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【R-18G】やる夫は変わるようです【避難所】【14スレ目】

2373 :気紛れ小説家 ◆VMLQJcSesE :2024/09/29(日) 09:48:56 ID:Xbo1LYOe
>>2342の続きです

注:これはやる夫は変わるようですのパラレルワールドのお話です
  本編とは関係のない物語ですのでご了承の上でお読みください

やる変パラレル 百合ゲーどこ・・・?ここ? その10

――数年後

織莉子「やる夫様どうですか?(フワッ)」
やる夫「お、おう・・・いいんじゃないか?」
織莉子「むぅ、もう!もっと具体的に言ってください!!」
物語りの舞台となる学園の制服を着た織莉子が学園に向かう前夜に態々薄く化粧までしてやる夫に見せに来た
正直言えば可愛い。というか原作で主人公を張るだけあって織莉子は滅茶苦茶美人だった
そう思いながらも俺は頭の片隅では別の考えに囚われていた
やる夫(あっれぇ?結局ここまで何にもなかったぞ?)
結局あの日から織莉子とその実家の事にかかりっきりでいつ没落するのか冷や冷やしていたが
もう明日から原作が始まるというのに何も起こらなかった
つまり織莉子はあれから平民落ちなど起こらず、ずっと俺のお付きをやっているので
もうここからして完全に原作から外れてしまったことが理解できる

やる夫(一体どれが原因ではずれてしまったんだ・・・?)
どれがと考える時点で思ったより好き勝手に・・・んんっ!それはともかく!
やる夫(明日から原作に突入するんだよなぁ・・・)
明日から自分と織莉子は貴族が集う学園へと通う事になる・・・が
まず原作との相違点として織莉子は平民枠ではなく普通に貴族として入学することになる
まあそれは当たり前の話だ。原作の織莉子は貴族から没落した平民なのに対し
こちらは今も両親や家族が健在の普通の貴族の家の貴族令嬢だからだ
といってもそれは今の織莉子が原作よりも劣るということではなく
むしろ普通に教育を受ける余裕もあってからかむしろ有能度は上がってるかもしれない・・・現に

「織莉子様!明日からの予定について相談したいのですが!」
織莉子「そうですね、私も明日からやる夫様と学園ですしそこは詰めておきましょう」
「はっ!それでは他の各部署にも通達しておきます!」
そう言ってそのまま礼をし足早に部屋を出ていく・・・我が家の家臣だが
やる夫(あれえ!?俺には何もないの!?)
君家の家臣だよね!?俺将来的には君の主になる男だよ?
織莉子「明日から楽しみですねやる夫様♪」
やる夫「アッ、ハイ」

――あれ?何かうち織莉子に乗っ取られてない?


続く



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