【R18】真・女神転生N　-中庸を往く者-　その４

1 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/05/30(木) 13:09:38 ID:BGBSURXc: 　　　　　　　　　　　　　　　　 /
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1950 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/15(金) 23:34:12 ID:AJVL3izl: 　　　　　　　　　　　　 r─┐＿_ 00　　 .,勹　 . 　ｎ　　　　　　　　 (i:i:i:i:i:i:ｉ/:i:i:i:i:i:i:i:i:i／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
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　　＞　先端が僅かに触れ、そして大きく仰け反るように肉塊へと還る。

　　＞　そんな行動を取ってしまえば、前衛達にとっては恰好の行動の隙と化してしまう。

　　＞　そんな折に――――もう少し、あと一つ、猶予を生み出す。

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1951 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/15(金) 23:42:19 ID:AJVL3izl: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿　　　　　　　　　　　　＿＿ .,　'~}
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　　＞　腰に備えたバッグから取り出した小さな投擲物。

　　＞　恐らくは普通にしては決して効かない、属性としては有用でも相手にとっては僅かな隙しか作れないモノ。

　　＞　けれど今、ボクと若葉の二人だけは彼奴に対して優位を取れるという不可思議な理解だけがあった。

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1952 ：名無しさん＠狐板：2024/11/15(金) 23:43:31 ID:A3Ic9jtD: 点穴針？　ではないよな？
1953 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/15(金) 23:49:10 ID:AJVL3izl: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　へ
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　　＞　構える。　投げる。

　　＞　放物線を描くような緩やかな軌道を経て、投げたそれは引き始めた手先の一つへと偶然に衝突。

　　＞　そして、耳障りな程の叫び声が遅れて響く。

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1954 ：名無しさん＠狐板：2024/11/15(金) 23:49:56 ID:9tfRAyD6: 破魔矢かな？
1955 ：名無しさん＠狐板：2024/11/15(金) 23:50:08 ID:A3Ic9jtD: 破魔矢か
1956 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/15(金) 23:54:56 ID:AJVL3izl: ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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　　　　　　　　 ∠､､､{.:./ァ.:込乂ﾝ乂. ＼{ i　}　 }i⌒:/,　Ⅵ.:.:.:.:.:./,　　　　　ただの破魔矢だよ。
　　　　　　　　　　　 {/ /.:.:.ヽ}＾''　　　　　ゝ '　''＾　＼/,ﾉﾉ.:.:〈＾¨⌒
　　　　　　　　　　　 {　{／}:込、　　　　　　　 ,心二゛}.:.:.八.:〉　　　　　　 ……アレに対して特別に効く、ね。
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　　　　　　　　　　　 _､‐''~~~^'八∧.:>=≦　　ん/⌒＼.:.:.:.:＼⌒
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　　＞　与えられたらしい加護。

　　＞　”神の断片”という種族と、魂を意味する仲魔の断片。

　　＞　それらを魂の根幹に据えてしまったボクの、生命の象徴でもある血液を宿した其れが与える影響。

　　＞　”八百万の祝福”を宿す土台となる矢が与える影響は、相手が神となれなかったからこそに良く通るだろう。

　　＞　そんな期待半分の行動は、どうやら思った以上に影響を持っていたらしい。

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1957 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/16(土) 00:07:57 ID:iParqFSZ: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /L　　　　　／
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　　＞　手首から先が一本弾け飛び。

　　＞　残りの手が我武者羅に周囲を掻き乱す。

　　＞　先程までは確かに感じ取れていた、僅かな知性のようなものが消し飛んだような感覚。

.
1958 ：名無しさん＠狐板：2024/11/16(土) 00:10:48 ID:NqQBWw94: ばかになっちゃうううぅぅぅ！（違）
1959 ：名無しさん＠狐板：2024/11/16(土) 00:12:22 ID:rUXm1ERf: 効果はてきめんだ！
1960 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/16(土) 00:13:16 ID:iParqFSZ: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /三－　　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /三－　　　　　　　　　　　　　　　〉
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　　　　　　　　　　　　　　　　　 /三－Ξ－－‐‐　　　　　　　　　　　　　 /∧
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　　　　　　　　　　　　　　　 ′ｱﾞ:/: : : : : : : : : : : `～､－‐‐　　　　　　　　　/∧
　　　　　　　　　　　　　　　　 {‐/:　′ :!　　.:ﾉ、　 :::ト : :.`～､‐‐　　　　　　　　〉
　　　　　　　　　　　　　　　 {7 ′{　.:ﾉ .:／斧=ミ　::{　　汽苅心､‐‐　　　　　　 ′
　　　　　　　　　　　　　　　　｛ｉ{／{／{／ハ乂炒＼{　　　ゞ "　－‐　　　　 /　　　（…………また一つ、奇妙な手札を手に入れちゃったか）
　　　　　　　　　　　　　　　　八i:i:i:i:i:Νi:i:i:i沁　　　　　　　　 /＾寸　　　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:公　　 `_ 　　　　 .: :/}ⅱ‐　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i〕ト　　｀　イ: {/ И!‐　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〉 :: :::ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:〕爪 : :/: :丶:i7‐　才
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 j{ﾆゞ :: ::::ｉ:i:i:i:i:i:i〔 : :｝ : :/: : :__ｱ__-ﾆﾆ}-__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　j{ﾆﾆｱﾞ〕iト____i:i:i:ｉ:)、: : ___-アﾞ´7}ﾞﾆﾆ‐}ニﾆ-__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 j{ﾆﾆ廴__ﾆﾆ7⌒ｰ=ﾐｖ～ﾞ⌒ﾞ.: : :/ニﾆﾆ}ﾆﾆﾆﾆﾆ-__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 j{-{￣￣‐ﾆ7: : 　 { {＾} }　. : : : /､二二}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ‐_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 j{ﾆ{－‐ﾆﾆ7: :　　 { {0} }　: : : /ニ＼―┘ニﾆﾆﾆﾆﾆﾆ‐
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　　＞　荒れ狂う手先が少しずつ刻まれていくのを眺めながら。

　　＞　どこか他人事のような視界を覚えながら。

　　＞　空いた手を握り、開き。　美森ちゃんへと意思を伝え、一歩前へと歩み始めた。

.
1961 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/16(土) 00:13:49 ID:iParqFSZ: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　□
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1962 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/16(土) 00:14:02 ID:iParqFSZ: ｘ・）＜いじょー、おつかれー
1963 ：名無しさん＠狐板：2024/11/16(土) 00:14:38 ID:rUXm1ERf: 乙でした
1964 ：名無しさん＠狐板：2024/11/16(土) 00:16:13 ID:NqQBWw94: 乙でしたー
手札以上に君の場合少女との縁がだね
1965 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/16(土) 00:18:28 ID:iParqFSZ: 女の子との悪縁に愛されてるよね……
1966 ：名無しさん＠狐板：2024/11/16(土) 00:26:44 ID:NqQBWw94: 「悪」縁なのか……ｗ
1967 ：名無しさん＠狐板：2024/11/16(土) 01:00:21 ID:cOABNoKG: 悪い縁だ…
1968 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/16(土) 13:11:31 ID:iParqFSZ: だって女の子と遭遇する、縁が結ばれる＝何かしらの事件に巻き込まれてる　だもの今の彼……（
1969 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/16(土) 22:00:34 ID:iParqFSZ: ｘ・）ちょっとネット相性最悪なのであした
1970 ：名無しさん＠狐板：2024/11/16(土) 22:04:27 ID:NqQBWw94: はーい
1971 ：名無しさん＠狐板：2024/11/17(日) 20:31:34 ID:NCnz8Oa5: 支援です
ttp://yarufox.sakura.ne.jp/test/read.cgi/FOX/1721643051/532
1972 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/17(日) 23:11:47 ID:S6AFLjsL: わーいありがとうございますー！
……今やってるの終わったらやりてーなぁ
1973 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/18(月) 21:39:50 ID:USsyRWBy: ｘ・）ノ
1974 ：名無しさん＠狐板：2024/11/18(月) 21:44:05 ID:wc0hDF9J: ｘ・）ミ
1975 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/18(月) 21:45:04 ID:USsyRWBy: ｘ・）＜風呂はいったらやりたいし２２：３０くらい？
1976 ：名無しさん＠狐板：2024/11/18(月) 21:53:50 ID:Olm7JNW1: ｘ・）ミ
1977 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/18(月) 22:45:18 ID:USsyRWBy: ｘ・）＜遅くなったぜ、ちょっとやるかね
1978 ：名無しさん＠狐板：2024/11/18(月) 22:46:16 ID:wc0hDF9J: はーい
1979 ：名無しさん＠狐板：2024/11/18(月) 22:47:14 ID:Olm7JNW1: うぃうぃ
1980 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/18(月) 22:57:36 ID:USsyRWBy: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 Ⅵ.: : :.＼ {:. :. ﾊ　　　　　　　 | 　　　　　,ｲ: : : : ,: : ',.: : : :|: : : :',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /.: : : :. :. :.ﾍ..: : :.ﾊ　　　　　 !.　　,　　　∠.,': : : : ,'.＜ ',.: : :.|.:. :. .:',
　　　　　　　　　　　　　　　 /.: : : : :./　　ﾊ.: : . ﾊ　　　　　　l　　　　イ/ ﾉ'i.: : : :.,'　　｀く: :',.: : : :ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　 /.: : : :. :./／　 ', : : : ｣　　　　ﾊ.zz≦,////　|: : : :,　　　 //ヽﾍ.: :. :.ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　／.: : : :. :./{＼　　 .ゝィﾆ＼　　　 .//////////　 |: : : ,　　　// 　/i ﾍ: : : : ヽ
　　　　　　　　　　　 / : : : : : : /. |＼＼　ﾄﾆﾆﾆﾆ｀ヽ､　i/////////. 　 {.: : :ｉ　　 //　,ｲ　}: : ヽ: : : : ヽ
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　確実に、一つ一つ。

　　＞　伸びる手、ふやけた手、青白い死者の手が消えていく度。

　　＞　或いはそれら全てを経由する前から、強い視線を感じていたのには気付いていた。

.
1981 ：名無しさん＠狐板：2024/11/18(月) 22:58:22 ID:wc0hDF9J: すずか……？
1982 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/18(月) 23:03:06 ID:USsyRWBy: ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
　　　　　　　　　　 ::::::::::::::::::＜二二二二二二二ﾆ=‐-　　　　　　　i_
　　　　　　　　　　 ::::::::::::::::::::::::::　＜二二二二二二二二ﾆ=‐-　　　ヽ　　＿＿＿＿＿＿_
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　　　　　　　　　　 ::::::::::::::／:/　　　　l　　　　＜二二二二二二二二二=‐-＜二二二二二
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　　　　　　　　　　 :::::://:::/　　　l　 i　　　　　i !　　　　　i ＜二二二二二二二二二二二二
　　　　　　　　　　 ::::/::::::i　　　　 !　∧　　　 //､　i＼　　l　　　＜二二二二二二二二二二
　　　　　　　　　　 ::i::::::::::!i　　　 /､iゝ-､　　//-‐＼!　＼ !　　　　 i、＜二二二二二二二二
　　　　　　　　　　 ::i::::::::::l !　　 ∥ i＿__＼// i　＿＿　 /　　 /ゝ- ﾍ
　　　　　　　　　　 :::!､__::::i＼　ｉiヽ乂ン`　＼ i´乂ン ' /　　／　∥i　ﾍ　　　　　　　　　　『気付いてます？』
　　　　　　　　　　 ::ゝ‐':::::::ヽ＼_､i　　　　 '　　　　　／ _／　　.∥i∧ ﾍ
　　　　　　　　　　 ≒========l　､　　　　_　　　　￣/　　　 / / ∧　ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| 　＼　　ゝ-｀　　　　/　　　　/ /　　∧　ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 i　　 .∥　､　　　　＜/　　　　/ ./　　　∧　ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　 l　　 ∥　　　/ヽ　　/　　　　/‐/ 　　　 i　　ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　 !　　∥: : : /ヽ　ｉ　 l　　　 i: :/　　／／: :ヽ　ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　 /i 　 ∥: : : ヽ l　l　　i　　　　l／　／／: : :／-i　　ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　 /ｌｌ　 ∥: :､: : ﾚ＼! ／＼　　 i _ ／: : : : :／ﾆ/二　　 i
　　　　　　　　　　　　　　 /∥!　 i: : : ヽ: i　i､ゝ‐´／　!目´: : : : : ／二/二二　　l
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　そちらには目を向けず、敵を中心にしながらも周囲を見るように周辺視しながら。

　　＞　管越しに問いかけてきたのは、唯一余裕がある仲魔。

　　　　　　　　　　　　　　　　　 .　ｲﾚｲﾅ
　　＞　見る、知る技術に長ける魔女の囁きだった。

.
1983 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/18(月) 23:09:19 ID:USsyRWBy: ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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　　　　　　　　　　／＾ア:.／:.:.:／／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.',＼:.V/,:.:.:.＼
　　　　　　　　　　ィi〔ア:.:.:.／:〃:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼/,:.ヽ}:.:/,:.:.:.:.:＼
　　　　　　　　＿x彡イ:.:.:.:／:.:./:.:.:.:./:.:.:.:V/:.:.:.:｀ヽ:.:.:.:ヽ〉:.:.:.:.:/,:.:.:.:.:.: ヽ
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　　　　　　　　　　　 /:,､ィ:.:.l:.:i:.:/ __ 　 `､:.:W/:.:.:.:.:./,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./, :.:. l
　　　　　　　　　　　 /イ:.:.l:.:.:l:. |〃⌒｀`　 `.:{:.:.:.:.:.:ハ:.}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|＼:.l
　　　　　　　　　　 |:.:.:|:./l/.|'　fﾊ　　　　＼:.:./ﾊ V:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:iヾ　　　　　　（此方を見てること？）
　　　　　　　　　　　 |/:.l/ 　 ;　ﾋﾘ　　　　＇ {/ }:.:.:.:.:.:.:.:.:ｉ:.:.:.|:.:.:|
　　　　　　　　　　　　　｛　｛　／　　 ´　　　　　 ,: / /:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.ﾊ:.:|
　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　　,､ィ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:/　}ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　 /ハ　__　　　　　 /　 V/:.:.:.{:.: ﾊﾚﾞ
　　　　　　　　　　　　　　　　ゝ、　　　　　　　　　 V/:.:|:./　ヾ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /込、　,,.ィ:: :.　　　　　　 {'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 } 　　 _,,.､､､L､､､､..,,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ -=ﾆ⌒: : : ⌒ﾆ=-. . //〕iト
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _／: ---: : : : ..,,__: : : : : : :⌒ﾆ=-ミh､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 r＜: :-- ､: : : : : : : : :￣~^'': : : .., : : : : : :}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ ''^⌒＼ﾆ〕iト: : : : : : : : : : : : : : :｀ヽ: : :ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　／ニニニ=- ヽニニ=- _: : : : : : : : : : : : : : : ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /ニニニニニ=-∨ニニニ=- _: : : : : : : : : : : : : :}
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　　　　　　　　 , ' ／　　　 ∥　 ∥　/　i　　　　　,' ,'i　!　　　　 l　　　　　',
　　　　　　　 ./／ /　　　 !　　∥ ./__　,　　　　 ,' ,'_|,'__ 　　　 !　　　　　　',
　　　　　　 //　∥　　　 |　 ∥! /　　 `,　　　 / /∥　＼　　　l　　　　 |.',
　　　　　　..//　 ∥ 　　　 i　∥ l/　　　　',　　./,ｲ /　　　　＼　 |　　　　 .|',',
　　　　　 ∥　　,' / 　　　 ! ∥　　----　 ' , // .! ----　　　＼!　　　　　 } ゝ
　　　　 ∥　　 {/ !　　　 .∨ 三三三三　　ﾒ､　 ! 三三三三　∥　　　　 /|
　　　　 ∥　　 |i　',　　　　 ', 三三三三　　　　ゝ三三三三　/　　　 / /　　　　『見定めているだろう、ってことですねー』
　　　　 ∥　　　 |!　 '.,　　　､＼〃　　　　 '　　　　　　　〃／　　　,ｲ/,ｲ.
　　　 .|l　　　 i!　　 >､　　　|￣　　　　　　　　　　　　　＜＿_　．' ./ノ　!
　　　 .l '､　　　　 //　l ‐--ゝ　　　　　　　　　　　　　 ∥ 　 ‐' : 　 ',
　　　　乂ゝノ　　r‐'/　 /(　　'､'､　　　　　 ´￣ `　　　　　　 /　　 ∧ :　　 ',
　　　　　　　　 r‐'／　 /　ﾞ　─‐ ､､＿＿＿＿__　　　　　　ィ/　　 ∥...: 　　 ',
　　　　　 /⌒/／　,．‐ゝ-‐‐　､　　￣＼　　　 /〉　_,.．ﾁ/./　　 ∥.......: 　　　',
　　　　　 >､/　　 /　　　　　　＼　　　＼　// ' ´　　/ ./ 　　 {...........:: 　　 ',
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　本来ならば召喚して魔法を込みで対処すべき悪魔。

　　＞　其処を敢えて呼び出さずに一手を残したのは、どうしても完全に信用できる相手のみではなかったから。

　　＞　ぐんちゃんでも呼べれば良かったのだろうけど――――向こうの状況が掴めずに。

　　＞　そして何より、本体ではない分体に苦戦している様子のレン達の姿が映り続けていたから。

.
1984 ：名無しさん＠狐板：2024/11/18(月) 23:10:14 ID:Olm7JNW1: お前、見ているな！
1985 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/18(月) 23:16:43 ID:USsyRWBy: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿　　　　／⌒>へ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　｀`～ /＞ -――`:‐-ミ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞―／:::::::::::::::＿＿―::::＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／／　':::::::／　　＿＿＿ヽ::∨:.　　　　　　　　　　　　　　　　／　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣￣/::::::::/　／::::::＼::::::::＼::::V::.　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　／　　　　　―
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.::::::::::i／:::::|:::::::::::＼:/ :::.::::::: ｉ　　　　　　　　　　　　　　　　　￣￣　　　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｉ:::::|::::|::::::ﾊ:|:＼ ::::|ノ不ヽ :::ｉ::|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ L|　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:::::| 八:::「ｨf不＼|　vソ　|::|∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/＼〉 (__）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　从::::::::::ヽ:.　vｿ　 ,　　　　|::|:::::: ､＿　　＿　　　　　　　　　　 / 　／　　〈＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼|＼:込　　 ,　- 　ｲ:人／_／＞:::::::::::＼　　　　　　　　 _　＜ {　　〈＼〈＼／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞ﾉ:::个　　　 _／　|＼:::::::::::::＜_}　へ:::::ｉ　　 _　　　「＼ ///＞￣￣￣￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿}＞'::::〃￣}人￣Ｊ/ | : |√￣_-_-_/　 }::从:::７ノ＜///_}_}-　　　　　　　　　　＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　／／:::::::::::―=彡_-_-|_-_＼(彡ｲ_-/ ／二二/　 /＞ﾍ //////＜¨´　　　　　　　　　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.::::::／￣￣∨_-_---- ミ／ } } ＼／: : : : : /＿////ヽ∨-　＼:::ヽ　　　　　　　　 /　／
　　　　　　　　　　　　　　　　ｉ::::/　　　　_/／／￣￣￣＼--＜: : : : : :.:/＜////＞¨´　／　):::::ｉ　　　　　　　　 /／
　　　　　　　　　　　　　　　　 |:::(　　／/　, 　　 r―‐'⌒ヽ＼___)_,, ＜///＞＜＿＿,.イ　／:::::::|
　　　　　　　　　　　　　　　人:::＞'"::::::|　/　　ノ:.:.:.:.＼:.:.:.:.V, ＜///＞'':.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:._　 '"　ノ :::,
　　　　　　　　　　　　　　　　　／::::::::::::／|,/: : :{:.:.:.＼:.:.:.:.〈￣ヽ＞ '':.:.:.:.:.:.⌒ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.＞ .,___::ノ
　　　　　　　　　　　　　　／::::::::::::／.::: /: : ノ＼:／＼　＼　 }ノ{人:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.イ｀`～､__ ノ
　　　　　　　　　　　　／::::::::::::／::::::: /: :/ ､:.／＼　　＼ _ )_人　､:　￣￣￣ /　/　　 /::::::/　　　ｼﾞｰ
　　　　　　　　　　　　 ,.:::::::::::::／:::::::::::: {　＜＼　　＼　ノ　／|　＼＼　　　　/　/::::＼人:::〈＿＿
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　　　　　　　　　　　　ｉ:::: ／::::::　＜//＞イ＿＿＿＿___／イ　　/　 | V/―‐=彡∧∧:::::::::)＼　　／
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　ただ、向こうが此方を見ている……ということだけを以て対応できるはずもない。

　　＞　現状の流れを考えた場合、向こう、或いは此方が相手の動きを見た上で連携を必要とする状況下。

　　＞　だからこそ、見られているという状態自体は当たり前という他無い。

.
.
1986 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/18(月) 23:24:51 ID:USsyRWBy: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿__
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　　　　　　　　　　　　　　　　　 / |　　 |　　　|　　　｜　　｜　　｜　 |＼　}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ′|　　 |　＿∧＿　｜　　｜＼＿｜　 |＼∨
　　　　　　　　　　　　　　　　 |ｌ　|　　 |⌒７⌒＼　｜ /　ﾉ~￣＼_|_　　|=-/
　　　　　　　　　　　　　　　　 |ｌ　|　　 |_｣厶二,_ |＼Ｖﾞ／　ィf笊⌒)〉 | |／|
　　　　　　　　　　　　　　　　 |ｌ　| ｜　|マ⌒笊ミト　　　　　∨ソイ　ﾉ |　 |　　　　『まあ、私が警戒しておけば何とかなると思いますけども』
　　　　　　　　　　　　　　　　 |ｌ　| ｜　トﾞ' ,_弋ゾ　　　　　　　　ノイ　/　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｌ｜ |　乂ぃ,　　　　　 ′ 　　　 | 　 /l 　 |　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∨＼　ト込､　　　厂＼　　　 /|/ //l 　 |　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜＼| ｜个　／⌒'～＼, イ〈У〉 l 　 |　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　 |　　| ｜｜｜｢￣　　　|　|）〈У〉 l 　 |　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　 |　　|　|　／└|__ワ　　 |／　{У〉 l 　 |　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　 |　 ├=７|　　　 /　　　｜　 {У〉 l 　 |　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |／|　　|　/｜　　｛　　　 / 　 [＞＜]￣~"'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /＼/ 　|　｜/ ｜　／∧　　｛＼　/　 |　　　　　´,
　　　　　　　　　　　　　　　 /二ﾆ＼｜　 |/　 j／|　　∧　　Ｖ＾＼　 |　＿＿＿|＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /二ニニﾆ|　　|　　　　|　　/∧　 /　　　＼／二ニニニニﾆ|
　　　　　　　　　　　　　　 /二二二二|　　|　　　｜//　 ∧/　　　　　＼二二二ニﾆﾆ|
　　　　　　　　　　　　　　　　 /二ニニニﾆ∨ ｜　　｜/　　 /　　　　　 |＼二二ニﾆﾆ|
　　　　　　　　　　　　　 /ニニニニニニ＼|-＼　　/　　 /　　　　　　　　|ニ}二二二二|
━ 　 ━　┳━┳━┳━┳　 ┳━┳━┳　 ┳━┳━┳━┳━┳━　 ━┳━┳━　　　 ━　　━　━
┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　問題はその視線の色合いなのだ、と彼女は告げ。

　　＞　それに付け加えるように自他の霊格の差についても小さく呟く。

　　＞　強さを隠すような、周りの自然に溶け込むような装身具なり対策なりをしているのか。

　　＞　一見するだけではボクでは認識できない強さではあるが、彼女はまた別の手段でそれを把握しているらしい。

.
1987 ：名無しさん＠狐板：2024/11/18(月) 23:25:37 ID:wc0hDF9J: 視線……色（意味深）合い……
1988 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/18(月) 23:33:33 ID:USsyRWBy: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,イ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゞ:N＿__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／／: : : : : ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　」:/ |: : ／: : : : ｀
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 [／|: l|: :.|: :|: :＼ : ＼
　　　　　　　　　　　　　　＿　　　　　／: :∧:ﾔ: |: :|＼:_;ゝL_:ゝ
　　　　　　　　　　　　　　 ⌒＼　　／:.／/. ∧ V: ﾉ　 {__|::|
　　　　　　　　　　　　　　　　ヾ_-=⌒´　/. /　＼-´＿丿_ｿ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |. |＿ノ/: .＼>}　　　　　　　　　＿　　　　　　　　　マコト！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |: .>￣ー、: . ＼　　　　＿＿-7_:::::<
　　　　　　　　　　　　　　　　　 {二=-|: . : . : .| |＼: .: .ヽ＝-t　 }⌒￣｀ヾﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　／ _ -: >:ヽノ:. :|_|. : : ＞──´￣
　　　　　　　　　　　　　　　　 |／: : /(⌒二=-|: . : : . : . ￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　／:. : :./: . : . : . : .＼ : . : .| ;ヘ:_＿＞
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　　　　　　　　　　　＜＞　|: . : . /: . : ＿/＼＼＿＼|-＿::::::::::::::::::｀ー──
　　　　　　　　　　＜＞　　　|: . : / ⌒l-/＼/:::::::::::::::::::::ヽ　　　二=-_::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　＜＞　　　　　　|: . / 　　|=L::::::＼::::::::::::::::::::,　　　　　　　｀　─── - <_::＞-_
　　　　　　　　　　　　　　　　　|:_/　　　|二ﾑ＿_;;ヽ:::::::::::::/　　　　　　　　　　　　　　　　＼ニ=ﾑ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　-=二　｀─´　二=-￣￣　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣￣
━ 　 ━　┳━┳━┳━┳　 ┳━┳━┳　 ┳━┳━┳━┳━┳━　 ━┳━┳━　　　 ━　　━　━
┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　手数、信用……信頼はやはり武器になるよな、と当たり前のことを思いながら。

　　＞　叫ぶ声に合わせるように、片手に握ったままの破魔矢を投擲する。

　　＞　当たればどうなるかを理解しているからこそ、相手の腕は明らかに行動を鈍らせ。

　　＞　その合間を縫って二度三度と飛び跳ね、若葉はすぐ近くへと飛び退りながら刀を一度納めて呼吸を整える。

.
1989 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/18(月) 23:40:05 ID:USsyRWBy: ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
　　　　　　　　　　　　　　 /三－　　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 /三－　　　　　　　　　　　　　　　〉
　　　　　　　　　　　　　 /三－　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧
　　　　　　　　　　　　　　　 /三－Ξ－－‐‐　　　　　　　　　　　　　 /∧
　　　　　　　　　　　　 /三アﾞ＾¨¨¨¨＾`～､－‐‐　　　　　　　　　　　 /∧
　　　　　　　　　　　　　 ′ｱﾞ:/: : : : : : : : : : : `～､－‐‐　　　　　　　　　/∧
　　　　　　　　　　　　　　 {‐/:　′ :!　　.:ﾉ、　 :::ト : :.`～､‐‐　　　　　　　　〉
　　　　　　　　　　　　　 {7 ′{　.:ﾉ .:／斧=ミ　::{　　汽苅心､‐‐　　　　　　 ′
　　　　　　　　　　　　　　｛ｉ{／{／{／ハ乂炒＼{　　　ゞ "　－‐　　　　 /
　　　　　　　　　　　　　　八i:i:i:i:i:Νi:i:i:i沁　　　　　　　　 /＾寸　　　　/　　　　　いい加減押し切りたいけど、大丈夫そう？
　　　　　　　　　　　　＼i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:公　　 `_ 　　　　 .: :/}ⅱ‐　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　ヽ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i〕ト　　｀　イ: {/ И!‐　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　〉 :: :::ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:〕爪 : :/: :丶:i7‐　才
　　　　　　　　　　　　　　　　　 j{ﾆゞ :: ::::ｉ:i:i:i:i:i:i〔 : :｝ : :/: : :__ｱ__-ﾆﾆ}-__
　　　　　　　　　　　　　　　 j{ﾆﾆｱﾞ〕iト____i:i:i:ｉ:)、: : ___-アﾞ´7}ﾞﾆﾆ‐}ニﾆ-__
　　　　　　　　　　　　　 j{ﾆﾆ廴__ﾆﾆ7⌒ｰ=ﾐｖ～ﾞ⌒ﾞ.: : :/ニﾆﾆ}ﾆﾆﾆﾆﾆ-__
　　　　　　　　　　　　　　　　 j{-{￣￣‐ﾆ7: : 　 { {＾} }　. : : : /､二二}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ‐_
　　　　　　　　　　　　　　 j{ﾆ{－‐ﾆﾆ7: :　　 { {0} }　: : : /ニ＼―┘ニﾆﾆﾆﾆﾆﾆ‐
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　　　 .{;／´l:| : : ｛ j_;x==ミ:､l: /: :／　 .ィ筏芋ﾐ: : : :| : : |: : :|: : :ｲ: : : : :| ./　　 /　＼　　／
　　　　　　　 l:|: : :∧｀{　い心｀￣　　　　いf刋|: : : | : : |: : :|／|: : : : : :|/　厂　　　｀￣￣　　　‐-　　 _
　　　　　　 .||: : : :∧　 ,乂_り　　　　　　 _乂_才|: : : | : : |: : :l　/ : : : : : |　 /＼　　　　　　　　　　　　　　　　 ‐　 _　　　　　　（落ち着いてる、大丈夫そうか）＞
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1990 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/18(月) 23:47:25 ID:USsyRWBy: 　　　　　　　　　　 :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : ／..:.:.:.:.:.:.: /.:.:.:.:.:..＼
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　　　　　　　　　　　　 :.:.:.:.:.:.:.:.: |　　　　　　　　　　　｀7 .: |＼|
　　　　　　　　　　　　 :.: | .:.:.: |.:|　.　　　　　　　　ｲ.:∧|　　　　　　　　なら、これ渡すから相手に対してばら撒いて。
　　　　　　　　　　　　 : ∧ .:.: |.:|　＼　　　　　─／　|/
　　　　　　　　　　　　 /　＼∧|　／ニ-　 _,. イ　　　　　　　　　　　　　多分若葉ならボクと同じくらいの効果が出ると思う。
　　　　　　　　　　　　 :＼　　＼　{＿二二二｝二ﾆ=‐-　 _
　　　　　　　　　　二｀ﾆ=‐-　_ 　 _____彡'二二二二二|
　　　　　　　　　　　　ﾆﾆニニニ二　.|ﾆニニニニニニ二厶
　　　　　　　　　　　　ﾆニニニニニ__|ﾆニ二二∠77777７∧　　　　　　それで……。
　　　　　　　　　　　　 '///∧￣￣＼只ニ二／ﾆ/77777＼/|
　　　　　　　　　　　　 '////∧ﾆニニ|_」ｌｌﾆニニ///// fツ∧|
　　　　　　　　　　　　 ,＼///∧ﾆﾆニｌＨlﾆﾆニ///////／l /|
　　　　　　　　　　　　 '//＼//∧ﾆニｌＨｌﾆニ.//////／//|,'/
　　　　　　　　　　　　 '////＼/∧ニｌＨlﾆﾆ./////／ // //
　　　　　　　　　　　　 '//////＼∧ ｌＨｌ二////／ /// /∧
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　　　　　　　　　　　　 '/////////ニｌＨlニ＼ ///// 〈///
　　　　　　　　　　　　 '////////ﾆニｌＨl二ﾆ.＼ /// ∧∧
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　ちらり、と向けた目線の先ではもう一人の女性……少女が合間を縫いつつ自身の領域を確保している。

　　＞　少し離れた場所からは、恐らくレンと……後はひなた辺りか。　幾つかの目線がちらほらと。

　　＞　結局、この場での戦闘が終わらなければ合流自体も難しいのは間違いない。

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1991 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/18(月) 23:55:05 ID:USsyRWBy: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ____
　　　　　　　　　　　　　　　　 __,ィ: : : :＞-
　　　　　　　　　　　　　　　」: :,ﾍ: : /　_,,..　..,,_
　　　　　　　　　　　　　　　」ヽィ--ｙイ,.ィﾁ: : : : : : : :个o。
　　　　　　　　　　　く　　ヽ／／: : : : :.＞: :‐==‐-: : :.＼
　　　　　　　　　 ,-=-ヽ__／ｊノ.:|: : : :／: : :／: : : : : : :＼八
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　　　　　　　　　　 .ｊ{　　　 ,イ.: : : :.ヽ/ : : ／li: :| : : ﾊ : : ､: : : :ヽ
　　　　　　　　　 .,.ィﾁ=-ァ'　ｊ{: : : : :./: : : :j　 .l: :ﾄ: : | {: : :.ﾄ: :ヽ: :ﾄ
　　　　　　　 .／　 .／./　 ,ｲ: : : : :,.: : : :./,イ示ﾏヽｊ{ ヽ__」ｊ: :.|: |
　　　　　　　 .ﾉ　　./　/ 　/ {ヽ: :／: : : : ｊ乂_シ　　 _,,､､ﾉ: :/乂　　　　　ああ、分かった。
　　　　　　　 .ヽ___/ ./　　.ｊ　ヽ｀´: : ,イノ　｀"´　　イﾂｱ ': :/
　　　　　　　　　 .,イ　　 ,' 　 .|＼ノ / 个: 　 ___　'　"´ /: /　　　　　　　　…………が。
　　　　　　　　　 .〈_」　　 |　,イ＞-＜/ ﾉ　ヽ､____ イ　 7 ノ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　__　__
　　　　　　　　　　ハ　　ﾍ人/　 /ノ }iト｀‐‐'ヽ`ヽ｀‐‐ｲｊ{　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ　くヽ
　　　　　　　　　 /: :ヽへノ　 | ／　　　　｀ト-､ヽｊ　ヽ　　ヽ　　　　　　　　　　　　 -‐=＝=‐-　　 __／＼ヽ　ｊ{
　　　　　　　　 ./.: : : :. :./, イｊ{　 ,ヘ　　/ ／⌒＼__ヽ_____ ヽ　　　　　　　　　　ｲ________　　　ヽ‐=ﾆ=‐ｊ／~}　}
　　　　　　　　 ∧: : : :.／|≧=-イ　　＞-'´　　／＞-´:::::::::アｊ{　　　　　　　　　　ヽｿ　　　＞‐=ﾆ=‐__,イア　/
　　　　　　　 ∧: : : :/　ヽ_______,.ィく________／-'´:::::::::: : ／ヽ人__　　　　　　____　 ____ 　-=ﾆ=-　ヾCヘ-イ
　　　　　　 ./ : : : : /　　く:: ヽ:: ノ: : ヽ::::::::::::::::::::::::::::::: /-=≦::: : ≧=-----ﾍ　￣ヽｉ:ｉi}‐==‐イ´
　　　　　　 .: : : : :./　　/ ヽ　V:::::::::::ノ-ヽ:::::::::::::::::::::: /人::::::::::: ,--------- }　　　}ｉ:ｉ〈=-イ
　　　　　　 .: : : : / 　 /　　ｊイ::::::::::: |　　 .Ｖ:::::::::::::: : { .ヽ≧=-く______　　-=≦______ｊ{__ノ
　　　　　　　 : : :./ 　 /　ｲ/:::::::::::::::::|　＼|≧=-､__:: {,イ:: ヽ　ヽ　　　　＞　ヽ-- く　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　？＞
　　　　　　 .: : :.'　　/ 　 V::::::::::::::::::::|　　＼　ｊ{___　ｧｊ:::: : |　　ヽ　-=ﾆ　＞---ヘｲ
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　　　　　　 .: : |　　 |　　 |:::::::::::__:: -=≦ﾍイ⌒:::: |:: |　ヽ　,イﾍイ　,.ィ升
　　　　　　 .: : |　　 |　　 |-=≦ｊ{: : ヽ____ノ:: ヽ::::: |:: ヽ　ヽ　ヽヽイ　　　　　　-‐=＝=‐-
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　　　　　　 .: : |　　　　　　_」__::: : |　　　ｊ {::::::::::::ヽ:::::::{＼ ≧=-く　　　　　　-=≦￣￣￣　ヽ　　　〉
　　　　　　 .: : |　　　　　　|　　〉:: |　　　{ ﾍ::::::::::: ヽ: : ＼ｊ}iト-　　｀`丶､イ　　　　　　　　　／　 ./
　　　　　　 .: : |　　　　 .ヽ__ノ: : |　　 {　　＼:::::::::ヽ::: : ＼::: : ＼　　　＼　　　　　　　／　　ノ
　　　　　　 .: : | 　　　　／::::::::::::|　　　ヽ　　　ヽ::: : ＼::: : ≧=- .＼　　　＼　　　-=≦---イ

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1992 ：名無しさん＠狐板：2024/11/18(月) 23:57:33 ID:Olm7JNW1: 何かな？
1993 ：名無しさん＠狐板：2024/11/18(月) 23:59:47 ID:wc0hDF9J: が？
1994 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/19(火) 00:00:32 ID:jbxftw07: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| /.: : : :. :.|　　　　　　　　 ::,　　　　　　／ |.: :. :. :. :.|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|.: : : : : :./;>、　　　　＿　　　　　　　　／　 |.: :. :. :. :.|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|.: : : : :./;|＿)h、　　ヽ＿＞　　　　　 /=-....__|.: : : :. :./
　　　　　　　　　　　　　　　　＼: : / l:|　 |　 )h、　　　　　　　 _／::::::::::::::::|.: : : :.:/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣/ l:| 　|　　　＞-ー=≠ﾃ「l 　＼:::::::::::::::| : : ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ .| )| 　＼　　　　／　　　 |,、　　￣￣ |:l￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　＼　　　＼　／　　　／　＼.ー__　　|:l　　　　　　　　　　――――きちんと、見ていてくれよ？
　　　　　　　　　　　 ─＝二〉　　　　 _⌒二=-,八,-=二⌒_　　　＼≧=-|:l
　　　　　　　　　　　　　_-=二二二/　　　　　[///////凵///////] 　　　＼二二ﾑ
　　　　　　　　　　 .-二二二二＼　　　　 |＼￣|//|　|//|￣／|　　　　／二二二l
　　　　　　　　　 .|二二二二二二|　　　　|: : ＼ |//|　|//| ／: : |　　／二二二二|、
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　　　　　　　　　 .|二二二二|　　　　　　 | : : ＼|//|　|//|:／: : :|　　　　　　　|二 |二＼
　　　　　　　　　 .|二二二二|　　　　　　 | : : : : |/_」: :|/_」: : : : :|　　　　　　　 |二 |二- |
　　　　　　　　　 .|二二二二|　　　　　　 |.: : : : : : : : : : : : : : :. :.|　　　　　　　|二 |二- |
　　　　　　　　　 .|二二二Y=ﾑ　　　　 |: : : : : : : : : : : : : : : : :|　　　　　　　 l二./二- |
　　　　　　　　　 .|.二二二|二ﾑ　　　　 |.: : : : : : : : : : : :. :. :. :.|　　　　　　 /|-/二二 |
　　　　　　　　　 .|.二二二|ニﾆﾑ　　　　　|.: : : : : : : : : : : :. :. :. :.| 　　　　 /-|/二二- |
　　　　　　　　　 .|.二二二|二二ﾑ　　　　 V: : : : : : : : : : : : : : :V　　　　 /二|二二二 |
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　　　　　　　　　 .|二二二=- _二二二ﾑ　　　 V.: : : :. :. :.V　　　　　./二二二/二二二二-|

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1995 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/19(火) 00:01:57 ID:jbxftw07: 　　　　　　　　　　 -─-
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　　　　　　　　 / : ／二二¨￣￣
　　　　　　　｀/.:.:/´:.:.:.:／⌒
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　　　　　　　 :.:.:.:.:. ／ :| .:.:.:./ :.:.:.:.:.:,
　　　　　　　 :.:.:.／ :／| :.: /.:.:/.:|＼|
　　　　　　　 :.:/ :／｀'|:.:./|: / :/　　　　　　　　　　…………見てる見てる。　だから、頼んだ。
　　　　　　　 /／{｛　ﾉイ/|∧/
　　　　　　　 : |: :丶.,_ 　　　　}
　　　　　　　 : |: /.:/　　　 ,:′
　　　　　　　 /|/∨_　　／
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　　　　　　　 ::::::: : ＼
　　　　　　　ニニニ=‐-
　　　　　　　二二二／⌒＼
　　　　　　　二二／ﾆﾆニ二
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　何を当たり前のことを、と思うのが半分。

　　＞　奇妙な湿気を感じたのが半分。

　　＞　まあ…………うん、いつも通りだよな。　うん。

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1996 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/19(火) 00:02:17 ID:jbxftw07: というわけで多分次で戦闘は終わり！　いじょー！
1997 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 00:03:22 ID:G9f8YJmT: 乙でしたー
1998 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 00:04:21 ID:BwQFnnTI: 乙でしたー
いつものだゾ♥
1999 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 01:58:25 ID:pOmKGjjp: 乙
見逃すでないぞ
2000 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/19(火) 19:53:00 ID:jbxftw07: ３・）
2001 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 20:10:49 ID:pOmKGjjp: ３-）
2002 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/19(火) 20:35:24 ID:jbxftw07: ｘ・）＜さむい。　なんとか今日で終わるといいなー
2003 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/19(火) 21:14:15 ID:jbxftw07: ｘ・）＜にゃーん
2004 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/19(火) 21:34:51 ID:jbxftw07: ｘ・）うしやるべ
2005 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/19(火) 21:39:15 ID:jbxftw07: 　　　　　　　　　　　　＼＼　＼＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 //　　　　／／／／
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　　　　　　　　　　　　　〈"⌒Y　　　　　　　　　　　　　へ;;;;;〉　　　　　　　￣

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2006 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/19(火) 21:47:21 ID:jbxftw07: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／.: : : : :ヽヽヽ＼ /////////////////＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |/∧＼ .: |　」　／＼|:.:.:.｝｝: : : : : : : : : : : : : : ::　　　　（……アレでいいのかなぁ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }／＼|　　　　 :| :/ ｝｝: : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ,　　　　　　　　 |/｝/｝｝: : : : : : : : : : : : ／
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　返事を背に駆けていった少女を追いつつ、僅かに溜め息を漏らす。

　　＞　口だけで済ませるつもりは初めから無い、というのは大前提だけど。

　　＞　なんというか、こう……騙されやすそうだなぁ、とか思わなくもない。

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2007 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 21:48:35 ID:G9f8YJmT: お、始まった
2008 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 21:58:11 ID:BwQFnnTI: 若葉ちゃんがチョロいって？
2009 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/19(火) 22:00:11 ID:jbxftw07: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　イ　　　,､
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l/´　　 ,　/　､　ヽ〈　 l
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾑｚｚ7i, -‐､　　　　/: :〈ｰ'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /_ ｨ_メ´ 〉＞ｚｚｚ-〈: : :,l　, - ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾍケ7/`: :ヽ.ィｰﾍ／ﾆ/ﾒ.////
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　弱ったからなのか、或いは彼女が振るう刃に意味が宿ったからか。

　　＞　先程までは打ち合えていた、弾くだけで済んでいた腕や分体が一振りで弾け飛んでいく。

　　＞　ひょっとすれば、だが。　気合の違いとか精神的な可能性がなくもないけど考えたくない。

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2010 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/19(火) 22:05:08 ID:jbxftw07: 　　　　　　　　　　　　　　 , ' ／　　　 ∥　 ∥　/　i　　　　　,' ,'i　!　　　　 l　　　　　',
　　　　　　　　　　　 /／ /　　　 !　　∥ ./__　,　　　　 ,' ,'_|,'__ 　　　 !　　　　　　',
　　　　　　　　　　　　 //　∥　　　 |　 ∥! /　　 `,　　　 / /∥　＼　　　l　　　　 |.',
　　　　　　　　　　　　　 //　 ∥ 　　　 i　∥ l/　　　　',　　./,ｲ /　　　　＼　 |　　　　 .|',',
　　　　　　　　　　　 ∥　　,' / 　　　 ! ∥　　----　 ' , // .! ----　　　＼!　　　　　 } ゝ
　　　　　　　　　　 ∥　　 {/ !　　　 .∨ 三三三三　　ﾒ､　 ! 三三三三　∥　　　　 /|
　　　　　　　　　　 ∥　　 |i　',　　　　 ', 三三三三　　　　ゝ三三三三　/　　　 / /　　　　　　『で、どうするんです？』
　　　　　　　　　　 ∥　　　 |!　 '.,　　　､＼〃　　　　 '　　　　　　　〃／　　　,ｲ/,ｲ.
　　　　　　　　　　　　|l　　　 i!　　 >､　　　|￣　　　　　　　　　　　　　＜＿_　．' ./ノ　!　　　　　　　『天津神だか国津神勢力に属するつもりで？』
　　　　　　　　　　　　l '､　　　　 //　l ‐--ゝ　　　　　　　　　　　　　 ∥ 　 ‐' : 　 ',
　　　　　　　　　　乂ゝノ　　r‐'/　 /(　　'､'､　　　　　 ´￣ `　　　　　　 /　　 ∧ :　　 ',
　　　　　　　　　　　　　　 r‐'／　 /　ﾞ　─‐ ､､＿＿＿＿__　　　　　　ィ/　　 ∥...: 　　 ',
　　　　　　　　　　　 /⌒/／　,．‐ゝ-‐‐　､　　￣＼　　　 /〉　_,.．ﾁ/./　　 ∥.......: 　　　',
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　確実に手数が減り、行動手番が減り、奇妙な雰囲気が薄れていく。

　　＞　そんな折に問われたのは、これから先の変化の兆し。

　　＞　……要するに、自身のマグネタイトの変異先についての方向性の問い。

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2011 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/19(火) 22:11:33 ID:jbxftw07: 　　　　　　　　　　 :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : ／..:.:.:.:.:.:.: /.:.:.:.:.:..＼
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　　　　　　　　　　　　 :.:.:.:.:.:.:.:.: |　　　　　　　　　　　｀7 .: |＼|　　　（知ってるでしょ、どっかの勢力に属せる訳無いじゃん）
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　　　　　　　　　　　　 : ∧ .:.: |.:|　＼　　　　　─／　|/
　　　　　　　　　　　　 /　＼∧|　／ニ-　 _,. イ
　　　　　　　　　　　　 :＼　　＼　{＿二二二｝二ﾆ=‐-　 _　　　　　　　　『だったらもう片方もなんとかしないとですよ～？』＞
　　　　　　　　　　二｀ﾆ=‐-　_ 　 _____彡'二二二二二|
　　　　　　　　　　　　ﾆﾆニニニ二　.|ﾆニニニニニニ二厶
　　　　　　　　　　　　ﾆニニニニニ__|ﾆニ二二∠77777７∧
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　　　　　　　　　　　　 '////∧ﾆニニ|_」ｌｌﾆニニ///// fツ∧|
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　　　　　　　　　　　　 '//＼//∧ﾆニｌＨｌﾆニ.//////／//|,'/
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　はぁ、と漏れる溜息。

　　＞　背負う役割がある以上、何処かの神話勢力に属すつもりも属せる筈も無いのだが。

　　＞　あの《異界》から出るために行った儀式の都合上、大分そっち側に近付いたのは間違いない。

　　＞　今後の対策を考えないといけない、というのもまぁ……今じゃないにしろ、急ぎ目で対応が必須ではある。

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2012 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 22:12:57 ID:BwQFnnTI: フリーでいるのも楽じゃないぜ
2013 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 22:16:21 ID:G9f8YJmT: アライメントが少し傾いたようなもんか
2014 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/19(火) 22:17:58 ID:jbxftw07: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 "¨¨ 　 -ミ
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　どすん、と響く鈍い音。

　　＞　直接的な効力は薄くとも、衝撃で僅かにでも隙間を作れる射撃術。

　　＞　次々に打ち出す弾丸を手渡しながらも、思うのは勢力を背負ってしまったことへのバランス。

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2015 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/19(火) 22:27:25 ID:jbxftw07: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ - ~
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　本来はどうだったかは曖昧ではあるけれど。

　　＞　少なくとも、今の若葉は天津神勢力に力を借りた存在に親しいのは間違いなく。

　　＞　本来であればその「巫女」となる少女と相反する神族の一角となってしまっている。

　　＞　――――そんな二人に対し、何が出来るのかを考えると。

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2016 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/19(火) 22:37:30 ID:jbxftw07: 　　　　　　　　　　 -─-
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　　　　　　　 .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.　　　　　　あ、次は右上の腕……風は特にないよ。
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　　　　　　　 :.:/ :／｀'|:.:./|: / :/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　分かってます＞
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　　　　　　　 : |: :丶.,_ 　　　　}
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　　　　　　　￣＼{ ｀¨¨´　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＬK⊆T′　　　r'丿.　　└'^ｰ┘
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　　　　　　　二二二／⌒＼
　　　　　　　二二／ﾆﾆニ二
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　……まあ、ひなたにも似たような神族系の儀式は必要になるよなぁ。

　　＞　実際問題、天津神と国津神が一切結びついた事がない……なんてことはなく。

　　＞　思い浮かぶ幾人かの神々と同じような儀式、結び付きを強めれば先ず問題はない……と思う。

　　＞　強いて言うなら、その場合の男神側の役割が多重に重なることとか。　重婚に近くなることとか。

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2017 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 22:38:17 ID:BwQFnnTI: 今更なんだよなぁ　＞重婚
2018 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 22:39:36 ID:pOmKGjjp: 特定の神族に傾いたバランスを均衡に戻す
2019 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/19(火) 22:48:08 ID:jbxftw07: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　／／　　／／　　　　　　　', 　' 　　ヽ、
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　　　　　　　　　　 , ' ./　　　　/ 　 ,/ /|　　　　　　　∥　 '　　　 '　　　　',
　　　　　　　　　　　　　 /／∥　　 / 　./{ /__! |　　　　 /　 //　　　'
　　　　　　　　　 // /∥　　 ,　 ./´| i　 l i!　　　　　/ ,/ i | !　　　 i　　　 ',
　　　　　　　　　　　 ∥　i /| 　　 |　/　 |/　 i! i　　　 /,ｲ// {i l　　　　　　　　i
　　　　　　　　　 .∥　 |.{ i 　　 | /　 ,xｪｭ､,_　､　　／/ ／　ヽi 　　 }　　　 .}i
　　　　　　　　　 .{i　　{i　! 　　　| ／ i::::ｿ:ﾟl ヽ＼　/ _,ｨﾆ=ｭ､､　　∥　　　,} ゝ､
　　　　　　　　　 .i!　　ヽ　､　､ .i ヾ,, ゝ　''　　　＼! '' i::::ｿ:ﾟiヾ＼./　　　 /|‐--ヽ
　　　　　　　　　 .乂_,ｨ　　 '|＼ {＼_　￣　　　 ,　　　　ゝ　 '　〉／　　　　/| |　　　　　『今更っていうか捨てたら呪いますよ？』
　　　　　　　　　　　　　　　　/ !　　 | 　　　　　　　　￣　'' 　／　　／　 .|
　　　　　　　　　　　　　　 /　!　　ｉ',　　　　　　　　　　　　　　∠　 ,- '　/　 ! .!
　　　　　　　　　　　　 /　 |　　 !　､　　　　　,　　　　　　 /　/　　 /　　|　,
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　　　　　　　　　　　　 /　{ /:　　 ,'....:...........ｉ .､　　　　 _ ,......../　∥　/:.../　　　　 '
　　　　　　　　　　 ./　__|'　: 　∥....:.....r‐ |.　ヽ .‐　´　|　／　 ∥ ./..:./ 　　 i　　,
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　生涯に亘って背負う覚悟……覚悟？　くらいはまあしてはいるけど。

　　＞　もう少し何とかならんかったのか、と思う言葉が溜息に混じる。

　　＞　じっとりとした目線、ついでに呪われるじゃなく呪う、な辺りが本気っぽさを示してるわけだが。

　　＞　絶対外で口に出せるはずもない言葉の代わりに、ボクも手元の銃器から弾丸を放つ。

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2020 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/19(火) 22:56:35 ID:jbxftw07: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　一、二、三、四、五、六、即座に装填。

　　＞　手元に残していた火炎弾や祝福弾、電撃弾等の通る属性の雨霰。

　　＞　金銭的な面ではまあ痛いけれど……後々に請求出来なくもない程度。

　　＞　そして何より、アレを打ち払えるのは今はボク等くらいしかいないから。

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2021 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/19(火) 23:02:53 ID:jbxftw07: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ヽ:､　.　i:{
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／i　! ﾞ弋辷彡ﾆ=ミ､｀ヽ　　　　　　　　　｀ヽ:､　:i:l:､
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　対物銃、拳銃、刃、二刀流、杖から放たれる魔術っぽい何か。

　　＞　後者二人の攻撃が通ることに対して疑問を抱きながら。

　　＞　伸びる手が塵へと消え、完全に崩れ去るまで引き金を引き続け。

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2022 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/19(火) 23:12:05 ID:jbxftw07: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 r'〈_〉ぅ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,: iぷi　　　　　　　　　 iぷi :,
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ',_ｊ.{ﾟ0o｡｡z｛｀,＊´｝z｡｡o0ﾟ!}ノ,'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ':,ﾍ.__人__ﾉ.>┴<ゞ__人ノ^７
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼~‘ー ´　　｀ー ’~／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 `＜ヽ_}ヽ_/.{_/.＞"　　　　　　　 _ｎ___,､　　　　　＿　　　ｎ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __≧OoＯ≦__　　　　　　　　 .└i ｎﾄ､>　　　　｢l｀ﾆ′.　/厶__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ´‐--= ニ =--‐｀　　　　　　　 U Ｕ.　　　　...└'つ）. └'^ｰ┘
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣

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2023 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 23:13:33 ID:G9f8YJmT: これが本体？
2024 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 23:15:07 ID:BwQFnnTI: ソウルジェム……？
2025 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/19(火) 23:15:13 ID:jbxftw07: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼k∨::}　　　＿__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _＿__　　　　　　　　　　　　　　　　寸:: }　　　ヾ::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞''"::::::::::::::::｀丶、　　　　　　　　　　　　　　　　ﾏ}:}　　　　 ∨::ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼　　　　　　　　　　　　　　　　 }: }　　　　 V::::}
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　　....＼　　　　　　＞''＿__,.∧＿__／／　　　　　　　￣＼＿　 |::::::::::⌒ﾆ=‐::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀丶、
　　.....＼＼　　 >''´ 　　　 ./　＜(／> : ｀''＜　　　　　　　　　￣　‐＝　＿:::::::::::::::::::::::::::::::::::::了/　寸:.、
　　　　....＼＼/　　　　　 _,,.-‐''7^㍉:: : 彡'^}}::へ＿ ‐=　　　　　　　　　　　　￣　 ‐---‐''´／.///∧:＼
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　　　　　 ./　　　　　 /ｉ:ｉ＞''´.}　　　　　　ヽ: :/:i:i:i:i:i:i:iアﾞ'，　　ミh､＿__,,斗＜:::::::::::::::／
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2026 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/19(火) 23:17:10 ID:jbxftw07: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ┃...Ep１１：神の贄、人の妹、永久の契：２０.┃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　→つづく

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2027 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/19(火) 23:17:35 ID:jbxftw07: というわけで取り敢えず終わりぃ！
ギミックボスにどんだけ時間かけてんだよ！
2028 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 23:17:36 ID:G9f8YJmT: 乙でした
2029 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 23:18:32 ID:BwQFnnTI: 乙でしたー
ギミックボスは攻略がめんどくさいものだからね、仕方ないね
2030 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 23:50:35 ID:pOmKGjjp: 乙
真っ当に戦った敵が少なすぎる
2031 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/19(火) 23:51:44 ID:jbxftw07: まあ敵がそもそもまともに戦ってくれないわけだが……（
2032 ：名無しさん＠狐板：2024/11/19(火) 23:55:29 ID:BwQFnnTI: 真っ当な主人公もまともなヒロインも……も……！
2033 ：けーたい ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/19(火) 23:57:26 ID:jbxftw07: まともなヒロイン……レンとか……？
2034 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/20(水) 21:49:10 ID:rfXjWvhE: ｘ・）＜あしたー
2035 ：名無しさん＠狐板：2024/11/20(水) 22:34:46 ID:u9rGiDYW: わーい
2036 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/21(木) 22:27:01 ID:aj+1S9Uq: すまぬ、疲労とか諸々がアレで記憶ぶつ切りになる感じなので明日に延期させてくだされ……すまぬ……
2037 ：名無しさん＠狐板：2024/11/21(木) 22:43:55 ID:bp0byob0: 了解
2038 ：名無しさん＠狐板：2024/11/21(木) 22:59:06 ID:O5JqrHv/: OK
2039 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/22(金) 22:26:22 ID:B7E7TQF+: （のそ
2040 ：名無しさん＠狐板：2024/11/22(金) 22:26:43 ID:woBPVb5o: （もそ
2041 ：名無しさん＠狐板：2024/11/22(金) 22:27:43 ID:aajGQceb: めそ
2042 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/22(金) 22:37:17 ID:B7E7TQF+: ｘ・）＜取り敢えずちょっとずつやらなきゃね、もうちょいしたらやるべ
2043 ：名無しさん＠狐板：2024/11/22(金) 22:45:53 ID:woBPVb5o: あいあーい
2044 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/22(金) 23:07:31 ID:B7E7TQF+: ｘ・）＜断章のグリムMW文庫復刻かぁ……
ｘ・）＜電撃版の電子版も書籍版も揃えてるのに買わなきゃ駄目ですか？　やるか
2045 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/22(金) 23:09:24 ID:B7E7TQF+: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ィi〔￣:.:.:￣:~≧s。
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2046 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/22(金) 23:16:37 ID:B7E7TQF+: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀¨ －　､
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　波の音、荒い呼吸音。

　　＞　声にならない声が霧散し、そしてまた一つ生まれる中。

　　＞　砂地に落ちながらも僅かに鳴り響く音を残した物品へと足を向ける。

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2047 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/22(金) 23:23:52 ID:B7E7TQF+: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _..................._
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　　＞　動かない――――と言うよりは動けない、という方が正しいのか。

　　＞　戦闘が終わり、けれど刃を鞘に納めることのない二人。

　　＞　そんな二人を眺める一人を置き去りにしたまま、落ちた物質をその手の内に。

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2048 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/22(金) 23:29:28 ID:B7E7TQF+: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /三－　　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /三－　　　　　　　　　　　　　　　〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /三－　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /三－Ξ－－‐‐　　　　　　　　　　　　　 /∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /三アﾞ＾¨¨¨¨＾`～､－‐‐　　　　　　　　　　　 /∧
　　　　　　　　　　　　　　　　 ′ｱﾞ:/: : : : : : : : : : : `～､－‐‐　　　　　　　　　/∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　 {‐/:　′ :!　　.:ﾉ、　 :::ト : :.`～､‐‐　　　　　　　　〉
　　　　　　　　　　　　　　　　 {7 ′{　.:ﾉ .:／斧=ミ　::{　　汽苅心､‐‐　　　　　　 ′　　　　　　（…………さて）
　　　　　　　　　　　　　　　　　｛ｉ{／{／{／ハ乂炒＼{　　　ゞ "　－‐　　　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　八i:i:i:i:i:Νi:i:i:i沁　　　　　　　　 /＾寸　　　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:公　　 `_ 　　　　 .: :/}ⅱ‐　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i〕ト　　｀　イ: {/ И!‐　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〉 :: :::ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:〕爪 : :/: :丶:i7‐　才
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 j{ﾆゞ :: ::::ｉ:i:i:i:i:i:i〔 : :｝ : :/: : :__ｱ__-ﾆﾆ}-__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 j{ﾆﾆｱﾞ〕iト____i:i:i:ｉ:)、: : ___-アﾞ´7}ﾞﾆﾆ‐}ニﾆ-__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 j{ﾆﾆ廴__ﾆﾆ7⌒ｰ=ﾐｖ～ﾞ⌒ﾞ.: : :/ニﾆﾆ}ﾆﾆﾆﾆﾆ-__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 j{-{￣￣‐ﾆ7: : 　 { {＾} }　. : : : /､二二}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ‐_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 j{ﾆ{－‐ﾆﾆ7: :　　 { {0} }　: : : /ニ＼―┘ニﾆﾆﾆﾆﾆﾆ‐
━ 　 ━　┳━┳━┳━┳　 ┳━┳━┳　 ┳━┳━┳━┳━┳━　 ━┳━┳━　　　 ━　　━　━
┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　仄かに熱を残す物質。

　　＞　本来は物質化すること自体が異常だと聞かされていたそれ。

　　＞　”それ”を見て以来、脳内で煩いくらいに聞こえる少女の声に導かれるまま。

　　＞　手に取り、布に包んで懐の内へと格納する。

.
2049 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/22(金) 23:36:26 ID:B7E7TQF+: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:: :: :: |:: :: :从( u 　　 ,　´/}:: :: :|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:: :: :: |:: : 圦丶　　 __　　八:: :: |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:: :: :: |:: :: {ﾉぅ- _　　　ィ(:: :: : :.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 :: :: : |:: :: {､　　　‐ 壬 : :: :: /: {
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/_ -=ﾆ |:: :: {. ＼___｣〕ﾆ=-　　____.{
　　　　　　　　　　　　　　　／⌒＼-_八(:人､___只ｿ}　/-_-_-／ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 _-_-_-_-_-_-_＼　(／｣＼)/_-_-_-／⌒/,　　　　　　　『奪わせないで、確保し続けて』
　　　　　　　　　　　　　　　 V/-_-_-_-_-_二ﾆ=‐　　 ____　-_-_-_-_-/,
　　　　　　　　　　　　　　　　 V/-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_二ﾆ=‐　 _　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 V/-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_ﾆ=-　_
　　　　　　　　　　　　　　　　 V/-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_ }
　　　　　　　　　　　　　　　　　 V/-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_､-_-_-_-_-_-__)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 L-_-_-_ﾆ=‐　　　　　　　-=ﾆ　⌒＼-_-_-_-_/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }¨¨¨¨´-_-_-_/i:i:i:′::::::::::::::::::|::::::} ＼_____ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 V/_-_-_-_-_/i:ｉ:ｉ:ｌ::::::::::::::::::::::::|::::::}_-_-_-_-|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }/_-_-_-_ /i:i:i:ｉ:ｉ|::::::::::::::::::::::::|::::::}_-_-_-_-|
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _-_-_ {i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾊ::::::::::::::::::′.:::::::::::::::::::::::::ｌ
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　感覚の一部を共有する仲魔だからこそ、向こう側も此方を認識できる。

　　＞　『それ』が何なのかを最も良く知る一人だからこそ、騒いでいるとも言えるが。

　　＞　明確に敵対者への優位を取ったその物質の確保を譲れない、というのも理解できることの一つ。

.
2050 ：名無しさん＠狐板：2024/11/22(金) 23:42:33 ID:aajGQceb: お前のものは俺のもの。俺のものは仲間のもの

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【R18】真・女神転生N -中庸を往く者- その４

【R18】真・女神転生N　-中庸を往く者-　その４