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【R-18G】やる夫は変わるようです【避難所】【14スレ目】

1675 :気紛れ小説家 ◆VMLQJcSesE :2024/09/15(日) 09:13:28 ID:dkonOLQH
>>1559の続きです

注:これはやる夫は変わるようですのパラレルワールドのお話です
  本編とは関係のない物語ですのでご了承の上でお読みください

やる変パラレル 百合ゲーどこ・・・?ここ? その7

さて、幼い身ながら出来る限り奮闘したつもりだがその結果本来の歴史よりかはマシになった・・・と思う
この年だと与えられる情報も限られるし実際どう国が対策をとったか等はまるでわからないが
それでも大飢饉となれば流石に騒ぎになるからわかるし
後から聞いた話だが少なくない餓死者は出たそうだが慰霊碑を建てるなどという話は聞かなかったし
少なくとも国の威信が揺らぐような大事件までには発展するほどの数ではなかったようだ

ただ・・・それでも餓死者が出てしまったというのは少なからずショックを受けてしまった
前世では別に食べるものに困ることなく餓死なんてどこか遠い国の話と思っていたが今では身近に起こりうるような話だ
自覚はしていなかったが自分は未だにまだ前世の感覚を引きづったままらしい
そんな感傷に浸っていたやる夫だったが浸りきる間もなくそんなもの一気にふっとんでしまう出会いが待っていた

織莉子「えっと・・・おりこです!よろしくおねがいします」
やる夫「ファッ!?」
あの日からしばらくしたある日、父上が紹介したい人物がいるといい連れられて行くと
どことなく見覚えのある人物を幼くしたような女の子と男性が応接間で待っていた
やる夫「ち、父上この子は・・・」
「おっ、興味を持ったのか?かわいい子だろ♪ほれ、お前がこの前麦の色がおかしいのを見つけただろ?
そのおかげで色々事前に飢饉対策を建てれたのを話したらこの子が自分をお前の側仕えにしてくれってな?
いやーこんなかわいい子が仕えてくれるとかお前も幸せ者だな!!」
やる夫「そ、そうですね(震え声)」
「君がやる夫君か!君が早期に凶作の兆候を発見してくれたおかげで本当に助かったよ!」
どうも一緒にいた男性は織莉子の父親の様だ
ニコニコとこちらに礼を言ってくる男性と、キラキラした目をこちらに向けてくる織莉子
やる夫(あれ?俺もしかして何かやっちゃった!?)


続く

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