【R18】真・女神転生N　-中庸を往く者-　その４

1 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/05/30(木) 13:09:38 ID:BGBSURXc: 　　　　　　　　　　　　　　　　 /
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1399 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/08(月) 23:53:22 ID:raJyb3vC: 　　　　　　　　 _＿＿　 } 　＞''´　　　　　　　　　　　｀`～､、
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　　　　　　　　 ∧　　　　　　／| |　　　　　　　　 i>　　.:/:U:/:/: /イ　　　'　　　　　　　　　マコトも同じものを思い浮かべたということ、か？
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　　＞　多分、ひなただったら半分怒りながらも同じことを思い浮かべた。

　　＞　多分、冬優子ちゃんでも思い浮かべることは出来たと思う。

　　＞　レンは……どうだろう。　半々といったところか。

　　＞　つい先程零した言葉から察し、問い掛け。　目線を合わせて、その解答を同時に答える。

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1400 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/08(月) 23:56:50 ID:raJyb3vC: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　f´￣￣￣￣￣￣｀ヽ
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　　＞　国産みの話。

　　＞　淤能碁呂島、伊邪那岐、伊邪那美、天沼矛。

　　＞　日本列島を生み出した、という伝承の話。

　　＞　その一文には――――『天御柱と八尋殿』と呼ばれる二つの要素が登場している。

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1401 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/09(火) 00:03:07 ID:l7yskorn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /
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　　　　　　　　　　　　/'^ │　　八丈莎ﾐ^ 　､,,_,,斗匕^|　　　|:＼∨/
　　　　　　　　　　　　　；|　　　/|:/:/:/:.　　　 '~炒フ /|　　　|；
　　　　　　　　　　　 ∧.　 /:∧u　　 <!　 .:/:/:/:,ｲ∧. 　 /
　　　　　　　　　　　　　　 ∧ 〈| |: :ヽ.　ｰ　､　　u.ｲ |: :.∧／｡　　　　　　　……ならば、やはり。
　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ| |:_:ノ}:>、__　｡＜: :| |__:／　　　っ
　　　　　　　　　　 ,､　-‐―| |''~　'，　u.　./{:　｀| |､、　　　　　　　　　　この建物は八尋殿、ということか？
　　　　　　　　　　　 /　　　＼| |　　 '，　 /　　　| |　｀`　､/
　　　　　　　　 ,　　　　 // ｀`ヽ　　ｧ-‐''~~| | 　　　 ∨
　　　　　　　　　 .′　　　 //　　　｀´ 　　　 | |　　　　u. }/
　　　　　　　　　 .ｌ　　 ,,ノノ　　　　　　　　　　　ﾍ∨ v　　　,　　　　　　　　　　　　　　　に見立ててる……とは思う。＞
　　　　　　　　　　　　　　　∨´　　　｀ヽ　/　　　u　＼/　　　,
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　　＞　一説に依れば、天沼矛を土台とした一つの柱。　それが天御柱。

　　＞　八尋殿、と呼ばれる広大な殿舎は二柱が住まう広大な住処。

　　＞　それを再現し、成立した《異界》がこの場所であるのならば……衣服などが掻き消えているのにも一定の納得がいく。

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1402 ：名無しさん＠狐板：2024/07/09(火) 00:07:32 ID:IDCmqxam: 随分と大仰な見立てだな
1403 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/09(火) 00:08:37 ID:l7yskorn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　／ .: .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| :/|.:.. ＼＼'.|　　　⌒¨´乂沙' / ／]／　　＼|　　アダムとイヴ、或いはその前妻のリリス。
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　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　 =-‐ '゛　　　　　　　　　 _,ノ　　そっちでも、知恵の実を喰らうまでは『恥』の概念を持たなかった。
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　　＞　少なくとも古事記の内容を参考にするのなら、この時二柱は衣服を身に纏っていたかは怪しさが残る。

　　＞　男根と女陰の伝話を加味するならば、それを当然のものと受け入れていた要素も存在するから。

　　＞　――――ただ。　仮にこの要素を採用するとした場合。

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1404 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/09(火) 00:12:08 ID:l7yskorn: 　　　　　　　　　 _＿__
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　　　　　　　　　　　　 //　　　　　＼|　|.　| |　　。　　　　　　出る為に何が必要となるのだ？
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　　＞　必要とする行為、或いは儀式。

　　＞　真っ先に浮かんでしまう事象が一つ。

　　＞　――――そして。　悪魔業界に踏み入った異能者が、この伝承を知らなかったのか。

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1405 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/09(火) 00:13:38 ID:l7yskorn: ━ 　 ━　┳━┳━┳━┳　 ┳━┳━┳　 ┳━┳━┳━┳━┳━　 ━┳━┳━　　　 ━　　━　━
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　　＞　恐らく、それこそがあの《怪異》を打倒する鍵になるのだと思う。

　　＞　だから――――見出すべきは、繋がりか。

　　＞　或いは、儀式の遂行なのか。　潤んだ瞳に、問うかは……悩んでしまった。

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1406 ：名無しさん＠狐板：2024/07/09(火) 00:13:57 ID:QaAj2PE0: やはりセックスか
1407 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/09(火) 00:14:05 ID:l7yskorn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ┌───┐
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1408 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/09(火) 00:14:22 ID:l7yskorn: 本日いじょー。
さぁて何が正解なんだろうね。
1409 ：名無しさん＠狐板：2024/07/09(火) 00:17:04 ID:JS98bO03: 乙でしたー
わしにはわからん（ばかづら）
1410 ：名無しさん＠狐板：2024/07/09(火) 00:49:48 ID:QaAj2PE0: 乙でした
1411 ：名無しさん＠狐板：2024/07/09(火) 01:12:34 ID:IDCmqxam: 乙
1412 ：名無しさん＠狐板：2024/07/09(火) 01:56:39 ID:A5i9A8bb: 乙でしたー
1413 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/09(火) 20:43:36 ID:l7yskorn: ｘ・）ぺぺぺぺぺぺぺ
1414 ：名無しさん＠狐板：2024/07/09(火) 20:54:49 ID:bWSkqE9s: 支援です
ttp://yarufox.sakura.ne.jp/test/read.cgi/FOX/1700240638/2306
1415 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/09(火) 21:14:04 ID:l7yskorn: わーい、ありがとうございます～
ひなた様回多分次幕間だから色々準備しないとな……
1416 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/09(火) 22:02:59 ID:l7yskorn: ｘ・）
1417 ：名無しさん＠狐板：2024/07/09(火) 22:03:23 ID:JS98bO03: ｘ・）
　ｘ・）
1418 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/09(火) 22:09:32 ID:l7yskorn: ｘ・）＜やるべ
1419 ：名無しさん＠狐板：2024/07/09(火) 22:09:57 ID:JS98bO03: ｘ・）＜やろうぶっ
1420 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/09(火) 22:11:07 ID:l7yskorn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【？？？：休憩後】

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1421 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/09(火) 22:19:01 ID:l7yskorn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　 _＿＿　 } 　＞''´　　　　　　　　　　　｀`～､、
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　　＞　ただ、呼吸をしながら休む時間が過ぎて。

　　＞　屋敷の中を幾らか探す中で、前に内部に取り込まれたのであろう犠牲者の痕跡を見つけた。

.
1422 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/09(火) 22:26:28 ID:l7yskorn: 　　　　　　　二二ﾁﾘﾝ二二二二二ﾁﾘﾝ二二二ﾁﾘﾝ二二二二二二二二二二二二ﾁﾘﾝ二二二二ﾁﾘﾝ二二二ﾁﾘﾝ
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　　＞　そのどれも、描いた道具は己の血といった黒ずんだ跡。

　　＞　『失敗した』『間違った』『誰も居ない』、そんな後悔が記された文字。

　　＞　「最初に人型の悪魔が現れた、倒した他に何も居ない」、そんな次の誰かに残す情報。

　　＞　「神話に則り女を犯した、何も変わらなかった」、そんな犯罪の跡まで残る。

.
1423 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/09(火) 22:30:50 ID:l7yskorn: 　　　　　　　　　　　　　　　 ∧.　 /:∧u　　 <!　 .:/:/:/:,ｲ∧. 　 /
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　半ば反射的に刻まれた部分に殴りかかろうとする彼女を止め。

　　＞　他に何も無いのか、探したけれど布一つ残されては居ない。

　　＞　利用できるとしてこの建物を象る物品だろうけれど……それに手を出す愚かな真似までは出来ず。

　　＞　二人並んで、最初に休みを取っていた部屋へと戻って来る。

.
1424 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/09(火) 22:36:13 ID:l7yskorn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ││　　　　　　　　　　　　　　//　/
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　はぁ、と漏れる何方ともない溜息。

　　＞　実際――――事此処に至っては、取れる手段は確実に減っている。

　　＞　以前と同じ『物語型』として、神話に則るならばするべきことは一つ。

　　＞　ただ、それだけで済まない悪寒がずっと背中に張り付いていた。

.
1425 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/09(火) 22:40:45 ID:l7yskorn: 　　　　　　　　　　 ∧　|ﾍ､　:/:/:/从　乂./ /__: 乂__ノ
　　　　　　　　　　　　 ∧_しﾍ　｀　 u./∧　　 /　　ヽ　　っ
　　　　　　　　　　　　　　　 | |　ー＜//　,＼／　ι 　，
　　　　　　　　　　　　　。　 | |　＞''//)／　　　　　　 ,
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　　　　　　　　　　　　　ｧ'´ ￣｀ｧ''´ι　　　　 ∨　 u　|　＼
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　　　　　　　　 .c. 　（（乂　u: .:{.　　　　　 : : : : }　　　|＼　　　＼＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　 <⌒''ーゝ:::..＿.: : :. :. :. :./ 　　 ,　 .＼＿＿＿＿＿＼　　　　　…………なぁ、マコト。
　　　　　　　　　　〈　　u.　　　　　　~''ｰ＜_}.　　　,　　　　　　　　　　　＼＼
　　　　　　　　　　　　　　 { ┬=≦~ ‐ _　　　　　｀ヽ　　,　。　　　　　　　　　　 }　 }
　　　　　　　　　　　　　　　｀¨　　{　　　 ~ ‐ _　　　　 /　　　o.　　　　　　　　/　/
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　間違ってしまえば。

　　＞　一歩でも踏み外してしまえば。

　　＞　未だに『神』に結び付けられている少女を開放しなければ。

　　＞　ぐるぐると回る、多分ボク一人ではどうしようもないと理解できるこの小さな檻の中。
.
1426 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/09(火) 22:45:12 ID:l7yskorn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _＿＿＿___
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　　　　　　　　　　　　 / 　　　　　 |＿|　 |　　 |　　 ∨ l|　ｌ|　|　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　 /　／　　　　 /,､＿ u|＿＿|.　　 ∨____ｌ|　|　　　 |
　　　　　　　　　　　 /／　 |　　 |　 |/_＿__ ￣　　 `''ー―‐‐ ､|　|　　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　何？＞
　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　 |　 |ﾏう芯ミx.　　　 ,ｨzzzzzzx,　/　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　 |　 |ﾊ.ゞ‐ﾟ :/:/　　　　弋rツ_ノ＾ /. 　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　 |　 |:∧:/:/:/:/:/:/:/:/:/⌒¨:// /∧.　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　 |　 |ゝ∧:/:/:/:<!　　　.:/:/:/:/ｲ: : ∧　　　l!
　　　　　　　　　　　　　　　 ∧ 　 |　 |: : | ＞。　､　、　 .uイ　│: : :∧　　八　　　　……他に選択肢が無いのは、分かっているだろう？
　　　　　　　　　　　　＿＼ﾍ . |:_:_|　:|／＞　_ 、＜: :{.:|　 |＼: : ∧ ／
　　　　　　　　　　　　ｧ'´　　　￣￣"'/　/―┘: : : : : :/: ﾍ|　 | ﾟ｡｀¨¨´
　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　/　/｀`～､、: : : : ＿ノ|　 |―――‐‐- ､
　　　　　　　　　　　　　 /　u.　　　　 /　/＞''⌒ヽ　　／　　∧　∨　　　　　　 '，
　　　　　　　　　 ,　　　　　　　_ - ~　　　￣ヽ.∨　/^''＞――＼　　　　，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　',／　　ι　　　＼. }　/／-‐‐　　　＼　　　　 }
　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　 ,､-‐‐- ､＼〉⊂二二　　　 u. 　ヽ　　　 }
　　　　　　　　　　　　　|.　　　 /　　／　　　　　＼ヽ;／　　　 ~ ‐ _　　　 |
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　ぽつりと漏れた、漏らした言葉。

　　＞　決して口には出さなかった、神話を再現する為の行為。

.
1427 ：名無しさん＠狐板：2024/07/09(火) 22:52:02 ID:tPhA18P7: そのっちをそのっちするように、わかちゃんをわかちゃんするんだ！
1428 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/09(火) 22:52:11 ID:l7yskorn: 　　　　　　　　　　　　　　 :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : ／..:.:.:.:.:.:.: /.:.:.:.:.:..＼
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　　　　　　　　　　　 :.:.:.:.:.:.:.:.: |　　　　　　　　　　　｀7 .: |＼|　　　　　まだだ。　まだ……。
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　他の選択肢、或いは情報を求めよう。

　　＞　そう口に出しかけ、けれど首を小さく横に振る。

　　＞　彼女自身も――――いや、彼女のほうが余程理解できているのだろう。

　　＞　水しか取れない。　近い先、ボク達はここから衰弱する一方であるということ。

.
1429 ：名無しさん＠狐板：2024/07/09(火) 22:53:48 ID:JS98bO03: まだあわあわあわわわわあわわ慌てるような
1430 ：名無しさん＠狐板：2024/07/09(火) 22:56:10 ID:tPhA18P7: きっと若葉の脳内でそのっちが抱けっ！抱けぇっ！抱けぇーっ！って叫んでいるはずだ！
1431 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/09(火) 22:58:13 ID:l7yskorn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /
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　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,,､　　￣￣　"''＜
　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　／　　　/　　　＼　　ヽ
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　　　　　　　　　　　 /'^ │　　八丈莎ﾐ^ 　､,,_,,斗匕^|　　　|:＼∨/
　　　　　　　　　　　　；|　　　/|:/:/:/:.　　　 '~炒フ /|　　　|；
　　　　　　　　　　　　　　　 ∧.　 /:∧u　　 <!　 .:/:/:/:,ｲ∧. 　 /　　　　　……この先、どうにもならなくなるよりは。
　　　　　　　　　　　　　 ∧ 〈| |: :ヽ.　ｰ　､　　u.ｲ |: :.∧／｡
　　　　　　　　　　　　　　　ヽ| |:_:ノ}:>、__　｡＜: :| |__:／　　　っ　　　せめて――――私も、女として。
　　　　　　　　　　　　　　 ,､　-‐―| |''~　'，　u.　./{:　｀| |､、
　　　　　　　　　　 /　　　＼| |　　 '，　 /　　　| |　｀`　､/　　　　そう思うのは、無粋か？
　　　　　　　　　　　　 ,　　　　 // ｀`ヽ　　ｧ-‐''~~| | 　　　 ∨
　　　　　　　　　　　 ′　　　 //　　　｀´ 　　　 | |　　　　u. }/
　　　　　　　　　　　ｌ　　 ,,ノノ　　　　　　　　　　　ﾍ∨ v　　　,
　　　　　　　　　　　　　　 ∨´　　　｀ヽ　/　　　u　＼/　　　,
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　後々に選択肢が取れなくなってからする。

　　＞　今、半ば賭けの要素は強いけれど儀式として遂行する。

　　＞　彼女は、その内の後者を望み。

　　＞　そして尚、女としての望みを重ねて口にする。

.
1432 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/09(火) 23:02:41 ID:l7yskorn: 　　　　　　　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　 | 　多分、辛いよ？　　|
　　　　　　　　乂＿＿＿＿＿＿＿＿ノ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　死する覚悟はしているさ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_

　　　　　　　f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　|. 　こんな形で失っても良いの？.　.|
　　　　　　　乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |..　.元々……あってないようなものだったからな。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_

.
1433 ：名無しさん＠狐板：2024/07/09(火) 23:04:17 ID:JS98bO03: （一割か何割かは状況を言い訳に捧げようとしている感がなくもない）

>>1430
この場合抱けなのか抱かれろなのか、それが問題だ
1434 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/09(火) 23:06:44 ID:l7yskorn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,,､ ''"~￣~"''　､/　　　　/　/⌒
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　´.　　　　　　　｀丶、　/　/／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　＼　　＼　ヽ　／./
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　 /　　　 ∨　 ∧　　　　　 ∨　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　／／　　　　 ∧　 ∨　 ∧.　　　　 '._/
　　　　　　　　　　　　　　　／ィ /.　　 | | /　Ｖ　 ∨＿_|　　 |　／}
　　　　　　　　　　　　　　／　　 ,　　　　| |/. 　Ｖ斗― u|　　 |／: /}〕
　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　|/''´ 　　 ,ｨ芒抒　　 |: : /: }ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　 |ﾏ芯.　　　ﾋツ|.　　|^Y: : l:∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　从. Ｖｿ　　 :/.:/:/:从　 l ｿ: :./!:.∧　　　それに。
　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　{:∧:/:/`　　　　u .| | 　＼_/ ,: : :}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {: :∧　　‐　｀　　 | ｌ　　　　./__.ノ　　　お前は、私を迎え入れてくれるのだろう？
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧ 　 ∨| |:.＞　 _ . .＜:| |＼＿／
　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　| |: : 彡イ}.:. :.u:.| | 〔: : :{__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿　｀'' | |二´.　_｣: :　　| |＞''´　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　／￢ヽｧ'´| |　⌒｀　 '´￣ | |　　　　　 ,
　　　　　　　　　　　　　 /￣‐ヽ//　// 　　 _＿_____.| |　　　　　 ′
　　　　　　　　　　　　　　　　/　ｧ‐_/_,,､-‐''´,. ∠＿　　　　｀寸　　　　 |
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　取り繕うような。

　　＞　それでも尚本心を見せるような、小さな笑み。

　　＞　なんとなく、思ったのは。

　　＞　――――無事に帰れたら。　その時は、改めて初めてとしよう。　そんなことだった。

.
1435 ：名無しさん＠狐板：2024/07/09(火) 23:06:53 ID:IDCmqxam: 往生際が悪い
1436 ：名無しさん＠狐板：2024/07/09(火) 23:08:43 ID:JS98bO03: 二度目のファーストなんとやら
1437 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/09(火) 23:12:58 ID:l7yskorn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　/
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ｰ--く　　　　　　ゝ一' ノ
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　手が伸び、指が絡んだ。

　　＞　僅かに震えているのは、武者震いなのだと思い込みながら。

　　＞　外の……柱の元まで歩みを進めようとして。

　　＞　一つだけ、言っておきたい言葉があった。

.
1438 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/09(火) 23:23:22 ID:l7yskorn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /
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　　　　　　　　　　　　　 / ,ｲ.　　 |⌒＼,,_　　　　　 u 　 :|　　　|　∨/
　　　　　　　　　　　　　　　 /'^ │　　八丈莎ﾐ^ 　､,,_,,斗匕^|　　　|:＼∨/
　　　　　　　　　　　　　　　　；|　　　/|:/:/:/:.　　　 '~炒フ /|　　　|；　　　　　　　　　　　　　　　f´￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∧.　 /:∧u　　 <!　 .:/:/:/:,ｲ∧. 　 /　　　　　　　　　　　　　 | 　ねえ、若葉。
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧ 〈| |: :ヽ.　ｰ　､　　u.ｲ |: :.∧／｡　　　　　　　　　　　　　ヽ＿＿＿＿＿＿＿乂_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ| |:_:ノ}:>、__　｡＜: :| |__:／　　　っ
　　　　　　　　　　　　　 ,､　-‐―| |''~　'，　u.　./{:　｀| |､、
　　　　　　　　　　　　　　 /　　　＼| |　　 '，　 /　　　| |　｀`　､/
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　　　　 // ｀`ヽ　　ｧ-‐''~~| | 　　　 ∨
　　　　　　　　　　　　　　　 ′　　　 //　　　｀´ 　　　 | |　　　　u. }/　　　　　な、なんだ。
　　　　　　　　　　　　　　　ｌ　　 ,,ノノ　　　　　　　　　　　ﾍ∨ v　　　,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∨´　　　｀ヽ　/　　　u　＼/　　　,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　{j.　　Ｖ　　　　　　　Y　　 .′　　　　　　　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 {　　　　　 /　ι　　　　: :ﾉ　　/　　　　　　　　　　　|. 　ちょっとだけ、覚悟しておいてね。
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　　　、(:ｯ:)　　　. :{　　　 . :／￣つー '〉　｡　　　　　　　 .ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_
　　　　　　　　　　　　　　　　 ′u 　＼: : : : : : :.人: : :__ノ　　　　ーﾅ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 , 　／￣￣￣￣￣　　　　　　ーｧ'∨/
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　,′ 　　ﾊ ∧: :　、
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　何をだ、という言葉は聞かなかったことにしながら。

　　＞　僅かな時間の中で、この異界に関係するであろう悪魔の事を想像する。

　　＞　国産みの儀式の際、関わった神の名前。

　　＞　別天津神、伊邪那岐、伊邪那美。　来る途中で立ち寄った、総司が持つペルソナの原型。

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1439 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/09(火) 23:31:55 ID:l7yskorn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｨ
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　天御柱を左右周りに巡り、出会ったところで女性から話し掛け子を生んだ。

　　＞　けれどその子は不具の子であり、海へと流して二度目にも同じことを行う。

　　＞　次に生まれた子もまた不具の子扱いとされ、その理由を問うたところ占いにより理由が判明する。

　　＞　男から声を掛け、そうして島々を産んだとされる逸話。

　　＞　そして、屋敷に残されていた苦悶の遺書。

.
1440 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/09(火) 23:37:06 ID:l7yskorn: 　　　　　　　　　　　　　　　 /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:…‐- 　 .,,_
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　　　　　　　　　　　　　　　　 |.:.:.:／'. : ＼￣｀　　u　　　　　　　　　 ∧/
　　　　　　　　　　　　　　　　 |／　ｌ.:.:.:.:.:｀Τ＼　　　　　　 -─　　 ,:′　　（……多分、額面通りに受け取っちゃいけないんだ。）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | .: /| :/|　　　　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　　　　　　＿＿　 |／ .|∧|　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　　　　　　 │　　　＼　-　.,,_,ﾞ　　　　　 /｀¨¨´
　　　　　　　　　　　 _ -┴　　　　＼　＼　　　、　 .′＿＿__
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　海、という要素。

　　＞　最も関わる存在として最初に浮かび上がるのは……やはり不具の子達。

　　＞　神の子としても名前を数えられることのない存在達。

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1441 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/09(火) 23:45:16 ID:l7yskorn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {.　　 ∧.　　＼_/　　　 /://:/ 〈: /
　　　　　　　　　　　　　　　　　乂＿__ﾉ＼　　　　　 / ‐､　ノ/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / {ﾆﾆ≧zzzzz彡ｲu 　, イ: /
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /ｧ'´　　　｀寸ﾆ|　|>＜＿／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 //　　　　　＼|　|.　| |　　。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　//　 ι　　　　 |　ﾄ、| |
　　　　　　　　　　　　　　　　 / .:　　　　 }ﾉ.　　|　|　｀`～､、　　　　　　　　　　　　……さて。
　　　　　　　　　　　　　 /　.:　　　　　　|　　　|　|　　ι　　｀'',､､、
　　　　　　　　　　　　　　　 /　　|　　　　　 |　　　|　|　　　　　　　{::::(ツ
　　　　　　　　　　　　 /　　/|　　　　　 |　u.　|　|　　　　　　乂:::ﾉ｀ヽ,.、
　　　　　　　　　　　　　　 /　　/. ｌ　　　　　 l　　ｌ. / :、　　 . : : : : . 　 }　 V
　　　　　　　　　　　 /　　/　 :　　　　　 l　　ｌ/　　＼.: : : : : u: :. :.ﾉ　 }!
　　　　　　　　　　　　　 /　　/　　 :　　　　　 l.　　　　　　 ⌒ﾆ=‐: : -=彡: : ノ
　　　　　　　　　　 /　　/　　　 :　　　　　l　　　　　　　　　　　.: : : :.Ｙ＜　ノノ
　　　　　　　　　　　　 /　　/　　　 }　乂. 　 l　　　＼　　　　　　　　 / .}
　　　　　　　　　 {　　/|　　　　〈　　　　　,　　　　　　　　 {j 　／　 ∨　　　｡
　　　　　　　　　 {　 ,: :|　　　　ﾊ　　　ﾔ:､　　　　　　　　　　　　 ∨
　　　　　　　　　　　八　: : ∨/　　 |　　　　　 }: :∨　　　　　　　　　　 ∨
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　女から話しかける。　多分、これは話が成立してしまう。

　　＞　男から話しかける。　多分、これも成立してしまう部分はあるはずだ。

　　＞　何もなければ、恐らくボクもそうしていただろう男が一方的に女に行う行為。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

　　＞　そうすることで産まれる、産まれることが出来なかった存在を水子と呼ぶのなら。

.
1442 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/09(火) 23:47:59 ID:l7yskorn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　 ――――……始めるぞ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_

━ 　 ━　┳━┳━┳━┳　 ┳━┳━┳　 ┳━┳━┳━┳━┳━　 ━┳━┳━　　　 ━　　━　━
┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　多分、最も大事なことは――――。

　　＞　其処まで思考を巡らせて。

　　＞　震えが強くなり始めた、彼女の手をぎゅっと握りしめた。

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1443 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/09(火) 23:48:58 ID:l7yskorn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／|ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿__ ,},,__､-=ｧ
　　　　　　　　　　　　　　　 _､＜ :_:_: :｀寸ﾆﾆ{_
　　　　　　　　　　　　　　 ,-’ - ､、: ヽ''":∧二.}
　　　　　　　　　　　　　 ∧: :＼: :＼: :＼: ／}.-―ｧ
　　　　　　　　　　　　　 |: |＼ィぅｱ.＼_: : : /、　.(
　　　　　　　　　　　　　 |/}｀)　ﾋﾘ　 ‘､＞{ |＼__}＼
　　　　　　　　　　　　　 |...Y＼　　　／ {　｜＼＼　＼
　　　　　　　　　　　　　　 |. 　` .＜( )二}　＼. ＼＼　｀`～､、
　　　　　　　　　　　　　 /　./⌒ヽ、 ./＼　　＼. ＼｀`～､、｀`～､、
　　　　　　　　　　　　／　 /　＿＿>､　{'，　 .＼. ￣}　　｀`～､、｀`～､、
　　　　　　　　　　　／_.､-― <.＿_／.|＿ノ＼　　 .＼./　　　　　　＼　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　/　}_､-― ^＾:／:::::::}:::::{＞､.ヽ　　　　　　　　　＼　　　＼
　　　　　　　　　　　　　 {_､-:::::::_､- ^＾ヽ:::／:::/::::::::::::::'，_　　　　　　　　　　　＼　　 |'，
　　　　　　　　　　 ∧:::::::::::::_ノ"^＾:::::::::::/}:::::::::::::::::}:::}　　　　　　　　　　　 }＼　 .| ‘，
　　　　　　　　　　　　　　 ):::::::::/￣ミー- ,,,,:{人::::::::::::::::::ﾉ　　　　　　　　　　　　 | . ‘，.|　 :.
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　　　　　　　　　　　 /　|/:::i:i:i/:::::::::::::::|　 .|:::::::'，　　寸:i:i::'｡_　　　　　　　　　　　 |　 | |..|　 .|　　　 ┃.真・女神転生N　-中庸を往く者-...┃
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1444 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/09(火) 23:49:26 ID:l7yskorn: 本日いじょー。
次からそういう回？
しかし初めてが外って大分染められませんかね。
1445 ：名無しさん＠狐板：2024/07/09(火) 23:50:30 ID:oidws+4r: 乙
もう似たような場所でデートしたら勝手に燃え上がりそう
1446 ：名無しさん＠狐板：2024/07/09(火) 23:52:24 ID:JS98bO03: 乙でしたー
野外露出の味に染められてしまった若葉さん……？しかもマジの命懸かったひりつく緊張感の中でだ
1447 ：名無しさん＠狐板：2024/07/09(火) 23:52:40 ID:IDCmqxam: 乙
かなり特殊なプレイが必要か
1448 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/10(水) 17:42:56 ID:5h6ry+3Z: ｘ・）＜ぺーるるるっるる
1449 ：名無しさん＠狐板：2024/07/10(水) 19:16:40 ID:AX8x9EV+: ぺーるらいだー
1450 ：名無しさん＠狐板：2024/07/10(水) 20:22:06 ID:Da+AcQL4: ぺーるそーな
1451 ：名無しさん＠狐板：2024/07/10(水) 20:23:36 ID:HnzJSxu1: ぺーるぶるー
1452 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/10(水) 20:33:25 ID:5h6ry+3Z: ｘ・）＜くじはんくらいかなぁ。
1453 ：名無しさん＠狐板：2024/07/10(水) 20:58:30 ID:AX8x9EV+: こっちはレスできるのがじうじになりそう
1454 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/10(水) 21:35:58 ID:5h6ry+3Z: ｘ・）＜にゃもにゃも準備してぼちぼち開始
1455 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/10(水) 21:44:02 ID:5h6ry+3Z: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧|.: :.'，
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　　　　　　　　 |　.'/{　ヽ'｡.: ／/|.: :| .: .: .: .: .:}.: '｡ノ　./: ﾘ　　　　 ┃...Ep１１：神の贄、人の妹、永久の契：１８.┃
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　　　　　　　 |-=ﾆニニニニ./ /ニニ|.: .: .: ::|ﾆﾆ｡_/ニニニニﾆ=-i
　　　　　　　 |-=ニニニニニニニﾆﾆ|.: .: .: ::|ニニニニニニﾆﾆ=-|
　　　　　　　 |ニﾆﾆ|ニニニニニニﾆi!.: .: .: .:|ニニニニニニﾆﾆ=-|

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1456 ：名無しさん＠狐板：2024/07/10(水) 21:45:04 ID:HnzJSxu1: ﾊｼﾞﾏﾀ
1457 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/10(水) 21:50:39 ID:5h6ry+3Z: 　　【再現異界：御柱？前】

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1458 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/10(水) 21:54:21 ID:5h6ry+3Z: 　　　　　　　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
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　　＞　古事記に曰く。

　　＞　二柱が国土を産み、育てる儀式の始まりはこの御柱を巡った後に出逢う事から始まる。

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1459 ：名無しさん＠狐板：2024/07/10(水) 21:54:31 ID:Da+AcQL4: 何を再現したんですかねぇ
1460 ：名無しさん＠狐板：2024/07/10(水) 21:54:53 ID:HnzJSxu1: 乞食にもそう書いてある
1461 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/10(水) 22:03:00 ID:5h6ry+3Z: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _＿＿＿___
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　　　　　　　　　　　　 |　　 |　 |ﾏう芯ミx.　　　 ,ｨzzzzzzx,　/　　　　 |　　　　　　ええ、と……何方が何方だったか？
　　　　　　　　　　　　 |　　 |　 |ﾊ.ゞ‐ﾟ :/:/　　　　弋rツ_ノ＾ /. 　　　 |
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　　　　　　　　　　　 ∧ 　 |　 |: : | ＞。　､　、　 .uイ　│: : :∧　　八　　　　　　君が右回り……の筈だけど其処まで厳密かはわからないよね＞
　　　　　　　　　　　　　＿＼ﾍ . |:_:_|　:|／＞　_ 、＜: :{.:|　 |＼: : ∧ ／
　　　　　　　　　　　　　ｧ'´　　　￣￣"'/　/―┘: : : : : :/: ﾍ|　 | ﾟ｡｀¨¨´
　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　/　/｀`～､、: : : : ＿ノ|　 |―――‐‐- ､　　　　　　念の為にな。
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　　＞　天を支える柱の前で、互いに左右周りに回った向かい側。

　　＞　其処で出会った相手に対し、褒め称える言葉を口にした後に結ばれる。

　　＞　口にするのは単純で、ただそれだけに難しいだろう儀式であるのは間違いないと思う。

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1462 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/10(水) 22:11:38 ID:5h6ry+3Z: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　　　　 |
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　　＞　『世界を支える柱』。　西洋のアトラスにも、世界樹の文化にも通じる物質。

　　＞　その元で結ばれる、というのはオカルトの面からしても重要な意味合いを持つ。

　　＞　生まれ直し、産み落とし、全ての祖。　地母神の始まりの一片とも言える文化。

　　＞　結んでいた手を緩めれば、ぁ、と微かに声が漏れ聞こえるのが伝わってきた。

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1463 ：名無しさん＠狐板：2024/07/10(水) 22:17:28 ID:Da+AcQL4: いいぞいいぞー
1464 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/10(水) 22:18:24 ID:5h6ry+3Z: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /
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　　　　　　　　　　　　　　　/'^ │　　八丈莎ﾐ^ 　､,,_,,斗匕^|　　　|:＼∨/
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ| |:_:ノ}:>、__　｡＜: :| |__:／　　　っ　　　　　　　　　　　　　　　　　いや……別に？＞
　　　　　　　　　　　　　 ,､　-‐―| |''~　'，　u.　./{:　｀| |､、
　　　　　　　　　　　　　　 /　　　＼| |　　 '，　 /　　　| |　｀`　､/
　　　　　　　　　　　 ,　　　　 // ｀`ヽ　　ｧ-‐''~~| | 　　　 ∨　　　　　　なら含みをもたせるんじゃない！
　　　　　　　　　　 ′　　　 //　　　｀´ 　　　 | |　　　　u. }/
　　　　　　　　　　ｌ　　 ,,ノノ　　　　　　　　　　　ﾍ∨ v　　　,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　∨´　　　｀ヽ　/　　　u　＼/　　　,
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　口の端を僅かに緩め、彼女の顔を覗く。

　　＞　ほんの少し開いた口は直ぐ様閉じ、睨みつけるようにしながらも顔の赤さは隠せず。

　　＞　じっと見つめながらも、浮いた手は宙を少しの間舞い続けていた。

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1465 ：名無しさん＠狐板：2024/07/10(水) 22:19:31 ID:AX8x9EV+: じっと手を見る
1466 ：名無しさん＠狐板：2024/07/10(水) 22:21:00 ID:HnzJSxu1: 含みを勝手に感じているだけなんじゃないっすかね（2424）
1467 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/10(水) 22:23:43 ID:5h6ry+3Z: 　　　　　　 .|:.l|　　　 |:::..l|　　　　　| : .l|　　|:.l|　　　　　　　 |i|　　|:.l|　　 |l::: :||　　　　　　|: : : : ||:: ;.|
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　　＞　全く、と言いながら背を向ける。

　　＞　同じくして背を向け、柱の周りを歩き始める。

　　＞　この世界に落ちて、何度も見てしまった背中と臀部。

　　＞　不思議にも、切り傷などの目立った物は見当たらず。

　　＞　ボクもまた進むうちに、背中に何度か視線を感じた。

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1468 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/10(水) 22:28:59 ID:5h6ry+3Z: 　　　　　 .:::::::::::::::::::::;;::::::::::::...........,,,,,,......................,,,,,............　　,　　　...　　　,,ﾉ
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　　　　　 .ﾙ|l从WW;|//vw;W;;;;;wﾘﾘﾘﾉﾉ"　　　,r'":::,,,,,,　:::::......::::::　...　　　　　　　　　　　　　._,,,"( （（　::;;;　r;; ::
　　　　　 .|l||W从W///W;;;;;wﾘﾘﾘﾉﾉ .('"")),r'"::....::(~::~~j;,　　.:.... 　::...... 　_,,,,　　　　._,,,-":((:　（:;;:; Z;;　;;　(:: ::;;:
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　　　　　 .l|ll||l|i;;|l;::::|//''''"";;;;;;;;::::::ﾘ !ﾐ|l lﾘﾉ　　 ((从wyﾙ　　　　　　　ﾑ;;::;;;::;;;::ﾘ　（（:;;;::(::: :::;(:::::;;; :f:::;　;;　(::::;::
　　　　　 .||l||lji(_);l:l:|/　〈ﾐ从WW从ﾉ　jl |　　　ll　,'丁ﾄ　卅　ji从　个 YwWWﾘﾉ　v;;;:: ;((;;:::;;;（(:;;: :; ゞ::;;;.. ;;::: ;;
　　　　　 .l|il|ll|l;;;;:ll::l|　　　'''''|lＹ彳"　^~''""'　ﾞﾞﾞ　　jl; j| ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ . ﾞ~` ﾞ　"' ' |l; :|　 "　`ﾞ';ﾐwﾘﾉwv从w从wv从w从
　　　　　 .|l|lil||i;;;;:ii::h.　　　　||;; :|　　　　　　　　　~^ﾞﾞ'"""　. 　　　　 ,,,j|l; |..　　　　 |l:: |ll;:: |ll;;: |ll ;;: ||ll;; i:: |
　　　　　 .!l||l|ll|;l;;;i:;;ｲ　　,　 jll;; :j､　　　　''""ﾞ''　　　　　　　　　　　 `"'' ^' 　　　 .::jl:　jll;:: |ll;;: f:l i;: !:　,
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　しん、と静まり返った森というか、林の奥。

　　＞　たった二人しか居ない世界。

　　＞　だからこそ――或いはもう割り切って――服装のことは気にしないつもりでいるのに。

　　＞　ずっと昔、山を駆け回っていた頃は汚れ切って裸になることなんて当たり前のようだった筈なのに。

　　＞　今こうしてみると、全然違うものだと言うことはよく分かる。

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1469 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/10(水) 22:34:52 ID:5h6ry+3Z: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _＿__
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　そして、どの辺りが中央なのか分からない。

　　＞　大体歩幅と速度は擦り合わせたから、大まかな位置では遭遇できるはずなのだが。

　　＞　自分の中での半分、と思う辺りで歩みを止めて。

　　＞　数度の呼吸をした後に、漸く彼女の顔を覗かせる。

.
1470 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/10(水) 22:46:23 ID:5h6ry+3Z: 　　 .爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻ｒ''´「ニ≠=‐　､　＼　|　　　`‐=== ､＼　}　　　{　　V/}　|ﾚ'
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　　　　　　　　　　　　　　 ,　　　　　　／　　乂:::::::::::::::ノ　　　　　ヽ　　 | |　 /　　　　　　　　　　　　　 ',
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　ゆらりゆらりと近付く足取りは重く。

　　＞　特に、此方を認識してからは更に鈍ったように感じられる。

　　＞　……受け入れるように、一歩だけ近づき。

　　＞　それに合わせて、彼女もまた一歩足を進めた。

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1471 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/10(水) 22:49:46 ID:5h6ry+3Z: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _＿＿＿___
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　　　　　　　　　　　　　　 |　　 |　 |ﾏう芯ミx.　　　 ,ｨzzzzzzx,　/　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　 |　　 |　 |ﾊ.ゞ‐ﾟ :/:/　　　　弋rツ_ノ＾ /. 　　　 |
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　　　　　　　　　　　　 ,　　　　　　　_ - ~　　　￣ヽ.∨　/^''＞――＼　　　　，
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　　　　　　　　　　　　　　 {　　u. 　 ∧: : : : : : :,､＜: 乂.: : : :. :. :.｀¨´/　　　　 l./: : :∧
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　見下ろす／見上げる。

　　＞　視線の高度差は僅か。

　　＞　顔を上げる必要性も、顔を下げる必要性もないけれど。

　　＞　目線と、これからすることを考えれば。　自然と互いに近づいていく。

.
1472 ：名無しさん＠狐板：2024/07/10(水) 22:50:14 ID:AX8x9EV+: じっくり手順を踏まないといけないなら、手順を知った上でここにたどり着けないと詰むな
1473 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/10(水) 22:54:14 ID:5h6ry+3Z: 　　　　　 ┌──────────────┐
　　　　　 │..その距離は互いに零に近付く。　│
　　　　　 └──────────────┘　　　　　　　　　 ._＿＿＿___
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,,､-=ﾆ⌒　　　　／⌒
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |∨ /　　　　　　　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |. ∨　　　　　　　／＿＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　」　 -‐………‐- ＜　　　／⌒
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　 /.　　　|　　　|',　　　　　　　　　　，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　 /　　　/.|　　　|.∨..　　l|　ｌ|　　　　　’
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /.　　　　/.　　 /　|　　 |　∨ 　 l|　ｌ|　|　　　 ,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　|　 |　 |　　 |　u∨ . l|　ｌ|　|　　　 l　　┌───────────────────┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ 　　　　　 |＿|　 |　　 |　　 ∨ l|　ｌ|　|　　　 | 　 │..周囲の物も、気配も何もかもが飲まれて。..　.│
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　／　　　　 /,､＿ u|＿＿|.　　 ∨____ｌ|　|　　　 | 　 └───────────────────┘
　　　　　　　　　　　　　　　　 /／　 |　　 |　 |/_＿__ ￣　　 `''ー―‐‐ ､|　|　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　 |　 |ﾏう芯ミx.　　　 ,ｨzzzzzzx,　/　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　 |　 |ﾊ.ゞ‐ﾟ :/:/　　　　弋rツ_ノ＾ /. 　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　 |　 |:∧:/:/:/:/:/:/:/:/:/⌒¨:// /∧.　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　 |　 |ゝ∧:/:/:/:<!　　　.:/:/:/:/ｲ: : ∧　　　l!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧ 　 |　 |: : | ＞。　､　、　 .uイ　│: : :∧　　八
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＼ﾍ . |:_:_|　:|／＞　_ 、＜: :{.:|　 |＼: : ∧ ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　ｧ'´　　　￣￣"'/　/―┘: : : : : :/: ﾍ|　 | ﾟ｡｀¨¨´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　/　/｀`～､、: : : : ＿ノ|　 |―――‐‐- ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　u.　　　　 /　/＞''⌒ヽ　　／　　∧　∨　　　　　　 '，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　┌────────────────────┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 │..映る景色が、互いの裸体のみに染まっていく。..│
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 └────────────────────┘
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |.　　　 /　　／　　　　　＼ヽ;／　　　 ~ ‐ _　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | 　　 /　　/　　　　　　　　 ∨　　　　　u　ヽ.　　 |　　　 ,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　 /　　,　　　　./　　　　　}　　　　　　　　　　　 | 　　 ′
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / 　 .′　　　{j　　　　}:　　ι　　　　　 '　　|　 u
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　/　　　{:.:(:i:):.:.}　　　　　　　　　　 /:.:.:.:.:.:.:∨　　　　　,　　　o
　　　　　　　　　　　　　　　　　 │/　　　　､:.:.:.:ノ: : :.　　　 ,′　　　 {.:.:(:i:):.:./ 　　 l　 .∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｖ　　　　∧｀´: : : : : : : : :.,ｲ　　. . : : 乂;.:.:.:../　　　　l　/:.∧
　　　　　　　　　　　　　　　　 {　　u. 　 ∧: : : : : : :,､＜: 乂.: : : :. :. :.｀¨´/　　　　 l./: : :∧
　　　　　　　　　　　　　　　　 {　　　　　　}｀¨¨¨¨´.: : : :. :. :.≧=‐ ‐=彡/.　　　　 ∧: : : ∧

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1474 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/10(水) 22:59:11 ID:5h6ry+3Z: 　　　　　　　　　　　┌─────────────────────────────────┐
　　　　　　　　　　　│..口にする。　伝承を口語訳するのなら、伊邪那岐が口にしたのは単純なこと。　│
　　　　　　　　　　　└─────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　――――今更だけど。　綺麗だよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_

　　　　　　　　　　　　　　　 ┌────────────────────────┐
　　　　　　　　　　　　　　　 │. 「ああ、なんと愛おしい乙女だろう」と褒め称える言葉。.　.│
　　　　　　　　　　　　　　　 └────────────────────────┘

.
1475 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/10(水) 23:04:49 ID:5h6ry+3Z: 　　　　　　　　　　　┌─────────────────────────────────┐
　　　　　　　　　　　│..口にする。　伝承を口語訳するのなら、伊邪那美が口にしたのは単純なこと。　│
　　　　　　　　　　　└─────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　……捧げるのが、お前のような男で良かった。
　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_

　　　　　　　　　　　　　　　 ┌────────────────────────┐
　　　　　　　　　　　　　　　 │. .「ああ、なんと素晴らしい男だろう」と褒め称える言葉。.　.│
　　　　　　　　　　　　　　　 └────────────────────────┘

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1476 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/10(水) 23:09:01 ID:5h6ry+3Z: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,,､ ''"~￣~"''　､/　　　　/　/⌒
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　´.　　　　　　　｀丶、　/　/／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　＼　　＼　ヽ　／./
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　 /　　　 ∨　 ∧　　　　　 ∨　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　／／　　　　 ∧　 ∨　 ∧.　　　　 '._/
　　　　　　　　　　　　　　　／ィ /.　　 | | /　Ｖ　 ∨＿_|　　 |　／}
　　　　　　　　　　　　　　／　　 ,　　　　| |/. 　Ｖ斗― u|　　 |／: /}〕
　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　|/''´ 　　 ,ｨ芒抒　　 |: : /: }ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　 |ﾏ芯.　　　ﾋツ|.　　|^Y: : l:∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　从. Ｖｿ　　 :/.:/:/:从　 l ｿ: :./!:.∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　{:∧:/:/`　　　　u .| | 　＼_/ ,: : :}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {: :∧　　‐　｀　　 | ｌ　　　　./__.ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧ 　 ∨| |:.＞　 _ . .＜:| |＼＿／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　| |: : 彡イ}.:. :.u:.| | 〔: : :{__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿　｀'' | |二´.　_｣: :　　| |＞''´　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　／￢ヽｧ'´| |　⌒｀　 '´￣ | |　　　　　 ,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /￣‐ヽ//　// 　　 _＿_____.| |　　　　　 ′
　　　　　　　　　　　　　　　　 /　ｧ‐_/_,,､-‐''´,. ∠＿　　　　｀寸　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　＞''´　　　／　<二二＿＿　　　ヽ　　u　|
　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　 /　γ::::::::ヽ　　u⌒ヽ　　 '，　　 ,
　　　　　　　　　　　　　　 /ヽ　　　ι 　 ′　{:::(ｯ::::::} 　　　ﾑ　　 '，
　　　　　　　　　　　　　　　ｯ:::::} 　　　　　 .:{　　ゝ::::::ノ　　　 : : ハ　　 '.　　 !',
　　　　　　　　　　　ゝﾉ　　　　. .: :ﾊ　　　　　 . . : : , :′ ,　　　､　 | ',
　　　　　　　　　　　　　､.: : : :. :. :.／　＼ : : : : : : : : ,ィ: : : :./l　　　　＼!　'，
　　　　　　　　　　　　　　　　　{≧=-=彡　　　　｀'' ー‐ ''´ : : : : ,ｲ　,　　　　　l: :
　　　　　　　　　　　　 ∧　　: :{　　⌒　　　　　　　 :/　 ∧　　　　,: : :　 '，
　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　.: :,　　　　　　＼　　　　　/{　　 ∧　　 ∧: : . 　'，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｰ'ﾍ　　　　　　　　　　　　　＼.　　＼__./ ∧: :
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┻━┻━┻━┻━┻　 ┻━┻━┻　　 ━┻━┻━　　 ┻━　 ━┻　　 ━　 ━┻━　━　…‥

　　＞　多分。

　　＞　何方ともなく近付いて、お互いの距離はもう手を伸ばせば抱き合えるくらいだったのだろう。

　　＞　それ程の近さで顔を見、肌に触れ、何方ともなく腕を伸ばす。

.
1477 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/10(水) 23:16:36 ID:5h6ry+3Z: 　　　　　 ┌──────────────┐
　　　　　 │. 必要なことは目合うことのみ。. 　│
　　　　　 └──────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※性交、身体を重ねること、陰部の交わり。　日本神話系列で度々記される古語。

　　　　　 ┌──────────────────────┐
　　　　　 │. だから、それのみを重視するのなら不必要なこと。　│
　　　　　 └──────────────────────┘

　　　　　　 ┌─────────────────────────────┐
　　　　　　 │..けれど――――この場から出ること以外を考えれば、必要なこと。. 　│
　　　　　　 └─────────────────────────────┘

.
1478 ：名無しさん＠狐板：2024/07/10(水) 23:20:48 ID:HnzJSxu1: 古語版隠語か
1479 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/10(水) 23:20:51 ID:5h6ry+3Z: 　　　　....┌───────────────┐
　　　　....│ 怯える少女を落ち着かせる為に。　│
　　　　....└───────────────┘

　　　　....┌───────────────┐
　　　　....│ 震えるボクを、抱き締める為に。..　.│
　　　　....└───────────────┘

　　　　....┌────────────────────┐
　　　　....│ 生まれ落ちる、その事自体を否定しない為に。..│
　　　　....└────────────────────┘

　　　　 .＿＿＿＿　　　　　　　　　 _＿__
　　　　 .⌒ヽ　　　　 ∨/　　 ,､　''"~　　　　｀`～､、
　　　　　　 .∧　　　 ∨/／　　　　　　　　　　 ~ ‐ _　　　　　　　　 _　-‐‐‐-　_
　　　　　　 ./∧　　　 ∨　　　　　　　／　　　　　　 ` ､　　　　_ ‐ﾆニニニ二ﾆﾆ- _
　　　　　　　 /∧　　　 /　　　　　 /　　　 /　　　　　 `､　／ニニニニニニニﾆ二＼
　　　　　　　　 }　　　,.　　　　　　 /　,ｲ. 　 |. 　 /|　　 |⌒ ./ニニニニニニﾆﾆ二二二∧
　　　　　　　　 }＿＿{.　　　　　　 /／ |　　 |　 /u|　　 |　 /ニニニニニニﾆﾆ二二二二∧
　　　　　　　　　　　 {::::::{｀`～､、　　／　　|　　 |. /　 |＿＿|　 {ニニニニニニニニニニニニﾆ}
　　　　　　　　　　　 {::::::{　　　　｀`～､、　|　　 |/　／ u.　}　 /ニニニニニニニニニニﾆ二二}
　　　　　　　　　　　　/＾|∨　　　　　　　　 |　　 |／　,.、　/／ニニニニニニニニニﾆﾆ二二二}
　　　　　　　　　 /: : |. ∨.　　　ｧ―ﾐj.　　 | __,,彡:/:乂_ニニニニニニニニニニニニニニ}
　　　　　　　　 ./: : : |.　＼　　　 { (::r/. 　从:/:/:/:/:　 /ニニニニニニニニニニﾆﾆ二二/
　　　　　　　　 /　　 ∧.　　＼　ゝ∨　　 /:/:/:.　　　ノニニニニニニニニニニニニﾆﾆ/　　　...┌───────────────┐
　　　　　　　　 .{: : : : : :/＼　　｀¨¨´　　 /　　u　　　乂ニニニニニニニニニニ二二二/　　　　..│.互いの唇を薄く、強く重ね合った。　│
　　　　　　　 .乂＿／　　＼　　　　 /:＞。.. _＿/　}ニニニニニニﾆﾆ/:ニニニﾆ二/　　　　　.└───────────────┘
　　　　　　　　　　　　　|　　　|　 ≧=--=≦ : : /―‐- ､　/ニニニニﾆﾆ二／:二二二二∠___
　　　　　　　　　　　　　|　　　|.ｧ'´　￣￣￣｀`～､、　u 　＼＿＿＿　／二/ニニﾆ:／―　 ∨
　　　　　　　　　　　　 ,　　　/　　　　　　　　　　｀` 　　､、　　⌒ヽニニ:/ニニﾆ:/／￣＞''⌒ヽ
　　　　　　　　　　 /　　 /　　ι　　　　　　　　　　　　　　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣　　　u.　 `┐
　　　　　　　　　 ./　　 /　　　　　　　　　　　　　　　 u　　　　　　　　　　　　　　　_＿＿,.､　　〉
　　　　　　　　　 /　　 ,　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿　　　　_＿＿＿＿＿,,､＜ニニ二:∧ __ノ
　　　　　　　　 ./　　　{　　　　　／⌒''´　　　　　｀ヽ　　Ｙ／ニニニニニニﾆﾆ二"''＜ニﾆ二:}
　　　　　　　　 /　　　/{　　　　　　 /　　　　　　　　　∨:／ニニニニニニニニニニﾆ二二二/}
　　　　　　　 ./　　　/. {　　　　 /　　　u　　　　　／ニニニニニニニニニニニニニ二二/}
　　　　　　　 /　　　/　 {　　　　　 ,　　　　　　　　γ:/ニニニニニニニニニニニニニﾆ二二//

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1480 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/10(水) 23:22:51 ID:5h6ry+3Z: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　揺れる、揺れる。　お互いの心を、重ね合う為に。

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1481 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/10(水) 23:23:53 ID:5h6ry+3Z: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ┌───┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 │ 　　　 │
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 │ 　　　 │
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 │ 　　　│
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 │ 　　　│
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 │　　　 │
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 └───┘

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1482 ：名無しさん＠狐板：2024/07/10(水) 23:24:28 ID:AX8x9EV+: 捧げもの
1483 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/10(水) 23:24:32 ID:5h6ry+3Z: ｘ・）＜ひつようなものは（ｒｙ
ｘ・）＜ちょっと長くなる＆区切りが良いので早めに此処まで～、続きはたぶんあした。
1484 ：名無しさん＠狐板：2024/07/10(水) 23:25:28 ID:M0GfuDrE: 乙
1485 ：名無しさん＠狐板：2024/07/10(水) 23:31:25 ID:HnzJSxu1: 乙でしたー
必要なものは……心理描写！
1486 ：名無しさん＠狐板：2024/07/10(水) 23:40:35 ID:AX8x9EV+: 乙
1487 ：名無しさん＠狐板：2024/07/11(木) 00:14:07 ID:uritEP4S: 誠の愛ある交わりこそが正解というわけか。
1488 ：名無しさん＠狐板：2024/07/11(木) 00:58:21 ID:9s4FpKYU: 乙でした
いよいよですな
1489 ：名無しさん＠狐板：2024/07/11(木) 07:21:07 ID:1ZfKgFMv: 乙
こちら支援です
ttp://yarufox.sakura.ne.jp/test/read.cgi/FOX/1700240638/2323
1490 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/11(木) 13:50:40 ID:LLy+PPUT: わぁいありがとうございます～！
1491 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/11(木) 20:19:49 ID:LLy+PPUT: ｘ・）＜にゃーん
1492 ：名無しさん＠狐板：2024/07/11(木) 20:32:29 ID:ge4GJQRH: 氏猫大好き
1493 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/11(木) 20:37:01 ID:LLy+PPUT: ｘ・）＜明日ちょっと遠出しなきゃなので早めに切ると思うー、くじはんくらいから？
1494 ：名無しさん＠狐板：2024/07/11(木) 20:50:29 ID:DwDzjKXk: にゃおーん
1495 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/11(木) 21:43:24 ID:LLy+PPUT: ｘ・）＜おそくなったわ
1496 ：名無しさん＠狐板：2024/07/11(木) 21:44:03 ID:BYJobMLM: ｘ・）＜いまきたわ
1497 ：名無しさん＠狐板：2024/07/11(木) 21:46:07 ID:DwDzjKXk: あいあい
1498 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/11(木) 21:48:43 ID:LLy+PPUT: 多分（と言うか絶対）途中で切るのでいい感じに進めよう。
1499 ：ice ◆53Ok1gX4xs ：2024/07/11(木) 21:52:20 ID:LLy+PPUT: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞"　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　＞"￣￣::::::::::￣｀＜＿　／　　　　　　　　　　　　ヽ
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【R18】真・女神転生N -中庸を往く者- その４

【R18】真・女神転生N　-中庸を往く者-　その４