【安価・R18＆R18G】屍少女は静かに暮らしたい【屍姫】

366 ：名無しさん＠狐板：2024/06/05(水) 20:21:02 ID:yS6Edf/E

まずは何とかして、妾達がいじめに来たのではないと理解して貰う事…そしてその過程であの少女を傷付けない事が肝要じゃ
もし明石の時のようにその身体を焼こうものなら、救いに来たという妾達の意思を納得して貰える筈もない…
戦闘力の無いナルトと渚を背に庇いつつ、周囲を取り巻く浮いた水らにぐるりと視線を這わせ、
それらに炎を灯し、蒸発させる事で相殺させる事を狙っていく
生命体以外のものを燃やそうとするのは初めてだし、炎と水という相性の悪そうな組み合わせである関係上、
きっちり蒸発させられるかも賭けではあるが…仕損じたら二人が只では済まないという覚悟の元に、少女の水を全力で相殺しゆく
二人にはこの発火能力についての事もまるで説明していないゆえ、激しく混乱させてしまう事だろうが…
そこは「妾を信じろ」とでも短く制した上で、少女の説得へと全力を傾ける事としよう

「妾達がお前を救いたいと思って来たのは嘘ではない！　それに妾はともかくこの二人は、お前を害するような力など持っておらん！
そんな無抵抗な相手を水で圧し潰そうとするなど…それこそお前の嫌ういじめのようなものではないか！？
…妾達はただ本当にお前の話を聞き、そして少しでも慰めてやりたいと思って来ただけなのじゃ。
すぐには信じられんと思うが、溜め込んだものを吐き出す事で少しは楽になれるやも知れん…どうか妾に免じて、話してみてはくれんか？」
概ねそんな感じで、少しでも心を開いてくれるよう真摯に話しかけるとしよう…
決して彼女本体を攻撃する事なく、場合によっては妾自身の身体をも盾に使い、ナルト達を護りつつ少女に訴え掛け続けるのじゃ