nLdBj: 乙でした
まあ、誠の生前の行いはゾーマと比較すれば評価も待遇も悪いのは当然かと。
1084 ：名無しさん＠狐板：2024/11/07(木) 10:54:42 ID:rk+oOBgH: 乙です。
こういう国の発展を眺めるスレではイレイナちゃんは良い配役。
1085 ：名無しさん＠狐板：2024/11/07(木) 15:20:35 ID:2/mOkqOS: ゾーマというか魔族の行動は神が必要悪だと割り切った存在だしな。
逆に誠は現地民で最初に神に汚泥をぶちまけた稀有な存在になったな。
1086 ：名無しさん＠狐板：2024/11/07(木) 15:53:58 ID:wmHctkvb: 乙
大戦の生き残りの先輩魔女たちもわざわざ教えていないのか
先輩たちの微妙な反応にあれっとなって調べてみて衝撃を受ける新米魔女とかいるんだろうなw
1087 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/07(木) 15:54:04 ID:ZeWXbx/2: >>1082
封印中の魂に意識はありません。
1088 ：名無しさん＠狐板：2024/11/07(木) 16:01:41 ID:2/mOkqOS: なんて優しいんだ。
1089 ：名無しさん＠狐板：2024/11/07(木) 16:13:34 ID:J+lAQ6Z8: 罪人として裁くというよりまた転生した先で変なことをさせないために封印してる感じがするな
1090 ：名無しさん＠狐板：2024/11/07(木) 17:05:40 ID:dLlX5TmL: 誠は詐欺や不貞で神々の不評を買ってはいるけど、そんなクズを魔王を倒した勇者として担がなきゃならなくなった原因は女王だしね。
1091 ：名無しさん＠狐板：2024/11/07(木) 17:45:14 ID:2/mOkqOS: この場合の好悪は悪意のあるなしだから女王に思うところはないな。
1092 ：名無しさん＠狐板：2024/11/07(木) 18:16:40 ID:4V06R8Gt: 誠はただ不快なだけだしな
扱いについてもゾーマより下は順当だし
1093 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/07(木) 22:33:01 ID:ZeWXbx/2: >>1069　誤字修正
×『神にならないか』スカウトしたけど、→　〇『神にならないか』とスカウトしたけど、
×両者ともそれを辞退したね。→　〇両者ともそれを辞退したわね。
1094 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/08(金) 08:02:42 ID:DxqpBdZF: >>1069　誤字再修正　こっちの方がいいかな？
×両者ともそれを辞退したね。→　〇両者ともそれを断っているね。
1095 ：名無しさん＠狐板：2024/11/08(金) 12:29:52 ID:B4cL+lSn: 射命丸が絵に描いたようなマスゴミで草
誠と同罪とは言わないが、何割かは加担してる
1096 ：名無しさん＠狐板：2024/11/08(金) 12:39:29 ID:fR+oulGp: マスゴミのイメージアバターなだけで本人ではないのでは？魔女じゃなければ死んでるでしょ
1097 ：名無しさん＠狐板：2024/11/08(金) 14:11:26 ID:25Rvr18O: 魔王を倒したと嘘をついたのは誠だしな
それに対しての異議申し立てもなかったし
1098 ：名無しさん＠狐板：2024/11/08(金) 14:13:28 ID:Y4hG3w1Y: ザ・マスコミって感じだからそんなもんよ
1099 ：名無しさん＠狐板：2024/11/08(金) 21:41:20 ID:hG0kZXAf: まぁ射命丸は原作からしてマスゴミのクズだしな…
1100 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/08(金) 21:52:27 ID:DxqpBdZF: ttps://www.youtube.com/watch?v=VvOwUKkzC3o

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,,ヘ　　＿_,,斗、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∥　￣　　　 {
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　}乂r''　　　　　　　　」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　',　　　　　　　　 ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i,,=‐-ミ　　　　　 ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　i　　　 )　　　　　　「
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿,,　　／　　　ヽs≦｀⌒ヽ{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノ　　>_／　ヽ　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ァ=''ﾞ＼　　 ´｀´´)　　　 _ノ　　　　　}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Y　　(＿x''T¨¨''ﾞ　　　 /　　　　　　{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∠乂/7　　　　 ,,斗、,,､_　　　{,,＝=ﾐ　ノ￣＼　　　 ∥
　　　　　　　　　　　　　　　　　＿　　＿,,斗七.　乂　　_ノ　　 .}.　￣ﾞヾ　　　 (　　　　ヽ　　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　ノ　￣　　　i　　　　<　￣ヽ　_,,斗　　.／　　　　ノ　　　／｀ﾞ''t''
　　　　　　　　　　＿,,r―=-''ヽ　　　　 /　　　　 j　　　　ヾ.　　L__j　　　 _,,斗-―=イ　　　 .',
　　　　　　／''ー'ﾍ　　　　　 ./　　　　 _/⌒''+､_,,斗、　　　　i__　　　ヽ　　(.　　＼　　　}　　　　>
　　　＿ノ、　　　　i　　 r―┴┬''¨￣ヽ　　　{　　　乂=ﾐ､ノ　＼　_⊥___{　　　ﾉ　　i⌒ヽ　　∥
　　 /　　　 i　　　　jヽ　 j　　　 i　　　/　　＿}　　　{　　ヽ　　　./　　＼''ー''⌒j　 {　 <　　_!
　　」　　　　i　　　　i　≧s。,,_　　L ＿ .レ''´ 　.｀i　　 }　　　}　　　.{　　　 .ﾉ　　／￣｀''　',,,／
　　}　　　__⊥,,+～､〉　　　￣￣_ノ¨ヽ　　　ﾉ　　 j　　 .j⌒i⌒ヾ¨Z,,,,,L_　/
　　＼／　　　　　　>　　／≧=''´　　　(　　　＼／i　　　)　　｀ヽ
　　　　}　　　　　　i´　　<　　　　　　　　　ヽ　　　 )　.乂,,ｨ´　　／
　　　 /ー――‐／　　｀i　　 ,,斗七ヽ／　　　ヽ.　　　ヽ／
　　　 ',　　　　/　　　　　　ヽ_ノ　　　　 ´　　　　　　ヽ　　/
　　　 jrﾐ　　_/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヾ''
　　　　ﾉ／

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　王国領　ジャパン島
1101 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/08(金) 21:53:04 ID:DxqpBdZF: ﾆ＞ |　　|　　|　 |　　　　　　　 |: : : : : : : : :＼　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |: :|: : |: : : : : : : : : : |::::::::::::::|: :{{／:
ニ二＞ _|　　|　 |　　　　　　　 | : : : : : : : : : : ＼／＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |: :|: : |: : : : : : : : :_:_|:_:_:_:___|／:／:
＜ﾆニ⊃＞ _|　 |　　　　　　　 |:_:_:__: : : : : : : : : |＼　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _|＼: |: : | : : : : : ／ |＿＿＿_}／||: : :
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: : : : |￣￣|　 |_＞　　　 │　　　|／￣￣　　＿＿/￣￣　 /＿＿/￣￣￣|　　　　|　　￣＿|　　|　￣￣|＿＿|　　＿＿　　＼＿￣￣　:::::::{: : |:{: :

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ジャパン島　カイロの街

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {'´ ,ィﾆﾆ=-x､,_　　｀'＜ﾆﾆh､ﾆﾆミ}＼=ニニﾆﾆﾉ　　 ,{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 Y´ﾆﾆﾆニﾆﾆﾆﾆ=x、　　`＜ﾆ＼ニヽ　｀'-=≠'´　　　Y
＿,.､yxxzｚzｪt==＝ァ=ｧ---　､.,_　　　,.⊥ニﾆ_ニニニﾆﾆﾆﾐ＞､.　　＼-＼/　　　　　　　　　Y
　　　　　　　　　￣｀~^'￢＜ﾆﾆﾆﾆﾆ'￢-x､.,__　　｀~¨ '≠ミﾆﾆﾆﾆへ. 　ヽﾐﾊ　　　　　　　　 frﾊ
　　　　　　　　　　　　　　...　...｀..'＜,ﾆニニニﾆﾆ＞x｡、　　　｀"＜ﾆﾆ＼　ヾ|　　　　　　 {iニ}
　　　　　　　　　...　...　　　　　 ...　...｀`＜ﾆﾆニニニニﾆ＞x､_　　 `'＜ヽ　ヽ　　　　　ゝ'ﾉ
　　　　　..　...　..　...　...　...　...　...／　　 `'＜ﾆﾆニニニニﾆ＞x、　｀ヾ　　}　　　　　　　　　　＿,,.......,,＿
　　　　　　..　...　...　...　...　...　..., ' 　　　 /　∥｀'＜ﾆﾆニニニニﾆ＞.、　＼'　　 _,.．-＝ニ￣ニニニニニニ
　　　　　　..　...　..　...　...　.../ /　　 /　|　ｲ.　　　i.l'＜ﾆﾆﾆニニニﾆ-＞､.]`ニ´ニニニニニニニニニニニﾆ
　　　　　　　　　　,..　..　...　.../ ｲ　　゜ /l./‐!1　　,ﾘ十''V＜ﾆﾆニニニニﾆ＞=---＝ミ=ﾆﾆﾆニニニニニニﾆ
ﾐk,_　　　 _,.､ィ≠ 　..　...　...'./.{ 　　 .|./　i' 　V:､ //! ﾘ _,,ヾ｀i＜ﾆﾆﾆニニニニニニニニニニニニニニニﾆﾆ
　`''￢…''^,ｨ≠ 　　..　...　...∥...| fl　　 {7 r'^花ik 乂　l /dぬヽ |　　マﾆﾆﾆニニニニニニニニニニニニニニニ
　　　　　ヾk､　　　　　...　...{{ ....Vﾍ.　　N｀　ﾏﾟﾂ ´　＼、迄ｿ ' ,'　　,ｲﾘ丶ﾆﾆﾆニニニニニニニニニニニニニニ
　　　　　　 `'≒x､,_　　　　k　...ゝ.}ヽ､_N　:.:.:　　 ′　　　:.:.: /.｡イ .ﾉ｜ i.|:.＜ﾆﾆﾆニニニニニニニニニニニニ
　　　　　　　　　　｀^''￢==x. V、.z=}　　圦. 　　　r ― ┐ 　　 ^/　　 '　 i1￣｀'＜ﾆﾆﾆニニニニニニニニニニ
　　　　　　　　　　　　　　　　ゝ'　 }　　.|......、　 ’､ ...ノ　　ｲ7'　　 /.:　 }1　　　　｀ '＜ﾆﾆニニニニニニニ彡
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　.}、.....丶、　　 ,.　 ´ﾚ'　　./../　 .| ',　　　　　　　　 `''ー-----－ '^~
　　　　　　　　　　　　　　 r:.、 r| .　 |乂_ヽ. ,rl`　´ 　／　　 ./.／　 ∥ ､
　　　　　　　　　　　　　　 }:..:.V |　.　トミ＝'j V}　┌//　　　ｲ　　　　ﾉ＾ヽ. 、　　　ここがジャパン島か。
　　　　　　　　　　　　 └r'八l　 '､| ､　｛.j/ﾚ}　（r'{　　 / 　　 ,.イ　,∠ﾄ '､
　　　　　　　　　　　　　　　　　/ニﾐ} 　 ,j＿__ﾚ_{{.|＿ノ乂'､____,.｡.＜　 .／ﾆrﾆk.V､　　大陸から離れた島だと聞いていたけど
　　　　　　　　　　　　　 /ﾆﾆﾆ{　　|:.:r---x--::┐::i!::1} }　　　, ィﾆ-/ニﾐハ} ﾟ,
　　　　　　　　　　　　　　　　仁ニﾆl　　|:.:i:ゞ:,/:.:ﾄ<ﾉ:ｉ:::ll:.:|'弋__,イニﾆ-/二ニニ1ﾉ　　ここに来るのは初めてだよ。
　　　　　　　　　　　 j二,二圦.ﾄ l:.:i:./X.:.:Xﾍ:.:i:.:ll:.:|V　r'′_/ﾆ/ニﾊﾆニﾆ}
　　　　　　　　　　　　　　　/ニﾆ、ニ乂|_=======zzz､l_,:|_ ｉ .|　Yi{ﾐ/ニ/ニニニi|
　　　　　　　　　　　 .ｲニニニ､ﾆ＞　｀ヽ:.:.:.:.:.;>‐'^∠斗1j X.}l}ﾆﾆ/ニニニ/=!
　　　　　　　　　　　　｛ﾆﾆiニﾆニ片　　　　V.く　　　　フI}jﾆd-}ﾆ/ニニニ/=ﾆ}

私は現在ランス大陸の東にあるジャパン島に来ていた。

どうやって来たのかと言うと……
1102 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/08(金) 21:54:38 ID:DxqpBdZF: 　　　　　　　　　　＿＿　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/三三彡
　　　　　　　　　ノ〃∧＼__r‐､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／彡//∧',
　　　　　　　　「〃人三三三人＿/￣{__r─､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　///人∥/ハ
　　　　　　　　/∧::::::: Y 　 X／',　i!::::::::::::::::::　ヽ__　　　 __，´￣｀ヽ､　　　　　　　　　　　　　　　／彳i:i:/' ,///ﾊ
　　　　　　　/　从:::::::　Y:::::::}::::::::　 i!::::::::::::::::::　∧}　　ノ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:丶__ｨ´￣｀ヽ､　　　　　　　　|从从∧:::::::∨
　　　　　　∧ﾉﾉ',　}　　 {:::::::| |::::::　l||::::::::::::::::::X.　ト‘´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ,＿／¨ヽ､__|ｉ:ｉ:ｉ:Y;;;;;;|　:::::::',
＿__ 　　 ∧:::::::ﾉ　　　ﾉ:::::::|　|:::::::　|l:::::::::::::∧　　|　　/￣￣∨￣￣＼　　　　　＿　　　　　 __|ｉ:ｉ:ｉ:/;;;;;;;;|　:::Y
: : : :＼／::::／:::::::　从∧:::::::|　 |::::::::　',:::::::/､　　　|　ノ.;.;.;.;.;.;.;/.;.;.;.;.;.;.;.;∧　　／::: ::＼　　／.;.;|ｉ:ｉ:ｉ:|;;;;;;;;;;;|　,'
: : : : /　::::/:::::::::::　　　Y　从:::　 |:::::::　 ',::/　从　　|/.;.;.;.;.;.;.;.;.;У.;.;.;.;.;.;.;.;.;｀ｰ彳::::/:::::::::＼丿.;.;.;.|ｉ:ｉ:ｉ:|;;;;;;;;;;;|　:|
: : : /;;;;;;;;;;;Y:::::::::::;;;;;　ﾉi::::::::::::::∧::::::::Y　　/　 K　 |.;.;.;.;人.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;::::::::::::/　　:::::::/.;.;.;.;　|ｉ:ｉ:ｉ:|;;;;;;;;;;;|　ｉ:ｉ:
: : ∧;;;;;;;/',::::::::;;;;;;;;;;;;;;;:::　|　ﾊ::::::::::　　　|::::　　!ii　 |.;.;/　:::::::::::.;.;.;.;.;.人:::::::::::::::/　　　::У　　　|ｉ:ｉ:ｉ:|;;;;;;;;;;;| ｉ:ｉ:|
: : {::::::::ﾊ;;;;;;;;;;;::::::::;;;;;;;;;;;;;;;:|∧ﾉ::;;;;;:: 人　)(::::::::　 i! │ﾉ　:::::::::::　.;.;.;.i!　 ::::::::::::∧　:::::::::::::::　　 __{ｉ:ｉ:ｉ:Уヽ;;;;|ｉ:ｉ:ｉ:|
: :ﾉ;;;;;ﾊ::::ﾊ;;;;::::::::;;;;;;;;;:::::::::;;;;;;;;;;;;::::::ｿ::::::　;;〃:::::::::iiY |　　:::::::::::　　 i!＿r┬┬r＿::::::::::::::::::::::::/ｉ:ｉ:ｉ:i／;;;;;;;;;;;|ｉ:ｉ:ｉ:|
ノ;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;幵幵幵＿_::;;;;;;;;;;;＿人─────|＿＿＿＿ノ────/ｉ:从/;;;;;;;;;;;;;;;ﾉｉ:ｉ:ｉ:|　,'
￣￣￣￣￣二TTTTT￣￣工＿＿＿__ノ￣￣￣￣　　　　　　￣￣￣　ｰｰ　￣￣ー.＿/从从;;;;;;;:;／ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:/从,'
＿＿　　　___＼二二二¨フ___　　ーー＿＿___　　ー　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣二＝≡=一二￣￣
　￣￣　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣￣ーｰ　　　￣─＿＿　　　ｰ二__　　　＿＿＿
　　　　　‐‐　　　＿二二一　___　　　一ｰ　　　　二二　　　　＿＿ーー￣　　　　　─＿＿__　￣￣　￣￣　　__
　ｰ-　　　　　　　　　　　　　　　ー　　　　＿＿　　　　--‐　　　　二二＿　　ー─　　　　＿___　　　　　　　二　_
　　　　　　＿＿二　　＝__　　　　　＿＿　　　　　　ー一　　　　　　　　　　　　　　i~
　　ー一　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣￣　　　ーー-.　　　|　　　＿＿　　　　|　　　　＿
　　　　　　　　　　＿＿＿　　　　　---=二二一　　　　　　　　　　　　　　　　　{＼|＿＿∧　　ヽ＿＿|
二二一　　　￣￣￣　　　　　　　　　　　　＿＿＿二￣￣　　　　ー-__ 　　人　ー──────彳ﾌ　＿＿
　＿＿＿＿────　　　　　ー　　　￣￣￣￣──二＿＿＿　　　　　　　　￣￣￣￣￣￣￣￣´＿＿二

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　fゝ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,. .'||‐-　_,,
　　　　　 ,,､　　　　　　　 fゝ ,.　'" , ','|l,.-''" ヽ
　　　　　　ヾ＼　　　　　 ik'" 　 ,,.'‐'' !|　　　ヽ
　　　　　　 λ　ヽ､　　　 ,.'!!ヽ.　　ヽ　 !|　　　　ﾊ.　|ゝ
　　　　　　　λ 　ﾞヽ､　.'..,!|　｀､,' i　 !|　　　　　ﾊ. !!､
　　　　　　 !　　　ﾞヾ､ |.!　　 ,'｀.ﾘ_,,l.l,,_　　_,, _,,,」,!!-=ギ、
　　　　　　　　ｉ　　　,.'　　ﾞ|.ﾄ､　,'　/ ゝｪiノ'ｷ''"~　ヽ !!　　　ヽ
　　　　　　 !　　,.'　　,' |.lヾ､',,,.'-‐''"!:!;　　　　　ﾞ!!. 　　ﾊ
　　　　　　　 }　,.'　　 ,'　!.!　'ヾ､　 ,:.:;|:|.; 　　　　　　iｦ_,,... ..,,」
　　　　　　　 !,.' 　　　 |.ｌ　 . ヾ､,:.; | !;.;.　　　　　　i=‐'''"~ﾊ
　∧ ∧　　　　,l'　　　 ,'　 :!.!　　　ヽ､.!:|.;.;　　　　　　,!:　　　　i',
　廿廿　　　,.' !　　　 '　　| !　　　　ヽ.ヒ二ニﾕ=､‐n.:.　　　 } ',
　　ゝ‐ゞ -　'､ﾉ　＿,,.'　-‐| |'''"ｬ"" ''''''i''iヽ;"~￣　　ヾ|-－‐-_y,　'.,
　　　V∧,,"_''　~"'',‐- ､,,_;| |　 ∧,',',':　| |; ; ;.　　　　　i|'''¨¨~~ i~ ',　'.,
　　　ﾇ¨ヽ.　｀"'' ‐- "'',,_‐"' ｰ'､,ﾊ,' 　 ! | ; ; ;　　　　 !! ::　　　}　 ',　,:ｬ
　　　　 Vハ-　,,,,_　　　　 "'' ‐ ヾ,i,,_　|::|; ; ; ;　　　　7.!　:: 　ﾉ__,,.≠"__、
＿　t─ｷ‐-ﾞt- ､、,,_"''　‐-　 ,,_　　　 ~"i''i:‐ｭ;-_､..　,'l Lﾆ=ｯ',."≠"""バ　＿＿＿＿＿
　　　Ll,,,ｌ__l　l! ｌ　l. i~r~;''ｪ- ､,,_　~" ''' ＝===ﾞー--｀┴ﾞ‐　ゝ'フﾞ　　　　 }
　　　　ﾞ, ￣',~¨"''' 'ｰ'-ﾞ ',,,:__|　　~¨"'''　ー－- - - - ‐ ''〃─ - - ､ノ
　　　　　 }¨'''''ｷ－,,-　　 ..,, __　~¨" ''' 　ー　--　- － ''' "ﾉ;;,
　　　　　,厂i|::::!;;;;;;.;.;.;,,,,.,.,.. 　　 ~~¨¨"　''''''_'',,二ﾆ,,'''-"~'"~
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1103 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/08(金) 21:55:14 ID:DxqpBdZF: 　　 :::;|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /
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三三三!/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ',
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　　　　　　　 Ⅵ，.: .: .: .:.:.:.:.:.:.:＼ニ- __　　　　　　／_≫≪＾＼´^''≪ニ＼L〕＼ニハニニニ-_
　　　　　　　　 Ⅵ，.: .: .: .:.: .: .: .:.:.＼ニニニ=-----=ニニ=- _⌒＼￣＼´''+＼|＼-_'，ｰ=ニﾆﾆ-_
.　　　　　　　　　 Vi， .: .: .: .:.: .: .: .:.:.:.￣-ニニニニニニニニニニ=-＼_､へ￣＾＼|: V　　⌒＼ﾆﾆ-__
　　　　　　　　　 -_.: .: .: .: .: .: .: .: .:.:.:.:.:.￣-ニニニニニニニニニニニ=- __ー‐rﾍr'’　　　　　￣¨((_))
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　　　　　　　　　　　　　　　 __　　　　　　 У.ﾉ{乂〉＼(⌒ 　 `　’ __..ｲ{,,}.{八い,. '，ﾆ=----￣~"''～ ,,_ﾆ=- ＇
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.　　　　 //⌒　　　　　　　　__〈_〉ゝく__辷ﾉ^`｀// . 八⌒_ノ八_ゝrﾞ　　'，/㍉ ∨. .八. ＼　　　__彡''"~~゛　＿__
　　　　　{｛　　 _､ ‐￢冖ニ_､‐''~　＿彡￢冖彡.／''ァ^｀:{/ゝ{ _､へ、. .｝ァ￢=(C)'，. .＼＼ﾆ=-_､ ‐''"~-‐…‐-｀ヽ
.　　　　ゝ.,,／∠__,,､　　`｀　_､//⌒//''"~~~二_/　 //　_､‐ﾆИし⌒＼}{｛　　ノ _>'，. . _､‐''⌒^''+､二二二二~~"''～､、
　　　　　 {｛､‐''~　_,,､　 `｀ .八(.彡{｛　　.／⌒]　{./　<ﾆ-￣{丈~"''+､ ‘i,{　く. .ゝ　''^彡'⌒ヽ￣)八〉~"''+､: .　　　｀`丶＼
　　　　 _､‐''~　 _､‐^／　 _､丶`｀　 _､..:／.:{ .: . ]　/　　＇//..{八}~"''冖へ'，/i｀```｀.,_｀､. . . .ﾉ. . . ＼｀`丶＼＼　　 )ハﾉ
　　　 // {　／/　_,厶丶｀__,,､　 ''"~_､く／ :｛.: .:_〕 ′　　.//. .,′　　　　　 ‘i,{ |　　 ∨}｀ヽ､ . . . . . . . ＼}い,＼'，}i　　 ⌒
.　　　{｛　乂_､‐／_､‐''／／　　_､‐へ>＼___｛.:._7 {_　　　' {　｛　＼. .　く~"''+{ } 　 _､‐^//. . ＼. . . . . . . ..＼ '， ∨
　　　 _､‐''~ ／／/　 {／　／　 /　 ´T=‐‐ﾍ.7.八'，　 :{｛　｛　　　　／´^'+.乂^__.: .://｛~''～ `，. . . . . . . .≧=--‐''′
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大陸から定期便の船に乗って、ジャパン島にやってきたわけです。
1104 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/08(金) 21:56:30 ID:DxqpBdZF: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀＜三三三三三三三三三三三三ヽ、ﾆ＞ｭ　　　　ヽ､ヽ
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　　　　　　　　　　 i､ゝ　　　　〉､l　　　　　　　　　／　　／　＜三三三三三三三三三三三
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l　　､　　､─-, 　　￣7´/　　　　　｀ ‐‐=ﾆﾆﾆ三三三三三三ﾆ
　　　　　　　　　,n 　　　　　　 l　　　>､　｀　´　　　 / /　　　　　 ∥　 l　　l
　　　　　　　　　ｌ l　　　　　　　　 l　　　ﾄ､_ヽ　　　　　 /./　　　　　 ∥　　! 　 1　　　　　ここの良い所は島だから盗賊団の駆逐が早期に完了した事だ。
　　　　　　　　　} | 　　　　　　!　　　l / ／´　}. 　 /./　　 /　　 ∥　　 i　　ﾍ
　　　　　　　　　l .l　　　　　　　　l. 　　ﾚ　lヽ　 , l__ //　　 /　　　 /　　　/-- ､ﾍ　　　　おかげで開発が順調に進んだし治安もいいんだよ。
　　　　　 ,- ､l　l 　　　　　 |. 　　!　/ λ l´l〉'/　　　/　　　／　　／: : : : :ヽﾍ
　　　　_,ｌ´｀l__l.┴ .l　　　　　 ,l l!　　l}　l／ｌｌl !/l l　　 /　　／　, . .': : : : ｨﾆﾆｭ:!　ﾍ
　　　　l弋ヽ､_ ｀ヽ l　　　　　　 /.l ﾊ. 　!l　| ,>‐<へ__ゝ＿／‐‐´: : : : ｨﾆ／ﾆﾆﾆｭ! 　ﾍ
　　　　ゝ､>┘l　｀ |　　　　 r=ニli=i　 l 〉´ _l_|　｀v´/ /: : : : : : : ｨﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆﾆｭ　　ﾍ
.　　　 |　　/　　　l　　　　　!ﾆﾆ.l i ﾆ、!　 / /l　／￣.i: :ｨﾆﾆﾆﾆﾆ /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ!.　 ',＼
　　　　 l　 {　　　/､　　　 lﾆﾆﾚﾆﾆ＼/__i　 / /　　iﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ! 　 ', ＼
　　　　　ヽ. 　　　ﾍヽ、　＿lﾆ!ﾆl ﾆﾆ/　ゝ'i　ﾚ/　l　∥､ﾆﾆﾆﾆ/ ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ!.　　',　lヽ
　　　　/ヽ　　　l　ヽlﾆﾆﾆ lﾆlﾆﾆ/　　/ .l　 /　 !　/ vヽﾆﾆ./ ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ!ﾆﾆﾆﾆ!　　ｉ　ｌ }
　　　　/　∧　　　 |　　Yﾆﾆﾆl !ﾆ /　　/ /.!　|　　! /_〉△iﾆﾆ.lﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆ!__　}　! l
.　　　 /. 　 ∧　　 .l　　ヽﾆﾆ lﾆﾆ＞ .l　′!　|　　ｌ/V￣lﾆ! ﾆｉﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/　} ｉ
　　 /　　　∧　　l　　　　i､ﾆ､lﾆﾆﾊ　l　l　|／! 　 {ﾆ0ﾆ0ﾆ､ﾆｪ .ﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｭ/ /
.　　/　　　　 .∧　l　　　　 l=､=!ﾆﾆ!　ゝl　i 　　',　 '､ﾆﾆﾆﾆﾆ､ﾆ!､ﾆﾆﾆ /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}/
　　l　　　　　l 　 Y　　　　ﾉﾆl=lﾆﾆ!　　 !　!　　　､　＼ﾆﾆﾆﾆｭ､ｭ!ﾆﾆ./ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆ !
.　 l　　　　　l 　 /　　　ィﾆﾆl=! ﾆl､.　　}　}　　　 i　　ヽﾆ!ﾆﾆﾆｭ､lﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆ .∧
.　 !　　　　　!　/　　　　　〉ﾆﾆiﾆﾆi i　　i　i　　　　i　　　 !ﾆ､ﾆﾆﾆﾆ>ﾆﾆ!ﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.∧
　 l　　　　 | /　　　　l´ﾆﾆﾆlﾆﾆi }＼i　i　　　／!/!　　.lﾆﾆ､ﾆﾆﾆ!ﾆﾆｉﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ∧
　 | 　　　　/　　　　　/ﾆﾆﾆﾆjﾆﾆi i　 !　i　　 | /ﾆ! 　 /ﾆﾆﾆｭ､ﾆｭ､ﾆｉﾆﾆﾆﾆﾆ/ ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∧
　 l 　　　 /　　　　ｲﾆﾆﾆﾆﾆlﾆﾆi |　|　i　　　|/ﾆ′, ′ﾆﾆﾆﾆﾆｭｪiﾆｉﾆﾆﾆﾆﾆ/ ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∧

１０００年前に王国がジャパン島に進出して開拓するようになったが、余所と違うところは先住民が早々にいなくなった事だ。

その為、開拓や治安維持の邪魔になるものがなく開拓が順調に進み王国でも豊かな場所となっていた。
1105 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/08(金) 21:57:03 ID:DxqpBdZF: 　　　　　　 /　　　　 /　　.//　,' 　　　　 !　/ .,'　　 ',　　　　　',　 ∨
　　　　 /　　　　 ,/　　 //　,'　　　　　　 } ,'　,'　　　 ',　　　　　',　 ∨
　　　 ∥　　　／/　　,//i　,'　　　　　　 ∥　,'　　　 i　　　　　 ',　 ∨
.　　　 ∥ 　 ,　' ./　／∥i　,i　　　　　　 ∥|　!　/ 　　!.　　　　ﾄ､　∨
　　　 !,． '´ ／ ,　'´｀ﾞ li､| ∥　　　　 ∥ !/　 i 　　 |　　　　 | ',.　∨
. 　　 { ≒ｭ､_ '´　　　　|! | i |　　　　　 // ∥|　 | 　　 | 　　　　 |　'.,　',
　　　 |!　　｀,≒ｭ､_　　　 i | { 　　　 //､＿ i　ｉ　　　 |　　　　 | 　 ', .',　　　　　表立っては言えないけど王国の発展の障害になっているのが、
　　　 |i　　　|::::ﾋ!:｀≒=ｭ　l ! i　　　　// 　　　!　!　　 .| 　　　　　|　　 ',..',
　　　 i ', 　弋:::::⊂'　　　i!　i　　　//　　　　　! i!　　　　　　　　　ｉ　　　', ',　　　　余所者の人間だね。
　　　 ',､',　　　￣　　　　　　　　／i　≒ｭ､_　　ヽｌ　　 / 　　　 |　 ′　　 ', ',
　　　　'. ゝ､　　　　　　　　　　メ,　 {.〃:ﾋ!:::ﾞ,≒=ｭ.}　 /　　　　,l!　'　　　　 ', i　　　こいつら魔族よりも邪魔なんだよ。
.i､　　ﾍ　　　　　　　　　　　 , ＼|. ゞ::⊂'′　／! / 　　　 / !,'　　　　 i |
..!.',｀' ‐ ．_､　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.´　i/ 　　　 / ∥　　　　　 j }
. i. ﾍ　　　　　 __　　　　　　　　　　　　 /..　/　　　　 , '　 / 　　　　/ ,'
　l.　＼　　　　　〈　｀'　．_ 　　　　　　 /....., ' 　　 .／　　/　　　ゝ､二ノ
　 i.　　＼　　　　｀ '　．_ﾉ　　　　　／..／　　 .．'´　　 /
　　i.　　　＼　　　　　　　　　　　　 ,．'´ ∠　‐　'

　　　　　／／ /!　　　l l ∨＼　　　' ,　　　　　　',　　　　ヽ
　　　 ,' ／　 / | i　　 l l､i＼　＼　　 ',　　　　　　',　　　　 ',
　　　///　　/　i!| 　　i i､l＿＼　＼　 }　　　　ﾄ､　',　　　 ',
　　〃∥ 　∥ ∥!　　　}.} i 　_,ｨﾆ=ｭ､ヽ!　　　 l ∨ ',　　　 i
.　〃∥ 　　ｉ　∥ｲ!ﾏ,　∥!　l´んﾊ　ヾ∥　　　∥　.ﾄ､ﾍ　　　 !
. ∥ ,{ 　　 l ∥.,ｨｭ､ﾏ∥ ﾑ　弋ﾋﾘ　 /∥　　 /!　　|__ ゝ　　 !　　　　　　だから強硬派の連中は余所者の人間を敵視しているんだ。
.∥　|　　　l∥∥ん｀ﾒ､ゝ､ﾍ　￣／/　　／　|　　ﾏヽ　　　!
∥　 l　　　{ ヾ弋ﾘ　　｀￣　　　∠　／　i　 !　　　|∥ ∥ i　',　　　　..　魔族と違って、その気になれば簡単に駆逐できるのも、
li　　 ilﾍ.　　∧ﾑ　　 ,　　　　　　　　　　　　j ∥　　.ﾚ　∥　!　',
|l　　i!　＼＿.ヽ}　　｀　　　　　__　　　　　　 |∥　　　l　 ∥　.ﾄ､ ',　　　　　彼らを強気にさせている理由だね。
{__/　ヽ　／ |　.i　　　 ,__,ｨﾆ＿〉　　　 u　ﾚ　　 ∥ ∥　　', ',､ﾍ
　　, ｲ二二ﾆ=ｭ∧　　　ゝ'´　　　　　　　　/　　　 ∥ ∥　　 ', ', ､ﾍ
　,ｲ二二ニニニニヽ、　　　　　　　 /　　　　 /　/　　　 ', ' , ヽ
ｲ二二二二二二ニニヽ、　　　　　 _, / 　　　./ﾊ/　　　　　 }　 ',　ヽ
二二二二二二二二二ﾆヽ、　_,､ｨ≦　/ 　　　 /　/　　　　 /　i　　',　　＼
二二二二二二二二ニニﾆﾍ´＼} 　 / /　　　 /　/　　　 /}　,'ヽ　 ',　　　ヽ
二二二二二二二二ニニニ∧　　∨/!　　　　/／　　　　 //　/: : ゝ､｀ヽ
ニニﾆ二二二二二二二二二∧ / //　　　 /　　　　 / '　/: : :,　-‐: : :＼

　　　　　　, ' ／　　　 ∥　 ∥　/　i　　　　　,' ,'i　!　　　　 l　　　　　',
.　　　　　/／ /　　　 !　　∥ ./__　,　　　　 ,' ,'_|,'__ 　　　 !　　　　　　',
　　　　 //　∥　　　 |　 ∥! /　　 `,　　　 / /∥　＼　　　l　　　　 |.',
. 　　 //　 ∥ 　　　 i　∥ l/　　　　',　　./,ｲ /　　　　＼　 |　　　　 .|',',　　　いや、過激派の気持ちは分かるよ。
　　　∥　　,' / 　　　 ! ∥　　----　 ' , // .! ----　　　＼!　　　　　 } ゝ
　　 ∥　　 {/ !　　　 .∨ 三三三三　　ﾒ､　 ! 三三三三　∥　　　　 /|　　　　余所者の人間の大半が盗賊団になって
　　∥　　 |i　',　　　　 ', 三三三三　　　　ゝ三三三三　/　　　 / /
..　∥　　　 |!　 '.,　　　､＼〃　　　　 '　　　　　　　〃／　　　,ｲ/,ｲ.　　　　こっちに牙を向いてくるんだ。
.　 |l　　　 i!　　 >､　　　|￣　　　　　　　　　　　　　＜＿_　．' ./ノ　!
.　 l '､　　　　 //　l ‐--ゝ　　　　　　　　　　　　　 ∥ 　 ‐' : 　 ',　　　　それなら先制攻撃をしたくなるよ。
　　乂ゝノ　　r‐'/　 /(　　'､'､　　　　　 ´￣ `　　　　　　 /　　 ∧ :　　 ',
　　　　　　r‐'／　 /　ﾞ　─‐ ､､＿＿＿＿__　　　　　　ィ/　　 ∥...: 　　 ',
　　　/⌒/／　,．‐ゝ-‐‐　､　　￣＼　　　 /〉　_,.．ﾁ/./　　 ∥.......: 　　　',
　　　>､/　　 /　　　　　　＼　　　＼　// ' ´　　/ ./ 　　 {...........:: 　　 ',

王国では３０００年以上前から余所者の人間に迷惑していた為、当時から既に強硬派がおり、

それは現在でも変わっていなかった。
1106 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/08(金) 22:01:28 ID:DxqpBdZF
1107 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/08(金) 22:02:09 ID:DxqpBdZF: ttps://www.youtube.com/watch?v=prKQE9mZfnM

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ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ='".／{:::ｱヽ　{　/,.ｨヽ,} 　 | .}......}........_ ‐
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐'"　　 iヽ,弋'ｿ　　＼|i'ﾘ i i　 /|/....._i|_‐"
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐￢⌒´ {　|i ＼　　{　　　　　　丶 |ﾉノ.ノ_ -'"j|　　　　神殿だけど、七大神の神殿ではないね。
￣............|　|　 |　 / ∧ヽ　｀‐--　　　　　　　 } }‐'"　　ゝ'
‐====-.i　i　　〉　イ ∧　　　 |　　　　　と__)　 ./ .|　　　　　　　　　どこの神だろう？
　　　　 l ∥　{　　ﾉ /.∧　　　i。_ 　　　　　　,ｲ　 i∨
　　　 /∥ ／ィ' ./......∧　　 !　ﾆ=-　．,ｨ'　　..'　∨
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　　　　　　　　　〉､,:.:.:.:.:.:.:.l:|.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.ノ　　　　　ここはボクの神殿だよ。
　　　　　　　　ﾑ.:.}.:.:.l:.:.:.:.l:|.:.:.:.:.:.|.:.:.:l::::.:.:.:!
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1108 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/08(金) 22:02:41 ID:DxqpBdZF: 　　　　　　〔_: : : : : : : ′i:i:ﾆ=- _: : : : : _　　へ　　___
　　　　　 '/: : : : : : .|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼: : : : ´⌒ヽ〉　　　〕iト
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　　　　　　　　 (___: :.|i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:′　　　　　_　-‐　　i|￣￣　｀　　　　 /,
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　　　　　　　　　　　　|i:i:i:i:i:ｉ:i:ｉ:{{ | 　　 :}/_. ‐=　 /ﾉ　´廴ソア　 i|　　　ｌ　　　　この神殿の神様ですか。
　　　　　　　　　　　　|i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:乂　ｌ　八　Vソ}/ ,　　　""" i|　.:i|　　　|
　　　　　　　　　　　　＼i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:_}　　| ⌒/, """　　　　　 .八　j|　　　|　　　　これは失礼しました。
　　　　　　　　　　＼i:i:ｉ〈八　人　: : : .　　　r　ァ　　. :　　j|　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　rへ ∨　　|　:..:.ぅ-　_　　　ィ(/　　从　__.人
　　　　　　　　　　_..　‐=ﾆ　　〉 '"~~"' .ﾉ.／¨¨ｱ }　　 ´　 '/ 　　 . : : :＼)
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .ﾉﾆﾆﾆ={　 __〕　〔_　.|ﾆﾆﾆﾆ.ハﾆﾆ=‐
　　　　　　　　　　　　　　　　｢＼ﾆ=‐　　__〕〇〔_　.|ﾆﾆﾆ //∧ﾆ=‐
　　　　　　　　　　　　　　　　／ﾆﾆﾆﾆ/　　__〕　〔_ 　 ‐=ﾆﾆﾆﾆ∧ﾆﾆ{
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　　　　　　　　　　　　　／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／-＼　 __ﾉ⌒Vソ　　　}ﾆﾆﾆﾆ= }ﾆ‐
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　　　　　　　　／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐　_-_-_-/_-_-_-_-_-ﾉ_-_-_-}ﾆﾆﾆﾆﾆ /,ﾆ=‐
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　　　　／ﾆﾆﾆ /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/_-_-_-_./_-_-_.／_-_-_-.|_-_- /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}ﾆ }
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　.::::::|
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　　　　　　　　　　　　　　　ﾏ:::{
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.::::::ヽ:::,/:::--ヘ::::::..._
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　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::;'三..:::ｨv､:::､ﾑ::::::ﾑ:::::ム:::＞｡..._
　　　　　　　　　　　　 /::::::;'／|:::::;' 　＼:;:}ヾ:::ﾑ::::::ﾑ:..｀¨¨¨´
　　　　　　　　　　　　　　　 /::::::::':::|::|ﾏ:{　　　 ,.イ_¨ヾ!ﾏﾟ｡:::}:ﾑ
　　　　　　　　　　　　　　 /::!:::::;:::::|::|_ﾟ｡!..　　　ｨ,ｲ示ト }::i::::|:::ﾑ　　　　　　　構わないさ。
　　　　　　　　　　　 /::i:|:::::i!::::|ｲ|,xミ､　　弋ソ ' |::l::::|-;::ﾑ
　　　　　　　　　　　　　 /:::ｲ:|:::::|ﾏ:| 代ん:}　　　　　.ﾘ|::::|/:;:::ﾑ　　　　　　本土からボクの神殿に来てくれる者は珍しいし、
　　　　　　　　　 /ｲ　|::|:::::|::ﾟ｡､｀｀¨　　｀　　　　/ }::::!::::|マ:ﾑ
　　　　　　　　　 ´　　 l::|:::::|:<',-ヽ　　､ _ 　'　　,ｲ:::::l:::::i!　ヽﾑ　　　　それが魔女なら尚更だよ。
　　　　　　　　　　　　　　　ﾏ!::: |::::i＞-:..､　　　　　／i:i|::::;:}::::i!　　ヾ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　ﾏ::::|::::l::::::::／i≧o｡-.イ_..ト:i:::;i:l::::::i!　　　｀　　ボクは剣の女神だよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　ﾏ:::|:::l::::::::＼i:i:/:|ニXニｲイ:;',フ-‐<!
　　　　　　　　　　　　　　　　ﾏ::|＞　¨　.-//////／ﾑ;' { 　　ﾑ
　　　　　　　　　　　　　＿∧:i!　　　　,'<´　　　　 ,':/r '　　.====-,
　　　　　　　　　＿　/〉:.:.:∧i! 　　 ,//　　　　_///|!　_....ヽ:.:.:.::Y
.　　　　　　　　　 ,:.:.:.-:､:.ー---i:ヽ:i:i｀:_/==-　　 ' /-=､i:i:i:i:i:i:i:i:i:i<=.}
　　　　　　　 ,:.:.:.:.:.:.:.ﾟ｡.:.:.:《:.｡＜≧/　　　　　 ´　　　i| ﾟ｡｀¨i';.:.ヽﾑ
　　　　　　　　ノ-.:.:.:.‐.:,:.}.:.:.:.:ヽ::::|:::!､　　　　　　　　　,..||　',／.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
　　　　　　／:.:ヽ､.:.:.:.:.::i‐,‐::':´::::}:::l ヽ､-====-‐ ' ´　ヾ;'／.:.:.:.:＞:.:´ﾄ.
　　　　　　 ,',-/.:.:ヽヽ<::::::::i::::::::::/::::::|　　　　　　　　　　　Yマ.:／.:.:.:.:.:.:ﾑ:ﾟ｡
　　　　　　　ﾑ.:.:.:.:.:.:.:.ﾑ/::::::l:::::::::/:::::::::!　　　　　　　　　　 l|::〈.:.:.:_.:.:-.:.ﾑ::::::::::...
　　　　　 {'´.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾟ｡::::l::::::::/::::::::__ﾄ　　　　　　＞/7::::::Y.:.:.:.ｰ-{:::ﾏ::::::::::ヽ
　　　　　 └‐,:::‐,‐ ¨ ´';::l:::::::/:::::::::',',　　|ヽ､____ ＞////,'::::|::::ﾏ.:.:ｰ-:ﾑ:::::ﾏ::::::::::ム
　　　　　　　 /:::;'::::r＜.¨.:.:!::::/::::::::::i　ヽ　 |l/////// ///{::::::l::::::!.:.:.:.:.:.:〈,ヽ:::i:::::::::::::ム
.　　　　　　 /::;ｲ::::∧ｨ:.¨.:.:.∨::::::::::::;}, 　ヽﾑ//////////,i::::::l:::::|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾑ::}:::::::::::;:::ﾑ
　　　　　 /:::/ !:::i:::::::::ﾏ.:-イ.:.:.:-∨l/ヽ　||////////./// ﾏ::::l::::|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾑ!:::::ﾏ::ﾟ｡::ﾑ
　　　　　/::::/　|:::l::::::::::::ﾏ:.:.:.:.:.:.:./　 !//｀///////////,' 　.ﾏ::l::::|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:;ｲ:::::iﾏ::ﾟ｡::ﾑ
　　　　 ,':::::,' 　i!::l:::::::::::::::ﾏ:.:.:.:./-==＝＝＝ヽrii==ii､/r===-..ﾏ!:::ヽ======='　|:::::::| ﾏ::ﾟ｡:::i!
　　　　 {::::,'　　|::|::::::::::::::;i:ヽ-,'i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ヽ_ll___ll＞:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|:::::|ﾏ::ﾟ｡　_-'-.:|:::::::|　}:::i.}::::}
　　　　 |:::{　　 |::|!:::::::::::;' !:::::/=--i i i¨.:.:.:.:.:¨ﾏi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＞==-{:i:::| .}:{.:.:.:.:.:.:.:.:}:::::: l　|:::| |:::l
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　　　　　ヽ　　ヾ　ﾏ､::{ ,'i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i｡s≦i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾑ　/　　 }イ.:.:.ム　／

　　　　　　　　　　　　　　　　　　剣の女神　ユウキ（下級神）
1109 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/08(金) 22:03:40 ID:DxqpBdZF: 　　　　　　　　　　　　　　　　｛／￣￣￣￣￣￣＼___＼＼{／
　　＿＿＿／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼＿＿＿＿￣＼_ﾉ　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼_　 }　　　／　　　　　　　　　／
　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼　　　　　　　　　　　　　￣￣＼_/　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　／＼＿＿＿＿__　　　　　　　　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　 ' 　 |　|　|　　 | 　＼　　　　　　　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　　　　　　　/　　 |　| 八　ﾉXれt| ＼＿＿__　　　　　＿＿__／
　＼　　　　　　　／|　　/ ｲ{　八 yiれ＼|　 Vり）　 /｜＼ Tﾆﾆ＞'
　　＼＿＿＿_／／　　　八　小｀Vｿ､　　　 ⌒L/ ﾉ|　　| |￣　　　　やはり女神様なら私が魔女だと分かるんですね。
　　　　　　　　　＜＿＿__| )　　＼__｣ﾄ.　　　　　　　ﾉ　|八　 | ＼
　　　　　　　　　　　　 |(_　　 |　 |个　　‘ ’　ｲ　　ﾉｔノ　ﾄ、　＼
　　　　　　　　　　　　　 ⌒｀　 |　 |八ヽ_≧＜ノ[　　∨ 　　|厂＼　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　「それはそうだよ」＞剣の女神
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　 |ノ｢ｱ´ｲ〈　｢|⌒Tﾆﾄ＿ノ,／⌒ヽ　|＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　 |　| |　||人ソ∨ﾉﾆﾉ／／　／　＼)ヽ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ　｜ | |　｢圦＼｣,_人）／　　/　　　 }　｝ }

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　／:／⌒
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::/
　　　　　　　　　　　　　　＿＿_|::/_
　　　　　　　　　　　 ....:::::: -‐::＼::::|:{:::::::::...､
　　　　　　　／::／:::::／-=＝＝=- ､::＼＼
　　　　　　 /:::::/::::::::/二二二二二二∨::＼＼
　　　　　　　 /:::::/::::::::/ﾆ=-‐..::::￣:::...‐=ﾆ∨:::::∨::.
　　　　　 ,.:::::/::::::::/:::::/::::::::::／＾^V:::::::::｀∨:::::∨::.
　　　　　　 ,:::::ｲ:::::::::{::／:::::|:::/　　　 ∨::::::::::∨:::::∨::.
.　　　　 j{:/::|::::::::::|:::/}／}/‐- 　　 ∨{:::::|::∨:::::∨::.
.　　　　　 j{/イ|::::::::::|/x===ミ､　　　　´｢_Ⅵ|::::∨:::::∨::.　　　　　確かにボクには七大神の方々のような強大な力はないけど、
　　　　　 j〈￣ }::::::::::}《斤ｚ｢｀　　　　ｨ芹Tヽ∨:∨::|::｢＼
　　　　 j{::::＼_}::::::::::.　乂ツ　　　　乂ツ ″iⅣ:::::|::| 　＼　　　それでも女神なんだから甘く見たらだめだよ。
　　　　 j{:::::::j{:: }::::::::::}、　　　　　　　　　 /ノ|:|::::|::|
　　　　j{:::::::j{┌‘.::::::‘､＼　　　　　′　　　.:｢:::::|:|::::|::|
　　　 j{:::::::j{::::|　‘.::::::‘.丶　　 _ _　　／:::|::::::|:|∨::|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「はい」＞イレイナ
　　　j{::::::/::: └::´‘.::::::‘.　＞　 __　....:::::|:::::::|:::::: 从::::|
　　 |::::/::::::::::::::／∧:::::‘.=ｭ　/__:::::::::::::{:::::::{:::::ｲ　|:::|
　　 |:/:::　-‐く////∧:::::∨={///ヽ ‐-　､:/／{ 　 ::::|
　　 |／　　　 ∨‐-/∧:::::∨＼//∧　　 .:::::::::|　　:::|
.　　 ′　　　　　∨////ﾊ:::::∨////∧　　i::::::::|　 .::/
　 / 　　　　　 }/////∧:::::∨////.} 　 | ::::::|　.:/
1110 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/08(金) 22:05:10 ID:DxqpBdZF: 　　　　　　　　　　/i ´⌒｀ヽヽ
　　　　　　　　　　　　　ゝ!　　　　i |
　　　　　　　　　　　　　　　 ,　-‐' ７￣　｀　　､
　　　　　　　　　　　 ,　'´　 /　　｀ヽ、　､　　ヽ
　　　　　　　　／　　　 /　　　､　､　　ヽ、　｀、
　　　　　　　　　／　　　　 ∥　　　ヽ ',　 ',　　　ヽ　　ヽ
　　　　　　　　//　　/　　　i　　　　　', i　ﾄ､　　　､　　､
　　　　　 //　　∥　　　l 　　　　 i i､　!ヽ､　　　　　　　､
　　　　　　 //　　 ∥　 /!　!　　　　 !!,.ｉ l‐-! i　　　}　　　ヽ＼
　　　　　//!　　　ｉ　./,.､l~i　　　 ∥ .l,′ i, 'ヽ　　!　　　 iゝ--
　　　　 ∥ l 　　 l　∥　ヽ ∨　　 /i　 i _,ｪｪｪ､＼ !　　　 'ﾍ　　　　　　剣の女神様ですか。
　　　　　∥ .i　　　 !∥　ｨ笊ミ＼ /　ﾍ / うnヽヽ　,'　　　/i .ﾍ
.　　　　　|i　 i　! 　　ｌｉ /　うn｀i　　｀ - .!　ゞ少　′/　　 /　}　ﾍ　　　　　存在自体は書物で確認していましたが、
　　　　 |l 　､、　　' ､ `　ゞ '　　 ,　　　　　　　／ _／/ 　 !　ﾍ
　　　　 i!　　＼＼_____ゝ　　　　　　　　　　　　　∥　 /　 !　}　　ﾍ　　　神殿がジャパン島にあったんですね。
　　　　　　ゝｪ/　　|　　ﾄ、　　　　　　　　　　　, '′ ∥!　l　 1　ﾍ.＼
　　　　　　　　　　ｌ　　 l .ゝ、　　　､‐'´ ヽ　　／ /　 ∥ i　i　　ｉ　　ﾍ.　＼
　　　　　　　　　　 l　　l　〉!＞　　￣　,. <　i / 　 ∥‐､! }　　 }.　　ﾍ　＼
　　　　　　　　　 |　　 l　〉　r‐´ ヽ｀　´　　／　　 ∥: : :∥　　　＼　ﾍ.　　＼
　　　　　　　 l　　 ! /´/: :i　i　i　　　 /　　　　 i: : : ∥　　　　　〉　ﾍ＼　＼
　　　　　　　　　　l　　　ｌ i／: : l　 Y､　　 _i　　　　　 l: : /　　　　／､　　　ﾍ
.　　　　　　　 /l　　　l: i : : : :l　 /´l　　l ＼　　　　､/　　　／: : : :/　　　ﾍ
　　　　　　　　 / j　　　l:∧ : : :i　∧ i　　|　〉＞-､‐‐,‐　／: : : : : :/=､　　　　ﾍ
　　　　　　 /　i　　　i: : ∧: : v＼＼! / / /∨´ i;;;;;i／: : : : : : : / ﾆﾆ}　　　　ﾍ
　　　　　　　/　/i　　　l: : : : ∧∧　､_ヽ_/_/　/／￣l: : : : : : : ／ﾆ/ﾆﾆ.}
　　　　　 /／!ﾆ!　　ヽﾆ=ｭ､: ヽ i／ l　l､￣∥ ／　i: : 　＜ﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆ}
　　　　　／　/ﾆ/1　　　＼_ﾆﾆｭ／ / 〉‐ﾄヽ l /　　　}ﾆﾆﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆﾆ.}
　　　　 ∥　/ﾆ/ﾆ1 ､ _　　／ﾆi　　 /l　l ＼i/.!　　 !ﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆ}
　　　 l ヽ/／ﾆﾆﾆ＼ﾆlﾆﾆﾆﾆ､　/　l　l 　＼!　　 lﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆ}
　　　 1／ﾆﾆﾆﾆ}ﾆﾆﾆiﾆﾆﾆ/ﾆ/ '　( ｀´ ) _,ｨﾍ　　 lﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆiﾆ}
　　　／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ} ﾆﾆ!ﾆﾆ/ﾆ/　l　 lヽ 'ゝ- ┐1 __ ､ﾆlﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ､l
　　　 }ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ､ﾆl ﾆﾆﾆi ヽi　 l､--, ｨ´＼ !､: : ､iﾆlﾆﾆ／ﾆﾆﾆ=ﾆﾆﾆﾆ}
.　　　〉ﾆﾌ‐‐‐ =ﾆﾆﾆ､ﾆiﾆﾆﾆl　 l　 l,ゝ´_／ヽ､＿＼: :､: : ＼: : 〉´ﾆﾆﾆﾆ､ﾆﾆ}.
　　 r´／ﾆ===ﾆﾆ＼ﾆヽﾆ!ﾆlﾆl　｀ゝ!ゞ-─,>‐‐､　　｀ ‐ヽ: ､:＼: : ヽﾆﾆﾆヽﾆ､
　／ﾆ／:,: : : :∧＼ﾆヽ､} ﾆiﾆ!　　　|　 | ゝ-､‐､　　　　　}: : ヽ＼: lﾆ＼ .ﾆﾆﾆ}
./ﾆﾆ/: /: : :/´､､＼: :ヽﾆﾆ}.ﾆlﾆ!　　 !　 !　 l: :＼｀ ‐　　 i: : : : :＼＼: :! ﾆﾆﾆﾆl

　　　　　　／:::::::/-､＝ニニ＝=ﾏ:::::::ヽ
.　　　　　／:/:::::::/=∥:::::ﾊﾊヽ:::-ﾆﾟ｡::::::;::ヽ
.　　　　／:::/::i:::::::i七:::i:::/　ﾞﾞﾏ:::l::｀::ﾏ::l:::l:::::ヽ
　　　 /:; イ:::::{::::::l.:i!|::ｲ/　　　ﾏ:l:::::::i:}::!:::l::|iヾ＼
　　　 ´　　{::::::l:::::_|」_i!_　　　　 __'|」::_!::l::::l::::l:|
　　　　　　i!:::: l::::ll:| |l　_　　　　　_ ! ﾏ |l:::l:::l::|　　　　大陸は七大神信仰の本拠地だから、ボク達下級神はこの島で活動しているんだよ。
..　　　　　_i!;::::i!:::| l-＝=-　　　 -=＝-{::::|::l:l_!
　　　　　ヽ_l::::|l::::!　弋:ｿ ' 　　弋:ｿ ',':::/::l_.イ　　.　このカイロはボクみたいな戦闘系や軍事系の神が集まっているけど、
　　　　　 i!::ﾏ::ﾑﾊ　　　　　 ' 　　　 /:ｲW:l::::!
　　　　 i!:: ﾏ:::ﾑ:::.　　　　　　　 u//;:W:::|:::|　　　　要するに地域密着の神で、細々と信仰を得ているんだ。
.　　　　 i!::::::ﾏ:::ﾑ/ヘ.　　 ○　　 .ｲ l:W:::::|:::|
　　　　　i! ＜ﾏ::::lﾆニ＞...　_　＜=＝l:::7/ ＞ .
　　　 W　　　ﾏ::|ﾆﾆ∥　　　　　　 |::i　　　　W
　　　ｲ　　､ﾏ:l=／　　　　　 / l::! /　　　}ヽ
.　　f〈∧　　　ヽヽ=＼　　　　　 r=- ﾘ/ r----≦|
　　 l=ヽﾟ｡　　　 |ﾆﾆ/　　　　　ゝﾆ=|´　!ﾆﾆﾆﾆﾆ!
1111 ：名無しさん＠狐板：2024/11/08(金) 22:05:16 ID:oaOV+FXt: おやお久しぶり
楽しくやってるようで何よりだ
1112 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/08(金) 22:07:20 ID:DxqpBdZF: 　　　　　　　　　　/i ´⌒｀ヽヽ
　　　　　　　　　　　　　ゝ!　　　　i |
　　　　　　　　　　　　　　　 ,　-‐' ７￣　｀　　､
　　　　　　　　　　　 ,　'´　 /　　｀ヽ、　､　　ヽ
　　　　　　　　／　　　 /　　　､　､　　ヽ、　｀、
　　　　　　　　　／　　　　 ∥　　　ヽ ',　 ',　　　ヽ　　ヽ
　　　　　　　　//　　/　　　i　　　　　', i　ﾄ､　　　､　　､
　　　　　 //　　∥　　　l 　　　　 i i､　!ヽ､　　　　　　　､
　　　　　　 //　　 ∥　 /!　!　　　　 !!,.ｉ l‐-! i　　　}　　　ヽ＼
　　　　　//!　　　ｉ　./,.､l~i　　　 ∥ .l,′ i, 'ヽ　　!　　　 iゝ--
　　　　 ∥ l 　　 l　∥　ヽ ∨　　 /i　 i _,ｪｪｪ､＼ !　　　 'ﾍ　　　　　神様の世界も大変なんですね。
　　　　　∥ .i　　　 !∥　ｨ笊ミ＼ /　ﾍ / うnヽヽ　,'　　　/i .ﾍ
.　　　　　|i　 i　! 　　ｌｉ /　うn｀i　　｀ - .!　ゞ少　′/　　 /　}　ﾍ
　　　　 |l 　､、　　' ､ `　ゞ '　　 ,　　　　　　　／ _／/ 　 !　ﾍ　　　　　　　　　　　　　　　「まあね」＞剣の女神
　　　　 i!　　＼＼_____ゝ　　　　　　　　　　　　　∥　 /　 !　}　　ﾍ
　　　　　　ゝｪ/　　|　　ﾄ、　　　　　　　　　　　, '′ ∥!　l　 1　ﾍ.＼
　　　　　　　　　　ｌ　　 l .ゝ、　　　､‐'´ ヽ　　／ /　 ∥ i　i　　ｉ　　ﾍ.　＼
　　　　　　　　　　 l　　l　〉!＞　　￣　,. <　i / 　 ∥‐､! }　　 }.　　ﾍ　＼
　　　　　　　　　 |　　 l　〉　r‐´ ヽ｀　´　　／　　 ∥: : :∥　　　＼　ﾍ.　　＼
　　　　　　　 l　　 ! /´/: :i　i　i　　　 /　　　　 i: : : ∥　　　　　〉　ﾍ＼　＼
　　　　　　　　　　l　　　ｌ i／: : l　 Y､　　 _i　　　　　 l: : /　　　　／､　　　ﾍ
.　　　　　　　 /l　　　l: i : : : :l　 /´l　　l ＼　　　　､/　　　／: : : :/　　　ﾍ
　　　　　　　　 / j　　　l:∧ : : :i　∧ i　　|　〉＞-､‐‐,‐　／: : : : : :/=､　　　　ﾍ
　　　　　　 /　i　　　i: : ∧: : v＼＼! / / /∨´ i;;;;;i／: : : : : : : / ﾆﾆ}　　　　ﾍ
　　　　　　　/　/i　　　l: : : : ∧∧　､_ヽ_/_/　/／￣l: : : : : : : ／ﾆ/ﾆﾆ.}
　　　　　 /／!ﾆ!　　ヽﾆ=ｭ､: ヽ i／ l　l､￣∥ ／　i: : 　＜ﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆ}
　　　　　／　/ﾆ/1　　　＼_ﾆﾆｭ／ / 〉‐ﾄヽ l /　　　}ﾆﾆﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆﾆ.}
　　　　 ∥　/ﾆ/ﾆ1 ､ _　　／ﾆi　　 /l　l ＼i/.!　　 !ﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆ}
　　　 l ヽ/／ﾆﾆﾆ＼ﾆlﾆﾆﾆﾆ､　/　l　l 　＼!　　 lﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆ}
　　　 1／ﾆﾆﾆﾆ}ﾆﾆﾆiﾆﾆﾆ/ﾆ/ '　( ｀´ ) _,ｨﾍ　　 lﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆiﾆ}
　　　／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ} ﾆﾆ!ﾆﾆ/ﾆ/　l　 lヽ 'ゝ- ┐1 __ ､ﾆlﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ､l
　　　 }ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ､ﾆl ﾆﾆﾆi ヽi　 l､--, ｨ´＼ !､: : ､iﾆlﾆﾆ／ﾆﾆﾆ=ﾆﾆﾆﾆ}
.　　　〉ﾆﾌ‐‐‐ =ﾆﾆﾆ､ﾆiﾆﾆﾆl　 l　 l,ゝ´_／ヽ､＿＼: :､: : ＼: : 〉´ﾆﾆﾆﾆ､ﾆﾆ}.
　　 r´／ﾆ===ﾆﾆ＼ﾆヽﾆ!ﾆlﾆl　｀ゝ!ゞ-─,>‐‐､　　｀ ‐ヽ: ､:＼: : ヽﾆﾆﾆヽﾆ､
　／ﾆ／:,: : : :∧＼ﾆヽ､} ﾆiﾆ!　　　|　 | ゝ-､‐､　　　　　}: : ヽ＼: lﾆ＼ .ﾆﾆﾆ}
./ﾆﾆ/: /: : :/´､､＼: :ヽﾆﾆ}.ﾆlﾆ!　　 !　 !　 l: :＼｀ ‐　　 i: : : : :＼＼: :! ﾆﾆﾆﾆl

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ::ヽ
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　　　　　　　　　 /::::::／::::／::::::::/:::/＞----＜_::ﾏ:::::ヾ.
　　　　　　　　　　　　,':::: /:::::::/::::::::: /:::/ 《〈三三三ﾆ=ﾏ::::::ﾟ｡,
　　　　　　　　　　　 ,'::::::::/::::/::::::::::/::::/＞‐:::::::::::,;;;:::..＜=',::::::::',ヽ
　　　　　　　　　　　i!:::::::,'::: /:::::::::::i::::/::::/::::::/:://ｰ‐';::::i:::::',::::::::',:::＼
　　　　　　　　 i!:::::::i:／;:::::i:::::::l:/:::;ｲ::::::/:://　　 ';::l::i::::',::::::::',:ト-=ー
　　　　　　　　　　 i!::::／イ|:::::::l:::::::l!::/ l:::;イ:;ｲ:!　　　!:! |::i::l:::::::::',!
　　　　　　　 l::::r‐＜::|:::::::li:::::i!/ ‐|:/-|::!､i!　　 , -!l-!::|:::l:::i:::::ﾟ!　　　　そうだ。
.　　　　　　　　 l:::::',　ゝ |:::::::ll:::::|__zzi!_-､!|　!　　, -i!z.ﾘ|::::l:::l::::::ﾟ｡
　　　　　　　　　　!::::∧ ﾟ｡ |:::::::|',::::|!ｲ:ん} ヽ　　　んﾟ} .〉 /::,'!::l:::::::::',　　　君は今暇かな？
　　　　　　　　　 ,'　/:::::', ｀|:::::::::l',:::{弋::ｿ　　　　　弋:ｿ　/ i/ |:::}::::::::::i!
　　　　　　　 /:::/:::/:::＞i!:::::::::l::ﾄﾟ｀¨　　　　　　 ¨´　i ´　 |:∧:::::::::i!
.　　　　　　 /:::/:::/＜i:i:i:ii!:::::::::::l　ヽ　　　　 ´　　 ,'　　 /　 ',::::::::i!　　　　　　　「ええ、時間が空いてますね」＞イレイナ
　　　　　 /::::/／:∨i:i＞::',:::::::::',､　　f　 ‐ ｧ　　 . ｲ　　　　　 i::::::::i!
　　　　／::::/:::/:::::::¨,＜/∧::::::::',ヘ　ゝ ‐' ....＜:|　　　　　　　 l:::::::i!
.　　　　／::::／:::/:::, ＜　　 ∨∧:::::::ﾟ｡ヽ｀/ ´| ヽ|::::|　　　　　　　 |:i!:::i!　　　じゃあ、ちょっとついてきて。
　　　 /::::／:::／／　　　　　ﾟ｡//ヽ::::::ヽ/ 　 |　 i::_:!　　　　　　　ﾘ|:::i
.　　 /:／::／:: /　　　　｀ー- =',////＼:::＼_ﾉ　 i.:.:|　　　　　　　　 }:/
..　 /:':::,イ:::::: ,′　　　　ヽ　　 }/--==' ＞ミﾄ､　l.:.:|　　　　　　　／'
.　/::／:/:::::::::i　　　　　　　ﾟ｡フ〈　　　　　ノi!　_／:.:|
1113 ：名無しさん＠狐板：2024/11/08(金) 22:09:57 ID:C5jim6sC: ユウキは出番も扱いも酷かったからここでうまくいってるなら良かったな
1114 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/08(金) 22:12:09 ID:DxqpBdZF: 二二二二二二ﾆｭ､　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __,,ｪ＜二二二二二二二二二二二二二二二二二＞ ´
二二二二二二二二二ﾆﾆ==ｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪ==ﾆﾆﾆ二二二二二二二二二二二二二二二二二二二＞ ´
二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二＞ ´
二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二＞ ´
二二二二ﾆ=-‐二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二＞ |､　ヽ
二二ﾆ=-‐ ／二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二＞ ´ 　.| |､　ヽ
ﾆ=-‐ ´ ／二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二＞´ | 　　　∥i ヽ　!
.　　　／二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二＞zz､!ﾊ　i　　　 /　i　 i　!
　／二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二＞　/／ｉｌ|　`ｉ ∥　　/| ∥　 ! .i　　　えっ、何故？
　ゞ--=ﾆ二二二二二二二二二二二二二二二二二二＞　　 |/ｲ､　lﾘ　 {/　／　!/　　 l∥
　　　　　／　, ‐-=ﾆ二二二二二二二二二＞　ﾍ　　　　　　　| 　`　ゝ　　ゝ´.,　　 ′　　i/
　　　　／／/　/　　　　　　　|　　　　ﾔ　!　　　　ﾍ　　　　　　 | 　　　　　　　/ 　　　／|　　　　　「君に見せたいものがあるんだ」＞剣の女神
　　／／ ./ , ′　　　　　／￣　___,..．- '>､! 　　　　ヽ.　　　　| 　　　　 . ′、　／／
　／／　 ./ /　　　　, --/　　　　/　　／､　 !　　　　　ﾔ＼　　 !　　　 ,ｨ─' ヽ､＼￣
　／　　/, ′　　　 /　　-,── ' ＜:i　　＼ ! . 　　　ﾔ　ゝ--!　　 ─ヽ　　 |　ヽヽ
　　　〆　,へ、/￣ ---,';;;;;;;;;;;;;,,,､: : :＼　　　!　　　　ﾔ､　　　　　　　/　　　 |　/ /
　　／　　 / 　 /___/／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,､: : ＼　ﾔ　　　　　ﾔ＞ -　　 __,!　ヽ　 !/ /
.／　　　＜＿〃､: :l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､: : ＼ﾔ　　　　　ﾔ　　　/　 |　　　　i. /, ′
　　　　i´ 　 /＿_ﾍ: :｀: .､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,､ : : ､ﾔ　　　　　ﾔ　　/､､　!＿＿_ ,!ｲ
　 r‐‐ 'r‐‐'7´: : : : : : : : ｀: ､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､ : : ﾔ　　　　　 |　　i　ヽ`: : l: ヽ;;;;;;|

　　　　　　　　　　　　　 __/＿＿＿＿＿＿__ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼　＼ﾆﾆ|
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￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=―　　　≫≪{ﾆﾆﾆﾆﾆ_ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
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　　　　　　　 ||　乂　| ＼_ｊ圦　　　 __＿__,,、　　∠／　 /　　_　　　　　何だか良く分かりませんが、
　　　　　　　　　　乂_　　 .八　　| 込、　　∨￣_ノ　　ｲﾉ　　 / |　　_
　　　　　　　　　　　　　 / (.| 　 |　　丶　　　　 .イ　/　　./　|　　 _　　　　取り合えず行ってみますか。
　　　　　　　　　　　　／人| 　 |　　＿_〕=-　　　 {_　/　　 /　 j　　 i　_
　　　　　　　　　 / ／　_| 　 |/⌒ア/　＼　　　ﾉ |/　　 |＼/　　｜　_
.　　　　　　　　　 |/　／: | 　 |: : : {人　 Л　　Л/　　　 .|／　　./　∧_
　　　　　　　　　　　[⌒7: : : | 　 |: : 八　＼{　＼/ 〈|　　　乂　　/　 .|　＼
.　　　　　　　　　ア^ヽ: : :|　　∨: :∧　　＼_| /人＿__　　＿_／＼　|　　＼
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1115 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/08(金) 22:15:50 ID:DxqpBdZF
1116 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/08(金) 22:16:21 ID:DxqpBdZF: ttps://www.youtube.com/watch?v=wI1gLPCKAu0

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　　　　　　　　|.:.:.＞¨!.:|.:.:.:.::lﾏ.:.:!.　　乂_ソ　　　　　 {:ij:ﾘ / !.:i.:.:.:W
　　　　　　　　|.:ﾍ´　 !.:| :.:.:.::l.:ﾏ:.!　　　　　　　　　　ゝﾟ'　 ,'|/|:.:.:W　　　君に見せたいのは、この二つの像だよ。
　　　　　　　　|.:.::l＼ .W.:.:.:.::::l.:.ﾏ:. 　　　　　　　〉　　 ,'ｲ.:.|.:.:W
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　　　　　　　　|.:.::l.:.:./:::ﾏ.:.:.:..:::l.:.|　ヽ　　　丶　　　,　　　ﾊ|.:.:!:.W
　　　　　　　　|.:.:.!.:/／=W.:.:.:..:l:.ト　　　　　　　￣　　 .ｲ　|.:.:|:W
.　　　　　　　ﾑ.:l／∨三W.:.:.:.:l:.|　＞　　　　　　　 ..イ;:/　 |.:.:|W
　　　　　　ﾑ.:.l:.=ﾟ｡∨ﾆﾏ.:.:.:.:.l:|＝==- .. _＞:: ....ｲ.:.:.:.:/ 　 |.:..|.:;
　　　　　　　ﾑ.:.:!:::ﾏﾑヽ/:::ﾏ.:.:.:.:i!三三三ﾆX=|.:.:./.:.:.: ,'　　i.:.: /
　　　　　　ﾑ.:.::l:::::::ﾏ/:::::::::::ﾏ.:.:.:|//////////ヽ:.:.:.:. ,'　　 |.:./
1117 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/08(金) 22:17:00 ID:DxqpBdZF: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-.,
　　　　　　　　　　　　　　　／ﾆ☆ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ＼
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　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ八T「.ｨｆさト　 f^ｆさトＹ⌒::|
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　　　　　　　　　　　　　　　　∨小　　　､___,　　厶ｲ::/
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　　　　　　　　　　　　　　　　 /ﾆﾆ＼丶､_,.イ .ノこ∧
　　　　　　　　　　　__　　-=ﾆ|ﾆﾆニ/|>‐‐ｖ‐</|ﾆ☆∧ﾆ=- 　 __
　　　　　　 _　-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∧ﾆﾆ/ﾆ|　ハ　ハﾆﾆﾆ/ニニニニニ=‐　 _
.　　　　　/ﾆ＼＿二ﾆ=-──へ./＼,|＿＿_j／＼／───‐=ﾆ二／￣＼
　　　　 /ニこ∧ニニニニニﾆニ|ニニニニニニﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ/ﾆﾆﾆﾆハ
.　　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|二二二二二二|二二二二二ﾆ/ニニニニ|
　　　たニ二二|二ニニニニニﾆ|二二二ニニニ|二厂〉二|ニﾆ/二二ニﾆﾆ|
.　　　|二二ニニ|二二二二二二 |二二二二ニﾆ|ニ◯ニニ|ニ/二二二／ﾆ|
　　　〉二＼二ﾆ|二二二二二二 |二二二二二 |二| |二ﾆﾆ| /ニニﾆ／ﾆ二|
.　　〈二二┌--ｘ二二二二二ﾆﾆ|二二二二二.|二| |ニﾆﾆＶ二二／ﾆﾆﾆﾆ|
　　　 |ﾆﾆﾆﾆ>---＼二二二二二|二二二二二:|二| |ﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆ／ﾆﾆ厂￣|
　　　√ﾆﾆ<_／￣＼＼二二二二|ﾆ=-─━━─-:Ц二ﾆニ|／ﾆﾆﾆﾆ|::::::::|
.　　 √ﾆﾆﾆＬ／￣_ﾆ=--=￢冖ﾆ二三三三三三ﾆ|　　｀''‐/二二二ﾆ|::::::::|
.　　 {ﾆﾆﾆ=‐-=ﾆ二三三三三三三三三三三三三|　　　 /二二ニﾆﾆ乂:ノ|

　　　　　　　　　　　　　　　　ヤン・ウェンリーの像

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,. ／　　 ,
　　　　　　　　　　　　　　　　　ｒ-―‐'-｀ィ/､　　 /{ ＿,,.ィ'＿
　　　　　　　　　　　　　　　　 └‐-= , ｀_ ミ`　 ,.ｨ/////////,!、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {.l/,.ｨ{　 ,ｲ///＜'///V/,!〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　__ 　　　｀ヽ' ０）　'ｲV 、'　'　_,//,!ィ
　　　　　　　　　　 ,. -‐- ､｝ヽ　　　　ｉｰ´{　　 l､l.　ゝｒ,ィ/, -,ｧ
　　　　　　　　　　 ,　 .l＼, ｲ二二ﾆ=-_l￣ l　　.//} _,.--､./,ﾘｿ　　　　　 ,. -‐　、
　　　　　　　　　　 ,.-‐＜-――-=ニ二二二l￣l´ ｀￣´｀`l/-　＿＿_-―'==ゝ- }._ヽ
　　　　　　　　　　　　{,. ',.-―,.‐-　 _ 　￣‐ﾆ二l　 l―--￣＿　-!. l二二二二二ニニﾑ
　　　　　　　　　　　　´ __!／　　　　｀　､　　￣　 !―-　 ,. 　 -}　ｌ二二＞'"　,.　-― ゝ
　　　　　　　　　　　 ,　　　　　　　　ヽ.　lV＞､　　ヽ-　＿_　-/　￣　　,. ＜/＼
　　　　　　　　　／　　　ー- 　＿　lV V V＞. _/ｰ-　＿,. l　＿,.　＜}//////＼
　　　　　　　　　, {　　　　　　　　／l V V V.l 　 l　＼　　､ l lvv!/　,　V///////,＼
　　　　　 ,.イ ',ヽ　　　 -―,. ＜///lV V V .l 　 |　　ヽ　 l lvv!／　　ヽ/////////＞､
　　　　　／ l　',　､＞,. ＿_,.／///////,!V V V.l 　 l.　　　　 l l vl　　　　　∨///////////＼
　　　＜)）ヽ＼＞　／ .l////////////ゝ,_＿_,l＿/＿＿＿ .//Vﾉ　 ,.　＞､}//////////////＼
.　　／￣ｱヽゝ',　 '"　　 |'////////////〉―‐┬‐┬!＿ll＿!ﾆﾆ{´　　〃　　＼'//,. --､////////ヽ
. 　 {　　　￣´,〈　　　　　 l////////////ニ=-　｀! l＼　　　l　-=ヽ.　 ',　　　　 ,.ｨｰ'　{./､.ヽ////////
　　 ',　　　　, 　} 　　　 .l///////////二=‐＿_./ l　　ヽ.　 l　-=ニﾏ7＞　_.　 { .{　r.（丶 )'////////
.　　ヽ／ /.､ノ　　　　 |//////////￣￣　 l　　l　　　　　ゝー- __}'//////ハｰ!､ヽヽﾉ/////////
　　　　｀　 ´　　　　　　 l///////／V V V V! 　 l　　　　　　.l !.v v.V///////,｀//77///////////
　　　　　　　　　　　　　 l/////／ニ二二二ｌ　　l　　　　　　 l l二ｰヽ｀"＜//////////////////
　　　　　　　　　　 !////,l／　　　　　　｀　､`　＿　／, !.　　＼',　　ヽ/////////////////
　　　　　　　　　　　　 !//／　　　　　　　　　／二=--‐ '"　　　　＼　　　￣ｰ＜'/////////
　　　　　　　　　　　　 l／　　　　　　　／　　　　ヽ　　　　　　　　　＼　　　　　｀￣―----

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　勇者バランの像
1118 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/08(金) 22:17:39 ID:DxqpBdZF: 　　　　　　　　 /　　 /　　　　　/　　　　　　 `、
　　　　　　　　. :　　/　　　　　　ｌ　 {　　 /,
　　　　　　　 . : 　　　　　　/　}　　　 |　ﾉ'.　　 /,　　　ヤン・ウェンリーにバランですか。
　　　　　　　ｌ　　′　　 //　}　　人(　}　　　/,
　　　　　　　 |__ノｌ　　ｌxぅ斧ミ　／-‐x==ミ {　　　　伊藤誠の陰に隠れて注目されていませんが、
　　　　　　　 Y　 |　　杙 Vツ }／　　 V::リノ　　j|
　　　　　　 }ﾉ从　 {　､､､　　　 '　⌒´ /　　 i|　　確かに魔王戦争で活躍した二人ですね。
　　　　　　　／ﾊヽ.八　　　　　⌒ヽ　""/　　 .从
　　　　　　／/　人(＼込　　ゝ　ノ　　人(　 /(
　　　　　. : :/　　　 `、　　＞　　　　ィ( 　ｌ∨'.
　　　 . : : /　　　 ___`、　 /,‐‐-ミ　{__　　　|　 /,
　　　)／ /　 __／　　 `、　 /,　　〉Y＾ヽ　　　　 /,
　　／　. : : /:::::::::::::＼　　　 /,　/=⌒Y〉〉　　ｌ　 :.
　　　 . : 　/:::::::::::::::::::::＼ }　 |{´　乂ソ　 '/ |　人
　　　. 　 /::::::::::::::::::::::::::::: }　ﾉ′　　{{＼＼乂ィ‐┐
　　 /　　----ミ:::::::::::::::::ﾉィ＼　　　＼｀`～､、OY_＼
　 ./　 /ﾆﾆﾆ＼ﾆ=-　_::::::::::::::::＼　　　＼〇∨⌒　:乂_
　/　 /ﾆﾆﾆﾆﾆ `、ﾆﾆﾆ=- _:::::::::::`、　　 `、O{{ ＼　　　 : .
./　ノﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ∨--ミﾆﾆ=- _::::::`、　　 }}　{{　 |｀`～､、＼
　｢ﾆﾆﾆﾆ､ﾆﾆﾆﾆ〈＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ- _::::/,　　 .}}　{{　 |:::{ﾆﾆ=- _　`、
　‐=ﾆﾆﾆﾆ.＼ﾆﾆ〔　　＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ- _/, 　 .}}O{{　 |:::{ﾆ／ﾆﾆ∧/,
〈ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐‐‐‐--ミ　　‐=ﾆﾆﾆﾆﾆ=- _　 }}＿》＾.|:::{＿＿ﾆﾆ-_ /,
　‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／::::::::＼　Vﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/,´¨¨¨¨¨ |:::{:::::::::::::＼ﾆ)　)
　　‐=ﾆﾆﾆﾆ.／:::::::::::::::::::＼Vﾆﾆﾆﾆﾆﾆ(__)==〈＼=(.人:::::::::::::::::〉／
　　 ‐=ﾆﾆ／:::::::::::::::::::::::::::::::＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}::::::::＼＼V ＼::::::／´

　　　　　　 /:::::／::::::/:::::::／/:::／ｲ:::／　|;:ヽ===l::::',
.　　　　　　 |:／::/:::::::l::::::/イ:∠/_/::/　　 |::::i!::.==::::::l
　　　　　 -=彡＜!::::i:::|::::/ /_,,..,__｀}/　　　 l::/|:::::i=:::::::l
　　　　　　 (￣x|:::::l:::|::::| { んﾊヾ　　　　　ﾅヽ:ｲ::i::::::;::l
　　　　　　　 |::. ｀|:::::l::::!:::| 弋:ﾟ:ﾉ '　　　ｨェ, / l::i:::::∧:l　　　ヤン・ウェンリーは戦争初期に活躍した軍人だね。
　　　　　　　　|:::ヽ|:::::l::::i!::|　｀¨　　　　んﾉ }' /:::|;::/　ヾ､
　　　　　　　 /::::::::|::::l:::::|ﾞ:{ 　　　　 ,　ﾟｰ' ' ｲ:::::|l:{　　　　　　魔族がゾルトラーク対策を行った所為で
　　　　　 /::::::「',|::::l:::::|､　　　　　　　　　 /:::::::::| i'
　　　　　 ,.::::::::::::ヽ.|::::l:::::|へ　　 ..:,　　　,ｲ::::::::::j　　　　　　　戦争が消耗戦になった時に彼は戦死してしまったけど、
　　　　／　　｀¨';l::::l:::::ﾄ､_ へ　　,　＜:|　!:::::::::|
.　　　/　　　　　ヽ､.i!:::l::::|＿∨7｀,===7:::::|　!:::::::j　　　　　　　　彼が優秀な指揮官だったのは間違いない。
　 ,::={ 　　　ヽ　　i!:::l:::|三ﾆﾆ三三〈　　ヽ:::::::|
　 |:......ﾆﾆﾆﾞ l　 }　ﾉ.:.l:::l::|三三三三=- , 　 l:::::::|
. /:l:.:.:.:.:.:.:.:.| |_ノ-〈:.:.:.:l:::l'三三三=∧ _,i　r-!::::::|
/::::i=-----|=＜=ﾆ三l::/三三三ﾆﾆﾆゝヽ||.|:::::::|
1119 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/08(金) 22:18:21 ID:DxqpBdZF: 　　　　　／:ｉ:ｉ:ｉ/ /ニ／　　　　　　ゞ､彡{　　　 }}　ノ/　　　　　　　　　 }ニニ}
.　　　／/:ｉ:ｉ:ｉ:/ /ニ,　　　　　　　　　 _Ⅵ=} --ｭ- ／彡ｲ匕￣ }__＿　　ｧ　/ニ=,/
..　／　/:ｉ:ｉ:ｉ:/　,ニ/　　　　　　　　ﾊ⌒>Ⅵﾊ--v: : ／V≦====ミ､　Ｙ:/__ 彡==/
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/　/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ::V 　 |ニｉ　　　　　　＞/＞==彡イ彡: ´: :/: : : : :ﾊ: ＞､i八:.}/= ﾉニ=＼Ｋ
　/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i{　　|ニ| 　　　　 /　/斗≦{ 乂=/:ｲ: ://: : :/: /: i:V: /}_ﾉ:ﾉ-＝二＿__}＿､
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／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:|　　l : :| :＼　　　 //八ﾆ人彡=彡:.八灯心ゞｲｘ=ミ:.:|: }//////}ニニ／ｲニﾆ７⌒ヽ
:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:|　　|:.:人: : :＼　 , ,{　＿/'=／ｒ=彡:{:{|i八､'　 , ゞ'从:V///彡'二＝彡へニニ/＿_/　　　　私に敗北の恥辱を与えた恐るべき強敵よ！
ｲ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:|　ﾉ: ' 　＼: : :二=-､（ヽ}/: { へ{: 从{| 　ヽ_‐ イﾍ : }: ＼＜:_＼: ＼ニノｲ≧＝ｧ_ﾉ＿
:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:|_彡'　　　　　￣ {:{　ゝー､ゞ{彡ﾍ从Ⅵ}／_）Yヽ__ ﾉ:.ハ : Ⅵ）'⌒＼: ）＼人ニﾆ/￣￣}　　　卿に敬意を表して、全力で討たせてもらう！
:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:八　　　　　　　　八:､　　（´　＞´　V`Ⅵ:ミV_{ へ/:ｲ＼}: :八（ニニ }'ニニﾆ）／　＞ノ
:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i＼　　　　　　　　＼:､　＼_{⌒ヽ彡 Ⅵ＼く-=彡'/__⌒=＼ヾ＼（￣-==彡へ（
:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:＼　　　　　　　　＼:､　-'　（´　（ Ⅶ （辷/⌒}___ソ⌒ヽ）　　　）　／⌒彡'
:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼　　　　　 /＼:､　ノ⌒ヽ,ﾉ Ⅶ Y {　　ﾉｿ　　　 } ＼彡ｲ　ゝつ）
:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:＼　　　　 /==ｧ＞＝ミ､　　 Ⅷ'　|_　/ 乂ｒ ⌒）　　　人___ ／
:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼　　 /／／　　　　＼:､　'/V==ミr＜　　　ゝr-=彡
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　　　‐-＝ニ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼　　　乂ﾚハ人～'　 }/i　　　　　　 Vハ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｨﾂ´..:.:.:.:.三ミﾐヽ,,　　　　　　　　::.　　　¨```ー --　　､､､__ _
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　　　　　　　　　　　　　　　　 V.:.:j.:.i:j.:ｨｲ,.ｨ;_.ﾞ´　 ,/ノﾉ:i」 |.:.:.:.:.「.:0.:`ヽ.:＼;;,¨```ー --　　､､､__ _
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　　　　　　　　　　　/　　　 . :.　　　. :i i1　　　 V　 i ,　i　! ',`¨¨¨¨¨´〃.:.:.:::::::::::::;;;;;;/;:;;;;;;;:;
　　　　　　　　　 /　　　 . :　　　　.:. :ﾘ　　　 i　ししししﾉ　　　　 /.:.:.:.:.::::::::::::::./　!¨```ー --　　､､_
　　　　　　　 /　　　 . :　　　　 ,:' ,' . :.´ﾞﾞ,:;ﾞ,,;ﾞ".".;:.";:.;".;.".:.;:..:.:./,.ｨﾚ'´.:.:.::::::::/　:.　. :. :. :. :. :. :. :. :. :
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　　　　　　　 /　　　. ::　　　　　/ﾞ､;;､ノ　ﾌ'´ﾌﾉ⌒ヽ.:ミﾐヽ;:;;;;;/´￣｀`ヽ:／　. : :. :. :. :. : .: .: .: .: .:
　　　　　　 /　　　　　　　　　　/　　ﾉレ'´;: .ノﾉ　. : ;:.! 州ｿ;:;:;:ﾉ´￣｀ヽノ　　. :　 .: .:. :. :. : .: .: .: .: .: .
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　魔術師、還らず
1120 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/08(金) 22:22:56 ID:DxqpBdZF: >>1104　誤字修正
×１０００年前に　→　〇約２０００年前に
1121 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/08(金) 22:25:14 ID:DxqpBdZF: 　　　　　　　　　　　　　,:::::／::j::::::::::j:::::::::::::／:::／:／./:::/　　　 l::::ヽ'/∧!:::::::.
　　　　　　　　　　　 i::ノ:::::ｨ:::::::::::!::::::::／/∠＿　 ':::/　　　　l::::/::::ﾏ/}:::::::::.
　　　　　　　　　　　_,,ｨ彡イ:::|:::::::::::|::::::/　/　　　　ヽ:/ 　　　 j:::ﾊ:::::::ﾏ'::::::::::.
　　　　　　　　　 r‐‐‐-!:::::::::::l::Ⅴ　ｨf竓芹ﾐ､ '/　　　　 ,j__ .}::/:::ﾘ:::::::::::.　　　　そのヤン・ウェンリーが戦死して
　　　　　　　　　　　ﾑ　 r'.i::::::::::::l::::{　.〈ん:.ｉr.' 　　　　　　｀ヽ.!::::|:::::::,':::.
　　　　　　　　　　 l:::ﾍ.　 !::::::::::::Vｉ!　 .弋　/　　　　　 ,ｨf竓ﾐ.;/ '::::l!:::::∧::',　　　動揺が広がっていた最前線を
　　　　　　　　　 l::::::::＼!:::::::::::::Ⅵ　　｀¨ 　　　　 .ん.ｉr.' .〉 /::::::|::::7　 ::',
　　　　　　　　　　　　'::::::::::::::|:::::::::::::lⅤ　　　　　　　弋ノ　' ／::::::!{:::7　　　　　　圧倒的な強さで立て直したのが、バランだよ。
　　　　　　　　　　　 /:::::::r-‐i　　　　　　　　　　　　　 ' 　　　 /:::::::::::!ⅳ
　　　　　　　　 /::::::::∧:. l::::::::::::::!､　　　　　　　　　　　 /::::::::::::::! ′　　　　　　彼は文句なしに最強の勇者だね。
　　　　　　　　　 / ＿::::::∧.:.!::::::::::::|　＼　　　 r ｧ　　　　　,ｲ.!::::::::::::'
　　　　　　　　／　　　　　　´,;,::::::::::::ﾄ、 . ＼　　　　 ,　＜´　.|::::::::::::'
　　　　　　　/　　　　　　、　;j::::::::::::!:.≧, ,r-` ＜＿＿ :::::.　.l::::::::::::'
　　　　　 /　　　　　　　　ゝ_,;j:::::::::::!__:.へ:./ ／　　 /‐‐ ､ .!:::::::::::'
　　　　.f≦'　　　　　　ヽ　　 ,;jⅥ::::::|　　　　　　　　〈　　　ヽ::::::::::'
　　　　.j ､ニニニカ　　〉　 ,;j' Ⅴ:::::!　　　　　　　＞　　　 |:::::::::'
　　　 /.|ニニニニ}　!　,/へ,;j'ﾆ=}::::::l　　　　　　　∧ 　 /　__.!::::::::'
　　 /.ﾆ'ニニニニ{　'´ ィﾍ >≦=!::::,'　　　　　 ,ェ'__ﾍ,ュ　 | r!::::::/
　　./ニﾆﾏｰ──‐ゝ≦:.f´　　　 |:::,'　　　　　　　　　　}:≧} }.|::::/

　　　　　　　　　　　＿
　　　　　　　　　　 ' ￣￣ヽ､
　　　　　　,　---=====---,}:}-..､
　　　　／:::::::::::::::／´::::/::::/===､:ヽ
　　　/::::/::::::::::／:;::::::/::::::i!三三=:::::.
　　/::::::j::::::::／:::::l::::::!::::::::i!斗ｾ::::｀i::::',
　 /:::::::l::::／:::;:ィ´!::::l::::::::li!::::/::::}{::::i!:::',
　 i::::ｰ=彡:::::l:::lニ!::::l:::::::li!::/l::_/_ i:::}::::ヽ
　 |:::::::l:::::l::::::l:::lニ!::::l:::::::li!/´|/_,　 !:l;::::ﾄ:ﾟ｡
　 |::::: l:::::l=----､i!::::!::i::::i! ,イ{示. /l:l::::l ｀ｰ=-
　 |::::: l:::::l:ヽヽ- ヽ!:::::::l::::l ヽ　ﾘ　{　l:l:::}　　　　　でも、バランはあまりにも目立ち過ぎたんだ。
　 |::::: l:::::l:::::l｀＞､__ﾏ::::::l::{　　　　｀ｰ;:::l
　 !::::: l:::::l:::::l::::l:::ﾐ　ﾏ::::::iヾ､　　 /l:::l　　　　　彼は魔王軍に組織的に狙われてしまい、
　.i!::::::l:::::l:::::l::::l/　　　ﾏl::::i　　｀ﾌ´l:l: :l
　i!:::l:::!:::::l::::l: ::l＿＿　,::l::::ﾄ､　 /　 l:l: :l　　　　　戦争中期に戦死した。
/:::/:l::l::::::l:::l::::ﾉ---ト､〉::l::::l　｀´　　l:l:::l
:::/::::lﾉ::::::}:::::,zﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞヽﾑ.ﾏ::l　　　 il:::l
/:::::/:::::::,':::::i!　　　　　ヽﾑ:::}　　　ﾉ !:l
:::::/::::::::,'::::::i!　　　　　　 ll|::l　　 /　ﾚ
1122 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/08(金) 22:26:32 ID:DxqpBdZF: 　　　　　_,√\　　　　　　　 r―､　　　　　　笊￢、　　　　　　　　 /
　　　厂　{　 !､　　　　　　　　}　　{　　　　　 ´i　}　廴　　　　　　/
　 _　ﾉ　　}'　 !　　　　　　　　 |　　 |　　　　　 i　 {､　　￣｀ヽ,　　 /
Y´ 　　 ,{' 　 !ﾐ　　　　　 , - |　　 |- ､　　　　　i　　}　　　　　｀ー,/
　　　　 }　　 !　ミメ　　／　 |　　 | 　＼　　彡i　　 {､　　　　　　/
　　　 ,{　　ヽ　　　 /　　〈　,　〉　　ヽ　〃　　　}　　　　　 /
　　　　 }'　　　　　　ﾉ　　　｀ミ三彡　　　ヽ　　　　 {､　　　　/
､　　 {　　　　　　 /　　　　　　　　　　ヽ　　　　}　　　 /
::＼　　　　　　　 ,ノ　〃⌒｀＼　　／´⌒ヾ　　｀､　　　　 ∠_　　　　　　　　　皆でバランを袋叩きにするぞ！
::::::::＼　　　　　　{ 　Y　一､,　｀Y´　, 一'z　Y 　 i} 　　／::::::::ヽ＿＿_
::::::::::::::＼　　　{,　｀ヽ｀ｰ┰､ﾆ ,┰‐'´／　　/　　／:::::::::/￣　/⌒ヾi　　..　お約束を守れ？
::::::::::::::::::::＼　　ヾ　ハ｀¨´｀ﾞ''´｀¨´ /!　 ,／　／::::::::::::/　　　|
::::::::::::::::::::::::::＼　　ヽ!　iヽ　　＾　　 ,// ／　　／::::::::::::／{　　　 |　　　　　　　そんなもの知るか！
::::::::::::::::::::::::::::::::＼　　ヾヽ＼、, ／,/ /　　／::::::::::::::「　　ゝ　 .ノ}
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼. 　ヽヽ {｀ｉ´}〃／^ヽ´::::::::::::::::::ﾉ　　　　　 /　　　　　　　勝てばよかろうなのだァァァァッ！！
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ー,r‐ヽ_ ｀=´／⌒ヽ｝:::::::::::::::,/　、　　 ,ノ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿　--　 _ 　　 ,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,/ 　 ,.イ,.＜/////////＞　/l
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.イ　　./,l ／////////////／＿_ / .!
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　　　　　　　　　　　／ ,　 /ﾉ / 　 //////　　〉("　　　　　　　/.//.／ ,.'//＞",ｲ
　　　　　　　　 /　,./　 {/　　　l// !'//　　　　　　　　　　　 /.//,.' ,. ' "　,.イ､マ､
　　　　　　　　　　 / 〈./　　 '"　､　.l/　.!/,lゞヽ、　　　 ,.-―‐　"__／,く ,. ＜　-―ｧ
　　　　　　　　　〈　./　　　　＼'　　ヾ'ﾊ　㍉,､.　/ r,‐＜ﾂ／ /./　-― 'T !'/ﾊ　　　　まあ、当然と言えば当然か。
　　　　　　　＿ ,.イ　＿　　 ,　　＼ヽ　 } .ｌ　　　"}. 〈└　二二"イ .} }　ヽ/.ハ､/!
　　　　　 , ´　　　 _/　　ヽヽ　　　}.:　 /　､　　 ,　｀￣´　　　　/ 〈　＼　ヽ//l ヾ　　　　是非に及ばず。
　　　　／　　　,-/､!　 ,.-〈　 .〉ヽ　/､　__,.ノ　　　〈　　_,　　　　　　l.　 l 　 lヽ l'//l
.　　／　＿,.　ヽl　＿{　　}.／ ,.　ヽ　ヽ＿　 ',.イ彡ミミミﾐz､　　 !　 .l　 l/∧ﾊｿ
　　〈　／　　　 -―--!　.{　／　　　､　, - ､ヽｲ彡彡'ヾヾミミミﾐzx､l　　l　.!V//ﾘ
-　､ヽ__,.　'"　　　　 .l　 .!/　　　,.　 { {　　.}'"j´ヽ　　ー　　　　　　,l　./.! ハ//
――-- ＿_　　　　　 ` 、ｰ-､／　　,乂ー .ノ　　　,　　　　　　／　!./　ｌ' ￣ヽ
二二二二二二=-＿_　　￣　ヽ／　-{　.{　　 ,.- !　ー―　　-‐　 !'　　　　　 ',-　　＿
二二二二二二二二ﾆ=-__　　 {　_　-‐_!,...! --l　￣ll￣　　┌――┐ 　　　〉 .}　　　　￣二ﾆ＝
二二二二二二二二二二二==＝ﾆア" 　　／!　　 .ll. 　　 └――┘　　 -‐　 ./　　　　　ｌ二二ﾆ
二二二二二二ニニニニニニニ／　　　／　ゝ _　ll　　　＿　 -‐　￣　　　 ./　　　　　.ｌ二二ﾆ
二二二二二二二二二二ニﾆ／　　　／　　　　　￣￣　　　　　　　　　　-―/　　　　　ｌニニニ
二二二二二二二二二二二/　　　 /　　　＼　　　＿　 -‐　￣　　＿_/　　　　　　 ./二二二

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　バラモスのお約束破り
1123 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/08(金) 22:35:15 ID:DxqpBdZF: >>1119　修正
　　　　　／:ｉ:ｉ:ｉ/ /ニ／　　　　　　ゞ､彡{　　　 }}　ノ/　　　　　　　　　 }ニニ}
.　　　／/:ｉ:ｉ:ｉ:/ /ニ,　　　　　　　　　 _Ⅵ=} --ｭ- ／彡ｲ匕￣ }__＿　　ｧ　/ニ=,/
..　／　/:ｉ:ｉ:ｉ:/　,ニ/　　　　　　　　ﾊ⌒>Ⅵﾊ--v: : ／V≦====ミ､　Ｙ:/__ 彡==/
. /　, :ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:V　 iﾆ=　　　　　　　八: ゝ=ミ／=＞彡イ-=⌒ヽ-=ミﾆ〉 {: {〉r-＝＝ミ､
/　/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ::V 　 |ニｉ　　　　　　＞/＞==彡イ彡: ´: :/: : : : :ﾊ: ＞､i八:.}/= ﾉニ=＼Ｋ
　/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i{　　|ニ| 　　　　 /　/斗≦{ 乂=/:ｲ: ://: : :/: /: i:V: /}_ﾉ:ﾉ-＝二＿__}＿､
./:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i|　　l: : |､　　　　　 {／{⌒Y彡／: : {从:.ﾒ: {:/: /: :.:l: i彡ﾍイ＿-＜ニニi}厶⌒ヽ　　　　　　ヤン・ウェンリー！
／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:|　　l : :| :＼　　　 //八ﾆ人彡=彡:.八灯心ゞｲｘ=ミ:.:|: }//////}ニニ／ｲニﾆ７⌒ヽ
:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:|　　|:.:人: : :＼　 , ,{　＿/'=／ｒ=彡:{:{|i八､'　 , ゞ'从:V///彡'二＝彡へニニ/＿_/　　　　私に敗北の恥辱を与えた恐るべき強敵よ！
ｲ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:|　ﾉ: ' 　＼: : :二=-､（ヽ}/: { へ{: 从{| 　ヽ_‐ イﾍ : }: ＼＜:_＼: ＼ニノｲ≧＝ｧ_ﾉ＿
:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:|_彡'　　　　　￣ {:{　ゝー､ゞ{彡ﾍ从Ⅵ}／_）Yヽ__ ﾉ:.ハ : Ⅵ）'⌒＼: ）＼人ニﾆ/￣￣}　　　卿に敬意を表して、全力で討たせてもらう！
:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:八　　　　　　　　八:､　　（´　＞´　V`Ⅵ:ミV_{ へ/:ｲ＼}: :八（ニニ }'ニニﾆ）／　＞ノ
:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i＼　　　　　　　　＼:､　＼_{⌒ヽ彡 Ⅵ＼く-=彡'/__⌒=＼ヾ＼（￣-==彡へ（
:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:＼　　　　　　　　＼:､　-'　（´　（ Ⅶ （辷/⌒}___ソ⌒ヽ）　　　）　／⌒彡'
:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼　　　　　 /＼:､　ノ⌒ヽ,ﾉ Ⅶ Y {　　ﾉｿ　　　 } ＼彡ｲ　ゝつ）
:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:＼　　　　 /==ｧ＞＝ミ､　　 Ⅷ'　|_　/ 乂ｒ ⌒）　　　人___ ／
:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼　　 /／／　　　　＼:､　'/V==ミr＜　　　ゝr-=彡
:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i＼/ {／　　　　　　＞-（v-=ﾐく´　　　　　ゝ　　＼
{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:＼/　　　　　　　（⌒ Y´　乂__）　　　　乂≧=､
:､:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼　　　　　　人_ /}ｿヽﾉ{　＼＼　　　　　ヽヽ,ﾊ
　＼:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼　　　　　　ﾉ -}:KⅦ:）　},ハ:ﾊ　　　　　 V　i
　　　‐-＝ニ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼　　　乂ﾚハ人～'　 }/i　　　　　　 Vハ
　　　　　　　￣　 ‐-=ニ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:ｉ＼　　　　　　ゞ彡'{　　 |/|　　　　　､ i〉　li
　　　　　　　　　　　　　　　￣　 ‐-=ニ:i:i:i＼　　　　　 }: 八　　|/|　　　　　　ヾ＼ﾘ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:.　　　　　　　　　; ;.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,､､､､､､,,,　　¨```ー --　　､､､__ _　　　　　　; ; .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｨﾂ´..:.:.:.:.三ミﾐヽ,,　　　　　　　　::.　　　¨```ー --　　､､､__ _
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,:'.:.ｯ州.:.::;ﾆミﾐヽｨ彡彳､　　　　　　　　　　　　.. :　　 .: .: 　　 .: .
　　　　　　　　　　　　　　 ,:'´:彡'.:.:.:;:;三ミﾐﾐヽ彡ミﾐﾄ､｀`ヽ､　　　.:.: .:
　　　　　　　　　　　　　 i.:.彡'.:.:.:.:.ミミﾐﾐヽ.:.ｨ彡ミﾐ.::.`ヽ.:.:.:＼　　. :. :　　　. :. :　　 .: .:
　　　　　　　　　　　　　　　 ',.:.:;'.:.:.:.:.:.:.ヽミﾐﾐヽ.:.( _ｿヾ.:.:.:.:.i.:.｀ヽ.:＼　 .:　　　　　　　. :. :; : 　 .: .
　　　　　　　　　　　　　　　V.:;':.:j.:.';.:ｨｨヾﾐ彡'´ ｀Y´ﾊ.:「i.:|:.:.:.:.:.L.:.:`ヽ､;;,
　　　　　　　　　　　　　　　　 V.:.:j.:.i:j.:ｨｲ,.ｨ;_.ﾞ´　 ,/ノﾉ:i」 |.:.:.:.:.「.:0.:`ヽ.:＼;;,¨```ー --　　､､､__ _
　　　　　　　　　　　　　　　　　',:.:州从ﾊ　　 _..　/‐'´｀＼:.」.:.:.:.:.:.:.:｀`ヽ.:.:.＼＼;;;...　. :. :
　　　　　　　　　　　　　　　　　, ﾍ｀¨¨ヾ.:｀´.:｀T´____ ノ.:.:i.:.:.`ヽ､.:.:.:.:.:.:.:＼.:/.:´｀ヽ;;;;;;;, .:.
　　　　　　　　　　　　　　　　　/.:.:.:.,ゝ.:.:i;:;:;:;:;:;;;:;ヽ.:.:;;:;:;:.:.:.:i:{｀Y7.:.｀ヽ､.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.::',;;;;;;;;, .:. :　　　　どうも、格好がよくないな。
　　　　　　　　　　　　　　/.:.,.:'´.:.:.:.:.:',:;:;;;;;;;;;;;;;,>.:.:.:.:.:.:.:.:.(0).::.:.:.:.:.:.:＼.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:',;;;;;;,;, .:.
　　　　　　　　　　　　　　　 /.:.:.:.:.:.:.:.:.:;:;:;;ﾄ､;;:;:;:;:; ﾄ､.:.:.:.:.:.:.:./ i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!;;;;;;: .:.　　　　やれやれ、ミラクル・ヤンが血まみれヤンになってしまった。
　　　　　　　　　　　　　/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;;;;;;|.:.:＼;;;; ﾄ､.:ヽ､.:.:.:{ ！.:.:.:.:.:.:.:.V.:.:.:.:.:.／＼ .:|;:;;;; .: .:.
　　　　　　　　　　　　　　/.:.:.:.:.,. -- ､;:;:/{.:.::.:.:.:ヽ|.:.:＼.:.＼川ﾉ.:.:.:.:.:.:.:.jﾘ.:.i.:.:.:.|〈兆ﾉ/:|;;;;;:　 .:
　　　　　　　　　　　/.::.:,r'´.:.::ｰ:.､.:ヽ､',:.:::::::::.:ﾄ､ .: .: .: .: .: .: .: ..:.:.:.:.:ﾘ:！.:.:.L_亢/:.:|;;;;;:　 .:.
　　　　　　　　　　〈.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`ヽ.:.:.:　.:.:.ゝ:.ｰ--‐'´.:.:.:.:.:.:.:.:i！.:.:,. '´.:.:ノﾉ|;;;;;:　 ; .:
　　　　　　　　　　　＼.:.:.:.:::::::::::::::::::::::.:.:.:.ヽ｀ﾆﾆ孑'´.j.:.:.:,..:'´.:.:.:;;;;:i.ﾚ'´.:.:;;;;;:;:;:;:.:.|;;;;;　. :. :
　　　　　　　　　　　　　　＞ｰ､:::::::::::::::::::/´::.〉=＜.:.:.:.:.:.ﾚ'´.:.:.:.:.:.:.:;;;:;i.;;:;:'´;:;:;:;:.:.:.:.:.|;;;;:　 .:. :
　　　　　　　　　　　　　／　　　　＼.:.:.:.:..:/.:.::/ 　　＼.:,:ｲ.:.:.:.:,..::'´.:.:;;:;ﾊ.:"´.:.:.::ﾆﾆヽ!;;;;　 .:. :
　　　　　　　　　　　　 /　　　. :,.'　　ヽ｀ｰ'ーくヽ　　　ヽ.:ﾚ'´.:.:.:.:;;:;:;:;ﾉ〃;:;:;;;;:.::::::::::;:;!;;;;.　.: .:
　　　　　　　　　/　　　. :,:'　　　　i1　　　＼　　　 Vﾆ77ﾆ77ﾆ:〃.:.:.:::::::::::::::::;;,′;,
　　　　　　　　　　　/　　　 . :.　　　. :i i1　　　 V　 i ,　i　! ',`¨¨¨¨¨´〃.:.:.:::::::::::::;;;;;;/;:;;;;;;;:;
　　　　　　　　　 /　　　 . :　　　　.:. :ﾘ　　　 i　ししししﾉ　　　　 /.:.:.:.:.::::::::::::::./　!¨```ー --　　､､_
　　　　　　　 /　　　 . :　　　　 ,:' ,' . :.´ﾞﾞ,:;ﾞ,,;ﾞ".".;:.";:.;".;.".:.;:..:.:./,.ｨﾚ'´.:.:.::::::::/　:.　. :. :. :. :. :. :. :. :. :
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　　　　　　 /　　　　　　　　　　/　　ﾉレ'´;: .ノﾉ　. : ;:.! 州ｿ;:;:;:ﾉ´￣｀ヽノ　　. :　 .: .:. :. :. : .: .: .: .: .: .
　　　　　　　/　　. : 　　　 .: .: .: :/　　彳ｲｲ .: ;: ;: ;;;;;;;;;;;;:i　j i1.ノ　　　　ﾉ　　. :　　 .: .:. :. :. :. : .: .:. : .

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　魔術師、還らず
1124 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/08(金) 22:38:20 ID:DxqpBdZF: 　　　　　　　　/.:.:.:.:.: /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.Wｲ.:.:.:/:./:./.:.:/!.::/ 　｀Wi.:.:|.:.:.:.ﾑ＼
　　　　　　 l.:.:.:.:.:./.;.:.:.:.:.:.:.:.:.:W::.:..:./イ:.ｲ.:.:/ .:./　　　 W}.:.:|.:.:.:.:.ﾑ､:＼
.　　　　　　　 l.:.:.:／.:.l.:.:.:.:.:.i:.:.:.:..|:{.:./-//=!:/､ i/　　　　 }.:!ﾏ:|.:.:.:.:.:.ﾑ `ー-
.　　　　　　 |／:.:.イ:!.:.:.:.:.::|.:.:.:..|:|:;'　/＿|/　 /'　　　　_.|:;'_ﾏ|.:.:.:.:.:.:.l
.　　　　　　 -イ.:..:.:::|:i.:.|.:.:.::::|.:.:..:|ｲ!,ィfて笊ﾐ　　　　　　_」!　｀|.:.:i:.:.:.:.|　　　戦闘系や軍事系の神がいる影響で、
　　　　　　　　|.:.:.:.:::|:|.:.! :.:.:::i!.:.:..|.' {　{::::ijゝ!ヽ　　　　,'ｲ笊ﾄ､ |.:.l.:.:.:.:.}
　　　　　　　　|.:.:.＞¨!.:|.:.:.:.::lﾏ.:.:!.　　乂_ソ　　　　　 {:ij:ﾘ / !.:i.:.:.:W　　　カイロの街は戦士が多く集まる場所だから、
　　　　　　　　|.:ﾍ´　 !.:| :.:.:.::l.:ﾏ:.!　　　　　　　　　　ゝﾟ'　 ,'|/|:.:.:W
　　　　　　　　|.:.::l＼ .W.:.:.:.::::l.:.ﾏ:. 　　　　　　　〉　　 ,'ｲ.:.|.:.:W　　　　優秀な軍人や戦士には敬意を払うべく、
　　　　　　　　|.:.::l.:.:.:ヽW.:.:.:.:::l.:.:|ﾏ.　　　　　　　　　ﾚ|.:.:|:.:W
　　　　　　　　|.:.::l.:.:./:::ﾏ.:.:.:..:::l.:.|　ヽ　　　丶　　　,　　　ﾊ|.:.:!:.W　　　　　こうして彼らの像を建てているよ。
　　　　　　　　|.:.:.!.:/／=W.:.:.:..:l:.ト　　　　　　　￣　　 .ｲ　|.:.:|:W
.　　　　　　　ﾑ.:l／∨三W.:.:.:.:l:.|　＞　　　　　　　 ..イ;:/　 |.:.:|W
　　　　　　ﾑ.:.l:.=ﾟ｡∨ﾆﾏ.:.:.:.:.l:|＝==- .. _＞:: ....ｲ.:.:.:.:/ 　 |.:..|.:;
　　　　　　　ﾑ.:.:!:::ﾏﾑヽ/:::ﾏ.:.:.:.:i!三三三ﾆX=|.:.:./.:.:.: ,'　　i.:.: /
　　　　　　ﾑ.:.::l:::::::ﾏ/:::::::::::ﾏ.:.:.:|//////////ヽ:.:.:.:. ,'　　 |.:./

　　　　　　　　　　　　／／　　／／　　　　　　　', 　' 　　ヽ、
　　　　　　　　　　　　／／　　／　/ / /　　　　 !　 ',　　' ,　　ヽ
　　　　　　　　　／／　　　/　　/ ,/ /　　　　 |　　}　　　　　',
　　　　　　　　　, ' ./　　　　/ 　 ,/ /|　　　　　　　∥　 '　　　 '　　　　',
　　　　　　　 /／∥　　 / 　./{ /__! |　　　　 /　 //　　　'
.　　　　　 // /∥　　 ,　 ./´| i　 l i!　　　　　/ ,/ i | !　　　 i　　　 ',
　　　　　∥　i /| 　　 |　/　 |/　 i! i　　　 /,ｲ// {i l　　　　　　　　i
　　　　　　 ∥　 |.{ i 　　 | /　 ,xｪｭ､,_　､　　／/ ／　ヽi 　　 }　　　 .}i
　　　　　　{i　　{i　! 　　　| ／ i::::ｿ:ﾟl ヽ＼　/ _,ｨﾆ=ｭ､､　　∥　　　,} ゝ､
　　　　　　 i!　　ヽ　､　､ .i ヾ,, ゝ　''　　　＼! '' i::::ｿ:ﾟiヾ＼./　　　 /|‐--ヽ
　　　　　　乂_,ｨ　　 '|＼ {＼_　￣　　　 ,　　　　ゝ　 '　〉／　　　　/| |
　　　　　　　　　　 / !　　 | 　　　　　　　　￣　'' 　／　　／　 .|
　　　　　　　　 /　!　　ｉ',　　　　　　　　　　　　　　∠　 ,- '　/　 ! .!　　　　　そうした像は伊藤誠が定番だから意外ですね。
.　　　　　　　　 /　 |　　 !　､　　　　　,　　　　　　 /　/　　 /　　|　,
　　　　　　　　　/ ／'　　 ! .. '.＼　　　 `　　　　　 ,.ｲ　∥　 , '../ 　 !　'
　　　　　　 /　{ /:　　 ,'....:...........ｉ .､　　　　 _ ,......../　∥　/:.../　　　　 '
　　　　　　　 /　__|'　: 　∥....:.....r‐ |.　ヽ .‐　´　|　／　 ∥ ./..:./ 　　 i　　,
　　　　　　 / ／{ /　:　∥ r‐‐‐| i　!　　　　　　／　　　,'　/..../　　　.|　　',
　　　　　 , './ 　 /　 .: ∥/: : :|.ﾉ乂_　　　　i´　　　 i /ヽ/　　　　　i　　　,
　　　　／ / 　 ∥ 　 : ,': : : : :|　／^|　　　 r‐'i　　　　　{':／　　　　　　}　　　',
.　　　/　/　　 {　　　:.!: : : : :| 　 !　ｌ　　　|　/＼　　　 |　　　　　／　　　 ',
　　 /　/＿_.／i　　　{: : : : :|　　〉　! 　　 !./　　ゝ､＿,──── '　　　　 ',
　 ./　/ |::::::{: : |　　　 ',: : : :|　／　　ゝ　__/　＼　 / |;;;;|: /: : : : : : : ヽ､　　　　',
1125 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/08(金) 22:41:34 ID:DxqpBdZF: .　　　　　　　　　　　／:::::::::/＜二三二＞ヽ::::',::‘:，
　　　　　　　　　　　　／:::::::::: /二=--‐‐--==二',:::i:::::‘:，
　　　　　　　　　　／::::/::::::::/´:::::::j::::/ﾞﾞヽ:::i:::::::i｀l:::l:::::::::,ヽ
.　　　　　　　-=ﾆ彡|/::::::::/l:l:::::/l:::/:::::::::',::|ヽ::|l::l:::l:::::: |ミ＼
　　　　　　　　　　　　|:::::::::i!_/l::/ {::i::::::::::::::',| ',::i !:l:_i! :::::|::| ｀ヽ
　　　　　　　　　　　　|:::::::::l∧工ｰ|:|､:::::::::::斗 'T¨i!}::l::::: |::i!
　　　　　　　　　　　　|:::i::: i! ィ {ﾉ:心:::::::::::::,ィﾉ示ヽ!::}::::::| 7;　　　　　伊藤誠か。
　　　　　　　　　　　　|:::l::: i!l:::: 乂ﾘ::::::::::::::::::乂ﾘ .'//l::::::|'::::',
　　　　　　　　　　　　|:::l:l li!_', ￣　￣　' 　￣￣/'_,':::::::|::::i::',　　　　あいつが世間で称賛されている事には憤りを隠しきれないよ。
　　　　　　　　　　　　|::::i!::i:l::ﾍ　　　　　　　　 /:::l::::::::|l::::i:::',
　　　　　　　　　　　　}!:::i!::ヾ'´ヽ　　 ´　｀　　.イ＞l::::::/:l::: ',',:',
　　　　　　　　　　　 /::::::!::::ヽ..＜::|＞　_　＜|:::ヽ../l:: /::::l:::: ',ヾ､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「えっ」＞イレイナ
　　　　　　　　 /:::::i:::l:::::::::＞'´＞----＜///=i!:/=-::l:::::::',　ヽ
　　　　　,=----／　　 i!:l､_/＞-=ニ////＞' ´　 l/／ｰ-=::::::',
　　　　/l: : ＞｡._　　　　 i! ∧　　　　　￣　　　　 //-‐　　　｀,:',

.　　　　　　　　　　　／:::::::::/＜二三二＞ヽ::::',::‘:，
　　　　　　　　　　　　／:::::::::: /二=--‐‐--==二',:::i:::::‘:，
　　　　　　　　　　／::::/::::::::/´:::::::j::::/ﾞﾞヽ:::i:::::::i｀l:::l:::::::::,ヽ
.　　　　　　　-=ﾆ彡|/::::::::/l:l:::::/l:::/　　 ',::|ヽ::|l::l:::l:::::: |ミ＼
　　　　　　　　　　　　|:::::::::i!_/l::/ {::i　　　 ',| ',::i !:l:_i! :::::|::| ｀ヽ
　　　　　　　　　　　　|:::::::::l∧工ｰ|:|､　　　斗 'T¨i!}::l::::: |::i!
　　　　　　　　　　　　|:::i::: i! ィ {ﾉ:心　　　 ,ィﾉ示ヽ!::}::::::| 7;　　　　人間には関係ない事だけど、伊藤誠は神々から嫌われているから、
　　　　　　　　　　　　|:::l::: i!l　乂ﾘ　　　　　乂ﾘ .'//l::::::|'::::',
　　　　　　　　　　　　|:::l:l li!_',　　　　　, 　　　 /'_,':::::::|::::i::',　　　神々の前であいつを褒めるのはやめておいた方がいいよ。
　　　　　　　　　　　　|::::i!::i:l::ﾍ　　　　　　　　 /:::l::::::::|l::::i:::',
　　　　　　　　　　　　}!:::i!::ヾ'´ヽ　　 ´　｀　　.イ＞l::::::/:l::: ',',:',
　　　　　　　　　　　 /::::::!::::ヽ..＜::|＞　_　＜|:::ヽ../l:: /::::l:::: ',ヾ､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「は、はい」＞イレイナ
　　　　　　　　 /:::::i:::l:::::::::＞'´＞----＜///=i!:/=-::l:::::::',　ヽ
　　　　　,=----／　　 i!:l､_/＞-=ニ////＞' ´　 l/／ｰ-=::::::',
　　　　/l: : ＞｡._　　　　 i! ∧　　　　　￣　　　　 //-‐　　　｀,:',

　　　　　／／ /!　　　l l ∨＼　　　' ,　　　　　　',　　　　ヽ
　　　 ,' ／　 / | i　　 l l､i＼　＼　　 ',　　　　　　',　　　　 ',
　　　///　　/　i!| 　　i i､l＿＼　＼　 }　　　　ﾄ､　',　　　 ',
　　〃∥ 　∥ ∥!　　　}.} i 　_,ｨﾆ=ｭ､ヽ!　　　 l ∨ ',　　　 i
.　〃∥ 　　ｉ　∥ｲ!ﾏ,　∥!　l´んﾊ　ヾ∥　　　∥　.ﾄ､ﾍ　　　 !
. ∥ ,{ 　　 l ∥.,ｨｭ､ﾏ∥ ﾑ　弋ﾋﾘ　 /∥　　 /!　　|__ ゝ　　 !　　　　（こんな反応をするなんて、伊藤誠は何かやらかしたんだろうか？）
.∥　|　　　l∥∥ん｀ﾒ､ゝ､ﾍ　￣／/　　／　|　　ﾏヽ　　　!
∥　 l　　　{ ヾ弋ﾘ　　｀￣　　　∠　／　i　 !　　　|∥ ∥ i　',　　　　（いや、私には関係ないから、気にするべきじゃない）
li　　 ilﾍ.　　∧ﾑ　　 ,　　　　　　　　　　　　j ∥　　.ﾚ　∥　!　',
|l　　i!　＼＿.ヽ}　　｀　　　　　__　　　　　　 |∥　　　l　 ∥　.ﾄ､ ',
{__/　ヽ　／ |　.i　　　 ,__,ｨﾆ＿〉　　　 u　ﾚ　　 ∥ ∥　　', ',､ﾍ
　　, ｲ二二ﾆ=ｭ∧　　　ゝ'´　　　　　　　　/　　　 ∥ ∥　　 ', ', ､ﾍ
　,ｲ二二ニニニニヽ、　　　　　　　 /　　　　 /　/　　　 ', ' , ヽ
ｲ二二二二二二ニニヽ、　　　　　 _, / 　　　./ﾊ/　　　　　 }　 ',　ヽ
二二二二二二二二二ﾆヽ、　_,､ｨ≦　/ 　　　 /　/　　　　 /　i　　',　　＼
二二二二二二二二ニニﾆﾍ´＼} 　 / /　　　 /　/　　　 /}　,'ヽ　 ',　　　ヽ
二二二二二二二二ニニニ∧　　∨/!　　　　/／　　　　 //　/: : ゝ､｀ヽ
ニニﾆ二二二二二二二二二∧ / //　　　 /　　　　 / '　/: : :,　-‐: : :＼
1126 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/08(金) 22:42:23 ID:DxqpBdZF: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　／:／⌒
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::/
　　　　　　　　　　　　　　＿＿_|::/_
　　　　　　　　　　　 ....:::::: -‐::＼::::|:{:::::::::...､
　　　　　　　／::／:::::／-=＝＝=- ､::＼＼
　　　　　　 /:::::/::::::::/二二二二二二∨::＼＼
　　　　　　　 /:::::/::::::::/ﾆ=-‐..::::￣:::...‐=ﾆ∨:::::∨::.
　　　　　 ,.:::::/::::::::/:::::/::::::::::／＾^V:::::::::｀∨:::::∨::.
　　　　　　 ,:::::ｲ:::::::::{::／:::::|:::/　　　 ∨::::::::::∨:::::∨::.
.　　　　 j{:/::|::::::::::|:::/}／}/‐- 　　 ∨{:::::|::∨:::::∨::.
.　　　　　 j{/イ|::::::::::|/x===ミ､　　　　´｢_Ⅵ|::::∨:::::∨::.　　　　　このジャパン島は大陸とは海で隔てられている。
　　　　　 j〈￣ }::::::::::}《斤ｚ｢｀　　　　ｨ芹Tヽ∨:∨::|::｢＼
　　　　 j{::::＼_}::::::::::.　乂ツ　　　　乂ツ ″iⅣ:::::|::| 　＼　　　この天然の要塞のおかげで魔族のスパイすら来なかったから、
　　　　 j{:::::::j{:: }::::::::::}、　　　　　　　　　 /ノ|:|::::|::|
　　　　j{:::::::j{┌‘.::::::‘､＼　　　　　′　　　.:｢:::::|:|::::|::|　　　　　　この島では戦士が力の象徴でいられる。
　　　 j{:::::::j{::::|　‘.::::::‘.丶　　 _ _　　／:::|::::::|:|∨::|
　　　j{::::::/::: └::´‘.::::::‘.　＞　 __　....:::::|:::::::|:::::: 从::::|
　　 |::::/::::::::::::::／∧:::::‘.=ｭ　/__:::::::::::::{:::::::{:::::ｲ　|:::|
　　 |:/:::　-‐く////∧:::::∨={///ヽ ‐-　､:/／{ 　 ::::|
　　 |／　　　 ∨‐-/∧:::::∨＼//∧　　 .:::::::::|　　:::|
.　　 ′　　　　　∨////ﾊ:::::∨////∧　　i::::::::|　 .::/
　 / 　　　　　 }/////∧:::::∨////.} 　 | ::::::|　.:/

‐-ｭ　　　　　　　　　　　　　　 /二二ﾆ=ｭ　　　　　　　‐=ﾆ二二二二二二二二ヽ
二二二ﾆ=‐-ｭ　　　　　　 /　｀　‐=ﾆ二ﾆ=‐ｭ　　　　　　　　‐=ﾆ二二二二二二|
‐=二二二二二二ﾆ=‐-ｭ/　　　　　　　 ‐=ﾆ二ﾆ=ｭ　　　　　　　　　　 ‐=ﾆ二二 !
::::::::::‐=ﾆ二二二二二二ﾆ=‐-ｭ　　　　　　　　　‐=ﾆ二ﾆ=ｭ　　　　　　　　　　　　￣|
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:::::::::::::::::::::::::::::::‐=二二二二二二二二二ﾆ=‐-ｭ　　　　　　　　　　　　　　　　｀l
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ﾆﾆﾆﾆ≠::::::::::::::::::::::::::∥∥∥.........∥..,‐=二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ﾆ
ｪ=ﾆ≠":::::::::::::::::::::::::::,' /:ｉ...i..............!.∥i i＿_!‐=ﾆ二二二二二二二二二二二二二二二二二ﾆ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| i::::!..ｌ..............l.∥~!i........{...i!.......‐=二二二二二二二二二二二二二二二ﾆ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|.l:::::{ i､............i/＿i!＿＿ !ﾔ......../／＿＿‐=ﾆ二二二二二二二二二二ﾆ
゛≒==ｪ:::::::::::::::::::::::::::|l:::::::{{:i.............{..ヽ乂ﾋﾘヽﾔ／...|i ´ i:::ﾋ:ﾘヽ'i..........∥.!...i...!:::::::::::::::‐=ﾆ二ﾆ　　　魔王戦争で騎士や戦士の立場が悪化したとは聞いています。
　　　　　゛≒==ｪｪｪｭ:iｪｪｪヽ! ヽ.........'､　　　　　　　＼...i 　　　　　/ .......∥/ヽ.!...ｉ::::::::ｪ=ﾆ二二ﾆ
　　　　　　　　　　　　i! 　 ∥} l...'...､...＼　　　　　　' 　ヽ　　　　／ ....／i/ !.....ヽ...!ﾆ"
　　　　　　　　　　　　 v､ ∥/ l.........i .〉、　　　　　　　　　　７./.´.....´∥!............!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「あれは酷かったからね」＞剣の女神
　　　　　　　　　〉,ﾆ=- j ........i: : :.> 、　　<ニニ>　　,　' //　........../!..!.............!
　　　　　　　　　　　 /- ';;;;;;;;! .......|: : :∥..iﾆｭ。_ 　 _ 。.ﾆ/..∥! 　......../:}/.......... !..}
　　　　　　　　　　　 /: :|;l;;;;;;;;;;;| 　　i: : :ｉ　....＼__...｀´.....／.....∥! 　　 / /　　 /／､
　　　　　　　　　　 _{: : : !l;;;;;;;;;;j 　　!: : !　　　i^ｉl...........{ヽ........! ｉ　　 / / 　／': : : :i
　　　　　　　 /二､: : {{;;;;-‐i　　 l: : l 　　 !:::!　　 !:::i　　 '､ '､__/_'_ ／: : : : : :/ﾆｭ
　　　　　　　　 /二ﾆ=､: :､_};;;;;!　　　|: : }　　∥　l　　 |　 }　　 /￣l;;;;/: : : : : : :.／!二ﾆ!
　　　　　　 /二二ﾆi=ｭ: : };;j　　　.ｉ､: :}　 ∧　｀!　∥ ∧　// ´ ￣!: : : : :／二i.二二l
　　　　　　　/ 二二二l二ﾆｭ,i 　　　l;;;､: ﾚ' ､　ヽ　∨　/　 }//　　　 i }: :／二二i二二ﾆ!ｭ
1127 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/08(金) 22:43:01 ID:DxqpBdZF: 　　　　　　／:::::::/-､＝ニニ＝=ﾏ:::::::ヽ
.　　　　　／:/:::::::/=∥:::::ﾊﾊヽ:::-ﾆﾟ｡::::::;::ヽ
.　　　　／:::/::i:::::::i七:::i:::/　ﾞﾞﾏ:::l::｀::ﾏ::l:::l:::::ヽ
　　　 /:; イ:::::{::::::l.:i!|::ｲ/　　　ﾏ:l:::::::i:}::!:::l::|iヾ＼
　　　 ´　　{::::::l::::::l十l:ti!_　　　　_'|-:十!::: l:::l:|
　　　　　　i!:::: l::::ll:| |l_..,,｀　　　´_,.!_ﾏ |l:::l:::l::|　　　王国では長年騎兵が最強としてもてはやされていた。
..　　　　　_i!;::::i!:::| lイ弐ヾ　　行弐ヽ{:::|::l:l_!
　　　　　ヽ_l::::|l::::!　弋:ｿ ' 　　弋:ｿ ',':::/::l_.イ　　機動力と装備に優れた彼らは王国軍の花形の兵科だったんだ。
　　　　　 i!::ﾏ::ﾑﾊ　　　　　 ' 　　　 /:ｲW:l::::!
　　　　 i!:: ﾏ:::ﾑ:::. 　　　　　　 //;:W:::|:::|　　実際、盗賊団の討伐では極めて有効だったからね。
.　　　　 i!::::::ﾏ:::ﾑ/ヘ　　´ 　｀　 ..ｲ l:W:::::|:::|
　　　　　i! ＜ﾏ::::lﾆニ＞...　_　＜=＝l:::7/ ＞ .
　　　 W　　　ﾏ::|ﾆﾆ∥　　　　　　 |::i　　　　W
　　　ｲ　　､ﾏ:l=／　　　　　 / l::! /　　　}ヽ
.　　f〈∧　　　ヽヽ=＼　　　　　 r=- ﾘ/ r----≦|
　　 l=ヽﾟ｡　　　 |ﾆﾆ/　　　　　ゝﾆ=|´　!ﾆﾆﾆﾆﾆ!

　　　　／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-　　 _
　　　 ‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-　_　----ミ　　　　　　　　　＿＿
　　　′ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐　　‐=ﾆﾆ=- ⌒)___　　-=ﾆ: : : : : .／　／￣￣.〉
　　　}ﾆﾆヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐. : : : : : : : : : : : :.　　／: : : : : ./
　　　}ﾆﾆ‐ﾉ∨ﾆﾆﾆﾆ／／ﾆﾆﾆﾆﾆ=‐. : : : : : : : : : : : : : : : /　／: : : : : : :./
　　　}ﾆ／　 ∨ﾆ=‐ .／ﾆﾆﾆ=‐. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : )／: : : : : : : : /
　　　(())　　　}ﾆﾆ.／ﾆﾆ=‐. : : : : : : : : : _　　-‐‐‐-　 _: : : : : : : : : : : .
　　ｒソ　　くﾆ／ﾆ=‐: : : : : : ＞　　　八ヽ　　.＼　　　ヽ: :/: : : : .
　 rソ　　　　／／／: : : : .／　ｌ　|-‐‐-ミ.i|　　 |(.＼　　 ∨:/: :／
　人　　　　く__.／: : : : :.／　　　.| 人(/_　　i|　　 |==ﾐヽ　　∨／　　　盗賊団は魔法が使えない上に、防具は毛皮で、武器は石器の槍、
Y＊ヽ　　　／: : : : : ／　　ｌ　 |ィf示もミ从　 .ﾉﾋﾊﾉ j|
乂_ソ　　　. : : : : : :Y　　　　 .|　杙乂_ツ　　)／　､´　.i|　　ｌ　　　　　人数も精々３０人程度ですから、正規軍の騎兵隊なら一蹴できますよ。
　　　　　. : : : : : : : .　　ｌ　 |　从　¨¨´　　　　　　　　i|　　 |{
　　　 /: : : : : : : : :}　　 |　人　ﾊ　　　　 r　　ｧ　　八　 .八
　　　. : : : : : : : : : ﾉ　　　|　　⌒ヽ人　　　　　　　　 . : : /,ノ⌒　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そう、単に相手が弱すぎたんだ」＞剣の女神
　／: : : : : : : : : .　　　　.|　　　　 /,(___　　　　　／　､　人
ィ(: : : : : : : : :..／/　　　从　　　　）人　　　　 { ´乂____＼　ﾆ=- _
: : : ﾆ=‐　　　 /　ｌ　　/ ﾊ　　　Y(______　　 .{---ミﾆﾆ=‐‐--ミ___)
　　　　　　　　./　人　/ /∧　　　/,　　 }ヽ　人　 {_(＿＿　　　/::/
　　　　　　　　′(　　ソ　ｒ∧　　　/,　 .}　乂_　＼〉ヽ:::::::::ヽ Y⌒ヽ
　　　　　　　人　 )　rソ__く:: ∧　　　/,__(: : : : 乂___〉ノ＼::::ﾊ人　　/,
　　　　{ヽ〈ヽ　ヽ乂ソ:::⌒ヽ:::::.　ｌ　　/,　¨¨¨¨¨¨〉〉ヽ::::::∨∧　　　/,
　　　　|　 .}　ﾊ(乂ソ::::::::::::::::::: }　|　　 /,::＼　　／乂ﾉ＼::∨∧　ヽ /,
　　　人　L 　 Vソ／⌒¨¨¨¨人人　　 /,:::ハ /::::::: {　　＼i:i:ｉ}　　〉
　　　乂＼　＼ `～､、i:i:i:i:／　 )i:i:＼　 /,⌒{:::::::::ｌ::|　　　　Yi:}　__ノﾉ
1128 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/08(金) 22:43:48 ID:DxqpBdZF: 　　　　　　　　　　　　　,:::::／::j::::::::::j:::::::::::::／:::／:／./:::/　　　 l::::ヽ'/∧!:::::::.
　　　　　　　　　　　 i::ノ:::::ｨ:::::::::::!::::::::／/∠＿　 ':::/　　　　l::::/::::ﾏ/}:::::::::.
　　　　　　　　　　　_,,ｨ彡イ:::|:::::::::::|::::::/　/　　　　ヽ:/ 　　　 j:::ﾊ:::::::ﾏ'::::::::::.
　　　　　　　　　 r‐‐‐-!:::::::::::l::Ⅴ　ｨf竓芹ﾐ､ '/　　　　 ,j__ .}::/:::ﾘ:::::::::::.
　　　　　　　　　　　ﾑ　 r'.i::::::::::::l::::{　.〈ん:.ｉr.' 　　　　　　｀ヽ.!::::|:::::::,':::.　　　　王国でもてはやされていた王国戦士団や王国騎士団は
　　　　　　　　　　 l:::ﾍ.　 !::::::::::::Vｉ!　 .弋　/　　　　　 ,ｨf竓ﾐ.;/ '::::l!:::::∧::',
　　　　　　　　　 l::::::::＼!:::::::::::::Ⅵ　　｀¨ 　　　　 .ん.ｉr.' .〉 /::::::|::::7　 ::',　　.　勝って当然の弱敵と戦っていた所為で
　　　　　　　　　　　　'::::::::::::::|:::::::::::::lⅤ　　　　　　　弋ノ　' ／::::::!{:::7
　　　　　　　　　　　 /:::::::r-‐i　　　　　　　　　　　　　 ' 　　　 /:::::::::::!ⅳ　　　　　..　本当の戦争ができなくなってしまった。
　　　　　　　　 /::::::::∧:. l::::::::::::::!､　　　　　　　　　　　 /::::::::::::::! ′
　　　　　　　　　 / ＿::::::∧.:.!::::::::::::|　＼　　　 r ｧ　　　　　,ｲ.!::::::::::::'　　　　　　　　　あのフォーク参謀はその一例に過ぎないよ。
　　　　　　　　／　　　　　　´,;,::::::::::::ﾄ、 . ＼　　　　 ,　＜´　.|::::::::::::'
　　　　　　　/　　　　　　、　;j::::::::::::!:.≧, ,r-` ＜＿＿ :::::.　.l::::::::::::'
　　　　　 /　　　　　　　　ゝ_,;j:::::::::::!__:.へ:./ ／　　 /‐‐ ､ .!:::::::::::'
　　　　.f≦'　　　　　　ヽ　　 ,;jⅥ::::::|　　　　　　　　〈　　　ヽ::::::::::'
　　　　.j ､ニニニカ　　〉　 ,;j' Ⅴ:::::!　　　　　　　＞　　　 |:::::::::'
　　　 /.|ニニニニ}　!　,/へ,;j'ﾆ=}::::::l　　　　　　　∧ 　 /　__.!::::::::'
　　 /.ﾆ'ニニニニ{　'´ ィﾍ >≦=!::::,'　　　　　 ,ェ'__ﾍ,ュ　 | r!::::::/
　　./ニﾆﾏｰ──‐ゝ≦:.f´　　　 |:::,'　　　　　　　　　　}:≧} }.|::::/

::::::::::::::::::＜二二二二二二二ﾆ=‐-　　　　　　　i_
::::::::::::::::::::::::::　＜二二二二二二二二ﾆ=‐-　　　ヽ　　＿＿＿＿＿＿_
:::::::::::::::::::／／　　 / ＜二二二二二二二二二ﾆ=-＜二二二二二二二
::::::::::::::／:/　　　　l　　　　＜二二二二二二二二二=‐-＜二二二二二
:::::::::://::/　　　/　!　　　　 l　　　＜二二二二二二二二二二二二二二
:::::://:::/　　　l　 i　　　　　i !　　　　　i ＜二二二二二二二二二二二二
::::/::::::i　　　　 !　∧　　　 //､　i＼　　l　　　＜二二二二二二二二二二
::i::::::::::!i　　　 /､iゝ-､　　//-‐＼!　＼ !　　　　 i、＜二二二二二二二二
::i::::::::::l !　　 ∥ i＿__＼// i　＿＿　 /　　 /ゝ- ﾍ
:::!､__::::i＼　ｉiヽ乂ン`　＼ i´乂ン ' /　　／　∥i　ﾍ　　　　　　　フォーク参謀はヤン・ウェンリーと逆の意味で有名ですが、
::ゝ‐':::::::ヽ＼_､i　　　　 '　　　　　／ _／　　.∥i∧ ﾍ
≒========l　､　　　　_　　　　￣/　　　 / / ∧　ﾍ　　　　　彼が例外ではなかったわけですね？
　　　　　 | 　＼　　ゝ-｀　　　　/　　　　/ /　　∧　ﾍ
　　　　　　　i　　 .∥　､　　　　＜/　　　　/ ./　　　∧　ﾍ
　　　　　 l　　 ∥　　　/ヽ　　/　　　　/‐/ 　　　 i　　ﾍ
　　　　　!　　∥: : : /ヽ　ｉ　 l　　　 i: :/　　／／: :ヽ　ﾍ
　　　　　 /i 　 ∥: : : ヽ l　l　　i　　　　l／　／／: : :／-i　　ﾍ
　　　　 /ｌｌ　 ∥: :､: : ﾚ＼! ／＼　　 i _ ／: : : : :／ﾆ/二　　 i
　　　　/∥!　 i: : : ヽ: i　i､ゝ‐´／　!目´: : : : : ／二/二二　　l
　　　　i∥ !　 l;;;;＼: i´／ l l　＼ /./　ゝ‐ '/二二 /二二二　 |
　　　　∥ﾆ!　 i;;;;;;;;;i /　　/l　　 i /　 `!‐‐ '二二 /二二二二　|
1129 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/08(金) 22:45:04 ID:DxqpBdZF: 　　　　　　／:::::::/-､＝ニニ＝=ﾏ:::::::ヽ
.　　　　　／:/:::::::/=∥:::::ﾊﾊヽ:::-ﾆﾟ｡::::::;::ヽ
.　　　　／:::/::i:::::::i七:::i:::/　ﾞﾞﾏ:::l::｀::ﾏ::l:::l:::::ヽ
　　　 /:; イ:::::{::::::l.:i!|::ｲ/　　　ﾏ:l:::::::i:}::!:::l::|iヾ＼
　　　 ´　　{::::::l::::::l_|」_i!　　　　 _'|」:::_l:l:::::l:::l:|
　　　　　　i!:::: l::::ll:| |l_..,,｀　　　´_,.!_ﾏ |l:::l:::l::|　　　　フォーク参謀の『高度の柔軟性を維持しつつ臨機応変に対応する』
..　　　　　_i!;::::i!:::| lイ弐ヾ　　行弐ヽ{:::|::l:l_!
　　　　　ヽ_l::::|l::::!　弋:ｿ ' 　　弋:ｿ ',':::/::l_.イ　　　という言葉は、現在では悪い意味で知れ渡っているけど、
　　　　　 i!::ﾏ::ﾑﾊ　　　　　 ' 　　　 /:ｲW:l::::!
　　　　 i!:: ﾏ:::ﾑ:::.　　 r　─v　　 //;:W:::|:::|　　　　盗賊団相手ならこれで十分なんだよ。
.　　　　 i!::::::ﾏ:::ﾑ/ヘ　 ∨　ﾉ　　.ｲ l:W:::::|:::|
　　　　　i! ＜ﾏ::::lﾆニ＞...｀_´ ＜=＝l:::7/ ＞ .
　　　 W　　　ﾏ::|ﾆﾆ∥　　　　　　 |::i　　　　W　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そうなんですか？」＞イレイナ
　　　ｲ　　､ﾏ:l=／　　　　　 / l::! /　　　}ヽ
.　　f〈∧　　　ヽヽ=＼　　　　　 r=- ﾘ/ r----≦|
　　 l=ヽﾟ｡　　　 |ﾆﾆ/　　　　　ゝﾆ=|´　!ﾆﾆﾆﾆﾆ!

　　 /::::::::::::::/::::::::::::/|::::::/　　　　.V:::!V::::::::!:l::::::Y::::::::::::::lヽ＼
　　.:::::::::::::::/::::::/!::/-i:::/　　　　　 Vl‐ゝ:::::!:l､:::::!:::::::::::::::l.　｀＼
　　i::::::::::::::i::::::/ .l/　 i/　　　　　ﾘ　ヽlﾉ. Y:l::::::::::::::::!　　　　
　　l:::::::::::::::::::::i ｨ竓示ミ､　　　　ｨ竓示ミ､ .!:l::::::::::::::::!　　　　　だって盗賊討伐は天空神さまが指示した場所に行って、
　　l::::::::::::::V:::ｉ《　iし:ij:::ｉ　　　　　　　ｉし:ij:::i　》.!l::::::::::::::::l　　　　
　　l:::::i:::::::::V::ｉ.ヾ弋::::::ｿ　　　　　　弋::::::ｿ　" .l!::::::::::::::::l⌒)　　　現場の状況に合わせて部隊長が討伐していたんだよ。
　　l:::::l!:::::::::V::i　　 '''''　　　　　　　''''' 　　 l:::::!:::::::::::l／　　　
　　l:::::li::::::::::lV:i 　　　　　 ′　　　　　　　 /:::/::::::::::::l:!　　　　これこそ『高度の柔軟性を維持しつつ臨機応変に対応する』だよ。
　　l:::::li::::::::::l､_ﾍ　　　　　　　　　　　　　　　 /／i::::::::::::::!:l　　　
. 　 l::::l.i:::::::::l::::::ﾍ　　　　　､　　　　,　　　　 /′::!::::::::::::::!::!　　　
　　 l:::l l:::::::::!:::::::::ﾍ　　　　　　　　　　　　 ,ｲ::::::::ｌ:::::::::::::::!:::!
　　 .l::l l:::::::::l:::::::::::::＞､　　　　　　 ,,.＜＼:::::::ｌ:::::::::::::::ｌ::::l
　　　l:l/l:::::::::l:::::::::::／　　＞、　　 .＜ |､　　＼l::::::::::l::::::!:::::!＼
　　　,ll:::ｌ:::::::::ｌ::::／　　／|＿　　 ._＿_」＼　　_l::::::::/!:::::l:::::::l:::::＼
　　/::l!:::V:::::::V::＼_／二L＿＞＜＿__」/￣￣ l::::::/::l::::::!::::::::!:::::::::＼
　/:::::::::::::V:::::::V::::|"二／二二二二二/....../￣l::::/:::::l::::::!:::::::::!::::::::::::::＼

　　　　／／.:.:.:.:.:.:.:.:／ 7 ７　｀`～､、.:',
.　　　 //.:.:.:.:.:.: |.:.:.:.:/_ ｡s≦￣≧s｡ _ ＼!
　　　 // .:.:.:.:.:.:. |.:.:.:.:.: ! .:.:.: /''"´｀ヽ.:.:l＼ﾄ
.　　 //.:/!.:.:.:.:.:.:.|.:.:. , ｲ .:.: /　　　　|.:.:.!.:.:.}ｌ　　　　　機動力と戦闘力に優れた騎兵で現場に向かい討伐するだけ、
　　 /.:´/: !.:.:.:.:.:.:.|.:.:/　!＼/ 　　　 !: ｲ: !八
　　.:.:. /.:. |.:.:.:.:.:.: !,/　乂.:{ヽ　　　 )八 |{.:/,　　　　補給や戦術など細かいことは無用！
　　ｌ.:. ｌ.:.:.:.!.:.:.:.:.:.:八,ｘ≠ミ,(　　　　,ｘ≠ミ八.:./,
　　|.:. | r‐‐-{_.:.:.:.:r'　ん心　　　　ん心ｲ.:.:. ＼(　　　王国軍の戦いはそればかりだったんだよ。
　　|.:.:.!八r'⌒ﾄ､.:.八辷ツ　　　辷ﾂ八.:.:.:.:/,
　　|.:.:.:.:.:.:＼ﾊハ.:.r'＼　　　　　 ′⌒ｲ＼.:.:/,　　　それで上手くいっていたんだ。
　　|.:.:.:.:.r'￣フ从人　　　､　　,　　八 .:. l.:.: /,
　　|.:.:.:.:八ﾏﾍ／|.:.:.:.:＼　　　　　　／　　＼!.:.:.: /,
　　:.:.:.:.:.:.: Уl.:.: ﾄ､.:.:.:.:.〕iト ,　_ ィi{　　　　 ' , :ｌ{ /,
　 / .:.:.:.:.:.:.:.: |.:.: !ﾆ=＼.:.:.:＼__! .:.: {　　　　　 }.:. |{.:./
. / .:.:.:.:.:.:.:.:.:. !_,ノ￣￣＼.:.:.:.廴＿!-‐　､　　 !.:.八(
/.:.:.:./ハハr'￣ﾆﾆﾆ==== ＼: ∨∧　　　 Y/.:/
.:.:.,ｲ{　　　ﾏﾍ-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ!.:.:lﾆ ∧　　　ﾉﾙ'
／:八　　　ﾏﾍﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/.:./===∧ 　／＼
.:.:.人＼　　　rｹ-=ﾆﾆﾆﾆ:/／ﾆﾆ== ∧　　　
: /　＼(　　 ,ｲ }-=ﾆﾆﾆ /´ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ∧
/　　　＼　} ! |-=ﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ= }

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞ ´　　　　　 ` ＜二二二二二二二二二二二＞､
::::::::::::::::::::::::::::::／ ,　　　　　　/　/!.i　　` ＜二二二二二二二二二二二>､＿＿
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ｨ=:::::::::::/ /:::l l　　　　.l/‐.ｌi‐‐‐‐l'l´、　 / /ll`l‐/--! l､　`＜二二二二二二二二二二二二二
/:::::::::::/./:::::ｌ l　　　　 l′ ______ .l.l､ヽ　/ /　l i./ ____l !＼　l　`＜二二二二二二二二二二二二　　　なまじ、それで上手くいっていたから
:::::::::::::l./:::::::l　,　　　　　j, イ　う::ヾ、　ﾒ, ' 　ﾚ ,ｨう:::ヽ!ヽヽ!　　　` ＜二二二二二二二二二二
`""'''‐l'- ．.l　l､　　　ｌ`　 i:::ﾋ!:ﾘ　 /　＼　l 　l:::ﾋ!::ﾘ　' / 　　　 l /!＜二二二二二二二二　　　　魔王戦争に対応できなかった？
. 　　　|　　/ｉ　!＼　　＼ '､　｀　´　　　,　　ヽ　`　 ′　/ 　　　 //　! l::::`＜二二二二二二
　　　!､ /　! |　 !＼　　＼ヽ　　　　 `　　　　　　　　 /／　　ｲ∥　ﾔﾔ======＜二二二二
　　　　ゝ＼_」ｉ　 j　　`‐---ヽ　　　　　　　　＿　 u 　 7　　　／ l /! 　ﾔﾔ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「その通りだね」＞剣の女神
　　　 /　｀f´　γl　　　 l｀､　　　　弋 ‐ ￣　ノ　　 ∠ -‐ '´　　ｲ　!　　ﾔﾔ
　　／／　|　　/ !　　　　 i　｀､　　　　￣　　　　／′　　　　/　l 　　ﾔﾔ
.／／ ,-‐ '__i´_ ,j　　　　i: , ===､､　　　　　　　ｨ_´_/ /　　　　∥ /　　　､ﾑ
／'／: : : : : : : : i　　　　 l´; ;/(　|　＞､　＜ ∥､/ /　　　　 ∥/　　　　　|　ﾑ
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!::/ﾆ二二二ｭ､: l　　　　　　!: : :､　　　＼　　　 /　! ｌ .l 　　　 !　　　　／ヽ、　　　ﾑ
/ﾆﾆ二二二二ｭ! 　　　　|: : : :､　　/´ｉ　　 /´i　､､､　　　　!　　／: : : : :i　　　　ﾑ
.二二二二二二i　　　　　　l: : : : : ､./　 !　　l 　l　　 l‐‐‐‐‐‐‐‐ <: : : : : : : : l　　　　ﾑ
1130 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/08(金) 22:46:13 ID:DxqpBdZF: 　　　　　　　　　　　　　,:::::／::j::::::::::j:::::::::::::／:::／:／./:::/　　　 l::::ヽ'/∧!:::::::.
　　　　　　　　　　　 i::ノ:::::ｨ:::::::::::!::::::::／/∠＿　 ':::/　　　　l::::/::::ﾏ/}:::::::::.
　　　　　　　　　　　_,,ｨ彡イ:::|:::::::::::|::::::/　/　　　　ヽ:/ 　　　 j:::ﾊ:::::::ﾏ'::::::::::.
　　　　　　　　　 r‐‐‐-!:::::::::::l::Ⅴ　ｨf竓芹ﾐ､ '/　　　　 ,j__ .}::/:::ﾘ:::::::::::.
　　　　　　　　　　　ﾑ　 r'.i::::::::::::l::::{　.〈ん:.ｉr.' 　　　　　　｀ヽ.!::::|:::::::,':::.
　　　　　　　　　　 l:::ﾍ.　 !::::::::::::Vｉ!　 .弋　/　　　　　 ,ｨf竓ﾐ.;/ '::::l!:::::∧::',　　　あの戦争は酷い物だったよ。
　　　　　　　　　 l::::::::＼!:::::::::::::Ⅵ　　｀¨ 　　　　 .ん.ｉr.' .〉 /::::::|::::7　 ::',
　　　　　　　　　　　　'::::::::::::::|:::::::::::::lⅤ　　　　　　　弋ノ　' ／::::::!{:::7　　　　　　魔族は飛行魔法を使って、
　　　　　　　　　　　 /:::::::r-‐i　　　　　　　　　　　　　 ' 　　　 /:::::::::::!ⅳ
　　　　　　　　 /::::::::∧:. l::::::::::::::!､　　　　　　　　　　　 /::::::::::::::! ′　　　　　　こっちが手を出せない上空から強力な攻撃魔法を撃ち放題。
　　　　　　　　　 / ＿::::::∧.:.!::::::::::::|　＼　　　 r ｧ　　　　　,ｲ.!::::::::::::'
　　　　　　　　／　　　　　　´,;,::::::::::::ﾄ、 . ＼　　　　 ,　＜´　.|::::::::::::'　　　　　　　　　当然、騎士や戦士は手も足も出ずボコボコにやられたんだ。
　　　　　　　/　　　　　　、　;j::::::::::::!:.≧, ,r-` ＜＿＿ :::::.　.l::::::::::::'
　　　　　 /　　　　　　　　ゝ_,;j:::::::::::!__:.へ:./ ／　　 /‐‐ ､ .!:::::::::::'
　　　　.f≦'　　　　　　ヽ　　 ,;jⅥ::::::|　　　　　　　　〈　　　ヽ::::::::::'　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「それは、そうなるでしょうね」＞イレイナ
　　　　.j ､ニニニカ　　〉　 ,;j' Ⅴ:::::!　　　　　　　＞　　　 |:::::::::'
　　　 /.|ニニニニ}　!　,/へ,;j'ﾆ=}::::::l　　　　　　　∧ 　 /　__.!::::::::'
　　 /.ﾆ'ニニニニ{　'´ ィﾍ >≦=!::::,'　　　　　 ,ェ'__ﾍ,ュ　 | r!::::::/
　　./ニﾆﾏｰ──‐ゝ≦:.f´　　　 |:::,'　　　　　　　　　　}:≧} }.|::::/

　　 /::::::::::::::/::::::::::::/|::::::/　　　　.V:::!V::::::::!:l::::::Y::::::::::::::lヽ＼
　　.:::::::::::::::/::::::/!::/-i:::/　　　　　 Vl‐ゝ:::::!:l､:::::!:::::::::::::::l.　｀＼
　　i::::::::::::::i::::::/ .l/　 i/　　　　　ﾘ　ヽlﾉ. Y:l::::::::::::::::!　　　　
　　l:::::::::::::::::::::i ｨ竓示ミ､　　　　ｨ竓示ミ､ .!:l::::::::::::::::!　　　　魔法ギルドの対空兵器で地上戦に持ち込んでも
　　l::::::::::::::V:::ｉ《　iし:ij:::ｉ　　　　　　　ｉし:ij:::i　》.!l::::::::::::::::l　　　　
　　l:::::i:::::::::V::ｉ.ヾ弋::::::ｿ　　　　　　弋::::::ｿ　" .l!::::::::::::::::l⌒)　　魔族の圧倒的な魔法には対応できなかった。
　　l:::::l!:::::::::V::i　　 '''''　　　　　　　''''' 　　 l:::::!:::::::::::l／　　　
　　l:::::li::::::::::lV:i 　　　　　 ′　　　　　　　 /:::/::::::::::::l:!　　　消耗性に突入した中期以降も騎士や戦士はやられ役だった。
　　l:::::li::::::::::l､_ﾍ　　　　　　　　　　　　　　　 /／i::::::::::::::!:l　　　
. 　 l::::l.i:::::::::l::::::ﾍ　　　　　､　　　　,　　　　 /′::!::::::::::::::!::!　　　
　　 l:::l l:::::::::!:::::::::ﾍ　　　　　　　　　　　　 ,ｲ::::::::ｌ:::::::::::::::!:::!
　　 .l::l l:::::::::l:::::::::::::＞､　　　　　　 ,,.＜＼:::::::ｌ:::::::::::::::ｌ::::l
　　　l:l/l:::::::::l:::::::::::／　　＞、　　 .＜ |､　　＼l::::::::::l::::::!:::::!＼
　　　,ll:::ｌ:::::::::ｌ::::／　　／|＿　　 ._＿_」＼　　_l::::::::/!:::::l:::::::l:::::＼
　　/::l!:::V:::::::V::＼_／二L＿＞＜＿__」/￣￣ l::::::/::l::::::!::::::::!:::::::::＼
　/:::::::::::::V:::::::V::::|"二／二二二二二/....../￣l::::/:::::l::::::!:::::::::!::::::::::::::＼

　　 /ﾆﾆ／　　　_, ｨﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-‐‐‐‐‐‐‐‐‐､　　　　　　　　　_＿ ,　．ｪ===ｪｭx､, __
　　 |ﾆ／　　_,ｨﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐'"　　　　　　　　　ヽ_, xｪ==ﾆﾆﾆﾆﾆ=-‐ '"￣￣￣￣￣ヽ〉
　　／　 _,ｨﾆﾆﾆﾆ=- '"　　　　　_,　 xｪ= ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ=‐'"................................................/
　　|　／ﾆﾆﾆ=‐'"　　　　_,　ｨﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐'".......................................................／
　　l/ﾆﾆ=‐'"　　　_, ｨﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ=‐'"､..........................................................／
　　ﾚ}／　　_,ｨﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ=‐'"　　　 ∨.............................................._‐
＿_f　　 _,ｨﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ=‐'"　!l |　　　ヽ∨....................................._‐
ﾆニi／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ=‐'"|i!　　 |Nﾄ　　､　|､∨.........................._ ‐
／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニニ=‐'"__|i i! !　 ∥}i .}　　l .i...ヽ!................._ ‐
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ='".／{:::ｱヽ　{　/,.ｨヽ,} 　 | .}......}........_ ‐
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐'"　　 iヽ,弋'ｿ　　＼|i'ﾘ i i　 /|/....._i|_‐"
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐￢⌒´ {　|i ＼　　{.　　　　　　､　|ﾉノ.ノ_ -'"j|
￣............|　|　 |　 / ∧ヽ　｀‐--　　　　　　　 } }‐'"　　ゝ'　　　　だから魔族がいないこの島ならと？
‐====-.i　i　　〉　イ ∧　　　 |　　　　　‐ ヽ　 / .|
　　　　 l ∥　{　　ﾉ /.∧　　　i_ 　　　　　　　,ｲ　 i∨
　　　 /∥ ／ィ' ./......∧　　 !　ﾆ=-　．,ｨ'　　..'　∨　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そうだね」＞剣の女神
　　　/ ∥_| _／__/＿_....∧　　 i　　/､_|　　　　 .'　　∨
　　./_ // /⌒ヽ､: : : : :＼ﾍ　　 {‐､i　　l　　　 .'　　　i
　 /ﾉ⌒|/: : : : : : :＼: : : : :.ﾑ　　､|^!　/ } 　 . ∧　　　i
. /ゝ-Y: : : : : : : : : : :＼: : : :ﾑ　　', ∨ﾄ､|　　.! }　　 .ﾉ
/ / {　|: :/ﾆﾆ=-x､: : : :.＼: : ﾑ　　',､ヽ!＼　　乂　／
./　 |　ｙ'ﾆﾆ=ｭ､ﾆﾆﾆ=x､ : ＼: :}　　', ヽ〉_ l‐--r‐{　〉
. 　/　/ﾆﾆﾆﾆﾆヾﾆﾆﾆﾆﾆ=x:＼}　　ヽ/ヽ〉ヽ､ L__〉_ﾑ
　 {　/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆヾﾆﾆﾆﾆﾆ=ｭ､.',　　 ',　|＼ヽ　　ヽ
1131 ：名無しさん＠狐板：2024/11/08(金) 22:46:28 ID:C5jim6sC: まぁむしろ魔族との戦争に対応できる方が変だしな
1132 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/08(金) 22:47:56 ID:DxqpBdZF: 　　　　　　　　　 i::::::::::::/:::::::::::/:::::/::::/ｨ:::/:::/:/　　　　|:::i::::::::::;:::::::::::i{
　　　　　　　　 |::::::::,ｲ:/::::::::/::::/l:::/-:::/l::://　　　　 !:::l::::::i:::l::::::::::::i:!
.　　　　　　　　　 |:::／::ｲ:::::::::l::|:::{´!:{　{:/_|:/l{｀　　　 !::∧:::l::::!:::::::::::lﾑ
　　　　　　　　　ィ..イ::: |::::::::l: l:: |_;::{ﾁ示ミ:､ﾒ　　　　　 }:!-=|::!:::|:::::::::::|､ﾑ
　　　　　　　　 |::::;＞ !::::::::l::l:: | !;{:::ij:::r'　ヾ　　　　ｨﾁｪx :/|:::i:::::::::: | ＼::.　　　実際、政府も戦争で騎士と戦士が使い物になるのか懐疑的らしくて、
　　　　　　　　 |:::.¨ ´.!::::::::|::ﾏ:{　弋:ソ　　　　　　　,:ij:::r' ヽ}::/!::::i:::::|　　`｀､
　　　　　　　　 i!::ﾑ　 l:::i::::l::::ﾏ:!　｀¨ ´　　　　　　弋:ソ .//',ｲ::::;':::::l　　　　　　新兵器の研究もやっているらしいよ
.　　　　　　　　　　 li::::::ヽ l:::l::::l::::|:ﾏ.　　　　　　　　　 ¨　　 / |::/::::::l
　　　　　　　　 !:!:::::::i:｀ﾏl::::l:::|:::iﾟ｡　　　　　　　　´　　　　 ,' .ィ/:::::::l
　　　　　　　　　　 |::l::::::l:::::::ﾏ::::l:::{:::| ヽ　　　　　　　　　　　　.:::::/:::::::::l　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「新兵器？」＞イレイナ
　　　　　　　　　　 |＞=ﾆﾆニﾏ:::ﾏ;:::| 　　　　 , - 　　　ｲ:::/ |::::::::;
　　　　　　　　　 i!=l ﾏ=ニニﾏ:::ﾟ｡::!＞　　　　｀´　　 ...イ:::: /　i::::::::;
　　　　　　　 l::ﾏﾏﾏﾆ／i::';:::::ﾟ｡i　_　＞　_　..:＜::::/::::/ 　 !::::::;
　　　　　　　　　　l::::::ﾏ=／:::: |:::}:::::::';ii:i:i:i:i:i:i:i:i:.､,..|::::::::::/::::/　　 }:::::;
　　　　　　　 i!:::::}::::::::/:::: |::::l::::::::';!=:i:i:i:i:i:i:i∧:!:::::::/::::/　　 ;::::;'
　　　　　　　　ﾑ::::l::::: /:::: /|:::::l:::::::::i!/////.//∧:::/::::/　　　 ;:::;'
　　　　　　 /:::::::l::::/:｡＜/|::::::l:::::::::i!/////////＞／ニﾆﾌ ,::/

　　　　　　　　　　　　　　　／.::.::.:／///＼／///＼.::.::.::.::.:＼
　　　　　　　　　　　　　／.::.::.::./_ 　 -‐=＝=‐-　.:: `､.::.::.::.::.::＼
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　　　　　　　　　　／'7 .::.::.:: /　//_// -‐==‐-　　 _　 ',.::.::.::.::.::.::.:.
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　　　　　　／´　 /.::.::.::.::/ .::./.::.::.:/:/　　　`､.::.:| .::.::.:|.::.::.::.::.::.::.::.::.:､
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　　　　　　　　　　ｉ.::.::.::.::.i.::.::.:|.::. /j/　　　　　　:.| ヽ.::.|.:|.::.::|.::.::.::.:|:|^＼
　　　　　　　　　　 |.::.::.::.::.|.::.:/|.::/￣　　　　　－|--ｉ.::|.:|.::.::|.::.::.::.:|:|　　　　　ああ、火薬とかいう訳の分からない代物で、
　　　　　　　　　　 |.::.::.::.::.l.::.,斗气ミ､　　　　　　 _,...,,,|.::ﾊ|.::.::|.::.::.::.:|:|
　　　　　　　　　　 |.::.::.::.::.|./《　fノ:ﾊ　　　　 /fノ不㍉ }.::., .::.::.::. |:|　　　　　魔法使い以外で魔族に有効な戦力になるかもしれない何て言われているよ。
　　　　　　　　　　 |.::.::.::.::.|.:i 　乂ソ　　　　　 v:::::ｿﾉ^'.::/.::.::.::.::.:|＞
　　　　　　　　　　 |.::.::.::.::.|:ﾊ　　　　　　　　｀¨´　/.:/.:|.::.::.::.::.: |　　　　　まあ、眉唾物だろうね。
　　　　　　　　　 ∧.::.::.::.:|ー:.　　　　 '　　　　　 /.:ｲ|.::|.::.::.::.::,. |
　　　　　　　　　/.::.ｉ.::.::.::.|ノ込　　　　　　　　　　７- |.::|.::.::.::./.:i|
　　　　　　　 /:／|.::.::.::.|　 //＼　　　v::.､　　　ｲ{___|.::|.::.::.:,'.::八
　　　　　　　 ' 　 i|.::.::.::.|　,'/二ﾆ＞.,　　　　,. ＜ﾆ／　 |.::|.::. /　＼:.､
　　　　　　 _/　　八 .::.:.:|　二二二二≧≦二ニ／　　ﾉ.::.::.:/ 　　 ',.＼
　　　　ノ/ｉ　　　　＼.: |　二二二二二二ニ／　　　 /.::./ ,' 　　 iヽ :＼
　　　　　ｉ//:|　　　　　＼ {ニ=《￣￣￣￣￣　　　／}.::/ /　　　/ノ}}::.::.＼
　　　　　 |＼:|　　　　＼　ノ二=≫　　　　　　　　　／二 :/ ｲ＿ ,／ﾆノ.::.::.::.:: ＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　/::::::::::::::::::::::::／::::::::::;::::::::::lﾆｼ::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::j:::::,::::::':´:_:::;_::::::::l::::::::::l::::::/:i:::ﾊ:::::､
　　　　　　　　　　　　　　　　'::::::: l:::::￣:::´:::::lﾆ!:::::::l::::::::::l:::::/ｲ:/　!:::ﾑ
　　　　　　　　　　　　ｌ:::::::::l:::::::::::::::::::::l/.l:::::::l::::::::::l:::/-+一　: :l !
　　　　　　　　　　　 l:::::::::l:::::::::::::: ､- = !:::: l::::: l:::l/z-_=､　ｊ::l:!
　　　　　　　　　　　　 l::::::::l:::::::::::::::::ﾊヽ ,l::::::l:::::::l:::l !　ﾋ:!　 ':::l!　　　　本土の騎士や戦士たちはそうした不安を抱えているから、
　　　　　　　　　　　　 l::::::::l :::::::::::::::: :l.､ .l:::: l:::::::l:::l　　ﾏ　 !:::l
　　　　　　　　　　　 l::::::::l::::::::::::::::::::!ｼゝl :::l::::: :l;::!　｀　　丶　　　..　彼らは本土で盗賊団の討伐に必死になっているんだ。
　　　　　　　　　　　 l:::::: l:::::::::::::::::::;':::ﾒ.ﾊ::::l::::::::l l!　　　　　/
　　　　　　　　　　　　　　　 l:::::::j::::::::::::::::/;;;l´　 .､::l::::::::l `. 　　っ/　　　　　王国に自分たちが役立たずだと思われないためにね。
　　　　　　　　　　　　 ,::::::/::::::::::::::::ヽ;;j　　　ﾏ!:::::::l　　　　/:l
　　　　　　　　　　　　　　 ;::::/::::::::::::::::::::::::jー-=ｚ l!:::::::l‐-　.ノ::/
　　　　　　　　　　　 ;::/:::::::::::::::::::::::::::ト-=z ､ﾊ::::::::l　/::_::/
　　　　　　　　　　　ﾑ'::::::::::::::::::::::::／ﾆﾆﾆﾆﾆﾑ:::::::l/:/ .ｆ
　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::／´￣｀ヽﾆﾆ∧:::::lｼ　 j
　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::/　　　　　　ヽニ∧:::l　　ｌ
　　　　　　　　　　　　/:::::::::::::::::::: /　＿_　　　　 ∨ﾆｌ､l　/
　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::r ' ´―一- .＞､.　　ヾ/￣! ヽ
　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::: lﾆ） (ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｌ.y ／　　　　ヽ

　　　　　　　　　　　　　 __/＿＿＿＿＿＿__ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼　＼ﾆﾆ|
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／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=―　　＿　≫≪　≫≪ ＼　〉／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=―　　　≫≪{ﾆﾆﾆﾆﾆ_ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
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: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :/　　　./　　|＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ
: : : : : : :／: : : : : : : : : : / 　　 /　　∧　￣￣| ∧￣＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
: : : : ／: : : : : : : : : : : :/　　　　|　　/　',　　　　| |　＼.　＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
＿／/: : : : : : : : : : : ://　　　　|　 /ーﾍ　　 .八| -- へ、| ＼＿＿＿ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
＿／ : : : : : : : : : : : / |　　　　 |,.ィ￢冖ｹ＼,∧ ￢冖ｹ㍉j　　　　 |: : :＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
＼ : : : : : : : : : : : : / : |八　　　|ﾊ〟Vツ　/＼〉　Vツノ/　　　/ .八￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　￣￣￣￣￣￣||￣]￣＼　八λ "　　　　　　　　　"厶　／　/　_
　　　　　　　 ||　乂　| ＼_ｊ圦　　　 __＿__,,、　　∠／　 /　　_　　　　騎士や戦士の方も大変ですね。
　　　　　　　　　　乂_　　 .八　　| 込、　　∨￣_ノ　　ｲﾉ　　 / |　　_
　　　　　　　　　　　　　 / (.| 　 |　　丶　　　　 .イ　/　　./　|　　 _
　　　　　　　　　　　　／人| 　 |　　＿_〕=-　　　 {_　/　　 /　 j　　 i　_　　　　　　　　　　　　　　「その通りさ」＞剣の女神
　　　　　　　　　 / ／　_| 　 |/⌒ア/　＼　　　ﾉ |/　　 |＼/　　｜　_
.　　　　　　　　　 |/　／: | 　 |: : : {人　 Л　　Л/　　　 .|／　　./　∧_
　　　　　　　　　　　[⌒7: : : | 　 |: : 八　＼{　＼/ 〈|　　　乂　　/　 .|　＼
.　　　　　　　　　ア^ヽ: : :|　　∨: :∧　　＼_| /人＿__　　＿_／＼　|　　＼
.　　　　　　　　　 /ﾆﾆﾆ＼.|　　 ∨: ∧　　冫こ＼　　|: :|:::[/: : : : :∧八　　　｀、
　　　　　　　　　　/ﾆﾆ＼ﾆﾆ|　　　＼: :＼ /　八.　∨/: √] : : : ／ﾆ-_ ｀、　　｀、
　　　　　　　　 /ﾆﾆﾆﾆ丶.|　∧　　　＼:_:∨ {　| 　 |/: / 八: ／ﾆﾆﾆ -_ ｀、　　|
　　　　　　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ八｛　＼＿__／: :|丿,小　.|: 〈_/l　∨ﾆﾆ/ﾆﾆﾆ_. ｀、　 .|
　　　　　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼ﾆﾆﾆﾆ＼: /　∧　Ⅵ／ﾆ.|　 |ﾆﾆ |ﾆﾆﾆﾆ_　｀、　|
1133 ：名無しさん＠狐板：2024/11/08(金) 22:49:45 ID:Y4hG3w1Y: メイプルが盾1個で魔王の攻撃受け止めてるから全然そんなイメージなかったな
1134 ：名無しさん＠狐板：2024/11/08(金) 22:51:44 ID:aRtHEeEh: そりゃアバン達は魔王討伐のための戦力だからな
1135 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/08(金) 22:55:08 ID:DxqpBdZF: 　　　　　　　　　　　＿
　　　　　　　　　　 ' ￣￣ヽ､
　　　　　　,　---=====---,}:}-..､
　　　　／:::::::::::::::／´::::/::::/===､:ヽ
　　　/::::/::::::::::／:;::::::/::::::i!三三=:::::.
　　/::::::j::::::::／:::::l::::::!::::::::i!斗ｾ::::｀i::::',
　 /:::::::l::::／:::;:ィ´!::::l::::::::li!::::/::::}{::::i!:::',
　 i::::ｰ=彡:::::l:::lニ!::::l:::::::li!::/l::_/_ i:::}::::ヽ
　 |:::::::l:::::l::::::l:::lニ!::::l:::::::li!/´|/_,　 !:l;::::ﾄ:ﾟ｡
　 |::::: l:::::l=----､i!::::!::i::::i! ,イ{示. /l:l::::l ｀ｰ=-
　 |::::: l:::::l:ヽヽ- ヽ!:::::::l::::l ヽ　ﾘ　{　l:l:::}
　 |::::: l:::::l:::::l｀＞､__ﾏ::::::l::{　　　　｀ｰ;:::l　　　そうした事情があって戦士の一部はこの島に移住してくるんだよ。
　 !::::: l:::::l:::::l::::l:::ﾐ　ﾏ::::::iヾ､　　 /l:::l
　.i!::::::l:::::l:::::l::::l/　　　ﾏl::::i　　｀ﾌ´l:l: :l　　　ボクはそんな戦士たちをまとめているんだ。
　i!:::l:::!:::::l::::l: ::l＿＿　,::l::::ﾄ､　 /　 l:l: :l
/:::/:l::l::::::l:::l::::ﾉ---ト､〉::l::::l　｀´　　l:l:::l
:::/::::lﾉ::::::}:::::,zﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞヽﾑ.ﾏ::l　　　 il:::l　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「はあ」＞イレイナ
/:::::/:::::::,':::::i!　　　　　ヽﾑ:::}　　　ﾉ !:l
:::::/::::::::,'::::::i!　　　　　　 ll|::l　　 /　ﾚ

　　　　　　　　　　　　／::::::,:::::::::::, ＜:::::::;ヘヽ::::::}'::=:::-ヽ.
　　　　　　　　　 /::::::／::::／::::::::/:::/＞----＜_::ﾏ:::::ヾ.
　　　　　　　　　　　　,':::: /:::::::/::::::::: /:::/ 《〈三三三ﾆ=ﾏ::::::ﾟ｡,
　　　　　　　　　　　 ,'::::::::/::::/::::::::::/::::/＞‐:::::::::::,;;;:::..＜=',::::::::',ヽ
　　　　　　　　　　　i!:::::::,'::: /:::::::::::i::::/::::/::::::/:://ｰ‐';::::i:::::',::::::::',:::＼
　　　　　　　　 i!:::::::i:／;:::::i:::::::l:/:::;ｲ::::::/:://　　 ';::l::i::::',::::::::',:ト-=ー
　　　　　　　　　　 i!::::／イ|:::::::l:::::::l!::/ l:::;イ:;ｲ:!　　　!:! |::i::l:::::::::',!
　　　　　　　 l::::r‐＜::|:::::::li:::::i!/ ‐|:/-|::!､i!　　 , -!l-!::|:::l:::i:::::ﾟ!　　　　おっと、長話してしまってごめんね。
.　　　　　　　　 l:::::',　ゝ |:::::::ll:::::|　　.l!_　i!　 i　　, -i!z.ﾘ|::::l:::l::::::ﾟ｡
　　　　　　　　　　!::::∧ ﾟ｡ |:::::::|',::::|,〃⌒ヽ　　　んﾟ} .〉 /::,'!::l:::::::::',　　　この街は良い所だから、少しの間だろうけど楽しんで欲しいな。
　　　　　　　　　 ,'　/:::::', ｀|:::::::::l',:::{　　　　　　弋:ｿ　/ i/ |:::}::::::::::i!
　　　　　　　 /:::/:::/:::＞i!:::::::::l::ﾄ､ ' ' '　　　　 , 　' ' ' i ´　 |:∧:::::::::i!
.　　　　　　 /:::/:::/＜i:i:i:ii!:::::::::::l　ヽ　　　　　　　　　,'　　 /　 ',::::::::i!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そうさせて頂きます」＞イレイナ
　　　　　 /::::/／:∨i:i＞::',:::::::::',､　　f　 ‐ ｧ　　 . ｲ　　　　　 i::::::::i!
　　　　／::::/:::/:::::::¨,＜/∧::::::::',ヘ　ゝ ‐' ....＜:|　　　　　　　 l:::::::i!
.　　　　／::::／:::/:::, ＜　　 ∨∧:::::::ﾟ｡ヽ｀/ ´| ヽ|::::|　　　　　　　 |:i!:::i!　　　じゃあ、さようなら！
　　　 /::::／:::／／　　　　　ﾟ｡//ヽ::::::ヽ/ 　 |　 i::_:!　　　　　　　ﾘ|:::i
.　　 /:／::／:: /　　　　｀ー- =',////＼:::＼_ﾉ　 i.:.:|　　　　　　　　 }:/
..　 /:':::,イ:::::: ,′　　　　ヽ　　 }/--==' ＞ミﾄ､　l.:.:|　　　　　　　／'
.　/::／:/:::::::::i　　　　　　　ﾟ｡フ〈　　　　　ノi!　_／:.:|

　　　　　　　　　　|.:.:::ヽ　ﾏ|::::::::::::ﾏ::::::::::::::::::::::::::::::/.:ﾏ|
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.　　　　　　 _.斗≦s≦ヽヽ.　 ∧:::::::::::::::',:::::ﾏ::::::::＼::::::::::::!､.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼-=-:...._
　　　　　 ,≦-=ニニニニ'∧ノ_-∨::::::::::: ',:::::ﾏ::::::::::::＼:::::::::::ヽ.:.:.:.:.:＼.:.:.:.:.:.:.: ＼ `　-ミ::...._
　　　　　　　∨､ニニニニ=-:i:i:i:i:i:i:i:∨::::::::::::',::::::ﾏ:::::::::::::::＼::::::::/､.:.:.:.:.:.:.＼:..:.:.:.:.:.:.:.:.:..　　　-ミ::...._
　　　　　　 ∨ﾆ=-:i:i:i:i:i:i:i:i:i＞､--=ヽ:::::::::::::',::::::ﾟ｡｡::::::::::::::::＼'.:.:.:＼.:..:.:.:.:.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:....　　　 -ミ::...._
.　　　　　　 } ,-,/＜ﾆfr´＜..ヽヽ_-_-∨:::::::: ',::::::ﾟ｡}.､:::::::::::::::.､.:.:.:.:.:.＼.:..:.:.:.:.:.:.ヽ:::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..　　　　-ミ::...._
.　　　　　　_ﾉﾉイﾆﾆニ!{..............................∨:::::::∧:::∧!＞｡::::::::::::::::.. :.:.:.:.:＼.:..:.:.:.:.:.:.:ヽ:::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..　　　 -ミ:
　　　　　 {ニニニニニ'､'.............................∨:::::::∧:::∧ニﾆ＞｡::::.:.::::::::.:.:.:.:.:＼.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:::.:..:.:.:.:.:.:.:.:.._　　ヾ:
　　　　　　　 Wニニニニﾆ*..................-..-.－.ヽ:::::::::ヽ:::::ﾟ｡ニニニ＞=-:.＞｡.:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:..:.:.:.ヽ::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:..._
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'.'.'.'.'∥.'.'.'{ |;;ﾊ　　　 |ィ´て心｀､从　 /ｉ/ｨ〒ヽ､ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ　　　（何かいろいろあるみたいだけど、私には関係ないし、
'.'.'.'.'||.'.'.'.'.i.l;iｲヽ　　 .ｉ `､乂ス　　乂 .i｀乂乃　,ゝ`'＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
'.'.'.'.'|_ゝ';';';i!/||　＼ __､ :::::::　　　　､　ヽi　｀¨:::::: /　　　./`/＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ　　　　この街を楽しみましょう！）
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　 ___／　__レｲl　　 |_./＿//ﾄ.､　　　　イ､　 /　　　 //　　　}　　､
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こうして、私はカイロの街の観光を楽しんだのでした。
1136 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/08(金) 22:55:32 ID:DxqpBdZF: 今回の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
1137 ：名無しさん＠狐板：2024/11/08(金) 22:57:29 ID:C5jim6sC: 乙
1138 ：名無しさん＠狐板：2024/11/08(金) 23:00:57 ID:tNN3VcKv: 乙でした
1139 ：名無しさん＠狐板：2024/11/08(金) 23:01:42 ID:oaOV+FXt: 乙でした
1140 ：名無しさん＠狐板：2024/11/08(金) 23:04:07 ID:aSCsSkNS: 乙でした　
1141 ：名無しさん＠狐板：2024/11/08(金) 23:14:03 ID:N2A8CrLl: 乙
1142 ：名無しさん＠狐板：2024/11/08(金) 23:29:48 ID:54tQHDZ7: 乙でした
1143 ：名無しさん＠狐板：2024/11/09(土) 08:12:17 ID:dBPGBhAC: 乙です
1144 ：名無しさん＠狐板：2024/11/09(土) 11:45:47 ID:Ce2A79mG: 乙乙
1145 ：名無しさん＠狐板：2024/11/09(土) 13:56:59 ID:1AAP6e0z: 乙でした
現実でも銃が流行ると軍人の価値が下がったんだけど、兵器や戦術が複雑化した結果、
プロな軍人の価値がまた上がったんだよな・・・時代によって持つ武器は変われど軍人は不滅
1146 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/09(土) 15:27:50 ID:3DdKaW74: >>1130　誤字修正
×消耗性に突入した　→　〇消耗戦になった
1147 ：名無しさん＠狐板：2024/11/09(土) 15:32:23 ID:CXGtvOBl: 魔法グレネードとか魔法マシンガンとかの誰でも使える魔法武器が普及しないとなかなか難しそうだ
1148 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/09(土) 19:15:31 ID:3DdKaW74: ※これはただのネタです。

　　　　　　　　　　　　＿＿＿_
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　　　　 /.: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :. .＼
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　　　　ｌ:: ::{:: :: :: ::|: /　＼}:: : /1::／､:: : : |:: :: ::|:: |　　　何かスレの視聴者から俺は不評みたいだけど、
　　　　 |:: ::{:: :: :::/l/ ―　 |:::/　|: /－ヽ:: :|:: :: ::l∨
　　　＜:: ::|:: :: / (　　{}　 l/ 　 l/　{}　）ｌ:.:l＼ : |　　　　俺は偉大な大英雄だぞ。
　　　＜:: (⌒ l{　　 ―　　　　 ―　 |:.:|:: :l:: |
　　　　 ⌒≧　　　　　　　　　　､　　　　|∧ ∧ﾉ　　　　伝説の勇者として崇められる権利がある（キリッ）
　　　　　　　丶　　　　　＿_　　　　ﾉ
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　　　　　　＿_　ﾉl　　　　－　／
　　　　／--/--{　＼　　 ―‐　∧＿
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　　---- /--- ∧　　 / 二二ｌ　| - ＼-----＼
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　　　　　伝説の勇者　伊藤誠（封印中）

　　　 /: : /:: : : / : : :.!:: : : : !: : !: : : ヽ:: : : : : ',
　　　/: : /: : : : |: : : : :|: : : : :|: : | : : : : ',: : :ヽ : !
　　　|: : |: : : : : ィ : : : l ヽ: : : /|:.ィ: : : : |.: : : ﾄ､:|
　　　|: : |: : : : /!ﾉ _ノ~　.| :/　ヽl ﾉ:Ｖ: |.: : : | V
　　＜ : _: : : / ＿__..二　|/　　ﾆ..＿ |:./ヽ: : |　　　　何故、権利があるかって？
　　＜:: |. 小{.　弋::::ﾉ　　　　弋::ﾉ　ﾚ{::.|ヽ:|
　　　厶ﾍ　ﾊ　　　　¨　　　､　　　　 {ﾊ/　V　　　　　あのな英雄というのは偉業を成したと人々に認められた者なんだ。
　　　　　＼_!　　　　　　　　'　　　　 !
　　　　　　　ヽ　　r､＿＿＿　　／　　　　　　　　　凄い事をやっても人々に認めらないと意味がないんだぞ。
　　　　　　___,ｒ| ＼　`ー　-'´　／
　　　　／:/::::| ＼　ヽ　_　ィ´　　　　　　　　　　　　つまり、アバンは英雄じゃねえよ！
　　／::::::/::::::|　　＼　　　´ ∧＞､
／:::::::::::/::::::::|　　　　＼　 /　 !＼::`ｰ- ､

.　　　　　／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
　　　　 /: : : : : : : : : : : : : : : : :.、: : : : : : : : ヽ
.　　　 /: : /:: : : / : : : !:: : : : !: : !: : : ヽ:: : : : : ',
　　　/: : /: : : 斗--､ :|: : : : :|: : | ,ィＴ: ',: : :ヽ : !
　　　|: : |: : : : : |: /　＼: : /|:.ィ: :ヽ: : :.|.: : : ﾄ､:|
　　　|: : |: : : : /!/ ⌒ヽ| :/　|:./⌒ヽＶ: |.: : : | V　　　英雄は実際に偉業を成している必要はない。
　　＜ : ｣_: : / 〈　　{}　|/　　ﾚ　 {}　}|:./ヽ: : |
　　＜:: |. 小{　　 _,,.. -　　　　､-.,_　ﾚ{: :.|ヽ:|　　　　詐欺でも偽情報でも手段は問わないから、
　　　厶ﾍ　ﾊ　　　　　　　　､　　　　 {ﾊ/　V
　　　　　＼_!　　　　　　＿　'　　　　 !　　　　　　　　偉業を成したと人々に思わせれば英雄になれる。
　　　　　　　ヽ　　　／　　｀t　　／
　　　　　　___,ｒ| ＼　 {　　　　/　／　　　　　　　　　　つまり俺は立派な英雄なんだ！
　　　　／:/::::| ＼　ヽ｀_⌒ ィ ´
　　／::::::/::::::|　　＼　　　´ ∧＞､
／:::::::::::/::::::::|　　　　＼　 /　 !＼::`ｰ- ､
::::::::::::::/:::::::::∧　　　　/二＼　|::::::ヽ::::::::::::＼
::::::::::::/::::::::::::::∧ヽ　 /: : : : :}ヽ!::::::::::〉:::::::::::::::
1149 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/09(土) 19:16:04 ID:3DdKaW74: 　　　　　　　　　　　　 /ｌ　　　　　　　　　 i{',
　　　　　　　　　　　　　 ,'　|　　　＿＿　　　　 i{ ′
　　　　　　　　　　　 / 　|／　　　　　　　 `丶､i{　',
　　　　　　　　　　　　 / ／ }　　　　　　'，　　{＼i{ 　′
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　　　　　　　　　／⌒ヽi{ 　|　| ∧ l l　　 /}　/ /　∧,′／　　　　うーん、言ってることは間違いではないけど、
　　　　　　＼__ 〃i{ 　竿芋芹ｌ　　/竿芋芹 '　}⌒`ヽ、
　　　　　　　 /{}八　＼Ｌこ少　＼/　Lこ少/／)＼_／　　　　納得できない感じだよね。
　　　　　　　　　,　　　Ｙ⌒{　　　　　　厶ｲｌ　|{ 　{}
　　　　　　 , 　　　 l 　 {　　　　　　　　　　　|　|　　　　　　　　これ、どうしよう？
　　　　　　　　′　　　 , 　{s｡　　　▽　　　ノＷﾊ
　　　　　　　/　　　　 ∧ﾉ⌒{≧= tｧ==ｧ=≦{/　　∨　　　　　　いっそ、民衆に真相を暴露しちゃおうかな？
　　　　　 ,　　　　　〈　　　L＼> Ｘ<∠ ﾉo/＼　　'，
　　　　　　′　/　　　__「＼　　〈⌒ててこi{〉 {_／⌒}　　'，
　　　　/　／i{　　　「￣⌒＼__jに⌒￣__〈__厂　　｛　　　，
　　　　'　/ 　 {　　 _〉　　　「￣⌒「￣￣厂⌒{　　Ｌ　　 '，
　　　 ∨　　j　　{　　　　」　　 _{　　 {　_ 　Ｌ　　ハ　　'，
　　　　　　 {　　/　　　〈　　⌒/==[]= ､⌒ 　〈　　＼',　　'，

　　 /: : /:: : : / : : :.!:: : : : !: : !: : : ヽ:: : : : : ',
　　　/: : /: : : 斗--､ :|: : : : :|: : | ,ィＴ: ',: : :ヽ : !
　　　|: : |: : : : : |: /　＼: : /|:.ィ: :ヽ: : :.|.: : : ﾄ､:|
　　　|: : |: : : : /!/ ⌒ヽ| :/　|:./⌒ヽＶ: |.: : : | V
　　＜ : _: : : / 〈　 ○ |/　 .ﾚ　○ } |:./ヽ: : |　　　　おい、やめろ！
　　＜:: |. 小{　　 _,,.. -　　　　､-.,_　ﾚ{: :.|ヽ:|
　　　厶ﾍ　ﾊ　　　　　　　　､　　　　 {ﾊ/　V　　　　余計な事をするな。
　　　　　＼_!　u　　　　　　'　　　　 !
　　　　　　　ヽ　　ﾏ¨`ー―ｧ　　／
　　　　　　___,ｒ| ＼　｀ー‐ ´　／
　　　　／:/::::| ＼　ヽ　_　ィ´
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1150 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/09(土) 19:16:36 ID:3DdKaW74: 　　　　　　　　　　　　　　　|ヽ　　　　　　＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　| ﾊＹ　＞''て　　　　|＼｀''＜　＞''7
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　　　　　　　　　　　　　 r'~　/: : : / : : : : : : : : :'，　＼.　 /
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　　　　　　　　　　　　　ハ､ﾄ､ヽ､ : : : :,ｲ:/ｨ:／|ｲ:ｲ/: :|.i ｢| :｢|l　　　　　こいつ。
　　　　　　　　　　 ,: : |ヘ',ﾆ①ﾍ／ﾆニ①二|: : : :.| /|」 :|」l
　　　　　　　　　　 7: : |: : :ﾊ二ニニﾆニニ二|: : : :l: : : : : : :l　　　　全く反省していない。
　　　　　　　　　　 7 : : |: : :|∧　　＿＿　　ｌ : : :ﾊ: : : : : : :',
　　　　　　　　　 /: : : :|: : :|//ﾐh､　ﾏ_:_ｿ　 , l : : ﾊ ∧: : : : : ∨ /
　　　　　　　　　　　/: : : : :|i : :|//⌒⌒ヽ､ .＜. l: : :/　／乂 : : : : ∨ /
　　　　　　　　 /: : : : : :|l : :|7 /ﾆﾆﾆ7/　　从:/／　　／｀''＜:.∨ /
　　　　　　　 ,ｲ: : : : : : 从八 /ﾆﾆﾆ7∧ﾍ／},ｲ´　　／　　　　__､:＼
　　　　　　 , イ: : : : : : : : : :/ 7/ﾆﾆﾆ7/　／／　　／　　　／　ヽ!: :＼
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　＞''´ : : : : : :／ : : : : : : |. 7/ﾆﾆｱｲ. ／　　／　　 i |.／　　　　　|! : : : : : :ヽ

　　　　　{ 〈 W: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : W／
　　　　＿辷W : : : {: : : : ⌒ : : : ⌒} : : : : : / : V￣／
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　 -‐=ニﾆ)Ih|: : : : :丶 : : : ',: : : : : : : : : :/: : /:ﾉニニニ
　寸ニﾆﾆr‐圦丶: :ト､i＼ﾄ､ﾄ､　/|／ﾚIノＬ: /:/⌒ヽニﾆ　　　本当に王国の歴史を修正するか、
　　＼_／ii　j[|:＼ﾄ｢x===ﾐ　 V　 x===ﾐ厶イ:|:[|:.　[|
　　　　　 [|/: : :|: : :|､､､　　　　　　　､､､ハ: : |: :　　　　　　そのままにしておくか悩むわ。
　　　　　　': : : :|: : :| 　　　　　′　　　从|: : |: : :.
　　　　 /: : :／|: : :|i.､　　ﾏ　ﾌ　　.ｲ:.:.i|: : |: : : :.、　　　　どうしよう？
　　　　 ': :／:.:从: : ∨:＞　__r=z__　＜ .:.:.:.i|: : |、: : : :.
　　　 /／:.:.:.:.:.:∧: : :V:.人||　　　||人.:.:.:.:.:.i|: : |i.:､: : : : 、
　　　':´:.:.:.:.:.:.:./:.∧: : l/／||　　　||／＼人i|: : |i.:.:.＼.: : :.
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以上、一発ネタでした（笑）
1151 ：名無しさん＠狐板：2024/11/09(土) 19:17:52 ID:CXGtvOBl: これは草
まあでもこういう気質持ちの人間は普通にいるよね
1152 ：名無しさん＠狐板：2024/11/09(土) 19:18:02 ID:YPFotqX1: まぁこれが勇者として認められたのもアバンが異議申し立てしなかったからだしな
むしろ厄介なことをしなくてすんだわけだし
1153 ：名無しさん＠狐板：2024/11/09(土) 19:21:12 ID:aGivNMvr: 誠が全面的に正しい、自分たちの間違いを公表して訂正しないのは神の都合なんだから
英雄として認めてるなら英雄として扱えと言う分には。
1154 ：名無しさん＠狐板：2024/11/09(土) 19:30:55 ID:971YpgVU: 誠が生前の言動などで嫌われ不評を買うのは当然だとしても、魔王討伐した勇者として讃えることになってしまったのは女王の失策のせいだもんね。
1155 ：名無しさん＠狐板：2024/11/09(土) 19:31:56 ID:aB1HoR3U: 知能テストとして活用すればいいんじゃない？
天空神が全知全能でかつ誠を嫌っていたことを知って、誠の偉業に疑問を持てるのかってことで
1156 ：名無しさん＠狐板：2024/11/09(土) 19:38:01 ID:aGivNMvr: 違うぞ、最終的に神が認めてるんだから誠は間違いなく最初の英雄なんだ。
女王が神より偉いなら女王の失策で責任を全部おっかぶせても良いが。
1157 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/09(土) 19:55:58 ID:3DdKaW74: ttps://www.youtube.com/watch?v=VvOwUKkzC3o

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ジャパン島　丹波の街の近郊

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿_.:l__　　　 |　　　,:'^'::..,　 | |　　　　.|　| | 　　　 |　 | |　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　＿＿__　　　 |／ :| :| 　　 :|　　 ′　┌ｰ.、　　　　 |　| | 　　　 |　 | |　　　　 |
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　　　　 {|:|三三三7// 寸二| | | |二[|二（)　　て=- 三7// 寸二| | | |二[|二（)　　て=- 三7// 寸二| | | |二[|二（)　　て=-
　　　｀寸二ニﾆ7/心/ﾏゞｪ‐=¨刈/¨l.ニ＾Ｙヽ¨二ニﾆ7/心/ﾏゞｪ‐=¨刈/¨lニ＾Ｙヽ¨二ニﾆ7/心/ﾏゞｪ‐=¨刈/¨l.ニ＾Ｙヽ¨
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　　　　　　　　｀＜_ /＝┃====∨///ムニニ!..　　｀＜_ /＝┃====∨///ムニニ!..　　｀＜_ /＝┃====∨///ムニニ!
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1158 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/09(土) 19:56:57 ID:3DdKaW74: 　　　　　　　　　　　　　　　　＿　　　　　　　　　　　　 __rｨ=ﾆﾆﾆ=ｭ､
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　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　..............r‐‐ヾﾆﾆﾆﾆ=ｭヽﾏﾆ〉　ゞﾆｧ'§
　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　 __...../,　/　､ヾﾆﾆﾆﾆﾆｭ､ﾞi　　　　。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣ /::://　{ｉ､　ﾄiゝヾ.ﾆﾆﾆﾆﾆｭ､.＿_　 {ii}
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　k_　ｌ人　-‐　.ｲ　　 }　 ',................ _ ‐"
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｉ　|　/ / ゞﾆ/ﾆﾆﾆﾆ!　ﾍ　ヽ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }､ i､/_ヽ {.〈ﾆﾆﾆilﾆﾆ}　}i }　i}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 iﾆl｀i /! ｉ} }.ﾆ{ﾆﾆﾉﾆﾆﾆ!i !i／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 iﾆ{　 || .iﾉ }.ﾆ|ﾆ/ﾆﾆﾆﾆ} /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{ﾆﾆ!　||.i{　(.ﾆｲﾆﾆﾆﾆﾆ }　　　　　　　　 __＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / ﾆﾆ}　|| ヽゝ{/ ﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾊ　　　　　　／........./r‐‐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　i ﾆﾆﾆ〉.{{　 }ﾆi ﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆ!.　　　／............../　{＿__／l　　＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿/ﾆﾆ /__.{{ 　 !l{ﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆ〉-､／, '´／＿_r‐　　　￣　‐‐´ {
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_/　　　　｀　''''〈}ﾆｪｭ/.iﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／　,//　／　＿／　　／　　　　￣　‐
　　　　　　　　　　　　　　　　　/´　{　　　{ 　　〈lﾆﾆ.|￣ヾ､￣／　 ,ｲ//／／　　　　　／　　　　　　　二
　　　　　　　　　　　　　　　 {　　 ',　　　｀、　　 {lﾆﾆ.i　　　_ヽｨ､_　 ,ｲ/./　/　　__／　/￣　　　　　　　_/
　　　　　　　　　　　　　　　　 ',.　　 ', 　　　 !　　〈ｌ.ﾆ.|　 ,./// ｨ_ 〕ｲ././＿／　/　　　　　　　_／　　　＜
　　　　　　　　　　　　　 ', . 　 ',　　　ｉ､ __〈lﾆ.| ,.ｲﾍ!i_i_ﾉﾆﾆｱ／　　　　／　＿　　　　　／　二/
　＿＿＿＿＿＿＿＿＿_.　　　 ',　　 ',　　　 i＿r‐ヽﾆ〉＼ﾆﾆﾆﾆｲノ　　　＿／　／　　　／￣　　ﾆ=
　{　　　　　　　　　　　　　__ 二二.',　　',　　 |-‐ ､‐￣ゝ＿＞'´ﾆｭ､＼＿　　／　　　／￣　/二
　ゝ＿＿　　────　￣　　￣/',　　 ;,　　 lヽ／＼ﾆﾆﾆ/／/~i}_/ﾆ=ｭ､_　＿＿＿　　〈＼＿／
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::',. 　 '',　　i;;;;;;;;;;;;;;;;ゞ'|;;;＼_|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;‐----　　　￣
　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::',.　 }.',　 /^ﾏ;;;;;;;;;;;;;;!ﾏ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/:::ゞ-- ､_
　　　　　　　　　　　　　 {::::::::::::/ゝ ' {､／　　ﾏ;;;;;;;;;;;!:|:ﾏ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ｨ'´::::::::::::::::::::::::>
　　　　　　　　　　　　　　ゝ､::::::|/ﾊ　i/ハ　／!､;;;;;;;/..|ヽﾏ;;;;;;;;;;;;;ｨ'´:::::::::::::::i::::::::::::::_, '´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀　|i:iv'i;l|;i;ivi;i;i;ヽ::ゞ/::::i　 }:|;;;／:::::::::::::::::::::::::ﾍr‐ ' ´
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　∨＼ゞ-‐'　　　｀＼:/　　　　|:::::::::::_ ,． '´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣　　　　　　　　　　　　　　￣

ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-　_＼／＼|　　　　 _　-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
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: : : : : : : : //: |　/ |　　　　 ∨}/,≫芋ミ　|八　 //≫-ミ ∨ |　　⌒ﾆ- _ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
: : : : : : : /: : : |／八　　　　八く{　んﾊ　　 ∨八んﾊ　Y ∨　　　　 | ⌒ﾆ- _ ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
: : : : : : :// : :/　　｀、　　　｀、　乂ソ　　 /＼乂ソ /　/　　 .∧ |: : :| |: :⌒＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ　　　　何、あれ？
＿_／: :| {: : /　　　　∧　　　＼､､､　　　　　 , ＼〉､､　.′ 　 /| :j/ : : | | : : : : : ＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
_／: : : 乂>/ 　　　 |　＼＿＿＿ゝ　　　　　　　　厶＿／∧ : : : : | |: : : : : : __:＞､ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ　　　　ちょっと聞いてみよう！
: : : : : : : :./　　　　　 | 　　 .|　　　　　　　＿__　　　　　人　　./　＼＿j/ﾆ=-　"⌒　　＼＿___／　
: : : : : : ／　　　　ﾉ八　　　込、　　　 /　　｝　　／　　　 ∧　　｀、/
＼＿／　/　　　 /　 ∧　　 |　〕ト .　　｀¨¨¨´　　イ　　　　 /　}.　　｀、
　　/　／　　／　ﾉ/|　　 |　√(|　＞　　＜　/　　　　 |　　　　　｀、
.　/　/ /　　　/　_,／　/|　　 |./ 　＼　　　　「⌒＼　　　　　|　/　　　｀、
／　/ /　　／　 /／⌒/|　　 |　　　　＼__　 |　　 Л　　　 | /　　　　 }
.　 / /　　/　／/: : : : : |　　 ∨　　　 Л|　 |　　〈八　　　　∨　　　 .／
　/ [⌒＼|　/⌒| : : : : :∧　　 ∨　　 / 八　〕　 /　|＼＿__ .|＿＿_／
./　∨＿/￣＼: ＼: : : : ∧　　　＼／＼　＼〕 /)＼〉: : [　　]: : /: :〉
　　 |　/ﾆﾆﾆﾆ＼: :＼: : :∧　　　＼　ヽ＼_∨/　　 |: : :厂￣∨: :/∧
1159 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/09(土) 19:58:03 ID:3DdKaW74: 　　　　　　　　　　　　ｌ、
　　　　　　　　　　　　 |ii＼　　　　　　ﾉ|
　　　　　　　　　　　　ｌiiiiiiiiiヽ　　　／ii}
　　　　　　　　　　　 ∧iiiiiiiii∨　/iiiiiiiii|
　　　　　　　　　　　＞‐∧iiiiiiiiiゝ {iiiiiiiiﾘ
　　　　　　　　＞　´　__≠≧≡鬩≦ノ｀ヽ
　　　　　　／　　>.-‐: :´ ￣: : :￣: : ヽﾐ　＼
　　　　　 /　　／: : : : ／: : : : : ｙ: : : : : ＼　ヽ
　　　　 ./　／: ／: : /: : ／: : : ハ: : : : : }: ＼ヽ
　　　　 {／ ,イ: : : :/: : :ハ: : : {　　}＝＝┼: :∨ }
　　　　/::/iiiｌ/: : : /: : /｀ヽ{: : |　　斗ｰ::}: : : } .ｌ
　　 ./::/ iii/: : : /从ｲ__ 　从ｌ　´　　＼: |: : : ∨
　　 /:/ { ./: : : /ィｆ弌ﾊ｀　　　　f弌ﾊ、}:|: : :ﾊ:∨　　.　ん？
　　 {/　〉: : : /ﾏ　辷ｿ　　　　　辷ｿ　´ 〉: : :ｌ }: }
　　 ′ .ｌ: : : /{ ﾍ　　　　　　′　　　　　/}: : :ｌ }: |　　　　何のようだい？
　　　　 {: : :/　ゝｭ　　　､　　　　　　　/_.|: : ﾉ .ﾚ
　　　　.ｌ: : ::{ ＼　 >､　　　　　´　　ノ　/: :/　　　　　　　見た所、魔法使いのようだね。
　　　　 i: : ::ｌ　　ゝ/ .}　　　　　＜　　/: :/
　　　 .{::ﾊ:{ｰ-‐{/‐‐i　　｀ ´　{_,､-‐ノｸ/ｰ‐-
　　　 /.::|.:.:.:.:｀＼-‐乂　　　　　｀ﾅｰ-/　__ ∨.:.ヽ
　　 ./.:У｀　ヽ,.:.:.＼　ゝ、　　 /　　　＼　ﾊ.:.:.:.:ゝ、
　　＞/　　 ,イ￣ヽ.:｀ヽ　｀☆´　　　　　.＼_}:.:.:.:.:.:.:.:〉
　 .∥ |　 ./. . . . . . }.:.:.:.}ヽ、　　、,　　　　ﾉ:｀ヽ、／
　《　 |　/. . . . . . . .｝.:.:.:|::::::｀:ｰ-ｧ_ヽ_,,.｡*'"｀ヽ::::::＼
　　ゞ＼ {. . . . . . . . }.:.:.:.}::::::::::::::/. . . .、. . . . . . ＼::::::::、
　　=≦只≧=. . . . |.:.:./::::::::::::/. . . . . . . . . . . . . .}:::::::::
　　　.∨iii/. . . . . . |.:/::::::::::::/. . . . . .　. . . . . . . ..|::::::::::}
　　　　.}ii〈. . . . . . . {/::::::::::::/. . . . . . . .ｌ. . . . . . . .}::::::::ﾉ
　　　　.}∧ﾇ. . . . . ..|:::::::::::/. . . . . . . ..从. . . . . . .|:::::/
　　　　.|. . . . . . . . ..|::::::::/. . . . . . . . .ﾊﾍ｀ . . . . ..|::/
　　　　ﾉ. . . . . . . . ..|＼/. . . . . . . . . . . . . . . . . . .〈

　　　　　　　　　　　　　　モブ技術者

　　　　　　 /　　　　 /　　.//　,' 　　　　 !　/ .,'　　 ',　　　　　',　 ∨
　　　　 /　　　　 ,/　　 //　,'　　　　　　 } ,'　,'　　　 ',　　　　　',　 ∨
　　　 ∥　　　／/　　,//i　,'　　　　　　 ∥　,'　　　 i　　　　　 ',　 ∨
.　　　 ∥ 　 ,　' ./　／∥i　,i　　　　　　 ∥|　!　/ 　　!.　　　　ﾄ､　∨
　　　 !,． '´ ／ ,　'´｀ﾞ li､| ∥　　　　 ∥ !/　 i 　　 |　　　　 | ',.　∨
. 　　 { ≒ｭ､_ '´　　　　|! | i |　　　　　 // ∥|　 | 　　 | 　　　　 |　'.,　',
　　　 |!　　｀,≒ｭ､_　　　 i | { 　　　 //､＿ i　ｉ　　　 |　　　　 | 　 ', .',
　　　 |i　　　|::::ﾋ!:｀≒=ｭ　l ! i　　　　// 　　　!　!　　 .| 　　　　　|　　 ',..',
　　　 i ', 　弋:::::⊂'　　　i!　i　　　//　　　　　! i!　　　　　　　　　ｉ　　　', ',
　　　 ',､',　　　￣　　　　　　　　／i　≒ｭ､_　　ヽｌ　　 / 　　　 |　 ′　　 ', ',　　　いえ、私は魔女なんですが、
　　　　'. ゝ､　　　　　　　　　　メ,　 {.〃:ﾋ!:::ﾞ,≒=ｭ.}　 /　　　　,l!　'　　　　 ', i
.i､　　ﾍ　　　　　　　　　　　 , ＼|. ゞ::⊂'′　／! / 　　　 / !,'　　　　 i |　　　あれは何ですか？
..!.',｀' ‐ ．_､　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.´　i/ 　　　 / ∥　　　　　 j }
. i. ﾍ　　　　　 __　　　　　　　　　　　　 /..　/　　　　 , '　 / 　　　　/ ,'
　l.　＼　　　　　〈　｀'　．_ 　　　　　　 /....., ' 　　 .／　　/　　　ゝ､二ノ
　 i.　　＼　　　　｀ '　．_ﾉ　　　　　／..／　　 .．'´　　 /
　　i.　　　＼　　　　　　　　　　　　 ,．'´ ∠　‐　'
1160 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/09(土) 19:59:23 ID:3DdKaW74: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉヽ
　　　　　　　　　　 |＼　　　　　　　　　　　　／ﾆﾆ|
　　　　　　　　　　 |.ニ＼　　　　　　　　　／ニニﾉ
　　　　　　　　　　 |ニﾆﾆ＼　　　　　　／ニﾆﾆ./
　　　　　　　　　　 |ニニﾆﾆ＼＞'"￣/ニニニ./─＜
　　　　　　　　　　八ニニニニヽ＿_/ニニﾆ／
　　　　　　　　　＼ニニﾆ<ニニ>ニﾆ／　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　/＞─ ＞''" ￣ : :~"''～､、　　　　　　＼
　　　　　　　　　　 / 　　／: :/: : : : : : : : : : : : : ' : .　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　 . : ' : : :/ : : : : : :⌒＼ : : : : : : ＼
　　　　　　　　　 |/: : : :/ :| : : : : : : : : : : ＼＿: :＼: :＼
　　　　　　　　　　　/: : : :/: : : : : : : : :|: : : : ／／:: : : : : :: ::.　　　　　}　　　あれは火縄銃といって、
　　　　　　　　　 // : : : : : : : : : : : : |＼／／: :＼: : : : : :: :.
　　　　　　　　 | ' : : : : : ::| |: : : :.:.:.| 　＼ : : : : : ＼: : : : ::.　　　　　　　　あたしが研究している火薬を使った兵器だよ。
　　　　　　　　 | |: : : : |: ::| |: : : :.:.:.|_＿ノ＼.:.:.:. : : : : : : : :|　　　/
　　　　　　　　 | |: : : : |＿八 : : : : |　　　　＼: |: : : : :.:.|: | 　　/　　　　　といっても、ただのコレクションだけどね。
　　　　　　|:ヽ　八|: : : : |＼|　＼.: : :|.　ｨf芯芍ぅ |: : : : :.:.|: |
　　　　　　|　| 　　 |: : : : :了芹心＼.:|　　乂rツ |: : : : :.:.|: |／
　　　　　　|　|.　　八: : : : 人乂:ﾘ　　　　　､､､　|: : : : :.:.|: |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「コレクションですか？」＞イレイナ
　　　　　　|　|／^ヽ　＼|: : : : .　　　 '　　　　　　 |: : : : :.:.|: |
　　　　／／＼ } 　 |.:: : : :.|＼　　 r ､　　／:|: : : : : 八|/⌒＼
　　　　　〈　　／^}ﾉ　八: : : ::|　个　　　　 . : : : :｜:/: : /　/　／⌒＼
　　　　 ‘,　　／^}　 /　＼.:.:| 　　＞＜　　 /:|/: : :/　/　/￣￣￣＼
　　　　　 ‘,　　　 }／￣￣||＼　＼　 |　　　 / /: :／　/ 　 | 　　　　＼＿＿＿＿
　　　　　 ‘　　ﾉ.: .: .: .:..:|| 八　　　＼乂　／ /／　　/　　 |＿＿＿＿／.: .: .:. :. :. :. :.＼
　　　　　　　}　　 {.:.: .: .:. :..:|| 　＼　　　　☆　／　　／ {:　　:| .: .: .: .: .:. :.: .: .: .: .: .:. :. :. :. ::.
.　　　　　　　　　 .: .: .: .:.:./　　　　＼　　　　　／　｜　　|.: .: .: .: .: .: .: ／.: .: .: .: .: .: .: .:}
.　　　　　 /　　 |.: .: .: .: :/　　　／⌒＼　,'　＿_／　　　八　八／￣|￣￣￣＼.: .: .: .: .: ／|
.　　　　/　　　 |.: .: .: :　　　　/　十　　⌒⌒　十 `､　　　＼　＼ : |　　　　　　＼.: .: .: .: .ﾉ
　　　　　　　 |.: .:.:.:.:.{　　　/　　　　　十　　　　　`､　　　　'/　　 |　　　　　　　}　　　|:.:|
.　　　 / 　　　 |.: .:.:.:.八　　　　　　　　　　　　　 `､　　　 '/ 　 |.　　　　　　/ 　　 |:.:|
　　　/　　　　　　.: .: / 　＼ {　　　　　　　　　　 `､　　 '/　 |　　　　　　　　　 |:.:|
　　　　　　　　 |.: .:　　　　＼　　　　　　|::.　　　　::::...　 `､　　} '/ 八　　　　 /　　　八.:|
.　　 | 　　　　 | .: } 　　　ﾉ. ＼　　　 |::.　　　　　::::... 　､　/　'/　＼　　　 /　　　/ 　＼
　　八　　　　　ﾉ.:丿　　　 /::::::::: ヽ　　 |l:::.　　　　 ::::.... ∨　　'/　　＼　/　　　/
　　　＼＿__／　　　　　　/::::::::::::::: }　　　:|l::::＼　　　　　　　　　　 '/ 　　　＼　　/
　　　　　　　　　　　　　　/:::::::::::::::::人　　八　　　　　　　　　　　　　 '/ 　　　　＼
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　　　　　　　　　　　　 __　　--------　 __
　　　 r‐──- ＜_＿_　　　　　　　　　 _＿＿｀''＜＿
　　　　＼ニニニニニﾆ｀ヽ　　　　　／ニニニニニニ＼
　　　　　 ≧､ニニ「ニﾐh､}──ィi「-──‐ニニニニ／
　　　　　　　　＼ニニニ≧=───‐=≦ニニﾆ＞'"´　＼
　　　 /　　　／ﾆ＞'"´: : : : : : : : : : : : : : `''＜ニ＼　　　 ‘，　　　　　魔法使いに頼らない新兵器というふれこみだったけど、
　　　　　　／ﾆ／: : : : : : :／: : : : : /: : : : : : : : ＼ニヽ
　　/　　 /ニ/: : : / : : :イ: : : : : : : l : : : : : : : : : :∧ﾆﾆV　　 ‘，　　　　作ってみたら、火縄や火薬は雨風に弱い、
　　　　 /ニ/: : : /l: : /　l: : : :∧: :∧: : : : : : : : : : ∧ﾆﾆV
　 .′　_-=/ : : /　斗---､: : : : :＼　-----:､ : : : : :∧ニl　　　'　　　　一発撃つのに時間が掛かり過ぎる、
　 l　　ﾆ〃: : /／l:/ l l　V: l: : l :l　＼ V: :l: : : : : : : :∧ﾆｌ　　　l
　　　 l/:/: : /l 　l/ﾆﾆﾐ､ V:l: : l: l　　 xﾆﾆﾆﾐ､: : : : : :∧_!　　 l　　　　有効射程距離が短い、命中率が悪い、対物威力が不足しているなど、
　八〃: /:/: :　/γ⌒ヽ　V＼!:ﾘl l l γ ⌒ ヽV: : : : l Ⅵ
　　 /: :l /:/: : 　{　l:::::0::::l　l l l　l l l l　l::::::0:::::l: } !: l : !: :l　　　　　　　　数多くの欠点があるんだ。
　　. : : l/: :l: : :　　乂:::::ソ　l l l　l l l 　乂:::::::ソ: : l: :!: :!: :l 　　/
　　l : : l: : :l: : 　　　　　　　　　　　　　　　　　 l: : l: : : : : l 　 /
　　l : : l: : :l : l　　　　　 r-──- ┐　　　 l: : !: : : l: :l　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「それ、欠陥品じゃないですか」＞イレイナ
　　l : : l: :l : 八　　　　　　 }　　　　 { 　　　 !: :l: : :∧ l ‘
　　l : : l: :l: : : : .　　　　　 }　　　　 { 　　　 !: :l : /／:!
　八 : l : !: : : :个s。　　　 }_＿＿＿_{　　　_､+' : !:/　　ﾘ
　　　ヽl: :l: : : : : :l 　 ≧=-　 _＿＿　 -=≦＿l: : :/､　　}
　　　　＼: : :l: : :!　　 /lニニl　　　 lニニニﾆl : / l乂　;
　　　　　　＼:!: : l　　 i l　　＼　　　　/　　　l l: / /　} ヽ
　　　　　 l ＼｜ l　l l　　｀` ＼∧/　　　 !イ / 　 } 　'，
　　　　　 l　`､　 l　l ＞､　　＜　＞　 _,,.｡*'"／〃 ⌒ヽ
　　　　__ /´⌒ヽ／／:::()::::≧======≦::::()::＼ﾒ､　　　 }／ヽ
　　　/ニY　　 / У::::::::::::/､　　　　　　 ,ﾏ:::::::::::::',　ヽ　　 }ニノ
　　　｀>ﾆl　　　{　{:::::::::::_/ ﾟ　￣￣￣￣ﾟ　ﾏ:::::_＿}　 }　　 }ニ}
　　　ヽイ　_「≧=-､／＼　　　ﾟ　　　　　√ ＼｀ヽ_＿Vく⌒
　　　　　lУ l　 / 　 {　　￣})_＿|＿＿＿r {￣ ‐}　　}ヽ　lヽ}
　　　　　,′ l 　!　　 !　　￣7　/｜　!　　乂廴￣ }‐ /　l　! ‘，
　　　　　l 　 lー─‐个､＿フ　/　__　l　　　　｀`ーィ(＿＿l　 ‘，
　　　　　l 　 l///l　 /　　　　 _ノ　廴_　　　　　　＼ l///ﾘ　　 }

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　　　　　　　　　　　　///　　　　 / 　　 // i　 ∥ 　　　!iヽ　ヽ　　　 ' ,
　　　　　　　　∥∥　　　　∥　　 ∥　l　∥　　　　　ｌi　 ',　',　　　 ',
　　　　　　　　 ∥∥　　　　 ∥　　　/　 /!　!　　　　 }.} 　 ',　',　　　　 ',
　　　　　　　　 ,' ∥　　　〃 i 　　 /　/　! {!　　　　∥!　　',　;　　　　　',
　　　　　　　　　　 i　/!　　　　i　 !　　 /　/＿_! ! !　　　 //. ∨　', .!　　　　ヽ ',
　　　　　　　　　 i ∥!　　　 i!　!　 // /　　　{l ∨　　　// ゝ､∨ ! i　　　　　ﾄ､∨
　　　　　　　　　 i∥ {　　　i!　! //／＿＿.::..{! ∨　／　　　　∨!.! 　　　 i　ﾍ　　　　いや、でも改良していけば何とかなるのでは？
　　　　　　　　　 / ' !　ヽ　　　',　ﾚ'　,.ｨﾆニﾆｭ､ヽ　､／ i _.::..　　 ∨!　　　 l　i　 i.}
　　　　　　　　　∥! i 　ﾄ､　　 ' ,'､　´ 　　　　｀　　　ｨﾆニｭ､　〉!　　　/ / 　.i|
　　　　　　　　 ∥.i　',　 l　＼　　ﾄ､ /／/　　　　　 .,　　　　　｀/∥　　 /i/　　 i!　　　　　　　　　　　　　「今の技術ではこれ以上は無理だよ」＞技術者
　　　　　　　　/〃!　r'　i　　ヘ　＼　　　　　　　　　　　　 /／//.∥　／/ 　　 i!
　　　　　〃.∥　{　 i　　　　｀ｉ.　‐`　　 r=- ．＿_　　　　 ,'ﾉ -‐' / /　　　 i!
　　　　　　／　∥　 l 　 !　　　　 i､　 u 　　ﾏ　　￣ﾘ　　　　　//　　ｲ　　　 ∥
　　　　／　 .∥　,ｲ　ノ!　　　　ｉ iヽ.、　　｀　─　'　　　 ,.ｲ/　　∥i　　　､／/
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　　 / , ﾍ　　/, -{　　ノ　! 　　　 !ﾍ　　　＞。_, .s､´　　/ 　　 ∥　ﾍ
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1161 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/09(土) 20:02:50 ID:3DdKaW74: 　　　　　　　　　　　　ｌ、
　　　　　　　　　　　　 |ii＼　　　　　　ﾉ|
　　　　　　　　　　　　ｌiiiiiiiiiヽ　　　／ii}
　　　　　　　　　　　 ∧iiiiiiiii∨　/iiiiiiiii|
　　　　　　　　　　　＞‐∧iiiiiiiiiゝ {iiiiiiiiﾘ
　　　　　　　　＞　´　__≠≧≡鬩≦ノ｀ヽ
　　　　　　／　　>.-‐: :´ ￣: : :￣: : ヽﾐ　＼
　　　　　 /　　／: : : : ／: : : : : ｙ: : : : : ＼　ヽ
　　　　 ./　／: ／: : /: : ／: : : ハ: : : : : }: ＼ヽ
　　　　 {／ ,イ: : : :/: : :ハ: : : {　　}＝＝┼: :∨ }　　　　一応、政府は大目に見てくれて、
　　　　/::/iiiｌ/: : : /: : /｀ヽ{: : |　　斗ｰ::}: : : } .ｌ
　　 ./::/ iii/: : : /从ｲ__ 　从ｌ　´　　＼: |: : : ∨　　　　『将来的に技術革新が起きたら火縄銃を進化させる』
　　 /:/ { ./: : : /ィｆ弌ﾊ｀　　　　f弌ﾊ、}:|: : :ﾊ:∨
　　 {/　〉: : : /ﾏ　辷ｿ　　　　　辷ｿ　´ 〉: : :ｌ }: }　　　　という方針で納得してくれたんだよ。
　　 ′ .ｌ: : : /{ ﾍ　　　　　　′　　　　　/}: : :ｌ }: |
　　　　 {: : :/　ゝｭ　　　､　　　　　　　/_.|: : ﾉ .ﾚ
　　　　.ｌ: : ::{ ＼　 >､　　　　　´　　ノ　/: :/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「それ何時になるんです」＞イレイナ
　　　　 i: : ::ｌ　　ゝ/ .}　　　　　＜　　/: :/
　　　 .{::ﾊ:{ｰ-‐{/‐‐i　　｀ ´　{_,､-‐ノｸ/ｰ‐-
　　　 /.::|.:.:.:.:｀＼-‐乂　　　　　｀ﾅｰ-/　__ ∨.:.ヽ　　　　　将来の予定は未定かな？
　　 ./.:У｀　ヽ,.:.:.＼　ゝ、　　 /　　　＼　ﾊ.:.:.:.:ゝ、
　　＞/　　 ,イ￣ヽ.:｀ヽ　｀☆´　　　　　.＼_}:.:.:.:.:.:.:.:〉
　 .∥ |　 ./. . . . . . }.:.:.:.}ヽ、　　、,　　　　ﾉ:｀ヽ、／
　《　 |　/. . . . . . . .｝.:.:.:|::::::｀:ｰ-ｧ_ヽ_,,.｡*'"｀ヽ::::::＼
　　ゞ＼ {. . . . . . . . }.:.:.:.}::::::::::::::/. . . .、. . . . . . ＼::::::::、
　　=≦只≧=. . . . |.:.:./::::::::::::/. . . . . . . . . . . . . .}:::::::::
　　　.∨iii/. . . . . . |.:/::::::::::::/. . . . . .　. . . . . . . ..|::::::::::}
　　　　.}ii〈. . . . . . . {/::::::::::::/. . . . . . . .ｌ. . . . . . . .}::::::::ﾉ
　　　　.}∧ﾇ. . . . . ..|:::::::::::/. . . . . . . ..从. . . . . . .|:::::/
　　　　.|. . . . . . . . ..|::::::::/. . . . . . . . .ﾊﾍ｀ . . . . ..|::/
　　　　ﾉ. . . . . . . . ..|＼/. . . . . . . . . . . . . . . . . . .〈

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／.|
　　　　　　　　　　　　 ⌒｀＼____　　　　／ニ｜
　　　　　　　　　　　　 |.ニ＼＼　　／二二/
　　　　　　　　　　　｜ニニ＼}__,/ニニﾆ/
　　　　　　　　　　　／　＞=ニニ{ﾆ{二二／｀＼
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　　　　　　　　　 /　//.: : : : : :/: : : : |: : : : 亞〉
　　　　　　　　　　 //:／: : : :/ : : : : :|: : : // : Λ　　　　　　そんなわけで新兵器の開発は凍結！
　　　　　　　　 |　 |／:./.: : :/: ::| : : |Λ: /Λ: : : :|　　 |
　　　　　＼,＿_,|／.: .: :|.:.-‐|‐-|| : : |　-‐‐-ミ:. :|:|　　 |　　　私はクビなんだよ。
.　　　　　　 >.: :. :. :./:　|/| : |　 || : : | 　＼ :|: : :|:|　　 |
.　　　　　　 /: :／:. :/: : :.|:_x==ミ八: : | ｘ==ｘ,_|: : :|:|　　 |
　　　　　　/／ /.: :. .:./Λ´ ,,　　　､　　　　,,｀|: : :|:|　　 /　　　　　　　　　　　　　「世知辛いですね」＞イレイナ
.　　　　 /　　/: : : :|/ {rΛ::::　　　　　　 ::::|: : :|ハ／
.　　　　 :{　　 | : : : :|＼＼人　　 V　　j　　 /: : /／
　　　　　　 |:.| : :｜　＼　 :. .. 　 ‐　　イ/: : /
　　　　　　 |Λ : :∨￣￣~"'' | ＞＜｜/: : //⌒＼
　　　　　　　／＼: ＼　}　＿ﾉ　　 ___／: ／　　　　 }┐
　　　　　　　 { 　　 { ￣￣}＾//{　　 ⌒¨¨´{　　　　　　｜
　　　　　　Ｖ ⌒{ 　　 }//　　　 /^}　　{　　　／ ⌒
　　　　　　　 /　　　＼　 //　／)/::: ハ　＼／{　　　 |
　　　　　 {　　　　 ∨⌒∨::::::::::::/:::::}_／⌒＼ ∨　　　|
　　　　　 { ／⌒ ／　　　{::::::::::::::::::::::}　∨　　∨⌒＼ |
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.　　　　　＞只　{ {　　　〈＼::::::: Λ 　　 }　　　 }　＿_只
.　　　＜ニ/Λ.人{　 { /: ＼＼://Λ　　 ∨　　 } く二/ﾆ|
.　　　　　　〈ニ｣　 {__／:::::::::: ＼〉　　|　　 ∨　厂　〈ﾆﾆ|
　　　　　　　　 {　　／ ⌒＼::::/　　　　|.　　　 ∨/　　　厂
　　　　　　　　 { ／　　　 ∨ 　　　Λ　　　 ∨　　　 }

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　　　　　　　　　　　　　　　 |.ニ＼＼　　／二二/
　　　　　　　　　　　　　　｜ニニ＼}__,/ニニﾆ/
　　　　　　　　　　　　　　／　＞=ニニ{ﾆ{二二／｀＼
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　　　　　　　　　　　，/　//.: : : : : :/: : : : |: : : : 亞〉
　　　　　　　　　：　 //:／: : : :/ : : : : :|: : : // : Λ　　　　　　　魔族が強すぎるのが悪いんだよ！
　　　　　　　　　　　 |　 |／:./.: : :/: ::| : : |Λ: /Λ: : : :|　　 |
　　　　　　　　＼,＿_,|／.: .: :|.:.＿|ノ || : : | ＼＿:.:.:. : |:|　　 |　　　　盗賊団なら火縄銃でも問題ないんだよ！
　　　　　　　 >.: :. :. :./:　|/|:i:i:i:i::i|| : : |:i:i:i:＼ :|: : :|:|　　 | ，
　　　　　　　 /: :／:. :/: : :.|::((厄))八: : |::((厄)):|: : :|:|　　 | ；　　　まあ盗賊団相手に火縄銃を使うのはコスパが悪すぎだけどね。
.　　　　　　 /／ /.: :.u:./Λ:| | | | | | ＼| | | | | ||: : :|:|　　 /
　　　　　 /　　/: : : :|/ {rΛ　　　　　　　　　　 |: : :|ハ／
　　　　　 :{　　 | : : : :|＼＼人　　⊂　　⊃　 u/: : /／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「本当に使えない産廃ですね」＞イレイナ
　　　　　　； |:.| : :｜　＼　 :. . 　⌒　　イ/: : /　　，
　　　　　　； |Λ : :∨￣￣~"'' | ＞＜｜/: : //⌒＼：
　　　　　　　　　　／＼: ＼　}　＿ﾉ　　 ___／: ／　　　　 }┐
.　　　　　　　 { 　　 { ￣￣}＾//{　　 ⌒¨¨´{　　　　　　｜
　　　　　　　　　Ｖ ⌒{ 　　 }//　　　 /^}　　{　　　／ ⌒　　 }}
　　　　　　；　/　　　＼　 //　／)/::: ハ　＼／{　　　 |　{
　　　　　　　， {　　　　 ∨⌒∨::::::::::::/:::::}_／⌒＼ ∨　　　|　}}
　　　　　　　 ,’　{ ／⌒ ／　　　{::::::::::::::::::::::}　∨　　∨⌒＼ | ；
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　　　　　　＞只　{ {　　　〈＼::::::: Λ 　∪ }　　　 }　＿_只
.　　　　　　＜ニ/Λ.人{　 { /: ＼＼://Λ　　 ∨　　 } く二/ﾆ|
　　　　　　　〈ニ｣　 {__／:::::::::: ＼〉　　|　　 ∨　厂　〈ﾆﾆ|
　　　　　　　　；{　　／ ⌒＼::::/　　　　|.　　　 ∨/　　　厂
　　　　　　　 { { ／　∪ 　 ∨ 　　　Λ　　　 ∨　　　 }
1162 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/09(土) 20:05:30 ID:3DdKaW74: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　　　　　/:::ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼:ヽ　　　ハ::::}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |::::::}h､/:::::::::::i
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾏ:::::::i::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼:::ヽ::::::/ _,,．-‐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,,．-‐ｰ-`-‐ぞ`､　　　　 `ヽ、
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　　　　　　　　　　　　　　　　　/: : :/‐-{ : : : `'!`': : : : : : ﾏ:::::/　　　　　　　　　 ∨.{
　　　　　　　　　　　　 ,';.:,{: {　　ﾏ: : : : |: : : : : : i: :＜＞　　　　　　　　　 ',. }　　　　貴女はあたしに恨みでもあるの？
　　　　　　　　　　　　　　　　 {{{:! ` .x=ﾐﾏ: : : }: : : : : : |: : ハ　　　　　　　　 ',ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ　 /:,' 〉ﾏ: : j: : : : : : |: ,:::::ﾑ　　　　　　　　　　　 f`､
　　　　　　　　　　　 .｡ '" 　 /ｃ'っ　 .ﾏ:,': : : : : : :i: {:::::::::}　　　　　　　　　　　 i　.}　　　　　　「特にないというか、会ったばかりですよ」＞イレイナ
　　　　　　　　　　　　　　 i　　::::::::::::||　　　 ,': : : : : : : |: :ﾏ:::::,'.　　　　　　　　　 |`┘
　　　　　　　　　　　　　　　L....,,　　　||　　　,' : : : : : : : |: : ﾏ:/ 　　　　　　　　 !
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　　　　　　　　　　　　　　 }.　　　　 !j　　,': : : : : : : : ,'ノ: /::ﾑ　　　　　　　　　　　,'
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　　　　　　　　　　　 /: :/: : : : : :｛ : : : :（_X_): : : : :＼
　　　　　　　　 /: : : : : | : : :｛＼: :／／ : ＼ : : : :＼　　　　｜　　　　確かに今は使えないけど、この鉄砲はいずれ戦争を変えるわ。
　　　　　　　　　　 /:|: : | : : | : : : :＼└＜ : : : : Λ : : : : ＼　　|
　　　　　　　　　 |: |: : | : :Λ : : : : :.＼／´￣: ::Λ.:. :.〈＼:＼.　|　　　　あたしにはその未来が分かるのよ！
　　　　　　　　　 |: |: : | : : : |＼ : : : : : ＼,_ 　＼:Λ: : :∨:＼:＼
　　　　　　　　　 |:Λ:.:|:.:''^~|￣＼:{＼:{斗┬─┐}:Λ: : :∨ : ＼:＼
　　　　　　　　　 |: |Λ∨ .斗─┐　　　Ｖ;;;;ツ　 Λ: : :∨ /　＼_;＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そうなるといいですね」＞イレイナ
　　　　　　　　　 |: |: : : :|《　V;;;ツ　　　　　 :;.,　　 Λ: : :∨
　　　　　　　　　 |: |: : : :|Λ,.;:　　丶　　　　　　 /￣/Λ: : :∨
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　　　　　　　　　　　　 | : :∨:人　　　 ::::::ﾉ　／{｢　　／　:}Λ: :∨
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　　　　　　　　　　 i　/!　　　　i　 !　　 /　/＿_! ! !　　　 //. ∨　', .!　　　　ヽ ',
　　　　　　　　　 i ∥!　　　 i!　!　 // /　　　{l ∨　　　// ゝ､∨ ! i　　　　　ﾄ､∨　　　まあ、私はお邪魔のようなので、これで失礼します。
　　　　　　　　　 i∥ {　　　i!　! //／＿＿.::..{! ∨　／　　　　∨!.! 　　　 i　ﾍ
　　　　　　　　　 / ' !　ヽ　　　',　ﾚ'　,.ｨﾆニﾆｭ､ヽ　､／ i _.::..　　 ∨!　　　 l　i　 i.}
　　　　　　　　　∥! i 　ﾄ､　　 ' ,'､　´ 　　　　｀　　　ｨﾆニｭ､　〉!　　　/ / 　.i|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「本当にそうだよ」＞技術者
　　　　　　　　 ∥.i　',　 l　＼　　ﾄ､ /／/　　　　　 .,　　　　　｀/∥　　 /i/　　 i!
　　　　　　　　/〃!　r'　i　　ヘ　＼　　　　　　　　　　　　 /／//.∥　／/ 　　 i!
　　　　　〃.∥　{　 i　　　　｀ｉ.　‐`　　 r=- ．＿_　　　　 ,'ﾉ -‐' / /　　　 i!
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1163 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/09(土) 20:11:09 ID:3DdKaW74
1164 ：名無しさん＠狐板：2024/11/09(土) 20:11:12 ID:aGivNMvr: そもそも命中率がマジで死んでるから戦場の規模が大規模化してなきゃ財政崩壊で先に死ぬかrなあ。
1165 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/09(土) 20:11:43 ID:3DdKaW74: ttps://www.youtube.com/watch?v=HmZE5dUGm7c

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::.: : : : :|ｺ:.:|:.: |￣|: :.::.::..: : . ::| ..::_ .::[].::| : :.:ﾛ::|::|:. :／／ト､У〕:|:....;＞.| |. :..::|　 . :|　|. ＿.:.:.:. : :|.lニニ|l .:.:|┌ヾ':,ゞ;ﾞ;”;ﾐ;:ミ
工エエ|::.:.:旧:|::...|.::[].. .: :.ﾛ.::| ./:ﾊ.:..:: :|. .::.:: .:|::／／.:::::;＞|::::|/ﾍ｢ｰ┴─ｰ|＿_;;|　| |〒|:. :[] :|:| .:::::::||＝|│｜.::.[]:::}iｌ|{´
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: :|ｪl:∩ ﾄi:.|::::.l＼|_;;||;;:|L:: -‐'''"~　　　　　　　　　　　 | . : :.:.:.|　　　.
: :|ｪ|:|;'|:.|:| |='′　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　.: : .:.|　　　　　　　　　　　　　　　.　　　　　　　　　　　　　.
: :|ｪ|:|;'|::l_ﾚ'　　　'　　　　　、　　　　　　　　　　　　　　| . : :.:.:.|　　　　　　　'　　　　　　　　　　　　　　　.
: :|ｪ|:|;'|::|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿,‐|　.: : .:.| 7!＿　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　、
: :|ｪ|:|;;ﾚ'　　　　　　　´　　　　　　 '　　　　　　 /　/　ﾞ'ｰ-‐''´//　 /|　　　　　　　　　　、
: :|ｪﾚ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / 　lニﾆﾆﾆﾆﾆl/　 //
／　　　　　　　'　　、　　　　　 `　　　　　 lニニニニニﾆﾆﾆﾆl/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　`　　　　　、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ジャパン島　丹波の街

　　　　　　　　 /　　 /　　　　　/　　　　　　 `、
　　　　　　　　. :　　/　　　　　　ｌ　 {　　 /,
　　　　　　　 . : 　　　　　　/　}　　　 |　ﾉ'.　　 /,
　　　　　　　ｌ　　′　　 //　}　　人(　}　　　/,
　　　　　　　 |__ノｌ　　ｌxぅ斧ミ　／-‐x==ミ {
　　　　　　　 Y　 |　　杙 Vツ }／　　 V::リノ　　j|　　　この街にも像がありますね。
　　　　　　 }ﾉ从　 {　､､､　　　 '　⌒´ /　　 i|
　　　　　　　／ﾊヽ.八　　　　　⌒ヽ　""/　　 .从　　　あれ？
　　　　　　／/　人(＼込　　ゝ　ノ　　人(　 /(
　　　　　. : :/　　　 `、　　＞　　　　ィ( 　ｌ∨'.
　　　 . : : /　　　 ___`、　 /,‐‐-ミ　{__　　　|　 /,
　　　)／ /　 __／　　 `、　 /,　　〉Y＾ヽ　　　　 /,
　　／　. : : /:::::::::::::＼　　　 /,　/=⌒Y〉〉　　ｌ　 :.
　　　 . : 　/:::::::::::::::::::::＼ }　 |{´　乂ソ　 '/ |　人
　　　. 　 /::::::::::::::::::::::::::::: }　ﾉ′　　{{＼＼乂ィ‐┐
　　 /　　----ミ:::::::::::::::::ﾉィ＼　　　＼｀`～､、OY_＼
　 ./　 /ﾆﾆﾆ＼ﾆ=-　_::::::::::::::::＼　　　＼〇∨⌒　:乂_
　/　 /ﾆﾆﾆﾆﾆ `、ﾆﾆﾆ=- _:::::::::::`、　　 `、O{{ ＼　　　 : .
./　ノﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ∨--ミﾆﾆ=- _::::::`、　　 }}　{{　 |｀`～､、＼
　｢ﾆﾆﾆﾆ､ﾆﾆﾆﾆ〈＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ- _::::/,　　 .}}　{{　 |:::{ﾆﾆ=- _　`、
　‐=ﾆﾆﾆﾆ.＼ﾆﾆ〔　　＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ- _/, 　 .}}O{{　 |:::{ﾆ／ﾆﾆ∧/,
〈ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐‐‐‐--ミ　　‐=ﾆﾆﾆﾆﾆ=- _　 }}＿》＾.|:::{＿＿ﾆﾆ-_ /,
　‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／::::::::＼　Vﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/,´¨¨¨¨¨ |:::{:::::::::::::＼ﾆ)　)
　　‐=ﾆﾆﾆﾆ.／:::::::::::::::::::＼Vﾆﾆﾆﾆﾆﾆ(__)==〈＼=(.人:::::::::::::::::〉／
　　 ‐=ﾆﾆ／:::::::::::::::::::::::::::::::＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}::::::::＼＼V ＼::::::／´
1166 ：名無しさん＠狐板：2024/11/09(土) 20:15:36 ID:dBPGBhAC: 弓矢から火縄銃なら劇的に進化した飛び道具だが
この世界は魔法があるからね
1167 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/09(土) 20:15:43 ID:3DdKaW74: .　　　　　　　　 -=x　　,.ｨ=-ｫ＿
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　　　,.<´　　 y=x ,r=x.　　　　　　　｀Y
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　　{ /　 ./ !.ｉ |　　　　 ∨:ｌ i　　　 i ! .ﾍ !
. 　 Ⅵ　 {　!､v!　　　　 Ⅵ､!　 l　　l !__ﾍi.＿
　　　Ｖヾヽ:{≧!､　　 ,.ｨ七Ⅶ､ l !γ⌒.ヽヾヽヽ
.　　 ,.ゝ‐v ,ｨ=‐‐v､_,.y',ﾆﾆﾗ=zzx{ .{^}｝ i:｝｝｝｝
　　 { ,ﾍ Y {! ´{ﾋY｀!^i 　{ﾋﾘ}　l´i.ﾄ.入ﾘ ;ﾉﾒﾒﾉ
　　人.ﾘﾉ∧ 　 ¨ ﾉ　､　¨　ノ　!;〈≧-≪-<-<
　　　＞<-1｀.t‐ ' .ｨ_　￣　　 ;ｉY⌒ヾ丶ヾヽY
!　　Y´γ､ !　ﾘ､　ー─一　'　ｲﾄゝ _リﾉﾉﾉｿ
─ 込　乂ﾘ　从i>､　¨　　／　_」＞-!≠─ '¨ 　＿__
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　　　　　　　　勇者アバンの像

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　　　　　　　　　　　　　　　 |人-ニ＼_ｿ辷匕、_/二ニ|二二]|///////////////
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　　　　　　　　　 ∨二=-_∧-二二≧≦二ニﾆ/|ニニ-_|///////////////
　　　　　　　　　　　 ∨二二_∧二二≦≧二二-|　＼二ﾆ|///////////////

　　　　　　　　　　　　　　　　　　盾戦士メイプルの像

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　　　　 |､ , ./ｰ,.''´/　　 | i　　ヽ　　 |. i　 l..｀-i.ヽ.彡´~　|
.　　　 l.Y ヽ/　　| ,. 　.ll |ii　　 l　|　 |i. l.i　|　l　レヽ.　　 |.
　　　　 'yーi'　 | |　';._,..|i!ヽ;　　l .i, ｯ'ilｯ|lﾄ､l.　l　|ヾヾ."'''-/
　　　　　´､/ | 　| | ,-〈 .| l.　'ヽ　:ｲﾉ lﾉ il /|''　|　l Y´>､ノ
　　　　　　ｿ iﾄ　l ;　 |>:'"｀'.i　)/.l/..l~"'''-〈l.　 |　| i ';｀'､
　　　　　　l l''|ヽ |ヽヽ〈廴:::::l　/ /　..廴::::/〉　 l　 l i .l´~
　　　　 | l .| ヽ';.ヽヽ. :::::::::　　　　　::::::::/　 /|　ﾚi .l
　　　　　　|l　|　l ヾヽヽ' ､　　　 _　　　.,..ｲﾉﾉ |　 |.i |.l
　　　　　　il　| ﾉ. ヽヽヽl　｀' ;-　　‐; ´ ノ /　 |　 | l.lﾉ
　　　　　　　ﾉ /　　 l';.　i,.,.,. ト､ ,......l>./／l　　|.　| λ
　　　　　 ,;ﾉ /　　　| ';.i'　__,/ i:'λ ／/　l　　 |　| /.ヽ
　　　／/　{　　　/　)''´　　 |. ﾚ　_,. | λ　　|　|　　ヽ
　　　 / / 　 l　　 /　ﾉ------/／--|　|　　ﾉ　ﾄ､　　ヽ
.　　　〉､　　ヽ　/　 /　　,.,./ 〉ﾝ´ﾌ 'i|　 l　 /　　| |　　ヽ
　　　/　｀'-i..,,_〉〈,.,.ノ.| ξ.ｿ // ／／〉､__∨＿,.,.j. |　　　ヽ
　　 /, 　／フ||ﾄ~''ヽ. .!　〉〈　　　 / /|~~ｿ~>ｰi.　　|　　　 ';.
　　/1　,冫､ λ/ン＜ﾚ/　ヽ　　　,<´ｰｿi<_､入　　 i　　　　';.
　 //|　ヽ. ,､ｲ〉.-i''ﾞ´　＼　｀ヾζ｀ﾂ.､l |､λ,/　　 l　　　　|
　 ii .|　　｀i ､.∨,丿　　　　"'''-‐´〉 .|　l　,'.Y ヽ.　　 |　　　| |
　.ll　|　 <´〉ﾄ;.ｿ｀ｿ　　　　　／';.＿>､ﾚ＜　　＼　|.　　 | ﾘ
　 i　ヽ〈ヽ/ i／.ヽ　　　　／..＿i 彡ﾄ.|=　)　　　;ヽ |　　/ﾘ
　　　ヽー､/ヽiｰ´　　　／　　 /,、 / |__,,.,､）　　 :　ﾘヽ /i´
　　　　ヽ　　ﾉ　　　／　　　　　　'　　 '　　　　　　 '　｀

　　　　　　魔女パチュリー・ノーレッジの像

　　　　　　　　　　　　　　　　 , -,　　　　　　　_ ,, -ー-,,
　　　　　　　　　　　　　　　　,'　,'　　 _ ,, - '' ":::::::::::::::::::::''ー-- ,,,,,
　　　　　　　　　　　　　　　,'　,'　__ﾉ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　,'　,' /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 ,'　,'./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;::::::::::::::::i
　　　　　　　　　　　　　　 ,'　,'./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,''"　　　ヽ:::::::::::::!
　　　＿＿＿＿＿＿＿..,'　くヽ:::::::::::::::::::::;;;::;;;;;;;;;::::::::::ｿ,､､　　　　ｌ:::::::::/
　　　ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::"7　丶::::::::::::::1l　"' -､,,ー､／ ´ ヽ　　ｌ:::::/
　　　　 "-;;:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ　　￣"ｌ⌒ｌｌ"''- ,,ヾ　ヽ　　））　　ｌ:::/
　　　　　　"-;;;;:::::::::::::::::::::::::::'' ,,,　　　ｌｌ　　　　i　 /___ --,,,,,,,,,＿!/
　　　　　　　　　 " - ;;:::::::::::::::::::::￣"''-､ﾉ二 - ー ´::::::::::::!､丶"'''''
　　　　　　　　　　　　/ /" テーiー;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::(￣ヽ　＼
　　　　　　　　　　　 / .l　 / ---l　l、ｌ　ｌｌ ,,二二""'''''''''''''(￣ヽ　ヽ
　　　　　　　　　　　 l /l　ハヾ"!"":i` ヽ l　''l";;"iフヽヽヽ￣ヽ
　　　　　　　　　　　　（ｌ/／ヽ｀￣　　　　　￣ハ　V　lヽｌ　　（
　　　　　　　　　　　　,'Vl　ｌ./ ヽ,,,　ｰ ─　　,,イ　ｌｌ　ﾊﾉ　　　　ｿ
　　　　　　　　　　　 ,'　ﾊ　　ﾉ /i　"i,,-　- ''i"　ﾊ/ l /　ヽ　　　 /　　 |
　　　　　　　　　, -'','　,' く　ｿ)ヽ　　　ー''" ''ﾌﾉ::|　　　　ヽ'"'i /　　 !
　　　　　　　　 /　 ,'　,'　L　´）:ヾ　　　- -　ノ::::::|　　　 "''l　l_/　　　 l
　　　　　　　　ｌ　　,'　,'　　ヾ ´)::::| "''ｰ--‐''"|:::::::|　　　ノl　l　　　　 l
　　　　　　　ｿ、,'　,'_　,-(　ｲ:::::ー‐---‐─:::::::::|　　　　ﾉｿ...,,,　　ノ
　　　　　　／　　,'　,'　｀i　(二)- ､::::::::::::::::::::::::::::::|--─''　　　　￣
　　　　　 i　　､ .,'　,'ー　ｰi ｌｌ　ヽ丶::::::::::::::::::::::::::|
　　　　ｌ　　ヽ　,'　　　/ ｌﾊ　　ｌ /:::::::::::::::::::::::::::|
　　　　　ヽ　　　ヽ　　　l::::::::ヽ　ｌ::::::::::::::::::::::::::::::::|
　　　　　　　ヽ　　　ヽ　　ヽ::::::::::｀::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ
　　　　　　　　,' ヽ　　ヽ　）"ー-----------―（
　　　　　　　 ,'　,' ）　　ｌ／ー ------------ ─＼

　　　　　　　　　　　　　　魔女霧雨魔理沙の像
1168 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/09(土) 20:18:15 ID:3DdKaW74: 　　　　／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-　　 _
　　　 ‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-　_　----ミ　　　　　　　　　＿＿
　　　′ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐　　‐=ﾆﾆ=- ⌒)___　　-=ﾆ: : : : : .／　／￣￣.〉
　　　}ﾆﾆヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐. : : : : : : : : : : : :.　　／: : : : : ./
　　　}ﾆﾆ‐ﾉ∨ﾆﾆﾆﾆ／／ﾆﾆﾆﾆﾆ=‐. : : : : : : : : : : : : : : : /　／: : : : : : :./
　　　}ﾆ／　 ∨ﾆ=‐ .／ﾆﾆﾆ=‐. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : )／: : : : : : : : /
　　　(())　　　}ﾆﾆ.／ﾆﾆ=‐. : : : : : : : : : _　　-‐‐‐-　 _: : : : : : : : : : : .
　　ｒソ　　くﾆ／ﾆ=‐: : : : : : ＞　　　八ヽ　　.＼　　　ヽ: :/: : : : .
　 rソ　　　　／／／: : : : .／　ｌ　|-‐‐-ミ.i|　　 |(.＼　　 ∨:/: :／
　人　　　　く__.／: : : : :.／　　　.| 人(/_　　i|　　 |==ﾐヽ　　∨／
Y＊ヽ　　　／: : : : : ／　　ｌ　 |ィf示もミ从　 .ﾉﾋﾊﾉ j|　　　　　　　勇者アバン一行の像？
乂_ソ　　　. : : : : : :Y　　　　 .|　杙乂_ツ　　)／　､´　.i|　　ｌ
　　　　　. : : : : : : : .　　ｌ　 |　从　¨¨´　　　　　　　　i|　　 |{　　　　アバンって誰です？
　　　 /: : : : : : : : :}　　 |　人　ﾊ　　　　 r　　ｧ　　八　 .八
　　　. : : : : : : : : : ﾉ　　　|　　⌒ヽ人　　　　　　　　 . : : /,ノ⌒　　　　そんな勇者いたっけ？
　／: : : : : : : : : .　　　　.|　　　　 /,(___　　　　　／　､　人
ィ(: : : : : : : : :..／/　　　从　　　　）人　　　　 { ´乂____＼　ﾆ=- _
: : : ﾆ=‐　　　 /　ｌ　　/ ﾊ　　　Y(______　　 .{---ミﾆﾆ=‐‐--ミ___)
　　　　　　　　./　人　/ /∧　　　/,　　 }ヽ　人　 {_(＿＿　　　/::/
　　　　　　　　′(　　ソ　ｒ∧　　　/,　 .}　乂_　＼〉ヽ:::::::::ヽ Y⌒ヽ
　　　　　　　人　 )　rソ__く:: ∧　　　/,__(: : : : 乂___〉ノ＼::::ﾊ人　　/,
　　　　{ヽ〈ヽ　ヽ乂ソ:::⌒ヽ:::::.　ｌ　　/,　¨¨¨¨¨¨〉〉ヽ::::::∨∧　　　/,
　　　　|　 .}　ﾊ(乂ソ::::::::::::::::::: }　|　　 /,::＼　　／乂ﾉ＼::∨∧　ヽ /,
　　　人　L 　 Vソ／⌒¨¨¨¨人人　　 /,:::ハ /::::::: {　　＼i:i:ｉ}　　〉
　　　乂＼　＼ `～､、i:i:i:i:／　 )i:i:＼　 /,⌒{:::::::::ｌ::|　　　　Yi:}　__ノﾉ

　　 /ﾆﾆ／　　　_, ｨﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-‐‐‐‐‐‐‐‐‐､　　　　　　　　　_＿ ,　．ｪ===ｪｭx､, __
　　 |ﾆ／　　_,ｨﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐'"　　　　　　　　　ヽ_, xｪ==ﾆﾆﾆﾆﾆ=-‐ '"￣￣￣￣￣ヽ〉
　　／　 _,ｨﾆﾆﾆﾆ=- '"　　　　　_,　 xｪ= ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ=‐'"................................................/
　　|　／ﾆﾆﾆ=‐'"　　　　_,　ｨﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐'".......................................................／
　　l/ﾆﾆ=‐'"　　　_, ｨﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ=‐'"､..........................................................／
　　ﾚ}／　　_,ｨﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ=‐'"　　　 ∨.............................................._‐
＿_f　　 _,ｨﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ=‐'"　!l |　　　ヽ∨....................................._‐
ﾆニi／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ=‐'"|i!　　 |Nﾄ　　､　|､∨.........................._ ‐
／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニニ=‐'"__|i i! !　 ∥}i .}　　l .i...ヽ!................._ ‐
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ='".／{:::ｱヽ　{　/,.ｨヽ,} 　 | .}......}........_ ‐
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐'"　　 iヽ,弋'ｿ　　＼|i'ﾘ i i　 /|/....._i|_‐"
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐￢⌒´ {　|i ＼　　{　　　　　　丶 |ﾉノ.ノ_ -'"j|
￣............|　|　 |　 / ∧ヽ　｀‐--　　　　　　　 } }‐'"　　ゝ'　　そんなことより魔理沙さんとパチュリーさんが
‐====-.i　i　　〉　イ ∧　　　 |　　　　　と__)　 ./ .|
　　　　 l ∥　{　　ﾉ /.∧　　　i。_ 　　　　　　,ｲ　 i∨　　　　　　この勇者パーティに参加していたの？
　　　 /∥ ／ィ' ./......∧　　 !　ﾆ=-　．,ｨ'　　..'　∨
　　　/ ∥_| _／__/＿_....∧　　 i　　/､_|　　　　 .'　　∨　　　　　アバンはあの二人を仲間にできるほどの男だったの？
　　./_ // /⌒ヽ､: : : : :＼ﾍ　　 {‐､i　　l　　　 .'　　　i
　 /ﾉ⌒|/: : : : : : :＼: : : : :.ﾑ　　､|^!　/ } 　 . ∧　　　i　　　　　何でそんな奴が無銘なのよ。
. /ゝ-Y: : : : : : : : : : :＼: : : :ﾑ　　', ∨ﾄ､|　　.! }　　 .ﾉ
/ / {　|: :/ﾆﾆ=-x､: : : :.＼: : ﾑ　　',､ヽ!＼　　乂　／
./　 |　ｙ'ﾆﾆ=ｭ､ﾆﾆﾆ=x､ : ＼: :}　　', ヽ〉_ l‐--r‐{　〉
. 　/　/ﾆﾆﾆﾆﾆヾﾆﾆﾆﾆﾆ=x:＼}　　ヽ/ヽ〉ヽ､ L__〉_ﾑ
　 {　/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆヾﾆﾆﾆﾆﾆ=ｭ､.',　　 ',　|＼ヽ　　ヽ

霧雨魔理沙とパチュリー・ノーレッジの二人は共に最古参の魔女であり、魔女を創り出す研究に参加していた。

その経緯から魔女の中でも最上位として君臨しており、二人とも魔法ギルドの副会長に就任していた。

あの二人が味方したとなると、勇者アバンは並の人物ではないのは一目瞭然だった。
1169 ：名無しさん＠狐板：2024/11/09(土) 20:18:36 ID:CXGtvOBl: アバンやメイプル並みの戦士量産すれば戦士も評価上がるんだけどな
1170 ：名無しさん＠狐板：2024/11/09(土) 20:20:01 ID:dBPGBhAC: アバン本人が有名になりたくなかったから
1171 ：名無しさん＠狐板：2024/11/09(土) 20:21:00 ID:YPFotqX1: 本人がのんびりしたかったのもあるがやっぱり婚約がね…
1172 ：名無しさん＠狐板：2024/11/09(土) 20:22:57 ID:aB1HoR3U: 無銘は無名の間違い？
1173 ：名無しさん＠狐板：2024/11/09(土) 20:25:19 ID:aGivNMvr: １０を聞かないと理解しないキャラなのかなやっぱ。
1174 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/09(土) 20:26:29 ID:3DdKaW74: >>1172
誤字報告ありがとうございます。
早速修正しておきます。
1175 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/09(土) 20:28:04 ID:3DdKaW74: >>1168　誤字修正
×無銘　→　〇無名
1176 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/09(土) 20:35:57 ID:3DdKaW74: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿
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ちなみに七大神が積極的に人間と男と子作りをしていた為、王国には七大神の子孫が数多くいて、

そうした子孫たちの中で神性が強く出た子供が英雄として活躍できるのだ。

アバンは天空神の血が強く遺伝して、メイプルは地母神の血が強かった。
1177 ：名無しさん＠狐板：2024/11/09(土) 20:38:57 ID:CXGtvOBl: ひ弱だった人間が神の血でスペックが上がってってるのか
さらに何十世代も立てばどんどん強くなってくのかな
1178 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/09(土) 20:42:32 ID:3DdKaW74: 　　　　　　　　　　　 _ ...､､､.. ._
　　　　　　　　　　　 _ - ／.:　　　　｀`～､
　　　　　　　　__／.:　　　　　　　　　　＼
　　　　　_ - ￣　　　　　　　　｀~"''～ ,,.:　　'，
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.　　/.／.:　/.:　　　i|.:　｀`～､ .::＼.:　　＼ー八＼￣￣>
　　／　{ . /.: /. 　八.:: ＼.: ＼｀`～，　　'， V/,　＼.: ＼＿
　 (　　.:{ /.::/.　八.|.　＼.:. ＼.: ＼＼.'，　　:} i| V/, 　＼.: ＼￣ﾆ=- _
　　　　 {八.: 　八.:＼　　＼.　 jI斗fｾﾁ　　 :}八. V_〉＼.　＼.: ＼　　￣ﾆ=- _
　　　　/　 :＼＼＼ ≫=ミ　　　ゞ＾　ﾚﾘ/.| i| ＼.: ＼＼.　＼.: ＼｀~"''～ ,,＼
　　　　　　八:.＼＼＼　ゞ'　　　　　 /|: ｉ|八.:　＼.: ＼＼.　＼.: ＼｀~"''～ ,,.'，
　　　　　　丶ﾊ＼.:.:ハ　　'　　　　　/|: ｉ|　＼.:　｀`～､、＼.　＼.: ＼　　 }八
　　　　　　　　　ﾉ　｀¨/个o｡｀　 ´　ｲ..:|: ｉ|　　｀¨/￣￣｀ヽ＼.:　｀~"''～ ,,.八乂
　　　　　　　 .′　八.:　'， ≧=-　｀ヽ　八　　 //.:　　　　 '，.:＼.:｀~"''～ ,,.　:＼:)
　　　　　　 .′　 .′ '， }　　// 　　　 '/'， //.: 　　　　 '，.:: ＼＼　　｀~"''～ ,,.
.　　　　　　 .′:　 .　／. ﾘ　 //乂ﾞ;　　ノ'/'，.′　　　　　　　'，＼ :＼＼＼｀~"''～ ,,. ､
　　　　　 /　　　　.:'　/ /:　/ ′　｀　 ´ 　＼＼　　　　　　　 `､　＼ :＼＼＼＼　＼＼
.　　　　 /:　　　 .;ﾞ　./ /: 　{ {　　　　　　 {＼＼ .:､.　　　　 `､ : :) : 八: :＼.: 八.: 　＼丶
　　　　 .;ﾞ　　　.}.／／　 _ノ　 :.､.:／　　　へ: 丶＼:＼.　　　　`､.:: / ::　 i|　/ ./ ＼.::　＼
.　　　　′　　.／／.:　／´　　　 /　　／　　＼　 '，. `､　　　　 `､　八八/.:/ 　八ﾘ　八　 }
　　　　 {　　／／. ／/{　　　　 .′ .／　　　　　　丶.i|'，　}'，　　　　　`､　＼＼　 ./　＼＿＿ノ
.　　　　八　/.: /､‐''゛./.八　　　　.:{　 /　　　　　　　　 ‘,} |　 |__＼　　　　　`､ ⌒)　丶　　　￣￣￣
　　　　　｀¨ /　　　.′　＼　　 .:;　.′　　　　　　ﾘ「|　 |^^|　＼　　　＼　　　　＼
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　　　　　　{ :{　　　　'，　　　　｀`～､、　　　 _､‐''゛　 /:/　/　 . :　　　　 . ′
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }.:: 　　　 :|:　ﾊ､＼. ／..:　/　　　　　　　　　　 /,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ､＿＿　　| |:|:| ﾚ.＼)　　　.′ 　　　　　　　 /,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ハ冖 ((　　L八|　　　　　　 {
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /∧.:￣￣ -=ﾆ _＿　　　」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /∧.:　　　　　￣￣￣｀ヽ

そして、勇者バランに至っては主神である天空神の子供だった。

まさに神話の大英雄の定番的存在であり、バランが異常に強かったのはそうした理由があったのだ。
1179 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/09(土) 20:45:28 ID:3DdKaW74: 　　　　,　ｨﾆ|　　　　　　　　　　￣￣￣￣￣　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿|＿＿＿＿＿__
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二二二二二二二ﾆﾆ=‐i､::ゝ.. 乂ン　　　/ ﾍ∧　　ゝ- '　､ ' ∥　　　　/...i /!......}============
二二二二二ﾆ=‐.､......　 !ヽ　　　　　'´　　　　ヽ　｀'　　　　 //　　　 /....∥.i........}
二ﾆ=‐　　　 ∥......l.＼　i ﾑ　　　　　　 ´　　　　　　　　／/　　／..|.../......!.......∨
.　　　|i　　 ∥....γ.　l..ゝ‐.ﾑ　　　　　　　　　　　　　　　　／7....´..........i.......　..!....　.∨　　　　勇者アバンはいったい何者なんだ？
　　　ﾍ＼_∥/.../　　i.　 .......ﾍ　　　　　 }￣￣ヽ、　 u 　 .′................!...... 　 i..ﾍ　 ∨
　　　　ゝ--'　 ..i　　 !　　 ........ﾄ.､　　　ゝ── ′　　, . ´/.......　......./!.....　　 } ﾍ　 ∨
　　　　 /　/　ｲ.. 　 !　　 ......|.....＞.､　　　　　　　＜!___/.....　　 .../..!.... 　　 } ﾍ　　∨
.　　　　 /　/ /. 　＿,′　　 .....!ﾌ:￣／.iヽ､ ,　 =ﾆ.........!､Y..　　　　 ./: :!... 　　　 }　ﾍ　　∨
　　　　/　/　i　/: : :,′　　　....!: : : i ヽ i......................... y /.　　　　 /:i: :!..　　　 !　ﾍ　　∨
.　　 /__/ 　〉{: : : /　　　　 .∥: : :!　　＼　.........__／　∥　　　　∥: !: ! 　　　 iﾍ　ﾍ　　∨
　　 / /! ｀／ﾆ〕: :/　　　　　∥: : /　　 /ヽ　　 | ヽ　 {∥　　　 ∥:/:/　　　　 ∥::}ｭ､ﾍ　　∨
.　 /　/ /､ニニ､/ ∥ 　　 ∥: :/|　　 ! 　|　　 !　 |　i∥!　　　 i: /／　　　　 /: /二ﾆ､ﾍ　　∨
　/　/_/二}ニﾆ/ ∥ 　　　∥: ∥ !　 ∧　 i　 ∥　λ { { i　　　 Y　　　　　／／/二二ﾆ､ﾍ　　∨
./　///二ﾆ}ﾆ/　 i　　　　∥: : i 　 ∨､ﾍ　{　∥ /　!　>､ヽ　　　{　　　／:／ﾆ/二二二ﾆ､ﾍ　　∨
.　///二ﾆﾆ}/　　i!　　　 ∥:}: :|　　! 　ヽﾍ ∨ /　／ゝ′ i‐--ﾆﾆi／: :／二/二二二二ﾆ､.ﾍ　　∨

　　　　　　　　　　　　　　　　 ,..-=ﾆ二二二二二二二二二二ﾆ=-､
　　　　　　　　　　　　　　　　 lﾆﾆ二二二二>'"⌒ヽ-､二二二ニﾆ7
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　　　　　　　　　　ｰ=ﾆ二￣　 ___ノノ　　　 ∧ i　　i ゝう､ニ
　　　　　　　　　　　　　　　　 i二i/|孑'"/__{_{　　 / _',｣'､　 !　|ソニi
　　　　　　　　　　　　　　　　i=ﾆニ! .! / 　 '{ i　 /　　ヾヽ |　|ニニi
　　　　　　　　　　　　 iﾆﾆニ| .l/,ｨ７テヽ/ 　'てﾃヽ_ﾞ|　!二二i　　　勇者アバンに興味を持つ方がいるのは珍しいですね。
　　　　　　　　　　　　　　 i=ニニ|　|i｀弋リ　　　弋ｿ ´ i!　ﾆﾆiニi
　　　　　　　　　　　　　　　lニiﾆニ!　ﾄ! 　　　 ,　　　　 /　.!ﾆﾆi二i　　　大概の人は『ただの無名の勇者の像だ』と興味を持たないのに。
　　　　　　　　　　　　　 |｀‐!=ニ| 　l ＼　　　__　　 ,／i　 iﾆ二i二l
　　　　　　　　　　　　　 |　 !｀ー|', 　!: :｀i　、　　. ィ : : i　/|-‐''´　 |
　　　　　　　　　　　　｀i¨|　　.|,∧ i: : :}　｀　´　!: :_/ /: |　　 ,ィ´
　　　　　　　　　　　　　 ,': :＞‐┘_∧',-<　　　　 >(/, ':! └＜ : l
　　　　　　　　　　　　　　ノ''´ 　　l＼_ ＼, `-.......-''´/': :__ンi　　｀''-,,
　　　　　　　　　 ,, - ''´　　　　ﾉ　__二{--､《》 ,--|二＿_｣　　　　　｀''- _
　　　　　　 _, - ''´　　　　　　　｀7､__)ノ}　　　　 {`＜__!,　　　　　　　　｀'' -　,,_
　　　　ー--‐／　　　 ,,　／　／}`ｰ-‐'¨'''- ､, -''''ゝ--‐'ヽ　　、　　　　＼-　,,,,,,,,,,,,＞
　　　　　 ,　'"　　　 , _'"_／　／二二二ﾆ=- 、　, -=二二二＼　ヽ､_､　　　＼
　　　　ー---‐'''´￣／ ,, イ二二二二二二ﾆ｀"二二二二ニﾆ＼ヽ:::i`'''‐- ,,,__ヽ、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　幸運の女神　エリス（下級神）
1180 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/09(土) 20:46:40 ID:3DdKaW74: 二二二二二二二二二二二二二二二二＞ｭ､　　　　　　　､_　　〉
::::`::＜二二二二二二二二二二二二二二二二二＞ｭ､　　　｀ヽ〈
::::::::::::::::::::::`::::＜二二二二二二二二二二二二二二二二＞ｭ､　 |,ｪ=ﾆ二二二二二
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:::＜二二二二二二二二二二二二二二二＞､二二二二二二
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞........l.`...＜二二二二二二二二二二二二二ﾆｭ=ﾆ二二二二
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::／.,..............!.......!.....!..!.`..＜二二二二二二二二二二二二二二二二
::::::::::::::::::::::::::::::::::´:!../..............i........!.../:i.!､..........l.l::!.!:＜二二二二二二二二二二二二二
≠":::::::::::::::::::::::::::::ﾚ...ｲ............i.......!../___､_､.......i.i::i.!...........＿_＜二二二二二二二二二二
":::::::::::::::::::::::::::::::://´.l...............!../!/........ヽ_＼∥､!...ｲ~nう´/..∥`＜二二二二二二二二
::::::::::::::::::::::::::::::::〃:!.....{.............∨ｨ=┬n彳 ../＼_!...弋ﾋｿ........! !　ヽ　 !:i!::::::::≠　￣￣￣
≒ｭ_::::::::::::::::::::∥::::!../ﾄ､............＼`弋ﾋｲ ,　　　　、｀　　　 j ,!　　i /ヽi!ﾆ≠
　　　 ≒=======f´.....ｲ...､.............＼_ 　　　　　　　　　　　j/!　　 i 　 ´＼　　　　　　　そうでしょうね。
.　　　　　　　 r ´ ,ノ...ﾔ ...ゝ.‐── 　　　　　_, 　　　/::j　　　i､　　　＼
　　　　　 ┌'　,-'i!　.....、　....､-.、　　　 '´￣.. 　　／....l　　　 ! ＼　　　ヽ　　　　私も魔理沙さんとパチュリーさんの像を見なかったら、
　　　　　　r‐' __/ /i!　........､　 ..､:::＞　　　　　　,....´..........!　　　 !‐-..ヽ　　 )
　　　　 ▽__/ 　 /.i..! ...........〉、　＼l...{ヽ......ﾆ=‐-'..l ｀ヽヽ.....1 　　 '､....∥　／　　　　気にしませんでしたよ。
▽ ､r‐´△　　　　!.......＿/: : ＼　｀　､＼................l､　 }: l ゝ'､　　　　 '___／＼
△ ' ‐／　　　 ∥／:ﾚ: : : : : :｀.､　　　｀　､‐‐､..｀i /ヽ; !: :.}:ゝ __／ヽ;;;;}.....　＼
　／　／　　　 //: : : :｀.､: : : : : : :＼　　　　　＼!　!〉!　! !: : !: : : :ヽ....〉‐'＼＿＿､
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／　　 ...::　 ..::::::::〉: : : : : : : : : : : : : :｀: :‐-＼　　　} ヽ　　　}: l: : : ／ﾆ､!　　　＼.........
　　:::::: 　 ...:::::::∥ﾆﾆｭｪ__: : : : : : : : : : : : : : : ヽ　　}　ヽ　　i:l: ／ﾆﾆﾆﾆ､　　　＼......

　　　　　　　　　 l///＞'^//////_//i7´　　＿　　./ ´ヾ///}
　　　　　　　　　 {/／///////>'´_,｡、　<￣.ﾍ_>　人,＿ Vlｿ
　　　　　　　　　　 V///////イく´:.V　　_ヲ'. 　｀'''’　　.＼｀フ'l
　　　　　　　　　 j////////^ 　〉. `'''^´　　　　　　　　 V .j_
　　　　　　　　　 ∧/////r{　 j_/..　 _＞'´　　j　　　　}`、　1　〉
　　　　　　　　　　　 j､,＿＿j/_,.∠=‐ '^´　／　 /　　　 l .j ｜　 :}'’
　　　　　　　　ﾊl/`'ーzv ,､...＿,.. ｡ｧ'^ィ-=r/　　　-j-ﾊ. j!　　|
　　　　　　　　　　ﾊ/j///ｿ　ﾉ　-‐T^ﾞノ/.／　|/}　　 ,ﾝﾟ　}/1　 j!　　　あの二人は魔女ですからね。
　　　　　　　　 .ﾊj/|///へ (|　　　.ﾚく,仏z=､ ' j!　／,｡.､ノ-:}　,ｲ
　　　　　　　ﾊ//|j//////|　　 -|rf^伐j7　 .j／　.佝f 》'^.}ﾉN　　　同じ魔女である貴女からすれば気になりますよね。
　　　　　　　　 .∧//|//////j1　　ｉ.l ` ヾｿ' 　　　 '≠ /7 　.ﾊ|
　　　　　　　　　ﾄ<//j|////.//ﾊ　　 } |　' ' ' '　　　､　' ' '// 　,i{/|
　　　　　　　　〈　　 ´'＜/.///∧　　N1、　　 ..　　／ﾘｿ .///}　　　　　　　　　　　　　　「失礼ですが、貴女は？」＞イレイナ
　　　　　　　　　 j `丶、　｀^' ＜ﾄ　　| `' 丶. 　　ィ´　.7　.////|
　　　　　　　 | 　 i _;]_　　　　　ト、　!　　　 ./:`´.j_,:,,_ / ,//＞'^|
　　　　　　　　　j._＞'^ 　 `丶､,_ .|. ﾍ　'、　　 {ﾍ／　　 /.ｲ }　　 .}
　　　　　　 __,.ノ'"　　　　　　￣　ト 1　　 .〉　ヽ //:.{ j_,.r＜、
_,.．-‐ ' ^￣　　　　　　　　　　　ﾄ.ノ_..:.N`ーr<　,.｡-/'..:.,ノ1　　　 ` 'ー- ､..,＿
￣｀¨^ ''　￢ー‐ｧ'^　　　　　　　 { 　￣´.}｀ヾ:::}　　{｀￣　ﾉ　　　丶､,＿_,.｡-‐''^

　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　＿　＞　´＿＿＿　　　｀＼──┐
　　　　　　　　　　／　／　／ /＼＿／｀∨＼　　＼　 .|
　　　　　　　＼､{　／　／＿/／　　＼　 ∨__,>､　＼}
　　　　　　 |＼≧====≦　　　　　ｉ　　　＼　ヽ　　|
　　　　　　 |　　/　/　　/　 / 　　 | 　　　ヽ{∧　∨
　　　　　　 }　./／{ 　 /　 /　　　　ｊ　　　　　 .＼∧　∨　　　ああ、申し遅れました。
　　　　　　　 /　　/ /　 /　 / {　　　 ∧　　　　　　 ∨}　 }
　　　　　　 ./　　/ /　 /　_厶ィ　　 ./　⌒＞、　　 .} i　 |　　　　私は幸運を司る女神です。
　　　　　　 /　　/ /　 /　 / 　 |　　/　　　＼　Y　　　| |　 |
　　　　　 ./　　/ /　 /　 /芹云ﾐ ./　　　　　ヽi　　 .| |　 |　　　　この街を拠点にしているんですよ。
　　　　　/　　 { 人　{　　{　じﾊ}/　　　ｒ===ミ}　　八{　 ∨
　　　　./　　　 /　＼　 .|､　｀¨　　　　　　""　ｲ　 /　＼　∨
　　　 /　　　　/　　　＼トヘ　　　､__　ノ　／/　/　　　∧　∨
　　／　　　　/　　　　/　／ﾉ､　　　　　 .ィ {　/　ｉ　　 ∧　∨
_／　　　 /　　　／{ ／／＿}＞　　 _／　| |　{ 　 |.　　　∧　∨ ＞─
｀ー──‐ｙ′　／}　/　ﾆﾆﾕ／ィ'　　　　　 ∨ ∧∨-─=≦─＜　／
　　＞─y′／　/ ./　ﾆﾆﾌ/　　　＼＿＿／　＼∧∨　　　￣￣￣　＼
　　／⌒ ／／/ 　{　 }⌒/{.　　　　　 ∧　　　　 }　} ∨　　　　＼＿＿ _＞
_／／／ィ７／__. ｲ　　ィ´∧　　　　〈十〉　　　/　 |　ｉ　　＼　　＼　　＼
｀７　/　　/´　{つ　|　　ｉ{二＼　　　 ∨　　　/　　ｊ　ｉ　｀￣＼＿　ヽ　　ヽ
./　 {＿厶イ{´ 　 .|　　 |　_二）.＼⌒＾⌒＾⌒７　　 .|　ﾄ　　　　　　｀￣｀　　　}
ﾄ､　人＿　　∧　　|　　 |　{彡7　　＼　　　／　　／￣￣｀}｀ｉ￣￣＼⌒ヽ ⌒ヽ
　｀￣´　＼　{　　 r─＜⌒Y 　　　∨／　　　 ∨　　　/　.|　　　ｉ　　　　}
　｀￣＼_／　＼_ノ　　／}　　　 ◇　　　　 ∨´￣｀＼}　　　|　　　＿>
＼/　　/　　　　∧＿_ ／／|　　　　　{　　　　　　　　ｉ　　｀}　ヽ　　|　／
. /　　/　　　 / .∧＿／　 .{　　　　人　　　　　　　 |　　 .|_ノ } 　 |/
1181 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/09(土) 20:49:20 ID:3DdKaW74: >>1176　誤字修正
×人間と男と　→　〇人間の男と
1182 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/09(土) 20:52:02 ID:3DdKaW74: 　　　　　　　　　　　　　　　　＿_　　　　　　　＿
　　　　　　　　　　　　　／ニニ￣ ── ニ／．
　　　　　　　　　　 /ニニニ＿＿＿_／　：
　　　　　　　　　　　　ノニニニニ＼　　　　　　∩
.　　　　　　　　　 ┌￢冖¨￣￣¨冖￢‐- _ . 　 ∪　　　　_､-''~￣￣~^''
　　　　　　　 └<￣￣￣￣￣＞=─‐<　　　_､　''~_､-''~　　　　／
　　　　　　　　 /ニニニ_ - 　　＿＿_> ''~ニ _､-''~　　　　　／
　　　　　　　　　　〈ニ _ -　 _ -　￣ニニニニ_､-''~　　　　　　　.／
　　　　　　　　　　_ - 　 _ - 二二二二二_､-''~　　　　　　　　ｨi「⌒
　　　　　　　　　〔＿ -ニニニニニ _､-''~∧ 　'，　　　　ｨi「⌒
　　　　　　　　　／ニニニニニ_､ ''~　.∨ ∧　 '，　ィi「⌒
　　　　　　　　／ニニニニニ／ Ⅵ. 　　∨ ∧　 '，　　　　　なるほど、幸運の女神さまですか。
..　　　　　　／ニニニニニ／　　.Ⅵ抖=ミ　　|.　　'，
....　　　　／ニニニニニ／.抖=ミ .Ⅵ乂ﾂ　　 l　　 '，　　　　私は魔女のイレイナと申します。
. 　　／ニニニニニ／. 　乂ﾂ、　　　 |　/.　　　 '，
. 　／ニニニニニ／.　＼圦　　 _　'　　/ /　　〉　 :.
　／ﾌニニニ_　-　　　 |　{Y} .]Iｯ｡,,＿_／{　　　./　　　:.
　| 〔ﾍ￣￣　　　　　 .|　{Y}　 /⌒|.　__人　 .ノ＿_. 　::
　|　　ﾍ　　　　　　 | _ -‐ /∧「　∧　〉〈 /　　　＼丿
.八　〈|　　　　　　 /　／_ -TT　└'.|　|′　　　 Ⅵ
./∧　 }　　　　　　　/⌒'／ <_／.Ц＼. 八　、　'，　　 .Ⅵﾍ
　/∧　<＼　　　 ./　／　／／/∧　.>　＼＼ .'，　 / 　ヽ
.　 /∧　＼＼.　　ヽ/　／／ ./ 乂／　　 .＼＼'，ノ　　〉
　/ /∧　 |.＼＼ /:ｉ:|　 |／.辷/　〈　　　　　　 /￣:i:|　　 .／＼
　|　　　＼|　　>'.＼:i|　辷| |_r〉￣　　　　 .／:i:i:i:i:i:|　 .／:i:ｉ:／＼
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　　　　　　　　／ニニニニニニニニニニニニニ=-　＿＿
　　　　　　　 √ニニニニニニニニニニニニニニニニニﾆ
　　　　　 √二ニニニニニニニニニニニニニニニニニ_
　　　　　　　√二ニ／7⌒／⌒|⌒)＞ーr―＜ﾆ=- _二ニニ
　　　　　＼　-=ﾆ／＿_,,..､丶´ノ |＼＿ﾉノ⌒ヽ乂＿_ﾉ⌒|ﾆﾆ
.　　　　　 √ﾆ=─　　　￣　　　　　＼　　　　　 |　 |ﾆﾆ
..　　　　　√ﾆ/　　　　　/　　 / / 　　　　　　　 |　 |ﾆﾆ
　　　　 √_/　　　　　/　/　/ /　　　　|　　　　|l　　 |　 |ﾆﾆ
.　　　　　√/　　　　 /_ -─／|　　　　//─-　_l　　 | 　|ﾆﾆ
.　　　　 √| /　　　 /　/　　　｜　　ｌ /∧　 l　 |l　　 |　 |ﾆﾆ　　　この像は私が勇者アバンと彼女たちに敬意を表して
.　　　　 /=_|/　　　 l　/ィぅ笊ｘ|　　//　　＼|＼|l/　/|　 |ﾆﾆ
.　　　 /ニﾆ|　　　　Ⅳ　{::/:(_　＼/　　ｨ==ミ∨　//　/|ﾆﾆ　　　この街に建てたものなんですよ。
..　　　/二ﾆ∧ 　　八　乂;;ツ　　　　　　　　　/　//／/√ニ_
　　　/ニニﾆ∧＼＼　　　　　 ’　　　　 /　// 　/ √ニﾆ
　　 /二ニ／　＼＼＼　　　　　　　　 /　//　 /　√ニニ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そうですか」＞イレイナ
　　/ﾆﾆ／:|　　 |::::＼＼⌒　　　｢ ⌒`ｉ　　/／/ 　/ 　√ニﾆﾆ
　 /ﾆ／ ::: | 　　|::::∧ 　|::＞.._ 　乂::::ノ　　＜::|　 /::|　√ニニﾆ
／／ ::::::::: |　　 |::::::∧　 :::::::::: ｌ＞　　＜|:::::::::::| 　|::::　/ニニニ｣
　 "''＜::::::√　 √:::: ∧　:::::::::::|　　　　 ∨:::::::|　 |:::::　∨∧￣
.　　　＼√　 √::::::: ∧｜／/　　　　　 ∧＼|　 ∨::.　∨∧
　　　　　 √　 √_,,､丶´|/　 / ＼　　　 /　|　 |　 /　"''＜::::∧
.　　　　　√ 　/　　　　 ∧　｜￢＼／-‐ |　/／　　　　　'/,∧
. 　　　 √　/　　　　l∧　| 　　 ∧　　 | 　 /　　　　 '/,:∧
　　　　 √ /　　　 /　　/ 　 |＼人〈〈〉人/|　 /　　　　　　 '/,:::::|
.　　　 /／　/ 　/　　/　　ﾄ　　 ∨ 　/_|　/ ＼　　　　 '/ :::|
　　　 //::/　/ 　/　／／＼|=＼　　　／=_∨　　/＼　　　 '/ ::|
.　　 //:::/　/ 　 |／|／ニニニニ＼／ニニニ＼/ 　　＼　 ∨:|
　　 //:::/　/　／/ /ニニニニニニニニニニニニ|　　＼＼＼ Ⅵ
　／/::::/／|／//／ニニニニニニﾆｌニニニニニ_∨＼八　＼＼
1183 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/09(土) 20:52:59 ID:3DdKaW74: 　　　　　　　　　　　　　／//////＼
　　　　　　　　　　　　／//////////ヽ
　　　　　　　　　_-=/////////////// ヽ_　- 、
　　　　　　-=ﾆ三斗--‐ ﾌ/////////／´　＜‐ﾄ､
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　　　　　 /ヽ　　　　　　　l＞´　　-=´///////＞ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l l
　　　　　lＫl　　　　　　 l´　＜´////////＞´　　　ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉﾉ
　　　　　ゞﾉ　　　　　＜//////////＞__/! 　　 l.　　ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ/
　　　　　　　　　＜////////////／ノ　l｀l　! ﾉﾄ､　 l::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;／ ´
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_///////////／::::://＞::　Y" 丶　ヽ-　　　　　" ; !/v !＿= -‐´
　￣＾¨ ‐ ---´ ｀¨‐-- _/　｛ノ!　ﾊ　ヽ　　´'　 ./ !lヽη,　　　　　　　　（剣の女神だけでなく、幸運の女神も伊藤誠を意図的に無視している）
　　　　　　　　　　　　　/　 {「 !　ﾊ l 、ヽ｀　 _　 ´　! ﾊ/八,
　　　　　　　　　　　　 / //:;:;:;ヽ.l;:;ll:ヽ　l:;｀;:┴ミ-ﾉ^"´"＞｀っ　　　　　　（どういうことなの？）
　　　　　　　　　　　　///:;:;:;:;:;:;;y:;:;ll:;ヽ l:;:;:;:;:;:;:;:r ⌒ヽ　r¨´ ヾヽ
　　　　　　　　　　　 /　l:;:r‐ -　_ll /:;:;ヽ l:;:;:;:;:;:;ﾉ: : : : :> 、｀:´: : l　　　　　（いえ、私には関係ない事だわ）
　　　　　　　　　　　 {　/三三三/ヽ、_l　l;:;:;:;:;l: : : : : :l !ヽ: : : : : }
　　　　　　　　　　　ﾊr'三三三 / ヽ丶　l　l-__l: : : : : :l .ﾊヽ: : : : l
　　　　　　　　　　　l l三三三ミV /) } /v/: : :/: : : : : l: : ヽヽ: : :l
　　　　　　　　　　　V三三三三 /ノ)/: : : : : /: : : : : :l: : :ヽﾊ.、: l
　　　　　　　　　　　 l三三三三/　 /: : : : : /: : : : : : :l: : l: l　!ヽ: : ,
　　　　　　　　　　／三三三三l　　 l: : : : :/: : : : : : : l: : : : :l : y: :l
　　　　　　　　　/三三三三三.l　　lﾄ: ヽ: : : : : : : : : :l: : :ヽ llノ: : 八
　　　　　　　　/ミ三三三三三!　　lヽ-‐ へ、: : : : :ノ￣｀'/ l_ ／三l
　　　　　　 /三三三三三三 l　　l　　}三三ヽ- ´三三-ノ　　 l}三:l
.　　　　　 /三三三三三三三l　　 l　r三三三三三三三ヽ　　　l三ミl
　　　　　/ミ三三三三三三三l　　l/三三三三三三三三ミヽ　　l三ミl
　　　　/三三三三三三三三.l　　 l三三三三三三三三三ミヽ　 ll三ミヽ
　　　/三三三三三三三三三l　　l三三三三三三三三三三;ヽ　 ll三三ヽ
.　　/三三三三三三三三三 l　　 l三三三三三三三三三三ミヽ　l l三三ヽ
　 /三三三三三三三三三三l　　l三三三三三三三三三三三:ヽ　∧三三ヽ
　/三三三三三三三三三三 l　　 l三三三三三三三三三三三ヽ　∨三三ﾐヽ,､
.｀-‐ ‐- _三三三三三三三三ｌ　　l三三三三三三三三三三三ミヽ l l三三三.>ヽ
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. /三三三三三三三三三/　　 /三三三三三三三三三三三三三三三ﾐl　 l三ヽ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/≧ｘ　　　　　　　 -=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
　　　　　　　　　　　　　　　 /ﾆﾆ二＼　　 -=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ=-
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆ=≦ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ=-
　　　　　　　　　　　　　　　 lﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧==--
　　　　　　　　　　　　　 |ﾆﾆﾆY´￣` ＜ﾆY´￣￣｀ヾﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＝==ｧ
　　　　　　　　　　　　　　　　　|ニﾆ={　　　 _,ノヾ}　　　　 }`寸ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ7
　　　　　　　　　　　　　　　＞￢冖､ゝ　__(＿,∠ ＿＿__,.ノ　　寸ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ7
　　　　　　　　　　　　　　　{ 　　　:}／　　　　　　　　　 {　　　　`t―‐-ｋﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/
　　　　　　　　　　　　　　　＼＿　/　　　　　　　　　　　乂＿＿_,ﾉ´｀ヾ　 `寸ﾆﾆﾆﾆﾆニ／　　　　　　　　　この街には旅行で来たのかしら？
　　　　　　　　　　　　　　 __／ l　/　　　 /　　　　　　　　　　　ヾ　　　＼　}ﾆﾆﾆﾆﾆニ{
　　　　　　　　　　　ﾍ｀ヽ!/　　　　 l　　i　　 |　　 }　　　　 i　　　／ /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|
　　　　　　　　　　　　　　　ﾍ　/　　/　　 |　　|　　 l　　 /　/ 　　 |　　 / 　 {ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そうです」＞イレイナ
　　　　　　　　　　　　　 У/　/　　 ,ｵiT:丁　　　　A∠」_　　 |　　 | 　 /｀ヾﾆﾆﾆﾆニ|　＿＿＿_
　　　　　　　　　　　　ｰ=≡彡仏ｲ　　 / 从ﾊ从　/　:/　}　ト｀ヽ　|　　 |　/　　 }ﾆﾆﾆﾆﾆ≦ﾆﾆﾑ　　 ∨
　　　　　　　　　　　　/＼　 :| |　　　　kf斧ﾐｋ　)ｲ　/　从ﾊ!　＼:|　　 |　　　　ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニﾑ　　 ∨　　　短い滞在期間になると思うけど楽しんでいってね。
　　　　　　　　　 /　　＞|:从　　　圦　 _,心　∨　　　ｨ≠ミｘ､|　!　 `t‐ｫ: ､　ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆ寸=ﾑ　　 V
　　　　　　　　　　 /　　 /二|　　)ｲ从;ﾍ　ヾ:ｿ　　　　　　　 | /　　/イ＼_)∠ﾆﾆニﾏﾆﾆニ寸}　　 |
　　　　　　　 /　　 /ニ=|　　 |　　ハ　　　　 '　　　　　　　ﾉｲ　 /: : : : :|ﾆﾆﾆﾆﾆニﾏﾆﾆﾆﾆ＞―┴ｫ
　　　　　　　　　/　　 /ﾆﾆﾆ|　　 ∧　　八　　　　　r=＝ｵ　　　ｲ　　 /: : : : :.:|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニﾏﾆニ7　　　 /
　　　　　　　r‐┴-　/ﾆﾆﾆ７　　/ ∧ 　 /:|ls｡　|`t 乂:.:ノ　イ　|　　/ﾞ : : : : .:|ﾆﾆﾆﾆ＞ ´￣ﾏﾆ7: 　　 /
　　　　　ﾍ　　　 {ﾆﾆニ7　∠∠ :ﾍ　 : :|!　 /}　∟　rtf'´　　　|:　/´￣￣ヾ:|ﾆﾆ／　　　　　∨:.　　 /
　　　　　　　　＼　｀ヾ=７／　　　　ﾍ　 :|　/./　」＿/¨Y_,｡=*ｰ| ｲ |　　　　 |／　　　 ,. -― ､〉:.　　/￣｀ヾー―--　.,
　　　　　　　＞‐-=イ　　　/￣｀ヽﾍ .:! :l :|　＿＿_)∧＿　　|　V: y ´｀ヽ :|　　　／｀ヾ/ / /:. 　 / 　　　＼　　　　｀＜
　　　　　＞ ´　　　　　　　 | r― ､ }ﾉ/ λ|　＿＿_)|７　　　 | 　 V　 r ､λV: ／　＼　∨:/:. 　 /:. 　　　　　　＼　　　　　　`'＜
ー==￢冖´　　　　　　　　　 l ゝ.,_ノ-=ﾆ／ﾉ＿_　 )　　　,. -‐{:　　＼l／　} ∨　　　　＼V＿_／::::.　　　　　　　　　　　　　　　　 ` ､
　 `ｰ=ﾆ　　　　　　　　　　　　　>＜ﾆﾆ／　/　　ゝイ-‐''¨´　 _,八　　／　 ,ノ　　　＼　＼:::::::::::::::..　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　 `ｰ=ﾆ.,__　　　　　 y"=ﾆﾆ／　 /　　　 / }_,.　rf≦ﾆﾆﾆ≧=-r tf"　　＼　　　＼　　＼:::::::::::::...　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
1184 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/09(土) 20:53:42 ID:3DdKaW74: .　　　　　　　 {-{.: .: .: .: .:.:.:.:.＼-__　　　　　　　　　 ,厶二,,_ニニニ- __><＼ニニ-_ニニニ-_
　　　　　　　 Ⅵ，.: .: .: .:.:.:.:.:.:.:＼ニ- __　　　　　　／_≫≪＾＼´^''≪ニ＼L〕＼ニハニニニ-_
　　　　　　　　 Ⅵ，.: .: .: .:.: .: .: .:.:.＼ニニニ=-----=ニニ=- _⌒＼￣＼´''+＼|＼-_'，ｰ=ニﾆﾆ-_
.　　　　　　　　　 Vi， .: .: .: .:.: .: .: .:.:.:.￣-ニニニニニニニニニニ=-＼_､へ￣＾＼|: V　　⌒＼ﾆﾆ-__
　　　　　　　　　 -_.: .: .: .: .: .: .: .: .:.:.:.:.:.￣-ニニニニニニニニニニニ=- __ー‐rﾍr'’　　　　　￣¨((_))
　　　　　　　　　　＇-_.: .: .: .: .: .: .: .:.:.:.:.:.:.:.:.:.://-ニニニニニニニニニニニニニニ- __ 　　　　　ﾟ‰__
　　　　　　　　　　　＇ﾆ- ＿.: .: .: .: .:.:.:.:.:.:.:./// ./. .-=ニニニニニニニニニニニニニﾆ-__　　　　　　　＼＼
　　　　　　　　　　　　　￣＿-=ﾆﾆ=--.:.:.:///　′ ,′/￣-=ニニニニニニニニニニニニﾆ=-__　　　　　＼〕
　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒-__￣.:.:.:.:.:.:/ ./　 {. .{｛_厶､､. . /}.}"~~'，冖￢┯￢冖⌒￣￣￣⌒^ﾆ=- __
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣-ﾆ-__｛.:// .八..{｛,ﾞ＿｀､/ ﾉ',,二,,_｝} } |‘, 〔.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:￣─＿　　　　そうさせていただきます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣-//|{　ﾟ｡ ‘,.y冖ミ/　　"⌒｀)// .ﾄ.‘,〔＼.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:￣-_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{｛/|{　ﾄﾟ＼〈:':'　　 '　　 :':'//{.{. |. .v八⌒ﾆ=- ＿.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.__ -ﾆ＇　　（剣の女神にも言われていたから
　　　　　　　　　　　　　　　 __　　　　　　 У.ﾉ{乂〉＼(⌒ 　 v:::ﾌ __..ｲ{,,}.{八い,. '，ﾆ=----￣~"''～ ,,_ﾆ=- ＇
.　　　　　＿　　　　　　 ⌒ミ〈_〉-ﾐ__ .∠_f⌒f''’/. }トミ__＞　 /´{⌒'，ヽ_〕:'，..} . }＼￣￣￣￣,,＿＿,,)｝　　　　　　　　　伊藤誠の事は言わない方がいいか）
.　　　　 //⌒　　　　　　　　__〈_〉ゝく__辷ﾉ^`｀// . 八⌒_ノ八_ゝrﾞ　　'，/㍉ ∨. .八. ＼　　　__彡''"~~゛　＿__
　　　　　{｛　　 _､ ‐￢冖ニ_､‐''~　＿彡￢冖彡.／''ァ^｀:{/ゝ{ _､へ、. .｝ァ￢=(C)'，. .＼＼ﾆ=-_､ ‐''"~-‐…‐-｀ヽ
.　　　　ゝ.,,／∠__,,､　　`｀　_､//⌒//''"~~~二_/　 //　_､‐ﾆИし⌒＼}{｛　　ノ _>'，. . _､‐''⌒^''+､二二二二~~"''～､、
　　　　　 {｛､‐''~　_,,､　 `｀ .八(.彡{｛　　.／⌒]　{./　<ﾆ-￣{丈~"''+､ ‘i,{　く. .ゝ　''^彡'⌒ヽ￣)八〉~"''+､: .　　　｀`丶＼
　　　　 _､‐''~　 _､‐^／　 _､丶`｀　 _､..:／.:{ .: . ]　/　　＇//..{八}~"''冖へ'，/i｀```｀.,_｀､. . . .ﾉ. . . ＼｀`丶＼＼　　 )ハﾉ
　　　 // {　／/　_,厶丶｀__,,､　 ''"~_､く／ :｛.: .:_〕 ′　　.//. .,′　　　　　 ‘i,{ |　　 ∨}｀ヽ､ . . . . . . . ＼}い,＼'，}i　　 ⌒
.　　　{｛　乂_､‐／_､‐''／／　　_､‐へ>＼___｛.:._7 {_　　　' {　｛　＼. .　く~"''+{ } 　 _､‐^//. . ＼. . . . . . . ..＼ '， ∨
　　　 _､‐''~ ／／/　 {／　／　 /　 ´T=‐‐ﾍ.7.八'，　 :{｛　｛　　　　／´^'+.乂^__.: .://｛~''～ `，. . . . . . . .≧=--‐''′
　　／　　 ./ //./( ／　／⌒)ノ .／_ノこ/,.: ´_　ハ'，　{.´_ .｝　　 ./ .／⌒>､.r{､‐^ヽ__ﾆ-_＼＼｝＼＼. . . . . .´^''ｰ彡
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私は疑問を抱いても特に追求することはなかった。

元々無関係な事だし、追求してもいい事はないからだ。
1185 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/09(土) 20:59:14 ID:3DdKaW74
1186 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/09(土) 20:59:49 ID:3DdKaW74: ttps://www.youtube.com/watch?v=wI1gLPCKAu0

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　　　　　　　　　　　　　　　宿屋

　　　　　　　　　　 ,.ィ
　　　　　　　　　　 ( ( 　 ,．‐ .ァ　''''￢-､
　　　　　　　　　 `フ　　 /　　..、　､　＼
　　　　　　　　　　　　／　 . 　,'　　　i 1　ヽ. 　ヽ
　　　　　　　　　　 ,.′　 /　 |　　 l ! l　　　,　　　、
　　　　　　　 /, 　　/　 /{　　　}.k.ﾄ　　　,　　 '.
　　　　　　　　　 //　　 '　 /_ {i　　 | !}.|入　　ｉ　　　',
　　　　　　　　 //　　 .i /i{ 　 iﾍ.　∥lﾉ　_＼ :}　　 l 、
　　　　　　/ｲ　　　:{7 ,｡ｐぅﾄ　./ﾞ { 'i苡l`>i|　　 'ヾ.､　　　はあー！
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.　　　　　　 ∥　{ト　　{ﾊ　'''　　　　 _　　'/　.／|1　　　　　今日もいろんなことがあったな。
　　　　　 |i　　'. 乂　込　　　r- 　 ´ﾉ　└'T 　 l |
　　　　　　 {i.　　ゝl　`T へ　　 `'''　´　　ィ^.|　　| 1　　　　　疲れたから休みましょう。
　　　　　　乂ノ　 '　　| ...　 i＞.､　　イ　 { .|　　{　,
　　　　　　　　　 /!　　|../ 　;　 }　　　.{ヽ　'. |　　.!　､
　　　　　　　　 ./ |　　.} ,.､ /_,ノ　　　ゝ､... l　　 |=､
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　　　　　 / /　i　|　　il |　　ヽ、　　,ィ ´7/　　'　　　　|
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このジャパン島に来て分かった事はこの島は下級神たちの基盤になっており、あちらこちらで神様にばったり出会ってしまう事だ。

のんびり旅を楽しみたい私には、この島はあってないと思う。
1187 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/09(土) 21:00:53 ID:3DdKaW74: i　　　　/　　　　／　|　＼|／
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝi_.{!　.i!__ゝｉ､赱｀!　ヾﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=ｪｭx_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　i! i ､ {.,ゞ',　　∠／　 ',￣、..........................ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　k_　ｌ人　-‐　.ｲ　　 }　 ',................ _ ‐"
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　|. ｀ ‐'´/ 　 _ ｲ　　 ' ,￣￣　　　　もうジャパン島はいいや。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　iゝ lヽ,{_,ｪｲ,/ﾆﾆｭ.　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｉ　|　/ / ゞﾆ/ﾆﾆﾆﾆ!　ﾍ　ヽ　　　　大陸に戻りましょう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {　iｭ.ｉ l{　i.ﾆｲニﾆﾆﾆ}　ﾍ　',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }､ i､/_ヽ {.〈ﾆﾆﾆilﾆﾆ}　}i }　i}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 iﾆl｀i /! ｉ} }.ﾆ{ﾆﾆﾉﾆﾆﾆ!i !i／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 iﾆ{　 || .iﾉ }.ﾆ|ﾆ/ﾆﾆﾆﾆ} /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{ﾆﾆ!　||.i{　(.ﾆｲﾆﾆﾆﾆﾆ }　　　　　　　　 __＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / ﾆﾆ}　|| ヽゝ{/ ﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾊ　　　　　　／........./r‐‐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　i ﾆﾆﾆ〉.{{　 }ﾆi ﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆ!.　　　／............../　{＿__／l　　＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿/ﾆﾆ /__.{{ 　 !l{ﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆ〉-､／, '´／＿_r‐　　　￣　‐‐´ {
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_/　　　　｀　''''〈}ﾆｪｭ/.iﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／　,//　／　＿／　　／　　　　￣　‐
　　　　　　　　　　　　　　　　　/´　{　　　{ 　　〈lﾆﾆ.|￣ヾ､￣／　 ,ｲ//／／　　　　　／　　　　　　　二
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　　　　　　　　　　　　　　　　 ',.　　 ', 　　　 !　　〈ｌ.ﾆ.|　 ,./// ｨ_ 〕ｲ././＿／　/　　　　　　　_／　　　＜
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1188 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/09(土) 21:04:14 ID:3DdKaW74: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／⌒＼
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こうして、私の自由気ままな旅はまだ続くことになりましたが、そんな私の旅とは裏腹に本土ではある異変が起きていました。
1189 ：名無しさん＠狐板：2024/11/09(土) 21:09:13 ID:dBPGBhAC: イベント発生か
1190 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/09(土) 21:09:28 ID:3DdKaW74
1191 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/09(土) 21:10:13 ID:3DdKaW74: ttps://www.youtube.com/watch?v=6B_Z5Mubcaw

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヘルマン地帯

　　　　　　　　　　／＼
　　　　　　　 , -'"　　　"'- ､
　　　_,.．-'''"　　　　　　　　 "'''- ．._
　　　l二二二二二二二二二二二二l
　　 l　　　　　　　.||ニニ|　　　　　 l
　　.l　　　　　　　 ||ニニｌ　　　　　　　l
　　 .l―――――ｌ|ニニｌ―――――l
　　 l　　　　　　.||ニニ| 　　　　　 l
　　 lﾟ￣￣￣￣￣||ニニ|￣￣￣￣￣.l
　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣¨
　　　　　　　　遊牧民のゲル

　　　 /:ｉ:/　　　　　　　　　　　　 {:ｉ:ｉ:ｉ:i∧
.　　 /:ｉ:/｡ｒ≦:≧.､----------､　　Y:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
　　 Ⅵ:{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:＼: : : : : : : : : : <:.＼:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:∧
＿　∧:ｉ:ｒ≦三７:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉY: : : : : : : : : :＼: Y:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:}
_ﾆﾆ≧Ⅵ∨ﾆ./:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i}: : : : : : : : : : : :.ヽ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ{.
三辷彡Ⅵ.ゝｲ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i/: : : : : : : : : : : : : : V:ｉ:ｉ:ｉ:i∧
ﾆ／ﾆ／三{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/: : : : : : : : : : : : : : : : V:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ∧
ﾆﾆ／ニ.}ﾆ{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i／: : : : : : : : : : : : : : : : :.:.:Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ}
ゞへ彡イﾆ.{:ｉ:ｉ:ｉ:イ: :/: ＼:}: : : : : : : : :/: : : : : :Ⅷ:ｉ:ｉ:ｉ√三）
彡ﾍ､彡}三{ｒ' : : |:./{从: 木: {: : : : : :/: : : : : : :.}:ｉ:ｉ:ｉ:/:＜´
　　‘，　＼l: : : :|'　　　ヾ{:./{: : : : :, :/斗--: : :}彡ｲ: : : : ≧s｡＿　イ
　　 ‘，ヽ l: : : :{ゞx.､＿_ ´ ヾ'{:／ノ　/:'イ: : :八ﾆ≧s｡_: : : : : : : 彡'
　　　 }: ､　l: : : :|.　｀冖'　　　　　　ﾉ:从'ﾆ入z彡'　　￣￣
.　　　/: :.:ゝl: : : :|　　　　　　　{　ヾ=彡ｲ:ｉ/ ア
　　 /: : : : :.l: : : :|　　　､　　　　　　　/: :{:./´
.　 /: : : : : :.l: : : :|＼　　　　－　　ｲ: : :{:.{　　　　　ヴリトラ、王国の反応はどうだった？
　/: : ＿: : :.|:l: :从⌒＞　__　　＜{: : : :.:|:.{
. '／　　　　.{从: : r<,,≧='-._） rヲ|: : :./:Ⅳ.
'　　　　　　 {　 Ⅵ{ 込＿）＜＞つ{ : : {: |　､:､
　　　　　　　 ∧:.V丁丁丁-<∧Ⅳ: :{: l.　＼:.､
　　　　　　　/∨　 .{　{　{　l.　寸lⅣ {Y:. 　　＼:.､
__,,　　　　 /∨.{　 .{　{　{　}　　ヾ. Ⅵ.{: :､　　　＼:.､
1192 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/09(土) 21:12:07 ID:3DdKaW74: 　　　　　　　　｀.:＜
　　　　　　　 ∨ﾆ≧s。　　　　　。s≦ﾞ~￣　,.:"'' ＜
　　　　　　　　 ‘: ﾆﾆﾆﾆ}h､ィi〔　.　´ 　　　7 　ヽ　｀　､
　　　　　　　　　寸ﾆﾆﾆﾆ_Y ／　　　,.ィ´_,{ 　　 :, 　ヽ＼＿＿　 _
　　　　　　　　　　　　　寸ﾆﾆﾆ,.:' 　　／ィ´:~:{ 　　　:,　　 ':,　Yﾆﾆﾆ/
　　　　　　　　　 jI斗ｆｾ_≧イ　　　 ,:　. ': : : : :‘,　　　:,　　 ,　:,ﾆ／　　　　はい。
　　　　　　　＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆj!　　 /　/ :_: -: ―:＼　　 :,　　 !　!ｲ
　　　　　　　　 ~"'' ～rｧ<　　 /,:' ,' : :_ィぅ笊㍉: ＼　}- ､ ,:　{､　　　　　　エリザベート様、王国と話が付きました。
　＿　　　　　　 .ィﾆﾆﾆ|　,.ィ:-､7: 〈ﾐ､:ゞツ　 : : : ヽ笊x /　,ﾆヽ
　　｀＜:i｀:.､　､　／ﾆﾆﾆ。s{ 　 l :ヽ｀: : : ‘ﾞﾞ ~: : : : : : : :〈ﾂ У ,ｲ＝' 　 ,
　　　＿＼:i:≧ゝ≧~s。}＼}ｊ!ヽ从:､ｒ.: : : : : : : :_:＿ : : : :' ／ィ(ﾑ　ィi/　　　　　　　　　　　　　　　　　「そう、ご苦労様」＞エリザベート
　　　　｀ヽ:i＼:i:i:i:i:i:ミｈ､i｀ヽ＼ﾑ}ヽﾞ込 : : : : : : ゝ _-=_> : : :从 ,:ﾆУi:/
　_,,.....-..‐:ｉ:'':"＼i:i:i｀:i:i､:i:ヽ:ｉ:ｉ:.':,:}:i:i∨}＼: : : : : : : :~ : :t､: :厶 √:i:i:i:/　　,
　｀~⌒ ~^ ＞:i:､:i:i:i::i:i:i:＼:}:i:r＜:i:i}:ｉ:V{: :≧s｡: : : : : : : ／　　 l＜,ィs。／ﾉ_
　　　　／:i:i:i＜:_i:i｀ヽ:i:i:ｉ｀:i∧:i:i∨:i:/{~"''～.､≧s。イ{　　　 |/:i:i＞:'i／イ
　　 ,.ィ:i:i:ィ7:i:i＞:i＜:i:i:i:i:i:i_:i:i:}:i:i:i:',/:i:{―　.. _　~7　,: ,{　　　|:i:/:i:iｨ:'　 _ ノ)
　　 ⌒^t≦:i:i:i:｀ヽi:i:i:_i｀ヽ:i｀ヽヽ:i:i:i}:i:i,{_―_-_s。〕 ,:' /i{　　　 |/:i::i/ィi〔＞ '
　　　　 /イ⌒ヽ:ー:≧:､i:￣:i｀ヽﾑ:i:i}:i:/,ィ/｀:.:.:.、_.:.＼i:i{ ｉ　　　|:i:i:/i:i:／{_
　　　　　　　ィ_⌒:i:i､:i:i:i::i:i:i:i:i:i:i:∨7i/:i:i:ハ:.:.ーく >.:.:.:.':.,i! 　　 |:i/:i:ｲ:i:i/:/　　　　　　　　　　 .へ,_
　　　　　＜_rs。:_:i:i:i:i:i､_-＜i｀ヽУ:i:i;i'7　 }､:.／ ~:｀:＜:ﾑ､　　 {'イ:i:i:i:iイi:ｱ　　　　　　　　／: :}/.'}
　　　　　　　_＞:i､｀ヽ:i7＼｀ヽ:｀ヽY:i:i/ｨ7 从＼ : ｀: 、: : ｀:.＜　∨:i:i,:':i:i:/_ 　　　　　 /: : ／,:ｲ:〉
　　　　　　　｀ヽ:i:ヽ:i:7.:.;';'＼:i:i:i:i}:{:i:iイィ:ｉ7.:.:.:.:＼: : : ､.: : : :.}:.:~''＜:i:／イ　　　　　 }: /: : : iゝ{
　　　　　　　_..,ィ:i:≧7.:.:;';';';';ﾊ:i:i:i}:i:i:i/:i／:.:.:.:.:.:.:.:.:＼: : ':. : :/:.:.:.:.:.:.:.｀:...､　　　　　　 }: ': : : : {_}:.!
　　　　　　　 ^⌒〉7.:.:;';';';';';';}:i:i:i:i:,:i:i/.:.:.:.:.:.:.:.:,.,.:.:.:.:.:＼ }:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼　　　　　r<: : : : :ノ}^り
　　　　　　　　 /,:.:.:;';';';';';'7:i:i:i:/:ｉ,:'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾞi　　　 r〈＼ヽ: ,:イ
　　　　　　　　, √.:;';';';';';7:i:i:i:i:i込.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∨.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.; 　　／:ヽ＼':, Y
　　　　　　　　　/ √:.:;';';';';';7ーィ:.:.:..:.､:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::ィ∧､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/{　／: : : : :>､_У
　　　　　　 /　√.:;';';';';';'7 / {ム.:.:.:.:.:.＞:.ー.:.:.:.::≦ヽ:∨/:≧s。.:.:_.:.:イ j!:´: : : : : : '
　　　　　　.'　r'.:.::_;';';';';';7 {':,.∨ﾑィi〔.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:Y.:.:.:.:.:.:.:.:.{_7　　 ,: : : : : :／
　　　　　　　/　ｒ'― s。｀ヽ'　{ハ乂ム.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼}／:.:.:.:.:.:.{/　　/ : : : : ,:'
　　　　　 /　/ﾊﾆ_≧_,У 　{ 　 ≧ヽ':,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／:}:＼.:.:.:.／　　,: : : : : /

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　魔族　ヴリトラ

　　　　　　　　　　　,ﾊ　ﾊ
　　　　　　　　　　　i,ﾊ　{ﾊ＿　　＿
　　　　　　　　　､　{/ﾊ＞　´⌒`　⌒ゝ　_
　　　　　　　　　 Vゝ　　-／'　　　　　　　　ゝzZZ7777777フ
　　　　　　　　　／ /: :./ /　 }　 i }　　,　 (///////＞'"
　　　　　　　　 /　/:-:､:' /　　i　 .} i　　 i　ヾ=＞'"
　　　　　　　　'　　斧､:' {　　 ,:}　/ i　　 .}　{７７７７≧x ､　　　　　王国に行くのはエリザベート様と私の二人のみ。
　　　　　　　　{　/弋ﾘ{:{i　　´i＾ヽﾉ　　./　｀ー┬====='´
　　　　　　　 .ﾉ ,: :｀: ,: : :＾`ｯ斧x'ｿ`　.ﾉ.'.i.　 (≧!x､　　　　　　　　魔法使いたちの監視が付きますが、
　　　　　　 ./　{: : : : : : : : 弋莎　, '　 i |　　｀`i‐`
　　　　　　 '　 r.}: ﾄw､: : : ≧'_ ／ ,　 }┐　　., |　　 ,　　　　　　　『私たちが人間に危害を加えない限り、あちらもこちらに攻撃しない』
　　　　　　/　 ,ﾉ:j:´ｰ‐:´:ｨｲｨ,.イ_{　 i　.i.ﾉ=≦ｨ .|　イﾉ
　　　　　　'　 /:./｀ｿｲイィイ≦ミ{　 l! }彡イ彡≧≦＜　ノ　　　　　という条件でまとまりました。
　　　　　 {／:／ {v从ィ/ﾝイ彡ﾆ!　j! l≦彡イ彡ミ≠彡'_
　　　　／: :/￢≧ィ:＾Yｿイｲ彡_ｌ　:l i彡辷==-≧ヾ≧x≧_メ
　　　, : : : : ´:¨:¨: :ィへ{ｲ彡≦ﾆ.l　:{ {≦彡≠ミ｀ヾ丶ミ｀ミﾐx､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「それでいいわ」＞エリザベート
　　./: : : : : : : ;.く: :ヽ｀´彡≦＾＜|:! :i iィ彡イ彡ｨ彡ミヾミﾐ､ヾ＼
　　{: : : : :メ:´＾ヽヽ}｀´ｲﾆlﾆlﾆl≧i}､　}≦彡イ彡≠ミミミヾヾﾍ､
　 (`ー　'　ﾊﾐﾍﾐﾍﾐ}.}/ﾆlﾆlﾆlﾆlﾆl!_}､ }ド=ｰ i ｀ドぐ＜ミﾐ､、ﾐﾍ }
　 (`¨¨´_　ﾉ)ゞﾍﾍV!.}ニlﾆlﾆlﾆlﾆ|! }　}ﾆ}　　　Vヽ) トゝ　ヾヽ`｀
　　(二_　≦:V　ヾヽ!.}ニlニlﾆlﾆl !. }　.iﾆ}　　　 Vヽﾉ　ヽ`｀　`
　　　　,: : : : : V　ゝﾍjニlニlﾆlﾆl | ,　 .iﾆ!　､　　　ヽ　　 }
　　　　ﾍ: : : : : :ヽ｀Y }ﾆlﾆlﾆlﾆiｿ !:'　:　}_}　　　　　丶　 '
　　　　　 ,: : : : : : Y､丶ﾆｌﾆｌﾆ/ヾi'　 ' .i_}　　丶　　　ヽﾉ
　　　　　,ﾊ: : : : : :(_>､丶ニ彡) ,:　 '　}_{ﾍ､　＼　　　＼、
　　　　　{ ﾍ: : : : :(ニl≧ｰｰｲニ'　　, }ﾆ､.ヽ＼　　｀　　ヽ｀)
　　　　　)、{ヽ: : :(ニlﾆlﾆlﾆlﾆl ｿ　　/　i三≧xﾆ==ー―三≧x｀_
　　　　 /{ ヽ人:.(ニlﾆlﾆlﾆlﾆl '　　/　 .}_三三丶三三三三三三≧x_
　　　　＞ ´　ﾉ'(ニlﾆlﾆlﾆlﾆl '　/ .}　/_三三三丶三三三三三三三≧x_
　　　 /　ｸ７ノﾍ(ニｌﾆｌﾆlﾆlﾆl{　{ /ﾉ人三三三三丶三三三三三三三三≧x_
　　　｀)ヽ(ヾト､ (ニｌﾆｌﾆｌﾆlﾆlﾍ丶７｀ヽ三三三三丶_三三三三三三三三三≧x_
　　　, 代ヽ　.ｿ..(ニｌﾆｌﾆｌﾆｌﾆl　) ./　　/三三三三三=ヽ三三三三三三三三三三≧x_
　　　　　ﾝﾉ´( )〉(ニlニlﾆlﾆlﾆl ( 〈　イヽ三三三三三ﾆ'⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒丶
1193 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/09(土) 21:14:04 ID:3DdKaW74: .　　　　　　　　　　 /　／／　　　　　　　　　　　 | 人
　　　　　　　　　　　 / ／／　　　　　　　　　　　　　　∨〉｀、
　　　　　　　　 /⌒7′　　　　　　　　　　　　 ∨〉｀、
　　　　　　　　　　//'ﾞ⌒ヽ,／⌒>、　-――- ミ __r‐ .　)＼｀、
　　　　　　　　　　|｛　/ ／＿／／. : : : / : : : : : .＼＼＼⌒Ｖ|
　　　　　 ┌‐人乂//___,/ /. : : /. : ′: : : : : : : .∨〉＾Ｖ ,/|┐
　　　　　　 ___|二二ヽ,/___,/ /. : : / . : : : : : : : : : : : .∨〉. ∨/‐‐┐
　　　　　〈二二二二|｛___,｝ |: | : : : : : :|: : : : : :|: l: :|: :∨〉「´ 二 |
　　　　　　∨ /二／,乂＿｝ |: |‐-iＬ: : :| :| : : __| ｣Ｌ| : :|｛ ^|＼二/
.　　　　　 ∨ ／二..厶⌒Ｖ|: l: :八: :｀:| :ﾄ､´: ﾘ: :| :| : :Ｌ〉┘ﾆ∨〉　　　　それなら試しにやってみるか。
　　　　　　　∠二二/　　〈｀7∧:仁＼∧| 从/:∨:厶イ〉　 ∨ﾆ＼
　　　　　　　　/ :/ 　　　 /. :/ ⌒＾^ 　　　斗=ミ´ﾘ:|./　　　Ｖﾆ／
　　　　　　　　|: ′　　　 ./. :/ﾊ｀｀｀　　′　､､、/:八　　　　|∧|　　　　　　　　　　「王国に攻め込むのですか？」＞ヴリトラ
　　　　　八(　　　 /. :/. :人　丶　ノ　　 . : : : : .　　　丿
　　　　　　　　＼　　. : : : :／⌒＞　　　　イ: |: : |: : : .
　　　　　　　　　／. : :／〉:/: : : :「＼,爪二||: :|: : |＼: : .ヽ　　　　　　　そんな無粋な事はしないわ。
.　　　　　　　　／. : :／　/:/: :∧丿ニ｝|｛二〉'ﾞ:|: : l｀ヽ＼: . ＼
　　　　　__,∠: : 　´　　/:厶斗く.二／ |｛／　八: :|⌒ヽ, ｀⌒｀＼
　　　　　 ___ 　　　／, ／￣＞二.〉Ｙ〈二｀、　∨,　　ノ＾二'.
　　　　　〈　⌒^トミ /_,//　)／ﾆアﾞ〈/∧,〉､二＼　｛　.ｎ|/／　|''ﾞ⌒〉
　　　　┌‐＼__　　　|ﾆ|｛ .//〈〉/　 |｛二｝|.　＼〈〉＼　 |└し'＾！／
　　　　　＼　｀⌒　｀＼|｛//二/ 　 :|｛二｝|　　Ｖ二.〉, ゝ　　_,／(

　　　ｉ{ﾆ二/ﾆﾆﾆ／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :｀（ﾆﾆﾆﾆ7ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
　　　从ニ/ﾆﾆ‐, : : : : : : : : : :/ : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾏﾆﾆ‐'ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
　　　　　∨ﾆニ/: : :, : : : : : : :/! : : : : : : : : : :,i : : : : : : : :.ﾏﾆ‐{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
　　　　　 {ﾆニ/: : :/,: :__: /. :/｜ : : : : : : : : /.! : : : : : : : : :‐ﾆ.乂ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
　　　　　　ﾆﾆ': : : ′: : ./ ｀ﾒ､ | : : ,: : : : : :/　| : : : : : : : : : ﾆﾆﾆﾆ7⌒ｰ=≦_
　　　　　人ﾆi: : : ; : : : / {: ′｀| : /.: : : : :/　 .| : : : : } : : : . ﾆﾆニ7　　‘,　｀ヾ
　　 ,. イ　　ヽ: : :.i: : : :ｧ〔 {　　|: ' : : : : :/ ￣Τ:ｹiー' : : : : }､ﾆニ.　　　‘,
　´ 　　　 ' i : : :l : : :.⌒斥ミ､‘,{､: : : :/　　 .ﾚ'　|:/} : : : : :}:.＼‐{　　　　　　　　　　..　勇者アバンが死んだから、
.　　　　　 { .|{: : :| : : :.{ ′i´)} 　　＼/　　　ｧｱ示ミ､ : : : : }: :__｀乂　　 i}
.　＼　　　 { 从 : { :{ : :{ V^炒　　　　　　　　　′弐ヾ,: : : : ;´_　.7:/ ｀　　i}　　　　　　　この辺で王国に対して揺さぶりをかけるだけよ。
　　　>､___j}⌒ヾ､ : :､:‘, ｀ ´　　　　　　　 {　.i´)}/ : : : :,_ノ ./:/ 　 ‘,
　／.: : : :/　　 '^ ＼人{　　　　　'　　　　　乂ン'.: : : : :/ ﾌ /:/ 　　 }
　': : : : : /　　　　.| : : :,　　　　　　　　　　　　　　 /.: .: : :/'´ .ｲ ′　　　}　　　　　　　　　　　　　　　　　「では、王国を騙すのですか？」＞ヴリトラ
　: : : : :/　　　　　i: : :込、　　　ヾ／{＿_,　　　　厶ィ : :/_,.ィ: : 廴,,斗- ミ＿_,ノ
　: : : :/ 　　　 .,'l: : : : : :＼　 _‐ﾆ;'　 ´　　　　 }: : : /￤: : : : ｉ.: : :{八
　: : : ′　　　　/ | : : : : : : : ._‐ニ/　　／}　＜　': : :/.:.:|: : : : : | : : {､.:.ヽ
　: : :,　　　　 / : | : :}ヽ : : _‐ﾆ‐/ｰ=／_‐ﾉ　　　;: : /.: .:.|: : : : : | : : {. ＼ﾑ
　:. :i{.　　　　/ : : | : :}‐ﾑ /ニ‐/: ／ニ／　　 ,.. -‐rﾏ : :|: : : : : |: : :‘,　 _ヾ
　:. :i{　　　厶イ :j.: .:}ニ/ﾆﾆ７／ニ／ ,.｡s≦ﾆニノ:::}: : |: : : : : jI斗*''":::::｀
　:. :i{..　　　　　; :.i _ ,ﾆ7´⌒ '〈ニ／イニニ＞''´ :::::ﾉｰ┴‐=≦:::::::::::::::::::::::::::V
　､:八　　　　 /:/´:::,‐ｲ　　;　　ヾくﾆニ＞''´／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
.　＼ﾑ　Y´￣ /⌒,　　　　　　'　ヽrイニ／乂＿__,,..　-=ニ二二二ミ､::::::::::::
.　　　ヾ　{ 　 ./　 /　　　　　　　　　ヽ／廴__｣､￣　　　　　　　　　　‘,.ﾏ:::::::::
　　　　　∧ ./　 / 　　　　　　 ,∠/´　__j:＼＼　　　　　　　　　　　} }:::::::::
.　　　　/／}'　　′　　　　　　　　/⌒ヽ /´ :::::::::＼＼　　　　　　　　 } }:::::::::
1194 ：名無しさん＠狐板：2024/11/09(土) 21:14:25 ID:aGivNMvr: ああ、繰り上げで一番強い魔族になるのかなエリちゃん。
1195 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/09(土) 21:15:46 ID:3DdKaW74: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ⅵ; 　　　　　　 .{.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }/}　　　＿＿　　　{:､
　　　　　　　　　　　　　　　／:/, .*≦:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ≧.､＼ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　／∠,*:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼ヾ:＼
　　　　　　　　　　　　　　　,//:ｉ/:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/:ｉ:{',/ﾊ　　　　　　　　人聞きが悪いわね。
　　　　　　　　　　　　　　　Ⅷ:i,::ｉⅣ:ｉ:ｉ{Ⅵ:i:i:i}:ｉ:}:i:i}:i}:ｉ:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ{//ﾘ
　　　　　　　　　　　　　　／ミ:ｉ:ｉ:i:ｉ笊芋Ⅵ:斗笊芋｢:ｉ:i:i{:ｉ:ｉ{'//ﾆﾆ=-.､　　　.　私は人を騙したり嘘偽りを言うつもりはないわ。
　　　　　　　　　　　／:i／ﾆ|:ｉ:斗示ミ Ⅵ/ ｘ斗示:i:i:i|:ｉ:ｉ|ｼﾆﾆﾆﾆ /
.　　　　　　　　　　／:ｉ:ｉ<ﾆニ.|:i:爪Vzソ　｀　　辷ｿ }:i:i:|ノ⌒ヽﾆﾆﾆ)､　　　.　ヴリトラ、覚えておきなさい。
　　　　　　　　　 /:ｉ:i／　｀¨¨.|:ｉ:ｉ:ｉ:.､:.:.:.　　　 :.:.:. 从::ｉ:/　　ゞz彡＼､
　　　　　　　　 {:（'　 .r-へ.⊥:ｉ:ｉ:iゝ.. 　ー　　　ｨ:ｉ:ｉ:/i:{　　　}} Ⅵ:∧　　　　真実というのは、時として偽りよりも毒となる事をね。
　　　　　　　　　 -_ イ7 /　　ヽ_:iⅥⅥ:i≧= ≦{:ｉ/:ｉ:ｉ/:i八. 　　ﾘ　Ⅵ从
　　　　　　／r≦:ｉ:ｉ:i:i/ Ⅵ ／　 }:ｉ:i:i:}-r≧Y≦:l/:ｉ:ｉ/-- ミ＼　　 .}:ｉ:Ⅳ
　　,　　 ¨ ￣¨　＜:ｉ/.　 Ⅵ＿,ノ从:iﾘ／:う}{とﾐ{:ｉ:从　　　＼＼ _.ﾉ''ノ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「はあ」＞ヴリトラ
.／　　　　　　　　ヾ　　 Ⅵ:ｉ:/　/''ﾆ／/◆/Ⅵ/､ヽ　　　ノ⌒¨ⅵ.､
　　　　　　　　　　‘　.}　Ⅵ7クﾆ／　,:◆:'　 Ⅵ∧ r＼ __）　　＼} }:＼
　　　　　　　　　　 }　}Ⅳ.　 Ⅵ　{/　　_{ﾆﾆ{　　Ⅵ∧':ｉ:ｉ:ｉ:} ≧　厂￣＼）
　　　　　　　　　　 }. ⅳ　　 Ⅵﾐ{ ,.*≦◆ ≧､　Ⅵ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉゝ=彡'　　　　 /
.　　　　　　　　　，　}{　　　　Ⅵ}ﾆﾆﾆ:}ﾆﾆ{ﾆﾆ＼}/:ｉ:ｉ:ｉ:Ⅳ:ｉ:ｉ/　 / 　／
　　　　　　　　　，　〃　　 _ﾉ　Ⅵﾆﾆ}◆{ﾆゞ=っ}､:ｉ:ｉ:ｉ:} }:ノ}　./　／
　　　　　　　　，　/　　　　（（ミl=ヽﾆ.}ニ{ﾆ／:ｉ:ｉ:ｉﾉ）〈:ヽ .ﾉ　／
.　　　　　　，　/　　　　　）　　７＼.}◆{ﾆ≧≦:{y' ＼Yﾊ _ノ
_　　　　　　 /　./　　　　　乂__,ノ{ﾆ ≧≦ﾆﾆﾆﾆﾆ≧､人彡'
　 =-　 _　 /　./　　　　　　　ハ彡ﾆﾆﾆﾆ{⌒≧ニニニニ≧=-------=ミ､
　　　　７　./{.　　　　　　ゝ-ﾍⅥﾆﾆ .{イ⌒ヽ辷辷彡＜⌒)ニニニ彡=ヽ
　　　　，， :.　　　　　　　　　）≧==彡'　　＼　|　　　　＼｀¨¨¨´＼　＼＼
　　　　　， .， ∧　　　　　　　　 .ヽ＿） /､______ノ､.|_　　　ハ　　　　＼　＼＼
=-　_　　{　 { /　､　　　　　　　　　　{≧=-/　　）人＼　　/ __}　＿　 -～､　）　）
　　　　.不./{.　彡ヽ　　　　　　　　　ヽ=./　　　ゝ--'　｀¨¨｢　ﾉ__）　　＼ノ＜＿ﾉ
_____／　l./　^へ／　＞　_　　　　　　ﾉミ'　　　　　　　 ◆ }　＼　＼　　＼_,彡'
丁　　／　　　（ｒ､　/ 　 / /≧=ァ≦ﾆ=,　　　　　　　　　 :.　　＼　＼　／
ﾉ_彡''　　　　　　⌒ '⌒Ｖ /　　 ./ﾆﾆﾆﾆ{　　　　　　　 ◆ ，　　 .ノ　（⌒
　　　　　　　　　　（＿（⌒廴/ﾆﾆﾆ==|　　　　　　　　ﾊ_,彡'⌒´
　　　　　　　　　　　　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆ.!　　　　　　　　 ◆/⌒´

　　　　　　　{=/=/=-/=/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : V=V=-
　　　　　　 .ﾊj=ｨ=-/=,/.: : : : : : : : : : : : : : :. :.`''＜.: : : :. :.V V=-
　　　　＿＿∥_,.≧:ｨ.: : : : : : : : : : : : : : :. :.}h､: : : : : :　‐- j=ﾊ=-
　　　　　ﾆ=-: : :,／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ.: : : :. :. :. :.＞V=-
　　　　　　　{-/: :/.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :. :.ヽ: : ミﾒ､
　　　　　　　j/: : ': : :./.: : : :./: : : : : ': : : : : : : : : : : ヽ.: : : :. :.＼.: : : :.
　　　　　　　': :/: : :./!: : :. :/!: :j|: : :.i: : : : : :ﾄ､: : V: : :.v､.: : : :. :.＼: : :
　　　　　 !: ': : :./ 1 ､xzzzzx≧＜.: : : :. :ﾊ V: :.斗-‐ー＜: : : : :.ヽ: : :　　　　それに私はあいつが気にくわないから、
　　　　　　　: i: : :.'ﾍj: :ｲ:.1　!ﾟ:;ん≧､: : : : : : ! 'V≧斧≠≧ﾐ､.: : : :. :.V: :
　　　　　　ﾍ!.: : : :.j: : !.Ｖ､乂ﾞ’ノ　 V.: : : : :　 V弋:^ツ'　/ﾘj: : : : : :.V: :　　　ここいらで、あいつに引導を渡してやるわ！
　　　　　　　/: :!.: : : : :.!｀ﾊ､､､｀¨¨　　＼: :,ﾊ!　 jﾉゝイ､､､/　V: : : : : :
　　　　　＜ : j.: : : :. :.!<-:.　　　　　　　　　　　　　　　　 '＜:.:V: : : :. :
　　　　　　　从!: : : : !≧ﾊ.　　　　、　　　_,　　　　 .ｲ､.: : : :.V: : : : : :
　　　　　　　　　j.: :. .:.ﾊ/ｨ､　､　　　　ゝ￣_ ｿ　　　／("ヽ.: : : :.V : : : : : :
　　　　　　　　　 1!.: : : :.VV⌒ﾐ〕ｈ､　　　　　ィi〔丱i:i:i:i:iV: : : :V: : : : :
　　　　　　　　　　i: : :.ﾄﾊX!'ﾍ ≧､≧s｡.　　-=ﾆ≦＞''でi:i:i:i:i:ｉ:ｉ:､: : v: : :
　　　　　　　　` ＜: : :.V: :V⌒ァゝ≧＜≦'"≦＞' _､‐''゛i:i:i:i:i:i:i:i:ｉヽ: :v: : :.
　　　　　　　　{ｉ:ｉﾍ: : : :.V＼、ゝ≧＜｀ーﾆj_,.イ"⌒　 Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ寸v: : :.
　　　　　　　　j!i:i:ｉﾍ: : : :V　`　　 .:　｀¨　７　　 :}　　　 Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
　　　　　　　　j!i:i:i:ｉﾊ: : :.､V　　　/　　　 .:　　　　　　　 Vi:i:i:i:i:i:i:i
　　　　　　　　!i:i:ｉ/　ゝ≧ゝ、　　　　　　.:　　　 i　　　　　Vi:i:i:i:i:i:
　　　　　　　　!i:i:i　　　:/　　　.:　　　　　　　　　|　　　　　 Vi:i:i:i:i
1196 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/09(土) 21:16:17 ID:3DdKaW74: 今回の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
1197 ：名無しさん＠狐板：2024/11/09(土) 21:17:39 ID:TXawhSKs: 乙でした
真実バレかな？
1198 ：名無しさん＠狐板：2024/11/09(土) 21:19:54 ID:aB1HoR3U: 乙でした
1199 ：名無しさん＠狐板：2024/11/09(土) 21:19:55 ID:YPFotqX1: 乙
1200 ：名無しさん＠狐板：2024/11/09(土) 21:20:33 ID:HTmgzz92: 乙
1201 ：名無しさん＠狐板：2024/11/09(土) 21:25:18 ID:dBPGBhAC: 乙です
1202 ：名無しさん＠狐板：2024/11/09(土) 21:28:12 ID:aGivNMvr: 乙
誠のことかな、これで神が庇い建てしたら神からの寵愛が高いってお墨付きがでるかも。
1203 ：名無しさん＠狐板：2024/11/09(土) 21:36:46 ID:NFsJpTTc: 乙でした
古代だけじゃなくて今でも女神はエロやって出産を続けてるのか
1204 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/09(土) 22:01:56 ID:3DdKaW74: >>1148　誤字修正
×認めらないと意味がないんだぞ。→　〇認められないと意味がないんだぞ。
1205 ：名無しさん＠狐板：2024/11/09(土) 22:28:03 ID:JXD9dJs6: 乙ー
1206 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/09(土) 22:41:48 ID:3DdKaW74: >>1186　誤字修正
×基盤になっており、→　〇拠点になっており
×神様にばったり出会ってしまう事だ。→　〇神様に出会ってしまう事だ。
×あってないと思う。→　〇合っていないと思う。
1207 ：名無しさん＠狐板：2024/11/10(日) 01:53:18 ID:5Kegqrqn: 乙
もっと未来で勇者誠の研究しかされてないってやってなかったっけ？失敗に終わるの確定してるんじゃね？
1208 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/10(日) 02:04:10 ID:jQoUx1ts: >>1207
確かに紛らわしい表現があるので修正しておきます。
1209 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/10(日) 02:22:54 ID:jQoUx1ts: >>877　修正
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　　　　　　　　　　　　∧ 　_-//////// / γ´ilili,､｀.､　　∨//////////il
　　　　　　　　　　　　　ゝ-､/////////{ 　{ilililil//ililil}　　　}///////////}　　　　..　勇者よ……。
　　　　　　　　　　　　　　　i ////////∧　ﾞ､li//ililililﾉ　　　,////////// 人
　　　　　　　　　∧　　　　 }//////__//〕h､　＞…＜　　//////////////ゝ-　　　よくぞ、わしを倒した。
　　　　　　　　　　∧　　 ∨///／__　ヾ///〕h､　_ ..　-＜////////////////　,
　　　　　　　　　　　∧ ∨//／／(　ﾞ . ∨// ////////////////////////　　　　　だが、光ある限り闇もまたある……。
　　　　　　　　　　　　 ∨//　/il/ヾ　ﾞ.　∨ /_ ＞ -､/////////////////
　　　　　　　　　　　∨//|　}-丶::::ﾞ:､ゝ､ _＿..... - ､∨//////////////　　　　　　　わしには見えるのだ。
　　　　　　　　)h､　　i///}　}ヾ_　ヾ-ﾞﾉ/(___ ....-::::..､ヾ∨////////////　/
　　　　　　　　　　 )h､{//I{　jilr ､γr..､,..､ゝ､:::::::::::／i　∨/////γ─ヘ_ノ_ノ─　　　　再び何者かが闇から現れよう……。
　　　　　　　　　　　　∨/ /〃　ヾ-｀､ ´_....､､￣-,ili/ 　ﾉ //////_。s≦
　　　　　　　　)h､　　ヾ/ /　／|／{ノ|ﾉ, ヘ､r-.／／//////, ﾟ　　　　　　　　　　　　だが、その時はお前は年老いて生きてはいまい。
　　　　　　　　　　 )h､　　/／,ﾍ:::::::::::,ﾍ/| 　/／／//////／ _。s≦
.　　　　　　　　　　　>一 /{,ﾍ/:::::::,ﾍ//:| ./ { ／////_。s≦　　　　　　　　　　　　　　わははは………っ。
　　　　　　- ニ三／　＞-}ﾉ,.ﾍ,.ﾍ,／}./　}/　|_|/。ｓ≦
　　　　 -ニ三, ／ﾆ／　　ゝ､￣´｀ｿﾞヾ三二ﾆ- _　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ぐふっ！
　　 -ニ三三/三∥　　　　　　¨´ヾ　　∨三二ニ -

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この日、王国の歴史では伝説の勇者、伊藤誠によって魔王ゾーマが討伐されたと記録される事になる。

魔王ゾーマの崩御によって魔王軍は崩壊して戦闘は終了した。

こうして王国史上初の戦争である魔王戦争は終わった。

当時の人々は伊藤誠を勇者として称える一方で、アバンのような魔王討伐を目指した他の勇者たちに注目する事はなく、

彼らは勇者として人々の記憶に残る事はなかった。

それこそが王国の正しい歴史であった。
1210 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/10(日) 10:33:43 ID:jQoUx1ts: >>1191　修正
ttps://www.youtube.com/watch?v=6B_Z5Mubcaw

――１カ月前

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヘルマン地帯

　　　　　　　　　　／＼
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　　 lﾟ￣￣￣￣￣||ニニ|￣￣￣￣￣.l
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　　　　　　　　遊牧民のゲル

　　　 /:ｉ:/　　　　　　　　　　　　 {:ｉ:ｉ:ｉ:i∧
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　　 Ⅵ:{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:＼: : : : : : : : : : <:.＼:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:∧
＿　∧:ｉ:ｒ≦三７:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉY: : : : : : : : : :＼: Y:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:}
_ﾆﾆ≧Ⅵ∨ﾆ./:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i}: : : : : : : : : : : :.ヽ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ{.
三辷彡Ⅵ.ゝｲ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i/: : : : : : : : : : : : : : V:ｉ:ｉ:ｉ:i∧
ﾆ／ﾆ／三{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/: : : : : : : : : : : : : : : : V:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ∧
ﾆﾆ／ニ.}ﾆ{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i／: : : : : : : : : : : : : : : : :.:.:Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ}
ゞへ彡イﾆ.{:ｉ:ｉ:ｉ:イ: :/: ＼:}: : : : : : : : :/: : : : : :Ⅷ:ｉ:ｉ:ｉ√三）
彡ﾍ､彡}三{ｒ' : : |:./{从: 木: {: : : : : :/: : : : : : :.}:ｉ:ｉ:ｉ:/:＜´
　　‘，　＼l: : : :|'　　　ヾ{:./{: : : : :, :/斗--: : :}彡ｲ: : : : ≧s｡＿　イ
　　 ‘，ヽ l: : : :{ゞx.､＿_ ´ ヾ'{:／ノ　/:'イ: : :八ﾆ≧s｡_: : : : : : : 彡'
　　　 }: ､　l: : : :|.　｀冖'　　　　　　ﾉ:从'ﾆ入z彡'　　￣￣
.　　　/: :.:ゝl: : : :|　　　　　　　{　ヾ=彡ｲ:ｉ/ ア
　　 /: : : : :.l: : : :|　　　､　　　　　　　/: :{:./´
.　 /: : : : : :.l: : : :|＼　　　　－　　ｲ: : :{:.{　　　　　ヴリトラ、王国の反応はどうだった？
　/: : ＿: : :.|:l: :从⌒＞　__　　＜{: : : :.:|:.{
. '／　　　　.{从: : r<,,≧='-._） rヲ|: : :./:Ⅳ.
'　　　　　　 {　 Ⅵ{ 込＿）＜＞つ{ : : {: |　､:､
　　　　　　　 ∧:.V丁丁丁-<∧Ⅳ: :{: l.　＼:.､
　　　　　　　/∨　 .{　{　{　l.　寸lⅣ {Y:. 　　＼:.､
__,,　　　　 /∨.{　 .{　{　{　}　　ヾ. Ⅵ.{: :､　　　＼:.､
1211 ：名無しさん＠狐板：2024/11/10(日) 21:17:40 ID:H/CLsJVh: 乙
コイツラはアバンを知っているんだなｗ
1212 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/12(火) 16:39:56 ID:duwPrb8w: ただいまから投下します。
1213 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/12(火) 16:40:36 ID:duwPrb8w: ttps://www.youtube.com/watch?v=6B_Z5Mubcaw

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿癶_
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧／:|`Ｙ丁:|　　|
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧　 |癶_|_　|　|=====　 |ⅱ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_ 　　 |　| |_|,|　∧ l　 :|　　|-　,_Ⅵ∧_| ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　癶＿__∧_,,ｒ|⊥i　　|/￣ヽ| /:: :∨‐:|　　|ﾍVﾍ|_|: : :|_|:::| xヘ
　癶　　　　　　　　 |　　　　　｜　　　|　|'＾ｉ'＾ｉ |　| |　 |ﾆ|_/:::ﾊ__∨|￣~|　 |　　|VﾍVﾍ::::::::::|::::| |::::|￣
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:¨￣|¨:|￣|￣|丁∧xヘ∧　　 |￣　　￣/:::∨￣VV_|￣|＿|＿| |￣￣xﾍ|_|_|／＼|　|＿∧∠_j{i,￣＼
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￣{─‐ｔｔｭ_　　リ|i_|i_|i_|｣⊥-‐ュ_∠＼:::_>::::::://￣∧　/:::^〉‐ 丶::＼: : ＼,イヽ|/::::/::::::/::ﾍ｀|ヘL|_|＼
: : }.:.:.:_二￣/￣￣i!￣ﾍ::_ -　￣:::::寸´ |::::::://:::::/　∨::::/ﾍ::::::::∨::::＼_イ_|i...||ヽ/::::::/:::::::／:::::::＼
'''"´~ 从　_ム-，:/ ∨__∧::::ﾆﾊﾆﾊ::/￣￣￣￣￣￣}|¨/_,||＼::: ﾍ__,.斗匕ﾘ.. || 〈::::::/::::∠_:::::::::::／＼
　从从;';',∧:::::::∨　 |］/ .圦::::[]:::[]:/:癶::::::::癶:::::::::::/ |/＿||＿Y´ ||　 ||　|/... ||｀'|:::/／|ﾍ^ア／|::|
从;';';';';'ｨ'　ﾔ'"´|-‐ |/　_||_∨::::::::/:::|　|i::::::|　|i::::: /|i, ::|＿||___,|／||⌒||　|...... .|　|¨i|:: ¨|_|ｱ／￣|::|￣
;';';';';';';';'|「┌|　　|ｒ｢i|==| | |=ﾔ=ｧﾟ:::::￣::::::::::￣:::::∧ﾟ|i,::|　___　 |　 ||　 |ﾚ'　　　|｀'|　|::::::::／　＼､|::|／
;';';';';';';';'|「┌|　　|‐ ¨|==| | |==|　丁丁丁丁丁丁｢「| ｢:::|　|::::|　|「」|| ／　　　　ﾍ |　|｀Ｙ======|￣|==

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　王都

.　　　　　　　　　　　　 Y: :ヽ　　　　　　　　 /
　　　　　　　　　　　　　　} : : }　　　　　　　　　/:.{
　　　　　　　　　　　　　　} : : }　　　　　　　　 {: :{
　　　　　　　　　　　　　 /: : /　 . . . ---. .､_　 Ⅵ:.､
　　　　　　　　　　　　ノ: : 　／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:>≧=-Y:ヽ
.　　　　　　　　　　 /:.:.≦/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ∧: : : : ﾉ: :.}
　　　　　　　　　　　 {: : : :/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼:ｉ:i∧: : : : :.:ﾉ==.ア
　　　　　　　　　　　　＞ｨ:ｉ:i/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ}:ｉ:ｉ:iY:ｉ:i{: : :.イﾆﾆﾆ( ___　　　　　　　　　ここが王都か。
　　　　　　　　　　／ﾆﾆ{:ｉ:{:ｉ:Ⅵ:ｉ{斗≦:i:i:}:ｉ:ｉ}--ｧ:{ﾆﾆﾆﾆ):ｉ:ｉ:ｉ≧=---''
　　　　　　　　　　ヽﾆﾆ:从:ｉ:示:ｉ:{　“v刋 }:ｉ:ｉ|_./:ｉ:|､ﾆﾆ. へ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:＼　　　　　やはり栄えているわね。
　　　　　　　　　　ゞﾆ）:i圦.V}´ 　｀¨　!:ｉ:i|:ｉ:ｉ:i:i{　ゞ''　　 ´⌒ヽ:ｉ:ｉヽ
　　　　　　　　　　　　／:ｉ:ｉ}从ヽ '　､　'　ﾉ:ｉ:ｉ|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼　　　　　　　Y:ｉ:ｉ}　　　　農耕民族と遊牧民族の差かしら？
　　　　　　　　　　　/:ｉ:／ﾉ'　）}:ｉ≧=-彡.7:ｉ:i!ﾆﾆ＼≧=-　　　 .ﾉ彡'
　　　　　　　　　　 {:ｉ:{　　　/:ｉ／ｧ=ゞｿ彡:ｉ/ ⌒ヽﾆ.＼　　　　￣
　　　　　　　　　　人:{　　./"　r-}彡Ⅹハ/　　 .＼＼彡-==ミ
　　　　　　　　　　　　ー　　　 .ｙｸﾆ {ﾆﾆ＼　　/:ｉ／　　　ﾉノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　/= {ﾆﾆ!　'/ﾆ.＼':ｉ:ｉ廴　＞入,ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｙ　{ﾆﾆ!_　 '/ﾆ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉノ''　　　）､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 }彡ﾆﾆﾆﾆ≧Y:ｉ:ｉ/　　　_ -=(:ｉ:ｉ:ｉ≧==--
　　　　　　　　　　　　　　　　　 }_◆ﾆﾆﾆﾆﾆ /ﾆ≧=≦ア　　｀¨¨¨¨¨¨´
　　　　　　　　　　　　　 f≧==.八}｡ﾆﾆﾆﾆﾆ/丁￣＼≧ア　　　　　＿
　　　　　　　　　　　　 }ニソﾆﾆ}ﾆﾆﾆﾆﾆ {.八　＼_Yﾆ≧===≦ﾆﾆ/
　　　 r----=======彡Ⅵﾆﾆﾆ}ﾟﾆﾆﾆﾆﾆ.{　＼ /ミヾﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ー　､
　　　　 }=ミﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.Ⅵ彡ｲ､ﾆﾆﾆﾆﾆ彡'=≦≧＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ .{　　（
　　　）￣￣}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ﾆ /ﾆ{ﾆ===≦ﾆ＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧=----（　　./
　　　{　　　.|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.／ﾆﾆ:/ﾆﾆ|.ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ __＞
　　　乂__,彡ﾆﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆ./ﾆニ.}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.＼ﾆﾆﾆﾆﾆ.／＿//＼
　　　＼　r仁ﾆ.／ﾆﾆﾆﾆ./.ﾆﾆﾆ.|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆr＜　　Ｖ/////,＼
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　　　　　　　　　寸ﾆﾆﾆﾆ_Y ／　　　,.ィ´_,{ 　　 :, 　ヽ＼＿＿　 _
　　　　　　　　　　　　　寸ﾆﾆﾆ,.:' 　　／ィ´:~:{ 　　　:,　　 ':,　Yﾆﾆﾆ/
　　　　　　　　　 jI斗ｆｾ_≧イ　　　 ,:　. ': : : : :‘,　　　:,　　 ,　:,ﾆ／
　　　　　　　＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆj!　　 /　/ :_: -: ―:＼　　 :,　　 !　!ｲ
　　　　　　　　 ~"'' ～rｧ<　　 /,:' ,' : :_ィぅ笊㍉: ＼　}- ､ ,:　{､
　＿　　　　　　 .ィﾆﾆﾆ|　,.ィ:-､7: 〈ﾐ､:ゞツ　 : : : ヽ笊x /　,ﾆヽ　　　　……確かにそうですね。
　　｀＜:i｀:.､　､　／ﾆﾆﾆ。s{ 　 l :ヽ｀: : : ‘ﾞﾞ ~: : : : : : : :〈ﾂ У ,ｲ＝' 　 ,
　　　＿＼:i:≧ゝ≧~s。}＼}ｊ!ヽ从:､ｒ.: : : : : : : :_:＿ : : : :' ／ィ(ﾑ　ィi/
　　　　｀ヽ:i＼:i:i:i:i:i:ミｈ､i｀ヽ＼ﾑ}ヽﾞ込 : : : : : : ゝ _-=_> : : :从 ,:ﾆУi:/
　_,,.....-..‐:ｉ:'':"＼i:i:i｀:i:i､:i:ヽ:ｉ:ｉ:.':,:}:i:i∨}＼: : : : : : : :~ : :t､: :厶 √:i:i:i:/　　,
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　　　　　＜_rs。:_:i:i:i:i:i､_-＜i｀ヽУ:i:i;i'7　 }､:.／ ~:｀:＜:ﾑ､　　 {'イ:i:i:i:iイi:ｱ　　　　　　　　／: :}/.'}
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1214 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/12(火) 16:51:09 ID:duwPrb8w: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　 M＼
　　　　　　　＿＿＿　　　　　　　|┬--＝＝＝＝　　　あれが旧魔王軍十二魔将の生き残り、鮮血のエリザベートか。
　　　　　／＿＿＿＿＼　／ ⌒ |_|　　・　・|
　　　　|__| 　/　　　ヽ|／　　／(∂ 　　　o | ヽ　　　戦争を生き延びた唯一の大魔族らしいな。
　　　　(∂　　　・　・ |　　／　 └,＼ └　丿 |
　　　　　| 、　　　）⌒ 　） /　|　 |　/　| ￣￣／　　　　間違っても喧嘩を売るなよ。
　　　 /└＼　　∨／　| 　 |--|/|--|　　／
　　　|　　　　￣￣ |_|　　|ヽ-＼￣）/￣｀ヽ　　　　　　そんなアホな事はしないよ。
　　　|　|─-|_＿　　| |　／＼ (￣￣ヽ￣| 　|
　／|＼＼＿　 ⌒）⌒)　　　￣￣|　 | 　|￣￣）
　　　|　￣／⌒|￣￣ヽ　　／|￣￣）￣￣
　　　＼＿|__　　|─-| 　 |　／　　￣￣
　　　　　　／|　　|　　|￣￣）
　　　　　　 |￣￣）　￣￣
　　　　　　　￣￣

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　 ,. -=／＼／ヽ::｀ヾヽ
　　　　　　　　　　　ｨ::´ヽ／-―-:::､:::::r‐＝ﾃヽ
　　　　　　　　　／/x=テ¨＾＾´￣￣｀ヾヽ::::/:::::）ヽ
　　　　　　　　　　　 /‐r‐¨´　　　　　　　　　ゞミ､::_人ハ
　　　　　　　　　 /‐"　　　　　　　　　､　　　､ー" l:::ヽヽ
.　　　　　　　　　 / 　 / 　　 !　　　　　ヽ, x-‐ヽ　 V::::＼　　　　　　　　（何で今更になって
　　　　　　　　　　l　　 !　　 !　l　　　ｨ'.´　ト　ﾊ !　　 V::::::::＼
　　　　　　　　　ｨ　　 !　, =t‐'''‐　　 !ヽ ,.ｨやⅥ　　 .＼::::::::::ヽ　　　　　　魔族が私たちに話し合いなんか求めてきたのよ？）
　　　　　　　　 /::l　　ﾊ　　ﾄ !　ヽ　　l　rVこシﾉl 　　　＼:::::::::ヽ
.　　　　　　　ｲ::::i　　　V　久丁ﾊゝ､!　　　　　 l　　　 !　　l＼::::::::ヽ　　　（おかげで監視任務に動員される羽目になったわ）
.　　　　　　ｲ::::::ｨ　 l　ゝ　l ゞシ　､　　　　　 l　　　 }　　 l　｀＜::ヽ
　　　　　　/:::::/ l　　 ! 　丶!ﾊ　　　　、ｩ　　ｲ　　 /　　ﾊ　　　　ヾ
..　　　　　ﾊ:::/　.!　　 !　　　l　＞　　_　　／ .ﾊ　　 /.　　　ﾊ
. 　　　 {::／　..}　　 !　　 !　　　　　 _≧ ﾚ＝!　　 /　　　　　ﾊ
　　　　　i/　　ﾊ　　　V　　l彡=テﾆﾌ¨Vｧ'''iﾄ､_!　／　＞､　　　ﾊ
　　　　　i　ｨニニニﾆﾆﾊ　 l､.=rニ/　／　 .l!　{ ｲ　　/´ニ＞､.　ﾊ
　　　　　 {.ニニニニﾆﾆﾊ /ﾆゝニ{／､______l!__l　l　ﾊニ／　l! ヽ. ハ
　　　　　 lニニニニﾆﾆV/ニニ／ニニニニl!ﾆl　{ソニ/　　 l!　 }　ハ
.　　　　ﾊニニニﾆﾆノノﾆﾆ／ニニﾆ/.ニニl!ﾆV ゝ　＿＿/‐=ﾆ＼　ハ
　　　　 /ニニニｨ≦／ニ／ニニﾆﾆ/ニニニl!ニ＼___＞≦｀ヽニニ＼　ヽ
　　　　ｲニニニニ､.ニ／ニニニニ/!ニニニﾆl!ニニニニニニニニニ､‐　ヽ
　　　ﾊ:!ニニニニ.／､‐=､ニニﾆノﾆVニニﾆﾆl!ニニニニニニニニニヽ　　ヽ
　　ｨ:::::ﾊニニﾆ／ニハ　}ニニ ´ニニゝニニニゞニニニニニニニニニﾆヽ.　ヽ
..／｀ｧ::::ﾊニ／ニニニﾊ lニニニニニニニニニﾆヾニニニニニニニﾆﾆノ　　　ヽ
´　　 !:::::::ｨ}´ニニニニﾆ/ニニニニニニニニﾆﾆ/＼ヾニニニニニ＞ ´　　　　　ヽ
　　　l::／::::!ニニニﾆﾆ/ニニニニニニニニﾆﾆ/　　ヽ_ヾニニﾆ／l　l　　　　　　　ヽ
　　ノX::::::::::!ニニニﾆ/ニニニニニニニニニﾆ{　　　 }ﾆﾆヾﾆﾆ{　 l　 l　　　　　　ヽ

　　　　　　　　魔女　リーゼロッテ・ヴェルクマイスター

　／:::!　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　　 |　　　　　 |　　　　　　，　　'，　　　　　　　/::::＼
／::::::::}　　　　　　　　 !　!　　　　　　　 |　　　　　 | 　　　 !　 '　　 ',　　　　　 !::::::::::::＼
:::::::::::/　　　　　　　　　　 |　|　　　　　　　｜　　｜　 }　　 !　 }.　｜ ! 　 ,　　　　　 !::::::::::::::::::ヽ
::::::／　　　 ! 　　　　　 |　{　　　　　　　｜　　｜　 ,　　 }　/　 ,」斗　，　　　　 {::::::::::::::::::::::
／　　　　　 | 　 !　　 |　　 .|　，　　　　　　 |　 !　.|　 /| ,，斗/　´ /　.!　　　　　　　，:::::::::::::::::::　　　
　　　|　　　　| 　 !　　 |　　 .|　　，　　　　　 |　 ! 斗ﾔ｜　　/　　/ |　}　　 } 　　　　　，:::::::::::::::
　　　|　　　　| 　 !　　 |　　 .|　　 ' ，　　　,，　´ }　 }/　 }　　/＿_/＿　|　　 |　　　　　　ゝ:::::::::::::　　　（あの魔族と戦った事がある副会長は
　　　|　　　　| 　 !　　 {'　　 | ，　 ' ゝ　 ´　　| __, ，......:::ヤ::::::::::::/ / }　　　 .|　　　　　　　　　＼:::::::
　　　|　　　　{ 　 ! 　｜'，　{　'，　'，ゝ　　 !ィハ:::::::::::::}:::::::::::/ /　,　　　 .!　　　　　 { 　　 ∧ ＼　　　　政治的な配慮から駄目だし）
　　　|　　　　 '， |',　　|　＼，ゝ　 '，＼　 {乂　＼::::::::'::::::／ノ　 /　　　 .!　　　　，　　 ∧
　　　|　　　　，, { ゝ　|　　　ヾ　＼　，　＼ , 　￣￣￣￣　　 /　　　　/　　　　　，　　 ∧　　　　（面倒だけど、私がやるしかないか）
　　　|　　　　　，　, ヽ ,　　　　＼　　＼，　　ヾ　　　　　　　　　　/　　　　/　　　　　　　 '，　　 ∧
　　　|　　　　，＼，ヾ　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　 /　　　　/ 　　　　　　 '，　　 ∧
　　　|　　　　　，　ヾ　　　　　　 {　　　　　　　　　　 /　　　　/　　　　　　　　　　 '，　　 ∧
　　　{　　　　　ゝ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　 /　　　　｜　　　　　 '，　　 ∧
　　　，　　　　　　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　／　　　　 | 　　　　　 '，
　　　　'，　　　　　＼　　　　｀　　 ――　　 ´　　　／　　／　　　　　　 }　　　　　　　　 '，
　　　　 '，　　　　　　　 ≫　　　　　　　　　　　　 ≪　　／　　　　　　 /　　　　　　　 '，
　　　　ゝ　　　　　　　＞　　　　　　　　　＜　　　／　　　　　　　　／　　　　　　　　　　 '，

リーゼロッテは魔女が誕生した直後に一級魔法使い試験に合格して魔女になった３１００歳以上の古参である為、

魔法ギルドの副会長を務めるパチュリーと魔理沙に次ぐ力を持つ準最強級の魔女だったが、

なまじ強かった為に今回の任務に駆り出されていた。
1215 ：名無しさん＠狐板：2024/11/12(火) 16:56:20 ID:OU/m3Q1X: エリザの6倍くらいか？
1216 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/12(火) 16:58:43 ID:duwPrb8w: 　　　|　＼　　　　　　 |ヽ　　|　　　_　　　　　　　　／／′
　　　|　　 ∨　　　　　| 斗= | ￣　　　　　　　,　　/　/　 | |
　　　|　　　∨　,，　゜ |　 ',　.!　　　　　　　　　,　/　/ 　 .| |
　　　|　　　,.∨　　　 } 　 }　|',　　　 _ 　　　 , {　 {　　 .| |
　　　} ,， ´　 ∨　　 ′　|　| ＿≦_　　　　 , ＼＼　.! !
　　／　　　　　}　　 /　　＜:＞==::/ 　　　　 , 　＼＼.|
　　 /　　　　 ! 　 /＜:＞ ´ ヽ::::/　　　　　　　'　　　＼＼__
　　/　　　　　, ｨ　/＞ ´'，　　 }:/　　　　　　 |　　　　 |＼＿　　　（まあ、いくらエリザベートが６００年以上生きている大魔族でも、
　 /　　　／／ /{＿　 ‘，　//　　　　　　 |　　　　 | {
／　　／／ / / ＼ノ　　／　　　　　　　　　|　　　　 |　,　　　　.　３１００年以上生きている魔女である私の足元にも及ばないわ）
　　　／イ　 / /　　　｀ー　　 }　　　　　　　　　|　　　　 |　 V
　　　　　 ,.／　　　　　　　　 ,　　　　　　　 |　　　　 { 　 ∨
　　　　　　　　　　　　　 ,　　　　　　　　　 |∨ 　　 ',
　　　　　　　　　　　　　　　　 ′　　　　　　　　 |ﾆ∨　　 ∧
　　　　　　　　　　　　　 ∧　　　　　　　 }ﾆﾆ∨　　∧
､　　　　　　　　　　　　 ∧　　　　　　　　|　ﾊニニ，　 ∧
　　　　　　　　 , 　　　　 ∧　　　　　　　 | ∧ニニ|∨
　　　　､＿／　　　　　／′ /　　　　　 |,′ニニ.!　，
　　　　　　　　　　　／ ∧ ./′　　　　　　 ,′ニﾆﾆ.|　 ∨
　,　＿　　　　　／　 /　/ ′ 　　　　 ,′ニニニ! 　 ∨
ニニニニ{¨　 =‐ ´　　/ , ｲ､′　　　　　　/ニニニニ.!　　 ∨
ニニニﾆ∧　　　　 / ｲニ/　　　　　　 /ニニニニﾆ{　　　∨

基本的に同年齢の魔女と魔族を比較した場合、魔女の方が強い。

これは後輩の魔女が先輩の魔女に師事する事と、魔女同士で協力して魔法を開発するなど

同じ魔女で交流と協力が盛んだからだ。

その一方で魔族は師事しないし、他の魔族と協力して魔法を開発する事などしない。

魔族の魔法はどこまでいっても個人の魔法だったのだ。
1217 ：名無しさん＠狐板：2024/11/12(火) 17:01:32 ID:Za/CWB99: まぁ今回強さは関係ないんだがなw
1218 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/12(火) 17:04:38 ID:duwPrb8w: 　　　／／　　　''"~￣￣￣￣￣～''"~￣　､- ｀　　　､- ｀.／　　　　　､ -''"~￣￣￣￣ _ ､ - ''"~￣
　　　 / .／　　　　　＞''"´-''"´　／　　／　　　､- ｀　／　　　　／/　　　　　_ ､- ''"´　 ./
　 /　 /／　　　　　 ,､-'"´　 /　／　　／　　　／／　／　　　　　／　/　_ ､- ''"´／　　／　　､ - ｀
. /　／　　 .／／　／.//　 //_､-''"⌒⌒⌒⌒"''-_　　　　 .／　､-''"´　　／　　／､ - ｀　　／／
/　　　　／／ /　 /　//　､-｀i:i:/i:i:＼i:／i:i:＼i:i:／i:i-_／　/ .／　　　　／　　／／　　　　 ./　/／
. /　 ||　／ . 　 / ／⌒)| | / /＼/_､- ｀⌒⌒⌒"'' ＜i:i:}i:i-_/／／⌒　／＿＿_／／　　　　 ./　/
/ 　 :||. //　　／i/_､―‐ √{_ン　　　　 |　　`､　ヽ　`､乂i:{＿／＿/ ／.／⌒＼.／　　　　　　/　/
　　 ||//　　　 |i:i:i{''"~￣_√ン　|　　{　　　　 `､　‘,　`､ ⌒{＼i:＼＿／／⌒)ノ　／⌒＼＿＿＿＿＿
　　 ||/　　　 :|i:i八_／i:i:/￣　 ! !　‘,　　　 |　　　 ‘,　 `､　＼}}i:i:i:i:i:i／＿_／　　_､-''"´-''"~￣￣￣￣
　　 || 　 .／　|＼￣i:i ／/ /　　|_|＿‘,　|　', ＞''"´ ､　　　＼　`､~~~~　　　／-''"´-''"´_､-／　　_､-''"´
　　 |‘,／　　.:| 　|~~~ . ∧ |　|　| |　 |~"‘,　',＼_｣Ｌ∟　　　|　＼ー――''"´-''"´_､ -''"´／_､-''"´　／
　　八‘､　　　|　 |　　　| 　:!　!　ィ笊て＼{　{ ^てﾊﾉ`､　ー――― ''"´――''"´　　／-―――＜⌒＼
.　 / | ＼＼　 ‘, 「', . 　 |　{ |　|/^}└''^ 　ヽ^　 ~"''　|＼ー― ／＼ー―――=ﾆ￣￣￣＼ .r「', }_}＼　　　（状況に合わせて魔法を使い分ける）
　/　　　＼ー―', ',　　|　| ‘,/ / 乂.　　r::::::┐　　,､ |`､￣￣ー＜⌒　　_､-―　､＼'ΥV⌒>}:| |∥＼＼
./ 　 | 　 `､.＼＿__',‘i,　j　‘ / /　个c｡　乂::ノ　イ　 | 　＼＼　　　}　}''"~　　　　　ヽ}^}:::}:7_:/:::/乂／＼　　（その判断力も実力の内よ）
{　 | :|　　　＼　　 ',　~　　~　{(＼　￣￣⌒)＜={　八. 　　＼　ー/　j　 _へ　　　　ノへ_}__/:／):::::(___
{　＼＼　　艾¨¨¨¨　　　　　　}:＼',￣￣)／⌒tｯ⌒7__＼＿／､／　 /／二ﾆヽ''"´　 ):/_／)_-=ﾆ二ヽ'′　　（魔法を一つしか使わないなら
{＼　＼ー――‐/ﾊ''"´ ／　ﾉ::::::)',二／/└"⌒' ┘､＿＿',__}／｀''＜二ニニ∧_-=ﾆ二二二二二二}
{　＼　￣￣￣〈ﾆ/,　 / 　 √::::{::|／//　　　}　　　　　 ', ﾘー――――――――――――＜∧　　　　魔族対策は簡単だわ）
{　　＼　　　＼ /ニニ∧ 　 {乂:::/　//／⌒:/⌒⌒"''^^⌒⌒＼　　　　)二二|二}=-￣_､-''"´_￣-=＼-_
{　　　＼ー― (二∨ﾆ∧　 {=|:::|　 |"二二/二二二=-_-=ﾆ二∧￣￣＼二/_／-''"´_､-''"´―――‐)-_
＼.　　　　＼＿__＼_∨ﾆ∧　}=i:::|　 |二二/二二二二ﾆ}二ﾆﾆ=-}＼＿＿､-''"´_､／　　　　　　　　／
::{::|＼＿＿＿＿／|/=i＼二ヽ'ﾆＬ＼''ー‐/―ミ二二二/二二ﾆ=/―――　''"´_／/　　　　　　_／
＼∨ ＼　　　　　 {ニ|二＼二/::}/　￣/⌒) ノ二ニ=/二二ﾆ=/　　　　　__／{::|／　　　　　　　 ⌒＼
二＼､　＼ー――⌒ i二二|~∧(　　／}二／∧=_∧_／|ニ=／＼＿, ┐:::/_..-|:/{￣￣￣~"''～　 _ 　)
二二＼　　　￣￣￣　|=／⌒iﾆﾆ)　　ヽ|^＼/ﾆ/,/ﾆ}{二j_ -=ア　　イ::/_ -￣ﾆ|:／(　　　　　　　／~"''
＼二二ﾆ=- _　　 _､～''"´　 :!／　　　 `､_､-=''"~￣￣￣~"''<＞‐〉_-￣二二/:::／　　　　　／
: : ＼二二二二二二ﾆﾆ====――==ﾆ二}二二二二_､＞＜´{::_ -￣二二二=|:⌒　　　　　　 (＿＿＿
＼⌒＼二二二二二二二二二二二二／―――――-=ﾆ_ヽ',二二二二ﾆﾆ/:::{
二`､⌒｀''＜二二二二二二二二ﾆﾆ／''"´=(::::|二二二二￣-_',-=ﾆﾆﾆﾆニ/::／
二ﾆ=-､"´::::::｀''＜二二二二ﾆﾆ「⌒二二ﾆﾆ〉´∨二二二二ﾆﾆ＼￣￣￣￣二ﾆﾆ=-　 _r＜⌒／)／⌒
二／二乂::::::::／::::⌒ー― "´／二二二ﾆ=∧::::|∨二二二ニﾆﾆﾆ＼二二二二二二二二二二二二ﾆ=-
／二ﾆ=-　⌒L:::::::::/／:::::::／/二二二二ﾆﾆ∧ !::∨二二二＼二二=＼二二二二二二二二二二二二二
-￣　-=ﾆ二二￣￣~~⌒~ﾆ/ニﾆ=-　￣￣ -_∧:::::|＼二二二ﾆ - _ 二二ﾆﾆ=-　＿――――=ﾆ￣￣＼
-=ﾆ二二二／二二二ﾆ|ﾆ=|ﾆ=-￣　　　　　　￣ー|::::::＼二二二二ﾆ=- _ 二二二二ﾆ=-_⌒}/⌒}／⌒／
二二二=／二二二ﾆﾆ=|ﾆ=|-....|　　　　　　　　　}../乂{::::}:￣ -=ﾆ二二二二ﾆ=- _ 二二二二ﾆ=- _
ニニ=／二二二ニニ/=|=-....... |　　　　　　　　 ,/二二￣￣)::::{:::{::::|::::::|::>:::::＼￣￣￣￣￣￣-==- _
ﾆﾆ／二二二二二=/二|/............　　　　　　　 ./二二ニ=∧⌒~"''＜⌒⌒＼/⌒}ー､::::/⌒⌒⌒⌒＼￣-
:／二二二二ニﾆ=/二ﾆ{...............　　　　　　 |二二二ﾆﾆ∧二二ﾆﾆ''＜二二二ﾆﾆ~~＼二二二ﾆﾆ{/:::::
二二二二二ﾆﾆ=/二二=＼........‘,　　　　　 :|二二ﾆ=――}二二二二二''＜二二ニニ=＼二二二二二
二二二二二ﾆﾆ/二二二二＼... ‘,　　　　　　　￣⌒　-_ ..... }二二二二ﾆ=-￣￣￣￣￣＼}二二二二二
二二二二ﾆﾆ=/二二二二ﾆﾆ=＞‘,　　　　　　　　　　　 {/￣-====-￣　　 /ﾆ＼.................../二二二二二
二二二二ﾆﾆ/二二二二二二二ﾆ‘,　　　　　　　　　　　',　　　　　　　　　 /二ﾆ=＼.........../二二二二二ﾆ

更に魔女は魔法の汎用性に優れている点も無視できない。

魔女たちは『魔法を創る魔法』を習得しており、人間の魔法だけでなく、魔女専用の魔法を多数使うのに対して、

魔族は飛行魔法などの感覚的に使っている魔法を除けば、たった一つの固有魔法に拘っているからだ。

その為、実戦になると手数の差が露骨に出てしまい、魔族は物量作戦で魔女と戦うしかなくなるのだ。

逆に言えば物量作戦なら数に劣る魔女を討てるわけで、先の戦争では５００人以上の魔女が戦死していた。
1219 ：名無しさん＠狐板：2024/11/12(火) 17:07:22 ID:RRJCCXIS: こうして改めて見ると火神ってマジで迷惑しかかけてないんだな…
コレの尻拭いさせられた天空神が可哀想になる
1220 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/12(火) 17:20:27 ID:duwPrb8w: 　　　　　　　　　　　　 ,， ≦二≧......，,
　　　　　　　　　　／　　　　　　　｀ヽ｀爻::.. ､
　　　　　　　　／　　　 |　　 |,　　＼ヽ:::爻
　　　　　　　 '　　　　 |!　　ハ }　　　爻::::爻
　　　　　　　/　　 !　　　八　/,斗‐ 　　爻:::爻,
　　　　　 ′{　 |　　　,'　イ,　ｪﾔｱ　　爻::爻。　　　まあ、戦争だから仕方ないのは分かるけど、
　　　　　　 {　 |　 {　　 /　弋辷ソ}　　　爻::爻 '
　　　　　 ,　 !　ゝ／　　　　 |　　　爻::爻　。　　納得できない部分はあるわ。
　　　　　　　ゝ |ゝ | ､　　　　　 |　　　　爻爻　 ',
　　　　　　　　ヾ　'， - ､　　　　 ,　　　|　　{::::::::｀::........,
　　　　　　　　　 }　ゝ　　　　　　 ′　　}　　ゝ::::::::::::::::::::::::＞..,
　　　　　　　　　,'　　| ゝ　，　＿/　　　 ,　　　　｀＜:::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　 ,　　 !　　　 | ｬｪ′　　 ,' 　　　　　｀　＜::::::::::',
　　　　　　イ　　　|　／￣}{¨′　　 , フi ‐.､　　　　　　ゝ＼:::::.,
　　　　イ:::::/ 　　 }/:::::::::/ {,′　　., {　'，　',　　　　　　　ゝ　'，:}
　　イ::::::::::/ 　　 /ﾌﾊ:／　 {　　　　| |＼ '，　, 　　　　　＼}/
　／:::::＞ , ' 　　 /ニ／ニニ.，　　 ! |／￣￣＼　　　　＼　　＼
/＞ ´　ｲ　　　,ｲ.／ニニニﾆ',　　　 {ニﾆﾆﾄ､ニﾆﾆ≧.=‐ 　＼　　＼
　　　ｲ　　　 ,ｲｲニニニニﾆﾆ.，　　 ',ニニ}ﾆ＼ﾆﾆ!ニ＼　　　＼　　＼
　　ｲ　　　 ,ｲﾆ|ニニニニニニﾊ　　 ',|＼/ニニ＼|ニﾆ/　　　　　＼　　＼
　　/ 　　 ,ｲﾆﾆ.!ﾆ!'，ニ/|ニ.／|ﾆゝ　　，ニニニニニ／　　　　　　＼
.　 ′　　/ニﾆﾆﾄ､|ﾆゝ/ﾆ!／ニ.!ニハ　 ',ニニニニ／　　＼　　　　　　　＼
　 {　　 /ニニニ!ﾆ',ニﾆﾆ,'ニﾆﾆ!ニニ',　 !ニニﾆﾆ/　　　　＼
　 | 　 /＼ニﾆﾆ!≧==========≦.／!　,　'ニニﾆ,　　　　　＼
　 |　./　　＼ﾆﾆ!≧==========≦{　.! /　 }ニニﾆ,　　　　　　　　＼
　 |../　　　 }ﾆ.}≧==========≦.ゝ／　 |ニニニ,　　　　　　　　　＼
　 |/　　　 /ﾆ/ニﾊニニニニニニニ＼　 !ニニニﾄ､　　　　　　　　＼
　 {　　　　 /／ニ/::::'，ニニニニニニニ.＼.!ニニニ|::::＼　　　　　　　＼

当然だが、彼女は戦争で友人や教え子だった魔女を失っており、はっきり言うと魔族が嫌いで、

あの大魔族を監視してあちらから人間に危害を加えれば討伐する気でいた。

しかし、リーゼロッテはエリザベートの目的をはき違えていた。

エリザベートは物理的な危害など最初からする気はなかったが、

彼女はもっとえげつない事をやらかすのだった。
1221 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/12(火) 17:32:16 ID:duwPrb8w: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　.'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　i:::::::::::‐-:、:::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.-:、::::::＿:＼::::::::::::::::::::::::::::::}
　　　　　　　　　　　　　　　 {:::::::::::ｲ.　o`ヽ'::::::::::ｨo⌒ 7:/:}
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ';:::::::::::::｀:ー::´::::i::::::｀:ー::´/:/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ:::::::::::::::::::::::::::}::〉:::::::::::://　　　エリザベート殿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　`::、:::::::::::::::::`:´::::::::::::/ｲ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ:＼::::::::∠＝､:::::::/　　　　　今回の真意は何かな？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ::::::::ヽ:::::::::ー:::::／
　　　　　　　　　　　　　　　 ,...ィ:i::::::::::::::::＼::::::::::ｨ:.、
　　　　　　　　　　　　　 ,..ィ´::::::::::!::::::::';:::::::::::｀¨¨:/:::::｀丶、
　　　　　　　　　,....-‐:::´::::::::::::::::::::::::::::::';::::::::::::::::/::::::::::::::::::`::..､.._
　　　　　　 ,.イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::';:::::::::::::':::::::::_::::::-‐:::::::::::｀ヽ
　　　　　.ｨ´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'¨¨¨¨`::ヽ::::::::::::ィ:´::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`::::::′::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　　′::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｨ:::::::::}
　　　 .!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!:::::::::i
　　　 {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ:::::::::',

　　　　　　　　　　　　　　　　　　モブ上級貴族

　　　　　　　　＼ﾆ__　　　　　　　　　　　　 {ﾆ-ｌ
　　　　　　　　　ヽﾆ_　　　　　　　　　　　　＼_ﾆ-_
　　　　　　　　ﾉﾆﾆ}　　　　　_ _　　　　　　　　‐_ﾆ-_
　　　　　　　_ -ﾆﾆﾆノ ,...:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..､　　　＜ﾆ-_
　　　　　_-ﾆﾆﾆ＞　 .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼　　｀ﾆﾆヽ
　　　_-ﾆﾆ／　　´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀　　　ヽﾆ-_
　　　/ﾆニ,　　　′:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽニｷﾆニｌ
.　　ﾆﾆﾆ{　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｷニ}ﾆニ}
　　 {ﾆﾆﾆヽ__ﾏﾆﾆﾆﾆｷ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::lﾆﾆ}ﾆﾆ}
　　ｷﾆニﾆﾆﾆ}ﾆﾆﾆﾆｷ::::::::::::::i::::::::::::::::::ﾞ::::::::::::::::::::::::::::}ﾆﾆ}_ノ　　　それは王国に独自のパイプを作っておきたいからです。
　　　∨ﾆ二二}ﾆニﾆﾆ}::::::::::::::ｌ::::::::::}::::::::l:::::::::::::-‐-:::::::}ﾆﾆ}i:i:i|
　　　　＼ﾆ二ｿﾆニﾆﾆ}::::l:::::::::i:::::__ハ::::::}:::::::::´:/}ﾊ::::ｌ:::}二}i:i:i:>
　 ,ﾑ‐--‐i＞ｲ二二二}::::|::::::::＜:::::}　}:::::ｌ::::::::::/,-=､}::l:::}i:i:i:i:iｙ､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「パイプですか？」＞上級貴族
.　ゝ‐ﾏi:i:i:i:i:/i:i乂二ﾆﾉ::::|:／:::ﾊ::::::}__ ヽﾊ:::ﾊ/rｲ} ./ﾚ}ﾉ|i:i:i:i:iヽ::::＼
　　　〉i:i:i:i/i:i:i:|i:i:i:i:､::::::::l:::::::::{ 从ﾉzz 　从　{ ｿ　 {:::::::}i:i:i:{⌒｀ヽ :::＼
　　 /i:i:i:i:/i:i:i:i:i|i:i:i:i＼ヽ{:::::斗笊Jﾘ　　　　　､´:::: l::::::::}<､::＼　｀ :::::＼
　　〉i:i:i/i:i:i:/ヽ}i:i:i:i:i:iゝ､.{:::::::{ ゝｰ"　　　　　　ﾉ:}:::::}::::､｀ :::＼　　ヽ:::::＼
　／:⌒:::⌒/　 }::::::::::::::::::::{::::::{ ゝ :::: 　　　　,､　／--==ﾆﾆニl￣ヽ　　　､::::::
´::::::::::::::::::/　 /:::::}:::::::､:::::ﾊ::::::､　｀i　　-　　　 ´ﾆ=-/::/､　／　　 ∨　　ヽ::
::::::::::::::::::/　 , :::::::l::::::::lヽ:::::ヽ::::ゝﾇﾆニﾆﾕｺｨ＜　 //　　てヽ´,　　 ∨＿＿
::::::::::::::, 　　.'::::::::/:::::::::}:::＼:::〉::{＼´ ￣≧ﾆ八ﾆﾆ /　　　＼Ｙｲﾍ／ｧ‐-テ
::::::::／　　 /:::::::/::::::::::|::::::::>　｀ヽ　　　/ﾆﾆ幵ヽﾆ＼　 l　　　 |　/--ｲ
::／　　　 /:::::::/::::::::::::}::::l.　　　　　　/ﾆ〈〉 ∧ ﾑﾆﾆﾆ-_i 　　.|/　　 ,__、,＿、
　　　　 /::::::::/::::::::::::::{::::{　　　　　 , /ﾆﾆﾆ/　∨ﾑ＼ﾆﾆﾆｷ　　Ｌ_､''"i:i:i:i:i:i:iﾊ
.　　　 /::::::::/::::::::::::::::{::::::､　　　　 {,/ﾆﾆﾆ/　　∨ﾑ　＼ﾆﾆ}:＼　}　＼i:i:"⌒
　　　/::::::::/:::::::::::::::::::|:::::::::、　　　 ∨ﾆﾆ/. 　　∨ﾑ　　＼ｌ　　У 　　|　　 ∨

　　　　　　　　　　　　　 ) ｝二二|ﾆ| 　　 ∨〉二二
　　　　　　　　　　　　　　′二二￤ﾘ　　　　∨〉二二'.
　　　　　　　　　　　　　/| 二二二,/-ミ　　 /二二二 }
　　　　　　　　　　 /八二二二(二二Y´ 二二二/,/{
　　　　　　　　　　　　{｛ニ〉⌒ヽニ＼二 |: : : : : :｀: ＜,∧
　　　　　　　／＾ア⌒.::::::／⌒:,, 〉 ∧: :| : : : : : : .＼}
.　　　　　　／.:::／.::::::::::::/.:::/.:::::.＼二}: :|: : :ｉ : : :|: : : .
　　　　┌‐...:::::r'⌒ヽ,.::::::::::（ .:/∧:::::::::.＼ :｜ : ｉ: : : |: : : : Ｖ⌒ア
.　　　　＼::::::::|::::::／:＼:::::::::/:.:|　＼r‐ミ＼ : : ｉ:Χ/. : ｉ| : |::く´
.　　　　　　＼:::〉:/. : : / ＼:::::::::|　＼|: : : : : :∧/:二＼_,ﾘ : ;::::::〉　　　実は王国の元となった集落の情報が失伝していた為、
　　　　　　＼′. :/ . : : ＼ノ| rヘｊ i: : : : :| 　 ⌒7,癶厶ｲ／
　　　　　　　　 /. ://. : i : : | : 八乂｜ｉ: : : :￤　｀〈ｿ｛^: : |＼　　　　魔族は貴方たちが『盗賊団』と呼んでいる人間しか知りませんでした。
.　　　　　　　 /. ://∧: i : : |: :⌒ﾞヽ :|: : : : : :| 　､､、　乂: : : .｀、
　　　　　　　 . : : : /！ｉ : : |: : : /＾　|: i : : : :| 　　　　　人:＼: .　　　王国は私達にとって未知の存在だったのです。
　　　　　　　 : : : /　‘: : : : :|: : /　　 |: i : : : :|　　　-┐)⌒,: :|＼:
.　　　　　 |: : /　　|: : : : ﾘ: /⌒＞:|: i : : : :|　　　 /´ 　 ∨　 )　　魔王様は盗賊団を見て人間を判断していました。
.　　　　　 | /(　　￤ : : / /二二人 : : : : |≧=‐‐　　　　/
.　　　　　 |′　　/|: : :/ /|二二二〕〉,: : : :| i : : |　　　　　　　　　　そこで勢力拡大の為に侵攻を行いましたが、
　　　　　　　 / :| : : :/: ト二二/ ∧: : ｜ｉ: : :|
　　　　　　　　　 /. : : : :/: :｜⌒＞ミ〈｛ '. : ！: : ｜　　　　　　　　　　ここで初めて情報の不備に気が付いたのです。
　　　　　　 . : ／ : : /. : :｜／二ﾉ＾〉:∧ :‘ ＼ :
　　　　　　／:／ . : : /:∧: :j|´二／＼{＼: 〉: : : . ＼
　　　　／:／: : :/. :/:/⌒〉:j|_／^＼二二|′＼: .＼ヽ
1222 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/12(火) 17:41:13 ID:duwPrb8w: 　　,　　-―――-　ヘﾍ
＜　　　　　　／ヽ／::＼ヽ
　　　　　　　　 /＼, ':::::::::::::ヽ:::＼
　　　　　　 /＼/:::::::::::::::::::::ヽ::::ヽ―┐
　　　／　　 /ヽ/―――--:::::,,,／ヽ／
　／　　　 /ヽハ:::::::::::::::::::::::／ヽ／＼
／　　　 /ヽ/:::::',:::::::::::::::／ヽ／　　　ヽ
　　　　イ==ミ＼:',:::::::イ　}／　 }　　　　 ',
　　　／／{／イﾄヽ~}＿ﾉ／　　 / 　　 }　 ,
　　ゝゝ‐ ／::| ||ｰ} }　|　　　 /　/　　′, !
　　　／／::::::://ゝ__ﾉ　!　　　 /　/　　/　/ |
　／イ::::::::::://:::/　　 !　　／　/　　ｲ　/ |.|
　￣ {:::::::::://:::/　　　ゝ／／′／,　/　ﾘ
　　　 |:::::::::¨:／　　 ∨∧ ´ ゝ　´　/／
　　/¨}:::::::／　 {　　　∨∧ ／　　／
..／ﾆ/:／ﾆヽ＿,,　　 ∧､ゝ　　　　　　（まあ、その辺りは諜報活動で得た情報と一致しているから嘘ではないわね）
ﾆミ｀､＜ﾆﾆ∧::::ヽ　　ハヽヽ
／＼＼＼':::ﾊ￣ ',　　 ∧ ヽヽ　　　　（『あの連中と一緒にするな』と言いたいところだけどね）
. ､　　}ヽヽ{:::::::}　　∨ 　 ∧　ヽヽ
ニ＼ |　Vﾊ T　　　 ∨ 　 ∧　ヽ ',
ニニヽ＿}ﾆV､　　　 V　　ﾊ　　',　,
ニニニ'，|ﾆ.{ ',　　　 V　　 ,　　'　}
ﾆﾆ/ﾆ|ﾆ},|ニ',ｪ，　　　 }　　 }　　} .|
ﾆノニ,ニ||ﾆﾆ',=',　　　　|　　 |　　} .|
´{ニ/{ニ|!ニﾆ',='　　　 '　　 ,′ .ﾉノ
ﾆ!ノニ,ﾆ|!.ニニ,=',　　 / ′ ,′￣
ニニﾆ∨ニニﾆ',ﾆ} ／ /|　 {
ニニニニニニﾆ∨　 /　! 　 ,　　　∧
ニニニニニﾆﾆｨ} ／　 ' 　ゝ-- '　}
ニニニニﾆﾆ／ ||´　　　　＼＿＿／
ニニニﾆﾆ／　 !!
ニニﾆ＞´ 　　 ||

　　　　　　　　　　 ,イ/　　　　　　　　　　　｀</ヽ､
　　　　　　　 ///　　　　＿＿＿　　　　 ∨∧
　　　　　　　　　///{＿＞.:´: : : : : : : : ｀.ヽ==､}//ﾊ
　　　　　　　　　{//ニ/: : : : : : : : : : : : : : :.Ⅵﾆ∨,/　　　しかし、気づいた時には既に後に引けなくなり、
　　　　　　　 ∨ﾆ;': : :/: :∥: : ､: : : ヽ: : :Ⅵﾆ∨
　　　　　　　　　　>={: /:.|: : i{: : : :}ｉ: : |: :|: : :.Ⅵ=ﾄ､　　　　私達は戦う事しか道がなくなりました。
　　　　　　　　 <ニl :{: :l: : :i{: : : }i }从: |: : : :Ⅵ}ニ>
　　　　　　　　　 /:/.!: :V,ｨミx}从ｿ,ｨifトx.!: : : :.| .´l: }　　　『その過ちを繰り返さない為には王国と
　　　　　　　　　,' :| .|: :.{ _Vり　　 Vり 'l: : :.!:.!　 ! :l
　　　　　　　　 |: :j　!: :.八　　 '　　　　八: :.}:.!　 !: :!　　　最低限であっても関りを持つべきだ』と
　　　　　　　　　!: ｉ　|: : :}i: >、ー '　 ,.ｲ: :.l: :l :l　 l: :.!
　　　　　　　　　!:.:|　!: : :}i: : :.＞- .イ: .!＿!: :!: }__ |: :}　　　私は判断したのです。
　　　　　　　　 |: :! .,: : : }i : :_}ニニﾆi､　ﾉ}: :!ヾニ≧!､　　　　　 , ､
　　　　　　　 ,: :/_ﾉ; -Vﾘ,ｨｯ〈〉l ヾﾆﾆ>､/ｲ!　ヾﾐニﾆ>､　　 _ﾉ }!l
　　 ,.┬-､　./:.,ィｱ´　 ,ｨｱ´.lﾆﾆ!　ヾﾆﾆﾑ　　/:.､　寸ﾆﾆ>､_ノ　 }!l
　　「　 !　l!｀ >'ﾆ/　　.〃　　 !〈〉!　　.ヾニﾑ ,: : !: >.､.｀>‐'´＼　　 }!l
　　}＼ }　},ｨﾆ>'　　 ,ｲ !　　　!ニl＿_　ヾﾆﾑ!: :.l: : :.／　　　　＼　} !
　　l /ヽ!ｨi>'"　 ,イ: : : ヽ,ｨﾆﾆ〈〉ニﾆ≧s､ニ;!: : !,／｀ー――‐ｧ'´ ヽ
.　 j'__　｀ｧ､,ィ´　.!.: : : :/lニニニニニニﾆ>､!: : ゝ--､ー―-ｧ'´　　 /
　 { 　 >=､　＼　 ! : ／ ,!ニﾆ〈〉:ニニニﾆﾆ,: : : : ヽ　ヽ_:／　　　／
　ヽ,ｨニﾆ;>二二二ｱ--{二ニニニニニﾆﾆi: : : : : :.},ィﾆﾆ>､　／
　　ﾄﾐﾆ「＼　_／::ソ:::,ｨニニ>､ニニニニ=┴----<ニニニﾆ<
　　,ﾆﾆ}'!ヽ／ーァ.='ﾆニニﾆ｀´ニニ>､_　　　, ´.⌒ヾニニﾆ>'＼
　 .ヾ:/ } ./ヽ　ヾニニニﾆﾆ,ｨニニニﾆﾆ>､／　　　/　}ヾ>'ニﾆ>'
　　　　 !/,==ﾆニヾニニニ/=!ニニニニニ}.＼　　./　ﾉ l
　　,ィﾆニニニニニ寸zzソニlニニニ≧'「´_＿>､/　/　,!

　　　　　　　　　, - ------ 、
　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　 .／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　./::::::::::::::::::／｀ヽ:::::::::::::::::::::::::::',
　　　　ハ:::::::::::::::i　　 o ',::::::::::::::::::::::::::i
　　　 i:::::::::::::::::::::ヽ＿ノ:::::::::::::::::_:::::::,'
　　　　',::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/o ',:::/
　　　　ゝ-:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i__ ノ/　　　　なるほど、そういう事ですか。
　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: /
　　　./:::::::::::::::::::::::::::r ニヽ::::::::::::/　　　　..　しかし、なぜ今になって、そうしようとなさったのですか？
ー、/:::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽィ′:::／
:::::::｀ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
:::::::::::::::',:::::::::::::::::::、:::::::::／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「それは勇者アバンを恐れていたからです」＞エリザベート
:::::::::::::::::i::::::::::::::::/｀￣´
:::::::::::::::::i:::::::::::::/
:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　勇者アバンですか？
:::::::::::::::::::::::::::::::::::',
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
1223 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/12(火) 17:46:19 ID:duwPrb8w: 　　　　　　　　　　　　　＞　 ¨ 二　　　　､
　　　　　　　　　　,　___ へj Υ＿└__‐‐　＼
　　　　　　　　／_く＞...:::::::7::＼::::::::7＼....＜｀､
　　　　　　 ,　 ,.Уト.., ::::::/:::::::::＼:/:::::::ヽ::::/＼ヽ
.　　　　　　 /　/:7:: !::::::＞　¨二二二二≧ ' x::::::'，,
　　　　　　 ′f::/＿|／／　　　　　　　　　　｀　≧.､}
.　　　　　　'　.」:|＼/::/　 / 　 '|　　./　 }　.|　ヽ　マ
　　　　　　{ 廴::|::::{::::{　 _L，/__, ｡ｲ　　ﾑ斗‐‐　'　 '　　　　（勇者アバンって誰よ？）
　　　　　　|　 /廴廴ﾉ　 .|　/　|　ヽ　 /　l/　 ',　}　 |
　　　　 ,　/:::::}　|　　ﾔΤ示ト　|／　ﾔΤアV 　 !　　　　（伊藤誠とバラン以外に名のある勇者がいたの？）
　　　　　／::::::/　.|　　　|､込ソ　　　乂ソ .j!　　|
　　　　／::::::／　　|　　　|　　'''　　　,　　　'''　/　　｜
.　　　 /7￣　　　 |　　　ト　　　　　__　　　／|　　 l!
　　　 ,/　　　　 .|　　　| 　_≧　 -==≦　　 |　　 |'
. 　　 ,　　　　　 j!　　 |≦ﾆゝ:::/ヽ::::〉､　 |　　　∨
　　　 {　　　　 /.!　　 |ﾆﾍ¨f¨ヽ-＜7Tヽ'7　　 '　 ∨
　　　 |　　　　　ｲﾆ|　　　| iヽ　　　}　 {　　､′　 ′　 V
　　　 |　　　／ﾆ|.八　　/　＼　 .ノ　　',　　　ヽ /≧　　∨
　　　 |　　　フ=|／.＼,′ j!ニﾆﾆ!　　.|≧-　_/ヾﾆﾆ〉　 V
　　　 |　　　 Vニニニ.{　 /ニニﾆ|　　 !ニニ∧ニ.／　　 ,
　　　 |　　　　＼ニニ..| ./ニニニj!　　.|ニニﾆﾊﾆ{　　　　｜
　　　 |　　　　　 ∨ﾆﾆ'/ニニニﾆ　　 {ニニﾆﾆ,/ 　　　 |
　　　 |　　　　　　Vニ/ニニニニ'　　　'､ニニニi!　　　　　|
　　　 | 　　　　 ∨,'ニニニニ/_________＼ニニl!　　　　　|
　　　 |　　　　　　　＼ニニﾆﾆ/ニニニニﾆ＼ニl! 　　　 |

実のところ、現代どころか魔王戦争時でさえ真相を知っている者は限られていた。

それは神々、王家、公爵家、アバン一行のすべてが口を閉ざしていたからだ。

例外は清姫が神々から教えられた事だけだった。

つまり、魔女たちは何も知らなかったのだ。
1224 ：名無しさん＠狐板：2024/11/12(火) 17:46:34 ID:Bx8k3Cz8: まぁその関わり云々も建て前なんだけどね
1225 ：名無しさん＠狐板：2024/11/12(火) 18:01:51 ID:ZOIcvOFk: おいおい、三千年生きてて600年の若手にしてやられるとか。
才能は間違いなく天才だけど所詮魔法にしか興味無いのな…
1226 ：名無しさん＠狐板：2024/11/12(火) 18:05:25 ID:dz9AMVHT: これは女王みたくやらかしそう
1227 ：名無しさん＠狐板：2024/11/12(火) 18:14:19 ID:0q8pAmn2: イレイナ見てて思慮の浅い魔女だなと思ったけど、アレが標準だったか。
1228 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/12(火) 18:22:10 ID:duwPrb8w: 　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
　　　　　　　　 !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　　　　 {::::::::::::::::::::::::::::::::::::;:::: -‐ ､:::::::::::::::::::::::::; --　、:::::::::/
　　　　　　　　 ∨::::::::::::::::::::::::／　　　 O >:::::::::::::::､:く O　　　〉:::::′　　　失礼ですが、勇者アバンとは誰の事ですか？
　　　　　　　　　.-ヽ:::::::::::::::::::`ー-.....-‐::´::::::::::::::::::::ヽ:::｀:::ー:::´:::::〈
　　　　　　 /::::ヘヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::}　　　　私は知らないのですが？
　　　　　　　　{:::::{:::::::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::′
　　　　　　　　ヽ::ヽ::::::}:::::::::::'J::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀:::ー::´::::::::::::::::/
　　　　　　　　　｀丶ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＿＿:::、::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　｀ヽ､_:::::::::::::::::::::::::::::::::::∠ニニニィ::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　 iヽ､::::::::::::::::::::::::::::::::::ー-‐:::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　i::::::｀丶:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　i::::::';::::::｀:ヽ:、::::::::::::::::::::::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　}::::::::';::::::::::::::｀:ー--:::::＿＿:::ィ
　　　　　　　　　　　 ,.イ:::::::::::';:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
　　　　　　　　　　　／:::::::::＼::::::';:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼

　　　　 }　,｝___rヘ,jI斗-‐　　　　　　　、＿＿__,｝ |　　 ∨〉,
　　　//　/　 ,｣_ノ|: : : : : : : : : : : :⌒＼ : : : ＼⌒＼＼|＼　 |｛__|
　　　/　/　__,,.|_ノ|. :／: : : : : : : : : : : : ＼: : : :｀､　／＼　､|｛__|
　　.′　 ___,,.ﾘ__,.　′. : : : : : : : : : : : : : :ヽ: : : : :∨ ／＾Ｖ .〉！
　　　 /　　　/__./　. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :∨ ／ ^Ｖ :| .’
.　　/　‐=ｧ.′/. : : : : : : : : : : : : : : : : : : | : : : : : : : Ｖ　 __,.|ノ/
　　　　／__／/. : : : : :/: : :／ : : : : : : : ｜: : : : : : : :|　,_＿|,/,　　　　　　魔王戦争における最強の勇者がバランなら、
　　　＼__／ :/. : : : : :/: :Χ : : : :|: : : : : : : : :| : : : : : |　　ﾘ^､＼
.　　二＼ :/. : : : : :/: :/: : ＼: : |: : : : :/: : : | : : l : : |--ミ/二- : ＼　　　最優の勇者はアバンです。
.　　　二二＞. : : : : :云==ミ∧＼ : : : /: : | : | : : l : : | ___/＼二-: : :
　　　二／//|: : : : : |灯 ;｛　ヾ∧|: : :/|　斗ｒ七 : : : : |,／ |二|二∧:　　　それなのに、本当にご存じないのですか？
.　　／. ://: |: : : : : 「｀　┘　　 |／　|/∨∨. :/: /:丿二ﾉ⌒|二二〉
　　. : : ://∧|: : : :∨ ヽヽヽ　　　　　云=ミ/|: ∧/´( ￣~　　＼／　　　　これはおかしいですね（笑）
　　: :／//: : |: : : : i|　　　　　　　　、　　厶∨ /∧: :.／⌒;
　　　／⌒⌒ヽ,: : 八　 (⌒ヽ　　 ′ヽヽ ,(: :f⌒＼/　 .ﾉ｜／⌒Ｙ
　　 ---ミ,ﾆﾆゝ┐,込、　　　｀ア　　ノ: : | |: :　！/ ,／; ／　／/
　　　 ____　＼ (,_|＼: ‐┐　_,,...｡o＜⌒: : :| |:,.|　 |ゝく∨└=≦　／^;
　　　　＼　 ( 〉ﾆ,: ｀､　√￣￣　＼: : | / |　/ヽ,,.人__ノＬ,／／
　　　　　　　＼ ( 〉ﾆ|: : | -トミ　　　　ﾉ＼/　し　/　　　　　(,／(,/
　　　　　　　　　＼).,ﾘ: : :Ｖ/八.　　　/　 ,〈　ﾉ‐‐ミ　‐-ミ　　　　/:＼
　　　-‐‐‐-ミ　　 }/|: : : :∨ニ＼___{⌒^　＼　　,ノ　　　　　.′＼＼
　　　　　　　＼ｒくﾆ|: : : :｜ニニ｝ニＹ´ニニニ≧=--　　..,,__,ノ⌒＼
. 　　　　　　＼ﾆ,: : ∧|ニニ,ﾉニ｛-ニニニニ| ∧　　　　　∨〉,
.　　　-‐‐-ミ　　＼ﾆ:|　;ニ／|ニニ〉 -ﾆニニ〈(/,∧ 　　　 .rく|
　　　⌒Ｙ⌒ヽ,＼　　 }丿/-ﾆニ|⌒ﾞく⌒＼ニ／└く⌒⌒⌒⌒　 |
　　　 ()　 ()　⌒Y　　〈　/-ﾆニ/()　　)＼__}／(⌒( (
　　　　 ‐-ミ ()⌒Y　∨‐ﾆニ.′　　＼ニニﾆ＼　〉　　　___＿彡
　　　　　　　　＼() ⌒Ｙ＼__/∧ ()　　　＼ニニ,ノ　|⌒⌒⌒´＼

【審議中】
　　　 ∧,,∧　 ∧,,∧　　　　　　　　おい、勇者アバンって聞いたことあるか？
　∧ (´・ω・) (・ω・｀) ∧∧
(　´・ω)　Ｕ) ( つとﾉ(ω・｀ )　　　いや、ないな。
｜　Ｕ (　　´・) (・｀　　)　とﾉ
　ｕ-ｕ（l 　　 ) (　　　ﾉu-ｕ　　　　そいつは誰だよ？
　　　　 `ｕ-ｕ'.　`ｕ-u'

　　王都の民衆たち
1229 ：名無しさん＠狐板：2024/11/12(火) 18:23:55 ID:ID3MATu2: ３１００年以上も生きてて準最強級だとか言われてる魔女が、自身より遥かに年下の、それも魔法やら何やらで散々非難してた魔族相手に魔法以外のことで負かされるのは皮肉だよな。
1230 ：名無しさん＠狐板：2024/11/12(火) 18:27:48 ID:ZOIcvOFk: いや、待てよ。むしろ逆なのか？
三千年も魔法関連ばっかやってた専門家だからこそ、それ以外の事にはどんどん疎くなるって事か？
1231 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/12(火) 18:31:08 ID:duwPrb8w: >>1228　誤字修正
×王都の民衆たち　→〇王都の民衆
1232 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/12(火) 18:32:44 ID:duwPrb8w: 　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
　　　　　　　　 !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　　　　 {::::::::::::::::::::::::::::::::::::;:::: -‐ ､:::::::::::::::::::::::::; --　、:::::::::/
　　　　　　　　 ∨::::::::::::::::::::::::／　　　 O >:::::::::::::::､:く O　　　〉:::::′　　　いえ、本当に聞いたことがないのです。
　　　　　　　　　.-ヽ:::::::::::::::::::`ー-.....-‐::´::::::::::::::::::::ヽ:::｀:::ー:::´:::::〈
　　　　　　 /::::ヘヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::}
　　　　　　　　{:::::{:::::::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::′
　　　　　　　　ヽ::ヽ::::::}:::::::::::'J::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀:::ー::´::::::::::::::::/
　　　　　　　　　｀丶ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＿＿:::、::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　｀ヽ､_:::::::::::::::::::::::::::::::::::∠ニニニィ::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　 iヽ､::::::::::::::::::::::::::::::::::ー-‐:::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　i::::::｀丶:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　i::::::';::::::｀:ヽ:、::::::::::::::::::::::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　}::::::::';::::::::::::::｀:ー--:::::＿＿:::ィ
　　　　　　　　　　　 ,.イ:::::::::::';:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
　　　　　　　　　　　／:::::::::＼::::::';:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼

　ニ/ニX__r-- ､＞. : : : : : : : : : : : : : : : :`:.＜　＿__ 　 .}ニニニ|ニ|
　ﾆ'ニﾆ./ニニﾆ}: : : : ＞: : : : : : : : : : : : : : : : ＼ニニニミ､ニﾆニ|ニ|
　/ニﾆ/ニニﾆ.ﾘ: : ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽニニニﾆヽニﾆ!ニ|
　ニﾆ/ニニﾆﾆ,ミ:,: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :∨ニニニVﾆﾆ|ニ!
　ニ/ニニニﾆ.'ﾐ:/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.∨ニニニﾏﾆ!ﾆi!
　ｲニニニニ': :/ : : : : : :/: : : : : : : : : : : :.i: : : : :': : : : Vニニニ!.ﾘニ'
　ニニニニ./: :/ : : : : : :/ : : : : : : : : : : : : |: : : : :|: : : : :iニニニ|/ﾆ/
　ニニニﾆ/: :/ : : : : : : :_: : : : : : : : : : : : :.:|: : : : :!: : : : :|ニニニ}ィ
　＼ニニｲ: :./: : : : : : / : ＼: : : : : : : : : : : !: : : : | : : : : |ニニﾆﾊﾑ　　　　　　ああっ、何ということでしょう（笑）
　//＼ r-＜': : : : : : /|:/|从:＼: : : : : : : : ; : : : : :|: : : : :|ニニ.///∧
　/////ヽ /: : : : : ｨf 笊ミｘ､ﾊ: ヽ-: : : : :/: /: : : :|: : : : :|ﾆﾆ.ｲ∧//∧　　　　王国の人間たちはアバンの功績を知らないなんて！
　///r--'//: : :|: : :| ん{沁｀ヾVi:ﾄ: : : : :/!:/.斗孑i: : i: : :|／///∧//∧
　/／: :/ {:{| : : |: : :|｀ﾞ＜ソ　　 ',! ',: : / j/i: /!: /| : ,: :/:|////r-､////ﾊ　　　ヴリトラ、説明してあげなさい。
　: : : :/: :.|:|| : : !: : {　　　　　　　　ヾ/　　j/ .|//|: /:/|/＾ー '　　}//,／
　: : :ｲ: /:从: : : : :!:|　　　　　　　　　　ィ竺ミ､ｲ: |/|/: : {　, --､　　 __
　／: /: : : ﾍ : : : |:!　　 -､　　　　　{　　　ｲ　|: : :_| {: : :/:.:.:.:.;.:', ./:.:.:ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「はい！」＞ヴリトラ
　ノ乙乙乙メ､: : : : ,　 {　　ｰ　__　 ′　 / イ !:.:{:.:.:.:ヽ:/:.:.:.:/:.:.}/:.:.:.:/:.}
　＞----＜ミﾐx: : : ', ､乂＿　V　　　 .ｲ : : | |: :|:.:.:.:}/:.:.:ィ:.:.:／:.:.:.ノ:./.-､
　　　-　､　　 Yミ､: : :', ＼ __　　-=≦ : : : : | |∧:.:.:.:!- ´V:.:.:.｀Ｔ.:.:.:.:/:.:.:.:
　　　　　＼　（//ﾊ: : :',＼ /-------＜ : : :{/.:.:}:.:./!ヽ:.:人:.:.:ノ{:.:.:./:.:.:..ｲ
　　　　　　　＼〉//ﾊ: : :V､{　　　　　　　ヽ: /:.:.:.レ: :V　　　　　　ア:.:∠/
　　　　　　　八///ﾘ : : |ﾆ＼　　　　　/　 V:.:.:.:ﾑ-<　　｀ヽ.　　｀ ´　ﾊ
　　　＿　イ　　Y.∨: : : |/.ニ＼　　　ﾑ､　乂:.'.:.:.:.:.:}　　　}　　　　　/
　　　　　　　　　 }'/| |: : :i!ニ／ﾆﾏーＬ: : ＞≦≧xく　　　　　　　 /
　　　　　　ミ〈//{ |: : :| ｲニ／{'///ﾊ'ニニ／ﾆ/ }:.ｰr-　　　　ー {-ｖ､
　　　　　　　　　ヾ} | : : ;ニ/ﾆﾆ|/////}ニ∠ニ/ニ}（ハ　　} 　　　ト.}　}
　　　　　　　　　　 Y: : /ニ＞-{//////ニニ／ﾆﾆ,（　 .}　　　　　　|ノノ
　⌒Y⌒ ｙ- ､　　　　}: /{ニヽﾆﾆ}⌒マニ≧､/ニニﾊ人⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒{
　 -- 　　　　＾Y__　 {/ﾆ',ニﾆ',ﾆﾘ () |ﾄ､ニニＹﾆﾆ/ヽ　} j 　　　　　 ',
　　　　　　≧ｘ　　）　 Yニ',ﾆﾆ}/||　　|Ｋﾏ≧==イニヽ`乂　　　　　　　ノ
　　　　　　　　＼ ⌒）.}-＜ニ∧}} () || .} Vニニニニ}　/ ｰr ー､__　ィ　Ｖ
　　　　　　　　　　　　ﾘ:.:.:.:.｀´:.:.:.V　 ||/:.:.:ヽ／:.:.:.:.:V　{　　し　i　　　　　V

　　　　　　　　｀.:＜
　　　　　　　 ∨ﾆ≧s。　　　　　。s≦ﾞ~￣　,.:"'' ＜
　　　　　　　　 ‘: ﾆﾆﾆﾆ}h､ィi〔　.　´ 　　　7 　ヽ　｀　､
　　　　　　　　　寸ﾆﾆﾆﾆ_Y ／　　　,.ィ´_,{ 　　 :, 　ヽ＼＿＿　 _
　　　　　　　　　　　　　寸ﾆﾆﾆ,.:' 　　／ィ´:~:{ 　　　:,　　 ':,　Yﾆﾆﾆ/
　　　　　　　　　 jI斗ｆｾ_≧イ　　　 ,:　. ': : : : :‘,　　　:,　　 ,　:,ﾆ／　　　　勇者アバン一行は魔王戦争の際に魔王軍に打撃を与えています。
　　　　　　　＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆj!　　 /　/ :_: -: ―:＼　　 :,　　 !　!ｲ
　　　　　　　　 ~"'' ～rｧ<　　 /,:' ,' : :_ィぅ笊㍉: ＼　}- ､ ,:　{､　　　　　　アバンによって十二魔将が一人討たれており、
　＿　　　　　　 .ィﾆﾆﾆ|　,.ィ:-､7: 〈ﾐ､:ゞツ　 : : : ヽ笊x /　,ﾆヽ
　　｀＜:i｀:.､　､　／ﾆﾆﾆ。s{ 　 l :ヽ｀: : : ‘ﾞﾞ ~: : : : : : : :〈ﾂ У ,ｲ＝' 　 ,　　　他にも多くの魔族が彼らに討たれました。
　　　＿＼:i:≧ゝ≧~s。}＼}ｊ!ヽ从:､ｒ.: : : : : : : :_:＿ : : : :' ／ィ(ﾑ　ィi/
　　　　｀ヽ:i＼:i:i:i:i:i:ミｈ､i｀ヽ＼ﾑ}ヽﾞ込 : : : : : : ゝ _-=_> : : :从 ,:ﾆУi:/　　　　　そして、魔王様の居城を襲撃して魔王様を倒しています。
　_,,.....-..‐:ｉ:'':"＼i:i:i｀:i:i､:i:ヽ:ｉ:ｉ:.':,:}:i:i∨}＼: : : : : : : :~ : :t､: :厶 √:i:i:i:/　　,
　｀~⌒ ~^ ＞:i:､:i:i:i::i:i:i:＼:}:i:r＜:i:i}:ｉ:V{: :≧s｡: : : : : : : ／　　 l＜,ィs。／ﾉ_
　　　　／:i:i:i＜:_i:i｀ヽ:i:i:ｉ｀:i∧:i:i∨:i:/{~"''～.､≧s。イ{　　　 |/:i:i＞:'i／イ
　　 ,.ィ:i:i:ィ7:i:i＞:i＜:i:i:i:i:i:i_:i:i:}:i:i:i:',/:i:{―　.. _　~7　,: ,{　　　|:i:/:i:iｨ:'　 _ ノ)
　　 ⌒^t≦:i:i:i:｀ヽi:i:i:_i｀ヽ:i｀ヽヽ:i:i:i}:i:i,{_―_-_s。〕 ,:' /i{　　　 |/:i::i/ィi〔＞ '
　　　　 /イ⌒ヽ:ー:≧:､i:￣:i｀ヽﾑ:i:i}:i:/,ィ/｀:.:.:.、_.:.＼i:i{ ｉ　　　|:i:i:/i:i:／{_
　　　　　　　ィ_⌒:i:i､:i:i:i::i:i:i:i:i:i:i:∨7i/:i:i:ハ:.:.ーく >.:.:.:.':.,i! 　　 |:i/:i:ｲ:i:i/:/　　　　　　　　　　 .へ,_
　　　　　＜_rs。:_:i:i:i:i:i､_-＜i｀ヽУ:i:i;i'7　 }､:.／ ~:｀:＜:ﾑ､　　 {'イ:i:i:i:iイi:ｱ　　　　　　　　／: :}/.'}
　　　　　　　_＞:i､｀ヽ:i7＼｀ヽ:｀ヽY:i:i/ｨ7 从＼ : ｀: 、: : ｀:.＜　∨:i:i,:':i:i:/_ 　　　　　 /: : ／,:ｲ:〉
　　　　　　　｀ヽ:i:ヽ:i:7.:.;';'＼:i:i:i:i}:{:i:iイィ:ｉ7.:.:.:.:＼: : : ､.: : : :.}:.:~''＜:i:／イ　　　　　 }: /: : : iゝ{
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　　　　　　　　, √.:;';';';';';7:i:i:i:i:i込.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∨.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.; 　　／:ヽ＼':, Y
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　　　　　　 /　√.:;';';';';';'7 / {ム.:.:.:.:.:.＞:.ー.:.:.:.::≦ヽ:∨/:≧s。.:.:_.:.:イ j!:´: : : : : : '
　　　　　　.'　r'.:.::_;';';';';';7 {':,.∨ﾑィi〔.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:Y.:.:.:.:.:.:.:.:.{_7　　 ,: : : : : :／
　　　　　　　/　ｒ'― s。｀ヽ'　{ハ乂ム.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼}／:.:.:.:.:.:.{/　　/ : : : : ,:'
　　　　　 /　/ﾊﾆ_≧_,У 　{ 　 ≧ヽ':,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／:}:＼.:.:.:.／　　,: : : : : /
1233 ：名無しさん＠狐板：2024/11/12(火) 18:38:12 ID:yMfiaGEW: 地獄への道は善意で舗装されているって奴か。どうなることやら。
1234 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/12(火) 18:38:21 ID:duwPrb8w: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　／´￣￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::u:::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::_＿､::::::::::::::::::::|
　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::.〈:::::::::::::ヾ:::::::::::::::|
　　　　　　　　　　　　　 |:::::::::::.u￣￣~~ﾞヾ::::＿i　　　ま、魔王を討ったのは伊藤誠の筈です！
　　　　　　　　　　　　　　　|:::::ｕ:::::::::::::::::::::::〉ヾ;;;;;ｊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:::::::_::::-r‐┬─‐ｊ:::::/　　　そんな馬鹿な！
　　　　　　　　　　　　　　　　　|:::::(L _/　 /　 //:::/
　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::￣"￢ン:::/
　　　　　　　　　　　／.::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
　　　　　　　　　　／::::::::::::::::ヽ._＿＿＿ノ
　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{
　　　　　　　／::::::::::::::::／::::`￢_::::::::::＼
　　　　　　　　／::::::::::::::::__/:::::::::::!:::::::}::::::::::::::＼
　　　　　／:::::::::::::::::::/::ノ::::）(:::::::::/::::}::::::::::::::::＼
　　　　 /::::::::::::::::::::::〈:::::::::::⌒ヽ:::::::/::::〉::::::::::::::::::::＼
　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::ﾍ::::::::::::::::::::::/::::/::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ
　　　　 {::::::::::::::::::::::::::::::::∧::::::::::::::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
　　　　 |:::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|

　　　　　　　　　　　,ﾊ　ﾊ
　　　　　　　　　　　i,ﾊ　{ﾊ＿　　＿
　　　　　　　　　､　{/ﾊ＞　´⌒`　⌒ゝ　_
　　　　　　　　　 Vゝ　　-／'　　　　　　　　ゝzZZ7777777フ
　　　　　　　　　／ /: :./ /　 }　 i }　　,　 (///////＞'"
　　　　　　　　 /　/:-:､:' /　　i　 .} i　　 i　ヾ=＞'"
　　　　　　　　'　　斧､:' {　　 ,:}　/ i　　 .}　{７７７７≧x ､　　　　本当の事です。
　　　　　　　　{　/弋ﾘ{:{i　　´i＾ヽﾉ　　./　｀ー┬====='´
　　　　　　　 .ﾉ ,: :｀: ,: : :＾`ｯ斧x'ｿ`　.ﾉ.'.i.　 (≧!x､　　　　　　　当時、私は魔王様の居城にいました。
　　　　　　 ./　{: : : : : : : : 弋莎　, '　 i |　　｀`i‐`
　　　　　　 '　 r.}: ﾄw､: : : ≧'_ ／ ,　 }┐　　., |　　 ,　　　　　　そしてアバン一行が魔王様を討つのを、この目で見ています。
　　　　　　/　 ,ﾉ:j:´ｰ‐:´:ｨｲｨ,.イ_{　 i　.i.ﾉ=≦ｨ .|　イﾉ
　　　　　　'　 /:./｀ｿｲイィイ≦ミ{　 l! }彡イ彡≧≦＜　ノ
　　　　　 {／:／ {v从ィ/ﾝイ彡ﾆ!　j! l≦彡イ彡ミ≠彡'_　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「何だと！」＞上級貴族
　　　　／: :/￢≧ィ:＾Yｿイｲ彡_ｌ　:l i彡辷==-≧ヾ≧x≧_メ
　　　, : : : : ´:¨:¨: :ィへ{ｲ彡≦ﾆ.l　:{ {≦彡≠ミ｀ヾ丶ミ｀ミﾐx､
　　./: : : : : : : ;.く: :ヽ｀´彡≦＾＜|:! :i iィ彡イ彡ｨ彡ミヾミﾐ､ヾ＼
　　{: : : : :メ:´＾ヽヽ}｀´ｲﾆlﾆlﾆl≧i}､　}≦彡イ彡≠ミミミヾヾﾍ､
　 (`ー　'　ﾊﾐﾍﾐﾍﾐ}.}/ﾆlﾆlﾆlﾆlﾆl!_}､ }ド=ｰ i ｀ドぐ＜ミﾐ､、ﾐﾍ }
　 (`¨¨´_　ﾉ)ゞﾍﾍV!.}ニlﾆlﾆlﾆlﾆ|! }　}ﾆ}　　　Vヽ) トゝ　ヾヽ`｀
　　(二_　≦:V　ヾヽ!.}ニlニlﾆlﾆl !. }　.iﾆ}　　　 Vヽﾉ　ヽ`｀　`
　　　　,: : : : : V　ゝﾍjニlニlﾆlﾆl | ,　 .iﾆ!　､　　　ヽ　　 }
　　　　ﾍ: : : : : :ヽ｀Y }ﾆlﾆlﾆlﾆiｿ !:'　:　}_}　　　　　丶　 '
　　　　　 ,: : : : : : Y､丶ﾆｌﾆｌﾆ/ヾi'　 ' .i_}　　丶　　　ヽﾉ
　　　　　,ﾊ: : : : : :(_>､丶ニ彡) ,:　 '　}_{ﾍ､　＼　　　＼、
　　　　　{ ﾍ: : : : :(ニl≧ｰｰｲニ'　　, }ﾆ､.ヽ＼　　｀　　ヽ｀)
　　　　　)、{ヽ: : :(ニlﾆlﾆlﾆlﾆl ｿ　　/　i三≧xﾆ==ー―三≧x｀_
　　　　 /{ ヽ人:.(ニlﾆlﾆlﾆlﾆl '　　/　 .}_三三丶三三三三三三≧x_
　　　　＞ ´　ﾉ'(ニlﾆlﾆlﾆlﾆl '　/ .}　/_三三三丶三三三三三三三≧x_
　　　 /　ｸ７ノﾍ(ニｌﾆｌﾆlﾆlﾆl{　{ /ﾉ人三三三三丶三三三三三三三三≧x_
　　　｀)ヽ(ヾト､ (ニｌﾆｌﾆｌﾆlﾆlﾍ丶７｀ヽ三三三三丶_三三三三三三三三三≧x_
　　　, 代ヽ　.ｿ..(ニｌﾆｌﾆｌﾆｌﾆl　) ./　　/三三三三三=ヽ三三三三三三三三三三≧x_
　　　　　ﾝﾉ´( )〉(ニlニlﾆlﾆlﾆl ( 〈　イヽ三三三三三ﾆ'⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒丶

　　　　 }　,｝___rヘ,jI斗-‐　　　　　　　、＿＿__,｝ |　　 ∨〉,
　　　//　/　 ,｣_ノ|: : : : : : : : : : : :⌒＼ : : : ＼⌒＼＼|＼　 |｛__|
　　　/　/　__,,.|_ノ|. :／: : : : : : : : : : : : ＼: : : :｀､　／＼　､|｛__|
　　.′　 ___,,.ﾘ__,.　′. : : : : : : : : : : : : : :ヽ: : : : :∨ ／＾Ｖ .〉！
　　　 /　　　/__./　. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :∨ ／ ^Ｖ :| .’
.　　/　‐=ｧ.′/. : : : : : : : : : : : : : : : : : : | : : : : : : : Ｖ　 __,.|ノ/
　　　　／__／/. : : : : :/: : :／ : : : : : : : ｜: : : : : : : :|　,_＿|,/,
　　　＼__／ :/. : : : : :/: :Χ : : : :|: : : : : : : : :| : : : : : |　　ﾘ^､＼　　　　そもそも、伊藤誠は戦争の時に
.　　二＼ :/. : : : : :/: :/: : ＼: : |: : : : :/: : : | : : l : : |--ミ/二- : ＼
.　　　二二＞. : : : : :云==ミ∧＼ : : : /: : | : | : : l : : | ___/＼二-: : :　　　新聞記者に協力して出鱈目な捏造記事を出していた
　　　二／//|: : : : : |灯 ;｛　ヾ∧|: : :/|　斗ｒ七 : : : : |,／ |二|二∧:
.　　／. ://: |: : : : : 「｀　┘　　 |／　|/∨∨. :/: /:丿二ﾉ⌒|二二〉　　　嘘つきですよ（笑）
　　. : : ://∧|: : : :∨ ヽヽヽ　　　　　云=ミ/|: ∧/´( ￣~　　＼／
　　: :／//: : |: : : : i|　　　　　　　　、　　厶∨ /∧: :.／⌒;　　　　　　　　貴方たちは、彼の言う事を真に受けていたのですか？
　　　／⌒⌒ヽ,: : 八　 (⌒ヽ　　 ′ヽヽ ,(: :f⌒＼/　 .ﾉ｜／⌒Ｙ
　　 ---ミ,ﾆﾆゝ┐,込、　　　｀ア　　ノ: : | |: :　！/ ,／; ／　／/
　　　 ____　＼ (,_|＼: ‐┐　_,,...｡o＜⌒: : :| |:,.|　 |ゝく∨└=≦　／^;　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「ば、ばかな！」＞上級貴族
　　　　＼　 ( 〉ﾆ,: ｀､　√￣￣　＼: : | / |　/ヽ,,.人__ノＬ,／／
　　　　　　　＼ ( 〉ﾆ|: : | -トミ　　　　ﾉ＼/　し　/　　　　　(,／(,/
　　　　　　　　　＼).,ﾘ: : :Ｖ/八.　　　/　 ,〈　ﾉ‐‐ミ　‐-ミ　　　　/:＼
　　　-‐‐‐-ミ　　 }/|: : : :∨ニ＼___{⌒^　＼　　,ノ　　　　　.′＼＼
　　　　　　　＼ｒくﾆ|: : : :｜ニニ｝ニＹ´ニニニ≧=--　　..,,__,ノ⌒＼
. 　　　　　　＼ﾆ,: : ∧|ニニ,ﾉニ｛-ニニニニ| ∧　　　　　∨〉,
.　　　-‐‐-ミ　　＼ﾆ:|　;ニ／|ニニ〉 -ﾆニニ〈(/,∧ 　　　 .rく|
　　　⌒Ｙ⌒ヽ,＼　　 }丿/-ﾆニ|⌒ﾞく⌒＼ニ／└く⌒⌒⌒⌒　 |
　　　 ()　 ()　⌒Y　　〈　/-ﾆニ/()　　)＼__}／(⌒( (
　　　　 ‐-ミ ()⌒Y　∨‐ﾆニ.′　　＼ニニﾆ＼　〉　　　___＿彡
　　　　　　　　＼() ⌒Ｙ＼__/∧ ()　　　＼ニニ,ノ　|⌒⌒⌒´＼
1235 ：名無しさん＠狐板：2024/11/12(火) 18:41:33 ID:yMfiaGEW: ぬかしよる。思いっきり愉しんでるなーコヤツ。
1236 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/12(火) 18:43:08 ID:duwPrb8w: 　　　　　／　《:/::::::::/:::::ノ　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　 '　　　》{:::::::/:::ノ　　 /　　 | 　　　　ハ　　　　 ,
　　　 /　　　　《::!::ノ:::ﾉ　.!　　|　　　|　　　　　 ′| 　　　 ,
.　　 /　　　　　《乂〃　　|-‐'''i ￣ ''ト､　　　 .,'　 } 　　　 }
　　/　　　　ｲ､／　　　　＿_　　 .'､　　　 /- ､′　　　 |
　 /　　　　　i´ノ::l}　　､　弋 f卞ミヽヽ　　,'　 / ヽ　　　 , |
. /　　　　ノ´乂ﾉ　　　ヽ　 ! 弋辷ﾉ　ヽ　ｲｪｭ､　　　, ｲ ,　　　　　ど、どういうことなの？
/　　　／::::::::ノ　　　　　ヽ ',　　　　　ヾ辷ソﾉ｀　 ./ //
　　／::::::::／　　{　　　　ヽヽ　　　　' 　｀¨/ /　/ //
　／::::＞ ´ 　　 |　　　 ∧　ヾ　　 , -　　　 , /／ .//
/::＞ ´　　　　　乂　　　　∧　　　　ー ´ 　ノ./'| |　ノ　　＿_ , -､
／　　　　　　　 ,　-ｧ‐､- ､.∧ ､　　　　イ　　 ! !　　　 / __／　ｨ}_
　　　　／　　ｲヽ /,　-≦ﾆ≧､　＞ -＜ /　　　/ }　　 /　　　／　 _}_
　　 .／　　 .〃, ≦ニニニニニ＼　　　 /　　 /　.!　　 ,′　　　　　 }
　　/　　　 /≦ニニニニニニニニ≧ ､　　　ノ　.ノ　　 l　　　　　　｀ヽ
　 / 　　 ./ニニニニニニﾆr――――‐｀／＞ ´　　 /　　　　　　＞ '
. / 　　 ./ニニニニニニニ/ニニニニ｝＜イ/ニニニ≧､　　　＞'　　　※事情が分からず戸惑っています。
　　　 /ニニニニニニニ/ﾆニニニﾆ,　　//ニニニニニ＼ /
　　　 ./ニニ|＼ニニニﾆ/ﾆニニニﾆ/　 //ニニニニニニﾆヽ
　　　/ニニ/ﾆﾆ＼ニニ/ﾆニニニﾆ/　 //ニニニニニニニニヽ

　　　　　　　　　　　　　　 }‐=|　　　　　　　　　　　　　　　　　　｡ｓ≦／
　　　　　　　　　　　　　　 }‐=|　　　　　　　　　　　　　　 Y‐=ﾆ／
　　　　　　　　　　　　　 '‐ﾆ|　　　　　　　　　　　　 |ﾆく
　　　　　　　　　　　　　 /‐ニ}　　　　　　　　　　　　 |ﾆ-_
　　　　　　　　　　　　　_‐=ﾆ　　　　　　　　　　　　　　　　 {ニ-_
　　　　　　　　　　　／‐=ﾆ人　　　　　　　　　　　　 Vニ-_
　　　　　　　　　　／‐=ﾆ／　　　　　　　　　　　　　　　　　　寸ﾆ-_
　　　　　　　　／‐=ﾆ／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　`、=-_
　　　　　　　／‐=ﾆ／　　　　　 _　-=ニニニニ=-　_　　　　　　　＼=-_
　　　　　／‐=ﾆ／　　　　　ィ(: : : : : : : ⌒: :｀`～､、＼　　　　　　　}ﾆ-_
.　　　Ｙ‐=ﾆ／∧　／⌒ｱ､丶`: : : : : : : : : : : ヽ: : ＼く⌒(＿＿__ノニ-_
　　　 {‐=ﾆ|ニ‐∧/ニ‐／: : ／: : : : : : : : : : : : : : : : : ＼//＼ニニニ=‐
　　　　　_‐ﾆ{ニニ‐⌒ア: : ／: : : : ': : : : : : : : : : : : ∨/: : .ヽ//..Yニニ=‐
　　　　　人八ニニ′.:: : : : : : : :../: : : : : : : : : : : : : : V/: : : .∨/}ニニ‐.ﾉ
　　　　　　　_ﾉ＼/ﾆ/::/: : : : : : ./: : : : : : : : : :...:.:ｌ: : : : : : : : : ∨.{　イ／
　　　　　　　　＼}=/::/: : : : : : :/ |: : : : : : : : : : :...}: : : :.|i: : : : : .V､)イ
　　　　　　　　　 }/::/: : : : : :.../. j|: : : : : : !: : : : : }: : : :.|i: : : : : : W＼　　　　　私たちの言う事が信じられないなら、
　　　　　　　　／V′: : : : : /　八: : : : : .|: : : : .八: : ﾉ|i: : : :.ｌ: : }i:i:i:i:＼
　　　　　　　〈i:/i:i:|i: : : : : :⌒｀`～､、: : :.|: : :／,,､丶` ￣: :.:.|: : |i:､i:i:i:i:i〉　　　勇者アバンのパーティメンバーだった
　　　　　　　　〈/i:i:|i: : : : : .{ｨｆ芸沁k. : : : }:／ィf斥ﾊ^ア: ::.:.:|: : |＿＼(
　　　　　　　　人i:i:|i: : : : : :{　乂ソ　＼: (　　乂_ソノ|: : : :..|: : |　　　　　　　魔女の霧雨魔理沙さんとパチュリー・ノーレッジさんに
　　　　　　　 ⌒¨八⌒ヽ:八　　　　　＼､　　　　 .: : ﾉ: .|: : |
　　　　　　　　　　　ﾉ: : :Y⌒:.　　　　　　 '　　　　　　 /)／: : |: : |　　　　　　　真相を尋ねてみるといいでしょう。
　　　　　　　　　Ｙ{: : : : : : |込　　　　　　　　　　 .:Y: : : : ..|: Ｎ
　　　　　　　　　　.::{: : : : : : |　个:.　　　‐‐‐　　　ィ(: :{: : : : :..|: {人
　　　　　　　　　　}人: : : : :..|　　　≧s｡　　　ィi〔⌒　 . : : : :.人.{⌒ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「わかった」＞上級貴族
　　　　　　　　　　(⌒＼: : : |　　／^ヽ　　　　／∨　{: : ／: : :.!
　　　　　　　　ﾉ: : : : ＼人ィ(ニニ‐＼　／ニ‐}=‐)／: |: : : |
　　　　}⌒廴j>　´￣￣￣ ): ヽニニニニＹニニノニニニ=‐──‐-ミ　ノ⌒ｱ
　　Y⌒廴　/‐=ニ＞──────ｧ==〉〈＼──────-ミニニ∨　ﾉ⌒ヽ

【審議中】
　　　 ∧,,∧　 ∧,,∧
　∧ (´・ω・) (・ω・｀) ∧∧　　　おい、どういうことだよ。
(　´・ω)　Ｕ) ( つとﾉ(ω・｀ )
｜　Ｕ (　　´・) (・｀　　)　とﾉ　　俺たちは伊藤誠に騙されていたのか？
　ｕ-ｕ（l 　　 ) (　　　ﾉu-ｕ
　　　　 `ｕ-ｕ'.　`ｕ-u'

さて、ここまでてエリザベート達は何一つ嘘は言っていなかった。

伊藤誠が死んだ時に情報収集を行ったエリザベートは事の真相を確認しており、

その際に当時ゾーマの居城だった魔城ガッデムにいた魔族に聞き取り調査をしていた。

当然だが、魔城ガッデムは魔族の拠点だけにアバン一行が突入した時も多くの魔族に彼らは目撃されていた。

そして、ヴリトラにいたってはアバンたちがゾーマを倒すところを実際に目撃していたので、

その証言をさせる為に、彼女を同行させていたのだ。
1237 ：名無しさん＠狐板：2024/11/12(火) 18:46:04 ID:CvCpAi3n: これで神も恥の上塗りをせざるを得なくなったな
まぁやや自業自得気味ではあるが
1238 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/12(火) 18:48:57 ID:duwPrb8w: 　　　　　　　　　　　-─ ､　 ,　-──- ､
　　　　　　　　　　 , - ─｀＜::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　／::::::::::::::::::::ヾ::::::::::::::::::::::::::｀- ､
　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　 /:.:.:.:.:.::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　/: : : : : : ::::i: ::::ﾊ:: :::::::: : :::ﾄ:::::::: : i: : :::::::::::ヽ
　　　　 /: : /: /: ::::::|:::/　.V::ﾄ::::::: :::| ＼::: :V: : :::::::::::|
　　　　 |: :/: /: :/:::::|/ _ノ .V|ヾ:::::::::| 　 ∨::i::::::::::::::::::}
　　　　　ﾚ.|:.::::|:::i:::::/|　　､ﾊi　＼::::|｀^ｰV::ﾄ::::::::::::::::ヽ
.　　　　　 |::::::|:::l::/|::ﾚ'¨￣ヽ　　　ヾ| .ｨｧiｭVﾊ::::::::::::::::ﾊ　　　　馬鹿な愚民を上手く騙せたぜ！
　　　　　 |::::::|:::K .V　ｨTj.}　　　　　 { J i ' ﾊ::::::::::::ﾄ;;ゝ
　　　　　　　|::::∧:r-､. ┴‐┴　　　　　￣￣　i .ﾋ V:ﾊ::::i::＞
　　　　　　　|::/　|:|ﾚヽ　　　　　　i 　　　､　　レｲ/'ﾘ::::::＞
　　　　　　　ヾ.　 | ヽ∧ 　　＿　　.. -イ　　.r‐ム::ﾊ／
　　　　　　　　　　V:::/ ヽ､　　｀ー‐‐ ´　／'´
　　　　　　　　　　ヾi　　}＞　　　　　, イ
　　　　　　　　　　　　　　　　 | ｀ - ´_ -┴┐
　　　　　　　　　　　　　　　r‐'V/￣　　　　/::＼
　　　　　　　　　　　　　　 / /:::::入　　 ./::::::::::|""＼
　　　　　　　　　　　　／:/ /:::::::::::∧　　/::::::::::::|::::::::::::" - ､　　※AAはイメージです。
　　　　　　　　　　／/:::::|V∧::::::/　＼/::::::::::::::|::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　／:::/:::::::|　 /:=:::i　　 /::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::
　　　　　　　 /:::::::::|::::::::|　/::/::::|　　 /:::::::::::::::::/::::/:::::::::::::::::

　　　　　　　　　　　　　　　　勇者

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／,／‐┘　　　　-‐―‐‐-　　　　　 |ｌ｛
　　　　　　　　　　　　　　 ′/{┌‐‐ｧ'' ´ . . : ／: : : : : : : .　　　 |ｌ｛
　　　　　　　　　　　 ┌　　 |｛人乂／ . . : : : : :′: : : : : : : :＼＼　∨〉,
　　　　　　　　　　　　 ∨/⌒＼Ｖ　 . . . : : : : :/ : : : : : : : : : : : : : : .‐┐}∧
　　　　　　　　　　　　〈ニニﾆ∨/. . . . : : : : : : : : : : : : : : : : : : ￤ |｛ ∨｝|
　　　　　　　　　　 __＿＿__＼ニニ/./. . : :/:∧: | : : : : : /. : /:| : : : |: :|｛　|//
　　　　　　　. . :´ : : : : : : : : : : ＞-:|∧. : :/|/二:八: : / /: ア:メ : : : :|: :|｛　|/⌒´ ア
　　　　　／／＿＿＿__,,... 　´ 　￤/ : 爪ｊ㌣ｈ｀ ∨|/／二厶イ: :|: :|｛,/⌒ﾆ／
　　　／)／　　　　　　　　　　　　 //:∨|　∨^ﾂ　　　ｊ㌣ｈ　狄: :|:丿´ニﾆ〈　　　　　　　人々に真実をお伝えします。
.　　　／　　　　　　　　　／/: : |ﾄ|: : : :　　　,　　 ∨^ﾂ,厶: :|~アー‐く⌒＼
　　　　　　　　　　　　／. :/ : : :|八　　　ｒ‐　　　　. : : :/:〈: :|´ｉ: |　　＼ : .ヽ　　　　皆さん、偽りから目を覚ましてください！
　　　　　　　　　　　　　　／. . : :|:∧: :|⌒: . 　乂　　ﾉ　　 /. : :∨: : :|　　　　＼: : .
　　　　　　__＿＿＿__彡' : : : : :/斗-＜つ: : ＼　　　_____,イ′ : : | : : : .　　　　 | : : '.
　　　　　　　　￣￣~＾ア´: : : : ｒ廴／⌒〕〉/|: : |ﾆ／二＼ ∨/|: : : : : : : : .　　　　￤| : |
　　　　　　　　　　／. ┌f⌒´|　廴／＾Ｙ^＼ｒ‐.(_ｒ‐‐ミヽ)人: | : /___: ＼: : .　　　 |∧ ;
　　　　　　　／r‐‐く,＼⌒Ｙ＾Y 廴ノﾉ_／⌒））|,々丿'ﾞ　/ ﾘ /⌒Y〉, :|＼: . 　丿　|′
　　　　　 . . : :┌‐く. . . .｝. ）＼|　,廴rﾍ,__ﾉ⌒ﾞく⌒}//ｒﾍ,__/(,/:/　　|ｌﾆ|: |　　:＼　丿
　　／／⌒　｀マ⌒)辷〕＼∧　|　|/　＼(⌒Y´＾~＾７　个ｰｧ　　|ｌﾆ|: |　　＼＼__
　　/／　　　　／＼⌒/! |⌒ ,Ⅵ／__／　＼八　　/〉/ /／　　 ,ﾘﾆ八　　　　￣￣
.　/　　　　　／ . : : : :∨￤|　/ニニ,∧　　 :|ｌ〈〉、__,厶'ﾞ´ニ| 　　　/ﾆ: : : .＼
　　　　___／. : ／: : : : ｝く＾ア'＼ニ/:７　　　|ｌニ|ニニ:|⌒^^|　　 ./ﾆ/⌒l__ : .＼
　　　￣＾⌒ア‐‐=ｧ : / ,／　　｀＾∨-‐=ﾆﾆニ八ニノf⌒ー'し'⌒ｧーく＼｀Y: : .＼
　　　　　　　　／ . : ／　　　 /´二二二 ∧ 二| ‐-　|､　　| ｛　/　／／(__) : : : .＼
　　　　　　／⌒´ ′　　　　/ ﾆ:l二二二∨二 |　　 |ﾆ〉￤　/ 　／-=ﾆ : : :|＼ : : .
　　　　　　　　　　　　　　　　 |/|ﾆ|二二二/二二　　　'./ /⌒ﾞ〉￣: :|　＼: : : ￤　＼ : }
　　　　　　　　　　 |　　　／　/￤二二 ,∧二二|　　　 ∨　　/(＼: 人　 ∨|:/ 　　 )/　　※AAはイメージです。
　　/ﾆ=- 　　　 └‐　´　　　:|ﾆ|二二 ∨二二|　　　　|＾　/⌒＼＼　　　ノ　　　／
.　/ﾆ７二二ﾆ-　　　　　　　　 ,〈ﾆ|二二 |｛二二ｉ| 　　 ,ﾉ　/
　′/二二二二ﾆ-　　　　／二ﾘ二二∧二二∧　　　　/
-{ﾆ｛二二二二二二ﾆ-┌く二,／二二^∨二二二＼____∧　　　　　　-‐―‐‐- 　 ..,,__
二二二二二二二二二. ∨〉二二二二/∧二二二二二二〉-‐ﾆ二二二二二二二ｆ⌒Ｙ
二二二二二二二二二二∨〉二二二///∧二二二二 ,／-ﾆ二二二二／￣＼二|二｛
二二二二二／二二二二-∨〉二二//二/∧二二- ／二二二二二,／-ﾆ二二'.ﾆ|ﾆ斗--
二二二二／二二二二二二∨〉二//二二/∧二,／二＼二二二二{　　　-ﾆニ｝ﾆ〉､

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　魔族

　　　　　　　 ∧　　＿＿＿＿　　ｨ
　　　　　　　〃＞''~: : : : : : : : : : ／ |-.､
　　　　　　　.'／: : : : : : : : : : : : ／　　| : : ＼
　　　　 |＼/': : : : : : : : : ｢＼;／　　　ﾉ＿ : : :＼
　　　　 |　.': : : : : : : : : : :|　 |　　　／　丿: : : : |
　　　　 ∨: : : : : : : : : : 丿　} 　／　　／/ : : |: :|
　　　　　|: : : : : : : : : : /　　　　　_､‐''|Ｖ　＼/:./
　　　　 |: : : : : : : : : : {　　γ^r´: : : :|＝＝=ﾚ'　　　元ネタの漫画を知っていると
　　　　 j|: : : : : : : : : : :＼　｛　| : | : : |｛　怒}
　　　　 '|: : : : |: : : : : : : : :￣ゝ乂ﾄ､: :|＝＝=|　　　　違和感が半端ないですね。
　　　　/: : : |: |: : : : : : : : : : {￣￣]厂　　　 |
　　　 ,: : : : :| : : : : : : : : : : : ﾏニﾆ/.:| } 　　ﾉ　　　　こんな魔族なんてありかな？
　　　,: : : : : |/ : : : : : : : : : : : V: : : : }'⌒ ／
　　 .': : : : : :} : : : : : : : : : : : : : V_}: / ￣
　　': : : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : V〈
　 ': : : : : : : : : : : : : |: : : : : : : : : :V-_
　|: : : |: : : : : : : : : : |: : : : : : ;ｉ: : : |ﾆ‐_
　|: : : |: : : : : : : : : : |: : : : ／ﾊ : : |ﾆﾆ-_

そう、勇者が偽りで人々を騙していたのを、魔族が真実をもって解決したのだった。

これには釈然としない者もいたが、それはどうでもいい事だろう。
1239 ：名無しさん＠狐板：2024/11/12(火) 18:54:39 ID:0q8pAmn2: 神と王族は別格でもいいのに同列に扱って王族に配慮したからでしょ。
王族が誠を称えようと神側が称える謂れは本来ないのにな。
1240 ：名無しさん＠狐板：2024/11/12(火) 18:54:56 ID:X0zU1aqX: 元ネタの漫画ってなんだろう？
1241 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/12(火) 19:00:59 ID:duwPrb8w
1242 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/12(火) 19:01:32 ID:duwPrb8w: ttps://www.youtube.com/watch?v=HmZE5dUGm7c

>>795から抜粋

伊藤誠「けっ！　女を三人も侍らせやがって！　
　　　　　勇者パーティをハーレムか何かだと勘違いしているのか、てめー！」

アバン「それは誤解ですな。純粋に必要な能力を選んでいたら男性がいなかっただけですよ。
　　　　　私もここまで偏るとは思いませんでした」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　......._　 _
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-=Ｌ''''''ヽ `´ノ－‐‐＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ノ".: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .:-ﾆ: 、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_;/.: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .:＾ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　丿.: .: .: .: .: .: .: .: .: .: l.: .: .: l.: .: .: .: .: ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ./.: .: /.: .: .: .: .: .: .: .: /ヽヽ/ｌ.: .: .: .: .:ﾍ1
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l .: ./,／ﾉ ,.: .: .: /.: / 　　　',.: .: .: .: .:ﾍ│
　　　　　　　　　　　　　　　　　　│／´／ /.:/ 　/／ヽ　　 /ヽ.: ヽ＼ヽl
　　　　　　　　　　　　　　　　　__上ナ''.:.／_ｨ ,｡s　=＝‐､___,,,-＝= 、.: ＼{
　　　　　　　　　　　　　　　　/￣.: .: /大（ﾉ ll　　　　　r‐ｲ　　　/个广｀
　　　　　　　　　　　　　　　　!.: .:l.: .:lｌ {こｌ|!'/! ＼　　　ﾉ　 lヽ＿_/i /ヽYｌ　　　外部からはハーレムに見えてしまうのが、
　　　　　　　　　　　　　　　　∟_l＿l_ｰ;とノ|│　　￣　　../　　 .l＼:ｲソ
　　　　　　　　　　　　　　　 /.: .: .: .:丿ｌ''ｉ〈,'丿　　　＿＿＿　　/ﾉ彡ｰく　　　私の勇者パーティの問題ですよ。
　　　　　　　　　　　　　　　ヽ.: .: .: ﾍ:上l!ソ、　　　|-----/　/(∨_/ﾉ亅
　　　　　　　　　　　　　 _______二上__彡: ＼　ヽ、　 `‐― '´　＾''‐-亡ﾆ＿＿
　　　　　　　　　f¨¨二二----------⊥: : : ﾞ‐....ﾆｰ...._____ノ辷二￣..__----‐ _ゝ
　　　　　　　／￣￣: : : : : : : : : : : : : :　＼: : : .[　 ] | [ ]:/`―: : :'￣: : : : : : : ヽ
　　　　　　／: : : : : : : : : : : : : : : : ___: : : : : `ｰ-: :＿ l＿/: : : : : : : : : : : : : : : : : :
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勇者アバン、彼は実力、人柄などほぼ完璧に近い最優の勇者であったが、一つだけミスを犯していた。

それは自分以外のパーティメンバーを全員女性にしてしまった事だ。

この所為で、上記の様に外部からはアバンが『勇者パーティ』と称してハーレムパーティを結成したように見えていた。

アバンには能力で選んだという言い分はあったが、アバンの事を良く知らない他人からは、そう誤解されていた。
1243 ：名無しさん＠狐板：2024/11/12(火) 19:01:34 ID:ID3MATu2: まぁそもそも事の発端は女王なんだし、それで神側がわざわざ王族に配慮して嫌いな奴を称えてやる必要もないんだよな
1244 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/12(火) 19:03:27 ID:duwPrb8w: >>1240
『葬送のフリーレン』という漫画です。
1245 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/12(火) 19:07:09 ID:duwPrb8w: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,－''"´ 　´.: .: .: .:.: .: .:｀‐､
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　　＼　　ヽ　 ,- 、　　　　　　　　　 _上:lンイ彳￣￣￣ｌ''ﾆﾆ!　￣￣|ｌ./⌒t;く　　勇者パーティは私を含めて四人の少数精鋭でいきます。
　　　　　　ｌ./　　!　　　　　　　　／ン下〉ヽｌl　　　　 .l　 |!| 　　　 /.:,.ｨ癶/丿
　　　　　|　ヽ　　|　　　　　　　　 |.:ｲ.: こ｝ﾝﾉへゝ＿＿ /　　｛`''―'' l.:lシ‐='く　　　『戦うなら人数が多い方がいい』というなら
　　　／ン‐''''＼│　　　　　　　　ヽヽ -‐'ン│　￣￣　＿ ''´__　　 .l.:∨Yぃ| l
　　　ﾉ　....-― ､ヽ 1　　　　　　　　　广二..辷!、. 　　　/------.l　 /ﾍゝﾞー'ン　　軍の部隊で活躍するべきだと思うので、メンバーに妥協はしません。
　　　| ..--― ､ Y 　', 　　　　　　　　{.: {.: １|ｿ!./＼　　〈´￣￣｀ノ　/''''゛''￣＾
　　　1　　　　 ∨　丿　　　　　　　　ﾞ-`ｰ彡―'"| ヽ　`　ニ''　 _ i
　　　│　－‐"　　│　　　　　　　　　　　　　　 /`ｰ--ヽ,,＿__,.-　へ
　　　ヽ　　　　　　/　　　　　　　　　　　___,,,,.... l.　　〇　　　 l 　　　ｌ-----....................,,_
　　　　 1　　　　_ｲ　　　　　 __,,..-‐'_二....-‐'''" ﾞ''‐ ､__　　　│_,,....-'"－‐''''''''''''''''ー-....こl.._
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アバンがメンバーの能力を妥協すれば勇者パーティを男性で統一することもできたが、

彼にとって魔王討伐の為にはそれを妥協するなど論外だったのだ。

更になまじアバンが人としての魅力にあふれていた為に極めて優秀な三人の女性を仲間にできてしまった。

彼は自分の能力と魔王討伐という目的にあわせてパーティメンバーをスカウトしていた。
1246 ：名無しさん＠狐板：2024/11/12(火) 19:07:30 ID:X0zU1aqX: >>1244
回答ありがとうございます
エリちゃんのセリフの元ネタがあるのかと勘違いしてました
1247 ：名無しさん＠狐板：2024/11/12(火) 19:11:08 ID:yMfiaGEW: まあ、第一印象ってのはどうしても尾をひくよなあ。
1248 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/12(火) 19:11:45 ID:duwPrb8w: 　　　　　　　＼　 `、　＼　ﾄ､　　|＼　　　　　＼　　　　| 　　 /　　 |/　　　 |
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アバンは剣を主体にしながらも槍などの武器全般を使いこなせる戦士でもあり、また二級魔法使いでもある。

つまり魔法戦士に分類されるが、彼は防御力よりもスピードを優先する戦闘スタイルだった為、防御力に欠けていた。

そこで戦闘時に自分や仲間のガードができる防御力に特化した戦士が欲しかった。
1249 ：名無しさん＠狐板：2024/11/12(火) 19:13:08 ID:n1xoWciF: まあアバンは魔王討伐のために勇者をやってるんだからメンバーを厳選するのは仕方ない
討伐にまったく関係ない風評だのはそれを気にしている連中がするべきことだし
1250 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/12(火) 19:15:45 ID:duwPrb8w: 　　　　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::､:::::::::丶､:::::::＼.　　 |ニニ＝-xx,`'' -=ニニニニニニニニニニﾆ} }ニ
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　　　　　　　　　　　{:::::i::::{ヾ:i::＼''ーﾐi:マ,ノ　　　１:}::::｝:::;/-ヾﾆﾆﾆｱ.ｲﾐニ｀＞x.`'＜ニニﾆ／／ニﾆ-入.<ﾆ　　　私は命中率は並みだけど、
　　　　　　　　　ﾊ:::::､:ﾍ_f'符｀　　　　　　　　　}/r=ﾆ7ﾆ-　ヾﾐ//ﾆニニﾆア.ｲニ＞x.ヾ ,ィニニニニﾆi>',ｨ
　　　　　　　　　 {:ﾍ::::ヽ:トiﾏり　　　　　　　　　　/ﾆ{Nﾆニニﾆ Vﾆﾆﾆニア.ｲニニニラ.ｲニニニニ-／ｲﾆ　　　防御だけは自信があります。
　　　　　　　　　　　い::ヽヽﾐｋ　`　,．ーr-､　　 ,.ィ_／|ﾆlニニニニ∨ニﾆ//ニニﾆﾆｱ.ｲニニニﾆ-／.ｲニニ
　　　　　　　　　　 V::、::`':乂.　ヽ::::∠...｡＜ニ／ﾆﾆ1ﾒiﾆニﾆﾆﾆ/'∨_//ニニニｱ.ｲニニニニアｲニニニ
　　　　　　　　　　ヾ:ﾄ､::::::::;:;;．＜-ニﾆ....ィニﾆﾆニ入/ﾄ､_,...ィil}　　∨ニニニｱ.ｲニニニニアx Vニニﾆﾆ
　　　　　　　　 ,｡=＝ニ竺ア^ﾆ-,.｡xfニニニニニﾆﾆﾆﾆ`＝=ﾆヅ　　 .〈ニﾆ=//仁二二ニアｲﾆiﾍ.Vニニﾆ
　　　　　／....／ニﾆﾆ/'',.ィニニニニニニニﾆﾆﾆﾆ=＞'..T´　　　　　〈ﾐﾆ//ニニニニアｲニﾆﾆﾍ.V-ニﾆ
　　　　 ,ｲﾆ/..√ニﾆﾆ/ｲﾆニニニニニニニﾆﾆﾆ＞'´ニニﾊ　　　　　　Y//ニニニニ//ニニニニﾍ.Vi／
　　　　　/-ニ{....{ﾆﾆﾆ=∥-ニニニニニﾆﾆﾆﾆ＞'ニニニニニ1　　　　　 //ニニニニ//ニニニニﾆﾆ.〉 ∠.
　　　　ﾊﾆニﾍ...ヾﾆﾆﾆ{Iニニニニニﾆﾆﾆ＞'r'^^^^'＜ﾆ__,.　ﾆ} 　　　 //ニニニﾆ./x.Vニニニﾆﾆ〃.ｲﾆﾆ
　　　 {ﾆﾆﾆﾆﾆ>､....二>､ﾐﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾐ＞'／{'''／＼}...〉ﾚ' -ﾆ7　　　　.//ニニニﾆ//=ﾍ.Vニニニ/ .ｲニﾆﾆ
.　　　　ﾏﾆﾆニニニﾆﾆﾆ}..＞^''''''"^Vﾆ<lx､{..ヽ､／,ﾉｲニﾆﾆ/}ミx､.、 j.√ニニニ//ニﾆﾍ.Vニﾆ/ .ｲニニニ
　　　　　 ‘＜ﾆニニﾆ_,ン′　　　/l{ Vニニ｀¨''安ニニニｨ/.ﾘ=l}ニﾆl{√こニニ//ﾆﾆﾆﾆﾍ.V=/ ｲﾆﾆﾆﾆニ
　　　　　　　￣´￣　　　　　 ,j{ﾆl{-Vｈ、ニニニニィニ/i/-∥､　`'＜ﾆﾆ二//ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ〉`.ムﾆﾆﾆﾆﾆニ
　　　　　　　　　　　　　　　　 /ﾆiVﾍ..ﾆVﾆミ`ニ'''彡ニノii/ﾆ/ニニ丶ニ＼ﾆ∥ニニニニ/./ニニﾆﾆﾆﾆﾆ

ここで、アバンが特化型の戦士を求めたのは、魔族と人間の戦士のスペックの差を考えると、

汎用型の高い戦士では器用貧乏にしかならないと判断したからだ。

その条件に該当していたのがメイプルで、彼女は先祖返りで地母神の神性が強く発現しており、

その特性から異常なまでの防御力を誇っていた盾戦士だった。
1251 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/12(火) 19:20:11 ID:duwPrb8w: 　　　　　　〃　丶　　　　　　　 x≦三::::::::｀ヽ
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　＼:::::::::::イ/　{. 仆‐ゝ　ﾉｨ／斗≠从､ } ハ　　}　　 |　　　/ 　　 , ⌒ ､
　　　`ｰ‐-'八ハ,从x=ミ､ｊ丿　弋ソ -‐=＝=‐―′｀ ┤　　 .{　　 /　　 .}
　　　　　　ヽｊ＼ i八弋ｿ　　　　ー `ｰ‐- ､.　　　　　.八　　ﾉ　　ﾉ　　ノ
　　　　　　　ﾉ'　个￣　'　　　　　}八{　｀ヽ　　　　　`ｰ'丶_／　　／}
　　　　　、＿_ノノ　i ﾍ　　　､_　ノ　イ∨　　ﾘl ＼　　　　　　　　`ｰ ´ .ノ
　　　　　　　／　 ,从　＞.　　イ／　ヽ ,　从.＿＼　　　　　　　　／＼
　　　　　　／　　ﾉ　 !　　爪 /　} ｝／乂ソﾒ　〆丕下ｽ　　　　　　 i
　　　　　〃/　　 /! 　 !ヒ升'／　/::::〃´-‐入孑'ゞ　　ハ　 ∧　　　　 ,|=ミ､
　　　　 / /　　〃 | ／/::::／　 ./:::::::｛　　　　　圦彡'　　＼　 `ｰ――匕ﾘ
.　　　　{ ∧　　｛,／／::::::ゝ一':::::::::::1　　　　,ｲ〃　｀ヽ´￣＞　＿　＜　入
. 　　八{　ヽ　｛/〃:::::::::::::::::::::::::::::::八　　　/ ｛ﾊ丶　ハゞミ､　ﾍ　　｀ヽ
　　　　　` 　.)イ　{::::::::::::::::::::::::::::Ο:::::: ＼ ./　 l 冫　　从　ト､　ヽ`ｰ‐―一

次にアバンは攻撃、防御、回復などの様々な魔法を使える二人の魔女をスカウトする事にした。

アバンは二級魔法使いであった為に、一級魔法使い（男）と魔女の力の差は理解していた。

一級魔法使いになるには男女問わず難関の一級魔法使い試験に合格しなければならない。

一級魔法使いになった時点では男女に能力差はないが、一級魔法使い（女）が魔女になると話が変わる。

一級魔法使いは歳を取ると加齢で衰えてしまうが、魔女になると魔法適性がけた違いに上がる一方で、

不老長寿の魔女は衰えずに成長を続けるのだ。

こうなると百歳以上の魔女には一級魔法使いはまず勝てないから、一級魔法使いと魔女では能力に大きな差があった。
1252 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/12(火) 19:25:40 ID:duwPrb8w: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／＼／＼
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　　　　　　　　　 , へヽ;;;;;｀ヾミ｀ヽ､⊥_ 　 l　　　/＿ﾉ＞-─┐、
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また、長く生きる魔女ほど強大なので、最古参の魔理沙とパチュリーは最高位の魔女になっていた。

アバンはその人柄から魔理沙とパチュリーに一目置かれる存在だったので、

彼女たちはアバンの勇者パーティに参加してくれたのだった。

つまり、アバン一行の女性たちはハーレムなどではなく、アバンが過剰なまでに能力で選んでいたのだ。
1253 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/12(火) 19:28:54 ID:duwPrb8w: 　　　　　　　　　　　　　　　　　,._　　 _ _　　 .i^!
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　　　　　　｀6入ゝｨ´;;〃.{!o　　　}￣{!o　　 .}込ゝ-ｼﾉ
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.　　　　　＞ｰゝ;;;;;;;F=ﾉ,ﾍ　u　　　　　 .}::::::::>ｰ＜i !l:ﾄヽ
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　　　　i: : ＼;;;;;;;;;;ﾉ!:::::::::::::::::::丶　　　　,ｲc/⌒v'7 !::/／_,>
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　ヽゝ　　　　　　 .l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼_∩_／::!::::::::／

勇者アバン一行は能力だけでなく人間関係も良好で、当初は問題なかったが、

魔王を討伐した勇者が言葉姫と結婚することになり、

アバンは女三人を囲っているハーレムパーティと誤解されかねない人選をしたツケが回ってきた。
1254 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/12(火) 19:32:04 ID:duwPrb8w: 　　　　　　　　　　　　/::::/:::::::::/:::::::::::::::／/:::／}/:::::/⌒ー}:::::::::::::::ヽ
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　　　　　　　　　　　ｉ::::|:::∧:::|:::;イﾃ示ミ　　／　/>ｰ- 　ﾉ:/ ::::|::::::}::|
　　　　　　　　　　　|::::|:/::::Ⅵ:i::::{{///i}　　　　 /　ィ芹ミ､/::::::::}::::八|
　　　　　　　　　　　|::::{::::::::::Ⅵ::::{乂/リ　　　　　　 ////八}/::::::}:/　 }
　　　　　　　　　　　|:::::::::::::::::|八{ミ==彡'　　　　　乂//　 /::::::/i　　/
　　　　　　　　　　　|:::::::::::::::::|　　　　　　　 ′ ヾミ彡'　/:::／|::|
　　　　　　　　　　　|:::::::::::::::::|　　　　{￣　　　　　　　　/／::::::|::|　　　女を三人も囲ってハーレムですか？
　　　　　　　　　　　|:::::::::::::::::|　　　　　　　　ﾉ　　　／:::::::::::人|
　　　　　　　　　　　|:::::::::::::::::|＼　　　　　ー'　　　　　,..:::::::::::/|::::|　　　そうですか。
　　　　　　　　 /|:::::::::::::::::|⌒＼　　　　　　イ::::::::::::/:::}::::|
　　　　　　　　　 /:::|:::::::::::::::::|　　　 > 　　　.∠{/:::::::::::::::/::::八:{　　　アバンさんは、そういう方だったんですね。
.　　　　　　　 /::::::|:::::::::::::::::|　　／　￣ ´ 　 /:::::::::::::::/::::/:::::ヽ
　　　　　　 /:::::::::|:::::::::::::::::|　/　　　　　　　 /:::::::::::::::/::::/＼:::::::＼
　　　　　　　 '::::::::::::|:::::::::::::::::|　{　　　　　　　/:::::::::::::::/::::/　　ヽ::::::::＼　　※このAAはイメージです。
　　　　　　 '::::::::::::::|:::::::::::::::::|　{ 　　　　 /:::::::::::::::/::::/　　　　}::::::::::::::＼

アバンはこの結婚話に猛烈に嫌な予感がした為、彼は徹底的に言葉姫を避けた。

このアバンの直感は正しかった。

この言葉姫はヤンデレ四天王と呼ぶにふさわしい人物な上に精神的にかなり不安定だったのだ。

女王の『魔王を討伐して姫を娶る』というサクセスストーリーは、他の勇者には良くても彼女の立場からすれば違っていた。
1255 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/12(火) 19:35:15 ID:duwPrb8w: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　／￣｀`丶_ﾉ_ﾉノ,ﾊ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/／／/　／冖ﾐｘ　、　 }:}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {/⌒i /　　弋ｆﾝ ^Xﾉｘ-ﾘ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |{ 　 }′＼　ｰ‐‐′ 〈,ﾝ {
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |乂　　　　}　　　　ﾉ　Ｖ }
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∨^ハ　　　 _,　___ ‐‐┘　　　勇者など鉄砲玉にすぎんよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〉 {　＼　　′ ヽ二7　,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∨　　ﾆ‐ _　　 -- 　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿　　　　　／＼￣＼　ﾆ‐　＿__/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　__､＜二二二二二二|二ﾆ∧　　　￣＼ニ{
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{　　Ｖ　 /　 /　//^ｉ　　　　　/二二二／二二ニニﾆ|二二二∧二二二:|　　|////|ニﾆﾆ|二二二二‐_
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政府は勇者を鉄砲玉としか思っていなかった為、魔王を討伐しても叙爵して貴族に取り立てるつもりはなかった。

そもそも平民が武功を上げた場合、『爵位を与えるから、領地を治めろ』と言って上手くいくだろうか？

常識的に考えて、領地を治めるノウハウ、人脈、部下がいないのに領地経営ができるわけがない。

これが騎士爵や準男爵で小さな領地しか持たない下級貴族になるなら、まだ何とかなっただろうが、

魔王討伐という武功に釣り合わないので、それもできない。

つまり、ただの平民が過剰な功績を上げてしまうと、どう考えても位打ちになってしまうのだ。
1256 ：名無しさん＠狐板：2024/11/12(火) 19:37:51 ID:5VZkIwv2: 言葉姫については好悪ではなく嫌な予感だったしな
ぶっちゃけ姫は精神が不安定なのも納得だし、そうでなくともアバンはのんびり暮らしたかったんだから姫との結婚なんて厄介事しかこない
1257 ：名無しさん＠狐板：2024/11/12(火) 19:38:19 ID:X0zU1aqX: 誠や一般人みたいな力を感じられない人だけでなく王女ですらハーレムとしか見れないなんて魔女とかいるのに女性の人権ないのか
というか魔女って子供が産めなくなるのにハーレムになるの？
1258 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/12(火) 19:40:44 ID:duwPrb8w: :.: :.: . . . . . . . . . . .　　　　　　　　　￣￣　￣───　　 .!＿＿＿__|　　　　　　　　　|＿＿__.. 　 |
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しかも、これは元平民が恥をかくだけですむ話ではない。

領地経営が破綻すれば、一番迷惑するのは領民である。

成り上がり者に対する差別ではなく、民を案ずるからこそ爵位や領地を有効に使えない者にそれを与えるわけにはいかない。

上級貴族たちはそういった意味では現実的であり、民の事をきちんと考えていた。
1259 ：名無しさん＠狐板：2024/11/12(火) 19:41:55 ID:0q8pAmn2: 魔女が子をなせないって覚えがないけどどこにあります？
1260 ：名無しさん＠狐板：2024/11/12(火) 19:42:59 ID:ID3MATu2: 前にどこかで明記されてたはず
1261 ：名無しさん＠狐板：2024/11/12(火) 19:47:36 ID:/9bHKlA3: 間接的に>>468なんだと思う
1262 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/12(火) 19:48:00 ID:duwPrb8w: 　　|.:.:.i.:.::.:i　　/i.:.i　 i.:.:.:.:.:.:/ .//:　　　　|:|.|.:.:.:.:.:i.:.:.:.:|
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それを避けるためには『王女を娶らせて褒美を与えた』という体裁を整えるのは良い考えだった。

しかし、自分が平民のエサとして使われることになった言葉姫は精神を病んでしまい、

何がきっかけで暴走するか分からない危険な状態になってしまった。
1263 ：名無しさん＠狐板：2024/11/12(火) 19:50:20 ID:ZcEiGgKW: だからこそ女王がヤバいんだよな
誠は根っからの屑ではあるがアバン視点なら意図してないとはいえ厄介事を片付けてくれたわけだからむしろ女王よりマシという…
1264 ：名無しさん＠狐板：2024/11/12(火) 19:52:26 ID:0q8pAmn2: じゃあ魔族はどうやって世代交代してるんだ？
1265 ：名無しさん＠狐板：2024/11/12(火) 19:53:32 ID:/9bHKlA3: 魔族は魔族同士なら交配可能って前スレで出ていたはず
1266 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/12(火) 19:56:33 ID:duwPrb8w: '///////| : : : : : : : : : : : : : : : :/ : : : : : : : : : : :／　　 ./: : :., '　　　　　/..: :../　　　　　.|///////
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　　　　　　　　　　　　　　' l:l　{　　　｀ヽヽ:ヾ:::',　ヾT ー ' ´　　　　　　｀ ' -ﾉ--‐ '/ l l'､ﾍ.ﾘ }::;／´　　/　ﾉ::

そんな言葉姫を直感的に危険視したアバンは彼女を避けたが、伊藤誠はそれに気づけなかった。

その結果、伊藤誠はniceboat.（陰惨なエンディング）を迎える事になった。
1267 ：名無しさん＠狐板：2024/11/12(火) 19:57:41 ID:X0zU1aqX: 浮気したのが悪いでしょ
1268 ：名無しさん＠狐板：2024/11/12(火) 19:59:15 ID:/9bHKlA3: >>1264
>>1265
前スレではなく>>195だった
っていうか前スレなんて無いし勘違いしてました
1269 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/12(火) 20:02:34 ID:duwPrb8w: 　　　ｉ{ﾆ二/ﾆﾆﾆ／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :｀（ﾆﾆﾆﾆ7ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
　　　从ニ/ﾆﾆ‐, : : : : : : : : : :/ : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾏﾆﾆ‐'ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
　　　　　∨ﾆニ/: : :, : : : : : : :/! : : : : : : : : : :,i : : : : : : : :.ﾏﾆ‐{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
　　　　　 {ﾆニ/: : :/,: :__: /. :/｜ : : : : : : : : /.! : : : : : : : : :‐ﾆ.乂ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
　　　　　　ﾆﾆ': : : ′: : ./ ｀ﾒ､ | : : ,: : : : : :/　| : : : : : : : : : ﾆﾆﾆﾆ7⌒ｰ=≦_
　　　　　人ﾆi: : : ; : : : / {: ′｀| : /.: : : : :/　 .| : : : : } : : : . ﾆﾆニ7　　‘,　｀ヾ
　　 ,. イ　　ヽ: : :.i: : : :ｧ〔 {　　|: ' : : : : :/ ￣Τ:ｹiー' : : : : }､ﾆニ.　　　‘,
　´ 　　　 ' i : : :l : : :.⌒斥ミ､‘,{､: : : :/　　 .ﾚ'　|:/} : : : : :}:.＼‐{
.　　　　　 { .|{: : :| : : :.{ ′i´)} 　　＼/　　　ｧｱ示ミ､ : : : : }: :__｀乂　　 i}
.　＼　　　 { 从 : { :{ : :{ V^炒　　　　　　　　　′弐ヾ,: : : : ;´_　.7:/ ｀　　i}
　　　>､___j}⌒ヾ､ : :､:‘, ｀ ´　　　　　　　 {　.i´)}/ : : : :,_ノ ./:/ 　 ‘,
　／.: : : :/　　 '^ ＼人{　　　　　'　　　　　乂ン'.: : : : :/ ﾌ /:/ 　　 }
　': : : : : /　　　　.| : : :,　　　　　　　　　　　　　　 /.: .: : :/'´ .ｲ ′　　　}
　: : : : :/　　　　　i: : :込、　　　ヾ／{＿_,　　　　厶ィ : :/_,.ィ: : 廴,,斗- ミ＿_,ノ
　: : : :/ 　　　 .,'l: : : : : :＼　 _‐ﾆ;'　 ´　　　　 }: : : /￤: : : : ｉ.: : :{八
　: : : ′　　　　/ | : : : : : : : ._‐ニ/　　／}　＜　': : :/.:.:|: : : : : | : : {､.:.ヽ
　: : :,　　　　 / : | : :}ヽ : : _‐ﾆ‐/ｰ=／_‐ﾉ　　　;: : /.: .:.|: : : : : | : : {. ＼ﾑ
　:. :i{.　　　　/ : : | : :}‐ﾑ /ニ‐/: ／ニ／　　 ,.. -‐rﾏ : :|: : : : : |: : :‘,　 _ヾ
　:. :i{　　　厶イ :j.: .:}ニ/ﾆﾆ７／ニ／ ,.｡s≦ﾆニノ:::}: : |: : : : : jI斗*''":::::｀
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　　　　　∧ ./　 / 　　　　　　 ,∠/´　__j:＼＼　　　　　　　　　　　} }:::::::::
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その後も彼の残した偽りは残り、それが王国の正しい歴史として伝わり続けてきたが、

後に『エリザベートの告発』と王国の歴史に刻まれる事になる事件により、それが終わる時が来た。
1270 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/12(火) 20:05:00 ID:duwPrb8w
1271 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/12(火) 20:05:40 ID:duwPrb8w: ttps://www.youtube.com/watch?v=prKQE9mZfnM

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　　　　　　　　　 ∨ﾆニﾆﾆ=-　'　: ｉ　 '　i.:./W 　　＼　ｉ　　} } -=ﾆニニニ/
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　　　　　　　　　　 |ﾆニﾆ=- |八| {　 { 笊芯八　､＼ ∨　 / --=ニニニ{
　　　　　　　　　　 |ﾆニﾆ=- |⌒|八　Ⅳ　　　 ,＼{＼Ⅵ 　八-=ﾆニニニ|
　　　　　　　　　　 |ﾆニニニ=- | /＼{乂　 _　　　　/　 'i:i:i:i〉--=ﾆニニ|　　　……魔族がこんな悪辣な手を使うとは思わなかったよ。
　　　　　　　　　　 |ﾆニニニ=- 〈i:i:i:i:i:込、　　｀　ｲ／i:i:／--=ﾆニニﾆ|
　　　　　　　　　　 lﾆニニﾆ=-- ⌒「-=} i个: ._　イ :{:{-=ｉ --=ﾆニニニﾆ|
　　　　　　　　　　 |ﾆニニニﾆ=-- |ﾆﾆ} }「＼: : __ 八 V l --=ﾆニニニﾆ|
　　　　　　　　　　 |ﾆニ=-- ￣￣八-=} 八__{_/ __ / } }八￣￣　 --=ﾆ|
　　　　　　　　　　 |ﾆ／　　　-=/⌒「ﾆj/「ｉ:i:i只i:i:i:〉///⌒＼　　　　＼-|
　　　　　　　　　　 |/　　　　 -={⌒〈ﾆ/i:i:i:i:/i:i:ｉ＼ｉ//〈／⌒`:＼　　　 '，
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　　　　　　　　　　／／　　／-=／ { :{i:ｉ〈_／⌒＼} ノ r‐ ､`:i:i:i:i:i:i:i:i＼_＼＼
.　　　　　　　　 L／　　／-=ﾆ'　八 V⌒ '　　 /{└'　､ﾆ〕iトi:i:ｉ:_＿人　＼_」
.　　　　　　　　　／　 __／⌒ヽ /: .　　)/. . :: . . .　{八_ . . . V⌒ ∨ﾆニﾆﾆ}_　＼
.　　　　　　　　 L ___〈ﾆ=-　-=ﾆ{: : : : . /: : : :{: : : . . ¨⌒ : : : }ﾆ=-「＼ ___ ｲﾆ〉___ 」
　　　　　　　　　 ⌒|Ｌ___　-=込、: : : : : : :人: : : : : : : : : : ｲ:「⌒ } /////__」
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　　　　　　　　　　 |ﾆr‐i　　　 'ニ〈_/⌒ﾆ}i:i:{ニ〉⌒＼ ___ ∧//////ｉ-=|
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　　　　　　　　　 _＿_八j乂_＿ __/〉ﾉ二二ニ=-- _r＜ﾆ=-＼ﾊ∧ _＿//7-八 _＿
　　　　 __-=::i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:〉⌒ ∨/ ＼､__　イ-=ニニニニ=-　 __
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　　　/7:i:i:i:i:i:i:i:':i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:〉　　　　　　＼/∧ﾆ=---=|　　　　 Vニニ/
　　 //{i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i〈　　　　　　　. : ＼ﾊﾆ=-ｉニ|　　　　「￣「
.　　{//7ﾆニニﾆﾆ＞-‐ ── ‐- _:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i〉: .　　　　　. : : : }-=ﾆﾆ|ニ|　　　　　|ﾆﾆ|
　　 V///////／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/: . .　　　　　. : : : :-=ﾆﾆ|ニ|　　　　　|ﾆﾆ|
　　　}///// /:ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ト､:i:i:i:i:ｉ:〈: : . . . . . . : : : : : /-=ﾆニ|ニ|　　　　　|ﾆﾆ|
　　 ,ニ=-⌒':i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼ｉ:ｉ:/: : : : : : : : : : : : :ｲ-=ﾆﾆﾆ|ﾆ八　　　　八ﾆj
　　 -=ﾆﾆﾆ{:i:i:i:i:i:i:i:／:i:i:i:i:i:ｨi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iィﾆ〕iト: : _＿____　イﾆ∧-=ﾆ八-=ﾆ>､___/-=ﾆ八
　　-=ﾆﾆﾆ∧i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾆ=-「二二二二二二二二二二二二二二二Vﾆﾆ=-Vﾆニニニニﾆ=-＼
　 ,-=ﾆﾆﾆ{/{i:i:i:ィi〔//////」-=ﾆニニニニニニニニニニニニニﾆ=-∨ニ=-Vﾆニニニニﾆﾆ=-}
. /-=ﾆニﾆV7/////／￣ }-=ﾆニニニニニニニニニニニニニニﾆ=-Vニ=-∨ﾆニニニﾆﾆ=-/
〈ﾆニニ=- }////／-=ﾆニ/-=ﾆニニニニニニニニニニニニニニニ=-∨ニ=-Vニﾆ=-「￣￣

　　　　　　　　r'T"´｀ヽ､　　　　　　　　　　　 ,. -rｧ
　　　　　　　 r'7:./:.:.:.:.:.:.＼　　　　　　　　／.:.:.:.i:.!,」
　　　　　　　r'7:.;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ.,,___ 　　,.:':.:.:.:.:.:.:.:.! (
　　　　　　「/:./:.:.:.:.:ヽ､:.:.:.:.:.:.:.:ヽ-ヽ.,/:.:.:／:.:.:l:.「 !
　　　　　 r'ﾝ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＞''"´￣::｀ヽ｀＞'､:.:.:.:.:.:.!ｺ
　　　　　 L!:.:.i.:.:.:.:.,.::'´::::::::::::::::::::::::::::::::｀:::::'"´｀ヽ!」､
　　　　　 !ﾍ:.:.:.:.／::::::::;:':::::::/:::::::;':::::;:::::::!::::::::;::::::::::Y　　　　申し訳ございません。
　　　　 /ヽ!ヽ/:/::::::::/:::::_/___:/:::::/!:::::;'::::::;ﾊ:::::::::::',>
　　　　 ,'::::/:.:;'::;':::::::::;':::::::/___/!_｀7 |:::/|ｰ/-:!､::::i::::i　　　　魔族からの情報流出を考慮していなかった私のミスでした。
　　　 /:::/:.:.:!_ﾚ､;___L_/i´　!┘ i｀　ﾚ' .ﾚ'rｧr'､!::::!::::|
　　　 ,':rｲ:.:.:.:.:!;'::::|::::::| ﾍ. 　'､_,ﾉ　　　　 !' !　!7r'ヽ!　　　　確かにいくら伊藤誠が情報操作しようと
　　.,:'::ヽﾍ､___!:::rﾄ､:;_;!.　 `'ｰ　　　　　,　`´ノi/!:.:.:',
　　/::::::/`ｰ^ｰ';::`i｀ーi　'"'"　　　　　_　　　,., ﾚ^ヾｺ　　　　勇者アバン一行と直接戦った魔族たちには通用しないでしょう。
　 ,':::::::;':::::::::::::::ﾊr!____,ﾄ.､　　　　　 '´┘ 　　 ,ﾊi
　.i::::::::i::::::::::::::,':::i`rｰ‐i':::::｀i.　､.,　　　　_,. イ_,ﾑ!
　 !::::/!:::::::::;:ｲ::::::::|:::::::|r'イ｀ヽ､　｀"T"´i:::::;|:::::::|
　 V　 ';:::::/:::!::::rく|:::::::|　ヽ　　＞rｨ'^ヽ､:::::!:::::;'
　　　　 V '､::ﾚ'´ヽ';::::::ﾄ､.,_____,.イムヽ　　>:|:::/
　　　　　　 r7　　ヽ;::!:.:.:.:.:.:.:./ / ハｰﾍﾊ､|/
　　　　　i´`' ｰ--‐='i':.:.:.:.:.:.:/ ,'　 i　';.:.:.Y´i
　　　　　/`　ー　-- '|:.:.:.:.:.くヽ､.,___,,.ｨヽ;.:!-'ｧ､
1272 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/12(火) 20:13:41 ID:duwPrb8w: >>1271　誤字修正
×通用しないでしょう。→　〇通用しません。
1273 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/12(火) 20:14:58 ID:duwPrb8w: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ 　 --　　_　 __　　 }:.
　　　　　　　　　　　　　　　　 _ -　_､-''~￣　／ /､__ノ厶　　　　 _､ ┐
　　　　　　　　　　　　　　 _-　／　　／　.／　 /_､ ''ｱ~￣＼　 /r1 /
　　　　　　　　　　　　　　　 / 　 /　.　 / 　 /__　~^'' ､ /　＼　ヽ/ ﾞｌ ‘,
　　　　　　　　　　　　 /　　/／　./ r‐/,,_　｀ヽ　 ′ ､　 `ｰァ　 |　‘,
　　　　　　　　　　　　　　　　{　　ｆ^{ ./{　　んうｉｘ　　 {ハ､＼`'く　ノ__ノ‘,
　　　　　　　　　　　　 /,　　Ｖ ' ！　{ ` ‐-′　 rぃ }　＼　　ヽ￣ _ -}　　　　　　それにしても鮮血のエリザベートか。
　　　　　　　　　　　　　　　　∧　　 {　　{＼{　　　　冫　}　|　ヽ　 V　　/
　　　　　　　　　　 _　-=＝= ＼　‘,　 ‘,　　　　 ‐-　/ ./　:l　　　 }-‐　-＼　　　　　魔族にありがちな魔法バカと思っていたが、
　　　　　　＿　 -=ﾆニニﾆニ＞‐ ￢､　‘,　　　　イ＼/ /　　 }　/　　　 -=＼__
　　　　　　＼ニニニニﾆﾆ／=-　　 | ハ　}　う7爪-=| ､　＼..,,_　ﾚ ,　　　　 -=/-｝　　　どうやら、そうではないらしいな。
　　　　　　　　`'＜ニニﾆﾆ{ﾆ=-＿_.／　ﾉﾉﾆニ} }ｰ-　_､-=ミ＼｀` ′　　　　 / ツ
　　　　　　　　　　､丶｀￣ _　　 -‐=≦＼ｒヘ/_､-''~:i:-=ﾐi:i:ヽ‐-　_ 辷‐--=彡' ､
　　　　　　　　　／　 _､＜=-　　　 __〉　／:i:i＼:i:i:i:i:〈:i:i:i:}:i:i:ﾉ　　 `ヽ､　　　　＼
　　　　　　　 _./:{　／ﾆ=-　　　／／〈:i:i:i:{'⌒＼:i:i:i:〉ｰ‐'"　　　　　 } 　　　　 }
. 　　　　／ﾆ{　Vﾆ=-　　　　　/／　　　`'ｰ' 　　 `ｰ′　　　　　　 ,ﾞ＼　　　 /
　　　　　／二ﾆ{　ﾔ=-- ､_____.ノ/ 　　　　　　　 }　､　　　　　　　　/ ､　＼ｰ '"
　　　／ニﾆﾆ圦　　､=-　　　 / { 　　　　　　　 /　__}ｈ｡　　　 ,.:ﾞ　 ’,　　',
　　　{ニ二二二/＼　＼=-_／　{:.　　　　　　／-=ﾆﾆ⌒≧==≦　　　　‘, 　 }
　　　{ニニニﾆ/　　}ハ　ﾏ　　 } 丶　　　　イﾆ=-ヘニﾆ/ V/∧　　　　 ′
　　 └―　　　　ﾉ　 }　:} 　／　　 ≧=- -=ニ__／　　∨/ 　 V/∧ 　　　 }　/
　　　　　　　　　　 }　.ﾉ／　ﾉ　　 /　 /ニニﾆ/　｛　 <====> {V/∧　　　　 /
　　　　　　　　　 /ｰ'"　　 ′　./　 /ニニﾆ/　　〈　　 }:i:i:{　 {　￣　　　　／
.　　　　　　 '" /　　　　　,ﾞ　　/　 /ニ二／　　　｛　　<====>！　　　ｰ
.　　　　　／　　/　　　　 ,ﾞ　 ./　 ''^ﾟ~￣~ﾟ^''ｰ-ヘ‐㍉　 }:i:i:{　ﾟ,
. 　　／r～　-=ミ～､、ﾞ　 / ./=-　　　　　　　　〉　〉⌒＼:{__　ﾟ,､_
　　／　〈／=-　　｀`ヽ､/　./／=-　　 γ⌒ヽ _／ｰ'"⌒＼＿（〈　〉
　　　　 {ﾆ=-　　　　　　〉／=-　　　　　{　　 /ﾆ/～　,,_　　 _-|:|`^i V/
/　　/　 {ﾆ=-　　　　 .／=-　　　　　　〉　/ﾆ/ 　　　.＞<　 |:|　ﾉ　V/
　　/　　〉=-　　　／=- 　　　　　 /　/ﾆ/ --‐ ''^~　　{:＼|:|〈　　 ∨/
　./　　 /=-　　　　./ﾆ=-　　　　　／／／　　　／／　ﾔﾔ|:|　ヽ　　V/
　　　 √-　　　　/ﾆ=-　　　　　　／ _､-''~　　／／　　　ﾔﾔ:| 　 |　　 V/

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,, _,,r‐┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,ｒ-‐´　　'`i └i,
　　　{` ｙー─--　,,_　　　,へヘ／　　　　　　 }　く,
　　　」 /　　　　　　　｀二ゝ-'-┴―- ..,,　　　　}　」
　　く {　　　　..::::....／::;:::::::::::::::::;:::::::::::::::｀ヽ､.....: } L_　　　　　はい。
　　 [､ {　　　..:::::／::::::;::::::;:::::;::::::ﾊ:::::::::::::;;::::　ヽ:::}　」
　　　「 {　　..:::::/　::::::/:;::/:::::ｊ::::::} i:::l:::;::::::;;;;:::　｀､}└,　　　　あの詐欺師と違って偽らずに真実だけで
　　　｀ｱゝ..:::::/;:::::::::/:::l::l::::::ｊ:::::::ｊ　!:|::l:::::l::;i:::::::::::; ヽ┘
　　　└ェゝ:::l::;:::::::ｲ:::_LL::」;,:::;ﾉ　}」LL::」::l::::::;;i:::::ｉ:ﾄ　　　　　ここまでやれるなんて相当なやり手です。
　　　／::くｨゝｊ:;i::;;::::{:::::;l;;;l;;;;ﾘﾚ'　　ﾘ L;;;;;l;;ﾘ;:::::;;}::::ﾄ:〉',
　　人　　::く/::;;i::::;;::ト,ｨﾗﾃ=＾'　　　ﾗﾃ=ｘ'l:;;;;;::l:::::Y　〉､　　真実しか言っていない為、こちらは文句も言えません。
　.くｒi ＼　::i::;;;;{┌-{《 {-':::;}　　　　 {‐':::;} 》‐ｖ-};;;;:::ﾄくｚ´
　　　Lｎ＼ i:::;;;ｩ[ノ￣! ヾン　　　'　ヾン　ｉ￣ﾌ;::;::::ﾄ;:ヽ　　　正直申し上げると、魔族を侮っておりました。
　　　　｀ﾌ:/::::;::＼　　i､ﾞﾞﾞﾞ　 , ―-‐､　ﾞﾞﾞﾞｲ:.　 {;;::l}:::::}l::::}
　　　　　{::ｉ{:::::ﾄ;;::;{:.　　i｀＞.,,`ー一'_. イ∠ﾆ二〉:ﾊ::::ハﾉ
　　　　　V !､:::!､;;〈ﾆ二ｺ´　＼￣´{￣｀Y;;;:::::;::V ﾉノ　´
　　　　　　　 `ーｿ{:::;;;:::ヾ:.､　　＼/　　 {;;;:::::::;:}´
　　　　　　　　 {　';:::::;;;::::ヾ､　, ｲ''^i..､　l{;:::::::;ﾘ,
　　　　　　　 }　ヾ､;;::::;;:::ヽ'　.〉=ﾍ. ＼{;::::丿.l
　　　　　　　　　レヘ　 }.}￣｀＾`/　ﾊ｀i 　ヾ人__!__
.　　　　　　　／／l　｀!ij 　　 !　 ::;'　＼　　　}::　￣ﾌ
　　　　　　ｨ´／l l／ l＼〉　　 i　　　　　ゝ　.:',二] [ﾌ
　　　　　　〉l／　　＼l}:　　　｀⌒ー‐..´　　　l:　 .ｲ
　　　　　　ﾉ　::／　　　 {::　　　　　　　　　　＼　ヽ
.　　　　 / :／　　　　　 }:　　　　　　　　　　_,..-‐┘　ヽ
　　　　ﾉノ　　　　　　　ﾄ　..,＿,..　---―''´:: 〉:　　　　ヽ
1274 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/12(火) 20:17:55 ID:duwPrb8w: 　　　　　　　　　　　　　 ___
　　　　　　　　　　　／⌒^＼　　　　 ----
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ¨¨`´　　　　　　｀　.
　　　　　　　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　　　　 '　ｨ　/　　　,:i:iｱ　　　　　＼　　　 '，
　　　　　　　　　　 /／/　 ' 　　　/wｉ}　　　　　　　　'，
　　　　　　　　　／　/　/　　　 /　　{　　　　､　　　ｉ　
　　　　　　　　　　　　 '　 '　　　 i {、　 { 　＼　＼　 }　　　}
　　　　　　　　　　　　　 { ｉ　　　　 И ＼八　､　＼／＼ } 　　 i
　　　　　　　　　　　　　 | ｌ {　 :　　{笊示ミ､＼{＼ｨﾁ芹笊} 　　 ,
　　　　　　　　　　 И {　 i　　Ⅳ Vツ　　ヽ　Vツ　/ '　　/　　　　まあ、エリザベートはもういい。
　　　　　　　　　　 }八　{　　乂__　　　 i　　　　ノィ　　/┐
　　　　　　　　　　　　 )八　 i从⌒　　　　　　　 /　ｨi:i:i:{_　　.　それよりも、この事態をどう対処するのだ？
　　　　　　　　　　　　　　＼{ 込、　 ´　｀　　ｲ／i:ｉ:／^|
　　　　　　　　　　　　　　　　　「 }.}￣〕iト　_　ィi〔/^「￣　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|,./.:.:.:.:.:「 }　 __ ／ |　|...　　 __j_＿_
　　　　　　　　　　　　　　 ,.　 -//i:.:.:.:.:._|＾{ _/　 __/|　|.......／　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　／　　//| |.:／´ ∧/__／/...|　|_／　　　　　　　丶
　　　　　　　　　　　 '　　 //:::}><i:i:i:i/Vﾊ　　 '. ./ / 　 _＿　　　　　　 '，
　　　　　　　　　 {　　/^yィi〔/i:i:i:i/i:i:i:i∧-=ｧ. {__〕iトr ⌒}＼　 ..　　 ........}
　　　　　　　　　 i.......{／　〈i:i:i:i:/i:i:i:i/:i:i〉　'. .'　　 {､　/　 }　　 ...............|
　　　　　　　　　 }..... ′　　 ⌒/^ｱ⌒ｰ┘ {. .{　　　 V〈　〈　　　　 ......|､
　　　　　　　　　　　　 /.../{ . . . 　　　. :.{ 　　　 |. .|. . . . . .}ヽⅥ∧　　　　 ....|. ＼
　　　　　　　　〈_./.八 : : : : : . . :八. : : : : : |. .|: : : : : '..../ Ⅵ∧　　　　......|. . . ＼
　　　　　　　　　 }../-=>､ : : : : : : : : ､: : : : :|. .|: : : :ｲ....〈 __ Ⅵ∧ _　 --r┘､. 丶.＼
　　　　　　　　　〈/__ ィｉ〔7＞-_. :⌒: : ≧=-|. .{ ＜　　　}＼＾Ⅵ 　　_＿」､　 V/. }. . '，
　　　　　　　　　「⌒ 　 /　／「＼__／「＼八∧_ ,.　-=/　∧ ⌒￣　　__ 〉　 }. . ' . . }
　　　　　　　　　＼　　^7¨.......〉　}i:i:i:i:{　　〉...＼ヽ　 ∧ /　　　　　 /　 , . ./. . ./

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　-─ヘ__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _､‐''゛/:::::::/:::::::::ヽ丶
　　　　　　　　　　　　　　､─‐｢ア/:::::::/::::／::::::::::::::::i::::::..
　　　　　　　　　　　　　　 {　　|l/:/:::::::/:／{:::::::::/:/:::::|:::::::::.､
　　　　　　　　　　　　　　〈　 /:::{:::::::/|:ト､|:::::::/:/ |:::ﾉ::::::::::::l＼
　　　　　　　　　　　　　　　{　{:ｌ:|:|::::厶尖从ノﾚ‐-|/|:::::/::j:::l　＼　　　残念ながら、
　　　　　　　　　　　　＿_　寸从:Vゝﾋrｿ　　芋冬|::/:::/::::}　／ヽ
　　　　　　　　 r‐／─'"＾ﾉ:|:::::付 '''　　　､　　ゞソY从/ノｲ／　Y´　　ここまで大っぴらにやられては、もう現状維持は不可能です。
　　　　　　　r‐ﾉ‐'"r─z─/:r'⌒ヽ、　　　　　 `` }:::|/::)ﾁｱソ⌒
　　　　　　 /'"　　 |_／　八Y⌒ヽ」＼　　｀` 　 u　ノ＿_/::::::}　　　　　　早期に事実を公表するしかありません。
　　　　　　ﾚ　／{　　　′|:|:::::::|_人_}＼＿　　イ_}＿}ヽ::::.::|
　　　　　　 __,.ｲ‐'"　　　ﾉ''|::::::iＫ　＼　　 :/i:i:i:i:i/::::|ヽ〉:.:::|
　　　　　_,ｲ─'　　 --､／　Ｖ::八ヽ　　 >_/-==i/:::::::|/ |.ﾉﾘ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「確かにそれしかないな」＞天空神
　　　　 |__ﾉ　　 /　　＼　 V　}､‘，／|＿_|i　/::::::/VL
　　　　　　　 _{ 　　　 ',　　_/　`´ 　 | 　 V/:_／}　 V／ヘ
　　　　　　　 _ノzzz､　　_}／'/-─‐-､/　　 ∨ヽ　|　　(し(ノヽ
　　　　　　ノ　　｀`''く>_ノl{‐ ////////　　　｜‐v⌒ヽ　', V⌒}
　　　　／　　　　　　 > |lll7 ////////{　　　　|//|　　 }　廴VL
　　　/　　　　　　　ィ　 |l〈./////////ゝ‐-== |//|⌒X} _} 　 lVL
　　./　　　　　　　 /　ﾉイ//////////////////| =/　 '　　| lVL
　　'　　　　　　　 /､ ∨,'///////////////////,| /　　|　　| }! VL
　/　　　　　 /　＼////////////////////,'|'　　 .|　　| ﾊ
　　　　　　 /＼　 }＼////////////////// |　　 |　　| } |
/　　　　　　　/　　＼ﾉﾉ VＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺＺzzzzﾉ　　 |　　| } |
|　　　　／/　　 /¨＾　 V//////////////Υ{　　　乂ノﾉﾉ
1275 ：名無しさん＠狐板：2024/11/12(火) 20:18:24 ID:ID3MATu2: 悪辣なやり方というか勝手に自滅してるだけだし…
1276 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/12(火) 20:20:41 ID:duwPrb8w: 　　　　　　　　　　　　　　　　　 ----
　　　　　　　 --ミ､ ,.　´　　　　　　　｀　.
　　　　　　／　ｧ ⌒´　　　　　　　　　＼　　＼
　　　　 '　 / ／　/　 '　 ,　　　丶　　ヽ　丶　 .
　　　　 / ,ｨ　'　　, 　ﾄ､/{ 　丶　＼　　 V　　v ∧
.　　　 ' / |　　　　　　{''"ﾞ{　､　＼　 ≧=- v　　'，ﾊ　　それに、このままでは魔法ギルドにも飛び火するだろう。
　　　　 {/　|　:　　i　　 {　八　＼　斗＜´ =-}　　 }　 }
　　　　 }'　 |　:　　l　‐‐{ -- ＼　ﾄ､ｨﾁ笊芋ｱ　　 '　　　　何しろ、あの二人が副会長だ。
　　　　　　 Ⅳi　　{　　从ｨﾁ笊ヽ{⌒ 乂rツ /　'　/ 　′
　　　　　　　,八　ﾄ.　 Ⅳ V_ﾂ　　　　, , / /　/　/　　　　無関係と主張することもできないぞ。
　　　　　　丶{ ＼{从 , ,　　　,　　　　ノｨ. . .厶ｨ _＿＿
　　　　　　　　　　　　 V圦　　　　　_　　　/}. .//////////ｱ
　　　　　　　　　　　　　}. .介: .　　´ 　　 .ｲ'　,「￣　 ¨ ヽ⌒
　　　　　　　　　　　　　}. . .}　r､≧=- ＜ _/ / |　　　　 }__
　　　　　　　　　 ,. . . }　| | ｰrｫ } 「 /../　|　　　　 ´: : : :≧s｡
　　　　　　　　　　　_/. . . , __| |i:i:i} {　//. / ¨ｱ､_／: : : : : : : : : : :丶
　　　　　　　　　／/. . . /　 { ∨　 У'. / ／　/: : : : : : : : : : : : : : : '，

　　　　　　　　_
　　　　　　　r,)へ　_,.-─-､　_へ_
　　　　　　r/　　　＼;;;;;'ﾆニｲ___7(､_
　　　　　　)i　　　ゝ'":::::::::::::::::::::::::::ヽ､
　　　　　/rｲ｀γ´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::';,
　　　　/:::ゝﾍ､,'::::::::/:::i:::::::/i::::/:::/!:::::;::::::::i
　　　 /::::::iヽｲi:::::::ｲ::::ﾊ::/ｰ/-i:::/ |:::::!:;:i:::::i　　　事が事なだけに、あの二人と魔法ギルドは肯定も否定もできないでしょう。
　　　,'::::::i:く_ﾊ|::::::::ﾚ´::ｲ!ｲテ'ﾄ,/　 !::/-i::i:::i
　　　!:::::ﾊ:::!::::i:::::/（_[ヨ.' ﾋ'__,! 　　'ｨ'i'i /::i;;i　　　やはり王家が宣言するしかありません。
　　 .|:::/　i:::!:::i:::::l::::|::l::i. ""　　　､└'iﾖ､|V
　　ヽ!　ﾉ:::i:::ﾊ,ｨ_;;;|:|:::ﾄ,　　rｰｧ　"人|
　　　ﾉ)　ゝ､:!／⌒ヽ',:::',.i.ヽ､ __ ,..イ|:::|　 ,.ﾍ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そうだな」＞天空神
　　(!　　,.へ'､　　　　ﾍ:::!.､__ｎ/ >､|::|:!／　ﾉ)､
　　　　／ヽ　＼,.ｨ､　i V 　ハｲﾄ,ﾚ／i　　Y　i
　　　/　　　ヽ　　.>ｰ/　 ,.ｲ　ﾊ　i／ヽへノ) ﾉ)
　　./　　　　　_,.ｲﾆｲ　く､__,.__／ i　/ / ( (｀ｰ'--､
　〈　　　 ´￣｀＼ﾝ､　/ 　.／__〉ﾄ/　　ﾝヽ､　 l i─ｰ､
　　 ',　　　　　/ ／｀ｰ､_ ／　　　 iヽ､ノ)　( (　　l　-､───┐
　　　i　　　　 l /　､ヽ､）,´ 　__,...イヽ､(ｲ｀ｰ-)ﾉ___」─'.___________|
1277 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/12(火) 20:22:41 ID:duwPrb8w: 　　　 ____
　／^⌒ ＞-=ミ､ ,.　　 ¨　￣￣　¨　　 .
／　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　丶
　　　'　　/　　 ,　　　 _　　　　　　　　丶　　　＼
　 /　　 /　　 /　,ﾍ,,,/ｱ　　　　　､　　　ﾟ｡
　'　　 '　　 /　 '""ﾞﾞ"{　　 '，､　＼　　　　　　 '，
/ィ　　　　 ′　ｉ　　 {　　　丶＼　ヽ　 :ｉ
　|:　　:i 　　　 { 　　{ 　丶　＼丶　　ｰ}　　　　}　　　よし、そうと決まれば、さっさとやるか！
　|i　　:ｌ　　　_j__{_ 　八　　ｉ＼　丶＼＿j_　　　　 }
　|l　　:{ 　 :　 { ﾊ￣｀＼　ﾄ､　ヽ´￣　ヽ}　　　　 ,
. 从　 :{ 　 i　从ｱ示沁､　ヽ{⌒,ｨ竓示芹ｧ}　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「はい！」＞女王
　　丶{ 　ｌ　　Ⅳ V_ツ　　　　乂_rツ　'　　 , 　/
.　　　从　|　　乂_　　　　　　　　　　　 /　　ﾊ　'
. 　　　ヽﾄ､　{::i⌒　　　 i 　　　　 /　ｨ / }/
　　　　　　　＼{込、　　 r　 ‐┐ 　 ,ノｲｫ　|"
　　　　 r ─‐┐ }　ｉ > . 　､__ ノ　　ィ/　|　|_＿__「 ¨ >､
　　　　 | 　　ﾄ-}　l=ｧ=}＞　_　イ　_{__ >|　|i:i:i:i:ｉ:|　　　|
　　　　 | 　　 li:i:}　|i:{｀┴‐‐┐　　　}/}　 |　|i:i:i:i:ｉ:|　　　|
　　　　 | 　　 l:i:i}　|ｲ>､　　 ∧　　 }/}_,. |　|i:i:i:i:ｉ:|　　　ト .
< ¨¨¨＞V　　 |,<}　|八　　‐- ∧ 　 //.-‐|　|¨＾>､|　　 /. . .＼
. . . . . . . . ＼ _|　}　l　　　　　 VV 　　 |　| 　 __|　／. . . . . .丶

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . .　　　- ── - 　　　 __　 -- ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . . : : . . .　　 . .　　　　　　　　＜ ⌒＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ . . .　／⌒ . .　　　　　＼　　　　＼　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . . : : . 　 '　 /. ./　　　　　　 '，　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　' . : . .,　/　 ' . :/W　　　　　丶　 i
　　　　　　　　　　　　　　　　 / . : . ./　' 　 i : /'ﾞﾞﾞ{　　、　＼　＼}　ｉ　　　 } 　 '，
　　　　　　　　　　　　　　 ' . : . ./　ｉ　　{:./＼八　　＼　ｉ＼　}　 }　　　 }
　　　　　　　　「＼ __　　　　 : : : . .′　|　　{,ｨ笊示ミ､　　i ＼{-‐Ⅵ　,　　　　　　}　　　それと私も民衆に説明しておく。
　　　　　　　　|/////＼ __　　 {: : .. 　 Y^|　 Ⅳ,_)/::: }　＼ {　ｨぅミ }　　　　 /
　　　　　　　　{/////////＼_ ｉ: : :{ 　 {　|　　{ 乂rツ　　　ヽんハ/ /　/　　 /i　 '
　　　　　　　乂//////////ハ: : :. 　乂|　　{　　　　　　　　ﾋﾂ / '　 /　 ' /　} /　　　　　　　　　　　　　　　「天空神さまもですか？」＞女王
　　　　　　 /⌒//////////∧: : . 　八　乂　　　　　　 '　__ノ / 　／}/　ﾉ'
　　　　　　　///////////////八: .j_: :／}＼ {⌒　　 _　　　 ⌒7 '　／　/
　　　　_＿ └へ//////////／^ア￣￣ }: . 个: .　　　｀　　イ /}イ　　　　　　　　　　　　　ああ、この件は速やかに片づけたいからな。
　　　「/////////二ﾆ=--／. .／ﾆ=-- 　 }: .　}　　＞　＜__ }八人
　　　 ⌒二二ﾆ==--⌒. . . . . .{ﾆ=-　　　　}: . .ﾊ ___　{ﾆニニ} ⌒ ＼. ＼
　　　　　---=ﾆニ⌒. . . ---- ミ､ﾆﾆ=-　, : ./∧　＼V＾}ﾆﾆ{　　　＼. 丶
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. . . . . . . . . . . . . . ., -=ﾆ=--　　　　　⌒, . :,　　　〉　「＼＼_〉　　ヽ　　　､. . .＼
. . . . . . . . . . . . . .ｲﾆﾆ=--　　　　___／/. :∧___／ﾆﾆV/}ﾆﾆ=-へ　　'，　　 . . . .'，
. . . . . . . . . . .／　{ﾆ=--　　　／　　_/. :/　　　 __／i:i:「:i:i:i:i:i:i:＼i:i:>､_}　　　　 . . . ...
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⌒　　　　　　　 /ﾆ=-⌒　　／⌒} /: : :　　. .└へi:i__/L／⌒'， ⌒¨＼　　　 . . . .
　　　　　　　　/ﾆ=-　　　　/　／ / : : {. . : : : : : : : : : : : : : . . }. . . : : : . .　　　, . . /
　　　　　　〈_＿ __　　　/　 /. : .: : : 圦: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :}　　/. . .
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　　　　　　　　　 / 　　 ⌒　}／八: . . .Vﾆﾆ=- ____／//＼_≧=-- ＜>　／
　　　　　　 /　　　　　 /　　 L＼: . Vﾆニ=---／/＼ﾆﾆ∧ﾆニ〉

その日の内に女王と主神が事の真相を説明して、王国中に激震が走るのであった。

これによって伊藤誠は『伝説の勇者』から『詐欺師』、『偽勇者』と罵倒される存在に転落して、

王国の歴史は修正された。
1278 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/12(火) 20:23:15 ID:duwPrb8w: 今回の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
1279 ：名無しさん＠狐板：2024/11/12(火) 20:25:09 ID:X0zU1aqX: 乙
1280 ：名無しさん＠狐板：2024/11/12(火) 20:25:25 ID:ID3MATu2: 乙でした
1281 ：名無しさん＠狐板：2024/11/12(火) 20:26:05 ID:vc4tUA+N: 乙でした
各地の伊藤誠の彫像も撤去か破壊されるんだろうな
1282 ：名無しさん＠狐板：2024/11/12(火) 20:29:22 ID:/9bHKlA3: 乙でした
1283 ：名無しさん＠狐板：2024/11/12(火) 20:53:52 ID:+xrePYN9: 乙
誠の件は、神さまたちにどうして教えてくれなかったのかって聞いても
遠征を主張したのと同じで、新聞の情報に踊らされた人間がそうであれと望んだんだろう？って神視点で言われても文句言えなそう
1284 ：名無しさん＠狐板：2024/11/12(火) 21:00:01 ID:gxqFRozB: 乙でした

実に壮大な誠ざまあ
1285 ：名無しさん＠狐板：2024/11/12(火) 21:02:05 ID:QWkosmeK: 乙
まあ、そもそも神が王族の失態に配慮して称える必要は無かったしな。
1286 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/12(火) 21:03:11 ID:duwPrb8w: >>1251　誤字修正
×上がる一方で、→　〇上がり、
×不老長寿の魔女は衰えずに成長を続けるのだ。→〇更に不老長寿だから衰えずに成長を続けるのだ。
1287 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/12(火) 21:16:49 ID:duwPrb8w: >>1273　誤字修正
×正直申し上げると、→　〇正直に申しますと、
1288 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/12(火) 22:59:33 ID:duwPrb8w: >>1238　誤字修正
×元ネタの漫画を知っていると　→　〇元ネタの漫画（葬送のフリーレン）を知っていると
1289 ：名無しさん＠狐板：2024/11/13(水) 03:45:48 ID:1ok62hkF: 乙
他に読んでてちょっと気になるのは
>>1228 >>1232で同じAA連続（上中下のうち上中）
>>1228 >>1232 >>1234でエリちゃん同じポーズ３連続
1290 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/13(水) 08:25:56 ID:I8P81Udy: >>1289
確かにポーズは同じにしていますが、これはイッチなりの表現のやり方です。
1291 ：名無しさん＠狐板：2024/11/13(水) 12:31:54 ID:1ok62hkF: >>1290
了解です失礼しました
1292 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/13(水) 16:56:15 ID:I8P81Udy: >>1148-1150の続き

※これはただのネタです。

　　　 /:ｉ:/　　　　　　　　　　　　 {:ｉ:ｉ:ｉ:i∧
.　　 /:ｉ:/｡ｒ≦:≧.､----------､　　Y:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i＼
　　 Ⅵ:{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:＼: : : : : : : : : : <:.＼:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:∧
＿　∧:ｉ:ｒ≦三７:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉY: : : : : : : : : :＼: Y:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:}
_ﾆﾆ≧Ⅵ∨ﾆ./:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i}: : : : : : : : : : : :.ヽ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ{.
三辷彡Ⅵ.ゝｲ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i/: : : : : : : : : : : : : : V:ｉ:ｉ:ｉ:i∧
ﾆ／ﾆ／三{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/: : : : : : : : : : : : : : : : V:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ∧
ﾆﾆ／ニ.}ﾆ{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i／: : : : : : : : : : : : : : : : :.:.:Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ}
ゞへ彡イﾆ.{:ｉ:ｉ:ｉ:イ: :/: ＼:}: : : : : : : : :/: : : : : :Ⅷ:ｉ:ｉ:ｉ√三）
彡ﾍ､彡}三{ｒ' : : |:./{从: 木: {: : : : : :/: : : : : : :.}:ｉ:ｉ:ｉ:/:＜´
　　‘，　＼l: : : :|'　　　ヾ{:./{: : : : :, :/斗--: : :}彡ｲ: : : : ≧s｡＿　イ
　　 ‘，ヽ l: : : :{ゞx.､＿_ ´ ヾ'{:／ノ　/:'イ: : :八ﾆ≧s｡_: : : : : : : 彡'
　　　 }: ､　l: : : :|.　｀冖'　　　　　　ﾉ:从'ﾆ入z彡'　　￣￣
.　　　/: :.:ゝl: : : :|　　　　　　　{　ヾ=彡ｲ:ｉ/ ア
　　 /: : : : :.l: : : :|　　　､　　　　　　　/: :{:./´　　　伊藤誠よ。
.　 /: : : : : :.l: : : :|＼　　　　－　　ｲ: : :{:.{
　/: : ＿: : :.|:l: :从⌒＞　__　　＜{: : : :.:|:.{　　　　確かに、お前が言っている事は間違っていないわ。
. '／　　　　.{从: : r<,,≧='-._） rヲ|: : :./:Ⅳ.
'　　　　　　 {　 Ⅵ{ 込＿）＜＞つ{ : : {: |　､:､　　　でもね。
　　　　　　　 ∧:.V丁丁丁-<∧Ⅳ: :{: l.　＼:.､
　　　　　　　/∨　 .{　{　{　l.　寸lⅣ {Y:. 　　＼:.､
__,,　　　　 /∨.{　 .{　{　{　}　　ヾ. Ⅵ.{: :､　　　＼:.､

.　　　　　　　 /ﾆニニ/　　　　　　　　 {ﾆニニﾆ=-_
　　　　　　　 /ﾆニ=-　　　　 ___　 _＿__　　＼ﾆニﾆﾆ=-_
.　　　　　　 /ﾆニ／　　. : :´.: .:/.:⌒ヽ:ヽ.: .:｀: . ⌒＼ﾆﾆ=-_
　　　　　　/ﾆニ(__　／.:／.: .:/.: .: .: .: }: }.: ＼.: .>‐‐ﾍ＼ﾆﾆ'，
.　　　　 'ﾆニ/ﾆア.: .: '.: .: ./.: .: .: .: : }: }.: ､:.:∨ニニ{ニVニ}
　　　　 {ﾆ／ﾆ/.: .: /.: .: .:, .: .: .: .: .:./:/.: .:..'，{ﾆニﾆ{-=jﾆﾆ'
　　　　　　Vﾆﾆ': .: .::/.: .: .:/.: .: .: .: .: '.:/.: i.: .: .: Vﾆﾆ人-=ﾆ7
　　 rへ　 {ﾆ/ : .: .:′.: .:/.:./.: .: .:／ｨ..: .:.} .: .: i.:.}､ニニ>､ノ} _＿__
　　_人:ｉ:i:i:i>ｧ.: .: .: .: .: i.: .: ｲ .: .: .: : /}／/}.: /.:}.:.}.:＼ﾆニﾆ人i:i:i:i:i:i〉
　└､:i:i:i:ア/.: .:ｉ.: .: .: : { : / ｉ: .: .: .: / i.:/　}:/.: :|.:.}.: ノ^Yi:i:i:i:i:i:＼i:/
　　　}／ｉ:ｉ:,.: .ｉ.:| .: : .: .:{.:/　{: .: .: }/ TT¨¨ ⌒Ⅵ: }/^) /:i:i:i:i:i:i:i(⌒　　　勇者アバンならともかく、
　　 {:i:i:i:ｉ:{: /{.:| .: i.: .: {/＼八.: .:/::::∪::::::::::::::/.: | 　/}:i:i:i:i:i:i:i/
　　人:i:i:ｉ:|':i:i|.:{.::.:{.: .: {　ＴＴ¨¨:::／ ¨¨¨ ﾉ(¨/: .: | ｲ.:.|i:i:i:i／^: .　　　　お前のようなクズが『魔王様を倒した勇者』として名声を得るのは
　　{.: .:.:⌒|/^|.:{.:i.:{.: .:Ⅳ ∪:::／,　　　 ⌒ノ.: .: .:|.:.|.: L／､ .: .: :.
　八.: .:.／ .: |八{人:rﾍ圦¨¨　　　___　　⌒ｉ .: .: |.:.|.: .: .: .:.V/.: ./,　　　魔族にとって屈辱なんだ！
　　　}／.: .: ／/.: ／{ﾆニト--- ､｀ｰ┘　　 }.: .:.八:|.: .: .: .:. }.:/, .: /,
.　／:...: :⌒__/／　人　..　_＼＼＼　_　イ: :}.: .:'.: .}ﾊ.: .: .: .:.|.: ./, .: /,
／.: '⌒ rくﾆﾆ{ ____ ⌒} _＿　> }/}､＼__　 /.:.ｲ.: 人.: V/.: : |.: .: ./,.: :/,
:／　　 V／ﾆ乂____　{::::{ ／ｲ://八＼)ﾆY／八.: .: .: .:V/ : |.: .: .: /,: .:/,
　　／／{ﾆニﾆ/＼⌒V」　〈/､ﾆニニ=-}{ﾆニニ=--ミ∨/:|.: .: .: .:/, .: /,
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　　　　(＼　　 (＼|　　　＼　　｜＼____,,..　-‐‐ 人,八: : :|:/斗劣′ 　 ' ' '厶ｲ : : : |: : : : : : .＼___,,.｝: :|／
.　　　＼＼　＼）　　　　　　 |　　　　　　　／ﾆﾆ＼|＼〉ハ刈、　　イ　　:| : : :∧ : : : : ＼: : : :/: : ;　　　故に、その幻想をぶち殺す！！
　┌‐　..,,__＼ /⌒ﾆ=-　　　　'.　｀⌒7　　 ∠ﾆﾆﾆ/Ｌﾉ. : : : 八　＜　ノ　　,ﾘ: : :/::∧ : : : : | ｀ア: : . ′
　　＞---　..,,_}　　　　　　　　ｒヘ,∠,___　　　　　／ . : : /⌒＞　　　　／/.: :/(:/::∧ : : : |／: :／　　　　　真実と言う名の
.　└‐‐-　.,,__/　-‐==‐-　 __/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ〕　　　　／. :／|（/: ／: : :／^ヽ´) /.: :/二＼::∧: : /. : :´
　　　 ┌‐‐‐｛　__,,...　　　 ⌒|ﾆﾆﾆﾆ/⌒´ﾆ=-　. : ／　八: : : :ｒﾍ「　　／⌒'＜二二二:::::.＼| : : |　　　　　　　『幻想殺し（イマジンブレイカー）』でな！
　　　　￣￣｀^^厂￣´　__,,..|ﾆﾆﾆﾆ|　　　　　　　ﾆ=-´ .,,__,,ノ'ﾞ⌒'. 　　￣￣)二二二::::::::.| : 八
.　　　　　　 ┌┴=ﾆ　　／〉ﾆﾆﾆ〉 .、　　　　　　　｝＼　￣　　　　　　／二二二 .::::::. | : | 　＼
　　　　　　　＼　　 ∠　/｝ﾆﾆﾆ/　　＼　　　　　/　　　　　 } 　-‐┐￣￣｀7′.::::::人乂__,,..　,
　　　　　　　　　＼_／⌒'┘|＜＞|　　　　＼　　　　　　　__,,..　__,.ノ　　＼(⌒ヽ,　/.::::/|:::/:/ ＼￣￣
.　　　　┌ヘ　　　　　　　　￣￣　　　rヘ＞--=ﾆ　〕二{(__/　｀､　　＼　　/.::::/丿: 'ﾞ　　＼
　　｛￣　ﾆ=-＼　　　　　　_,. 　 -=ﾆ　　ヽ, 　　　___ /二二厶..,,__L＼__,.／　./.::::/´:／
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＼＼＼　　　　 'ﾞ⌒∨ﾆﾆﾆ∧__,,..　　 -‐=ﾆ^ヽ,　　 /二二二二二二∧ ／.:::::::::::
..　＼＼)／　　　　＼ﾆﾆﾆ∧　　　　　　　　　＼/二二二二二二/二〉.:::／:∧{
　　　＼(__　　　／　　/|ﾆ〈〉ﾆ｣　　　　　　　く二ﾆ=トミ. 二二＼二二,/／)／　＼
　　　〔二し)_∠／　 /:！,二.,_,,..　 -‐=＝=‐-:|二／⌒^^＼二二＼二｛____
　　　　Ｌﾉ_,.クく___,,.厶__|〈⌒ﾞ'トミ..,,__二二二丿´ /　／　　＼二二＼二二＼
　　　　　　　＼＼　　　　）､二二./⌒ー=彡　/ く-‐=‐-ミ.　＼-‐‐ｧ二二ﾆ=--┐
　　　　　　　　　＼＼　／二＼二/　/　斗-‐┐ 　 )　／　,)／　＼（二二二二ﾆ=-　..,,__
1293 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/13(水) 16:57:01 ID:I8P81Udy: 　　　　　／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
　　　　 /: : : : : : : : : : : : : : : : :.、: : : : : : : : ヽ
.　　　 /: : /:: : : / : : : !:: : : : !: : !: : : ヽ:: : : : : ',
　　　/: : /: : : 斗--､ :|: : : : :|: : | ,ィＴ: ',: : :ヽ : !
　　　|: : |: : : : : |: /　＼: : /|:.ィ: :ヽ: : :.|.: : : ﾄ､:|
　　　|: : |: : : : /!/ ⌒ヽ| :/　|:./⌒ヽＶ: |.: : : | V
　　＜ : ｣_: : / 〈　　{}　|/　　ﾚ　 {}　}|:./ヽ: : |
　　＜:: |. 小{　　 _,,.. -　　　　､-.,_　ﾚ{: :.|ヽ:|
　　　厶ﾍ　ﾊ　　　（ (　　　､　　) ）　 {ﾊ/　V　　　　お前は何てことをしてくれたんだ！
　　　　　＼_!　　　) ）　＿　'　（ (　　 !
　　　　　　　ヽ　（ ( ／　　｀t ) ）／　　　　　　　　俺の名声が滅茶苦茶になったぞ！
　　　　　　___,ｒ| ＼　 {　　　　/　／
　　　　／:/::::| ＼　ヽ｀_⌒ ィ ´
　　／::::::/::::::|　　＼　　　´ ∧＞､
／:::::::::::/::::::::|　　　　＼　 /　 !＼::`ｰ- ､
::::::::::::::/:::::::::∧　　　　/二＼　|::::::ヽ::::::::::::＼
::::::::::::/::::::::::::::∧ヽ　 /: : : : :}ヽ!::::::::::〉:::::::::::::::!

　　　　　　　伊藤誠（封印中）

ﾆﾆﾆﾆﾆ＞''~　　　　Vﾆﾆﾆﾆニ＼
ニ＞''~　　　 ,..｡ｃぅ: : : : :￣｀≧s｡≦､
／ﾆ≧＜rf〔.: : : : : : : : : : : : :. :. :. :.｀`＜__
ヽヽﾆヽヽ: : : : : : :,: : : : : : : : : : : : : : : :｀`ヽ
ﾆﾊﾆVﾆV ﾊ.: :. :.／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヾ
ニ !ﾆiニ.iニ': :／.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.∧
ニﾘﾆ'ニ iニj/.: : : : : : : : : : : : : : i : : : : : : : : :.∧
ﾆ/ニ'ニ 'ニ'.: : : : : : : : : : : : : :. :.|.: : : :.j; ｨ| : : |ヾ:,
ｲニ/ニ 'ﾆ/.: : : :. :.i: : :.| : : : : : : : : : ／;,斗: : :.i　ﾘ
,'ﾆ/ﾆﾆ/ﾆ,.:. :.:.i: : :.-―===＜: : : : : :ｲ芝ﾊ:.i:{: ;
ﾆ/ﾆﾆ/ﾆ/.ﾊ: :.|: :__,;斗ｬ允z≦: : : : :.jVﾘ　!ﾊ}/　　　自業自得だ。
乂ﾆﾆ=イ＞'iヽ|: : :.|　V'ツ　　ゝ～ｲ　　 :. ﾊ
.|: :.＞''~ｰ==| : : : : |　　　　　　　　　 '　　}: : ',　　　このクズめ！
.|: : :.｀≧s｡..,| : : : : |　　　　、_＿　　.ｨ　 ,:!: : :i
ﾊ: : : : :.,': : /!: : : : :ﾄ、　　　 ` ー‐　'′/:j : : |　　　この私が自ら引導を渡してやったのだ。
ﾐ}: : : : ,': : /.: : : :. :.|-ﾍ}h､　　　　　 ..ｲ　,: : :.|
｀i: : : :,: : :., : : : : i: :|ゝ､　ヾ≧=-　＜ｱ　/: : /　　　精々感謝するがいい。
/: : :./: : :.,: : : : :.ﾊ: ',V￣｀ヾｰミ　　イフ/: : ,
: : :./.: : :./: : : : :.ハ:ﾊゝ- ､ｙ-ﾐ､_,,..､／≧:.:/
: :./.: : :./: : : : :./￣Vﾊヽ　j⌒}　ヾv　 j/／
1294 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/13(水) 16:57:32 ID:I8P81Udy: .　　　　　　　　　　 /　／／　　　　　　　　　　　 | 人
　　　　　　　　　　　 / ／／　　　　　　　　　　　　　　∨〉｀、
　　　　　　　　 /⌒7′　　　　　　　　　　　　 ∨〉｀、
　　　　　　　　　　//'ﾞ⌒ヽ,／⌒>、　-――- ミ __r‐ .　)＼｀、
　　　　　　　　　　|｛　/ ／＿／／. : : : / : : : : : .＼＼＼⌒Ｖ|
　　　　　 ┌‐人乂//___,/ /. : : /. : ′: : : : : : : .∨〉＾Ｖ ,/|┐
　　　　　　 ___|二二ヽ,/___,/ /. : : / . : : : : : : : : : : : .∨〉. ∨/‐‐┐
　　　　　〈二二二二|｛___,｝ |: | : : : : : :|: : : : : :|: l: :|: :∨〉「´ 二 |
　　　　　　∨ /二／,乂＿｝ |: |‐-iＬ: : :| :| : : __| ｣Ｌ| : :|｛ ^|＼二/
.　　　　　 ∨ ／二..厶⌒Ｖ|: l: :八: :｀:| :ﾄ､´: ﾘ: :| :| : :Ｌ〉┘ﾆ∨〉　　.　お前の言う通り、確かに民衆が認めているなら、お前は英雄だ。
　　　　　　　∠二二/　　〈｀7∧:仁＼∧| 从/:∨:厶イ〉　 ∨ﾆ＼
　　　　　　　　/ :/ 　　　 /. :/ ⌒＾^ 　　　斗=ミ´ﾘ:|./　　　Ｖﾆ／　　　しかし、民衆が認めなくなれば、お前は英雄ではなくなる。
　　　　　　　　|: ′　　　 ./. :/ﾊ｀｀｀　　′　､､、/:八　　　　|∧|
　　　　　八(　　　 /. :/. :人　丶　ノ　　 . : : : : .　　　丿　　.　民衆によって、お前という英雄は殺されたのよ！
　　　　　　　　＼　　. : : : :／⌒＞　　　　イ: |: : |: : : .
　　　　　　　　　／. : :／〉:/: : : :「＼,爪二||: :|: : |＼: : .ヽ　　　　　..　私はその手伝いをしただけね。
.　　　　　　　　／. : :／　/:/: :∧丿ニ｝|｛二〉'ﾞ:|: : l｀ヽ＼: . ＼
　　　　　__,∠: : 　´　　/:厶斗く.二／ |｛／　八: :|⌒ヽ, ｀⌒｀＼
　　　　　 ___ 　　　／, ／￣＞二.〉Ｙ〈二｀、　∨,　　ノ＾二'.
　　　　　〈　⌒^トミ /_,//　)／ﾆアﾞ〈/∧,〉､二＼　｛　.ｎ|/／　|''ﾞ⌒〉
　　　　┌‐＼__　　　|ﾆ|｛ .//〈〉/　 |｛二｝|.　＼〈〉＼　 |└し'＾！／
　　　　　＼　｀⌒　｀＼|｛//二/ 　 :|｛二｝|　　Ｖ二.〉, ゝ　　_,／(

.　　　　　／: : : :u: : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
　　　　 /: : : : : : : : : : : : : : : : :.、: : : : :u: : : ヽ
.　　　 /: : /:: : : / : : : !:: : : : !: : !: : : ヽ:: : : : : ',
　　　/: : /: : : 斗--､ :|: : : : :|: : | ,ィＴ: ',: : :ヽ : !
　　　|: : |: : : : : |: /　＼: : /|:.ィ: :ヽ: : :.|.: : : ﾄ､:|
　　　|: : |: : : : /!/ ⌒ヽ | :/. |:./⌒ヽＶ: |.: : : | V
　　＜ : ｣_: : / 〈　（・）　|/:::::::ﾚ（・）　}|:./ヽ : |
　　＜:: |. 小{　　 _,,.. -　:::::::::::､-.,_　ﾚ{: :.|ヽ:|　　　ち、畜生ーー！？
　　　厶ﾍ　ﾊ　　　::::::::::::::::::::､::::::::::::::: {ﾊ/　V
　　　　　＼_!　u 　　　　＿　'　　　　 !
　　　　　　　ヽ　　　／　　｀t　u ／
　　　　　　___,ｒ| ＼　 {　　　　/　／
　　　　／:/::::| ＼　ヽ｀_⌒ ィ ´
　　／::::::/::::::|　　＼u　　´ ∧＞､
／:::::::::::/::::::::|　　　　＼　 /　 !＼::`ｰ- ､
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1295 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/13(水) 16:58:00 ID:I8P81Udy: 　　　　 }　,｝___rヘ,jI斗-‐　　　　　　　、＿＿__,｝ |　　 ∨〉,
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　　　＼__／ :/. : : : : :/: :Χ : : : :|: : : : : : : : :| : : : : : |　　ﾘ^､＼
.　　二＼ :/. : : : : :/: :/: : ＼: : |: : : : :/: : : | : : l : : |--ミ/二- : ＼
.　　　二二＞. : : : : :云==ミ∧＼ : : : /: : | : | : : l : : | ___/＼二-: : :　　　はははっ！
　　　二／//|: : : : : |灯 ;｛　ヾ∧|: : :/|　斗ｒ七 : : : : |,／ |二|二∧:
.　　／. ://: |: : : : : 「｀　┘　　 |／　|/∨∨. :/: /:丿二ﾉ⌒|二二〉　　　お前のその顔を見たかったぞ！
　　. : : ://∧|: : : :∨ ヽヽヽ　　　　　云=ミ/|: ∧/´( ￣~　　＼／
　　: :／//: : |: : : : i|　　　　　　　　、　　厶∨ /∧: :.／⌒;　　　　　　　　まあ、正直言うと、お前が死んでから即座にやってみたかったけど、
　　　／⌒⌒ヽ,: : 八　 (⌒ヽ　　 ′ヽヽ ,(: :f⌒＼/　 .ﾉ｜／⌒Ｙ
　　 ---ミ,ﾆﾆゝ┐,込、　　　｀ア　　ノ: : | |: :　！/ ,／; ／　／/　　　　流石に関係者が生きている状態でそれをやると、
　　　 ____　＼ (,_|＼: ‐┐　_,,...｡o＜⌒: : :| |:,.|　 |ゝく∨└=≦　／^;
　　　　＼　 ( 〉ﾆ,: ｀､　√￣￣　＼: : | / |　/ヽ,,.人__ノＬ,／／　　　　アバンや七大神を敵に回すからな。
　　　　　　　＼ ( 〉ﾆ|: : | -トミ　　　　ﾉ＼/　し　/　　　　　(,／(,/
　　　　　　　　　＼).,ﾘ: : :Ｖ/八.　　　/　 ,〈　ﾉ‐‐ミ　‐-ミ　　　　/:＼　　　その所為で１００年も待ったんだ。
　　　-‐‐‐-ミ　　 }/|: : : :∨ニ＼___{⌒^　＼　　,ノ　　　　　.′＼＼
　　　　　　　＼ｒくﾆ|: : : :｜ニニ｝ニＹ´ニニニ≧=--　　..,,__,ノ⌒＼
. 　　　　　　＼ﾆ,: : ∧|ニニ,ﾉニ｛-ニニニニ| ∧　　　　　∨〉,
.　　　-‐‐-ミ　　＼ﾆ:|　;ニ／|ニニ〉 -ﾆニニ〈(/,∧ 　　　 .rく|
　　　⌒Ｙ⌒ヽ,＼　　 }丿/-ﾆニ|⌒ﾞく⌒＼ニ／└く⌒⌒⌒⌒　 |
　　　 ()　 ()　⌒Y　　〈　/-ﾆニ/()　　)＼__}／(⌒( (
　　　　 ‐-ミ ()⌒Y　∨‐ﾆニ.′　　＼ニニﾆ＼　〉　　　___＿彡
　　　　　　　　＼() ⌒Ｙ＼__/∧ ()　　　＼ニニ,ノ　|⌒⌒⌒´＼

　　　　　　　　　　 |＼
　　　　　　　　　　 |＼|
　　　　　　　　　　　ﾘ⌒|　　　　　　　 ,
　　　　　　　　　　 /⌒7　　　　　　 /｛
　　　　　　／⌒(´　　　　　 {⌒＼
　　　　　　　ｒ‐j|｛ア⌒> ‐‐‐- ミ　　＼ﾉ⌒:,　　　　その甲斐もあって、七大神は私を排除するつもりはないようだ。
　　　　　┌┴=;〉　／. : : : : :/: :〉: : .____)／ |
..　　　　　|ニﾆ/＾/. :/. : : : :/: :/. : /⌒7^Yノ　　　　まあ、神々にとっては、これはいい機会だったんだろうな。
　　　　　_,ア厶.,| 二ト: / /: :厶 : ′ 厶ノ.-‐┐
　　　　　＼ニ〈ﾘ⌒沙 ∨-=云 : :|i:　|/ニニﾆ|　　　そういった意味では、あのタイミングはベストだったよ。
　　　　　　|｛∨〉: :|　　　 └‐/:,八__|ニ＼ニﾆ７
　　　　　人　/. :込、ゝ　ｧ　 /: /⌒__,.＞ア⌒):′
　　　　　／. :／⌒　___,,.. /: /「￣: :| ∨⌒´＼'.
　　　ー=彡　 ´ 　　　 |: : )/: /ﾆ| : : 八　　　　＼
　　　　　　　　（　　___,.|:／／(／ﾆ‐: : : .　 ___　　 r‐‐‐／⌒ヽ、
　　　　　　｀　ー=≦7Ｖ⌒, /ニ〉,: . /ニヽ,／ニニニニニﾆ
　　　　　　　　　　　／ }/ﾆ,|〈〉| |ニ ′|: :＼／ニニ / ニニニニ
　　　　　　　　　r‐く⌒〈|:ﾆj|〈〉| |ニ|{ ,∧:＼___,ノニ/ ニニニニニ
　　　　　　　　　|　　／⌒Ｙ|ｊI斗j∧|{/ニ＼（≧=一 -ﾆ／ﾆニニニ
　　　　　　　＼ｆ＾Ｙ rく⌒´　l∨|{⌒＼ニニニニ／ニニ ___＿__
　　　　　　　　　　　ア乂,____,,.. ﾉニﾘ＾＞-.⌒Ｙ）jI斗ﾆニニニニニ
　　　　　　　 ┌‐‐く八　＼　＼/´ ⌒ア^Y|〈ニニニニニニニニ
　　　　　　　　|　　　⌒)＼_ノ〉　　｀ヽ　｛__,,ﾉ＾ |ﾆ、ﾆニニニニニニ
　　　　　　　　|　　　 |ﾆ|　 |＼__＿__／ﾆ‐ ニ|ニ＼ニニニニニニ
　　　　　　　人　　 r‐=ﾆ二二|　　/ ニニニニニニニニニニニニ
　　　　　　　 ⌒＼　|＼ニニニ;　./ﾆ／ニニニニニニ:＼ニニニﾆ
　　　　　　　　　　＼⌒＼ニ〈__,(／ニニニニニニﾆ￤ﾆ＼ニ／
　　　　　　　　　　｝　　＼ニニニニニニニニニニ|ﾆ/⌒´

　　　　､x　　　　　　　　　　　　　　　 l/!
　　　　ヾ>､　　　　　　　　　　　　　　ヾ>､
　　　　　　　ヾ>､　　　　　, --――- ..､＿_ヾi>､
.　　　　　　　 }/,′　＞ :´: : : : : :.＜: : ///r‐'//}
　　　　　　　/,/　／:.,ｲ: : : : : : : : : :＼{//{//,>'＿＿__
　　　　　 /∥　/: :.〃/: : : : : : ､: : : ::ヽ<///>ﾆヽ>vﾐ;!　　　　後は、お前が民衆から罵倒されるのを酒の肴にして、
　　　　　　ﾊ八_,ｲ: :∥: !.: : : ヽ.: :.＼:.ヽ: :､ゞ==にﾆlﾆﾍ'
　　　　　　Ⅵ//,{: : i{: :.|:､: : : :{＼:ヽ}ﾍ:}: : Y´ }ニニ}ニ>　　　　　酒を楽しむとしよう。
　　　　　　｀¨>ﾆ{/ i{.: :|: ＼: :.ヽ ,ｨ芹外: : } i/:＼＼: : ＼
　　　　　　　/{ニ{=V: : ゝ--｀¨´ " ゞ='＾.l: :∨ : : : ､＼: :.ヽ　　　　うまい酒になりそうだ（笑）
.　　　r.、　 ,､lニlﾆゝ}､:},ｨ≠ﾐ　　　　　　!: : :＼: : : :＼ヽ: :＼
　　　ﾏﾑ　 lﾊ:T´⌒,:j: :ヽ　　 '　 ┐　 ., ,ﾍ : : :＼: : : :ヽ ) : : }
　　　　ﾏﾑ　l/l　　 ∥!: : |:>、　ゝ　' 　,ｲ: |: :}: : : : ＼: : : ヽ: :/
　　　　,ﾍiﾑ_l/l .,ｨ!,:/ |: : :lﾉ: ::＞｡... イ,zl: :!:./: : : : : : ＼: : :)/
　　 _〈ﾊ/}　　V/},_.　l: : :ヽニニﾆ|ﾆ}{ﾆl:,ﾙ'二ﾆ}:.}ﾘ>､: }ヽ'
　　 <_ヽ'¨　　 ′j二7iヾ: : :},.ｨ≦ニ},rﾆﾆl￣￣ﾉソ､,'∧: :|
　　「て,ヽ_　　／ヽ/i/ ,.＞'ﾆ>',ニﾆﾊ:ニﾆ､　 /'"　,ﾆﾆ}: ;!
　　ヽ{ ,/: {_, --テ'´∥,:ﾆﾆ>'"/<>:/　lﾆ〈〉:}､　　　,ﾆﾆ;':/
　　　,=ゝ==='=i}__,.∥,〈〉>'　,:仁ﾆ/　 lニニ:ﾉ　　,ｲニ/:(
　　 }ニ辷ニ＞i>∥ V'"　 .!ニﾆ{ , --､_)^/　　,ｲﾆ,/'^´
　　　￣.∧ 　　ヽ__,.┤　　.l:<>ﾆ .}てヽ_,/　　/ﾆﾆ/＿
　　　　　 ∧　　　ヽ/ |　　 !ニﾆ!. V⌒L_　 ./ﾆﾆ/　 ,ｲ
.　　　　　 ∧ 　　 } .,!　._,ｨニニ!_ ヽ　 /ゝｱﾆﾆ,=-､｀ァ
1296 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/13(水) 16:58:30 ID:I8P81Udy: 　　　　　　　　　　　　　　　|ヽ　　　　　　＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　| ﾊＹ　＞''て　　　　|＼｀''＜　＞''7
　　　　　　　　　　　　　　　|/ |>'´: : : ≧: : : : : |　＼: : ,ｲ　/
　　　　　　　　　　　　　 r'~　/: : : / : : : : : : : : :'，　＼.　 /
　　　　　　　　　　　　　 | ,ィ^: : : ,' : : : : : : : : : : ﾍ　　　ヽ |∨__
　　　　　　　　　ヽ￣,' : : : : ,' : : : : : : : : : : : : :｀ヽ　/´　／
　　　　　　　　　　　　　>l : : : : :ｌ : : : : : :＿__: : : : : : : |/　／===ﾐ
　　　　　　　　　　　ﾍ |: : ＞'"￣ : : : : : : : ｀''＜ : : | ／　　　//
　　　　　　　　　　　 |: : : : : : ', : : : : : : : : : : : : : :/:.ﾄ<⌒ヽ_/　　　私は立場上、他の魔族と敵対していますが、
　　　　　　　　　　　　　ハ､ﾄ､ヽ､ : : : :,ｲ:/ｨ:／|ｲ:ｲ/: :|.i ｢| :｢|l
　　　　　　　　　　 ,: : |ヘ',.ﾐ==ﾍ／/' ｨ==‐'' | : : : | /|」 :|」l　　　伊藤誠の件だけは彼女に同意しますね。
　　　　　　　　　　 7: : |: : :ﾊ.　　 ,　　　　 |: : : :l: : : : : : :l
　　　　　　　　　　 7 : : |: : :|∧　　　　　　ｌ : : :ﾊ: : : : : : :',　　　あいつのような偽りの英雄は排除するべきです。
　　　　　　　　　 /: : : :|: : :|//ﾐh､　＾＾　　 , l : : ﾊ ∧: : : : : ∨ /
　　　　　　　　　　　/: : : : :|i : :|//⌒⌒ヽ､ .＜. l: : :/　／乂 : : : : ∨ /
　　　　　　　　 /: : : : : :|l : :|7 /ﾆﾆﾆ7/　　从:/／　　／｀''＜:.∨ /
　　　　　　　 ,ｲ: : : : : : 从八 /ﾆﾆﾆ7∧ﾍ／},ｲ´　　／　　　　__､:＼
　　　　　　 , イ: : : : : : : : : :/ 7/ﾆﾆﾆ7/　／／　　／　　　／　ヽ!: :＼
.　　　　＞''´: : : : : : : : : : : /| 7/ﾆﾆｱ,ｲ／／　　／　　|　/／　　　 l : : : :` ､
　＞''´ : : : : : :／ : : : : : : |. 7/ﾆﾆｱｲ. ／　　／　　 i |.／　　　　　|! : : : : : :ヽ

　　　　　　　　　　　　　 /}　　　 _,､､､､_,､､､_　　　 ,、
　　　　　　　　　　 / ,'＞''´　　　　　　　｀'＜. |∨
.　　　　　　　　　　 ,ｲ /　　　 /　　　　　　　　 ', ∨
　　　　　　　ﾄ､／.　/　　　　　　　　　　　　　　 ',　ﾏ
　　　　　　　　 ',. { ヽ―‐ｧ.　　 |i　　　　 |　　　､,,_ﾍ . ヽ
.　　　　　　＿ﾍゝ , .イ　　　　|i　　　　 |　 |　乂￣　 }―ｧ
.　　　　／¨¨¨ヽ,ｲ　　　 |　　 |i　　　　 |　 |　　　｀¨∨　ノ
.　　　　＼`―‐ |.　　　 |　　 |i　　　　 |　 | 　　　 ∨￣｀ヽ　　伊藤誠はとっくに亡くなっているので、
.　　　　　ｏ⌒'ﾊ　　 |　| _|.斗-　　　　 /|　ﾊ. | 　〉　|＿__／
　　　　　 |」　 |ﾊ　　 |　| ﾊハ l　　 l /│｀ト.､| 　　　ﾊ . o　　　　『誠氏ね』は今更ですね。
　　　　　　　ｌ |ﾍﾊＶｨ竿竿ミ',　ｲ}/＿Ⅳ Ⅵ.　　ﾊl｣ |｣
.　　　　　　　　 ,'. |. / ﾊ,,《乂ン　 'ｲ　 ''¨うj㍉ｘ| ハﾊ/. l　　　　　　何とも派手な『誠ざまぁ』でした。
.　　　　　　　 ,'　| {.| | | }ゝ　　　　　　　　ゞ‐'〃ﾊ}. |　 | l
　　　　　　　　/__ ハ| | | {`　　　　　　,　　　＿_/} ', .|＿|. l
　　　　　　 />''~ヽﾍ.| |. ﾍ　　　､　　　　　ゝ┐∨/.／､|. l
.　　　　 /⌒ヽ::::::::::l. ﾍ　　`ﾄ､　　　 ' 　_　‐''´　V /:::::::ﾊ. l
.　　　　 | 　ゝ､＼::::l . ヽ　　　 ', ､___ｧ''´　　　／ /::::::::::::ﾊ. l
.　　　　 | 　　　ゝ､_ヽ }.　ヽ　　 '，ｲ　　　／　{ l:::::::::::＞''´￣|
.　　　　　|　　　　　乂'，　　l 　　八{　　　l 　　{ l::::／ , イ￣ゝ|
.　　　 /|.　　　　　 ',　　|　　 lV/.| 　　 l　　{ l'"_ノ.　　　　ハ
　　　 /　|　　　　　　 ',　,′　 l./.　| 　　 ',　ゝｲ　　　　　　l 　∨ /
.　　 /. 　ｌ　　　　 /　　 ∨　　 l.　　 l　　　∨ﾊ　　/.　　　 l　　 ∨ /
　　 /　　　ﾊ.　　 /.　　 /　　　 |　＿_l. 　　 ∨-､/　　　| . ﾊ　　 ∨ /
.　 /　　　　ﾊ.　　/.　／/　　　　|ヽ)(___!　　　　ヽ　ヽ|.　 |. ハ　　　 ∨

以上、一発ネタでした（笑）
1297 ：名無しさん＠狐板：2024/11/13(水) 17:11:57 ID:WTDwOWPO: 乙です
1298 ：名無しさん＠狐板：2024/11/13(水) 18:00:24 ID:lidvnf4o: 乙
1299 ：名無しさん＠狐板：2024/11/13(水) 18:18:45 ID:1ok62hkF: 乙
1300 ：名無しさん＠狐板：2024/11/13(水) 18:42:07 ID:OWzm5MMO: 乙
まぁそもそもあれだけ誠が英雄扱いされてるのが不満なのに、何もせず放置してる方が変だよな
1301 ：名無しさん＠狐板：2024/11/13(水) 19:10:25 ID:3r5J69Cy: 誠糾弾すると、真の勇者はだれよ？となるので神達も功労者のアバンへ配慮したのでは？
1302 ：名無しさん＠狐板：2024/11/13(水) 19:28:53 ID:aER4Rkr3: そもそもアバンは言葉姫との婚約を避けるために誠に譲ったんだし配慮する意味ないでしょ
それこそアバンの死後ならどうなっても関係ないだろうし
1303 ：名無しさん＠狐板：2024/11/13(水) 19:50:04 ID:H+2FdUGZ: アバンが死ぬまではアバンの考えを尊重して真実を言わない
アバンが死んでからも事実になっちゃった嘘を混乱を招いてまで訂正するのは手間
そういう意図があったんじゃない？
1304 ：名無しさん＠狐板：2024/11/13(水) 19:57:28 ID:OWzm5MMO: あの神々がわざわざそんなことするか？
1305 ：名無しさん＠狐板：2024/11/13(水) 20:08:48 ID:3r5J69Cy: 戦争直後アバンへ配慮して勇者誠を否定せず。誠死後もアバンや巫女一族らの存命中は否定せず。ここまでがアバンへの配慮。

嘘への不満もあり、100年後の敵方当事者からの告発を肯定。

巫女三女との結婚がアバンには褒美にならなかったのは巫女一族の権威を損ねる要素でもあるので、積極的に勇者誠を否定し難い点もある。
1306 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/13(水) 20:10:38 ID:bBHFjf8p: >>1294　誤字修正
×お前の言う通り、確かに民衆が認めているなら、→　〇確かにお前の言う通り、民衆が認めているなら、
1307 ：名無しさん＠狐板：2024/11/13(水) 20:19:09 ID:xHshpnSq: アバンはともかく巫女一族に配慮する必要はないよな
やらかした女王についてだけ言及すればいいんだし
1308 ：名無しさん＠狐板：2024/11/13(水) 21:19:53 ID:A0Owii9J: 勇者誠の地位って王族の配偶者？勇者って肩書持ちの平民？
王族の配偶者なら王族は女系なのに妻の同意無しに妾を娶ろうとするのって問題無かったのかな
平民のままなら一代貴族の爵位より評価される王族の姫を娶ることの意義って何なんだろう
1309 ：名無しさん＠狐板：2024/11/13(水) 21:30:29 ID:3r5J69Cy: 巫女一族の権威は社会システムの一部なので、告発で損切りする迄はシステムを保全する意味で瑕疵付けたく無かったのでは？
1310 ：名無しさん＠狐板：2024/11/13(水) 21:37:30 ID:FM5ra9TH: いや巫女一族はそこまでの価値はなかった筈
確かに社会システムではあるが神が直接干渉できるから巫女としての権威ではなく王族という人間の代表としての権威だけ
1311 ：名無しさん＠狐板：2024/11/13(水) 21:48:30 ID:OWzm5MMO: 巫女は本来、神に仕えて神託を伺う者なんだがここだとわざわざ巫女を通じて神託をする必要がないしな
1312 ：名無しさん＠狐板：2024/11/14(木) 21:21:05 ID:AyKKzHVW: 巫女には適性があって優劣が付くみたいだけど、祈りとか祭祀に関係するのかな
人と交配できる神という存在も大概謎だけれど、交配できるのに同種では無いのか、それとも神であるための基準があるのか
1313 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/15(金) 00:50:07 ID:hm7uR2UV: >>790　誤字修正
×つまり、この世界では美少女僧侶や美少女神官なんてまずいませんよ。→　〇つまり、この世界では、まともに魔法が使える神官は殆どいませんよ。
1314 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 08:35:06 ID:VcaqJUhM: ※これは駄文です。

　　　　　　　　　/　　　　　　/　　　/ ／　∥　　　　ヽ　　 ' ,
　　　　　　　　　　　　///　　　　 / 　　 // i　 ∥ 　　　!iヽ　ヽ　　　 ' ,
　　　　　　　　∥∥　　　　∥　　 ∥　l　∥　　　　　ｌi　 ',　',　　　 ',
　　　　　　　　 ∥∥　　　　 ∥　　　/　 /!　!　　　　 }.} 　 ',　',　　　　 ',
　　　　　　　　 ,' ∥　　　〃 i 　　 /　/　! {!　　　　∥!　　',　;　　　　　',
　　　　　　　　　　 i　/!　　　　i　 !　　 /　/＿_! ! !　　　 //. ∨　', .!　　　　ヽ ',　　　　どうでもいいですが、
　　　　　　　　　 i ∥!　　　 i!　!　 // /　　　{l ∨　　　// ゝ､∨ ! i　　　　　ﾄ､∨
　　　　　　　　　 i∥ {　　　i!　! //／＿＿.::..{! ∨　／　　　　∨!.! 　　　 i　ﾍ　　　本作のイレイナは原作と違って、マイルドになっています。
　　　　　　　　　 / ' !　ヽ　　　',　ﾚ'　,.ｨﾆニﾆｭ､ヽ　､／ i _.::..　　 ∨!　　　 l　i　 i.}
　　　　　　　　　∥! i 　ﾄ､　　 ' ,'､　´ 　　　　｀　　　ｨﾆニｭ､　〉!　　　/ / 　.i|　　　路銀は事前に過剰に蓄積していますし、
　　　　　　　　 ∥.i　',　 l　＼　　ﾄ､ /／/　　　　　 .,　　　　　｀/∥　　 /i/　　 i!
　　　　　　　　/〃!　r'　i　　ヘ　＼　　　　　　　　　　　　 /／//.∥　／/ 　　 i!　　　不老長寿だから自分の評判には気を付けています。
　　　　　〃.∥　{　 i　　　　｀ｉ.　‐`　　 r=- ．＿_　　　　 ,'ﾉ -‐' / /　　　 i!
　　　　　　／　∥　 l 　 !　　　　 i､　 u 　　ﾏ　　￣ﾘ　　　　　//　　ｲ　　　 ∥　　　王国で長生きするなら評判は大切ですからね。
　　　　／　 .∥　,ｲ　ノ!　　　　ｉ iヽ.、　　｀　─　'　　　 ,.ｲ/　　∥i　　　､／/
　　　 /　　　 ∥ ∥ 　 } !　　　　 ir'!　＞ ,_　　　　　　,。s( /　　 ∥ ',　　　ゝ'
　　 / , ﾍ　　/, -{　　ノ　! 　　　 !ﾍ　　　＞。_, .s､´　　/ 　　 ∥　ﾍ
　 ///　　∨　＿_/_´_,.ｨ:{　　　　　{　＼　　　　 ∥　＼ /　　　 ∥　　ﾍ
. / { L___ ｨ／;;;;;;;;;;;;;;;ヽ: : :{　　　　　{　　＼　　　 ∥　　　＼　　　∥ﾍ　　ﾍ

　　　　　　 / ´　　　　　/　　　　　　　　ヽ、　　　　　　　　　　　　 ∧
　　　　　　　∥　　　　 /　　　 _　　　　　　＼　　　　　　　　　　!　､∧
　　　　　　　|l　　　　　 /　　､　＼　　　　＼∨　　　　　　　　　!　ﾍﾍ
　　　　　　　{ 、　　　 ∥　　　ヽ　　＼　　　　ヽ∨　　　　　　　　i　　∧ ﾍ
　　　　　 { ゝ‐‐/ ∥ 　　ﾍ ∨　　ヽ　　　　ﾍ∨ 　ヽ　　　　 l　　 ∧　＼
　　　　　　　ゝ‐‐'　∥　　　　ﾍ iヽ＼　ﾍ　　　　ﾍ＼　ヽ　　　　!　　 ∧　＼＞､
　　　　　　　　　　　 i i　　　　 ∧.}_,＼＼ﾍ　　　　∧ゝ､＼_!　　　 }　　　 ∧　　＼＜＞､　　　イレイナは厄介事を避けているので不審な事があっても
　　　　　　　　　　　 | 〉　　　　.} }　　＼＼!　　　　 }　} |　ﾔ　　 ,′　　　∧　　　　＼｀＜
　　　　　　　　　　　 i |i　　　　　 }.}!/,ｨﾆ=zxi !　　　∥　ﾚヽ　!　　∥　　　　 ∧　 _.ｨ ‐ヽ　　　　　あえて気にしないように意図的に避けています。
　　　　　　　　　　　 { !ﾍ　!､　　 ∥!'´ ﾏ:.､ ´i!ヽ　 /　 ∧ ﾍ |　 ∥　　　　　 i/: : : : : : >‐‐
　　　　　　　　　　 i.l　∨!＼､/∧ヽ　ゞ'　i!　!　ｲ　　 ∧　∨ / 　　　　　 }: : :／: : : : :　　　これは彼女の処世術です。
　　　　　　　　　　　　ヽ　＼　＼_＼.ﾉ　　　　'　　| 　　∧　i /　　　　　　　　ﾚ:': : : : : : : :
　　　　　　　　　　　＼　　ゝ､_|　〈　　　／ }　!　　　∧,ｨ/　　　　　　　　 ∥: : : : : : : : :　　　別に彼女が鈍いわけではありません。
　　　　　　　　　　　　　ゝﾆ' 　 !　　｀ヽ- ゝ- '　 il　　　∧/　　　　　　　 /: : : : : : : : : :
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　i! 　　｀ヽ、　l l　　　　Y　∥　　　　　／: : : : : : : : : : :
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　!i　　　 | 　｀ ´i ﾄ､　　　ﾍ ∥　　　／: : : : ／: , ｨﾆ二二
　　　　　　　　　　　　　 |　! !　　　i　　　 | !i ヽ　　　ヽ　　／: : : : :／二二二二二
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i　i　!　　　!ヽ　　! !ﾍ　＼　　　／: : : : ／二二二二二二
　　　､　__　-　､_　　　　　　　　　i　 ! ∨　 ∧ ∨　ﾔﾍ　　￣／|: : : :／二二ニﾆニ二二二
　　r=ﾆニ二ヽ, 　｀＼　　　　　　ﾔﾔ ∨　 ∧　＼ﾍ/: l＞, !;;;;;;l: : :/ﾆ/´二二二二ﾆ=ｭ､二
　l´ ￣￣￣￣　　　　＼　　　　ﾔ　ﾔ ∨ 　∧　　｀|￣i {／￣ヽ :/ﾆ/二二二二二二二ﾆ､
1315 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 08:35:51 ID:VcaqJUhM: 　　　　　　　:::i　　　　　　　 i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
　　　　　　　:::i　て.　ど　一　　 i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ:::::: : : : : i　　　　だ
　　　　　　　:::i　：　う　.体　　 i:::::::::::::,ｲ :::::::::::::::::::::::: /　 ',:::ﾄ､: : : i　恐　　が
　　　　　　　::::',　　や　　　　 ,':::::::/ / | ::::::::::::::::::::ｲ:/ :／::: Lﾑ:::: i　 .ら　　 `
　　　　　　　::::::'..,　　っ　 rヘrく::::;仏ｲ /:::::::::::::::才::::::／r-xヘ、 : く　　く.　　犯
　　　　　　　:::::::::::':..,..,..,.ィﾆニニメ、 :/::::::::::::／f::::／／!j　 ,'　〉!}::::i　彼　　人
　　　　　　　` ､｀Y´,r'＞f⌒YT>マ　Y:::::: -―‐-ﾚ':;イ_ノ/　,'／ｲ!}::::i　女　　は
　　　　　　　f＾>､ゝ,f　､乂__r仏rﾍ, 仆r=＝＝_r' 　ゝｨ_／ /7/ ::::::i　　：
　　　　　　　＼⌒>∧　 `ー―'"　　　/　　　　 ` ､　　　　ﾚｲ : : : i　　　　 , '
　　　　　　＼ `ｰ--ヘ、＿＿＿__／　　　／!　　`ー - ﾁ´.: : : : :.',　　　　, '
　　　　　　　　 `ー--メ、　　　　　　　　　　｀´　　　　／.: : : : : : : : :' ; ; ; '
　　　　　　ノイ￣ /＞ ,　　　　　　, -―-　　　／＿＿
　　　　　　　　　　　　/　　　 ` ､　　　　　　　　／　　　　 i＼

　　　　　　　　　　　　　　　某漫画の少年探偵

　　　／＼／￣￣￣￣￣＼
　　　＞　　　　　　　　　＼
　／　　　　　　　　　　　　　　＼／￣￣＼
／　　　　　　　　　　　　　　　　　　／￣￣
|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣＼
|　　　　　　／/　　　∧　　人　　　　　　　　|
|　　　　／　 /／/／　ゝ　　/|　/|∧|　|＼ﾉ
＼　　　|人＝＝＝＝＝/　／＝＝/ |
　／＼ |＝|　 (V )　　| ||＝|　(V )　| |
　＼　　　 |　､￣ _ ノ　|　　＼￣　 | |
　　＼＿人＿＿＿ノ　 Д　　＿ﾚ.　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　＜　|＼　　　　　⊂つ　　　／　　＜　犯人はお前だ！！
　　　　／＼へ　 _　　　　 _／　　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　へ､　　 |￣＼ーフ￣ |＼ー
　／／￣＼　| 　＞|￣|Σ　|　 |
　 ,　┤　　　 |/|＿／￣＼＿|.＼|
　|　　＼＿／　ヽ
　|　　　＿_(￣　 |
　|　　　＿_）～ノ
　人　　＿_）　ノ
1316 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 08:36:27 ID:VcaqJUhM: 　　　　　　　　　　　　___
　　　　　　　　　　／ ⌒ヽ　____
　　　　　　　　　〃　 : ´　　＼　｝ｈ､
　　　　　　　／　　　　　　 `、　　＼
　　　　　　　 /　　 {　　　ハ　　　　　　/,
　　　　　　　　 _.ノ{　　　.i|.人　　　　.{　/,
　　　　　　 .′ .ハ‐{　　　.i|￣｀}　　　{
　　　　　　　|　　{ｘ=八　　从ｆ示ﾊ　　人( j|　　　推理物ではないんですから、不審点があっても
　　　　　　　|　　杙ツ＼(　ゞ ´７　　　　 .i|
　　　　　　 .从　ﾊ　　 ' 　　　　/　　ｌ　　　i|　　　それを探査して真相究明なんてやりませんよ。
　　　　　　　 )ヽ(人　　ｖ　ｧ　 )人　.|　　　i|
　　　　　　 . : 人　＞　_　＜　　 |　 r-ﾐ　　　　そういうのは治安当局のお仕事です。
　　　　　 ./／　＼_/＼　　ﾉ∨ 　 |　ｒへ .＼
　　　　　 /　　 -‐＼＼　＼∨　〉　从 rへ　　 `、
　　　　 ./Y´　　　.Ｙ＼＼/（::::く(人）〉　　＼　　.Ｙ
　　　　/　|　　　　 {　　)⌒　Y{し}　(　　 '.　　 Y
　　　 . : :..|{　　　　　　　　}} |i:{´　　}　　　　　　ｌ　　　　___　　／}／/
　　 . : : : 八　　　　　:.　　..}} |i:{人(⌒　　 ',....　　　|　　／へﾆ=-　 _(__/
　 /. : : :人　:.､　　　　`、　}} |i:{　 {{　ｌ　　 ',　′　| ／／::::::::::::::::::::／
　. . : : : {¨¨¨¨　　　　　　、}}人］　{{　|　　　 /　　／／:::::::／)::::::／
.′. . l : {　　　　`、　　 `、　　 .{{　|　　./　　くく____／／／)
　} .....|..人　　　　 `、　　　　　　八人　 /　　___ノ　　　r‐‐‐‐┐
　} 　く　､　　　　　　　　　　｀¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨´　　　　 }‐‐‐‐‐|
乂(　　Ｙ-_-_　＿＿＼　　　　　　　　　　　　　‐=ﾆ　 .}::::::::: : |
　　ヽ　_-_-_-_-_-_-_-_-＼　　　　　　 ‐=ﾆ　　_ノ　　　 .}::::::::: : |

　　　　　　 /　　　　 /　　.//　,' 　　　　 !　/ .,'　　 ',　　　　　',　 ∨
　　　　 /　　　　 ,/　　 //　,'　　　　　　 } ,'　,'　　　 ',　　　　　',　 ∨
　　　 ∥　　　／/　　,//i　,'　　　　　　 ∥　,'　　　 i　　　　　 ',　 ∨　　　　実際に何か疑問があると、それを一々追求して、
.　　　 ∥ 　 ,　' ./　／∥i　,i　　　　　　 ∥|　!　/ 　　!.　　　　ﾄ､　∨
　　　 !,． '´ ／ ,　'´｀ﾞ li､| ∥　　　　 ∥ !/　 i 　　 |　　　　 | ',.　∨　　　『謎はすべて解けた！』とか言って、事を荒立てていたら、
. 　　 { ≒ｭ､_ '´　　　　|! | i |　　　　　 // ∥|　 | 　　 | 　　　　 |　'.,　',
　　　 |!　　｀,≒ｭ､_　　　 i | { 　　　 //､＿ i　ｉ　　　 |　　　　 | 　 ', .',　　　まともに生活できませんよ。
　　　 |i　　　|::::ﾋ!:｀≒=ｭ　l ! i　　　　// 　　　!　!　　 .| 　　　　　|　　 ',..',
　　　 i ', 　弋:::::⊂'　　　i!　i　　　//　　　　　! i!　　　　　　　　　ｉ　　　', ',　　　というか、そんなやつは問題人物扱いされますね。
　　　 ',､',　　　￣　　　　　　　　／i　≒ｭ､_　　ヽｌ　　 / 　　　 |　 ′　　 ', ',
　　　　'. ゝ､　　　　　　　　　　メ,　 {.〃:ﾋ!:::ﾞ,≒=ｭ.}　 /　　　　,l!　'　　　　 ', i　　私はそんな馬鹿ではありませんよ。
.i､　　ﾍ　　　　　　　　　　　 , ＼|. ゞ::⊂'′　／! / 　　　 / !,'　　　　 i |
..!.',｀' ‐ ．_､　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.´　i/ 　　　 / ∥　　　　　 j }
. i. ﾍ　　　　　 __　　　　　　　　　　　　 /..　/　　　　 , '　 / 　　　　/ ,'
　l.　＼　　　　　〈　｀'　．_ 　　　　　　 /....., ' 　　 .／　　/　　　ゝ､二ノ
　 i.　　＼　　　　｀ '　．_ﾉ　　　　　／..／　　 .．'´　　 /
　　i.　　　＼　　　　　　　　　　　　 ,．'´ ∠　‐　'

以上、これで駄文は終わりです。
1317 ：名無しさん＠狐板：2024/11/16(土) 10:57:14 ID:Bnptn20p: 目をつぶった結果良い結果も悪い結果も当然あるよねってだけの話では。
1318 ：名無しさん＠狐板：2024/11/16(土) 11:17:24 ID:2a/4D6I5: 乙
1319 ：名無しさん＠狐板：2024/11/16(土) 12:52:43 ID:QwploxhX: まぁ確かに必ずしも疑問を追求しないといけないわけではないよな
それで問題が起きたとしても自己責任にはなるが
1320 ：名無しさん＠狐板：2024/11/16(土) 13:06:29 ID:OiLi5pUp: というかあくまでも事を荒立てなければいいのであって、何かに違和感を感じたりするのは別にいいのでは？
それこそ前にユウキに言われたように意図せず他人の地雷を踏む可能性だってあるんだし
1321 ：名無しさん＠狐板：2024/11/16(土) 13:09:27 ID:Wtb6OYzF: イレイナというキャラの元ネタを知らないのでオリジナルのように楽しめてる
1322 ：名無しさん＠狐板：2024/11/16(土) 13:17:01 ID:5qFlghWo: イレイナが鈍いだの言われてたのは不審点を探査し真相究明しないからじゃなくそれ以前の話なんだよな…
1323 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 14:14:28 ID:VcaqJUhM: それでは続きを投下します。
1324 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 14:15:05 ID:VcaqJUhM: ttps://www.youtube.com/watch?v=eUjSMeeFNPs

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林林匸||匸} !　!⌒!⌒! 　|::日::|　目目 ||ﾆｿ目_|_ﾉ〈〉:} | | ----|‐‐‐__ 　{:｡〉,|oﾉ|〈:::| ||目目!}::::::::::::|||＿{__}＿
林林:　}_{ 　 !￣ｉ￣i￣i:, :|::八::| ￣目￣|l::::l 目 |::::| |::::〉ｊﾟｊ}｡｡　| 〃⌒}}〔:|〕 {ll::::} ［_］||目目ﾉ::::::::::::|}{ 日}{日
森森, {___}　 i_ _ ' ＿＿__［ ____ ］ｔ───≠─r＝≠==一‐- _｡,i_{{' 　 ||=ニ≠=─-ｧ──t ‐- 、_［__］{ ,}{日
￣￣ｉ￣|￣ｌ´　 !＿＿!　___!　　　|__　ｊ　　-‐　 '"´　￣￣´￣　: : : : : : :｀￣｀＞‐-　ｊ　＿　ｊ ‐‐| ＼　＼木
￣￣ｌ￣|￣ｌ　　ｊ　　　　　　-‐:　´ 　:　: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :　:　､　、ヽ:　:　:　`ヽｊ　| ＼　＼
＿＿l　 l　-‐　　''"　:　:　:　:　:　:　:　:　:'　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　ヽヽ＼ :　:　 : :＼|＼|＼　＼
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:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:'　,　:　:　:　:　:　'　:　,　:　:　:　:　:　:　:　:　／_／_／　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:＼|｀|
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　コパ地帯　ポルトガルの街

　　　　　　　　　　　　　　　　＿　　　　　　　　　　　　 __rｨ=ﾆﾆﾆ=ｭ､
　　　　　　　　　　　　 {　　　｀　‐=- __　　　　　_iﾆヽ＼ﾆﾆﾆﾆlﾆｭ､
　　　　　　　　　　　　　 '､　　　　...........ヾ=ｭ､_r‐-=ﾆﾆ=ｭ　ﾏﾆﾆﾆ〉ﾆｭ、
　　　　　　　　　　　　　　　､　　　　...............｀ヾﾆﾆ=ｭ､,_ヾ=ｭﾏﾆﾆ}=ﾆﾆｭ､ｨｧ
　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　..............r‐‐ヾﾆﾆﾆﾆ=ｭヽﾏﾆ〉　ゞﾆｧ'§
　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　 __...../,　/　､ヾﾆﾆﾆﾆﾆｭ､ﾞi　　　　。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣ /::://　{ｉ､　ﾄiゝヾ.ﾆﾆﾆﾆﾆｭ､.＿_　 {ii}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝi_.{!　.i!__ゝｉ､赱｀!　ヾﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=ｪｭx_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　i! i ､ {.,ゞ',　　∠／　 ',￣、..........................ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　k_　ｌ人　-‐　.ｲ　　 }　 ',................ _ ‐"
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　|. ｀ ‐'´/ 　 _ ｲ　　 ' ,￣￣　　　　やっとジャパン島からコパ地帯に戻れました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　iゝ lヽ,{_,ｪｲ,/ﾆﾆｭ.　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｉ　|　/ / ゞﾆ/ﾆﾆﾆﾆ!　ﾍ　ヽ　　　..　やはり海をこえて大陸に移動するのは、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {　iｭ.ｉ l{　i.ﾆｲニﾆﾆﾆ}　ﾍ　',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }､ i､/_ヽ {.〈ﾆﾆﾆilﾆﾆ}　}i }　i}　　　　時間が掛かるのが難点ですね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 iﾆl｀i /! ｉ} }.ﾆ{ﾆﾆﾉﾆﾆﾆ!i !i／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 iﾆ{　 || .iﾉ }.ﾆ|ﾆ/ﾆﾆﾆﾆ} /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{ﾆﾆ!　||.i{　(.ﾆｲﾆﾆﾆﾆﾆ }　　　　　　　　 __＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / ﾆﾆ}　|| ヽゝ{/ ﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾊ　　　　　　／........./r‐‐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　i ﾆﾆﾆ〉.{{　 }ﾆi ﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆ!.　　　／............../　{＿__／l　　＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿/ﾆﾆ /__.{{ 　 !l{ﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆ〉-､／, '´／＿_r‐　　　￣　‐‐´ {
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_/　　　　｀　''''〈}ﾆｪｭ/.iﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／　,//　／　＿／　　／　　　　￣　‐
　　　　　　　　　　　　　　　　　/´　{　　　{ 　　〈lﾆﾆ.|￣ヾ､￣／　 ,ｲ//／／　　　　　／　　　　　　　二
　　　　　　　　　　　　　　　 {　　 ',　　　｀、　　 {lﾆﾆ.i　　　_ヽｨ､_　 ,ｲ/./　/　　__／　/￣　　　　　　　_/
　　　　　　　　　　　　　　　　 ',.　　 ', 　　　 !　　〈ｌ.ﾆ.|　 ,./// ｨ_ 〕ｲ././＿／　/　　　　　　　_／　　　＜
　　　　　　　　　　　　　 ', . 　 ',　　　ｉ､ __〈lﾆ.| ,.ｲﾍ!i_i_ﾉﾆﾆｱ／　　　　／　＿　　　　　／　二/
　＿＿＿＿＿＿＿＿＿_.　　　 ',　　 ',　　　 i＿r‐ヽﾆ〉＼ﾆﾆﾆﾆｲノ　　　＿／　／　　　／￣　　ﾆ=
　{　　　　　　　　　　　　　__ 二二.',　　',　　 |-‐ ､‐￣ゝ＿＞'´ﾆｭ､＼＿　　／　　　／￣　/二
　ゝ＿＿　　────　￣　　￣/',　　 ;,　　 lヽ／＼ﾆﾆﾆ/／/~i}_/ﾆ=ｭ､_　＿＿＿　　〈＼＿／
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::',. 　 '',　　i;;;;;;;;;;;;;;;;ゞ'|;;;＼_|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;‐----　　　￣
　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::',.　 }.',　 /^ﾏ;;;;;;;;;;;;;;!ﾏ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/:::ゞ-- ､_
　　　　　　　　　　　　　 {::::::::::::/ゝ ' {､／　　ﾏ;;;;;;;;;;;!:|:ﾏ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ｨ'´::::::::::::::::::::::::>
　　　　　　　　　　　　　　ゝ､::::::|/ﾊ　i/ハ　／!､;;;;;;;/..|ヽﾏ;;;;;;;;;;;;;ｨ'´:::::::::::::::i::::::::::::::_, '´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀　|i:iv'i;l|;i;ivi;i;i;ヽ::ゞ/::::i　 }:|;;;／:::::::::::::::::::::::::ﾍr‐ ' ´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /i;i;／i;i;i;i;i;i;i;i;i}::::::::::/ 　 !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　r､!; ;/;i;i;i;i;i;i;iｨﾆﾆl:::::::/　　 |::::::::::::::::::::::::::::::::::, '
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｌ､{ ﾏ;i;i;i;i;i;i;ンヽ_:::::::::::/ 　　 l::::::::::::::::::::::::::,．'´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　∨＼ゞ-‐'　　　｀＼:/　　　　|:::::::::::_ ,． '´
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　＿＿＿＿＿_/＿＿_　　　｀　''　-=ｭ､　＼ﾆ|
─‐-=ﾆ三三三三三三三三ﾆ=-ｭ､,_　　　　ヾ
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:::::::,ｲ::::::::::::::::::::::::/　, ´　　／l｀' =三三三三三三三三三三三三三三三三／
／/ :::::::::::::::::::: /　/　　, ´　i l　　｀i‐=三三三三三三三三三三三ﾆﾆ=‐'"
. /:::::::::::::::::::::::/　 ,'　　 {　ﾉl! |　　 ,!λ l '-=三三三三三三三ﾆ=‐ '"
'　‐-------/　 r! 　　ﾚ'/'ﾏi!　 /, '‐} ﾄ, !　｀ '!､‐-==-‐‐　'"
　　　　　　 /　ﾉ.ﾍ　　､ﾍz=zｭ ∨l´＿!∧.}　　 l ヽ
　　　　 /　_/ｨ‐l.ゝ､._ヽxx　　　ヽ'⌒｀'//　./,'　 }　　　（ジャパン島も悪くはないけど、下級神とはいえ神様とよく合う場所では
　　　　 /　/: : : :|　　{ﾍ.　　　　｀ xx 〃／i/　 /
　　　　/ ,ｲﾆﾍ: : :i　　ヽゝ,　ゝ_ｱ　_,,ｨ'￣ﾍ　'､-'　　　　　落ち着けないですからね）
　　　/ ,/三ﾆﾍﾑ '､　 /ｨヘ＞．.sﾆ ∥　　 i　 '､
　　, '/∥三三ﾍ=ﾍ＼ }　' ./^〉　 i:／{　　　　　　〉
　,.' /.∥三ﾍ三ﾍ三=ヽ{　　.i'fヽ/: : :〉,_＿　 _／
/ ∥ .{三三ヾ三ﾍ三‐‐〉、　.}l｀{／三三}ﾆ目
／i　 l三三三ゞ_／/／　　/i l　{ﾆ/ ⌒ヽ /　ヽ
　i 　 |三==三／　 |′　/∨　! |ﾆゝ---' {　　 '､
. i　　|三ﾆｨ={　　　|　 /　 ∨ }_|三三ﾆ/ i　ｉ　 i
　!　 i三/三/＼＼　!/　　　i　i　!三三/ﾆヽ　ｉ　 !
.　!　|ﾆ/ﾆﾆ{_　　ゝゝ∧　　 !/　|三三!三三) i 　',
　ゝ|三三三|　　 // ∧　　 i　/三三{ 三三|. ＼ヽ
.　　 i三三三i､　//　　∧ 　 ! {三三ﾆゝ三三!　ﾄ　i
　　ヾ三三三ヽ! !　　　∧　!　i三三三ヾ三i　 | i/
　　,ｲﾆﾍ三三三| |　　　　／　 |三三三ﾆヾﾆl /
1325 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 14:15:39 ID:VcaqJUhM: 　　　　　　 /　　　　 /　　.//　,' 　　　　 !　/ .,'　　 ',　　　　　',　 ∨
　　　　 /　　　　 ,/　　 //　,'　　　　　　 } ,'　,'　　　 ',　　　　　',　 ∨
　　　 ∥　　　／/　　,//i　,'　　　　　　 ∥　,'　　　 i　　　　　 ',　 ∨
.　　　 ∥ 　 ,　' ./　／∥i　,i　　　　　　 ∥|　!　/ 　　!.　　　　ﾄ､　∨
　　　 !,． '´ ／ ,　'´｀ﾞ li､| ∥　　　　 ∥ !/　 i 　　 |　　　　 | ',.　∨
. 　　 { ≒ｭ､_ '´　　　　|! | i |　　　　　 // ∥|　 | 　　 | 　　　　 |　'.,　',
　　　 |!　　｀,≒ｭ､_　　　 i | { 　　　 //､＿ i　ｉ　　　 |　　　　 | 　 ', .',　　　　（神様が嫌いって事ではないけど、
　　　 |i　　　|::::ﾋ!:｀≒=ｭ　l ! i　　　　// 　　　!　!　　 .| 　　　　　|　　 ',..',
　　　 i ', 　弋:::::⊂'　　　i!　i　　　//　　　　　! i!　　　　　　　　　ｉ　　　', ',　　　　私は魔女で、立場がデリケートだから、
　　　 ',､',　　　￣　　　　　　　　／i　≒ｭ､_　　ヽｌ　　 / 　　　 |　 ′　　 ', ',
　　　　'. ゝ､　　　　　　　　　　メ,　 {.〃:ﾋ!:::ﾞ,≒=ｭ.}　 /　　　　,l!　'　　　　 ', i　　.　神々と揉め事になりたくないんですよ）
.i､　　ﾍ　　　　　　　　　　　 , ＼|. ゞ::⊂'′　／! / 　　　 / !,'　　　　 i |
..!.',｀' ‐ ．_､　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.´　i/ 　　　 / ∥　　　　　 j }
. i. ﾍ　　　　　 __　　　　　　　　　　　　 /..　/　　　　 , '　 / 　　　　/ ,'
　l.　＼　　　　　〈　｀'　．_ 　　　　　　 /....., ' 　　 .／　　/　　　ゝ､二ノ
　 i.　　＼　　　　｀ '　．_ﾉ　　　　　／..／　　 .．'´　　 /
　　i.　　　＼　　　　　　　　　　　　 ,．'´ ∠　‐　'

　　　　　　〔_: : : : : : : ′i:i:ﾆ=- _: : : : : _　　へ　　___
　　　　　 '/: : : : : : .|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼: : : : ´⌒ヽ〉　　　〕iト
　　　　　　 . :､: : : : ::|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:.　　／　　　　　　　　　＼
　　　　　　　{: : ＼: : .|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/　　　　　　　 l 　､　　＼
　　　　　八: : : : : :.|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:/ /　　　　}　　　　 |　　＼
　　　　　　　　'/:.:､: :.:|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/ 　　 /　 .}　　　j| .|　､　　＼　　/,
　　　　　　 '/: :.＼|i:i:i:i:i:i:i:i::.　 ′　/　　 }､　　 i| ﾊ　}＼　　`、　/,
　　　　　　　　 (___: :.|i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:′　　　　　_　-‐　　i|￣￣　｀　　　　 /,
　　　　　　　　＼: |i:i:i:i:i:ｉ:i:ｉ:{{ |　　　. /　ハ　从　}ノ､..__i|　.:i|
　　　　　　　　　　　　|i:i:i:i:i:ｉ:i:ｉ:{{ | 　　 :}/_. ‐=　 /ﾉ　´廴ソア　 i|　　　ｌ　　　　さて、お腹が空いたから、適当な飯屋で食事にしましょう。
　　　　　　　　　　　　|i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:乂　ｌ　八　Vソ}/ ,　　　""" i|　.:i|　　　|
　　　　　　　　　　　　＼i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:_}　　| ⌒/, """　　　　　 .八　j|　　　|　　　　こういう旅先で飲食店に行くのは、旅の楽しみの一部ですよ。
　　　　　　　　　　＼i:i:ｉ〈八　人　: : : .　　　r　ァ　　. :　　j|　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　rへ ∨　　|　:..:.ぅ-　_　　　ィ(/　　从　__.人
　　　　　　　　　　_..　‐=ﾆ　　〉 '"~~"' .ﾉ.／¨¨ｱ }　　 ´　 '/ 　　 . : : :＼)
　　　　　　　_ - 　　　　／ﾆﾆﾆﾆﾆ}Y: : : : / .ﾉ　　　　　}|　/_ノ: : : ./ﾆ＼
　　　　　／　　　　　. : .:／ﾆﾆﾆ､ﾆﾆ八{: : : : { 人　　　　 .八__〕: : : : /ﾆﾆ=‐
　　　／. : ﾆ=‐‐‐‐　　 ‐=ﾆﾆﾆﾆ＼ﾆ=‐ : : :/⌒ヽ　　　 /人ノ. : : :./ﾆﾆﾆﾆ‐}
　　／. :´　　　　　　　 ‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼_∧ 〈　{::::∧　　/⌒ｱ: : : : /ﾆﾆﾆﾆ_ノ
　. : :/　　　 ___ノく‐=ﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∧/, 乂:::∧_ノ::／. : : : :/ﾆ=‐　´ヽ
　( V　　　 ⌒¨¨¨¨¨＼ﾆﾆ人ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∧/,　　〉只〈　 . : :.::／ﾆﾆﾆﾆ=‐ 〉
　　　／´　　　　　　　ヽﾆﾆ＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∧: } ／:::ﾉ　::＼{: ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{
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　　　　　　　　　　　　　　　　　‐=ﾆﾆﾆﾆ }__〕　〔_　.|〈人人〉ﾆ}ﾆﾆ=‐|
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{ﾆﾆ=‐ 　 __〕　〔_　.|ﾆﾆﾆﾆﾆ{ﾆﾆﾆ=‐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .ﾉﾆﾆﾆ={　 __〕　〔_　.|ﾆﾆﾆﾆ.ハﾆﾆ=‐
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　　　　　　　　　　　　　　　　／ﾆﾆﾆﾆ/　　__〕　〔_ 　 ‐=ﾆﾆﾆﾆ∧ﾆﾆ{
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1326 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 14:16:26 ID:VcaqJUhM: 　　　　|　/ /______＿＿＿Vﾊ　　:|　 :|＿|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿|　　　　:::|_,,|＿
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　　　　|i　i{ '､　 .ﾚ xz==ｭ　　ヽxz=ｪｭ.l,′　 !/　 `‐
　　　　 |l　ヽ.|ゝ、＼　　　　 '　　　　　/　　ｲ/i|
　　　　　ゝ､　jｌ　ｌﾍ‐‐　　　　　　ｲ-‐' ∥　!　　　　ふむ、お茶も中々いい出来ですね。
　　　　　　　　{| 　 !.ﾑ、　　 V二ｱ　　 ,.ｲ!　∥､ ∨
.　　　　　　 j〉!　 i 　｀　､　　　 _,.ｨ´ /　∥! i　∨
　　　　　 ∥ |　 |　　　/､!｀' = ´ |┐/ 　 ! i　}　 }
　　　　　 ∥　| 　| ／`|　＼　 r '´ , ′　 !/ ' /) i∨
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　　　 //ﾆﾍ二|　　 !: : : :1/　∧＿|; ;/:〈ゝ､_/二/ﾆl
.　　rｨ/二ﾆﾍ i , ｲﾆﾆﾆｭﾍ￣￣￣￣７ﾑ.　 }ﾆ|;/ 二i
　 /l二=---／　　ﾆﾆﾆﾆﾆゝ………ノ≠ヽ .i ､/ﾆ|二!
　/二／／　　　　‐‐イ∥　｀l===='ﾏﾆ!Ⅹ} Ⅸ}|ﾆ}.二}､
　!／　　| 　　　_, ｨﾆﾆ∥　　|　 |i　　ﾏﾆﾆv/ﾆﾆ!/二lﾆl

【審議中】
　　　 ∧,,∧　 ∧,,∧
　∧ (´・ω・) (・ω・｀) ∧∧　　　領主さまが、広場の像を撤去するらしいぞ。
(　´・ω)　Ｕ) ( つとﾉ(ω・｀ )
｜　Ｕ (　　´・) (・｀　　)　とﾉ　　あれはポルトガルの恥だから当然だよな。
　ｕ-ｕ（l 　　 ) (　　　ﾉu-ｕ
　　　　 `ｕ-ｕ'.　`ｕ-u'
1327 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 14:17:11 ID:VcaqJUhM: 　　　　　　　　　　　　　　　　　,　 ´　　　　 i|　　｀ヽ､
　　　　　　　　　　　　　／　　 ,　--　　　　　 __　　　＼
　　　　　　　　　　／　　／　　／　　ヽ　　｀ヽ.　　＼
　　　　　　　　　 /　　　 /　　 // 　　　 ! ､　　ヽ　　＼
　　　　　　　　/　　　 /　　　∥!　　　　 i }.∨　　ヽ　　　ヽ
　　　　　　　　　　 /　　　 ∥　　 ∥ l　　　　　ｉ | i ∨　　ヽ　　　ヽ
　　　　　　　　 /,　　　　i　　 /　/!　　　　　ｌ | }. ∨　　　',　　　 ',
　　　　　　　　　∥　　　 !　　/! ./ i　　　　　 } } i'､ ∨　　　ｉ　　　　',
　　　　　　 ∥　　　　 l.　 ///￣.!　　　　 //!i‐‐ ､∨　　 l　　　 ',　　..　（広場の像を撤去するか）
　　　　　　ノi　l　　　 ! .///　　ﾍ　　　 // l!　　ヽ＼　∥　　 ! i､i
　　　　　　　　　 } ,!i　　　 {/,.ｨﾆ符ﾇｭ､ﾍ　 ∥.l　,ｨ=ﾆ≒､ヽ/ l 　　ﾊ l i}　　　（どういう事だろう？）
　　　　　　　　l'､i ､　　､ヾ´ l:::ﾋ!:ﾘ｀ﾍ.∥　ｉ´.!::ﾋ!:ﾘ　// /　　/ ∥ l}
　　　　　　　 i lヽｉ＼　　ヽ.　ゞ‐ '　　 '´ヽ -! ゞ‐ '　／, '　／l.∥　i}　　　（後で見てみるか）
　　　　　　 ∥i　l 　ゝ、-`::';';'::　　　　 ' 　　 ::';';'::∠　＜　i .i/ 　 }|
　　　　　　　 ∥ ,} .!　　 lヽ　　　　､_　-　、　　　　 ∥ 　 ∥ l 　ゞ'
　　　　　　　　/　/　i　　 !‐.〟　　　 ' ‐--‐ ' 　　　./,′　∥　ﾍ
　　　　　　/　_| .ｲ!　　.l　.∥ ､　　　　　　　　　　＜/　　 ∥! 　ﾍ
. 　　　　　/　/　ﾉ|　　 l__∥___/l＞､　　　,　＜___ / 　　∥!l　　ﾍ
　　　　　 /　r'　i／|　　　l;;;;;;;l: :/〈l　　｀ﾆ´ i ) i: :./　　　 ∥､!! 　　ﾍ
　　　　 i^＼i_,／: : i　　　i;;;;;;;;i l　＼　　　 !'　 /　　　　/: : /　　　, ､ﾍ
.　　　 /|__ /_〈: : : :l 　　 !;;;;;;;;i i　　＼　 ‐....､ ∥ 　　 ∥: /　　　/i　i ﾍ
　　／　 /´/!ﾆｭ､: l 　　 |;;;;;;;;;i i　　/ヽ!＿_ヽ::_::ヽ　　　　!／／／ '､'ヽﾍ
　／／　!/ニ{ニｭ､! 　　 !;,''''‐ｪ､ r:::::::::::::::::::::::::ヽ' ---､　i ／＜ニﾆﾆヽｉ. ﾍ
,´ ／! ／/ﾆニ{ﾆニ!　 , ＜／ ` ‐-'::,:‐::‐::‐::‐ゝ.-‐‐‐ ､＼ニニﾆﾆ､ニﾆ!ｉ.　ﾍ
./ 　i／ﾆiニニﾆ､ﾆｌ／　￣_二二二ヽ::::::::::::::ゝニニニ｀ ‐- ｀､ニニニ=ｪｭ､ i l
′ /lﾆﾆlﾆニ／:／　　　　, -------':::‐::‐::‐::-ゝニニ､`‐-　　ヽヽ: ヽニﾆヽ l
/ヽl !ニiﾆﾆ/: : :i　　　　　ﾆニニニヽ::::::::::::::::::::::ゝﾆﾆﾆ､｀　　　 ∨: : ＼ﾆ}/
レ/二ﾆ!／: : : :ｌ　　　　　／i;;;;;;;;;;ゝ:-::‐::::::‐:::-:::､::::::lﾆ　ヽ　　　　　 ∨: : : :＼'､
. /ｨﾆ／: : : : : : ! . ＿／! 　､;;;;;;;;;ｌ:::､‐‐‐‐‐‐‐‐､ヽ〈ﾆ　 iゝ　＿　　 !: : : : : : :｀>､
ニニl: : : : : : : : l /: l: : : :l　　＼;;;;;;ゞ--------- '　/ﾆ　l: : : :l: : : ＼l: : : : : : : :iニｭ､

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　　 / 　 /|　　　.!　/|/'´　!　'､　 ∥! /　　　　＼　i　　　　　 |　,　　!
. 　 / 　 / .l　　　　l　/ i!　　＼＼/　! 　,ｲｱﾆ=ｭ､　Y　　　　　 l 、',　 l
　 /　　 '　 l　　　　i /　_ｨ==zｭ､　　＼|　　　　　　　 /ノ　　　　/　＼､　!　　　美味い。
　, !　　 |　　､　　　 i'',　/'´　　　 '　　　　　 :/:/:/　／　　／!　　　￣!
　! !　　 l　　＼　＼ /:/:/:/　　　　　　　　　　＜＿_ 　'　　 !　.　　:　!　　　いい出来です。
. 乂＿　　　　　 |＼＿＼　　　　, -‐､＿,　　　　　　/　　　,'.:　:　 :　 !
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　　　　　　 l :..........i'､　　　　　　　　　　　　　　／　　　　∥....: ,'./　　i!
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　　　　　　 | |　　 ..| 　　　 }　|　　ﾉ!!　',　　　／|;;;;;|　 |　　/　　　　　　　　',

私はポルトガルの料理を堪能した後で、広場に向かう事にした。
1328 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 14:17:34 ID:VcaqJUhM
1329 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 14:18:14 ID:VcaqJUhM: ttps://www.youtube.com/watch?v=wI1gLPCKAu0

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::.: : : : :|ｺ:.:|:.: |￣|: :.::.::..: : . ::| ..::_ .::[].::| : :.:ﾛ::|::|:. :／／ト､У〕:|:....;＞.| |. :..::|　 . :|　|. ＿.:.:.:. : :|.lニニ|l .:.:|┌ヾ':,ゞ;ﾞ;”;ﾐ;:ミ
工エエ|::.:.:旧:|::...|.::[].. .: :.ﾛ.::| ./:ﾊ.:..:: :|. .::.:: .:|::／／.:::::;＞|::::|/ﾍ｢ｰ┴─ｰ|＿_;;|　| |〒|:. :[] :|:| .:::::::||＝|│｜.::.[]:::}iｌ|{´
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　　　　　　　　　　/　　　ﾏ'　| i /　|,/　＼／　　　Y　　.',
　　　　　　　　 {i 　　　 >　|/ 　 /　　　.ﾏ　　　 / 　　 .}
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　　　　　　　　 |ヽ|　＼　　.| ./　　／　　 ',　i'　　　　 |
　　　　　　　　　ノ　 |　　＼　∨　.／　　　　　ヽl　　　　 |
　　　　　　　 |　　 ',　　　ﾏi',／　　　　　　　　!|　　　　 .|
　　　　　　　 |　　　ﾞ　　　　ﾘ´　　　　　　　 |!　　　　 |
　　　　　　　　ﾘ　　　i　　　 {lr=ﾐ　　　　　　　 il　　,r 　　 |
　　　　　　　 |　　ヽl'　　　　 |i.ﾞｰ'　　　　　　　 .Yﾚ' / 　　 |
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　　　　　　〈　　人　　　　,　　　　　　 _,,,,..=-‐{|　　　　　 |
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　　　　　　　　 |　 ./　',　　　　|ir=ﾐ　　　　／"´　 /　　　　　./
　　　　　　　　 |　〈　　｀ヽ　　 .}ﾞｰ' 　 _,,／　　　 /　　　　　 /
　　　　　　　　 ∨ ｀i=-､ﾍ　　jl　　　´ 　　　 /　　　　　ｲ
　　　　　　　　　|　/l　　　　　入　　　　　　 /＼　　　/ /
　　　　　　　 .∨ ﾊ　　　., <　!}＼　　　 ./　　ヽ　 / /
　　　　　　　　 |　　ヽ_／　 ', ﾞi　i ＼　　./　　　　 .Y /
　　　　　　　　　 ',　　　　! 　 .', {! |　　＼/　 i　　　　|´
　　　　　　　　 |　　　　　 ', ヽ|　　　　　i}　　　 |
　　　　　　　　 |　　　　　　 ',　|　　　　　il　　　　|
　　　　　　　　 |　 i　　　　　 .', |　　　　 l　　　 |
　　　　　　　　 |　 i}　　　　　 |　　　　　 !　　　 .|

　　　　　　　　　　伝説の勇者（笑）　伊藤誠の像
1330 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 14:18:53 ID:VcaqJUhM: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {　　}:::}
　　　　　　　　　　rﾆﾆ､__　　　　　　　　　　　　　　　　└┬〆{　　　　　___
　　　　　　　 {i. 　 {　　　　　　　　r‐-､ｪｪｪ　　　　／ニニ＼　　　　(　ヽ,　　　　　 __
　　　　　ｒ=､　 ,r/:iヽ-'{　　　　ｒ⌒}　 (}:::::::}::::::}.　　　　>/:::::::::::: ＼.　　 {i_i_i_ﾉ.　　　　　(_）
. 　　　ゝ::ヽ/::::::|::::{ヽ　　　　ゝ∧ ／⌒ヽニﾆ}O　　{ |:::::::::::::::::::::ヽ　　{＼　｝.　　O　/ハ　　..　おい、聞いたか？
　　　　 /:::::::/:::::::::|::::{:::{.　　　　/:::/　　　　}:::::::::} }　　{ | :::: /:::::::::::: }　　| /}　} 　｛_｝｛/.....}
　　　　《....../::::::::::::|::::{:::{　　　　{:::/ / 　　 }:::::::::}_}　　{ |:::::/::::::::::::::/　 //ノ:＼　　|]]. {ﾆﾆｲ　　　あの偽勇者の像が撤去されるらしいぞ！
　　　 }__/{:::::::{:::::|::::{:::{　　　　{:/ /　　　 }:::::::::}ii. 　 { | :/::::::::::::::/　 //:::::::::::::＼ |||　{///
　　　　{!::::::{:::::::|:::::|::::{:::{　　　　 {__}　　　 }::::::::/}} 　 { |/::::::::::::::∧. ｛ﾉ{::::::::::::::／ |i| . |/く　　　　当然だよ。
　　　 ~}::/＼::|:::::|::::{:::{　　　　/{_｝_________}::::::/ ,}} 　 { |＼ ::::: /:: {　　＼__／　　　｝｝ﾉ
　　　　 }:」　＼V∧{7　　　　{　{ {/////}ﾆﾆ　　　　 { |: : ＼/ ::: {　　/ {　{　　　　　　＾　　　　　あれはポルトガルにあってはいけないからな。
　　　　　　　　　∧::∧.　　　 {__{　V∧//ﾆﾆ..　　　　{_|＿＿＿／　 }　{　＼
　　　　　　 ∧:∧∧　　　　　　　 V∧{　ﾆﾆ.　　　三三三_.　　　　}　/＼. ＼
.　　　　　　 ∧:/　V∧.　　　　　_V/}　ﾆﾆ.　　三三三=_..　　　}../　　＼. ＼
　　　　　　　∧:/　　V∧　　　　　　ヾ=┘　　　　　　====三三=_⊂ﾆ/　　　ﾉ_／
　　　　　　以itっ　 V刃ン　　　　　　　　　　　　　　====　ﾞ=三三=_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　====　　　ﾞ=三三=_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　===　　　　　ﾞ=三三_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　=三三=　　　　　　ﾞ=三=
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　三'"

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i|::::::::::::::::::::::::::}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　八从人从八__}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　 }　)
　　　　　　　　 r-‐‐-　、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　 /.|/
　　　-‐‐┐　　　　{:::::::::::::::::}　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿　　　＼_／　|　　r―‐- 、
　　　::: : {¨', 　　 ({.:::::::::::::::::}　　　　　　　　　　　　　　／::::::::::|／￣｀‐---‐´￣＼:::::::::}　　　まったく、とんでもない大悪党だ！
　　　::: : }_'ﾉ　　　　ヽ:::::::::::/　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |::::::::::::::　|.　　　　　　　 /ヽ:::::|
.　　　=r'〉　＼⌒　___r==┐　　　　　　　　　　　　　 ,-‐‐、　　ゝ::::::::/ヽ|　　　　　　　 /　　∨　　　何か勇者だよ！
　　　　|¨￣＼ v ￣　　￣￣＼/⌒ヽ/⌒ヽ/⌒ヽ . {:: : / }⌒'.__r=={ 　 |　　　　　　 |　　 |ニ､
　　　　| 　　 /. }　　　　　　|/. |/⌒ヽ:::::::::::: . /⌒ヽ}-┘ﾉ　　{|.　　| 　 |　　　　　　 |　　 |　　　　この詐欺師！
. 　　ﾉ . ＼/　 |　　　　　　|　 |.::::::::::::::::::::::::::::::::::／￣￣＼/⌒ヽ. !____|　　　　　　 |＿＿|ﾆﾆ
　　　　　　　7￣|　　　　　　|____｝::::::::::::::::::::::::: : ∧　　　　 |￣ |　}. | 　|　　　　　　　　　|　　|
. 　　　　 /＿_|　　　　　　| |　|:::::::::::::::::::::::::::::::| |　　　　　{　　|　}. | 　|　　　　　　　　　|　　|＝＝
.　　　　　　　　 |　　　　　　| |　|:::::::::::::::::::::::::: : ヽ|　　　　ｒ===ih |. | 　|　　　　　　　　　|　　|
　　　　======={.　　　　 |/ /.:::::::::::::::::::::::::::::: : |　　　〔二二}i:｣|. |　 |　　　　　　　　　|　　|二二

.　　　 r‐┐　　 /⌒ヽ.　　rｰ_､　 /⌒ヽ.　　　ｒー-､　　　　　　　　　　　　　　　　 ∠二ヽ
.　　　 ]ｪｪi　,.-r{＿ノ　　 (__{ﾉ　人＿ﾉ　　　 | /⌒}／⌒ヽ　　／⌒ヽ.　　　 /⌒ﾉ　ヽ　｝
.　　　/￣¨Ｙ　　　　ヽ.　　 /¨¨∨　|　.}ヽ.　　 /＼__ﾉ　 /'¨}　　i{　　　　|　　　 {＿人___ﾉ　ﾉ
　　　　　　 |　|.　　 | |.　　 {. | . |＼＼|／}ろ/.{⌒}__|__,人_.ﾉ　 j} 　ｉ !　} 　　 /　＼.7ﾆﾆﾆ}　　　　こんな恥知らずは史上初だ！
. 　　　　 }__}.　　 | |. 　人.＼|.　|＼_／　 .|: |　 |{/￣￣ヽ　 /八リり.ノ＼　 {　　　.∧　　 ∧
.　　＿＿/} |＿＿| |　　｛￣|}.__|＿.}」　　.|: |　 |'. ＼　　ト､{　　　　　　| |　｜　　/　|　　 |　}　　　このクズ野郎が！
.　　　　　 | |′　　.}ﾉ.　　 |　| ||　　　 {　　 }: |. /　　＼＿_∧　　　　　 | | 　| 　 /　 :|　　 |　|
　　　 |　 | |　 f:　 |..　　　|　| ||　 /}　|　　 }: |/　　　　　|:|　 /　　　　 :| | 　|　 :{　　:|　　 |　|　　　言葉姫がさっさと殺してくれてよかったぜ。
　　　 |　 | |　 |:　 |. 　　 |　|/|　 | |　|　　　}:｛.　　　　　 |:| ./　　　　　 |.」　.|　 :|　　:|　　 |　|
　　　 |　 | }　 |:　 |.　　　/__{...|　 { |　|　　｜＼_________从.{＿＿＿_____:|　　.|　 :j　　:|　　 |　|　　　こいつに相応しい末路だな。
　　　 |＿| |＿|:　 |.　　　　 |__∧|__}_　　　|　｜　　　 {　/.　　　　　　 | 　 .|　 :j}_＿|　　 |　|
.　　　 └─|＿つ⊃.　　　　　└‐┴‐┘　　|　 |　　　 |　{.　　　　　　 | 　 .| 　 :{}二|＿　|ﾆ|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　 |＿＿＿| 人＿＿＿＿__} 　 .|　 /　 }{_|　　| ｜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　{　 |　　　 | 　 |　 |　 |　　 | . {　　|.人｝｝} ｜
1331 ：名無しさん＠狐板：2024/11/16(土) 14:19:38 ID:rvdKYCj7: 何も知らない人からしたら相当ショックだろうな
1332 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 14:19:53 ID:VcaqJUhM: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞ ´　　　　　 ` ＜二二二二二二二二二二二＞､
::::::::::::::::::::::::::::::／ ,　　　　　　/　/!.i　　` ＜二二二二二二二二二二二>､＿＿
::::::::::::::::::::::::／/ /　　　 !　 /　/ l i 　　　 i` ＜二二二二二二二二二二｀二二ヽﾆ=ｭ
:::::::::::::::::::::/　/./　　　ｌ　/! /　 !.i 　　　 !　/l `l＜二二二二二二二二二二二二二二二二
::::::::::::::::::/　,ｲ/　　　　　l / l/　　.! !　　　　/ ｲ l　.i　 l`＜二二二二二二二二二二二二二二二
ｨ=:::::::::::/ /:::l l　　　　.l/‐.ｌi‐‐‐‐l'l´、　 / /ll`l‐/--! l､　`＜二二二二二二二二二二二二二
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:::::::::::::l./:::::::l　,　　　　　j, イ　う::ヾ、　ﾒ, ' 　ﾚ ,ｨう:::ヽ!ヽヽ!　　　` ＜二二二二二二二二二二
`""'''‐l'- ．.l　l､　　　ｌ`　 i:::ﾋ!:ﾘ　 /　＼　l 　l:::ﾋ!::ﾘ　' / 　　　 l /!＜二二二二二二二二
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　　　!､ /　! |　 !＼　　＼ヽ　　　　 `　　　　　　　　 /／　　ｲ∥　ﾔﾔ======＜二二二二
　　　　ゝ＼_」ｉ　 j　　`‐---ヽ　　　　　　　　＿　 u 　 7　　　／ l /! 　ﾔﾔ
　　　 /　｀f´　γl　　　 l｀､　　　　弋 ‐ ￣　ノ　　 ∠ -‐ '´　　ｲ　!　　ﾔﾔ　　　　（話をまとめると、伊藤誠はアバンの功績を横取りしていただけで、
　　／／　|　　/ !　　　　 i　｀､　　　　￣　　　　／′　　　　/　l 　　ﾔﾔ
.／／ ,-‐ '__i´_ ,j　　　　i: , ===､､　　　　　　　ｨ_´_/ /　　　　∥ /　　　､ﾑ　　　　人々を騙して勇者として名声を得ていたということか）
／'／: : : : : : : : i　　　　 l´; ;/(　|　＞､　＜ ∥､/ /　　　　 ∥/　　　　　|　ﾑ
//: : : : : : : : : : :|　　　　　 l､;/　＼　　　　　　　 l　/ /!　　　　 ∥　　　　　 /　　ﾑ
/::::／二ﾆｭ､ : : i　　　　 i: :､　　＼　　　　 i/! / !　　　 ∥　　　　　/　　　ﾑ
!::/ﾆ二二二ｭ､: l　　　　　　!: : :､　　　＼　　　 /　! ｌ .l 　　　 !　　　　／ヽ、　　　ﾑ
/ﾆﾆ二二二二ｭ! 　　　　|: : : :､　　/´ｉ　　 /´i　､､､　　　　!　　／: : : : :i　　　　ﾑ
.二二二二二二i　　　　　　l: : : : : ､./　 !　　l 　l　　 l‐‐‐‐‐‐‐‐ <: : : : : : : : l　　　　ﾑ

..... .........................∥'::::::ヽ:| ..../:l! ..........................................∥......../::::!....... /::::::::::::ﾏ ......!､　　...............................
..　........................∥::::::::::::｀', ..!ｪl!　.......................................∥......../==!..... /＿:::::::__ﾏ .....!:',　　 ............................
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　 ............................{:::::/ﾆ=ﾆ〕i=xl!　 .................................∥....../::::::∥ /::::::::::::::::::::::::ﾍ　 .!::::',　　　 ...................
　 ............................ﾔｲﾆ/..　 .i!ニl!　 ..............................∥...../:::::::∥/:::::::￣￣::::::::::::ﾍ　 !:::::'.,　　　　..............
　　...................il.....li..ヽll　　　　 .ヾ　 ............................/....../l:::／//　　＿＿＿＿_.....ﾍ　!:::::::ヽ　　　　 .........
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{　　 .................!.....l!....!.ヽ　!...nﾏ　ﾔ　 ................../...../.....l|:::::ｲﾆ/'´::::::::::::::::::::::::::::｀::ヾﾆヽｭ､:::::::＼
.ﾔ　　.............. {.....{l...ヽ:::,　ﾘ.ﾋ..! 　 ∨　 .........../ ..../........l!ｨ≠ｲ:　　　　　　　　 :::::::::::::｀ヾﾆ=ｭ､::::::＼　　　　　（やばい）
. ﾔ　　 .........　i!....l!.....}.:. :　ゞ‐′　 .∨　 ...., ' ..／..........l|:::::::　　　　_ｨｭ､　　　　　　:::::::::::ヾ二ヽ::::::::｀ヽ
.　∨　　 ......　!〉...{l..ji:::::　､　　　 /::ﾍ　／／..................li:::::::　　　∥.......ヽ　　　　　　　:::::::1二ﾆｭ､::::::::::　　　（これ思いっきり地雷案件だわ）
　　∨　　 ...　! ..＼}!i::::::::...ゝ‐‐..::::::::::::〉／　　.............. ll::::::: 　　 i.....ﾋ!.....i　　　　　　　 :::::::}二ﾆゝ.:::::::::
　　　∨ 　　 ! .......i i::::::::::::::::::::::::::::／::::＼　　　........... li:::::::.　　乂......ノ　　　　　　　　 ::/ﾆ／　.:::. ::::　　　（そりゃ神々が伊藤誠を嫌うわけだよ）
　　　ﾍ　　　i .......!　i::::::::::::::::::::::::::::::::/´　＼　　 .....　l!:::::::..　　　　　　　　　　　　　　 /／／ ..::　.:::
　　　　　＼　 !......!　ゞ'''',ｨ::::::::::::::::::/　　　　＼　　　 !:::::::::...　　　　　　　　　　　　／／　 ..　 ....　　　　（誠、あんた何て事をしてくれたのよ！）
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　　　　　 !　..........}ゞ､::::::::::::::::::::::/　　　　　　　　　 :ヽ､ﾍ:::::::::::::::::...........................:::::::::::／
　　　　　 ∥　..........1　　　　　　　　　　　　　　　　　　　::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
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二二二二二二二二二二/ｭ､ヽﾆ二二二二二二二二}ｪｪﾆ二二二二二二二二二二二ﾆ=- '"
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二二二二二二二二二二二二=ｭ＿＿＿＿ ,xz=ﾆ二二二二二二二ﾆ=‐'"
`=ﾆ二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ﾆ=‐ '"
　　` ‐=ﾆ二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ﾆ=‐ '　　　　（しかも、魔族の告発で、勇者の悪行が明らかになるなんて
　　　　 ` -=ﾆ二二二二二二二二二二二二二二二ﾆ=- '"
　　　　　　　　 ` -=ﾆ二二二二二二二二二二ﾆ=-, '/....i..i　　　　　　　　恥の上塗りもいい所だわ）
　　　　　　　　　　　　 /､ゝｌ........ｌ.､　　　_ __　　./_..'....∥....!..∨
　　　　　　　　 /_l ヽ__!.......ｌ: :ｉｭ。_　 _ ｨﾉ∨...../:i.......i...､∨　　　　　（これは会長も怒っているでしょうね）
　　　　　　　　　 /l´ ,: : : | ......!: :!　＞.｀´r ' /,....../:/........iヽ.､∨
　　　　　　　　　　/ｒ'rｭ､ : : l .......|: ｉ ∥ i　 i /!/ ...//........../: :}...､∨
　　　　　　　　　/ |／､二ｭ､! . ....ｌ: :ﾚﾍﾍ∨//!ゝ､..{........._x ﾆﾆ､...､∨
　　　　　　　／} ｀〃´7 ､二|　.....i:ヽi　> |_| < ゝ-zz.-=ﾆ二/二i.....､∨
　　　　　　//　〉‐´ヽ'二ﾆｭ i　 ....i／:: ::/-|:: ::＼/...{ 二二/二ﾆi.....}ﾍ∨
　　　　　 ∥ ∥ 〉〈二二二ｭ1 ､＼:: :: / | !＼:: /...ゝ- 'ﾆ/ 二二i......}ﾍ∨
　　　　　 {i　,′(　 )二二二ﾆ! ＼ゝ-'::∥ |:: :Li....../〉｀l/二二二i.......} } }
　　　　 i!　i　　〉〈二二二 iﾆi ゝ_＼::∥♥i:: :: !....i二ﾆ}二二二.i........} } }
　　　　､ .!　 i!　ヽ二二二i 二二〉:∥!　 !:: :ｲ...!二ﾆ/二二二i､...///
　　　　　ヽ!　| ＼　＼二二i二二ｭ∥.i 　i ﾚﾍ!...!二/二二二ﾆ!ﾆ!//

魔法ギルドと魔族は先の戦争から敵対関係にあった。

魔王戦争で受けた損害が大きすぎた為に、魔族を敵視して警戒している組織だった。

（『戦前は敵視して警戒していなかった』とは言っていません）
1333 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 14:22:11 ID:VcaqJUhM: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }
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　　　　 (　　　{　　　｛　　　　／/ :.ヽ. .　　 |{　{ﾆT「=ﾉ八＼　　　　ヽ..,,_　　　　　　　　　　　＼: .
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　　　{:　　　 f'^))⌒＼ У　 {{　{　:ﾘ八〕￣￣_((　 ))￣] l 　　 )'　　　 ~"''‐-=ニニノ_ﾉ.._つ　ゝ　ノ
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　　　{:　 ) /ニニﾆﾆ／　　　　　　/ 　　　}　}=ﾆ}{ニ-_ ､　　　　　　　　　　　　　　　　‐-‐　 ´
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この世界には、人間、魔族、魔女という三種の知的生命体が存在している。

この三つの種族はそれぞれ違う種族であり、混血が不可能という特徴はあるが、外見は割と似ていた。

（ゾーマやバラモスなど魔族の一部には、外見が人間とかけ離れている魔族もいる）
1334 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 14:23:24 ID:VcaqJUhM: /　　　{　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　 |
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人間は、この世界に元々いた知的生命体で、その体は水などの通常物質で構成された通常の生物だ。

王国の国民であり、王国を構成するメインプレイヤーである。

その一方で魔族と魔女はその肉体が魔力で構成されている魔法生物の知的生命体である。
1335 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 14:25:00 ID:VcaqJUhM: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_＿__
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この魔法生物というのは、広義では肉体が魔力で構成されている生物全般を意味しており、魔族や魔女のような知的生命体だけでなく

魔法ギルトが戦争の道具として製造している魔法生物兵器まで含まれてしまうが、これは除外しておく。
1336 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 14:25:43 ID:VcaqJUhM: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
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魔族は外見だけでなく生殖器まで人間を模倣している為、魔族の男女なら性行為で繁殖が可能である。

魔族はその特性を利用して、子孫を増やして存続してきたが、

長命ゆえか人間よりも生殖能力が低いので、人口を増やすのにかなり時間が掛かっています。

最初は４７人だったのが、戦争直前は約１０万人だから増えていますが、それに四千年も時間が掛かりました。
1337 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 14:26:22 ID:VcaqJUhM: 　　　　　　／ :／ニ-　 . . . . :_､＜⌒　　　_､＜⌒　　　／ . / / 　 ∧_ 　 ‘,　　　: . . .　　　　　　＼ : . ＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　 ./ /　/沁, 汽 ⌒〕iト. .寸L. 冖　 / ､丶｀_､＜⌒ -=ﾆ￣ |　　　|⌒¨
　　　　　　　　　　　　　　　　　八 :|　′　/　沁, 込　　ゞ“ノ〕iト　　　jI斗　`｀ゞ ”ノ　j狄⌒　〕　　 :|: . V/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼ |/ ./ 　/ /∧.⌒^ー─　　`｀　　｀`　ー　　　-=彡(　　　〕　　 :| . . V/
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　 //／　　　　 / ./ ./　.　　　　　　 ` ーこ=一　　　　　 ./.　:〕　　 :|: |: . . .　〔_
　　　　　　　　　　　　　　　　 . :／ /. : /./　/　/ ./ ./　./ . 心, 　　　　 ___　　　　　　 ,必.　:〕　　 :|: |: . . .　〔_
　　　　　　　　　　　　　　　　　／／／/. : /./　/　/ ./ ./　./　/　心,　　　　　　　　　　　　ｲ⌒ ./ｉ〕　　 :|: |: . . .　〔_
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　　　　　　　　　　　　／／ /. . :/. : / . :/. ./. ./ . :/. . .|ﾆﾆﾆ/i:i:i:ｉ:|ニニ心、　　　.イニニニニﾆ].〕　　 :|: |: . . .　〔_
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更に普通の魔族は３００年程度が寿命で、大魔族でも２０００年を生きる事はできない。

これは会長や魔女たちが使っている『体を構成する魔力の結合力を強化する魔法』を使用していないからだ。

いうまでもないが、この魔法は秘伝であり、魔族に漏洩しないように重要機密として扱われている。

その理由はこの魔法が魔族に流出したら、理論上は会長や魔女と同じ寿命を克服して半永久的に生きる事ができる

強大な大魔族が誕生してしまうからだ。
1338 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 14:26:57 ID:VcaqJUhM: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
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そして、魔女は魔法の天才である一級魔法使いの女性を素材に、肉体を魔力で構成する種族に変換することで誕生する魔法生物だ。

魔族よりも魔法の汎用性に優れて寿命に制限がないから、魔女は魔族よりも強大な存在になっている。

しかし、女性しかいないから、性行為で繁殖することは不可能。

あくまで優秀な女魔法使いを仲間にする事で数を増やすことしかできない。
1339 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 14:27:30 ID:VcaqJUhM: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,．-ｧ
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これは、魔女が魔族の女性である清姫を参考にして、人間の女性を魔族亜種の女性に創り変えることで誕生したからだ。

『男魔族を生け捕りにして、それを素材に研究すれば、人間の男性を魔族亜種の男性に創り変えることが可能ではないのか？』

という考え自体はあるのだが、それは七大神から止められている為、研究そのものができなかった。
1340 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 14:28:33 ID:VcaqJUhM: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ---
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　　　　　　　　　生殖で増えたら人口調整ができないでしょう。　　 <///////　//八И乂rツ　　　　 ,ｨﾁ笊ﾐ / ,ｨ　　　　　 '
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七大神にとって魔女は人間の発展の為に働く技術者でしかないが、

なまじ優秀な能力を持つ異種族だから様々な制限をかけておかないと、種族間戦争を引き起こしかねない劇薬だった。

一級魔法使い試験に合格した女魔法使い限定という制限があるから、人数調整ができるが、

魔族亜種の男女が勝手に繁殖したら収集がつかなくなるのは目に見えていた。

故に魔女たちは本来自分のつがいとなりうる存在が現れるのを阻害されていた。
1341 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 14:29:14 ID:VcaqJUhM: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　-………-
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勿論、その気になれば人間と結婚できるし性行為も可能だが、子供を作ることはできない。

更に魔女が血迷って男魔族と性行為をしても子供はできない。

魔女は魔族亜種だが参考元の魔族から変更を加えすぎており、人間とチンパンジーよりも違う種族となっていた。

これだけ違うと魔族と魔女のハーフが誕生するのは不可能である。
1342 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 14:30:00 ID:VcaqJUhM: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _.r､
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　／}　　　　　　＿＿＿　　_.ｨ〔＞≦ニﾆﾆ./ニ≧＜／ >　　／:∨ニﾆ./z_　　　　　　　魔族の二の舞いになってはなりません！
／　ﾑ__..　-=ニ/////////／「ﾏニニニニニiニニニ/_／＼／:.:.:.:.:}ニﾆ////≧z..__
　　ﾑ＼///////////////イヽﾉニニニニニ.',ニニニニニ/:.:.:.:.:..:.:从イ///////////≧z..__
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世の女性たちは魔女を妬むが、所詮魔女は人間に奉仕する都合のいい人工種族にすぎない。

七大神にそうあれと要求されて、会長もそれに従っている。

ある意味人間の奴隷ともいえる存在だから、魔族がそれを拒んで離反したのは理解できる。

それを納得させる為に、魔女は人間を素材にして造られるのだ。
1343 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 14:30:35 ID:VcaqJUhM: :＼　　　　　　　　　　　　　　　　　／i
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つまり、魔族と魔女の関係は人間の奉仕することを拒み七大神に離反した種族と、

人間に奉仕しており、七大神に従っている種族の対立とも言えるだろう。

私は社会を構築する上で完全な自由は不可能だと判断しているし、

魔女としての恩恵が受けられるなら、多少の不自由は我慢できる。

というか、その程度のことすら飲み込めない社会不適合者は試験に合格できない。
1344 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 14:31:13 ID:VcaqJUhM: 　　　　　　　　　　　　　／//////＼
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　￣＾¨ ‐ ---´ ｀¨‐-- _/　｛ノ!　ﾊ　ヽ　　´'　 ./ !lヽη,
　　　　　　　　　　　　　/　 {「 !　ﾊ l 、ヽ｀　 _　 ´　! ﾊ/八,　　　　　　　（あの戦争を生き延びた唯一の大魔族と聞いていたけど、
　　　　　　　　　　　　 / //:;:;:;ヽ.l;:;ll:ヽ　l:;｀;:┴ミ-ﾉ^"´"＞｀っ
　　　　　　　　　　　　///:;:;:;:;:;:;;y:;:;ll:;ヽ l:;:;:;:;:;:;:;:r ⌒ヽ　r¨´ ヾヽ　　　　　こんな事をするなんて、何が目的なの？）
　　　　　　　　　　　 /　l:;:r‐ -　_ll /:;:;ヽ l:;:;:;:;:;:;ﾉ: : : : :> 、｀:´: : l
　　　　　　　　　　　 {　/三三三/ヽ、_l　l;:;:;:;:;l: : : : : :l !ヽ: : : : : }
　　　　　　　　　　　ﾊr'三三三 / ヽ丶　l　l-__l: : : : : :l .ﾊヽ: : : : l
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　　　　　　　　/ミ三三三三三!　　lヽ-‐ へ、: : : : :ノ￣｀'/ l_ ／三l
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イレイナは王都で起こった異変の真相を知ったが、その異変を引き起こしたエリザベートの意図は予測できずにいた。
1345 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 14:31:37 ID:VcaqJUhM
1346 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 14:32:30 ID:VcaqJUhM: ttps://www.youtube.com/watch?v=wHUsQvyUM0w

――女王と主神が真相を公表した直後

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　癶＿__∧_,,ｒ|⊥i　　|/￣ヽ| /:: :∨‐:|　　|ﾍVﾍ|_|: : :|_|:::| xヘ
　癶　　　　　　　　 |　　　　　｜　　　|　|'＾ｉ'＾ｉ |　| |　 |ﾆ|_/:::ﾊ__∨|￣~|　 |　　|VﾍVﾍ::::::::::|::::| |::::|￣
　|￣|_　　＿i!　　　∧　　　　 /:',　　　 |　|　|　| |　| |　ﾊ　ﾊ¨/::∨￣ヽ　|∠ヽ　［＼＿_[]二::|::::| |::::|
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　　 |　|　 |　 |::|/￣￣/__',＿_」,,...､､､-─|￣..|｢｢｢｢| | |￣|ﾍ::::::∧｢￣　|_|:::＼|xヘ/＼へ/_:∨:/:||i¨¨/
￣￣￣￣￣ﾞﾞﾞ| |¨|¨|¨|:|｜　　　　 _ ,-く￣￣ ∧　| | |　∧|￣|_」L　‐<::::＼/|〈:::/::::/:::::∧/::/:::|:|:Y:::::
￣{─‐ｔｔｭ_　　リ|i_|i_|i_|｣⊥-‐ュ_∠＼:::_>::::::://￣∧　/:::^〉‐ 丶::＼: : ＼,イヽ|/::::/::::::/::ﾍ｀|ヘL|_|＼
: : }.:.:.:_二￣/￣￣i!￣ﾍ::_ -　￣:::::寸´ |::::::://:::::/　∨::::/ﾍ::::::::∨::::＼_イ_|i...||ヽ/::::::/:::::::／:::::::＼
'''"´~ 从　_ム-，:/ ∨__∧::::ﾆﾊﾆﾊ::/￣￣￣￣￣￣}|¨/_,||＼::: ﾍ__,.斗匕ﾘ.. || 〈::::::/::::∠_:::::::::::／＼
　从从;';',∧:::::::∨　 |］/ .圦::::[]:::[]:/:癶::::::::癶:::::::::::/ |/＿||＿Y´ ||　 ||　|/... ||｀'|:::/／|ﾍ^ア／|::|
从;';';';';'ｨ'　ﾔ'"´|-‐ |/　_||_∨::::::::/:::|　|i::::::|　|i::::: /|i, ::|＿||___,|／||⌒||　|...... .|　|¨i|:: ¨|_|ｱ／￣|::|￣
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　王都

.　　　　　　　　　　 /　／／　　　　　　　　　　　 | 人
　　　　　　　　　　　 / ／／　　　　　　　　　　　　　　∨〉｀、
　　　　　　　　 /⌒7′　　　　　　　　　　　　 ∨〉｀、
　　　　　　　　　　//'ﾞ⌒ヽ,／⌒>、　-――- ミ __r‐ .　)＼｀、
　　　　　　　　　　|｛　/ ／＿／／. : : : / : : : : : .＼＼＼⌒Ｖ|
　　　　　 ┌‐人乂//___,/ /. : : /. : ′: : : : : : : .∨〉＾Ｖ ,/|┐
　　　　　　 ___|二二ヽ,/___,/ /. : : / . : : : : : : : : : : : .∨〉. ∨/‐‐┐
　　　　　〈二二二二|｛___,｝ |: | : : : : : :|: : : : : :|: l: :|: :∨〉「´ 二 |
　　　　　　∨ /二／,乂＿｝ |: |‐-iＬ: : :| :| : : __| ｣Ｌ| : :|｛ ^|＼二/
.　　　　　 ∨ ／二..厶⌒Ｖ|: l: :八: :｀:| :ﾄ､´: ﾘ: :| :| : :Ｌ〉┘ﾆ∨〉　　　王都がざわめいていますね。
　　　　　　　∠二二/　　〈｀7∧:仁＼∧| 从/:∨:厶イ〉　 ∨ﾆ＼
　　　　　　　　/ :/ 　　　 /. :/ ⌒＾^ 　　　斗=ミ´ﾘ:|./　　　Ｖﾆ／　　　どうしたんですか？
　　　　　　　　|: ′　　　 ./. :/ﾊ｀｀｀　　′　､､、/:八　　　　|∧|
　　　　　八(　　　 /. :/. :人　丶　ノ　　 . : : : : .　　　丿
　　　　　　　　＼　　. : : : :／⌒＞　　　　イ: |: : |: : : .
　　　　　　　　　／. : :／〉:/: : : :「＼,爪二||: :|: : |＼: : .ヽ
.　　　　　　　　／. : :／　/:/: :∧丿ニ｝|｛二〉'ﾞ:|: : l｀ヽ＼: . ＼
　　　　　__,∠: : 　´　　/:厶斗く.二／ |｛／　八: :|⌒ヽ, ｀⌒｀＼
　　　　　 ___ 　　　／, ／￣＞二.〉Ｙ〈二｀、　∨,　　ノ＾二'.
　　　　　〈　⌒^トミ /_,//　)／ﾆアﾞ〈/∧,〉､二＼　｛　.ｎ|/／　|''ﾞ⌒〉
　　　　┌‐＼__　　　|ﾆ|｛ .//〈〉/　 |｛二｝|.　＼〈〉＼　 |└し'＾！／
　　　　　＼　｀⌒　｀＼|｛//二/ 　 :|｛二｝|　　Ｖ二.〉, ゝ　　_,／(

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　　　　　　　　 ∨::::::::::::::::::::::::／　　　 O >:::::::::::::::､:く O　　　〉:::::′
　　　　　　　　　.-ヽ:::::::::::::::::::`ー-.....-‐::´::::::::::::::::::::ヽ:::｀:::ー:::´:::::〈　　　申し訳ございません。
　　　　　　 /::::ヘヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::}
　　　　　　　　{:::::{:::::::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::′　　現在想定外の事態に王都が混乱しております。
　　　　　　　　ヽ::ヽ::::::}:::::::::::'J::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀:::ー::´::::::::::::::::/
　　　　　　　　　｀丶ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＿＿:::、::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　｀ヽ､_:::::::::::::::::::::::::::::::::::∠ニニニィ::::::::::::::　　　　　　　　　　　　　　　「あら、それは大変ですね（笑）」＞エリザベート
　　　　　　　　　　　　　　 iヽ､::::::::::::::::::::::::::::::::::ー-‐:::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　i::::::｀丶:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　i::::::';::::::｀:ヽ:、::::::::::::::::::::::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　}::::::::';::::::::::::::｀:ー--:::::＿＿:::ィ
　　　　　　　　　　　 ,.イ:::::::::::';:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　モブ上級貴族
1347 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 14:33:16 ID:VcaqJUhM: 　　　　　　　　　　　　　　　　,，-‐ フヽ::¨:::丶､.､
　　　　　　　　　　　　　 ,，..:::＼／＿::::ヽ＿＿＼＼
　　　　　　　　／/,，≦ﾆ=―‐=≧　，:::::::{::ヽ:ヽ
　　　　　　　　　　 /-／ ´ 　　　　　＼＼:::|:::ﾉ::::}
　　　　　　　 /_/　　　　　　　　　＼￣:::ィヽ
.　　　　　　　 / 　 ′　!　! 　　 |　ヽ　　'，￣　V:::＼
　　　　　　　　 ′ /　　｜ |　　　 }､　 ',､／ヽ　　 ∨:::::＼
　　　　　　　　　, 　 |　　　|　|',　　 | ヽ／ヽ＿　　 ∨::::::::＼　　　　　　　（白々しいわね）
　　　　　　　ｲ　　{　　　|', | ゝ　 |イ　イ__)　}}　　　　＼::::::::::＼
　　　　　 ,.:':::}　　 '，　¨|二二＼|　弋廴_ノ′　　 '　　＼::::::::::＼　　　　（あんな情報を流布しておいて何言っているのよ）
　　　　　　/:::::/　|｜ゝ　《弋__ノ　　　　　　　 ,　　　　}　∧　｀　＜:::ヽ
　　　　 /:::::/′.! ,　　＼ﾄ￣　　　'　 _　　　/′　　 ' 　 ∧　　　　｀ヾ､
.　　　　 /:::::/ ′ } !　　　.!　ゝ　　 ´　　／, 　　 /　　　∧
　　　 ':::／，　/ { 　　 |　　　 ≧　- イrﾔ7　　 /　　　　 ∧
　　　 {:/　　′// '，　　 ! ,，，-―ｧ､:::ﾌ={::::′　/ ＼　　　 ∧
　　　 |′＿'__{ {＿ '，　｜＿/ﾆ／／　 !ｰ{　ｨ　 , ィ＞､　　∧
　　　　 /ニニ∧∨=∧　,_＼/ﾆ{_／　　 |　{/ !　/ニﾆ／ !ヽ　∧
　　　　,ニニニﾆ＼≧=} ,ニﾆﾆ／ニ≧==十┤ {､/ﾆﾆ/　　|　}',　∧
　　　 {ニニニニﾆﾆ／/ﾆﾆ／ニニ/／ﾆﾆ',∧ ゝﾆﾆ/＼__/__|ｨ､　∧
　　　 |ニニニニ／／ﾆ／ニニﾆ//ニニﾆ'，ゝ　ー―‐=ﾐ､ニニ＼ゝ
　　　/:!ニニr ,..´‐彳ﾄ／ﾆ|＼ﾆﾆ/_{ニニニﾆ'，≧―≦ﾆﾆﾘニニニ≧‐
　　 /:::!ニニ{(ﾆ∧ ／ゝﾆヾ,ニ＼∧ニ／¨/ﾆﾆ，/ﾆ／{ﾊニﾆ〉､} ￣＼　ヽ
　　,:::::::,ニニゞﾆ／'，/| 〉＿＿ニニ}/ﾆﾆ/-‐ｧ＿{/ニﾆﾆ',ﾆ/ニニニﾆヽ　ヽ
..／{／¨,ニニ／ニ.∧ |/≧=　_ ¨ '' ‐-　 _／ﾆﾆ/ゝニﾆﾆゞニニニニニヽ　ヽ
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　　{::::::::／ニニニﾆﾆ/――-　　_　｀　､ニニ/　ヽﾆ＼ニニニ＞　´　　　　＼
　 /!_／ノ',ニニﾆﾆ／ニニ/ニニニﾆ¨　‐-ミ､/　|　 }ニﾆ＼ニ／|　　＼　　　　　＼
／／:::::::::::,ニニ／ニニニ{ニニニニニニニﾆ＼.|　 |ニニﾆ＼　 |　　　＼　　　　　　ヽ
／{::::::::::::::::,ﾆ／ニニニニ.!ニニニニニニニニﾆ＼ ,ニニニﾆ{::＼　　　＼　　　　　ヽ
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　 {::::::::／ニニニニﾆﾆ{:::::{ニニニニニニニニニﾆ.,ニニニニ|:::::ヽ　＼　　　　＼　　　 ',
　￣Уニニニニニﾆﾆフ:{ニニニニニニニニニﾆ,ニニニﾆﾆ!:::::::::ヽ　＼　　　ヽ　　　 }
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ニニニニニニニ／::／ニニ.＼＼ニニニニニニ{ニニニニニﾆ¨{::::::::::::::ヽ=＼ ! 　 ,　　　,′
ニニニニニﾆ／一 ´ニニニニ.＼＼ニニニニニ!ニニニニニニ.!:::::::::::::::::ヽニ＼ /　　　/
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::::::／　　　 ! 　　　　　 |　{　　　　　　　｜　　｜　 ,　　 }　/　 ,」斗　，　　　　 {::::::::::::::::::::::
／　　　　　 | 　 !　　 |　　 .|　，　　　　　　 |　 !　.|　 /| ,，斗/　´ /　.!　　　　　　　，:::::::::::::::::::
　　　|　　　　| 　 !　　 |　　 .|　　，　　　　　 |　 ! 斗ﾔ｜　　/　　/ |　}　　 } 　　　　　，:::::::::::::::　　　（今回はお互いに攻撃できないけど
　　　|　　　　| 　 !　　 |　　 .|　　 ' ，　　　,，　´ }　 }/　 }　　/＿_/＿　|　　 |　　　　　　ゝ:::::::::::::
　　　|　　　　| 　 !　　 {'　　 | ，　 ' ゝ　 ´　　| __, ，......:::ヤ::::::::::::/ / }　　　 .|　　　　　　　　　＼:::::::　　　　あいつは攻撃する必要すらなかったわけね）
　　　|　　　　{ 　 ! 　｜'，　{　'，　'，ゝ　　 !ィハ:::::::::::::}:::::::::::/ /　,　　　 .!　　　　　 { 　　 ∧ ＼
　　　|　　　　 '， |',　　|　＼，ゝ　 '，＼　 {乂　＼::::::::'::::::／ノ　 /　　　 .!　　　　，　　 ∧　　　　　（一杯食わされたわ）
　　　|　　　　，, { ゝ　|　　　ヾ　＼　，　＼ , 　￣￣￣￣　　 /　　　　/　　　　　，　　 ∧
　　　|　　　　　，　, ヽ ,　　　　＼　　＼，　　ヾ　　　　　　　　　　/　　　　/　　　　　　　 '，　　 ∧　　　　（まさか魔族がこんな謀略を仕掛けてくるなんて
　　　|　　　　，＼，ヾ　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　 /　　　　/ 　　　　　　 '，　　 ∧
　　　|　　　　　，　ヾ　　　　　　 {　　　　　　　　　　 /　　　　/　　　　　　　　　　 '，　　 ∧　　　油断したわ）
　　　{　　　　　ゝ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　 /　　　　｜　　　　　 '，　　 ∧
　　　，　　　　　　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　／　　　　 | 　　　　　 '，
　　　　'，　　　　　＼　　　　｀　　 ――　　 ´　　　／　　／　　　　　　 }　　　　　　　　 '，
　　　　 '，　　　　　　　 ≫　　　　　　　　　　　　 ≪　　／　　　　　　 /　　　　　　　 '，
　　　　ゝ　　　　　　　＞　　　　　　　　　＜　　　／　　　　　　　　／　　　　　　　　　　 '，
1348 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 14:34:31 ID:VcaqJUhM: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ....-――-....
　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　.ｨ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
　　　　　　　　　　　　　 {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
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　　　　　　　　　　　　　　　 !:::／⌒＼:::::::::::::::／⌒ヽ::ﾉ
　　　　　　　　　　　　　 rヽ{　　 O　i::::::::::ｲ O　　 }:::ヽ　　　　エリザベート殿、現在王国は貴女と会談できる状態にありません。
　　　　　　　　　　　　　 {:iヽ＼__...イ:::::::i::::::ヽ.__.イiリ::}
　　　　　　　　　　　　　　　';:ヾ､::::::::::::::::::::|::〉::::::::::::::/ﾉ:ﾉ　　　　申し訳ございませんが、会談は延期していただけますでしょうか？
　　　　　　　　　＿＿_　　_...＼'､:::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::/.:く
　　　　　　 ,.イ:::::::::::::::｀::::::::::::::::ヽ:::::::::::,－､::::::::::;ｲ:::::::｀ヽ、
　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::＿_:::::::::＼::::´￣｀::::／::::::::::::::::::::＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「それで構いません」＞エリザベート
　　　 ,.′:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ヽ::::＼:::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::￣::::::::::::::;:::イ￣:::＼:::::::::＼
　 ,.イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ､:::::::::::∠::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀`ヽ、

　　　ｉ{ﾆ二/ﾆﾆﾆ／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :｀（ﾆﾆﾆﾆ7ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
　　　从ニ/ﾆﾆ‐, : : : : : : : : : :/ : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾏﾆﾆ‐'ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
　　　　　∨ﾆニ/: : :, : : : : : : :/! : : : : : : : : : :,i : : : : : : : :.ﾏﾆ‐{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
　　　　　 {ﾆニ/: : :/,: :__: /. :/｜ : : : : : : : : /.! : : : : : : : : :‐ﾆ.乂ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
　　　　　　ﾆﾆ': : : ′: : ./ ｀ﾒ､ | : : ,: : : : : :/　| : : : : : : : : : ﾆﾆﾆﾆ7⌒ｰ=≦_
　　　　　人ﾆi: : : ; : : : / {: ′｀| : /.: : : : :/　 .| : : : : } : : : . ﾆﾆニ7　　‘,　｀ヾ
　　 ,. イ　　ヽ: : :.i: : : :ｧ〔 {　　|: ' : : : : :/ ￣Τ:ｹiー' : : : : }､ﾆニ.　　　‘,　　　　　　この状況で無理をしても、いい結果にはならないので、
　´ 　　　 ' i : : :l : : :.⌒斥ミ､‘,{､: : : :/　　 .ﾚ'　|:/} : : : : :}:.＼‐{
.　　　　　 { .|{: : :| : : :.{ ′i´)} 　　＼/　　　ｧｱ示ミ､ : : : : }: :__｀乂　　 i}　　　　　その方がいいでしょう。
.　＼　　　 { 从 : { :{ : :{ V^炒　　　　　　　　　′弐ヾ,: : : : ;´_　.7:/ ｀　　i}
　　　>､___j}⌒ヾ､ : :､:‘, ｀ ´　　　　　　　 {　.i´)}/ : : : :,_ノ ./:/ 　 ‘,　　　　　　　それでは、私達はヘルマン地帯に戻ります。
　／.: : : :/　　 '^ ＼人{　　　　　'　　　　　乂ン'.: : : : :/ ﾌ /:/ 　　 }
　': : : : : /　　　　.| : : :,　　　　　　　　　　　　　　 /.: .: : :/'´ .ｲ ′　　　}
　: : : : :/　　　　　i: : :込、　　　ヾ／{＿_,　　　　厶ィ : :/_,.ィ: : 廴,,斗- ミ＿_,ノ　　　　　　　　　　　　「はい、誠に申し訳ございませんでした」＞上級貴族
　: : : :/ 　　　 .,'l: : : : : :＼　 _‐ﾆ;'　 ´　　　　 }: : : /￤: : : : ｉ.: : :{八
　: : : ′　　　　/ | : : : : : : : ._‐ニ/　　／}　＜　': : :/.:.:|: : : : : | : : {､.:.ヽ
　: : :,　　　　 / : | : :}ヽ : : _‐ﾆ‐/ｰ=／_‐ﾉ　　　;: : /.: .:.|: : : : : | : : {. ＼ﾑ
　:. :i{.　　　　/ : : | : :}‐ﾑ /ニ‐/: ／ニ／　　 ,.. -‐rﾏ : :|: : : : : |: : :‘,　 _ヾ
　:. :i{　　　厶イ :j.: .:}ニ/ﾆﾆ７／ニ／ ,.｡s≦ﾆニノ:::}: : |: : : : : jI斗*''":::::｀
　:. :i{..　　　　　; :.i _ ,ﾆ7´⌒ '〈ニ／イニニ＞''´ :::::ﾉｰ┴‐=≦:::::::::::::::::::::::::::V
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王国が混乱したことからエリザベートとの会談は中止になった。

しかし、エリザベートにとって、それは最初から織り込み済みだったので、特に問題なかった。

王国側もエリザベートがわざとそうしているのを理解していたが、それでも形式上はエリザベートに謝罪しなければならなかった。
1349 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 14:35:09 ID:VcaqJUhM
1350 ：名無しさん＠狐板：2024/11/16(土) 14:36:41 ID:Bnptn20p: 魔族は人間の敵であるほうが良いとは神の都合で別に魔族が了承してるわけじゃないからな。
1351 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 14:36:42 ID:VcaqJUhM: ttps://www.youtube.com/watch?v=6B_Z5Mubcaw

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヘルマン地帯

　　　　　　　　｀.:＜
　　　　　　　 ∨ﾆ≧s。　　　　　。s≦ﾞ~￣　,.:"'' ＜
　　　　　　　　 ‘: ﾆﾆﾆﾆ}h､ィi〔　.　´ 　　　7 　ヽ　｀　､
　　　　　　　　　寸ﾆﾆﾆﾆ_Y ／　　　,.ィ´_,{ 　　 :, 　ヽ＼＿＿　 _
　　　　　　　　　　　　　寸ﾆﾆﾆ,.:' 　　／ィ´:~:{ 　　　:,　　 ':,　Yﾆﾆﾆ/
　　　　　　　　　 jI斗ｆｾ_≧イ　　　 ,:　. ': : : : :‘,　　　:,　　 ,　:,ﾆ／
　　　　　　　＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆj!　　 /　/ :_: -: ―:＼　　 :,　　 !　!ｲ
　　　　　　　　 ~"'' ～rｧ<　　 /,:' ,' : :_ィぅ笊㍉: ＼　}- ､ ,:　{､　　　　　　エリザベート様。
　＿　　　　　　 .ィﾆﾆﾆ|　,.ィ:-､7: 〈ﾐ､:ゞツ　 : : : ヽ笊x /　,ﾆヽ
　　｀＜:i｀:.､　､　／ﾆﾆﾆ。s{ 　 l :ヽ｀: : : ‘ﾞﾞ ~: : : : : : : :〈ﾂ У ,ｲ＝' 　 ,　　　計画通り、王国を混乱させる事はできましたが、
　　　＿＼:i:≧ゝ≧~s。}＼}ｊ!ヽ从:､ｒ.: : : : : : : :_:＿ : : : :' ／ィ(ﾑ　ィi/
　　　　｀ヽ:i＼:i:i:i:i:i:ミｈ､i｀ヽ＼ﾑ}ヽﾞ込 : : : : : : ゝ _-=_> : : :从 ,:ﾆУi:/　　　　これは何か意味があるのですか？
　_,,.....-..‐:ｉ:'':"＼i:i:i｀:i:i､:i:ヽ:ｉ:ｉ:.':,:}:i:i∨}＼: : : : : : : :~ : :t､: :厶 √:i:i:i:/　　,
　｀~⌒ ~^ ＞:i:､:i:i:i::i:i:i:＼:}:i:r＜:i:i}:ｉ:V{: :≧s｡: : : : : : : ／　　 l＜,ィs。／ﾉ_
　　　　／:i:i:i＜:_i:i｀ヽ:i:i:ｉ｀:i∧:i:i∨:i:/{~"''～.､≧s。イ{　　　 |/:i:i＞:'i／イ
　　 ,.ィ:i:i:ィ7:i:i＞:i＜:i:i:i:i:i:i_:i:i:}:i:i:i:',/:i:{―　.. _　~7　,: ,{　　　|:i:/:i:iｨ:'　 _ ノ)
　　 ⌒^t≦:i:i:i:｀ヽi:i:i:_i｀ヽ:i｀ヽヽ:i:i:i}:i:i,{_―_-_s。〕 ,:' /i{　　　 |/:i::i/ィi〔＞ '
　　　　 /イ⌒ヽ:ー:≧:､i:￣:i｀ヽﾑ:i:i}:i:/,ィ/｀:.:.:.、_.:.＼i:i{ ｉ　　　|:i:i:/i:i:／{_
　　　　　　　ィ_⌒:i:i､:i:i:i::i:i:i:i:i:i:i:∨7i/:i:i:ハ:.:.ーく >.:.:.:.':.,i! 　　 |:i/:i:ｲ:i:i/:/　　　　　　　　　　 .へ,_
　　　　　＜_rs。:_:i:i:i:i:i､_-＜i｀ヽУ:i:i;i'7　 }､:.／ ~:｀:＜:ﾑ､　　 {'イ:i:i:i:iイi:ｱ　　　　　　　　／: :}/.'}
　　　　　　　_＞:i､｀ヽ:i7＼｀ヽ:｀ヽY:i:i/ｨ7 从＼ : ｀: 、: : ｀:.＜　∨:i:i,:':i:i:/_ 　　　　　 /: : ／,:ｲ:〉
　　　　　　　｀ヽ:i:ヽ:i:7.:.;';'＼:i:i:i:i}:{:i:iイィ:ｉ7.:.:.:.:＼: : : ､.: : : :.}:.:~''＜:i:／イ　　　　　 }: /: : : iゝ{
　　　　　　　_..,ィ:i:≧7.:.:;';';';';ﾊ:i:i:i}:i:i:i/:i／:.:.:.:.:.:.:.:.:＼: : ':. : :/:.:.:.:.:.:.:.｀:...､　　　　　　 }: ': : : : {_}:.!
　　　　　　　 ^⌒〉7.:.:;';';';';';';}:i:i:i:i:,:i:i/.:.:.:.:.:.:.:.:,.,.:.:.:.:.:＼ }:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼　　　　　r<: : : : :ノ}^り
　　　　　　　　 /,:.:.:;';';';';';'7:i:i:i:/:ｉ,:'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾞi　　　 r〈＼ヽ: ,:イ
　　　　　　　　, √.:;';';';';';7:i:i:i:i:i込.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∨.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.; 　　／:ヽ＼':, Y
　　　　　　　　　/ √:.:;';';';';';7ーィ:.:.:..:.､:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::ィ∧､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/{　／: : : : :>､_У
　　　　　　 /　√.:;';';';';';'7 / {ム.:.:.:.:.:.＞:.ー.:.:.:.::≦ヽ:∨/:≧s。.:.:_.:.:イ j!:´: : : : : : '
　　　　　　.'　r'.:.::_;';';';';';7 {':,.∨ﾑィi〔.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:Y.:.:.:.:.:.:.:.:.{_7　　 ,: : : : : :／
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　　　　　 /　/ﾊﾆ_≧_,У 　{ 　 ≧ヽ':,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／:}:＼.:.:.:.／　　,: : : : : /
1352 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 14:37:37 ID:VcaqJUhM: 　　　　　　　　　　　　　　 }‐=|　　　　　　　　　　　　　　　　　　｡ｓ≦／
　　　　　　　　　　　　　　 }‐=|　　　　　　　　　　　　　　 Y‐=ﾆ／
　　　　　　　　　　　　　 '‐ﾆ|　　　　　　　　　　　　 |ﾆく
　　　　　　　　　　　　　 /‐ニ}　　　　　　　　　　　　 |ﾆ-_
　　　　　　　　　　　　　_‐=ﾆ　　　　　　　　　　　　　　　　 {ニ-_
　　　　　　　　　　　／‐=ﾆ人　　　　　　　　　　　　 Vニ-_
　　　　　　　　　　／‐=ﾆ／　　　　　　　　　　　　　　　　　　寸ﾆ-_
　　　　　　　　／‐=ﾆ／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　`、=-_
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　　　　　／‐=ﾆ／　　　　　ィ(: : : : : : : ⌒: :｀`～､、＼　　　　　　　}ﾆ-_
.　　　Ｙ‐=ﾆ／∧　／⌒ｱ､丶`: : : : : : : : : : : ヽ: : ＼く⌒(＿＿__ノニ-_
　　　 {‐=ﾆ|ニ‐∧/ニ‐／: : ／: : : : : : : : : : : : : : : : : ＼//＼ニニニ=‐
　　　　　_‐ﾆ{ニニ‐⌒ア: : ／: : : : ': : : : : : : : : : : : ∨/: : .ヽ//..Yニニ=‐
　　　　　人八ニニ′.:: : : : : : : :../: : : : : : : : : : : : : : V/: : : .∨/}ニニ‐.ﾉ
　　　　　　　_ﾉ＼/ﾆ/::/: : : : : : ./: : : : : : : : : :...:.:ｌ: : : : : : : : : ∨.{　イ／
　　　　　　　　＼}=/::/: : : : : : :/ |: : : : : : : : : : :...}: : : :.|i: : : : : .V､)イ
　　　　　　　　　 }/::/: : : : : :.../. j|: : : : : : !: : : : : }: : : :.|i: : : : : : W＼　　　　　うーーん。
　　　　　　　　／V′: : : : : /　八: : : : : .|: : : : .八: : ﾉ|i: : : :.ｌ: : }i:i:i:i:＼
　　　　　　　〈i:/i:i:|i: : : : : :⌒｀`～､、: : :.|: : :／,,､丶` ￣: :.:.|: : |i:､i:i:i:i:i〉　　　あると言えばある、
　　　　　　　　〈/i:i:|i: : : : : .{ｨｆ芸沁k. : : : }:／ィf斥ﾊ^ア: ::.:.:|: : |＿＼(
　　　　　　　　人i:i:|i: : : : : :{　乂ソ　＼: (　　乂_ソノ|: : : :..|: : |　　　　　　　無いと言えば無いと言えるわね。
　　　　　　　 ⌒¨八⌒ヽ:八　　　　　＼､　　　　 .: : ﾉ: .|: : |
　　　　　　　　　　　ﾉ: : :Y⌒:.　　　　　　 '　　　　　　 /)／: : |: : |
　　　　　　　　　Ｙ{: : : : : : |込　　　　　　　　　　 .:Y: : : : ..|: Ｎ　　　　　　　　　　　　　　　「どういう事ですか」＞ヴリトラ
　　　　　　　　　　.::{: : : : : : |　个:.　　　‐‐‐　　　ィ(: :{: : : : :..|: {人
　　　　　　　　　　}人: : : : :..|　　　≧s｡　　　ィi〔⌒　 . : : : :.人.{⌒ヽ
　　　　　　　　　　(⌒＼: : : |　　／^ヽ　　　　／∨　{: : ／: : :.!
　　　　　　　　ﾉ: : : : ＼人ィ(ニニ‐＼　／ニ‐}=‐)／: |: : : |
　　　　}⌒廴j>　´￣￣￣ ): ヽニニニニＹニニノニニニ=‐──‐-ミ　ノ⌒ｱ
　　Y⌒廴　/‐=ニ＞──────ｧ==〉〈＼──────-ミニニ∨　ﾉ⌒ヽ

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　　　　　　　　　　 r≦ﾆﾆﾆ7彡'//ﾘ:ｉ:ｉ:i/{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:Ⅵハ
　　　　　　　　　　　 >ﾆﾆﾆ/ﾆﾆ∧':ｉ:ｉ:ｉ７¨笊::｢:i:i:i:}:ｉ:ｉ:i∧__､　　　　　ぶっちゃけると、これは神々や王国の痛手にならないわ。
　　　　　　　　　　／＼ﾆﾆ{ﾆﾆﾆ.∧:i-=ｆ示ヾ:Ⅳ:ｉ/ミ:i:ｉ:i:}ﾆﾆ>
　　　　　　　　／:ｉ:ｉ:ｉ／⌒}＞:＜ヽへ:i{￣　｀ヽ斥}:ｉ:ｉ:ｉ| 弐　　　　　　勇者の真相が暴かれても今更な事だしね。
　　　　　　　 ,.:ｉ:ｉ:ｉ:／　　 _.} _.＞::ヽ__.ﾊ　　　　　 } /:ｉ:ｉ从:ｉ:ｉ＼
.　　　　　 /:ｉ:ｉ:i:/　.-=ｧ:／:::＜ヽ/_^　',　 r ⌒　八:{. }∧:ｉ:ｉ:i:＼　　　　　それにアバンや誠は過去の人物にすぎないから
　　　　　 /:ｉ:ｉ:ｉ:/　￣/ｨ/ ＜__＞ソ＼.ﾊ　､　/ ./:ｉ:i:i{　　 Ⅵ:ｉ:i:i:i＼
.　　　　 /:ｉ:ｉ:ｉ:/　　　´ .}へ ___＞=-ｧ-=↓┐.イ:ｉ:ｉ/:i:|　　　Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:＼　　　　大きなダメージを受けるのは
　　　　 ,.:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:{　　　 /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ}ﾆﾆ }ﾆ |:i:i:}:ｉ:/:i:八. 　　Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉr‐ヽ
　　　 {:ｉ:ｉ:ｉ:ﾍ{. 　　 /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ}== .l彡=-ﾉｼ￣}=ﾐx､　　Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ}　　　　　新聞関係者と歴史家だけでしょうね。
.　　　　乂/　｀　　 , :ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:从:i:i| 　 .|､／ ''　　/ﾆﾆ:}∧　　}:i:i:∧ﾉ
　　　　　　　　　／: イ:ｉ:ｉ:／ /'}:ｉ:ｉ:,　　 .|Y:/　_/./ﾆﾆﾆ八:i＼..}／
　　　　　＿／''　 /:ｉ:ｉ:{{'　　 .}:ノ,　　　|ゝ- ⌒ヽﾆ.／ｲ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i＼
　　　　　 ⌒´　　　{:ｉ:ｉ:i:{{　／ﾆv 　　 { /　　　 }〃:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼
.　　　　　　　　　 {:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ∨ﾆﾆ /　　　 }　　／ー､:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ≧=ー―
.　　　　　　　　　ゝ＜:/ﾆﾆ / {　　　 }　.／　　　 }:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ}
　　　　　　　　　　　　　 '/ﾆ./　.{　　　.ｲ　　　　　 }:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:
　　　　　　　　　　　　　　 V/ 　乂＿.,人　　 -=ニ｢:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/
　　　　　　　　　　　　　ヾ　　　　　ゞ≧s｡._　　）:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:／
1353 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 14:38:39 ID:VcaqJUhM: 　　　　　　　　　　　,ﾊ　ﾊ
　　　　　　　　　　　i,ﾊ　{ﾊ＿　　＿
　　　　　　　　　､　{/ﾊ＞　´⌒`　⌒ゝ　_
　　　　　　　　　 Vゝ　　-／'　　　　　　　　ゝzZZ7777777フ
　　　　　　　　　／ /: :./ /　 }　 i }　　,　 (///////＞'"
　　　　　　　　 /　/:-:､:' /　　i　 .} i　　 i　ヾ=＞'"
　　　　　　　　'　　斧､:' {　　 ,:}　/ i　　 .}　{７７７７≧x ､
　　　　　　　　{　/弋ﾘ{:{i　　´i＾ヽﾉ　　./　｀ー┬====='´
　　　　　　　 .ﾉ ,: :｀: ,: : :＾`ｯ斧x'ｿ`　.ﾉ.'.i.　 (≧!x､　　　つまり、あえて無駄な事をしたと？
　　　　　　 ./　{: : : : : : : : 弋莎　, '　 i |　　｀`i‐`
　　　　　　 '　 r.}: ﾄw､: : : ≧'_ ／ ,　 }┐　　., |　　 ,　
　　　　　　/　 ,ﾉ:j:´ｰ‐:´:ｨｲｨ,.イ_{　 i　.i.ﾉ=≦ｨ .|　イﾉ　　　　　　　　　　「そうでもないわよ」＞エリザベート
　　　　　　'　 /:./｀ｿｲイィイ≦ミ{　 l! }彡イ彡≧≦＜　ノ
　　　　　 {／:／ {v从ィ/ﾝイ彡ﾆ!　j! l≦彡イ彡ミ≠彡'_
　　　　／: :/￢≧ィ:＾Yｿイｲ彡_ｌ　:l i彡辷==-≧ヾ≧x≧_メ
　　　, : : : : ´:¨:¨: :ィへ{ｲ彡≦ﾆ.l　:{ {≦彡≠ミ｀ヾ丶ミ｀ミﾐx､
　　./: : : : : : : ;.く: :ヽ｀´彡≦＾＜|:! :i iィ彡イ彡ｨ彡ミヾミﾐ､ヾ＼
　　{: : : : :メ:´＾ヽヽ}｀´ｲﾆlﾆlﾆl≧i}､　}≦彡イ彡≠ミミミヾヾﾍ､
　 (`ー　'　ﾊﾐﾍﾐﾍﾐ}.}/ﾆlﾆlﾆlﾆlﾆl!_}､ }ド=ｰ i ｀ドぐ＜ミﾐ､、ﾐﾍ }
　 (`¨¨´_　ﾉ)ゞﾍﾍV!.}ニlﾆlﾆlﾆlﾆ|! }　}ﾆ}　　　Vヽ) トゝ　ヾヽ`｀
　　(二_　≦:V　ヾヽ!.}ニlニlﾆlﾆl !. }　.iﾆ}　　　 Vヽﾉ　ヽ`｀　`
　　　　,: : : : : V　ゝﾍjニlニlﾆlﾆl | ,　 .iﾆ!　､　　　ヽ　　 }
　　　　ﾍ: : : : : :ヽ｀Y }ﾆlﾆlﾆlﾆiｿ !:'　:　}_}　　　　　丶　 '
　　　　　 ,: : : : : : Y､丶ﾆｌﾆｌﾆ/ヾi'　 ' .i_}　　丶　　　ヽﾉ
　　　　　,ﾊ: : : : : :(_>､丶ニ彡) ,:　 '　}_{ﾍ､　＼　　　＼、
　　　　　{ ﾍ: : : : :(ニl≧ｰｰｲニ'　　, }ﾆ､.ヽ＼　　｀　　ヽ｀)
　　　　　)、{ヽ: : :(ニlﾆlﾆlﾆlﾆl ｿ　　/　i三≧xﾆ==ー―三≧x｀_
　　　　 /{ ヽ人:.(ニlﾆlﾆlﾆlﾆl '　　/　 .}_三三丶三三三三三三≧x_
　　　　＞ ´　ﾉ'(ニlﾆlﾆlﾆlﾆl '　/ .}　/_三三三丶三三三三三三三≧x_
　　　 /　ｸ７ノﾍ(ニｌﾆｌﾆlﾆlﾆl{　{ /ﾉ人三三三三丶三三三三三三三三≧x_
　　　｀)ヽ(ヾト､ (ニｌﾆｌﾆｌﾆlﾆlﾍ丶７｀ヽ三三三三丶_三三三三三三三三三≧x_
　　　, 代ヽ　.ｿ..(ニｌﾆｌﾆｌﾆｌﾆl　) ./　　/三三三三三=ヽ三三三三三三三三三三≧x_
　　　　　ﾝﾉ´( )〉(ニlニlﾆlﾆlﾆl ( 〈　イヽ三三三三三ﾆ'⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒丶

　　　　　　　{=/=/=-/=/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : V=V=-
　　　　　　 .ﾊj=ｨ=-/=,/.: : : : : : : : : : : : : : :. :.`''＜.: : : :. :.V V=-
　　　　＿＿∥_,.≧:ｨ.: : : : : : : : : : : : : : :. :.}h､: : : : : :　‐- j=ﾊ=-
　　　　　ﾆ=-: : :,／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ.: : : :. :. :. :.＞V=-
　　　　　　　{-/: :/.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :. :.ヽ: : ミﾒ､
　　　　　　　j/: : ': : :./.: : : :./: : : : : ': : : : : : : : : : : ヽ.: : : :. :.＼.: : : :.　　　　　現在、私達魔族は滅亡の危機にあるわ。
　　　　　　　': :/: : :./!: : :. :/!: :j|: : :.i: : : : : :ﾄ､: : V: : :.v､.: : : :. :.＼: : :
　　　　　 !: ': : :./ 1 ､xzzzzx≧＜.: : : :. :ﾊ V: :.斗-‐ー＜: : : : :.ヽ: : :　　　　魔王戦争で私以外の十二魔将が戦死して、
　　　　　　　: i: : :.'ﾍj: :ｲ:.1　!ﾟ:;ん≧､: : : : : : ! 'V≧斧≠≧ﾐ､.: : : :. :.V: :
　　　　　　ﾍ!.: : : :.j: : !.Ｖ､乂ﾞ’ノ　 V.: : : : :　 V弋:^ツ'　/ﾘj: : : : : :.V: :　　　　それに準ずる大魔族も全滅。
　　　　　　　/: :!.: : : : :.!｀ﾊ､､､｀¨¨　　＼: :,ﾊ!　 jﾉゝイ､､､/　V: : : : : :
　　　　　＜ : j.: : : :. :.!<-:.　　　　　　　　　　　　　　　　 '＜:.:V: : : :. :　　　　　　中堅以下の魔族だって８割が戦死しているもの。
　　　　　　　从!: : : : !≧ﾊ.　　　　、　　　_,　　　　 .ｲ､.: : : :.V: : : : : :
　　　　　　　　　j.: :. .:.ﾊ/ｨ､　､　　　　ゝ￣_ ｿ　　　／("ヽ.: : : :.V : : : : : :
　　　　　　　　　 1!.: : : :.VV⌒ﾐ〕ｈ､　　　　　ィi〔丱i:i:i:i:iV: : : :V: : : : :
　　　　　　　　　　i: : :.ﾄﾊX!'ﾍ ≧､≧s｡.　　-=ﾆ≦＞''でi:i:i:i:i:ｉ:ｉ:､: : v: : :
　　　　　　　　` ＜: : :.V: :V⌒ァゝ≧＜≦'"≦＞' _､‐''゛i:i:i:i:i:i:i:i:ｉヽ: :v: : :.
　　　　　　　　{ｉ:ｉﾍ: : : :.V＼、ゝ≧＜｀ーﾆj_,.イ"⌒　 Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ寸v: : :.
　　　　　　　　j!i:i:ｉﾍ: : : :V　`　　 .:　｀¨　７　　 :}　　　 Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
　　　　　　　　j!i:i:i:ｉﾊ: : :.､V　　　/　　　 .:　　　　　　　 Vi:i:i:i:i:i:i:i
　　　　　　　　!i:i:ｉ/　ゝ≧ゝ、　　　　　　.:　　　 i　　　　　Vi:i:i:i:i:i:
　　　　　　　　!i:i:i　　　:/　　　.:　　　　　　　　　|　　　　　 Vi:i:i:i:i

　　　　　　　　　　　　　　　　 /ﾆﾆ=-}　　　　　　　　　 {ﾆニ=-_
　　　　　　　　　　　　　　 /ﾆ=-／　　　　　 _＿__　　　＼ﾆﾆ=-_
　　　　　　　　　　　　　　　　 /ﾆ=- r‐rへ.: ´.: .: .: .: .: .: .: :｀ :.rﾍ_＼ニ=-_
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　　　　　　　　　　　　　　　/ニニ∨ﾆ'.: .: /.: '.: .: .: .: .: .: .: :＼.:＼ニV-=ﾆﾆ〉
　　　　　　　　　　　　乂ﾆニ/ﾆ'.: .: ｨ.: .:.{.: .: .: .: .: .: .: .: .:.'，.:.Vﾆ〉ﾆ／
　　　　　　　　　　　　 ⌒>ヘV.: .: : ' {.: :八.: .: .: }､.:.＼.: .: .:}.: .:.V:､:i:i＼
　　　　　　　　　　　　 r＜i:i:i:i/i:i.: .: .: { 八.: .: ､.: .: }　＼.:＼: :}.: .: .:vi:＼i:i:＼
　　　　　　　　　　　　人_:i:i:i:/:i:i|.:ｉ.: .i八＼＼.: ＼人／＼.:ヽ}.: .: .:}:i:i:i:i:＼(　　　　次に王国と戦端を開けば魔族が滅びるでしょうね。
　　　　　　　　　　　 ... .: .:／^Li:i:i|.:{.: .{ｨﾁ笊㍉＼⌒ｨﾁ示笊Ⅵ:/.:}.:八i:i:i:(⌒､
　　　　　　　　 __ .: .: .: ／　　 ⌒}八.:乂V:ツ:::::,:::::::::::乂:ツﾉ.:/.:/ｲ.: :/,⌒ヽ.: .　　　それを避けるためには
　　　　　....: .: ィ.: .: .:／　　　／.: .: /.:::　　　　　　　　　ノィ{.: .: {.: .: :/,　 }.: }
　　　　 '.:／　'.: .:／　　　　　 '.: .: .: ./:/∧　　　, 、　　　 /:八.: .: V/.: .:./,/.: :'　　　王国の敵意を魔族から逸らす必要があるわ。
　　　　{.:{　　{.: .:'　　　　　　/ .: .: .: ' /: .:込、　　　　　　ｲ.: .: .:ﾊ.: .:.V/.: .:/,.:/
　　　人乂_ {.: {　　　　　ィ.: /.: :/ /.: .: .:/: :＞　__　＜/.: .: .: /.:}.: .:.}/,: .: : /,
.　　　　 ⌒八.:乂 _　-=.: .{.: '.: ./.:/: .: : / .: :__ﾉ{/{ニニ{(_.: .: .: : }.: .:.}.:/,.: .: .: :.、
　　_＿　　 ___　¨⌒ ﾆ=--八{.: '／￣￣ __(__ 人乂ﾆニニ=--- }.: :八.:/,. :.: .: .:＼
〈　　 ⌒「￣ {( _＿_)^＼　　人(　_　-=ﾆニニノ(⌒＼( ￣￣￣ }.:/¨∨//, .: .: :＼＼
.　、　　|　　|　　　′　 }／　／-=ﾆ＞ｧﾆニ/^∨ﾆﾆ＼　　　　,:/　　∨//, .: .: .: :＼.: .: .... ノ〉
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1354 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 14:39:35 ID:VcaqJUhM: 　　　　　　　　｀.:＜
　　　　　　　 ∨ﾆ≧s。　　　　　。s≦ﾞ~￣　,.:"'' ＜
　　　　　　　　 ‘: ﾆﾆﾆﾆ}h､ィi〔　.　´ 　　　7 　ヽ　｀　､
　　　　　　　　　寸ﾆﾆﾆﾆ_Y ／　　　,.ィ´_,{ 　　 :, 　ヽ＼＿＿　 _
　　　　　　　　　　　　　寸ﾆﾆﾆ,.:' 　　／ィ´:~:{ 　　　:,　　 ':,　Yﾆﾆﾆ/
　　　　　　　　　 jI斗ｆｾ_≧イ　　　 ,:　. ': : : : :‘,　　　:,　　 ,　:,ﾆ／
　　　　　　　＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆj!　　 /　/ :_: -: ―:＼　　 :,　　 !　!ｲ
　　　　　　　　 ~"'' ～rｧ<　　 /,:' ,' : :_ィぅ笊㍉: ＼　}- ､ ,:　{､
　＿　　　　　　 .ィﾆﾆﾆ|　,.ィ:-､7: 〈ﾐ､:ゞツ　 : : : ヽ笊x /　,ﾆヽ
　　｀＜:i｀:.､　､　／ﾆﾆﾆ。s{ 　 l :ヽ｀: : : ‘ﾞﾞ ~: : : : : : : :〈ﾂ У ,ｲ＝' 　 ,　　　それには伊藤誠が邪魔だと？
　　　＿＼:i:≧ゝ≧~s。}＼}ｊ!ヽ从:､ｒ.: : : : : : : :_:＿ : : : :' ／ィ(ﾑ　ィi/
　　　　｀ヽ:i＼:i:i:i:i:i:ミｈ､i｀ヽ＼ﾑ}ヽﾞ込 : : : : : : ゝ _-=_> : : :从 ,:ﾆУi:/
　_,,.....-..‐:ｉ:'':"＼i:i:i｀:i:i､:i:ヽ:ｉ:ｉ:.':,:}:i:i∨}＼: : : : : : : :~ : :t､: :厶 √:i:i:i:/　　,　　　　　　　　　　　　　　　「そうよ」＞エリザベート
　｀~⌒ ~^ ＞:i:､:i:i:i::i:i:i:＼:}:i:r＜:i:i}:ｉ:V{: :≧s｡: : : : : : : ／　　 l＜,ィs。／ﾉ_
　　　　／:i:i:i＜:_i:i｀ヽ:i:i:ｉ｀:i∧:i:i∨:i:/{~"''～.､≧s。イ{　　　 |/:i:i＞:'i／イ
　　 ,.ィ:i:i:ィ7:i:i＞:i＜:i:i:i:i:i:i_:i:i:}:i:i:i:',/:i:{―　.. _　~7　,: ,{　　　|:i:/:i:iｨ:'　 _ ノ)
　　 ⌒^t≦:i:i:i:｀ヽi:i:i:_i｀ヽ:i｀ヽヽ:i:i:i}:i:i,{_―_-_s。〕 ,:' /i{　　　 |/:i::i/ィi〔＞ '
　　　　 /イ⌒ヽ:ー:≧:､i:￣:i｀ヽﾑ:i:i}:i:/,ィ/｀:.:.:.、_.:.＼i:i{ ｉ　　　|:i:i:/i:i:／{_
　　　　　　　ィ_⌒:i:i､:i:i:i::i:i:i:i:i:i:i:∨7i/:i:i:ハ:.:.ーく >.:.:.:.':.,i! 　　 |:i/:i:ｲ:i:i/:/　　　　　　　　　　 .へ,_
　　　　　＜_rs。:_:i:i:i:i:i､_-＜i｀ヽУ:i:i;i'7　 }､:.／ ~:｀:＜:ﾑ､　　 {'イ:i:i:i:iイi:ｱ　　　　　　　　／: :}/.'}
　　　　　　　_＞:i､｀ヽ:i7＼｀ヽ:｀ヽY:i:i/ｨ7 从＼ : ｀: 、: : ｀:.＜　∨:i:i,:':i:i:/_ 　　　　　 /: : ／,:ｲ:〉
　　　　　　　｀ヽ:i:ヽ:i:7.:.;';'＼:i:i:i:i}:{:i:iイィ:ｉ7.:.:.:.:＼: : : ､.: : : :.}:.:~''＜:i:／イ　　　　　 }: /: : : iゝ{
　　　　　　　_..,ィ:i:≧7.:.:;';';';';ﾊ:i:i:i}:i:i:i/:i／:.:.:.:.:.:.:.:.:＼: : ':. : :/:.:.:.:.:.:.:.｀:...､　　　　　　 }: ': : : : {_}:.!
　　　　　　　 ^⌒〉7.:.:;';';';';';';}:i:i:i:i:,:i:i/.:.:.:.:.:.:.:.:,.,.:.:.:.:.:＼ }:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼　　　　　r<: : : : :ノ}^り
　　　　　　　　 /,:.:.:;';';';';';'7:i:i:i:/:ｉ,:'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾞi　　　 r〈＼ヽ: ,:イ
　　　　　　　　, √.:;';';';';';7:i:i:i:i:i込.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∨.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.; 　　／:ヽ＼':, Y
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　　　　　　　　＼ﾆ__　　　　　　　　　　　　 {ﾆ-ｌ
　　　　　　　　　ヽﾆ_　　　　　　　　　　　　＼_ﾆ-_
　　　　　　　　ﾉﾆﾆ}　　　　　_ _　　　　　　　　‐_ﾆ-_
　　　　　　　_ -ﾆﾆﾆノ ,...:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..､　　　＜ﾆ-_
　　　　　_-ﾆﾆﾆ＞　 .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼　　｀ﾆﾆヽ
　　　_-ﾆﾆ／　　´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀　　　ヽﾆ-_　　　　この１００年で、王国では伊藤誠が英雄として
　　　/ﾆニ,　　　′:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽニｷﾆニｌ
.　　ﾆﾆﾆ{　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｷニ}ﾆニ}　　.　新聞や吟遊詩人などによって、扱われていたわ。
　　 {ﾆﾆﾆヽ__ﾏﾆﾆﾆﾆｷ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::lﾆﾆ}ﾆﾆ}
　　ｷﾆニﾆﾆﾆ}ﾆﾆﾆﾆｷ::::::::::::::i::::::::::::::::::ﾞ::::::::::::::::::::::::::::}ﾆﾆ}_ノ　　　　その英雄譚の悪役が魔族だから、
　　　∨ﾆ二二}ﾆニﾆﾆ}::::::::::::::ｌ::::::::::}::::::::l:::::::::::::-‐-:::::::}ﾆﾆ}i:i:i|
　　　　＼ﾆ二ｿﾆニﾆﾆ}::::l:::::::::i:::::__ハ::::::}:::::::::´:/}ﾊ::::ｌ:::}二}i:i:i:>　　　その影響で魔族が悪であると強調されてきた。
　 ,ﾑ‐--‐i＞ｲ二二二}::::|::::::::＜:::::}　}:::::ｌ::::::::::/,-=､}::l:::}i:i:i:i:iｙ､
.　ゝ‐ﾏi:i:i:i:i:/i:i乂二ﾆﾉ::::|:／:::ﾊ::::::}__ ヽﾊ:::ﾊ/rｲ} ./ﾚ}ﾉ|i:i:i:i:iヽ::::＼
　　　〉i:i:i:i/i:i:i:|i:i:i:i:､::::::::l:::::::::{ 从ﾉzz 　从　{ ｿ　 {:::::::}i:i:i:{⌒｀ヽ :::＼
　　 /i:i:i:i:/i:i:i:i:i|i:i:i:i＼ヽ{:::::斗笊Jﾘ　　　　　､´:::: l::::::::}<､::＼　｀ :::::＼
　　〉i:i:i/i:i:i:/ヽ}i:i:i:i:i:iゝ､.{:::::::{ ゝｰ"　　　　　　ﾉ:}:::::}::::､｀ :::＼　　ヽ:::::＼
　／:⌒:::⌒/　 }::::::::::::::::::::{::::::{ ゝ :::: 　　　　,､　／--==ﾆﾆニl￣ヽ　　　､::::::
´::::::::::::::::::/　 /:::::}:::::::､:::::ﾊ::::::､　｀i　　-　　　 ´ﾆ=-/::/､　／　　 ∨　　ヽ::
::::::::::::::::::/　 , :::::::l::::::::lヽ:::::ヽ::::ゝﾇﾆニﾆﾕｺｨ＜　 //　　てヽ´,　　 ∨＿＿
::::::::::::::, 　　.'::::::::/:::::::::}:::＼:::〉::{＼´ ￣≧ﾆ八ﾆﾆ /　　　＼Ｙｲﾍ／ｧ‐-テ
::::::::／　　 /:::::::/::::::::::|::::::::>　｀ヽ　　　/ﾆﾆ幵ヽﾆ＼　 l　　　 |　/--ｲ
::／　　　 /:::::::/::::::::::::}::::l.　　　　　　/ﾆ〈〉 ∧ ﾑﾆﾆﾆ-_i 　　.|/　　 ,__、,＿、
　　　　 /::::::::/::::::::::::::{::::{　　　　　 , /ﾆﾆﾆ/　∨ﾑ＼ﾆﾆﾆｷ　　Ｌ_､''"i:i:i:i:i:i:iﾊ
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ﾆﾆﾆﾆﾆ＞''~　　　　Vﾆﾆﾆﾆニ＼
ニ＞''~　　　 ,..｡ｃぅ: : : : :￣｀≧s｡≦､
／ﾆ≧＜rf〔.: : : : : : : : : : : : :. :. :. :.｀`＜__
ヽヽﾆヽヽ: : : : : : :,: : : : : : : : : : : : : : : :｀`ヽ
ﾆﾊﾆVﾆV ﾊ.: :. :.／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヾ
ニ !ﾆiニ.iニ': :／.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.∧
ニﾘﾆ'ニ iニj/.: : : : : : : : : : : : : : i : : : : : : : : :.∧
ﾆ/ニ'ニ 'ニ'.: : : : : : : : : : : : : :. :.|.: : : :.j; ｨ| : : |ヾ:,
ｲニ/ニ 'ﾆ/.: : : :. :.i: : :.| : : : : : : : : : ／;,斗: : :.i　ﾘ
,'ﾆ/ﾆﾆ/ﾆ,.:. :.:.i: : :.-―===＜: : : : : :ｲ芝ﾊ:.i:{: ;　　　でも、その伊藤誠が民衆を騙していた
ﾆ/ﾆﾆ/ﾆ/.ﾊ: :.|: :__,;斗ｬ允z≦: : : : :.jVﾘ　!ﾊ}/
乂ﾆﾆ=イ＞'iヽ|: : :.|　V'ツ　　ゝ～ｲ　　 :. ﾊ　　　　前代未聞の詐欺師であると民衆に周知されて、
.|: :.＞''~ｰ==| : : : : |　　　　　　　　　 '　　}: : ',
.|: : :.｀≧s｡..,| : : : : |　　　　、_＿　　.ｨ　 ,:!: : :i　　　その偽りを魔族である私が暴いたら、どうなると思う？
ﾊ: : : : :.,': : /!: : : : :ﾄ、　　　 ` ー‐　'′/:j : : |
ﾐ}: : : : ,': : /.: : : :. :.|-ﾍ}h､　　　　　 ..ｲ　,: : :.|
｀i: : : :,: : :., : : : : i: :|ゝ､　ヾ≧=-　＜ｱ　/: : /
/: : :./: : :.,: : : : :.ﾊ: ',V￣｀ヾｰミ　　イフ/: : ,
: : :./.: : :./: : : : :.ハ:ﾊゝ- ､ｙ-ﾐ､_,,..､／≧:.:/
: :./.: : :./: : : : :./￣Vﾊヽ　j⌒}　ヾv　 j/／
1355 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 14:40:40 ID:VcaqJUhM: 　　　　　　　　　　　,ﾊ　ﾊ
　　　　　　　　　　　i,ﾊ　{ﾊ＿　　＿
　　　　　　　　　､　{/ﾊ＞　´⌒`　⌒ゝ　_
　　　　　　　　　 Vゝ　　-／'　　　　　　　　ゝzZZ7777777フ
　　　　　　　　　／ /: :./ /　 }　 i }　　,　 (///////＞'"
　　　　　　　　 /　/:-:､:' /　　i　 .} i　　 i　ヾ=＞'"
　　　　　　　　'　　斧､:' {　　 ,:}　/ i　　 .}　{７７７７≧x ､
　　　　　　　　{　/弋ﾘ{:{i　　´i＾ヽﾉ　　./　｀ー┬====='´
　　　　　　　 .ﾉ ,: :｀: ,: : :＾`ｯ斧x'ｿ`　.ﾉ.'.i.　 (≧!x､
　　　　　　 ./　{: : : : : : : : 弋莎　, '　 i |　　｀`i‐`
　　　　　　 '　 r.}: ﾄw､: : : ≧'_ ／ ,　 }┐　　., |　　 ,　　　　　魔族への印象が変わる？
　　　　　　/　 ,ﾉ:j:´ｰ‐:´:ｨｲｨ,.イ_{　 i　.i.ﾉ=≦ｨ .|　イﾉ
　　　　　　'　 /:./｀ｿｲイィイ≦ミ{　 l! }彡イ彡≧≦＜　ノ
　　　　　 {／:／ {v从ィ/ﾝイ彡ﾆ!　j! l≦彡イ彡ミ≠彡'_
　　　　／: :/￢≧ィ:＾Yｿイｲ彡_ｌ　:l i彡辷==-≧ヾ≧x≧_メ
　　　, : : : : ´:¨:¨: :ィへ{ｲ彡≦ﾆ.l　:{ {≦彡≠ミ｀ヾ丶ミ｀ミﾐx､
　　./: : : : : : : ;.く: :ヽ｀´彡≦＾＜|:! :i iィ彡イ彡ｨ彡ミヾミﾐ､ヾ＼
　　{: : : : :メ:´＾ヽヽ}｀´ｲﾆlﾆlﾆl≧i}､　}≦彡イ彡≠ミミミヾヾﾍ､
　 (`ー　'　ﾊﾐﾍﾐﾍﾐ}.}/ﾆlﾆlﾆlﾆlﾆl!_}､ }ド=ｰ i ｀ドぐ＜ミﾐ､、ﾐﾍ }
　 (`¨¨´_　ﾉ)ゞﾍﾍV!.}ニlﾆlﾆlﾆlﾆ|! }　}ﾆ}　　　Vヽ) トゝ　ヾヽ`｀
　　(二_　≦:V　ヾヽ!.}ニlニlﾆlﾆl !. }　.iﾆ}　　　 Vヽﾉ　ヽ`｀　`
　　　　,: : : : : V　ゝﾍjニlニlﾆlﾆl | ,　 .iﾆ!　､　　　ヽ　　 }
　　　　ﾍ: : : : : :ヽ｀Y }ﾆlﾆlﾆlﾆiｿ !:'　:　}_}　　　　　丶　 '
　　　　　 ,: : : : : : Y､丶ﾆｌﾆｌﾆ/ヾi'　 ' .i_}　　丶　　　ヽﾉ
　　　　　,ﾊ: : : : : :(_>､丶ニ彡) ,:　 '　}_{ﾍ､　＼　　　＼、
　　　　　{ ﾍ: : : : :(ニl≧ｰｰｲニ'　　, }ﾆ､.ヽ＼　　｀　　ヽ｀)
　　　　　)、{ヽ: : :(ニlﾆlﾆlﾆlﾆl ｿ　　/　i三≧xﾆ==ー―三≧x｀_
　　　　 /{ ヽ人:.(ニlﾆlﾆlﾆlﾆl '　　/　 .}_三三丶三三三三三三≧x_
　　　　＞ ´　ﾉ'(ニlﾆlﾆlﾆlﾆl '　/ .}　/_三三三丶三三三三三三三≧x_
　　　 /　ｸ７ノﾍ(ニｌﾆｌﾆlﾆlﾆl{　{ /ﾉ人三三三三丶三三三三三三三三≧x_
　　　｀)ヽ(ヾト､ (ニｌﾆｌﾆｌﾆlﾆlﾍ丶７｀ヽ三三三三丶_三三三三三三三三三≧x_
　　　, 代ヽ　.ｿ..(ニｌﾆｌﾆｌﾆｌﾆl　) ./　　/三三三三三=ヽ三三三三三三三三三三≧x_
　　　　　ﾝﾉ´( )〉(ニlニlﾆlﾆlﾆl ( 〈　イヽ三三三三三ﾆ'⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒丶

　　　　　　　{=/=/=-/=/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : V=V=-
　　　　　　 .ﾊj=ｨ=-/=,/.: : : : : : : : : : : : : : :. :.`''＜.: : : :. :.V V=-
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　　　　　ﾆ=-: : :,／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ.: : : :. :. :. :.＞V=-
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　　　　　　　j/: : ': : :./.: : : :./: : : : : ': : : : : : : : : : : ヽ.: : : :. :.＼.: : : :.　　　　そうよ。
　　　　　　　': :/: : :./!: : :. :/!: :j|: : :.i: : : : : :ﾄ､: : V: : :.v､.: : : :. :.＼: : :
　　　　　 !: ': : :./ 1 ､xzzzzx≧＜.: : : :. :ﾊ V: :.斗-‐ー＜: : : : :.ヽ: : :　　　これまで英雄譚によって魔族に向いていた敵意が、
　　　　　　　: i: : :.'ﾍj: :ｲ:.1　!ﾟ:;ん≧､: : : : : : ! 'V≧斧≠≧ﾐ､.: : : :. :.V: :
　　　　　　ﾍ!.: : : :.j: : !.Ｖ､乂ﾞ’ノ　 V.: : : : :　 V弋:^ツ'　/ﾘj: : : : : :.V: :　　　自分たちを騙していた伊藤誠に向けられる事になるわ。
　　　　　　　/: :!.: : : : :.!｀ﾊ､､､｀¨¨　　＼: :,ﾊ!　 jﾉゝイ､､､/　V: : : : : :
　　　　　＜ : j.: : : :. :.!<-:.　　　　　　　　　　　　　　　　 '＜:.:V: : : :. :　　　　　そうなれば王国内の魔族討伐論は抑制できる。
　　　　　　　从!: : : : !≧ﾊ.　　　　、　　　_,　　　　 .ｲ､.: : : :.V: : : : : :
　　　　　　　　　j.: :. .:.ﾊ/ｨ､　､　　　　ゝ￣_ ｿ　　　／("ヽ.: : : :.V : : : : : :　　　　今後は魔族が生き残る為には
　　　　　　　　　 1!.: : : :.VV⌒ﾐ〕ｈ､　　　　　ィi〔丱i:i:i:i:iV: : : :V: : : : :
　　　　　　　　　　i: : :.ﾄﾊX!'ﾍ ≧､≧s｡.　　-=ﾆ≦＞''でi:i:i:i:i:ｉ:ｉ:､: : v: : :　　　　　　王国の世論を動かす必要があるわ。
　　　　　　　　` ＜: : :.V: :V⌒ァゝ≧＜≦'"≦＞' _､‐''゛i:i:i:i:i:i:i:i:ｉヽ: :v: : :.
　　　　　　　　{ｉ:ｉﾍ: : : :.V＼、ゝ≧＜｀ーﾆj_,.イ"⌒　 Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ寸v: : :.
　　　　　　　　j!i:i:ｉﾍ: : : :V　`　　 .:　｀¨　７　　 :}　　　 Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
　　　　　　　　j!i:i:i:ｉﾊ: : :.､V　　　/　　　 .:　　　　　　　 Vi:i:i:i:i:i:i:i
　　　　　　　　!i:i:ｉ/　ゝ≧ゝ、　　　　　　.:　　　 i　　　　　Vi:i:i:i:i:i:
　　　　　　　　!i:i:i　　　:/　　　.:　　　　　　　　　|　　　　　 Vi:i:i:i:i

　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.s≦///　　　　　 ∨//＞､
　　　　　　　　　　　　　　 ,ィ'//＞''"　　　　　　　｀＜//∧
　　　　　　　　　　　 ,ｲ//,ィﾆ:ァ..-―― -　.､＿_　ヾ,//l
　　　　　　　　　　 l/,ｨi:ア"´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀<//>く//ﾉ
　　　　　　　　　　　　　〉:／:.:.:.,ｨﾁ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.ヾ///ヾ'
　　　　　　　　　　 _,.,ｨ:,:':.:.:.:.:〃:.:.:.:,:.:.:.:.:,:.:.､:.:.:.:.∨:.:∨//}
　　　　　　　　　　　 ,ｨﾆﾆ/:.:.:.:/∥:.:.:.:∥:.:.:.j{:.:.:!:. |:.:.:∨:.∨/,l>､　　　.　伝説の勇者という虚像を破壊して、
　　　　　　　　　　　 {ニﾆl:.:.: /:∥:.:/:.:i{:.:.:.:.l }:.:.|:.:.l:.:.:.:l:.:.:.:∨ﾉニ>､
　　　　　　　　　辷ﾆ:.:.:.:l:.:.l:.＼___,i{:.:.:.:l j..イ´jﾍ:. !:.:.:.:.:|ﾆニニ}　　　伊藤誠を徹底的に貶める。
　　　　　　　　　 /:.:/｀l:.:.: |､:.:{i'芋ミx{.:.:ﾉ　ィf芋iゞ:.l:---,l==-- '
.　　　　　　　　　 iｲ:.l ノヽ:.:l:.∨ﾞ.乂り｀´ 　乂:り }:.:!-- ':l　　　　　　　それが魔族の為になる。
　　　　　　　　　　　 >':.:.:.:.:.:＿:∧ /// ＿__　/// /:.::l:.:.:.:.:.l
　　　　　　　　　　,.:".:.:.:.:.:,ｲﾆ,'´ ヽ､　弋　 " )　,.ｲ:.:. ﾉ:.:.:.:./
　　　　　　　 /:.:.／:.:.:.lﾆﾆ!　　　≧s｡　_,. イ:.:.:.／:.:.:.:.:.{
.　　　　　　 /:.:,ｲ:.:〃:. >='-く＿ } >ﾆﾆ}iﾆ/''"｀ヽ:.:.:.:.:.:.,!
　　　　　　　 i:.:/ |.:.i{:.:.:.(　　 ∧　ヾﾆﾆｲﾆlﾐﾑ. 　 l:.:.:.:.:. |
　　　　　　　 |/　.!:.:i{:_ノ）　 |/,|　ｲﾆ/ .|ﾆ| ﾏﾑ　 |:.:.,:.:.:.l
　　　　　　　　ヾ:｛´./　,.-l//!_　｀ヽ. |ﾆl　ﾏ:}　,:.:/ ヾ:{
　　　　　　　 ,-=ニゝ┌'_{/ヾ=" ヽ⌒i lﾆ|　 V　l:,′　ヾ!
　　　　　　 /ニニヽf く/,><ﾑ-i=:}　'^ヽｿ　 ,i}'⌒ヽ__
.　　　　　　 'ﾆニニニ廴/>,-"　.lﾆ! 　ノー--'､　　ノ　}
　　　　　　　　ニニニニﾆ)￣　 ,==V　/　　　　　ヽ　　ﾉ
　　　　　　　ニニ,s≦ﾆﾆ≧=ニニニ´≧s｡＿_ ノ ,≦ﾆ>､
　　　　　　　　ニﾆi{ニニニニニニニﾆ∥ニﾆ}ニニニヽニﾆヽ
1356 ：名無しさん＠狐板：2024/11/16(土) 14:42:52 ID:+l8918RE: うーん魔族にとっての英雄誠
1357 ：名無しさん＠狐板：2024/11/16(土) 14:43:24 ID:5TLQoPvI: ここでいい感じに敵対せずに王国の法律守って融和ルートにいけば王国側は手出し出来ないだろう
1358 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 14:45:05 ID:VcaqJUhM: 　　　　　　　　｀.:＜
　　　　　　　 ∨ﾆ≧s。　　　　　。s≦ﾞ~￣　,.:"'' ＜
　　　　　　　　 ‘: ﾆﾆﾆﾆ}h､ィi〔　.　´ 　　　7 　ヽ　｀　､
　　　　　　　　　寸ﾆﾆﾆﾆ_Y ／　　　,.ィ´_,{ 　　 :, 　ヽ＼＿＿　 _
　　　　　　　　　　　　　寸ﾆﾆﾆ,.:' 　　／ィ´:~:{ 　　　:,　　 ':,　Yﾆﾆﾆ/
　　　　　　　　　 jI斗ｆｾ_≧イ　　　 ,:　. ': : : : :‘,　　　:,　　 ,　:,ﾆ／
　　　　　　　＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆj!　　 /　/ :_: -: ―:＼　　 :,　　 !　!ｲ
　　　　　　　　 ~"'' ～rｧ<　　 /,:' ,' : :_ィぅ笊㍉: ＼　}- ､ ,:　{､　　　　　次の戦争を避けるためにそこまでやりますか。
　＿　　　　　　 .ィﾆﾆﾆ|　,.ィ:-､7: 〈ﾐ､:ゞツ　 : : : ヽ笊x /　,ﾆヽ
　　｀＜:i｀:.､　､　／ﾆﾆﾆ。s{ 　 l :ヽ｀: : : ‘ﾞﾞ ~: : : : : : : :〈ﾂ У ,ｲ＝' 　 ,　　そういえばエリザベート様は
　　　＿＼:i:≧ゝ≧~s。}＼}ｊ!ヽ从:､ｒ.: : : : : : : :_:＿ : : : :' ／ィ(ﾑ　ィi/
　　　　｀ヽ:i＼:i:i:i:i:i:ミｈ､i｀ヽ＼ﾑ}ヽﾞ込 : : : : : : ゝ _-=_> : : :从 ,:ﾆУi:/　　　　戦争中もいろいろとやっていましたね。
　_,,.....-..‐:ｉ:'':"＼i:i:i｀:i:i､:i:ヽ:ｉ:ｉ:.':,:}:i:i∨}＼: : : : : : : :~ : :t､: :厶 √:i:i:i:/　　,
　｀~⌒ ~^ ＞:i:､:i:i:i::i:i:i:＼:}:i:r＜:i:i}:ｉ:V{: :≧s｡: : : : : : : ／　　 l＜,ィs。／ﾉ_　　　その結果、戦争が終結したらしいですが。
　　　　／:i:i:i＜:_i:i｀ヽ:i:i:ｉ｀:i∧:i:i∨:i:/{~"''～.､≧s。イ{　　　 |/:i:i＞:'i／イ
　　 ,.ィ:i:i:ィ7:i:i＞:i＜:i:i:i:i:i:i_:i:i:}:i:i:i:',/:i:{―　.. _　~7　,: ,{　　　|:i:/:i:iｨ:'　 _ ノ)
　　 ⌒^t≦:i:i:i:｀ヽi:i:i:_i｀ヽ:i｀ヽヽ:i:i:i}:i:i,{_―_-_s。〕 ,:' /i{　　　 |/:i::i/ィi〔＞ '
　　　　 /イ⌒ヽ:ー:≧:､i:￣:i｀ヽﾑ:i:i}:i:/,ィ/｀:.:.:.、_.:.＼i:i{ ｉ　　　|:i:i:/i:i:／{_
　　　　　　　ィ_⌒:i:i､:i:i:i::i:i:i:i:i:i:i:∨7i/:i:i:ハ:.:.ーく >.:.:.:.':.,i! 　　 |:i/:i:ｲ:i:i/:/　　　　　　　　　　 .へ,_
　　　　　＜_rs。:_:i:i:i:i:i､_-＜i｀ヽУ:i:i;i'7　 }､:.／ ~:｀:＜:ﾑ､　　 {'イ:i:i:i:iイi:ｱ　　　　　　　　／: :}/.'}
　　　　　　　_＞:i､｀ヽ:i7＼｀ヽ:｀ヽY:i:i/ｨ7 从＼ : ｀: 、: : ｀:.＜　∨:i:i,:':i:i:/_ 　　　　　 /: : ／,:ｲ:〉
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ニ＞''~　　　 ,..｡ｃぅ: : : : :￣｀≧s｡≦､
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ヽヽﾆヽヽ: : : : : : :,: : : : : : : : : : : : : : : :｀`ヽ
ﾆﾊﾆVﾆV ﾊ.: :. :.／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヾ
ニ !ﾆiニ.iニ': :／.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.∧
ニﾘﾆ'ニ iニj/.: : : : : : : : : : : : : : i : : : : : : : : :.∧　　　　その通りよ。
ﾆ/ニ'ニ 'ニ'.: : : : : : : : : : : : : :. :.|.: : : :.j; ｨ| : : |ヾ:,
ｲニ/ニ 'ﾆ/.: : : :. :.i: : :.| : : : : : : : : : ／;,斗: : :.i　ﾘ　　　魔王様が崩御した時に王国が無理にでも大攻勢を仕掛けていたら
,'ﾆ/ﾆﾆ/ﾆ,.:. :.:.i: : :.-―===＜: : : : : :ｲ芝ﾊ:.i:{: ;
ﾆ/ﾆﾆ/ﾆ/.ﾊ: :.|: :__,;斗ｬ允z≦: : : : :.jVﾘ　!ﾊ}/　　　　　本当に危なかったわ。
乂ﾆﾆ=イ＞'iヽ|: : :.|　V'ツ　　ゝ～ｲ　　 :. ﾊ
.|: :.＞''~ｰ==| : : : : |　　　　　　　　　 '　　}: : ',　　　　　そういった意味では未開拓地帯の盗賊団の働きに助けられた形ね。
.|: : :.｀≧s｡..,| : : : : |　　　　、_＿　　.ｨ　 ,:!: : :i
ﾊ: : : : :.,': : /!: : : : :ﾄ、　　　 ` ー‐　'′/:j : : |　　　　　彼らが戦時中にゼス地帯西部で派手に暴れなかったらやばかったもの。
ﾐ}: : : : ,': : /.: : : :. :.|-ﾍ}h､　　　　　 ..ｲ　,: : :.|
｀i: : : :,: : :., : : : : i: :|ゝ､　ヾ≧=-　＜ｱ　/: : /
/: : :./: : :.,: : : : :.ﾊ: ',V￣｀ヾｰミ　　イフ/: : ,
: : :./.: : :./: : : : :.ハ:ﾊゝ- ､ｙ-ﾐ､_,,..､／≧:.:/
: :./.: : :./: : : : :./￣Vﾊヽ　j⌒}　ヾv　 j/／
1359 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 14:46:51 ID:VcaqJUhM: 　　　　　　　　｀.:＜
　　　　　　　 ∨ﾆ≧s。　　　　　。s≦ﾞ~￣　,.:"'' ＜
　　　　　　　　 ‘: ﾆﾆﾆﾆ}h､ィi〔　.　´ 　　　7 　ヽ　｀　､
　　　　　　　　　寸ﾆﾆﾆﾆ_Y ／　　　,.ィ´_,{ 　　 :, 　ヽ＼＿＿　 _
　　　　　　　　　　　　　寸ﾆﾆﾆ,.:' 　　／ィ´:~:{ 　　　:,　　 ':,　Yﾆﾆﾆ/
　　　　　　　　　 jI斗ｆｾ_≧イ　　　 ,:　. ': : : : :‘,　　　:,　　 ,　:,ﾆ／
　　　　　　　＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆj!　　 /　/ :_: -: ―:＼　　 :,　　 !　!ｲ　　　　　確かエリザベート様が未開拓地帯の蛮族を唆していたんですよね。
　　　　　　　　 ~"'' ～rｧ<　　 /,:' ,' : :_ィぅ笊㍉: ＼　}- ､ ,:　{､
　＿　　　　　　 .ィﾆﾆﾆ|　,.ィ:-､7: 〈ﾐ､:ゞツ　 : : : ヽ笊x /　,ﾆヽ　　　　あいつらって、そんなに役に立ったのですか？
　　｀＜:i｀:.､　､　／ﾆﾆﾆ。s{ 　 l :ヽ｀: : : ‘ﾞﾞ ~: : : : : : : :〈ﾂ У ,ｲ＝' 　 ,
　　　＿＼:i:≧ゝ≧~s。}＼}ｊ!ヽ从:､ｒ.: : : : : : : :_:＿ : : : :' ／ィ(ﾑ　ィi/　　　ただの雑魚にしか見えませんが。
　　　　｀ヽ:i＼:i:i:i:i:i:ミｈ､i｀ヽ＼ﾑ}ヽﾞ込 : : : : : : ゝ _-=_> : : :从 ,:ﾆУi:/
　_,,.....-..‐:ｉ:'':"＼i:i:i｀:i:i､:i:ヽ:ｉ:ｉ:.':,:}:i:i∨}＼: : : : : : : :~ : :t､: :厶 √:i:i:i:/　　,
　｀~⌒ ~^ ＞:i:､:i:i:i::i:i:i:＼:}:i:r＜:i:i}:ｉ:V{: :≧s｡: : : : : : : ／　　 l＜,ィs。／ﾉ_
　　　　／:i:i:i＜:_i:i｀ヽ:i:i:ｉ｀:i∧:i:i∨:i:/{~"''～.､≧s。イ{　　　 |/:i:i＞:'i／イ
　　 ,.ィ:i:i:ィ7:i:i＞:i＜:i:i:i:i:i:i_:i:i:}:i:i:i:',/:i:{―　.. _　~7　,: ,{　　　|:i:/:i:iｨ:'　 _ ノ)
　　 ⌒^t≦:i:i:i:｀ヽi:i:i:_i｀ヽ:i｀ヽヽ:i:i:i}:i:i,{_―_-_s。〕 ,:' /i{　　　 |/:i::i/ィi〔＞ '
　　　　 /イ⌒ヽ:ー:≧:､i:￣:i｀ヽﾑ:i:i}:i:/,ィ/｀:.:.:.、_.:.＼i:i{ ｉ　　　|:i:i:/i:i:／{_
　　　　　　　ィ_⌒:i:i､:i:i:i::i:i:i:i:i:i:i:∨7i/:i:i:ハ:.:.ーく >.:.:.:.':.,i! 　　 |:i/:i:ｲ:i:i/:/　　　　　　　　　　 .へ,_
　　　　　＜_rs。:_:i:i:i:i:i､_-＜i｀ヽУ:i:i;i'7　 }､:.／ ~:｀:＜:ﾑ､　　 {'イ:i:i:i:iイi:ｱ　　　　　　　　／: :}/.'}
　　　　　　　_＞:i､｀ヽ:i7＼｀ヽ:｀ヽY:i:i/ｨ7 从＼ : ｀: 、: : ｀:.＜　∨:i:i,:':i:i:/_ 　　　　　 /: : ／,:ｲ:〉
　　　　　　　｀ヽ:i:ヽ:i:7.:.;';'＼:i:i:i:i}:{:i:iイィ:ｉ7.:.:.:.:＼: : : ､.: : : :.}:.:~''＜:i:／イ　　　　　 }: /: : : iゝ{
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　　　　　　　　　　　　　_,､{/,':.:.:.:.:,:.:∥:.:.:.:.:}i:.:ﾍ:.:.:</:>'i:i＼i:i:/　　　　　そこが王国の弱点よ。
　　　　　　　　　 f:i:}:i:V:.:,:.:.:.:!:.:!{:.:l:.:.:.:}i,--}:.l:.∨}:i:i:i:i:i:>'､
　　　　　　　　　　　ヾ_i:i:l:.:.|:.:.:.|--､ {:.V:},ｨ斧刈_:.:{i:li--<:.:.:.＼　　　　彼らはどんなに邪魔でも、同じ人間を無条件で排除できない。
　　　　　　　　　　　　　〉-Vﾍ:.:f弐沁｀　　ゞ^'{:{:lﾍ:.:＼　ヾ}:.:.:ヽ
　　　　　　　　　　 /:.:./　i:ヾ}.､｀¨　､　　 <: !:}:i:}:.:.:.:ヽ　　｀ヾ:.}　　　大義名分を用意しないと余所の人間に対処できないから、
　　　　　　　　　 ,,--':.:./　 ,.:l:.:.|:.ヽ　ー ´ ,ｲ/ー }:.:.:.l.､:＼　 ,ｿ
　　　　　　　　　　〃:.:/:ノ　 ,:.:..}:.:.V:.:.:.≧=-イ./　 .//ﾃ7l.､ー一 {i　　　　問題を抱えることになってしまう。
　　　　　　　　　 ∥:.:/´ 　 /:.:.ハ:.:.:}===ﾐｼ</,:!　 _|/＞'iｲ=!､　　,!
　　　　　　　　　 i{:l:./　 .／ｲ:{=/ ヾ:.! ,=ﾆ}ﾆヽ⌒｀「´　 _! lﾆ}:.､　　
　　　　　　　　　｀V　　￣ﾉ:.l=!　､ ,.=ﾆ/ !ニ!＼__},..-={.　!ﾆ!:.∨
　　　　　　　　　　 /:.:.,ﾆl　 {,ﾆﾆ/　l〈〉l 　寸ﾆ=<　 !ﾆ!.:.､
　　　　　　　　　ノ,:.:.:,ﾆl　 j{ニ/　 |ニl　　ヽ　＼⌒Y ヽ
　　　　　　　　　　　　 ´./:.:.,{ﾆl　_l.j斗、 jニL _.　　＼. 　｀､_. ! _｝
　　　　　　　　　　 /:., -i´⌒/　　ヾニニﾆ≧s｡_}:.ヽ　　　 !　ヽ
　　　　　　　　　　　 ,:./　,j .ノ,′　 ,:　 } 〈〉ニニニﾆ!:.:.:＼　　l 　ﾉ
　　　　　　　　　　　　И_ノ!　　}　　　　 ,.!ニニﾆj斗ミ:!:.l:.:.:.:.> _ﾉ^:':!
　　　　　　　　　 {　 ,′　,!　　　　 !|.〈〉ﾆ/　　　∨l:.:.:/}ﾉ　l:.:.:.}
　　　　　　　　　　　　　｀ .!.　　l.!　,ｲ>、 !.!ニﾆ′　　 ∨=- ､__ﾉ:／
　　　　　　　　　　_,.-=ﾆ>':!　　.!! //ヾ:>j !ニﾆ!　　　 .l. ∨ニﾆ寸=-､＿,..-==:ｧ､
　　　　 r―==ﾆニ>'´=∧　 .l:!'/　　ヾ:}.!ﾆニ　　　　}　∨ニニ≧s｡_===ｧ､/::=-､
　　　　 , -寸ニﾆf===ｧミﾆﾍ ,.={i{　　　｀!.ﾆﾆ,ｨiﾑ　 ,′ .} }ニニﾆｼ:::/=/　　　--'_
.　　　 ├ー-｀寸{>'"´　 /--}ニヾ　　　　l }ﾆl>'^寸> !　 / ｀､¨¨¨´ ｀¨¨^'-　￣ 7ヽ}
　　　　 !ﾍ｀ー ―― ' ノ{::::.:ﾉ{:/´ﾑ. 　　 |ニ:!　　寸l　 {　　ヽ　　　＼　　　　/
　　　　 ´ ヽ　　 _／⌒　ゞ'ヾ:'　__,:}　　　lニ:l 　　Ｖ　｀7ヽ_　}　　　, -ヽ　　ﾉ
　　　　　　　＼_{::＞-- '´　 /　f　 .l　　　l>={　　　 /＿ノ　ヽ ,　　,..:::ヽ.ﾉ／
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1360 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 14:47:27 ID:VcaqJUhM: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〈＼
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　　　　　　　　　　　　　　 /二-_ ／二-　 |｛￣　厶{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |二二二-_二-_ ,〉斗匕⌒＼　　　　　　　　　／￣〉
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｌ二二.,,__／　／／. : : : : : : : : ｀. .　　　　 / ∨
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　　　　　　　　　　　　　　／:／|二 ,／//Ｖ´/. : :/. :Χ:/. : :/ : : : : : ∨/ |,〉'}__,}
　　　　　　　　　　　　／:／　乂./＼|￤.∨. : ∧: トミ＼ / . : : /. : : :〈 ∧.ﾉｱ′　　　　　未開拓地帯で工作活動をしたのは、アバンを避けるのに
　　　　　　　　　　　　　 . :／　　　　　 ∧| （,| : /. :Ν　/斥:｀:/: :/|: / : : ∨ |/
　　　　　　　　　　　　　 |: ′　　　　　　/: 八 ,ﾘ: : : |/ 　└''　|∧:/_//| : : |＼ﾘ　　　　　　　　都合が良かったのもあるわよ。
　　　　　　　　　　　　　 |: :　　　　　　 /. ⌒ﾞ个|: : : |　　'''　　　 (ｘ=ミﾘ : : し'ﾞ二二‐ __
　　　　　　　　　　　　　∨　　　　. : ／|: :￤|: : 八　　　　　　仏ジ : ∧|ﾆ,＼二二ア　　　アバン一行も十二魔将の私が未開拓地帯にいるなんて
　　　　　　　　　　　　　　　　／／　 : : : : | ｉ : 「｀　 ‐┐ 　 '''ﾉ )／,＞ﾆ|二＼／ﾆ〉
　　　　　　　　　　　　　　／／　　/. :/ : :| i : :|＼　　　　　イ∩:|--二.人二〉／　　　　思いもしなかったでしょうし、
　　　　　　　　　　　　　ー＝彡 ´　　 /. :/. : : | i : :|ﾆ{ 「￣: ｉ「| | | l |i⌒ﾞ'┘　＼:＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 __厶斗‐ｧ'八: :.！,ＶＬ : : i :| ￤; |八　　　　｀､: .　　　　　ただ逃げ隠れするだけでは芸がないからね。
　　　　　　　　　　　　　　／二二,／　／＼ ‘（（__｛,(＼l　ﾉ！: .＼　　　　　: :|
　　　　　　　　　　　　　　　二.//⌒ﾞ　／〈〉／:＼〉⌒ ∧ ﾞY´　ﾉ:jI斗‐┐ 　　 |: ;
　　　　　　　　　　　　　　　　　 |二|｛　 }／二／|｛〈〉｝|∨二八,｛／二∧ﾆﾆ|　、　 |/
　　　　　　　　　　　　　　　　　 |二|｛ :/〈〉ｱ^ 　:|｛二｝|: ∨二‐〈二二.∨ﾆﾆ|　＼,丿
　　　　　　　　　_ -‐…━|〈〉|｛ |二/　　 :|｛〈〉｝|　 ∨〈〉‐∨/二‐ ￣__)‐┐｀　‐-
　　　　　　　　　　「⌒＼　八ﾆ|｛ |ﾆ7　　　,|｛二｝|　　|｛二｝ｌ|,〈　　〈'⌒^　 |__
　　　　　　　　　〈￣￣＼　∨^ ∨〉, ∨__,,...　斗--- ミ.､ |｛二/ ￣: 　　Ｖ /　 |　＼
　　　　　　　　　　｝、　　＼|ｒ'⌒∨〉,〈ニ／二二二二二｀Ｖ,/　　　'.　 ⌒〈‐ミ￤　　＼
　　　　　　　　　〈　＼　　　＼____∨〉,∨二二二|〈〉|二二（_　　　　'.　　　∨ノ
　　　　　　　　　　｀Ｖ⌒ヽ,　-‐‐- ミ|二| 〉二二二|二|二二i二〉　　⌒>.　　　〈　　/ _＿__}
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　　　　　　　　／: 人　　　　　,〕　　 _,.＞二|二|二二ｉ＼_,. 　／　∧　　｜　⌒７
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　　　　　　　　　　　　　 |:/ |⌒〉⌒~ 〉二二 |二|二二i二|: :| 　＼ｆ＾Ｌ.,_____／二二二二二
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　　　　 }　,｝___rヘ,jI斗-‐　　　　　　　、＿＿__,｝ |　　 ∨〉,
　　　//　/　 ,｣_ノ|: : : : : : : : : : : :⌒＼ : : : ＼⌒＼＼|＼　 |｛__|
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　　　　／__／/. : : : : :/: : :／ : : : : : : : ｜: : : : : : : :|　,_＿|,/,
　　　＼__／ :/. : : : : :/: :Χ : : : :|: : : : : : : : :| : : : : : |　　ﾘ^､＼
.　　二＼ :/. : : : : :/: :/: : ＼: : |: : : : :/: : : | : : l : : |--ミ/二- : ＼　　　王国でも厄介者扱いされている人間の底辺だから、
.　　　二二＞. : : : : :云==ミ∧＼ : : : /: : | : | : : l : : | ___/＼二-: : :
　　　二／//|: : : : : |灯 ;｛　ヾ∧|: : :/|　斗ｒ七 : : : : |,／ |二|二∧:　　　ちょっと唆すだけで面白い様にゼス地帯で暴れてくれたわ。
.　　／. ://: |: : : : : 「｀　┘　　 |／　|/∨∨. :/: /:丿二ﾉ⌒|二二〉
　　. : : ://∧|: : : :∨ ヽヽヽ　　　　　云=ミ/|: ∧/´( ￣~　　＼／　　　　盗賊団も戦争で隙だらけになった王国で派手に収奪できたから
　　: :／//: : |: : : : i|　　　　　　　　、　　厶∨ /∧: :.／⌒;
　　　／⌒⌒ヽ,: : 八　 (⌒ヽ　　 ′ヽヽ ,(: :f⌒＼/　 .ﾉ｜／⌒Ｙ　　　　Win-Winだったわね。
　　 ---ミ,ﾆﾆゝ┐,込、　　　｀ア　　ノ: : | |: :　！/ ,／; ／　／/
　　　 ____　＼ (,_|＼: ‐┐　_,,...｡o＜⌒: : :| |:,.|　 |ゝく∨└=≦　／^;
　　　　＼　 ( 〉ﾆ,: ｀､　√￣￣　＼: : | / |　/ヽ,,.人__ノＬ,／／
　　　　　　　＼ ( 〉ﾆ|: : | -トミ　　　　ﾉ＼/　し　/　　　　　(,／(,/
　　　　　　　　　＼).,ﾘ: : :Ｖ/八.　　　/　 ,〈　ﾉ‐‐ミ　‐-ミ　　　　/:＼
　　　-‐‐‐-ミ　　 }/|: : : :∨ニ＼___{⌒^　＼　　,ノ　　　　　.′＼＼
　　　　　　　＼ｒくﾆ|: : : :｜ニニ｝ニＹ´ニニニ≧=--　　..,,__,ノ⌒＼
. 　　　　　　＼ﾆ,: : ∧|ニニ,ﾉニ｛-ニニニニ| ∧　　　　　∨〉,
.　　　-‐‐-ミ　　＼ﾆ:|　;ニ／|ニニ〉 -ﾆニニ〈(/,∧ 　　　 .rく|
　　　⌒Ｙ⌒ヽ,＼　　 }丿/-ﾆニ|⌒ﾞく⌒＼ニ／└く⌒⌒⌒⌒　 |
　　　 ()　 ()　⌒Y　　〈　/-ﾆニ/()　　)＼__}／(⌒( (
　　　　 ‐-ミ ()⌒Y　∨‐ﾆニ.′　　＼ニニﾆ＼　〉　　　___＿彡
　　　　　　　　＼() ⌒Ｙ＼__/∧ ()　　　＼ニニ,ノ　|⌒⌒⌒´＼

魔王戦争中は王国軍はキナニ地帯の防衛戦に全力を投入しており、各地の防衛は疎かになっていた為、

未開拓地帯の盗賊団がゼス地帯西部で略奪するのを抑止できなかった。

こうした問題もあり、王国では魔王が討伐された直後に戦争が自然終戦を迎えていた。

その陰で一人の大魔族が暗躍してのは誰も知らなかった。
1361 ：名無しさん＠狐板：2024/11/16(土) 14:52:22 ID:rCygXAWZ: まぁそもそも様々な問題の元凶は女神共やそれに追従してる連中なんだからそこを突けば瓦解するわな
1362 ：名無しさん＠狐板：2024/11/16(土) 14:58:34 ID:QwploxhX: 天空神はまだ頭ギリシャでもキチンと仕事してる分だけ比較的マシな方だけどな
火神みたいな他の女神や自分達に信仰してる人間とかが驕り高ぶりでやらかすを対処しないといけないのは流石に可哀想
1363 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 15:01:32 ID:VcaqJUhM: ――おまけの補足説明

　　　　　　　ｒ‐ﾆ7三三三≧zｰﾏ＞三三三三ヽﾆ〉
　　　　　　　辷７三三三三Уﾆ≦三三三三三V 7
　　　　rﾐ二fﾆ-‐::::￣￣::::::::::::::::::::::::::::¨:＜三三}ﾆ{::､
　　　　辷／,,::::::::::::::::::::::":::::::::::‐-::::::::::::::::::ヽ三/‐ﾉ::::ヽ
　　　　ゝ/::/ ／:::::::::::::::::::::{::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::Vン三三ハ
　　　　{:/V:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼三厂ゞ
　　　　　v ,'::::::::::::::::::::::::::::ﾄ::::::::::_;Lヽ‐-:::::::::::::::::::∨ン:::::.､
　　　　　　{::::::::::::::::::_:斗:‐i v::::::::::i　ヾゝ::::::::::::::::::::}:::::::::::::::　　　　　どうやら巫女に関して説明不足のようだから、
　　　　　人::::::::::＜:ゝルV　V:::::ﾘィｆ弍刈::i:::::::::::::::::::::::::::|
　　　　　　 i::!:::::::::::::i下弍ﾒ　ヽN　　辷り Ⅵ:::i:::::!::::::::::::::::|　　　　　軽く説明しておきます。
　　　　　 j:从::::{:､:::､辷り､　　/／//／.::::::::::::!::::::::::::::::j
　　　　　　ｲ:::::::::ﾐ､`::ゝ/／/　　　　　　　ハ::ﾊ: :!:::::::::::::::ﾊ
　　　　　 .:::::::::::::::ﾄ:ゝiゝ　　　　，っ　　ｲ::ﾉｿi　ﾘー-　､:::::.､
　　　　 {:::;イ::::::［　 ]::::::＞｡ __　　＜ﾘ{　　 }/､ン⌒Yﾍ::::.､
　　　　　 V ﾉ;::i::<ﾗﾆﾍ厂 i　　 |　 /　　　广ﾆ人ﾝ　　　ﾚ:::::::::ミー=''
　　　　　　ﾘ　{::::::j　辷i　　 i　/　　　个::ｿ　　　　　 i::::::::::|
　　　　　　　　／vリ　廴i　　　v　　　　ﾚ　　　　　　 j::::::::ﾉ
　　　　　　　／／⌒ ＜竺个⌒ ﾄ　　／ン≧zｆﾆﾆ二二]彡
　　　　　へ､ / ／　　　ヽ‐ゝ〟ﾉ三三三三i|　　　　　　|　　＿
　　　／　　ヾゝ〈 κ　　　`＜ j三三三三ﾆj　　　　　 {≦三ﾆ〉〉
　　　　　　＼/ゝУ＾ヘ　　　＜ﾍ￣　⌒ﾐ～　　　ヾ三三{(
　　/　　　　　》／　_二つ_｡　　　.i　　　　　　ヽ　 j三三ﾏヽ
　 /　　　ゝ＿　 /　　ー‐ラ三＼　　 i　　　　　　　　　　 ,'三三三j}
　　　　　　彡フ　　　　へ )三三ﾄミ i　　　　　　　　　j三三三人
../　　　　　〃　　　ノ三三三三| 　 j　　　　　　　　　 {三三三三≧
/　　　　 |i　＿　イ　j三三三三|　ﾉ　　　　　　　ノ三三三三三》

　　　　　　　魔王戦争当時の女王にして天空神の巫女

　　　k r-　　‐-　..,,_　　　　　　　　　　　　　　_,,..　-‐::::::::::::::::7 ｱ
　　人l:::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ　　　　　　　　　 ..::´:::::::::::::::::::::::::::::/ 」
　　　} i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ　-‐　 ‐- ∠:::::::::::::::::::::::::::::::::::::j　(
　　　j_l:::::::::::::::::::::::::::::..::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞::､´::::::::::::::::::::::l　]
　　　KV::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::/ j'
　　　ゞヽ:::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::ノ k
　　　　｀ヾ　':::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::::ﾑ´,x'
　　　　　 /:::::::/:::::::::::,ﾑ:::::ｲ::::::::::::::::!、:::::::::::::::::::::::::::::::ﾑ
　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::Ｖﾚ' ∨:::::::| ＼::::::::::::::::::ヽ:::::::::::}
　　　 .厶イ:::::::!:::::::::::i＿　　　 ∨:::::l　　＼ __:::::::::::i:::::::::::l　　　　原始時代では、集落の長と七大神の巫女の役目は一人が兼任していたわ。
　　　　 !:::::::l:::::::::::| 　 ¨　‐- ∨:::l-‐　¨ヽ、:::::::::l:::::::::::i
　　　　　lｲ::::li:::::::::il 行≧x.　　∨:l　 ,x≦沁:::::::::ﾄ::::::::ﾊ　　　　いうまでもなく、これはオーバーワークだから、分散させる事にしたの。
　　　　 ,'Ｖ::::i:::::::::|　弋.z'ﾉ　　Ⅵ　弋.z'ﾉ .∨::::l:::::/::ﾑ
　　　　 /::::Ｖ::{:::!:::l!',　　　　　　　　　　　　　∨::|:/:::::ﾑ　　　　そこで、建国時に権力を手放して、権力は上級貴族たちが持つようになったわ。
　　　　 /::::::::::ヽli::::l:ﾑ　　　　　'　　　　　 /::::l＼k:::::::::ﾑ
　　　 /::::::::::::j:::::l:::::l入　　　 _　　　　 .ｲl::::::l:::::::',:::::::::ﾑ　　　これが元老院、内閣、裁判所ね。
　　　 /::::::::::::,'::::::[二]:::::丶　　　｀　　　.く　N二]::::::::',:::::::::ﾑ
　　　´￣￣ /:::::::::|:::::l::::::::::::::i`　-　イ::::::::::::li:::::l::::::::::ﾑ￣￣｀
　　　　　/:::::::::::l:::::.l:::::::::xノ　　　　トx::::::::l::::::.l::::::::::::ﾑ
　　　　　 /:::::::::::::::l:::::.lx t´　ﾑ　　　 /　ト::::l:::::::l:::::::::::::::ﾑ
　　　　 /::::::::::::..K !:::::l:::::l　　ﾑ　　/　　　!:::｀!:::::.lｧ:::::::::::::::ﾑ
　　　 /:::::::::::／　 'l::::::l:::::i　　｀ハ´　　 l:::::｜:::::! ヽ:::::::::::::ﾑ
　　 /::::::::::::'　　　ﾉ:::::.!:::::i　　イ⌒l＼　　l:::::::l:::::::l　 }:::::::::::::::ﾑ

　　　　　　　 r-、___　　　　　　　　　　　　　　　　 _,,ｨi
　　　　　　 j /　｀ー - ､　　　　　　　　　　　 _,　-‐ ' ´　VL
　　　　　 j /　　　　　｀ｰ､＿＿__, - ' ´　　　　　　　Vﾊ
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　　　　　　j j.　　　　 ,ﾚ'′. : : : : : : : : : : : : : : :￣｀ヽ.　　　V_{
　　　　　 } {　　　 .／ ..:..:..:..:..:..:,:((: : : : : : : : : : : : :.:.:.:ﾄ､　　 } {
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　　　　　ﾔ. 　 // ,:.:.:.:.:.:.:.:.:/{:..:..:..:..:.ヾ:.:.:.; .:.:.:.:.:.:.:.:.'; :.:.:|　 /ﾉ
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.　　　　　ﾞｰ7".:{:.:.:.:.{:_;厶lr‐|｛:.:.:.:.:.:.:.:L;_:.:.:.:.:}:.:.:.:.:|:.:.:.|‐'ﾞ´
.　　　　　　　 { ∧:.:.:.{:.:|　ｉ|　|∧:.:.: }:.;ﾊ:l:.:｢`ﾒ|:.:.:.:.:|:.:.:.:!　　　　　そして祭祀においても巫女の役割を分散。
　　　　　　　八::..＼:.':.L _,.ﾆ　 }ﾊjﾉ/ 丿/ノ.::|:.:.:.从:.:.:.i
.　　　　　　　＼从ヽ｀ "´　　　　　`' =‐ﾉリ.:ｨ'７7 :ｉ:.i　　　　　女王が天空神の巫女を担当して、
. 　　　　　　　 |:.:. ﾊ　｀｀｀　 :　　　､､､ノィ / //!:.:|:.:!
　　　　　　　　　 rﾄ､;_八　　　 r　　,.　　　　/ / //;':.:.:|::.:.　　　　公爵がそれぞれ他の六柱の巫女をやっているわ。
. 　　　　　　　`i｀ーi:::丶　　｀"　　　.　'ﾟ / /.'/.:.:.:.:|:.:.:!
　　　　　　　 /| 　 .i:::::rl个　.__ . ／　　　　　ﾉ.:.:.:.:.:|:.:.:|　　　　巫女を増やすことで、個々の巫女にかかる負担を削減、
　　　　　　　　　 /r!____.,ﾄ::/　','.　　 /　　　 ,.イ_.,|:.:.:.:.:|:.:.:|
.　　　　　　　 /.::`rｰ‐‐i' 　　','. 　 }　ｰ-rく.rｰ‐‐i':.: .:.:|:.:.:|　　　　巫女は特定の神の祭祀に集中できるようになったわ。
　　　　　　 /,.． '|:.:.:.:::ｌ'　　 ','.　 {　　 ´￣|　　 |:.:..:.::|、 |
　　　　　／　　　|:.:.:.:::l ',　　ヾ／　　　 |　　|/ .::;　｀丶.
　　　　 / 　　　 |:.:.:.:::|　,　／　　　　　　 |　　./.:.:.;′　　　＼
.　　　　 /　　　　　 |:.:.:.:::|　∨　　　　　　 | ／..:.::厶 '′ 　　｝
1364 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 15:02:21 ID:VcaqJUhM: 　　　　　　　　 ( {　|ﾆニニニニニニﾆ=───=ﾆニニニニニニﾆK　}
　　　　　　　　 {-ヽ|ニニニニﾆ＞''ﾞ: : : : : : : : : : : : :｀''＜ニニニニ|　 ]
　　　　　　　　｀`‐|ﾆニニﾆj>'´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼ﾆニﾆ７⌒}
　　　　　　　　　　人ニﾆﾆ/／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 寸ﾆ/⌒ｿ
　　　　　　　　　｛　ﾏﾆｙ'´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : V⌒〈　　　　王国では巫女は特定の神を信仰している神職のトップという扱いだから、
　　　　　　　　　　Y⌒∨ : : : : : : : : |: : : :､: : : : : : |: : : : ｌ: : : : : :∨ノ
　　　　　　　　_､r圦_ノ : : : / : : |: : j|: : : : :＼: : : : |: : : : |: : : |: : : V_　　　　神が一柱につき、巫女は一人までに限定されているの。
　　　　　_､rf〔ニﾆア/:/: : /: : : :| : 八: : : : : :',＼: : |､: : : |: : : |: : : :|ﾆ_
　　_､rf〔ニニﾆﾆｱ７_|′:.i|: : : : |:./|　∨: : : : | _ 斗|-ミ: :|: : : |: : : :|ニ_　　　つまり七大神だけでなく、他の神も巫女がいる場合もあるわね。
　く`''＜ニニニｱ_/_/: : : i|: : : : |/┼‐-ﾄ､: : : |´,ｨ斧芯圷ｧ: : ,': : : ,'ニ-_
　　(_／ `''＜_ｱﾆ{ﾆ| : : : i|:|: : : :陀芯圷ﾐ＼从　　V辷ｿ/ : /: : : /ﾆニﾆ_　　ただ下級神の場合は、巫女を置かずに神官で統一している神が多いわ。
　　　＼_/＿/ ￣ｱ: : : : i|:|: : : :ﾄヾこソ　　　　　　 / : /: : : /ﾆニニﾆ_
　　　　　　 _､‐''￣| : : : : 从: : 从　　　　　 !　　　　　　ﾚ'7 从:/ニﾆ＞''⌒>
　　　_､‐''゛ : _､‐''ｿ: : / : /|-＼:|圦　　　　　　　　　　／:/　/{_厶斗ｬﾋ''ﾞ
_､‐''゛: :_､‐''゛: :／ : : {:／|　｀¨´＼个..._　　 ─‐ 　ｨi:i:i:/￣￣〉i:i|: : : : :、
_,,.､丶´: : : : : : : :＞'⌒'y┐～.r～'乂i:i:＞　　_　＜Ｌi:i:｢L....イ:i:ｉﾘ : : : : :、
／: : : : : : : ;.rァ1允 |_/　从: : |i:i:i:＞''~くj　　　　　 |y'｜: : : トv': : : : : : :.
: : : : : _､‐''ﾞ: しし'^　ﾉ　/: : : :厂 }　　　　｀`～､、　/　 | : : : [　}`''寸: : | :、
─‐'''ﾞ／ : ノ　　／　 /: : : :/{⌒ｬ　　　　　　ｨこYこ>､| : : :/Lｺ　　V: :乂:.
　　／ : : / 　　　／: : : :/　Ｖ⌒ｬ　　　／圦　　　|圦: :/─ﾉ　　 |: :i| 　|
　／: :／:/{ 　　　／´/ : ／　　 V⌒ｬ__／ﾆニﾆ〉─〈ﾆﾆVﾆK 　　 |: 八｜
. : :.／:／八　　 {　 |／　　 j　 V_ノニニニ-/　 |　 Vﾆニﾆ-_|--┴''⌒ｿ
:.／:／　　∧　　　ﾏ<L　　　_ノ)　/ﾆニニニﾆ/　　′　∨ニニﾆ-_　　　 |
､ヽ`　　　ノ|　　 / ∧ 　　　 |/ニニニﾆ／　　/ 　　ﾏニニニ-_　　ノ、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　-─ヘ__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _､‐''゛/:::::::/:::::::::ヽ丶
　　　　　　　　　　　　　　､─‐｢ア/:::::::/::::／::::::::::::::::i::::::..
　　　　　　　　　　　　　　 {　　|l/:/:::::::/:／{:::::::::/:/:::::|:::::::::.､
　　　　　　　　　　　　　　〈　 /:::{:::::::/|:ト､|:::::::/:/ |:::ﾉ::::::::::::l＼　　　　　そんなわけで、巫女は神官に比べたら少ないけど探せばいる存在だわ。
　　　　　　　　　　　　　　　{　{:ｌ:|:|::::厶尖从ノﾚ‐-|/|:::::/::j:::l　＼
　　　　　　　　　　　　＿_　寸从:Vゝﾋrｿ　　芋冬|::/:::/::::}　／ヽ　　当然、巫女の中でも七大神の巫女は別格よ。
　　　　　　　　 r‐／─'"＾ﾉ:|:::::付 '''　　　､　　ゞソY从/ノｲ／　Y´
　　　　　　　r‐ﾉ‐'"r─z─/:r'⌒ヽ、　　　　　 `` }:::|/::)ﾁｱソ⌒　　　他の巫女は平民でもなれるけど、七大神の巫女だけは家柄が重視されるわ。
　　　　　　 /'"　　 |_／　八Y⌒ヽ」＼　　｀` 　 u　ノ＿_/::::::}
　　　　　　ﾚ　／{　　　′|:|:::::::|_人_}＼＿　　イ_}＿}ヽ::::.::|　　　　　　これは王家や公爵家に権威を持たせるためにやっているの。
　　　　　　 __,.ｲ‐'"　　　ﾉ''|::::::iＫ　＼　　 :/i:i:i:i:i/::::|ヽ〉:.:::|
　　　　　_,ｲ─'　　 --､／　Ｖ::八ヽ　　 >_/-==i/:::::::|/ |.ﾉﾘ
　　　　 |__ﾉ　　 /　　＼　 V　}､‘，／|＿_|i　/::::::/VL
　　　　　　　 _{ 　　　 ',　　_/　`´ 　 | 　 V/:_／}　 V／ヘ
　　　　　　　 _ノzzz､　　_}／'/-─‐-､/　　 ∨ヽ　|　　(し(ノヽ
　　　　　　ノ　　｀`''く>_ノl{‐ ////////　　　｜‐v⌒ヽ　', V⌒}
　　　　／　　　　　　 > |lll7 ////////{　　　　|//|　　 }　廴VL
　　　/　　　　　　　ィ　 |l〈./////////ゝ‐-== |//|⌒X} _} 　 lVL
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　　'　　　　　　　 /､ ∨,'///////////////////,| /　　|　　| }! VL
　/　　　　　 /　＼////////////////////,'|'　　 .|　　| ﾊ
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　　　　　　　　　　　/:.:/ :.:.:.:i､ :.:|ヽ:.:.:.＼:.:.:.:|:.:f７ .:.|:.:.:.:.ﾊ::|
　　　　　　　　　　　|:.:.|:.:.|:ヽ| ヽ:l ､_＼＿＼:l｢,ｨ､> :|:.:.:.:.:.}〈　　　　それと、巫女や神官は特別な才能はいらなくて、
　　　　　　　　　　　|:.:.|:.:.レヘ　＼　r＝ミ､__|:.:.:.:.:.:.|／,:.:.}:::＼
　　　　　　　　　　　ヽ:ヽ::|>=､　　 ´ fi⌒ヽヽ圧ニト:ノ/:.:|:::::ノ　　祭祀のマニュアルに合わせて仕事をするだけだから、
　　　　　　　　　　　　|::∧|.ﾄ: } 　　　代::r ）`|ミニﾐ|､/:.:. l'´
.　　　　　　　　　　　ｌ仝| 弋ﾉ　　　　 `ｰﾞ　辻二ｵ|ﾉ:: :: :|　　　　ぶっちゃけると誰でもいいのよね。
　　　　　　　　　　　　迅ﾊ.　　 ' _,＿　　　　　|:.:.:.:.:./:::::::::. |
　　　　　　　　　　　　|:.:.:ﾍ　　　∨ ヽ　　　　|:.:.:.:从::::/:: 人　　　　幻想卿にある博麗の巫女とは違って、才能に依存しないから、
　　　　　　 _ -‐　　　ヽ:.:::::::ト　_ ` ´　　　イ|:∧ﾉヽノ::::::::::|
　　　　　　f´　　　）　　l:::|ﾉ:::y::::::￣_i´　　,メ　_　r,ｰ-ｭ;;:/　　　　　安定して後継者を用意できるのよ。
　　　　　　ヽ＿_ ノ　＼V　|ヽ/＞‐"/　／　／ヽ;;;;;;;;;:V
　　　　　　　｜/　　_　　＼ ∠ヽL二｣∠___／:::::::::::::::／　ヽ
.　　　　　　　/　　//　　　　 |::::::/￣￣ヽ::::::::::::::::::::::/　　　　ヽ
　　　　　　/　　_ ~　　　　　|::::::L＿._＿｣;:::::::::::::/::|/　　　　　　＼
.　　　　　/　　// 　　　　　|:::::,'"　　/ヽ　`':;::::::::::::::＼　／￣￣￣ l
　　　　　/　　 .~　　　　　　l::::/　　 /::::::::l 　＼::::::::}/／　　　　　　l
1365 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 15:03:05 ID:VcaqJUhM: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __-ﾆ二二二二ﾆ辷ス
　　　　　　　　　　　　＿＿　　＿-ﾆ二二二二二二ﾆにノ､
　　　　　　　　　__-ﾆニ二二ﾆﾏム-‐:::::‐-ﾆ≦二二二二Y⌒ﾝ
　　　　　　__-ﾆ二二＞‐''"￣:::::::::::::::::::::::::::::::::¨¨＜二二ﾆ厂ヽ
　　　r‐≦二二二／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::¨＜ﾆ_ﾄ､人
　　　ゝ　ハ二ﾆ-':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ミ:::::::::::::::::＼i　ン
　　　　Y ＞ﾍ二/:::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::Vへ
　　　　 (　／ﾍv :::::::::::::::::::::::::::::{::::::::::ﾄミ:::::::::::::::::::::::::::::::::ﾄ:::::､ﾆ‐_
　　　　　ﾍ　ノ{i::::::::::::::::::::::!::::::::､;:::::::i　ヽ::厶斗‐:-::::::}:::::}ﾍ::::V二‐_
　　　　　 ⌒〉ﾝ!::::::::::::::{:::::::ト::＞ﾍ::::::::､　＼:ゝゝ::ｚ:::V::::::i:ｖﾍ::}二二‐_
　　　　　_'二ﾆ_::::::::::::::::::匕ヾ::､　､:::::＼　斥示圷ﾐx:::::j:::Ⅵ;!二二二_
　　　　　 /二二ﾆ_::::::从:::::ﾍｨf圷ミx＼:z`ゝﾄだけ?j}:::从::::V二二二二_　　　　　女王が主神の巫女を務めて、国の象徴としての公務を行い、
　　　　/二二ﾆﾆ〉ミ:::::､::::〈! ｒこれ　　　　 vzツ　.:人ﾊ:::::V二二二≧〉
　　　　仁ﾆ＞≦/:::::ハ:::ゝ从 vzツ　　　､　　"""ノｨ-二}:::::::ゝ＜三三/　　　　　公爵は残りの六神の巫女を勤めて、女王を補佐する。
　　　《<三三三'::::::::::!_Vﾆゝ　"""　　　　　　仁二i::::::::::::ヾ=三ス
　　　　ヾﾆ三三{::::＞"_ﾌ二ﾆ]:ゝ.　　　‐ 　′　ｲ:|二ﾆj::::::::::::::}j／ニヽ　　　　　そんな体制でやっているわけね。
　　　　　入三厂V　ｨ（.5.)＿_}:i::ﾙ＞　　 __　＜::ﾙ[._＿]:ﾙﾚ:::リ(ﾆ二二}
　　　　_-二> 　/　/::γ"ｲ　{:jr{〈､ｊ　　　　　 i ／ﾉ　　　〉ﾉリi三≧_二j　　　　　ぶっちゃけると、令和日本の象徴天皇制みたいな感じね。
　　　　-ﾆ／　, '_　へ/　/:～ﾚ,f　＼　　　／　　{::～:ﾍ `7　|三三三)
　　　　{／　　ｲ -　ﾍ j　/::::::::::i　　　へ　　/へ　　::::::::::j }　ト＜三彡
　　　　`　　 {　-‐ ヽ〉 ;::::::::::::i　　 /ミ..V.ﾍ..彡＼　v{:::ﾘ　辷}
　　　　　　　八个ゝ冫 i::::::::ﾊ:i　　 ∧ﾆY.......Yﾆ二＼ V　ノ Y　　　　ヽ
　　　　　 {　､　ヽ　从:/　ﾘ　／二ﾆゝ.=..ﾉﾆ二二＼人 7　/
　　　　＜　i　　i　　　 j{:::八ﾍ／二二＞..⌒..∨二二二＼ﾝ .,　　　　　j
　　　　rミゝ　＞j　　　　}ﾉﾘﾆ二二‐-/.....从::i...＼二二二ﾆヾ{　　　　ん＞
　　　　》_≧〈　 v　　　 i_ﾆ二二ﾆﾆ/.......{::.....i........＼‐-二二ﾆY　　　イ　 /
　　　　ﾊﾆﾆ》　 ,　　　 i二二二‐V..........!::.....i!.............V二二二}　／ｫz今≦》
　　　/〃￣入　　　　　 i二二二‐7..........ﾉ::......i!..............〉ﾆ二ﾆ7　　 {iしﾍﾞゞ
　　　[「"　厂　7　　　　 iﾆ二二ﾆ_j.......ｲ...!..､:i:ﾄ.........V‐ﾆ二ﾆ/ 　　　ハヽ
　　　　／　　　　　ﾄ二二ﾆ‐{<::....i..........v.:i..＼..〉二ﾆﾆ/　　　／　ﾚ〉
　　　　 '　　 i　　　　　　ヾﾆ二二､＼j....!.....:|..:i...:::>ﾆ二ﾆ/　　　／〉
　　　 { ./　　　　　 j　 )ﾆ二二}:ノ⌒廴..厂レ二二ﾆ∧　／　 /
　　　　 V 　 ∧　　　　小〈二＼二二二二二二二二ﾆ/ﾆ}　　　 ∧
　　　　 {　　　　ゝｰ彡　ﾉ＼二＼ﾆ二V二二/二ﾆ／/フ　　　 /　}

　　　　　　　　　　　　　 _＿, 　--　､＿__,
　　　　　　　＿__. , -―='≦- ､._, -―-: : :l!{
　　､＿,　 ´￣::／: : : : : : : : : : :｀ .､: : : : : :几
　　マ{! : : : :, ': : : : : : : : : ::l:: : : : : ＼: : :i{了
　　　幵: : : /:.:. :: : :.:l:.l: : :.: ::l!:l__'.l.:.l:.::Ⅵ:Ⅳ　　　　　王家と公爵家は領地を持っていないし、国政にも関われないから、権威だけの存在ね。
　　　Ⅵ: : ::l:.:l:.:.l:.:.l:,l!:il.:.:.::.:.:ﾊ:l:.:ハ:l:::.:.Ⅴ）}
　　　㌧ト､l:.:|:.::!:'´l:!八:.:..:./ , =- ､l!:::Ⅳlソ　　　　　それでも彼女たちは形式では上級貴族たちよりも身分は上よ。
　　　　　Ⅵ|:.:!:八:!ﾉ, =､ヽ/　 .:::::.　|:.:.l!.:l!＼
　　　　　　㌧.!ヾﾍ{!' .::::.　　　　　ﾉ::::l!::|::::::ヽ.　　　　国から予算や年金を出してもらって、公務をやりながら生活しているわ。
　　　　　　　ゞ:}:::入　　r　 __フ　//¨ﾞ{:.l!ヾ.::::::'.
　　　　　　　/::::l::::l:iﾞ:＞　._　__ ,.ｲ,':..:./トｌ.　l:::::::}
　　　　　　 /::::::|{ノﾍ/⌒Ｙヾ.　/ l{:.:./ﾉ⌒:. l:::::::!
　　　　　　/:::::/!ヾ::.:::ヽ. { : /Ｙヽ.ﾊ/__＿ .{ |＿_!
　　　　　 {::::ｲ!ﾘ:.::｀..､.:.}:ﾍ/ l!}　ヽ:{___　__ ｀_-､_
　　　　　　ヽ.//.:.:.:.／ﾍⅣ　lﾉ　　＼.　 ¨ ヾⅣ/
　　　　　　　 /:.:／ <. '´く,___ト､＿_}ノ　　　 /ヽ
　　　　　　 /:.<_/} 　　　　.l : : : : >､_　　／:.::.:.＼
　　　　　　./:.:.:.:.｀ト､　　　 {: : :,イ　　｀Ｋ:.:.:＼､__:｀:.､＿.ノ
　　　　　／イ:.::,ｲ.:.:.:了　　 lヽ./　　　　ト､ヽ:.:.ヽ.___,￣
　　　　　　 |／ |____:.:'.　　　　{　　　 .|: :ナ‐､ｰイ
　　　　　　　　　{ __ノ__l　　　　l! 　　　　}__: :ヽ._}_
　　　　　　　 /￣/: ::l　ヽ. 　　 !　　　　l丁: : : : ::ヽ.
　　　　　, イ￣: : : : :{　 l　＼　|　　　　 iト､:／ : : : ::＼
　　　　 {: : : : : : : : : ::＼l!　　}l |　　　　 l　ヽ.: , : : : : : ＼
　　　　ﾉ: : : : : : : : :ヾ.: : {　　　{　　　　/　/ ﾉ´: : : : : : : : }
　rｰ¨´: : : : : : : ー-､ヾ.: :＼　ハ　/　　 ./ 八:ヽ : : :: : : : l{

　　　　　　　　　riｰ､　　　　　　　　　　　　　, ‐iｧ
　　　　　　　　 7!　　＼　　　　　　　　　／　　!「
　　　　　　　　」i　　　　＼　＿＿＿　／　　　　i7
　　　　　　　　r!　｀ヽ,,...-::´:::::::::::::::::｀::‐...,,ｱ´　 !ｭ
　　　　　　　 7i　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼　i」
　　　　　　　 L7/::::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::',L7　　　　だから、時期女王ですらない第三王女を娶っても箔付けにしかならないわね。
　　　　　　　　 /::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',::',
　　　　　　　　i':::|:::::::::,ｲ--‐'|　/＼`‐--/､:::::::::::|:::|　　　　上級貴族なら家に第三王女が臣籍降嫁したら大きなプラスになるけど、
　　　　　　　./|:::レ::;ノﾚi／レ'　　＼/ 　ﾚ､;:::::」:::|',
　　　　　　 / .|::::::| 　|=〒ﾃ〒　　〒ﾃ〒=|　 |::::::|. ',　　　平民だとマイナスになる場合があるわ。
　　　　　 ./ 　|::::::|＿|　弋_ソ　　　弋_ソ　 |＿|::::::|　 ',
　　　　　　｀ヽ|::::::|::::::|｀i〃　　　　　　〃i´|::::::|::::::|.／　　　それでもサクセスストーリーとしては受けがいいから、平民のエサにはなるわ。
　　　　　　　　|:::::|::::::|ヽ￣｀ヽ、‐ r　´￣.ノ|::::::|::::::|
　　　　　　　　|:::::|::::::|、｀ l　　i‐‐i　　l ´ , |:::::::|:::::|　　　　　まあ、アバンには逆効果だったけどさ。
　　　　　　　　!,.-ﾚv､,!　､ l、　l- -l　 ,.l,r‐-ﾚv､,!::::|
　　　　　　／／　　　}/l .l　 l ｰ' l　 l l　　＼＼::|　　　　　本当にアバンには悪いことをしたわね。
　　　　　／／　　　　/　l .l　l ハ l　.l. l',　　　＼＼
　　　　　',　　　　　／　　l .l l/　 ',l　l. l　＼　　　　 /　　　　私の致命的な失策だったわ。
＿＿＿＿',　　　　　　　　 l .ll＿＿l l. l　　　　　　/＿＿＿＿
　　　　　　＼　　　　　　 l .| 　　 |. l　　　　　　/
　　　　　　　　＼＿＿＿＿_|　　　 |＿＿＿＿／
1366 ：名無しさん＠狐板：2024/11/16(土) 15:03:44 ID:5TLQoPvI: 中間管理職…了解
1367 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 15:04:04 ID:VcaqJUhM: 　　　 {`'rｧ─- ..,,_　　　　　　　　　_,. -‐rｧ
　　　 [｀l.:. :. :. :. :. :.｀ヽr::‐::､ ,..: ''´:. :. :. :｢>
　＿,くY :. :. :. :.｀ヽ,:. :. 〉‐‐く :. :. :. :. :. :.K}
　＼: K] :. :. :,,::''"´￣::｀ヽｰ'::￣:`:.＜;: Lｲ
　　　〉;ｲ_〉／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ}
　　　7:::{V:::::::::::::::::::::::::::::::::::;:::::::::::::::::::::::::::',　　それと誠が言葉と結婚しても平民のままだから、実はあまり意味はないわよ。
　　　|::::/:::::::::::/:::::::::::;ｲ:::::::ﾊ::::::::;ﾊ;::::::::::;::::i
　　　!:::l:::::::::::::l::::::_∠_ !:::/　!::::/__ i::::::::ﾉ:::::!　　言葉だって平民と結婚するなら、王籍離脱して平民の身分になるからね。
　　　!:::|:::::::::::/::／＿_ ﾚ'　　ﾚ'　_ ｀!:::::/::::ﾉ
　　　〉:::!:::::::ｲ'´l '´ 　 `　　 ,　´ ｀ l:::/:|;/　　　そんなわけで、実は誠が他に妾や愛人を作ろうが問題にならないよ。
　　　!::八:::::::|__,l､""　　＿___　　 ''ﾚ_|;:|
　　 /:::::::::'､くrｰr'　　　〈　　ｿ　 ,.ｲ:ｰr7　　　　だって結婚してしまえば、ただの平民の夫婦になるからね。
　　,':::;ｲ::::::::）|::::| ＞､., _ __ ,. イ::l::!:::/ﾉ
　　ﾚ'　l::::/rｧゝ,| :ヽ,　＼__/ ｀!‐-,ﾚ'´　　　　　平民の夫が浮気をしても王家は関係ありません。
　　　　 V l/｀ヽ､ :. :.＼ /､_)､,ﾉ :.Λ
　　　　　〈l　　　ヽ,_,rｧニニニｽヽ,ﾄ､　　　　　　まあ、誠の場合は、それが致命的だったけどね。
　　　　　　i >､　　ﾉ`ヽ､.,__＿___,,.ｿ!´|　　　　　　､｡,
　　　　　 ,'<＿',／　　〉-‐‐'7ー'´ﾌ '、　　　　 ;'´::_;ヽ,
　　　　　/.:.ヽ、　　;'´ 　　 /　　ﾉ　 ´￣｀ｱーi'´ ・　＞
　　　／.:. :. :.l　　　　　　 /'ｰr‐'´　　　 /　つ､　　 |
　　　 >､:. :. :. :＼　　　　 l　 Λ　　　　　 | '´ヽ､.,_ _,ノ
　　／:. :.｀>､:; :. :｀ヽ､　　|／:.〉＼　　　　!`>‐-‐^ ^
　/:. :. :. :/l.:. :.｀"''ｰ-｀ヽ/-‐く　　｀ヽ､.,___V

　　　　　　　　_
　　　　　　　r,)へ　_,.-─-､　_へ_
　　　　　　r/　　　＼;;;;;'ﾆニｲ___7(､_
　　　　　　)i　　　ゝ'":::::::::::::::::::::::::::ヽ､
　　　　　/rｲ｀γ´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::';,
　　　　/:::ゝﾍ､,'::::::::/:::i:::::::/i::::/:::/!:::::;::::::::i　　　それと、王女を嫁がせる相手が貴族か平民かで、
　　　 /::::::iヽｲi:::::::ｲ::::ﾊ::/ｰ/-i:::/ |:::::!:;:i:::::i
　　　,'::::::i:く_ﾊ|::::::::ﾚ´::ｲ!ｲテ'ﾄ,/　 !::/-i::i:::i　　　意味合いが変わってくるわ。
　　　!:::::ﾊ:::!::::i:::::/（_[ヨ.' ﾋ'__,! 　　'ｨ'i'i /::i;;i
　　 .|:::/　i:::!:::i:::::l::::|::l::i. ""　　　､└'iﾖ､|V　　　　結婚してしまえば王女ではなくなり、
　　ヽ!　ﾉ:::i:::ﾊ,ｨ_;;;|:|:::ﾄ,　　rｰｧ　"人|
　　　ﾉ)　ゝ､:!／⌒ヽ',:::',.i.ヽ､ __ ,..イ|:::|　 ,.ﾍ　　　　元王女になるのは変わらないけどね。
　　(!　　,.へ'､　　　　ﾍ:::!.､__ｎ/ >､|::|:!／　ﾉ)､
　　　　／ヽ　＼,.ｨ､　i V 　ハｲﾄ,ﾚ／i　　Y　i
　　　/　　　ヽ　　.>ｰ/　 ,.ｲ　ﾊ　i／ヽへノ) ﾉ)
　　./　　　　　_,.ｲﾆｲ　く､__,.__／ i　/ / ( (｀ｰ'--､
　〈　　　 ´￣｀＼ﾝ､　/ 　.／__〉ﾄ/　　ﾝヽ､　 l i─ｰ､
　　 ',　　　　　/ ／｀ｰ､_ ／　　　 iヽ､ノ)　( (　　l　-､───┐
　　　i　　　　 l /　､ヽ､）,´ 　__,...イヽ､(ｲ｀ｰ-)ﾉ___」─'.___________|

　　　　　　　　r'T"´｀ヽ､　　　　　　　　　　　 ,. -rｧ
　　　　　　　 r'7:./:.:.:.:.:.:.＼　　　　　　　　／.:.:.:.i:.!,」
　　　　　　　r'7:.;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ.,,___ 　　,.:':.:.:.:.:.:.:.:.! (
　　　　　　「/:./:.:.:.:.:ヽ､:.:.:.:.:.:.:.:ヽ-ヽ.,/:.:.:／:.:.:l:.「 !
　　　　　 r'ﾝ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＞''"´￣::｀ヽ｀＞'､:.:.:.:.:.:.!ｺ
　　　　　 L!:.:.i.:.:.:.:.,.::'´::::::::::::::::::::::::::::::::｀:::::'"´｀ヽ!」､
　　　　　 !ﾍ:.:.:.:.／::::::::;:':::::::/:::::::;':::::;:::::::!::::::::;::::::::::Y　　　　貴族に嫁がせる場合は、臣籍降嫁することになるわ。
　　　　 /ヽ!ヽ/:/::::::::/:::::_/___:/:::::/!:::::;'::::::;ﾊ:::::::::::',>
　　　　 ,'::::/:.:;'::;':::::::::;':::::::/___/!_｀7 |:::/|ｰ/-:!､::::i::::i　　　　この場合、身分が王族から貴族に変更するわね。
　　　 /:::/:.:.:!_ﾚ､;___L_/i´　!┘ i｀　ﾚ' .ﾚ'rｧr'､!::::!::::|
　　　 ,':rｲ:.:.:.:.:!;'::::|::::::| ﾍ. 　'､_,ﾉ　　　　 !' !　!7r'ヽ!　　　　それで平民に嫁がせる場合は、王籍離脱して平民の身分になる。
　　.,:'::ヽﾍ､___!:::rﾄ､:;_;!.　 `'ｰ　　　　　,　`´ノi/!:.:.:',
　　/::::::/`ｰ^ｰ';::`i｀ーi　'"'"　　　　　_　　　,., ﾚ^ヾｺ　　　　つまり、嫁ぐ相手次第で元王女は、
　 ,':::::::;':::::::::::::::ﾊr!____,ﾄ.､　　　　　 '´┘ 　　 ,ﾊi
　.i::::::::i::::::::::::::,':::i`rｰ‐i':::::｀i.　､.,　　　　_,. イ_,ﾑ!　　　　　　貴族になるか平民になるかが、変わってくるわけね。
　 !::::/!:::::::::;:ｲ::::::::|:::::::|r'イ｀ヽ､　｀"T"´i:::::;|:::::::|
　 V　 ';:::::/:::!::::rく|:::::::|　ヽ　　＞rｨ'^ヽ､:::::!:::::;'
　　　　 V '､::ﾚ'´ヽ';::::::ﾄ､.,_____,.イムヽ　　>:|:::/
　　　　　　 r7　　ヽ;::!:.:.:.:.:.:.:./ / ハｰﾍﾊ､|/
　　　　　i´`' ｰ--‐='i':.:.:.:.:.:.:/ ,'　 i　';.:.:.Y´i
　　　　　/`　ー　-- '|:.:.:.:.:.くヽ､.,___,,.ｨヽ;.:!-'ｧ､
1368 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 15:05:03 ID:VcaqJUhM: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,, _,,r‐┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,ｒ-‐´　　'`i └i,
　　　{` ｙー─--　,,_　　　,へヘ／　　　　　　 }　く,
　　　」 /　　　　　　　｀二ゝ-'-┴―- ..,,　　　　}　」
　　く {　　　　..::::....／::;:::::::::::::::::;:::::::::::::::｀ヽ､.....: } L_
　　 [､ {　　　..:::::／::::::;::::::;:::::;::::::ﾊ:::::::::::::;;::::　ヽ:::}　」
　　　「 {　　..:::::/　::::::/:;::/:::::ｊ::::::} i:::l:::;::::::;;;;:::　｀､}└,
　　　｀ｱゝ..:::::/;:::::::::/:::l::l::::::ｊ:::::::ｊ　!:|::l:::::l::;i:::::::::::; ヽ┘　　　　そりゃ平民のエサにされたら言葉が不満に思うのは仕方ないけど、
　　　└ェゝ:::l::;:::::::ｲ:::_LL::」;,:::;ﾉ　}」LL::」::l::::::;;i:::::ｉ:ﾄ
　　　／::くｨゝｊ:;i::;;::::{:::::;l;;;l;;;;ﾘﾚ'　　ﾘ L;;;;;l;;ﾘ;:::::;;}::::ﾄ:〉',　　　　言葉の教育には本当に失敗したわ。
　　人　　::く/::;;i::::;;::ト,ｨﾗﾃ=＾'　　　ﾗﾃ=ｘ'l:;;;;;::l:::::Y　〉､
　.くｒi ＼　::i::;;;;{┌-{《 {-':::;}　　　　 {‐':::;} 》‐ｖ-};;;;:::ﾄくｚ´　　　まあ、第三王女なんて重要だと思っていなかったツケね。
　　　Lｎ＼ i:::;;;ｩ[ノ￣! ヾン　　　'　ヾン　ｉ￣ﾌ;::;::::ﾄ;:ヽ
　　　　｀ﾌ:/::::;::＼　　i､ﾞﾞﾞﾞ　 , ―-‐､　ﾞﾞﾞﾞｲ:.　 {;;::l}:::::}l::::}　　　言葉があんな馬鹿王女になったのは、私の不徳の至りだわ。
　　　　　{::ｉ{:::::ﾄ;;::;{:.　　i｀＞.,,`ー一'_. イ∠ﾆ二〉:ﾊ::::ハﾉ
　　　　　V !､:::!､;;〈ﾆ二ｺ´　＼￣´{￣｀Y;;;:::::;::V ﾉノ　´　　　　現在、王国が混乱しているのは、どう考えても私の所為よ。
　　　　　　　 `ーｿ{:::;;;:::ヾ:.､　　＼/　　 {;;;:::::::;:}´
　　　　　　　　 {　';:::::;;;::::ヾ､　, ｲ''^i..､　l{;:::::::;ﾘ,　　　　　　　　今の女王や神々には本当に申し訳ない事をしてしまったと思うわ。
　　　　　　　 }　ヾ､;;::::;;:::ヽ'　.〉=ﾍ. ＼{;::::丿.l
　　　　　　　　　レヘ　 }.}￣｀＾`/　ﾊ｀i 　ヾ人__!__
.　　　　　　　／／l　｀!ij 　　 !　 ::;'　＼　　　}::　￣ﾌ
　　　　　　ｨ´／l l／ l＼〉　　 i　　　　　ゝ　.:',二] [ﾌ
　　　　　　〉l／　　＼l}:　　　｀⌒ー‐..´　　　l:　 .ｲ
　　　　　　ﾉ　::／　　　 {::　　　　　　　　　　＼　ヽ
.　　　　 / :／　　　　　 }:　　　　　　　　　　_,..-‐┘　ヽ
　　　　ﾉノ　　　　　　　ﾄ　..,＿,..　---―''´:: 〉:　　　　ヽ

　　　　　　　　　　　　　　　　ﾄ､＿　.ヘ　＿ .ｲ
　　　　　　　　　　　　ﾊ＼／Yﾊ＼／ﾊ
　　　　　　　　　　　　　 V　　　{{:::}}　　　Ｖ＜
　　　　　　　　　　　　／≧=-------=≦ 　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　ヽ　ヽ　　　　それと、どうでもいい事かもしれないけど、建国前の巫女や、
　　　　　　　　　　　 /　　　　{　　　　 ∨　　∨　∧
　　　　　　　　　　　　 ′　　　 l|　　八　　 ∨　　∨　∧　　　二代目以降の女王たちは名無しでAAは博麗霊夢で統一しているけど、
　　　　　　　　　 .′　　　 l| 　　 ∧.　　∨　　'　　 .}
　　　　　　　　　　 / 　./　　ハ　　　 /＼　＼　 |　八　　　　初代女王だけは名前持ちでAAも違うわ。
　　　　　　　　ﾄ､ .／　／　 xzx.､∨ 　 { _xz≧x　＼!　　 ≧=-
　　　　　　　 .ゞ __彡'-=≦l{ヾVrﾘ.Ⅵ　l| 乂rﾘ.〃｀丁　　{丁´　　　これは初代女王だけは別格扱いで話に登場させるためよ。
　　　　　　　　　　从　{　八　　　　ヾ.{　　　/／　|　/八.乂＿,
　　　　　　　　／　 }八　 ∧｀　　　′　　／八　|/　 {ヾー＜　　　建国の女王という立場だから、
　　　　　　　　　￣￣从ハ　 { ヽ　　 ⌒ 　 .／　}　 {　 .八
　　　　　　　　 /　　 >.人￣｀ヽ､ _ .イ　{_　| .八　　∧　　　　　　回想とかでちょっとだけ出すかもしれないわ。
　　　　　　　　　 / .＞ ´　 }ハ　二_ヽ＞-ｒく} .}/　　　/ ∧
　　　　　　　　　 / /　　　　/　 }　rｧ〉}´: : :{: }｀＜　＞-､　ヽ
　　　　　　／　′　　　ｧ--=≦〈∧ｊ{: : : : : : : : : :{: : : : Y　ヽ＼
　　≧=-=彡　　 { 　　 /: : : : : : :.〃⌒Y: : : : : : : : : : : : : }八 }　 ≧=-彡/
　　　＼　　　　./!　　 .′: : : : : : :{{::::::0}: : : : : : : : : : : : :/{: :}八　　　／
　　　／´　　／:.′　　{:/: : : : : : : 乂::::ノ: : : : : : : :､:.V: :(:/: : : : :＼＜
　｀￣　/ /〃: : ′　　./: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.ヽV:.{{ : : : : : : : Y ≧=-
　　　 /{ .{ {{: : :′ 　 /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ', : : : : : : : : : }　ハ
　　　l{八{ 从: ′　　′: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.八　.}
　　 .人　ヽ Ⅳ　　　{: : : : : : : : : : : : .;{: : : : : : : : : : : : : : }: : : : : : : : :/　　 |
　　　　　　 }′ 　八: : : : : : : :､}: ／}:＼: : : : : : : : : : : 人:_:_:_:_:　イ　　八{
　　　　　　 /　　　　　ヽ:､{: : : ＞ ´ :_}_: : ｀＜: : :／: : :ｲ: : : : :ノ　　　 /
　　　　 /个'＾ヽ＿　个ー＜: : : : : {: : : : : : :｀:¨:¨´八￣￣.}　/　　 /
　　　　　.从　　　　八∧: : : : : :￣{-=: : : :_:__:_:_:_:{／}_　　 !/　.ｨ　l{
　　　　　　　∧　　 /=-‐　　¨　￣￣　　　　　　　　　＞ .|　(人＿≧=-
　　　　　　　　ー '　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〉　.|ゝミ､
　　　　　　　／　　　　}- 。.　＿　　　　　　　　　　　　 > .人
　　　　　　　/　　　　　/ /: : :ヽ: : :￣}:丁: ﾆ:ニ:ニ=--､- ヽ

　　　　　　　　　　　　青藍王国初代女王　ピーチ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　へ＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　〈_/:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ＼　　　　　　　　　　 _ 　 -=ﾆ:iＹ^）
　　　　　　　　　　　　　　「_〕:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼　＿　　　-=ﾆ:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ∥７
　　　　　　　　　　　　　　 _「〕:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iv―v'":i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∥〈
　　　　　　　　　　　　　　　　〔＿}:i:i:i:i:i:i:i:i:i:_｣Ｌ∟∟Ｌ｣:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:∥~ 〉
　　　　　　　　　　　　　　　＿〕　}:i:i:i:i＞'":: :: :: :: :: :: :: ｀`丶、:i:i＼:i:i:i:i:ｉ|‐〈
　　　　　　　　　　　　　 γ⌒7:i／:: :: '"~~￣￣~~"'':: :: :: :ヽ:i:i:i:i＼:i:ｉ|―〉
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　　　　　　　　　　　 _r／:i:, :: ::/: :: :/:: ::.:| :: :: : : |:: :: ::.::∨::/:}＼)へ:|＿,〉
　　　　　　　　　　 __r'／:i:i:i/:: :: :: : : /:|:: ::.:| :: :: : : |:: :: :: ::.:∨:∧:i:i＼人ﾝ′
　　　　　　　　（_／:i:i:ｉ:ｉ∥:: :: :|:: :/:: |:: ::.:|:: ::|:: :: |:: :|:: ::.|:: ∨::.∨:i:i:＼メ㍉
　　　　　　　　　　　＼:i:i／:|:: :|:: :|:: ::―|:: ::.:|:: ::|::―|‐::|:: ::.|:: ::|:: :: |:i:i:i:i:i:ｉヽメ
　　　　　　　　　　　　　}/:i:i:i|:: :|:: :|:: :: :八:: : |::.:∧: 八::.|:: ::从: |:: :: |＼:i:i:i:i:ｉ:〉__〕
　　　　　　　　　　　 ∥:ｉ:i:人八从ｨ笊㍉＼(＼　y≠ミk::/:i:ｉ:/|:: :: |:i:i:i＼／⌒´　　　　補足説明はこれで終わりです。
　　　　　　　　　　　 ∥:i:i:i:i:i/:: :|:ｉ:ｉ: 乂ツ　　　　乂ツ /|:i:i:i:i|八:: :|∨:i:i:ｉ＼メ
　　　　　　　　　　　　|:i:i:i:i:i:/ :: r|:i:i:乂　　　　　　　　　　从:i:i:L:∧:: ::∨:i:i:i:i:i＼）､　　　それでは駄文でしたが、これで失礼します。
　　　　　　　　　　　　|:i:i:i／⌒人⌒込　　 '　　　　　 . :乂__彡' : : :: :: ∨:i:i:i:i:ｉ∧ﾉ
　　　　　　　　　　　　|／/: ／:: : |::⌒介　 `　´　　イ∨ |:: :: |､:: :∧:: ::.|:i:i:i:ｉ:ｉ:/∧_）
　　　　　　　　　　　　|: /:: :: 从/ |:: :: |　　＞-　´ 　 /　 |:: :: |　Ｙ〕ｉ: :: |:i:i:i:i:i:i:i/∧_)
　　　　　　　　　　　 /:: :ア´　∨:: :: |　／　＼　／　　.: :: ::|　/_〕＼::.|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/_）
　　　　　　　　 /:: : /　　 /:: :: :/ 　　／∨ヽ　　 .: ::.::./ /_,〕　　ヽ:i:i:i:i:i:ｉ:／ン
　　　　　　　　　ｒ―=７　　 /:: :: :/ 　　／⌒i 　/ ＼/:: :: /　〔_〔　　　 ∨:i／ン´
　　　　　　　　　人::: /　　 /:: :: ::.{_{_／　　　|⌒| 　∥ :: /　 /__〕　　　 |￣＼
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　　　　　　　＞-〈_〉　―‐ｉ : |:: ::.::|.:./　　　　〉/|　ｉ:: :: ｉ.:.:⌒〈）∧――匕 <>＿＿_〕
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　　　　　　{_／//　　￣　八/∧ : |.:.:.:.:.うぅ=…''⌒爪:: :: :∨.:. 八　＼￣　　Ｌ : ＼
　　　　　 _／/　　　　〈　.::/:∧::|.:.:.:.:/　　 {///'⌒＼:: ::＼':: : ＼ ∧ 　　ー＜ :: : ＼
1369 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 15:05:28 ID:VcaqJUhM: 今回の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
1370 ：名無しさん＠狐板：2024/11/16(土) 15:07:07 ID:AYjE98q3: え…じゃあ尚更女王のやったことってただ迷惑なだけじゃん…
言葉に教育云々以前の問題だしよくその体たらくで神から見限られなかったな…
1371 ：名無しさん＠狐板：2024/11/16(土) 15:09:27 ID:QwploxhX: 乙
まぁ少なくとも女王には言葉を馬鹿王女だと罵る資格はないよな
1372 ：名無しさん＠狐板：2024/11/16(土) 15:10:50 ID:Bcs8NaPT: 乙でした
1373 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 15:22:52 ID:VcaqJUhM: >>1365　誤字修正
×時期女王　→　〇次期女王
1374 ：名無しさん＠狐板：2024/11/16(土) 15:37:31 ID:vLCOVGTP: 乙でした
1375 ：名無しさん＠狐板：2024/11/16(土) 15:38:30 ID:2a/4D6I5: 乙
1376 ：名無しさん＠狐板：2024/11/16(土) 16:20:44 ID:usCRW4Oe: 乙でした
平民が王女を嫁にできる利点を無理やりひねり出すとすれば
自分の血族に神の血を入れれることぐらいかな
>>265でピーチ女王が言っている一番適性があったって我慢強く祭祀を行えるとか？
後、そこのセリフの天空様は天空神様の間違い？
1377 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 16:33:49 ID:VcaqJUhM: >>1376
おっしゃる通り初代女王には天空神の娘（半神）の中で礼儀作法と祭祀をそつなく行えたピーチが選ばれています。
その後はピーチの子孫が女王と天空神の巫女を世襲しています。
誤字報告ありがとうございます。
早速修正しておきます。
1378 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/16(土) 16:36:34 ID:VcaqJUhM: >>265　誤字修正
×天空様　→　〇天空神様
1379 ：名無しさん＠狐板：2024/11/16(土) 17:29:06 ID:Pcbq+Npl: 乙でした
礼儀作法と祭祀で選んだのか、そりゃああなるのも納得だわ
1380 ：名無しさん＠狐板：2024/11/16(土) 21:54:44 ID:Wtb6OYzF: 乙です
1381 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/17(日) 09:49:24 ID:gXw3v/MV: ※これは駄文です。

　　　　　　　　＼ﾆ__　　　　　　　　　　　　 {ﾆ-ｌ
　　　　　　　　　ヽﾆ_　　　　　　　　　　　　＼_ﾆ-_
　　　　　　　　ﾉﾆﾆ}　　　　　_ _　　　　　　　　‐_ﾆ-_
　　　　　　　_ -ﾆﾆﾆノ ,...:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..､　　　＜ﾆ-_
　　　　　_-ﾆﾆﾆ＞　 .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼　　｀ﾆﾆヽ
　　　_-ﾆﾆ／　　´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀　　　ヽﾆ-_
　　　/ﾆニ,　　　′:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽニｷﾆニｌ
.　　ﾆﾆﾆ{　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｷニ}ﾆニ}
　　 {ﾆﾆﾆヽ__ﾏﾆﾆﾆﾆｷ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::lﾆﾆ}ﾆﾆ}　　　ちなみに私は王国との再戦を避けている理由は説明したけど、
　　ｷﾆニﾆﾆﾆ}ﾆﾆﾆﾆｷ::::::::::::::i::::::::::::::::::ﾞ::::::::::::::::::::::::::::}ﾆﾆ}_ノ
　　　∨ﾆ二二}ﾆニﾆﾆ}::::::::::::::ｌ::::::::::}::::::::l:::::::::::::-‐-:::::::}ﾆﾆ}i:i:i|　　　それを防ぐ方法は限られているわ。
　　　　＼ﾆ二ｿﾆニﾆﾆ}::::l:::::::::i:::::__ハ::::::}:::::::::´:/}ﾊ::::ｌ:::}二}i:i:i:>
　 ,ﾑ‐--‐i＞ｲ二二二}::::|::::::::＜:::::}　}:::::ｌ::::::::::/,-=､}::l:::}i:i:i:i:iｙ､
.　ゝ‐ﾏi:i:i:i:i:/i:i乂二ﾆﾉ::::|:／:::ﾊ::::::}__ ヽﾊ:::ﾊ/rｲ} ./ﾚ}ﾉ|i:i:i:i:iヽ::::＼
　　　〉i:i:i:i/i:i:i:|i:i:i:i:､::::::::l:::::::::{ 从ﾉzz 　从　{ ｿ　 {:::::::}i:i:i:{⌒｀ヽ :::＼
　　 /i:i:i:i:/i:i:i:i:i|i:i:i:i＼ヽ{:::::斗笊Jﾘ　　　　　､´:::: l::::::::}<､::＼　｀ :::::＼
　　〉i:i:i/i:i:i:/ヽ}i:i:i:i:i:iゝ､.{:::::::{ ゝｰ"　　　　　　ﾉ:}:::::}::::､｀ :::＼　　ヽ:::::＼
　／:⌒:::⌒/　 }::::::::::::::::::::{::::::{ ゝ :::: 　　　　,､　／--==ﾆﾆニl￣ヽ　　　､::::::
´::::::::::::::::::/　 /:::::}:::::::､:::::ﾊ::::::､　｀i　　-　　　 ´ﾆ=-/::/､　／　　 ∨　　ヽ::
::::::::::::::::::/　 , :::::::l::::::::lヽ:::::ヽ::::ゝﾇﾆニﾆﾕｺｨ＜　 //　　てヽ´,　　 ∨＿＿
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　　　　 /::::::::/::::::::::::::{::::{　　　　　 , /ﾆﾆﾆ/　∨ﾑ＼ﾆﾆﾆｷ　　Ｌ_､''"i:i:i:i:i:i:iﾊ
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　　　　　　　　 }ﾆﾆﾆﾆ////:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ∧//ﾊﾆﾆﾆ≧x
.　　　　　　　　乂ﾆﾆ={///:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ}:i:ｉ:}///}ﾆﾆﾆﾆソ　　　　一番いいのは七大神に媚びを売る事なんだけど、
　　　　　　　　　／ﾆﾆﾆ{//,:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ}:ｉ:i:|///}ﾆﾆﾆﾆ＼
　　　　　　　　　乂ﾆﾆﾆﾆﾆ.}:ｉ:ｉ:i:i:笊ミx:Ⅵ:ｉ:i:i:斗≦:!:i:i:}彡ｲﾆﾆﾆr- ''　　　　それは魔族が人間にとって都合のいい奉仕種族になる事を意味しているわ。
　　　　　　　　　 /へﾆﾆﾆﾆl:i/十芋示ミⅥ:i:/x芋示十｢ {ム-彡へ
.　　　　　　　　 /:ｉ:ｉ:ｉ√￣ }:Ⅵ:ｉ:i:i:{_辷} 　＾´ 辷ﾘ }:ｉ:ｉ:ｉ}ノ￣＼:ｉ:ｉ:ｉ:i＼　　　それはバーン様によって得た自由を失う事になるし、
　　　　　　　　/:ｉ:ｉ:i:/ 　　.}:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:i:{　　　 {　　　　}:ｉ:ｉ:ｉ}:i{　　　Ⅵ:ｉ:i:i∧
.　　　　　　　/:ｉ:ｉ:i:/　　　 }:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:i:{.　　､　＿　,　 .八:ｉ:i}:ｉ{　　　 Ⅵ:ｉ:ｉ:i∧　　　他の魔族が絶対に納得しないから、実行不可能よ。
..　　　　　　/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:　　　 .}:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:i:{ ＼　　－　　ｲ:i}:i:i:i:}:ｉ{　　　　Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ∧
　　　　 /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i{.　　　　 }:ｉ:ｉ{:ｉ:ｉ:i:{:ｉ:i:i|＞ __ イl:i:|: }:i:i:i:}:ｉ{. 　　　 Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ∧　　無理にやろうとしても絶対に破綻して混乱するだけね。
.　　　-=彡:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:{　　　 .小: {:ｉ:ｉ::i{:ｉ:ｉへ'ヽ /７={:i:i:}:ｉ:ｉ:ｉl:小. 　　　 Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ∧
　　　　 Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:{. 　　/,=--{:ｉ:ｉ:i:{彡へ_）}{:{彡ﾍミ}:ｉ:ｉ:i}-=:ｉ:.､　　　}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i≧=-
　　　　　 Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:i:{　　 //=> ''{:i:i:从＞--<>--＜从:i }＜ニﾊ　　　}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ厂
　　　　　　ゞへ:ｉ:i{.　 /:iﾆ/　ﾉ'´　.／ﾆヽ .}{. ィﾆ＼'　ヾ　　Ⅵ.{:､　ﾉⅥ:ｉ:i/
　　　　　　　　　ヾ　/:/=ﾉ　､　　 /ﾆﾆﾆＹ:◆:Ｙﾆニ.＼　　 Ⅵ:; ＼　 .}ｼ’

　V//////////: : : ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼: :V////////////
　ヽ ///////:ｉ: : :/: : : : : : :／: : : :ｌ: : : : : : : : : : : : : : : ':,: : ｉ:Ⅷ////////ｼ'
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　　　／.:::::::::/＾: : ::ｉ: : ::|: :i: :/_,ﾑ::イ:ｌ: : : : :ｌト::,/.｣_:,ハl: : : :|: : ::|:::::｀、 ::::::.＼..‐┐　　それにバーン様の離反と、ゾーマ様が始めた戦争の所為で、
　　く.:::::::::::::::::::|: : ::ｉ: : 十ﾅ7´ 　 V| ﾊ: : : :八/　 |/´"T: :‐::ｌ: : ::|::::::::｀、::::::::::.＼ﾉ
　　　＼.::::::::/.::l: : ::ｉ: : : |　ｘ:=＝ミ　　',: :/ 　=＝=ミｘｌ: : /: : : :|:::::::::::::. ::::::＼/´　　　今更、七大神や王国にそれを申し込んでも
　　　/ ＼/Ｌ: : ｌ: : 八: :〃 'ﾟ :::::ﾊ　　 V　　 ;'ﾟ:::::::ﾊヾ／: : : : :ｌ ::::::::::::::::〉:::::::::〉
　　　　　　ヽ: : ｌ: : : ＼{{　Ｖ:::::　ｉ　　　　ｉ:::::::　ﾘ　}}/: : :/: : :::::-=ﾆ´:::::／: .　　　　相手が受け入れてくれないわ。
　　　　　　　＼ ',: : : : : Ｃつ-‐''ﾟ／/／/／/｀`''Ｃつ /: :／: : :八〔￣＼／: : : : : .
　　　　　　　　|: : ',: : : ｏヽ、／/／/／/／/／/／_／ｏ: : : : /: :ヽｌ
　　　　　　　 |: : ∧○: : : ＼　　　　　　　　 ⌒ｱ°: : :/: : : : ヽ
　　　　　　　 ,′/,ハ :、: :｀､ )、　 r～‐～ｰ､　 ,､く/: : :〇: : : : : : :丶
　　　　　 /／: : xヘ(＼: :｀､＞､,_￣⌒￣..ィ´ ／: :／: :',: : : : : : : : :＼
　　　　　／: : ／: : : : : i ＼: : Ｖﾍ:l≧　_.｡r≦ィ　イ: :!: : :′: : : : : : : : :＼
.　　　／: : ／: : : : : : :ｉ: : : ＞-ゝﾆﾆ. V .ﾆﾆ.ｱｱﾉﾉ: : :i: : : : : ヽ: : : : : : : : : ヽ
　　／: : ／: : : :／ﾆ≧｡Ⅵ:ｉ|X|ヽ:{ﾆﾆ}:|:{ﾆﾆ= |{｛ /:/_｡r≦ﾆﾆﾆ=_ .: : : : : : : : ヽ
. ／: : ／: : : : : /ﾆﾆﾆ=--＝ﾆ＞≦７::八::{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ_＼: : : : : : : ヽ
: : : ／: : : : : : /　　　 .　　／ﾆﾆﾆﾍ彡'ﾆヾ::>ﾆﾆﾆﾆﾆ＼　　　　｀､　　＼: : : : : : ヽ
-イ: : : : : : : :/　　　ﾚ／ﾆﾆﾆ／　} ﾆ:◇:ﾆ { ＼ﾆﾆﾆﾆ. ＼　／　｀､　　ヾ: : : : : : : ヾ
　ﾉ: : : : : :／　　／　ﾆﾆﾆ／　　 .} ﾆﾆﾆﾆ :{ 　＼ﾆﾆﾆﾆ=＼　　　　＼　ヾ: : : : : : : ヾ
1382 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/17(日) 09:50:02 ID:gXw3v/MV: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|ﾆ｛ニニ｝|　　　　|ニ｛ニニﾆｉ|
　　　　　　　　　　　　　　　　丿,.｛ニニリ　　　　|ニ｛ニニ ,人__
　　　　　　　　　　　　　　　／ニニニア´　　　乂ニニニニニニ-
　　　　　　　　　　　　／ニニニ-　　　　　　　　　ﾆ=-　　..,,__ニニﾆ-
.　　　　　　　　　　　／ニニﾆ-　　　　. . : : : ￣￣ : : : .┌ｚ,__ノ＼ニニﾆ-
　　　　　　　　　　　 ,　´／ニニ- ／^＞. : : : : : : : : : : : : : :/ﾆ,/ニ|:ニ＼ニニ|
　　　　　　　　　　　 |ﾆ｛ニニ ,ア´／. : : : : : : : : : : ＼ : :＼|ﾆ/ ニ:|:ニニＹﾆ/
　　　　　　　　　　　 |ﾆ｛ニニ/ , . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ∨ニﾆ！ニニﾉ /⌒＼
　　　　　　　　　　人｛ニ / /. : : : /: : : : : : | : : : : : : : : : : ∨ニﾆ∨ ／／.｀、:::::.＼
　　　　　　　　　　　⌒＼_,/ / . : : : ′: : : : : :| : | : : : : : l : : : ＶニニＶ／.:::::::::｀、 ::::::.＼..‐┐
　　　　　　　　　　　　　／|ﾆ : : : : : | : : : : : : :| : | : :|: : :￤: : : :|ニニ-∨/.:::::::::::｀、::::::::::.＼ﾉ　　　　おまけに既に魔女がその役割を果たしているから、
　　　　　　　　　　／.:::::|/^|: : :| : | : : : : : : ｣_:_l:_:∧: :/|: : : :｜ニﾆ‐ |:′:::::::::::::::. ::::::＼/´
　　　　　　　／.:::::::::/＾:::|: : :|__,ノ: | : : : :/: / /　l:/:｜: : : :|＼ニﾆ:|:::|::::::::::::::::::::〉:::::::::〉　　　　　尚更魔族は用無しなのよね。
　　　　　　く.:::::::::::::::::::::八: :｣ ∧:八: : :/ |/ｘｆ㌣灯爪 : : :∧,　＼ノ ^Ｌ:::::::-=ﾆ´:::::／: .
　　　　　　　　　＼.::::::::/.:::| :.＼:「＾灯ｈ∨　　　Ｖ^少つ: : : : |ｉ-‐ｧ ,＞＼〔￣＼／: : : : : .　
　　　　　　　　　　/ ＼/Ｌノア,|: と^Ｖツ　　　.:/.:/.:/.::|: : ｉ : : :|(: :７´: : .　　　　　　　＼: : : :＼
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　　　　　　　': :/: : :./!: : :. :/!: :j|: : :.i: : : : : :ﾄ､: : V: : :.v､.: : : :. :.＼: : :
　　　　　 !: ': : :./ 1 ､xzzzzx≧＜.: : : :. :ﾊ V: :.斗-‐ー＜: : : : :.ヽ: : :　　　　魔族がそうしようとしたら、魔女たちが反発するのは目に見えているわ。
　　　　　　　: i: : :.'ﾍj: :ｲ:.1　!ﾟ:;ん≧､: : : : : : ! 'V≧斧≠≧ﾐ､.: : : :. :.V: :
　　　　　　ﾍ!.: : : :.j: : !.Ｖ､乂ﾞ’ノ　 V.: : : : :　 V弋:^ツ'　/ﾘj: : : : : :.V: :　　　ただでさえ魔王戦争で仲間が戦死して魔族嫌いなのに
　　　　　　　/: :!.: : : : :.!｀ﾊ､､､｀¨¨　　＼: :,ﾊ!　 jﾉゝイ､､､/　V: : : : : :
　　　　　＜ : j.: : : :. :.!<-:.　　　　　　　　　　　　　　　　 '＜:.:V: : : :. :　　　　今度は自分たちを立場を奪おうとしているように見えるからね。
　　　　　　　从!: : : : !≧ﾊ.　　　　、　　　_,　　　　 .ｲ､.: : : :.V: : : : : :
　　　　　　　　　j.: :. .:.ﾊ/ｨ､　､　　　　ゝ￣_ ｿ　　　／("ヽ.: : : :.V : : : : : :
　　　　　　　　　 1!.: : : :.VV⌒ﾐ〕ｈ､　　　　　ィi〔丱i:i:i:i:iV: : : :V: : : : :
　　　　　　　　　　i: : :.ﾄﾊX!'ﾍ ≧､≧s｡.　　-=ﾆ≦＞''でi:i:i:i:i:ｉ:ｉ:､: : v: : :
　　　　　　　　` ＜: : :.V: :V⌒ァゝ≧＜≦'"≦＞' _､‐''゛i:i:i:i:i:i:i:i:ｉヽ: :v: : :.
　　　　　　　　{ｉ:ｉﾍ: : : :.V＼、ゝ≧＜｀ーﾆj_,.イ"⌒　 Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ寸v: : :.
　　　　　　　　j!i:i:ｉﾍ: : : :V　`　　 .:　｀¨　７　　 :}　　　 Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
　　　　　　　　j!i:i:i:ｉﾊ: : :.､V　　　/　　　 .:　　　　　　　 Vi:i:i:i:i:i:i:i
　　　　　　　　!i:i:ｉ/　ゝ≧ゝ、　　　　　　.:　　　 i　　　　　Vi:i:i:i:i:i:
　　　　　　　　!i:i:i　　　:/　　　.:　　　　　　　　　|　　　　　 Vi:i:i:i:i

ﾆﾆﾆﾆﾆ＞''~　　　　Vﾆﾆﾆﾆニ＼
ニ＞''~　　　 ,..｡ｃぅ: : : : :￣｀≧s｡≦､
／ﾆ≧＜rf〔.: : : : : : : : : : : : :. :. :. :.｀`＜__
ヽヽﾆヽヽ: : : : : : :,: : : : : : : : : : : : : : : :｀`ヽ
ﾆﾊﾆVﾆV ﾊ.: :. :.／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヾ
ニ !ﾆiニ.iニ': :／.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.∧
ニﾘﾆ'ニ iニj/.: : : : : : : : : : : : : : i : : : : : : : : :.∧
ﾆ/ニ'ニ 'ニ'.: : : : : : : : : : : : : :. :.|.: : : :.j; ｨ| : : |ヾ:,
ｲニ/ニ 'ﾆ/.: : : :. :.i: : :.| : : : : : : : : : ／;,斗: : :.i　ﾘ　　　つまり七大神や王国政府に媚びを売るのは無理なのよ。
,'ﾆ/ﾆﾆ/ﾆ,.:. :.:.i: : :.-―===＜: : : : : :ｲ芝ﾊ:.i:{: ;
ﾆ/ﾆﾆ/ﾆ/.ﾊ: :.|: :__,;斗ｬ允z≦: : : : :.jVﾘ　!ﾊ}/　　　　　そうなると、王国の世論を動かすしかないわ。
乂ﾆﾆ=イ＞'iヽ|: : :.|　V'ツ　　ゝ～ｲ　　 :. ﾊ
.|: :.＞''~ｰ==| : : : : |　　　　　　　　　 '　　}: : ',　　　　　こっちも魔族に敵対的だけど、それを覆す材料があるから
.|: : :.｀≧s｡..,| : : : : |　　　　、_＿　　.ｨ　 ,:!: : :i
ﾊ: : : : :.,': : /!: : : : :ﾄ、　　　 ` ー‐　'′/:j : : |　　　　　やり方次第では何とかなると思った訳ね。
ﾐ}: : : : ,': : /.: : : :. :.|-ﾍ}h､　　　　　 ..ｲ　,: : :.|
｀i: : : :,: : :., : : : : i: :|ゝ､　ヾ≧=-　＜ｱ　/: : /
/: : :./: : :.,: : : : :.ﾊ: ',V￣｀ヾｰミ　　イフ/: : ,
: : :./.: : :./: : : : :.ハ:ﾊゝ- ､ｙ-ﾐ､_,,..､／≧:.:/
: :./.: : :./: : : : :./￣Vﾊヽ　j⌒}　ヾv　 j/／

エリザベートは、魔族の術式や知識が天空神に漏洩している事は知りません。

知っていれば、もう少しは余裕があります。
1383 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/17(日) 09:50:37 ID:gXw3v/MV: 　　　　　　　　　　　　　　 }‐=|　　　　　　　　　　　　　　　　　　｡ｓ≦／
　　　　　　　　　　　　　　 }‐=|　　　　　　　　　　　　　　 Y‐=ﾆ／
　　　　　　　　　　　　　 '‐ﾆ|　　　　　　　　　　　　 |ﾆく
　　　　　　　　　　　　　 /‐ニ}　　　　　　　　　　　　 |ﾆ-_
　　　　　　　　　　　　　_‐=ﾆ　　　　　　　　　　　　　　　　 {ニ-_
　　　　　　　　　　　／‐=ﾆ人　　　　　　　　　　　　 Vニ-_
　　　　　　　　　　／‐=ﾆ／　　　　　　　　　　　　　　　　　　寸ﾆ-_
　　　　　　　　／‐=ﾆ／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　`、=-_
　　　　　　　／‐=ﾆ／　　　　　 _　-=ニニニニ=-　_　　　　　　　＼=-_
　　　　　／‐=ﾆ／　　　　　ィ(: : : : : : : ⌒: :｀`～､、＼　　　　　　　}ﾆ-_
.　　　Ｙ‐=ﾆ／∧　／⌒ｱ､丶`: : : : : : : : : : : ヽ: : ＼く⌒(＿＿__ノニ-_
　　　 {‐=ﾆ|ニ‐∧/ニ‐／: : ／: : : : : : : : : : : : : : : : : ＼//＼ニニニ=‐
　　　　　_‐ﾆ{ニニ‐⌒ア: : ／: : : : ': : : : : : : : : : : : ∨/: : .ヽ//..Yニニ=‐
　　　　　人八ニニ′.:: : : : : : : :../: : : : : : : : : : : : : : V/: : : .∨/}ニニ‐.ﾉ
　　　　　　　_ﾉ＼/ﾆ/::/: : : : : : ./: : : : : : : : : :...:.:ｌ: : : : : : : : : ∨.{　イ／
　　　　　　　　＼}=/::/: : : : : : :/ |: : : : : : : : : : :...}: : : :.|i: : : : : .V､)イ　　　勿論、世論は不安定なもので、割と変わるのは理解しているけど、
　　　　　　　　　 }/::/: : : : : :.../. j|: : : : : : !: : : : : }: : : :.|i: : : : : : W＼
　　　　　　　　／V′: : : : : /　八: : : : : .|: : : : .八: : ﾉ|i: : : :.ｌ: : }i:i:i:i:＼　　もう、それしか手段がないのが、私の現状ね。
　　　　　　　〈i:/i:i:|i: : : : : :⌒｀`～､、: : :.|: : :／,,､丶` ￣: :.:.|: : |i:､i:i:i:i:i〉
　　　　　　　　〈/i:i:|i: : : : : .{ｨｆ芸沁k. : : : }:／ィf斥ﾊ^ア: ::.:.:|: : |＿＼(
　　　　　　　　人i:i:|i: : : : : :{　乂ソ　＼: (　　乂_ソノ|: : : :..|: : |
　　　　　　　 ⌒¨八⌒ヽ:八　　　　　＼､　　　　 .: : ﾉ: .|: : |
　　　　　　　　　　　ﾉ: : :Y⌒:.　　　　　　 '　　　　　　 /)／: : |: : |
　　　　　　　　　Ｙ{: : : : : : |込　　　　　　　　　　 .:Y: : : : ..|: Ｎ
　　　　　　　　　　.::{: : : : : : |　个:.　　　‐‐‐　　　ィ(: :{: : : : :..|: {人
　　　　　　　　　　}人: : : : :..|　　　≧s｡　　　ィi〔⌒　 . : : : :.人.{⌒ヽ
　　　　　　　　　　(⌒＼: : : |　　／^ヽ　　　　／∨　{: : ／: : :.!
　　　　　　　　ﾉ: : : : ＼人ィ(ニニ‐＼　／ニ‐}=‐)／: |: : : |
　　　　}⌒廴j>　´￣￣￣ ): ヽニニニニＹニニノニニニ=‐──‐-ミ　ノ⌒ｱ
　　Y⌒廴　/‐=ニ＞──────ｧ==〉〈＼──────-ミニニ∨　ﾉ⌒ヽ

　　　　　　　　∨///l　　　　　--｀＜///＞--　___
.　　　　　　　 |////　 ,.. :´::::::::::::::::::｀ーzzzzミ//∧
　　　　　　　　 ,///　／::／::::::::::丶:::::::＼{ﾏﾑ∨//,ｲ┐
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　　　　　 l//rf/7'::::::i{:::､:::::::i{:::::::::,!:::::|::::::}:::V^､--,厂ヽ
　　　　　　 |/;|ﾏ;/:,::::: i{:::::ヽ::::i{:::::: |_／}／}:::::V^l:Vﾍ::::::::＼　＿___　ﾉ}
　　　　　乂l∨∧:::: iﾍ:::::::ヽ:{:::::::}Vjz示X::::: ∨::::| ヽ:::::::::::::::::::::::::::ノ
　　　　　　　 {-ヾ{∧::::l｀ー--乂Vﾉ　'^vり/:/::::::|:::::..､　￣￣￣￣
　　　　　　　　<-{_乂ヽ:..､,ｨ弌示　　　 ´ノｲ::::::;::!＼::::ヽ＿___　　　　　　戦争で魔族が衰退した結果、私が最強の魔族になったけど
　　　　　　 /｀¨¨/::::ー‐:.､^¨´ ' _,.　__┐ﾉ／}ﾉ:::::}｀ー----- ｀ヽ
　　　　　／:::::／}／::::/::::::ヽ、乂_{::::;ｨﾁ「l:::::|::::∧::::＼.　　　)ノ　　　　魔王になるほどの力量は私にはないわ。
　　　　　,..:::::::::／　i{:::::::/:::::::/i{⌒ヽ≧∥<|j::}ｰ'⌒ヽ::＼::::＼
　　　_,..:::::::::／　　 |':::::: !::::::::l:i{__　 l　/f==ミ<>、　}　､::::｀､: ＼__　　　　　あくまで幹部どまりなのよ。
　　/::, ― '　　　乂:::::|::/γ′ ｀ｌ-.| ^|::::|ヽ};/>､j　　V⌒/￣ヽ:::｀ー....
.　 l::/　　　　　　　　 ,ﾍ::|' r,{　　　 |,rー.l::::lァ､｀マﾑ　　ヽ/ ＿_ (::::＼￣
.　 l,{　　　　　　　／::::::｀ﾉヽ! 　 ,ノr===:V´__ノ!　ﾏﾑ　__ﾉく　__ヽ)::::: }
　乂＞　　　 .／::::::／:(__, --/ ゝl〈〉ﾆﾆﾆ}､_ノ|　ﾏl!⌒¨´ /-ノ:::::::人
　　　　　　　／:::::::;ｲ:::::::::|乂_ ヽ! 　｀T¨¨¨l_}//,!　　}}! ＿_}ﾉ　 ∨ /::::::}
　　　　　　/::::::::／ .!:::::::ﾉ|:::::::|｀ﾍ.　　|.　　|////＞-!⌒ヽ　　　 ∨:八::!
.　　　　　/:::::／　　ヽ::::{　|::::::}:::}∧　 !　　l//〈}////:::}::|:::〉=-'　 ,〉　 },!
.　　　 /::／　　　　ヽ:l　|::::ﾉノ//丶　　 ,//_////:::}ﾉ::∨　　 ,ｲ　 /′
　　　　 |:/　　　　　　　ヽ .|／//////＞ ' /l////⌒i^ｰ､>､ ,.ｨiﾊ
.　　　　 ′　　　　　　,. ＜////////////>l//∧__ﾉ! ／ヽ}>//∧
　　　　　＿,--==≦/＞､///////////////{/￣ヽ＿__(//＞== ￢┐
＿____.,ｨ≦=ミ ///////// ヽ////////>､///∧　ノ､__-ﾉ//////// | }!
∨/;,γ ⌒ヽ｀＜/////////＼/// ／/ ＼///}┘/////////////|∥
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､　∨|　　　　　 )　ノ∨///, ///// ＼/////∥//////￣≧s｡///,{　)!
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　　　￣ |　　　　乂ﾏ///V/{　　　　　, -- ﾏ/ ヾ;{　　 , ′｀⌒ ￣
　　　　　　　ヽ　ﾞ＜/^ﾏj　　 _ノ´ 　 ,ｨi///ノ^　,ｲ
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ﾆﾆﾆＶ: : V: : :/:.:./: : : :/:,:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼: : : : ＼
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イﾆﾆﾆﾆ Y: : ／: : : :/ /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧: : : : : }
ﾆﾆﾆ／ﾆ |／: : : :／: /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:∧: : :.:.:.|
ﾆ／ﾆﾆﾆ |: : : : : : :／: |:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ廴: : :|
へ≦アニ|: : : : ／斗十‐ミ､ |ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ!: : : : !
彡＜彡仁-=≦:i:i|{:ｉ/从:ｉ/}:ｉ/ト-／:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ|: : : :,
　‘，⌒ ＜:ｉ|:ｉ:i:i:i爪示示ミx'　}:ﾊ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i/{_:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i|: : :人
.　 ‘，＼　.}:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:| { 辷ｿ　}ヾ ´　ヾ{:ｉ:ｉ／ﾉイ≧､ｲ:ｉ:ｉ:ｉ:|≦ﾆﾆ＼
　　　､　　　|:ｉ:ｉ:ｉ:i:iとつー=つ　　　 ´　ｘ芋芋x' }ヽ:ｉ:ｉ:}ﾆ＼ﾆﾆﾆ　　　というか、
　　　∧ 　 .|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i|. /／/／/／/　 / .仡zソ/ ｿ:i:i:/:ノ辷へ_彡
　　 /:ｉ:ｉ≧-|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i| /／/／/／//　} /ゞ -つ':ｉ:ｉ:ｉ/　ア　　　　　　　　この状況で魔王になっても、ただの罰ゲームだわ！
.　 /:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i|　　　 __ へ　_　 /／// ./:ｉ:ｉ:,　＜ア＞､
　/:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:i:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i| ､　 /　　　　　}　　/／/:ｉ:ｉ///／／//,ﾊ　　　　　そんなの、やりたくないわよ。
./:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i|- ＼　　　　　/　　　ィ:ｉ:i:i八// .///彡ｲへ
:i:i ＞---＜|:ｉ:ｉ:ｉ:i:i|　（__＞　__　｡　≦､:ｉ:{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ゝ　{//＞ _r-＜
／　　　　从:ｉ:ｉ:ｉ:|ー=ミ≧='-- ノｒ--ﾉ:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:{:ｉ{ ≧=＜//／/,'＼
　　　　　 /'　 Ⅵ:ｉ|廴,人　　）ノ　フつ:ｉ:ｉ|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:{:ｉ| ／⌒ヽ＼/////,＼

以上、これで駄文は終わりです。
1384 ：名無しさん＠狐板：2024/11/17(日) 13:07:09 ID:MT88/Uph: 生き残ってる中での最上位が
かつてのヒラ幹部ってのは、まさしく人材不足

NPB12球団の控えレベルの選手で構成された侍ジャパンみたいなもんか
1385 ：名無しさん＠狐板：2024/11/17(日) 13:21:03 ID:5CnvqZ5M: 戦力はずば抜けてなくともこれだけやれるなら十分優秀だな
少なくとも今の魔女に比べたら遥かに
1386 ：名無しさん＠狐板：2024/11/17(日) 13:50:36 ID:X4ZxHkr1: 魔女が不老不死だから差が開くばかりでもう融和政策以外打てる手が無い悲しみ
1387 ：名無しさん＠狐板：2024/11/17(日) 13:57:16 ID:Z0IcfnEh: まぁ差が開いたところでこれ以上戦争をする理由もないしどうでもいい感はあるがな
むしろ今後を考えると魔女の方がヤバそう
1388 ：名無しさん＠狐板：2024/11/17(日) 14:03:18 ID:MkGBeaQN: 七大神の方針が魔法による文明の発展なのに政治家は魔法に頼らない力を欲しているから不穏よね
1389 ：名無しさん＠狐板：2024/11/17(日) 14:07:24 ID:CB0J2QsO: これから必要になるのは過剰な武力じゃないからなぁ…
今の魔女や人間を見てると魔族より不穏な感じがする
1390 ：名無しさん＠狐板：2024/11/17(日) 14:10:20 ID:W8XjBdlS: まあ魔族は魔法開発の役割は残ってるけど人類の敵役としては終わった感じやね
魔族英雄が出現してもう一旗あげるとかもまだ無くはないけど
1391 ：名無しさん＠狐板：2024/11/17(日) 14:15:34 ID:CB0J2QsO: そもそも人類の敵役にせざるを得なくなったのもどこぞの馬鹿女神のせいだしな…
アレのせいでせっかく人手不足のために集めた魔女を半分も失ったし
1392 ：名無しさん＠狐板：2024/11/17(日) 14:19:49 ID:3fHpS6HD: まぁ停滞させないための敵役が必要だったとしてもわざわざ魔族を使う必要はなかったよね
というか最初からキチンと奉仕生物を作ってたら魔法開発の人手不足にもならなくて魔女を作らなくてもよかった
1393 ：名無しさん＠狐板：2024/11/17(日) 18:25:05 ID:0890aQe2: 魔族がもう敵になれないなら次の敵役は誰(あるいは何？)になるんだろ
それとも当分は内政パートになるのか
1394 ：名無しさん＠狐板：2024/11/17(日) 18:33:52 ID:xJ2hRubl: ダンジョン生やすとか
1395 ：名無しさん＠狐板：2024/11/17(日) 18:50:59 ID:9Av/jkHg: まぁ当分は敵を作らなくてもよさそうだし魔女とかの不穏な要素もあるから内政を優先させると思うな
1396 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/18(月) 22:18:07 ID:p7ekwoOj: ttps://www.youtube.com/watch?v=HmZE5dUGm7c

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￣￣￣￣￣￣￣￣｢｢￣￣￣￣ <,;;ﾐｽ￣￣￣￣/三三'i￣￣ｨ ‐､￣ｒ´;;ヽ￣￣,<;,;ﾐｽ￣<;;.ﾐｽ￣ll!´￣￣
――ｒ´;;ﾍ ‐､´;;`ｒ´;;ヽ'―‐ ""ｨ‐､―,li!´―ｒ´;;ヽ―'―ｒ´;;ヽ' ~;;ヽ ;;;;ﾐｌ‐' 　'''''`――ｰli!´――li!´―――

　　　　　　(ヽ、００　　∩
　　　　⊂ニ、ﾆ⊃　⊂　⊃
　　　　 ,, -‐- ＼　　　| |／⌒ヽ
　　　　（ ⊂ニニ　　 /　／⌒) ）　　　(ヽ、００　　∩
　　　　｀ｰ――'′　し∪　（ノ　　⊂ニ、ﾆ⊃　⊂　⊃
／￣ー―‐　、　　　　　　　　　　　 ,, -‐- ＼　　　| |／⌒ヽ　〇　〇
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:::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ　　　　　　　　｀ｰ――'′　し∪　（ノ
:::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ::::i　　 ., -―- 、　 ___　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　おい、魔理沙さんにパチュリーさんだ。
:::::::::::::::::::_＿_ノ､/〉'　／::::::::::::::::::て/::_:::ヽ
:::::::::::::::/ u　て;/7　/::::::::::::::::::;ｧ､､:::「ｪヽ::〉 __　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あの二人が勇者アバンと一緒に魔王を倒していたのか。
::::::::::::/　　　　 /〈　 i::::::::r､::／=ﾐ｀く.u J／:::::::::＼
:::::::::::j　u　　､ ´_}ヽ.|::::::iｵ/u　ﾆi < iヽｧ/:::::r----J　　.r:´二ﾆヽ
::::::::::i　　（二７´_.L.,　､ハ　〉　_　_ﾏ/ﾝ::::r ' ;tr /;j　　　i::/r-､r-|　 r一ー､
::::::::::|、　　 .r ' c ／､:.:.:ヽヽ　ｰ」: : : : ii ヽu.___､/　＿ん' ｀´ム.'　 |:::r―┤
:::::::::／￣ ´」ｰ／:.:.:.:.＼:.:.＼＼__j: : : : : ヽ　ヽフ｀ヽ´　 | | ヽ'ｰン､ _/ﾊu.'_' |
i:i i:::i:iヽi　´　!':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.',:.:i: : : : : : : :「=| : : : |: !　　７!｀:´|<　７ﾏ.ヽー'

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　r―=＝二￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 >‐-_'´　u V:::::|
　　　　　　　　　 r―-―=＝、　　　　　　　　　　　　　　　, '　r-- ､　　 }:::::|
　　　　　　　　　アー-'^⌒}:::::!　　　　　　　　　　　　　（　 '　　 }　「r､:::|
　　　　　　　　　/　　　 u　〉:::|　　　　　　　　　　　　　　　 > i}　　ﾘ　 |ヒ}}: |
　　　　　　　　ヽ =＝ﾍ　 /-､::!　　　＿　 __　　　　　　／　ｰ-u'　　 |ン::: |
　＿　rｧ__　　／ i　　 }}　|ヒ}!::|　　　＞ ^´　ヽ　　　 ∠__r=_`-ｲ丁ヽ.|ヽ:::::|　　　　　　　何でそんな重要な事が知られていなかった？
＞::::^':::::::::'.　/　　=u彡　 |ン::::|　　　イ/⌒く　 |　　　､---ヾエヱ二」 !　＼|r
そ:／ヽ:::::_::! ｀1工エｴﾊ ./＼:: 「｀ヽ　 .> i うヒ}l　　 <r ､V^ｰ ´｀ー '_|　／／　　　　　　おかげで王国は大騒ぎになっているぞ！
　ハ｡＝Y{.）|　　 _}-r‐://　　ヽ＼ﾘ　<_r-┬!ﾄ､|_　　∠≦ﾘ::}　 ,　イ　／／.....
　 <.｀_^､/く:|　　Lー-ｲ/　　／/:.:.:.＼　 f＝' j　| ヽー-＜j /ｲ　　＼/／..........
　　〉-- / ／＼（＿,イ　／:.:./:.: |｀Y´|＼イ-､　l　|　　　/｀ヽ#＼　 /...................
　　ヽ__/／　　＼　　　　（＼:.:.:.|　|　|:.::__|　|　K´　　　l　　＼#Y=―- ､.........
＼　　 }-― 、　　＼r──　　`'┴┴r!（___　 _ア´￣｀ヽ{　　　 }/.................ヽ....
:.:.:.＼/　　　 }　　　 }`ー―― ､　､‐':.:.:.:.:.}　　 , ＜｀ヽ　'._/ 　 /............................
:.:.:.:.:.:V　　__/　　　 :.Y´￣￣￣　　 >:.:/:./ 　 /＼　　 }　} ◯./..◯...................../
:.:.:.:.:.:.:Vノ.　　￣｀Y:.:.|　（￣￣￣￣:.:/:.:/　　.|:.:.:.:.> ／ /　　.}............................/
:.:.:.:.:.:.:.:.',　＼. ヽ_人.人　￣￣￣￣）:.:(__,.ｨ__j:.:／（__／　 ,イ...............／....../
:.:.:.:.:.:.:.:.:.'. ヽ_ＶＬイ:.:.:.:.:￣「￣「￣:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.／　　|:.＼／　j--―..´........../
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.V"´　　　ヽー--}ヽ　＼:.:.:.:.:.:.＼／　　　 j:.:.:.:＼/........................./
1397 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/18(月) 22:18:44 ID:p7ekwoOj: 　　　　　　　　　　　　　　　　,，-‐ フヽ::¨:::丶､.､
　　　　　　　　　　　　　 ,，..:::＼／＿::::ヽ＿＿＼＼
　　　　　　　　／/,，≦ﾆ=―‐=≧　，:::::::{::ヽ:ヽ
　　　　　　　　　　 /-／ ´ 　　　　　＼＼:::|:::ﾉ::::}
　　　　　　　 /_/　　　　　　　　　＼￣:::ィヽ
.　　　　　　　 / 　 ′　!　! 　　 |　ヽ　　'，￣　V:::＼
　　　　　　　　 ′ /　　｜ |　　　 }､　 ',､／ヽ　　 ∨:::::＼
　　　　　　　　　, 　 |　　　|　|',　　 | ヽ／ヽ＿　　 ∨::::::::＼
　　　　　　　ｲ　　{　　　|', | ゝ　 |イ　イ__)　}}　　　　＼::::::::::＼　　　　　　魔理沙、パチュリー、
　　　　　 ,.:':::}　　 '，　¨|二二＼|　弋廴_ノ′　　 '　　＼::::::::::＼
　　　　　　/:::::/　|｜ゝ　《弋__ノ　　　　　　　 ,　　　　}　∧　｀　＜:::ヽ　　　どうして勇者アバンの事を魔女にも秘密にしていたのよ！
　　　　 /:::::/′.! ,　　＼ﾄ￣　　　'　 _　　　/′　　 ' 　 ∧　　　　｀ヾ､
.　　　　 /:::::/ ′ } !　　　.!　ゝ　　 ´　　／, 　　 /　　　∧　　　　　　　　おかげで魔族にいいようにされてしまったわ！
　　　 ':::／，　/ { 　　 |　　　 ≧　- イrﾔ7　　 /　　　　 ∧
　　　 {:/　　′// '，　　 ! ,，，-―ｧ､:::ﾌ={::::′　/ ＼　　　 ∧
　　　 |′＿'__{ {＿ '，　｜＿/ﾆ／／　 !ｰ{　ｨ　 , ィ＞､　　∧
　　　　 /ニニ∧∨=∧　,_＼/ﾆ{_／　　 |　{/ !　/ニﾆ／ !ヽ　∧
　　　　,ニニニﾆ＼≧=} ,ニﾆﾆ／ニ≧==十┤ {､/ﾆﾆ/　　|　}',　∧
　　　 {ニニニニﾆﾆ／/ﾆﾆ／ニニ/／ﾆﾆ',∧ ゝﾆﾆ/＼__/__|ｨ､　∧
　　　 |ニニニニ／／ﾆ／ニニﾆ//ニニﾆ'，ゝ　ー―‐=ﾐ､ニニ＼ゝ
　　　/:!ニニr ,..´‐彳ﾄ／ﾆ|＼ﾆﾆ/_{ニニニﾆ'，≧―≦ﾆﾆﾘニニニ≧‐
　　 /:::!ニニ{(ﾆ∧ ／ゝﾆヾ,ニ＼∧ニ／¨/ﾆﾆ，/ﾆ／{ﾊニﾆ〉､} ￣＼　ヽ
　　,:::::::,ニニゞﾆ／'，/| 〉＿＿ニニ}/ﾆﾆ/-‐ｧ＿{/ニﾆﾆ',ﾆ/ニニニﾆヽ　ヽ
..／{／¨,ニニ／ニ.∧ |/≧=　_ ¨ '' ‐-　 _／ﾆﾆ/ゝニﾆﾆゞニニニニニヽ　ヽ
　　/::::::::,ﾆ／ニニﾆ∧{＿,,..　-‐　=　‐--　≧ ､ _ﾆ＼ニニニニニニﾆ／　　ヽ
　　{::::::::／ニニニﾆﾆ/――-　　_　｀　､ニニ/　ヽﾆ＼ニニニ＞　´　　　　＼
　 /!_／ノ',ニニﾆﾆ／ニニ/ニニニﾆ¨　‐-ミ､/　|　 }ニﾆ＼ニ／|　　＼　　　　　＼
／／:::::::::::,ニニ／ニニニ{ニニニニニニニﾆ＼.|　 |ニニﾆ＼　 |　　　＼　　　　　　ヽ
／{::::::::::::::::,ﾆ／ニニニニ.!ニニニニニニニニﾆ＼ ,ニニニﾆ{::＼　　　＼　　　　　ヽ
　 |::::::::::::::／ニニニﾆﾆ／{ニニニニニニニニニニ,ニニニニ!:::', ＼　　　＼　　　　ヽ
　 {::::::::／ニニニニﾆﾆ{:::::{ニニニニニニニニニﾆ.,ニニニニ|:::::ヽ　＼　　　　＼　　　 ',
　￣Уニニニニニﾆﾆフ:{ニニニニニニニニニﾆ,ニニニﾆﾆ!:::::::::ヽ　＼　　　ヽ　　　 }
　　 /ニニニニニニﾆﾆ{:::{ニニニニニニニニニﾆ'ニニニﾆﾆ|／￣:ヽ　　＼　　　 }　　　|
.　 /ニニニニニニニニ〉::{ニニニニニニニニﾆﾆ'ニニニニﾆ,:::::::::::::::', 　　ヽ　　 !　　 |
　/ニニニニニニニニ/::ゝゝニニニニニニニﾆﾆ,ニニニニニ!::::::::::::::::',　　　 }　　 }　　　}
./ニニニニニニﾆﾆ／::／＼＼ニニニニニニﾆﾆ'ニニニニニ|／￣￣::',＼　　|　　 /　　　,
ニニニニニニニ／::／ニニ.＼＼ニニニニニニ{ニニニニニﾆ¨{::::::::::::::ヽ=＼ ! 　 ,　　　,′
ニニニニニﾆ／一 ´ニニニニ.＼＼ニニニニニ!ニニニニニニ.!:::::::::::::::::ヽニ＼ /　　　/
ニニニニイ一'ニニニニニニﾆﾆ.＼＼ニニニﾆ.!ニニニニニﾆﾆ',::::::::::::::::::::＼ﾆ/　　　/

　　　　　　　　　／::::::::::::}　　　　＼::::::ヽﾚ'／　ヽ、
　　　　　　　／::::::::::::::::::!　　　　　　}＿／　　　　/
　　　　　　 , ´:::::::::_,.＞へゝ-───ﾍニヽ、　　　' ､
　　　　　 /:x=:::´／-─‐ヽr⌒ー‐==くヽ:::::｀丶、　 j
　　　　／:r─ｧ'´　　　　　　　＼　　　ﾊ　＼::::::::｀ヾ、
　　／:／｀Y　　　　､＼　　＼　　ヽ、 }:::::::::::::::＼
　,..:´::::{＿// 　　ヽ　　　＼＼, ＜´'、｀､　'.｀ヽ、::::::::::/
/:::::::::r'´ / l 　　戈ト､＿_, x千ﾃ夊＿ゝ　'､　',　〉:::::::/　　　　アバンに『自分が存命中は情報を伏せてくれ』って頼まれていたんだよ。
::::::::::::'､ / 小　　! rﾁ万　　ﾋぅり　ﾊ }　ﾊ　} /::::／、
ヽ::::::::::::＼{|　ﾄ､ '、ﾋり　、　　　 "ﾉ　l|　i、ﾄ､/::／::::::::＼　　　アバンが死んだ後は、今更言うのも何だから言ってなかったわ。
　｀　､::::::'|:7|　＼''､　､,　-っ／ｲノ　} V　｀ヾ、::::::::::::｀
　　　 >::-/ |　f´　 {＞￣-彡イﾑ　ﾉ /　　　　Y}}::::::::::　　　というか、『誰が魔王を倒したか』なんてどうでもいいだろ！
　　　 /:::イ　ﾉ　ﾄ､　 '､::ヽ、-=／/　　／ /´　　　}] ト　､::
　　 ,'::/::{　{　人　　ヽ:::｀ー‐:':{　　 (ゞｲ}、　　 ,　 j
　／::::::::::＼ヽﾍ　　　_}::::::::::::ﾟo｀ー‐ イ　￣｀ヾ_ノ、
/´:::::::::::ノ／くrﾍ乙こてゝ:::::::::::::o::::ﾟ:::ノ　、｀ヽ、　＼ト..､
:::::::::::::/ /　　　　ヽ　　　ﾊ:::::::::::::::::::／　　ヽ　　　　　 V}}:
::::::::::::j /　　　　 /´ト､　　＼ー‐ ´　　　　　}　　　　 ∨
::::::::::〈 {　　　 //　∨ヽ、　ﾄ､　　　　　　 /　　　　　　 Y
:::::::::::j　'.　　　 { {　　 L　　　　ヽ　　　／　　　　　　　　}
:::::::::::ヽ｜　　　ヽ、　｀　､＿_／ヾ　　　　　　　　　　 l
::::::::::::::} |　　　　　　＼　　　 '､　 _ノ　　　　　　　　　　 /

　　　　　　　　　　＞==≠￣￣　＼　ヽヽ
　　　　　＿　／　　｀"　　　　　　　＼}　}　__
　　　　/　　 {　　　　　　　　 _r-z-ーイﾉ　　ヽ
　　　〈　／V￣￣ヽーｲ￣　　　ヾ-イ＼　　〉
　　　 Y　 ./ｨ-‐-z　〉　 |＿,　ｨ-ﾏ)　　＿_ゝ-ｲ
　　　イ　__ ,ゝ!::::::::::i/＿__ゝ::::::::|:::::ゝ‐イヽ_＞＼　　　そうよ。
　／ |＜/:::::::l:::::!:::::::|::::::|:::::::::!:::!::::/:::::}::::::::ト-‐'"7
　ヾ__／ｲ:::::::|::::::!:::::::!:::::l::::::::ﾉ:::!::::!::::::j::::::::ﾊ＿ノ　　　そんな過去の出来事を今更ほじくりかえさないでよ。
　　　⌒ i{::::::::iイｨテ示ﾐ￣　ｨテ示ゞ/:::::::::ﾘ::ヽ
　　　　　{!::::::::!ヾ　ゞﾝ　　　　ゞﾝ ./::/i::::ﾉ}:::::ヽ　　　　こんなに騒ぎ立てられたら、こっちも迷惑だわ。
　　　　 /V:_;_ヽ::ゝ　　　､　　　　ｨ:/::::!／:!:::::::::＼
　　　　/::::!::::::ヾ::ヾ、　　 -　　／::::::::::::::::|::::::::ヾヾ..、
　　　 /:::::|:::::::::!:::::ヾ:＞､ __ ,,ィ:::/:::::::::/:::::::|:::::::::::ヽヾゝ
　　　i{ /:::!:::::::::::::::::rーj、　　 _ィ':::::::::::/::::::::|:::::::::::::::} 　ヾゝ
　　　.V:::::|:::::::::::!::::::!　　＞＜　 !::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::}　　 )::}
　　　 |::::::八:::::::::::::八　 /.,.,.ゝ　!::::::::/:::::::::::j＼::::::::::;　　/:/
　　　 |::::::{:::!:::::::::!:::::::V.,.,.ハ.,.,Y:::::::/:::::::::::::/　ヽ::::::{　／
　　　 rﾍ／ヽ::::::::ヽ::::::ヾ.,人ヾ/:::::::!:::::::::::::/　　　〉;;;;!
　　　〈/＼　ヾ:::::::::::::::::V　 V::::::::::::::::::::::/＿／iソ>!
　　　 {＼/＞-ﾍ::::::::::::::::}....i...!:::::::::!:::::::::ｨt-f＿)／!:::|
　　　ヾ:::}へ__!__ゝ:::::::::ﾉ....|...ヾ::::::l::::::ィ-z_,ソ　　 V
1398 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/18(月) 22:19:20 ID:p7ekwoOj: 　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　＜::::::::::::::::::::::::＞､
　　　　　　　　　　　　　／::::::,...ｨ:=､¨¨::::::‐-....､:ゝ
　　　　　　　　　　　　 r:::::::::／::/::::::::＞――‐-..,ヽ:ヽ
　　　　　　　　　　　ノ:::::／::::::/x::´ ‐ ¨￣￣￣¨　-､}
　　　　　　　　　　ｲ}:::::/ヽ￣ｲ:／　　　　　　　＼
　　　　　　　　ｲ｛:::/＿!/:::/　　　　　　　　　　　ヽ　＿＿＿
　　　　　　　　　／　 {::::{:＼/::/　　　　 !｛　　　,　　ヽ　　　ヽ::::::＿::::: =‐- ､
　　　　　　　／　　 ,:::{￣{:::, 　 /　 .!　 ! '　　　ﾄ　　ﾊ ,.　ヽヽ=＝‐
　　　　　, ＜　　　　　ヽ乂/:/　　{　　|　 l　',　　 } '，,ｨ彡　　 } ヽヽ
　　 , ＜　　　　　　　 _ヽ__j　　十‐‐t--==z,　 ,'レ|_/ｨｱ　 } }　 '　!　　　過去の事ですまないから、こうして聞いているのよ！
, ＜　　　　　　　　,....＜::::::} l　　＿＿＿,,,,,,,　'､/　ｲ心ｲ　 /l } 　リ
_,,　-―――‐≦:::::::::::::::::/ ,'　 | ｀¨ヽ弋ソ´　　　￣ '　/ ',/　　　　　　貴女達が副会長だから、魔法ギルドまで飛び火しているのよ。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞" /　 i|　 ∧　　　　　 '　ノ／　ヽ
￣￣￣￣Z:::::::::＞ ´　,≦′ /　　　ゝ　　　　‐ ´ ／　',　ヽヽ
　　　　　´　￣　　　/　ﾌ′ , 　　 .∧ニ≧-　イﾆﾆ≧',　　ヽヽ
　　　　　　　／　　/ ／, 　ﾊ　　　　∧ｲヾ､ｦ=!ﾆニニﾆ,　　 }〉〉
　　　　／　　 /／　ヽ　ヽ〉　　　 ∧|　ソﾆ.ト､ﾆニﾆ.}　　.! /
　　　／　_, -≦≧､　　ﾄ､ヽヽ　　ﾊイﾆ＼}　＼ﾆﾆ! 　ﾚヽ
　　　 /　―＝ｧﾆニニﾆ≧ﾚ-＼ヽ_ヽ　　 ,ニニﾊ　　＼|　　}　ヽ
　　 /　　／ﾆニニニニニニﾆヾニヽ　 }ニノ　ヽ　　ﾉ　ノ､　　ヽ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,,｡-――-｡,,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ⅶ二╋二二≧ｘ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 j}ﾆ,,ィ､二二二ﾆj}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞''´ ∥　　｀''＜ﾆ/-}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,,｡+'ア　　　f　　　　ヽ　｀ヽ/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ 　､.／i　　 ∧　ヽ　', ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∥　 ./｀'ｰi　 /‐''''¨´i　 i　j}＼
　　　　　＿　　　　　　　　　　　　　jﾉ　.γｱﾊ iﾍ{ ｱ心.ヽ}　.i.∥　　　まあまあ、リーゼロッテさん、落ち着いてください。
　　　γ´　｀ヽ　　　　　　　　　　　　＼{ 弋:ﾉ　　弋::ﾉ.’.j　.j {i
　　　 {　f⌒j　}　　　　　　　　　　　　 j i 〃　　　〃イ　∥ii　　　　幸い女王陛下と天空神さまが公式発表をしてくれたので
　　　ﾄ､　/ヽ.／}　　　　　　　　　　　∥乂　乂__ノ　 ,,ｨj　∥ i ',
　　　乂>､__ﾉｰ''　　　　　　　　　　　∥./　i≧s｡｡s≦:::/　/i　 i. ',　　　私たちが動く必要はなくなりました。
　　　　.}＿{　　　　　　　　 /.∥＞┬v‐-＜-/　/:::i　 ',　',
　　　　　　(__)　　　　　　　　　　 r/ ∥　／j_人＿//　/.∨i 　 ',　',
　　　　　 i.i　　　　　　　 ,,｡s≦∥ i、　＼_ハ＿_/ .∥　.＼　 '.,. ',
.　　　　　」.L,,_　_,,｡s≦二二二{　.iﾆ＼／:ii二L∥∥｡s≦j}　　ヽ}
　　　　　　辷ﾍ. ｀ヽ二ヽﾆﾆ＞''´ .＼{　jﾆﾆﾆii二ﾆ{ﾍ {二二{　', 　　 ',
　　　　　　ヽ彡}_,,ィ二ﾆj}''´　　　　 <二ﾆ∥二ﾆﾆヾⅦ二',　i　　 j}
　　　　　　 i.i　　ヽ''´　　　　　　　　 }　｀¨¨¨¨´　 {　 Ⅶ二', i.　 ji∥
　　　　　　　　i.i　　　　　　　　　　　 /ﾆi≧rt＝=i≦:ヽ　Ⅶ二',j　/i/
　　　　　　 i.i　　　　　　　　　　∥ﾆ/二i i二二i二ﾆ', .Ⅶ二∨
　　　　　　　　 i.i　　　　　　　　　 ∥ﾆ/二|　|二二i二二仁＞''∨
　　　　　　 i.i　　　　　　 ∥ﾆ/ﾆﾆ|　|二ﾆﾆi二二_寸二彡
　　　　　　　　　i.i　　　　　　　 ∥ﾆ/ﾆ二|　|二ﾆﾆiﾆ二二　{　　 ∨
　　　　　　　 i.i 　　　　　 {iﾆ/-ﾆ二|　|ﾆﾆﾆ-iﾆﾆﾆ二 {_j〉ノ
　　　　　　　　　 i.i　　　　　　　/二i＿＿_ 　＿＿__.i二二二_ ｀´
　　　　　　　 i.i　　　　　　∥ﾆ/i二二|　|二ﾆﾆ-iⅧ二ﾆﾆﾆ_
　　　　　　　　　 i.i　　　　 ∥ﾆ/::i二二|　|二ﾆﾆ-i.Ⅷﾆﾆ二二_
　　　　　　　 i.i　　　 .∥ﾆ/ﾆi二二|　|二ﾆﾆ-i. Ⅷﾆ二二二
　　　　　　　　　　 i.i　　　　∥ﾆiﾆ-i二二|　|二ﾆﾆﾆi　Ⅷ二二二二
　　　　　　　　 i.i 　　 ∥二i二i二二|　|二二二i　 Ⅷ二二二二
　　　　　　　　　　 i.i　　.∥ﾆﾆi二i二二|　|二二二i　　Ⅷ二二二二

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　魔女　緒山まひろ

　　　　　　　　　　　　　　 Ⅶ二二二二二二ﾆﾆﾆ∥
　　　　　　　　　　　　　 j}ﾆ＞-‐ /｀ヽ ‐-=ﾆ二{i
　　　　　　　　　　　／　　　∥　　　　　　｀''+、
　　　　　　　　　　／　／　∥　　　.、　＼　　＼
　　　　　　　　　　　／7　 ./　／{　　　　 jヽ　ヽ.　　＼
　　　　　　　 _,,｡+''´ ∥ .∥_,,｡ -‐i i'.,　　∥‐- ,,_. ',. 　 ', ｀''+｡,,_
　　　　　　　　　　　 i|　　i´/　　　',{. ヽ ∥ 　　｀ i　　 ',
　　　　　　　　　　　 i|　　{/　　__　　　ヽ{__　　　ヽ}　　 .ﾄ､　　　それに、魔理沙さんとパチュリーさんの功績が王国全土に知れ渡ったから、
　　　　　　　　　　　 i|　　{｡s≦¨｀　　　　´¨≧s｡ ∥　/∥
.　　　　　　　　 j}　、.',///　　　　　　　　 ///　/}/　　　　　魔女や魔法ギルドの評価が上がっています。
　　　　　　　　　　　 i|　 iヽ',　　　r―　　　　　　ﾑイi　 |i
　　　　　　　　 j}　 i ', ｀　　弋　　　　ﾉ　　　.ﾉ.i　 |i　　　　　そういうプラスの面もちゃんと考慮するべきですよ。
　　　　　　　　　　 ,ｲ　.i　i＼　　　　　　　　／i　i　 |i
　　　　　　　　　　/ii 　 i /:::::::〕h｡,,_　　　_,,｡s〔::::::::i .i　 ii'.,
　　　　　　　　　 /.j.i 　 i::::::::::::::r=＝＝＝=┐:::::::::::i.i　 .i.i '.,
　　　　　　　　／ / i 　.i,,＿_,,斗＿　.i 　＿ L＿::::::i 　 i ',
　　　　　　／　./ /i　 .i　　＞''´::::::)⌒(:::::｀''＜　￣j　 .ﾄ､',　＼
　　　　 ./　　/ ./ .i　 .i　.∧::::::,,｡＜二_＼:::::/ 　 ∥　 i ∨.,
　　　　 /　　/／　 i 　 i　　〉∥　＿＿>　∨　　∥ 　.j　＼',
　　　　∥ ,,イ　　　 i　　',　<:::i　 <＿＿　　 i:::> ∥ 　.∥　　＼　　',
　　　 ∥./ /-＼　　 iヘ　',　｀j　　　 .＿_>　 i　　/　　/ 　｡s≦j}ヽ　',
　　 ∥/　ヽﾆﾆ≧s｡　　／ヽ/　　　/ ',　　　ヽ7ヽ,イノ／二ﾆ./　ヽ i
　　 {/　　　<二二二＞'二二＼.／　＼　／二-＼''´二二ﾆ》　　ヾ
　　 /　　　　∥ﾆﾆ二>､二二二-＼　　/／二二二ﾆ>二二二',　　　　ヽ
1399 ：名無しさん＠狐板：2024/11/18(月) 22:19:47 ID:FZ0TKrhz: あーあ…これは魔女で一波乱あるぞ…
1400 ：名無しさん＠狐板：2024/11/18(月) 22:19:56 ID:IXczIaV6: 情報伏せは神々も協力してたからね
仕方ないね
1401 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/18(月) 22:19:58 ID:p7ekwoOj: 　　　　　／　《:/::::::::/:::::ノ　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　 '　　　》{:::::::/:::ノ　　 /　　 | 　　　　ハ　　　　 ,
　　　 /　　　　《::!::ノ:::ﾉ　.!　　|　　　|　　　　　 ′| 　　　 ,
.　　 /　　　　　《乂〃　　|-‐'''i ￣ ''ト､　　　 .,'　 } 　　　 }
　　/　　　　ｲ､／　　　　＿_　　 .'､　　　 /- ､′　　　 |
　 /　　　　　i´ノ::l}　　､　弋 f卞ミヽヽ　　,'　 / ヽ　　　 , |　　　まひろ、貴方がそこまでいうなら仕方ないわね。
. /　　　　ノ´乂ﾉ　　　ヽ　 ! 弋辷ﾉ　ヽ　ｲｪｭ､　　　, ｲ ,
/　　　／::::::::ノ　　　　　ヽ ',　　　　　ヾ辷ソﾉ｀　 ./ //　　　確かにプラス面を評価しないのは公平ではないわ。
　　／::::::::／　　{　　　　ヽヽ　　　　' 　｀¨/ /　/ //
　／::::＞ ´ 　　 |　　　 ∧　ヾ　　 , -　　　 , /／ .//
/::＞ ´　　　　　乂　　　　∧　　　　ー ´ 　ノ./'| |　ノ　　＿_ , -､
／　　　　　　　 ,　-ｧ‐､- ､.∧ ､　　　　イ　　 ! !　　　 / __／　ｨ}_
　　　　／　　ｲヽ /,　-≦ﾆ≧､　＞ -＜ /　　　/ }　　 /　　　／　 _}_
　　 .／　　 .〃, ≦ニニニニニ＼　　　 /　　 /　.!　　 ,′　　　　　 }
　　/　　　 /≦ニニニニニニニニ≧ ､　　　ノ　.ノ　　 l　　　　　　｀ヽ
　 / 　　 ./ニニニニニニﾆr――――‐｀／＞ ´　　 /　　　　　　＞ '
. / 　　 ./ニニニニニニニ/ニニニニ｝＜イ/ニニニ≧､　　　＞'
　　　 /ニニニニニニニ/ﾆニニニﾆ,　　//ニニニニニ＼ /
　　　 ./ニニ|＼ニニニﾆ/ﾆニニニﾆ/　 //ニニニニニニﾆヽ
　　　/ニニ/ﾆﾆ＼ニニ/ﾆニニニﾆ/　 //ニニニニニニニニヽ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　｡s≦二二',
　　　　　　　　　　　　　　　　／二╋二ﾆﾆj},,＿　　 __
　　　　　　　　　　　　　　　《二二,｡+''¨´　 -‐- 、ヾ　｀''＜
　　　　　　　　　　　　　　　　＼>´ {　　　　　　　　ヽ '.,　　＼
　　　　　　　　　　　　　｀'''アｱ´　　',　　　.,,、｀ヽ　 ', ',　　　 ∨　　　そうそう、皆さんのような美女が言い争うのはよくありませんからね。
　　　　　　　　　　　　　　/∥　.,.　　',　　　{-―-x..　 ', }.　　　∨
　　　　　　　　　　　　　∥　{　 {　 γ⌒,、＼｀''‐}　　j}',　　　 ∨
　　　　　　　　　 ∥　 i　 ', 　'{,,ｲ心｀¨´ ∠ ∥　/. ',　　　 ∨　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「あら、美女だなんて」＞リーゼロッテ
　　　　　　　　　　 ∥.　　',.　＼∥乂ｿ　　　ムイ.　　',　　　　＼
　　　　　　　　　　 ∥　　　＼　', 乂.　　<　_ﾉ,イ‐-｡,,　 ',　　　　　＼　　　　　　＿
　　　　　　　　　　　 ∥　　　 ∥ ｀''‐　.＞‐-‐''´jl斗　　＼ヽ　　　　　＼　　＞''´-‐-｀''＜
　　　　　　　　　　　∥　　　 ∥　　／　　,{￣只__.}┐.　　＼ヽ　　　　　 ,,イ.／::::::::::::::ヽヽ
　　　　　　　 .∥　　　 ∥　　 h、　　ヽフ二＼/＿＿＿/　ヽ　　　 .／∥{::::::::::::::::::x-x　j}
　　　　　　　　　　∥　　　 ∥　　　ヽ＼＿＿_」二i二ﾆﾆi二i　　　',　　　{/≦ﾆﾆア::::::::弋__ﾉ∥
　　　　　　　　　　i|　　　 ∥　　　　 {二ﾆ〉ﾆﾆﾆﾆi二ﾆﾆ',二',.　　j r≦∨ﾆﾆ／ヽ;;:::::::::;,ノ /
　　　　　　　　　　i|　　　 ∥　　　　 iﾆﾆ〈二二二i二二ﾆ〉:/_,,｡＜ヽﾆ人人二＼s｡,二,｡イ
　　　　　　　　　　i|　　　 |i　　　　　　寸ﾆ{ ｀¨¨¨´ ｀¨¨¨´}:/＞''´　 i￣i　ヽ　｀¨¨´　　　　i
　　　　　　　　　　i|　　　 |i　　　　　　　〉ﾆ≧s｡,,＿_,,｡s≦ﾆヽ　　　 i　.i　　 ',　　ヽ　　 ∥
　　　　　　　　　　i|　　　 |i　　　　　／二ﾆﾆii二ﾆi 　',ﾆLﾆﾆ≧s｡　i　i　　　',　　　',　　∥
　　　　　　　　　　i|.　　　Ⅷ .,,｡＜/二二二ﾆii二ﾆ',.　ヽﾆ＼二二≧s｡　　 i 　　 }　 /
　　　　　　　　　　∧　　　 Ⅵ＞''/二二二二ﾆii二ﾆヽ　寸:＼二二二＼　 i　　 j／
　　　　　　　　　,,｡siﾍ　　　 Ⅴ /二二二二二ﾆii､二ﾆ＼　寸-＼二二二＼ i　　,.'
　　　　　　,,｡＜＞''´∧ 　　＼＿ノ)二二二二iiヽ二二＼　ヽ+'´＼二二二ヽ／
　　 ,,｡＜＞''´　　　　　＼＿＿＿／二二二二-ii. ヽ二＞''´　　　,,｡iヽ二二二',
＜＞''´　　　　　　　　／二二二二二二二ﾆﾆﾆii 　ヾ　　 ,,｡、　∨ﾆ',二二二',
''´　　　　　　　　／二二二二二二二二二二ii　　ヽ／ﾆﾆ',　 ∨-',二二二',
　　　　　　　　〈二二二二二二二二二二二ii　　　∧二二-',　 ∨ｉ',二二二',
　　　　　　　　　　　＼二二二二二二二二二二ii　　 ∥∧二ﾆﾆ',.　 Ⅶi二二二j}
　　　　　　　　　　　　　＼二二二二二二二二-∥　　∥/∧二ﾆﾆ',.　 Ⅶ二＞''´
　　　　　　　　　　　 ≧s｡,,二二二二二二/　　　ii////',二ﾆﾆi 　 i斗'´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∥　　　 /‐-i{　　　.ii////i二ﾆﾆj｡+'´

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　　　　／////,ﾉ // ,' 　/　　ﾊ　l.l 　　i　　＼////;＼
　　　　 i/////,｛ .// ,r　 ,!　|: 　 l:、　　＼: 　i　　Y/////＼
　　　　｀ヽ､//{.//　ｌ　/ ｌ　!l　　l::ヽ、　　ヽ　l　　l ',//////〉
　　　　　　　 |//　　l､z≠==ﾐ∨::::: z≠＝x､l l　 : l.///ﾝ''´
　　　　　　　　// : 　 |く　/｀ヽ　 ::::　 / ｀ヽ /l l　:　l￣
　　　　　　　 //　 .　 ',　ゝ‐ '　　 ;: 　｀￣ lil! l !　　l　　　（あいつ相変わらず、まひろが相手だとチョロいな）
　　　　　　　//|　　:.　l　u　　　　　　　　　 ,'ﾘ .: 　 ',
　　　　　　 // |　 i　 : ﾄ、　　ｬ─ -_‐ｯﾞ　　/ｲ　;　　 !　　（古参の魔女が形無しだよ）
　　　　 ,.､//　j　 l　; l l少、　　￣　　　／l / 　 :　　 l
　　r-‐' /7､ / 　/ j　/ } l　｀l　ｰ -　‐ ´!　l ,'　 / 　　 l
　　l　と'_{ （/ﾉ /ﾊ '､{ /:'rィ´ ＼　　　 ,.ｲ｀k､l　,'　i　　　l
　/　 _.､__〉 ',／/ハ　ヽ:::::ヽ　　｀兀´　　 /::|　ﾄ､l　　i 　!
　{　､＿_}:::厶ｨ‐'´ l　 }:::::::::＼〆lo＼／:::::ｌ　l　l　　ト､_l
　l､　 _,.ﾌ;:/　　ヽ　/　ﾉ::::::::::::::Y´:三｀Y:::::::::::ヽ ! j 　 {　　ヽ

まひろは魔女たちの間では、アイドル的存在だった。

何故なら、まひろだけは男魔法使いから魔女になった唯一の存在だからだ。
1402 ：名無しさん＠狐板：2024/11/18(月) 22:21:06 ID:p7ekwoOj: ――５００年前

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　　　　　 l::::::: / i : : : : : ､: ::. : : : : : ト: :::.. : : : : : : ＼: :＼
.　　　　 /::::: : ! : : : : : : :.∧: ::::.. : : : 廴ヽ:::::.. : : :i : : ヽ:::::≧=-　　　何とか一級魔法使い試験に合格したけど、
　　_／:::::: : :i ::: : : : : !:/_. 斗::::::: : :ﾄ r_ =ミx:::.. : :! :ヽヾrミ.､
　ｰ‐ ' ﾌ::::{/: l :::. : : : :::{ ＿ニヽ::::}::.ﾊﾘ仗心ﾄ:::.. :|:::...:く _ ｀ヽ　　　男性では更なる高みには登れないな。
　　／:::::::ｵ: ::{ :::::. : : ::Y７f心`　}:ハ:.i　込斗' ヽ: :|::::::rー＝-
　｀¨¨￣ﾉ: ｲ:::ﾄ::ヽ::.. : :::ﾄ._辷ﾘ- ﾘヽﾘ　　　　　 i∧:|:::{:|
　　　 ´￣ |:::::|ヽ:::＼::..:::i´　　　　　{!　　　　　　ﾚ'::ﾘ､_::ヽ､,
　　　　　　 }::::|　V::::k＼::ヽ　　　_　＿，　　ハ::/　　￣
　　　　　　　ﾍ{ 　 }:/!:::::::ヽ.ゝ　　'´ ー　　　ｲ::::::::{
　　　　　　　　　ﾘi:::::::ｲ::::＞- _　　　　／トN＼!
　　　　　　　　　　　j／ﾉ'´!/´| 　｀ ‐- '　　.|｀‐､　｀
　　　　　　　　　　　　　　　'‐'´} ､　　　　|　､＼
　　　　　　　　　　　　 ‐'´　　 ! | ヽ　　　　　|　　;　　｀‐ ､
　　　　　　　　　 , -'´　　　　　, }　｀､　　　　t､　}/　　　　｀ ‐-､ _
　　　　　　　-‐´　　　　　　　 Y　　ヽ　　　　 /　　　　　　＿＿＿＞
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　　　　　　　　　,. ＜:::/::::::::::::::ﾊ ‐-､　　／イﾊ:::::::::::::ヽ:::::::::＞- _
　　　　　__ -＜::::::::::/::::::::::::::::|　}ヽヽ ∨ / / 　|;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;｀＞
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　　　　　　　　　　　　　　緒方まひろ代理AA

　　　 /.:r‐.:! :　: . : : : : : : : l: : : : : : : : : : : : : ＼ : : : : : : :.フ
　　 ./, :! : . : ヽ : : : : : : : : :.!: ｀ヽ : : : : : : : ､: : ヽ　＜_´＿
　　/ l: :l : : : : :.＼: : : : : : : :.ト :.:_ﾞ:､ : : : : : :i:. : : :.l::::.. .　''=､
-=' '"i: :! : : : : : : :ヽ、: : : : : :!ﾞ.　,/,＞､.: : : : ヽ : : i::::_／￣
　　　|: :! ,-､: : : : :!:./ ､:、: : :i: :V' !l.::i:'!.j､: : : : :::ﾞ.､!::＼
　　　! .:Y　 .ﾞ. : : : !'￣ ''.ヽ: :!＼i　.>-' ´ .i : i: :.::::_:L:_::::ヽ　　いや待てよ。
　　ﾉ.:,::i　　 .'.:..　.! =＝＝!/　　!　　　　 .ﾊ .!､ !ﾍ.　　￣
　 ' ￣i ,!　　　i::::::.ﾞ､　　　　､　　　　　　/'::!j:::ヽ、　　　　　女性の一級魔法使いなら魔女になれるなら、
　　　　 '.. .　　.!::ﾋ,､丶.　 ._＿ﾞ.. .. ..,ｨ､,/:::::::r ､::!
　　　　　'.: :.　 .!:::!､ｨ'"..''　ヽ'.＿.／／'::::::::!　ヽ　　　　　一級魔法使いの僕が性転換して女になれば条件を満たせる！
　　　　　 .!: : .　V .!'| __!ﾞ　　、　　. '.　./Y⌒ヾ
　　　　 /〈: : : :　ヽ .ﾚ' .!　　　｀ ´ . '., '
　, ''￣7' ,_ﾞ､: :　　 .i_.. -'!　　　.　　.,'､
,." .／　　　｀ '' .,r,┴ ､　}　　　　　　!　＼
　 i　　　　　　　　｀!　 .! ､　　　　　　!　　＼
. 〃　=- ..,,　　　　　　,{丶＼　　　　'　　　　＼
<　　　　　　｀　- ..,, ノ )　＼＼,　　丶, ---─ ＞'ー-､
1403 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/18(月) 22:21:42 ID:p7ekwoOj: 　　　　　　　　　　　　　　＞-: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.＼
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　　　　　＜: : : : : : : : : : : : : :／: : : : : ／: : : : : : : : : : : : : : : : : ./: : : : : : :/
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　　　　　 ∠: ＿: : : : : : : :/: : : :!: : : l: : : :,:' んｲ)ヽ. ヽ: : : : :／: :ィ: : l
　　　　　　　　　　ヽ: : : : : : : : :.l: : : ;l: : :/ 　＼/　／: : : :＞i'": : : : : l
　　　　　　　　　　　/: : : : : : : : :.:l: : / ∨:l. 　　 ∠: イ:.／ﾆ.T: : : : :/:.!　　　というわけで、女性に性転換する魔法を教えてください。
　　　　　　　　 /: ／-: : : : : : :V:ﾊ.　ヽl　　　　　 l/ .{:ｿ )l: : : : :ﾊ:.!
　　　　　　　　　　'"　　 ./: ;.ﾍ: :./ ':!　:.　｀　　　　　　 j　 /: : ,:ｲ:./
　　　　　　　　　　　　　 ' ´　　V　　　　　　 ` 　　　 ,: : :./
.　　　　　　　　　 ‐-　_　　 ,'　　　　ヽ.　　　ｰ｀　イ: : :/
　　　　　　　　　　　＼　　＞､　　　　　＼　　＜{　l:ハ/
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　　　　　　＿_／‐-ﾆﾆﾑ　　　　＼、
　　 _-＝ニニニニニニニ＞､､　　　,. ＜ヽ＞、
. ／ニニニニニニニニニニニ',　／=＼:::::::ヽ　＼

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　　　　 |: : : : : : : : : : {　　γ^r´: : : :|＝＝=ﾚ'
　　　　 j|: : : : : : : : : : :＼　｛　| : | : : |｛　怒}　　　いや、確かにルール違反ではないから問題ないけど、そこまでやる？
　　　　 '|: : : : |: : : : : : : : :￣ゝ乂ﾄ､: :|＝＝=|
　　　　/: : : |: |: : : : : : : : : : {￣￣]厂　　　 |
　　　 ,: : : : :| : : : : : : : : : : : ﾏニﾆ/.:| } 　　ﾉ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「高みにいく為にはやります」＞まひろ
　　　,: : : : : |/ : : : : : : : : : : : V: : : : }'⌒ ／
　　 .': : : : : :} : : : : : : : : : : : : : V_}: / ￣
　　': : : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : V〈
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　　 l　Ｙ／. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ヽ!　 !
　　_l　.ﾚ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . l　 l
　　V∨. . . . . . /. . . / . . . . . . . . . .､. . . . . . . . ..ﾄ､ . !
　　 /. / . . . . /. . . /. . . . . . . . . . . .i . . l. . . . . . l　　　　!
　〃. l. . . . . .i. . . /. . . . . . . . . . . . .!. . .i. . . . . . ﾍ　　　 l　　　　仕方ないですね。
　/ . . l. . .. . . l._斗匕. . . . . . . . . ｀/lーｲ‐-. . . . . . ヽ､　 l
　!. . . .!. . . . .ﾊ. ./　! . . . . . . . . . / .!./ l. . ./l. . . . . . ./丶!　　　その魔法は既に人体実験をして実用化しているので
　!. . . .l . . . . i ∨　 ∨ . . . . ／l/ｨ=≠＝ヽ .!. . . . . ./--､l
　ﾚ､. . { . . . . !z＝=ﾐ＼. .／　　 !//////!｛. . . ._ /》》》》!　　　私が貴方に施してあげます。
　{ﾊ　 l V. .ﾊ.l　　　　　　　　　　 !:::::::::て　/ . イ ! ｀`ヽ/
　　 ∨L!ヽl.〃 wxw　　　　　　　弋_:::::::ノ 7. . . i ﾉ. . . .i
　　　　　 j.i.人　　　　　　　　　　　 wxw 〃. . /. . . . . .!　　　　　　　　　　　　　　　「会長流石です。ありがとうございます」＞まひろ
　　　　　 !.l . 个　 _　＿､__,　　　　イ:/ . .ﾊ. . . . . .!
　　　　 V. i. . . l::::::／///lー‐ ¨¨ノl`ヽ:::::;′./::i . . . . . l
　　　　V. . ! . . l／///／＝=--<。/: ﾚ./. . /:::::!. . . . . .!
　　　 /. . . V／///／: /｀⌒/: /　ﾚ" /. .イ:::::人. . . . . !

こうして、男性から女性に性転換するという過程を経由して、男性から魔女になったまひろの存在は、魔女たちに衝撃を与えた。
1404 ：名無しさん＠狐板：2024/11/18(月) 22:22:18 ID:rYu4bZmI: パチュリーや魔理沙以外の魔女がかなりヤバいなこれ
割とマジで干渉していかないと女王みたくやらかしそう
1405 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/18(月) 22:22:22 ID:p7ekwoOj: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,.イ'　　　　　　　　　＿　 ,
　　　　ｉ.　　＿ｊ|＿　　　　　 ,ｲ ,.イニ/　　_　　-―＝￣　 ,.ｲ'　　　　　|
　　　 __人__.　￣|!￣　　　 ,. ノイﾆﾆ＞''"´_,.-=ニ二二二ﾆ彡ノ' 　＿＿ｊ|＿＿
　　　｀Ｙ´　　　　　／,.ｲﾆ＞'" 　 ,.イ二二二二二二彡イ　　　　￣|｢￣
　　　　　 ! 　　+ ,.'　　 /　,ｲ_／　　　 '"￣＿-＝二ニニ二二=-＿‐-､　　|
　　　　　　 /!　　/　.／　　　　　　 ´￣￣￣￣＜二ニニニニニ＞_､
　　　　　　　　 { !　 /　 ' ｆ￣　　 ―-　　　＿＿＿_ ,. イ'＜ニニニニニニ＞､
　　　　　　　　ゝ､　ヽ　､　　　　　　　　ー―=ニ二二ﾆ＝-__＜ﾆ＜￣￣"" ヽ　　　　　ｉ
　　　　　　　　　　＞ゝ.r　　　　　　　　　　､　＿　￣＜二二ニヽ二ﾆヽ、　　　　　 __人__
　　　十　　　　 l　/　,!　　　　　、　　　　　＼￣ヾ=-_＼二二ニ￣―ヾ､　　　　｀Ｙ´
　　　　　　　　　　 ', l　 l　　 i　　　ヽー-,. ､　　＼ﾆ.ヽニﾆヽニﾆﾆ　　　　　　　十　　 !
　+　　　　|　　　　ﾘ,　|.!　　ヽ　　　＞、　`ヽ　ヾ.ヽﾏ二二二ﾆヽ､
　　＿＿ｊ|＿＿　　　l　!　、　｀　､ー-　,.＞心＼､　ヽﾉニニム-＝＝‐' 　　＿ｊ|＿
　　　￣|｢￣　　　 l ﾊヽ＼　　＼￣/`v:rﾘ　　ヾヽ､ﾆﾆr''⌒ヽ　　　　　　　￣|!￣
　　　　 |. 　　　　ｿ　、＼、__ｰ- _ヽ　　'"　　　.l二二厶＿＿
　　　　 |.　　　　　ノ　　､ヽヾ｀`）　　　　 l￣￣￣　―――‐-- ￣ニ―- 、
　　　ｉ.　　　　十　　　　ゝ､＞〈､　　　　 l ! ､ヾ　　　　　　　|.　　　￣/
　　__人__.　　　　 ,. -　、 _, ＜　}'ﾘ　　､ｰ　 ´ !.!　　　　　＿＿ｊ|＿＿　　 /
　　｀Ｙ´　　　　,.'_　-‐　　　　　　　　　＞､　　!.!.　　　　　￣|｢￣　　 /　+ 　　人
　　　　　　　 ,.ｨ! ヽ.、　　　　　　 ,.‐ ／　　　´　.!.! 　　　　　 l　　　 /　　　　｀Ｙ´
　　　　　+　(_ ゝーヽ　　　　　 /　　　　　／　 .ｌ.!　　　　　　＿＿_　 /
　　　　　／///＞‐-＼　　　/ !.!　　　　 /　　 l .l.!　　　, ＜　　　　　＞、
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　　　　　　　　　 l ./ 　 / 　 ,.､ヾ､ヽ ! ',　　 .//　　／　! ,.ｲ, '　　　　　ヽ､＼. ＼:::::::::::::..:::::: }､
　　　　　　　　　/　　 ./ 　ゝｨヽ、ヽ、 ,. イノ',￣ ´　　 !.イ　　　　　　//,' ＞､ｰ-｀ー---イ )､

　'／:::::::::::,:'::/:::::::::::/ i::/　　｀i｀:T,一'":::::ﾊ:,:::i::::::i:::::::::::::',
/::::::::::::::::::!:/:i:::::::::/　ｧァ气メﾐ,:::! '::::::::::::,　',:::i::::::!::::::::::::::',
:::::::::::::::::::/'"ﾞY:::::,'　《｀{!:r:::j::} ヾ{　',::::::::,'　メ､::::ﾊ::::::::::::::!
:::::::::::::::〃ノヽ',:::,'　: :` 乂ｒタ　｀　 ,::::/,≧､j i｀ﾒ:、:::/:::::ﾊ
:::::::::::::::!　! /..)ヾ!　: : : : : : : .　　　 V　ﾊ'jﾏ j/:::::::/::,':::'　　　　　　　　　　　キャアアアーー！
::::::::::::::ﾊ、ゝ:',　　　　　　　　　　　　 i んｿ j{ﾊ::::::/:::,'::/
:::::::::::::!::::＞.、｀、　　　　　　　　　　 '": ｀:.´/:j:／ }/:/-.ミ　　　　　　　　　　まひろさん、素敵！
:::::::::::::!:::::::::::::Ｔ:ﾊ:. 　　 γ":': :. .、　　　ﾊノ/:´/メ: : : : ｀メ、
ヽ:::::::::',:::::::',∨. . .ヽ　　　':、: : : : : ﾘ　　　/::::::{: :ィ´: : /: : : ヽ: ヽ　　　　　　　抱いてーー！
、＼::::':、::::ﾒヽ.、. ..＼　　｀＜___,ノ　 ,.ィ:::::::::::': ': ': ::/!:j: : i: : ':, :∨
　ヽ　｀ーィミ:.、. . . . . ヽ.、　　　,..ィ:´::::::::i::::::::',:十ｧ'-!ﾑ: :i: : : !:i :!　　　,斗=:.ミ、
　　ﾏニ升≧ｘ、:::ヽ.、. . ./ヽイ::::::::::::::::::/!:::::j::!:{zz、'　 ',:!ﾏー,': i　,.ｨ:／,:':,:':::::::メ、
　　　'マニニニﾆ≧x､｀Ｙマ:、:::!ﾞY:::::::::メ　}:::/jﾊ!　｀　 , ''ヾ!〉}:::ﾊ./::/:斗'j:フ:::/!､::∨
　　　　ﾏニニニニニﾆ/　　ヾ'､{ ｊ:::::／ _メイ: : {、　、, ´　 /ｲ'::'j' i/:j/!:{ｆﾏj｀jｲrﾐ!j::::!
::　　　　ﾏニニニニニム＜＿__ノイ￣´__ ヾ},.ﾍ!:、　｀´ィj/::,'　 .iﾍゝヾ｀ー'　'ゞｿ':ﾘ
:'　　　／ニニニニニニﾆメ、: : : ' 　｀.メ､｀ !´彡!≧´'/ヽV:,　　　ヾ::::!:.、｀　',ノ:::i
:'　／ニニニニニニニニﾆﾑ　　　　　　　ﾏ.!　 {ｲﾆf'ﾊ_j｀/ヽ　　 /　ヽ=≧''"/'/´
'.／ニニニニニニニニニニﾊ　　　　　　　 ∨　!ﾆム　　!　 .!　　i　　 ! 〉::!　//'メ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　モブ魔女たち
1406 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/18(月) 22:23:06 ID:p7ekwoOj: 　　　　　　　　/: : :_l: : : : : : :＼: : : : : : : : : : : :＼: : : : : : : : :乙
　　　　　 /: /´: |: : : : : : : : :ヽ: : ､: : : : : : : : : ヽ: : : : : : ;　'´
　　　　　　 /:l: :| : : : ヽ: : : : : : : :ヽ_: : ＼: : : : : : : :∨: : ｀ヽ､
　　　　　ノ: ィ: :| : : : : :＼: : : : : i: : :!¨ ｧ＜:､: : : : ﾄ: :V: : : : :＞
　　　￣　 |: :| : : : : : : i入: : : :|: : :|/rf示}ﾞY : : |:＼Ⅵ¨´
　　　　　 |: :/⌒､: : : !/‐-＼: |＼:| ﾊﾋ以"ヽ: : :|: : N:＼
　　　　　 /: :|　　 } : : |z=＝ミv､　ヽ　¨　　 ∧|: :Ν´￣｀
　　　　　ノ ´| |　　 !: :∧　　　　 i 　　　　/: ﾘ＼|
　　　　　　　 И　　　!:ヽ: :ヽ. 　＿_｀_ ..　ｧ　ｲ : r､: :|ヽ
　　　　　　　　　',　　 | :|: i:ﾞｰゝ｀ー-‐´ , ' i : : |　ヽ!
　　　　　　　　　〉　　ヽΜ: /|｀'　 ,｀¨ ／　ﾊ|＼|
　　　　　　　＿/ l､　　　',.ﾚ　 !　　｀´　　 !
　　　　　／:::／‐-ヽ_　　 |-‐¨|　　　　　　|､
　　　／:::／　　　　｀＜￣ヽ」　　　　　 |　＼
　　 /::::::::|　＿　　　　　ヽ　j:＼　　　　　|　　＼
　　/::::::::/　　　｀ ‐-　_　　 /}::::::::＼　　　　　　　＼､＿
　 /::::::::ゝ　　　　　　　 ¨ ｰ　!:::::::::::::::ヽ　ヽ'￣￣／:::::::｀

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　)　　ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　__/￣` ー─‐'- ＜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　´　i　　　　　　　　　　｀ヽ､_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　l　　　 i　　　＼　　ヽ＼‐ ,,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　,, /　　 '　　|.　　　 i |ヽ　　ヽ　　 ',　ヽ　｀'''‐
　　　　　　　　　　　　　　　　／ /,　　 ' 　 /!　　　 i |,,,,,,＿　 ',　　 ,　 ',
　　　　　　　　　　　　　　 ''´ 　 ' '　　 !　 ,'　l 'i、　 i !　　＼｀　 i　　 ,　 i
　　　　　　　　　　　　　　　ｌ i　　 l ''7¨''‐i, lヽ　i.| ＿＿_＼　　　 l　 !
　　　　　　　　　　　　　　 | i　　 i　l　　ヽ!　＼ { ￣ _)芯ｬヽ　　 !　|
　　　　　　　　　　　　　从　 _ ',i'　　__ 　　｀　　|ﾐ彡| 》|　　　|、|
　　　　　　　　　　　　　　／／, -,.xzzzｭ　　　　 V_ソ　.i　, 　 ! l.!
　　　　　　　　　　　　　　 __,-､／／／／l 　　　 '　　　　///　/, ' 　 lノ l
　　　　　　　　　　　　　 / / r '　'''´／＼ |///　　, -: : :¨ヽ　　/ｲ　　 .i　　i､
　　　　　　　　　　　 ,しし' __　/__⊥,　ﾞi、　　　∨: : : : :/　　,;i　　 ,'i; 　 ',＼
　　　　　　　　　　　　 ∧ 、　　　 __,,,ノ　,i,ゝ __　　` ｰ　 __ ＜;i'　　 /;i;i,　　',　ヽ
　　　　　　　　　 r‐/∧　７¨´　　l　　ハ　 ';i;i;｢｢∧￣　　∨　　/i;i;i;i;i, 　ヽ　ヽ
　　　　　　　　　　 i::::{:':::∧ /∧　　i　　 i 　ヽ_>‐ハ,-〉 _,,, -/　　/二ア-;;,　　ヽ　 ',
　　　　　　　 i:::::ヽ'::::::＼_:::| 　i!　　i!_.-::´i;;;;;;l　,｀v´、　 '　　,';;／:::::::::::＼　ヽ i
　　　　　　　　　 /::::::::::＼::;::':／ ,,,,!　　i;:::::::::::l;;;;;;i|/ /o　ヽ i　　 '´:::::::::::::::/:::::ヽ　＼
　　　　　　　 /:::::::::::::::::::`´!＜::::|　　i::l:::::;::::l;;;;;;|　 l　　／;!　　|::::::::::::::::/:::::::::::ヽ　　＼

魔女でありながら、変身魔法を用いて男性の姿と女性の姿を巧みに使い分けるまひろは魔女たちに大人気になった。

魔女たちは自分たちのつがいになれる者がおらず、魔法研究に没頭するしかないという状態が、

彼女たちをまひろにのめりこませたのだ。

まひろはそれを利用して魔女たちを惹きつけた為、魔法ギルトでまひろのファンクラブができてしまった。
1407 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/18(月) 22:24:36 ID:p7ekwoOj: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __,　　 -――　　　_}＼
　　　　　　　　　　　　　　}ヽ　　　　´　　　　　　　　　　 ∧　＼
　　　　　　　　　　　 ,　 '／　--　　　　　　　　　　　 .∧
　　　　　　　　　　　　 / /　i´　　　　　＼　　　　　　　　､　　　　｀''＜
　　　　　　　　　　 / / 　.|　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　＼　 -―― Y
　　　　　　　　　　　 / /　　　　　　　　　　　　 ',　　　　　　　／　　　　　 }
　　　　　　　　　　　　　　 /　　　 i　　　　　　　 ',　　　　　＜　　　　　　 /
　　　　　　　　　／＿　 .／＿　　 |　　　　　　　　',　　　　　　≧=---r'∠＿＿
　　　　　　　　〃　　｀￣／　　　|　　　　　　　　 ',　　　　 ',　　　　V　　／
　　　　　　　　{　　　　　／　　　　ﾊ　　　i　　　　 ',　　　　　 i　　　　ﾏ≦
　　　　　　　　乂＿　イ　　　　 ′　　 |　　　i　`ー―　---.|　　　　 i |
　　　　　　　　　／ |　i　　　 i　　 i　 i　　 }　　　|　 | |　　　　ﾊ |　　　　 | .i
　　　　　　　＜..＿|　|　　 _|＿__|. 斗 ´.ﾊ　　　|　 | ! .ﾊ　 /　 |　　　.i　|　i　　　　良いか悪いかで言うなら、あまり好ましくないけど、
　　　　　　　／　　|　|　　　 |　　 |　 |　/　'　　 l　/ j/　j.ィ---, 　　 /| /　 i
　　　　　く　 {⌒|　|　　　　＿_|＿j/　　 ',　/}/ 　ｨ::ij::::} 　　|　　 / j/　　.i　　　魔女はつがいがいない不遇な立場だから、
　　　　　　　　／ ./|　　　　　　＼{:::ij:::Y㍉　 }/　　　乂::ノ　　 /　／ / |　　 i
　　　　　　　　　 //|　ﾊ　　　　 | |乂::ノ　　　　 ,　　　/:/:/:/:/.イ　　　　 |　　　ガス抜きが必要だわ。
　　　　　　 // .|　 ∧　､　ﾄ.{ﾊ:/:/:/:　＿　　＿　　 u. /　.|　　　/　　 |
　　　　　　　　/ｲ　,　　　＼ト.._{ .| ∧--vfニﾆﾆYニニYニニト-- ＜/＿　 .|　　　これは仕方がない事ね。
　　　　　　　./ 　 /　　　　i　　　.-=〈ニニニニニ|ニﾆﾆ}ニニニニﾆ/ニニ.＼|
　　　　　　 /　　/　　/　　}_.-=fニニ∨ニニニニ|ニニi|ニニニニ/ニニニニi　　　どうせ妊娠しないから、人口調整に影響はないわ。
　　　　　 ./　　/ 　 /　　 /ニニヽニﾆ∨ニニニニニニ|ニニニ_/ニニニニﾆj
　　　　　/　　/　／　r≦ﾆヽニﾆﾆ､ﾆﾆ.∨ニニニ|ニニニﾆニﾆ/ニニニニ／|
　　　　./　　/イ　.′.|ニニﾆ.＼ニニ､ニ∨ニニﾆ|ニニニニﾆ/ニニニ_.／＼|
　　　 /　／　　/　　 >､ニニニ＼ニﾆ､ﾆ∨ニﾆﾆ!ニニニニ/ニニニ／　／ヽ
　　〃　　　　 /　　 /_　｀''＜ニニ＼ニニニニﾆﾆ!ニニニ./ニﾆﾆ／　　,　／ V
　 .//　　　　 ,　　　 V　｀ヽ　｀''＜ニニニﾆ∨ニﾆ|ニニﾆ/ニﾆ／　　　/ / 　　',
　　　　　 ,　　　　　i　　　ヽ　　 ''＜ニニニニﾆ|ニニ/ニ／　　　　/ /　　　_i__
　i { 　　　　 /　　 |　　　　 ∨　　　　''＜ニ＞ ´￣￣￣_ノ　　　　/ /　　.ｨf笊/
　| |　　 /　　/　　＿|＿　　　 .∨　 V　／ {´　ー== ニ､: : ',　　　 {/　.ｲ笊ｲ　′
　| |　　./　　/　　ﾏ笊笊≧x　ハ　　}／ {　 |　　__　---ィ: : :}　　 /{ｨ笊イ　　 {
　:,　　./ 　　　　 ∨　　ミ笊} _...ィ　　 .{　 |　　＿＿): : : : : } /､/ /イ　　　　ハ
　 ', ∨　　　　 / 　 ∨　　　　 {ff_/　　　 {　 |＿　　ィ＜￣￣/　　＼　　　 / 　〉
　　∨　　　 .／, 　　 i　　　　 .／/　　　 {　 |__..イ|| ﾊ∨＿__.,　　　　}
　 ./　　　／　/　　　.}　　／　/　　　 .{　 |￣￣「　ﾊ∨　 i　　　　,　　　　　　 {
　　　　／　　/ 　 /　/　　　　　.′　　／, 　 ,　　ﾘ　ﾊ∨　|　　　./　　　　　　ﾊ
　　　　　 /　　/ ./　　/　　　　／　 { 　{　　〃　　　}:}　 !　　ｲ　　　　　　　　',
　　　/　　 /　　/ .〈　　/　　　　　. :　　　 }　 }__.//＿＿_.j:j＿| 0　　',　/　　　　　　 ',
　　 /　　./　　ｲ　　}　 ′　　　 . : :　　　 ,　 ,　(__)　　　 (__)　 ',　　　∨ /　./
　　i　　 /　／/ 　 /　　　　　　　　　　　/　/　笊　　　 /笊　　',　　　 ∨　/　　　　　　＼

清姫は魔女のガス抜きと割り切って、それを黙認していた。

ちなみに清姫はＴＳ転生者である為、まひろでも彼女を落とすことはできなかった。

逆を言えば、まっとうな魔女の多くがまひろのファンクラブに加わっていた。
1408 ：名無しさん＠狐板：2024/11/18(月) 22:25:22 ID:FZ0TKrhz: 思った以上に酷いことになってた…
これを放置するのはアカン…
1409 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/18(月) 22:25:24 ID:p7ekwoOj: 　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,...ｧ‐､''''':::―-..､
　　　　　　　　　　　　　　, ､.::´:::/::::::::＼:::::::::::::イヾ､
　　　　　　　　　／/::::＼/ z=ニ=zヽ＜::::::}:::::::ヾ､
　　　　　　　　〃:/:／≠ ´　　　　｀ ≠ ヽ::_,,, -ｧh
　　　　　　　　　　 /:::＞ ''´　　　　　　　　　　　ヽヽ::/:::)h
　　　　　　　　 {:〃　! 　 !　 |!　　 ',　　 ',　　| ｀'' ニノ
　　　　　　　　 f　　 .! 　 !　 ! ,　　ﾄ '，　ﾄ _,,,!　　　 ,:｀＞.､
　　　　　　　　　 } !　　l 　_l ノ!　，　 ! ',|￣|ヽﾄ ! 　　 ',::::::::::::＞､　　　　　　魔女と人間は寿命が違い過ぎるわ。
　　　　　　　イ|　　 {´､ |､ |　 '､　}　,ｨﾔ芹ﾊ}　　ﾄゝ ,,＿::::::::≧=-
　　　　　　　　,.:':::::! 　　 ',ｬ弋芹ﾐ　ゝ'　弋辷zｼ′　　ll　',　 ∧￣　　　　　　すぐに老い衰えて死んでしまう人間と男と情を交わせば、
　　　　　　ノ::＞ | ! l　　',ゝ辷シ　　　　〃〃ｲ,　　　ﾊ　，　∧
　　　　 -≦＞'　　} !　, 　ゝ',〃〃 ' ,. -､　　　ハ　　 У　ﾉ　　 ∧　　　　　　こっちが傷つくだけだけど、男魔族なんかと関われない。
　　　　　　　　　　,' {　l!　　ゝゝ　　　ヽノ　　イ　!　 / ／　　　 ∧ゝ
　　　　　　　　　 ,′l　 l　　ヾ　　 ≧ ┐　イ,,,┐ .!　イ } !　　　　 ∧ヾ､
　　　　　　　　 ,′ 乂ヽ　　',　_　,イ::::ｲ‐ﾄ::::ヾ､ }　　 ,'ﾘ　　　　　 ∧ ヽヽ
　　　　　　 /　　　　｀¨　=-,ﾏ　ヽ／l!　l!＼ノ .! 　 /ヽヾ､　　　 ', ∧　ヽヽ
.　　　　　 /　　　　イ/ヽ　', 　　 / 　 ',　　 ,　 /=!＞≦≧_､　 ,　ヽ　丶ミ=-
　　　　　 /　　　／ニ≧_/.ヽﾏ≧/-r≦ﾆ,ニ/／ﾆ/ﾆﾆ/ニﾄゝ≧-，　ヽ
.　　　　 /　　 -ｧ-=／/='ニハ',／ニ}ニニ',='/ニイ≦ﾚf ヽ'ニ｀ニ〉'　　　＼
　　　　　 /　　／ﾆイ!ノレ!ニニ/!ニﾆ,'ニニﾆヽﾆﾆ乂ニﾆl　!‐r‐r､/　ゝ　　＼
.　　　　 /　　乂ﾆニニﾆ､!ニ／.､ニﾄ､ニ／ﾆ|ﾆヽﾆ≦一'　 }　! l ﾉ',　　ゞ､　　　ヽ
　　　　 ′　 /　　ヽニニﾆl,≧ヽニ≧ﾆ≦ニﾆｲﾆハヲ¨'''''‐､_二ﾆﾉ　，　 ∧＼　　ヽ
　　　　′　 ,′　ノﾆニﾆ,! ﾄ､.===＝＝＝＝===≦'，　 l_!　　　ﾊ　 ',　　∧　｀＜　ヽ
　　　 ,　　 , 　 /::/ニニﾆ!//ニ≧=-　_　-=≦ニニﾊ　　|_乂__ノﾆ',　 ',ヽ　ゝ　　｀＜ヽ
.　　　' 　 /,'　ｨ_::/ニニニ!{ |ﾆﾆ|≧=＝＝=≦ニニﾆ!}　 {ニニニニ},　 , ヽ　　ヽ　　　｀ヾ
　　　{ 　 ' {／:::/ﾆニニﾆl |ﾉ≦.|!!―――――=≧＝{| 　､ﾆニニﾆ' ， .,　ヽ　 .ﾊ　　　　　　ヽ
　　　|　 , ﾉ､:::,ｲニニニニ!|ニニ|!ﾆニニニニニニニﾆ!＼　ゝニニ/l　ﾏ.ﾊ　ヽ　 ,
　　　{／:::::::/ﾆニニニﾆ/=|ニニ|!!ニニニニニニニニ!ニ≧､ー　　l　ﾏﾊ　 ∨ }
　　　ゝ::::::,ｲニニニニノニニニﾆ|!!ﾆニニニニニニニニニﾆ≧､　　 !　ﾏﾊ　 ∨|
　　　､!ｲニニニﾆ／ニニニニニ|!!ﾆニニニニニニニニニニﾆヽ　 l　　}　}　　} .!
　　／ニニニニ/ニニニニニニﾆ|!!!ニニニニニニニニニニﾆ.ハ　l 　 !　! 　リ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __ r‐v‐v‐v‐､__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ ﾍ／￣￣￣￣＼ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 r':／／￣￣￣￣＼＼ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /::{ﾉ¨　　/ 　　 | |! ，ヽ::ヽヽ
　　　　　　　　　　　　　　　ﾚ´　　　ﾊ　　　 } |! .|,　' ゝ_ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　/ 　　　 ! ゝ　 /|ハ | '，',　 '，　　　　　私達はもう同じ魔女と仲良くするしかないじゃない。
　　　　　　　　　　　　　　　／′{ {__,,!.斗‐ ＼/‐‐-}　　} } 　 ',:＼
　　　　　　　　　　　　　／:::::{ | | ゝ/ γミ　　　γ ミヽ /　　ゝ::::＞...,　　　　まひろくんは、そんな私たちの希望なのよ。
　　　　　　　　 ,..イ::::::／} { {　《__弋'ノ　　弋'ノ__》　'，　　ゝ＜:::::::≧
　　　　　　 _,.イ::::＞ ´ ／八ゝゝ＼　　　 '　　　／,′　'，　　＼｀＜:::::::≧...,_　　　あの人のファンになって、何が悪いのよ！
　　　　　　　￣￣　　イ　 /　ゞ　＼　　γ ヽ　／　　 '，　　＼　　￣￣
　　　　　　　　　,，＜　　　 / 　 /　 /　＞　｀ ´　＜　　　', 　ヽ　　　＞，
　　　　,，　＜　　　　　 /　／　／　　　}__｀´__{ 　　　ゝ　　ヽ　　　　　　　＞　，
,，＜　　　　　　　　／　/　／　 .／ニ{:::ｲﾄ::::}ニ＼　　ヽ　　ヽ　　　　　　　　　　＞　，
　　　　　　　　　　　／　　,　/　　／ﾆ/￣¨/ゝ¨￣ヽﾆ＼　 ', !　　　}＿＿　　　　　　　　　　　　＞　，
　　　　　　　　　　／,，-‐┤ {彳_{ {ニ{＿__/＿＼＿__}ニ} }≧}　　 /ニニニ≧=-　　　　　　　　　　　　　＞　，
　　　　　 ,.，　 ´／ニニﾆレニﾆゝゝﾆ/ ―ヨニﾆ＼ニﾆ.| |ﾆ/　　/ニニ／≧ ､
　 ,，　　´　　　／ニニニニニニﾆﾆ＼.{　ニｺニニﾆ＼ﾆ.! !/　／ニﾆﾆゝニニﾆ}
´　　　　　　　/ニニニニニニニﾆﾆ／,′　ﾆﾌニニニﾆ＼/　／ﾆﾆ/￣￣ニニﾆ.!
　　　　　　　 {ニニニニニニニﾆ／ﾆ/!　丿ﾆ'，ニニﾆﾆ/　/､ﾆ￣ニニニニﾆﾆ/
　　　　　　　乂ニニニニニﾆ／ﾆﾆ/ﾆフ=!ニﾆヽニニニ{　.{ニ｀ー- 　＿ニﾆ〈
　　　　　　　＼ニニﾆ,，≦ニニ/／ﾆﾆ|ニニﾆヽニニゝ　＼γ―‐ ､ニニ￣ ¨　―――-　　　＿＿＿＿
　　　　　　　　ゝﾆ≦ニニニﾆ／ニﾆﾆ|ニニﾆﾆ'，ニニ≧ｧ‐＝=‐　＼ニニニ＼
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　　　　　　　　　　　　＼イ:::/::::ﾌ{::::::::}::::::く≧＝===!＝≦.{　　　　＼　，　＼ニニニニニﾆ≧､　　　，イ_, ｨ
　　　　　　　　　　　　ヽ{::/:::/::::ゝ／:::(￣≧＝==｜＝≦'，　　　　＼,　r ､へfﾌフニニﾆﾆ/　¨¨ ／ ―く
　　　　　　　　　　，イﾚゝ〈:::::::/:::::／ニﾌ:{ニニﾆ!ニニニ≧　,　＿r ､/,， ≦ﾌ¨／ニニﾆﾆ/=}､　/／￣￣
　　　　　　　 ,，≪ニニニ＼＿{:／ニニゝ:ゝニニ!ヾ≧=‐--‐≦ﾆ≦ニニ＞ ´　　　＼ニﾆ/／　ゝゞ
　　　　 ,.， ≦ニニニニニﾆﾆｨニニニニニ//＼＼/ニ＼}ニ≧＝====＜　　　＼　　　＼／　　　ゝ }
-=≦ニニニニニニニニﾆ／::}ニニニﾆﾆ./:::}ニﾆ./＼ニﾆ＼)ニニニニニﾆ≧=‐　　＿
ニニニニニニニニニﾆ／::::::::}ニニニニ/::ノニﾆ/ﾆ＼＼ﾆﾆ.＼ニニニニニニニニニニニニ≧＝=―-　　　＿

勿論、魔女たちにも言い分はあった。

彼女たちは、そこまで追い詰められていたのだ。
1410 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/18(月) 22:26:35 ID:p7ekwoOj
1411 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/18(月) 22:27:04 ID:p7ekwoOj: ttps://www.youtube.com/watch?v=wsda72Rtsp0

　　　 j!　 .|　　 _　　 -―――-　　/　　 |
.　　 ,′　レ ´. . . . . . . . . . . . . . . .⌒ヽ/、　 /}
　　 /　　 .|.／ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .｀　〈 .|
　 ./　　　 |　./. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ＼
　/　　　 /_ノ| . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ . ヽ. . . . .V
ノ　／￣　　/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | . .| . . . . .∨
|　　　　　／ .| . . . . . . __|__ . . . . . . . ￣|￣|ヽ| . . . .∨
|　　ィ´ . . . | .| . .|／ . .! . . . . . . . . . ...| ノ| .ﾉ! .|.. . .|
|　 /.::」 . . . ...| .|／| . .| ..|ハ . . .| . . ./|ｨ===ミz、! . . |
_／⌒ﾊ . . . . ', | . .|ヽｨ==ミ } . .ﾉ . ./ｨ {:i:ヽ:|　}】. . .i .|
　　　　.} . . . ..ヽｨ／ /:,-:::| ／} .／　辷ノ　ﾉ|　 /./　　　何で性転換の魔法を創ったのかって？
、　　 /|ヽ . . . . 【{.　 { :i::」:|　　　　　　　　 .|／|ｲ
｜「 . ! |　i! . . . ..＼　｀¨ ´　　　　　、　 ,:,:,:　|//|　　　　いや反ポリコレの切り札になるからですよ。
｜| . .| .ヽ」＼ . .＼|　 ,:,:,:,,　　　　　　 ′　　　 |//|
｜| . .| . |∧ . ｀⌒「　　　　　　　　　　　　　　 /|//|　　　　今なら使い捨てにしても構わない実験台がいるので、
｜| . .| .//∧　　 ∧　　　　 ,　-‐　フ　　 ∠｜/,!
｜| . .|////∧　　｀ゝ　　　　｀　ー ´　　ｲ| . ｜/,!　　　　人体実験には不自由しなくていいですからね。
｜| ..//////∧ . . .∧ ｀≧　　　＿＿／二Vヽ.ﾉ//
/:/ ///ｨf二ﾆ}!、 . . ∧　　　 ∧;i!i!|::::: ∨二]|}//
. | . ,ｨ仁二二 Ⅶヽ . .∧　　　,//|i!i!|::::::: ∨二]./
斗f´二二二二Ⅷi!i＼.∧_ 　 |//|i!i!|:::::::::::| 二]!
⌒＼二二二二}ヽi!i!i!.＼}/≧}//|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i＼二二二｝ﾄ:＼i!i!i!i!≧///.|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ:::＞i!i!i!i!i!i!i!i!|i!i!|::::::__::::｀ヽ」
i!i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ:::::::::::＞i!i!i!!|i!i!|r ´/::::::::::::∨
i!i!i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ::::::::::: ,ｨ　¨ ⌒´_/:::::::::::::::::}

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ
　　　　　　　　ハ　　　 _,､､､､､､､､,,_ 　　　 | ∨ /
　　　　　　　 ,'　 V＜: : : : : : : : : : : : : ｀''＜　|　∨ /
　　　　　　　　　l／.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.|.　 ∨ /
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.　　　　　　 /: :/ : : ＿＿ : : : : :‐/|――: : :.ﾍ　ヽ.　　 ∨
. 　　　　 ': : l : : : ﾊ: :ﾊ : : : : :/-| : ハ : : : :ﾍ　　｀''＜┘　　　　２１世紀の欧米みたいに多様性を主張する奴がでてきたら、
　　　　　 | : : : : : :|竿竿､: : :./斧竿竿.: : : :. :.ﾍ　　　, イ
　　　　　 | : : : : : :|_ﾋｚｚ} ＼/　_辷ｚｚ}/ :/ :/ :/ヽ＜¨¨¨八　　　『それなら性転換の魔法を使えばいいだろう』
. 　　　　 l: : : __｢ヽ::::::::::　'　　:::::::::::: /:ｲ ,ｲ: /ン }＿イ
　　　　　　　Vヽ|‐}~ ｢ヽ　　　　　　　　ィ:}:／|　,ｲ　｀ヽ∨ /　　　と突っぱねられるでしょ。
　　　　　　 // /　l 　}.　 ⊂⊃ 　　　　| : : :|⌒).　　／:∨
　　　　　　ﾍヽ､　{　弋　　　　　　, イ | : : | : : ＼／ : : : l
　　　　　　 /:.||ﾍ　’ 　　｀ヽ _x＜　　 |: : :| : : : :|| : : : : : |
.　　　　　 /: : : : :＼　　　　ﾏ　　　 ,ｨ|: : :| : : : : : : :＿彡┐
　　　　　 / : : :ｧミ:＿＼.　　 |､　 ,ィニﾊ: : |〉￣￣￣　 //│
.　　　　 / : /: :|}.　　 /ヽ､.　 |≠ニア　 V从　　　　 //::ﾊ.|ヽ
.　　　　　, : :/ : :|}.　　 /　㍉ヽ|ﾆア　 ,ィﾟ〈〈　　　　　//:::::::ﾚ: : ヽ
.　　　　 |: :ﾊ : /|} 　,ｲ　　　㍉ヽ　／／ﾍﾍ　　　　 //::::::::/ : : : :Y
　　　　　从l {:./:::|} /　| 　　　　㍉ヽ／＞''´}VVﾉ　 //:_　-=====ﾐﾊ
.　　　　＿＿V::::::|},' 　ﾊ.　　　　ﾐ ∨ く oＯ　＞''´～''^´　　　　/
. 　　ﾍ～～～.∨　　　　　　　　　ﾐ ∨oﾟヽ　〉.　　　　　　　 /

　　　　　{ 〈 W: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : W／
　　　　＿辷W : : : {: : : : ⌒ : : : ⌒} : : : : : / : V￣／
　　　　＼　　|: : : ／: : : : :',: : : : : /: : : ＼/: : : }／ニ=-
　 -‐=ニﾆ)Ih|: : : : :丶 : : : ',: : : : : : : : : :/: : /:ﾉニニニ　　.　パイセクシャル以外のLGBTQは
　寸ニﾆﾆr‐圦丶: :ト､i＼ﾄ､ﾄ､　/|／ﾚIノＬ: /:/⌒ヽニﾆ
　　＼_／ii　j[|:＼ﾄ｢x===ﾐ　 V　 x===ﾐ厶イ:|:[|:.　[|　　　..　性転換で対処します。
　　　　　 [|/: : :|: : :|､､､　　　　　　　､､､ハ: : |: :
　　　　　　': : : :|: : :| 　　　　　′　　　从|: : |: : :.　　　　　　多様性？
　　　　 /: : :／|: : :|i.､　　ﾏ　ﾌ　　.ｲ:.:.i|: : |: : : :.、
　　　　 ': :／:.:从: : ∨:＞　__r=z__　＜ .:.:.:.i|: : |、: : : :.　　　　なにそれ、おいしいの？
　　　 /／:.:.:.:.:.:∧: : :V:.人||　　　||人.:.:.:.:.:.i|: : |i.:､: : : : 、
　　　':´:.:.:.:.:.:.:./:.∧: : l/／||　　　||／＼人i|: : |i.:.:.＼.: : :.
　　/.:.:.:.:.:.:._-=Tニ∨ﾄ＼　||　^　||　／ﾆﾆ|: : 厂＼:.:＼: : 、
　.:' :.:.:.:.:.:./ニニニニニﾆУ|　i　||／ﾆニﾆ八/ニニ〉:.:.:.:＼:＼

悪の組織ショッカー総統もとい魔法ギルドの会長は冷酷非情だった。

都合のいいモルモットが手に入る状況をサービスタイムだと割り切り、影で人体実験を積極的に行って人間を使い潰していたのだ。

それは魔族に相応しい鬼畜の所業だった。
1412 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/18(月) 22:27:40 ID:p7ekwoOj: 　　　　　　　　　　　 ,;.　　　　　　　 :;.
　　　　　　　　　　　,;;;;　_,.．-''　'''- ．._ :;;;;.
　　　　　　　　　　 ,;;,,''"　　　　　　　　　:;;;;;;.
　　　　　　　　　　;'　　/　/　　 l　､ヽ　 :;;;;;;;:.
　　　　　　　､,,,,,,/　/ /　l　　　 l　ヽ_L..;;;;;;;;､;:,
　　　　　　　ﾞヾl　 l　l　│l　　　l 　 l｀ﾞヾ:;;;;;;,;;',,,,
　　　　　　　ﾞヾ　 l _l　 __l 　,　l__ ﾘ　 l　ﾘ;;;／
　　　　　　　､=ﾍ　ヽ￣　ヾ〃　￣ /　　/: :｀: :>　　　ただ、この魔法は現時点では公表できません。
　　　　　　　　＼ｿ､　ﾞ＝＝　　＝＝/／;)~｀ﾞ´i
　　　　　　　　　ﾉl ~Tl 　　,　　　 ´l　 lｿ　 l　 l　　　　この時代では、女性の権利は認められていないから、
　　　　　　　　　 l　l ゝ､　　r-､　　_ l　 l l l　 l　l
　　　　　　　　　 l ,:l　 l:::ﾞ　､￣　'",,.l　ﾘ-､l 　､ l　　　男性の方が圧倒的に生きやすいですよ。
　　　　　　　　　 //:l　l／;;;;l l／／;l　ﾘ:: :ヽ　､ﾑ
　　　　　　　　　 /: :, ﾚ'/;l;;;;;l'／';;;;;,'レ'::::／;;ヽ　､ﾑ
　　　　　　　　　／:/: /;;;l;;／: : :／': : :／: :'　＼　ﾑ
　　　　　　　　/: : /::/ﾞﾞ;／　／ /: : :/: : :'　　／;;､　ﾑ
　　　　　　　 /::::/:::/;／;___／　/;; ::/: : ,　／　ﾞﾞﾞﾞ;;　ﾑ
.　　　　　　 /..:::/::/ﾞ;;ヾ≡≡-/~: :/:: :. .／ﾘ　　　ﾊ　ﾑ
　　　　　　/ : :/: /;;;;;;;;;／: : /: : :/:: :／　　'　　　　　l 　ﾑ

　　　　　　　　　　　　　　 /|　　　　　　　　　　　　　　　 ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧|　　　 -‐: :　￣￣　: : ‐- ..、　| ∧
　　　　　　　　　　　　　 ∧/| ／. : : :　　　　　　　　: : : :＼| /∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　| /／. : 　　　　　　　　　　　　　 : : |　/∧
　　　　　　　　　　 ∧　| /. :　　　　　　　　　　　　　　　____|, 　/∧
　　　　　　　　　　　　　〈　∨/. :　　　　　|　　　　　　　　　　＼＼　/∧
　　　　　　　　　　　　　　 ∨ /. :　　　ｌ　 | :l:　　　 |　　　　　　＼　　/∧__
　　　　　　　　　　　 ∨: :　l　　 :|　 | :|:.　　　　|　　　 :|: .　　｀ト- ∠二
　　　　　　　　　　　 ________ｊ{ : :　:|　　 :|ｌ　 | :l: :　　 /|　:| :|　|: :　　　, }／／￣
　　　　　　　　＼____八　　　 :|:|ｌ　 | l|: :　　:/.:|　:| :|　|: :　　 /∧∠_____　　例外は一級魔法使い試験に合格できる
　　　　　　　　　　／∠㏍、　＼|从　|八: .　:/ /|::/|/|　|: : :　//厶％Жｱ
　　　　　　　　　　　＼＼]Ж＼　 :灯苧ミ　＼/|/ ,灯苧ミ:|: : : ／￣＼[／　　魔法の天才だけですね。
　　　　　　　　　　　　　￣了＼＼:杙-夕　　　　代-夕小イﾍ}　　 : : |
　　　　　　　　　　　　　　 |　　 :| 斗 ⌒｀　　,:　　　⌒｀/ 　 |ノｊ　　 : : :|　　　　逆を言えば例外を除けば男性が有利だから、
　　　　　　　　　　　　　　ｌ　　 :| :小、　　　　　　　　　 //　 :|イi　　 : : :|
　　　　　　　　　　　　 ,　　. :| 　ｧ‐‐=z,、｀　 ´　　　//　 :|::|:|　　 : : :|　　　　LGBTQに関係なく、女性は男性になりたがります。
　　　　　　　　　　　　　　 /　. ::/:| :/-=㍉_/ト　__ . : ´ ／//　∧!:!:. 　 : : :|
　　　　　　　　　　　 /　: ::/. :|/-=㍉_//V∧　　／／/　/ :∧!::.　　＼|
　　　　　　　　　　　　　 /　: ::/. : /-=㍉_//:: V∧／／: :/／／/∧: :.　　　＼
　　　　　　　　　　 /　: ::/／/-=㍉_//:: :: :V/／:: :: :: :／/////＼: :　　＼＼
　　　　　　　　　　　　 /　: :／/,/-=㍉_/∧:: :: :／:: :: : ::／//|///////＼: :　　＼
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　　　　　　　　　　　 /‐ﾆ/.　　 /　!　　　　 }.　　　　　寸ﾑ
　　　　　　　　　　 {ニ/_　　 /　 {　　　　　}　　　　`'寸ﾆﾆh､
　　　　　　　　　　　 <ﾆﾆア　　./　　{　　　　　}　　 }　 }　寸ﾆﾆh､
.　　　　　　　　＜ﾆﾆ‐/　　　 { ﾊ　 '，　　　/　/　/　/!　}　ﾏﾆﾆニ＞
　　　　　　　　　　＞{　　　{ト､、　 { ヽ、 ./　/　,,斗iｾ! ./　　∨''~´
　　　　　　　　 < 　ﾊ.　　 ,ｨぅ笊ﾐh､,, ∨／,ｨi笊窃㍉/　　ﾊ.}⌒>　　　しかし、それを許してしまうと、男女比が偏ってしまい、
.　　　　　　　　　＼｣∧ 　乂.Ｖこｿ　 ''´　　Ｖこｿ /　　/⌒{_/
　　　　　　　　　　　　 /　＼≧ `冖'´　　　　　　`冖^/, イ/}!　 ∨ /　　　出生率が激減してしまいます。
　　　　　　　　　　　　/　　|　　ﾊ　　　　　　{　　　　　 /. 　 }!. 　 ∨ /
.　　　　　　　　　 /　　　|　　{.∧　　　　, ― 、　　 ./‐}.　 }!　　 ∨　　　故に、この魔法は現時点では一般化できないわけです。
　　　　　　　 /. 　　ﾊ　　{ニ}h､　　ゝ _ ノ　　ィニ/　从　　 ∧
　　　　　　　 /. 　　 /　Ⅵ、lﾆﾆニ)ｈ｡　　　, イﾆニ/／/　 ∨　　∧
　　　　　　　 /　　　　/　l　Ｖヾﾆﾆﾆﾆ|_.≧≦./ﾆﾆﾆﾆニ/　 / ∨ 　 ∧
.　　　　　　　　　　 / 　 l.　Ｖﾆﾆ〈｀丶､`'く/汽ﾆﾆﾆニ/　 /　　∨ 　 ∧
　　　　　　　/　　　 /　　 l 　Ｖﾆ〈｀丶、ヽ　＜＼ﾆﾆ./　 /　　　 ∨ 　 /'，
　　　　　 /　　　 /　　　　　　Ｖﾆ)ｈ｡　`.　　ヽ/∧　 /.　　　　 ∨ /　ﾊ　./
　　　　 /　　　　　　　　　　'，　Ｖ<￣｀`　　　 //　 ∨ ,､丶`￣￣.∨　,　∨ /
.　　　　　/　　　　 |　　　　　 '，　Ｖﾆﾆﾆh､　　//　　　＼.　　　　　 /　/　　∨ /
.　　　　 /　　　　　 |、　　　　　'，　 ∨ﾆﾆﾆ.＞//　　　　　ヽ　　　 /　/.l　　　∨ /
.　　　 /　　　　　　 | ＼　　　　　　　 ∨⌒¨⌒| |　　　　　　　'，　 /　/　|　　　 ∨
. 　　 /　　　　　　　|　　＼　　　　　　}.　　　 | | 　　　　　 '，/／　　|　　　　}
1413 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/18(月) 22:29:50 ID:p7ekwoOj: 　　　　　　ﾊ　　　　　|ﾍ
　　　　　,' .}. .　　　 ! .ﾍ
　　　　／ .ﾉ. ＿　==-ﾄ、.ﾍ |h､
　　／=＝￣／..:::::::::::::::::≧ﾄ､.}
、　{　　　　ノ ´..:::. : : :::::::::::::::::::.＼
＼≧､　〃: : : : : : : :;: : : : : : : :.∧,ヾ､
≦/,,,___{: : : : :,: : : :/{: : : :: ::i:: :: ::.} ､　）
＜⌒ｰ-!: : : : /!: :/´|: : : : : |!.: : : | ﾘ ′
　 ∧: : {: : : :i{ｘｆな㍉寸: :x示: : :/　　　　　言うまでもありませんが、
　∧ : : ::ヾ: ､ヾ乂ﾘ　　｀''{frﾘ,}:;ｿ
.∧: : : : : :.i!: :iヽ::::　　　 '　.::/|:∧　　　　.　この時代でもLGBTQに該当する人間はいますけど、
′: : : : : : :i!: :{､　　ー_-　ｲ: .!: ,r寸､
.. : : : : : :≦|:.∧｀≧ - イ゛: |: i: :りメ/　　　その人たちはマイノリティとして、ひっそりと暮らしています。
. : : : ＜.｀＼　ヾヾ　i! i .|!｀ヾ : //く/:ﾍ
: ,f　　　　　＼ ..ヾi!i!,|　i!　 }://（/ : : ﾍ
∧- ､　　　　.＼　｀y　i!　 //{ /_ : :ヾ,ﾍ
{　　　＼　　　　　ヾ　|　.| ,､/〉//,.: : :ﾍヽﾍ
|　　　　　､　 i　　　ヽi!　ノ〃ｿ// ∨: ∧＼､
|　　　　　ヽ |!　　　 | f゛　´　ｲi:.　∨: ∧　＼
|　　　　　　ヽ|__.-===+{　　　　ﾘ,　　
|　　＼　　　ﾍ三二=イ.　　／∧　　
|　　｀≧ー　/≧-=⌒｀ヾy' ヾ　∧　　､　
|　　　　／≦´　　　　ヾ　 }!　ヾ､ ∧　　＼ .∧
i!　　.／　　　　　　　　}　 |　　)ハ　＼　　ヽ.∧
!　〃　　　　　　　　　 |　 |　 /´φ　　＼　　∧

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|ﾍ
　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　 | ∧
　　　　　　　/ |　　　　　　　　---　　　_　　　|　∧
　　　　　　 /　|　,　　´　　　　_　　　　　　` 　 ';　 ∧
　　　　　　,'　／　　　　　　　　＼　　　　　　　V　 ∧
　　　　　 ,　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　V　 ∧
　　 |＼ /　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼￣　----∧　　　　　ポリコレ活動家のような厚かましい連中ではないので、
　　 |　ヽ:/　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　　 }　___
　　＼　/　　　,'　　　　　　　　　　　　　　　 l　　` ト- ／￣／　　そういう意味では許容できますよ。
　＿＿〉{　　　 :|　 l　　l　　　　　　 |　 |　　　}　　　 V　　／
　＼　从　　　|　 l　　l　　l　　　 /　/　　　,:　　　 /-＜￣　、　　やはり慎ましさは大切ですね。
　　＞ -〉　　　|＼|＼ |ﾍ　l　　// |/-|/|　/　　　 /　　　　　／
　＼　　人　、人ｨﾍ云ミ Vﾍ / / ｲ芹≠V　／／ |Y^Y_ ／　　　　まあ、この時代で、そんなことを叫ぶ活動家は
　　　＼,,/| ＼＼从廴.::ﾉ　　　　　ゞ- イ／/ｲ　}　||　|_|l
　　　　　| |　|_|ヽ|ヽ　　　　 '　　　　　　 |　　 |_ノ　　　　,　　　　　　周囲から異常者として排斥されるだけですよ。
　　　　　|_|　　　 | 心　　　　　　　　　　　|　　 |　　　 V 　'
　　　　　l　　　　 l　　ト　　　｀　´　　　ｲ　 ,;　　　　 V　 ,
　　　　 ,　　　　 /l　　|　　＞　　_　イ _ | 　 / V　　　　V
　　　　/　　　　/ l　　 --　V∧　　／/ l　 /　〉＼　　ヽ l
　　　 /　　　／￣/￣｜　　V∧／//／l　/ ／|　　＼　　＼
　　　/　　l 　　〈　　 |　　　V///／　 l / ´　 |　　　＼　　ヽ
　　 /　___ |　　　〉　　|　　　 V／　　／「￣￣　　　　　> 、＼
　　/ / V |　　　　| 　　|　　／　　／　　|　　　　　／＼ |　　＼

.　　　　　　　　 /|　､丶`￣｀¨¨¨¨¨ ヽ　　 |'，
　　　　　　　　 /‐| / .／　　　　　　　　　ヽ |∧
.　　　　　　　 /ﾆ∨ /　　　　　　―　　＼.　 |‐∧
　　　　　　　 /ニ/／⌒　　　　　　　　　　＼|ニ∧
　　　　　　｣ニ/　　　　　　　　　　　　＼　　|ﾆﾆ‐}
　　　　　　,ィニ/　 l.　　 ,/　　　　　ヽ　　ヽ ∨ﾆﾆ}!
　　　　　　｀'寸　 l.　　 ∥　　　　　　　'，　　Ｖﾆﾆ‐廴　　　　まあ、私もノーマルとは言えないから、
　　　　　　　 { 　 |　 |　i!　　 |　　　　　l}　　/ﾆﾆﾆア´
　　　　　　　 {ﾊ　|　 |　i!　　 |　　　　 l}　 /ﾆ＞''´∨ /　　　そういうマイノリティには、これでも配慮しています。
　　　　　　 | ∧ﾍ　|　i!　　 | ./}　,ｨ　/　/ｧ'＜　　 ∨ /
　　　　　　 |/　＼､|ヽ{ヽ　　|/ .ﾚ'　Ｖ　/　ﾊ　｀''＜ ∨ /　　この時代では十分に優しいですよ。
　　　　　　　 /　　{ ∧.　　 `r┘　　 /イ.　　} |　　　ヽ.∨ /
.　　　　　 /!　　{ 　 )h､　_ ＿__　　,ィ　　 .} |　　　　 ',∨ /
　　　　　 /.|　　 {　　 {: :)ｈ､ _　,ィ./: :}　　　} |　　　　　 ',.∨ /
.　　　　 /　|　　　∨ヽ.{∧ 　 ∨//　 .}　ﾊ/ .|　　　　　　', ∨ /
　　　　 /　 .|　　 | 　 | 　 ∧ 　 ∨　　/／ |　│　　　　　 }! ∨ /
　　　 /　　.|　　 |＿_|.　　 ∧.　/　　 /　　|　│∨　　　ハ　∨ /
.　　　/　　 |　／_ ＿ヽ.　　 ∨　　 /.　　 |　│　∨. 　 /　 l　 ∨
.　　 /　　　 |< / _,､　　Ｖ､.　 /　　 /　　　 |　│ 　 ∨ /　　 l. 　 '/
　　 { 　 /　 | 〈_,,､ ‐　　Ｖ≧x: : :./: : : : :./|　│　　 ∨ 　　 | 　 }!
　　.从./　 /　 └‐ ､　　　Ｖ￣￣￣￣｀ヽ |　│　　　| 　　 │　从
.　　　/　 /　　/　/:.ﾍ､　　 } ＼　　　　 |　│　　　| 　　 │ /
　　　{　 /　　/　/: : :.ア¨¨ }.　　＼　　　　 |　│　　　|　　　　ｉＶ
.　　从/　　/　/: :／: : : : |}.　　　ヽ　　　|　│　　　|　　　　| ∨
　／　　 /　/／: : : : : : :l}　　　　　　 |　│　　　|　　　 | 　∨

立場上、王国人のマイノリティには配慮している清姫だった。

※余所者の盗賊団に配慮しているとは言っていません（笑）
1414 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/18(月) 22:30:31 ID:p7ekwoOj: 　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧　　　　　　　　　＿＿＿　　　　　　　　　 ∧
　　　　　　　　　　　　　　 ///,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　'//,
　　　　　　　　　　　　 ////,＞　´　　　　　　　　　　　　　　　｀＜i///ﾊ
　　　　　　　　　　 ///／　　　　　　 /　　　　　　',　　　　　　 |///∧
　　　　　　　　　　　　　　//'　　　　 /　　　′　　　　　　',　　 ∨　　　 |/////,
　　　　　　　　　　　　 {/　　　　 /　　./　　　　　　　　 ,　　　∨　　　|/////ﾊ
　　　　　　　_　　　　/　　./　　/ 　　 '　　　　　　　 i　　　 ',　　　∨////∧
　　　　　　　　　ﾏﾆ=- /　　 '　　 '　　　 {　 i　　　　　　　 !　　 __}＿＿__V --=ミ､
　　　　　　　 V///　　 {　　 |　　　 .ﾊ　|　　　　　} 　 /　　　＼////////////,ヽ　　　　念の為に言っておきますが、
　　　　　　　　　　＼{　　　 ',　　ﾄ.　 _斗 ',七',　　　./ ｀ｲｰ-　　　＼///////////,}＿
　　　　　　　　　　＜iﾊ　　　', ー七ヽﾄ､{　ヽ{　', 　 /|　/ }　／}｀/ー　|≧=---r--彡/／　　魔法ギルドは人体実験が必要な魔法しか
　　　　　　　　　　／|　',　　 .ﾄ,,ｨ≦弐笊竺ミｘ､ヽ/　}/,ｨ≦弐笊竺ミｘ!　　　 |///／
　　　　　　　　　＼　.∧　　|《　 {:　)刃乃}}　　　　　 {　)刃乃}}　》　　　 /=≦ヽ　　　　開発していないわけではありません。
　　　　　　　　　　　　Ｙ |　＼ {　　之弐沙ﾘ　　　　　　之弐沙ﾘ /　　　　/＼　／
　　　　　　　　　　　ﾊ i!　|　ヾ　　　ー―　　　　　　　　ー―　/　／　/ }ヽ. Ｙ|　　　　　むしろ、それ以外の魔法を開発する事が多いです。
　　　　　　　　　　　 ~ .i! ｜V　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ムイ　}／ﾑ i.} ﾊ|
　　　　　　　　　　　　　i!　.|　{ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　/　ﾉ八~|
　　　　　　　　　　　 i!　 | 八　　　　　　　 ―　　　　　　　　 /　　　/ -イ　　i!
　　　　　　　　　　 i!　 }　　.ゝ　　　　　　　　　　　　　　 /　　　/　　　　　i!
　　　　　　　　　　　　 i!　 .|　 i　/ 　 ≧=-　　＿　　＿＿　-=≦　/ /　　　　 i!
　　　　　　　　　　 i!　　}／}/ 　　　　＞／||　〃:.｀:.＜../　／}/　　　　　　　!
　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　／/ /i＞＜彡／/　//イ{　　　　　　　　 !
　　　　　　　　　　　/　　　　　　/　　　/ V　':.:.| }Kく「ﾚ:.:/　/　 ,　∨　　 ',　　　　　　!
　　　　　　　　　 {　　　　 /　　 /　/　i:.:.:.| |全_L!:/　/　 /　　∨　　',　　　　　　!

　　　　　　　　　　　　　 /}　　　 _,､､､､_,､､､_　　　 ,、
　　　　　　　　　　 / ,'＞''´　　　　　　　｀'＜. |∨
.　　　　　　　　　　 ,ｲ /　　　 /　　　　　　　　 ', ∨
　　　　　　　ﾄ､／.　/　　　　　　　　　　　　　　 ',　ﾏ
　　　　　　　　 ',. { ヽ―‐ｧ.　　 |i　　　　 |　　　､,,_ﾍ . ヽ
.　　　　　　＿ﾍゝ , .イ　　　　|i　　　　 |　 |　乂￣　 }―ｧ　　　　この世界の魔法は魔族と魔女由来の魔法がオリジナルで、
.　　　　／¨¨¨ヽ,ｲ　　　 |　　 |i　　　　 |　 |　　　｀¨∨　ノ
.　　　　＼`―‐ |.　　　 |　　 |i　　　　 |　 | 　　　 ∨￣｀ヽ　　　それらを人間用にアレンジした魔法を魔法使いが使っています。
.　　　　　ｏ⌒'ﾊ　　 |　| _|.斗-　　　　 /|　ﾊ. | 　〉　|＿__／
　　　　　 |」　 |ﾊ　　 |　| ﾊハ l　　 l /│｀ト.､| 　　　ﾊ . o　　　　　ぶっちゃけると、人間が使う魔法は劣化した魔法なんですが、
　　　　　　　ｌ |ﾍﾊＶｨ竿竿ミ',　ｲ}/＿Ⅳ Ⅵ.　　ﾊl｣ |｣
.　　　　　　　　 ,'. |. / ﾊ,,《乂ン　 'ｲ　 ''¨うj㍉ｘ| ハﾊ/. l　　　　　　　汎用性では魔族の魔法に優っています。
.　　　　　　　 ,'　| {.| | | }ゝ　　　　　　　　ゞ‐'〃ﾊ}. |　 | l
　　　　　　　　/__ ハ| | | {`　　　　　　,　　　＿_/} ', .|＿|. l
　　　　　　 />''~ヽﾍ.| |. ﾍ　　　､　　　　　ゝ┐∨/.／､|. l
.　　　　 /⌒ヽ::::::::::l. ﾍ　　`ﾄ､　　　 ' 　_　‐''´　V /:::::::ﾊ. l
.　　　　 | 　ゝ､＼::::l . ヽ　　　 ', ､___ｧ''´　　　／ /::::::::::::ﾊ. l
.　　　　 | 　　　ゝ､_ヽ }.　ヽ　　 '，ｲ　　　／　{ l:::::::::::＞''´￣|
.　　　　　|　　　　　乂'，　　l 　　八{　　　l 　　{ l::::／ , イ￣ゝ|
.　　　 /|.　　　　　 ',　　|　　 lV/.| 　　 l　　{ l'"_ノ.　　　　ハ
　　　 /　|　　　　　　 ',　,′　 l./.　| 　　 ',　ゝｲ　　　　　　l 　∨ /
.　　 /. 　ｌ　　　　 /　　 ∨　　 l.　　 l　　　∨ﾊ　　/.　　　 l　　 ∨ /
　　 /　　　ﾊ.　　 /.　　 /　　　 |　＿_l. 　　 ∨-､/　　　| . ﾊ　　 ∨ /
.　 /　　　　ﾊ.　　/.　／/　　　　|ヽ)(___!　　　　ヽ　ヽ|.　 |. ハ　　　 ∨

　　　　　　　　　　　　　　 /|　　　　　　　　　　　　　　　 ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧|　　　 -‐: :　￣￣　: : ‐- ..、　| ∧
　　　　　　　　　　　　　 ∧/| ／. : : :　　　　　　　　: : : :＼| /∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　| /／. : 　　　　　　　　　　　　　 : : |　/∧
　　　　　　　　　　 ∧　| /. :　　　　　　　　　　　　　　　____|, 　/∧
　　　　　　　　　　　　　〈　∨/. :　　　　　|　　　　　　　　　　＼＼　/∧
　　　　　　　　　　　　　　 ∨ /. :　　　ｌ　 | :l:　　　 |　　　　　　＼　　/∧__
　　　　　　　　　　　 ∨: :　l　　 :|　 | :|:.　　　　|　　　 :|: .　　｀ト- ∠二　　　この世界の魔法は『葬送のフリーレン』の魔法に似ていますが、
　　　　　　　　　　　 ________ｊ{ : :　:|　　 :|ｌ　 | :l: :　　 /|　:| :|　|: :　　　, }／／￣
　　　　　　　　＼____八　　　 :|:|ｌ　 | l|: :　　:/.:|　:| :|　|: :　　 /∧∠_____　　　以前言った通り、女神さまの魔法はありません。
　　　　　　　　　　／∠㏍、　＼|从　|八: .　:/ /|::/|/|　|: : :　//厶％Жｱ
　　　　　　　　　　　＼＼]Ж＼　 :灯苧ミ　＼/|/ ,灯苧ミ:|: : : ／￣＼[／　　　　魔族や魔女が使う魔法を除いた
　　　　　　　　　　　　　￣了＼＼:杙-夕　　　　代-夕小イﾍ}　　 : : |
　　　　　　　　　　　　　　 |　　 :| 斗 ⌒｀　　,:　　　⌒｀/ 　 |ノｊ　　 : : :|　　　　　人間の魔法使いが使う魔法を大雑把に分類すると、
　　　　　　　　　　　　　　ｌ　　 :| :小、　　　　　　　　　 //　 :|イi　　 : : :|
　　　　　　　　　　　　 ,　　. :| 　ｧ‐‐=z,、｀　 ´　　　//　 :|::|:|　　 : : :|　　　　　戦闘用魔法、非戦闘用魔法、民間魔法の三つになります。
　　　　　　　　　　　　　　 /　. ::/:| :/-=㍉_/ト　__ . : ´ ／//　∧!:!:. 　 : : :|
　　　　　　　　　　　 /　: ::/. :|/-=㍉_//V∧　　／／/　/ :∧!::.　　＼|
　　　　　　　　　　　　　 /　: ::/. : /-=㍉_//:: V∧／／: :/／／/∧: :.　　　＼
　　　　　　　　　　 /　: ::/／/-=㍉_//:: :: :V/／:: :: :: :／/////＼: :　　＼＼
　　　　　　　　　　　　 /　: :／/,/-=㍉_/∧:: :: :／:: :: : ::／//|///////＼: :　　＼
　　　　　　　　　 /　: :///,/-=㍉_///∧／:: :: :: :／////|//////// ∧: :　＼＼
　　　　　　　　　　　/　／/,/,/-=㍉_/// ／ :: :: : ／//////l|////////／∧: :　丶
　　　　　　　　　 /／/////-=㍉_/// / :: :: ::／////////ｌ|//////／/ //|: : .　　＼
　　　　　　　　　／//,〈///-=㍉_/// / :: ::／//////////ｌ|////／//// /l|: : : 　　　＼
　　　　　　　　 ///////／)┐㍉///,/:: :: :: ::////////// ｌ|//／,///// //l|: : :　　　　　＼
　　　　　　 /////_／／／㍉///,/:: :: :: ::////////,/,/ ｌ|／,////// ///ｌ|: : : :＼　　　　＼
　　　　　　　／ヘ／／／>､　/≫-=≒=≒=≒=-≪///////////// /// /ｌ : : : :　＼　　 : .＼＼
　　　　___／:: :: ::{ 　　／ ∧厶二三二三三二三二＼ ////////／〈//// : : : : : : : 丶　 : : .＼
　　／//|:: :: :: ::{　　　／/∧-=ﾆ三二三二三二三ﾆ=////// ／///∧//: : : : : : : : : : : : 、: : : : .＼
1415 ：名無しさん＠狐板：2024/11/18(月) 22:30:39 ID:dDOvfqqU: 割とマジで清姫が火神と同類になってる気がする
色々とやらかしといて後はなんの対処もせず放置は害悪以外の何でもないぞ
1416 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/18(月) 22:31:25 ID:p7ekwoOj: 　　　　　　ﾊ　　　　　|ﾍ
　　　　　,' .}. .　　　 ! .ﾍ
　　　　／ .ﾉ. ＿　==-ﾄ、.ﾍ |h､
　　／=＝￣／..:::::::::::::::::≧ﾄ､.}
、　{　　　　ノ ´..:::. : : :::::::::::::::::::.＼
＼≧､　〃: : : : : : : :;: : : : : : : :.∧,ヾ､
≦/,,,___{: : : : :,: : : :/{: : : :: ::i:: :: ::.} ､　）　　　戦闘用魔法は、ゾルトラークなどの攻撃魔法を筆頭に、魔力による直接の攻撃や
＜⌒ｰ-!: : : : /!: :/´|: : : : : |!.: : : | ﾘ ′
　 ∧: : {: : : :i{ｘｆな㍉寸: :x示: : :/　　　　　　物理物体を操作しての攻撃など様々な種類があります。
　∧ : : ::ヾ: ､ヾ乂ﾘ　　｀''{frﾘ,}:;ｿ
.∧: : : : : :.i!: :iヽ::::　　　 '　.::/|:∧　　　　　　また、各種防御魔法も戦闘によく使うので、これに含まれます。
′: : : : : : :i!: :{､　　ー_-　ｲ: .!: ,r寸､
.. : : : : : :≦|:.∧｀≧ - イ゛: |: i: :りメ/
. : : : ＜.｀＼　ヾヾ　i! i .|!｀ヾ : //く/:ﾍ
: ,f　　　　　＼ ..ヾi!i!,|　i!　 }://（/ : : ﾍ
∧- ､　　　　.＼　｀y　i!　 //{ /_ : :ヾ,ﾍ
{　　　＼　　　　　ヾ　|　.| ,､/〉//,.: : :ﾍヽﾍ
|　　　　　､　 i　　　ヽi!　ノ〃ｿ// ∨: ∧＼､
|　　　　　ヽ |!　　　 | f゛　´　ｲi:.　∨: ∧　＼
|　　　　　　ヽ|__.-===+{　　　　ﾘ,　　
|　　＼　　　ﾍ三二=イ.　　／∧　　
|　　｀≧ー　/≧-=⌒｀ヾy' ヾ　∧　　､　
|　　　　／≦´　　　　ヾ　 }!　ヾ､ ∧　　＼ .∧
i!　　.／　　　　　　　　}　 |　　)ハ　＼　　ヽ.∧
!　〃　　　　　　　　　 |　 |　 /´φ　　＼　　∧

　　　　　　　　　　　　　　　　　＿
　　　　　　　　　　　　　＞''´　　｀'/ﾄ､
　　　　　　　　　　 /　 /　　　 /ｉ:|　ヽ
.　　　　　　　　　　 /　 /　　　 /:i:i:|　ﾊ}
　　　　　　　　　　 ,　　　　　　 {_}:i:i:ゞ　　　非戦闘用魔法は精神操作魔法や魔法使いの杖を修復するなど
　　　　　　　　　　　 ,　　　　　　 .|ｲ |ﾉ
　　　　　　　　　 ' 　　　　 /! . |　　　　直接戦闘に使用しない魔法ですが、
.　　　　　　　　 ,　　　　　 / |!.从
　　　　　　　　　　/　　　　　 .∧ |!　　　　　その多くが戦闘活動向きである事が多いです。
.　　　　　　　　 /　　　　 /.　Ⅵ
　　　　　　　 /　　　　　　/＼　}!　　　　　この世界では治癒魔法や解毒魔法もこれに分類されます。
.　　　　　 /　　　　　　/　　寸
.　　　　　　 /　　,l 　　 ./　　　　}!　　　　　王国の魔法医師は非戦闘用魔法の使い手です。
　　　　　 /　　/.l　　　 |　　 _ -~ Ｖ
. 　　　 /　　/ / 　　 .|_ -~　　　 }
　　　 /　　/ /　　　 |　　　　／｀ヽ
. 　　 /　／ ./ 　 ,　　 |　　　／　　　 ∨
　　 /／　 ./　／|　∧│　／　　　　　 }
　　／　　 .／　 |/.　 ',|　　　　　　　　 }
.／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /

　　　　　　　　　　　　　　 /{ 　 _____　　ﾑ
　　　　　　　　　　　　　　　　 /i:i}ｧ' ./　　｀寸ﾑ
　　　　　　　　　　　　　　 l:i:ｉ:>　l{　　} 　 <i:iﾑ　　　　最後に民間魔法ですが、これは服の汚れをきれいさっぱり落とす魔法のように
　　　　　　　　　　　　　　　＜ｱ　ﾄ八　 |ｨ,ｨﾉ^寸＞
　　　　　　　　　　　　　　 <乂　《妁＼{妁》　从　　　戦闘ではまったく使い物にならないけど、人々の生活の役に立つ魔法ですね。
　　　　　　　　　　　　　　　　 | ≧┘　 '　　/イ l
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　|　|ｈ､ _ ,ィ |　|　l　　　　原始時代編を見れば分かると思いますが、私達は初期段階において、
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　 |　|∧∨∧.|　|　 l
　　　　　　　　　　　　　　 /　ハﾊ/∧///ﾊハ　 ',　　　この民間魔法を重視していました。
　　　　　　　　　　　　　　　/　/　', ∨/////　/ ∨ Ｖ
　　　　　　　　　　　　 /　/ '， '｡ ∨///　/　　∨.Ｖ
.　　　　　　　　　　　 /　/＼ ',　',　lﾆﾆl　,　　＿'/ Ｖ
　　　　　　　　　　　 /　/　　ヽ}. │| 　 | |　／　　'/. Ｖ ./
.　　　　　　　　　　 /　 {　　＼ V│|zzz| | /　/　　'/. ∨ /
　　　　　　　　　　 /. 　 {　　　ヽ.│| 　 | |/／　　　}.　 ∨ /
.　　　　　　　　　 /　　 ∧　　　＼ｚｚz|／　　　　 }!　　∨
　　　　　　　　　 /　　 / .∧　　／｀y'´ ＼.　　　 √　　 }
　　　　　　　 {.　　/　　∧　／＼/＿,ィ'^＼　　 √∨ 从
.　　　　　　　　从 / ./　　 ∨//////////∧＼ √　∨＿
.　　　　 _,,. -‐ ''"´/／.　　　 /////////// ∧　　　　＼　´~"''～､
　 ,､丶`　　　　　　　　　 ,ｲ/////////////}　　　　　　ヽ　　　　｀丶、
　￣￣￣￣￣ﾆ=‐　　‐=ﾆ　∨///////////./ニﾆ=‐　　‐=ﾆ~￣￣￣￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ≧=‐‐冖‐-=≦
1417 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/18(月) 22:32:27 ID:p7ekwoOj: 　　　 j!　 .|　　 _　　 -―――-　　/　　 |
.　　 ,′　レ ´. . . . . . . . . . . . . . . .⌒ヽ/、　 /}
　　 /　　 .|.／ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .｀　〈 .|
　 ./　　　 |　./. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ＼
　/　　　 /_ノ| . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ . ヽ. . . . .V
ノ　／￣　　/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | . .| . . . . .∨
|　　　　　／ .| . . . . . . __|__ . . . . . . . ￣|￣|ヽ| . . . .∨
|　　ィ´ . . . | .| . .|／ . .! . . . . . . . . . ...| ノ| .ﾉ! .|.. . .|
|　 /.::」 . . . ...| .|／| . .| ..|ハ . . .| . . ./|ｨ===ミz、! . . |　　　元ネタの『葬送のフリーレン』では、戦闘向きの魔法ばかりが重視されて、
_／⌒ﾊ . . . . ', | . .|ヽｨ==ミ } . .ﾉ . ./ｨ {:i:ヽ:|　}】. . .i .|
　　　　.} . . . ..ヽｨ／ /:,-:::| ／} .／　辷ノ　ﾉ|　 /./　　　生活を彩る魔法に関しては蔑ろにされてきたようで、体系化が遅れに遅れて
、　　 /|ヽ . . . . 【{.　 { :i::」:|　　　　　　　　 .|／|ｲ
｜「 . ! |　i! . . . ..＼　｀¨ ´　　　　　、　 ,:,:,:　|//|　　　　民間魔法は伝説の魔法になってしまいました。
｜| . .| .ヽ」＼ . .＼|　 ,:,:,:,,　　　　　　 ′　　　 |//|
｜| . .| . |∧ . ｀⌒「　　　　　　　　　　　　　　 /|//|
｜| . .| .//∧　　 ∧　　　　 ,　-‐　フ　　 ∠｜/,!
｜| . .|////∧　　｀ゝ　　　　｀　ー ´　　ｲ| . ｜/,!
｜| ..//////∧ . . .∧ ｀≧　　　＿＿／二Vヽ.ﾉ//
/:/ ///ｨf二ﾆ}!、 . . ∧　　　 ∧;i!i!|::::: ∨二]|}//
. | . ,ｨ仁二二 Ⅶヽ . .∧　　　,//|i!i!|::::::: ∨二]./
斗f´二二二二Ⅷi!i＼.∧_ 　 |//|i!i!|:::::::::::| 二]!
⌒＼二二二二}ヽi!i!i!.＼}/≧}//|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i＼二二二｝ﾄ:＼i!i!i!i!≧///.|i!i!|:::::::::::| 二]!
i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ:::＞i!i!i!i!i!i!i!i!|i!i!|::::::__::::｀ヽ」
i!i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ:::::::::::＞i!i!i!!|i!i!|r ´/::::::::::::∨
i!i!i!i!i!i!i! ∧二二二｝ﾄ::::::::::: ,ｨ　¨ ⌒´_/:::::::::::::::::}

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i　∨
　　　　　　　　　　　　　　　　}',　　　　_　　　――　　　　、　　i　 ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　i　', ／　　　　　　　　　　　　　　ヾ　　∨
　　　　　　　　　　　　　　　　i,／　　　　　　　　　　　　　　　　　',
　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　_　　ヽ　',　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　ヽ￣　ー'-　　＼　　／/
　　　　　　　＼　ー/　　　　　　　　　　　　　　',　　　　　＼　　　　ヽ　V　　/
　　　　　　　　　＼ ,/　　　 .i　　　　　　　　　　　', 　 ',　　　　　＼　　　 /　 /
　　　　　　　　　　　　/　　　　 i 　i　　　　　　ヽ　　 l　　.i　　　　　 ',　　　　／　　　　しかし、王国では逆に民間魔法こそ真っ先に体系化されて、
　　　　　　　　　　　　{　　 .{ 　 i　.{　　　　L＿i__ヽ　}　　i　　　　　 i　　へ
　　　　　　　　　　　　i　　　{　./i　|',　　　 }　.ハ　ヾ}　.ﾉ　　　　　　lノ:::::::::::ヘ　　　　魔法として整理されました。
　　　　　　　　　　　　i　　　 { /ゝ个、　　i }　 xzZzza ﾉi　　　　.i　./::::::::::::::::::::::ヘ
　　　　　　　　　　　　.i　、　ぃィkz.' ,　 i　ﾚアVIりヾ/.／　　/i ./ﾍ:;;;;;∧::::::::::::/　　王国初期には、ただの農民ですら民間魔法を使うようになり、
　　　　　　　　　　　　 ', i ＼　 {《Vｊﾊ　ヽi　　　　ｘンｿ　i　　/　}/i } |　　ト--　'
　　　　　　　　{~. ^, 　　ヾ　| ＼{. Xツ　　　　　　　// ｿ }／　　　l. 'ﾉ'i',　 .|',　',　　　　民間魔法は魔法使いの魔法ではなく、民衆の魔法になりました。
　　　　　　　ﾉi　',　.　　ヽ.|　　ヾ''' 丶　　　　　　　　　　　|　　　ﾚ　 i_',　.|_ゝ ',
　　　　　　　/i .l　',　i　　　 |　　',　　　, --　、　　　　　　 i　　ハ　　　　　　　',　　　これが本来あるべき姿だと思いますよ。
　　　　　　　', i　'　　.i　/'i　|　　ゝ　　ヽ、　..　　　　　　　 .i　　i　　、　　 i　　　 ∨
　　　　　　　 i　／　　ﾚ　i　 i　　 {　＼　　　　　　／　　 .i　　i　　　、　　i　　　 ∨
　　　　　　　 .i　　　 /　.}　 i',　i　',　　个ｰ=彳　　　　　 ..i　　|　　　i　　　i　　　　 ∨
　　　　　　　　|　　　.{　 i 　 i ', i ', 　　i　ヘ__|　　　　　　ﾘ　 .|　　　　　　　i　　　　∨
　　　　　　　　.|　　 .{　ﾉ　./　',i ／{__／. ＼iiゝ　　　　ノ'i　i',|ヽ　　　　　　i 　　　　.　∨
　　　　　　　　」　　;　ｿ＿/,, ／　i |:::::＼:: : ＼iiゝ　　　　 ', | }/i::＼　 _　　 i　　　　ト.　＼
　　　　　　　/il　^'''　./...',　　　　 .i i::::::::::::＼:: : ＼iiゝ　　　.i| //i :: iヾ_ゝ＼ i.　　　　 l　＼
　　　　　　/:::::::l　　　i ::::::',　　　　.i.l 、:::::::::::::ヽ:: :: ヾiiゝ　　///i :: :i:::::::...'、　＼　　　 i　　ヽ　',
　　　　　.∧::::::::|　　 i　＼ ',　　　　＼ヽ :::::::::::ヽ:: :: ヾiiiゝ///i :: ::/:::::::::::ヽ, 　　 i 　　l　　　',　∨
　　　　/　 .i:::::::＼ } | 　＼',.　　　　　,　./:::::::::::ヽ:: ::ヾiii//ｿ :: ::/:::::::::::::::::>',　 ./　　　l　　　',　∨
　　　 ./　　　⌒i::::＼.|;',　　　i　　　　 ;　/::::::::::::::::ヽ:: :: ∨ｿ :: ::/:::::::::::::／,　　 .ﾍ―i　 .i 　　i.　 ∨
　　　/　　　　　 Lﾍ::ヾ ',　　　l　　　 ;　/::::::::::::::::::::::ヽ:／　:: ::/:::::::::／／　　　/::::::'ハ　 i　　/　　∨

　　　　　　　　　　　　　 /}　　　 _,､､､､_,､､､_　　　 ,、
　　　　　　　　　　 / ,'＞''´　　　　　　　｀'＜. |∨
.　　　　　　　　　　 ,ｲ /　　　 /　　　　　　　　 ', ∨
　　　　　　　ﾄ､／.　/　　　　　　　　　　　　　　 ',　ﾏ
　　　　　　　　 ',. { ヽ―‐ｧ.　　 |i　　　　 |　　　､,,_ﾍ . ヽ
.　　　　　　＿ﾍゝ , .イ　　　　|i　　　　 |　 |　乂￣　 }―ｧ
.　　　　／¨¨¨ヽ,ｲ　　　 |　　 |i　　　　 |　 |　　　｀¨∨　ノ
.　　　　＼`―‐ |.　　　 |　　 |i　　　　 |　 | 　　　 ∨￣｀ヽ　　　王国では民間魔法は民衆の魔法であり、
.　　　　　ｏ⌒'ﾊ　　 |　| _|.斗-　　　　 /|　ﾊ. | 　〉　|＿__／
　　　　　 |」　 |ﾊ　　 |　| ﾊハ l　　 l /│｀ト.､| 　　　ﾊ . o　　　　　これを使えても魔法使い扱いされないほどに簡単な魔法として
　　　　　　　ｌ |ﾍﾊＶｨ竿竿ミ',　ｲ}/＿Ⅳ Ⅵ.　　ﾊl｣ |｣
.　　　　　　　　 ,'. |. / ﾊ,,《乂ン　 'ｲ　 ''¨うj㍉ｘ| ハﾊ/. l　　　　　　　王国の民衆の間では一般化されています。
.　　　　　　　 ,'　| {.| | | }ゝ　　　　　　　　ゞ‐'〃ﾊ}. |　 | l
　　　　　　　　/__ ハ| | | {`　　　　　　,　　　＿_/} ', .|＿|. l
　　　　　　 />''~ヽﾍ.| |. ﾍ　　　､　　　　　ゝ┐∨/.／､|. l
.　　　　 /⌒ヽ::::::::::l. ﾍ　　`ﾄ､　　　 ' 　_　‐''´　V /:::::::ﾊ. l
.　　　　 | 　ゝ､＼::::l . ヽ　　　 ', ､___ｧ''´　　　／ /::::::::::::ﾊ. l
.　　　　 | 　　　ゝ､_ヽ }.　ヽ　　 '，ｲ　　　／　{ l:::::::::::＞''´￣|
.　　　　　|　　　　　乂'，　　l 　　八{　　　l 　　{ l::::／ , イ￣ゝ|
.　　　 /|.　　　　　 ',　　|　　 lV/.| 　　 l　　{ l'"_ノ.　　　　ハ
　　　 /　|　　　　　　 ',　,′　 l./.　| 　　 ',　ゝｲ　　　　　　l 　∨ /
.　　 /. 　ｌ　　　　 /　　 ∨　　 l.　　 l　　　∨ﾊ　　/.　　　 l　　 ∨ /
　　 /　　　ﾊ.　　 /.　　 /　　　 |　＿_l. 　　 ∨-､/　　　| . ﾊ　　 ∨ /
.　 /　　　　ﾊ.　　/.　／/　　　　|ヽ)(___!　　　　ヽ　ヽ|.　 |. ハ　　　 ∨
1418 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/18(月) 22:33:10 ID:p7ekwoOj: >>476から抜粋

モブ貴族令嬢「気持ちは分かりますが、落ち着いてください。これは難関である一級魔法使い試験合格が条件です。
　　　　　　　　　民間魔法しか使えない私たちは無理ですよ」

　　　　　|
　　　　　|. 　　　／
　　　　　|　　　／　/　　-‐━━
　　　　　|.　　/　　′. . . . . . . . . . . . .＞
　　　　　|＼/　　斗-. . . . . . . . . . . .. . . . . . .、
　　　　　|　　　　／. . . . . /. . . .. . . .. . . . . . . .
　　　　　|　　／-/. _ ／/. . . . . . . . . . .!. . . . . .
　　　　　|　　〈. .../__／｀/ . . . . . /. . ./. .|. . . . . .}　　　　人間が魔法を習得するときは、まず民間魔法をある程度覚えて、
　　　　　|＼.　〉.{ ん心/}. . . . ._/._. ./. ....| . ト　　/|
　　　　　|. . V /　乂ノ　Ｌ . . ｨ. ..／丶. .| . |　＼.｜　　　それから戦闘用魔法や非戦闘用魔法を習得するというのが、
　　　　　|. . . .{　　　　　　　　　ん心. ...V| . |. 　　j
　　　　　|. . .,小.　　　　　　　　乂ノ }:ノ . .∧ 　 /　　　　スタンダードになっています。
　　　　　|. ./:/:∧　丶　 _　　　__ ノ. /.!. . . 〉斗=ｧ
　 r‐ .._∩}: ¨7ﾆム　　　　　　ア. . ./斗 . /__＜　　　　　つまり、民間魔法から次のステップに行ってからが
　 }　丶`V　/ニﾆﾆ〕うﾆ=-=≦.. . ..／:|i. . ./.「￣
　〉　　　 Vﾆﾆニ7}斗- _ -=∠. .ｨ: : |:|i. ./ . !　　　　　　　魔法使いを目指す道なんですよ。
　 }　　　　|ﾆﾆﾆﾆ{-=ﾆ二ﾆﾆﾆﾆﾆﾆV|:|i./ . . !
　丶　　ﾆ-=ﾆ二ﾆﾆﾆ-=Zﾕ=-- 　.|:|i. . . |.|
　　　}　　 | Vﾆﾆﾆ-=ﾆ二7¨　　　_..斗|i. . . |.|
　　人　 /⌒Vﾆﾆﾆ7⌒¨　_　-=ﾆﾆﾆﾑ. . ..八
　　　　 V　　 Vﾆ_7　　_ -ﾆﾆﾆﾆﾆニﾌ. ../. . .＼
　　　　　}/.　　 V７,　／￣￣￣￣-く.」. . . . . . ...＼
　　　　　|　　　　　　　　　　　　　　／. . |i. . . ≧=-. ＼

　　　　　{ 〈 W: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : W／
　　　　＿辷W : : : {: : : : ⌒ : : : ⌒} : : : : : / : V￣／　　　.　その結果、上記のように古代の貴族令嬢でも
　　　　＼　　|: : : ／: : : : :',: : : : : /: : : ＼/: : : }／ニ=-
　 -‐=ニﾆ)Ih|: : : : :丶 : : : ',: : : : : : : : : :/: : /:ﾉニニニ　　..　嗜みとして民間魔法を使うようになりました。
　寸ニﾆﾆr‐圦丶: :ト､i＼ﾄ､ﾄ､　/|／ﾚIノＬ: /:/⌒ヽニﾆ
　　＼_／ii　j[|:＼ﾄ｢x===ﾐ　 V　 x===ﾐ厶イ:|:[|:.　[|　　　　　大抵の民間魔法は人間が最低限持っている程度の魔力でも
　　　　　 [|/: : :|: : :|､､､　　　　　　　､､､ハ: : |: :
　　　　　　': : : :|: : :| 　　　　　′　　　从|: : |: : :.　　　　　　難なく使えるように効率化されています。
　　　　 /: : :／|: : :|i.､　　ﾏ　ﾌ　　.ｲ:.:.i|: : |: : : :.、
　　　　 ': :／:.:从: : ∨:＞　__r=z__　＜ .:.:.:.i|: : |、: : : :.
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. 　　　　 ': : l : : : ﾊ: :ﾊ : : : : :/-| : ハ : : : :ﾍ　　｀''＜┘　　　　今では人々が当たり前のように自分で使って生活に役立てている。
　　　　　 | : : : : : :|竿竿､: : :./斧竿竿.: : : :. :.ﾍ　　　, イ
　　　　　 | : : : : : :|_ﾋｚｚ} ＼/　_辷ｚｚ}/ :/ :/ :/ヽ＜¨¨¨八　　..　そう考えると感慨深いものがありますね。
. 　　　　 l: : : __｢ヽ::::::::::　'　　:::::::::::: /:ｲ ,ｲ: /ン }＿イ
　　　　　　　Vヽ|‐}~ ｢ヽ　　　　　　　　ィ:}:／|　,ｲ　｀ヽ∨ /　　　私の努力は無駄ではなかったと自信が持てます。
　　　　　　 // /　l 　}.　 ⊂⊃ 　　　　| : : :|⌒).　　／:∨
　　　　　　ﾍヽ､　{　弋　　　　　　, イ | : : | : : ＼／ : : : l
　　　　　　 /:.||ﾍ　’ 　　｀ヽ _x＜　　 |: : :| : : : :|| : : : : : |
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.　　　　 |: :ﾊ : /|} 　,ｲ　　　㍉ヽ　／／ﾍﾍ　　　　 //::::::::/ : : : :Y
　　　　　从l {:./:::|} /　| 　　　　㍉ヽ／＞''´}VVﾉ　 //:_　-=====ﾐﾊ
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1419 ：名無しさん＠狐板：2024/11/18(月) 22:34:29 ID:+/Ex/yjq: スマン、前に清姫叩きを批判してたけど訂正させてもらうわ。
これなら女神と同様に叩かれても仕方ないわ。
1420 ：名無しさん＠狐板：2024/11/18(月) 22:38:28 ID:WOKrL/8c: 清姫が想像以上に女神より酷くて草
1421 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/18(月) 22:41:21 ID:p7ekwoOj
1422 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/18(月) 22:41:54 ID:p7ekwoOj: ttps://www.youtube.com/watch?v=mctnLW3_n7Q

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　　　　　　　　　 |　　|八　 |　|　 |ト| 　　 |｢⌒Ｙ　／ /イ | |＼　　　　　 |　　……そうですか。
　　　　　　　　｜|　　 _,j抖扞云ミk　　　|　　 }／　 /　l　l｜　　　　　 |
　　　　　　　　　 |｜　ハ　　「以灯　　｜ノ]　　八　ノノ　　　＼　　　|　　魔女がいがみ合うのは良くないので、
　　　　　　　　　 |八 | _ ﾉ　 ''"´ ,,,, |　 |　 | 7Λ　 / 　＼（ | l　　　　　l　 /
　　　　　　　　　　八　　　　　 |八|　 | /　｝/{　 }ミト- | |　　　｜/　　　まひろが取り成してくれたのは、ありがたいです。
.　　　　　　　　　｜　､　　　　　 |　 |　　　　 }ﾉ八 ⌒ | | 　　　　 |,′
.　　　　　　　　　｜　ハ　＿　　　　|　 |／　　　 |「　　| | 　　　　 |
　　　　　　　　 |／　 /二二　　 |　 | 　　　　 l___　 | | 　　　　 |
　　　　　　　　　　　 /ニニ/-＜ /　/　　　　　　 |ニニ| | 　　　八
　　　　　　　　　　　　　/ニニ/　:|　/／　　　　　　乂⌒'| | 　　　/
　　　　　　　　　　/ニニ/　　|／ニニニ-__　　　　　　 j八　　/｛＼　}
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　　　　　　　　／　Ｌﾆ＞''"´￣￣￣￣「＼ニﾆﾆ-__　　｜　　 |／
　　　　　　　　　/　　／　　　　　　｜　＼ニニニ-__|　　｜ |
　　　　　　 /　　 /　　　　　　　　 |＿＿＿＿￣￣ |　　｜ |
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　　　　　　　_ﾉ　／|/＼:::::::::::::＼　　　　　　　　　　　　　　 /|　　｜ |
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　 | 　厂￣　　　　　　　　　 } ｢￣￣￣｀＼　{　　　　　　　　 |
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　　 |::::::::::::::::≧x　　　　 {　　｀ヽ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧
.　八:::::::::::::::::::::::::::::`ｰ,.ィ　　Ｙ⌒Vxく´￣￣｀ヽ:::::::::::::::::::::∧
　　　{::::::::::::::::::::::::::::::::::＼　 λ γ ―一'　　　/:::::::::::::::::::::::∧
　　　∨^＼ゝ⌒Y´￣ヒ升≧=－=ミ　　　　／::::::::::::::::::::::::::::∧
　　,. ┴　r‐`ー=乂`ﾄ､し'⌒ﾒ、＼::::::｀ヽ f　｀ヽ::::::::::::/＼ :::::∧
　　＼　　　　／　〃　 /　　く,. -‐=＝ヽ＼.　　＼ ::,′　ヽ ::::ﾊ
　　　冫　,-‐/　　/　　{　　　　ハ　ソ'⌒ﾒ、＼　　∨　　　 ∨:::}
　　く　　　 {.　　　　　 ',　　　　　｝　)　　　}｀ヽ＼　｝　　　ヽ:}　　　まあ、まひろもそうみたいですね。
　　　｀ヽ　! /　 {　　　∧　丶　　! 人　}　 `ｰ―‐＼　　　　　∫
　　　　乂ﾉ'{ 　八　乂⌒Y ∧　八匕_ 从　ヽ　｝冫::＼　　　　　　..　まひろは多くの魔女と仲がよくて、人間関係には気を付けているから、
　　　　　　　入ヽ j八弌:iﾉ'　 )ｲ弌::} ﾒﾚ　 .} ﾉ､＼:::::::＼
　　　　　　〃　＼ハ､乂ﾘ　　　　弋ｿﾉﾙ'　从 ,ﾊﾄ ∨:::::∧　　　　　上手く調整してくれているのでしょう。
　　　ｰ=彡 {　　} ゝ`ヾ　　　　'　　　　/　ｊハハ　＼｝::::::::∧
　　　　{八' 　ﾉ人　ト　　ｰ一'　　ｲ У｝　　`ｰ一' ::::::::::::＼
　　　　｛　!　ﾉﾙ'`＿γ::/ ＞　- .＜ /　' ｲヽハ　ｊ丿:::::::::::::::::::＼
　　　　∨ヽイ´￣　/:::::i!　＼　／ゞ､__丿￣下)イ　`ｰ ――‐一'
　　　　　　　/　　ヽ }:::::::| ヽ / ヽノ{ ゝヽ)' フ.　∧
.　　　　　　/　　　ヾ::::::{　｛i!i!i} 　.ﾚ一'ヽ/　　'　',
　　　　　く /　i　　,ハ:::::',＿{i!i!i}＿{ 　,　} ｝　　八
　　　　　　冫　{　　ﾘ:::::::ゞ {!i!i!}::::::7/jﾊ彡　　ﾒノ
1423 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/18(月) 22:43:06 ID:p7ekwoOj: 　　　　　　　 _　―　　￣￣　　― -　_
　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　l　　　　　　　　　　　　　　　＿　　＼
　　　_ ノ　　　　　　ー＿― -　､　 ⌒ヽ｀'､　｀､
　　 i　 -　￣ ´　ｲ￣ /; ｀ ―､」ヽ､　）　}　　ヽ
　　 |/　 ∠-― ´　　/ ,'　　／ |｀､ー‐'′ﾉ－　}　　　コミュニケーション能力ね。
＿_<_　　/　/　＿_/_ ,'　／＿_|__ `‐一 ´､＿_ /
＼＿_＞!　/!￣＿＿_,'／＿＿＿,,,, 　／|＼　｀ヽ、　　まひろは魔女としては並だけど、そちらは優れているわね。
　／　 ,'　/l￣「::::::::::7　　　|:::::::::::::ﾉ／　 |　＼／
　＼　/　/.l ﾊ `―‐'　　　　`―‐'´　i　　. ｌ＼＿>
　　　Y　 /　l　　　　＿　　　　　　　|　　　| ￣',
　　 / 　/　　ヽ　　 i´ 　｀i　　　　　　|　　　|　 ',　　ｸﾋﾟｸﾋﾟｸﾋﾟｸﾋﾟ
　 /　　/　　　 /⌒,| 茶） |/⌒ヽ.　　 |　　　　|　　',
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　　　/￣￣￣ヽ￣￣.＼　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　 |￣￣￣￣￣￣￣|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,,.. --､
　　　　　　　　　　　　　 ,..::''"´//////,＼
　　　　　　　　 |｀'ｰ‐--＜///////_;;:: -‐ ''"´￣｀7
　　　　　　　　　 ,'　　､_　　｀ヽr‐r'"´　　_　　　　　/
　　　　　　　　 __/　　_,,..＞=-‐'─'─-＜..,,_　　　 ,!＞
　　　　　　　 }＞''"´////,＿;;;;//;;;;;＿_'///,｀"'＜./
　　　　　　／////;:/7'"´　/ 　　､　　｀"''ヽ///｀ヽ.
　　　　／////,ﾉ // ,' 　/　　ﾊ　l.l 　　i　　＼////;＼
　　　　 i/////,｛ .// ,r　 ,!　|: 　 l:、　　＼: 　i　　Y/////＼
　　　　｀ヽ､//{.//　ｌ　/ ｌ　!l　　l::ヽ、　　ヽ　l　　l ',//////〉
　　　　　　　 |//　　l､z≠==ﾐ∨::::: z≠＝x､l l　 : l.///ﾝ''´
　　　　　　　　// : 　 |く　/｀ヽ　 ::::　 / ｀ヽ /l l　:　l￣
　　　　　　　 //　 .　 ',　ゝ‐ '　　 ;: 　｀￣ lil! l !　　l　　　　いや、魔女が研究馬鹿になって、
　　　　　　　//|　　:.　l　u　　　　　　　　　 ,'ﾘ .: 　 ',
　　　　　　 // |　 i　 : ﾄ、　　ｬ─ -_‐ｯﾞ　　/ｲ　;　　 !　　　コミュ障になりがちなだけじゃないかな。
　　　　 ,.､//　j　 l　; l l少、　　￣　　　／l / 　 :　　 l
　　r-‐' /7､ / 　/ j　/ } l　｀l　ｰ -　‐ ´!　l ,'　 / 　　 l　　　魔女になると、どうしても人間と疎遠になるからな。
　　l　と'_{ （/ﾉ /ﾊ '､{ /:'rィ´ ＼　　　 ,.ｲ｀k､l　,'　i　　　l
　/　 _.､__〉 ',／/ハ　ヽ:::::ヽ　　｀兀´　　 /::|　ﾄ､l　　i 　!
　{　､＿_}:::厶ｨ‐'´ l　 }:::::::::＼〆lo＼／:::::ｌ　l　l　　ト､_l
　l､　 _,.ﾌ;:/　　ヽ　/　ﾉ::::::::::::::Y´:三｀Y:::::::::::ヽ ! j 　 {　　ヽ

　　　　　　　　　　　　　　　|ヽ　　　　　　＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　| ﾊＹ　＞''て　　　　|＼｀''＜　＞''7
　　　　　　　　　　　　　　　|/ |>'´: : : ≧: : : : : |　＼: : ,ｲ　/
　　　　　　　　　　　　　 r'~　/: : : / : : : : : : : : :'，　＼.　 /
　　　　　　　　　　　　　 | ,ィ^: : : ,' : : : : : : : : : : ﾍ　　　ヽ |∨__
　　　　　　　　　ヽ￣,' : : : : ,' : : : : : : : : : : : : :｀ヽ　/´　／
　　　　　　　　　　　　　>l : : : : :ｌ : : : : : :＿__: : : : : : : |/　／===ﾐ
　　　　　　　　　　　ﾍ |: : ＞'"￣ : : : : : : : ｀''＜ : : | ／　　　//
　　　　　　　　　　　 |: : : : : : ', : : : : : : : : : : : : : :/:.ﾄ<⌒ヽ_/　　　（魔女が下手に権力を持つと困るから、
　　　　　　　　　　　　　ハ､ﾄ､ヽ､ : : : :,ｲ:/ｨ:／|ｲ:ｲ/: :|.i ｢| :｢|l
　　　　　　　　　　 ,: : |ヘ',.ﾐ==ﾍ／/' ｨ==‐'' | : : : | /|」 :|」l　　　.　研究馬鹿の方が都合がいいのよ）
　　　　　　　　　　 7: : |: : :ﾊ.　　 ,　　　　 |: : : :l: : : : : : :l
　　　　　　　　　　 7 : : |: : :|∧　　　　　　ｌ : : :ﾊ: : : : : : :',
　　　　　　　　　 /: : : :|: : :|//ﾐh､　＾＾　　 , l : : ﾊ ∧: : : : : ∨ /
　　　　　　　　　　　/: : : : :|i : :|//⌒⌒ヽ､ .＜. l: : :/　／乂 : : : : ∨ /
　　　　　　　　 /: : : : : :|l : :|7 /ﾆﾆﾆ7/　　从:/／　　／｀''＜:.∨ /
　　　　　　　 ,ｲ: : : : : : 从八 /ﾆﾆﾆ7∧ﾍ／},ｲ´　　／　　　　__､:＼
　　　　　　 , イ: : : : : : : : : :/ 7/ﾆﾆﾆ7/　／／　　／　　　／　ヽ!: :＼
.　　　　＞''´: : : : : : : : : : : /| 7/ﾆﾆｱ,ｲ／／　　／　　|　/／　　　 l : : : :` ､
　＞''´ : : : : : :／ : : : : : : |. 7/ﾆﾆｱｲ. ／　　／　　 i |.／　　　　　|! : : : : : :ヽ

魔女はあくまで魔法技術発展の為の技術者だから、

ガンダムSEEDのコーディネイターのように優れた種などと優越感を持たれては困る。

政財界に興味を持たない、ただの研究馬鹿が望ましかった。
1424 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/18(月) 22:43:45 ID:p7ekwoOj: 　　　　　　　　　　　 ,;.　　　　　　　 :;.
　　　　　　　　　　　,;;;;　_,.．-''　'''- ．._ :;;;;.
　　　　　　　　　　 ,;;,,''"　　　　　　　　　:;;;;;;.
　　　　　　　　　　;'　　/　/　　 l　､ヽ　 :;;;;;;;:.
　　　　　　　､,,,,,,/　/ /　l　　　 l　ゝ;;;;;;;;;;;;;;;;:〉
　　　　　　　ﾞヾl　 l　l　 l_　　　l 　 l｀ﾞヾ:;;;;;;,;;';;; '
　　　　　　　ﾞヾ　 lヾ￣l 　 lﾘ￣T‐-ﾘ　;;;／　　　　それはそうと、
　　　　　　　､=ﾍ　ヽ_二ﾐ､ヾ〃,ﾞ≡ﾐ､/　/: :｀: :>
　　　　　　　　＼ｿ､　弋:::ﾘ　　弋::::/ ／;)~｀ﾞ´i　　　二人には王宮から栄典の授与の話が来ているけど、
　　　　　　　　　ﾉl ~Tl 　　 '　　　 ´l　 lｿ　 l　l
　　　　　　　　　 l　l ゝ､　ー'　　_ .l　 l l l　 l　l　　　どうする？
　　　　　　　　　 l ,:l　 l:::ﾞ　､　'",,.l　ﾘ-､l 　､ l
　　　　　　　　　 //:l　l／;;;;l l／／;l　ﾘ:: :ヽ　､ﾑ
　　　　　　　　　 /: :, ﾚ'/;l;;;;;l'／';;;;;,'レ'::::／;;ヽ　､ﾑ
　　　　　　　　　／:/: /;;;l;;／: : :／': : :／: :'　＼　ﾑ
　　　　　　　　/: : /::/ﾞﾞ;／　／ /: : :/: : :'　　／;;､　ﾑ
　　　　　　　 /::::/:::/;／;___／　/;; ::/: : ,　／　ﾞﾞﾞﾞ;;　ﾑ
　　　　　.　 /..:::/::/ﾞ;;ヾ≡≡-/~: :/:: :. .／ﾘ　　　ﾊ　ﾑ
　　　　　　/ : :/: /;;;;;;;;;／: : /: : :/:: :／　　'　　　　　l 　ﾑ

　　/:::::,､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{　　　　 λnく　　　ノ
.　/::／　`ｰ´￣￣/:::::::,. -‐=一'　〉　　 ,r‐仆ﾊ-‐　ハ
. γ　　　　　　　 /-‐´　　　　　,. -‐=＝´三三三三三三≧=‐-
　　　　　　　　　{　 , -‐=＝'￣::::::::::::ィ⌒i,.ィ升‐- 冫一' 八::::::::::::::::::｀ヽ
　　　　　　 x≦三:::::::::::f⌒Y ‐- ヒ升一' 孑廾ト､　　＼￣了:::::::::::::::＼
　　　　 x≦三／´￣`一' 　,.斗匕　{ﾍ　　　ﾉ .} ｝ ∨.　　ハ　 `ｰz:::::::::::::ﾉ
　　　／::::::::::::::冫/´￣　　{/.ﾉﾙ' ＼ {　}八 / ≠=ｚz､　｝　　｝ミ -'::::::::::／
　／::::::::::｛´￣　{　　,　　 | / ,斗七爪　　′{::::{ｨ从　.}　　 }ヾ孑:::::::／
　{:::::::::::::::::::λ‐-,! 　 !　　八　{::::し几　　　　心ﾘ　 /　′ ﾉ !ﾉ'´ 一'
　ヽ::::::::::::::::::`7　:|　　|　ハ　ヽ弋匕ｿ　　　　, 　　 /イ　｝　/　　　　　　それは辞退するわ。
　　　`ｰ－- 丕ｔ_|　ハ　　＼　＼　　　　　　　　　　八　｛
　　　γ 　　ノ　　 ∧　　　｀ヽ　　　　 ∠l　　　／｛ヽﾘ｝ヽ＿ｨ　　アバンの遺言があるしな。
.　　　　{ ､＿／　　／　ヽ　　ハ　　　　　　イ从ヽ iY ＼ヾ一'
　　　冫一'　∠´￣ヽ.ハ }ヽ　‘，ヽ ≧=－〃　イ⌒（ヾハ　＼
　　　〃 / 　｛.　　　冫ﾉ' ｀ヽ　从｝　　　｛｛八　　｛ `| ｿ,､　ハ
　　　 }八{　〃　　　　　＼::::ﾉ'´:::ｊ丿　　　`:::::::::. 「｀ヽ／　ヽ　｝
　　　　′ ヽ｛　　　　　　ヽ:::::::::::`ｰ――′::::::/ ゝ彡ﾅ丶'　ト､
　　　　　　　｛　　　　　　　　　｝ :::::::::::::::::::::::::::::::::/　入／i∧｀ヽ /
.　　　　　　八　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::/,　＼　 |　ヽ／
　　　　　　　　＼＿＿__,／::::::::::::::::::::::::::::О::::｛　　　从ヽ　　ﾘ
.　　　　　　　　 |O　　　Ｙ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ.　　　ヾ　/′

　　　　　 ′　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }　∨∧ ∨
.　　　　ｉ{　　　　　　　 _,,.　 -‐- ミ__　　　i ､____ ノ　 }　　,　,
　　　从　　 ,.｡s≦　　　　　　 'ﾞ⌒`' ､_乂　　　ﾉ　 .}　}
　　　　　_≫''" -‐‐- ミ　　　 /　　　　ﾞ'く ⌒｀`'*´,　　ﾉ ,ﾉ
.　　　　ｱﾞ　　i::::::::::::::,:::::`' ､____,,.　-‐==‐ミj}　　　　　`'くイ
　　　　{⌒` ､|:::::::::::/:::::,ﾟ :::,ﾟ::::/^ｉ､:/　il:::,'｛_____,.｡s≦`,ニV
　　　人二ﾆi|::::::::::ﾟ::::::lｉ:::::lｉ::/　Ｌi＼,jｌ/::::::::::;::::|_ｉ::::::::il二}
　　　 ⌒＼ﾆi{:::::::::lｉ::::::l|:::::l| ｧ午劣ミ｀{ｉ:::::::::/'ﾞ´j::|::::::::lｌ_ノ
　　　　　　｀i{:::::::::li::::::::ﾞ⌒「　辷ン　　ｰ=彡斧ﾐﾉ::::::,ﾉ
　　　　　　　j{:::::::::lｉ::::::::::::::l|　　　　　　　炒小¨´
.　　　　　　 j{::::::::::lｉ::::::::::::::l|　　　　　　　 ,　　,i{i:::i　　　私も辞退します。
　　　　　 .:::::::::::::lｉ::::::::::::::l{　　　　　　　　　斤:::|
　　　　　 /:::::::::::::八::::::::::::::ﾟ,ト　　／｀ヽ　.イ::iｌ::::|　　　今更そんなものを貰っても困りますから。
.　　　　 /:::::::::::::/7沁､:::::::::::ﾟ,　〕rくノ` , i八:|:::iｌ::::|
　　　　/:::::::::::::/jI斗く^＼:::::::ﾟ,＼li　iﾞ　/⌒Vﾑ:::iｌ::::|
.　　　/:::::::::_ア゛　　＼ヽ :::ﾟ,　li　L/　／　}ﾑjｌ::::|　　　　　　　　　　　　「まあ、そうなりますか」＞きよひー
　　 /:::::::: ｱﾞ　　　　　＼i}:_j},八　 ¨´ｰ 'ﾞ/`'7､::ﾉjI斗┓
　　 ::::::::::/　　　　　　　　「二)_)ﾆ沁､　　　 {､〈ニ)_)ニニ|
　　 :::::::/　　　　　　　　 L／7::`ヽ心,　　 {_{＼´::`i ､_ノ
　　 ::::/　　　　　　　　　　　　{::::::::::∨沁,　 }_}　＼ﾉ、
.　　 /　　　　　　　　　　乂::::::_j}_{_{ﾑﾉﾉ　　　丶＼
　　　　　　　　　　　　　　〈二ミ)_)=}_}ﾆ{_{　　　　　Ｖヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 L彡'＾'く{_{ニ}_}　　　　 ∨∧
　　　､　　　　　　　　　　　　　　7::::::::::}_}ﾆ{_{　　　　　 Ⅵj}
　　､　＼　　　　　　　　　　　 {:::::::::::{_{ニ}_}　　　　　　 W
　　:::＼　＼　　　　　　　　人::::::::::}_}ﾆ{_{ 　　　　　 }i
1425 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/18(月) 22:44:20 ID:p7ekwoOj: ――３０年前のアバンの遺言

　　　　　 ||! |!　　|!l　　// ///　/,/　/,//j　　　　　ヽヽヽヽ　ヽヽ
　　　　　　 l|! |!　 |!l＿ノ/ ///　/ノ　/ノ/ノ　　　　　 } ﾊ　',ﾊ　 ',　',
　　　　　　ﾔrl!斗宀≪=彡ィrf七云三三ミ､__,〟, ＿ _ j/ ﾙ} ｝l}　｝　!
　　　　 ,ｨf ｢/ ,' /rぅヽ<ﾙ!ﾚ¨Ｙ] ｲ＾fﾐY´＾｢｀ヽ:r=!乏三辷えトﾙ'}}!　/} ﾘ
　　　 ;　　　　｛{ ） } }　 !,j　 {{{ ｀ー'ﾟ一' " // ]:｢´{r{^_勹　/〉ﾉ／ル'
　　　 |　　　　　Ⅶﾉノ　ﾉﾉ!　ヾヽ、＿____.ノ/　ｌ:|　｀ｰ‐'　 ///うヽミ=-　　　どうやら私もここまでのようですね。
　　　　ヽ.＿、、ﾒ≧─く巛|　　｀'ー―― '´ , , ヾ:､＿＿_ノ,ｲ}}〉〕} }}＾ヽ
　　　　　/'/　'//'//⌒ヽ Y!　　　　　　　　　｀‐"　｀ー一ｉﾄ､ﾄﾐ.__刀　　　　　結局、真相は最後まで明らかになりませんでした。
　　　　 ;　　　　　{{））　 }ﾙﾄ､　　　　　　　＝￢　　　　 /| |/r/,.r‐く
　　　ﾔ　　　　爪廴ノﾑﾘﾞヽ　　　　　　　ｰ-　　　　 /[|| |ﾚ'/}Ｙ:ﾊﾊ
　　　　ヽ.廴_从丈___彡"　　::＼　　　　　　　　 ,ｲ[||||弋｛ﾉ}川リ;
　　＿＿　　　　　　　/　　　　 ::::::ヽ　　　　　　　 ,.ｲ㏍㏍ﾄ廴廴.z彡'
／: : : : : ヽ｀≧=/ニニニニニIニニ＼　　　　,r个ー一七弍辷≦_
:＼ : : : : :｀ー‐ｧ'　　　　　　　 | |　　　｀ー ´ニニニニf´:／: : : : : :｀ヽ

　　　　　　　　　　　　　老衰寸前のアバン（９０歳）

　 {/,/ i ,ｼ　/　//! i! 　　 i　 i　 i ､l l i　　　 i i i i!
　ﾊri|　!/ ./　// i ./　　　入　!､入入入　､　! ! ! !
-=シ／ ./　/ '＿!/　　　　　＼!＼＼＼＼＼!i i i　,.ノ
　,γγﾍ =r´￣二ニﾍ＿_,ｨ=＝＝=､、丶＼ヾｨ‐､＝´、
　{ { { { (} ､i!　´.｛iﾄ_ﾉ　｝テ{i.　´!¨打= ヾ､ｼ!i!i'γ⌒ヾ、ヽ　　　お二人に遺言を残しておきますが、
. 入ヾ入ソ人_.　￣　ﾉﾉ .|! 　｀＝ﾟ' ノ.}/ :ﾄ{ { {{()｝｝}l l |
　＞‐一＜ili i￣　￣´,　ゝ、　　　.ノ　 |ﾄヾ､入ｼﾉﾉﾉ　　　もしも私の死後に真相が世間に明らかになっても
　/ /⌒/ヾ､ﾉ l　　　　ヽ　　　　￣　　　　ﾉ!lil>ｰ一＜ <
　! i｛｛{{ilili}｝ﾉ/l　　　　ー一　　　　　 .／lilγ/⌒､ヾ､ilY　　　私を英雄として持ち上げるのは辞めさせてください。
　l 入入ソノ//ヘ　　　　ー　　　　　／　.!i｛ { {{{{ )) }ilili
-入ニ三シノr'¨´ lヘ　　　　　／　　　!､入ヾ､ｿﾉｼ::! _ｨ　　国からの勲章等の追贈も辞退します。
::::::::::::::::::{:: /､ヽ､.ﾉ　丶　　　イ;;'´ 　　 |ノヽニﾆ/:::::;:ﾊ r'
:::::::::::::::::ゝ/　ヽ_ﾆr'｀ﾆ- ＝≦≡'-‐ ' ¨ ´＞イノ:::::::::/::::i!l
::::::::::::::::::::Y　　　　|　i￣＝＝＝‐　' ¨ ´　／:::::::::::::/::::://

　　　　　　 ,ｨ,: : : : : : : : : : : : : : : : : : :‐-.､
　　　　　　　イ;:' : : : : : : : : : :,ｨ＝､,'_.: : : : : .､ヽ
.　　　　　　 /;, : : : : i : ｨ: : i: /ヾﾐYrﾆ'､: : : : : ヽ!
　　　　　　/;.;.;.;., : :/: /l: /l / 　　　ﾉｨ :!: : : ､Y
..　　　　　ﾑム孖ﾂⅩ/_≦/ﾆヽ　　　'　,':,ｲ:l: : l! !
.　　 ,ｨ≦/,'Y⌒Yｿﾉ=l{ ,ｨ=ﾐ､ 7ト-､ﾆニミﾉｲ: / '
　　 |｛｛｛{ {入__ﾉｲ.　人_ 　 _//　 {!-=､ヾｼノ'
　　入ヾゝゝ>--く!|　　　￣ ´　_,込＿_,/y三ヽ　　　　私は勇者として名を上げる事を選ばなかったのに、
. 　 Y´///.Y⌒Y ﾉ、　´ ,r＝=､　　　/込)）｝｝}
　　 !｛{{入込.__ﾉｲ　丶　｀ﾆ ´　　 /r'ツ=-<´　　　　死後にそれを捻じ曲げられるのは嫌ですよ。
　　　ヾ＝-<rー─‐- ＼　　　, ＜入､ﾉﾉY.ﾉ
-y.,rﾆﾆﾆ=､,';:;,.: .:. :.r─┐T ≦上-==＝' "
┼┘￣￣ﾊ＞=-＜.￣　i└┘!_,､
｜!:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;: ｀＞┴=≦ﾊヾﾐﾆ!､_
｜!;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:;ﾊty≧ヘ、

　　　　　　　_,,.ｨ ≦- ￣　､ヽ、 ,r '　￣￣　≧
　　　 ,,,..ｨ=´　　　　　ヾヽ　ヽ,i! /／-≦三Ξ
　　／,ｨ'　　　　　　　　　　 ;　　　　　￣
　 /´　　　　　　　,ｨ　　　　__　　　 __　､､ヽ、ミ
. / //　　　/　ｨ // il　il l ll!l!lﾍ ,//込　i i ヽヾ
. !// / ///　/ // /i　!l i |ヾヽ.Y///ｸ､ i iヾ、＼
..!/ / / //ﾉ/ ,' l　,! |　l! ! !-───-￤l l、ﾍ
..i l ! i! i!,'// /　! /! l　i! l l!　　　　　 ∨!l',　ﾍ
. !l ! ,≠ !/ ,'/ // .!/,/! /l.! 　　　　　　ヾ小.　ﾍ
_,≧_ｚク　///,/　/,/l!|/. ﾘ　　　　　　 Nキ　ﾍ　　　　　それに民衆は伊藤誠を伝説の勇者として持ち上げる事を望みました。
≧=シ／ /-,行=＝≠＝-､、_＿__ ,,ｨz=＝≒＝ ∨
Y,ｨ＝ﾗ／歪Y´≧＝＝==-､ヾ=≡ｲ',ｨ-=＝＝≦　　　　　そうあれと望んだのなら、それでよいでしょう。
{/〃三}｝}个《　、 Yﾟrｚ｝　/ｨ};}. ｛{ ヽ_｛rｪろY
{i l l l!;f,'//,' iﾍ、　￣￣-=彡ｌ! 　ﾄミ=-￣￣　　　　　　　民衆が真実よりも偽りを受け入れたのなら、
込ニｼ//ﾉ,'ｨ|､ヽ､_　　　 _,,.zメ.　　Xz_　　　 _,
＞=-巛///ｨ!ﾍ　　￣￣.　　　＿__　　￣￣　　　　　　　彼らは最後までそれを通すべきです。
,ｨ＝- ､ヾミﾐ|　l!.　　　　　　￣
.//⌒込　∨ .ﾉﾍ　　　　　 r──-,
l .! .l!i!Y;｝ ,}'　,!iliiﾍ　　　　　　￣￣
ﾍﾍ入込!/　./!/!il|丶　　　　￣　　　　　 ,ｲl!
込入_ソ'　 ///!/!!　丶　　　　　　　／ililil
≧二三_／､/ｼﾉﾉ!　　　＼　　　　　 .／ilililili,!'
ｨ＜￣≦＜ニニ-!　　　　ヘ　_＿__,.ｨ'ililililililiY:.:.
　　　　　　　ヽ┬;ﾄ<＿＿＿__ヾilililililililililililili/:.:.:.
1426 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/18(月) 22:45:00 ID:p7ekwoOj: 　　　　　　　 ∧　　＿＿＿＿　　ｨ
　　　　　　　〃＞''~: : : : : : : : : : ／ |-.､
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　　　　 |: : : : : : : : : : {　　γ^r´: : : :|＝＝=ﾚ'
　　　　 j|: : : : : : : : : : :＼　｛　| : | : : |｛　怒}
　　　　 '|: : : : |: : : : : : : : :￣ゝ乂ﾄ､: :|＝＝=|　　　アバンは遺言まで地雷を残すなんて、本当にいい性格をしているわね。
　　　　/: : : |: |: : : : : : : : : : {￣￣]厂　　　 |
　　　 ,: : : : :| : : : : : : : : : : : ﾏニﾆ/.:| } 　　ﾉ　　　これ、元老院が頭をかかえるわよ。
　　　,: : : : : |/ : : : : : : : : : : : V: : : : }'⌒ ／
　　 .': : : : : :} : : : : : : : : : : : : : V_}: / ￣
　　': : : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : V〈
　 ': : : : : : : : : : : : : |: : : : : : : : : :V-_
　|: : : |: : : : : : : : : : |: : : : : : ;ｉ: : : |ﾆ‐_
　|: : : |: : : : : : : : : : |: : : : ／ﾊ : : |ﾆﾆ-_

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,,.. --､
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　　　　　　　　 |｀'ｰ‐--＜///////_;;:: -‐ ''"´￣｀7
　　　　　　　　　 ,'　　､_　　｀ヽr‐r'"´　　_　　　　　/
　　　　　　　　 __/　　_,,..＞=-‐'─'─-＜..,,_　　　 ,!＞
　　　　　　　 }＞''"´////,＿;;;;//;;;;;＿_'///,｀"'＜./
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　　　　／////,ﾉ // ,' 　/　　ﾊ　l.l 　　i　　＼////;＼
　　　　 i/////,｛ .// ,r　 ,!　|: 　 l:、　　＼: 　i　　Y/////＼
　　　　｀ヽ､//{.//　ｌ　/ ｌ　!l　　l::ヽ、　　ヽ　l　　l ',//////〉
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　　　　　　　　// : 　 |く　/｀ヽ　 ::::　 / ｀ヽ /l l　:　l￣
　　　　　　　 //　 .　 ',　ゝ‐ '　　 ;: 　｀￣ lil! l !　　l　　　　その点はノーコメントです。
　　　　　　　//|　　:.　l　u　　　　　　　　　 ,'ﾘ .: 　 ',
　　　　　　 // |　 i　 : ﾄ、　　ｬ─ -_‐ｯﾞ　　/ｲ　;　　 !
　　　　 ,.､//　j　 l　; l l少、　　￣　　　／l / 　 :　　 l
　　r-‐' /7､ / 　/ j　/ } l　｀l　ｰ -　‐ ´!　l ,'　 / 　　 l
　　l　と'_{ （/ﾉ /ﾊ '､{ /:'rィ´ ＼　　　 ,.ｲ｀k､l　,'　i　　　l
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　__ﾉ-‐へ/　/　 /|__　.!　 ,　　　＼|‐ｧ'
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　　|　　　|　.!/|､弋_,ﾘ　u 　 |_lj　|/　 ,'　　　私もノーコメントよ。
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　　|　　　|　　ト､., 　＿_,,.. イ　! !!
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　　| 　　∧　　 !7＼__/ﾑ　 /| 　 ,'|
　　| 　　|/ ヽ..ﾚﾍ.＿_く_八）」`!　/ .!
　　',　| .,' [＞l]く]ﾊ　　}| ll |{ [＞l]く]
　　ヽ| .!　　＼」 | 　　{|　 |}　 | ﾊヽ!
　　　 `|, 　　　　|、　 }| ll |{　 |__」　ヽ､__
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　|:::::i　　　　　　.|::::|lll||. ll |{　　ﾊ |　| ヽこノ/

一応擁護するなら、アバンは何も嫌がらせで、このような遺言を残したわけではない。

彼は民衆が不確かな情報に踊らさせて、伊藤誠を称賛した姿を見てきた。

故に真相が明らかになっても、民衆が簡単に手のひら返しをして、『それでお終い』という形になるのを望まなかった。

民衆には、この事を教訓にして、同じ過ちを犯さないように反省して欲しかったのだ。

結局、魔法ギルドはアバンの遺言とその意図を含めて王宮に伝えることになる。
1427 ：名無しさん＠狐板：2024/11/18(月) 22:47:12 ID:WOKrL/8c: 自分もそれを望んでやったくせに民衆に責任をなすりつけるのは草
結局婚約と同じで余計なことにしかなってないぞ
1428 ：名無しさん＠狐板：2024/11/18(月) 22:49:44 ID:FZ0TKrhz: まぁ元を正せば馬鹿なことをした女王の責任だし、それで王宮が苦労しても残当よね
1429 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/18(月) 22:50:52 ID:p7ekwoOj
1430 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/18(月) 22:51:22 ID:p7ekwoOj: ttps://www.youtube.com/watch?v=2vK9dM8ChC8

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-‐=ﾆ¨　 __,.二ﾆ|　　　　 )ソ:;.:,: : : : : : : : : : : : : : : : 爻Ｘｘ　 |　　　 :| 　　 |　　| 　　 |　　　　　　|　　　 |　　　 |＿　　┘　. . . . : : : : : :
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|-|‐|　　　　_爻:;.:,:;.:,:;.:,: : : : : : : :.:.:.:.::;.:,:;.:,;';';';';';';';';';:;.:,:;.:,: : : : : : : : : : : : : ⌒7___ノ(　　　　　　　　　　　　　　　　　__. . . . . : : : : : : :::γ´
|-|‐|__　--‐‐ﾃ父:;.:,:;.:,: : : : .:.:.::;.:,:;.:,;';';';';';';'ヾ;:ﾐ::;.:,:;.:,:;.:,;';';';';';';';':;.:,: : : : : : .:.:.:.:;';';';';'爻　　　　　　　　　　　　　 γ´　｀ヽ: : : : : : :.: .:.: |
:"ｉ￣|　　　ｘＸ爻爻;';';ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ヾ;:ﾐ:ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ::;';';';';';';';': : ::;.:,:;.:,:;.:)　　　　γ⌒ ヽ　 . ..:..:|　　　　|: : : : : : : :.::.::|
　|　 |　＿　爻爻狄狄ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;爻ヾ;:ﾐ:ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ::;.:,: :,:;.:,;';';';';';';';';';';';';';( : : : . .　　 |　　　 |　. . . .|　　　　|: : : : : : : :.::.::|
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　　　　　　　　　　　　　ヽ＿　　-―　＿｀{ゝ｀　―-　　　　　 //
　　　　　　　　　　　　<<´　　　　　　　-‐......￣:::::::::::::::::::::｀ヽ　　 //、
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　　　　　　　　　　　　　 /l l__ ／:::::::::::::::::::::::ハﾊ::ヽ::::::::::::::::::::::ヽ　＼!
　　　　　　　　　　 /::::`/´./:::::::l::::/:__,::::|: :||: :l､__l:::ﾊヽ:::::::::::::i＼　ヽ
　　　　　　　　　　　 /::::::/　/l:::::::┼'丁::ハl: :∥ |:::::l丁トi::::::::::::::l:::::l 　 l
　　　　　　　　 /::::::/　/:::!::::::::::/-＝- 、: :l: : , =＝=-､::::::!::/:::::| 　 |　　　アバン、あんた何て遺言を残しているのよ。
　　　　　　　　　　 /::::::/　/::l:::l:::::::ｨ'　i´n｀! : : :: : : i´n｀!　!:::::::l/:l::l:::! 　 |
　　　　　　　 /::::::/　/:::::| ﾊ:::::::l　'⌒　　　　　　 ⌒`　|::::::ハl::i:::| 　 l　　　これじゃ死後にアバンを祭り上げる事もできないじゃないの！
　　　　　　　　　 /／/　/:::::::::|'::::!:::::!　　　　　 '　　_,ｨ＾　　i⌒!:::::|:::/　 /
　　　　　　　　 ' ／　/::::|:::::::|:::::!⌒!　　 `=ﾆ二￣_ノ　　　|　 |:::::!:l::ヽ/　　　　お母さま、これはどうしましょうか？
　　　　　　　　　 l＿ {´::::∥:/:|::l::|　 |ヽ　　　　　　　／ﾄ=ｲ::::l::l:::/
　　　　　　　　　　　l::l:::l::::ll/ヽl::l::ﾄ=ｲ:::::＞　＿　＿　＜:/::|:::::|:l:::/l/
　　　　　　　　　　　|八|ヽ| 　 lﾊﾉ!::::l ヽlヽl､:}　　　　{:::/l/l:/!:::::!:l/　　　　　, -,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾚ'l::::l　-‐ '´＼　　／｀' ‐- l:::::l、　r ､-､／／＼＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 r'l::::l ゞ､　　 ,, >-< ､　　ﾞ(´l|::::l l r ヽヽ l '＼／／
　　　　　　　　　　　　　　　　 l　l:::l ｀ゞ､r／`{ y}'＼､ﾞ(´　l|::::l(｀ヽ　　_ l　／＼＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　l　l:::l　｀´ 　/ /ﾊ＼｀´　 l ／}　　r　／　＼／／
　　　　　　　　　　　 ┌--┴ ヽ! 　　 / //　　＼　／／ヽ´　 /||　／＼　＼
　　　　　　　　　　　　 j= 　==　=|　　ノ //　　l!　／／l'´ ヽヽ/　||　＼／､／
　　　　　　　　　　　　　 {　 , -=＝=､　｀く/　r-､l／／ ´ l 　　ヽヽ ||　／＼'　＼
　　　　　　　　　　　　　 j／/´￣｀ヽj　　　'⌒ ／／　　 lヽ　　ヽ｣　＼／､／

　　　　　　　　　　　　　 ,.. -━━━‐- ..、
　　　　　　　　　　　　／:::／:::::: ／:::::::::::::::＼─‐､
　　　　　　　　　　 .::´:::::/::::::::／／::::/::::::::::::::ヽ.　＼
　　　　　　　 /::::::::/::::::::/: /::::::/|:::::::/::|::i:ii::',　　＼
　　　　　　　　　/::::::::/:::::::rj:::/::/抃=ミﾝﾊﾉi:|:||:::|.　　　＼　　　　　私は隠居した身だから、口を出すのは良くないわよ。
　　　　　　　/:::::::/::::::::::ﾘ::l::::i　乂zｿ゛ /_辻ﾘ::ﾉ.　　　　＼
.　　　　　 /:::::::/:::::::::::::l::::l:::|　　￣　 , ﾋｿ/::i′　　　　　　ヽ
　　　　　 /:::::::/:::::::::::::: |:: |: |、　　 __　　.:::::::|　　　　　　　　 }　　　　　　　　「それはそうですけど、聞きたくもなりますよ」＞女王
.　　　　　 /::::::/:::::::::::::::::::|:ハ:l._＼　　,　イ:::::: |　　　　　　　　 |
.　　　　 ./::::::/::＞━‐＜:＼:jﾘ;;;;｀{ ¨:::::::::|:::::::::|　　　　､＿＿ノ
　　　　./:::::r‐┴─-　､　＼ヽ＼;;;;|¨＞‐┴‐ミﾄ、
　　　　 .:::::::i,-r──- ､:.＼_|:.{;;;;;;;｀;'´;;;;;;;;;＼＿.ヽ＿_
　　＜￣￣ヽ┴─‐-､｀i癶ミ:.}──､｀ヽ､,-───‐:ミ、
　　　 Y´{⌒/}.　　　｀/　 .|;{爻}: : : : : : :ヽ: : : : : : : : : :｀ヽ
　　　 ′::{∧　　　　　 |　　.|;|: : : : : : : : : : :ヽ: : : : : : : : : : :',
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　　　ヽ／: : : :ﾉ: : : : :/: : : : 　|: : :.:　| .|　　　　　　　　　　　ヽ　∨|
　　　./: : : : :/: : : : :/ : : : : : : |: : : : :| .|　　　　　　　　　　　　ヽ |｀'

　　　　　　　　　　　　先代巫女にして前女王陛下
1431 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/18(月) 22:52:00 ID:p7ekwoOj: 　　　k r-　　‐-　..,,_　　　　　　　　　　　　　　_,,..　-‐::::::::::::::::7 ｱ
　　人l:::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ　　　　　　　　　 ..::´:::::::::::::::::::::::::::::/ 」
　　　} i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ　-‐　 ‐- ∠:::::::::::::::::::::::::::::::::::::j　(
　　　j_l:::::::::::::::::::::::::::::..::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞::､´::::::::::::::::::::::l　]
　　　KV::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::/ j'
　　　ゞヽ:::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::ノ k
　　　　｀ヾ　':::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::::ﾑ´,x'
　　　　　 /:::::::/:::::::::::,ﾑ:::::ｲ::::::::::::::::!、:::::::::::::::::::::::::::::::ﾑ
　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::Ｖﾚ' ∨:::::::| ＼::::::::::::::::::ヽ:::::::::::}
　　　 .厶イ:::::::!:::::::::::i＿　　　 ∨:::::l　　＼ __:::::::::::i:::::::::::l　　　　大体、これは私の代で表に出た問題ですが、
　　　　 !:::::::l:::::::::::| 　 ¨　‐- ∨:::l-‐　¨ヽ、:::::::::l:::::::::::i
　　　　　lｲ::::li:::::::::il 行≧x.　　∨:l　 ,x≦沁:::::::::ﾄ::::::::ﾊ　　　　お母さまだって、これは見て見ぬふりを続けてきた事じゃないですか！
　　　　 ,'Ｖ::::i:::::::::|　弋.z'ﾉ　　Ⅵ　弋.z'ﾉ .∨::::l:::::/::ﾑ
　　　　 /::::Ｖ::{:::!:::l!',　　　　　　　　　　　　　∨::|:/:::::ﾑ
　　　　 /::::::::::ヽli::::l:ﾑ　　　　　'　　　　　 /::::l＼k:::::::::ﾑ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「確かにそうなんだけどね」＞先代巫女
　　　 /::::::::::::j:::::l:::::l入　　　 _　　　　 .ｲl::::::l:::::::',:::::::::ﾑ
　　　 /::::::::::::,'::::::[二]:::::丶　　　｀　　　.く　N二]::::::::',:::::::::ﾑ
　　　´￣￣ /:::::::::|:::::l::::::::::::::i`　-　イ::::::::::::li:::::l::::::::::ﾑ￣￣｀
　　　　　/:::::::::::l:::::.l:::::::::xノ　　　　トx::::::::l::::::.l::::::::::::ﾑ
　　　　　 /:::::::::::::::l:::::.lx t´　ﾑ　　　 /　ト::::l:::::::l:::::::::::::::ﾑ
　　　　 /::::::::::::..K !:::::l:::::l　　ﾑ　　/　　　!:::｀!:::::.lｧ:::::::::::::::ﾑ
　　　 /:::::::::::／　 'l::::::l:::::i　　｀ハ´　　 l:::::｜:::::! ヽ:::::::::::::ﾑ
　　 /::::::::::::'　　　ﾉ:::::.!:::::i　　イ⌒l＼　　l:::::::l:::::::l　 }:::::::::::::::ﾑ

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　　　　　　,':.:;'::;':::::::::;':::::::/___/!_｀7 :|:::/|ｰ/-:!､::::i:::::i　　　でも、アバンが遺言を残している以上、どうしようもないわ。
　　　　　/:.:.:!_ﾚ､;___L_/i´　!┘ i｀　ﾚ' .ﾚ'rｧr'､!::::!:::::|
　　　 . ｲ:.:.:.:.:!;':::::|::::::| ﾍ. 　'､_,ﾉ　　　　 !' !　!7r':ヽ!　　　ご丁寧に遺言状まで用意されているから、誤魔化しきれないもの。
　　.,:'::ヽﾍ､___!:::r:|:::::::!.　 `'ｰ　　　　　,　`´ノi/iヽ!
　　/::::::/`ｰ^ｰ';::`i ::::::i　'"'"　　　　　_　　　,., ﾚ
　 ,':::::::;':::::::::::::::ﾊr!::::::,ﾄ.､　　　　　 '´┘ 　　ﾉ:|
　.i::::::::i::::::::::::::,':::i`|:::::::i':::｀i.　､.,　　　　_,. イ:::::::|
　 !::::/!:::::::::;:ｲ:::::::::|::::::|rtノ　　　｀"T"´i:::::;|::::::::|
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　　　　 V '､::ﾚ'´　';::::::ﾄiﾐi__＿_　　　_iﾐi,_｀ヽ|:::/
　　　　　　 r7　　ヽ;::､.,__＿_ ｀"'二.___ ＼!|/
　　　　　i´`' ｰ--‐='i'　　　　｀"' ヽ.　　￣ヽ
　　　　　/`　ー　-- '| 　　　　　 , 　　　 }

女王としては伊藤誠の件をもみ消す為には、早期にアバンに勲章を追贈して事を終わらせたかったが、

アバンが魔理沙とパチュリーに伝えた遺言と、アバン直筆の遺言状がそれを阻んでいた。

このままでは、偽情報の踊らされて真の功労者に何一つ報いる事無く、死後にもそれを報いなかったという前例が出来てしまう。

王国の面子を考えると、それは好ましくなかった。
1432 ：名無しさん＠狐板：2024/11/18(月) 22:54:42 ID:WCXe+obZ: まあ恨むのなら失策をした女王を恨むんだな(笑)
1433 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/18(月) 23:00:09 ID:p7ekwoOj: 　　　　　　　　 ( {　|ﾆニニニニニニﾆ=───=ﾆニニニニニニﾆK　}
　　　　　　　　 {-ヽ|ニニニニﾆ＞''ﾞ: : : : : : : : : : : : :｀''＜ニニニニ|　 ]
　　　　　　　　｀`‐|ﾆニニﾆj>'´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼ﾆニﾆ７⌒}
　　　　　　　　　　人ニﾆﾆ/／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 寸ﾆ/⌒ｿ
　　　　　　　　　｛　ﾏﾆｙ'´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : V⌒〈
　　　　　　　　　　Y⌒∨ : : : : : : : : |: : : :､: : : : : : |: : : : ｌ: : : : : :∨ノ
　　　　　　　　_､r圦_ノ : : : / : : |: : j|: : : : :＼: : : : |: : : : |: : : |: : : V_　　　　こうなったら、アバンの意図と遺言を公表して、
　　　　　_､rf〔ニﾆア/:/: : /: : : :| : 八: : : : : :',＼: : |､: : : |: : : |: : : :|ﾆ_
　　_､rf〔ニニﾆﾆｱ７_|′:.i|: : : : |:./|　∨: : : : | _ 斗|-ミ: :|: : : |: : : :|ニ_　　　民に反省を促しましょう。
　く`''＜ニニニｱ_/_/: : : i|: : : : |/┼‐-ﾄ､: : : |´,ｨ斧芯圷ｧ: : ,': : : ,'ニ-_
　　(_／ `''＜_ｱﾆ{ﾆ| : : : i|:|: : : :陀芯圷ﾐ＼从　　V辷ｿ/ : /: : : /ﾆニﾆ_　　そして、再発防止策として新聞屋を締め上げるわ。
　　　＼_/＿/ ￣ｱ: : : : i|:|: : : :ﾄヾこソ　　　　　　 / : /: : : /ﾆニニﾆ_
　　　　　　 _､‐''￣| : : : : 从: : 从　　　　　 !　　　　　　ﾚ'7 从:/ニﾆ＞''⌒>
　　　_､‐''゛ : _､‐''ｿ: : / : /|-＼:|圦　　　　　　　　　　／:/　/{_厶斗ｬﾋ''ﾞ
_､‐''゛: :_､‐''゛: :／ : : {:／|　｀¨´＼个..._　　 ─‐ 　ｨi:i:i:/￣￣〉i:i|: : : : :、
_,,.､丶´: : : : : : : :＞'⌒'y┐～.r～'乂i:i:＞　　_　＜Ｌi:i:｢L....イ:i:ｉﾘ : : : : :、
／: : : : : : : ;.rァ1允 |_/　从: : |i:i:i:＞''~くj　　　　　 |y'｜: : : トv': : : : : : :.
: : : : : _､‐''ﾞ: しし'^　ﾉ　/: : : :厂 }　　　　｀`～､、　/　 | : : : [　}`''寸: : | :、
─‐'''ﾞ／ : ノ　　／　 /: : : :/{⌒ｬ　　　　　　ｨこYこ>､| : : :/Lｺ　　V: :乂:.
　　／ : : / 　　　／: : : :/　Ｖ⌒ｬ　　　／圦　　　|圦: :/─ﾉ　　 |: :i| 　|
　／: :／:/{ 　　　／´/ : ／　　 V⌒ｬ__／ﾆニﾆ〉─〈ﾆﾆVﾆK 　　 |: 八｜
. : :.／:／八　　 {　 |／　　 j　 V_ノニニニ-/　 |　 Vﾆニﾆ-_|--┴''⌒ｿ
:.／:／　　∧　　　ﾏ<L　　　_ノ)　/ﾆニニニﾆ/　　′　∨ニニﾆ-_　　　 |
､ヽ`　　　ノ|　　 / ∧ 　　　 |/ニニニﾆ／　　/ 　　ﾏニニニ-_　　ノ、

　　　　　　　　 ,　＜: : :: : :＞─‐: ､
. 　　　　／´: : : ￣: :ヽ: : : : : : : ヽ
　　　　　／: :.:/: : : : : : : : :＼: : : : : : '
.　　　 /: : : :/:: : i: : : : : : : : :＼: : : : : ::.
　　　 /: : : :/: : j: l: : : : : : : : : : ヽ: : : : ::､　　　　確かに事の元凶は伊藤誠と新聞屋だわ。
　　　 l: : : i:l: :.l:|: :: : : :i:i: i:i: : :＼ヽ: : : :::.
　　　 '､: : |:|:|:ﾊ|ﾍ＼: :l:l: l:l: : : : :ヽ:〉: : : :’　　..　伊藤誠は故人だからいいけど、
　　　　〕ヽj从j |　ヽ>从从ヽr‐‐'´: : : : : |
　　　　|: :.lヽﾋﾍ　　ｨ' （示ｱ :､: : : :i: : : : :ヽ　　　新聞屋には規制をかけるべきね。
　　　　|: :ﾊ　¨¨;　　￣￣｀　 :l|: : :.|: : : : : :ヽ
　　　　|: :|::.､　〈...,　　　　　 ,::::〉: : |: : : : : : : ､
　　　　|:i:.|､:.> 、-_､　　／／ |: : |‐‐ミ: : : : ヽ
　　　　|:|: Y/: ;/::r､... z≦／///|: : |　　＼: :＼＼
　　　　ヽr‐ヽｲ:.:{/＼/////／/:|: : |　　／⌒>: : ＼
　　　　ノ{　　 |:.:|///.ゝ‐‐´/// |: : | 　 /:.:.:.:./　＼: : ＼
　　　,ﾉl l{ r､{⌒i/////////// |: :.:| . /:.:.:.:./　　　＼: : ＼
　／　i　＼ノ〈⌒i＼////////|: : :| /:.:.:.:./　　　　　 ’: : : :＼
／　　ゝ／:ゝ'⌒':.:.:.:`＜/////|: :.:| l:.:.:.:f′　　　　　 ∨: : : :＼
　　　／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`|: : :|j^ヽ:.l　　　　　　　　ﾄ､: : : : : ＼
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ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ: : 〈//＼ j　ﾊ　　　 /　　　　｀}＼

女王はアバンに報いる事ができないなら、彼の遺言を公表して、『アバンの意志を尊重した』という形に持っていく事にした。

これなら王国の面子を守ることができるからだ。
1434 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/18(月) 23:07:39 ID:p7ekwoOj: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　-─ヘ__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _､‐''゛/:::::::/:::::::::ヽ丶
　　　　　　　　　　　　　　､─‐｢ア/:::::::/::::／::::::::::::::::i::::::..
　　　　　　　　　　　　　　 {　　|l/:/:::::::/:／{:::::::::/:/:::::|:::::::::.､
　　　　　　　　　　　　　　〈　 /:::{:::::::/|:ト､|:::::::/:/ |:::ﾉ::::::::::::l＼
　　　　　　　　　　　　　　　{　{:ｌ:|:|::::厶尖从ノﾚ‐-|/|:::::/::j:::l　＼
　　　　　　　　　　　　＿_　寸从:Vゝﾋrｿ　　芋冬|::/:::/::::}　／ヽ　　以前から総理大臣が新聞屋に規制をかけようとしていたので、
　　　　　　　　 r‐／─'"＾ﾉ:|:::::付 '''　　　､　　ゞソY从/ノｲ／　Y´
　　　　　　　r‐ﾉ‐'"r─z─/:r'⌒ヽ、　　　　　 `` }:::|/::)ﾁｱソ⌒　　　それを支援します。
　　　　　　 /'"　　 |_／　八Y⌒ヽ」＼　　｀` 　 u　ノ＿_/::::::}
　　　　　　ﾚ　／{　　　′|:|:::::::|_人_}＼＿　　イ_}＿}ヽ::::.::|　　　　　　私は元老院議員たちに根回しをやっておきます。
　　　　　　 __,.ｲ‐'"　　　ﾉ''|::::::iＫ　＼　　 :/i:i:i:i:i/::::|ヽ〉:.:::|
　　　　　_,ｲ─'　　 --､／　Ｖ::八ヽ　　 >_/-==i/:::::::|/ |.ﾉﾘ
　　　　 |__ﾉ　　 /　　＼　 V　}､‘，／|＿_|i　/::::::/VL　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「わかったわ」＞先代巫女
　　　　　　　 _{ 　　　 ',　　_/　`´ 　 | 　 V/:_／}　 V／ヘ
　　　　　　　 _ノzzz､　　_}／'/-─‐-､/　　 ∨ヽ　|　　(し(ノヽ
　　　　　　ノ　　｀`''く>_ノl{‐ ////////　　　｜‐v⌒ヽ　', V⌒}
　　　　／　　　　　　 > |lll7 ////////{　　　　|//|　　 }　廴VL
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　厂i : : : : : : : : : : :／::::::::::::,::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼: : : :|　　}
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　　　／　､ : : ｉ::::::::::::::{::::::!:::ﾊ:::i ',:::::::::::::::::i:::::i::::::::::i::i:::i::::､:::}..|ヽ}
　　　ヽ__ハ＼ i:::::::,:::::::i::::::i:::i i!:i三,:::::::::::::::i:::::i::::::::::i::i:::i:::::iヽ: |　〉
　　　　　　ﾉ　〉::::::i:::::::i::::::i:::i i三三, ::::::::::::i::::i!::::i::::i::i:::i:::::i:._ノ_/　　　　こんな馬鹿げた問題は、二度と起こすわけにはいかないわ。
　　　　　ヽ /〉､.:::i:::::::i::::::i:::i:r　､ヽ､:::::::::::i:::i_ｉ:::i::::i::i:::i:::::i＼
　　　　　　　 /.: i::::::､::::::､::::､､乂ソﾉ_＼::::::i:::!_i:::i::/:/:/::::ﾊ:.:.＼　　　　新聞屋、覚悟しなさい。
.　　　　　　 /.: : ':＼::＼::::＼}‐==''´三三ヽ从_i!:::/∨｀ヽ'}:ﾊ: : : ＼
　　　　　　/: : :/:::::::{｀ｰ'´ヽ'ヽ三三三　　,三ﾆﾚ''ヾ￣￣i:::∧＿＿
.　　　　　/ー‐'::::::::::i￣￣￣i　　　　　, == ､三三_}　　 /:::::∧　r ､
..　　　　/　厂}:::::::::::::〉.　　〈､　　　　´ ￣｀三三/　　ﾍ:::::::::∧'
　　　　￣　/, ｲ::/i::i.　　　 i ＞,　_　　三三_ ＜!＿＿,〉:ﾉ＼∧
.　　　　　 '´　ﾚ',ﾉ人＿＿人／}　　　 ‐-‐　i＼〈__r ､__}/
　　　　　　　　　　人r ､__r ､ノ人'　　　=三三i　 /::::::i::::::i
　　　　　　　　　　　i:::i::::::::::::!:ヽ　＼　　　三/　 {::::::::i::::::i!_
　　　　　　　　　-‐i:::i::::::::::::i､ﾉ　　＼＿_/　　ﾚ'ﾊ:i:::::/　　‐-　一
　　　　　　}￣､　　ﾚ'､:::::::::::i　　　　 /∧　　　　 ∨丿　　　　/ _
　　　　　　￣〉　＼　　ヽ::::ﾉ　　　　　///∧　　　　　　　／ヽ

その後、新聞関係者は王国上層部から権力と言う名の暴力にさらされる事になるが、

この時代には国民の知る権利や報道の自由などの権利が存在しない為、権力による不当な弾圧がまかり通ってしまった。
1435 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/18(月) 23:08:03 ID:p7ekwoOj: 今回の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
1436 ：名無しさん＠狐板：2024/11/18(月) 23:12:20 ID:FZ0TKrhz: 乙
こりゃ王族は前のやらかしから全く反省してなかったみたいだなぁ…
アバンの遺言も意味なしか
1437 ：名無しさん＠狐板：2024/11/18(月) 23:16:35 ID:xMMwMJ0B: 乙
神を手本にしてる限り性格が悪いのは治しようが無い
1438 ：名無しさん＠狐板：2024/11/18(月) 23:18:41 ID:VTdVu2jl: 乙でした
前々から王族は不穏な感じがあったけどやっぱり駄目だったか
失策の時点でとっとと処分するべきだったな
1439 ：名無しさん＠狐板：2024/11/18(月) 23:18:41 ID:47yyxRis: 乙でした
1440 ：名無しさん＠狐板：2024/11/18(月) 23:20:04 ID:n2J+dfZn: 乙
まあ清姫ですら火神と同レベルの屑なんだから全体が酷くなるのも当然
1441 ：名無しさん＠狐板：2024/11/18(月) 23:50:25 ID:P0QY8xV3: 乙です
1442 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/19(火) 00:59:56 ID:9mR1y4XT: ※これは駄文です。

　　　　　　　　＞:::´::::::::::::::::::｀´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞､
　　　　　　　イ‐'' "＞''"::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＿＿　::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　／:::::／:::::::::::::::::＞'' ´　　　　　　　｀ ''＜::::|:::::::::::::ﾍ
　　　　　　 ,ｲ:::::／:::::::::::::::::/　　　,, 　─── 　､　　　 |::::::::::|:::::',
　　　　　　　 /:::／':::::::::::::::::::::,　, ｨ::|::::::|:::::::ﾊ::::::|::::::|:::|:::> ､.|::::::::::|:::::::,
　　　　　 /／./:::::::::::::::::::::::|ｲ::|::: |::::::|::::::|　',:: |::::::|:::|::::::|:::|::::::::::|:::::: l
　　　　　　 '/　 ,:::::::/:::::::|::::::::|:::::l:イ￣:ﾊ::: |　 ',::l￣:|`:ﾄ从:: |::::::::::|::::::::|　　　　本作の清姫は性格が悪い屑ですが、
　　　　　　　　　,::::::/'::::::::| ::::: |:::::|::::|_|:/ﾐ.Ⅵ.　 |:ﾊｨzzzzzxﾊ:|::::::::::|::::::::|
　　　　　　　　 |:::/ |::::::: |::l:::: |:::,ｨ笊⌒Y. 　　 |' "{//,(__)心 :::::::: |::::::::|　　　　これは意図的に表現しています。
　　　　　　　　 |/.　|::::::: |::l::::::l:∥{////{.　　　　　 h////ﾘ }》:::::::ﾊ:::::: |
　　　　　　　　从:::::|:::l:: 从ヾVゝｲﾘ.　　　　ﾋゞﾟィﾂ /::::::::::| }:::::::|　　　　そもそも、まともな人格者なら、
　　　　　　　　　 Ⅵ:::l:::::::ﾍー‐''"　　　,　　　¨¨¨"　'1:::::::::|ｲ :::: |
　　　　　　　　　　　 Vl:::::::{　　　　　　　　　　　 |:::::::::,':::::::::::|　　　　人間の人体実験をやって使い潰したりはしません。
　　　　　　　　　　　　 |i::::::ﾍ、　　　　｀　´　　　　 ,.|:::::: ,':::::::::::::|
　　　　　　　　　　　　　 ,::|:::::::::|＞､　　　　　　　 , イ:::,::::::::l::::::::::::::|
　　　　　　　　　　　　　　　,::::|::::::::|::::::::::≧｡､ __　｡＜|:::::|:::,:::::::: |:::::::::::::|
　　　　　　　　　　　　　　 ,':::::|::::::::|:::::／ {ﾑ､＿＿,ｨfﾑ}＼,'::::::::::l::::::::::::::',
　　　　　　　　　　　 /:::::::|::::::::lイ　　{//////////}　.l:::::::::::| ::::::::::::::',
　　　　　　　　　　　　　/:::::::, |::::::::ﾑ.　　 '//////// /　 |:::::::::::|ﾞ＜:::::::::: ∨ /
　　　　　　　　　　 /::,ｨﾑ ,'::::::::::: }.　　 '////////,　　{:::::::::::ﾍ　/∧:::::::∨ /
　　　　　　　　　　　,ｲ::/ ', ﾏ:::::::::::::/　　　 '≫─‐≪' 　 .乂:::::::::::}// ハ:::::::∨
.　　　　　　　／::::/.　∨:::::::::,ｲ　　　　　{ｚｚｚｚｚ/　　　　)::::::::ﾊ//　∧:::::::＼
　　　　　　　 ,ｲ::::::::,　ヽ从::::::(　　　　　　 ',　　 /　　　-=彡ﾂ///　/ 　',::::::::::ヽ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　月村すずか

.　　 -=≦ミx　 _　 -=======-　 _
.　　　　＞:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀'く
　　　　／:::::::::/''"´￣￣￣｀''＜:::::::::::::ヽ
.　　　/:／::::::/ ィ:::￣￣:::::＞x._|::::::::::|::::::'，
　　　 /::/:::::/::::|:: |:::::::::|:::::|:::::::: |:::::::: |::::::::,　　　　七大神と清姫の前世は悪人ではありませんが、
.　　　|::/:::::/:::斗-|､::::: |::―‐-､:|:::::::: | ::::: l
.　　　|/|:::/:::: ,ｨ竿ﾐ.}:::/芹雫ミx:::::::::::|:::::::::|　　　　問題を抱えた瑕疵を持つ問題人物で、善人とは程遠い人たちです。
　　　 |/|:::::《 {/し }/　 {//(_ 》:::::::::/Y:::::::|
.　　　　 Ⅵゝ乂ソ　　 .乂_ツｲ::::::::l /::::::::|　　　　創造神はそうした者たちに使命を課して働かせています。
　　　　　 |:l 　　 '　　　　 |:::::::从:::::::::|
　　　　　 |:::)h､　ﾏフ　　 ,':::::::,'::::::::::::::'/　　.　それが地球外惑星への転生と長い年月が経過した事で、
　　　　　 |::::::::|::≧―≦　/::::::/:::::::::::::::::'/ /
　　　　　 |::::::::|::::＞/////:::::/　ヽ::::::::::::::V. /　　人格が歪んできたと解釈してください。
　　　　　　　,:::::::/'´´///／'::::::/ zzzzV:::::::::::∨ /
　　　　　　 /:::::/　/⌒／:::::::／≠　― V:::::::::::∨
　　　　 /:::::/|　{ ／ {::::::::{''´／　⌒ヽ.V:::::::::::ﾊ
　　　　　从:::|彡ﾍ㍉　ゝ:::::} /　　　　　} ',::::::::::::::l
　　　　　〈: :只:ヽ　／ ):ﾉ.　　　　　 |. }::::::::::::::|
.　　　　　 / 7:ﾊ:ソ^ 　／. 　　　　ﾊ }::::::::::::::|
1443 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/19(火) 01:00:33 ID:9mR1y4XT: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　---------
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,..::´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀::..
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　／　／::／:::::::／´￣　　　　　　￣｀',::::::::::',:::::::::::',
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　　　　　　　　　　　　　 i::::i:::::::::::::|::::::::::|´:|::::|::::i　',::::|::::::::! ',::::::ﾄ::::|::|:::::::|:::::::::::::|　　メタ発言を言うなら、
　　　　　　　　　　 V ',::|::::::::|::::::::::|:::ﾊ:::ﾄ､{　 ',:::ﾄ､::::|　ヽ::i ヽﾄ.|:::::::ﾄ.:::::::::::!
　　　　　　　　　　　　　　　　ヽﾄ､{:::|::::::::::|:::!ィf===ミヽ! ＼! .ｨ弐孑ｱ:::::::| }:::::::::::　　イッチが身綺麗な聖人みたいな登場人物たちの物語を書くよりも
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::;::::::::::ﾊ:|ヾ泛zソ｀　　　　ゞ=ソ .|:::::::|ｲ::::::::::|
　　　　　　　　　　　　　　　　／:::::/::::::::::八.V', :::.:.::.　　　,　　　.::.:::.: /!:::::::|:i:::::::::::|　　そうした屑の物語を書いた方が、リアリティがあると判断したからです。
　　　　　　　　　　　　　 __..ィ::::::／:::::::::/::::/ゝﾍ　　　　 _　　 ,　　 ,.:::!:::::::!:|:::::::::::!
　　　　　　　　　_,.. -=.:::::::::::::／:::::::::::/::::/:::::/::::＞ .　｀/ } 　 ´　.イ::::::|:::::::|:!::::::::::|
　　　　　　 ,..::::´::::::::ィ:::-=彡::::::::::::::::::::/::::＞---　 ≧' /--=≦　.ﾄ＜:!:::::::|:!::::::::::!
　　　　　／:::＞ ´.:::::::::／::::::::::／:::::::::/:／ Vﾊ　 _　/ ./ﾐ= -- =彡.ﾘ　|:::::::|､::::::::::!
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　　　　　 { :::::::::: |::::::|::::::,ｨiう竿ﾐxj／　}/―､:::}::: |:::::|::::∨　.　イッチには聖人たちが活躍する話を上手く作れないので、
　　　　　 { :::::::::: |:::::::Ｖ《　ん:::::/　　 ,ｨｚｘ/::::从::::::::从::::
　　　　　 {/::::::::: |::::::::从　辷う′　　f:::ｶ}}:::/::::::/::/}::∧}　..　意図的に問題人物を登場させています。
. 　　　 / :::::::::: |:::::::::::|.　　　　　ﾋツノ::::::／}:/ j/
　　　／::::::::::::: ∧:::::::∧　＼　　　'　イ‐=彡／　　　　　　　ぶっちゃけると、やる夫スレ作家として能力不足なのが原因です。
.　／:::::::::::::::::::ｒｰ.}V::::::::>、　　￣　 _ノ:::|:::::|
／:::::／::::::::::／　＼Ｖ:::::: | ＞―=ﾆ⌒|::: |:::::|
:::::／:::::::::／　　　　 |:::::::::|/:ヽ＼::::::::: |:::::::: ∧}
::::::::::::::／zzx　　　　|:::::::::|、,､ﾍ　＼ /|::::::::::::∧
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:::::::: ∧　　　　＼/:::::::/.zzｚｚﾍ |ｚｚ.N |.　 ∨:::::::::)::::::::)
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　　　　　　　　　　　　　　　　　／ア'⌒
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　　　　　　　／:::::::/￣￣￣￣￣￣`ﾏ::::::::::＜
.　　　　　 /::/:::::/_＿＿＿＿＿＿＿.ﾏ:::::::::::::＼
.　　　　　 ,'::::|::::::|::＿:::::: |::::::::::::::::}:::::: |:::::::::::::::::::::ヽ　　　　ですから、清姫や七大神に対してアンチ発言するのは正しい事です。
.　　　　 |:::::|::::::|´从｀~''l::::::::::::: /＿_:|::::::|:::::::＼::::::ヽ
.　　　　 |:::::|::::::|.ｨzzzzxﾊ::::ﾊ::/从:::/|::::::|::::::::::::ﾍ`ヽ:',　　元々、そういう屑のキャラクターとして描いているから当然です。
.　　　　 |:::::|::::::|::|乂ソ　 V ﾉ'.ｨ===ミ:::::∧:::::|ヽ::ﾍ　`
.　　　　 |:::::|::::::|:ﾄ、""　　 ,　　ﾋソ八:/::::}:::八　ヾ',　　　批判は受け付けますが、改善はしませんよ。
.　　　　 |:::::|::::::|ｌ､　　　　　　　""ｲ::ィ::::|:::}:/
.　　　　 |:::::|::::::|:)h､　 `'t‐ｧ'　　　.ｲ:::::::|::/　　　　　　　　だってイッチは主要キャストが問題人物でないと、上手く書けませんから（笑）
.　　　　 |::::::',:::::',:::::} 〕ﾊ　{ l |｡＜::::|:::::: |::{
.　　　　 |::::::::',:::::',__}zz', ',.ｌｌ |-､::::::|:::::: |:::'/
. 　　　 /:::::::::::',::::::乂＼', ', ｌ | 　￣|:::::: |::::∨
　　　 /::::::＞'´ ﾏ::::ﾍ＼`　　 ', 　 /::::::/｀寸＼
. 　　 /:::::/⌒ヽ`xﾏ::::ﾍ. {.　　　', ./::::::/}}/　ﾏ::::＼
　　 /:::::/　　 ∧ `ﾏ::: 八　　 .ｨ==x 〃V 　∨:::::＼
.　　 {::::::{　　　 {: ﾍ＿ﾏ:::ﾍ｀ヽ,ｨi{::i:i:i:i:i>　 ∨　∨::::::::ヽ
　　八:::: ! 　　　',　| 　ﾏ::::∨ ﾏ:i:i:i:／　＼ ', 　∨::::::::::ﾊ
　　　 )::::|　　　ヽ|　　 }:::从介ｉ)<　　　　　＼　 ∨:::::::::::}
　　,ｲ:::::::|　　　　　| 　 /ｲ:i:i:∧:i:ﾍ＼.　　　　　＼ ∨:::::::人
.　/:::::::::::|　　　　 /:i:i:i:i:i:i:i:i/　ﾏ:iﾍ. ＼　　　　　ヽ〉::::(

駄文はこれで終わりです。
1444 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 01:17:49 ID:CDNIPQ3r: 乙
1445 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 02:37:30 ID:hFruB+YE: 乙ー
完璧聖人が完璧に舵取りなんて物語としても人間性としてもつまらないしな
というかやらかしが無かったら登場人物達も自然と減るしで全く面白くないから安易に批判は好きじゃないわ
1446 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 02:43:42 ID:qJAxC7oZ: っていうかなんだろうね、味方側の登場人物が完璧超人じゃないと気がすまない人みたいなの一定数いるの
1447 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 02:55:45 ID:SBEQast+: 乙
反省せずろくな報いを受けない屑キャラが多く、擁護できるキャラと善人キャラの対比でさらにひどく見えるからね
屑キャラだすなとは言わないけど屑キャラとしてのレベル下げてくれないかなとは思う
1448 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 03:29:50 ID:9FQ/s6MC: きよひー、自己保存と効率主義なだけでクズではないかと。
中世で全方位に統治の邪魔すれば潰されるよ。七大神には文明発展の使命ある様だし。
1449 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 05:17:50 ID:kWlpN1L8: 乙
なんか擁護してる奴がいるが作者直々に自分が能力不足で屑ばかり出してるって言ってるんだからそれ意味ないと思うぞ
1450 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 05:38:52 ID:415se7QO: 上でも言われてるが反省もせずろくに報いも受けない屑ばかりだと話の展開以前に見てて不快でしかないからな
火神ぐらいの屑ならまだしも清姫や王族辺りは流石にもうずっと見るのは正直キツい
1451 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 06:49:17 ID:2bPNHS+6: 見なければ良いのでは…もうそういう作風ですって言ってるんだし…
1452 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 06:52:50 ID:qJAxC7oZ: 自分が気に入らないから話変えろってのほんと読者様って感じ
1453 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 07:03:15 ID:eziXNGo6: 別に作者も叩かれて当然だと言ってるんだしどんな意見があろうがどうでもよくね？
てかここで作者でもないただの読者のくせに他人のコメントに口出しする方が毒者様って感じがするわ
1454 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 07:11:54 ID:HeG7TgpT: 乙
嫌な奴なのは同意するけど編集者気取りの合いの手がうざいんよ
1455 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 07:15:04 ID:eziXNGo6: だからコメントが嫌なら見なければいいじゃん
ちょうどこれをまとめてる所があるんだからそっちいけば？
1456 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 07:26:28 ID:gUzqCEtB: まぁ確かにどれだけ批判されようがイッチはそれでもいいって言ってるんだから別に問題はないよね。
どちらかというと編集者気取りなのは人のコメントに口出ししてる側だと私も思う。
1457 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 07:45:39 ID:ycynSs4a: せめてイッチから明記されたことを理解してから書いて欲しいよな
前に荒れた時もイッチはここはただの下書きでむしろ盛り上がるからやってもいいって認めてたんだし
1458 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 08:12:36 ID:ziIAk3sU: 見てるのキツいって言ってたからでは？
1459 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 08:27:59 ID:CGN6v2b6: 乙です。
バカがバカなりに藻掻いて世界をぶん回すのは面白いと思うんだけどなあ…まあ、好みはヒトそれぞれよな。
1460 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 08:33:10 ID:MlIGPYVN: 乙
別に屑キャラがいてもいいけどいくらなんでも多すぎるし、そいつらが一切痛い目を見ず己を省みもしないのが延々と続くのは微妙だと思った
1461 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 09:12:55 ID:NM0+wjVz: 乙です

現代日本のキモオタヒキニートが
異世界転生したらこうなる、って感じで面白く読んでる
1462 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 09:41:42 ID:hFruB+YE: こういう作品でこいつはこれやったから絶対に報いを受けてほしいってのはなんか違うんだよな
というかどんなに理由があっても登場してるしていないの全て屑ってみてるけど苦言するレベルではないわ
1463 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 10:04:36 ID:UJJxb7u3: 乙
いや別に今まで散々イキってた屑が痛い目を見るのがスカッとして面白いという意見があるのは普通でしょ
というか作者直々に屑だって言われてるのに擁護するのは無理があるわ
1464 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 11:33:51 ID:PhoxJylJ: 勧善懲悪が好きなら他にたくさんあるからそっちを見るのをお勧めするよ
世の中には鬱展開だけ延々やってるイジメが題材の作品もあるし悪人しかいないヤクザ漫画や裏社会漫画だってある
1465 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 12:06:52 ID:33uui1k8: 上げるな、sageろ
1466 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 12:17:37 ID:u6FAdJx2: 紛らわしいことするなや
1467 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 18:10:13 ID:YQ7p1v0N: 具体的に何処が屑？
1468 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 18:17:55 ID:KdsBJvCJ: まとめで見てたけど清姫そんなに嫌われてたんだ
悪意で動いてる感じでもなかったし全然気にならなかったわ、寧ろ好き
1469 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 18:22:50 ID:Z+3BvUBE: これは作者も言ってたが実験とかで巫山戯た言動で滅茶苦茶叩かれてた
1470 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 18:25:49 ID:hCLa6vly: 個人的には火神より嫌いかも
火神はかなり酷いけどあれでも一応神だし
1471 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 18:37:59 ID:psovOnxA: 女神たちは原住民との子を作っているから、自分の子や子孫として人間に情を抱くかもしれないけど
清姫は魔族だからこそ子供なんて作れないし、人間は同じ言語を話すように矯正した別種族で
女神の指示で魔法を与えて発展させる世界規模のモルモット認識でも驚かないけどな
1472 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 18:53:13 ID:ZOA8Wde2: ちゃんと人体実験していい罪人と王国民は分けてるから王国民はペットのハムスターぐらいの愛着は持ってるよきっと
1473 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 18:55:36 ID:kWlpN1L8: 清姫はスネ夫みたいな感じがある
それこそ最初は自分も魔族と同類なくせに自分のことは棚上げして非難する言動が嫌われてたけど、女神に対しても婚活失敗責任転嫁喪女とかいう凄く失礼なイメージを抱いてたわけだし
1474 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 18:58:11 ID:UAoTShCm: ここで清姫を擁護してる人って多分自己投影してたんだろうなってのが滲み出てる
だからこそイッチからハシゴを外されて慌ててるんだろうけど
1475 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/19(火) 19:08:21 ID:9mR1y4XT: ※これは駄文です。

　　　　　　　　　　 ,,.: :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.――:. :. :.`
　　　　　　　　　　　　／:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. ＼:. :. :＼
　　　　　　　　　 - :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.=-―― ＼:. :. :. :.＼:. :. :`､　　　　ちなみに私は今作で登場予定のキャラです。
　　　　　　　／:. :. :. :. :. :. :. :. ,,　 ''　　　　　　　＿＼:. :. :. :.ヽ :. :. :
　　　　／: ／:. :. :./:. :. :.／　　　　-‐….: :. :. :. :. : ヽ :. :. :. :. :. :. i|　　　私の出番が終わるまで、イッチには
.　　　／' ／:. :. :. :. ｉ:. :.ｉ/　　／:. :. :. :.:斗-―‐―― :. :. :. :. ｉ:. :. :|
　　 /　　' :. :. :. :. :. |:. :.|　／:. :. :. :. :. : : ﾄ:. ＼:. ヽ:. :. ｉ:. :. :. :|:._:. :|　　　このスレを続けて貰わないといけないので、
　　　　　ｉ:. :. :. :. :. :. |:. :.l／:. :. :. :. :. :. :|: |:i: ＼'⌒ﾞヽ　│ :. :. :l⌒`i
　　　　　|:. :. :./:. :. : |:. :.|:. /:.'⌒{.从:. :.|: |:l　_´ __＿,　│:. :. :.:| ）八　　　圧力をかけていますよ。
　　　　　|:. : /{ :. :. : |:. :.|:八:. :.:.x=ミ＼{ 从　〃 ⌒＾　│ :. :. :|　/:. :. ､
　　　　　l:. ,'　| :. :. : |:. :.|＼:`:Yん心(_ ヽ　　　　　　 |:. :. :. :| ':. :. :. : ＼
　　　　　|:/　 |:. :.|:. :|:. :.|:. :.`八乂ツ　　　　　　　　　⊂二二二⌒ヽ:. :. :.＼
　　　　　{ 　　|:. :.|i: :|:. :.|:. :. :　/ヽ　　　　ヽ　　　　　　 ,:. :.ｒ-ｙ' / /　＼ :. :. :＼
.　　　　　从八:ﾊ : | : :. メ　ﾉ　　　　ｒ‐一'7　　ｲ:. :. ヽ{./_/_　　　＼:. :. :..＼
　　　　　　　　 '　ヽ: . ,／　／个 ,, 　　ヽ --'　／ i|:. :. :. : |ヽ＼_Ｘ　　　＼´￣/ヽ
　　　　　　　　　 ,／　　＼ . :l／　≧＝― ＜__／|:. :. :. : |,'..ヽ:::ヽ.＼　　　>'´　 ∧
　　　　　　　　　／　　　　＼.ｉ人　　　　　〉ニ==|:. :. :. : |. 　　＼/｀ヽ／::::::::::::::::::〉
　　　　　　　／　　　　　ﾉ_ ﾉ＼:. ＼　　　ｉニニ=|:. :. :. : | 　　　ﾊ_,...::'::::::::::::::::::::／ ',
　　　　　　／|　　　　／ー'　　＼:. ＼　　　.|ニニ=|:. :. :. : |　 ,／ '＼::::::::::::::::::::／　　 `､
.　　　　　 | ヽ、__＿ｆ´_ノ |　　　　＼:. ＼　 .|ニニ=|:. :. :. : |／.／　　∨:::::__／　　　 ∧
. 　　　　ﾄ､::::::::￣￣::::_;:l　　　　　　＼:. ＼.|ニニ=|:. :. :. : |／　　　　 }￣　　　　　　　　∧

　　｜　　 |　　　||　｜　　／　　　／　　／／
＼　　　　　　　　 ,ｨ=―､／　　／／
　　,. .-.‐ ―――.- . . /::／,二＿__
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l::::::::/::::,ｚ＝ﾐ､V:::::::/,ｚ＝ﾐ､､|:::::::::|:::::i::::::::∨　　　という事で、イッチ！
|:::::::|／{{　　}} };／　{{　　}}从::::: |:::::|:::|＼|
|:::::::|. とつ= '''　´　　ﾞ =とつ＼::: |:::::|:::|　　　　　　私の出番が終わるまで、ちゃんと書いてよね！
|:::::::|､､､　＿_____.　　､､､　ヽ|:::::Ⅳ
|:::::::|　　／Ｖ　　　　｀ヽ　　　　　}|人|　　　　　　　打ち切り何てしたら、しめるからね！
|:::::::|　ｉ　　　　　　　　ｉ　　　　人::::::＼
|:::::::|　 |　　　　　　　　ﾉ　　／::::|::::::::::::ヽ

　　　　 Λ＿Λ
　　　　(´･ω･`)　　う、うん、わかったよ。
　　　　（　＿　）
　　　　　U　U

　　　..　イッチ
1476 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/19(火) 19:08:56 ID:9mR1y4XT: 　　　　　 -=≦⌒ヽ,...--――--..､
　　　 ,...::⌒´:::::＿:::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ､
　　／イ:::::::::::/:::,.__,.. -――-- ､::｀ヽ:::ヽ
　 ´　.:'::::/::::/:::/　＿＿＿＿___ ∨::∧::::.
　　 /:::〃::::':::/:/:|__:|::{:::::: Y＿:|:_:∨::∧::::.　　　それと、この話は以前エターにして過去ログ倉庫に送った作品を
　　.'::/ .':::: |/:/イ{::!l{::::､:::: ||::}､}､:ﾄ|::::::::|::::|
　　|/　 ::::: |{::|::::|Ⅵ__＼}､::|}/＿}'|:|::::::::|::::|　　　ブロットを練り直して作り直した作品です。
　　{　　{::::::|从:::{,.ｨﾌi:}　　ﾘｨ_ﾌi::}Y::::::::::}:: |
　　　　､:::{:::::::ﾑ　Vｿ　　弋zｿ,'::::::::/:::::|　　　その作品は某ブログで紹介されていますし、探せば見つかると思いますが、
　　　　　 Ⅵ::::::::人　　' 　　　 {:::::::,':::::: |
　　　　　 }::::::,.-､＞　_ﾟ_ 　.ィ/::::::/::::::: |　　　思いっきりネタバレになるので、見ない事を推奨します。
　　　　　 |:::｢　⌒〉､ィ}7777l {:::::::{ ､::::::::.
　　　　　　 ,:::::| 　´ ⌒}|=ミ､／ !:::::::|/⌒Y:::､
　　　　 /::::r!　　 /´ | ,／　　|::::::::､　　}::::::＼
　　　　　 {／∧　 ,ｲィ:介ヽ- 、_}::l:::::}　　|::::}::::::::.
　　　　　/､: : : :＼ﾉイ/ |!､__ﾉﾉ |:/:::/　　,:::::|::::::::}
　　　〈　＼: : :/ //　||::|　　/'{::ｲ　　 {:::: |::::::::|
　　　　　､　　｀/　{/|　 l|::|　　 /　|　　 ,:::::/}::::::,
　　　　　＼_,イ　/::/　　{:::､＿＿_{　　 |::/　:::::/
　　　　　　　 }＼::::/　　 |:::::::::::＿｣　　 !'　 l::/
　　　　　 /::∧´　　　　￣￣/ヽ　　| 　从
　　　　　ムｲ　｀　　　　　　　＼　:l
　　　　　　 /　　　　　　　　　　＼

　　　　　　　　,ｨ≠ミ　　　　　　ﾆ=----=ﾆ
.　　　　　-=≦::::::::::::::＼　＞::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞.､
　　　　　 ,ｨ::::⌒::::::::::::::::::≧::::::/::::::::::::::::＼::::::::::::::::＼
　　　／イ´＞::::::::::::ト､:::::::::::ハ::::ﾊ::::::::::::＼:::::::::::::::ヽ
..　　　´. 　／:::::::::::::::: {￣￣￣￣￣￣:::::::::::::::＼::::::::::∧
　　　　 /::::::::::::::::::::: |＿＿＿＿＿＿_V:::/:::::::::∨::/:::::，
.　　　 /／,:::::::::::: }::::|:::::::::::::::::::::::|:::|　V∨:::::::::::::∨::::::::::}　　　イッチとしてはネタバレ防止の為に過去ログ倉庫に送った作品なので、
　　　　　　/:::: /:::::八:{:::::::::{::|:i::::::::}::ﾘ-‐V}:_:_:}::::::::::}::::::::::i:|
.　　　　　 {:::::/:::::/:::::∧ ::__{::|:i::::::::|/i从ﾘⅥ::::|::::::::::|:::::::::从　　　なるべく見て欲しくないのが本音ですね。
..　　　　　从::::: /:}::::::从::乂_从:::::::!　ｨ≠弐ﾐ､:::::::::::|Y:::::::::::}
　　　　　　　乂:ﾊ|:::::::::l:::‘《T心ヽ::{　　 Vしリ》::::::::::|ﾉ::::::::::::|　　　あのエターにした過去作品を見てしまうと、
.　　　　　　　　 |:::::::人:∧　Vｿ　　　　｀¨ }:::::::::::八::::::}::::/|
.　　　　　　　　 |::{:::::::{::::∧　　′ 　　　从:::::/::::::::::八::::|　　　深刻なネタバレになってしまいますから。
　　　　　　　 l:::::/{ヽ＜込、　ー ‐'　　/:::::::/::::::::::/:::::::: |
.　　　　　　　　 l／,∧..VY..Y::＞　. 　 _./::::::/{::::: : /:::::::::::::|
　　　　　　　　／,ﾉ､＼＼V〉..V..{:::「}.Y ｒ{:::::/　i＼:/::::::::::::::人
　　　　　　　 ./　,}　＼:ヽ　　　 V{ |///::::/¨ノｱ-≠ミ､:::::::::::::､
　　　　　　　/ 　 |.　　 iヽ　　　　 V_//::::/／　　　/ /｀'.::::::::::::::}
　　　　　_/　　.ﾉ.　／/. ＼_ 　　 ∨ヽ／　　／／　 }:::::::::::,′
　　　　　/ {＞-‐‐≠ . ＼.-=ﾑ　　　 V/》.＿,／／. 　　 |:::::::::{
.　　　　 {/////////l＼＿へ.} 　　 }､＿＿／　　　　八:::::人
.　　　　 {/////////}／ {/ ＜l　＿_／/,ﾊ　　　　　ｲ:::::::::::::::ﾊ
　　　　 Vﾞ￣￣￣/ {γ |///////////{/.　{　　／. ::::::::::::::::::::::,
　　　　 |　　　　/　 k≠{///////////,ﾊ　　／　／::::::::::::::::::::::}
　　　　 !.　　　 {.　　 / /V'"￣￣￣￣V′. 　　イ::::::::::::::::::::::从

.　　　　　　　　 l{　　　　　　　＿＿,,､､､､､､、
　　　　　　　　 ',ヽ､､,,_,,､-＜::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ
.　　　　　　　　　＞::::::::::::,ｨ:::::__ 　―‐ ヽ::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　／:::::::::::::::/''^´　　　　　　 ∨:::::::::::::ヽ
.　　　　　　　 ,ｲ:／::::::::::::/　　 _,,､､‐‐‐‐､､,,__∨::::::::::::: ∨ /　　　まあ、このスレの>>2にある過去作品の紹介でも掲載していないので、
　　　　　　　 /::/::::::::::::::::, 　／:::|:::::::::ヽ::ヽ:::::::::::V:::::::::::l::::∨ /
.　　　　　　 :::::'::::::::::::::::::{／|:::::::ﾍ::::::::::イ⌒:、:::::|::::::::::::|::::: V　　　あれは、そもそも読んでほしいものではありませんからね。
.　　　　　 |:::|:::::::|::::::::::|:::: |イ⌒:'，::::::::::＼::ヽ:::|::::::::::::|Y ::::',
　　　　　 Ⅵ::::: |::::::::::|:::: | ＼:::::::ヽヽ.ｨfう屶ミ|::::::::::::| ﾉ::::::',　　　一応、話が進んで、この宇宙の真相が明らかになればネタバレではなくなるので、
.　　　　　　 V::::|ﾍ::::::ﾍヽ:::,ｨう芯⌒　　乂ツ |::::::::::::|::::::::::::',
.　　　　　　　　ヽ:{　＼::::ヽ:ﾍ乂ツ　、　　 "" |::::::::::::|::::::::::::::V　　イッチとしては、それまで未読でいて欲しいですよ。
　　　　　　　　　　　　　 |::≧::::ヽ""　　､ノ　　 ,|::::::::::::|::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　ヽ:|::::::::}::)ｈ｡,,_　　　, イ._|::::::::::::|:::＼::::::::::::丶
　　　　　　　　　　　 |::::::/::::::::::: ／丁z≦ﾆ|::::::::::ハ:::::::＼::::::::::::`:..､
　　　　　　　　　　　　　 ,:::::/:::::＞,ｲ!.　 |/////|::::::::/ｱﾆV::::::ヽ:::::::::::::::;;;ｈ､､,,__
.　　　　　　__,､　 _　　　　,::::∧::/ | |/| 　 |'⌒∨ ｌ::::::/ｱ./　　ヽ::::::::::::::::::::｀`～､:::::::≧=-
　　　　　｢ヽヽ｀ヽヽ.　　 l::::{　',{　'/l/　　.l　 /　/::::::{ｱ/　　　　V:::::::::＼:::::::::::::::::｀''～､、
　　　　＼＼＼ヽヽ　{:::::ﾍ |∨l/| ,,ｨzz∨zz/::::::::{./　　　　　}!::::::',:::::::`''～､:::::::::::::::::::｀ヽ
　　　　　ｧ―ヽ　　　',　ヽ,ｨzx:__| |＞''´,ｨ只､　{::::::::::乂　　　　八::::::ﾍ::::::::::::::::｀ヽ、:::::::::::::: Ｖ
　　　　　　`'～､｀''ヽ　ヽ　∨尖zx ヽ／:./.ﾊ:.:.:从:::::::{¨´　　　,ｲ:::::::::::::::',::::::::::::::::::::} ヽ :::::::::::: }
　　　　　　　　 _＼＿,, ､＿ノ三ﾆｱ　＼― ､:.:.:.:/ゝ:::_≧　／{:::::::::::::::::::}::::::::::::::::::/　　',::::::::::人
.　　　　　／//.〉｣三三三三ｱ　　　　　　＼ヽ　　　　 ∧ V:::/::::::::: }::::::::::::::,ｲ.　　ﾉ::::／
　　　　　　　{ / { {/.厂ﾏ三三ア　　　　　　　　ヽヽ.　　/ニ}. ∨:/:::::::/:::::::::::/　 ‐=彡::::{_
　　　　　　　{　　　 i｀Yﾑ　　　　　　　　　　　　　 /ﾆア.　 ∨::::::/:::::::::::/ 　　　乂:::＞
　　　　　＼　　｀>三ﾆ}￣､＿　　　　　　　　　 ,ｲ-''´ 　,ィ∧:::/ :::::::::: {
.　　　　　　　 {≧≦三ﾆｱ　 /＿　｀''～､、　＿／_._。s≦//ア::八:::::::::::::乂
　　　　　　　　　￣｀寸ア　　〈/////h､.//|￣∨///////＞''´'く(　ゝ:::::::::::::::≧=-
.　　　　　　　　　　｀¨¨¨｀ヽ＿＞＜///|　　`……''"´ 　　　＼　｀¨¨¨´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　｀丶、　 ,,､丶`｀　　　　|. 　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　￣　　　　　　 |　　　　　ヽ
1477 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/19(火) 19:09:35 ID:9mR1y4XT: 　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿　　　　 ,,､､､､,,
　　　　　　　　　　　　 ,,､＜::::::::::::::::＞x／::::::::::::::::≧s｡
　　　　　　　　　　,ィ::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＜￣￣｀
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　　　　 ,ｲ:::::::::::::/ :::::::::::: |:::::::|::::::|:::: /}::::::::/}::::ヽ::::::::::::＼
.　　　 /::::::::::::::::l::::::::::::::::::| ,ィ≠ミx､/ }:::::/　}::::::ﾊ::::::::::::::::ヽ　　　　既に見てしまった方は、
.　　　 ,:::::::::::::::::::|::::::::::::::::::|ｱ .ｧ⌒ヽ`　}／　,ｨzzx:::}:::::::::::::::::ﾍ
　　　　|::::::::::::::: : |::::::::::::::::│　{　0　}　　　 /⌒Ｙ.》:::: |i::::::|::::::ﾍ　　　その内容をコメントに書くのはやめてください。
　　　　|::::::γ´二|::::::::::::::::::|　乂__ノ　　 │ 0 .} l:::::::|i::::::|＼::::}|
　　　　|:::::::{ {. 　 |::::::::::::::::::|.　　　　　　乂_.ノ l::::: |i::::::|.　}:/.|　　　ガチのネタバレで困るんですよ。
　　　　|::::从､（ |::::::::::::: 从　　 , ― ‐┐　　　　 Y::从:::/　/..N
　　　　|::::::::::)h､_.|::::::::::::::::::|　　 { 　　ﾘ　　　　　八　}/
　　　　| :::::::::::::::: |::::::::::::::::::|　　　ゝ -　'　　　　 ,ｨi|
　　　　| :::::::::::::::: |::::::::::::::::::|__　　　　＿___,,､｡s介:::|
　　　　|::::::::::::::::: ﾊ::::::::::::::: |:::}zzzｚｚ{:::::::::::::: |::::::::: |
.　　　从::::::::::::::::::ﾊ:::::::::::: ﾍ┘ﾆﾆﾆﾄ､ ::::::::: |::::::::: |
　　　/:::::::::::::::::::::::アV::::::::::::ﾍﾆ＞''＾寸ヽ:::::::|::::::::: |
. 　 /::::::::::::::::::::::::/㍉＼::::::::::ヽ＼　　〉 ∨:ﾊ:::::::::ﾍ
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　从::::::::::::::::::/.　　　　ヽ)::::::::ノ　　　　　　　 }::(::::::::(:从

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　　　　　　l:::／{::::::::::|ｨzzzﾐヽ∧::::/ ｨ==ミ､'|::::::::: |:::::::::}　；
.　　　　 }/　 {:::l:::::l《　( ）／ ∨／ ( )　》}:::::::::::|:::::::::}　　　　　ネタバレは止めて下さい。
　　　　　　　 Ⅵ:从Cー‐／／／／ーつﾉ::::::::: |::::::::{
　　　　　　　　乂{／／-､,～～～､／ｲ´}::::::::::|::::::::l
　　　　　　　　人 u {:::::::::::::::::::::::::::', u ,|::::::::::{:::::::::∨ /
　　　　　　　 _.,,nnﾉ::>乂＿＿＿＿ノ＜人:::::::ﾍ::::::::: ∨ /
　　　　　　　；　|.|.|.|.Uﾟ}::::／ゝﾏn_{.l'777ヽ:::::::):::::::从::::::: ∨
　　　　　；　人＿__ノ＼/く只乂＿,ｲ､　}:::〈::::::/:::::::::::::::::} ；
　　　　　　　　　／ヾ==彳{　/∧ ∧=='ヘ }::::::),ｲ::::::::::::::: 从
　　　　　　　／イ´{:::::｀¨:{==　 ===＼＿/:::|::::::::::::::::::::::::,ｲ
. 　　　　 /´　　　{:::|::: /￣　　　￣∧::::: |:::::ﾊ:::::∧:::(
.　　　　　　　　　 Ⅵ::/　　　　　　　 ∨/:,ｲ　}ノ　 )ノ
　　　　　　　　　　　 / 　　　　　　　　　 ∨
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　　　　　　　　　　　　　　',＿_| 　',　　',
　　　　　　　　　　　　　　 ',:::: | 　 ',:::::::'，
　　　　　　　　　　　； ',::::,!　　ﾏ::::ﾑ；
　　　　　　　　　　　　　　　ゞｲ　　　ゞ彳
1478 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/19(火) 19:10:14 ID:9mR1y4XT: 　　　　　斗==ミ　　　 _＿__
　　　　￣≧x:::::`''"´:::::::::::::::｀''＜
　　　　／:::::::::/::::/:::::::::::::::::::::::､:::::::ヽ
.　　 /::::／:::/:: /￣￣￣￣￣ヽ:::',::∨　..　この物語は地球から２億光年離れた地球型惑星で、
　　 /:／::::::: |::::{＿＿＿＿＿＿_}:: |::::|
　　　 / ::::::::|:::::::|::::|::|:::::::ハ::::|:::|:::::|::::|　　　紀元前９万９５００年頃から開始されています。
.　　　 |::::/:::::|::イﾊ￣ﾊ:::::| ~|￣＞､:|::::
.　　　 |:::':::::: |::::ｨう笊` ゝl.ｨう竿ﾐ:::::|:::|　　　その為、厳密に言えば異世界ものとは言えませんが、
.　　　 |/　∨|::: | Vつ　　　Vつ |::::|::::
　　　　　　/::|:::八　　　､ ,　　　/::::::::::∨　　それっぽい作品になります。
.　　　　　/::: |::::::ﾉ::::≧x―ｧ≦:八::::|:::::::ヽ
.　　　／::::::八从::/ ﾏｚ∀ｚ_ハ:::::):ﾉ:::::::::::Y
　　　 {:::::::::::::::::::::::{　 }〈只〉{ 　}::::::::::::::::::::::}
　　　　ヽ:::::::::::::::::∧ 　'， / 　/:::::::::::::::/::/
. 　　　 )ｲ }:::ｲ::::/ ',ニ∨ニ/ V::人:::/ヽ(
　　　　　　 /´ |::/　　`＾＾＾＾′ ∨　)'
　　　　　　　　 /z/､＿＿＿＿|z∨
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　　　　　　　　　 ├┤. ├┤
　　　　　　　　　　　辷） . こｿ

.　　　　　 ´￣｀ヽ＼
　　　　　　　 ,.: ´￣..＞:::::￣￣::::::＜
.　　　　　／::／::::/￣￣￣￣￣ヽ::::＼
　　　　　/.:.:/.:::/:::|::::::|::::::|::::: |::::i::::|::::::: ',
　　　　 |,ｲ |:::,'|::: |::::/⌒从::::Ⅳ⌒Ｖ:::::|:l　　　　　　そうした作品はなろうの異世界ものが有名ですよね。
. 　　　 !　 |/ |:::::|Ｖ ∩　V::::|　∩ i::::::|/ ⌒ ＞
. 　　　＜_⌒V:::|　 ∪ 　ヽ!　∪ |:::〈三三ｱ　　　令和日本の日本人たちが異世界みたいな地球型惑星で転生しているので、
.　　　　　　ﾏ三Ⅵ　..:.:.:. ､_､_,　.:.:.:从::|　　/
　　　　　　 ∧　人　　　　　　 |:::::| . /　　　　　この作品も途中までは、その系統になるかもしれません。
.　　　　　　 ∧ |:::::|ト　 ___　 _ ィz.|:::::| /
　　　　　　ハ.|:::::|{{　≧只≦　}}|:::::|ハ
.　　　　　　 /:::::从::{　¨¨// ﾏ ¨¨ 从ﾉ::::::',
　　　　　　 {/i:::::::::{ｚｚｚ// 　ﾏzzzz} :::::::: ',
　　　　　　乂从:}　　　　　　 { ::从∧}
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　　　　　　　　　　　 /:/::::::/'´￣￣｀ヽ::',:::::ヽ::ヽ
　　　　　　　　　　　.':::::::::: |／:::T::T::::ヽⅥ::::::､ﾏ:}　　　こうした異世界転生の作品は書くのが難しいんですよね。
　　　　　　　　　　　|::::|:::::::|:: l::/|:::|:|!:|:|::|::|:::',::| }'
　　　　　　　　　　　|::::|:::::::|_,ﾑ斗/}'ト十}/:|:::}:}　　　　下手に主人公を理想化して活躍させると
　　　　　　　　　　　|::::|:::::::| ○　' 　 ○ |::::}/}'
　　　　　　　　　　　}::::|:::::::{　　　　　　　}:::::.､　　　　　なろう主人公みたいになってしまいます。
　　　　　　　　　　 /:::::{:::::人　r-,ィ^ヽｨ:::::::::}
　　　　　　　 /::,::::::＼::::≧={　　' }_:/:::::(､
　　　　　　　　　/:/,'::::::,ｨ }:::::} ､人＿「_从:::::}:｀ヽ
　　　　　　　 {/ｲ:::::::{　从:::）r- ､////}从'::::::::::}
　　　　　　　　／:::::::::::::.　＼}'( ' 　 Y---∨}:::::::::/
　　　　　 ,'::/::::::::::::::::,　　//ー､/　　　ヽ::::::::{
　　　　　　　{/{::::::::::::::::::{　｢'＼//∧　　　ﾉ::::::::＼＿ﾉ
　　　　　　　|八:::::::::::::::∧ 　　｀/| |｀　ーく/:::::::::::::}¨´
　　　　　　 / 　}/⌒ヽ:::::::｀ｰr＜_/ｲ　ー　{':::::::::/::/
　　　　　　　　　　　　}从::::::::}　　　　　　　∨:::/}/

　　　　　　　　　　　　　 ´￣｀ヽ＼,.　-――-　.、
　　　　　　　　　　　　 .　´￣｀.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ .､
　　　　　　　　　　　　　／.:／.:.:.:/´.:.:．-―- ．:.:.:.:｀ヽヽ　　　そういうテンプレが悪いとはいいませんが、
　　　　　　　　　　 /.:.:/.::/://.:.:ｒ´,．-―‐- ､｀i:.:.:.:.|:.|
　　　　　　　　　 |,イ.::/.:,'.:| :./「j_」］:i:.|j_」］_「|:.: .:.!:.|　　　イッチの能力だと、なろう主人公の劣化版にしかならないと思います。
　　　　　　　　　　 ' .'.:.:|/:|.::|:.:|:i´|_|」｀l:.! |j_|/j'|:.:.:.:l.:.|
　　　　　　　　　　　　 |.:.::| .:|.::|.:.';jｨfて}｀`' ´{でjﾄ}::.: ｌ:i:|　　　イッチのやる夫スレ作家としての能力がもっと優れていたら
　　　　　　　　　＼jヽ|Ｎi:.:.ﾊ込ｿ　、　込ｿﾊ:.:.l:.l:|
　　　　　　　　　　　　ヽ　 ||.:.:.:}､　 -.-　　 ,'.:.i:/:.ﾊ!　　　やりようはありますが、現状では無理でしょう。
　　　　　　　　　　　　　　　　ノ:l.:.:/:/＞,- -_≦'.:.:./､:::.:.＼
　　　　　　　　　　　 /.:.:ﾉ./r'´　 |,.-､／′.:|.　＼:.:.:.ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 |.::/./| | 　 _,|_／　.i:.:.:.:|___／〉:.:.:.:＼
　　　　　　　　　　／.:.|.:ｉ :Ⅵ≦ﾆ!'ミヽ._ﾚ､:.ﾊﾆィ´!:.ヽ:.:.:.:.＼
　　　　　　　　　　　　／.:.:.:./〉{､__ゞ《_,公､》､彡'|:.:.ﾄ,/　|､ヽ:.｀:.､:.:.:ヽ
　　　　　　　　　／/.:.:.::ｒ'/ /　　 //ｰ|ｌ´ ト‐'ﾙｿ《　｜ヽ:::.:.:.:.',:.:.:.|
1479 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/19(火) 19:10:54 ID:9mR1y4XT: 　　　　　　　､、
　　　　　　　ヾヽ、　　　　＿＿
　　　　　　＿_ヽ:.ヽ, イ:.:.:.:.:.:.:.:.:≧..､
　　　　イ二:_:_:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ、
　　　ｲ' ／:.:.:.:.:,':.:.:/:.:,　-ー――- ､:.',:.:.:',､
　　　 /:.／:.:.:,':.:.:,'イ　　　＿＿　　ヽ,:.:.',',
　　　 ':.:/,':.:.:.:':.:.:.:' ,　イ´:.,:.:.:.:.i:.:i:.＞、i:.:.:.,:',
　　　':./:.:!:.:.:.:!:.:.:.!':,:.:.:i:.:,':,':.:.:.:.:!:i!:.:.:!:.:.`!:.:.:!:.',　　　だから、ジョジョ、逆に考えるんだ。
　　　i' !:.:i:.:.!:.i:.:.:.:!:.!:.:.:!:.!:i!:.:.:.:.:i:.ﾊ:.:.!:.:.:i:!:.:.:!:.:!
　　　　i:.:.!:.:!:.i:.:.:.:!:!i:.:ﾊ;!i:!',:.:.:./ﾘ .!:,'!:.:.:i!!:.:.:i:.:!　　　登場人物が完璧でなくていいんだ。
　　　 ',:i!:.:!:.!:.:.:.i:!:',:.!:i!:i!:::',://':__ﾘ_i;;;/!i:.:.:.i:.:!
　　　　 'i.',:i!:i:.:.:.:!i,,ﾚ=＝::::::::'::´::::::::::::`:i:.:.:.:!:.!　　　理想の登場人物でなくていいんだ、と考えるんだ。
　　　　 ! ',i',!:.:.:.i":::::::::::::　　　 ::::::::::::::::i:.:.:.i:.:!
　　　　　　 !:!i:.:.:.!　　　　 r――,　　　/!:.:.:i:.:!
　　　　　 !:i:!:.:.:i:.ゝ　　　ゝ -イ　 , ｲ:.:!:.:.:.!:.!
　　　　　　 ,':.i:.:.:.:.!:.:.:.:i:.:＞-　　イ!_:.:.:.i:.:.:.:i:.:',
　　　　　 ,ｲ:.,':.:.:.:.:!:.:.:.:／;;!　　　　 !;;'､:.i:.:.:.:.!:.,:.ヽ、
　　　　 ,.':.:.:,':.:.:.i:.:.i,イ;;;;;;;;;!　　　　ﾉ;;;;;;;i:.:.:!:.:!:.'､;,;,;＼
　　　 ,ｲ:.:.:.,':.:.:.:.!:.:.',;;;;;;;;;;;;;ヽ､　　/;;;;;;;;,':.:.:',:.:',;;ヽ:.:.:.:.:',

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｨ´　｀_、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　-=-　　　　／ .:イ　　`
　　　　　　　　　　　 ,｡　"´　　　　　　　`'　 ´-‐=- 、
.　　　　　　　　　 , '´　　　　 -‐…‐-　　　　＼　　 |i:
　　　　　　　　　　 /　 .:彳´ ,ｲ　ｉ| |i　ﾄ､ヽ｀ゝ、　:}. 　八
.　　　　　　　 ,ｲ　　|i"　/ .! /.| ﾘ　}　', }､　.:}　:i|:　 ′ ヽ　　　下手になろう主人公の劣化版みたいな登場人物を出すよりも、
.　　　　　　　 / .:.　　|i　/　ﾚ　|/|　i|　'ｲﾊ！.:i|:.　　 iﾄ　}
　　　　　　　　 {:. :i:　　|i /　　　　 | /}′ 　 }..:} : i!:　 I! }　 ′　　開きなって屑を出してしまえばいい。
.　　　　　　　 {::.:|: 　 |i',ｨ'"~ﾞﾞ` 　 |′ '"~ﾞヾ､ }　:|::　 };'′
.　　　　　　　 |i::i|:.　 :}:/:／:/:　　 '　　:/:／:/;!　:|!　/　　　　　　屑でいいんですよ。
　　　　　　 li::i|:..　八　　　　ｒ‐　 ┐　　　.:′.:|iイ
　　　　　　　　 }::i|:.　　|i:､　　 ` 一　　 ..:j|　.:::|i/，
　　　　　　　　　リ|::　　|i//::....　　　　 ..イ/ｲ　.:::|i从
　　　　　　　/ :ﾘ::: 　 },'////ｉ:ｉ:　 :爪'///,'{ 　 ::Ⅳ∧
.　　　　　　 /　ｲ:::: 　 |'/＞-‐}＿＿_{､‐､.从　 :ｉ|//∧
　　　　　　 /　 |i:::::.　ｿ". 　 `{::::::::::::::}´　　ヽ}　:从'//∧

.　　 -=≦ミx　 _　 -=======-　 _
.　　　　＞:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀'く
　　　　／:::::::::/''"´￣￣￣｀''＜:::::::::::::ヽ
.　　　/:／::::::/ ィ:::￣￣:::::＞x._|::::::::::|::::::'，
　　　 /::/:::::/::::|:: |:::::::::|:::::|:::::::: |:::::::: |::::::::,　　　屑を出した所為でスレが荒れている？
.　　　|::/:::::/:::斗-|､::::: |::―‐-､:|:::::::: | ::::: l
.　　　|/|:::/:::: ,ｨ竿ﾐ.}:::/芹雫ミx:::::::::::|:::::::::|　　　ジョジョ、逆に考えるんだ。
　　　 |/|:::::《 {/し }/　 {//(_ 》:::::::::/Y:::::::|
.　　　　 Ⅵゝ乂ソ　　 .乂_ツｲ::::::::l /::::::::|　　　誰にも見向きもされないよりは、荒れて注目された方が良いと考えるんだ！
　　　　　 |:l 　　 '　　　　 |:::::::从:::::::::|
　　　　　 |:::)h､　ﾏフ　　 ,':::::::,'::::::::::::::'/　　　過疎化したスレよりも、荒れたスレの方がマシだと考えるんだ！
　　　　　 |::::::::|::≧―≦　/::::::/:::::::::::::::::'/ /
　　　　　 |::::::::|::::＞/////:::::/　ヽ::::::::::::::V. /
　　　　　　　,:::::::/'´´///／'::::::/ zzzzV:::::::::::∨ /
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　　　　　〈: :只:ヽ　／ ):ﾉ.　　　　　 |. }::::::::::::::|
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1480 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 19:11:38 ID:Kr7HPUn/: いちいち人格云々いってマウント取ろうとする奴も清姫みたいな性根がにじみ出てるよね
1481 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/19(火) 19:12:10 ID:9mR1y4XT: 　　　　　　　　　　　　　 _,,､､､､､､､,,_　　　　　　　＿
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　　　　　 , ::::::::::: |::::::::::|::::,ｨ竿芋ﾐｘ:/　}:/　}:斗ｉｾ:::::}!:::: l::::::: l::::::∨./
.　　　　 l::::::::::::,､|:::::::::,ｨｱ {_):U::} }/　 /　　,ｨ竿ﾐx::从::: |::::::: ｉ､::::::V　　　『登場人物が自分が気に入った行動を取らないと嫌だ』
　　　　 l::::::::::/　|::::::::::|　乂:::ソ　　 /　　 l_)J::} 》V:::::: |::::::: } ＼::::'/
.　　　　　l::::::::::{ :（|:::::::::::ゝ／/／/　　　　 V::ソ　/::::::::∧::::::}　　ヽ',　　　という方は、好みに合ったスレを探して視聴してください。
　　　　　l::::::: 圦　|::::::::::|　　　　　　＿　′／/／,ｲ:::::::/　∨::}　　　}!
　　　　 l::::::::::::::ゝ|::::::::::|　　　　｢: : : : :ヽ　　　　从イ　　 }::/　　　　　　　好き嫌いは個人差があるので、無理をしない方がいいです。
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　　　 l:::＞''´　ヽ:::::::::|人:＞｡　　　　　,,､＜:::::|:::::::: |::',
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　/.　　　', 　｀¨´　_ﾉ:::::|. ＼///＞＜　　 }/}｀'' /､＼　丶　 Y　　 (
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　　　　　 ´　　￣＞''´:::::::::::::::::｀''＜
　　　　　　　／:::::＿,, -‐'' ￣｀ヽ:::::ヽ
　　　　　　　　,ｲ:::::::::|＿_　-‐''::￣l:::::',::::i:∨　　　それと、この作品はまとめて頂いているので、
　　　　　 /::/ ::ｉ:::|::::|::::::|:::::::''"￣｀|::::|:::'/
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　　, イ:::::::::: / Vﾆﾆ/.　∨〈::::::::ハ:::::〉∧_ノ}/
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.　　　　 ,:::::::::::::|::::::|::/ :: /{::::⌒＼::/.}:::/:::/::}/::|:::::l::∨　　　スレが荒れようが、自分の作風で書けばいいですよ。
　　　　　 { :::::::::: |::::::|::::::,ｨiう竿ﾐxj／　}/―､:::}::: |:::::|::::∨
　　　　　 { :::::::::: |:::::::Ｖ《　ん:::::/　　 ,ｨｚｘ/::::从::::::::从::::}　　　炎上商法の一種だと割り切って、
　　　　　 {/::::::::: |::::::::从　辷う′　　f:::ｶ}}:::/::::::/::/}::∧}
. 　　　 / :::::::::: |:::::::::::|.　　　　　ﾋツノ::::::／}:/ j/　　　　　アンチや荒らしも盛り上がっていると前向きに受け取ります。
　　　／::::::::::::: ∧:::::::∧　＼　　　'　イ‐=彡／
.　／:::::::::::::::::::ｒｰ.}V::::::::>、　　￣　 _ノ:::|:::::|　　　　　　　　　　ネバーギブアップ精神こそが、大事なんです。
／:::::／::::::::::／　＼Ｖ:::::: | ＞―=ﾆ⌒|::: |:::::|
:::::／:::::::::／　　　　 |:::::::::|/:ヽ＼::::::::: |:::::::: ∧　　　　　　　　　　イッチ、わかりましたね。
::::::::::::::／zzx　　　　|:::::::::|、,､ﾍ　＼ /|::::::::::::∧
:::／:::/⌒＼　㍉　　|:::::::::|'，　 |　　 }ｈx::::::::::::∧
/::::::: { 　＼＼　㍉ｌ:::::::::| ﾍ―┐　 N |∨::::::::::::＼
::::::: : { 　　＼＼　/:::::::/.　ﾍ==| 　 N |. ∨::::::＼::::＼
:::::::: ∧　　　　＼/:::::::/.zzｚｚﾍ |ｚｚ.N |.　 ∨:::::::::)::::::::)
::::::::/ ∧　　　　 /:::::::/＞――只 ―‐|　　 ∨::::/::::／

　　　　 Λ＿Λ　　　う、うん、わかったよ。
　　　　(´･ω･`)
　　　　（　＿　）　　（無茶ぶりがきたよ）
　　　　　U　U

以上、これで駄文は終わりです。
1482 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 19:13:48 ID:PuPNVR0h: 正直、主人公が屑であろうがなかろうが何でもかんでも都合が良すぎるのがなろう系って揶揄されてる一番の要因だから意味無いと思うが…まぁイッチの好きなようにやればいいんじゃない？
ここはそういう場所だし
1483 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 19:15:06 ID:cOdip9eY: そういえば前にここは下書きだと言ってたけど本番はどこでするつもりなの？
1484 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 19:27:50 ID:SBEQast+: 屑キャラでも邪悪で極悪にまでならなければ許容できる
1485 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/19(火) 20:22:04 ID:9mR1y4XT: >>1483
まとめの方が清書して見栄えがいいものを公表しているので、それが本番にあたります。
1486 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/21(木) 22:51:20 ID:tGtHsdN3: ttps://www.youtube.com/watch?v=eUjSMeeFNPs

神暦４５０６年（偽勇者伊藤誠の死から１０１年後、改め勇者アバンの死から３１年後）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∧二二二二ヽ　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿
　 _＿＿＿＿＿＿＿　l二ﾆi　　　　 /　ヽ二ﾆ二二ﾆ＼,───冒─A　./::::::::::::::::::::::::::::::::
／ﾆ=ﾆ=ﾆ=ﾆ=ﾆ=ﾆ／ヽ|:: 　|__＿＿/＿＿丶二ﾆ二二/＿_＿　　　 /　∨:::∧:::::∧:::::∧:::::
三二三二三二／　　|:: 　|'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'. .:' .:'　　　　 /＼─ｲ i!i!.|￣|「l￣|「l￣|「l￣
￣￣￣￣￣ , -'ﾞ´＼　|;:;／;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;' .:' .:'　　　/　　＼| i!i! |　 |「l　 |「l　 |「l
[日　｢l.ｨ=ｭ.'´　　　　 `/.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;',:',:',:',:',:',:' .:'＿__/＿＿＿_ヽ_/'ﾆﾆﾆﾆ'i＿＿＿＿＿＿__
　 ,　'".ﾄ- ｲ　　　　 /.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;',:',:',:',:',:',:'/.'.'.'.'.'.'.'.'.'.'.'.'.':':':':':' |　　　　　|.'.'.'.'.':':':':':'.'.'.'.'.'.'.'
'"　　 l:::　|　　　 ,:/.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;',:',:',:',:',:',:'/.'.'.'.'.'.'.'.'.'.'.'.'.':':':':':':':ﾞ|　　　　　|.'.'.'.':':':':':':':':':':'.'.'.'
　　　 l:::.. |　　／/,:',:',:',:',:',:',:',:',:',:',:',:',:',:',:',:',:':'/.'.'.'.'.'.'.'.'.'.'.'.'.':':':':':':':':ﾞ:|　　　　　|.'.':':':':':':':':':':':':':':'.'
＿＿__.＼;;!　／__ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣/.'.'.'.'.'.'.'.'.'.'.'.'.'.':':':':':':':ﾞ:'ﾞ|　　　　　|.'.':':':':':':':':':':':':':':'.'
',:',:',:',:',:',:',:',:',:'　//ヽ　｢i　　｢i　　｢i　　｢i 　 /.'.'.'.'.'.'.'.'.'.'.'.'.'.':':':':':':':':':':'|　　　　　|.'.'.'.':':':':':':':':':'.'.'.'.'
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,:',:',:',:',:',:', 　 // 　 .|　　|｣　 |｣　 |｣　 |｣ /.'.'.'.'.'.'.'.'.'.'.':':':':':':':':':':':':':':':':|　　　　　|.'.'.':':':':':':':':'.'.'.'.'.'.'

　　　　　　　　　　　　　　　　コパ地帯　アイスの街

　　　　　　　　　　　　　　　　＿_　　　　　　　＿
　　　　　　　　　　　　　／ニニ￣ ── ニ／．
　　　　　　　　　　 /ニニニ＿＿＿_／　：
　　　　　　　　　　　　ノニニニニ＼　　　　　　∩
.　　　　　　　　　 ┌￢冖¨￣￣¨冖￢‐- _ . 　 ∪　　　　_､-''~￣￣~^''
　　　　　　　 └<￣￣￣￣￣＞=─‐<　　　_､　''~_､-''~　　　　／
　　　　　　　　 /ニニニ_ - 　　＿＿_> ''~ニ _､-''~　　　　　／
　　　　　　　　　　〈ニ _ -　 _ -　￣ニニニニ_､-''~　　　　　　　.／
　　　　　　　　　　_ - 　 _ - 二二二二二_､-''~　　　　　　　　ｨi「⌒
　　　　　　　　　〔＿ -ニニニニニ _､-''~∧ 　'，　　　　ｨi「⌒
　　　　　　　　　／ニニニニニ_､ ''~　.∨ ∧　 '，　ィi「⌒
　　　　　　　　／ニニニニニ／ Ⅵ. 　　∨ ∧　 '，
..　　　　　　／ニニニニニ／　　.Ⅵ抖=ミ　　|.　　'，　　　　アイスの街は久しぶりです。
....　　　　／ニニニニニ／.抖=ミ .Ⅵ乂ﾂ　　 l　　 '，
. 　　／ニニニニニ／. 　乂ﾂ、　　　 |　/.　　　 '，　　　前回はろくに回れなかったけど、
. 　／ニニニニニ／.　＼圦　　 _　'　　/ /　　〉　 :.
　／ﾌニニニ_　-　　　 |　{Y} .]Iｯ｡,,＿_／{　　　./　　　:.　　　今回は楽しみたいですね。
　| 〔ﾍ￣￣　　　　　 .|　{Y}　 /⌒|.　__人　 .ノ＿_. 　::
　|　　ﾍ　　　　　　 | _ -‐ /∧「　∧　〉〈 /　　　＼丿
.八　〈|　　　　　　 /　／_ -TT　└'.|　|′　　　 Ⅵ
./∧　 }　　　　　　　/⌒'／ <_／.Ц＼. 八　、　'，　　 .Ⅵﾍ
　/∧　<＼　　　 ./　／　／／/∧　.>　＼＼ .'，　 / 　ヽ
.　 /∧　＼＼.　　ヽ/　／／ ./ 乂／　　 .＼＼'，ノ　　〉
　/ /∧　 |.＼＼ /:ｉ:|　 |／.辷/　〈　　　　　　 /￣:i:|　　 .／＼
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.八　 ./　 .l:i:i:i:i:i:ｉ/i | 　.〕 | |_〕　　　〈:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:|l:i:i:i:i:i:／:i:i:i:i:i:i:i:i'，
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　　　!､ /　! |　 !＼　　＼ヽ　　　　 `　　　　　　　　 /／　　ｲ∥　ﾔﾔ======＜二二二二
　　　　ゝ＼_」ｉ　 j　　`‐---ヽ　　　　　　　　＿　 u 　 7　　　／ l /! 　ﾔﾔ
　　　 /　｀f´　γl　　　 l｀､　　　　弋 ‐ ￣　ノ　　 ∠ -‐ '´　　ｲ　!　　ﾔﾔ
　　／／　|　　/ !　　　　 i　｀､　　　　￣　　　　／′　　　　/　l 　　ﾔﾔ　　　　　　あれは……
.／／ ,-‐ '__i´_ ,j　　　　i: , ===､､　　　　　　　ｨ_´_/ /　　　　∥ /　　　､ﾑ
／'／: : : : : : : : i　　　　 l´; ;/(　|　＞､　＜ ∥､/ /　　　　 ∥/　　　　　|　ﾑ　　　　げっ！
//: : : : : : : : : : :|　　　　　 l､;/　＼　　　　　　　 l　/ /!　　　　 ∥　　　　　 /　　ﾑ
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!::/ﾆ二二二ｭ､: l　　　　　　!: : :､　　　＼　　　 /　! ｌ .l 　　　 !　　　　／ヽ、　　　ﾑ
/ﾆﾆ二二二二ｭ! 　　　　|: : : :､　　/´ｉ　　 /´i　､､､　　　　!　　／: : : : :i　　　　ﾑ
.二二二二二二i　　　　　　l: : : : : ､./　 !　　l 　l　　 l‐‐‐‐‐‐‐‐ <: : : : : : : : l　　　　ﾑ
1487 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/21(木) 22:55:39 ID:tGtHsdN3: 　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,,..､､､､､､､､､..,,_
　　　　　　　　　　　　　　 _,,.､丶´:: :: :: :: :: :: :: :: :: ::`　､
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　　　　　　　　　　　　／:: :: :: :: :: ＼:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ヽ
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　　　　　　　　　　／:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::＼:: :: :: :: ＼:: :: :: :: :、
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　　　　　　　　／.: :: :: :: :|:: : |:_|_:／:|:: :: :: |:＼:|＿ :: :: :: ｉ:: :: :: :: ＼　　　再就職先が中々決まらないよ。
　　　　　　　 ⌒'''７:: ::＿|:: : |八 :: 八:: :: ::|:: :: |　　ｉ:: :: ::|＿:: |￣￣
　　　　　　　 /:: :: :＼|:: : |＿∨_　＼::.:|＼::辷_ |:: :: ::|／:: |　　　　　　困ったわ。
　　　　　　　　 / :: |:: :: : |:: : |`^⌒^´ 　＼ ^⌒^'´|:: :: ::| : : 小
　　　　　　　　 ⌒ 八:: ::.::|:: :人　　　 `　　　　　人:: :: |:: : : |⌒
　　　　　　　　　／　⌒:人 : |个　　 ┌‐┐　　イ　l:: :: 人::／＼
　　　　　　　　 /|　　／　ヽ:|｜ l え=---=升　,　 |::／　＼　　',
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　　　　　　　　　　／　 γ´ l::!:: :::l::::i　ヽ＼:j　}::/_,. l_　l::!::. :: ::::::::::l　　　おや、貴女はいつぞやの魔法使いさんではありませんか。
　　　　　　　　／　　.／　　ヽl＼:.:ヽlｨ=z、 'i　ﾉf´ト升yﾘ::: .:: :: .::::::l
　　　　　　／　　／　　　　ヽ/::`'::l　　｀ .　　弋Zｼ,/ ::::: :: ::: .::::::l　　　また、アイスに来ていたんですね。
　　　　／　　／　　　　　　 {:::,､:::::!ヽ、　r‐- ,　　 /: ::::::::: :::ﾉ::::!::l
　　　　　/　　　 /‐-- .,_　　_,. ､_l::l-V､l､::::｀‐､ー'_,.ィ´l: ,1::..:: 彳:::/!::j
　　　　　ヽ-,._　　　　　　｀7　.l : :.ヾ､　ー-／{_,. -‐zﾍ.,__l:.:／ノ'" .j/
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::i::::::::::l !　　 ∥ i＿__＼// i　＿＿　 /　　 /ゝ- ﾍ
:::!､__::::i＼　ｉiヽ乂ン`　＼ i´乂ン ' /　　／　∥i　ﾍ　　　　　私は貴女に話すことは何もありませんよ。
::ゝ‐':::::::ヽ＼_､i　　　　 '　　　　　／ _／　　.∥i∧ ﾍ
≒========l　､　　　　_　　　　￣/　　　 / / ∧　ﾍ　　.　変な記事を書かれたら迷惑です。
　　　　　 | 　＼　　ゝ-｀　　　　/　　　　/ /　　∧　ﾍ
　　　　　　　i　　 .∥　､　　　　＜/　　　　/ ./　　　∧　ﾍ
　　　　　 l　　 ∥　　　/ヽ　　/　　　　/‐/ 　　　 i　　ﾍ
　　　　　!　　∥: : : /ヽ　ｉ　 l　　　 i: :/　　／／: :ヽ　ﾍ
　　　　　 /i 　 ∥: : : ヽ l　l　　i　　　　l／　／／: : :／-i　　ﾍ
　　　　 /ｌｌ　 ∥: :､: : ﾚ＼! ／＼　　 i _ ／: : : : :／ﾆ/二　　 i
　　　　/∥!　 i: : : ヽ: i　i､ゝ‐´／　!目´: : : : : ／二/二二　　l
　　　　i∥ !　 l;;;;＼: i´／ l l　＼ /./　ゝ‐ '/二二 /二二二　 |
　　　　∥ﾆ!　 i;;;;;;;;;i /　　/l　　 i /　 `!‐‐ '二二 /二二二二　|
1488 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/21(木) 23:14:08 ID:tGtHsdN3: 　　　　　　　　　　　　　　 ,　ト_ ､
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.ﾋ-┴--ﾕ_、
　　　　　　　　　　　　　 ,rf´:{:从l!|ヽ:!､X;、
　　　　　　　　　　　　　人メ:!､_/!::::/i;:､ﾊ:::';,
　　　　　　　　　　 /:/:{/-|/}/}/-ヾｿl|仆i!　　　いえ、私は新聞記者を辞めて就職活動しているので、
　　　　　　　　　　　　　|ｲ:i:代ﾂ　弋ソ　Ⅶ:i::i;ゝ
　　　　　　　　　/}}}　　 Nﾘ　＿＿　　 rjﾉ:;i;ﾊ　　　ご安心ください。
　　　　 f爪n　|jﾉif}　　 }ゝ.└─┘イ:i.:|ｿ;ｲλ
　　　　-={　 j.{=|'　ﾉ　　 /ｲ:.i:|｀r斤ー'>､:|:|ﾒ:ﾉ'　　　今更記事になんてしませんよ。
　　　　　ヽ　ﾉ三　|　　　 jィT∨ﾍ／}　/＼{
　　　　　　-= ﾍ王│ 　_／V,' 〈不〉′ .{／ハ
　　　　　　　 ',-ﾍ!　|∠、Ｖ |　〈/ﾄ､〉　:}ノ　 '、
　　　　　　　　ヽ乂 }　│ {│　　　　ｲ盗撮||
　　　　　　　＼__,xくl /} |　　 °　　:|　　 /
　　　　　　　　　　 ∨/ ,'　　_.　　　└rー|
　　　　　　　　　　　　　　}./　　 ° 　　!l'|　│

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (＿／＼　＼ニニニニニニ(ニニニ|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ニニﾆ＼　＼二二二＼〉ニニﾆ|
　　　　 _　 -‐＝ニニ二二ニニ＝‐-＜￣￣￣￣￣＼　＼ニニニﾆ|ニニ／>┐
. 　　／￣: : : : :.￣　⌒-=ニニニニニニニニ=-　　　　＼　＼ニニΛニニニﾆ|
　　　 |＿＿＿＿ : : : : : : : : : ⌒ -=ニニニニニニニニ=-　＼　＼ﾆ|　＼ニニニ＼
　　　　　　　　／: : : : : : : : : : : :.＿＿ -=ニニニニニニニニ=＼　＼　　￣￣((_厂
　　　　　＜ /〉:ノ/ 〉.: : : : : : : :./ /　　 ⌒-=ニニニニニニニ＼　|　　　　　　 C
　　　　　　　　/（/ / / 〉 : : : : : : /　　　　　　　 ⌒-ニニニニニニニニニ=-　　　　C
　　　　　　　ヽ｜ |　｛-=ﾆ: :＿; 　　 |　　　　|　　＼ニニニニニニニニニニﾆ=- ((☆)
　　　　　　　人　　　Ｖ　　｜　|　 |　　　　イ´￣　＼ニニニニニニニニニニニニﾆ-
　　　　　　　　　　＼　　｝　　　｜　|／|⌒　　　＼≫ー┐｀'ト=二二二二二二二=-‐　￣
　　　　　　　　 __｝　　|__　　｜　| ≫―x＼|⌒ Ｖ'ツﾉ　｜　|　｜￣￣￣
　　　　　　　／ /　　 |_）〉　　| 　人　Ｖり　　　　´´/ 　 / 　｜　|　　　　それはよかったですね。
.　　　　　　／: : /　／: :/　　　Ｖ＼＿>´´　｀　　　〈／Ｖ　　 |　　、
. 　　＿_／: : : :/ ／ : : /　　＿〈 Υ　〉ヽ　　υ　　イ　|　/　　|　　 ´、
　　（＿＿＿＿_,／Λ: :/___,／￣￣＞ ´￣＼＞＜　＿|/　　　|　　 | ´、　　　　　　　「良くないですよ！」＞文
. 　 ∨＼: : : : : : : :/ :∨ : : / : : /¨´　　＿＿〈/⌒|/ 厂V　　　　|　　 |　 )〉
　　 ∨　＼: : : : /'⌒ ∨ ｜: :/　　　「(＿＿＞‐r＜／　　　　 |｀丶　/ﾊ
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1489 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/21(木) 23:42:23 ID:tGtHsdN3: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,,..　-‐＿:::_l＼
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　　　　　　　 i::::::::::::://:::::::/!｀ﾒ､|:::/!::::::::::::::::::::::,:|::::::|.::::|:::::',::::′
　　　　　　　 l::::::::::::::|:|:::::::::| |/＿|ﾒ､|:{:::::::::::::,': / |::::/|.::::|::::::',::::ｌ
　　　　　　 j::::::::::::::::|ﾊ:::::::lｘ仡斥㍉|ﾊ::::::::::/}/_斗イ:|:::/::::::::|: :ｌ.　　　それもこれも王国が新聞屋に規制を掛けて
　　　　　　/:::::::::::::::::::/::|::::{{ {　// }　　':,::::/ 仡斥㍉,|/|::::::::::|:八
　　　　　/::::::::::::::::::::/:::::＼|　Ｖ://ﾉ　　 ` 　{　// } }} /::::::::/　　　　　民間が時事を報道する事を禁止したからですよ！
　　　　〃::::::::::::::::::/;::::::::/!　　｀¨´　　　　　　Ｖ://ﾉ　/::::/|/
　　　　ﾚ/ ,::::::::::::{∧:::::|::ｌ　　　 __　　　　　　｀¨´　厶ｲ: !　　　　　　　これじゃ、廃業するしかないでしょう！
　　　　　　'ﾚﾒﾙ,::/:::ヽ:|小、　ｌ　￣　　７　　 /:::::::::|
　　　　　　　　　　'ﾘ/ ﾚ　{八＼　＼＿__ ／　　／!::::::::}ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　 _/ ＼丶.　　__　.. ､＜_:_从／
　　　　　　　　＿＿_..　イ '，　　＼＿　_ｊﾍ、
　　　ｘ＜　　　　　 |　 '，　　　／⌒Ｖ　ヽ.＿
　　　/　　ヽ　　　　　｜　　，　 /ヽ:::::::ﾊ　　＼￣｀ヽ
　　　　　　　　'，　　　 |　　 ∧ /　　〉‐{　,＼　　〉　　　'，.
　　　|　　　　　 '，　　 └--/　‘､　 /:::::}　ｉ　ヽ/　　　　 ',

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　,. '"´｀ヾ;.:.､　　　　　　　　　　　, '　　な　　王
　　　　　　　　　　　　　　　　　∠.:.:.:.:.:.:.:.:.';:.:.:ヽ. 　　　　　　　　/　　　ん　　国
　　　　　　　　　　　　　,..::''"´7:.:.:.:｀":'':.ｰ-'r::'"´',　　　　　　　,'　　　　て　　の
　　　　　　 rｧ'´￣＞'´:::::::::::::｀"''::ｰ-...､.,,__!_;,:.イ::ヽ.　　r,､　 i　　　　横　　上
　　　　　　　　／,ヽ､:;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::':;::::::':,　　Y 　 |　　..　暴　　級
　　　　　　 ,.:'___/　_;'ヽ､_::;':::::;':::::::::::::::;::::::::::::::::::::ヽ､:;_!_ノ　　 !.　　　　な.　　貴
　　　　　　〈::::::::;'￣::!￣:::::!:::::;!::::::;:::::::::!:::::::::!:::::;:::::::::::::::! 　　　 | 　　.　ん. 　族
　　　+ 　　｀ヽ;:!:::::::/!､::::/!::/ !:::::ﾊ::::::::!:::::::;'::::::';:::::::::::::!.　　　',　　　　だ　　は
　　　　　　　　）'ヽ;/::!/｀7'ﾚ'ｰ'|:::/ ';::::/i:::::;ﾊ::::::::!:::::::::::::|　　+　 ,ゝ
　　　　　　。　○ ::::::7 ^''ｰ-- ﾚ'　　V､i∠__ !:::/:i:::::;:::::::',　　 ∠..-‐ヽ､.,___________
　　　　　　　　ﾉ:::::::7'"　　　　..::::... 　､,_ 　 _,ﾚi:::::!::::i:::::::ヽ.　。
　　　┼ 　　,.:':::::::::::ﾄ､　　　　　　　￣　ﾟo'::::!::::';:::::::::）
　　　　　　（rへ、::ﾉ:::::＞､　　iア´ヽ　　 ""''/:::::;':::○::::::/
　　　　　　｀　　｀（／｀ゝ｀>､.,,_　┘_,,.. .,＜!::::/::ﾃ::::i:／
　　　　ぐっ　　　　ｧ'"´￣｀ヽ,ヽ,￣ 7｀ヽ､_::ﾚ'_ンヽ､（
　　　　　　__人　 /　　　　　　ヽ. ｀>ﾍﾉ､｀''ぐ.　　｀　　　/｀i , :'´）
　　　　　　）　　 !　　,/´ヽ､, 　 Y´｀（ﾊ) 　 ':,　ヽ.　　　 , '´ ﾉ´ ,.:'"´）
　　　　　 ⌒ヽ　,'　 ,ﾉi'　　　｀ヽﾉ　　 ', o rｪ',　　 ',　　 i　　）､　＜.
　 ,.へ.　　　　　ゝ､!7| 　　　 rｿ'　　　　i　　　 ! 　r'､　 /　　 ,.､　､ｰ'
. /:::::::::ゝ､　　　　_,.ﾍ |　　 rｧ'　　　　　 ! o 　 !ン'　｀7　　　/　 `'´　､| l || ll |l l l || ll |l l
,'::::::;':::::i::::::`''ｰ''":::::;ﾊ!　　 i､　　　　　　.i　　ﾄ､　 '　　　,ﾊ　　　ヽ`
:::::::i:::::::';::::::::::::::::;:ｲ　 ':､___ノ　　　　　　　! o　　!::::ヽ､.,___ノ:::;!　　　.Ξ 　　　言　お
:::::::!::::::::ヽ､:::::;:ﾍ::/　　　　〉-‐ 　''"´ 　ﾊ　ｰ- ',へ::::::::::ﾉヽハ　　　.ﾆ.　　　う　.前
:::::::';::::::::､:::ヽﾉヽ'i　　　 ,く　　　　　　　/T',　　　 >､｀ヽ/::::;':::::i 　　三　　　な　が
:::::::::':;::::::::':;::::',　　　／::::::｀7::ｰ---‐'::::::!::`:ｰ=イ::::ヽ.,'::::::i:::::::',　　　彡,
::::::::::::ヽ:::::::ヽ:i　　,.:':::::::::::::/::::::::::::; ':::::::::::!:::::::::::::::';:::::::::':,::::!:::::::::',　　　　'/l | ll |l |l | ll |l |l

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　　　　　lＫl　　　　　　 l´　＜´////////＞´　　　ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉﾉ
　　　　　ゞﾉ　　　　　＜//////////＞__/! 　　 l.　　ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ/
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　￣＾¨ ‐ ---´ ｀¨‐-- _/　｛ノ!　ﾊ　ヽ　　´'　 ./ !lヽη,
　　　　　　　　　　　　　/　 {「 !　ﾊ l 、ヽ｀　 _　 ´　! ﾊ/八,　　　　　　偽勇者事件の再発を防止する為には仕方がないのでは？
　　　　　　　　　　　　 / //:;:;:;ヽ.l;:;ll:ヽ　l:;｀;:┴ミ-ﾉ^"´"＞｀っ
　　　　　　　　　　　　///:;:;:;:;:;:;;y:;:;ll:;ヽ l:;:;:;:;:;:;:;:r ⌒ヽ　r¨´ ヾヽ　　　あんな事があったら政府だって取り締まりたくなるでしょう。
　　　　　　　　　　　 /　l:;:r‐ -　_ll /:;:;ヽ l:;:;:;:;:;:;ﾉ: : : : :> 、｀:´: : l
　　　　　　　　　　　 {　/三三三/ヽ、_l　l;:;:;:;:;l: : : : : :l !ヽ: : : : : }
　　　　　　　　　　　ﾊr'三三三 / ヽ丶　l　l-__l: : : : : :l .ﾊヽ: : : : l　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「うぐっ」＞文
　　　　　　　　　　　l l三三三ミV /) } /v/: : :/: : : : : l: : ヽヽ: : :l
　　　　　　　　　　　V三三三三 /ノ)/: : : : : /: : : : : :l: : :ヽﾊ.、: l
　　　　　　　　　　　 l三三三三/　 /: : : : : /: : : : : : :l: : l: l　!ヽ: : ,
　　　　　　　　　　／三三三三l　　 l: : : : :/: : : : : : : l: : : : :l : y: :l
　　　　　　　　　/三三三三三.l　　lﾄ: ヽ: : : : : : : : : :l: : :ヽ llノ: : 八
　　　　　　　　/ミ三三三三三!　　lヽ-‐ へ、: : : : :ノ￣｀'/ l_ ／三l
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　　　　　/ミ三三三三三三三l　　l/三三三三三三三三ミヽ　　l三ミl
　　　　/三三三三三三三三.l　　 l三三三三三三三三三ミヽ　 ll三ミヽ
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この時期には政府から規制された為に、民間の新聞屋はすべて廃業していた。
1490 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/21(木) 23:46:30 ID:tGtHsdN3: ｉ|:州i:|ΞﾆΞﾆΞ|ⅱ州=|ｌ l|辷|:i:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:iC |辷|ｌ三三三三三三三三三三]辷|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i|辷|ｌｌ|=|l州{ |ΞﾆΞﾆΞ|:i州:|:ｉ:
[|:州i:|ΞﾆΞﾆΞ|ⅱ州=|l l|迄|:ｉ|_‐_‐_‐ ､` i|迄|ｌｌ|ｌ｢iZＺＺＺZi;｢｢ZＺＺZZi;|ｌ|ll|迄|:|_‐_ｰ_ｰ_ｰ|:i|迄|ｌｌ|=|l州{ |ΞﾆΞﾆΞ|:i州:|:i:i
i:|:州i:|ΞﾆΞﾆΞ|ⅱ州=|l l|辷|:ｉ|_‐_‐ ､` i| i|辷|ｌｌ|ｌ|;i|;ｉ;ｉ;ｉ;ｉ;i;i|i;|l|;i|;ｉ;ｉ;ｉ;i;i;|i;|ｌ|ll|辷|:|_‐_ｰ_ｰ_ｰ| |辷|ｌｌ|=|l州{ |ΞﾆΞﾆΞ|:i州:|:i:i
ｉ:|:州i:|ΞﾆΞﾆΞ|ⅱ州=|l l|迄|:i|_ｰ､`　i | i|迄|ｌｌ|ｌ|;i|;ｉ;ｉ;ｉ;ｉ;i;i|i;|l|;i|;ｉ;ｉ;ｉ;i;i;|i;|ｌ|ll|迄|:|_‐_ｰ_ｰ_ｰ|ｉ|迄|ｌｌ|=|l州{ |ΞﾆΞﾆΞ|:i州:|:ｉ:ｉ
i:i|:州i:|ΞﾆΞﾆΞ| l}i州=|l l|辷|:i|‐､`　　ｉ |:ｉ|辷|ｌｌ|ｌ|;iZＺＺＺZi;|l|;ｉＺＺＺＺ:i;|ｌ|ll|辷|:|_‐_ｰ_ｰ_ｰ|ｉ|辷|ｌｌ|=|l州{ |ΞﾆΞﾆΞ|:i州:|:ｉ:ｉ
ｉ:i|:州i:|ΞﾆΞﾆΞ| lli州=|l l|迄|:ｉ､` 　 :　!ｉ|:i|迄|ｌｌ|ｌ|;i|;ｉ;ｉ;ｉ;ｉ;i;i,ｨi{h､;ｉ;ｉ;i;i;i;|i;|ｌ|ll|迄|:|_‐_‐_‐_‐_|ｉ|迄|ｌｌ|=|l州{ |ΞﾆΞﾆΞ|:i州:|:ｉ:ｉ
ｉ:ｉ|:州i:|ΞﾆΞﾆΞ| lli州=|l l|辷､`　　 .: 　 | |辷|ｌｌ|ｌ|;i|;ｉ;ｉ;ｉ;≦,::::.　≧;ｉ;i;i;|i;|ｌ|ll|辷|:|_‐_‐_‐_‐_|ｉ|辷|ｌｌ|=|l州{ |ΞﾆΞﾆΞ! 州:|i:i:i
i:i:|:州i:|ΞﾆΞﾆΞ| lli州=|l l|l､`｢丶　 .: j|__!i|迄rrrｧi∟二}}|i(__}! l{{ニニi;|ｌ|ll|迄|:|_‐_‐_‐_‐_|ｉ|迄|ｌ l|=|l州{ |ΞﾆΞﾆΞ! 州:|ｉ:i:i
ｉ:i:|:州i:|ΞﾆΞﾆΞ| }}州=] ､`ヒ|:i|‐_＼｢{＾Y!zz｛iし'ｉ;i｢;ｉ;ｉ;ｉ/;;;;;Ｗnヽ;ｉ;ｉ;ｉ;|i;|ｌ|ll|辷|:|_‐_‐_‐_‐_|i|辷|ｌｌ|=|l州{ |ΞﾆΞ=Ξ|:i州:|:ｉ:ｉ:
ｉ:ｉ:|:州i:|ΞﾆΞﾆΞ| }}州=_`l|迄|:i|_‐_ rｾト/lh､｛∨;;;;};ｉ;ｉ;ｉ;;;;{:::Vﾘi;;;;|;ｉ;ｉ;ｉ;|i;|ｌ|ll|迄|:|_‐_‐_‐_‐_|i|迄|ｌ l|=|l州{ |ｬrrｧ　ﾆΞ|:i州:|:ｉ:i:i
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i:i:i|:州i:|ΞﾆΞﾆΞ| }l､`ｉ=| ｌ|迄|/ニニニニ[ ]⊥ }芹芹芹芹芹芹芹芹芹 {‐ ⊥ニニニニニ:,ｉ|l l|=|l州/;;;;∨;;ｉ;.=Ξ|:i州:|i:ｉ:i:i
i:i:i|:州i:|ΞﾆΞﾆΞ|､`州=| ｌ|辷}}云云云云云云}|lr|ΞΞΞ,:::::､ΞΞΞ |r|{云云云云云云{{r|l l|=|l州{;;{;;;;|u;l};〉Ξ|:i州:|i:ｉ:ｉ:i
i:i:i|:州i:|ΞﾆΞﾆｰ､`l川i|=| ｌ|迄|^^^^^^^^^^^ⅱｉ:ｉ|ｌ |:|: : : :_,,{__,ﾘ,,,_: : : : :|:|:i|ｉ:ｉⅱ^^^^^^^^^^^|r|l l|=|l州}<ヽ;と彳=ﾆ|:i州:|:ｉ:i:i:i
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===========|;i;i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ｢¨Πニニ二二二ΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞ二二二ニニﾆΠ¨ﾞ「:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i:|;i;i;|=========

当初、総理大臣は民間の新聞屋を危険視して規制するように元老院で働きかけていたが、

議員たちからは賛否両論で思うように進んでいなかった。

しかし、エリザベートの告発によって流れが一気に変わった。
1491 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/21(木) 23:47:23 ID:tGtHsdN3: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　, ―-　、
　　　　　　　　　 ,　　-――┐　　　　　　　 /､　　　　＼＿＿　　　　　　　 /´￣｀丶、
　　　　　　　　 | ／二二二|　　　　　　＜＾＼丶-----〉　　　ヽ　　　＿,/＼　　　　　＼
　　　　　　　　　 lｨ, ニニニニｱ　　　　　 /,ﾆ丶._ ￣￣〈二二二.L_　　＼＼　＼＿＿＿/
　　　　　　　　〈イ:::::/__,二. ,ﾆl　　　　〉l 　　}/ﾆl￢-'ィ:ｧ:ｧt:tｧｲ　　厶＼丶＿＿＿〈
　　　　　　　　　 ‘i{　i} └‐'. }┘　　　　く ,,,,_, l r-く::/1{ ,ﾆ、 ,ﾆ.{´　　ﾉl　　}:/ﾍｰ――ｧ┘　　　『捏造情報を流布しているから問題だ』
　　　　　　　　　　｀T L_ '''--'i'　　　　　　‘T´ 　　_人ﾆ!_} 　 , )　|}　　く ,,,,,　　//:::::::::::/
　　　　　　　　　／(丶-ヽﾘﾘ'　　　　　　　￣)'´／∧ノl_ ｀こ´人　　〈ｰ　　ﾉ´ ﾆﾆ〈　　　　　　と言いたいのは分かるが、極端すぎる。
　　　　　　,　-‐'´ |　＼　/＼l＼_　　　　　　/}／／　ヽ＼天 /､|｀ー∟、／´￣￣＼_
　　　　　 / ￣｀ヽ￣ / ＼〉ﾍ〉　 |　　　　 /´l￣／⌒　〉/ﾍ〉〈l　〉　　 l∠ -‐ '´￣￣｀＼
　　　　　 |　　　　|　　＼　＼|　| |　　　 /／l　 l　　　 /　＼∨∠l∠／＼　　　　　　　　ヽ
　　　　　 | ／　　j　　　　￣ヽlﾑ| | 　　 / /l/| l |　　　'　　　 /'´　〃　　　ヽ　　　　　　　　 |
　　　　／-―　/／　　　　 o　/｜　　 ' 　￣　〈　　　|　　　　o　 /{　} 　　　 !　　／　　　　ﾘ
　　　　 |　　／/　　　　　　　　 l　|　　/　　　　 }　　 |　　　　　 /　V 　　　 | ／　　　　　/l
　　　　/　　 /　　　　　　　　　ｌ　|　　|　　　　 /|　　　|　　　　　,　 /　　　　　 |　　　　　　/　!
　　　 / 、　 /ヽ　　　　　 o　l　|　　|　　　　 /　　 |　　　 o/　　|　　　　　,'　　　　　 /　 |
　　〈　ヽ〈 /　　　　　　　　〈　|　　|　 ,　-‐/　　　/　　　　/　　 |　　　 / 　　　　 | 　 |
　　　ヽ　　　}　　　　　　　　　ｌ　|　　|／　 /´　　／(　　　 /　　ノ　　　　/　　　　　　 | 　 |

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　元老院議員たち（ビフォー）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　, ―-　、
　　　　　　　　　 ,　　-――┐　　　　　　　 /､　　　　＼＿＿　　　　　　　 /´￣｀丶、
　　　　　　　　 | ／二二二|　　　　　　＜＾＼丶-----〉　　　ヽ　　　＿,/＼　　　　　＼
　　　　　　　　　 lｨ, ニニニニｱ　　　　　 /,ﾆ丶._ ￣￣〈二二二.L_　　＼＼　＼＿＿＿/
　　　　　　　　〈イ:::::/__,二. ,ﾆl　　　　〉l 　　}/ﾆl￢-'ィ:ｧ:ｧt:tｧｲ　　厶＼丶＿＿＿〈　　　　新聞屋は危険だ！
　　　　　　　　　 ‘i{　i} └‐'. }┘　　　　く ,,,,_, l r-く::/1{ ,ﾆ、 ,ﾆ.{´　　ﾉl　　}:/ﾍｰ――ｧ┘
　　　　　　　　　　｀T L_ '''--'i'　　　　　　‘T´ 　　_人ﾆ!_} 　 , )　|}　　く ,,,,,　　//:::::::::::/　　　　　もう規制するしかない！
　　　　　　　　　／(丶-ヽﾘﾘ'　　　　　　　￣)'´／∧ノl_ ｀こ´人　　〈ｰ　　ﾉ´ ﾆﾆ〈
　　　　　　,　-‐'´ |　＼　/＼l＼_　　　　　　/}／／　ヽ＼天 /､|｀ー∟、／´￣￣＼_　　　.　あのような事を繰り返してはいけない！
　　　　　 / ￣｀ヽ￣ / ＼〉ﾍ〉　 |　　　　 /´l￣／⌒　〉/ﾍ〉〈l　〉　　 l∠ -‐ '´￣￣｀＼
　　　　　 |　　　　|　　＼　＼|　| |　　　 /／l　 l　　　 /　＼∨∠l∠／＼　　　　　　　　ヽ
　　　　　 | ／　　j　　　　￣ヽlﾑ| | 　　 / /l/| l |　　　'　　　 /'´　〃　　　ヽ　　　　　　　　 |
　　　　／-―　/／　　　　 o　/｜　　 ' 　￣　〈　　　|　　　　o　 /{　} 　　　 !　　／　　　　ﾘ
　　　　 |　　／/　　　　　　　　 l　|　　/　　　　 }　　 |　　　　　 /　V 　　　 | ／　　　　　/l
　　　　/　　 /　　　　　　　　　ｌ　|　　|　　　　 /|　　　|　　　　　,　 /　　　　　 |　　　　　　/　!
　　　 / 、　 /ヽ　　　　　 o　l　|　　|　　　　 /　　 |　　　 o/　　|　　　　　,'　　　　　 /　 |
　　〈　ヽ〈 /　　　　　　　　〈　|　　|　 ,　-‐/　　　/　　　　/　　 |　　　 / 　　　　 | 　 |
　　　ヽ　　　}　　　　　　　　　ｌ　|　　|／　 /´　　／(　　　 /　　ノ　　　　/　　　　　　 | 　 |

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　元老院議員たち（アフター）
1492 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/21(木) 23:47:59 ID:tGtHsdN3: 　　　　　　　　　　　　　　 __,.　　　 ´　　　/}
＿＿＿,.　　-──‐ｧ---＜::｀:::::::::...、　　 /Y
て　　　　　　　,..:::´::::::::/::::::ヽ:::::::::::::::＼ /t{
　V}、　　　／::::::::::::::/:{::::::::::ﾄ､::::::::::::ヽ:ヾ´
　　ゝ> ､　 /::::::://:::::/::::l:::l:|::::ヾ:::::::::ヽ:::｀､＼
　　　 ⌒ヾ1:::::://:::::/:::::ﾊ::l:|:::::斗ﾁミ:::ﾊ:::::',::::トx
　　　　 j|::::::ｲl::斗爪「| l从､::::jr==ﾐ:::::}:::::l::::ヽヾ≧ｧ　　　　　　私も新聞屋は問題だと思うわ。
　　　　　//::::::::}l::トﾘｘ==ミヾ＼圦心 }}:ﾘ::::|::::::::ヾr'´
　　　ノｲ:::::::::::l|ﾊ〃fﾁﾊ　＼ﾋzりﾊ:::}::ﾘ:::::::ヾﾍ　　　　　　　　議員たちと意見は同じよ。
　　,ｨﾀ　 |::::::::::::::::ﾍ　 V少　　,　 :::::: jf⌒Y::ヽﾄ､ハ　　 /|　,ｨ
　∠{＿__L::::::::::::fﾀへ　:::::　r-‐f　／L＿ト､ハ＼r､　l { //
　　　　　　Y::::::ハ､__,}}ト　､｀__´イ:::::::::{　ﾊ__､　　ヽ'.」 l| {_
　ﾄ､　　_　ヽ:N ∠{:::ﾊ:::::::::::::::::::::::::::::::」､::::::＼ヽ、　｀､　 //
ト､ヽ'､ / |　　,＼´ Y:::::ﾍ､::::::::::::::::::,＜　　＼::::::＼⌒ヽY　ﾉﾄ､
ヽヽ} ´　l　 /　　　 }＼:::(￣フく__j　_ﾄ､／:.{￣ト､ゝ、 {__ノヽ＼
　ﾄ､　　ﾉ／｀ヽ、　レ:.｀,ヽ､/:.Y　ヾ、:.:.:.:.:.:＼j　　　＼'､　　｀､}}＼
　　ヽ、 }ヾ⌒　ﾍ人}:.:.:.:.ヽ/｀:/　　　＼:.:.:.:.:.:.{　「}　　　＼　 }　　＼　　　　　　 ,　　　 -──-　､
　/ / ーl　,ト､　　'.::::|.:.:.:.:.:.:∠＿　　、ノ:.:.:.:.:.:.ﾄ､　　　　＼ゝ、　　｀ー--　＜　　　　　　　＞､
ノ{1|　　ﾉ/ }　ヾ､ }:::!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:￣￣:.:.:.:.:.:.:.:.:|､::＼　　　　　　　＼ヾ、　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
　ﾚ'l　 /　　ﾄ､　ノ:::::〉､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.j　＼::＼　ﾍ　　ヾ、　＼　　 __　　　　　　　　　　　　　　＼
　　j /　　ハ /::::::/　〉:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./　　｀丶＼ヽ　　　　　｀ー-　ヾ、　　　　　　　　　　＿__＼
　 /´　　　{　 /::::::/　 /:.:.､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ハ　　　　　｀ヾ}　　　　　　＿＿　　　　　　　　　_,.　　　 ´￣
´/　/}　　 ! /::::／　 /:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.」　　　　　　　｀､　　　　　￣￣　　　　　＞　´
ﾉ　ﾚ'　　｜}／　　　7ヽ、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＞ﾍ　　　　　　＼　　　　　　　　＞...:´':::::......､
　　　　 |´　　　　 /:.:.:.:.:｀ー───:.:.:.´:.:.:.:.:.:.＼　　　　　　　　ヽ、＿＿,.　　´｀丶、::::::::::::::::｀丶、

女王の根回しもあって、新聞屋に規制が入り、民間が時事を報道する行為は禁止された。

王国では、これ以降は国営企業が新聞などで時事を報道することになる。

この国営企業は信用できる人材で固めており、

従来の新聞関係者は入社することはできずに、業界から追放されたのだった。
1493 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/21(木) 23:48:47 ID:tGtHsdN3: 　　　　　　 /　 /　/　 /　 /　　　　　　　　　　　 ∨　　 ∨　∧
. 　　　　 /　 /　/　 /　 / 　　 i　　 | 　　　　　　　　　∨　　∧　∧
　　　　 /　 /　/　 /　 / 　　 i l　　 |　l　 i 　　　　　　∨　　∧　∧
.　　　　 /　 /　/　 /　 /　　　　i l　　 |　l　 i│　 |　i　　 ∨　　∧　∧
　　　　 /　 /　/ 　/　 /　　i　　 i l　　 |　l　 i│　 |　i　　　 ∨　　∧　∧
　　　　/　/　　　　./　|l　l　　 l l　　 |　l　 i│　 |　i　 |　　　　　 ∧　∧
.　　　/　/　　　 /　 //　|i　|　　ｉl l　　 |　l　 i│　 |　i　 i　 i　　　　 ∧　∧
..　　/　/ /　　 !　- /　 |i　|　　ｌl l　　 |　l　 i　　 !　i　 |　 |　 ∧ 　　.∧　∧
...　/　/ /　 /　 !　 / i__,八｢＼iｌl l　　 |　l　 i　　八∧/i　 l　　　∨l　 ∧　∧
　/　/　i　　i　　i　/,ィfて示斧刈八　 |　l　 iｨfて示斧x:∨　　! 　l　| 　 ∧　∧
./　/i　 l　　l　　l /〈 i i刈U刎 : : : : ＼ !　!／ i刈U刎i i 〉|　　 l 　 l　l　　 ∧　∧
'　/i l　 l　　l　　l i: : : :込辷ヅ : : : : : : ＼i : : :込辷ヅ : : |　　 l　　|　l　　.∧　∧　　　そ、そんな……
　'/i l　 l　八　 !八: : : : : : : : : : : : :_: --: :_:_: : : : : : : : : :ﾊ　　ハ八 ∨　　　　　l
ｉ/　八　! /　ヽ !　∧￣`ー一´￣　　　　　　`ー――" ∧l　/　ﾔ　∨　　　　ﾘ
　 /　ヽ/ /　　　//∧　　　　　　　　 }〉　　　　　　　 /lヽ / 　ヽ　 ∨ | 　　ﾄ､}
|　!　 i 　 /　　　　'/∧＼　　　　　　　　　　　　　　ｲヾ|　!　 i 　ﾔ　　|∨＼|
iヽ!　 |　 {　i　　 / /分､｀ヽ `ｰ=ﾆニニﾆﾆ=-　　　ｲﾄVヽ　　 }　　ｌ　 i/i
　＼iト､　 .　　　　/i i i个ト ., 　　　　　　イ i l !ﾊ　 }　　　 . ,N／
　　　　　＼＼　　 } i l | |｜/!`　 .　　　.　イ _ |_l_i .! {　　　／／
　　　　　　＼{＼ハi八八/　＼　￣　　　／　　＼八_／}／
　　￣￣｀丶　　 '　　　イ　　　＼　　 , -‐ 　 __ノ､__ ＼二二二二二二二二二二二二二!
　　　　　　＼　 -≠{ i i|　　　　｀V´i　　｀´￣￣￣ヽ_}-､´ /　　　　　　　　＼
　　　　　　　／　 ,//! !ハ　　　　/Y´i　　　---―　￣}　 ∨　　　　　　　　　　＼

これに対して世論は冷淡だった。

新聞屋の多くが伊藤誠の事を実績として誇ってきた為、その地雷が盛大に爆発してしまったのだ。

新聞屋がこれまで実績としてたものがとんでもない負債だったことに気付いた時には既に取り返しがきかず、

新聞屋に対して世間の目は冷たい物になっていた。
1494 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/21(木) 23:49:38 ID:tGtHsdN3: ─────────────────────────────────┐
　　讀　　　賣　　　新　　　聞　　　　　　　　　　　　　　（第3種郵便物認可）　　　│
────────────────────────────────┐│
┌──────────────────────────────┐││
│　 ┬┬　 ∧ﾉ┼　ヽ　 . i三三i　..┼ √i　.イ　　　＝　　　　 ─┬─....|ニ　|..││
│┌┼┼┐工 .┼‐ ┐／ノ┬┬┐.┼ 　＝キ＝┼┐＼　/　ゝ　|￣￣|＿|＿...|..││
│└┴┴┘土 .人フ│＼ .ノノノ　 j　又　ナ　.ノ　j　　 / 　　＼|二二|　 |　く |..││
└──────────────────────────────┘││
┃┌──────────────┐　　　 | | | | | | |　　　　　 ┃ 　野　 ││
┃│　　　　　　　　　　　_＿　　　　　　　 │　　　 | | | | | | |　　　　　 ┃ 　　　 ││
┃│　　　　　　　　　　/　　 L.　　　　 .│　一　| | | | | | |　　　好　┃ 　球　 ││
┃│　　　　　　　　　_ﾄ､r一' T`　　　　　│　　　 | | | | | | |　　　球　┃ 　　　 ││
┃│　　　　　　　ノ　人”　　 j　　　　　 │　試　| | | | | | |　　　投　┃　　ト　 ││
┃│　　　　　.　'　　　　ゝ-=１　　　　 │　　　 | | | | | | |　　　げ　┃ 　　　 ││
┃│　　　／　　　　　　{:.:.:.:.:.ﾉ　　　　　 .|..　合　| | | | | | |　　　　 .`　┃ 　バ　││
┃│.....／{　　　　 !　ゞ=''　　　　　　　.│　　　 | | | | | | |　　┐ 自　┃ 　　　 ││
┃│　i＼ `ｰ-　_　_人　弋　　　　　　 .│　20　| | | | | | | 　永　軍　┃ 　ク　 .││
┃│　|　　　　(　 )　ヽゞ= く　､＼　　　　 │　　　 | | | | | | | 　久　.に.　┃ 　　　 ││
┃│..弋　　　　:¨　　　. ＼　＼＼＼＼.....│　万　| | | | | | | 　追　は　┃ 　暴　 ││
┃│　　＼: : : : . ､　　ﾊ　｀ヽ　`ｰ=1ヽ丶 |　　　　| | | | | | | 　放　三　┃ 　　　 ││
┃│　　　..＼:.:.:.:.:..　　　:　　　｀ｰｧ.ﾉ　}.....│　か　...| | | | | | 　処　振　┃ 　力　 ││
┃│　　　　　}:::::::::|　　 |　　　　　　　　 │　　　　.| | | | | | 　分　頼　┃ 　　　 ││
┃│ 　　 r'７:::::::/|　　 .　　　　　　　　　 │　ら　....| | | | | | └　　む　┃ 　団　 ││
┃│　　　..ゞ､::-ｲ::|、　/　　　　　　　　　 │　　　　.| | | | | | 　決　　　 ┃ 　　　 ││
┃│　　　　　￣`:ト- 1　　　　　　　　　 .│　50　...| | | | | | 　め　　　 ┃ 　か　 ││
┃│　　　　　　 ./〉〈 :|　　　　　　　　　 │　　　　.| | | | | | 　る . 　　 ┃ 　　　 ││
┃│　　　　　　　ｰ=　"　　　　　　　　　　│　万　...| | | | | |　　　　　 ┃ 　ら .　││
┃└──────────────┘　　　　.| | | | | |　　　　　 ┃ 　　　 ││
┃ | | | | | | | | | | | | |　　　 ┃ | | | | | | | | | | | | |　　　　　　　　　 ┃ 　金　 ││
┃ | | | | | | | | | | | | |　球　┃ | | | | | | | | | | | | |　　　　　　　　　 ┃ 　　　 ││
┃───────　界　┃──────────────　　 ┃ 　も　 .││
┃ | | | | | | | | | | | | |....に　┃ | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |. 　　 ┃ 　　　 ││
┃ | | | | | | | | | | | | |　大　┃ | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | .　　 ┃ 　ら　 .││
┃───────　汚　┃──────────────　　 ┃ 　　　 ││
┃ | | | | | | | | | | | | |　点　┃暴力団の新資金源.　　┃ | | | | | | | | | | | |　う　 ││
┃ | | | | | | | | | | | | |　残　┃関西で七月にも検挙.....┃ | | | | | | | | | | | |　　　 ││
┃───────　す....┃ | | | | | | | | | | | | | | | | |┃─────────....││
┃ | | | | | | | | | | | | |　　　 ┃ | | | | | | | | | | | | | | | | |┃ | | | | | | | | | | | | | | | |....││
┃ | | | | | | | | | | | | |..社西┃ | | | | | | | | | | | | | | | | |┃ | | | | | | | | | | | | | | | |....││
┃───────　長鉄┃─────────...┃─────────....││

さて、後年の話になるが、この国営新聞社は当然ながら王国政府の下部組織である為、

報道する内容が偏っており、政府にとって都合の悪い情報は報道せずに、

都合のいい情報や報道しても構わない情報ばかりが報道されるようになった。

しかし、以前の新聞屋と違って捏造報道だけはしなかった。

間違いで誤った情報を掲載してしまった場合は、速やかに訂正記事を出すなど、対応が徹底していたのだった。

これは『偽情報を流布される弊害を阻止する』というのが、規制の大義名分なので、

国営新聞が捏造してしまうと本末転倒になってしまうからだ。

そういう意味では令和日本の○○新聞よりは、よほど誠実であった。
1495 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/21(木) 23:50:13 ID:tGtHsdN3: ├───‐ 派.期┠───────┬───┬─────────────────
│| | | | | |....員.待┃| | | | | | | | | | | | |│　　来 │| | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
│| | | | | |....の.の┃| | | | | | | | | | | | |│安　月 │| | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
│| | | | | |　現..ジ┃| | | | | | | | | | | | |│保　中 │| | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
├───‐ 地..ュ┠───────┤阻...に. ├─┬─────┬───┬─────
│| | | | | |　座ネ┃| | | | | | | | | | | | |│止　も. │| |.│　　　　　　 | 委　社..│| | | | | | | | |
│| | | | | |　談　ｌ ┃| | | | | | | | | | | | |│の . ス │| |.│　　　　　　 | 員　党..│| | | | | | | | |
│| | | | | |　会.ブ.┃| | | | | | | | | | | | |│方.　ト. │| |.│　　　　　 │長　運 │| | | | | | | | |
├──────╂───────┤針　権 ├─┤　　　　　　 | に . 動 ├─────
│| | | | | | | | | |　┃| | | | | | | | | | | | |│決　確 │| |.└─────┤浅　方 │| | | | | | | | |
│| | | | | | | | | |　┃| | | | | | | | | | | | |│め　立 │| | | | | | | | | | | | |│沼　針 │| | | | | | | | |
│| | | | | | | | | |　┃| | | | | | | | | | | | |│る　　....│| | | | | | | | | | | | |│氏　　 │| | | | | | | | |
├──────╂───────┴─┬──────┬─┬┴───┴─────
│| | | | | | | | | |　┃| | | | | | | | | | | | | | | | │　　　　　　　 |..芦..| | | | | | | | | | | | | | | | | | |
│| | | | | | | | | |　┃| | | | | | | | | | | | | | | | │　　　　　　 │田..| | | | | | | | | | | | | | | | | | |
│| | | | | | | | | |　┃| | | | | | | | | | | | | | | | │　　　　　　 │元..| | | | | | | | | | | | | | | | | | |.
├──────╂─────────┤　　　　　　　 |..首..|──────────
│| | | | | | | | | |　┃| | | | | | | | | | | | | | | | │　　　　　　 │相..| | | | | | | | | | | | | | | | | | |
│| | | | | | | | | |　┃| | | | | | | | | | | | | | | | │　　　　　　 │死..| | | | | | | | | | | | | | | | | | |
│| | | | | | | | | |　┃| | | | | | | | | | | | | | | | │　　　　　　　 |..去..| | | | | | | | | | | | | | | | | | |
├──────┸─────────┴─┬────┴─┴┬─────────
│| | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | │　　　　　　　　 | | | | | | | | | | | | | | | | |
│| | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | │　　　　　　　　 | | | | | | | | | | | | | | | | |
│| | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | │　　　　　　　　 | | | | | | | | | | | | | | | | |
├──────────────────┴───────┴─────────
│| | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
│| | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
│| | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
└────────────────────────────────────

後世になると、そんな国営新聞に不満を持つ者が出てきたが、王国では伊藤誠と新聞屋のやらかしは歴史で学ぶ事もあって、

世論は民間が時事を報道することに否定的だった。

というよりも、上級貴族が情報統制をやる為の大義名分として当時の事が上げられるようになるのであった。
1496 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/21(木) 23:51:17 ID:tGtHsdN3: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ﾆﾆ==、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_　 ,　===ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ= 、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〈　ヽ、ﾆﾆﾆﾆﾆ`､ﾆﾆﾆ=ヽ、＿＿
　　　　　r＝＝ﾆﾆ,＝-x,､、　　　　　　／ミ､、ヽ、ﾆﾆﾆﾆヽ､ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ./
　　　　　∨';';';';';';';'`'＜,ﾆﾆ=＞x､ｌ´` ‐=ﾆﾆﾆ=､　ヽ、ﾆﾆﾆ/ ＼ﾆﾆﾆﾆ／
　　　　　　∨;';';';';';';';';';';';＼ﾆﾆﾆﾆ=＞x､_ ` '‐===、ヽ、ﾆ=〉　　￣￣
　　　　　　　∨';';';';';';';';';';';';';＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=＞x、` '‐=、ヽ､|
　　　　　　　　∨;';';';';';';';';';';';';';';＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=＞x ､_`　〉
　　　　　　　　　｀＜;';';';';';';';';';//. `/＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=＞x､=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐x､
　　　　　　　　　　　　｀￣￣∥从/.!=､`'＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ==ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ〉
　　　　　　　　　　　　　　　　ll.　|＼!{i ゝ　`'＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／
　　　　　　　　　　　　　　　　ゝ　 l´ 　/_,／　/`'＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀)　 ,′　/　/　|　`'＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　λ, ′　/／　人　　 | ｀￣￣￣￣ ´
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　ｌ　／　　.／`、ヽ　￤
　.　　　　　　　　　　　　　　　　 /、_,〉､　　／￣´ヽ, ヽ　｀､　　　　　　　　まあ、再就職を頑張るしかありませんね。
. 　　　　　　　　　　　　　　　　　,ゝ /,ヽ´￣´￣￣`ヽ;　ヽ　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　/　〃_／ﾆﾆﾆﾆ=､　　ﾍ　ヽ　　｀､
　　　　　　　　　　　　　　　　　|　K´ﾆﾆﾆﾆ／ﾆﾆ=､.　ﾍ　ヽ　　｀､　　　　　　　　　　　　　　　「まあ、そうなんですよ」＞文
　　　　　　　　　　　　　　　　/`, .ｌﾆﾆﾆﾆ./ ﾆﾆﾆﾆﾆｌ､＿l　｀､　　ヽ
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.　　　　　　　　　　　　　　,' ﾊﾆ,_'__ｌﾆﾆヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽ | }　 }.} 　}.　} }
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　　　　　　　　　　　　人　　　　 ‐=ﾆﾆ/ニニニニニニニニ=‐
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　人　￣￣￣ア⌒¨¨´
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　　　　　　　　　　　　　　　 _,.へ、
　　　　　　　　　　 ,.／/　!ヽ＼
　　　　　　　　　　　,.ィ:71ヽ!‐-- -‐ ll__
　　　　　　　　 ,_rf´:::::::｀ｰ'.,__l__,. -´ :::::｀ヽ、
　　　　　　/´｀ヽ´::::::::::::::::::／::::::::::::,:::::::,:::ﾐ'i/´｀ヽ
　　　　　 ,'､.r,_ﾉゞ:::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::/::::::::'､.r,_ﾉﾐヽ
　　　　 /::.,':::::::::::::/:::::::/::::::::/;/:::::::::/::::::､:::::::ヽ　/´｀ヽ
　　　 /´｀ヽ:.,::i:::::::!::::::斗-／!:{::::::::::/i:::::::::ヽ:::::::',､'､.r,_ﾉ
　　　'､.r,_ﾉ:,:{:l:::::::i::::::/／　 i/.i::::::/ ﾄ､:/:::::}:::::}::::ト∥
　　 / i::i;:ﾊi::::ｌii::::;iィ竓守`　{　i:::/__j:::∧:::/:::ﾉi::::i　｀ъ
　/´｀ヽ::i仆::ﾊi:l::::::}i込;タ　　　 }/,芳ﾊリ:/i :/l::|::}　/´｀ヽ　　　再就職どうしようかな。
　'､_,,_ﾉ',{从:i｝!:ii::;::j! ￣　　　　〈タノ ,ｲ::::i/::::L|;j!　'､.,.,_ﾉ
　　´ﾞ　ヽ´ ヾλ:ﾘ!､　　､　_　'　　　,/;::::{:ﾄ､::::::::ﾘ　　 ´ﾞ　　　　とにかく職を見つけないといけないわ。
　　　　　　　　,,_Y　ﾉ}ヽ、＿.......-‐<:i:::;∧{　ヽ;;/
　　　　　　／{''",ｨ'　ヽ_／　 i.　｀ｧ､_ j/　　　ｿ
　　　　　　j! {　　ﾍ　　云　　i 　/　　ヽ
　　　　　 λ ｝　　ヘノH'｀ヽj'　 ?　　 {
　　　　ノ　`j　　　 r'}::|::{ﾊ ='=　ﾞ､　＼
　　　　弋　 i　　　 |:::{;;;}彡i　　　　} 　　〉
　　　　　＼{　　　　 {:::{ }:::::}　　　 /　／
　　　　　　〈人　　　　ij:::ﾊ:::',　　 ..:;{-ヽ、
　　　　　　 `「ゞ､::‐'´ ¨ i!｀´ ￣　　 iﾊr'
　　　　　　 i ﾞi　　　　　●　　　 ;i 弋
　　　　　　　　i　V　　　　　i　　　　 ∧　`ヽ、
　　　　　　ﾉ　∨　　　　●　　ｿ彡^ヽ　｀ヽ､
　　　　　　／　　｝7-＝ｲ={:}=-=彡ｲ　　＼　　`ヽ、
　　　　　／　　_／!　　　　 ●　　　　　　　ヽ　　 `ヽ、
　　　　ノ　　　{!.:/　　　　　　{:} 　　　　　　 )ﾞト､　　　ヽ
　　　 /　　／弋{　　　　　 ●　　　　　　　　ノ人＼　　人
　　　j!　　 l／::气＼弋＿ゞ_､_弋＿ゞ､_:j斗'"x彡"∧　j　　　〉
　　 j　 _､｝:::::::::::~'i～-､二､_r-～rｰｧ～''":::::::::::::::`ﾐ〈　{ｰ-〈
　　ヾ/´ﾉ i:::::::::::::::::|:::::::i::::::l:::::::::::::l::/::::i::::::::::::::::::ー--‐ゝ)::::::::}
　　 /::::{_ﾉi:::::::::::::i:::|:::::::i::::::l:::::::::::::/:::::::i::::::::i::}::::::::::::::::::::/::::::::::i､
　　 j!::::::{::::i:::::::::::::i::::::::::::i::::::l::::::::::/:::::::::l:::::::::ii!:::::::::}:::::::::::::ﾉ:::::::i∧
　　j!:::::::::::::ﾞ､::::::::::ﾞ、::::::::i::::::!::::::::::::::::::::::::::::::::::i!:::::::::/:::::／::::::::::i::∧
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　 /／~廴～､!::::::::::ﾞ;::::::::j:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i:::::::/:::::::弋_::i::::::::〈(＿:i
　〈(::::::::::::{:::r":::::::::::::::::::::::::::::i:::::::::/::::::::::::::::::::i::::/:::::i:::::::{__)}:::::::::::::::ゝ}
　　 }::::::::::と:::::::::::i::::::::::::::::::::::i::::::/:::::::::::::::::::::i:::::::::::::i::::ﾉ_r～''"⌒`''''"
　　ヽ､,,～┴-::、i::::::::::::::::::::::!::/:::::::::::::::::::::j:::::::::::::jf''"

私にとって、元新聞屋の現状などどうでもいいので、さっさと別れることにした。

文も新聞屋でなくなったことから、イレイナに興味を持つことなく普通に別れる事になった。
1497 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/21(木) 23:51:40 ID:tGtHsdN3
1498 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/21(木) 23:52:25 ID:tGtHsdN3: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿／　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　＼
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　　ｉ　＼￣￣　＼　　　　厂二二　＼　　　　　　　　＼　＼＿＿＿
　　|　＼　＼　　　　＼　／　　　　　＼＼　　　　　＼　ヽ　　　　＞　⌒
　　|　　＼　ヽ　　　　｀￣￣＼　　　＼＼　　　　　＼厂￣´　　　 Y
　　∨　　　＼人　　　＿＿＿　｀　＜二二二≧､　　　　 Y　　　　　 |
.　　 ∨　　　　　　　　　　 /　/ ＼＿＿＿　≧=─ ￣＼＿}　　　　　ｒｙｉヽ
　　　 ∨　　　　　　　　　/　/　　　/ ∨　　｀￣＼＿∨∧＿）　　　　{{７{フ}
　　　　＼　　　　　 /　/　　　/　　∨　　│　　　｀￣＼_}ﾉ　　　　｀￣´
.　　　　＼　　　　 /　 {　　 / ´￣｀∨ 　 |　　　　 }　 }　⌒ー──────┐
　　　　　　＼＿　/ 　 .|　　 {　芹云ﾐ＼{/{　 ⌒ヽ/　 /　　　　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　　　/　　 |　　 | 　ゞ '　　　　芹云ﾐ /　 /　　　　　　　／￣￣´
　　　　　　　　　 {　　　 |　　 |　　　　　　ゞ ' /　　{￣￣￣￣´
　　　　　　　　　 |　　　ﾄ、 . |＼　　　　　　 /　　 .|
　　　　　　　　 ./ |　　　{Y∨人　＼　ﾟ　　ノ　　 .|　　　やはり、この街でも伊藤誠の像は撤去されている。
　　　　　　　 /　.|　　 /Ｙﾉ./　＼　＼　＜´　　　 /
　　　　　　　　/{　 .|　 ./Ｙﾉ./∧　　＼　{　＼＼　　 ./　　　　どこの街も恥を晒したくないから、それも当然か。
　　　　　　 / .|　乂/Ｙﾉ / 　＼＼　 }　∨/}　冫イ
.　　　　　 /　/　／/Ｙ） /￣＼　＼＼　　} } | / | ┤
　　　　　 /　/　{ {≧≦}.{　　　＼　＼＼厶ィ　 |　|
.　　　　 /　/　 .| ./Ｙ}　│ 　　　 }／　ヽヽ　＼}　}
　　　　 /　/　　 |/Ｙﾉ　 |　　　　 |　/　　}从　 / ∧
　　　　{　 {　　{≧≦.| 　 |　　ｉ　　　|　ｉ　 |/　　ｉ/ ｲ　.}
　　　　|　 |　　ィ/ 　 { 　 |　　|　　　|　|　 |　　 .|从　 |
　　　　|　 |／　{　　　从　　 |　　　|　|　 |　　八　　　|

-=━━━━━==--. . . _ ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ｀`丶、＿＿＿______＼／＼／|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :⌒''￢=-　 _ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ⌒ﾆ=―┴--　__／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 7⌒''￢=-　_ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
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―=￢ア⌒. . : : : : : : : : : : : l　/|　　　　 .|　 i .|　　＼　/ ＼=≠彡 Y　　 /　 i |: :⌒ﾆ=-　_ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
　　＜. . . . . . . . . . . . . . . . . | / |　i　　　 |　∧l　　　 )/＼＿>　､ヽ厶　 /　 ∧｀、＿＿___二ﾆ=――――=ﾆ⌒
　　　 ≧=‐-　 . . .. ＿＿＿| l__| 八　　 ∨ -=≠彡　　　　　　　　∠／　　 |　| ｀、
　　　　　　　　　　　　　　 | |八{　＼　　＼､ヽ　　　　　　　　　　厂　　　ﾘ　|.　｀、
　　　　　　　　　　　　　　 | |　　＼　j＞―‐ﾍ　　　　t_　　つ　　ｲ/　　 /　 .| 　｀、　　　　　　　でも、アバンの像を新たに建てる街もないわ。
　　　　　　　　　　　　　　　　い　　　 / |　　 |⌒＞　　　　　　　イ　/　　 /　　八　　｀、
　　　　　　　　　　　　　　　＼〕　 /　.|　　 |＿__/⌒≧=-　　|八/　　　∧　　　ﾊ　　｀、　　　　.　それはアバンの遺言で断れているからね。
　　　　　　　　　　　　　　　 //⌒|　　 |／ノ　∨　　　　/　/　　　/: :|　　　 .|　　　＼
　　　　　　　　　　　　〈⌒7人 ∨　　 |: 人　　＼　／　/　　　 |:／　　　 |＼.　　　｀、　　　民衆がアバンを勇者として扱いたくても本人が拒否しているよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　└ｧ': : : : |　　 /: : : |　　/｛　 |ﾊ　 |　　　　∨　　　　//ﾆ _　　　｀、
　　　　　　　　　　　　　　 /∧: : : :|　　/ : : : |＼/(八./∧_/＼＿　　＼＿__//ﾆﾆ-_　　　｀、
　　　　　　　　　　　　　　　 /ﾆ ∧: : /　　|∧: :八　＼.／/　　/: : : 〕　/⌒: :／/ﾆﾆﾆ-_ 　　｀、
　　　　　　　　　　　　　　　 /ﾆﾆニ＼|　　 |: ∧: : ∨／⌒^＼ /　／ｱﾞ: : ／ﾆ./ﾆﾆﾆﾆ-_　　　 |

エリザベートの告発によって明らかになった真相によって、人々は伊藤誠を魔王を倒した勇者として扱っていた事を恥じた。

詐欺師を英雄視して像まで立てた一方で、勇者アバンには何一つ行ってこなかったのだ。
1499 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/21(木) 23:53:14 ID:tGtHsdN3: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　へ、‐　￣￣￣　 _ ‐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 -――‐- ､　　／へ／ヽ/｀ヽ‐ﾍ-／､｀ｰ､｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　｀ヽ/　/ 　 /　/ 　 |　　　 ´|　　 |　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　＿＿　ヽ、　　/　/　　/　/.　　 |　　 l　 |　　 | 　　 ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　/´＿＿＿｀ヾ、　|　 |　　 |　 l 　　 !　|　l　 |　　 | 　　 !
　　　　　　　　　　　　　　＿_　　 / 　 r'´, 　、　、､＼ヽ |　 |　　 | __|_　　 !_ｲ　|　 |　　 | 　　 !
　　　　＿＿ ⌒ヽ,r '´ 　、｀ヽ〈　/´　/__/ ヽ　',‐| ､!ヽ.|　 |　　｢Ｎ| | 　 //_!｀ﾒ､/|　　 | 　　 !　　　本当はアバンの像を建てたいけど、それができない。
　　∠/‐O‐/＜ヽ/二二二| 　　 V / /´l_| 　 |lＮ_.|　|　 |　 |　l! |/l｡:|ヽ / /|｡::::ヽ、|　　 |　 | 　|
　　Lr''´/￣｀ヽ /l、､ヽ、ヽ＼　|　ﾄil/Ｖlｲﾟ:|`　l! ｲﾟ:::|〉　 !　 ',　Ｎ! |:::|　'´　 |:::::::ﾉ/ |　　 |　 | 　|　　　アバンは私たちに思うところがあったんだろうね。
　 ////|! |_|_| ､ ! Ｎ┬ゝ┬‐ l　! 　!　｀| |ゞ' 　　ゞ-' |　 | 　ﾄ､!　l""丶　　"""'　 |　　 |　 | 　|
　 !l l´!l ヽ＿ | |lＮ i 　　　 lV /）､＼ | l､　' _　　　　/　 | 　 |　|　|ヽ　 ‐ 　　　　|　　 |　 | 　|　　　それはそうでしょう。
　　∧l´ _ 　 // |　ﾄ､｀__ ./　∧ﾄ､＼ !､_,＼　　_,.　/___/',. 　|　|　|　i＼　　　 _ 　 /　　/l　ｲ　/
　 ///`ト- '//--＼|　 r‐/／　）＞-､| |　| ｌ｀´r|　　　 !∧　| ∧ｲV 　V｀_T´ 　 /　／l/l/ | /
　 ! l !/´/ //　＿｀',　/　（｀　,ｲ　　/ / /＞'´/＿　.／　ヽ!＞､　　／::::j　／/／::::ト､
　 !／_イ_〃!'´　　｀|/ ヽ|　｀´　l 　　/ //i´ 　 i´―‐ﾝﾞ　　／　_,..＜:::::::/／:::::::::＿ノ::::::＼

民衆は手のひら返しをやって事を終わらせて楽になりたかったが、

アバンの遺言の所為で手のひら返しができずにいた。

国家としても民衆の立場でも、アバンを勇者として称賛できないのだ。

その所為で、この一件が片付ける事ができなかった。
1500 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/21(木) 23:53:51 ID:tGtHsdN3: 　　|/　, ｨ=ﾆ二二二二二ﾆ=- ､__ヽ
　　|l /二ﾆ=‐ ´￣￣　　＿＿＿＿ヽ＿＿＿＿
　　|ﾉ"´　　,　　ｨ=ﾆ二二二二二二二二二二二二ﾆ==ｭ､
　　|ｨ=ﾆ二二二二二二二二二二二二二二ﾆ=‐::::´::::::::::::::`..ヽ､
　　|二二二二二二二二二二二二=‐､::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ､
　　|二二二二二二二二ﾆ=‐ i l´　　ﾍﾍ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　|二二二二二ﾆ=‐/ l´! 　　! !i l　､ﾍﾍ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
　　|二二ﾆ=‐　 i´/l {--! !　　,'∥i!i　!　ﾄ､ﾔ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
　　|=‐i ´i　　　ﾚ'　i!＿ i!､　.//￣!ｉ i　　i:ヽi:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
　　|　 l　lﾍ l　 ∧ｲてﾑヽﾍ/,'ｨぅ､∨　| !:::}!:::::::::::::::::::::::::::::::,　'"
　　|　 .{ l !ヽ＼ ∧｀~′ 　ヽ!ゞ' ´ ′/ !}__i!______ , =-‐ "´
　　|　/　! !　　ゝヽ　　　　　'　 /_／　/　/
　　|/　/　ﾏ　　 {　　　 ,ｨ=ｧ　 / l　　ゝ'
　　| 　〉〈〉、　　ヾｭ、｀　′.ｲ / !
　　|　 |　/　/ ､　　', / ≧='´　 /　!　　　アバンは偽情報にいいように踊らされる民衆を見ていたから、
　　| /　/ ∥‐‐‐‐‐‐‐‐ ､ '　　/) /
　　|､／ .∥: : : /ﾆ二ﾆｭ､ﾍ／‐ '　　　　　それを危険視したのは間違いないでしょう。
　　|ゝ､/∥: :／二二二ﾆ} 〉
　　| 　 ∥ｲ/二二二二二!　　　　　　　　故に真相が明らかになったときに備えていたのか？
　　|　 ∥/二二/二二二ﾆ!
　　|　∥二二 /二二二二!
　　| ∥二ﾆ／二二二二/i
　　|∥ニ／二二二二ﾆ∥!
　　|ﾆ／二二二二二ﾆ/ﾆi
　　|二二二二二二ﾆ/二/
　　|二二二二二二/二/l

アバンの思惑は概ねイレイナの想像通りであった。

彼は嘘を容易く真実と思い込んでしまった民衆に対して不安を感じていたのだ。
1501 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/21(木) 23:54:37 ID:tGtHsdN3: 　　　　　　　　　　　　　　　　　,._　　 _ _　　 .i^!
　　　　　　　　　　　　　,.ｨ≦⌒ヽ Y´/ ＜≧x乂
　　　　　　　　　､rｫ .／: : : : : : : :ヾ' : : : : : : ∧
　　　　　　　　　乂r': : : : : : : __: : :__: : : : : : :.∧ .「!
　　　　　　　　　　　l ! : : : : γヾY''≧､: : : : : : : !_メ
　　　　　　　　　 !:i: : :! i: :!´　　　lj ! :､:l: : : :.:!
　　　　　　　　　,.ｨ=yi! : ,' ﾉ:ﾉ　　 , ,　 .ⅥVv圦:l,y＝x
.　　　　　　 Yｨ≦ﾐ,.イ三⊇=-､,_,,,,_,.ｨ=千X､入{{の｝}　　　　民衆がこんなに簡単に騙されるなんて拙いですね。
　　　　　　｀6入ゝｨ´;;〃.{!o　　　}￣{!o　　 .}込ゝ-ｼﾉ
.　　　　　　　 ≧,';;;;;;-─<､cっ　ﾉ　ヽ cっ.ノ! ﾙr⌒Y_　　　　何とかしないといけません。
.　　　　　 /77:{;;;;;;ｰ─〈ll!.ー '　ー　￣.i,_入入_ｦ;｝立ｫ
.　　　　　＞ｰゝ;;;;;;;F=ﾉ,ﾍ　u　　　　　 .}::::::::>ｰ＜i !l:ﾄヽ
.　　　　r=i´;;;;;;;;;;;ﾐ;;/¨´:::::::圦　～～～ .ﾉ:::::::::::::::}::::i」i」ｶ｀ゝ
　　　　i: : ＼;;;;;;;;;;ﾉ!:::::::::::::::::::丶　　　　,ｲc/⌒v'7 !::/／_,>
.　　　　!: : : :＼／-!:::::::::::::::::::::::::｀ー‐.'.::c､!.○ Ⅶ !::::::::∧
　ｉ　{　.＞― '　　 .!:::::::::::::::::::::::::::::○:::::､_」　　 L,::!:::::::::::::}
　ヽゝ　　　　　　 .l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼_∩_／::!::::::::／

ナチスドイツの宣伝大臣だったヨーゼフ・ゲッベルスは『嘘も百回言えば真実となる』という言葉を残している。

これは嘘であっても繰り返し言い続けることで、誰もが真実と感じるようになるという意味で、地球でプロパガンダの有効な手段として使われていた。

この言葉は、間違いを正しいと認識させることで真理の錯誤効果を狙っており、思考のすり替えであった。

その為、一人一人が真実を見分ける冷静な判断力を身に付ける必要があるのだ。
1502 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/21(木) 23:55:29 ID:tGtHsdN3: .　　　　　　　　 -=x　　,.ｨ=-ｫ＿
　　　　　　≦￣¨ヾﾍ^´　　　　 ≧x
　　　　,.ｨ´ 　｀　　　　　　　　　　 x:Y
　　　,.<´　　 y=x ,r=x.　　　　　　　｀Y
.　　/ ,　　 , 　i!-=v≠-!　i　　　　　 x　!
　　{ /　 ./ !.ｉ |　　　　 ∨:ｌ i　　　 i ! .ﾍ !
. 　 Ⅵ　 {　!､v!　　　　 Ⅵ､!　 l　　l !__ﾍi.＿
　　　Ｖヾヽ:{≧!､　　 ,.ｨ七Ⅶ､ l !γ⌒.ヽヾヽヽ　　　これを改善するとなると大変ですよ。
.　　 ,.ゝ‐v ,ｨ=‐‐v､_,.y',ﾆﾆﾗ=zzx{ .{^}｝ i:｝｝｝｝
　　 { ,ﾍ Y {! ´{ﾋY｀!^i 　{ﾋﾘ}　l´i.ﾄ.入ﾘ ;ﾉﾒﾒﾉ　　　少なくとも手のひら返しをしてお終いでは、実現不可能です。
　　人.ﾘﾉ∧ 　 ¨ ﾉ　､　¨　ノ　!;〈≧-≪-<-<
　　　＞<-1｀.t‐ ' .ｨ_　￣　　 ;ｉY⌒ヾ丶ヾヽY　　　どうするべきか。
!　　Y´γ､ !　ﾘ､　ー─一　'　ｲﾄゝ _リﾉﾉﾉｿ
─ 込　乂ﾘ　从i>､　¨　　／　_」＞-!≠─ '¨ 　＿__
─‐t≦¨¨T ￣.!´ﾆ＞ｰ≦=-＜::::::::::::!x─⊆⊇‐「!
>zx;|＞＜⊆⊇!::i二!::::|:::::::iニﾆ!:::x:＜＼7三三三トt‐
| | | !三ﾆrｪ'＞^＞zzx,|_ ,. x.z.＜::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:|
|.」」j ::::::::::::::::::::::::::γ⌒ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: l」
:::::::::::::::::::::::::::::::::::: 乂__ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

アバンは考えの結果、伊藤誠や新聞屋に容易く騙されたことを民衆が反省するべきという結論に至った。

勿論、彼は『こんなことになったのは自分が伊藤誠の嘘を暴こうとしなかったからだ』という事は分かっていたので、

彼自身も偉そうに言える立場ではないのは自覚していたが、それでも民衆が容易く騙される状態に危機感を抱いていた。

彼にはこれを放置すれば後の災いとなるのは容易に想像できたのだ。
1503 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/21(木) 23:56:09 ID:tGtHsdN3: 　　　　　　　_,,.ｨ ≦- ￣　､ヽ、 ,r '　￣￣　≧
　　　 ,,,..ｨ=´　　　　　ヾヽ　ヽ,i! /／-≦三Ξ
　　／,ｨ'　　　　　　　　　　 ;　　　　　￣
　 /´　　　　　　　,ｨ　　　　__　　　 __　､､ヽ、ミ
. / //　　　/　ｨ // il　il l ll!l!lﾍ ,//込　i i ヽヾ
. !// / ///　/ // /i　!l i |ヾヽ.Y///ｸ､ i iヾ、＼
..!/ / / //ﾉ/ ,' l　,! |　l! ! !-───-￤l l、ﾍ
..i l ! i! i!,'// /　! /! l　i! l l!　　　　　 ∨!l',　ﾍ
. !l ! ,≠ !/ ,'/ // .!/,/! /l.! 　　　　　　ヾ小.　ﾍ
_,≧_ｚク　///,/　/,/l!|/. ﾘ　　　　　　 Nキ　ﾍ
≧=シ／ /-,行=＝≠＝-､、_＿__ ,,ｨz=＝≒＝ ∨
Y,ｨ＝ﾗ／歪Y´≧＝＝==-､ヾ=≡ｲ',ｨ-=＝＝≦
{/〃三}｝}个《　、 Yﾟrｚ｝　/ｨ};}. ｛{ ヽ_｛rｪろY
{i l l l!;f,'//,' iﾍ、　￣￣-=彡ｌ! 　ﾄミ=-￣￣　　　　　　まあ、私は元々名誉なんて求めていませんし、
込ニｼ//ﾉ,'ｨ|､ヽ､_　　　 _,,.zメ.　　Xz_　　　 _,
＞=-巛///ｨ!ﾍ　　￣￣.　　　＿__　　￣￣　　　　　　今回の件は民衆が判断力を養うきっかけになれば、言う事はありません。
,ｨ＝- ､ヾミﾐ|　l!.　　　　　　￣
.//⌒込　∨ .ﾉﾍ　　　　　 r──-,　　　　　　　　　　上層部の方々に迷惑をかけてしまうのは申し訳ありませんが、
l .! .l!i!Y;｝ ,}'　,!iliiﾍ　　　　　　￣￣
ﾍﾍ入込!/　./!/!il|丶　　　　￣　　　　　 ,ｲl!　　　.　私はそちらを優先させてもらいます。
込入_ソ'　 ///!/!!　丶　　　　　　　／ililil
≧二三_／､/ｼﾉﾉ!　　　＼　　　　　 .／ilililili,!'
ｨ＜￣≦＜ニニ-!　　　　ヘ　_＿__,.ｨ'ililililililiY:.:.
　　　　　　　ヽ┬;ﾄ<＿＿＿__ヾilililililililililililili/:.:.:.

その結果、真実が明らかになっても勇者アバンは英雄として大々的に称賛される事はなく、ひっそりと歴史の中で消えてしまうのだった。
1504 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/21(木) 23:56:37 ID:tGtHsdN3
1505 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/21(木) 23:57:16 ID:tGtHsdN3: ttps://www.youtube.com/watch?v=J8N7i0zp2wQ

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1506 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/21(木) 23:57:57 ID:tGtHsdN3: 　　　　　　　　　　　　,　 ´　　　　　　　　　　　　　　　　　　　､
　　　　　　　　　　,　´　　 , ´／ /　　　l .! !　　　 '.,　　　　 ' 　ヽ
　　　　　　／　　　／ ./∥/　　　 ! } !　　　 ',　　　　 ,　 ',
.　　　　　／／　　 /　 /　!∥　　　 l ,i l　　　　　 ,　　　　 ',　　,
　　　　 , '／/　　 ∥　∥ ,! |l　　　 ∥! !､　　　　　'　　　　 '　　',
　　　　／ . / 　　 ,　 ∥ /! l !　　　∥_l |__ヽ　　　 !　　　　　 ',　　',
.　　　 /　 .∥ 　　 !　 ,! /_ｨ! !'　　 ∥　li　　＼　　 !　　　　　} ',　　',
　　 / 　 /|　　　.!　/|/'´　!　'､　 ∥! /　　　　＼　i　　　　　 |　,　　!
. 　 / 　 / .l　　　　l　/ i!　　＼＼/　! 　,ｲｱﾆ=ｭ､　Y　　　　　 l 、',　 l　　　　まあ、今日の日記はこんなものでいいかな。
　 /　　 '　 l　　　　i /　_ｨ==zｭ､　　＼|　　　　　　　 /ノ　　　　/　＼､　!
　, !　　 |　　､　　　 i'',　/'´　　　 '　　　　　 :/:/:/　／　　／!　　　￣!
　! !　　 l　　＼　＼ /:/:/:/　　　　　　　　　　＜＿_ 　'　　 !　.　　:　!
. 乂＿　　　　　 |＼＿＼　　　　, -‐､＿,　　　　　　/　　　,'.:　:　 :　 !
　　　　　　　　ｉ:..........i.　　　　　｀´　　　　　　　 /　　　 ∥.:　:　,'　 |
　　　　　　 l :..........i'､　　　　　　　　　　　　　　／　　　　∥....: ,'./　　i!
　　　　　　　　 i　..........|...＼　　　　　　　　　　　 ./ /　　　 ∥.....:.,'′　　i',
　　　　　　 l　:.........i!.../!.lヽ､　　　　　　　 ..._,/ /　　　　∥....／　　　　} ',
　　　　　　　　,　　.......|!...i i..'､.....ﾞ....､　 _,。.s.ﾁ./ ,ｲ　　　　∥／　　　　／　',
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　　　　　　　i　　 :....|　,..乂､.r '"　　 ! |ヽ{　'､ ',　　　 |　　　／/ 　　　ヽ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_ -ﾆ　　　　 / 　　　　rへ〉
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　　　　　　　/: :　　　　′　　　i|　　　　　 '/　　　　 ,'
　　　　　　　. : 　　ノ{　　　　 i|　　　　　　 '/ ′　　 ,'
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　　　　　　 i| 　　 -‐-ミ　　 _.､､.　　}　　.i|　 }
　　　　　　 i|　ｌ　 {　从　　 ∥　　＼　　 i|　 }　　　 {､　　　　うーーん、今日も疲れたな。
　　　　　　 i|　 |　ｨてぅ　　..l{　　　V}　　从　}　　　 √ヽ
　　　　　　 i|　人　ｖリ '/　|x===ミ/　 /　　′　　 .ﾊ(⌒
　　　　　乂(⌒ヽ "" ,　＼(　　ノ　 /　　/　　　　. :
　　　　　　　　　}　人　　　　丶　⌒ア　 /./　　　 . : ∧
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　　　　　　八. | {　　 Y⌒¨〕／　　　　　　从　 |　　　{⌒ヽ
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　　　　　　　　　 ){ 　从. :　{　　　　 '/___ノ　/V{　　　　　j|
　　　　　　　 Y. {　〈o .}. :.:.{　　　　　 ⌒´　/　 '/　　　　 j|
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　　　　　　　　 .| 　 .}}　}　　　　　ィ( 〉　　　 }　　　.:/
　　　　　　　　　く､　《o〈＿＿＿＿___／{　　　　 }　　　./
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　　　　　　　　ﾉ_-_-_-_-_-_-{-_-_-_-_-_-_-_-_-_　ノ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　´⌒ヽ　----ミ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　----ミ
　　　　　　　　　　　　　　　／　　／　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　. :　　　　　　　　ヽ　　　　　　 /,
　　　　　　　　　　　　 /: 　/　 /　　　　　 /,　　　　　　 /,
　　　　　　　　　　　　　. : : /　 /　　　 {　　　/, 　　　　 : .
　　　　　　　　　 ∥　　-‐‐-　　　 ---ミ　　　　.i|　　 {
　　　　　　　　　　　 i|　　　/ 人　　 { ＼　　ヽ　　 j|__　　{　　　　　　政府は国営新聞による情報統制で問題を解決する事にしたか。
　　　　　　　　　　　 i|　　　ｨr-ミ＼　　　____Ｖ}|　　 j|辷辷))
　　　　　　　　　　　　从　　i|　 vソ　＼( _）うヽ|　　从⌒＾ ´　　　　..　以前みたいに捏造記事で騙されるぐらいなら
　　　　　　　　　 /　ﾉ＼从""　,　　　 ¨¨¨´}|　 /　　　 {く⌒ヽ
　　　　　　　　　 . :　　}|　 }　込　　　　　 """.八ノ　 {　　／　〉〉〉　　政府がちゃんと管理してくれた方が安心できるよ。
　　　　　　　　　　　／ﾘ　 }　　 : : . ｀　 ‐　ィ( ＾7　　 {　／　　　ノ
　　　　　　／　　　.′　　 }　　 }　＞　　　　／　　／　　rく
　　　　／　　　 /　　　　ﾉ)　 ./-‐‐ //}　　/　　　／　　 . : ＼
　　　　　　 .:′-‐…　/　 /　　 //＾／/　　／　　　/
　　　′　　_ノ　　　　　../　 /　　 ∧{ｖ⌒7　　　　　　. : : 　　　　 ∧
　　乂___　　　 -‐‐‐‐/　 /　　　 }}／　乂/　　　 ,'　}　　､　./ ∧
　　　　　　　　　　 . : : ｱ　　　 ∥　 /⌒′　　ノ　八　　 .＼ / ∧
　　　　　　　　／: : 　′ 　　.∥　　V⌒v　 ‐=ﾆ /　　　ｌ　　 / ∧
　　　　　　／: : 　　 {　　　 ∥　 ′　{　　　｀¨ｱ　　　 |　　　 /
　　　　　　　　. : 　　　 }　　　 /{　　{ 　 .{　　　 /　　　　. ::.|　　　 . :.ｌ
　　　　　　　ｌ: :　　　　　|　　 o o　从　　　　　/　　　　 . 人　　 : : :|
　　　　　　　 |: :　　　　　|　　　　　　ﾊ: : .　　 ′ 　　／⌒ヽ　ｌ　V人
　　　　　　人: : 　､　 }＼　　　　　　乂(__ ノ〉　　: :／　　　ﾉ: | ／⌒
　　　　　　 ⌒＼　　＼ _-_-ﾆ=‐‐‐‐‐‐=ﾆ_-_-{. : : ／　　　／⌒7
　　　　　　　　　　　　__ノ＼-_-_-_-_-_-_-_-_-人ィ(　　　　 ´　　 (
　　　　　　　　　　　　/-_-_ ﾆ=‐　　____　‐=ﾆ-_-＼
　　　　　　　　　　ﾉ_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-
　　　　　　　　　　 _-_ｌ-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-､-_-_-
　　　　　　　　　　_-_ |-_-_-_-_-_-_-､_-_-_-_-_-＼-_∧

この時代の価値観では報道の自由という概念がない為、情報の真偽を一々確認するぐらいなら

政府がちゃんと情報統制をしてくれた方がありがたいと思うのが一般的だった。

当然ながら、価値観は時代や場所によって変化するので、彼女たちの価値観は令和日本とは違います。
1507 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/21(木) 23:58:51 ID:tGtHsdN3: 　　　　　　　　　　　　___
　　　　　　　　　　／ ⌒ヽ　____
　　　　　　　　　〃　 : ´　　＼　｝ｈ､
　　　　　　　／　　　　　　 `、　　＼
　　　　　　　 /　　 {　　　ハ　　　　　　/,
　　　　　　　　 _.ノ{　　　.i|.人　　　　.{　/,　　　この件では大陸の街が大恥をかいてしまったね。
　　　　　　 .′ .ハ‐{　　　.i|￣｀}　　　{
　　　　　　　|　　{ｘ=八　　从ｆ示ﾊ　　人( j|　　　例外はジャパン島だけだよ。
　　　　　　　|　　杙ツ＼(　ゞ ´７　　　　 .i|
　　　　　　 .从　ﾊ　　 ' 　　　　/　　ｌ　　　i|　　　あそこは下級神たちの影響が強いから
　　　　　　　 )ヽ(人　　ｖ　ｧ　 )人　.|　　　i|
　　　　　　 . : 人　＞　_　＜　　 |　 r-ﾐ　　.　伊藤誠の像を建てる事を阻止していたからね。
　　　　　 ./／　＼_/＼　　ﾉ∨ 　 |　ｒへ .＼
　　　　　 /　　 -‐＼＼　＼∨　〉　从 rへ　　 `、
　　　　 ./Y´　　　.Ｙ＼＼/（::::く(人）〉　　＼　　.Ｙ
　　　　/　|　　　　 {　　)⌒　Y{し}　(　　 '.　　 Y
　　　 . : :..|{　　　　　　　　}} |i:{´　　}　　　　　　ｌ　　　　___　　／}／/
　　 . : : : 八　　　　　:.　　..}} |i:{人(⌒　　 ',....　　　|　　／へﾆ=-　 _(__/
　 /. : : :人　:.､　　　　`、　}} |i:{　 {{　ｌ　　 ',　′　| ／／::::::::::::::::::::／
　. . : : : {¨¨¨¨　　　　　　、}}人］　{{　|　　　 /　　／／:::::::／)::::::／
.′. . l : {　　　　`、　　 `、　　 .{{　|　　./　　くく____／／／)
　} .....|..人　　　　 `、　　　　　　八人　 /　　___ノ　　　r‐‐‐‐┐
　} 　く　､　　　　　　　　　　｀¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨´　　　　 }‐‐‐‐‐|
乂(　　Ｙ-_-_　＿＿＼　　　　　　　　　　　　　‐=ﾆ　 .}::::::::: : |
　　ヽ　_-_-_-_-_-_-_-_-＼　　　　　　 ‐=ﾆ　　_ノ　　　 .}::::::::: : |

　　　　　　 /　　　　 /　　.//　,' 　　　　 !　/ .,'　　 ',　　　　　',　 ∨
　　　　 /　　　　 ,/　　 //　,'　　　　　　 } ,'　,'　　　 ',　　　　　',　 ∨
　　　 ∥　　　／/　　,//i　,'　　　　　　 ∥　,'　　　 i　　　　　 ',　 ∨
.　　　 ∥ 　 ,　' ./　／∥i　,i　　　　　　 ∥|　!　/ 　　!.　　　　ﾄ､　∨
　　　 !,． '´ ／ ,　'´｀ﾞ li､| ∥　　　　 ∥ !/　 i 　　 |　　　　 | ',.　∨
. 　　 { ≒ｭ､_ '´　　　　|! | i |　　　　　 // ∥|　 | 　　 | 　　　　 |　'.,　',
　　　 |!　　｀,≒ｭ､_　　　 i | { 　　　 //､＿ i　ｉ　　　 |　　　　 | 　 ', .',
　　　 |i　　　|::::ﾋ!:｀≒=ｭ　l ! i　　　　// 　　　!　!　　 .| 　　　　　|　　 ',..',　　　ジャパン島の人々は恥をかかずに済んだから勝ち組か。
　　　 i ', 　弋:::::⊂'　　　i!　i　　　//　　　　　! i!　　　　　　　　　ｉ　　　', ',
　　　 ',､',　　　￣　　　　　　　　／i　≒ｭ､_　　ヽｌ　　 / 　　　 |　 ′　　 ', ',　　これまで伊藤誠の像を建てる事を禁じられていた事に
　　　　'. ゝ､　　　　　　　　　　メ,　 {.〃:ﾋ!:::ﾞ,≒=ｭ.}　 /　　　　,l!　'　　　　 ', i
.i､　　ﾍ　　　　　　　　　　　 , ＼|. ゞ::⊂'′　／! / 　　　 / !,'　　　　 i |　　不満を持っていた人々も態度を変えた。
..!.',｀' ‐ ．_､　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.´　i/ 　　　 / ∥　　　　　 j }
. i. ﾍ　　　　　 __　　　　　　　　　　　　 /..　/　　　　 , '　 / 　　　　/ ,'
　l.　＼　　　　　〈　｀'　．_ 　　　　　　 /....., ' 　　 .／　　/　　　ゝ､二ノ
　 i.　　＼　　　　｀ '　．_ﾉ　　　　　／..／　　 .．'´　　 /
　　i.　　　＼　　　　　　　　　　　　 ,．'´ ∠　‐　'
1508 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/21(木) 23:59:30 ID:tGtHsdN3: 　　　　　　　　　　　　　　　　_________ ､丶`　　　 ′　　　　〕iト
　　　　　　　　　　　　　　　　｀¨¨¨ア　　　　人
　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　／ {　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　／　 {　　　 .i|　　　　　　　　/,
　　　　　　　　　　　　　 . :　/　　.ｌ{　／ ./____{　　　 .i|　 .j|　　　　　　: :.　　　　丹波の街に至ってはアバン一行の像まであるからね。
　　　　　　　　　　　　　　. : : /　　从(　 }/　　　｀　　 .从　 j|　　 i|　　　: : .
　　　　　　　　　　　　 /　 /(　　/　　　ｘ-==-ミ　　/　　　i|　　 i|　　　: :.:|　　　以前は無意味な像扱いだったのに、
　　　　　　　　　　　　　 . . /从r-ﾐ　　　　　 _)/ リ _)　　　　.i|　　八_　　: : .|
　　　　　　　　　　　 {. . ′　V炒　　　　　⌒¨¨ア　　ﾉ　八　　ハ　　ｌ　　　今では注目されている。
　　　　　 _　 ‐=ﾆ　从(　　 . 　'　　　　　 ""／　　　　./⌒v　　人
　　 _ -ﾆ　　　　　　. : : : : : : ﾉ{　　　　　　__ ィ(　　／　　/) ﾉﾉ. ＼乂__ヽ　′
／　　　　　. . . : : : : ____　ィ( 八　 v､　　⌒¨¨ ／　　 / ／　　　＼人(__
　　　=‐　　¨¨¨¨¨¨ア　　　　　 `、　　　　　／　　　 /　　　 .{　　　＼_(________
／　　　　　　／／　　　　　／. : : .　　___／　　　　. :　　　人　　人ソ:::::::::::::ﾉ
　　　　　　　(　 (Y　　　　／　　　　. : :／　　　　／　　　　／　　＼　　＼:::::::::_)
　　　　　　＼从　　／ｌ　　　　. : ／　　　　ィ(　　　　ィ(/　　　　　　　　＼__(
　　　　　　　　　＼　　( .人　　__ノY　　 _ -　　､丶`______ノ　/　､　　　　　＼
　　　　　　‐=〇====‐　 ____〈---〈〈ﾆ=‐　　/￣￣￣￣　 V /　＼　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　_ -ﾆ／　　　 /ハ::::::::〉 /　　　　　　　　 V: : : : : : : .
　　　　　　／　‐〇(V⌒　　 / }:::::ゝ ´　　　　　　　　　　　⌒｀`～､、: : : : ._________
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　　　　　 /　 /// 　　乂＼＼　　　 .{　　 : : .　--‐‐‐-ミ
　　　　　_ノ　 ///　　　　 ⌒¨＼＼　　　_ -=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=- _
　　　 Y_____ ノ//　　　　　　　　＼＼‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∧
　　〈ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼　　　　　　 _-=ﾆﾆ＼＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾉﾆﾆﾆ }

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒ヽ-‐‐‐‐-　_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　)----ミ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　／　　　　＼　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　`、　　`、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　 /　′　　　　　/,　　　　 /,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　 {　　　 i|　　 /,　　　　 /,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ′　　　⌒　　　　‐‐-ミ　　　 .ｌ___　ｌ　　　　これは、幸運の女神さまの先見の明でしょうね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i|　　 {　 _ハ　　　j|　∧　}　　 |乂__|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i|　　ｨｆ=ミ人　　从__|　V}　　 | ⌒ｖ〉　　　エリザベートの告発以前に建てられた古い像だから、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i|　|　 { .ﾋリ　＼(　´芯ぅ､}　　 |¨¨¨{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　八人ハ "",　　　　｀"´ノ . : :从　 {　　　　『手のひら返しをして建てたものではない』と言えるのは強いよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒}. : : : .　　　　　"""_. : : _ノ（
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }. : : ｌﾆ- ｀　 ’　ィ(ﾉ⌒´　　ｌ　　/,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . : :　 |　　__/ ﾉ　／　　　ﾉ　.|　　 /,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /. : 　　/　⌒V　／　　　. :／__　|　　　/,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/. : |　　′　 //. : 　_　 ‐ﾆ　　　ヽ　　　 /,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . : : : ／〉__　//. : ／　 /　　　　.}|　　　 ./,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . : / 　 ‐‐つ// }Ｙ　　 .{　　}′　从　　　 /,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノ/{. /　　 ‐‐ノ　ノ人　　　V_./　　 . : : 　　　 /,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . ./.:{ ｌ　 ,ノ￣　{ {人(⌒ 　　 V　　 ./　　　　　　 /,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . :.:/　{ |　 V}　　 { {　　　}　　 ./　　 /　　　ｌ　　　 /,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　. : .　　从　〕　　.{人　　ﾉ　　.:/　　 /　　　　人　　　 /,
　　　　　　　　　_　--ミ　____　　{: : ｌ　　ヽ :〕　　.{ {　ヽ(　　 ./　　 /　　　　. : 　　　　: : .
　　　　　　　　　　　　／　　　ﾆ- _:.|　　　V: _〕＿＿＿＿＿__/　　 /　　　／　 }　　　　ｌ |
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ﾆL__/ﾆﾆﾆ〉　　　　　　　 }¨¨¨¨¨ |＼　　`、　　　　乂_＼_-_-_-_-_／-_-_-＼
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大陸は伊藤誠の像を建てた事で恥をかき、ジャパン島は像を建てなかった事で面目を保つことができた。

王国はこの一件で大きな影響を受けたが、その被害は地域によって差があった。
1509 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/22(金) 00:00:18 ID:j0SNzRw7: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/≧ｘ　　　　　　　 -=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
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　　　　　　　　　　　　　　　　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆ=≦ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ=-
　　　　　　　　　　　　　　　 lﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧==--
　　　　　　　　　　　　　 |ﾆﾆﾆY´￣` ＜ﾆY´￣￣｀ヾﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＝==ｧ
　　　　　　　　　　　　　　　　　|ニﾆ={　　　 _,ノヾ}　　　　 }`寸ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ7
　　　　　　　　　　　　　　　＞￢冖､ゝ　__(＿,∠ ＿＿__,.ノ　　寸ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ7
　　　　　　　　　　　　　　　{ 　　　:}／　　　　　　　　　 {　　　　`t―‐-ｋﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/
　　　　　　　　　　　　　　　＼＿　/　　　　　　　　　　　乂＿＿_,ﾉ´｀ヾ　 `寸ﾆﾆﾆﾆﾆニ／
　　　　　　　　　　　　　　 __／ l　/　　　 /　　　　　　　　　　　ヾ　　　＼　}ﾆﾆﾆﾆﾆニ{
　　　　　　　　　　　ﾍ｀ヽ!/　　　　 l　　i　　 |　　 }　　　　 i　　　／ /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|
　　　　　　　　　　　　　　　ﾍ　/　　/　　 |　　|　　 l　　 /　/ 　　 |　　 / 　 {ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ|
　　　　　　　　　　　　　 У/　/　　 ,ｵiT:丁　　　　A∠」_　　 |　　 | 　 /｀ヾﾆﾆﾆﾆニ|　＿＿＿_　　　　　先見の明があった女神よ。
　　　　　　　　　　　　ｰ=≡彡仏ｲ　　 / 从ﾊ从　/　:/　}　ト｀ヽ　|　　 |　/　　 }ﾆﾆﾆﾆﾆ≦ﾆﾆﾑ　　 ∨
　　　　　　　　　　　　/＼　 :| |　　　　kf斧ﾐｋ　)ｲ　/　从ﾊ!　＼:|　　 |　　　　ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニﾑ　　 ∨　　　今回の件で勇者アバンの像が大人気になったから、
　　　　　　　　　 /　　＞|:从　　　圦　 _,心　∨　　　ｨ≠ミｘ､|　!　 `t‐ｫ: ､　ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆ寸=ﾑ　　 V
　　　　　　　　　　 /　　 /二|　　)ｲ从;ﾍ　ヾ:ｿ　　　　　　　 | /　　/イ＼_)∠ﾆﾆニﾏﾆﾆニ寸}　　 |　　　私も嬉しいわ。
　　　　　　　 /　　 /ニ=|　　 |　　ハ　　　　 '　　　　　　　ﾉｲ　 /: : : : :|ﾆﾆﾆﾆﾆニﾏﾆﾆﾆﾆ＞―┴ｫ
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　　　　　　　 /　　/ /　 /　 / {　　　 ∧　　　　　　 ∨}　 }　　　私の神官や信者たちも絶賛しているからね。
　　　　　　 ./　　/ /　 /　_厶ィ　　 ./　⌒＞、　　 .} i　 |
　　　　　　 /　　/ /　 /　 / 　 |　　/　　　＼　Y　　　| |　 |　　　私の大勝利だわ！
　　　　　 ./　　/ /　 /　 /芹云ﾐ ./　　　　　ヽi　　 .| |　 |
　　　　　/　　 { 人　{　　{　じﾊ}/　　　ｒ===ミ}　　八{　 ∨
　　　　./　　　 /　＼　 .|､　｀¨　　　　　　""　ｲ　 /　＼　∨
　　　 /　　　　/　　　＼トヘ　　　､__　ノ　／/　/　　　∧　∨
　　／　　　　/　　　　/　／ﾉ､　　　　　 .ィ {　/　ｉ　　 ∧　∨
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｀ー──‐ｙ′　／}　/　ﾆﾆﾕ／ィ'　　　　　 ∨ ∧∨-─=≦─＜　／
　　＞─y′／　/ ./　ﾆﾆﾌ/　　　＼＿＿／　＼∧∨　　　￣￣￣　＼
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_／／／ィ７／__. ｲ　　ィ´∧　　　　〈十〉　　　/　 |　ｉ　　＼　　＼　　＼
｀７　/　　/´　{つ　|　　ｉ{二＼　　　 ∨　　　/　　ｊ　ｉ　｀￣＼＿　ヽ　　ヽ
./　 {＿厶イ{´ 　 .|　　 |　_二）.＼⌒＾⌒＾⌒７　　 .|　ﾄ　　　　　　｀￣｀　　　}
ﾄ､　人＿　　∧　　|　　 |　{彡7　　＼　　　／　　／￣￣｀}｀ｉ￣￣＼⌒ヽ ⌒ヽ
　｀￣´　＼　{　　 r─＜⌒Y 　　　∨／　　　 ∨　　　/　.|　　　ｉ　　　　}
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1510 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/22(金) 00:00:59 ID:j0SNzRw7
1511 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/22(金) 00:01:34 ID:j0SNzRw7: ttps://www.youtube.com/watch?v=prKQE9mZfnM

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　l二二二￣:|/////////∧ 　 Ⅵ |　| :|　　|-==‐::|　 l　| : | |　 :|　　　|　 |￣ｰ |　 |_|　|　 |　｀ﾉｰﾑ｀厂圦s｡｀`ヽ､
　￣￣￣~|　|//////////∧　　Ⅵ‐:| :|　　|　　　 |　 |ｰ|ｰ:| |　 :|　　　|　 |　　ノーﾑ　厂圦-ゝ-='"￣_,,..｡｡+-=≦
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ..　　　¨¨ ￣￣￣ ¨¨ 　　　.,　　 ___
　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　｀＜⌒＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　 /　　　　　　　ヽ　　　　＼　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 '. .　 '　 /　 /,,:i:i}　　　　　　 Ⅵ　　　　　 V ⌒＼
　　　　　　　　　　　　　　 /. .　/　 /　 /ｨﾊﾍ}　　　　　　＼　 }　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　'. .　/ 　 '　 //'''"ﾞﾞ{　　　＼　　　ヽ}　　　　　 i
　　　　　　　　　　　　　　 i. . /　　 { _/_j_　　{　､　　＼ _､　 }　　　　　ｉ　 }
　　　　　　　　　　　　　　 {. .′　　 V　八＼八　 i＼／＼＼}　　　　　 }
　　　　　　　　　　　　　　　　　V　　　　ｨﾁ笊示ミ＼{　ｨf示芋ミ/　　　'　　　 '　　　というわけで、今回の件は概ね片付けたわ。
　　　　　　　　　　　　　　 {　 ... 　 Ⅳ 乂rツ　　ヽ　乂rツﾒ　　 /..　 / /
　　　　　　　　　　　　　　　 |　　.. 　乂__　　　　　　　　　 / /　/.. 　/ /
　　　　　　　　　　　　　　　　八　、.. 　{⌒　　　　　i　　　ノ /　/.. 　 '}/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　_＼{＼.. 乂　　　　　　　　　⌒7　　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　「/////}.＼(　　　　‐ _ ‐ 　　ｲ_j　 .ｨ
　　　　　　　　　　　　　 ∨////}. . }〕iト　　　　　　　ｨ///{／.{
　　　　　　　　　　　　　　　　　///{ ￣}. . }//} __＞　_　＜|'///∧. .{
　　　　　　　　　　　　　 ¨ ￣￣ ¨ | 　 }. . 「￣￣ {　　　　|^|///∧∧ __　＿___
　　　　　　　　　　 '..　　 ...... 　　 | 　 }. .,「^＼　　＼　__ {,八///∧.∧　　 ...... ｀　.
　　　　　　　　 /.....　.......　　　　｀¨¨}./　　　＞-　〈//〉/ 〕iト .,_}'，∧　　.....　 ...＼
.　　　　　　　　　{...........　　　　 __ 　 /ヽ__＿__　 __／i:∨i:i＼　　　_∧.∧ __　　 ............'，
　　　　　　　　　,........　　　　　 /^「⌒7__ノﾆニニアi:i:i:i:i:i:i}Vi:i:i:＼-=ﾆ乂V∧...}　　　　......
　　　　　　　　 /......／　／⌒{.....{　//⌒ ￣ ¨ｱi:i/i:i:i:i:i:ｉ:|i:Vi:i:i:i:i}＼´　　＼.V　　　　　 }
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　　　　　　　/／　／　 /⌒......../. //　　　 └＜_/⌒¨ 〈i:i:i:{⌒}i:i／　　　　　 V>､　＼ {
　　　　 r< 　／　 __/ .....i....../. / ′ 　. . . . . . . . .　　　⌒　　　　　. . . . . . . .V∧＼　＼
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　　　　　　　　　　　 ′:人::.::.人::.::.::.::.:＼::.::.::.::.::.::.::.::.::.:.:／-‐／::＼
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　　　　　　　　　　　 ∧::.::|xｆ笑ミ｀¨¨⌒　　　　　　|::.::.::.|r_) }＼::.::.::.::.:＼　　　)::.::.)
　　　　　　　　　　　 i::.i＼乂乂ソｒ　　　　　　 ,::.::.::.:|__ノヽ::.v::.::.::.::.::.:＼／::／
　　　　　　　　 /.::.|::.::.｀⌒ 　　　　　　　 /::.::.:.::.|:人ﾊ:Ⅵ＼::.::::＼::.::Y´
　　　　　　　　　　　::ｉ::.:|::.::.::ﾊ　　　 _　 -‐　　　　⌒ｉ::.::.::.|::Y::.:}::} |::.::i::.::.::.::i::.::|　　　エリザベートの告発からアバンの遺言まで想定外の事で
　　　　　　　　　　 |:|::.:|::.:./:込,　　　　　　　　／|::.::.::.|::.::.:/::.}ﾉ::.人::.::.: |::.人
　　　　　　　　人｀:.|::.:从::.::.ヽ　　　　　　　／　 ,::.::.::.:_::.ノ_:ノ／　 )::.:/´ 　 )　　少々慌てたけど、事が収まったのならそれでいいわ。
　　　　　　　　｀`|::.|(__＞､::.:＞-......-＜ﾆ=-/::.::.::/::.:/⌒´＿_／／　 _／
　　　　　　　　　／|- 人:|＿　　 )´)人(/|. r‐…=/::.::／＞ｧ:⌒| __　　￣＼　　　　　再発防止策もしっかりしているようだしね。
　　　　　　／　 .|/:i:i:i:i＼　￣＞''"ヽ/ /／／::／/　／:i:i:i:ｉ||ﾆ|　　　　 |
　　　　　　　〈　　 |:i:i:i:i:i:i:/イ　 _,γ⌒)/ ＼⌒ﾞ´__　Υ:i:i:i:i:ｉ:ｉ:||ﾆ|　＞''"⌒〉
　　　　　　　　'/ 　 .|:i:i:i:i:i/>‐'ﾞ´ ／丁ノ　　　＼__＼＼:i:i:i{:i:i:i:ｉ||_／/i／⌒ヽ
　　　　　　　　 '/_　 -=ﾆ_　-‐:i:〈_彡':⌒＼／⌒) ＼＼):i:{:i:i:i:／/i／　　 /
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1512 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/22(金) 00:02:12 ID:j0SNzRw7: .　　　　＿＿__ 　＼　＼
.　　／　 /　　　＼　＼　|
　 / ｜　{　　　　　＼,..斗┴:ミ
　　　　八　　　　　/:::::::::::::::::::::ヽ　　＿＿
.　| 　＼　＼　　 {:::::::::::::＞　''´￣　　　｀`～､、
､　、　　　ｰ―γ⌒ヽ／　　　　　　　　　　　　　　`丶、
. ＼＿＿＿＿彡〉,,__ノ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　／　ｒ'　＼　-/　　 /　　　　　　　　　　　　　 `、
　　　--==彡　 /　　　｀7　　　　　 |　　|　　　｜　 |
　　　　　　／　　 ' 、　ヽ＼|　　　l　 |　　 |　　|　　　　|　　|　　|
　　　／　　　 |　＼　　｜　　 |　 |: 　/|　 ∧　　　|　　|　　|
.　　_／　　__　八　　　ミ｜　｜　| 斗┼-ﾞ　 ,　　∧⌒|　　|
　｀¨¨¨¨￣　 /／|＼　　 |　　　l　/|:/　 |/　　ｉ　 / 　', ∧　 |
.　　　　　／　 |　 |＼/ |　　　|:/ 斗=≠ミ　　|: / x=ミ　|　 |
　　　　　　　　 |　 |　 {　|　　　|' ヽ{　んj l　　 |/ 　|::j|ﾉ /|　 |
.　　　　　　　　 |　 |　八｜　　 |　　　乂_ｿ　　　　ﾋｿ　ﾞ　　 |　　　でも、情報統制が中国共産党みたいになっているよ。
　　　　　　　　　ｌ/ 　 `!　　 |　　　　　　　　　　 {　　 |
　　　　　　 /　 /　　 :|　　　|　　　　　　　　　　′　ﾊ　　 |　　.　これ大丈夫なの？
　　　　　　　　/　 /　　　　|　　ﾄ､　　　　ｰ-　‐ 　ｲ|　　 |
　　　　　 /　 /　　　 __|　　 |　　 .　　　　　　／:|｜
. 　　　　 /　 / 　　　 {:∧ 　　| 　 ____＞　.,_, ィ　　|｜　 ,′
　　　　 /　 /　　　　〉:∧　　|￣∨ /|__,ﾑ､}＿　　l｜　/
. 　　　 /　┌―ーく￣＞ミ∧　 |　　〈Γ　　}ﾉ　厂￣l　/
　　　 / 　／＼　　＼／　`∧　トミ .」＿／ヽ＾7 　　|∧
. 　　 /　／　　 `　、　｀⌒ヽ厶 |＿　　{　　 _,厶へ,　/　l
　　 /　/　　　　　　　＼　　 |　＼　￣γ⌒ヽ　　　',〈　｜
. 　 /　/ 　　　　　　 |　　｜　　　人___ノ　　　 l　'、|
　 / ／　　　　　　　 | 　八　　　　　イ', V＼＿_｣___| ﾄ
/￣`　、　　　　 , -‐　L 斗‐ ＼_　イ/　|:∧∨＼　＼::∨|
　　　＼　　　／　　　 /:::::::::::::::::::::/　 i|/:∧∨:/＼_」::::＼
￣＼　　　＼,. 〈　　　／::::::::::::::::::::::: ヽ／:::/:∧∨:/:::::::::::::::::`、
　　　＼　　｝ﾊ　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:∧∨:::::::::::::::::::: `、
　　　　ヽ_／ ∧｀¨´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |::::::::::::::::::::::::::::',

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｨヽ
　　　　　　　　　　　　 ,　　´/ 　ﾑ｀ｰ､
　　　　　　　　　 ,　´　　　　　 ‘､　ヽ
　　　　　　　　　 , ´　　　　　　　　　ヽ､　 ':,
　　　　　　　　　 /　　　　　,　{　|　＼　､＼　'，
　　　　　　　 /　 /　| {　! ! !| ! ､ i__从､ヽ　＼!
　　　　　　　　 ,　 /! ! {_,|-ト| |从lｲl l/_}､ ‘，ﾄ　＼
　　　　　　　　　;'　/ | !　{,.rtｫ､ヾ、 ,ｨﾁ㍉} !{,| | ＼_ ＼　　　　　確かに『思うところがない』とは言わないが、
　　　　　　　　　{　|! { |,　|弋)ｿ　　　弋(ｿ !从!.|　　|＼ヽ
　　　　　　　　　从!! |ﾘVIﾑ　　　'　　　　| 　リ　　 ,　ヽ ':,　　　致し方ないと思うぞ。
　　　　　　　　　　ﾘ'，!､|{　ﾊ､　　 ‐‐　　,. |　 |　　　 ,　　 '，!
　　　　　　　　　　　ﾘヾ!|　| |≧　､_,..イ=j!　ﾘ　　　 ,　　 } |　　　民間の新聞屋が好き勝手やるととんでもない事になるからな。
　　　　　　　　　　 j!　Ⅵ| |} | ,..:[ﾆ]=| |j　/-､　　　 ',　　| !
　　　　　　　　　 /rrr､_Ⅵ| |:{/ :::: /| |! ////7r77ﾊ､　 | !
　　　　　　＿／////// ／|:::::/ ハi!//////////∧ リ
　　　　　　　／//////// ／::{ /::/／::::ヽ ∨////////∧
　　　　　 /////////,／:::::::| {:／::::::::::::::} |///////////ト､
　　　　　　{/////// ´::::::::::::::|,:'::::::::::::::::::: | |//!///////////＼
　　　　　　|//////:::::::::::::::::::::{:::::::::::::::::::::: | |/,ｲ/////////////
　　　　　 //////{,:::::::::::::::::::i∧::::::::::::::::::::::! !/{/////////////
　　　　／＼////∧:::::::::::::://:i＼:::::::::::::::: | |//＼///////,.イ
　　／　　　,>==-{ |::＞::::::{ |::::ヽヽ:::￣::::://///＞､二二二ノ
　／　　.:／　　　ヽゝ/|::.-!/::::::::r-＼::::::::￣￣´!　　',　　　 ',

　　　　　 ,/　　　　　　∥　　　　 '，　'，　 '，　　　　　ヽ
　　　　　/　　　　　,　 {i　|　　　　 i　　i　　 l　 i　　　　 ∧
　　　　 .{　　　　　 i　, {l |　　　　　|}　ﾄ、　 |　 |　　 i 　 ∧
　　　　 { |　　l　　|　{　ﾄ{ ||　　　　::|}＿|ﾊ i　 |　 |　　|　　 :i
　　　　 { i|　 |　_斗Ｔi丁{iV',　　　::::|} .|"ﾔＴ‐|-s|_　 :|　　 :|
　　　　 .{i |　七　 |　|ﾍ}　! V',　　　::| }ｿ＿ﾔj |　 |　　|　　 :i
　　　　　{i l　 |、 ,lィ升テﾐx.V　　　ィ升テ笊x|　 :|　 :| i . 　:i　　　　確かに伊藤誠の一件で酷い目にあいましたからね。
　　　　　 {!ﾒ　{k､代赱ソ　　＼　　::代赱りノ》 :l　 :i :| ::.　:|
　　　　　 .ﾂ/i { ヽ i:/:/:/:/　　　＼_ﾉ:/:/:/:/:/} ./　ﾉ :| i:::.　|　　.　それに時代を考慮すれば問題ないのでは？
　　　　　//:::::＼､ヾ＼　　　'　　　　　　　　　//　／l　:| :l:::::. |
　　　　.//::::::::::| ＼ﾐヽヽ　　　　　　　　　　∠／ｲ :}　 :|　:l::::: |
　　／.::::::::::::::::i　::::ゞ　　　　､ __　　　　　ﾑイ　 :iNi_.:|　::l::::: }
　／.::::::::::::＞匕:l　::::iｬ≧s｡　　　 `　　｡s≦)ﾉ / :lN} |　＜_:::::}
／.:＞　　　　　{　i　::ﾄ､ﾔ{ ﾄ≧x､_｡x≦　））/ノ :ﾉN}　;　　　　＜
Vl　　　　　　　｀、ﾔ :{　ヽﾔ二二二二二ノﾘ } :lﾉV
Ⅵ　　　　　　　　｀ﾔ:{　　＝＝　x　＝＝　 .ｿⅣ
.Ⅵ　　　　　　　　　　ｬl ＼　 .>∨∨<／_＜Ⅳ　,/′
　Ⅵ　　　　　　　　　　_＼＼ .∧∧　Ⅵ∧　　'´
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　　Ⅵ　　　　　　　　　　/Ⅳ　　　　　　　∨∧
1513 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/22(金) 00:03:08 ID:j0SNzRw7: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／⌒}
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　　　　　 {.: : : : : :. :.|.: : : : : :. :. :. :.}.: : : : : :.∧.: : : :.∨＼　＼/ /}
　　　　　 | : : : : : : ∧.: : : : : : :. :.∧ : : : : : : ∧.: : : :.}ﾄ: : ＼/ /: :|
　　　　　 |: : : : :.//　∨.: : : : : :./　∨.: : : : : :.∧.: : :.| .|: : :/ ∧　|　　　確かに文明が発達した民主主義国家でやったらアウトだけど、
　　　　　 |: : : :.//──ﾍ.: : : :.ｲ──へ.: : : :. :.∧.: :.| .|／／ : ∨
　　　　　 |: : : :{　　　　　∨: : :.|　　　　　＼.: :. .:.∧...| .|／.: : :. :.}　　　　現状では野放しにするよりはいい筈よ。
　　　　　 |: : :.∧　芹云ﾐ ∨: : !　　芹云ミ }＼厂｀}＾Y.|､＿＿ｲ
　　　　　 |: : : :.∧　辷ツ＼ト: :|　　　辷ツ .|.: : :. :.ﾉ.丿ｊ＿＿__/
　　　　　 |: : : : :.∧　　　　｀｀{　　　　　　 |.: : : :.／.:.:.|.:. :. .:.|
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　　　　　 }　　　 ∨: : :.ｉ　＞　＿　　／　./{:./∧ﾆﾆﾆﾍ/
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　　　　　　　　　 ∨人　　　/　L＿＿／|'　　／⌒＼
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　　　　　　　　　　　　　　　/ {　| 　　 |　'　＿,ノ　 |　　　 ∧___ ∨　　 ! ､　:
　　　　　　　　　　　　 /　 Ⅵ 　　 |/ ´　　-- ､|　　 /, -　｀∨　,　| ∧ !
　　　　　　　　　　　　　 rー---| 　　 |　ィ孑雫ﾐ　|　／ィﾁ雫ミ ∨　 |¨¨} |ｱ
　　　　　　　　　　　　 /｀ヽ､ l八　　　|　ゝ V)ソ　 i／　　 V)ソﾉ ∧　 |／|/　　　　　私達は独裁国家を運営しているから、今更だしね。
　　　　　　　　　　 /　　　｀ヽ∧　　|　　　　　　　　　　　　　ﾑ∧　|　/
　　　　　　　　　　　 ,　　　　　/　＼ |　　　　　　　　'　　　　　 ∧ { } /　　　　　　　　それで伊藤誠の魂はどうするの？
　　　　　　　　　 /　　　　 /　　{　 ∧　　　　　　　　　　　人　|/'
　　　　　　　　　　 ′　　 ,　　　　〉｛　｀　.　　 ⊂ つ　　イ　 } 〈
　　　　　　　　　　/　　　／　　　　{　 |　　/^}＞　　　　＜　　　 ' 　:.
　　　　　　　　　 ,′　 ,　　＿__　|　 |イ/　∧､从｀¨´,ィ〈∧- ､_} 　 |＿
　　　　　　 /　　 /　／　＿_ ｀|　 |ｨ/　/{＿)== o==イ ∧-､_l 　 |＿｀ヽ
　　　　　　 ,'　　ｲ／／...........｀|　 |/　/_　　}/ｲ|:.|∨ｲ∨∧....|　 ,.........ヽ∧
　　　　　　　　{ /　〃/ /............... 八　{　 l　｀ヽ　 |:｣ rー ∨∧..|　/.............ﾏﾑ
　　　　　　　　|'　　{ ,　,'........................＼　 |　　　　　　　　 ∨∧! ,...................ﾏﾑ
　　　　　　　　|　　 . l　 ............................|　 |､＿_　　　　　＿,/∨ ∨.....,.............. ﾏﾑ
　　　　　　　　|　　 | l　|............................|　 |　　　>　　　＼　　∨ '，./..................}　〉
　　　　　　　　|　　∧ ､､.....................∨￣￣＼ { 　〈　　　＞￣＼∨................./ ∧
　　　　　　　　|　 /....＼　＼..................}　　　　/∧ 　 }' 　 ∧　　　＼............. / /....}

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . .　　　- ── - 　　　 __　 -- ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . . : : . . .　　 . .　　　　　　　　＜ ⌒＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ . . .　／⌒ . .　　　　　＼　　　　＼　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . . : : . 　 '　 /. ./　　　　　　 '，　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　' . : . .,　/　 ' . :/W　　　　　丶　 i
　　　　　　　　　　　　　　　　 / . : . ./　' 　 i : /'ﾞﾞﾞ{　　、　＼　＼}　ｉ　　　 } 　 '，
　　　　　　　　　　　　　　 ' . : . ./　ｉ　　{:./＼八　　＼　ｉ＼　}　 }　　　 }
　　　　　　　　「＼ __　　　　 : : : . .′　|　　{,ｨ笊示ミ､　　i ＼{-‐Ⅵ　,　　　　　　}　　　あいつの魂なら引き続き封印状態を維持しておくわ。
　　　　　　　　|/////＼ __　　 {: : .. 　 Y^|　 Ⅳ r'/ﾊ::::::::＼ {　ｨぅミ }　　　　 /
　　　　　　　　{/////////＼_ ｉ: : :{ 　 {　|　　{　Vツ::::::::::::::::ヽんハ/ /　/　　 /i　 '　　　悪事がバレても、やったことに変わりはないもの。
　　　　　　　乂//////////ハ: : :. 　乂|　　{　¨¨¨　￣￣＼ﾋﾂ / '　 /　 ' /　} /
　　　　　　 /⌒//////////∧: : . 　八　乂　　　　　　 '　__ノ / 　／}/　ﾉ'
　　　　　　　///////////////八: .j_: :／}＼ {⌒　　_　　　 ⌒7 '　／　/
　　　　_＿ └へ//////////／^ア￣￣ }: . 个: .　　　｀　　イ /}イ
　　　「/////////二ﾆ=--／. .／ﾆ=-- 　 }: .　}　　＞　＜__ }八人
　　　 ⌒二二ﾆ==--⌒. . . . . .{ﾆ=-　　　　}: . .ﾊ ___　{ﾆニニ} ⌒ ＼. ＼
　　　　　---=ﾆニ⌒. . . ---- ミ､ﾆﾆ=-　, : ./∧　＼V＾}ﾆﾆ{　　　＼. 丶
_　--=ﾆﾆ⌒ . . . . . .／ﾆﾆ=--　 ⌒＼=-/. :/　　'，　 }　{ﾆﾆ|_＿_　　　＼. .＼
. . . . . . . . . . . . . . ., -=ﾆ=--　　　　　⌒, . :,　　　〉　「＼＼_〉　　ヽ　　　､. . .＼
. . . . . . . . . . . . . .ｲﾆﾆ=--　　　　___／/. :∧___／ﾆﾆV/}ﾆﾆ=-へ　　'，　　 . . . .'，
. . . . . . . . . . .／　{ﾆ=--　　　／　　_/. :/　　　 __／i:i:「:i:i:i:i:i:i:＼i:i:>､_}　　　　 . . . ...
. . . ---=ﾆ⌒　　∧=-　　　／　_＿/'. : ,　　　 /i:i:i:i:i:i:i|i:i:i:i:i:i:i:i／〉i:i:i:i:i>　　　 } . . .}
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1514 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/22(金) 00:03:57 ID:j0SNzRw7: 　　　　　　　　＿＿＿_
.　　　　／. . . . . . . . . ＼
　　　　 /. . . . . ---ミ. . . ..＼　　　　　　＿＿＿＿
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　　　　√/:::::::::::/　　　　)_　 . }.／ . . . . . . . . ./ . . . . . . . ＼
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.　　　八八:::::::::人　 {///////}. . . . . . . . ＼. . . . . . . . ./ . . . . .
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　　　　　＼. . ...＿:＞''⌒¨⌒. .＼. . . . . . .| . . . . . ./ . / .|. . . ﾊ
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　　　　／. . . . . ..／/. . . . . . ./ . . . . . 人| . . . . | ' ' 　　乂. 八　　　あんた、ガチギレしているのね。
　　　　 ⌒¨¨¨¨¨´　/. . . . . . ./. . . ...／. ....| . . . . |/＼__　　//
　　　　　　　　　　　 /. . . . . . ./. . . . /..........八. . . . |＼_ ノ　ｲ´
　　　　　　　　 /. . . . . . ./. . . . /.......／＼＼. ...ト　 _／/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「当然よ」＞天空神
　　　　　　　　　　/. . . . . . ./. . . . /...／|ﾆﾆく)⌒＼∨ | . /
　　　　　　　 /. . . . . . ./. . . . . ／＿＞---＜ﾆ∧__| /
.　　　　　　 /. . . . . . ./. . . . . //　 /　　　　　∨〉　＼
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　　　　　 /. . . . . . ./. . . . ...√￣/　　　　　　 / . . ∨|ﾆ/-=ニニニ=- _
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　　　 ⌒7 . . . . . . /. . . . . . . |　/　　　＼　 / '. . 　　. | {-=ニニニニニ=-_
　　　 /. . . . .／/. . . . . . /. |./＿_　　　＼. . . .　　 √ -=ニニニニﾆ=-_
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　　　　　　　　　　＞''"~　　　　　　　　　　　　＼　　　　＼
　　　　　　　　／/　　　　　|　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　／ ./　　　　　 :|:.　　　ヽ　 | ＼　　　　ヽ
　　　　　　／　 /　　　　　　 | ∨　　ﾄ､ |＞''＼
　　　　／　　　　　　　 |八 ∨ 　 |ハi　リ__ヽ　 /:.　　　　 ',　　　　　　伊藤誠の所為で被った迷惑を考えると当然ですよ。
　　　　　　　　　|/ 　　　 :|　＼≧=-　〃~~~　 , ./:.　｜
　　　,:　　　　　 |　|　　　　 |~"''⌒ 　＼　　　　 i/}　　 |　　 |　　　　　　　裁かなければ示しがつきません。
　　　　　　　　　|　|　　　　／＼i,斗　⌒　　　　　　/ ／i |　　 |
　 //.　　　　 |　|　　　　`､〃　　　'　　 ⌒ヽ./イ　リ　 /
. // 　　　　八 |＼入　　＼　　　　／　　ノ　 _/／__i／__　　　　＼
　　　　　　　　　　＼　＼|＼　　＞　　ゝ--　　　 |┌――― |　　　　　＼
∥　　　　　　　＼ ,{i　＼〈＞　　　＿＿／ :| i　　　　　/.　　　　　　＼
{｛　　　　　　　　　　 /八　 :i ＼＼￢　/ゝ..‐=ﾆ| |　　　￣ヽ　　　　　　　＼
{｛　　　　　　　　, へ/　　＼| ＿＼＼| 人＿＿__| |　　　　／ `''＜＿＿　, へ
{｛　　　　　　　　<　　＼＿＿＿>　〉 ⌒　<＞<／:| | 　　　　　　　　 /　　 .〉
{｛　　　　　　　／ヽ　 /(⌒ヽ　　　／／f´　　||　＼､　　　　 /ヽ　　 /　/　∧
{｛　　　,,､～''~　/ /　 /　ヽ ⌒ヽ_／／　 ,|　／　o　 .〉ー〃⌒ヽノ　　/　/　∥
{｛,,､　~　　　　./ /　 /　　 ( .〇 )__.〈　／∧＼　　　／／￣乂ゝ'ノ　　　|　｛　｛i
{｛　　　　 .／ /　 /　　　ー''　＼／)／)　＼／／　　　　 | |　　　 :|　｛　｛i
八　　　 .／　./　 /　　　　　| |　　.／／／(＼　＼　　　　　 | |　　　 :|　｛　｛i
　＼　.:/　　/　 /　　　　　 :| |　 / ./ ／ )(＼. ＼　＼　　　 | |　　　 :|　｛　八
　　　./　／　./　　　　　　 | | ./　　/　/　＼＼　　＼　　　へ　　 :|　｛＼
　　　/ ／.:/　/　　　　　　／　　　　 / 　　＼　　　　　~"''～ヽヽ`''＜　＼＼

　　　　　 r―‐--ミ.　　　　　{ 　　　　 }i　　 ,＞'′　　￣ 7
　　　　　ゝ　　　　｀＞、 _j〕厶斗-- 〔　／　　　　　　 /
　　　　　　ヽ.　　　 ,.＞'ﾞ/　　＼-- ､　｀'＜　　　　　　 , ′
　　　　　　＼　／　 /　　　　　　　　｀ヽ、＼　　　／
　　　　　　　　 >　　　i{　　　 :i　|　　　　ヽ＼ :}ヽ. ／
　　　　　　　　　〃　　 ∧　　　 |　|　　　　 ∨ :,}i 〈
　　　　　　　　 /:i　　://　ｉ　　　 {　ト､　　　 ∨ :,　}
　　　　　　　　 | i|　〃　 '，　　|ｉ　}　＼　:, 　 |:　∨}
　　　　　　　　 | i|　 |ｉ　　　∨　 |i ,′ ,,..≧ｘ、ト、＼
　　　　　　　　 | ﾊ.　|｀＞s｡ ∨　i/,x≦==ミ､}　|〈 /_7心＿_
　　　　　 r―j ﾄ.ヽ iｨf斧≧x.､　i{　ｲ(_笊灯}　} }´_,. -‐ ／
.　　　　　＼ﾉ'ﾞ〈∧{ ゞ V.ｿ　＼{　　V..ｿ ∨//´　ﾉ／
　　　　　　　 /＼ ',　}i　　　　　　　　　　xx　/ ∧　イ {　　　確かにちゃんと裁いているから、中級神や下級神も納得しているわけだしね。
　　　　　　　　　｀{　∧　　　　′　　　　　〈　 /´ j{　,
　　　　　　　　ヽ. 込　　 r-―ァ　　／〉　{ 　 |ｉ　;　　　その点を考えると、伊藤誠には甘い顔はできないわ。
　　　　　　　　　　 }: 〈＞｡.　〉＾ヽ、 .ィ〔.　i 　 }　 | 　}
　　　　　　　　 {　 }　　｀/￣｀　ヽ/ﾄ､ :|　 :|　 |　j{
　　　　　　　　 |　 |　　／-､￣　 /__j　 1　ｌ　ｌ　} }
.　　　　　／￣｀|　.ﾞイ´{_(＾>　　 {―'{　 ; 　 |――-、
　　　　　　／.:.:.:.:.:.:.:i　ﾚﾞ∠_ ¨}　　 ,ｲゝ∧}　， j{‐-､　　ﾄ､
　　　　 ,' /.:.:.:.:.:.:.:.:i .ﾚ′　｀ i /∨/'´￣´}.　', /:.:.:.:.:} 　|.:.:,
　　　　　, /.:.:.:.:.}.:.:.:∧{　　　　ﾄ'　　{　　／， }':.:.:.:.:.:.〕　〕:.:}
　　　 j{/.:.:.:.:./:.ィ／〔　　　 >'´￣Ｋ¨´　　}　}i.:.:.／.:}　 }:.:.!
　　　／'.ヽ:.:./'／、 r'´　　〈ｘ≦´ ∨-‐_二}　|／:.:.:.:|　 {:.:.:,
　　／.'.:.:.:.:.Уくヽ. Ｙ　　　 /　}ｉ　　 ∨´　,斗､|:.:.:.:.:.:.{ 　i{.:.:.ヽ
.　〈〈.:.:.:.／ _／、＼} 　　 /　／!　　　{￣´} 　 |:.:.:.:.:.:.ゝ　ヽ:.:.:}
　　ヽ.､:/￣ _〕　＼＼　　{／ ,.ｲ:　　　∨　〉'ヽ{:.:.:.:.:.:.:/　 /:.:/
　　　ﾄ.{￣´　　　 .＼＼/ ／　}i.　　　 ∨ ゝ.　}.:,ｲ.:./ .／／
　　　ゝ| {　　　　　　　>　 <.　　 } 　　　　∨　｀7′!/_〉'⌒
.　　　トゝ、　　　　　＼／　　 }　　　　　∨ /　　|'/イ
1515 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/22(金) 00:04:41 ID:j0SNzRw7: 　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　 ,　　 ´　　　　｀ヽ､　,...､
　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　／　ﾑ
　　　　　　 ,　　　　　　　　　　　　　　　　 {ヽ
　　　　　　　　/　　　　／　　　　　　　　　　ﾏ{
　　　　　　　 ;'　　　 ,:'　/ /　 ,　　 / |! '， '，　 ','，
　　　　　　　 ;　　　 |　/ / / / 　ｲ　|i! |ﾑ　'，　',ﾑ
　　　　　　　 |　　　 /,.ｲ /_/__／ｲ　} l ﾊ }　ﾑ　 }:ﾑ　　　　　伊藤誠の魂は引き続き封印。
　　　　　　　 |　　:|　//| ㌣笊㍉｀ } /　二ヽ　 }|　ﾄ､ﾑ
　　　　　　　 | |　 | /ﾊ {/! 弋)ｿ　 /　 {iｿﾒ|　/l}　|　ﾏ}.　　　　新聞は国営で管理することで情報統制を敷くでいいな。
　　　　　　　 | |　 |{ |　|　|　　　　　　　ゝ {!.| /　!,/ 　ﾏ|
　　　　　　　 | |　 || |rﾊ　! ､　　　　__　　人/|　/　　 }:!
　　　　　 , ,'　 j{ {{､ヽ |　｀ヽ､　　　／　|　!　　　　 |:|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「それでいいわ」＞他の女神たち
　　　　　　 ,:'/　 / {i!|/＼i､｀ヽr､{｀ ´/>＼j /　　　　ﾘ
　　　　 // /777ﾊ､＼//} |:::::::ト､ヽ// /ｲ　　　　　/
　　　　　// ///////}//ヽil |::｀ヽ､::∨Ⅳ/∧
　　　　 ,..イ////////|///,| |:::::::::::::｀ヽ､:ｰ--'....._
　　　 {//////////ﾊ///| |::::::::::::::::::::::;ヽ::::::::::::::｀ヽ､
　　　　 ∨/////////∧/ | |::::::::::::::::::::::;;;;;;',;;;;;::::::::::::::;;;,
　　　 / ,ヽ//////////}//| |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;};;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!
　　 / ,<_　｀＼__,//＞´/ !| |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;∧ヽ;;;;;;;;;;;;;;/
.　　/ / / ｀ヽ､_////／>/il| |､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／:::{!::∨;;;;／
. 　,. / / 　　 /､ヽ/<／///| |:::::｀:::::￣´://:::::|!::::r'´|
　/ /　{　　ヽ　｀二二二__j!:::::::::::::::::://::::::::|!::::}ﾆ｣
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　/　　　 ,　　　 '，|　 |　　|}/////////ﾏ'，:////{. |

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿_　__
　　　　　　　　　　　 ,､丶`::.::.::.::〈::.::.:｀`～､、
　　　　　　　　　　　　／::.::.::.::.::.::.::.::.::`､::.::.::.::.::.::＼
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.　　　　／／::.::./::.::.::.|::.::.::.::|::.::./　 ⅱ::人::.::.::.::.::.::＼_:|／(人::.::.)
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　　／::/　/::.::.:/::.::.::/::.:|::.::.::.::|´　＿_ 　＼::.::.:＼ー---‐:＜:ハ　　　　たかが人間一人に私たちがこうも振り回されるなんて、
　 (::.::〈　/::.::.::,::.::.::.//ﾞ＾|::.::.::.::,ィ灯示㍉　　￣灯ハ}::.:|.::.::.}::.::.}
　　＼_;:>::.::.::.:|::.::./::{ くj|::.::.::.狄　)rリ　　　　　じ′ :.::.|::.::.:}.::.::　　　　転生して女神になっても、私たちはその程度だったようね。
　　　〈::.::.::.::.|::.::{::.: ＼,|::.::.::.::|　｀~　　　　 ,　　　八::.|:::.:/::.:/
.　　　＼::.:.:乂八::.::.:|_|::.::.::.::|　　　　　　　　,　　,小::.:|／)／
.　　　　｀¨¨⌒　＼;从::.::.::.::ト _　　｀　　　／/ ::.::.|
　　　　　　　　　　　　　＼::.::.|＼,,≧=-....　イ人{_|::.::.:
　　　　　　　　　　　　　　　＼乂 |＞-/Ⅵ|〕iト.. _/::／
　　　　　　　　　　　／|　｀⌒＿/　|^^〕　 |⌒´〕iト..._
　　　　　　　　　／　 |___　 |＼∧ _|__,〕 _/イ⌒>　　〕ｈ､

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　　　　　　　　　　 /　′　　　}"ﾞ{ 　丶＼､V 　'，　　'，　　)}
　　　　　　　　　　　　 '　{　i　 ,ｨ /　 {　ﾄ､＼=-:}　　　　　　　´
　　　　　　　　　　　 {　{　{　斗匕´八 {⌒^＞-}　　 }　　ﾊ}
　　　　　　　　　　　　　Vﾊ　V ﾉ′　　ヽｨ笊ミ､}　　　　 ' ﾉ　　前世の私たちの事を考えれば、よくやっている方よ。
　 rく＼へ　(＼　　　　　VY丶{ ｰ==^　　　vツ /　ｨ /　/
　ヽ「ヽ＼＼> >､　r===乂{. .{　' '　　　,　　' 'ノｨ/ j/ }/　　　.　過信せずに地道にやるのが一番だわ。
　　　＼＼__⌒　 '，∨//'r'} 込.　　r　 v　　.ｲ　　 '
　　　　丶　　 ` 　} ┴=={ }. .}､个: .　ｰ ' 　イ___
　　　　　　}≧=--=ｱ: : : : :`}. .} 「￣{ ≧≦ /ｫ//　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そうね」＞火神
　　　　　 /ﾆニﾆﾆ/: : : : : :/ . }　｀　V^V　{ { {〈_
.　　　 /ﾆニニニ{: : : :_,ノ. .ノ_) ｨi〔/V>､ { {: : : ｀ヽ
.　　　_/ﾆニニニﾆ{: :斗{ {ア　／/////V/>､ヽ: : : : '，
　　　て≧s｡-=ﾆニ〉´　Vﾊ　⌒ヽ///////ﾉ､　≧=- __
　　 ⌒/^⌒て7⌒　　′v}　　 ////〈⌒ 　ヽ V ⌒ヽ＼
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.　　　′ 　　 .: ／/ 　　　　　　　 ,　{　　　　　　 }= 、}　　　) }
　　　{　　　 '　〈＼丶　 __ 　ｨX>､　　　　　　'　／　__／´
　　　乂 __ ／　　个　丶　__ ィ＞ -< ＞-　 r<..^´ ／⌒
　　　　　　　 __　　}　 ≧s｡ _/ /i:i:i:/　V≧=-{....'
　　　_＿__ ノ　V_>'丶 <　二ア二ｱ<´ ¨7 ￣.....i
　ィi〔　　　　　　＼__　/ 　__/i:i:i:i/ 　〉 /{.......^>...}
　　　　　／⌒ヽ　 }_} 二ア二ｱ>､/　{- ､...´... ∧
　　　　 {　　,ｲV´__)￣＼i:i/ __〈　__}:::} }　　　　'，
　　　ィi〔　／//〈￣ ≧s｡　　　__ (__〈__　>､　　 ∧

女神たちは元々はただの凡人に過ぎなかった。

もしろ下手をすれば凡人以下と言える状態だった事から、自らを過信するのを戒める風潮があり、

それが彼女たちの残された人間臭さとなっていた。
1516 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/22(金) 00:05:12 ID:j0SNzRw7: 今回の投下はこれで終わりです。
ご視聴ありがとうございました。
1517 ：名無しさん＠狐板：2024/11/22(金) 00:12:33 ID:569Q/49k: 乙
1518 ：名無しさん＠狐板：2024/11/22(金) 00:13:32 ID:jLjKiejy: 乙でした
>>1499の「この一件が片付ける事ができなかった。」は「この一件を片付ける事ができなかった。」か「この一件が片付く事はなかった。」のどっちかかな？
1519 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/22(金) 00:15:55 ID:j0SNzRw7: >>1518
誤字報告ありがとうございます。
早速修正しておきます。
1520 ：名無しさん＠狐板：2024/11/22(金) 00:16:31 ID:MwYLNxPT: 乙
まあ流石にあれだけ叩かれたらそりゃ変えるよな
もっとも放置してるとまだやらかしそうなのが残ってるが
1521 ：ADONIS ◆pWz0XGKEks ：2024/11/22(金) 00:18:47 ID:j0SNzRw7: >>1499　誤字修正
×この一件が片付ける事ができなかった。→　〇この一件を片付ける事ができなかった。
1522 ：名無しさん＠狐板：2024/11/22(金) 00:36:47 ID:xnJ7BpxU: 乙でした

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