【R18】真・女神転生N　-中庸を往く者-　その４

1 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/05/30(木) 13:09:38 ID:BGBSURXc: 　　　　　　　　　　　　　　　　 /
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1880 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/09/15(日) 23:07:16 ID:/xMTI1qn: 　　　　　　　　　　　　　　 }从ﾊ　　'　　　　　　　/　　人／￣　　　 }
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　　＞　目の奥――或いは脳に繋がる視神経――に微かな痒み。

　　＞　見てはいけないものを見、けれどそれを踏み越え読み取ろうとする意思。

　　＞　ぐちゃぐちゃに入り混じり、周囲に散っていた情報生命体の主を確定させる。

　　＞　……見えた名前に、不思議と納得するような言葉さえ浮かび上がる。

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1881 ：名無しさん＠狐板：2024/09/15(日) 23:11:38 ID:Irvu6pe2: さて、どんな名前が浮かぶかな？
1882 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/09/15(日) 23:12:27 ID:/xMTI1qn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　 ---　 .
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　　　　　　　 .|ｧ'|....∨∨~.}........i..ィ劣笊Y　　　 Vｿ　.,'....Ｙ.....{　　　　　　どうした？　　……何が見える？
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　　　　　　　　　　　　　＼...,.- ,::::::::::::::＼　.}=〔〕=-,`寸、　　　　　　,_,,.､斗rヤ'.........................................
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　　＞　こちらに向けて一歩、歩みを進め。

　　＞　それに相対するように水辺へと並行して移動する。

　　＞　その間も、浮かんでいる子機のような存在はレン達へと攻撃を続けているのに。

　　＞　その本体だけが、此方を見ている。

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1883 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/09/15(日) 23:17:45 ID:/xMTI1qn: 　　　　　　　　　 .X'￣|￣|
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　　＞　合わせるように、同行者……と数えて良いのか？　彼女たちも付き従う。

　　＞　此方の頭数は四人。

　　＞　仲魔を召喚するのなら……出来る数としても後二人。

　　＞　それで――――アレを何とか出来るのか。　いや、するのか。

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1884 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/09/15(日) 23:24:18 ID:/xMTI1qn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /三－　　　　　　　　　　　　　　　＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {7 ′{　.:ﾉ .:／斧=ミ　::{　　汽苅心､‐‐　　　　　　 ′
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｛ｉ{／{／{／ハ乂炒＼{　　　ゞ "　－‐　　　　 /　　　　……まぁ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　八i:i:i:i:i:Νi:i:i:i沁　　　　　　　　 /＾寸　　　　/
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i〕ト　　｀　イ: {/ И!‐　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〉 :: :::ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:〕爪 : :/: :丶:i7‐　才
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　j{ﾆゞ :: ::::ｉ:i:i:i:i:i:i〔 : :｝ : :/: : :__ｱ__-ﾆﾆ}-__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 j{ﾆﾆｱﾞ〕iト____i:i:i:ｉ:)、: : ___-アﾞ´7}ﾞﾆﾆ‐}ニﾆ-__
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　　＞　そもそも、本来であれば混ざる要素が無い存在。

　　＞　けれど別の……《怪異》と合わせられ、日本の霊能力者、悪魔関係者全てに関わった存在。

　　＞　多分は実験台、けれどその力からしても組織の幹部級……そして。

　　＞　下手をすれば、これが盛大な陽動なのかもしれないと思いながら。

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1885 ：名無しさん＠狐板：2024/09/15(日) 23:31:29 ID:Irvu6pe2: ふむ、大物が出てきたようだな
1886 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/09/15(日) 23:31:44 ID:/xMTI1qn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |..　.《怪異》ヒルコ／リゾートバイト。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |..　.￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
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1887 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/09/15(日) 23:37:32 ID:/xMTI1qn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿
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　　　　　　　　　　／|::::: /::::|( |:::::|　　　　　　　　　乂ソ. /::/(>O<)　　　　　　…………は？
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　　＞　その名を告げれば。

　　＞　ずん、と。

　　＞　周囲に地響きのような音が聞こえたような気がした。

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1888 ：名無しさん＠狐板：2024/09/15(日) 23:40:37 ID:FB7Be5Sf: 蛭子……！
1889 ：名無しさん＠狐板：2024/09/15(日) 23:42:56 ID:Irvu6pe2: ああ、やっぱりヒルコかだったか。
1890 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/09/15(日) 23:43:55 ID:/xMTI1qn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　i ､
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　　　　＜ﾆﾆヽ＞ｰ､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　-‐ ､　､　　 / //`ー-､_,/ / / l
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　　　　　　　　　　　　＼　　 '　　　ヽ　　i　　　 l　　　　ﾒヽ=l　　 i　　　　　ヽ`l　ヽ　ヽ＜ /l　≧ｧ､_
　　　　　　　　　　　　　　　　｀ｰ-　　＿ヽ. へ　　 l　　／ヽ､ヽ l　　i　　　　　　ゝ'　,∧　　iヽ` ｀　＜l_7
　　　　　　　　　　　　　　　,ィ'" , イヽ´　l`` ＼＼７∨ ｨ,- ､〈´７テ―-＝ｰ──'"　／ヽl＼' /､､　　_
　　　　　　　　　　　　　　〈 ≧､ﾄ､ヽ　≧ｰ-ゝ,,_, ィ/　/ハ　　ﾉｰi‐〉――ヽ――'''"´ ヽ＼l　ﾘ'/＞､ヽ　＞　､
　　　　　　　　　　　　　　ゝ-＜二二二＞‐"／/　 /　/l`liヽィ' / 　 l　　　　　ヽ　＼ lヽ　＼≦彡ﾍ　l lヽ　ハ‐-､､
　　　　　　　　　　　　　　//　, メイ/／　／/　/　l l　/　l/　i,､/　　 | /iヽ､　　　＼　＼ヽﾘヽ＼` ソィﾒ＞〉'/メ　 lハ
　　　　　　　　　　　　　　l ﾍ"／ /　l/／/　l　l/l　lヽ'/ 　il　 i/　　ィﾍiィ､l_ヽ､　　　＼　　＞'､　ヽ＼イ‐彡// /　/　/
　　　　　　　　　　　　　〈ヽ〈ヽ　ﾍﾍ　〈　＼ﾍ　ト彡-‐ ７/　,　　/　ト,Ｈ彡≧　　　l　＞-　_ 　ﾍ　テ７"　 / / ／
　　　　　　　　　　　　　　`ヽ＞二ー二＞＼＼＼　＼￣7" l　 l　　l　 l　三三ﾍ＿/ﾑｨ"　　　ヽ＼ｌ_ l/イ=ニ/／
　　　　　　　　　　　　　　　　　￣￣二ﾆ＝─＝≦三／ /ヽ､＼＼ l　｀"""￣　　　　　`　　　 l　　　　　ィ'"
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　ずるり、と腕だけが内側から伸び。

　　＞　這いずるようなそれが『見た』ような気がして。

　　＞　隣の同行者二人が息を呑んだのを他所に、見えたモノを口にする。

　　＞　融合された要素、そのものを解体していく。

.
1891 ：名無しさん＠狐板：2024/09/15(日) 23:46:08 ID:+Og3RcFT: 怪談内容に相応しい
1892 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/09/15(日) 23:51:41 ID:/xMTI1qn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/三－　　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /三－　　　　　　　　　　　　　　　〉
　　　　　　　　　　　　　　　 /三－　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /三－Ξ－－‐‐　　　　　　　　　　　　　 /∧
　　　　　　　　　　　　　　 /三アﾞ＾¨¨¨¨＾`～､－‐‐　　　　　　　　　　　 /∧
　　　　　　　　　　　　　　　 ′ｱﾞ:/: : : : : : : : : : : `～､－‐‐　　　　　　　　　/∧
　　　　　　　　　　　　　　　　 {‐/:　′ :!　　.:ﾉ、　 :::ト : :.`～､‐‐　　　　　　　　〉
　　　　　　　　　　　　　　　 {7 ′{　.:ﾉ .:／斧=ミ　::{　　汽苅心､‐‐　　　　　　 ′　　要素そのものに符号点自体はあったんだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　｛ｉ{／{／{／ハ乂炒＼{　　　ゞ "　－‐　　　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　八i:i:i:i:i:Νi:i:i:i沁　　　　　　　　 /＾寸　　　　/　　　　 ……というより、噂の大元、種。
　　　　　　　　　　　　　　＼i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:公　　 `_ 　　　　 .: :/}ⅱ‐　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i〕ト　　｀　イ: {/ И!‐　　/　　　　　　神が零落したその果ての一つの形態。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〉 :: :::ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:〕爪 : :/: :丶:i7‐　才
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 j{ﾆゞ :: ::::ｉ:i:i:i:i:i:i〔 : :｝ : :/: : :__ｱ__-ﾆﾆ}-__
　　　　　　　　　　　　　　　　　 j{ﾆﾆｱﾞ〕iト____i:i:i:ｉ:)、: : ___-アﾞ´7}ﾞﾆﾆ‐}ニﾆ-__
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　　＞　「海に流された存在」と「海から帰って来る存在」。

　　＞　子供、祀られる存在、日本という立地。

　　＞　だからこそ、合わせられてもおかしくはないけれど……その年代からして異常としか言えない合わせ方。

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1893 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/09/15(日) 23:56:24 ID:/xMTI1qn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／¨ﾉ∨L
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　　＞　そして何より、若葉が招かれてしまう存在。

　　＞　神が還る存在として招かれ、そして祝福に依って防がれた要因。

　　＞　下手な神の加護を無視してでも上書きされるだろう、国産みの逸話に描かれる神……の断片。

.
1894 ：名無しさん＠狐板：2024/09/15(日) 23:56:31 ID:Irvu6pe2: 明らかに年代が違いすぎる。方や神代、方や現代だもんな。
1895 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/09/16(月) 00:02:23 ID:k93wPVpK: 　　　..../:::::::{::::::::/::::::::/／:::::::::::::::{ハ:i:::::::::ヽ:::::ー::::::::／::／／{_,> -=ﾆ⌒::: ／ 7 V/　　／''~　　＞′ i{　／　_-
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　　＞　ぎり、と武器を握り直す音がして。

　　＞　ざくり、と砂を踏み込む音がして。

　　＞　幾つかの吐息が、同じ瞬間に吐き出されて吸われながら。

　　＞　後ろ手に手を掛けるのは、ボクが召喚出来る上限の仲魔を詰めた管。

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1896 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/09/16(月) 00:06:40 ID:k93wPVpK: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |
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　　＞　飛び掛かる音が二つ、三つ。

　　＞　合わせて、その「断片」との戦いは。

　　＞　砂を弾け飛ばす音と共に、幕を開けた。

.
1897 ：名無しさん＠狐板：2024/09/16(月) 00:06:53 ID:iz34N6Nv: この長い戦いもいよいよ最後の戦いになるか
1898 ：名無しさん＠狐板：2024/09/16(月) 00:09:23 ID:YYi2wyaW: 海からくるヒルコは招く者を排除すれば消えるかな
1899 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/09/16(月) 00:10:19 ID:k93wPVpK: 　　　　　　　　　　　　　　　／.: : : : :ヽヽヽ＼ /////////////////＼
　　　　　　　　　　　　 ∠: : : : : : : : : : :. :. :.＼ ///////////////＼
　　　　　　　　　　　　＿｛７ﾆ=-‐- .._: : : : : :. :. :.∨ / / / /////// : : :
　　　　　　　　　 ⌒¨ア゛ .:.:.:.:.:.:.:.:^㍉,: : : : : :. :.∨/|＼/////// : : : :　　　　　　 .■現状　（召喚数：１／３）
　　　　　　　　　　／／| :.:.:.:.: | :.:.:.: ^㍉, : : : : : ∨|: : ∨//// : : : : :
　　　　　　　　　／ ´| .:ｉ| :.:.:.:.: |＼.:.:.:.:.: ^㍉,:. :. :. 〈|: : : ∨// : : : : : :　　　　　　 .■プーリン　→　レン側に召喚中
　　　　　　　　　　　　　 | .:ｉ| :.:.: ､_|_,,..＼-‐.:.:.:|^㍉,: : : : : :. :.∨ : : : : : : :　　　　　　 .■ニアス　　→　冬優子・紅葉側で戦闘中
　　　　　　　　　　　　　 | :八 :.:.:.:.:|ｘ┬-ミ､.:.: |:.:.:｝｝: : : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　　　　　　　　　 |/∧＼ .: |　」　／＼|:.:.:.｝｝: : : : : : : : : : : : : : ::　　　　　　　 ■手持ちの管　（召喚可能：２／３）
　　　　　　　　　　　　 }／＼|　　　　 :| :/ ｝｝: : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　　　　　　　ヽ,　　　　　　　　 |/｝/｝｝: : : : : : : : : : : : ／　　　　　　　 ■イレイナ
　　　　　　　　　　　　　　　｀､　　　　　　　　　 /｝｝ : : : : : : : : : ／//　　　　　　　 .■東郷さん
　　　　　　　　　　　　　 |ｉ:, ─-　　　　　 / :｝｝.: .: .: .: .: :／////　　　　　　　　 ■郡ちゃん（拠点から管ワープする感じ）
　　　　　　　　　　　　　 ||:::,　　　　 _.. 　　 //.: : : : : :／ /// ／
　　　　　　　　　　　　　　／⌒＼ゝ-=≦⌒',　／/: : : : :／////// ｝
　　　　　　　　　　　　　　／⌒＼ )／／⌒`'く／ : : :／/////////＼
　　　　　　　　　　　　　　／⌒＼ ):::::/￣｀丶、 `､／/////////////　　　　　　　　　　　　　→　戦闘開始......
　　　　　　　　　　　 .／⌒＼ ):::/￣｀丶、　　 ∨//////////////
　　　　　　　　　　　　　 |　⌒＼｝〈￣｀丶、　　　 ∨/////////////

.
1900 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/09/16(月) 00:10:43 ID:k93wPVpK: というわけでやーっっっと次でボス戦だよ！！！
1901 ：名無しさん＠狐板：2024/09/16(月) 00:12:10 ID:iz34N6Nv: 乙でした
1902 ：名無しさん＠狐板：2024/09/16(月) 00:14:56 ID:kGr38M2L: 乙でしたー
苗木くんの手管の中にしれっと混じってる女性陣ヒロイン候補達よ
1903 ：名無しさん＠狐板：2024/09/16(月) 00:20:35 ID:YYi2wyaW: 乙
1904 ：名無しさん＠狐板：2024/09/16(月) 07:55:57 ID:dooMpj5Q: 乙でした
1905 ：名無しさん＠狐板：2024/09/16(月) 14:54:57 ID:6bD85tCK: 乙でした
1906 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/09/16(月) 23:08:52 ID:k93wPVpK: ｘ・）＜たぶんあしたかあさってだとおもうます
1907 ：名無しさん＠狐板：2024/09/16(月) 23:11:29 ID:kGr38M2L: ｘ・）＜わいーる！
1908 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/09/17(火) 20:49:40 ID:tzhUXagF: ｘ・）＜やっぱあしたになりそうです。
ｘ・）＜やりたいえっちなのとかコミュとか詰まってるしちょっとずつやらないとなぁ
1909 ：名無しさん＠狐板：2024/09/17(火) 20:53:14 ID:RS61B+4Y: はーい
1910 ：名無しさん＠狐板：2024/09/17(火) 21:42:17 ID:FvlEvQf2: りょうかーい
1911 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/09/18(水) 21:47:26 ID:+V+hEPpm: ちょっと真面目な連絡事。
祖父母が相次いで亡くなってしまった関係で多分今週一週間（くらい？）どうなるか曖昧です。
顔出せるときには当然出すけど投下がどうなるかな……すまんけどそういうことなのでご容赦下さい。
1912 ：名無しさん＠狐板：2024/09/18(水) 21:51:44 ID:PIUXcGMX: 了解です
1913 ：名無しさん＠狐板：2024/09/18(水) 22:01:53 ID:dW5Qt09G: お疲れ様です
1914 ：名無しさん＠狐板：2024/09/18(水) 23:00:59 ID:FhiU3zzu: お疲れ様です
1915 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/09/20(金) 22:09:29 ID:Y+yolCJZ: ほんのちょっとだけ落ち着けてきた……
ただ投稿自体は素直に来週からにさせてくだーしあ
1916 ：名無しさん＠狐板：2024/09/20(金) 22:32:11 ID:CkjGFimV: 了解です
ご無理はなさらずにね……
1917 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/09/27(金) 21:28:06 ID:LUOpVSHU: ｘ・）
1918 ：名無しさん＠狐板：2024/09/27(金) 21:28:48 ID:kVIPCV8k: ｘ・）
1919 ：名無しさん＠狐板：2024/09/27(金) 21:28:59 ID:1Bw+s+y+: ｘ・）
1920 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/09/27(金) 21:36:20 ID:LUOpVSHU: ｘ・）＜いろいろめんどくさかったです（まる
1921 ：名無しさん＠狐板：2024/09/27(金) 21:41:28 ID:1Bw+s+y+: お疲れ様です……
1922 ：名無しさん＠狐板：2024/09/27(金) 21:47:43 ID:kVIPCV8k: お疲れ様です
1923 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/09/27(金) 21:48:10 ID:LUOpVSHU: ｘ・）＜明日か明後日くらいからヌルっと復活したいですね
1924 ：名無しさん＠狐板：2024/09/27(金) 21:49:20 ID:kVIPCV8k: りょうかい
1925 ：名無しさん＠狐板：2024/10/04(金) 20:35:06 ID:Rf0+vvCj: 支援です
ttp://yarufox.sakura.ne.jp/test/read.cgi/FOX/1721643051/325
1926 ：名無しさん＠狐板：2024/10/21(月) 16:52:28 ID:cQhBhxnE: 大丈夫だろうか？
1927 ：けーたい ◆53Ok1gX4xs ：2024/10/25(金) 17:56:31 ID:dAY/FWAP: ぬごご（いきてはいる）
1928 ：名無しさん＠狐板：2024/10/25(金) 19:35:26 ID:rs/KfxJX: こんばんわ
1929 ：名無しさん＠狐板：2024/10/26(土) 20:47:17 ID://ilcHxd: せいぞんかくにん
1930 ：けーたい ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/15(金) 00:06:09 ID:AJVL3izl: のそのそ
1931 ：名無しさん＠狐板：2024/11/15(金) 00:06:59 ID:WMpemP5q: やぁ
1932 ：けーたい ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/15(金) 00:10:49 ID:AJVL3izl: 明日にはちょいちょいやろうね、鬱気味なんが反転してきた
1933 ：名無しさん＠狐板：2024/11/15(金) 00:11:23 ID:WMpemP5q: はーい
1934 ：名無しさん＠狐板：2024/11/15(金) 00:16:53 ID:A3Ic9jtD: わーい
1935 ：名無しさん＠狐板：2024/11/15(金) 18:38:06 ID:ItiOOHkT: 支援です。
ttp://yarufox.sakura.ne.jp/test/read.cgi/FOX/1721643051/505-506
1936 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/15(金) 21:07:39 ID:AJVL3izl: わぁいあざーっす！
もうちょいしたらやりたいのでのんびり待っててくだされ
1937 ：名無しさん＠狐板：2024/11/15(金) 21:18:43 ID:A3Ic9jtD: すてんばーい
1938 ：けーたい ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/15(金) 22:19:56 ID:AJVL3izl: x・)
1939 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/15(金) 22:29:41 ID:AJVL3izl: さてやるべか
1940 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/15(金) 22:37:58 ID:AJVL3izl: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　／　　　　　　　　／　　／
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　　＞　がちん、と金属と硬質の物質が激突する音。

　　＞　次の瞬間にはその場から後方へと飛び、仮に留まっていたならば触れていたのだろう幾つもの手の影が浮かぶ。

　　＞　深海から伸びたような、水疱と奇妙な色合いに染まった肌が数十本。

　　＞　視界の奥へと映るのを確かめながら、どの仲魔を呼ぶか悩むのは一秒足らず。

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1941 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/15(金) 22:45:03 ID:AJVL3izl: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／..:.:.:.:. /　　＿＿
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　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ﾞ.:.: /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l.:.:.:.:.:.:.′.:.:.:.:.| :.:.:.:. |:.:.| 　∨　|
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　ただ悩んだのは、その手札を切る順番と切り方。

　　＞　警戒心はある、ボクより格上だという認識もある。

　　＞　けれど、不思議と即座に殺される不安だけは一切無く。

　　＞　確実に詰めるか、或いは僅かにリスクを抱え込むかで悩みつつも――――口を開いたのは一本。

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1942 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/15(金) 22:54:55 ID:AJVL3izl: ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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　　　　　　　　 .／ﾆニ|ニニニﾆﾆ=-‐ '゛　　　　　　　　　 _,ノ
　　　　　 .／ニニニ'.二二二ニ| 　　　l.　　　＼.　　　 -‐ｧi′　　　　　　　　　　　　…………美森ちゃん。
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　　　　 /.::::::::::::..＼二ニニﾆﾆ-ニ＼　　　　　　　　 |二ニﾆ７ﾆ二∧
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1943 ：名無しさん＠狐板：2024/11/15(金) 22:58:26 ID:WMpemP5q: 美森タマ
1944 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/15(金) 23:02:24 ID:AJVL3izl: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 Υ:i:i:i:i:i:ｉγ⌒:i:i:i:i:i:i:i:i/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/s≦:i:i:i:i:i:i:i:i／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　ボクの猶予は其処で尽き、召喚に応じた仲魔が一歩前に出る。

　　＞　彼女に伸びた手は眼の前の体に触れ、けれど何の効果も及ぼせないまま動きを止める。

　　＞　耐性故か――――或いは、同じような存在なのだと認識したからなのか。

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1945 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/15(金) 23:10:44 ID:AJVL3izl: ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
　　　　　　　　＼::: |-｀:::..､ . 　ｰ ´ /i:i:＼`ー-　＿⌒ヽ　￣~"'' 　ー／　 -==￢冖`_ -ﾆﾆ=-
　　　　　　 .(>O<)､＼:::}~"''　イヽ(※)'' ｧ―― ''"￣.ヽ.／.ヽ／／{i}"　　　　　_ -ﾆﾆ=-
　　　　　　　　 ./＼＼|:|''"~⌒/　 ⌒ ､i/　　　　 _､-＜', ＿_| /　.八..　　　_ -ﾆﾆ=-　＼
　　　　　　　　　 /:i:i/.＼|:|. 　　.::　　　　　'，　　／:i:i:i:i:＼}＿_.| 　 / 　　_ -ﾆﾆ=-_､-―　¨l　　_､-..l
　　　　　　..,､_､- {:i /..／/:|.　　 | 　　　　 ::.　　 >､:i:i:i:i:i:i:i八ノ　 /.　 _ -ﾆﾆ=-―------　_､-＿＿|　　　（…………弾いてる？）
　　　＿/彡　　｀'7　 /::,’ 　人-､　　　 .＼＼＼i: ／.:ヽ　.／_ -=ﾆﾆ=-　- ,, _　　　　/ 　 _'/
　　　....｀''ァ' ⌒) ／ .／/::|　　　　＼＼＿＿､-ァー ''"/｀ー _ -=ﾆﾆ-　,,_　　　　　.~" ＞"　　　 '/
　　　　　　　　 `´　./::/|:: | 　　|ヽ　｀ｰ- 一'" 　　 . /,,.._ -=ﾆﾆ=-　　　　 -　　 ._､-　　　　._ ､ -..＼
　　　　　　　　　　　|:/人:::'､_ ノ::/ 　　　　　　　　 ._ -=ﾆﾆ=-　 ‘，　　_ 　　''"　　　　...／　＼ i:i:i＼
　　　　　　　　　　　|　　｀ー ''" 　　　　　　　 ._ -=ﾆﾆ=- --　――　'',"　　　　＼　／　　　＼ i:i:i＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ -=ﾆﾆ=-..-―――――-.／　　　　　　　　　 .｀　、. 　　　　＼ i:i:i＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　＿ -=ﾆﾆ=- ￣/　　　　　　／:i:i:i／　　　　　　　　　　　　　　`' ｡,.. 　　　 .＼ i:i:i＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ - ~　_-￣<::/ ヽ　/　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ - ~　_-￣〈＾＼__{.　 ∨　/ 　}　|　ﾊ　∨
　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ - ~　 _-￣　　　∧＿__{.＼/　/ ,　ハ｣Ｖ__ﾙ. |　　　　　　　　＿＿＿＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　 _ - ~　　_-￣　　　 /ゝ‐　ノ{　/　/_/_/_　　,:妁〈}/^Y‐､　　　／<::>　　　 _-￣
　　　　　　　　　　　 _ - ~　　_-￣　　　　　　　廴_.／／Ｖ　/　<炒ﾐ　　、　/ﾍ._/ノﾊ　／／　　　　_-￣
　　　　　　　　 _ - ~　　_-￣　,　´　　　　　　　　∠／　 {∨　　＼　 r‐ ／}　〉__／∨　　　　 _-￣
　　　　　 _ - ~　　　／￣　　　　　　　　　　　　　 { {izzzzx　≧=彡∨／ }:::::::::/￣｀　､_-￣　　　　　　……っち、刃が通り難い！
　　　　　　　　 .／￣　　，　　　　　　　　　　　　　　 ~＞‐{ｧ'⌒'＜＼} }　　}::::::::∨:. ＼　＼
　　／　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜::::::::::八　　　｀''＜}　　}^ヽ:::::＼:.:./　_-￣
　／　　　　　　　￣二ﾆ=‐　＿＿　　　　　　　　　　＿＿__＞:::{:::::＞ _　 /} }:::｀''＜:::ﾍ::::::::∨_-￣/‐- ､、　（此方も特に気にしてない、んだ）
　＼　　　　　　　　　　　　　￣二ﾆ=‐　＿＿　　＼:::::::::::::::::::＼:::::{ {＞//::::::::::::::＼ﾍ::::::::∨￣￣>:i:i:i:iﾑ
　　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　￣二ﾆ=‐　＿＿:::::::::⌒＼ //:::::::::/::::::::::＼::::_∧￣厂:i:i:i:i:i:i/
　　　...＼＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣二ﾆ=‐　＿＿__/｀`～､、:::::〕 }h‐':i:i:i:＞''´
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　　　　　　 .＼＼＼＼　 └i ｎﾄ､>　　　 .弍爻　　 /厶__　　　　　　　　　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
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1946 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/15(金) 23:19:25 ID:AJVL3izl: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／＾Yヽ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿|／/|i|＼＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀┬''": |i|＼＼//
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「|⌒，:::: |i|::∧i:∨ /
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　<　/ ∧: |i|: / ∧i:∨　＼　 __
　　　　　　　　　　　　　　　 ,｡s*'”＼:::::＼./..∧|i|:::::/ ∧i:∨.／＼|i:|
　　　　　　　　　　　　　　 /ﾐ彡＼　＼:::::＼.| |＼:::::::::::::／/　/::/:i |　　　（私達と彼女達の差……多分それが答えなのね）
　　　　　　　　　　　　　 -三-.....　＼.∧ :::: |＼／ｰ ''"::::/　/::/､彡
　　　　　　　　　　　　　　 //.　　　　＼|:::::::|..|::＼￣⌒|:::|　.| /.　|i:|
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　回避、防御、その他の受け手としての選択肢を取る猶予を行動に回せる。

　　＞　相手の多段攻撃、複数行動に対する当然と言えば当然の回答。

　　＞　確実に詰め、猶予を作り出して事故を発生させずに此方が押し勝つ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾏﾎｳ
　　＞　其の為に命じた最初の行動は、自陣に対する行動としては比較的に弱々しいものでもあり。

.
1947 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/15(金) 23:27:41 ID:AJVL3izl: 　　　　　　　 .∨ //　　,丶　　_,､‐'ﾌ　　　　/　 -‐=＝=‐-　　　　　　　　　　　∨　　　＼　　＼
　　　　　　　 ∨/ 丶｀　,.ィ升　／　　　／　　_｣L∟L｣_　　~''～､　　　　　 .∨　　　　､　　.∧
　　　　　　　　　　＞　　／　 . ／　　　／ ,､丶`　　　　　　`丶、ィｆて:::ｯ｡､　　 ∨　　　　 : 　 . ∧
　　　　　　　　／　　／______ ./ 　　／／　　　　　 ,ヘ　　／ﾄ:::::::::::::: : ｀ﾞ'　　 .∨　　　　:　　 .∧
　　　　　　　　 '----く∨＼／　 . ／ . ∧　　　　　　　li‐､＼li　/:::::::::ｨ::::::::::::: ∧　　∨　　　 l　　　 ∧
　　　　　／: : : : : : : :＼､.∧　　　'　　/.　＼　　　　　＼＼.ﾍ li/从/|:::::::::li:::::::::」　　ト------､イ⌒ﾟ"'ヽ
　　　　 ./.: : : : : : : : : :. :.〉'　　 ,　　　ﾍ　　＞‐‐‐‐　　　〉' ﾍﾍｨ斗ﾐｘli: : /ﾊ: : l li-､　コ＿＿___ li.: : : : : :.＼　　______
　　 ___,ｲ.: : : : : :. :. :. :.／　　／｀i 　孑ｲ .／--　､　　　＼ｌ人ﾊ「弋ソ　ﾄイｚｘ : 」」ノli /　　　　li　ﾍ.: : : : : :. :.ﾍイ　　　ｌi
　 . ｲ　人: : : : : : : :／　　／　7 li　 il 　 li　　 li　＼　　　＼::::li　　　 '　ゞﾂﾆ___, イﾉ　　　　/ 　 .ヽ.: : : :. :. :.li　　　　ｊ　　　　　【テトラジャ】。
　 '　　.:　ヽ: : : : ／　　　,ｲ　　/ .li　 :.　　li　　. ∧　　ヽ、　　ヽ人　｀　‐　　,ｲ/,ｲ　.∧　　　 ,　　　　＼: : : : :.ﾊﾄ　　　＼
　　 ./　　　＞'　　　.／'　　,　 li　 .li　　∨ / ∧　　　 ,ﾍ　　　.个o。｡s≦　/ / ∨ .∧　／ ,ﾍ　　__　 ≧=-　　∧ 　　 .＼
　　 /　　 .／　　　／∨　　 li 　 ∨ ﾊ　　 ∨　 ∧_,..::ィ￣＼　　 .ﾍ､'人　li´リ　 .∨ .ﾊ ´　イﾍヽﾌ　＼______　-=≦ﾆﾆ=---
　　 ||__ - 　　　_ - 　　 li　　 li　　 ∨ ﾊ　　 .＼　-‐=＝=‐-　､　 .ﾍ　､＼ヘ----------､ソ_,イ　　／､丶｀　　　　　　　　　 `丶、
　　　　　　 ._,イ ./　　 .:　　 .li　　 .∨ ﾍ　 . イ　　　　　　　　 ∨　ﾍ　ｌ　ヽ八ﾍ____________liヽ､ .ヽイ　　　　_｣L∟L｣_　　　　　　　 ∧
　　　　 _､‐'/　 ,　　　 .:　　 .li　　　　｀_ -ｨ:::::::::li　　　　　　　 .∨ 　〉jﾄ　　 Yヽﾐ､　ｌ　 liフ　 liイ　　､丶｀＞イ´　｀''マ　　　　　　 li
　 -=≦　 .:　 ./　　　　li　　　.li＼､丶｀:::::::::::: : 」フ￣￣￣＞-　__ト-､'-ヘヽ .ﾉ　___ｼ､ｌ_､‐'゛　ノ .,.ィ升　　　 li　ﾊ　　　　　V　　　　　 li
　　　　..../　 ./　　　　 , 　　 .li／:::::::::::::::::::::::: ﾉ　　　 li .人　　　 /.┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
　　　　 /　　　　　　 ,　　　 li::::::::::::::::::::::: ／　　　　 .li,::: : ∨　./　┃..■テトラジャ（デジタル・デビル物語　女神転生、その他シリーズ）　　　　　 .┃
　　　 /　　,　　　　　 || 　　 .li:::::::::::::::::::／　　　　　 li::::::::::∨ヘノ┃..├破魔、呪殺に属する即死系攻撃を一度だけ無効化する。　　　　　　　 .┃
　　　 .:　　/　　　　 .|| 　　 .::::::::::::::::::/　　　　　　　　 |:::: : 」´ .／. ┃..├また、【エナジードレイン】による効果（レベルドレイン）も無効化する。. 　┃
　　 .:　　/　　　　　 .,ｲ　　　　::::::::::: ,　　　　　　　　　 liﾉ:: : /__」´　　┃..└魔界魔法の一つ。　自分達の魂を護る防壁を展開する。　　　　　　　　　┃
　 . / 　 /　　　　　 ./ ||　　　　li::: : /　　　　　　　 liﾆﾆヘ､___　　┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
　 /　　/　　　　 /:: ||　　　　li .,　　　　　　　　　　　 li　　　　　｀`丶､ . ||　|　|　| ∨　　ﾘ::::::::::: ∧　ﾊ　　 .ﾊ　 .∧　＞'"
　　 / /,　　　　　 /::::::||　　　　li/　　　　　　　　　　 ,　　　　　　　　　ﾍ,ｲ　|　|　|　ﾄ　　 ∧::::::::::::∧ 　li_｡s≦　∨　人く
　 V//li 　　　 ./::::::: li　　　 l　　　　　　　　　　　 /---====ﾍ　　　　ﾄｊ . l　ｌ　ｌ,ィﾆﾍ　 ∧:::::::::::∧ 　li　　　　 ∨　　}iト
━ 　 ━　┳━┳━┳━┳　 ┳━┳━┳　 ┳━┳━┳━┳━┳━　 ━┳━┳━　　　 ━　　━　━
┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　ぽつりと呟かれた言霊は、ボクと彼女を除いた三人に対しては特に効果を発揮した……と思う。

　　＞　魂、霊格の簒奪。　或いは自身と同じ場所まで貶めるような行動であり、呪いの一つ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾌﾟﾚｽｱｲｺﾝを獲得する
　　＞　それに触れれば、相手こそが大きく怯む猶予を生み出す切っ掛けになる。

.
1948 ：名無しさん＠狐板：2024/11/15(金) 23:28:36 ID:A3Ic9jtD: 一回だけのタイプか。１ターン持つタイプはどのタイトルだったかな。
1949 ：名無しさん＠狐板：2024/11/15(金) 23:30:37 ID:WMpemP5q: コッチジャ！コッチジャ！（違）
1950 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/15(金) 23:34:12 ID:AJVL3izl: 　　　　　　　　　　　　 r─┐＿_ 00　　 .,勹　 . 　ｎ　　　　　　　　 (i:i:i:i:i:i:ｉ/:i:i:i:i:i:i:i:i:i／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
　　　　　　　　　　｀ｱ勹 r┘　　　くく　　　 ./厶__　　　　　　　 .｝i:i:i:i:ｉ｛:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
　　　　　　　　　　　　　ゝﾆン　　　　　＼）　　└'^ｰ┘　　　　　ノ:i:i:i:i:ｉ八:i:i:i:i:i:i:i:|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ|i:i:ｉY⌒ヽi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　先端が僅かに触れ、そして大きく仰け反るように肉塊へと還る。

　　＞　そんな行動を取ってしまえば、前衛達にとっては恰好の行動の隙と化してしまう。

　　＞　そんな折に――――もう少し、あと一つ、猶予を生み出す。

.
1951 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/15(金) 23:42:19 ID:AJVL3izl: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿　　　　　　　　　　　　＿＿ .,　'~}
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　腰に備えたバッグから取り出した小さな投擲物。

　　＞　恐らくは普通にしては決して効かない、属性としては有用でも相手にとっては僅かな隙しか作れないモノ。

　　＞　けれど今、ボクと若葉の二人だけは彼奴に対して優位を取れるという不可思議な理解だけがあった。

.
1952 ：名無しさん＠狐板：2024/11/15(金) 23:43:31 ID:A3Ic9jtD: 点穴針？　ではないよな？
1953 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/15(金) 23:49:10 ID:AJVL3izl: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　へ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / 　＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ',／Vﾞ,｀ヽ
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　構える。　投げる。

　　＞　放物線を描くような緩やかな軌道を経て、投げたそれは引き始めた手先の一つへと偶然に衝突。

　　＞　そして、耳障りな程の叫び声が遅れて響く。

.
1954 ：名無しさん＠狐板：2024/11/15(金) 23:49:56 ID:9tfRAyD6: 破魔矢かな？
1955 ：名無しさん＠狐板：2024/11/15(金) 23:50:08 ID:A3Ic9jtD: 破魔矢か
1956 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/15(金) 23:54:56 ID:AJVL3izl: ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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　　　　　　　　　／.:{.:.:.ｰ彡{ f ㍉ヽ　'/ ｨ汀ぅぃ,,_.:./,-ミ.:.〔.:.:.:.:/,
　　　　　　　　 ∠､､､{.:./ァ.:込乂ﾝ乂. ＼{ i　}　 }i⌒:/,　Ⅵ.:.:.:.:.:./,　　　　　ただの破魔矢だよ。
　　　　　　　　　　　 {/ /.:.:.ヽ}＾''　　　　　ゝ '　''＾　＼/,ﾉﾉ.:.:〈＾¨⌒
　　　　　　　　　　　 {　{／}:込、　　　　　　　 ,心二゛}.:.:.八.:〉　　　　　　 ……アレに対して特別に効く、ね。
　　　　　　　　　　　　｛. ⌒V/:)>｡,丶　　　＜.:.人.:{~''～ ,,:/,
　　　　　　　　　　　 _､‐''~~~^'八∧.:>=≦　　ん/⌒＼.:.:.:.:＼⌒
　　　　　　　　　　／.:.:._､‐'~⌒＼_r'.:.八　　　 {.:.:.＼.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}
　　　　　　　　／.:.:.:.:.:{廴ﾆ=-=ﾆ＼＾ヽ　　 └yﾉノ⌒ヽ---<
　　　　　　　 ,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:⌒＼/,　:.　 .／.:.:.:.:.:__ノ_､く_}
　　　　　　　｛.:.:.:_､‐''^~.:.:.:._､､､､_.:.:.:.:.:⌒＼ヽ :{_､‐ァ<-=ニニ〔
　　　　　　　｀Y.:.:.:.:.:.:.__ノニニニニ- _.:.:.:.:.:＼/.:/.:.:.:.:Ⅵ人ニ〔
　　　　　　　　 >''^⌒ニニニニニニﾆ-_⌒^'+}V.:.:.:.:.:.:.}┼i┼:〔
　　　　　　　 .｛ﾆニニニニニニニニニﾆ-_.:.:.:Γﾟ｡.:.:.:.:.:｝｀Y´ニ-_
　　　　　　　　〈ﾆニニニニニニニニニﾆ-_.:._〕 nﾟ｡.:.:.: ｝ニニニ-}
　　　　　　　　　　　∨ニニニニニニニニニﾆ-_.:└rく.:.:.:.:.｝ニニニ〔
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　与えられたらしい加護。

　　＞　”神の断片”という種族と、魂を意味する仲魔の断片。

　　＞　それらを魂の根幹に据えてしまったボクの、生命の象徴でもある血液を宿した其れが与える影響。

　　＞　”八百万の祝福”を宿す土台となる矢が与える影響は、相手が神となれなかったからこそに良く通るだろう。

　　＞　そんな期待半分の行動は、どうやら思った以上に影響を持っていたらしい。

.
1957 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/16(土) 00:07:57 ID:iParqFSZ: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /L　　　　　／
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 c　　／　／　　　　　　ヽ.l
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　　　　　　　　　　 r=ミ　　　　 /////!__／//〃　　丶丶
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　手首から先が一本弾け飛び。

　　＞　残りの手が我武者羅に周囲を掻き乱す。

　　＞　先程までは確かに感じ取れていた、僅かな知性のようなものが消し飛んだような感覚。

.
1958 ：名無しさん＠狐板：2024/11/16(土) 00:10:48 ID:NqQBWw94: ばかになっちゃうううぅぅぅ！（違）
1959 ：名無しさん＠狐板：2024/11/16(土) 00:12:22 ID:rUXm1ERf: 効果はてきめんだ！
1960 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/16(土) 00:13:16 ID:iParqFSZ: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /三－　　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /三－　　　　　　　　　　　　　　　〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /三－　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /三－Ξ－－‐‐　　　　　　　　　　　　　 /∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /三アﾞ＾¨¨¨¨＾`～､－‐‐　　　　　　　　　　　 /∧
　　　　　　　　　　　　　　　 ′ｱﾞ:/: : : : : : : : : : : `～､－‐‐　　　　　　　　　/∧
　　　　　　　　　　　　　　　　 {‐/:　′ :!　　.:ﾉ、　 :::ト : :.`～､‐‐　　　　　　　　〉
　　　　　　　　　　　　　　　 {7 ′{　.:ﾉ .:／斧=ミ　::{　　汽苅心､‐‐　　　　　　 ′
　　　　　　　　　　　　　　　　｛ｉ{／{／{／ハ乂炒＼{　　　ゞ "　－‐　　　　 /　　　（…………また一つ、奇妙な手札を手に入れちゃったか）
　　　　　　　　　　　　　　　　八i:i:i:i:i:Νi:i:i:i沁　　　　　　　　 /＾寸　　　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:公　　 `_ 　　　　 .: :/}ⅱ‐　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i〕ト　　｀　イ: {/ И!‐　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〉 :: :::ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:〕爪 : :/: :丶:i7‐　才
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 j{ﾆゞ :: ::::ｉ:i:i:i:i:i:i〔 : :｝ : :/: : :__ｱ__-ﾆﾆ}-__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　j{ﾆﾆｱﾞ〕iト____i:i:i:ｉ:)、: : ___-アﾞ´7}ﾞﾆﾆ‐}ニﾆ-__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 j{ﾆﾆ廴__ﾆﾆ7⌒ｰ=ﾐｖ～ﾞ⌒ﾞ.: : :/ニﾆﾆ}ﾆﾆﾆﾆﾆ-__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 j{-{￣￣‐ﾆ7: : 　 { {＾} }　. : : : /､二二}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ‐_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 j{ﾆ{－‐ﾆﾆ7: :　　 { {0} }　: : : /ニ＼―┘ニﾆﾆﾆﾆﾆﾆ‐
━ 　 ━　┳━┳━┳━┳　 ┳━┳━┳　 ┳━┳━┳━┳━┳━　 ━┳━┳━　　　 ━　　━　━
┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　荒れ狂う手先が少しずつ刻まれていくのを眺めながら。

　　＞　どこか他人事のような視界を覚えながら。

　　＞　空いた手を握り、開き。　美森ちゃんへと意思を伝え、一歩前へと歩み始めた。

.
1961 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/16(土) 00:13:49 ID:iParqFSZ: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　□
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ┌─┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 └─┘
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 └───┘
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ┌─────┐
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　　　　　　　　　　　　　　　　　 │　 └─────────┘　　　 │
　　　　　　　　　　　　　　　　　 │　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
　　　　　　　　　　　　　　　　　 └───────────────┘

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1962 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/16(土) 00:14:02 ID:iParqFSZ: ｘ・）＜いじょー、おつかれー
1963 ：名無しさん＠狐板：2024/11/16(土) 00:14:38 ID:rUXm1ERf: 乙でした
1964 ：名無しさん＠狐板：2024/11/16(土) 00:16:13 ID:NqQBWw94: 乙でしたー
手札以上に君の場合少女との縁がだね
1965 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/16(土) 00:18:28 ID:iParqFSZ: 女の子との悪縁に愛されてるよね……
1966 ：名無しさん＠狐板：2024/11/16(土) 00:26:44 ID:NqQBWw94: 「悪」縁なのか……ｗ
1967 ：名無しさん＠狐板：2024/11/16(土) 01:00:21 ID:cOABNoKG: 悪い縁だ…
1968 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/16(土) 13:11:31 ID:iParqFSZ: だって女の子と遭遇する、縁が結ばれる＝何かしらの事件に巻き込まれてる　だもの今の彼……（
1969 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/16(土) 22:00:34 ID:iParqFSZ: ｘ・）ちょっとネット相性最悪なのであした
1970 ：名無しさん＠狐板：2024/11/16(土) 22:04:27 ID:NqQBWw94: はーい
1971 ：名無しさん＠狐板：2024/11/17(日) 20:31:34 ID:NCnz8Oa5: 支援です
ttp://yarufox.sakura.ne.jp/test/read.cgi/FOX/1721643051/532
1972 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/17(日) 23:11:47 ID:S6AFLjsL: わーいありがとうございますー！
……今やってるの終わったらやりてーなぁ
1973 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/18(月) 21:39:50 ID:USsyRWBy: ｘ・）ノ
1974 ：名無しさん＠狐板：2024/11/18(月) 21:44:05 ID:wc0hDF9J: ｘ・）ミ
1975 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/18(月) 21:45:04 ID:USsyRWBy: ｘ・）＜風呂はいったらやりたいし２２：３０くらい？
1976 ：名無しさん＠狐板：2024/11/18(月) 21:53:50 ID:Olm7JNW1: ｘ・）ミ
1977 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/18(月) 22:45:18 ID:USsyRWBy: ｘ・）＜遅くなったぜ、ちょっとやるかね
1978 ：名無しさん＠狐板：2024/11/18(月) 22:46:16 ID:wc0hDF9J: はーい
1979 ：名無しさん＠狐板：2024/11/18(月) 22:47:14 ID:Olm7JNW1: うぃうぃ
1980 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/11/18(月) 22:57:36 ID:USsyRWBy: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 Ⅵ.: : :.＼ {:. :. ﾊ　　　　　　　 | 　　　　　,ｲ: : : : ,: : ',.: : : :|: : : :',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /.: : : :. :. :.ﾍ..: : :.ﾊ　　　　　 !.　　,　　　∠.,': : : : ,'.＜ ',.: : :.|.:. :. .:',
　　　　　　　　　　　　　　　 /.: : : : :./　　ﾊ.: : . ﾊ　　　　　　l　　　　イ/ ﾉ'i.: : : :.,'　　｀く: :',.: : : :ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　 /.: : : :. :./／　 ', : : : ｣　　　　ﾊ.zz≦,////　|: : : :,　　　 //ヽﾍ.: :. :.ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　／.: : : :. :./{＼　　 .ゝィﾆ＼　　　 .//////////　 |: : : ,　　　// 　/i ﾍ: : : : ヽ
　　　　　　　　　　　 / : : : : : : /. |＼＼　ﾄﾆﾆﾆﾆ｀ヽ､　i/////////. 　 {.: : :ｉ　　 //　,ｲ　}: : ヽ: : : : ヽ
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　確実に、一つ一つ。

　　＞　伸びる手、ふやけた手、青白い死者の手が消えていく度。

　　＞　或いはそれら全てを経由する前から、強い視線を感じていたのには気付いていた。

.

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【R18】真・女神転生N -中庸を往く者- その４

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